暗黒街 〜06/01/02
お知らせ > フォスさんが帰りました。 [Thu 29 Dec 2005 14:04:31]
フォス > (てか、聖水かけて浄化することなんて人間の新米聖職者でもできる。 まあ、『火矢』ってのは俺自身の扱う法術なんだが、これが悪魔とかに対しては効果がある。 まあ、気休め程度に打っておくだけだ。まあ、気分の話で)さて、と。こんなもんかな(小瓶に詰め込んだ聖水をぱっぱとあたりに撒いてから、火矢を一本一本丁寧に打ち込んでいく。 まあ、この際誰も見てないわけで。省略しちゃってるんだが)――さて、と。こんなもんかな。それにしたってさみーっての。いや、本気で嫌になるねー。こういうの(おおサム、なんて言いながらコートの襟元を引き寄せた。 そういえば新年おめでとーまで時間が無いらしい。 まあ、新年を祝うかどうかは置いといて、俺自身はあまりそういったことに興味はない。 まあ、目下興味があることといえば、人間で言う『暦』での、クリスマスの日にちだ。 時間が遅いというなら知っておくという。東方教会ではクリスマスは一月の六日だ。まあ、俺たちのような『旧教』は十二月二十五日で問題はないんだけどな)それじゃ、散歩兼暇つぶし兼見回りでも行くかね(そういって、俺は裏路地から抜けていった) [Thu 29 Dec 2005 14:04:26]
フォス > 大体、こんなところで火なんか使ってんじゃねーよ。ったく(俺は髪をわしゃわしゃと掻きまわしながら、その裏路地を見回してみた。 どこにでもある、何の変哲も無い裏路地なんだか・・・・。 こう、肌にまとわりつく気持ち悪さがある。 もしかしたら近く、人ならざる背徳者共が何かをしていたのかもしれない。 まあ、儀式をするには狭すぎるから、大方その張本人。 つまりは低級の悪魔どもでもなにかやってたんだろう。 まあ、いいところで吸血鬼ってやつらかもしれないが、俺はそんなやつらに興味はない。 俺がこの世で嫌いなものをあげるとしたら、それは悪魔どもであって、人間からさらに落ちた畜生には興味は全然ねぇ。 まあ、それは置いといて、だ。 こんな裏路地で、しかも気配の跡を隠しきれてない時点で低級の低級。雑魚も雑魚も。俺とどっこいどっこいの雑魚どもだ。 つまりは、俺も雑魚ってことだ)聖水と、後は『火矢』を撃っておけば問題は無いか。この程度なら、浄化できるしな(朝の散歩ついでに見つけたところだ。 瘴気、っていうのかね。こういうのは悪魔とかを呼ぶわけじゃないんだが、悪いもがのがよってくる。 まあ、病気とか悪霊とか、そこらへんの。 全然たいしたものじゃないし、むしろ気にも留めるほどの物じゃないが、なんだか今日は特に気になっただけの話。 まあ、おれ自身。 聖水が無ければ出来ないのは本当に困りものだとは思う。 本気で上位の天使様ってのは、居るだけで浄化するとかしないとか。うらやましい限りだ) [Thu 29 Dec 2005 13:56:37]
フォス > ああ嫌いだね! ものすごく嫌いだね! 何が嫌いって寒いのと暑いのが嫌いだね!(天使ってのは元々寒さ暑さとは無縁の存在だ。 いわゆる天国っつーところにはそんなもんは存在しない。常に常温ですごし易い様造られているものだ。 いや、むしろ真っ当な天使ってのは寒さとかには全然感じない。 まあ、そんなわけで、受肉した落ちぶれた身としてはこの寒さは本気で堪えるものなのだ。いや、マジで)で、そういうわけだから。 お前らがどれだけ寒いのかはよーーーくわかる。だから、火の用心だけしとけ。で、ここは危険だから最低限スラムにでもいけ、餓鬼ども(「はーい」なんて声は全然返ってこなかった。むしろ舌打ちとか罵声とかが返ってきた。 いや、本気でむかつくな、この餓鬼ども。 しかし、そんなことで怒らないのがこの俺だ。 スマイルサービスの姉ちゃんすら裸足で逃げ出すポーカーフェイスで手を振ってやった。 そしたら、なんかわけのわからないものが飛んできた。 とにかく、汚物が飛んできた。 だから餓鬼は嫌いだ。ちくしょう) [Thu 29 Dec 2005 13:49:24]
お知らせ > フォスさんが来ました。 『寒いのは嫌いなんだよ』 [Thu 29 Dec 2005 13:43:20]
お知らせ > フレアさんが帰りました。 『――さて。あの混乱の中で親とはぐれた子供でも狙いに行こうか。』 [Wed 28 Dec 2005 14:55:16]
フレア > ( 禁じられているから。やるなと言われているから、そこに安全は生まれる。そして皮肉にも、その安全こそ自分のような犯罪者が生きられる隙を生み出す。フレアという人間が一番輝けるチャンスが生まれる。善良な一般市民フリをして犯罪を重ねる、私のような人間の。 もしこの街に平穏が戻っても人々の認識は然程変わらないかもしれない。暗黒街がそうであるように、暫くすれば自分たちが住んでいる場所は安全だと思うだろう。 ――それでいい、そうあって欲しい。誰もが危機感を抱いてしまったら自分の仕事がやりにくくなる。   ふと目の前の路地へと視線をもどすと私と同じように蔓を見上げている男が居た。ああ、その様子を見て一目で判る。あれは… そう、”対岸の火事”を見る眼だ。 結局暗黒街も他所も変わりはしない。人の質も、根本的なものも。 だって此処はヴェイトス市なのだから。 ) [Wed 28 Dec 2005 14:54:30]
フレア > ( 私の仕事場は何処だ。暗黒街か?いいや、暗黒街は誘拐した子供を売りさばくための場所であって、実際に手を出すのは他所の安全と言われている地域が多い。そっちの方が餓鬼の身形もいいので金になる。 他にも殺し、盗み、レイプ。それが無い場所なんで何処にも無い。勿論法の眼がある以上表立ってそれをやる馬鹿は少ないが、それでもその悪意は確実にそこに存在するのだ。 そしてそれをやる時、”いけない事だからな”とか”相手が可愛そうだよな”とかは全く考えない。明確な悪意と積極性を持って、それに望むのだ。 見ろ、あの蔓を。付近住民のコトなんてこれっぽっちも考えてなさそうなツラをしているじゃないか。 その点では、私と少し似てる。私はこっそりとやるタイプだが、その腹の底にあるものは大して違わない。 犯罪者に「そんな酷いことするなら暗黒街でやってください」なんて理屈が通用するわけがない。言う本人の気持ちとしては真っ当な考え方ではあるが。 ) [Wed 28 Dec 2005 14:51:05]
フレア > ( しかし今回の一件で直視せざるを得なくなっただけで、危険や脅威は暗黒街に限らず居住区にも、横丁にも、バイクツにも、全てにおいて昔からあった。法に守られているという安心感から誰もがそれを認識しなかったが、暗黒街や街の外よりマシというだけでそれは変わりはしない。 だって、ホラ。一番判りやすい害意が此処に居るじゃァないか。 フレア・ロンドという善人のツラを被った人攫いが。 ) [Wed 28 Dec 2005 14:47:24]
フレア > ( 法の届かない範囲と法の届く範囲、具体的に言えば暗黒街と暗黒街で無い所を行き来していると、その微妙な変化に老婆は気付く。 安全な地区に住んでいた者たちは、暗黒街を騒がしてきた教会襲撃事件や淑女事件に恐れを抱きながら対岸の火事であるかの様に楽観し、傍観していた。ああ、呪われた宝石を付けた人間が暴れるなんて事件も二度程あったか…確かその内の一つは今回と同じ悪魔崇拝団体が絡んでいたハズだ。 ) ……で、高みの見物をしつつ何も対策しなかった結果がコレかィ。 あたしが言うのもなんだけど、迂闊だねえ人間ってのは。 ( 脅威が自分たちの所に及んで初めて慌てふためきだすんだから。 ) [Wed 28 Dec 2005 14:41:59]
フレア > ( 老婆は聳え立つ蔦を遠巻きに見た。 幸いなことに自分の住んでいる地区まで及ばない内に最後の突入作戦の命が下ったようだ。もしあの蔦が自分の家まで押し寄せれば地下に監禁している子供は殺さねばならない所だった。混乱の中でうっかり逃げられでもしたら、自警団に通報されてしまう可能性があるから。もっとも、今日で本当にあの蔦が退治できればの話だが。 もし失敗したら明日にでも子供は殺して何処かに捨てよう。そして自分の財産が瓦礫の下に埋もれてしまう前に何処かに引っ越さねば。 行くなら商業地区が良い。暗黒街は住まうには危険が多すぎる。アレがヴェイトス市全体を覆うようならば他の街に逃げる事も考えなければならないか。 ) [Wed 28 Dec 2005 14:34:54]
お知らせ > フレアさんが入室されました。 『変わったものだ、この街も。』 [Wed 28 Dec 2005 14:31:20]
お知らせ > アクアクさんが帰りました。 [Wed 28 Dec 2005 05:09:54]
アクアク > (併し痩躯は気が付かなかった。)      (どンなに離れようとしたって、所詮は町の外へは出られぬ身。) (彼らが町で馬鹿騒ぎをやれば、波紋はいつか自分に届き何らかの影響を与えること、) (波紋の大きさは、町全体を包むときもあると云うことに、)       (本能では気が付いて、理解には及ばなかった。) [Wed 28 Dec 2005 05:09:50]
アクアク > (馬鹿騒ぎは何度か見た事が在ったが、いつも同じ面子でいつも同じ調子に盛り上がっている。) (何度か見れば、流石に其れも覚えたらしい痩躯は、彼らの声の届かないところまで逃げようと思った。)       (塀の上から、   たッ。 影が躍った。) [Wed 28 Dec 2005 05:07:45]
アクアク > (だが、やがて誰も何も行動を起こす事は無く、窓も静かに閉められてダンマリを決め込むと、) (早朝の暗黒街には馬鹿騒ぎだけが残った。)      (誰も何も手をつけようとせずに、ただ、彼らのテンションが鎮火するまで待つ事にしたらしい。 其れまでの時間はずっとずっと、関わらない様にしていても迷惑な声ばかりが一方的に干渉してくるのだが。) ――…アア゛ア゛ …、 (やがて、痩躯も観察に飽きた。) [Wed 28 Dec 2005 05:06:22]
アクアク > (軽い頭で弾き出した答えは幾つか。)       (注意をしにいったら、返り討ちにされるから――トランスしたヒトほど性質の悪い酔っ払いは無い。) (注意をしたら、余計に盛り上がってしまいそうだから――やぶへびって奴だ。) (それらの予想される結果を思いつき、注意するのも馬鹿馬鹿しくなったから。) … イヒ? (さて? 窓から覗いたヒトの気や知れぬ。) [Wed 28 Dec 2005 05:03:39]
アクアク > (宿の窓から顔を出し、馬鹿騒ぎを迷惑そうに見る客の姿が在る。)     (だけれども、その客は迷惑そうな顔をするだけで、注意をしに行こうとはしないのである。) (痩躯は其れを眺めて考えてみた。 ――どうして?) (どうして嫌なら止めに行かないのか?) [Wed 28 Dec 2005 05:00:37]
アクアク > (暗黒街ならば何をしても良いと云うのは、正解でいて間違いだ。 そして、) (「非推奨が禁止とは違う」と云って、率先して其れを行うのも正解で居て間違いだ。 何の為の非推奨か、何故に非推奨なのか、どうやって非推奨を保つ為にあるのか。)       (禁止は身動きを制限する。だが非推奨は、已むを得ずそうなった ときに 仕方なくやるもの ではないのか。 積極的にしていいと云うものでもなければ、禁止と同じじゃないかと錯覚するのもまた可笑しな話。) (――見下ろせるところの彼らは、「馬鹿騒ぎ非推奨」の看板を掲げて、) (馬鹿騒ぎを推奨している。) …ゲゲッ! (蛙の様に哂った。) [Wed 28 Dec 2005 04:58:42]
アクアク > (ほんの少数のヒトだ。其処に集っているのは。) (火を囲み、波長の合う同じ面子だけで盛り上がり、)      (隣には宿屋もあったり娼館もあったり酒場も店もあったりするのに迷惑を考えない。) (馬鹿騒ぎの連中は、自分達(更には個々人で)それぞれどっぷり居心地の良い世界に浸かってしまって、周りなど見えている訳も無い。 極々小さな小部屋の中で、阿呆みたいに哂っているようなもの。) (そしてその見えない小部屋が防音ならば兎も角も、都合の良い事に――彼らには周りの音など聞こえない、が、周囲に彼らの声はダダ漏れなのだ。) …アヒャッ! (ほら、また宿屋の窓の一つから誰かが覗いた。) [Wed 28 Dec 2005 04:51:42]
アクアク > (ヒトがバカ騒ぎをしているのを見下ろしている。)      (「馬鹿騒ぎがしたい」と云う理由で、其れだけを共通点にして集まったヒトは、愚痴を零し、かと思えば談笑し、ヒトを嘲り、最終的には自慰に耽る。) キッヒヒヒヒヒヒ…!! (痩躯が近くで眺めているのに、哂っているのに、) (自分の世界にトランスしているヒト達は気が付かない。)     (其れがまた、嘲りを誘うのだ。) [Wed 28 Dec 2005 04:47:01]
アクアク > (酒も薬も無く酔えるなンて、ヒトと云うのは何て愉快ないきものなのだ。 だらしない姿を誇らしげにして見せて、滑稽だとは気が付かないのか。) ゲヒヒヒヒ キヒヒヒッ!! (ヒトはケモノと大差無い。 ケモノの方が節度があるくらいだ、彼らは住む場所も行動も弁えているから。…ヒトばかりが羽目を外し、自分の好き勝手に行動している。) [Wed 28 Dec 2005 04:44:12]
アクアク > (薬にやられておかしくなってしまったかのようなヒトを眺め下ろしていた。塀の上から。) (おかしくなった ような である。奴は素面だ。 元から、あンな風 なのだ。)       (いっそ哀れみを通り越して愉快だった。) 〜〜〜〜!!!! (ゲラゲラ、と鑢を擦り合わせるような。) [Wed 28 Dec 2005 04:41:07]
アクアク > 〜〜〜〜〜〜〜〜!! 〜〜!!  〜〜!!!!! (文字で表すには余りにも濁点が多すぎる笑い声。 鴉を絞め殺す鴉の声はきっとこンな風に。) (曇天はこの上なく寒い色。) [Wed 28 Dec 2005 04:37:07]
お知らせ > アクアクさんが来ました。 [Wed 28 Dec 2005 04:35:33]
お知らせ > ヘレラさんが退室されました。 『 ( ぎり、と犬歯を立ててやった。 ) 』 [Wed 28 Dec 2005 01:10:44]
ヘレラ > ( ぐぃん、と抱え上げられて腰の上に乗るような恰好にされて、更に猥音が加速する。 身体が軽いのもまた、簡単に相手の好きなようにされてしまうある意味欠点だろうか。 そもそも幼女体型だし、腕が無い分余計に軽い。 ) ……ンッ…ふっ…ンンぅ…オマエラ本ッ当に好き放題…あ、こらッ、後ろはn( 隠れ家ゆえに異形ばっかりの薄っぺらな「同士」達が蔓と酒に飽きてわらわら集まってくる。 馬鹿騒ぎしようと誘ったのは自分だが、ちょっとこの数が全部自分ひとりに向けられるっていうのは―――――。 ) [Wed 28 Dec 2005 01:09:42]
ヘレラ > ( 圧し掛かるように上から突き入れられて、ついでに腕を押さえつけられる。 こういう時肘から先が無いと本当に身動き取れないモンだ。 まぁ、幸い背中の羽がその代わりを担うことも可能だが、そう器用に動かせるものでもない。 ぎしっぎしっぎしっ、と音を立てて軋む安いベッドの上で薄い胸を上下させ、リズミカルに吐息をこぼした。 これでいい。こんな風にニンゲンに混じってフツーに生活していれば良いンだ。 時々一方的に搾取して、決して目立たぬよう、目をつけられないように。 別に世界征服が目的でも、無し。 ) [Wed 28 Dec 2005 01:00:34]
ヘレラ > ドン臭いんだよ。オマケに青臭くて嫌いだ、あのジジィ。 ( 広大に拡がってしまったらもう手のつけようも無い個体だが、今の段階なら十分人間の勢力で叩き潰せるだろう。 各々好き勝手やっているような街の連中が、今度に限っては全力で協力し合っているのだし。 聖水、結界、炎に除草剤。 カタパルトに聖別武器。 こんな豪華な攻撃態勢、見た事も無い。 ) 切羽詰まるとオモシロイナ、やっぱり――――ン、む…( 精々野次馬に徹していよう。 大きく開いた窓から見えるソレが蠢くのを眺めながら、また別の悪魔に押し倒されてベッドに転がった。 何回目だっけ? まぁ、いいか。 ) [Wed 28 Dec 2005 00:53:47]
ヘレラ > 何も変わらンだろう。 R/R/Rのジジィもまぁ、カワイソウだが明日でオシマイだ。 本体丸ごと引き摺り出されてようやくあんなモンだし、そもそもアイツまだ全然「蔓延る」段階じゃァないじゃないか。 ( その前に徒党を組んだ人間サマに滅ぼされてオシマイさ、と。 少女の姿をした血色の悪い悪魔は窓の向こうに見える「ソレ」を眺めながら腰を振った。 暗黒街に住み着いた日陰者の悪魔達に囲まれ、とあるボロい「隠れ家」の一室。 悪魔の会合というよりは無節操な乱交中。 明日にでも逝くであろう「同胞」の送別会だ。 ) 流石に本体ヤられちゃァオシマイだナ。 ( 同胞、などという程仲間意識がないから助けもしないのだが。 ) [Wed 28 Dec 2005 00:46:49]
お知らせ > ヘレラさんが来ました。 『 別ッに。 』 [Wed 28 Dec 2005 00:40:15]
お知らせ > リジュナさんが退室されました。 『(星も見えない四角い空が、自身の原風景。 いつか死ぬときもコレを見上げながら逝くんだろう)』 [Tue 27 Dec 2005 23:09:16]
リジュナ > …とまれ、今回は騒ぎの中心がココじゃなかったことを喜ぶべきかな。 (苦笑混じりに空を見上げる。 モグリの錬金術師の違法錬生物のせいか、常に煙ったような空気。 猫の額のような土地に、積み木を重ねたような高い建物。) [Tue 27 Dec 2005 23:06:56]
リジュナ > …そんな騒ぎのときには、引き篭もって何ァんもしない。 そんな無法者なんざ怖くもなんとも無いってヤツかしらん。 (組織持ちとしては判らないことは無い。余計なことに若いのを投入して、組織の兵隊を削るのは無駄なこと。 確かに正しいのだが。) …納得いかないね。 [Tue 27 Dec 2005 23:06:33]
リジュナ > (吸血鬼騒ぎに魔剣騒ぎ。 なんらかの騒動があるたびに、暴れる連中は何故だか此処で狂乱してゆく。 まるで『此処なら暴れても構わない』とばかりに。 商業地区や、公園。 いかにも獲物が無警戒にうろついて居そうな場所は歯牙にもかけぬ。 正気なんじゃないのか?実は。) …ま。 [Tue 27 Dec 2005 22:56:22]
リジュナ > …まぁ、実際の所。 …そう思われても仕方ないかね。 (単純に薄暗いだけの場所、と。 近年、とみに無法者らに勢いが無いからか。) [Tue 27 Dec 2005 22:52:38]
リジュナ > 潜んだものこそ、畏怖される理由。 暗黒街と呼ばれる所以だろうに。 (く、と喉を鳴らして笑う。) [Tue 27 Dec 2005 22:47:40]
リジュナ > (そんなことを思いながら、昼尚暗い路地を往く。夜となれば更なり。) …暗がりの中に。 闇の中に。 [Tue 27 Dec 2005 22:45:24]
お知らせ > リジュナさんが来ました。 『(別に、暗いから暗黒街ってわけじゃないと思うんだけど。)』 [Tue 27 Dec 2005 22:44:23]
お知らせ > 炎涼さんが退室されました。 『――ここ、何だっけ?( 小さく首傾けて呟いた。 )』 [Tue 27 Dec 2005 00:53:49]
炎涼 > ――よし、もう帰ろ (腕をやたらと気がすむまで長く振り回していてそのまま立ち上がって衣についた小さな小さなゴミをパンッパンッと払い落としてから広場を背に向けて。そのまま屋根から屋根へとジャンプして移動しようかとしたが結局無駄に遠回りになった上に迷子とか―――。) [Tue 27 Dec 2005 00:53:23]
炎涼 > ――あ、そういや・・聖職者ってのもこん中に装っているってなんわけない・・・かなァ―・・。 (なんとも滅茶苦茶に考えており無駄に悩む。建物や広場へと眺め続けても変わり者が多すぎるせいか流石に眺めるのもしんどくなってきて溜息を吐いた。首運動を終えたら少しはリラックスしたようで目が冴えていて今度は腕を振り回したりしてみて。) [Tue 27 Dec 2005 00:47:48]
炎涼 > その代わり 暴れ回り狂う者くらいはいんだけど・・・なんか煩くて目醒めちゃう (文句を吐き捨てても仕方ないこと。先ほどの眠気もすっかりととれてしまったものだから首運動をしてみせたりしてリラックスをさせていて――。そのまま広場だけじゃあきたりで建物の方へと色々と視線を動かしていて、見ているだけで案外楽しいというか暇つぶしにもなる。) [Tue 27 Dec 2005 00:36:37]
炎涼 > ――・・・同類はあまり見かけないな (広場をジッと見つめながらその瞳も口も何も変わらないまま胸の露になってる宝石にそっと触れてみて。少々熱が篭ることくらいは感じ取れる・・でも心臓みたく鼓動などは無い。そんなことすらとうでもいいのかも知れない。) [Tue 27 Dec 2005 00:25:57]
炎涼 > ・・・・ああ、余計なことはいっか (屋根の上でウロウロして広場みたいな感じを十分見渡れる場所を見つけてその場で座り込んでその広場とやら観察をしてみており。頭をポリポリと軽く掻いておりそのまま欠伸も思わず出そうになって手で抑えていて――。衣のフードのお陰で顔や身体が隠せるとはいえ視界が少し見に辛かったりする。) [Tue 27 Dec 2005 00:17:35]
炎涼 > ここで、なら―― 何なんだっけ (まだ続く言葉から最後に途切れて少々忘れ気味だったりして気にしないで置こう。視線を夜空へと向けており手を顎に当てながら考えており、呟き終えればそのまま見晴らしの良いスポットを探し始めようと他人の建物の屋根でウロウロし始めて――。どこから騒いでいるような声が感じる。) [Tue 27 Dec 2005 00:10:54]
炎涼 > ――やっぱ、暗いな 暗いね (外見上からみれば衣を纏っているだけで特徴的なものは無いが下駄靴が履いていることくらい。建物の屋根から下へを見下ろし渡らせており、やっと口が開いてあえて小言で呟いて。) [Tue 27 Dec 2005 00:04:28]
炎涼 > (無法地帯へと訪れて建物の屋根に立ち尽くしており。着物を着ながら腰元には両側に日本刀の2本をぶら下げており。今日に限って鈴を鳴らずピアスなどの音鳴るものを一切外しており、相変わらず下駄靴を履いていることには変わりない。そして、すぐに人物区別されないようにと正体隠すためにも、衣を纏いフードで頭に覆い被せて顔も見えなくさせよう――。) [Tue 27 Dec 2005 00:00:22]
お知らせ > 炎涼さんが来ました。 [Mon 26 Dec 2005 23:54:39]
お知らせ > アクアクさんが帰りました。 [Mon 26 Dec 2005 14:29:37]
アクアク > (耳に張り付いた教会の鐘の音。)        (聖誕祭に鳴らされた其れが酷く堪えたなどと云うのは、本人の気が付かなかった事実。) (――ひたひた、湿った気配は地面と近いところを滑って餌を探しに。) [Mon 26 Dec 2005 14:29:35]
アクアク > (吐き出してしまった。 出してしまった。) (自分のものがマイナスされてしまった。)     …。 (足さなければ。 足りない部分を補わなければならない。) (腹が減ったら捕食すると云った具合に。) …。ナ゛ァァ ゥ゛…。 (いつもしている事だ。)      (のろり、と四足の人型は石畳を這うようにして。) [Mon 26 Dec 2005 14:22:21]
アクアク > (だが、彼が原因と云う訳は無い。彼の何をも取り込んでいないのだから。)     … ヌ゛ …ブッ、 フゥ ウヴヴ…。 (理性の極薄いいきものが唸る声が路地裏に転がる。) [Mon 26 Dec 2005 14:19:17]
アクアク > (溝を更に溝臭くしてから、)         (暫らくして、漸く顔を上げる。) (猫は連れていない。 多分、吐き出したものの臭いが嫌で近寄ってこなかったのだろう。…数日前から酷い有様だった。) (不思議な男と会った日の夜辺りから――…。) [Mon 26 Dec 2005 14:16:33]
アクアク > (気分が悪い。 腹の奥から込み上げるようなものがあった。)       (腹は減っているのに、吐き出したくなる。 否、吐き出している。) (人間なら胃液だろう。だが痩躯の歯列と同じく人間で無いと云う部分が顕著に、どろどろと滴った。) ――… ゲ、 ケフッ。    … ア゛ ァア゛…。 (胃腸風邪に掛かったヒトみたいに。) [Mon 26 Dec 2005 14:14:04]
アクアク > ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ッッ…!!!! (裏路地に吐き捨てる何か、ドロッとしたもの。) [Mon 26 Dec 2005 14:10:00]
お知らせ > アクアクさんが入室されました。 [Mon 26 Dec 2005 14:08:57]
お知らせ > ジャスティス@暗黒街教会さんが帰りました。 『思い残すことが無いように、はじけた夜を。』 [Mon 26 Dec 2005 00:42:28]
お知らせ > アザリーさんが帰りました。 『 そして寝すぎて眠れない夜の始まり――――。 』 [Mon 26 Dec 2005 00:38:51]
ジャスティス@暗黒街教会 > (そして、ごろつきたちは日ごろの行いのせいか”2”の部分を食べて泡を吹いて動かなくなった。これを機に神様を信じてくれるといいな♪ なんて有意義なクリスマスケーキ) [Mon 26 Dec 2005 00:36:43]
アザリー > ( 非常にリアクションし難いランクだった。 美味しいといえば結構美味しい、みたいな。 でも夢のケーキ様初体験がぶち壊しじゃなかったので良しかと。 そんな、クリスマスでした。 ) [Mon 26 Dec 2005 00:35:13]
アザリー > 全く、油断も隙も無い――――ではっ、来年も良い年になりますようにっ。 おかしな事件も早く解決して平和になりますようにっ。 いただきまーすッ!! ( お皿に取り分けたケーキを前に高らかに。 えっ、ナニ。 なにその判定…! 暗黒茶レベルなんですか――――――。 【判定(ぱくり)】 ) [Mon 26 Dec 2005 00:34:07]
ジャスティス@暗黒街教会 > (無情だった) [Mon 26 Dec 2005 00:31:23]
ジャスティス@暗黒街教会 > 【現実は余りにも無常】 [Mon 26 Dec 2005 00:31:12]
ジャスティス@暗黒街教会 > (ロックオンされてしまったごろつき達は、絶妙なタイミングで身を翻すと、逃げ出していく。あ、本当にケーキ減ってる) さあて……みんなあわてなくてもまだあるからねー!なんたって自信作なんだから! 【判定】  [Mon 26 Dec 2005 00:30:52]
アザリー > ( ちゃんと作れてない…というかジャスティスさまの手作り! 文字が赤くなる程度に衝撃の物体である。 ) ああっ、ケーキの食べ過ぎはソレは恐ろしい罰が下りますよ!? 具体的には裏投げとかサイドスープレックスとかそんな…ッ! ( 狙いを定めていた子供達が10歩くらい退いた。 構えからして既に危険な距離である。 ) [Mon 26 Dec 2005 00:26:51]
ジャスティス@暗黒街教会 > そうよね……なんか気になって一日の前半集中できなかったりとか……っておおげさねぇ、もう。 (なぜかこれだけはまともに?作れるのだ。卵の殻混じってるから気をつけてね) 『よしっ、ケーキだ!食っちまおうぜ!』 (アザリーの反応が面白かったのか、おもむろに数人のごろつきがケーキを取り囲んで、切り分けるふりをする。) [Mon 26 Dec 2005 00:22:15]
アザリー > あ、それ良いですね! 夢の内容ってドンドン忘れちゃうし、さっそく後で纏めてみようかな。 ( まだ覚えている部分は案外少ない。 目覚めた時に忘れまい忘れまいとして一編に記憶に留めた幾つかのおぼろげなパーツが残っているばかりだ。 ) ああっ…アレは伝説のっ…究極の、至高の食べ物――――ケーキッ!!! あれっ、わ、わたっ、食べたこと、私あれ食べたこと、今までッ…!!! ( 先ず落ち着くべし。 指差し確認繰り返し、温かいシチューもお腹を鳴らすものの「べたべた」で見かけるくらいしか縁の無いソレを物欲しげにみつめる寝癖シスターの図。 非常にみっともない。 ) [Mon 26 Dec 2005 00:16:20]
ジャスティス@暗黒街教会 > へええ……何だか、本にでもしたら面白そうな話ね……。 (羊皮紙たくさん買ってきてあげるから、書いてみなさいよ、なんて薦めてみて) さぁねえ……寝てるとおなかすかないから、じゃない? (私は毎日体をお湯で拭くくらいしかしてなかったし、途中でおきて何か食べてた様子も無かったし、と説明する。その手には大盛りのシチュー) それ食べたら、あれが待ってるから欲張り過ぎないようにね? (そういって笑顔で指差すのはバタークリームのケーキ!イチゴ付だ) [Mon 26 Dec 2005 00:10:46]
アザリー > ええっと、そうですね――――楽しかった、ですよ。 黒焦げの図書館でナナオさんっていう人とご一緒して――――( 其処での大暴れ騒ぎ、世界の果ての断崖絶壁、とある街で過ごした最後の2日間。 そんな話を思い出すように一つ一つ話していく。 一番最初の故郷の話と、何故か新調されているジャスティスさまの剣の事はとりあえず、後回しだ。 楽しい話から最初にして、安心してもらいたい。 ) あ、そういえばお腹空いてますよ――――寝てる間の食事ってどうなってたんでしょうね?  [Mon 26 Dec 2005 00:06:40]
ジャスティス@暗黒街教会 > そうだったの……良かった……。 (十字剣を受け取れば、腰に刺そうとするが、そこには無骨なロングソード。どうしたものかと悩んだ末、胸に抱きしめたままにしておいて) どうだった?夢の中って。 (周囲から、どこ行ってたんだよ、なんて気さくに声をかけられる中、アザリーにおなか減ってない?とシチューやパンを進めて) [Mon 26 Dec 2005 00:02:30]
アザリー > ( もう25日だという。 こんな時期に長々と眠ってしまって申し訳ないな、と思いながら聖歌に参加する。 歌うのは好きだし、コレは結構得意な方だ。 周りの人達のやる気なさげな、或いは照れたような歌声を導くように声を出した。 ) えへへ、只今戻り(?)ましたっ。 メリークリスマスッ! ( 今日は決闘を恐れて羽目を外す人は少なくて済みそうだなぁ、などと失礼な事を考えながらも帰還報告。 何だか懐かしくすらあるジャスティスさまと暫し抱擁。 ああ、帰ってきたんだなぁ。 ) あ、そうだ。 十字剣、お返ししますね。 実は全然危険な事無かったんですけど。 ( と、先ずは腰に提げたスモールソードの返還から。 ) [Sun 25 Dec 2005 23:51:50]
ジャスティス@暗黒街教会 > ……アーメン。 (A MAN. 祖たる主の誕生を祝う儀式はようやく終わりを告げ。参加者達は大きく息を吐く) さぁ……簡単な食事と飲み物、そしてお菓子を用意しました。皆さん、交流をぜひこの機会に深めてください。 (ここからは教会オリジナル。こんな地域だから、コミュニケーションは大事) ちなみに、今日準備したワイン以外のアルコール類を飲んだ人には……決闘を申し込みます。 (ちなみに、中世の男女の決闘には、男は腰まで穴に入って、女はその周りを自由に歩き回って戦うというのもあるそうな。もちろん多少は冗談じみた口調ではある) ふぅ……アザリー、おはよう!メリークリスマス!! (会食に移れば、すぐに普段の修道女に戻り、アザリーに飛びつく) [Sun 25 Dec 2005 23:43:42]
アザリー > は、いッ…! ( なにこの殺気…! 日頃あんまり自分には向けられない類のオーラを感じてとりあえず報告は後回し。 促されるままに着席して、隣のおじさんに「これ、何の懺悔集会ですか?」などと耳打ちしてみる。 クリスマスの存在自体は聞いて学んでいるものの、日にちの感覚が完全に狂っている所為か。 どうにも直らない寝癖を放置して大人しく参加する事にした。 ああ、これがクリスマスっていうヤツですか、とか他人事みたいなシスターである。 ) [Sun 25 Dec 2005 23:35:42]
ジャスティス@暗黒街教会 > ……静粛に。 (とても、普段は言わないような言葉を使って、アザリーに座るように促す。アザリーに集中した視線は、なんというか……仲間を引きずり込もうとするかのような視線で) こほん……続けます。 (ぞろぞろと、今年洗礼を受けた人たちは、ありがたそうに、まずそうなビスケットをおしいただいて。) こほん、それでは……。 (再び聖歌に戻れば、隣の席の人が聖歌を見せてくれるだろう) [Sun 25 Dec 2005 23:32:22]
アザリー > ( なにその責めるような眼差し…! ) あ、れっ!? 私もターゲット…!? [Sun 25 Dec 2005 23:28:22]
アザリー > あれ、皆さんお揃いですか? も、何日眠ってたのかって身体なんかバキバキ言っちゃって大変で――――……お説教大会? ( この寒いのに。 などとひとしきり口を開いて、寝すぎてすっかり凝り固まった身体を解しながら現れるのは何故か旅装束のシスターその2。 ご丁寧にオヤツ袋まで腰に提げている。 寝癖もついているが。 何この空気、とばかりに周囲を見渡し、にこやかに首を傾げた。 クリスマス、未経験者である。 パプテス教徒歴2年目。 ) [Sun 25 Dec 2005 23:27:48]
ジャスティス@暗黒街教会 > くわっ! (そしてその視線は元気よく挨拶したアザリーにも向けられた) [Sun 25 Dec 2005 23:27:24]
お知らせ > アザリーさんが来ました。 『 おっはようございまーすッ!! 』 [Sun 25 Dec 2005 23:24:04]
ジャスティス@暗黒街教会 > (賛美歌をふざけて歌詞を変えて歌ったごろつき、説教中に大あくびしたチンピラ。子供が寄付を募って回っている時、あろう事か袋から布施をうすねとろうとした素寒貧、すべて注意する代わりに、怒りの視線で黙殺して。おかげで進行はスムーズだったが、かなり殺伐としたミサになっている)  [Sun 25 Dec 2005 23:19:46]
ジャスティス@暗黒街教会 > 二度目のクリスマス。去年のように緊張した空気は微塵も感じられず、前の方の席の数少ない信者たちとの賛美歌も半ばを終え、聖餅を取り出す。) …… (ようは味の無いビスケットみたいなものだが、それでも意地汚い、後ろのほうのごろつき達……昨夜のミサの後のパーティで、勝手に持ってきた酒を勝手に飲んで勝手に寝てしまったので、ミサの準備を強制された……その一部は、こっそりと列に並ぼうとする) !! (その男に向かって修道女は、殺気すら含んだ視線で、あんた洗礼受けてないでしょうが、と警告する。)   [Sun 25 Dec 2005 23:11:24]
お知らせ > ジャスティス@暗黒街教会さんが入室されました。 『それでは聖体拝領に……』 [Sun 25 Dec 2005 23:07:20]
お知らせ > 暗鬼さんが退室されました。 『甘かった――。 (空に向けて、一言を吐いた―――。)』 [Sat 24 Dec 2005 18:25:02]
暗鬼 > ・・・・・。 (自ら近づけた顔を近づけて、逆に月のような瞳で見つめられて――。それに見合わせて、言葉を発するの待ちえて・・・。) ――、家の手伝いをしてくれれば・・・・。 (叫ぶような声に聞こえる―・・。 「やはり、あの時のか・・・」 と小さく口開いて呟こう。倒れこまれた夢見月を、ふわっ と受け止めていて。 「意識が失っただけか・・・・。しばらく静かにしておいとこうか。」 と心内で思いつめながら、眼も力失うように細めていって――。そのまま夢見月を胸内に納めるように抱えながら、大剣を腰に取り付けて 静かに揺らさないように気遣いながら 暗黒街を出よう―――。) [Sat 24 Dec 2005 18:24:11]
お知らせ > 夢見月さんが帰りました。 『( 意識は 真白な記憶の何処か ―――。 )』 [Sat 24 Dec 2005 18:17:13]
夢見月 > ―――― …               。 ( 最後に呟こうとした言葉は闇のまま。 ――…ふあ、と意識を手放した。 そのまま 主人の方へと 倒れ こ み――― …。 )  [Sat 24 Dec 2005 18:16:24]
夢見月 > ……はい、 ( 何時も誰かに助けられる。何時も誰かに迷惑をかける。 ――そンな風に生きて行きたい訳じゃないのに。 頭に触れる手は変わらず優しいけれど、 でも、 心は締め付けられる様に苦しかった。 )  … 私、 ( 近付いた顔、瞳をじっと見遣って ) … 私、 暗鬼さまの役に立ちたい、です …。 何でも、 何でも頑張りますから  …お願い、 … お願い。 私を 、 …捨てないで下さい。 ( 思い出せるのは冷たい檻。 ――… 脳裏に浮かんだ瞬間 さァ、 と視界が真白になった。 ) [Sat 24 Dec 2005 18:15:20]
暗鬼 > ――――ああ、もういい 今回はオレが、いたから良いようなだけど・・・。 (座り込んでから夢見月の頭に手置いてやり、離れようとせずにただジッとしており――。ただ心配の感情から、夢見月の顔を覗き込んでやろうとゆっくりと、顔を近づけて―。) ――なんだ。 (言いたい事まで、言いかけている事を気が付いて―待とう。) [Sat 24 Dec 2005 18:11:07]
夢見月 > ――…あ、あ、あの―――― …、 ( 言葉紡ごうとして、 びくッ と身を震わした。 主人の紡ぐ 己の名前が届いたから。 そうして、続いていく言葉 ――…瞼伏せ、 しゅン、と耳は垂れた。 ) …ご、 ―――ごめンなさい………。 (   自分は、 馬鹿だと思う。何回も同じ目に遭っているはずなのに。 何故 来てしまうんだろう。 ) … 以後気をつけ、 ます。 ――だから!…だから 、 ( 見捨てないで下さい。 …言葉は声にならず 嗚咽となって消えた。 優しく触れる主人の手に 何度も 何度も 頷いて。 ) [Sat 24 Dec 2005 18:04:11]
暗鬼 > (最後まで警戒する男が見えなくなってゆけば、睨みかける目の力も失えるように無くして行って――。 手に血を染めるんじゃないか それくらい、憤怒の感情の別の不安もあって。それから大きな溜息を吐いて、夢見月の前に足を崩して座り込んで――。) ああ・・。――・・夢見月!こういう危ない所なんか、近づかない方がいいな・・・。 (初めはまさか、暗黒街に行くとは思っておらず・・・かなりの動揺をしてた。もはや飽きれ気味に、大きな安心感を覆われたように小さく笑いを零しながら――。そして、念押し入りに注意をしやって、頭をポンポンと柔らかく叩いてやって。) [Sat 24 Dec 2005 17:59:59]
夢見月 > ( 角を男が通り過ぎれば すっかり見えなくなった。) …、 ( ど、ど、ど  ...内側から何かが叩く様な鼓動音。 ぷるぷると 寒さと恐怖で震える羽を  び、と伸ばして。 ) …だ、だだだ、 …!大丈夫、です。 ぁ、ありがとうございます …。 ( ぺこンっ、と大きく頭を下げた。 微かに上目で見遣る主人の表情は 優しかった。 ほ、と洩らすは安息の吐息。 ――勝手にこんな場所に来た事 起こられるのでは無いかと、 びくびく 少しばかり 震えているが。 ) [Sat 24 Dec 2005 17:51:32]
お知らせ > ごろつきさんが退室されました。 『……角を曲がって、ごろつきの姿は消えた』 [Sat 24 Dec 2005 17:50:30]
暗鬼 > ・・・・。 (夢見月を絡んできた男を素直に去ってもらうと、何も言葉に出ない。出来る限りまた罪を背負うような、余計な事をしたくなかったから――。最後まで警戒をし続けながら、背を狙い睨みつけるようにして。) ――、大丈夫か・・・? (ゆっくりと、見下ろしながら―怪我は無いか?とやたら確認をして―。一言を話し掛けて、夢見月の様子はどうなのだろうか。足を折りたたむようにしゃがみ出して、視線を合わせるようにして。そう口元を緩めて問いかけて――。)  [Sat 24 Dec 2005 17:45:08]
夢見月 > ―――… は、は ッ… はい…。 ( ぐし、と鼻を啜った。優しさが温かくて ぼろぼろと 涙が零れる。 ――頭に触れた手は とても心地良い。 …小さな布 抱き締めるように胸で抱え、 ゆっくりと立ち上がった。 未だ微かに 足は言う事を聞かないが。 )   ――――― … は、 ( 息を零した。短く ――…男が離れようとする様子から。 ) [Sat 24 Dec 2005 17:37:57]
ごろつき > け、わかりましたよ。 (目の前に転がり込んできた獲物を捕まえ損なった男は、不機嫌そうに舌打ちするがそれ以上何かをしようとするでもなく……そのままその場を離れようとするだろう……) [Sat 24 Dec 2005 17:36:42]
暗鬼 > もう、いい――。(夢見月の様子を見眺めて、それだけ怖かったのだろうな。と眼を寂しげを篭らせながら、夢見月の頭に手伸ばしてゆっくりと撫でやろう――。今、男の方に視線を定めて隙など見せんという心構えをして―――。)  ――本当にそれだけか?悪かったな・・・・ここは大人しく引いて貰えないか? (今、ここで問題を起こせば、こちらの身内に支障が出る――。眼と共に眉も顰めながら、睨みだす目も少々緩めてもなお殺気を無理やり押さえ込んでいる。なお、苛立つ感情を隠せない所為か大剣を握る手も力こみ上げて――。) [Sat 24 Dec 2005 17:32:13]
夢見月 > …… 暗鬼さま…。 ――ごめンなさい。ごめンなさい。 なんとも ない、です …。 ( 長い長い 吐息が洩れた。 ――布差し出されれば 素直に其れを受け取り。 ぎゅ、と目頭押さえた。 ) …―――― ふ、 …。 ( 恐怖は まだ残っている。 けれど、其れよりもずっと 今は安堵の方が 多い。 座り込んだまま、 双方を見上げた。 ) ――… ぁ、ぁの、わたし …―― 、 ( ごろつきの云う言葉。 おど、と再び視線が泳ぐ。 ごめンなさい、 の言葉は口の中だけで消化され。 ) [Sat 24 Dec 2005 17:23:55]
ごろつき > おいおい……その餓鬼が人のどてっぱらに突っ込んできやがったんだぜ?そっちこそ侘びの一つも入れたらどうだ? (あぁ?荒事になれば、たいした武器を持っていない男は簡単に切り伏せられるだろう。それでも男は余裕の表情を崩さずに、目を剥いて分厚い唇を歪めて嘲り笑う) [Sat 24 Dec 2005 17:21:57]
暗鬼 > ――!夢見月、大丈夫か・・・?  何も、されてないよな・・・ (視線を男から夢見月へと移動する時に、何とも心配したように眼を丸めて――。そしてポケットから小さな布を取り出して、夢見月に渡そうとして。男への警戒も忘れず、ただ睨みついており――。)  ・・・・本当に何も、無かったら手出すな…。 (男への態度を悪くして、睨み殺すようにギリギリっと歯を噛み締めて―。高まった感情のせいか、右手に持つ大剣を持ち構えて― すぐでも倒そうか 、そんな感情がいっぱいで自分を押さえ込んでいながら――。) [Sat 24 Dec 2005 17:17:03]
夢見月 > 本当に、 …もう、もう …ゆるして 、( ぼろぼろと零れた涙で視界が歪んだ。 …歪んだ視界に 少しだけ 本当に少しだけ 恐怖が紛れる。 ――… 其の時、 )  … 暗鬼、 さま ? ( 聞きなれた声が耳に届いた。 鼓動が早いけれど 、未だ視界は歪んでいるけれど――… 映った姿は 確かに主人だ。 ほ、と息を零した。 ) [Sat 24 Dec 2005 17:13:08]
ごろつき >  何も持ってねえなんて事があるか!ん?…… (目に留まった耳の包帯。もしや、と思い手を伸ばすがそのとき) ち。 (男の怒鳴り声が聞こえれば、小さく舌打ちする) ああん? (一歩、二歩下がりながら) さぁね?なにも? (小ばかにしたような口調でそう告げる) [Sat 24 Dec 2005 17:10:06]
暗鬼 > (やけに夢見月の帰りが遅い事に気を掛けて――。辺りの人から聞き出して、やっと暗黒街まで探しに来て―。黒服には相変わらず、右手には護身用の為か大剣を掴みえて―、ズリズリ と地面を削る音を鳴らして。夢見月の姿を確認すれば、ほっと安心仕切ったように溜息を吐く瞬間――。夢見月に怒鳴る姿の男とやら見えて。昔ながらの記憶から、眼を少々目付きを悪くさせながら、話し掛けて―――。) ――オイっ、俺の家族を何をやってる! [Sat 24 Dec 2005 17:05:07]
夢見月 > ……、  (視線は ふらふらと。 視線の様に 体が上手く動いてくれれば良いのに、 心の底から思った。 ) ―――――ひッ …! ( 男の声が更に響く。其の音は 耳に嫌なほど届いて。 ――更にびくびくと身体を強張らせて 怯えた様に 彼へと視線を向けた。 ) … い、嫌!嫌! ( 売る、 の言葉に過剰反応した。 ぶン、と首横に振れば やや強く相手の手が当たる。 ) …本当に、本当に なにも、な、ないんです …。 ( ずる、 と力抜けた様に 其の場に尻餅ついた。 ) [Sat 24 Dec 2005 17:04:09]
お知らせ > 暗鬼さんが入室されました。 [Sat 24 Dec 2005 16:58:58]
ごろつき > (少女の目の動きにつられた、というわけでもないが、男も周囲をきょろきょろと邪魔者が現れないかと見渡す。人の獲物を横取りする奴ら、まれに現れる冒険者。そして聖職者……ココに現れる聖職者はよほどの世間知らずか、バケモノかの二種類だ。) もってないだぁ!? (男の語調が更に強くなる) ちぃ、うっぱらうぞ! (何か誠意の店肩ってのは無いのか?と通りに響く大声で、かるく少女の頭を小突こうと) [Sat 24 Dec 2005 16:58:36]
夢見月 > ……え、と。 ( 震える足は逃げる事も叶わぬ。視線定まらぬまま 何かに助け求めるように 誰も居ない其の路地を 視線だけ行ったりきたり。 ) … お金。…も、も、持って、ないです。 ( 絞り出すようにした言葉。 ごめンなさい、とも続けられず 口の中でもごもご 云った。 ) [Sat 24 Dec 2005 16:53:54]
ごろつき > (おびえる少女、その震える足を見れば、逃げられることも無かろう、と安心して。少女の周囲をゆっくりと回りながら、もったいぶって言葉を一つ一つ吐く) え、じゃねえよ。金だよ、金。おりゃあ少女趣味じゃねえんでな。 (暗黒街の、だんだん暗くなってくる通りに男のがなり声が響く) [Sat 24 Dec 2005 16:50:46]
夢見月 > ……は、は、はい。ごめンなさい、許してください…。 ( さ、と更に血の気が失せる。 ちらり、もう一度だけ男の表情見遣って 急いで視線逸らした。 )  …え。 ( 頭の上に男の掌が乗ってくれば、 見るからに びくッ!と身体強張らせて。 )  ( 足は震えるばかり。 ――…其のまま棒の様に 立ち尽くす。 ) [Sat 24 Dec 2005 16:47:25]
ごろつき > ああん?ごめんなさいだぁ? (カモだ、男は沿う考えると、少女の頭の上に掌を乗せようとする) 口で言う分には何とでもいえるんだよ、ああ? (誠意見せてもらおうじゃねえか。わかりやすい、典型的な行動に出て) [Sat 24 Dec 2005 16:44:31]
夢見月 > ――――…ぇ、ぁ、 …あの、ごめンなさい…。 ( 其の声に漸く上見上げ。 見上げた先にいたのは 如何にも! ッて感じのお方。 さあ、ッと血の気が引いた。 ) …ごめンなさい。すみません、 …。 ( 呪文の様に ぽそりぽそり。 蚊の鳴くような声で 呟く。 ――視線は既に 地面の方へ。 ) [Sat 24 Dec 2005 16:37:13]
ごろつき > ああん?なんだぁ? (暗黒外によくいるタイプ、いわゆるごろつきは、ウサギ耳の少女を見下ろして、どう聞いても友好的には聞こえないだみ声を上げる。何か値踏みするように、やぶにらみに夢見月をじろじろ見回して)  [Sat 24 Dec 2005 16:35:14]
お知らせ > ごろつきさんが入室されました。 『おうおう、いてえじゃねえか。』 [Sat 24 Dec 2005 16:33:20]
夢見月 > ……         あ、ごめンなさい…。 ( 歌に集中している訳では無い。 なのに、何故か人と激突する。 強面の男に 兎耳垂らしながら へこへこと頭を下げた。 )  ( ― 最近何か問題が起こった。ッて誰かが言っていた。 其れが何か知りたくて 何となくで外に出て 辿り着いた先は バッドワールド。 ) [Sat 24 Dec 2005 16:25:32]
夢見月 > ――――…         ♪ ( 歌詞の無い歌が 喧騒の合間を縫う様に 響いた。 細く小さく、 今にも消えてしまう様な 声。 )  …       ……  … ♪ ( 背中に生えた白い翼を揺らして音を取る様に。 歌いながら兎は 暗黒街の裏路地を 歩いていく。 ) [Sat 24 Dec 2005 16:18:30]
お知らせ > 夢見月さんが来ました。 [Sat 24 Dec 2005 16:15:49]
お知らせ > アクアクさんが帰りました。 [Fri 23 Dec 2005 10:38:22]
アクアク > (暫らくすれば、指先くらいの氷柱が出来るのではなかろうか。)    (少なくとも、楽しそうではあった。) [Fri 23 Dec 2005 10:38:21]
アクアク > (其処へと駆けると、)         ア゛ハハッ。 (冷気を纏わせた指先で、落ちる雫を一つ一つ凍らせていった。) [Fri 23 Dec 2005 10:37:52]
アクアク > (――視線が留まるのは、破れた雨樋からの雫。)     ( ぽちょン ) (一滴落ちる度に、眼が にたあ と開いてゆく。バス停で待つ森のお化けみたいに。) [Fri 23 Dec 2005 10:36:10]
アクアク > (音の元を探す。――何処だッ?)       (ば!ば! 顔が勢い良く辺りを見回し、髪の先から水が ピッピッ と飛んだ。) [Fri 23 Dec 2005 10:33:42]
アクアク > (獣が狩りをするのと同じように、地面と平行に身体を低くして四足。 そろりそろり、音も無く進むと、)       ( ――ぴちょン。 ) (は! と顔を上げた。) [Fri 23 Dec 2005 10:32:00]
アクアク > バゥッ。 (顔を出した。)       ――ンム゛ッ? (色んな店の裏口が並んでいた。 成る程、そう云う場所かと合点する。ならばゴミ箱も在る筈だ。飯を探そう。) フーン゛ン゛ー。 (むく、と上体を起こせば、濡れた上着から したした と汚れた雫。) [Fri 23 Dec 2005 10:29:15]
アクアク > (猫は上手く水溜りを避け(時々痩躯の背に乗っかって)、一緒に歩いてきてくれていた。今日は一匹、黒猫だけを付き添いに。 皆寒いって云って塒に引っ込んだままだから。) ブブブブブブブブ…。 (薄い下唇が石畳を舐める。 ゴキブリみたいに前進して、細い路地の先には一体何があるのだろう。) [Fri 23 Dec 2005 10:25:55]
アクアク > ア゛ーヴヴー…。 (暇を持て余した獣は、取り合えず つめたいもの を求めていた。) ナ゛ウー。 (そのまま水溜りを這う。) [Fri 23 Dec 2005 10:23:55]
アクアク > (濡れた音は、薄く積もって居た雪に何かが倒れ伏したところから。)      (びしょ濡れになった痩躯が居た。べっとりと石畳の路地に張り付いて。) [Fri 23 Dec 2005 10:19:32]
アクアク > ( ――どちゃ、 ) [Fri 23 Dec 2005 10:12:02]
お知らせ > アクアクさんが入室されました。 [Fri 23 Dec 2005 10:11:48]
お知らせ > ヴィンセントさんが帰りました。 [Thu 22 Dec 2005 15:34:59]
ヴィンセント > ( ―― 絶対はめられた、とか思っても、この場では黙す。 )       ( 報酬は、ええ、ちゃんと渡しました。 クリスマスに死人は出したくないので。 ) [Thu 22 Dec 2005 15:34:57]
ヴィンセント > (同情されると一層につらくなる落ちつきです。足元見ない!意地でも見ない!) ………。 (ぐりぐりと地面に靴底擦って、いろいろなものを擦り落とす。  貴方の呪いですか…!) あ、―…ありがとう、さん。 (さて、疲れも飛ぶ…と、いいな。) [Thu 22 Dec 2005 15:33:59]
お知らせ > マイトさんが帰りました。 『ようこそ、レメゲトーン!』 [Thu 22 Dec 2005 15:30:53]
マイト > あーもー、旦那! 踏んじゃダメって言ったのにー。(眼を瞑った効果とか、半分ほど台無し。 笑みには確信犯的な色が窺えたりなかったりするが、そんな事は気にするな。)さーてさて、とーちゃーく。 お疲れ様でしたー。(ば、手を差し伸べる方向に。) [Thu 22 Dec 2005 15:30:42]
