海岸 〜06/01/02
お知らせ > カロンさんが退室されました。 『(駄目は駄目。 今年に駄目を置いて行けたら良いのだが。)』 [Sat 31 Dec 2005 14:34:47]
◆カロン > (魚は海への帰還を果たす。 骨はさして疲れてもいない体に鉛のような重さを覚え、その場に沈んでしまいそうな気がした。) [Sat 31 Dec 2005 14:34:22]
◆カロン > (振り子の原理をフル活用。竿をしゃくって、糸の先の魚を手元へ…と。 そこへ吹くは、年末の狂騒に便乗したかのような突風。 それは魚を強く煽り、)ぶはっ。(生臭い体を顔面へぶつけ、)おッッ。(甘い掛かりの針を、魚から外したのだった。 伸ばすも虚しく空を切る、手袋の手の思いも知る事も無く。) [Sat 31 Dec 2005 14:29:18]
◆カロン > つってもこんなんじゃ、返り討ちってか。 あーぁ… このまま寝ちまおっかなー…(脈絡無く訪れる大波に攫われて、南国で目覚めてしまう可能性もあるので止しておく。 いや、いっそ南国に行ってしまうというのも…)…(とん、とん。 弦を弾いた時にも似る振動。 アタリ。 三度目に…合わせるッ。 手首の力だけで宙に釣り上げられた魚が、悔しげに身悶えしては太陽に煌いた。)お、何だっ。 まだまだ俺も錆び付いちゃいねーなー! [Sat 31 Dec 2005 14:21:53]
◆カロン > (波間に飲まれた、必殺の針。そんな物に何故か自分を重ねてしまい、また一層欝になる。 トレジャーハンターには何ら関係ないのだが、新年を迎えるという無意識下の気だるさも手伝って、どうにも何かに身が入らない。)…また冒険にでも行っちまうかなー。 古城、遺跡に、地下迷宮ー… 寒っ。(マントを掻き合わせっ。) [Sat 31 Dec 2005 14:13:51]
◆カロン > (ひょいと釣り針を摘み、もたもたとゴカイを付け始める。 死に物狂いで、死に掛けて、それでも生きてて、また戦って…張り詰めさせていた気合は、ぶつける相手の最後を見ぬまま、空回り。拍子抜け、というヤツか。 …エサを付ける手が止まってしまったのに気が付いて、がしがし頭掻き、再開。 ぴゅ、と冬の海に仕掛けを投げた。) [Sat 31 Dec 2005 14:08:15]
◆カロン > (海からの風に、僅かに帽子を深く被った。 竿の揺れに視線を向けたが、つついただけの僅かな当たり。捨て置け捨て置け。 …また溜息。)なーんか… 気ぃ抜けちまったなー…(…ぐにゃ、更に背筋が曲がる。 お、と釣り糸を上げたが、既にエサは取られてしまっていた。) [Sat 31 Dec 2005 14:03:55]
◆カロン > (防波堤で背筋丸めて釣り糸を垂らすのは、赤いマントに赤い羽根付き帽子のどこぞの魔導師の如き風体。顔面に包帯巻いて面相を隠すとなると、不審者以外何者でもない。否、釣り人なのだが。 聞こえる音は、潮騒、傍らのバケツの中で魚が暴れる音、そして…)はー…(釣り人の溜息。) [Sat 31 Dec 2005 13:56:56]
お知らせ > カロンさんが来ました。 『(人影、一つ。)』 [Sat 31 Dec 2005 13:54:30]
お知らせ > ヴァリスさんが帰りました。 『自分のこと・・・・』 [Wed 28 Dec 2005 22:18:53]
◆ヴァリス > (なんだか手持ち無沙汰になったので砂を使って適当かつアバウト的にものすごくいい加減に砂の城を作ってみる。正直言って、季節とかそういったことは完璧無視の方向で作ってみる。 伝統かつオーソドックスに一般的な西洋風のお城。 とはいっても、そうたいしたものが作れるわけじゃないんだけど。 作りながら、ゆっくりと夜空を見上げて、)ほんと、どうしたものかなぁ・・・・・(薬のこと。家族のこと。生活のこと。これからのこと。そして、) [Wed 28 Dec 2005 22:17:27]
◆ヴァリス > (人生何事も無く、平穏無事で過ごせるのが一番。とは言うけれど、)やっぱり、なにか無いかな。んー、いっそのこと小旅行でも行こうかな・・・・・。それとも、近いところでなにかあるかな・・・・(スラムや暗黒街にだって行ったことがある。 ともあれど、有名な悪人様を探して藪を突っつくわけにもいかない。てか意味が無いし、そもそも危険なことに首を突っ込みたくない。それが、他人様なら尚更だ、と)悪魔だー、吸血鬼だー、犯罪者だー、とか言ってもさ。んー。って、俺も人事じゃないよなぁ・・・・(はふぅ、と息を吐いてからゆっくりと起き上がる。 わしゃわしゃと自分の髪を掻きまわしてから、コートの襟を再び寄せて、) [Wed 28 Dec 2005 22:06:38]
◆ヴァリス > ・・・・とりあえず、どうにかならないかなー、と(よっこらせ、と起き上がる。 目の前に広がる海原を眺めながら、)(ふと、なんか思い至った)なんとかしてくれー! というか、ほんと切実にー!(と、誰も居ないことをいいことに大声で海に向かって叫んだ。 てか、少しだけ人目あったけど気づかなかった! だめじゃん)よし、うん。これで海の神様に頼んだということで。てか、居るのかどうか知らないけど(にひー、と笑って三本目のタバコに火をつけて、)でも、本当になにか起きないかな。こー、こ―――――――なにか『人生が開けましたぜ!』みたいな出来事(といっても、誰も答えてくれないんだろうけど・・・・、) [Wed 28 Dec 2005 21:58:13]
◆ヴァリス > だぁー、マイナス思考はだめだぁ〜! プラスでかんがえなきゃ〜!(うわー、なんて人気の無い海岸で叫んで大の字になって砂浜に転がった。 ひゅぅうっと吹く風が通り抜けていき、めちゃくちゃ寒かった。 コートのボタンをいそいそととめてから、)でもなぁ、最近は問題多すぎるよなぁー。ほんと(家族にも最近会ってなかったりするのだけれど、それよりもさらに大きな問題として数えるのが億劫になるほど乱立していると、ほんと困る。 とりあえず、当面の問題としては『生活費』なんだろうけど・・・)なんというか、金が手に入らないかなぁ・・・・てか、切実に(視界いっぱいに広がる夜空を見つめながら、ほぅ、とため息をもらした) [Wed 28 Dec 2005 21:48:41]
◆ヴァリス > ――、自分の生きる意味ってわからないよなぁ(夫婦の間に生まれたわけでなく、戦争の中での欲求不満の捌け口。その『副産物』として生まれた自分はなんのために生まれて、生きているのだろう。自分の存在はいったい何をするために生まれたのだろうか。 その道を示してくれる灯台も無ければ、自分自身でその穂先を定めることも出来ないボンクラ)もしかして、ダメダメな人間なんじゃないんだろうか、俺って――(自分でいってなんだか哀しくなってきた。うう、やばい。かなり落ち込む) [Wed 28 Dec 2005 21:38:19]
◆ヴァリス > (とはいっても現在なにかに執着することもない。 というより、出来ないというか)・・・・・・真面目なのかな。いや、うう、う〜ん(真面目すぎるとは思わない。 けれども酒を多く飲むこともしない。というよりも出来ない。 ギャンブルもやらない。というか、あれは根本的に嫌い。 女遊びもしない。というか出来ない。性格上。)・・・・・・うわ、もしかしてものすごく損をしてないんだろうか。俺って――(ん〜、と少しだけ唸りながら考えてみるが、性格というのは中々変えられない。 やっぱり、なにか本質的な変わる『何か』がないと変わらないのだろう。 白くあろうとすることに対する考え方を変えたりしてしまうのは)一生この問題と付き合うのって、嫌だな・・・・(とはいっても、血の本質を変えることは出来ない。 まあ、そういうわけで、ヴァリス自身八方塞がりなわけなのだけど)(タバコを指先で叩いて灰を落としてから、波打ち際から少し離れたところに腰掛ける、ふう、とゆっくりと息を吐き出してから、)どうにかならないかな [Wed 28 Dec 2005 21:29:19]
◆ヴァリス > (我ながら損な性格だとは思う。 真っ白な人間など居ないというのに、白くあろうとする。それに固執。いや、執着するのは白百合由縁なのかもしれないけれど、)いっそのこと、それに苦しまない性格ならよかったのに(血の本質ともいえるその有り様は変えることが出来ない。 いや、なにかに執着することが出来るのなら、客観的に見て黒くても自身でそれを白く感じるような、そんなものに執着できるのなら、どれだけ楽なんだろうか)・・・・・・母の二の舞になるんだろうけど、さ(母は一度しか会わなかった父に執着しすぎた。 それゆえ、村を捨てることから始まり、自分の息子を父に重ねようとすることすら白に感じた純粋ともいえるその執着は、客観的に見て恐ろしいものなのだろうか。 いや、少なくとも今の自分が見たら、それを恐ろしく感じたのだろう。 今ならわかる、あの手帳を見たら)―――逆に、散漫的になって。なにかに執着しないほうがいいのかな・・・・・(一度足を止める。引いては戻るを繰り返す波の奥、水平線を眺める) [Wed 28 Dec 2005 21:16:26]
◆ヴァリス > (ぼりぼりと頭を掻いて、仕切りなおすように一言、呟いた)正直に生きれれば、どれだけ楽なんだろうなー(といってから、ものすごい勢いで頭を掻いた。 それにしたって、楽なことだけを選んでいけば、自堕落な人間になってしまうんじゃないんだろうか。 そういう生活に憧れることは無いけれど、自分にとってそういう生活が出来ないこともよく知っている。 そういう、『本質』なのだ。 自分は)結局さ、後悔とかするならそのまま流れに乗っちゃえばいいんだよな。ほんと(コートの襟を寄せてから、ゆっくりと波打ち際を歩き始める。 鳴き砂だったら面白いんだろうか、などと考えながら、二本目のタバコに火をつけた) [Wed 28 Dec 2005 21:06:30]
◆ヴァリス > (十年以上使ってきた薬に対して身体が免疫をつけたのだろう、とは思う。 自然なことだし、薬に対する嫌悪感だって無い。 ただ、)・・・・・新しい薬、とか手出せないんだよなぁ(爪先で砂浜を掻きまわしながら呟く)(どんなものにしたって、新しくなれば値段だってあがるものだ。 今まで使っていた薬より効き目が強いのを選ぶんだとしたら、やはり生活は苦しくなる)・・・・・タバコだって少ないし。 やっぱり、仕事を増やしたほうがいいのかな・・・・(靴底にタバコを押し付けて消した後、形態灰皿にねじ込み、ゆっくりと深呼吸をした。 冬の空気は肺を刺激して苦しかったけれども、それだけに空気がおいしく感じた) [Wed 28 Dec 2005 21:00:45]
◆ヴァリス > (心臓が締まる。骨がきしむ。肌が刺されたような痛みを訴えかけてくる。)(まあ、それだけ寒いということだ。 来年まで残すところわずかとなった12月28日の夜、こんな海岸にやってきたのはどういう気まぐれなのか、と今から考えても遅いんだろう)すっかり、冬・・・・か(呼気が白く深遠へと吸い込まれる様は見ていて、あー冬になったんだな、と思わせる。 迫っては引いてく波を静かに眺めながら、ヴァリスはタバコを一本口に咥えて火を点ける)―――、何事も無いのが幸せ、ということなんだろうけど、さ・・・(一息、煙を吐き出してから夜空を見上げる)薬、効きにくくなってきたよなぁ・・・・(呟く) [Wed 28 Dec 2005 20:55:52]
お知らせ > ヴァリスさんが入室されました。 『・・・・・』 [Wed 28 Dec 2005 20:51:43]
お知らせ > フィオさんが帰りました。 『いってらっしゃい―― (もう一度、しっかり伝えておこうか)』 [Tue 27 Dec 2005 03:39:09]
◆フィオ > ――その言葉には甘えるっすよ (暫く、見えない場所へ。考えて少し寂しいのと。 大きな不安がのこるのだが) (戻ってきたらどうしよう、とか考える) [Tue 27 Dec 2005 03:38:47]
お知らせ > 濃茶のマント姿さんが帰りました。 『では暫しの、さようなら、だ。(送り出されるのなら、そう挨拶を。)』 [Tue 27 Dec 2005 03:36:57]
◆濃茶のマント姿 > ――ああ、分かった。(願いには、簡単に答えて。 更けた夜に帰るとの言葉も聞けば。こちらも立ち上がる。) ――そうだな、少し、送ろう。 (せめて、街に入る手前までは。 いや、己の宿近く、或いは友人の家の付近まででも良い。 それは、別れを惜しむようでもあり。) [Tue 27 Dec 2005 03:36:14]
◆フィオ > (その言葉聞けば、満面の笑みで答えよう) 戻ってきたら、何を得たのか教えてナ (ソレだけはお願いしたかった。礼は首をふって、流しておこう) さて、そろそろ帰るか。 (すっかり話し込んだせいか、辺りは夜の濃さを増している。下手すれば朝方になるだろう) ヴィ (ワスレテタ、と) 気をつけていってらっしゃい (送り出す言葉、しっかり伝えねばと。其方向いて言い切った) [Tue 27 Dec 2005 03:28:59]
◆濃茶のマント姿 > (不安は、箱の中に押し込めて。 蓋を閉めて。 それにより得た安定で、話を進めて。) ――そんなものだ。 ――いつここを出るとも、いつこちらに戻るとも決めてはいないが。 戻ってくるつもりだ。 (二名の友がいる、この街へ。きっと戻ると、決めていたことを、ようやくのように口にして。) ――そう、だな。 なにか。 (それは何か。 特定のものが欲しいわけでもないが。 視線を外して、どこか遠くを見るように。)(『待っている』 誰を、とも、何故とも聞かない。 その代わりに。) ――ありがとう。 (感謝の言葉を口に。待っている人がいる。それは、感謝できること。) [Tue 27 Dec 2005 03:23:22]
◆フィオ > (その深い部分。一つでも分かればいいのに。今は表しか見えない) ――記憶の始まり? (はてさて。頭の中はグルグルと情報が回る。これはヴィの過去のかけらなのだろうか。それとも気を使っているのか) ――えと つまり (帰る) 里帰り? (遠くへ行くのか。ならば、当たり前すぎる言葉一つ零そう) 『此処へまた帰ってくる』ッスよね? (マユ顰めた。一度、ならばまた戻ってくるんだよな、と) ・・・・そっか。何か得られるといいっすね (そんな事しか言えない。情けないが、何かを求めるのだろう。そうとしか考えれなかった) 何であっても、俺は待ってるっす [Tue 27 Dec 2005 03:14:30]
◆濃茶のマント姿 > (既に、同族の友には話したことも多い。 あの時は、自ら明かしたところが大きい。 では、何故、友人には話そうとしないのか。それは、それこそが、恐怖の対象の一つであるから。か。) ――それでは、フェアでは、無い。 (既に聞いた昔話。せめて、同等の物ぐらいは、話したほうがいい。 何より、本来伝えようと思っていたものに、関係する。 そして、話題を変えることも、出来る。) ――簡単な、昔話だ。 ――俺の記憶の始まりは。 一つの村だ。 そこで、僅かの間、人として暮らしていた。 己が、何者であるか、知ることも無く、だ。 (決して、あのときへは戻れない。) ―― 一度、そこへ帰ろうと、思っている。 (だから『今』そこへと、帰ろうとする。) [Tue 27 Dec 2005 03:04:25]
◆フィオ > (心臓が痛い。ナンだろうか) 大丈夫っすか? (凄い、その鍵を壊して踏み込みたい。どうしても見て見たい。欲望が疼く) ――その・・・・・・・。 (言えば。一言、話の流れで出たその箱 『鍵のついた箱、開けてくれ』と) ・・・・・・・・・・いや。何も話さなくていい。不安とか、心配とか。分からないことあれば、聞いてくれればいいっすよ (にっと、笑った) (欲望を吐け出せない、そんな状態のせいか変な痛みを覚える。話したのは、何となく近いものを感じたから。けれど、今壁を越えた先に箱があるのを見た。胸の中 苦しい と軋みあげる心臓を片手で押さえて) よく。よく、分からないけど (気休めでしかないのだろうが) 今のが、ヴィの不安なんだろ (ヒトに鍵を空けろといわれる行為が。何かを嫌がる友を見てそう思った。 こじ付けのようで、流すようで。相手の気持ち逆撫でする気も無い) けど (コレは、耐え切れない本音) 俺は、ヴィの口でも脳でもない。だから、いつか色々聞くと思う (箱の中まで) [Tue 27 Dec 2005 02:54:38]
◆濃茶のマント姿 > (ぎり、と、強くかみ合わされた歯が鳴る。 開かれようとする箱を、押さえんがために。)(それを、見てはいけない。 それを、望んではいけない。 それを、叶えてはいけない。)(まるで矛盾した、それら。 それらが、恐怖の対象。) ――謝 る、な。 俺が 聞いたこと。 (次第に落ち着いてきて、途切れがちにも言葉を出す。 肝腎なものには、返答していないが。) ――知らぬ のは、お互い様、だ。 (何も知らない、知ろうともしていない。そう、都合のいい台詞を吐いた。 口から出任せの単なる言い訳。すでに、友人の昔話を聞いていると言うのに。) ――ハ 、 何を、話せばいい? (ようやく、言葉が落ち着きを取り戻そうと、している。) [Tue 27 Dec 2005 02:43:07]
◆フィオ > (実際自分さえ、何を求めて。何が正義で何が制裁なのかも麻痺している。それは何もかも変わらないに似ている気がする) ――だから・・・・・・・。 (言いかけて、止めた。何かおかしい、と思った) ヴィ・・・・・・・・・・? (様子がおかしいか。何か悪いことを言ったのか。それとも、話していたことがヴィに何かを与えすぎたのか) 大丈夫っすか? 何か、嫌な部分でも―― (何か嫌な事でも思い出したのか) (そんな事言いかけて言葉飲み込んだ) ・・・・・・・なぁ。本当は 恐れる っての大きく感じてるのか (何を根拠に。けれど、様子みる限りでそんな事思った) 俺、あんたの事何もシラナイのな―― (何を言われて、どう思うのか。どんな事見て、どんな事感じたのか。わからない故、今もどうすべきかワカラナイ。だから) ごめんな (相手の感情の揺らぎに謝るしか出来ない。小さく言葉吐いた) [Tue 27 Dec 2005 02:23:14]
◆濃茶のマント姿 > (毎日が、失うにも似た日々で。 何を失っているのか、何を得ているのか、それも解らずじまい。 ただ、いつか決めたのは『鬼』で在ると。) ―― … … 。 (『何が?』 同じ答えを、言いそうになった。 それは、恐らく、同じこと。 だから、口からは、温度の無い空気が漏れるだけ。 答えられない。) ――俺が 一番? (聞かれた、それは。聞かれたくなかったもので。 鍵をかけた、箱の中に仕舞っていたようなもの。 切り捨てて『 』と為るために。) ――それは っ、 (言葉を口にするために、空気を吐き出すことが、うまく、出来ない。 左手は、マントの下で胸倉を掴み。右手は、帽子を強く押し付けて。 そうやって、自分を、落ち着けようと。) [Tue 27 Dec 2005 02:13:08]
◆フィオ > ヴィーダァって、存在が一番恐れるモノって何ッスか? (貴方にとっての、その感情の生まれる瞬間はナンなのか。その体で思う不安の元であるものは) [Tue 27 Dec 2005 02:04:09]
◆フィオ > (相手には悪いが、本当に失礼でしかないのに 「何か違う」 という言葉が頭をよぎった。会うたびに変わっていく相手へ、少し驚いて居るのだがソレは秘密である) 『何故不安になるか』、か。 (心配は理解できただろうか。今度は別の問い。それには少しマユを顰めて) 逆に (其方を見よう。顰めた眉は元に戻って、少し微笑んで) ヴィは何故『不安』を感じないのか (今までの会話で、ヴィの口より聞いた事が無い) 感じないと、見えないと。分からないこともあるっすよ (此処で話が混ざってしまうか。自分も段々疑問に思えてきたので。 一言零す事にした) 不安ってさ (苦笑いを浮かべた) その人が、一番怖いと思ったときに出るんじゃないかな (それ故、尋ねたい事に変わるか) [Tue 27 Dec 2005 02:02:22]
◆濃茶のマント姿 > (そもそも、安否不明が心配の原因だとして。それを知っているのに。 なぜ『心配』がわからないのか。 それは、何故『安否不明』だと『心配』なのかが分からないから。それらの事象を、結びつけることが、実感的に出来ないから。 故に、知識で知っていようと、感情で示せない。) [Tue 27 Dec 2005 01:56:50]
◆濃茶のマント姿 > (答えを求める目には、いつの間にか力が入っていた。 目の前の彼の動きを、余すことなく捉えようとするかのように。) ――悲しい、に『不安』を? (疑問符つきで出された答えに、やはり疑問符をつけて返すこととなった。 理解の速度は、牛歩の進みとも言える。) ――その場合は、何故『不安』になるのだ? (そこが、やはり分からない、と。まるで、振り出しに戻ったかのような質問に、なってしまう。 堂々巡り。) ――心配は、相手がいるから、出来る、と。 (最後の言葉は、それでも、何とか分かったような気がして。) [Tue 27 Dec 2005 01:51:46]
◆フィオ > (此処で、今度は此方が考える番か。 確かに、それは悲しいという感情である。自分が消えたら、と考えれば悲しい一点。上手く伝えれる、分かりやすい言葉はないか。と考えて) ――その、悲しいってのに。 (コメカミに指置いた。コレでいいのかな。悩んで) 不安、を足すと。心配になる、かな? (最期は何故か疑問。不安の上に成り立った悲しさではないか、と) 相手が居ないと、生まれないのが悲しいのと違うかもしれない (心配は誰かを思うという事なのだから。そんな事付け足した。 自分がもし心配するならば。そう当てはめて) [Tue 27 Dec 2005 01:34:17]
◆濃茶のマント姿 > (大事なモノ。特別なモノ。 例えを聞きながら、それらが何であるか、当てはめようと。) ――目の前から。 (消える。 当てはめたものが、消えて無くなることをイメージして。 出てくる感情は、およそ一つか。) ――ん。 彼、が。 (苦笑いに続いた言葉に、当てはめたものが僅かにずれる感覚がした。 だが、その意味ぐらいは判ったはずで。 つまり、特別な誰かが消えたとき、と言うことだ、と。) ――だが、それは『悲しい』では、無いのか。 (そう、誰かが教えてくれたはずだ。 それが、悲しい、であると。) ――心配、とは、違うはずだ。 [Tue 27 Dec 2005 01:27:01]
◆フィオ > わからない ッスカ (はて、どうしようか。ヴィの口から説教を受けた、と聞けば知り合いが居てその人より何か言われたと解釈。その人が何を言ったのかまでは想像はつかないのだが) (何度か唸って、口開いた) んーじゃあさっ。ヴィには、大事なモノ、とかそういう特別なものって無いっすか? (例えをかえよう、と) それが、目の前から消えたとき。どう思うか (苦笑いで。座りなおせば其方へ視線を) その、説教してくれた人が消えたとき。何を感じるか (長くなったか。上手く言えなかったのではないか、と心配しつつもそんな事言い切った。ちょっとだけ、友がソレをどう思うかを聞きたかったのもあるのだが) そういう事じゃないのかな [Tue 27 Dec 2005 01:10:41]
◆濃茶のマント姿 > ――そう、心配をする、その気持ちが、俺には、よく解らない。 (何が解らないか。 心配をするという状況ではなく。心配をするときの心情が。 また、心配をする、意味が。)(これまで、誰かの安否を、気に病んだこともなく。状況はわかれども、何故そのような状況になるのか、それが分かっていないのだ。 尤も、このことは、自覚できぬもの。解説に過ぎない。) ――何、少し説教を受けたのだ。 少しは、人の事を知れ、と。 (あの時、そうした意図があったのかは知らない。 ただ、こう答えるのが、簡単で、楽だった。 返答は、どれもが、淡々としたものになっていて。) [Tue 27 Dec 2005 01:00:03]
◆フィオ > そそ。何か、俺の知り合いも行ってるみたいで (実際聞いたのは昨日なのだが。それは再び質問の波が寄せそうなので飲み込んだ) (して、だ) ――ワカラナイ? (それは) ワカラナイって、何が? (心配するという意味なのか。それとも今言った言葉の気持ちの事なのか。聞こえた言葉に、少し間が開くはず) 心配するって気持ちが ワカラナイ? (その顔覗き込もうと、座ったまま前かがみ。尋ねる言葉は、何に対して、である。全てであるのか、それとも一つなのか) 何か、あったっすか? (珍しい質問に思えたので、日常で何か変わったのかと。思わず口をついた) [Tue 27 Dec 2005 00:46:24]
◆濃茶のマント姿 > ――やばい・・・あの蔓か。 しかし、ふむ。 (つまり、姿が見えなくて、安否がわからないから、心配である、と言うことだろうか。 息子の病気を心配する親。それと、似たもののようだ。 親しい友人同士でも、そう言って見舞いに来るものがいる。 つまり、今己と彼との関係は、そういった親しいものなのだろうか。)(『友人』であること。それが、その証明か。) ――俺には… (『無い』と、即座に答えようとしていた。だが、何とか、それに気がつけて。 答えを得るがため、言葉を変えよう。) ――俺には、それが、よく解らない。 (心配をする、と言うことが。) [Tue 27 Dec 2005 00:38:45]
◆フィオ > ――何故 って (腰下ろしたならば視線は真っ直ぐ其方。声は一瞬飲み込んだように途切れて) ・・・・・最近、この街でやばいこと起こってるし (片腕、無意識に摩った) 姿見えなかったから、ヴィが無事かと (視線は再び砂浜へ。何故、と聞かれれば素直に言うだけ。これで分かってくれるだろうか。少々きになった) ヴィには、心配するとか無いっすか? (ふと、思った。いつだったかも、こんな感じで聞かれたことあった気がして) [Tue 27 Dec 2005 00:24:25]
◆濃茶のマント姿 > ――そうか。 では。 (いわれるままに、腰を下ろすことになるだろう。 ただ、続いた言葉に、僅か首を傾げる。) ――何故、心配を? (そうして、聞き返した。 何度、そういった問いをしてきたか、意識することは無かったものが、僅かに意識に上った。 それは、答えを求めていたからか。)(だから、今は話よりも先に、そちらが知りたくなって、しまった。) [Tue 27 Dec 2005 00:20:12]
◆フィオ > (其方見上げるような状態か) 俺に、話したいこと? (これはまた珍しいな、と首かしげた。久しぶりにみた顔、聞いた声。その考えもつかの間か) まず、座らない?此処乾いてるし。心配したっすよ (岩場の上、色々尋ねたいことばかりだ。無事だったのか。怪我してないか、など。 けれどあまり話を切り出す人で無い事は分かっている。色々考えたのだが、言葉を待つしかない気がした。待つばかり) で、話って? (いきなり聞くのもアレだが、一度切り出されればきになった。視線は其方へ預けたまま) [Tue 27 Dec 2005 00:07:32]
◆濃茶のマント姿 > (聞こえてくる声はあっても、戸惑いは感じ取れない。 何を先に言おうとしたか、音では気がつけたとしても。) ――ああ。 久しぶりだな、フィオ。 (そのまま、近くまで足を進めて。 返事をするように、同じ言葉を返して。 帽子を、軽く浮かせて、挨拶を。)(ああ、伝えることがあったのだ。と、思い浮かびもする。) ――丁度いい、 話すことがある。 [Tue 27 Dec 2005 00:02:05]
◆フィオ > (思考が途切れたのは波の音か、砂を踏む音か。現実に戻った眼で其方を眺めていて) ――ハー・・・ (ハーソーン? 名前どうしようかと思ったが、周りに他に人気は無い。ならば、と) ヴィ! (じゃないだろうか。近付いてくるその姿。見れば不思議と安堵感が零れる。どうしようか、近寄ろうか。迷っていたが、一先ずは待つことにした) 久しぶりッス (いつも同じ言葉。それしか言えなかった事気がついて頭かいた) [Mon 26 Dec 2005 23:54:17]
お知らせ > フィオさんが来ました。 [Mon 26 Dec 2005 23:52:51]
◆濃茶のマント姿 > (ノイズの無い思考。 ただ、何も無いような思考。 無心と言えば聞こえが良いが、煩わしさから開放されるためだけの。思考法。 否、思考廃棄法。) ――……。 (風の先に、何かを、ようやく見つけた。)(力を取り戻した瞳は、一度鍔の陰で細められて。 声と。姿が、一致した。)(足にも僅かに、力が入り。確りとした足取りで、そのまま、人影の近くへと向かう。) [Mon 26 Dec 2005 23:49:33]
◆フィオ > (頭に響くノイズのような声。ふさいでも仕方が無いのに、思わず伸びた手。耳押さえようとして) ・・・・・・・・・? (不意に聞こえた、砂踏みしめる音。気のせいか?そうでないのか。 ゆっくり音のした方振り向いた) ――何方 ッスか? (暗闇で見えない。足音は確かに聞こえた気がした。なので、言葉は歩く貴方への確認。さて、尋ねる声は主に届くか。姿確認したくて目細め其方見つめた) [Mon 26 Dec 2005 23:37:20]
◆濃茶のマント姿 > (外套の裾をはためかせる向きへと、気ままに、何も考えずに。 帽子が飛ばされぬように、右手にて押さえながら。 一歩、また一歩と、ゆっくり歩を進めて。 どこか呆とした瞳は、その先にあるものの形を、普段ほどに捉えていなかった。) [Mon 26 Dec 2005 23:31:45]
お知らせ > 濃茶のマント姿さんが来ました。 『(風ノ吹クママニ)』 [Mon 26 Dec 2005 23:23:33]
◆フィオ > (何が) 怖い (何で) 失いそうで (自分へ尋ねて、答えを独り言の様に零す。何度も何度も同じことの繰り返し。思いの渦にはまった足は抜けることなく、自分の行動をもたつかせていた) [Mon 26 Dec 2005 23:21:17]
◆フィオ > 怖いっすね (鍛錬所と同じ。そのような恐怖。 ぼそり呟いた) [Mon 26 Dec 2005 23:19:44]
◆フィオ > (酷く誰かに頼りたくて、直ぐにも甘えて泣きつきたいような感触) また 頼るっすか? (自分で考えることも、覚えることも、探すことも。全て忘れたまま何をするつもりなのか? 答えも質問も。自分で作ったものではない) (相手に与えてもらったもの) (自分の口から出る言葉すら、本当に思ってのyesなのかnoなのか。怪しいもので) あーぁ。 (しでかした声。ぼそっと呟いた。何をしようか、何を考えようか。 頭の中は凍ったように麻痺が続いている) [Mon 26 Dec 2005 23:18:16]
◆フィオ > ・・・・・・・・・・・・・・。 (いきなり無言で始まったのは何とも言い訳つかず。体育座りの様に、ぼーっと座り込んで。腕の中へ顔半分しまった) (一言で片付けるなら) ――バカ野郎 (自分へ向けた言葉は、今現在の自分にぴったりである。とことん情けない。何処まで無知で、何処までバカなのか。お人よしも此処まで来ればただの腑抜けである。 視線は揺らいだまま、真っ白な雪などが混じる砂浜見つめている) [Mon 26 Dec 2005 23:13:28]
お知らせ > フィオさんが来ました。 『岩場の上。ぼんやり過ごす』 [Mon 26 Dec 2005 23:10:30]
お知らせ > ティエンさんが帰りました。 『( 続く日の 少しのかけらのこと。 )』 [Mon 26 Dec 2005 07:01:26]
◆ティエン > But God, who called me here below,Shall be forever mine――… ( こんな風に、踵を返して戻れるなら 良かった の に? 足跡を手繰るようには行かなくて 砂に残ったものよりも、ずっと崩れ易いものばかり。 目を向けるにはやっぱり眩しいから、フードを深く被り直して。 ――… 何処に 行こうか。 今からじゃ、何処も早すぎる。 かえってから、決めようか。 ) [Mon 26 Dec 2005 07:00:42]
◆ティエン > ( ――… 矛盾してるな とは、思う。 嫌いなものは、悪いもの。 そんな二元論だって良かったのに。 すきなもの、きらいなもの いとしいもの 害を為すもの 全ては並列。 ほんの少し位相の違う、境界の上。 ) The world shall soon to ruin go,The sun refuse to shine――…… ( 仕方無いって。諦観みたいな、くすぐったいみたいな おかしな気持ちだ。 聞き知るだけのメロディの一節を、唇に乗せながら踵を返す。 ) [Mon 26 Dec 2005 06:56:59]
◆ティエン > ( 時間の感覚が狂っている。 一日なんて砂粒で 流れていくのを待つだけのこと。 月日も年月も、それを括るだけの言葉だったのに 何時からなんだろう 気にするようになっているのは。 ――… 分かっている事ではある。 人の世界に、少し長く触れすぎたんだ。 それが一年程度の事でも 毒されるには充分だった。 それだけの、こと。 我ながら惰弱だなぁ とは、思う。 ) ……仕方無い、か。 もう 戻れないんだから。 ( 空を仰ぐ。 月の光が薄れて、陽光に染まっていく金色。 今日もきっと、晴れるんだろう。 それが良い事かは知らない。 悪い事かも知らない。 そんな事、決められない。 ) [Mon 26 Dec 2005 06:44:44]
◆ティエン > ( 足元の砂よりも、空気がざらつく感じがして 纏わりついて取れないんだ。 ――… 仕方無い。元々、聖なるものが溢れる夜 だったのだから。 魔的なものが混じって 負の感情まで満ちているから、分からなくなるだけで。 ――… 深呼吸。熱の無い身体に、それより冷たい空気を送り込む。 意味は無いけれど、少しは頭の中がはっきりするだろうから。 フードを下ろして、世界を見る。 夜明け前。一番暗くて、一番光が強くなる時間。 太陽はやっぱり好きになれないけれど、この曖昧さは嫌いじゃない。 ――… 絵のモチーフにしたのは、頬に当たるこの風が まだ、酷く温かった頃の話。 懐かしいというには近しいのに、どうして遠く感じるんだろう。 ) [Mon 26 Dec 2005 06:09:43]
◆ティエン > ( まだ続いている、夢の話。 今夜は、何だか奇妙な夜だったと思う。 街に蔓延る侭の魔性を食い止めようとしながらも、街の各地で見られた聖誕祭のオーナメント。 例年に比べたらささやかなのだとしても、冬の街を彩るには充分な色彩。 不安と高揚は混じりあって けれど溶け切れないモザイク・パネル。もしくは、大理石。渦のように巡っている。 ――… そんな波は不安定で。 気付いたら、もう 聖なる夜も終わりの時間。 安堵のような、寂寥のような。 ――… 嗚呼、人の事なんて、言えない。 ) 影響されてるの、かな。 ( わたしの中まで、不安定だ。 ふらふら 惑い出た先は 潮騒続く世界の果て。 もしくは、底。根源に近く、たゆたう波。 さく り 。 砂上、足を止めた。 ) [Mon 26 Dec 2005 05:54:40]
お知らせ > ティエンさんが入室されました。 『( ゆめのあと。 もしくは )』 [Mon 26 Dec 2005 05:50:51]
お知らせ > アカオニさんが退室されました。 [Wed 21 Dec 2005 23:14:14]
◆アカオニ > ぃやぁ〜……ひゃっこいひゃっこい。 ( 慌てたように足を引き抜いて、ぶるぅり。 さすがにちっと、寒すぎる。 早く寝床に帰ろうか。 鬼は、寝床とも呼べそうにない屋根の軒下へと、向かうのであった。 ) [Wed 21 Dec 2005 23:14:12]
◆アカオニ > ( 噂に聞いた海の、なんと広いことだろうか。 鬼は、確かめるように一歩ずつ、その広大な水面に歩を進めた。 ちゃぷん、と足首がつかれば、この時期のこと、さすような冷たさだ。 ) [Wed 21 Dec 2005 23:04:36]
◆アカオニ > うひゃあ………すごかねぇ……。 ( そんな風に、ものめずらしそうに、数分、十数分、数十分、もしかすると数時間、鬼はぼけらったと海を眺めていた。 ) [Wed 21 Dec 2005 22:54:57]
◆アカオニ > ( こう、大きく目を見開いて、口をパクパク、何とか動かして、暫し後、こんな風なことを言ったとか。 ) ―――でっけえぇえええええ……。 ( 山育ちの鬼には、海などはまあ、未知の世界にて。 潮のにおいなどに、また漣などに、また或いはかさかさと這い回る蟹に、まるっきり仰天していたそうな。 ) [Wed 21 Dec 2005 22:44:17]
◆アカオニ > で、で、で、でで、で――、 ( 海岸。 白の真砂を踏みしめて、少女に化けた鬼一匹、空と海の交わる果てをば眺めながらに大口をぱっかりと開けて。 ) [Wed 21 Dec 2005 22:34:56]
お知らせ > アカオニさんが来ました。 『( 少女に化けた鬼一匹。 )』 [Wed 21 Dec 2005 22:33:56]
お知らせ > フィオさんが帰りました。 『帰る』 [Tue 20 Dec 2005 23:05:42]
◆フィオ > 外居れば (頭の中の事) スッキリするかなって、思った (けれど) ・・・・・・・・・。 (そんな事は全く無かった。岩場の上、立ち上がれば尻についた砂払い落として) もうちょい、ゆっくり考えるか (散歩を続けるか。悩むところだが一先ずは) [Tue 20 Dec 2005 23:05:35]
◆フィオ > (色々 色々 色々) ・・・・・・・・・・。 (頭の中の言葉はそれだけ。色々ありすぎたような気がする。思考を止めればよくわからない状態。知識少ないくせに、考える事が多すぎるような状態。 片手で頭かいて) いてっ。 (髪の毛何かに引っかかった。見ればセスタスしたままな事思い出して 無言ではずした) [Tue 20 Dec 2005 23:04:02]
◆フィオ > (普通なら誰も寄り付かないようなその海岸付近。ただ黙々と男一人悩み続けていた) ――はっ。もしかして (がばっと、あげた顔は苦笑い) 俺って女性運無い? (今更な事、誰に尋ねたのか微妙なカメラ目線。視線先は真っ暗な海) ・・・・・まじで何やってるっすか。俺 (再び考える思考止めて、体育すわりでぼーっとし始めた) [Tue 20 Dec 2005 22:56:22]
◆フィオ > (ガサガサしてる。そんな事考えて) うーん・・・・。素直に喜ぶべきっすかねえ (微妙にうなだれた。この年。未だ好きな人なし、キス経験あり。ちなみに男性) ・・・・・・・俺のファーストキス・・・・・・。 (体育すわり。グズグズとひたすら悩む) (否) (好きな人は居る。居るのだが) ・・・・・・・・・・・・あぁあ。俺のバカ (言えない。頭を抱えて何かを考える) [Tue 20 Dec 2005 22:53:44]
◆フィオ > ――ぁああ・・・。 (アフッ と。犬がするような大あくび。息が全て真っ白くなる) (今夜は岩場の上。月を見るとかそういうわけではないのだが、どっかりと座り込んでいた) ・・・・・・・・。 (唇触った) (二回目も男の子だった。ちょっぴりセンチメンタルだったとかは言うまい) [Tue 20 Dec 2005 22:50:34]
お知らせ > フィオさんが来ました。 『大あくび』 [Tue 20 Dec 2005 22:47:58]
お知らせ > シュワルツさんが帰りました。 [Tue 20 Dec 2005 03:54:23]
◆シュワルツ > それじゃ、そろそろ帰ろうか。 ・・・枝は私が持って行こう。 ( 宝物だろうから慎重に運んであげることにしよう。 これでは、どっちが主人か分からない。 ) ――― 君は、どんな友達が欲しい? ( 行く先を先頭に歩く子犬。 聞えてるのか聞えてないのか。はたは、分からないのか。 彼は振り向くことはなかった。 ) ――― ぁ。 ( 杖、砂のせいで滑った。 人間も、勿論滑りますとも ) ( 犬を巻き込んで。 男は砂だらけになったのだ。 ) [Tue 20 Dec 2005 03:54:21]
◆シュワルツ > ―――今年は、ホワイト・クリスマスになるかな。 ( パプテスを信仰する自分は、教会で厳かに過ごすことだろう。 子供もいるわけではないから、ケーキやプレゼントを用意する必要もない。 暖炉に火を灯して歌でも聴きたい気分だ。 ) 嗚呼―――オペラでも聴きに行こうかな。 ・・・・あ。 ( 勝利の印か。 子犬が濡れた枝を持って走ってきた。 目は輝く美しいダイヤ ) ――― クリスマスは、一緒に過ごそうね・・・・。 ( 楽しみは、犬によってかき消された。 先日、餌も玩具も何も置かないで眠りについたら 大事にしてた本の2割がぐちゃぐちゃにされてたのだ。 ) ――― 君の友達を プレゼントするかな。 ( 億劫だが 膝を折り犬の頭を撫でた。 彼はたいそう自慢気に枝を渡す ) [Tue 20 Dec 2005 03:46:32]
◆シュワルツ > ( 腰を下ろすには砂浜だ。 服を汚すと洗濯が面倒なので 立ってることにしよう。 ) 嗚呼――― やはり、四季がきちんとしてる所は 寒い。 ( ずび。マフラーから少しだけ見えている赤い鼻。 啜る音は言うまでもない アレ。 ) ・・・・そのうえ 海の風は冷たいときたものだ。 ( 行く先を考えずに 放浪する癖は少しだけ直したほうが良いだろうか? 頭を少々捻ってみるものの 素敵な出会いがその場にあるかもしれない。 インスピレーションな行動はやめられない。 ) フハ。 ( 白い息は 夜空に飲み込まれる ) [Tue 20 Dec 2005 03:35:31]
◆シュワルツ > いいかい? 生物には産まれたときから敵わないものがあるんだ。 自然の力さ ( 歩きながら 男は子犬に語りかける。 負けたのが悔しいのか 好奇心なのか。 彼は必死に波打ち際まで走っては逃げての繰り返しをしている。 ) 楽しいならば 良いけれども。 ( 脚を止めた。 杖を持って砂浜を歩くのは少々困難だ。 いつも以上に力を使ったため 少しだけ 疲れたのだ。 ) [Tue 20 Dec 2005 03:25:32]
◆シュワルツ > ( 先日、犬を拾った。 名前はまだない。 ) 暗闇を元気よく走るのは勝手だけど、波に飲まれても私は助けてあげられないよ。 ( 寝たいときに寝て、起きたい時に起きるため 犬の散歩も自身の散歩も不規則だ。 ) ・・・・ほら、言った傍から。 ( 波に近づきすぎれば攫われる。 子犬は波に向かって吼えていた ) [Tue 20 Dec 2005 03:17:52]
お知らせ > シュワルツさんが入室されました。 [Tue 20 Dec 2005 03:13:28]
お知らせ > ヴァリスさんが退室されました。 『踵を返した』 [Sat 17 Dec 2005 19:10:53]
◆ヴァリス > さて、と(釣り糸を新しいのに代えたら、それを釣竿に巻きつける)今日の成果は魚が二匹。んー、(少しだけ考えるように中空に視線をさ迷わせた後、ヴァリスはぽん、と手を打った)どんまい?(語尾が上がったりしていた。 とはいえ、食べられればいいのだけれど・・・・、と思いながらヴァリスはバケツと竿を持って歩き出した。 焚き火はそのまま放置していてもいいんじゃないんだろうか。 流木の数だってあとわずかだし、海辺に近いこともあり、燃えやすいものも落ちているわけでもないのだし・・・・)・・・・・(最後に、ヴァリスは水平線の彼方から浮かび上がっている月を見つめた。 丸く、黄色い、美しい月だ)・・・・・・・・明日もいいことがあるといいけど(なんてしみじみと呟いて、) [Sat 17 Dec 2005 19:10:42]
◆ヴァリス > (・・・・・)(・・・・・・・・・・)いやぁ、コレは無いでしょ(虚空にたいして平手ツッコミをした。 釣り上げようとして踏ん張ったのは良かったのだが、残念ながら糸が先に切れてしまった。 残念ながら、魚には逃げられてしまったようだ)まあ、でも。前向きに考えれば・・・・、と(手繰り寄せた釣り糸を竿から外し、新しい釣り糸を付ける)もし釣れても持ち帰れなかったしね。あれは一メートルはあった!(とはいっても、魚釣りを趣味にもしてなく、たまに暇つぶし程度にやる彼の言うところだから、本当に一メートルあったかどうかは魚本人しかしることがないだろうけど) [Sat 17 Dec 2005 19:05:59]
◆ヴァリス > (魚を焼くときはまず腸を取り出さなければならない。しかし、手元にあるナイフは銀ナイフが一本。ちなみに、身の危険を感じたときにいつも取り出すナイフであり、当然のごとく衛生面は期待できない)・・・・・腹を壊すだけじゃ済まないだろうしなぁー(焚き火で熱した後、海水で洗い、また焚き火で熱すると言う方法も無くは無い。しかし、銀を焚き火に突っ込むと溶けてしまいそうで、さらに言うなら銀って身体に悪かったような気がする。 なんだか、銀ナイフで料理するのは物凄くいけない気がしてきた)家に帰るまで、お預けかな(この場で捌くことが無理ならば、家で捌くしかない。 残念ながら、ヴァリスには手刀で魚を捌く技術はない)―――っと、動いた動いた(ずずっ、と抜けそうになっていた竿に慌てて飛びついた。 竿を引っ張ってみると、これはまた、中々にどうしてでかそうな引きではないか! むむむ、もしかしたらバケツに入りきれないかもしれない! (判定。5以下だったらスカ、6以上だったらでかい何かだっ!)) [Sat 17 Dec 2005 19:02:52]
◆ヴァリス > (名称不明で、食べられるかめちゃくちゃ不安な赤と黒。 魚に詳しくないヴァリスはどうやったら食べられるのか、というかそもそもコレは食べられる魚なのかすらわからない)・・・・・んー、試しに串刺しにして焚き火で焼いてみるかな?(一度竿を砂浜に深く挿し、昼間から背中を暖め続けてくれていた焚き火を振り返る。 ぱちんっ、とまた応えるように爆ぜてくれた)・・・・・まあ、二匹だし。夕飯にはなるかな・・・・・、(最後の)(というのになったらやだなー) [Sat 17 Dec 2005 18:53:33]
◆ヴァリス > (昼間にGに書類を提出した後、余った時間をどうしようかと考えた末に思いついたのが、釣りだった)(時間が余ってしまい、かといって何もしないでボーとしているのもなんだか無駄に時間を浪費しているようで嫌だった。 じゃあ、どうするか。 そこで彼が思いついたのが、釣りだった)(「暇つぶしも出来て、食材の調達も出来て一石二鳥じゃん?」 と、心配を言葉にして時は語尾があがっていたものだ、と昼間の自分を思い出す)・・・・・・大人しく、家で書いてるべきだったか・・・・うん、(当初(勝手に)見込んだ穴場はスカだった。大スカだった。傍らに置いた木製バケツには名称不明の魚が二匹泳いでいる) [Sat 17 Dec 2005 18:49:44]
◆ヴァリス > (潮の匂いが体中を包み込んだ。 吹く風は冷たく、心臓の辺りがきゅっと締まる感じがした)寒い・・・・(襟首を立て、マフラーをもう一回り首に巻いてから、竿を揺らした)――冬に釣りはするものじゃなかったかな(足元の焚き火がばちんっ、と応えた)・・・・・・、あー寒い(ぶるっと身を震わせてから、もう一度竿を揺らした) [Sat 17 Dec 2005 18:45:00]
お知らせ > ヴァリスさんが来ました。 『・・・・・・寒い』 [Sat 17 Dec 2005 18:40:09]
お知らせ > アクアクさんが退室されました。 [Fri 16 Dec 2005 20:52:00]
◆アクアク > (白波と一緒に痩躯の姿も夜に消えた。) [Fri 16 Dec 2005 20:51:59]
◆アクアク > ( ――… ザ ばァッ! ) [Fri 16 Dec 2005 20:51:45]
◆アクアク > (餌を得るときはどうしたら良いのか。) (いつも猫が云う通りだ。) (沢山の中の一つだけを狙え。必要なだけ、海はくれる。) [Fri 16 Dec 2005 20:51:28]
◆アクアク > エ゛… ァ゛ワ゛ … ドゥ゛ …ッテ? (猫に向かって首を傾げた。) (黒猫が啼いた。) …。 ――… ウ ィ イ゛――…。 (ゆっくり、痩躯は頷いた。) [Fri 16 Dec 2005 20:50:18]
◆アクアク > (海の下には魚が一杯居るンだそうな。隣で水面を見下ろす猫の幾匹かが其れを教えてくれた。 けれど、全部を取ろうとして飛び込むと、海は飛び込んだ奴を食うンだそうな。) (「それはもう、お前なんかよりずっとずっと大飯喰らいだから」) (また、白い波が雪のように散った。) [Fri 16 Dec 2005 20:48:17]
◆アクアク > (天気がいいから遠出をしてみた。 壁の無い海だけが、開かれた鳥かごの入り口。…併し此処から先は何も無い、ただ海ばかり、) (やっぱり痩躯は街から出られなかった。) アア゛ゥ゛ ――…、 (時々こうやって、海を眺め下ろしては自分を慰める。) [Fri 16 Dec 2005 20:43:44]
◆アクアク > (波が岩場に当たって砕ける。寄せては引いての恋の駆け引きに似て。) (其れを面白そうに眺めている人影があった。さながら昼ドラを、ストーリーなど理解せぬままに眺める主婦のように。) [Fri 16 Dec 2005 20:39:52]
◆アクアク > ( ――… ザ ばァッ! ) [Fri 16 Dec 2005 20:37:22]
お知らせ > アクアクさんが来ました。 [Fri 16 Dec 2005 20:36:22]
お知らせ > フィオさんが退室されました。 『足跡の上。再び辿っていくように』 [Thu 15 Dec 2005 21:35:21]
◆フィオ > ・・・・・・・・・・・・・腹減った (がばっと。起き上がれば) 馬鹿やったし、帰るか (帰りに暖かい物を買って。そう考えれば砂を払い落として) [Thu 15 Dec 2005 21:34:50]
◆フィオ > ( 考えたのか 考えすぎたのか 腹の音が鳴った ) [Thu 15 Dec 2005 21:34:03]
◆フィオ > ・・・・・・・・だーーーー!わっかんねえ (大声だして、後ろひっくり返った。 少し勢いが強い波が、まだまだ乾く事も無い靴へとかかり、再び海水がしみこむ) 考えるのやめてくれよ (自分の事なのに、理解が出来ずに顔を両手で覆った。今まで外に触れなかった手は暖かくて頬に熱が染み渡る) [Thu 15 Dec 2005 21:32:09]
◆フィオ > 今から考えたって・・・・なぁ (赤くなったアシ。乾いた砂の上に座り込めばさすった) できる限り、でいいのに。考えるっすねえ (無い脳みそで。ひねり出す未来の話。どうして此処まで悩むのか、何故闘う事へ固執するのか) きっと平和だからあぁでもないとか考えるんだな。 (小さく呟いた) 俺には合わないっすね (今だけ見てればいいのに。赤くなった足より、視線は白い息が上がっていくように見えた空) [Thu 15 Dec 2005 21:28:00]
◆フィオ > (暫く浸かっていたアシには麻痺したかのように、冷たいという感触さえ抜けて。血液が冷める。冷たくなっていく。それが体を回って、全体が冷えてしまう。分かってるのに、今はそうしたかった) ・・・・・・・・あ〜・・・・。 (ため息に似た声出して、浜へと歩く) 馬鹿じゃないっすか?俺。 (無表情は苦笑いへ。チャプっ と今度は水の音。掻き分けるように足と体を浜へ引き上げた) [Thu 15 Dec 2005 21:23:48]
◆フィオ > 俺はいつまで―― (戦えるのか?) (自分の尊敬するアノヒトは、遠い未来。衰退するまで戦い抜くという。自分はどうなのか?何処まで戦えるのか) 大人になっても 戦える事ばかり (実際、カウントダウンなどは始まっている。それはいい物なのか、悪いものなのか。謎で仕方が無い。 ある程度歩いて、ふと海へ向きを変える) ・・・・・・・・・・・・。 (何を考えたのか。少しして足は冷たい海水へ浸かった。 同時にアシを刺すような痛みが走る) (冷たすぎた) (それでも、一瞬マユへ皺が寄っても アシは止まることなく、あっという間に膝まで浸かった) ・・・・・冷たい (当たり前だけど 当たり前なのに。そこに留まった) [Thu 15 Dec 2005 21:18:12]
◆フィオ > (ぼーっと。夢遊病のように波の寄せる浜、さっくりさっくりと歩いた。そんなに厚くない砂の上、足跡残して) ・・・・・・・・・・・もう、生まれて20年っすか (まだハタチ。それでも年を重ねて、既に20年生きたことになる。早いようで遠い) 俺は (アシを止めて、チュニックのポケットへ突っ込んでいた手。何度も握ったり開いたり) (落ち着かなかった) [Thu 15 Dec 2005 21:12:44]
お知らせ > フィオさんが来ました。 『波うち側』 [Thu 15 Dec 2005 21:08:32]
お知らせ > フェイロンさんが帰りました。 『(気がつけば宿屋であった。)』 [Thu 15 Dec 2005 01:49:30]
お知らせ > ライティさんが帰りました。 『(その後、ぜーぜーと息を切らしつつ宿屋にたどり着いた少年がいたとかなんとか――)』 [Thu 15 Dec 2005 01:46:45]
◆ライティ > (あー…明日は稼がないとなぁ…。引きずりつつぼんやりと考える。なにせ、二人分出費としては痛い痛い。) [Thu 15 Dec 2005 01:42:25]
◆ライティ > ちょっとゴメンな(言いつつそろそろと相手を持ち上げる。とはいえ力には自信が無く、半ば相手を引きずるようにしているが……。)よっ、と。(僅かでも引きずってることにごめんなさいと心の中で謝りつつ歩き出す。目指すは、宿屋……そのまで体力が持つか謎だが――) [Thu 15 Dec 2005 01:40:38]
