フリースペース3 〜06/01/02
お知らせ > ザッハトルテ@西園寺邸さんが帰りました。 『( 何も無いのはいやだ )( 込み上げる吐き気を堪えた。 )』 [Sun 1 Jan 2006 00:10:42]
お知らせ > ミカドさんが帰りました。 [Sun 1 Jan 2006 00:10:08]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ( 何も浮かぶものが無かったらどうしようか ) ( 何も無いのは―――― ) …露見されずとも次回街中で顔合せたら。 些細な縁がどんな結果に転ぶか判らんだろうに――…何かあったらリコリス嬢はどうするのかと。 …彼女の手を絶対に離すなよ西園寺、 ( こんな風になりたくなかったら。 言おうとしたか言うまいとしたか、子供みたいに寝かしつけられて真相はそのまま去った年の中へ ) ………… 今年も――よろしく  ? ( 発音の出来は自分でも良く判らないけれど ) [Sun 1 Jan 2006 00:07:51]
ミカド > (――窓の外が明るくなった。火の華が空に咲く。)―――………もう一つの目的は、今達成されえたので良しとする。 『明けましておめでとう』 。(朱鷺乃都語で溢す新年の挨拶――立ち上がった貴方の手を引いて、無理やり寝台に押し付けんと試みる。 失敗しても、成功しても、男は微笑んで)――― では、お休み、ザッハトルテ君。一年の始まり、初めての日の出を楽しむと良い。 良い―――朝を。  [Sun 1 Jan 2006 00:03:03]
ミカド > ――……(肩を竦めて見せた。)(貴方がこの島に来る前の世界。ユエン嬢の話してくれる内容で充分だと思ったが、今、初めて、一緒に行けばよかったと思った。興味。好奇心。彼の事を知りたいと思う気持ち。)その夢から逃げたいなら、夢の消し方を教えてあげるよ。人に話すことだ。それで消えてくれる。――丁度良い事に、君の目の前に、話し相手が居る事だし?(自分のことだと指差して)――それも辛いと言うのなら、後は――気分転換を徹底的にしてもらおうか。君の気が済むまでこのチケットをプレゼントし続けるよ。(パンダの。)「病は気から」を実践していただこう―――。(シスターの話しになると、まともに視線を逸らして)…近付くも何も、商業地区を歩いてたら、ばったりと会っただけで、わざわざ好き好んで近づいたわけじゃ…っ(←一部に偽りあり)兎も角っ…!うん。―――明日だ。明日君の体調がよければ、今日我慢した分一日中連れまわさせていただこう。――久し振りのデートだしね。(さらりと言い切るよ…!内心で思いっきりパンダ講座してるなんて知らないさ。――同時に、一日中連れまわすどころか、檻に張り付く事になるという未来も知らない) [Sat 31 Dec 2005 23:58:24]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ( ――…現地に着いたら、しろくろの居る区画に近づいたら――そうしたらきっと何か、何か去来するものがある筈 …このひとがわざわざそこまで危険な橋まで渡って、それが全く意味を成さなかったとは思わないから――そうまでして呼び寄せた現物を見たなら )  ( 何か感じ入るもののひとつくらいは、浮かぶだろう … ? ) [Sat 31 Dec 2005 23:38:41]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ( 頷いた ) ――…記憶にあるなんてものじゃない。 ある意味海を渡る前 この島に来る前の全てだったんだよ、あすこは。 始めこそこの家を歪曲したものかと思ったけれど、――玄関の先に有翼の獅子。 そんな悪趣味な像なんか、幾ら此処にもないだろう? ( 或いは探せばそうしたオブジェを真剣に設置する金持ちも世間には居るかも知れないが。 …話をそこで一度切って、組まれた膝の辺りを見下ろし ) それにしてもだよ。 修道女と言い切るからにはそうした出で立ちをして居られたのだろう? 何でそんなところに、わざわざ近づく――しろくろ( しろくろって平仮名で言った )がその甲斐あって降臨したとしても、 ……… ( ………あれ。 )   ( 白黒熊。 ジャイアントパンダ。 フォーウン人しか見た事が無いと云う幻の生物、ある意味秘蔵の御蔵出しとも言える逸品。 図鑑の挿絵ならどの頁にどんなのが載っていたか即答できる。 熊より全体的に丸っこくて、手足が短くて熊に分類されるくせして冬眠もせずに年中ほぼ笹ばかりを喰らう、数多く見せる為とも何某かの説話があるとも言われる妙ちきりんな特徴たる縞の。 ――…現物を見られたら灰化しても良いやとか、半ば本気で考えていた憎いあいつ。 しろくろ。 )  ( ………あれ? ) ……………… ( 疑問符の答えの代わり、貴方が座った意図を汲み取った。 ) ……じゃあ。 明日、――明日は行って見よう? [Sat 31 Dec 2005 23:38:33]
ミカド > (始まりの場所)つまり「記憶にある場所」だったと、そういう事かな。だから、今まで見た夢は、全て自分が作り出したものだったのだと気がついた?だから愕然とした?………。聞いている分には、羊やら、ラクダやら、時計やら。なかなかファンシーな夢だと思うんだが。(ぼそ)(なんかいった)しかし、もしそうだとしたら……ユエン君も一緒に行ったんだろう?夢の中身が夢を見ている本人のものなら、ユエン君の夢だって混じらなければ可笑しいじゃないか。一部分だけが混じったんじゃないのかい?(此方は、半ば行く気がなくなっているようだ。貴方が立ち上がったのなら、此方は、勝手に寝台の上に腰掛けた。背伸びをする貴方を見上げた。「案外元気そうだ」なんて思えない。…体温の意味を知ってしまったのだから。足を組んで、ふすりと吐息を吐き出した。)(「修道女―」)(固まった貴方を、ぼんやり見上げて)……? 勿論だ。パプテスの十字架もみえt―――――……(オコラリタ)……―――――い、ぇ。あ。(そこに突っ込まれるなんて、さっぱり考えていなかったものだから、まともにきょとんとした表情で、口篭もる。)―――…ぇ、ぅうん?まぁ、うん。それは、不慮の事故にも等しいタイミングだったと言うかー……(調子こいて飛び出したら、目の前に居たのはシスターでした。簡単に説明するとこんな感じになります。まる。)いや、でも、そ、その苦労の甲斐あって、「大猫熊」がご登場なされたんだから、プラスマイナス0。で……っどうかな、とか。 [Sat 31 Dec 2005 23:23:24]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ( 促されるまま、紙面の字を引き続き追う。 一蹴するような言葉は彼なりの心配の仕方だと、そう思う――こんなにあちこちに気を遣わせてどうする。 …いつからこんなに背骨の溶けた、何だか良く判らないぐずぐずしたモノになっちまったんだろう? … ) ――…4日まではそう思ってたんだ。 『赤の王』の悪趣味な夢だと思おうとしてた。 けど 最終日に見たのがね、――…もう半年前になるか、此処に逗留し始めたのは。 その時も思ったのだけれど、――――此処にちょっと似た、別の場所。 「はじまりの場所」だった。 …でも? 貴方の言う通り いちいち気にしていたらきりがない―― ( だからもう気にしちゃいけない。 病人病人と連呼されて、引き摺り出したのは空元気だけれど。 それだけに殊更大きく伸びをして ) ( 固まった。 ) …………修道女って。 ――勿論パプテスの、だよな? ……………………………何っっって危険な橋を渡るんですか貴方と云う御人は!! 以前貴方は私をへち殴って下さったが( 軽い平手だったけどな! )ひとの事言えない。 何て不用意かつ迂闊かつ蛮勇に近い真似をする、もし露見したらどうする気なんだと、――――! ( 頭の隅っこで挿絵のしろくろがもちもちじたばた転がってるんだが。 だが! ) [Sat 31 Dec 2005 23:02:28]
ミカド > ………。(握らせた其れを「見ろ」と指差した。――その間に貴方が述べる悪夢の内容は、ある意味とても「悪夢」らしかった)(だけど、夢は夢だ。)夢の中身が自己投影の結果だとは限るまいに。そういう夢だったのかもしれないじゃないか。考え過ぎじゃ無いのかい?――悪い方向に考える癖も、体調を崩す程になると困りものだよ、ザッハトルテ君。重症過ぎる。(もし自分がそんな夢を見たのなら、きっとそういう世界なんだろうと、納得してしまうだろう。あっさりと言い放ち――さて)病人じゃないか。間違いなく病人だ。病人じゃないと言い切れるのかと逆に聞いてみたいね。この病人が。病人。 (連呼した) ……。(読み上げられるチケット。へたりと己の頬を撫でながら)―――……以前、商業地区で「移動動物園に招く動物アンケート」をしているシスターに会ってね。その時の僕の希望が通ったのかなんだかは断言できないけれど、少なくともその動物園に白黒熊が着ているんだよ。親子で。好きだろう?白黒熊。 [Sat 31 Dec 2005 22:45:32]
ザッハトルテ@西園寺邸 > いっそ面白いくらいに何も無かった。 ( 困ったようなそれに自嘲を滑り落として、参ったね、とへんなり笑った。 訪れたそこは確かに空も大地もないような、白一面の世界ではなかったけれど。 何処にも 誰にも ――…何にも繋がっていなかった ) ん、…"Through The Looking Glass"((鏡の国のアリス)? 鏡の向こうは夢の世界、夢が鏡だとしたら――中身が空っぽの箱、それが私なんだと思うと流石に参る。 (「探しに行く」そう行って件の場所に赴いた憶えがある。 そうしたら「何も見つけられなかった」、…空の箱は禁じたのに向き合った鏡の向こうで待っていたのは結局その箱だけだった。 言葉で言ってしまえばたったそれだけの話 ) ……病人言うな。 そう言われてしまうと、意地でも出かけたくなるじゃないか。 ――で? 貴方がそうまで勧めるのは――…何処行きの切符なのかな。 ( 手を取られるままに任せて、チケットの文面に目を落とし ) …「希少動物」 「特別権利」 ――… ( でかでかと目立つ見出しを読み上げた ) [Sat 31 Dec 2005 22:27:13]
ミカド > (立ち上がるのを、視線で追いかけながら)ふぅん…?なら、その夢で君は何を見て、何を経験してそんなに疲れてしまったのか教えてもらいたいものだね? ”夢は夢”なのに疲弊して熱をもつほどの夢。―――悪夢だね。何時ぞや君が翻訳した?ホラー小説の一編のような話を想像してしまうよ。(肩を竦めた。『婉曲に言うのなら』)――――…… ふぅん。(先程しまったチケットを引き出した。僅かに頭が上下する。開催日時を確認。――時間はまだある。)……成る程?……。……。(溜め息と共に、揺らしたチケット。……先にネタ晴らしをしておこうと、チケットを無理矢理握らせんと貴方の手をとって)誘っておいてなんだけどね?もう少し体調が良くなってからの方が良いんじゃないかな? 確かに今日のデートは潰れるけれど。病人を引き摺っていくのも気分が悪い、し。 [Sat 31 Dec 2005 22:07:50]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ( 思考能力を持つ生物は熟睡中でも脳だけが働いているのと同じで、幾つかの場合を除けばこの死人とて大概は何某かを考えている。 そうして齎される諸々の多くは酷くシンプルだとは思うのだけれど、その虚実を己でも信じられないのだから――云わんや他者に於いておや。 「そうじゃない」と軽く首を横に振り ) 副作用があるような依頼じゃないんだ、それは依頼者の名誉にかけて断言する。 …例えばここに1枚の白紙があるとして 「さて何を書こうか」と考える人も居ろうし――その何も書かれていない状態の紙を見てどうしたものかと途方に暮れる人も居なくはないだろう? 何があろうと何も無かろうと夢は夢、そこに何を見出すかは見た者に寄る――…そう云う話なんだよ。 ( だから気の持ちよう。 少しばかり長い話の後、肺に残った空気を纏めて吐き出して立ち上がり ) …ん。 ――… ( 答えようか答えまいか考える為の間が空いて ) ……婉曲に言うなら。 「手っ取り早い回復の手段に頼るより」 …かな。 ( 察してほしかったのもある、そう遠くも無い互いに気まずい記憶を引き摺り出したくなかったのもある。 何より彼を責めているように受け取られたくなくて、それ以上は詳らかにしなかった ) [Sat 31 Dec 2005 21:50:32]
ミカド > (沈黙が混じろうと、視線を逸らされようと、見下ろす双眸は貴方の白い顔を眺めている。貴方が何を考えているかまでは判らない。けれども、思考の片鱗くらいは拾えないかと思う。――何時も無駄に終わるのだけど)(払われないのなら、触れた頬は人間のように熱いのだろう。自分の掌に残る温度の理由を聞いたなら)――…なんと。副作用でもあったと?聞いてないな。まったくまったく聞いていない。ただ、色々な場所を巡ったとかその程度しか――…(掌を外されるまま、己の胸元に引き戻し)なんだ。調子も戻らないうちに、締め切りやら、書き物やらと忙しかったんだろう?辛いなんてもんじゃないだろうに。――ぁん……。(細い溜め息を溢す。心の天秤が「寝かせる」に傾きつつある。そんな事を聞かされたら、行こうだなんて言えないじゃないか。貴方の目の前、腰に手を当て、眉を寄せ)………「病は気から」という言葉はあるけれど―…さて、どうしたものかね。残念ではあるけれど?君の言う通り「明日」の方が良い気がするよ。 あそこで倒れられても困る。――…? ”何”より?(聞こえなかった言葉を、何気なく聞き返し) [Sat 31 Dec 2005 21:35:12]
ザッハトルテ@西園寺邸 >  …( 日付なんかただの目盛りじゃないか そう言おうとして言葉を飲み込んだ。 そう思わない彼の感性は尊いものなんだろう――もしそれが既に「人間だった頃の習慣」に過ぎない過去の残滓だったとしても。 )  ( 折角の真白い紙とやらが黒か赤に塗り潰されてゆく絵が見える気がする ) ――そう、あれが拙かったみたいだ、…ユエン嬢からはそこまで聞いてないらしいね? とんだ「夢」だった。 おかげで清めた水で胃の中を洗浄された程度に調子が狂ってる――…( 誰かに会う用事がある訳じゃない。 そう云う理由の温度。 ) …でも、それだけに気の持ちようの問題。 その気力回復とやらが薬になるよう期待する方が、―――― ( 言葉を濁した )  よりも 前向きだとは思うよ。 ( 体をずらして寝台から降りる為に頬にかけられた手をそっと外そうとしながら、暗がりの中でへたくそな笑みを滲ませた ) [Sat 31 Dec 2005 21:18:08]
ミカド > (握り直しても、消えない温度。――軽く眉を上げる――そう言えば、”寒い”といったか。)そう情緒の無いことを言っているから、仕事でメルヒェンを学んでこいと言われるのさ。(起き上がった貴方。調子が悪いと言うのは本当だろう。それは体温が証明している?…………。いや、わからない。既に貴方は体温さえ嘘を吐けるのだ。貴方を覗く瞳に、やや観察するような視線が混じり)それに、君は特別ではないと言うけれど?…特別な日さ。365日の区切りという特別な日。真っ白い紙を用意される寸前ってやつさ。自然とワクワクとしてこないかな。(戯言めいた言葉を吐きながら、洗うといった顔―頬に触れんと手を伸ばしながら)――とは、言ったものの…ふむ。……本当に起きあがれぬ程辛いというなら、無理には誘わない。これから行く場所は…気力回復程度の効果はあるとは思うけれど―体力回復には絶対ならない。なんせ寧ろ人が沢山いて、ちょっぴり大変だからね。 (間。 言葉を区切る為の一拍) して。 この体温は――…誰の為のかな?これから仕事先の人に会う予定でも? [Sat 31 Dec 2005 21:02:12]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ( 毛布取らりた。 ――とか考えたかはさておき。 引かれるままに起こされた理由は毛布無き今、寝転がったままでいる理由も無くなったのもあろうし ) 年越しだなんて、…たかが365日の中の1日 大海の中の一滴みたいなものじゃないか。 特別な日でも何でもあるまい? ( えふ、と吐き出した息は火の気の無い部屋では白く凝ろうし――握られた手の冷え方は眷属のそれとは違うだろう。 どちらかと言えば、この季節の貴方の娘御のそれに近いような。 )  ( … ) ( 少し考えて ) 少しばかり調子が良くないんだ、情けない事に「後半の仕事」がちょっと堪えたらしい。 けど――…うん。 そうまで仰るなら御付き合いしましょう? 顔を洗う時間、待っていてくれると助かる。 ( 軽く目を閉じたのは半ば観念、もう半分は体を起こして重力に従った血が急激に頭から下がったからで。 ) [Sat 31 Dec 2005 20:47:46]
ミカド > (チケットをいそいそ胸元にしまって)駄目だ。(即答した。勝利者の手には毛布が残る。にんまりと唇に笑みを乗せて、足元に落とした。まだ寝転がったままの貴方を見下ろした。伸ばされた両手には、毛布は戻ってこない。代わりに男の両手が、その両手を掴んで)明日じゃ、年が明けてしまうじゃないか。年越しのデートをしたいんだよ、僕は。(デート言った。)…それに、今回は僕よりも、君にとって良いものだと思うね。いや、断言してもいいよ。君がとても喜ぶものだと。(非力ながらも、無理矢理起こそうとそのまま引いて)だから、着替える。――って。 確かに顔色が悪いね?今月の後半の仕事疲れが随分溜まっているみたいだ。(目の下の隈…よりは、握った手の頼りなさの方が気になった。――貴方の両手を何度か握りなおして) [Sat 31 Dec 2005 20:36:53]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ( 1.01倍って良く考えたらそんなたいしたことないんじゃ(殴打音) こう云うのは気構えが大切だ、うん。 いい歳した大人ふたりの毛布取り合い合戦だが、こちらの引く力はいかんせん弱い。 毛布を傷めるからとも寝不足とも、取り様はいかようにも。 ) 勘の利くクチじゃあないんだよ、生憎――…いつにも増して御機嫌の麗しいようだから余程良いものを見つけたのだろうけど。 ( 寒いから毛布に包まってたんだ。 返して、と未練がましげに両手で引こうとして ) 何を仰っているのか良く判らんのだけど、…視界を塞がれるのはいやだな。 目が見えなくなると内省するしかやる事がなくなってしまうし―― ( 外気が堪えて肩を竦めた。 ) …明日じゃいけないのかな。 [Sat 31 Dec 2005 20:26:45]
ミカド > (ぐいぐい)(こちらも毛布を掴んだまま引っ張る。素早さも上がっているが、毛玉ぱぅわーのお陰で、普段の1.01倍程度の速さで動いているかもしれない貴族様。相変わらずの仕事明けフェイスを覗き込み)わからないのかい?まだ。まぁ、先日から仕事漬けで知らなかったのも無理は無いか。うぅん――……ビックリプレゼントと称して、あそこまで目隠しで歩かせるのも面白いかもしれないねっ…! あぁ、其れは別の意味でも楽しい事になるかなっ…!うん、是非とも目隠しをお勧めするよ!君に目隠しはきっと似合うと思うな!!インモラルな雰囲気の中に、君の妖艶さがプラスされて其れは素晴らしいことになるに違いない!(話が飛んだ上に、質問に答えちゃいない。子供が親に強請るように、更に毛布を引いて) さっ!取り敢えず何はともあれ!起きるといいよ! [Sat 31 Dec 2005 20:17:18]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ( 5 )  ……………… ( 毛布の端っこを摘み返しながら ) 何を調べて何をマスターしてきたって? ( 見上げて聞きました。 ) [Sat 31 Dec 2005 20:08:08]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ( 何だろう、今日は動作がいつにも増して早く見える ※暫く会ってなかったんで敏捷性に磨きがかかっている貴族様に初めて気がついたらしい※ 、一方こちらは色々不調でそこはかとなくどんくさい。 特別権利のチケットの字面を読む前に毛布を奪われた )  (「寒いから返して」 「何の話をしている」 「先日は何わざわざ変なものを着せてくれやがった」 さてどれから言うべきだろう――この発言123 456 789 でそれぞれ判定。 0が来たらファンブル――2005年最後の日なのにこんなのって。 れつごぅ。 ) [Sat 31 Dec 2005 20:06:45]
ミカド > (きちゃいましたキチ●イなやつ。もしくは馬鹿なやつ。或いは雰囲気読めないヤツとか、ノーリードエアなやつとか。)(扉を開け放ったというよりは、「突き飛ばした」と言った方が正しいんだろう。右手を突き出したままのポーズで)うぅん、多分そんな事じゃないかと予想はしていたよ。予想はね!しかし今日は直ぐに起きるべきだろう。いや、起きるべきだ!そして直ぐに正装をするべきだ!(カツカツと上機嫌な足音を響かせてベットサイドまで歩み寄り)この間着せたあれは如何したかなっ!襟元に一輪薔薇をあしらった夜会服のことだが!――あれを今日も着て、早速出かけよう。うん。――――(何と聞かれる前に、ずいと差し出して) チケットだ。(毛布の端を掴んで) 下調べもばっちりだ。小さい方なら抱けるということも調べてきた。抱き方までマスターした。さ、行こうか。(まくった) [Sat 31 Dec 2005 20:00:01]
ザッハトルテ@西園寺邸 > いつものように扉を遠慮無く開いた貴方の目の前に広がる光景は明かりの灯らない部屋とカーテンの開いた窓、そして毛布に包まったダメっぽいの。 もぞ、と寝転がったダメなのが首だけ起こした。 ) ………。 ( 一拍 ) 何がって、――…仕事が上がったので寝て居る。 ( 笑顔の欠片も無いグレイトフルダウナーに沈んでそう答えた。 一日寝倒して尚目の下の色濃い隈なんかがばっちり石榴には見えるだろう ) ………………それ何。 ( ひらひらと揺れる左手の紙片 ) [Sat 31 Dec 2005 19:53:21]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ( ××なやつ ※諸所の事情により自主規制※ キタ )( 背後土下座 )  ( トンでもなく失礼な事考えた。 殴ると良い。 さておき ) [Sat 31 Dec 2005 19:52:37]
ミカド > (小さな開錠音が響いた途端に、開く扉の向こうには、夜会服をきっちりと着込んだ男がいた。 右手に金色のスペシャルアイテム⇒ブレイクプライバシーアイテム(常備)、左手に長方形の紙―動物園の特別優待券を一枚装備。 顔には暗さの欠片も無いビックスマイルを浮かべて。)―――ザッハトルテ君!何をしているのかね!!(第一声) [Sat 31 Dec 2005 19:45:38]
お知らせ > ミカドさんが入室されました。 『(扉をノックなんぞしやしねぇ)』 [Sat 31 Dec 2005 19:45:35]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ( それはとてもばかな話。 言葉にならない思考の靄、発色未満の色の微粒子 見る前から終わっている夢。 ゼロ以下のマイナスから始まった、決してプラスにはならない収支 )( 今となってはどうやって望んで居たかも朧なもの。 ) ……………ばかなやつめ、――――…    ( 鉄錆の気配ごと息を吐き出して ) [Sat 31 Dec 2005 19:42:04]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ( …………。 )  ( 喉の奥、臓から鉄錆の臭いがして一度深く空気を吸い込んだ。 また(・・)そろそろ「来る」かも知れない、そんな予感が齎すのは仮初めの安堵――その正体が大脳の生み出した錯覚か否かはさておき、血液の損失が与えるのは幾許かの充足感。 勿論体の方は酷く辛いのだけど、「悪いものが出て行った」そう感じるのもまた事実で。 色だけはやたら赤い黒い血を、仮に全て吐き出し尽くしても人にはなれない それも今更確認するまでも無い事だけれど、それでも。 ――――…ああ、そっか。 毛布から引き出した右手を顔の上に軽く掲げる。 明かりが無くとも手の甲に浮き出した青い静脈すら明確に視えるのもヒトデナシの証、この鎖が切れる時は終焉以外の何でも無い それも確認するまでもない事実。 )     ( それでもだ ) [Sat 31 Dec 2005 19:29:17]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ( 枕の上で僅かに頭を動かして、開けたカーテンの窓から外を見上げる。 雲が厚くて月は見えない。 元より今宵は新月、夜の天空の王が見えぬのは已む無きとしても )  ( 星のひとつも見えない空。 )  ( 新しき年を迎える最後の夜 とやらにしては―――― )     ( ………関係ない か。 一年の終わり、新年の始まり。 そんな「短い」区切りをいちいち気にするようなモノでも無し、…何かと記念好きな人間。 還らざる時 早過ぎる訪れる終末の日。 その物差しの分、一年 一分 一秒の重み 尊さが違う――そんな意味合いなんだろうか。 似て非なる糧であり餌であり敵であり己等と云う木の葉を隠す森。 彼等について考える時 例えば今も――胸の辺りがぎし、と軋む。 形の無い空気の塊に押し潰されるような )  ( 渇き だろうか、確かに今は起き上がるにも億劫な程度に血が足りない――――… 否。 あれの時はもっと根源的な、文字通り「血が」騒ぐから。 きっと違う別の何か。 ランプすら灯らぬ暗がりの中、人間が手探りで明かりを求めるのを真似て分析を試みるのはただの戯れ、 )   ( 分析などするまでも無いのだから。 ) [Sat 31 Dec 2005 19:08:41]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ( 枕に潰されない片目だけで文字を追う。 横倒しで本を読むのは書き手に酷く失礼だと思う――…「そんな気がする」、「それはとても行儀の悪い事だから」。 けれど起き上がれば頭から血が落ちるし火の気の無い部屋は寒くて、如何しても毛布から出られなかった。 そうやって寝転がったまま読む本は、枕に押し付けた耳に伝わる己の心音がたいして強くも無いくせに煩くて 殆ど意味を咀嚼できずにただ語句の羅列を追いかけるだけ。 そのうち書籍を持ち上げる腕の方が疲れてきてぱたりとそれを閉じた。 部屋の空気に触れさせた右手だけがやけに冷たくて、首筋に宛がい労ってみた――人間がやるように。 ) ………… ( 温度差が気持ち悪くて、結局すぐに手を離した。 ) [Sat 31 Dec 2005 18:55:41]
お知らせ > ザッハトルテ@西園寺邸さんが入室されました。 『( 紙を捲る音 )』 [Sat 31 Dec 2005 18:43:47]
お知らせ > ヒルダ@居住区さんが退室されました。 『空はいつだって綺麗だ。少し寒いけれど。』 [Sat 31 Dec 2005 05:15:20]
ヒルダ@居住区 > ――――。 ( 闇夜に消えていくその後姿を見送りながら。 ………箒を抱きしめ、空を仰ぐと濃厚な塩の匂いが漂って生きた。 ああ、蔓の化け物に打ち込んだせいか。 そのままぐらりと後ろ向きに屋根から落ち…… すぐにその落下は止まった。 やがてそのまま上昇していこう。  誰も居ない大空に、私だけの大空に。 ) 信用なんて、今の私には思い言葉だわ、ヴェル。 ( 親友を裏切ったばかりだというのに。 ) [Sat 31 Dec 2005 05:14:40]
お知らせ > ヴェルセリオスさんが退室されました。 『はい。おやすみなさいませ――――(そうして、暗い路地へと、消えた)』 [Sat 31 Dec 2005 05:09:12]
ヴェルセリオス > ・・・・・・・・・・・・・・言ったはずです。「信じられるものと、信じられぬもの」と。ニンゲンはどうか存じませんが、貴方は私に、信用されている。ということです(自分に甘い奴や、お人よしだけのニンゲンほど信用できないものは無い。その対極にいるヒルダだから、信用したという点もあるが――――表に出すことでも、あるまい) [Sat 31 Dec 2005 05:08:35]
ヒルダ@居住区 > ( 優しいのは良い。でも優しすぎるのは害になる。 自分にも、誰かにも。聞こえたのか聞こえてないのか、魔女は腕を組んで零した。 ) 難しいわ。 ( と。 ) それじゃあ、どうして私を―――? ( 素朴な疑問は飛び去る姿には届かないかもしれない。 ばらしても良いと判断したのは違いないんだ。それはもしかしたら私がお人よしの甘い人間だからと判断されただけかもしれないのだけど。 ) ――おやすみなさい、ヴェルセリオス。 ( そう呟いた。 ) [Sat 31 Dec 2005 05:03:41]
ヴェルセリオス > ・・・・・ああ、なるほど。確かにそうですわね。・・・・・・・・・やはり貴方は優しすぎる・・・・・(それは多分、今の主が人間だからなのだろう。自分にとって主は絶対で、その影響は著しい。もし非道を非道とも主輪無ものが主であれば――――己もそれに染まるのだろう。きっと。そんな事を考えながら、つぶやいた。最後のその声は、ヒルダまで届いたかどうか)・・・・・・・・・・・・・・ええ。色々な意味で「美味しい」です。・・貴方が魔女だから、私が吸血鬼であることをばらしたわけでは――――ありません(そろそろおしゃべりもお開き。出したままの血の翼を軽くはためかせながら、そっと背を向けて――――)・・・・・・お体にはご注意を。生者にはこの寒さ、応えるでしょう・・・・・(そうつぶやくと、そっと身体を宙へと。おわかれの、じかん) [Sat 31 Dec 2005 04:58:42]
ヒルダ@居住区 > そう、かしら。 そうかもね。 でも…… 何故かしらね、吸血鬼だと斬って捨てることは出来ないの。 ――ふとした時に人間らしいのよ、貴女は。 ( お互いにまだ知る由は無いが。 誰かの心の闇を覗いてみたいという思いに駆られたのならば少なくとも私たちは似ている。それに対する反応は全然違うものになるだろうけど。 ) 何が大丈夫か判らないわよ、それッて。 ( くすくすと笑う。 ) 馬鹿で英雄と、利口な凡人。どっちがいいのかしらね。 前者h前者で楽しいのかしら。 …… そう。貴女から見ると私って美味しいのね。 ( そう言って前に牙を立てられた箇所に手で触れた。 ) [Sat 31 Dec 2005 04:50:37]
ヴェルセリオス > 私は吸血鬼です。ニンゲンのモラルなど存じませんわ(「なんとしても聞き出してみたい」という気持ちもあった。此処まで人間が沈めるものとは何か――――その、心の闇が、知りたいと、思った)・・・大丈夫です。英雄の9割は馬鹿と相場が決まっています(これは冗談じゃない。本気でそう思っている。そもそもいい意味での馬鹿とは、常識の規格に納まらない様々なエネルギーを内包した者の事だと思っている。こんな場に単身下りてくる行為を実行する。それこそその「馬鹿」に相応しいだろう)・・・・・・・・つい、お教えするのを忘れておりました。ああ、大丈夫です。同族にするならば、貴方という選択肢はありませんから。・・・・・・・・あなたの血は、熱い方がいい(人間ならともかく、吸血鬼ではまさに「額面どおり」に取られてしまうだろうなとは思ったが、敢えて付け加えなかった。今日はしゃべりすぎた) [Sat 31 Dec 2005 04:43:38]
ヒルダ@居住区 > ……… 話したらきっと軽蔑されるわ。 でも、ありがと。そのうち遊びに行かせて貰うから。 ( 出来ればそんな悩みは解決した後に友人として尋ねたいところだが。吸血鬼の家に遊びに行くというのも可笑しな話かもしれない。 事件が片付いたとはいえまだ状況は混沌としている。これ以上被害が広がる心配がなくなっただけで彼らは家を失ったままなんだ。だからこの辺一帯の治安はいいとは言えないだろう。 ……背筋に寒いものを感じた。 ヴェルセリオスの唇が歪むのにも、彼らの姿に釘付けになって気付かぬまま。 ) …言ってくれるわね。 多分前者よ、ムカツくけど利口な性格じゃないわ。 頭じゃ理解出来てるけど感情が言う事を聞かないって感じかしらね。 ……… 暫くは眠れない日が続いたわ。吸血鬼になったらどうしようって。 今のところそういう症状は出ないけど。 ( 彼女の言葉を信用していいのかどうか一瞬迷ったが、疑ったところで何が出来る訳でも無い。 ――信じるしかないだろう。 ) [Sat 31 Dec 2005 04:36:08]
ヴェルセリオス > ・・・・・・・・・少し前から、様子がおかしいようですが――――詮索はもうしません。聞いて欲しくなったらぎるがめっしゅにでもきて下さい。ミコトさまからは好きにしてよいとのお言葉を受けておりますので(ヒルダの視線の先を追うと、確かに何人かの人影が。私には表情もよく見える。もしあわよくばヒルダを見つけたとして、ナニを摺るというのだろう。「事情聴取」?「任意に拠る同行」?唇が再び笑みの形に歪むのを感じる)・・・・底までわかっていてそれですか。貴方は馬鹿か大物のどちらかですね。間違いなく。凡人ではありえませんわ。さすが、何処か味の違う血の持ち主は、違いますわね・・・・・・・・・・・ああ、そうそう。この間地を頂きましたが、吸血気になる心配はありませんわ。多分。今まで只1人として、私の吸血で後遺症が出た方はおりませんので [Sat 31 Dec 2005 04:29:07]
ヒルダ@居住区 > ああ―― ( そう言ってくすんだ蔓のシルエットを見る。もう動くこともなく、あとは枯れ果てていくだけの。ギルドに引き篭もっていたからあんまり考えたこともなかったけど、皆大忙しだったんだろう。 ) でもね… 良く考えてみたら直接関わってないとはいえ、魔女だもの。悪魔を扱う魔女。 あの場で酷い目に合っても仕方ないのかもしれないわ。 だからと言ってじゃあ今からあの場に戻れって言われてもそんな気は無いけど。 ( ヴェルセリオスの謝罪の言葉にはくすりと微笑んだ。人間なんてそんなものだ、確かに。彼女の言うとおり。 ) いいのよ。 私が彼らの立場だったらきっと文句の一つでも言ってたでしょうしね。 上手くいかないわねー、中々。そんなつもり無いのに。 ( 疲れたような顔でさっき自分が居た方角に目を遣ると。 私を追ってきたのだろう、数人の男が探すように路地を来ていた。なるほど、ここはちょっと自警団達からは見えない場所だ。 ……見つからないように数歩後ろに下がった。 )  [Sat 31 Dec 2005 04:21:44]
ヴェルセリオス > ・・・・・正確に言えば、仕事が終る少し前に偶然貴方が訪れた・・・・・・というこ所ですわ。除草剤の運搬依頼を受けておりまして(リンチになる可能性を口にしておきながら、どこにも感情の起伏は見られない。只淡々と、事実を述べるばかりだった)・・・なるほど。リスクは大きいですが、確かに一理ありますね。真実は知らしめねば意味が無い(こく、と小さく頷いた。納得したのは本当だ。ある意味ではあの行動派正しかったといえよう。しかし、広報戦術には何より二手三手先を見通す暮れバーさが必要だ。今の彼女にそれがあるのかどうか疑わしかったが――――口には出さぬ)・・まあ、ニンゲンなどそんなものです・・・・・失礼。貴方もニンゲンでしたね。私にとっては、ニンゲンであるかどうかは大した問題ではないのですが(大雑把にして必要最低限のカテゴライズだ。「愛せるもの」「愛せないもの」「信用できるもの」「信用できないもの」だ) [Sat 31 Dec 2005 04:13:04]
ヒルダ@居住区 > ( 魔女もまたぎこちない動きで同じ屋根へと降り立つ。 吸血鬼で、両性で、空を飛べて―― そしてメイド。彼女は一体何者なのだろうか。 空に浮かぶ月の様にその存在は妖しげで謎だ。ただの吸血鬼では無いようだけれど――。 ) …………… 見てたのね、ヴェル。 ( ばつの悪そうな表情を見せた。何であんな事をしたのか自分でも聞きたいくらいだったから。 短い溜息を漏らし、少し前の記憶をたどろう。  ) もしかしたら信じたくなかったんじゃないかしら。魔女に対する世間の評価がどういうものなのかってことが。 ……それに私、悪いことしてないもの。堂々としてて良い筈でしょ? ( その態度も理不尽という世間に蔓延る言葉一つで潰されてしまうことも承知していた筈だったのだが。 ) [Sat 31 Dec 2005 04:04:41]
ヴェルセリオス > ・・・・・・・・・危ないですよ。あのままリンチになってもおかしくない状況でした。・・・・・・夜中です。大声は控えられた方が宜しいかと(適当な、ある程度の高さが無ければ見られないような高さの建物の屋根に降り立つ。背中の赤黒い翼を、このままにしておくかどうか少しの間考えたが――――そのままにしておく事に舌らしい)まさか、本当に関与しているとは思っておりませんが・・・・何ゆえあのようなことをなさったのですか?(気になるところを、ずばり聞いた。遠慮するような状況でも無いだろうと思ったので。この間同様、疲れが底に沈みこんだ顔だ) [Sat 31 Dec 2005 03:55:48]
ヒルダ@居住区 > ……何がしたかったんだろう、私。 ( 奇しくも呟くのは似たような言葉。もしかしたら其方にも聞こえたかもしれない。 最近、私はこんなのばっかりだ。マギーの事もそうだった。 もう何もしようとしない方がいいのかなとすら考えるようになった。 どっちづかずなんだ、気に食わないのならはっきりそういってやればいいし、それが嫌なら何もせず耳を塞いで口を閉じていればいい。曖昧な態度はどんどん自分の日常を「意味不明」で彩っていく。 ―― ふと隣に風が切れる音を聞いて顔を横に向ければ、そこにあるのはメイドの姿。 ) …………… うひゃぉあ ッ! ( こんなに元気のいい大声出したのは久しぶりだ。思わずがくんと箒の速度が落ちて墜落するところだった。必死に建て直し、今一度高度をあわせよう。 ) …… ヴェ、ヴェルセリオス……? ( それは確かに彼女だった。 ) [Sat 31 Dec 2005 03:50:14]
ヴェルセリオス > ・・・・・・何がしたかったのでしょう。あの人は(1人でノコノコやってきて、降り立って、メンチ切ったかと思えばビビって飛んで逃げた。かしげる首と安心感、そして少しの残念さ。彼女はこちらの方に飛んできた。もう少し細い路地に入って、ヒトがいないところから「高度を合わせ」ようか。具体的に言うと、翼を出して飛ぶ。勿論、殺気立ったカレラから見えない距離でだ。今は夜。そう離れなくてもいいはずだ) [Sat 31 Dec 2005 03:43:52]
ヒルダ@居住区 > ( 「 ざり 」 その内の一人が此方に足を向けた音にその意気地ヒルダは大慌てで隠れてしまった。 それにびくっと僅かに体が反応すると、直前まで作っていたポーズにヒビが入り、途端に動揺が見て取れるだろう。 ) 大丈夫。 大丈夫。 天下の自警団様、騎士団様の前よ。手をだせっこ無いわ。 ( 呟く言葉はそんなものだった。 でも何の為にこんな危ない橋を渡ってるんだっけ?ついさっきまで心に硬く決めていた理由も忘れてしまうぐらいに怖くて。 ……ダメだ、もう帰ろう、逃げ出そう。こんなの賢くない、馬鹿すぎる。 手にした箒に跨るとふわりともう一度上空へ。恐怖で集中し難くて酷く不安定だった。 とりあえずこの気分を鎮めようと―― 少し離れた路地の方へ。偶然にもヴェルセリオスの居る方へ。 )  [Sat 31 Dec 2005 03:35:53]
ヴェルセリオス > ・・・・・・・・・・なんともまあ(一触即発、とは今眼前に広がっているこんな光景の事を言うのだろう。しかし実に楽しい光景でもあった。降り立った魔女はニンゲン。しかしそれを憎悪にも似た目で睨む者達もまたニンゲンだ。よくもニンゲン同士でこうも元気にやりあえるものだ、などと唇を笑みの形に歪めて眺めた。さて、次は何をするのだろう――――?) [Sat 31 Dec 2005 03:27:35]
ヒルダ@居住区 > ( ……降り立った理由など無い。どうなったのか見れればそれで満足だったのだから。 しかし此処で逃げ出すのはさも後ろめたいことがあるかのようで兎に角気に入らなかったんだ。それははっきり言って愚かな行動だった。 こんな所知り合いが見たら馬鹿だと思うに違いないと、ヴェルセリオスに見られているのにも気付かずに思った。 ) ………。 ( 必死に私はすまし顔を作ろう。良く手入れした黒髪を軽く流すと腰に手を当てて、姿勢をしゃんとする。 胸は激しく打っていたし、実は呼吸も荒いのだけど。 嗚呼、蔓の残骸を足で転がしたりもしてみよう。 だけどもこの危ない酔狂もあと少しだけだ。それが終わったらこの済ました顔のまま優雅に空に飛び立とう。   そしてもう二度と此処へは近づかない。 ) [Sat 31 Dec 2005 03:20:50]
ヴェルセリオス@運搬 > ・・・・・・とと、忘れておりました・・・・・・(ふと何かを思い出したかのように、先ほどの職員の下へと小走りに走って駆け寄り、ざわめきを眺める職員の肩を軽く叩いて、こう言った)・・・・・・・昨日預けた、地図はどうなさいました?(「・・・・・・・」「・・・・・・・・・」「・・・・・・ごめん。忘れた」(そんな返答が帰ってきた。今日薬品を取りに行ったら、地図が帰ってきて無いと言われたのだ。そこをはっきりとさせておこうと思った。というか此処をはっきりさせておかないと困る。そこをはっきりさせたところで、また路地に戻るのだった。そろそろ「動き」がある頃だろうか――――) [Sat 31 Dec 2005 03:18:02]
ヴェルセリオス@運搬 > (ちょうど背を向けていたゆえ、その同行には気付かない。微かな対抗心から、その強力フォーウン人女性の用紙などを聞いていたところ――――)・・・・・なんでしょう。騒がしい――――おや(振り向けば、あのお人よしの魔女が地面に降り立とうとして――――降り立った。勇気とも、馬鹿とも言えるだろう。もし何かあった時に助けるかどうか、それが悩みだった。そしてざわめきの中を静かに歩く。彼女からそう離れていない路地に少しだけ入って、彼女を眺めた。さて、何をするつもりなのだろう) [Sat 31 Dec 2005 03:13:36]
ヒルダ@居住区 > ( 大聖堂襲撃事件。 暗黒街で被害を広げる悪魔たち。 そして今回。 多分、その度に魔女ギルドは世間の冷たい視線に晒されて来たに違いない。そしてその魔女達は今の私のような気分を味わったんだろうか。 クーンは言った「迂闊なことはするな」と。彼女が築き上げてきた信頼はギルド員一人の暴走で容易く崩れ去ってしまう。 そんな事をするつもりは無かったが、私は改めて認識した。立場の難しさと魔女に対する世間の評価を。ありとあらゆる物が入り混じる混沌のヴェイトスではそれが表面化しにくいだけだったのだ。 これからどうするべきかと迷ったが、私は勇気を出して地上へと降り立つ。 私は別に悪くない、私は逃げる必要なんかない、それだけを必死に言い聞かせる。 ) [Sat 31 Dec 2005 03:01:29]
ヴェルセリオス@運搬 > ・・・・・ええ。はい。・・・・・・・・・・そうらしいですね。いえ、私は直にお会いしたわけでは御座いませんので・・・・・(ギルドの人間に言わせると、運搬の仕事に志願して来た者は、どいつもこいつも個性満点だという。聞くところによると「オカマっぽいやつ」「デカいメイド」(勿論私だ)「強力偽幼女」。聞くだけで「どこの個性派劇団ですか?」と聞きたくなってしまいそうな面々だ。少しの無駄話と共に引き渡される薬。今日も無事運搬できた。件の偽幼女の人は凄い量を持って行ったそうな。なんとなく対抗心がふつふつと湧き上がってきていたり) [Sat 31 Dec 2005 02:59:38]
ヴェルセリオス@運搬 > (皆が揃って空を見上げていれば、だれでも気になるものである。背中の背負子を少し気にしながら、釣られて見上げた夜空。そこにいたのは間違いない。あのお人よしの魔女だ。何があってこんな風な「空気」が形成されたのかは知らないが、こんな所でそんなところから見下ろしていては、まるで戦果を確認しにきたようでは無いか。早々に立ち去った方がいいと思いつつ、とりあえず自分の仕事を済ませることにした。自分以外は、それがヒルダであることはわからないだろう。人の顔をはっきりと識別するには光が足りないのだから)・・・・・・・・・・・・まさか、本当に関与を・・・・・?いえ。それはありえませんわね(昨日は迷ったが、流石に二回目は迷わない。昨日と同じ顔がそこにはあった) [Sat 31 Dec 2005 02:53:58]
お知らせ > ヴェルセリオス@運搬さんが来ました。 『見上げる人影の間を進む、メイド装束』 [Sat 31 Dec 2005 02:49:44]
ヒルダ@居住区 > ( 今。 私が無事で居られるという事実は一本の細い糸で保たれている。それは「自警団、騎士団が近くに居るから」ということ。彼らの姿が無かったら今頃私は文句を言われ、絡まれ、人が集まり、やがてエスカレートしていく。そんな悪い想像が頭を過ぎった。 仕事熱心な自警団と騎士団はまだこの異様な空気には気付いては居ないだろうが、そんな不確かな身の安全にすぐにでも此処を離れてしまいたくなる。しかしそれは許さないという空気が逃げることを躊躇わせるのだ。 それに何より、自分の中でこの状況が気に入らないという思いもあった。 「 私は何にも悪いことしてないのに、何でコソコソ逃げなきゃいけないのよ。言いたい事があるンならはっきり言いなさいよこのフニャチン! 」 私の腹の底にすまう意気地がそんな言葉を必死に叫んでる。 ) [Sat 31 Dec 2005 02:46:31]
ヒルダ@居住区 > ( 無論、八つ当たりに違いない。今回の事件と魔女ギルドは全くの無関係なんだから。 でも例え蔓の被害が消えても彼らが失った家や財産は戻ってこないし、誰が悪いという訳でも無いからそれの保障も無い。突然の災難に誰もが苦しみ、その怒りの矛先を向けることすら叶わなかったのだ。 だから目の前に立っている悪魔の使いに憎悪を抱いたのだろう。 「魔女だ」 「魔女だ」 「魔女」 「魔女め」。 その呟きは親友が言い放った言葉と重なり辛い記憶を引き出すと同時に、殺気にも似た彼らの感情が肌に触れ恐れを与えた。 箒の柄を強く握り私は恐る恐る彼らの方に目を向けた。ああ、気のせいではない。確かに此方を見ている、睨んでいる。彼らの脳裏には私をどうしている光景が浮かんでいるのだろう。それが何故かダイレクトに流れ込んでくる気がして私は酷く震えていた。 ) [Sat 31 Dec 2005 02:40:44]
ヒルダ@居住区 > ( 三つ…… 何よりもその済ました態度が原因だったに違いない。 一年が終わるというのに大変な目にあってるわねと言わんばかりに、冷めた表情でそれを見ていたからだ。勿論被害者の人達のことを気の毒に思ってるし、同情もしている。この冷ややかな瞳は決して彼らに向けた者ではなく、自分と同じ手段を取った哀れな召還者と己に対するものだったのだが。 ) ………。 ( かつて前線と呼ばれていた戦いの跡地に空から降り立った私は、暫しその光景を眺めていたのだ。自警団と騎士団は決戦の後も忙しそうに走り回り、この地区の住民や私みたいな野次馬を追い払ったり説明したり大変そうだ。そして暫くして複数の冷たい視線が自分に浴びせられているのに気付いたのだ。 囁くような彼らの声すら聞こえてくる。 「魔女め」と。 ) [Sat 31 Dec 2005 02:37:04]
ヒルダ@居住区 > ( まず彼らが気に入らないと思った理由から述べよう。 一つ、野次馬であったこと。埋もれてしまった財産を探すわけでもなく、逸れてしまった家族を探すわけでもなく、撤去作業に力を貸すわけでもなく。 漸く危険も減ってどうなったのか興味が沸いて見に来ただけというのが判ったからなのだろう。それに間違いは無いが。 二つ、魔女であったこと。中央部に突入していった5人が無事生還し、内部の情報を持ち帰った。以前から噂レベルで囁かれていたあの蔓と悪魔との関連は、事件が一つの山場を越えた今急速に多くの人間に伝わりつつあった。そんな中に箒に乗った魔女が降り立てばそれは居住区の人達の神経を逆なでするに決まってる、魔女と悪魔が密接に絡み合っているのは有名な話だ。しかも今回の事件で魔女達は個人では兎も角表立っては何の協力も対策もしていなかったのだ。 ) [Sat 31 Dec 2005 02:31:06]
お知らせ > ヒルダさんが来ました。 『迂闊だった。』 [Sat 31 Dec 2005 02:25:29]
お知らせ > イッパイアッテナさんが帰りました。 [Fri 30 Dec 2005 15:53:16]
イッパイアッテナ > ( 偉大なる英雄たちの偉業を思って、イッパイアッテナは思わずくしゃみした。 ) [Fri 30 Dec 2005 15:53:14]
イッパイアッテナ > ( またも、なのだろうか。 イッパイアッテナは思考の幅が広がってから、よく考える。 この20年間で、自分は何度、気づかぬ内に救われているのだろうかと。 英雄たちも何も、のほほんと気づかず暮らしているや面など守りたくないだろうに。 いや、そうして守るから英雄なのか? ) [Fri 30 Dec 2005 15:52:32]
イッパイアッテナ > ( 結局、イッパイアッテナはそれがなんだったのか終わってしまった今でもわからなかった。 何か大きな意味があったようにも思える。 何も意味のない偶然の脅威だったようにも思える。 大きな爪痕を残しながらも、きっとすぐに人間たちは、それを治していくだろう。 猫にはまるで関係ない話だけれども、イッパイアッテナには少し関係のある話で。 ) [Fri 30 Dec 2005 15:42:25]
イッパイアッテナ > ( スラムの屋根の上で、緑が見えなくなったことで、イッパイアッテナはひとつの事件が終わったことを知った。 幸いにしてイッパイアッテナの生活に、深く関わった事件ではなかった――否、それはむしろ不幸だったのだろうか。 ) [Fri 30 Dec 2005 15:32:53]
イッパイアッテナ > ( ほんの少し前までは、世界の終わりをも思わせた、緑の見えた場所で。 ) [Fri 30 Dec 2005 15:31:21]
お知らせ > イッパイアッテナさんが入室されました。 [Fri 30 Dec 2005 15:30:36]
お知らせ > 園内一花@決戦さんが退室されました。 『( 単体相手の広大な戦域の、ほんの一幕 )』 [Thu 29 Dec 2005 01:41:47]
園内一花@決戦 > ( 裂帛の吐息の変わりに、突入部隊の噂がされる――― 参加して居る人も、居ない人も、有名人は噂に上って、そうでない者と一緒に尾ひれ背ひれを付けられる。 ―――まだ蔓は暴れてる。 …まだ、彼女らは戦っている…なんとかなる。 大丈夫だ――― そんな意識で勝手に零されていた言葉は、吹き上がり『かけた』毒霧に一斉に止み――― ) ―――ッ!!………? あ 。 ( ――― 一分の者は被害を受けたけれど、確かに緩和されているそれに… 遠く、近く、ときの声があがる――― ) [Thu 29 Dec 2005 01:40:20]
園内一花@決戦 > ( ―――『知っているか、中核にはあのレイ・シェリダンが行っているんだ』 『なんだ、そうなのか、ちくしょう、見たかったな』 『切った蔓を植えるとまた生えるらしいぞ』 『そうだ、刈り取ったらコロセウムに植えてやろう』 ) ―――ゃ、それは――― ( 『俺の先生も行っているらしいだが、本当かな』 『先生って誰だ』 『知らないのか、フードファイトの…』 『“クラインの胃袋”ルゥ・ファリスか』 『彼女ならこんなモンブラン、ぺロリだろう』 ) ―――って、どんな先せ――― ( 『へっ、どうだかな』 『なんだ』 『疫病神のツヤコも行ってるんだ』 『誰だそれ』 『あたしの聞いた話じゃ“蟲王”ツヤコだけど』 『そりゃあいい、植物に強そうだ』――― ) [Thu 29 Dec 2005 01:29:22]
園内一花@決戦 > ( ろくな準備も無く突貫作業に近い、規模の小さな略式のそれは、最終防衛線の守りを手薄にしてまで行うものではないかもしれない…。 優柔不断な薙刀使いもどきのトレジャーハンターは、この期に及んで選びながら蔓を切り、そんな事も考えるけれど――― 年若い彼らを見て… 誰も、己の務めをおろそかにしているわけではないのだと、首を振った――― 出来る事を、出来る場所で… それだけだ。 …息のある者は略式で立てられた十字架の元へ運ばれる… 縁起でもないと誰かが笑い、最高の場所だとまた誰かが笑う ) [Thu 29 Dec 2005 01:14:17]
園内一花@決戦 > ( それはどれ程のものでもなく、ほんの小さな纏まりだった。 …オフェンスに精鋭を送り込んで、後は任せたような気になっていた者の一部が、『我々だけならば』ディフェンスに徹しなくても問題無いだろうと、ささやかな攻めに転じた行動だった。 ―――けれどそうした者達の殆どは、自分達とは全く別の場所でも、同じような行動が起こされている事を知らなかった――― ) ―――ッ!? ( だからそれを知る事になって、一瞬ぎょっとする。 戦場に似つかわしくない僧衣と、それを護衛する者を見て… 守りを手薄にしてしまったかと悔いもした――― が ) ―――。 ( 胸の前で指を絡めて手を組んで… 僧衣が膝を折るのを見て。 誰も、ほんの少しでも前に進む事を躊躇いはしなくなった。 ―――確保した僅かな領域を縫うように、別の場所でも司祭が、尼僧が、神の僕が術式を狭めにかかっている―――。 ある者は投げ飛ばされて、ある者は潰されて… 局所的に上がる、毒性を抑えられたとは言え無視は出来ない紫の霧を浴びせられて倒れる。 …それでも攻勢は止まらない。 今日、今夜、この戦いが終わると信じて――― 終わらせると誓って――― これが、最後なのだと ) [Thu 29 Dec 2005 00:54:04]
園内一花@決戦 > ( 遠く盛大に焚かれた篝火を受けて、蔓の海から白煙が上がり――― 飛来した樽が弾ける――― ) [Thu 29 Dec 2005 00:29:27]
園内一花@決戦 > ―――蔓は動いてますッ これじゃッ どこも同じですよッ! だったら――― ( 『開いてしまえ』 力技だけれど、こじ開けるならこじ開けるで、どこを投石器で攻撃して貰うのが有効かは内部からしか分からない部分もある。 …本来なら、後衛の負担を軽減する為に持たされた支援要請――― 発炎筒だけど。 後方支援の為とするのなら、それこそ何処を攻撃しても同じだろう… 何せ円状に侵食を拡大する怪物だ ) ―――。 ( 『そうだ、そうしよう』 『乗った』 『今、それを考えていたところだ』 『向こうでもそう言ってる、方位は―――』 指揮は無いと言って良い。 散発的に発せられる個人の情報をそれぞれが理解して、勝手に動く。 ―――統制も何もあったものではないと思うけど… 目指す所は皆同じ。 不思議と、寄せ集め部隊の連携が成り立って行った――― ) [Thu 29 Dec 2005 00:27:55]
園内一花@決戦 > ( しかし現実問題… 『ダンジョン』と言うほどでは無いにしろ、時として前後左右上下を緑に覆われる可能性のある場所で… 中央に聳える蔓の塔を目印には出来ても…決死隊がどこをどう進み、どう戻るのが適当なのかは、分からない ) ―――あのッ! それならッ…! ( ここで一本を断ち切れば、後方では数本が活動を停止する。 それは大切な役割だし、おろそかに出来るものでもないけれど… それを知った上で、声を上げた。 ―――英雄が死んでしまったのでは、大団円とは言えない… ここまでの被害を出してしまったのだから、どうしたって言えないかもしれないけれど… どこか虚しく、寂しいものになってしまうと――― ) 支援要請をッ――― 直線状にッ しませんかッ…!?  [Thu 29 Dec 2005 00:16:33]
園内一花@決戦 > ( ―――けれど返答の変わりに、別の声が上がる。 地鳴りのように『声』のような音が響いて、出鱈目に蠢く蔓の勢いが増し、圧倒されそうになる中で… 確かに、希望の声は必ず上がる。 『“コイツ”は苦しんでいるんだ』 『突入部隊が戦っている』 『我々が怖じ気づいて何とする』――― 『まだ諦めるな』 『“彼ら”の退路を確保しろ』 『後衛の負担を減らせ』 『術式を護れ』 『投石器をやらせるな』――― 具体的な対策なんて何一つ上がらないくせに。 これまで残って、ここまで来てしまった人間は… 内心の後悔を吹き飛ばすかのように空元気だけは立派なものだった。 …もしかしたら、後悔すらしていないのかも知れない… ) [Thu 29 Dec 2005 00:01:37]
園内一花@決戦 > ―――退路のッ! 確保ってッ! 言ったってッ! 〜どこでッ… 何がッ… どうなってッ… るのかッ…! ( 避けたり避けたり避けたり、時々攻撃したり。 狙うでもなく振り回される蔓は、前線のそれと比べれば児戯のようなものかもしれないけれど… その中に居る者は、やはりてんやわんやである事に変わりない。 細切れになってしまう言葉で、抗議の声を発するけれど――― 不安や恐怖を多少紛らわせる役に立っても… いや、あるいはそんな役にすら立たず、返事も望めない。 どこもかしこも、修羅場だった ) [Wed 28 Dec 2005 23:46:05]
お知らせ > 園内一花@決戦さんが入室されました。 『( ―――の裏方。 蔓の海中間地点 )』 [Wed 28 Dec 2005 23:38:26]
お知らせ > カロン@封鎖領域さんが帰りました。 『重かったぞォォチクショォォ!(爆撃開始!)』 [Wed 28 Dec 2005 22:33:26]
カロン@封鎖領域 > (ブワサ。 払う、趣味の悪い真紅のマント。 その裏には、洞窟のコウモリさながら、酒瓶が吊るされていた。ベースで何やってんだコイツと距離を取られた事は言うまでも無し。)数打ちゃ当たる、ってな!(両手に装備っ、)中身は酒じゃぁねーぜっ。 何だと思う?(振り被って。)テメーの大好物だッ!(除草剤を、投げるっ。) [Wed 28 Dec 2005 22:31:43]
カロン@封鎖領域 > (降りねば道は分からない。降りたら恐らく戻れない。 鉄兜の中で、ぐるんぐるんと葛藤が渦巻く。こういう時に限って、自分はキス魔だと言う女は自分を綺麗だと思っているだとか、のんだくれの無駄知識が脳裏を去来するのだ。 脳? さておき。 ふーん。鼻息。)…ま、何だ… [Wed 28 Dec 2005 22:27:06]
カロン@封鎖領域 > (今行った所で、辿り着けずに犬死にするのが関の山であろう…と、無鉄砲は無鉄砲なりに分かるのだ。 だから今出来るのは、気に食わない騎士団と同じく…彼女等の退路の確保くらいだ。 だが、しかし。 兜の上から頭を掻く。)…どーこ通ってんだろな、あいつ等は…!(蔓全てを切り拓いた訳では無い。 彼女等は蔓のトンネルを通ったのだ。 鷹の視点とて、獣道までは分からない。) [Wed 28 Dec 2005 22:23:08]
カロン@封鎖領域 > (返り討ちの憂き目に遭って二日、修復と魔力の補給はほぼ完璧。銀髪少女に借りができてしまったらしい。 突入部隊の退路を維持せんと奮闘する騎士団を大きく迂回、生き残っている建物の上をダッシュジャンプで渡って来た。 赤いマントで遊ぶ、時折吹く風は…冬だというのに、何故か生暖かさを感じた。)あそこで、戦ってんのか。(見遣るは、今やヴェイトスで最も巨大な物となった、蔓の塔。) [Wed 28 Dec 2005 22:18:44]
カロン@封鎖領域 > …あったみてーじゃねーか。 着いたのか、あいつ等?(高い場所から見渡せば、蔓全体の姿も把握し易い。 一挙動を読み会う剣士の眼で見て、僅かに、僅かに蔓の動きが止まったように見えた。これはもしや、彼女等が中心部との接触を果たしたのではないか… そう考えるのは、彼女等の実力を推し量ればあながち間違いでも無かろう。 腕組み、一人ごちる。) [Wed 28 Dec 2005 22:13:45]
お知らせ > カロン@封鎖領域さんが来ました。 『何か…』 [Wed 28 Dec 2005 22:10:52]
お知らせ > ザッハトルテ@西園寺邸さんが帰りました。 『( 磨いたばかりの洗面台がもう一度赤く汚れる。 )』 [Wed 28 Dec 2005 06:26:25]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ( 口での深い呼吸 ) ――…で。 何時までこんな無為を続ける。 ( 日に数度突発的に訪れる此れの正体はおそらく拒絶反応。 受け容れ難い事実に対して益体も無い反発をして居るだけ、 切り捨てるか受け容れるか 選択肢はふたつ――逃避しても意味が無い、逃げきれやしない。 出発点をゼロにするのは不可能だ )  ( 水を汲んで洗面台に散った赫を流す証拠隠滅。 急激に冷えた体、へばりついたシャツが冷たくて一度身を震わせた。 恒例の月末による睡眠不足か 或いは嘔吐が原因か、起動する心肺に人間に等しい体感気温の知覚――水が冷たい。 指先なんか痛いくらいで、「吸血鬼が弱ってやがる」 言葉には出さずに ただ冷水で口を漱いだ。 周囲から鉄錆の臭いがあらかた消えた辺りで、先程の問いの答えを出そうとした刹那 )    ( それをこそ拒むように臓が反乱を起こした。 ) [Wed 28 Dec 2005 06:25:42]
ザッハトルテ@西園寺邸 >        ( 何れ この日の(・・・・) 何度目かの毒を吐き終えて )  ( ぜは、と息も荒く仰向けに床に転がった。 肺が酸素を求めて風鳴きに似た音を何度も立てる。 うっかり手も床に落としかけて、床を汚す可能性に至りベストの辺りで拭った。 ――胸郭の中で拳大の器官が狂ったテンポで跳ねる、噴き出した汗と体内で暴れる熱が背に当たる床に急速に冷やされて心地良い。 徹夜ならぬ徹昼続きは少しの間、此処で微睡めたらと怠惰な提案をするのだけれど )  ( …それは良くない )  ( 何時までもこんなところでだらだらして、今日に限って偶然この時間 偶々起き出した家人の目にでも止まったらどんな厄介になるか。 ) ……………… は   。  ( 拭き取った後の残る利き手でもう一度乱暴に口元を拭い、のろのろと身を起こした。 立ち上がった拍子に目が合った鏡の向こうの己は髪を乱し 目の下に青黒い隈を色濃く浮かべ、口元は汚らしく血に染んで――如何見ても人間には見えなくて、我知らずのうちに苦笑が滲む。 これがおまえだよ=@それは夢から戻って以来、もう何度考えたか知れない自覚の何度目かの繰り返し。 それがいやでこうやって血の眷属が本質たるそれを吐き出して、 )  ……………… ( 俯けたツラをもう一度鏡の高さまで上げた。 映り込んだグールと称した方が似つかわしい、目を合わせたくなくなるようなそいつを直視して ) [Wed 28 Dec 2005 06:14:41]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ……………   っ   … ! ( せり上がるそれが臓を灼く。 喉が 口腔がかっと熱くなる、気道を圧迫する異物感に咳き込みそうになるのを口元を覆って抑えた。 指の間からぼたぼたとやたら鮮やかな赫が零れて洗面台を汚して、頭の中では髄液に浮かんだ脳がぐらぐら揺れて崩れる。 何時か玉葱を刻んだ時のように、死に切らなかった涙腺が視界さえぼやけさせるのに「声を立てるな」 そんな酷く冷静な命令だけを絶えずに出し続けて居るのが可笑しかった。 ――…喧しくすれば家人が起きる。 だから声は立てるな 物音を立てるな、―――――― )  ( ほら、こんなにも冷静だ。 それに従う意思を保てた そんな意識を自覚した辺りで口元から手を離した。 堰を切って溢れた胃液ならぬ血がびしゃびしゃと洗面台に落ちる、そう これは吐血なんて大事じゃなくて、 …人間が胃液を吐くのと多分大差無い。 居住区に今尚蔓延る緑の塊に共振したとか、そんな気の利いたものじゃない。 子供≠フ我侭と大差無い――薄ら涙目が自嘲色の笑みすら浮かべて、ごぼごぼと残りの血を吐き出した ) [Wed 28 Dec 2005 06:02:41]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ( 夜明け前 )  ( その刻の闇が一番濃いと、一体誰が言ったのだろう。 時間単位の密度に於いては正しいかも知れないけれど、…一番深いのは。 永劫明ける事の無いそれに勝る筈が無いじゃないか――何れ明けると知れた闇など深くは無い。 予定調和の幸せな結末が待っている、其処へと至るスパイスに過ぎないじゃないか )   ――…… く、   ( 両膝を床に着き 洗面台の縁を指先の色が変わる程握り締めて其処に覆い被さった。 ぱさぱさと髪が肩を滑って落ちる。 立てた五指 両手の爪が耳障りな音を立て )         ( ――ごぼ、と濁った音が後に続いた。 ) [Wed 28 Dec 2005 05:52:50]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ( 俗に早起きと呼ばれる人々が床より起き出て活動を開始する時間帯、昼夜の反転したこの建物の中では逆に住人が眠りに就く頃。 ――館主と居候は夜の眷属、霊体のみとなった方が1名 太陽の子たる人間は僅か1名のみの。 静まり返った邸内は死者の棲家に相応しく、他は全て寝入った頃。 ) [Wed 28 Dec 2005 05:46:49]
お知らせ > ザッハトルテ@西園寺邸さんが入室されました。 『( 夜明け前 )』 [Wed 28 Dec 2005 05:42:17]
お知らせ > フェン・メイフォン@借家探索さんが退室されました。 『だからきっと、始まりの火種なんてちょっとしたモノだろう。 争いなんて、そんなモノなのだし。』 [Tue 27 Dec 2005 21:31:01]
フェン・メイフォン@借家探索 > ―――― 自分で何とかしてよ、もぅ。(そして、溜息の後で… 「誰か、助けて下さい!」 と言いたげな、管理人の視線に…そんな言葉を返せば、彼から… その修羅場真っ最中の借家から背を向けて歩き始める。 ) ――――― にしても、何であんな戦争状態なんだろ…(ポツリ。其れに応える人は、多分誰も居ない。 それに――もしかしたら、彼らも自分達が争ってる理由を忘れてるのかもしれない) [Tue 27 Dec 2005 21:30:17]
フェン・メイフォン@借家探索 > (「うん、問題があっても安ければ良いって話らしいよ。何か、そんな風に言ってた」「つまり、安ければ、ちょっと位は酷い場所でも良いって事?」「うん、風とか雪とかで潰れなきゃ良いって言う話らしいから。そんな感じの借家とかって…知ってる?」 以上、回想シーンでの会話内容。 思い返し終えれば、再び視線を… 何故か住民に土下座で謝る管理人へと向け直し―― 顔には、若干引き攣った笑み。) そ、そりゃぁー… 酷い場所ばっかり回るわねぇ…(まともで安い場所なんて、そう簡単に見付かる筈が無い。 安い場所は、訳在りなのが普通。 多分、あの夕食の席で、面白半分に 『安いけど、問題が多い家』 を教えられたのだろう。 でなきゃ、もう少しマトモな場所が回ってくる筈。 そう、頭の中で思えば… ガックリと、力を失った様に頭を垂らし―― 口から吐き出されるのは、げふぅと言う溜息) [Tue 27 Dec 2005 21:25:52]
フェン・メイフォン@借家探索 > ――― つか、こぉ… 何でこぅ、殴り合ってるのよ、この人達ぁー(目の前で、AとBに「アンタはどっち側の味方なんだ!?」と、問い詰められて縮こまる管理人の様子を眺めつつ… そんな事を漏らせば、ふっと頭上… 勝ち誇って下を…多分、さっき投げ捨てた男を見下ろすDの顔。 ソレを眺めれば――何でアイツらは、こんな問題物件ばっかり教えるかな…と、ポツリ――) …… あれ、そう言えば… あたしって、何て言って…教えてもらったっけ(―― 呟いたところで、ふっと… 思い返し、唸り一つ。 回想するのは、数日前の夕食の場。狭い部屋で、床に置かれた料理を囲みながら… 先ず最初に――) [Tue 27 Dec 2005 21:17:16]
フェン・メイフォン@借家探索 > ――― ってか、ちょ… 何でこうなってる訳? (問おうにも、此処の管理人は今現在、玄関先で住人AとBに胸倉を掴まれてタコ殴られてる真っ最中。 いや、争いを止める役目のあんたがそんな調子で如何する? と言うツッコミすら言う気力も無く、ただ呆然と様子を眺めていれば… ふっと、後ろの方で落下音一つ――) うわっ! ちょ… え?いや、何? ってか、もうホントに何よっ(―― その音に驚き、慌てて後ろに振り返れば、其処には身体を抱く様に悶絶し、恨み言混じりの悲鳴を上げる男…住民Cの姿と、頭上から投げられる「ザマーミロ!」と言う女…住人Dの声。 多分、絶対、二階の窓から投げ捨てられたのだろう。) [Tue 27 Dec 2005 21:12:01]
フェン・メイフォン@借家探索 > ――――― いや、ちょ… コレは、その… 何?(壁は、色々な傷や損傷が一面に広がっているが、それでも倒壊すると言う事は無いだろう。 屋根も、補強の後が必要以上に目立つが、ちょっと雨漏り程度じゃないかな?と思う。 部屋だって、元は宿だから寝泊りする程度には不自由しないだろう… 素人目から見ても、1万5千と言う家賃を考えるならば好条件の物件かもしれない―― ただ) ―― ここは 何処の 戦場ですか?(問題は此処に住む住人達だった。 ぶっちゃけて言うなら、彼らが2グループに分裂して真向からいがみ合ってる最中だったりする。 そう、真っ最中) [Tue 27 Dec 2005 21:04:57]
フェン・メイフォン@借家探索 > あー…… (其処は家賃1万5千の、古びた宿屋を改装した集合住宅?と、かなりの格安に思えるモノ… なの、だ、が――) うわ、なによ… これって (今回のコレは、初日の借家以上に安い理由が明らかな様子だった。 何せ、この偽少女が建物の前で阿呆みたいに口をポカンと開いて佇んでいるのだから――) [Tue 27 Dec 2005 21:01:12]
お知らせ > フェン・メイフォン@借家探索さんが入室されました。 『教えられた三軒目。どんな借家かと思いつつ足を運べば――』 [Tue 27 Dec 2005 20:55:51]
お知らせ > ザッハトルテ@西園寺邸書庫さんが退室されました。 『(「後始末もしておかないと」 頭の隅っこだけが酷く冷えて。 )』 [Tue 27 Dec 2005 00:58:58]
ザッハトルテ@西園寺邸書庫 > ( 重なる光景。 …此処は何時かに棺桶を持ち込んだ、あの幽霊屋敷なんかじゃない。 時間は流れてあの頃と同じものなんか何ひとつ無くて、何で今此処に居るのか なんて―― ) ( 考えても仕方の無い事。 昔話はもう終わりで、そんなものを今此処に持ち込むべきじゃなくて ――――… )  ( 捨ててきた筈の指輪を、あの場所で見たものを――まだ引き摺ってる。 臓に手を突っ込まれて引き摺り出される感覚、内と外が入れ替わる。 出てきてはいけないものが出てきそうな気がする、気持ちが悪い――――喉元に灼けた不快がせり上がる。 内臓の構造が人と等しきかは知らない、ただ言えるのはそれが鉄錆に似たモノだと それだけ。 それから )   ( 洗面所、 ……… ) [Tue 27 Dec 2005 00:57:28]
ザッハトルテ@西園寺邸書庫 > ( 結果 ⇒ 机の上:鉛筆だったものの破片と血痕の墓場にクラスチェンジ。 …自分で言うのも何だが予想通りの結果。 ただ、試行錯誤と軌道修正の甲斐(?)あって1本だけ「比較的まともな」鉛筆が残ったのを歓迎すべきか否か。 何本かの紙巻を灰に還元して生まれたそいつは )   ( それは形だけならば。 想像の中で長さを伸ばす。 想像に於いて太さと厚みを増すならば―― )      ( こんなものでも刺さったら滅ぶだろうか なんて。 …手の甲で飛散した残骸を集めて屑篭に落とす。 何時までも阿呆な時間潰しに興じてないで、とっとと本業に戻らないと ) ( 残った「小型の杭」に視線は固定したままもう一度天板の上を払って ) [Tue 27 Dec 2005 00:40:33]
ザッハトルテ@西園寺邸書庫 > ( 1本目 ) ( 刃が滑って人差し指切りました。 ) ( 2本目 ) ( 手先が滑って中指切りました ) ( 3本目 ) ( 力入れすぎて鉛筆折れました )  ( ………………… )   ( 暫くお待ち下さい ) [Tue 27 Dec 2005 00:25:08]
ザッハトルテ@西園寺邸書庫 > ( …。 )  ( また買いに行かないと と、削ればまだ使用に耐え得るとの間でとりとめもなく揺れる思考はぶっちゃけてしまえばただの逃避。 掃除をしなければならない時に限って、何時もなら気にもならない本棚の本が読みたくなったりするのとおそらくさほど変わるまい。 転がした鉛筆を拾い上げる。 文箱の中からナイフを漁る。 加え煙草にランプから火を移して、やる気のない猫背が両肘を机に着いて )  ( 現実逃避も極まれり。 にわか鉛筆削り大会実施中。 ) [Tue 27 Dec 2005 00:18:30]
ザッハトルテ@西園寺邸書庫 > ( 世間が緑の塊に蹂躙されようが、連日尚も家を潰され追い出されようが時間だけは等しく過ぎる。 数日前の小旅行が導き出した結論を引き摺ろうと時の経過だけは止められないから、断りも無しに書庫を占拠してつらつらと仕事を続けてみる。 そうやって昼夜を過ごして鉛筆を使い潰して、今投げたのが何本目になったろう――ああ。 手持ちを全て使い切ったか、ふと見てみれば全て芯の磨り減った。 ) [Tue 27 Dec 2005 00:07:35]
お知らせ > ザッハトルテ@西園寺邸書庫さんが来ました。 『( からり。 )( 投げ出される鉛筆 )』 [Mon 26 Dec 2005 23:58:48]
お知らせ > フェン・メイフォン@借家探索さんが退室されました。 『「男と女が並んで立って――」  その言葉を最後まで聞く事もせず、目を瞑って全力で駆け出して』 [Mon 26 Dec 2005 22:24:19]
フェン・メイフォン@借家探索 > 分かった。もう良いストップ。 この部屋が普通じゃないってのは良く分かったからっ!(「そう…丁度、大分前の今日の…この時間だったかねぇ… 男が女を滅多さ」 そう、老婆が言いかけた瞬間、慌てて静止する様に声を…何処か悲鳴にも聞こえる声を上げれば、吐息を吐き出し… 肩を上下に揺らし… 視線の先では、老婆は相変らずの不気味な笑みを続けた侭 「そうかい?そりゃあ、残念だねぇ… 」 等と漏らし…) いやもぉ、さっきので曰くつきだってのは今ので十分分かるし! それに… こう言う話すると、こぉ… なんて言うか、多分きっとヤバイと思うしね! うん!(それに、あたしが住む訳じゃないから! 等とは流石に口に出さず、もう一歩老婆から離れる様に後ろへと下がれば… 老婆は、ニィっと瞳を細めつつ此方へと近寄る様に足を前へと進め―― 「そりゃ、ちょっと遅かったかねぇ… ほら、後ろ」 そして――) [Mon 26 Dec 2005 22:22:24]