マイト > どーかなー。(同意しかねる。 でも直さない方が個性としては○。問題点は人があんまり寄り付かない所とかとか。 同情するなら金をくれと。しなくていいから金をくれと。(乞食。) これは浮世離れ極まり終には天まで昇るまでに至った男の話であるとか、男は語り部になれますよ。七代先まで語り草って悪口風味。)…(この歳で未婚て、色々辛いんだろうなって身の程知らずな同情風味。 …踏め、踏め。とかちょっと思ったのは秘密。) [Thu 22 Dec 2005 15:28:55]
ヴィンセント >      ( ぐにゃ。 )      ( 目ェ、つむってちゃなぁ。 熟れすぎた林檎的な“足応え”が。 凍る。 )                                (思い切って、後ろに残したもう片方の足も引き抜いて。 ――… 靴底、取りあえず三日は見たくない。 ) [Thu 22 Dec 2005 15:23:33]
ヴィンセント > はは、自覚してるつもりさ。 (正直理由はよくわかっていない、ひそやかな肯定はあいまいな。自分が変だと気づけばとっくに直ってる。価値観の類、常人とかなりかけ離れた点がある。そのときには合掌で南無、お疲れ様でしたーとか、いい笑顔振りまこうか。ぐぐぐ、さらに深くうつむいて。これ以上世間から浮いたら流石に神様の国に手が届きそうで。)        (ナイススルー。突っ込まれていたらさらに凹んたり赤面したりする騒ぎだっただろう。)     (交互に見る。…まぶしい笑顔が目を焼いた。ごく、つばを飲み込んで。避けて通れない道ならと――。) [Thu 22 Dec 2005 15:21:48]
マイト > (行こうぜ! ニコ!) [Thu 22 Dec 2005 15:16:51]
マイト > 旦那ってアレでしょ、変って言われるでしょ。(何だか良く分からない肉ほど食欲を殺がれる物は無い、はず。 スライディング中にゲットする天の遣いたる財布の中身がアレだった場合、神を憎むありがちな男がまた一人誕生するのだろう。神様は罪な奴。)んもー、照れる事無いのにー。(ニヤニヤ。)旦那は何か雰囲気あるんだから、そんなセリフをガンガン吐いて行けばいいんだってー。奥さんもきっ…(聞こえたけれど。)え、何か言いましたー?(にっこり、聞こえないフリ。) [Thu 22 Dec 2005 15:15:50]
ヴィンセント >   (―――…凍る。)      (死体見る。)      (貴方見る。)       (死体見る。)        (貴方見る。) [Thu 22 Dec 2005 15:08:23]
ヴィンセント > …わからなかったら、同じじゃないかな。 (知らぬが仏と言う古いことわざが。基本的に学者と言う生き物は人の世からどこか二三本抜けてるものだと考えるのがいいと思う。勿論返答は真顔で。 ―― 助けてくださる確立はほぼゼロに近いらしい。逃げ足、鍛えておいたほうが良かろう。カミサマ都合よく財布を空から落としてください。) ……。 (黙って聞かれた。) ――…〜!! (今日は帽子をかぶってくるべきだった。そうすれば深く深くかぶりこんで、赤面した表情を見られずにすんだのに。文学表現のへ危害だと主張しておく。) 使命とか…いやぁ…。 (程遠い、否定の言葉はのど元に引っかかって。それから――聞こえるかどうか微妙なボリュームで、) おらん、よ。 (奥さん、なんてものは。) [Thu 22 Dec 2005 15:07:42]
マイト > もうすぐですよー。 足元にお気を付けくださーい。 じじいの死体を踏んずけると、若さを吸い取られますよー。(道の真ん中、異臭を発し始めた浮浪者の死体を堂々と跨ぎ、ヴィンセントにもそれを要求する。) [Thu 22 Dec 2005 15:03:25]
マイト > こっちは笑い事じゃないって! 俺だってさー、クリスマスには鳥って分かってる肉を食べたい訳。 分かるー?(犬の肉と謳ってる肉も、一体何のお肉やら。)おまかせあれ!(背中越し、親指がビシィ。 ヴィンセントを置いて逃げる確率、100に限り無く近い99。残りの1は道端に金貨袋がある場合。)…(黙って聞いて、)…かぁーっくいーい! いやもうホントッ、ヤバいね! 使命に生きる男なんてねー、くーっ。 お芝居みて! や、悪口じゃなくてっ。(見せる横顔に浮かぶ笑みは、嫌味や揶揄は無いように見えよう。 事実、男は本心を口にしているのだ。 エピソード云々は、代金保護の為の物であったけど。)奥さんは泣かさないようにねー。 [Thu 22 Dec 2005 15:01:06]
ヴィンセント > 切実、だな。 (くく、失礼だとは思うたが小さく笑い声を漏らしてしまった。) ああ、その点については心配ない。アンタ様がちゃんと仕事してくれたら、ちゃんと払うさ。 (とりあえず――逃げ足のスピードででは負けそうな予感。ブラックサンタさんどころの騒ぎじゃない、かなり切実…!) ――…。 (考え込んだ。それなりに覚悟はしたつもり。この街に踏み入るほどだから。 ―― 嗚呼、どこまで行っても、“それなり”だ。) 文物には…相応の価値があるんだ。いかなる背景があっても、それが歴史上から拭い去られるのは―…俺には耐えられなくって、な。 (最近、砂を吐くようなせりふが自然になってきた。書庫で文学表現にばかり立ち向かっているせいか。 恥ずかしさ故に、男は少しうつむいて、とことこ彼の後を離れずに付いていこう。) [Thu 22 Dec 2005 14:51:15]
マイト > つーか、ね。 此処で売ってるからにはそれなりの理由が在る訳だよ。 物一個一個に、タチの悪いエピソードがある訳。(とん、肩を叩く、布の中の長柄。)旦那はちょっとお人好しっぽいけど、そんなの知ってて買えちゃったりするー? [Thu 22 Dec 2005 14:47:42]
マイト > (相手を殺傷する覚悟こそが戦闘力に通じる。 相手の痛みを知らなければ、それはきっと最強になれるのだろう。)若さ爆発だねー。 旦那はどお、最近若い生活してるー?(にへ、ちと振り返って笑み掛けて。)え、大丈夫、支払い。 旦那からお金貰わないと、俺はクリスマスを越えらんないかも! サンタが棺桶持ってくるよ!(声に切迫の気配。)大丈夫。 俺も逃げるから!(振り返ってウインクバチーン。) [Thu 22 Dec 2005 14:44:58]
ヴィンセント > (寧ろ、こぶしが砕けるのではないかとか心配するようなよわっちぃ輩。実際其処まで力が無いわけでも無かろうに、心の強さが決め手。精一杯、四方へと神経を張り巡らせて、彼の答えに頷いたり。)  ほぅ…、若いな。 (果報な稼業を、とはいわなかった。理由はたぶんそれぞれ。彼の迷い無い歩みに、安心感も幾分か沸く。) ―… いや、買うかどうかはわからない。俺は余り金持ちな方じゃない。 (ただ見に行くのだけだ、と小さく漏らした。本物が集う、という噂を、この目で確かめに。) 怖い用心棒とかいたら、すぐに逃げるからそのつもりで、な。 (なんて、珍しく軽口を。) [Thu 22 Dec 2005 14:38:05]
マイト > (あぁ、ノリが表の人。 不用意に手を伸ばそうものなら、カウンターの右が飛んで来ても怒れないのが此処の常。)あーれ、何か違ったかなー。(歩き出せば、見るのは最早前のみだ。 襲撃が想定される場所への視線と、それに対する警戒を意識に置いて、記憶の中の地図を辿る。)マイト・イズライト、ハタチ。 好物はお肉っ。なんでもいいので!(食糧事情が知れた。金なし。)えーまー、旦那みたいな方を護衛したりー、ちょっと大事な会議の用心棒をしたり。(ギャング紛いの連中にも、少しは顔が利くのだ。少し。)ヤボな事聞くけど、旦那は何買うの。 [Thu 22 Dec 2005 14:33:11]
ヴィンセント > (彼の動きに、一歩引くとか生理的によけようとするような動作は示すが、基本的には甘受。) いや、あ…。 (大物のオーラなんて、これっぽちもないのじゃないかと思う。戸惑いの反応を示すも、双眸には僅か期待が光る。一人でほっつき歩くよりずっとましだ。) カビ臭い…。ははっ、そんなところだな。 (違ってはいない、と漏らすのは苦笑。) マイト君、だね。 (己より幾分か年下の彼を、君付けで呼んで、素直に付いていくであろう。 ―… 無論、百パーセント信用した、というわけではないが、一縷の警戒は頭の片隅に。) 商売は、護衛かね? (なんて、歩きながら四方山はなしでも。) [Thu 22 Dec 2005 14:26:00]
マイト > あーあー、レメゲトンね。 知ってる知ってる。 何だか分かんない、カビ臭い物売ってるアレだ。(ヴィンセント指差し問うて、確認をせん。)ちょっと掛かるけど、まーこのマイトが居りゃぁ確かな満足ってもんで! 列からはぐれちゃ駄目ですよー。(カモン!とばかり手を振って、男はくるりと踵を返す。) [Thu 22 Dec 2005 14:22:41]
マイト > (強盗。そう見られるも、間抜けな笑みでクエスチョンを頭上で遊ばせるばかり。 というか有り得る。 …カッ。)グッドッ。(サムズアップ!)もう旦那、太っ腹! なんていうか、最初っから大物のオーラ持ってたしね! あぁ、肩に埃がっ。(ぐいんとランクが上昇し、上客扱いへ。 駆け寄っては、そっと肩の何やらを摘み上げんとしつつ。)んでー、さ…(先払いの夢は露と消え。 頂戴の手は墜落した。) [Thu 22 Dec 2005 14:19:44]
ヴィンセント > (――…足元見られた感は否めない。が、が。場所が場所故に、確かに一人より二人のほうがありがたい。もっと言えば、もし断れば、目の前の彼が強盗に早変わりしないとも限らないとか、失礼な想像も。そして、またしばしの沈黙を破り、ぼそぼそと風に流れそうな声。) 一万。 ―… 探しているのは、「レメゲトン」と言う骨董品屋。見つけてくれるなら、払おう。 (どうだい、と沈黙して答えを待つ。 貫禄とか威圧感とか、てんてん何も無い。垂れ目がちな中年男。) [Thu 22 Dec 2005 14:14:31]
マイト > (彼の思案する様子には、後ろを向いて拳を引いたッ。ゲッツ! …五千… きょろ、と青い眼は他所を向き。)もちっとイロ付けてくれるとー、旦那を真っ当なトコまで案内しちゃったり。 なんかしたりー。(そんな独り言を、ヴィンセントに聞こえるようにはきはきのたまう。) [Thu 22 Dec 2005 14:08:32]
ヴィンセント > (もとより、人と話すことが不得手な男。初対面ともなればいっそうに。加えて、場所柄からか、相応の警戒心も妨げとなる――…はずだった。 だけど、彼の屈託の無い口調が、幾分か気分を和らげて。)  う…むぅ。  (思い返してみれば、確かに無用心であったのかもしれない。もっと早くに、馬車と別れるべきであった。彼の様子を、何度か胡桃色は行き来して、やがて小さく紡ぐ。) ―… 五千。 (護衛としては、安い部類にはいること間違いなし。そんな額を、大胆にも提示して。おなじように、ちらっと様子を伺うのだ。 ―― 如何? ) [Thu 22 Dec 2005 14:04:23]
マイト > やーっぱしね! だと思ったんだぁ。(一人感心、頷いた、後。 く、といやらしく口の端を持ち上げた。 肩越し、奥へと親指向ける。)つってもね、止めた方がいいね。 この奥はロクでもないぜー? 旦那が馬車から降りたの見た奴、たっくさん居るんだから。 旦那はどーなっちゃうのかなー。 強い護衛が居さえすりゃーなー。(最後は最早独白に近い。 そして、ちろ、とヴィンセントを見るのだ。)とか、思わない? [Thu 22 Dec 2005 14:00:27]
ヴィンセント > (指は、自然に自分の胸を指した。 俺か?という疑問符が頭上に見えそうな勢いで。漸く、周りに彼の呼びかけに相当しそうな他人がいないことを確認して――その問いに、ひとつうなずく。) [Thu 22 Dec 2005 13:55:39]
マイト > (呼び声は、道の脇。 オープンカフェの茣蓙版の一角より聞こえた。)釣りはいらないよっ。(店の奥へとヘージよろしく、丁度の金額を投げ付けた。 互いの間合いの外で、こんちわ!とばかり右手を挙げるは長い包みを担いだ男。)この奥、行くんだろ。(にい、と人懐こそうに笑う。) [Thu 22 Dec 2005 13:53:28]
ヴィンセント >  ん…? (声、探る。) [Thu 22 Dec 2005 13:51:26]
お知らせ > マイトさんが入室されました。 『だーんな。』 [Thu 22 Dec 2005 13:50:56]
ヴィンセント > ( 「――大人。」 と、又彼が呼んだ。これ以上は付き合えない、とその双眸が訴えていた。男は小さくため息をついて、規定の料金にかなりの額のチップをつけて、彼に渡した。 )        (馬車から降りると、あっという間に、馬車は街へと消えていった。先ほどまでの道とは違い、人影が少ない。空を仰げば、厚い雲が陽光を遮っていた。)    ( ―… ため息、白く大気を濁らせて。 通り沿いに、一軒一軒の店を覗きながら歩き出す。) [Thu 22 Dec 2005 13:46:54]
ヴィンセント > ( ―― まぁ、言ってしまえばそれだけだった。独自に調査を進めて、場所の特定を一部区域に定めることができた。そうして、通りすがりの馬車を拾い、それなりの準備を整えて踏み入ったのだ。 ―… 危険な場所であることは重々承知。虎穴にいらずんば、という奴だ。) そこを右に頼む。 (ぶつくさ文句の絶えない御者を宥めすかせながら、特定した区域へと進路を指示していく。さて、ここから先が問題だ。 ―― 特定できたのは、“一部区域”までであった。酒場の流説だけで調べ上げたにしては、よくできたほうだとは思う、が。)      ( ―― やがて、奥まった道の一本に。 … いかにして、絞り込むべきか。 ) [Thu 22 Dec 2005 13:38:11]
ヴィンセント > (「本当にいくのですか、あたしゃこれ以上、正直奥へはいきとう無いのですが。」 彼は、たどたどしい共通語で、概ねこのような内容の言葉を告げた。 ああ、と男は無意識のうちにうなずいて、外で馬を操っている彼には見えないことに気づき、慌てて声に出した。) チップは弾む。何も、其処まで送ってくれとは言わないから。 ―… もう少しだけ先に、頼むよ。 (コートのボタンを全部閉じて、背中に縛りつけた剣が隠れるように。おおぴらに武器を見せて歩くのは、賢明とはいえないだろう。 … とはいえ、もしいざ何かに出くわせば、準備に時間がかかるこの仕様でも、如何かと。 … 思えど、選択は結局せねばならずの。)      (情報を手に入れたのは、調度一週間前のことだった。暗黒街の裏通り沿いに、興味深い骨董品を扱う店があると。) [Thu 22 Dec 2005 13:27:03]
ヴィンセント >    (それで、今までアマウラ系とばかり思っていた彼が、実はティアンの系統であることを知った。 もとより、共通語の発音が不確かなので、地元の人間ではあるまい、とは思っていたが。) 何だね? (質素な馬車が、この町では比較的に人の通りが多い区域を走っていた。その後部の席から、くぐもった男の声。 … 鼻かぜが後に引いていた。じゅ、と鼻汁をすすり上げて。) [Thu 22 Dec 2005 13:19:32]
お知らせ > ヴィンセントさんが来ました。 『(  ―― 「大人。」  と、御者が呼んだ。 )』 [Thu 22 Dec 2005 13:16:59]
お知らせ > アクアクさんが帰りました。 [Tue 20 Dec 2005 17:54:14]
アクアク > (堪らず、駆け出した。) [Tue 20 Dec 2005 17:54:13]
アクアク > (せめて自分を慰めるかのように、今日は月が出てくれるかしらって空に思うくらいで、) (顔を上げようとしたら、)         (――鼻が何かを察知した。) …。 (ウサギみたいに上体を立たせて。ヒク、と小鼻が動く。) (良い匂いがする。)      (何処からだ。) [Tue 20 Dec 2005 17:47:31]
アクアク > (狩りもロクに出来ない餓鬼が生意気を云うのではないと、つまりそう云うことであったが。 それでも、退屈は食えないし腹にも堪らない。) ア゛フ゛ル゛ウル゛ル …。 (鼻を鳴らした。)      (野良犬と喧嘩でもしてこようか。 ――のそ、と歩き出して。) [Tue 20 Dec 2005 17:43:20]
アクアク > (食い終わり、と云う事はないから、餌を探しにいけば良い。それで大抵の暇は潰れるのだ。) (…だが、其れがつまらない。)      (同じことの繰り返し。繰り返し。) ヌ゛ヴヴゥ゛…。 (「遊びたいお年頃」なのだと猫に訴えたら「馬鹿か」と云われたが。) [Tue 20 Dec 2005 17:39:47]
アクアク > (濡れた音は子どもが拍手するように何度か続き、水溜りが半分くらいになってしまった頃、) (痩躯は漸く顔を上げた。)       ( じゅる ッ ) (顎に伝った一滴まで舌で舐め取って。) ア゛クィ゛ タ゛ー…。 (短い眉はハの字になった。) [Tue 20 Dec 2005 17:32:02]
アクアク > ( ぺちゃ )     ( ぴち ゃ  ぺちゃぺちゃぴちゃ、 ) (石畳の歪みに出来た水溜り。夜の内に雪か雨でも降ったのだろう、日陰の其処で。) (傍に蹲り、野良犬のように長い舌を伸ばしていた。) [Tue 20 Dec 2005 17:27:33]
お知らせ > アクアクさんが来ました。 [Tue 20 Dec 2005 17:24:19]
お知らせ > アクアクさんが帰りました。 [Mon 19 Dec 2005 14:29:40]
アクアク > …ア゛、  マ゛マ゛ ー…? (「未だよ」)     (猫に云われて、ちょっとだけ肩を落とした。) [Mon 19 Dec 2005 14:29:39]
アクアク > (人々の恐怖、苛立ち、そう云った類の感情は立ち上っているのだと肌が感じている。 まるであの蔓と同じだ、留まることなく成長してゆくのだから。) (尤も、其れは食えやしないので、痩躯は殆ど関心を寄せていなかった。)       (其れよりは空を仰ぎ、雪の降るのを切望している。) [Mon 19 Dec 2005 14:24:15]
アクアク > (風に乗ってくる気配。) ゲヘヘ。 (なんとなく、痩躯は笑った。)       (楽しみにしている。楽しみにしている。 鳥籠の扉が開くのを。扉の鍵が早く壊れますように。) [Mon 19 Dec 2005 14:21:25]
アクアク > (尖塔と、其の向こうに聳える塊を眺めていた。 高いところに上ると、アレらと同じ高さでものを見ている気分になる。) (頭が軽い痩躯は、風船のように此処まで上って来、そして花見のように其処で骨を齧っていた。最近 気に入りの菓子だ。)     (白い息が流れる。 こンな場所の影になぞ、地上の誰もは気付かないンだろう。…同じものを眺めているのに。) [Mon 19 Dec 2005 14:11:30]
アクアク > (屋根の上に座っていた。 高い場所だ。平らな屋根だ。そしてそこそこ立派な建物だから、今日は足元が崩れるなンて心配は無いだろう。) (ちらと見下ろせば、ヒトは小さく見える。公開私刑も詳細がよく見えないほどに。) [Mon 19 Dec 2005 14:05:41]
お知らせ > アクアクさんが来ました。 [Mon 19 Dec 2005 13:58:46]
お知らせ > アクアクさんが退室されました。 [Sun 18 Dec 2005 12:08:51]
アクアク > (猫だけ、溜息を付いたように見えた。) [Sun 18 Dec 2005 12:08:50]
アクアク > (思ったら身体がウズウズしてきた。 ガリガリッ、神経質な人がペン尻を齧るみたいに、死体の骨を齧って噛み砕いて。) キヒッ ヒヒ ヒヒヒ …!! (いても立ってもいられなくなった。無性に走り回りたくなった。) ア゛ア゛ア゛ アアア゛!!! (狂った叫び声を上げながら、痩躯は走り出した。) [Sun 18 Dec 2005 12:08:42]
アクアク > (若しかしたら、若しかしたら、)     (あの緑色が町を埋め尽くしたなら、この町という檻はブッ壊れるのかしらン? そうしたら、外に出られるのかしらン?) … ケヘヘッ。 ゲギャギャギャギャギャギャ!!! (そンな 上手くいく 未来はあるのかどうか解らないけれど、痩躯の中ではすっかりありえる話になってしまったらしい。…心は遠く、常冬のもとへ。) (未だ雪の降らぬ空を仰ぎ。) [Sun 18 Dec 2005 12:05:45]
アクアク > (だからコレで我慢する。東方で米を主食とするように、痩躯は日々死体を消化していた。 たまに別のものも齧るし、野良犬も噛み殺して血を絞ったりもする。) (何でも良いけれど、数が多いのがヒトだったというだけ。)      (歯型が腕にまで到達したとき、痩躯は骨を齧りながら何と無く笑った。) …ゲゲッ。 (魔女の連れるヒキガエルが笑うように。) [Sun 18 Dec 2005 12:01:24]
アクアク > (猫に問えば解ったかもしれない。 けれども「アレはなに」と指差して見せる前にトゲトゲは去って行ってしまったし、そもそも痩躯は死人の指を齧るのに忙しい。) (尤も訊ねた所で、賢い猫達は何も口を開かないのだろう。自分の命を守る為に。)      … フ ヴヴヴヴ…、 (のっそりと顔を上げた。 唇にこびり付いた腐臭を長い舌で舐め取り、明るく冷えた昼の空気に眼を細めた。) (おなかがすいた。) (最近ヒトの騒ぐ緑色は喰ったら美味いンだろうか? けれども猫が「駄目」と云ったから近づけないのだ。) [Sun 18 Dec 2005 11:53:54]
アクアク > (誰のものとも知れぬ腕をポリポリと齧りつつ、空き地から空を見上げていた。)        (金色の トゲトゲ が塔に止まっているのを見ていた。でっかいでっかい蝶かしら? と思う。) (だが、あのトゲトゲかヒトビトかアクアクか――誰かにとって幸運だったのは、目撃者が 其れ を 其れ だと判断出来る脳味噌を持っていなかったのと、喋る口からは奇声しか漏れない事だ。) [Sun 18 Dec 2005 11:43:43]
お知らせ > アクアクさんが来ました。 [Sun 18 Dec 2005 11:36:25]
お知らせ > ヘレラさんが退室されました。 『 …まァ、当分は傍観者で良かろ。 』 [Sun 18 Dec 2005 10:49:55]
ヘレラ > …ダブルシスターも忙しいしナ。 ( 時計塔からそう遠くない名物教会の二人のシスター。 魔女、エレナ=ストーンズに成り済ます悪魔の住居もその傍にある雑居の4階。 常々その動向を観察しているが、どちらも今は教会の仕事とは別に忙しいようだ。 ) [Sun 18 Dec 2005 10:48:38]
ヘレラ > ( ばさばさばさ、と翼を震わせて1つ伸びをする。 肘から先の無い両腕をコツン、と塔の屋根に着いて猫のように大きな欠伸。 こんな真昼間から正体も隠さず堂々としたものだが、昼間からこんな塔のてっぺんを見上げるようなヤツは暗黒街には居ないだろうという油断。若しくは侮り。 ) [Sun 18 Dec 2005 10:40:29]
ヘレラ > ( 積極的に誰に手を貸す予定も無いし、今回の件に口出しする気もない。 『どっちかが勝ってどっちかが死ぬ』だけだろうし、どっちもどっちかな、などと勝手な予想をするだけ。 見世物としては面白いし、渦巻く負の感情が街中溢れ返っていてとても清々しい。 長続きはしないのが惜しい所か。 ) [Sun 18 Dec 2005 10:35:00]
ヘレラ > ( 一般公開されている情報や飛び交う憶測。 そんなものも見て聞いて回ってみた。 そもそも根本的に幾つかが間違っているし、見当違いな想像が大半で、思わず教えてやりたくなる。 無償でなど馬鹿馬鹿しいが。 ) ――――くふふ、怒るかナ? 『GualnpthEllhHellelhは同胞では無いのか!!』 トカ言って。 ( 馬鹿馬鹿しい。 お友達作って仲良く和気藹々なんてイキモノのわけがないだろう。 誰かが困ったりするなら、それは誰だって構わないわけで。 自分以外ならば。 ) [Sun 18 Dec 2005 10:31:42]
ヘレラ > ( 久しぶりに良い「食事」にありつけたものだ。 ようやく果たされた契約を貪り、悪魔は眠たくなるような満腹感を満喫した。 高い高い時計塔の尖端、深くしゃがみ込んで遠く蔓の塊を眺めながら金色の金属光沢を持つ不思議な可変翼をはためかせる。 悪魔はアレが何だか知っているし、大体の経緯も想像できた。 絶対に自分とは敵対しない存在だし、仮に奴がこの街を全部飲み込んでもそれはそれで構わない。 今とはまた違った住み易さになるだろう。 ただ。 ) …よりにもよって丸ごと(・・・)か。 莫迦なヤツも居たものだナ。  [Sun 18 Dec 2005 10:26:27]
お知らせ > ヘレラさんが入室されました。 『 After the meal./満腹悪魔は塔の上 』 [Sun 18 Dec 2005 10:20:29]
お知らせ > デュラハンさんが退室されました。 『数分後、何事も無かったかの様にその場を立ち去って』 [Sun 18 Dec 2005 01:17:57]
デュラハン > ・・・・・・・・・。(足が外れない。何?やっぱりお約束ですか?なんて言葉は孔雀鳩の呟き。)不味いですね。(いろんな意味で不味い。不幸中の幸いか、先ほどから人通りはまったく無いのだが、いつ人が来てもおかしくは無いこの場所。さっさと張り付いた足を外してどうにかしないといけないと思いながら)とりあえず立ちますか。(片足を掴まれた様な状態でゆっくりと立ち上がる。) [Sun 18 Dec 2005 01:17:03]
デュラハン > (少しの間の黙考。靴の感覚から壁がしっかりとある事、視覚的にも壁に変化がない事を理解すると。)これは・・・・回復したのか?(指先や肩を小刻みに震わせて。待ち望んでいた結果というのは思いがけない事から出たりする物、誰かが言ったそんな言葉が頭によぎる。)これで幾分かは動きやすく・・・・・。(ポツリ呟いて。しかし、喜ぶにはまだ早い、この力を以前の様に自由に使えなければまったくの意味が無いわけで。ゆっくりと立ち上がろうとする。) [Sun 18 Dec 2005 01:10:23]
デュラハン > (蹴りを放ったはずの足の裏がピタリと壁に張り付いていて。まさか蹴りを入れた瞬間に自分の望んでいた結果が出たとは思わず)・・・・・・は?(その場に倒れたまま、自分の足の先を凝視する。仮面に描かれた表情は笑うピエロのものだが、透明な男の本当の表情は呆気に取られたそれで。突如おきた予想外の状況に、自分は馬鹿力ではないがたまたま壁が脆くて突き刺さったんじゃないか?と考える。実際そんな事はありえないのだが、こんな状況ならばそう考えてしまっても不思議ではないかもしれない。 [Sun 18 Dec 2005 01:02:40]
デュラハン > (その上細い道でこんな事をすれば、当然仰け反って背中の壁にぶつかってしまうのだが)どわっ!(何故か壁にぶつかる事は無く。変な声と共にその場に倒れこんでしまう。すぐに起き上がろうとしたが、頭に伝わるのは変な感覚。)ん?(誰かに足を掴まれているような感覚と共に上げられているように感じる足を見やれば) [Sun 18 Dec 2005 00:53:49]
デュラハン > (普段から落ち着いた礼儀正しい紳士?と言う奴を演じているが、それでもやはり根本的なところは悪魔。イライラしたりはするもので。)クソッ!(壁から離した足をゆっくりと上げると壁に蹴りをお見舞いして。しかし、所詮は人と似たような体、力を入れてければ結果は分かりやすい物で)いっ・・・・・・・。(怒りに任せて蹴ったは良い物の、予想以上に硬い壁の反撃に足に痛みが走る。) [Sun 18 Dec 2005 00:47:50]
デュラハン > (不完全な受肉が原因で失った能力。それが戻っているのかを確認するための行動。ただ、快方に向かう兆しはまだ一つも無いのだが・・・・)ふーむ・・・・。(グリグリとしていた足を止めると、今度はすり足の要領で足を下げていく。しかし、望む結果が出る事は無く)む・・・・・。(仮面の下見えない顔の片眉を吊り上げて。) [Sun 18 Dec 2005 00:40:13]
デュラハン > (そのまま足で踏み固めるように数回程、体重をかける。無論、踏みしめられている壁は微動だにしない。この男も別にこの建物を蹴り倒そうとかしているわけではないので、問題は無いのだが。)ふむ・・・・。(何か気に入らないような事があったのか、顎がある辺りに手をやって。)まだ時期尚早なのでしょうかねぇ。(首を傾げながら再び壁に足をかけてグリグリと。) [Sun 18 Dec 2005 00:33:29]
デュラハン > (暗黒街でも比較的広い通りではなく、裏通りと呼ぶべきであろう細い通り。この場所には些か不釣合いなスーツ姿、その上にさらに合わないヨレヨレの外套を纏っている男が一人。靴の音が鳴ったが、それは地面を踏む音ではなく)(壁を踏みしめている?という不思議な状態。表現するなら「ケンカキック」「十六文字キック」「ヤクザキック」と色々言えるが、要するに壁に足をかけているのである。) [Sun 18 Dec 2005 00:26:30]
お知らせ > デュラハンさんが入室されました。 『裏通りに靴の音』 [Sun 18 Dec 2005 00:21:26]
お知らせ > イチさんが退室されました。 [Fri 16 Dec 2005 17:54:37]
イチ > (もう少しで全て消えていくようだ。) [Fri 16 Dec 2005 17:54:10]
イチ > (あの日から少しずつ、ガタのキていた筈の脳味噌が昔のことを引っ張り出してくるようになった。その所為だ、たぶんその所為だ。小心者の己など、何も残せぬまま消えてしまっておくれ。いっそただの木偶人形になっておくれ。血の染み込んだ、クマだかなんだかわからない、やさしい想いの詰まった人形より、果てしなく価値は劣るが。つらいようだ、寂しいようだ、でも) [Fri 16 Dec 2005 17:53:43]
イチ > (血の染み込んだ木彫りの人形を、誰かが見つければ良いのだ。一番良いのはこの男の情人だかガキだかだ。仇だとか言って、誰か、殺しに来ればいいのに。最近、刀を握っていないと呼吸もできない) 悪い夢や (苦しんでいるようだ、悲しんでいるようだ) [Fri 16 Dec 2005 17:41:45]
イチ > (クマだかなんだかわからない人形を手の中、しっかりと握る。浮浪者よりも寒々しい出で立ちで、刀に着いた筈の血糊は矢張り消えうせて、その鈍さだけが冴え冴えとしていた。沈んだ男の眼が、どんよりと此方を見る。憎んでいるようだ、哀れんでいるようだ) [Fri 16 Dec 2005 17:34:47]
イチ > (この季節は早くも沈みきった日、真っ暗な夕方。寒いものだと信じ込んでいたが、思うほど寒さも感じない。ふと顔を上げれば周囲に見える人間と、自分とは、明らかに季節感の違った恰好をしていた。)   くっく。化け物め…。(ほら、もう嘲笑う以外に何の感慨もない。) [Fri 16 Dec 2005 17:29:45]
イチ > (木彫りの人形。)………。(クマだかなんだかわからないが、生き物の形をしていた。情人だかガキだかにやるつもりかと、仕留めた男を見ればもう息はなかった。何も言わず、拾う。白っぽい木の材質に、男の赤が染み込んでいた) [Fri 16 Dec 2005 17:21:52]
イチ > (手応えが合った。ごそっと手を突っ込み取り出したのは、そんなに重くもない財布だったがとにかく自分の懐へ入れる。それからマフラーを剥いでやろうとしたが、財布のついでに男の懐から転がったものがあった。) [Fri 16 Dec 2005 17:19:51]
イチ > (と崩れた男の、虫の息を繰り返す胸元から服を剥ぐ。だが目的のものは見つからず、と言って表情を変えることもないまま腰の辺りを探る。) [Fri 16 Dec 2005 17:12:22]
イチ > ( ドシャ ) [Fri 16 Dec 2005 17:10:45]
お知らせ > イチさんが来ました。 [Fri 16 Dec 2005 17:09:55]
お知らせ > ジャスティス@暗黒街教会さんが退室されました。 『それじゃあ、私も行きますか!』 [Thu 15 Dec 2005 20:56:01]
ジャスティス@暗黒街教会 > まだ……行ってないよね。 (食堂においておこうか、それともアザリーの部屋においておこうか……) アザリー、自分の部屋で寝るのかな? (それなら、ベッドの枕の上にでも置いておこう) よし! (そうと決めればアザリーの部屋に上がって手紙を老いて) [Thu 15 Dec 2005 20:48:37]
ジャスティス@暗黒街教会 > …… (カリカリ、と食堂にペンの音が響く。インクも羊皮紙も質が悪いのでなかなか分は進まない) よし。 (文面を確認して一つ頷く。羊皮紙には『今回ジャネット様の剣は、アザリーが持っていきなさい。今回は私は使えないから。又お互い無事で出会えますように』 [Thu 15 Dec 2005 20:43:38]
ジャスティス@暗黒街教会 > ……現場は凄いことになってるらしいし、落としたり絡みとられたりしたら目も当てられないし。 (ジャネット様に、アザリーのこと守ってほしいし。そっと鞘をなでる) ……!!そうだ、もういっちゃったのかな? (眠ってるんだろうか?そうなら、ベッドの横にでも立てかけておこう) [Thu 15 Dec 2005 20:17:04]
ジャスティス@暗黒街教会 > (準備は万端。スコップと、ナイフ……。メイス、メイス…メイスは……。持って行こう、おいていったほうが軽くなるけど、なんだか落ち着かない) ……これは。 (手にしたのはスモールソード。切り裂くための武器じゃないから、使えない……) そういえば。 (アザリーが、夢の中で宝探しをする、なんて話していた) もっていけるのかな? [Thu 15 Dec 2005 20:06:23]
お知らせ > ジャスティス@暗黒街教会さんが入室されました。 『さて……』 [Thu 15 Dec 2005 20:01:57]
お知らせ > アクアクさんが帰りました。 [Wed 14 Dec 2005 20:47:40]
アクアク > (一日は飯探しの時間に等しい。) [Wed 14 Dec 2005 20:47:39]
アクアク > (尻尾の生えた奴は昨日と今日で何人か食べた。後何人か分食べたはずだけれど、最初からばらばらだったから良く解らない。 数は数えなかった。意味が無いからだ。)     (野良犬も食べた。) …。 (今日は、何を食べよう。 木箱は齧っていて口に刺さるから余り好きではない。) [Wed 14 Dec 2005 20:43:01]
アクアク > (薄い胸が深く呼吸を繰り返していた。感想して冷え切った冬の空気。 身体中の熱を根こそぎ剥ぎ取ってゆくようだ。)     (なんと心地良いのか。) …アア゛…。 (身体の調子が良くなった、と思う。) (だから腹が減る。)    (尖塔から、視線を路地の方に移した。今日は何を食べよう。) [Wed 14 Dec 2005 20:36:34]
アクアク > (アレで空を突付いたら、月を獲る事は出来るのかなあと思う。長い棒で柿を突付いて落とすみたいにだ。 頭の中では実に簡単に出来てしまうのだけれど。) (空想なら簡単だ。空想なら何でも出来る。 最近はそうやって、物思いに耽る事が多くなった。)      (足元では猫が退屈そうにしていた。) (先程夕餉を終えた彼女らは眠たいばかりなのだろう。) [Wed 14 Dec 2005 20:30:51]
アクアク > (曇天なのは少々残念だ。)        (月が見えない。月が見えない。) (教会の尖塔を眺めながら、酒場の屋根に痩躯が居た。) [Wed 14 Dec 2005 20:25:18]
お知らせ > アクアクさんが入室されました。 [Wed 14 Dec 2005 20:23:43]
お知らせ > 桜炎さんが帰りました。 [Tue 13 Dec 2005 23:45:31]
桜炎 > まあ……とりあえず、今日の寝床さがさないとね……(ぽつ、と呟き。賑やかな街へと向かっていく――) [Tue 13 Dec 2005 23:45:28]
桜炎 > ……懺悔でもしたいのかな(其れこそらしくない。思わず笑みを漏らし、くるりと踵を返す。)――そのうちね(呟く言葉は何に向けてか、小さく笑みを浮かべ) [Tue 13 Dec 2005 23:40:20]
桜炎 > どうしたもんかな…(歩きながら考える仕草。空腹は満たされたのだから、これ以上此処に用は無い。けれど……此処には教会があるはず。自然、向かうのはその場所で)――光に嫌われたものにはふさわしくない、か(く…と笑みを浮かべて、足を止める。) [Tue 13 Dec 2005 23:30:52]
桜炎 > (ちらりと中を一瞥し、何事も無かったかのように通りを歩く。運がよければあの男は誰かが見つけてくれるだろう。元々は、何を勘違いしたのかしつこく声をかけてきたあの男が悪いのだ。建物の中に入れてあげただけ感謝してもらいたい。ふと、微か血の香りがした気がしてもう一度、袖口で口元を拭う。誰にも見られては居ないともうが……さっさと離れたほうがいいだろう) [Tue 13 Dec 2005 23:22:19]
桜炎 > (ちらりと中の様子を見るが、出かけているのか元々居ないのか、だれも居ないようだ。ほっと息を吐き、男を壁に寄りかからせる。建物の中だ、外よりは暖かい冷えて死ぬことは無いだろうと考えて。運び終えるとぱんぱんとほこりを払う仕草)動物よりはましだけど……(贅沢を言っても仕方ない……。生きる為には仕方ないのだから。小さく息を吐くと、辺りを見回しながら建物より出てくる。当然、男はそのまま建物の中に放っておくつもり) [Tue 13 Dec 2005 23:17:17]
桜炎 > (人通りの少ない裏路地、そこに佇む吸血鬼――。辺りに漂う僅かな血の香りと、口元を拭うその姿。足元には一人の男……もし、誰か見ていたのならば一発で分かっただろう)……不便だね(ポツリと呟きながら、その場にしゃがみこむ。死んではいないはずだ、ただ吸血によって気を失ってるだけ。半ば引きずるようにして起こすと、適当な建物へ引きずる。) [Tue 13 Dec 2005 23:12:04]
お知らせ > 桜炎さんが入室されました。 『(ぴちゃり…聞こえたのはきっとそんな音――)』 [Tue 13 Dec 2005 23:06:18]
お知らせ > アクアクさんが退室されました。 [Mon 12 Dec 2005 02:26:37]
アクアク > (時計塔の窓に霜が降り、薄く凍りついた。) [Mon 12 Dec 2005 02:26:36]
アクアク > ヒヒヒヒヒヒハハハハハハハ… ……!! (甲高い、狂ったような声が零れた。窓から滴り、一陣の風のように。) [Mon 12 Dec 2005 02:25:24]
アクアク > (じわじわと身体に染み込む冷たさ。湧き上がる何か。)      (今日は満月では無いけれど、胸の内に滾るような冷たさがある。心地良い。心地良い) [Mon 12 Dec 2005 02:23:34]
アクアク > (明かりが見えるのは、酒場か何か。)       (この街は夜でも眠らないものだから、地上にも星があるように見える。) …アア゛…、 (だが月は無いのだ。) (痩躯は空を見上げた。そこそこに大きな月が浮かんでいる。)     (にんまり、とした。) [Mon 12 Dec 2005 02:18:07]
アクアク > (そして結構な範囲まで見渡せる。 ぽっつり) [Mon 12 Dec 2005 02:16:44]
アクアク > (それ自体がでっかい日時計みたいなものだ。…夜は役に立たない。) (教会の尖塔に似ている。何かあるときに鐘を鳴らせば結構な範囲に響き渡るのだから。 例えば公開処刑の時間を知らせるだとか。)      (小窓から外が見える。) [Mon 12 Dec 2005 02:09:25]
アクアク > (馬鹿と何とかの言葉通り、頭の軽いいきものは、) (まさしく煙のように上ってきていた。――時計塔。) [Mon 12 Dec 2005 02:02:43]
お知らせ > アクアクさんが来ました。 [Mon 12 Dec 2005 01:59:11]
お知らせ > ヴェライエロさんが退室されました。 [Sun 11 Dec 2005 19:57:10]
ヴェライエロ > (こンな、人相手にビビッてるのだから、)     (牙持つ人など、どうやって狩れば良いのだ。) (溜息の尽きない帰り道だった。) [Sun 11 Dec 2005 19:57:09]
ヴェライエロ > (雑踏は平和だ。)      (この界隈で平和とか云う単語を使うのもアレだが、平和だ。 少なくとも今、男にとっては望んだ景色だった。…怖い顔の集団は追いかけてきていない。)      (溜息が長く、伸びた。) (よろり、と通りに出て。やっと歩けるようになった。) [Sun 11 Dec 2005 19:55:26]
ヴェライエロ > (「誰だって良い」のだと思う。取り合えずそう云う特徴の奴をボコしてきた、と云うのが必要なのだ、彼らには。) (他の人には悪いが、自分が身代わりになる程自己犠牲の精神は出来て居ない。)      ――…、 …、 (元々薄い呼吸が糸の様に細くなっている。) (暫らくして、…そゥ、と通りを覗こうと顔を出した。) [Sun 11 Dec 2005 19:48:22]
ヴェライエロ > …… 誤 解… だ  ッッ…! (知らない。自分は知らない。 頬の辺りに傷の似合う方に喧嘩なンか売った事が無い。) (「細くて前髪の鬱陶しい男」が、「兄貴をやった奴」らしい。) ……… そ ンなの…ッ、 (腐るほど居ると云うのに!) (暗がりに隠れて、息を潜めていた。…撒いたか?) [Sun 11 Dec 2005 19:41:28]
ヴェライエロ > …… … ……ッ、 (ぜ、と薄い胸が膨らんで沈む。)      (冷たい壁に凭れ、呼吸を落ち着かせた。) [Sun 11 Dec 2005 19:36:02]
お知らせ > ヴェライエロさんが来ました。 [Sun 11 Dec 2005 19:34:46]
お知らせ > アザリーさんが退室されました。 [Sun 11 Dec 2005 02:58:35]
アザリー > ( そしてその次はいつも通り、自らに対しての問いかけと誓いを。 前を向いていこう。 この身を削り出来る限りの事をして、少しでも良い未来へと繋がる力になろう。 時は進んで行く。 今は振り返る時じゃない。 そう、私は成長している。 もうじき私は、16歳になる。 ) [Sun 11 Dec 2005 02:57:53]
アザリー > ( 水をコップ一杯飲んで、今夜も聖堂を訪れる。 繰り返しているようなデジャビューすらある、深夜の礼拝の時間だ。 酷く不信神な夢を見た気がして、漠然と懺悔した。 それから、もう少し雨を降らせて欲しいとお願い。 流石にこればかりは努力でどうにかなるものでもないし、それこそ、天の領域。 年の終わりを迎える頃だし、どうか穏やかにと願う。 ) [Sun 11 Dec 2005 02:52:05]
アザリー > ―――――っ、こほッ。 か、ァ…。 ( 空気が乾いているのか、急に噎せ返って二度、三度咳をする。 嫌な夢。 またあの夢。 此処暫らく見る、朧気な。 目を覚ますとあまり内容を覚えていないけれど、兎に角苦しくて悲しくて、吐き気すら催す夢だ。 カーディガンを羽織ってベッドを立って、鏡を覗いても別におかしな事は無かった。 当然だ、夢を見ただけだもの。 ) ……お水。 最近雨降らないし――――。 ( 去年の夏ごろもこんな事があった気がする。 異常気象か、全く雨が降らない季節。 農作物が心配だ。 ) [Sun 11 Dec 2005 02:46:14]
アザリー > ( 私は一生懸命だった筈だ。 村の誰もが前向きに、心篤く信仰した筈だ。 なによりもそれが届かない事が悔しくて、主を憎む。 でも其処で思い留まるのだ。 例えば順序が逆だったとしたら。 無念にも命を落としたから救わない神を憎むのではなくて、私が死人になったから、死人だから神を憎むイキモノになってしまったとしたら。 怖気がして瞳を開くと、矢張り世界は変わる事無く其処にあった。 地を這う吸血鬼一匹に何の関心も寄せず、ただ晴れ渡る月夜と、長く長く遠くの灯に続いている街道が其処にあるだけ。 私は涙すら流すことが出来ず、低く嗚咽を漏らして歩き続けた。 あるかもしれない。 あそこになら、吸血鬼になっても人の心を残す者を元に戻す術が。 ) ( 或いは、より多くの血を求めて森を抜けて出た怪物の餌食が。 ) [Sun 11 Dec 2005 02:37:16]
アザリー > ( 怖い夢を見た。 死んでしまった自分が吸血鬼になって、村から逃げ出す夢だ。 ) ( 死んでしまったことを、自分が皆にとって悪夢の残照であることを隠しきれないと悟って、私は森を駆け抜けた。 深い深い汚濁の中を掻き分けるように森を抜ければ、其処は何処とも知れない街道の端。 日中すら光の届かない森で5日を過ごし、外に出た私の瞳を陽光が焼く。 露に湿った木の洞に身を横たえ、日が落ちるのを待って眠る。 心身が休まることは無く、ただ機能を停止させてやり過ごすだけの時間だ。 明日には消えてしまうかもしれない。 恐れられ追われて杭を打ち込まれて苦しんで。 私はまだ死にたくは無かったのに。 やりたい事だって沢山あったのに。 それも叶わないのならどうして、屍にしがみ付いてまだ此処に居るのだろう? 捧げた祈りの無力を憎み、神を憎み、十字架の形をした細身の剣を抱いて眠った。 ) [Sun 11 Dec 2005 02:27:21]
お知らせ > アザリーさんが入室されました。 『 Pray/U Passing away days. 』 [Sun 11 Dec 2005 02:19:57]
お知らせ > ザブさんが帰りました。 [Sat 10 Dec 2005 23:09:42]
ザブ > (随分と軽やかな足取り。) (探索に似てるンだ、この感じ。) [Sat 10 Dec 2005 23:09:41]
ザブ > (勿論、足はそちらへ向いた。其処が薬屋じゃなくても、今なら笑顔で中を見て回るくらいの余裕はある筈だ。) おら、ちょっと退いてくンな。 (ナイフを突きつけて怒号を上げる男を押し退けて、) [Sat 10 Dec 2005 23:09:26]
ザブ > (建物と建物の間、遠くの景色。 何だか覗きの気分だ。)      (カツアゲか何だかの二人は無視するとして、その向こう。) (口を開けているのは、多分、…店、だろう。) [Sat 10 Dec 2005 23:06:27]
ザブ > 新しい店探すのにどンだけ苦労すると…、 (暗黒街のマップが欲しいと思う。勝手に更新されるようなのが良いな。 無いか。) …、――…? (細い路地の向こうに見えたものに、思わず足を留めた。) [Sat 10 Dec 2005 23:03:48]
ザブ > 勝手に店潰しやがってあンにゃろが…。 (ぶつくさ、歩きながら文句を垂れる。いつも見つけやすい場所にあるからって行き付けて居た店は看板が何処ぞへいってしまっていた。 焚火の種にでもされたろうか。) [Sat 10 Dec 2005 23:01:15]
ザブ > しまったなァ、ちゃんとオヤジに聞いときゃよかった。ヒト肉だったら料金返してもらうトコだ…、 (良く解らないタレの味が強すぎて、咀嚼する感触だけで辛うじて肉と解るようなものだから。) (辺りを見回した。) あー…、 (きょろきょろ。) 薬屋は何処だっけなァ。 [Sat 10 Dec 2005 22:57:13]
ザブ > なンだこの肉…何肉? (ガムみたいにくっちゃくっちゃと咀嚼しながら、女は暗黒街の雑踏に混じっていた。) [Sat 10 Dec 2005 22:55:11]
お知らせ > ザブさんが来ました。 [Sat 10 Dec 2005 22:53:07]
お知らせ > クーン@盗品回収さんが帰りました。 『やっつけ仕事完了。』 [Sat 10 Dec 2005 13:55:47]
クーン@盗品回収 > ―――さて。(と、迎えに来た執事に荷物全て任せると、簡単な報告書を羊皮紙にて書き留め) ……じゃあ、そういうことで。(お使い頼んで、自分は帰宅。だって用事がありますからね、う、ふ、ふ――。) [Sat 10 Dec 2005 13:55:38]
クーン@盗品回収 > (-2万とかもうほんと意味ないよネ!)  ……ふん。(結局5kでご購入。ありがとうございました――。) [Sat 10 Dec 2005 13:54:41]
クーン@盗品回収 > (ぼろっちいナイフって何だって言われれば、既に依頼リストで残っているのは武器類のアレだけ。おお、偶然とはいえひょんなとこから発見だ。 タダでよこせというのに、この親父がまた業突く張りな―― 交渉。) [Sat 10 Dec 2005 13:53:53]
クーン@盗品回収 > (-2万。うん、ちょっとすっとした――― さて、交渉も終わって、といったところでふと気付いたように、店主のカウンターの中に転がされた、ぼろっちいナイフに目を留める。ペーパーナイフ代わりに使われているよう、だ、が。)  ……これだけ買い物したんですから、そのナイフ一本、おまけにくださいよ。(ボロいんだからいいじゃない。[鑑定] [Sat 10 Dec 2005 13:52:39]
クーン@盗品回収 > (-2だけどやっぱり元値が、くそう! 次、人形っていうか妻。 そりゃお犬様のほうが高価いに決まってるよな―――。 交渉。 なんか寂しいですよねこの判定。) [Sat 10 Dec 2005 13:50:34]
クーン@盗品回収 > (無駄に-2万円とか。でも0になっちゃうので無効、おのれ――  次、わら人形。 交渉。) [Sat 10 Dec 2005 13:48:58]
クーン@盗品回収 > (元値。うぅん。 次、推理小説。 交渉。) [Sat 10 Dec 2005 13:47:48]
クーン@盗品回収 > (+1万。むぐぅ。 次、偽日記。 交渉。) [Sat 10 Dec 2005 13:47:23]
クーン@盗品回収 > (まずは金貨から。何時もの如く、如何わしく胡散臭い交渉が始まる――  交渉。) [Sat 10 Dec 2005 13:46:02]
クーン@盗品回収 > (無駄に確定!無駄に完璧!) うわあもう―― 使用後ちゃんと洗ってんでしょうね?(汚物でも見るような目で人形眺めつつ、さすがの巨大さに援軍(執事な)を呼ぶ。ある意味において、此間の使用済みおまるより触れたくない逸品。) ……もう、このへんでいいでしょう。いいですよね?私はよくやりました。(そして疲れました。親父、お会計――。) [Sat 10 Dec 2005 13:44:20]
クーン@盗品回収 > (しかも此間見つけたドレスは女王仕様。もう、もうね!どんな夜の生活送ってるのかと!日記の中怖くて読めないよ!) ……まあ、まさかとはね?まさかとは思うんですけど一応。([鑑定]――っていうかこの判定、失敗する要素あるのか?) [Sat 10 Dec 2005 13:42:19]
クーン@盗品回収 > ――――。(振り向いた先、そいつは、居た。 大柄な女だった。ジャイアントと見紛うばかりの2mを越す巨体を持つ、気の強そうな女。  の、人形。)  空気嫁じゃないですかッ!! (夜のベッドの実用品。前妻始末してまで手に入れた結果がこれだと言うのか、依頼人!) [Sat 10 Dec 2005 13:40:46]
クーン@盗品回収 > (よし発見。以前書物で見た外見そのままであり、依頼人のリスト上にある特徴とも一致する。箒につるした箱へとダンク。) さて、そろそろ良い具合に集まったし、もうこのあたりで―――――。(店主の席へと向かいかけ、その刹那―― 何か、異様な気配、 を) [Sat 10 Dec 2005 13:38:23]
クーン@盗品回収 > (さて、次は―――人形が山と並べられている区画。ビスクドールからテディベアまで、観賞用の人形から呪いの人形の類の実用品まで幅広く。あったのか、こんなコーナー。) ……ふむ。(ざっと見渡し、わら人形を探す。目立つ外見だ、あればすぐに見付かるとは思うが―― [鑑定]。) [Sat 10 Dec 2005 13:35:25]
クーン@盗品回収 > うわ――。(とか考えてたら出てきてしまったぴたり一冊。依頼人への宛名入りサイン本。出てくるモンだなぁ――故売屋そのものが、まともに営業してる店の絶対数が少ないというものあるんだろうが。素人が生半可に手を出して儲けの出る商売でもなし、流通のポイントはある程度限られているものだ。) ……ワインでも探しておけばよかったですよ。(なんとなく悔しい。) [Sat 10 Dec 2005 13:33:20]
クーン@盗品回収 > む、これは―――今度こそ、本物に違いありませんね。(特徴はぴたり、筆者の名前もぴたり、これに違いないとよく調べもせず箱に投げ込み――日記に筆者名とか書かないだろ、とか良く考えれば解る筈なのにまたも偽物掴まされ。勝手に間違えてるだけだが。) ……次、推理小説。(どうせ本の山を掘り返してるんだから、ついでにもう一冊探し出してやろう。直筆サイン本なんてこの世に何冊もあるのだ、依頼人が所持していたただ一冊をぴたり探し出す必要は、必ずしもあるまい。避けた本を傍らに積みなおし、山がもりもり移動して――[鑑定]。) [Sat 10 Dec 2005 13:31:19]
クーン@盗品回収 > (本類書物類のコーナー、前に来たときも思ったが、この無造作な積み方はどうだ。本が傷むことを考慮に入れているのか。書物も扱う職業柄、釈然としない思いを抱きつつ山を切り開くように漁る、漁る。狙いは――まずは、日記帳。) ……前に一度、偽者掴まされてますからね。(――[鑑定]。) [Sat 10 Dec 2005 13:27:22]