◆ライティ > 参ったな……。(どうやら寝てしまったようだ…。ぽりぽりと頬をかき、どうしたもんかと考える仕草)まさか…置いていくわけにもいかない…よな。(いくら尻尾が温かそうでもさすがにいつまでも居たら風邪を引く。宿屋にでも運ぼうか…。) [Thu 15 Dec 2005 01:34:56]
◆ライティ > ……あれ? おーい。(急に静かになった相手…。もしかして寝てしまったのかとその場にしゃがんで顔を覗き込もうとし) [Thu 15 Dec 2005 01:26:51]
◆ライティ > そうだな…。悲しいことも、なにもなかったら幸せかもな(実際はそんなことない。だからこそ、想像では愉しいことを。ちら、と尻尾を見て暖かそうだなと何となく思ったり)可愛い犬でも大きい…?(確かにいい感じだ、いい感じだが)ちょっとこわくないか?(巨大な可愛い犬が目の前に…いろんな意味で引きそうだ…) [Thu 15 Dec 2005 00:54:17]
◆フェイロン > あはは、んで愉しい時間がず〜〜〜〜〜〜っと、続いたらエエのになぁ…。(等と色々と想像を膨らませていく一方でもあるか。そして、抱いているから動けない尻尾、と言う形でもある。)ン〜。せやなぁ…まあ、そんな感じになるわなぁ、でも犬ってよぅさん種類居るしなぁ?可愛い犬でおっきかったら何やエエ感じやし?(相手の言葉にはコクリと頷いてみせていた。そして其の言葉の後に暫し、と言っても一瞬だが、考えれば其の言葉を漏らしていて。あはは、と笑っていた。) [Thu 15 Dec 2005 00:50:29]
◆ライティ > それで酒盛りして、毎日お祭りをしているとか、な?(本当に夢のような場所。愉しそうな様子にこちらも自然と愉しげな口調になり。僅かに動きそうになる尻尾が目に入ったけれど気にしないことにして)でっかい犬ねぇ…。そうだな…山よりも大きい犬…狼なら聞いたことあるけどな。なんなら狐でもいいな?番人って感じでな(最後の言葉は特に意図したわけではなく、話しに聞いたことのあるものを上げただけ。たしか其れにも名前があったが、なんと言っただろうか…。まあともあれ、面白ければいいとそんな考え) [Thu 15 Dec 2005 00:46:34]
◆フェイロン > せやぁあ、ぱ〜っと御餅とか皆で一杯たべるんやろなぁ〜(色々な御餅の種類を口々にしていけば、それに対して指折りをしていた。愉しげに語るが故に抱いている尻尾が動きそうになったけれど、其れを押しとめながらもぬくぬくしており。)せやなぁ…でっかい犬でもエエで?(暫し考えた結果、思い浮かばなかったから、其れを誤魔化すつもりはないけれど、狐は単に思いついた単語を其の侭、吐き出しただけでもあって―。) [Thu 15 Dec 2005 00:40:46]
◆ライティ > 狼か…凄そうだけど、居そうだな。毎日宴会でもしてるとか?(クスクスと笑いながら楽しそうに話す。続く言葉に笑みを深め)でっかいね…。例えば、どんな?(果たしてどういうことを言ってくるのだろうか、ちょっとわくわくしつつ問いかけ) [Thu 15 Dec 2005 00:37:53]
◆フェイロン > ぅん?(狐には他の考えまでは頭が回らない…回っても結構代わりなどは無い。かも知れない。)うさぎとか狼とか色々おりそうや思わん?(おぉ!と瞳が光かの如く目を見開きながらも問い掛けていた。)でもなぁ、どうせなら、こー…ばかでっかい動物とかやったらエエのになぁ。 [Thu 15 Dec 2005 00:35:12]
◆ライティ > ああ、そう言うとらえ方もあるか(小さく笑みを浮かべながら呟き。何かいそうと言う言葉ににっこりと笑う)そうだな。月にはうさぎや蟹がいるって聞いたことあるし…案外、なにか居るかもな?(同じように月を見上げて、悪戯っぽく告げる) [Thu 15 Dec 2005 00:30:45]
◆フェイロン > うん、せやぇ。(こくり、と肯定をしてみせた、何せ…綺麗なのだから…そして、素直にシンプルに告げる。)月はなぁ、何や綺麗やわぁ…それに、何や居そうや思わん?(月を見上げた侭、月を指差していた。ウサギのもち付き、それが見えているような錯覚をさせる、月の表面…其れを見ていたかの如く。) [Thu 15 Dec 2005 00:28:00]
◆ライティ > そっか…(それは、予想通りだったけれど…。月を見上げてる様子に、ふと思う)……月に、魅入られたりとかしないのか。(ぽつんと、その言葉は独り言のようでも、問いかけの様でもあった。前に、聞いたことがある…月を見つめ続けていると魅入られると――) [Thu 15 Dec 2005 00:24:43]
◆フェイロン > (互いに見える相手の顔もはっきりと見て取れるのだろう。そして)ン〜?何て、月見てたんやぇ?(そのまんまな言葉でもあった、きっとよそうにもしていただろう答えかも知れないけれど、見ていたと伝えれば月を見上げるようでもあって。) [Thu 15 Dec 2005 00:20:39]
◆ライティ > (片手を上げたのは、挨拶のつもり。手を下ろすと、そばへと近づく。月明かりのせいもあって漸く顔がはっきりと見れた。)…えっと、何してたんだ?(とりあえずは、たずねて見る。なんとなく間抜けな問いかけのような気がしているものの、他に思いつかずに) [Thu 15 Dec 2005 00:16:20]
◆フェイロン > (見回していれば、ふと、目があった、琥珀色の瞳、其れを向けていた。ジッと見ながら。そして、手を挙げるのに僅か小首傾けるけれど、此方も特に気にしない様子で手を振っていた。)おばん〜?(さっき感じた気配の人かな、とか思いながらも見やっているようで) [Thu 15 Dec 2005 00:13:14]
◆ライティ > (さすがに気配を察したか、辺りを見回す様子にどうしたものかと考える、が。)あ。(こっちを向いた。目が――合っただろか?其れを確認しないまま何となく片手を挙げる)…こんばんは? [Thu 15 Dec 2005 00:10:52]
◆フェイロン > (月明かりに照らされる姿…そして、見られる姿はどう映るのだろう…。その九尾の少女を見たのならば、この狐もまた、見た感じは似ているのかも知れない。身長・髪色などもまた似ている所か…。服装は違うだろうけれど。そして、月に魅入られている。外す事は、今は見えない。が、人が近づいてきた、其れは、なんとなく感じ取れてきたか…ピクッと反応する狐耳、そして周囲へと再び顔を向けられていた。すると、見つける事も出来るのだろうか。) [Thu 15 Dec 2005 00:07:21]
◆ライティ > ……あれ、人――?(暗闇でよく見えずに、早足で近づいてみる。漸く、月明かりに照らされた相手の姿が確認でき――)……狐(思わず出たのはその言葉。けれど、狐…もとい、九尾の狐の少女はみたことあるし…おそらく其れと同じかと一人結論。月へと向けられてるその視線、何となく声をかけるのは躊躇われてその場に佇む) [Thu 15 Dec 2005 00:03:17]
◆フェイロン > ン〜?(気が抜けてある、そして波の音に耳を傾けながらそして月へと意識を向けられていた。けれど、波の音の中から書き分けられる音…何か聞こえたような気がした…。そして、ふと顔をあげてキョロリと周囲へと視線を向けた)何やろ…?誰か居るんやろか?(狐耳が反応を示したからでもあるけれど、暗闇の中イマイチ、見て取れない姿なのだろうか…気のせいか、と思ったか、肩を落とすようでもあって。再び、海の方へ、夜空、月へと視線を向けられた―。) [Wed 14 Dec 2005 23:58:39]
◆ライティ > (外套を羽織り、波の音に耳を傾けながら歩く影。)寒いなぁ…(ぽつ、と呟き。何気なく向けた視線の先――何かが居るような気がする…。微か首をかしげつつも、其方へと足を進めてみる。果たして、相手に足音は聞こえるだろうか…?) [Wed 14 Dec 2005 23:55:01]
お知らせ > ライティさんが入室されました。 『さく…と砂を踏みしめる音――』 [Wed 14 Dec 2005 23:51:23]
◆フェイロン > (月明かりにて…灯りは多少あるような感覚を与えてくれる、月明かりがあるからこそ安定したような光を得られている狐は其処まで、判らない、けれど、お月様があるから明るいんやろ、みたいな言葉は口に含みながらも浮かべる表情は、自然と笑みでもあった。)まぁ、しゃぁないかぁ…。(まど、言葉を零していれば、抱く尻尾は己を暖めてくれるような感覚を与えてくれた。) [Wed 14 Dec 2005 23:39:33]
◆フェイロン > (ふぁ、と零す欠伸は暢気で、また…邪気もない、そんな狐のもの。そして胡坐を掻きながらもボケ〜と月ある夜空へと視線を向けていた、パタパタッと時節揺れる尻尾、其れが砂浜の砂を叩いていた。狐耳が動くのは波の音と…それ以外の音を聞き分けるが為。)それにしても、ホンマ…さむぅなってきたなぁ…。(毛が抜けて生え変わり。冬の耐性というべきか、尻尾も以前よりもフサフサ感が増していた。それにはゆっくりと、強くない程度に抱きしめているか―。) [Wed 14 Dec 2005 23:29:50]
◆フェイロン > (サクッ…サクッ…と砂浜の砂を踏みしめる音、其れを静寂な此処に響かせる…けれども、波の音が出れば其の音は自然とかき消された。夜空、雲もない…と思えば綺麗だなぁ、と思う狐、そして夜風…海に接しているが故に尚の事なのかも知れない。そして、それには気にせずに…砂浜にて腰を降ろしていた。) [Wed 14 Dec 2005 23:23:13]
お知らせ > フェイロンさんが入室されました。 [Wed 14 Dec 2005 23:20:27]
お知らせ > ティエンさんが退室されました。 『( 微かの吐息を潮風に混じらせて ざくり 踵を返す音。 )』 [Tue 13 Dec 2005 05:09:21]
◆ティエン > ( きちきちきち。 近い場所で音がする。 軋む気配、軋む音色。 魔法仕掛けの心臓が軋む錯覚 鼓動という名の幻想。 軋むものは胸のようで けれど、違う もっと分かり易い痛み。 きしり 軋む。 刃を閉じ込めた腕が、痛むのが分かった。 ) ……違う。 わたしのじゃ、ない。だから、違うんだ。 ( 痛むのは 痛かったのは、痛んでいるのはわたしじゃないんだから。 真実なのか欺瞞なのか、もう境界線も曖昧の言葉は、言い聞かせに似て 何処かが虚ろ。 それでも、軋む気配は止まない。 ――…潮騒に、一滴混じる鉄錆の気配。 じくり 腕の包帯に滲むものを感じて 白いフードが項垂れた。 ) [Tue 13 Dec 2005 05:02:45]
◆ティエン > ( 焦燥 不安 不満 悔恨 恐怖 ――… 理不尽な天災。 人災かは、まだ分からない事。 脅威の形に対する表れが、無数に溶けた空気が街に満ちている。 ――… 人の事なんか、言えたものじゃない。薄皮一枚剥いでしまえば、溶けたものを拾い上げてしまう。 揺らがせるものが発生しているせいだろうか どうしたって、マイナスの素因が多い空気。 呼吸なんかしていない癖に、息苦しいと感じてしまう。 ぎしり 胸元に爪を立てた。 ) [Tue 13 Dec 2005 04:26:33]
◆ティエン > ( 昨夜――… と言うか、朝方 泊まらせて貰った部屋にも、時々振動が伝わってきていたように思う。 なまじ居住区に接している分、商業地区や病院のある場所からは離れてはいるけれど ――…けれど 原因が分からない以上、派生しないとは限らない。 何だか、もやもやする。 闇雲な感情だって分かってるけれど、胸元をぎゅっと握り締めた。 ) ……何だか、なぁ。 何だろ、こういうの。 もやもやする。 ( 不安と言えば曖昧過ぎて 不満と言えば傲慢になる。 人の仕草を模して零す溜息が、潮騒の中にひとひら、溶けた。 ) [Tue 13 Dec 2005 04:02:56]
◆ティエン > ( 街に発生したという巨大植物は、居住区の一部を呑み込んで 未だ精力的に活動中らしい。 普通の植物なら、夜は多少大人しいのだろうから 駆除作業も今の時間まで行われているんだろう。 ――… ざわめきは遠く 風に流されて此処まで届く。 塩気を嫌う為か 純粋に距離の問題か 此処は、まだ静かなものだけれど。 ) 大丈夫…かな? ( 振り返る先に、街の灯火。 遠く、地上の星のように瞬く光が消えた場所は 飲み込まれた区域だろうか。 此処からじゃ、良く見えないけれど。 ) [Tue 13 Dec 2005 03:42:36]
お知らせ > ティエンさんが来ました。 『( 遠く、ざわめきが聞こえる。 )』 [Tue 13 Dec 2005 03:38:08]
お知らせ > 白毛の狼さんが帰りました。 『酒は一舐めしただけで、顔をしかめたとか・・・タコは気持ち悪い、でも美味しくいただいた!』 [Tue 13 Dec 2005 00:15:30]
◆白毛の狼 > 『うんー、よろしくたのむぞぉ・・・』(潮臭い、それに張り付かれた感覚がとても気味の悪い物だった・・・眉間にしわ寄せて、うーうー唸る狼)『じゃ、あとでみんなで食べるぞ!』(調理とか、そういうのはよくわかんないから、全部任せるだけ。材料とって来るとそれが料理に変わる。とか都合のいい事考えていて──帰り支度を見れば自分もソードの横をゆっくりと歩き始めて) [Tue 13 Dec 2005 00:14:01]
お知らせ > ソードさんが帰りました。 『とりあえず家に戻ったら蛸でおつまみだっ!とか…飲む気な少年で』 [Tue 13 Dec 2005 00:12:54]
◆ソード > (鼻についた蛸の香りが気にいらなそうにみえる相手に笑顔で)帰ったらお湯で洗ってあげるから〜……うん、凄いでしょ。(当分魚だよ、と… 色々頭にレシピ浮んだり。 相手の取ってきた、というのを見てちょっと驚き)わ…兎……うん、食べれる、というか凄く美味しいよ!(当分ご馳走だね、とかいいつつ魚篭と袋、釣竿を手に持って帰り支度で) [Tue 13 Dec 2005 00:08:00]
◆白毛の狼 > (うー、うー、と唸りつつ、引っ張られるまま引っ張られて。プチッと取れれば鼻先に付いたタコの匂いが気になるのか、しきりに鼻を舐めていて)『おぉ、こんなに!』(魚かご覗き込めば、だいぶ量があるようで。しばらくは海の幸が食べれると、ちょっと涎が出ていて)『あ、そうだ、オイラもとってきだぞ』(先ほどの岩場に持ってきたウサギを咥えて戻ってきて『これ食えるか?』とか聞いていて) [Mon 12 Dec 2005 23:58:09]
◆ソード > あは…、凄い活きがいいね♪(狼の鼻先に吸い付いた足の吸盤を見て思わず噴出して… でもいっぱいもがいたあげく、涙目で助けを求められたら流石にかわいそうなので指で蛸の足を摘んで思いっきり引っ張って取ってやって(多少、いたいかもしれない)) よしっ!これで暫くは海の幸を堪能だね!(魚篭とは別に、布袋に蛸をぶち込んで笑顔) [Mon 12 Dec 2005 23:53:07]
◆白毛の狼 > 『違う、違う、絶対違・・・うぁ』(ちぎれた足は、トカゲの尻尾のようにもみえるが、吸盤は大量についてるし、それになにより「ビチビチッ」というより「うじゅるうじゅる」なわけだ。恐る恐る鼻先ちかずければ、切断されたはずの足は吸盤を使って吸い付いてくるわけで──)『んが!?』(前足使って必死にもがくも、全然取れそうもないわけで。ぐぃっと鼻先ソードに向けて、取ってと頼むその瞳には若干涙がにじんでいた) [Mon 12 Dec 2005 23:50:22]
◆ソード > (こっちは海の中にもぐったりは余りしないので)…ん?コレが蛸だよ〜…ほら、足もうねうね〜、あ、取れた(一本、足がちぎれてビチビチと狼の前で跳ねたりして不気味さUPで) [Mon 12 Dec 2005 23:45:45]
◆白毛の狼 > (海の中で見たときは、もっとふんわりした感じがした。今手の中にいるそれは、明らかに前回会ったものよりも、その不気味さを増しているようでもあって──月明かりに照らされた肌のぬめりがよりいっそう気味悪かったとか)『う・・・こ、これ・・・タコじゃないぞ?』(いや、タコなんだがな。恐る恐るソードの後ろから覗き込んでグロテスクな目をみて顔を半分だけ覗かせている) [Mon 12 Dec 2005 23:44:01]
◆ソード > (まさに日常全てが闘争!これがヴェイトス・クオリティ…(謎)) うん、ばっちり……わー…でっかい蛸……っ(うじゅるうじゅるした動きで海のほうに逃げようとするのを頭ガシッと掴んで両手で持ち上げてみると尚更地球外生…のように見えて) [Mon 12 Dec 2005 23:40:20]
◆白毛の狼 > (続)(月に重なったとき、地球外知的生命体をチャリにのせて飛行する少年の姿を思い出したとか何とか──砂浜に落下した物体はうじゅるうじゅるしているようで、ある意味地球外(ry)) [Mon 12 Dec 2005 23:38:52]
◆白毛の狼 > (なんてこった、こんなところで格闘技に出会えるとは思ってもいなかったよ。どんな場所でも、リングになるのか、おそるべしヴェイトス)『ん?大丈夫なのか???ん、おぉ??』(力尽きた強敵は、竿の反動たえきれず、大空をまったようで。月に重なったとき、地球外知的生命体をのせte) [Mon 12 Dec 2005 23:37:16]
◆ソード > (釣りはスポーツじゃない、格闘技なのだ!とか何とか、色んな世界の人が怒りそうなことはともかく) …よし、っと…これで…!(体重が軽いのが引き摺られた主な原因らしく…尻尾ごと狼に引っ張られれば安定したようで糸をどんどん手繰り寄せていき)ううん、大丈夫…もう釣れ…たっ!(よいしょ、と最後に思いっきり引っ張ると海面からスポッンとばかりに丸くて足が一杯あるのが引っ張り上げられて…近くの砂場に落下) [Mon 12 Dec 2005 23:28:08]
◆白毛の狼 > (さすがはベテラン、糸の先まで体の一部か!)『えとぉ、お?おぅ!』(人一人引っ張るとは、いったいどんな化け物ですか。伸ばされた尻尾が体に巻きつく、そのままゆっくり後ろへ下がる。二人分の力のせいか、そんなに負荷は感じないようで。)『これも引っ張るか?』(ついでにズボンも引っ張ろうか、咥えようと口をあけた) [Mon 12 Dec 2005 23:23:37]
◆ソード > (このじりじりと引っ張られる感覚…足が八本あるあいつか!とベテラン(?)の釣り士は直感した!) ちょっと…まずいか…も…(じりじり、と海のほうに引っ張られていく体なわけで…尻尾をシロの身体にでも掴まろうと伸ばして…ひっぱーってーっと) [Mon 12 Dec 2005 23:16:22]
◆白毛の狼 > (必死になってるその姿、聞けば魚を獲ってると?これも狩りのうちなのか、道具を使えぬ獣には到底無理な狩り方だ。)『お?お?大丈夫か??』(釣り・・・糸の引っ張りあいかと思ってしまって。引っ張られるから引っ張るわけで、負ければ・・・海に落ちるとですか?)『手伝うか?手伝うか??』(糸の先とソードをキョロキョロとせわしなく見ていて) [Mon 12 Dec 2005 23:13:41]
◆ソード > (結構強い竿なのかぐいぐいと海のほうへ糸を引く力を上手くそらしているらしく…よいしょ、よいしょ、と徐々に岸に近づけていると、横に何か座った…白い毛玉)…あ、シロ?ん、今…釣り…魚とか捕ってるの……っ(結構大物が掛かったらしく、足が30cmくらい海のほうへ引き摺られていたりする) [Mon 12 Dec 2005 23:08:15]
◆白毛の狼 > (覗き込んだその先に、しなる棒から伸びる糸。それを必死に引く主。海中へのびたその糸が、何を意味するものなのか。素潜り以外の狩猟など、獣の頭じゃ理解は困難)『ソードぉ・・・何してるんだ・・・?』(取ってきたウサギをその場において、ソードの横に回りこむ。何か引っ張るその姿、海に引きづりこまれたりはしないかとドキドキしている俺ガイル) [Mon 12 Dec 2005 23:04:24]
◆ソード > (普段なら気配で気が付くのだろうけど、釣竿に集中していて気が付かずで)…ん……かかった…っ(どうやら魚が釣れたらしく、竿が凄く曲がって引っ張られそうになっているらしく) [Mon 12 Dec 2005 22:58:54]
◆白毛の狼 > (山へ狩りへと行って来て、野うさぎ2羽ほど捕まえた。今日は狩り運良いのかと、タコを求めてのそのそり。日に日に強まる寒い風、塩の匂いに混じったにおい。気づいてにおいを追ってけば、家主は岩場で何する人ぞ?)『ん?』(ゆるりと歩みを進めていって、近づいてきた白毛玉。つりを見たことない獣、何してるのかと覗き込んで) [Mon 12 Dec 2005 22:54:09]
◆ソード > (寒い海岸にある魚が良く釣れたりするとか一部で噂の岩場で、魚釣りをしている獣人が一匹… 尻尾とかがふさふさ揺れているから夜目が利けば見えるかもしれない) [Mon 12 Dec 2005 22:50:50]
お知らせ > 白毛の狼さんが来ました。 『寝言の犯人(?)』 [Mon 12 Dec 2005 22:48:32]
◆ソード > 魚は美味しいけど、やっぱり蟹とか蛸とか…足のある奴があると…(色々ご馳走…特に蛸とか烏賊は洋風の料理にも色々パターンがあるし、と涎。 そんな事を考えていると釣竿を握る手のひらにこつこつと魚信りの予感…何となく体勢を整えて) [Mon 12 Dec 2005 22:45:04]
◆ソード > (最近、急に人口密度が増えた我が家。先日ふと朝方に「蛸が食べたい」みたいな寝言が聞こえた気がして…そういえば魚好きが多いのだし、というわけで釣りにきた少年…コツコツ、と波が来るたびに手ごたえみたいなのが来る…その中の当たりの感触を待ちつつ) [Mon 12 Dec 2005 22:28:53]
◆ソード > (結構長い時間釣りをしていたらしく餌もそろそろ終わりそうだ…と思いつつ釣竿を握っていて)結構大漁…だけど(じーっと魚篭を見下ろす、大きさはそこそこだが数が結構連れているようで…)…さすがに蛸はいないか…ぁ(少し残念そうに呟いた) [Mon 12 Dec 2005 22:25:19]
◆ソード > (冬の海、風は恐ろしいほど冷たく、そして強い、そんな海岸の岩場で釣りをする獣人が一匹。一応岩の陰に座っているので直接風が当たる事はないのだがそれでもかなり寒いわけで)ぅ……ん、懐炉持ってきて良かった…(幾ら獣人でもこの寒さは…と呟いてたり) [Mon 12 Dec 2005 22:17:19]
お知らせ > ソードさんが来ました。 『岩場で釣りをする人影』 [Mon 12 Dec 2005 22:15:38]
お知らせ > 白毛の狼さんが退室されました。 『次は・・・山で!』 [Sat 10 Dec 2005 21:27:44]
◆白毛の狼 > (寒さに耐えれず立ち上がり、はぁ・・・と大きくため息一つ。とぼとぼと家路につくことに。ねぐらがあるだけまだましか、と自分に言い聞かせ海風に追われるようになくなく帰る白毛玉。冬場の海産物はあきらめるべきなのか、家でじっくり考えよう──) [Sat 10 Dec 2005 21:26:34]
◆白毛の狼 > (こうしている間も体温は奪われ続けるわけで、何とか打開策はないものか)(こう・・・魚が浜辺に打ち上げられるのを待つとか・・・)(その前に餓死しそうな勢いだ。おとなしく陸で狩をしたらどうかと小一時間説教されそうだが、タコ食べたい狼はただただ海を見つめるだけで──) [Sat 10 Dec 2005 21:21:27]
◆白毛の狼 > (とりあえず、前進だけでもしてみようかとゆっくり足を進めてみた)!!?(足の先に突き刺さるような冷たさ感じ、びくりと身を引いてしまって)(うん、無理だ)(そそくさときびすを返して浜辺にごろんと横になって、どうしたものかと思案を始める弱小狼。よ○こ浜口並の根性なんてありません) [Sat 10 Dec 2005 21:12:05]
◆白毛の狼 > (冬の海を甘くみていた。こんななか水中にもぐるなんて出来るのか?物は試しとばかりに波打ち際へと足を運ぶ。寄せては返す波と寒すぎる風を前に足が止まってしまっていて)(でも、なんか獲らないとなぁ・・・)(今日は朝から何も食べていない。町外れでの狩りもうまくいかなかったし何も入っていない腹はぐぅぅと音を出している) [Sat 10 Dec 2005 21:05:18]
◆白毛の狼 > (明らかに時間を間違えたようであって。きれいな月が空に浮かぶ。視界は良好。が、海から吹く風は街中とは比べ物にならないほど寒いわけで。ものすごい勢いで狩りの気力がなくなっていく)(・・・さぶいぞ!)(毛皮に覆われているとはいえ寒さを完全に防げるわけではないので──) [Sat 10 Dec 2005 20:59:37]
お知らせ > 白毛の狼さんが入室されました。 『狩りに来てはみたものの──』 [Sat 10 Dec 2005 20:55:46]
お知らせ > 暗鬼さんが帰りました。 [Sat 10 Dec 2005 01:19:50]
◆暗鬼 > (PL:ミスりました、すみません。) [Sat 10 Dec 2005 01:18:49]
◆暗鬼 > ああ…、こちらこそ。優しい、かな……褒め言葉ありがと。 覚えとく、そうだなその時を待っている。 (最後まで子供扱いにも感じた、何しろそれが嬉しいのかもしれない。口元に笑み浮かべて目を和らげているからだ。 音も姿さえも何もかも感じられなくなれば、彼女と正反対の方向に振り向いてそのまま歩き突き進んで――。暗夜のなかに溶け込んで――、最後に自分のための歌と周りのために小さな歌を歌い消えて―。) [Sat 10 Dec 2005 01:18:00]
◆暗鬼 > ああ…、こちらこそ。優しい、かな……褒め言葉ありがと。 覚えとく、そうだなその時を待っている。 (最後まで子供扱いにも感じた、何しろそれが嬉しいのかもしれない。口元に笑み浮かべて目を和らげているからだ。 音も姿さえも何もかも感じられなくなれば、彼女と正反対の方向に振り向いてそのまま歩き突き進んで――。暗夜のなかに溶け込んで――、最後に自分のための歌と周りのために小さな歌を歌い消えて―。) [Sat 10 Dec 2005 01:17:59]
お知らせ > ヒルダさんが退室されました。 『( やがて 消えた。 )』 [Sat 10 Dec 2005 01:06:39]
◆ヒルダ > ( みっともない女に見えただろう。これが単品だと酔ってる最中もふとした時に周りの眼を気にして思いっきり酔えない時もある。 だが、隣にもう一人酔っ払いが居ればどうだ。気分が大きくなって思いっきり羽目を外せる。 やっぱり一人酒より誰かと一緒に飲んだほうが楽しいんだ。――一緒に飲もうっていう約束、もう果たせないかもしれないけど。努力はしよう、あの悪魔の闇に飲まれないように…。 ) ………有難う、暗鬼君。 そんだけ優しけりゃ、コロっと堕ちる女の子も居るでしょうね。 …私はヒルダよ、 ――またいつか、会いましょう? ( くす、と微笑を一つ残すと覚束ない足取りで街の明かりの方へと歩き出した。やがてその影は夜の闇に溶け、貴方から見えなくなるだろう。砂を踏みしめる音も小波に飲まれ――。 ) [Sat 10 Dec 2005 01:06:19]
◆暗鬼 > (相手が真剣な顔で向かれれば、しばらくは沈黙続き――。) ………大丈夫か、自分が後悔無い様にな (肩突き飛ばそうとした相手をただ見つめ見上げるままで――。こっちから見ればただの酔っ払いでしかないが、何か真剣の心を持っていることだけは確かと判断していて――。) ああ、気にしないから無理だけはするんじゃない。 …………コ、恋人かよ、愛してもらわないと、か。 (何やらか無理しているように見えた。が、再び向かい合った顔はあったときよりも良い顔に見えて。 あれ、俺の気のせいだった…? きょとん、としていた。) 否定しないんだ、俺のことは大丈夫だ。…酔っ払いでも気をつけろ。俺にできることがあったら手伝う、名は暗鬼。 …それじゃ、また逢えたらいいな。(相手が笑み取り戻せば、口元にかすかな微笑を浮かべて。他人を頼るより、手伝うほうが好きだから相手を手伝うことがあれば良いと思うくらい。そして心配はするのだが最後まで見届けようと、重い腰も立ち上がらせて―――。) [Sat 10 Dec 2005 00:58:10]
◆ヒルダ > ( はっ はぁっ、 と息を切らしながら自分の情け無い顔を見られまいと背を向ける。 ) ……悪いわね、行き成り怒鳴りだして。酔っ払いの戯言だと思って無視して頂戴…。 ( 肩を落として潮風の混じる冬の空気を深呼吸した。落ち着こう、まずは。 ) …恋人。 作りなさい。面倒でも荷物でも、人間誰かに愛して貰わないとダメになっちゃうんだから。 ( そしてもう一度深呼吸。 …さぁ、これで少しはまともな顔を作れるだろう。漸く振り向いた頃にはさっきと同じ、気分の良さそうな笑みが戻っていた。 ) 貴族に見える? 残念ながらフツーの一般人よ。ま、品が良いのは否定しないけど、ね。 ……さて、またあんたに当り散らすと迷惑だし、そろそろ… 帰るね 私。 友達、助けなきゃいけないし。 [Sat 10 Dec 2005 00:40:55]
◆ヒルダ > ………。 ( ―― 一瞬表情が固まる。顔だけを相手の方へと向け、そのまま暫し沈黙が訪れた。 親友が死ぬだなんて可能性を今まで少しでも考えた事があっただろうか。相手にしてみりゃ他愛も無いジョークか勘違いなんだろうけれど、何故か”お陀仏”っていう言葉に深い深い嫌悪と不安を覚えたのだ。お陀仏、お陀仏。 死ぬ、マギーが。助けを求めているのに私はソレを見捨てて彼女が、死ぬ。 ……相手は悪くない、悪くないが、自制しろというのは酔っ払いには酷な注文だった。 よろよろと立ち上がるとあからさまに不機嫌そうで且つ、ちょっとだけ泣きそうな顔を向けた。 ) 死んで無い! 死んで無いの! ――私が絶対助けるのッ! ( どんと肩を突き飛ばそうとして、逆に自分の方が足をよろめかせてしまった。言ってる事が二転三転し、意味不明の行動を取るのは酔っ払いの特徴だ。 うろたえながらふらふらと後ろに下がると急に髪を弄りだす。 ――これは、自分が冷静でなくなった時の癖だというのは最近気付いた。 ) [Sat 10 Dec 2005 00:40:18]
◆暗鬼 > あー、助け求めている人はもうお陀仏?んー…、御姉さんは強そうだけど違う?(相手の言葉を真に受けて、その想像を浮かべていて――。あまり動かない身としては寒く感じるくらい、表情には何も浮かべずにいて。) ん?さっきの酷い女って、可愛い性格に入らないんじゃ…。 そこまで言ってどうする、誰もいないからあまり気にしないけど。それ人間限定の話? あれは、…まぁいろいろ、面倒だから…。いるように見えているわけ?(恋人、の言葉についあざ笑いをしてしまい――。左手で己の口に覆い隠すようにして。お嬢様育ちに見える相手に――。) そういや、御姉さんってどこかの貴族のひと? [Sat 10 Dec 2005 00:24:03]
◆ヒルダ > そうよ。 今スグにでも助けてッ て親友が私に言ってるのに、私はそれを無視して酒飲んで逃げ回ってる最中なの。 酷い女でしょ?でも私にはどぅすることも出来ないんだもーん。 ( もう一度笑い声を漏らすと、ぺたんと尻餅ついた。立ってるのが疲れた、足も痛い。 酔いのせいで動かし辛い指で靴紐を解くと、脱ぎ去った。ああ、夜風が気持ち良い。 ) 両方よ。美人で、魅惑的で、性格も可愛い。 …… ダメよ?ちゃんと自分の欲望に素直にならなきゃ。人間禁欲したって何処かで歪が出てくる生き物なんだからね。 ちゃんとバイクツ行ってるぅ?それとも恋人さん、居るのかしら? だったら御免遊ばせ。 [Sat 10 Dec 2005 00:12:58]
◆暗鬼 > (何が可笑しい?と思うのがやまやま、酔っ払いが近づければ、細めていた目も開いて――。自分と同じ色をしていることに気づいて口元に微笑浮かべて。) 山ほどってそんなに使命みたいなもんがあるんだ。俺から見ればひとりで洒落ているように見える……。(目細めて、クスリと小さな声をこぼしており―。面白い人だ、それが第一印象だろう。) 街中の美人ってことか、それとも誘惑の女?それって大変そうだけど楽しそう…かな? (またもや変な言葉になっていて、相手の笑みを見て、何と無く信じ込んでいて―。話振り込まれれば、別に逸らそうとして。) ああ、それは気にせず、置いとかないか。 [Sat 10 Dec 2005 00:03:31]
◆ヒルダ > ( くっくっく、と可笑しそうな笑い声が漏れる。よろめきながらもう少し近寄って相手の顔を見てやろう。 お互い黒髪なので、夜目でも無い限りは見えにくいから。 ) そうしたいのは山々なんだけど、やらなきゃ行けない事が山ほどあるのよ。 山々なんだけど、山ほど っ やまー やま、 やま。 あはっ 別に洒落じゃ無いわよ? 無いわよー? ( 頭に残るアルコールのせいで言葉の内容が酷い。心の何処かでそれが判ってるのが余計に辛い。でも、いいか。酔っ払いだから。 ) おねーさんを馬鹿にしちゃァ行けないわね。私はナンパされるほうよ、こっちから声なんて掛けないんだから。 黙って立ってるだけでお声が掛かるんだからぁ。 ( 大丈夫大丈夫と明るく笑い、然程背丈の変わらぬ相手の顔を覗き込んだ。 ) 近くで見るとおにーさんっていうより『ボク』って感じねぇ。なぁに、女の子に声掛けたこと無いの? [Fri 9 Dec 2005 23:55:16]
◆暗鬼 > ……、そのまま酔いつぶれちゃえば無駄にならないんじゃない?(自ら酔っ払いと名乗る女性にツッコミでも言いたい。けれど余計な自体が起こるんじゃないか。 相手の未練がましく見える酒瓶に見やって、「それだけ良く飲んだな」と勝手に納得してしまい―。) そうしたい気分だったから…かな?街に行っ……女にナンパしろ、って…じゃあ若い御姉さんこそしたことがあるんだ。 (そして相手が酔っ払いでも目前にいては余計心配になる。「本当に大丈夫なの?」と続いて付け足して。) [Fri 9 Dec 2005 23:47:23]
◆ヒルダ > ( 放り投げられた石は放物線を描いてとぶん、と波紋が生まれる。その波紋はすぐに波に攫われるんだろうが、夜の海は暗くて良く見えない。 ) ……………… 通りすがりの酔っ払い。お酒が切れて酔いも冷めてくると、酔ってたこと自体が無駄に感じてくるのが不思議ね。 悪い酔い片だわ。 ( 突然ワケの判らない事を口走る辺り、まだ酔いは残っているんだろう。 ふ、と笑うと何時までも未練がましく握っていた酒瓶を足元に放った。マナーが悪い? 知ッたことか。 ) おにーさんこそ、こんな寒い夜の海で一人で何してるのよ。大きなお世話だけどあんまり良い趣味じゃ無いわね、お互い様に。 若いのは街に行きなさい、街にィー。 んでもって女の子に声掛けるのよ、それが健全だわ。 ( …矢張り、何処から見ても酔っ払いだった。 ) [Fri 9 Dec 2005 23:38:22]
◆暗鬼 > ん――、暇だな……。 (生活慣れてくれれば少々に生きるという時間が長く感じており。一つのため息を吐き捨てて――。そのまま左手をそこらへんの小さくも大きくも無い石を掴み持って、海の彼方を習って大きい山形に飛んでゆき――。水音を鳴らしており、幾つかを繰り返して――。力があるせいかそれなり良く飛ぶ。最後に投げ終えてしまおうと思い投げる姿勢になると――幾つの砂音に気づいて。君の方向へと顔をむけて―。) ……ん、そこにいるの誰? (緊張感がそれなり持てないため、気緩い問いを見えぬ相手に話し掛けて―。) [Fri 9 Dec 2005 23:31:55]
◆ヒルダ > ( ロクに寮にも戻らず街中を彷徨い歩いた。歩いて、歩いて、疲れては休んで。 とっくの昔に右手の酒瓶は空っぽになっているけど、時折口をつけ飲み干してしまったことを思い出してはまた忘れ―― 暫くしてまた口を付ける。 その繰り返し繰り返し、何度でも繰り返し。思考することを拒否し、惰性で時間の流れのみを受け入れる。 酒が切れれば酔いも冷め始める、すると悪い記憶がふつふつと頭を過ぎるようになって体がまたお酒を求め始めるのだ。 でも、ダメだ。お酒に溺れている場合じゃない。でも街に居るとどうしてもお酒の誘惑が襲う。 だからこうして街からある程度離れた所にやってくるんだ。 ) …………。 ( その砂を踏みしめる足音が後方で一度止まった。貴方の影を眼にしたからだ。 ) [Fri 9 Dec 2005 23:27:09]
お知らせ > ヒルダさんが入室されました。 『( 砂を踏みしめる音。 )』 [Fri 9 Dec 2005 23:20:20]
◆暗鬼 > 目には映り見えても掴めない― それは全てであって全てでない――。 (段々と言葉を発し続けている内に声を小さくさせてゆき。夜空への視線を外して次に、海の方に眺めていて――。ようやく言葉を尽きらせて―、息切れて呼吸を整えようとして。余分に白い息を吐き捨てていて――。) 夜は短く感じる [Fri 9 Dec 2005 23:03:03]
◆暗鬼 > 月があるか― 無いかは― 全ては自然の流れのまま― (幾ら見上げて月を見眺めようとしても、曇天のせいかまったく見えやしない。残念そうに目を細めてやり、口を動かし続けながら――。 右手を見えぬ月に差し伸べてつかもうとしていて――、当然握っても掴めやしない。 左手で体を覆い隠すマントを直しており。外見すら一般人すら見えるかも知れない、別の見方もある。) [Fri 9 Dec 2005 22:56:34]
◆暗鬼 > そして― 己や周りのみ真実だけ信じる―― (渋々と足を重そうにさせながら岩に辿り着けば、それを背にして凭れ掛かっており。足を気楽に組んで、顔を上へと見上げたまま――。続いて出た言葉、歌のようなものであって歌でないもの。) [Fri 9 Dec 2005 22:49:13]
お知らせ > 暗鬼さんが来ました。 [Fri 9 Dec 2005 22:46:35]
◆暗鬼 > 俺は神を信じない〜 (岩に向かう最中に、口から言葉を漏らしており。同時にも白い息を吐いて――。首を小さく上へと見上げるようにして、出た言葉を幾つか繰り返しており。) [Fri 9 Dec 2005 22:43:12]
◆暗鬼 > …やっとか(海岸の砂浜にジャリジャリと砂音を鳴らして現れ。マントを纏って首から足元まで覆い隠すようにして、夜風を防ぐために過ぎない。顔は露にしているために、風が当たり少々冷えている。そして、目前に岩を見つけるとそれに向かい歩き向かって――。) [Fri 9 Dec 2005 22:39:26]
お知らせ > 暗鬼さんが来ました。 [Fri 9 Dec 2005 22:36:41]
お知らせ > ヒルダさんが退室されました。 『―― やがて立ち上がると、夢遊病のように歩き出した 目的も無く――。』 [Thu 8 Dec 2005 02:09:09]
◆ヒルダ > ( 酔っ払っていると感情の起伏が激しくなる。笑ってたかと思うと急に泣き出して、次に見るとまたけろっとしてるんだ。さっきからこれの繰り返し、繰り返し。自分を責めてみたり投げ出してみたり、一度投げ出すって言っておきながら何度も何度も同じ事を言うのは未練と後ろめたさがあるからなんだろうか。 もうどうしたら良いのか判らない。折角見えた道が暗く冷たい場所へと続いて居たのを見て、どうしようもない絶望に陥ったのだ。この負の感情はあの悪魔に今も喜びを与えているんだろうか。 ) [Thu 8 Dec 2005 02:08:51]
◆ヒルダ > ――― あぁ。 ( ふと立ち止まると酷くトーンの落ちた、暗い声を零した。ぐらぐらと揺れる風景はきっと酒のせいだ、その風景をぐるっと見渡すと自嘲気味な笑いを一つ。 ) 疲れたァ、 なーにやってンだろう私ぃー。 さっさと帰ってぇ、寝よーぅ。 ( よろめきつつ、海岸から離れるために足の向きを変えよう。波と潮で汚してみても零れ落ち続ける涙は隠しきれないのに気付いたのだ。泣けば、何故自分が泣いているのか考える。考えればその答えにはすぐに辿り着いてしまう。 酒で誤魔化しても、はしゃぐフリをしてみても、脳髄にこびり付いたあの光景は私の心の闇をより黒く染めていく。 ) 助けられるワケ、ないじゃなーいっ ♪ ごっめーん、マーギー ぃ。ヒルダちゃんには…… ちょーっとばかし 荷が重いわァ あたし、 降り…… る…… ねぇ。 ( 思わず、思わずだ。こんな無様な様子を晒さない為にギルドから下りたお給料でお酒買ったのに。 嗚咽を漏らすとその場にへたりこんだ。 ) [Thu 8 Dec 2005 02:04:43]
◆ヒルダ > ――ン あぁ っ、 服がびしょびしょぉ 動きにくいわァ ( もぞもぞと立ち上がると水分を吸って重くなった服を見てそんな事を漏らした。 ひひ、と笑うと酒瓶をほうり捨ててスカートの裾を捲り上げて胸の辺りまで肌を露出させた。 ) クーンが 買ってくれた服ですものォ 大事にしなきゃねー っ♪ ( 両手で服を絞り含んだ海水を搾り出そうとするが、力の入らぬ両手ではせいぜいぽたぽたと雫が落ちるだけ。それでも絞った気になった女は捲り上げた服をきちんとなおさぬまま満足してまた夜の海岸を歩き出す。 ) [Thu 8 Dec 2005 01:51:52]
◆ヒルダ > ( 不意に両手を広げ空を仰ぎ、くるンと回って見せた。どっぷりと酒に漬かった体はぐらりと揺れる世界についていけず、そのままばしゃんと波の上に倒れこむ。 そこへ打ち寄せる波がざぶんと私の体を飲み込んでいって、一瞬呼吸が出来ない。冷たい冬の波が引いて漸く酸素を吸い込むことが出来るとケタケタと面白そうに笑い声を漏らす。 はしゃぐ子供のように手足をばたばたさせ、水を叩く音が響いた。 ああ、丁度いい。こんなに気分が良いのに涙なんて流す訳が無いんだ。波に濡れればもうそんなものは判らないぞ。 ) [Thu 8 Dec 2005 01:47:40]
◆ヒルダ > ( ―ー―夜の海岸を黒い髪の女が走り転げていた。 気がおかしくなってしまったかのように、時折奇声を上げながら。 転んだ拍子に手にした酒瓶から大事な酒が零れ落ちるのも気に留めずに。 ああ、なんて気分が良いんだろう。こんな清々しい気分になれたのは久しぶりだ。 有難う、ガルンペーラヘレラ! 貴女には何千もの血と肉と魂を生贄に捧げても足りぬくらいの感謝をしたい。 だけど、だけど、可笑しいんだ。全くもって不思議だ、こんなに気分は晴れ晴れとしているのに。 さっきから涙が止まらないんだ。 ) [Thu 8 Dec 2005 01:44:07]
◆ヒルダ > ( そうだ。空を瞬く星も、夜の世界を照らす太陽も、この世界ですらッ 私はついに辿り着いた、愛しい人を救う術に! ――さあ、祝杯をあげろ!服を脱げ! 今日は祝いだ!祝いだ!祝いだ!祝いだ!祝いだ! この歓喜をどう表現したものかッ そうだ、走ろう!どこまでも走ろう! 砂を跳ねさせ転がりながら、時に波しぶきを飛び散らせながら! 服が汚れる?人の目が気になる? 気にすることじゃァない。何故なら今日は神がこの世に生まれた日と同じくらい目出度い日なのだからッ ) [Thu 8 Dec 2005 01:39:29]
◆ヒルダ > ( 多くの友人達の協力によって少しずつ少しずつ集められたピースが繋がり、パズルは今完成したッ!私は全てを理解し、ついにその元凶を突き止めることが出来たのだ! 嗚呼、世界のあらゆる謎を解き明かしたかのようなこの達成感はどうだ!宇宙の真理を解き明かし神になったような気分はどうだ! 今は眼前に広がる大海原ですらまるで溝川が流れ込む小さな池溜まりのようにちっぽけな物に見える。 全てが全てが、全てが 嗚呼 全てがちっぽけに見える! ) [Thu 8 Dec 2005 01:35:04]
お知らせ > ヒルダさんが入室されました。 『―――喜べ!』 [Thu 8 Dec 2005 01:31:06]
お知らせ > ザッハトルテさんが帰りました。 『( Magnus Exorcismus ――偉大なる祓魔式 )』 [Wed 7 Dec 2005 22:17:12]
◆ザッハトルテ > ( …… ) ( 問い自体に深い意味は、――こちらにはない。 ただ、…得体の知れない違和感がどうにも拭いきれなかったのと――…内に押し込めて今日ようやく括り終えた、「使い魔」を利用した「擬態」の式が完了したのがこんな言葉を浮かばせるんだ。 ) (……………私は 何に見えますか? ) ( 結局口にしなかったのは――…警鐘 警鐘 警鐘 ――…生存本能だとしたら反吐が出る ) ( 遠ざかった黒衣、その反対の方向へと引き返す足跡が刻まれて ) [Wed 7 Dec 2005 22:16:40]
◆ザッハトルテ > ( 見目だけで判断するなら、お若いのにとへんなり笑うのだろう。 とどのつまり 言葉は「定義」、…曖昧なものを納得できるようにと、枠に当て嵌める処置を施した後。 時にそれは無理に押し込む場合もあるのだから、曖昧にしておいた方が良い事もある。 例えば、…口に出来ない 発音不能、そんな理由の至高の御方とか。 ) ………クリスティアじゃないから まだ良いですけど――…声高に言わない方が良いかもですよ、その御意見。 私はそう云うの、きらいじゃないですけど。 ( 弱いから群れる。 共通の認識を求めて 織り上げて、 そうでないモノを打ち倒して滅ぼして。 そうして地に増えて満ちる、………… ) ( 決して交われない隣人。 …ああ それ以上は――――それこそ言葉で定義しちゃいけない ) 街中で黒い人を見かけたら、先ず貴女かどうか確認するようにしますよ。 …昼間は ね。 では御機嫌よう、言葉を維ぐひと …イコト。 ( Eiche≠ヘ己を守らない。 否、在る意味守るのかも知れないけれど。 吐き出した息は白くて、思い出した人の温度の熱は酷く頭を混乱させるからそこで考えを振り切った。 ) [Wed 7 Dec 2005 22:14:40]
お知らせ > 影さんが帰りました。 『( …此処からは、振り返れない夜の始まり。 )』 [Wed 7 Dec 2005 22:02:48]
◆影 > ( ――… そして、くるり。 背を向ける。 夜は夜、世界は黒。 そろそろ、逃げ場無く夜の時間。 さて。逃亡犯はむしろ誰やら。 ) 御機嫌よう、アイシェ。 その名が貴方を護るように、もしくは。 貴方がその名を守れるように私は祈ると致しましょう――― ( そして、黒は黒に歩みだす。 己の足跡、手繰るように ) [Wed 7 Dec 2005 22:01:56]
◆影 > お仕事は掴み取るくらいの気概でゴーゴーと、自分じゃない事だから言いますとも。 働き者は望ましい。自分除く。 ( 元より物語には疎い身。翻訳業と作家の違いが分かっているかと言えば、微妙の事。 無責任にけしかけるのは、願望に他ならない無体。 当て嵌めるピースの形は様々に、可能性の多様性。 当て嵌めなければ、形にならずに 輪郭は曖昧の侭。 ) 酒の肴程度の代物で宜しければ、物書きの方のツマくらいにはなったらいいなと言ってみる次第。 …別に良いんじゃないかと言います。 神も悪魔も、己をそんな風には名乗らないのですから、決めるのは私たちだ。 いと高きものは聖も魔も、口に出来ぬ名しか備えてないものです。 …地に満ちし弱気ものが生きる為の方便です。だから世界最強っぽい。 ( いと高き御方は、口に出来ぬ六文字の名を抱く。 神父の法衣を纏うモノが口にする不遜の形骸。 生きるという本能が区切るものは、他のどんな概念よりきっと強いなんて、暴言だ。 ) ……ええ。この辺りで同郷にお逢いするは久しい事。 悪目立ちしながら、のったり出来れば理想形。 ですから―― 続きは、以下次号にて。 ( それが、今辞する挨拶に似た言葉。 遠き故郷といっても広い括りではあるけれど、懐かしきを見た気がする。 …その意味を問えば、夜の深みに足を取られる。だから、今は道化が幕を引くように一礼を [Wed 7 Dec 2005 21:59:34]
◆ザッハトルテ > ……そうしたものに 恵まれましたら。 ( 省きに省いたそこに代入すべきは「そんな帰結を迎える原作を訳す仕事が回ってきたら」。 ――…作家ではないのだと訂正しなかったのは。 パズルのピースが編む結論のかたちが『警鐘』に他ならなかったから とも――話す機会は次回でも とも、当て嵌まるものがありすぎて。 ) 良く使うものが一番馴染むのと同じですね。 いまひとつの理由と、…ほんとうの御名前はもっとずっと多くの機会に恵まれたら? の楽しみに――残しておきましょうか。 …因みに おぼつかぬ私見ではありますけれど。 神も魔も、得体の知れぬ間は大差ないのじゃないかと思いますよと言ったら――…どちらの信徒にも怒られますか。 慈悲深い悪魔と残酷な神が居たなら、人間はその天地を見誤るかも知れない。 ( そんな言葉もマントの下、法衣を見たなら言えなかった話。 懐かしむように刻まれる遠い国のそれは――…セピア色を通り越して漂白された、郷愁だったもの なのだろうか ) …良い事ばかりじゃない、その逆もありますけど ……それでも故郷は故郷です。 そんなお話も次の機会に、――…陽の光の下だと良いかも知れませんね? しろいひかりに黒い服、…互いに昼では目立ちましょうよ。 ( 遅れてこちらも立ち上がり、――警鐘と裏腹に再会を期す言葉が自然と零れて止まらない。 ) [Wed 7 Dec 2005 21:39:53]
◆影 > ( 擦り合わせれば軋む音だらけの、硝子の歯車。 油を挿せば曇ってしまう。 今宵が奇遇か、それとも不遇か 考えなければ理解してしまうものを遠ざける為に、思考は巡る。 ) それは残念。やはり、物語のように綺麗にはいかないものでしたか。 せめて、貴方の書くものの中では麗しい帰結を見てみたい。 ( 書き物業だと言ったから、翻訳業とは中々直行出来ない論理。 死んでは棺にかえれない方を目の前にしての言葉は、戯れでも程がある。 自ずから職務を口にしなかったのも、戯れの一。 きりきりと軋む警鐘と、目を逸らした夜の理由。 ) 言うなれば、私のも通り名みたいなものだったり。それが、一番多くに呼ばれた名でもありますからと理由を一つ。もう一つは、またの機会に以下次号。 ( 次があればのお話が、こうして降り積もっていく。 見やる先、笑みの消えた白皙は、蝋細工か雪花石膏。 …そうしていると、それはまるで の、ようだ。 ) さあ。言葉面しか知らないので、その辺りは其方の方面に詳しい方に聞いてみるを推奨事例。 只、面白いとは思いもします。ベクトルだけが逆だというなら、聖も魔も極めれば同じ所にあるかのようで。 ( 懐が深いといったら御幣はあるとしても。 深々更ける夜の中 ベクトルだけが真逆のものを思う。 …祓うべきモノの血を継ぐものが、ソレを殺すようなものだと。 なるほど、この身が事例だ。 ) ――… Schwarzschild 懐かしいというには、些か遠くになりすぎました。 困ったこと。貴方は何かと懐かしい。 ( 無論、初対面は承知の上で奇矯なことを口走る。 Schwarzschild は、黒い森。 深すぎて、光呑み込む漆黒の。 噛み締めるように、口にした。 ) もしくは、昼と括る何かの概念があればそれで良し。 職務に入ってしまうと流石に神様の血も啜れない。 ( 神の血。豊穣の証、葡萄酒。 蝋人形の面相に、唇だけで描く月の位置が、空まで届かずとも上がる。 ざらざらと、砂の落ちる音。 立ち上がる、影ひとつ。 ) [Wed 7 Dec 2005 21:23:07]
◆ザッハトルテ > ( 見ないフリをしたもの 重なるもの 重ならないもの。 最たる違いは「こちらは確信に未だ至らず」、…だろうか。 そも、向き合いたくない知らせではあるから――…道行く人が 目の前のひとが、「人間かどうか」――そんな情報などほしくない、要らない。 だから、確信をそれと信じないのは意思による結実なのかも知れず。 ) …棺なんかに押し込められて埋められたら凍えてしまいます、だから謹んで遠慮。 そんなのは死んだ時だけで充分。( 指で小さくバツを作るのも何かと大嘘オンパレード、自分はそうはならない なれない。 ――因みに連想ゲームの解答は、答え合わせのされない限りは男の中での想像に過ぎん。 ) …ああ、トキノミヤコの文字でしたら。 ――…貴女こそ、それはほんとうの御名前? 同郷で 見たところはホワイティア、なのに名前はトキノミヤコ。 ある意味この街を具現しているようで、それも面白いと思いますが。 ( そこまでは所謂「世間一般で会話を円滑にする」為の笑み混じり。 それがふいと消えるのは ) ( ――――… ) …黒魔術と白魔術のようなものでしょうか、術式そのものはほぼ同じ。 ただ作用させる方向性が逆なだけ、…それも一説ですけど。 ( 呪いを祝う、…遠くもない記憶。 これも夜の眷属に生まれついたモノの侵食の自覚。 目を閉じて振り切って ) …………そんな木々の森があったところに居たのですよ、あちらでは。 …それだけです。 ( 木々の多い土地に生まれた者が「森」や「林」を姓にして居るのと同じ、そんな意味。 ――本当の由来は別にあって、…自分にかけた呪いの祝い。 ) 呑めない訳じゃないですから、昼間に御会いできたらその時は。 お近づきの印に一杯持たせて戴きますよ。 ( 一定の方向に並ぶパズルのピース、夜に会うと都合の悪い何か。 職務中でも具合のよろしくない何か そこにカテゴライズされた趣すらある自分、 ――…合わされた視線に弧状の唇 ) [Wed 7 Dec 2005 20:56:26]