フェン・メイフォン@借家探索 > ――――― え、えっと… それって、まさ…か?(その、女の人の? と、言葉にならない声で続けつつ…視線を老婆と赤黒い何かの間を行き来させれば、老婆は… また、気味の悪い笑い声を浮かべ始め… また、暫しの間、笑みを浮べた侭に沈黙し…) ――――…… (「その女に、心底惚れた男が居てねぇ…」 やがて、老婆が自らの声で沈黙を破れば… 指を、絨毯から離して、フワリと床へ落とし―― 「騙されて、散々良い様に使われてから捨てられた後も、女の事が忘れられなかったのか… ソイツは、この部屋に惜しいってねぇ… 」 そして、続けられる老婆の言葉。ソレを耳にすれば、寒い中だと言うのに…頬に汗が伝い――) [Mon 26 Dec 2005 22:10:20]
フェン・メイフォン@借家探索 > ――――…… (その、小汚い絨毯を掴む指先。 その指先が、ゆっくりと床を露にしていきつつ、老婆は… また、視線を此方へと向け直せば… 「その女はねぇ… そりゃぁもう酷い女でねぇ。 男を騙して玩んでは、ソイツから金を巻き上げてる様な女だったよ…」 続けられる言葉を耳にしつつ、露になる床に目を向ければ… 其処に在ったのは――) ――――― うぁ… (どす黒い、何か。 例えば、赤黒いモノを床にぶち撒け、ソレを長時間放置した様な… そんな色と形。 ソレを見れば、思わず口元を掌で覆い、後ろへと一歩…後退し…――) [Mon 26 Dec 2005 22:02:23]
フェン・メイフォン@借家探索 > ――――― (それから、数秒程度の沈黙の後に… 老婆が、ふっと「こんな冬の事だったかねぇ… 」と、前置きの様な言葉を漏らし… 視線を此方へ。顔は相変らず、不気味な笑みを湛え… その顔を直視してしまえば、背中を支配する寒気の面積も段々と、確実に強さを増しつつ広がって…) ―――――……… (「あぁ、そう… 今日だったねぇ。 何時だったか、此処にゃ… 若い女が一人で住んでてねぇ…」 そんな此方の様子に構う事も無く…老婆は、まるで此方をからかう様に言葉を…合間合間に笑い声を交えつつに続ければ、ふっと足を床の―― 不自然に小汚い絨毯の様なモノで覆った箇所へと向け…) [Mon 26 Dec 2005 21:56:22]
フェン・メイフォン@借家探索 > …… あー… えぇっと… この部屋って、何か…安さの秘密でも、あるのかな?(その笑みに、思わず数歩程後ろへと後退りつつ… 引き攣った顔で、そんな質問を投げれば、老婆はニタリとした顔の侭、徐に部屋の中を見回し始め――) ――――― へ?(不意に、老婆の口からボソボソと漏れる 「そりゃぁ、安くなきゃ… 誰もこの部屋使おうなんて思わないからねぇ」 とか言う、おどろおどろしい声。 その言葉に、背中に走る寒気が強まるのを自覚してしまえば、自然と頬が引き攣り… 吊られる様に、自分自身も部屋の中を見回し…て――) [Mon 26 Dec 2005 21:48:42]
フェン・メイフォン@借家探索 > ―――― ふぅん(家賃二万キッチリ。 見た目、中身共に…いかにもスラムの借家だと思うような印象を受ける建物の、その中。 家主の老婆と一緒に佇みながら、辺りを見回し――) ワリと安いみたいだけど…意外に普通の、部屋 かな?(そう、言葉を漏らしつつ老婆へと視線を向ければ―― 老婆はニタリと笑み一つ。 その顔に、思わず背筋にゾクリと走る寒気の様なモノ一つ) [Mon 26 Dec 2005 21:43:32]
お知らせ > フェン・メイフォン@借家探索さんが来ました。 『in 先日の傾斜借家とは別の借家にて。』 [Mon 26 Dec 2005 21:38:40]
お知らせ > フェン・メイフォン@借家探索さんが退室されました。 『ここって、前にどんな人に貸してたの? 「―――――」 返した直後、何故か家主は視線を逸らし』 [Sun 25 Dec 2005 23:53:39]
フェン・メイフォン@借家探索 > ―――――…… (傾いた建物を前に、暫し流れる嫌な沈黙。 そんな中で此方をじっと見詰めてくる出っ歯の視線を如何するか、いっそブン殴っちまうかイヤ駄目か。とか軽く思考すれば… 不意に、頭に浮かぶ一つの疑問――) そういえば…さ(思いついたソレを、さっさと迷わず  ) [Sun 25 Dec 2005 23:50:45]
フェン・メイフォン@借家探索 > ってか、この家って倒れないの?(ぶっちゃけちゃうと、これって欠陥住宅じゃないの? とか、さっきからべらべらとワケのワカラナイ言葉を続けている出っ歯へと、何処か冷めた感じに言葉を投げ返せば… 出っ歯は、徐に胸を張り――「倒れそうで倒れない。それがこの建造物の造形美の一つであり、スリリングな日常と言う平凡とは違う以下略」 と、また理解不能な言葉の羅列。 その言葉を、矢張り右から左に流しながら… 真っ直ぐに戻した視線で、建物をじっと眺め――) ………… 欠陥で、済むのかなぁ… これって(―― 通常より15度近く傾いた建物を眺めつつ、思わず小さくポツリと呟く言葉。 ソレを聞き止めたのか、出っ歯は言葉の羅列を吐き出すのを一度止めれば、「何か?」と、此方を見詰めて――― 暫し、気まずい沈黙) [Sun 25 Dec 2005 23:48:31]
フェン・メイフォン@借家探索 > なんて… 言うか、さ… もの凄い傾(カブ)いてない? (それから…その、首を傾げる事でやっと真っ直ぐに見える建物を眺めながら、引き攣った笑い混じりの言葉を、隣に立つ出っ歯の家主へと投げ返す。 投げ返す間も、首はきっちり15度傾けた侭だったりするが) ………… へぇー(そして、その言葉に対して返ってくるのは… 出っ歯の自慢げな「この物件は一件傾いて見えますが、生活には大きな支障は無く、下がってる方に足を向けて眠れば、むしろ血行が良くなると言う以下略」とか言う、訳のワカラナイ言葉の羅列。それを、適当な相槌っぽい言葉で右から左へと流しつつ… ゆっくりと首を、真っ直ぐに戻し) [Sun 25 Dec 2005 23:40:02]
フェン・メイフォン@借家探索 > ……… へー(家賃が15,000エンと格安の物件だった。多分、滅多に無い程の格安物件だった。 ついでに言えば、隣で…「どうでしょー? 安いでしょー?」とか、出っ歯の家主がその安さをアピールしているので、この物件は安さが売りなのだろう ) あー… いやまぁ… その、安いのは良いと思うけどねぇ…(見た目も… 結構汚れているが、壁とかは…素人目にはしっかりしてる様な気もする。だと言うのに、偽少女は、何処か困った様な顔で首を15度程度傾げつつ、そんな… 曖昧な言葉を返し――……) [Sun 25 Dec 2005 23:33:20]
お知らせ > フェン・メイフォン@借家探索inスラムのとある借家さんが来ました。 『数日前、飯を奢って聞き出した…その、借家のその一つ―――』 [Sun 25 Dec 2005 23:27:32]
お知らせ > ザッハトルテ@西園寺邸さんが退室されました。 『( 苦情を言いに行こうとして、ドアノブをひとつぶち壊した※貴族様私室の。※ )』 [Sat 24 Dec 2005 02:46:10]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ( ぜはー。 )  ( しなくても良いはずの呼吸も荒々しく、暴虐の後に激しく肩を上下させるヒトデナシ。 ――大体何だこの上着。 やけにかっちりフィットしやがって動き難いのなんのって…! それもこれも肩幅その他のサイズを以前に測られたが為の、豪奢な誂えの『夜会服』だからなのだが――これも電波受信済み――兎も角、半ば脱ぎ捨てるように寝台に叩きつける。 ひとつ気になると全てが落ち着かない、むしろ下手人 ※下手人言うた※ が好んで身に着けそうなレース飾りのリボンタイは解くのも面倒で思い切り引き千切った。 何時の間にかひとつに結い上げられた髪の重みがじゃまくさい、整髪料の香料が不快だ、御丁寧に磨かれた爪が人間みたいで気持ちが悪い、 ………………… )   ( がつがつと踵の音も高く ) [Sat 24 Dec 2005 02:45:20]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ( 流石に跳ね起きた。 ) ………………何ですか コレ(・・)   は ………!! ( 高くなる視点が見せた光景⇒寝台の上一面ぬいぐるみの山 ※何処かよりそんな電波受信済み※ ) ――――〜〜・ ・ 兎毛玉猫毛玉虎毛玉熊毛玉に梟毛玉、 あの野郎ひとが許可出したのに事欠いて何やりやがった――――ああああッ!! ( 飛び降りてシーツもろとも盛大にぶちまけた。 絨毯の上に散乱する小山ほどのぬいぐるみ――後で自分が拾うんだが。 ) [Sat 24 Dec 2005 02:34:18]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ( ……………………えーと。 )  ( 先ず紙巻が入っていない。 ――やけに布地の手触りが良いと思った。 ) ――…えーと   ……… 。  ( はて何事だろうかと髪の毛を引っ掻き回そうとして )  …………… ( 何か今ぱりって言った。 鳴った。 おまけに――髪の毛なのに変に硬いの何の。 手前の髪質はもっとこう、コシの足りない不健康なそれだと思ったんだが――おまけに触れた手がべたつく )  ………整髪料、…………? ( 頭の中で何故の嵐。 ) [Sat 24 Dec 2005 02:27:22]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ( 枕に沈めた頭を僅かに振った。 …良くない傾向 とてもよろしくない傾向、考えない方が良い それは考えてはいけない。 その『箱』は――――開けてはいけない ) ………………煙草。  ( 戻ってきて初めて口開くのがそれと云うのも我ながら如何かと思うけれど。 …5日間の禁煙がきっと脳に良くない影響を与えたんだ、そう云う事にしておこう――今考えてもきっとろくな結果は導き出せない、全部禁煙の所為にしてしまえ )   ( 寝転がったまま上着の内ポケットを探ろうとして )  ( 違和感に気づいた。 ) [Sat 24 Dec 2005 02:20:54]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ( 何事も無く済んだ、それは歓迎すべき事であって物足りない訳じゃない。 この場合「戻れなくとも構わなかった」と「あちらで果てて来たかった」は全くのイコールを示さない。 ただ、あの余りな『何も無さ』が )   ( これがおまえだよ ――…そう突きつけて来るようで、本当に鏡の国に繋がっていたかと思えばそれも言い得て妙な話。 …何も無いのは本当の事だから、否定する言葉も浮かびやしない )   ( 起き上がるのが面倒で、ぬいぐるみを離した手をもう一度組んで目を閉じる。 ――…曖昧な境界。 内面の空虚に失望する反面、それが似合いだと自嘲を浴びせる側面が残りの半分を占める。 自分は一体、 )    ( 希望とやらを持ちたいのか捨てたいのか――果たしてどちらなんだろう。 黒塗りの中で笑った赤目 名前の無い   が ) ――――Es interessiert nicht sich mit, welches .   ( どっちでも構わない%嘯ヲる声が聴こえる ) [Sat 24 Dec 2005 02:09:58]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ( 洋館の続く風景も洋館、…違うか。 羊に駱駝 時計塔に図書館 ………『洋館』 5日は既に経過した。 だから此処はもうあの何も無い王国でも何でもない、只の現実なんだろう。 『帰って来た』  ――…別に戻れなくても良かったのに。 同行者殿が居られたのだし、職業物書きには納期だって控えてる。 戻って来なければならなかったのは事実だけれど、それとは別のところで―― ) ( ………… )  ( 抱えておいた熊のぬいぐるみを退かした。 此方ではどちらの形態になるのか判らないが、戻って来るだろうとそんな確信 或いはあちらの方が早かった可能性もある )   ( どちらであろうと――どちらでも構わない。 薄情だと咎める『道徳論』も今は抑制力に乏しくて ) [Sat 24 Dec 2005 01:49:50]
お知らせ > ザッハトルテ@西園寺邸さんが来ました。 『( ――…目を開けた。 )』 [Sat 24 Dec 2005 01:40:03]
お知らせ > グレアム@封鎖区域付近さんが帰りました。 [Sat 24 Dec 2005 00:09:03]
グレアム@封鎖区域付近 > ……全幅百メートル以上、か。 これ以上広がれば、復興も一苦労だなぁ……。 (速やかな住居の建設が必要となるのだろう。市の地力なら復興も比較的容易に出来ようが、この混乱した状況ではすぐに、とは行くまい) なら…… (われわれが準備しておけばいい。建材を調達し、組織を編成する。ココまでお膳立てすれば、市も支援を断りはすまい) ……屋敷に戻ったら、上申してみるか。 (大きな金が動くだろう。現場の混乱の中でも、事後を見つめながら、貴族は蔦の塊から視線をずらす。さぁ本部へ行こう) [Sat 24 Dec 2005 00:06:47]
グレアム@封鎖区域付近 > (ガラ、馬車が止まる。御者が馬車のドアを開けば、まずは護衛が、次いでグレアムが降りて……) 活気があるな。 (ぽつり、呟く。そのことを聞いたものがいれば、目くじらを立てるだろうが、作業員の怒号と、物資の集積に追われる荷車や格ギルド員。朝の市場も真っ青だ) とりあえず、対策本部へ……。 (その前に、しばらくはその異様な塊を見よう……) [Fri 23 Dec 2005 23:54:10]
グレアム@封鎖区域付近 > 危機こそ、好機だよ。 (誰に言うでもなく、満足げに呟く。口ひげをなでるその仕草には余裕すら感じられるが、単に油断の現れかもしれない) ふむ……突入作戦とのことだが…… いくらか資金援助でもするかな? (とはいえ現金は無いが) ……とりあえず協力する姿勢は十二分に見せておかんとな (自分の戦いは、自体が収集の動きを見せ始めたところからだ。どうねじ込むか……) [Fri 23 Dec 2005 23:41:37]
グレアム@封鎖区域付近 > (せわしなく物資が行き交う道路を、一台の馬車が走る。どうやら官車のようで) もっと端に寄れ、わざわざ顔を出しに来て邪魔をしては話にならん (厚着をして護衛と共に背もたれに体重を預ける男は、御者にそう指示をして) ふむ……。 (横ですれ違う影の一つ一つに注意を払う頼もしい護衛を横目で見る。大々的にこの事件に強力を表明したのだ、ドルーチ派の何らかの動きがあるかもしれない) [Fri 23 Dec 2005 23:29:30]
お知らせ > グレアム@封鎖区域付近さんが来ました。 『馬車が走る』 [Fri 23 Dec 2005 23:25:53]
お知らせ > エミリア@封鎖区域付近さんが退室されました。 『(知識を求めて。)』 [Fri 23 Dec 2005 17:38:17]
エミリア@封鎖区域付近 > (そして、やはり情報不足。 組織に掛け合わずに得られる情報は微々たるもので。) やっぱり、どこかに聞きにいかないと駄目ですね。 (そうなると、掛け合うべきはどこだろう。 自警団、或いは騎士団辺りだろうか。 手っ取り早いのは、近くのテントにでも行って、そこで聞くことだろうか?) まあ、わたしに教えてくれるか、が問題ですよね。 (ヴェイトス大学の一学生。 もし、重大なものだったら、自分には教えてくれないだろう、と考えながらも。 足は動き出す。) [Fri 23 Dec 2005 17:37:18]
エミリア@封鎖区域付近 > (そうすると、後はこれぐらいだろうか。) ふぅ。魔術は、相性悪いんですよね。 (だから、どこまでそれで可能なのかはわからないけれど。 魔術的に何かをされた『植物』辺りだろうか。或いは、魔力を持った『植物』でもいい。後者では、マンドラゴラが有名かもしれない。  と、そこまで考えて悪寒。) マンドラゴラと同じってことは、無いですよね。 (引っかかったのは、叫び声、と言う共通項。マンドラゴラは抜かれるときに叫び声を上げ、その声で人の魂を奪うと言う。 そして、視線の先にあるアレも、叫んだ。) 生存者がいますし、その辺りは大丈夫でしょうね。 (うん、と頷く仕草で、どうにか納得してしまおう。) [Fri 23 Dec 2005 17:29:03]
エミリア@封鎖区域付近 > (ぱらぱらぱら。 第一に、アレが『植物』を含むかどうか。姿形、その特性などに植物らしさはある。ただ、植物を模しただけの別物、とも考えられるのだが、それだとお手上げである。世界には、知らないことがたくさんある。) だから、仮定の話で進めて。 (とりあえず『植物』に関係があるとして、考えようか。 身近なところで、キリバナ。彼らには意思があり、い人に近い発声も可能。問題は、あのサイズ。あそこまで大きくなれるのかということ。情報不足。 ほかには『植物』を取り込んだような魔物。叫ぶと言う行為は、充分に可能だと思われる。ただ、そのような魔物は、めぼしい図書には見当たらなかった。) [Fri 23 Dec 2005 17:20:29]
エミリア@封鎖区域付近 > (最初は、単なる増殖する蔓。 それが、毒を吐いて。 地面を揺らして。 さらには、叫び声まで上げて。ますます、アレがなんだか判らない。) とりあえず、純粋な植物でないのは、確かそうですけどね。 (サイズを考えれば、地面を揺らす、まではそう不思議でもなかったが。叫び声を上げたとなれば、それはもう単なる植物ではないだろう。 植物に、発声器官は存在しない。) と、なるとー (緑の山を遠巻きに。時折聞こえる周囲の音は、ほぼシャットアウトして、エミリアは思考に入り込んだ。) [Fri 23 Dec 2005 17:11:09]
エミリア@封鎖区域付近 > (視線の先には、聳え立つ、ともとれる緑の山。 別なことを調べていて、このことに気がつくのが遅れたことや。遅くまでの調べ物で風邪を引いて休んでいたこと。アレが何であるかが、全くと言っていいほど判っていないことが、とても恨めしかった。) まぁ、後で発表がないとも限りませんが。 それも真実とは限りませんしね。 (うーん、なんて唸るようにして。時折訪れる地響きに、体を僅かに揺らす。)(真実と、遠そうで近い場所に居る、なんてことはエミリアは知らない。 同じ大学の学生が研究しているなんて、今のところ、夢にも思っていない。) [Fri 23 Dec 2005 17:03:28]
お知らせ > エミリア@封鎖区域付近さんが来ました。 『(色々と。遅れていることが恨めしい。)』 [Fri 23 Dec 2005 16:58:00]
お知らせ > ミカド@自室さんが帰りました。 『―リコリス。リコリス―…。(八つ当たりもどきに、友人の寝顔に悪戯を)(殴らりフラグ)』 [Fri 23 Dec 2005 04:18:31]
ミカド@自室 > (そうだ。この騒ぎでも友人君は起きない)――――……。(起きない。)………。(起きない。)……ふむ。(設定時間が過ぎるまでは、本当に起きないらしい。)…………よし。(己の両頬を叩くと、立ち上がる。目の下に隈と、眠たげな表情は変わらぬが、幾分か目的ある動きで手を、足を動かして)(揃えるのは化粧道具やら、やや派手な服やら、装飾品やらで――) [Fri 23 Dec 2005 04:17:26]
ミカド@自室 > (口々に騒ぎ立てる姿無き隣人を頭の中から締め出すと、呻き声も、顔を擦るのもぴたりと止め)―――………。(指の隙間から無言で部屋を見回し)――――………。 [Fri 23 Dec 2005 04:07:42]
ミカド@自室 > (『日頃の行いが悪いんだよ』)(喧しい)(『娘に毒物を食わせようとしたのがいけない』)(毒物とは失礼な。――卵スープとやらを作ったんだっ。)(尤も、その卵は、湯に溶けて――「出汁をとる」なんて行程を知らない男は、お湯にスープを浮かべただけで、『見た目は』完成とした。⇒味見で撃沈。 何が足りないんだろうと首を捻り倒し、大蒜(手を火傷しました)と、胡椒と、塩をいれ、最終的に牛乳を加えた所で放棄した。――うん、出来上がりは、如何足掻いても牛乳粥になるらしいよ) [Fri 23 Dec 2005 04:01:38]
ミカド@自室 > 流石に飽きてきたよ。 面倒だ。五月蝿い。 ヴェイトスに住まう人間どもが、突き詰めればただの植物――(詳しく述べれば違うらしいが、そんなこたぁ知らない。)焼き払うなり切り捨てるなり呪い殺すなり、塩もみ込むなりすれば宜しいっ……! 飽きたねっ! はっきり言うと、飽きた! あー……。(眠いのに寝れないと、服がどうのこうの言うよりも、腹立たしくなってくる。五月蝿いのも、寒いのも、ベットがきしむのも、何もかもが苛立ちの原因に変化する。 証拠に――棺桶部屋の床には、八つ当たりでぶち壊した瓶詰めの破片が転がっていた)――――。(無論中身入り。 その所為で徹錆臭くなるのも、これまた腹立たしい。――で、転げ出たら、窓の外には諸悪の根源たる蔦。――これまた、非常に腹立たしい…!!) あ”ー………。(身体引き摺りながら、床の上に胡座をかいた。顔を乱暴に擦って) [Fri 23 Dec 2005 03:55:30]
ミカド@自室 > (単純に寝れない。)―――……ぐぬぅ。(断末魔の悲鳴と言うのなら、まだいい。しかし昨日見た所では、どちらかと言うと大きくなっているような。――つまり、進展無しだ。今後もこれが続くのかとなると、鬼でも逃げ出したくなる。――というか、ヴェイトスの人間は大丈夫なんだろうか。神経質な人間だったら、この騒音と不安の中で安眠ができるのだろうか――) ……… ………。(頭痛までしてきた。) [Fri 23 Dec 2005 03:47:42]
ミカド@自室 > ( [Fri 23 Dec 2005 03:42:39]
ミカド@自室 > ……。 (磨かれた爪が、床板に食い込んだ) ―――――………。(石榴の双眸が、床から爪先…やがて窓の外へと移る。いまや自宅からも見えるようになった、緑の化け物は今日も素敵に蠢いていた。うにょりと)――――――……。(しかしだ。うにょりうにょりと蔦を尻尾のように揺らしているならまだしも…ここ数日は、蔦の所為だと思われる地震が頻発。――昼間でも夜でも夕方でも喧しい。そのうえ、今日は―――)――――――――吼え……?このうえ吼えるのかい…。 [Fri 23 Dec 2005 03:40:32]
ミカド@自室 > (棺桶の”扉”を支えにして、ぐんねりと部屋の中へ這い出してくる男の姿がある。――尤も、ランプ等の明かりは無いから、黒いものが、床の上をもぞもぞ這いずり回っているようにしか見えないだろう)―――――…………。(不機嫌を貼り付けた顔―目の下には珍しく隈。 友人君が夢の中を旅していると言うのが、心底今は羨ましい―――) [Fri 23 Dec 2005 03:33:37]
お知らせ > ミカド@自室さんが入室されました。 『(五月蝿い)』 [Fri 23 Dec 2005 03:26:47]
お知らせ > ヴィーダァ@封鎖地区付近さんが帰りました。 『(次には、必ず伝えると、決めて。)』 [Thu 22 Dec 2005 06:01:57]
ヴィーダァ@封鎖地区付近 > (邪険にしたのは、彼女が『   』だったからじゃない。 彼女の動作が、まるで『  』で『 』だったから。) ――予測、を働かせるのに必要なもの、なのだけれど、ね。 それに、予想回答も、例に一つ挙げただろう。 (仮定、のピースが多いだけだと。) ――それは、ばれないから、静かなんだろうね。 (予想した彼女の動きは、そんなものになった。 あの場所で、あのように誘って、その先に何があるかは、明白だと。言いたいものがある。)(切り落とせ。) ――ああ、それでは、これで。  ――俺の名が、ギルドに売られていなければ。 (己の名と、種は、彼女も前に明らかになっている。 ならば、可能性のない話でもないことを。皮肉を込めて口にして。) [Thu 22 Dec 2005 06:00:53]
お知らせ > 黒外套さんが帰りました。 [Thu 22 Dec 2005 05:51:06]
黒外套 > (言うなり、くるりと踵を返す。――インバネスの裾がふらりと揺れた)―――そうそう、先日の言付けは、きちんとザッハトルテ君に伝えたよ。と、いっても今は忙しくて会えない(なんせ寝ている)がね?――もう暫くしたら、僕の家にくるといいよ。―――それじゃ。(後ろ手に手を振ると、迷い無く足音は遠ざかり) [Thu 22 Dec 2005 05:50:40]
黒外套 > 如何だろう?女性の好みと言うのは、摩訶不思議なものなんだよ。秋の空に例えられるくらいにね。――それにしても、あんなに邪険にせずとも良かったのに―――君だって「人じゃない」のだから。(クツリ―)(奥に鬼を秘めた笑み。其れこそ、貴女が「人ではない」と言うた女と似たものを抱えた笑みだ。―― 一頻り忍び笑うと、大きく息を吸い込んで)…君は何時も其れだな。全てのピースが埋まらないと答えが出せ無いのかい。「予測」やら「想像力」を働かせたまへ。仮のピースを当て嵌めるんだよ―――今の問いは、方程式の答えを求めているわけではなく、斑に塗り潰した絵は、何に見えると問うているのだから。(お互いの顔色をうかがうように視線を交わす。――そのまま貴女の答えを聞いて)――――…………『我々のように』――――……(…。)もし、彼女が”静かな暮らし」をしていなくとも、。血が求めるのだから仕方あるまい――其れを責める事などできんよ。ただ、「ばれないようにヤレ」と進言させていただこう?まぁ…まだ、同族だと決まったわけでもない。(肩から力が抜けていく。――蔦を見上げて)――……次回お会いした時にでも、お聞きしよう。さて?(ふす、と吐息を吐き出し)僕はそろそろ僕は失礼するとするよ。これから、買い物でね? [Thu 22 Dec 2005 05:47:57]
ヴィーダァ@封鎖地区付近 >  ――きっと、貴方が先に出会えば、同じことを言われただろうさ。 きっと、など、意味のないことだが。 (同じく平淡に、言葉を返して。) ――さて、ピースが足りていなくてね。 疑うだけなら幾らでも。  手っ取り早く例を挙げるなら、我々と同じもの、だって疑える。 (もちろん、確証など無い。故に、疑える。 帽子の下から、帽子の下へ。似た色の瞳を、覗くようにしながら、答えよう。) ――そして、これも予想に過ぎないが。 彼女は、我々のように、静かな日々を送るだけではないようだね。 (この、蔓による災害を、チャンスといっていた。何のチャンスか、など、考えたくも無い。 予想は一辺倒で、それ以外を排除しているに近い辺り、まだ僅かなわだかまりがあるのかもしれない。) [Thu 22 Dec 2005 05:27:24]
黒外套 >  ―――――………。(やがて、女の姿が消えてから、視線だけを隣の男へと向け)良かったね。薫りある男だと女性に言われなんて羨ましい。(言葉は茶かしていた。しかし、声は平淡に)―――ヴィーダァ君。 先ずは君の答えを聞きたいな。人ではないといったのは君だ。では、人ではない彼女を、何だと思ったのか、聞かせてくれないかな。(帽子のツバを静かに引いて) [Thu 22 Dec 2005 05:08:38]
黒外套 > (――「人ではない」――)(道化めいた仕草で頭を下げる女を、眺める視線がある。――ただ、眺めるだけだ。見下すわけでもない。慌てるわけでもない。ただ、淡々と。――仮面を脱ぎ捨てた女の顔に何を思ったか――蔦に遮られた月光の下では、今だヴェールの中にある事実も多く、敢えて隠したかん上も多い。――黒衣の男は出会った時と変わらぬ態度。全てを晒すのは時期尚早――。)残念だね。もし貴女に時間が有れば、此方からお誘いしたのに。しかし時間も時間だ。引き止めるのも、下心有りと思われては堪らない。だから今日は見送るとしよう。―――ごきげんよう。またお会いできる事を祈って。お嬢さん。(帽子を軽く持ち上げて挨拶を) [Thu 22 Dec 2005 05:08:13]
ヴィーダァ@封鎖地区付近 > (見切り発進、とでも言おうか。揃いきらぬピースから出した答え。 とりあえず、その言葉を告げる事で。 苛立ちを、無理やり、断ち切った。 告げ終われば、離れ。)(『誰か』は『ニンゲン』では、無い。) ――臭い匂い、ね。 (わざとらしく、聞こえた。 それに続く言葉も、動作も。)(其れでも、それらが何かを掻き立てる事は無く。) ――では、さようなら。 (去ると言う女を止めることなく。別れの挨拶を返して。 黒い姿の同族へ。向き直ろう。) ――曰く、俺からは『命の香り』がするそうだ。 彼女が、何者か、判ったかな?  (まだ、足りないようで、嵌りきったような、おかしなパズル。質問は気まぐれ。) [Thu 22 Dec 2005 04:50:58]
お知らせ > アニーさんが退室されました。 『( やがてその姿は闇に溶けていく。 )』 [Thu 22 Dec 2005 04:38:04]
アニー > だって素敵な匂いだったんですもの。あれは女を惑わす匂いですよ、ヴィーダァさん。 ( まるでからかうような口調で。この自分が誰かをからかうなんて、余程気分が良くないとやらないことだ。 ――そしてく、と笑いを漏らそう。寄り添う様子に仲の宜しいことだと思いながら。 何を告げたかは知らぬが。そう、大体予想は出来る。 そもそも隠す気も無くなって来たのだから良いじゃァないか。 わざとらしく深々と頭を垂れようか。 再びあげる顔には焦りや恐怖などなく、寧ろ打ち震えるように歓喜の笑みを称えていた。 …清々しいまでに。 ) それは残念。 とてもとても、残念。 嗚呼、狂おしい一時を一緒に過ごせると思ったのに。 ( 二人で、若しかしたら三人で。ニンゲンを喰らい襲う狂った宴を。 …私が吸血鬼だと告げ口したにしては落ち着いた態度だ。はっきり言ったわけではないのかもしれない。 何にせよ――”お引取り願います”の合図だ。ああ、本当に残念だが、仕方が無い。 ) …それでは。私はそろそろお暇しますわ。 潰れたとはいえ財産一式は瓦礫の中、掘り出せるものもあるかもしれません、し…。 ( くすくすと微笑みながら、足をもう一度居住区の方に向けようか。 )   [Thu 22 Dec 2005 04:31:16]
黒外套 > (忠告)――――。(真意を問うよう、男の瞳を至近距離から覗いた。首だけで男の様子を眺め、覗き――やがて、女へと戻る視線。)―――――――………。 …………。 (言葉が掻き消える一拍)お嬢さん。 彼はなにやら、貴女が苦手なようですよ。とても勿体無い事に。(変わらず言葉を続けよう。もっとも、置いた間の所為で、何かを聞いたということは分かるかもしれないが) [Thu 22 Dec 2005 04:21:14]
黒外套 > それは確かに。心惹かれる人が、必ずしも恋をして良い相手だとは限らないように、出会いもまた然り。納得いたしました。――ならば此処は、僕がキューピッド役でも買って出るべきですかね?―――先ずは―……。(僅かに流した視線が、女の服装を眺めた。失礼ながら草臥れた服だと思った。――しかし、スラムをうろつく浮浪者や、花売りの類いには見えぬ。ならば)―…青猫の知り合いに見立てを頼むよりも何よりも、こう聞くべきなのかな。「もしや蔦の怪物の被害者の方なんでしょうか」と。(其れならば、乱闘真っ最中の封鎖地区を目指して、歩いてゆくように見えたのも納得が―――)んん?見えたとも。見たときはそれこそ、口付けでもしているのかと思ったもだが。(緊張、苛立ち、畏れ?全てを混ぜて、言葉を吐き出す男が近寄ってくる。――しかも原因は自分じゃない?――片眉を跳ね上げて、耳打ちを聞いた。) [Thu 22 Dec 2005 04:21:08]
ヴィーダァ@封鎖地区付近 > (苛立ちの原因は、近くに居る女に起因はすれど、それは、苛立たせたというキィだから。 一つは『誰か』の獣を見るようで。一つは『誰か』の罪を見るようで。 早く、断ち切りたい。) ――何、苛立ちは、貴方が来る前からのもの。 それより、アレを、寄り添っていたと言うか。 臭いを嗅がれ、迷惑をしていたところ。 (どうやら、女に暴れる様子はないように見えて。少しずつ、黒外套の脇へと近付こうと。 その途中で、切り捨てるのは、いらぬ感情。) ――何。 最早、俺には関係の無いこと。 (侘びの言葉には、ある意味あっさりと。素っ気無く、応えよう。) ――忠告しておこう。 彼女は“ニンゲン”ではないようだよ。 (叶う限り、耳元に近付いて、出来る限りはっきりと、最低でも貴方だけには聞こえるように、言葉を紡ごう。感情の籠らない、怒りにも似た感情から来る言葉を。) [Thu 22 Dec 2005 04:06:07]
アニー > ( この二人が親しい仲だというのなら、或いは可能性としては考えられる。が、それに賭けて洗い浚い告白するのはちとリスクが大きいような気がする。そうこの場にいる全員が人間ではないと、吸血鬼であると判れば。 しかし、この黒い外装の男は人間であって欲しいと思う。何故かって? 喰らい付くのが楽しいから――。 どちらにせよ嬉しい結果じゃあないか。 ……沈めるように手で口元を隠した。 ) で  でで  ( 引きつりながら )    出会いはいつも唐突ですわ。その気は無かったのに、素敵な方がいらっしゃったら ねぇ? ( 次にヴィーダァの方へ向き直って ) 気分を悪くされたのでしたら謝ります。 私も節操の無い―――  ”ニンゲン”ですので。 ( 疑うには十分なものを見せた。この場をやり過ごしたとしてもこのヴィーダァという男は友人に言うかもしれない。私が何に見えたのかを。 )  [Thu 22 Dec 2005 03:47:32]
黒外套 > (観察。――そのように見られたら、此方とて気が付く。水平に動く視線が、薄い笑みを貼り付けたまま、再び貴女へ映る。移る。―― 喉が動くのも、時々口元が時折震えるのも見えた。理解った。 好色を感じる仕草、だと断言するには何かが引っ掛かった。その理由までは判断できねども―――)……おや。敢えて打ち消した方だったか。ソレは失敬お嬢さん。何せ、時々人の姿を見つけても、蔦見物人しか居ないような場所じゃないか。…一夜の夢の相手を探すには、貴女も言うように人気がない――見つけるのが難しいと思ったからね。(サラサラと言葉を溢して肩を竦めてみせた。)まぁ、そんな場所で彼に会えたのは幸運――なのかな?…いやぁ、もてるね?ヴィーダァ君。羨ましいよ。(と…不機嫌さを叩きつけるような視線に、首を傾げて)――……女性にそういう態度はいけないな?何をそんなに苛立っているのかな…? 僕が口を挟んだからかな…?うぅん、安心していいよ。二人が寄り添った所からしか見ていないから。 [Thu 22 Dec 2005 03:37:14]
ヴィーダァ@封鎖地区付近 >  ――全く、どこから聞いていたのか。 (口調が、いつもより荒いのは状況によるものか。苛立ちの類を消すことが出来ない。) ――聞いていた、見ていたのなら、どれほど分かっているかを、聞きたいところだ。 (楽しそうにも見える、黒の外套。そして、やはり正気でないように見える女。)(さらに漏らされた、誘う言葉を聞けば。 女を見る目は、睨むようにもなろうか。) ――何がしたいんだ。 (不機嫌な声で、女に問おう。 回りくどいのが、面倒で。) [Thu 22 Dec 2005 03:22:54]
アニー > ( じ。と相手を観察しよう。 非常に品の良い―― 私なりに言えば”美味しそうな”男だ。その白く柔らかい肌に牙を突き立ててやったら美味い血を味わうことが出来るのかもしれない。 ああ、ついついごくりと喉を鳴らしてしまった。一度昂った欲求は音を立てて作った無表情を崩していく。 また口元がヒクヒクと動くと笑みと無表情を交互に繰り返した。 この男は何者だという思いが消えていく、後に残るのは迂闊で淫らな欲求だけ。 ) ふ   ふふ 野暮な質問ですこと。 こんな人気の無い所で女が殿方をお誘いするのは少々はしたないですが―― 察してくださいませ? ( 歪む口と漏らす含み笑いは凡そまともな様子には見えぬだろう。 ) [Thu 22 Dec 2005 03:10:05]
黒外套 > (占い札に描かれる”崩壊の塔”が目の前にあった。成長発展したヴェイトスの街に、天罰でも与えるかのように緑の蔦の塔は聳え立つ。隙間から見える白い月。伸びる蔦が網目状に月光を遮った。――影と光の中をくぐりながら、貴方達の傍へ近付こう。)それは良かった。もし邪魔だと言われたら、酷く気不味かったよ。――これでも一瞬、声をかけるのを躊躇ったんだよ。    何せ、とても仲が良さそうに見えたからね…? (揶揄い混じりの軽い声――朱鷺乃都人らしき闖入者は、軽くトップハットのツバをあげ――細く細く歪めた瞳で先ずは――)―――でも、とても楽しそうだったから・・・・・・・・・・・・、(女を見て)我慢ができなくて、ねぇ?―――…何をしていたのかな。ボランティア?(次に、男を見て)それとも見物…? [Thu 22 Dec 2005 02:58:10]
濃茶のマント姿@封鎖地区付近 > (聞き覚えのある声が聞こえた。) ――っ。 (反射的に、ほんの僅かな、舌打ちにもならぬほどの音を立ててしまった。 ああ、伝え忘れだ。後になって気がついては、しょうがない。 それでも、今はそれをどうこうするときではない。) ――今晩は。 ――いや、少なくとも、俺の邪魔では、無い。 (足を止めた女の姿。視界に残しながら、返事をして。)(さて、これからどうなることか、と思うわけだ。 先ほどと、同じことが起こるか、否か。 女への、確信に至らぬまでの、疑惑は生じていて。) [Thu 22 Dec 2005 02:49:05]
アニー > そうですか、それは残ね――― ( そこで言葉は途切れる。 部外者だ。 ひくり、と一度口元が引きつると一瞬で元の鉄面皮に戻し、ゆっくりと闇に解けてしまいそうな黒い外装の影の方に視線を向けよう。 「ヴィーダァ」、影はそう呼んだ。 ……知り合い、か。 ) ………… いいえ。 どうか、御気になさらず。 ( 去ろうとしていた歩みを止めて、改めて礼を一つしよう。 三人の中で、私一人だけががみすぼらしい格好をしているのが少々気に入らない状況ではあったが。 ) [Thu 22 Dec 2005 02:40:15]
黒外套 > (見える範囲に居る二人のうちの一人が、唐突に声をかけた。辺りの喧騒や、蔦の鳴動等に掻き消されぬ、一文字、一音を確りと音にした声が。)――――……(その声の主を辿るのならば、黒のインバネスを羽織った男が貴方方二人を平淡な視線で眺め居ることだろう。)…………―――。(やがて、愉快げな女と、うろたえる男を交互に眺めて)―――……。(唇がゆるりと笑みを作る。)――………お邪魔したかな。知り合いの姿が見えたので、つい――声を [Thu 22 Dec 2005 02:33:24]
お知らせ > 黒外套さんが来ました。 『ヴィーダァ。』 [Thu 22 Dec 2005 02:16:44]
濃茶のマント姿@封鎖地区付近 > (人は、減っている? 見える範囲には、近くには、2人ぐらいか。それも、こちらに注目しているわけでも無いようで。)(何を、言っている? 変化があるようにも見える、女の言動。 改めて『相手』が何者であるか、確かめようと。視線を向けた。 瞳の色は? 肌の色は? 口には牙があったか? 漂う匂いは何の匂いだ?) ――生憎と。 俺は貴族では無くてね。 (何を、どこまで確認できたか。 それでも、最後の一言は、効いた。 しかし、場所が悪かった。そして、状況も。)(蔓の危険地帯へと向かう姿を、見送るかのように、その場に立ったまま、で。女の、最初の動作だけを、確かめようと。) [Thu 22 Dec 2005 02:15:26]
アニー > ( は、と直に吹きかける吐息は熱が無い。そして女からも微妙に香る、同じ匂い。体に染み付いた命の匂い。 ) そうだ。考えてみたら…… 今は凄くチャンスじゃァありませんか。 見てください、あの混乱の状況を。主人の居なくなった家には空き巣が入り、無法地帯。まるでスラムか暗黒街のよう……。 ( うふ、うふふふ。 と含み笑い。殆ど変化の見られなかった顔が酷く、邪悪な程に上機嫌になる。 そのまま貴方に危害を加えるわけでもなく、ふらりと蔓が蔓延る地域へと足取りを向け始めた。 ) …… 如何ですか。 もし良かったら―― ご一緒に。 闇の貴族様? [Thu 22 Dec 2005 02:03:22]
濃茶のマント姿@封鎖地区付近 > (その姿を見て、ギリ、と小さく歯が鳴った。 何者なのだ、と。少なくとも、人間、には見えない。)(『命の香り』『魂の匂い』それらを感じるのは、何者だ。)(思考を始めるとともに、口を閉じて。 まだ、動いていない『目の前の何か』から意識を逸らさぬよう気をつけながら。 周りに誰か居るかどうか、視界の中で、足しかめようと。 人が多ければ、力は押さえなければならない。人目にはつきたくないが、この場からは、出来る限り早く、逃げ出したい。) [Thu 22 Dec 2005 01:57:44]
アニー > ( 体が離れれば、それ以上は追わない。その代わりに口元が裂けるように歪み不気味な笑みを。そして―― 牙を見せるのだ。冷たい吐息と共に。 ) ー――んんんんんんンンンン〜♪ あンまぁぁぁあぁぁい香りィィィ。 アナタ、とてもとてもとてもとてもとてもとてもとってェェェも良い匂いがしますわァァ。 ( 長い舌がぺろん、と己の唇を濡らす。 ) 命の香り、魂の匂い、 嗚呼 ――― 濡 れ ち ゃ い そ う 。   そう いえば っ はぁ  っ  家が潰れてから  ご無沙汰――  でした、わねェ。 ( 荒い息を繰り返した。 ) [Thu 22 Dec 2005 01:49:02]
濃茶のマント姿@封鎖地区付近 >  ――っ、何をしてっ (怒鳴りはしない、半ば驚き混じりの声を上げながら、臭いを嗅ぐ女性から体を離そうと、数歩後ろへと下がろう。それでも、追ってくるというのなら、さらに避けるつもりである。) ――野次馬だが、面白半分、では無いね。 アレを見て、どこが楽しいのか。 (下がりながらも、返事をする辺り、まだ余裕があるのかもしれない。僅かな不快感からか、語調は、荒くなってきているが。 それも、出来る限りとどめようと。ここで騒ぐのは得策ではない故に。) [Thu 22 Dec 2005 01:41:34]
アニー > ( やがて相手の目前にまで迫れば、それは女だというのに貴方よりも高い目線。 ぐぐっと顔を近づけ相変わらず瞬きをしない眼で見つめると―― 突然何度も何度も何度も何度も匂いを嗅ぎ始めた。顔、頭、首、胸、中腰になって下腹部のあたりまで。その間、冷たい瞳はじっと相手を凝視し続けるだろう。 もし何も動きをとらないのならば、そのまま後ろに回って背中の匂いも嗅ぎだそうとするだろう。 見るからに異常な女だった。 …相手の匂いを嗅ぎながら女は尋ねる。 ) では、野次馬というヤツですか。 感心できませんね―― 家を潰された私としては、面白半分なんて。 それとも嗚呼―― 若しかして蔓の撤去作業をしていらっしゃる方ですか。でしたら申し訳ないですが。 [Thu 22 Dec 2005 01:34:53]
濃茶のマント姿@封鎖地区付近 >  ――そう。 それにしては、 (目の色が、と言おうとして口を噤む。 好奇の目にも見えたが、そのことを言っても無意味だろう、と。 両腕をマントの中で組みようにして。) ――いや、俺は、ここらに住んでは居なくてね。 (返事をしながら、帽子の下で、紅い目を細めて。 素足で近付いてくる相手の動きを、窺うように。) [Thu 22 Dec 2005 01:29:09]
アニー > …… さぁ。 別に、何も。 ( 言いながらその冷たい瞳は興味深そうに凝視し続ける。時折ぴくぴくと痙攣するように動く瞳孔は貴方を頭の天辺から足のつま先まで見ていることに気付くかもしれない。そしてしきりにすんすんと鼻を鳴らし続けた。 ) ……… 貴方も、あの蔦に家を追われた人 ですか。 ( ひたり。 素足が地面を叩きゆっくりと其方に歩み始めた。 ひたり、 ひたり、 ひたり。 それは一定間隔。 ) [Thu 22 Dec 2005 01:22:35]
濃茶のマント姿@封鎖地区付近 > (何か、不自然な言葉が聞こえたような気がした。 しかし、言葉は正確に拾われていなく。 感じ取れたのは、その後の視線。) ――…今晩は。 (視線が合い、間を開けての挨拶に、足を止めて、挨拶を返して。) ――俺に、何か? (続けて訪ねるのはそんなこと。 相手の女性は、見知らぬ顔で。本来は挨拶をしあう間柄ではない。 ならば、何か用でもあるのだろうか、と。) [Thu 22 Dec 2005 01:17:38]
アニー > ( ”アレ”に人間たちは必死に立ち向かっている。 いつもなら虫けらどもが寄ってたかってまるで蟻のようだ、などと見下すのだが。潰れたのが己の家となればそうも行かぬ。いけ好かない愛しのニンゲン達には是非とも頑張って貰わねばならないのだ。 ――しかし、一向に蔓は撤去されない。それどころか未だに生息範囲を拡大し続けている。 ) ……何をやってるんですか、ニンゲン。 ( もう一度溜息をついたとき、僅かに地面を踏み鳴らす音に気付き互いに視線が合うだろう。 瞬きもしない冷たい視線が。 ) …………              こん   ばんわ。 ( それは思い出したかのような挨拶だった。ぺこりとお辞儀を一つ。 ) [Thu 22 Dec 2005 01:07:44]
濃茶のマント姿@封鎖地区付近 > (成る程、僅かながら増えてきてもいるらしい。 噂の一つに、夜に成長する、と言うものもあった。そのためだろうか、とも考える。視界の中には、自分と同じように見える者も、避難したように見える者も居た。) ――さて、そろそろ戻るか。 (一度、視線を緑色の塊へと向けて。呟いて。 アレを目にして、僅かながらの観察をしたことで、既に目的は達せられたのだから。後は患者が待つやも知れぬ寝床へと戻るだけ。 足の向く先は、丁度、犬を抱えた女性の脇の方角か。聞き耳を立てているわけではなく、彼女が何を呟いているかにも、それほど興味は無い様子。その容姿を、一度確認する程度か。) [Thu 22 Dec 2005 01:03:07]
アニー > ( ――一目で今回の騒動の被害者だと判るだろう。靴は履いておらず髪も少し乱れ、何より服も汚れていた。 主人を見上げ悲しそうな鳴き声をあげる犬が余計不幸感を煽っているだろう。 その女がじっと貴方と同じ方向を凝視して、冷たい溜息なんぞを漏らしていた。 ) …………… 家、無くなっちゃいましたねゴロウザエモン。 学校も休校してしまいましたし、財産は崩れた家の下敷きになってしまいましたし。 私たち宿無しですよ、ゴロウザエモン。 ( 喋ってる内容も明らかに、だった。 まだ其方の方には気付いていないようだ。 ) [Thu 22 Dec 2005 00:53:22]
お知らせ > アニーさんが入室されました。 『( やや離れた所にボロの寝巻きを着て、犬を抱いた女がぽつんと立っていた。 )』 [Thu 22 Dec 2005 00:48:49]
濃茶のマント姿@封鎖地区付近 > (見物客であるため、アレに手出しをしない。見物客であるため、アレに関わる誰か、に手助けをしない。) ――何、あの速度ならば。 (自分の寝床に来る前に、外へと出れるだろう。 思考の続きは、口に出さずに。誰彼に聞かれても構わない、とは言い切れない台詞であったから。)(マント姿は、呟き終わり少しの間を開けてから辺りを窺う。 周りに、どれほどの観客がいるのかを、確かめるため、か。) [Thu 22 Dec 2005 00:46:09]
濃茶のマント姿@封鎖地区付近 > (騒ぎのような声や音が聞こえようと、そちらへと視線を向けるだけ。 アレが、こちらまで来ると言うのなら、また別であるが。) ――毒を噴いた、とも聞いたが、さて。 (頭の中で思い返すのは、ここ何日か聞いた噂。 地震も起こすようになったらしい。それが、今も感じられる、僅かほどの揺れだとは、すぐに判ったわけだが。) ――このまま、この街を呑む気だろうかね。 (木だけに、その気がないとは言い切れない。 なんて、くだらないことを言う性分でもなく。そこにあるものを見つめる姿は、ただただ、見物人であった。) [Thu 22 Dec 2005 00:38:10]
濃茶のマント姿@封鎖地区付近 > (人々が作業する姿。 緑色の何かがうごめく姿。 それらを遠巻きにして。) ――成る程、アレが。 (紅い瞳が、月明かりに映える巨大なものを視止めた。)(特に、なにか、をしにきたわけでなく。ただどんなものか、と思い寄っただけの事。野次馬の三文字がよく似合う。 故に、手持ちの荷物は無く。身につけているものは、灰のスーツと帽子、濃茶の皮マント、皮手袋。) [Thu 22 Dec 2005 00:30:09]
お知らせ > 濃茶のマント姿@封鎖地区付近さんが入室されました。 『(封鎖の柵から、離れた場所で。)』 [Thu 22 Dec 2005 00:24:49]
お知らせ > 月璃さんが退室されました。 『(打開への一歩になると、今は願おう)』 [Wed 21 Dec 2005 05:15:00]
月璃 > (理不尽に対抗するには理不尽から。相手が調べた地上からの繁茂図と、上から見た情報の統合で、「比較的」蔓の薄い場所が検討されていく。一点突破の案が動物の口から提出されるのは、この夜が明ける頃の話) [Wed 21 Dec 2005 05:13:50]
お知らせ > シギ@封鎖地区付近さんが退室されました。 [Wed 21 Dec 2005 05:05:05]
シギ@封鎖地区付近 > (今は不思議に思う事は無い。 でっかい怪奇が目の前で育っているのだ、此方の状況を引っ繰り返せるかもしれないって切っ掛けの不思議は寧ろ希望の光のようでさえある。) (此方からの反撃は、恐らく、彼女の一声から始まるのだ。)     (師匠が同僚だと聞けば驚くだろう。そうして同時に、彼女の弟子ならば何かやってくれると期待が膨らむのだ。) (着実に蔓が侵食してくる中、――突破への道は始まったばかりか。) [Wed 21 Dec 2005 04:50:29]
月璃 > 投げタラ余計に面倒にナリソウだシナ。(更に勢力を増して蔓延る。蔓が延びると書いて、はびこる) …行く路ダケでもナ、確保出来たら――と思ったンだガ。難しいナ、火は。(真っ直ぐに指差す先に、緑の暴力。火を使って血路は開けるか。むしろ火薬の出番か) ヨシ、意気やヨシ!頼むゾ自警団。オレサマの師匠もソッチにイルしナ。(引っ張ってく道すがら、巴という弓使いの名も出て来よう。そうしてベースに引っ張っていった後は、ちょっと異様な光景を見せるかもしれないが気にしない。してる暇が無い。地図を前に、まるで今「見てる」かのように、上空から見た状況を指摘する。大雑把なので、その辺りはフォローするといい。頑張れ自警団。頑張れ剣。剣もか。ウム) 礼はイラン。望むトコロだカラナ。(夜明け前。光明を探すにはいい頃合だ) [Wed 21 Dec 2005 04:46:07]
シギ@封鎖地区付近 > 面倒ですが途中で投げ出せません。 (何てバケモノだ。) …ええ、燃やすのは手っ取り早いでしょうけれど、其れは居住区を全焼させるつもりでいかなければいけませんので。 (下手すれば町の大半を焼け野原にするような作戦だ。 もう皆、いい加減先の見えない戦いにうんざりしているだろう。「燃やす」方法に思考が傾くのも無理のない話。)     (が、と掴まれた腕。引っ張ってゆくなら、これから貴女に付いて行く所存。) (そしてお願いは了解された。) そうです。突破口を皆で開きましょう。 (前線でぶつかる彼女が率先してやってくれれば、其処から道が開ける気がした。 曇天でも垣間見えた月の光のように。) ありがとうございます。     … さ、それでは行きましょうか。 (中央を目指す為の入り口を探しに。) [Wed 21 Dec 2005 04:36:09]
月璃 > (産声を上げる前のナニカ) 気紛れ、カ。面倒ナ代物だナー。(いつ暴れだすかイマイチ分からない。まだ産声を上げる前の存在か、もしくは知能が発揮出来る程、出てきちゃ居ないのか) …マダ、燃やシタラ駄目、ナンだよナ。チッ。(何か物騒な事も言った。舌打ちもした。いざとなったら油撒いて火矢を撃つ気は満々だ。そして、手伝い。ならばとばかりに、地図掴む手をぐわしと掴もうとする動物の手。ベースまで引っ張っていく勢いだ) …ン?ナンだ?(お願い。言えと促す目) ……ン、了解シタゾ。同じ場所を叩ケ、だナ。(戦力一点集中突破。動物に作戦を考える頭は無いが、必要だと立案すれば検討はされる筈だ。誰も、この侭で良いとは思っていない。その筈だから) [Wed 21 Dec 2005 04:29:27]
シギ@封鎖地区付近 > (レスキューしたくない子どもではある。) 見たところ知能が高いようにも見えない、…貴女の云う通り、反射的なものなのでしょうね。 (本当に子どもだ。其れも限りなく赤子に近いような。 これから生まれようとしているらしい、厄介な赤子。) 無論、必要です。一気に行く為の武器も、方針も。 (そうして、手伝いは当然請け負おう。 既に地図上には、点が幾つも書き込まれている。繋いで行けば大まかに、平面的な広がりを見る事が出来る。) (これに彼女の俯瞰を加えれば、蔓の状態は立体的に捉えられる事になる。) …ユエリーさん。 ついでに、お願いがあるのですが。 (彼女と接触出来たのは大きな収穫だ。) 薄い場所が見つかったら、ただちに「皆が其処へ集中して攻撃するように」と広く伝えていただけませんか、掲示板か何かで。 参加している貴女が声を上げてくだされば、皆も賛同してくださると思うのです。 [Wed 21 Dec 2005 04:17:01]
月璃 > (正確にどうなのかはともかく、この動物が「見た」限りはそう見えたのだ。うっかり土管に頭を突っ込んで、抜けなくなった子供の手足に似ている。酷い例え) てゆか、痛いカラ暴れるンじゃなかロカ。もしくハ、イライラしてルとカ。(何せ相手は正真正銘のバケモノだ。単品としてのコッチの攻撃なんぞ、相手にもしていない可能性がある。煩く纏わり着く薮蚊を払うのにも似た無造作) …天使悪魔?フゥン…モノズキだナ。(いるかも分からないモノ相手に。自覚の無い何かが感心した) ナラ、ソレも期待シヨウ。――必要ダロウ?一気に行く手段。(大聖堂の判定に期待する。そして、地図を覗きながら) …コレ、アノ辺りのカ?ナラ、チョット手伝え。上カラ薄い場所探したいンだが、オレサマ覚えてラレン!(フハハハハ。胸を張って堂々と情け無い事を口にした。しかし、地図と照合しながらなら、効果的に探せる筈だ。俯瞰と通常の視点は併用出来るのだから) [Wed 21 Dec 2005 04:09:47]
シギ@封鎖地区付近 > (彼女は「見た」と云った。「上」から。 「出て来ようとしている」ところを。) (…血の気が引く思いだ。) ――だとすると、蔓が攻撃にしか反応しないのは、…必死に出ようとしていて、他には構っていられない から、かも。 (鈍痛のする頭、米神を押して解しつつ、気を取り直した。) (聖水云々についてへ、) 議員の属すると思われる組織が、「積極的に天使や悪魔との接触を図る」ような方針を取っているらしいのです。 (大聖堂方面からの情報。) 魔物を召喚してしまっていても不思議ではありません。    … ええ、聖水が効くのなら、恐らく、武器を聖別してもらう事によって強化が期待出来ますね。 (判定待ちだ。しっかり答えられないのが悔しい。)     ――…はい、何でしょうユエリーさん? (地図への視線に。) [Wed 21 Dec 2005 04:00:33]
月璃 > (突っ走って弾かれて来る事も多々。背中を支える存在は重要だ) ア。ソンナ感じダ。賢いナ、オマエ。(パン!乾いた音は、動物が両手を打ち合わせた音だ。「地上に出ようともがいている」そんな表現がピッタリ来る光景を「見た」のだ) ナンか、バサーッと緑色が広がッテル感じだナ。上からダト、もう緑だ。真ん中モナ。(中心部は、もう緑に埋もれていた。一番勢力の濃い場所) ……セイスイ。フゥン、ホントに魔物扱いナンだナ。ソレが効くなら、強化トカモ出来るノカー?武器ノ。(パプテスの良く効く水だった筈。セイスイ。良くは知らないが、聖別とかいう儀式でうんたら。まだ予測とはいえ、効く方法があるなら知りたい。前衛の切な望み) ……オ。(ふと気付く。相手の持っている地図) ……ナア、自警団――アア、名前。オレサマはユエリー。 [Wed 21 Dec 2005 03:51:57]
シギ@封鎖地区付近 > (彼女らのような前衛が何とかしようと踏ん張る。後衛は其の背を支えよう。) ――もがく? 成る程、そう云う考え方もあるか…。 (今度は男が眼を見開く番。) 若し、「地上に出ようともがいている」のだったら最悪ですな。 (あの蔓はただの手みたいなものだとしたら本体はどンなバケモノだ。) 何にせよ、中心に行かねば何がどうなっているのも解らないのですがね。      … それから、そう、魔物だとして、 (先の宗教的な話も含め、) 聖水は効くのだろうか、と考えています。 (彼女を見、) 「塩水」は其れほどの効果を望めない、と学生のレポートから解りました。 ですが同成分でも「聖水」なら――塩水との違いは解りませんけれど――、魔物に対して有効なのではないかと。 …尤もコレは、未だ推測の範囲で。大聖堂の方へ送った蔓で判定してもらっているところですがね。 (若し使えるなら、彼女らに使ってもらえるだろうか、と。) [Wed 21 Dec 2005 03:42:37]
月璃 > (記憶で無く、経験則という身体で覚える原理で対応する野生動物一匹。直感だけで何とかなる相手じゃないのが問題だが、まだ生きているから何とかする。なる、否、する。動物は迷わない。だから、「上」から。頷いた) …フム。毒汁を出すノハ知ッテルが、ガス吹くのはアンマリ知らンしナ。(其処も疑問だった。気泡をあんな形で蓄える植物があるのだろうか?花粉ならまだしも。そして事実、ハッパではないとの答えの後。続いたものに、月色は見開かれた) ……魔物。(手帳の文字を覗き込む。正直に言おう。其処から先、説明された部分は簡単なもの。それでも動物のツラはチンプンカンプンと書いてあった、が――) 魔物、カ。……魔物。(見上げる。夜空を背景に緑の山。時折ソレらが蠢くたびに、微震が足元に伝わる。蠢く――伸びる?否) ……モガク? [Wed 21 Dec 2005 03:33:42]
シギ@封鎖地区付近 > (強い人、と云うのは、同じ過ちを二度繰り返さないから強い。 尤も、相手は超が付くほど気まぐれなもの、警戒の更に斜め上を越えて仕掛けてくる場合もあるが其れは其れ。無防備と警戒の状態では、その後に随分と違いが出るはず。) ――…「上」から。 (見たところ、飛べそうだと思えなかった。けれども、彼女の言葉は信じよう。) (続いた違和感への言葉が、確かに「上」から見たのだと思えたから。) …真っ当な「植物」ではないと、そろそろ断言出来ます。 (ちょっとしたバイオテクノロジーから生み出された植物でもない気がしてきたのだ。 ハッパではない、とはこの男の答え。) 恐らく、魔物の類なのではないかと。 (そうして、ポケットから取り出したて手帳の或るページ、宗教関係の情報を簡単に彼女に説明した。) [Wed 21 Dec 2005 03:24:56]
月璃 > 油断大敵ハ、実感シタガナ。(がしがしと頭を掻いた。警戒してどうなる代物でもないが、やはり悔しい。不服さは単純に顔に出る) ダヨナ?ダカラ、「上」から見てミタ。(うむ。得たりとばかりに目を伏せて頷く。時分の記憶違いじゃなかったと証明出来て満足げに。そして、何気無くおかしな事を口走った。「上」から) ンー……ナンか、ナ。ハッパって、アンナ風に伸びたッケカ?(動物の言葉は主語が抜ける。眉寄せたツラで、緑の群れを指差した) [Wed 21 Dec 2005 03:16:35]
シギ@封鎖地区付近 > 其れなら良かった。 (記憶が正しければ、彼女は中級ランクの傭兵だ。 早々倒れるほどやわではないだろうが、倒れられては困る一人だ。重要な戦力。)      (月色と視線がかち合う。) そうです。余りに蔓が広がりすぎて撤去作業に回っている人ばかりですが…、本来は「中心核に突入すべく経路の突貫と、近隣への拡大阻止を目的と」していました。 (何時からだろう、後者ばかりに偏ってしまったのは。 最初から目的は設定されていた筈なのに。) ――…何か? (澱んだ言葉の続きを促す。) [Wed 21 Dec 2005 03:10:17]
月璃 > ンム。うがいさせラレタ。今は平気ダ。(水飲んで吐いたから平気だと言う。いきなり歩けなくなる程ヤワでも無い。考え事という言葉に、月色が細く。示された地図とメモに釘付けになる) ……奇遇だナ。(顔を上げて) 同じコト考えてたゾ。元々、「中央までの路」を作るノガ、オレサマ達の仕事ダ。シカシ――(眉が少し寄る。解せない何かを考えるみたいに) [Wed 21 Dec 2005 03:04:55]
シギ@封鎖地区付近 > (声が聞き取りづらい――否、彼女が辛そうなのだ。) 例の毒ガスですか。 救護班の方には立ち寄られましたか? 行かれてないのなら、後で必ず、 (立って歩ける程度には無事らしいが、少しでも毒は毒。 一先ず其処を心配しつつ、) (彼女の問いには、) ――いえ、考え事を。 (個人的な悩みでないのは察してもらえるだろう。 持っていた地図とメモを、彼女に見えるようにしながら、) …何処から中央に向かうのが良いのか、其れを考えていたのです。 [Wed 21 Dec 2005 02:58:49]
月璃 > (今宵もまた生憎の曇り空。それでも、人の造作見分ける程度の夜目は発揮出来る。薄い月光に顔にかけたレンズが光った気がした。濃い影は錯覚だ。近づけば、この付近で良く見る制服が確認出来た) ンム。チト酷い目にアッタがナー…(げほ。声が薄く掠れた。吸い込んだ量はそれ程でもないが、アレが有毒というのはマジ話だと実感) ン。互い様ダ。…ドシタ?この辺りに何か出たノカ?(今の時分、自警団が暇しているとは、この動物ですら思わない。首を傾げて問うた) [Wed 21 Dec 2005 02:54:04]
シギ@封鎖地区付近 > (雪でも降りそうな曇天の下、北風に吹かれてやってきた姿を眇めつ。 此方は夜目の利かぬ人間、遠くバリケードの辺りでの灯りを頼りに、声の主のシルエットが伺えたくらい。) (近づいてくるならば、其れが、) …撤去に参加してくださっている方ですね。 (特徴的な月色の女性。) お疲れ様です。 (慇懃な礼を。) [Wed 21 Dec 2005 02:45:15]
> 派手にヤッタな、この辺りハ――(雇い主の令嬢がぶちかましたという話の付近。此度勇名馳せる嬢とは、持ち場と時間の関係で共闘は未だ無いが見事なものだと見やる野次馬――ならぬ、人影。夜目と視力に物を言わせての視線が、影夜に紛れる人影を見つけた) ……ム。(ずかずかずか。遠慮も無く近づくのは、人の形した動物だ) [Wed 21 Dec 2005 02:41:34]
シギ@封鎖地区付近 > (人の群がるバリケードより、屋敷一個分離れた路地に、はぐれたような自警団員が一人。)      (気配に顔を上げた。) [Wed 21 Dec 2005 02:36:48]
お知らせ > さんが入室されました。 『(――げふ。掠れた息の響きが混じる)』 [Wed 21 Dec 2005 02:35:29]
シギ@封鎖地区付近 > (そしてその際には、「蔓を攻撃せずに」行かなければならないのだが。)      … 、 (溜息。) (推測は未だ続く。 次に、有効な攻撃について。) 植物の可能性、より、…悪魔寄りの存在だった場合。 (ざり、と髭を撫ぜながら、昨日の調査を思い出して。) [Wed 21 Dec 2005 02:32:19]
シギ@封鎖地区付近 > (それから。)       (聳え立つ蔓を見上げた。) 上からは行けないンだろうか。 (中央に。 一番の近道だと思うのだが。) (勿論飛べる人なンて限られているから、其処を頼って連れて行ってもらうにしても危険が伴うが。) ………。 (40mの高さまで持ち上げる必要はない、と思う。) (今回の中心は下っ端の方とは云え議員の屋敷だ。近くには、友人の別邸があった。 別邸を持てるくらい裕福な人々の暮らす地区だということだ。) (高い屋根伝いに行けたりはしないのだろうか?) [Wed 21 Dec 2005 02:26:02]
シギ@封鎖地区付近 > (市民が騒ぐ割に、彼らが巻き込まれたりしたと云う話は効かない。…彼らが突っ込んで行ったとか、そう云う場合は抜きにして、だ。) (被害に遭っているのは専ら、撤去作業をしていた者、…蔓に攻撃を仕掛けた者。) 攻撃しなければ反撃も無い、のか? (手を出さなければ痛い目には遭わない? けれど放置は出来ない、勝手にアレは蔓を伸ばしてくる。) …………何処までが「攻撃」と見做されるンだろう、 (もし、「切る」だの「燃やす」だのしなければ無害だというなら、「何もせずに中央まで歩いていけば良い」ンじゃないのか、と思った。) [Wed 21 Dec 2005 02:15:57]
シギ@封鎖地区付近 > (勝手に作戦の変更を唱えられるほど、男の立場は高くない。自分は一介の平だ。 たとえ作戦の変更を声高に叫んだところで、そンな男に誰が賛同してくれるというのだ。) (確固たるところから、皆を導く目標を定めてくれねば。 キリが無いと解っている作業を延々と続けさせるだけだ。そうして無駄に蔓の反撃を受け、或いは蔓の攻撃を活発化させ、――…、)      …、 蔓の、反撃? (ふと。 前衛組の報告、そして、自分で今 見てきた状況。其れを振り返ってみると、蔓の動きは場所によって違っては居なかったか。) (…否、場所によって、ではなく、   人によって。)      (もっと云うなら、人の動きによって。) [Wed 21 Dec 2005 02:06:21]
シギ@封鎖地区付近 > (既に、撤去作業に参加してくれて居た人達の中では、約束の日数をこなしてしまった人もいる。このまま撤去作業だけを続けさせていたら、折角 各方面から集ってくれた戦力を無駄遣いしてしまうのではないかと危惧を覚えるばかり。)      (また、バリケードの中に入ろうとする市民を止める自警団員の声が近くで聞こえた。夜のパーティみたいに、此処では眠る暇が無い。) (ほんの少し喧騒から離れて、1ブロック先からバケモノを眺めた。) ………、ちッ。 (思わず舌打つ。 自警団の 上 は何をしているンだ、と思う。) (ジュン=ワタヌキ隊長ではない。其のもっと上だ。 撤去作業を出した司令部だ。いつまでコレを続けさせるつもりなのか。) 根を絶たねば、…もういい加減手遅れになると云うのに…! [Wed 21 Dec 2005 02:01:17]
シギ@封鎖地区付近 > (撤去作業に精を出している人たちも、そろそろ気が付いているンじゃないだろうか。周りをちまちま削っていたって効果の薄いことに。 なるほど、拡大速度は確かに防げているのだろう。けれど其れは、一日で3歩進むところを2歩に留めている程度のものだ。進行をマイナスには出来ていない――出来ていたら今頃、全幅は最初より増える筈は無い。) 本当に二択まで追い詰められているンじゃないか、コレは、…。 (「全部燃やす」or「中央突破」。) (前者は本当に本当に最後の手段だと思っている。 ――ゆえに男は、後者の作戦が出来るように…、少しでも突破しやすそうなところを探していたのだ。) (蔓の侵食していた範囲は、真円ではない。アメーバか何かのように歪だ。中心に近いところと遠いところのムラ。 其れを調査していた。) [Wed 21 Dec 2005 01:52:23]
シギ@封鎖地区付近 > (片手には、地図とメモとペン。) …キリが無い。 (一周してきた感想は一言。 そして胸の内で呟いた一言、「勝ち目は無い」。) (今や全幅80mに及ぶ(否、もっとだ)緑。聳え立つ高さは教会の尖塔に追い付くくらい。 百人長の鎧より厄介な敵なのではないかとすら思う。圧倒的な大きさは其れだけで強さだ。)     (蔓が凍り、焦げた部分がゆっくりと蠢いている景色が目の前に広がっている。恐らく、召喚士の令嬢が暴れた跡だろう。 此処を目印にして、蔓の一周してきた。) ――…、 (ガリリ。 地図とメモとを照らし合わせ、スタートでありゴールである場所にチェック。) (男が調べていたのは、「何処が一番、蔓が手薄か」と云うところである。) [Wed 21 Dec 2005 01:45:15]
シギ@封鎖地区付近 > (――ぺキ、と割れた石を踏んだ。 丁寧に敷き詰められた石畳も、蔓の侵食によって…恐らく重みだろうか、歪んでいる。割れてしまっている。) (グッドEDを迎えたとして、蔓の撤去が全て済んだらこの辺りはなだらかな盆地みたいになってしまっているのではないだろうか。 …それでも、其の様子を見れるだけ、良い未来だ。)        (コートに腕章をした、中年の自警団員が一人。 誰かが魔法を使い武器を振るい、そして蔓を除去してゆく作業を、) (――ぐるりと一周した中で、ずっと見てきた。) [Wed 21 Dec 2005 01:36:47]
シギ@封鎖地区付近 > (バリケードには何処も、自警団か撤去作業をする人々、不安を抱える住民たち、野次馬、文句を云いに来る者、悪戯に囃し立てる者がある。 ただでさえ眠らぬ町だと云うのに、此処数日は本当に喧しい。) (この蔓に火を掛けるまでも無く、其の足元にはずっと灯りは絶えていない。 ――尤も、コレがそのままキャンプファイヤーにでもなったら、聖誕祭は派手に祝えるのだろうけれど。) [Wed 21 Dec 2005 01:31:30]
お知らせ > シギ@封鎖地区付近さんが入室されました。 [Wed 21 Dec 2005 01:27:35]
お知らせ > ティエン@館さんが退室されました。 『( ト  ン  。  陽光の下に、白い裾が ひらり、揺れた。 )』 [Tue 20 Dec 2005 06:59:31]
ティエン@館 > ( あそこで暮らす誰か もしくは、象徴のような。 ――… 別に、限られたことじゃない。 この街に出るようになって、そんなものが増えてしまった。 ずっと、手の内にある訳でも無いのに。 )  ――… 別に、いいんだけど ね。 ( それを今更悔やむことも出来ないのだから。 なら  ――… なら?  問いかけの先は閉じて、下を向いた。  そろそろ、戻ろう。 太陽は、やっぱり好きじゃない。 ) [Tue 20 Dec 2005 06:59:10]
ティエン@館 > ( 何なのかは分からない。 緩々と漂白されていく夜と朝の合間 幻視のような感慨。  ――… 月光の刻が終わり、陽光の出迎えが始まっても 蠢くものは変わらない。 闇夜を抱き歓迎するでもなく 陽光の来訪に喜ぶでもなく。   少なくとも、此処からはそう見える。  ――… おかしなもの。朽ちる家に絡みつく緑は数多見たけれど あんな風に、能動的に動くものは 久しく知らない。 )  近くで見たら、違う…の、かな。 ( ――…馬鹿なことを言っている。 淡い自覚に、目を細めた。 あんなもの、どうだっていいじゃないか。  ――… でも、けれど  振り返るのは 商業地区の方向。 ) [Tue 20 Dec 2005 06:47:17]
ティエン@館 > ( 揺らめく遠い空の下 錯視の影を見る。 ―…嗚呼。影絵なんて表現を頭の中で使ったせいだ。 夜は黒 真昼ならば、青のキャンバス 地の底から伸ばされた あれはまるで、人の手のようだ。 )  ――… まさか ね。 ( 盲目の手。 外に出られずにもがく亡者。 溺れる魚、這い寄る混沌。 ――… 益体も無く、言葉の破片だけが浮かんで、消える。  きっと、密度の濃い何かが溢れすぎて、空気がおかしくなっているんだ。 この空気は、濁り過ぎて影絵を作る。 ) [Tue 20 Dec 2005 05:59:59]
ティエン@館 > ( ――… おかしなもの。 それが明確に何であるのかは、分からない。 けれど、あんなものが真っ当に 自然に発生する筈も  ―…其処まで考えかけて、少し可笑しくなる。  冬の微粒子を含む風に外套の裾を靡かせて、屋根に立つ。  ――… 少しだけ遠くが見える。 篝火は、まだあそこで食い止めている人間がいるという、証。 一進一退。 けれど、その働きが無ければ、きっと もっと広い範囲が 「 食われて 」 しまっているんだろう。 遠い景色は、まるで影絵。 ) [Tue 20 Dec 2005 05:43:16]
ティエン@館 > ( 夜明け前 闇の深くなる頃合。 満月から少しずつ欠けていく月ばかりが眩しくて 月下に蠢くシルエットは 鮮やかな筈なのに何処か昏く、夜空を従えて其処にある。 )  ――… また、おっきくなってる かもしれないなぁ…… ( 此処は居住区の外れの外れ。 街外れと言ってもおかしくない、そんな家。 だから、居住区と呼ばれるような区域はまだ遠い。 ――… けれど、こうしてみれば、その影くらいは見て取れる。 ) [Tue 20 Dec 2005 05:15:23]
お知らせ > ティエン@館さんが入室されました。 『( 屋根の上。 )』 [Tue 20 Dec 2005 05:06:30]
お知らせ > 悠@撤去さんが退室されました。 『( 2+2+ダメージボーナス4=8 )』 [Tue 20 Dec 2005 00:41:06]
悠@撤去 > ( 轟、と音だけは凄い風の刃は、しかし細い蔦を何本か切り落とすのがやっとで。 太い蔦には僅かな傷を残しただけで宙に消えて。) ……上手く、行かないなあ……。 ( はあ、と掌見つつ溜め息零す。 どうも今日は調子が良く無い様だ。 それでももう暫くは、作業を続けようと……。) [Tue 20 Dec 2005 00:39:03]
悠@撤去 >  ……気のせい、だよね。 ( 上手く行かない時は得てしてそんな風に考えてしまうものだし。 ……もう一度。三度目の正直、という事で――) ――風よ 縛られざるものよ ―― ( 三度呪文詠唱。 もう一度大気の力を手の中に集め、鋭い刃へと変化させ、薙ぎ払う!【判定】) [Tue 20 Dec 2005 00:31:32]
悠@撤去 > ( ―――集めた力を解き放った、その刹那。 びぎり、と何処かで破滅の音 が。)  …な ッ。 ( 目の前で起こった出来事に思わず呆然とする。  …気合を込めて放った風の刃は、大量の蔦に絡まれその限界を迎え落下した、近くの住宅の外壁の破片に直撃し、外壁の粉砕と引き換えにその威力の殆どを殺される結果となった。)  ……参った、なあ…。 ( ……何だかあずかり知らぬ誰かの手によって良い様に動かされているような気すらした。) [Tue 20 Dec 2005 00:22:13]
悠@撤去 >  ( …さて、改めて。 夜の闇の中に蠢く蔦に向き直り、呪を紡ぐ。) ―――風よ 縛られざるものよ 我が手に集いてその力を為せ 。 ( …先程は上手く行かなかったが、今度こそ。) ――我が願うその姿は刃 疾く空を翔け かの者を薙ぎ払え 。 ( イメージするのは無色・大型の斬首剣。 あるいは、死神の鎌か。目の前の阻む障害を全て断ち切らんと、紡ぎだした大気の力を手の先に集め、正面の蔦を纏めて薙ぎ払うように、刃へと変化させ、解き放つ!【判定】) [Tue 20 Dec 2005 00:13:11]