クーン@盗品回収 > (備品であるらしい。が、何かを思いついたかのように2,3度振ると) ……えい。(浮かべてみた。浮かんだ。箒の要領で。) ……やればできるもんですね。(紐と箱を括り付ければ、簡易カートの出来上がりだ。見つけた金貨を、とりあえず箱にケースごと投げ込む。次。) [Sat 10 Dec 2005 13:22:47]
クーン@盗品回収 > ……ありましたね。あるところにはあるもんです。(ヴェイトス大学創立記念金貨。限定品らしいが、今のご時勢コインコレクターなんか殆ど居ないということだろう。居るには居るだろうが、記念金貨なんてモノ自体が珍しい。コレクションとして成立しづらいということだ。) ……さて、次。(と、ふと気付いたように、片隅に立てかけてあった箒を拾う。) [Sat 10 Dec 2005 13:21:14]
クーン@盗品回収 > さて……今日は久し振りに約束が入ってますからね。サクサクと終わらせましょうか。(彼女と会うのも何日振りか、仕事なんかほっぽらかして部屋を尋ねたい気もするが、立場上そうもいかない。急く気を抑え、棚を眺める。 まずは……うん、金貨とかどうだ。記念金貨。) 小物、小物……ああ、このあたり。(金貨。あるにはあるが、数が少ない。さて――[鑑定]。) [Sat 10 Dec 2005 13:19:17]
クーン@盗品回収 > (提出した覚えの無い四日目の成果まで回収されたのは誤算だったがまあ終わったことだ。例によって愉快な形状をした箒らしきものを軒先に置き、入口を潜る。――今日やってきたのは、初日に入った店だ。品揃えは豊富だったし、残る雑貨を掘り出すには都合がいいやも知れぬ。まあ、あくまで種類が豊富であっただけで、実際問題探し物が出てくるとは限らないのだが) ……ま、見付からなかったらそのときはそのときで。(気負ったところで始まらぬ。) [Sat 10 Dec 2005 13:16:28]
お知らせ > クーン@盗品回収さんが入室されました。 『最終日――』 [Sat 10 Dec 2005 13:12:01]
お知らせ > ナイトさんが帰りました。 『( 今日の勝負は、どうしようもない自分との負け戦。 )』 [Sat 10 Dec 2005 10:20:10]
ナイト > (強い猫は、すねに傷を負う。弱い猫は、背中に傷を負う。猫のすねには傷がたくさんある、猫の背中には傷が一つも無い。)          ( ――… 其れは今日まで、確かに猫の自慢で誇りだった。 ) [Sat 10 Dec 2005 10:19:21]
ナイト > (中々俊敏に、相手は猫の突進を避けた。空を切った猫は、勢いを止められずに躓き加減に前にのめぐ。 ―― 猫は知っていた、猫は強い。喧嘩で他の猫に負けたことは、よほど幼い頃を覗かなければ、殆ど無い。だが、猫は群れないし、力を誇示する習性も無い。だから、別段誰かの目に、強いものとしての残象を残す事も無く、猫は生きてきた。)      ( なのに、今は。 やめろ、と猫は小さく呻く。猫の要らぬ鷹揚に、誇示に、誇りとは違う慢心に、火をつけないでくれ。 ―― じり、猫は後ずさる。)      (二・三撃、背中に攻撃を受けようと、この場はなんとしても逃げよう。) [Sat 10 Dec 2005 10:17:42]
ナイト > ( ズジャ。 )     (相手の眉間、すれ違う瞬間に爪を立てた。突き刺さるほどではないにしろ、それはピンと、微かな毛と皮膚を猫の爪に残す。 ―― しまった、と思うた。これでもう、回避は出来ない。どうして、見逃せばよかった物を。怒り、などという面妖な衝動に、猫はまた戸惑いを覚える。)      (しかし、相手はそんな時間をくれなかった。 ―― 二度目の突進は、猫の頭を地面に叩きつけた。 かぁーと、深く体の底より燃え上がる、不気味な紅の溶岩。 … これが感情なら、)     (威嚇より前に、猫もまた、相手へと突進を仕掛ける。)    (これが感情なら、要らぬ。) [Sat 10 Dec 2005 10:11:34]
ナイト > (ぐっと体を低く構える。これで両足に力を溜めれば、何時でも飛び出せる。 ―― ただ、不思議に戸惑いを覚えるのは、これが十分避けれたはずの戦いであること。猫が音も無く、相手の威嚇に乗って立ち去れば済んだことだのに。 どうして、無為な戦いは好まぬはずだが。キッ、自分への苛たち、猫は牙を剥く。威嚇に応じることもなく、いきなり喧嘩に持ち込むなど。)        (猫が何か、役に立たない物を考えているうちに相手が飛び掛ってきた。慌てて、横へ避ける。 ―― 今逃げれば、相手は追ってこないだろう。戦いは未だ、回避できる。 ) [Sat 10 Dec 2005 10:05:44]
ナイト > (知らぬうちに、他の猫のテリトリーに迷い込んだらしい。ほっつき歩く黒猫に、人の臭いが染み付いていたのだろうか、即座に攻撃の対象となった。 ―― もちろん、やられてばかりじゃない。猫も直ぐに、やり返す。敵は一匹、負ける気はしない。) [Sat 10 Dec 2005 10:00:32]
お知らせ > ナイトさんが来ました。 『( ブギャーと、赤ん坊を踏みつけたような鳴声が響く。 )』 [Sat 10 Dec 2005 09:58:41]
お知らせ > アクアクさんが退室されました。 [Fri 9 Dec 2005 02:21:43]
アクアク > (震える啼き声は路地を這い回った。) [Fri 9 Dec 2005 02:21:42]
アクアク > (寒いのが好きだ。もっと寒くなって雪が降れば良いと思う。 氷も気持ちが良いし、色んな所に氷柱でも出来たら面白いと思う。)       (けれど痩躯は猫も好きだった。 一杯居ればあったかいし、ともすれば熱いとも思うのに嫌いではない。眠くはなるが火傷はしないって知ってる。) ナ゛ァァ゛ア゛ ――…ォ゛ オオオ゛ ゥ…。 [Fri 9 Dec 2005 02:16:44]
アクアク > (指先が冷たい。氷のようだ。 いつか雪女という種族のいきものと会った事があったが、其れの手に良く似ている温度だ、と思う。) (氷を触ったら、氷と一体化出来そうな気さえする。)        (だが痩躯は塒へ帰らなければならない。) [Fri 9 Dec 2005 02:12:49]
アクアク > (塒では猫達が待っている。犇き合って猫玉になって、尻尾を丸めているのだろう。) (白い息を零しながら、ぱりぱりと肌から水分を奪ってゆくような風に頬を歪ませて笑った。びり、と服が破けるのに似た感じが皮膚にある。) [Fri 9 Dec 2005 02:10:53]
アクアク > (塒に帰る道程。 今、塀を降りたところ。)        (ガガンボか夜蜘蛛のように路地を音無く貼った。 辛うじて人間に見える痩躯は、併し四足の方が動きやすそうに。) [Fri 9 Dec 2005 02:05:49]
アクアク > (――ストン、と落ちる。) (だが生卵の様に軽く割れたりもしないし、太った麻袋のようにどっさりと音を立てることも無かった。) [Fri 9 Dec 2005 02:02:11]
お知らせ > アクアクさんが来ました。 [Fri 9 Dec 2005 01:58:33]
お知らせ > アクアクさんが退室されました。 [Wed 7 Dec 2005 20:50:10]
アクアク > (今の餌は四足に決定した。) [Wed 7 Dec 2005 20:50:09]
アクアク > (二本足の縄張りがあるように、四本足にも縄張りがある。) (肋骨の浮いた野良犬が、口元から腐汁を垂らして低く唸っている。)    ヴル゛ルル゛ ルル゛ル゛ ッッ…!! (筆で擦ったみたいに白い息を夜に描いて、) ハァア゛ア゛ ゥ゛ ッ!! (屋根から塀を伝い影が降った。) [Wed 7 Dec 2005 20:49:33]
アクアク > (――のそ、と一歩。屋根から身を乗り出すようにして、直ぐ傍の路地を覗き込んだ。)      (薄暗い。人気は無い。 蹲っているのは荷物だか死体だか解らなかった。) …ア゛ア゛ァ゛…! (ゴミを漁っていた野良犬が振り返って、丁度眼が合う。) (痩躯の傍らで、猫の一匹が毛を逆立てた。) [Wed 7 Dec 2005 20:45:11]
アクアク > (さあまた今日も飯を探さねばならン。 …嗚呼、今日も、では無い。) (毎時間毎分毎秒ごとに一日が過ぎるみたいに、腹が減ったら衝動的に動くまでだ。)      (昨日食べようと思って残しておいた餌は、何処かへ持ち去られていた。) (明け方に数人が葬列のようなものを作っているのを見たから、多分アレらに持っていかれたのだ。) …シィイ゛…。 (塒に持って帰って食えば良かった。) (後悔は遅いが。) [Wed 7 Dec 2005 20:40:34]
アクアク > フゥ ――… ゥウウ ゥゥー…、 (夜に白が流れる。濃い冷気を吐いた。)     (廃屋の屋根の上、爛々とした青双眸が見下ろしていた。) [Wed 7 Dec 2005 20:36:33]
お知らせ > アクアクさんが来ました。 [Wed 7 Dec 2005 20:33:56]
お知らせ > アニーさんが帰りました。 『( そして人間はまた足元を掬われるのだ。 )』 [Wed 7 Dec 2005 02:19:49]
アニー > ―ーああ、この界隈にお住まいの吸血鬼の皆々様方、御免遊ばせ? これでこの死体は吸血鬼の仕業ということになりました。疑いが掛けられるでしょう、狩人達も活発になるでしょう。どうか知恵を振り絞って生き延びて下さいまし。 ( ――触れ合った冷たい体同士は離れ、口に纏わり付いた血をハンカチで丁寧に拭うとアニーは虚空を見上げた。 ) でも、多分貴方たちは無事でしょう。何人かは運悪く灰と散るかもしれませんが。 だって人間たちはこの直ぐ側に迫った吸血鬼の脅威から眼を合わせようとしないんですもの。 ( く、と可笑しそうに嗤った。 そうだ、人間は何もしない。今度も頑張るのは愛しい狩人の彼らだけ。 結局また熱が冷めるようにこの事件のことも忘れられ、何も変わらない。 ) ……… あぁ、可笑しい。 [Wed 7 Dec 2005 02:18:12]
アニー > ( 私は自分で思うほど慎重では無いようだ。興にそそられて迂闊なこともするし、危うく自分の招待がバレそうになった時もあった。今行おうとしている事もその一つだ。 高いスカートを死体の血で汚さぬように最新の注意を払いながら体を近づかせ、手袋をはめた手で死体の首筋に血糊と共に張り付いた髪を引っぺがす。 ……綺麗な首だ、滑らかな肌だ。生きていればさぞかし美味い血を流したんだろう。 ) ――勿体無いことを。 ( 憎憎しげに吐き捨てると薄いルージュの唇が人間ではあり得ない程に大きく大きく開かれ、闇の貴族の証である牙が顔を覗かせる。死体の肩に顔を埋め、既に味の衰えた血と共に残すのは吸血痕。 皮膚が貫かれるあの独特の感触を味わいながら直ぐに口は離された。 ) [Wed 7 Dec 2005 02:12:07]
アニー > ……不思議なものですね。 ( 人間はミレディの話を忘れていない筈なのに、吸血鬼をどうにかしようと考えるのは一部の人間だけ。誰もが知らぬ存ぜぬを決め込んで対策といえば全部狩人とパプテス任せ。自分たちで何とかしようという気は無いかのようだ。 ――それが我々の隠れ蓑となり、私はこうして今日も滅ぼされずに済んでいる。 例えば一斉に吸血鬼狩りを行われたら私なんて簡単に網に掛かってしまうのだろう。学校の教員という肩書きだけで逃げおおせられる程私は器用ではない。 ) ………… 一つ試して見ましょうか。 ( 独り言のようにぽつりと呟くと地面に転がる死体へと足を一歩踏み出した。 ) [Wed 7 Dec 2005 02:05:58]
アニー > ( もう少し良く見るために近寄ってみると、表情は恐怖とも苦悶とも付かぬような影を残していた。眼を見開いている所を見ると多分、生きながらにして食われたのだろう。この女は死の直前一体何を考えていたのだろうか。 家族の事?恋人のこと?神様の事? いや、きっと痛みでそれどころじゃ無かったかもしれない。声にならぬ悲鳴をあげながら、きっとこれをやった奴はそれすらも喜びとしていたに違いない。 死体があった場所は隠すにしては向かない場所だ、多分見せ付けるつもりでやられたに違いない。朝が来れば他の人間の目にも触れ、その話は尾びれをつけながら暗黒街に広がっていく。 その中できっとミレディの名を口にする者も多いはずだ。 ……これが吸血鬼の仕業かどうかはわからないが。何せ吸血痕が残っていたとかそういうレベルの話ではない死体だ。 ) [Wed 7 Dec 2005 02:00:48]
アニー > ( 墓参りの帰りの途中、ふと路地の影に眼をやると人間の死体を見た。 ――女だった。 衣服は既に破り去られ全裸に近く、露出した肋骨が並びの悪い歯のように天を向き、恐らく内臓まで喰らっていったのだろう、腹の中身がからっぽだ。 人の趣味に逐一ケチをつけるわけでは無いが、正直人の肉って美味いのかと疑問に思う。血は確かに甘く、美味ではあるが……。 暗黒街とはいえこんな死体が十も二十も転がっているわけではないが、それでもこの界隈では決して珍しくないことなのかもしれない。 ) [Wed 7 Dec 2005 01:53:32]
アニー > ( 最近暇を見つけてはこの辺りへお墓参りに来る習慣がついた。それは墓石も遺体も、私が与える以外は供え物も無い墓。 暗黒街の住民達はまるで何事もなかったかのように墓の主の事を忘れ生活している。いや、考えないようにしているだけなのかもしれない。害悪吸血鬼が暴れまわったあの惨劇の日の事を。 …人はそうしないと生きてはいけない生き物だと聞いたことがある。都合の悪いことは忘れるように出来ている彼らはある意味で強いという面もあるのかもしれないが。 ――しかし、時には嫌でも思い出してしまうのだろう。例えば私が今眼にした光景等を見れば。 ) [Wed 7 Dec 2005 01:50:44]
お知らせ > アニーさんが来ました。 『( 濃厚な血の香り。 )』 [Wed 7 Dec 2005 01:47:52]
お知らせ > アザリーさんが帰りました。 [Tue 6 Dec 2005 05:04:32]
アザリー > ( 祈りを終えてもう一度空を仰ぐ。 天空には弧を描く月が輝く。 あれは何処か外の世界に通じる“穴”で、満月の時はそれが開ききっているのだと誰かが言っていた。 冗談かもしれない。 本気かもしれない。 真っ暗な世界に真っ白に光を放つそれの向こうがあるとしたら其処はきっと――――天国なんだろう。 ) [Tue 6 Dec 2005 05:04:27]
アザリー > ( 比較的平穏に日々が過ぎています。 大きな歓びも無いけれど、大きな悲しみもありません。 ジャスティスさまは今日も元気で、クリスマスの為に気合十分みたいです。 そんな報告をひと通りして、あとは暫らくいつもどおりのお祈りに時間を充てた。 例えば魔法というものが、念じることやそうであるとで信じることで発生するのならば、須らくして全ての人に幸せあれと祈る事だって決して無駄ではないと思う。 祈ることで一億分の一でも皆が幸せになるのなら、自分の行いは、自分の存在は決して無意味ではない。 何か残せただろうかと日記の最後に書き残した彼女の祈りだって、きっとそうだ。 ) [Tue 6 Dec 2005 04:53:47]
アザリー > ( 夜にこそ活気付く暗黒街も、流石にこの時間になると随分と静まり返っている。 遠くまで眺めれば、所々灯りの点いた窓が見えなくも無いけれど。 暫らくそんな光景を眺め、ふと教会の屋根の上の白い十字架を見上げる。 一番最後に彼女の姿を見てから、1年と3ヶ月が過ぎていた。 去年の今頃は、数ヶ月に1度だけヴェイトス市から届く手紙を皆で読みまわしていた頃だ。 市での近況とか、村に残った小さな教会への指示とか、最近の体調とか、良いほうに良いほうに書かれた文面からは当時の彼女の本心は読み取れなかったけれど。 ) ――――其処は、安らかですか? ( 両手の指と指を組み合わせて十字架を仰ぐ。 彼女からの手紙が途絶えたのは、2ヵ月後のことだった。 ) [Tue 6 Dec 2005 04:43:41]
アザリー > ( 怖くて悲しくて、ベッドから起き上がってからも暫らく現実との境目を失っていて、心臓がどくんどくんと脈打っているのを確かめてようやく落ち着くことが出来た。 ベッドもちゃんと体温で温もっている。 怖かった。 本当に、思い出すだけで身が縮む程恐ろしかった。 階段を降りて厨房で水を飲み、眠れなくって外に出る。 寒くなってきたし、少し中に服を着込んで、商業区で買った手袋をして。 教会の庭先で暫し空を見上げて深呼吸。 現実の空気を沢山吸い込んだ。 ) [Tue 6 Dec 2005 04:33:08]
アザリー > ( 怖い夢を見た。 死んでしまった自分が吸血鬼になって、村から逃げ出す夢だ。 深い深い森を独り歩き、咽喉の渇きを潤す為に動物の血を啜る。 その味は酷いもので、まるで泥水を飲んでいるみたいに泥の匂いがした。 泥水の中で濁ってしまって、目がよく見えない。 鼻も耳も舌も、全部麻痺してしまって役に立たない。 恐ろしくて恐ろしくて、全てから逃げるように森を駆け回った。 そんな夢だ。 ) [Tue 6 Dec 2005 04:27:34]
お知らせ > アザリーさんが入室されました。 『 Pray(祈り)/T With love from the underworld.  』 [Tue 6 Dec 2005 04:22:10]
お知らせ > 錫音さんが帰りました。 『宿に帰れば自他共に雑な手当てしてから、着るモノ着ずに、寝るだろう。 尚、布団は一つだ』 [Tue 6 Dec 2005 03:59:58]
錫音 > ――――― ッ…(きっと、帰る最中に傷は広がるだろう。 この発言の秒数が奇数なら一日余計に、奇数なら二日。0なら、四日分程…塞がるのが遅くなるか) [Tue 6 Dec 2005 03:58:38]
錫音 > (先ずは、宿に連れ込み寝かせるか。 いや、その前に、傷の簡単な手当てが必要だから服を脱がせて血止め程度でもしないと駄目か。 で、寝かせたら如何する?如何する?如何するかええおい!?オイコラこん餓鬼ァーっ!) だァーッッ! クソったらぁっ!!(不意に咆哮一つ。 其れと共に、肩の痛みに構わずに、構ってられずに少年の軽い体を背負えば…先ずは宿へと走ろうと心に決める。帰ったら、手当てして寝かせて、いっそ悪戯でもしてやろうか?などと、酒が切れて混乱気味の頭で思案しつつ――) [Tue 6 Dec 2005 03:55:53]
錫音 > (既に意識は無いのか、返事は無く… その少女?の体を抱き抱えた瞬間に、抵抗も無ければ、あるのは手負いの肩から響く痛みのみ。 それに、顔を顰めて呻きを漏らしつつも、抱き抱えていけば――)… 冗談きつぅとぉ…ッ。ああくそッ… なんじゃっとぉけぇっ!(ボソリ、突然の出来事… 並の不意打ちなら兎も角、いきなり平然としていた相手が倒れられては流石に醒め掛ける。 そんな、酒気が失せて回転の悪い頭で、思考を巡らせれば――) [Tue 6 Dec 2005 03:52:01]
お知らせ > レキオ@試薬さんが帰りました。 『 次に僕が目を覚ました所は――――。 』 [Tue 6 Dec 2005 03:46:29]
錫音 > おっ? おぉ!?ちょ、嬢ちゃんぁ…大丈夫け? おいっ!?傷ゥ、思っとぉよかぁ深かぁか!?(不意に、目の前で崩れ落ちる少女? その体を無事な右腕と、手負いの肩を抱えた左腕で抱き抱えようとしながら、声を投げ掛ける。 其れこそ、目の前でいきなり倒れられて…一発で良いが醒めた様な…そんな表情で。) [Tue 6 Dec 2005 03:41:52]
錫音 >  …そぉけ。(此方とて、深く追求する程の事情も何も無いのだから、それ以上の追求はしない。 ただ、傍らを歩く相手と、時折周りへと視線を向けながら、短く言葉を投げ返すだけ。 その言葉に関しては、鬼娘にとってはこの程度で十分故。 尤も…) そらぁ、楽しゅーモンとぉ。酒ン知らん奴ぁベロンベッロンに酔わせとたら、ソイツん良ぉ酒ン肴んなっとぉの? なぁーん、酒ン合間に愚痴でも零しゃぁじゅうぶ―― ン?(酒の事に関しては、相変らずの奇妙な笑みと共に言葉を止める様子は無く。 受け取る手を差し出した侭、からかう様に顔を近付け様と―― した瞬間だった、漸く…その言葉が途切れたのは) [Tue 6 Dec 2005 03:39:58]
レキオ@試薬 > ( 其処で、酷い眩暈を覚えて僕は立っても居られなくなり、意思とは無関係に崩れ落ちた。 怪我とはまた別の何か、不快感を伴う全身の喪失感――――。 ) [Tue 6 Dec 2005 03:34:00]
レキオ@試薬 > ――――――そんなようなものだよ。 ( 素性だの事情だのを話せる筈も無い。 ただ、夜中に粋がって出歩いて痛い目にあった子供。 そいういう事にしておけば良い。 ) ……それで済むなら良いけどさ。 僕とお酒飲んで楽しいかっていう――――そうだよ。 飲ませても何も出ないよ。 ( 随分と良く喋る酔っ払いだ。 助けてもらったのだし、まぁ病院まで一緒するくらいの間、他愛の無い話に付き合おうか。 そんな風にあまり子供らしくない溜息を1つ吐いて、僕は彼女と歩き出したんだ。 ) ( 試薬副作用【判定】 ) [Tue 6 Dec 2005 03:32:09]
錫音 > そぉけぇ… こン辺りィンこなぁ時間に居るンとぉ、ちったぁヤンチャしとぉ悪餓鬼かぁ… ネタぁ探しまわっとぉかと思っとぉたぁけど… なぁーん、違うとぉ?(なぁーんでまた、そうでもないンとぉに…こなぁ場所ォ出歩くけぇ と、独り言の様に漏らせば… 溜息を一つ、それから…酒も分からぬと言われてしまえば――) ほなぁ、怪我ぁ治っとぉたら… そン金で、一緒に酒でも呑むけェ? ウチァ酒呑まんとぉオツムン死んでまぁし、そんになぁ…一人酒ァ寂しゅゥモンじゃぁーっての… (と、冗談の様な、本気の様な言葉を一つ向け、またウェッヘッヘッ…と笑い声を上げ―― ) で、嬢ちゃんは―― こんな子供に酒を飲ます気か? って言うけぇ?(不意打ちの、冗談一つ言ってから―― 「医者までの送り賃込みなら妥当じゃろぉ」と、手を差し出して… ケラケラと、笑って見せた) [Tue 6 Dec 2005 03:24:44]
レキオ@試薬 > ( 本当に。 彼女のいう事はもっともだ。 非力な人間が考えもなしにあんな所を歩く物じゃない。 先日用意した護身用の武器も、まったく役に立つ機会は無く―――。 ) 僕は情報屋じゃないし、誰でも知ってるような事しかわからないよ。 同年代の連中ともつるんでない。 ( 最近の暗黒街は話題になるような事など何も無いし、彼女のような、侍風貌に求められるネタも思いつかない。 特に具体的な指定も無いのだから尚更だ。 ) …お酒なんかもっと分からないよ。 あんまり飲むと怪我が治らないよ。 ( 言動の緩慢さは酔っているからか。酒臭い息に大きく顔を逸らしながら、だからこのお金で買え、と。 お酒なんか飲んだことも無い。 ) [Tue 6 Dec 2005 03:13:19]
錫音 > ほぉーン まっ、事情ァ知らんとぉが… 次からぁ、もうちぃと後ろォ気ィ付けとぉか…いっそ、こなぁ場所ァ歩かん方が良ォっとぉ事っ――つぅーッ… (そう、肩を竦めようとして走る痛みに、言葉を中断すれば… 彼女と平行する様に足を表通りへ。バレるのが嫌だから医者に掛からなかったが、軽く走った程度で開いたとあれば話は別だろうか ) …… じゃろぉ?人斬包丁抜いて追っ払っとぉ程度じゃ。じゃぁって、金ぁ貰えンとぉが… ネタぁ欲しゅうーっとぉ事っちゃ。そンに、ウチぁ金よりン酒かネタん方が嬉しゅーとぉ… (どうじゃぁ?と、痛みに顔を顰めながら…うぇっへっへと笑ってみれば、ネタと言う言葉に対しての少年の返答に暫し…思案一つし――) まっ、子供にしか分からんネタっとぉも有らぁね。 例えば―― 悪餓鬼ん間で流れとぉ噂やら…悪餓鬼しか知らん、秘密ン溜まり場やら まっ、それでも無いっとぉンなぁー、こン際…酒でも良かぁとぉね…(どぉじゃ?真っ当な取引きじゃろぉ? と、歩きながら、酒臭い息と共に吐き掛け、投げ掛けて来て―― ) [Tue 6 Dec 2005 03:05:48]
レキオ@試薬 > ……さっきの奴、一人でこんな所に居て―――どう考えたって怪しかったんだ。 迂闊すぎた。 ( 駆け抜けてしまうべきだったのに。 自分が加害者側だという感覚が判断を鈍らせたんだろう。 色々と痛感させられたという意味じゃ、全くの無駄な経験じゃなかったと思う。 ) あんたが通りかかって剣を抜こうとしなかったら殺されてたでしょ。 斬ったり焼いたりだけが評価じゃない。 ( 僕は生来の頑固者だ。 その自覚だけはある。 暫らくその手を突き出したまま、淡々と告げる。 目に見えないものに評価を与える。魔法使いの感覚なのかもしれない。 ) …ネタ、って言われても。 漠然とし過ぎてるよ。 僕みたいな子供に聞いて出てくる話なんて高が知れてるし。 ( いつの間にか彼女も怪我をしているようだ。 兎に角、こんな所に留まる道理は無いし、と表通りに向かって足を運ぶ。 正直、早く休みたいというのもあった。 ) [Tue 6 Dec 2005 02:54:13]
錫音 > ほぉ…ン。 まっ、そン方が良ォけぇ。今ン嬢ちゃんァー、多分きっと良ォ的じゃぁて… (まぁ、だから襲われたんじゃろうけどの… と言う言葉を付け加えつつ、左肩に触れた指先がぬるりとした感触を憶えれば、一瞬 あっちゃー とでも言いたそうな顔を浮かべ、吐息一つ吐き出し―― っと、其処に差し出されるのは5000エン銀貨。 其れを、暫し眺めて思案、し――) いンや、大した事ァヤれとらんとぉからの… 金ァー要らんと。 そんかぁーし… 何ぞ、この辺りン転がっとぉネタぁでも貰えとぉ嬉しゅぅかもしれんとぉ…の?(そんに、怪我人一人で医者掛かるなぁ… この辺りァ物騒じゃぁて、と…周りを見回して漏らせば… 夜空を見上げ―― その怪我人ぁ、ウチも含まれてるんじゃろぉけどのぉ… と、自嘲混じりの思考と笑み、一つ) [Tue 6 Dec 2005 02:45:50]
レキオ@試薬 > ―――…もう大丈夫。 後で、病院、行くから。 ( ゆっくりと呼吸を整える。 痛む左腕をどうすれば一番痛くない状態で済むか暫らくポジションを試行錯誤して、結局ダラリと下げておくのが一番マシだという結論に達する。 ) ……相場、わかんないけど。 ( 一呼吸、アマウラ系の雰囲気を持つ女の人に歩み寄り、右手だけでポケットの財布をまさぐり、5000エン銀貨を一枚取り出して突き出す。 命一個分と考えると随分と安いものだが。 )  [Tue 6 Dec 2005 02:39:18]
錫音 > ――― まっ、そぉじゃろぉの。 多分、あの様子じゃぁお陀仏けぇ。(消え行く、怪しげな人影。 其れを見届ければ、漸く刀から手を離して、姿勢を戻し―― ダラリと下がる左腕。薄暗くて良く視認出来ないだろうが、左肩からは僅かに血が滲んで痛みを訴え… そんな中で、その左肩へと手を伸ばしつつ声を返せば… 視線を、立ち上がった少女?へと向け直し――) そんで、嬢ちゃんァー…立ては出来っとぉ様ぉじゃぁの。 っしても、酷ォ有様じゃぁの… 傷やら何やらで…(―― そう、少しばかり痛みに顔を顰めながら、口にして。 なお… 此処で、掌を上にして手を差し出そうかとも一瞬ばかり思ったが… 流石に、さっさと退散されてしまった以上は、するだけ逆効果だろうと思い直したのは余談か。) [Tue 6 Dec 2005 02:32:36]
レキオ@試薬 > ( 殺したり殺されたりなんかすること無いんだ。 そこまでする事は無いんだ。 僕がしていることは悪い事かもしれないけれど、他人の命を奪った事だけは、その時まだ無かった。 ) ―――――…ありがとう。 多分殺されてた。 ( 覆面の男が去り、静寂が戻る。 暫しして僕は腰を上げると、後から来た―――女の人(だと判断した)に1つ礼をいう。 改めて自分の姿を見れば、あちこち汚れたり擦り剥いたりして酷い有様だ。 一番酷い左腕はじんじんと熱をもっている。 ) [Tue 6 Dec 2005 02:24:02]
お知らせ > フォルトナーさんが退室されました。 『怪人は足音だけを響かせて……』 [Tue 6 Dec 2005 02:20:33]
フォルトナー > (炎に照らされたコートは、灯火が燃え尽きる寸前に大きく風にあおられて翻り……闇の中に消えていった) [Tue 6 Dec 2005 02:18:06]
錫音 > ――――― (瞳を細め、笑みを浮かべ… その男の背中へと獲物を狙う狼が如き視線を向けている最中… ふっと、耳に入るのは少女の返答。  『斬らなくていい』  耳穴から入り込み、はっきりと脳に伝わった、その言葉を理解すれば… 乱入者―― 着流し姿の幼い少女は、間の抜けた様な視線で、少女?を一瞥する様に見下ろし… ) ――― チぇ…ッ。 なぁーン、そぉ言うんとぉなら斬るだけ損けぇ…( そして、視線を…逃げていくであろう、男へと見送る様に戻しながら… チンッ…と、刃を少しずつ、収めて行く。 まだ、その右肩前傾の姿勢は解かない。 その姿が見えている内は――) [Tue 6 Dec 2005 02:16:45]
レキオ@試薬 > ( 視界が少しブレている。 2、3、頭を振ってはっきりさせれば、後から来た誰かが何か言っていた。 耳に入った言葉を反芻して、僕は――――。 ) ………いい。 知らない人だから。    斬らなくていいよ。 ( だから刃物なんか仕舞ってくれ。 そんな言葉は後には続かず、ただ僕は右手を振ってその場に座り込んだ。 しばらく休まないと歩けそうにも無い。 覆面の男に引火した炎を見送りながら、酷く脱力して―――――。 ) [Tue 6 Dec 2005 02:08:50]
フォルトナー > (ぽう、とレザーコートに灯った明かりは、しばらくくすぶって錫音にその広い背中を見せたあと、コートに焦げを残して消える) ダッダッダッ……。 (その異形の影は、ただ路地の向こうに逃げていこうとする。) [Tue 6 Dec 2005 02:01:52]
錫音 > ―――――― チィッ… (鞘を押さえて走り行く最中、左肩から響く痛みに少しばかり顔を顰めれば… 居合って斬るは無理かと、思案一つ。 直後、刀身を鞘から徐々に露出させ始め… 次第に、外気に晒されて行くヒトキリボウショウの刃。 その直後、少女?が何かしただろうが… 恐らく、親指を擦り付ける程度の僅かばかりの動作であれば、気が付かず… 故に、気に留める事も出来ず―――) おぅ、坊主か嬢ちゃんか知らんとぉがッ! そいつァー斬って捨てとぉたら、感謝するけぇッ!?(――だから、気にも留めずに、真っ直ぐに其の場へと足を踏み込めば… 矢張り真っ直ぐに、少女?を放り投げた男を見据えながら、放り投げられた少女?へと声を投げ付けるだろう。 刃は既に半ば程露出し…体は、相変らずの右肩を前にした前傾姿勢の侭―― ) [Tue 6 Dec 2005 01:58:03]
レキオ@試薬 > ――――【発火(Ignition)】。 ( ただ走る男の上下の振動が辛い。 息苦しく、痛めた左腕の痛覚を刺激する。 短縮詠唱の最後の一文を息も絶え絶えに吐き出して、右手の指を擦り付けるようにして男の背中に「じゅっ」と音を立てた。 極小さな、マッチの炎程度の火の気が其処に上がるという程度だが――――次の瞬間、弛緩した体が無抵抗に宙に投げ出され、肩と顔から落下した。 誰かの声が聞こえるけれど、確認する余裕も無い。 男はどうしているだろうか? 顔を上げてみようとして、首の痛みに顔を顰める。 誰か、二人居る? ) [Tue 6 Dec 2005 01:49:42]
フォルトナー > (マスクと、風の音でレキオの詠唱には気づかない。気づいたとしても魔法の教養のない、そして接する機会のない男にはソレが理解できないだろう) …… (近づいてくる気配を感じれば、心の中で舌打ちする。このまま逃げ切れそうには無く、後方に放るようにレキオを手放そうとする) [Tue 6 Dec 2005 01:42:12]
足音 > ―――― ぉン(男の焦りを急かす様に? それとも、ただ気紛れに? 兎に角、段々と、近寄ってくる人の影と足音と、酒気。 その近寄り来る人影も、前方の其れが視界に入ったのか… 歌が途切れ、何処か素っ頓狂な声を一つ漏らし―― ) ――― はぁーン…こぉ言う場所けぇ… まっ…金か酒か、ネタにゃぁ困らんとぉけぇのぉ…(その、近寄る人影… 今、彼が抱き抱えている少女?よりは大きいも、それでも十分に小柄に見える酔っ払いが、不意に小声で漏らした声は聞こえるだろうか? そして、其れを合図にして… 酔いどれが…右肩を前に、屈む様に姿勢を傾け―― 近くで見るモノが居るなら、左腕全体で体を、そして腰の刀の鞘を押さえ… 右手を、その刀を握り、刃を親指程露出させ―― そして、少女?を抱き抱えた男へと向けて、人の限界に近しい速度で駆け始める   到着まで、恐らく…一刻程度か?) [Tue 6 Dec 2005 01:36:28]
レキオ@試薬 > …the first(原初)、the genesis(発生)―――( 男に抱えられながら、呟く声。 声は出せれば良い。 あとは動かせる右手だけで小さく印を描くだけ。 魔法の準備が完了した。 ※発動は次のターン ) [Tue 6 Dec 2005 01:26:40]
レキオ@試薬 > 僕は、僕は、( 僕は何をしているんだろう。 続く言葉が思いつく前に、再び腹より少し上、胸骨の辺りに衝撃が走って足が宙に浮いた。 こう胸が薄くちゃ衝撃を緩和してさえくれない。 体格差っていうのはこうもダメージに差が出るものか。 ) [Tue 6 Dec 2005 01:25:00]
フォルトナー > がっ…… (ようやく声を上げた仮面の男、そうその声は紛れもない人間の声だった。思わぬ反撃によろめいて後に数歩下がるが、マスクのおかげもあって大きなダメージではない。すぐに体勢を整えて冷静な視線をレキオに向けるが……そのとき、足音が聞こえた) ……。 (まずい、殺すだけならともかく、自分はこの少女の死体を運ばなければならないのだ) ザッ!! (レキオに向かって今度は体勢を低くして掬い上げるようなタックルをかけようとする。相手を抱えあげて暗がりに連れ込もうと) [Tue 6 Dec 2005 01:19:20]
足音 > ――――― (その、暗黒街では良くあるであろう光景の中… 不意に響くのは、足音と… かすかに聞こえる、どこか調子の外れた歌声。 それは、少女?が行く方向から…その、有り触れた光景へと、足を進め… 足を進め――) ――――― (――その足音と歌に混じり、漂って来るのは… ほのかな酒の匂い。 その酒気と共に近寄る影は… 遠目で見る事が出来るなら、どこか、ふらついてる様に見えるだろうか?) [Tue 6 Dec 2005 01:17:31]
レキオ@試薬 > ―――――なんなんだ。 ( まったく、今日は酷い日だ。 寒すぎて色々と麻痺していたのかもしれない。 「このまま死ねるのならそれはそれで」なんて考えが過ぎった。 それは結局、僕や僕の母さんや兄さんの人生が、そんな程度だったと認める事だ。 僕の決意や怒りは、そこまで冷え込んで居たのか。 かたかたと不安定に震えているけれど、まだ無事な右手に力を込める。 ) なんなんだあんたはッ! こんな所で死ねるわけ無いだろおぉ―――ッ!!! ( 右腕と腰のバネを使って、男の顔目掛けて頭突きを見舞おうと跳ね上がる。 そうだ、コイツはバケモノじゃない。 「人間」のはずだ。 ) [Tue 6 Dec 2005 01:10:54]
お知らせ > 足音さんが入室されました。 [Tue 6 Dec 2005 01:07:52]
フォルトナー > (中途で途切れた問いかけにも、男は無言のまま。必死にもがき、埃に汚れた路地裏で懸命に立ち上がろうと、生きようとする少女に止めを刺すべく、その喉元につかみかかろうと手を伸ばすが、蹴りである程度距離が開き、身長が高い分かがむのにも時間がかかる。顔を上げれば、その視界に大きな、やはり皮製の手袋に包まれた掌が広がっていくだろう、彼から空を奪い去ろうとするかのように) [Tue 6 Dec 2005 01:03:20]
レキオ@試薬 > あんた、なに――――――( ようやく咽喉から出た言葉が男の蹴りと被った。 肺の中の空気が押し出されるみたいにして言葉は其処で終わり、僕は大の字に転がっている。 高い建物の隙間の路地で、細く切り取られた空は星が見えるくらいに晴れていた。 ああ、これは、死ぬかもしれないな。 そんな風に客観的に現状を理解しながら、左手は動かせないのを確認する。 立たなきゃ100%の確率で死ねるだろう。 ゆっくりと、先ずは膝を立てて。 次に右手を地面に着いて。 それから―――。 )  [Tue 6 Dec 2005 00:58:47]
フォルトナー > (目の前の中性的な……おそらくは少女。彼女を狙ったのは、ただ、肉が柔らかそうだったから。仮面の男の双眸は、性的興奮を覚えるでもなく、おびえる少女に優越感を抱くでもなく、ただただ冷静に獲物を見下ろしている) ザッ!! (その鳩尾、もしくは胸を狙って左のブーツのつま先が襲い掛かるもしもあたるなら、相手を仰向けに転がそうと。レキオとは真逆に、男は至って冷静。ソレがこういう行為には有利になるが、逆に寂しくもある。殺しという破戒をもってしても、興奮という喜びを味わうことは出来ないのだ。)   [Tue 6 Dec 2005 00:49:33]
レキオ@試薬 > ( 馬鹿みたいに立ち尽くす僕の頭目掛けて、形状をちゃんと理解する暇も無く「何か金属の塊」が振り抜かれた。 咄嗟に身を縮めて左腕で顔を庇って目を閉じる。 僕は今までの人生で一度だって、人に襲われた事なんかなかった。 抵抗されることはあっても、覚悟も何も無い状態でいきなり、なんて先ず無かった。 )  、 ―――――ぁ、ッ!! ( 先ず最初に左手首に鈍痛。 それからワンテンポ遅れて衝撃。 震える脚の踏ん張りが利かなくて宙に投げ出される感覚。 着地するよりも前に、右の頬がレンガ壁にぶつかって擦れて、耳が熱くなる。 何処かから血が出ているのか、そんな匂いがした。 その場に崩れ、お尻を着いた姿勢でようやく左腕の痛みが具体的に危機を訴え始めた。 わけがわからない。 なにがおきてるの? コレハナニ? 見上げる大きな姿は、多分さっきの男「だった」なにかだ。 ) ( 恐怖っていう感情が極普通に僕の中にもあるという事を、その時ようやく僕は思い知ったんだ。 ) [Tue 6 Dec 2005 00:39:50]
フォルトナー > (都市伝説から抜け出してきたような、ハロウィンの仮装行列の一団からはぐれてきてしまったようなコート姿のバケモノ。驚く少年の顔を射抜くようにマスクの奥からやけに白目が目立つ眼球を光らせる) ばさぁっ! (コートをたなびかせながら引き抜かれたその手には、長さ三十センチほどのサイズの鉄製のフックが握られており、風邪を切って振りかぶられる。とっさにかわさなければ、レキオの左即頭部めがけて水平にフックを振りぬくだろう。もっとも、その動作は演劇のワンシーンのように大きなものだが) [Tue 6 Dec 2005 00:30:23]
レキオ@試薬 > ( 背後からの足音っていうのは誰だって嫌な物だ。 一人歩きなら尚更。 だから僕はその足音に気付くと少しだけ足早になって、道を空けるように少し左に寄った。 多分さっきの男が同じ方向に歩き始めたんだって納得して、) ………? ( 否、その足音はおかしい。 まるで助走をつけるように。 緊迫感を纏うように。 背筋にびりびりと悪寒が伝わってきて、もう2秒とない内に間近まで近付くという距離まできて、ようやく僕は背後を振り返った。 其処に居たのは――――。 ) ぁ、うわあぁァ……!!! ( 1秒後に迫る、明確な危機がそのまんま形になったような “バケモノ” だった。 ) [Tue 6 Dec 2005 00:20:06]
フォルトナー > (顔に張り付くような、ところどころ染みのある仮面は、まるで夏に子供達が聞かされる怪談のバケモノのようであり、また、拷問に使われる拘束具の様でもあった。右手をコートの懐に入れたまま、初めは静かに、そしてある程度距離が詰まれば大またで視界に広がるレキオの背を追う) [Tue 6 Dec 2005 00:12:24]
レキオ@試薬 > ( ロクでもない仕事だ。 余程切羽詰ってたってやめておいた方がいい。 マフィアなんて信用できないし、自分達で解決しようとしないって事はリスクが大きいってこと。 チラッと張り紙を見た感想はそんなところ。 いい大人にわざわざ子供が言う事ではないし、僕はそのまま通り抜けた。 そんな事より、なんて先のことばかり考えながら。 独りの生活っていうのは僕が予想していた以上に忙しい。 母さんが居た頃のクオリティを保つなんて、とてもじゃないが無理だった。 薄汚れた僕の部屋が物語っている。 ) ( そして、近付く気配に僕は気付くこともなく。 ) [Tue 6 Dec 2005 00:08:38]
フォルトナー > (張り紙は何のことはない、人探しや、小さな組織が張り出したすずめの涙ほどの賞金首の似顔絵だったりして。レキオが覗き込めば、男はまるでおびえるかのように襟の中に顔を入れるようにして顔をそらす) …… (レキオがそのまま通り過ぎようとするのなら、周囲を確認した後、マスクを取り出してかぶれば、一歩レキオに向かって踏み出すだろう) [Tue 6 Dec 2005 00:02:38]
レキオ@試薬 > ( とある薬の被験者に応募して、現状本来の自分と異なる姿をしている。 それを利用して大それたことでもしようかとも思ったが、生憎使えそうな案が無かった。 まぁもともと日銭稼ぎで請けた仕事だし、楽しませてもらったといえば楽しませてもらった。 ああ、こうなってたのか、とか。 本物を見る前に良い経験をさせてもらった感じ。 さておき――――。 ) …………。 ( 見ない顔だとかは当たり前。 道を探る過程であまり人気のない区画を通り抜けようとすれば、ぽつんと張り紙を見る男の影。 あまり裕福そうではないし、なにより背が高くて強そうな男だ。 彼を襲うメリットなど判断するまでも無く0だ。 素通りしてしまおう、と歩を進めながら、なんの気無しにその張り紙を盗み見て通り過ぎた。 ) [Mon 5 Dec 2005 23:58:56]
フォルトナー > (同じ穴のムジナ、いやそれよりもたちが悪いかもしれない。コートを着込んだ男は、マスクはかぶっていないが、顔を伏せてレキオが歩いていく先に立って、壁の張り紙を見ている振りをする。どうやら、レキヲが通り過ぎるのを待っているようだ) [Mon 5 Dec 2005 23:53:57]
お知らせ > フォルトナーさんが来ました。 [Mon 5 Dec 2005 23:51:45]
レキオ@試薬 > ( 歩き続けて暫し。 あまり馴染みのない区画が見えてくる。 昼間の内にある程度歩いてまわって暗黒街の地理を下見しておいた方が良いかもしれない。 通行人を装って周囲の様子を探り、人を襲い易いところ、逃走経路に使えそうなところ、役に立ちそうな建物、そんなものを記憶に留めつつ、カモになりそうな人間も探す。 今日のところは下見にとどめた方が良いかもしれないが、見つけたのなら話は別だ。 ) [Mon 5 Dec 2005 23:49:43]
レキオ@試薬 > ( 怖い事なんてないと思っていた。 母さんと兄さんが死んだ夜から、僕の感情は怒り一色に塗り潰されて、他は奥底に閉じ込めたんだって。 それがただの自己陶酔だって気付くのはまだ後のこと。 「金を持っている悪い奴を狙う」なんていう中途半端な正当性を盾にして、自分のやっていることを暈そうとしたんだ。 お金持ちの悪い奴の家族が悲しむのは、その悪い奴が悪いからだなんて屁理屈を捏ねて。 ) [Mon 5 Dec 2005 23:42:42]
レキオ@試薬 > ( 暗黒街の片隅に借りた部屋を出て一人、なるべく遠く、そしてあまり「仕事」をした事が無いエリアに向けて歩いていく。 凍りつきそうなくらい寒い夜だった。 僕の腰には護身用の短い棍。 それから左手(※僕の利き手は左)の袖の中にはいつでも取り出せるようにT字型のグリップのついた小さなナイフが隠されていた。 コンディションも悪く無いし、魔法も問題ない。 足早に歩きながら、状態を確かめる。 その頃の僕は、相変わらず強盗なんてことを平気でやっていた。 まだ大失敗をした事が無かったから、自分のしていることがよくわかっていなかったんだろう。 ) [Mon 5 Dec 2005 23:36:28]
お知らせ > レキオ@試薬さんが来ました。 『 雑踏に混じる 』 [Mon 5 Dec 2005 23:30:28]
お知らせ > アクアクさんが退室されました。 [Sun 4 Dec 2005 01:40:58]
アクアク > ――… ハ ァー…、アア゛ー…、 (白い声だけ流れて尾を引いた。) [Sun 4 Dec 2005 01:40:56]
アクアク > (これだけ危ない街なのに、独りで歩いているのは居るのだ。)    (痩躯は塀を伝って細い細い路地へ。より細い路地へ。) (悠々と歩いてるのは駄目だ。)    … ヴヴ。 (なるべく、小走りで居るのが良い。 既に誰かから狙われている獲物を、自分の餌として掻っ攫うつもりなのだ。) [Sun 4 Dec 2005 01:40:24]
アクアク > (そして、)     (いつものように腹が減る。腹が減る腹が減る腹が減った。) アア゛ア゛ア゛ア ァ゛…、 (罠のような歯列をうっすら開き、低い唸り声を零す。一緒に涎も幾らか滴った。) (今日は丸いのが良い。 おんな、といういきものだ。) [Sun 4 Dec 2005 01:36:59]
アクアク > (月の所為ではあるまい。 また、温度の所為でも無い。) (普段はどちらも関係して居ただろうが、今はどちらも関係無いように思う。)       (何かが違う。 何かが起こっている。多分、内側で。) (出なければ、幾ら寒い夜だからッて、 真っ白な息など吐けない。) [Sun 4 Dec 2005 01:33:24]
アクアク > (息が白い。此処最近、どうしてだかすこぶる体調が宜しい。) (上機嫌の痩躯は、にやにやと天を仰いでいた。)      ケヒヒヒヒ…クヒヒヒヒハハハハ …ッ!! (狂った人間の笑い声に似ている。 ゆっくりと塀の上を、平均台でも歩くように。長細い手と足を使って、まるで爬虫類だ。) [Sun 4 Dec 2005 01:29:50]
アクアク > イヒヒヒヒヒヒヒヒ…!! (夜に耳障りな声がする。)      (其の声は路地の一本、塀の上から、) (何処へか行く。) [Sun 4 Dec 2005 01:25:43]
お知らせ > アクアクさんが来ました。 [Sun 4 Dec 2005 01:23:46]
お知らせ > 店長さんが帰りました。 『――翌日、その店はたたまれていた。というのはまた別の話…。』 [Sat 3 Dec 2005 01:17:43]
店長 > ふぬおぉぉぉぉおおッ う、ああぁぁぁぁ…… ♪ ( なんて、きっとその店から怪しい男のうめき声が響くんだろう。 フジータはその度に意識を取り戻し、また失いそうになっては取り戻し――。 何度も何度もナニされていた。終わりの無いのが終わり――。 見も心も汚されたフジータは早く泣きながら全ての品に―2万の値段を付けた…! ) [Sat 3 Dec 2005 01:17:04]
お知らせ > クーン@盗品回収さんが退室されました。 『お会計幾らになったかは店主が決めてください。(ええぇー)』 [Sat 3 Dec 2005 01:12:17]
クーン@盗品回収 > (結局もう、なんか偽キッシャーの舌とか偽ナイフとかいろいろ纏めて持ち去ったらしいが、最後まで交渉なんざしなかったという。何故なら)  ……ほぉら、このあたりがいいんですか?うり、うり。 いいんですよぉ、いつイっちゃっても。 いくらでも元気にしてあげますか、ら……ねっ♪(づぷぅぅっ♪)   (何してたんだ一晩。一体。それは暗黒街の歴史の中、永遠の謎とされている。どっとはらい。) [Sat 3 Dec 2005 01:11:47]
店長 > ( 薄れていく意識の中で盗品が盗まれていくのだろう。いやいや、元々盗品なのだから盗むとか盗まないとかそういうのは問題じゃあない――。 高笑いすら耳に遠い、頭がぐわんぐわん揺れる。この一件を天下の自警団サマに通報しに行くか?いいや、それは出来ない。 法を破って暮らしている者の弱点は、法の加護を受けられないことだ。 ”ルールは一つ!ルール無し!” それを良く実践しているのだ、こいつは…ッ! なにやら気持ち悪い感触と言葉に思わず歯をぎしりと鳴らす。 ) ま…… 魔女、め……ッ! ( ちょっと涙眼だった。 ) [Sat 3 Dec 2005 01:08:54]
クーン@盗品回収 > (ニセモノだった。しかし当人はそんなこと関係なかった、何せ酔っていたから! さっきのキッシャーの舌っぽい何か干からびたモノも引っ張ってくるとごしょーばーん♪とか言ってワイン垂らしてみる始末。瑞々しく思わず張り付きたくなるような張りを取り戻した舌っぽい何かは喜び勇んで店主の服の中へ。爆笑するギルド長。) ……んん〜、せっかくです。 脚コキとかどうですか。(何か不穏な呟きが聞こえたとか聞こえなかったとか。交渉しろよ。) [Sat 3 Dec 2005 01:05:26]
クーン@盗品回収 > ぷっ。 ふふ、は、あははははっ♪ (愉快な顔色で突っ伏す店主の横でカウンターに横座りして高笑い。そのままグラスに謎ワインを注ぐと、ぐい、と煽って―――ぷはーっ!) くぅ、効くゥ―― なかなか美味しいですねぇ、このお酒。んん、んー?なんです、この小汚いナイフ。こんなボロボロの売り物にもなりそうにないナイフなんか、あんまり小汚いから私が貰ってってあげましょう。(なんか何の変哲もない雑多ナイフっぽい気がしたからとりあえずかっぱらう。[鑑定] [Sat 3 Dec 2005 01:03:05]
店長 > ( 此処は暗黒街。 騙し騙され―― そしてそれが正当化される世界。フジータは今まで沢山の人間を騙して来たし、また同時に自分も騙されてきた。もう騙されないぞと硬く心に誓って今日まで生きてきた。 しかしフジータは此処に来てまたしても――  嗚呼、負け犬の側に回ってしまったのだった。 ) ――――ッ! ( ドクチァ とかそういう音が鳴る。フジータの顔が見る見る青ざめていき、最後には緑になった。 ) な…… な、何するだぁ――ッッ…… ! ( ……スターブルーム、ギルドマスタークーン。その名を深く深く心に刻むのだった。最も魔女らしい魔女として… フジータの心に…。 ぐらりと体が揺れると、クーンの隣に前のめりになりながら崩れ落ちた。 ) [Sat 3 Dec 2005 00:55:41]
クーン@盗品回収 > はっ、あ………ぇ?誘った、なんて――― ご冗談を。こんな酒を盛ってきて、誘ったのはそっちじゃないですか。(押し倒そうと迫る店主、焦りなさんなとでも言うかのように指先で頬を軽く撫で、押し留め。悠然と微笑みながら、その精悍な頬へと頬ずりをして―― うん、なんかもう今なら浮気していいような気がする。浮気してもきっと彼女は文句言えないそんな予感がすごいする。)  ん、ふふ……えぇ、魔女ですもの。 魔女だから――(するり、指先と鼻先が、首筋から胸元を通り、ゆるり、ゆるりと焦らすかのように少しずつ、下へ、下へと… 胸元から腰、その中心へと―― ワイングラスの残りを煽ると、空になったグラス、手首のスナップ利かせて)    プロージット!!(突如店主の股間目掛けて、メメタァ!! [Sat 3 Dec 2005 00:49:13]
店長 > え……。 ( するりと腕から抜けていって、棚の影へと。 そして光、一体何をと様子を見に行こうとしたときには。 ) な、なん……ッ。 ( 出てきたのはあられもない姿の女性だった。どんなペテンかトリックか、ああ。そうか、魔女だからか? いやいや、何を。何を馬鹿な。 店主はうろたえるまま腕の中に倒れこむ子供…… いや、女を受け止める。 ) ……………。 ( そう、腕の中の相手は正しく女だった。肌は白く、柔らかく。 ……何だか良く判らない、判らないがとにかく。 とにかくだ。 ) ……… あんたから誘ったんだからな。 ( は、と濃い吐息を漏らすとそのまま少し乱暴に床に押し倒そうとした。 ) [Sat 3 Dec 2005 00:42:13]
クーン@盗品回収 > ひくっ。(またもしゃっくりだ。ちらり、見上げた視線の先におろおろとする男。ふん、そうか。貴様も所詮はただの男か。これが彼女なら、こんな無防備な姿なんて見せただけでこう押し倒してくるに決まっているというのに!……ああ、いや何を考えてるんですか私? 次第に混濁とし始める意識。)  ……ちょっと、待っていてください(支える腕を振りほどくと、棚の物陰にもぞもぞ這いずって――呪文詠唱、ぶつぶつと。閃光。)  ……これでぇ、どうですかぁ…?(次に出てきたとき、ギルド長は妙齢の女性になっていたという。久しぶりに使ったよ変身術―――そして服は、当然のように破れた。盗品回収そっちのけで、あられもない姿で店主にどさーり寄りかかる妙齢の自称ギルド長。) [Sat 3 Dec 2005 00:36:07]
店長 > ……いえ、そのようなアレでは。 いやしかし……ええ、 入っていなかったとも言い切れませんが……。 ( 味見しなくて良かったとフジータはほっと胸を撫で下ろす。しかし、腕の中に落ちた軽い体に戸惑ったような視線を落とし――。 ) だ、大丈夫ですかお客様。 少しその、休まれた方が……。 ( これは盗品を扱う店の店主として想定外の出来事。よもや酔った―― しかもこんな子供の介抱をせねばならないなんて。 ) [Sat 3 Dec 2005 00:25:34]