◆影 > ( 黙っていた所で、精々がこけし。 ざわつく血の何かは、押さえ込んでタイムアウト。 そうして逸らされる意識の欠片。 互いに見ないふりをする、何かの。 ) 雪に埋もれて絵になるのは、眠り姫と雪女くらいですから。 硝子の棺に入るお姫様に憧憬するならば、飾って差し上げなくも御座いません。 ( 硝子の棺 ――… 棺。 逸らそうとしている筈の夜の欠片は、どうしたって侵食していると自覚させられる。 白皙の美青年in硝子の棺。 薔薇で埋め尽くして、クリスマスローズを飾ってみよう。 それはまた、絵になる光景だと思うのだ。 と。止めないと此処までバッチリ音声化されるので要注意。 ) ( そして連想ゲームは正解に近い。 第一、遠くの目なんてズルイと言い出したら子供の使いに堕するとしても。 ) …トキノミヤコの文字は面白いですよ。 「 祝う 」 と 「 呪う 」 が、事の他似ていたりして。 イコトも、そっちの言葉だったりします。 「 言葉を維ぐ 」 と書いて、イコト。 ( 指先が中空、無形のキャンバスにトキノミヤコの実時を綴る。 呪いを祝うと言えば、これはまた味なもの。 ) 駄目でしたか、お酒。それは残念。 ……戦慄の夜というよりは、戦慄が主に夜に訪れるといった所。 樫の概念を名に冠する御方に申すは益体無きかもしれませんが ( 樫の木。 彼の地に生を受け、そだった者であればその概念は知っていてもおかしくは無いもの。だから、これ自体は皮肉 ――…かは、良く分からない。単なる事実とも言うし ) ええ。その時も、夜ではないを願いたい。もしくは休職中休憩中。 ……でないと、安穏と喋っていたら怒られてしまう。 ( 何処までも綱とすら言えぬ糸渡り。 逸らした視線をもう一度据えて、口元だけが両端、吊りあがった。 ) [Wed 7 Dec 2005 20:33:45]
◆ザッハトルテ > ( …見目に似合わぬ乱暴な言葉。 黙っていれば何とやら、とは言わぬが。 が。 視線を外されて どこか安心したと言ったら――…その根拠は何処にあるのか、今は己にも判らない。 ) そうやって、結局また立ち上がってしまうのだから始末に負えない。 …もっとも転がったままで居たら後は雪に埋もれるだけなので、起きるしかないのですけれど。 ( 言ってこちらも視線は水平線のはるか先へ。 もう夕暮とは呼べない時間帯、ではある か。 ) ( 相性。 示される幾つかの事例から連想するのは退魔 だろうか。 精霊も「元素の魔」と取る者もある。 ) …認識されるとはまた的確な。 然様、名前がなければ他の個体から識別されていても気づけない。 街中で「其処の貴方」と呼ばれても、それが自分の事だとは判らないのと同じで――…してみれば、生まれて真っ先に受ける呪いのようなもの。 …イコト イコト ――…何だか不思議な響きの名前。 同じ国の出でも微妙に言語形態が違うんでしょうか、でも――…良く似合うと思います。 ( 不思議な響きの音と、やっぱり不思議な読めないひと。 生憎酒はこちらも、とことわって ) 夜になると良くない事が起こる? そして 戦慄の夜が訪れる …等と言うと、安っぽいホラー小説のようですが。 もし そう仰るなら――――…今日のところは早めにお帰りになると良いのかも知れません。 「機会がありますなら」 何れ何処かでまた会えましょう し 。 ( それが皮肉となるか否か、未だ判断のしようのない段階。 ) [Wed 7 Dec 2005 20:04:10]
◆影 > 転ぶというのは立っていたという事ですから。人生七転八倒、七転び八起き。 どうにかなれと海に向かって叫んでみたいお年頃です。 ( 願望と言うには曖昧で、希望と言うには険しすぎる。 諦念に葉っぱを書けるというよりは、蹴っ飛ばすようなスパイス。 折り目正しい仕草を黒に映して、見据える眼。 注視に届く前に外した。 深淵を覗くモノは、同じく深淵の底より見られているを忘れてはならぬ。 ) 使い魔とか、使役、精霊の分類ですね。どうにも相性は宜しくないタイプです。 …ええ。まるで、世界に規定されて認識される第一歩。まあ、生まれてくるのは選べませんから、丁度良いくらいのフィフティ。 ( 初対面の相手に無茶言いをしている自覚はあるが、まあいいや。三秒で結論付ける横暴は、夜の話に至る前に深呼吸。 喉をひりつかせる、冬の空気。 ) みえるというより。ぶちのめしたい今日この頃。 申し遅れました。私は維言と申します。 ( ミもフタも無いというよりは、投げやり投げっ放しジャーマンな願望。 あくまで願望。それに、それは今の希望ですらない。 ) ……いえ。何も起こりません。まだ、夜じゃないですから。 ……ですから、御同輩にお逢い出来た本日の運勢に乾杯してみたいですが、流石に酒は持っていません。 ( 残念。 ――… 日は暮れている。太陽は落ちている。月明かりが射し込む刻限。 厳しくはある。ある、が。 ) [Wed 7 Dec 2005 19:47:04]
◆ザッハトルテ > …そう云うときは、どうしたって転ぶように出来ているんだと思いますよ。 なかなか順風満帆とはいかぬもの。 ( 気をつけようが、努力しようが――躓く時は躓く 落ちる時は落ちる。 半ば諦念混じりのそれがどう表層に表れたか、…貴女にどう見えたかは判らねど。 「では怪しまれないように」と、しかつめらしく襟を正して――今初めて、等しく目が合ったと思う。 冗談めかした口調と裏腹、審眼のような黒瞳に見えたは気の所為だろうか? ――貴女の「血」もそれが織り成す種族感知の能力も、此方には気づけないから。 額面通りを受け取って、その真意をあれやこれやと想像するばかり ) …そう云うイキモノも居るそうですね。 真名を括られて 捕らえられて 従わせられる。 名は体を表すとも言いますし、…自分で選べないくせに案外侮るものでは。 ――…やけに「夜」に拘る。 夜になると動き出す死霊が視えるだとか、物書き崩れとしてはそんな想像をしてしまいます。 ( 細められた黒が笑みならばの話、似た形のそれを――相変わらず眉の下がったのがもう一度浮かぶ。 あてにならない感覚はやっぱり信用に値しないから、今はそれは遠ざけて――…ただ、 ) それとも占いでも? 「同郷と会ったら何かが起こる」 だとか 。 ( 運勢を問うたようなそれだけが、妙に引っかかったから。 ) [Wed 7 Dec 2005 19:30:12]
◆影 > ( …妙に区切り良く切れた。 ) 名そのものを隠す風習もあるくらいですから。 けれど、選択としては悪くないと思ってみます。 いい具合に夜を遠ざけた名だ。 ( それをつけたのが、彼の両親か、名づけの親か、それともご当人か―― 別の誰かか。其処までは詮索の必要性も手も無きこと。なれば、其処から受ける印象だけで物を言う。 だから、見下ろす黒が片方だけ細く歪む。 笑ったのかもしれないが。 ) [Wed 7 Dec 2005 19:16:58]
◆影 > 気をつけていても良く転ぶものな予感です。何せ、これからは冬ですから。 思い出したならばに上々とか、口幅ったい事も言ってみました。 ( 滲むもの。困ったような表情。 緋色が浮かべるには似つかわしいのか、否の判断は早々につく程経験値が無い。 だから、妙に重々しく頷くに留めた。 ) 怪しかったら、取り合えず埋めますから。 …冗談です。多分。 ( いっそ、緋色を真っ直ぐに見据えて、見詰めて、直球勝負一撃必殺。 訂正までの間が寒々しくも無駄に長い。 交じり合った気配は、どちらもが不正解で、どちらもが正解。 そして神の猟犬等と称されるモノの鼻が嗅ぎ付けた気配は ) ……運が良いやら悪いやら。 ( 呟きは脈絡も無く。 …どちらにしても、別に構わない。まだ、夜じゃないとさっき決めたばっかりだ。 ) 僻地というには否定無く。昔の馴染みですから、あの地は。 ええ。宜しく、御同輩。 ( 同郷の意で使う言葉も、意を違えれば酷く皮肉な共通項。 ) [Wed 7 Dec 2005 19:13:44]
◆ザッハトルテ > ………。 ( 瞬きがゆっくり一度。 ) ああ、それは確かに――…ええ。 …まいったな、自分の慢心を言い当てられたみたいだ。 初心忘るるべからず、危うく忘れるところでした。 ( へたりと滲ませたのは困り笑いのようなもの。 痛いところを付かれた とも、単純にこれがデフォルトとも。 見上げた先は黒い瞳、…何処か底の見えない湖の色 ) …怪しい人ではない と自分では思っているつもりですが、あんまりうら若いお嬢さんが無警戒に大丈夫 構わないと仰ると違う意味で気がかりになる。 おかしなのが沸かないとも限りませんでしょうに? ( とは言いながら、「怪しい」「人」とは前提そのものが大間違い。 …………あてにならない感覚が、文字通り「人間ノ気配」を察して必要もないのに血の奥底が騒ぐけれど―― あてにならない嗅覚の中の違和感、酷く近しい気配のような。 ) …… ( 早いペースで、瞬きが二度。 ) まさか、あんな僻地の言葉を御存知とは――…では改めて宜しく、同郷の人? ペンネームは魔除けにも使われますか、…忌み名に真名。 そんな大層なものじゃありませんよ。 ( 端的に言えばチョコレートケーキな本名に上から圧力掛っただけの。 その程度だから 本名か否かの判断は任せた。 ――名乗った方の意味するところはブナに属するある樹木。 ) [Wed 7 Dec 2005 18:49:57]
◆影 > …実際、似たようなものじゃないかと思ってみるテスト。何年経っても初心者の心得、油断が慢心とタップダンスを踏んだ頃に、報いはやって来る気がしますよ。 ……そんな海洋生物一家ですか。人間的に平均を尊びたい。そんな理想ですが難しい。 ( 日々学習が仕事。なればこそに、しち面倒臭い。 愉快なサ○エさん一家はとにもかくにも、腰下ろす気配にさんきゅーさんきゅー。これは音声。 白銀程に闇に自己主張もしない、紛れの色が、今度は下方に向いた。 緋色を見やるも、また黒の。 ) それで肯定。いえすあいどぅー。 嗚呼、別に構いはしないと先に前置き。怪しいものじゃないといいなと、自分に抱く願望。 ( もう一度左右に頭を振る仕草が、問題無しと告げる。 前置き部分は逆ベクトルで怪しいとかは聞かぬが花よ。 ――… 口にされた言葉を、唇の動きだけで反芻した。 ) ……懐かしい地の言葉だ。彼の地の生まれですか、それとも魔除けのペンネィム? ( 物書きとの言葉に、その可能性も考えた故。通り名の方が文字通り通じが良いも世間の習わし。 懐かしいというには遠く、けれど視線を細くした。訝しむでなく、遠きを思い出すように。 容貌だけなら黒に黒。血の気の足りぬ頬を寒風のせいとするか。 …混じるもの、もしくは其処だけが同質の何かを手繰るは、互い様ではあるとして。 ) [Wed 7 Dec 2005 18:32:44]
◆ザッハトルテ > どちらかと言えば、ですか。 ……すると折衷案を採って研修中の新人さんのようになってしまいますが。 ――…愉快な――――…失礼、個性的な考え方をされる御方で。( 昼と夜 学業と就業を分かつおぼろげな基準、その一方で「今決めた」そんな両断するよな基準。 韜晦する物腰と背格好に少しだけ、知る人のイメージを重ねたのは内緒の話だ。 …もっともその人は貴女と違い、白銀の頭髪を持っていたりするのだが。 漣に紛れてこっきり 関節の鳴る音が聡くもない耳に届いたから、元のように座り直して ) …面倒くさい。 夜が来ると面倒になる御仕事、そう考えてよろしいのやら――………詮索しすぎですね、またもや失礼―― …ええと、『アイシェ』と申します。 物書きのまた従兄弟のような事を。 ( 言って改めてその姿を、今度は見上げる視線で眺める。 長い髪 同色の黒いマント、他に外見から何が読み取れるだろうか ) [Wed 7 Dec 2005 18:14:27]
◆影 > ( 降りてくるのは夜の気配。まだ遠いと、意識的に遠ざけたもの。落ちる斜陽が残した残滓が照らした砂の上、足跡はひとつ、己のものと。 それよりは、どうしたって明確に見えぬもの。 …なれば先客とは、窺い知れる。 日暮れの前より在りしもの。ならばまだセーフ。おっけーおっけー。謎の基準が天秤を傾ける。 ) どちらかと言えば後者の方で。 苦労を購入してまで励む程に、勤勉では無きと自負していたりもします。大体、水辺は憩いの場所と今決めたので、貴方も一時たそがれるなり憩うなりで無問題と断言しましょう。 ( 事実、サボるは就業と肯定。 面倒そう×遠慮の無い、矛盾の視線がもう一つ、砂に立つ姿を見やる。 視線を合わせようとすると、首がこきんと鳴った。 ) まだ夕刻です。けれど、夜の始まりくらいならギリギリセーフという事にしておきますまで、問題は無くなりました。 ……別に嫌いでは無いです。面倒臭いだけで。 ( 断言の後の微妙な譲歩。 ふいーと零す息はまだ、白くは無い。 それも時間の問題と、潮風の冷たさは主張しているけれど。 くれなずむ陽、水平線に沈み夕刻の朱も去る世界を横目で見やりて、道化た仕草で肩竦めた。 ) [Wed 7 Dec 2005 17:59:23]
◆ザッハトルテ > ( 確りと見たのならば足跡は市街地の方より至るのだろう、しかしそれ以上に雄弁に語るのは自主休業とそんな一言。 ) 学業 就業 ――…まだまだお若い方のように御見受けしますが、…若い間の苦労は買ってでもしろと聞きますけれど――まあ。 そう云う時もありましょう、私も似たようなものですし。 ( そうは言っても。 良く言えば物憂げ 悪く言えば気力の乏しい物言いは、学校さぼりの学生さんのようには見えないというのが本当のところ。 ) 良いのです、今日最初の夜をひとりで迎えるよりは 誰かと共に見た方が。 貴女がお断りだと仰るなら話は別ですけど、…夜がおきらいと云う訳では? ( 陽が沈めば夜になる、それだけの事なのに――…それを認めたくないような。 ) [Wed 7 Dec 2005 17:46:34]
◆影 > ( 塩気の混じる砂が足元で崩れて、足跡はどうにも脆く、街の先に繋がるものなど、風の前の塵に等しく。 輪郭も境界も曖昧の刻限の先には、夜闇のような黒に白。 宵闇、白皙、石榴の彩。 ―― それに、随分と懐かしい様式に、簾の陰にて細めた視線。 ) それは、他のどなたかの為にとっておいて差し上げるが吉と言います。今晩はと申してしまえば、夜になる。その区切りは、今こうして在る事にあんまり望ましくはなかったり。 ( 緩く頭を左右に振りての、謝辞。 昼夜を区切るは、意識の線。言葉にすれば、形になる。 ) 嗚呼、それは道理と納得の次第。 …冷えすぎてはいけません。動かなくなると、蹴っ飛ばして確認したくなる。 ( 明らかに、表情筋に最低限の仕事しかさせぬ面相が、無茶を言う。 黒と黒。 宵闇間際に影二つ。 ) ……サボリに。 ( 解釈すれば、来た理由の範疇は 色々な意味でしょうもない。 だるりとした声音が何処までも真剣の矛盾。 ) [Wed 7 Dec 2005 17:36:14]
◆ザッハトルテ > ( 視線の先の黒い影。 黄昏 誰そ彼、そんな単語は人なればこそ。 暮れなずむ空をものともせぬ赤目を、凝らしたのは芝居と云うよりその姿。 黒色のマントに身を隠すような。 ) …もしくは本日最初の今晩は=@。 冷え性には難儀をしているところですよ、潮風が堪えるのでそろそろ家に戻ろうかと思っていたところ――…ですが。 ( 漆黒の髪の中、浮かびあがる面差しの白さが陶器人形のようだとそんな印象をひとつ抱いて ) …貴女は? ( 来たばかりか 帰るところか、何をしに此処に来たのか …どれとも取れる問い。 ) [Wed 7 Dec 2005 17:26:21]
◆影 > ( 宵闇が漆黒に塗り潰される間際、もしくは波打ち際の世界の中、動く気配が目に見えた。光量と言うには乏しくとも、まだ夜は少しの先。 此方に向けられる礼の形を目視の後で、停止の影が再び動き出す。其処に立つ、もう一柱の影の方へと。 ) 御機嫌よう、もしくは本日最期のこんにちは。 日の短き刻限、冷え性等には日々お気をつけてらっしゃいますか。 ( 散漫な上に目的語が散会する、のたくたとした喋り口調。 簾のような黒髪で身を包む小柄の黒が、其方に向けて返礼一つ。 ) [Wed 7 Dec 2005 17:17:15]
◆ザッハトルテ > ( …。 ) ( 兎も角 これで――…教会にも通える、ヒト並みの温度のある死人の出来上がり。 犬歯を見せない為の大口開けない話し方はそれこそ100年も前からの習慣、笑い方なんかは忘却の彼方。 種族どころか人間の種類も煩雑な街には赤目の「人間」も珍しくなくて ) ( ……達成感なんか何処にもない。 それどころか益々顔上げて外を歩けなくなるだけで …後何回、人を騙せば良いんだろう ) ( 掌に残った砂の残滓を振り捨てて … 気がつけば宵闇はもう目の前。 もう帰ろうと、立ち上がり 外套の砂を払ったところで―― ) ( 風に靡いた裾の先、陽と共に消えかけた影が視界の端。 無言で其方へ会釈を送ろう ) [Wed 7 Dec 2005 17:09:53]
◆影 > ( まだ細い月の光が射し込む前 もしくは、陽光が淡く名残残す狭間の刻。 潮騒に、もしくは闇に紛れるような歩みの影が、砂の上。 生物の鼓動に似て鳴り止まない潮騒の中 ヒトの声の断片が僅か、潮風に混じり届く。 特定も何も出来ない淡い響きに、緩々と視線ばかりを巡らせた。 ) [Wed 7 Dec 2005 17:04:49]
お知らせ > 影さんが入室されました。 『( 陽が呑まれる刹那前 )』 [Wed 7 Dec 2005 17:01:06]
◆ザッハトルテ > ( 掬われる砂 ) ( …残念だったね とは、誰に向けての言葉だろう。 今頃誰かさんの魂魄とやらは冥府の底で恨み言の絶賛だだ流し中――だったりするんだろうか、死して尚も仇敵に、とうとう完全に縛られたモノ。 ) …………残念だったね …? ( 零す砂 ) ( 誰に向けての言葉なんだろう。 ) [Wed 7 Dec 2005 16:53:33]
◆ザッハトルテ > ( 空になった掌を認めて、掬って――…そんなのを幾度となく繰り返して浪費する時間。 …夏の頃と違い、砂はもう弱い陽の熱を残さない。 無機質のそれは冷たくて、逆に手先は冷やされて――陽射しの暑さを知らなかった夏 木枯らしの冷たさを知った今 あの季節とは何もかもが逆。 吹きつける潮風に肩竦ませて、肺に溜め込んだ息を吐いた。 相変わらず頭の中は晴れないけれど、…不快な温度には随分慣れたと思う。 好き放題暴れるに任せた制御不能の―――― 其方の手綱も 今ならば。 縺れた糸の塊も、取っ掛かりさえ見つかれば後は早かったと云う話 ) [Wed 7 Dec 2005 16:48:11]
◆ザッハトルテ > ( 浮雲の白が茜色、斜面を滑り落ちる速さで宵闇へと移り変わる頃。 遠く海上へ目を遣れば程なく漁火が瞬き始めるだろうか、あの小さくて黒いのは漁船かも知れない ) ( 夕陽の暮れ往く白の砂浜に座り込んだヒトガタは。 水平線から目を離してゆるりと手を開く、肌理の細かい砂が零れて風に散る。 ) [Wed 7 Dec 2005 16:35:28]
お知らせ > ザッハトルテさんが来ました。 『( 斜陽の刻 )』 [Wed 7 Dec 2005 16:27:38]
お知らせ > リコリス@追加さんが帰りました。 『( 子守唄にならない響きを聞きながら。 …夜明けまでは、目もきっと開けない。)』 [Tue 6 Dec 2005 04:49:47]
◆リコリス@追加 > ( 吐いた息は、白い。 ――…懐かしい色と気配。記憶の中の世界はいつだって真っ白な冬。窓辺から見るものだけが、世界の一部。たった一人の人間を待ちわびた鳥篭の中身は一人減り、二人減り、今はもう、誰もいない。 誰もいない鳥篭は、もう壊されてしまっただろうか。それとも、あの人がまだ ――…別の小鳥を飼っているのかもしれない。 それなら、いい。それでも、いい。本音がどちらかなんて、とうに忘れてしまった。 ――…忘れてしまったものは、もう、いい。だから、今の事を考えよう。 でも、まだ暗すぎて、市も飛びも遠い世界じゃ何も見えやしないから、少しだけ休むくらいは許して貰おう。 そんな言い訳は心の中。) ( ――…見上げた先は、夜明け前の空。稜線が染まるにはまだ遠く。星の輝きだけが銀砂のように広がっている。 懐かしいような、見知らぬ世界。逃げるように目を閉じれば、世界の鼓動のように潮騒が耳についた。) [Tue 6 Dec 2005 04:48:09]
◆リコリス@追加 > ( 夜明けにはもう少し。朝が来るのが遠い季節。 ――…大丈夫。このくらいの寒さ、何でもない。もっと寒い場所を知っている。比較は基準にならないと知った上で、心だけが欺瞞を繰り返し唱えている。 明るくなったら、針と鋏を拾って戻ろう。風邪を引いてしまったりしたら、したら――…?) 大馬鹿野郎ですか、私は。( どっちにしろ、こんな状態で戻れない。ささやかな見栄と、強情な意地のコラボレーション。 お腹の上に転がした作りかけの縫い包みを手に取ると、触れた部分だけ少し暖かくて、何だかおかしい。 は、と息が抜けた。) [Tue 6 Dec 2005 04:38:25]
◆リコリス@追加 > ( ――…元々無関係の連想だったから、そんなに酷くは無い。胸のむかつきだけなら、何処か懐かしくすらあって、そんな思考こそが一番益体も無いと、零れるものはどうしても苦い。 のろのろと姿勢を正そうとして、針と鋏を落としてしまっていることに気付く。手の中に、何も無い。 ――…何か色々と投げやりな気分で、その場に仰向けに横たわった。こんな砂塗れになる所業は、本当は出来やしない。だから今だけ。今だけだ。 ――…帰りが大変だとか、今だけは考えるのも止めた。) ( 改めて冬だと思う。夜明け前が一番寒いとは良くぞ言ったもので、頬に当たる潮風はともすれば痛い程。先程から吹き曝しだから、そろそろ痛みも鈍っているが。) [Tue 6 Dec 2005 04:28:24]
◆リコリス@追加 > ――……く、は……ッ( 物理的に苦いものを飲み下すと、喉が酷くひりついた。咳き込む仕草一つにも酷く痛んで、傷んでいる事を知る。 ――…全く、何をやっているんだか。頭の片隅、客観的な声すらも恨めしい。 否。恨めしいものは、別のもの。) ……益体も無い、事。( 言葉にするとやはり喉が痛んだが、そうして他人事に、関係の無い事に貶めてしまえば、多少は楽になれる。悲鳴を上げるものなど認識しない。そんなものは、存在しない。 認識を殺して、無かった事にしてしまえば、常の無情が取り戻せる。いがらっぽい喉と痛む胸内を宥めるように、呼吸をゆっくりと繰り返した。 ――…潮の味が、舌先に痛い。) [Tue 6 Dec 2005 04:21:49]
◆リコリス@追加 > ( ちくちくちょきちょきと、手元だけ動かしながら、思考はほんの少しだけ思い浮かべた単語に引っかかる。 聖誕祭。パプテスの祭り。――…己は大して信じてもいないが、それが祝う日であるのは知っている。 何の為、に? 神の子が降り立った 生まれ出た日だから。 ――…誕生日。) …………生まれた、日。( ――…嗚呼、駄目だ。これ以上は考えてはいけない。 言葉にしてしまえば形を取ってしまいそうな何かを押し込めると、吐き気すら催した。ごぶ、と鳴る喉を押さえて、顔を斜めに背ける。 流石に、作りかけの物品の上に何ぞ零れたら大変だ。努力が色々水の泡。) [Tue 6 Dec 2005 04:06:33]
◆リコリス@追加 > ……今年中にはお渡し致しませんとね。何だかんだで、予定がずれ込み過ぎておりますし。( ――…今年中。口にしてみて、ふと気付く。 嗚呼。年末といったら、聖誕祭があるか。その、プレゼント? そんな風に考えてしまうと、何かがズレている気がする。第一、己の想像が外れていなければ、これはそもそもおとーさまが貢ぐものじゃないかと。ないかと。 貢ぐとか想像の中とはいえ、さらっと言い切る辺り、外道な小娘だが気にしたら負けだ。) [Tue 6 Dec 2005 03:40:52]
◆リコリス@追加 > ( 選んだファーは白と黒。この割合の配分が案外に難しい。只、白黒にすれば良いというものでは無さそうだし、図鑑や絵図では限界がある。やはり、ナマモノを見る事が出来れば一番なのだが――…取り寄せは時間が掛かりすぎる。) ……そういえば、今度、何ぞ動物を集めての催し物があるとか。…紛れておりませんかね、貴方のご親戚。( 真顔で話しかける先は、まだ輪郭が出来たくらいの縫い包み。ある程度の作り直しは覚悟完了。 ――…立体で手本が見られればと、吐息。 アンケートやらとっているようだし、駄目元で希望してみるのもアリかとは思うのだが。それでは、やはり遅すぎるか。) [Tue 6 Dec 2005 03:33:03]
◆リコリス@追加 > ( 等しくでどうする。久しく。初っ端から誤字るなと、誰かが項垂れたが、さて置く。) ……もしも上陸することがあるとしたら、こちらからでしょうから。しかと見ておきなさいと。( 何か無茶な理屈だというのは自覚している。いずこの幻獣が上陸するとして、それはこんな海岸ではなくて、港からの話であろうし。だからといってティアンまで出張する訳にも行かないのだから、この海で許せといった所だ。 膝の上には、作りかけの縫い包み。まだ、本当に作りかけ。) [Tue 6 Dec 2005 03:26:14]
◆リコリス@追加 > ( 海岸は縫い物に向かないという恐るべき事実。 ――…其処、当たり前だろうとか言っちゃ駄目です。) ……向こうでは、余り見る機会も御座いませんでしたね。そういえば。( 白い砂の上に悪戯に連ねた足跡は、もう闇に紛れて見えもしない。月は細く、夜は陽炎。街の灯火も遠く、夜がこんなにも暗いものだと――夜にばかり起きている癖に、等しく思い出した気がする。) [Tue 6 Dec 2005 03:20:41]
お知らせ > リコリス@追加さんが入室されました。 『( まず最初に記すべき事は、)』 [Tue 6 Dec 2005 03:19:06]
お知らせ > リリーさんが退室されました。 [Mon 5 Dec 2005 21:00:08]
◆リリー > ( 「だぁりん」とか「はにぃ」とか呼べば友達かできるのかなあ、なンて ぼんやり考えた。 ) [Mon 5 Dec 2005 21:00:06]
◆リリー > ――――――― 人間とまともにお話できるようにならなくちゃね。お父さまにしかられちゃう。 ( 少しだけ拳握った。 ) ……………―大丈夫。大丈夫なの。お父さまのお言いつけは、ちゃんと守るから。 ( 決意の様に。誓いの様に。 そうして海辺で寄り添う恋人を 背に感じて。 ゆっくりとゆっくりと 闇の水から遠ざかる。 ) [Mon 5 Dec 2005 20:59:01]
◆リリー > ( ザザ、――… 波の音が終幕の合図の様に ぴたり、止んで。 合奏を辞めたのは 後ろに居た恋人の話し声が聞こえたから。 ) …ふしぎの国には、 ( 不満たっぷりの 仏頂面で、 ) 人間の声はしちゃいけないんだもんっ…………。 ( 不思議の国だから。お伽の国だから。人間は話す事が赦されない。 ――…其れも前に 製作者の父に聞いたお話。 ) …でも、 ( 仏頂面少し、緩み。 ) 人間とのお話は楽しいのかなあ。 ( まだ一度だッて話した事の無い生物。 ――…ううン、思えば此処に来てから誰ともお話していない気がした。 ) [Mon 5 Dec 2005 20:55:02]
◆リリー > ( さくさく、 お菓子食べるみたいな音が響く。 ) わあ、 ( 静寂の中の 波と砂の合奏みたいに。不思議に響くメロディは 甘美な夢の中の様。 ) ふしぎの国はこういう音がいっぱい?さくさくっ、さくさくっッ――…♪ ( くるくる、 砂踏み締めて けれど踊る様に 歩いた。 ) [Mon 5 Dec 2005 20:50:39]
◆リリー > お父さまはもの知りっ。―――――― 早くあって また、いろんなお話聞かなくちゃ。 ( 世の中は知らない 不思議な事がいっぱいだから。 ――… ン、 と小さく声上げて 砂浜から立ち上がる。 真黒なドレスに 白い白い砂の粒。 あ、ッて顔した。 ) うう…――これしか持ってないのに。おばかさンっ! ( ぎむ、なンて制裁加える様に砂踏み潰して歩く。 ) [Mon 5 Dec 2005 20:48:07]
◆リリー > ( 時折雲に見え隠れ。そンな様子も すごく素敵だと思った。――闇と光の共存を表している様。 ) …う―――…わかんないなあ。なんで?なんで? お空みたいに仲良くやらないのっ? ( 生き物にも光と闇が居るらしい。詳しくは判らないけれど 兎に角、居るンだ。 でも不思議。生き物は光が闇に見え隠れするなんて事は無い。 常に勝ち誇って 威張っているのが 光である人間なんだと 昔聞いた 覚えがある。 ) [Mon 5 Dec 2005 20:40:46]
◆リリー > ( 砂浜に腰下ろし、空が月と星で輝く様子を じ、と眺める 少女人形。 ) ――――あれは、あれね。 ( 零した声は 言葉を心に留めると云う事を知らないから。 ぼンやりと けれど真剣に空を見遣りながら、 ) ひかりはやみに勝つっていみを表してるのね? ( 疑問系。けれど独り言。――近くに季節外れのカップルが寄り添っていたけれど 気に留めなかった。 ) [Mon 5 Dec 2005 20:34:34]
お知らせ > リリーさんが来ました。 [Mon 5 Dec 2005 20:30:44]
お知らせ > フィラーさんが帰りました。 [Sun 4 Dec 2005 21:32:30]
◆フィラー > (まるで入水自殺のような光景は、彼女の腰ほどまでが海に消えたあたりまで。 瞬きほどの間にその姿は露と消える。 ぱしゃり。刹那、水面を打ったのは何者かの尾。 この時代であれば魚といわれるのが当然なシルエットが海の中へと消えていった) [Sun 4 Dec 2005 21:32:15]
お知らせ > フィラーさんが来ました。 [Sun 4 Dec 2005 21:27:59]
◆フィラー > (葦笛のような、啜り泣きのような響く声。 人間のものではない声は、歌うように海に呼び掛ける。 彼女の姿は、次第に水際から海中へと進んでいく。 冷たい風の吹きすさぶ外よりは、海の中の方が暖かいだろう。 人ならざる者ならではの選択) [Sun 4 Dec 2005 21:21:55]
◆フィラー > (みぎわを歩く足跡は、すぐに波が浚って行く。 革の靴はもう波に触れて濡れているが、彼女は気にした様子もなく引きずったような線を画いていた) [Sun 4 Dec 2005 21:15:09]
◆フィラー > (晴れた夜、海を渡る風は冷たく冷えている。 コートの襟を立て、彼女は海辺を歩いていた) [Sun 4 Dec 2005 21:11:43]
お知らせ > フィラーさんが入室されました。 [Sun 4 Dec 2005 21:11:23]
お知らせ > アロウリィ@試薬さんが退室されました。 『 今はそんなにはーっ?( べしべしと殴打する音が、潮風に流れたとか。)』 [Sun 4 Dec 2005 15:05:41]
◆アロウリィ@試薬 > ( 恐るべし素手格闘技術…!※ただし持ってない。) はいー。戻りまつよー。( 0の悪夢が降臨しない限りは!何も知らないから、言い切った。) むうー。そんな懐かしさは、びみょーなー。飲めないからこそ、こっそりってのは楽しみでつがー。( がー。そんな冬季限定ギルドが賑わう季節だ。色々間違ってる。) ( エネルギーを必要としているんだろう。カラダが美味しいと感じるものが、必要なもの。) 人様がなるのをからかうのは良いんでつが、自分がなると案外幅がせまくてー。( 何かとひどかった。 ふりふりのオコサマズ。…期間限定のおにゃのこたちに着せても良かったなァ、なんて手遅れ気味に危機一髪。) あはー。たいちょーを見習ってー、というのも、レベル高い難問ー?コツを教わりつつ、こたつにごー?( 引退しても押しかけられる予感。生き字引とか知恵袋スタンス。平穏ですか、ソレ。) ( 高くなる視点は、そろそろ懐かしい高さ。ぎゅみー、と抱きつくのは、子供の特権にしておこう。 元の姿は色々ヤバい。) あいー。何かつまんでかえりましょー。( 結局何か喰うのか。) [Sun 4 Dec 2005 15:04:58]
お知らせ > ジェリコさんが帰りました。 [Sun 4 Dec 2005 14:54:45]
◆ジェリコ > ………あ、 アロウリィさん、 重ッ ――…、 (歩き出しながら禁句を零した。) [Sun 4 Dec 2005 14:54:44]
◆ジェリコ > (そのまま封印するべき恐ろしい技である。再び立ち上がれなくなる…!) あとちょとで戻るンでしょう? (…多分。) 良いじゃないですか、酒が飲めないのを楽しむのもまた子どもの特権ですよー? (おでんの屋台と云うかもう、この街らしく何でもアリの屋台ばっかりDAKARA。 …屋台の所為にしてみた。どれだけ形態が上手く行っているのだ屋台ギルド(無いよ)。) (ふにふにほっぺを突付いていたら、肉まんとか食べたくなってきた。寒いと兎に角、飯と酒とがお友達、潰れるくらいが丁度良いかも。) 幼女は貴女だけで十分ですよ! (揃って幼女になってたら、自警団は保育園に変っていたところだ。しかもフリフリのお子様達。) (未知の土地の恐怖を振り払い、) ――…、 (こく、と頷いた。) ですねェ。心の赴くままに生きるお年寄りになりたいもんです。 嗚呼、隊長の夢と被りますね。 (彼は平穏な老後を望む。) ………ッと、…はいはい。 (ぷっくりお腹の幼児体型。ずしりと詰まったアロエの子。 走り寄ってきたのを受け止めて、「よっこいせー、」と持ち上げよう。) じゃァこのまま戻りますかねェ、 (お嬢ちゃんとパパ、みたいな構図で。) [Sun 4 Dec 2005 14:54:01]
◆アロウリィ@試薬 > ( 弁慶さんの泣き所粉砕攻撃。色々と痛いので禁じ手である。) むーむー。自分は飲めるおとしごろだからってー。( ふに。潮風に晒されて冷たいほっぺたでも、ふにふになのは子供の特権。 それにしたっておでんの屋台にもあるのかオレンジジュース。…ヴェイトスだから、アリエナイとはイイキレナイナー。) ( むしろ奢ってくれる姿が似合うと思うとか言うのも、酷い話だ。 まあ。飲みすぎごちゅーいってくらいには飲んだ日もきっとある。知らぬが仏、スートリア。) よーじょー?( 余計な「ょ」は手強かった。そしたら、自前のふりふりでファッションショーだったのに。いや、無理なんだが今回は。) ( 山の中。前人未到のキリバナの地はまだまだ謎だらけである。) そーゆーことでつ。( 言語として間違ってる国語の採点を横に置きつつ、こっくり頷いた。 中身は結局変わらないモノだから、子供を言い訳に使ってる「オトナ」に過ぎないンだが。) ……そんなごろーこーになりたいでつねー。( 目指せご老公。まるで先にある夢の話に、嬉しそうに笑って、手を伸ばす。) 後もちょっとですから、たのしみまつよー。ですから、とりあえずジェリコたんー。( てぺてぺ。近づいて、) だっこー。( まるで子供のように強請ってみる三十路。三十路言うな。) [Sun 4 Dec 2005 14:44:37]
◆ジェリコ > (三十路の状態だったらきっと本当に吹っ飛んでいたと思う正拳突き。そう云えば力は彼女の方が在る筈だ。 脛をやられなくて良かったと思う。) ほらほら舌打ちしない。 (しゃがみこんで、そのほっぺたを突付こうとしつつ。 オレンジジュースが未成年イメージなのは男の偏見であった。だって大抵の所にあるじゃないかオレンジジュース。…。 ともあれ、) (ヒモになれるならなってみたいけどそンな甲斐性もなく。 ただ、酒を諦めてくれたのには内心、ほっとした。薬の服用中にアルコールで、変な副作用が出ても困る。) ……余計な「ょ」が混じってましたね今。 (よーじ!よーじ! 一文字で大違いの予感。一つ前の薬なら可能だった事に戦慄。) (「そンな夢に出るような幼少期だったンですか、」 初めて故郷を訪れた人には眼に焼き付いて離れない光景かもしれない、まるで二時間ドラマでも始まってしまいそうなキリバナの山。祟りは起きませんか。 「結構です」と観光は辞退した。) ――…だって。 (楽しい国語は赤点。) …つまりさっき貴女が仰ったように、「どーしんにかえる」ッてー奴ですね。 …ええ、でもとっても良く解る。大人になると色々気にしてしまう。 (だから社会も動くのだけれど。) でも、ですよ。もっともっと大人になると、ハメ外しても社会の枠からはみ出すぎない様になるそうです。 尤も、70歳くらいの話ですけどね。 (へろ、と笑った。) あと何日残ってるか解りませんけど、…アロウリィさん、十分に楽しむと良いですよ。 [Sun 4 Dec 2005 14:32:53]
◆アロウリィ@試薬 > うふふー。じぇりこたんも一撃でつー。( 人為的十戒の光景。同僚サンをぶっ飛ばしてはいけません。) ちぇー。( 何か舌打った。長さが足りないので、ぺこんって音。) むー。つまんないでつねー、こども。お酒がいけないってのがー。( 赤いほっぺた膨らませた。しかも何故にオレンジジュース。未来のヒモ疑惑への復讐戦!? 何処ぞのエセ聖女とは違って、子供の体で無理に飲む気は薄いらしい。むすー、とはするが。が。) よーじょじぇりこたんもかわいかったかもなのに。( 今回の薬ではありえない組合わせを残念がる。) ええー。何か、どーしんにかえるってやつでつよ。( ちゃっぷんって。最期の一滴を舌出して待つ日は、まだ遠いって思いたい。) 首だけじゃないでつよー。上半身ー。( 下半身は埋まってる訳だが。逆にすると山の中に犬神さんちの一族。) あはー。見てみたいでつー?( 逃げて…!) ( そして、質問に質問で返した卑怯な子供が、ぺこんと頷く。) 何処のたのしいこくごでつかー。( 「あたかも」を使って短文を作りなさい。→「給湯室にアロエ汁があたかもしれない」) ほらー、おっきくなると、危険はさけるー、とか、オトナのふんべつー、とかめんどーじゃないでつか。( 塩ッ気に自分から近づくなんて、そんな無謀が出来なくなるのが年の功。) でも、こどもはちょっとくらいハメ外しても、あたりまえー、なんでつよ。( そんな面倒くさい理由が必要な辺りが、三十路なんだが。 ツラだけ子供で、えへらーと笑った。) [Sun 4 Dec 2005 14:21:55]
◆ジェリコ > 正拳突きの らぶー なら確かに人をフッ飛ばすくらい訳なさそうですね、 (溺れていたらそれで陸の方へ打ち上げ。 ば、馬鹿な…!) いやいやいや、流石にこれからだと圧倒的に不利ですよ状況が。 (誰の? 勿論自分の。ロリコンレッテルの上に幼女のヒモッてどンな有様。) アロウリィさんが、オレンジジュースでも我慢出来るンだったら おでんでも食べに行きましょ。 (ひどい組み合わせ。せめてあったか緑茶とかなら兎も角。 やっぱり堂々と飲み交わしたい訳ですよ。…フゥ、と息を吐いたらうっすら白かった。) ――おれは依頼を受けるつもりは無かったンですが、 (あの自警団内の嵐っぷりを見たらオジサン混ざれません。歳は取りたくないものだ。) でも、そう云う気持ちって忘れちゃいけませんよねェ。 (大人になった今は、どれくらいエネルギーが残っているンだろう。振って音がする酒瓶くらいなら良いのだけれど。) (そうして、キリバナの出生に大いにショックを受けた。) 地面から生える首ってどンな風景ですか! (大浴場とかでお風呂に浸かってる人を眺めるみたいな感じだろうか。) 故郷とかちょっと見たいような見たくないような…。 (並ぶ生首。そンな。) (魔法じゃないけど跳ね返された質問。) 「かくあるべし?」 ――…、えー…? 女の子は若くあるべし? (殴っていいよ。) 其の「かくあるべし」がどうして海と関係が? [Sun 4 Dec 2005 14:07:48]
◆アロウリィ@試薬 > 奇跡が起こるとしたら、それはカミサマじゃなくて、あくまでらぶー、の力だと思いまつよー。( 人の子の力を信じてるなンて言っても、寒さは止まらない。ちっちゃい手が、ぺふーと正拳突きのマネゴト。) あはー。何なら、これからでも良いでつよー?( おとーさんとこども。お財布からお金出すのは子供。どんな駄目風景が発生するのか。 今は大分高い場所にあるお顔見上げて、子供はぺかぺか笑顔だ。鼻の頭もほっぺも赤いけど。) これからそだつーってエネルギーが充満してまつね。今になるとわかりまつ。( 本当に小さな頃は、それが当たり前だったから。くるくる、その場で一回転して、) んー、埋まってるほーが多かったでつからねー。( 水かぶりはしましたけど。 恐るべきキリバナの生態が今明かされる。嘘だが。) ( 海。キリバナに塩ッ気は天敵。巡回ルートだって、海沿い付近は外させて貰ってるのを、同僚サンは知ってるし。) じぇりこたんはー、「かくあるべし」って、ありまつー?( 質問に質問で返す非道パターンその1。かっこり首傾げて、そんな鏡の反射伏線。) [Sun 4 Dec 2005 13:58:50]
◆ジェリコ > 愛で奇跡って起こせますかね。おれは別にパプテス信者でも無いンですけどね。 (ぐじ、と鼻を啜った。) ええもう神経痛だとしたら栄養不足ですからアロウリィさん、戻ったら奢ってください一緒に飲みに行きましょう。 (泣きそうになった。さむいのきらい。) (まじまじと三歳児を見遣る、ほらやっぱり寒いンじゃないか、ッて思ったところで、) 子どものエネルギーは恐ろしいものがありますね。と云うか今更ですけど、アロウリィさんにもこンな時代があったンですよね。 …、 (種族柄、) …このクソ寒い時でも、水なら飛び込めたりしました? (此処は塩気が在るから自殺行為だけれども。) …そう、今日はどうして海に? [Sun 4 Dec 2005 13:49:44]
◆アロウリィ@試薬 > 其処を何とかするのが、愛のぱぅわーでつよー。( らぶー?小首傾げて無茶苦茶言った。) ……しんけーつう?( 悲鳴に呼応したのは、子供が口にしちゃいけない単語だ。植物の緑がきょとり。) ええー。なんだか、実感するでつよー。こンな時代もあったかなー、なんてー?( ほっぺたも赤くなるし、息も白くなりそうな頃合でも、結構動ける神秘です。もう、真顔で頷きますよ。) さむいでつ。( 即答。) でも、なんだか、うずうずしまつねー。( 昨夜であったわんこさんの属性が感染った訳じゃなかろうが。犬は喜び庭駆け回る。こたつで丸くなるのが似合いそうな同僚サンを見上げて、耳元の葉っぱがひろり、揺れた。其処だけちょっと元気が無いのは、きっと塩ッ気のせいだ。) [Sun 4 Dec 2005 13:43:14]
◆ジェリコ > 拾えませんよ! (拾いたくても!) 一緒に飛び込んだらもれなく俺の方が先に死ねますからね! この意味解りますか、助けられませんからね! (ちょっとした悲鳴だった。冷たい潮風に切り刻まれる台詞。) ――本当、子どもッて風の子ですよねェ、 (波打ち際の彼女の傍らへ行き、ぷにぷにを見下ろした。お膝が赤いよ。) …寒くないンで? (信じられない様子だ。だって中身は三十路だものって云ったら怒られるだろうか。 男の方はと云えば、腕を組むようにして脇の下へ手を突っ込んでいる。手袋してても寒いのだもの。) [Sun 4 Dec 2005 13:34:09]
◆アロウリィ@試薬 > ( 連ねの足音が止まって、くるんと振り返る。) はーい。だいじょーぶでつよー。はしゃぎすぎてとっこー!とかいう愉快ごとになったら、ジェリコたんがひろってくれるってしんじてまつ。( それは宣言なのか、予告なのか。どっちにしても中々ロクでも無い。ぶい、とまだ短い指が、ブイサイン。子供のあどけないツラで、三十路のアロエが満面笑顔。) [Sun 4 Dec 2005 13:30:12]
◆ジェリコ > 濡れないようにしてくださいねェ。 (コートの前を抱き合わせて首を竦めながら。其の下には自警団の制服がチラと覗く。) (幼子の後を追いかけるようにして声が。) [Sun 4 Dec 2005 13:27:14]
お知らせ > 声さんが来ました。 『 ――着替えは持ってきて無いンですから、 』 [Sun 4 Dec 2005 13:26:02]
◆アロウリィ@試薬 > ( 普段は余り来るような場所じゃない。潮風は葉っぱがしんなりするし、砂は水はけは良いですけど、その分根付くのは大変で。浜辺の植物さんたちって根性ありますよねって常々尊敬しますとも。ええ。 だからこれは、見慣れない光景。視点が低いのも相俟って、まるで見知らぬ異郷の世界。) ……そのまんまっていったら、そのままでつけどね。( 異郷、異国。まあ、間違いは無い訳で。たすたす、砂の上にちっぽけな足跡連ねながら、子供は風の子、元気な子。見た目はともかく、エセですが。が。海の近くに近づきすぎないように、じりじり接近中模様。) [Sun 4 Dec 2005 13:23:13]
◆アロウリィ@試薬 > ( 夏場なら賑わう場所も、今の季節は閑散としたもの。そもそも、安全とは言い切れないってのも加味されるとは思うんですけどね。チャコールグレーのジャケットにブラウンのハーフパンツ。ええ。冬だろうが膝小僧見せが出来るのは、若人か子供の特権だと、おねーさんは思うのですよ。※見た目三歳、中身三十路。) さすがに、そろそろクラゲもいない季節でつからねー。( ざっぱーん。白い砂浜が黒く染まる波打ち際。ツンと鼻の奥まで届く、潮の香り。) [Sun 4 Dec 2005 13:20:10]
お知らせ > アロウリィ@試薬さんが入室されました。 『( 冬の海。)』 [Sun 4 Dec 2005 13:17:13]
お知らせ > ドナさんが退室されました。 [Fri 2 Dec 2005 23:27:24]
◆ドナ > ( ―――はっ、としてドナはひとつ頭を振る。 なにをそんな、わけのわからない思考に没頭していたのだろうかと。 頭を冷やしすぎたかな、と苦笑して、帰るために――その前に着替えるために、去る。 ) [Fri 2 Dec 2005 23:27:22]
◆ドナ > ( 世界に対して、ゼロ除算を行えば、世界はどうなる? 答えは出ない。 出ないから、エラー。 世界にエラーが走る? それは滅びか? 奇跡か? 何もかもがひずんでいく中で、それは真実か? ) [Fri 2 Dec 2005 23:26:29]
◆ドナ > ( 全てあわせて無限で、だから限りなくゼロ。 全ては掛け算。 ゼロに向けて全ての数字が駆け抜けていく。 一足す一を限りなく繰り返す世界は、しかし一瞬でゼロと掛け合わされ、掻き消える。 ならば、ゼロで割ったならば? )( 0÷0 ) [Fri 2 Dec 2005 23:16:06]
◆ドナ > ( 世界は夜。 ノートが支配する。 この世の全てを飲み込んで、闇色の光が染め上げる。 金の月と銀の星がビロウドの上の宝石のように鮮やかに輝き、果て無き果てで空と海とが交わっていく。 ) [Fri 2 Dec 2005 23:06:10]
◆ドナ > ( 考えることとかは、特にない。 ただ、夢想するような気分で、散策する。 誰もいないことは夢想に好都合で、けれど誰かがいないことはココロを寂しくさせる。 矛盾する思考。 ) [Fri 2 Dec 2005 22:56:41]
◆ドナ > ( この時期の海岸は、寒い。 だから、少し厚手のコートを着てきた。 スカートは、短めだけれども。 そんなドナ・バルタザール。 ) [Fri 2 Dec 2005 22:55:39]
お知らせ > ドナさんが入室されました。 [Fri 2 Dec 2005 22:54:45]
お知らせ > 影守さんが退室されました。 [Thu 1 Dec 2005 20:11:28]
◆影守 > ( そんな、甲斐性なしの話。 ) [Thu 1 Dec 2005 20:11:26]
◆影守 > ( 最近はブラックストマックなダーティー野郎であることが判明してきたが、多分それは、というよりは確実に、世間に、世界に対して何の影響も与えないような事実だろう。 嗚呼、所詮個人などそのようなものだ――と考えるような人間であったから、いつまでもうだつが上がらなかった。 ) [Thu 1 Dec 2005 20:11:15]
◆影守 > ( 男はやる気の上でも、実力でも、前述の通りたいしたことのない男だった。 強いて言うならば、そういった適度な柔軟性こそが強みかもしれないが、所詮は戯言程度。 あまり褒められたこともしたことはないし、貶されるようなこともそれほどはしない。 多少侮られても、警戒されることはないような、そんな人生を送ってきた。 これからも送るのだろう。 ) [Thu 1 Dec 2005 20:08:14]
◆影守 > ( 本日の半纏の背中には、何ゆえか「通天閣」なる染めぬ気があるわけだが、おそらく意味などないのだろう。 しいて言うならば、気分だ。 さて、なかなかに和洋折衷、というよりは機会極まりない異相のこの男、何を考えるでもないような表情で、砂浜をさくさくと歩いていく次第。 ) [Thu 1 Dec 2005 20:04:41]
◆影守 > ( 影守、なんていう、たいしたことのない男がいた。 ) [Thu 1 Dec 2005 20:02:56]
お知らせ > 影守さんが入室されました。 [Thu 1 Dec 2005 20:02:32]
お知らせ > ピィクさんが退室されました。 [Thu 1 Dec 2005 19:47:07]
◆ピィク > … また お逢いしましょう。 (死者の想いを片腕に括りつけて、誰も居なくなった海辺を去った。) [Thu 1 Dec 2005 19:47:06]
お知らせ > 黒髪の女さんが退室されました。 『waiting for you (波間に紛れて、聞こえたのは。死者の囁き)』 [Thu 1 Dec 2005 19:45:31]
◆ピィク > (供養する方法を知らない。 彼女を解放するのは、ゼリオンの帰還だけだろうとも思えて。) … さようなら、マリアさん。 (彼女を見て、彼女を通して、前を向く事が出来たから、) (胸中で、今宵の出会いに感謝した。 救われぬ貴女の、何の助けにもなれぬのが口惜しいばかりで。) (風が強く吹いた。) [Thu 1 Dec 2005 19:42:37]
◆黒髪の女 > (死者は、そう、待ちつづけるのだろう。この場所に囚われたまま、その想いを抱え込んだまま。変化を受け入れられない意固地な存在になったのだから。生者の約束に、すすり泣く声が返った。) (死者との邂逅は、まるで蜃気楼のよう。ざん、と、砂漠を海底に抱えた海が鳴く。遠くで、町の明かりが輝いている。星のように。) [Thu 1 Dec 2005 19:39:51]
◆ピィク > (涙を拭った。) 貴女は待つ。 けれど私は、貴女とは違うから。…探しに行ってきます。 (己の待つひとを。) ……もし、其の途中で、 ゼリオンと云う人に逢えたなら、約束を早く果たしてあげるように急かして来ましょう。 (これもまた、約束なのだろうか? それともただの、雑談か。) [Thu 1 Dec 2005 19:32:47]
◆黒髪の女 > (待つ者を苛むのは、何をもってしても埋めのようの無い寂れた想い。待ちつづけていた女は、事切れた瞬間に。ただヒトツに囚われた。死者は繰返す。その虚ろな感情が命じるままに、孤独を享受し続ける。) 探しに? どこへいくの――? 私、私は待つの。 待つ、の ―― (変化を受け入れられずに、反復を繰返す。) [Thu 1 Dec 2005 19:30:07]
◆ピィク > ――…、 ゼリオン、 (顔を上げた。) … 外へ探しに行ってきましょう、海の向こうへ出た船は、戻ってきているかもしれない。 (貴女が消えても、貴方の言葉だけは。 伝えようと。) (待つ女が消えてゆく。何処へ行く。) [Thu 1 Dec 2005 19:21:50]
◆黒髪の女 > ああ、 ゼリオン。 (名を、呼ぶ。) 私の愛しい人。 私は、貴方を ( 繋がりが切れた瞬間。変化があった。 ふぅ、と、女の姿が透け始める。海の景色に溶け込むのではなく、その存在が解け消えはじめる。髪が透け、足が消えて、腰へと消失は広がっていく。頼りなく、頼りなく―― ) 待っています。 [Thu 1 Dec 2005 19:19:10]
◆ピィク > (堪え切れずに涙が滴った。 なんて、なんて似ているのだ。) …… あ ぁ ッ…、 (ついには手を離して、頭を押さえるように両手で目元を覆った。 触れなくなったのに、彼女とは未だ触れ合っているような気がした。) …貴女は信じて、待って、 それなのに、 (隣を見た。) それから、どうしてそんなことに、 (最早世に生きるものでないとは感覚が知らせた。) [Thu 1 Dec 2005 19:16:18]
◆黒髪の女 > ――…わからないの。 私では、わからないのよ。 私は、彼の理解者であった筈なのに。 (季節は冬だ。声が重なった瞬間に、女の記憶が青年の脳裏で再生された。白い手紙、綴られた文面。「海の向うの世界を見てくる。必ず、迎えにくるから」そう約束だけを記した、置手紙。背を見送るような、そんな別れはなかった。ただ、置き去りにされただけ。) 私は、私は――― [Thu 1 Dec 2005 19:12:28]
◆ピィク > …。 (彼女はついに待ったまま冷たくなってしまったが、青年も、心に一点 穴がある。何を以ってしても埋められないから、) (手を取った彼女の気持ちが津波のように流れこんで来る気がした。) [Thu 1 Dec 2005 19:03:08]
◆ピィク > (ぶす、と胸に何かが刺さるような感じがした。) (「貴女も置いて行かれたのですか、」 下唇を噛んだ。) (“貴方”は、誰だ。 それでも胸は締め付けられる。誰も知らぬ人なのに。) (海を見た。) ――残して行くなンて、酷いじゃァありませんか。 (彼女の代弁なのか、自分の…誰へかの気持ちなのか。) 何時帰っていらっしゃるンですか。 (視界が滲んだ。繋いだ掌から彼女と同調するのが解った。 そうだ、酷く似ているのだ。) もう冬なのです、…寒いのです、 痺れを切らした足が動かなくなる前に、 (彼女と声が重なった。) 戻ってきては下さいませんか。 (引いて返すは波ばかりだ。) [Thu 1 Dec 2005 19:00:56]