悠@撤去 >  ……ッと。 ( 振りかぶり、風の刃を叩き付けるのとほぼ同時、ぶわっ、と蔦の群れから噴出する紫色の気体。それは風の刃の勢いに押し負けたかのように吹き払われ、霧散したようだったが……それに威力の殆どを奪われたらしく、蔦自身にはほんのかすり傷程度しか与えられなかったようで。)、……運が、良かったのかな…? ( 噴出がもう少し早いか遅くなっていればまともに直撃していたんだろう。 …運が良かったと考えておこう。)  [Tue 20 Dec 2005 00:03:58]
悠@撤去 >  …でも、流石に迂闊に火を放つのも考え物だけど、ね。 ( 呟き、肩を竦めつつ蔦が密集し、塞がれつつある道路の一角へと足を踏み出す。 …相手は生木故にそう簡単に燃えるとも思えない。 かといって生の状態でも焼けるような火を使おうものなら、たちまち周囲の家や街路樹に燃え移って被害は広がり、最悪の場合ヴェイトスし全域が焼け野原、なんて事も起こりえないとは言い切れない。) ……まあ、感情の箍が弾け飛ぶ前に前向きな話題を見つけないとねえ……。( その為には結局前に進むしかないんだろう。決定的な打開策が見つからない現状では。 そう考えたなら、まず行動。 もう幾度唱えたかも忘れたような、使い慣れた呪文を口にし、手の中に風の刃生み出して、道を塞ぐ蔦の群れに向けて解き放った。 【判定】) [Mon 19 Dec 2005 23:52:02]
悠@撤去 >  …全然進んでない……と言うか、寧ろ後退気味なのか……? ( うぞうぞと蔦がそこらじゅうに張り巡らされる件のホワイティア住宅街の入り口での呟き。 連日かなりの人間が伐採・及び処理を繰り返していると言うのにその量は一行に減っているようには見えず。むしろ以前より密度が増したように感じられるのは勘違いではあるまい。 …これでは住民達の不満や職員の倦怠感が増していくのも仕方が無い所だろうか、とは思う。 思うのだが。) [Mon 19 Dec 2005 23:38:54]
お知らせ > 悠@撤去さんが入室されました。 『 ( 眉を顰めた。 )』 [Mon 19 Dec 2005 23:33:09]
お知らせ > ミカド@何処ぞの寝所さんが帰りました。 『(どうせ、辿り付く先はヒトツ)』 [Mon 19 Dec 2005 05:04:11]
ミカド@何処ぞの寝所 > (――――何処までも堕ちて逝けばいい)(這い上がる為の手段は無くとも、抗う手段は知っている―――) [Mon 19 Dec 2005 05:04:00]
ミカド@何処ぞの寝所 > ―――……。(ちろりと赤の残る唇を舐める。女は、息をしているし、死んでもいない。吸血と快楽による疲れの所為で眠っているだけ。)………こんなものか。(…ようやく思い出した「タイミング」に、一人ごちた)―――…………遠回りしたいしね。(例え、辿り付く場所が決まっていようとも、今のこの場所と関係が必要だと、「自分」ガ思うから。失わないように―崩れないように―自分の手で壊す事の無いように)―――……。(―――忘れないように) [Mon 19 Dec 2005 04:56:43]
ミカド@何処ぞの寝所 > (蕩けた女の瞳に、自分は映らない。映れない。死人たる肉はあるのに。――淡く微笑んでやると、其れこそ理性の蕩けた女は、嬉しそうに――)――――  眠い    ――(頷いてやると、徐々に寝顔へと変わる女の顔)(「何かを求めるのならば、何かを切り落とさなければならない」――まさしく。 不死に近いものを得た代わりに、人であった証拠を削り落としていくんだ。)(苦悩も葛藤も――其れこそ己が今、心に留めている事も全て削り落としたのなら―― 其れは、もしかしたらトテモ気持ちの良い事かもしれないけれど―――)    …………。   (寝息を立てはじめた女から身体を離す) [Mon 19 Dec 2005 04:46:08]
ミカド@何処ぞの寝所 > (――”もっと”――)(啜れと言うのか、喰らえというのか。――口付けの合間に舌が己へと滑り込む。このまま噛み千切っても、きっと、この女はヨロコンデ血を捧げるんだろう。――そして )――――――ん        ふ            ぅ          (刹那の温度を得た代わりに鬼は、自分の心を溢すんだ。)(そして、何れ僕”も”  密やかにひそやかに ヒソヤカニ         獣に成り果てる。     辿り付く場所はもう決まっている そんな事は理解っている。 何を如何足掻いたって、既に用意されたその場所を避けることなど出来ない  )(あまやかな声が一際大きく響いた。) ――――……  。(女の唾液が糸を引く。己の冷たい唇に絡みつく残滓) [Mon 19 Dec 2005 04:26:09]
ミカド@何処ぞの寝所 > (人の暖かさを啜るのは心地よい。――在りし日のジブンを思い出させてくれる。思い出すだけで、この暖かさを取り戻す事など出来やしないのだけど。血を啜るのは心地よい。――鬼の本性たる獣が、赤い血と混じって消えるのに安堵する。――人と交わるのは心地よい。 自分が「人」としてこの餌の前に居ると自覚できる。――全てが心地よい。全てが快楽に繋がる。――全てが、「何か」から更に遠ざける行為だと理解っていても、抗えぬ――…ぅ。)(鬼の本性が傾くままに、”染まってしまったら”――この女は後、数分後には温度を吸い尽くされてしまう事だろう。)(――”もっと”――)(囁く女の声が耳にへばり付く。己の指先が女の顎を捉えて、唇を塞いだ。) [Mon 19 Dec 2005 04:14:11]
ミカド@何処ぞの寝所 > (それは、鬼とて同じ)――――……… 。(温度が唇をつたって、舌に絡み、喉へと滴り落ちる――流し込まれる快楽に、耐え切れなくなった女の身体を寝台に押し付けて、更に貪った。――嗚呼。)(白い白い紙が、端からじわりと赤色を吸って染まっていくのと同じ――理性が、赤に溶かされていくのが解る。―――何も、考えられなくなる   ぅ    ) [Mon 19 Dec 2005 04:02:27]
ミカド@何処ぞの寝所 > (鬼は、トテモ 喜んでいるんだろう。 赤い血がジブンに混じるのをトテモ楽しんでいる 。  脈打つ皮膚の感触を舌先で感じながら、傷口を舐る。 女は傷口を抉る動きに顔を歪めるが、痛みのかわりに流し込まれる快楽に、直ぐに         になった。)(――何も考えられ無くなる瞬間が来る) [Mon 19 Dec 2005 03:54:10]
ミカド@何処ぞの寝所 > (女の手首―浅く裂いた皮膚から零れ落ちる赤―今、その血を啜らんと鬼が唇を近づける) [Mon 19 Dec 2005 03:48:52]
ミカド@何処ぞの寝所 > (――――何処までも堕ちて逝けばいい) [Mon 19 Dec 2005 03:46:26]
お知らせ > ミカド@何処ぞの寝所さんが入室されました。 [Mon 19 Dec 2005 03:45:35]
お知らせ > ジャスティス@撤去さんが退室されました。 『6+4+7+ボーナス4=21』 [Mon 19 Dec 2005 00:44:44]
ジャスティス@撤去 > (火がっ!煙がっ!!……) …………っ!! (結局何とか消すことが出来たが、左手にやけどを負って……) [Mon 19 Dec 2005 00:44:00]
ジャスティス@撤去 > ぼわあっ!! (不意に大きくなる炎。何か可燃性のものが壁の側にでも落ちていたのか、火はいきなり火勢を上げ、虚を突かれて自分の放った炎に左腕を舐められる) ……っ!! (引き攣るような痛みを覚えながら、慌てて飛び退き、左袖に移った炎を慌てて消す) わっ、わわっ!! (し、しまった。顔面蒼白になりながら、慌てて周囲の砂や土を探して……)  [Mon 19 Dec 2005 00:38:20]
ジャスティス@撤去 > (やはり先ほどの斬撃よりは効いた様で、蔦はこげて、萎んでいく) よしっ!! (ところで、かってに延焼判定。0は十で、数字が多いほど火がまずいことに。) 【延焼判定】 [Mon 19 Dec 2005 00:33:00]
ジャスティス@撤去 > ようし……。 (ようやく燃え上がった松明。音を立てて爆ぜるその光に照らされて、不適な笑みを浮かべる) これでも喰らいなさい!! (石壁なら延焼しにくいはず、そんな考えを頼りに、松明で蔦の断面を焼いていこうと!) 【判定】 [Mon 19 Dec 2005 00:31:17]
ジャスティス@撤去 > んっ……。 (硬い、なかなか切れ辛い。苦々しそうな表情をしながらも、壁の蔦の上部を切り裂いていき……) はっ……はっ……。 (結局敷地内への進入は出来なかったが、ある程度壁に張り付いた蔦を孤立させることが出来れば、一度後方に下がって改めて松明に油をかけて、火種で着火しようとして) このっ、このっ…… [Mon 19 Dec 2005 00:28:23]
ジャスティス@撤去 > (まずは、緑の塊のふちにある、壁の緑を切り払って行きながら、昨日と同じように、楔を打つように進んでいく。) のっ、このっ!! (切り込んでいくのはだいぶ怖いけれど、勇気を振り絞り。十センチ単位でだんだん踏み込んでいく) そりゃっ!! 【判定】 [Mon 19 Dec 2005 00:22:54]
ジャスティス@撤去 > よし、いくとしますかっ。 (立派な石壁に囲まれた庭、そこに固まっている蔦と、瓦礫になった家を見れば、その敷地に分け入ろうとする) そっ、りゃあっ!! (まずは壁から蔦を切り離していこうとする) 【判定】 [Mon 19 Dec 2005 00:16:16]
ジャスティス@撤去 > (油は、小さな陶器の小瓶に入れて腰に吊るしてある。切るだけじゃだめだ、と考えて)  切って!集めて!焼く!! うんっ、完璧な計画!! (全く根拠の無い自信に満ち溢れた言葉を吐き出しながら、たいまつを腰の帯に指してロングソードに持ち替え、蔦の侵食領域へと踏み込んでいる) [Mon 19 Dec 2005 00:11:14]
ジャスティス@撤去 > (間違えたっ) (ここは、緑の塊が程近い前線。自警団と住人とのいざこざを知ろうはずも無く、手に油のしみこんだたいまつを持って不適に笑みを浮かべている。火をかける気まんまんだ) ふふふふふ、見てなさいよ。 [Mon 19 Dec 2005 00:08:48]
お知らせ > ジャスティス@暗黒街教会さんが来ました。 『馬鹿がいた』 [Mon 19 Dec 2005 00:06:10]
お知らせ > 人影@封鎖区画外さんが退室されました。 [Sun 18 Dec 2005 23:22:49]
人影@封鎖区画外 > ( El Elmth Elmthon El Elmth Elmthon O'menth JaHa ELMTH.(エル・エルムス・エルムトン・エル・エルムス・エルムトン・オ・メン・ヤ・ハ・エルムト) ) [Sun 18 Dec 2005 23:22:30]
お知らせ > デュカスさんが帰りました。 [Sun 18 Dec 2005 23:19:32]
デュカス > ( 思い出すのは、後の事) [Sun 18 Dec 2005 23:17:38]
デュカス > (喉笛を横に切ると、ひゅうひゅうと息の漏れる様が可笑しい。こうなると“医者”でも救えない。適切な処置道具も無く、唯、呆然と ……其れこそ唯の小娘のように、惨状を眺める今では) ………ちッ、 (理由は何にせよ、自分が殺した。すっかり紅く染まった「白衣」の襟を正し、女は溜息を吐く。味ももう解らないし摂取する事も最早出来ないのだが、益々紅く染まった唇をちろと舐めた)    ……… ケルビン、…アンドリュー。ホワイティア。クリスティア。…神。……クリスト。………サタン。 (検死は最早行うまでも無い。身元確認と、身辺調査。死体から洗える情報は多いのだ。… 始末書など幾らでも書いてやる。情報を止めるな。思考を止めるな!!) ―――エル――…、…エル…El Elmth Elmthon El Elmth Elmthon  ? [Sun 18 Dec 2005 23:17:11]
人影@封鎖区画外 > ―――――。 ――――――――。              。   ( 空気が咽喉から洩れているのが我ながら馬鹿みたいでおかしい。 上手く息を吸えないのがこんなに苦しいなんて思わなかった、などと涙目の男は嫌に客観的になって、血と泡の混じったものをごぼ、と吐きながら痙攣して、そして動かなくなった。 残るのは確かにアンドリュー・ロドニスという40歳のクリスティア貴族の屍と、そのポケットに入った「赤い十字架を囲んだ円」の指輪くらいのものだ。 ) [Sun 18 Dec 2005 23:15:23]
デュカス > (蹴りは、成る程 当たった。女の細身は地面に落ちた。理由は至って単純に、男が手を離したから。腰をしたたか打ち付けて 機能が止まるんじゃねえかと思った。引き抜き損ねたメスは未だ男の足に残り、   ――其れが成す事を、この状態でどうやって止められたと言うのか!!) ―――――……… 莫迦な――………。 (唯、そう 叫ぶ事も出来なかった) ( 早計だった。よもや、 まさか、 そんな事をする訳が無い とでも―――思って居たのか ) [Sun 18 Dec 2005 23:06:12]
人影@封鎖区画外 > ば、はははハハハハハはハハハはははハハハハハハハハ!!! ( 終わりだ。 男の中で何かが切れ落ちた。 何て事の無い平凡な蹴りを避ける事も出来ずに前のめりに崩れ落ちながら、もう駄目だと。 死よりも苦しい日々が待っている。 確実に。 秘密を暴かれる。 それは自警団の拷問などよりもっと恐ろしく、残虐で、救いようの無い「粛清」だ。 男は足に刺さった何かを確認せずに引き抜き――――。 ) 神に呪われよ。 ( それを自分の咽喉目掛けて思い切り振りかぶった。 ) [Sun 18 Dec 2005 23:01:30]
デュカス > ッかは、 はは、は――… 女は嘘を吐くモンだ。バケモンも何も、モンスターなンだろ?………序でに言うと女ッてのも、嘘、だ。 (恐らく此奴はろくに修羅場に出会った事が無い。男と言う生き物はそれだけで痛みに弱いものだ。ならこれ一つでどうにかなるか、……油断無くメスを引き抜いて、構えながら。その点、女は強い。“俺”も其奴は素直に認めよう、医学的以外の理由で)  ……ホントは自警団員、デュカス=サヴィーと言う。 話を聞かせて貰うぜ、アンドリュー? …………これ以上痛い目見たくなかったら、ホラ、離してくれ。好い加減苦しいような気が、……してきた ッッ!! (鳩尾目掛け、蹴り込まんとッッ!! …所詮は格闘技能を持たない、細足だが) [Sun 18 Dec 2005 22:51:51]
人影@封鎖区画外 > El Elmth Elmthon El Elmth Elmthon! El Elmth Elmthon El Elmth Elmthon! El Elmth Elmthon El Elmth Elmthon! 神とサタンとChristの名に於いて!!! ( 憑り付かれたように呪文を繰り返し、力を込める。 既に言葉を交わすような余裕は無く、男の器の小ささと余裕の無さがまた1つ余計な事を露呈させた。 ) なんッ…御前は何だ!何だ!化物め! 私が退治してくれるッ!!! ( 奇妙な感触だ。 人間の首など絞めたことはないが、人肌とはこんなにみっしりと重厚だっただろうか? ばらばらと散らばる女(?)の荷物などに構わず、1秒でも早くその息の根を止めようと力を込め――――がくんと膝が落ちた。 何が起きたのか理解するよりも先に、何か異物が腿の動きを阻害して、動くたびに肉を裂いている事に気付いた。 ) あ、ああ―――――ッ。 [Sun 18 Dec 2005 22:46:04]
デュカス > ―――ああごった煮の街さ。腐った街で、くだらねえ街だ。だが、―――……オジサンにはちょおっとばかし大事な街なんだ よ ―――……ッッ!!! (細い、つくりものの喉に掛かる掌。女の喉で、確かに細いが 何処か硬い。まるで鉄線を束ねたような。呼吸は殆ど要らない身体だ。…けれど呼吸で動いている身体だ。反射的に、脳が「苦しい」記憶を掘り出している。クソッ垂れ!こんな所ばっかりキレイに拵えやがって―――!) ………ッはは、 こんな 事せずッ…素直に、 逃げ ときゃ良かったのに………な……… (まるで自分の行動を後悔するような言葉、は)      莫迦な奴。…アンドリュー。 (囁いて、 掴んでいたトランクの蓋を開けた。ばらばらとこぼれ落ちる中身。…… 閃く銀色 薄手の刃物を掴み、男の腿目掛け抉るように押し当てようと――…!!) [Sun 18 Dec 2005 22:34:52]
人影@封鎖区画外 > は は は! そりゃぁ良い。 それくらいファンタジックな方が旅先での配役としては面白いかもしれないな。 ( リラックスしはじめた男はいっそこのまま分かれて早々に帰国してしまえばどうにでもなるんじゃないかと考え直していた。 コイツはただのお喋りな小娘だと。 話し相手が欲しかったのか、もっと言うと誘っているのかと。 振り返る微笑みに笑い返しているその瞬間まではそう思っていた。 ) ―――――別邸なんてどうでも良いんだよ。 どうせ黄色や黒どもとごった煮の薄汚い街だ。 ( 表情が、無くなる。 ) 燃えてしまえば、良いじゃァないかッ!!! ( 覚悟を決めた男の両手が、「医者」だと名乗る女の首に伸びる! なんだこいつは。 コイツは 明らかに なにか探っているッ! 人気が無い今しか無いじゃァないか! ) 御前がッ! 首を突っ込むからァ―――――!!! ( 男は人を殺した事など、生まれて1度も無かった。 ※☆2程度の平均的人間データ。 ) [Sun 18 Dec 2005 22:26:38]
デュカス > 其れじゃあクリスティア産まれって事じゃあなくて亡国の王様で、そろそろ腰を落ち着けられそうだから今は放浪の旅を続けてるって事にしておいたら面白いような陳腐なような。 (地位の低い人間には見えないが王様に見える訳も無い。おどけて宣うて、漸く其方を振り返る。歩いて居る時間はそんなに長くなかった。段々と、人の通りの多い区画が近くなる。徐々に、徐々にだが) 認めちゃったよ。その女相手に、失敬な奴だね。 (硝子の緑瞳が微笑む) 聖堂に住みてえの?アンドリュー。別邸は要らないの? (不意に) そんな訳ゃねえだろう、あんたの口振りからして別邸はホワイティア区の近くだ。アレが蔓延っても、アレを燃やされても困る筈だ。少なくとも大多数のホワイティアは困る、変だねアンドリュー。 何で燃やしたいの? (不自然なまでに今更、話を蒸し返す) [Sun 18 Dec 2005 22:14:40]
人影@封鎖区画外 > 大聖堂、か。 あそこも悪くは無いか。 ああ、仕事は―――お忍び、という事にでもしておいてくれないか。 事情があってね。 ( 医者に話して聞かせる義務は無い筈だ。 これくらいの黙秘は不自然ではない筈だ。 此方の身なりを見ればそんなに地位の低い人間には見えないだろう。 ) それは女性が言う言葉じゃないな。 女性がモンスターであることは認めるが。 ( 話がだいぶ逸れてきた。 妙な勘繰りをされているわけではないのか? 殺しまでしなくても良いか? 男は少し落ち着きを取り戻し、まじまじと後ろから女を観察する。 中身が何者かなど、勿論気付くわけもない。 ) [Sun 18 Dec 2005 22:02:19]
デュカス > 避難先は幾つか、騎士団や聖堂が用意しているそうですよ ミスタ・アンドリュー、……へえ、視察に。学者か何かかい?なら有り難いんだが、 ……男女で黙って歩いてると意識しちゃう。討論でもしませんか、アレについて。 (中身がオッサンと知ったらどんな顔すんだろうな、と 関係無い事を考える余裕もある。… だが切羽詰まっても居る。自分はこの男を追い詰めに掛かっているのだ。其れは同時に自分を追い詰めて居るのだから) アレはまるで女の腕だ。ヒスで気紛れ、振り上げた平手は馬鹿馬鹿しい程痛い。まるでモンスターだね。 ( …少女風貌は、その細腕にトランクを持っていた。分厚いトランクだ。そして、震えそうな男を一向に振り返らない) [Sun 18 Dec 2005 21:53:38]
人影@封鎖区画外 > ア、アンドリューだ。 今度の件でクリスティアから視察に来ている…のだがね。 ( 薄くなりかけた額が脂汗をかいている。 何処まで話しても良いのか。 嘘を吐いて後から面倒が増える事に怯えて本名を名乗る。 今のところ、嘘は無い。 歩き始める足がじんじんと痺れたようで熱く、震えだしそうだ。 これから人を殺すかもしれない。 さりげなく女の斜め後ろの背後を歩くように、そして声は大人の紳士らしく余裕を持って。 …というのが彼の思うところだが、実際の所どこまでそれが出来ているかは怪しい。 ) …だから別邸を利用しているんだが―――あと何日あそこも持つものかね。 最悪何処かに宿を取らなければならないかもしれない。 ( 武器は。 一撃でコイツをだまらせられそうな武器を持っていない。 何かないか。 ) [Sun 18 Dec 2005 21:45:08]
デュカス > (目を見詰め、にっこりと微笑んで見せる。何処か浮ついた様な相手の態度に思う所もあった、…と言うかこんな現場でこんなにテンパっている人間を見れば誰だってそう思う。職業柄で無くともだ。スーツケースを持ち直し、肩を竦める) アンタ名前は?こんな夜に連れる紳士を何て呼べば良いんだい、ミスタ?………然し何だ、凄い事になっちまいましたね。アンタ見た所ホワイティアだが、家は無事かい? (何気ない調子で、世間話のよう。先導して歩き出した) [Sun 18 Dec 2005 21:37:05]
人影@封鎖区画外 > ( 医者?医者だと。 自警団という言葉に一瞬反応するが、其処は何事も無い風に抑えた。 自警団「に雇われた」だ。 男は疑問にも思わずそれを信じた。 相手を疑う余裕も無い。 「疑われるのは自分だ」という強い思い込みがあった。 ) … …… ………そう、かね。 まあこんな所に長居をしても仕方が無い。 女性をエスコートするのは紳士の役目かもしれないな。 ( 断るのは不味い。 男は余裕のある紳士の態度でホワイティア特有のオーバーリアクションで肩を揺らして笑って見せた。 ……誰も見て居ないのならいざとなればこいつを―――。 ) [Sun 18 Dec 2005 21:31:08]
デュカス > (少女風貌は本当に今通り掛かっただけだった。生憎白衣の他に外見で身分を特定出来るようなものは身に着けておらず、自警団の腕章どころか制服まで脱いで着てしまったようだ。…いや、今回はそれで都合が良いのか) 帰るにしたって……? … ……あー、名刺切らしてら、どうも初めまして 今回『中央病院から自警団に雇われた医者』の、……サヴィーってモンだが。 (嘘を、吐いた) 現場からコレから帰るんだが、こっちが近道だもんでね。 (…さて他に団員は居ないか 同じく不自然にならない程度に視線を走らせた。現場から近い事は近いのだから二、三居ても可笑しく無いが) どうです、帰るなら途中まで。御一緒しません? [Sun 18 Dec 2005 21:24:19]
人影@封鎖区画外 > ( 男は思うのだ。“正しい言葉を口にして何が悪いのか” “コソコソと隠れる必要など本当にあるのか” 盲信者に理性は無い。 盲信者に理屈は無い。 ) ――――う わあ!! な、だ、何だ貴様! お前の方こそ子供がこんな所で何をしている!? 早く、帰れ! ( 会話は成立しない。 男の狼狽は露骨で、最後の一言がそれを決定付けた。 聞かれた。 見られた。 周囲を見渡してほかの目撃者が居ないか、はじめてそこで確認した。 逃げるか。 逃げるか。 逃げるか? 然し逃げても良いのか? ) [Sun 18 Dec 2005 21:18:13]
デュカス > (――背後より) アレを焚き火にするにゃデカ過ぎるし、 第一此の辺りにもそろそろバリゲードが広がらないとも言えない。避難した方が良いンじゃねェかい。兄ちゃん。 ( 冬だと言うのに、黒の薄着に白衣を羽織り 薄底の靴を履いただけ の少女風貌が居た。可憐なソプラノはしかし、気怠く伸ばした口調の所為で老成した雰囲気を醸している。胡散げに顰めた顔も、表情の所為で少女と言うよりは中年を意識したような面構えだった)  世も末の光景だからって、変わったお祈りだね。 [Sun 18 Dec 2005 21:13:09]
人影@封鎖区画外 > …El Elmth Elmthon El Elmth Elmthon O'menth JaHa ELMTH. 神よ我等を護り給え。高みに導き給え。 ( 男は祈りを込めて指で十字を切り、その周りに円を描いた。 正しき十字であり、正しき解釈だ。 少なくとも彼にとっては。 彼の無能と言われる由縁はひとえにその迂闊さと思い込みの激しさ。そして人のいう事を聞かない性格にある。 仲間内以外でその聖句を唱えることと十字を切ることは禁止されていることを、男は忘れていた。 ) [Sun 18 Dec 2005 21:08:41]
お知らせ > さんが入室されました。 『 ―――だがね、 』 [Sun 18 Dec 2005 21:08:06]
人影@封鎖区画外 > ( そうだ焼いてしまおう。 それがいい。 幸い世論的にもアレに火を放ってしまえという意見が飛び交っているのだ。 上から圧力をかければそういう方向に後押しできるかもしれない。 そうだ、焼いてしまおう。 男は大袈裟に顔を上げてにやにやと笑い、それが一番だ、と一人呟く。 ) 焼けてしまえば問題ないじゃァないか。 出来るだけ強くだ。 焼け落ちる程強く! ( 男は自分の独り言に酔う。 自分が連れ込んだ小心者で愚図なオーランド・ケルビンが自分よりも評価されている事が気に入らなかったが、その実、男は周囲に評価されていなかった。 ) [Sun 18 Dec 2005 21:02:38]
人影@封鎖区画外 > ( 遠く溝色のモンブランを見上げる姿がバリケードから離れた路地の影に1つあった。 それなりに身なりのしっかりした、市民らしいホワイティアの男である。 男は苦々しくそれを見上げ、吐き捨てる。 何が起きたのかは知らないが、場所はあそこだ。 アイツが何か余計なことをやらかしたのかもしれない。 誘ったのが間違いだった。 誘ったのが間違いだった。 ) ……ケルビンめッ(・・・・・・)!! ( ああ、これから面倒な事にならなければ良いが。 掻き毟る頭髪が乱れるのも気にせず、男はぶつぶつと呟く。 )  [Sun 18 Dec 2005 20:57:18]
お知らせ > 人影@封鎖区画外さんが入室されました。 『 eye. 』 [Sun 18 Dec 2005 20:50:41]
お知らせ > ナンテコッタ@寮自室さんが退室されました。 『そしてもそもそと観察ノートに挿し木最初期の大きさなどを明記し始めましたとさー』 [Sun 18 Dec 2005 02:55:23]
ナンテコッタ@寮自室 > という訳で用意しましたのは植木鉢ィー イェー!( どーんと部屋の中に鎮座する植木鉢、その数四つ。 パチパチパチと自分に拍手。だって頑張ったヨ!植木鉢買って自分で土盛って!お昼は準備に駆け回っておりました、ゲフーイ。ちなみにナンテコッタは緑色でもエルフなので埋まりません、植わりません。らぶー? ) これにえいやっ、と ( 中心に凹みを作ってた土の中に切り取った蔦をずぶ、と刺しまして 土をもりもり。 ) 何故4つか、環境によってどんな変化があるか見るためデーッス。( 一つは普通に、一つは暗所で、一つは暖かい場所、最後のひとつは寒い場所置いて、それぞれ観察しまス。 ) まあ、育つかどうかは判ンないデスが、ががががッ ( そして怖がって誰もやらんだろう。だからやる。やッてやるさ!もくもくと挿し木を終えれば、清々しい笑顔で汗を拭ッて ) とりあえず現時点ではこんなトコですかネー?( ぐるーり、植木鉢やらラットの屍骸やら、漬け物やら、蔦の山やら割りと惨状のお部屋を見渡す。 現時点で確実に判明した事は 食えない。燃える。 この二つ。 様子を見る必要があるのは、海水漬け、塩漬け、挿し木の成長、って所。 ) おッかないけど育ッてくれるとありがたいですネ!今日のナンテコッタ研究所はここまでーっ また明日も見てくれるかなッ バイバァーイ☆( ワーイ、とおててフリフリ。ちなみに部屋の中には一人きりだ。 割とお寒い光景。 ) 寒ッ! ( 窓閉めた ) [Sun 18 Dec 2005 02:51:53]
ナンテコッタ@寮自室 > うおッ!?焦げ臭いッスッ ( うヴぁー!窓全開しました。 その内、水分が抜けきって炭化し始め、しまいにゃ火がついて、そして燃え尽きた。 金網の上に残ったのは縮んで炭化した黒い塊。 触ってみたらボロボロ崩れました。 ) オウケィ、蔦は燃えるー、と。けれど生物なので燃焼させるには水分が問題、っとー ( そしてあのサイズだ、ちょっとやそっとの火力じゃあ燃えまい。そして火勢が強すぎると消せなくなるかもしらん。けれど、前線でも確認されているように普通に燃えると判明。 ) うーん、思ったより植物っぺぃーですね。何ていうか ( 匂いだって青臭い。斬った感触も植物っぽい。あとは断面を顕微鏡で見てみたりした方がいいだろうが、近くで見て、手で触れた感想としては植物。 ) ではー、これを植物と過程してッ  植えるッ! (  くわっ!要するに挿し木しようってのだ 前線に出てたポニテの人がやめて欲しい、って言ってたくらいかなり無謀なチャレンジ。最悪、ヴェイトス大学を中心に70メートルのバケモン爆誕。 ) イヤイヤイヤ、ちゃんと燃えるのが判ったからデスヨ?ちゃんと目を離さないで観察しますッて ホラホラ、植えるのも地面じゃなくて植木鉢ですしッ ( ものっそ言い訳じみた。でも目が届く範囲なら、急速に大きくなっても何とかできるだろうって思ってる。 ) [Sun 18 Dec 2005 02:39:28]
ナンテコッタ@寮自室 > えーっと…  症状は頭痛、吐き気、呼吸困難等。致死量は不明だが、毒性は強いと思われる、っと ( カリカリカリ、一見植物に見えるこの蔦のアルカロイドが持つ毒性についてはもっと詳しく調べて見なければ判らないし、専門家に任せた方が良いけど とりあえず、現場に提出するレポートなら毒があると判るだけでも違う筈。 ) 次の実験まいりまっしょうー!燃焼実験ー ( おててひらひらさせながら指すのはアルコールランプと金網、三脚。勿論パチって借りてきたものだ。窓を開けます、暫くお待ちください。 ) うひょゥ!寒ッ!? ( 冬の冷気がなだれ込む。防寒対策ッ フライト用のジャケットをもっふり。 ) はい点火ー。( 細かく切った蔦を三脚にのせた網の上に載せ、これまたパチってかりてきたフリントを使ってアルコールランプを点火。炙ります。 ) そんでもッてー 塩ッ。っていうか海水ッ ( 先日の自警団員の話を聞いてわざわざ汲んできた。超寒かった。 バケツ一杯の海水にこれまた蔦をどぼん。 自警団からパチってきたコップ一杯分の塩の中にズブリ。 ) あとは結果をゴロージロー?おおう、早速火にかけた蔦がじゅるじゅる言っておりますッ。( 無論、切り取られているからにゅるにゅる動いたりはしないが。熱された蔦は水分が滲み出て、じゅわじゅわと蒸発していっている。 ) この分だと燃えるカナー?燃えちゃうかなー?( そうしてる間にもじゅうじゅう焼けております。あんまりウマソウではありません。海水や塩漬けは時間をかけなければ効果が出ないので放置デス。 ) [Sun 18 Dec 2005 02:23:51]
ナンテコッタ@寮自室 > ( 悲鳴、そう、悲鳴である。でも近隣の部屋から如何した、と見にくる者は居ない。だって日常茶飯事だから こう、またか。みたいな 時々苦情がきます。靴の中にガビョウが入ってます。 何デダロウ? いや、それはさておき。カーテンやシーツがやけに鮮やかなレインボーカラーだったりする以外は、案外スッキリした室内には、先日とどいた例の蔦の断片の山がシートの上にこんもりと山を作って、青臭い匂いを部屋の中に充満させている。ハナはもう慣れた。さて、其処にはエルフの刺殺死体がある訳も無く、一人パニくるエルフがおったそうな。 ) だ、大丈夫カーッ、生きてるかーッ 傷は浅いぞネズミーマウス。衛生兵衛生兵ーッ!( ばんばんと床を叩くエルフの視線の先には今まさにもがき繰り死んだ挙句にご臨終なされようと痙攣する実験用ラットの姿がッ!あ、動かなくなった。 )―――……    ヴぁー ( 口をへの字にしてなんともいえない顔をして蔦を見た。 ) やっぱ、毒性アリっすかー? ( この蔦をラットに食わせたのだ。無理矢理。そして確信犯。 昨日のテンションのまま焼き蔦パーテーになだれ込み、とりあえず生で行っとくか、とあーんと口を開けた所でイナズマが走ったのだ! そういや、これ毒ガス噴いてたよね?って。自ら体験したその毒性の事を思い出した。そりゃあ毒性もあるってモンで、わざわざ実験用ラット貰ってきて実験したのだ。 そしたらもう大暴れですヨ!しまいににゃぴくりとも動かなくなって、ご臨終なされた。 ) ヒュウッ 危うくポックリ逝ッちゃうトコでしたねッ!ナンテコッタ危機一髪ッ ( サラバ実験用ラット、君の死は忘れないッ 検証結果その1、あの蔦は食えない。 恐らく、毒ガスと同じか、それ以上の毒性が在ると思われる。 ラットの遺骸を横に、毒ガスを貰った時の症状も付け加えて机の上に広げたレポートに書く。 ) [Sun 18 Dec 2005 01:59:53]
ナンテコッタ@寮自室 > ( さて、『ナンテコッタ研究所』 やったらめったら胡散臭い文字が描かれた真新しい表札のかけられた扉 といってもヴェイトス大学学生寮であり。そしてその一室である。しょっぱいイメージのある学生寮でありながら下手な借家よりも充実した設備を持つ近代的な寮だ。一人住まいには余裕のスペース、何といっても部屋事に浴室が付いてるなんて破格の待遇。 さあ、その問題の胡散臭い部屋だが―― ) ぎにゃああああああああああああああ―――ッッ!! ( 悲鳴が響いた。深夜に 超近所迷惑。壁がドン、と蹴られるのも日常茶飯事だがこの部屋の住人は気にしない。だってナンテコッタですから。 ) [Sun 18 Dec 2005 01:43:27]
ナンテコッタ@寮自室 > ( ※ このロルでの検証の結果、『蔦の化け物』に対し明らかになる事はEMに情報公開を求め、許可を受けた内容である事を前置きさせて頂きます。 ) [Sun 18 Dec 2005 01:42:29]
お知らせ > ナンテコッタ@寮自室さんが入室されました。 『ナンテコッタ研究所』 [Sun 18 Dec 2005 01:42:12]
お知らせ > ザッハトルテ@西園寺邸さんが帰りました。 『( 苦く笑う声。――意味深な言葉の意味を噛み締める前に意識が途切れた )』 [Sat 17 Dec 2005 04:26:59]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ( 永らく就寝の習慣から離れていた霊体と、夜眠る吸血鬼。 行き先は誰かの夢の先、何から何まで御伽噺。 ――…童話の全てが心温まる話ではないように、先の展開が読めないのは まあ――ヒトデナシがこう表すのも可笑しな話だけれど、人生とはそうしたものなんだろう ) [Sat 17 Dec 2005 04:26:34]
お知らせ > ユエンさんが帰りました。 『 …一人だけじゃ、塀から落ちるしか無いんだけど、ね?( 苦笑いのノイズが、拡散した。)』 [Sat 17 Dec 2005 04:22:39]
ユエン > その知り合い――縁者の関係でね。そんな風に。( その程度の理由さ、と。少なくとも、この名に冠しては其方の意味で間違いない。 ともあれ、名は他者からの認識。故に己にも関わる。仮初であれ、本質であれ。) ――…ならば、良い事だ。それだけでも、君はまだ恵まれている。( 戯言だけどね?重なる声もゆらゆらとノイズ交じり。恐らく、同じ場所に引き込まれていくせいなんだろう。 眠るという習慣が途切れて、幾日経ったか。思い出すのも億劫だが。)  ――…ハハ。 ( 掠れるように漏れたノイズが揺らぎながら、) Humpty Dumpty sat on a wall――… ( 子守唄にはなれない歌を呟いて。) [Sat 17 Dec 2005 04:21:44]
ザッハトルテ@西園寺邸 >  ――名前が御立派にかの国の。 ( 由縁に所以。 貴方のそれがほんとうの名前なのか、トキノミヤコ以外の国の何処かでも意味を持つ名前なのかは知らないけれど もし前者なら――…姓名占いでは良く使う名の方を使えとも言う。 そちらが本当の名になる訳だ、己にも無関係ではない話。 ) …そりゃもう幾らでも。 と云うか――…頭の上がらないひとばかりなんだ、私は。 ( 貴方を抱えたその上で両手を軽く組む。 笑いさざめく声が何処か遠くで聞こえるのはおそらく嵌めた件の指輪の所為、こんな早くに寝る習慣は無い身が 意識が沈んで ) ――――… この世の全て、取り返しのつく事なんか何もなくて。 地平の事象に立っているのは   Humpty Dumpty( 貴 方 ) だけ では  …    ( 目を閉じた。 ) [Sat 17 Dec 2005 04:09:49]
ユエン > ( いざという時には、覚悟完了と言えば宜しい覚悟のススメ。) さて?トキノミヤコには――…まあ、知り合い程度はいるけど、親戚はどうやら。取り合えず、敵わないもう一人は誰なのか聞きたい所。( 魂の兄弟。そうだとしたら、苦労するのは一体誰か。 そして、敵わない誰かさんとやら。流れ的には件の家主殿か、それとも別の人物か。 胸の上、鼓動は伝わらない。そして、ぬいぐるみにもそれは無い。あったら軽くホラーになる。) 良いじゃないか。王様を百人集めても戻せない。だから、丁重に扱うと宜しい。( くく、と偉そうな笑い声は胸の上。傍から見れば、妙に可愛らしい光景だ――とは、眠りに落ちる寸暇の戯言。) [Sat 17 Dec 2005 03:58:16]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ( 自供のススメには無言で軽く肩を竦めた。 元より言い逃れだの嘘が上手いとは自分でも思わないから――「南無三」とか言うやつだ ) ――…本当に話が合いそうだ。 案外魂の兄弟だったり? …何だか 敵わないひとがもうひとり増えた気分。 …じゃあ誰なら敵うんだ、とか聞かないで戴けると。 やれ、こんなに「早く」――就寝するのは久々。 ( 少しばかり考えて ) ( ――…完全に「切って」行く事にした。 変に心臓やらを動かすと、この骸が「そうなる」条件はふたつあるから―― 死に掛けていると誤解されても困るし。 本当にくたばったならばこの敷布の上には明確な証が残るだろうし ) ( その的確なツッコミは充分武器になりそうです、何処かの誰かが囁いて ) ――…すると貴方は卵のかたちの名論客(Humpty Dumpty)になってしまうんですが。 ( 余りな例えで申し訳ないと呟いて、横たわった両手は胸の辺り 貴方を抱くようにして――くまぬいを抱えた以外は典型的な眠りに落ちる吸血鬼 ) [Sat 17 Dec 2005 03:45:50]
ユエン > ならば私は言わないさ。――但し。説明にしろ釈明にしろ、発覚した時には自供すると良い。( だって、私は今君に口止めされてしまったからね? 元より触れ回るには向かぬ性質が言えるとなれば、限定される。それを承知の上で告げた。名付けられたものは宿業。されど、己にてつけたものは責任を取り給えとまでは、言わぬが。) さあ――…どうなのかな?「僕にも選んでくれた事などまだないのに!」とハンカチを噛み締められそうな予感も幾許は?( 本人のいない所で言いたい放題だ。クマの重量以上に文字通りの「お荷物」になりそうな幽霊は、いとも楽しげにくつくつ笑うばかり。) ならば、方針は決まった。いざとなったら三十六計の発動だね。( それは異次元では無く、二次元だとツッコんだ。クマの裏拳は表と変わりない。 元より一般人が彷徨うだけの代物、ノリは見事に物見遊山だが。)   ( 身一つ以外に持つものなど無し。もふもふとした手は握り返しは出来ないが。 宜しく、懐中時計の白兎?Alice in Wonderland  そう、笑う声がさざめく。) [Sat 17 Dec 2005 03:32:16]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ――…内密に願いますよ、それ。 一応『魔除け』と言い逃れる方便も無い訳じゃないのだけれど、意味を知られないに越した事はない。 ( 先尖らせた樫が滅ぼすもの、それは故郷の夜に君臨するもの。 だから 少なくともかの国の一部地方では、その樹は魔除けたり得る。 ――勿論それは後付けの理由なのだけれど。 果たして「彼」――勿論此処の館主殿を指す――がそれを知ったらどんな顔をされるやら。 ) …貴方と「彼」は――…ええ。 とても話が合いそうだ。 敢えて私にそれをさせようと仰る辺り、あちらが聞いたら喝采の声を上げるでしょうよ。 それも戻ってからの話だけれど。 ( ――…何処かで戻れないならそれでも構わないと思っていたのに。 それなのに、同行者が出来た時点で如何やらその選択肢はなくなったらしい。 …或いはそれもこのひとの目算のうちだったりするのだろうか――立ち上がって ) …私だってないですよ、そんな荒事用のスキルなんか。 この話を持ってきたのは職場の人間ですけど、その時は――…「HAIKUを書いて撃退すれば良い」 そう言ってましたから。 ( それは夏の終わりにあった『異次元の脅威』なる依頼だとツッコむと良い。 ――さておき。 物騒な獲物を文字通り隠し持つとは言え、己の血の方向性は未だ知らないから、「できれば穏便に」そう呟いて )  ( 安物のシーツを購った理由のひとつ、古い形の外套に袖通した。 貴方の前肢を恭しく取るのはその後の事。 ) [Sat 17 Dec 2005 03:09:31]
ユエン > そりゃあ妙な気分もするものだ。意味を知った時には、思わず魂が器から抜けたね、私は。 ――…ならば、夢の中では本名の方で呼ばせて頂こうか。ザッハトルテ君とね。( 「彼」が某家主殿と同じものであるかは確率半々と見てはいたが、断罪の樫を名乗ったとあらば何ともはやと。やれやれと肩を竦める模倣は、ぺこんと頭が揺れただけ。己とて仮称のようなものしか名乗らぬ癖して、おくびにも出さず人様の名を発音した。) 甘いね。君が選んで君が差し出すのさ。そうじゃなくちゃ意味が無い。 ――…ふむ?( 訳著を一冊選んで差し出せ等と言う口調は、完全に楽しんでいる。宜しくも無い性質を露としながらに、いざこれからといった言葉に足元を見下ろした。白いシーツ。花嫁の禊などと戯言が思考を掠めた。) ならば、便利な言葉がある。「終わりよければ全てよし」、とね。( 百の歳月を無に帰す絶望があるように、千の絶望を還す希望があるように。別に、其処まで深く考えやせぬ。故に、その手紙の意味を真に決めるのは、それを宛てられた一名のみだ。) ( 寝台の上、ひょこと直立し。) 山ほどあるさ。だから、全部置いた侭で行くさ。生憎戦いの心得はとんと無いからね、うっかり眠り姫にならないように気張るとしようか?( さあ、と。催促するように前肢を伸ばした。) [Sat 17 Dec 2005 02:55:00]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ( 手帳の上を滑らせた手が止まり ) ――…改めてそう呼ばれると何だか妙な気分だ。 慣れなければいけないのにな、…… 。 ( 元々が投げやりな気分でつけたものだし、意味だってろくなものじゃない。 名前に括られる類のものではないけれど、偽名に慣れる事で――――自分を手離す気がするんだ――表情から声音から一切を黙して ) それなら此処の書庫に行くと良い。 おそらく「彼」が片っ端から買い付けてくれるだろうから? でも――…それも「戻ってから」か。 貴方さえ良ければこの後にでも「出かけて」しまおうかと思うんだ。 ( だって、言い残した事が何だか見つかったから。 ) ――…それこそ謙遜です。 それも水掛け論だから、じゃあ――ブレインストーミングの妙と云う事で手を打ちますか。 私ひとりでは果たして答えに到達できたかどうか怪しいものだ。 ( ――ほんとうは こんな紙切れ一枚で済ませるのも酷い話。 たかが120時間とは言え、彼がその間何を思うか想像はつかぬ。 頭を一度横に振り、その一頁を切り取って ) ――…自己満足に過ぎないのかも知れませんが。 ( 後ろ手に机に置いた。 ) …さて、此方は特に準備も何もないのですけれど。 貴方こそ心残りはありません か。 [Sat 17 Dec 2005 02:42:14]
ユエン > ならば、君の訳した著書と交換といこうか――AlteEiche君?( 一番最初に知った名。それが著名だと知った上だからこそ、こんな言い草。著書に特徴の出るように、訳にも特徴が出るもの。なれば交換とは、他愛無くも根幹の興味から。 笑うのはやはり気配であって、クマではない。無闇につぶらな黒すぐりが向けられるのみだ。) さて。その辺りは御想像にお任せするとしよう。――…ふむ?( 問いかけは二種。疑問を晴らす為の答えを求めるものと、答えを浮き彫りにする為のセンテンス。拙い言葉ながら、一つ枠組みを得たかと見れば、自我と記憶の深淵より帰結を引き揚げるを待つ沈黙。) ―――いやいや。私は何もしちゃいないさ。君はちゃんと気付いたんだろう?( 重ねて言えば、元より平凡な人間。生前には出会った事も無い吸血の徒の習性など、文献でしか知らぬ。だから、答えは既に中にあったもの。それこそ、有色の海の中から答えとなる壱を探し当てたは、彼自身だ。)  ( そして、記される答えはここからは知れぬ。 あひみての恋文ではなかろうとも、覗き見するが無粋とは知る事。)  ちゃんと書けたかい?( 五日の間に掛かる心残りは。) [Sat 17 Dec 2005 02:30:32]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ふたりとも(・・・・・)自愛するようにと書き付けた。 …5に2を足して7、それは「彼」にとって呪わしい周期であるから。 ――いい加減な進言をかましたまま放置する事になると、それが引っ掛かっていたものの正体 ) [Sat 17 Dec 2005 02:12:29]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ――…それにね、これは職業的好奇心とは別で――私も貴方の書いたものは読んでみたいし。 ( 聖画を手がける誰かさんの作風のように、作品からその生みの親の人柄が滲み出るとも聞くのだから。 それは貴方個人への関心でもあるのだろう。 因みに「くま おきた…!」と思った ※全部平仮名※ のも追記する。 ) 面白い事のひとつも言えないって自覚はあるつもりだから、謙遜じゃなくて事実だと思うよ。 でも――水掛け論も不毛ですから我々と云う種族への関心だと そう思う事にします。 ――… ( 種族 )( 5日 )( 帰って来てから? ) …それじゃ だめなんだ。 ( いけない気がする そんな不明瞭は貴方の問いにより明確な確信へと変わる。 120時間などほんのひと時の筈の種族が、何故たかが5日を急く必要があるのだろう?  )  ( 3ツを足す。 その3ツの単語から、文章を作れ――――言葉を憶える頃の子供みたいだと思った。 …そんな時代を知らないけれど。 ) ( 立てた爪で己が腕を軽く叩きながら暫く考え ) …貴方はやっぱり切れる方だ。 ( 顔を上げた。 ) 我々の時の物差しはいやになるほど永いけど、ある一点に於いてそれが崩壊するんだって ――…ほんの数ヶ月前まで自分もそうだったくせに 変な話だ。 ( 背後の机に向き直るのも面倒とばかりに上着の内ポケットから手帳を取り出して、一文――貴方の位置からは見えないけれど ) [Sat 17 Dec 2005 02:11:14]
ユエン > それもまた一興。猫の手だとしても、評価して頂けるのは嬉しいね。( 死後に名誉も無いものだがと、からりとノイズが走る。 元より酔狂、道楽と言われて久しい代物の文章。期待すれば肩透かしとなろうが――― 知らぬ間に織り上げられていくもの。見えたとして、きっと笑って見過ごしていく。)  …やれやれ。バランスが良くない。( 馴染みきっていないという事か。ぼやきながら身体を起こす。寝台の上、座るクマ一匹。 いずれ、完成した白黒のアレに入ってみるのも一興かもしれないとは、さて。誰の思考。 くしゃみを聞かれて、また寝台に連れ戻されそうな誰かさんと誰かさんの会話は仮定の物語。) 括りだけで言うならば、君も従兄弟みたいなものだけれど? それに謙遜は宜しくない。「君達」は何かと興味深いね。( 元より凡俗に過ぎぬ身には余りある程に。血色を見やるはすぐりの実。発露す言葉を待つ沈黙。) 五日間――ね。引っかかるってことは、帰ってきてからじゃ行けないのかな。それとも―――?( 別の理由が存在するか。別に、他愛無い理由だって良い訳だ。帰ってきてからじゃ、「いってきます」は言えない。そんな程度の。さて、沈黙より何を取得するかは、彼次第。) [Sat 17 Dec 2005 01:52:33]
ザッハトルテ@西園寺邸 > …臨時のつもりが先方が離してくれない可能性もありますけれど。 ( 話して感じるのは、このひとの手による文章の水準はさぞ高いのだろうなと――時折「こんなのどう訳せと」とぼやきたくなる作品を目にする機会も多い故の そんな判断。 ともあれ、後日職場にそんな紹介をする――…これも「約束」 か ) ――――… ( くま ころんだ…!! 平素のゆるい無表情がほんの僅か、崩れる。 くどいようだが貴方が白黒だったら大変だ。 因みに当家の御令嬢が今くしゃみなどされると、風邪の所為かと思われる可能性大。 ) …それは貴方と 「彼」と が――…従兄弟に当たるからなのでしょうね。 似たタイムスケールを持つ、話も合うのだと思いますよ。 生憎私は彼ほど言葉が豊かではないし ただのつまらない男ですが。 ( 綿もふもふの丸い手が突き出されて、瞬く血色。 ) だから――…残すとしたら彼宛てなんだと思う。 ( 出来の悪い生徒のように、足りない言葉を補った ) [Sat 17 Dec 2005 01:38:21]
ユエン > ( 古典にて「太陽が黄色かった」という理由で殺人を犯した心境に辿り着けるか否か。それはそれで問題だらけ。何にしろ、我々は須らく眼の開いたフリをした盲人だ。行方、足元すらも見えていない。広義の普遍は何処までも。) 嗚呼――その辺りはね、従兄弟殿?( 承知の肯定は戯言じみた言葉。) なら、書き手の足りない時にでも回してくれれば良い。別に、何処ぞの専属になれる程に売れっ子な訳で無し。( 30分云々のくだりでは笑わせて頂く。いやはや、人なれども、世界にはかくも鬼が住むものか―― などと、戯言じみて。 ひょいと頭を上げたクマは、その勢いでぽてんと寝台の上に仰向けに転がった。自律稼動するとはいえ、ヒトの身体のようには行かぬ。 そして白黒は、きっと帰って来る頃に一体待ち受けている予感。何処かで赤羽根背負った娘子がくしゃみしそう。) ―――ん? 元々ね、此処にお邪魔させて頂いているのもそれが理由。私をきっちり捉えられる目の持ち主は希少だから。( 見える話せるだけならば、この街には多かろう。だから、これは別の話だ。受諾の言葉に、ぺふんと間の抜けた音立てて両手を叩いた。) 私については心配いらないさ。怖いものは成仏と〆切くらいのもの。 ――はい、ストップ。( 省かれた言葉にすら辿り着く前に、ずい、と綿の詰め込まれた手を突き出した。) 誰かの話なんか聞いていないね。私が話しているのは、君なんだから。 [Sat 17 Dec 2005 01:26:29]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ( そして暴力の為された後、「何故あんな事を」と問われて「自分でも良く判らない」と答える困ったちゃんが発生する罠だ。 本当に判って居ないのだから性質の悪い話。 見えて居ないのか目を塞いで居るだけなのか、――それはまた別の。 ) まあ 私も――… ( 何ぞ間が空くが。 ) …西園寺と話して居るのならとっくに御存知だと判断します。 私も人間を装って居るから、確実とは言えませんが――筆力のある人材は喉から手が出るほどなのじゃないかと認識してます。 ( 自分の担当ではないけれど、何しろ過去に「30分でコラムを書け」とか宣った職員が居たそうだからと付け足した。 後になって聞いてないよなトラブルは避けたい。 視線の先でぬいぐるみの腹の辺りの綿がよれる、一礼の形。 もし貴方がくまはくまでも白黒だったら大変な予感がした。 ――理由は聞くな。 ) ………………それだと私が、( くまのぬいぐるみと握手して寝る5日間。 流石にその寝姿晒すのは如何なの、と思いはするが ) ( ………… ) …いえ。 刺激のない時間を過ごす苦痛は――…ね 。 ( それは遠回しな受諾 ) ただ、場合によっては「何ぞある」可能性もゼロじゃないそうですから? その器がだめになる怖れがあるとだけは。 ( 背凭れに乗せた両腕、その上に顎を乗せて ) …私が5日居なくなったくらいで騒ぐひとなど。 ( 約1名、そんな言葉は省かれて。 ) [Sat 17 Dec 2005 01:13:57]
ユエン > ( さりとて、人間の感情がそれ程明晰に区分化されている訳でも、実は無し。明瞭に区分け出来るのであれば、愛憎等という愉快な単語も生まれ得ない。衝動の発露がある分マシさと笑いかねないのが、既に現世の責任を放棄した幽霊というものだ。) その辺りはどうにも、ね。道楽と言ってしまうと聞こえが悪いけれど。 そう、だね。取り合えず別の場所。――…まあ、今から売り込みというのも難しい。それは確か。…しかして。君の所はどうだい。こんなのでも使って貰えそうかな?( お使いはコレとは別の人形に入ってやっているが、あっちはあっちで難儀だ。ふすー、と空気の抜けるような音もノイズ。 そして見上げた先の唇を大まかに読んで、訝しげな気配が漏れる。ぴょこんと寝台の上に立つと、礼の仕草を模すクマ発生。所詮ぬいぐるみ、ビシッと決まりはしないが。) それは勿論。――…ふぅん?なら、是非とも巻き込んで欲しいもの。かような身になって久しく、夢なんかとは縁が無い。( 勿論と、肯定は一秒。緩々と落ちた緋色を、黒すぐりは追いかけぬ。代わり、項垂れた黒の簾を見やり、) ああ、失礼。どうにもね、夢を見に行くという気配じゃないものだから、つい、ね。 ――…言い忘れと来たか。五日間不在にする上で、伝えたい事。 まず、「誰」に言いたいのかは、分かるかい? [Sat 17 Dec 2005 01:01:15]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ( 照れ隠しと云うか普通にこー、行き場のない暴力衝動? その原動力を怒りと呼ぶのは容易いが、この男の場合は――心の動きが多分に足りない。 心に滲むよしなしの濁りを感情と称するならば透明と、良く言えばそうなるけれど。 本人が定義できずに曖昧なまま色が入り混じった混沌から鮮明な一色を拾い上げられないだけとも言えよう ) …誰でも始めは駆け出しですよ。 それこそ地道な活動を重ねてなんぼです。 すると――…今のところは 少なくともうち――私が身を置いているギルドには登録されて居られないのですね、もっともその御姿ではそれも難しいかも知れませんが。 ( 一度天井を仰いだ。 ぽつぽつと動く唇の動きを追うなら、「あすこならぬいぐるみでも行けるんじゃないか?」そんな形に動いているのが見えるだろう。 そも、通う必要はないのだし。 ) 職業的好奇心が疼きますか、( 用紙を指差し )…それには追記があって 如何やら――…うん。 平たく言うと私が貴方を捕まえておけば、一緒に巻き込まれるようではありますが。 ( そこで言葉を切った。 黒すぐりの瞳を一度見て、視線は床に落ちる ) ……別に悲壮でもなんでもないのですよ。 ただ 何が引っ掛かっているのかと――…何か言い忘れた気がするんだ。 可笑しいな、5日なんて大した時間じゃないのに。 [Sat 17 Dec 2005 00:50:41]
ユエン > ( そのフラグは此処の家主殿に丁重に捧げる次第。照れ隠しと言うには凶悪な一撃を身を以って知っている。尤も、性質上手加減はされていたのだろうが。※性質→ふかふか。 住んでいるといっても、通い。「中身」は度々もとの住居に戻っては、暇潰しとばかりに此処に置き去りにした器の中へと戻って来る。そんな連環。何にしろ、擦れ違いではあった訳だ。存在は知っていたが。無論家主の。それはもういい。 幽霊は記憶で構成されている。だから、早々忘れて差し上げない。沈む頬杖を目にして、笑う声が揺れたのは錯覚だけでもあるまいて。) 嗚呼。作家と言えばおこがましいんだろうけどね。駆け出しさ。――…ふむ。こんな所でも従兄弟殿か。面白い巡り合わせだね、つくづく。( く、とくぐもる気配。) 何か仕事があるのなら、是非回してくれると良い。寡作と言えば聞こえの良い――…( 新米さ、と短い前肢をふらりと振った。名前はきっと、惚気話の中に出てきたものだ。甘そうなケーキの名前。甘いという感覚が遠ざかって、さて。どれだけ経ったかは。)  夢の中で宝探し?何とも面白そうな話。文字通りの話の種だね、それは。――…私でも入れるものなのかな、これ。( きらりと黒すぐりが輝いたように見えたとしたら、それは中身の興味の発露。好奇心旺盛と言えば聞こえだけはいい根性は、職業病とも言える。寝台の上へと滑ったその紙を興味深げに眺め、) 言い残しておく事――…ね。何を言ったかまでは分からないから、口幅ったく言える事じゃあ無いけれど。( その目が、ひょいと上がる。ニィと笑うのは、あくまで気配だ。) 「夢」を見に行くのに、悲壮な決意で行ったら行けないね。( 漏れるノイズ。笑う声。) [Sat 17 Dec 2005 00:34:30]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ( アイアンクローから握り潰しフラグもおまけについて来そうな、そんな歳末キャンペーンが開催中。 そんなおまけ要らないとか言わない。 貴方は此処の家主様の部屋を住居としているようだから、実質顔合わせるのはあれ以来になるだろうか――含み笑いに似た声を耳にして、その頃を思い出したものやら頬杖が沈む ) ( ――が、すぐに顔が上がって ) 物書きのような? ――…ならば従兄弟のようなものですか、我々は。 もっとも私は言葉の変換を行うだけですけれど、――知り合いに作家殿が居るなどと話したら、うちの職員の目つきが変わりそうだ。 ( そして貴方に名乗った偽りの名は所謂ペンネームでもある、それも館主より耳にして居るかも知らん。 ) 一応許可は取ったのだけれど、何だろう――他にも言い残しておくべき事があるような気がして。 旅行なんて洒落たものじゃなくって、…仕事? 何でも夢の中で宝探しだそうですよ。 丁度仕事に行き詰ってて、そこから何かを掴んで来いと。 ( 振り向いて手に取るのは仕事斡旋所よりの紹介文。 そっと押し出すように寝台の上へと差し出して ) [Sat 17 Dec 2005 00:17:04]
ユエン > ( あの頃は目盛りが何かと振り切れていたとは、後に知った話だ。――…主に惚気話辺りで。誰からとは聞かぬが花。発覚するとアイアンクローフラグがON。 あれから時間を取って話す事は然程無かっただろうから、こうして顔突き合わせるのも久しいと言えば久しいか。神の座と比ぶれば、何ともバチアタリとは――…今更言う事でもなし。だから、ククッと低く笑うようなノイズが走るだけだ。からかっていると取られても仕方無いが。――さて?) 一応ね、物書きみたいな事をしているよ。著書がどうのと言える程の代物じゃあないけれどね。( 短編やら、どちらかと言えば批評のような。そんな雑文を書き散らしていた生前をその侭受け継いでいる反則技。受け継ぐというよりは、継続。 そして、黒すぐりは瞬かない。ただ、そんな間が存在した。) ふぅん――そりゃ、此処の主が何ともさみしがりそうだ。見物ではあるけれど。何だい、旅行か何かかい?( 何処に、何をしに行くか。それ次第で、残していきたいものも案外変わるものだと。くまの顔がややも、斜めにかしぐ。) [Sat 17 Dec 2005 00:05:37]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ( 鷲掴み。 ええ、あの頃はね、ハイ。 いろいろおかしかったんですと、言われてしまえば「の」の字量産体勢入ります――汗もかけないくせに汗顔の至りと、それ以外に言葉もなく。 背凭れの上で頬杖ついて、ふと ) ――仕事を片付ける為に徹夜って――…何だか他人事だと思えないな。 一体どんな御仕事を。 ( そんな問いの後、考えて ) ああ、私のは――…書き物と云いますか、 書置きと言ったら良いのか。 暫し此処を留守にするもので、何か残しておくべきかと思ったのですけれど。 ( 一向に筆が進まない、と ) [Fri 16 Dec 2005 23:56:49]
ユエン > ( 伸びる手を見たのはクマ視点だった。驚愕の念が漏れたとすれば、それは初対面時のフラッシュバック。力12で鷲掴み。。13だったか。綿のはみ出なかった丈夫な設えに万歳。 何かとともあれ。足の短いクマの歩調は当たり前のように遅い。拾い上げられれば、その侭ぷらんと揺れるんだろう。) まあ、ね。ちゃんと世間に接していないと、その辺りが薄らぐのがいけない。 …用事と言うかね、仕事が。一応片付けて来た所さ。( ぽすんと寝台の上に鎮座まします、くまぬい一丁。黒すぐりのボタン目が、くるりと其方の方を見た。) 其方は――…さて。何か、書き物の最中だったかな? [Fri 16 Dec 2005 23:49:33]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ( くま ころがった。 ) ( 思わず手が出たのを見た者があるとすれば貴方だけだ。 だってくまころがった…! するりと消える気配はさながら立ち上るランプの煙の逆回転、その瞬間くまのぬいぐるみは魂を得、人格だけとなった貴方はその器を手に入れたのだろう。 ドアストッパーをしながら絨毯の上を歩く貴方を見送って ) 時間の概念があるだけ良しとすべきでしょう。 ――…徹夜をなさる用事が? ( 無事扉を通り抜けた頃、後を追って拾い上げようとする。 それが叶ったならば寝台の上へ置くだろう、此方は椅子を引いて騎乗のように後ろ向き。 ) [Fri 16 Dec 2005 23:37:31]
気配 > ( 扉が開けば、其処に凭れるようにして安置されていたクマの縫い包みが一体。支えを無くしてコテンと前のめりに転がった。その中へと、ゆらゆら揺らめく気配が収納、格納されていく。魂の尾までもが中へと吸い込まれるのと同時、動く筈の無い物体がぶるっと身震いを起こした。) コンバンハと言うのが正しいね。いやはや――些か長い夜だ。徹夜なんて概念からはいとも遠くなったというのに。( やれやれ、と竦める程に首も肩も無いが、道化めいた物言いに気配は付随する。まるで何か「悪い事」を見咎められたかの如き歯切れの悪さに笑う気配は、クマの顔では無く、それが漂わせる気配だが。 ともあれ、そんな不思議現象の発露が、やあ、と片手――前肢を上げて、とことこ部屋へと入って来る。) [Fri 16 Dec 2005 23:31:42]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ( わだかまる霧 或いは靄ににた空気の揺らぎを見たように思った。 但しそれらよりもっと実体の薄い、――色にするなら透明が半ば扉を通り抜けて来たような。 幽霊(ゴースト)のようなと云えば、あながち大はずれでもないのだろう。 聞き憶えのある――…声 ) …ああ、「今晩は」――或いは「お早う」? ――…御機嫌は如何だろうか、ユエンさん。 ( 内側から扉は開かれる。 躊躇いがちな歯切れの悪い語調はひとえに前回 初回 出会った時の己の状態を思い出したバツの悪さだ ) [Fri 16 Dec 2005 23:26:00]
気配 > ( 声の主は、西園寺邸に邪魔する奇妙な住人――と言うには通いだが――の内の一つ。振り返る先に揺らめく陽炎の一つも見えたかもしれない。あくまで、輪郭の判然としない影には違いないが。) ――…やあ、コンバンハ。良かったら、扉を開けて貰えるかな?( どうやら、仮の器を置き去りにしてすり抜けていたらしい「何か」の気配。揺らめくソレは物理の壁をたやすく越えて、半分程扉から染み出したような状態。 声だけは、いずれにか喋ったぬいぐるみと変わらぬもので。) [Fri 16 Dec 2005 23:19:22]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ( 放り出して行く、期間は5日。 120時間なんて数える程の『永さ』じゃない。 それくらい留守にしたのは初めてじゃないし、「帰りを待たれる」 ――そんな心的労苦をわざわざ背負う気が知れない。 「帰りをずっと待っている」 そんな約束を「誰か」とした記憶はあるけれど、…そんなのはとっくに「終わってる」 ) ――… ( 音声でなくともそれは言葉。 誰かに 自分に 聞かせる為のもの、男声とも女声とも、大人のそれとも子供のそれともつかぬ――音ではないのだから――強いて言うなら誰かの思念を背中で察した。 とは言え、一般に漂う意思なき思念体の声を聞ける耳は持っていないから「聞こえた」からには此方に向けた言葉なんだろう。 机と椅子の間から抜け出して、そちらの方角――後方へと見返ろうか。 貴方は扉の外に居るのだから、どのみち姿を見る事は叶わなかろうが。 ) [Fri 16 Dec 2005 23:07:01]
気配 > 悩める青年の構図としてね。――…絵心には恵まれていないのがいとも嘆かわしい事。( 空気を震わせないものは音声では無い。空気に混じり緩やかに温度を下げるような実体の無い気配。さざめくような微かなノイズは含まれる笑い声。あえて、気配として存在を規定するなれば、それは後方に存在するもの。) [Fri 16 Dec 2005 22:58:54]
お知らせ > 気配さんが入室されました。 『 ―――絵にはなる。』 [Fri 16 Dec 2005 22:55:50]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ( ――――――…ああ。 )  ( 伝え忘れの前に、色々放り出して行くような感が我ながら拭えないんだ。 療養中の『赤い』羽根の人の快復を見届けずに出かける。 療養中の『白い』羽根の人の動向を、なかったみたいに忘れたフリをする。 何処までが真意で何処からが社交辞令か自分でも不明な幾つかの酒の約束だとか、諸々が引っ掛かっているのだと気がついた ) ………これっきりって訳でもあるまいに、 ――――… ( その可能性が限りなく低かったとしてもゼロではないそうだが、――もっと言ってしまうなら。 それでも構わないと思う部分もまたゼロじゃない ) (nein=j( 否定 )   ( ―― nein nein ――… だから そうじゃなくて―― その考え方は「いけない」。 …そんなだから何時まで経っても危なっかしいとか、誰かの手を煩わすんだ ) [Fri 16 Dec 2005 22:51:09]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ( あの後すったもんだの末に玉葱の加工( 調理とは敢えて言わない )はしたし、後片付けなる概念のすっぽ抜けた貴族様の代わりに出来る限り厨房も片付けた。 風邪引きの誰かさんに配膳あそばすのは彼女の父上に任せるとして、それ以外に何かあったろうか 視線は天井。 空いた片手が意味も無く羽根ペンを手に取る。 鵞鳥の羽根を暗がりでひらりと踊らせて ) …………………。 ( そも、先日もこんな風にペン片手に何かを書こうとして居たような。 あの時は何を書こうと思っていたのやら ) [Fri 16 Dec 2005 22:36:34]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ( ――…伝え忘れた事がなかったろうかと思案する。 寝台の上の、玉葱と一緒に買ってきた安物のシーツは土足でそこに転がるのは如何なものかと考えた結果。 机の上には件の指輪、何処かの夢への片道切符――特別な用意がある訳じゃない、極端な話そいつを『装備』するだけで御終い。 挨拶は済ませたと思うし、やり残しだの忘れ物だのを思案するほど意気込みを持てる性分じゃない。 なら―― )  ( 何が引っ掛かっているんだろう ) [Fri 16 Dec 2005 22:27:47]
お知らせ > ザッハトルテ@西園寺邸さんが入室されました。 『( 机に頬杖 )』 [Fri 16 Dec 2005 22:22:50]
お知らせ > カロン@撤去さんが帰りました。 『(騎士剣術+2 筋力+1 2+2+1…5のダメージを与えた。)』 [Fri 16 Dec 2005 21:29:33]
カロン@撤去 > (樹液を滴らせた蔓が、どた、と重々しい音で地に落ちた。 包帯がほつれ、眼窩が覗く。)っはー、は。 甘く見てたぜ…!(再起動するも、本調子には程遠い。 未だ視界は歪み、腸は無いのに吐き気が催される。)…このままじゃ、帰れねぇか… 少し、休んで…(鉛のように重くなった体を引き摺り、邪魔するぜ、と一言、無人の家の鴨居を潜った。) [Fri 16 Dec 2005 21:28:12]
カロン@撤去 > (ぎ、右手が剣の柄を再び握る。 左手が地面を突き放し、シャム猫靴が地面を踏みしめる。 跳ね起き、振り向き様っ。)…の野郎ッ!(ガスを噴出した蔓へ、首を刎ねるかのような横薙ぎ。 犬の吼え声。 【判定】) [Fri 16 Dec 2005 21:22:52]
カロン@撤去 > (踏み込んだ一歩は大した事も無い体重を支え切れず、体を瓦礫に突っ込ませた。 かしゃん、と軽い音で倒れ込み、兜は小石の山を破壊する。)…、…!(機能が復旧、しない。 毒ガスを完全に受けてしまった余波は、未だ骨の意識を紫色の霧の中に包んでいた。 剣を手放した右手が、びくん、びくんと痙攣した。 【復帰判定:ボーナス無し】) [Fri 16 Dec 2005 21:19:29]
カロン@撤去 > (振り上げた剣が、思わず止まる。満月の光が見せたのは、蔓の表面、開く気孔らしき物。 なんだこりゃとばかり注視すれば、そこから何かが噴出した。)…ヤベッ、こりゃ… 毒ガスってヤツか!(そういえばそんなのを噴くと聞いた。ぐにゃりと歪む意識の中で、咄嗟に口を塞いで駆ける。 嗅覚センサーが振り切ってオーバーフローする。その前になんとか、脱出を…! 【スタン判定:ボーナス無し】) [Fri 16 Dec 2005 21:13:36]
カロン@撤去 > (常世の森でサンプルを取って町で猛威を振るう植物と比較、検証。合致した場合はその性質を調べ、常世の森の環境を更に調べた上で巨大化の原因と対策を調査。 そんな気が遠くなるような真似をする前に。)でぇりゃ!(まず剣を振れって事だ。 ゥオゥッ、野犬の咆哮と共に、長剣が手近な蔓に振るわれた。【判定】) [Fri 16 Dec 2005 21:08:01]
カロン@撤去 > (今にも崩れ落ちそうな民家を見上げれば、見事な満月に掛かってくっきりとその姿が見えた。 蔓による破壊に打ちひしがれ、原型を僅かに留めるのみ。)常世の森で似たようなモンを見た事ぁあるが、比べモンにならねーな。 あいつらはもっと控え目な連中だったし。(一人語散るのは包帯マスク。 復活できた事には、彼の剣に感謝せねばなるまい。)…ま、ともかく、だ。(一息に剣を引き抜いた。) [Fri 16 Dec 2005 21:02:47]
お知らせ > カロン@撤去さんが来ました。 『(うーん。)』 [Fri 16 Dec 2005 20:57:31]
お知らせ > ミカドさんが退室されました。 『(今は台所へ)(※この後、男二人で大号泣の罠。)』 [Thu 15 Dec 2005 08:35:22]
ミカド > (相変わらず玄関の存在を忘れている貴方を、窓から見送ったなら)―――…………。(コツリと額を窓枠に添えて) 「さよなら」 (言葉を仕事にする貴方が、この言葉の意味を知らないなんて言わせない。敢えて使ったとしか思えない「別れの挨拶」――わざと選んでいるのだとしたら――…いや、無意識に使われるより、良いのだけど。) ………。 (胡乱げな視線を隠して瞼を閉じた。)――――とりあえず [Thu 15 Dec 2005 08:29:15]
ミカド > 共存はできない。しかし、限りなく共存に近いものはできる。完璧なんてモノは脆いんだから、ある程度余裕を作っておいた方が良いのさ。(朝日の中で、机の上の指輪が銀光を落とす。――指で其れをなぞり)…君は少し完璧主義過ぎる。肩からもう少し力を抜いても罰は当たらないと思うよ。(この台詞も、”人”を忘れていない今だからこそ言える、戯言の類いなのかもしれない。だけど、だからこそ――今だからこそ紡げる言葉を、絶対の確信をもって、言い切ろう。)――馬鹿め。(にんまり唇を歪めて)君は僕のものなのだから、いつだって一緒だろう?西園寺帝の隣には、君が居る。だから――(指輪を指先で指し示して)――さっき、君は「さよなら」と言ったけど、違う。こういう時は「いってきます」というんだよ?覚えておくと良い。(銀色が揺れるのを満足そうに眺めて――改めて貴方へ振り向こう。外套が朝日を遮って)……君は何処までも僕を馬鹿にしたいらしいねっ?――覚えればいいんだ。覚えれば。――君が作ってる隣で、覚えてみせるとも。――台所の準備をしてまっていよう。(そして、頓珍漢な機材がそろう予感。だって、男子厨房に近寄らずを、素で行くよ?) [Thu 15 Dec 2005 08:21:03]
お知らせ > ザッハトルテ@西園寺邸さんが帰りました。 『( 静かに扉は閉ざされて )』 [Thu 15 Dec 2005 08:10:51]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ( 北風に揺れるカーテンを見た。 ) …そろそろ早い店屋なら開いているかな。 こないだ大分使ってしまったから、補充しておかないといけなかった。 ( 玉葱。 立ち上がった貴方に遅れて続いて ) 何かほしいものがあったら――…ドフ君をメッセンジャーに寄越してくれ。 ( 横をすり抜けざま、掛けてある重たい布地の型遅れも甚だしい外套を手に取った。 ) [Thu 15 Dec 2005 08:08:12]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ( 世界の何処かには、環境さえ揃えば40メートルもの底が見える湖があると言うけれど。 貴方が水面からその深さを怖れるのだとすると 此方は――…既に沈んだ身かも知れない。 だからこそ此方には来てほしくない、それは「彼」にも判ってほしかった事。 ) …人と我々とは多分共存できないよ、――…貴方とリコリス嬢を貶めるつもりはないのだけれど。 ( 自分が叶えられなかった夢の残骸を、そうやって貴方がたに押し付けているのだから これも大概酷い話。 ) …出来るなら、押し上げたいとは思うよ。 もしだめそうなら――… 一緒について行くから。 ( それが人の枠から零れたヒトガタのヒトデナシの世界に居る、と云う事なんだろう。 無くした夢の代用品で固めた覚悟はどこまでも見苦しくて、今は止めてある心臓の辺りが軋むけれど ) … ( ほんの僅か、へんなり笑って ) 牛乳と――パンだっけ? 「もっと頑張りましょう」の芋版をお忘れか。 浸しただけでは料理とは言わないよ、多分。 ――…本の通りにやってるだけだよ。 5日間の留守の前にもう一度、玉葱とチーズのスープとやらには挑んでみるから――…多めに作っておくとする。( 味の保証はできないけれど、と付け足して ) [Thu 15 Dec 2005 07:58:50]