クーン@盗品回収 > ひっ。(悲鳴ではない。しゃっくりだ。顔から首筋から、朱色に染めて手を貸す店主を陶然と潤ませた瞳で見上げる。棚にしなだれかかった拍子にか子供っぽい魔女服の肩はずれ、ほつれた三つ編みを揺らしながら店主の腕の中にぽさりと身を委ねる。) ……はぁ、じゃあ元から―― 媚薬みたいなものだった、と、いう  コト、ですか…ぁ?(てろん、とした目で、やっとそれだけ聞き返す。 ああもうちくしょう。) [Sat 3 Dec 2005 00:21:10]
店長 > ( 意図せずちんこ二連打。本人必死で凄く真面目なんです。 ) ………お、おや。大丈夫… ですか、お客様。 ( これで毒とか入ってる変なワインだったら面倒だ。ちょっと慌てたようにちんまい体に手を貸そう。 ) ……いえいえ、何か入れたりなんてそんな。これはこういうワインなのですお客様、一口で酔ってしまう甘く危険な……。 ( 惜しい、実に惜しい。とは誰かの声。 ) [Sat 3 Dec 2005 00:18:07]
クーン@盗品回収 > (三連続目標値-1だよ…!) [Sat 3 Dec 2005 00:15:08]
クーン@盗品回収 > なっ、これ―――― 何、で…ッ (意識が飛びかける。いやなんかたった一口で瞬間的にものすごい酔った。酔ったっていうか倒れそうであり、なんだこれ酒じゃなくて何かべつのモノに変質してないか、呪われたナニカに…!)  ……それとも、何か、盛っ… (ぐらり、傾ぐ身体を棚で支えつつ胡乱な視線で、[鑑定] [Sat 3 Dec 2005 00:14:48]
クーン@盗品回収 > そうですね……ええ、本当、向いてますよきっと。講談師。(正確には子供向けの紙芝居屋とかそんな。ちんこちんこ連呼してる次点で果てしなく。) ……いいんですか?(いや確かワインに限らず酒って封切っちゃうともりもり味が劣化してくから、滅多なことじゃ封開けないはずじゃあ。―――恐る恐る受け取るグラス、さすがの無知も疑惑げな視線にて、 グラスを、くいっ)  ……… 、 !?(ぐらり。 いきなり世界が、回転した。) [Sat 3 Dec 2005 00:13:00]
店長 > ははは…… 転職を前向きに検討してみるとしましょう。 ( ワインの話にふむ、と頷いて。 ) おお、それでしたら御座いますよ。この最高級ワインの ロマ… ロマ、 ロマネチンコ? …失礼しました、コマネチンコです。 ( さ、と取り出すワイン。一体何屋なんだという前にそもそも名前が間違ってる。ラベルに張ってある文字は「コマネ・コン・チ」とあるが。 ) 勿論、お客様に満足頂く味のワインをと、味見の方も出来ますが――。 ( フン、と栓を抜くと適当なグラスに注ぎ、クーンへと差し出す。絶対ワインの扱いとか知らなさそうな手つきだった! ) [Sat 3 Dec 2005 00:05:38]
クーン@盗品回収 > あは、お世辞が上手ですね。きっと美術商より、講談師のほうが大成なさるかもしれませんよ。(勿論相対する魔女は一エンでも安くあげようと必死である。値段を聞くだけ聞いて余計購入意欲の失せた煙管を脇に退け、)  そうですね…―――では、そう。 ワインは、ありませんか?(銘柄と年度を伝えながら、薀蓄を多々織り交ぜる。樹齢ン年がうんたらかんたら。全部依頼人の受け売りだ。) [Fri 2 Dec 2005 23:59:45]
店長 > ……さようですか、残念です……。 ( ちぃ、と聞こえぬように舌打ちを一つ。 ) [Fri 2 Dec 2005 23:50:23]
店長 > ええ、ええ。全く持ってその通りです。 流石はクーン様、貴女のような方が長になったギルドはきっと栄光を手にすることでしょう。 ( 物の価値が判らぬ二人だからこそそれらしい事を言って相手を言いくるめようとしている。 1エンでも高く売りつけようとフジータは必死だ。 ) 此方ですか――……。 本来なら小国の資産に相当する値が付けられているのですが、ここは特別に―― 16万で如何ですか? ( 特別に16万になってしまうような資産を持つ小国ってどこだよという感じだった。 ……残念な事に、依頼人が求めている本物の煙管とは別物だが、フジータはそんなことは知らない。 ) [Fri 2 Dec 2005 23:49:38]
クーン@盗品回収 > ―――ふむ。 非常に良い品です。 良い品ですけど、惜しい。  私の探しているものでは、なさそうです。(ひと撫でで正体が見切れたらしい。同じようなものではあるが、依頼人の探しているものとは違うものだろう。つい値段などを聞いてはみたが… やはり、必要あるまい。有無、残念。) [Fri 2 Dec 2005 23:49:17]
クーン@盗品回収 > (買うのか―――。) まあ、タイトルが何であろうと、作品の本質に変わりはありませんからね。(それらしいセリフを吐きつつ実は高級品とか美術品とかさっぱり解らぬ魔女ギルド長(自称)。やたらと高級っぽい品々に囲まれて、モノの価値のわからぬ二人が格好つけてせめぎあう。コントだ。) ………ほう。 これはこれは―――お幾らです?(人間じゃありませんから大事ありませんよ、と薄手の手袋をはめた上で煙管の表面をつい、と撫で。[鑑定]。) [Fri 2 Dec 2005 23:40:45]
店長 > ( ――プラティリアの小娘は近々入荷予定、奴隷ギルドで買う予定らしい。今はちょっとフジータの持ち合わせが無いのだ! ) ええ、ええ。 ……………………………… ま、私も何故このようなタイトルを付けたのか判りませんが、きっと何か理由があったのでしょう。 ( げふんッ!と大きな咳払い。 ) 煙管、ですか――……。 おお、そういえばつい最近朱鷺の都の方から巨大な煙管を仕入れまして。 ( 勿論、本当は盗んだ品なのだが。 棚の中から木箱に保管された大きな煙管を取り出した。 ) ですがクーン様、そのお体で煙草は健康に良くないのでは――。 ( 等と言いつつ、その巨大煙管を手渡した。 )  [Fri 2 Dec 2005 23:31:12]
クーン@盗品回収 > それはどうも。私も、Mrフジータの美術眼は大したものだと聞き及んでますよ。(にこり笑顔、満面に。勿論、フジータなんて名前は今日初めて聞いた。) ………そうですか。タイトルは「振り向く女」とか描いてありますが。(配置ミスだろうか。アシスタントでも居ないんだろうか。例えばブラリティアの小娘。) ………ていうか、その逸話本当ですか。(本当だったら嫌過ぎる。もう報酬要らないから縁切らせてくれとか言っちゃいたいくらい。言えないが。) まあ、絵画はいいとして……他にはね、そうですね……煙管なんて、ありますかね。私も偶に嗜むんですが。(30センチくらいで、人が殴れそうなくらい大きいものがいい。「持ってこれるものなら持ってきてみろ」、そんな響きを込めてみる。) [Fri 2 Dec 2005 23:23:26]
店長 > ( 修正 ) 男の情念が絵に宿った一品で御座います―ー。 [Fri 2 Dec 2005 23:15:37]
店長 > ―― これはこれは、魔女ギルド長のクーン様。 お噂は聞き存じております――。 ( と、適当に褒めておくのがフジータ流の接客術。実は魔女ギルドのことは余り知らないフジータでした。美術品のことも余り知りませんが! ) おお、お眼が高い。あれは愛していた前妻に、人としてやってはいけない犬との戯れを見られ、逃げられてしまった哀れな男の肖像画でございます。男の情念が 些かお値段は張りますが、一ギルドを束ねる貴女様のお部屋にぴったりの高級品かと――。 ( 果たして口からでまかせを言っているのか、それとも…! ) [Fri 2 Dec 2005 23:14:55]
クーン@盗品回収 > (――残念、惜しいけれど、探し物じゃあなさそうだ。値段を見たら86万、まあ1万くらいだったら気まぐれで引き取ってやらないこともなかったが。) おまえはそこでひからびてゆけ――。(依頼品でないと判明した途端掌を返したような冷徹さで干からびた何かを振り払う私。ニセモノにかかずらってる時間など、無いわ!) ……あぁ、失礼しました。 この近くを通り掛かったついで、気まぐれを起こしましてね。何か、気に入るようなモノがあれば頂こうかと思いまして。(肩を竦め、「とりあえず、あの絵画なんか良さそうですね」とさっきの絵画をどうでも良さそうに見遣る。120万とやらのアレだ。) ……そうそう、私、魔女ギルドスターブルームギルド長、クーンと申します。以後宜しく、Mrフジータ。(神の左手悪魔の右手かましてそうな男店主見上げ、肩を竦めた。) [Fri 2 Dec 2005 23:07:39]
店長 > ( ぬ、と突然出てきたのはスーツ姿の長身の男。オールバックでやらしそうな顔が特徴だ。微笑を称えているが何分眼がやらしい。実は下心とかそういうものは全くなくてデフォルトでやらしい顔なのだ。 ) ―― 申し送れました。私、この店のオーナーのフジータと申します。 以後、お見知りおきを…。 ( ぺこりと馬鹿丁寧にお辞儀を一つ。 ) 今日はようこそいらっしゃいました。 何か―― お探しで? ( 何か、色々格闘していらっしゃるお子様を見下ろしつつ、子供でもお金を落として言ってくれるならお客様です。 ) [Fri 2 Dec 2005 23:00:37]
クーン@盗品回収 > 何ですか今にも死にそうな動きで私の肩を。え?何?水分が無くてカサカサだ?吸い付きたくなるようなすべすべ肌になりたい?(長いその身を使い、器用に文字を形作る、よくわからん何か。) ……意外と余裕ありますね。(ツッコミを入れたとたん、もうダメだとばかりへこたれる正体不明の何か。…何か、先端と先端に孔が空けられ、金具がついてるが…――もしかして、首飾りじゃあないだろうな。これ。まさかアレとか言わないよな。よな。)  ……キッシャーの、舌?(嘘ォォォ。[鑑定] [Fri 2 Dec 2005 22:58:36]
クーン@盗品回収 > さて、次は…………装飾品いきますか。(指輪……はこないだ別の店でえらい事実と共に発見してしまった。ならば……ふむ、この首飾りなんてどうだろう。鑑定が少し難しいが) ……かといって、リストにある以上は探すべきですよねえ。(最悪ガセを掴んだところで痛むのは自分の財布では以下略。いびつな形をしているとの話だ、形の妙な首飾りを探せばいいんだろう。) ………ありませんね。(装飾品を漁るも、どうもそれっぽいものが見当たらぬ。となれば、この店には無いのか―― と、ふと肩を叩く何者か。) いや、今忙しいんで後にしてください。(とんとん) しつこいですね、今仕事中だから――(振り返った先。何か、居た。)  …うっわ何ですか貴方。(干からびた細長い何かが助けを求めるように己が肩を叩く。ホラーか?ホラーになったのか、いつのまに!) [Fri 2 Dec 2005 22:54:40]
お知らせ > 店長さんが入室されました。 『お客様――。』 [Fri 2 Dec 2005 22:54:38]
クーン@盗品回収 > (うわ本物だ。つかどうして自画像が動いてんですかいやマジで。前妻呪い殺すわ自画像は動くわ何者ですかあの金持ち!) まあいいですか、値段はえーと――――――― は?120万?(なめてんのか。いや確かに動くけどそういう問題じゃないだろう。……まあ、あれだ。あとで交渉でどうにかするかそのへんは。) [Fri 2 Dec 2005 22:45:36]
クーン@盗品回収 > ………うわ、動いてる。マジですか。(呪いのアイテムなんじゃないのかこれ。じいっと眺めていると、だんだん人物の動きとやらがつかめてくる。どうやら両腕を広げ、鷹揚に歓待してくれているらしい。木枠の外の自分を。…やたら社交性のある絵だなあ。) ……っていうか、この絵の動きってどっかでみた記憶があるんですよねぇ。(んー………誰だ、どこで見た。この丸々太った豚が趣味の悪いしかも似合わない高級品の衣装に身を包んでるみたいな、見てるだけで不穏な感情にかられるこの動き。      …あぁ、依頼人だ。)  って、待ってくださいつまりこれが自画像ですか?(嘘ォだって動いてますよこれ。いやいやまさか。[鑑定] [Fri 2 Dec 2005 22:43:34]
クーン@盗品回収 > 絶対落書きでしょうこれ…… ん?(と、ふと違和感を感じ、一枚の絵を眺める。白地に、まあ好意的に言えば斬新な構図での黒いラインが縦横無尽に走っている絵だ。タイトルは「振り向く女」。……ダメだ。やはりどこをどうみても、キャンバスをミミズがのたくってるようにしか見えない。どうやら人物画のようではあるのだが…)  ……ん?(何か、今、動かなかったか、こいつ。) [Fri 2 Dec 2005 22:39:43]
クーン@盗品回収 > とりあえず―――(理解りやすいところからいこう。まずは、絵画。シュールな画風という話だから、見ればすぐに解るだろう。と、何枚か並べられた絵画の中からそれっぽいのを探しつつ――)  ……いや、無いし。っていうか解らないし。(有名名画の贋作だったらいくらでも出てくるが、そんなものは探していない。かといって贋作ではないシュールなモノというと、これがまた正体が解らぬ。何描いてるんだかさっぱりだ。) ……えぇと、これは……なんです、果物?(タイトルを見ると、「見渡す世界の中に介在する時計と男の演題」 ……いやいやいや。いやいやいやいやいやいやいや。 ありえない。) [Fri 2 Dec 2005 22:36:25]
クーン@盗品回収 > (おお、さすが高級品店。今までと違い、埃臭さなんか微塵もしません。商品の値札も当然ありえない桁数を数えていたけど。) ……なんです、これ。この明らかにパチモンくさいブローチが27万って。(引っかいただけで剥げそうな安っぽい銀メッキに、絵の具を塗った硝子のような緑色の宝石。ここの店主の目は節穴か。) ……店、間違えましたかねぇ。(まあせっかく入った以上、多少は見ていくべきか。ていうかこのまま出るのなんか損した気分だし。) [Fri 2 Dec 2005 22:30:29]
クーン@盗品回収 > (こんばんは。クーンです。今日は、高級美術品店に来ています。) 盗品専門ですがね。(闇屋というのだ、そういうのは。まあ暗黒街でやってる店なんて、たいていそんな手合いだろうけど。店先に箒に見えない箒を置くと、入口を潜る。因みに箒っぽい何かには、自分以外が触れると電流が走る仕掛けが掛けてある。防犯対策である。) ……さて。(ざ、と店内見回して――) [Fri 2 Dec 2005 22:27:16]
お知らせ > クーン@盗品回収さんが来ました。 『四日目』 [Fri 2 Dec 2005 22:25:01]
お知らせ > アザリーさんが退室されました。 『 最近お茶ルーレットすら発生しないという件。(健啖なんデスヨ。) 』 [Fri 2 Dec 2005 01:00:07]
お知らせ > ジャスティス@調査さんが帰りました。 『いい夢を、アザリー』 [Fri 2 Dec 2005 00:58:23]
ジャスティス@調査 > そうねー、がんばらないとね、大掃除、とその前にクリスマスの飾り付けか……。この仕事も終われば、ちょっと贅沢なクリスマスになりそうだし……あ、私も手伝うわ (流し場に一緒に立って……やがて寝床に潜り込むだろう) [Fri 2 Dec 2005 00:58:17]
アザリー > 「食べ物を見た目で判断するなー」っていう事を幼い私は学んだわけですよ。 ( 妙な流れの話を綺麗に纏めてみた。 いや我ながら上手いなとか思いつつ。 ) アングリマーラとかアマウラとか、もう異世界ですねぇ…ヴェイトス市のおサムライさんって実は結構自由にアレンジしちゃってるらしいですし。 ( その辺は分からなくも無いが。 クリスティアとヴェイトスでもやっぱり、何処か開放感が違うというか。 逆にいうといい加減で雑多な感じでもあるが。 さて、欠伸が伝染ったところでカップを置き――――。 ) …寝ましょうか。 そろそろ年末に向けて大掃除とかもしなきゃですね。 ( 席を立ち、洗い場にカップとティーポットを持っていき―――。 ) [Fri 2 Dec 2005 00:54:57]
ジャスティス@調査 > ……たまに、先人って偉大だと思うわ。 (何でこんなもの、食べたんだろう?そんな風に思える食べ物がヴェイトスにすんでいるといくらでも見ることが出来る。アザリーが話す物語に相槌をつきながらも、ちょっといやんな感じの料理とか思い出したりして) 砂漠は私も知らないなー、駱駝、って言うこぶだらけの痛そうな動物がいるみたいだけど……魚の方は、動物園だしどうかな? (ふぁ……カップの半ばまで飲んだところで、あくび一つ) [Fri 2 Dec 2005 00:46:00]
アザリー > それがですね、毒じゃなくって薬なんですよ。 子供の頃読んだ本に載ってたんです。 黄金の鎧を着た騎士が恋人を助けに行くお話しで。 瀕死になった主人公が以前魔物のレストランで食べた「ミツユビオニトカゲのムニエル」が実は命を救うっていうエピソードで―――( 古い本である。 そもそも本というものが村全体で見ても、数えようと思えば数えられる程度しか無かった。 多分村の子供達は皆同じお話を子供の頃に読んでいるのだろう。 ) 海とか砂漠とか、南の方の気候って馴染が無いですね。 川魚しか知らかったから、海のお魚の大きいこと大きいこと。 ( なんだか食べ物の話ばっかりである。 酔っ払いとそう変わらないレベル。 ともあれ、二人分のお茶を淹れていつもどおりの時間を過ごす。 そろそろ眠るのにいい頃合か。 ) [Fri 2 Dec 2005 00:39:06]
ジャスティス@調査 > うーん……異文化って深いわねぇ……。 (うんうん、とゼッタイわかっていないままうなずきつつも、アザリーに子供に聞いたほうがいい、と言われれば、それもそうだわね、とごまかすように笑う) なにそれ?毒持ってそう、 (損で色は緑と赤の極彩色、すばらしい想像だ) どうせなら、おおきかったり、変なのがいいわよね! (森には居ない動物っていったら、かわとか、草原の動物かな?かわいいのなんてどうだろう?なんてアザリーにすでに来る動物リスト見せちゃったりしつつ徒然なるままにしゃべる) [Fri 2 Dec 2005 00:31:53]
アザリー > アマウラじゃ日常茶飯事らしいですよ、ボケとツッコミといって―――( アマウラの西の方独特の笑い文化らしい。 ホワイティアには難しいおはなし。 ) 下品、ですか――――んん、でも動物園ならやっぱり大人じゃなくって子供に聞いた方が良いんじゃないですか? えっと――――動物。 虎…はこの間見たし、サンショウウオは作ったし。 国が森の奥だから見た事無い動物って多いんですよね……ミツユビオニトカゲとか。 ( ぼそ、と出るのはもう名前からして可愛くなさげな怪生物。 実在するのかすら疑わしい。 ) [Fri 2 Dec 2005 00:28:07]
ジャスティス@調査 > えっ!?えっと……ごめん。 (とりあえず謝っておきながら、ぬくぬく温まって) うんとねー、やっぱりこの辺の人たちじゃだめ、発想が下品だこと。 (まったく!なんてのんきに言い放ちながらも、アザリーの後をついていく。握られた手も温まった、感謝感謝) そういえば……アザリーにはどんな動物が見てみたいかまだ聞いてなかったよね? [Fri 2 Dec 2005 00:20:37]
アザリー > そこは「何で昔話になっとんねんー!」とかですね、まぁ良いんですけど。 ( ツッコミが欲しかった様子。 分かり難いボケは西アマウラ人以外に唐突に振る物じゃない。 さておき、相変わらず寒い聖堂。 人肌の温かいこと。 外から帰ってきたばかりのジャスティスさまの手を握って温めてあげたいところだ。 ) あ、お茶の用意出来てますよ。 そろそろ帰ってくる頃だと思って――――お仕事、御疲れ様です。 成果ありましたか? ( 林檎を両手で受け取って暫し玩び、とりあえず厨房いきましょ、と先に歩き出し。 ) [Fri 2 Dec 2005 00:16:39]
お知らせ > アザリーさんが入室されました。 [Fri 2 Dec 2005 00:10:35]
ジャスティス@調査 > え?何が? (はい、りんご、とお見上げをアザリーに渡しながら、軽いハグ) 夜の林檎は銅っていうけど、せっかくだし食べちゃおっか? (そうだ、アザリーにも動物のことを聞こう、そんなことを考えて) [Fri 2 Dec 2005 00:06:54]
アザリー > ( いつもどおりそう長くは祈らない。 現状の把握とこれからやるべき事の整理、それから自分以外の色んな物や人への感謝をするのがこの田舎者の新米シスターにとっての「お祈り」。 望んだり願ったりは行動した後で良い。 特にこの暗黒街では、先ず手と足を動かすことだ。 ) ――――というわけで何事も無く一日は終わったのでした。めでたしめでたしー。 ( いつの間に物語になったのか。 単に大扉が開く音がして、耳に馴染んだ声がしたから言ってみただけだけれど。 振り返り、旦那様のお出迎え。 ) お帰りなさい、ジャスティスさま。 [Fri 2 Dec 2005 00:02:49]
ジャスティス@調査 > (結局その後は特に人に出会うでもなく、境界に帰り着く) ただいまー。 (のんびりした声を上げて、奥さん?が待っている厨房に行こうとするが、聖堂で祈る姿を見ればすぐに足を止めるだろう) ただいまー……あ。 [Thu 1 Dec 2005 23:55:52]
アザリー > ( などと言うと子供みたいだけれど。 主人の仕事帰りを待つ主婦みたいでもなくはない。 洗い物を済ませて軽く摘める夜食を作り、お茶の用意なんかして待つ姿は案外的を射ているかもしれない。 不意に空いた時間、厨房を出て聖堂へ向かい、主の前に手を組み合わせた。 あとは、ジャスティスさまの帰りを待つだけだ。 ) [Thu 1 Dec 2005 23:51:41]
お知らせ > アザリーさんが来ました。 『 お留守番。 』 [Thu 1 Dec 2005 23:46:41]
ジャスティス@調査 > 何かあるかな?手に乗る猿とかいいな、いいなっ。 (いつの間にか自分が見たいものになってしまっているが、ふと、それ書いちゃったら仕事を達成していないことになると気づいて) あくまで皆が見たい意見が多いもの、だもんね。 (そうだそうだ、と気を取り直す) [Thu 1 Dec 2005 23:44:21]
ジャスティス@調査 > (だめだ、ここのおっちゃんやチンピラじゃだめだ、もう少しましな人はいないか、大して広くない通りを視線で嘗め回すようにしながら、大またで一歩一歩進んでいく) そういえば……私の見たいものも一票に加えていいのかな? (私、何か見てみたい動物とかいったっけ、空を見上げて考える) ……凶暴じゃないドラゴンとか見てみたい [Thu 1 Dec 2005 23:29:08]
ジャスティス@調査 > …………グラマーな人魚。 (これだ、ようやく出てきた答えが) …………はぁ。 (かわいそうな人を見る目付きでオッちゃんたちを見下した後、やおら立ち上がって) あぁ……一応ありがとね、はい、これ酔い覚ましにでも食べて。 (林檎をおっちゃんたちに差し出しながら、教会方面に歩き始める)  [Thu 1 Dec 2005 23:18:10]
ジャスティス@調査 > 見るの、見るだけ、わかる? (道路の端っこに座り込んで酒盛りをしているごろつき達の輪に割って入った一人の修道女が、人差し指立ててごろつきたちになにやら熱心に説明している) って言うことで、見てみたい変わった動物とかない?まだ純粋だった子供の頃とか。 (どういう意味だこら、とおっちゃんたちは顔をしかめるが、色々と真面目に考えてくれているようで……)  [Thu 1 Dec 2005 23:09:15]
お知らせ > ジャスティス@調査さんが来ました。 『いや、食べるんじゃなくて』 [Thu 1 Dec 2005 23:07:04]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 [Thu 1 Dec 2005 22:24:29]
フェンサー >  …………知ってる。 ( 駆け出す背中を、少し寂しげに眺めながら、フェンサーもまた、去る。 ) ………強くなりたい……それ以上に、守りたい。 [Thu 1 Dec 2005 22:24:27]
お知らせ > レキオさんが帰りました。 『 逃げ出したんだ。 』 [Thu 1 Dec 2005 22:23:01]
レキオ > それは甘えだろッ! 「一人じゃ生きられない」とか「自分は弱い」とかいうのと同じでさ!! やめろ、僕はあんたの仲間じゃぁない―――僕のは確信犯だ。 僕はもっと強くなって、誰にも踏み躙られないようになるんだよ!!! ( それは、踏み躙る側になるという事だ。 僕はその時、この不快感はその女の人が間違っているからだと思っていた。 だから、間違った彼女とそれ以上言葉を交わさないようにって、駆け出したんだ。 ) [Thu 1 Dec 2005 22:22:45]
フェンサー >  別に……ただ君が……そこにいたから。 娼婦なら……きっともう少し素敵、だね。 ( 娼婦という言葉に、嫌悪感を抱かないらしい。 自身に向けられているというはずなのに。 女は追わなかった。 ただ、懺悔するように胸に手を当てた。 ) ………私が……一人では何もできないから、だよ。 私は悪い人間だから、誰も彼も……傷つける。 でも、それでも、巻き添えにしても、友達は欲しい。 傷つけあって……生きていきたい。 傷つくだけでも。 私は君と……ともだちになりたいと思っただけ。 ( 話はそれで終わりらしい。 ) [Thu 1 Dec 2005 22:16:12]
レキオ > ……そうやって通行人皆に声かけるわけ? 「お仕事(しょうふ)」の人なら間に合ってるよ。 ( 理解できない感覚だ。 妙に緊張感の無い口調なのに、得体の知れない。 顔をその女の人に向けたまま僕は距離を取って、そのまま立ち去ってしまおうと後ろ歩きで歩き始める。 ) …僕は、僕みたいなのは一人で十分だ! ( 友達なんて必要ない。 一人ででもやってみせる。 僕のやる事に人を巻き込むなんて、真っ平だった。 ) [Thu 1 Dec 2005 22:10:01]
フェンサー >  ………そうかも……しれない。 でも、暗黒街でも……魔界でも……地獄でも。 言葉が通じれば……割と、コミュニケーションは……とれる。 ( 女はなんということもなく言った。 立っている場所がどういう場所か、理解はしてるだろう。 心でも、頭でも、体でも。 でも、だからといって、女にはどうということはないらしい。 ) だから……君とも、コミュニケーションをとって……それが、「ともだち」になる、第一歩。 [Thu 1 Dec 2005 22:01:53]
レキオ > ( それが、なんだって話しかけて来るのか。 唐突な問いかけに僕は一瞬何事かと頭の中でかけられた言葉を反芻して、その真意を勘繰った。 なんのメリットがあって、って。 両手をポケットに突っ込んでマフラーに頬を埋めたまま、背の高い女の顔を見上げる。 ) ……別に。 暗黒街でそんな事他人に聞かない方が良いんじゃない? ( ドスを利かせようにもいつも以上に高いソプラノの声が出た。 これでも一応、親切で言っているんだけれど。 ) [Thu 1 Dec 2005 21:56:50]
フェンサー > ( 嗚呼――そうでもない。 そうでもないのか。 とフェンサーはゆうるり思い出す。 確か、この街で、子供を見かけたことがある。 それも、もっとか弱い。 いま視界に入る子供は、それよりずっと、強そうだ。 脆そうかどうかは、わからないけれど。 フェンサーはゆるりと歩み寄る。 そして、歩み寄って、きっとこう言うだろう。 ) …………こんな所で……何を? ( それはほとんど、自分に向けての言葉でもあった。 ) [Thu 1 Dec 2005 21:49:51]
レキオ > ( 僕の家族は争いに巻き込まれて死んだ。 誰がどう悪いという話ではない、結局誰の仕業で死んだのかもわからないという、憎むべき犯人の無い殺人だ。 市民ではない、冒険者だとか傭兵だとか名乗ってヴェイトス市を闊歩するようなやくざ者の仕業だと誰かが言っていた。 だから僕はああいう出で立ちの人間に軽く反応する。 根を張らず、家を持たず、営まない流れ者。 ただ何となくそんな彼らが嫌いで、僕は目を逸らした。 お金を持っているでもなし、その上戦いなれている筈。 襲うメリットがあるわけでもなし。 ) [Thu 1 Dec 2005 21:47:10]
フェンサー > ( 女のほうはというと、小さな人影を見つけて、おや、というような表情をした。 あまり幼子が歩く街でもなし、という風に。 左眉が少し上がる。 視線に気づいたわけではなかろう。 わずかな緊張とかそんなのがわかるはずもない。 ただ、おや、と思ったらしい。 子供は多かれど、この街で見かけたのは、初めてかもしれないと。 ) [Thu 1 Dec 2005 21:39:47]
レキオ > ( あんな店でも壁はしっかりしていたらしい。 北側からの風が強いのか、外は酷く冷え込んで、僕はマフラーで頬を暖めながらポケットに手を入れて歩き出した。 買ったばかりのボッタクリなナイフと棍はそれでも僕の新しい武器で、さっそくナイフを袖の中に、棍を腰のベルトに挿すとそれだけで幾らか強気になれる気がした。 ちっぽけな話だ。 ) ―――――――。 ( 通りの向こうから人影。 誰も彼も敵じゃ無い筈だけど、戦うための準備を終えた僕は少なからずそんな気分になっていて。 その距離が詰まる間、なんとはなしに相手が女で武器を持っているということを確認していた。 暗闇が僕の視線を覆い隠してくれると良い。 ) [Thu 1 Dec 2005 21:35:18]
フェンサー > ( ゆらり。 トレンチコートにショートソードとナイフの二本差し。 トランク提げた長身の女が一人、歩いていく。 少なくとも、そう。 決して、どう見たって、なんと言おうが、か弱い乙女ではない、そんな感じの。 うさんくさい、何でも屋を目指してか。 ) [Thu 1 Dec 2005 21:28:35]
レキオ > ああもう、もう要らないよ。 っていうかケチ! モウコネーヨ!! ( ふん、とたった今僕の所有物になったナイフと棍を胸に抱えて店を出る。 ただでさえ非力な僕には武器が必要だった。 魔法が使えるとはいえ、僕のそれはまだまだ未熟で。 それだけに頼ってたらいつか必ずしくじる。 僕はもっと強くならなきゃいけなかったんだ。 ) [Thu 1 Dec 2005 21:25:25]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Thu 1 Dec 2005 21:24:12]
レキオ > 私みたいな女の子が一人で歩いてたらすぐ裏路地に連れ込まれちゃうンだから。 ( ちょっとワザとらしくしなを作って女の子女の子した声を出してみせる。 あと少しで効果が切れる薬の作用で僕は女の子になっていた。 丁度良いカモフラージュだし、此処に来た「子供の客」の印象をそういう風につけておくのも良いだろうと。 少し自分で気持ち悪いのがネックか。 ) それで、ナイフが1万2000と棒が5000エン? ちょっとボッタクリじゃない? こんなちっさいナイフで1万ってさ。 ( 隠匿性に優れる逸品なんだぞ、などとまるっきり素人の子供を見る目線で軽く往なされる。 それは認める。それに目をつけて選んだのも確かだし。 それにしたって布巻いた程度の棒が5000エンってどうだ。 フォーゥンの妙木山の霊木云々なんて説明を白い目で見つつも、仕方なくお金を出した僕は未熟者だ。 ) [Thu 1 Dec 2005 21:21:26]
レキオ > ( 「ヘンルーダ」には行かない事にした。品揃え、値段、質、信頼される店だけあって何処を取っても良質なのは間違いなかったが、若しもの時ああいう大きな店は足がつきやすい。 僕みたいな子供が来たとなるとどうしたって印象に残り易いだろう。 何を買ったかましっかり記憶に残るに違いない。 それで、結局選んだのは暗黒街の雑多な通りにある「なんでも屋」みたいなところ。 武器もあれば鍋もある。 粗悪品臭いものから掘り出し物まで出鱈目に。 その宝だかゴミだかの山の中から僕が選んだのは2つ。 最低限の刃の部分以外を全部握り込んで隠せるような小型のナイフと、素手よりは断然良い、布と塗料で固められた50cm程度の丈夫な棒だった。 ) ……治安悪いでしょ、この辺。 ( 「なんだ喧嘩でもすんのかお嬢ちゃん?」などと冷やかされて、短く無難に返事を返した。 ) [Thu 1 Dec 2005 21:13:39]
お知らせ > レキオさんが入室されました。 『 手に取ったのは2つ。 』 [Thu 1 Dec 2005 21:06:59]
お知らせ > クーン@盗品回収さんが帰りました。 『――三日目、了。』 [Mon 28 Nov 2005 22:52:35]
クーン@盗品回収 > (マイナス1万っしゃー。 締めて全額で……  24万。うわ金庫開けさせて正解だった――)  はい、それじゃあこれ、御代ですから。 (字面では解りづらいが熱い戦いを終えた店主と見た目幼女はがっしりと握手を交わし――)  ああそこの執事さんはおまるだけ持って依頼者のところに先にいってください。(もちろん中身そのままでな!) [Mon 28 Nov 2005 22:52:13]
クーン@盗品回収 > (プチ混乱。やっぱまとめ買いはしないほうがいいってことかすら―― 次、ドレス。)  ……いやほんとプレゼント用ですよ本当、S嬢なんですっていいでしょうジャイアントのS嬢いたって!そうそう踏み潰されるのがいいんですよきっと!知りませんよ私は!(店主と喧嘩交じりでもう古道具屋しっちゃかめっちゃか。交渉。) [Mon 28 Nov 2005 22:49:48]
クーン@盗品回収 > (でも元値…ん?ちょっとまてそういえば交渉術で判定+1だから−1万か。よし納得!いくらなんでも元値はないよな! …あれ、でもそうするとさっきの背伸び草も元値?) [Mon 28 Nov 2005 22:47:36]
クーン@盗品回収 > (よし元値!まあよし! 次、おまる。気が進まないけどおまる。)  いや中身つきは正直ありえないでしょう。 (ほんとありえねぇ。交渉。) [Mon 28 Nov 2005 22:46:29]
クーン@盗品回収 > (+1万。ちくせう! 次、指輪。) いや呪いが掛かってるにしてはこのへんの呪い強度にムラがあーでもないこーでもない。(だんだん適当になってきつつ交渉。) [Mon 28 Nov 2005 22:45:46]
クーン@盗品回収 > (惜しい元値だ! 次は背伸び草。) …いやいや確かにあまり見かけない品ですが需要ってものがねえ。薬の類ならもっといい出物が最近多いですし―― これだってビンテージ物ってワケでもないでしょう?(単独で交渉って案外つまんないよね交渉ーぅ。) [Mon 28 Nov 2005 22:44:33]
クーン@盗品回収 > じゃあ、まずはランタンから―――。(このへんの傷があーだこーだ、どのへんの凹みがどーだこーだ。交渉。) [Mon 28 Nov 2005 22:42:56]
クーン@盗品回収 > (ランタン:7:4万/背伸び:5:1万/指輪:6:10万/おまる:8:7万/ドレス:7:4万) ・・・・・結構、そろいましたねぇ。(手持ちで足りたかすら。財布と相談しつつ馬呼びつつ。いざってときのために金庫から金出しておこう――) [Mon 28 Nov 2005 22:39:27]
クーン@盗品回収 > (本物ー。イヤホーウ。) ………あーもう、いいや。いいです。なんだっていいです。 あれもください、店主。 いえね、ほらちょっと知り合いのジャイアントS嬢にプレゼントしようかと思いましてね!(自棄っぱち気味に購入決定。さてそろそろお会計――  えーっと買うものは、と。) [Mon 28 Nov 2005 22:36:35]
クーン@盗品回収 > (しかもレザー革でパピヨン風マスクまで付いてるんですけど、どうよ。これどうなのよ。) 店主、これに鞭付いてたら完璧ですよねって付いてるぅぅぅ?(あったのか―― いや、いやいやいやまだこれが本物と決まったわけじゃないし!お願いだから私の依頼人をこれ以上変態にしないでください神様……! なんつって[鑑定]ー。) [Mon 28 Nov 2005 22:34:45]
クーン@盗品回収 > あー、はい、私も落ち着きましょう。落ち着きました。ていうか本当に主呪術とかわかるんですか?……まあ、いいですけど。(とりあえずこれも……ああ買いたくないなぁ。なんか失せ物を取り戻せば取り戻すほどに依頼人がなんかすごいイメージで固まっていくのは何故だろう。本当不思議。) ―――あー。(なんかまたすごいやなもの見ちゃったよ見つけちゃったよ。壁に掛かってる真っ赤なドレス。赤くて煌びやかでサイズ大きくて符号はバッチリなんだけど、どうしてそんなに表面積少ないんですか?夜のドレスとか、そういうオチですか?) [Mon 28 Nov 2005 22:33:01]
クーン@盗品回収 > (うーわーやっぱり本物だよもうドウシヨウねこれ!買えってか?買ってけってか?手で持ってくの嫌ですよこんなもの!貰ったばっかりの箒っぽい何かに臭いが染み付いたらどうしてくれんですか!) ……あー、店主ですか?これはいったいどういう了見で……はぁ?運ばれてきたとき既に入ってた?何らかの魔術的品かと思って入れたままにしておいた? ……いや、落ち着きましょう店主。コレのどこがどう魔術的な要素があるのか言えるもんなら言ってください正直棄てるの面倒だっただけでしょうがあああああ。(襟首掴んでがくんがくんがくん―――。) [Mon 28 Nov 2005 22:26:54]
クーン@盗品回収 > (ってか呼びつつとりあえず判定。忘れてたよ判定。[鑑定]でやー。) [Mon 28 Nov 2005 22:24:18]
クーン@盗品回収 > (そりゃあ滅多なコトでこんなキワモノ作りませんよねえ。ところどころ禿げかけたメッキ仕様といい、もうあからさまに本物臭をぷんぷんと――  ぷんぷんと?)  ………。(なんかやな予感がした。ハンカチで口元を押さえると、フタを――やめときゃいいのに――空けて)   …………!!!!!! (うわ入ってるマジで入ってる干からびてるのが入ってる!誰だこれってか店に置くなよこんなもの!) 店の、店のものを呼べーーーー!!(思わずユウザンちっくに叫ぶよ私だって!) [Mon 28 Nov 2005 22:23:48]
クーン@盗品回収 > (恐る恐る手にとって内側覗き込んで彫られた文字が「エリー」キャアアアアア。) うっわマジで本物だし…… どうしよう。 あーと、うーんと…  ―――うん。(見なかったことにした。ワタシハナニモキヅキマセンデシター。よし、本物一つゲーット。) ……さて、次は……―――――あー。(なんか見つけちゃった。見つけちゃったよ?金ぴかでライオンヘッドなアイツを?) [Mon 28 Nov 2005 22:19:02]
クーン@盗品回収 > (とりあえず、指輪から。ていうか指輪意外ほぼ選択肢無いけど。) ……純銀にダイヤとか、もうベタベタすぎて大変ですけどねー。……あー、これですかねーって、うわ。(書割みてビックリ。「呪いのダイヤ:持ち主が呪殺された形跡がある」うーわー鑑定するのが怖いっていうかコレ本物だったらドウシヨウ!シャレにならないよ助けてヒルダさん!(無理) …[鑑定]!) [Mon 28 Nov 2005 22:16:56]
クーン@盗品回収 > ……まあ、私の頭身で胸だけおっきくなっても正直アレですからいいですけど。(プチぶすったれつつ、次の目標ー。今日はちょっと、いつもより大目に探して置こうかな、などと。だって誰もこの仕事やろうとしないんだもの。考えようによっちゃこれほど美味しい仕事はないと思うのに―― まあ何のイカサマもしないとうまみも少ないですけどね。ええ、私はしません、だってギルド長ですからね!) ……次、次。(自分で言ってて、ちょっと空しくなった。次……ん?なんだろう、装飾品のコーナーがある。指輪とか服とかか。ちょっと見てみよう――) [Mon 28 Nov 2005 22:14:35]
クーン@盗品回収 > (あっさりと発見。だって背伸び草って書いてあるしラベルに。ていうか魔法薬の類でラベルが間違ってたりすると正直シャレにならないコトがあったりする。マジで。いやもう、風邪薬と発情薬間違えて飲んでごらんなさい?それも金曜に。正直あのときは死ぬかと―― っと、そうじゃなーくーてー。 首ぶんぶん。) ……これ、胸にぬったくったらおっきくなりませんかねー。(※なりません。) [Mon 28 Nov 2005 22:10:15]
クーン@盗品回収 > ……ますます危険な思想に。(わら人形投げ捨て棚に戻しつつ、次の目標―― ふむ、これにしましょう。背伸び草。多分、瓶詰めになってるでしょう。) ……さて、瓶詰めの類は、と…… こっちですかね。(棚を眺めつ、瓶の並んでいるほうへ―― [鑑定] [Mon 28 Nov 2005 22:07:27]
クーン@盗品回収 > むっ……(難しい。とても難しいところだ。どう判断しよう。いやほら魔女といえば魔女術、魔女術といえば呪術、と旧世界観にも明記されてはいるけれど、ここで「じゃあ+1で成功ね!」とか言っちゃうのもなんか卑怯くさいので偽者ということにしておこう。偽者。) ……ちっ、惜しい。もし本物だったら……(試してやるのに。 とりあえず自分じゃ何一つ決められないくせに判断ばっかり先延ばしにする無能市長に真っ先に試してやるのに!(危険警報ヴィームヴィーム)) ……まあ、目的の品でなかったなら仕方ありません、次探しましょう。(つーか、依頼人どうしてこのテの呪術品なんか持ってたんでしょうネ。もしかして指輪に彫られた名前と現奥方の名前が違うことに関係してるのカシラ! [Mon 28 Nov 2005 22:05:21]
クーン@盗品回収 > (リストとにらめっこ、数秒。) ……んー、よし、じゃあ次はこのわら人形で。(わら人形て。いや、職業柄、他所様の呪術様式とかもちょびっとかじったから知ってるが、こんなあからさまなもん毎晩毎晩釘で打つわけか。愉しい人種だなトキノミヤコ人て。) ――いやいや、さておき。(ランタンよりよっぽど見つけやすいに違いない。さあ来い[鑑定]。) [Mon 28 Nov 2005 21:59:42]
クーン@盗品回収 > (クリティカル!とかこんな鑑定の段階で出ちゃってもあんまり意味はないんだが――とりあえず発見、これはもう真作で間違いないだろうっていうか、ねえ?ランタンにスリットなんかつける時点でどこの馬鹿かと。こんな酔狂するような製作者は一人で充分だ。) よし、んじゃとりあえずこれとー。 次、次。(次は――) [Mon 28 Nov 2005 21:55:08]
クーン@盗品回収 > さて、まずは……っと、魔術・呪術の類の道具……ばっかりですね。多いのはいいですが、これだと逆に探しづらいというか。(こめかみ掻きつつ、まずは探しやすい形状のものから―― うむ、このランタンなんてのが適当そうだ。金貨入れるためのスリットがついてるというのだから、尚更探しやすいだろう。) ……はーい、ランタン、ランタン。ランタンさーん。(なんとなく呼びかけつつ[鑑定] [Mon 28 Nov 2005 21:53:30]
クーン@盗品回収 > (店先に箒を下ろすと、 …ふと箒を眺め。)  ……それにしても、これ。(箒。彼女から服と共に送られた逸品。自作なのかオーダーメイドなのか、箒のくせに何故かハンドルがついている。なんとなく座りが悪かったので、その後フットペダルとスタンドと荷台をつけたら、便利になった代わりに箒に見えなくなったという。いやもうほんとこれ、最早箒ですら。) ……ま、いいですか。便利は便利ですし。(眉根寄せ、むーぐー。まあいいや。  とりあえず店内潜って、黴と埃の臭いに顔を顰めること暫し。古道具屋の類は皆これか。なんかどこに行っても同じような店構えにしか見えないし。まあ品揃えが微妙に違う気もするからそのへんで判断するべきか。) [Mon 28 Nov 2005 21:50:55]
クーン@盗品回収 > (何の勇気かって?それは、彼女から貰ったあの服に袖を通す勇気である。…いや、いくらなんでもあれは。あれは! …着ますけどね?ええ。 でももう少し。もう少しだけ、ココロの準備をつけさせてください―― そんな、古道具屋の前。夜更。) …さて、今日の目標は、主にマジックアイテム関係でいきましょう。(今日こそは。今度こそは。) [Mon 28 Nov 2005 21:46:13]
お知らせ > クーン@盗品回収さんが来ました。 『―――勇気が足りない。』 [Mon 28 Nov 2005 21:44:21]
お知らせ > リゼルさんが退室されました。 [Mon 28 Nov 2005 20:58:36]
リゼル > ( 望むべき者は たッた一つ。   ―――… 何時か目の前に 彼方が現れます様に。 )  ( 祈りだけ、 遠く、遠く ――――…。 ) [Mon 28 Nov 2005 20:58:35]
リゼル > ( ――…楽 だけの世界が有れば良いのに。何度願ったところで …世界が変わる筈も無い。 ) …――― 今日は 何処に行こうかなァ。 ( 歩き始めた歩幅は小さく。 ――…全てを壊してまで手に入れる 新しい への躊躇。 本当に 望むべき形が是かどうかは判らない、けど 。 ) [Mon 28 Nov 2005 20:53:58]
リゼル > ―――… もッと食べたいなァ。 ( 兎に角、無性に 食衝動が己を支配する様に。 ――… 壁に寄り掛かる姿勢 其のままに 空を見上げた。 …何時も通りの 闇色の中の光が異様に眩しくて …瞳閉じる。 )  … 。 ( ―― 本能だけで生き続ければ嫌な事は起こらないのだろうか?  …きっと、何も起こらないンだと思う。 ) [Mon 28 Nov 2005 20:48:02]
リゼル > ―――――… 、 ( 無性に苛立つ。空腹の所為か如何かは判らぬ。 ――…もやもやと 奇妙に蠢く何かが 己の胸の中に這いずっている様。 )  …気持ち悪い。 ( 壁に寄り掛かる様にした、 ――…冷たい感触が 布を通して伝わる。 世界の無情さの様。 ) [Mon 28 Nov 2005 20:40:44]
リゼル > ――――… 本当の不死ッてのは肉体を消滅しないと有り得ないんだって。 ( 寝転ぶ屍に 見下ろす様にして云った。 ――…真の命は肉体と伴う物じゃない、 どッかの誰かが揚々と云って居たのを聞いていただけだ。 ――…殺害の理由。食事の理由。 )   (  ――  殺害に理由を付ければ痛まない事、 最近覚えた。 ――…自分勝手、 そんな事も判っている。 ) [Mon 28 Nov 2005 20:33:10]
リゼル > ( 暗黒街の奥まった場所。――何時も通り人は疎ら。けれど、此処まで届く  喧騒と 悲鳴。 )   ( 其処に 独り。――… 黒い外套羽織り ぼンやりと佇む 少女風貌。 足元に転がるは 屍一つ。 ) [Mon 28 Nov 2005 20:27:36]
お知らせ > リゼルさんが入室されました。 [Mon 28 Nov 2005 20:24:13]
お知らせ > ジャスティスさんが退室されました。 [Mon 28 Nov 2005 00:39:23]
お知らせ > アザリーさんが帰りました。 『 暫し雑談。酒盛りにならなきゃ良いけれど―――。 』 [Mon 28 Nov 2005 00:36:28]
ジャスティス > ええ……そうねぇ。 (毎日やれ!とはやし立てるおじさんたちの輪の中で、アザリーを手招きする。すでに器の中身は半ば担っているが、もう少しこの温かい人の輪の中で楽しむとしよう。そんなことを考えながら冬の空を見上げて) [Mon 28 Nov 2005 00:26:26]
アザリー > ( 既に最後尾の顔がわかるくらいに短く緩やかになっていた列は、程無くして一端途切れた。 大鍋の中にはまだ数食分残っているが、このまま終わりになるようなら明日の朝ご飯か。 鍋の火を落とせば、急速に冬の寒さが戻ってくる。 食事が終わっても話盛り上がってなかなか解散しない人達の姿を眺めながら、ああ、それでもこの光景は価値のある暖かいものだなと思った。 ) ―――――冬の内にまた何回か、やりましょうね。 ( 呟き、人の輪の中に加わっていく。 ) [Mon 28 Nov 2005 00:23:15]
ジャスティス > そっか、赤く染まったケーキとか嫌よね。 (五杯入れたら凄いよ? なんてどこかに電波飛ばしつつ、アザリーの言葉に甘えて自分の分のスープを注げば、おじさんたちのほうに歩いていって一緒に食べて親交を深めようとする) アザリー、ソレが終わったら、片付けは明日でいいから、休んでいいわよーってこらっ!人の肉食べないの!!  [Mon 28 Nov 2005 00:12:58]
アザリー > それを採用すると何を食べても赤いとかそんな状態に――――容器に砂糖、塩って書いておきましょうよぅ。 ( リアルで塩珈琲、やった事があるからこれは強く言えないところ。 この世のものとは思えない味わいでした。 どちらかというと珈琲臭い豆スープに近い。 ) ……って、ジャスティスさまの方こそご飯まだだったんですか? あとは私がやっておきますから皆と一緒に食べちゃってくださいな――――。 ( そういえば休んでいる所とか全然見なかった。気がまわらなすぎだ、と少し反省。 帰る家のないおじさん達なんかは貰ったスープを近くに腰掛けて食べている。 皆で寄り集まって、比較的暖かい教会の壁際、鍋の近くの一角に。 ) [Mon 28 Nov 2005 00:04:53]
ジャスティス > そうね、あと、塩と砂糖、どっちか着色しておくのってどうかしら、食紅とかで。 (この前作ったコーヒーは、香りはコーヒーだけど塩水の味がした)  はいー、怪我のお見舞いってことでいっぱいだけ上げなさい。 (腕一本犠牲にしての?すーぷならもらうのなら、他からも文句は出ないだろう。……凄く痛そうだったもの) さーて、私も少し食べようかな? (列が緩やかになれば、ぐるぐる、とお腹がなって相手に笑われる)  [Sun 27 Nov 2005 23:57:47]
アザリー > …とりあえず調味料っぽい物が並んでると順番に入れたがるの禁止ですね。 気持ちは分かるんですけど。 ( その方法論を採用すると塩、砂糖、胡椒、コンソメ、ブーケガルニ、ソイソース、ミソ、ナンプラー、ガラムマサラがブレンドされた怪奇物体が出来上がることうけあい。 それは決して贅沢とは言わないのだ。 ) あれっ、駄目ですよ? めー! ( 今しがた来たばかりで流石にズルして2回来てる人には気付けない。 指摘されて咄嗟にズルした彼の腕をコキリと捕まえて厳重注意―――そんな事して周りから批難されたら損だろうに。 ) まだありますから今からでも並んでくださいねー! [Sun 27 Nov 2005 23:49:21]
ジャスティス > いやあ、大成功よアザリー!調味料塩だけにしたのが良かったみたい!大好評よ!! (横に並んだアザリーに声をかけながら、調理の大半を担った少女にねぎらいの言葉をかけて。やがて注ぐペースに差が出てきてあせるが、あせった分だけスープがこぼれるので、頼むから急ぐなと並んでるほうに注意される) あっ!!アザリー!その人さっき来た!め!! (やぁ、にぎやかなのはなんともいいことだ。取り合えず目の届く範囲では和やかな空気が広がっている。みなのお腹がすくまでは、この平和な時間は続くだろう) さー!他に誰かいませんかーっ? [Sun 27 Nov 2005 23:35:56]
アザリー > 2列に分けますねー! 順々に右、左、って分かれてくださーい! ( 厨房の仕事は一先ず終わったので列に向かって手を振って注目を集め、声を張り上げる。 かなり長かった列がこれで半分に。 中には「右ってどっちだっけ。」とかそんな人も居ないでもないけれどまぁご愛嬌。 ) はいっ、済ませてきました――――味見を兼ねて。 もう一息頑張りましょうっ。 ( と、隣に立つジャスティスさまに笑顔で答え。 ふと持ち上がった配給の話、具体的になにかしているという充実感があって良い。 小さな事だけれど、出来ることをするのならそれで良いんだとおもう。 ) [Sun 27 Nov 2005 23:28:38]
ジャスティス > はいっ!お疲れ様っ! (体をどけてアザリーに道を譲りながら、礼をいい、首にかけたタオルでアザリーの額の汗を拭いてあげようとする) ご飯もう食べた?  あっ、はーい! (再び配給を続けながら、裏方の具合と様子を聞く) [Sun 27 Nov 2005 23:20:15]
アザリー > せーのっ…はい退いて下さいねー!! ( 聖堂の奥から外に向けて一声かけ、追加分のスープの入った大鍋を持ち上げる。 大の男がなんとか運ぶような重量のそれを両手でいっきに、配給会場になっている教会前へ小走りで駆け出す。 人並み以上に腕力があるとはいえ、流石にジャスティスさまみたいに悠々となんか小皿でも運ぶみたいには無理だ。 ああ、あと5秒、4,3,2,2,1――――。 ) よいしょっ、とッ―――。 ( 何とか一息に運び込んで台の上へごとん。 未だ列は続いていて、追加は無駄にならなさそうだった。 ) [Sun 27 Nov 2005 23:15:22]
お知らせ > アザリーさんが来ました。 『 追加分いきまーす! 』 [Sun 27 Nov 2005 23:08:20]
ジャスティス > まだまだたっぷりあるから喧嘩しない!! (列の半ばで喧嘩になりかけている男達に怒鳴り声を上げて、おたまからメイスに持ち替えて恫喝すると、男達はしぶしぶ喧嘩をやめる) もう……まぁ、お腹減るといらいらするものねぇ。 (はい次の人ー) [Sun 27 Nov 2005 23:01:18]
ジャスティス > (がやがや、と列が伸び、白い湯気が上がる教会の前の通りは、熱気に包まれていて、一時寒さを忘れさせる。) ほーら!まだまだあるからねー。あらおじさん、久しぶり。もうお酒やめた?買うお金ない?結構結構! (久しぶりに見る顔に声をかけつつも、姿を現さないご近所さんをチェックしつつ、後日行ってみようと考える) [Sun 27 Nov 2005 22:47:50]