◆黒髪の女 > 私は、私は――…マリアよ。 "貴方"が何度もお呼びになって、抱きしめてくださったマリアなのよ。 (商売女としては、ありきたりの名。身元を明かす手掛かりとしては、薄いだろう其れ。) そう、いってしまわれた。あの人は私を置いて、行ってしまわれたの。 ねえ御願いよ、お願い。貴方からも言って頂戴。 (黒髪の女は、切なげに腕を伸ばす。繋がれていない腕を、海の彼方へむけて。)「貴方」は私だけの人ではなかった。けれど、戻ってきてくれると仰った。 私はそれを信じているのよ。その約束を信じて、いままで、ずっと。 (そして、これからも。温もりを忘れた凍える掌と、まだ現世にあって暖かな青年の手。"誰か"を待つことに苛まれた、哀れな女の末路。諦めることをすれば、こうも哀しいまでに醜い存在に成り下がることはなかった。) ああ、御願い、御願いだから。 [Thu 1 Dec 2005 18:58:20]
◆黒髪の女 > 私は、私は――…マリアよ。 "貴方"が何度もお呼びになって、抱きしめてくださったマリアなのよ。 (商売女としては、ありきたりの名。身元を明かす手掛かりとしては、薄いだろう其れ。) そう、いってしまわれた。あの人は私を置いて、行ってしまわれたの。 ねえ御願いよ、お願い。貴方からも言って頂戴。 (黒髪の女は、切なげに腕を伸ばす。繋がれていない腕を、海の彼方へむけて。) [Thu 1 Dec 2005 18:52:31]
◆ピィク > ――待つのは貴女です、 …貴女は誰ですか。誰を待っているのですか。 (青いドレス。 晴れた日の空の色。繋いだ手は、ドレスの裾を掴んでいるような気にさせる。) (…「控え室」?) …貴女と約束した人は、海の向こうへと行ったのですか。 (そンな部屋がある店。 思い当たる職業は一つ。…そうして、其れが当たって居るなら、「約束」がどれだけ頼り無くて、眩い夢か知れた。) (それでも、もう手がすり抜けてしまいそうだ。握ろうとするのに、上質の布のように。) [Thu 1 Dec 2005 18:43:18]
◆黒髪の女 > そう、貴方は海に来て落ち着くの? 私は、海を来ても落ち着かないのよ。 (女の手は酷く冷たかった。けれども触れたのだ、という、確かな手触りを青年には与えない。質感がないのに、温感だけを伝える奇妙さ。繋がれた女の手と、青年の掌。) …可笑しいのよ、私。店の控え室にいたのに。気が付いたら、此処へ来てしまっているのよ。 海辺に。 (女は視線を海へと転じる。空色の海に沈む、広大な砂漠を見透かすように。) 待って、待って頂戴。 まだ私、独りだもの。約束があるの。 (今にも繋ぐ青年の掌をすり抜けて、女は海へ歩き出しかねない。繋ぎ留めることの不安定さ。) [Thu 1 Dec 2005 18:37:28]
◆ピィク > (女性をエスコートするときのように、す、と取った指先は細く小さかった。 触れられた と云う事に安堵が滲んだのは殆ど無意識。) …私は、 散歩のついでに。海は落ち着きますから。 (夜の海はしっとりと空色を映して蠢いているけれど、包容力のある母のように何処までも何をも受け止めてくれそうな気がして。) ――貴女こそ、どうして一人で、 (此処へ? 大きく口を開けたドレスに胸元まで食われている白い肌を見下ろして、囁くように。独特の香りは化粧の其れか。) …寒くは無いのですか、 (顕わにされて居る面積が大きくて。) (指先を、 きゅ と握り締めるように。) 帰りましょう、 貴女の帰り道はどちら? (不思議な貴女は一体何処の誰だと云うのか。) [Thu 1 Dec 2005 18:26:18]
◆黒髪の女 > ――…そう、そうなの。私が此処へ来る時は、いつも一人なのよ。そう独りきりで。海へ来るの。 (訝しげな表情にも、女は怪訝な色さえ覗かせない。髪こそ背に流したままで結い上げてはいないが、まっとうな商売についていた女ではない事が知れるだろう。) 貴方、 (女は茶色の瞳を動かし、青年を見上げ) どうして此処へいらしたの? (申し出に対し、女が応えた言葉は食い違う。夢幻のように、貫通することはなかった。手を伸ばせば、女の腕に容易に触れる事が叶う。) [Thu 1 Dec 2005 18:19:52]
◆ピィク > (海に来るような格好でもない。これから何処へか出かける途中にも見えない。 だが何が決定的に異なるのか青年には感知出来なかった。) (びゅ、と吹いたのは風か錯覚か。振り返った彼女の貌に、訝しげに眉根を寄せて。) 不躾ですみません、――貴女、一人で此方へ? (今にも倒れそうな風なのに、供の一人も無いのかと。 女の盛りの年頃だろうに、何処かやつれた印象を受けるのは何故だろう。) 宜しければお送りします、 が――? (すい、と手を伸ばして。) [Thu 1 Dec 2005 18:12:27]
◆黒髪の女 > (海鳴りが聞こえる。町の明かりは途切れがちで、波打際のここからは遠く離れすぎていた。擦れ違う気配にも、女の目が捉えるのは海の暗がり。) ―――――……、え? (掛けられた声。応えるまで、僅かな間。沈黙はない。海が近い。波音が沈黙を赦さないほどに近いから。) …ええ、ああ。そう、そうね。そうだわ。 貴方の言う通りかもしれないわね。 (ゆるり、青年に女は振り返る。容貌は若くはない。20歳半ばだろうその容貌に、どこか憔悴した翳を滲ませていた。襟ぐりの大きく開いた服、海風に混じるのは白粉の香り。) [Thu 1 Dec 2005 18:07:54]
◆ピィク > (ぽつぽつと灯る町の明かりを背景に、その人は掻き消されてしまいそうにも見え、其の割にくっきりと輪郭を成している。 妙な感じはしたが、最初はそれだけだった。) (だが近付く内に、違和感はますます大きくなる。 まるで挿絵を其のまま置いてあるようだ。) …。 (こちらの事には気付いて居ないらしい、「海へ思いを馳せているのだろう」と思ったが、) (すれ違おうと云うとき、) … あの。 (彼女の隣で足を止めて、声を掛けた。) 余り風に当たられると良く無いのではありませんか? (その不自然なまでに蒼白い横顔に。) [Thu 1 Dec 2005 18:01:23]
◆人影 > (海風に、長い黒髪が流れる。) (人影は女のようだった。青いドレスを纏った黒髪の。) ――… (女の視線は、海へ。精気に欠いた蒼白い横顔が、暗がりの中で際立っていた。足音の主の気配が間近になっていくというのに、女は気付く様子が無い。) [Thu 1 Dec 2005 17:56:38]
◆ピィク > (ざく、ざく、と踏みしめる砂。 其処ばかりを見下ろしていたから、) (多分、気付くのは人影の輪郭がはっきり解るくらいのとき。) [Thu 1 Dec 2005 17:51:51]
お知らせ > 人影さんが来ました。 『( 踵を返した青年の、その延長線上に。おぼろげに佇む人の影 )』 [Thu 1 Dec 2005 17:50:36]
◆ピィク > (館は問題なく、従者の人々によって動いている。 其処で自分は何をしているのかと云えば、何もしていない。) (ダイエットの為に鍛錬場へ通っているようなもの、其れで何処がかの家の私兵と云えるのだろう。軟弱な傭兵など金の無駄だ、月ごとに無駄を重ねてゆくなンて。) …、 (くる、と踵を返した。) [Thu 1 Dec 2005 17:49:01]
◆ピィク > ビオラ様、…貴女をお待ちする間に、強くなろうと思って居るのに、 (ざざ、と白い波が砂を撫でる。) 何故だか、どんどん弱くなっている気がする。 (其れは主人の所為では無くて、心の拠り所としての主人を失ってしまった青年の弱さ。 突かれたら砕けてしまいそうなほどに、脆かった。) [Thu 1 Dec 2005 17:42:23]
◆ピィク > (故郷ではもっともっと冷たい風が吹いていた。クリスティアと同じくらいか、或いはもっと。) (雪が降っていても平気だと思ったのに、) … 寒い。 (今はこの程度の風で。 今年最後の月に入った所為だけでは無い。) (温かい所は肌を弱くしたらしい。 …多分もっと、内側からも。) [Thu 1 Dec 2005 17:39:17]
◆ピィク > (与えられた環境の中でぬくぬくと生きてゆくのは何て楽なのだろう。) (吹き付けてくる潮風は冷たいが、直ぐに踵を返して主人の邸宅に行けば温かい自室がある。) …。 (足跡は、波打ち際を歩いていて、そうして止まった。) [Thu 1 Dec 2005 17:36:29]
お知らせ > ピィクさんが入室されました。 [Thu 1 Dec 2005 17:30:39]
お知らせ > ティエンさんが退室されました。 『( 振り切れもしない。 足元の影のように。 )』 [Mon 28 Nov 2005 08:38:40]
◆ティエン > ( 改めて考えれば、見えてしまう。 だから、何も考えないようにしている。 無茶苦茶な自己防衛の欠片に気付いてしまったら どうすればいいんだろう。 ――… ぱたん。 砂の上に腕を落として 目を閉じた。 …そろそろ、痛む。 もどらなきゃ。 ) ――… ばかー…… ( それこそ、誰に言ったかも分からない、一言。 閉じた瞼を通して突き刺さる冬の光を感じながら 立ち上がろうって気合をつけるまで、もう少し。 ) [Mon 28 Nov 2005 08:38:19]
◆ティエン > ( 痛むもの、なんて。 ) ――… 何も無ければ、怖くは無い けど…… ( けど、それじゃ駄目なんだ。 殻に閉じこもって、忘れかけていたものが 浮上してくる。 赤い記憶と一緒に、引きずり出してしまった、その奥の奥。 ずっとずっと昔に決めたこと。 …ちょっと、馬鹿みたいだなぁ と、思う。 自分で決めたことなのに、忘れていたんだから。 掲げた五指の作る影を見上げながら たは と、零れるモノ。嘆息のような 慨嘆のような。 ) [Mon 28 Nov 2005 08:12:21]
◆ティエン > ( 昇る朝日。 思い出す光景は、もっと暗い時間で けれど、痛いくらいに眩しいものが、夜を駆逐していく途上の時間。 金色の光が、青白い肌を焼いていく光景。 ――… それでおしまい。 それが、おしまい。 仰向けに寝そべった身体が、両腕を空に向かって差し上げる。 外套の袖が落ちて、包帯を巻いた腕が太陽の下に晒される。 やっぱり、ちりちりするけれど それで、痛む訳じゃない。 それが痛い訳じゃない。 ) [Mon 28 Nov 2005 07:33:16]
◆ティエン > ( 平気だからって、好きな訳じゃない。 暁 曙 ひかりの世界。 ――… 綺麗だと思ったって、それがすきとは限らない。 綺麗は汚い 汚いは綺麗。 詭弁のような真実の欠片は、この場合当て嵌まりもしない。 この身にとって、太陽なんて害悪の欠片。 それが平気だとしても、得意になんかなれる訳が無い。 ――… なら、とっとと戻って、陽光の差し込まない世界に閉じこもれば、いい。 分かっているのに、此処にいる。 ) ……何、してるのかなぁ…… ( 自分の事のようで、誰かのことの ような。 そんな呟きが零れて 白くもなれない息の欠片が、朝日の中に溶けていく。 ) [Mon 28 Nov 2005 06:56:47]
◆ティエン > ( 砂の上に転がっているものが考えたのは、そんな事。 ――… 当たり前といえば、当たり前。 もう、夜明けの時刻。 宵闇の漆黒は、東の空に昇る太陽の光に駆逐されて、水平線は夜明けの白に染まっている。 白々と、太陽のひかり。 痛いくらいに、眩しい世界。 ) [Mon 28 Nov 2005 06:39:08]
お知らせ > ティエンさんが入室されました。 『( 眩し過ぎて、目が痛い。 )』 [Mon 28 Nov 2005 06:36:40]
お知らせ > フィオさんが退室されました。 『ポケットへ手を突っ込んで、砂浜をまだ散歩』 [Sat 26 Nov 2005 21:15:04]
◆フィオ > んー・・・・。 (グググッ と。反るかのように両手を空へ伸ばして。背伸びを大きく。 ジンワリとした感触が背中を走って) ・・・っはぁ! (前へ腕を下ろせば、その感触の残り香のように涙がジンワリと目元へ) (手の甲で乱暴にふき取れば目元が赤くなる。 泣いた跡の様になったそれに気がつくわけも無く。そしてそれも日常的な平和の一部) [Sat 26 Nov 2005 21:14:25]
◆フィオ > (それもまた) 変わらないっすねえ? (十分に変わるかもしれないし、ソウじゃないかもしれない。 何も変わらない日常に落ち着いた気持ちを考える。 戦うのも当たり前、喋るのも当たり前。 秘密を握るのは) ――これはちょっと変わってるっすね (一番最後に考えた言葉には、苦笑いを浮かべた。と、なれば) 何も変わらない、じゃなくて。見えないだけっすかねえ (最初に思ったことへ戻る。灯台下暗しとも言おうか。 踏みしめていた土台は、自分には見えないほど硬く出来ていたようだ) [Sat 26 Nov 2005 21:09:43]
◆フィオ > 何も、変わらないのが一番っすかね (なんてこと無い発言。ちょっと色々考えたかったようで) (表情は、姿勢を正すと同時に ニヘラ っとしたいつものように) ――まぁ、あれっすね (鼻の頭指で撫でるように掻いて) 海はいいっすね (独り言) (ぼそぼそとはいたソレ。誰かに聞かれたなら、きっとその人は頭を捻るはず。 余程海が好きなんだな とか笑うはず) [Sat 26 Nov 2005 21:02:24]
◆フィオ > (喋る 息を吸う 笑って 怒る 泣いて 喜ぶ) ―――・・・・・・・・・すぅ。 (改めてとった行動は、息を深く吸い込むこと。ヒュウッ と吸い込む音を立てて、海辺の冬風は肺を通ってからだの中へ。ヒンヤリとした感触へ、むせるような感触を覚えた) ケホッ。 (息を噴出すように、一度乾いた咳) ――静かでいいっすね (波の音がうるさく聞こえるヒトも居るのだろうか。砂の音を煩く聞こえるヒトも居るのだろうか。ぼんやりと、考え込んだ頭に比例したかのように、顔さえも表情は無になっていた) (下を向いて、靴で砂を深く踏んでみる。何とも言えない感触が靴の布地越しに伝わって 親指がジンワリと冷える。それを止めれば、また再び熱がゆっくりと戻った) [Sat 26 Nov 2005 20:55:04]
◆フィオ > (当たり前の行動ほど 見えないものは無かったようだ) [Sat 26 Nov 2005 20:47:18]
◆フィオ > (どうやら、気に入った散歩コースは川辺より海岸になったらしい。本人でさえ気がつかなかったこの日常的な動き) ( 何故気がついたのか? ) (そんなのはしっかりした部分は解らない。ただ、一つだけ言えるとすれば、である。自分の足は今此処に、砂の上を踏みしめて歩き そして 当たり前の様に上着を羽織って海を眺めている。それは先日も、その前も同じ行動。 海を見ていると落ち着いた。波の音を聞くだけで 落ち着いて 息をゆっくりすって はけた) [Sat 26 Nov 2005 20:45:30]
お知らせ > フィオさんが入室されました。 『最近――』 [Sat 26 Nov 2005 20:42:26]
お知らせ > リリーさんが帰りました。 [Sat 26 Nov 2005 12:27:48]
◆リリー > ( ―…捨てられた事さえ気付かずに、 青色の中で泣き続けた。 ) [Sat 26 Nov 2005 12:27:47]
◆リリー > ( 未知の世界の入り口は 人形には開かなかった。 ―…会う事は叶わない。抱き締めてもらう事さえ、 ) … … ふ ッ … 。 ( 零れた涙は ただの水。 人口の皮膚から吸い込んだ 海の水。 ――… 役立たずと成った人形は、 ) [Sat 26 Nov 2005 12:27:16]
◆リリー > ( ざぶ、ざぶ ―…耳に届く波の音。水の音。 人工皮膚に伝わるのは 冷たい、感触。 ) おとうさま。 …おとうさま。 ( 青色の水が 肩まで浸かった。 ―ぞわり、 嫌な感触で振り返った。 先程の砂浜は、 遠い。 ) … あ 。 ( 帰れなくなってしまう、 頭の中を占拠する言葉。 ) [Sat 26 Nov 2005 12:25:33]
◆リリー > ( 真っ青な海の色は 真っ青な空の色。 不思議の国の入り口みたいに 雄大で美しい 色彩の旋律。 ) …おとうさまは ここを通ってどこかへ行かれたのかしら。 ( 素晴らしい未知の世界の旅路へ。 ―…何時も何かを求め続けていたお父様。 ) ( きちり、きちり。 ―…主求める様に鳴る薇は、 ) ( ―― 少女の足を進めさせた。 ) [Sat 26 Nov 2005 12:22:35]
◆リリー > 素敵。 ( 水の色が 蒼だったなンて初めて知った。 きちり、きちり――…昨今まで嫌だった薇の鼓動も 今は楽しい。 ) …素敵。 ( 人は居ない。 偶に散歩する人間が見えるだけ。 ――…貸切の遊楽場 の様に思えた。 ) [Sat 26 Nov 2005 12:17:50]
◆リリー > ( 墓地からどれ位歩いただろう。 …歩いて、歩いて 足が痛くなった止まった場所は 沢山の水が集まる場所。 ) ( 砂浜の 海よりやや遠い中央で ぼンやりと青色の輝く水を見つめていた。 キラキラとまるで宝石の様に光る、 水を。 ) [Sat 26 Nov 2005 12:15:15]
お知らせ > リリーさんが来ました。 [Sat 26 Nov 2005 12:13:28]
お知らせ > フュイルさんが帰りました。 『(最近妙に食事にありつけているフュイルでした。)』 [Fri 25 Nov 2005 22:17:37]
◆フュイル > に、よろしく〜 (取り敢えず、びっくりドッキリしたときに、何もされなかったから、という理由で勝手にいい人だと思っている。魚の頭も割ってくれたし。) ぁ、わたしはフュイル。 (さらに、どこかお父さんっぽい、とか。) と、ぁれ? お姉〜さん? (胸の膨らみに、ようやく気がついいた模様。) [Fri 25 Nov 2005 22:17:02]
お知らせ > ザブさんが退室されました。 [Fri 25 Nov 2005 22:16:31]
◆ザブ > (びっくりしたり、ちょっと怯えの混じっていたりした眼が、) (ほんの少しだけ距離を縮めてくれたから。 …にま、とした。) [Fri 25 Nov 2005 22:16:30]
◆ザブ > (さらば内臓。潮臭いのは潮に還った。) (見えないけれど見送って、――それから、顰め面から笑顔になった少女に向き直る。瞳が眩しい、眼を細めた。) ああ、良いよ。 ついでに手もあっためてくといい、焚火するから。 (そう云うと、顎で杓って一緒に行くように促して歩きだした。先導。) (自分が釣りをして居たポイントまで少しある。) [Fri 25 Nov 2005 22:15:27]
◆フュイル > (じゃぼじゃぼ洗って。ばっさり切って。 さすがに三枚に下ろしたりはしないが。はらわたは海のモズク藻屑に。) っ〜〜 (冷たい海の水に、ちょっとだけ顰め面。 飛沫なんかも服を濡らすがそれは気にしない。) ぇ? いいの〜!? (丁度色々と終わって振り向いた。 ばっと飛びついたりはしないが、瞳きらきらさせて少し近づく。) [Fri 25 Nov 2005 22:09:36]
◆ザブ > (男の料理、みたいだ。或いは漁師さんの…みたいな。 どっちも似たようなもんか。) (捌いているのは少女だったが。) …。それ、 (ぶらり、と揺れた魚。) …だけ? (首を傾げて訊き返す、じゃぼじゃぼと手を洗う音が聞こえる背中へ。) 良かったら一緒にどうだ、 (晩飯。) 魚、一匹じゃ満腹にゃならねーだろ。…釣り針取ってもらったし、その、お礼にでも。 [Fri 25 Nov 2005 22:04:41]
◆フュイル > (ぶちっと、ぶった切られる真っ二つの魚の頭。まな板の上ではないから、ちょっといい加減に千切れた。 血まみれのおてて。) ふぇ? ぇと、これ。 (聞かれて、首かしげた。 ついさっきまで無かった晩御飯。ぷらーんと、尻尾をもって振って見せよう。) ぁっ 〜〜 (そういえば、なんて、思い出したように、先ほど落とした簀巻きをもう一度脇に抱えてから。 すぐそこの海へと、魚と手を洗いに。ナイフ付だから、腹も掻っ捌かれるだろう。) [Fri 25 Nov 2005 22:00:56]
◆ザブ > (ぶちょ、とだらしなく飛び散った血が潮臭い。) あ、悪ィ。掛かったか? (釣り針を拾い上げて、服の裾で汚れを拭いながら彼女の方を振り返る。) ――いや、「ありがとう」はあたしの台詞だ。 ありがとう。 (ちょい、と頭を下げた。) (魚の斬頭刑は行われる?) … なあ。晩飯は? (其の魚だけ? まさかね、と思いながらも。) [Fri 25 Nov 2005 21:55:19]
◆フュイル > わわっ (突然のことというか、予想外のことというか。手添えられて驚いたわけだ。 幸い、暴れたり、さっきのように転んだりはしなかった。)(力強そうな腕に、ちょっと何かを思い出したのは、また別のお話。) ぁ、ありが、と (ぱっくりいった頭に驚きながらお礼を。 取り敢えず、針も落ちたようだし、頭を切り落としておこうか、なんて。) [Fri 25 Nov 2005 21:51:39]
◆ザブ > ――…。 (少女の作業に手を貸そう。元々は自分の釣り針だ。) (動かなくなったナイフを、彼女の手の上から握り締めて、…魚を支える手も沿えて。) ( ばすッ ) (流石に二人分の力なら、魚の頭もばっさりいけると思うンだ。) ――おッ、 (生臭い針が落っこちた。) [Fri 25 Nov 2005 21:46:48]
◆フュイル > ぁ、ど〜しよ〜 (引いても押しても、うんともすんとも言わなくなった。) [Fri 25 Nov 2005 21:45:08]
◆フュイル > ぅぬぬ〜 (取り敢えず、ぶった切りというか、いやはや。魚の顔の真正面にナイフの刃を当てた。 そのまま、頭を割ろうとするらしい、果てさてどうなる。)(この発言の秒数一桁 0〜4で、うまく真っ二つ。5〜9で、途中で刃が止まって動かなくなる。) [Fri 25 Nov 2005 21:44:16]
◆ザブ > (針の救出作業。…魚の解体作業にも見える。) 悪ィね。 (手間掛けさせて。 傍観者はポケットに手を突っ込んだ格好で、ひょい、と作業を覗き込んだ。) [Fri 25 Nov 2005 21:37:04]
◆フュイル > (こじ開けて、覗き込んで。口の少し奥のほうに、ちろりと光る何かを見つけた。 そして、それに繋がった細い糸も。) ぅん、あったけど〜 に、取れない。 (指を突っ込んでも、そこは小さな魚の口。針や糸に触れても、引っ張ることはままならない。 少しの間うにうにと指を動かした後。めんどくさくなって、強行手段に出ることにした。もう、脇に挟んだ簀巻きなんてお構いなし。腰に提げてたナイフを抜く。) [Fri 25 Nov 2005 21:34:16]
◆ザブ > (リアクションの大きい猫だな。そんな感想を持ちながら、――チラりと簀巻きの間から覗いた赤い靴に片眉を上げる。特にどうと云う事も無いが、鮮やかな色が意外だった。) いえいえ。…ああ、魚は嬢ちゃんが持っていって良いから。 (でも釣り針があったら頂戴ね、と云う。) (がぱ。と間抜けに開いた魚の口の奥、引っ掛かって居る?) [Fri 25 Nov 2005 21:28:01]
◆フュイル > (ぱちぱち、と瞬きをして。改めて影の姿を目に納めよう。) ふぁ!? (そう、波打ち際。じわりと、厚めの生地越しに滲みてきた。 変な声上げて、取り敢えず起き上がる。そして渡される簀巻き。中身は真っ赤な靴。) ぇと、ありがと〜 (空いているほうの手で、そんな簀巻きを受け取って。 一応、ちゃんとお礼も忘れることなく。) 釣り針? ど〜だろ〜? (改めて言われた言葉に、もう既に冷たくなった魚の口をこじ開けてみようとする。 簀巻きは、脇の間に挟んで。) [Fri 25 Nov 2005 21:21:36]
◆ザブ > (細かいメカとか一杯出てこないけれど、出てきても不思議じゃないくらいに図体はデカかった。) (見事なコケッぷりに思わず眼を丸くして、次の台詞を云うタイミングを逃した。) (眼が渦巻きとかそンなイメージの少女。) ケツ濡れるぞ、 (だって波打ち際。 ――落っこちた簀巻きを拾い上げて、) 驚かせたみたいで悪かった。 (ン。と簀巻きを差し出しつつ、) その魚、釣り針食ってねェかい? (改めて同じ事を。) [Fri 25 Nov 2005 21:15:05]
◆フュイル > (魚を手にするためしゃがみこんだとき、丁度かぶさる黒い影。) ふぇ? わわっ!? (びっくりどっきりメカ。突然現れた―ように見えた―影と、その声に驚いて。どてっと後ろに転んだ。 左側に抱えていた簀巻きも腕を離れて、砂浜に転がる。 見上げる先に、大きな見知らぬ誰か。ちょっち頭がパニックし始める。) ぁわわ〜〜 (それでもちゃっかり魚を掴んでいるのは、食い意地か。) [Fri 25 Nov 2005 21:10:57]
◆ザブ > (白いものにばかり眼を奪われていた訳ではないから、) (ちょこちょこと走ってきた、猫みたいな少女の事はちゃんと見えている。) (長いポニーテールが猫の尻尾みたいだ。 ――さッ、としゃがんで白いもの(魚だった)に手を伸ばすところを、) (突き飛ばしてしまう寸でのところで立ち止まって見下ろし、) おい。 (低い声を降らす。) その魚、釣り針喰ってねェか。 (女の影は少女をすっぽり包めるくらい。) [Fri 25 Nov 2005 21:03:23]
◆フュイル > (どこにそんな力が残っていたのか、たっ、と駆け出して。 そこに横たわっている、おいしそうな魚を、引っつかもうと手を伸ばす。) らっきぃ〜 (色々と猫レベル。 前方不注意な辺り、負けていると思う。)(足が速くとも、ひょろっこい体。突き飛ばすのは、簡単だと思う。) [Fri 25 Nov 2005 20:59:46]
◆ザブ > (少女風貌の彼女が、失速した辺り。) (丁度視線が砂浜に落ちた時、視界に入る筈だった人影は彼女の進行方向から真っ直ぐに歩いてくる。) (光るものを見つけたのは、多分同時だ。 ――重い足音が、彼女に迫るようにズンズンズンズン…。目指しているところはきっと同じ、白く光るもの。) [Fri 25 Nov 2005 20:56:27]
◆フュイル > (そうして、片手を膝近くに置きながら、ぺたぺたと、少し前かがみになって歩いていく。歩いていく。) ぁれ? (歩いていく先に、フュイルは何かを見つけた。 白く光るもの。 きゅぴーん、とフュイルの目も輝いたかもしれない。) [Fri 25 Nov 2005 20:53:30]
お知らせ > 人影さんが入室されました。 『( ――…、 )』 [Fri 25 Nov 2005 20:53:05]
◆フュイル > (足が砂に取られても、構うことなく、地面を踏みしめて。 寒さを忘れるために、体を動かす。) (はぁ、はぁ、と大きくなっていく呼吸。さすがに体力が持たなくなったようだ。 ブラウンの髪の毛も、ゆれ幅が小さくなっていく。) さすがに〜、疲れたよぉ〜。 (足音は、どたどたから、ぱたぱた、そしてぺたぺた、と変わっていく。 先のほうを見ていた目も、下を向いていく。) [Fri 25 Nov 2005 20:49:07]
◆フュイル > (その脇に、藁を巻いたようなものが無ければ、どこにでもいそう?な風貌。 普段は無駄に有り余っているような元気も、寒くて色をなくしている。) 寒ぅ〜ぃ〜 (吐く息が、白く後ろに流れていく。 人通りがある場所よりは、少し離れたそんな場所。 遠くに、人影が見える気もする。) [Fri 25 Nov 2005 20:43:20]
◆フュイル > (軽快? な足音が一人分。 疾走のテンポ。) ぅ〜〜 (腰にポーチとナイフを提げた少女風貌は、海岸線を、散歩していた。)(色々と御免なさい。) [Fri 25 Nov 2005 20:38:51]
お知らせ > フュイルさんが入室されました。 『(どたどたどたどたどたどた)』 [Fri 25 Nov 2005 20:34:37]
お知らせ > ピィクさんが帰りました。 [Fri 25 Nov 2005 20:29:27]
◆ピィク > (――青年はまた走り始めた。 今度は街の方に帰って行くようだった。) [Fri 25 Nov 2005 20:29:26]
◆ピィク > …、 (額に滲む汗を拭った。 立ち止まったら、急に潮風が寒く感じられた。…ふるッ、と身を竦ませて、) おなかすいたな。 (夕食が未だだというのを思い出す。腹の虫が今にも啼き声を上げそうだった。) [Fri 25 Nov 2005 20:28:58]
◆ピィク > (魚が打ち上げられていた。) ……………、 (其れはもう白い腹を見せて、晴天の夜の下でとっくに死んでいたのだが、) …、 (白い腹がぷっくりとして、とてもとても美味しそうに見えたのだった。 自分が猫だったら、考える前に掻っ攫っていったかもしれない。) [Fri 25 Nov 2005 20:27:45]
◆ピィク > (波打ち際に増えた気配の前で、立ち止まったのだ。) (そして見下ろした。) [Fri 25 Nov 2005 20:25:27]
◆ピィク > ッ は、 (とン、と足が一歩踏み込んで、) (其処で止まった。) (…止まってしまった。) … …… ッふ ゥ…、 (ぐ、と途端に胸が苦しくなる。本当ならグルグル歩いてから減速するべきだのに。) [Fri 25 Nov 2005 20:24:49]
◆ピィク > (足が砂に掴まれる感じ。一歩一歩が重い。) (ぜ、と咽喉が鳴るのに、不思議と苦しくは無かった。面はトマトにでもなったかのように赤く、汗が眉間を伝った。) (――ぐい、と袖口で拭う、 すると、進行方向に気配が増えていた。) [Fri 25 Nov 2005 20:22:09]
◆ピィク > (剣さえ無かったら、何処にでも居そうな風貌。少しばかりトロそうな面がもう息を切らして。) ――… ッ、は ァッ。 (吐く息が白く流れた。 ざあ、と潮風に浚われる。) (街に近い道を散歩する人を追い抜かした。) [Fri 25 Nov 2005 20:18:09]
◆ピィク > (軽快な足音が一人分。駆け足のテンポ。) (腰に騎士剣を提げた青年風貌は、海岸線をずっとジョギングでなぞってきた。) [Fri 25 Nov 2005 20:13:13]
お知らせ > ピィクさんが入室されました。 [Fri 25 Nov 2005 20:10:30]
お知らせ > フィオさんが退室されました。 『聞き終わる頃には、二人の友』 [Fri 25 Nov 2005 00:14:58]
お知らせ > 濃茶のマント姿さんが退室されました。 『(そうして、言伝が終われば、街へと向かう。)』 [Fri 25 Nov 2005 00:14:04]
◆フィオ > (歩いて去っていくフェンサーの後ろへ手を振って。降ろした手は再びポケットへ) ――ん。 (軽く小走り。其方の隣へつくように歩く事になるか。 聞かされれば今後はそのヒミツなどを護り続けるだろう。そんなわけで途中まで散歩まじえの ヒミツ会話となるのか) [Fri 25 Nov 2005 00:12:19]
◆濃茶のマント姿 > (こちらの挨拶は、定型句。) ――では、少しだけ。 (僅かな道のりで語るのは『人間』の『ハーソーン』の話。 名前と、一応の理由だけは告げておくだろうう。) [Fri 25 Nov 2005 00:09:38]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 [Fri 25 Nov 2005 00:06:19]
◆フェンサー > ( ええ、あなたもお気をつけて、それではさやうなら、と傭兵去り。 ) [Fri 25 Nov 2005 00:06:17]
◆フィオ > (頭を掻いていた手は、鼻を擦る役目へ) ――フェンサー、気をつけてな! (去ろうとしている相手。にっと笑って、手を振ろうか。実際は心配は無くも無い。差別と言われそうなのでそれは黙っていたが) ――ん? (名前を呼ばれて、引き止められるのは珍しいな と) いいっすよ。 (どうしたのかな?と首をかしげて) [Fri 25 Nov 2005 00:05:22]
◆濃茶のマント姿 > ――そう、難しく考えなくとも、いいと思うが。さて、これも戯言か。 (嗚呼、口がすべるものだと。 空より視線を戻して。) ――ああ、もう、夜も更けた。 お気をつけて。 (下がる頭を見て、顔が上げられてから、こちらも礼を一つ。) ――そうだな、フィオ、少しだけ付き合わせてもらえるか? (少し考えて、このまま帰るよりは、少し話しておいたほうがいいだろうと。) [Fri 25 Nov 2005 00:03:10]
◆フェンサー > …………成程、真理。 けれど………エンドレスに繰り返してしまって、止め方すらもわからなくなって………いえ、戯言、ですが。 ( ちょっと自己嫌悪に陥ったらしい。 人生経験実質は20もいっていない阿呆は、所詮主義主張すらあいまいで。 ) ………さて。 私は……これにて……ご帰宅、です。 ( それでは、また。 へこへことお辞儀ひとつ、フェンサーてほてほ、去ろうとして。 ) [Thu 24 Nov 2005 23:56:12]
◆フィオ > (さて、どこかで聞いた言葉だな、と。今の自分にはソレも痛かったが) ――まぁ・・・・ (ポケットに入れた手。軽くきゅっと握って) 色々難しいので成り立ってるってとこっすかね? (そういいきった眼は泳いでいたはず。結局何も答えにはなってないのだから。そんな自分なりのぶった切りをしてしまった事に苦笑いしつつ) ・・・・っと、もうこんなに暗いっすか (自分が来たときより、更に深くなったように思える闇。風も冷たくなったしな とか) 俺はもうちょい散歩してくけど、二人は? (帰宅? とか、見上げて。顔はニッと。歯が見えるかのような笑いを浮かべているはず) [Thu 24 Nov 2005 23:54:56]
◆濃茶のマント姿 > ――力があれば、誰かを守れるだろう? 誰かに危害が及ぶのを、防ぐことが出来る。 (形は違えど、それも助けることになるだろう、と。 売り言葉に〜、というように言葉が出てきた。 とは言え、言い争いたいわけでもない。) ――まぁ、こんなことで言い合いをしても、仕方がないだろう。 (なんて、ぶった切った。 呟く声を拾ったわけではない。ただ、あれこれというのが面倒になっただけ。 単なる身勝手。)(人を殺すのは、必ずしも、ヒト、だとは限らない。 暗い声は、胸の内。 は、と、色の無い空気が、漏れるだけ。) ――もう、戻るべき、か。 (見上げた空には、細くなった月があった。) [Thu 24 Nov 2005 23:51:22]
◆フェンサー > ( むう。 やはり大差がないか。 しかしそれ以外の選択肢というと、フェンサーの中では、人質をとる、罠にはめる、寝首をかく、などしかない。 あ、結局大差ないや。 卑怯って言われても、それが基本戦法。 ) そうでも、ないでしょう……あなたは少なくとも、助ける努力は、できる。 でも私は――殺すことのほうが、楽だから……そうしてしまう。 助けよう、とか……考えられない。 誰かを救えるのは人だけだけれど――殺すことができるのも、やっぱり人だけ。 意外と、似通っていて、でも、違う。 ( 人。 それは結果ではなく、精神的な意味で。 獣に食われたのは、「殺された」ではなく、人が、人を、死に至らしめるからこその、「殺す」。 ――戯言はともかく、空を見上げ、そろそろ、帰ろうかとつぶやいて。 ) [Thu 24 Nov 2005 23:42:25]
◆フィオ > (もし過去を聞かれたら、と考えると相当な頭痛を覚える此方。やはり他人の危険は自分の危険なんだろうな、と文字を何度かゴックン) どんどん卑怯な方向いってるっすよ?! (おたおた、と。手をぶんぶんと振ってしまう。自分には考えれない手をポンポンと出すヒトだな、と。別の意味でまじまじと眺めてしまった) (そんな横で、擦れる音。聞こえないよ。友への愛のフォースだよ(ドコからか拾ってきた)と呟く) ――うーん・・・。 (コメカミへ人差し指) それでもヒトを治すことは出来るから、やっぱりはーそーん (平仮名なのは発音が訛ってる難しいからですよ) は『生』っすよ。 (肩をすくめるように動かして) 分けるとしたら、俺とフェンサーは死、になるっすかね (何だか難しい会話になってきたが、区別するとしたらそれが近いのだろうか と。実際は二つあるのだろうが、今現在どちらへ傾いてるかの話) [Thu 24 Nov 2005 23:38:23]
◆濃茶のマント姿 > (過去に何があったか、など知らない。それをどう捉えているか、はほんの僅か垣間見れた程度のもの。 それをどうこう言える立場でもない。)(囲う、だとまた別の話に。(何)) ――大差が無い。 (ポツリ、本音が零れた。一応小声だが。)(聞こえた呼び名に、おや、と。僅かな驚きの顔が浮かんだ。 予想外に、うまく対応してくれた、と。失礼思考。 土下座すらっしゅ入りマース。 ずしゃ。) ――さて、俺はそれほど大掛かりなことが出来ないのでね。精々、風邪薬を出す程度。 人様の命を預かるなど、遠い話だ。 (苦笑交じりに、そう言って、まるで逆のことを考える。 己は死に体で、彼らは生きている、と。 或いは、己一人で体現している、と。死んだはずの体が動いている。死の瞬間を覚えているわけでもないが。 哂いは、苦笑に紛れ込む。) [Thu 24 Nov 2005 23:30:56]
◆フェンサー > いえ、いえ………さして、気にするようなことでも、ないですし。 ( 気にしていない様子で、フェンサーは相変わらず奇妙に微笑む。 多少のハンデ、というよりは、科せられたペナルティ、という程度に、考えているらしく。 ) ……怖い………では……囲む。 はめる。 袋にする……とか。 ( 結果的に自分に被害が出ないような選択肢だった。 そして凶悪度はむしろ上がった気もする。 ) ………………成程。 傭兵()は死を運び、医師()は生を与える、と。 [Thu 24 Nov 2005 23:20:41]
◆フィオ > (フィオ的には1だけれど、背後は2だよ。とか無駄電波) (頭をかくのは緊張とかの癖。きまづい、にもなるが) その――・・・・・。 (悪いことしたなーと思って) ゴメンっす。 (頭を下げて、苦笑いになる。自分でももしそうなれば、と思えば謝罪しか出なくて) (何度か唸った) けど、殺すのは確実だと結構怖いっすね (自分の立場上、そんな言葉言っていいのかさえ謎なのだが。ヒトによって違うらしいようだ、と) ・・・・。 (口をモゴモゴっとさせて) はーそーん、はソレを治す側なんすよね。 (もう一度唸って) 生と死見てるみたいっすよ [Thu 24 Nov 2005 23:15:54]
◆濃茶のマント姿 > (お米剣:用途1.お米と交換。2.切断。 とか、電波。)(なにやら逆方向の思考になったらしい女性。 その笑顔には、困り笑いで返そう。 剣士云々、己の加わる場所ではない、か? と、一歩引き気味である。正直、騎士と傭兵に、たいした違いを見出していなかった。) ――なるほど、それで顔の片側が。 (なんて、しれっと言う。 女性の顔に、生傷が無いことや、色が似ていることなんて、確りと判るのに。) ――と、失礼。 あまりいい話題ではなかったな。 (言ってから気が付くのでは遅いわけである。 ばつの悪い顔の会釈にあわせて謝罪の言葉を。) [Thu 24 Nov 2005 23:06:35]
◆フェンサー > ( そもそも、そうならなければ。 その言葉に、フェンサーははたと気づいたように硬直した。 そもそも傷つかなければ医者にかかる必要などない。 真理だ! ) ………つまり……殺し合う、でなく……殺す、にすれば……万事オゥケイ。 ( 一方的宣言。 笑顔なのがかなりシュールで怖い。 ) はあ………剣士、であることは……間違いない、けれど……。 ( けれどもやはり、騎士には劣る。 能力的にも、精神的にも。 ) ………顔………嗚呼……古傷の、後遺症、で……。 ( 頬を撫でる。 とはいえ、その古傷自体の原因は、遠い記憶の底に埋もれて、もはや確認のしようがないのだが。 ) [Thu 24 Nov 2005 22:59:35]
◆フィオ > (どっかでスットボケが発動。本気で土下座したい欲望にかられつつ、お米剣をありがたく頂く) ありがとうっす! (嬉しそうに、その券を両手で持って眺めようか。渡されたその手は、白く。やはりどこか男とは違うな、と何処か小さな場所で考えた) 騎士とか、そっち系には見えたっす (剣を持っているし、と。付加えて) ――・・・・・・。 (やはり、顔半分しか笑っていない。不安そうに見つめてしまう) どっか痛いっすか? (友と同じ瞳の色、貴方の深い眼を見て。失礼かと思いつつも聞いてしまった。 友の判断はどうなのか?と。気にしつつ) [Thu 24 Nov 2005 22:55:40]
◆濃茶のマント姿 > (職業を聞いたのはこちらではなく。 ただ立っているだけとも取れる姿。 紙切れの受け渡しも、特に表情無く眺めて…いるようで、実はところどころで、口元が僅かに動いて哂いを浮かべそうになっていたり。堪えて。) ――そもそも、そうならなければ、一銭も掛からずに終わると思うが。 (なんて、言ってはいけないことを言った。 傭兵相手にけがをするな、なんて、廃業しろと同義かもしれない。 少しふざけた口調になっているあたり、寛大に見てもらえるだろうか。) ――……顔に、けがでも? (気が付いた。 外傷は見えなくとも、その不自然な動きから予想した。) [Thu 24 Nov 2005 22:49:40]
◆フェンサー > …………そのときは……できればお安く……。 ( コネとかは浅ましいまでに使うのがフェンサー流なのである。 多分だめっぽいが。 お米券はフィオさんに捧げられたのでしたそして。 最近地域密着型になってきた気がする傭兵は、騎士、との言葉に意外そうな表情を。 ) ………騎士、に……見えますか…? ( 結構怪しいのに、と。 フェンサー的に、騎士というものは「ジェントルで格好いい」ものらしい。 ) ……まだまだ、弱いですが………面白い、組み合わせです。 ( けんかしてもすぐに直してくれそう、とは口にはしない。 ただ、微笑んだ。 顔の左半分だけが。 ) [Thu 24 Nov 2005 22:42:35]
◆フィオ > (凄い変換が見えたお米剣。どっちへの花束贈呈のようになるのか解らない背後ごめんなさい。もし受け取れるのならば早速次の日にでもお米を取替えに行きたいとか貧乏発言してもいいですか?そんな格闘家事情) フェンサーは傭兵っすかぁ。俺騎士だと (今回もまた予想は外れたようだ。どうも見た目で判断する癖は取れてないようだな、と頭を掻いて) (ちらりと眺めた友の顔。全く持って動揺の色も何も無い。 フー と軽く鼻より抜ける空気。今は聞かないほうがよさそうだな、と思って) じゃあ、俺と同じ闘うヒトっすね (そして) 治すヒト、と (二人共眺めて。思えるのは 珍しい組み合わせ とか。そして、ほんの一瞬だけ、フェンサーの微笑みに違和感を感じて) (今日は違和感ばかりだな、と。モソモソと腕をさすった) [Thu 24 Nov 2005 22:36:36]
◆濃茶のマント姿 > (顰め面、それを向けられたとしても、涼しい顔をすることだろう。 今は人間ハーソーンであると、演じているのだから。襤褸なんぞどこから出るとも分からぬが)(寧ろ、よい判断だとったと、軽く褒めるかもしれない。 答えは至極簡単なものになるだろうが。) ――傭兵なら、けがをしたときにでも、会うかもな。 (傭兵ではないが、傭兵まがいのことをしている、とは口にしないだけ。金銭は、危険が伴うほどに纏まって手に入るもの。 会う可能性は、けがをして、よりも同じ仕事を請けて、となるかもしれない。 もう少し、人としての側面を、作っていく必要がある、とはつくづく思うこと。 出てきたお米剣券。それに何が書かれているか、なんて、見えないはずなので、何も言わずか。) [Thu 24 Nov 2005 22:30:50]
◆フェンサー > 機会、は………ええ、あるかも、しれません、ね。 ( 哀縁忌縁。 あれ、字が違う。 ともかく、顔の左半分だけが、わずか微笑みの形を作って。 ) …………正解、です。 ぱちぱちぱちー。 ……贈呈。 ( もそりとコートのポケットから紙切れ一枚取り出して、差し出す。 「お米券」と書いてあったとか。 ) [Thu 24 Nov 2005 22:25:19]
◆フィオ > (なるべく感情を表へ出さないように、とはしているが。ふとマユを顰める) (ハーソーンは聞き間違いではないらしい) ・・・・・・・・・。 (少々無言。 いい間違ったのでは無いようだ。訂正の言葉も無い。フェンサーも繰り返していっていた。 後で問い詰めてみよう、と恐ろしい判断で〆る) っと・・・・ (無言になったのに気がついて、頭を掻きつつ) そういえば、フェンサーは傭兵か何かっすか? (剣を持っている=騎士か傭兵。そんな単純な考えをぐるぐると。 実際会った当時、短剣を持っていた目の前にいる友を傭兵と見間違った。 となればこのひとはどうなのだろうか、と。僅かながらの疑い心さえ感じられてしまうか) [Thu 24 Nov 2005 22:20:42]
◆濃茶のマント姿 > (聞き間違いでも、言い間違いでも、ない。 傾げる首に思うことが無いわけでもないが。藪を叩くつもりは無い。 そして、何度も名乗る趣味も、持ち合わせていない。) ――えぇ、機会があれば。 (末永くとは、と、笑いそうにもなるが、そこは一つ僅かな笑みに変えてしまおう。 哂いを、笑いへと。) ――さ、て。 (どうしたものだろうか、と。 話題の提供が出来るわけでもなく。何を話すべきかと、考える。 一先ずは、友人が格好いいと言う、剣士の名を冠する女性の姿を、確認するように見ているか。名の通りの職業か、と。) [Thu 24 Nov 2005 22:15:33]
◆フェンサー > …………ハーソーン、さん、ですか。 ……こちらこそ、末永く。 ( へこへこ。 戸惑いの表情や、ほんのちょっとした違和の空気などには、気づくことはできなかった。 そこまで敏感ではなかった。 というより鈍感だった。 ) ……格好いい、ですか…………フィオ、さん、と。 ( へこへこ。 以後よろしくお願いしますとご挨拶。 さあ、名前もわかって、次の話題はどうしよう。 ) [Thu 24 Nov 2005 22:09:24]
◆フィオ > (考えてる事には気がつかない。気がついたらそれこそ突っ込んで嫌な思いをさせてしまうだろうが) お姉さんはフェンサーって言うっすか。 (背の高い、きりっとした女性の名を覚えた。剣士さんとなるともう一人思い出すのだが) 格好いいっすね (鼻を軽く人差し指で擦って、笑った顔。教えてくれたのなら自分も、と) 俺は (言いかけて、名乗った友の名。違和感を感じたから。少しの間のあとキョトン、とした表情に。聞き間違いかな、と首を傾げつつ) っと・・・俺はフィオっす (表情は少しの戸惑いがあるだろうが、名乗られたのならしっかり名乗り返すのが礼儀。軽く一礼を交えて) [Thu 24 Nov 2005 22:04:58]
◆濃茶のマント姿 > ――散歩、か。 俺も、そんなものだな。 (そろいも揃って、などとは口にしないが。 一応の同意の言葉を漏らそうか。 考えることがあって、素っ気無い声になっているかもしれないが。) ――フェンサー、なるほど。 いい機会だ、俺も、名乗っておこう。 (聞こえた言葉。丁度考えるものと一致して。 一度、空気を吸い込むための間の後。) ――俺の名は、ハーソーン。 以後、よろしく。 (名乗る機会を与えてくれた女性へと、体の正面を向けて、腰を曲げて礼を。 きっと友人には聞き覚えの無い、棘の植物の名を。) [Thu 24 Nov 2005 21:59:25]
◆フェンサー > はあ、お医者様、で…………それは、それは。 ( 尊敬の色を載せた視線で、へこへこ。 医者というものはフェンサー的ピラミッドの上位に食い込んでいるらしく。 ) ………ええ、そういう、ことに……………ちなみに、私は、フェンサー、とでも、呼んでいただければ。 ( 剣士を意味する名を名乗り。 ) [Thu 24 Nov 2005 21:54:16]
◆フィオ > (ここで、二人を交互に見て。口元を押さえれば一瞬下を向き、そして視線を戻す。 言わなくてもいいことを言った気もして) じゃあ、俺と一緒っすか (にへらっと笑って) 今さっき、自分も会ったばかりっすよ (何が嬉しいのかは分からないが、頬は緩んでいた。同じような境遇だった、というだけの理由なのだが) 取りあえず。今ここにいるのは散歩三人組になるっすね (とんでもない解釈その2。腕を組んで、違うのかな?と首を カックリ と傾げた。 ど真ん中にいる自分。色々と聞きたいことばかりなのだが、どこから話しかければいいのかと悩んでばかりである) [Thu 24 Nov 2005 21:50:12]
◆濃茶のマント姿 > ――そう、それはありがたい。 (二人の邪魔をしたわけではないと、返事から勝手な解釈。何がありがたいのか、はさておき。 銀色を、その帽子の中に隠すように、直し終われば、ようやく手をマントの中へと。) ――いや。 あれは何時だったか? この近くでたまたま会っただけのこと。 (軽く砂浜を見渡すようにして。 さてどの辺りだったかと思い出そうとしてやめた。 視線を感じて。) ――えぇ、しがない医者を。 (視線の問いに、簡単に、そう答える。 何かしらを名乗った記憶は無かったから。 そして、さて、と少しばかりの思考を開始。呟きはしないが。) [Thu 24 Nov 2005 21:43:33]
◆フェンサー > …………いえ……邪魔、では、ない………はずで。 ( むしろ邪魔なのはこの図体……などとぼそぼそ。 長身にややコンプレックスがあるのかどうかはしらないが。 ) あ、いえ……知り合い、というほどでも、ない、というか…………医者? ( 医者。 自分はどう見ても違うのだから、すると。 やや意外そうな視線で、ちらり。 ちらり。 ちらちらり。 ) [Thu 24 Nov 2005 21:37:16]
◆フィオ > 邪魔じゃないっすよ (他愛の無い話をしていたのだから。にっと笑って、それは首を振って否定) ――んーと・・・。 (それでは、ここから次の会話になるか。聞こえた言葉は何となくだが感知出来たようで。何れも自分より背の高い二人を交互に見つめて) 二人は、知り合い? (自分は今先ほどあったばかりの女性。そして、片方は友達。そのような認識の為) (わからない部分が真っ黒に思えた) ・・・・医者と患者さんとか? (あまり突っ込んだ会話は良くないのだろうが、どうしてもこの二人の間が見えなかった。それで、出たのは 近い情報 の組み合わせとなってしまった) [Thu 24 Nov 2005 21:35:30]
◆濃茶のマント姿 > ――前にも、似たような場所で。 (覚えているのは、倒れていた女性の姿。 覚えていたのはそんなもので。果たして何を話したか、すぐには思い浮かばないが。) ――邪魔をしたかな。 (右手はまだ帽子に触れたまま。顔の半分ほどが、腕に隠れるようになっているだろう。 そんな格好のまま、投げる質問は、その場に先にいた二名へと。 聞こえた、綺麗、や、優しい、との言葉には、特に何も返さずに終わった。それまでの話を知らないのだから、どう返していいのか分からない、というのもあったわけだが。) [Thu 24 Nov 2005 21:31:37]
◆フェンサー > ああ……こんばん、は。 確か……お会い、した……ことが…? ( ふ、とそこではじめて気づいたように、フェンサーは振り向いて、そして、その姿に、ふ、と脳裏で何かが走る。 どこかで見たような――しかしあの時もこんな風で、明確な記憶はしていない。 いまいち、強くは思い出せなくて。 ) ……やさ、しい? ( フェンサーはとても驚いたような顔をして、それから、頬をなでた。 ) [Thu 24 Nov 2005 21:26:30]
◆フィオ > やっぱり珍しいっすねえ・・・・ (ふむ、と。顎へ手を置いて。首をかしげて考える素振り) ――え?でもこんなに優しい―― (顔をしているのに、と) (呟きかけた言葉は飲み込まれた。不意に声が聞こえたからだ。今度の声は聞き覚えるのある響きで。 ふと、視線を其方へ送ろうか) あ、こんばんはっすよ! (にっと笑って、手を振った) 今綺麗な人と話ししてたっす (何て、状況は見ればわかるだろうに。 久しぶりに見た貴方へ声をかけようか) [Thu 24 Nov 2005 21:20:31]
◆濃茶のマント姿 > (気付いていない? 聞き取れないが、話も弾んでいるようで、親しい間柄なのか、と、勝手に考え。 僅かに足は遅くなった。 それでも、いまさら向きを変えるわけにも行かない。)(仕方がない、と口の中で呟いて。 マントの隙間から、右腕を出して一度帽子の位置を直し、さらに近付こう。) ――今晩は、お二人さん。 (さくり、と不自然に大きな音を立てぬようには気をつけて。 声をかけよう。) [Thu 24 Nov 2005 21:17:14]
◆フェンサー > ( 足音や気配、といったものに気づくほどの感覚能力を保有してはいないようで、来訪者には気づかない。 ) ………あ……土竜、って……そもそも、レア、かも……しれない。 ( あまり見たことがない、と。 土竜談義もそろそろ打ち切りか。 安心、とも言い切れない腕前ではあるのだが、少なくとも腕力の点で言えば、チンピラ程度には引けはとらないつもりではある。 ) いえ………むしろ……女扱いは、久しぶりです。 ( 遠い目はいったい何を見るのか。 悲しみや喜びといったそんな感情を超越した雰囲気はあった。 ) [Thu 24 Nov 2005 21:12:00]