ミカド > (軌道修正。既に人ではなくなった自分等が戻る道があるのかさえ解らぬ。――それでも漠然と――揺れる水面に映った虚像の如き儚さで――「傾いてはいけない」と、「落ちてはいけない」と、思う瞬間があるらしい。――……どちらに傾いてはいけないのか、落ちてはいけないのか、掌から溢してはいけないものはなんなのか――…)――「時期尚早」なんだろう?急く事は無いさ。――もっとも彼の場合は、我々よりも件の「友人殿」が、上手に戻してくれるのかもしれないけれどね。――いや、そう願おう。(そして、彼が溢した言葉の意味を、己で汲み取ってくれれば良い。――其れが一番の近道であり、一番理解しやすい。)―――………。(ふたつめ。言葉の先を促す掌)―――…………。(椅子から立ち上がり、軽く背を伸ばした。)その時(貴方を呼んだ時)…何が起こるか楽しみだ。(すっかり朝日の昇った窓の外。くぁ、と欠伸を溢し)(病気の――)……む。  牛乳粥をこさえたんだが、怒られた。(サボテン扱い…!!!)聞く所によると、君の方が上手らしいよ?料理の腕前。良かったら、僕に教えてくれないかな。――君の手料理も久しぶりに食べて見たいし?(机の上の指輪と,貴方の指を交互にみて) [Thu 15 Dec 2005 07:39:02]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ( ひっそりと翳りのある笑みの裏側を知れば、「血の濃度を察したらしい」と至極単純な答えを返したろう。 ――…永らえさえすれば貴方も彼も此方側へ来るのだろうし、何ら大した事ではないのだけれど。 さて、…得心いったとばかりに此方を見るのならば石榴と血色はそこでぶつかる。 もっとも貴方が軌道修正を要するほどの過ちをやらかしたと思える事は早々なかったりもするのだから、当て嵌まるのは後段のみ。 ) 突き放すようで我ながら薄情だが、「彼」は? ――…言っても容れてはくれないようにも思うんだがね。 言葉の選び方がよろしくなかったのか――忠告めいたものを幾つか、零しはしたんだよ。 まあ――…「働け」だの「私の居る方向に来るな」とか、聞かされる方は堪ったものじゃなかったのかも知れん。 あの頃の自分を振り返ると――何と身の程知らずだったかと汗のひとつも浮かべたくなる。 ( 台詞とは裏腹の無表情には微塵の説得力もあるまいが。 ) …………。 ( それもそうか、と御忍びにして豪遊貴族と自らを称する貴方の説明には頷いて、 ) では ふたつめ――… ( 深く息を吐き出した ) ……「落っこちそうになったら」、そんな時がもし 来たら――…そうなる前に呼んで。 ( 先日と比べると「平素」を取り戻したように見える、その理由にひとつ思い当たる節がある。 なのに今は「疲れた」と言う、 …その責の半分くらいはあると思うから ) ( とは言え――仮に呼ばれても聞き取れない可能性は多いにあるのだからこれも欺瞞か。 ) …話はそれだけ。 ( 机の上に置いたままの指輪の辺りへ視線を巡らせて ) ああ そうだ――…「出かける」前にもうひとつ。 病気の娘御にはちゃんと何か食べさせないと? ( きっとこの後、また切り傷を増やすヒトデナシの姿が厨房で見られるんだろう。 ) [Thu 15 Dec 2005 07:17:30]
ミカド > ――――……。(思えば。件の彼と先にで会ったのは、目の前の友人だった。――同族が同族の匂いに惹かれるのは良くある話。 しかし、それ以外に、引っ掛かかる何かがあるのだとしたら――…。 彼と目の前の男は、きっと――重ねてしまう何かがあったんだろう。――答えに、返事らしい返事は返さずに、薄く苦笑を滲ませるだけだ。)――…成る程。何か物凄く納得した。(そう言う人に限って―…ちら、と貴方を見ながら、深々と頷き)ならば、気が付いたものが、軌道修正してやるのが一番平和で良いね。―――さて。(なんだろう)――………嗚呼。居ないよ?(あっさりと首を横に振った。)全くね。なんせヴェイトスには逃げてきているのだし。(その呼び方は止めてくれと、掌をパタパタ上下に揺らして)……一人としていない。ただ知己の友人達に「説明」して、捕獲、または阻止を「お願い」することはあるかもしれないね。そのくらいかな。―――もっと簡単にカーンの面々に直接狩っていただく…という事もあるやもしれんが。――最終手段は、僕が出る事だね?―――現時点では「狩れ」と言っても、口だけだ。(からからと笑って) [Thu 15 Dec 2005 06:56:39]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ――…それをね、探しに行くんだ。 ( 指先に増えた切り傷に目を落としながら良く判らない言葉を返した。 …既に自分の心の半分ほどは死んでいると彼に話したのは何時だったろう、あれから季節が巡ってあの(・・)夏が来て、それだけが原因ではないのだろうけど死に続ける心を知ってしまったから。 まだその欠片くらいは残っているかも知れないと、諭されたのは24時間程前の話。 …見つけられるかは判らないけれど。 ) …軌道修正を自力でやれるやつは早々居ないんだよな、それで居て――…そう云うひとに限って口を閉ざすんだ。 ( 疲れている ) ――…じゃあ ひとつめ。 ( そちらは、後回し。 )   さっきから引っ掛かってたんだ。 (『彼』を『狩れ』と『言う』 ) ( ――『誰に』? 入り口の扉を目で示し ) ――…貴方の手の中には其処の扉の鍵以外にも、そう下知する者がある そんな認識で良いのかな、トキノミヤコ貴族・西園寺家の現当主殿。 貴方をそのように捉えたのなら、そうした権力が彼の手の中にあったとしても不思議ではないのかも知れないけれど――生憎上流階級には疎い。 ( それがひとつめの話。 答えを寄越せとは言わなかったから、この後に続く間は貴方が今の話を聞き止めてくれたかを確かめる為の時間。 ) [Thu 15 Dec 2005 06:32:25]
ミカド > 思い当たる節でも?(軽く尋ねる。――知っているのに、わざと言葉にさせようとしているような、そんな口調で。唇には笑みさえ浮かんだ。――)――…。(狩るか、否か。)――…。(表情は変わらねども、石榴の瞳が冷えていくのが分かった。する、と逸らすように落とした視線――隠すように瞼を落として、黙した。)…落したなら、拾うこともできる。忘れたなら、思い出すこともできる。その通り。時期尚早だ。――我ながら嫌なことを話していると思ったよ、今――……。(自分にも引っ掛かるものが多過ぎて、まるで鏡に文句を言っているようだ。眉間に指を添えて軽く揉んだ。――肩から力を抜いて)間違っていると思ったなら、やり直せばいいんだ。――「進むしかない」という思い込みはいけないね。其れを教えてあげる事だってできるのだし――…あぁ、最近、何か――僕は、疲れているらしい。――――。――――……。なんだい?(掌をどけて、首を傾げた) [Thu 15 Dec 2005 06:16:56]
ザッハトルテ@西園寺邸 > (「流されている」「待っている」「拒んでいる」 ) ( ……………… ) ――…何だか耳に痛い話だ。 ( それはきっと貴方の言が正しいと、「知っている」からなんだろう。 掌の中の砂が何時の間にか零れて消えていく幻視、それはまるで ) ………彼がそんな状態になったら――…「狩る」 と ? ( 怪物――モンスター。 先程貴方が言ったその同じ意味を持つ言葉の差すところが「血の中の獣を御する事のできない眷族」なのか「心の中まで荒廃に食い尽くされた眷属」なのか、両者のうちいずれかに落ちればもう一方に染まるのが「時間の問題」だからなのか、確信が持てなかったから ) ――…それでも酒宴を持ちかけて来たのだから、結論を出すには時期尚早かも知れない …そう思いたいところだね。 ほんとうは――余り眷属だけで固まるのは危険な気もするのだけど。 かと言って人の中に紛れるには埋め込まれた『血』がじゃまをする――…御愁傷様だ。 ( 人の世から弾かれてしまった貴方達へ。 ) (「忘れる」 …それは「慣れる」よりマシなんだろうか ) …………ふたつ、今から話す事を――…答えろとは言わない。 ただ「聞いてくれたら」、それでも構わない。 ( 触れようが相好崩そうが。 ) [Thu 15 Dec 2005 05:56:57]
ミカド > 僕も死人だ。(返事も身も蓋もなかった)…あぁ、そうだ。もし三人で酒宴をする時がきたら、君は体温を持って飲むといい。僕の気持ちが分かるだろうよ。(―羽根を手の中で弄る。――貴方の言葉を最後まで聞いて――それでも続く沈黙。 短く吐息を吐き出して) あれは。 『割り切っている』と言うよりは、『流されている』んだと思うね。或いは変化を『待っている』。彼から行動を起こさないから、外から見たら、切り捨てているように見える――或いは、拒んでいるように見える。(響く彼の声――返答。「何が」)そういう”個”はね、何れ一人になる。他人が幾ら関わりを求めても、切り離されるように感じるから。―――…そして、いざ一人になると、案外あっさりと落ちてしまうんだよ。 感情 や、 言葉、が。――他者と言う切欠も、止め金も、楔もなくなるからね。――自分でも気が付かないうちに、するりと傾いて――(羽根を虚空で真横に引いて――)―――亡くして行く様々なもの(羽根を離した) さぁ。他人を落としてきた鬼に残るのはなんだろうね…?――僕は、その時こそ化け物に成るのだと思っているよ。 ―――……。(謝罪)――全然。今更だ。でも、忘れるのと、慣れるのは違う。彼のは、「忘れる」だ。( 言葉を切って、息を吸う。その時に)―ー―・・・…。(信じられた)…………。………。………。 ちなみに、万が一。寝顔を覗いて、ちょっぴり触ったり、ちょっぴり悦に浸ったりしたら、どうなるかな。 [Thu 15 Dec 2005 05:43:00]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ――…そりゃ まあ …死人だし。 ( 身も蓋も無い発言だ。)それが眷属全体の特性か、私だけに言える話かは知らないけれど――確かに「心臓を動かすと」酒精は順調に回る、それは貴方も見た通り。 ――…大丈夫だと思うんだ 彼は獣には――ならないと思う。 …うちに匿っていた頃の話だけれど――…「割り切っている」ように見えたんだ。 …( 脚の上で手を組んで、前に軽くのめる姿勢を作り ) だいぶ前に話した通り、私は自分が人間だったかどうかも知らないのだから――そういうのが葛藤しないのならまだ判る。 けど、彼は「人間あがり」にしては まるできれいに壁土を塗ったみたいにフラットなんだ。 或いはそれは仮面なのかな、…そうでなければ「彼自身が」保たないから って。 それなら良いと言ってしまっていいものかどうかが難しいところだ。 ( ――何を言っているんだろう、目の前にもうひとり「人間あがり」が居るんじゃないか。 俯き加減が一度、ゆるく頭を横に振って ) …無神経だった。 ( ………… ) ( 見上げて ) ――…信じるよ。 ああ。 ( 逆に頷いてみた。 ) [Thu 15 Dec 2005 05:13:17]
ミカド > 君達が強過ぎるんだ。――あぁ、そんな悪夢、考えたくもない。(娘の前で酔い潰れる自分を想像して、口を曲げた。――有り得ないとは断言できないらしい。首を軽く振って)――……。(一拍の沈黙。―やや、斜めに体勢を崩して)…僕が彼を『狩れ』と言う時は、彼が本当にモンスターになってしまった時さ。君が板挟みになって辛い。なんてことにはならないと思うよ?(理性を失った知り合いを見て、貴方が如何行動するかは――自分の身を持って知っているのだけど。)……と、言うのもね。なんだか――彼は――僕よりも君よりも、傾いている・・・・・――ような気がして。彼の性格なら問題無いんだけれどね。(心が抜け落ちているような、気が、して――…)(ケイティフと口にした貴方に、「仇名みたいなものだ」と付け加えて、掌を振る。気にするな、と。――何よりも、此処ヴェイトスで、この括りが生きているとは思えないから。)――…。(シーツを叩く音に、意識を引き寄せられて)了解した。  (間)        思う存分君の寝顔を眺めよう!!!                なんて、思っていないから安心するといいよ? [Thu 15 Dec 2005 04:59:32]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ほんとうに強かないのだね、こう言っちゃ何だが――…意外。 ひょっとしたらリコリス嬢より弱いんじゃないか? ( 両手を後ろに着いて軽く背を反らし ) ――…ああ。 彼の「友人」の定義は――…難しいね 。 思うに、――――――…無くしたものが多すぎたのかも知れない。 …で。 もし『その日』が来たら――私は両者の『友人』として仲立ちをしなければならない? それとも彼の肩を持つべきなのかな、その理屈で行くと私もそのCaitiff≠ニやらになるだろうから。 ( 突っかかるつもりはないけれど、聞き流すつもりにもなれなくて「そこに置いておく」 そんな程度の平坦な語調。 ――…それは彼を縛る因果律の世界の話なんだろうか ) 如何にも御伽話を訳す想像力にも表現力にも足りなくてね? だったら見て来いと そんな訳だ。 そんなだから――…( シーツを軽く叩いて )5日ほど此処に転がっていると思うのだけれど、気にしないでほしいんだ。 [Thu 15 Dec 2005 04:44:37]
ミカド > (机の上―指差された其れに目を通した。――眉が軽く上がり) できれば”酒宴”なら二人でどうぞ、と言いたいところだね。二人して、あの毒のような酒を飲む姿をみたら、見ているだけで喉が痛くなりそうだ。(自分の喉を指で突付きながら、顔を顰めた。)――……。…。「誰に対しても」――『誰に対しても』。―――……。『友人』にもその態度か。まぁ、幾分かは許している部分もあるらしいのは、確かか。うぅん。(文字を読み終えた視線が、するりと貴方へ戻って)――困ったものだ。 何れ、僕が彼を滅ぼせと言う日が来そうだ。(軽く溢した言葉は、独り言めいていた。肩を竦め――) ん――…。 …。 嗚呼。ケイティフ―自分を夜に引き込んだ相手―親がわからない同族をそう呼ぶんだよ。 「僕の周り」では。ヴェイトスじゃ聞かないね?――聞き流してくれていいよ。 それよりも。(写しを、羽根先でさして)――随分と幻想的な仕事もあったものだね。――五日間のお別れ? [Thu 15 Dec 2005 04:34:16]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ( 突きつけられた羽根ペンに軽く肩を竦めて見せた )…有り難みの無い浪費だとは思うから少々耳に痛いな、それは。 何時ぞやふたりで呑んだ事があるんだが、その時もまあ――…うん。 その時くらいだよ、彼が私に込み入った話をしてくれたのは。 思うに――壁を作る相手は貴方だけじゃない、誰に対してもそうなんじゃないだろうか? …そう云えば、ティエン嬢もそんな事を言っていた。 ( 彼は若い、と。 ) …ぼやかす必要も無かったか。 親を見つけて如何するのかとは聞いた、恨み言のひとつでも言うのか、とね。 上手くはぐらかされてしまったけれど。 …彼が、『卑劣漢』(Caitiff) … ? ( 言葉を直接訳したらそうなった。 貴方を縛る血族の鎖が、己の血筋――親知らずを嘲ってそう呼ぶのだとは知れないから訝しむような視線がそちらに向いて ) ――…下っ端の弱みだよ。 ( 腕を伸ばして机の上を指した。 白紙の羊皮紙の斜め上の辺りに斡旋所の用紙の写しがあるだろう ) [Thu 15 Dec 2005 04:09:11]
ミカド > (もし机の上に羽根ペンが転がっているなら、戯れに手にしようとするだろう。――貴方が男を見やる頃には、赤い痣は幾らか薄くなっているだろう。)君達の飲み方は、僕から見れば、どっちもどっちだ。(すい、と瞳を細めて言う。――二人のペースに合わせていたら、あっという間に潰れてしまうのは目に見えていた。 咎めるような仕草で羽根先を突きつけて)――いいや。(聞いていない。月を仰ぐ貴方の視線を追いかけて、ちらりと窓の外へ流した視線)――ヴィーダァ君は、僕と話す時、一枚、二枚、壁を作ってから話す男だ。突っ込んだ話は何もしていないよ。――昨日漸く片鱗を聞けたって程度だ。 (親―故郷―目の前の友人が止める方の親探し――成る程、と内心頷いて)―彼は若いのかな。ケイティフの多い島だ。誰かの親が、彼の親の可能性もあるやもしれん。――探し当てて何をするのやら。(『親』は、『仔』の事を覚えていないかもしれない。そうなると、彼の親探しは永遠に終わらない?―きゅ、と寄る眉間を誤魔化して)――で、君は何処へ?「さようなら」するのかな。 [Thu 15 Dec 2005 03:54:20]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ( 椅子に座るのならば此方は寝台の端。 腕と脚とを同時に組んだ。 改めてそちらを見返す頃には顔面の痣も元通り、だろうか ) …酒の御好きな御仁だ。 まあ――「酔った事が無い」と仰るのだから 本当に好きなのか如何か微妙なところだけれど、…? 故郷。 ( 瞬きの後、開け放った窓から月仰ぐのは以前他ならぬ「彼」から聞いた話を記憶の奥から引きずり出す為の。 ) ――…「目的」を見つけたのかな。 以前話した事があったか 或いは彼本人から聞いたかされたろうか、何でも「親」を探しているそうだよ? …個人的には余りお勧めしない話だけれど。 ( 彼が探しているのは、親は親でも遺伝子上のそれでなく文字通りの「血の親」と聞いているから。 貴方がどちらの意味で受け取るかは判らないけれど ) ――うん、確かに承った。 とは言え、ちょっと――…時期によっては私も居ないかも知れないけれど。 [Thu 15 Dec 2005 03:39:27]
ミカド > (べりりーとか、音がしそうな感じに拳が離れた。指輪をしていたら、顔のど真ん中に、指輪型のスタンプが押されていたことだろう。――事実、現時点で拳型の痣が貴族様の顔面に残っているわけで。―この痣も慣れたやり取りの一つと言いたげに、襟元を正して)  さよなら。 (慌てるわけでもなく、取り乱すこともなく、暫く貴方を見つめた後、きょとんとした表情を浮かべ――) おや。 ”君も”かい。 なんだろうね、冬になると吸血鬼は国に帰りたくなる習性でもあるのかね。 聞いたことは無いが―――(許された部屋の中へ踏み入ると、座れるところを探して――勝手に机前の椅子へ腰掛けた) 昨日、ヴィーダァ君に会ったんだよ。また酒宴を、と言っていたね。 あと――うん、彼は一度、故郷…のような場所に帰るとか。 [Thu 15 Dec 2005 03:29:15]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ( ああ平民で良かった、と心底思ったとか思わなかったとか。 ――…実際平民どころか自分の出自も知らないんだが ) ( 貴族様は立て板を流れる水の如く滑らかにすべらかに話しているのだろうが、此方の耳には生憎顔面抉られた不明瞭な言葉としか聞き取れなくて手を離した。 握った拳を解いて、揃えた指を反らし ) ――私から告白するなら? 「さよなら」かな? ――…と言うのは、まあ。 ( は、と息をついて ) ……貴族にして当館主の貴方にメッセンジャーを頼むとは――…何処の何方から、どんな伝言が。 ( 扉を少しく大きめに開いて、中へと招きながら ) [Thu 15 Dec 2005 03:12:52]
ミカド > (寧ろ日常ちゃめしごと。誤字ではない。)――何を言うのやら。目的達成の為の努力を惜しまないこの根性を褒め称えて欲しいね!―貴族とは、そういう輩こそが伸上がれる、残虐非道ロードの事を言うのだよ。(まだまだ めりこんでいる。顔の中央にめっしりぐりぐり。―その拍子に、頭がフラフラ揺れるくらいで、自分から避けようともしねぇ。他人から見れば荒んだやり取りでも、この二人にとったら、なれたやり取りである。――それにほら。今日のコレは、まだ優しい方ですし。) うむ。(頷こうとする、が。めりこんだ拳の所為で、ガク。と頭が震えるだけなんだろう) 告白されに着ただけだ! と,言うのは冗談で、伝言を頼まれたのでね。 伝えに来たのだよ。伝言を。 [Thu 15 Dec 2005 03:06:35]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ( 何も御自分から突っ込んでくるこたないのに…! ) ( ともあれ、互いに歩み寄ったのならばきっと間合いも狂ったに違いない、振り抜きの甘い拳がめり込むに留まったんだろう ) ――立ち聞きどころか使い魔使って覗き見と併用? それが貴族のやる事な の か な ――…? ( 拳を華のかんばせにぐいぐい捻じ込もうとするね! 尚、こんだけ横暴ぶちかましてても青筋ひとつ立てるでなく、平素の無表情の範疇に留まっている辺り見る者が居たら何かと不気味。 もっともこの屋敷のひとは今更誰もそう思わないだろうけど。 ) ………で。 覗き見立ち聞きだけの為にわざわざ御足労戴けたのかな。 私は。 [Thu 15 Dec 2005 02:59:22]
ミカド > (沈黙の一秒は、貴方の反応を待っているために生まれる。――静寂が一瞬二人の間を埋めて)―ハッハッハッハッハッハッハそりゃもう、何処からも何もへったくれも(近付いてくる貴方。ならば此方からも近付こうじゃないか、両手を広げたまま貴方の方へ歩みより――つつ、唇が動く) 詳しく説明すると、心理描写、新発見含め、かなり長くなるので簡単に、短く分かりやすく説明すると―――ほら(近付いてくる貴方に、にこにこ無邪気な笑顔を向けながら、きらきら輝く素敵アイテムで窓の外指差してた。)――そこに、ちんまりと(抱きしめるべき相手の右手が、なんだか遠くなった) 僕の使い魔ァ (その意味に気が付いた時は)    ガッ ――――。 (めし、とお顔のど真ん中に拳がめりこむんでしょう。 ――尚、素早さが自分の二倍の人なんだから、多段も問題無いんじゃなかろうかと数値を見て悩んだ)――――  いたい。 (←めりこんだままだ)  [Thu 15 Dec 2005 02:51:54]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ( さっきの発音不能はうっかり毛羽吸い込んじゃったくさい。 右手にぴっかー輝く鍵。 プライバシーもへったくれもない、そのデリカシーの欠片もない、あったとしても粉々に打ち砕いてくれるそのアイテム! ) …………。 ( この男は間違いなく銭湯には行けないタイプだ。 自分の時間空間を侵食されるをストレスと受け止めるタイプだ、ペンを下ろし無言で立ち上がる。 毛足の長い絨毯に足埋めながらつかつかと早足に、貴方の広げた両腕へと迷いのない歩調で歩み寄り―――― ) 何処から立ち聞きしてやがった と――… ! ( 月すら恥らう白さに輝く笑顔の辺りに右ストレートが飛びました ※多段行動は止めようね!※ ) [Thu 15 Dec 2005 02:40:46]
ミカド > (ばたーむ。)(⇒壊すプライバシー道具は、貴族様の右手に装着されていた。――キラキラ輝く金色の鍵の名前をマスターキーと言う。 その鍵を片手に、堂々と扉を開け放った男は、) 言葉にしてくれれば問題ないよっ!(貴方が胸の中に飛び込んでくるのを期待し、両手をがばりと開いた『お出迎えポーズ』を決めたまま)まぁ、既に以心伝心レベルであることは間違い無いのだが、それでも時々聞きたく成る言葉!――――さ、遠慮なく告白するといい。一言も洩らさず僕の心のメモリーに記憶しようっ……!!!  さ、恥ずかしがらずに、ズズいと 『 愛 し て い る 』 と言うといいよッ!(きらり☆白い歯が輝くような笑顔) [Thu 15 Dec 2005 02:34:57]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ( 何も見なかったフリしてtake2どうぞ! )( 爽やかに誤魔化したorz ) [Thu 15 Dec 2005 02:31:46]
ザッハトルテ@西園寺邸 > あらorz [Thu 15 Dec 2005 02:30:57]
ォカォテォマォネォ・ニ@爨・゙ム > 」ィ ン・リDェホ眇ェ皙ソ飜猝 」ゥ。ェ。ェWer ist es, daゥャ es dort ist?(簔ェヌェケェォ。」)」ィ レ、ェ、ェソ。」。。レ、ェ、ェソェヘ」。 」ゥ [Thu 15 Dec 2005 02:30:51]
お知らせ > 扉の向こう側さんが来ました。 『手紙などにしなくとも―!(響く声。誰だ?なんて愚問はしないと信じてる)』 [Thu 15 Dec 2005 02:27:41]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ( …それならば、自宅で転がっていた方がなんぼかマシな気もしなくはないのだけれど。 視線を戻すのは白紙の羊皮紙 )  ( 何の説明も無しに此処を空けるのも何故だか気が引ける。 ――折鶴に託された「お帰り」の言葉、そう遠くもない記憶がやけに頭に引っ掛かるじゃないか。 だから「残して」いくべきなのだろうけど ) …何だろう、手紙って苦手なんだよな。 ( 報告書にしかならない、…そんな気がする。 無味乾燥と言うか、如何にも配慮に欠けると言うか。 羽根のペンを一度紙の上に翳す。 始めの一文が書ければ、後は勢いでいけるだろうか――逡巡して止まる手、羽根の毛羽を意味も無く唇に当てた。 ) [Thu 15 Dec 2005 02:25:11]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ( 何枚かの羊皮紙を浪費して小一時間ほどが経過した。 浮かばない言葉を探すように、カーテンをからげても天空に浮かぶ真円に近い月がそれを教えてくれる筈も無く。 職場経由で回ってきた誰かの夢への片道切符が机の上、存在を主張するように月光を受けて白銀に輝く。 ――遅れて来た追記事項の一文は ) ( ――…装備 なんて呼べるものは始めから持っていないから兎も角。 持つ と云うよりは手離しようのない身の中 血の中、 ) …靴履いて寝ろって事なんだろうか。 ( ちらりと部屋の寝台を一瞥。 ) [Thu 15 Dec 2005 02:17:28]
お知らせ > ザッハトルテ@西園寺邸さんが入室されました。 『( 思案顔。 )』 [Thu 15 Dec 2005 02:10:49]
お知らせ > ヴァリス@自宅さんが退室されました。 『かちゃかちゃと、安い食器が盆の上でぶつかり合った・・・、』 [Wed 14 Dec 2005 22:54:56]
ヴァリス@自宅 > でも、まあ、いっか(思い出してみれば、Gに行けば飲める様な気がする。しかし、Gには書類を渡しにいくだけで、むしろあの中で仕事をする気がどうしても起きないと言うか・・・・)会ったら何て言おう、とか考えるんだよなー(他人のフリ? それともいつもどおり? その判断はついていないけど。 まあ、その時はその時で考えればいいような気がする)ともすれば、泥のようなコーヒー獲得のためにも今から寝ておくほうがいいかなー。 なんというか、夜更かしはお肌の敵だし(誰も見ていないのをいいことに、しなを作ってみたりした。 まあ、一人ギャグはそこら辺にして、と)食器、片付けないとなー。(淹れるのに時間を掛けたってのに、飲むのはほんの数秒で終わってしまうなんて――。 ちょっと、もったいない気がする・・・・、) [Wed 14 Dec 2005 22:52:04]
ヴァリス@自宅 > (コクコク。 飲んでみた。 それで、 味がわかればいいんだけどなぁ。 というか、わかりませんでした)・・・・・・・・・・・・・・・・・・わかんねー、風味とかいうの? そういうのはこー、直感というか第六感的な何かでわかるけど、味違うのか? いや、違うんだろうけどさぁー。 そこまで不味いわけじゃないし・・・・・(紅茶なんてお上品なものなんて庶民で貧乏な私達には味がわかりませんことよっ! いや、誰だろ)まあ、紅茶はいっか。 庶民のキャラには味がわかりませんでした、とか使えばいいし(羊皮紙にメモメモ)さて、と。どうしよっかな、次。『泥のようなコーヒー』。正直、自分で淹れるよりも飲みに行ったほうが安くて簡単なような気がするんだけど・・・・・(どうしようか。 ん、でも、こういうのは安酒場のコーヒーみたいな、「とりあえずコーヒー置いてます」みたいな店に行けば飲める様な気がする)・・・・・・・・、あー、旅してるときにコーヒー飲んでおけばよかった(旅をしていたときはコーヒーなんて飲まなかった。 いいとこでお酒とかで、とてつもなく、種類とか全然わからないお酒とかなら、まあ、飲んだことある。その後は酔ったり吐いたり二日酔いとかで苦しんだけど) [Wed 14 Dec 2005 22:46:04]
ヴァリス@自宅 > (んで、それらを全て手順どおりにやったのはいいけど、)・・・・・・温度計ないけど、あれだよな。沸騰すれば100℃だよな?(致命的というか、そんな『バリ学者です』、とか『モチ錬金術師です』とかそんなっぽい人たちが持ってそうな温度計なんて持ってない。だってあれ、高いんだもん)まあ、ようは温度が下がらなければいいんだろ。まあ、お客様用のヤツだし、葉はともかく、淹れ方一つでどこまで変わるか知りたいしな(と言うことで、片方のカップにはいつもどおり、同じお湯を使いまわして紅茶を淹れて、もう一つのカップには手間隙をかけて淹れた紅茶を入れて完成。それらを盆に載せて、リビングへと戻る。 にしても、盆って結構神経使うよなぁ) [Wed 14 Dec 2005 22:38:11]
ヴァリス@自宅 > さて、と(目の前にはぐつぐつと沸点百度を超えなさったお湯が鍋に入って三杯。カップが二つに葉が幾つか、と。準備はオーケー。)えーと、なになに(お湯に少しだけ水を足してから、台所に置いてあった本をめくる。表紙には『おいしい紅茶とコーヒーの淹れ方。まずい紅茶とコーヒーの淹れ方。百選』とか書かれてる)『グリーンティーの葉は80℃で開きますが、紅茶の葉は90℃で開くので注意が必要です。紅茶を淹れる時は、カップと容器を別のお湯で温めることを心がけましょう。容器にお湯を入れた時点で、温度は20℃下がります』、か。へぇー、ふむふむ(コトの発端は簡単なことだった。 いつものごとく、執筆活動に勤しんでいたヴァリスは、ふと疑問に思ったのだった。『おいしい紅茶というのを飲んでみたい』んで、『泥のようなコーヒーというのも飲んでみたい』と。ネタに使っている以上、確かめたくなるのが彼の性分だ。 だからといって、死後の世界を体験してみたいとは思わないけど) [Wed 14 Dec 2005 22:30:41]
ヴァリス@自宅 > やべ、最近の俺――もとい僕、卑屈になってる!(あ、やばい。なんか最近の自分はマイナス思考万歳のネガティブ思考の凱旋パレード状態ではないだろうか? ああ、なんか頭の中では、『HIKUTU』とかプラカードを掲げた人たちがゆらゆら揺れたり、波を作ったりしてるっ!)あー、やばいやばい。冬の季節は人間をブルーに変えてしまうのか。むぅ、やばいなぁ、(こきこき、と気だるそうに首を鳴らす。 んー、卑屈な自分ってなんか自分でも嫌いなので、とりあえず心機一転していくことを心がけよう、と)あ、お湯沸いたかな(静かな自宅のリビングの中に、薪が爆ぜる音に混じってぐつぐつとお湯が沸く音が聞こえたような気がした。 慌てて首を引っ込めて台所へと向かおう) [Wed 14 Dec 2005 22:23:54]
ヴァリス@自宅 > (んで、)・・・・・・・・あっ!(唐突に、思い至った) [Wed 14 Dec 2005 22:19:54]
ヴァリス@自宅 > (リビングの窓から洗濯物よろしく身を乗り出して煙草を吹かしていた。 立ち昇る白い煙をぼけぇと目で追いながら、ふわぁ、と大きな欠伸を一つした)・・・・・・ねむ(とはいっても寝てしまうわけにはいかない。なぜなら、リビングと壁一枚隔てた向こう側では水を張った鍋が湯になろうとしているところなのだ。寝てしまったら火事になってしまう。どっちにしろ、鍋を駄目にしてしまう)あー、・・・・・(んで、暇だから最近の自分のことについて考えてみた。 図書館に行ったり、懐かしい顔とあったり、最近考えたこととか・・・・・) [Wed 14 Dec 2005 22:19:25]
お知らせ > ヴァリス@自宅さんが来ました。 『ぼけぇ、と夜空を眺める』 [Wed 14 Dec 2005 22:14:58]
お知らせ > ソフィア@撤去さんが退室されました。 『あと騒音ちょっと上昇。』 [Wed 14 Dec 2005 03:09:44]
ソフィア@撤去 > (首根っこのあたりをむんずと捕まれた。 そして数秒後より、ゴーレムの王道に反した速度強化を後悔する羽目になる――) 引ーきー摺ーらーなーいーでー !(まだまだ命令に解釈の予知が広かったなどと反省する余裕は皆無だった。 8+5+8、修正は今回トループでないので4。 25――) [Wed 14 Dec 2005 03:07:56]
ソフィア@撤去 > あー・・・・。(刃の嵐が吹き荒れていたのは自分の周囲のみならば、横を擦違うように成長した蔓が自分の居た辺りを半包囲する形になっていたわけだ。 屋根の上から頭に巻きつこうとして、帽子を掴み損ねてぐるぐるしている。) ええと、てしゅ。 撤収しますよ・・・!(戦力低下に加えて突っ込みすぎだ。 出口が閉ざされる前に、後退せねば――) 『今向いている方向に私を抱えて走る!』(しかし僕には撤収と聞いて何処に向かうかの判断能力無し! 可能な限り簡略化した命令を送るが――) [Wed 14 Dec 2005 03:02:00]
ソフィア@撤去 > (間近で見てみれば一目瞭然―――切れッ端やら巻き上げた他の植物やらが関節に詰まっていた。 カラクリの関節で柔軟性を得た分、デリケートさもパワーアップしてしまったらしい。) これは・・・意外な欠点でしたね。  どうにかして此処を隠せれば・・・・ んひゃ っ?!(このままでは無尽蔵の体力を生かせない。  研究の余地在りか―― などと考えてた所、帽子の上に何かが乗っかった。 恐る恐る上を見る――) [Wed 14 Dec 2005 02:56:23]
ソフィア@撤去 > 爽快爽快、とか笑うところでしょうか―― っと、おや。(出遅れ分を取り戻す心算も兼ねて飛ばしていたが――作業効率が高い分の仇は意外な所で来た。 銀色の剣が次第に輝きを失い、緑に曇って行く。 そしてゴーレム自体もその動きを緩めている。  人と違って状況の判断をしないまま、徐々に蔓に押され始めた。) 今度は何なんでしょう―― 『退きなさい”カイン”!』 ・・・・じゃだめですか。 ええっと――『此処に戻ってきて!』(命令が届けば、全身汁塗れのまま直に此方に走ってくる。) [Wed 14 Dec 2005 02:51:21]
ソフィア@撤去 > (泣き所は付き添う人間の方だが、今の所明確な反撃も無く――ゴーレムはそりゃびしばしされているが小枝程度では痛くも痒くもないようだ。 杖突いて後に続く自分の体力が続く間は、作業効率を維持できる。) もっと体力のある人に頼めば良かったかもしれませんね―― 『私の指に従って、もう一度!』(斬られた分伸び始めたりもしているが、まだまだ切り進むほうの効率が上回っているか―― 【判定】 [Wed 14 Dec 2005 02:38:58]
ソフィア@撤去 > 『其処其処其処其処そk……ッ!』(作戦唯一の欠点は連呼するには語呂が悪すぎたことか。 主が舌噛んで命令を止めるのと、ゴーレムが動きを止めるのは、殆ど同時―― ) いたぁ・・・   でも、これなら何とか――見掛け倒しとは言われなそうじゃないですか。(人間の首もポロリと落とす鉄隗を怪力がぶん回すのだ。 苦もなく、とまでは行かないが人の手作業よりは大分速かろう。 人形は疲れも知らず、精神的にも参ったりはしない。) [Wed 14 Dec 2005 02:27:32]
ソフィア@撤去 > やはり形が近付けば近付くほど ・・・おっと。 ――わたたッ(そして切り落とした蔓の先が飛んできたりするので避ける→足が動かない→見事に転ぶ。 それでも、顔から微笑が取れないでいる。)  仕事中でしたっけ私とした事が。   これなら・・・指差して上げればいいんですよね。(理解力の問題には主が対応すればいいこと。 再び自分の指先に従うように指示を出せば、ゆっくり腕を持ち上げて―― 【判定】) [Wed 14 Dec 2005 02:19:05]
ソフィア@撤去 > (扱いやすさは兎も角として―――速い。 そして綺麗だった。 凡百のゴーレムに扱わせた結果とは、ただ上げて降ろすだけの刃物とは訳が違う。 自在に動く関節は、木と鉄で捏ねられた人形により人間らしい挙動を与えていた。 ――此処までは推論通りに!) 流石、私の夢っ・・・ (仕事として見ればただ数本蔓を斬っただけだが、本業の方では大進歩。  思わず危険も忘れて物影から躍り出た。)  [Wed 14 Dec 2005 02:14:41]
ソフィア@撤去 > 技術的な失陥が――それとも調整の失敗? ロールアウトを急ぎ過ぎたでしょうか・・・・!(「付いて来い」で済んでいた道中は機が付かなかったが・・・抽象的な命令に対する理解力が最悪だ!  そう結論するよりも早く、継ぎ接ぎのゴーレムは植物体の足元に到達していた。  松明の光を撥ね返す長剣が半月の軌跡を作る――! 【判定】) [Wed 14 Dec 2005 02:07:18]
ソフィア@撤去 > どうしちゃったんですか。 早くやっちゃってくださいねー?(睨んでいるというより、何かを考えている風――? 急かしても効果なし。 無機的なその容貌から表情を読むのも至難の業だから何がなんだか判らない。) まさかいきなり不具合とか。  ええと・・・・『私の指差す方向にある蔓上の化物を斬り――』(物陰からそっと手を出して目標を指差してやろうとした矢先、その動きを先読みしたかのように巨体が舞った。)  [Wed 14 Dec 2005 02:05:25]
ソフィア@撤去 > ・・・・・まあ、とりあえず始めましょうか。 私達は隅っこの方から応援していますよ―― 『――”カイン”。 あの植物を斬り払い、道を開きなさい。』(夜を徹して続く作業の喧騒を耳にすれば、自分だけ怖気付いてもいられない。 作業の為だけじゃなさげな悲鳴とかもきこえてるがさておき、そそくさと建物の影に隠れ指示を飛ばす。 顔だけ出して見守る中、ゴーレムは視界一杯の緑の世界を睨みつけて――)・・・・?(睨み続けて動かない。)  [Wed 14 Dec 2005 02:01:08]
ソフィア@撤去 > ・・・今回ばかりはちょっとその。 あんな大見得なんて切らなければ良かったですね・・・・(新米導師がたじろぐのもその筈、手持ちの全ゴーレムの起動を済ませ現場に駆けつけた時には、蔓の支配区域は自分が見てきた初日とは比べ物にならない状態になっていた。 まともな戦場ならば周囲を圧倒するであろう自らの人形が、こんなに頼りなく儚げに見えるとは思わなかった―― ) [Wed 14 Dec 2005 01:59:21]
ソフィア@撤去 > (多少の打撃では死に至らず毒素の類も致命的にはならない――機能を停止させるにはボディを粉砕するか、或いはその体に秘された”真理”の文字を傷つけなければならぬ。 無論術者も弱点を弁えてそれを十重二十重に守るのだから、対生物での戦闘においてゴーレムにはかなりの優位性がある。       筈なのだが。) [Wed 14 Dec 2005 01:56:50]
お知らせ > ソフィア@撤去さんが来ました。 『緑の網に立ち向かうのは、鋼色の巨体。』 [Wed 14 Dec 2005 01:54:59]
お知らせ > ジャスティス@暗黒街教会さんが帰りました。 『んじゃ、今日は早く寝ましょ』 [Wed 14 Dec 2005 00:13:44]
ジャスティス@暗黒街教会 > ……いっそのこと、家ごと燃やしてみては? (周りの家を延焼しないように壊してから……だめか、色々とだめか。もし失敗したらダブルパンチでヴェイトス市が壊滅的被害を受けてしまうことになる) ……まぁ、明日実際に見に行って見ましょうか、物資運ぶついでに [Wed 14 Dec 2005 00:07:48]
ジャスティス@暗黒街教会 > ……想像できない。 (家々を飲み込んでいる植物……想像も出来ないし、そんなの相手にどうにかなるんだろうか。下手なモンスターや悪魔よりよっぽどたちが悪そうで) 避難民の受け入れとかしてあげたいけど……相手が嫌がるかなぁ……。 (淑女事件の時は、避難民も元々暗黒街の住人だったから感謝されたが、普通の居住区の人からすれば、狼に囲まれるのとコヨーテに囲まれる違いくらいでしかないだろう) [Tue 13 Dec 2005 23:48:44]
ジャスティス@暗黒街教会 >  (手に握られた書簡には、明日、大聖堂から避難民や防衛線を張っている人たちに支援物資を届けるから、馬車馬のように働け、とのお達しが書かれていた) ……こんなことになってたんだ。 (暗黒街からここ数日全くでなければ、なんかおっきな植物が生えた、という程度のうわさしか入ってこなかった) [Tue 13 Dec 2005 23:44:12]
お知らせ > ジャスティス@暗黒街教会さんが入室されました。 『ほへー』 [Tue 13 Dec 2005 23:40:29]
お知らせ > 園内一花@ベースさんが退室されました。 『( …ああ… 思いきり潮風が吸いたい… )』 [Tue 13 Dec 2005 05:13:09]
園内一花@ベース > ( 【×機会→機械○】 思考を脇道に逸らしつつ… 疲弊した身体を休めて、『少しの間』と眼を閉じる ) ………。 ( 根元… 根… 水… ……水……? 心に引っ掛かった何事かは、はっきりとさせられないままに… 次第に意識は闇に飲まれて――― ) [Tue 13 Dec 2005 05:12:47]
園内一花@ベース > ( …火をつける、と言えば… ) ………。 ( 今日、『波』に乗る人を見た…。 夜空に光の尾を引いて、飛ぶ人を。 …世界に満ちる『力の流れ』…気や魔力と言ったものの捉え方は、人それぞれ違うと言うけれど… あの人の『捉え方』は、きっと自分のそれと似ているのだと思って…。 そんな人が空を飛んでいる事が、嬉しかった… )   ( 観測を担当する人だろうか… どんな術を使っていたんだろう… もしかしたら、機会かもしれない…。 …飛んで近付く事が出来れば、より正確な火付けも出来るのでは…などと考えてしまうのは一瞬の事。 …こんな時なのに夢を見て、ほぅ、と溜息をついた…。 …実はただの野次馬で、魔女の箒の代用品と知ったなら、がっかりするかもしれないけれど… 遠目に光の尾と、その上に立つ人影を小さく見ただけでは… 現実など知らず ) [Tue 13 Dec 2005 05:09:55]
園内一花@ベース > ……根元…… 根…… 水… ( …延焼は怖いけれど、もう、燃やしてしまうしか無いのでは…とも思ってしまっていた。 広めに封鎖して、燃えそうな家屋を取り壊した上で植物に火を付ければ… 『その時点では最小限の被害』で、活動を止めることが出来るのではないかと… ) ………。 ( カタパルトに油壺に火矢でもあれば……… いや、家を壊されるなんて誰も納得しないだろうし… トキノミヤコの長屋のようにはいかないがっちりとした造りの洋風建築を崩すのは、容易な事ではないか… ) [Tue 13 Dec 2005 05:02:23]
園内一花@ベース > ( ある意味『市街戦』とは言え、圧倒的な質量を前に小細工は通用しない。 〜なるべく巨大で、複雑に入り組んだ木組みを作って…そこに絡ませて時間を稼いだ上で火薬なり何なりでまとめて爆破…を繰り返してはどうかとも思うけど、そんな木組み誰がどうやって作るのかと言う話 )   ( 救いと言えば、分断したら分裂!なんて事にならないくらいだろうか… 『中心』がどうなっているのか分からないけれど、根元を断つ事が出来れば、振出には戻せるのだろう ) [Tue 13 Dec 2005 04:53:24]
園内一花@ベース > ( …青臭い薙刀を立て掛けて…いや、薙刀だけじゃないか、全身か… 兜を脱いで。 麻痺しつつある嗅覚にもなお青臭い空気を大きく吸って息をする… )   ( …斬っても切っても際限無く生えて来るソレは… 徐々に体勢も整い、人手も集まりつつあるにも関わらず、未だに人類を圧倒して勢力を拡大している…。 …養分は?…どこまで育つ? 疑問は限り無いけれど、考えている余裕も無い… ) [Tue 13 Dec 2005 04:45:39]
園内一花@ベース > ( 戦争って、こんな感じなのかな――― )   ( …なんて。 ちょっと飛んでしまっていそうな事を考えながら… ハードレザーアーマーを着込んで、フェイスガードを開けた兜を被ったポニーテールが… フラフラと仮設の待機所に戻り、空いている場所に崩れるように座り込んだ ) [Tue 13 Dec 2005 04:34:56]
お知らせ > 園内一花@ベースさんが来ました。 『( @撤去…の休憩中… )』 [Tue 13 Dec 2005 04:29:00]
お知らせ > ジョウンさんが退室されました。 『 ――何故、俺はこんな身体で、逃げ切れているのだろうか? 』 [Tue 13 Dec 2005 03:07:43]
ジョウン > くそ、邪魔だ……!(迫り来る蔦を踏みにじり、打ち払い、ひたすらに喧騒の音を目指して這いずるように――― だが)  ……なんで、俺は……いや、今は助かる方が先決、か。ふざけやがって…!(やり場のない怒りを抱え、少しずつ、包囲の輪を抜けて――) [Tue 13 Dec 2005 03:06:34]
ジョウン > ………はっ、は…あ?(ふと、どこかから音が聞こえた。怒号のような、悲鳴のような) ……!(不自然なほど異様な静寂に満ちた街中で、唯一、自分以外の誰かを認め) あそこ、まで……あそこまで、いけば…ッ(恐らく自警団か騎士団だろう。このおぞましい何かの侵食を防いでいるのなら、あそこまでいけば――) [Tue 13 Dec 2005 03:00:36]
ジョウン > あ、ああ――――ああああああっ!(弾かれたように跳ね起き、再び全力で走り出す。動かぬ片足を引き摺り、絡み付こうと近寄ってくる触手から僅かなりとも離れようと)  はっ、はっ…!(怒りにも似た息を継ぐ。整えきる前に再スタートを切られ、空気の冷たさに突き刺すような痛みを訴える肺を押さえながら) [Tue 13 Dec 2005 02:56:37]
ジョウン > (普通なら、眠る家人や番犬の息遣いが何かしら伝わってくるものだろう。それが伝わらないくらい、静かだということは)  ………言うことは、どういうことだ。(疲弊しきった身体を起こし、ふと視線を落とす、その足元に)  ――――――。(それは、忍び寄っていた) [Tue 13 Dec 2005 02:53:43]
ジョウン > ……今は、それ所じゃないからな。(生きるか死ぬかの瀬戸際だ。今のところ例の蔓草が追ってくるような気配はないが、そこら中に嫌な空気が満ち満ちている。いや、正しくは――違和感、だろうか) ………なんだってんだ、一体。(考えて…ふと、気付いた。イキモノの気配が、まったくしないのだ) [Tue 13 Dec 2005 02:50:41]
ジョウン > 全く……危うく肥料にされ掛かるわ、道に迷うわ、ロクな目に逢わないな……俺が一体、何したって言うんだ。(地に叩き付けた拳は力無く。もう何度呟いたか数えたくもない愚痴が勝手に飛び出て来やがった) ……何か、ついこの間、何かしたような気はするんだがな(取り返しのつかない悪い事をしたような気がして、しかし直に気のせいだと切り捨てる) [Tue 13 Dec 2005 02:46:17]
ジョウン > (いきなり足首に絡みついたかと思った次には、どこかへと引き摺り込まれかけていた。つい数分前に味わったばかりの恐怖を思い返し、背筋に悪寒を走らせる) ……糞ッ…――はぁ、ここまで来れば、もう、追ってこない…か…?(何処だかも知れぬ道、壁際に背を預けると、ずるりと地面にへたりこむ。――アレが、今巷で大評判の観光スポット。植物園なんか目じゃない、大迫力のスペクタクルだ) …センスの悪いジョークも、あったもんだ。(荒げた呼吸、蹲るほどに酸素を求めながら、吐き棄てた毒は呼吸に紛れて掠れて消えて) [Tue 13 Dec 2005 02:41:26]
ジョウン > (ぜえぜえと耳障りな音が煩い。激しく空気を吸い込むたびに、冷え切った夜の風が肺の底まで凍て付かせる。不自由な片足を引き摺り、走るというより這いずるかのように、何かから逃げる男が居た)  ……はっ、はっ、なんだっていうんだ、アレは…! [Tue 13 Dec 2005 02:34:32]
お知らせ > ジョウンさんが来ました。 『 走る 』 [Tue 13 Dec 2005 02:31:49]
お知らせ > ティエンさんが退室されました。 『( 夜明けの少し前の刻。 足音は、階上へと。 )』 [Mon 12 Dec 2005 05:23:57]
お知らせ > 霧子@集合住宅一階カフェさんが退室されました。 『 黒と白、蒼と朱、二人の娘がシンメトリーに並んで店を出た。 』 [Mon 12 Dec 2005 05:19:06]
ティエン >  あ。へ、変な意味じゃ、ない よっ? ( 彼女の反応はニュートラル。味付けは薄いのに、それを前にして一人 あわあわ、泡を喰う。 ぐんにゃり自滅風味に慌てた後で、深呼吸。 生命活動には不必要なそれは、多分何かの名残。  向かい側、席を立つ気配に 残った紅茶を飲み干した。 ) ――……ぅ。 お、お手柔らかに。 ( うぐ、と 咽喉が詰まった。 ――…頑張れマギー。負けるなマギー。 取り合えず、ひとつ問いかけを託して、小さく安堵。 よたよた 椅子から立ち上がった所で、振り返りしなに飛んできた言葉に 一瞬固まる。 )  ぇぅっ、え、ぁっ? う、ぅん。霧子がいいなら、お邪魔する。 何か、街の方もごたごたしてるし。 ( 何だかんだ言って、吸血鬼を女の子一人の家に上げちゃっていいんだろうか。そんな風に、いまだに悩む部分はある。 けれど、今度は居住区の方でも騒ぎが起きているという話で、昨今は物騒だ。 ――…口実だっていうのは、自覚済みだけれど。 ) [Mon 12 Dec 2005 05:15:25]
霧子@集合住宅一階カフェ > ―――そう。 ( もう1度短く、さっきと全く同じ返事をした。 「ぐるぐる」とか、また抽象的な表現だとか思いながら。 どうも身の回りにハッキリ言うと悦ぶ手合いが増えている気がするが此方は別に喜んで指定するわけでもない。 表情はいつにも増してプレーン。 随分と時を過ごしていると気付いてふと周囲を見れば、流石に最後の客のようだ。 席を立って店を出る意思表明。 ) ――――まあ、良いわ。 マギー自信気付いていない事が多そうだし、色々突きつけてみる。 ( 必要以上に色々直球で投げかけそうな語調だが。 果たしてパプテスの怨敵たる種と、パプテスを空気扱いしている人間、どちらがどうか、甚だ疑問に思いながら――――。 ) 泊まっていくでしょう? ベッド、広すぎるわ。 ( 振り返る一言は、今日も唐突だった。 ) [Mon 12 Dec 2005 05:07:09]
ティエン >  うん。ぐるぐるしちゃうから、ざくってして貰えると、何か嬉しい。 ( 嬉しいなんて言い方だと、それはそれで語弊を招いてしまいそうだけれど、率直な感想は こっくり 首肯と共に。 )  事が事、だから わたしが言うのは、ちょっと――…ね。パプテスのだし。基本的に。 ( それを信じている訳じゃなくても、その奇跡の一端に灼かれてしまう身には、あんまり洒落にならない。 彼女の口からそんな単語が出るのも不審がられるかもしれないけれど、自分が言うより良いと判断した上で )  …許さない、許されないって。それが根っこにあるんだとしたら、最初の所で躓いてるのかなって。 ――…マギー、結構 そういうの気にするみたい、だし。  [Mon 12 Dec 2005 04:58:48]
霧子@集合住宅一階カフェ > ―――――そう。 ( 短い返答はただ本当に「そうなのか」というニュアンスしか無い。 自分が他人にどう思われているか。その逆にもあまり感心が無い。 ここ1年はそれでも多少他人を見るようにはなったが、相変わらず自分がどう思われているかなど日常的にはどうでも良かった。 面倒なトラブルが無ければ遠くで誰かが自分を嫌っていても。 好かれる事に関しては当人もあまり気付いていないが、最初からろくに考えても居ない。 ) ――――誰が言っても大差ないとは思うけれど。 意味があるのなら。 ( 了承、の意を込めて一応頷く。 洗礼。 「ああ、あれ。」程度の知識はあるが、極めて興味の対象外。 宗教儀式というのはどれもただの暗示とか催眠術の一端で、「思い込ませる」技術だと認識している。 その質問に何の意味があるのかだけ聞いておこうと目を上げる。 ) [Mon 12 Dec 2005 04:51:51]
ティエン > …霧子の視点って、時々凄く斬新だよね。ちょっと、羨ましくなる。 ( 目をぱちくりと瞬かせた。 逃げ切ってしまえば。――…そんな論理は、初めて聞くこと。 逃げて逃げて逃げ切ったなら、今とは違うものだったかもしれないなんて、それは遠い記憶。陽炎の幻は刹那で消える。懐かしい痛みは、今は浸る事の出来ないものだから、ぐにゃー と、肩から力を抜いた。 不当、だとは思う。一方的に、力を貰ってるんだから。 )  ――………。 ( この上無い断言が、重い。重たい。重すぎる。 否定を許さない雰囲気の前に、吸血鬼は同意めいて頷くしか出来なかった。ごめんなさい、ふたりとも。 )  …ん。わたしが言うと、多分 変な風に身構えられちゃうだろうから。 ( そんな風に前置きして、深呼吸。言葉をきちんと紡ぐ為の、準備動作。 )  …洗礼って、受けたことがあるか、どうか。聞いてみてくれる、かな? 洗礼って言うのか、祝福って言うのか、わたしも良くわかんないんだけど。 [Mon 12 Dec 2005 04:42:15]
霧子@集合住宅一階カフェ > 逃げ切ってしまえばそれはそれで解決だもの。 終わらせないと次には進めないものよ。 ( 人から、過去から、罪から。 逃げる事は卑怯だと人は言うかもしれないが、それで我慢して殺される道理は無い。 一番最後は自分の為にあるべきだ。 確固たる価値観として、処刑人はそう思う。 例えばティエン=ギニーが「やっぱり血を吸いたい」と思うのも、色々な物を選択した結果の結論である。 ) 子供よ。 ( 本日一番の短いお言葉。 あれは子供であると言い切りで。 考え無しにがぶがぶ飲んでお腹を出して眠る二人分纏めて。 ) ………なに。 私がやるべき事なら。 ( 珍しい。 あまり自分から提案するタイプだとは思わないから此方から切り出すのが常だったが、ティエンからの提案が出された。 今まであったかも怪しいこと。 ) [Mon 12 Dec 2005 04:28:21]
ティエン > …うわぁ、何かそうやって言われると、物凄く不毛だなぁ…っ でも、何だろ。結論に辿り着いちゃうのが、一番怖いっていうのも、あるのかもしれない。答えが出たら、本当に逃げられなくなっちゃうからねー… ( 曖昧に真綿で首を絞められている方がいいだなんて、何処までも実りも無いからきっと、理解の彼岸は遠すぎる。 自分にとっては、生かすか殺すかの境界。 なら、此処にいない彼女が思うのは、何と何だろう。 )  ――…ぇ、そ そう、なんだ…っ? お、おとなのひとかと、思ってた… ( この言い方だと、酔っ払い二人がオトナとは程遠いといっているようなもので、それはそれで酷いのだけれど。ヒトは見かけによらない×2。妙にしみじみとした。 )  ――…ん。それじゃ、その…今度、マギーと話す機会があったら、ちょっと…ひとつ、聞いておいて欲しいことが、あるんだ。 今の話で、ちょっと――…思ったこと、なんだけど。 ( 半分程空にしたカップをソーサーの上に置くと、少しだけ背筋を伸ばした。 元々口数の多くない方な彼女と続く会話は、きっと嬉しい。 だから、ちゃんと違うお話だって出来るようになる為の一。 ――…理屈はどれも後付け。 頭の中に朦朧と焦点を結びだした像は、いっそ無茶苦茶だ。こんなものを、自分が考えるのが一番おかしい。 ) [Mon 12 Dec 2005 04:19:27]
霧子@集合住宅一階カフェ > ―――逃避しながら足踏みしているから(・・・・・・・・・・・・・・・)、結論に至らないで苦しむのよ。 ( 逃げたいのか。 逃げたくないのか。 マギーにしろティエンにしろ、ハッキリとどちらかを選ばないからそうなのだと。 他人にそれが出来るかどうかなど考えていない、そんな意見だが。 誰もが自分と同じ価値観だとは思わないが、2つあるものをどちらか選ぶのは当たり前だと、教えられた。 そしてその通りだと思う。 ) 同じ酔い方をするし。 間違いないわ。 ( いたって真面目に。 二人揃った時の醜態を間近で見ている故に。 某フードファイトで何故かマギーがヒルダの扮装をして居た所もばっちり見ている。 当人には言っていないが。 ) でも分かっただけ。 それだけ。 私に出来ることはここまで。 この先を考えようと思うと其処で止まってしまうもの。 ( 少し温くなった珈琲を一口。 今日はまた、饒舌なものだと客観視する。 マギーとは違った「喋り慣れた感」がティエンにはある。 マギーとヒルダが似通うように、案外そういうものがあるのかもしれない。 ) [Mon 12 Dec 2005 04:06:44]
ティエン > …うぅ。な、何だか、わたしの耳まで痛いのは、どうしてだろうー……やっぱり、怖いのかな。 ( 彼女の言葉は率直で、曇りが無いから ざくざく、刺さる。 ぐんなり項垂れながら、やっぱり、なんて言い方。 必ずしも自分と同じじゃない。わかってはいるけれど。 ) …そ、そう、なのかな。そんな風には見えなかったけどー…… 何か、意外。 ( 同じタイプ。その言い方に、驚いたような顔で瞬きをした。 言葉や韻律に感情的なものは露わでは無いけれど、危険という言い方に、思わず びくり 反応してしまう。 ) ……嗚呼、そっか。…霧子、凄いな。わたしが届かなかったのは、多分それだ。 ( でも、切り口と捉え方が違うからこそ、最初の地点で見過ごしていたものに気付かされる事もある。 マギーが許さない限りと、彼女は言った。 ――…許さない限り。自己陶酔。言葉にしてしまえばナイフのような切り口は、きりきり痛みながらも、胸に落ちた。 だから、酷く苦い顔。誤魔化すように、紅茶に口をつけた。 )  [Mon 12 Dec 2005 03:54:38]
霧子@集合住宅一階カフェ > マギーはいつもそう。 助けが必要な時に限って何処かへ一人で逃げるわ。 そして安易で間違った方向に行こうとする。 ( 間違っていると火を見るより明らかな方に。 間違っていると理解した上でじゃないかと思うと、むしろそれが苛立つ要因だ。 薬に手を出してどうにかなるわけじゃない事くらい分からないような馬鹿ではない筈。 律する事をなにより最初に教えられた斬り子にとって、理解しがたいものがある。 ) うちに来るのは貴女とヒルダくらいね。 前に私の職場まで顔を出したけれど――――あの人、危険だわ。 マギーと同じタイプだもの。 分かっていて自滅するタイプ。 ( はっきり言ってしまえば、好感を持っていない。 特に同居人との相性が良いようで悪い。 同じ方向に落ち始めれば二倍に加速していきそうな組み合わせだ。 魔女としての有能さは分からないが、人格的に彼女は危険だと警鐘を鳴らしている。 悪人ではないというのが必ずしも良い友人ではないということ。 ) ―――――どう、思っている? 不明瞭だわ。 ……マギーはああして自己陶酔しているのよ。 誰が許してもマギーが許さない限り「あれ」が続くの。 ( 根本的に「聖痕」に対する切り口が違う。 そこが見解にズレを生んでいるが、流石にその事情はわからない。 霧子にとってあれは神聖なものでもなければオカルトでもなく、矢張り「物理現象」だった。 ) [Mon 12 Dec 2005 03:39:59]
ティエン >  ……霧子も、やっぱりー…心配だから、怒るよねー…… ( 自業自得。他の言葉より ほんの少し明確に響く言葉は、ちょっと耳に痛い。 抗いきれないものを律する難しさだけは、分かってしまうから。 だから、へなり 眉は下がり気味。 )  ――…ん。 ( 少しだけ表情を引き締めて、頷いた。 薬物は二次的なもの。根本は、その前にある。 )  その辺りはヒルダとか――…あ、知ってるかな。マギーの友達の、魔女のひと。調べてたから、詳しいとは思う。 わたしは、まだ曖昧にしか分からない、けど――… ( その辺りの手段は模索している。 聖痕という概念について。その対処法。歴史的な見解。 ――…けれど、そんなものを口にするより前に、昨夜の会話 もしくは、声の調子が耳元に蘇って、口を噤んだ。 )  ……あ、あのね。おかしな言い方、するけどー…… マギーは、あれ。どう思ってるんだろう。 ( 痛いのは本当だと思う。辛くて薬にまで手を出したくらい。 ――…でも、何だろう。引っかかるんだ。 ) [Mon 12 Dec 2005 03:26:27]
霧子@集合住宅一階カフェ > ――――そう。 薬はあのままにしていれば何れ効果も無くなると思う。 それは我慢すれば良いんだわ。 自業自得だから。 ( 届いた2杯目の珈琲にスプーン半分の砂糖と少し大目のミルクを注いで掻き混ぜる。 「自業自得だから」がいつにもまして冷たく響くのは、多分本当に其処だけ少し声が大きかったからだろう。 表情は、さして変わらない。 ) 血も時間が解決すると思う。 だから本当に解決しなきゃいけない部分だけ手付かずになっているのよ。 私はあれ(・・)の治しかた、分からないわ。 ( 幾ら考えても行き着く先の結論は同じだった。 ティエンやヒルダが行き着いた「聖痕」という言葉こそ使わないが、その「現象」を考えれば考える程、自分にはどうにもできない事だという所で思考がストップする。 気に入らないことに。 では、ティエンならどうか? そういう問いかけだ。 ) [Mon 12 Dec 2005 03:16:13]
ティエン >  …わたしも、あんまり人の事は言えないけどねー…… ( 彼女の反応に、たはり そんな、脱力。 対人スキルは問題だらけ。その辺りが欠けている同士だと、言われないと気付けない微妙循環。 ) …そっか。どんな魔法かは、聞いてみないと分からないと思うんだけどー…その辺りを緩和する薬なのかもしれないね。基本的には、摂取しないでいれば抜けてはいく筈だし。 ( 薬学に特に詳しい訳じゃないから、あくまで一般論の話。 薬物関係については、病院の人間に任せる方が適任かとは思う。正直、そっち方面は素人だから。 はふ と、息をもう一度継いだ辺りで 珈琲と紅茶が運ばれてきた。 ティースプーンで紅茶の水面に波紋を作りながら、軽く辺りを伺って )  元々出血が多かったって話だしねー…素因が臓器の方にあったら、循環してるのだけ抜いても効果は薄そうだし。 ( 細々とした声音ではあるけれど、その辺りにやっぱりツッコミが入れられない。 真夜中、お客も少なかったのが幸い。 歳若い――… 少なくとも見かけは十代の少女二人の会話というには、何かと問題。 ) [Mon 12 Dec 2005 03:06:37]
霧子@集合住宅一階カフェ > 挨拶…ああ。 ( そんな事もあったか、程度の小さなリアクションで目を伏せる。 して効果があるのならする。 逆に言えば、日常的にわざわざ言葉に出して挨拶をする事にこれといって意義を感じて居ないという話。 お互い存在を認識しているのなら見ればわかるだろう、という凡そ愛想の無い。 相変わらず対人関係スキルの重要性を軽視しがちであった。 店員に珈琲のお代わりを頼み、話を続けよう。 ) 魔法とか、あまり良く分からないわ。 病院からもそういう話は聞いて居ないし――――何か白魔術師の人が中毒症状をどうにかする薬を作っているとか考えているとか聞いたけれど。 ( その件について正式に話を聞かされていない。 マギーの痛み止めや安眠の担当の白魔術師ではなく、また別の、錬金術も使える白魔術師が考えているとか人づてに。 そんな話を淡々としながら、時々感覚的で抽象的な言葉の入るティエン・ギニーの言葉を再考する。 ) 悪い血液はいっそ出してしまうのも良いけれど。 血が足りていないし、今は無理ね。 ( 職業的な物々しい表現を此方はあまり遠慮なく口にする。 あまり大きな声を出す娘ではないが、近くの席の人間がどう聞くかなど気にもとめて居ない様子で。 ) [Mon 12 Dec 2005 02:50:57]
ティエン >   ぇ。あ、や。挨拶、ね。するようになったってマギーが言ってたから。でも、相手次第かもなー、とも 言ってたから。 ( 実際、今此処にいる彼女と自分の二人の組み合わせだと、挨拶という段階がすっぽり抜けたのは、リアルタイムな事実。 問いかけというにはささやかな音律の変化に返したものは、やっぱり どっちにとっても予測範囲だったのかもしれない種明かし。 待ち合わせの相手が来たような状況、注文をとりにきた店員にミルクティーのホットを頼んで。 足音が遠ざかった辺りで 一度、息を継ぐ。 )  …ぅんー…何か、お薬に魔法みたいのが掛かってて、抜け辛いって話、だしね。その辺りは、病院から何か策が出てるんだっけ? ( その辺りは、部外者といえば言い過ぎでも、一見舞い客の自分より、同居人の彼女の方が詳しいかと思って、聞いてみた後  )  ……ぁ。う、ん。何て言えば、いいんだろ。…元気だった時に比べると、血の流れがね、やっぱり。きっと、まだ抜け切ってないで色々混じってるせいなんだと思う。 ( 感覚的なものだから、どうしたって曖昧にはなってしまう、説明。 ぼそぼそと濁らせた言葉の先にある根拠が、それこそ種族的なものであると匂わせる。 流石に、堂々と言えるものじゃない。 ) [Mon 12 Dec 2005 02:39:06]
霧子@集合住宅3F > ―――なに。 ( 不明瞭な最初のリアクションに小さく反応し、疑問形かどうかギリギリの平坦な発音で問い質す。 挨拶云々に関してはベッドの上に縛り付けられた某同居人の推察どおり「言わないとうるさいから」が大半であり。 病人の我儘を聞く心境である。 ) ここしばらくは安定しているみたいだけれど、解決策が無ければずっと平行線だわ。 ――――…「濁る」? ( まるで原因や彼女の症状を把握しているかのように言い切り、今度こそ明確に疑問形で、不明瞭な表現に問いかけた。 理解しがたい表現だ。 ) [Mon 12 Dec 2005 02:25:24]
白影 > ( その答えを聞いたら、それでいいのかと悩むんだろう。人間の判断だと、そっちの方が正しいんだろうかって。判断基準は何処までも曖昧。 ――… 尤も、推定される事柄自体は、大体正しいのだけれど。 )  ……あ、やっぱり。 や、ううん。そ、か。 上、いなかったから、まだ帰ってないのかなって思った。 ( やっぱり と、そんな言葉が ぽろり 零れた。 先日、彼女の同居人と交わした病院での会話。挨拶の話。やっぱり、相手は限定なんだって確認の気分。 押し出された椅子の上、もそもそ座る白外套。カフェの片隅、モノクローム。 )  ぁ、う、えと。 大分、お話出来る感じ、だった。まだ濁った感じのが残ってるから、油断できないんだろうけど。 ( 前置きの無い切り出しは、何度目でも戸惑ってしまう。 幾度か口篭った後、訪れた際の感想をぎこちなく言葉にした。 その中に、こんなモノであるから分かってしまう感覚の話が混じったけれど。 ) [Mon 12 Dec 2005 02:18:02]
霧子@集合住宅3F > ( 事情を聞いたのなら「扉の前で待つ方が効率的」と言い切ったかもしれない。 人間なら兎も角、その人影の主に「寒い」とか「足が疲れる」とかそういう感覚があるとはあまり思って居ない故。 37度の体温があるわけでもなし。 ) ―――夕食、まだだったから。 ( 短く返す言葉は相変わらず挨拶抜きで。 遠慮するでもなく赤い瞳を蒼い瞳で見返し、無愛想に対面の席を勧めた。  言葉も無く足で椅子をずずずと押して。 ) なにか、変化はあった? ( 主語の無い話題。共通の話題。 彼女が此処に来る理由があるとしたら、それは1つだけだろう。 ) [Mon 12 Dec 2005 02:12:51]
白影 > ( 常なら、ぐなぐな引き返す所をカフェに入ってみたのは、特に深い理由がある訳じゃない。 夜勤も多いって聞いていたし、実際 その帰り道に会った事もある。だから、少し待ってたら戻って来るかな、と思った結果。 ――… 扉の前で蹲って待つのとか 外聞的にどうかと思うくらいの判断は、何とか存在してたから。 深夜のカフェは、どちらかと言えば静かな雰囲気で、それに安堵したのもある。 不夜城の異名を取る街とはいえ、外よりは大分明るいから、少し眩しげに視線を細めたその先に ひっそりと居る黒い影に 赤色が瞬いた。 )      ――― あ。 ( あ。小さく音が漏れて、その形で唇が止まる。 もごもごと音を噛み殺して、テーブルの合間を縫って、角の席へと ぎくしゃく、近づいて )  よかった。こっち、いたんだ。 ( へなり。 安堵めいて、フードの陰で眉が下がった。 ) [Mon 12 Dec 2005 02:06:15]
霧子@集合住宅3F > ―――――。 ( そう広いカフェでもない。 客席の半分は店の外で、この季節にそんな寒い席をわざわざ利用するような客の姿も無く。 数人の深夜客のその向こう、殺し屋にでも狙われているのかというような角の席に、黒尽くめが一人。 すごく落ち着く席。 後ろから一方的にヒトに見られるのとか、嫌いなのだ。 ) ――――――。 ( そして黒は白をすぐに視認したが、相変わらず無言のままじぃっとその様子を見守っていた。 気付くだろう、みたいなものぐさで。 ) [Mon 12 Dec 2005 01:59:08]
白影 > ( カフェの外を過ぎる、白い影。次いで、階段を上る音と気配の慌しさが、刹那の事。  立ち止まる間隔と歩幅が 奇妙に慌しさを付け加える足音は、一度三階まで上って――…   暫くの後、しなりと勢いなくして戻って来るんだろう。 )  まだ、戻ってないのかなー…… ( 三階、目的の部屋の扉をノックしてみたけれど、中から返事も無かったから今、あの部屋の住人である彼女は戻ってないのかな なんて。 ぐんなりした白外套が、何気無くカフェの戸を開いた。 ) [Mon 12 Dec 2005 01:54:49]
霧子@集合住宅3F > ( 無味乾燥な食事を手早く終え、暫し珈琲カップを片手に沈黙。 何をしているか、といえば「休息中」なのだが、周囲から見れば置物みたいに動かないだけだろう。 件の植物の事を考えたり、暫らくしたら病院に行こうかと考えたり、最近の職場の事を考えたり。 薄く呼吸をしながら、一つ一つに現状での結論を出していく。 ) [Mon 12 Dec 2005 01:46:37]
お知らせ > 白影さんが入室されました。 『( 過ぎるもの。 )』 [Mon 12 Dec 2005 01:45:58]
霧子@集合住宅3F > ( カフェに下りていつもどおりのケイジャンチキンサンドオニオン抜きオリーブ増量と暖かい珈琲を頼み、隣に人の気配の来ないような隅っこの席に陣取る。 同居人が入院して以来、割と食事はこんなものだ。 栄養のあるものをちゃんと食べているかと時々聞かれるので、もう一品くらい追加する日もあるが基本的にこの程度。 暫し静かに咀嚼しながら周囲の声に耳を傾け、さっき見た何かが何だったのかをようやく理解した。 巨大な植物、だそうだ。 それも一般居住区に現れて破壊を続けているとか。 ) [Mon 12 Dec 2005 01:36:41]
霧子@集合住宅3F > ( 暫らくそれを眺めていたが、遠すぎてわからない。 3階という高さから見て、其処に何かこんもりと不自然な塊があるようにも見えたが、暗闇の向こうではそれが何だかよくわからなかった。 やがて視認することを諦めて一階のカフェへ出る準備をすると、扉の鍵を開ける。 ぶぶぶ、と握ったドアノブが振動したが、それっきりだった。 ) [Mon 12 Dec 2005 01:22:29]
霧子@集合住宅3F > ( 今いったい何時頃だろう? ふと顔を上げて窓の外を見る。 そういえば夕食を食べずに帰ってきたっきりだった。 一階で何か適当にサンドイッチでも頼めば良いだろう。 もそ、と静かに出窓から降りようとした時、ふと――――窓の向こうに何か奇妙なものが見えた。 目を凝らして、遠く闇の向こう、蒼い瞳が居住区の方を凝視する。 ) ―――――……? ( まただ。 何かが一瞬空に向けて。 そういえば、あの辺りはあんなに明るかっただろうか? ) [Mon 12 Dec 2005 01:11:33]
霧子@集合住宅3F > ( 職場、自宅、病院。 三箇所を順番に回るような生活が続いている。 それ自体は大して苦ではないが、現状を良い方向に持っていく方法が何も無いのが不満。 ある程度仮説を立てたものの、それでどうすれば良いのかなど見当もつかなかった。 だからただ、彼女が望むとおり顔を出して声を聞かせて、あまり長居し過ぎて逆に心配をかけないようにすることだけが出来ることで。 「普段どおり生活を維持する」のが出来ること。 消極的で、気に入らない仕事だった。 ) [Mon 12 Dec 2005 01:02:32]
霧子@集合住宅3F > ( 商業区の隅、公衆浴場に近い辺り。 一階にオープンカフェを持つ集合住宅がある。 3階、その一部屋の主は別に猫でもなければ猫獣人でも無い。 ただ、周囲にそんな印象で見られているという事を最近知ったばかりで。 出窓のスペースには小さな手乗りサボテン、ホワイトマーガレット、アロエが2鉢。 それから小さな猫の形のリングホルダ。 黒いアンティークドレス姿の家主は行儀悪く鉢植えを脚で退かし、其処に腰掛けて読みかけの本を開いた。 部屋の灯りが暗いのはカンテラ油の節約と、暗い方が集中できるから。 1年近く同居してきた同居人が故あって居ない今、それに文句を言う人間は居ない。 ) [Mon 12 Dec 2005 00:50:58]
お知らせ > 霧子@集合住宅3Fさんが入室されました。 『 窓辺の黒猫( Black cat in near the window. )』 [Mon 12 Dec 2005 00:46:22]
お知らせ > 跡野末理さんが退室されました。 『( 追いかけはしないけど、見えなくなるまで見送った… )』 [Sun 11 Dec 2005 05:41:40]
跡野末理 > ( 上着はその場で返すものだと思うけど。 …あ、ぎゅってする機を逸した… なんて思いつつ、去って行く少女に手を振った…。 …大丈夫だろうか… また、会えるだろうか… お金、少しくらい持たせれば良かったな… 色々思うけど、あとのまつりで… ) [Sun 11 Dec 2005 05:40:55]
お知らせ > アカオニさんが帰りました。 [Sun 11 Dec 2005 05:38:20]
アカオニ > ( ひゃっ。 コートの前を閉じられて、あったかいけれど、え、え、え?と。 ) そ、そうなんきゃ? ( あ、でも洗うあてがないや、とか。 どうしよう、どこで洗おう、とまじめに悩んで。 ) はぇ……………ん、わかったださ、ありがとう、マツリさ。 えらいべんく、べんか、べんきょ?になったださ。 ( えへへ。 浅い考えでも、鬼よりはよほど深い。 まあ鬼など、比べる対象ではないのかもしれないけれど。 ) むりょう? ……………ん、行ってみるださ。 んだば、またー。 ( 鬼はにっこり笑って、去っていく。 ちゃんと言われたことを覚えているように、忘れないように、心に刻みつけながら。 それでは、また。 ) [Sun 11 Dec 2005 05:38:18]