ジャスティス > はーい、並んで並んでー。 (教会の前に、木箱と板を組み合わせた簡素な台の上に、缶々のコンロを乗せて、大きな鍋をぐつぐつと煮込む) はーい。どうぞ。 (手渡される器に、暖かいスープをついで行く。芋とたまねぎとブタの細切れの塩スープ。簡素なものだが、一度凝ったスープを作って振舞ったら、途中から人の列が霧散した。以外に謙虚な人たちらしい) [Sun 27 Nov 2005 22:40:18]
お知らせ > ジャスティスさんが来ました。 『炊き出し』 [Sun 27 Nov 2005 22:35:40]
お知らせ > ハンダさんが帰りました。 [Sun 27 Nov 2005 16:19:15]
ハンダ > (額の血を拭った手で頬を掻いた。) …で、 (彼女は気を失ってしまった。) 放置はあかンわな。 (――そう云うと、少女と槍を抱えて病院に向かう。) (後に残るは血の跡と、彼女の奥歯の欠片くらい。) [Sun 27 Nov 2005 16:19:13]
ハンダ > (汗の代わりに、彼女からの一撃で滲んだ血が伝ってゆく。) (重傷の顎でも礼を云うてくれた彼女に。此方も深く礼を返した。) ン。乙。 (戦闘の経験にちょっと後押し、石畳に落ちた血が★の形に五つ分。) ありがとなー。 (退屈せずに済んだ。 男は彼女の事を阿呆だと云ったけれど、其れは自分を棚上げした言葉だ。) [Sun 27 Nov 2005 16:16:55]
お知らせ > 真槍さんが退室されました。 『(その顔に、微笑が浮かんでいて)』 [Sun 27 Nov 2005 16:13:11]
真槍 > (もうよける余裕などはなく、その一撃は腹へと吸い込まれ衝撃を内臓に伝える。 大きくくの字に身体を折り曲げると、口から血を吐いて) ガ・・・ハァ・・・・・・・。(苦しげに腹を押さえつつ、自分を倒した相手を見て)・・・ありがと、楽しかっ・・・た・・・・・・わ (次第に意識が離れて、その格好のまま気を失う) [Sun 27 Nov 2005 16:12:48]
ハンダ > (頭蓋が割れるかと思った。倒れた彼女が解らなかったのは、視界が歪んでいたからだ。)      (それでも目の前に気配が無いから見下ろしてみると、其処に彼女が転がっていた。) (ぐ、と眼を細めて、睨み据えた。狙いを間違えぬように。 ――腹に向かって真っ直ぐ突きを落とさんとッ。)      (命を奪うつもりは無い。 が、彼女が未だ呻いている…意識がある内に手を差し伸べるつもりも無かった。) [Sun 27 Nov 2005 16:08:26]
真槍 > ガッ・・・(鈍い音。跳ね上がる頭、線を引く血が宙を舞う。 砕けたのは奥歯。白い歯が宙を舞う)(そのまま後ろへと倒れこむ。あごの激しい痛みを覚え、押さえて痛さをこらえる。 顎も割れているようだ、口から血が出てくる)―――ぐ・・・ぅ。 [Sun 27 Nov 2005 16:04:01]
ハンダ > (低い処から、) ――ッ!! (膝のバネを一気に伸ばすッ。)    (頭突きッ――彼女の顎目掛けてッ!) [Sun 27 Nov 2005 15:59:18]
真槍 > (予想以上に動きが速かった。相手の頭の位置はもはや間合いの中、危険だ。受け止められた蹴り足を戻そうと・・・) [Sun 27 Nov 2005 15:56:06]
ハンダ > (飛んできたものが何か解らなかった。) ッつ …――! (ビシッ、と額に赤い血が滲む、同時に ぐら と駆けるスピードが緩んだのは目の前が真っ白になった一瞬に。) ッテェ…! (風の唸る音が聞こえた。)        (迫る中段蹴りを、片腕で頭を庇いつつ受け止めるッ。) (丁度彼女の膝辺りに手応え(足応え?)があるだろう。) [Sun 27 Nov 2005 15:52:56]
真槍 > 槍ッ!(それは自分と少し離れた位置にあり、私がそれを取ってくるまで待っているような相手ではなく。 しょうがなしに、体術で勝負をつけようと身構える。) (近づく相手に石畳に落ちている小石を蹴りつける。それに続いて中段蹴りを・・・・体制の低い相手の頭へと) [Sun 27 Nov 2005 15:48:39]
ハンダ > (やっと右足が離れた。枷が落ちたような感覚、妙に軽く感じる。) (相手が間合いを開く間に、此方も棒を拾って立ち上がる。) 背骨曲がりそ。 (さっきの蹴りがじんじんと背を苛むから。)      (相手には十分に体勢を整える時間を与えてしまった、) (低い姿勢で、――だッ! 詰める!) [Sun 27 Nov 2005 15:44:22]
真槍 > ぅ・・わっ!(ウェイトが軽いから、いとも簡単に引き倒される。ついでに言うと掴んでいた足も離してしまう )ちっ・・・・(相手は私よりも格段に早いことがわかった。今の攻防で足を離してしまった事は自分が劣勢になることを教えてくれた。  引き倒されると同時に転がり、間合いを取ろうと・・・) [Sun 27 Nov 2005 15:41:46]
ハンダ > (両足が地から離れては、後は引力に従うしかない。) (右足は、男が想像していた以上にがっちりと掴まれている、…彼女は相当の力の持ち主かと今気づく。) ――ぐッ…! (両手を地面に付き、逆立ちか腕立て伏せのような格好。其の背に彼女の右足が落ちてきた。) (左足を下ろし、両手の三点で自分を支えながら、)      (掴まれた右足を振って後方に引き倒さんと!) [Sun 27 Nov 2005 15:35:44]
真槍 > (うまくつかんだ。右足をわき腹に抱え込むように掴み・・・。右足の膝裏に引っ掛けられる感覚 相手の狙いはこちらの体勢を崩すことか?)奮ッ!(引っ掛けられた右足をそのまま上げて、浮いた相手の背に蹴りを一撃入れようと) [Sun 27 Nov 2005 15:31:21]
ハンダ > (しっかりと堪えた彼女は油断無く足を捕らえてきた。 ぐら、とバランスを崩し劣勢に持ち込まれそうだのに男は笑った。)    (掴まれたのは右足、  其処で左は軽く跳ねて、彼女の膝裏へ引っ掛けンとッ。) (傾ぎ行く身体の勢いを乗せて、彼女ごと転がそうと云う算段。 間に合うかッ。) [Sun 27 Nov 2005 15:26:53]
真槍 > (衝撃が槍を伝わり手に響く。 と、相手は棒を手放して間合いを詰める)―――― (相手の間合いに入ったことを察して、背筋に寒気が走る。 )(衝撃)(わき腹へと当り、こみ上げる吐き気を飲み込む。 そして蹴った足を相手が引く前に取ろうとつかみ掛かる) [Sun 27 Nov 2005 15:22:10]
ハンダ > (槍と棒では、衝撃を受けるのは此方。手が ジリ と痺れた。) (棒をあっさり手放し、)       (男だけが彼女の間合いへと飛び込んでくる!) (片足裏が ジャリ! と地面を擦った。――彼女の横っ腹に回し蹴りりをせンと!) [Sun 27 Nov 2005 15:17:24]
真槍 > 承知ッ!(槍を地面に突き立て、体勢を崩そうとする一撃を受け止めようとする。 が、振るスピードが速いため、間に合うかどうか・・・) [Sun 27 Nov 2005 15:14:42]
ハンダ > 「実戦」や云うたな、 (棒を背後に構え、) 怪我しても知らンど、 (だって相手は本人の云う通り女性だ。併し実戦なら、腹だって顔だって狙うぞとの予告を言外に。)      (振るうのは足元、体勢を崩さんとッ!) [Sun 27 Nov 2005 15:11:48]
真槍 > チィッ!(舌打ちをして瞬間背後へと跳び・・・・しかし、うまく衝撃に合わず 大きく吹き飛ばされる形となる) やるぅ。 (ぞくぞくしてきた。体勢が崩れるも、なんとか身体を起こして次の一撃に備えようと) [Sun 27 Nov 2005 15:09:01]
ハンダ > さよか。 (横に退いて突きを避ける、…狭い路地だ、 ど と壁に背を打った。) 俺はハンダ。 (云いつつ、槍を突き出した格好の彼女へ自分ごと突進するように突きのお返しをせンとッ、――狙いは肩ッ。) (彼女の後方…「演舞」が出来たくらいは開けた処へ突き飛ばそうと云う心算。) [Sun 27 Nov 2005 15:05:04]
真槍 > いや、多分怒らない。 逆に嬉しいな♪(槍を構えなおして。) ――――私の名は真槍。貴方は? (ニィと口の端を上げて、突き刺すように突きを貴方の身体へと) [Sun 27 Nov 2005 15:02:07]
ハンダ > 同じニオイがする、て云うたら怒るゥ? (発作みたいに闘いたくなる事。 ――棒を引っ込め、)     ありが とッ。 (足元を掠める槍、寸でのところでジャンプしたが片足を取られた、) (飛び退くも体勢はやや傾ぐ。)   (間合いが少し開いた。) [Sun 27 Nov 2005 14:57:37]
真槍 > 言うと思った。(そういわれても仕方がないだろう。実際、戦闘を望んでいるのだから ) 最初はただの散歩だったんだけどね。急に戦いたくなったの (ごく当然のように言ってのける。そして自称するように笑って)――――やっとやる気になってくれた? (頬をかすめる一撃を見て、そのスピードに身震いをする) あんたみたいなの、大好きよ。 (持っていた槍を握り締め、彼の足を払うように) [Sun 27 Nov 2005 14:54:23]
ハンダ > (威勢の良いお嬢さんだ。) 何、戦闘狂? (それとも、脅威の少ない最近に退屈した戦士なのだろうか。 まさか軍神とは知れぬ、似た衝動は男もある筈だのに。) 怪我した後なンかの帰り道は考えてへンかった訳ね。 (勝つ気しかない。其の心意気に、寝惚けた眼は にまあ と細まった。 其の考え方は嫌いじゃない。) ――そンなら、闘ろかー、 (こン、と棒の先を蹴っ飛ばして横に構える、)        (突っ立ったままで ――ヒョゥ! といきなり突き出して見せるのは彼女の顔を掠めるように。) (始めよう、の合図。) [Sun 27 Nov 2005 14:48:28]
真槍 > (暗黒街のルールなんてさっぱりと知らない自分。 更にアホといわれたら・・・)五月蝿い五月蝿いっ!私は戦いがしたいのっ。誰でもいい! それが私の本能だから仕方がないの。(ふんっと一瞥。槍を肩において) もちろん、集団ごと倒すつもりでいた。(胸を張って自信満々に)  鍛錬場じゃ練習しか出来ないでしょ? 実戦は出来ない。 [Sun 27 Nov 2005 14:44:07]
ハンダ > だって阿呆じゃろ。初対面とか女とか関係無く。 (眼をグイグイ擦る。寝癖だらけの頭も併せて、どう見ても酔っ払いの一人。) 静かな時は大事な睡眠時間。 お前ェさん運が良ェねェ、起きてきたのが俺で。 (集団でごっそり来られたらどうするつもりだったの? と首傾げ。) 戦うなら鍛錬場に行って闘った方が健康的やン。 ――さ、行った行った。 (しッしッ、と手。) [Sun 27 Nov 2005 14:38:46]
真槍 > 静にしゃべったら、貴方みたいな人出てこないでしょ? わざと大声出して出てこさせたの!(寝起き顔の彼を見て、一瞬心配そうに見るけれど・・・・武人の本能からか、強い奴とはなんとはなくわかる。)あ、アホじゃないわよ!貴方、失礼ね 初対面の人に対して!女性に対しても!(ダンダンと敷石を足で踏んで) [Sun 27 Nov 2005 14:35:04]
ハンダ > もーちょい静かに喋ってくりゃれ。 (二日酔いでガンガンする頭を抱えて、のそのそと姿を現すのは 如何にも寝起きです と云った感じの男だった。手に持っているのはただの棒である。) 嗚呼、此処に居るよ。 (通路を覗き込むまでもなく、男は彼女の方に歩いてくる。) お前ゃァ、阿呆じゃにゃーか? (暴言を挨拶代わりに。欠伸を噛み殺しながら。) [Sun 27 Nov 2005 14:30:52]
真槍 > フフッ・・・乗ってきた♪(とは言っても、一体何処から声が聞こえるのか・・・・・。ふと、路地裏へと続く通路を見て) そこにいるの? [Sun 27 Nov 2005 14:28:51]
ハンダ > (声は路地の一つ。…の何処からか。) [Sun 27 Nov 2005 14:25:44]
お知らせ > さんが入室されました。 『 ――やーかましーィのーゥ、 』 [Sun 27 Nov 2005 14:25:16]
真槍 >  ちぇっ 腰抜けばっかり。 (女の相手も出来ないなんて、暗黒街にいる連中も大したことないなとがっかりした様な表情を作って。 )ふんっ、夜にならないと動けもしない人たちなんて恐るに足らず!(ひゅんと槍を振って) [Sun 27 Nov 2005 14:17:57]
真槍 > さぁ!誰か襲って来い、相手をしてやる! (槍を構えて見るものの、やはり昼間の暗黒街では誘いに乗ってくるものもいなくて。  手持ちぶたさに暗黒街のど真ん中で『演舞』を披露してみたり・・・) [Sun 27 Nov 2005 14:06:47]
真槍 > (路地裏をチョコっと覗けばそんなものはゴロゴロと何処にでもある。まさに、治安の悪い暗黒街ならではの光景だ ちょっとした名物スポットかもしれない。)(さておき) あぁ〜・・・ひっさしぶりに、戦いたいなぁ。(軍神としての欲求。ごくごく当然の欲望。 戦いを望んで何が悪い!戦いこそ私たち『軍神』の居場所なのだから!)  [Sun 27 Nov 2005 14:04:31]
真槍 > (敷石を踏みしめて、薄暗い道を歩く。暗黒街に入る前はあんなに天気が良かったのに・・・・・その場の雰囲気というものが日光を遮っているのだろうか? なんとなく暗い雰囲気の暗黒街。澱んだ空気が鼻を突く) 死臭・・・・・? (暗黒街では珍しいことではないと、特に気にもしない) [Sun 27 Nov 2005 13:57:07]
真槍 > (暗黒街といえど、日が昇っているうちは人影も少なく、故にそのように物騒でもない。 ポツリポツリと人影は見えるけれど犯罪の臭いのしないものばかり) こんなところに散歩に来る私も、物好きよね。 (一応護身のため槍は持ってきたけれど・・・・これじゃ使うこともないだろう。 うっかり取られないように気をつければ、いい気晴らしにはなるだろう) [Sun 27 Nov 2005 13:49:59]
お知らせ > 真槍さんが入室されました。 [Sun 27 Nov 2005 13:47:05]
お知らせ > ヘレラさんが退室されました。 『 悪魔は叫ばない 囁いているだけ 』 [Sun 27 Nov 2005 03:54:03]
ヘレラ > ( 唆すか、誑かすか、仄めかすか。 簡単なことだ。 ただ悪意を連鎖させるだけなら、ニンゲンなど言葉一つで自壊してイく不出来な自滅機構に過ぎない。 そも、このガルンペェラヘレラと呼ばれる個体が何か手を加えずとも、その連鎖機構は今尚崩壊と破壊を繰り返し、着々と悪化を続けていた。 何もしなくてももう、最初に背中を押した誰か(サタン)が始末をつけているのだ。 あとは終わりが来ないように適当に各々が操作して、共存を続ければ良い。 滅ぼしては駄目だ。 あくまで連中が居てこその「悪魔(ささやき)」なのだから。 ) [Sun 27 Nov 2005 03:43:51]
ヘレラ > ―――――最近は流行らンのかな、ワルイコトは。 ( 少々ダンマリを決め込みすぎたか。 久しぶりにニンゲンのふりをやめて飛び回り、ひとしきり周ってみた印象。 相変わらず暗黒街は人死には多いし、下劣なニンゲンが闊歩していた。 然し死人の多くは貧しさや寒さによるものだったり、殺しがあればそれは酷く衝動的な理由ばかりだった。 「悪事」が「謀略」が、見当たらない。 風当たりの強い時代だという事か。 ) ――――ふん。 身の振りようも考える時かな。 ( 細々としたなけなしの悪意を拾い喰いする意地汚い乞食ではない。 物理的に大暴れして狩られるような連中も馬鹿げている。 今時のニンゲンが一匹二匹の悪魔如き暴れた程度でどうなるものでもなし。 ) [Sun 27 Nov 2005 03:37:10]
ヘレラ > ( 「悪魔」はその塔の先端、急角度な三角形の屋根の上に居た。 強い風に煽られてぎらぎらと陰影を変える金色の金属光沢を持つ翼を左右に広げ、眼下に広がる街を見下ろしている。 肌の色は石膏のように青白く、髪の色はヤドクガエルのように彩度の強い緑色。 性格の悪そうな瞳は朱。 両腕は切り落とされたかのように肘から先が無く、奇妙な形の衣装から覗く切断面には骨が露出していた。 ただそれだけ異質な怪物でありながら、基本的には少女の姿を模している。 静かに見下ろす視線が時計塔からそう遠くは無い教会に暫し注がれ、そしてまた離れた。 ) [Sun 27 Nov 2005 03:27:48]
ヘレラ > ( 時計塔がある。 それは暗黒街と呼ばれるこの界隈の中、一際高く聳え立っていた。 他人に感心を持たない者。何処かから流れてきた者。人間の文化を理解出来ないモノ。そんな連中で埋め尽くされるこの街で、いつ頃誰が建てたのかは今となっては近隣の住民ですら分からない。 少なくともそれは正しく時を刻むことも無くただ其処に聳え立っていて、中には延々と続く柵の無い螺旋階段が続いているとだけ知られていた。 一階には管理者の部屋があるが内側から鍵がかかっているのか、頑丈な鉄の扉が開いたという話を聞いた者は居ない。 いつだか、星の名を冠する剣闘士の娘が其処に届け物を頼まれて依頼の品を持っていき、受領書にサインを貰ったとか、そんな眉唾物の話がある程度だ。 どうせ、荷物は何処かに売り飛ばしてサインはでっち上げたのだろう。 ) [Sun 27 Nov 2005 03:13:37]
お知らせ > ヘレラさんが来ました。 『 逢魔時/大禍時 』 [Sun 27 Nov 2005 03:06:56]
お知らせ > アクアクさんが退室されました。 [Sun 27 Nov 2005 02:15:59]
アクアク > (やっと顔を出せたけれど、)    (すーはー、と深呼吸して、) (――それから、くらくらと眠りに落ちていってしまった。) [Sun 27 Nov 2005 02:15:58]
アクアク > (猫たちはそりゃァ、ぬくぬくは気持ち良いのだろう。にゃーにゃーの代わりに、其の内、ぐるぐる云い出すのも解っている。)      (ただ痩躯だけは、少しだけへんにょりした。 ぬくぬく、と頭をぼーっとさせる温度だ。) [Sun 27 Nov 2005 02:15:29]
アクアク > (痩躯は、寒いのは平気だ。そして自分の体温というやつも、人間の其れよりは少し低いのだ。) (けれども、猫たちはそうでもないらしい。たまにこうやって、物凄い群がってぬくぬくする。)     …。 (ぬくぬく。) [Sun 27 Nov 2005 02:11:46]
アクアク > (もろもろもろもろ、と毛皮が一杯、一杯蠢いている。 黒いのも、鯖みたいなのも、三毛も、) (にゃーにゃー云っているから全部猫なのだろう。)      … ブハ。 (其の中から、人のような顔が突き出た。) [Sun 27 Nov 2005 02:08:12]
アクアク > (猫玉が蠢いていた。) [Sun 27 Nov 2005 02:06:09]
アクアク > (空き地の隅っこで。) [Sun 27 Nov 2005 02:04:40]
お知らせ > アクアクさんが来ました。 [Sun 27 Nov 2005 01:57:07]
お知らせ > ジャスティスさんが退室されました。 『ただいま』 [Sat 26 Nov 2005 22:36:11]
ジャスティス > (そして、たいしたことはできないけど、せめて温かいスープでも作って配って回ろう。炊き出し強化、ウンとりあえずはこんな感じで。段々と教会が近づいてくる中、これでばっちりだと何度も頷く) [Sat 26 Nov 2005 22:21:15]
ジャスティス > (曇ると本当に寒い。行き倒れも増えるし、食べ物が少なくなると犬も人外も気が立ってくるし、家の中でも凍死したり風邪こじらせて死んじゃう人も出るし、なるべく暖かいほうがいいな、なんて考える) そうだ、せめてご近所サンだけでも、たまに挨拶して回ってみようか。 (死んだまま何日も放置、ありがちだけど、それでは死者も浮かばれまい、と) [Sat 26 Nov 2005 22:14:38]
ジャスティス > (ああ、懐が寒い。一万エン少ないと困るなぁ、なんて言いつつもあったかいお茶でも飲もうと、帰路を急ぐ。二人はもう食事を終えただろうか?そんなことを考えて) [Sat 26 Nov 2005 22:06:38]
ジャスティス > んー (少ないよ?いや、もう何度も数えたし、覗けば中身が増えるわけじゃあないんだけれど) …… (首をかしげたまま子袋の口を閉じる。さて、この袋、12月分の補助金。あちらの出費も多いからだとは思うけど) …… (最近平和だからじゃない? 愚痴った先輩のシスターの答えが、そんな投げやりな答え) ……あたし傭兵じゃないんだけどなぁ。   [Sat 26 Nov 2005 22:00:08]
ジャスティス > (首を傾げてみる。覗き込むのは、硬貨の入った皮袋の中。うわぁスカスカだ。こんなところで財布を広げるなんて危ないことこの上ないのだけど、さっきからついつい何度も覗いてしまう) [Sat 26 Nov 2005 21:51:17]
お知らせ > ジャスティスさんが来ました。 『んー。』 [Sat 26 Nov 2005 21:48:41]
お知らせ > アクアクさんが帰りました。 [Fri 25 Nov 2005 23:52:17]
アクアク > (塀によじ登って、――そして何処かへ走った。) [Fri 25 Nov 2005 23:52:15]
アクアク > (気温が落ちてきて、自分はとても過ごしやすくなってきたのだけれど、)      (ひとは着込む様になってきた。首を確り狙わないと仕留められなくなっている。 面倒だ。) (何より、二つ以上で歩くのが多く見える。 面倒だ。) (痩躯が路地を横切り、) [Fri 25 Nov 2005 23:52:02]
アクアク > (一つじゃないと襲えない。 其れは猫に教わった。…二本足で歩くものは、二つ以上になった途端に強くなるらしい。)       (待っている内に、誰も通らなくなった。) …グル゛ル…、 (そ、と顔を出す。 場所を変えようと。) [Fri 25 Nov 2005 23:50:09]
アクアク > (鼻がムズムズする。冷気が擽るように。) (温度の無い影に蹲って、餌になりそうなものを待っている。)        (足音は幾つも通り過ぎるけれど、――なンだって此処は複数人で歩いているのだ。) [Fri 25 Nov 2005 23:46:42]
アクアク > アアァ゛…? (鳥肌が立った。 実に久しい感触だ。寒さは他の生き物より耐性がある筈だのに、今、確かに寒かった。) (其れが気温の所為なのか、何か只ならぬものの所為なのかは判然としない。)       (連れ立った三匹の猫は何も云わなかった。) (薄暗い路地は冷たい石畳。行き交うヒトも疎らなところ、其の影に潜んでいた。) [Fri 25 Nov 2005 23:40:54]
アクアク > (――ぞく、とした。)      (思わず振り返る。 路地はいつも通り路地だった。) [Fri 25 Nov 2005 23:36:18]
お知らせ > アクアクさんが来ました。 [Fri 25 Nov 2005 23:35:12]
お知らせ > レキオさんが帰りました。 『 あー。あー。あー。 …声は変わった…かなぁ。 』 [Thu 24 Nov 2005 23:11:18]
レキオ > ――――――…これってさ。 ( 大きなガラス張りのショーウィンドウに映った自分の姿をまじまじと観察して余計に複雑な気分になった。 見慣れた自分の顔と身体だからなのか、どうにも凄い変化を感じないというか。 少しだけ目鼻口の感じが変わったかな、くらい。 ようするに僕は―――――。 ) もともと男らしくないって話? ( その時の僕は成長期前。 性別が入れ替わってもズボンの丈とかジャケットの肩幅とかに全然支障が無いという現実に、少なからずショックを受けたのだった。 暫し呆然と其処に立ち尽くした。 ) [Thu 24 Nov 2005 23:06:55]
レキオ > ――――――……ええっと。 ( 二の腕のソデを捲ってみる。 相変わらず細くて鍛えてない腕だ。 頬の辺りをぺちぺち両手で触ってみる。 変化なんてわかるわけない。 恐る恐る胸元をパンパン触ってみる。 ) …む。 ……えーっと。 ( あるのかないのかって言われれば限りなく無いというか。 複雑な心境で1つ息を吸い込み――――――。 まぁ結局決めてとなる部分を触ってみる事に。 ) ……こうなってるのか。 ( そうなってたって話。 良かったね僕。 大人になっても背が伸びないという絶望的な未来図じゃなくって。 ) ――――っていうか、やっぱ見ないとわかんないし。 ( 殆んど体型の変わらないオンナノコの身体を確認すべく、僕は鏡を探して表通りに出たんだ。 ) [Thu 24 Nov 2005 23:01:47]
レキオ > ……。 ………。 ……………。 ( 暫し目を瞑って何かしらの変化が起きるのを待つ。 まぁ性別転換も面白そうだけど大人になるのもそれはそれで良い。 そんな事を考えながら待つこと数分、じりじりと身体を焼くように急速に変質する違和感。 こう一編に身体の調子が変わると、その間はとても動けそうも無い。 ただ黙って座り―――― 一向に衣類がキツくなる気配が無いのに気付いた。 ということは。 ) ……大人になっても背が伸びないなんて無しだぞ。 ( そんなの最低だ。 ) [Thu 24 Nov 2005 22:47:09]
レキオ > ―――――…まぁこうしてても仕方ないし。 ( 暫し考えた後、頭をがしがしと掻いて覚悟を決めた。 食費だって馬鹿にならないし、これは必要なこと――――飴玉でも放り込むように、それを口の中へ放り込んだ。 ) [Thu 24 Nov 2005 22:41:02]
レキオ > …副作用ったって死ぬわけじゃなし。 ちょっと面白い体験するだけさ。 ( 裏路地の廃材だか樽だかがいい加減に積み上げられた一角に腰掛け、その薬をポケットから取り出してみる。 何処かの魔女の試薬テスター。 赤は言動の反転、白は嗜好の反転、桃色は性別か年齢がランダムで変化。 そんな内容だった筈。 取り出したそれの色は桃色。 …普通に生活するにもお金を稼ぐにも、一番害がなさそうなのを選んだ結果だ。 …女の子の身体に興味があるとか、そんなんじゃない。 断じてない。 ) [Thu 24 Nov 2005 22:37:52]
レキオ > ( 窃盗、強盗、だけじゃとても食べていけないって話だ。 表向きの柊歴雄の顔を持ったまま暮らしていくのなら、真っ当なアルバイトでもして稼ぎを増やさなけりゃやっていけないのが現実だ。 斡旋所で見つけたその依頼は何のコネも実績も無い子供の僕にとって、飛びつきたくなるような美味しい仕事だった。 その先の事なんて、どうとでもなるって思ったんだ。 )  [Thu 24 Nov 2005 22:31:34]
お知らせ > レキオさんが来ました。 『 DragTreatment 』 [Thu 24 Nov 2005 21:59:10]
お知らせ > アクアクさんが帰りました。 [Thu 24 Nov 2005 18:27:10]
アクアク > (塀の上を、影が走った。) [Thu 24 Nov 2005 18:27:08]
アクアク >         (犬の遠吠えが聞こえた。) (空き地の一つを縄張りにしている奴の声だ。 痩躯の耳は ひくり と動き、そうして、梟みたいに遠吠えの方を見た。) ……ア゛アア゛ア゛…、 (白い息が流れた。 足元で猫達が啼いた。風が唸った。) [Thu 24 Nov 2005 18:26:52]
アクアク > (並べている? …眺めている。) …ケヒヒヒヒ…。 (北風が、大雪山から雪を運んでくるのは未だ? 未だ?) (空を仰いでから、痩躯は笑った。 腹が減ると、自分だと自分を認識出来る。) (其れが寒気のお陰だと、気付いたのは何時頃だったか解らないけれど。) [Thu 24 Nov 2005 18:22:00]
アクアク > (酒場が賑い始める時間でもあった。 一仕事 を終えて、肩を並べて どよどよ と連れ立ってゆく姿はいっそ滑稽でもある。) (其れを並べていると、焼き鳥でも見ているような気分になる。)      (また、――腹が減ってきた。) [Thu 24 Nov 2005 18:17:41]
アクアク > (――どうして こう、この時間帯と云うのは、)      (良い匂いがするのだ。) (四六時中が食事時である痩躯には、其れが不思議でならなかった。 尤も、本当に 規則正しい生活 とやらを送っているひとからすれば、この界隈のスケジュールなンて不規則極まりないように思えるかも知れないけれど。) [Thu 24 Nov 2005 18:10:20]
お知らせ > アクアクさんが来ました。 [Thu 24 Nov 2005 18:08:47]
お知らせ > リゼルさんが退室されました。 [Thu 24 Nov 2005 15:53:01]
リゼル >     ( 無事に天国へと辿り着けたか。 )        ( 空の蒼を見遣った。  ――…彼女の光は、 もう見えない。 ) [Thu 24 Nov 2005 15:53:00]
リゼル > ( 彼女から牙を離し、 けれど、 両手は彼女の軽い体重支える様に 背に回す。   ―――神様と云うものが居るのなら、何故世界は平等ではないのだろう。 )  ――――… 眠れ。眠れ。 神の御元に。 眠れ眠れ。 神の歌に。  …眠る眠る。 儚き身体は  落ちる落ちる、 まどろみの海。 ――眠り、眠り。 もう、目覚めない ――… 、 ( 歌が消える。 ――… 彼女が存在していた事を 決して 忘れる事は無い。 己の 楽園への旅路は まだ、 遠い 。)    [Thu 24 Nov 2005 15:52:19]
リゼル > ( 彼女が見詰めている物は判らぬ。 ――…ぴ、と握られた服の裾。 彼女を抱き締める様に 両手を背へと伸ばし。 )  …、  ( 喉へと伝う血液は 甘い甘い 砂糖菓子の様。 ――苦しみだらけの世界で 必死に生きた 彼女の味。 )  …――――――おやすみ。おやすみ。  …神の御元に 貴女が行ける様に。 ( 小さな祈りを。――…     瞳閉じた彼女は 二度と動かない事を 判っていたけれど。 )   [Thu 24 Nov 2005 15:48:18]
お知らせ > 子供さんが退室されました。 [Thu 24 Nov 2005 15:44:33]
子供 >     (  天国への旅路は、思っていたより短かった。  )             (   もはや、貴女には意味をなさないと知りつつも、子供がそこに存在した証として、魂の欠片のほしひとつ、空への旅路から零れ落ちた。  ) [Thu 24 Nov 2005 15:44:30]
子供 > ( ならば    幼い魂が悲しみ全て拾っていく    その前に。 )      ( 刹那、彼女の背後の太陽の中に、陰が見えた。 あれはきっと、お日様の宮殿。 ギュ、虚空を彷徨うようにふらつかせた指が、貴女の服の端でも捕らえられたら、握り締めるだろう。 )  ―… ァ ..... ァァ  。   ( 押しつぶされた呻きが、意味を成さない振動となる。 どくん、鼓動する臓器が押し出した血流は、本来あるはずない場所に逃げ道を見出して、子供の魂同様に、誘われるがまま流れ込んでいくだろうか。 )       ( 全てを見ていた空が、卑怯に目をそらすことのないように。 幼子の与えた痛みに、貴女が苦しむことのないように。  ――  だって、ね。 ミミはこの瞬間だけ、すんごく幸せだって、思った。 )     ( よどんでいく視界が、桃色の霧に覆われていく。 心地よい怠惰の誘うままに――目を閉じよう。 ) [Thu 24 Nov 2005 15:42:39]
リゼル >                          おやすみ。 ( 一言。 ――大嫌いな現世から 逃亡の手伝いを。  … 己の牙を、 彼女の 柔らかな 首へと  突き刺そう ――。 ) [Thu 24 Nov 2005 15:35:23]
リゼル > ( ――全てを消して 壊して、 やがて訪れる 大人と云う名の束縛。何も変わらぬ。 ―現状より 辛い結末になる事だって、 ) … 楽園。 ( 己は決して行けぬ場所。――全てを赦され、救われる 神の御許。 子供の儘死んだ魂は 神の御使いになると云う。 ) …――― 辛い事なンて 無くなるよ。 ( ―― 楽しい事も 悲しい事も 全てが消える。 記憶も、身体も、 何もかも ――…空に解けて 消える。 ) … うン。 ミミでも 行ける。 ―――生きている人間なら 誰でも。 ( 其の肉体の束縛から 逃げ出す事で。  ――胸の奥が、痛んだ。 )  [Thu 24 Nov 2005 15:34:40]
子供 > ( そうして、覆う双眸にやがて、何も届かなくって。己を苦しめるだけの感情すべて死んでしまったら――…大人になれるの、かなぁ。 それは果たして、本当に望んだ結末か。 )  らくえん?  ( 繰り返す言葉。それは、古の蛇の如き、甘美でコワク的で。優しく逃れるすべを、提示した。 どこでだっただろう、魅力的なその言葉を――耳にしたことがある。 )  もう、おなかすかない? いたくも、さむくも…なぁい? ( 黒の虹彩が、少し細まる。伸ばされる指を、回避することもなく、子供はどこかぼうけたような光を宿す瞳のまま。 )    ミミでも、いける?   ( 思い出した。エンデの名前、確かいつか、シスターが口にしていた。 とわの幸福が約束された神の御許。 ―― その誘いは、魅力的だった。考えもしなかった解脱を、子供に示す。 )     ( それはつまりどういうことか、今まで己が必死に保ってきた命の鼓動を、失うのか。 ちいさな思考力はとっくにメモリー・オーバー。残されたのは、優しい逃げ道へのいざないだけ。 )  行きたい。 … ミミ、ここなんか、だぁーいきらい!  ( あがめるままの双眸が、迷いなく。 ) [Thu 24 Nov 2005 15:29:18]
リゼル > ( ――…寂れた箱庭。絶望の云う名の園。  頷いた彼女に、 同じ様に頷いた。 … 嫌な事は 見ない振り。そうで無ければ 死んでしまう。 心も、身体も ―― 希望さえも、消えて。 ) … うン。 そうだね、  …――此処しか 無いの かな。 ( 子供の返答を待たずしても 想像の付く答え。 ――… 留まるも死。逃亡するも死。 そンな 嫌な世界。 街と云う名の ゴミ捨て場。 ) …―― 、 ( ―…緩やかに 彼女へと手を伸ばす。 )  ... …器を捨てて   楽園に行く事なら、出来るよ ? ( 提案の様に。 ―彼女の意思に 今回ばかりは 任せる事にしよう。 ) [Thu 24 Nov 2005 15:20:00]
子供 > ( 子供の世界は、薄汚れた通りと、退廃謳う町と、偽者の大人たちで構成されている、狭い箱庭だけ。 )  ―…。  ( うん、知ってる。言葉にならず、うなずいた。遠くで、また誰かが謳う背徳が聞こえる。 だけど――…幼子は、それ以外の生き方を、知らなかった。自分で命を絶つほどの、力もなくして。 )  ―… え?  ( 零した音、ひとつきり。答えになりそうもなく。 唐突に、示された他の選択肢。それはとうに、幼子の理解の範疇を超えていた。 )  居たく…ないけど、いけないのぉ。 ( どこにも、いけそうにないの。 この小さな、無力な体では。 怪訝な光は消えずで――通り過ぎる視線が向かう先を、計るべくもない。 )      ( ただ、問いかけにあいまいな否定を。 ) [Thu 24 Nov 2005 15:13:14]
リゼル > ( ――… 無邪気な彼女の笑みと 世界を知らぬ 子供の言葉。 … きゅ、と 唇噛んだ。 ) …――― 今此処に居るだけじゃァ 大人になったって変わらない。 此処の汚い連中と 、 同じになるだけ … 。 ( 辺りに微かに鳴り響く 喧騒と、叫び声。 …其のどちらかになるのが 彼女の将来ならば 閉ざしてあげた方が幸せだと、 )   … 、  ( 自分の命を終わらせるのは神と己しかない。 ―― ふと、 思い出した言葉は 何処ぞの 聖職者の言葉。 ) …     ごめん。 ( 一言謝った後に、 ) … 君は、 ずっと、  …此処に居るの ? ( 怪訝な瞳 受け止めながら。 ― 少女へと、  彼女を通して何か見遣る様に 問うた。 ) [Thu 24 Nov 2005 15:07:06]
子供 > ( 緩やかに、黒の瞳が瞬きを。 ) うん、だってぇ―…ミミにご飯、くれたから。 ( 薄い唇は、再び湾曲の形をなぞって、邪気のない笑みを見せるだろう。 ) あのね ―… おとなになれたら、幸せになれるんだよ。 ( 誰かが吹き込んだだろうか、根拠のないおまじない。セルフサービスの希望でも、幼子はけなげに抱き続けていた。 )  でもぉ、ミミみたいな子…ちゃんーと大きくなれても、“しょうふ”か“ぎゃんぐ”にしかなれないって、兄ィが言ってた…。 ( そしてまた、セルフ・絶望。 揺らぐ感情の合間で、幼子は戸惑いをしめすだけ。 )   ―…ァ、  ( 何か、言いかけたのだろうか。 首を上げて、言葉になりかけた声の―残滓。 )  おねぇさん…?  ( くらり、太陽のせいだろうか。 違和感。 怪訝な瞳と、疑問符でおわる呼びかけと。 ) [Thu 24 Nov 2005 15:00:37]
リゼル > ( ――…数度、 緩やかに彼女の頭を撫ぜる。 …細い、 黒髪に感触に 僅かに 笑った。 ) … ――― 優しい ? ( 彼女の言葉に 血色の双眸を見開いた。 ――…優しい。何時か、誰かも云っていた気がする。 ) … ―― 、 ( 合わさる 黒と赤は 、 己も逸らす事無く。 彼女の、 真黒な 闇の色の様な ―瞳を 。) … ―――幸せ、 じゃない。 ( 勢い良く首を振るう彼女に 確認する様にもう一度。 ――… じゃァ。 じゃァ良いだろうか。 幸せじゃない者の、枯れ掛けた花の命を もぐ事は 赦される、 だろうか。 ) [Thu 24 Nov 2005 14:53:59]
子供 > ( ふわり、頭に触れる愛撫。 うす汚い浮浪児を、撫ぜてやろうなんて奇特な人、そうはいない。 故に、その感触は酷く懐かしく、驚きは黒の双眸に、表れるだろうか。 )  おねぇさん、優しいのに。 ―… 変なのぉ。  ( くすくす、笑い話だったはずでもなかろうに。 子供は自分の発見した奇妙な点に、声を零す。 一度相手の顔に合えば、中々目をそらしはしない幼子の習性。 )  ――…。  ( 幸せ、久しく聞いていなかった言葉。 さてはて、どんな意味だっただろうか。小さな脳みその中で堂々巡り。 ――… 確か、いつか兄ィが、“おなかがすいていないこと”だと教えてくれた記憶に、ようやくめぐり合う数刻後。 )  ……。  ( イエロティア特有の、薄い唇が、ぼうけたように隙間を残したまま硬直。 出しかけた言葉、嚥下したように。 )      ( ぶるぶる、首を振るう。 ぶるぶる、ぶるぶる。 ) [Thu 24 Nov 2005 14:47:54]
リゼル > ―――…                 今、幸せ? ( 問い掛けは、真っ直ぐに、彼女へと  向かう。) [Thu 24 Nov 2005 14:41:40]
リゼル > ( ― 怯えた様な彼女の行動に、 一瞬 手を伸ばす事を戸惑った。 ――けれど、 解かれた緊迫に 彼女の背中では無く、 頭に 手を遣り。 ) …――ふゥん 、 ( 彼女の言葉と、 行動に 緩まった口元が 元に戻り。 暫くの ―――… 間。 そうして、 ) … 家族は、 今は居ないよ。 …君と同じ。 私は、 ―――嫌われ者だから。 ( 太陽の様に、 空気の様に、 必要とされたい、  とまでは思わないけど。 )  …― ねェ、  ( 意を決した様に 小さく、小さく、 言葉紡ぐ。 ) [Thu 24 Nov 2005 14:41:12]
子供 > ( ぴくん、肩が跳ねる。伸ばされた細い指が、自分を傷つけるためでないと判断して、ようやく緊迫が緩む。動向の一つ一つ、恐怖の対象とする仕草が、子供に爪あとを残す日々の暮らしを示すだろうか。 )  仲間…かなぁ。  ( 言葉に、自信なさげにもう一度うなずいた。 )  ミミ、役に立たないから、嫌われてるけど…。  ( 頭たれて、小さくつぶやく。足手纏いとしかならないだろう幼子を、率いるのはたぶん、単なる同情。 )  ―― おねぇさんには、かぞくいるの?  ( 細い四肢と、やせた首筋。だけど、その下で、確実に脈動を続ける臓器がある。 着実に、小さな体に送り出されている、紅の液体がある。  ――  親切な貴族様、としか認識していない子供は、まったくの無防備で、四方山話のひとつでもできそうな微笑を。 ) [Thu 24 Nov 2005 14:36:24]
リゼル > ( ――必死に食料へと向かう様子を眺めた、後 ――… 咳零す少女の背中の方へと 手を伸ばした。 ――…擦ってやろうと 、ゆるり伸びる手は彼女へ届くだろうか。 ) …――― お兄ちゃん 、 ( 一瞬だけ、眉寄せたが。 ) …――家族は無いけど仲間がいる、 ッて感じかな。 ( ―弱い生き物。群がったって 身を守る事も儘ならぬのだろう。 ――現に、 今彼女は一人。 )       ( ―其の身体流れる 赤い液体を 、 ――想像した。 こくン、 喉が鳴る。 ) [Thu 24 Nov 2005 14:29:28]
子供 > ( 実際、飢餓はひとより理性を奪い取って、本能のみの獣と貶める。 ―― そんなところ。 )       ( けほけほ、小さなのどに一気に押し込まれた食物が気管をせき止めたのだろうか、力のない咳をこぼし。 )  ――… おにぃちゃんたちがいるけど…。  (否定、のように聞こえる言葉。食みかけた最後の菓子のひとつ、手に持って。ほほにかすをつけたまま、微か首を上げて。 )       ( 危険な町で、たぶん一番弱い生き物達。 身を守るために、群がって。 )       ( こくり、うなずいた。 ) [Thu 24 Nov 2005 14:24:16]
リゼル > ( 子供特有の 大きな瞳に視線奪われた ――のも束の間、彼女は食べ物の方へと。 ――… ぼンやりと 、 動物のようだ と思った。 ) …――― くす、  くすくす。 ( 其の様子に 口元が緩んだ。 ―…今所持している食料(菓子4つほどだが。)を差し出せば、 其の場に 己も屈んだ。 ) …――――― 君は、孤児 ? ( 食べ終わってからにでも、 尋ねようか。 ) [Thu 24 Nov 2005 14:19:40]
子供 > ( 光の反射を拒むような――蘇芳の色。一瞬、めまいを覚えたのは何のためか。 違和感確かめる時を得るより早く、さし与えられた食物に奪われる、黒の瞳。 )  あ、ありがとう!  (礼を告げるのももどかしく、奪い取るようにして口に運ばん。いかなる目的で与えられたにしろ、子供には、ただ今日の命つなぐ糧にしか見えぬ。)      ( 食べかすをポロポロこぼしては、かがみこんでそれすらも口に押し込んで。野良犬の如き貪欲な姿、さらすこととなろうか。 ) [Thu 24 Nov 2005 14:16:10]
リゼル > ( 見遣る先、 己の血色に映ったのは 見るも耐えぬ子供の 身体。 ―― 来た道戻る様に 彼女の方へと 歩んだ。 ) …――― あァ、 ( 外見からしては食えぬ餌。其れしか映らなかった、が ――― 、 )  … これをあげる。 ( 水と、 菓子パンにも似た物を彼女へと差し出そう。 ――… 善意 と云うには冷たくて。 同情 と云うには 気持ちの無いもの。 ) [Thu 24 Nov 2005 14:11:46]
子供 >    ――… おなかすいて、死にそぉ…なの。    (なんて、いかにも哀れみを誘う声で今一度。) [Thu 24 Nov 2005 14:09:04]
子供 > ( 少し後ろの離れた場所、壁にもたれるようにしていた子供が一人。 )      ( 歌声が、昼の暗冥町の静寂乱して、微か風に流れて消える。 その合間。 )     お恵み…を。    (その子供は、一見して明らかな浮浪児の体。痩せ細った腕、差し出して。やや場違いで―…裕福に見えた貴女に、糧を乞う。) [Thu 24 Nov 2005 14:07:32]
リゼル > … ―――― ? ( 声に振り返った。 ) [Thu 24 Nov 2005 14:06:02]
リゼル > ―――… 、 ( 空の蒼、 追っていく様に歩き出す。 ――…雲一つ無い天気、 とはこの様な空。冬の空の色は、 より澄んでて 綺麗な、色。 ) …―――― この星の数ほどに 命は 沢山あって …― 出会いと 別れと 繰り返し 、 …けれど、 皆 同じ空の下 ――――… ♪ ( ぽつン、ぽつン。 歌が洩れる。 ) [Thu 24 Nov 2005 14:04:51]
お知らせ > 子供さんが入室されました。 『 ――… おねぇちゃん? 』 [Thu 24 Nov 2005 14:04:24]
リゼル > ――――、 ( 時折通る人間に 声を掛ける。 ――… 吸血鬼狩人の情報 行動、 知っている人間は 疎らだったが、 ) …――― もう、 あんまり行動はしていない様子 …? ( くすくす、 歪んだ口元は三日月の形。 ――…慣れぬ金髪も、 死者の様な喪服も 嫌い、だから。 とン、 ―― 裏道から一歩、 出た。 ) …―― 戻って暴れても良い頃合、かな。 ( 裏通りよりも微かに広がる空の蒼、 瞳に映して。 ―― 歪んだままの口元は 言葉を発す。 ) …約束の日は 過ぎちゃったから。 ――また新しい玩具、 …見つけないと。 ( 暇潰しだ、単なる。 ) [Thu 24 Nov 2005 13:59:18]
リゼル > ( ――建物の先に見えるのは、 真っ青な空だ。 …欠片ほどの 青色。 ) …――― 硝子球 みたいだなァ。 ( あンな色の硝子球が在れば良いのに、 と思う。 ―…酒場の裏道。人は疎ら。 けれど、この時間でも喧騒は耐える事を知らず。 )  …さて、  ( 再び情報収集でも開始しようか。 ) [Thu 24 Nov 2005 13:52:54]
お知らせ > リゼルさんが入室されました。 [Thu 24 Nov 2005 13:49:46]
お知らせ > ジャスティスさんが帰りました。 [Thu 24 Nov 2005 00:58:21]
ジャスティス > 何が、できるんだろう? (クリスマスの準備、そして日々の勤め。それだけでは足りない、いや、それだけでも十分手に余る仕事なのだけど) 慌てちゃだめ、慌てちゃだめ……けど、止まったら、すぐに動けなくなる (どうしよう?いつもわだかまっていた疑問と心配を、口にすれば、なおのことずっしりと肩に答えて) [Thu 24 Nov 2005 00:47:28]
ジャスティス > はっ、はぁっ……はぁつ……。 (だいぶ走ったか、壁にもたれかかるようにして息を整えながら、今一度天を見上げて) [Thu 24 Nov 2005 00:43:31]
ジャスティス > (こういうもやもやを晴らすには、体を動かすのが一番だ、その場で二、三度ジャンプすると、大きく息を吸って駆け出す) …………わああああっ!! (近所迷惑顧みず声を上げながら駆け抜ければ、前方の窓がばたばたと閉まっていく。このシスターが声を上げるときは大抵荒事、厄ネタはシャットアウトするに限る。まぁそんなことはお構いに、修道女は地面をけって) [Thu 24 Nov 2005 00:28:31]
お知らせ > ジャスティスさんが入室されました。 [Thu 24 Nov 2005 00:22:22]
ジャスティス > (今のままの生活を繰り返していても、これ以上の進展は望めないんじゃないだろうか?淑女事件以降の自分は、ある意味受けに回ってしまったんじゃないだろうか?……失う怖さを覚えてしまったから) …… (急いだところで上手くはいかない。せっかちな自分への戒めの言葉も今は逃げの言葉に思える) ん〜〜〜っ。 (ああ、なんだか落ち着かない、じっとしているのが苦痛だ) …………。 (走るか) [Thu 24 Nov 2005 00:10:49]
ジャスティス > (だが、なんとなくその顔は浮かない感じで。別にどこが悪いというわけでもないのだが……) うーん。 (今日も異常なし、と呟いたところで、なんとなく頭に浮かんだ、停滞気味の最近について) なんだろうねー。 (狭いながらも星が住んだ夜空を見上げながら、ぼんやりと呟く。近隣住民にも、だいぶ前から受け入れられ、教会周辺での殺人や、人外の活動も減った。何もかも安定している。そう、その安定だ。すごしやすくなった環境に、つい甘えてしまっているのではないか?現状維持に逃げていないか?ふと、自分の今の姿にそんな感想を持った)  [Thu 24 Nov 2005 00:00:31]
お知らせ > ジャスティスさんが入室されました。 『いつもの警邏中』 [Wed 23 Nov 2005 23:55:55]
お知らせ > アクアクさんが退室されました。 [Wed 23 Nov 2005 02:10:30]
アクアク > (鼠は、猫も食べる。)       … ア゛ア゛ …。 (塒で待つ彼女らへの土産にしよう。)      (――痩躯の影が降った。) [Wed 23 Nov 2005 02:10:28]
アクアク > (鼠。)     (結構、丸々太った奴だった。) …………… ンー…ン゛  ン ン゛   … ン゛ー…、 (音も無く、腰を上げて。) (階段の途中から、鼠の、ひくひく動く鼻先を思って。) (手摺りに身を乗り出した。――足を掛けた。) [Wed 23 Nov 2005 02:07:26]
アクアク > (晴れた空を見上げて、腹が減って腹が減ってどうしようもなくなるまで歌っていようと思った。 さっきまでは。) (何度目かの晩飯になった子どもが歌っていた節が、耳にこびり付いて離れなくなっている。) ンン゛ ンン ン゛ー…、 (ガリガリガリ、と引っ掻くような音は羽ペンの所為ではなくて、)     (眼下の路地にある木箱を、鼠が齧っている音だった。) [Wed 23 Nov 2005 02:01:31]
アクアク > (さっきからずゥッと、…ずゥッとこの節ばかりを。)      (繰り返し繰り返し。 まるで、牢獄の窓から斬首刑を見下ろしている人のような。血色のインクで物語を書きつづる人になりきったような。) (冬色双眸が、夜の路地を見下ろしていた。 ひとが幾人か行き交うだけの、) (今宵は、…少なくともこの界隈は…静かだった。) [Wed 23 Nov 2005 01:50:55]
アクアク > ンン゛ ンン゛ ン゛ーン゛ー…、 ンーン゛ ンン ン゛ー…、 (鼻歌すら濁った。)    (廃墟と見紛う襤褸宿の裏口、二階からの階段途中にそいつは座って居た。) [Wed 23 Nov 2005 01:48:00]
お知らせ > アクアクさんが入室されました。 [Wed 23 Nov 2005 01:43:46]
お知らせ > 弑貴ユゥナさんが退室されました。 『( おやすみ、愛しい虫けらども。 )』 [Mon 21 Nov 2005 22:56:02]
弑貴ユゥナ >  ふふん、それはそれは、いい心構えだ。 ( 魔人は癒えてきた身体を壁から離し、立ち去る相手とはまた逆の方向に、歩み始める。 ) [Mon 21 Nov 2005 22:55:47]
お知らせ > ノイさんが退室されました。 『勘違いしないように(そう言って立ち去った)』 [Mon 21 Nov 2005 22:54:17]
ノイ > …多分、そんな覚悟はないと思う…(剣を納める)あなたのためではなくクロアスを傷つけないためだから… [Mon 21 Nov 2005 22:53:37]
弑貴ユゥナ >  くく………甘い、甘い、ちゃんちゃら甘い。 まるで砂糖菓子のように甘いのう。 ――だが儂は、そういう甘さが、愛おしいのだよ。 ( 喉の奥で笑って、魔人は丁寧に包帯を巻くように、右手に闇をまとわせていく。 さすがによどみの後押しは強い。 ) 儂はおぬしと敵対する気も、殺しあう気も、最初からありはしないが………どうする。 お前の相方にそのうち殺されてしまうかもしれんから、どちらにしても大差はなかろうがのう。 [Mon 21 Nov 2005 22:48:02]
ノイ > それが無いと敵ではあっても殺す理由は無いから…殺すことが出来ない(小さくそう言った…つくづく甘い) [Mon 21 Nov 2005 22:43:49]
弑貴ユゥナ >  ふ、ふ、ふ……無実の証明でなく、罪の証明をば求めるか。 ( 魔人はさぞおかしそうに笑いながら、かしゃりと骨格の右手で貌をなでた。 ) そうよのう……そやつの墓はこの地にある。 そやつの子も、老いてはいるが生きてはおろう。 しかし証明などできん。 そもそのようなもの、証明したとしてどうする? [Mon 21 Nov 2005 22:36:59]
ノイ > 実際に僕は見てない…証明出来ます?(殺したという証明…それが今自分に必要なもの) [Mon 21 Nov 2005 22:33:44]
弑貴ユゥナ >  嗚呼…………殺したとも。 あれを殺したと言わずして、何が儂の罪であろうか。 ( ずるぅり。 壁にもたれて、ゆるゆる立ち上がる。 右手はまだ、骨格がむき出しのままで、闇をまとわせることもできやしない。 ) あの時、あと、10分、いやさ、5分早ければ、儂がこうしていることもなかったろう。 こうしてお前の手を煩わせることもなかったろう。 ( 魔人は笑った。 自嘲するように、穏やかに。 ) [Mon 21 Nov 2005 22:27:57]
ノイ > あなたに聞きたいことが一つだけ…(間をおき)あなたは本当にヒトを殺したことがあるんですか?(前から少々疑問に思ってた事を聞く) [Mon 21 Nov 2005 22:23:21]