◆フィオ > あ。首も短いか・・・・・ (ドンドンずれていく観点。はてさて、世界の土竜に失礼な言葉なのだろうが、可愛いなとか思える辺り平和な脳みそである) (ふと、当てられた片手。視線は剣へと落ちた) ――剣士さん、だったんすか (なるほど、と頷いて) なら安心っすね (何が安心なのかは分からないが、どうやら自分の身は自分で護れるようだ。 逞しいな、と。尊敬な目線にさえなる) ――確かに、男女もないっすね。悪かったっすよ (苦笑いで、そこを謝罪。相手へ嫌な思いをさせてなかっただろうか、と。 そんな会話。もう一つ、近付くいて来ているのだろうか? まだ気がつかないようで、目の前にいる女性と会話をしている) [Thu 24 Nov 2005 21:06:32]
◆濃茶のマント姿 > (それは、地の内からではなく。かき消えた足跡を追うように現れる。 幾ら夜目が利くとは言え、既に無いそれらを見つけることなど出来ないのだから。そのマント姿の影がそこに来たのは、単なる偶然だろう。) ――ん。 (そして、闇の先に、見覚えのある姿を見つけた。 片方の姿には、確信を。もう片方の姿にも、胡乱ながら覚えがある。 わざと足音を忍ばせずに。さくり、さくりと音を立てて、人の距離へと近付いていこう。 前を閉じた皮外套《》と、その中には、灰色のスーツ。手には皮手袋、頭の上には灰色の帽子、といった格好で。) [Thu 24 Nov 2005 21:06:26]
◆フェンサー > …………というか……首輪つけられないです、ね。 ( 潜っちゃうし。 そんな意味不明な返答があったりするのだが、そこら辺はスルーすべきだろう。 それから、顔を赤らめる様子に首かしげながらも、腰の剣に手を当てる。 ――左利きのようだ。 ) ………剣を取ったものに、男も、女も、それ以外も……ない、と……………小説に。 ( 漫画といわなかっただけいいのだろうか。 ) [Thu 24 Nov 2005 21:00:02]
お知らせ > 濃茶のマント姿さんが入室されました。 『(chase/跡追い)』 [Thu 24 Nov 2005 20:55:54]
◆フィオ > 砂の下? 土竜は流石に飼ってないっすよ (にへらっと笑って。取り方を間違っているのだろうけれど、無い脳みその皺ではここまでが精一杯であった。 少し離れた辺り。立ち止まった貴方を薄っすらと見上げて) ――んーと・・・・・ (近くまで来て、認識したその顔。背が高いが引き締まっているように見える体。それでも) ・・・・・女性?の一人歩きは危ないっすよ (顔を赤らめて、頬を指で掻いて。呟くように言った言葉は余計なお節介でもある) [Thu 24 Nov 2005 20:55:05]
◆フェンサー > ………こんばん、は。 ( ある程度、お互いの顔を目視し、また会話できる程度の距離で立ち止まる。 それはほとんど習慣めいたもので、お互いに必殺の一撃を交わすには遠い、穏やかな間合いを敷いていた。 ) ……ええ………あなた、も、おひとりの、よう、ですね……砂の下に、潜るような、人でもいなければ…。 ( ちょっと変わった感性の持ち主であることは確かなようだ。 ) [Thu 24 Nov 2005 20:49:34]
◆フィオ > (近付いてくる影。少なくても殺気などはない。となれば散歩者だろうか? 色々考えて) ――こんばんは。 (擦れた声で、一言。好奇心で来ることには気がついてはいないが、どんどん距離を縮める其方へ声をかけてみた) お一人っすか? (一緒に来る影などは見えなかった。肩を軽くあげて、首をかしげる素振り。視線は未だ歩く貴方の影を追っている) [Thu 24 Nov 2005 20:44:18]
◆フェンサー > ( 寒さというものだとか、そういうのを感じていないように、フェンサーは背を伸ばして歩いていく――単に寒くて硬直しているだけだが、ともかく。 ふ、と人影らしきものが見え、フェンサーはそちらに足を向けた。 少なくともそれが既知であるかどうかではなく、好奇心からである。 ほら、あれだ。 子犬がなんでもかんでも噛み付くみたいな、好奇心。 ) [Thu 24 Nov 2005 20:39:34]
◆フィオ > (波の音を聞いて。 冷たい砂の上、尻がそろそろ冷えてくる) ――つべたいっす (ひーっ と。言いそうな声。それでも顔はまだ苦笑い状態で、立ち上がれば尻の砂を払いとした) ――サクリ―― (自分にはそのように聞こえた) (立ち上がった自分の音ではない。夜のこの砂浜、音の主はナンなのだろうか? そう考えて) ・・・・・・・・。 (見回した) (そして、ここより少し遠い辺りだろうか。影が見えて、目を細めた。 声はまだかけまい。相手の影に見覚えが無いかどうかの確認) [Thu 24 Nov 2005 20:34:09]
◆フェンサー > ( 波打ち際、明日の朝食の献立でも考えているかのように――まさにずばり、そんな表情で歩く長身の女が一人。 身なりからして、正規ではないだろうが剣士らしい身なりではある。 とはいえ、剣を帯びているからといってそうでないかもしれないのはこの島の妙。 ともあれ、ぼけらったと歩く女が。 ) [Thu 24 Nov 2005 20:30:13]
◆フィオ > ・・・・・みんな元気っすかねえ (欠伸と、伸びた言葉の合わさって ずんぐりとした声。皆、元気だろうか。今まであった人、そして傍に居てくれる友へ当てはめて) ( 何も解らないまま、思ったままで過ごす日が続いている ) ――連絡とか (手紙とか) 取れればいいんすかねえ (何て。ぼんやり呟いて。 頭を掻いた) 俺字そんなかけないんだった (鼻から吸った、深い深い息は、唇へ生ぬるい温度を残して吐き出された。 基本が無いから応用も出来ない。案外難しいものだな、とか) ・・・・・・・・・・はぁ。 (呟いた) [Thu 24 Nov 2005 20:24:54]
お知らせ > フェンサーさんが来ました。 [Thu 24 Nov 2005 20:24:43]
◆フィオ > (鼻水を一回啜って) ・・・・・・・冬の景色。海も空も全く一緒っすねえ (方向変換。向きは砂浜より、日も沈んで 深い紺色状態でしかない海と空のその間。かなり前に、友とぼんやり覗き込んだ其方へ。 呟いた言葉は、風流でもなく、何でもない。ただの思っただけの言葉で) ―――うーん・・・・。 (一歩 二歩。少し下がって、乾いた場所へ座り込んだ。足は海の方向。後ろへ手をついて 欠伸も一つ) [Thu 24 Nov 2005 20:19:19]
◆フィオ > (悴む手) (ポケットへ突っ込んだまま 足跡などとっくに波の下。それでも何かを探すかのような素振りで、海近く。湿った砂の上を サクリ サクリと音を立てて歩く姿あり) (きっと凄くしょぼくれていると思う。その青い服に包まれた背中は) [Thu 24 Nov 2005 20:12:53]
お知らせ > フィオさんが来ました。 『あー・・・・・・・・・。』 [Thu 24 Nov 2005 20:10:57]
お知らせ > 園内一花さんが退室されました。 『( 止まり方と、自分なりの波の乗り方と )』 [Thu 24 Nov 2005 03:57:10]
◆園内一花 > ( …精神支配は、霊的な術であると同時に、単純な心の働きでもある事が多いと言う…。 …気をしっかり持っていれば、持てるものであれば、そう簡単にかかるものではないと…。 対抗するのに術を用いる事もあるようだけれど、まずは、心構えだ ) ( まだ、触覚が敏感になるのは仕方ないような気もするけれど… キスをしたくなったりは、してはいけないということ。 とりあえず、その辺りからだろう ) [Thu 24 Nov 2005 03:54:28]
◆園内一花 > ( 『不調』が『苦痛』になるまで感覚を解放して…眼を開く。 視界一杯に広がった光と音の波を、肌を裂くような冷気を気付に、じっと見据えて ) ………。 ( 外の波に触れ波紋を浮かべる、自身に走る波を見下ろしてから… 再び深く、眼を閉じる ) ………。 ( 波打ち際に在って、動じない岩を想像し… あるいは、嵐の中に在ってもそれに乗ってしまう鳥を思う… ) ( 動じず、流れに乗ったとしても己の形は変えない。 それは頑固だ、我が強いのは良くない、とも思ってしまうけれど… 流されるだけ流されて、大切な事まで見失ってしまうのは、いけない… ) [Thu 24 Nov 2005 03:48:24]
◆園内一花 > ( 強い光を放ちながら轟音を上げて燃える炎を前にするようなものだ。 眩しければ目を瞑れば良い、煩ければ耳を塞げば良い… けれど、その炎は向かってくる事がある。 裸で熱は防げないし、燃えてしまうかもしれない。 …日常生活に問題は無くとも、冒険者稼業を続けるのであれば、アクティブな影響を受ける可能性は高くなる…。 …敏感な、有利にも不利にもなる感覚を御するのは、これからだ… ) [Thu 24 Nov 2005 03:34:22]
◆園内一花 > ( 『じゃあ、がんばってね』 と、何処かへ消える猫の声を遠くに聞きながら… 感覚を、霊障を受けるまで解放していく――― ) ( 原因も無く突発的に解放される事は、無くなった…。 影響力の低い霊的な要素なら、知覚しても障害を起こさなくなった…。 今では、明確な意識を持つ霊体との接触も、支障無い…。 …この程度までは、『慣れ』でどうにかなるのだろうと言われた… ) [Thu 24 Nov 2005 03:25:10]
◆園内一花 > ( そういった感覚を持たない者の目で見れば、深夜の海辺の岩場に登って、ぶつぶつ呟く娘が独り。 色々と危なめな光景だけれど… 猫が見えて声も聞き取れる本人は、そう人目のある場所でもなし、意に介さずに… しんなりしょげながら、仕方無さそうに、その場にそっと正座した。 …早速足が痛い… 座布団、持って来れば良かった ) …あの、やっぱりこんな事――― ( 『いくらか壊すくらいで丁度良いんだよ。人間には余計なものが多いから』 突き放すように…と言うか、さして関心も無さそうに言い放つ付き添いに、口を噤んで。 『でも、僕は断然、絶食をお勧めするんだけどな』 などと続ける猫を尻目に、冴えた空気を一つ、深く吸い込んで… 目を閉じた ) [Thu 24 Nov 2005 03:01:03]
◆園内一花 > ―――もうちょっと、厚着して来れば良かった…。 ( 岩場の天辺に突っ立って、小さくなるように二の腕を抱いて、身を震わせながら呟けば… 『厚着しちゃったら修行にならないじゃないか』 と足元から。 陰陽寮の先生の式神に、呆れたように言われてしまう…。 見える人には見える、淡く発光する半透明のその猫を、気まずそうに見下ろして ) 〜でも寒いですよ? 身体、壊しそう… ( 『滝に打たれるよりマシでしょ』 はい。 ) …猫はコタツで〜って言いますけど…寒く、ないんですか…? ( 『霊体だからね』 あ、そう。 ) [Thu 24 Nov 2005 02:49:21]
◆園内一花 > ( ―――のは当たり前なのだけど。 衣替えするのを忘れていそうなアーミーファッションのポニーテールが、薙刀を背負ってランタンを提げて、波打ち際の少し高くなっている岩場に登って行く ) ―――ッはぷシょっ…! ( 晴れた星空の下、涼やかに響く海風の中に、気の抜けたくしゃみが混ざった ) [Thu 24 Nov 2005 02:34:52]
お知らせ > 園内一花さんが入室されました。 『( さむひ )』 [Thu 24 Nov 2005 02:30:05]
お知らせ > ソードさんが帰りました。 [Wed 23 Nov 2005 17:11:32]
◆ソード > 誰か食事に誘う……(と思ったけど、冬は何かと忙しい、急に誘えば迷惑だろうし、と直ぐに首を振って…)ま、いいや(余ったら近所にでも配ろう、とか思いながらふらふらと街のほうへ歩き出し) [Wed 23 Nov 2005 17:11:29]
◆ソード > (釣竿に付けていた糸も外す、魚篭の中は結構な数が入っていて…)最後のはちょっと予想外だった、かな…(二人で食べるには多くつれたらしく……両手で持たねば上がらない重さ…) [Wed 23 Nov 2005 17:08:36]
◆ソード > (続き)黒と銀の奴だ…っ(釣り上げたのは…釣り人気がある魚で…刺身でも塩焼きでも美味。じゅる、と軽く涎を垂らしつつ魚篭に入れて) [Wed 23 Nov 2005 17:02:09]
◆ソード > (バランスを取り戻して…左右にぶれながら潜ろうとする相手を上手く引き上げて…糸を手繰り)…あ…黒to [Wed 23 Nov 2005 17:00:49]
◆ソード > っと……(予想よりずっと大きいの・・・30cmもあれば満足なのにかなり大きいのが掛かったらしく、バランスを崩しかけたようで…尻尾で岩に掴まって引き上げようとするが竿がUの字…水面に糸がグググッと引き込まれていき) [Wed 23 Nov 2005 16:55:55]
お知らせ > ソードさんが入室されました。 『tto』 [Wed 23 Nov 2005 16:54:46]
◆ソード > 小さいけど味の濃さは磯の魚のが上だし…ね。(同居人も魚好き、ここ数日は保存用の干物ばかりで生の魚を食べてないわけで…、竿を軽く上下に揺らして、餌を美味しそうにみせようとして(魅力の魅!)…っと魚が掛かったか(秒数が大きさ)) [Wed 23 Nov 2005 16:50:50]
◆ソード > ………(狙いは晩のおかず。握る竿は半日やって1匹つれるかどうかの大物狙いではなく、磯の小物狙いの竿だ) [Wed 23 Nov 2005 16:48:25]
◆ソード > (日が落ちる時間帯…夕日で身体を赤くしながら岩場に座る少年が一匹、つりをしていた) [Wed 23 Nov 2005 16:47:17]
お知らせ > ソードさんが来ました。 『岩場で釣りする人影』 [Wed 23 Nov 2005 16:46:27]
お知らせ > イッパイアッテナ@試薬中さんが退室されました。 『( そして、眠ってしまって。 )』 [Tue 22 Nov 2005 23:36:04]
◆イッパイアッテナ@試薬中 > ( ごろごろごろごろとしていれば、なんとも気だるげな睡魔が襲ってくる。 落ちてくる瞼の向こう、波打ち際に、睡魔の水魔のスイマーが……ッ! ) [Tue 22 Nov 2005 23:35:51]
◆イッパイアッテナ@試薬中 > ( もしかすると日頃、何気なくこんな本音を押さえつけているのかもしれない。 だとしたら結構嫌だ。 キャラがおかしいだろうそれは。 うにゃー、と砂浜にごろん、横になる。 特に意味はない。 気まぐれだ。 ) [Tue 22 Nov 2005 23:31:45]
◆イッパイアッテナ@試薬中 > ( アイスブルーの目をぱちくり、何とはなしに散策中。 試薬中ゆえに、ほかに仕事を抱えるわけにもいかず、さりとて何かすることがあるでもなく。 主殿の役に立ちたいと思うけれど、なかなかそううまくいかず。 ) 世の中思うようにはいかにゃいもんだにゃー。 にゃんことご主人様以外不幸でいいにゃー。 ( 無意識の領域で勝手に言葉をつむぐ口をはたいて。 ) [Tue 22 Nov 2005 23:27:00]
◆イッパイアッテナ@試薬中 > ( 浜辺を歩く灰色着流し。 寒空色のその姿は、あまり季節にそぐわない。 ) [Tue 22 Nov 2005 23:24:45]
お知らせ > イッパイアッテナ@試薬中さんが入室されました。 『( 試薬四日目。 )』 [Tue 22 Nov 2005 23:22:54]
お知らせ > フィオさんが退室されました。 『夜の一人遊びはまだまだ続く』 [Tue 22 Nov 2005 03:01:55]
◆フィオ > じゃあ。問題? (誰へだ?。誰もいないこの場所で。しゃがみこんで、指が砂の上を走る) 全てを知ろうとするヒトと。 (一つの丸) 全てを飲み込みたくないヒト (間に+) イコールは (何になるでしょうか) (にーっと笑う一人遊び。波の届かない場所。消えるのは雨の日か) [Tue 22 Nov 2005 03:01:31]
◆フィオ > (無知は全てを飲み込んで 無知は何も得られない) 矛盾っすねえ? (実際そんな哲学的な事など解っていない。ナントナク が大きい) [Tue 22 Nov 2005 02:59:41]
◆フィオ > (目に入ったソレは、高く。かじかむのに、ポケットより取り出した手は星を掴みたいがのように、宙へと向けられた) ――・・・・・こうやってみると (目を細めた。微笑にも似た様に) 俺って、小さいっすね (背とか、体格とか。そういうのではない。一人の人間として、である) (冷えた手を下ろすわけでもなく。ぼんやりと考えた) 俺は、人間である。けれど、命を大事にしていない (自分を大事に出来なければ、相手さえも大事に出来ない。解ってるのにな) 解ってるのにな (ぼそりと。呟いた声は擦れていて。喉にしがみつく感触がした。認めれない、認めたくもない。解っていない無知な自分など――) ・・・・・・・。 (手をおろす。ポケットへ突っ込む時には、視線さえも砂の上へと落ちた) [Tue 22 Nov 2005 02:57:57]
◆フィオ > 一日、一歩 (軽く走って、ぽんっと。低いジャンプ。片足から砂へつけて) っと。 (着地すれば、まっすぐ立つ) ――すんっ (鼻より深く息を吸い込んだ。そのまま、反る様にして) (何も遮らない。暗い空) [Tue 22 Nov 2005 02:51:18]
◆フィオ > いってえ・・・・・。 (砂とはいえ、夜。受身をとろうにしても真っ暗でよくわからなかった。ゆっくり立ち上がれば尻へついた砂を払い落とす) ――夜の散歩はやめるべきっすかねえ (はぁ、と。ため息一つ。何か物足りない。何が足りないかもわからない。眠れない夜。向いた先は夜の海岸) (眠気もない、寒さは感じる。はたから見れば夢遊病にも見えてしまうであろう。ひどくゆっくりとした動きで。)(何だかんだで散歩を楽しんでいた) [Tue 22 Nov 2005 02:48:27]
◆フィオ > ( 砂に足取られてすっころんだ ) [Tue 22 Nov 2005 02:42:54]
お知らせ > フィオさんが来ました。 『一歩、下がって』 [Tue 22 Nov 2005 02:42:35]
お知らせ > フェンサーさんが退室されました。 『( そうして、傭兵は立ち去っていった。 )』 [Sat 19 Nov 2005 23:00:52]
◆フェンサー > …………目を逸らすのが、うまくなったのかな。 [Sat 19 Nov 2005 22:59:44]
◆フェンサー > ( それが、子供から大人になるってことなんだろうか。 ――多分、違うと思う。 単に、単にフェンサーは。 ) [Sat 19 Nov 2005 22:58:57]
◆フェンサー > …………………きっと、あの時より、阿呆だ。 ( ざあん、ざああん、ざあん、ざああん。 疑うことを知った。 戦う術を学んだ。 自分の足でどこにでも行けるようになった。 ――でも、あの時より、薄汚れた気がする。 ) [Sat 19 Nov 2005 22:57:23]
◆フェンサー > ( いま思えば、随分と世の中を知らない人間だったのだな、と思い返す。 爆笑した付き添いの、笑う理由すらわからず、ただただ困惑していたのだから。 ―――いまは、あのときより賢くなったのだろうか? ) [Sat 19 Nov 2005 22:51:57]
◆フェンサー > ( 思い出し笑い、一人寂しげに。 浜辺に腰を下ろし、波を眺める。 ざあん、ざああん、ざあん、ざああん。 ) [Sat 19 Nov 2005 22:48:46]
◆フェンサー > ( フェンサーは、海が好きだ。 とても広くて、はじめてみたときは心底驚いたものだ。 そうして、そんなフェンサーを笑う付き添いに、こんなことさえ言った。 ) …………「こんなおおきな湖は初めて見る」。 [Sat 19 Nov 2005 22:47:53]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Sat 19 Nov 2005 22:46:52]
お知らせ > ザッハトルテさんが退室されました。 『( 濁らない方のお茶は暗黒街教会の名物だったり――したら泣く。 ) 』 [Sat 19 Nov 2005 10:55:57]
◆ザッハトルテ > ( 楽をすると後で回るツケ。 隔絶の果てに自分がどうなるか、実は見当が着いているからその言葉は耳に痛い。 「どうなる」 ――違うか。 「元に戻る」 だけ。 ) 多くなると ひとつだけ良い事。 多分だけれど、 の消費が減る。 それでも多分、何処からともなく新しい眷族が現れるのだろうけど ね 。 (「黒い影」さんとは、一度だけ会った事がある。 戴いた60点の評価を覆すのは難しそうだ、その程度の間柄ではあるのだけれど。 ) … 望む事 ねえ 。 ( 本当の、最後の望みはやっぱり誰にも言えなくて、考えるフリしてお茶を濁して、…昨日に今日と 続けざま ) ――――謝られるのは苦手だけど、御礼を言われるのも苦手なんだって 今判りました 。 ( さらに濁して。 ) [Sat 19 Nov 2005 10:55:18]
お知らせ > ティエンさんが帰りました。 『( 家でお茶を淹れたかどうかは、神ならぬモノのみぞ、知るお話。 )』 [Sat 19 Nov 2005 10:47:15]
◆ティエン > 楽なのは分かるけどねー…でも、らくちんに任せちゃうと、ツケが怖いものね。 わたしみたいな性格悪いのもいるから、ちくちくいじめられちゃうし。 ( 自慢にもならない事を言って、少しだけ胸を張った。 ――… ん。 また、今度。お互いのお話は、また今度。 ) …多くなるのも、考え物、なのかもしれないけどねー… 来て欲しいような、欲しくないような。…なんか、複雑だけど。 受身の取り方くらいは、いえるようになれるのかな? ( 他に知っていた 「 ご近所さん 」 は、海辺で出会った黒い影 そして、月夜に出会った、血の淑女。 ――…記憶は鮮烈過ぎて、届くとは思えない。 だから、前向きのフリした嘘になんて、気付かないフリだ。 ) ……… ( ちょっと、微妙な顔になって、きょとんと 見上げた。 ) …二人ともね、ちょっと 違うベクトルで不器用かなって、思ったから。 ――…ん。 なら、望んでることを、試しに探してみるのも、いいんじゃないかな? それで、プラスとマイナス。 ( それもきっと、出来る事のひとつ。 仰いだ空は、痛いような青と 太陽のひかり。 ――… 明ける前の空の下、本来の姿に返る淑女の姿と、日に焼かれながら、再会を願った名前もし背内、同種の少女。 こんな眩し過ぎる世界では、出会えなかった彼女たちの幻視に、目が眩む。 きっと、血が足りないんだ。 血塗れで垂れた包帯を透かして、見上げた色を、焼き付けて ) ……ん。 ザッハトルテも、ありがと ね。 ( お礼の言葉。 視線も合わせられないけど、少しは、自然に言えたなら、良い。 ) [Sat 19 Nov 2005 10:45:33]
◆ザッハトルテ > ( 隔絶。 ) …うん、そんな感じだった ――…かも。 あれはあれで楽なんだけど、…うん。 いちばん良くないのはきっと、…今みたいな居心地の悪い時間が待ってるって辺りじゃないかと。 ( 少しだけ笑みに近いものが浮かんで、また今度の申し出に頷いた ) …今のところは「数少ない」御近所さん だものね。 それこそ面白い話なんかじゃないけど。 ――西園寺も、ヴィーダァも? 生き延びたなら何れは此方に来るのだろうし、何か残せるものがあるのならって思えば 少しは――…前向きにだってなれるかも知れない。 ( 落ちるだけの道に前向きも何もないのだけれど、今だけはそんなばれきった嘘を吐いた崖っぷち。 「仲が良い」? ) 良いんじゃなくって、…良くしなきゃな って。 彼は私が望まない事ばかりやるけれど、裏を返せば――私がしなきゃいけないのにずるずる後回しにしている事を、代わりにやらせてしまってるんだと思うから。 ( 同じように空を仰いで ) 出来る事を全部やってみたら、その頃には事態も進展すると思うんだ。 特に彼女の事に関しては 他の人も頑張ってると思うし。 ( 振り切ったフリ 前向きなフリ。 「無理してるんだろうな」そんなおぼろな感覚だって、その努力の前には意味をなくして口噤んで、揃って海辺を後にして。 ) [Sat 19 Nov 2005 10:28:53]
◆ティエン > うん。何か、硝子越しみたいだった。さっきのわたしじゃないけど、隔絶されてた、みたいな感じ。 ……仕方ないかもしれないけど、あんまり良くないんだよね。きっとー… ( 感じた印象は、その侭口にするから、遠慮が無い。 そして、痛みが生きる為の本能なら。鈍くなってしまうのも仕方ないのかな、なんて。 苦い感慨。 ) …それじゃ、ザッハトルテも今度、話してみるといい。 同じじゃないから引きずられずに、近い奈落の淵で聞けるから。 ( 彼とわたしのいる場所は、似ているようで、きっと違う。 断崖の淵に立つお互いを、視認出来る程度には。 ――… 遠い夏の日。同じものを見て、きっと 違う心を抱いたのだ。 許容、拒絶 言葉にすれば、別れるとしても。 ) ……物騒だからねー…自分の事、とはいえ。うんー…… 西園寺、…ミカド? 仲良いの、ちょっと意外、だよね。そういえば。 ( フードをもそり、ひき下ろして 眩しいばかりの空を仰いだ。 そして、彼の口から出た名前に、ほんの少しの感想は、独白。 それはそれで、失礼な事だけど。 ) ……かくて、世の中は小説より奇なりの山? ……そ、だね。 取り合えず――…出来る事だけ、やってみる。 かみさまはいるんだから、本当に駄目な時は、ちゃんと罰も来るだろうしね。 ( そうやって、笑えない顔を突き合わせて。 振り切ったフリを砂に落として、歩いていこう。 もう、夜も明けたから。 こんな格好が、迂闊に人目に止まる前に、かえらなきゃ。 ) [Sat 19 Nov 2005 10:18:23]
◆ザッハトルテ > あ――――…あの時は、その。 色々おかしかったんです。 後、まあ――…鈍いんだと思いますよ、多分。 ( 痛みを痛みと知る受容体の働きと、それを受け流す精神のアンバランス。 …本人とて知らぬ事、全ては戸籍の情報の中。 ) ……… 。 人間には絶対言えない。 話せそうな人も もう――… ね。 一歩 底に踏み出してしまったから、もう。 ( もう遠いあの夏の日、貧民窟の熱い屋根で。 見捨ててしまった人達を、もう友達と呼ぶ資格はないから ) それに――貴女の「ふぇいかー」も私のも、同じであってそうでない同種には話し辛いんじゃないかな って。 西園寺なら――…いや。 やっぱり言えないや。 ( 変と言うより、純粋に「何で」。 武器の似合うようなひとじゃない と言ったらイメージの押しつけになるからそれは黙して、ルーツは案外深いんだ とだけ相槌。 ) 難しい事って言うより――はじめから全てを想定しても予想外の事態って起こるもの。 だから、設計図だけは作っておいて後はアドリブ。 いい加減だとは思うけれど、その方が少なくともストレスは溜まらないし ―― ( 引け目も負い目も、何もしなくたって重くなる一方なのは判っているから。 へんなりと、笑えないものが似たような顔で見返して。 ) [Sat 19 Nov 2005 09:54:09]
◆ティエン > ……自分だって、この間ー…ナイフ、刺さってた癖にー… ( 彼の場合は、刺されたまであって、刺した訳では無いのだけれど。 存在していても、通常の痛覚や感覚は、何処か朧な瞬間があるんだろう。 だから、うっかり忘れてしまえるんだ。 …多分。 ) ――…怖がられちゃう、かな。…その方がいいんだろう、けど。 ……ザッハトルテも、話せない? ( ひとに基準を求めるのは、卑怯かもしれないけど。 戸惑うような沈黙の後、そろり 視線を上げて、尋ねてみた。 ヒトに言えない、ヒトデナシの話。 何かの為の、保険のように。 ) ……わたしがってー… そ、そんなに、へんかな? ……ん、いいよ。 昔話も、たまには思い出してあげないと。 ( ――… 今に繋がる話だから、少しの昔話。 少し先のお約束を交わして、今は 取り合えず、食事場と、休む場所に向かうんだ。 歩みは緩く、足跡はふたつ。 ) ――… 難しいことなんて、考えなくて、いいのかな? ( 引け目を感じることも、無いとまで言えば、傲慢になるかもしれなくても。 ――… やっぱり、笑みにとどかない、そんな顔で。 ) [Sat 19 Nov 2005 09:42:24]
◆ザッハトルテ > ………う。 ( 指差されてまた固まった。 そう、生存本能には元々薄い個体――もとい、種族ではあるんだろう。 死から生まれたようなものだから、と結論付けるのは些か短絡に過ぎるけれど ) ええっと――…面白いかそうじゃないか じゃなくって、…あれだ。 「そう云う話、人間には話せないでしょう?」 ( 棒読みでそんな事を言うのだ。 もし貴女に何かあった時、なんて想像したくはないけれど 知っていればこそ開ける途もあるかも知れない、なんて。 ) …本当を言うとね、前からずっと気になってたんだ。 私のも大概物騒だけど――何で貴女が って。 言い難い事言わせる約束しちゃって 申し訳ない … 。 ( でもそれも、きっともう少し後の話になるんだろう。 当分の間は貴女の大切な友達を案ずる方が優先なのだろうから、歩を揃えて。 始めから所在地を知っていればと思うのは、こんな経緯で漸くこのひとの住まいの場所を知る事になったから ) ……私達は 人間ではないけれど。 近しい者が危ないと思ったら、口出しするのは言葉を使える生き物の本能なんじゃないかな って思うよ? だから――… ( 巡り来る因果と云うよりは、世の中の必然と考えた方が何かと気が楽なんじゃないかと。 ) [Sat 19 Nov 2005 09:14:23]
◆ティエン > ……人のこと、言えない。 ( 自分の血に塗れた手が、ひとつの引き金を引いた、赤色の流れた手の甲を、指さした。 顔色は、最初から血の気なんて殆ど無いんだから、いつもと同じ。 むぅ と、唇引き結んだら、まるで拗ねたような顔になるけど。 ) ――…… 別に、いいけどー…… そんなに、聞いて面白い話しでもないし。 …ん。でも、いいよ。 マギーの居場所も、教えて貰ったし。 お礼には、ならないだろうけど。 ( 文字通り、これもわたし。 説明すると、変な風に長くなるうえに、つまらない物語なんだけど。 ――… 別に、隠すようなことでもないから。 いや、隠した方が良いのかもしれないけど。 ぐなぐな考え込みながらも、こっくり 頷いた。 肯定と許諾。 ) ……うぅ。 だから、ほら。この季節は、此処、ヒトも来ないし ねっ、あんまり。 ( それは見事に、言葉に詰まって。 しどろもどろ、言い訳になってしまう。 どうしたって、生存本能なんてものは遠いお互い。 へんなり、しょげた顔を付き合わせる、矛盾の鏡。 ) ――…あがってくなら、お茶くらいは出せるけどねー… ん。 ごめん、ね。へんなもの、見せちゃって。 ( 色々、話す事も、聞かなきゃいけないこともあったかもしれないけど。 でも、一番肝心なことだけでも聞けたから、なんて。これはわたしの自己満足。 ゆらゆら、帰路を辿る為の一歩を踏み出しながら ) ……叱られてばっかりだったのにな。今度は、わたしの番、なんだ。 ( 巡り巡る、因果のように。 少しだけ声が、さざめいた。 砂に落として、今も染み出た赤色なんて、幻みたいに。 ) [Sat 19 Nov 2005 09:03:21]
◆ザッハトルテ > 怪我じゃないって言ったって 血が だって ―――― ( 言いながら破綻してるのは自覚済み。 人間その他の血を啜って永らえるモノが、同種のそれでうろたえるなんて どうしたって可笑しい話。 手を伸ばしかけて、赤く染まった小さな手に制止を受けてそこで止まる ) ………… ( 出来の悪い子供をそれでもと庇う親 …とはまた違うか。 掴めない 掴めない 、 でもそれじゃあ自分を否定するようなモノじゃないか その刃は ) … ( すっかり朝の天を仰いで、今度こそ――牙も隠さずに嘆息。 ) ………………いつか 聞かせて下さい って――…言って良いものかどうか判らないけど、今此処で前約束 させて下さいね? (「それ」も貴女自身だというのなら、敢えてそれを そうした形状 そうした性質を 自ら選んだ と言うのだろうか。 だから、今は聞き出せそうにないけれど 図々しくもそんな宣言。 心底困った情けないツラがそちらに向いて、 ) 貴女の状態にそうまで左右されると仰るなら ますます 御自愛して戴かないとですよ――…何てこった。 ( 吸血種に「自愛」なんて大概無理だろう、そんな諦観はそれこそ此方にも山ほどあるのに。 言えばこのひとだってそう思うだろうに――交差する度に角から砕け散る鏡のよう ) …… 玄関。 それ以上は踏み込みませんから 帰ろう? ミズ・マーガレットの為にも。 (「遠ざけてくれた」 ――「許される為に今は許して貰えない」それは何時か聞いた話。 傷ついたあの人が、或いは貴女のささやかな希望の一端であるのかも そんな予感が小さくけれど確実に生まれた瞬間で ) ……彼女の一連のあれが もし只の自虐だったりしたら ――――… だったら、ちゃんと叱らなきゃ。 ( 己が、とは言えないけれど。 今自分にできるのは貴女を帰路へと促すだけの。 ) [Sat 19 Nov 2005 08:45:50]
◆ティエン > ( 腕に広がる赤い染み。 落ち辛いのに なんて。思考は何処かずれている。 神経系を駆け巡る痛みだけが、置き去りのように鮮明で。 傷なんて、長く残りもしないのに。 ――… 潮風に混じる鉄錆を自覚する頃に 漸く、動きだせるんだろう。 ) …… 腕… これは、平気。 怪我、じゃ ない、から――… あっ、危ないから、ねっ さわっちゃ、だめ だよっ ( 近づく姿を制しようとするのは、まだ、指が強張った侭の、手。 自分の返り血に濡れた指先が、止めようとして。 ) ……そ、そんなって言われても こ、これは、わたしだもの。 ――…これも、わたしなんだもの。 ( そんなモノ。でも、それはわたし自身なんだ。 痛覚ばかりを訴える腕を、だらり 垂らして。 ぽそり、囁くように、それだけを返した。 ) へっ、平気だってばっ こ、これ、直ぐにふさがっちゃうからっ。 …ご、ごめんね。わたしが、今、ちょっと 「 足りない 」 から、余計に敏感なんだ。気配にー… ( うろうろ、視線が惑う 彷徨う。 ――…こんなものを流す意味を知っている。だから、ぐなり 項垂れる。 かえったら、補給しなくちゃいけない。 それ自体には、何の抵抗も覚えないものなんだから。 ) ……平気、だよ。怪我じゃないんだから。 ……えっとね。 ( ――…足りない。 自制が切れてしまう前に、引き揚げた方がいい。 ゆらゆら、揺れる足元の侭、立ち上がって ) ……マギーは ね、 わたしが 吸血鬼だって、知ったとき ちゃんと、逃げて 遠ざけて、くれた よ。 ――…それなのに、ね。 ( 血を流す前のやり取りを、ひとつだけ引っ張り戻して、へなり 笑みに届かない顔。 彼女は、ちゃんと怖がっている。なのに、遠ざけようとしない理由は。 ――…だから、思い上がりそうになる。 そんな、苦い微粒子のかたち。 ) [Sat 19 Nov 2005 08:28:50]
◆ザッハトルテ > ( 白を汚して版図を拡大していく赫がそのまま時間の経過を示して、――強張った指先が柄から離れるまでずっと阿呆のように固まってたんだと思う ) ……あ ――――…違、謝るのは貴女じゃなくって、 … それより そっち――腕 が ( 座り込んだ姿で漸く呪縛が解ける。 もう一度あの刃が飛び出てくるかも なんて考えない、駆け寄ろう ) 何てこった――なんで そんなモノを宿しますか! ( 持ち主の持って生まれた吸血の属性と云うより、そうしたモノをこそ切り裂く為の刃に見えたんだ。 「血がほしくて」じゃなくて、「汚れた血を持つモノを狩りたくて」襲い来る刃。 だとしたら それは貴女にも、だから――自分で仕掛けておいて。 呻くしか出来なんだ ) …これじゃこないだの逆だ。 病院は行けないから、――包帯を巻けるほど器用じゃありませんけど …! ( 白い外套に滲む赫を直視できない、今更ながらの罪悪感。 それでも「今渇いてなくて良かった」なんて微粒子がある辺りが救いようのない、同種のそれは燃費にはならないけれど ) ――――こっちが御免なさい だ 。 家まで送るし、 ――どうしたものか――――… ( 外套の送り主がくだんの人だとは知れないけれど、その汚れは落ちるものだろうかと頭をがしがし掻き毟った。 聞きたい事はたくさんある。 けれど、今はその腕を見るのが先だろうか 陽も随分高くなってもいるし。 ) [Sat 19 Nov 2005 08:02:54]
◆ティエン > ( 嗚呼、聞きたいことがあるのに。 もうちょっと余裕があったら からかうような言葉だって、きっと口に出来るのに。 握り締めた柄だけが、最後まで残っていて 固めた指を中々離せないから、消えきれない。 ――… 結局、汚しちゃったな なんて思うのは、この外套を買ってきたのが、件の彼女だからだ。 飛沫が沁みて、突き刺した場所からは、じわり 滲んでいく赤い、色。 息を荒げるのも、おかしな話。 過剰に何もかもを受け取る神経が、乱されるだけ 痛いって、それだけ だ、から ) ――……っ は、ぁ っ ――…… ( 強張った指を漸く離せたら 血肉に溶けるように、消えた色。 赤を溶かす、赤い色。 …だらりと腕を垂らせば、飛び散る両は違っても、映し鏡のように、手の甲まで零れてくるものが、ある。 ) ――… ぅ。 ご、ごめん な、さいー…っ ( 咎めるような響きに、びくり 顔を上げた。 それこそ、悪いことを見咎められた子供じみて、ぐんなり 頭が下がる。 へたり 砂の上にへたり込んで 指先から零れた赤色が 蛇のように細く、砂に流れていく。 ) [Sat 19 Nov 2005 07:47:47]
◆ザッハトルテ > ああなる直前だと思うんだけど、 って ――ちちち違います! そう云うんじゃなくって 具合が良くなかったらしくて転びかけて、って! ( 幸か不幸か顔に血が昇る状態ではないけれど、泡食ったのがこっちだから始末に終えない。 男と女 というのは当人同士にその気がなくともこうだから参る とは、それだけなら笑い事。 ) ( 性別の前に種族の差があの日あの時沸きました なんて。 ――包み隠さず言うのなら あの場に居たのは男と女なんてものじゃなくて、吸血種と人間 狼と兎 ) そこ だけ ――…じゃないけど、そこが理解できないでいる。 貴女 と 私 と――…何だか彼女が遠ざけようとしてないような。 って言ったら、貴女には酷く失礼だけど。 ( 側に居て良いのかな、そんな疑問は既に貴女の胸にあろうから。 むしろ だからこそ距離を取る か。 ) 自分の事を考えないで居ればいるほど、向こうが気に病むんだよ。 だから自分の事もちゃんと見てやらないと かえって相手が傷つくんだ って。 ( そこで断ち切られた時間。 優秀な猟犬じみた刃が届く前 阿呆な餌志願が下がる前 )( 在るべき場所に「強制的に」戻されたそれ、代償は飛んだ赤い飛沫 ) ――――――… ( 遅れて着地した視線が貴女から離せない。 たっぷり空気を肺に取り入れて、喘ぐように吐き出して ) 何 って事を するんだ … ! ( ――咎める資格こそ、本来ありはしないのに。 ばかな実験をしたのはこちらで、被害を受けたのは貴女で 被害者面する資格なんかこれっぽっちもありはしないのに引き攣った顔のまま、 )( 近づく事も出来ずに3歩の距離を開けたまま、身を乗り出すのが精一杯で。 ) [Sat 19 Nov 2005 07:41:12]
◆白影 > ――… え? ( びくり。 先に謝罪がおかれたものだから、驚いて目を見開いた。 固唾を呑んで、続く言葉に聞き入るんだ。 ――…分かっていること。隔てるもの。越えられない、事実。 ) …… ん。 ( 曖昧な相槌で、先を促す。 人間なのは、翼の彼女。 そうでないのは、わたしとあなた。 ) ……アクシデント――… え、さ、最近っ? ( 最近。 彼女が、今みたいなことになってから の、ことなんだろうか。 飛び出した問いかけは、続くものに絶句した。 腕の、中。 ――… 困惑して、おろついて ちょっとだけ、あらぬことも想像しかけて 頭振って、引き戻す。 ――…人間だったら、きっと 顔が真っ赤になる場面だ。 ) そ、か。 逃げないんだ。逃げなかったんだ。 ( ――…彼が悪い訳じゃない。けど、翳りは声音に、滲み出た。 ) ――… 逆かもしれないね。 人のことを気にしている間は、案外 自分のことは 「 考えなくて済む 」 から。 ……だからって言ったら、卑怯なんだろうけど。 ( それで、自分のことを置き去りにしては、意味がない。意味が無いんだ。 そんな齟齬に、唇を引き結ぶ。 そして、続く答えは形になる前に、舞い上げた砂の中に隠された。 ざり 刃先が砂を噛む。 欲しがったものは何も無い砂の味に、跳ね上がる刃が、振り上げられる。 月光ならぬ陽光を、弾く赤が、煌いて) そっちじゃ ない だろう……っ! ( 振り上げたものが、跳び退る彼に届く前に その姿を赤色かん゛認識するより早く。 一番近い 「 鞘 」 の中に、閉じ込める。 包帯が解けかけた、左の腕に 外套の上から、突き立てた。 ) ぁっ、ぅぁ――っ、くは、ぅ……っ ( 緋色が飛び散り、貫通する程突き刺しても、刃先は腕から飛び出さない。溶けるように、腕の中に消えていく。 ――… 蹲る時間は、数分にも満たないくらい。 ぐんにゃり 砂に蹲る。 ずきずき、する。 …嗚呼、当たり前か。 傷は、直ぐにふさがってしまうけれど。 ) [Sat 19 Nov 2005 07:23:00]
◆ザッハトルテ > …………御免。 ( これから言う前提が貴女に失礼だから、先に謝罪。 こういう論旨の進め方を卑怯だと両断したのも踵と涙の誰かさん ) あの人は人間で、 ――…は そうでないモノ。 ( 伏せた言葉は手遅れと知りつつ、それでもやっぱり明言を避けて ) …あのね? 貴女と知り合いのあの人は――…私が何だか知っているくせして逃げなかった。 ちょっとアクシデントがあって、なんだ その ――… ( 続く言葉を紡ぐのに、ぎ と一度きつくきつく歯を噛み締めて ) 腕の中につかまえた時―― は、流石に拒否された けど … 。 ………。 ( 間が空いて ) ――そう、そんな感じ。 何度か会った時はいつもそんな調子だったのに ――…そんな時でもやっぱり誰にも言えなくて、本当はずっとずっと苦しんでたのかな って。 …『マギー』はひとの事気にする前に 自分はどうなのかな ? ………なんて。 ( ちら、と困り顔になった貴女を見やって ) 何だろう、互いの気遣いが伝わってない状態って――傍から見たら喜劇だよね? それが判っただけでも――…私は果報者なんだと思った ―――――― ?! (「ああやっぱり」とでも思えば良いんだろうか、獲物を目の前に吊り下げられた獣のような赤い刃。 翻弄される小柄な姿から離れるように3歩の距離を跳びすさる。 制止が間に合うかは判らないけど ) ――…やっぱり そう云う事 なんです か … … ! ( それはいつかの裏返し。 「何て無茶な事を」 。 ) [Sat 19 Nov 2005 06:55:44]
◆白影 > ……そういうとこ、あるのかもしれない…ね。 ――…本当に平穏を求めるのなら、手を差し伸べたり、しなければ良かったのにって。 …今だって、時々思うもの。 ( それが例え彼女の意思だったとしても 彼女が本当は神様に縋りたいなら 信じたいなら、何処までも理に反した存在が側にいるのは、マイナスに傾く要素だろうから。 ――… それでも。 一度脅えて跳ね除けて逃げ出して、その上で戻ってきた彼女だから信じているだなんて、最初から矛盾した話だ。 彼が口に出せなかったことを、遠まわしに言ってしまって この侭、膝抱えて消えてしまいたいような、数秒間。 ) わたしが言ったら、多分 「 ギニィはヒトの事気にする前に、自分はどーなのよ、自分はぁー?」 とか、言われそうだけどねー…… ( もしくは、それは願望なんだろう。そんな風に、言ってくれればなんて。 真似た部分は、声質なんかとても似ないけれど、口真似までしてみた。 そして、視線を上げた先では、言葉に詰まる数秒の、展開。 ) ……なかせちゃ、だめだよね。 でも、それが哀しいでも、悔しいでも、嬉しいでも、怒りでも――… 何か、果報者。 ( 笑みに届かない、困ったような顔が、情けなく、へにゃりと崩れる。 それが誰かは分からないけど、世界の何も届かないようなところまで、琴線を震わすものがあったのだろうから。 まさか、踵の一撃だなんて、事実は何処までも小説よりも奇なりだけど。 ) ――…… あ。 ( 捩れる黒。 穿たれた孔。 伝い落ちた、赤の気配。 燃料になるものじゃないけれど。 握り締めた手の中、赤い色が ぎしり 軋んだ。 ) ぅく――…っ だ、駄目っ ちょ、今は、隠して こらっ、駄目、だってば――…っ! ( 握る手の方が、赤い刃に引きずられる。押さえ込む膂力なんて無いから、 ざっ! 砂の上につきたてて、 がりりり 砂を、噛ませていく。 赤い色、赤い雫 それは糧にならない、赤いもの。滴る気配、誰かの血。 いつか、それを啜ろうとした刃があって それは、今握るもの。 体重で砂に押し込みながら、焦る声。 ) [Sat 19 Nov 2005 06:36:16]
◆ザッハトルテ > その聖職者様がね、ああなる前に彼女と話をしたようなのだけど。 …あの人は内罰的過ぎて、平穏を求めながら受け容れない 受け容れられない状態なんじゃないか って。 ( 自分を拒絶しているよう。 それが被差別対象にされるあの翼の所為なのかは判らないけど、――――どっかの血を吸う眷属じゃあるまいし とは口には出さないし出せない。 ) 自分を認められないのなら、そんな事ないよ って言ってあげるのは友達の役目だと思う …多分、―――― ( 鞭どころか踵の一撃と、 まあ――兎も角戻って来たダメっぽいのが露骨に言葉に詰まった。 ) ……涙は苦手です。 ( それだけ言った。 誰の なんて例え面識がなかったとしても、それだけは口が裂けても言えない。 たっぷり1分ほど経過してから、情けなく逃げていた赤目が戻って手に 爪に力が篭る。 布地が多いに撓んで、程なく袖の中を伝って赤い滴が手の甲から指先を伝い砂を汚すだろうか ) ――気の所為なら良いんだ けど ―――― ( 貴女が良く見せる、白い外套の袖 腕に爪を立てる仕草。 トリガーは『これ』、良からぬモノの流す気配ではないのか、と ) [Sat 19 Nov 2005 06:17:51]
◆白影 > ……救いの御手は、違う場所から齎される。 平穏は地に在りし善意の者に() ……そう、上手くはいかないのかな。 ( 貧民窟の聖職者。 それが誰なのかは、わからなかったけれど。 齎されたキィ・ワードは、手を伸ばす程に遠いものばかり。 嗚呼、最後のひとつだけが、痛い程に近くても。 もそもそ、膝を抱える。拗ねた子供じゃあるまいし、とは思うのだけど。 ) ……でも、心で支えなきゃいけないものだから、やっぱり。 ほら、えっと…病は気から、だっけ?違うかな。この場合。 ――… ともだち。 ともだちー…… でも、わたし 分かってる、けど。 ( そんな資格があるのかなんて、何度考えたか分からない。 ) ……接続不良って言えば、ザッハトルテは、戻ってきたんだ? 愛の鞭でも、もらった? ( 自分ひとりで戻ってくる なんて思っていない辺りが 結構ひどいはなしだ。 はなしはあからさまに逸らす形かもしれないけれど、気付けば、気になったのも本当だから。 ちろりと、視線を上げた。 遠い虚ろは、少なくとも 今は外見には、見えないから。 ) ……そっちこそ、肩の怪我、もういいの? …良くないか。 ( むしろ、リアルタイムで。 届かない疑問符を抉り出そうとするのを、止めるように、かけた声。 けれど、疑問符が零れ出るなら、受けて立つくらいは、きっと出来る。 ) [Sat 19 Nov 2005 06:03:19]
◆ザッハトルテ > …。 ( 無言で首を一度横 ) 薬に限らず、一連の症状に関しては何も。 ただ、その話を聞かせてくれたのは貧民窟の聖職者様だったのだけど …彼が保護したのかな。 ――私らの領域じゃない気はした。 ( 指折って滑らせたのは「神」「愛」「罰」、どうしたって相容れないどこかの宗教に密接なキィ・ワードの数々。 ) それとて彼女のメンタルの問題であって、……それが解決できたとして症状の緩和になるとは限らない。 でも――…うん。 友達なんだから、気後れする部分はさておいても とは。 ( ………… ) 出来るのは傷つける事だけじゃない と思いますけど。 ――じゃあ、あの人の為に今ここでこうして接続不良を起こしたりしてる 今の貴女の気持ちは全部嘘? そりゃ確かに我々はこんな だけど――――じゃあ良心の欠片もないなんて 誰が決めたんですか 。( 使い魔から目を離して、その使い手のひとへと視線を戻して。 諭すには力は足りなすぎて、それだけ言って―― ) ( 怪我は してない。 ) ……その「ふぇいかー」 なんですけど、 …。 ( 今宵の違和感、その前 いつ頃からか感じた違和感。 その根拠を求めて無意識が、黒い外套の上 袖に開いた穿たれた辺りに爪を立てた。 ) [Sat 19 Nov 2005 05:47:04]
◆白影 > ( かちかち、かち。 何処かで何かが噛み合う音。 何処かで何かが軋む音。 それらを振り切って、意識を外に向ける。 神妙な顔で、聞くものは ) …薬――…あれ、かぁ。 …薬以外で、どうなってるか…ザッハトルテ、知ってる の? ( 砂の上 朱鷺の都の文字を並べるような、沈思の後。 薬以外の、もしくはそれ以上の問題点を、ひそり 尋ねた。 ――… お見舞い。 考えると、やっぱり行き詰る思考を止めて、こくり 頷いた。 資格なんて言葉が、どれだけ過ぎっても。 ) ……やっぱり、無茶だよねー…ぅん。だから、最後の手段 かなって。 ……知ってる。同じじゃなくて、違うもの。同じような世界にいても、違うものしか見られない。 でも、水と油だって、混じることが出来るじゃないか。 ……助けを、別のものに、借りれば。 ( 砂の上の赤色を取り上げて、握り締めた。 ――… 分かってる。無理だし無茶だし、そんな事より、もう少し真っ当な手段を考えた方がいいって。 でも ) ……怪我は、してない。 ( ふるり、頭を横に振る。 包帯は、外套に隠れていても、ずっとしているものだったし。 ――…それに。腕が傷ついていたって怪我じゃないから、平気な顔で嘘を吐く。 ) ……傷つけることしか出来ないものが、誰かの助けになればいい、なんて。おかしいのかな。 ……おかしいんだろうな。 ( ふぇいかー。 贋物。贋作、偽り。 そんな銘の赤色を見やる視線を追いかけて。 ぽつり、零れた。 ) [Sat 19 Nov 2005 05:26:17]
◆ザッハトルテ > ( 解放されたなら、よもやこんな時間にこんな場所でとは思いつつ それでも一度周囲を伺い声をさらに落として、確認するよな事態の整理。 ) …良くない薬がね。 それが抜けるまで大変――らしい。 ……もっともそれすらも副次的なものに過ぎないのだけれど、真の問題は医者がどうにかできるものなのやら。 白魔術 と云うのは――違うか、云うのも、私にはさっぱりで。 ( 片膝立てての片胡坐が高さを合わせるように は、と溜息。 爪で「の」の字なんぞ無意味に砂に量産するだけのやるせなさ、「話せるかは判らないけど一度見舞いに行ってあげてほしい」などと言うまでもない言葉を零して。 ) ………。 (「の」を大量生産した手が止まって、首だけが斜めにそちらを見上げて ) ――…それも大概無茶な事じゃないかと … 。 それが仮に出来たとして、「彼女」にどう適応させるおつもりなんです。 人間と――私らは、何処がとは言えないけれど 決定的に別のものなのに。 ( 赤い石の噂は本当に断片限りの知る情報、語られた部分 語られない部分 両方含めて、言えたのはそれだけだ。 そのまま つい と動かぬ刃と腕の包帯を眺め。 ) じゃあ――怪我とかはしてないんですよね。 ( 例えば自分のように、文字通り身を掻っ切って使い魔に血を与えたとか。 包帯が連想させるのはどうしたってそんな経緯だから、「違う」とひとこと言ってくれれば その件に関してだけは安心できる。 ) ……… 。 ( 口の中で呟く幾つかの言葉の中にはその赤い刃に付けられた名が入って。 ) [Sat 19 Nov 2005 04:59:51]
◆白影 > … だい、じょぶ だって。 ――…いきなり戻したから、びっくりして る、だけ。 ( 元々、断絶しながらも繋がっていなくては意味が無い。 そんな矛盾した実験は、やっぱり上手くはいかない。 ゆらゆら、どうしても揺れるものを支える為に飲まば下手、だったのかもしれない。 捕まえた襟首は、お約束どおり、揺さぶりかけたけれど。 ) ……スラム、病院。 今は、病院。 ( 身体ごとしがみつくような力は、引き剥がすのは容易でも、精一杯の力。 熱も内のに、熱に浮かされたような口調で繰り返すものだから、同じ温度で触れる指に気付くのは、大分遅れた。 ――… だらりと、腕が垂れる。 外套の袖口から、解け掛けの包帯の先が、揺れた。 ) ……そ、か。 でも、生きて 無事、なら。 ……容態とか、悪いの、かなー…… ( そう。無理は出来ない。 ヒトの理屈からすれば、無茶な方向に丈夫なヒトデナシの基準では計れない。 だから、ぐなり 沈みかけた侭 こほ 喉が動いて吐いたのは、多分溜息でなくて、砂なんだろう。 ) ……ぅ。 ( 止まる。 無理。無茶で無謀。 ――… 赤い刃に注がれた視線。そして向けられる、赤い色。 嗚呼、この状況には覚えがある。 只。役割は、逆だったけれど。 ) え、えーと…… 前に、ね。意識はあるのに、夢見てるみたいで 遠かったことが、あって。 ぼんやりして、たから。 少し変えて、意図的にぼかすこととか、出来ないかなー…って。 思って。思い出そうと、してた。 ( へなり。 砂の上に、正座するような状況。 神妙と言うには、断片的な言葉の羅列は、いつか、紅い宝石に操られた日の記憶。 勿論、支配されたりする訳にはいかないし、そんな元凶も無いから、感覚だけを引きずろうとして。 ――… でも、前提が無茶だったというだけ。 言えない部分も含めて、がくりと垂れる頭。 そして、傍らの赤色が秘めるのは、血の記憶。同調で引きずり出して、少しだけ顕在化した、誰かの殺意。 それも、今は動かないけど。 ) [Sat 19 Nov 2005 04:42:09]