跡野末理 > ………。 ( 前言…じゃない、前思考?撤回。 やっぱり分かってないと、困った笑顔で首を振って――― 脱ごうとするコートは、パッと押さえて、抵抗が弱ければ前を閉じてしまおう。 着物にコート、妙な取り合わせだけれど ) …服や手拭を借りたらね、洗って返すのが礼儀。 今度会った時に、返してくれれば良いわ。 ……花もそうだけど、一工夫してみてね。 ただ花を売るより、何種類かの花を使って色を合わせて、束にしてみたりとか……。 …薬草摘みなら… 何かしら… 薬にする手順の、簡単な作業も手伝ってみたり? 手伝わせてくれれば、だけど…。 〜乾燥させるのが必要なら、乾燥させて、すぐに使えるようにして持って行く…とかね。 ( 偉そうに言う割りに、考えは浅い。 何かあるかな、と首を捻りつつ… おあいそ ) ―――ええ、あなたも、しっかりね。 …あ、そうだ…着る物に困ってるなら、スラムの方に行ってみたら? 口寄せ屋で見たんだけど… 何でも、服を無料で配ってるとか… まだ間に合うかもしれないわよ? [Sun 11 Dec 2005 05:32:21]
アカオニ >  ………? ………じゃあ、マツリさとおらと、一緒に気持ちよくなったら、マツリさ………こう、ぎゅっとしてくれたり、するんかなぁ……? ( 阿呆なことを、言うもので。 へらへらとも形容できる笑みで、鬼は唇についた汁をぬぐって。 ) 死んじまったら元も子もねぇだし…………やっぱり、おらは、おらが楽でいられるんが一番ださ。 ( 生活が楽だとかそういうことでなく。 分相応、とでもいうものかもしれない。 自分の立っている地面が、どんな地面か、わかってるのかもしれないし、そんなことは買いかぶりなのかもしれない。 ) くすりや……しんりょうじょ…………わかったさ。 んだば、おら、そろそろいくだよ。 元気でなぁ? ( コートを返そうと、もぞもぞ脱いで、差し出して。 ) [Sun 11 Dec 2005 05:19:31]
跡野末理 > …あ、そうだ。 ようするに、そうして好いてもらえるのは、あなたと一緒にする『気持ち良いこと』なのよ。 あなた自身じゃなくて。 って………やめるの? ( 我ながら、絶対に説得なんて出来そうに無い言葉だと思っていて… さらりとした撤回に、キョトンと目を瞬いた ) ………ありがと。 ( 一番大事、とか言われてしまうと… 凄く居心地が悪い。 己はそれ程、相手を大事に出来ていないと思うから。 …気になるのはきっと、その罪悪感もあるのだろう… ) …そうね、春を売るのも… 死んでしまうのに比べれば、何でもない仕事ね、きっと…。 ( つられるように、笑みを零した。 …彼女がもう少し強気なら、『分からないかな』と返されてしまう… そういう事だ。 分からないのもそうだけど、ただ分からないのではなくて… きっと、少し違うだけ ) …おそまつさま。 〜薬草を摘んだらね、道行く人に売るんじゃなくて…薬草を使って何か作っている所へ行ってみると良いわ。 運良く品薄になってたら… 定期的に買い取って貰えるようになると思うから。 薬屋とか、診療所とか…その辺ね。  [Sun 11 Dec 2005 05:12:43]
アカオニ >  うーん……………………んだば、やめとくださ。 ( さらり。 まるでなんでもないことのように、鬼は発言を撤回した。 本当にもう、すがすがしいくらいに。 そうして、大根をかじって飲み込むのだ。 ) 特別っちゅーても、全然わからんけど………いま、一番大事な人は、マツリさじゃけん、マツリさが言うなら、おらぁ、やめるだよ。 いまだって死ぬわけでなし、暮らせてけるだし。 ( 対称的なまでに朗らかに笑って、鬼は言う。 まるでわかっていないようで、鬼は鬼なりの、理屈というものをしっかり持っていて、それにしたがって生きている限り、悩むことなど、ないようで。 ) ――辛いのは、嫌だわなあ………ごちそうさま。 [Sun 11 Dec 2005 05:03:13]
跡野末理 > ………仲良く、は…どうかしら。 …本当に…身体だけ、だと思うし…。 …気持ちまで、本気で相手を好いたりは……… 贔屓になったり、それで見受けされるなんて事もあるらしいけど……… ( 歯切れ悪く言って… でも、もしかして、この子にとっては幸せな事なのかもしれないと… ふと、思った。 …一時きり、身体だけでも…基本的には愛されて、それで食べていかれるのだから…。 …人との関わりを欲して人里に下りて来た野良娘には、良いのかもしれない… でも ) …そう、ね。 …ただね。 …いつか、『この人だけは特別』って思える、たった一人の人が、あなたにもできる…。 夫婦になりたいって思う人ね? 子供をつくって、ずうっと一緒に居たいって思う人。 …そんな人ができた時… 身体を売ってしまっていたら、辛いかもしれないわ。 …分からないかな…。 ……つまり、私はあんまり、そんな事をして欲しくないと思ってるのよ…… ( 何だか、たどたどしく言って。 …仕方無さそうに、肩を竦めた。 …決めるのは、この子だ…。 …知らない世界の事なんて、上手く説明出来はしない… 色恋の話とか、特に… ) ……言っておくけど。 大変よ? 楽そうに聞こえるかもしれないけど。 きっと凄く大変だわ。 甘い世界では絶対にない… ( 上を目指すなら、という話かもしれないけれど… 『楽』なだけでないのは確か。 …もしかしたら、真っ当に働くよりもよっぽど辛いかもしれない… 分からないままに、釘を刺したら。 …やっぱり、決めるのは彼女自身なんだ… ) [Sun 11 Dec 2005 04:56:58]
アカオニ >  ……………むぅ〜。 ( 鬼は、暫く考え込んだ。 じっと考え込んだ。 きらきらする金目でじっとどこかを見つめながら。 ) …………でも、ん、好きだから、ってだけでなく………きもちいことしてあげることで、仲良く、なれんとね、とか、思っちょる。 好きあってたら、もっと仲良くなれるし、好きでなぁても、すきあえるかもしれんしょや。 ( 鬼は、なんとか言葉をつむぐのだ。 つたない言葉を組み合わせて、何とか伝えようとするのだ。 LikeとLoveとの区別のない――でもそれだけに、懐が深い。 ) おら、マツリさとも、もっと仲良くなりたい。 ほかの人とも、もっと。 きもいいことだったら、わかりやすく、仲良くなれるしょ? [Sun 11 Dec 2005 04:35:41]
跡野末理 > …そうね。 …沢山、貰えると思う。 ( 確かに、綺麗な顔をしていると思うし。 …でも、どう言えば良いんだろう… 倫理観の根本的に異なる…と言うか、持っている情報の少ない少女に、どう言ったものか… 口を動かしつつ、考えて ) …でも、それは本当は、『子供をつくる』っていう、大切な事なのよ。 …子供が欲しくも無いのに、気持ち良いからってそんな事をするのは、良い事じゃないと思うわ。 変な病気もあるって言うし… 気をつけていたって、本当にこどもができちゃう事もあるみたいだし…。 …どうせなら…惚れた人と好き合って、そうなりたいと思わない? …多分、身体を売ってしまったら… 大切な人と、子供をつくろうとする時に……… 〜何、言ってるのかしらね。 ( 恥ずかしいったら。 額に手を当てて… たは、と苦笑交じりの溜息を零す。 …生きる為に、仕方の無い事もある。 …この少女の場合、それこそ生きる為に仕方ないと言っても差し支え無いだろう…。 でも、まだ、薬草摘みという、多少なりと知識の要るたつきの道があるのだから… それを試してからでも遅くは無い、という思いもあって… もごもごと ) [Sun 11 Dec 2005 04:29:27]
アカオニ >  ………きもち、いい? ( さすがにそれは知らないらしい。 まだ、経験したこともないし、そういった知識は親からでしかない。 ) …………はぇー…………………んだば、おら今日からそれすれば、いっぱい銭っこさもらえるださっ。 ( 鬼は笑って、そんなことを言った。 全然まるで理解していないような顔で、そんなことを言うのだ。 ) [Sun 11 Dec 2005 04:18:37]
跡野末理 > そうそう。 危なくなりそうな所には近付かないのが一番だわ。 ( 気を付けていたって向こうから転がり込んで来る事もあるけれど…基本的にはそういう事で。 うん、と頷き ) ………うん。 そう。 …で、まぐわうのって、気持ち良いらしいのよ… ( 真面目な話だけれど…あけすけに話すのは、少し躊躇われる話題。 …仄かに頬を染めつつ、声を落として… 表情には少し陰りも出るけれど、今はそれは関係ない… ) …だから、街には…子供をつくるためじゃなく、気持ち良くなる為にまぐわいたいって思う人も居るの…。 …そういう気持ち良くなりたい人に、お金を貰って自分の身体を貸す事を…『花を売る』とか、『春を売る』って言うんだけど… 親切なおじさんの言っていた『花を売る』っていうのは、多分こっちの事ね。 …言葉のまま、普通に草花の『花を売る』のは、あまりお金にならないと思うわ… ( 目は合わせずに。 おでんに視線を落としつつ… ) [Sun 11 Dec 2005 04:14:24]
アカオニ >  むう…………………危なくないよに暮らせばいいとね。 ( そもそもそうならなければいいのだ! 思考レベルがちょっとアップした気がする。 まあつまりは、面倒なのを考えるのを放棄しただけだが。 ) …………? まぐわったらできるしょや。 ( ストレートすぎる表現でストレートに述べた鬼。 しかも真顔だ。 つぶらな瞳で見つめながら、小首かしげて。 ) [Sun 11 Dec 2005 04:05:08]
跡野末理 > 殺さないと自分が危ないような場合は仕方ないけど… まぁ… なるべくなら、ね。 …裁きはお上と神様に任せれば良いんだし… そんなのの命をわざわざ背負い込む必要は、無いわよ。 ( まさか『引っぱたいたら死ぬ』なんて直結しているとは思わずに…その辺りは補足せず。 小首を傾げる初心な少女を、困った風な目で見つめて ) …子供って、どうやってつくるか知ってる? ( もくもく、おでんをかじりながら… ) [Sun 11 Dec 2005 04:02:07]
アカオニ > ( そう、多少は成長するのだ――まだ阿呆の範囲内であることは確かだ。 なにせ、もしも程度の思考で成長したと扱われる。 ) ひ、ひっぱたく………? ( 鬼はすこうし、脳内でシュミレーション。 ひっぱたく→死ぬ。 ) ……………こ、殺しちゃダメ? ( 殺さないでひっぱたく、というのは鬼の中では想像できなかったらしい。 もちろん、世の中は広いわけだから鬼程度の腕力ではへっちゃらなのもいるだろうが。 ) ……………マツリさ? ( 首を振る様子に、おでんくわえて小首かしげて。 ) [Sun 11 Dec 2005 03:55:33]
跡野末理 > ………。 ( お、と目を瞬いた。 『もしも』を考えられるなんて、成長したじゃないかと…微笑んで ) 〜そうね…なるべく人通りの多い方へ逃げる。 逃げられそうになかったら、適当に引っぱたいて逃げれば良いわ。 ( …その気になれば、野生動物を『あんなにした』彼女だ。 何をどうしたのか知らないけれど、取っ組み合いになってもあまり心配しなくて良さそうだ…などと考えながら ) …でも、なるべく殺しちゃダメよ。 ( 話が凄くややこしくなるし… 念を押すように。 ちょっと街娘らしからぬ事を付け加えて ) ………。 ( 続く言葉に、頭痛を堪えるように眉間に手を当てて… ふるふる首を振った ) [Sun 11 Dec 2005 03:51:38]
アカオニ > ( 多分言わなくても、運がよければ、或いは悪ければ、一生困っているかもしれない。 ちょっと困ったように笑って。 ) うにゅ………そっか………助けて、もらえなかったら、どしたらええださ? ( かくん、と首かしげて。 ) あ、えと……薬草摘みか、花売りか、て悩んでたらばさ、親切なおやっさんが、「お嬢ちゃんきれーだねー、《花》売りなんかどうだい、《花》売りなんか、若いうちしかできないよ?」って、言ってたで、やってみたども……。 ( 多分、花の意味が違う。 ) [Sun 11 Dec 2005 03:44:08]
跡野末理 > ………。 ( 一生困ってなさい。 とか言いたくなってしまった己は、教師にはつくづく向かないと思いつつ。 そうねー 困るわねー と半眼を向けて。 溜息一つついたなら、それもすぐに苦笑に変わる ) …困る事じゃないわ。 筋が通らないでしょ? 『お礼はいらない』って言ったんだから。 〜まぁ、それがちょっとした事で… あなたがしてあげても良いと思う事なら、してあげれば良いんだけど。 嫌だったら、従う必要は無いわ。 相手が強引なようなら、大声出して助けを呼べば良い。 ………ところで… どうしてまた『花』なのかしら? あなた、薬草摘み出来たわよね? ( お酒を勧める店主に、ヒラヒラ手を振りながら… ) [Sun 11 Dec 2005 03:39:43]
アカオニ > ( もう火傷してしまったけれど、さすがにこんなことで同じミスを繰り返すほどではない。 ふーふーと息をかけてさまして、あぐあぐ。 ――とても幸せそうだ。 ) …………おん…………ん……えと……あっと………えぅ……………………………………困る。 ( 行動ではなかった。 というよりは、それ以外に考えられないのだろう。 鬼は鬼の癖に、余程のことがあっても武力行使をためらうほど、引け腰なタイプだったから。 ) [Sun 11 Dec 2005 03:32:14]
跡野末理 > …ぁ。 ………熱いから、気をつけて。 ( もう遅いけど。 やけどしたらしい相手に、苦笑を零し… ) …勿論、お礼をするのは大事なことよ。 『お礼はいらない』って言われても、恩を受けたら忘れちゃダメ。 …覚えておいて、何か返せる時に、あなたに返せる形で返せば良いの…。 その時が来たら、あなたも『お礼はいらない』って言ってあげて。 ………ただね。 世の中親切な人ばかりじゃないから… 食べた後で、やっぱりお礼をよこせって言って来るような人も、居るのよ。 そんな時はどうする? ( はふはふと、おでんを冷ましつつ、のんびり口に運びながら… ) [Sun 11 Dec 2005 03:28:39]
アカオニ >  え? ええと、えと、あー………え? あ、えと………。 ( そんなものなのかなあ、と鬼は納得する。 実際よくわかってないのに頷くものだから、問題だ。 ) えと………おれい……あー………うー………………いただきます。 ( 概ね、自警団で聞いた話と同じだ。 でも鬼はいまいち理解できない。 お礼するのは、普通のことだから。 ……鬼はそのお礼の度合いを考えていない。 真似するようにおずおずと熱々おでんにかぶりつき――熱い。 やけどしたらしい。 ) [Sun 11 Dec 2005 03:19:12]
跡野末理 > そう。 物凄く単純に言ってるけど、そんなもの。 だって誘われなければ、あなたはここに来なかったんだから。 余計なお金を払わされる筋合いは無いのよ。 ( …変な子に育っちゃったら困るけど。 街での生活に落ち着いて、考え方の基盤が出来たら…自分で微調整してくれるってお姉ちゃん信じてる ) …嫌な事じゃないなら、従っても良し。 〜注意するのは、従う前に『お礼はいらない』のを確認すること。 私はあなたに、このおでんのお礼は求めないわ。 いい? …じゃ、食べましょ。 ( ああそうか…知らないんだ。と… とりあえず話を一区切りさせて。 にょきにょき伸びてる櫛の一本を取ったら、熱々おでんにかぶり付く ) [Sun 11 Dec 2005 03:14:21]
アカオニ >  そ、そげなもんきゃ……? ( 続く言葉に、こくん、こくん、と頷いて、しかしその度に、でも、でも、と言いそうになるのだ。 普段から物事を考えないようなタイプだから、何かを考えなければいけないとき、とても困って。 おでんの器が並んでも、鬼は手を出さず、ただ、困ったようにしていた。 ―――といってもそれは、いま言ってもらったばかりなのだから食べるのを遠慮している、というのは少しだけで、単純に見たことがないものなので何じゃらほい、というのだったが。 ) [Sun 11 Dec 2005 03:05:24]
跡野末理 > ―――良いのよ、私が連れて来たんだから、私が払うの。 ( そういうもの。と… ちょっと違う気もするけれど、あながち間違ってもいないはず。 あまり詳しく説明しようとしても混乱させるだけだろうし… 変に自信満々にすぱっと言って。 『とりあえず…全部、二つずつ』 拘りも何も無く、注文したら …さてと、と改めて少女の方へ顔を向けよう… ) …でも、嫌だったら、従っちゃダメよ? 難しくて分からなくても、頑張って考えるだけ考えて…筋が通らないと思ったら、絶対に従っちゃダメ。 …上着を着せて貰えば暖かくなる、食事を御馳走して貰えばお腹が膨れる…これは嫌な事じゃないわよね。 ( ぺらぺら喋るけれど…ペースはゆっくりと。 おでんの器が並べば、どうぞ、と手で示しつつ ) [Sun 11 Dec 2005 03:01:36]
アカオニ >  ええ、ええと、えとっ……ほんと、ないけぇ……。 ( お金は、ない、と何度も繰り返して、困ったように。 ) [Sun 11 Dec 2005 02:51:48]
アカオニ >  ……………うにゅう。 ( そういわれてしまうと、もう鬼には完全に言い返せない。 誰がどう見ても、鬼が見たって、正しい意見だったし。 ) え、あ、さぶい―――あ、で、でもっ、あ、おらぁ、銭っこさねぇし! ( でもそんなこといっても、押されていってしまって、座らされてしまうのだ。 押しにとことん弱い、それが困ったところだ。 変なところで頑固だったりするくせに。  [Sun 11 Dec 2005 02:51:11]
跡野末理 > 〜今まで暖かかったからよ。 気にしないで? 枚数は同…まだ、私のが多いもの… ( 返そうとしたようだけど… 気にしない。 ぱた、と首を振って… 活気が引いて静かな通りを、ゆったり歩く ) ―――折角会えたんだし、話もしたいけど…寒いじゃない? 立ち話は嫌だから、どこかその辺で食べながら話そうと思って。 付き合ってくれるわよね? ( 彼女相手には、はっきりさせておかないといけないと… あくまで自分の為、と言って。 …まず見かけた蕎麦の屋台はスルーする。 お箸持てなくて涙、とか嫌な予感がしたらしい。 …有無を言わさぬ調子で押して、客の居ないおでん屋を見つけたなら、3,4人しか座れそうに無い椅子の墨に少女を座らせ…自分も隣に座ろうか ) [Sun 11 Dec 2005 02:46:45]
アカオニ > ( うきゅっ。 額をこつんとやられても、反論一つできないのだ。 寝床は軒先の下。 食事はお金があって気の向いたとき。 全然、話になりはしなくて。 コートの温もりにほわぁ、としながらも、うんでも、そのう、と。 ) ま、マツリさが寒いべや? えと、そのう、ぅあ……。 ( でもどうしていいのか、わからない。 コートをやっぱり返そうとして。 ) え? えあ? い、いく? ( どこに、という風に、鬼は困惑する。 困惑したまま、押されてく。 ええ? ええ? という風に、流されるように押されてく。 ) [Sun 11 Dec 2005 02:34:15]
跡野末理 > ―――どこが? ばか。 ( 嬉しそうな笑顔に、遣る瀬無い気持ちにさせられて… それでも微笑み返しつつ… 緩く丸めた手で、おかしな事を言う少女の額をコツンと ) しっかりって言うのはね… 雨風が凌げる寝床があって、日に二食くらいは食べられるヒトの台詞よ。 がんばってるのは分かるけど、何だか危なっかしいわ… ( 遠慮する手は、その抵抗が強くないなら押し通すだろう。 さっきまで…今もか?震えていたくせに何を言う、と ) ……寒いわね…。 行こ…? ( 薄着になった細身を、ふる、と一つ震わせて… きっと流されてくれる相手の背中を押すように、歩き出す。 …自分よりもちょっと大きいくせに、随分軽くって… 押すように、支えるように… お店には入れそうにないから、屋台を探して通りを歩く ) [Sun 11 Dec 2005 02:28:37]
アカオニ > ( そう、その姿は確かに跡野末理のものだった。 その声は確かに跡野末理のものだった。 だから鬼は、とても嬉しそうに笑った。 それとは対象に、その姿はみすぼらしかった。 ) ん、ん、お久し、ぶり。 ……………大丈夫。 しっかり暮らせてるだも。 ( 少しだけ寂しそうに笑いながら、標準語に慣れてきた口調で、そんな風に。 叩かれた二の腕は細く、軽い力だというのに、その体は揺れた。 コートを見て、いいのだと手で遠慮を示そうとするも、しかし寒いのも確か。 なんともいえない表情で、甘受してしまうのだ。 ) [Sun 11 Dec 2005 02:19:33]
跡野末理 > ( …そんなに慌ててくれると…平時なら、けらけらと楽しそうにするところだけれど。 相手の状態は、とてもそんな気分にはなれないもので… ただ、バツ悪そうに… 覚えていてくれた名前に頷く ) …久し振り。 〜生憎、お迎えじゃないわよ? ( 冗談にならない事を、肩をすくめて言いながら…確かめるように、相手の二の腕をポンポン叩いて。 一拍遅れて立ち上がったら、もぞもぞとコートを脱いで… 相手の肩にかけようと腕を回そう ) [Sun 11 Dec 2005 02:13:45]
アカオニ > ( かけられる声に、鬼ははっとしたように顔を上げて、それから、とても驚いたような顔をした。 真ん丸くした目で十数秒も眺めて、それから、なにか、言おうとした。 答えようとした。 ) えあっ………え? あ、ぇあ? ええっ? ( 疑問符で埋め尽くされそうなほどだった。 わたわたと。 わたわたと。 立ち上がろうとして、それでも慌てすぎて不恰好で。 ) ま、ま、マツリさ……? ( 夢でも見てるのかしらん、とでも言うように、目を白黒させた。 ) [Sun 11 Dec 2005 02:05:06]
跡野末理 > ―――。 ( 洋装の多いこの街では少し珍しい着物姿は… 特別な物ではないけれど、昔姉の着ていた柄と良く似ていて。 …そのままぱったりと倒れてしまうのが絵になりそうな少女を、複雑な表情で見つめてしまう ) ………。 ( …こちらは気付いてしまったけれど…相手は、気付いていない。 …それなら、もう、関わり合いの無い事だから… …歩き出せ。 行ってしまえ。 と思うのだけど… 籠一杯の花に目を落として… 溜息一つ ) ………くださいな。 …なんて、言ってもらえないでしょ…? ( 靴音が近付いて…やり難そうな声がかけられて…少女の前に、小柄な影がしゃがむ。 洋服になっていたけれど、髪型はそのままの顔が… 苦笑を零した ) [Sun 11 Dec 2005 02:00:23]
アカオニ > ( 寒いというのに、いや寒いから、鬼はかっくり、かっくり、舟をこぎ始める。 ぎゅうっとしっかり組まれた指は、関節が白くなっていた。 顔こそうつむいて、見えないかもしれなかったが、その服は、ほかに着替えもないものだから、ずうっと着っぱなしの、着物だった。 里にいたときと、まったく同じ。 汚れてはいたけれど、まったく同じ。 それが、かっくり、かっくり、舟をこぐ。 寒いというのに、いやさ寒いから。 ) [Sun 11 Dec 2005 01:50:23]
跡野末理 > ( 逆に役割分担のはっきりしている小村などでは滅多に無い光景というけれど、それはさておき。 …カジュアルな服装の、ごくごく平凡なお下げ髪の街娘が、その場所に通り掛って… 自分には関わり合いの無い事だと通り過ぎようとして… おや?と足を止めた ) ………。 ( 確証は無いから、声はかけない。 ただ、灯りも持たない小柄な影が、少し距離を置いて佇んで――― 縮こまる少女を見てる ) [Sun 11 Dec 2005 01:46:49]
アカオニ > ( 暫く売れない時間が続くと、鬼はぶるうり震えて、何の建物かは知らないがレンガの壁にもたれて座り込み、手に、はああっ、と息を吹きかけてこすったり、体温を逃さないようにして震えていたりする。 ) [Sun 11 Dec 2005 01:42:51]
お知らせ > 跡野末理さんが来ました。 『( 大都市においては珍しくない光景 )』 [Sun 11 Dec 2005 01:42:30]
アカオニ > ( 山も森もないものだから、鬼は最近、栄養失調気味でもあった。 なんとか得た金も、もう食べ物に使ってしまい、食べ物ももう食べてしまった。 二日前に。 だもので、鬼は本格的にやばかった。 強いて言うならば、哀れむ人が花を買っていってくれるので、それぐらいが唯一の救いとか。 ) [Sun 11 Dec 2005 01:37:38]
アカオニ > ( 寒かろうがなんだろうが、鬼は花を売らなければならない。 そうしなければ生きていけないそうなので、頑張るのだ。 ) 花ぁ、花ぁ、いりませんかー………へぶしゅっ。 ( どうにもこのカラダは、脆すぎた。 この程度の寒さに、こんなにも震えてしまうのだ。 かちかち奥歯を鳴らして、鬼は花を売る。 冬の花はみな一様に涼しげで、そして特別な魅力もなかった。 ) [Sun 11 Dec 2005 01:27:17]
アカオニ >  ―――――ううっ、あずましくないねぇ……。 ( 寒さに居心地悪そうに肩をすくめるのは、少女に化けた鬼。 場所は商店街の外れ。 鬼は籠いっぱいの花を売っていた。 いっぱいということは、売れていないということだ。 ) [Sun 11 Dec 2005 01:17:52]
お知らせ > アカオニさんが来ました。 [Sun 11 Dec 2005 01:16:42]
お知らせ > キット@整地さんが退室されました。 [Sun 11 Dec 2005 00:19:41]
キット@整地 > ( そうしてキットは、少し足早に去っていった。 ) [Sun 11 Dec 2005 00:19:39]
キット@整地 > ( さあて、それが終われば、もう十分であろうと、キットはゆうるり思考する。 がりがりがりがり引きずりながら、まあ仕様がないわなと。 いまは草も樹も石も退けられて、どん、と夜が腰を据えているだけだが、いまに多くの人がここへ来るのだろう。 だから別によかろうなのだ。 いまはこうして夜が腰を据えていようとも。 ) [Sun 11 Dec 2005 00:09:36]
キット@整地 > ( まあ問題としては、ある程度やるうちに、表面の土は削れ砂になり、ゆえに平らに整えられるわけだが、同時に風にも舞いやすくなる次第。 それは如何ともしがたいことではあるが、なんともはや。 ) [Sat 10 Dec 2005 23:59:19]
キット@整地 > ( 平らで平らで平らで平らにしよう。 平平平平。 こう書くと、ヒラダイラヘイベイなる人名になってしまうが、キットにはそのような東洋人の知り合いは残念ながらいない。 だものでこれはただのリップサービス、キット自身はただ地面を整えるだけ。 ) [Sat 10 Dec 2005 23:49:12]
キット@整地 > ( それを引きずって、ずりずりずり、キットは何度も何度も予定地を往復する。 コツは、あんまり繰り返すと地面が完全に削れてしまうので、表面の土がまんべんなく全体に広がるようにすることだ。 ) [Sat 10 Dec 2005 23:39:35]
キット@整地 > ( えんやこらさ。 えんやこらさ。 先端に板のついた棒――とでも言おうか。 形状からトンボとも呼ばれる整地用のアイテムだ。 使用法は簡単、棒を持って板を地面に当て、引きずる。 ) [Sat 10 Dec 2005 23:29:51]
お知らせ > キット@整地さんが入室されました。 [Sat 10 Dec 2005 23:26:41]
お知らせ > ザッハトルテさんが退室されました。 [Sat 10 Dec 2005 06:10:15]
ザッハトルテ > ( たった半年 ) ( 幾ら無為とは言え――…200年を永らえて変わらなかったモノが、たかだか半年で――何を得て何を失くしてきたんだろう。 そうやって失くしたものと同じように 何れそう遠くないうちに他のものも見失うんだろうか ) ……… ( 纏まらぬ思考を繋ぎ止めたのは上着を掴まれた感触。 ――…このひとの何かを埋める事が出来るのなら、…それも身の程知らずだろうか けど ――  ) ( それなら(・・・・)良いや ) ( 諦める。 切り捨てる。 そうして軋む何かしか、もう抱えられるものは無いのだから ) [Sat 10 Dec 2005 06:10:00]
お知らせ > ミカド@自室さんが退室されました。 『(今はまだ、この熱の中に)』 [Sat 10 Dec 2005 06:00:09]
ミカド@自室 > (頬から滑る掌の感触が心地よい。熱が肌を撫でる。忘れていた体温を思い出されてくれる。)―――……。(貴方の声を、抱きついた体伝いに聞いた。 その言葉が嘘だろうと、懺悔めいた代用品だろうとも嬉しく思う気持ちは嘘じゃない。――もしその言葉を聴いて後悔する日が来るとしたら、貴方が何を選んだかを知った時だ。熱を強請って回した腕に力を込めた。刹那―貴方の背にしがみ付くように服を掴む指先が分かるだろうか)……。(何処にも行かないで)(これ以上・・・・何処かに行かないで)(どちらの言葉を漏らそうか迷った結果、口を閉ざす事に決めた。何時ぞや貴方が自分に零した言葉と似ていたし、何よりも自分が子供のようじゃないか――)……。(今は只、祝おう。)――…賛成だ。(覗き込む視線を感じれば薄く目を開いて、頷いた。)(――目が醒めたら―今は誤魔化している「飢え」と、それに対する「解決方法の実行」が待っている。) [Sat 10 Dec 2005 05:57:19]
ザッハトルテ > …… ( 選べなかった選択肢。 だから今自分はこうして此処に居る、夢の残骸 落ちた理想の終着駅――…頬の側を通り抜けて、項にかかる髪の辺りへ手を回そう ) ――――…此処に居るから。 ( 没理想の代用。 だから 本当は――「御免」と謝らなければいけないのに。 ) ( 誰かの心に残る。 誰かに好かれる。 「それはどんな状態を差すのだろう」 「そんな事があってはいけない」 ――どっちだ。 判らないのか、…判らないものを何故咎められるのか。 そもそも そこからが判らない――何時からこんなに判らないものだらけになったんだろう ) ――…でも、この家の中に居る間は 「閉じて」おくから。 今だけ特別。 ( 熱のある間は『マナ』『オド』、…表現は何だって良いけれど。 生命力を割いているには変わりなくて、ただ以前と違うのは「割いた分を流出させてはいない」だけ。 譲渡を貸与に変えて 何時でも返却を命ぜられる――…そんな種明かし。 ) 祝杯も悪くないけど、――少し寝て 起きてからにしよう? ほんの2、3杯で沈んでしまっては惜しい気もするし 。 ( そのまま寝落ちそうな気がしたから、…気の所為かどうか確認しようと顔を覗き込もうとして ) [Sat 10 Dec 2005 05:40:34]
ミカド@自室 > 分かっているのならいいのだよ。…頼んだよ?僕(大上段のご返答。笑みさえ浮かぶ。何時かの話。だけど必ず来る別れの話。――寂しがりやは、その時こそ捻くれた泣き方をするのだと思う。強がって笑うかもしれない。人としての感情が”まだ”残っているからこその未来予想。腕の輪の中にある貴方の体が不意に―) 本の虫と言う言葉があるくらいなんだから、居るさ。少し嬉しいだろう?君の書いた何かが、誰かの心に残って―…「好き」だと思われる事。――で、何故僕を見るのか。しかもその行で。(不意に、熱を帯びるものだから。問いの意味を理解すると同時に、引き寄せられるよう貴方の体を抱いた。――偽りの熱でも今は、恋しくて――傷ついた指にすら、浅ましい思いを抱く。――頬に触れる掌の感触―微かに香る煙草の匂いと、血の――…)―――――…。(「抱きつく」というよりは、心音でも聞くように、体を傾けたという方が近い。緩く回した腕が、貴方の後ろで手を組んで)―――…。(終了報告)――――…おめでとう。ご苦労様だ。花丸をあげようザッハトルテ君。其れと…約束通り、酒を開けようか。(目を閉じたまま、今度こそ夢現の声音で) [Sat 10 Dec 2005 05:21:57]
ザッハトルテ > (PL:「調べあげない」→「調べあげかねない」に訂正お願いしますorz )  [Sat 10 Dec 2005 05:06:13]
ザッハトルテ > …今更宣言されるまでもなく? ( 物理的に泣けるかは兎も角だ。 泣くだろうと断言してしまえば酷いものだけれど、…最近は聞かなくなったけれど、自分はサミシガリヤだと何度も何度も言っただろうに? 「最近」そんな言葉から――ほんの、たった数ヶ月を顧みる。 人間の近くに居たいと思っていた。 眷属の、捕食者の性が無くなればあちらに行けるのかもと思っていた けど――…今は如何やってそれを願っていたのか、もう判らない ) そりゃあ私は――多分、世間一般の人よりかは接する機会が多いから。 作家や訳屋の選り好みが出来るほど本を読む人ばかりとは限らないよ。 まあウケが良い芸風とも思わないし、ファンと云うより変わり者だろうね そんな人が現れたなら。 …ああ。 変わり者だからこそ、自宅まで調べあげないのか ( まじまじと見下ろして何か言った。 ――…投薬を待つ子供のようなものだろう。 とても苦いそれを待つ貴方は、それが苦いと既に見当はついてるんだ。 たまたまひと足先にそれを飲んだから「苦くなんかなかったよ」 ――…そう言いたいだけ。 言うなれば気休めにならない嘘、自己満足の欺瞞。 ) ……了解。 ( 今は「扉」を「閉めて」居るから、軽く目を閉じて―― ) (「これだけ」と定めた幅だけ「扉」を「開ける」。 未だ低い体勢のままの貴方の頬に伸ばした手が触れる頃には人の温度に近づいているだろう、いちどきに開放した扉の先に力が削られて眩暈がするのもほんの一瞬 ) …こっちの舵は――マスターしたよ。 (「何時まで見上げるおつもりなのだか」、そんな言葉を添えて ) [Sat 10 Dec 2005 05:04:48]
ミカド@自室 > 良いね。その程度までくれば、きっとリコリス君の生まれ変りに出会えそうだ。――言っとくが、僕はリコリス君が嫁ぐ日が着たら、泣く自信があるよ?彼女が逝ったら、十年は引き篭もる自信もある。きちんと君が慰めてくれないと。(――今回彼女が熱を出した時、流行病だったらどうしようかと普通に悩んだ、なんて流石に言えないけれど。風邪だと分かった今だからこそ、笑って誤魔化せる話。)…ファンというのは知らず知らずに付くもんだろうに。ヴェイトス図書館には、新刊だって並んでいるだろうし――君の翻訳だから読むという輩が出てくる可能性も。君だってそういう好みがあったじゃないか。何時ぞやの資料の時に。(―それぞれの天敵を挙げる貴方。薄いヴェールの向こう側が見えているのに見ない振りをしているような気分になる。――わざわざそんな話を持ち出して何を隠そうというのか。―-既に似たようなものは知っている。)―――。(だけど、其れをわざわざ捲って突きつけるような気分でもないし――それにまだ、気分が悪いんだ。)…なるほど。あれは、不器用な君が突然舵を任せられた所為で、謝って落ちたと。遊びの類じゃなく―――――。(低く笑う声が暫く響く。が、問いに――声を止めて、今一度見上げた。――余り深く考えずに)――温かい? [Sat 10 Dec 2005 04:43:34]
ザッハトルテ > ――…この島で奴隷制度が完成を見たのが900年ほど前だと聞いている。 後100年 200年、リコリス嬢の子、孫 曾孫に玄孫――そのくらいの行く末を見届けるくらいまで崩れなけりゃ構わないさ。 ( 掌の中に握った砂がすこしずつ零れて何時の間にか無くなっている、そんな幻視。 欠け落ちてゆく心の欠片を拾い集めて何とか留めようとしたけれど――彼方と此方。 合わせ鏡の心象を互いに抱いて居るとは知れないから、拗ねたような口調には二度ほど瞬き。 空気を吐きながら浮かべるのは今度こそ、見慣れているであろう眉の下がった困り笑い ) …書籍の相場を考えてほしいな。 作家ならまだしも――…まだまだ一介の訳屋風情の名が知れるような世界じゃないよ。 それに別に売れたい訳じゃない。 ( 衣擦れの音と共に変わる影の形を、立ち上がりかけた姿を見て ) …そうだね。 貴方には無縁かも知れないけれど、街行く擦れ違う人が十字印なんか提げちゃ居ないか 何かの間違いで清めた水をぶっかけられやしないか――心配でなくなるだけでも大分違うと思うよ? そうさな、貴方の場合は――――ティエン嬢の手による聖画を拝めるようになる かも知れない。 ( 操舵をしくじったのは自分の所為で、そんなに悪いものじゃないと――或いは嘘でしかないのかも知れない希望の形を告げよう。 戻れない先の赫い道に失望しかないなんて言いたくないし、…貴方にはそうなってほしくないから ) …こないだ 窓から。 そりゃもう見事に落っこちたの、見たろうに? ( 脈絡も何もない、ただ「落ちた」だけが共通する事例を出して ) ――――――… ( 高さの都合上、見下ろして 腕を制するように ) 温かいのと冷たいの、どちらが良い? ( 更に脈絡のない事を。 ) [Sat 10 Dec 2005 04:17:56]
ミカド@自室 > (伸ばした両腕の届く範囲に貴方が―)せめてこの楽園が崩れない事を祈ろう。少なくとも我々がこの町に居る間は――(そして、人としての自分を少しずつ忘れて―或いは「在る」為に切り捨てて、赤い大河に体を沈めいく。その果てには何が残るんだろう―?)(愚問だ。単純な引き算。2-1と同じ――だから、何処かで引かれていく「其れ」を、足そうとしたのだけど――)じゃあ、なんだい。言い触らしても問題ないとでも?――怒るくせに。良いよ、其処までは―アイシェ先生の家なのだから。ファンがくるかもしれないし?(届く距離にある貴方の体――腕を自然と回して、己の方へ抱き寄せんとしたのだけど、その手が途中で止まる。)(笑みの裏側を知る事が出来ない男は、長椅子より背を浮かせて)――ふぅん。随分と「すっきり」したように、聞こえる。動きやすくなったようだね?――操舵しているのは君なのに、まだ落ちる?――何から、落ちたのかな(何かを減らした分舵が軽くなった。舵を重くしていたものを切り捨てた。そう聞こえる貴方の答え。――いや、そう聞き取ったのは、自分の所為なんだろう。――駄目だ。考えるな。引き摺られては、いけない。)(腕で作った輪を縮めながら、「抱いていいか」なんて、律儀に聞きながら、見上げて) [Sat 10 Dec 2005 03:51:37]
ザッハトルテ > 全ての命が平等なんて理想論だって、この街の人間は本当はとっくに気づいてるんだろう。 それでこんな( 奴隷制度 )システムを構築して、街は正常に回って居るし少なくとも我々には住み易い。 ――出来損ないとしては実に見事な楽園だと思うよ。 ( 歌うように優れた欠陥品、と付け足した。 …一方的な搾取を続けてきたモノとしては、命が金で遣り取りされるだけまだマシだと そんな歪んだ認識すらあるのだけれど ) ――…平気だよ。 あすこに来るのは――…限られているから。 ( そう言って何人かの名を指折り挙げる。 青猫の 聖画師の 医者の、それからこの屋敷に住まう貴方がた父娘で御終い。 …このひとは知るまい横丁の楽師嬢が無事に復調したとしても、よもや捕食者のツラ見せたモノのところには来ないだろうから ) ――…気分? ……… ( 貴方が内心綺麗と称したそれの正体 )( 意識しないと表情が崩れそうになる )( でも、「何で」そうなりそうなのか判らない。 だから )  (「崩すな」 「固定しろ」、――「笑え」 ) ――…舵を任された そんな状態だね。 それまでままならなかったものを自力で如何にかできる、――少なくともそれに挑む権利は与えられる。 ( どちらに進むかは自分次第と云う訳だ、貴方の目の前に居るやつにはその操舵技術が無かったんだろう。 )  ( 招くような腕に近づいたのが選択肢のその答え、――「人間を選べませんでした」 ただそれだけ。 笑えなかった自分が居なくなった訳じゃない、それは今でも悪い事だと思うから だから笑う顔を作る。 それが罪なら重ねて 重ねて ) ……落っこちちゃったんだよ 多分。 ( 何処まででも堕ちれば良い。 ) [Sat 10 Dec 2005 03:11:11]
ミカド@自室 > (爪だのなんだのと言われたら、肩を竦めて)――人々は血を搾取される代わりに、金を鬼から搾取する。面白いね。命と金は等価になれるらしい。その顕著さこそがヴェイトスの仕組み?…楽園の仕組み。(自分で呟いているのに、何処か遠く聞こえる自分の声。――何かを切り捨てた喪失感があるのだけど、何を切り捨てたのかが分からない。分からないから拾えない。――それとも、今この一瞬で切り捨てたものが多すぎて拾えないだけなのか――組んだ両手を解くと顔を覆うように擦った。林檎香りが、油の萌える匂いと混じる。 天井で揺れる影―指の間から貴方を見上げ)―――…逢引だと言い触らすよ?僕の恋人だと言うのもいい。――…なんて。君のご友人が家に訪ねて来た時、生臭い匂いがしたらいけないだろう。だから、いいんだ。―――それか、淫売窟の知人の部屋を借りる手もある。どうとでも成るさ。――――(渇望から遠ざかったものの――随分と綺麗な「笑み」を作るようになったものだ。其れも変化の一つなのだろうか。――微笑む事が、笑う事が罪であると言うように躊躇っていた貴方はもう居ないんだろうか。顔から落ちた両手が、緩く拳を握って)――――……ねぇ、ザッハトルテ君。 「変わる」のは、どんな気分だい。(血の運河に更に身を沈めた貴方。 何かを変化させて微笑む事を覚えた貴方。 その夏の日に選んだ選択肢とはなんですか―― 何れ僕も其処へ立つんでしょうか――)(先程突き放した体へ両手を差し伸べた。) [Sat 10 Dec 2005 02:46:17]
ザッハトルテ > そう云う真似をすると、折角手入れをしている――とは ただの想像だけれど――爪が割れる。 一部の狩人殿はそうでもないようだけれど、市制を解釈するなら――…「追われたくなければ金で蹴りをつけろ」とも取れる。 ( 人が肉の塊を買うように、流通に流れるモノを喰らう限りは手出しはせぬと ) むしろ貨幣の流通にひと役かってやって居るのだと、そのくらいの気構えでいるのが良いのだろうよ。 ――…うちを使えば良いのにと、今一度だけ言ってはおくけれど。 ( 如何やら、違和感なく――笑うツラを作れたらしい。 だから表情筋はそのまま固定して ) ――… 誰かに偉そうに苦言をくれる口なんかないんだって気づいただけ。 さもなければ――――渇望からは遠ざかったモノの高台発言だと思って戴ければ。 ( あの夏がなければこんな事は言わなかったと、思わないでもないけれど。 貧民窟の灼けた屋根の上で決定的に選択を誤って今に至る道。 行き先はきっと「こちら側」、選ばなかった選択肢の先には それこそおこがましいと知りながら――それでも人の世界があったんだろう ) ( 自業自得と云うやつだ。 ) [Sat 10 Dec 2005 02:25:55]
ミカド@自室 > (鳴る筈もない、動くのをとうに止めた心臓を握リ潰すよう、胸に爪を立てる。――似た言葉を嘗て貴方に漏らしたのは誰だったか。――嘗て、同じ事を思っていたのは誰だったか。――混線する記憶と、情報。――上から降る言葉の一つ一つに、不安を掻き立てられるのはどうしてだろう。)―――――――。(変わる)……。(自分とて変化している。今の自分の反応こそが、その証拠。)(――――。)…………。……その通りだ。何もかもが君の言う通りで、反論の一つも出てこない。――満ち足りぬと思ったのなら、買えばいい。金さえ出せば、気にせず喰らえる餌がある。――僕がこの島に遊びに来た理由に其れもあったのに、何を躊躇っているんだろうね? 流石にこの家の何処かに”餌”を置く分けにもいかないから、何処か安い家でも買い取って―其処に届けさせれば、良い。――それで解決だ。それで僕は生き延びる。それでこの「違和感」も消える。(落ちた手は、自然と腹の上で組んだ。目の前に立つ貴方が笑う。――釣られて笑った)……と、僕が答えたら。        ―――顔を顰めて「止めろ」と言う君も、もう居ないんだね。 [Sat 10 Dec 2005 02:09:06]
ザッハトルテ > …ひとつとても重要な事を見落としていただけだと思う。 何故この街が悪魔だの吸血種だのを黙認するか? それを支える軸は間違いなくあの組織だと――それだけの話。 ( 黙認するに値する理由はひとつ、「市民」――街を統べる人間と、彼らによってそれと同等の権利を与えられた生命体が害されないだけの堤防がそこにあるから。 幾つかある堤防の中には器と呼ばれる奴隷が居る、――「在る」 そちらがステイタスとしては妥当だろうか ) ――…意外だった? …主義主張など幾らだって変わるんだよ。 時間が経てば。 ( 開いた瞳 離された手 決定を濁すような言葉、一連の変化を映して、――…人間みたいだと それだけ思った。 …それもそうか、このひとは元々「そちら」の世界に居たのだから ) ………… ( 身を引いて膝を伸ばして ) 回避できる苦悩にわざわざぶち当たる必要なんか何処にもない。 そんなのは――――愚か者のやる事だ。 ( 目元と口角を少しだけ緩めて、目指したのは「普通の」笑い方。 ) [Sat 10 Dec 2005 01:44:59]
ミカド@自室 > ………。…………。………………。(見透かされたと思った。それともなければ、試されているのかとも思った。挙げられる選択肢に丸く見開く瞳――物欲しげに当てた指先が、知らぬうちに震え)……………、……。(見開いた瞳を、全ての疑問を振り払うよう閉じて、開けて――吐き出すように笑った)其れもそうだね。 方法は幾らでもある――悩む必要なんてなかったね?(添えた手も、押し止めた掌も滑り落として)――でも。 其れを、君が、(言うなんて、思わなかった。――言葉を文字通り飲み込んで、喉が上下する。――あっさりと示された解決方法は、とても確実で、そして自分の欲求をまっすぐに叶える方法。―解決はするだろう。)――――。(気分が)(調子が)(悪いんだ――?)(何の戯言だろう。 「血肉を啜りたいんです。」全てはこの言葉で終わるのに)―――――。(首を横に振った。) 少し 考えて 見る、よ。 [Sat 10 Dec 2005 01:30:34]
ザッハトルテ > ( 崩れない無表情の下で、差し伸べられた言葉を払ったんだと思う。 「役に立たない」事はない? ――…信じない訳じゃない。 ただ、貴方の中の真実とこちらの思う真実が違うだけ。 自分は自分を――信じない ) ( 押された分だけ離れる距離 ) …植物に「何故水を吸い上げるのか」と問うのと同じなのだろうね、反射 本能――脳は意識野の外でも働いている。( 言葉を紡ぐ振動こそあれ、触れたそこに伝わるものは何もないだろう。 同じ温度が伝わるばかり ) ――如何しても足りないようなら生きたのを購えば良い。 あの組織は顧客情報を漏洩させるほどいい加減な場所じゃない、元より余り良い顔をされないからとかなりな――…「見習うべきの」? 企業努力をして居ると聞いている。 ( 口調は紅茶 珈琲 グリーンティ、どれにするかを問うよう、何処までも平坦な。 ) 喉を潰せば声は出ない。 腱を切れば逃げられない、――娘御に見せたくないならうちが空いてる。 それだけの処置も デリバリーも――…金次第だそうだよ。 ( 今すぐ決断を強いるつもりはないけれど、そこまで言って改めて視線を合わせた ) [Sat 10 Dec 2005 01:10:04]
ミカド@自室 > 事実じゃないから、否定するんだ。(同属の証たる瞳――表情の薄い貴方の内心を探るのは、今日ばかりは酷く難しくて―…苦笑と共に諦めの溜息をついた。”似合わない事をするんじゃない。”と、当てた掌が軽く貴方の肩を押す。同時に―淡々と零す言葉に比例して、男の肩から力が抜けてゆく――首を横に振って)分からない。 分からない。 質なのか量なのか、両方なのか――飢えは止まるのに、充たされないんだ。今だって食餌を…――(もう隠しても意味がないだろう。何よりも堰は既に崩れたのだから噤む事などできやしない。)―食餌をしたばかりなのに、もどがしいんだ。ふと気が付くと、何かをしていそう、で。(喉を押さえて浅く爪を立て)…だから、「足りない」と思う。 品質改善…指定…ん。(頷き)量は増やそうかと思っていたけれど…其れもやってみるか。ただ、それで解決出来るのかはわからないのだけど…。(だって)嫌だな。「腹が減った」と言っているようなものだ。(目の前―至近距離にあるんだろう貴方の首筋へ、冷たい指先を二本添えた。脈を図るよう―) [Sat 10 Dec 2005 00:52:58]
ザッハトルテ > ( 数値を自覚しても確信犯で首べきー行かないとは言い切れないからね…! さておき。 そこまでとの制止を受けて、詰まる距離はそこで止まる ) …思わなくても事実だから要らないよ、( フォローなんて。 ) でも …「気を遣わせて」「御免」。 ――――――… ( 足りない ) 何が なんて――聞くのも野暮だね。 …「質が」 か 。 (「量」であるならわざわざ隠そうとは思うまいから、これは酷くシンプルな想像による消去法。 見上げる視線の先にあるのは本当に解放されたモノだろうか? 否、…否。 ある意味逆の作用が起きている とは、今度はこちらが黙す話。 返すのはその代わりになる言葉 ) ――…「購入先」に指定をしてもだめだろうか、純度 鮮度 ――足りないものを補う為の。 (「質」の示す具体的なものまでは判らないから、それを知る為の第一歩。 ) [Sat 10 Dec 2005 00:28:36]
ミカド@自室 > (この数値が何時か何かの拍子に表に出ることを祈る。そうすれば、首折り回数が減る予感。――かなわぬ夢だと誰かが囁いた気もするがともあれ――)(言葉がつまる距離―「射竦められた」という言葉は酷く正しい。影の中に浮かぶ紅の双眸が自分を覗く。――血の濃さ故の圧迫感を感じるのは、気の所為では無い。――吐き出す吐息が、幾つかの言葉が音に成れずに零れた事を知らせて) そうじゃない――そうじゃ無いんだ。違う。役に立たないなんて思っていない。逆に今は、「今」だからこそ、傍にいてくれるのが嬉しいよ。(魅入られるように合わせていた瞳を逸らし、近づく体を止めたのは――此方の掌。貴方の肩に添えて、それ以上距離を縮める事を許さなかった)―――ある意味ね、君に話す事が、一番の解決に近いんだ。僕は、以前交わした約束を破ればいいんだから。――そうしたら、君がきっと約束通りの事をしてくれると信じている。 ――ザッハトルテ君。( 逸らした視線を、戻す。 見上げると言うよりも、空を仰ぐように。血の呪縛から解き放たれた貴方を) ―――足りない。・・・・  [Sat 10 Dec 2005 00:12:31]
ザッハトルテ > ( うそん。 どっかの背後がそればっかりはマヂでがびった…!! 何そのばか力、とか思っちゃって背後失格★ でも大丈夫、きっと今だけって信じてる! ) …身のこなしが。 ――…屋根から落ちただとか、その手の自爆から遠くなるなら多いに結構な事。 ( つらつらと言葉を並べながら、座る貴方と高さを合わせる。 …変わらない無表情の中、血色が僅かに細められて ) ――…何の役にも立たないって見当くらいなら とっくについてるよ …? ( 貴方の肩口の横、伸びる腕は長椅子の背凭れを掴む為。 ――…無力を感じるのは今回が初めてなんかじゃないし、如何にもならないだろうととっくの昔に諦めてる。 だから言わない方が良いと判断するのならもう聞かない、腕に身を寄せるようにして顔近づけて――それが貴方と自分への最後通牒。 ) …… (「何かあった?」音声にならない、唇だけの動き。 ) [Fri 9 Dec 2005 23:49:13]
ミカド@自室 > 君が怪力じゃないのなら、コロセウムのゴリアテはか弱い事になるね。というか、そろそろ自覚しろと何度言ったら良いのかな、ザッハトルテ君…!(寧ろ調べてビックリ。怪力も怪力ですよ…!貴方ゴリアテ超えてる…!!そりゃァ、殴られたら首の骨折れるよ。貴族様悪くない…!無罪の文字がちらついた。)………。(360度宣言ハ死刑宣告の香り。)(足を組み替えたりして。咳払いとかしたり。肩にかかった黒髪をふぁっさー背中に跳ね上げて)…さ、さ、さ、最近、僕はこぅ、身のこなしが良くなってきてね…!(遠まわしな、「約束は出来ねぇな宣言だ」――寝顔は見てますvなんて追加発言は謹んで置いてよかったと心から思った。きっと360度+180度くらいはプラスされるに違いなかった。ぞくぞくはしる悪寒は、本当に風邪でもひいたようだ。)……。(不意に訪れる沈黙。―身構える男。←この時点で色々駄目な気もするが)―――…。(なんだか静かな反応に、不思議そうな表情でそちらを見て――)……………★(なんか付いたが気にするな。)(しかし逆に…変化の無い表情が、余計怖い気もする。いやいや、そもそも「そうしたら」は何処に掛かるんだろうか…!林檎か。接吻か。――固まる男が近づいてくる貴方を見上げて)――――――…。(気圧されたのか、無意識のうちに、長椅子の背に張り付いた。)……。(唇を何度か動かして、音にする言葉を捜す。)ただ―・・・(慎重に鍵穴に鍵を嵌めるみたいに)只  君に話しても 困らせる だけ なんじゃ、と―― [Fri 9 Dec 2005 23:35:21]
ザッハトルテ > ( 付け足されるタイトルと輝かしい笑顔に露骨に顔逸らした。 逸らした。 ) ――だからひとを怪力呼ばわりするなと。 ( でもそれだけは言う…! どっかの逆転弁護士殿の「くらえ!」クラスの証拠物件でもない限り解けそうにない誤解、実証までに後何度車田空間を発生させれば良いのでしょうか。 ) …本当にやったらそれこそ本気で180度首捻るんでそのつもりで。 ――この際だから後180度もサービスして元に戻して差し上げる。 ( 千切れてないとイイネ、首。 ところで好きだから見てみたいって、一体全体何処の中学生ですか。 中学生って何処の言葉とか言わない。 ) ……………。 ( 間が空いて ) ――――… ( 書架を眺めて居た爪先が長椅子に掛けた其方へと向いて 一歩 二歩 距離を詰める ) … そうしたら(・・・・・)話す気になる? ( 真摯と言うには余りにも覇気に欠けた、何時も通りのゆるい無表情が更に――椅子の前まで近づいて。 ) [Fri 9 Dec 2005 23:13:55]
ミカド@自室 > 天然も加えると四冠王だ。おめでとう。毛玉好きとかも加えておくかい?あと馬鹿力も。際限なく増えていくね…!(びっくすまいる浮かべて、言い切るよ。からから笑いながら長椅子に腰掛け――貴方が入ってくるのを仰ぐように眺めて)(良い事を聞いたとか思っている。寝起きを狙うよりもいいんだとか思っている。思っている。)―はははははほんとうにのぞくわけないじゃないかいやだなじょうだんをほんきにするのはよくないよ(棒読みだった。視線さえ逸らした。塞がれている窓の外を覗くように。好きだから見てみたい。そんな青い春っぽい男心ですよ。(?))なら、摩り下ろすとか?林檎の摩り下ろし。此れなら君も素手で出来るんじゃないかな?…というか、むしろ君なら、握っただけで林檎ジュースが出来るんじゃないかとちょっと思ったりもする。――――。(…。)…思い出したのは…先程いった、絵画の悪夢の事だよ。―その事と調子が悪い理由がイコールじゃない事は確かだけどね。うん。―――(瞳を眇めて眉が跳ね上がる。溜息のような一呼吸)――……実はね。 君と最近接吻していないな、と思い当たって、どうしたものかと―――嗚呼ちょっと待ちたまえ。林檎で殴るのは良くないと思うな。うん。篭で殴られると、痛くはないかもしれないが、肌がずたずたになる気がするよ・・・!(先読みしてみました。まる) [Fri 9 Dec 2005 23:01:10]
ザッハトルテ > 無神経に無遠慮に不器用の三冠王か私は。 ( どんな想像をされているのやら、暴虐にして暴君に見られているらしい――――けど、絶対やらないとは言い切れない辺りが我ながら何ともな自覚済みの本性。 結果僅かに肩を落として溜息吐いた ) …湯上りは本当にだめなんだよ、掛け算の九九だって間違う。 かと言って治まるまで待っていたらいたで――…どっかの誰かが嬉々として様子を見に来そうだしな。 ( 何時ぞやの見物宣言、まだ憶えてるらしいぜ…! 野郎の風呂上りを見物しに来る男って如何なの。 ねえ。 さておき、籠はもそりと机の上。 壁を埋めた書架の本の背を意味もなく眺めて ) ………リコリス嬢がそれをして「行儀の悪い」と思わないのなら、丸齧りでも何でも構わないのだけれど。 貴族令嬢の作法としては問題ありじゃないかな とか。 …で、何を思い出したと。 ( 忘れていたのにと言ったもの ) ――…言えない話ならそうと言ってくれ。 それなら ―― 今は引くから。 ( そう遠くもない先日、書庫で話した事を思い出して ) …無理に聞き出すのも、本当は如何かと思うのだけれどね。 [Fri 9 Dec 2005 22:39:47]
ミカド@自室 > 散らかした部屋に踏み入りたいとも思わないだろう?―落ち着いて会話もできん。そもそも、君、遠慮なく踏んで行きそうだしね?(むずむずと踏み散らかされる自分の大切な衣装たち…!其れは其れでありそうなのが、なんともかんとも。)(貴方が付いてきているだろう事を疑いもせずに、書庫へ入る。――必要も無いランプを灯したりしつつ)一度見てみるといい。君が浴室から、落とす雫をどうやって彼女が掃除をしているかなんて必見だね。あれを見たら、汚すなんてとてもとても・・・。(なんだかこうやって上げ連ねていくと、どうしようもない大人二人が揃っているような気分になるのは気のせいだろうか…! 巨大ハリセンは間違いなく小鳥ちゃん専用装備だ。どう足掻いても主様は装備できない悪寒。友人君はLV70くらいになったら装備できます。なんの話)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。(ぺらぺら動く男の口が、「不器用」辺りに対するフォローの言葉が浮かばなかった…!しまった、と思った時には結構遅いんでしょうか。もしかしたら。ごほん、なんて咳払いしながら)林檎は剥かずに齧ればいいんだと思うよ?(篭は机の上にでもどうぞ、と指差して)……嘘とは失敬な。只、単純に君がこの瞬間に、あの絵の事を持ち出すとは思わなかったんだよ。(ばつが悪そうに顔を背け) [Fri 9 Dec 2005 22:25:07]
ザッハトルテ > …リコリス嬢には兎も角、散らかした部屋を私に隠すこたないと思うんだが。 ( とは言いながらころっと引っ掛かった。 そう云えば、初めてこの家に来た時も彼女を手を借りて着替え中だったような気がするし、と所詮勘のよろしくないポケキュー。 ) や、用がなければ部屋に篭っているのだし 見た事はないけれど――…うん。 客観的に見てこの屋敷は磨かれていると思うし、それだけの労力を彼女は払っていると云う事なんだろうな。 ( 嗚呼擦れ違い宇宙――宇宙と書いて「ソラ」と読め。 揃って巨大ハリセンでツッコまれると良い。 芸の道 ※どっかの世界にはそんな巨大ハリセンがあるらしいよ※ とか。 ) ほっとけ。 正直に不器用だと言えば良いんだ。 フォロー不能なのは自分が一番良く知ってる、 ……… 。 ( 後に続きながら躓いた足元を見た ) ――――…意外に嘘が上手くない。 絵の話の時もそうだったように思うんだが? ( どうやら彼は図星が来ると焦る方ではあるらしい、けれど――続きを問うのはこの後。 書庫に入るというならば後に続いて ) [Fri 9 Dec 2005 22:09:49]
ミカド@自室 > (貴方は篭を持ったまま、こちらは林檎を1個手にしたまま、視線が書庫を言葉なく指した。)彼女が伏せている所為で、脱ぎ散らかしていてね。(違和感の答えを用意したなら、閉めた扉に一度背を預けた。おどけて肩を竦めて見せて)そう、その通りだ。階段の手摺のワックスがけをする彼女を見たことはあるかい?―凄かったからね(この男から見たらそう見えるらしいよ…!)シルバーの磨き方とかは、執念すら感じる。うん…。彼女が治ったら?改めて聞くことにしよう。――今まで家の事を全て任せていたんだ。今更口を出すのもなんだしね?…君の言うことも尤もだ。(此方は自分は至ってマトモだと思ってるものだから、別方向から考えている。生活時間とか、種族的なものとか。とか。ハリセンじゃ突っ込みきれない擦れ違い。嗚呼。(←白々しく))―――その理屈でいくと、世の中の料理の殆どは、皮付きで調理されることになるね?君って、意外―…いや、意外でもないか。(続く言葉は「子供の駄々こねみたいな事を言うよね」だったんですが、黙した。首が惜しかったらしいよ。――ただ。傷ついた指先を見て、細める石榴に何が過ぎるか――…掌で遊ばせていた林檎を貴方の篭の中へ戻すと、書庫へ進みだす)―― うぅん。 ある、かな? (飢える理由。足りない理由。欲する理由。くるくると頭の中に過ぎる理由。)(あ、つっこけそうになったよ)……イヤァ。忘れていたのに思い出しちゃったねっ!うん!更に調子が悪くなりそうというか!(書庫のドアノブを乱暴にひねるね) [Fri 9 Dec 2005 21:58:36]
ザッハトルテ > ( 寄られて距離が近くなりすぎれば下がる。 やんわりと閉め出された、そんな印象には未だなれずに奇妙な違和感として残るだけ。 隠さんとした「それ」に勘付かなかった理由はふたつ、今は呼吸をして居ないのと――渇いていない。 それ以上は掘り下げない方が互いに幸せではあるかも知れん、かくして廊下で向かい合う。 ) ……好きではあるらしいのだよね。 ( 以前インクを盛大にぶちまけた痕跡も今はきれいさっぱり消えた部屋がそれを物語ろう ) 楽しみを奪う形になってしまっては本末転倒ではあるし? …それに迂闊な雇用は――…長続きしない気がする。 ( そりゃもうあらゆる意味で。 種族云々の前にぶっちゃけ変人揃いだと思う貴族邸宅、勿論自分はカウントの外。 ハリセンでツッコむと良い ) ( 手先に注がれる視線に気付いた。 ――かつて鉛筆を削るのにもざくざく切った手、推して知るべし ) …もう止まってるし。 ( 血。 ) 球体の表面を平面のもので削るのは無理があるんだよ …! 四角形の林檎が開発されれば何の問題もないんだ、それなら多分上手く削れる――…調子が。 ( 考える。 人間じゃないのだし、死人が調子を崩す理由とは何だろうか ) 思い当たる節とかは。 何時ぞやの絵画の行方が気になるとか、気の持ちようも含めて。 [Fri 9 Dec 2005 21:41:53]
ミカド@自室 > (部屋の中央にポツリと放置されている椅子。傍に小さなテーブル。ランプの灯が貴方の視線に触れたように揺れる。――傍らには勿論グラスと”其れ”が在るわけだ。――何をしていたかは、「”香り”で勘付かれるかもしれない」と、食事をしていた本人は思っていた。だからこそ、貴方の傍へ寄るように、足を進めて扉の隙間より滑る身体。――後ろ手に扉を閉めんと)其れに関しては…うん。僕もね、洗濯など全て他人に任せしまうといいのにと思っているので―考えておこう。家の掃除も、なんだったら誰かを雇ってもいいんだが――(檻の中で「磨き上げたい」と答えた彼女の姿が過ぎる。―おかげで今まで問わずじまいだ。)(傷だらけの指先と表現してよろしいのでしょうか。sir. 部屋の中より注意を逸らそうとしたのか、はたまた只の嫌がらせの類か。貴方の指先をこれ見よがしに、まじまじまじまじと見詰めながら)――ふむ。(自分でも納得した。「元気が無い」なるほど。―その通りだ。頷きすらして)……彼女の病気が伝染ったのかな。鬼にも伝染るものかね?如何にもこうにも――調子が悪い。(其れは、確かだ。) [Fri 9 Dec 2005 21:24:50]
ザッハトルテ > …。 ( 目は一度逸らされて、意味もなく部屋の奥の椅子の辺りへ ) それを言われると弱いんだが――…いっそ貴方からも話して貰えないかな、こちらはこちらで業者に出すからと。 着る物だけじゃなかったんだな、よくよく考えたら。 ( 衣服の類は洗濯業者に任せているけど、洗いものはそれだけじゃなかったと。 後頭部を数度引っ掻いた後視線を戻し、…絆創膏を貼る甲斐性なんぞ欠片も持ち合わせちゃいないから、その痕跡は探すまでもないだろう ) …なら良かった。 彼女の事だ、少し治まればもう平気と起き出して掃除だの何だの始めそうだから――…散らかすのは控えよう、互いに。 その間の看病は御父上に任せるとして――   …や。 隈はないみたいだけれど こう、――「元気ない」…? ( こちらは知らぬ事だが、今しがた「補給」を終えたばかりならば仮に隈が浮いていても緩和されているだろうか。 「生気がない」なんて表現は根本的かつ決定的に矛盾していると思うから避けた ) 睡眠を問うたのは少し前だろうに。 考え事 心配事、…実は貴方も不調。 どれとも見える。 ……何かあったかな。 [Fri 9 Dec 2005 21:04:25]
ミカド@自室 > 何を今更?彼女は君の使った寝具を洗ったりしているだろうに。良からぬ事を考えているわけでもあるまいし。(手にした林檎を掌の中で回して――口元へ近づける。甘い匂いのする果実は程良く熟しているようだ。その香りに引き寄せられるように、籠の中へ再び視線を落とせば――…)………。成る程。失敗済みか。(「皮剥き機」扱いは強ち間違ってもいないらしい。思わず貴方の右手とか、左手の指先に傷を探してしまうのは、少しばかり意地が悪いかもしれない)(具合。当然娘の事を聞かれたのだろうと)医者に見せた。普通の風邪らしい。薬を一週間分――その後に具合を見てー…と。 (ふと、己の顔を撫でて)今、「睡眠不足」と言ったね。――……隈でもできているかな。 [Fri 9 Dec 2005 20:50:08]
ザッハトルテ > 父君なら兎も角、年頃の若いお嬢さんの眠る部屋にのこのこと行けるか。 それに――――…… ( 口篭る理由は貴方が林檎を見たのならば見当がつくだろうか、籠の割に空きが僅かだか目立つ。 …本来もうふたつみっつ多く入っていても良さそうな。 ) ………何処を齧るのか判らないようなものを出すのは非常にどうかと思うから。 …随分憔悴されているようだが具合は? ( 何処となく歯切れの悪い、目ならぬ心の焦点を手繰るようにそちらを注視した。 ――…娘御とその父君と、どちらの加減を聞いているのか自分でも判らなくなりそうな。 ) [Fri 9 Dec 2005 20:34:55]
ミカド@自室 > (たっぷりと彷徨った瞳は、焦点を何処に合わせるかを迷っていた。――目の前の同属か、籠か、この扉か、言葉の意味)(意識を手繰り寄せる為に拾い上げる言葉――瞳は、林檎に合わせるべきだ。――食餌を厭う貴方から逃げる為)――お見舞いなら、直接彼女の部屋へ行くといいのに。・・・それとも、「皮剥き機」のように僕を扱おうというのかな。不器用な友人君。(差し出された籠の中から一つ林檎を掴んで揺らして見せた) [Fri 9 Dec 2005 20:27:31]
> open sesame(開けごま)、珍しく扉は中から開かれた。その先に居るのは赤を抱えた――…貴方と同じモノ。 もっとも手にしているのは、何処かの宗教の経典で云うところの禁断の果実と呼ばれるそれが幾つか入った籠 ) …娘御が心配で睡眠不足? ――…後で皮、剥いて差し上げてくれないかな。 ( 雲に覆われたよな表情の理由をそのように考えた。 籠をそのまま軽く突き出して。 ) [Fri 9 Dec 2005 20:20:23]
ミカド@自室 > (何かが自分を起こしたんだ。―「ノックされた」と理解するまで一拍)―――・・・・・・。(空になった瓶とグラスを脇のテーブルにどけると、自分から開けにいった。珍しく鍵なぞかけた扉を細く開き)―――――・・・。(寝惚けいるような面が、その隙間から覗くんだろう)―――居る。 [Fri 9 Dec 2005 20:13:27]
> ( … ) ( 間 沈黙    静寂 )  ( ノックがもう一度。 ) ……居ないのか。 居ないなら居ないと返事を頼む――… ( 病床の誰かさんの声とは何もかもが違うだろう、性別 年齢 ――種族すら。 扉の向こうより無茶な注文。 ) [Fri 9 Dec 2005 20:11:20]
ミカド@自室 > (拒否しているのか―馬鹿なことを。)(否定しているのか―否定できない)(食餌の衝動を抑えるなどと愚かな―誰の言葉だ)――――。(囁きは、無理やり己の意思に絡みつき、押し殺している声を自分に聞かせる。―――彼は其れを扉に例えた。――自分は糸に例えた。 絡んだ糸は、ほどくか断ち切るかするまで縛り続ける。 ――あやとりのいとは、切ってしまったら、なにもできなくなってしまうじゃないか。 からくり糸を切ってしまったら動けなくなるじゃないか。 ねじまき つむぎいと ――切れないなら、ほどくしかないんじゃないか。 こまをまわすには どうすれば うごけ          きれ     つなぐ              ――― でき         な    る )      ―――。 (転寝から起こされるようなタイミングで体を揺らした。ソファの上に投げ出していた体に力を入れて、戯れに息を吸う) [Fri 9 Dec 2005 20:06:44]
> ( 見る者は居ないがその部屋の外で立ち止まる足音、次いで躊躇いがちなノックの音があるだろう。 一度軽く叩いて、…在室を問い 入室を請う音 ) [Fri 9 Dec 2005 20:02:29]
お知らせ > さんが来ました。 『( knock )』 [Fri 9 Dec 2005 20:00:49]
ミカド@自室 > ―――――。(はしたなく、グラスの端に舌を這わせ、黒い血を舐るも―――)――――――――。(  足りない  )( もっとあまい死がほしい ) (あたたかいたいおんを喰らいたい) ―――――――。( 瓶詰めの中の死は、「臭い血」の匂いがする) ――――― ( ほしい )(足りない。足りない。足りない。たりないたりないたりないたりないたりない)(noiseのように、頭の中に木霊するその声は、本当に自分なのかと思う程浅ましく汚らしく正直に求めている)――――――。(首を横に振る。誰もいない部屋の中、その仕草を見るものなど居ないが、何度も、何度も。) [Fri 9 Dec 2005 19:53:27]
ミカド@自室 > (流れ込む死した命は喉をくだり、肉に染み込み、自分の黒い黒い鬼の血と混じり、何よりも暗い死に捕らわれる。――鬼の糧となる。そして、鬼は腹を満たし、永久に生き続ける。今日まで続けてきた食餌の姿、だ。――此れで良いのだと満足できていた筈だ。)・・・・・・・・・―――。(グラスに注いだのは、瓶に口をつけるのが嫌だというのもあるが、戯れに啜る酒のようにゆっくりと楽しみたかったから。しかし、一度唇に乗せたなら、傾ける手は止まらず――直ぐにグラスの中は空になる。飲み干したのは理解る。自覚している。死した肉に行き渡るのも理解る。だけど――自分の中の鬼獣が「満足していない[・・・・・・・]」)――――。(飢えは消えるのに、求める何かがある。) [Fri 9 Dec 2005 19:43:03]
ミカド@自室 > (だから、当然こんな匂いがする血を喰らおうだなんて思うことはなかったし、喰らいたいとも思わなかった。なのに今は、この匂いこそが食餌の匂いだと、認識している。ランプの作る明かりになみなみと黒い液体を注いだグラスを掲げる。不透明の液体を暫く見つめて、口元に近づける。人だった頃は「鉄錆の匂い」としか感じなかった其れは、今では何よりも必要な食餌の匂いだ。同時に甘い悦楽の混じる香り。肺を限界まで膨らまして吸い込む匂いに、頭の中が蕩けていく。)―――――――・・・・・。(唇が餌を啜る少し前の期待感に、濡れた。) [Fri 9 Dec 2005 19:20:25]
ミカド@自室 > (瓶を傾けながら、ふと…そんな疑問が浮かんだ。グラスに注がれる血の匂いは既に死の匂いが漂っていた。――この匂いで、この血の持ち主は、既に死んでいると感じた。――確かめたことはないが、確信さえ感じるこの感覚。 鬼の本性とでも言おうか―血の本性と言おうか。)(この瓶詰めが己の糧だと、認識したのは生きてきた時間に比べれば、つい最近のこと。――口約束と、味覚の変化―いや、心境の変化?―或いは食わず嫌い、心理的障害の一つ――そんなものだ。 )(それまでは、直接、人から、啜っていた) [Fri 9 Dec 2005 19:06:52]
ミカド@自室 > (変色した黒い液体がゆれる瓶詰めに、違和感を感じ始めたのは何時からだろう――) [Fri 9 Dec 2005 18:59:17]
お知らせ > ミカド@自室さんが来ました。 『(ガラスの擦れる音が、微かに響いた)』 [Fri 9 Dec 2005 18:57:29]
お知らせ > キット@整地さんが退室されました。 [Thu 8 Dec 2005 23:47:15]
キット@整地 > ( そうして暫く屈んで石を拾ったり掘ったり、またその重たいものを運んだりで、いい加減腰が痛くなってきた頃に、キットはおっさんくさく腰を叩きながら、今日のところは、戦略的撤退。 ) [Thu 8 Dec 2005 23:47:13]
キット@整地 > ( まあ絶望に身をよじるような展開ではないので、キットはまた、石を拾い始める。 持つのも面倒くせえ、ってなでかい石はもうあらかた終えたので、後は小石や、半分ほど埋まったものなんかを、げしょりげしょりと袋へと詰め込んでいく。 これが宝石だったらなあ、と思いはするが、しかしそれにしたって、即物的すぎる妄想だ。 ) [Thu 8 Dec 2005 23:42:17]
キット@整地 > ( 今現在この場での、唯一ともいえる心配は、さすがに寒くなってきたのに防寒具を買う金がないので凍死しないかとか、手がかじかんで大きめの石を足に落としたりしないかってことぐらい。 あとは、確率には絶望的だが、誰かが邪魔しにきたりとか、そのぐらい。 本格的にそいつは絶望的だ。 日頃の行いから言って。 ) [Thu 8 Dec 2005 23:37:45]
キット@整地 > ( ごとん、と石どもを邪魔にならない敷地外まで運んでしまえば、今生の別れとばかりに麻袋をひっくり返して、額の汗ぬぐって。 ぜはあ。 ) ――あぁー、でっこらしょ、と。 ( 年かねぇ、なんて若い身空で呟いて、腰をとんとん叩きましょうか。 石に精霊だのなんだのがあるってんならば、このぞんざいな扱いに二言三言、小言でも言いそうなものだけれども、所詮は石。 語りかけることはないし、いないひとと喋るほどキットは疲れてはいない。 ) [Thu 8 Dec 2005 23:32:29]
キット@整地 > ( もちろん、運べない重さになったらずるずるずぅるずる引きずらなければならないので、そうならない程度の重さにするのがコツ。 ベストなのは腰に響かない重さ。 でもそうもいってられないのが仕事。 ライフワークにはしたくないが。 ) [Thu 8 Dec 2005 23:27:17]
キット@整地 > ( さてと、それじゃあ頑張りますか。 心中にて掛け声やる気なし。 まあ気にすることなんてないだろう、キットのやる気が出るのは、自分の財布を落としたときぐらいだ。 ごっとごとと、麻袋に石を詰めていく。 ) [Thu 8 Dec 2005 23:22:07]
お知らせ > キット@整地さんが来ました。 [Thu 8 Dec 2005 23:20:47]