弑貴ユゥナ > ( 訪れるのは殺意と言う勇者か。 視線は合うだろうか。 この魔人の、温い闇と。 ) ………おぉう、これは、これは、久しいのう。 準備もよく、頃もよく、儂を壊しにきたかいな? ( むしろ穏やかな微笑で、魔人は、そう。 ) [Mon 21 Nov 2005 22:20:40]
ノイ > (呪いを頼りにやってくる手には抜き身の剣)……(目標を見つければ無言でそれを見る) [Mon 21 Nov 2005 22:17:16]
弑貴ユゥナ > ( 幸いにしてこの地は、汚濁に満ち溢れ、淀んでいるがために、魔人の回復を促してはくれる。 だが魔人は、予想していた。 ここらで、そう、登場するだろうと。 正義の味方が登場するだろうと。 そしてそれは足音によって確信へと変わりつつある。 ずるずると壁伝いに身体を起こして、座り込んだ。 ) [Mon 21 Nov 2005 22:16:29]
お知らせ > ノイさんが入室されました。 『(足音)』 [Mon 21 Nov 2005 22:14:57]
弑貴ユゥナ > ( しばらく休めば問題なさそうだったが、その間に襲われては、ひとたまりもないだろうことは目に見えていた。 ――己に殺害宣告をした愛しい虫けらを思い出し、魔人は微笑んだ。 それから、右手をずるりと貌の前に運ぶ。 ……それは通常肉を構成しているはずの闇が崩れて、物質化できずにいる。 これで中身も外側も、人間でないというわけだ。 ) [Mon 21 Nov 2005 22:13:45]
弑貴ユゥナ > ( 躓くものがあったでもなく、魔人は前のめりに倒れこみ、そして荒々しく震えた。 うっかりと落ちている本に触れたところ、それが聖書であったと言うのだからたまらない。 多少の汚濁にまみれても、それは魔人の骨格を乱雑に攻め立てた。 何とかそこから去ることはできたが、この様だ。 ) [Mon 21 Nov 2005 22:09:04]
弑貴ユゥナ > ( 何もかもをが黒く染められていく街で、魔人が一匹倒れこむ。 暗い路地裏、なお暗い闇。 ) [Mon 21 Nov 2005 22:03:04]
お知らせ > 弑貴ユゥナさんが入室されました。 『( ――がはっ。 )』 [Mon 21 Nov 2005 22:02:18]
お知らせ > クーン@盗品回収さんが帰りました。 『3品ゲット、お会計21万エン也――』 [Sun 20 Nov 2005 22:02:27]
クーン@盗品回収 > ………え?日本刀はもともと曲がってる?嘘ついちゃいけませんよそんなシミターじゃあるまいしって本当だー!?(どんな証明法を使われたのかは秘密。) ……いいでしょう、解りました。私の負けです――――。(ちょっと、交渉術の自信がなくなる一夜だった。 …すみませんね、貴方の愛人取り上げちゃって。でも、本命のところに返してあげるのが一番なんですよ?本当、本当。) [Sun 20 Nov 2005 22:01:39]
クーン@盗品回収 > ぬっ、ぐ――― (店主、手強し…! そんなにジョン君を買い叩かれたのが腹に据えかねたのか…!?) ――まあ、いいでしょう。確かにそれはなかなかの逸品です、8万出しても決して損ではないでしょう。 しかし、これはどうです?こんなにひん曲がった日本刀が8万などとは、片腹痛い!(長期戦は不利か、とここは一気に勝負を掛けるッ――― 交渉!) [Sun 20 Nov 2005 21:59:21]
クーン@盗品回収 > (――3万エンで決着。ああはいわかりましたからそこ、涙流さない。そんなに具合良かったんですか。 外に出ると、既に待ち構えていた馬執事が刀二本抱えて悠然と。指招き、カマーン。) ……で、次はこちら、二つですね。まずこっちのショートソードから――――― このへんの傷がですね?(投げ捨てたときに出来た傷をネタに値引き交渉超開始。) [Sun 20 Nov 2005 21:56:12]
クーン@盗品回収 > まあ、とりあえずタダとは言いませんからって貴方も寂しそうな顔をしない、物欲しそうな顔をしない!欲しかったら自分で作る!(動物使いギルドがンな調教やってくれるかどうかは知らないが。やってくれないか。そうか。) ……取り合えずお値段の交渉から入りますか。(刀剣類も含めてな。親指くい、と外を示しつ) ……ああ、あととりあえずぱんつ履いてその小汚い粗品を仕舞ってください。(絶対零度の視線。 ――とりあえず犬より、交渉。) [Sun 20 Nov 2005 21:52:56]
クーン@盗品回収 > 本物だ!!!)  ……えーと、いいですかー?動物愛護とかわけのわからない話はさておくとして、貴方、拾ってきた犬に股間舐めさせるのはどうかと…  え?何? 勝手に擦り寄ってきた? いや、だからって普通バターっていったら男女逆…  え?男にしか反応しない?  いやいやいやちょっと。それはないでしょうってうわ本当だ……!? (店主相手に臨時的事情聴取開始。その際どんな確認方を取ったかは秘密。) ……えーと…ああ、はぁ。そうですか。 ……拾ったときから、こうだったと。 拾った時期は? ……ええ、そのくらいですか。時期もぴったりですね。 ……ええ、その、この犬のですね?飼い主がですね?ええ、中年男性の方ですが。 寂しがっておりまして。(…マジでな!…多分。) [Sun 20 Nov 2005 21:47:26]
クーン@盗品回収 > (  時が、止まった  )   ―――。  (目の前で、白毛の大型犬が、嬉しそうに尻尾を振っていた。――店主の股間に顔を埋めて。)  ……何してんですか、あんた。(凍えるような視線、底冷えのする声だった。) ……何してんですか、あんた!(二度言った。よりにもよってバター犬かよ! そんなわりかし投げっぱなしのフリで[鑑定]―― ) [Sun 20 Nov 2005 21:43:08]
クーン@盗品回収 > ……んー。 店主? 店主ー?(カウンターの奥に声を掛けたが、返って来るのは静寂のみ。 …否。)  ……ん、んー?(何やら聞こえる気がする。これは……犬の声、か?それと、中年くらいの男の声。) 店主は奥ですかね……というより、犬の声というのが気になります。犬といえば盗品。盗品といえば愛犬ジョン。(今助けに行くワンー。)      さあっ、ジョン!この私がお迎えに来たからにはもう安s (ばんっ!と奥へと続く扉を開け放ち――) [Sun 20 Nov 2005 21:39:51]
クーン@盗品回収 > (よォォォしよしよしよしよしよしよし。偉いぞ私。これも本物だ多分。きっと!でも手にした瞬間、ほぼ歩けなくなるって言うのはどういう重さか。) …基本的に本より重いもの持ったことない魔女にこんなモノ持てるわけ無いでしょうが!(怒り爆発、投げ捨て御免。がんがらがしゃーん。)  ……あー、執事君ですか? 私です、ワ・タ・シ。 何も言わず今すぐ迎えに来てくださいっていうか来なさい。(対使い魔のみ有効な念話ゆんゆん、君にとーどーけーテレパシー。) …さて、それじゃ今のうちにお会計でも済ませますか。(こんな重量点抱えたまま店内うろつきたくないですし、ええ。)  ……と?(なんか、店長席に親父の姿が見えないワケで。) [Sun 20 Nov 2005 21:36:39]
クーン@盗品回収 > …荷物持ち連れて来ればよかったですかね。(魔女も存外体力勝負な面も場合によっちゃ有ったり無かったりなので持久性には自信があるが、腕力自体はへなちょこだ。1kgでも充分に重い刀抱えたまま、次の目標は―― 銘刀・鈍。こいつだ。…日本刀って確かめちゃくちゃ重いんじゃなかったっけか。 …ちょっとだけ気分的に鬱入った。) …まあ、全部終わったらアイツ呼びますか。(反り返った日本刀を探せ。溜息交じりに―― [鑑定] [Sun 20 Nov 2005 21:30:56]
クーン@盗品回収 > (えぇっと―― これは10でいいんだろうか、いいんだよね?判定値0以下は0として云々〜って、修正値増減させたあとの話でいいんだよね?) ……ほ、本物…ですよね?(鞘は金に黒だし刀身に家名は彫ってあるけどそれが本物かどうかちょっと自信ない、無いけど――)  …まあいいですか、痛むの私の財布じゃないですし。(いいらしい。取り合えず小脇に抱えて次を目指す。――少々重い。抱えた右側に傾ぐバランス。) [Sun 20 Nov 2005 21:20:03]
クーン@盗品回収 > さて…――― まずは、解りやすいところから探しますか。(今回こそは真作を探り当てねば。無造作に並べられた刃物のうち、条件に等しいものをざっと目で探し―― それらしきものを手にとっては、ためつすがめつ眺めては、戻す。 最初のターゲットは、儀式用ショートソード。鑑定難易度5の逸品である。) …………ん。( ――[鑑定] [Sun 20 Nov 2005 21:16:00]
クーン@盗品回収 > (正直に言って、刃物の扱いなどは知らぬ。儀式用の刃物なら解らんでもないが、大振りの刃物となるとまた話は別であり―― 結果、まあ鑑定眼で言えば素人同然ではあるのだが。) ……他に誰も居ない以上、私がやるしかありませんしね。(何、しくじったところで死にはすまい。よしんば上手く行けばギルドの信用も更に上が…―― る、かぁ?) ……まあ、上がるということで。(未だ前半戦で自分からテンション下げることもなかろう。) [Sun 20 Nov 2005 21:13:28]
クーン@盗品回収 > (――中古武器店。2日目の舞台はここにしよう、と決め、ぎしぎしと軋む戸を開け、入口を潜る。) ……ふむ。(先日の古道具屋とさして変わらぬ、古びた店内。ただ違うのは、居並ぶ物騒な鈍い光が照らし返してくることくらいか。) [Sun 20 Nov 2005 21:09:59]
お知らせ > クーン@盗品回収さんが入室されました。 『 2/5 』 [Sun 20 Nov 2005 21:07:20]
お知らせ > レキオさんが帰りました。 『 …母さんを生き返らせるんだ。 』 [Thu 17 Nov 2005 03:02:47]
レキオ > ( 僕はまだその時、それが人の手に余る愚行だという事を理解できなかった。 ) [Thu 17 Nov 2005 03:02:32]
レキオ > ( 孤児院に来いという誘いがあった。 断った。 うちで引き取ろうか、なんて人も居た。 断った。 きっとただ迷惑をかけるばかりだし、きっと一番近くに居る順に怒りをぶちまけるって事を知っていたんだ。 これから僕がしようと思う事は人の道に外れることだし、あまりにも実現し難い夢想だ。 その為には先ず、ほとんど我流の魔術をちゃんと1から学びなおさなくちゃならない。 立ち止まる暇は無いし、まともに稼いでいてはとても足りないだろう。 ぽつんと、小さく1つだけ灯る魔力光の街灯を見つけて見上げる。 きっと見捨てられて誰も気にしない、そんな街灯なんだろう。 ) [Thu 17 Nov 2005 03:01:10]
レキオ > ( 取り戻したいものはなんだろう。 どうすれば良いのだろう。 この胸の空白を埋める代価品なんて存在するのだろうか。 この胸の痛みを消すのは怒りだけだ。 その怒りをいったい誰にぶつければ良いのだろう? 酷く冷え込む曇天の空は、月明かりを埋もれさせて僕を闇の中に覆い隠した。 独り、歩いていく。 ) [Thu 17 Nov 2005 02:51:45]
レキオ > ( この辺りの区画で仕事をするのは暫らく控えよう。 そんな風にしてその頃の僕は、暗黒街を転々として強盗まがいのことをしていた。 なるべく殺さないように、顔を見られないように、柊歴雄としての顔を隠して。 強盗だけで生きていけるとも思わないし、表向きの顔もそろそろ作らないと。 連続行使した魔力が身体の中に残っていないのを感じながら僕は其処を離れた。 ) ――――こんなやり方じゃ全然駄目だ。  [Thu 17 Nov 2005 02:45:21]
レキオ > ( 酷い混乱だ。 眠っていた住人たちも突然の熱気と明るさに目を覚まし、裏路地から上がった火の気に野次馬が集まる。 その混乱に乗じて襤褸外套を捨てると、物陰でようやく呼吸を整える。 引火した建物から逃げ出した連中に混じれば、呼吸を荒げて汗を拭う僕の姿はそれほど目立たないようだ。 暫し、その騒ぎを他人事にみたいに見上げた。 ) [Thu 17 Nov 2005 02:39:47]
レキオ > ( 駆ける。 駆ける。 駆ける。 火花を散らす指先で壁に炎のラインを描きながら僕は呼吸の続く限り駆け抜けた。 もともと走ったり跳んだりなんて得意じゃないし、こうして小細工を弄して逃げなければ直ぐにでも捕まってしまうだろう。 駆け抜ける僕の背後には、次々と引火して炎の海が出来上がっていた。 ) ――――――ッはぁ!! ( 大物狙いでマフィアに手を出したのは、その日がはじめてだった。 ) [Thu 17 Nov 2005 02:35:43]
お知らせ > レキオさんが来ました。 『 FIRE STARTER!! 』 [Thu 17 Nov 2005 02:30:32]
お知らせ > シェバトさんが帰りました。 [Wed 16 Nov 2005 20:39:19]
シェバト > ( 追走して来た低級使い魔の鼻っ柱に、鞘を叩き込んだのだった) [Wed 16 Nov 2005 20:39:16]
シェバト > 手紙、何書きましょう。 (ぽつり、呟いた直後に屋根を蹴った。一番近い、やや低い屋根に飛び移る。ヴェイトスの屋根は寿命が短い と誰かが言ったがこういう輩の多い所為ですね) 鍛錬に仕事に日々の生活に忙しいんだっつーの?私もう直ぐ28になるんですよ、 (ぶつぶつと一人語散、元居た位置からどんどん離れてゆく。在る程度遠離った所で振り返り、)  何を書きましょうねえ―――……。 貴方、如何思いますか。 [Wed 16 Nov 2005 20:38:58]
シェバト > (少し弱ってる時に、ちょっとは里帰りしろだの、帰って来いだの云われたらうっかりと頼りそうになってしまう――けれど) …………。 (溜息吐こうとして俯いたら、胸で地面が見えなかった) こんな状態で帰れるかッつうの莫迦奴が―――☆ (度重なる色んなアレで、エクソシストは大分お疲れの御様子だった。すっくと立ち上がり今度こそ地面を見下ろし乍ら) [Wed 16 Nov 2005 20:31:04]
シェバト > ――――………寒くなって来ましたね――。 (北国産まれだ。まだ木枯らし程度で縮み上がりなどしない、けれど。そろそろマフラーを箪笥から出して来たって良いだろう と思う。手袋も温かいのが欲しいのだけれど。…危険地帯で何をほのぼのと考え込んで居るのか。以前より減った煙草の量、灰を空から降らしながら。…此方は雪が降るのが遅いらしいから ) 全く。こんな時に、帰って来いなんて非常識なんですよ。 (手紙が、届いた。 悪魔は冬眠なんてしないんだよ。そんな事知ってるでしょう、お養父さん) [Wed 16 Nov 2005 20:25:27]
シェバト > (丸みを帯びた月が、夜に空いた穴のようだ。――お決まりながら煙と何とかは高い場所が好きだと云う。屋根の上に腰掛けて白煙を噴かす女は、頬にべっとりと赫黒い血化粧を施して居た。…昨今の悪魔と云うものは生意気に肉体を持つからいけない。霊体相手のエクソシズムが流行らない理由が、この島にやって来て漸く理解出来たと云う話。 久し振りの狩りだ。 高揚の一つも覚えて良いだろうに、血振るいを終えた後の刀は動こうとしなかった) [Wed 16 Nov 2005 20:15:50]
お知らせ > シェバトさんが入室されました。 『 夜の風が非道く冷たい。 』 [Wed 16 Nov 2005 20:09:47]
お知らせ > クーン@古道具屋さんが退室されました。 『―――ああ、ギルド長の名刺とか作ったほうがいいですかねえ、とか。関係ないこと考えつつ。』 [Tue 15 Nov 2005 23:59:56]
クーン@古道具屋 > はい、はい。ええもう、店主は商売が上手でらっしゃる。 では、この3点、あわせて30.000で宜しいですね?(ぱたん、と本2冊に地図一枚、そそくさ纏めて執事に渡し。 ――まあ、相手が何であれ安値で買い叩けたんだから問題ない。どうせ暗黒街、万一のことがあっても悪評なんぞは立たぬだろう、と。) ……さて、それでは私はこれで。 今後とも、贔屓にさせていただきますよ、ご店主。(ぺこり、帽子を傾け会釈しつつ。)  ――――案外ちょろいもんですね。(ふふん、とか。鼻歌交じりに店を出た。) [Tue 15 Nov 2005 23:58:43]
クーン@古道具屋 > ええ、ええ。まったく、話しのご理解頂ける店主で助かります。はい、ではこれも1万で――ええ、さすがにあまり買い叩くのも、良心が咎めますしね。(ルールの問題ですがね。) ……さて、最後、この日記ですが…――ものめずらしさにとって見ましたが、鍵の壊し方は乱雑ですし、装丁もぼろぼろ。保存状態を考えると、やはりここは考えていただかないと、ねえ?(言葉どころか身動きひとつしない干物。段々、やっぱ売り物なんじゃないかと疑いつつも―― 三度、交渉 [Tue 15 Nov 2005 23:54:08]
クーン@古道具屋 > ええ、そうでしょうそうでしょう。こんなもの、本来1万でだって高いくらいですけどね。サインの付随価値はまあ、そこそこありますから。(言葉一つ発さない干物相手に、満足げに頷きつつ、まずはエロ本を1万でゲット。そして次に取り出だすは、端のぼろけた世界地図。) ……そしてこの地図も、この地図です。端の擦り切れ具合は仕方ないとして、インクのノリも悪いし掠れてよく見えません。宝の地図、というわけでも無いようですし――(指の端でつまみ、ひらりと振る。ひょい、と肩をすくめるような仕草、で―― 再び、交渉 [Tue 15 Nov 2005 23:50:58]
クーン@古道具屋 > さて、ご主人。これだけのものを買いたいのですが――― ………。(カウンター、辿り着いて愕然。カウンターには、干からびたミイラのような爺さんが一人、座っているだけだった。…これ、売り物じゃないですよねえ? 一瞬疑ってしまう自分である。) …まあ、いいでしょう。話しさえ通じるなら干物だろうがノーライフキングだろうが構いませんし。 …で、まずはこの本なんですがね、こちら、この汚れ具合を考えると、この値段はどうかと思いませんか。特定のページだけ手垢に塗れてますし、特定の濡れ場シーンでだけページの端がさりげなく折ってあるあたり、どういう使われ方をしてきたか、素性が知れようというものでしょう?(干物相手に交渉開始、この本がいかに品質が悪いかをとくと――― 交渉 [Tue 15 Nov 2005 23:46:54]
クーン@古道具屋 > ―――はは、またも本物ですか。すごいですね私。きっと今日の私には父の御力が宿っているのでしょう。(満足げに頷きつつ、引きずり出した赤い装丁の本をぱたりと叩く。扱いが悪かったせいか、表紙は掠れているが―― まあ、中身を読むまでもなかろう。他人の私生活など知ったところで詮方ない。) これで三つ、と…―――― さて、それじゃあ、お勘定の時間ですかね。(首こきり、鳴らすと成果三つを抱え、意気揚々。) [Tue 15 Nov 2005 23:40:55]
クーン@古道具屋 > うわ、これも本物っぽいですね――…なんか私、あれですか。今週の運勢最高ってやつですか?(3枚目で正解にヒット、でも実はソレが偽っていうか勘違いだとは露知らず、くるりと丸めて背後の執事に投げ渡す。) ……現状、元値で35.000。もう少し行っても大丈夫、ですかね。(せっかくの、久しぶりの依頼なのだから、やれるだけやっておくのが得策っていうものだ。) 次は――― ……ふむ、他には、リストに載っていそうなものは、ここには在りません、か。(ちらり、と店の奥に飾られたマネキンが何故か気になったが ――僅かに考えて、視線を逸らす。ふむん。) ……ん?(と、カウンターへと歩く途中、再び通りかかる書棚。というか本のジャンクヤード。その最下層に近い中腹に、気になるものを視界が捕らえた。鍵の壊れた、厚手の書物――― 鍵付きの本となると、基本的には他人に見られたくない類のものだ。しかし、ここには魔道書の類など置いてはいない。 …と、なれば? ――[鑑定] [Tue 15 Nov 2005 23:37:11]
クーン@古道具屋 > (さすがに、地図や図面となると詳しくはない。ここから先は運が頼りだ、片端kら開いていくしかあるまい。一枚、二枚と開いては投げ、開いては投げ――背後で執事が面倒臭そうに投げられた図面を巻いていく。片手で。器用な真似を。 [鑑定] [Tue 15 Nov 2005 23:24:51]
クーン@古道具屋 > ……まあ、とりあえず一つ発見、ということで。(馬執事召還、手にした本をまるで汚らわしいモノでも投げるように押し付けた。ものすげえいやそうな顔をする執事。指先で摘みつつ、あとで手袋を棄てる積もり満々ぽい。) ……ふむ、せっかく順調なんですから、次行ってみましょうか。とりあえず――(事前に頂いてきた、お目当てトレジャーのリストである。ふむ、鼻一つ鳴らし。)――地図、行って見ますか。(書物の棚のすぐ真横、スクロールや図面なんぞのかき集められた区画を探る。――こっちは本とは違い、丸められた羊皮紙が箱の中に無造作に転がっていやがる。)……いやいや、これじゃ中身が何だか判らないじゃあないですか。(勝手に開いてもいいものか。 …黙考1秒、まあいいや。 どうせ、見ないことには真贋以前の問題だ。) [Tue 15 Nov 2005 23:20:38]
クーン@古道具屋 > ――うわ、一冊目からアタリですか。(背表紙を捲った刹那、でかでかと描かれた作者のサイン。そして”ウハンジさんへ。” ――うっわこいつ自分の名前入りでサイン貰ってるよどうしよう…! 中級魔女が、思わず戦慄する一瞬だ。 作者の筆跡も一致してるし、これでまあまず間違いないだろう。 …え?なんで筆跡を知ってるかって?そりゃあ知り合いの持ってる本にもサイン入ってたからですが、何か?) ……しかし、まあ。 どうしてまあこういうのが流行るもんですかね…―――ん?(ぱらりぱらり、軽く捲ってみようとしたところで、ふと引っかかりを覚える。というかページ自体がひっかかる。何だろう、と思って開いてみると、 ―――張り付いてた。やたらエロスな挿絵のところが。なんか得体の知れない液体で。) ……………。(反射的に投げ捨てて踏みにじりそうになった。全身に立つ鳥肌を必死で抑える。びーくーる、びーくーる。) [Tue 15 Nov 2005 23:15:18]
クーン@古道具屋 > (古道具屋なだけはあり、古書店とは違い雑然、どころか無造作に平積み(しかも床に!)されている書物の数々に眩暈すら覚える。本の価値をわざわざ下げてどうするのかと問い詰めたい。しかし、値の張る歴史書や魔道書の類でなければ、古本などはたいがいがこんな扱いだ。贅沢は言えまい。個人的感情はさておき、取り敢えず物色開始。) …………あぁ。(とか思ってたら、あっという間に発見した。何故って、そりゃあえろい本だけ一箇所に纏められてやがったからだ。…そりゃあそうか。古本だってこの手の内容なら売れるものなあ。) ……しかも、あるし。(秘蜜の課外授業。2巻だけで5冊も。よくよく眺めてみたら、なんか4巻くらいまで出てやがるし。売れてんのかこれ。) さて――― 目当てのものが、一発で見付かるならしめたもの、なんですけどね。(五冊、片端から引き抜いて―― [鑑定] )  [Tue 15 Nov 2005 23:06:54]
クーン@古道具屋 > (私はこれから、ギルド長を名乗ろうと思う。 が、しかし現状の衣装では、なんというかその、威厳に欠ける、と、思う。思うのだ。だから服の新調を考えたのだが、いろいろとあって上手くいかなかった。行かなかったので、とある筋に服の発注を頼んでから、とりあえず仕事でもしておくことにした。うむ、服装はさておき、ギルドの知名度を上げておくことも、重要だと思う。うん。以上言い訳終わり。) ―――そんなわけで、来てはみましたがね。(むせ返るような埃と黴の臭い。しかし、どこか懐かしいその感覚に、狭い癖に余すところなく並べられた品々の間をちょこまかと巡る。―――こういうときにこそは、こんな体でも便利なものだが。 きりきり。こめかみに微痛、いやな思い出がリフレインしかけたらしい。深呼吸、2回。) …まあ、とりあえず探してみますか。(古道具、そのうち古書の類が雑然と並ぶ箇所を眺めやる。) [Tue 15 Nov 2005 23:00:58]
お知らせ > クーンさんが来ました。 『さて。』 [Tue 15 Nov 2005 22:55:19]
お知らせ > ナイトさんが帰りました。 [Tue 15 Nov 2005 13:21:54]
ナイト > ( 見つけたぞ。 )      ( 答えるうまい方法も、わからないけど。猫はそいつに、精一杯伝えた。 )      ( 猫はちゃんと、見つけたぞ。 薄れいくそいつを見送って、猫は何度も、繰り返した。 ) [Tue 15 Nov 2005 13:21:51]
ナイト > (其処は、壁を背にした袋小路。ぽつりと、倒れる小さな体躯が、一つ。年頃十代前半の少女だ。 ―― 力なく垂れる腕から、既に変色した蘇芳の血の跡が見えた。反対側の指には、かみそりの刃。どうやら自分で命を絶ったらしい。)        ( ―… これは、“影”ではないな? 猫は首を上げて、そいつに問うた。届くかどうか、わからないけど。 “影”とは、違うにおいがする。これは、“影”ではないのだな? )        ( そうか、“影”は猫に、この子を見つけて欲しかったのか。 自分ではなくって、此処で独りきりだった、この子を。 ) [Tue 15 Nov 2005 13:20:34]
ナイト > (意思疎通が出来るものも、中にはいる。言語体系を脱した精神世界での会話は、猫にも相手にも、それ相応の圧力を加えるようで、如何にも長くは続かない。 それでも、猫はその交流が好きだった。物語の蒐集に、この上なく役立つ。)      ( ―― 裏の、路地。そのさらに裏。そいつは虚空に漂って、猫を誘い続ける。おいで、おいでと、声にならない誘いを追いかけて、猫はどんどん奥深くへと入り込む。 )      (乱雑な荷物や、割れた硝子の間をすり抜けて、やがて、その場所が見えてくる――。) [Tue 15 Nov 2005 13:15:05]
ナイト > (最近、この類のものを見ることが多くなった。それが幸か不幸か、猫にはしれない。猫はたまに、こうして死霊に乞われることがある。やれ無念を果たしてくれ、やれ家族に合わせてくれ、とか。 ―… だけど、残念なことに、猫は何もして上げられない。猫には、彼らを見つけることくらいしか出来やしない。其れを知って、あからさまに失望を示すものもいる。)     ( 猫を誘っても、何もいいことなどないぞ。 一応の、警告。無駄かもしれないとは知っていながら。殆どの場合、奴らは聞く耳を持たない。奴らは一方的に、残された思いの形を、猫に突きつけるだけ。 ――… 案の定、返事は無い。)       (やれやれと、猫は呆れながら――…それでも、招かれるままに近づいた。) [Tue 15 Nov 2005 13:11:26]
ナイト > (初めは、“そいつ”の真意を測りかねた。猫は立ち止って、パタパタと手らしきものを動かす影を見上げる。)     (足が二本、手が二本、目も口も耳も無いけど、そいつはどうやら、“人間だったもの”であるようだ。 ―― 微かに空気に伝わる無念の気配。猫はこの感触があまり好きではない。故に、そのまま通り過ぎても、よかったはずなのに。)       ( 猫は立ち止って、そいつを見上げた。黒い影となって、なんにも無いそいつの顔に当たる場所を、見上げた。 ) [Tue 15 Nov 2005 13:05:47]
お知らせ > ナイトさんが来ました。 『( 手招きされたのは、少し前。 )』 [Tue 15 Nov 2005 13:02:49]
お知らせ > ジャスティス@教会周辺さんが退室されました。 『そろそろ、帰ろうか。』 [Mon 14 Nov 2005 23:27:47]
ジャスティス@教会周辺 > (そうだ、今年は聖歌を近所のがきんちょ達で聖歌隊を結成して歌おう。からかい半分で聞いている子供も結構いるし、アザリーとの死闘で仲良くなった子も結構いるし、発表の場があるというのは結構楽しいことじゃなかろうか) よっと……。 (そんなこんな考えているうちに、ごみを詰めていた袋は満杯になり) [Mon 14 Nov 2005 23:15:04]
ジャスティス@教会周辺 > まずは清掃!徹底的に清掃!ごろつきのオッちゃんたちも押さえつけて石鹸で清掃!!そして……少しだけ働いて、ちょっと贅沢にいこうかな? (そう、これに時間がかかるのだ。サアどうしようどうしよう。十万エンくらい用意すれば結構なものになるんじゃなかろうか。あとは、みんなで力をあわせて素敵なものに!)  [Mon 14 Nov 2005 23:03:10]
ジャスティス@教会周辺 > (初めは、ただの楽しい祝日でもいい。来年のクリスマスを楽しみに、がんばろうって思ってくれれば大感謝。そして、いつの日か自然に主の生誕を祈って、感謝してくれるようになればどんなにすばらしいことか。そんな都合のいい未来を考えながら、歌声も弾む) 勇めつわもの♪いざ進め♪十字の御旗はさきだてりっ♪ [Mon 14 Nov 2005 22:53:15]
ジャスティス@教会周辺 > (今年は、とにかく明かりでこの教会周辺を照らそう、たくさんのキャンドルと照明で。ちょっと家事が怖いけど、素敵じゃないか。この暗黒街を照らすカンテラにこの教会がなれるのなら。文字通りカンテラ代わりにしてしまおう) ご馳走も用意して、子供達にはプレゼントも!いやいや……後々喧嘩にならないほうがいいから……お金とかにはならないもので。 (アザリーにぬいぐるみ量産してもらおうかしらん、そんなことを考えながら、割れた酒瓶をそっと拾う)  [Mon 14 Nov 2005 22:50:23]
ジャスティス@教会周辺 > 御世や十字のっ♪旗高し〜♪ 君なるイエスは先ー立てりー♪ (もうすぐクリスマス。後一月と一週間と少しでクリスマス。十二月に入ってから邪魔に合わない!今年はスッ語句大きなことをやるんだ、と教会周辺のごみ広いと見回りにも余念が無い) 進めつわものー 進み行きー♪ あたを恐れず戦えよー♪ (どうきいてもクリスマスっぽくない聖歌を歌いながら、元気良く、夜道を進んでいく) [Mon 14 Nov 2005 22:44:09]
お知らせ > ジャスティス@教会周辺さんが来ました。 [Mon 14 Nov 2005 22:35:39]
お知らせ > アザリー@教会さんが退室されました。 [Mon 14 Nov 2005 13:52:49]
アザリー@教会 > ( 今日はこれから掃除をして洗濯をして、暗黒街の子供達に沢山話をするつもりだ。 難しい話は自分でもよくわからないからできない。 ただ、心が悲しくならないよう、寂しくならないよう、道を間違えてしまわないよう、楽しい話を沢山しようと思う。 その後は鍛錬所に行ってトレーニング。 帰ったら晩御飯の準備。 ああ、その前にジャスティスさまとお風呂に行こう。 ) ―――うん、やることいっぱい。 ( そんな日常は鈍る事無く視界を鮮やかに照らしている。 今日も良い天気だ。 ) [Mon 14 Nov 2005 13:45:33]
アザリー@教会 > ( 苦境というほど酷くも無く、前途多望というほどの明るい未来が見えるわけでもなく、普通の日々が続いている。 なにごともないただの日常が明けては暮れ、四季のはっきりとしたヴェイトス市の季節が遷り変わる。 ともすれば鈍磨してしまいそうな感覚を、祈ることで日々自覚するのだ。 ちゃんと前に進んでいるだろうか? 間違った道に迷い込んでは居ないだろうか? 忘れていることは無いだろうか? 問いかけ、客観的に答える。 そして行動に移す。 日々をただのローテーションにしてしまわないように、昨日と今日の区別がつくように。 ) [Mon 14 Nov 2005 13:40:10]
アザリー@教会 > ( 祈りの短さが不信神だとは思わない。 主が祈りの長さを求めたり、それでは足りないと仰ったりするとは思えないし、祈る事だけが正しい行いではない筈だ。 日々の行い全てに良し悪しを求めるのなら、多分それは誰に負い目を感じる事も無く、胸を張って生きているかという事だろう。 少女はいつ何処で主に問われても胸を張れるよう、誰も見て居ない所でこそ手を抜かずに生きることを信条としている。 ) [Mon 14 Nov 2005 13:34:14]
アザリー@教会 > ( 少女は静かに祈り続けた。 日々絶やさず怠る事無く。 人生の8割をパプテスと無縁の森で過ごしたアザリア=ヘミングウェイにとってそれはどちらかというと信仰とか神への感謝というよりは、日々を心に刻み込む作業であり、その中で望むことを再確認することだった。 神に何かを望むとかではなく、何が足りないと不平を述べるでもなく、ただ、それなら今日は明日は自分が何をしようという誓い。 それ故シスター・アザリアの祈りは短い。 一日の大半を祈りに捧げるシスターの話を聞いて当初、それを真似ようとも思ったが、試してみればそうして主の前に膝を突く時間はそう長く必要なく、むしろ直ぐに立ち上がって行動を起こす事が自分やこの街にとって必要なことだと思い至る。 だからその日も、祈りは直ぐに終わった。 ) [Mon 14 Nov 2005 13:25:44]
お知らせ > アザリー@教会さんが来ました。 『 静寂 』 [Mon 14 Nov 2005 13:16:41]
お知らせ > アクアクさんが退室されました。 [Mon 14 Nov 2005 01:41:22]
アクアク > (――少なくとも、其処で息のあった二体は骨にされてしまった。) [Mon 14 Nov 2005 01:41:21]
アクアク > (口元を真っ赤に染めたのを、満足げに痩躯は ベロリ と舐めた。) ア゛フッ。 ギヒヒヒヒヒヒヒ…! (腹が餌を求めているのを確かに感じている。) (「イタダキマス」と目が云った。) [Mon 14 Nov 2005 01:40:57]
アクアク > (ごび、ごび、と皮膚の薄い咽喉の出っ張りが何度も上下する。夏に冷たい麦酒を呷るように、脈打つ赤を気が済むまで飲んだ。 だって勝手に溢れてくるのだ、零しておくのは勿体無い。)         (やがて男は痙攣すらしなくなった。) [Mon 14 Nov 2005 01:33:54]
アクアク > (男は未だ四肢を僅かにだけ動かせるくらいの元気(?)がある。転がっている中で、一番活きの良いやつだ。 出血は、殴られたのだろう顔からのみ。) (伏した男が、近付く影に悲鳴を上げる事も無いと見て解ったのだが、)       (一応。) ―― ア゛。 (ぶしゅ、と勢い良く血が痩躯の咽喉を打った。) (男は声を出そうとしたが、噛み付かれた其の穴から空気が抜けるのでどうにも出来なかった。) [Mon 14 Nov 2005 01:26:41]
アクアク > (後から音もな無く着地した猫に振り返り、地面に突っ伏しているのを指差して訊いた。) (「アレ、もう食べても良い?」)    (人が聞けば、奇妙な唸り声か奇声だ。) …クヒッ。 (そうして痩躯は、周りを良く見、路地がとてもとても静かであるのを確かめた。)     (猫が頷く。) グルルルル…! (嬉しそうに痩躯は咽喉を鳴らした。) (早速、一番近くにあった男の首へと口元を寄せる。) [Mon 14 Nov 2005 01:19:22]
アクアク > (――すとン、と夜の影が落ちる。)     (路地の一つには、今日も鮮血が飛び散っていた。 其れを目ではなく鼻で感じたいきものが、塀から下りてきた次第。) (呻く声が未だ、転がっている内の二人から聞こえた。) [Mon 14 Nov 2005 01:11:58]
お知らせ > アクアクさんが入室されました。 [Mon 14 Nov 2005 01:09:17]
お知らせ > デュラハンさんが退室されました。 [Fri 11 Nov 2005 02:23:24]
デュラハン > (色々と考えつつ顔に手をやれば)あぁ・・・、そういえば持って帰らなかったですね。(目に刺さったナイフの柄を握り抜き取る。そのまま放られたナイフには血が一滴も付いていない。)不便と言うか便利と言うか。(ある種メリットでありデメリットであるそれを再確認しながら。)(食事を済ませればこんな場所に長居は無用、自分も足早に立ち去ろうと考える。)こっちでしたかね。(男を追ってきた道を引き返す。食事を終えて上機嫌なのか、帰路へ向かう歩みは軽やかな足取りで) [Fri 11 Nov 2005 02:22:49]
デュラハン > 早く消えなさい。(逃げるように立ち上がった相手を無理に抑えることも無く、逃げるならばそのまま遠くへ行ってもらえればと考えて。)ただ、今日のことは口外しないでくださいね?(手に持ったステッキを男に向けて。まぁ、どうせ口外するだろうが、一応は釘を刺してみる。男はその言葉に頷く事無く、妙な表情をしながら足早に逃げて行った。)さて・・・・・・・。(食べるものを食べれば思考も幾分かはマシなものになる。今回は不用意な行動に出てしまったなと考えて一人反省して。今回の件は全く騒ぎにはならないだろうが、少なくとも暫くの間はこの近辺を出歩かない方が良いだろう。) [Fri 11 Nov 2005 02:12:24]
デュラハン > (遠目から見れば介抱している光景に見えなくも無いその光景。と言っても、この場所で介抱をしているなんて誰も思わないのだろうが。)(デュラハンと男の手の間にうっすらと煙の様な物が漂う。最初は恐怖で硬直していた男も少しずつ恐怖が消えていく様な感覚に襲われて。)ご・・・・・いえ、お手間掛けましたね。(デュラハンから先ほどより攻撃的な感じが薄れ、幾分口調も穏やかになって。恐怖心を奪い去られたといっても目前の化け物に対しての警戒心はあるもので、男はデュラハンから逃げるように立ち上がる。) [Fri 11 Nov 2005 02:03:45]
デュラハン > (デュラハンはステッキを持った手で寝転ぶ男の髪を掴み持ち上げると、触れるんじゃないか?と思うような距離まで顔を近づけて)止まれと言ったのが聞こえませんでしたか?(その問いに男は首を縦に振って。男は目前の顔が仮面である事にやっと気づく。しかし、それに気づいたところで何も変わらない。顔の表情は仮面だから変わらないのは当然だが、顔に深々と刺さったナイフは何かの奇術でも使っていなければ確実に目を貫いているのだから。)まぁ、どっちでも良いです。(男の髪を掴んだまま。そのまま空いた手で男の手を握ると)静かにしてれば危害は加えません。分かりました?(軽く首を傾げて。男はその問いに怯えた表情で何度も頷く。それを確認するとデュラハンは男から糧を得るために意識を集中し始める。) [Fri 11 Nov 2005 01:54:40]
デュラハン > (構え突き出したステッキは元の長さからスルスルと伸びて獲物の足へ一撃を加える。予想していなかったタイミングで飛んできた一撃にバランスを崩すと、男は前転をしているかのように地面を転がって。)動くな。(転んだ場所から2メートルほど離れた場所で止まった男の前に立ち。もう逃げなるなと言う意味をこめてか、手に持ったステッキの先端で呻く獲物の足を強く打ちつけて。響く悲鳴、デュラハンが付けている仮面の表情が笑っているのが男の恐怖心をさらに駆り立てる。) [Fri 11 Nov 2005 01:43:08]
デュラハン > (10センチ・・・・・15センチ・・・・・・少しずつだが確実に獲物との距離を縮める。どこで仕掛けるか?走りながら手に持ったステッキをビリヤードをするかの様に持って。この辺りの地理は分かっていない。もし目前の獲物がここの地理に詳しい存在だった場合、下手に長いこと逃げられると撒かれるかもしれないことがふと浮かんで。やはり短期決戦で仕留めるしかない、そう思いつけばステッキを獲物の足目掛けて突き出して)(判定:発言秒数の下一桁が「偶数」命中「奇数」失敗) [Fri 11 Nov 2005 01:33:52]
デュラハン > (少しずつ縮まる距離。空腹の時はある程度思考が鈍るらしい。いつもなら死んだ振りや、何かをするにしても脅かして自分も逃げているのだが、今デュラハンの頭にあるのは目前の恐怖の感情を糧にすることだけで)止まれ・・・・。(相手には聞こえていないであろう小さな声でそう呟いて。)(相手を追いながら右手に持ったステッキの持ち手を数度叩いて。止まる気配が無いならば危害を加えてでも止める、自分が止まれと言ったのに止まらない相手が悪いのだから当然だろう?なんて考えながら相手との距離をさらに縮める機会をうかがう。) [Fri 11 Nov 2005 01:22:09]
デュラハン > (暗黒街の一角に響く足音が一つ、それを追いかける様に足音が続く。先に進む足音の主、如何にも薬物中毒者といった風貌の男は恐怖に引きつった顔をしながら後ろから迫るもう一つの足音の主を確認する。)(薬物中毒の男は自分に危害を加えてきそうに見えた男を刺した。男を刺したはずだった。しかし、その男は自分を追ってきている。何を言うでもなく、表情を歪めることもなく、右目にナイフの刃を埋めたまま。) [Fri 11 Nov 2005 01:14:34]
お知らせ > デュラハンさんが来ました。 『鬼ごっこ』 [Fri 11 Nov 2005 01:11:05]
お知らせ > ザッハトルテさんが帰りました。 『( 影の居た場所に其処に在った証 血痕だけが残って )』 [Thu 10 Nov 2005 07:25:24]
ザッハトルテ > ( また「平気」って言うんだ ――… なら勝手に信じる。 自分の腕の長さだって判らないくせして、それでもこのひとに「もし」何かあったら なんて。 ) ( …離れる世界 沈む水底、自分が居無くなって居ると感じた端から可笑しな話。 ほんとうに離れたのなら誰がどうなろうと、それこそどうだって構わないはず―― なのに 。 ) ほんとうは聞いてほしいんじゃないかなって思うんだけど ――…彼女の心は彼女にしか判らない それも真理か。 ( それこそこのひと と あのひと の話で――門外漢が四の五のと言えるものでもないんだろう。 水面から伸びた細い指に込められた力 そこにどれだけの努力を払ったのか 払わせてしまったのか 払ってくれたのか。 ――…沈むものには判らないけど )( 大人しく連行された。 ) [Thu 10 Nov 2005 07:24:15]
お知らせ > 白影さんが退室されました。 『( 手当てなんか出来るのかどうかって、また別の話なんだ。 …多分。 )』 [Thu 10 Nov 2005 07:18:15]
白影 > ( からっぽだというのなら、何も無い訳じゃない。 幾らだって詰め込める伽藍は、それを包む殻が無くては空白ですら無いのだと。 ――… それも言葉遊びの領域。 泡沫は口にされず、フードに包まれた頭が かくり、傾いた。 )  ……わたしは、平気だもの。 壊れたりしないよ。 ( 笑いながらの言葉は、嘘ばかり。 でも、今はわらえない。 ――… 壊れることは出来ない。 だって、そんなのは もう  ――…… だから、へなり 眉の下がる情けない顔。 ) ……ううん。それは、聞かない。 喜んでくれても、悲しんだとしても、怒ったとしたって、それだっていいんだ。 ( 自己満足は変わらない。違いは、受け取る側の心でしかないのだから、それは忘れない領域。  ぎりぎり と、軋む糸巻き、歯車のノイズ。 閉じ込めたそれが暴れだす前に、掴んだ。 縋れない指に、力を込める。 )  ……壊れない証明くらい、させてくれるといい。 怪我人は、おとなしく連行されるものなんだから。 (  ――…誰かが聞いたら、良くも言う、とあきれるんだろうけど。 落ちた赤色を振り返らずに、朝の中に踏み出す。  消える影の向かう先は、まずは。 彼の住まう所。 ) [Thu 10 Nov 2005 07:15:55]
ザッハトルテ > ( 構わない どれでもいい どうでもいい、それら全ては空っぽの箱の中。 「何も無い」のに「満ちるもの」。 相克と矛盾で構成されたモノが感じたことだから、今だって――主体と客体は置換し得るのかもしれない ) …今は 貴女の事のつもりだったんだけどな。 ほんとうに――…壊れないで 。 壊れるくらいならその前に誰かに言おう? 貴女が壊れるとあのひとは辛いだろうし、その逆だって。 ( 引き当てたカードが当たりなら、きっと。 少しずつ世界が離れる このひとが壊れると辛いであろうひとの中、やっぱり自分の姿は――…一丁前に諭す言葉を最後に薄れて消えた ) …self satisfaction=@でも――…いいと思うよ。 自己満足かどうかは … あのひとが見つかったら聞いてみるといいんだ。 ( 強張った繊細な面差しの殻の下から、泣きたくて笑えなくて 何にもなれずに欠ける残滓が見えた気がしたから――全部嘘がきれいごとの偽善を平然と吐くんだ。 そんな薄っぺらな言葉が貴女の枷を羽毛のひとひらも支えたりはできないだろうけれど。 強引に断ち切るノイズの原因が自分だと知っていたら、…そんな言葉をかけられやしなかったろう ) ( すっかり白くなった空の下、小さな手が黒い外套を掴んで――異なもので 迅さだけなら同等だから。 落ちる赫だけを残してふたつの影は消えるんだろう ) [Thu 10 Nov 2005 06:54:06]
白影 > ( 箍、もしくは枷 例えるなら、殻。 言い様は色々あっても 収束される先は一緒なんだろう。 何気なく漏らしたものは、きっと本音の近似値だから。 だから、見上げる顔が、きょとんと瞬きを一度、二度。 )  ――…何か、わたしのことを言ってる訳じゃないように聞こえるんだけどなー…… だから、なるべくはしたくないんだけど。 けどー…… ( なら、今目の前にいる彼は  ――… 何がどう、と指摘出来る訳じゃなくて コレまでに知っていたものから比べての齟齬だから 引っかかる神経の絃が軋むんだ。  まるで、わたしのことを言っているようで 違う誰かのことを言っているような印象は どこまでも主体の欠けた茫洋とした雰囲気が思わせるもの、なんだろうか。 頷く仕草の後に、続く言葉を聞く。 ――… 痛む訳じゃない。懐かしいなんて言えない。只、眉が寄せられた。 )  ……多分、アタリ だなぁ、それ…… ( わたしは食べられないけれど、卵と小麦粉と、後はメイプルシロップで? 甘く香ばしい香りが、あの館に不釣合いで。でも、ちゃんと覚えてる。 泣き笑いすら出来ないのに。 )  …わたしのは、わたしの我侭だけどね。 そう、我侭なんだよ。 だから ( 思う事も、資格が無いのならエゴイズムだ。 分かって、自覚したのだから。 だから、同じ理由で目の前のことも、見過ごせなかった。 ―…多分、それだけの、我侭。  言われるまで気付かなかった朝日の下で、強張りを隠しもせずに )  ……ぅん、朝。だから 続きは、また後で。 だから――… 一度、戻ろう? ( 血。 赤い色、黒い色、白皙 血の気の抜けた肌  動かないもの動くもの生きた気配死んだモノ その 流れる、流れない  ――… うるさい。  瑣末なノイズすら拾おうとする意識を遮断して、詰まる距離から後じさろうとする足を、踏みとどまらせた。 再び伸ばす手は、先程と同じ行動。違うのは、掴まえたなら、引っ張っていこうとすることだ。 ) [Thu 10 Nov 2005 06:37:20]
ザッハトルテ >   ( そう言いかけて ) ――――――… ? ( 元々なにかに怯えるような印象のあるひとの、尋常ならぬ動揺が遅れて神経に引っかかった。 どうかした、と左はだらりと落としたまま、一歩距離を詰めようと )         [Thu 10 Nov 2005 06:12:59]
ザッハトルテ > ( 怒ると外れそうなもの。 …箍 なんてのが真っ先に出てくるのは兎も角、例えば自分らしさ とか… ? それにしては「構わない」 なんて。 ) …構わない って――… あんまりいい言葉じゃないんだね。 …かえって気になるのに続きが聞けないんだって よく判った。 そうやって気にして結局聞けなくて、そうこうするうちに壊れられてしまったら 今のあのひとと同じじゃないですか。 ――…同じところを回りたくないならそれは避けるべきだと思うよ ( だから 壊れちゃだめ。 貴女のそれが思いあがりだと云うなら、大外枠に位置するこちらの主張はそれこそ論外だ。 …頷いて ) いつだったかな、友達が体調を崩して放っておけないから泊り込むんだって。 なんだっけ――…粉と卵と何かを買い込んでた と思う 。 ( 知る者が見たならパンケーキの材料。 『天使さま』は貴女の家で、パンケーキを焼きました か? もしそうならば ) …お互いそんなに思いやり合ってるんだから――… ( 歯切れの悪い言葉を尻目に栓を抜かれた管から、多くは無くとも出るものは出るんだろう。 腕の中に抑え込んだものが魔を破るなら 対象は他ならぬ貴女自身と 目の前のモノだろうか――こわばった声に引き攣った顔とは裏腹、実感の悉くが欠け落ちたツラが「どうって事無いよ」と無言の内に明けるを待った東の空を ) …朝。 ( 眩しいの 苦手でしょう? ) [Thu 10 Nov 2005 06:06:12]
白影 >  ……怒るとね、外れそうになるから苦手なだけ、だから。 ……それは、別に構わないんだけどねー…わたしは。 ( タイミングは偶然なのだろうけど。 何か、おかしな所ばっかり見てる、なんて。 ぐなり 肩が落ちる。 そして、聞くのは )  ――… わたしが壊れちゃったら、駄目だなんて、それも思い上がりなんだろうけどね。 ……分からないから聞くし、聞きたいから分からないのかな。 ( 卵と鶏は、いつだってどちらが先にいるのか、分からない。 だから、彼女を優先するのも、自分の為。 反転のエゴイズム。 多分、他愛も無くて大切なことの理由を作りたいだけなんだ、なんて。 本末転倒の理屈で、くたり 肩を落とす。 )  ……? 様子見って……マギー、が? ( 流れ的には、そうなんだと思う。 だとしたら、そんなに最近のことじゃないのかもしれない。でも、ほんの少しの繋がりに反応する、過剰反応。 笑みも消えて、不安に揺れるな避けない顔は、答えになるか分からないけど。 )  ……ぅん。 て、いうか。 ( 肯定の首肯と、口篭りながら続く言葉。 この前とは違う意味での乖離の訳を知る由も無いけれど 違和感ばかりが きりきり、神経に障るのだから。  ぎしり 腕の中で騒ぐものを押さえ込もうとした 刹那のこと。  ――… どろり と、混じるものに、視界が眩む  )    っ  は―――…っ  て、怪我…っ  病院――…は、無理なんだった……  ( 散るものは飛沫か それとも。  赤く染まった刃の既視感は一瞬で、それは飛ぶことは無く カラン 転がる、無機の音。  振り返らずに、刃の穿った場所に視線が、止まる。 声も顔も、かなり引き攣ったと、思う。 ) [Thu 10 Nov 2005 05:46:50]
ザッハトルテ > …苦手なのに怒らなきゃいけない貴女のほうだと … 。 ( あの時も今も、ばかなことをしているやつのところへ雪みたいに舞い降りるのは貴女のほうだから。 ) ………聞こえないから意味があるんだと思う よ。 聞こえてしまえば今のあのひと ( それから貴女も――…ほら、まただ。 ひとのことばかりで自分の事はいつだって後回し ) みたいに壊れてしまうだけだろうし、それこそ言葉にする意味が無くなる。 わからないから聞くんでしょう? (「判らないなら聞け」と言われた。 あの頃探している誰かさんはまだあんなじゃなくって、砂糖の違いに首捻る自分にそう言って。 ) …もしかしたら――…あの時あのひとが様子を見に行くって言ったのは。 ( 唇だけで無理に笑む白い面差しを見た。 想像だけのそれは、なのに酷く現実的で ) …探すのはお願いしてもいい かな。 私はそちらの方はさっぱりだし――…あのひとが弱っているのは間違いないだろうから、もし見つけたら病院へ。 その時は知らせる ね 。( 要らないものはほしいもの。 …本当だ、避けてきた――つもりだったものを おそらく滴まで干して――…たったひと晩で今はこうして何事も無かったみたいに。 視野の内の困り顔すら暗く 暗く、 ) ……… ( 彼女が赤い刃を隠した腕に爪立てたのとほぼ同時に。 生やしたままの別の赤く汚れた刃を無理矢理引き抜いて――捨てた ) [Thu 10 Nov 2005 05:17:11]
白影 >  …その場合、巡り合わせが悪いのは、どっちなんだろうねー……? ( 生まれたなんて概念を、いつに置けば良いのかも分からないけれど。 言葉遊びすら、形にしなきゃ伝わらないのだから。 良薬は口に苦いというのは、ヒトの言葉。 それは、時に 「 苦さ 」 そのものが必要だというお話だ。 )  ――…どうせ聞こえてしまうなら、そんな声がちゃんと聞こえればいいのに。 聞こえ過ぎて、肝心なものばかり聞き逃してるんだ、きっと。 ( 離れた指先はだらりと垂れる。 分け合えない熱、どちらも死人の体温。 苦味を含む赤が見上げた先に、曖昧な、何か。 笑みだと思いたいなんて、甘えにも程があるけど。 )  …そうだね。わたしたちには、本当はそんなもの必要じゃない。 ( 同じで違う、わたしとあなた。 あえて普遍に当て嵌める卑怯さは、今噛み締めて。 だから、口元だけが歪む。 まるで、今更笑みのように。 )  いらないものは、欲しいもので。 必要なものは、必要なもの、なんだってさ。 ……一例のお話。 ( 戯言では届かない。 だから、手を伸ばす資格は、本当の意味でわたしには無いのだろうけど。 満ちては上弦、欠けての下弦 るで、そんな月の永劫を見ているような気分が過ぎるから、笑みの形にゆがみかけたものすら、困ったような何かに消える。 )  ――… 閉じるように出来ればいい。 わたしの方法論は使えないから、別の手段を…探してる。  ( 病院。ヒトの世界、ヒトの領域。 でも、きっとそれだけじゃ駄目なんだ。 ――… 少しだけ考えたものは、無茶苦茶で。 「 ソレ 」 を仕舞いこんだ腕に、爪を立てた。 ) [Thu 10 Nov 2005 04:56:12]