◆黒い外套の影 > 繋がってないって そんな――――( 呂律の回らない語り口、おぼつかなく揺れる緋色。 理由も規模も方向性も、何もかもが違うのに身に憶えがあるのだから一方的にバツの悪い。 思わず目を逸らしかけて ) って―― わ?! ( ぐん、と引かれる襟首。 予想もしなかった引力に負けて それは強い力ではなかったのかも知れないけれど思いの丈はそれを上回るほどに込められていたんだと思う。 揺さぶらんばかりの勢い ) えっ――と ! ( めちゃくちゃな順を正すように ) 貧民窟で見つかって、親切な誰かが 中央病院に連れて行って ――って ! ( 今は呼吸もしてないけれど、冷えた指先が襟に回った貴女の手の甲を突付き。 ) ……ただ、今は話ができないかも と 。 ………… 人間には 無理はできないし ね――… ( 揃ってぐんなり沈むんだろう、そもそもヒトデナシの身にあまり身を気遣おう だとか、その手の関心は高くない。 ) ( … ) ………………無理。 ( 逸らしかけた赤目が、満足だと言いたげな そんな気がする赤い刃へ――次いで、対面の白い面差しへ向けられる頃には少しばかり剣呑な色が増して ) 無理 「燃料切れ」 ……何をしたんです 貴女は? ( 赤い刃に満ちた何かの正体が『それ』なら――その気配は此方にも伝わるだろうか。 他ならぬ赫の。 ) [Sat 19 Nov 2005 04:13:09]
◆白影 > ( まるで、何事も無かったかのように 贋物は沈黙する。 ざ ざざ ――… 海にかえる水のように、砂は落ちて、砂の中。 白いものが降りかかっても、赤色は、赤い侭。 ) ……ぅ。 へい、き まだ、上手く 繋がって な、いだ け。 ――…駄目だね、自分のは、少しは出来ても ( 言い聞かせるのと、独白と 混じる言葉は やっぱり、視点が何処か、合わない。 ゆらゆら、定まらない焦点を合わせるのは ) …… ぁ。 ( 白い羽 黒い髪 あの時、心配そうだったのは 貴女、で ) マギーっ!? ( がばっ と、顔が上がる。 見開いた目に、戻る意識。 鮮明に、なった途端に、くしゃり 崩れる。 ) ……病院。病院――… じゃあ、やっぱり、まだ なんだ。 えっと、いたんなら、見つかった のっ? ( 順番は バラバラで無茶苦茶。 気ばっかり急くものだから、両手伸ばして、襟首引っ掴む勢いすら。 ) ――… ぅ、ん。 ぁー… 探してみたんだけど、ね。出来る限り、何か無いかって。 無茶な事ばっかり思いつくんだ。 ( 難しい。 ――… ヒトの領域でないのなら、むしろ わたしたちの世界かもしれないのに、それでも 彼女はヒトだから。 ぐんなり、落ちるのは、声のトーン。 そして、いつもは仕舞いこんだ赤色が、今は砂上。 目も口も無い赤色は 少なくとも、前よりは満たされている。 詰め込んだ何かが、あふれ出しそうなくらい。 ) [Sat 19 Nov 2005 03:58:24]
◆黒い外套の影 > ( ぱらぱら ざらざらと砂が落ちて、 命を持つような けれどやっぱり「Fake」だけが涼しげに―― 涼しげ と呼ぶには少々目に痛い色で、手を動かしながらちらちらと。 …今日に限ってやけに気になる? いや。 ) 目には入ってない――ですよね? これで大体払えたとは思うんですけど… ( ふいに途切れた言葉、さらさらと揺れる白い髪 ) ――あの。 ほんとうに大丈夫 ? もし くだんの探し人でしたら――…無事見つかったそうです。 今は中央病院で、面会は難しいかもだけど 。 ( 飛べたら良く見える――人探しの。 感覚の断線はその根本、齎された言葉から導いたのは至極ストレートでシンプルな連想。 だから、そんな話題を持ち出せばこのひとの焦点が戻らないか なんて。 ) (「無理だけど」) 「そっち」の打開策は ――難しいですか、やっぱり。 ( 声のトーンを落として小声。 それから――――「燃料切れ」 ) … 。 ( 我関せずとばかりの赤い刃を眺めた ) [Sat 19 Nov 2005 03:37:46]
◆白影 > ( 雲も無く、良く晴れた夜のこと。 白の上、ぽつりと 空から見たら点のように、黒と白。 格子になれない、ふたつだけ。 その内のひとつは、みっともなく砂塗れ。 ぐらぐら、頭が揺れる。 そのたびに、ざらり 落ちた、細かな白。 ) …… ざらざら、するー…… うぅ。 だいじょ、ぉ ぶ …只の、燃料切れ、みたいな感じ――… かも。 ( 燃料切れ。言いえて妙な形。 ぐんなり脱力気味の本体をよそに、砂の上の赤い色は 顔も無いけど、素知らぬ顔。 何事も無かったように、赤い色もそこに。 空の底に、もしくは地の上に。 ) ……い、色々? 飛べたら、よく見えるのかな とか。 ――… 感覚の接続を切れたら良いのかな とか、 うるさ い の、原因がなくな ――… ゃ。無理、だけど。 ( ぶつ り 。 どこかで、それこそ接続が切れたかのように、動かなくなる唇と。 ぐなり 頭を緩々振って、赤い海に沈みそうな、正気の欠片を引きずり出す。 ――… ぐらぐら、する。 目を、ちゃんと開けた先には、黒と白。 見やる視線は、同じ赤。 ) [Sat 19 Nov 2005 03:25:41]
◆黒い外套の影 > ( せめてセピア色なら とも言えない風景。 土下座をしてもしなくても、今この場 夜の海岸は白と黒――モノクロームに染められて。 ) こんな砂だらけになってしまって … 耳に砂とか入ってません? 一体何があった――… ( 砂を払おうとしながら、見たのは視界の端で盛り上がり 音も無く崩れた砂の跡。 不自然だ と、違和感は更に募るから ) じゃない、何をしてたんですか。 ( 夢から覚めたような声。 瞬いた紅の瞳を見返して、その焦点を探すように。 だいじなはなし はそれからだ。 ) [Sat 19 Nov 2005 03:15:46]
◆白影 > ( 信仰を持ちながら焼かれる痛み。理不尽なのは、何だったんだろう。 もう、聞く事の出来ない声を ふと、思い出したのは モノクロームの土下座風景のせいって言うと、何だかすごく申し訳ない。 むしろ、犬が歩いて壁に激突。 グレードアップ、要注意。 埋もれたものは、動かない。 元より、埋もれて窒息するようなものでは無いのだから、肩が上下しなくても、何ら不思議は無いのだけれど。 ) ( ざざ ざ。 砂が波打つ。 赤い刃の刺さった付近の砂が、揺らいで。 砂絵のように何かを表しかけて さらり その侭、砂の脆さで崩れて溶けた。 それが、どちらの意思表示だったのかも、曖昧模糊。 ぐんなりと砂塗れの白っぽい物体は、引き起こされて、胡乱な視線を揺らめかせた。 ――… 白い指、白い顔 黒髪、石榴の緋色の血の色の、目。 嗚呼、生きてるようで、生きてない 近くて遠い、知ってる誰か。 瞬きの合間の刹那の後。 ) あれ? ( 今更、そんな声が漏れた。 目を、ぱちくり。 ) [Sat 19 Nov 2005 03:07:04]
◆黒い外套の影 > ( 普通に逝けると思った )( 今は亡き眷属の聖女様がいかに強靭な心を持ってそれに臨んだか思い馳せずに居れない光景。 白と黒の土下座がちょんちょんと並びました――さておき。 ロケーション的には兎も角、待てば海路の日和有り はこの場合ちょっと違うか。 白い砂に紛れた白を見間違える目では無い けど、 ) ……『ふぇいかー』 … ( 何故だかそちらが先に気になったそれすらも違和感か。 ) って――どうしちゃったんです …? ( 埋もれたならば引き起こそうと。 待ちびと 来たり。 ) [Sat 19 Nov 2005 03:00:05]
◆白影 > ( きっと、彼女だったら喜んでやってくれると思う。 改宗儀式でダメージ受けそうなのが、問題点。血反吐を吐きながら、洗礼儀式。 ある意味、白亜の十字に眠る吸血聖女様が、何処かで頭痛を堪えていそうな光景だと、思った。 夢枕に要注意しながら、土下座の二乗。 ――… 白い砂 白い外套。 十六夜揺れて、立待ちの月が照らす砂上、埋もれる保護色、外套の色。 闇夜には紛れてしまいそうな、その傍らに。 ざっすり 砂に刺さった、赤いナイフ。 ) [Sat 19 Nov 2005 02:54:41]
◆黒い外套の影 > ( 昨日に引き続き、…主神の存在を――否。 パプテスに改宗なんて単語が頭をちらつく今日この頃、改宗と言えばこのお方、暗黒街のシスター様は如何お過ごしでしょうか――と土下座一丁。 ) ( 何かきこえた ) … 。 ( 見上げた視線をそろ、と砂上を穿ったような音がした方向へ ) ……………… ( 埋 も れ て ま す か ? ) えっと――――何事 っ?! ( そちらへ歩み寄り。 さて何が見えますか…?? ) [Sat 19 Nov 2005 02:45:11]
◆白影 > ( それは、砂上の何処かの物音。 何かが落っこちたような、そんな音。 もしくは、何かが砂に埋もれたような そんな。 ――… 吹き渡るのは、潮騒と それらを乗せた、潮風と。 黒の稜線にたゆたう 潮の気配 赤い、何かと。 ――… 見上げた月とは逆側の、何処までも地に近い場所。 何か、物凄く驚かれてる がっ! ) [Sat 19 Nov 2005 02:40:22]
◆黒い外套の影 > ( …。 ) ( あ゛ー、とか何とか言いつつ見上げる月。 ) ……… 。 ( 目を眇めた。 使い魔の梟の視点は尚も絶不調――か。 ノイズが酷くて何も――――おかしいな、なんて言うのも変。 )( 今は ) ――――『補給』直後の筈 なんだけど―― …… ( 補給。 )( ………。 ) ( Σ(゚□゚)ってえええええええ――?! ) [Sat 19 Nov 2005 02:39:24]
お知らせ > 白影さんが入室されました。 『( ずしゃ )』 [Sat 19 Nov 2005 02:36:13]
◆黒い外套の影 > ( …探し人の居場所は判った。 一緒に と云うと語弊があるが、他にもその人を探しているひと がもうひとり。 となれば次はどう動くか、1と1を足したら2になるのと同じくらい簡単な――そんなところで詰まったと。 遠回しに表現するのもそろそろ限界だろうか、連絡手段を持たないが為にその報告ができませんと ) ……参ったな。 ( 潮風に吹かされるままの頭髪を引っ掻き回した。 そりゃ確かに家何処ですか とか聞き難いのは事実だけど、 ) 如何してこー…当然の帰結が頭から抜けるかな。 ( ぐしゃぐしゃぐしゃぐしゃ。 ) [Sat 19 Nov 2005 02:31:54]
◆黒い外套の影 > ( 手際の悪さをつくづく思う訳だ ) ( 例えるなら届け物を頼まれたは良いが、その宛先を知らなかったと。 ) [Sat 19 Nov 2005 02:24:59]
◆黒い外套の影 > ( 紺碧の海と云うのはこの広大な塩水の昼の顔。 夜ともなれば空と同色の黒、漁火のひとつも無ければ何処までが空で何処からが海か判別のつかない目とそうでない目。 後者を持ち合わせたモノがその走る一条を正確に見通して、――何をするでもなく明るい白い月と白い砂の上に黒い影を落として ) [Sat 19 Nov 2005 02:22:29]
◆黒い外套の影 > ( 海と空を分かつ線 一条 ) [Sat 19 Nov 2005 02:18:06]
お知らせ > 黒い外套の影さんが入室されました。 『( die Grenze )』 [Sat 19 Nov 2005 02:16:27]
お知らせ > クロアスさんが退室されました。 『(向かうのは依頼掲示板のある場所へ)』 [Fri 18 Nov 2005 22:20:54]
◆クロアス > (手を振って、飛び去るドラゴンに別れを告げると)・・・さて、早速。(足早に海岸からその姿を消して) [Fri 18 Nov 2005 22:20:25]
お知らせ > アルティさんが退室されました。 『(さぁ、楽しくなってきた。仕事は上手くいくのかなぁ?)』 [Fri 18 Nov 2005 22:19:30]
◆アルティ > うん、ゴメンね!(と、ばさっと羽を広げ)・・・この羽が、世界の色々な人の役に立ちますように!(そう言うと、クロアスに微笑み・・・そして。舞い上がった。)クロアスくん、近いうち、また!(影は、やがて・・・雲に隠れていった) [Fri 18 Nov 2005 22:19:04]
◆クロアス > わかった、値段は任せておけい!(親指を立てて) それなら早く行ってやりなよ・・・待たせたら失礼だしね。リーブ君に風邪引かないようにって伝えといて [Fri 18 Nov 2005 22:15:57]
◆アルティ > うーん、その辺はまかせるよ。(苦笑して)激安、だからそこんとこお願いね!(しっかりしている。・・・こういうところだけは。)それで、えーと・・・。頼むだけ頼んでおいて悪いんだけど・・・今日はそろそろいかなくちゃならないんだ。待たせてる人がいるから・・・(と、ポリポリ頭をかく) [Fri 18 Nov 2005 22:10:55]
◆クロアス > へぇ・・・結構重くても平気なんだな。(子供くらいだったら簡単に空輸できてしまうじゃないか。)値段はぁ・・・・・・1kg 1000エンぐらいでいいんじゃないか? 30キロで3万エンか・・・・・(ちょっと高いかな?)手紙の場合は一枚500エンくらいで [Fri 18 Nov 2005 22:06:29]
◆アルティ > スピードを落とさないなら・・・(少し考えて)30Kgくらいまでかなぁ。上限は40Kgくらいだけど、飛ぶ速度は落ちちゃうんだ。あと・・・値段かぁ(そこまで考えていなかった。・・・どうしよう。)クロアスは・・・どれくらいが良いとよ思う?僕、値段に関してはよくわからなくて・・・ [Fri 18 Nov 2005 22:02:00]
◆クロアス > そうかそうか、気に入ってくれたか。そりゃ良かった (万事丸く収まって・・・いや、まだ一つ問題が・・・) 激安って・・・どれくらいの値段にする気なの? っていうか、どれくらい重いものを運ぶことできる? (あごに手を当てて) [Fri 18 Nov 2005 21:58:48]
◆アルティ > (つられるようにこちらもポン、と手を打ち)あ、それ良いかもだね!(ドラゴン空輸速達便、という名が気に入ったようだ。クロアスも同意してくれてますますニコニコ顔。)あ、200Kmは・・・実は大したことないんだよね。大人のドラゴンなら300Kmで飛ぶから。(と、苦笑しつつ。200Kmでも十分なことには気付いていない。)あ、上手くいったらクロアスくんにも報酬の分け前はちゃんと出るからね!ほんのお礼だから。(と、もう一度にっこり。) [Fri 18 Nov 2005 21:55:38]
◆クロアス > (ポン と、手を打って。)なかなかにナイスなアイディアだね!うん、それだったらわかってくれる人も出てくるかもしれないし・・・・・っていうかアルが200kmで飛べるという事実に驚きを隠せないな。(アマウラやアングリマーラまでひとっとびじゃないか・・・すごく便利そうだ) うん大丈夫、僕は字がかけるから頼りにしてもらってもいいよ。 きっと誰かが利用してくれるよ・・・・・ (つられて笑って)この際『ドラゴン空輸速達便』とかにすればインパクトがあるかもね・・・ [Fri 18 Nov 2005 21:49:39]
◆アルティ > いや、うん・・・きっとこれしかないと思うんだ。(うんうん、と自分に言い聞かすように。)まずは掲示板で宣伝することから始めるんだよ。売りは『時速200Kmの激安速達便』でね。ただ、僕、字は「読める」けど「書けない」から・・・。そこを、クロアスくんにお願いしようと思うんだ。(我ながら少しはまともな案?と目がキラキラしている)引きうけてくれるかなぁ・・・?・・・あ、そうそう・・・『請負い人、アルティはドラゴンです―』・・・とも書かないと詐欺だと思われちゃうね。(と、苦笑。一人でも利用してくれる人がいれぼ良いけど・・・。) [Fri 18 Nov 2005 21:37:29]
◆クロアス > (肩(って言うか前足の付け根)から手を下ろして、微笑みに微笑みを返して。どうやら前向きになってくれたご様子。数度うなずいて) 問題はそこなんだよね〜・・・うん、掲示板もいい方法だと思うけど・・・・(相槌を打ちつつ、向けられた視線を首をかしげて問い返して)・・・どうした?何かいい案でも浮かんだか?(なんだか、さっきとは打って変わって、こう・・・なんとなく黄色くて明るいオーラがアルから出ているような気が・・・?)お願いことか・・・・できる範囲だったらなんだってやってやるぞ! [Fri 18 Nov 2005 21:31:41]
◆アルティ > うん、そうなんだけど・・・(ごく一部なんだよね・・・そういう人。)(肩(?)に手を置かれれば優しく微笑んでみたり。)でも、諦めちゃ何も始まらないもんね・・・。うん、もうちょっと頑張ってみるよ。(と、クロアスのオーラ(?)に影響されたせい、かは分からないが、励まされてちょっとだけポジティブ精神が芽生えたようだ。)出来る仕事はハッキリしてるから、まずはどうするか。・・・だなぁ。掲示板でも利用してみようかな・・・(うーん、と何だかんだいって再び考え込む。・・・ん?まてよ?)それだ!!(ぱっとうつむき加減から顔があがる。)クロアスくん・・・お願いして良いかな?(何かわくわくしている。何を言い出すつもりだろうか) [Fri 18 Nov 2005 21:24:37]
◆クロアス > そうか・・・風邪じゃないのなら心配ないな。(逆に必殺の一撃を受けたアルのほうが心配だ!)ほうほう・・・恩返しか。うんそれはいい考えだと思うよ (自分はそんなことやったことないけど・・・っていうか、そんなこと考えもしなかった。少しはアルを見習わなくては・・・)・・・・・・う〜ん、確かに その図体じゃ仕事探しに行ったとたんに自警団が出てくるかもね〜。(苦笑して)でもさ、僕とかレェナみたいにアルを怪物と思っていない人も世の中に入るんだ。諦めちゃダメだよ (ポンとアルの肩(?)に手を置こうと・・・) [Fri 18 Nov 2005 21:14:50]
◆アルティ > 多分、風邪じゃないと思う(額の痛みが物語る。いつも通りの一撃だった。自分は何をしていたかと聞かれれば)・・・うん・・・ちょっと悩み事があってね。(ため息。しばし波の音と風の音だけが流れた。)その・・・なんていうのかな。ちょっとお世話になってる人がいて、少しは恩返ししなくちゃなー、って思ったんだよ。それで、考えたのが・・・。(と、ここで片腕の翼を広げてみせ)せっかく飛べる体で生まれてきたんだし、『配達屋さん』でもしてお金を稼ごうと思ったんだけど・・・でも、良く考えたら僕って世間から見れば『怪物』みたいなモンだし、どうしたら仕事ができるのかなぁ、って。(・・・怪物が仕事っていう発想自体が間違っている、というツッコミが来る気がしないでもない。)・・・バカみたいだな、とか言わないでね?(ため息まじりにそう言えば、うな垂れてションボリしてたり。このネガティブ精神、なんとかならないものか。) [Fri 18 Nov 2005 21:02:23]
◆クロアス > あはは、ゴメンゴメン冗談だよ。(パタパタと手を振って、それでも心配そうに・・・)そりゃリーブ君は風邪になったんじゃないの?いや動物のことはよくはわからないけどさ、熱が出てたら大変だなって・・・(リーブ君お大事に。プラスしてアルに同情して大丈夫か?と言ってみたり)んで、アルはここで何していたの? [Fri 18 Nov 2005 20:51:31]
◆アルティ > ・・・・・・!・・・あ、クロアスくん・・・(間抜けな声をだして、一瞬キョトンとする。変な間。・・・とりあえず座ることにした。)いや、非常食って・・・リーブはあれでも友達なんだけどな(苦笑しながら隣に座っても良いか、という問いに頷く。再び海の方に目を向けると)リーブ、今日は寒くて寝床から動きたくないってさ。・・・いや、起こそうとしたら突付かれただけだから定かではないんだけどね(と、額をおきまりでさすりながらまた苦笑い。うん、いつ見ても笑える・・・アホな竜だ) [Fri 18 Nov 2005 20:46:24]
◆クロアス > おおぉ・・・・しゃべるドラゴン、ことアルティ君 通称アル じゃないか。こんなところで何してんの? (座り込んでいるドラゴンにさりげなく近づきながら、気軽に声をかけて。って言うか、なぜアルは今にも飛び立ちそうになっているんだろうと思いつつも・・・) あれ?そういえば非常食のリーブ君は?いないの?喧嘩中?っていうか隣座っていい? (あるの横まで歩み寄って) [Fri 18 Nov 2005 20:38:53]
◆アルティ > (日の落ちた海って、何か不思議。不気味さもあれば、神秘的に感じるものもあり、とても綺麗だ。)・・・ちっちゃいなぁ、僕は・・・今更だけど(海を見ていると、自分の小ささが嫌になることがある。自分がいようが、いまいが、この世界にとってはチリのようなものに過ぎない。そう思えてくるのだ。)・・・・・・?(そんなネガティブドラゴンが気付いたのは、サクサク言う足音。誰だろう、と目を凝らしても鳥目の宿命、よく見えない。敵だったら嫌なのでさりげなく飛びたてる準備をしながらもそちらを凝視する・・・) [Fri 18 Nov 2005 20:34:14]
◆クロアス > (サクサクという砂を踏む音と、海から聞こえる波の音だけが耳に酷く大きく聞こえた。 振り返ると僕の足跡だけがくっきりと残っていた・・・足跡は一つ、僕のものだけ。なんだか少しだけ寂しく思って・・・)(時々流れ着いた流木を踏んで パキッ だとか ボキッ という音も僕の耳に届いてくる。 ふと気づくと、僕が俯きながら歩いているということに気が付く。流木に足を取られないように、無意識に視線が落ちていたようだ・・・)だめだ、ちゃんと前を向いて歩かなきゃ・・・・ブルーな気分になってしまう!(ネガティブではなく、ポジティブに! んで気が付く。向けた視線の向こう、夜の闇の奥で動く影) なんだろ、アレ? ちと暗くて見えないな・・・・(だんだんとその影に近づきながら・・・) [Fri 18 Nov 2005 20:28:48]
◆アルティ > んー・・・どうしよう・・・やっぱり・・・いや、でも・・・(悩みに悩んでうろうろしていたらしい。今日は小鳥は頭の上に乗っていないようだ。・・・こう言っちゃその小鳥に悪いが、絶好の思考日和なのだろう。静かだ。)・・・うー・・・決まらないよぉ!(だいたい、これって僕一人でいっちゃまずい・・・よなぁ・・・)・・・はぁ・・・。(思考錯誤、何を考えているやら独り言からはさっぱり。暗くなってきたので目の先に人がいるとも気付かず、座りこむ。)(どうしたものだろう・・・うー。) [Fri 18 Nov 2005 20:26:59]
お知らせ > アルティさんが入室されました。 『(海岸の、反対側からのしのしやってきた。相変わらず眠そうな顔をして・・・)』 [Fri 18 Nov 2005 20:19:15]
◆クロアス > ・・・・・ふぅ、すっきりした。(ストレス解消にいい・・・・って、僕は別にストレスなんてものは感じたことはないんだけど・・・・。)(どうしようもなく暇なので、とりあえずは砂浜でも散歩してみようかな。ゆっくりと砂を踏みしめて一歩を踏み出して・・・) [Fri 18 Nov 2005 20:13:05]
◆クロアス > (仕事はあるのだけれども・・・なんとなくやりたくない感じで、つまりはサボっていると言って間違いない。 昼寝も夕方までやればもはや昼寝ではない。お陰で目が冴えてしまって今夜は眠れなさそうだ。)(出来上がった暇な時間を何をして費やそうと、色々と考えてみたけれど結局何もいい案は浮かばずに・・・) ・・・・・・・・バッキャロ―!(とりあえず、もう一回ぐらい叫んでおく) [Fri 18 Nov 2005 20:05:53]
◆クロアス > (とりあえず叫んでみた、特に意味はない。ただ海を見ていたら ああ・・・お約束だなぁ って思って、つい。 だいたい夜の海にではなく夕日の沈む海に向かって言うセリフだと思うのだけれど・・・ ま!小さい事は気にしないことにしておいて・・・) うん、暇だ。すこぶる暇だ。べらぼうに暇だ。ダゴ暇だ。 とりあえず暇だ。(つまりは暇だということ。) [Fri 18 Nov 2005 20:01:33]
お知らせ > クロアスさんが来ました。 『・・・バカヤロォー!』 [Fri 18 Nov 2005 19:57:56]
お知らせ > ウォンカさんが帰りました。 『(―――All thing is break boredom.―――)』 [Fri 18 Nov 2005 05:33:52]
◆ウォンカ > (嗤って)(嗤って―――ぎちり、爪を。)だァら、俺ァ 此処に居るンだァらョゥ。(にたり、嬉しそうに笑んだ。青紫の弓形を殊更吊り上げん。)―――駄目だァな、今日ァ。 帰ッてェ、お前の仲間でもォ………作るかァ?(LivingDeadの黒猫、見下ろして、魔は云う。)(退屈凌ぎ。)( 世 の 中 全 て 退 屈 凌 ぎ 。 )(其の道具に過ぎない、から。―――Idlingを続ける魔は、其れに気付かない。) [Fri 18 Nov 2005 05:29:31]
◆ウォンカ > ―――だァッて、ョゥ。 何ァ、愉快ッてェ そうやッて、悲しンだりィ ムカついたりィ 足掻いたりィ、 する、人間の感情だろォがァョゥ。(魔は嗤う) [Fri 18 Nov 2005 05:21:10]
◆ウォンカ > (ぎちり、ぎちぎち―――噛締める、どす黒い爪。)(何の 接点 も、 繋がり も。 思い入れ も。何も無い。だからこその、遊び半分の宝探しが出来る。)(唯、只管面白半分に。)―――ァ?(なァご)―――なンだィ。(猫が鳴いた。―――まるで、咎めるよに。)―――こンな遊び半分じゃァ、 天使様の知り合いに申し訳ねェとか、(思っちゃァ居ない。)…お前、人間みてェなコト云うと、 俺ァ 笑う、ぜェ。(猫は何も云わぬ。口は利けぬ。人語も解さぬ。)(魔も、無論、口にしたよな気持ち等持ち合わせぬ。人で無きもの、故。)(人の心なンざ持ち合わせぬ。)―――面白くねェなァ、 そンな 「 気遣い 」。(持ち合わせぬ其れは、魔の知り得る限りの、人の思考。嘲るよに、云うた。) [Fri 18 Nov 2005 05:17:24]
◆ウォンカ > 運がねェなァ、俺ァ。(カカカ、と乾いた笑いは波音に掻き消されん。足元に着いて歩くは、LivingDeadDollの黒猫一匹。)(なァご)(魔に同調するよに、一声上げた。)お前もォ、そう思うかァ。(闇の匂いはすれど―――其れは、海という 魔 から放たれる其れ。)(人の 闇 とは異なる其れ。)―――あァ、エンジェル ァ、何処にィ 隠れてンだ ァ。 俺の 退屈ゥ…―――潰してァ、くれねィなァ。(くつくつくつ)(退屈だと、青紫の弓形が音にしても―――全ては戯言の如く、宵闇の黒に吸い込まれん。) [Fri 18 Nov 2005 05:08:12]
◆ウォンカ > (薄汚れた、ホワイトタイは名の如く、裾を長く尾のよに風に靡かせて。)―――アレだァなァ、 …気がねェ。(語散る。) ……此処もォ、外れかァ。 [Fri 18 Nov 2005 05:03:14]
◆ウォンカ > (寄せては返す波は―――胡乱な魔の存在のよに、白い泡を残しては、消える。其の繰り返し。)(海は退屈ではなかろうか、雲は退屈でなかろうか、月は、太陽は―――)―――俺ァ、今、最高にィ …… 嗚呼、(ぎちり、爪を噛む。)退屈だァ。(そも、何に熱中するも苦手な魔、続かぬ集中力、根気、根性なるもの、生まれてこの方、持ち合わせては居らぬ。)(人ではないが故に。―――自身は知らぬ処だが。) [Fri 18 Nov 2005 04:58:58]
◆ウォンカ > (面白半分、退屈凌ぎ。)(彼の人には失礼極まりない動機、なれど、魔にとっては 「 地上 」 に 「 生きる 」 「 意味 」 其の物。)(探す時間も、タイミングも全てに於いて間の抜けた、Idling。) [Fri 18 Nov 2005 04:53:58]
◆ウォンカ > (Idling)(正に其の単語が相応しかろうて。)―――Angel,Where are you―――?(呼び声も細々と。がらりと涸れた声が響くのは―――件のTresureと邂逅した場所。)(其の 「 宝物 」 が、何処ぞに隔離されてる等という事実など、知り得ぬ魔は、間の抜けた宝探しを続けている。) [Fri 18 Nov 2005 04:51:21]
お知らせ > ウォンカさんが入室されました。 『(―――TresureHunting:Two―――)』 [Fri 18 Nov 2005 04:48:25]
お知らせ > 真槍さんが帰りました。 [Thu 17 Nov 2005 21:58:46]
◆真槍 > (町灯りと夜空のドンヨリ雲を見比べて、とりあえずため息をつく。そしてしょうがなさそうに立ち上がると・・・)はぁ、また今度・・・晴れた日にでも出直そうかな (お尻についた砂を叩いて払うと、ざくざくと音を立てながら町のほうへと歩いて・・・) [Thu 17 Nov 2005 21:58:33]
◆真槍 > 雨・・・・降っちゃうかな? (もしそうだとしたら少しピンチだ。雨具なんて持ってきてないし・・・・館まで走らなければいけない。 まぁだけど降りはしないと思う。多分・・・)降ってきたらとりあえず雨宿りかな・・・・(海岸沿いには屋根っぽいものはなかった。遥か背後に見える町の明かりだけが、沢山の屋根を浮かび上がらせていた) [Thu 17 Nov 2005 21:49:44]
◆真槍 > (でもいいかげん飽きてきて、つまらなそうにため息をつく。海から潮風が吹きつけて黒髪をなびかせて・・・・)(顔に掛かった髪を右手でそっと払い、そしてまた砂浜に手をついて。 見上げる空はどんよりとしていて、夜の闇と混じっていていかにも禍々しい雰囲気を作っていた) [Thu 17 Nov 2005 21:37:31]
◆真槍 > (空は厚い雲が覆っていて月は顔を出していない。月光がないから、暗い海は水平線を隠して空との境界線をわからなくしている。 先ほどからずっと、その見えない境界線を探して―――しかし見えるのは白波ばかり。) [Thu 17 Nov 2005 21:30:13]
◆真槍 > (夜の曇り空を映している海を眺めて、一人砂浜に座って・・・・波の音が耳まで届いては余韻を残して消えてゆく。それが心地よく思えて ずっとずっと海を眺める) [Thu 17 Nov 2005 21:26:45]
お知らせ > 真槍さんが来ました。 [Thu 17 Nov 2005 21:23:49]
お知らせ > ルイスさんが帰りました。 [Thu 17 Nov 2005 21:08:13]
◆ルイス > ( ――… 何時かはきっと、この波(は俺を喰らい尽くすだろう。 ) [Thu 17 Nov 2005 21:08:10]
◆ルイス > ( ―― 再び目を開いたとき、月はもう剣奴を見捨てていた。 ―― ) (履物の先、微かに濡れた感触で見下ろせば、粘りつく闇を煮詰めた、コールタールの海が足元まで迫っていた。 思わず、一歩逃げる、けど。) [Thu 17 Nov 2005 21:06:57]
◆ルイス > (波の音は――誰かの声にも、酷く似て。懇願するような、悲鳴を上げるような、そんな声が、耳の奥で延々続く。 ―― 目を瞑れば、それらは一層鮮明に、脳裏に蘇る。己が終わらせた、光りの数々。己より年下のものも居た、老いたものもいた。確か、五人目までは名前を刻んでいた記憶も、それいこうは曖昧に。) (波の音に似た、誰かの声が、耳の奥で響き続ける。延々、絶えることなく、脆弱な神経を締め付ける。) [Thu 17 Nov 2005 21:02:38]
◆ルイス > (ぼうと、翠の双眸に海が映る。首を動かして、ゆっくりと濃紺の空から闇濃き水面まで、視線をなぞらせる。ざく、ざく、砂に足跡を残して、波うち際へと近づく。) (細波が遠く反響する。久しく、世界の歌声を聴いた気がした。 ―― 冷たい風が、服の隙間から潜り込む。ギュっと、外套をきつく引き寄せて。) (寒さを運ぶのは、風だけではない。月の光もまた、冷やかに骨を凍てつかせる。) [Thu 17 Nov 2005 20:49:20]
◆ルイス > (ざく、ざく、月の砂漠を進む。白と蒼に、分割された世界の真ん中。誘われるようにふらふらと、鍛練を終えた剣奴は海岸へと歩み出る。煌々と照らす、夜空の銀盆が、柔らかく光りを降らす。) ( ――… 嗚呼、やっぱり恐い。誰かに、見いだされそう、で。隠した傷跡まで、明瞭に曝し出されそうで。 ) [Thu 17 Nov 2005 20:42:20]
お知らせ > ルイスさんが来ました。 『( だって、月が余りにも綺麗だったから。 )』 [Thu 17 Nov 2005 20:38:46]
お知らせ > フィオさんが退室されました。 『心は、結局のところ一番大事』 [Tue 15 Nov 2005 13:59:21]
◆フィオ > ゴメンナサイ。季節はずれの蝶々様 (蛾だと思って叩き落としたとか。そんないろんな意味での 欝 事情。最初は他愛の無い虫退治。それは何故かここまで欝に進展してます。さて、どうしたことか) 蛾に見えたっすよ。本当っすよ (やっぱり、器は大事なのだろうか。考えるしかない。結局答えは出ているのに) [Tue 15 Nov 2005 13:58:32]
◆フィオ > 俺、考えすぎっすよ (こんな昼間から) もういいじゃないっすか (考えるのやめればいいのに。一丁前にそんなコト。 ) ・・・・そんなの (そんなの) 言い訳にしかならないじゃないっすか (全くもって、何がきっかけになったのかって。そんなの単純な事) [Tue 15 Nov 2005 13:55:43]
◆フィオ > (麻痺) (何もかもが麻痺してきた。薬など服用した覚えも無い。 答えを求めて、助けを求めて。考える力も無い脳みそは、考える力を出そうと疼いて。それを呪いそうになる) (もう、考えるな と) ――・・・・心は同じでも 器もそれなりで (誰が言ったんだか、こんな平和的な言葉。みんな同じとか、心が揃っていればとか。) (そんなのは本当に全てに見えているのか?) ――やめるっすよ。俺の脳 (それを考えれば、今。自分の前へいる二人の友はナンなのか? 器だけではないであろう。解っているのに ) (思考は考えを止めてはくれない) [Tue 15 Nov 2005 13:52:51]
◆フィオ > (まるで、ニートの様だな、とか。想ってしまう辺り既に欝なのだろうか。墓参りへ行って、最初は先代の獅子様を拝むつもり。それは、自分への問いへなってしまった) ―――・・・・・・・。 (珍しく、言葉も出ずに。利き手の左が、前髪に絡む。くしゃりと、小さなひっぱられる痛みを加えて) (さて、どうしたものかと) (現実的な方向へ考えは流れてゆく。曇った日なのに、眼が太陽の光を浴びたかのように痛んで、その都度、心そのものを抉られるかのような感触を覚えた) [Tue 15 Nov 2005 13:48:52]
◆フィオ > ( 海岸。砂浜付近へぼんやりと座っていた ) [Tue 15 Nov 2005 13:43:46]
お知らせ > フィオさんが来ました。 『昼間っから』 [Tue 15 Nov 2005 13:43:27]
お知らせ > ティエンさんが退室されました。 『( こくり。一つ一つ、知ることに頷いて。 そうして辿る、朝の道。 )』 [Tue 15 Nov 2005 06:38:39]
お知らせ > ヴィーダァさんが退室されました。 『(道中、飲ませる分量を間違えるな、と注意を付け加え)(流れ者だとも、語るだろう)』 [Tue 15 Nov 2005 06:15:35]
◆ティエン > …あ。 そっか。 ( かち り。 何処か、世界からずれていたような齟齬が 漸く繋がる。 記憶が色々、寸断される感覚は 遠く、いつか味わったもの。 ぐなり、頭が垂れた。 ――…色々、恥ずかしい。 ) …大丈夫。 わたしのじゃないから。 ( 羽ほ背負う彼女は、人間だ。 だから、人用の薬なら、丁度良い。 使わないですめば、もっと良い。 こくこく 頷きは、幾度も。 ) ん。 それじゃ、お願いする、ね。 ( ――…歓楽街 淫売窟。 考えてみると、殆ど立ち寄ったことが無い。 手足が ぎくしゃく、同じ方向から出そうになるけれど ついていくのには、支障ないし、躊躇いも無いから。 ) [Tue 15 Nov 2005 06:13:13]
◆ヴィーダァ > (自分意が → 自分には です。最後の最後でっ orz) [Tue 15 Nov 2005 06:09:27]
◆ヴィーダァ > ――医者と言い切れるほどではないが。似たようなもの。 今は、淫売窟の宿に世話になる身だが。 (記憶間違いでなければ、既に名乗りあっていたはずだが。それは、もうどうでもいいこと。改めて自己の紹介を為す。) ――但し、人用に調合されているのが、問題点か。 (自分意が効き目が薄い、と付け加えて。他のジン街には、果たしてどう利くかは分からないと、念を押すように。 使おうと考えている先が、人かどうかなど考えずに。) ――では、ついて来てくれ。 もう、娼婦たちも引いた頃だろう。 (なんて、説明しながら、踵を返して歩き出して。 もし、入りづらいのであれば、店の外か、はたまた歓楽街の境まで。) [Tue 15 Nov 2005 06:08:05]
◆ティエン > そ、そっか。……あれ?専門って、そういえば、何か詳しいー……ヴィーダァ、お医者さん? ( 専門。その言葉に、漸く引っかかりを覚えて、かくり 首を傾げた。 ) ……ぅ。 わ、わたしはね、平気なんだけど。けどー……お薬、か。 ( 薬。 いつか、「 彼女 」 から取り上げたものとは違っても 何か、使えることもあるかもしれない。だから、少し考えて 一度 こっくり頷いた。 ) それじゃ、ちょっとだけ、分けてもらえる、かな? あの、ね。ちゃんと、お薬分のお金は払う しっ ( タダでなんて、虫の良い事は言えない。 お願いしますって頭を下げる。 ――…これも、なれないことのひとつ。 ぜは、と 空気が言葉に足りなくて、息を継いだ。 ) ……ぅ。 でも、その ありがと ね。 聞いてくれて。 ――… ひとりで考えてると、おかしな事ばっかり、巡るんだ。 ( 例えば、白い砂の話。 ――… 嗚呼。此処は、夢に一番近いから、懐かしいのか。 ぼんやりと頭のどこかが考えて。 けど、今は夢じゃないから。 遠く、白む地平と水平の彼方は、夜の終わりを告げるもの。 ) ……ん。 ( こくり。 首肯が、肯定の証になる。 ) [Tue 15 Nov 2005 05:56:40]
◆ヴィーダァ > ――そうなっては、俺の専門ではなくなるが。 傷だけが、痛みの原因とは限らない。 (原因の無い痛みは無い、というように。 では、その原因をどうすれば取り除けるか、なんて、専門でないのだからわからないが。) ――必要とあらば、薬の一つ二つ、差し上げますよ。 (ある場所は、今この場ではなく。自分の仕事場。 これから、近くへと連れて行って、渡しても構わない。何ならば、部屋へと招いてもいい。 出来れば、お代を頂きたいところだが、それとて自分に入るわけではないから、強く言う気も無い。 (ちなみに、ここでの『痛み止め』は『麻酔薬』を指しています。≒全身麻酔。)) ――気にせずに。あなたが謝る必要は、どこにもない。 ――さて。 もう、こんな、時間か。 (そろそろ、月と太陽の入れ替わる時間。 幽かに白む空を見て、次に、傾いた月を見て。) ――薬、要ります? (最後に、へなりと、苦笑いのような、僅かな笑みを零して、たずねよう。 要ると言うのなら、エスコートをすることになる。) [Tue 15 Nov 2005 05:41:56]
◆ティエン > ……傷が先か、痛みが先か――… なんてのは、無いか。 傷が無かったら、痛まない。 …の、かな。 ( 傷が無くても痛むもの。 もしくは、原因が無くても痛むもの。 ――… 心当たりはあるんだ。 それが、自分の痛みじゃなければ 癒せない。 それは、傷じゃないからだ。 うぐ、と 言葉が詰まる。 益体も無い問いかけなのは、分かっているから。 ) ……でも、痛むから、どうにかしないとって。 …傷の無い痛みは、どうしたらいいんだろう。 原因があるなら、其処を ――… せば、いいの かな。 ( ざざ、ざ。 波音が、小さく発音された 言葉を、掻き消していく。 医師は病を治すもの。 傷を治す、手助けをしてくれるひと。 なら 病院でも、答えは同じだろうか。 ――…彼がその職だとは、知らないんだけど。 ) ……ん。 ごめん、ね。 わ、わたしは、さっきから、変なことばっかり聞いてるのに。 ( 毒のような赤色を、さっ と、視界から隠す。 見ない方が良い。 嗚呼 同じで違う、種の貴方。 きしきし、刃が痛むから。 ) ……ぁー…… な、なんか、へんなもの見せちゃって、ごめんね。 もう少ししたら、大人しくなるから。 ( 今ははみ出るくらいに猛る刃でも。 そうしたら、見せられる日も、いつか来る。 ――… 多分。 何処までも、声音は慌て調子。 ) [Tue 15 Nov 2005 05:28:48]
◆ヴィーダァ > (PL:差分修正を。『単なる気のせいか。』の頭に『その痛みは、』とお願いします。(平伏)) [Tue 15 Nov 2005 05:09:01]
◆ヴィーダァ > ――何も無いのに痛むのは。 単なる気のせいか。 何も無い、と思い込んでいるだけか。 だと思うが? (これまで通過してきた場所に、何も無いのに痛む、と言うものはなかった。 だから、本当に何も無いのに、とは気になる事例だけれど。) ――痛み止めでは、その場しのぎしか出来ないが。治ったのならば、不要だ。 ――痛むのなら、まだ完治していないわけだろう? (「この理屈では、痛まない傷は、傷でなくなってしまうのだが。」と、付け加えて、哂おう。)(どこか、齟齬があるような気もするが。そのままに会話を。告げた自分の職としての、会話を。) ――知らなくていいこと、なら、それでいい。 (気になっただけ。知りたかったわけではない。 きっと、すぐに忘れることだ。 言い訳のように、頭の中で言い聞かせて。 そしてそう遠くない時に、その通りに、どうでも良くなるのだろう。 己のことではない、と。)(赤い何かを目に留めても、なお。新たに気になるものが増えても、なお。) [Tue 15 Nov 2005 05:06:57]
◆ティエン > ……ん。 痛む原因がないなら、痛まない方が、いいんだ。 ――… 本当は何も無いのに、痛む時って、どうすればいいか…わかる、かな? ( クシャリ 潰れた音は、錯覚。 見上げる先は 灰色 漆黒、茶色に、白皙。 色彩は混じり混じって 辿り着くのが、灰の色。 手を伸ばせば触れられて けれど、伸ばさないから触れられない距離で きっと、おかしな事を聞いている。 原因も無いのに、痛むもの。 ――… きり 軋む音に、微か、眉を顰めた。 ) いたみどめ。 ( 白い錠剤。蝕む毒。 ) ……原因を なくす() ……そうしたら、痛くなくなるのかな。 ( 他人事のようで、自分のことのような、曖昧の境界線。 当たり前のことを、まるで初めて聞いた子供みたいに繰り返して。 ) ……ぅ。 ちょっとね、失敗しちゃったんだ。 ( どうしての先にあるものは、ひとつ。 だから、少し気まずそうな顔で ぐなり、項垂れた侭 微かに掲げた腕の、赤。 きりきり ぎしり 軋むものは、その中にある。 そろり 抑える手を外したなら。 包帯を押し上げる、赤い刃の先が、見えたかもしれない。 文字通りの、危険物。 ) [Tue 15 Nov 2005 04:54:50]
◆ヴィーダァ > ――痛みは、体の危険信号。 丈夫なのか、はたまた、鈍いだけなのか。 痛みを感じることが出来るだけ、ましなのか。 今は、怪我の一つもなく、痛む場所もない。 (くく、と喉が鳴る。はは、と、乾いた笑いも零れる。 近寄るのを、とめようとも思わない。 いつ戻したのか覚えてはいない帽子に、手が伸びて。潰すように、力を加える。帽子は、少し、形を変えるだけ。) ――痛み止めを飲んで。 速やかに傷《》を治せ《》ば、痛みはそれで。 (「無くなる。」と。 至極当たり前のことのように、口にする。 己が持つ限りの、治療の知識によって。) ――気になること。 例えば、かき消されたような足跡の意味、だとか。 鼻腔を擽るような、臭いの正体、だとか。 なぜ、そんな臭いがするのか、だとか。 貴女が、隠したものは、何なのか、だとか。 (どれもが、殆ど同じ意味を持っている、だなんて、気がつかなかったこと。 考えることを放棄していたこと。 だから、たった一つのことを、例えでいくつもあげて。 視線は、手へと向かった。 何故危ないのか、とも気になるところ。) [Tue 15 Nov 2005 04:32:04]
◆ティエン > 傷む、痛む――… いたい? ( さく り 。 砂が立てる音は、一歩分、距離を詰める音。 きっと、今は痛くないひとの姿を確かめるように、見上げて。 血色の赤が、凝視する。 ) ……ん。 探し物がね、見つからなくって。 でも、見つかっても、スタート地点で、其処からどうしようって、考えてた。 ……痛い 痛いのって、どうやったら 消えるのかな? ( 痛みに関する一考察。 途方に暮れた情けない顔は、言葉を紡ぐほどに ぐなり、見上げているのも出来なくなってしまうから。 ) …… 色々。 一個くらいは、わたしにも分かること、あるかもしれない けど。 ――… あ。これは、危ないから、見ちゃ駄目だ。 ( 疑問の糸を手繰れずに、伸ばしかけた手を ふと、引っ込めた。 ぽつ り 落ちた一滴。 あわあわと、隠すように手を当てる。 掌が、染まるけれど。これは、怪我じゃないから。 ) [Tue 15 Nov 2005 04:17:48]
◆ヴィーダァ > ――それなりの傷を負えば、痛むのだけどね。 (人、とは違うと割り切って。そうでないと、治療もままならない。 それは、肉体的な話。) ――そう。 何かを、気にしていたようだったので。 (邪魔をしたのではないとわかっても。立ち去る理由が、一つなくなっただけ。 誰、を探しているか、なんて知ることはなく。そもそも、誰かを探しているとも分からない。 分からないのは、知ろうとしないから? 分からないのは、知ろうとしないから。) ――色々と。 (何を聞いているのか。言葉が、指しているものは何なのか。 結局、曖昧な答えを返す。) [Tue 15 Nov 2005 04:01:02]
◆ティエン > ――… よく、わからない。 ( 鸚鵡返し。 辿るように、言葉をなぞる。 輪郭を、確かめるように。その、意味を。 ) ……分からないのは、ぅんー…… 危ない よ。 多分。 ( 白衣の幻視。 それも、刹那の思い込み。 目隠すの世界で、痛みが無ければ 何が危ないのかも、分からなくなるから。 ――… 嗚呼、だから、こんなものでも、痛むのだろうか。 だらりと、腕を垂らす また一滴 毒の、赤。 ) ……んー… 邪魔じゃ、ない。 びっくりしたけどねー…ほら。冬の夜って、あんまりヒトが来ないから だから、静かなのが知りたいひとが、来るかなって。…そんな風には、思った。 ( それは、尋ね人の輪郭。 今は貧民窟の教会に保護されている、ひとの。 ――… でも、こんな状態じゃ会えないから、どれが欺瞞なんだろう。 ふるり、一度首を横に振ったら 少しだけ顔を上げて ) ……きになった? ( ゆら と。 赤い腕を 少し、上げた。 ) [Tue 15 Nov 2005 03:49:10]
◆ヴィーダァ > (PL:あ、ああー。orz 台詞の挿入位置間違えていました。『――苦しいとか〜 〜同意を。)』が、本来頭にくるものでした。) [Tue 15 Nov 2005 03:34:25]
◆ヴィーダァ > (零した言葉が意味したものは何なのか。 心配? 否。 求めたのは、感じた違和の、答え。 零したのは、単なる世間話の、一つ。医者としての言葉。 前回も、今回も、自分の職を証明する物を身につけていないというのに。)(薄く、口元に、哂いが浮かぶ。) ――苦しいとか、痛いとか。よく、判らないのだが、ね。 きっとそうなんだろう。 (言葉に加えなかった言葉は、年長者を敬うような、もの。 鈍った身体は、そうやすやすと崩れないけれど、いともたやすく滅するのだと。どこかで、解っていて。 頷いて、同意を。)(けが、でない。 なら、それは? なんて、言葉は飲み込んで。 臭いの元の正体が、どんなものかなんて知らないから。知ることが出来る力を持っていないから。判別できずに、 だと思う。) ――邪魔だった、か? [Tue 15 Nov 2005 03:29:18]
◆ティエン > ( 乱雑な気配にも、含まれていたのだろう 流れて落ちた、鉄錆の欠片が。 ――… けれど、それは 生きてもいないもので そして、それ以上に、毒のようなもの、だから ) …ん、確かに、困るかもしれないねー…… 変わりないなら、いいのかな。 ほら、痛いとか、苦しいとか… いいこと、悪いこと そういうのを抱えた時に、多分 わたしたちでも、崩れるんだと思うよ。 少しずつ、ね。 ( それは、ヒトのようなフリをしている殻の物語か それとも、根幹を為す死人の世界か。 上手く形に出来ないものを口にして ぐなり、頭は垂れた侭。 近づけば、潮に混じる 赤い気配。 血のようで 何かがずれた、奇妙な何か。 ) ……ぅぇっ あ、ぁー…そ、そっか。 気付くよね。気付いちゃうよね。……怪我、じゃないけど。ぅん。 ( びくっ と、顔が跳ね上がって、おろおろ 戸惑いの侭に、左右を見渡す。 気まずそうに眉を へなり、垂らして。 笑おうとした顔は、見事な失敗作。 ) [Tue 15 Nov 2005 03:19:27]
◆ヴィーダァ > (何に惹かれてここに来たのか。 月明かりの下の、雑な足跡か。 はたまた、感じることの出来なかった、 の臭いか。 いまさらになって、そんなことが判りだす。考えられるようになる。) ――それは、何をもって『元気』というか因るかと。 まぁ、俺は、あのときより、変わりないが。 (前の邂逅、吐露。そのときの記憶と、目の前の貴女の姿をすりあわせても、何がどう違うのかは判らない。 ちょっとした違和感を感じるような気もして。一度改めて、その姿を確認しようと、見回す。) ――けが、を? (どこ、とはわからないが。近付いたことで、強くなったものがあった。 誰のものかは判らないが。鼻を擽る香りが、あった。 僅かに、覚えたように思える、違和感を、零す。) [Tue 15 Nov 2005 03:05:52]
◆ティエン > ( 赤い色 赤、紅色 命のような 違う、ような。 示すものは、零れてしまったら もう、生きていないモノに近づいて 啜られるだけの ――… 思考は泡沫。 何処までも澱みだらけで、脈絡が無い。 だから、己ならず 鏡ならずの赤色を見据えて もう一度 ぱちり、瞬いて ) …… ぁ 。 ( ほんの少し、漏れた音。 意味を成さない声は、音。 言葉にならない、これも雫。 ――… 悪い夢から覚めたみたいだ。 気付けば、潮に紛れて 鉄錆の 溢れたものが、じくり 掌を濡らすから そっと、腕を後ろ手に隠した。 潮風に混じる気配は まだ、残るけれど。 ) ……ん。 おひさしぶり、かな。 えっと……元気って聞くのも、おかしいー…? ( 記憶には、一度の邂逅 そして、これは二度目の。 へろり 頭が垂れて、挨拶じみた言葉は、しどろもどろ。 ) [Tue 15 Nov 2005 02:56:44]
◆ヴィーダァ > (いやはやしかし。 マントの下のスーツや、銀糸を覆うような帽子は、既に色々と擦れて、襤褸が出ているわけで。最近の悩みである。 さておき。)(振り向いて、こちらを確認したならば、きっと目が合っただろう。闇を見通す、血の色同士が。 それを合図に、足をより速めよう。貴方の傍へと行くため。 より強く、 を嗅ぐため。) ――今晩は。 お久しぶり。 (近付いて。 表面で、あの時と同じなのは、顔だけだから。帽子をとって、腰を曲げて、挨拶をしよう。) [Tue 15 Nov 2005 02:29:14]
◆ティエン > ( ――… 人のことを言えたものじゃない なんて、頭のどこかが考えた。 流れる血 欲望を誘わない、赤い色 どろり、混じる鉄錆の気配 そして、腕に刺さった刃物。 見下ろす腕、外套の袖を ぐい、と捲った。 これは、買ってもらったものだし 出来るなら、汚したくない。 包帯も、別のものに変えて来て、よかった。汚してしまうもの。 赤色の滲む包帯に手を伸ばし かけ、て 。 砂を踏む、誰かの気配が 耳に届いたから、手が止まる。 余り見られて良いものでもないから、赤色を隠すのは、掌。 ぎしり、軋むような仕草で 白いフードが振り返る。 照らす光は十三夜。幾望の手前、留まる灯火。 ゆらゆら、水面を弾く 夜の光に、近づく影の姿が 見えた。 瞬きが、一度。 かくり、見たものを確かめるように、頭が傾いだ。 ) [Tue 15 Nov 2005 02:20:42]
◆ヴィーダァ > (同じなのは、足取りだけで。 灰色のスーツに濃茶のマントを羽織り、灰色の帽子を被った影は。足跡とも見て取れないような、雑な線の連なりを見つけて。 一歩ずつ、闇を見通しながら歩いている。 潮の香りは、何かの臭いを覆い隠しているのだろうか。)(その先に、薄っすらと、白昼を反転させたような影を見つけた。 月明かりとは違う、朧な白。 そこへと、足を向ける。追いつくようにと、足を動かして。) [Tue 15 Nov 2005 02:12:45]