お知らせ > ザッハトルテ@西園寺邸さんが退室されました。 [Thu 8 Dec 2005 18:23:47]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ( …確証の持てない考察もしてみようか ) [Thu 8 Dec 2005 18:23:44]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ( 其処に至った理由はともあれ、だ ) ( ――…ビンゴだよ、イコト=@――…言を維ぐひと。 ) ( それでも ) ――――… ( 出来れば、夜でない時に。 …おかげですっかり眠気が飛んだ、いい加減に着替えよう。 そろそろ「此方の」時間帯 ) [Thu 8 Dec 2005 18:22:55]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ( ――…黒い森 境界の森、Schwarzwald=@… 森は単に樹木の集合体を差すものなんかじゃなくて。 迷い込んだ者を二度と出さない、――現世と隠世を分かつ結界。 …そんな話をしたからか、昨日の今頃の時間帯 黒い服に白い肌の――…人の生気に乏しい人形のような。 あの底の見えない黒瞳と 唇だけでの笑みは一体何だった? 「面倒な夜」「霊体とそれに類するモノへの攻撃の意思」「職務」 …『警鐘』 ) ( 再会は「できれば」夜以外 とも。 ) ……………… ( 方向性だけで判断するなら あのひとは ――…  ) …………。 ( ひとつひとつは漠然としたものだけれど。 ) [Thu 8 Dec 2005 18:15:56]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ( ……………… )( 珍しい内容だったな )   ( 暗がりの中で視界は半眼、毛布の中に篭った熱でシャツが張り付いて気持ちが悪い。 寝る前に「扉」を「閉め忘れた」 か 。 …すっかり陽は落ちている、二度寝は諦めてもう起きよう )( もう少しぐだぐだしたら だけど。 なかなか振り払えない眠気に、眉間に皺が寄るほどきつく目を閉じて――結局毛布に潜り直した ) [Thu 8 Dec 2005 18:02:19]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ( 決して精緻でもない、今にして思えば稚拙ですらあったそれ(・・)が何を描いたものなのか 突然理解したのは何時だったろう。 …… ) ( あれは きっと )    ( 太陽に手を伸ばす眷属の図。 四角の箱は身を灼く陽光を遮る為の棺、花のように見えた蒼は手 灰色に塗ったのはそうやって、本当に塵と化した成れの果て。 …誰が何の為に描いて遺したものなのか、酷く気になって何度もそれを眺めに行ったけど。 )  ( ――――油絵ってきっと良く燃えると思ったから。 ) ( 暖炉の中。 ) [Thu 8 Dec 2005 17:54:45]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ( …その下を見れば、四角い箱と其処から伸びる蒼い――…何やら花のようなもの。 そんなものが幾つも幾つも描かれて、中には荒廃した灰色に塗られたのもあって。 「枯れたもの」「終わったもの」「死したもの」 そんな連想が酷く容易だったのも覚えてる。 どれもこれも花弁を、それこそ太陽を掴みたいのだと …そんな具合に歪に 必死に 天へ 天へ。 そんな有様だから描かれた花をきれいだとはこれっぽっちも思わなかったけれど、酷く――――… )      (  …なんだっけ   ) ( ――…何を感じたかは思い出せないけれど。 ただ居た堪れなくなったのは思い出した、題名(タイトル)署名(サイン)も無い絵画 ) [Thu 8 Dec 2005 17:42:28]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ( ――…全体の色合いとしては、黒。 だから縦に長い額に収まったそれの上の方に白く白く浮かんだ円形を、月だとばかり思っていた。 黒い空に白い月なら至極当然の色調、黒 濃紺に灰 …それ以外が空を染める世界を、月と星以外に天空を占めるものがあるとは未だ知らなかったから。 だから――…それが太陽なのだと気づいたのは、それからずっと後の事。 なれば 太陽が空にあるならば、黒く塗ってあろうがそれは朝か昼か 兎も角――少なくとも夜を描いたものではないと、芋蔓式に考えた。 ) [Thu 8 Dec 2005 17:34:24]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ( その絵が何故其処にあったのか、未だに判らないしおそらくその理由を知る事は今後もないだろう。 顧みられずとも構わないと言わんばかりの無造作さで壁に掛けられていたそれを見つけたのが何時の話だったか、もう思い出せない――それには何の問題もないけれど。 それはただ、部屋の隅の壁 本棚の影にひっそりと、けれど確かに其処に在った。 ) [Thu 8 Dec 2005 17:28:44]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ( 1枚の絵画 ) [Thu 8 Dec 2005 17:22:37]
お知らせ > ザッハトルテ@西園寺邸さんが入室されました。 『Eine Abbildung=x [Thu 8 Dec 2005 17:20:47]
お知らせ > リコリス@西園寺邸さんが帰りました。 『( 朝方までの浅い眠り。見た夢は、思い出せないものばかり。)』 [Thu 8 Dec 2005 05:05:05]
リコリス@西園寺邸 > ――……。( 遠ざかる足音が、知っているリズムより早くて、何処か慌しくて。 似つかわしく無いと思うのか。危なっかしいと思うのか。そんな思考はやはり、弾ける泡のようなもの。目を閉じれば、ぐずりと溶ける。) [Thu 8 Dec 2005 05:04:06]
リコリス@西園寺邸 > ( 摺り寄せられる頬が、くすぐったくも。決して暖かでは無い。熱を奪う冷たさは心地良い。 ――…だから、少し楽になったのもあるのだろう。熱を奪う吐息の囁きを、静かに聴く。) ……はい。( その時に、返事とは裏腹に芽生えたものは自覚するには薄すぎた。子供にするように頭を撫でた手に、視線だけそっと一度向けて。) [Thu 8 Dec 2005 05:02:58]
リコリス@西園寺邸 > ――…大丈夫、ですよ。多分。…倒れる程でも、無かったのですから。( 少なくとも、自覚しないように動き回るくらいは出来ていたのだから。自覚した途端に重みを増したような脆弱さが恨めしいが。 安堵を齎すには、どうにも希薄な言葉しか並べられない。 頭が回れば、もう少しマシなことを口に出来るかもしれないのに。) ――…みたい、です。……自負していた程、丈夫じゃなかったらしくて口惜しいのですが。( 馬鹿者と連呼されてしまうと、何もかも面目ない。むう、と口篭る様だけが年相応。隊長崩した理由だけなら年齢以下だ。はしゃぎ過ぎた子供じゃあるまいし。 ――…しかし困った。) ……ごめんなさい、おとうさま…( 何に対して謝ったのかは、きっと己でも分かっていない。向けられる苛立ちも何もかも、刺すような甘さを含む理由なんて、きっと考えてはいけないのだ。引き揚げられた布団の中に埋まりながら、瞬くの一度、鼓動の一拍の合間、首筋に押し当てられた冷たさに、びくりと喉元が震えて、)   ――……( けれど、痛みが混じる訳でも無い。布団の上から感じた柔らかな圧迫は、何かを確かめる為のような、もの。ちっぽけな心臓もこの身も、まだ生きたもの。鼓動は多少、熱のせいで早いが。) [Thu 8 Dec 2005 05:00:27]
お知らせ > ミカドさんが帰りました。 『(扉が閉まった後、男らしからぬ忙しい足音が響き)』 [Thu 8 Dec 2005 04:54:43]
ミカド > (脈打つ暖かな命)(確かな温度)(暖かな吐息)(―――冷えた掌が、寝具の上から貴方の胸の上へ落ちて――薄い皮膚の下、骨の下――生命の象徴である『脈打つ肉』を確かめる)――――……。(生きてる)――――……。(生きてる)(”まだ”)(生きてる)―――。――――……。(子供が母親に縋るように、頬を摺り寄せて――唇を耳もとに近づけ) ―― 眠りなさい。 朝はもう直ぐだ。 医者を直ぐ呼んでくる。――其れまでは眠りなさい (――子守唄にはなれない言葉を囁くと、身体を離す。――今一度頭を撫でて)――おやすみ。 [Thu 8 Dec 2005 04:52:37]
ミカド > ―――ただの風邪ならいいんだが。流行り病なんて冗談じゃない。―――冗談じゃない。(寝台の上、身体を傾けて覗き込む。己の体調に気がついていなかったのにも驚くが――…自覚した途端に大人しくなったところを見ると――……。  過ぎった言葉に、自然と表情を曇る。焦りにも似た気持ちが胸に込み上げた。――もし彼女がこのまま弱ッテイッテシマッタラ)(知らずうちに噛締めた歯が鳴った) ……(潮風)………?こんな時期の海に…?……あたりすぎた……?馬鹿者。馬鹿者。馬鹿者。君は僕と違ってか弱いのだから、この時期の冷たい風に当たっていたら体調を崩すのは当たり前だっ…。 なんてお馬鹿さんなんだ。君は賢いから、コレくらいはわかると思っていたのに……っ。(口調には珍しく苛立ちが混じっていた。――掛け布団を引っ張りあげて、寝具の中に埋めるように押し付ける。)(やや不機嫌そうな瞳が改めて、貴方の顔を覗き)―――何処の”おとーさま”と比べているのか知らないが、君の”おとーさま”は僕一人だろう。おとーさま「みたい」ではなく、おとーさまなのだよ。 体調が良くなったら尻を引っ叩なければ。――……。(其処まで言い終わると、合わせていた瞳を閉じ、一拍。)―――(二拍。)―――………。………。……。(不意に―――身体を倒して)――(今、目の前にある暖かさを確かめんと、貴方の首筋に自分の顔を押し付けた) [Thu 8 Dec 2005 04:46:37]
リコリス@西園寺邸 > ……嗚呼。それは、とても仲が宜しくて……いずれ、拝見してみたいです…( 音声化の時点で既にデレ成分がミクロメン。思わずもらい泣きしそうなレベルで。拝見出来る日は銀河光年単位でまだ通そうだ。頑張れおとーさま。 額に当てられた詰めたい掌が、少しだけ意識を支えてくれる。触れて気付く、己の熱。 そうか、熱いのか。道理でぐらぐらする訳だ。巡らない思考はやたらと客観。) ――……えぐりこむようなって。私、そんなに無体なことは……( してる。してるが。しかし熱で呆けた小娘的にはあの程度ではまだ暴虐じゃないらしい。それはそれで酷い話だが。むしろ隣で云々は記憶に留めておけたら後程小一時間問い詰める勢いで。 けれど、今はその気合も足りない。くてんと、芯の抜けたような身体が腕の中。 ――…短い抱擁は、熱を持った身にはことの他心地良い。氷嚢と言ってしまえば風情も何もかも欠けるが。押された身は呆気無く寝台の上に帰還するが、指先が名残惜しげに揺れた。)  ……船に乗った時に似ている気が。……痛いような、微妙な感じです。色々。 ――…いつ、でしょう。先日……( 海から、明け方かえってきてから。 時系列が整理出来れば、理由なんて明確すぎて片腹痛いくらいだ。コパンダ( ※縫い針頭に刺さってるので要注意。)も、冷たい熱も離れていってしまうから、視線ばかりが名残惜しさに揺らいでしまう。 ――…脆弱なと笑い飛ばしたくなる。)   …うさぎ。( うさぎ。嗚呼、これの前にも作ったものだ。まさかあの時は依頼元が身近な方だなんて知らなくて。思い出して、口元が少し歪んでしまう。笑みのような形に。)  ぬいぐるみのせいじゃ、ないです、よ。 ――…潮風にあたりすぎただけ、です。( その時も縫い包みは弄っていたが、あえて言うことでもない。 嘆く仕草と言葉は、どうしたって見慣れない。己に向けられるという意味では慣れないもの。 ――…お医者。) ……おとーさまは、おとーさま、みたい。( 突きつけられた指を寝台の上からぼんやり眺めて、そんな言葉を零した後で、こくりと漸く頷いた。) [Thu 8 Dec 2005 04:25:26]
ミカド > (溜め息が、言葉を切らせたらしい)明日の朝、一番に医者を呼びつけるから、今日はこのまま寝る事だ。――縫い包みも家事も忘れて宜しい。体調が治るまでは絶対安静。良いね?(ぴ、と指先を突きつけて) [Thu 8 Dec 2005 04:11:32]
ミカド > ―――今から医者を呼びつけるわけにもいかない。 [Thu 8 Dec 2005 04:09:19]
ミカド > おかーさまはツンデレだからね。でも、おかーさまも何れ、嫌よ嫌よも好きのうちチックに心を開いて、身体も開いて、お父様に「ちゅーして」等の可愛いオネダリをしてくれるって信じているんだよ。(言葉はすらすらと飛び出すが、注意の全ては貴方の体温に向けられていた。掌に伝わる温度は――)…………熱いな。先日こっそり隣に忍び込んだ時よりも断然熱い。抉りこむような突っ込みも足りないし――…。(小鳥たんの健康を面妖な所で判断しつつ――預けられた体。――そのまま引き込むように腕の中へと招きいれんと――)…………。(したが――自分の体じゃ温める事もできない。娘の体を抱擁しても、奪うばかりで何も――…小さな肩を両手で支えると、寝台の上に寝かせるように押して)――気分が悪かったり、どこか痛かったりしないだろうね…?それにしても――…何時からだい?今日の夕食時に、妙に皿に食器をぶつけると思ったら――……(貴方の抱いていたパンダを抱えると枕元へ)……。(……パンダ……。)…………。(幻獣)(縫い包み)(依頼――)(兎)―――――――――…・・・。(いくつかのピースが唐突に頭の中に生まれて、一枚の結論を浮かび上がらせた)――――……。(瞳にパンダを映したまま、丸く見開いて)――…気が付かない僕も大概だな。君か!!あの兎を作ったのは―…まさか、縫い包みを作る為に根を詰めすぎて、体調を崩したとか、そんな。そんな――……事…は……。(ある。実際目の前で彼女は縫い包みを弄っていたし、見るところ、完成間近。今度は己の額を抑えて)なんてことだ。(弱く吐き出した吐息と共に言葉を洩らした) [Thu 8 Dec 2005 04:08:54]
リコリス@西園寺邸 > ええ。おかーさまは。こう。デレ成分の少なさに、時々涙すら誘われます、が。( が。こうして本人のいないところで既成事実は作られていく。ナ、ナンダッテー!だからそりは横に置く。 寝ぼけているか田舎の問いかけに、小娘は微妙な角度で首を傾げて、その侭角度が斜めにかっくり傾いていった。) …どうでしょう。正直、余り今宵は自信が御座いません。( ぺこたん。ぴょこり。内心の代弁のような人形劇。怖いご機嫌如何ですかポーズ。そんな器用なことが出来ているのかは、これまた置くとして。仕草も態度も声もいまいち覇気が足りない。全体的にキレが無い。) ……え?( 何か、意外なことを聞いたように一瞬見開かれた目が、額に当たる温度にきゅっと閉じられた。 常よりも高い体温に、熱の無い体温は酷く冷たくて、その分心地良い。氷のようにも感じてしまう掌が優しく感じられるのは、熱の齎す錯覚とは言い切れないものだから。) ――…おとーさま、つめたい……。( 冷えた熱。矛盾の形容を求めるように呟いて、ぐたりと額を預けた。 ――…熱。そうか、熱があるってこういう状況下。覚えが無い訳じゃない。ただ、忘れていたかったと、いうか。) [Thu 8 Dec 2005 03:47:11]
> 本日はとか、ドドルゲフが喋るとか、突っ込みたい所は多々あれど。取あえずお母様(=友人君のことらしい。 本人がいない間に着実に定着化中)はツン以外の何ものでも無いと訂正しつつー…?寝ぼけているわけではあるまいね?(ぺこり、とお辞儀する愛らしいパンダ。―― 一目で出来が良いとわかる縫い包みに目を留めて。――その後の赤い顔した少女へと視線を移し)―――。(視線を留めたまま顔を近づけ ―――) ……小鳥ちゃん。君、熱があるんじゃないかな……?(そろりと掌を額に当てようと伸ばした。――温度の無い掌でも、相手の体温が何時もより高いか低いか程度はわかろう) [Thu 8 Dec 2005 03:08:55]
リコリス@西園寺邸 > ( 視線を上げた先、ひらひらと白い蝶が舞っていた。 否、掌。それわり上に視線を上げていったら、あれ。どうなされましたか、おとーさま?)  ……ななな…?( かたまりだましい?乙女もかくやな仕草のよろめきを前にして、何か言うた。) ……そんなステキ所業は、した覚えは本日は……あれ。おとーさまがここにいて、えーと…どどるげふは、しゃべった?  ……お母様は、別にツンでは……( なかった、ような。ぼんやりと遠く思いを馳せたのは、実際の母親だ。泣き伏せる佳人を前に、小娘の思考は何処までも緩慢で稚拙で辿り着けない。ちなみにおかーさまはツンデレだと思います。血の繋がっていない方。) ……キリが良いので、いっそ後二回……( ごめんなさい連呼の光景はドアの向こうが正統派。そんなひぐらしは置いておけ。)   ……そんなものは、してません。刺してしまいますよ、針。( ぷすっと。無茶無体言いながら、膝上のコパンダを両手で持ち上げて、ぺこんとお辞儀させた。 やけに丁寧に作りこまれたもの。試行錯誤中だった為、目付きもまだ悪くない。※悪くしようと苦心中だったらしい。) [Thu 8 Dec 2005 02:53:30]
> …………。(小鳥ちゃんの視線がこちらにくるまで、じっと待っていた。ヒラヒラと白い掌を揺らしながら。)―――――………。(そして)(使い魔よりも重要度が低い扱いに、笑顔が引き攣った)な、な、――――なっなー?!(背景にフラッシュバックが散るような表情でよろりと立ち上がると、扉に背を預け)……なんて残虐非道な…!!人の心を一度持ち上げておいて、地面に叩きつけるようなその返答…!!!矢張り反抗期だと言うのか小鳥ちゃんっ!ストレートに無視されるよりも、傷付いたよ?!!そんなツンな。ツンな。ツンなところばかりお母様を真似して―――!!(顔を両手で覆って泣き真似た。貴族様が本当に泣ける人だったら、本気で泣いていたに違いない。)それもとあれかい?!先日の庭で言ってたことを、まだ怒っているとでも?!謝ったじゃないかっ!かなりの勢いで謝ったじゃないかっ!58回「ごめんなさい」を言うても足りないと?!(ぱ、と問い詰めんと顔を上げた時だ)―――と―――と……。(コパンダが居た。)(そして、なんだか赤い顔した小鳥ちゃんも、みえた。)――――とー………。(するするとテンションが下がっていく。貴方の顔を間近で覗くため、ととととと近付いて)…………小鳥ちゃん?なんだか、恋をした乙女のように顔が―……? [Thu 8 Dec 2005 02:25:05]
リコリス@西園寺邸 > ( それってむねきゅん?思わず首の角度が対応式。かっくりと傾げる仕草が、妙にガクンとする。頭が酷く、ぐらぐらした。) ( 昨今引篭り気味だったのは、前文参照といった辺りだが、クローゼットのソレのせいも混じっている気がした。四割くらい。意外に多い。 ちんまりした梟が動き出すのかと思いきや、勢い良く開いた扉。常であれば電光石火の却下やらを紡ぐ舌の一撃も無く、視線は緩慢に上へと上がり、)    ( しゃがんだ位置に、漸く到達。)  ……あれ、おとーさま…いつのまに?( 「進入禁止ですとも。ええ。張り紙とかしてしまいますよいっそ」 とかいう台詞の代わりに唇が発したのは、そんな言葉。ゆらゆら潤んだ双眸が、ぱちりと一度瞬いた。) [Thu 8 Dec 2005 02:11:38]
> (雀程度の大きさしかない梟は、呼びかけられると反対側に首を傾げることだろう。)―――。(許された…!)(お父様は扉の向こう側で、眉間を指で抑え、密やかに嬉しがっていました。)(ダッテ最近、本当に部屋に入れてくれなかったんだもの…!!主にクローゼットに蛍光ピンクのワンピースを入れてから!(※だと思ってるらしい)――自分ガ悪い事をしていると思っちゃいねぇ貴族様は、先日、友人君に言われた「反抗期」云々の台詞を密やかに気にしていたわけだ。――死人で鬼の癖に、悩みだけは妙に人間くさい)―――。(だが、反抗期なんかではないと今証明された…!貴族さまは勢いよく扉を開いて)―――ごきげんよう小鳥ちゃんっ――お父様が今日は添い寝を―――……(視線が自分に無かった。)――しにきたー…わけだが。(それどころか足元に向って語りかけてさえいる)――――………。(視線が何時まで経ってもこちらにこない。)……。(己の使い魔の傍にチンマリしゃがんで)……小鳥ちゃーん?(情けなく、パタパタ手を振ってみた) [Thu 8 Dec 2005 01:37:31]
リコリス@西園寺邸 > ( 内緒でちくちく縫い物やっていたせいだと思う今日この頃。基本的に集中すると周りが見えなくなる質だ。とはいえ、扉が開くと気付くが。簪とかとんできそうな勢いで。いや、持ってないが。 ちなみに挟むタイミング待ちだった場合の台詞は、「動物虐待は却下です、御父様」辺りだと思われる。待っている癖に酷い話と言うなかれ。仕様だ。 色々ともあれ。)  ………。( くろい、つぶらなひとみと、目があった。)    ( それに、喋った。※間違い。)  ……いつのまに、音声がつきましたか、どどるげふ。 ……ええ。別に構いませんが。( ストッパーは以後のおとーさまに気付かない辺り、色々なネジが緩みすぎだ。もしも扉を開いたなら、膝の上に白黒熊の縫い包み乗っけた、妙にぼんやりと顔の赤い小娘の姿が見えるだろう。 話す対象がストッパー@梟たんなので、視点が下にいってるのはご愛嬌だが。) [Thu 8 Dec 2005 01:24:29]
> (最近部屋に入れてくれないんです。娘ってば。何度目かの部屋侵入ミッション失敗を乗り越えて、今日もおとーたまは此処に来ています。)(――何時もなら、扉が開いた時点で、鋭い静止の声が飛んできたりするわけだが、何故か今日は何時まで経っても「お父様』『お待ちください」「ノックを覚えてください」的台詞が飛んでこなかった。やや不思議に思いつつ、まぁ、其れはそれでいいや、さぁ覗こうと腰を屈めたところで――もしや、挟むタイミングを待っているのではないかと、妙にひねくれた思考回路を発揮。貧弱ボーイは、潔くストッパーを差し込んだというわけで。――長い?気にするな)―――。(名前を呼ばれたドドルゲフ君は、黒い瞳をキョロリと向けて、首を傾げた)―――。(ごほん)(もう一回咳払い)―――あー……。(恐る恐る声を)―――入っていいかな? [Thu 8 Dec 2005 01:14:31]
リコリス@西園寺邸 > ( 無問題と親指を立てる誰かの影は横に置いて。普段であればがっつり気付いた筈のソレに気付かない辺り、トキノミヤコ式に言えばしろしろ拙者切腹の次第。殆ど「後ろ、後ろー!」状態な現状、ぷるぷるしている梟が何かとかわいそうなので早く気付けとは天の声。)   ――…そういえば、あれから――…… 、   。 ( 海。そのキーワードで、ふと手が止まる。海。何か思い出しそうになって、漸くに扉の隙間から聞こえる咳払いに気付いて、反射的に顔を上げた。  目を凝らせば、薄く開いた扉  の、隙間、)   ……どどるげふ。( 微妙に舌が回っちゃいなかった。) [Thu 8 Dec 2005 01:05:07]
> (―名前でバレッバレなわけだがともあれ。)(貴方の部屋の扉が、何時の間にか薄く開いている。)――――。(ぷるぷる震える梟は、相変わらず主に間違った使い方をされているようで。挟まれるか挟まれないかのデットオアアライブ状況)――(そして、開いた扉の向こうから、ごほむ。なんぞ咳払いが聞こえたり) [Thu 8 Dec 2005 00:49:46]
お知らせ > さんが来ました。 『(扉の傍にちんまい毛玉の影)』 [Thu 8 Dec 2005 00:44:51]
リコリス@西園寺邸 > ( 全体としては出来ている。仕上げは主に目の辺り。そう。竹林の王者に相応しい眼光を備えさせないといけないような気がする。古来白黒熊猫といえば、一見しては愛らしいその造詣に見合わぬ優れた身体能力で云々。但し非常に環境に対してデリケートな生物なのでかんぬん。 その辺りの付け焼刃知識は、資料の中から学び取ったもの。体躯に見合わず主に草食らしいが、いざという時の攻撃性は兼ね備えているとも言うし。今はどうにもつぶらな眼差しに、どうしたらそのようなものが加味できるか――…を、考えたいのだが、どうにも思考回路が混戦している。) ……おかしいですね。料理中にも指を削りそうになりましたし。指の天中殺でも降りてきているんでしょうか。( 指先の制御が上手く出来ていないというか。足元もふらつくというか。それに、妙に寒い。やはりもう十二月、郷里よりはマシとはいえ、冷え込んできたという事か。) …海も寒かったですしね。 [Thu 8 Dec 2005 00:21:57]
リコリス@西園寺邸 > ( ちかちかというよりは、ちらちらする。――…そしてむしろ、目が痛い。上手く開けていられなくて、鼻の奥がツンとする。) っくしゅ…ッ ――…嗚呼、もう。集中が途切れるったら無い。( かと思えば、くしゃみだ。苛立たしいというには頭が霧掛かったようにぼんやりとして、上手く思考も巡らない。は、と溜息零すと、妙に乾いた唇に掛かる息が変な風に熱かった。) ……進まない。( 何とか仕上げだというのに。裁断も縫い合わせも完了して、目も入れた。白と黒の繋ぎも上手くいっているし、縫い目も目立たないようになっていると思う。ふくふくとした胴体に、丸い頭。太くて短い手足。白と黒の、フォーウンの某幻獣を象った完成間近の縫い包みと、睨めっこ。) [Wed 7 Dec 2005 23:55:00]
リコリス@西園寺邸 > ( 手元が狂って、布ならぬ指を縫い付けそうになっていた。さっきから妙に指がちくちくすると思ったら、実際に縫い針の先で突きそうになっていたとやたら客観的に気付いたのは、ついさっきの事だ。 寝台の上に座って針仕事に勤しむ小娘が、眉を軽く寄せた。) ……おかしいですね。ランプの油に煤でも混ざりましたか。( 視界が妙にちらちらぶれて、手元も上手く定まらない。妙に水っ気の多い眼差しを、のろのろと室内を照らす灯りへと向けてみる。) [Wed 7 Dec 2005 23:37:33]
お知らせ > リコリス@西園寺邸さんが来ました。 『 ―――っくしっ!』 [Wed 7 Dec 2005 23:34:16]
お知らせ > キット@整地さんが退室されました。 [Wed 7 Dec 2005 22:05:09]
キット@整地 >  ……………地味だな、俺様。 ( 仕事がって言うか、労働態度が。 つまるところキットが。 自分でもわかるくらいの地味さって、そもそも他人からは意識すらされてないんじゃなかろうかと、キットちょっと思った。 何はともあれ、労働は続く。 ) [Wed 7 Dec 2005 22:05:07]
キット@整地 > ( よく見ればほら、落ちている石だけでなく、埋まっていたり、土の固いのがひょっこり飛び出してたりする。 そいつらを、できる範囲で、やりやすいものを、まず処理していく。 面倒なのは後回しでいいのだ。 あんまりそれに体力使うのも、効率が悪い。 ) [Wed 7 Dec 2005 21:58:37]
キット@整地 > ( あんまり大量につめると運べないので、自分の力で運べるぎりぎりまでだ。 細かい小石も一緒に、几帳面に。 一輪車とかあればよかったけれど、キットはそんなこと思いつかないらしい。 ) [Wed 7 Dec 2005 21:51:10]
キット@整地 > ( 取りあえず子供の腕力でも頭を殴れば十分殺人ができそうな岩を拾い上げ、それをがこん、麻袋に詰める。 細かい小石なんかは雑草を抜くときに纏めて排除できたが、このでかい石はそうも行かない。 ) [Wed 7 Dec 2005 21:44:31]
キット@整地 >  ……………いまいち役立たずのボンクラ風味が漂っていることだな。 ( パーセントでいえば三桁の数字になりそうな確率で。 ううむ、と腰を叩きながら、キットはいい加減この近辺では雑草が絶滅といわないまでも初期から比べ随分減ったことを感じ――次の行程に、移った。 ) [Wed 7 Dec 2005 21:36:53]
キット@整地 >  ――問題は、だ。 ( すっかり腰痛をアビリティとし始めた腰を叩きながら、キットは引っこ抜かれた切り株とか、そういうのを眺めた。 多分、ほかの人だろう。 寝ぼけてキットがやらない限り。 ) [Wed 7 Dec 2005 21:35:14]
お知らせ > キット@整地さんが来ました。 [Wed 7 Dec 2005 21:33:54]
お知らせ > 夜未@整地さんが退室されました。 [Wed 7 Dec 2005 18:42:43]
夜未@整地 > ( ―― 随分な時間をかけて、少しずつ、少しずつ。 漸くしぶとい根っこが地面から離れたとき、ひきうどは大きくため息をついて、座り込んだ。) ―… ごめんなぁ。 (無益なつぶやきひとつ、風に流して。) [Wed 7 Dec 2005 18:42:40]
夜未@整地 > (逢魔ヶ時も過ぎて、いよいよに深い闇があたりを包み込む。ぐらぐらしてきた切り株に、しめたとばかり小さくガッツポーズ。いくつもの命の根を絶たれて、切り株はもはや、しかりと大地に抱かれることがかなわぬ状態。) よぃ…っしょ! (あらわになった地面との間に手を差し込んで、少しずつ左右に揺らがせながら、引っこ抜く。) [Wed 7 Dec 2005 18:38:06]
夜未@整地 > (今日は新道具、小さいスコップ。結局スコップやないかいという突っ込みをざくざく背中に受けつつ。)      (根っこ、がしぶといのだ。ひきうどは四つんばいになって、かつかつと地面に浅く現れている根っこの一本一本を、丹念に絶っていく。) [Wed 7 Dec 2005 18:32:45]
夜未@整地 > (昨日の切り株の前。あきらめないし、ここであきらめたら仕事はやり遂げたとは言えない。) よーし。 (昨日は少々、手荒すぎたのだと思う。ちなみに曲がったスコップは、それなりに直してそっと置いてきた。 「ここに返しておきマース。」 「はいよー。」 そんなやり取り。気づかれてないといいな。(無理) ) [Wed 7 Dec 2005 18:27:49]
お知らせ > 夜未@整地さんが来ました。 『( さて、 )』 [Wed 7 Dec 2005 18:25:43]
お知らせ > 夜未@整地さんが退室されました。 『( 結論 ⇒ 無理やり曲げて直す。  ユリ・ゲラーによろしく。 )』 [Wed 7 Dec 2005 00:23:14]
夜未@整地 > (ぐにゃ。)    ( ―― すんごく嫌な手ごたえがー。 )    うっ ぁぁぁ…。    (如雨露よろしく、綺麗な彎曲になったスコップ。 ――  頭抱える。どうしようか、借り物。) [Wed 7 Dec 2005 00:21:52]
夜未@整地 > (――仕事だ。暖かいベッド、ご飯、ふわふわな枕に白いシーツ。呪文のように、口の中で唱えては無理に自分を納得させる。) せぇ  ぇ  のッ! (独りででも掛け声。やる気を出す為の調子あわせ。全体重―― 一般的なひとよりかなり重たい其れをかけて、一気にスコップに圧し掛かる。) [Wed 7 Dec 2005 00:17:40]
夜未@整地 > (数分後。)     (一度管理局まで足を運んで、借り受けたスコップ。大きめな石を探して、てこの原理で力を篭める。)  むぅ… むむむぅ――。  (中々しつこい。それにも――命の未練が残るようで、力も少し緩んだかも知れず。) [Wed 7 Dec 2005 00:14:35]
夜未@整地 > (雑草は一通り始末できた。 ―… というより、まだ顔をあわせていない何方かが、非常に情熱的に除去してくれているらしい。タンポポはほうれん草みたいで美味しいですよといらん情報。) ―… 道具、いるかな。 (力ずくで引いてきたけど、少々揺らぐだけだった。抜けかけて中々抜けない歯みたいで気持ち悪い。いっそ痛くってもいいからもぎ取ってしまいたい気分になるあれだ。) [Wed 7 Dec 2005 00:06:11]
夜未@整地 > (負けてられません。) …やっかぃ。 (さて、固まってる目前には、枯れ木の根っこだ。地面からしぶとく、50cmばかりの切り株となって突き出てるそれ。) [Wed 7 Dec 2005 00:03:27]
お知らせ > 夜未@整地さんが入室されました。 『( 先ず、遠くの同僚にエール。 )』 [Wed 7 Dec 2005 00:01:39]
お知らせ > キット@整地さんが帰りました。 『( つづく! )』 [Tue 6 Dec 2005 20:01:58]
キット@整地 > ( 楽しみだぁなあ、なんて、鼻息混じりにキットは雑草とバーサス。 ) [Tue 6 Dec 2005 20:01:52]
キット@整地 > ( なんでも世界には、でかい牙の生えた鼻の長い獣だとか、白黒の熊だとか、船よりでかい魚だとか、そんなものが沢山いるらしい。 さすがにあんまりでかかったらつれてくるのは無理だろうなあ、とか考えたりしてみるも、まあ期待する分には胸はいくらでも膨らむもので。 ) [Tue 6 Dec 2005 20:01:21]
キット@整地 > ( 自前のグラブは緑染め。 とはいえ枯れたものが多いこの時期、それほどのことではないけれど。 半ばあーぱーなテンションになっている阿呆がひとり、ただひたすらに雑草との格闘を繰り広げる中、きっと今頃、動物とかも準備されているんだろうなぁ――などと思うのだが、キットは蛇だの蜥蜴だのを除けばあまり動物というのを知らない。 あ、犬とか猫とかならわかるが。 ) [Tue 6 Dec 2005 19:54:45]
キット@整地 > ( もしもここで、キットが自分の心中をフルオープンで公開したとしたらこんな感じだろう。 ) ヤッフーイッ! これで暫く雑草ライフでハッピーだぜフゥーッ! ( もう枯れてるけどな、雑草。 なにはともあれ、順調に雑草を引っこ抜いて、袋へと投入。 額に汗流しながらも浮かれている様は、はたから見て気持ち悪い以外の何物でもなかった。 ) [Tue 6 Dec 2005 19:46:27]
キット@整地 > ( 片方は、「食べられる草」。 もう片方は、「食べられない草」。 割といけるんじゃないかと模索して試してみたところ、なかなか食える草は多い――味はともかくとして。 ) [Tue 6 Dec 2005 19:42:03]
キット@整地 > ( 表紙にそう書かれた胡散臭い本を片手に、雑草を一見無造作に引き抜いていくキット。 しかし、袋は二種類あった。 ) [Tue 6 Dec 2005 19:35:05]
キット@整地 > ( 「食べられる草、食べられない草」 ) [Tue 6 Dec 2005 19:34:28]
お知らせ > キット@整地さんが来ました。 [Tue 6 Dec 2005 19:34:10]
お知らせ > ザッハトルテ@西園寺邸さんが帰りました。 [Mon 5 Dec 2005 17:44:37]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ( … ) ( 連想 ) ( 容器の中の半分に減った赤いもの、…これが今の状態。 減った分は取り戻せない、考えるまでも無い話。 ) ( その傍ら もう一方のデキャンタに手を伸ばして、失った分を「補填」 ――…満ちた方の中身を減った方へと移し変える。 それを繰り返す。 反復 反復 反復 … ) ( ふたつの容れ物。 片方が「主」でもう一方が「従」、「従」に寄越したものをそのまま廃棄しているのが今、 ) ( …………… )  ( …見つけた )( 必要も無いのにデキャンタを買って来た意味を、多分。 グラフィカルなイメージが無いと作れない自己暗示、その鍵としてこいつは購われた そんな後付けの意味だけれど。 )  ( …そして。 最大の理由の後付け )( 何でこんな事をしているのか? )       ( ………責任転嫁 ) ( とまれ、取っ掛かりだけは手にした と。 ) [Mon 5 Dec 2005 17:44:35]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ( …だから次に求めるのは さしたる理由もなくこんなものを買って来たその理由、答えだけが手元にあって、そこへ至る式を後から作るような。 ―― 一方を手に取る。 酒そのものは新しいからこの容器の本来の目的、沈殿物を除去する意義は甚だ薄い。 意識 無意識に損なわれた、或いは始めから存在しない意義を探して手当たり次第な連想はやがて、酒の赤から導かれるシンプルなそれに落ち着いた。 窓辺へ寄る。 窓を開ける。 眼下には猫も人もそうでないものも居ない、 ) ( 庭先へ向けて容器を傾ける。 …来年の春辺り、この下の芝生の発育は良いか悪いか 益体の無い想像ひとつ、中身が半分ほど減ったところで酒の廃棄は終了。 飲まれる為に作られてそうされなかった液体には御愁傷様と偽善の極みな謝罪をかまして ) [Mon 5 Dec 2005 17:31:50]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ( ――…どのみち慣れなければいけない現象と振り切って。 デキャンタに葡萄酒を注ぐのは飲む為ではないけれど、空の容器に赤が注がれて量を増して満ちる それが2度。 飲む為ではないけれど、 …無為の行為に殊更意味を後付けしたくなるのは何なのだろう )  ( …考えるまでも。 )  ( 意味や目的が無いのは嫌だ、突き詰めてしまえばたったそれだけ。 デキャンタはワインを注いで漸くそのように作られた当初の目的を果たせるのだから、…もしこれが「水の容器としてしか使われなかったら」 ――それは既にデキャンタとは言えない、只の水差しと成り果てる。 詮無い拘りではあるのだろうけど ) [Mon 5 Dec 2005 17:22:37]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ( 先日自棄に近い気分で購った、一見した限りでは殆ど差異の見られないそれらへやる気のない目をやった。 ――…肩に背中。 その辺りから人の熱の温度が拡散して急激に冷えて、発熱 発汗 悪寒 …そんな悪循環を繰り返す。 後で水でも被ってくれば少しはさっぱりするだろうか、口の中もぱさついて大層気分の悪い。 ) [Mon 5 Dec 2005 17:14:36]
お知らせ > ザッハトルテ@西園寺邸さんが来ました。 『( 机の上のふたつのデキャンタ )』 [Mon 5 Dec 2005 17:09:47]
お知らせ > キット@整地さんが帰りました。 [Mon 5 Dec 2005 14:09:09]
キット@整地 > ( なんぼう善いことでも悪いことでもなし、ということか。 キットはそう考えて、夜までそうして抜き続けるのだ。 ) [Mon 5 Dec 2005 14:09:07]
キット@整地 > ( まあ結局のところ、この時この場所で行われていたのは、ひとつの労働で、それだけで。 [Mon 5 Dec 2005 14:08:12]
キット@整地 > ( だからちゅうて、生命をうんちゃらと考える奴を非難するわけでもない。 それは考え方の違いでしかないし、キットはどちらが正しいかなんて興味はない。 目下の興味は、この雑草どもをどうやったら効率よく始末できるかである。 ) [Mon 5 Dec 2005 14:06:59]
キット@整地 > ( こうやって雑草を駆逐しながら、生命がうんちゃらとか、キットはそういうことは考えたことがない。 草は草でしかないし、それは人間の命や動物の命と比べるようなものではない、という思考。 西洋的な考えか。 ) [Mon 5 Dec 2005 14:05:44]
キット@整地 >  今日で最後――だっけか? ( うん、とキットはすこうしばかり考える。 数字に関しちゃ弱いのよ、なんてな。 ずっかずっかずっかずっか、根ごと雑草を引き抜いていく。 ) [Mon 5 Dec 2005 14:02:31]
お知らせ > キット@整地さんが入室されました。 [Mon 5 Dec 2005 14:01:22]
お知らせ > 夜未@整地さんが帰りました。 [Sat 3 Dec 2005 23:45:47]
夜未@整地 > (一つ一つ、命なんだけどなぁ。もう枯れてしまったから、もう終わってしまったから、奪う程に鷹揚ではなくって、燃え尽きた命の回収役くらい、努めさせてもらえるだろうか。)       (いらぬ感傷に飲まれる前にと、手を急ぐ。) [Sat 3 Dec 2005 23:45:46]
夜未@整地 > (手袋は本当なら必要ないはずだけど、草の汁で錆びても問題だから、念のために同僚に借り受けた。みるみる内に緑にそまっていくそれを見ながら、洗濯して返さねば、などと心配を。)        (冬に近づきのおかげか、草の根は既にかなり緩くなっており、然程の力なくとも根こそぎ抜けた。) [Sat 3 Dec 2005 23:41:09]
夜未@整地 > (寒くなると、腕の付け根が痛む。本格的な冬が来る前には、ぜひとも新しいコートの一つでも欲しい。よく見れば、所々に既に先客が手をつけた後が。)      (随分な働き者だな、なんてぼやきながら、自分も草を抜き始める。) [Sat 3 Dec 2005 23:36:34]
夜未@整地 > (修辞法ではない、文字通り、軽く動かした腕からは乾いた金属音。) おしっ。 (やるか、と気合を入れる。力仕事は好きだ、頭使わなくっても構わないから。) [Sat 3 Dec 2005 23:33:20]
お知らせ > 夜未@整地さんが来ました。 『( よし、と腕を鳴らして。 )』 [Sat 3 Dec 2005 23:31:16]
お知らせ > キット@整地さんが帰りました。 [Sat 3 Dec 2005 20:42:09]
キット@整地 >  ―――ああ、ったりぃ……。 ( 雑草を袋に詰めて、本日はこれにて終了。 パンパンに膨らんだ袋を二、三かついで、帰宅。 ) [Sat 3 Dec 2005 20:42:08]
キット@整地 > ( キットはひたすらに無言で――まあ、誰もいないのに喋っていたら不気味だが――雑草どもを駆逐していく。 その表情にはそろそろうんざりしてきたという色が見え隠れしているのが明らかだ。 ) [Sat 3 Dec 2005 20:40:06]
キット@整地 > ( 二度と生えてこないように根の欠片すらも許さずに根こぞぎに引っこ抜く。 ) そういやぁよー……「根掘り葉掘り」ってあるよなぁ。 ( などというネタはきっと皆さん飽きているだろうから、キットもあえてやろうとはしない。 ) [Sat 3 Dec 2005 20:37:33]
キット@整地 > ( えんやーこーらさっ。 キットは今日も雑草どもを引っこ抜いて引っこ抜いて引っこ抜く。 たまに雑草じゃないかもしれないものもあるが、かまわず引っこ抜く。 ずっこずこずっこずこ、引っこ抜く。 ) [Sat 3 Dec 2005 20:34:41]
お知らせ > キット@整地さんが来ました。 [Sat 3 Dec 2005 20:33:00]
お知らせ > キット@整地さんが帰りました。 [Fri 2 Dec 2005 14:49:53]
キット@整地 > ( ―――そんな阿呆な熱意が。 ) [Fri 2 Dec 2005 14:49:51]
キット@整地 > ( オオバコ、ギョウギシバ、チガヤ、アワダチソウ、全て燃やせ。 カラスウリ!! カラスノエンドウ!! ヘビイチゴ!! イヌガラシ!! 少佐殿!! ワルナスビは? 引っこ抜け!! 当然だ、不愉快極まる、根も残すな。 ) [Fri 2 Dec 2005 14:49:41]
キット@整地 > ( 堰を切れ!! 草むしりの濁流の堰を切れ!! 諸君!! 第一目標は郊外予定地!! ) [Fri 2 Dec 2005 14:42:43]
キット@整地 > ( 突撃、突撃、突撃。 目標前方の雑草ども。 自軍総力ルーキーが一人。 しかしてその心意気たるや、一個大隊にも及ぶと信ずるッ! いざや突撃、突撃、突撃!! ) [Fri 2 Dec 2005 14:38:37]
キット@整地 >  おうしっ、今日もしっかり頑張るかねっ。 ( うん、とひとつ伸びをして、雑草どもを前に気合を入れる阿呆が一人。 ) [Fri 2 Dec 2005 14:33:44]
お知らせ > キット@整地さんが入室されました。 [Fri 2 Dec 2005 14:32:58]
お知らせ > 霧子@集合住宅3Fさんが帰りました。 『 そもそも、人が迷い悩む事に「解」などあるのだろうか。 』 [Fri 2 Dec 2005 02:28:37]
霧子@集合住宅3F > ―――――……。 ( つまり。 だから。 いつもなら前提の次に数式が出て、回答に繋がるようなレスポンスが其処で止まってしまう。 どうすれば良いのか、要因が彼女の心にあるのなら何をすれば良いのか。 其処にぽっかりと空白があって、自分が考えるべきことやすべきことが其処にある筈なのにまるっきり先に進まない。 筆記試験の「問い」に知らない単語が混じっていたみたいだ。 ) [Fri 2 Dec 2005 02:23:50]
霧子@集合住宅3F > ( 彼女の症状は大雑把に「幻聴」「実際的な負傷」。ただし怪我はその場で暫らくすると治ってしまうというものだ。 失血と痛みという部分も、この説ならカバーできる。 では、「何故そんな現象が起きるという思い込みを彼女はするのか」だ。 どこかやけっぱちなマギー。 情緒不安定なマギー。 ふと見るとアンニュイな顔をしているマギー。 いつも見ている彼女の顔は、私にその予兆を訴えていた筈だった。 ) ………貴女の事、知らないわ。 ( 本を閉じ、伽藍洞の部屋を見渡す。 彼女の性格。 彼女の癖。 彼女の嗜好。 それは極最近の彼女のデータに過ぎない。 1年程度の間に知った、表層だ。 それ以前を聞いた事が無いし、聞かれた事も無い。 果たして自分が過去を聞かれて、全てを話すだろうか? 出逢った当初なら話したかもしれない。 今は、わからない。 ) [Fri 2 Dec 2005 02:10:24]
霧子@集合住宅3F > ( 丁度探していた項目に辿り着いた。 前に読んだ時、成る程と感心した部分だ。 実際の症例として、こんな話がある。 催眠術師がとある被験者に様々な施術を試した。 被験者は次々と起こる不思議な現象に驚いては感心し、すっかり頭の中で催眠術師を魔法使いのように見ていたのだろう。 催眠術師はちょっとした好奇心で、男に「箸」を握らせてこう言った。「それはたった今まで鉢に入っていた、熱く焼けた火箸だよ」と。 男はビックリして木の箸を投げ出し、そして―――――実際に焼けて爛れた掌を見せたという。 「脳の誤認」の極端な例だ。 何となく気持ちが悪い気がする、と思って体調を崩すのに近いといえば近い。 ) [Fri 2 Dec 2005 02:00:23]
霧子@集合住宅3F > ( 彼女が催眠術という特殊スキルの持ち主だという話でもない。 それは平素から誰もが体験する「脳の誤認」。 夢の中で怪我をして痛みを実際に感じるだとか、階段がもう一段あるものだと思い込んで平坦な所でガクンと「踏み外す」とか。 高度な技術を持つ催眠術師は厳重警備された王宮に真正面から歩いて入るというし、ただの紙の束で買い物をする。 「認識しないよう」に相手の視点をずらすのだという。 極端な話、深く催眠状態に引きこまれると、「顔だけはどうしても見ることが出来ない」ように(※顔を見た部分だけ記憶中枢が働かない、という解釈も出来る)「顔が無い人間」という錯覚を相手に起こさせる事も出来るという。 さて、話が少し逸れた。 「自己催眠」だ。 ) [Fri 2 Dec 2005 01:51:55]
霧子@集合住宅3F > ( つまり、種明かしをしようというのだ。 別に彼女が虚言を吐いているという事ではない。 何処の誰もがはっきりとした正体を明確にしない「聖痕」の正体を解いてみようという試み。 「原因」は聖痕だとしよう。では「理由」は?実際に起きている事象は「なにごと」だという話だ。聖痕とはなんだ。 少なくとも感染病の類ではなく、彼女の先天的に持つ体質か、後から何らかの理由があって発生した外的要因がたまたま彼女に降りかかったのか。 それで、前者。 彼女の考え込む性格から考えて――――自己催眠、という可能性。 ) [Fri 2 Dec 2005 01:42:53]
霧子@集合住宅3F > ( 催眠術は「技術」だ。 決して魔法とかまやかしの類ではなく、脳の構造を利用した、説明可能な技術。 それは日常的に誰もが無意識に行っていることの延長上に過ぎず、特に人間のように「理解」とか「認識」とかを意識してしうようとするイキモノの盲点を攻める事で効果を発揮する。 石は石であり木は木であり水は水。 刃物は切れるし火は焦がすし夜は暗い。 身なりのいい人はお金持ちで頭のいい人は間違えないし魔法使いは魔法を使える。 人間はそんな記号に弱い。 何か小さな金属が跳ねる音がすれば皆足元を見回して、小銭を探すという話。 ) [Fri 2 Dec 2005 01:36:25]
霧子@集合住宅3F > ( "Hypnotism" 所謂、催眠術と呼ばれるもの。 「聖痕」についての考察本の荒唐無稽で私見と客観の区別の無い駄文に顔を顰め、塵でも放り投げるみたいにベッドに投げた数時間後。 毛布に包まって出窓に腰掛けた黒猫――のような印象だと人に言われる部屋主は、3冊目にしてようやく理解可能で読む価値のある本に辿り着いた。 二冊目の心理学書は既に数年前に何度も読んだものと大差なく、復習もそこそこに読み飛ばして参考にはならなかった。 ) [Fri 2 Dec 2005 01:27:41]
お知らせ > 霧子@集合住宅3Fさんが来ました。 『 一冊目はオカルト 二冊目は心理学 三冊目は 』 [Fri 2 Dec 2005 01:21:03]
お知らせ > キット@整地さんが退室されました。 [Thu 1 Dec 2005 15:07:20]
キット@整地 >  ……ふっ……なかなか、強かったぜ、お前…。 ( キットは勝利した。 人類は勝ち残ったのだ。 恐るべき雑草を、知恵と勇気で打ち倒し、薙ぎ倒し、切り払い、押し潰し、吹き飛ばし、破壊して、粉砕して、撃破して、蹂躙して、殲滅して、虐殺したのだ。 ―――というナレーションが入りそうなぐらいの夕日の中で、結局キットは、雑草との対決で力を使い果たしたそうな。 ) [Thu 1 Dec 2005 15:07:19]
キット@整地 > ( 〜三時間後〜 ) [Thu 1 Dec 2005 15:07:15]
キット@整地 > ( しかし抜けない。 まるで「おうなんやワレ、抜けると思っちょるんかいサンピンが」とでも言いそうなほどに不敵な雑草だ。 ようし抜いてやろうじゃねえかと、キット張り切り雑草をむんず、しっかり腰を落としてつかまえる。 さて。 ) ―――うぉシャアアアアアアアアアアアアッ!! [Thu 1 Dec 2005 15:02:42]
キット@整地 >  おっ……なかなかに手ごたえのありそうな、ぶっといのが。 ( もちろん雑草のことだ。 名は不明だが、しっかりとした茎があり、おそらく根も強力。 キットはそれをがっしり掴み、ふんぬっ。 ) [Thu 1 Dec 2005 14:56:39]
キット@整地 > ( むしりむしりむしり。 基本は根までしっかりと抜くことだ。 麻袋にむしった雑草を放り込む。 たまに食えそうな草だとか知っている薬草だとかは、別にしておこうかなんて考えちまうキット。 えんやこーらえんやこら。 ) [Thu 1 Dec 2005 14:50:27]
キット@整地 > ( まあ、多少は体力があるとは言えど。 ) ――さすがに、木ィ切んのは、ちっとばかし無理だな。 ( 道具も経験もない。 まあ道具のほうは要求すれば得られそうだが、それよりはこうして草むしりしたほうが効率がよかろうものよ。 ) [Thu 1 Dec 2005 14:40:21]
お知らせ > キット@整地さんが来ました。 [Thu 1 Dec 2005 14:38:00]
お知らせ > ミカドさんが帰りました。 『良くある。その逆もある。 仲裁まで入るぞ?(生々しい返答だった)』 [Thu 1 Dec 2005 03:07:51]
ミカド > 後で彼女に聞いてみよう。―――どうせこのスーツをプレゼントしに行くことだし(握った手は、脈打ち熱を発する。肉の隅々まで、鬼の本体たる血を行き渡らせて、滅びを拒んで悲鳴を――――)(-  cut  -)(握った指先を、少しばかり強く握る事で、意識の糸を縒り合わせた。 ――内心の舌打ちは顔に出すまいよ。ふと空を見上げて) 良いね。「話の分かる天使様」――神の代弁者?――神の子供?――神の使い?ならば、何時か聞いてみよう。聞きたい事は山程ある。 (既に一人。受肉した天使様に会っているなんて知らない男は、気楽にそういって)   ―――あぁ。 [Thu 1 Dec 2005 03:07:22]
お知らせ > ザッハトルテ@西園寺邸さんが退室されました。 『…死者が死人に説教くれるってあると思う?』 [Thu 1 Dec 2005 02:59:58]
ザッハトルテ@西園寺邸 > 挨拶どころかここまで連れ帰ったよ? 何でも持ち逃げされたようで――…黒毛玉君の仕業かも知れないな。 ( 邂逅の時はこちらが酷い状態だったから、何時の話かまでは黙す。 …流石に中にひとさまが入っていると知ればもう撫でまい。 多分。 何時ものような逡巡もなく、すんなりとその手につかまったのも酔い具合の証ではあったろう ) …話の判る天使様なら。 もっとも判らない手合いは――眷属だってお断り だね。 ……… その時は報告するよ。 心配されるのは苦手だから。 ( そのまま連れ帰られるようにして玄関をくぐる、最後に死霊術をものとする彼にこんな問いをひとつ残して ) [Thu 1 Dec 2005 02:59:45]
ミカド > おや、既に挨拶を済ませているとは意外だ。後々君の部屋に放りこんで、君がひっそり撫でるか撫でまいか葛藤する所を見ようとしていたのに。(なんか言った。さらりとなんか言った、心底残念そうな顔までした。貴方が壁に手をついたのを見るに、本当に――酔っているらしい。珍しく、「どうぞ」と、傷付いていない手――猫を引っ掴んでいた右手を差し出して)…そうだな、悪魔の友人は居るんだ。だから、今度は天使様なんてどうだい。ライカニアもいい。(白黒熊のライカニアなんて居るのかな?――付け加えた言葉に、笑みが混じる。くつくつと口元を隠して笑って) あぁ。 金魚を飲み込んで、無事に吐き出すってヤツか。(※大間違い) 仕事が終っったのなら、是非に。 良い知らせを待っているよ。 無事完了したあかつきには、良い酒でもプレゼントしよう?――――………。 (妙なものなんてこの館には溢れている。 奇妙なものを集めるのが好きな主は、奇妙の中心で笑った)―― 好きなんだから仕方あるまい。 (結論) [Thu 1 Dec 2005 02:52:14]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ( ポジティブシンキングって大事だと思った )( そういう事にしましょう確定。 解放された黒毛玉はつい先日と同じようにたったかたーと全力逃亡するのだろう、果たして明日以降もその姿をここで見られるかどうか。 神の味噌汁。※間違い※ ) …あの熊喋るよな。 とても切れる、聡明な――…次は何を連れて来るおつもりなのやら少し楽しみだ。 ( 眷属に人間に幽霊。 思えば熊さんはコイツにわしわしされたり何だりで踏んだり蹴ったりである――心底南無。 さておき、石榴色の先には酒精に緩んだ血の色。 ) …大丈夫。 仕事の方もひと区切りついたし、手の空いているうちに考える。 本来使役と言っても強制なのだし? ――…引き綱を上手く捌けばどうにかなると思う。 ほら、何だっけ――鳥に魚を釣らせる。 喉を縛っておくのだっけ? 捕らえた魚を飲み込めないようにする、あの酷いの。 あれと同じだよ。 ( ゆるゆると表情崩して、なんかこー――…そろそろまともな思考が怪しい。 ) 妙なものを眺める趣味に目覚めて如何する。 全く仕方のない――…だめだろう、こんなに緩みきっちまっては。 ( 壁に手をついて立ち上がろうとするだろうか ) [Thu 1 Dec 2005 02:36:29]
ミカド > (……。)(気にしない(゜3゜)! もし白黒世界でも、なんかチカチカしてるように見えるんだろう!!――無理矢理納得させるサプライズ――鳴かぬ不如帰をいかがする?無論鳴かせるんだよ!!!) ハッハ!禍根?寄り付かなくなる?……それは、此れを着ないからこそさ!一度この素敵オーダーメイド西園寺スーツを着用すれば、もう四足君のハートは僕にまっしぐらだね!!(血塗れのオテテを振りながらなんか言った)幾ら獣と言えども、自分の体にぴったりのスーツに色々感じる事もあろう!僕は其れにかk――――(熊の縫い包み)―――………。(もう片足を突っ込まんとした所で手が止まった)―――いい。(ぽつり)それはいい。うん。あの熊君にこの蛍光スーツを着せるのはとても良いね!(主様の自室の上に並ぶ縫い包み四体。その一つに熊の縫い包みがある。「おまけの人生」と豪語する熊たんが…!) そう言えば、僕の家にきた祝いも渡してなかったな、それはいい。うん。そうしよう。(説得成功⇒猫解放。)(かわりに、熊の誰かさんは、「な、なんだってー?!」状況だろう。恨むなら、隣の酔っ払いのポケキューさんだ。)――(黒い背中が文字通り、飛ぶように庭を突っ切ってゆくのを見送りつつ) ふむ。 (先ほどに比べたら、一匹居なくなった分静かになった二人の周り。 改めて、貴方の方へ流す視線)―――……。(一秒・二秒 見つめて)…… 僕にとっては、良いことかな。 何時も僕の方が先に潰れるからね。 君の酔うた顔を何時も見られると思えば――……でも。(それは、制御できないという事)……危険じゃぁ無いのかい。(心配性の誰かさんは、念を押すように尋ねて) [Thu 1 Dec 2005 02:25:07]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ( 実はもし猫が色の判別つかなかったらどうしようとか思ったどっかの背後。 怖くてぐぐれない←何の話 ) そう言われると見られないから良いのかもと思ってしまいたくなる。 ――…うん。 そちらはその時が来たら考えるとする。 や、無理とは言わないけど禍根を残すだけなような気もする。 黒毛玉君が二度と庭に寄りつかなくなったり? ( 針作業 ) ………その努力は尊いと思うけど――…世の中無駄な努力というやつも存在するんじゃなかろうか。 出来は良いみたいだから、あの熊のぬいぐるみに着せるとか小物としてリコリス嬢に贈るとかじゃだめかな? ( よくよく見たなら小型とは言え、いや小さいからこそ出来の良さが判るのだろうちんまいスーツを眺めて、片膝を抱えた ) 何時もは扉の開閉くらいはすぐ出来るのだけどね、その「扉」の形が上手く結べん。 血が巡ると酒も巡るって話、リーズナブルに酔えるってな良い事なのだかね? ( 猫がギャースとすごい鳴き声。 どっちも頑張れー、とか酷い応援が出る辺り何かと脳ミソが緩んでいる訳だ ) [Thu 1 Dec 2005 02:11:46]
ミカド > (猫VS貴族様。首根っこ掴んでブラブラしてるのに、互角勝負。)(猫も必死だ。なんせ、トラウマの青がちらちらしている訳だから嫌がる嫌がる。背中の毛が逆立って、フーフー言うてます。シャカシャカ動く前足が、がっちり貴族様の手の甲に食い込んで、タダイマ睨みあいの膠着状態)触れないかもしれんが、見れるかもしれない。『移動動物園』なんて言うくらいだから、色々なところを旅しているんだろうし、もしかしたらもしかするじゃないか。駄目でもっともっと(違う)だよ。ザッハトルテ君。(届かない夢。――なんだか、猫に此れを着せるのが無理だと言うているようじゃないか。む、と唇をへの字に曲げ) 青い鳥が「幸せ」を届けてくれないなら、自分で捕まえにいけばいいっ……!ここ数日寝ずに!寝ずに!此処僕が!この猫の為に針作業した努力は報われるべきだと思わんか!?(己の声に気分が盛り上がったのか、再び格闘開始だ。 あ、にゃんこのアンヨはいったー。)――― あるね。(にゃぎゃー。猫の鳴声再び) 似てるね。 死霊術も切欠はそんなイメージから、だ。 僕は 「糸」かな? 幾つも幾つも漂ってる中から、一本掴んで指に絡める。それで繋がる――……飲みすぎ。(へぇ、と目を細くして) [Thu 1 Dec 2005 01:59:42]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ( 言うと理由は兎も角裏拳飛びます。 照れ隠し? さあ。 少なくとも本人には判らない事。 一見動物虐待のようにも見えるが、フィジカルに虐待されているのは貴族様の方だと思う眼前のデスマッチ。 ) ………しろくろ。 ( そも、動物園が何だか知らない。 不明な箇所を飛ばしても意味は通じるから、例えば陽光を克服できなかった眷属がそれでも太陽をひと目見ようと棺桶の蓋を開けるような。 ) あれ、珍獣だよな…もし万一仮に来ても絶対に触れないよな。 だったら――…見たいね。 この際人喰い動物でも良いや。 青い鳥なんかよりずっと価値があると思うよ? 何だっけ、幸せの青い鳥だっけ。 届かない夢を見るのも結構だが ( 猫にスーツ。 ) …そろそろ諦めちゃ如何だろうか。 いいかげん気の毒になってきた。 ( どっちが、とは言わないが。 おそらくどっちもだ ) ――…そんなところ。 目を閉じても物の形が思い浮かぶ事ってあるだろう、それが鍵。 扉の形がそのチャンネル だから―― ( 体温を作っている従魔と使役者を繋ぐ扉を閉める想像 ) …ちょっと上手くいかない。 飲みすぎは良くないらしい、ひとつ学習。 [Thu 1 Dec 2005 01:46:28]
馬鹿貴族 > (なんだかその仕草が、ちびっこが慌てて何かを隠す其れにみえてしまって、非常に可愛く思いました。まる。言わないけどね。言わないけどね…!機会があれば投げるだなんて思われてるの、さっぱり知らないけどね!) 白黒毛玉に拘るね。(ぼそ)…そう言えば、「移動動物園」の話は知ってるかい?…今、「どの動物が来るなら見に来る?」とか問うているらしい。「白黒熊」と記入してくれば、もしかしたら、もしかするかもしれんよ?(貴方の白黒毛玉熱がどの程度なのか、いまいち実感していない男は、カラカラ笑いながら、言われた通り猫に着させようと手を動かし始める) 蒼い鳥をね、(ばりばりーにゃんこの爪がジャカジャカ肌に爪の跡を描く)作ろうと思って(ばりりー)たんだよっ……!!!(ふぎゃー)鮮やかな青い鳥(ばりばりばり)はっ…一見の価値っ(ふぎゃぎゃー)ありだろぅっっ……!!!猫君、君少し大人しくできないのかな!借りて来た猫になるといい!(意味が違う)(さてさて、猫と格闘していた手はそのままに、顔を上げる)(「扉を閉めるから」) …… 。(量的には) ………。(溢される言葉の意味を組み合わせて、導き出した結果は)…… 熱の所為で「酔っている」と。 [Thu 1 Dec 2005 01:33:05]
ザッハトルテ@西園寺邸 >  …。 ( 指差されて、それまでさすっていた掌を見て――シャツの袖でぐしぐし拭った。 何か今日は色々ダメポ。 何時もとか言わない。 きこえなーいきこえなーいを貫くのがよろしかろう、けれど機会があればきっと投げる ← 断言されても。 ) そんな色で何を形作る気なんですか貴方は。 蛍光ブルーの犬毛玉に蛍光ブルーの猫毛玉――白黒毛玉は白黒じゃないと意味がないから格別却下だ。 …………。 無駄にしない姿勢は素晴らしいと思うけれど、だからと言って四ツ足に服着せてどうするのかと。 何なら着せて御覧? 見てるから。 ( 猫掴みでぷらーんとしたままじたばたもがいているであろうにゃんこをちらりと横目で見るのも微妙な半眼 ) ――…量的にはこれっぽっちもなのだけどね、自分でも妙な気分だと思う。 ( 軽く笑った後一度口元を覆って、息が酒臭いとか思われるのが何となく口惜しい。 ) ……扉をね、「閉める」から――… ( ちょっと待って、と。 ) [Thu 1 Dec 2005 01:19:41]
馬鹿貴族 > (何時もと立場が逆らしい。ダクダク流れてる血を、左手の「蛍光ブルー」ごと指差して「血」と呟いた。)………………。(聞こえたかどうかは……げっふんごっふん咳払いしながら、聞こえない振りを必死でしてる男を見て察していただけると幸い。)呑んでいるのを咎めているわけじゃないさ。ただ。(ちらりと背けた視線が一瞬戻って)随分呑んでるみたいだ。桜色の目元が艶っぽくて良い。(―差し出した蛍光ブルーはスーツのジャケットの形をしていた……ただし、ミニ。超ミニ。人間の子供でも着用不可能サイズ。) ………。(指差され返された蛍光ブルーを軽く揺らし) 先日の外套の慣れの果てだ。もうあの外套はどう足掻いても修復不可能レベルだったからね。だからと言って捨てるのも惜しい。――何処ぞの誰かに送りつける縫い包みにでもしようかと思ったんだが。……まぁ、色々考えた結果? 外套をずたずたにしてくれた四足君に返そうかと。 [Thu 1 Dec 2005 01:09:26]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ( 盛大にぶつけたデコさすさすしながら胡坐座り。 ダクダク血ー流れてるけどそのうち止まるのでしんぱいごむよう ) … ( コイツがじと目で貴方を見るのはそれほど珍しい事ではないが、良く良く見たなら目の縁辺りのついぞ見慣れぬ色が見えるかも知れない ) 何時か投げる絶対投げる ( 不穏な呟きは木枯らしに乗って流されたか、耳に届いたか。 ) ――…呑んじゃ悪いか。 たまには酒くらい飲みたい日もあるんだよ月末とか――――ってその掴み方は止めよう。 ものっそ嫌がってるように見えるのは私の気の所為か? それから――…何その色。 ( 外套か、或いはスーツか。 鮮やかなブルーをぴし、と指差して。 もし猫にも同色のスーツなんか誂えてたら強奪する勢いだ! ) [Thu 1 Dec 2005 00:57:02]
馬鹿貴族 > (西園寺家の庭には、二羽吸血鬼がいる。)(だからなんだとか言わない。――沈黙の45秒はしっかりと此方も沈黙していた。猫も勿論黙ってた。 一人と一匹がじっくり貴方が起き上がるまで確り待った) 余り楽しそうには見えなかったな。 どういう遊びなのか説明してくれるかい?僕が見た所、なんだか二階の手摺りからずるっと身体を滑らせ、地面に激突するだけの遊びのように見えたんだが。 って、いや、僕は謹んで遠慮するね!!ちょっぴり野蛮な遊びに見えたしね!足が砕けても、首が折れるかどちらかだろうし―――……。……。君、酒飲んでるのかい?(貴方が酔っているなんて思っても居ない男は、猫を右手で猫掴みしたまま尋ねた。 打開策?気がついていないとも) [Thu 1 Dec 2005 00:50:40]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ( 落下。 )( 建物の2階の窓 と云うのは無駄に特化した能力の結果、自分にとっては大した高さに入らない。 但しそれはあくまで着地が前提であって―― )( とか言ってる間に猫君と死闘バトルロイヤル中の貴族様の真横になんかおっこちてきた。 全く大した高さではない。 ) ――――ボテ      ( 空白の45秒 ) … ( 沈黙 ) ……………… ( バイ●ハザードのトドメ刺し損ねたゾンビよろしくむっくり起きた ) ……ああそうだねあったらしーい遊びだね。 投げて差し上げるからやってみるか ( 絡み酒っぺえのが何か言った。 打開策→にゃんこ差し出す ) [Thu 1 Dec 2005 00:39:26]
馬鹿貴族 > ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。(どすんと隣に落ちてきた何かを、空中から、地面に着地?するまでを、ぽかんとした面で眺めてしまった)――――……。(落ちてきた『それ』が何か分かると、驚いた右手の猫とそっくりの顔で)……………   新しい遊びかい?  [Thu 1 Dec 2005 00:36:08]
馬鹿貴族 > 顔っ顔は止めないか…っ……!!白四足君、いいかいっ…!此れは君のした事に対する贖罪の意味もあるんだっ…!!さぁ、着るんだ!大人しく着るんだ!き―――……(ずるり)……あ?(真上から、布が何かと擦れる音が聞こえた。無意識のうちに見上げ――――)―――             。(空中にダイブした誰かさんの緋色の瞳が見えた気がした。――避けるとか、受け止めるとか考える間もなかった。よって、男は、右手に猫、左手にしつこく蛍光色の何かを持って、座り込んだままで―――)(この発言秒数一桁 偶数:ぶちあたる 奇数:横に) [Thu 1 Dec 2005 00:33:49]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ( … )  ( ……… )   ( 頬杖の肘が少しずつ滑る。 前にのめる。 だめな飲み方 だめな酔い方、… ) …………………… ( 何をやってるんだろうね ) ( 頬とそこに押し付けた手の甲の温度差が気持ち悪くて心地良い。 何にもならない無為がばからしくて愛しいなんて不毛にも程が ) ………… ( なんかきこえた ) ( 窓の下枠を両手で掴んで 身を乗り出して――…そのまま落っこちた。 トキノミヤコの悪霊・SAD●KOみたいなのを想像して下さい ) [Thu 1 Dec 2005 00:24:43]
窓の下 > (本当に鳴いていた。)(しかも「にゃー」なんて可愛いもんじゃない。明らかに危険を察知して、警戒+悲鳴を上げているような鳴声だ。)こらっ……引っ掻くんじゃ無いっ……!痛い。痛い。痛い。ストップ落ち着くんだ白四足君っ……!!何も危ない事はしないと言うのに!(一緒に、なんかの声も聞こえた) [Thu 1 Dec 2005 00:22:14]
お知らせ > 窓の下さんが入室されました。 『(猫の鳴声:ふぎゃぎゃー!)』 [Thu 1 Dec 2005 00:19:18]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ( 見上げた先は細い細い三十日月、これから新月を経てまた肥える過程。 満ちて欠けた頃にはこの年も過去のものになるんだろうか。 与えられた時間、タイムスケールを顧みればたかが1年。 街中で耳にするようになった「早いもので」だの「またひとつ歳を取る」だの ――…理解できないのか理解できなくなったのか、考えるのが今は面倒。 空にしたタンブラーを指で弾く。 考えても仕方ないのかも知れず、かと言って思考放棄は御法度。 …窓の下で猫が鳴いてる。 餌の代わりに酒でも飲ませてみようか とか ――…空き瓶を投げつけてみようか。 実行する気もおそらくないくせしてろくな事を考えない。 適当に注いで適当に空ける、味は二の次どころかどうだって構わないのだから新作も何かと台無し。 ) [Thu 1 Dec 2005 00:11:33]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ( だらしなく頬杖つきながら、空いた片手で手酌なのはひとりなのだから自然として。 暴虐の酒場――とか云う店は名前くらいは知っていてもイメージ先行というか、落ち着いて呑む場所ではなさそうで結局一度も行って居ない。 良くも悪くも煩雑な所ではあるそうだし、値段と提供するもののバランスは悪くないそうだけれど合う合わないを論ずるならば合わないんだと思う。 …で。 ) ( 面白い事になったと思う ) ( こふ、と吐き出した息が無駄に熱かった。 成る程血が巡ると回りも早い、酷く低燃費で効率良く――酒が回る。 月極めの納期を無事クリアした打ち上げ と云うにはかなーりローテンションではあるが。 ) [Wed 30 Nov 2005 23:55:52]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ( 開け放した窓からするりと夜風が滑り込んで、レースのカーテンを撫でていった。 何が見えるでもないのにその軌道を部屋の中央から奥へと目で追いかける。 灯りを消した暗い部屋の中の空気はすっかり冷え込んでいる――…おそらくは。 人間の温度を作ってみてもそれを感じない時がある、例えば今 とか。 )  ( 机の上には今年新作の葡萄酒と明らかにそれ用ではないタンブラー ) [Wed 30 Nov 2005 23:41:48]
お知らせ > ザッハトルテ@西園寺邸さんが入室されました。 『( …面白い事になったと思う。 )』 [Wed 30 Nov 2005 23:35:41]
お知らせ > 酔狂少女さんが退室されました。 『湯水の如く流れる情報。ソレを聞き終え、客人が帰れば…満足気な笑みと共に刃を己が肩へ落として』 [Tue 29 Nov 2005 02:47:20]
お知らせ > 冒険者風貌さんが帰りました。 『(流れ出すコトの重要さを知らぬ儘、情報漏洩は未だ続く――?)』 [Tue 29 Nov 2005 02:43:07]
冒険者風貌 > ――どンな? 表向き、というか―――……親父が把握してるのは、正規ルートだけやろから、それなら、車屋の運営と、土産物の流通。(裏側、と問われれば、ム、と表情を顰め――)……コレはホンマのネタかは知らんけど。な。(暫し、考えて)……ティアンやら、アングリマーラにヴェイトスから、 「 人 」 運んでるらしい、とも。(つまりは、ヴェイトスで 捕獲 した 奴隷 の、大量輸送。)(雇われ御者の戯言かも知れぬ、真しやかに囁かれる噂。其の様は、3坪も無い馬車の荷台に正に 荷物 よろしく詰め込まれた、人がおぞましい程だッたと。)(煙管を取り出し、肩を叩き始めた貴女に娘は館で聞いた、胡乱な出所も根拠もハッキリせぬ噂を教えるだろう。恐らくは―――愚か過ぎるが余り、其れが己の家にとって如何なのか、など知らずに。)―――ふゥン。まァ、錫音はん、自分でやってや。(手を振る様を見て、また肩を竦めた。)(そして、ややあって、カメオに手を伸ばすだろう。貴女へ、いいやろ?と、視線を送り乍――) [Tue 29 Nov 2005 02:36:57]
酔狂少女 > ほぉン。物流けぇ… そらぁ、上等じゃぁ。 おン…そンなぁー、親父さんぁ――どういうモン流しとぉか…どう言うモン仕入れとぉか… 最近は、どなぁなモン流そうかぁなんぞ――けぇの?(出来らぁ、裏っかわで流れとぉモンやら聞きとぉモンじゃぁーが…と、ポツリと漏らしたりしつつ、やがて… 懐からキセル取り出し、それで再度肩を叩き――) いンや、ウチんも事情っとぉモンがぁあるけぇの。 怪我して行動出来ずっとぉ事ンしとかぁ、怪しまれンとぉ―― (まっ、そんナイフが駄目なぁ… 後で自分で如何とかしとかぁ、と…手をパタリパタリと振れば―― チラリ、後で帰る事ァあるとぉなら口裏合わせ頼まぁ、と笑った) [Tue 29 Nov 2005 02:24:39]
冒険者風貌 > ―――追いかけたらえぇねん。あの阿呆親父、金だしよるから。フリ、したらえェンや。(ナイフは、大切な道具だから、と首を横に。) [Tue 29 Nov 2005 02:15:30]