ザッハトルテ > 苦手なんだけど言わずに居られないって、… ( 今も。 ) ひょっとしたら――…ものすごく間の悪いところに居合わせる星の下 とか。 例えばたまたま(・・・・)見かけるのはいつも黒い猫だったり、いつかは白い猫 のようなもの、だったけど 。( 生まれついた星がよろしくなくてこんな生まれだったりして なんて――運命のせいになんてできないのも。 やっぱり資格が無いからなんだろうか。 言葉にできないこと、言葉にしても伝わらないもの。 それをもし言われていたのなら 今度はこちらの耳が痛い話。 ) さっきのじゃないけど――…そう思ったのなら 今 やろう? あのひと、今も――…誰にも言えない言葉で 誰にも聞こえない声できっと、…呼んでるんだと思う。 ちゃんと話す機会をください って。 ( 探すよと言い切った。 …それがいい。 それを聞いたから、ようやく少しだけ見上げる何かを耐える表情とは反対に こちらは笑みのような曖昧なものを落として ――5秒はとうに経っていたから、ゆっくりと手を離させて ) …判らない。 別に必要でもなんでもないんだと思う。 ( 嘘で真実。 空っぽの箱の中に何か、なんでもいいから入れたくて――そのくせ『満ちる』を望んでいないんだろう それこそ資格が無い。 貴女やあのひとが空に手を伸ばすのなら多分 自分は「届かない」 そのものにしか意義を見出せなくて、届かない と 届かないのがいい の狭間で磨り減る過程しか残らない 残せない、…それでいい。 ) … 私には思いつかないんだけど――…見つけたら どうしたら彼女を助けられるだろう。 こないだは病院に連れて行くかと言ったけど、それじゃ本当の解決にはならない …よね ?( 怒られた意味 怒る意味を水の入った耳で聞くような、どこか遠い感覚で撫でながら。 ) [Thu 10 Nov 2005 04:34:20]
白影 > ( 懐かしいなんて言うような記憶じゃないけれど、ぅぐ と、言葉に詰まった。 忘れていた訳じゃないけれど、どうにも決まりが悪くて。 )  ……に、苦手だけど、何でかな。 今も、ちょっと怒った気がする。 ( 資格なんか無い。スタート地点から間違えてしまっているのだから、ある筈が無い。 そう。擬態を解けば熱を失う、この手が象徴するように。 ――…でも。 )  どうにかしようなんて、考えるばっかりで、助けてあげるなんておこがましいことは、言えなかったんだよ、きっとね。 ――…耳に痛いことを言う。 ( 言葉にしなきゃ伝わらない。言葉にしたことだって、伝わりきらない事の方が多いんだから。 知っている癖に、それしか信じられない癖に出来ない矛盾。 言葉を紡ぐ為だけに、俯く顔が息をする。 白くもなれない、空気の呼吸。 )  ……遊び。 ( 遊びだと、彼は言う。 離そうとすれば、刹那だけの抵抗がある。 五秒も持たない、掴む力は )  じゃあ、何で そんな事をする必要が、ある? ( 問いかけを形にするのに必要な、五秒間だけ。 )   ……探すよ。でも ( ――… でも。 上げた顔は、笑ったり出来ない。 苦い色。 だって、今更気付くんだから。 )  負い目が無くたって、きっと同じことをするんだと思うよ。 だから、今もそうなのかもしれないな。 ( 怒って、怒られて。 )  ……怒って、怒られて、ちゃんと話さなきゃいけないんだ。きっとね。 ( 此処にいなくて、遠い彼女。 此処にいるのに、何処か遠い彼。 届けたい言葉がどちらにも届かなくても、口にしなきゃ伝わらないって。 ――…思い知ったばかりなら、言えるんだ。 ) [Thu 10 Nov 2005 04:09:14]
ザッハトルテ > ( いざ。 ) … 私 前怒られましたよ  ? ( 隠し持つのに選んだもの、今は頭の中 血の奥に眠る三日月の刃を晒した時、他ならぬ貴女にと、茶化すと云うには時間が経ちすぎて思い出話じみた声が言う。 …でも本当はこのひとが怒って見せるのが不得手だって想像だけならついている。 枷にしているのはおそらく、誰かを叱る資格の有無 とか――徐々に確実に「元の」温度に戻りつつある両の手 ) …( どうせ ) 近寄らせなかったんでしょう ? どうにかしなきゃって言う貴女を、あのひとは――ほんとうの意味では近寄らせなかった。 ちがうかな、 …皆そうやって 抱え込んで破綻するんだ。 ( 世の中はそんなやつばっかりで、本当は助けてほしいくせに黙って届かない空に手を伸ばすだけ なんてこれはただの想像。 実際のところなんか知った事じゃない ) ( 一度途切れた文脈。 前段から後段への飛躍は何が原因なんだろう? 判らないけどこれだけは言える、 ) 私のは全部 ただの遊びだから ――…細い棒切れで自分を殴って遊んでるだけ。 だから 気にされるようなものじゃない 。( 痛むのなんか全部嘘だ。 刺さったナイフの目に見える傷も そうでない傷のようなものも全部嘘なんだから、振り払う代わりに手を離そうとして ) …そんなのより 天使さま 探そう? あのひとに負い目があるなら尚の事、探し出して――…きれいに収まったらお互い怒って 怒られて それでちゃらにしよう? [Thu 10 Nov 2005 03:53:01]
白影 > ( 同意のさむずあっぷがびしり。 相殺される土下座すらっしゅの光芒を空に煌かせて、いざ。 )   ……怒る、か…… に、苦手なんだけど ねー…… ( どれだけ知覚が尖っても、分からないもの 読めないものは存在する。 何だろう、既に記された書を手繰るような目。 まるで、何かを探す時のような  ――… 鈍いノイズに、眉を顰めた。 ざらざら 混じる雑音を追い出しながら、彼の口にした言葉をなぞる。 『 怒って 』  ――… そんなことが、もしも 出来るのだとしたら  それは  )  ……違う、違うよ。 そうだけど、そうじゃない。 ( 隠蔽は途切れてしまった。 見ようとするもの、見なきゃいけないものを前にして、途切れた手からは、熱が失われていく途上。 本当に人並みの力しかない両手で、彼の腕を握り締めながら。 一度だけ、頭を横に振った。 )  …わたしは、一度聞いてたんだ。 なのに――… だから、返さなきゃ。 わたしは助けて貰ったのに。  …違う、そうじゃなくて。 だから――…  傷つかないで。 ついたのなら、言ってもいいんだって 貴方は、今 自分で言ってるんだから実践しろ―――っ! ( 既に、文脈も脈絡も無茶苦茶だ。 いつかの悔恨と、今の動揺ともう ぐちゃぐちゃなんだから。 誰にも言えなかったのは、彼女とわたし?  そうだけど、そうじゃない。 肺がぺちゃんこになるくらい吐き出しながら、動きを留めた指先が、食い込むくらいに、力を。  腕を一振りすれば振り払える、脆弱なものだとしても。 ) [Thu 10 Nov 2005 03:26:35]
ザッハトルテ > ( ノーカウント。 ソロ100回よりセッション1度とどこかで誰かが同意求めました。 土下座スラッシュ同士の盛大な(?)相殺で過去は遡及されました、そういうことでひとつ何卒。 ) ( 人の思想を手繰って探す。 …にんげんは 大事な人がいなくなったら気になるんだ。 にんげんじゃなくともそう思って、そう思うようにしても――…いいの かな。 だってこのひとはこんなにあのひとを気にしてる ) …もし無事だったら、 『怒って』 あげるといい …かも。 ひとりで悩むからそうなるんだって、それから笑ってあげるといい ……かな 。 ( なんだっけ。 このひとも自分は大丈夫って言った。 ――…なんだ。 似た者同士が自分の事はお互い様で相手の心配をしてるみたいだ ) 多分 あのひと 「も」 、誰にも言えなくて 言っても仕方ないって、 それで …ああなっちゃった。 ( なんで驚くんだろう。 ナイフが刺さって、それだけのこと――… )( 早いなあ、なんてぼんやり思ううちに小さな手がふたつこちらの利き手に届くんだろう。 今日はそちらの方が、もし隠蔽を施しているのならだけれど――人間の温度に近いだろうか ) [Thu 10 Nov 2005 03:09:20]
白影 > ( ナイフも抜かれてるんじゃないかって、何処かの誰かも土下座すらっしゅ二号。 )   ( 困ったような顔の近似値。 ――… 何だか、浮かんだのはひどく失礼な言葉な気がした。 似ているようで、全然似ていないモノ。 ――… 石榴の色した硝子を見上げた。 目の前にあるものを正しく映す それは、意思の介在しない 鏡、の よう な  ――……  視界が眩む。 くらくら 揺れる。 …外れそうな箍を押さえ込んだ。 ) ……ちゃんと、無事ならいいんだけど。 これで、おうちに帰ってたりしたら、笑えるのに な。 ( それなら、わらえる。そんな時くらい、笑うことだって出来るだろう。 それが安堵と呼べるかは、別問題でも。 まだ届かない今は、奇妙に歪んだ笑みに届かない、そんな顔で。 そんなものを隠して伏せた顔を 躊躇いがちに、上げていく。 )  ぅん――…危ないから、屋根の上にばかりいるけどー……  ぅあっ!? やっ、えっと、抜いたらね、血がー…っ ほら、わたしたちには、あんまり関係ないかもしれない、けど 待って、ちょっと待って…っ! ( 無造作に手が、柄へと伸びるのを見た。 それが何をするかなんて――… 其処に何があるのか、確かめる為? 違う。 何があるか知ってるから、手を伸ばすんだろう。 ――…結局、頭の中で考えるより、行動の方が早かった。 離れた数歩分の距離を走る。駆ければ、一瞬の距離を詰めて 流石に、柄の生えた腕に取り縋る訳にも行かないから、柄へと伸びた手を掴まえようと 両手を伸ばした。 ) [Thu 10 Nov 2005 02:56:06]
ザッハトルテ > ( …そう云えばまだ だって言ってたや。 今しがたの会話ですら聞き零したのはlisten≠ナはなくhear≠セったからだろうか、聞き取る意思のぽかりと抜けた。 どこかで誰かが土下座スラッシュ。 ) ( 羽根みたいに軽い身体が とん と降り立つ。 一拍遅れて降りる裾に月の陰影が落ちて、それを見送る赤目は茫と意思の光の欠けた。 ) 今頃どこで何してるんだろうね、……   ?( 変な名前。 でもそれが自分の名前で、 …水面の底。 手を伸ばさなきゃいけないんだっけ ? このまま沈んだって 構わないんじゃないかな  ) ( 一度見上げて 伏せられて、見てはいけないものを見たような そんな視線を追う ) ……ああ。 うかうか下を歩いてたら。 そんなだから暗黒街って云うんだね ( 痛みをそれと知覚しつつもどこか他人事なら、今の貴女と 彼女と ――対照に。 飛沫で汚す恐れがあるから、白い外套姿の前では避けるべきと今は思いつかないから。 それを引き抜く為の利き手が無造作に伸びる ) [Thu 10 Nov 2005 02:45:51]
白影 > ( 多分、どちらも正解なんだろう。 夜の街、ヒトが敬して遠ざける暗闇の名を冠した世界。 その一角で見つけたものは 白い羽根の楽師では無く 漆黒を纏う  ――…… 奇妙な単語が頭に浮かんで それを振り切るように、頭を振った。  ひょぅ――― 風の鳴き声を効く刹那の後 軽い音は、彼と同じ屋根の端。 翻った裾が ふわり 降りて。 同じ視点から見れば、見上げなければ届かない石榴の色を、見た。 )  ……ん。 まだ。 ――… ねぇ、ザッハトルテ  ( ふるり。 振り切る為と、返答の為。 二つの意味を込めた仕草が終わった後 沈黙が挟まる。 ――… こうしている間にも、その気配は其処に在る。 刺さるもの自体に蓋をされているから、流れ出るようなものじゃないけれど それでも、傷ついた場所からその気配は伝わってくる。感じ取れる。 喉を焼くような衝動を齎さない、けれど思い出させる気配。 突き立つ柄に、視線が揺れる。 )  ……それ、刺さってる――…… ( 視線と そろり、上げた指先で示した事実は、口にしてしまえば何処までも間が抜けている。 そんなの、子供だって見れば分かるのに。口にしてから、ぐなり 頭が垂れた。 ) [Thu 10 Nov 2005 02:32:29]
ザッハトルテ > ( 何か困ってる )( そんな印象のひとの顔。 対象がよもや自分だとは思わないから、 …今 世界に「自分」は殆どいない。 だから――…『天使さまが見つからなくて困ってるのかな』 どちらとも取れる声音だったからそれが結論、水の底から見上げる空くらい世界が遠い 全てが遠い。 聴覚に届くのは屋根を蹴る軽い音 視覚が得るのは小さな影がこちらへと飛ぶ情報 ) もう 見つけたのかな… ?  それならこんなところにいるはずがない ね。 ( このひとが 或いは他の誰かが。 …おかしいな、このひとが見つけたのなら今頃連れて帰ってるか。 やっぱり見つけてないんだ、胡乱な往復の果てに辿り着けるのはその程度。 ) [Thu 10 Nov 2005 02:19:57]
白影 > ( 彼が立つのより、ほんの少しだけ高い場所から見下ろす赤色が浮かべるのは、困惑と言うのが一番近しいんだろう。 上弦の月夜に漆黒 纏う黒と、彼の黒と そして、先日とは違う、白。 この距離じゃ流石に細かな差異は気取れない。 そうしようと、まだしていないから。 ――… けれど。 曇らない天の女王が地に移す影の歪さは )  ――……  ぅ、んん。 ( 虚を突かれたような、間。 肯定にも否定にも届かない曖昧な言。  きりきりと神経を引っ掻く違和感は大きくなるばかりでも、目的は忘れていない。 だから、言葉の為の深呼吸。 ――… どろりと、舌先に血の味の錯覚。 )  まだ。 …そっちも、見つからない、かなー…… (  たん。  軽く足元を蹴りつけて、跳ぶ。  外套の裾を翻して、彼の立つ場所に近づく為に。 その方が会話がし易いから もしくは  ――… 歪なソレが、錯覚だって 確かめたかったのかもしれない。 歪な影 腕から生えた、何かの柄。 ) [Thu 10 Nov 2005 02:09:54]
黒い外套の影 > ( ――…ああそうだ、返事をした。 このひとはティエン・ギニー、 同じモノで 他の同種よりすこしだけ近くて 聖画を描いて ―――― それから 。 ) ( 浜辺で会ったのはほんのつい先日、あの時持っていた人の温度は心配性の誰かさんが与えて己が干した赤い水のおかげで今は無い。 だから日を追う毎に冬に近づく晩、言葉を発しても白い息も今は無い。 ) ( 誰何 確認、そんな色を滲ませて呼ぶのはどこかの国の甘いだけの菓子の固有名詞、かろうじて繋がった自我の境界。 曖昧さはそのままにそちらを見て ) ……天使さま 見つかった ? ( そう このひとと繋がっているのは 今は人探し。 やっぱり曖昧な語調は「こちらは未だ収穫なし」と言葉よりは鮮明に告げるだろうか ) [Thu 10 Nov 2005 01:57:32]
白影 > ( 張り詰めた弓の月が照らす夜の中、着地した屋根より少し低い其処に見たものを前にして いつかと似ていて、何処かが違う違和感に、足が止まる。 足を、止める。 月夜にも溶け切れない矛盾の色を靡かせたものは、夜風にはためくフードの下で 焦点を絞るように、視線を細くする。 ――… 見間違いかと、思った。 視覚が感覚が嗅覚が全て、その齟齬を否定したとしても。 誰かが流した赤い血と それとは違う、傷。 刺さるナイフの刃は、見えない。 それは、殆ど隠れてしまっているから。だから、まるで生えたような柄の輪郭が、歪で。 …見間違えかと、思ったくらい。 )   ――……っ! ( 奇妙な沈黙を破り、響いたものは 本来、呼びかけにも届かないんだろう、微かな言葉。 でもそれは、己を意味する言葉だったから、びくり 視線が跳ねた。 )  ――…ザッハトルテ  ( だから。彼が呼んだのより、少しだけ鮮明な声で 己が知っている名を呼んだ。 まるで、確かめるみたいに。 ) [Thu 10 Nov 2005 01:45:07]
黒い外套の影 > ( だから、暫しの時間の後。 ) …………  ( 記憶を照合するだけの間が空いてから、貴女の名を 常人には聞こえないようなささやかさで確認するよに呼ぶだろう ) [Thu 10 Nov 2005 01:37:33]
黒い外套の影 > ( ずきずきと頭の天辺まで痛みが走る。 骨と神経と肉と血管と、それら全てが損傷具合を訴えるけれど。 端から鋒先を包む防刃布にくるまれて鈍って、他人が見ている夢のよう。 全部全部他人事、長くもない距離を落ちて石畳に落ちるナイフの乾いた音も 誰かを探して巡らせた首、その先に映った見知った筈の白い影も 届く音 映る景色のひとつに過ぎん。 見たものを知るものと認識させる途中の回線は切れたまま、それでも月光受けて燐光放つ白い影の辺りで――視線は止まる。 ) [Thu 10 Nov 2005 01:32:00]
白影 > ( 夜風に混じる、その気配が微かに届いた。 混じる血臭 流れた気配。 ――… 別に、珍しいものじゃない。この界隈では、それ自体が特筆する程に珍しいものって訳じゃない。 なら、何が問題なのか。 満ちる途上の月の下 夜渡りの足を止めるくらいに 何が引っかかるんだろう。 張り詰めた絃を爪弾くように、きりきり 響くものは )  ――… 違う。 でも  ( 音にした言葉は、主語すら無い最低限。 「 探し人とは、違う 」 「 でも、違う近さを知っている 」  生きた気配に混じって、違う何かの 近しい気配。  屋根の上、紅く黒く血糸を引いて投げ捨てられた金属の悲鳴までは、朧でも。  少しの逡巡の後、屋根を蹴った。 大気に混じる気配を 手繰るように、辿るように。 ) [Thu 10 Nov 2005 01:24:03]
お知らせ > 白影さんが来ました。 『( それは近くの、屋根の上。 )』 [Thu 10 Nov 2005 01:18:22]
黒い外套の影 > ( 半円を超えて円に近づく月の下、刺さったナイフを引き抜いて捨てた。 ――下に誰かが居たら御愁傷さま。 栓を抜いた管から新たに血は流れて、今度は屋根を汚すけど 雨でも降れば消えて無くなる 無くなってしまえばはじめから無かったのと何ら変わらん。 ) ……… ( さがしもの は どこだろう ――――  ) [Thu 10 Nov 2005 01:17:14]
黒い外套の影 > ( …何か派手に吹っ飛んだ。 成る程 ばか力とはこう云う事? 通りの明るみへと飛んだ彼の置き土産を腕から生やしたまま 血痕の落ちる地を蹴った。 ――低い建物の屋根の上 ) [Thu 10 Nov 2005 01:10:14]
黒い外套の影 > ( 裏拳気味に振り抜いた ) [Thu 10 Nov 2005 01:07:00]
黒い外套の影 > ( 得意気な面相が消えて、得体の知れぬモノを見る目へと変わるのが映った )( 顔歪めてさっきより凶悪な表情になったのは生まれた怯懦に腹が立ったのだか、勝手に脅しておいて勝手に恐れるのだから面妖な事。 恫喝と云うより自らを奮い立たせる雄叫び上げて刺さったままのナイフを錐のように捻じ込む、――――痛く無いのか それもおかしな問い。 痛まない訳が無い。 おそらくは骨 切っ先が当たった点を中心、指先から肩にまで焼けた火箸をぶち込まれたみたいに痺れるし――暫くまともに動くまい とも。 ああ確かにこれは『痛い目』だ ) ( けど―― )  ( それが如何した ? ) …角度   ( だけは 悪くなかった ね 。 刺した時の刃は水平、きちんと狙って居れば肋骨の間を通って内臓に到達してたと思う ) ( 器用な百面相、引き攣った顔が見えた けど ――このひとには用は無い。 未だナイフの柄を握ったままの三下氏の側頭部、右側へと利く右手の拳を寄せて ) [Thu 10 Nov 2005 01:05:07]
黒い外套の影 > ( 細い路地は表通りから外れて居るから申し訳程度の街灯の光も届かない。 おそらくは暗視能力持ちの三下には格好のカモと見えたのかも知らん、何故暗がりにそのカモが居たのか 理由を考えなかったらしい――同じ暗視の目。 …金を出せとか何とか言った。 出さないと痛い目にとか殺してからでも奪えるだとか、何だかごちゃごちゃと言って来て用など無いから放っておいた結果が今。 垂らした腕を伝ってぱたぱた 鮮紅色が裏寂れた石畳の上に潰れた滴の模様をふたつ みっつ ――――…描いて 元々薄汚い其処を更に汚して。 ) ( … ) ( 表通りを痩せこけた野良犬が餌求めて通過して、その尾も視界から消えた頃 三下氏が何ぞ『鳴った』。 イカれてるんじゃないかとか やばい薬でもキめてるんじゃないか とか。 ) [Thu 10 Nov 2005 00:52:06]
黒い外套の影 > ( 左胸 心臓の辺りから20センチほどずれた上腕部に見るからに安っぽいナイフが突き立っている。 刺したのは――…今度は縦に20センチ、視点は下。 ざま見やがれと言わんばかりの三下風情が三白眼で更に見上げる、その目つきが安全な街とは別の此処での住み分けを物語る。 奪う者と奪われる者。 奪われし者はより弱い者から奪い、かくして暴虐は巡り―― ) ( 要するにコイツならば武器のひとつもちらつかせれば金目の物を差し出すと踏んだのだろう、暗がりの中の黒い外套は只ひょろいだけの体躯に覇気の乏しい青白いツラ。 ) [Thu 10 Nov 2005 00:41:31]
お知らせ > 黒い外套の影さんが入室されました。 『( ――――刺された。 )』 [Thu 10 Nov 2005 00:34:18]
お知らせ > アクアクさんが帰りました。 [Wed 9 Nov 2005 01:23:54]
アクアク > (獲物だらけで敵だらけだ。閉鎖された狩場で、狩られるのはどっちだ。)      (今は兎に角腹が減った腹が減った腹が減ったおなかすいた腹が減った。) (薄い氷みたいな気配はゴミを漁りに消えた。) [Wed 9 Nov 2005 01:23:53]
アクアク > (雑踏が鼻先を掠める。 相変わらずこの辺の人間と云うやつは夜を知らない。…若しかしたら人間と云うのは夜行性なのかもしれない?) (だが此処には純粋な人間なンてどれだけ居るのやら。ひと なら一杯居るのだが。)       (くすン、と鼻を鳴らした。 そうして踵を返す。) (駄目だ。この通りは明るすぎる。ひとが多すぎる。) …ア゛ァ゛…。 (四足が冷たい石畳を滑る。) [Wed 9 Nov 2005 01:20:34]
アクアク > (風が冷たくなってきた。過ごしやすくなってきた。 けれど其の分、腹が減るサイクルが早くなってきた。) (つい先ほど味わったばかりの鮮血に、腹の虫が余計に餓えてしまったらしい。) ……グルル゛ル ル゛ル゛…、 (一緒に傷を舐めていた猫の一匹が顔を引っ込めたのを切っ掛けに、)      (…影から、街灯の灯りがぽつぽつと存在する通りの方を窺った。 鼻先だけが ちょい と覗くくらい。) [Wed 9 Nov 2005 01:15:05]
アクアク > (傷跡だらけの腕、其処にまた新しい傷が増えた。 ――ぞろ、と薄い血の滲むのを舐めて治療のつもり。こうして傷跡はまた残るのだが本人は気付かない。)       (ひとの噛み付く力は馬鹿に出来ないものだと学習した。何時まで覚えてられるだろう。) (尤も、此方こそ噛み付き返してやったのだが。) [Wed 9 Nov 2005 01:09:08]
アクアク > (低い唸り声が影ばかりの溜まる路地の片隅から。) [Wed 9 Nov 2005 01:04:32]
お知らせ > アクアクさんが入室されました。 [Wed 9 Nov 2005 01:03:34]
お知らせ > レキオさんが帰りました。 『強盗判定:退出秒×¥100 ただし00はドラッグ1包み、その他のゾロ目は騙されて失敗⇒』 [Mon 7 Nov 2005 23:42:41]
レキオ > ( 勝利の爽快感なんて無い。 あるのは、叫びだしたくなるような正体不明の感情だけだった。 ) [Mon 7 Nov 2005 23:40:46]
レキオ > ( 長居は無用だろう。 炎を霧散させた僕は再び訪れた暗闇に目を慣らしながら財布と服に駆け寄り、中身なんか確認しないで走り出した。 そんなのは後でいい。 ハッタリが効いている内に此処から離れないと。 そもそも僕は、走るのなんて得意でもなんでもなかったのだから。 複雑な裏路地を走り抜け、出来るだけ遠くまでいこう。 それと、この区画には当分近付かないことだ。 出来るだけ僕が住んでいる区画からは遠くを選んだのもその為―――――。 ) [Mon 7 Nov 2005 23:39:21]
レキオ > 何を支払っても取り返せない(・・・・・・・・・・・・・)命だってあるんだ。  ………安いだろ? ( 服も全部脱げ。 そう続けて、分かり易く大袈裟に、指と火球と男を1つの線に結ぶようなゼスチュアをしてみせる。 弓手が獲物を狙うようなポーズだ。 男が「畜生!畜生!糞ッたれ!」と罵声を浴びせながら焼け焦げた衣服を痛そうに皮膚から剥がして脱いだ。 行け、と顎で示せばもう1度「畜生!!」と叫んで全裸の男が足を引き摺っていく。 暫し男の姿が消えるまで、集中を維持した。 ) [Mon 7 Nov 2005 23:34:29]
レキオ > 【循環(Cycle)】の成立を以て之を壱とし、更に( 巻き上がった炎が中空で弧を描き、飴みたいにぐにゃりと球を作ってエーテル座標軸に固定された丁度其処で、男が悲鳴とも怒声ともつかない声で音を上げた。 財布は置いていく、他には何も持ってない、と。 ) ……ホントに? 宝石、貴金属、魔法具…薬。 何でもいいよ。 「金目の物」全部であんたの命一個。安いだろ。 [Mon 7 Nov 2005 23:29:03]
レキオ > The first The genesis PYROMANIAC hopes like that 【Blaze】...( 小さな火種から広がった炎は瞬く間に男と僕の姿を照らし上げる。 口元を隠すようなマフラーをしても、声や背の高さで僕が大人じゃないことは分かっているだろう。 それ故、暗黒街を一人で闊歩するような大の男が子供一人に金品巻き上げられるという事実を渋っているんだ。 ) ――――circle(真円)、heap(堆積)、category(軌範)…始点、境界線、回帰点…( 返事を返さない男のリアクションを「ノー」と受け取って、詠唱を続行する。 ) [Mon 7 Nov 2005 23:22:11]
レキオ > ( それが間違っていることなんて分かっていたんだ。 ) ―――2発目は当てる。 金目の物は全部置いていけ。 死体漁りなんかさせるなよ。 ( ただ僕には怒りを向けるべきターゲットが無く。 母さんと兄さんを見殺しにした、世間とか世界とかそんなもの全てに唾棄する以外に無かった。 ) ―――いいかい? あっという間だぞ。 ( 暗くて細い路地裏。 闇の中に僕の声だけが淡々と響いた。 半身に火傷を負った男は真っ黒になったシャツとパンツを抱え込むように路地に座り込み、怯えた目で僕を見ていた。 初仕事にしては上出来だった。 ) ――――【点火(Ignitoin)】。 ( 短絡化した詠唱の代価か、ズキリと頭が痛む。 パチッ、と1つ弾ける音がして、火打石で打つみたいな小さな火の粉が舞った。 ) [Mon 7 Nov 2005 23:10:34]
お知らせ > レキオさんが入室されました。 『 炎のターゲット(PYROMANIAC) 』 [Mon 7 Nov 2005 23:02:40]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 [Mon 7 Nov 2005 21:26:02]
フェンサー >  ………不味いなあ。 ( 何が不味いってそりゃあ。 フェンサーが来ることを知って待ち伏せしていやがったゴロツキーズだ。 取り合えずフェンサーは、完全に囲まれる前に全力疾走で逃げ出すのであった。 ) [Mon 7 Nov 2005 21:26:01]
フェンサー > ( 確か事前に簡単に説明された話によれば、暫くの間、敵対する派閥が活発になっているのでそれから護衛してくれ――といった話だったが、遅すぎた。 別に時間に遅刻したわけではないが。 ) [Mon 7 Nov 2005 21:23:44]
フェンサー > ( ただ、その老人が今回の依頼人であったのが問題だ。 どうも依頼の詳細を話すために待ち合わせしていたところ、フェンサーが来るよりも前に違う派閥の連中に殺害されたらしい。 ) [Mon 7 Nov 2005 21:22:19]
フェンサー > ( 時は夜。 場所は暗黒街、細かく入り組んだ裏路地のひとつ。 足元には老人の死体が一つあった。 ) ………不味いなあ。 ( と実際に呟く。 別に足元の老人を殺したのはフェンサーではないから、それが問題なわけではない。 ) [Mon 7 Nov 2005 21:20:53]
フェンサー > ( 不味いなあ。 とは心中の呟き。 ) [Mon 7 Nov 2005 21:17:48]
お知らせ > フェンサーさんが来ました。 [Mon 7 Nov 2005 21:17:19]
お知らせ > 黒い外套の影さんが帰りました。 [Sun 6 Nov 2005 06:23:18]
黒い外套の影 > …御免。 ( 全てを察して背を向けた彼にもう一度。 聞こえなくても なんて、それこそ自己満足だろうけど。 ――立ち上がった端から力が抜ける。 着慣れた外套がなんだってこんなに重いんだろう、ああそうだ 確かポケットに猫の、――――時間が惜しい。 ――御免 ) ( 気違いパレードの建物を蹴った足音ふたつはほぼ同時、別々の方角へ。 ――ああ、ちくしょう。 速度が出ない 息が切れる――人間でもないくせに。 ) ( 幾つかの屋根を蹴った後 着地の衝撃に膝が負けた。 両手を着いて身体を支えて、ぜ、と喉を荒らしながら顔を上げた時には蝶は姿を消していた。 ) ……………… っ  …  !  ( 時既に遅し。 ) [Sun 6 Nov 2005 06:19:15]
お知らせ > アクアクさんが退室されました。 [Sun 6 Nov 2005 06:13:48]
アクアク > (影の這うような音が一瞬。 ――直ぐに痩躯は立ち去った。) [Sun 6 Nov 2005 06:13:47]
アクアク > (「御免」の言葉は聞かなかった。 そもそもの目的が見つかったのだ、)          ――… …、 (そうして己はあの白い羽根を喰らうつもりも無い。追いかける理由が無い。) (薬の臭いのする屋根の上に何時までも居続けたくは無い。) [Sun 6 Nov 2005 06:13:17]
アクアク > (なんだかンだと云うて居る間に、彼はどうやら彼女を見つける事が出来たらしい。 見つけてしまったからには、彼は彼女を引き止めたり、或いはどうしようかと つかまえた後ででも迷うのかも知れない。) (推測終わり。…屋根の皹から下を覗かないのと同じだ。首を突っ込む事は誰も望まぬ事だ。)         (屋根の下の、それから更に下の天国のような地獄から這い出した探し人。 彼が見、呟いた先を見てから、) (痩躯は何も云わずに彼へ背を向けた。) [Sun 6 Nov 2005 06:11:01]
黒い外套の影 > ( 片言の人間語(?)を操る彼だから、言葉少なに と云うのも些か奇妙な言い回しになってしまうけれど。 音にできる言葉 見せる仕草から想像するよりずっとずっと焦点のズレた――自覚だけはある。 問題はそれをどう治すかが判らない――己の意図したところを汲み取ってくれている彼が頷くのならそれで「判ってもらえている」のだと思う。 ) ………… 。 ( 切り取られた視界、狭い空間で押し合いへし合いするイカレたと表現するのが相応しい踊り狂う人の頭、調子っぱずれの笑い声 がなりたてるだけの歌、硝子の割れる音 悲鳴 怒号 ――めちゃくちゃとしか表現できない世界がそこはあった。 その混沌から目を逸らして、続く路地の先 ) ―――――― ( ずっと先。 白み始めた空の下、ふらり ふらりと 彷徨う漆黒の蝶を見たように思った。 その下には白い天使の小さな羽が、 ) ( 赤の双眸の光彩が引き絞られて ) ――御免、多分 きっと あれ―――――― ( 立ち上がった。 謝罪の言葉は一方的に打ち切られる会話への ) [Sun 6 Nov 2005 06:05:47]
アクアク > (自分を愛して、溢れた分だけ他人を愛する事が出来るのかもしれない。情けはヒトの為ならず、巡り巡って己が身の為。 何か自分に返ってくるものがなければ、誰だって何もしたくない。) ……………。 (長い間を待った。) (彼は痩躯にも理解しやすいように言葉を選んでくれるのを知っているから、理解する準備をして待った。) …、 (果たして答えはやってきたが、) … ゾ ン。 (「そう、」と頷いた。 一言で云えばそう云う事らしい。)       (「どうかした?」には答えなかった。 痩躯の様子がそのまま 応え ていた。) (彼がひび割れを覗けば、下はまさに腐った水を湛えた水槽みたいに見えるんだろう。其の中で泳ぐ金魚たちも。) (羽根の生えたのも、居るかも知れない。)    (痩躯は覗き込むことをしなかったから知らないけれど。) [Sun 6 Nov 2005 05:53:10]
黒い外套の影 > (『誰かを愛するのは詰まる所自分の為か』? そんな、使い古された命題にも似ている答えの出ないもの。 どこかの国では『情けは人の為ならず』とも言うらしいが、人の心など決して読めないのと同じで。 貴方がそのように睨んだ通り、ヒトデナシは疲れのようなものを頬の辺りに乗せて息を吐き出した ) 猫 と アクアク、 …と 私と、 …… ? ( 問いの意味を量るのはできた。 ではその答えは? ) ………………… ( 長い長い間 ) ――…良く判らない。 トモダチほど近くはないし ( 共有したと表現するのもきわどいものだが、会ったのは数度だけだし――した事と言えば煙草を喫って酒を呑んで、発作的に刹那餌だと感じ取ってしまっただけ。 酒も煙草も遠い世界の住人であろうひとにそれをどう伝えるか 考えて ) 同じ樹の下で雨宿りをした そんな程度。 …だからただの自己満足なんだよ、…? ( 何か、危険を察知したように弾かれた痩身は野生の獣のそれに近いか ) ――どうか――した ? ( そこに何かがあると思わせる、ひび割れに視線を走らせて。 ) [Sun 6 Nov 2005 05:44:00]
アクアク > (自己満足の結果、引き止めたり連れ戻せたりすればより大きな満足を得られるのだろう。 失敗しても、そう云う悲劇はまた心地良い逃げ道になる。…諦めるのと一緒だ、「何も出来ないからやらなかった」と自分を責めるのは簡単だから。) ………。 (一体どうすれば、行ってしまった猫は喜んでくれるのだろう? 色んな自己満足がある中で、自己以外にも満足のいく方法ッてあるものか?) (…万人に好かれる方法を探すのに似ている。)    … 、 (ふと、顔を上げた。) …。ヌ゛コ、 (右手の人差し指を立てた。) ア゛ クア゛ク。 (中指を。 …ハサミを閉じたように、ピッタリとくっ付けた。)    … ザァァ ッハ トォオヲ゛ー…。 (左手の人差し指を立てて、それから、中指を立ててチョキを作った。) …、 (視線は血で描いたヒトを見た。) (中指を動かす。)      (「あなたにとって それ とはどういう関係か」と問う。 疲れる程に、そして、如何に人外の彼とは云えど危ない場所に来て探すほどなのかと。自己満足にせよ、其れを齎すほどの関係なのかと。) (探し人のことなど何も知らぬから、張りぼての天国に居る彼女の声を聞き分けることなど出来はしなかった。 ただ、地下から湧き上がってくる異常な熱気と其の元凶の香りにだけは鼻を鳴らした。硫黄を嗅いだ時のように、屋根のひび割れから身を引いて。) [Sun 6 Nov 2005 05:28:53]
黒い外套の影 > ( ……… ) ( 自分でも判らないところで顔を歪めた。 元より表情に乏しい性質の事、精々眉顰めた程度にしか現れないのだけれど ) その通り、――…自己満足 なだけ――…なんだ。 (self-satisfaction=A「それは自己満足に過ぎないよ」「自分が納得できればいいんじゃないか」? どちらとも取れるそれを、糾弾として受け止めた。 消えかけた月の下、揃って 別の理由で沈み込んだふたりのヒトガタ ) そんな事したって何にもならない、やるだけ無駄じゃないかっていつだって思ってる ―――― ( そうじゃなくて、今ここで生ぬるい自己嫌悪なんかしてる場合じゃなくって。 不慣れな建設的な思考を何とか引き摺り出そうとして――梟の目と偽りの臓器の起動との多重起動に一瞬 糸が切れた。 折悪しくその時まさに、探し人がまさしく足の下に居た(・・・・・・・・・・)――…卓越した聴覚 鋭敏な神経を内に秘めた貴方には、それが為にかえってひとりだけのその嗤い声のみを掴み取るのが困難であった――かも知れない。 ) [Sun 6 Nov 2005 05:16:14]
アクアク > (必死で引き止めるのと、さっさと諦めてしまうのと。どちらが良いとも云えないし、どちらがより辛いと云う事でも無いのだろう。) (だから目の前の彼は止まれない振り子のようなのだろうか。) …。 セェ゛… ル゛フ、 (彼は、出来る事をとにかく試してみるらしい。自分に出来るを全部やッて、…でも、そうした後なら諦められる? 痩躯は首を傾げた。) ス ァ゛ ティーィィ゛ ス ファッア゛ ク シィョ゛ ン゛。 (クシャミのように呻いた。 どろどろと、黒いものが胸の内に溢れてきた気がして痩躯は表情を歪めた。…考えれば考えるほど、何かを云えば云うほど、) (彼と彼の探し人を汚している気がした。)      (今も何処かの階段を上り詰めてしまって、探し人は一体何処に居るのだろう。) (嗤い声が沢山ありすぎて、どれかも解らない。) [Sun 6 Nov 2005 05:03:40]
黒い外套の影 > ( 片言の彼が伝えようとしてくれるものを見失わないように、好きになれない暗視の目を随分凝らしたんだと思う。 『いやだけど仕方ない』、――合わせ鏡の向こうの景色に似た色の世界、見慣れた 身慣れた思考法。 ) 雪山の頂上で、( どこかで読んだ何かの話、本当は豹だったか ) 猫――…が死んでるんだ。 とても寒いところだから、そんなところに行けば生きられないって判ってるはずなのに、そいつは登って登って そして死んでしまった。 何でそいつがそうしたかは誰も判らない、そいつにしか判らない。 ただその猫の死を惜しいと思うくらいなら、引き留められるかどうかは別としても試みるべきなんだろうな って。 止められるかどうかなんて判らないし、余計な世話なのかも知れないのに――ね。 多分私がそのひとを探しているのもそんなものなんだと思う、以前一度、猫を見逃して 酷く後悔したから。 …そんな事したって、後悔は埋められないんだけどね。 [Sun 6 Nov 2005 04:53:00]
アクアク > ………………。 (ひとの云う 好き と 嫌い と、己の中の其れとは何かが違うのだろうか。 彼の言葉から考えてみたが、脳味噌がかたゆで卵になってしまいそうな気がした。) …。 (猫が居なくなったら、「いやだ」と云う風に首を横に振った。 けれども、) … ネ゛コ、 (そして“あんな状態”になったひとを示した。) (また首を横に振ったが、其れは人間が「仕方無いよ」と諦めるのに似ていた。唇を尖らせながら。)     (猫が一匹でも居なくなったらとても悲しいし、賢い筈の猫がどうしてそうなってしまったのか悔しくもある。 けれど、其の猫は自分で選んでそうした。 「行ってはいけないよ」と教えるくせに、自分が其処へ行ってしまった。…若しそうなったら、疑問を覚えながらも、己は其処へは追いかけて行かないだろう。 其れは、「行くな」と云われたからだ。) …。 (其処まで追いかけて行って、己が猫を連れ戻せると誰が太鼓判を押してくれるのだろう。己は持って無いのだ。) …ア゛ア゛。 (己が落としてしまった方の 喪失 なら、探しにも行くかもしれない。けれど、行ってしまった方の 喪失 は何とも出来ないとただただ首を振る。) (行ってしまったものと云うのは、鍵束を持ちながら首輪に囚われ 檻に留まる奴隷のようなものだ。) [Sun 6 Nov 2005 04:39:50]
黒い外套の影 > ( 鼻を鳴らすのは相槌、と見た。 会話が成立している そんな実感でようやく潮引くように厄介な衝動が溶ける。 ) …あ゛ ―― と… ( 何故? ) 何 で だろう。 ( だって そういうものじゃないのか、知る人を見捨ててはいけない、そう云うものじゃ――なんでだろう、頭をぐしゃぐしゃと掻いた。 ) 多分 ね、知っている きらいじゃないひと――…ものが、ああなってしまうのが ( 堕ちて 無くなる。 ) いやなんだと思う。 何でいやなのかは私も良く判らないや。 ( 判らない 判れない、思い出せない。 ) いつも一緒にいる猫がいなくなったら 貴方はどう? ( 何とも感じないか、不便になるか ――貴方の世界では 喪失は何を意味するだろう ) [Sun 6 Nov 2005 04:29:20]
アクアク > (真に己の全てを語るのは血だった。けれども、大抵の者には漠然としか知られないこと。 それでも彼のような種族になら、きっと、がっつり噛まれ 吸われれば、ハードのようにソフトを読まれてしまうのだろう。) (どうでも良い事だ。 それよりも、彼の言葉の方に耳を傾けた。重要なのは此方だ。)    …、フ ン゛。 (「食べられてしまう」 コレは其の通りだ。猫にではないが、己が狩りをするときは ああ云うヒトばかりだから良く解った。 頷く。) (…併し、続く言葉には首を傾げた。) ――…ナ゛ ェ゛ 。 … ナ゛ゼ? (解らない。 どうして、「そうなったら困る」の?) …。 ( あんな状態 になって、 何か に 食べられてしまう と云うのは、自業自得では無いかと云う眼だった。) (痩躯は随分とこの界隈に居るが、時折見る、こう云う状況を未だに理解していなかった。 大抵“あんな状態”になるのは本人が望んで堕ちていったものだのに、其れを引き戻そうと云う者が出てくる。コレが解らない。) …ナ゛ゼ? ド ォ゛ ィ゛エ゛? [Sun 6 Nov 2005 04:19:00]
黒い外套の影 > ( 確信に至れない、紙巻の煙に似た目には見える掴めない程度のイメージが 彼が己と同じように人間ではなさそうだ と浮いた血の珠から伝わる。 ああ、判らなくったっていいんだよ そんな事――――…自分が案外雑食だと知るのはこんな時、時に目の前の彼ですら「喰える」と体の一番深い部分で何かが訴える。 そうしたくないから一度きつく目を瞑って無視。 ) ( 否定の仕草 ) 知らないか、…? 違う? ( ――あ。 ) そう、そういうモノを持ってた――…見た事はあるんだね。 そう、今多分 あんな状態になってるのじゃないかと思って ――…ねこ。 ねえ、前一緒だった「トモダチ」の猫がああなっていたら何かに食べられてしまう でしょう? そうなったら困るから、…探してる。 でもちょっと休憩――少し疲れたみたいだ。 ( 頭上、虚空に一度視線を投げた。 その先には夜鳥のシルエット、頭の丸い梟の影。 目を閉じて 開けて、頭の中で『指示』を送った――自分の代わり、梟の目。 ) …今日は見てない か。 [Sun 6 Nov 2005 04:10:12]
アクアク > (神に愛されたものの記憶など欠片も混じって居ない血でも、一応は赤いのだから可笑しな話だ。隣の彼の瞳のような冴え冴えとした紅では無いが。)    (しゃがみこむ彼の動きのぎこちなさ、何に夜かを知ってか知らずか、痩躯は特にどうこうと云う事も無かった。一瞥を遣っただけで、) ……。 (女。柔らかいもの。) (彼のように黒くて長い髪。) (白い羽根。 はね。) ――…、 (がち、とまた歯を鳴らして、今度は首を振った。「喰ってない」。 白い羽根は不味いと云う認識。)    …、 (見た事は?) ヴゥッ。 (妙な踊りのポーズ――否、ギターを弾いているのを真似たのだ。其れは見た事あった。) (それから、)    (屋根の上から見える世界。適当に眼下の路地を示した。 腐った水に浮いた浮き草のような人間が迷子の様に彷徨っている。) (この暗黒の街に居ると云う事は、ああ云うののどれかになっているんじゃ無いかと云うのだ。) [Sun 6 Nov 2005 03:58:55]
黒い外套の影 > ( 鋭さの目立つ歯列の間から息を抜く、肉食の獣が笑うのは「御馳走様」の挨拶みたいに。 ――生きる為に食べる、それが自然の世界にいるひと。 ) ――あ、 …。 ( ぶつ、と音さえ聞こえるような。 硬直したのはそうして夜気に触れたものが今の自分にとっては毒だからで、――… )      ( 屋根に描かれる簡略化されたヒトの形を見る為に――ああ、見る為だとも。 毒気に負けて座り込んだんじゃ談じてない――精々自然なフリを作って高さを合わすよに腰を下ろした。 ) んと、…女のヒトで、こう―― ( 指すのは自分の。 ) 髪の、黒くて長くて、白い羽が生えてる。 ( 見た事ある? と続けて。 「既に胃の中」なんて可能性を欠片も考えなかったのは、やっぱり住む世界の違いであろうか。 ) [Sun 6 Nov 2005 03:50:45]
アクアク > (紅い てぐす で絡め取られたみたいな空気が緩んだ気がした。寒さに硬くなっていた訳でも無いと知った。) キシッ、… シィイィィ…、 (がっちり噛み合う歯を少し開けて呼吸を繰り返せば気管支を病んだひとのような音が漏れるばかり。 笑っているようでもあった。) (ひとさがし? こんなところにくるような? ひと?)    ( がち ン、 ) (歯を鳴らして見せた。 狩りをして居たのだと云うように。何時でも食事の時間であるから。) (今日は柔らかい砂は無い。 辺りを見回すと、)      (諦めて、自分の指を噛んだ。) (――薄く温度の無い血が、あの、棒人間を描いた。 そうして彼を見上げる。「どンなヒトか」と問うように。) (だって若しかしたら、食べてしまったかもしれないから。) [Sun 6 Nov 2005 03:40:25]
黒い外套の影 > …あ 。 ( 間の抜けた声を掻き消す、下で何が行われているのか瓶の砕ける音のする建物の屋根。 その上に見知った痩身の姿を認めてヒトデナシの赤目が緩むのが蒼氷色にも見えたろうか、こんなものでも神経を張り詰める時だってある。 ほぅ、と安堵の息を思わず零した頃、彼も喧しい音立てる家の屋根蹴ってこちらへと。 ) ――…今晩は。 ( 母音に偏りがちな発声が、あれからたいして時間が経ってもいないのに妙に懐かしいじゃないか、暫くその声を咀嚼して ) ひとを探しに――こっちに来てるんじゃないかって思って。 貴方は?( 生憎ここには砂のキャンバスはないけれど。 ) [Sun 6 Nov 2005 03:33:56]
アクアク > (付いてくるのは其処らの野良猫と何ら変わり無いから、今探し人が何処に居るのだとか解る訳でもなければ、勿論探し人本人でも無い。 彼が振り返った先には、先に彼が蹴ったばかりの屋根で足を止めた何時ぞやの痩躯が居るばかりだ。) (夜でも眠れない街へようこそ。此処は常に夢の中に在るから全てが出鱈目だ。) ゴグル゛ルル゛ル゛ル゛…、 (咽喉を鳴らして、ちょい、と会釈のように。) (また会った。)       (…其方の屋根へと飛び移ろう、) ――…、ア゛ー…、イ゛ ヲ゛、 (「何をしに来た」) [Sun 6 Nov 2005 03:26:08]
黒い外套の影 > ( 尾行者の方へ振り返る。 ) [Sun 6 Nov 2005 03:19:31]
黒い外套の影 > ( …地上に降りてブルネットのフェザリアンを見た者が無いか聞き込むべきか 何度も考えたけれど、偶々だろうか 見下ろす限りどいつもこいつも酒か暴力か薬物か、そういったものに酔ったのばかりで話の通じそうなのが見つからなかったと云う話。 それに――…仮に会話が出来たとして 市街と此処ではルールも何もが違いすぎる、交渉に持ち込むどころかガセ掴まされるが関の山。 力ずくで聞き出す? 金を握らす? まさか まさか ――… ) ( 眼下 もつれた足取りで建物より出て来る女の髪は――どぎつい染料の緑色 )( あれも違う )( ……… ) ( そも、ここに居ると決まった訳でも何でもない。 けれど、何か起きてからじゃ遅いから ) ……… っ ( 少しく間の空いた屋根を飛んで、着地したところで――後続の足音。 振り向いてもネコ型のアイツは居ない。 ) [Sun 6 Nov 2005 03:19:24]
アクアク > (耳の無い猫のようなシルエット。でも腹の袋から便利な道具を引っ張り出す奴じゃァ無い。) (――する、と影が動くようにして彼の後を追いかけよう。 未だ彼が“彼”だとは気付いていなかった。)     (屋根を飛翔する影は、なかなか居ない。物珍しさに惹かれた。) [Sun 6 Nov 2005 03:15:38]
人影 > (体重を忘れたかのように飛び回る何かを見つける双眸が一組あった。)            (探し人とは違うだろう、決して声の届かないところに居る人影とは、別の者が居た。) [Sun 6 Nov 2005 03:13:25]
お知らせ > 人影さんが入室されました。 『( ――屋根の上。 )』 [Sun 6 Nov 2005 03:10:55]
黒い外套の影 > ( 百億 千億の満ち欠けを繰り返す月は新月を経たばかり、未だ細くその光は遮るものがなくてもまだまだ弱くて 屋根と屋根の間を渡るモノが落とす影も茫と薄く。 地上――…と云うほど高さに差はないけれど、見上げた頃には影の素の姿も消える 幽霊(ゴースト) 霊体(ファントム) とも云えぬモノが 金の流れがある証だろう貧民窟のそれより幾分確りした屋根をひとつ ふたつ 飛んで。 ――――深夜も尚の喧騒を耳で拾う 目を向ける、破落戸がふたり調子外れの恫喝吐いてたたんだナイフを伸ばしたところ。 どちらも男――…違う、関係ない。 北極星を目指して進んできたのを今度は西へ、外套の裾を翻し。 …襲われる男 奪われる女、そんなものが珍しくも無いらしい場所 その中に探し人の姿を未だ見つけられぬのは果たして僥倖と呼べるやら ) [Sun 6 Nov 2005 03:09:09]
黒い外套の影 > ( ヴェイトスを最初に不夜城と呼ばわったのが誰だか知らんが、照明灯が幾つも幾つも点在するこの街の夜の明るさに驚いたのは半年以上前の話。 何も無いただ黒いだけの森の故郷とは似ても似つかぬ光景に闇を駆逐するは人の性かと痛感した、この灯火にはもう慣れたけれど 此処だけは別。 人にとって都合の悪い何かを隠すように、隠れる為に敢えて残したよな市街地から切り取られた街の一画――暗黒街。 饐えた悪臭のする貧民窟とはまた別の、篭る空気が孕むのは酸化した 或いはこれから酸化する過程の血とマスケット銃の火薬と吸引するタイプのドラッグと、その他諸々の良くないモノが混ぜこぜになった人の持つ毒気だろうか、そんなものより余程性質の悪いモノが中てられると云うのもおかしな話で、それでも路地には降りられずに屋根の上。 ) [Sun 6 Nov 2005 02:56:54]
お知らせ > 黒い外套の影さんが来ました。 『( 光の届かない処 )』 [Sun 6 Nov 2005 02:47:53]
お知らせ > リゼルさんが退室されました。 [Sat 5 Nov 2005 21:01:34]
リゼル > ( ―― … 赤い靴履いてた女の子。異人さんに連れられて行っちゃった  …―― 何処かの唄の フレーズを思い出した。 ) [Sat 5 Nov 2005 21:01:33]
リゼル > ( ――… 切り離された世界では 全ては 偽りの 御伽噺。 )           … こうして、 ( 暫くすれば 元の世界。 喧騒も、全て元通りの 。 唯一つ、 違うのは、 枯れた花の様な奇妙な遺体が 増えたと云う事だけ。 )  … こうして。 赤頭巾ちゃんは狼に食べられてしまいました。  …お終い。 ( 小さな小さな、 真赤な服の女の子。 だった其れの屍見遣って、 踵を返した。 ) [Sat 5 Nov 2005 20:58:35]
リゼル > ――… 此処に来れば食料には困らないけどね。 ( ぴン、 と少しだけ尖がった耳に音が届いた。 何かの足音。人間並みの 足音。 )  …もう一匹くらい食べたら帰ろうかな。  ( に、と口の端吊り上げて。 ゆるり、其の足音の方向へ。己の音は 出来得る限り消し ――… 一歩。一歩。 周りの音が やけに大きく聞こえる。 けれど、 音に近づくに連れ 喧騒も、叫びも消え ――… 其処だけが 切り離された 世界。 ) [Sat 5 Nov 2005 20:51:25]
リゼル > ( とン、 と壁に寄り掛かる。―― 此処は。 この場所は喧騒と、血の匂いが充満してる。餌の宝庫だけれど、 此処に来る人間の気持ちは 知れぬ。 喰われるやも知れぬ場所に 何故平和な腰抜けが集まるのだろう。 )  …偽善。馬鹿。 …その癖何か遭ったら逃げ出すんだから。 ( は、と漏れた息は そンな奴等への嘲笑。 ) [Sat 5 Nov 2005 20:44:51]
リゼル > ( 其の干乾びた花の様な屍見下ろして、 ぺろ、 と口に付いた赤い液体を舐めた。 鉄の味。余り美味しいとは云えぬ辺り、この人間だった者は 最後好き思いで逝く事は出来なかったのだろう と推測した。 )  …痛みも苦痛も無く死んだ人間は、 あンなに美味しいのに 。  ( 死に方だけで 血の味にも変化がある。感じるのは己だけかも知れぬが。 ) [Sat 5 Nov 2005 20:35:11]
リゼル > ( 月明かりが無いと云うだけで、一段と闇が増した様な気がする。 )   … 。  ( 暗黒街の裏通り。人の滅多に通らぬ其の場所。 …最近そンな場所ばっかり行ってる様な気がするが気にしない。  兎も角。 其の場所に在るのは、 金髪の子供と、 倒れた人間。 ) [Sat 5 Nov 2005 20:33:11]
お知らせ > リゼルさんが来ました。 [Sat 5 Nov 2005 20:31:10]
お知らせ > 外套@回収さんが帰りました。 『(医者を呼んで来た頃には、其処に人影は無いだろう。)』 [Thu 3 Nov 2005 02:06:24]