お知らせ > ヴィーダァさんが来ました。 『(いつかと同じような足取りで。)』 [Tue 15 Nov 2005 02:02:56]
◆ティエン > ( 波打ち際まで続く足跡は、奇妙に乱れている。 一歩ごとに、踏み荒らしたような跡。 だから、刻まれたものは靴の跡では無く、乱れた砂の 続くもの。 それは、まるで何かを隠すような。 砂の上の落書きを、子供が踏み消した時のような、跡。 隠したかったものは、簡単だ。 ぽたり ぽた 赤いものが、滴っている。 だらりと垂らした両の腕 袖から覗く、指の先から ぽたり また、一滴落ちた。 ――… 砂に沁みる 染みる、赤。 欲望を誘わない、赤い色。 ) [Tue 15 Nov 2005 01:58:57]
◆ティエン > ( ゆらゆらと、漣。 遠く 遠く、なのに何処か 懐かしいもの。 とっくに、かえる 資格なんて無くしてしまっているのに、それでも 感じるなんて、おかしな話。 ――… さざなみ、ゆらゆら。 打ち寄せる波は、まるで 直ぐ其処にあるかのよう。 白い外套の影は、波打ち際の 砂の上。 ) [Tue 15 Nov 2005 01:51:44]
お知らせ > ティエンさんが入室されました。 『( 遠く、近く 波の音 )』 [Tue 15 Nov 2005 01:49:50]
お知らせ > ヴァリスさんが帰りました。 [Sat 12 Nov 2005 23:47:43]
◆ヴァリス > (去っていく姿を見送った後、ヴァリスはほっと息を吐いた。 どことなく、違う存在だというのを見せ付けられたような気がした)・・・・・・・、(ふぅ、と心臓を落ち着かせてから少しだけ考えた。 人類のために必要。だとすれば必要悪、ということだろうか。いや、もしかしたら――)まあ、これも一つの経験になるのかなぁ、(などと呟きながら、おもむろに酒瓶へと手を伸ばした――) [Sat 12 Nov 2005 23:47:41]
お知らせ > 弑貴ユゥナさんが退室されました。 [Sat 12 Nov 2005 23:41:42]
◆弑貴ユゥナ > ――まさしくその通り。 だが全くもってそれだけというわけでもない。 ( つまったような言葉に、魔人は喉の奥で笑った。 単純に楽しそうに。 ) 儂は御主が愛おしい。 だけでなく、人間が愛おしい。 もしかすると主の遣いや、同胞も。 だからこそ、忠告したかったのだよ。 悪魔は、人類のために存在しているのだと。 悪魔は、人類のための障害だと。 そして、そして、本当の悪魔は、のう―――わからぬでもあるまい? ( 魔人は微笑んで、その白骨の左手で、わざわざ胸元を指し示して見せた。 それから、素敵な男の子と会話できて楽しかったよサンクスメルシー、という様な言葉を残して、歩み去っていった。 ) [Sat 12 Nov 2005 23:41:34]
◆ヴァリス > (少女の視線を追って、左手へと視線を送って――、)(正直、めちゃくちゃビビッた。黒い闇をまとったような白骨――というのだろうか? ここに至り、やっとヴァリスは目の前の人物を、別の者だと捉えた)だ、だからなんだよ(声は、ひっくり返ってないと思う)(ぞぞぞ、と寒気が背骨を伝って這い登るような感触。まるで、ナメクジか何かが這っている様な――、)つまり、自己確認の材料にされたわけだ。僕は――(目の前の人物に何があったのかは知らないが、それでなくとも。 ――なんだ。よく説明できないが――。恐怖や不安とはまた違う、寒気のようなもの。 どこか、違うんだな、と思った) [Sat 12 Nov 2005 23:35:38]
◆弑貴ユゥナ > そう、その通りだ、坊や。 ( 魔人は微笑んで、そう、それこそ絵のモデルにでもなりそうなぐらい穏やかに微笑んで、どろりと黒い左手を眺めた。 それは薄ら白い骨格にふわりとした闇の纏わりついて左手だった。 ) それだ、それなのだよ、坊や、ヴァリス。 忘れないでおくれよう? 我々は、悪い事を考え、悪い事をする。 だがそれなど、個人と個悪魔との間ではまるで関係ない話だ。 悪魔が何であれ、御主はそれを一つのものとして判断するべきで、御主がどういう人間であれ儂はそれを人間、人類と一くくりにはしない。 ( かちかちかち。 むき出しの骨格と張り付いた闇の左手で頬をなで、魔人は立ち上がる。 ) なに―――儂を殊更に嫌うような人間でないことを確認するためと、そして、改めて愛おしく思うためさ。 [Sat 12 Nov 2005 23:25:37]
◆ヴァリス > まあ、僕の印象だしねー(微笑んだ少女に生気という物を感じなかったのは目の錯覚だろうか? 姿勢を戻した少女を横目で確認した後、彼は視線を焚き火へと戻す)へーそう(さらり、と言う少女に対して彼の反応は実に淡白なものだった)そうだねー、人によって悪魔は悪だよねー、そうだねー。もしかしたら、本人達も悪だと自覚しているのかもしれないねー(投げやりにも聞こえる口調で言って、彼は視線を少しだけ、貴方のほうへと向けるだろう)善とか悪とか。そんなものは当事者によって違うものでしょ?(思い出して、はっ、と心の中で自分のことを嘲笑って、)僕にとったら悪魔が善とか悪とか別にどっちでもいいし。 そうだね、まあ、僕が出会ったやつが悪の側面を見せなかっただけかもしれないけど。でも、僕は気にしない。そういうの(ふっ、と鼻から細く息を吐いて、)それで、さ。ユゥナさんはそんなことを聞いてどうするの? [Sat 12 Nov 2005 23:16:56]
◆弑貴ユゥナ > ふむ、ふむ、ふむ――そいつはまた、どうしようもなく、どうしようもないのう。 ( ふ、と魔人は微笑んだ。 弑貴ユゥナは微笑んだ。 その場の全てが灰色に染まったかのように、つまらなそうに微笑んで、姿勢を戻した。 そして解凍されるかのようにゆっくりとその態度を直していった。 ) まあ、御主の様な人間がいるに越したことはないが――ひとつ、教えておいてやろう、坊や。 儂の経験から言って、というよりは儂の存在から言って、悪魔は悪いものだ。 ( ――さらり。 ) [Sat 12 Nov 2005 23:07:35]
◆ヴァリス > (? とヴァリスは首をかしげた。 まったくわけがわからない。教会の人間の間逆は悪魔崇拝者だろうか? しかし、あまり変わらないというのだから――。 オカルト好きだろうか? まあ、深く考えてはいけないだろう、とヴァリスは楽観的に考えて、)別に。普通の――子供。まあ、なんというか、別に。善人にも悪人にも見えなかった。普通の、フェザリアンとかと変わらないよ、印象なんて――(と、答える。瞬きをしていない、それは残念ながら彼は目線を逸らしているので気づかなかった。呼吸の音ですら焚き火が爆ぜる音に風の音、そして波の音に意識が向いている彼には気づかなかった。しかし、どこか不可思議な雰囲気というのは感じているのだろうがそれを特定することを、ヴァリスはできなかった)むしろ、あまり気にしない性質ではあるけどね。そういうの・・・・。 [Sat 12 Nov 2005 23:03:02]
◆弑貴ユゥナ > ほほう、遭ったことがある、と。 ――まあ、かなりの興味はある。 とはいえ、教会の人間、ではないのう。 寧ろ完全なる真逆で、どうしようもなく逆様だ。 大して変わりはしないのかもしれんがのう。 ( 興味深げに微笑みながら、魔人はぎゅるぎゅると視線を向けた。 ――そこで気付くかもしれない。 魔人が今の今まで、現れてからこの瞬間まで、一度たりとも瞬きをしていないことに。 近距離だから気がつくかもしれない――呼吸を、していないことに。 ) 坊や、御主は、その悪魔に対して、どんな感想を抱いた? なんでもない、ただの印象でいい。 善いとか悪いとか、そのレベルでも。 儂はその結果で、喜んだり愉しんだりするかも知れぬ。 [Sat 12 Nov 2005 22:55:29]
◆ヴァリス > は、はぁ(などと生返事しか返せない。淀みとか、黄金とか、まったくわけがわからないし。知らなくてもいいなら知らなくてもいいのかもしれない。どの道、姓名判断など信じてはいない)え、ええ。まあ、会ったことはあると言えるかな――(助けたことはあるし、件の悪魔崇拝者の召還したアレを悪魔だというなら、あれも会ったうちに入るのだろうか? とにかく、会ったことがあるのは確かなのだから、頷くしかない。 少女に顔を見つめられるというのはあまりなれていないヴァリスは、どこかむずがゆさのようなものを感じた。落ち着けるように肩を揺らした後、視線をわずかに逸らす)まあ、そんなとこですよー、特に深い関わりがあったわけではないですし――。なんですか、そんなことに興味があるんですか? もしかして、教会関係の人なんですか、ユゥナさん [Sat 12 Nov 2005 22:50:07]
◆弑貴ユゥナ > まあ、気にするな。 知らないほうがいいこともあるからのう。 ( 魔人にとって実に美味そうな淀みだ。 と言われてどういった反応が返るのかは楽しみであったが、しかし魔人はあえてそれを言いはしなかった。 ) 成程、成程。 では、嗚呼―――悪魔に、遭った事はあるのかね? それこそ、善いにしろ悪いにしろ、最低限度こいつは悪魔だって言う種族に出遭ったことは、あるかね? ( 魔人は、ずずいと顔を寄せるようにして、問うた。 淀みきった視線をぐうるり向けて、尋ねた。 引きずり出そうとでも言うかのように。 ) [Sat 12 Nov 2005 22:42:54]
◆ヴァリス > ――淀み? それで黄金? あ〜、う〜、ん?(ヴァリスにはわけがわからない。もしかしたらこの少女は姓名判断師なのかもしれない。そうか、だから名前一つで意味深なことを言っているのかもしれない。 「壷は買いませんよっ!」という台詞をつい早合点で吐き出しそうになるのを堪えて、その質問に耳を傾けた)悪魔――ですか・・・・、(ふむ、と小さく呟いてからカップを砂浜に置く。さく、と少し深く置いてからヴァリスは人差し指の背を下唇にあて、考える。彼の癖のようなものだ。 しばらく、そうやって考えてから、)別に(と、短く答えてから。あわ、と少し慌てたように付け足した。言ってから、これでは会話が繋がらないではないか、と思ったせいだった)悪魔とかそういう種族での差別はしないほう――だとは思いますし。まあ、なんというか。悪魔でもいい人はいる――のかどうかは知りませんけど、まあ、なんというか。悪魔が悪いというのが『悪いことをする』ということならそれは人間にだって当てはまるから、特にこれといって――。恨みもなにもないですし、ね。うん [Sat 12 Nov 2005 22:39:17]
◆弑貴ユゥナ > そう、なのだよ、坊や、ヴァリス。 御主の名前は、淀みがある。 実にいい具合に、淀んでいる。 そのくせ黄金を秘めているというのだから、たまらなくいい名前だ。 ( 魔人は喉の奥で笑った。 人とは違う視界で何かを見ているかのように、酷く楽しげに。 ) ふむ、ないか。 それは平和でいい。 さて、さて、さて……坊やに聞きたいことか……………そうだのう、「悪魔」についてどう思う? ( また訳のわからないことを、魔人は尋ねた。 ) [Sat 12 Nov 2005 22:33:29]
◆ヴァリス > (どうでもよさそうに少女が言う。「まあ、そうですよねー」と適当に相槌を打つ。ぼんやりと焚き火を眺めながら、自分の手にあったココアを一口運ぶ)そう、ですかね?(あまり自分の名前について考えたことがなかったし、考えたところで行き着く先はおそらく父親のことなので、もしかしたらあえて考えないようにしていたのかもしれない。 曖昧に笑ってから、)流刑者――弑貴ユゥナ・・・・・さん? う〜ん(少しだけ考え込んだ。今聞きたいこと。といわれてもヴァリス自身何かを聞きたいと思えるほど親しくなってはいない。強いてあげるとすれば『流刑者』という単語だが、一つの島であるこの島では文字通り島流しにあったのかもしれない。そう考えると、別に今の時点て聞きたいことなんてないのかもしれない。うん、困った)うーん、特にないかも。じゃあ、逆にユゥナさんは僕に聞きたいことってあります?(と、逆に問いかけてしまうのだった。ちょっと情けない) [Sat 12 Nov 2005 22:29:36]
◆弑貴ユゥナ > 儂はあまり一般的ではないのでな――とはいえ坊や、御主の言うとおり、まあ散歩だ。 どちらでもいいことだが、どちらでもよくないことかもしれんが、まあ、そんなところだ。 ( 魔人は心底どうでもよかったらしいくせに、心底楽しそうに言った。 ) そうしてもらえると助かるのう。 ………飲んでも処理に困る。 ( 後半ぼそりと呟くように、魔人は言った。 なにせ、この魔人、どこぞの人型からくりのように食ったものは腹から出さなければいけないのだから。 消化できない故に。 ) ほう、それは、いい響きだのう。 ( 魔人は軽い自己紹介に、丁寧に相槌を打ち、そしてまた、笑みを深くしていった。 ) 嗚呼、儂か。 儂は流刑者“弑貴()”ユゥナ。 大抵の質問は引き受けるので、今のうちに言っておくようにな。 ( さらりとそんな事を。 ) [Sat 12 Nov 2005 22:22:56]
◆ヴァリス > 徘徊ですか。それは一般的に散歩というんじゃないですか?(どこか老成したような声。しかし、そんな言葉使いの友人に覚えがあるので、あまり気にならなかった)あー、そうなんですか・・・・、まあ、喉が渇いて無いというなら無理に進めませんけど――(足先で引き寄せて酒瓶を手に取ると、小さく振ってから砂浜に置いた。ぱきん、と思い出したように鳴る焚き火を見た後、少しだけ焚き火から酒瓶を離した)ああ、僕はヴァリスっていいます(困ったような笑みを向けられただけで、ヴァリスはその意味を知ることが出来た。軽く自己紹介をする。小説家であること、先日誕生日を迎えて二十歳になったこと、今日は砂浜でなんとなくぼんやりと考え事をしていたこと、など当たり障りのないことを話してから、其方へとひらりと手を振って、)それで、貴方はなんていうんですか? [Sat 12 Nov 2005 22:17:02]
◆弑貴ユゥナ > ふふ、まあそんなところだのう。 散歩はいい。 儂の場合、徘徊かもしれんが。 ( どちらでも変わらないようなことを、魔人はどちらでも変わらないように言った。 ) いやいや、そんなことでなくてな。 儂は――そうだのう、味覚音痴でな。 まるで味がわからんから、飲んでも仕様がないという話だ。 気にしなさんな。 ( 俺、と僕、との違いに、にぃ、魔人は笑う。 何かを見つけたように。 子供が、たんすの裏の小銭を見つけたように軽く。 ) 嗚呼、嗚呼、勿論だ。 儂は人間と話をするのが好きでのう。 とはいえ話題に困らぬ身でもない。 ………そうだのう、ああっと……。 ( 魔人は何かを言おうとして、困ったように笑った。 名前を呼ぼうとして、まだ知らぬことを思い出したらしい。 ) [Sat 12 Nov 2005 22:10:04]
◆ヴァリス > (女性――だろうか。もしかしたら少女かもしれない。とりあえず、少女ということにしておく)(少女が微笑めば、ヴァリスも微笑んだ。けど、どことなく漂う雰囲気と夜の寒さですこしだけぎこちない微笑みになっていたかもしれない)あははー、つまり、散歩かぁ(そう、ヴァリスは少女の言葉を解釈した。つまりは、少女は散歩をしていた。たまたま海にやってきたら青年が焚き火の前で一人得心いきながら飲み物を飲んでいた。寒くはなかったけど、物珍しさで話しかけてきた。そんなことだろうか、とヴァリスは解釈した)勿体無いって。別にいいのに。俺――(こほん、と咳払いをするようにして一度打ち消してから、)――僕はあまり酒を飲まないほうですし、(腰掛けたのを横目で確認して、足先で砂浜に転がった酒瓶を近くへと引き寄せようとしながら、)それで、僕にあったのが目的になったんでしたら、なにか話しますか?(あまり沈黙が続くのは好きなほうではない。お互い気まずい雰囲気になりやすいし、なによりその気まずいような、どこか圧迫感のある沈黙がヴァリスはあまり好きではない。初対面の人間にいきなり話をしませんか? なんて言うのは少し抵抗があるだろうとは思ったけど、先ほど少しだけ飲んだ酒のせいで少し酔っているのかもしれない、などとと頭の隅でちらりと考えて) [Sat 12 Nov 2005 22:04:17]
◆弑貴ユゥナ > ( 焚き火の光を全て吸収しているようなそんな闇は、焚き火の起こす光の環の中で、確かに、幽霊のようであった。 それよりも余程濃密であることは確かだが。 ) 嗚呼、寒い、その様だのう。 特にこれといった目的があるわけではないが、ここにこうして御主と出遭った訳なのだ。 それが目的ということにでもしておこう。 ( 魔人は姿に合わぬ年寄ったようの口調で語り、そして微笑む。 決して柔らかいなどという言葉は頭につかないが、小気味よいすっとしたものだった。 ) ふむ、それでは有難くお邪魔させていただこうか。 ……とはいえ、ココアだの酒だのは、儂のようなものにやっては勿体無い。 気遣いは結構だよ、坊や。 ( それは拒否ではなく、遠慮でもなく、単に摂取する必要がない故に、という返答で。 無造作に、空けてもらった流木の逆端に腰掛けて。 ) [Sat 12 Nov 2005 21:53:28]
◆ヴァリス > (黒に黒。光源は月などは期待できないから自身の焚き火だろうか。まあ、なにはともあれ、ぼぉと浮かび上がったその姿をみて、ヴァリスは「どざえもんの幽霊かっ!」と内心肝を冷やしたが全然関係なかったようだし、よくみれば人の形をしている。いや、幽霊だって人の形をしているけど、今は夏ではないので幽霊ではないだろう。そう、思い込むことにした)あ、えーと、こんばんわ?(逆に問いかけるような応え方をしてしまったのは少なからず驚いたからだろう。失礼だったかもしれない、と今更ながら思ったが、後の祭りだ)寒いですね。どうしたんですか、こんな時間にこんな場所――って僕もそうですけど(にははは、と照れ笑いを浮かべた後、ヴァリスは自分の座る流木の端へと移動しようと腰をやや浮かせようとしながら、)寒いですね。焚き火、あたりますか? ココアとか、あ〜と、(砂浜に転がっているビンをちらりと見て、)ちょっと強いお酒とか――ありますけど? [Sat 12 Nov 2005 21:45:55]
◆弑貴ユゥナ > ( 例えば、冬景色の中で白い服をまとえば、見つかりにくくなる。 森の中で不規則に緑と茶色とを組み合わせた服を着ればそれは迷彩服となる。 ――しかしことこの魔人にとって、夜とは隠れ蓑ではなかった。 むしろそのことごとくの光を反射しない黒と、相反する死人の肌は、酷く夜闇の中で目立った。 それに何より、魔人はむしろ己を見せ付けるようでもあった。 薄ら笑いを浮かべてゆうるり歩み寄って。 ) ――こんばんは。 ( それはあまりにも自然な少女の声すぎて、逆に露骨なまでの不自然さを纏っていた。 ) [Sat 12 Nov 2005 21:38:22]
◆ヴァリス > (結果。めちゃくちゃ美味しい――――――のかもしれない。 酒の味なんて全然わからないし、たとえ飲み物なんて甘ければジュースの類だろうし、味がないのなら水の類である。 例えるなら、酒の辛さをココアが中和し、辛さもココアの甘みが中和した――――ような気がする。 おいししいというわけではないし、かといって特別ガブガブ飲めるわけでもない。そもそも、何をかっこつけて酒を飲む必要も無いのではないだろうか? ここに至り、ヴァリスは自分が酒を飲む必要がないことに気づいた。 苦くて辛くて不味いと感じるのなら酒を飲まなければいい。うん、これはこれでとてもいい考えであるかもしれない。確かに飲み会とかに出たら疎外感いっぱいになるが、別に無理して嫌いなものを飲む必要はないのかもしれない。うん、これはこれで妙案かもしれない。海岸にかけて、灯台下暗しとはこのことなのかもしれない)(ヴァリスは再び、カップに今度はココアのみを注ぐ。思い出せば自分はココアが好物である。自然と鼻歌が漏れ出した)ふ〜ふふ〜ん、ふ〜ん♪(焚き火が爆ぜる音と波の音、ココアが水筒からカップへと注がれる音。その中で、ヴァリスは確かに足音が聞こえたような気がした。 ? とヴァリスはカップにココアを注ぐのを止め、辺りを見回してみようとするだろう。はたして、その瞳で闇の中の人影など見つけられるだろうか――・・・・、) [Sat 12 Nov 2005 21:35:00]
◆弑貴ユゥナ > ( ――ずるぅり。 夜の帳に覆われながら、それでも尚それより暗い闇。 黄昏の向こうから訪れたような魔人が独り、歩く。 偶然か必然か――いや、この魔人に必然などあろうか。 全ては、ただただ魔人にとって混沌だ。 であるからやはり、偶然に明かりを見つけた魔人が、そちらへと。 ) [Sat 12 Nov 2005 21:31:37]
お知らせ > 弑貴ユゥナさんが来ました。 [Sat 12 Nov 2005 21:27:10]
◆ヴァリス > (焚き火の元は流木と、紙である。火種に使用した、という目的以外外に紙は自身が書いた手紙や原稿の一部が含まれている。どことなく疲れた感じのある瞳で自分が書いた文字が火と黒に侵食されていくのをぼんやりと眺めつつ、ヴァリスは足元に置いたバックの中から酒を取り出して軽い気持ちで飲んでみた)――――――うぇ、(めちゃくちゃ辛くて苦かった。ビンのラベルを見てみるとアルコール度数は余裕で30を超え、おもいっきり許容範囲外だった。 苦い。とにかく苦くて、それ以上に辛かった。こんなものは人間の飲み物ではない、とヴァリスは思う。たとえ人間の飲み物であってもこれを原液で飲むのは馬鹿だろうし、その馬鹿の一人は自分だろう。ということは、何かで薄めれば馬鹿ではないのかもしれない)(ごそごそとかばんを漁る)(そして、ココアを取り出した)(・・・・・・・・) [Sat 12 Nov 2005 21:23:31]
◆ヴァリス > (足元ではじけた焚き火のパキンッ! という音に少しだけ驚いた。なんでもないことを確認すると、ヴァリスは再び視線を夜空へと戻した。 ほう、と吐いた息は白く、肌寒い季節というレッテルをかなぐり捨てた冬の夜風が本格的に身体の熱を奪わんと吹く。 このままでは風をひくかな、と考えてヴァリスはコートの襟元を寄せ、一際大きい流木に腰掛けた。 また、パキンッ、と焚き火が爆ぜた) [Sat 12 Nov 2005 21:15:43]
お知らせ > ヴァリスさんが入室されました。 『焚き火が、爆ぜた――・・・・』 [Sat 12 Nov 2005 21:11:07]
お知らせ > ソードさんが帰りました。 『いただきま〜す♪と元気いい声が響いた』 [Sat 12 Nov 2005 11:13:04]
◆ソード > (素早くポケットから取り出した瓶、中から真っ黒なソースらしいものを貝の中身…白と黄が混じった感じの身が軽く煮立ったような…そこに垂らしてやり。 ジュゥゥゥ〜〜〜 と音と共に、磯の幸の香りがあたりに広まっていく) [Sat 12 Nov 2005 11:10:37]
◆ソード > (そうこうしてるうちに貝に熱が通ったらしく…ぱか〜…と貝が開いてきた) [Sat 12 Nov 2005 11:04:25]
◆ソード > (家で同居している猫…気が付いたら人型になっていたけど彼の中では猫のまま、を思い出して)…純粋な猫じゃないけど…やっぱり貝とか蛸とかは…駄目そうだよね…(あれるぎーとかいうのを起こすことがあるらしく…かといって匂いは好きそうだし、というわけでお外で食べることになった。)ま、お魚も釣ったし(魚篭の中には浜で取れる魚がピチピチしていて) [Sat 12 Nov 2005 11:03:36]
◆ソード > (そのまま暫く貝を加熱しながら) んー…久しぶりに外に出たら…なんか凄い曇…(雨でも来るのかな?と耳をふさふさ動かすも…その辺の能力はいまいち低い為、わからずで… まあ雨が降ったら家にいればいいのだし、と。) [Sat 12 Nov 2005 10:59:18]
◆ソード > 準備よしっ!此処でさっき採った貝を乗っけて…(漫画とかで出てくる典型的な形の貝を網の上に乗せていく。) [Sat 12 Nov 2005 10:54:34]
◆ソード > ( パチ、パチ、パチ… と海岸にある岩場近くの砂浜で火を炊いている獣人が一匹。周りに岩を置いてその上に網を置いて…一人バーベキューモード) [Sat 12 Nov 2005 10:49:54]
お知らせ > ソードさんが入室されました。 『砂浜で焚き火をする獣人が1匹』 [Sat 12 Nov 2005 10:48:19]
お知らせ > 久留夢さんが帰りました。 『(住処へと還る)』 [Thu 10 Nov 2005 21:21:11]
◆久留夢 > ( ちゃぽん ) (海色の髪が海に還る) (水面下で踊る人魚は、泡とともに海の底。踊るように海の底。幸せそうに海の底) (泡とともに――) [Thu 10 Nov 2005 21:20:47]
◆久留夢 > ゆき … (見上げた空には変わらず雲が浮かんでいる。もっと重く、もっと暗い雲が浮かんだ寒い日、降るのだという、自然現象) 降らないのかしら、こんなに寒いのに、 (ぎゅ、と己を抱きしめたまま、暗いだけの空を見つめた。すん、と鼻が鳴る。此れで風邪など引くまいが、日毎寒くなる空気に、体が付いていかないようだ。初めての冬、なれば) … だから皆、海に来ないのね (其れは夜だから、というのもあろうが。とぷん、と肩まで海水につかって、暗い海を見渡した) … 私だけの海 みたい (くすくすと笑う。広い海を独り占めしたという子供のような満足感に) [Thu 10 Nov 2005 21:15:15]
◆久留夢 > (ぱしゃん、と白い腕が海面を軽く叩く。踊るように、泳ぐように。ゆったりと波に身体を委ねて) (生憎の曇り空。海は暗いばかりで己の腕が少し浮いて見えた。髪の毛は美しく流れありしない。水を含んだ髪は緩い曲線を描きながら身体に纏わりつき、海面に浮かぶ) …… (ひゅぅ、と吸った空気が冷たくて、思わず歌を紡ぐ声が途切れた) さむ い … (両腕を抱きしめてそっと息を吐いた) [Thu 10 Nov 2005 21:08:07]
◆久留夢 > (音なんて結局のところ空気の振動だ) (けれど、人魚は浅瀬の近く、瞳を閉じて喉を振るわせる。日の当たる世界の誰もが知らない恋の歌。海の歌。人魚の歌) ―― … (空気が澄んでいると声が良く響くと言っていたのは一番上の姉だったか。その音は、彼女が普段喋る音にも似ていない。古代の、音) [Thu 10 Nov 2005 21:02:07]
お知らせ > 久留夢さんが入室されました。 『 おんがく。 』 [Thu 10 Nov 2005 20:58:33]
お知らせ > アクアクさんが帰りました。 [Wed 9 Nov 2005 23:40:07]
◆アクアク > (足跡を濡らして、何回目かの晩飯を探しに行こう。) [Wed 9 Nov 2005 23:40:06]
◆アクアク > (ぶるぶると顔を躯を震えさせて雫を飛ばしつつ、痩躯は猫たちに頭を垂れた。) (彼女らの願いは聞いた。) グゥゥ ゥウゥ゛ヴヴ …グルル゛ルル゛…、 (啼いたのは、腹だか咽喉だか。) …。 (おなかすいた。) [Wed 9 Nov 2005 23:37:36]
◆アクアク > (犬かきのようにして戻って来る痩躯の口には、もう死んだ猫は居なかった。) (砂浜を目指して、段々戻ってゆく。 肩が出る。胸が出る。腹が出る。) (やっと膝が、ざぶざぶと白い泡を立てながら。) ナ゛ー…ォオ゛オ゛…、 (還してきたよ。) (砂浜に、びしょ濡れのシルエットが戻ってきた。) [Wed 9 Nov 2005 23:34:55]
◆アクアク > (ほんの少しの後、) (――少し離れた処から顔が出た。) [Wed 9 Nov 2005 23:31:26]
◆アクアク > (人の形をしたのが波間に消えた。) (入水自殺のように静かに。) [Wed 9 Nov 2005 23:29:37]
◆アクアク > (猫たちは啼いた。 別れを悲しんでいるのでは無い。) (「もっと向こうよ」) (波打ち際ではまた戻ってきてしまうと云うのだ。) …。 (この時期の海はもう、刺すような冷たさだった。けれども痩躯は心臓を握りつぶされることも無く、ざぶざぶと入って行く。) (足首まで浸かり、膝まで浸かり、――肩まで浸かった。黒い海が揺れて居る。) [Wed 9 Nov 2005 23:25:38]
◆アクアク > (いつもなら、仲間内で死んだ猫は痩躯が食べることになっていた。何と無くそう決まっていたが、) (銜えられているものは、雄だった。…仲間の猫では無い。) (ただ、仲間内の猫の伴侶だったと云うので、) (そうして、“彼”は海の向こうから来た猫だと 彼女 が云うので、海に還しに来たのだった。) …フゥ ウゥ ゥ゛ …、 (潮の香りに眼を細めて、足跡は波打ち際まで来た。) [Wed 9 Nov 2005 23:17:17]
◆アクアク > (銜えているのは、今日は、猫の一匹だった。) (其の猫のだらりと弛緩した四肢から、もう死んでいるのだとは傍目に明らかだった。 ただ、死因は本人等ばかりしか知らないだけで。) (痩躯は、三匹の猫を連れて砂浜に来ていた。 夜風が冷たくて、良く晴れていた。…人影は薄い。) [Wed 9 Nov 2005 23:11:28]
お知らせ > アクアクさんが来ました。 [Wed 9 Nov 2005 23:09:06]
お知らせ > デュラハンさんが退室されました。 [Wed 9 Nov 2005 00:25:55]
◆デュラハン > (顎に手を当ててウンウン唸りながら数分。仮面の表情は笑ったままなので、どこかのホラー映画か何かのワンシーンに見えなくも無い気がするが気のせいだろう。)串刺し孔雀鳩・・・・・・・。(回していたステッキをピタリと止めるとポツリ。思いついたネタが鳩の串刺しなのは、やはり彼が悪魔だからだろうか?実際、箱さえ準備すればできそうだななんて考える。)とりあえずは住処で改めて考えてみますかね。(ステッキを回しはじめると海岸を後に。向かう先は勿論スラムの住処。) [Wed 9 Nov 2005 00:25:25]
◆デュラハン > (今あるネタの発展系でもありだろうか?そんなことを考えて今やっているネタを思い返す。)伸縮するステッキ・・・・・シルクハットから出る孔雀鳩・・・・・・消える孔雀鳩・・・・・・(終了。本当に持ちネタの数少ないなぁ・・・・なんてのはどこぞの電波。他にあるとしても不思議な仮面だろうか?)考えてみると、私もよくやってますね。(自身のネタ数の少なさを嘆きつつも、今は新しい何かを考えなくてはならない。) [Wed 9 Nov 2005 00:16:09]
◆デュラハン > (ステッキの持ち手を鞭のように振る。バラバラに折れた様になっていたステッキは鞭と同じように一直線になり、デュラハンが最初に伸ばしたときと同じような形状へと戻る。)やはり不便なステッキですね。(そう言いながら再びステッキを空に向ける。ステッキの胴体部分を下に引っ張るようにすればスルスルと短くなっていて。)さて・・・・・・。(ステッキを持ってきたときと同じ長さに戻せば弄ぶ様にクルクルと回して。難しいとは思っていたが、実際に使えないとなると別に新しい奇術のネタを考えなくてはいけない事を考える。) [Wed 9 Nov 2005 00:07:30]
◆デュラハン > 伸びたステッキが折れる奇術・・・・・・(頭の中で確実に詰まらないだろうななんて考える。そもそもこれは奇術と言うよりは護身用に使うものであるので、無理に流用する方が無茶と言う話で。)これでステッキから花でも咲けば面白いんでしょうが。(傾げた首を反対にして。ステッキの先から花が出ると言うのはある意味王道的な奇術?だが、未だにやったためしがない。まぁ、このステッキにそんな能力が付いてるわけではないので当然なのだが。) [Tue 8 Nov 2005 23:57:01]
◆デュラハン > (手に持ったステッキの先を空に向ければ、あっという間に長くなって)あら不思議、ステッキが長くなりましたー。(誰かが見ていれば確かに不思議だろうが、誰が見ているわけでもない。それでも口にしたのはある意味職業病と言うべきだろうか?)さて・・・・・。(長く伸ばしたステッキを再度叩けば、今度はバラバラと折れたようになって)これを使って何かできませんかね。(左手をあごの辺りに持っていき首をかしげて。) [Tue 8 Nov 2005 23:51:05]
◆デュラハン > (紫色のスーツに笑ったピエロの仮面を被った男が一人。ややというよりは、完全に場違いな存在が海岸を歩いていて)この辺りなら静かで良いですね。(右手に持ったステッキをクルクルと回すと持ち手の部分を数回叩く。男は辺りに人気が無いことを確認するためか周囲を何度か眺めていた。) [Tue 8 Nov 2005 23:45:27]
お知らせ > デュラハンさんが来ました。 『潮騒に紛れて砂を踏む音が一つ』 [Tue 8 Nov 2005 23:40:48]
お知らせ > 天使さんさんが退室されました。 『( そしてきっと、明日も。 )』 [Tue 8 Nov 2005 22:34:23]
◆天使さん > ( 因みに今日のカウントは、ひたすらにひたすらに波の回数。 引いて寄せるを一回としてカウント。 目に入る範囲であればどんな細波でもカウント。 意味はあるのだろうか。 天使さんは考えない。 それがお仕事だから。 ) [Tue 8 Nov 2005 22:34:11]
◆天使さん > ( もしも誰かが、本当にもしもの話、万が一、まるで本編には関係ありませんって程度の名前ぐらいしか出なさそうなやつでなく、登場人物クラスの誰かが尋ねたならば、天使さんは素直に答えるだろう。 隠す必要もないのだから。 ) [Tue 8 Nov 2005 22:24:22]
◆天使さん > ( 一体なにをカウントしているのだか、それはまったく、誰も知らなかった。 なにせ、いつもころころ変わる上に、聞こうとする人が、あんまりいなかったからだ。 露骨に天使で、露骨に怪しかったから。 ) [Tue 8 Nov 2005 22:14:24]
◆天使さん > ( 天使さんはある日、砂浜に腰掛けて、引いては寄せて、寄せては引く波を眺めながら、今日もひたすらにカウントしていた。 ) [Tue 8 Nov 2005 22:04:21]
お知らせ > 天使さんさんが来ました。 『海岸の天使さん』 [Tue 8 Nov 2005 22:03:33]
お知らせ > 月璃さんが退室されました。 『(どれもきっと悪くは無い。口元拭って、歩き出す)』 [Tue 8 Nov 2005 21:55:34]
◆月璃 > (高い場所、俯瞰の視点。届かない彼方と、ここにいる誰かの事。考えるような事じゃない。先にあるのは事実だけだ。フン、と鼻を鳴らすと、踵を返す。己が刻んだ足跡を辿るように、街中へと戻る為に) 夜食ハ街で取るカナ。(外に出たら、暫く此処のメシも喰い収めだ。各地で色々食うが) [Tue 8 Nov 2005 21:55:16]
◆月璃 > ヨシ、明日以降ハそれで良い。(先の事など、元々瑣末程度にしか考えはしない。思考はあっという間に切り替わって、くぁ、と欠伸を漏らした。街中と違って遮るものが少ない此処からは、良く空が見える。空からのものが、良く届く。半分に満ちようとしている月を見上げて、眼差し細めた) [Tue 8 Nov 2005 21:28:13]
◆月璃 > ンー…もう一回くらイ、病院行ッタ方が良いンだロウカ?(曲げる。伸ばす。動かすのにはもう支障も無い。正確には薄い。剣を取る事も、弓を引く事も出来なくは無い。それは確か。だが) …温泉、傷にも効くと良いナ。(考えかけて、止めた。一言で言えば面倒になったというのが正しい) 明日、気が向いタラ何処かに行こウ。(病院でも、鍛錬でも、出立でも) [Tue 8 Nov 2005 21:14:25]
◆月璃 > (包帯の内側には幾つもの傷がある。致命傷には至らず、その侭生きるには過ぎていたもの。おかげで暫くマトモに動けやしなかったが、何かやの内にあれから一月経っていた。そろそろ、甘えてもいられない。というより、そろそろ動く) 鈍るノモ、心外だシナ。(街中に在る事だけで無く、安寧だけに浸る事が――等と考えもしないが。腕を曲げ伸ばし、まだ響くような痛みが存在するのを確認して、渋い顔) [Tue 8 Nov 2005 21:02:41]
◆月璃 > (足音は、やや早足。足跡を刻みながら、人のカタチをしたモノが一つ、砂の上) ……フム。大分マシにはなッテるカ。(前触れ無くぴたっと足を止めた波打ち際。腕や首筋に残る包帯をなぞりながら、ふむ、と頷く仕草) [Tue 8 Nov 2005 20:57:13]
お知らせ > 月璃さんが入室されました。 『(ざくざくざく)』 [Tue 8 Nov 2005 20:55:28]
お知らせ > ルイスさんが退室されました。 『( だから、少しだけ慰めてと、空を仰ぐ。 )』 [Mon 7 Nov 2005 15:37:31]
◆ルイス > (早く、上手に区切りをつけないといけない。理屈では、片付けられない感情なら、力でねじ伏せても。 ―― 俺は、今日を生きなければいけないんだ。俺に属するはずだった幸福を、諦めたりしない。何時かは、この戒めを解いて、家族を探しに行くんだ。 … 形のない夢を信じる幼さが、あればよかったのに。なんて、口元緩ます、苦笑。) ( 諦めたけど、諦めない。許したけど、許さない。矛盾しているのがよくわかるけど。 ―… 生きる情熱だけは、失えない。 ) [Mon 7 Nov 2005 15:37:03]
◆ルイス > ( ――… 髪に受けた愛撫だけは、捨てられない。 ) ( また、力なく指が降りる。 所在無く、服のしわなど、なぞるのだ。 ) [Mon 7 Nov 2005 15:32:59]
◆ルイス > (――すべてを捨てなければいけない、と思う。あの方の記憶全てを。奴隷、ことのほか剣奴にとって、主が変わるのは珍しいことではない。こんなことに揺り動かされるような弱い感情では、戦場で餌となるのみだ。そんなこと、痛いほどにわかっている。 ―― だけど、小さく心に残るシコリは、消えそうもない。) (首輪も、服も、あの方から貰い受けたものは全て、今身の回りにない。 ―… だけど、鮮やかに、思い出すのは。) (気まぐれ、かもしれなかった。ほんの軽い気持ちだったことに間違いないのに。熱を帯びるほど、鮮明に焼きついている、手のひらの感触。) [Mon 7 Nov 2005 15:31:21]
◆ルイス > (来るたび何らかの騒動に巻き込まれる海岸地帯、あまりいい思い出がない。無造作に下げた腕が、腰の剣を撫ぜる。 ―― それから、首の戒めへと、指をなぞらせる。かつての、否、今でも許されるのであれば主だと思いたい、青菫の瞳を持つ騎士から貰った物―…ではない。) (新しいものを、身分預かりの主人から頂戴した。拒絶する権利は、無論少年にはない。それに、然程執着心もないと、自分では思っていた。 ―… ただ、暗い檻から出されて以降、ずっと首についていた其れを外された時、なぜか体の一部を奪われるような、不快な感覚を覚えた。どうしてそんな念を抱いたか、自分でもよくわからない。) [Mon 7 Nov 2005 15:23:30]
◆ルイス > (ぼんやりと、海と空の切れ間を見つめる少年風貌。冷たい風が身を切る、鍛錬で汗をかいた体を冷やしていく。首をかすかに振るうと、紺の髪の先から、乾ききっていない汗の滴が飛んだ。) (吐き出した息は、まだ白く濁らない。冬と呼ぶには、些か早い、中途半端な季節。走りこみの途中、暑くなって脱いだコートを羽織る。) [Mon 7 Nov 2005 15:16:19]
お知らせ > ルイスさんが入室されました。 『( 風に千切れる雲の下。 )』 [Mon 7 Nov 2005 15:13:22]
お知らせ > ナンテコッタさんが帰りました。 『なンてこったァァァ――――ッ! ( 絶 叫 )』 [Sat 5 Nov 2005 02:15:35]
◆ナンテコッタ > ( 指に張り付いて、書いた字も滲んで染み込んでもう黒い染みでしかないページのきれッぱしを見詰めて肩を落としてしょんぼりガクーン。尻尾があッたら一緒に垂れ下がってるトコロ。犬や兎じゃあるまいし長耳は垂れない。垂れないッたら垂れない。 ) う、う……うぐぐぐッ…… ( 四つん這いでぴるぴる震えた後にふつふつとハラの底から湧いてくるのはッ…… 憎しみでもない 悲しみでもないッ!ましてや涙なんかじゃないッ!!これは この感情はッ 顔の前で腕をクロスしてぐぐぐぐぐ、とゆっくりと起き上がり ) 我ッ!失意の波動に開 眼 せりッ!! ( 両手をブン!打ち開きながらくわーッ!!きッしょいオレンジ色が夜空を見上げッ 波動に非ず。ハドー。 Q:掌からオーラが飛んだり回し蹴りで空飛べますか?A:その質問にはお答えできません。良い旅を! ) [Sat 5 Nov 2005 02:15:12]
◆ナンテコッタ > ( 火の側にある体がじりじり炙られてむず痒いけど、冷たい砂浜に寝転がってると気分が落ち着いてくる。いつだッて、どこにだって精霊は居るけれどより近くに感じれる気がする。このまま寝たら気持ち良いだろうなあ―― 寒くなかったら。 鼻の中で鼻水がゆーっくり滲んできて死ぬほどむず痒い たまンない…ッ! ) っきしょォッ!( ぐじぐじ鼻を擦ってたら、はたと気がついた。漲る緊張感、髪の毛が根元から立ち上がッてざわざわする感じ。割とキライじゃない。ところがどッこい そんな感覚に浸ッてる暇は無い ) 手帳ッ!! ( がばと起き上がって季節外れのライフセーバーみたいに砂を蹴って生乾きの服に近寄って、ポーチの中に手ェ突っ込んだら……! )―――…… でろでろォ…… ( ぬるッとした感触、もさッとも もそッとも言えない手応えとともにページが千切れて手に張り付いた。皮じゃなくってきちんとパピルスから作ッたやつで、高かッたのに……。くっ付けたら元通りにならないカナ?とか、くッ付けてみても戻りません。乾いたってヨレヨレのガピガピになるのは知ッてるけど……! ) [Sat 5 Nov 2005 02:02:34]
◆ナンテコッタ > ( 焚き火に向かって砂浜に突き立てられてるのは細長い玉子型の板―― 盾。ボウグとしての呼び名は良く知らない。これが私の魔法の杖。持ち手の部分から垂れ下がる編んだ長い紐は足首に結ぶモノ。 ) 〜〜〜〜―――っ!しっかりしてよもぉ ( 自分のせいだ、って判ッてるけど八つ当たりでもしないと収まらない。腹いせに握った拳で叩けばごん、と重い音がする。叩いた手の方が痛かッた ) いッた!?いったァー〜〜〜……っ ( じんじんと指の付け根から鈍い痛み。ぶんぶん手を振ッても痛いのは散ったりはしないけど、ついやっちゃうのは何故だろう。ドウシテ?わからねーや。 一人騒ぐのにも疲れて投げ遣りに身体を投げ出して大の字になってれば、暗い空には刃物みたいに細い月。辺りは静まり返ってパチパチと木の弾ける音と、寄せては返す潮騒。 バカにするよな精霊の声がするりと長耳を擽って抜けてった―― ニンゲンは見えないっていう宵闇が赤い炎の色に切り裂かれてゆらゆら揺れて 少しだけドキドキする。 ) [Sat 5 Nov 2005 01:45:23]
◆ナンテコッタ > ( エルフです。エルフです。エルフです――… 。 ) いや、使い古し気味のネタは置いといて。( 横に。) はァ――…… 何よゥ もォー ( よりによってこの寒い時期に海に墜落するなんて。そりゃァ月が出てないのに飛んだワタシが悪いけど。調子に乗ってぐるぐるスピンしてラインから外れたのもワタシだけど。どすん、と尻から落下して砂浜の上座り込む。あ―― お尻ついちゃいけなかッたんだ。 恐る恐る尻を上げてみたら ) うぇー…… 砂だらけ。( ぱたぱた手で叩いて見ても砂は水を吸って張り付いて落ちやしない。 ) もぉー 最悪ぅー!( 自棄ンなってばったり倒れこんだ。そこらで拾ってきた枝に引っ掛けて乾かしてる服が見える。あれ洗ったばッかりだったのに。 しおしお ) [Sat 5 Nov 2005 01:27:13]
◆ナンテコッタ > ( ええと、はい。順を追ってお話します。ワタシはナンテコッタと言いまシテ―― あ、はい。もう言いましたッけ。えーッと ワタシがヴェイトス市に着たのは―― 遡りすぎ?えッと、その……墜 落 し ま し た 。 えへ。 ) いやいやいや、えへ、とかやってる場合じゃなくッてよ!なくッてよナンテコッタ!焚き火に向かって両頬に人差し指あててうすら生温いスマイル0エンとかやッてても!ても!ヴァ――――――――ッ!!( くしゃくしゃと髪かき乱して立ち上がり叫ぶッ!何処に?海にッ!空にッ! ) バ ッ ッ ッ カ ヤ ロ ォ―――――ッッ!! ( 太陽は出てませんでした。月も出てませんでした。海岸にはズブヌレ下着姿で仁王立ちのコムスメ一人。あたりはしーんと静まり返ッてます。 てん てん てん。 ) [Sat 5 Nov 2005 01:11:14]
◆ナンテコッタ > ―― へぶしゅッ!( 11月の寒空にもう一発。人間から見ればエキセントリック過ぎて気色悪いと一部で囁かれるグリーンの髪も濡鼠。少女は華奢と言えば聞こえはいいけど貧相な下着姿をさらけ出し、太股をすり合わせるよにしゃがみ込んで焚き火の前。ず、と鼻を啜る美的とはいえない音。こんなのでもワタシは森の麗人 生粋のエルフです。) さ、寒……ッ!! ( カチカチと歯がぶつかる音がします。寒いと震えが来るって本当なんだな、って思いました。ウチの実家も寒いですけど、こんなに寒い思いをしたのはゼンジェン兄さんに突き落とされて等身大の雪だるまになった時以来です。ちなみにパンツまでぐしょぐしょデス。気持ち悪いデス。 ) [Sat 5 Nov 2005 01:03:03]
◆ナンテコッタ > ( パチパチと燃える焚き火の前、周囲のめなど気にもしないクシャミが一発。年頃の少女には似つかわしくなかったクシャミを嗜めるようにゆらり、炎が揺れたように思うがそれは錯覚。蝋燭でもあるまいし順調な火勢を見せている比較的乾いているものと思われる流木を寄せ集めた焚き火はその程度で揺らいだりしません。ハジメマシテ、ナンテコッタ・ワカラネーヤです。 ) [Sat 5 Nov 2005 00:59:42]
お知らせ > ナンテコッタさんが入室されました。 『―― びェくしゅッ!』 [Sat 5 Nov 2005 00:58:53]
お知らせ > こまさんが退室されました。 『自分が出会った神様が絵本で読んだ事のある桃太郎だと気がつかないこまなのでした!』 [Sat 5 Nov 2005 00:00:20]
◆こま > (良い子のなってへいわを護ろうと心を強くして誓う。)よいしょ!(縛った風呂敷を背中に改めて背負えば、きた道を戻り始めた) [Fri 4 Nov 2005 23:56:54]
◆こま > 団子のお兄た〜ん!!ありがとです〜!!(姿がやみに消え見えなくなるまで見送っていく)またで〜す!!(姿が見えなくなってからもう一度大きな声でお見送りし)お約束です。(手を下ろせば小さく呟いた) [Fri 4 Nov 2005 23:55:19]
お知らせ > 神様さんが退室されました。 『ずっこけたままの神様を乗せて船はゆっくり去っていく。』 [Fri 4 Nov 2005 23:52:50]
◆こま > 段小屋>団子屋 [Fri 4 Nov 2005 23:45:05]
◆こま > 団子のお兄た〜ん!!またです〜!!(神様なのだけれど、まるで段小屋のお兄さんを呼ぶテンションでそう呼びながら小さくなっていく船を見送っていく。) [Fri 4 Nov 2005 23:41:42]
◆神様 > だ、団子…(がくっ、と船の上でバランスを崩した神様だった…) [Fri 4 Nov 2005 23:31:56]
◆こま > お団子の神た〜ん!バイバイです!!またです〜!!お団子のお兄た〜ん!またです〜!!(ヘンな呼び名。その名前で呼びながらぶんぶんと手を振ってお見送りしていく) [Fri 4 Nov 2005 23:29:26]
お知らせ > 神様さんが来ました。 [Fri 4 Nov 2005 23:27:37]
◆こま > そうなの・・?こま、良くわからないけど今度やってみるの!(必要なときに。でも失敗しないように気をつけないと!と心に強く誓って)!!はわわわ〜(目の前で浮かび上がって神様を大きな目で見つめながらも)きびつのひこのみこと・・・(名前を聞けばしっかり覚えようと)お団子の神たんです!(言い難いので自分で勝手に命名。) [Fri 4 Nov 2005 23:25:30]
◆神様 > い、いや…飛んできて…着れるんだよ。(痛くないから、と慌てて言って…刀もあるから飛んできたら怖いと思うのは当然か…と) うん、見回りの途中だったから、ねっ (そう言ってから一気に立ち上がる…ではなく跳躍!ふわっ、と浮かび上がるように飛んで直ぐ後ろに止まっていた船に着地し) 名?名は吉備津彦命だよ。 (呼びにくいなら神様でいいよ、と笑って… 錨を上げた船がゆっくり浜辺から離れだし) [Fri 4 Nov 2005 23:22:01]
◆こま > 飛んでくるですか!?(それを聞けば想像し)こ、こま当たらないように気をつけます!!(当ったらきっと痛い。)あ!神たん、帰りますか!?神たん、ありがとです!来てくれてありがとでした!・・ええと、こま、神たんのお名前しりたいのいいですか?(もじもじしながらお見送り) [Fri 4 Nov 2005 23:15:38]
◆神様 > 大丈夫、飛んでくるから。(素敵な笑顔で凄いことを言って。 さて、話していると舟の方から1回、鈴が鳴って)…うん、わかった…(振り向いて舟に答えてから)では、そろそろ僕は行かないと、だ。 [Fri 4 Nov 2005 23:13:08]
◆こま > 切れ>着れ [Fri 4 Nov 2005 23:09:37]
◆こま > (よいしょ、よいしょとなんとかたたんで直していく)これでよしなの!!(貰ったものを風呂敷に入れれば、なにやらもごっとしている。家に置いていてもいいと聞けば)そうなの?でも、お家に置いていたら切れないと思うの・・(不思議そうに首を傾げる) [Fri 4 Nov 2005 23:08:32]
◆神様 > (うんうん、と笑顔で頷いていて) 無駄に欲しがらないのもいいことだよ。 (そういいつつ、風呂敷を広げている相手を優しい表情で見つめていて) こまは僕が認めたのだから、当然……ああ、その羽織、普段は家に置いておいても大丈夫だよ。(呼べば来る、と…) [Fri 4 Nov 2005 23:05:45]
◆こま > はい!こま、へいわ護るの!!(元気にお返事し、頬を赤くして頷いた)そうなの!こま、いいの持っているの!!(重さを軽減とか良くわからないけれど、二枚もいらないと勝手に判断し、自慢げに言い切る)でも、こまのこと考えてくれてありがとです!神たん優しいの!!(むふっとほほえんだ)でも、入るかな〜こまの風呂敷の中に入るかな〜(気になったので背負っていた風呂敷を下ろしその場に広げ、貰ったものを整頓して直し始めた) [Fri 4 Nov 2005 23:01:21]
◆神様 > (大丈夫、君の瞳の中にある炎で分かったよ、と神様は微笑んでいて) 頑張って正義をおこなってね。(よしよし、と頭を撫でて… 風呂敷、と持ってる、といわれて苦笑して) 確かに、いいのを持ってるね…ならこれはいいか(ちょっと残念そうに風呂敷を引っ込める…実は重さをある程度軽減できたりするご利益があったりだけど。) [Fri 4 Nov 2005 22:56:29]
◆こま > (心は燃えています!!がもっちり系なのでそうは見えないかもしれない)はい!こま、なんとなくわかりました!ありがとです!!(もう一度お辞儀。風呂敷もセットでくれるらしい!が)こま、風呂敷もっているの。(妖精さんから貰った風呂敷がすでに一つ。これは困った、二つも背負えない・・・どうしようと上目使いで訴えてみる) [Fri 4 Nov 2005 22:50:31]
◆神様 > (心が熱く燃えているか?それが正義の心だ!とかそんな展開なのかもしれない、二人とも和み系なのでそういう風に見えないかもだけど) そうそう、僕の部下を貸してあげる、ということ。(大幅に省いて何とか理解して貰うことにして…)その風呂敷もサービス、ね。(にこ、と笑って…渦巻きぐるぐる…古典的な風呂敷も相手に渡す) [Fri 4 Nov 2005 22:47:01]
◆こま > !!〜(何かが胸の中に入ってくるような気がした。と、けんぞくの説明)・・・・きびつ?ぴこ?ちょくぞく?・・ぶか?・・・貸すの?(貸してもらえるだけはわかった) [Fri 4 Nov 2005 22:43:30]
◆神様 > (神器を受け取ればそれは一瞬強く光った後、こまの身体の中に入っていくようにして消えていって…胸の中に熱い正義の心が燃えた…そんな気がしたかもしれない。) 分かってくれて何よ……ぅ?(満足そうに頷きかけて…がくっ、と傾いて) …んーっと…式神…で分かるかな?この吉備津彦、直属の部下…それを君に貸し与えたの。(説明するほど難しくなった気がする、と思っていて) [Fri 4 Nov 2005 22:40:31]
◆こま > (袋は何かなと思いながらも神様の説明をきちんと聞いていく)わかりました!こま、きちんとお話聞いたのでわかりました!(納得した様子でそれを受け取る。でもわからないのが)けんぞくって何ですか?(重要な部分を理解していなかった) [Fri 4 Nov 2005 22:34:53]
◆神様 > (うっすらと輝く神器、相手のほうに差し出しながら一応説明)邪から身を護る羽織と邪を払う刀…此方の人形はこまを助けてくれる僕の眷属。そして…(気になっているのか…袋を見て首をかしげている相手に微笑んで)この袋は…いずれ、分かるよ。(と袋については教えない) [Fri 4 Nov 2005 22:31:24]