冒険者風貌 > ―――、あぁ、(早速、此方の手の届く範囲まで近づけられたカメオ。かくり、胡坐をかいた体勢で、娘は小首を傾げん)………、俺が、知ってることなんて、ホンマ大したコトちゃうで?(前置き一つ、こほんと咳払い―――)  ……うちは、クリスティアなンやけどな。(思い出し、思い出し、語ろうか) 貿易関係やから、な―――ヴェイトスに関しては、物流で役立つとは、思ってるようやけど。 ……そういうンが聴きたいンやないやろ、何が聴きたいねん。(カメオには未だ手を伸ばさず、貴女の聞きたいことを答えて、さっさと帰ろう、と。) [Tue 29 Nov 2005 02:14:33]
酔狂少女 > そぅけぇ。なんとぉつれんもんじゃぁの。(酷いっ …等と、冗談の様にカラダをくねらせ…ケタケタと一頻り笑ってから、自分が示した場所へと胡坐を掻く相手をチラリ。それから… 吐息一つ吐き出し――) そんじゃぁ、さっさと色々聞かせて貰っとぉけ。例えば―― おンしん家や、ご近所さんらぁのヴェイトスに関する見方やら、モノん流れ…っとぉモン、分かる範囲けぇの?(その彼女の手がギリギリと届きそうな位置へとカメオを投げ…それから吐き出すのは、そんな情報を… 求める言葉。 早い話が、目の前の彼女に、家の情報を売れと言う事だろうか? 普通に考えれば、カメオ一つ取り戻すには高過ぎるかもしれない…か――) ……ぁー、そんだけじゃぁ おンしの追っかけェ復帰せなぁアカンとぉからのぉ… まぁええわ。ナイフ一本置いとくだけでええわ(そぉすら…ウチが自分でヤッとく、と…ポツリ漏らしながらモゾリモゾリ。 己の姿勢を…片方の膝を立てる様な…その膝に自分の顎を乗せる様な格好に変えるだろうか) [Tue 29 Nov 2005 01:59:01]
冒険者風貌 > ―――同じようなもんやとは、言わんけどな。(からかう様な笑みに、肩を竦めた。)(投げられた言葉に、答える前に、部屋の中へ招き入れられれば、兎角、其れに従うだろう。指されたあたり、ぺたりと、胡坐を。)―――……あぁ、せやけど。のンびりはしてられンで。(其の後に続けられた言葉)……あぁ、(笑う声に、肩を再び竦め)……蹴りでも、殴りでも、入れて逃げたる。(腿と腰に下げた短剣は使わぬ。と。)(座り込めば、かちゃかちゃと音を鳴らす数本の短剣。まだ、「 使われた 」ことのない、其れ。) [Tue 29 Nov 2005 01:48:08]
酔狂少女 > 帰りァ 此処ン、光物ぶっ刺しとぉてから…窓から帰りぃ。 そぉすらぁ、言い訳も立たぁ…(  そう、言って、ケラケラと笑った  ) [Tue 29 Nov 2005 01:37:31]
酔狂少女 > …… 虚け(ウツケ)じゃて、ウチぁーの。まっ、虚けと莫迦ァ違うけェ… の?(カメオを握り締め、彼女の前を歩きながら…ふとチラリ振り返れば、浮べるのはからかう様な笑み。 アマウラのとある国盗り大名も、大虚けじゃぁての?などと、ケタリケタリ。 それから、やがて…自分の、塒である部屋の前へと立ち止まれば…ドアへと手を掛け――) ほぉん…そぅけ、覗けとぉか。どぉじゃ… 酒瓶の底ァ…おんしンとってぁ優しゅうかっとぉ?(ドアを開け、部屋へとカラダを滑り込ませながら… 返答に言葉を返すだろう。 それから、相手の答えを待たずして…ツカツカと部屋の中央まで足を進めれば、ベタンと床へと直に座り込み――……) ほれ、座り? 色々ォ聞かなンとあかんと…立ったマンマとぉ辛いじゃろ―― そんと(見上げ、笑み一つ浮べながら言葉を吐き出していけば――― やがて、着流しの肩口をコツンコツンと拳で叩き…  一呼吸) [Tue 29 Nov 2005 01:36:27]
冒険者風貌 > (何処で切れる。ドチクショウめ。)(だが、其れを取り返すのが、今宵の目的。―――なれば、貴女の後ろを。) [Tue 29 Nov 2005 01:29:04]
冒険者風貌 > ―――アンタ、莫迦なンか、頭えぇンか…ようわからンなァ。(ようやっと――貴女が言葉少なに、吐息をつくようになって、此方はくつりと低い笑みが漏れた。)(浮雲か何かのように、つかめぬ。) ……俺は、逃げることで、少し覗いた、で。(トンチのよな言葉に、返したのは――貴女にならば、意味は伝わるだろうか。伝わらねど、構わんが――)                        (貴女と店主らしき人のやりとりを見遣る。唯、無言の儘に。)   ……、(カメオが見えた)      …… ………。(ふ、と其れを見れば、安堵したような表情すら浮かぶ。)(だが、其れを取り返すのが、今宵の目的。―――なれば、貴女の後ろを [Tue 29 Nov 2005 01:28:23]
酔狂少女 > いンや…  構わンと。(返す言葉は短く、そして… その後に吐き出す吐息は少し長く。 そんな様子で宿の戸を潜りつつ、宿主を探る様に視線を巡らせていけば… 後ろから掛かるは、酒を呑む理由。 それに、ふっと動きを止めて――…) いンや、酒瓶の底ぉ通して…ずっと、世の中覗いて居とぉだけとぉね。(…――返す言葉は、何処かトンチめいた様な…そんな言葉だろうか。 ソレを吐き出せば…やがて、再度視線を巡らせ…漸く見つけるのは、宿の主。 ソレに手をヒラリと振れば――) ぉう、オッチャン。コレで何時もみとぉ人払い…あと、こっから例の預かり賃引いといとぉ(手渡すのは1万3千程の金。 引き換えに渡されるのは、件のカメオ…  ソレを受け取れば、ふらりふらりと自分が塒にしている部屋へと足を進めていこうとする、だろうか) [Tue 29 Nov 2005 01:21:40]
冒険者風貌 > ―――……悪いな。(笑ってやれなくて)(そうでも言うが如く、語散る。) ……酒か、鬼子はんも、退屈凌ぎで酒飲んでるンか。(―――同じ。)(先日、酒場で貴女に娘が気まぐれに接触したのも 「 つまらない 」 を壊すために、酒と退屈しのぎに逃げるが為。少し、口元を緩めん。)                ……、(辿り着いた、といわれた場所は。「 そういう 」場所。)…… ………(貴女の声を聴いて)………、そう、やな。(頷かん。)(ややも、自棄になったが如く、此処まで来て、取り返すことが出来無いのなら、もう仕様が無いと思える。)(故に、指差された方を見据えて、―――貴女の後につくだろう。) [Tue 29 Nov 2005 01:12:23]
酔狂少女 > そぉけ… まっ、如何でもえぇとぉ…(そう、言葉をポツリと漏らせば… やがて、ふっと見上げるのは、夜空の月。ソレを見上げながら、歩き続ければ… やがて、辿り着くのはとある安宿。 料金通りの見た目と、料金通りの中身のソレの前に辿り着けば―― やがて、足を止め…) まっ、ツマランとぉなら… 如何でも良かぁ。 世の中のォ…ツマランモンじゃ。 ツマランから、ウチぁ…酒っちゅう麻酔でココロォ狂わせて、楽しゅぅさせとぉ。 酒は良かぁ…夢ェ捨てとぉ奴でも、ココロォ狂わせて…夢ェ見させてくれとぉ(暫し、其の場に立ち止まれば… 空を見上げたまま呟くのは、そんな言葉。 呟き、呟き… それから、ふっと視線を降ろせば――) おぅ、道中ツマランとすまんとぉな。そんじゃァ…中ァ入って、オッチャンに『休憩代(クチドメリョウ)』払って… 『しっぽり(トリヒキ)』しよぉけ?(宿代ぐらい、坊主が甲斐性見せてくれとぉ? などと、冗談を言って見せながら、振り返り… 宿の入り口を親指で指差すだろう。何処か、悪戯っぽい笑みを浮べた侭―――) [Tue 29 Nov 2005 00:52:37]
冒険者風貌 > ……さァな。知らん。 (少しずつ暗くなっていく通り、時折振り返る貴女と視線を合わせぬように、俯き加減に歩くのは娘の意地か、何かを隠すのか。)(酔いどれの口から漏れる 与太話。 )―――全然オモろあらへンやないか。 (言い捨てた。)(部分を己の境遇に被せた、其の奇妙なる話は、娘の苛立ちを高めるばかり。ぎちり、歯噛みがまた響く…――)   まだ着かんのか。 (其れに、娘は既に己が女であることは、如何でもよかった。其れよりも、自由な世界、冒険、絵本や小説で読んだ世界に憧れた―――其れが唯の幻想だとも知らずに。) [Tue 29 Nov 2005 00:43:27]
酔狂少女 > そぉけぇ… 逆ン、そう言うモンじゃぁから…妙に手放せンとぉモンかぁの? まっ…羨ましゅぅモンけぇーの(そう… ふらりふらりと、段々と薄暗く…陰鬱になっていくだろう道を歩き続けながら、時折… チラリと視線を後ろに着いてくる彼女へと… 「着けられとぉないな?」と、確認する様な視線を送り――…) ぉン?そぉけ… そんじゃぁ、ウチが楽しゅぅお話でもしとぉけぇの… 例えば――… 見合いが嫌じゃぁーってンで、逃げ出して… 捕まる間、とっかえひっかえ男ォ抱かれとぉって…見合い兎も角、自分ン家まで追い出されとぉ馬鹿な女ァの話とぉけェ…の(そして、相手の…何処か、苛立っているのだろうか? そんな風に思える言葉に構う事無く、此方から言葉を続けていけば… 口から吐き出すのは、そんな妙なお話。  まるで、的確に誰かに、悪魔の囁きでもする様な? それとも警告を与える様な? どちらとも着かない様なソレ――― まぁ、原案、酔いどれ。脚本、酔っ払い。監修、酔狂 な話なのだから仕方ないだろうが) [Tue 29 Nov 2005 00:27:58]
冒険者風貌 > まァ。  顔も覚えてへンようなオカンやけどな。(娘が物心付いたとき、既に母親の姿は無かった。ボヤけた思い出にあるのは、常に褥に横たわる、弱い笑み。―――其れも朧げだ。)(ふるる、と首をふるって――)あァ。悪いな。(貴女が先を行くならば、道程も何処にあるのかも知り得ぬ小娘は、後ろを付いていこう。)(時折、周囲を見回し乍――)     厭なこと、てなンや。人聞きの悪い。 オモロイ話なンかあれへんなァ。生きるンに精一杯やから。(他愛も無い言葉すら、蹴り散らかすよな言葉端。思いやりの欠片も無い。引き摺るよな足取り、貴女の後ろを歩く冒険者風貌は、時折、浅い溜息を何度か。)(其れでも、歩く。) [Tue 29 Nov 2005 00:19:25]
酔狂少女 > ――――― そぉけ。お袋ンのぉ… (ふっと、その言葉を聞けば…やがて、そんな言葉を吐き出し…何処か遠くへと視線を送る。 それから、ふっと吐息を一つ吐き出せば… やがて、後ろを振り返り後ろで手招きを一つ。) そンならァ、急がんとぉの… 行こうけ? まっスラムん近くじゃが…そなぁ、危なぁ場所じゃぁ無かぁ。 (その後で、言えば… やがて、彼女を先導する様に歩き出そうとするだろう――) おンしが『嫌な事』せんとぉ良ォなるかもしれん…面白ォ事でも話しながらぁの?(そんな、他愛無い事でも口から漏らしながら――) [Tue 29 Nov 2005 00:12:38]
冒険者風貌 > ……別に、要らンねン、あンなモン。(ぼそり)(口から零れた言葉は、偽り等ではなく―――)アレがあれば、うちの家に入れる――まァ、通行証みたいなモンや。せやから、 家 に 戻 る つ も り な ら 必要や。(併し、このお嬢には戻る気も更々無い。)(なれど―――)           ……唯、死んだオカンの片身やからな。(ぽつり、語る言葉は酷く胡乱だ。まるで、己に言い聞かせるよな、微かな声音。貴女に聞かせる気も無いのだろう。)(視線は、落とした己の拳に、ならば、貴女のジェスチャーも目に入らぬまい。唯、聞こえる言葉に、鼻で笑った。)―――其処まで阿呆ちゃうわ。アンタ殺してもぅたら、アレは二度と戻ってこん。其れやったら、意味あらへん。(其れから、暫し)―――………(黙り、込んで)………、しゃァないのぅ。 行くか、其の隠したる場所へ。 悪いけど、俺も時間も、余裕も無いンよ。さっさとしようや。(落とした視線は其の儘に、拳を腰掛から離して立ち上がらん。外套の裾に付いた埃を払う。) ………、付き合える時間は、あと…(ス、と指を一本差し出した)…コレだけや。(つまり、一時間、だと。) [Tue 29 Nov 2005 00:07:11]
酔狂少女 > ――― まっ、そんだぁけ大切なぁモン…みたぁじゃし、そぉならぁ仕方あらんとぉけどなぁ…(対する、酔狂は… 何処かノラリクラリと? 若しくは、相手の苛立ちを眺める様な様子で言葉を吐き出せば…やがて、チラリと相手が殴りつけたベンチを一瞥。 そして… 暫ししてから、吐息を吐き出し――) 簡単じゃぁ、ウチぁ… おンしが、ウチん手で捕まれとぉ困っとぉ。 そなぁ事すらぁ、下手しとぉ…おンしのオヤジに首ィーを、ポーンと… されかねんけぇの?(そして、見上げる視線には… そう、何処か…場違いにも見える言葉を、当然の事を言う様に投げ返し… 肩を一竦め。そして――) 正直言ぁー、おンしがどぉなろぉとウチァ別段問題じゃなぁーとぉ? そんでも、信じられんとぉなら… そぉじゃの…ウチがおンし騙しとぉ時ァ、こん喉首、坊主ン光物でスッパリと斬っとき?(――首を仰け反らせれば…親指でコツンコツンと、自分の喉元を突付く。 そして、それでも信じられないならウチん事斬って捨てて…そン懐ォ漁れば良かぁと。そうすらぁ、多分一生見付からん…とも付け加えた) [Mon 28 Nov 2005 23:56:41]
冒険者風貌 > (ぎちり、ぎちり―――)(歯噛みする音は、冒険者風貌の少年の気持ちを表すよに、低く、宵闇の広場に静かに。)―――其の警戒は、間違っとるとは言わん。(逃げられる)(其の仮定は、当然だろう。否定もせん。) ……糞、いらんコトしよってからに。 しばき倒したいわ、あのボケ…。(ぎちり)(要らぬ、要らぬことを。)(冒険者風貌の心には、ドス黒い恨みにも似た闇。―――此方を窺がわんとする視線にも苛立ちは募ろうものよ。)      糞、 ッ (がつン ...ッ)(腰掛けたベンチに、拳をぶつけん。)(眼前の貴女の言う言葉も正論なれば、生まれたこのもどかしさ、苛立ちは矛先を失う。手が強か、腰掛を打てば、鈍い痛みが響いた―――)    ……ほンマ、アンタも信用出来るンか、怪しいトコロや言うのに。 (拳を腰掛に落とした儘、睨みつけるよに、貴女を見上げる)――アンタが、其れを隠してる言うてる場所に、他の 「 仲間 」 が居るかも知れんやないか。―――アンタは、 俺から情報聞き出して、尚且つ仲間と俺を捕まえたら金も手に入る。 (コレが疑わずしていられるか?)(浅はかな家出娘如きにすら、想定出来る未来。) 信用出来る、証拠はあるンか。 [Mon 28 Nov 2005 23:45:40]
酔狂少女 >  そらぁ… そぉじゃぁがぁのぉ?。じゃぁーがな、ウチん一番困るンは… 誰かン見られる事ァーね。 そっ、誰かに見聞きされるンが一番困らぁー… (この界隈…『偶然見かけて』何ぞゴマンとあらぁ…と、軽く肩を竦めてニヤリと笑みを浮べて見せれば… やがて―――) そンに、もし万一… お宝渡して、トンヅラこかれとぉ…ウチァ、斬って捨てンとあかんとぉね。 じゃかん、安心出来ィ場所で… 先にお宝渡して、お次はお話…じゃ。 そンにのぉ…( 言えば、何処か苦笑混じりに瞳を細め… 焦らすと言うよりも、何処か…相手の出方を窺う様な様子で視線を送り――…) ウチにお宝ァ…渡っとぉ事、あンデカブツ…あっさりと、ばらしとぉ。 だから、表じゃ出せん…怖ゥてな?(更に、言ってのけた。) [Mon 28 Nov 2005 23:36:01]
冒険者風貌 > (続いた言葉に、)(ぴくり)(眉が動いた)―――其れやと、交換条件にならんやろ。悪いけど、この場で渡して貰えへンのやッたら信用でけへんな。(付け加えられた言葉は既に聞いていない。)(びょぅ、―――と、吹き抜ける風に、薄い酒の香りがした。) ……俺の、話も其れやったら、今はナシやな。(付け加えるように、言い捨てん。)(苛立ちに、ぎちりと歯噛みすら。) [Mon 28 Nov 2005 23:28:21]
酔狂少女 >  ぉう、腕白坊主 (同じく、見据え…声が聞こえた。 ならば此方も声を返し、手を振り替えしてケタケタと笑みを浮べようか。 そして…その最中に、相手の問い掛けを聞き入れれば―― 迷わず) いンや。 ウチん塒ァにしっかり、きちぃーんと隠しとぉ… 其処ン方が、都合も良ぉし… 何より、お互いに邪魔ァー入らんとぉからの(そう、言葉を投げ返す。 「アンタァも、邪魔ァー入られとぉて… 大事なモンが手から零れとぉなんぞ、好かんじゃろぉ?」 等と、軽く…言葉を付け加えつつ―――) [Mon 28 Nov 2005 23:23:12]
冒険者風貌 > (見えた)―――…よォ。鬼子、はん。(声が聞こえれば、ひらり、手を上げん。)(静かに吹く風に黒髪が流される。)―――……、持ってきたか?(ややも距離が縮まれば、早速口を出るのは、其の言葉。)(ざらりと垂れたざんばら髪の間から、貴女を見上げようか。) [Mon 28 Nov 2005 23:17:38]
酔狂少女 > ―――……  (周囲を見回せば、恐らくは容易く、その…見た目だけは幼い酔狂の姿を見つける事は出来るだろう。 ソレは、フラリふらりと、目的の人物を探る様に視線を巡らせ、足を進め…… そして――)     ぉう (――やがて、此方からも相手の姿を捉えれば… 其方へと足を進め行くだろう。フラリふらりと、けれども… 目的の人影の確りと見遣った侭―――) [Mon 28 Nov 2005 23:14:34]
冒険者風貌 > (貴女が広場の入口なれば、此方は広場の片隅、軋むベンチに腰掛、外套をぎゅ、と口元まで上げて。)―――あと、二日。(ようやっと此処まで行き着いた。あと、少し、あと少しだ―――)(貴女の声が薄らと聞こえるだろうか、きょろり、周囲を見渡さん。) [Mon 28 Nov 2005 23:10:37]
酔狂少女 > ―― (時、同じくして ふらり、広場の入り口へと姿を現すのは、何処か千鳥足の小さな人影。 その腰には、瓢箪の様なモノや長い棒状の様なモノを下げ… ソレは、フラリフラリと近寄り――) 良ォ、月じゃぁーってぇーのぉ……(――その最中、空を仰いで小さく声を漏らせば… 口から吐き出すのは、酒気帯びた吐息。 今宵のソレは――やや、薄い目…か?) [Mon 28 Nov 2005 23:05:33]
お知らせ > 酔狂少女さんが来ました。 『―然り。 約束の刻限也―』 [Mon 28 Nov 2005 23:02:16]
冒険者風貌 > (恐らくは―――)    待ち合わせ時間、 …や。 (交わした数枚の紙切れに走り書かれた時刻。)(黒に髪を染め上げた、冒険者少年風貌が、とある小さな広場―――人目に付かぬように、ひっそりと。) [Mon 28 Nov 2005 23:02:12]
お知らせ > 冒険者風貌さんが来ました。 『(―JustTime?―)』 [Mon 28 Nov 2005 23:00:30]
お知らせ > ザッハトルテ@西園寺邸庭さんが退室されました。 『( もし手が出ていたら車田 )( 退室で確定って。 )』 [Sun 27 Nov 2005 07:34:26]
ザッハトルテ@西園寺邸庭 > ( 宣言すりゃ良いってもんじゃないだろうと言いかけた時、唇の端がぴしりと痛んだ。 元々荒れがちなのが、冷えた外気に負けて裂けた――らしい。 今までそんな体験も一度もなかったものだから、手の甲で拭って――…意外に気持ちの悪い慣れない温度、35℃の熱 ) ( 笑う顔を見た。 …かつては自然にその温度であった人、ある日を境にそうでなくなったモノ )( 郷愁 ? )( …良く判らない。 判らない   けど    ) …了承を得るまで待つように。 ( 先を行かんと追い越す刹那、流れる黒い髪と共に齎された言葉 ) ( ――――…もし もうだめだと思う日が来たなら。 此方が遺ると決めたのだから、 )  ( …………… ) ( あくまで前提は仮定 ) [Sun 27 Nov 2005 07:34:10]
お知らせ > ミカドさんが退室されました。 『で、早速なんだが抱かせていただこうかと――(何かと台無し)』 [Sun 27 Nov 2005 07:24:09]
ミカド > 無理矢理やって殴られるのが嫌だから、宣言することにするよ。「抱く」ってね?(偽りの熱でも、懐かしい熱が手の甲に残っていた。己の肌の冷たさに吸われて直ぐに消えてしまう熱なのだけど)では、程々に、と付け加える事にしよう。――どうせ時間はたっぷり有るんだ。猫を追い掛けて一晩過ごせるほどに?(引っ掛けたトップハットを頭の上に乗せると、おどけて見せた。揺れる黒髪の隙間で、赤い唇が笑みを作り)避けて通るのではなく、保留扱い――そして、暇になったら、考えよう?(笑い声が朝日の下で響き)(そろそろ、屋敷の中で待っているはずの小鳥ちゃんが欠伸でも漏らしていることだろう。――問い詰めるのは、一度休んでからにしてもらいたい――なんて頼み込むのは、数分後の話)――――……。(墓地での約束)―(足を止め)……。(君を残して逝くのは――誰かの言葉)(泣きそうだから――誰かの返答)(貴方が後ろを歩くと言うのなら、隣に並ぶまで其処で立止まり――通り過ぎるか、擦れ違うかの刹那) 守るよ。 (笑いさえ滲ませて) [Sun 27 Nov 2005 07:22:12]
ザッハトルテ@西園寺邸庭 > 無理矢理抱かれるのはいやだな ( 真顔で何か言った。 言葉面だけ取ると問題発言な気もするが、詳細は数時間前に定義されている――筈。 )( さておき、顎を軽く持ち上げたにせよ玄関をくぐろうと肩の辺りを押したにせよ偽りの熱がそこにはあったろう ) …本当に敵わんと思ったら「死人に戻す」し。 毛布の一枚も追加して戴ければ重畳。 あまり部屋が暖かいと眠くなる、時期的にその方がおおごとだ。 ――思考停止は何時でもできるし、一番安易な逃げ道だと思うんだ。 考えたって答えなんか出ないし時間の無駄だろうけど、避けて通っちゃいけないんだと思うよ。 ( その延長線上、終いに何が在るかは言うまでもないから。 貴方の嫌いな名無しの吸血鬼が1匹、いやらしい笑みを浮かべて待っているだけだ ) ( ちら、と泳ぐ視線を追いかけ ) 毛玉ひとつにひと晩――か。 人間殿が聞いたら嘆くか怒るね? 時間は有意義に使え って。 ( もう一度低く笑って、玄関に向かい ) ………墓地での約束、憶えてるか。 (「どっちが看取るか」 なんて話と――その答え ) [Sun 27 Nov 2005 07:01:32]
ミカド > (猫の尻尾がするりと、茂みの中へ消えた。吐き出す吐息に猫の熱が混じっていそうだ。見えなくなって、此方も振り向いた)チャラにしてくれるなら嬉しいね?「恒久的に不許可」なんて言われたら、無理やり決行するしかなくなるじゃないか。(結局何時も通りのスーツ姿で向かい合う。肩を竦めて)――それは、「熱」の所為なのか「発熱」の所為なのか、微妙だな。風邪でもひいているみたいだ。まぁ、君の「自己暗示内容」を考えると、どちらでも正しいのだろうが。…寒いのは辛いだろう。火鉢でも入れるかい?部屋に。(不意に伸ばした掌が、子供の熱を測るように、顎下ヘ伸びて)(後悔を吐き出すように続く言葉を聞いた)――難しく考えるのをやめてしまうと良い。シンプルに「この熱は人に紛れる為の熱。それ以上でもそれ以下でもない」――そこに意味なんて考えない。 (何が変わるわけでもないのだから。)(戻れるわけでもないのだから)(だから、楽しむことだけに全てを傾けたんだ。全てを内包した「知っている」と言う言葉)それで良いじゃないか。……君は、そうでなくとも、考え過ぎな所があるのだから。   どちらでも良いよ。……だって、どちらでも辿り付く場所は一緒だからね。(昏い笑みだと思った。――貴方の表情に被さるソレはなんだろう。――掬いきれない答えの靄に、眉を顰めたりするのだけど) ―――…… 。(生き延びるなら。)(似たような笑みを浮かべていたんだと思う。)(答えなく、言葉なく、自分の視線だけが逃げるのが、よくわかった) なんだろうね。 ( 素直に喜べない響きなんだ。何が引っ掛かっているか、己にもわからない。)―――。(結局。貴方の身体を軽く掌で押すように触れて背中を見せた)――日が昇った。猫殿救出に思ったよりも時間が掛かったね?―すっかり外出するタイミングを逃してしまったよ。君も月末で、そろそろ火がつく頃だろう?(中へ入ろうと、玄関を指差して) [Sun 27 Nov 2005 06:45:40]
ザッハトルテ@西園寺邸庭 > ( 引っ掻かれて鈎裂きだらけになった外套だったものを猫の代わりに抱えた。 厄災から解放されたとばかりに逃げ出した猫を目で追って、見えなくなってから ) …それ、さっき恒久的に不許可だって言ったんだけどな…ああ。 これと引き換えにちゃらにしたのだっけ( 蛍光ブルーの布地を一度、軽く持ち上げて見せて ) ――…意外と気持ちの悪いものなのだね、発熱のようのものだから頭がぼんやりして考え事は纏まらないわ、すぐに息は切れるわ朝の冷え込みが堪えて床から出られないやら。 案外不便だ。 ( 身をもって知った幾つかの「35℃」の世界を挙げて。 …ほしかった本を漸く購入してみたら、意外に読みでがなくて落胆した時の気分 ) 極言するなら「こんな世界を求めて居たのか」、そう言ってしまうと――そう言ってしまえる私はやっぱり程遠いのだろうね。 貴方を羨むべきか 嘆くべきか――…判断の難しいところだ。 決して辿り着けないのと 二度と戻れないのと、どちらがタチが悪いんだろうね? ( 今更抑止されてももう遅いよ、「忌むべきもの」が呪いを受けるのは自然な流れじゃないか。 呪いを祝う。 大概病んでいるとは思うのだけれど――薄く喉の奥で笑って ) リコリス嬢が喜ぶかも知らんね。 冬場にこの身体では彼女の熱を奪ってしまうだろうし、…そうする事で貴方が生き延びる可能性が増すのなら。 [Sun 27 Nov 2005 06:11:09]
ミカド > (黒猫は冷たい肉の腕に抱かれて静かになった。撫でられる感触だけで此処に留まっているのだろう。喉さえ鳴らしそうな獣が腕の中にいる。――留め金を外した外套は、少し引くだけで体から滑り落ちた。――裏地の黒が妙に目に痛い。乱雑にまとめて貴方に押し付け)君は時々、素知らぬ顔で嘘をつくからね。限界なのに、「大丈夫」なんて、あっさり何時もの顔で言ってのけるんじゃないかと、少し不安なんだよ。(そして、気がつけないかもしれない自分に)(そして、いつしか―――noise―――)(軽く首を横に振って)すまなかった。信じるとも。期待している。――君の体温ある身体を抱き締められる事をね?(唇を吊り上げて、微笑んで見せた。 やがて、体温の事へ話が及ぶと、考え込むように、手元―猫の背を撫でる掌へ視線が落ちて)――自己暗示。自己暗示――か。そも、君は「欠片」はあったから――…(体が熱を持つ条件があったから)――僕の場合、最初の点はなんだろうね。其処から考えないといけないね。―――……(名前を呼ばれる。逸れかけた視線が貴方へ戻る。)―――…・・・・・ ・  ・  ・  。(人の中に紛れる・戻る道は何処にもない。何処にも無い。)  なんだい。急に。君がそんな事を言うなんて。何時もと立場が逆じゃないか――… 「だから、紛れる為にお前も早く覚えろ」とでも? (片手をひらりと舞わせて) 知っているよ。 (この島にくる前から。)(付け加えた言葉は音にはならない。唇だけが言葉を作る)大丈夫。 何とか考えてみよう。元々は有ったものなのだから何とかなるさ。(ねぇ?なんて猫に語りかけて)気に入るな。本来なら忌むべきものだ。そんな顔までしよってからに―…(胸に抱いた猫を地面に降ろす。――すると途端に、長い尻尾と、白い四足が、庭の隅へと駆けて行った) [Sun 27 Nov 2005 05:46:11]
ザッハトルテ@西園寺邸庭 > ( … ) ( 答えを待つ間に煙草は殆ど灰になっていた。 行儀悪く足元に落として踵で火を消す。 …無言で目を眇める、箒を手にした誰かさんの姿がありありと浮かんだ ) 何か微妙だね。 もう少し――納得した顔でも見せてくれるかと思ったのに。 ( 概ね満足と云うには少々温度の冷えた半眼に抱いた感想はそれ。 あまり隠し事をしないようにと思うところを語ってみたけれど――…失望 とまではいかないが。 これまでの経緯を顧みるならそれも已む無し、か ) 多分系統が違うのだと思うのだけれどね。 貴方がどんな手段で「覚える」かは判らないけど、私のは――多分自分自身が「これなら現実のものと出来る筈だ」と思い込むに値する理屈、…色気のない表現をするなら自己暗示。 思い込みだ。 そんなのでも役に立つのなら――… ( 何の役に立つだろう? ) 西園寺。 我々はどう足掻こうが人間から『完全に』隔絶する事は敵わない。 ( 血色から元々乏しい熱が引いた。 表情もそれに見合った無機質なものになり ) 人里を離れ獣を糧とするのも可能だがそれでは人の形を採る意味が無い、我々の本質はあくまで――人間の中に紛れる処にある。 もっとも――人から生まれた眷族にとっては別の見解もあろうけれど 兎に角もう戻る道は何処にもない。 ( 断言する口調でそこまで進めて、何時も通りの覇気に乏しい面構えに戻って ) …呪い。 良いね、気に入った―― ( 的確でいて対照的 ではあるが。 人が自分に触れられないと言うよりは、鏡に映り教会に通い人間の熱まで生んだヒトデナシが勘違いしないように。 人と変わらぬと思い上がって、人間に触れる事のないように――自分で、自分を、呪う。 あまりの的確さに満足気な笑みさえ浮かんだ ) [Sun 27 Nov 2005 05:16:04]
ミカド > (赤い蛍が揺れる。紫煙が流れる。その煙に混じるのは、溜め息に似たもののように思う。――胸の中につかえていた言葉を、白い煙に混じらせて吐き出す行為。)(合う視線)―――…。(疑いの視線を4割、満足の視線が6割――半眼落ちた紅が貴方を眺め)応援するよ。そして、僕に教えられるくらいになってくれると嬉しいよ。尤も―僕が覚えるとしたら――少しばかり違う手順が必要なのだろうけど。(死体に再び熱を呼び込む行為。――…せいぜんのあたたかさ を、思い出す行為。猫の暖かさがなんだか重かった。)(煙草の匂いが、自分を引き戻す。――上の空になったのは一瞬の事。直ぐに飛び込んでくる貴方の声に、踵を引いた。向かい合う死体と熱ある死体)――――― 呪いだ。  (いとしくていとしくてにくい、全てを持っている貴方を愛しています。そして憎んでいます。――。羨望と好意と願望と明確な殺意を滲ませた告白は歪んで、一つの呪いを模った。 生に憧れる鬼生を持たぬ鬼が、生在る愛しい貴方を、生有る憎い貴方を―――遠避けて、決して自分に触れぬように――…触れられぬように――だって、私は貴方を壊してしまうから。) [Sun 27 Nov 2005 04:50:44]
ザッハトルテ@西園寺邸庭 > ( 言葉に詰まって睨みつけた、仄かに血の気の昇る白い顔をどこかぼんやりとした目で眺めて――感情の篭った、所謂人間らしい表情を向けられると何を如何返して良いか良く判らない。 兎も角、目の前の彼の機嫌を損ねたらしいと結論を出した ) …月末にぶっ倒れでもしたら洒落にならない し ――… ( 久々に懐から紙巻を取り出した。 夜風を遮るよにマッチを擦って火を点け――喫い込んで、吐き出して )( 視線を合わせた ) 心配するひとも居る。 いずれ何とか、『自分の納得できる』へりくつを捻り出してみせるよ。 「譲渡」を「貸与」に変える為の ね。 ( たっぷり間を空けてから目を離し、風に流れる一条を目で追い ) 気にしすぎ以上だと仰るなら――…何と名状する? 貴方だったら。 ( …とてもいけないと思う事。 それをやらかしたら笑えなくなっていた、誰かの涙を見ても――全くとは言わないけれど――心が動かなくなった ものの味が判らなくなった。 そうさせたものの正体に、このひとは如何名を付けるだろうか ) [Sun 27 Nov 2005 04:20:26]
ミカド > (裏地は普通の黒だから、にゃんこの遊び道具か、雑巾にでもなるんだろう。――勿体無いおばけが出てきそうだ)…………っ。(先日の仕返しか。そうなのか。片方猫抱えているんだから仕方ないじゃないか…!少しばかり赤くなった顔で、ぎ、と睨みつけて)…………………。(名探偵が目の前に居る。この間、学んだんだ。こういう時の自分は黙った方がいいって。焦る程余計な言葉が飛び出てしまうから。――だから)…………。(むす、と目一杯「機嫌を悪くした」顔を作って、そっぽを向いた。腕の中には、黒猫がぐんなり背中を見せて肩に前足乗せている。――…ソッポを向いたら、疲れたにゃんこの顔が貴方の方を向くんだろう)……無理はしないように。(温度については、先日の事もある。不機嫌を声に出して、それだけ呟いた)……。……。……。(パンダは抱けないと思う。)(隣に立つ男の夢が、ひっそり滲んだ瞬間だと思った)(しかし)(触れない。触らない)……………つまり。「生き物」に触れないと。………。(顔は其の侭、視線だけで貴方を覗く。――寄せた眉が見えるかもしれない)「気にしすぎ」なんて言葉じゃ収まらんよ。君の其れは。 愛しくて愛しくて憎い――(猫の背中に、冷たい掌を滑らせた。)わたしのアマデウス――?(にゃんこの顔を覗いて。肩を竦めた) [Sun 27 Nov 2005 04:04:23]
ザッハトルテ@西園寺邸庭 > ( 残念ながらこの冬の流行にはなれそうもない蛍光ブルーの外套。 何故ってその有様では着て歩けまい、人の物欲とは主に「視る」事より生まれるのであるからして。 ) …………今日は貴方がボタンを上手く外せない日ですか。 ( なんかいった。 因みに対・毛玉対応に関しては白い外套の何方かが証言してくれよう、ああ待ってでも聞かないで。 ) 上手くやっているのなら良いんだ、部外者がとやかく言う事じゃなかった。 ――…彼女が身をもってツッコミくれるようならとても良好なのだろうね。 一見――誰かに触れる為に気安く手を伸ばすタイプでもなさそうなのだから? ( 予想的中と確信した口調でそう言って、苦笑混じりの表情に気がついた。 己の指先を眺め ) …今は比較的家の中で大人しくしてるから平気、まだ『如何へりくつを捏ねたものか』判らないけど。 それにあれだ、この温度には慣れなきゃならないだろう? 拙いと思ったら収めるから大丈夫。 …そのまま抱き続けると背骨が湾曲するから気をつけるように。 猫 犬 パンダ 人 ――…数え上げたらきりが無いね。 多分気にしすぎなのだろうけど。 ( ぐんにゃりした猫の毛並みを眺めて、因みに横抱きにしてたら文句言った。 あまりイクナイ抱え方らしいよ ) [Sun 27 Nov 2005 03:42:05]
ザッハトルテ@西園寺邸庭 > ( 覚悟を決めると良いね、とか思ったのが約1名。 頑張れ、蝶・頑張れおとーたま。 ) [Sun 27 Nov 2005 03:27:09]
ミカド > (何か、悪寒がした。)(何の話)(思わず振り向く館方面)(見えてない、見えてない。みえてないよ!) [Sun 27 Nov 2005 03:25:57]
ミカド > (蛍光色の外套は、思った通りズタズタで。ふす、と溜め息と共に止め具を外す。――片手で猫が揺れていた。)(と、その手が止まり)………………。…………………。…………何を馬鹿な!馬鹿な!何を馬鹿な!(目の焦点が合っていないのは、猫だけじゃなかったという話。…毛玉を前にした貴方もだろうか、とちょっと思ってしまった何処ぞの誰かさんはさて置き。留め金外せなくて、カチカチ爪が釦を弾いてた。カチカチカチカチ)小鳥ちゃんとの仲は、一言で言うならばっちぐー?会話だって盛り沢山さ!…途中、小鳥ちゃんの小粋な裏手突っ込みが飛ぶくらいにね!…な、なんだか、最近のザッハトルテ君は、探偵小説でも翻訳していて、推理癖でもついたのかナッ!ふふふ!でも外れさ!大外れさ!(蘇る血塗れの十字架。クッションに埋まった己の右手。其れを押し倒す、娘の手。)ふー…っ…。(びーくーる。己に言い聞かせるね!)……(ごほん。咳払いして)……………。(落ち着いたと思っている視界の隅。猫を掴んだ手に触れる指先は―――…。)……。(苦笑。原理を理解した今だからこそ、忌々しい温度が触れる。)……猫に触れるのがかい。(生き物全体だなんて、思わないから―猫がキーワードなのだろうと。脱力している猫を、少し持ち上げると、己の腕、肩に引っ掛けるようにして抱いて) [Sun 27 Nov 2005 03:24:47]
ザッハトルテ@西園寺邸庭 > ( 何故か貴族様はにゃんこ顔なイメージがとってもあるんですがとどっかの背後。 ) ( 隣に並んだ。 ) 何かな、――…そろそろ力に物を言わされた? ( 連想ゲームスタート・西園寺父娘+真実で傷つく+今までの会話の流れ=余計な事(でも事実)言って娘におこらりた。 腕相撲の敗北も広義的に捉えたならば腕力に物言わされたと言えなくもないだろう。 多分。 ) そういや世間では難しい年頃と言うものな、反抗期から積木崩し? そうはならないように日頃から会話の機会はこまめに持つと良い。 ( ずるーりと引き出された毛玉君、目の焦点が合ってない気がする。 靴先でとんとんと芝生を叩いて、「放してやろう?」と声をかけ ) ( 気になる )( ――――… ) ( 歯型のついた手を人差し指で突付こうとして、もしそれが叶ったならば僅かな接点から人の温度に近いものが伝わるだろうか ) 一応消毒くらいはして貰う事。 ……何だかとてもいけない事のような気がするんだよ。 だから触れない。 [Sun 27 Nov 2005 03:09:17]
ミカド > (じゃあ、多分―巾着得意げに掲げる主様は、得意げなにゃんこ顔だったんだろう。今は、子供のように「決めたからいーの!」言い張る友人君を見つめて、中途半端な表情を浮かべてた)――――……ふむ。(近寄る友人君を目の前に)猫を触る事で穢れる何かがあるのかい。気になるじゃぁないか。(徐ら、片手を巾着の中突っ込んだ。玩具箱を掻き回す子供みたいに、暫く巾着袋の中が蠢いて)…………なんだか今日の君は意地が悪いとっ…!真実は時に人を傷つけたりするんだよっ…!(まさか、既にばっちり聞いてるなんて思ってない。視線を逸らしながら、ぼしょりぼしょり言い返して、だ。あ、ちなみに腕相撲。全力で負けますた)………ほれ。(ハイ、ご開帳。とでも言うように、にゃんこの首根っこ引っ掴んで引き摺り出した。ぐってりにゃん仔ご登場。――掴んだ男の手が、歯形だらけなのはともあれ) [Sun 27 Nov 2005 02:56:59]
ザッハトルテ@西園寺邸庭 > ( 高々と掲げる姿は大物の鰹が獲れた時の仕草に似ていると思う。 びよんびよんともがいていたのが段々大人しくなって、後には新調から速攻ぼろになった無残な蛍光ブルーとぐったりしたにゃんこが残るのだろう ) じゃあリリース――… ( 巾着袋アップダウン ) ……ああああ。 ( どっかのやる気のないRPG主人公につけられるような、気も間も抜けた声 ) あ――――あんまり酷いこたするなって、そうでなくとも充分グロッキーなんだろうし … そう決めたんだから良いんだよ。 誰が葛藤なんかするものか。 ( そう言い捨てて飛び降りた。 歩み寄りながら ) じゃあそれ御本人の前で言ってみると良い、遠目から拝見して差し上げるから。 ( 伺うように屋敷に目をやったところに追い討ち狙った。 無理矢理笑った反動のシケたツラなんか見られたくない。 ) [Sun 27 Nov 2005 02:47:17]
ミカド > よし。捕獲成功だ。(巾着の絞り口たる右手を、高々と上げた。男の猫の扱いは、なんだか…こー…生き物を扱っているというよりは、縫い包みを扱っているような手つきで。なんだか、外套の中で壮絶な戦いを繰り広げるにゃんこの声が聞こえる。具体的に言うとふぎゃぎゃぎゃー?)…若い猫だから、何処まで登れるか試したか――それともお隣の番犬に追いかけられでもしたのかね。(暴れるにゃんこを、木の枝の上の貴方へ差し出して)血の運河を一つ越えた君が、今更「猫が弱点」なんて言わないだろう?(おいで、と開いてる掌が手招いた。)好きならば、愛でればいいじゃないか。何を葛藤しているのやら。(一瞬歪んだ表情を不思議そうに見上げた。……巾着の中の猫たんは、長時間木の上にいた事もあって、徐々に勢いがなくなっていた。――猫君の記憶の中で、この蛍光色はトラウマになっている事だらう。追記:猫の爪は鋭いです。外套きっとボロボロだ。)……それとも、また「だめなものは、だめ」と言うのかな。(巾着袋を、軽く上下させて)―――……。(後で大変)(びく)………・・・・。(そろーり館の方を見た)…………(姿確認できーず・・・!!)…………事実じゃないか。(ぼそ)(ぴあにっしもの声) [Sun 27 Nov 2005 02:33:35]
ザッハトルテ@西園寺邸庭 > ( …外見だけなら三十路の声も聞こえそうなのが何処かのがきんちょみたいなツラして眼下の彼を見ているだろう、見開くとまではいかないが無理矢理目を瞠って何かを堪えるような。 その反対にきつく一度歯を噛み締めて ) …だって仕方無いじゃないか。 ( それだけ言った。 どちらがどうとは言わないが、精神構造が違うんだろう。 順調に親娘の絆を深めている姿をもし見かければそれが根拠となる、好きな者を側に置けるひととそうでないモノ。 ああちくしょう、みっともねえの――乱暴に両手でごしごしとツラ擦って ) 素質ってそっちの方が彼女に失礼だろうに、聞こえてたら後で大変だぞ――? ( 声張り上げた。 て言うかぶっちゃけ聞こえてると思う。 無理に笑う形を作って ) ――ナイスキャッチ。 後は放してやれば任務完了だ。 ( もがもが暴れて形を変える巾着を指差し、後は任せたと言わんばかりに枝に腰掛けた状態で膝を揺らした。 ) [Sun 27 Nov 2005 02:16:20]
ミカド > 変質者扱いなどしておらんよ?うん。世の中は広いのだから、己を苛め抜く事を好む人も居ろう。(笑顔だ。)何処からって、其れは勿論君の言葉からだ。好きなくせに我慢して「其れが良い」なんて。(更に笑顔)……勿論君の話しだが。(更に更に笑顔。crescendo⇒だんだん強くの意味。――貴方の言葉が強くなっていくのに比例して、主の笑顔も輝くよ。丑三つ時に何を叫びあっているのやら。しかも男同士で。…普段の彼ならば絶対に口にしないような言葉まで…!!!)―――……。な。 馬鹿な!!!(木の下で、くわ!と牙が覗く程、強く吼える男。) 育てた覚えが無いんだから、素質に決まっておろう――――っ!!!(飛ぶ怒号と、上下する視界に猫まっしぐら。――状況がちょっと違うが)(見事キャッチだ!にゃんこはぽってり枝から驚き飛んで―――…蛍光色の外套にもっさり包まれた)(巾着状態で [Sun 27 Nov 2005 02:01:05]
ザッハトルテ@西園寺邸庭 > ( ――直後、足元に広がったその色でこそ逃げ出すような気がするけど。 ) [Sun 27 Nov 2005 01:49:03]
ザッハトルテ@西園寺邸庭 > ( 枝の上に飛び乗った。 猫毛玉はその少し先で蝶・警戒中 ) ――――… ( サド⇒サディズム 【sadism】 相手に肉体的・精神的苦痛を与えることで、性的満足を得る異常性欲。 マゾはその反対。 水面参加者様には今更説明するまでもないはなしではあるが、どっかの辞書まんま抜き出したような辺りでこの男の知識の傾向をおさっしください。 ) ………… ひとを変質者扱いするなと。 ( ぼそ。 登録「サド」「マゾ」な皆様に土下座スラッシュ全開フルバースト。 ) …つかどっからそんな発想を出しやがった ( ぼそ。 でも音量は段々クレッシェンド。 ) さっきから性交性交と何の話をしてるんだ ( さらにクレッシェンド。 ) ――そう云う ( この辺からそろそろ「ぼそ」とは形容できなくなって、 )妙な妄想をする子に育ったとしたらそりゃ貴方の所為だろうが――――っ!! ( ぜはー。 安息日に突入した夜半に響くけったいな怒号、むしろそっちにびびって猫たん飛び降りました。 見事広げた外套でナイスキャッチ。 ) [Sun 27 Nov 2005 01:48:50]
ミカド > ―――猫を無事救出できたら、成功報酬をいただこう。(トップハットを枝に引っ掛けると、外套を広げた。…簡易クッションの出来上がり。 猫の下まで歩み寄ろう)――― 先程の条件改善を願う。「恒久的に」と言うのは切ないからね? (見上げた先の貴方は、どんな表情をするのやら) [Sun 27 Nov 2005 01:34:56]
ミカド > ……………。(向けた視線の先の貴方は真顔が、目に優しくなかった。思わず細めた紅が、生暖かなものに…!この男が!この男が!他人を「生暖かく」眺めた。)ザッハトルテ君。それはー……そのー…(うぅむ、なんて顎を撫でながら首を傾げた。)………所謂、アレかね?(酷く言葉を濁した後、恐る恐る…細めた視線を投げかけて)一人サドマゾプレイと言う特殊な趣味か性交の一種かね。(自虐溢れた返答に、主様斜め上方向に思考がとんだ)いや、別に君がそういう趣味の持ち主だって僕の愛は変わらないものだけどね?うんっ……でも、ちょっぴり意外だなぁ!という感想は、正当なものだと思うんだ。小鳥ちゃんがココに居たら、さぞや「まぁ」の口のまま固まった上に、ひっそり「にやり」笑いを洩らすと思うねっ!……次に、どちらが”S”で”M”なんだろうとか考え初めてあぁぁああぁああ、お父様は悲しいよ小鳥ちゃん!!!おとーさまは、そんな事を考える娘に育てた覚えは本当に無かったりするから本当に悲しいよ!!!って――――ぁ。(なんだか、誤魔化すように笑う貴方。…追求から逃げるように跳ぶ姿を見たら、言葉も止まる。)―――――…………。(ふす。下から見上げる貴方。夜空と星空と葉の天井の間に黒猫と、貴方。――似た色した黒髪が、緩く靡くのを、何故か満足そうに眺め)誤魔化されたな。よろしい、一つ条件がある。(猫は、揺れる枝の上で、ますます耳がペッタンコ。尻尾がピンと立ったままだ) [Sun 27 Nov 2005 01:31:53]
ザッハトルテ@西園寺邸庭 > ( 猫なら落っこちるくらいなら飛び降りるだろう、とか的確なツッコミ入れちゃだめ。 人間追い込まれると視野が狭窄するんです、人間じゃないけど。 ) ――…小さくなくても好きだよ。 白黒熊は成獣になると大きいもので体長150センチ、体重130キロにも及ぶ、とは一説に過ぎないけれど――あれになら潰されても良い。 ( すらすらとデータ(やたら正確な仮説)を諳んじた後、真顔で言い切った。 もしそれが叶ったなら、血文字で「わがじんせいにいっぺんのくいなし」とか書いちゃう可能性大――さておき ) ( 何だかそれこそ自分が観察対象にされていたよう、やけにこちらの生態を詳しく述べてみせる貴族様。 ) ……触れないから良いんだよ。 そんな事は如何でも良いから――後は頼んだ。 ( ぬいぐるみだからそりゃもう遠慮なくわしわしできた、くまの中の誰かさん。 トリオザ(略)の存在はとりあえず、今は微塵も知らない。 へんなりと心から、何処まで外面に現れたかは判らないけれど。 困り笑いを一度見せて、制止されなければそのまま件の枝にまで跳んでみせるんだろう ) [Sun 27 Nov 2005 01:16:50]
ミカド > 白四足君が、落っこちる前に何とかするのは構わんが。(断わる理由も無い。見上げれば、夜空と星空と色の変わった葉っぱの空の間に黒猫が居る。)…………。………なんだって?(ぴくり、キャビネットの上の人形が動いた予感。――いや、ちがう。ぴくりと男の片眉が跳ね上がり)……「触れない」?何故に。君、動物の類い……というか、可愛らしいふわふわした小動物が好きじゃないか。幻獣白黒熊の仔の挿絵を何度も何度も眺めているのは知っているよ?…犬も好きだったよね?(出会って間もない頃、貴方は子犬の散歩依頼を受けた筈だ)…何よりも、小さな白四足君を可愛がってたじゃないか。煮詰まると餌をやり、眺めたり。(――ふと、そのシーンを思い出す。確かに、触っているのは見たことが無いな、と今更のように思い出して――)……此れだけ全力で愛でているのに、何故に触れんのだ。 [Sun 27 Nov 2005 01:00:25]
ザッハトルテ@西園寺邸庭 > ( フォローどころか肝臓辺りへのショートアッパーになった模様。 さもありなん。 ) … ( 落っこちる毛玉 ) ( 何故か散らばる硝子片 ) ( ぐさー。 )( ぐさー )( ぐさー )( スローモーションで繰り返される惨劇 ) …………… ( こわいかんがえになってしまった ) ……そんな事は絶対にあっちゃならない。 だから落っこちる前にどうにかしよう? ――――… ( 目が逃げる。 しんなり青菜に塩 ) 触るのは好きじゃないんだ。 と言うか触れない。 じゃあ――( 逃げた目が夜空に打開策のひとつもあるかのように上へ向いて )そっちに逃がすから捕獲を任せた。 ( ぽみ、と肩を軽く叩こうとした。 あーゆーおけぃ? ) [Sun 27 Nov 2005 00:50:21]
ミカド > ……君はアレか。僕を弱きを挫き強気を助けるレベルの極悪非道人に見えていると。そういう事かな。(うん、フォローに聞こえてなかった。寧ろ抉るような返答だと思った。)まぁ。四足君がこのまま力尽きて、ぼってり地面に叩きつけられ、不運が重なり着地点にガラスの破片などが転がっていて、うっかりピンク色の肉球を貫通。白いオテテが真っ赤に染まり、悲痛な鳴声が上がる――……というような状況を待つのは余り好きでは無いね。(コックリ首を傾げ)……というかだ。君が行けば良いじゃないか。何故に眺めているんだい。(震える猫の姿から、貴方へきょとんとした視線を移して) [Sun 27 Nov 2005 00:40:52]
ザッハトルテ@西園寺邸庭 >  出来てもやらないとは思う。 ―― ( 即答。 けれどその後の妙な間がフォロー感台無し。 ) でも――…放っておく訳にもいかんだろうに? [Sun 27 Nov 2005 00:28:49]
ザッハトルテ@西園寺邸庭 > ……… ( じと目 ) 穿けた穴から視神経が出てくるとか、変なデマが発生しそうな流行もあったものだね。 何時ぞや、何時ぞや――まあそりゃ何時かは。 占いと一緒か、それなら何れは流行るだろうよ。 何れはね。 ( 命中した拳を引き戻して――ひらりと振って。 毛玉から目を離し、首だけで振り向いたツラに浮かんだ何ぞ胡乱な「?」マークは深く追求しない方が良いだろう。 何かトンでもない事を真顔で聞きそうな雰囲気がそこにはある ) ( 外套の裾とシンクロニティを見せてふくらんだ猫の姿――高さは3メートルまでは行かないだろうか――を今一度見上げて ) [Sun 27 Nov 2005 00:28:47]
ミカド > ―――(恨みがましい視線を一瞬送るが、それも消える。)―――(ふす、と鼻を鳴らして、呼吸を落ち着けて) (びし、と指を突きつけた)簡単な問いだよ。 僕が木登りできると思うのかい  (胸さえ張って、堂々と答えた) [Sun 27 Nov 2005 00:16:38]
ミカド > んんんん。根拠はあるぞ?…耳朶に穴を開けるのが、ポピュラーになったんだ。この色は何時ぞや日の芽を見よう。(猫の居る位置は、手を伸ばした程度では届かない。――木を上るしか無いだろうか? 視線が猫から幹に伝い)冷たいな。(――猫がどのくらいあそこに居るかは知らないが、ブルブル小刻みに震えているところを見るに、結構長い時間あそこに引っ掛かっているんじゃなかろうか。――見上げる紅の視線二つに晒される猫。猫を見上げる鬼二人。)別に肉体的な――性交の意味で言った訳じゃないんだから良いじゃないか。減るものでもあるまいs―――ゴフッ( 猫を見てるんだから不意討ちなんて避けられないよ。見上げて反った首にゴツリ拳が飛んだ。)(ゲフゲフ咳き込んだ。―――その度に外套が揺れるもんだから、またこれ、猫の背中は丸く丸く。しっぽだってぶわっと。) [Sun 27 Nov 2005 00:16:33]
ザッハトルテ@西園寺邸庭 > 根拠もないのに論破は出来ないよって話だよ。 現時点では「その色は悪趣味だ」、そんな一個人の主観に過ぎないのだしね? まあ――…逆の事も言えるのだけど。(「この色が流行るに違いない」の根拠。 因みに世間には、そういった還らざる時の終わりに追いやられた魔法の遊戯機器を破格の値で買い取る趣味の人も居るらしいが。 ) …不許可。 ( 斜め後ろに立つひとに向けて軽く裏拳が飛ぶだろう、殆ど盲撃ちだし利き腕ではないから当たっても多分そんなに痛くない。 けれど冗談の通じないヤツであるとは今のうちに自己申告しときます ) 何ですか急に改まって、 ――… ( 口調から尋常ならざる雰囲気を感じ取り ) …何でしょう。 [Sat 26 Nov 2005 23:59:29]
ミカド > はっはっはっはっはっはっは。君も認めているんじゃないか。その直感は正しいと思うよ?何れ街はこの色であふれかえる時がくると思うね!――インクとかが真っ先に流通し始めるだろうから、案外君が一番早くに流行の兆しを知るのかもしれないねっ!(腰に手を当て、からから笑った。この男が動くたび、猫がフーフー言うてます。きっと猫たんからみたら、でっかいシーツ被ったお化けみたいに見えるんだろう。――懐かしき亡霊の名前に黙礼。――ネクロマンシーでも復活できない魔法の機器に合掌。)なんだい。例え僕の名前が有名になったからって、君が遠慮することは無いねっ。なんて言ったって、君は僕の「大切な人」と言うヤツなのだから。堂々と僕の隣で、不動の地位たる「高名な貴族様の大切な人」ポジションを誇るといいよっ!(にこー!)…………………。(恒久的に不許可)……………。(笑顔が固まって)……………。ザッハトルテ君。  抱いていいかい   (試しに言うてみたよ。でも視線は猫にある。――戯言混じりなんだろう)……。 (つかまえて。貴方の背中越しに、猫を指差す指が見えた)・・・…… ・・・。  ザッハトルテ君、一つ。一つ聞いていいかい?(不意に、声のトーンが落として、何時に無く真剣に問うた) [Sat 26 Nov 2005 23:51:16]
ザッハトルテ@西園寺邸庭 > ( 警戒通り越して怯えのレベルに移行したらしいにゃんこ。 南無 ) ……在り得ないと言いたいところだけど――そう自信たっぷりに言われると否定できない自分が口惜しいな。 反論に値する根拠がない、そんな付和雷同型の手合いが多ければ100年後くらいには流行になりそうな気もする。 私は 絶 対 着ないけどな。( 南無マークV。 南無マスターシステム。 南無メガドライブにドリームキャスト、そんな異国の言葉を捧げよう。 S●GAへのレクイエムに変えて。 ) そんな色を考えた、…錬金術師か何か知らないけれど――それと財布の紐のゆるい貴族様の名は早過ぎた偉人として名が残るんだろうな。 と言うか余り悪い意味で目立たんでくれ、声かけられても他人のフリをしたくなるから――…声をかけて許可が下りたら、に訂正だ。 因みに恒久的に不許可と先に言っておくが。 ( くるくるたーん。 くるくるばたーんの勘違いじゃなかろうかと、その場に居なかったやつはそう思いました霜月の終わりに。 ) ……耳が遠くなったかな私。 ( ほふ、と溜息吐いて ) ………じゃあ――あの毛玉捕まえて。 ( 指突きつけられてガクガク震え出したのを見上げて。 ) [Sat 26 Nov 2005 23:35:15]
ミカド > (にゃんこはますます、動けなくなってしまったようだ。先程までは降りれないと言えども、白い四足で確り立っていたのに、今は枝にしがみつくように爪を引っ掛けている。耳がぺったり後ろに伏せて、ぷるぷる体が震え始めた。) 失敬だな。無駄遣いだなんだのと。仕事姿はさて置き?…ヴェイトス紳士のこれからの流行は此れだよ。(装飾関係にかけては絶対の自信があるのだろう。気を悪くした様子も無く、きぱりと言い切った。ヴァサー外套を翻すと、にゃんこがフー!!!木の葉が何枚か落ちることだろう)まぁ、時代の最先端過ぎるのは認めよう。(それを別名SE○Aの負け惜しみというn(略))だが何れこの色流行るよ。間違い無いねっ!次の時代を担う色は此れだ。この色を作製する為の資金をだした気高き貴族の名前は、ヴェイトスに響き渡るだろうねっ!(問題はその色を外套にするかどうかという話しだが。)(釘刺された。其処だけは、少し考えて)……よし、次回はきちんと声をかけてから抱きつこう。小鳥ちゃんにしたように、くるくるターンも華麗に決めようと思う。此れで問題解決だね――って。……………。(猫見上げ)(こちらを見る貴方を見つめ)……僕が黒に嫌われているとでも言いたげだね。言っとくが、彼(猫指差し)とは仲良しこよしだよ? [Sat 26 Nov 2005 23:24:07]
ザッハトルテ@西園寺邸庭 > ( 突然猫が背中の毛を逆立てた。 しっぽなんかもうぶわっと。 ぶわっと。 ) ………( 背中云々の辺りで軽く肩の辺りが跳ねたのが見えたかも知れない、効果音は「ぴき」とか「ぴき」とか「ぴき」とか。 ) それを武士の恥と言うなら――…武士道に切腹して詫びてみちゃどうか―――――― ( 振り向いた。 ) ( 固まった。 ) ( 三拍の後 ) ……趣味悪っ。 ( 年中黒スーツが何か言い放った。 でも反省しない…! ) また金の無駄使いですか。 それが貴族の仕事ってやつですかもっとも仕事をされている姿をついぞ御見かけした事がないのは私の気の所為かなそれからそう云う発想は今後二度としないようにしたら普通に殴りますね。 ( 何か張り合った。 改めてまじまじとほのかに光るもぬすごい色の青を眺めて ) あの毛玉君は――…うん。 多分貴方が居るから降りるに降りられないんだと思うな。 ( 婉曲表現。 ) [Sat 26 Nov 2005 23:05:04]
ミカド > ……うむ、とても良い質問だ。(枝の上の猫殿は、何か…此方を見てニャーニャーニャーニャー言うてるように見えるのは気の所為だろうか?※原因に気がついていない※ うっすら発光している外套をゆらすと、ニャーがフーッ!に変わった。)オニューの外套が届いたのでいち早くザッハトルテ君に見せんと部屋に侵入したら部屋にいなかったんだよねその為ちょっぴりしょんぼりしながらも寂しく一人で出かけんと玄関をでたらなんと君の姿がしかもこちらに気がついていないらしく無防備な背中が僕の目の前に据え膳食わぬは武士の恥とばかりに抱きつこうとしたんだが。(ワンブレス。ワンブレスですらすら此処まで言い放って)………猫の鳴声に雰囲気を邪魔されたんで思わず立止まっている所だ。 [Sat 26 Nov 2005 22:53:15]
ザッハトルテ@西園寺邸庭 > ( お隣さんの御宅に根を張った何かの木の枝が西園寺家の庭に張り出していた。 おそらくは金にあかせて既に充分育ったものを植樹したのだろう、立派だと言える何かの木。 その枝の上で猫君がそれはそれはしつこく鳴いていた。 四ツ足だけが白い黒猫は暫く見ない間に随分大きくなったと思う、もう子猫とは呼べないだろう。 それが―――― ) …もう1時間? や、鳴き出したのはもっと前か。( そんな言葉が殆ど独り言に近い語調で。 少なくとも毛玉観察を開始して1時間は庭でぼへらと立っていたらしいぜ )  ( これはもしかしたら――…降りられなくなった? ) ( 此方を見下ろして威嚇するよな鳴き声は如何にも「悪かったなそれがどうした」とでも言いたげで。 ※きっと蛍光ブルーの外套に警戒してるんだと思うな本当は!※ ) ………… ( 考えて )  ( 考えて―――― )  ( それなりの高さではある。 けれど、幸か不幸かそれは『高い』のうちに入らないのが人外クオリティ。 何か色々NOUNAIでシミュレートしてるっぽい。 ) …で。 そこで何をして居るのかな西園寺。 ( 振り向かずに聞いた。 相変わらずこちらの知らぬうちに背後に接近するのが好きらしい ) [Sat 26 Nov 2005 22:41:20]
奇天烈紳士 > (貴方の隣…やや後。派手な色の外套羽織った男が、同じように見上げて)―――……木に登ってるんじゃないかな。(面白くない答えを、にゃーにゃー言うてるにゃんこを指差して言うた) [Sat 26 Nov 2005 22:33:49]
お知らせ > 奇天烈紳士さんが入室されました。 『そりゃぁ……。』 [Sat 26 Nov 2005 22:32:44]
ザッハトルテ@西園寺邸庭 > ( …さておき。 何時しか庭に住み着いた黒毛玉君一号が窓の下で何ぞにゃーにゃーにゃーにゃー鳴いていて気になって仕方がない気が散る事甚だしいから庭先まで出て来ました。 まる。 ――や、月末は何かと慌しいんだが。 日付的にはそろそろ死のロードに入ろうかってとこなんだが。 それも置いておいて、だ ) …何してますか君は。 ( 枝の上の猫。 ) [Sat 26 Nov 2005 22:27:46]
ザッハトルテ@西園寺邸庭 > ( 黒の毛玉が枝に鳴きぬる? )( アレな出来とか言わないで下さい。 トキノミヤコセンスは難解なんです ) [Sat 26 Nov 2005 22:23:05]
お知らせ > ザッハトルテ@西園寺邸庭さんが入室されました。 『( 射干玉の―― )』 [Sat 26 Nov 2005 22:20:53]
お知らせ > ザッハトルテ@西園寺邸さんが帰りました。 [Tue 22 Nov 2005 15:39:29]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ( 貧民窟で見た夏の空 )( 誤った選択――手離した縁 ) ………成る程。 ( あの時切り捨てたものが大きすぎて、…あれ以来天秤は傾いたまま。 だからもうあちらへは行けないし、選ばなかった扉の先に在った未来になど何の意味も無い。 硝子越しの世界にはどれほど手を伸ばしてももう届かない )  ( これもきっと罰。 ――…寝直そう。 陽が落ちて目に隈なんざ作って居たらまた誰かさんが「心配する」かも知れないし、そうでなくとももう月末は近い。 ) ( 誰かの所為じゃない、誰の所為でもない 自業自得 自業自得――…諦めて受け容れる為の呪文を数度繰り返し ) [Tue 22 Nov 2005 15:39:16]
ザッハトルテ@西園寺邸 > (「次は右腕」そんな宣言があったかも知れない それは枝葉。 兎も角、たかが腕の1本であれ失くなれば多いにバランスが崩れるのだと初めて知った。 切除された部位すら再生するのも眷属の中には居るそうだが、あのまま持ち去られていれば今頃隻腕 …だったろうか。 もう少し詰めが確りしていれば腕も何も無かったと、言ってしまえば笑い話。 ――…兎も角。 突然左に重心が傾いだ記憶は未だ健在、些細な事で崩れる均衡もあるものだと ) ( ………………… )  ( 保てなくなった均衡 ) ( 切り飛ばされたもの )( 切り捨てた何か ) ( 遠くなった筈の赫いもの ) ( 残った眷属の証たる吸血の性 ) [Tue 22 Nov 2005 15:25:37]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ( 正当な事由のある報復も、度を越えると本来の目的は忘れられるものらしい。 或いはヒトガタを破壊する行為はそれなりに心身を疲弊させるのかも知れない、余程肝の据わったか「慣れて」いなければ血の色 臭いはやがて飽きるもの。 それが常人の感性であるなら昆虫か何かを屠っているのだと考えた方が気が楽。 ) ( だから、虫の足を1本1本もぐ感覚に置き換えて )  ( 奪われる右半分の視野。 赤眼は比較的ダイレクトにそれが何であるかを示す目印ではあったろうし、 )( これから斃す者と目を合わせたくなかったんだろう。 ) [Tue 22 Nov 2005 15:15:29]
ザッハトルテ@西園寺邸 > (「これも心配の形」と言われて包帯巻かれて、それで漸く傷んだ箇所を自覚すると云うのも大概可笑しな話だけれど。 そも、痛みとは放置すれば生命活動に支障を生ずると脳に伝達する警報ではあるから、既に死した身がそれに鈍いのも在る意味自然な事やも知らん )  ( …… )  ( 毛布の下で其処に触れる。 ――灼けつく痛み )( 掘り起こす痛み ) ( 掘り起こすまでもない記憶 ) ( 繰り返される不毛の反芻 ) ――――… あの時(・・・)は …逆だったっけか 。 [Tue 22 Nov 2005 15:06:45]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ( 遮光の為の厚いカーテンも陽光を完全に遮断しきれていないから、まだ陽の高い時間帯なのだろうとぼんやり思った。 盲滅法に枕元を漁って懐中時計を引き寄せ、蓋を開く。 妙な時間に目が覚めた と云うよりは。 二度寝が妥当の時間だろうか――…頭の中が深い靄、じりじりと腕に走る熱が無ければ覚醒の実感も朧。 窓に背を向ける形で毛布に包まり直した ) [Tue 22 Nov 2005 14:58:50]
お知らせ > ザッハトルテ@西園寺邸さんが入室されました。 『( 妙な時間に目が覚めた )』 [Tue 22 Nov 2005 14:52:24]
お知らせ > ミカドさんが帰りました。 『(――乗り越えたつもりで、足に引っ掛けた駄目なヤツ一人)(怒られフラグ)』 [Mon 21 Nov 2005 08:24:28]
ミカド > (「もしも私が」「その時は」)(途切れた言葉の先は――) ―――後でね。 (塞いだ書架の後から朝の匂いがした。ひらりと手を振ると扉の向こう――ワゴンを乗り越えて) [Mon 21 Nov 2005 08:23:11]
ミカド > (自分とは違う柔らかな黒髪に顔を埋め――冷たい肌と、脈打たぬ首筋へ男の唇が触れた。―眷属の証拠たる刃が、肌を甘噛んで)―――…(一拍)…―――(死人の肌に赤い痣が残ったとしても、一瞬で消える幻のようなものだろう。)(引き寄せた分、軽く押して突き放し――) 包帯を。 ( 悪戯が終わった子供の笑み。―――殴られる前に逃げよう。――咄嗟に浮かんだ危険回避能力により、するりと長椅子の上から立ち上がり) [Mon 21 Nov 2005 08:20:47]
お知らせ > ザッハトルテ@西園寺邸書庫さんが退室されました。 『(「本は元在った処に戻せ」なんて、今更付け足して。 )』 [Mon 21 Nov 2005 08:17:59]
ザッハトルテ@西園寺邸書庫 > ( …思い出したようにじりじり灼けつく痛みが乖離する自我を繋ぎ止めたのはほんの数日前の記憶。 そんなものが踏み止まれる鎖になるのなら、そんなものより―― )( 泣き顔の誰かさんの説教 ) …………もし私が ――――――――…その時は  …  ( 零れて失せそうな時は。 踏み止まらなければいけない とは思う けど、…今まで約束の類を守れた試しがないのと同じで。 とてもとても言い難い、願いに類する何かを続けようとして ) ………ん 。 ( 触れたものの冷たさは馴染み深いものだったけれど、うすい吐息に言葉が途切れた ) [Mon 21 Nov 2005 08:14:53]
ザッハトルテ@西園寺邸書庫 > ( 第二第三のネタ神が )( 略 )( じゃないと良いね!! とどっかの誰かも一緒に祈った ) [Mon 21 Nov 2005 08:05:24]
ミカド > (ネタ神は既に、何処かヘ旅立ったらしい…!) [Mon 21 Nov 2005 08:04:25]
ミカド > (永い時間を生きる者だからこそ知りたいんだ)(交われぬ女の話)(人の話)(水が掌から滑り落ちようとも、滴は掌に残るだろう。 ――その滴さえ乾いてしまったと言うのならば、何れ聞くでろう記憶の滴を、貴方に返して差し上げる。 ――それまで傍に居たら、の話し。)(不意をつかれて、あっさりと引き寄せた貴方の体。こちらからも軽く身を乗り出したなら、耳元へ唇を寄せて)――重々承知。既に何度か嘆いた。それでも、だ。こうやって心配したり、話したいと思ったり、聞きたいと思ったり、聞いて欲しいと思ったりするということは、そういう事なんだと思うよ。………君が好きだよ。ザッハトルテ君。(さて、判定やいかに)(もし、奇数ならば、恐らく避ける事も出来ずヘチ殴られる。――そのままなら。肩に乗せるよう近づけた唇が、畏れ多くも首筋へ。) [Mon 21 Nov 2005 08:02:36]
ザッハトルテ@西園寺邸書庫 > ( ここで秒数の神様召喚たーいむ★ 次の貴方の発言末尾が偶数→このまま。 奇数→先ほどの愛人ーだの恋人ーだの思い出して車田空間召喚。 ごぅ! ) [Mon 21 Nov 2005 07:40:21]
ザッハトルテ@西園寺邸書庫 > ( 髪の毛、もう一段短く切れば結べると思うんだけど。 わざわざ誰かさんに切って貰ったんでもう少し短く――とか言えないやつがここに1匹。 因みに流石に動いたらぶん投げると思うので、あまりにヘヴィなドッキリ★サプライズは非推奨です。 ) ………ひとつ。 なら――猫の足、かな。 貴方も知っているひとも登場するしね? ( 語られるのは聖画師の誰かさんが案外悪戯が巧みで――良い意味で強かな部分を持っている、といった話になるだろう。 他のはどれも誰かに聞かせられる話じゃないし、残念ながら貴方が少しでも残しておきたいと思っているモノは己が手の中に掬った水のようなものだと認識している。 …何れ零れて失くなる ) 何と言うか――…心配のし損だと思うよ、大概。 今こそそうやって笑っているけど、厄介なモノに入れ込んだものだと嘆く貴方が見える気が――――?! ( 突然引き寄せられたならそちらへと凭れる形になるが。 ) [Mon 21 Nov 2005 07:40:15]
ミカド > …………………。(視線背けた。ものっそ背けた。蝶結びが縦になる辺りはまだ、フォロー可能域だったが、髪の毛結べないとか鉛筆駄目ぽトカ、その辺りになると、どう言葉をかけて良いのやら…!「の」の字を書いてる貴方を慰めるべく、人形を投入するので許して欲しい。―――動くが。) (落としたシャツを引き寄せると、貴方の肩へ引っ掛けた。包帯は一階に行かないと無い。 珍しい表情を浮かべる貴方を眺めて――…ふ、と軽く笑って見せた)いいよ?……君の話しを聞くのは好きだしね。妬くとしても。――まぁ今日、全てを聞かせてくれとは言わないよ。――そうだな、君の左腕に包帯を巻く間、一つ、話してくれると嬉しい。 (どうせ何時かは、此処で話した話も、これから聞く話も薄靄の中へ消える事。…ならば少しでも抱えていれるように、沢山の貴方を知りたい。 例えそれが扇で靄を掻き混ぜるような事だとしても)……「傷が残るかもしれない」…これも、きっと「心配の形」なんだろうよ。(残らないとしても、だ。――さて。徐ら三日月に歪んだ口元)…勿論、喜んで。(肩にかけたシャツの襟首を掴んで、貴方の体ごと――強引にひきよせんと) [Mon 21 Nov 2005 07:25:14]
ザッハトルテ@西園寺邸書庫 > ………フォローなしですか。 ( ものっそ気まずい沈黙が降りたと思っていいだろう間。 この後自室に戻ったらシーツに「の」の字を大量生産する勢いだが――それも後の話。 貴方の推測はこの場合事実と寸分違わず。 文字通り放置している訳だが触れられればそれなりに痛む、軽く眉を顰め。 ) …届かない後悔の苦さが残ってるんだと思うよ。 破った約束はそれっきりだとか、………聞くときっともっと妬くよ? だから聞かないと仰るのは慧眼だし――今は此方も助かる。 ( 意識して意地のよろしくない笑み、のようなものを作って――すぐに収めて ) ――――川に流した花束のようなもの、…時間の流れが永過ぎる。 何れ忘れるよ。 ( そうしてきっと、如何でも良い事へと落ちていく。 川に委ねた花葬 )  既に純然たる生命としての時間を終えたモノに、傷が残るとは思えないけれど――…それも感傷か。 ( おそらくは 貴方の。 残る傷 未だ抱えた痛み 癒し得ないもの ) では手を煩わせて済まないが御願いする。 ( 頼み事と云うにはいかにも鷹揚な語調で、内心もう一度済まないと謝り――こう云う時どんなツラでどう話せば良いものやら、以前として良く判らない。 ) [Mon 21 Nov 2005 07:03:36]
ミカド > (滑り落ちるシャツの下から、「尖った物に”抉られた”」傷が現れる。切傷にしか見えない、それ。眇めた瞳が左腕の傷へと―)………………。(フォローが出来なかった)……い、いやね?しかし朱鷺の都人に不器用な人がいないと思うかい?折り紙が苦手な人だっている。…僕は蹴鞠の類いが全くだったし―――…(指先で傷口に触れた。)(血は付かない。渇いている。――…しかし、傷口の塞がり方に小さな違和感――…)……「大した話じゃない」と、言いながら…覚えてると云う事は、それなりの何かが、あったんだろう。なんて――…思ってしまうのは、妬き持ちの一種だと思うかい?(塞がりかけた傷が、もう一度開くような事をしたような。なんというか…、一言で言うと「放置」されている傷のような。彼なりの治し方なんだろうか。彼と視線を合わせたなら、ふす、と溜め息を洩らして)…長い時間生きていると、如何でも良い事は、本当に如何でも良くなる。大事な人の顔さえ朧げに擦れていく。 羨ましいよ。「交友範囲が広くて」(先程言われた言葉を、仕返しのように囁いて)(左腕に触れていた掌を、腕沿いに滑り落とした。)――…詳しく聞くのは止めておく。だけど、傷は大切に…。君の柔肌に「傷」が残るなんて耐えられないねっ。…あぁ、そうだ。シャツに血がつくのも面倒だろう? 包帯を簡単に巻いとこう? [Mon 21 Nov 2005 06:48:48]
ザッハトルテ@西園寺邸書庫 > ( だとしたらその笑顔は何なんだと真剣にツッコみたいんですが。 ) …トウフが掴めるようになるまで何ヶ月かかったと思ってるんですか。 他にも髪の毛が結べないとか鉛筆が削れないとか蝶結びが何故か必ず縦になるとか、一般的な生活の不適合者なんじゃないかと何度考えた事か――目の仇にしやしないけど、さぞかし滑稽に映るのだろうなと思うと――あまり良い気はしない。 ひとには向き不向きがあるんだよ。 ( 首に触れても今は脈拍もないだろう、この場に在るのは死人がふたり。 ) 良く判らないからこそうまくいかないのだろ。 特にこの島の女性は誰も彼も強い癖して変なところで脆いもんだから、どう接して良いものやら見当もつかない。 …ゴシップにもならない話、同じ樹で雨宿りをしたような程度だけど――…いろいろあったんだ。 船と港の話とか 猫の前肢だとか 天使の羽だとか ( 涙とか。 遡ればもっとずっと深い、―――― ) どれもこれも――大した話じゃない。 ( 話を逸らすように、左腕をそちらに向けた ) [Mon 21 Nov 2005 06:27:27]
ミカド > ご機嫌?とんでもない。「心配」しているんだよ。君がどんな怪我をしているのか心配で心配で――(顔がにやける)……思うに君は―アレだよね(貴方を苦しめる釦を、あっさりと外していく。白い肌が―死者の温度を覆い隠す布が―釦と共に晒されて)……自分が不器用だと言うことを、酷く気にしているようだね…?あぁ、もしかしたら、僕が悪戯した所為もあるのかな?(最後の一つを外し――)――朱鷺の都人を目の敵にしてくれるな、と朱鷺の都人代表として言うておくよ。(両手の平が、貴方の首を包むよう添えられて)…それは否定できる筈も無い。間違いなくこの館の主は彼女だね。…人間の女性。日に日に成長する彼女に追い立てられる鬼二人。愉快だ。(猫の仔――。儚い――。至近距離の独り言は、容易く聞き取れた。)(シャツを滑り落とす為に滑っていく両手を止めて)…意外なことに(ちら、と上目で見上げ)ザッハトルテ君は、その女性のことを良くご存知のようだ。――痛い目にあったのかな。君も [Mon 21 Nov 2005 06:14:13]
ザッハトルテ@西園寺邸書庫 >  物凄く御機嫌に見えるんだが? …悪かったな不器用で。 折り紙? 綾取り? あんなの出来なくたって生活するうえで何の問題も無かろうに、これだからトキノミヤコ人ってやつは――… ( 毎日着替えるのにボタン数個のおかげで20分とか30分とか余裕で浪費中毎日。 それも月末の貴重な時間をな…! 自業自得と言ってやると何かとよさげ。 おとなしく任せて、視線は天井 ) どんな種族でも と言うか、――性別として一番強い。 現にこの家だって最強は間違いなくリコリス嬢だろうし? …強いね ほんとうに ――… ( …… ) 何時いかなる時でも強いとは限らないのがまた ね 。 時折猫の仔よりも儚く見えたりするのも武器のひとつならば、そりゃ我々に勝ち目なんぞあるまい。 ( 脳裏に描いた何人か。 果たせなかったもの 投げ出した約束 頭の上がらないひと 病床の人 泣かせたひと、 ) ………痛い訳だ。 ( 吐息と共に零した独り言。 ) [Mon 21 Nov 2005 05:58:12]