お知らせ > コーデリア@狼石1さんが退室されました。 『( 外套姿が立ち去れば、重い頭を抱えて その場を離れ )』 [Thu 3 Nov 2005 02:05:55]
外套@回収 > (おず、と伸ばし掛けた腕がほんの途中で、びくり、止まる。女性らしきその人の、酷く具合が悪そうな掠れがちの言葉の内容に戸惑った事も在るが、硝子の紗で出来た様な前髪の下の面差しは、想像していたよりもずっと若く、ずっときれいだった。紅玉色の瞳が、印象的な。) (消え入りそうな語尾の気配に、ずず、としゃがみかけた腰を上げよう。言葉に従うと言うより、何だかとても苦しそうだ。こんな状況下、よもや己の追う呪石のせいで蝕まれているせいだと、気付く理由は無かった。 逡巡して、少し頷く。) わ、わかっ、た・・・・・・。その、い、・・・・い、いしゃ、・・・・・・医者、を、呼んで・・・・・・来る・・・・・・・、から・・・・・・・・・・・・・。 ごめ、ん・・・・・・。 (もごもごと口の中で濁して、さっと反転しよう。敵と認識する人では無いのに、具合が悪そうなのは気の毒だ。) [Thu 3 Nov 2005 02:02:26]
コーデリア@狼石1 > ……どこか へ …いっ て…。 (『ください』は。 その息では紡ぎきれなかった。 紅い、縦に虹彩の入った瞳で、見上げる。 頭の奥の雑音が、ひと目盛り。大きくなった気がした) [Thu 3 Nov 2005 01:49:27]
コーデリア@狼石1 > ───……。 (ゆらり、幽鬼のように顔を上げる。 髪の簾越しに見える顔立ちは整っているよう。 くぁ、と微かに音を立てて、口を開き、息を吸い込むと) [Thu 3 Nov 2005 01:45:57]
外套@回収 > (ぎくりと、油を指し損ねた機械の様に直立する。最初は「何」が其処に居るのか良く理解出来なかった。暗がりの中で、まるで闇がおのずから燐光を発して居るかに彷彿思う。馬鹿な妄想は、きちんと現実に反映していたらしい。) (白い人だ――と思った。毒薬をぶちまけた黒の中、やけに目立つ。白い髪。白い肌。白い着物。周囲との色彩と感じ取り、いよいよモノクロームを大げさに視界に主張する。人形みたいに均整の取れた身体付きの人だけど、人形じゃない。動かないけれど、具合が悪いのだろうか。生きて居る?) (一瞬ののち、おそるおそる足を踏み出そう。人が二人分座れるぐらいの距離を開けて、上唇を舌で湿らせ、まず一声。) ・・・・・・・・そ、・・・・・その。 ・・・・・・・・・・ぐあい、わる、い・・・・・・・・・・・・・・? [Thu 3 Nov 2005 01:39:17]
コーデリア@狼石1 > (かくりと項垂れたような姿勢で、固まって動かない。 白銀の髪が垂れて、顔は良く判らないだろうが。 白い東方風の着物に包まれた、白い肌。) [Thu 3 Nov 2005 01:30:14]
外套@回収 > (じっと神経を集中させるコルチ器の中で、それまでも安定しなかった反響音が、不意に途切れて、別の音階を響かせる。 眉を潜めた。誰かが居る。誰かが歩いて来ていたのだろうか。そりゃあ暗黒街に、自分の知らないどんな誰が歩いていても可笑しくなんか無いけれど。―――今の音。向かいから歩いて来る所かも知れなかった誰かは、転んだか、斃れたかしたんだろうか。) (一度止めた足を、暫し逡巡して、今までより倍の速度でかつかつと歩みを進めて行こう。得体の知れない物は確かめれば良い。) (かつかつかつ。硬質な靴音が一人分。 やがて正体が解る距離―――四メートルほどの距離を開けて、彼女の姿が見える様になるか。) ・・・・・・・・・・・・・・え。 [Thu 3 Nov 2005 01:23:16]
コーデリア@狼石1 > …あ。 (ずるり。 …ぺたん。 勢いは然程でも無かったが、何も無いところで足を引っ掛けて躓いた。 冷えた地面が心地よい── 暫く、座ったままで居ようか、なんて。) [Thu 3 Nov 2005 01:10:53]
外套@回収 > (カツーン。カツーン。人気の多く無い暗黒街は、毒薬を飲み込んだ腸の様に黒い。跳ね上げ、響き散らかす靴音が、壁に、建物に、暗がりの中の何処かに、敏感に反響して居るのだろうか。疲労感を伴う耳に、足音が一人分余計に多く聞こえて来る気がする。俯いたまま歩を進める視線の先は、ずっと黒灰の単調な色をしている。足を前に突き出すつどに蠢く外套の裾まで、黒に紛れて見えなくなるヴィジョン。 ―――確りしろ。此処は暗黒街なんだ。) (心の中で小さな叱咤をして顔を上げよう。 ふと違和感。) ―――・・・・・・・・・・・・・・・? (思わず足を止めるか。気のせいかも知れないけれど。今、己の前方で、何か華奢な影がふらり蠢いた様な―――。 そのまま立ち尽くして、闇の奥を見詰める。) [Thu 3 Nov 2005 01:06:05]
コーデリア@狼石1 > (… は ふ、 と。 小さな吐息。 日に日に寒さを増していく夜の外気を白く煙らせる。) ……っ。 (頭の芯の疼きは、刻一刻と増すばかり。堪えられなくなる前に、どこか塒を見つけないと。 覚束無い足取りの侭、歩調だけが早まって、縺れるように) [Thu 3 Nov 2005 00:54:19]
外套@回収 > ( 入室のタイミングに土下座しつつ )  (暗黒街の安酒場から、眉間に指を当てて出て来る藍色の外套姿一つ。知り合いの情報屋の不在を知り、確たる収穫も無く、がくり肩を落として出て来た所だ。どうする。このままスラムで待ち伏せを続けるか。それとも自宅へ休息に戻るか―――。) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・上手く、いか、ん・・・・・・・・・・・・。 (俯いたフードの下で、小さな嘆息の音がした。 夜半過ぎの暗黒街を通りをふらふら歩いて行く影は、道のりの何処かで、誰かと邂逅が叶うだろうか。) [Thu 3 Nov 2005 00:42:48]
コーデリア@狼石1 > (暫く、已んでいた“囁き”が。 また苛み始めてきた、から。 耳の奥。ずっと奥。 頭の芯の辺りに。 きりきり きり。 ) ………。 (こめかみに手を宛てて、柳眉を顰めた) [Thu 3 Nov 2005 00:34:52]
コーデリア@狼石1 > (酔客のような足取りで、薄暗い通りを歩く。 寝床に引き込んだモノが、ぐったりして反応を返さなくなったのも、ある。 もう一つは─) [Thu 3 Nov 2005 00:32:53]
お知らせ > 外套姿@回収さんが来ました。 『(手詰まりになる―――。) (ふらり、酒場から出て歩いて行く。)』 [Thu 3 Nov 2005 00:16:32]
お知らせ > コーデリア@狼石1さんが来ました。 『(ふらふらと)』 [Thu 3 Nov 2005 00:13:42]
お知らせ > トリスさんが帰りました。 [Tue 1 Nov 2005 02:01:38]
トリス > ―――まぁ捜し方云々は雇い主様に任せるしかないとして。(魔術的な分野には知識が無いのだからそれは仕方が無い。現場サイドで出来ることといえば・・・・それぞれに出来るだけ努力する程度だ。) ……やっぱり何処かで聞いてみましょうか。 丁度小腹もすいていることだし――(不毛な巡回に一段落。 立ち止まると、休憩を兼ねられそうな店など探して辺りをぐるり見渡して――)  [Tue 1 Nov 2005 02:01:28]
トリス > (最も、既に4つのうち2つは無力化が確認されている。 いまのままでもゆっくりと収束していく可能性も無いではないわけで。) なればこれ以上金を積むでも無いか。 人命って結構軽いわ――(それこそ街丸ごとで石狩りすれば一瞬だろうが、脅かされる日常より重い対価は支払えまい。 場所に影響されてか、そんな現実的な理論にも今ならちょっと頷けてしまう――) [Tue 1 Nov 2005 01:56:44]
トリス > ・・・・砂の中から白胡麻探すようなものね。  何ぞ探知方法でも発見するか、動員する人数を増やすかしないと・・・・(そして結果の出辛い時間投資は重々承知の上でも焦れてくるものだ。 捜索と平行し、自分なりに目の良い捜し方なんかを考えても見るが―― 全身で唯一鈍い頭に掛かればそれほど簡単に閃くものでも無し。) [Tue 1 Nov 2005 01:46:25]
トリス > (今までの巡回場所なんかにくらべたら清潔なのだが、道には嗅ぎ慣れない別種の匂いがへばり付いている。 殴り合いでもしたのか割と簡単に人間とか転がってるし(しかも道行く人々まったくの放置だ)、壁は落書き塀は皹―― なるほど慣れない連中に無用の恐怖心を抱かせるのに十分な雰囲気。)人殺しの一人や二人隠れていても至って日常・・・・か。(スラムでもそうだが、低確率で非効率はこの仕事の運命なのかもしれない。) [Tue 1 Nov 2005 01:41:32]
トリス > (逆に、利益になると知れば――具体的に言えば金がちらつくとかすれば――割と簡単に突然やってきた新人くらい売ッ払うのだろう。 夜だから眠るような殊勝な街ではなさそうだし、気が向いて縁があれば何か話も聞けるかも知れない。) ・・・・柄ではないけどね。 まずは自分の足で探して見ないと。(右も左も妖しくて何処から手をつけていいか判らないし、迷ったら基本からだ。 メインとなる通りをまずはゆっくり歩いてみる。) [Tue 1 Nov 2005 01:33:37]
トリス > (正確には判らぬが多分くわばらくわばらとか厄介事退散の類だとは知れる。 スラムの時よりも恐れが減って、害意が増した感じ。何でしゃばってるんだ、っていうのも混じってるかもしれない。)此処だって他人事とは言えないでしょうに・・・・・まったくもう。(確かに騎士団の人間が見回る場所としちゃ場違いではあるのだが、無論いい気はしないので不満も毀れる。 あからさまに文句を付けて来るのがまだ居ないのは、利得なければ我関せずという正直な生き様故だろうか――) [Tue 1 Nov 2005 01:28:49]
トリス > (違和感の原因は半年前まで気が付かなかった視線やら空気やらを読めるようになっただけなのだが――優れた犯罪者はただ本能に従うことで追跡の手を逃れるとも聞く。 人間らしさの最たる例であるココの住人はかえって獣に近く、今やケダモノの心を知るモノとなった女はその視線の意味をなんとはなしに悟り得る――のかもしれない。) [Tue 1 Nov 2005 01:26:21]
トリス > ・・・・何故かしらスラム以上に歩きにくい場所なのだけれど。(別件の折に歩き回ったこともだってある。 用心こそすれ気後れするほどの所ではない筈だったのだが――― 感じるのは奇妙な違和感、ぶっちゃけ何だか疎外されてる感じ。  ほんの半年くらいで、ココまで雰囲気変わったか? と、首傾げながら捜索を開始する。) [Tue 1 Nov 2005 01:22:33]
お知らせ > トリスさんが来ました。 『潜伏地点として考えうる場所その2にやってきたわけなのだけれど。』 [Tue 1 Nov 2005 01:21:36]
お知らせ > コーデリア@狼石1さんが帰りました。 [Sun 30 Oct 2005 03:43:11]
お知らせ > ユウキさんが退室されました。 [Sun 30 Oct 2005 03:42:52]
ユウキ > あ……ぁ……♪ (恍惚の表情を浮かべ、下半身をさらしたまま、まどろみの中に落ちていく。いい用の無い満足感の中、深遠の中に意識と体を叩き落されて) [Sun 30 Oct 2005 03:42:21]
コーデリア@狼石1 > ……んんっ…はぁ…あ…ぁ…♪ (放出と同時に、繋がった処から精気をぎゅんぎゅんと啜り上げていく。今しがたユウキの味わった快楽を追体験するかのように、頬を紅潮させて、喉を震わせると…) …はぁ…ふ、…ごちそう、さま…♪ (ずるり、と逸物を抜き出した。 お腹の銃創は半ばふさがりかけていて、乾いた血塊がぽろぽろと剥がれ落ちていく。 イライラもすっかり収まっている、何もかも爽快で──) さて…と。 今日は久しぶりに良く眠れそう──。 (ぐったりしたままの奴隷を引き摺って、何処か、塒を求めて去っていこうと) [Sun 30 Oct 2005 03:40:43]
ユウキ > っ…………♪ (どくどくと胎内に熱い奔流が駆け巡るのを感じれば、恍惚とした表情を浮かべ、声も上げることができず、ただひくいて膣で精液を絞り上げる) う、ふぁ? (下腹部がとろけそうになる官職とともに、体から力が抜けていく。膣の締め付けも断然弱くなって、ぐったりとして、意識も薄くなってしまう) [Sun 30 Oct 2005 03:30:31]
コーデリア@狼石1 > …ま、どっちでもいいですけど…ねっ…!(お尻をしっかり押さえつけて、深く密着すると…) …んん…っ! (ユウキの中で、膨れ上がって…熱いものを一気に弾けさせる─) …んぁ…ぁ…はぁ…、あ…っ…♪ (どくん、どくん、どくん…。力強く脈動しながら、たっぷりと注ぎ込んでいく…。) [Sun 30 Oct 2005 03:27:29]
ユウキ > はっ、はぁあっ、ふぅっ! (真っ赤にはれた顔はともかく、全身が上気して、声もわずかながら色味を帯びる。ぐちゅぐちゅと、狭い膣から泡が立つほどのはい店舗の突き上げに、頭の中が真っ赤になっていく。もはや限界なのかコーデリアの背中に爪を立てて) っ…! (こく、と一瞬うなずくが、あわてて横に振りなおす。) [Sun 30 Oct 2005 03:16:17]
コーデリア@狼石1 > …ふふ、まぁ…いいですけど…。 (甘い物の混じり始めた生気を、繋がった秘所から啜りあげていこうと。 愛液が白く泡立つほど、腰の動きを激しくしていくと、コーデリアの男性自身も限界が近づいていく…) ふふ…今日、大丈夫な日ですか…? (熱い息を漏らす、ユウキの傍に顔を近づけて、そっと囁くように問いかける) [Sun 30 Oct 2005 03:13:00]
ユウキ > ちがう、ちがう…… (鼻っ柱を折られて、ずいぶんしおらしくなったチンピラ風貌。弱弱しい否定の言葉も説得力無く。完膚なきまでに叩きのめされた状態で、抵抗する器は完全にうせたようで。)うぅっ……もむなぁ。 (首を目いっぱい伸ばして、下から逃れようとするがそれも出来ない。舌の執拗な愛撫と感触に、息も荒くなり、コーデリアの髪に熱い息がかかり乱れさせる。尻を玩具のようにもまれれば、キュゥと膣が引き締まって快感を与えてしまう) [Sun 30 Oct 2005 03:02:15]
コーデリア@狼石1 > 違わないです。 滑りがよくなってますけど……これって、血だけじゃないでしょ? (粘膜保護の為、防衛本能で分泌されるそれを指で掬って、目の前でねばつかせて見せる…) こんな往来で負かされて、犯されて…感じちゃってるんですか? この淫乱…♪ (言葉で嬲りながら、首筋に甘くかぶりつく、舌でうなじをむしゃぶって、両手で尻を鷲づかみにして、ぐにぐにと揉みしだいていきながら、抜き差しする濡れた音を響かせていって…) [Sun 30 Oct 2005 02:57:44]
ユウキ > (訂正する言葉は弱弱しく。必死に首を横に振って否定の意を表すが、腰でのの字を書かれれば、痛みから逃れるためには動きをあわせるしかなく、結果、コーデリアの言葉のように卑猥な腰の動きになってしまう) っく、ちくしょ……。 (悪態をつきながらも、腰はリズムよく動かしてしまう。そのうち髪を止めていた紐も解けて、黒髪が舞う) [Sun 30 Oct 2005 02:51:12]
ユウキ > こ、こわれる!! ……ぇ? がうっ、ちがうっ……. [Sun 30 Oct 2005 02:49:22]
コーデリア@狼石1 > …ん…ふ…。 (下腹に叩きつけるように剛直を打ち込んでは、必死に揺さぶる腰の動きを味わって。) こんな男だか女だかわからない相手に犯されて、命惜しさにお尻揺すって…。 畜生並みですね…、奴隷以下、です…♪ (詰りながら、反論を封じるように、一際深く衝き込んで、ぐりぐりと腰でのの字を描く…ッ) [Sun 30 Oct 2005 02:48:21]
ユウキ > (ツゥと挿入が繰り返される股間から一筋の赤い血が滴り落ちる) やっ……やめっ…ひっ!? (止めてくれ、奥に叩きつけられ、めくれそうなくらい引き抜かれる激痛に許しを請おうとするが、殺す、といわれれば短く悲鳴を上げ、でたらめに腰を振り乱す、が、激痛に体は硬直してしまい、数回腰を振り、激痛に動きが止まるの繰り返しで) ハッ……はっ…… (顔面蒼白ながら、腰を振れば脂汗がじっとりと肌をぬらす) [Sun 30 Oct 2005 02:37:45]
コーデリア@狼石1 > …あはは…っ。 せまくって…ん…ふふ、…いい具合、です……。 (苦痛に上擦る声に、ユウキに埋まった固い肉はいっそう張り詰めていって、快楽を与えるというよりは、只いたぶるように、抉るように、引き抜き、捲りあげては奥まで突き上げていく) …ほぉら、もっと楽しませてくれないと──殺しちゃいますよ? (くすっ…) [Sun 30 Oct 2005 02:31:59]
ユウキ > んぐぅっ!? (すんなりと股を開くが、ほんのわずかしか濡れていない秘所は、その遠慮のない挿入に激痛を脳に送る。苦痛の声を上げながら上半身が跳ね上がって) やっ……くあぁっ! (ばたりと再び倒れ、地面をつめでかきむしる。そこから真っ二つに裂けそうな錯覚すら感じて) [Sun 30 Oct 2005 02:26:46]
コーデリア@狼石1 > (まな板の上の鯉。膝を割り開いて、ユウキの亀裂に張り詰めた怒張を押し当てると─) …。 (震えた声を、終わりまで待たず、愛撫もなしに根元まで ぐぷん…ッ、と捻りこんでいく…!)  [Sun 30 Oct 2005 02:24:31]
ユウキ > (失礼しました) (しかし、コーデリアの赤黒い怒張を見れば、もしかしたら助かるかもしれない、と抵抗を止めてしまう。結局最後は殺されるかもしれない、そんな不安がぐるぐる渦巻く。) ……たすけ……。 (下半身をあらわにして、振るえるチンピラ風貌はそんな言葉を口にして) [Sun 30 Oct 2005 02:19:48]
ユウキ > (がちがちと歯がなるほどにおびえる自分がいらだたしい。しかし) [Sun 30 Oct 2005 02:18:17]
コーデリア@狼石1 > (腫れた顔、潤んだ瞳。ぞくぞくと歓喜が背筋を駆け上がって…) まずは…お腹にあなを開けてくれたお礼をしてあげます…ね…。 (着物の裾から、赤黒く怒張した男性の其れが頭を覗かせる。びく、びくと脈動しながら先触れの雫を滲ませて…) 脱がしづらい…イライラしてきますね…ぇ。 (抵抗の無くなったユウキを、下半身を露にすべく乱暴に弄っていって) [Sun 30 Oct 2005 02:15:51]
ユウキ > ……ガシャン (震える手から、デリンジャーが零れ落ちる。はれた顔面、涙を浮かべた瞳には、恐怖と絶望が広がっていって。ぱくぱくと口を動かしながら、必死に生き残る方法を考えようとする。どうする?どうする?ナイフは?ナイフはどこ?思考はまとまらず、体は動かない) [Sun 30 Oct 2005 02:07:22]
コーデリア@狼石1 > (苦し紛れの発砲。 乾いた音と、硝煙の焦げる匂いが辺りを満たす──) …ざぁん…ねん。 (ユウキの一縷の望みを打ち砕くように、くすくすと、からかうような声が) …ぁぁ、酷い。 (ぽたり、ぽたり。 耳の端を掠ったのか、破れた皮膚から血が伝い。)  [Sun 30 Oct 2005 02:05:40]
ユウキ > ヒッ! ガグッ! (二度三度と殴られれば、鼻血が散って、顔は腫れ上がる。殴られるたびに四肢はビクン、と震える。死ぬ、死んでしまう。拳が飛んでくる方向にあたりをつけて、デリンジャーを発砲するが、その破裂音は先ほどのものより控えめで) [Sun 30 Oct 2005 01:57:53]
コーデリア@狼石1 > (もう一発。続けてもう一度。) あは…はぁ…ははははっ…! (馬乗りの侭拳を叩きつけては、充たされていく破壊衝動に、何年かぶりに声を上げて、笑った。 昂ぶりにまたぐらを濡らし、いきり立たせていって。) [Sun 30 Oct 2005 01:55:30]
ユウキ >  (殴られた顔面よりも、首が軋む感触がやけに印象的で。視界が一瞬で変わり、口の中に血の味が広がる。) ッ……! (視界がぐらつく。デリンジャーを抜き取ることには成功したが、未だ視界がはっきりしなければ、引き金を引くわけにも行かず、闇雲にもがきながら時間を稼ごうとする) [Sun 30 Oct 2005 01:52:20]
コーデリア@狼石1 > …。 (圧し掛かった状態で、横っ面を拳で張り倒さんと。 ナニを隠し持っているかは知らないが、妙な動きに、反射的に。 女の腕力では無い、それを、遠慮なく。) [Sun 30 Oct 2005 01:50:04]
ユウキ > (もはや相手の問いかけに答える暇など無い。体の痛みに耐えながら、完全にのしかかられて動きを封じられる前に、と左手を太ももに伸ばしデリンジャーを引き抜こうとする) [Sun 30 Oct 2005 01:47:42]
コーデリア@狼石1 > あらあら、しるかは無いでしょう… そちらから仕掛けておい…(“覆いかぶさるように倒れこみ”、“転がる背に叩きつけるように腕を振るった”のち、“逃げようとするそれを引っ張り”戻す。 足を出してきたのならば、其の侭強引に圧し掛かろうとするが─) [Sun 30 Oct 2005 01:42:55]
ユウキ > し……るか!! (拳を右手でガードしながら受け流そうとするが、拳がかすった右手は痺れてしまう。引き戻されル様に引っ張られれば、こちらも前に足を出し、逆に相手に勢い余らせて転倒させようとする) [Sun 30 Oct 2005 01:33:24]
コーデリア@狼石1 > …獲物は……ひとりでじゅうぶんだったのに。(大振りの、叩きつけるような拳が追撃せんと。手が掛かれば、逃げようとする娘を引き戻すべく力を込めるが) [Sun 30 Oct 2005 01:29:50]
ユウキ > くっ! (勢いのついたコーデリアの体がぶち当たれば、衝撃が全身に伝わって苦悶の表情を浮かべる。無理して踏ん張ることはせず、後ろに勢いよく転がって距離をとろうとする。さすがにもう目はつぶっていない) [Sun 30 Oct 2005 01:24:32]
コーデリア@狼石1 > (拡大された力任せの一撃が、怖気すら伴う音とともに頭上を過ぎた。余勢を駆って其の侭覆いかぶさるように身体をぶつけていくが──) [Sun 30 Oct 2005 01:20:11]
ユウキ > ッ、ひ!? (止まらない赤い瞳の疾風。拳が襲いかかってくれば、必死にしゃがみこむようにしてその一撃を避けようとする。戦闘訓練なんて受けたことの無い身であれば、思わず目をつぶってしまうがそれはさすがに一瞬のこと) [Sun 30 Oct 2005 01:15:08]
コーデリア@狼石1 > (熱い何かが腹を穿つ。 ──が、止まらない。振りかぶった大振りの拳が、銃手の頭を横殴りに襲う、が─!?) [Sun 30 Oct 2005 01:13:30]
ユウキ > っ! (相手が獣のように飛び掛ってくる。反射的に半歩後ずさりながら、腰を低くして、引き金を引く。狙いは相手のど真ん中、腹部の辺りを狙って。ブリキのバケツを蹴り飛ばしたような軽い破裂音が袋小路に木霊する) [Sun 30 Oct 2005 01:09:03]
コーデリア@狼石1 > (頭痛がすっかり消えて居た。 鈍っていた五感が酷くクリアに感じられる。 とんでもなくKOOLな気持ち。 意味もなく、口元が緩む。笑みのカタチに) …ふは…ッ。 (息とも、笑いとも付かない呼気と共に、弾けたように駆け出した。3mなら、数歩の距離だ。 赤い眼をらんらんと獣のように耀かせて一気に迫らん、とッ) [Sun 30 Oct 2005 01:03:56]
ユウキ > よし、OK。 (ならば動けなくしてしまうまで。個人的には奴隷の生死は問題ではないのか、踏みにじられるどれにはもはや注意せず、一歩、二歩とコーデリアに近づいていく。おんぼろの銃だ。三メートル以上はなれるととても当たりやしない) [Sun 30 Oct 2005 00:57:42]
コーデリア@狼石1 > …“これ”が、何か…? (地に伏した奴隷を蹴り転がすと足の裏を頭に載せて、にじった。) つかまえたんだから、わたしのもの。 どうしたところでわたしの勝手─。 (指示には従う様子もなく、自侭に動き続け) [Sun 30 Oct 2005 00:55:58]
ユウキ > 動くな。 (一歩詰められれば、伸ばしていた人差し指を引き金にかけていつでも撃てるようにする) それだよ、それ。 (顎で奴隷を指しながら、ぶっきらぼうに声を上げる。自警団、とはいわねえが、奴隷の持ち主に突き出してやる。そんなことを考えて) 手を上げてひざをつけ。  [Sun 30 Oct 2005 00:48:20]
コーデリア@狼石1 > …めんどう …ごと…? (すぃ、と目を細めると)  …たとえば…? (無造作に、一歩、詰めて) [Sun 30 Oct 2005 00:45:46]
ユウキ > …… (死んだ、か?ちらりと奴隷に視線をむけ、またコーデリアへと戻す。赤い目、吸血鬼か? 内心おびえるが、このあたりで奴隷が襲われた、なんて話になれば、自分も疑いの対象になる事とは明白で) やい、このあたりで面倒ごと起こしてくれるんじゃねぇよ。 (銃口を漠然とコーデリアに向けながら、重く口を開く) [Sun 30 Oct 2005 00:39:58]
コーデリア@狼石1 > (頭と鼻から血を流した奴隷が転がる。その傍に。 朱い眼、銀髪の女が幽鬼のように立っている。) ……? (言葉が理解できないかのように、緩く、首を傾げた。) [Sun 30 Oct 2005 00:36:37]
ユウキ > っ!? (正直、その打撃音に肝を冷やしてしまった。後図猿ブーツがじゃり、と物音を立てて。しかしながら気を取り直せば銃を右手で抜き放ちながら声をかける。) 何、やってんだい? [Sun 30 Oct 2005 00:33:42]
コーデリア@狼石1 > (曲がり角に差し掛かった。 通りから人が殆ど消えた所を見計らって、仕掛けんと。 踏み込んで距離を詰め─) ≪…ごッ≫ (打撃音。) [Sun 30 Oct 2005 00:30:47]
ユウキ > (もしかして人間ではないのだろうか?出歯亀根性でついていったもののやや不安になり始めて。銃の感触を確かめるように手を伸ばしながら、袋小路で対峙する二人の動向を見守ろうと。あわよくば、二人とも美味しくいただいてしまおうと) [Sun 30 Oct 2005 00:23:47]
コーデリア@狼石1 > (愚かな事に、逃げようとした奴隷は袋小路に袋小路に向けて、足を進める。 く、と喉を鳴らせば、其れを追い詰めて、付かず、離れず。) [Sun 30 Oct 2005 00:19:12]
ユウキ > (一見何の変哲も無い奴隷を尾行し始めたコーデリアの動きを見て取れば、こちらも更にその後をついていこうと。そこまで早足ではないため、余り長く鼻腔が続くようなら振り切られる可能性もあるが) [Sun 30 Oct 2005 00:16:42]
コーデリア@狼石1 > (奴隷の足取りを追って、歩きはじめた。 尾行に気付いたのか、足を速めれば、此方も早足に──) [Sun 30 Oct 2005 00:13:47]
人影 > (コーデリアから少し離れた道端の木箱に座り、リキュールをちびちびすする一人のチンピラ風貌。その視線は奴隷を見つめる不審な人物に向けられている) ? (なにやらふらふらした、不思議な雰囲気、薬、とも違うようで、純粋に興味を抱いて、観察しようと) [Sun 30 Oct 2005 00:11:21]
お知らせ > 人影さんが来ました。 [Sun 30 Oct 2005 00:05:57]
コーデリア@狼石1 > (…おいしそうに思う相手は 見当たらない。) …場所、換えた方が…いいのかも…。 (そのとき、視界の端に、痩せた子供が目に留まる。 使いを頼まれた奴隷、だろうか。) [Sat 29 Oct 2005 23:54:48]
コーデリア@狼石1 > ……そういえば、食事…とってないですね。 (ふらふらするのはその所為か。 やぶにらみに、辺りに目を向けて─) [Sat 29 Oct 2005 23:30:56]
コーデリア@狼石1 > (洞窟の中に居るように、耳鳴りがする。目は開いては居るが、瞳に映っても曖昧模糊。見えているかと言われれば疑わしいとしか。) …。 (くぅ、と腹が啼く。) [Sat 29 Oct 2005 23:29:06]
コーデリア@狼石1 > (昼夜分たず囁き続ける声は、眠りの安息も与えてくれない。 ふらりと覚束無い足取りで、路地を歩く…) [Sat 29 Oct 2005 23:24:59]
お知らせ > コーデリア@狼石1さんが入室されました。 『(頭が 痛い)』 [Sat 29 Oct 2005 23:23:04]
お知らせ > 2122さんが帰りました。 [Sat 29 Oct 2005 14:54:31]
2122 > (中身取り出せばそのまま財布は投げ捨てて)おっしゃ!これで1ヵ月は生きてける(金を握りしめればそのまま路地の奥へと突き進んで) [Sat 29 Oct 2005 14:52:52]
2122 > (財布を掴んだ腕を取られそうになりながらもなんとかすり抜ければそのまま脇道へとそれて)やったね(路地の奥まで逃げ込めば財布を開けて中身を確認する/秒数下一桁×1000) [Sat 29 Oct 2005 14:49:36]
2122 > (ズボンのポケットから半分財布が出ている何とも無防備な姿 ある程度まで近付けば身を低くして相手の足元まで駆ける)・・・盗った(財布に手を掛ければそのまま引抜いて持ち去ろうとし/秒数下一桁 奇数=成功 偶数=失敗) [Sat 29 Oct 2005 14:45:11]
2122 > (金を持ってそうなやつを見つければ取り敢えず後をつける)な〜んか。強そう?(首を捻ってガリガリと後頭部掻けばそのまま暫く後をつける) [Sat 29 Oct 2005 14:37:27]
2122 > あいつらなら当分食っていけるくらいは持ってるかな・・・。(そう呟けばゆらり立ち上がって動き出す 相手の力量を見誤れば・・・いや、見誤らずとも結果は返り打ちだろう それでも今は 食事がしたい!) [Sat 29 Oct 2005 14:32:23]
2122 > (通りの方に目を向ければいかにも暗黒街を塒にしていそうな奴らが目に映る)・・・・・・。 [Sat 29 Oct 2005 14:26:20]
2122 > (獲物が取れなくなってから今日で何日目になるだろう)・・・・・・腹減った・・・(暗黒街の路地裏で膝を抱えて蹲る) [Sat 29 Oct 2005 14:20:36]
お知らせ > 2122さんが入室されました。 『ぐぅるるるるる〜〜〜〜〜〜』 [Sat 29 Oct 2005 14:17:59]
お知らせ > セオドアさんが退室されました。 『(人間の魂が欲しい。)』 [Fri 28 Oct 2005 19:50:57]
セオドア > (此処で見ていた所で、悪か否かなど分かるはずも無い。暗黒街で正義だの悪だのを言うのはナンセンスという物だが。 悪行を為した魂が欲しい。穢れが俺の力になる。違う俺の力じゃなくて悪魔の力になるんだったか。 渇く。渇く。 あぁ、誰でもいい。) [Fri 28 Oct 2005 19:50:41]
セオドア > (苦痛は悪魔の空腹の証。 喰えば収まる。喰えば収まる。 悪人の魂が美味い。悪人は何処にいる。)…(顔を拭く事も忘れ、力無く立ち上がった男は、壁を頼りに路地を表通りへと歩いた。暗黒街の表通り。 ぎょろぎょろ、血走る眼が往来を這い回る。) [Fri 28 Oct 2005 19:48:10]
セオドア > (男の頭を占めたるは、渇きへの絶叫と、何故こうなってしまったかの問い。 渇きは、魂への渇き。即ち、魂を喰えば収まるのだ。なのに何故、魂を喰ったばかりなのにこれほど苦しまねばならない。)ぜひ。ひい。ひゅー。(真下に突き出した舌からは白い糸。目からは、二粒涙が零れ落ちた。 荒い息と疲労で震える猫背。力無く、右手を壁に。) [Fri 28 Oct 2005 19:41:21]
セオドア > (引き毟った覆面はほつれ、狂犬のように涎を垂らす血の気の薄い唇と、ただ苦しみしか映さない錯乱色の涙目を外界に晒させる。 喉に乾いた砂を詰め込まれたような、強烈な渇き。それが、男を苛んでいる苦痛である。 黒髪が千切れる程頭を掻き毟っても、血が滲む程に白い喉を引っ掻いても、苦痛はこれっぱかしも止みはしない。) [Fri 28 Oct 2005 19:35:05]
セオドア > (狭い路地から見上げる月は、更に更に高く見える。三日月は、地にへばり付く男をにやにや笑う神の目にも見えた。 喉に愉快なまで広い切れ込みを入れ、倒れて血の海を作る男の死体の傍ら。 男が一人、跪いて喉を掻き毟り、喘ぐ。)ごご、ご。 [Fri 28 Oct 2005 19:31:14]
お知らせ > セオドアさんが来ました。 『え、げえ、えうう。』 [Fri 28 Oct 2005 19:27:08]
お知らせ > ティエンさんが退室されました。 『( 漂白する光が、遠ければ良いのに。 いつもより少しだけ強く、思うこと。 )』 [Fri 28 Oct 2005 05:53:34]
お知らせ > エンジェル@縫い包みさんが退室されました。 『 昇りゆく白々しい太陽の下では、そんな物は消し去られてしまうのだろう。 』 [Fri 28 Oct 2005 05:52:20]
ティエン > ( 聞こえたとしたら、ささやかで歪んだ認識の共有。 軋むものは深く深く、奥深く。 ツクリモノの心臓が軋んだような、そんな気配。 鼓動の中に、隠れて混じる。 )  …… うぅ。 足りない の、かなぁ…… どうしたら、いいんだろう――… ね  ( 絡む視線、絡む糸  抱き締める腕に一度だけ力を込められたら。 後は、支えの代わりになって歩き出そうか。 ぎしぎしと、軋む何かを知らないフリで、外套のポケットにそっと、ピルケースを落とし込んだ。 かえしてなんか、あげない。 )  ――…ぅん。欲張りだから、まだ いるんだもの。 ……思い知っちゃえ。 ( そうじゃなかったら、とうに なんて、傲慢な物語。 狂わないのだとしたら、それはとっくに最初から――… 軋む思考を織り上げる。 進むための、一歩。 )  ……だめ。一緒に、かえるの。 ( 覗き込めない深淵と、共有出来ない闇の底。 そんなものの欠片を薄く感じながら、けれど今は、杖代わり。 連環する苦痛を拭う白い錠剤の代替を考えて、それはそれでひどいもの。 だから口にも出来ずに、夜明けの中を歩いていこう。 ) [Fri 28 Oct 2005 05:42:45]
エンジェル@縫い包み > ( 不安も、恐れも何もない、周囲の情報を必要としない世界で感じ取る物は極僅か 其処にある物だと認識して、意識して、集中して、苦労して選別して聞き分ける胡乱な感覚。例えその歯車の軋みが錯覚だとしても、一度壊れてしまった認識がその音を意識してしまえば聞こえるのだろう。自分の感じ取る世界の脆さを感じてしまった 世界は感じ取るままにある訳では、無い。 )――…… 物足りない? ( けど。 駄目かな、だなんて肩を落とすような様子を蕩けた目で眺めて、返す言葉。控えめな言い方にぬるり、視線を纏わりつかせる。恨んでくれたって、良いのに―― 如何して、ッて。その薄い胸に植わった種は如何芽吹くのだろう 其れを想像してまた悦びに浸っている。もっと、狂おしく育てば良いのに―― 。 ) くれないの?―― ギニィって 欲張りだわ。全部、一人で持って行っちゃうんだもの ( ふわふわと揺れながら、もう見えない月を見上げるように一人語散る。狂おしいのは、私の方か いっそ、狂ってしまえばそれは正解なのかもしれない。衝動への疼き 強欲なのは、私の方だ。腰にしか届かない手 細くて、弱い この手を握った力を覚えている ) ありがと でも、大丈夫 大丈夫なんだから ちゃんと、歩けますゥ―― ( 抱えた闇も深淵も温い笑みで覆ってふらふらと、ふわふわと ああ、私は 何しにきたンだっけ――  よく思い出せない ) [Fri 28 Oct 2005 05:08:07]
ティエン > ( 伝えられるのは、贋物の鼓動と体温。それと、夜気に少しだけ漂白された布地の埃っぽさとか、絵の具の匂い 溶剤や油の匂いと その奥に隠す血の――…  きりきり きし、り。 奇妙な歯車の音色はいつも錯覚だから、彼女の耳が捉えるかは、分からないのだけれど。 ) ――… わたしの時に、いてくれたじゃないか。 だから――… 苦しいんだって、愚痴りに来たって、叫んでみたって、良かったのに。  …やっぱり、駄目 かなぁ… わたし  ( 人間じゃないから、なんて前提すら、言い訳だ。 本当だったら無視出来る世界まで拾い上げて、制御出来ない苦しさは知っているのに。 ――… それを緩和するのは、まだ手の中のちっぽけなピルケースの中身。 胸の中がもやもやする。 何でだろう。 )  ……ぅ。 嬉しい、なんて、言うのなら――… ( ひぅ と、喉が笛のような音を慣らした。 笑い声が何処か空虚で 否。 その奥を覗きたくないだけだ。 深淵は、向こう側からいつだって見上げている。見下ろしている。 見てしまえば、同じものに囚われるのを、知っている。  ――…知っているのに ) ……なら。 渡してあげないよ。 ねぇ、駄目だよ。 わたしは、ヒトデナシで嘘吐きで、ひどいんだから。 ――…引きずり戻しちゃうよ  ( 主語は無い。何からなんて言わないし、どうしてだなんて分からない。 言葉にした分しか伝わらなくて、心中なんて欠片だけをそっと擦り合わせるだけでも。 俯く口元が、少しだけ歪んだ。ヒトデナシの牙を隠す、それ。 )  ……ぅん。 支え代わりくらいは、出来るんだから。 ( 弱いのに、痛い腕。 まだ芯が酔ったみたいな彼女の身体を、足りない背丈で支えるように腕を回して。 転ばないように、杖代わりの腕。 その内側で、いつかの赤が きちり 軋んだ。 ――… どうか、何事もありませんように。祈りの代わりに、そう。 ) [Fri 28 Oct 2005 04:39:59]
エンジェル@縫い包み > ( 近い距離を望み、できる事なら溶けて混ざり合う事を望む者にとっては絶望に足る距離感は絶対。目に見えないからこそ、手が届かないからこそ手を伸ばしてまた深みに嵌るのだろう。今は温い虹色の陶酔感がその罅割れを埋めて、締め付ける力の弱さに頭を預け、ぴたりと耳をつけて 匂いを吸い込むように呼吸を繰り返して耳を澄ます )―――  やっぱり ( まるで水の中に居るような、不明瞭な音 体内を伝う音の振動を聞き取って―― 繰り返される緩慢な呼吸の中に混じる声は、何時もの大きな声とは違う 喉を鳴らすような雲って、篭った音。 ) ちゃんと作ろうと、思ったのにね。だめなの   ……ン 五月蝿くて、苛々して、苦しくッて―― 一緒なら、上手くいく  かなァ ( は、と溜息のように息を漏らす。ゆらぐ陶酔は呼吸のたびに深く深く 気が遠くなっていく。全身の緊張が抜けて心地よい。 ) あはは  あははははっ    へェんなの。 二人でごめんなさいしてる。でもね 謝らなくても だいじょォぶ    ―― あたしはね?    嬉しかったンだよ。( 気付いてしまった共有の願望。そしてその発露 苦しく苛むけれど、愛しい傷痕。耐える事は出来ないけれど感じなくなッてしまうのは寂しい傷痕 腕の中、昏い悦びに笑う。多分、この胸を貫こうとしていたのだろう 操りの糸の元の虚ろな殺意の赤すら今は愛しい。 赤い刃を胸に抱き死んでゆくイメージにくすくす、くすくすと。 )―― ン  ん   帰 る。( ぽんぽん、とか弱い腕で強く抱く彼女の背を叩いて 座り込んで動くのが億劫な体で壁を探って、其れを支えに緩慢に立ち上がって 酔っ払ったみたいにすこしよろけた。 ) [Fri 28 Oct 2005 04:17:48]
ティエン > ( 近いのに届かない。 触れる程近くにいても、こうして手を伸ばしたって、届かない。 隔絶の壁は鉄よりも、実体の無い綿の方が酷いなんて、おかしな話。 ――… こんな風に笑う彼女は知らないけれど、こんな風に笑うものなら、知っているんだ。  ぎりり 頭の奥で何かが軋む。 近い距離、触れた距離で、動く気配に反射的に視線が向いた。 )  …ぬいぐる…み……? ( 酷く日常的な言葉。それに、極最近にも聞いたもの。 何処かの誰かが募集している、依頼のお話。 昨日会ったシスターは、寅を作っていたっけ。 昨夜見たものとは、別の意味でまだ遠い遠い、何が作られようとしているのかわからないものが、其処にあった。 彼女が器用なのは知っている。その気になったら、案外几帳面に丁寧に色々こなせるのだって。 だから、意外だったんだと思う。 ――… 暗闇の名を冠した街で、場違いなものを見るのは二度目。 ぱちり、瞬きが一度。 …大丈夫。潤んだりなんか、しないんだから。 ) まだ、全然見えない……ちゃんと、綿詰めて、縫って。 目のボタン…も、ちゃんとくっつけ、なきゃ――……  ね。一緒に、作ろう よ。 そしたら、きっと 出来るんじゃないかな。 霧子にも、聞いてみよう。 そうしたら――― ( 白い綿、白い布。 ぐらぐら不安定なぬいぐるみの前肢が揺れて、愛嬌はあるのに何だか物悲しいだなんて、やっぱり勝手な感慨だから。  言葉だけが、子守唄みたいに繰り返している。 魔導仕掛けの鼓動だけが、まるで生きているみたいな偽者。 身体に回る腕に、喉が詰まるのは。 ――… きりきり 軋む歯車の音色を、聞かないフリをするからだ。 抱き締める腕に、力を込めたら )  わたしは、平気 だもの。 ねぇ ごめん ね。 ごめん―― ね。 聞いてたのに。 マギーは…いてくれたのに ね…  だから――…… ( …だから?  わたしは死なない限り殺されない限りずっとずっとこの侭で、だから大丈夫。痛いのも苦しいのも、いつかきっと忘れてしまうから、だから味わえるのも今だけ なんて、ねぇ。おかしいかな。 違う。 ――… 苦しまないでって言いたいだけだ。身勝手に、思うだけ。 宥められているのは、これじゃ自分じゃないか。 )  …… 此処、危ないから。 ( 促すのが吸血鬼だなんて、おかしいけど。 立てる? と。 聞いた。 ) [Fri 28 Oct 2005 03:44:29]
エンジェル@縫い包み > ( 現実感は急速に遠のいてふわふわとぼやけた世界。共有は遠く、彼女の焦燥も届かない捏造された幸福感の中、うふふ 蕩けたよに笑う。ゆらゆらと揺れる頭の中はぐるぐると色を変えながら痺れている。何で、ここに居るんだっけ? ) そう、だ。 ぬい ぐるみー…… ィ ( 定まらない焦点、視線を落として掌から零れ落ちた縫い包みのできそこないを拾う。目も鼻もなく、乱れた縫い目から詰めた綿もはみ出そうな ぬいぐるみの体裁すら保っていない其れを目の前に持ち上げて、前足を動かしてみせる。ちゅーちゅー、なんて惚けたツラで言ってみせて ) ねェ  マウスに、見えるゥ?どォしたら   それッぽくみえるかなァ?( いつか言った、ネズミみたいッて。だからイメージして 作ろうとして 上手くいかなくッて――…… あれ?なんで、そんなにくしゃくしゃで泣きそうな顔をしているんだろう 腕が、痛むのだろうか。吹き出た血の色 彼女の瞳に透けて見える色。自分とはまるで違う、温度を感じさせない腕が頭に回り 薄い胸に押し付けられるように抱き締められる。絵の具と、ほんの少し埃の匂いがする 生きてる物の匂わす匂いが無い事を物足りなく思いながら、足りない匂いを吸い込んで 細い腰に腕を回して。 )―― そうだよね、痛かッたよネ。苦しかッたよね――   ( あんなに痛くて、血が一杯出て。心だって、バラバラになってしまったに違いない ぽんぽん、と背中を撫で叩いて。やはり、どこか擦れ違ったやり取りなのかも知れない――  かえろう かえる 特別な言葉。 大切な言葉だった気がするけれど、ぼやけた頭は答えをはじき出さない こくり、頷いて。 ) [Fri 28 Oct 2005 03:15:49]
ティエン > ( 緩やかになっていく呼吸は、広がるものが馴染もうとする時の過程に何処か、似ている。 そんな気がした。 彼女が感じている世界 彼女が見ている世界 それを共有出来ないのなんて、今更。 そんな事は、今までだって一度だって、ずっと。 けれど、こんな風に笑う顔は、初めて見るものだったから。 こんな風に自分が焦ったって良いことなんて無いって分かっている癖に、滲む焦燥。 ゆらゆら 揺れる、黒い糸 顔色が白く見える。  血の気の引いたような――…  まるで、支えも何も無いみたいな )  ――…… っ  ( そんな、自分勝手な焦りを殺したのは、彼女の言葉だ。 揺さぶる中、輪郭も曖昧で、意識を集中していなければ聞き逃してしまいそうな声だったけれど、それは確かに聞こえたから。  だから、揺さぶる手を止めて、彼女の顔を見た。 ――… ざわり 尖る神経は、微かな、ほんの微かな鉄錆の気配だって捉えていた けれど  ――… わたしは、知っていたんじゃないのかな。 彼女が聞こえるノイズの話。  わたしが、似ていて違うものにぎしぎし 回路を壊されて、倒れた時には彼女は――… いて、くれた のに。  分かってる。自分勝手な感傷だって知っている癖に、顔が歪んだ。 泣けはしないから、それだけで。 )  …… ぅ、ん――… ハロウィン もう直ぐ。 きっと、仮装とか、横丁で。 マギーの歌も、あそこで聞いた。 ねぇ――… また、今度  だか、ら。  (  …死人の腕を伸ばして、彼女の頭を抱きしめる。 体温なんか嘘っぱちの贋物で、資格なんて何一つ無いのを、今だけ忘れたしっぺ返しはきっと後から来るのだろうけど。 ――… かえろう なんて。 囁く声が届けばいい。 何処になんて言えないのに。 ) [Fri 28 Oct 2005 02:57:22]
エンジェル@縫い包み > っ   ぁ――…    は……  ぅ…  ぁ―――……( 麻薬物質は脳を侵して感覚を麻痺させてゆく 不安も、ストレスも、バラバラになりそうだった体の痛みも 何もかもぼんやりした色で塗り潰されていく。とても、良い心地。漸く呼吸が出来るような安堵感 劇的な変化に詰まるように動的だった呼吸がゆっくりと、長い静的な物へと変わって行って、一呼吸一呼吸に安堵感は深まりそのまま気が遠くなっていくよう。ざらざらとした硬い壁に凭れているのに雲の上に居るみたいだ。 座り込んでしまった覗きこむよな白い顔を見上げて、緩く笑う。 だッて、とても良い気分。 でも、ちくちく痛む胸の内。良くない物だなんて、判ッてる でも、でもね。 ) いッぱい 我慢――  ンっ    した       の  よ ォ―― ? 痛  くッて 苦し    くッ  てェ――……  ( 揺さぶられれば支える芯を失ったかのように揺さぶられるままに揺れ、長い髪が踊り、重い頭部がぐらぐらと揺れる。食い込む爪も気にならないように呟く独り言めいたズレた返事。揺さぶられる中無理に喋ったせいか ご、と鈍い音 舌を噛む。 口の中に広がる、僅かな鉄の味、確かめるように舌先を指で触れて指についた赤をぼんやり眺め。 ) そォだ――  はっぴィ はろうぃん ( 気付いたよに上げた顔 飛び出したのは、あまりにもズレた答え。だって、知らない間にもう、そんな時期。仮装して遊びに行こうって思ってたのに、今からじゃ間に合わない。 ) [Fri 28 Oct 2005 02:33:32]
ティエン >  ――…… マギー… ぇ あ、れ……っ どう、した――…の…… ( 引き伸ばされていく声と言葉。 途切れがちな己のものでは無くて、まるで無理矢理に間隔を伸ばしたように緩慢に溶けて行く声音。 意識に落ちた冷ややかな塊が、別の何かを察してごろりと、居心地悪く転がるのを感じる。   がしゅ。  そんな音は、実際にはしなかったのかもしれない。 見上げた先、恐怖すら孕むような切迫した、ギリギリと音がしそうに張り詰めた神経が緩む様すら見えそうな劇的な変化。 そう。これは、違う。予測していたものとは全然違う。でも―――  )  …… おく…すり……? ( 低くなっていく彼女の視点。 立っているわたしより低くなった、彼女の顔。 緩んだ笑顔。 ―…違うなんて言える程、知ってるなんて傲慢だ。分かってるけど――… やっぱり、違うんだ。 差し出した掌の上、からり 広がるピルケース。 冷たくは、無い。彼女が握っていたせいなんだろう。 そっと蓋を開けてみると、白い小さな錠剤が一錠だけ入っていた。  鼻先に近づけて、匂いを嗅いでみて――  …良く分からないけど、嫌な感じが、した。 他愛ない直感に過ぎない。 でも――  彼女の様子を見れば、推測ぐらいは自分だって、出来る。 )  ……しっかり、して…よ……っ  ね、ぇ…っ  こんなとこ、危ないんだから…っ! ( 嗚呼。なら、声なんか出さなければいい。彼女が正気にかえるまで、此処で? そんなの危ないに決まってる。早く正気づかせなきゃ。 焦燥ばかりが募って、思考が上手く纏まらない。座り込んだ彼女の肩に手を掛けて、揺さぶってみる。爪が、食い込んでしまいそうだ。 ) [Fri 28 Oct 2005 02:17:43]
エンジェル@縫い包み > ――  ぅン ……  ん……ッ( 含んだ錠剤は唾液を吸って緩み じんわりと表面から溶け出して、ダイレクトに響く虹色の感覚が頭から背筋を通って全身に広がっていく。駄目、駄目 止めらンない カラリ、残り最後の一つが音を立てるピルケースを背中に隠したままぶるぶると造られた悦びに震えながら漏らす息も甘い。視界が蕩けていく。ふわふわとしたヴェールが剥き出しの感覚を柔らかく覆って押し寄せる音という音を遮断していく。 ああ、何か彼女が言っている。何でそんな切羽詰った顔をシテイルノ?  ううん、それよりも もっと味わいたい―― 舌の上 緩んだ錠剤を転がして噛み砕く。途端、弾ける成分に背筋が震える。 そして与え続けられるストレスに刻まれていた眉間の皺も、驚きの表情も 恐らく目の前の彼女が危惧している伝染する悪意、敵意 殺人の衝動―― そんなものとは違う 蕩けるような恍惚めいた物へと変わっていくのだろう。 罅割れてささくれていた物がしっとりとした物で覆われていくような、劇的な変化はこの身の中。瞬間高まった緊張に膨らんでいた羽も震え ゆっくりと弛緩していく。立って いられない―― 凭れた壁に剃ってずるずると座り込む間も麻薬物質は頭の中を駆け巡る ) ん…  はッ   ァ――    あは     ははッ  ンっ    ぅン…  ? ( 路地裏の闇の中、ぼんやりと浮かんで見えるような白い手が差し伸べられている。ああ、やっぱり この薬が 全部――― ギニィも、欲しいのかナ。あと一つしか、無いんだけどナ )でも  ン    いいよ―― ギニィになら 分けたげ  る。( 惚けた表情で警戒心の欠片すらも失って、緩く笑いながらずるり、引きずり出したピルケースをその手に乗せて ) [Fri 28 Oct 2005 01:58:24]
ティエン > ( まさか、聞こえないなんて 見えないなんて、知らないから 分からないから。 ――… それでも、手がかりになる欠片だけは、記憶の中にあるのに。 聞こえ過ぎる音、触れすぎる気配 整理出来ない情報はノイズになって受け止めきれない心をすり減らしていくんだって、自分だって知っているのに。  行方不明になっていたのが見つかって、安堵という名の油断が挟まっていたんだろう。 否、今だって、それはきっと。 けれど  )  マギー…っ、 わ、わか るっ? ぁ、の わたし、ティエン ティエン・ギニー。 ねぇ、マギー……っ ( 膨らむ羽は、警戒の仕草。 後ろから声をかけたり、羽に触れようとした時に 何度か見かけた、その仕草。 記憶は何処か暖かいのに、今は寒々とした昏い街の一角。  何処か要領を得ない語調は、彼女が溺れる蓮の華なんて知らないから、容易く別の勘違いを生み出してしまう。  ぞくり 心の底が冷える。  冷えた視界が、彼女が隠した何かを――  そう。そんな仕草はまるで、手を隠す ような  )  …… マギー…… ( 呼びかけが情けなく震えるのに、頭のどこかが ぎしり、軋む軋む。 白い顔、白い喉 柔らかそうな  嗚呼、そんなのは知っている。 一度だって味わったことなんて無いけれど鼓動が音色が心臓が脈動が今、此処にあるんだから うるさい――― 黙れ。  ぶんっ 何かを振り切るように頭を振ると、眇めた視線と共に そっと、手を差し出した。 見せて と、言うように。  それが何でもないものなら、いいのに、なんて。 願いも予測も的外れの癖に。 ) [Fri 28 Oct 2005 01:35:39]
エンジェル@縫い包み > ( 周囲一帯の有象無象 重なり合ってよく聞き取れない喚き声、悲鳴、何かが割れる音 下卑た笑い それに加えて目に映らない何かが起こすざわめき、ノイズ 脈絡なく胸に湧き上がり通り過ぎていく感情 聞き取るつもりが無くても、感じ取るつもりが無くてもそれは耳を塞いでも耳にした事が無いような音量で押し寄せる。とッくに許容量はオーバーして今にも気が狂ってしまいそうだ ころり、重力に従い掌にあった錠剤はころりと転げ落ちて乾いたその表面は粘膜へと張り付いて―― 何か大きな波がとても近くから浴びせ掛けられる。聞き取れはしないから意味は判らないけれど、空気を震わす振動すら伴ったそれに驚くよりも、ば!と羽根を膨らませ身を竦ませる。急速に胸に湧き上がるのは、息が詰まるような 切羽詰った 何か。 舌の上でじわり溶けゆく麻薬物質の齎す痺れに似た陶酔をほんの少し感じながら 瞑った目を薄らとあけて、見返れば。 しろい色 あかい色  )―― ひ… ニィ  ッ?( もごもごと答えながら目を見開く、何で こんな所に!こんなタイミングでッ ピルケースを後ろに隠す。どうしようどうしようどうしよう ) [Fri 28 Oct 2005 01:25:32]
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