◆こま > (きちんと自分にわかるように説明してもらえれば、感心したように頷いて)これ、なんですか?(小さな袋の中身がきになるようで) [Fri 4 Nov 2005 22:23:51]
◆神様 > こまに僕が授ける…神の力を入れた道具、だよ。(言いながら開いた風呂敷の中身、一瞬ピカーッと光った後は弱い光に変わって…中には 子供用の羽織セット(おまけで小刀)、小さな犬鳥猿の人形、後は何かが入っている布の小さな袋。) [Fri 4 Nov 2005 22:21:54]
◆こま > はい!御約束です!(両手を挙げお約束し)しんきって何ですか?(また何かくれるらしい。興味心身で顔をさらに近づけ覗き込めば)!!ひきゃ!(まぶしい!思わず両目をきゅっとつぶるが、恐る恐る目をあけていく) [Fri 4 Nov 2005 22:18:32]
◆神様 > 約束、したよ。(真剣に応えている相手、信頼したらしく…満足げに頷いていた) これ、こまに授ける神器だよ。(そういいつつ、黒子みたいな従者から受け取った風呂敷袋… 相手に見えるようにその場に座って膝の上に置いてから開いていき…中からぴかーっ♪ という輝きが…) [Fri 4 Nov 2005 22:14:20]
◆こま > わわkりました>わかりました [Fri 4 Nov 2005 22:14:18]
◆こま > わ〜い!!(ぴょんぴょんと興奮気味に跳ねていたけれど。真面目なお約束。ぴょんぴょんを辞めて、気をつけ!)はい!わわkりました!こま、良い子の事にしか使いません!!お約束です!!(こちらも真剣な表情で言い切り、力強く頷いた)神たん?(顔を上げれば南下をしている様子。何かな〜と興味深く見つめていく) [Fri 4 Nov 2005 22:10:04]
◆神様 > (暫く喜んで跳ねている相手、にこにこ、と眺めていたが…真顔になって) ただし! この力を、悪に使う事は許さない……からね?(最後の「ね」の部分で首を傾げて…約束できる?と聞いて。 舟の方から…漕ぎ手のものだろうか、何故か近くに来ても顔が見えない人…風呂敷に包んだ荷物を持ってきて、神さまの後ろに控えていて) [Fri 4 Nov 2005 22:07:00]
◆こま > (真剣な表情が)あ、ありがとです!!神たん!ありがとです!!こま、こま!嬉しい気持ちなの!!(ほわわわわ〜と表情を緩め、両手を挙げてぴょんぴょん飛び跳ねていく) [Fri 4 Nov 2005 22:03:21]
◆神様 > ( お互い真剣な表情で暫く見つめてから…ふわりと柔らかく微笑して… ) 君はいいこだし、優しい…それだけでなく平和を護りたいという。 だから…僕の力を貸してあげよう。(承諾、と) [Fri 4 Nov 2005 22:00:19]
◆こま > はい!おいしいモノなの!!(うふふふふ〜っと嬉しくて微笑んだ。と、微笑んでもいられないみたい)協力するの駄目ですか?(表情が一変、真剣なそれに変わり、どきどきしながら神様を見つめていく) [Fri 4 Nov 2005 21:56:17]
◆神様 > 美味しいだろう、ふふ、特製の団子だからね。(こくり、と笑顔で頷いた後、真顔になって) さて、先程言っていた協力の願いだけど… (と言葉を切って、相手の顔を見つめる…) [Fri 4 Nov 2005 21:54:16]
◆こま > !!〜!!〜!!〜(神様が自分が差し出した半分こを受け取ってくれた。嬉しくて微笑んで、あいた両手で頬を押さえさらに嬉しそうにもきゅもきゅしていく)・・・〜!!(暫くもきゅもきゅしていたけれど名残惜しそうにごっくんすれば)おいしいね〜!神たん、これおいしいね〜!!(素直な感想を述べた) [Fri 4 Nov 2005 21:46:07]
◆神様 > (差し出された団子、一瞬きょとんとして…だって腰の袋には一杯あるのだ。だけれども) ありがとう、では半分こだ。(相手の好意、無駄にする事なく、受け取るとパクッと頬張って 実は一つ食べれば5日は食べなくても平気という特別なお団子、素朴だけど優しい…御婆ちゃんの味という感じ。 さて食べ終わるとゆっくり立ち上がって…相手が食べ終わるのを待つ) [Fri 4 Nov 2005 21:43:24]
◆こま > (差し出された丸いモノ。どうやらお団子らしい!!)わ〜い!!いいの?貰っていいだすか!?ありがとです!こま、嬉しい気持ちなの!!(両手を差し出し、団子をもらえれば、)んしょ!(お団子を半分にし)はい!半分こなの!!(神様に半分を差し出し、残りを口の中へ)!!!〜〜あはいほ〜もほもほひへるれ〜!ほれ、おひひいれ〜!!(うっとりしながらもごもごしていく) [Fri 4 Nov 2005 21:37:49]
◆神様 > いい子だから、褒美に団子をあげよう。(はい、と腰の袋からお団子1個取り出して相手に差し出して、どうやら気に入ったらしい、変にお金が欲しいのを誤魔化さないのも美徳なのである、多分。) [Fri 4 Nov 2005 21:34:03]
◆こま > はい!良いです!!(心がけという言葉は良くわからないが褒めてもらえていると判断し元気にお返事して。報酬についても意外と寛容なのはこまのあずかり知らないところで、にこにこして神様を見つめていく) [Fri 4 Nov 2005 21:29:03]
◆神様 > (平和を護る、と聞いて瞳をきらりん☆輝かせて) うん、よい心がけだ!!(凄くご機嫌な様子で頭をぽふっと叩き) ろくまんえん?ああ、お金か……正義を行った後ならそれも欲しいな(鬼を倒して宝ざくざくとか伝説もあるし、と良く知ってる話、笑顔でいいつつ、納得。) [Fri 4 Nov 2005 21:25:32]
◆こま > (何の様かと問われれば)はい!こま、へいわ護るの!で、お仕事して6万円を稼ぐの!で、いい子になるの!だから神たんに協力してほしいな〜って思ったの!だから呼びました!!(色々ありすぎて全部相手に説明したいのでなんだか、混乱する説明で。特に6万円は関係ない。) [Fri 4 Nov 2005 21:20:28]
◆神様 > (嬉しそうにいう相手の言葉を聞き…ふむふむ、と頷いてから) ふむ、ふむ…神に声かけができるんだ。(その若さで凄いね、と感心したようで) さて、神を呼んだ、ということは…何か願い事かな? (笑顔の相手に首をかしげて…たまに人は用もないのに間違えて呼んだりするから、一応質問してみたり) [Fri 4 Nov 2005 21:15:18]
◆こま > (しゃがんで自分に目線を合わせてもらえたなら嬉しそうにさらに顔を近づけ)そうなの!こま、神たんに来てほしいな〜って思ったから神たん、来てくださいって、お願いしたの!!(満面の笑顔で答えた) [Fri 4 Nov 2005 21:09:40]
◆海の神様 > (途中で転ばないかな、とか密かに心配だったけど無事に着いたのは…小さな子供、この子が自分を呼んだのか…と少し感心しながら) うん、こんにちは。(鎧を着ている割に優しい顔立ちの神様、にっこり笑顔で…話しやすいように肩膝を付いて、目線を近くしてやって) 君の祈りだったんだね…声がしたから来てみたのだけど…(小さいのに凄いね、と相手の頭を軽く撫でてやろうとして) [Fri 4 Nov 2005 21:06:47]
◆こま > こんにちは〜!!(急いで神様と思しき人物のところまで急いで駆け寄っていき、彼の目の前まで行けば、改めて大きくお辞儀し、きらきらした目で彼を見つめた) [Fri 4 Nov 2005 20:59:48]
◆海の神様 > こんばんは…… あれ、か?(はて、やけに小さい…と岩場から降りてくる少年を見て首を傾げつつ、錨をッポイと落として船を止めさせて)よ、っと。(ぴょん、と浜辺に下りてやってくるのを待つ) [Fri 4 Nov 2005 20:53:08]
◆こま > こんにちは〜!!(船の方に向かいぶんぶん手を振っていたけれど。明かりがついたのを確認すれば、降ろした風呂敷を再び首に巻き、急いでよじよじと岩場をおり始めた)神た〜ん!待ってて下さい〜!こま、そこに行きます!!(大きな声で相手に伝えれば急いで明かりの方向へ) [Fri 4 Nov 2005 20:48:49]
◆海の神様 > (真っ暗な海岸、当然というか殆んど見えなくて…でも可愛らしい声が聞こえてきたので) う、ん…声がした…けれど姿は見えず…というか暗い。(ならば…とゴミョゴミョ呪文を唱えて) 神技、導舟光!!! (呪文と共に足元においてあったランタンに灯りをつけて岩場を照らす。なんかもうご利益が薄そうな神様だったりするけど、岩場で手を振っている子を発見して)見つけた!!!(嬉しそうにこっちも手を振って…直ぐ目の前まで舟を移動させようと) [Fri 4 Nov 2005 20:44:55]
◆こま > (何やら海岸に船がついた。人の声もする!もしかしたら神様かも!と目を輝かせ)こんにちは〜!!神たんですかぁ〜!!僕のお名前はこまです〜!!(岩場の上に立ってぶんぶんと手をふる。神様かどうかもわからない人に) [Fri 4 Nov 2005 20:39:38]
◆舟を漕ぐ音 > (近寄ってくる小型の帆船(というには厳しい大きさ)の船首には少しぶかぶかな鎧と、虹色の大きな羽をつけた兜な和風の軍人っぽい少年で) んー…この辺りか?なんか声が聞こえたようなー…?(後ろで舟を漕いでる人(?)に止めろ、と合図してから船から岩場のほうを見渡してみる) [Fri 4 Nov 2005 20:37:17]
◆こま > 神たん、神たん、来て下さい、こまのお声が聞こえたら・・?(手を合わせ御願いしていく。と、海の方から何かの音、と誰かの気配)あや?神たん??(手を合わせたまま、目を開ければ顔を上げ、暗い海原、音のする方をじーっと見つめていく) [Fri 4 Nov 2005 20:29:56]
◆舟を漕ぐ音 > (日が落ちて暗くなった海岸の岩場にて、寒い中を熱心にお祈りしている所に誘われるように一層の小さな船が近づいてきた…シルエットから申し訳程度に帆が付いた小型船のようで(3人くらいしか乗れ無そうな感じで) [Fri 4 Nov 2005 20:29:55]
お知らせ > 舟を漕ぐ音さんが入室されました。 『パシャ…パシャ…』 [Fri 4 Nov 2005 20:26:47]
◆こま > 神たん、神たん、きて下さい・・・(八百万いる神様の中には自分に協力してくれる神様もいるかもしれない。戦神とかでなくてもいい、平和とかのために協力してくれる神様が居ればこちらから御願いしたいくらいで。)こまのお声が聞こえたら、神たん、神たん、来て下さい。 [Fri 4 Nov 2005 20:25:39]
◆こま > 神たん、神たん、来てください。こまのお声が聞こえたら、神たん、神たん、きてください・・・(両手を合わせ、御願いしていく。来ないかもしれない神様を待って、来てくれるように呼びかけて) [Fri 4 Nov 2005 20:21:58]
◆こま > こま、神たんに協力してほしいな〜って思います。こまに協力してくれる神たん、いますか?来て下さい。お願いします。(むむっと眉間の小さく皺を寄せ、御願いしていく) [Fri 4 Nov 2005 20:13:42]
◆こま > (静かに深呼吸しながら、手を合わせ、来てもらえるかなと期待しながらも必死で御願いしていく)神たん、神たん、来てください、こまのお声が聞こえたら、神たん、神たん、来てください。(神様召喚中、来るか来ないかは運次第。) [Fri 4 Nov 2005 20:11:08]
◆こま > 神たん、神たん、来てください。こまのお声が聞こえたら、神たん、神たん、きてください。(手を合わせ、頑張って御願いしていく。協力してくれる神様にきてもらおうと必死に御願いしていく) [Fri 4 Nov 2005 20:05:30]
◆こま > ふ〜。。。(岩場の上までくれば、首に巻いて背負っていた風呂敷袋を外し、その場に正座で座り込み、深呼吸して手を合わせる)・・・・神たん、神たん、来て下さい。こまのお声が聞こえたら、神たん、神たん、来てください。(静かに目を閉じ、御願いをし始めた、真道の神様が来てくれることを願いながら呼びかけていく) [Fri 4 Nov 2005 20:03:30]
◆こま > ・・・・・・よし。なの。(近くの岩場によじ登り始める。高いところで御願いすれば少しは聞こえやすいかも!と勝手に考えよじ登っていく) [Fri 4 Nov 2005 20:00:46]
◆こま > こま、ピンチなの・・(へいわを護るのも楽ではない。兎に角今日はお仕事を探す前に、なんとか新しい神さまの協力を得て新しい力を手にいれ、お仕事に約にたてたいところ。最近、読んでも神様が着てくれない状態が続いている、けれど今日は何とかして新しい神さまを呼び出して契約しなければと真面目に考えている) [Fri 4 Nov 2005 19:59:23]
◆こま > (今日、溜まっていた家賃と食費大を一気に支払ったためにお金がない。前払いしたので一月分はなんとか暮らせるのだけれど来月が大変、ソレを考えればおばかな自分でもわかる。必要経費が稼げないと追い出されてしまうのだ!!)なんとかしないと・・・(そう、何とかしないと路頭に迷ってしまうのだ!!) [Fri 4 Nov 2005 19:56:11]
お知らせ > こまさんが入室されました。 『真剣な表情で歩いてくる子供。。』 [Fri 4 Nov 2005 19:52:52]
お知らせ > ザッハトルテさんが退室されました。 『( そうして冷たい手が ふたつ。 )』 [Fri 4 Nov 2005 09:17:39]
◆ザッハトルテ > ずっと ずっとずっと、――そのうち忘れてしまえると良い、そんな事。 ( 時間だけが幾らでもあって、その中で少しずつ色褪せて消えていけるようなものならば。 忘れたフリも続けていれば本当になる、…そう思う心とそんな夢のようなものも信じられない心が半分 ) 少しずつ、遮断する方法を覚えて 最後には慣れられれば一番良いね。 だから …謝らないで。 ( 放っておけないと思ったのなら、もう何時かの過ちは繰り返せないから。 偽善の自覚に嘘だらけの心は軋むけど、それ以上――見知った人を見捨てるのは、もう。 並んだ足跡が幾つかできた辺りで、 ) ……! ( この街の女の子は積極的すぎ、なんて冗談にもなれない口調でしんなりと。 掴まれた手の温度差が居た堪れなくなって、「しんどい」なんて誤魔化して――頭の扉を遮断したのはその後の事。 ) [Fri 4 Nov 2005 09:16:26]
お知らせ > ティエンさんが帰りました。 『( 遠ざかる潮騒 近づく人の世界。 ずっと静かならいいのになんて、届かない願いだから。 )』 [Fri 4 Nov 2005 09:11:43]
◆ティエン > …わたしは臆病だから、当分がずっとになるかもしれないけどねー…っ? ( 境界をひとつ越えてしまっているのだから その先にある当然の奈落を知っている。 いつだって落ちる寸前にいることを忘れたフリでいるだけ。 それもいつものことだから たは なんて。息を漏らした時には、へなり 眉下がりの顔。 ) ……要は、パンクしなければいいんだと思う。多分、だけど。 ――… ん。 ご、ごめん ね。 おかしなこと、頼んじゃって。 ( 頷いてから、今更そんな事が気にかかって 慌て加減で顔上げた。 罪悪感とも何処かズレた感慨で、あぅ 言葉が詰まるけれど。 ) ……眩しいから。だから、逃げ帰る。 …かえろ。 ( 知らないフリ、見ないフリ 気付かないフリで、だから何も無いフリをする。 海に近い砂の上で、楼閣は築かれては、崩れていくけど。 はい、なんて 手を差し出して。 届くなら握り締めていくんだろう。 傾きかけた奈落を、どちらかが引っ張れるように、なんて。 陽光の下の戯言。 ) [Fri 4 Nov 2005 09:08:48]
◆ザッハトルテ > 当分ってそんな、引っかかる言い方――… ( 言わずもがなの続きを固めて飲み込んだ。 ひとの事なんか言えないんだ、深淵の果て 設定したどす黒い望みが時折手招きするのは事実で。 とうとう今は言えずに終わりそう、話題の彼女を放っておけないと言ったその端で何が鎌首もたげたか なんて。 ) …いやな方法だとは思う。 けど、それが用いられるのは―― 一定の効果が見込めるからなんじゃないかって。 …私も一度戻る。 うちには居ないと思うけど、可能性がゼロとは言い切れないし――こんなに明るくなってしまったから。 こう言っちゃなんだけど、あの人には目印があるし――探してみる。 ( ねえ 知ってますか、笑うのが苦手なひとって、そんな時だけとても自然に笑ってみせるんだって――痛くないフリ 辛くないフリは。 見ないフリをするのも、 ) … 朝日、苦手なんでしたっけね。 ( だから結局、気づかないフリをした。 だらだらと座り続けた膝を伸ばして来た道戻ろうか ) [Fri 4 Nov 2005 08:58:06]
◆ティエン > わたしは臆病だから、まだ 行けないんだ。当分、ね。 ( そんな、自慢にもならない締め括り。 ぱらりと落ちた砂粒の数すら数えられそうな聴覚を、閉じてしまわなきゃいけない。 気付けば射し込んでいた陽光の下 溶けたみたいに、ぎこちない笑い顔なんて消えてしまうから。 ) ――…暗示…… か。 それも、考えなきゃいけないの…かな。 ( 心を弄るような真似は、好きじゃない。 でも、好き嫌いをわたしが言っても始まらないんだ。 強制はしたくない。強要は出来ない。 でも、立ち止まっていたらどうしようも無い。 いざの可能性を振り切って、頭を軽く振った。 ) ……探しているの、かな――… ( 最後のひとつは、取り上げてしまったから。 ) ……そっか。――… ん。 近くにいれば、きっと 見つけられる。 けど、そうじゃなきゃ届かないから ――…見かけたら、お願い。 ( 見逃さない為に、もう一度開いた感覚は きっと、前よりも無闇に鋭くて、元には戻らない。 馬鹿なことをしている自覚はあるから、ほんの一瞬だけ、怯んだ。 ) ……だいじょぉぶ。 こう見えても、そんなにやわじゃないんだから。 ( 嘘を吐く時は、笑えるから。 だから、わらって ) ……でも、夜が明けちゃったから。 ――…一端、戻ろうとは、思うよ。 [Fri 4 Nov 2005 08:48:37]
◆ザッハトルテ > ………。 ( からかう笑みを見るのは多分これが2回目で、…笑っていた方が良いのにとは流石に言えないのは、自分たちが何であるか知っているからだと思う。 目に見えてバツも悪く、砂の入り込んだ髪をぐしゃぐしゃと掻いた。 視線を戻せばそこにあったのは見るからに辛そうな どこか無理して作った笑み ) 耳栓をして過ごせ とも言えないし――…尖りすぎの神経を鈍磨させる方法。 医師を信頼して、言葉に耳を傾けてくれたら――医療として暗示をかける なんて手段も無い訳じゃないけど。 ( 結局逐一試すより方法はないのだろう、そんな気がする。 けれど問題は、…彼女をあからさまに患者扱いしなければならない事。 反発だってあるだろうし、それ以上に傷付くんじゃなかろうか なんて。 そんな事を言える間はまだまだ甘いのだろうけれど ) …一昨日会ったのも貧民窟だった。 で、――もう居ないと思うけど――昨日はうちに居た。 粗悪品くらいなら買えるって言うのも 昨日…知った。 探さなきゃ――… ( 探し出せたとしてどうやって引き止めるのかなんかその次、気まずくなろうがそれは既に経験済みだから ) ( それは違和感と云うよりは、くだんの彼女と交わした会話の切れっ端 ) だいじょうぶだって言うひとほど、大丈夫なんかじゃないんだ――よ。 ( ねえ、平気だって言い切った。 見上げる血色に険の欠片もないけれど、言うなれば同じ病状のひとが ここにも居るのだと。 ) [Fri 4 Nov 2005 08:32:31]
◆ティエン > …自分が、ちょっと前までは傾いてた癖に。 わたしは、もう暫くは平気だと思う。だって ――…やっぱり、怖いもの。 ( こんな風に茶化す時だけ、笑えるのだから始末が悪い。 いつかの赤い、赤い記憶は見ないフリで、上げた顔は、苦い笑み。 ) ぅん――… 試してみなきゃ分からないけど、体質も何もかも、違うし。 探してはみる、けれど。 ( 溜息は、言葉にし損ねた空気の抜け殻。 万聖節で開かれた門の向こうまで手を伸ばそうとして 知覚だけが解放されて、弾かれたなんて、駄目なオハナシ。 ) ――… わたしは、平気なんだよ。 ( 繰り返す嘘。 そして、この流れなら気付くだろう。 口に出せないから気付いて貰おうだなんて、卑怯臭い手段。 口元が、攣ったように震える。 ) ……やっぱり、病院…なの、かな。 ( 中毒患者のケアだってしてくれるかもしれないけれど。 ――…それは一存じゃ決められない。彼女自身に。そして、彼女の同居人の少女にも、聞かなきゃいけない。 むしろ、一番の部外者は自分なのだ。 ぐなりと傾きかけた頭が止まったのは、何かに気付いたような声が聞こえたから。 そっと、視線を上げる。 ) ……? 商業地区とか、横丁――…なのかな。 でも、スラムとか暗黒街で会ったこともあるし。 ( 元々、治安の悪い地区でも結構出歩いていたのは知っている。 ――…人のことは言えないけれど、それはこの際別問題。 質問の意図が読めなかったから、見やる赤に、滲んだ戸惑い。 ) [Fri 4 Nov 2005 08:18:50]
◆ザッハトルテ > 判らない …そうなんだよね。 今は判らないだけかも知れない、いつか判ってしまうかも知れない。 時間がありすぎて、「いつか」ですら見当もつかないけれど。 でも――同じように夜を歩く貴女を 見たくはないです。 ( 壊す為に殺す為に夜歩く、その記憶が既にある貴女にかける言葉ではなかったかも知れない話、けれど――「その気になればそうしてしまえる」破綻はそれこそ生まれた時から孕んでいるから。 隠すようにフードの下、伏せられた顔は見ないフリをした ) …そっか、人間は――毎日だって外に出なければならないものな。 貴女の「平気」があの人にも合うかどうか、判らない――し。 ( 細かに砕いて満遍なく混ぜた嘘なら、違和感すら感じ取れないから。 振り返って、人込みの血の気配だけで充分にめげる身と比較して その難儀さを慮るのが関の山 ) …使う気がないのに、何でまたよりによってあんな厄介なのを――それならまだ、鎮痛剤の方が安全でしょうに … 。 ( 欠けたピースを想像で補う。 つまり、何といったか。 …『睡蓮』は既に―― ) ………あの手のものを採り続けてしまったのなら、それこそ――医者に任せるのが一番良いのかも知れない。 似たような粗悪品を求めて変な所でも出歩かれたりしたらかえって――――…… あ。 ( 高騰するドラッグ、手が出なければ安心なんて。 そんな段差、金次第で幾らだって詰められるじゃないか。 そして今、他ならぬ己の財布が彼女の所に回っている ) ……あの人、街のどの辺に居る事が多い です ? ( 金の使い道がそれとは限らない、けど――それを彼女が購うのなら、その原因のひとつは自分だ。 ) [Fri 4 Nov 2005 08:06:04]
◆ティエン > ――…… どうなんだろう、ね。 わかんないや。 ( ほんの少し、長い沈黙。 俯き加減の頭を緩慢に上げて、同じで違う 血色の彩を見返した。 本当の名前も知らない彼女たちの、遺したもの。 抱えているだけで、手放せないでいるのだから。 どちらにも傾かないように、何も無い赤色で見据えるのは刹那。ヒトデナシ、バケモノの翳が揺れた、ほんの数秒。 ――…直ぐに、顔は伏せてしまったけれど。 ) 閉じなきゃいけないんだと思う。 わたしは、平気。聞かないフリは慣れてるし、家にいれば平気だから。 ( 少しずつの嘘を交えている。制御出来ないスイッチを自分で入れているのだから、世話無いのだけれど。 意識を収束すれば、鼓動の数だって数えられる無闇な知覚。 手綱を振り切って暴れたがるものを、ヒトのいない此処でなら押さえ込める。それだけ。 ) ――… それ、かな…… うぅ、ん。欲しい訳じゃないんだ。 …あれば、少しは持つのかもしれないけど、結局悪化するだけなんだから――… 対処法が無いかなって。 ( 一粒だけなら、持っている。それを口にはしなかったけれど。 気軽に出回ってしまった時に撒かれた、ひとつの手遅れの種。 引き戻す為の糸の端があれば、なんて。 ―…酷く、都合の良い願いなのだけれど。 ) [Fri 4 Nov 2005 07:49:57]
◆ザッハトルテ > あんまり謝られてしまうと、…貴女の中に彼女の遺志を継ぎたい部分があるのか なんて疑ってしまいますよ? ( 謝られるのは慣れてない。 「彼女」――淑女とも、これも何かの偶然か 洋菓子の名前の包帯のひと とも。 知らぬから一致する、ただの偶然がひとつ織り成され。 同じように、結ぶのを避けられた言葉の続きは――似たようで やっぱり見る角度が違うのだろう、問い質さない方が良いと思ったから。 思い起こすだけでも、それが思いあがりと知っていても――…刃が無くとも、心は裂ける。 ) …それは 慣れるか――違う、慣れる前にだめになる。 ミズ・マーガレットや(「同じかなんか」) …まさか 貴女も――それに近い状態――…って、他人どころの話じゃないでしょうに … 。 ( それだけの間柄なのか、と思えば。 投げ出さないひと 投げ出した自分、そんな自覚が胸に刺さる。 がり、と一度頭に爪立て ) ……噂だけなら。 大陸の方から来て、すぐに取り締まられて 今は酷く値上がってるとか―― ( 切り出されたそれに、実は興味が無いでもなかった、とは流石に言えない話。 効果の程が死人にもあるならなんて。 ) …あの。 そっちの薬は――根本的な解決にならないと思うんですけど 。 [Fri 4 Nov 2005 07:34:51]
◆ティエン > ――… ごめん、ね。 ……わたしが言うのも、おかしいんだけど。 ――… ぁ、あ、り が、とぉ…… ( それは、穏やかな日常が続き 争いも無く 奪うことも無く 隣人を慈しみ、続く世界の名。 それは、果たされなかった望みの欠片。 ――…本当にそうだったのかなんて、もう確かめられないのだから。 引き攣って、ともすれば言葉すら壊れてしまう喉から、漸く振り絞った、お礼の言葉。 かは と、言葉に成り損ねた息が漏れた。 ) ……例えそうだったとしても。 ( 強く、言葉を区切った。 ――…そうだったとしても。其処まで追い詰めたのこそ、わたしたちだ なんて。 今更気付く悔恨は、どうしたって手遅れだって知っているのだから。 出来損ないの爪は、己を傷つけるくらいしか出来ないのだから。 もっと痛ければよかったのに。 ) ――… ごめん。 ( 謝辞された謝罪なんて、自己満足だ。 分かっているのに、俯いた顔はそれを零したから。 唇を噛み締めて、一拍。 ) ……頭の中にね、全部流れ込んでくるの。でも、そんなの受け止められないから、痛いんだ。 彼女のが、同じかなんて知らない。でも、聞こえるとしたら 閉じなきゃ、正気でなんかきっと、入られないんだ。 ( 自分を壊す。 彼はそう言った。 唇が歪む。その為の一歩は、もう既に踏み出されている。 昏い街の片隅で、手渡されたピルケース。中に一粒、ちっぽけな白い錠剤。 ) ……あの、さ。 ……最近、出回ってた…お薬とかって、分かる、かな。 良くない方の、やつ。 ( 流石に言い出し辛い。 蛇の道は蛇ともいうように、こんなことを聞くなら、そっちに精通した人間を通すのが道理なのだろうけど。 ) [Fri 4 Nov 2005 07:15:30]
◆ザッハトルテ > ……ん。 ( 頷いた。 ) あれは早春の出来事で、『墓参り』に行けたのはつい最近。 それまで憶えていたものだもの。 ( だから 忘れない。 誰よりも傲慢で誰よりも切実にそれを願ったひとを――…死者に反論はできないから、時には自戒の為の踏み台にすら使うけれど。 だから、貴女の願いを我侭だなんて思わない。 ) あの季節にこの街に居合わせた我々は――忘れちゃいけない。 ……終わりがほしかったのかも って言うのは――…何でもない。 ( そこから先は言うのを躊躇い、結局握り潰した。 腕に爪立てる姿、その下に託された願いが込められたのは知らないけれど、比べたなら――自分のは棒切れで己を殴る その程度だから。 ) 私も否定できなかったから、気にしないでほしいんだ。 ( 言葉に耳を、彼女と比べたなら全然聞こえない耳を傾け ) ……… ( 閉ざせない扉 と表現したなら。 匙加減の効かない 度を越えた能力 ) それは――…だから、救い取れないくらいなら 最悪その手ごと 自分を壊すかも知れない と …? ( そこまでは考えすぎかも知れないが―― ) …得意かどうかは判らないけど、調べ物をする機会なら割と。 ( そういう職ではあるのだから。 ) [Fri 4 Nov 2005 06:51:48]
◆ティエン > ( とんでもない事を。 目立たないように、密やかに紛れていたものとって、それは当然。 自分だって、そうだったじゃないか。 ――…でも、だから。 フードの陰で くしゃり 歪む。 それだけで、それ以上の発露なんか、出来ないのに。 ) 少しでも、何かを思ったのだとしたら。 それを、覚えておいて。 思い出さなくてもいいから、忘れないでいて。 ( だから。これは、我侭な願い。 今もこの腕に巻かれた包帯は、同じ夜に出会った同族の形見。 ――… 余計なことを言ってるって自覚はあるけれど、止まらなかったから。 外套越し、包帯越し 腕に ぎちり 爪を立てて。 ) ……そうじゃなかったら、こんな所に来る必要が無いんだよ。 逃げ場が、決定的に無いんだから。 ( 此処は島国だ。他の大陸等に比べたら、本質的な意味で逃げ場の無い、隔離された世界。 だから塗り替えようとして ――…けれど裏切ったのは。 分かっているから、爪を立てた。 ) ……否定、出来なかったから。 ( 嘘吐きの癖に、肝心な時に言葉が詰まる。 敏い彼女には、その一瞬の沈黙だって十分だった筈。 だから、わたしは謝らなきゃいけない。 裏切りと謗られたって、きっと 文句なんか言えないのだから。 項垂れていく頭は、それでも音を拾う。 ) ――… 良くない… ぅん。 良くないんだ。 音が聞こえすぎて空気は流れすら分かってしまって、行きかうヒトの鼓動が血脈が呟きが微かな違い匂い、気配、熱の違いに纏う何か――… 閉ざせないんだ、きっと。全部流れ込んできてしまう。 それに、それだけじゃ なくて。 ( それについて語ろうとすると、言葉が足りなくて、過剰で、訳が分からなくなる。 完全に同じではないけれど、似たようなものを抱えてしまっているから、半端に同調して、混乱するんだ。 頭を強く、振る。 纏めなきゃ、伝わらない。 ) …… ザッハトルテ…… あの、ね。 ……調べものとか、得意? ( ――… 纏め過ぎて、飛躍する。 ) [Fri 4 Nov 2005 06:33:54]
◆ザッハトルテ > …おかしいんだ。 彼女と同じものにはなれないし同調も多分できそうにない。 むしろとんでもない事をしてくれたって当時は思ったのに、――…同情なんかじゃ絶対ないけど。 ( フードの奥で細められた赤は何に暗く沈むのだろう、惜別 哀切 …的確な言葉が掴めないのはきっと。 著しく感じ取る力に欠けた人でなしだから、人で無し ヒトデナシ ――的確すぎて可笑しい。 殺し切れない素の狂気は今は収まっているから、笑う顔にはなれないのだけれど。 ) 潜まないで済むなんて、それこそ――…それが 彼女の夢 だったのかも知れないね。 世界中で恐れられて忌み嫌われた、「子」さえ増やせるひとが まるで家を求める孤児みたいに。 ( 今となっては、それも。 不器用に肩を竦めて ) …(「謝る事なんか何もないよ」と言いかけるのは最早反射。 ちょっと待て、 ) 何で貴女が謝って ――… ( そうじゃない、このひとが謝るには そこに至るには ひとつ過程がそっくり抜け落ちている ) ………知り合いなんだ。 ――なら、知っているかもしれないけれど …何がどう、とは言えないんだけど酷く良くない ように――思える。 深酒もそう、私が何だか知っていて逃げ出さなかったのもそう …何だか自分を捨てたがってるみたいだ って。 ( 私の事はこの際どうだって良いんだ、もう「見破られる」のも慣れたし経緯はどうあれ認めてしまったから。 口外されて今頃自宅に狩人が押し寄せて居ても、―― ) [Fri 4 Nov 2005 06:18:29]
◆ティエン > ――…ぅん。多分ね、彼女もそれに気付いてた。 だから――… 彼女は、生きていたのかも、しれないね。 ( ヒトは強い。そして、どんな雑草よりもしぶとい。 害悪と称され、世界中を放浪してきた淑女が、そんな事を知らない筈が無かった。 それでも、こんな逃げ場の無い島国であんな騒動を起こしたのは、きっと。 ――… いつか、此処で出会った影の姿 その考察を聞かなくても、今なら 分かる事もある。 あの時気付いていればなんて、取り返せない戯言で。 泣けない赤色が、歪んだ。 ) …… 潜まないで済む世界。 そんな、何処にも無い当たり前が欲しかったんだと思う。 ――…多分、ね。 ( ヒトの世界に、わたしたちは潜んでいるから。 だから、例え陽光の下を歩けなくとも、月の下で誇りなさいと。そのプライドを捨てて家畜に成り下がるなと、いつかの 「 母 」 は、言ったのだ。 出来損ないのへっぽこは、長い長い時間をかけて、漸く意味まで辿り着く。 だから、きらいなものは、もう 捨ててしまった。 なんて、軽く肩を竦めておしまい。 ――… 叶わなかった物語は、ずっと忘れはしなくても。 ゆらゆら、揺れる天秤の片端に、吸血鬼の世界。 なら、もう片方の端、には ) ……ごめん――…… ( 流れ込む言葉、情報 潮騒の音色と分離して其処から拾い上げるキィ・ワード。 嗚呼、選別なんて今更必要も無い音が音が流れてくるから、 ぎちり 軋むものを噛み砕いて、頭を振る。 俯いて、言うべき言葉を搾り出す。 ――…謝罪なんて、空々しいくらいなのに。 ) ……大丈夫――… 彼女は、多分 言いふらしたりは、しないから。 ( ――… そんな傲慢の欠片を、吐き捨てた。 ) [Fri 4 Nov 2005 06:03:16]
◆ザッハトルテ > ひっくり返せてもね、異端は異端なんだと思う。 ( 人間を狩り尽してしまえばそこで御終い。 家畜化させたとしてもいつか必ず、彼らは主流を取り返すから。 今までもこれからも、人間を真の意味で抑え込めはしないと過去が既に、それこそ吸血鬼伝説のある地の何処にでもその根拠は転がっているから )…あれからようやく――…『彼女』の終焉の地に行けたんだ。 あのひとが何を思ったかは想像の域を出ないけれど、同じものにはなれないって思った。 だから今はこうやって潜んでるのにね。 ――…まあ。 嫌いなものは、それと向かい合わなきゃいけないその時まで 見ないフリをするのも処世術ではあるね、後回しにしても仕方ないし その時見逃せば後で事態がもっと酷くなる場合も多々あるけど。 ( だから貴女が嫌いと云う香りの話はこれで御終い。 そうでなくとも言霊を信奉するひとには、ものに与えられた名前だとかその意味だとかは時に重く圧し掛かろうし――ひとつ話題が終わったから、次の話題の女主人公 は ) うん。 呑んだ時は持ってなかったけど、その前に会った時には――随分使い込んだ感じのケースを持ってた。 ひょっとしたら奏者か何かなのかも知れないね、ちょっと斜に構えた感じで、でも背筋はきれいに伸ばしてて――…そんな印象だったんだけど。 なんだか自棄酒みたいに見えたし、自暴 自棄に自己嫌悪――そんなものに塗り潰されているように見えて。 …放っておけないっていやな言葉だね。 高台から見下ろしてるみたいだ … ? ( ぎち、と噛み締める音が波の合い間に聞こえたから。 ) ……何で、 ( そんな表情を。 ) [Fri 4 Nov 2005 05:45:26]
◆ティエン > ――… それを、ひっくり返そうとしたひとも、いたけどね…… ( 昼の世界、夜の世界。 先が主で、後が従。 そんな世界の理をひっくり返そうと挑んだのは、淑女の名を持つ吸血鬼。 ――… あの頃は届かなかったものが、今更 ほんの少しだけ分かる気がするなんて、傲慢。 だらりと垂らした手を、握り締める。 何も掴めなかった手。 ) 知らんぷりして潜んでるものの方が、怖いんだって。知らないものは、怖がることしか出来ないから。 ( 見えない危険は、見える危険にしてしまいたがるのが、本能なんだろう。 だから、苦笑いにも届かない、そんな顔で。 ――… 羽根の連想で浮かんでしまったのは、楽師の彼女だから。 軽く齟齬は挟まるけれど。 ――… あの夜。 日時計の影が溶けたあの場所で。 引き留めた手の意味は ) 先に用意しておけば、幾らだって嘘吐きにはなれるしね。 ――… あ、嗚呼 飾り羽根って、この間の か…… 甘いけど、あの香りは嫌いなんだよ。言葉遊びが痛いから。 ( 自分の中の齟齬に気付いたのは、彼のその言葉で。 幾度か瞬きをして、合点がいって、頷いた。 ――… 噛み合わない。そんな言葉に、眉が下がる。 白くて甘いあの香りは ――…まるで存在から、わたしたちを否定してしまうから嫌だなんて我侭を言った口の動きが、止まる。 ) ………楽器? ( ――…浮かんだのがギターだったのは、先程から姿を思い浮かべていたせいなんだろう。 楽師の彼女 飛べない翼 白い羽根。 ――… そして、前に問われた言葉。 嗚呼、なら。 認識にトドメをさしたのは、わたしだ。 ぎ、 と。 噛み締めた牙が、軋む音。 ) [Fri 4 Nov 2005 05:29:51]
◆ザッハトルテ > 此処でも、…うん。 何処まで行っても 異端。 ( 源流が人で傍流が自分たちなら、何をどうしたって結局異端の烙印から逃れられる日なんかそれこそ永劫来ないのだろう。 ) ――…壊す手合いは滅びよ失せよと恐れるのに、繕おうとする手合いを暴き出すのだから どうしようもない。 放っておいて貰えればこちらだって 何も――――… ( 何もしないのに、なんて言えないんだ。 「飾り羽根」は猫連れた貴女と幼児と自分ともうひとり、猫に言葉を教えたひとで。 あの時「も」――…制止がなければ今頃或いは。 ) …ん。 これからは白髪がいやで染めてます って言わなきゃならないね。 何だろう、羽根の人と相性が悪いのだか――…飾り羽根の人とは最後まで話が噛み合わないし、飛べない羽根の人の機嫌は損ねてしまうし。 …私がもう少し、楽器に詳しければ話の種もあったのかもだけど。 ( ギターケースを持つ姿、貴女にはきっと馴染みも深かろうその人の特徴。 こちらの知らぬ、貴女の中で一致する情報 寄せられた眉根を不思議なものを見るように見上げた。 ) [Fri 4 Nov 2005 05:14:27]
◆ティエン > 夜の方が優しいとも言うよね。 ――…何も見えないようにしてしまうから。 だから、やっぱりわたしたちは、ここでも反則なのかもしれないね。 ( 夜の帳が優しく隠してくれる景色すらも、見通してしまうのだから。 何処までもはぐれてしまうのだから、夢だけに望みを託す、なんて ) ……そう、だね。 夢物語だから。 ――… 何でだろうね。 壊すだけなら、きっと、簡単なのに。 ( 歪な世界を続けようとすれば、何処かで壊れていくのだろう。 繕いながらすごす日々。タイトロープの世界。 ヒトの時代を思い出せもしない、そうであったかも分からないモノは、ヒトの記憶を羨望するのか。 それとも ) ……ぅん。 ――…って、それを拾っちゃうのも、結構酔狂だと、思うー…け、ど…… ……あ、嗚呼、そう、かー…「 アルビノイア 」 から外れた、条件。 ( うっかり普通に頷いた挙動が、止まる。 彼が示すのが、誰のことか知らないから、わからないから、やっぱりあきれたようになる口調。 ――… そして。 紡がれた言葉に、軋む既視感。 視界が眩んで、歪む。 ) …… 飾り羽根――……? ……どういう意味なのか、わかんない よ。それ…… ( 思い出したのは、見知った彼女。 やわらかな白い羽根の、黒髪の楽師。 まさか、本当に同一人物だなんて知らないから。 ぎゅう と、搾る眉。 でも、いつか 彼女から聞かされたことも過ぎるから、ぎりぎり 何処かど軋む音。 ) [Fri 4 Nov 2005 04:59:05]
◆ザッハトルテ > …( それはある貧しい人の言葉 ) 夜の闇は平等だけれど、太陽は貧乏人にはそっぽを向く時がある って。 夜の間だけは人とそうでないモノは同じ立場で、手を取ってワルツだって踊れる ―― …それこそ夢だ。 ( 狩る側が狩られる側にそんな御伽噺は望めまい、だから ) こちらの夢とあちらの夢を同じものだと思ってしまわないように、…今を続けて居たいのなら。 ( そして人であった記憶がある、西園寺何某という男が昨夜まさにここでそんな夢を見たのだとも知らないから。 ) …今 意外って思ったでしょう。 ――なんてね、そんな友愛に満ち溢れた酒宴じゃなくって。 見知った、と言っても名前くらいしか知らないのだけれど 偶々貧民窟で深酒してたのを見かけて、そんなところに放り出して置けないよなって。 ――――それがね、これが傑作なのだけれど――…「髪が黒いから」私は吸血鬼なんだ、ってさ。 ( は、と息吐いたのは覇気の多いに足りない笑み。 力なく垂れた外套の袖が引き止めたのは ) …ねえ、「引き止めた」のは ――あの飾り羽根のひとへ なら。 止めて貰えて助かったって 心底思ってる。 [Fri 4 Nov 2005 04:38:34]
◆ティエン > だとしたら、皆同じになるね。みんな死んでて、なのに生きている夢を見てるんだ。 ――… なら、掛け違わないように気をつけないと、いけないのかな。 …今を続けてみたいのなら。 ( 皆が夢で、すべてが夢。 ―Which dreamed it?―() ( ヒトであった記憶がある者の悲劇。 気付けばそうであったものは、それよりは幸せなんだろうか。 答えは何処までも袋小路。 ――… 寂しいを当て嵌めるパズルを持たないから、それこそまるで、夢物語。 詰まる言葉と、その余韻。 答えを待つ間に、逃避しそうな意識を引きずり戻すのだ。 ) ……レディってことは、ミカドじゃないんだよねー……れでぃー…… ( 正直、予想外だった なんて言ったら、失礼千万にも程があるのだけれど。 こんな時ばかり、顔は心情に正直なのだ。 ぽかんとして、呆気に取られたような。 それがまさか、知り合いの彼女だなんて知らない。 知らないから、こんな顔だってしていられるんだ。 知っていたら。 猫スタンプに引っ掛けて、からかうなんて、出来やしない。 ) ……うぅん。 ( そうじゃないと、緩 と、頭を振って。 ニセモノの熱で覆われた姿を、じっと見やる。 ) ……わたしは、引き止めて、良かったのかな。 ( 影を闇に溶かして日時計の下、あの夜には差し出した手は、今は だらりと垂れた侭。 ) [Fri 4 Nov 2005 04:23:45]
◆ザッハトルテ > 眠りは実は最小限の死で、日の出と共にリセットを繰り返すのが人生だって見方もあるそうだけどね。 …どうだろう。 でも 多分――…昨日まで友達だった人が餌に見えて 生還を喜んでくれた人が突然鬼だ悪魔だと石投げてきたら――…愉快ではないと思う。 ( それは幾つかに分類される吸血種の中、「起き上がり」もしくは「犠牲者」に分類されるモノが体感したかも知れない悲劇――悲劇だろうか、それは。 寂しいはどんな辞書にも載ってない異国の言葉だから、余り情感が篭らない物言いになるけれど。 言葉に詰まって、その後 ) ――…あー…リードくらい 出来ますとも――…多分。 一昨日だってハロウィンを祝ってレディと祝杯上げましたとも? ( その後がちょっとアレで、今に至る。 まさかそのレディが貴女の知り合いで 似ていて違う症状に苛まれて居るなんて知る由もなく。 猫スタンプの記憶はやっぱり恥ずかしいから、そんな言葉で無駄に胸張るダメさ加減 ) …謝ることなんか何も無いです。 ………貴女と同じ――事、してみただけだし。 ( 体温を生む為の。 手段は多いに異なれど。 ) [Fri 4 Nov 2005 04:08:54]
◆ティエン > 眠るのは、小さく迎える死のように――… 普通に眠る日にだって、目覚めた先が同じ世界だなんて、誰も証明出来ないしね。 ――… 知っている筈なのに変わった景色は、やっぱり…寂しいの かな。 ( 同じ世界にずっといるだなんて、証明出来る確かさなんて何処にも無い。 特別でも無い、日常の裏に紛れた戯言を口ずさみながら触れたのは ――… 嗚呼。良く知っている。 こんな、ニセモノの熱を。 自分も同じようなことをしている癖に、驚きに目を見張った。 そして、ひとつ後悔する。 ) …それじゃ、男のひとからリードしなきゃ駄目、とか言ったら 余計に困る癖に。 ( この街のひと。 それが誰を指すかは分からないけれど 茶化すような言葉を唇に乗せながら 離れる指を追いかけない。 ) ――…あー…… だって、触りたそうだったし。 ( ぱちり。 瞬き一度。 あの時の行動理論。そんな、傍から見た感想。 ) ――… 行くも奈落、戻れば地獄? 行く先があるだけ恵まれてるとか言ったら、怒られそうだけど。 ――…… そ、か。 それじゃ、謝らなきゃいけないのかな。わたしは。 ( ――…後悔を、ひとつ。 こんな風に、何かを暴く程に感覚が尖っていなければ。 生き返れたのかなんて。そんな、馬鹿みたいな希望だって、抱けたかもしれないのに。 ) [Fri 4 Nov 2005 03:55:02]
◆ザッハトルテ > 一度死んで、それなのに――「還ってきてしまった」のも居るし。 …還ってきたとも言えないのかな。 そこはもう、良く似た景色の違う場所になってしまっているだろうし――この街に移民が多かったとして、その中のほんの一握りの眷属は 変わった景色から逃げて此処へ流れてきたのかなってたまに思う。 ( 変わったのは景色じゃなくて、それを見る側なのだけれど。 そんな事を考える間、触れた細い指は慣れた死者の温度で。 一方そちらに伝わるのは不自然な人の熱。 気まずさ。 逃げるように僅か俯いて ) …………だめですよ、女の子からそんな事しちゃ ――…この街のひとって積極的すぎ。 ( 突き放さないように、そっと手を離そうとして ) あれには参りました。 ( 猫スタンプ。 ) …………踏み出すも何も、引き返す道なんか始めからないじゃないですか 。 振り返ってもそこにはもう何も無い、それが我々なのじゃないか――な。 …多分。 踏み止まれてる、とは思う。 [Fri 4 Nov 2005 03:46:29]
◆ティエン > ( いつかの日に、そんなものと謗ったそれが、まさか 熱を生み出す手段だなんて、知らないから。 だから、今はまだ、きりきりと神経に、知覚に引っかかるだけの違和感に、眉を寄せた侭で。 己の神経を傷め付ける代わりに、知る範囲を増やせるだなんて、何処までも本末転倒な代物は、いつもとは逆の見下ろす先の紅を、見やる。 ――… 血の気なんて無い白皙が、いつもより 生きているようなフリをしている気が、したから。 やっぱり途切れない、違和感。 ) …最初から、 「 生きている 」 だなんて言って良いのかすら、分からないものね。 ――… でも、何でだろう。 前に会った時とは違う意味で――… ( 乾杯を模して掲げられたその手に、指先を伸ばす。 伸ばす指は、今は疑問の熱が無いから、死者の体温。 触れる先の温度を、確かめるように。 ) …ん。終わった。あの子は、元の場所にかえったから。 …多分、元気じゃないかな。 ( 今は、もう一緒にはいない、白い毛玉。 ふわふわとした体温。 懐かしいなんて、言えないけれど。 ――…だから。 意外だなんて、そんなことを言うから ) 此方こそ、だよ。ザッハトルテ。 ――… 踏み出さずに、振り返った? ( あの夜に感じたような危うさは、遠ざかっているのに。 どうしてだろう。別の意味で、不安定に見えてしまうのは。 ) [Fri 4 Nov 2005 03:33:51]
◆ザッハトルテ > ( 慎重と言えば慎重だろう、不調の理由はかつて夜明けの公園で貴女に軽く説教されたあの契約が大元だから。 それに それとは別に、――最近見破られ過ぎなんて 些細なようで笑い事に済まない理由もそこに在る。 見破られたものが何かは色々あるけれど。 表面上の取り繕いなど紙を裂くより容易く看破できるひとが目の前なんて、そんな事すら気づけずに――見上げて ) …残るもの。 良いね、「生き残る」 「生き延びる」 どちらでもない。 ( どちらも違和感を拭い切れない言葉だから、「乾杯」の代わりに片手を挙げた。 ) 猫の仕事はもう終わったんだ、万聖節といっしょに。 あれは――…貴女の意外な と言ったら失礼だけれど。 ( 一面を見ました、なんて。 ) [Fri 4 Nov 2005 03:25:26]
◆音 > ( 何かを探るような慎重さ と見るのは、穿ち過ぎなんだろうか。 今までに見た事がある何よりも、ぎこちない仕草 挙動。 ――… 生まれたての赤ん坊に似る、まで言ってしまえば、言い過ぎになるんだろうけれど。 夜気に混じる熱の気配に気付くには、流石にまだ遠いけれど。 ちりちりと、きりきりと。 掛け違えたパズル・ピースに似た違和感が、其処に在る。 ――… さくり。 座り込む姿の前で、止まる音。 ) …ご機嫌 よう? ……いずれかに召された聖者達と すべての殉教者と ――… それでもしぶとく残るもの に? ( 乾杯といけないのが、残念かもしれないけれど。 祓われるべきと定義されて、けれど まだ此処にいる 同じで違う、彼に。 フードの陰の赤い色が 伺うように、瞬いた。 ) [Fri 4 Nov 2005 03:13:52]
◆ザッハトルテ > ( 篭らない力でぎこちなく着いたのは右の手。 次いで左手、膝と着いて身を起こし。 …追い剥ぎ とは到底思えない小さな小さな足音。 仮にそうだとしても財布ごと誰かさんに預けてしまったから金目のものなど何も持っていないのだけれど、細く吐き出した息は熱だけが変に篭って気持ちが悪い。 さくり さくりと 近づく誰何はやっぱり声の色で。 ――――悪寒も吐き気も倦怠感も。 全ての弊害は、無視。 ) …今晩は、もしくは御機嫌よう? 過ぎ去った万聖節――に。 ( ん、と手で砂浜弾いて 座り込んだ。 ) [Fri 4 Nov 2005 03:06:00]
◆音 > ( ――… 近づいて、近づいて。 その最中、倒れ臥した影が動きだすのを、見た。 ゼンマイ仕掛けのカラクリが、捻子を巻かれて動き出すみたいに。 軋む音、軋む糸は、空を見上げても伸びてなんか、いなかったけれど。 はらはらと、黒から落ちる砂の気配。 そんな、些細なものすら拾う感覚は、やはり 潮騒が支配する静寂の中でも、少し痛いのだけれど。 フードの陰で顰めかけた眉が 別の要因で、ふと 寄せられた。 混じる混じる、空気の震え。 深く深く、誰かの奥底。 ――… 見ているものが、予測通りのものだとしたら あるはずの無い気配を、聞いた気がした。 止まりかけた足を、動かして。 近づくものは、白外套。 ) ――… こんばんは…で、いいのかな…… ( まだ朝日は遠く、夜の領域。 そう 今は寄る。真夜中、ナイト・ウォークの時間。 囁くような芯の無い声音は、潮騒に紛れてしまったかもしれないけれど。 ) [Fri 4 Nov 2005 02:54:50]
◆ザッハトルテ > ( …西園寺は嘘は言うまい。 現にあれから赫い其れを口にする必要も摂取しなければとの内なる声も無くなった。 ただ、そのくせ人込みに入ればこの街の大多数――「人間」の その中を流れる其れの気配だけが確信も持てない癖に押し寄せる。 必要の無くなった器官が退化して消えるは生物の摂理ではなかったろうか それなのに――…生物じゃないから か。 或いは―――― ) ……… ( 今度こそ 足音――軽い音。 源がどちらよりの方向からかを掴み取れず、ただ行き倒れを介抱しようだとか そんな関わりあいを避けるように広がる砂に手をついて、砂粒を落としてのそりと上体が起きる。 ) [Fri 4 Nov 2005 02:46:45]
◆音 > ( 混じる音、音色と呼べない ノイズのように。 夜空にぽっかり 牙のように、裂け目のように 爪先の形を模したような白い月の開く場所。 足音ひとつ、物音ひとつ。 砂の上を歩く韻律が ふと、止まる。 ――… まだ遠く、波打ち際。 砂の上に、黒く、黒。 広がるものも、また闇の色。 細い月より、夜闇に溶ける、夜の色。 まだ遠く、けれども見えたその姿に。 一度目を見張って。 そして、近づく、足音が。 ) [Fri 4 Nov 2005 02:40:14]
お知らせ > 音さんが入室されました。 『( 潮騒に一滴、砂の音。 )』 [Fri 4 Nov 2005 02:37:31]
◆ザッハトルテ > ( 何も無かったと、事実関係だけを追うならそうも言える )( 其処に弱った「人間」が居て。 偶々転びかけたその人を目にして危ないと思ったのはあくまで「転倒」への危険であって、人間が此処に居る危険では無かった それも言い切れる ) ( けど――…その後は。 支えた人が酷く弱っていて 支えた己は今も尚の弊害で別の意味で消耗していて、 )( もう必要で無くなったはずなのに、 ) ( ―――――――――――――― ) [Fri 4 Nov 2005 02:32:11]
◆ザッハトルテ > ( ――結局自宅には戻らなかった。 夜中まで帰らぬと言いはしたが、このまま此処で朝まで過ごす事になりそう――過ごす事にしそうだ、か。 居ないだろうとは思う。 家無しではないのだから、ルームメイトとやらの待つ場所に戻ったであろうと思うけれど …他者の心情は計り得ぬから、可能性に絶対は無い。 善意と云うのも不遜な、他意どころか『何も』無いのが知人にひと晩自室を提供した時点で既に気まずさの種子を其処に埋め込んでいたにしても。 ) ( …じゃり と砂を噛むのも力無く。 ) [Fri 4 Nov 2005 02:20:45]
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