ミカド > 痛々しいとは何事かっ…ち、とも、何時も通りじゃ、ないかっ。(ふす、と平素を装うが――その苦労も、頭を撫でられれば全て台無し。へっしょりと肩を下げた)……つくづく思うよ。どんな種族でも、女性が一番強い。――僕なんぞ手玉にとられて転がされるのが精々だ。(左足を椅子の上に引き上げて、貴方を覗き)彼女等の強さを、ほんの少しでも分けて貰えたら良いのにと、何時も思うよ。(伸びる右手が、貴方の左肩を軽く掴まんと伸びる。拒まれないのなら、向かい合わせになるよう引き寄せるだろう。)………不器用だなんて誰も言ってはおるまい…?片手を怪我しているのだから仕方ないさ。(吊り上がる唇は、そうは言うていないようだが)豆腐を掴めるようになった君を「不器用」だなんて誰も呼べまいて。(――くつり。漏れる笑い声を何とか喉で殺して――)…………♪(酷く嬉しそうにボタンへ手を伸ばした) [Mon 21 Nov 2005 05:44:08]
ザッハトルテ@西園寺邸書庫 > ( 何だか酷く乾いた笑い方だと思った。 思った。 川辺の正治さん、きっと聞いてると思うな――この場合、ビルシュタイン家の何方かだろう正治さん。 遠くを見る虚ろな黒瞳にとりあえず、リコリス嬢にこの件は黙っていようと思った。 ) ――…御免。 これ以上見て居られない痛々しくて。 でも小娘とか鬼( 夫人 )とか言わない方が良いと思うんだ――噂をすると悪魔が来るって言うだろう? ( ノコノコと近づいて隣に座ったのはやれ気の毒にと貴方の頭をぽみぽみする為であって ) ……何だその乗り気具合。 ひとの手先が不器用でそんなに愉快ですか。 ヒヤヤッコくらいは何とか掴めるようになったのに――… ( 不貞腐れたよな遠吠えがひとつ。 ) [Mon 21 Nov 2005 05:25:08]
ミカド > あははははあははははははははははははははははははははあははははははははははははははははははははは(ものっそ棒読みな笑い方だったと記しておく。墓穴に墓穴を掘って、その中にマイクを埋めて、秘密告白するような気分だった。正治さんも河辺をうろちょろするってもんです。)苦手だなんて言わないさっ!あぁ、言わないとも…!!腐っても貴族の端くれ…!!交流関係は大切に!例えどこぞの小娘だろうが(←あ)どこぞの夫人だろうが(←あ)構うものかっ…!!!(時折上擦る声を隠しやしない。視線は貴方を通り過ぎ、遠いところを見ているような硝子の黒。)(最後の証拠を突きつけられた被告人の如く動いていた唇がピタリ止まり)現物を見ても触れてくれるな…っ――――アトッ……! …くれぐれも小鳥ちゃんには内密にっ…っ(血涙さえ流しそうな表情で付け加えると)(さぁ、気分転換だと言いたげに)…友人の怪我を見て楽しむ輩が何処に居よう?…これは心配に心配な態度の現れだ。(ひらり、長椅子の上にネクタイも)だから、この僕を安心させるべく早く早急に一刻も早く脱いで――――……。(ぬげにゃい)……………………。(微笑んだ。今度こそ断言しよう。ころりと転がるコパンダを(以下略))…ザッハトルテ君。(手招き。)(隣叩いた。)(手招き)(隣叩いた)(二回繰り返した) さ、脱ごうか。 [Mon 21 Nov 2005 05:13:48]
ザッハトルテ@西園寺邸書庫 > ( ころりと転がるぱんだを見る目。 微笑どころじゃないと思ったのは気の所為か。 気の所為ですか。 ) どう変化するのか、御想像を伺いたく思うんだが――ふむ。 真剣にあの方が苦手なんだね、折角だから遠いところから貴方がたの交友は拝見するとしよう。 天然ボケな私が出て行っても――主に貴方の? 境遇を拙くするだけな気がする。 ……… ( 慌てて噤まれた口。 ) つまり、その絵が多いに自尊心を損ねるようなシロモノだと。 …良かろう、その現物を見ない限りはその話題には触れまいよ。 ( さり気なく助太刀しない意思表明。 然様、きっとこれは貴人同士の決闘のようなものではあるのだろう――余計な介入こそ興醒めと云うもの。 ひとり納得して ) …。 ( 黙った ) 何だかすごく乗り気に見えるのは気の所為か? 見ても面白いものでもなかろうに――――――… …… … ( 乱暴に緩めたタイを引き抜いて ) …だから外せないんだよ、ボタンが! だから中止。 中止と言ったら中止、治ったと思ったら報告しに参上するさ! ( 手前の不器用棚上げしてすっげえ八つ当たり ) [Mon 21 Nov 2005 04:56:45]
ミカド > ……大丈夫だザッハトルテ君。(にこー。でんぐり返しするコパンダを見るような視線で微笑んだ)例え…自覚したとしても、君の天然は無意識発動する呪いと同じだから。そして君が、ドコゾのお嬢さんのように「てへ★わたしって天然ボけっこだから★」的な発言をしないことも知っている。だから大丈夫だ――寧ろ、個人的な意見を述べさせていただくのならば、ちょっぴり自覚してくれると、色々僕と君との関係に変化があるんじゃないかな、と淡い期待を抱くn…―――――………(交友範囲狭い)………………。……………。(視線が固まる。黒石榴の瞳が暫く貴方を淡々と眺め)交友範囲が広い為に、彼女のような友人がゴロゴロ出てくるのはゴメンだ。だったら、狭く狭く狭く生きたいネッ…!!!10人の彼女と、小鳥ちゃんとザッハトルテ君。どちらを選ぶと聞かれたら、断然後者だネッ。(本人が聞いてたら、無言で首を捻られるような事を真顔で言った)彼女がそのような大人しい気質の方か如何かは、僕のほうがよく知っている。…あの方は、ヤル(己の精神を殺ると書く)寧ろ人目に触れない場所で保管してくれるなら、そっちの方がっ……(あ)………。(何か洩らしそうになった。)(ごほん。えへん)………まぁ、いいじゃないかっ…彼女の話など忘れてしまおう!うん!!正治に目あり河辺に耳ありというじゃないか!――今それよりも、君の怪我だ!(すぱん。己の膝を叩いて催促)(催促)(上着が隣へ放られて)……・・・・・・。(止まった。首傾げた)(止まって 目を見開いた) ……  却下。 ( 速 攻 ) [Mon 21 Nov 2005 04:43:42]
ザッハトルテ@西園寺邸書庫 > ( 赤い悪魔。 そりゃさぞかし恐ろしかろう、何たって通常の3倍。 何が? ――さあ。 あらゆる意味で、だろうか ) そこまで言ってくれるかな。 私が「判りましたボケを認めます」となったらそれは自覚あるボケであって、そりゃもう天然とは言わない。 それで良いんだな? ( 人差し指で数度ぴしぴしと指差しつ、何だか良く判らない構造論。 「天然ボケ」は自覚してちゃアカン。 ) ……… ( 御名答 ) 何と言うか――こー…交友範囲狭いね。 まあ、本当に彼女が貴方の天敵であるならば、これ見よがしに見せ付けには来ないのじゃないかな。 むしろ家宝にして代々、それこそ数百年 数千年遺そうと考えるんじゃないだろうか。 私ならそっちの方が有り難くないけど、また――酷い逆鱗に触れたものだ、あの方も。 ( そういう形の友誼もあるのだろうなと、どこか他人事なのは所詮平民。 稚気に等しいとも言えそうな確執なぞ想像も出来ない訳で、ただ何時になく真摯な瞳にその深さを思い知るのみ。 ) ………………。 ( まあ、そんな事で気が済むのなら。 ナイフの切創なんぞさして大きなものでもないだろうしと上着から袖を抜いて長椅子の背凭れに放り投げ、 ) ………… ( 止まった ) ( 止まって ) …やっぱ無し。 ( ぼそぼそと中止を持ち出した。 片手でボタンを外すのに難儀してますなんて言えない。 ) [Mon 21 Nov 2005 04:20:07]
ミカド > (主は心底恐怖している。――何時ぞやメイドを引き連れた、あの紅の悪魔が、絵画と共にこの屋敷のドアを叩くんじゃないかと…!!ちなみに仮病だなんだと言うてはいるが、本当にその悪夢が具現化した際には、全力での死闘が始まる。小鳥ちゃんと友人を奥の部屋に本気で閉じ込めてからな……!!!)君の天然っぷりは、僕以外にもマリィ君ティエン君や小鳥ちゃん他、君に関わった全ての人が頷く事だと断言するとして。(此処だけは聞き流せないらしい。すらすらと詩を歌うように告げてから、自分の頬を一撫で。)……残念な事に、ご名答だ。     その通りだっ……!(くぁ、と昨日の虎の紳士のように一吼え。)序でに白状するのなら、絵画を買い上げた貴族と言うのも彼女だっ…!あぁ、忌々しい…!!(ギリギリと歯が鳴って――やおら、貴方を見上げて指を突きつけた)…ちなみに、もし彼女が家を訪ねたとしても、扉は開けないように。絶対だ。先ず僕に知らせること……っ!!!いいねっ…!!!(お母さん山羊が、仔羊に言い聞かせるように、ぴしりぴしりと指先を何度も突きつける男の瞳は真剣だった。何度も「絶対だ」を強調して)(深呼吸)―――……。(「詫び」)(言葉の間を得る為だけに、足を組みかえた。 ――やがて、言葉の続きを促すように、傷を見せろと右手が揺れ)…………。(顎で貴方の左手を指して)(スルーされた下心も今は隠した※何故此処を強調するのだ) [Mon 21 Nov 2005 04:04:44]
ザッハトルテ@西園寺邸書庫 > ( きっと素薔薇しい ※誤字じゃないよ…!※ 審美眼を持っているのだと思ってる。 だって貴族だし、美術品を見る目はさぞかし肥えているのだろうと――リンク先を見ちゃったらきっとぽかーんとするね。 ) …天然言うな天然。 そこまでボケてないと自分では思ってるんだ。 と云うか、今の貴方ならちょっとばかり付き合いが長けりゃ一目瞭然だと思うよ? ――… 貴族で此処に乗り込んでくるかも知れない、例えばビルシュタイン家の御令嬢とかあの辺の手合いだろうか。 貴方にも天敵は居たものだね? 昨日の虎顔の――彼のようなひとの相手はお好きなようだが。 ( 苦々しい顔を見返して。 しおたれた顔もらしくない、それだけ望まざる事態なのだろうなと推測。 ) 心配されるのも――…あまり得意じゃないんだが。 本当にたいしたものじゃないから、それで安心するのなら見てみると良い。 そのくらいの歩み寄りなら惜しむまいよ。 「心配かけた」――詫びに? ( 下心はスルーしたよ…! びーくーるびーくーるびーくーるびーくーる。 ) [Mon 21 Nov 2005 03:40:54]
ミカド > 違うと言ってるじゃないかっ…………っ!(珍しく顔に朱色が差して)素晴らしい絵だったからこその発言だともっ…!(問題は、その絵がその金額に見合う絵かどうかということだ。だって、アレだし。アレだし。あれだし。 なんだかシンナリ萎れるように吐息をついて)………………。(墓穴を掘っている、と思った。)(唇がへの字に曲がる)天然ポケポッケポケのザッハトルテ君に色々察せられる程、今の僕は動揺しているということか。あぁいや―――額への一撃の所為だな。間違いなくっ……(タンコブ通り越して、一瞬凹んだんじゃないかと思った額を撫でた。皮膚は裂けましたが。(爽やかに断言))まぁ、簡単に言ってしまうと、そのような人がエキセントリックに乗り込んでくる気がするので、どうにか逃げたいな、とね。(苦虫噛み潰したような表情は消えなかった。――と、貴方の右手が指し示す位置へ視線が止まり)心配しているという事だよ。(この間のように)まぁ、久し振りに君に触れたいという下心があったのは認めるね…!(なんか言った)でも。―――随分と物騒な位置に怪我をしたもんだ。(心臓の横だなんて)  [Mon 21 Nov 2005 03:27:13]
ザッハトルテ@西園寺邸書庫 > ………図星か。 ( ぼそー。 珍しく声を荒げるもんだから、かえってそんな気がした ) でも――…それがやんごとなき方々の嗜みなら仕方あるまい? それにしても51倍ってなどんな額なのだか。 ああ具体的な金額は良い、ゼロの多さに倒れたくなりそうな予感がする。( 複製技術のない時代、絵画なんかはそれこそ世界で1枚限りなんだろう。 レアリティはそのまま価格に直結する と思う。 ) ………仮病ねえ。 突きつけるって事は――…招いた憶えのない客人でも来る予定が? もしそうなら――居留守か さもなくば本当に外出してしまうのはだめかな。 とか――娘御にガーリックのフルコースでも作って貰えば普通に寝込める、まあそいつは冗談だが。 ( 腕の辺りから上がってくる視線の先には何時も通りの、仮病のくだりに未だピンと来なくてポケキューなツラがある。 2度瞬きして ) 随分食い下がるなあ…たいした事じゃない、唾でもつけときゃ治る。 ( なまじこんなだから隠し事のように見えるのだろうか――それも良くないか、と考えて。 本を手にしたままの右手、親指で示すのは心臓から横の辺りの高さ。 ) [Mon 21 Nov 2005 03:07:11]
ミカド > 物騒なことを言うんじゃないよ、ザッハトルテ君っ……!良い美術品を揃えるのは貴族の嗜みだよっ…!!(叫ぶように声をあげ―― 一瞬だけ握った手に力が入る。)…出来ればそうしたかったんだけどね・…?…買い上げた貴族も、その絵を 酷 く 気 に 入 っ テイテネ。如何にもこうにも成らなかったんだよ。51万の倍を提示しても譲っていただけなかったと思うね…!!!(微笑んだ。微笑んじゃいるが、引き攣るのを隠せなかった。――本日二度目の「くーるこーる」を唱え)…調子が悪いわけじゃない。ただ、ほんの少し…病気に成りたいと――(左手を隠しているから、てっきり手の甲辺りにあるのかと思えば、違うらしい。刺さった痕も無い。と、なると――…視線は貴方の左手首から上へと伝って)…所謂「仮病」を使いたいと思う時が、近々くるんじゃないかと――ふ、と思ったんだよ。ヴィーダァ君に診断書でも作ってもらって、いざという時に、それを突きつければ、何とかなるだろうか。(上った視線は肩から首筋――そして貴方の紅へ)…さて、何処を怪我したんだろうね、君は。ぼんやり歩いていて?(首を傾げ) [Mon 21 Nov 2005 02:56:45]
ザッハトルテ@西園寺邸書庫 > ( くだんの絵画に愛憎入り混じった逸話があるのだろう、凄惨な笑顔にありありとそれが現れていた。 貴族様同士の全力御戯れだとは思いもよらん ) 何だか致命的な物的証拠の流出を恐れる権力者みたいだね。 手に入れるのが目的と云うより隠滅する為に何としても手に入れたかった と。 こう言っちゃ何だが金にもの言わせて奪還すれば良かったのに――…薄給の身としてはうらやましい限りな話。 ( 医者にかかれないのは薄給とは何ら関係ないのだけれど。 やらかしたのは上腕部であって左手ではないから、取ろうと思えば容易に掴めるに違いない。 ) んー…刺さった と言えば刺さった――…かな。 それくらいには尖ってたと思う。 やったのは何時だったか正確にはもう憶えてない、外をうかうか歩いていたらこの有様 と、そんな程度。 ( 実感の篭った言葉と裏腹、齎された言葉は酷く縁遠いものだったから ) 病気? 我々が ? …… ( 考えて ) 風邪だとか胃に穴が開いたりはしないと思うけど――――…体調が狂うくらいならあるんじゃないかな。 ただ、細かな病名は付かないような気がする。 全ては 『生命力の低下』でしかないような …? ( 死したモノが生命力と云うのも何だか妙な話ではあるが。 ) 何でまた。 調子が悪いのなら素直に寝ておけと言いたいところだけれど。 [Mon 21 Nov 2005 02:36:48]
ミカド > (コクリ素直に頷いて見せた。―恐らく人間だったら冷汗の一筋も流れるシーンに違いない。 逃げた視線がそろそろと貴方へ戻ってきて) その絵画に使われた色が、鮮やかな紅色でね。…ぜ……是非とも手に入れたいと思ったんだがね…っ…ふ、ふふふ。(絵画を買い上げた、件の貴族様からは連絡の類いは無い。どんな手を使って嫌がらせをしてくるのかを考えると、胃の辺りが痛くなるような気がした。)…本当に欲しかっただけどねっ…!夢に見るくらいにっ…!どうしても!!この手で引き裂いてやりたいと思う程に欲しかったんだけどねっ…!!! 本当に残念だった。(ぎしり。噛締めた歯が鳴った。―無意識のうちに浮かんだ鬼気迫る笑顔)(気が付けば、けふりとわざとらしくせきをして)…鬼でも病気に掛かるのかね。(ぼそり。思わず呟いた言葉には、妙な実感が篭もっていたに違いない)……まぁ、そんな事はおいとくとして。絵画より怪我の方が。(貴方の左手が目の前に。――見たところ―…痣のようなものは無い。思わずその左手に触れんと、改めて手を伸ばし)…”尖った物にぶつけた”。刺さりはしなかったのかな。(それは普通に浮かんだ疑問だ。他意なくさらりと問う)…… というか、怪我したのは何時だい?(気が付いていなかった)…昨日思いっきり僕の襟首を引っ掴んで振り回してくれた時?それとも今日? [Mon 21 Nov 2005 02:23:46]
ザッハトルテ@西園寺邸書庫 > ( 笑われた。 ) ( こっちゃぽかーんだよ…! ) んなっ――…新型の兵器か呼吸する( しねぇけど )破壊衝動みたいに呼ばれるのは納得致しかねるっ…! ああああ――そこまで笑うなっ笑うなっ! ( 本を手にしたまま、右手がわたついて――やがてポケットから手を引き出した。 ) …少しばかり尖ったものにぶつけた。 頑丈にはできていないからそれなりには痛いし、だから余り使わないようにしてる。 ( 心なし引き攣った彼と、バツも悪くそっぽを向いたこちらはお互い様 と言って良いやら。 ちら、とそちらを伺い見て ) ……ふむ。 絵を買い逃して、それが残念で――…それでそんな個性的な服を? どんな絵を御所望だったのかな、聖画だけは絶対に有り得まいが。 ( 恋に破れた女性は髪を切って気分を切り替えると聞いた事があるけれど。 それくらい残念だったのかと鈍っちいのはそんな結論 ) [Mon 21 Nov 2005 02:06:48]
ミカド > (白黒熊マニアの真髄を見た)……(額をタオルで抑えながら、視線は逸れたままだ。――さり気無く追撃の視線から逃げようと、苦労中) ははぁ。成る程。ぶつけた。ぶつけたと。……………………。(妙な間)………………。(首を傾げ)…… ぶつけた?  ぶつけた…。ぶつけて―…君が腕を庇わなければならないくらいになった? (口の中で言葉を何度か反芻し)(やがて)(大爆笑が響いた)冗談だろう?ザッハトルテ君。君がそんな怪我をしたって事は、ほら。全力で何処かにヘチ当たったってことだろう?馬鹿鬼力の君がそんな事をしたら、今頃街は、久々のゴシップで賑やかになっているだろうよ。「怪奇!突然建物倒壊!」やら「驚愕!突然開いた大穴の秘密に迫る!」だの!(からから悪気なく笑った。笑った。)――どれ、見せてご覧よ?そのヘチ当てた左手とやらを。(片手を突き出して)―――……。(止まる)……む。(先日の一件。同時に過ぎる珈琲の香り。――嫌な言い方をされたものだと内心、引き攣った)…………ぬ。……う、うぅん……言えない、と言う程でも無いんだが、その――ぅ……。(もごもごと口篭もる。差し出した手をすっかり引っ込めて顎を撫でた)………君が、お外に行っている間に、絵を、一枚、購入しようと、ね、したん、だが。―――ちょっとタイミングを逃してしまった、というー―…うん。大雑把に纏めるならそういう話しだ。 [Mon 21 Nov 2005 01:49:07]
ザッハトルテ@西園寺邸書庫 > ( 素敵すぎるCMはどっかの誰かが画面にへばりついて戻ってこないから気をつけろ! リ●ルデントのCMとか一発目が白黒熊ってな如何言う了見だ。 CMソングを聞いてから反応してたんじゃ間に合わないぜ ) どうもこうも――…探しものをしていたらぶつけた。 ( 何にとは言わない。 ) で だ。 また言えない事ならこれきりにするが? 蛍光色を克服しなきゃならん状況でも生まれたとか、そんな事態にでもなったのかな例えば。 ( 逸らした視線を追いかけて。 ) [Mon 21 Nov 2005 01:20:16]
ザッハトルテ@西園寺邸書庫 > そんな訳で両者合意の上へち殴られる貴族様。 確定ロールさいこう。 ) [Mon 21 Nov 2005 01:20:07]
ザッハトルテ@西園寺邸書庫 > ( その画家殿には是非、魔術の才能の方をこそ伸ばすように方向転換をお勧めしたい所存。 ある意味錬金術師もまっつぁおなんじゃなかろうか ) ( ひとくちに青と言ってもピンからキリまである。 青系なる括りの中、例えば紺なんかは今も着用の黒とそう大差はなかろう、けれど不思議だね。 何だかやたら鮮やかな青の、その色合いが目に見えるようなんだ――これって以心伝心? ) んなモン要るか――――――っ !!! ( んなモンその壱→dodgerblue≠フスーツ。 その弐→脱衣のススメ ) [Mon 21 Nov 2005 01:19:57]
ミカド > (幻獣:白黒熊が戯れる素敵CM画面)(復帰)(貴方の前に、既に貴族さまは居らず、代わりに 蛍光イエローのスーツ※所々血で汚れている がハンガーに吊るされた) …………。(ちょっぴり顔色の悪いらしいぜ)……(「とある一件」) ……。(視線逸らした) そー……そう言えば、ザッハトルテ君っ!さっきから左手どうしたんだい?!( 流 し た ) [Mon 21 Nov 2005 01:09:33]
ミカド > (暫くお待ちください) [Mon 21 Nov 2005 01:04:54]
ミカド > (普通ならば目に痛い色で終わるだろう。しかし、魔術を嗜んでいる某画家は、本当に光らせてしまったというお話。暗闇の中でもうっすら光ります★――思うに、画家は才能の使い方を間違っているんだと思う)(無言で振り上げられた本の意味は、体がよく知っていた。―貴方が自分に言い聞かせている言葉と同じ言葉を、男も呟いていた。おちつけーおちつけーくーるだうーん。びーくーる)(強張った背筋から力を抜いて、するりと伸ばした。――1p差の視界。ややきつめのネクタイを軽く緩めて―続く動作で襟元を正した)――……大丈夫だ。君が何を心配しているかはわかっている。(落ち着けと差し出す右掌)――君に黄色が似合わないのは僕も同意するよ。君はどちらかというと―――だ!素敵青色のスーツが既に君に君のクローゼットの中にある!同じく、小鳥ちゃんには青でも黄色でも無い、素敵薄紅色ワンピースが!!!これで問題無いだろう?( 突きつけた右手が、人差し指だけを立てて揺れる。す っ げ ぇ 得 意 げ ですがなにか。)――さ、これで君の不安は全て解決したね?いざ、友情やら愛やら深めるべく、脱がしてさしあg(ゴッ)(今だからこそ言わせていただこう。確定ロールさいこう。)  [Mon 21 Nov 2005 01:04:50]
ザッハトルテ@西園寺邸書庫 > ( 人間の普通の目で見たなら今はただの黄色であろうか、光あっての蛍光色。 輝く笑顔と相まって夜なのにサンフラワーの咲いたような、生憎窓の無い書庫では月見草とも言えまいて。 ) ( そんな本が何で此処に在るのかとツッコミ入れたのはどっかの背後。 糸の先は? 趣向だけを変えた行為ってナンデスカとか真剣に聞いちゃうからこの先は黙す。 黙しますとも。 ) それが素敵色だと仰るのなら大概こちらのセンスに問題があるのだろうよ、だが謹んでお断りする。 リコリス嬢もきっと同意してくれると信じるね…! ( 落ち着け落ち着けとそりゃもう何度も、呪文のように繰り返した。 何度も何度も諍い合うのはもう止めにして、そうしないと周りが心配するんだ。 れっつくーるだうんくーるだうん―― ) ( ぷりんせすほーるど の意味は先日目の前の彼に教わった。 色々思い出さない方が幸せな何かが頭を過ぎり )   ( 本の角を振り下ろしました。 ヒット確認が出来たなら次の言葉が続くだろう――確定ロールイクナイ。 いまははんせいしている ) …………情緒はさておき、その金額についても色々言いたい事が無い訳じゃないがそれもさておき――だ。 とある一件って何ですか。 ( ひょっとしたら一番ツッコまれたくないかも知れない話題に食いついたんです。 ) [Mon 21 Nov 2005 00:46:29]
ミカド > あぁ!みなまで言うな!言うてくれるな!君の恥じらいだということは判っているよっ…!(キラキラ輝いているように見えるのは笑顔だけじゃない筈だ。蛍光イエローのスーツも素晴らしく輝いてた。暗闇で)その本のように、序章で突然『脱げ』から始まるエトセトラ展開も、実際に起こると悪くないネッ…!(追記するなら、男が『つまらない』と言った本はその後、強引に迫られた女が心変わりするまで趣向だけを変えた行為が、延々と続くだけという、こー・・なんとも言いがたい本だったと述べておく。 小鳥ちゃんの寝台の上に置いたら、次の日は間違いなくガーリック料理が並べられること間違いなしだ) あぁ、先日君をプリンセスホールドできる程度には丈夫にもなった。――これで様々な問題をクリアーできたわけだ。ちなみに『様々な問題』には突っ込まないことをお勧めするよっ★――情緒がなくなるからね!(今だって何処にあるのか分からないが、男には見えているらしい『情緒』とやら。こちらへ近付く友人を見れば、こちらからだって歩みより―――)  さぁ、そんな本は横にどけて―――って……(あれ?角ッこが己の額にピッタリと狙いを定めて停止した。 笑みがかたまって) ……… (自分の服を見下ろした) 悪趣味なんて何を言うのか。先日のとある一件 (ちょっぴり引き攣った)を克服すべく、10マンほど研究資金としてつぎ込んで仕入れた、素敵色スーツを。 ……ちなみに君のも有る。小鳥ちゃんのも。( 廊下で梟を労っている場合じゃないらしいぜ…!) [Mon 21 Nov 2005 00:34:31]
ザッハトルテ@西園寺邸書庫 > (「どうせ使い魔だよな」とか思っちゃうとその効果も即座消失するから要注意だ――ドフ君頑張れ頑張れドフ君! ) ( 抱えた3冊の背表紙を一瞥して ) あ――…確かにこの作者は――夢魔だから展開が安易なのかどうかまでは知らないけど。 ( 毎回毎回男女が御互いにひと目惚れとか、主人公が出会った女性の悉くから告白されるとかそんな御都合主義な。 ) ………3冊。 出会った頃と比べて随分「持てる」ようになったとは思うんだが――本当にジョークだな御自分でで片付けられるんだな? ( 招き入れるよな腕の中へ1歩、2歩と近寄り――包囲も可能かって至近距離に入ったなら抱えた本を振り上げた。 本で殴るなって? 御免さっきから左手はポケットに突っ込んだままなんだなこれが ) その目に痛い布地の・悪趣味な服を・ど う に か し ろ と 言ってるんだけどな…?! 誰がこんな処で着替えろと言いますか!! ( 辻斬り一閃な誰かさんに聞こえたかどうかは神の味噌汁もとい神のみぞ知る。 …神もヘチマも大概な屋根の下ではあるけれど。 ) [Mon 21 Nov 2005 00:17:06]
お知らせ > 廊下さんが退室されました。 『( そんな、通り魔な誰かの一幕。)』 [Mon 21 Nov 2005 00:15:26]
廊下 > ( 通りすがりの話。 書庫の扉を擁する扉の付近を通りがかった時、何ぞ話し声が聞こえて、ふと注意を向けた。其処には、毎度虐待寸前(※毎度とか言っちゃ駄目だ。)気味に、ぷるぷるしてるちっちゃい毛玉が存在していたりするのだが。    「脱げ」とか、「脱がす方が好み」とか、子供の教育に悪い単語だけ拾ってしまうカクテルパーティ効果。 歩みを止めて、ぷるぷるしてる足元を眺めて、思案して。)  ――……ご苦労様です。( 人差し指の先で、ちっちゃい梟の頭をちょいちょい撫でて、通り過ぎていったとか。  どんな誤解の種だとか、今更手遅れだとか、それはもう、別のお話である。) [Mon 21 Nov 2005 00:14:48]
お知らせ > 廊下さんが来ました。 『( 閑話・ぷるぷるしてるドアストッパー付近の話。)』 [Mon 21 Nov 2005 00:11:52]
ミカド > (ちんまい梟は、主人に絶対服従だった。ぷるぷる震えながらもドアストッパーとしての役目を貫く為に、がんばってる……! そして、どうやら 効果 は 抜群 だ!(梟ドアストッパ:1ターンフリーズ※毛玉弱点ユニット限定効果)その間にするりと部屋内に侵入成功でゴザイマス) まぁ、片付けるといっても一時保管のような扱いなのだけどね。その本は作者には申し訳ないが、大変つまらなかったと率直な感想を述べさせていただく。――安直な展開ならば、せめて描写に拘って欲しかったね。――後々どこぞに寄付するか、枯れ葉と共に燃やすかする為の―――(本三冊も頑張って片付けた自分は素晴らしい。ふぅ、と額を拭って振り向いた時だ。――手刀の如きスピードで引き抜かれる本に固まった。) ……本じゃないことは確かだね! 本は大切にと常々君が口にしているのは覚えているよ!うん!ちょっとしたお茶目なジョークって奴さ! 勿論、収納場所も覚えているよっ?!うん!…だ、だからそんなにイケズな視線で眺めなくとも―――(友人の視線が珍しく自分を上から下まで眺めて)…………。(なんか言われた)…………。(ぽかんとした表情でかたまり)……………。ザッハトルテ君。 そういう事を君から言い出してくれるとは思わなかったな。いや、嫌なわけじゃないんだ。勿論。…僕は何時だって構わないよ?ただ、僕はどちらかというと、脱がす方が好みかなっ?(にこ!両手を広げて、「さぁ、かむひあ」と!) [Mon 21 Nov 2005 00:02:39]
ザッハトルテ@西園寺邸書庫 > ( ……… ) ( 固まった ) ( 固まったさ ) ( ちんまいフクロウ、流石に今はぐわしととっ捕まえに行きませんが。 某くまのぬいぐるみの中の誰かさんには心底南無と申し上げます、さておき――そんな訳でじと目な視線に 気 付 け ま せ ん  で し た ) ああ丁度良かった、また棚の本が随分おかしなところに入ってきてるから戻す場所には留意してほしいと言おうと――――って言ってる側から何しやがる ( 押し入れた本を電光石火で ※自分で言うなや※ 引き出した。 胸元に抱えて今度は赤目がじと目。 頭のてっぺんから足先まで眺めて ) …で。 フジヤマほどの用事は拝聴するとして――――それ脱げ。 ( 目に痛いからな! ) ( ネタ神ジャナイヨバイオレンスな何かデスヨ? ) [Sun 20 Nov 2005 23:50:39]
奇天烈紳士 > (ネタ神が降臨あそばされるのか。――「秒数判定」と聞くとトラウマ蘇るどっかの誰かが戦慄した) [Sun 20 Nov 2005 23:42:00]
奇天烈紳士 > (そして扉は開かれる)(カチリと微かにドアノブの回る音が木霊して――隙間にチョコンと家主の使い魔たる梟が一匹差し込まれた。 良心に訴えるドアストッパーご登場。――その後、行き成り閉めたり挟んだりされないのを見ると、漸く) ―――………。 (じとりと貴方の姿を確認して)(咳払い一つ)(深呼吸一つ)――― あぁ!そりゃぁもう勿論用事があるからこそ、こうして本を片手に書庫を訪れたんじゃぁないかっ!(テンションやり直したらしい) 尤も、君がこの扉の向こうにいると知った今、用事は富士の山よりも高く積み重なるわけだがっ! まぁ、先ずは。先ずは。この本を――(丁度空いてる隙間を発見。貴方が本の整理をしていたなんて知らない諸悪の根源は、つかつかと貴方をあっさり通り過ぎて――) 片付けようと。( 何の疑問も持たずに押し入れた。 [Sun 20 Nov 2005 23:40:45]
ザッハトルテ@西園寺邸書庫 > ( 因みに「愛人で恋人」のくだりが聞こえちゃったかどうかは後で秒数の神様に委ねようと思った。 思った。 ) [Sun 20 Nov 2005 23:34:50]
ザッハトルテ@西園寺邸書庫 > ( がつんべごしばたーん )( ごろごろばさー ) ( お外で何か言ってる ) ( ごつごつごつごつ )     ( 啜り泣き )( ……… ) ( 意味の無い事をいきなりやると。 当然と云うべきか、そのツケ――とも本来称すべきではないのだが――が己に返ってくるのも極自然な流れ。 盛大に扉にぶち当たってがったんことひっくり返ったワゴンとそこに詰まれた本どもの回収作業の任も勿論自分の元に戻って来る訳で。 ) ……何か用ですか ――…。 ( 扉の向こうの泣き妖精な奇天烈紳氏様に聞こえるように少しばかり大きめの声。 いずればさばさとぶちまけた本を拾い上げる音がそちらにも聞こえるだろう、扉を塞ぐワゴンは退かされた。 ) [Sun 20 Nov 2005 23:30:36]
奇天烈紳士 > (やがて、扉が静かに閉まり)…………しくしくしくしくしくしくしくしくしく(扉の向こうから、啜り泣きが響くようになるまで、そう時間は掛からない筈だ) [Sun 20 Nov 2005 23:25:24]
奇天烈紳士 > 状況描写!女の台詞!どれをとっても駄目駄目駄目だ。全く、これは処分してしまうべきだね!!はっきりと言うのならば、時間の無駄だった!そう断言し(がっつん★ ワゴンが、開きゆく扉にぶち当たった) ょウ" ( べごち )(勢いよく開けた分、勢いよく跳ね返り、その上、本の重さで、あっさり閉まりゅ。――勢いよく踏み込もうとした足は、爪先を扉に強打し、対応し切れなかった体重移動の為、派手に体がぶち当たった音が木霊した)ト”ぉぅ…ぅぅぉ?!(がたんばたーん←転がったらしい ) 本が!本が!(ばさー←持ってた本落としたらしい) 爪先が可笑しな方向に曲がった感触が!!!(←蹲っているらしい) な、なんだ!今何が起こった!友人君の顔が見えたまでは良かったが、扉が突然閉まったような!!うぬぅ!ザッハトルテ君め!とうとう魔術の類いを身につけおったか! 流石僕の親友で愛人で恋人! 少し目を離すと直ぐに新しい技を身につけ夜!しかし何か被害者は何時も僕の気がするのは気の所為なんだろうかっ……!愛情の裏返しかっ…!!照れやさんだな★(がちんゴッ←扉開けようとした。)…あれ? おーい…?(ごっごっ←あけようとしてるが、ワゴンが邪魔で開きやしねぇ)……あれ?いや、其処まで排除の姿勢を見せずとも良いと思うんだがどうだろう!(ごっごっごっごっ←必死だ) [Sun 20 Nov 2005 23:24:05]
ザッハトルテ@西園寺邸書庫 > ( …そう云えば名前を聞きそびれた ) ( 思い出すのは貧民窟で会った、真摯で穏やかな印象の聖職者様。 彼の口調からするに、パプテスの秘術とやらも万能ではないようで。 彼なら兎も角 ) 神頼みってな如何にも不適材不適所―――― ( 駄目 ) だめなのは自分が一番良く ――――――… ( なんかワゴン ※本爆載※ を無言でそちらに押しやりました。 何故って? さあ。 ひとには――殊更この人外、意味の無い事をいきなりやる悪癖があるらしいって御存知? ) ( さておき、がらがらがごーと轟音立てて蛍光(略)に迫り来るワゴン。 ) [Sun 20 Nov 2005 23:13:46]
奇天烈紳士 > (本を片手に三冊嬉しそうに抱えて)―駄目駄目駄目駄目駄目っ駄目だな!(甲高い声で、駄目駄目言いながら、思いっきり扉を開け放った) [Sun 20 Nov 2005 23:10:28]
お知らせ > 奇天烈紳士さんが来ました。 『(そこに颯爽と諸悪の根源が!)』 [Sun 20 Nov 2005 23:08:57]
ザッハトルテ@西園寺邸書庫 > ( 書架が荒れているんじゃないか とは、夜中の図書館を見てふと思い出した事柄。 そうした確認を長らく怠る程度に足が遠退いて居たのだと、何より此処の本の並び順が物語る ) …なんでこいつがこんな処に収まっているのだか。 ( 不相応な収まるべき場所。 例えば 病院送りの「天使様」 )  ( 見つかった探し人。 誰かさんにそれを伝える事も出来た、――ひと区切り とはとてもとても言えないけれど。 魔道や秘儀の道には凡そ無縁、そこから先は――――お手上げ ) ( 背表紙に指を引っかけて3冊纏めて引き出した ) [Sun 20 Nov 2005 23:07:56]
ザッハトルテ@西園寺邸書庫 > ( 何冊かを引き出して傍らのワゴンに乗せる。 ワゴンから数冊を取り出して、入れ替わりに虫食いになったそこへと収める。 暫く確認を怠っていると随分所定の位置から外れた場所に本が移動しているのに、即ち此処の本はそれなりの頻度で確りと利用されているのに気付く。 ぞんざいに左手は上着のポケットに突っ込んだまま、ワゴンを相棒にして整頓作業がひそりと続く ) [Sun 20 Nov 2005 23:01:24]
お知らせ > ザッハトルテ@西園寺邸書庫さんが入室されました。 『( 壁に面した書架の前 )』 [Sun 20 Nov 2005 22:55:58]
お知らせ > ヒルダ@悪魔召還さんが帰りました。 『( 部屋の中に本当の静けさが戻る。 )』 [Sun 20 Nov 2005 22:20:50]
ヒルダ@悪魔召還 > ( ウィッチハットを脱ぐと、こんな寒い日の夜なのに前髪がべったりと汗で濡れ、額に張り付いている。それを拭いながら後ろへ掻き揚げると、やや覚束ない足取りで部屋の出口へと向かい――。 ) [Sun 20 Nov 2005 22:19:26]
ヒルダ@悪魔召還 > ( ー―ふ、と緊張の糸が途切れる。 ) [Sun 20 Nov 2005 22:17:29]
お知らせ > テレマさんが帰りました。 『残るのは元の静寂のみ・・・』 [Sun 20 Nov 2005 22:16:06]
テレマ > 重たい肉なんてない方がいいんだよ。それじゃ…バイバイ(すぅ…と、闇が消え気配も消えうせて…) [Sun 20 Nov 2005 22:15:53]
ヒルダ@悪魔召還 > ……… 。 ( 冷たい一言に肯定も否定もしない。ここで感情を高ぶらせ怒りを露にすれば、容易にその”彼女”が私の大事な友人であることが判ってしまうだろう。しかし、テレマの態度は新たな情報となるだろう。テレマが気分を害した理由を知れば――。 ) 役に立ったわよ。抱きついてちゅぅしてあげたいくらいだけど、貴方体無いしね。 ( ウィッチハットを被りなおし、印を結び、短い句を唱える。 ) ――テレマ、今宵は実に充実した一時であった。私はこの事を全知全能なる天上の神より最も相反する者に頭を垂れ、感謝を述べよう。 ( そういうと、手で五芒星を切った。 ) [Sun 20 Nov 2005 22:11:19]
テレマ > ・・・できれば、殺しておいてくれると助かるんだけどね(どんなものかは実際に見たわけでもなく、当てはまる事例に該当したのが『それ』であっただけだが、それでもそんな事を平気で言って)どういたしまして…と言えばいいのかな、君の価値を上げるのに役立つならいいんだけどね(それがボクの利益になるのだからと) [Sun 20 Nov 2005 22:02:01]
ヒルダ@悪魔召還 > ――聖人? 聖痕? ( 凡そ予想しなかった言葉が飛び出てきた。百歩譲っても彼女は聖人なんかじゃない、翼は生やしているけれどもやっぱり聖人には見えない。ただ… テレマは己の知識と経験の中で彼女が負っている症状を『聖痕』だと知っているのだ。それがなんであるか調べれば、答えに辿り着けるかもしれない。 ) ――OK,判ったわ。有難う、テレマ。 ( 腰に手を当てて上を向いた。短い溜息を吐くと、やや肩を落とし。 ) ――用件は以上よ。情報の提供感謝するわ。 [Sun 20 Nov 2005 21:57:21]
テレマ > ふぅん…聖人なんかも知り合いなんだ? それが『聖痕』であるとすればだけどね。もっとも、それ以上は悪魔が知るべき話じゃないね。どうしてもと言うなら自分で調べてもらいたいな…(ゆらゆらと影が揺らめきながらこの話題にそれ以上触れられるのは嫌そうに) [Sun 20 Nov 2005 21:53:30]
ヒルダ@悪魔召還 > 何をって……。 ( きょとんとした表情を見せる。直前の言葉から推理するに、もしかしたら宗教のことだろうか。 ) ――さあ、判らない。でも彼女の家にはブツゾーとか無いし、ホワイティアの多くがそうであるようにパプテス派なんじゃないかしら。 それとももっと他の意味での質問だったのかしら?お金とか… 愛とか… 権力とか、そういう? ( 流石にそっちになると抽象的すぎて答えられない。お金も愛も権力も人並み程度に信じているだろうし、人並み程度に信じていないだろうから。 ) [Sun 20 Nov 2005 21:47:29]
テレマ > 受肉して、完全に人間に紛れられるような存在はたいした事はないと思うね。それにこの町には紛れこむ場所は多くあるだろうしね(そんな連中のことまではわからないと)・・・・・・悪魔にそれを聞くんだ? その血を流した人間は何を信じている? [Sun 20 Nov 2005 21:42:57]
ヒルダ@悪魔召還 > ( ――次のステップに踏み出してしまった。怖い、足がすくむ。でも、その心の闇は彼らに付け入る隙を与える、打ち払わねば。悪魔を使役するからこそ私の心は光に満ちていなけらばならない。そうでないと悪魔を使役する側ではなく、される側になってしまうのだ。 ) …そう。受肉しているっていうことは人間に紛れられるってことだから、色々と都合が良かったんだけどね。 でもそれは逆に人間と見分けがつかないって事でもあるから―― 判ったわ。 ( ふー、と溜息を吐く。このことを悪魔に尋ねるのは正直不安が伴うのだが、あくまで情報を聞き出すだけだ。 ) 攻撃されても居ないのに突然出血して―― でも、傷口は全く無い。そんな現象について聞いたことはある? [Sun 20 Nov 2005 21:36:03]
テレマ > 否定はしないね(あっさりとそんな事を言って、厳密な違いなどはここで論議するつもりはないらしい)受肉してうろついているのは結構いるとは思うけど、いちいち把握はしてないよ。少なくともこっち(魔界)にはそいつらの動向による影響なんてないんだし(にべもない感じで答えて…)なんだい? 予想?(続きを促すようにして…) [Sun 20 Nov 2005 21:31:30]
ヒルダ@悪魔召還 > 堕ちた天使は悪魔だっていうじゃない?貴方はもしかしたら怒るかもしれないけど、案外似たようなものだとも思ってるんだけどね。 ( ああ、何たる暴言。少なくとも私が知る天使はそんなんじゃ無いのに――。 ) …やっぱり受肉してると力は落ちてしまうのね。まぁ、それでも良いわ。使えるか使えないかはこっちで判断すれば良いことだし。 ( まだまだサマナーとしては駆け出しの自分には寧ろ合っているのではないかとすら思う。 ) ――過去を詠む… ガルン…なんですって? ( 聞き取れなかったようだ。もう一度聞き返し、舌を噛まぬ様にゆっくりと ) ――「ガルンベーラヘレラ」。……そう、凶暴で気まぐれ。 ( 腕を組んで悩むのは一瞬。過去を詠む能力は占い師としての私も齧る程度に持っているが、きっとより正確なのだろう。 ) ……覚えておくわ。 それで、次のお願いというか。これも知ってたら若しくは貴方自身の予想でも良いのだけど――。 [Sun 20 Nov 2005 21:20:26]
テレマ > ふーん。悪魔と天使を両天秤にかけるのはお勧めしないけどね(ああ、人間は移ろいやすいものだなんて嘆息した雰囲気を見せながら、聞き流すことにして)ああ、契約したりするようなのかぁ…そうするとぐっと減るね。受肉してうろついているのは大抵その肉体が邪魔で大した事できやしないんだから。…過去を詠む力を持ってる『ガルンペーラヘレラ』はこちらにきてるんじゃないかな? 古い魔だから、人間の文献とかにも残ってるかもね。性格は兇暴できまぐれ。手におえるかと言ったら…難しいかもね。 [Sun 20 Nov 2005 21:13:00]
ヒルダ@悪魔召還 > ご心配なく。私には最強の天使様がついてるのよ。 ――悪魔崇拝者の吐く台詞じゃあないけどね、冗談と思って聞き流して頂戴。もしくは天使を誑かすことに成功した、とかね。 ( ふっ、と視点を横にずらし、髪を掻き揚げた。その最強の天使様におんぶに抱っこじゃ進歩が無いので、正しく冗談だが。 ) そうねえ…… ま、召還したり契約を結んだりは情報を得てから考えるとして。 まず、私の力に負えそうな範囲内のもの、ギリギリも含めるわ。そしてその悪魔の性格―― 凶暴なのか、そうでないのかとかね。それから嗜好。 ――噂程度でいいわ。悪魔である貴方が知っている噂程度で。 まぁ、有名どころでは教会を襲撃した紅い悪魔なんてもの居たけど――… あれはパスね。手に負えないわ。 [Sun 20 Nov 2005 21:03:40]
テレマ > うまくやってくれる事を期待してるよ。火あぶりになっても助けてあげないからね(あっさりとそう言ってのけて。それくらいの事であれば文句モ出ないかななんて)この街に? かなりいると思うけど? 情報と言っても…、具体的に何を教えればいいのかな?(それこそ漠然としすぎた問いかけに首を傾げたような雰囲気で応じて) [Sun 20 Nov 2005 20:54:40]
ヒルダ@悪魔召還 > ――心配しないで。パプテスの人が眉間にシワを寄せて、私に向かって「その魔女を火炙りにしろッ!」って激怒させるくらいのことはするつもりだから。 …といっても大きな期待は抱かないで頂戴ね。別に大聖堂を襲うとか、そんな傍迷惑な事じゃないから。 ( まぁ、悪魔を召還し契約を結んだ時点で既に発覚したらちょっと騒ぎになりそうな事をしているのだけども。 ) ――では、二つ目。この街に潜む悪魔の情報が欲しいの。名前だけでも良い、アバウトな存在だけでも良い。出来れば貴方に出向いて調べて欲しいところだけど―― それは高望みよね。知っている範囲内で結構よ。 [Sun 20 Nov 2005 20:44:40]
テレマ > ふぅん…悪魔のねぇ。ヒルダに使いこなせるかな? くだらないスペルに使ったんじゃプライドが許さないの多いしね(その血に宿る力を触媒にスペルを行使すると言う事は、間接的にとは言えその悪魔の力を行使する事でもあり…使い方にも口出ししてくる事は想像できて)下級魔で良ければ簡単だけどもね(覚えておくと言う事に波頷いたような気配を見せて) [Sun 20 Nov 2005 20:34:14]
ヒルダ@悪魔召還 > そりゃあね。私は簡単には死なないわ。 ( 脳裏に蘇るのは、恋人との約束。それを見抜かれれば私は悪魔の怒りを買うだろう。いや寧ろ、相手は喜ぶかもしれない。悪魔とはそういうものだ。 だが、今日はとりあえずそれは置いておこう。そう、私の目的とは。 ) ――今日呼んだのは、まあ…… 色々あるけど。 まず一つ、近いうちに私は悪魔の血を集めようと思っているの。血で描かれたスペルは強力だからね。しかも悪魔のともなれば、人間の血よりもっと大きな効果が期待できるわ。 ――勿論襲って抜き取るとかそんな野蛮なことじゃなくて、召還してからお互い了承の元でね。その連絡役を何れ貴方にお願いすることになるから、一応覚えておいて。 [Sun 20 Nov 2005 20:26:32]
テレマ > (最初に呼び出された時と変わらない闇は相変らず男か女か分からない子供のような声を響かせる)いい事だね、ヒルダ。簡単に死なれても困るしね(ゆらゆらと闇が揺れる。今日呼び出した目的を促すかのように) [Sun 20 Nov 2005 20:20:29]
ヒルダ@悪魔召還 > ( 肺一杯に淀んだ空気を吸い込むと、体中にマナが行き渡り脳を活性化させる。使い古したマナを深い溜息と共に体の外へ吐き出し、その闇へと向きなおった。体調は万全、一切の不調を感じない。精神的にも付け入る隙等無い、何せ心配事が一つだけ片付いたのだから。 一切の感覚を感じぬ胸の蝙蝠の烙印が熱を持ったかのように熱くなり、疼いた。錯覚かもしれないが――。 …今から私はこの世に置ける純粋たる「悪」、純粋たる「魔」と触れ合う。 緊張で体は強張り、面持ちは硬い。深く被ったウィッチハットから黒い瞳が覗きゆっくりと口を開いた。 ) ――我が召還に応じた事に先ずは感謝を。最愛の闇、テレマよ。 ……まぁ、ぼちぼちってところかしらね。 [Sun 20 Nov 2005 20:14:24]
テレマ > (陣の上に蟠る闇は、悪意そのものの具現。悪魔と呼ばれる存在)久しぶり、元気にしていたかな?(そんな言葉を投げかける) [Sun 20 Nov 2005 20:11:51]
お知らせ > テレマさんが来ました。 『一際濃くなる闇がその召喚の陣の上に現れて…』 [Sun 20 Nov 2005 20:04:03]
ヒルダ@悪魔召還 > ( 恋人とお揃いの懐中時計の針が八時を指した、時間である。 とはいえ、良く狂うのがこの時代の時計というものだし悪魔は気まぐれだ。まだ八時でなくとも現れるかもしれないし、八時を過ぎてから現れるかもしれない。 なんにせよ、そろそろだということだ。魔女ギルドの地下、召還の為に設けられた部屋で魔女は一人瞳を開いた。 ) [Sun 20 Nov 2005 20:01:22]
お知らせ > ヒルダ@悪魔召還さんが来ました。 『……静寂』 [Sun 20 Nov 2005 19:58:29]
お知らせ > ティエン@館さんが帰りました。 『( 巡る日が朝を知っても、望むものはまだ、遠すぎて。 )』 [Fri 18 Nov 2005 06:31:35]
ティエン@館 > ( 夜が明ける。 どんな明るい真昼も、永劫には続かないように 月の無い夜も、こうして終わるのだから。 全ては裏返しの九十九織り。 振り返れば、きっと同じで違う景色。  ――… おかしな話だ。 眩しくて嫌いな太陽でも この身体を焼きはしないのだから。 だから、こうしてみることの出来る、夜明けの景色。  夜が緩やかに眠り死ぬ刻なら 朝は  )  ――… それこそ、遠すぎる。 ( …感傷というよりは 逃避なんだろう。 浮かんだ言葉は、静寂の海に沈めていこう。  トン――… 屋根を蹴って 地に降りたら   ちゃんと、手がかりを探す為に また、探しに行かなきゃいけないから。 ) [Fri 18 Nov 2005 06:31:08]
ティエン@館 > ( 知らない誰かを傷つけて 親しい人たちも傷つけた それもきっと、わたしの。 ――…  でも。 まるで遠い夢を見ていたような、あの感覚を思い出せたら  ――…薄く薄く、意識に霞を張るような、何処か遠い感覚。  浅ましいとかいう問題じゃない。一体、何を利用するつもりでいるんだろう。  頭を一度振って、思考を止めた。 まだ、仮定。どれも仮初。 前提が成り立っていないのに、家庭ばかり積み上げても仕方ないんだ。 ゆっくりと屋根の上に立つ。 もう、夜明けが近いから。 ) [Fri 18 Nov 2005 06:11:30]
ティエン@館 > ( 一緒には、いけない。 同じ場所には辿り着けない。 同じ世界にいても、きっと それも違う世界。 水晶二つを通してみる世界が 他の誰かと一緒だなんて、誰が保障出来るのだろう。 けれど、そんな頼りない共通の幻を挟んでしか、人は人と関われないから。 それは、ヒトデナシも一緒のこと。  ――… 多分、わたしの最善は、彼女の 彼女たちのそれじゃない。 抱えた膝に、額を当てた。  ――… 彼女の最善 わたしの   ――…  遠い いつかを思い出す。 紅い記憶。 今もこの腕の中にあるものが 確かに取った、殺意の形。 ) [Fri 18 Nov 2005 05:46:24]
ティエン@館 > ( ――… 最後 に は?  …意味の無い仮定の話。 開かれることの無いパンドラ・ボックス。 それは、ずっと見続けていた夢の話。 届かないから夢なんだっていったら、楽観なのか悲観なのか、分からなくなるけれど。 )  ……一緒には、いけないんだから。 ( だから、仮定。 だから、夢物語。  ――… 嗚呼。 晴れた満月を越えて 溜め込むだけの力じゃ意味が無い。 それで、何をするのか。 閉じる手段 ノイズの壁。 それだって、まずは 彼女が何処にいるのか分からなきゃ、意味が無いんだ。 こうしている間にも届く雑音の中に 手がかりがあればいいのに、そんなに都合良くはいかないんだ。 意味が分からないから、ノイズなのだから。 ) [Fri 18 Nov 2005 05:27:13]
ティエン@館 > ( 始まりが何処にあったのかなんて、分からない。 振り返っても、スタート地点すら霧掛かって何も見えない。 ――… 嗚呼。でも 本当に辿るならば、最初の出会いになってしまうのだから。 それどころじゃないって分かっているのに、可笑しくなってしまいそうだ。 どれも泡沫 きっと偶然。 積み重ねと、繰り返し。 ――… 嗚呼。 もう、季節が移ろっているから 夜明けがもう少しだけ、遠いんだ。 空からの灯火の無い夜に、街の灯りも何処か、遠く。 此処から見える景色は真っ暗だけれど それで、何かが見えなくなる訳じゃない。 処理仕切れなくて、くらくらする視界。 ――… 嗚呼、本当に。 )  ……あの時は、わたしが我慢できなくて。 今は  ――…  逆じゃないか。 本当。 ( 引っかかることがあり過ぎて、 きりきり 煩い雑音は、おいてけぼり。 耳を傾けるのは簡単だけど それは、最後だから。 ) [Fri 18 Nov 2005 05:00:42]
ティエン@館 > ( 少しだけ、空の近い場所。 でも、此処からは届かない。灰雲の向こうの夜も 座する月の輪郭にも。 だから、見上げもせずに 蹲るだけ。 膝を抱えて、耳を澄ます。 ――… 夜は、少しだけ静かで けれど、昼間より重たいものが流れている。 全てを感じ取ることなんて出来ないから、気配だけ その、端だけを掠めていく。 それだけでも、意識が時々千切られそうになるのに。 ) ――… 何を 見て、いたんだろ う、ね  ( そんなのは、本人に聞かなきゃ分からない。 本人に聞いたって、分かるかどうかも判然としないのに。  ――… まだ、彼女が何処にいるのかを知らないから、同じ空の下 せめて、同じ街の中なんて、曖昧な区分で願うばかり。 せめて、もう一歩 踏み出せればなんて。 繰言のような悔恨に過ぎないのに。 ) [Fri 18 Nov 2005 04:41:21]
お知らせ > ティエン@館さんが来ました。 『( 屋根の上。 )』 [Fri 18 Nov 2005 04:32:42]
お知らせ > ミカド@書庫さんが退室されました。 『(そして湯気の向こうで 「ありがとう」 )』 [Wed 16 Nov 2005 08:14:50]
ミカド@書庫 > (合わせ鏡の向こうに立っていた男の返答なんて、一つしかないじゃないか)     ――――  「こちらこそ」。    (    心配かけて ごめん   ) [Wed 16 Nov 2005 08:14:07]
ミカド@書庫 > ………………………。(扉が盛大な音を立ててしめられる。風圧で軽く舞い上がる前髪は幻じゃない筈だ。――ごとりと書架の本が、微かに動いた気配さえあった)――――………。(鈍い誰かさんは、瞳を徐々に丸くして)            (くすくすと笑うんだ) [Wed 16 Nov 2005 08:12:08]
お知らせ > ザッハトルテさんが帰りました。 『( 尤も直ぐに銀盆片手に戻って来る訳だが。 灯の消えた部屋にほわりと湯気がふたつ。 )』 [Wed 16 Nov 2005 08:04:25]
ザッハトルテ > ――… ( 後ろ姿の首が天井へと向くのが見えたろうか、仰いで 肩が上下するほどの呼吸が一度の後 ) ……………心配かけた。 ( 乱暴に閉ざされた扉 ) [Wed 16 Nov 2005 08:03:21]
ミカド@書庫 > ―――ふむ。(短い返事を洩らすだけ。――妙に納得したように、コクリと頷く男が一人取り残されんと)――…………?(したが。――後姿しか見えない貴方が、自分の名を呼んだ。――そういえば、彼に名を呼ばれるのは久し振りだと。)………。(逃げつづけた双眸が、貴方の背中を見る。――沈黙を続けることで先を促して) [Wed 16 Nov 2005 07:56:57]
ザッハトルテ > ( 長きに渡り逸らされ続けた柘榴が一度瞬いて、…瞬きというやつは焦点を合わせる機能が備わっているのだろうか――酷く控えめな、それでも漸く浮かんだ笑み。 何時までたっても上手くは笑えない此方の分まで とか言ったら如何返してくれるんだろう ) じゃあちょっと階下に行って来る、すぐ戻るから――…   ? ( 後ろ手にノブを握り、踵を返したところで呼び止められた。 肩越しに振り向いて ) ………………… ( 今度は此方の目が逃げた。 ) そこでそれが来る か――… ( ものすごくバツが悪い。 今心臓が動いていたら、おそらく白いだけのツラに別の色が乗っかったんじゃないだろうか ) …満場一致で――無かった事に。 ( 「さて珈琲珈琲」とかぬかしながら勢い良く背を向けた。 扉を開け、片脚踏み出したところで立ち止まって ) …西園寺。 [Wed 16 Nov 2005 07:50:18]
ミカド@書庫 > (射抜かれ続けた瞳は、今も逸らされたままだ。消えたランプの辺りを彷徨って、ふらりと揺れている。ゆっくりと瞬きを一回)………喜んで。君に慣れない事をされたから、僕も色々考えるのに時間が欲しい所。(眉をひょいとあげて、漸く――薄く、淡く笑みのようなものが作れた。)僕も色々聞きたいことがある。が――。その前に一つ。いや、「もう一つ」。(貴方が口にした「御門」とやらは、なにか いやな よかんが する。って奴なのだが――まぁ、今は横へ置いて) ………一番最初。君が口にした「誓約」の事。―――………。「なし」にしたいと思う事は?―――……鈍い誰かさんは、貴方の虚ろな瞳を見て、色々思う事があったらしいよ? [Wed 16 Nov 2005 07:40:08]
ザッハトルテ > ( 目元から退かされる、黒一色の空気の中に酷く鮮明に浮き上がる白い手を見た。 嘘になるからと言葉のひとつも用意せずに臨んだこの場所、決めてきたのは『目だけは逸らすまい』 ――…子供の遣いじみたささやかに過ぎる決め事ひとつ。 ) …嘘も偽りも ね 。 そう云う事にしておこうか。 思う事あらば今後は――能う限り、伝わるように言うようにするよ。 ( せ、と反動つけて身を起こした。 腕を解いて ) とりあえず――…慣れない事をやって ( 例えば誰かを責める とか ) 少々疲れた。 珈琲でも飲んでひと息入れないか、 ( …ああ そうだ、思い出した。 ) 話したい事がいろいろあるんだ。 例えば――――…貴方の名は「帝」であって「御門」ではないよな なんて確認――とか。 ( …随分時期を逸した感はあるけれど。 弟御が「四門」なら「帝」より「御門」 に 「三門」の方が合っているんじゃないか とか。 そんな他愛無い話ですらずっとしてなかったから ) [Wed 16 Nov 2005 07:23:05]
お知らせ > ミカド@書庫さんが来ました。 [Wed 16 Nov 2005 07:19:26]
ミカド@書庫 > ――――…………。(ずるりと落ちていく掌。――下から覗く双眸は疲れたような、呆れたようなそれ。半眼に落ちて、隠した視線は何処へ向けられるか――己の手元だ。自分にだ。)……僕は。「何時だって聞かれれば答える。」それは変わらない。嘘も偽りも無いつもり。 ただ、どうやら、なんと言うか―――………君を鈍い鈍いと言っていた、僕も大概鈍いようだ。なかなか呆れた。(ふす、と拗ねたように吐き出した吐息。言葉になり損ねた空気が吐き出されて、己への怨嗟の言葉が消えていく。)ココまで僕を責めたてておいて、如何して其処言い淀む。構わない。大歓迎だ。ただ。―――僕は鈍いようだから?(貴方への言葉が跳ね返るとしたら、自分に投げかけた言葉も跳ね返るんだろうか?――苦笑を浮かべ)――…聞く時は濁さないで欲しい。――鈍い元人間は、朱鷺の都からも逃げたように、逃げるのが好きだから、言葉を濁されたら、するりと逃げてしまうらしい。……無意識も含め。(意図的も含め) [Wed 16 Nov 2005 07:07:44]
ザッハトルテ > ( ――…理解は我ながら、極めて遅かったと思う。 「おまえもか」 そう言われて ) 「頭に大≠フつく程の莫迦」なんだとさ。 ( 我々は。 喫煙の時のように長く長く、溜め息に近い息吐き出すのは漸くの事。 少しばかり腰を折って、深く扉に凭れかかった ) ………………… では ――――…どうしようか 。 合わせ鏡の向こうを呪うに近い状態であるとは判った、でも――このまま鏡に布掛けて傷み分けにする訳にもいかないんだ。 ( だって「彼女」は己にも彼にもそう言いたいのだと もう知ってしまったから ) 言いたくないものを無理に聞こうとは思わない。 けど、如何くらいは聞くかも知れない。 …それでも良い かな 。 ( あのひとの名にかけて何かを誓ったのと ――…泣かせてしまったのは自分だけだけれど、だから。 踏み込むのは苦手。 踏み込まれるのはもっと苦手 だけど――「おまえから歩み寄れ」、5度言われればただの阿呆だ。 ) [Wed 16 Nov 2005 06:44:42]
ミカド@書庫 > (閉じた瞼の中で、貴方の言葉から引き摺りだされるその時の会話。)…………。(答えなかった時もあった。誤魔化した時もある。流した時もある。)………。(つまりこの「相互理解」の結末とやらは)……よく解った。(熱持たぬ掌を、己の瞼の上に被せて)「君も」同じように『心配しているのに、ちっともこちらの気持ちを汲まない馬鹿者め』と、思っているという事だ。(貴方の仕草を見ていない男は、ただ、ただ、細くと息を吐き出すだけ。「そんな事、知らなかった。」と呟けば、それは己に跳ね返る。)…………………。(踏み込めないとも。掌の間から漸く開いた石榴の瞳が、貴方を眺めて、口を閉ざす。)(踏み込めないとも) [Wed 16 Nov 2005 06:24:38]
ザッハトルテ > ( 何時になく失意を隠さない――ように見える。 笑っている? そんな疲れた貌を笑う とは言わない。 白い面差しを隠すように髪が滑り落ちてしまったから柘榴のあるであろう位置を見つめ続けた ) ――どうやらそれも正しいらしい。 浸って悦っていじけて と、随分手厳しい意見を拝聴したばかりだ。 ( どれだけ心配してるか何て気にも留めてないとは、拳ならぬ踵にて語られた言葉、その端々が己だけに向けられたのではないとは此方だけが知っている話。 ) …おや。 当て擦りだと御理解戴けたか。 そりゃ言わなかったから初耳だろうよ、ただ――その後甚だ後ろ向きながら試みはしたようだ。 ( 組んだままの右手から人差し指と中指が立てられ ) 「ヴェントルーとは何か?」 ( 次いで薬指 ) 奇遇だね、次は此処――書架がひとつ倒された日。 …結果は? 「直ぐに引っ込めはしたが言ったよ?」と此方も空とぼけてみようか。 ( 立てた指を戻して、…丁度この真下か、穿たれた傷の跡は ) ――…「余計な世話だ」そして「貴方には関係無い」。 ( そう言われて、尚踏み込んで来られるか? ) [Wed 16 Nov 2005 06:00:58]
ミカド@書庫 > ………………。 ……・・・・・・・・・ ・  ・  ・。(俯いた顔、組んでいた指先は解かれて、額へ添えられた。――肩から落ちる黒髪が顔を隠して) 「気遣ってやっている」とは言葉が悪いよ?(自分は今、肩を揺らして、笑ってる、んだと思う。)………正しくは、「心配しているのに、ちっともこちらの気持ちを汲まない馬鹿者め」だな。(「友達思い」)……。(「良かったね」)(貴方の言葉の端々に、我儘やエゴを押し付けた結果が浮かんでた。今更じゃないか。遅かったくらいだ。)…………………当て擦りは趣味が悪い。今更じゃないか。…………。(3人にして4度)……その話は、初耳だと答える。………………。………そして、想像もしなかった。笑い出したいよ。……まさしく「夢にも思わなかった」だ。同時に「言ってくれれば良いのに」と?呆けた面で言うね。―――……さて。(瞼は落としたまま、顔を上げた。お伽噺でも聞くように背凭れへと身体を預け――)……成る程。「外に出る為」に。(だから、逆。)―…改良は是非にと願う。其れが成功するまで、使用したまま外には出るなとも言いたいね。成功するまで使うなとも言いたい。―――序でだ。外に行く用事はなんだったのかな。逃げて、先を急ぐほどに用事とやらは。 [Wed 16 Nov 2005 05:35:29]
ザッハトルテ > ……… ( 聞いた。 居心地の悪そうな佇まいに荒れる語調、おそらく難詰されているような思いではあるんだろう ) ――で? そうして安心しておいて「こうも気遣って居るのにそれに気付けない莫迦者め」と思っておられる――…と。 そう云う事だね、間違って居ないと断言するのならば。 …安心すると良い、誰の言とは言わんが概ね正しいそうだよ西園寺。 貴方は「嫌われる恐れをも振り切ってひとを気遣う友達思い」、おまけにただ黙って居れば勝手に周りは「弁明すらしない」と見てくれる。 ――  良かったね? ( さて。 ) ――…3人にして4度だ。 そうした手合いの、友達思いの誰かさんとどう接したもんか困り果てたやつが何処かの空の下に居た。 そいつは第三者に、遠回しに或いはストレートに問うた「話したくなさそうな話題に踏み込めない」と―― … 3人にして4度。 そいつは「おまえから歩み寄れ」と言われたね。 言われた。 水面下でそんな話をして居た頃、友達思いな某氏が何を思っていたか――何処かの空の下でそんな話題に上って居たとは想像したろうかね? ( さて 今の話に当てはまるのは誰でしょう。 ) ……どちらも だね。 順を追おう、多少遠回りになるけれど――…「原因と結果が逆転している」。 弱りながらも外に出たんじゃない、外に出る為にああしたんだ。 ああしないと簡単に見破られてしまうからね? 幸いそれまで荒事には遭わなかったのであんなでも問題無かった。 今後も問題無いとは言い切れないし、…改良の余地有りなのは事実だけどね。 ( 後悔している? 悔やむべきは今更じゃなくて――もっと ずっと以前にその萌芽はあった。 初期に正されなかった歪みが時間と共に大きくなって今に至った ただそれだけだ。 ) [Wed 16 Nov 2005 04:51:15]
ミカド@書庫 > …銀の鎖で寝台の上に縛り付けられた方が良かったかな?それで君が大人しく寝ていてくれるとは思わないけれど。(「劇薬」)―――…(灯が消えて暗くなる、と言うより、”黒”が部屋を埋めたんだと思う。――言葉が重くなっていくのもその所為。息が吸い辛いのもその所為。石榴の瞳は、黒に塗り潰されたランプを覗き続ける)(やがて)―――――………。……勿論だ。(知っていた、と)(貴方の言葉に浮かぶことは少ない。――質問されたことに答えていくだけだ。今日は貴方が答えを欲しているから、答える。過去にこんな事があっただろうか?…問われたら間違いなく「無かった」と答える。)――……(「余計な世話」)(沈黙数秒)……あそこで、見過ごせと言うのかい君は。何事も無かったように振る舞えと。――友人が、酷く弱っているのを見過ごせと。そのまま外に行くのを見過ごせと。―――これを余計な世話というなら、僕はきっと繰り返すんだろうよ…っ!!!余計な世話だと、その後、君が僕を恨むと解っていても、同じ事をするんだろうよ!!(やや乱れる語尾に自分で気が付いた。――あぁ、いけない。力の入った肩を無理やり下げて)(息を吸って、吐いて)……同じように、血を注ぎ込み、君の昏い瞳を覗いて、安心するのさ。―――そして、「余計な世話」だと、こうして怒られる。結構だ。受けてたとう。満足?しているとも。 間違っているだなんて欠片も思っちゃいないっ!!!(もういい。)(問いをと言うのなら)―――あぁ、説明その他一切無かったね。ただ黙って窓から飛び降りようとしただけだ。―――…… そういえば。  あの時、君は「逃げた」のかな。それとも僕に説明する間も惜しいと「先を急いだ」どちらだったんだろうね。(黒が自分も埋めてくれないだろうか。何もかも埋めてくれないだろうか。)(この黒の中でも、見えてしまう瞳を今は抉ってしまいた、と。――自分の顔を隠すよう俯いた男は思う。)(溜め息のように洩らされた声) [Wed 16 Nov 2005 04:13:06]
ザッハトルテ > …他に方法もあろうにね? 案外気の短い御方らしい、然様あれ(・・)は我々にとっては何にも勝る特効薬――――…されど劇薬だ、私にとっては。 「それを知らないとは言わないよな」? ( ランプは差し詰め水晶玉であろうか、覗き込む仕草。 それも視野の端――こちらが注視するのは橙の灯火映して揺れる彼の双眸。 書庫に暗闇が満ちてもそれは変わらない ) 成る程、主観の相違と云う訳か。 原因と結果が逆転している、…相互理解とかいうやつは軽んじるべきではないね。 後になって執念深く復讐してくれる――『違う』とは言わないさ、事実は御覧の通り。 けれどそう云うのを余計な世話だと言うんだ、説明を省いた落ち度は此方にもあるのだけどね。 ――…で。 そうして――得心は?  御自身が為した行動に満足されたか? ( 先ほどより此方ばかりが問うのはアンフェアだろうか? もしそう思う部分あらば問い返せばばよろしかろう。 言葉にされない思いなど伝わりはしない。 ) [Wed 16 Nov 2005 03:34:25]
ミカド@書庫 > 短慮!!! ―――短慮と言うか。言うてくれるじゃないか。まぁ、君にしてみたら「余計な事」なのだから、そう言われても仕方ないのかな?しかし―――(するりと逸らされる視線が手元へ落とされる。目の前のランプの灯の中、そこに浮かぶ言葉を覗くように)事実、君は衰弱していた。……呼吸と熱を必要とするまでに。夜の眷属として一つ越えた君が、だ。…ここを「違う」だなんて言わないよね?…―そんな身体で外へ行くという。本の取材だと言うていたかな。――何処まで本当なのか分からないけれど。――何かとても大切な用事らしいと言うのはわかったさ。僕の制止を振り切ってまで行く用事。――…こうなったら君の事だ止めても聞きやしないだろう。僕の力じゃ閉じ込めることも出来ない。―――…だから、早く元気になる方法を取らせてもらった。そして、直ぐに動けるように。(ココまで言葉を紡いで、一呼吸。)―――……。(もっと簡単に言えば―)(部屋を照らす灯を消して――)(心配したんだ。) [Wed 16 Nov 2005 03:17:11]
ザッハトルテ > では私が滅ぶ可能性が高い と 「そうする」の間を繋ぐものは何だ。 ――見た眷族全てを救うだのと標榜したでもあるまいに。 手合いによってはむしろそのまま滅べと言うだろうに? ( 例えば今尚手配が解かれたとは限るまい逃亡奴隷。 ) 唆すとは聞こえが悪いな、吹き込まれたのは間違っちゃいないが。 (「誰に」「何と言われ」「だから詰問するのか?」問われれば答えるけれど、今の論点はそこじゃない。 ――そうした意図があるのかは掴めねど、挑発するよな口調には ) 弱ると滅ぶは時としてイコールじゃない、そのように見えたから、ああいった――敢えて言うなら短慮に走った と。 随分らしくない事をしたものだね…? そこで話は振り出しに戻る、「そうした理由は何だ」? [Wed 16 Nov 2005 02:52:33]
ミカド@書庫 > …………。(動かない貴方を諌めた瞳で一瞬見やる。)(勧めた掌を引くと、再び元の位置。――言葉が強く感じるのは気の所為では無い筈だ。「相互理解」「三度目」「契約」「余計な事」――溢される言葉を聞きながらも、視線は逸れない。)―――…あっさりと口にしたものだ。(「殺されたいなら」)誰かに何か唆されでもしたのかな?「問い詰める」なんて君らしくない。(「どちらでもいい」で終わる貴方が。)―基準ね。本当ならば「必要だ」と思う時は、それぞれ違うのだろうけど――…あえて言うのなら、君が滅ぶ可能性が高い時だね。……必要なかったと今、君は言うたね。 ティエンギニ―の真似事をしていたんだっけ?………僕に引き倒される程、弱っていたザッハトルテ君。 [Wed 16 Nov 2005 02:38:16]
ザッハトルテ > ( 伸ばされた指先 ゆるく揃えられた手先は視界の端で捉えた。 照準は笑んだ弧状に合わせたまま )  3度目 ――…違うな。 あの時 必要だったのは事実だったから、( 1度目の。 ) でも 2度目は必要無い。 「余計な事をするな」 と言えばよろしいか? ( それは貴方が数日前自室で語散た言葉とまでは知らないが。 ) その判断の是非の基準は何処にある 。 今すぐ殺されたいなら黙秘権を行使されても構わないが――これはあの時果たせなかった「相互理解」の続き、それまでくだんの誓約は保留。 言葉があるのだから願わくば答えて戴きたいが。 ( 勧めには従わず、姿勢は保つのは半ば退路を断つ為の扉際、絶つのはどちらの退路なのか 己にも判らないまま。 ) [Wed 16 Nov 2005 02:16:40]
ミカド@書庫 > (変わらない。変わらない。目に見えるものは何も変わらない。)(笑み混じりの視線は絡んだままだ。――ただ、指先が長椅子を指差した。 その指先を解いて掌で言葉なく勧める) ――――2度目だね。(繰り返した)――……必要とあらば何度でも繰り返そう。いや、少し違う。「僕が」必要だと判断したのなら、何度でも。( 過ぎる赤と、硝子の擦れるあの音。)(喉奥で笑う声が、小さく響き) 「ぶっ殺す」かい? [Wed 16 Nov 2005 01:57:05]
ザッハトルテ > ( 寄りかかったまま腕を組んだ。 心持ち俯き加減、視線だけがそちらを見つめたまま 黒であり柘榴でもある双眸へ ) …それは重畳。 ( てっきり  ――…だと思っていたけれど ) すこぶる好調と答えておこうか、『おかげさまで』 は蛇足だろうけど。 ――2度目だね。 2度ある事は3度起こり得る? ( 何が、とは言わない 言うまでも無い。 平たく言えば御馳走様だ )( 足りない愛想もこれがデフォルト、合わせたように何時も通り。 ) [Wed 16 Nov 2005 01:42:33]
ミカド@書庫 > (扉が開く。その向こうに居る相手を覗く。)(都合よく思い浮かべた貴方の姿と、扉の前に佇む貴方の姿はイコール。――忘れはすまいよ。ただ、なんだか久し振りに「思い出した」気がする―なんて。)――…ご機嫌ようザッハトルテ君。見た通りさ。   君は?  (机の上で緩く組んだ両手。変わらない部屋に取り込まれた男は、何時も通りの声で、笑みさえ浮かべて尋ねる) [Wed 16 Nov 2005 01:31:18]
ザッハトルテ > ( 次いで 扉が開いて ) ――御機嫌よう西園寺。 ( 声音同様見慣れた? 或いはそろそろ記憶も薄いかも知れない平素の風体が見えるだろう。 後ろ手で扉を閉めて寄りかかった ) …変わり無く? [Wed 16 Nov 2005 01:19:14]
気配 > ( 何を言うつもりなんだろう )( そうして齎されるものは何だろう )  ( 何を望んで そう するんだろう ) ――――さあね 。 ( 奇しくも扉一枚隔てて重なった独語。 得られた返答 得られない解答 ――――…誰かさんの名にかけて。 ) …入る。 ( 何時も通りの平素の声が届くだろう、 ) [Wed 16 Nov 2005 01:18:51]
ミカド@書庫 > ……―――。(扉を叩かれた位置で気がついた。)――――。(躊躇ったのか、驚いたのか、自分にも判らない間が空いて)――どうぞ? [Wed 16 Nov 2005 01:10:18]
ミカド@書庫 > (広がる黄金の光)(淡く香る油の香り)(家主は机の椅子に腰を据えると、細く長い息を吐く)――――………。(仰ぐように見回す瞳に映る本の壁。)(その本の背表紙に張り付いたの文字を見つめながら、――……一昨日の朝の話)(絵画の話)(酒を飲んだ時の話)(少し前の薬を飲んだ時の事)(――もう少し前の疲れた話)(―――もっと前の一人だった時の話)(         が、ぬけてる)   (何が抜けてるのやら。)―――……さぁ?(考えない。考えない。考えない。)(窪んだ記憶。目を背けている部分の暗さに引き込まれぬように、もう一度息を吸う。)(きっと、そろそろ食餌の時期なんだ。――酒に溺れる人間の話を聞いたことがある。 酒を飲んでいないと不機嫌になるんだそうだ。 ならばきっと自分は、血に溺れているんだろう。どんな食餌であれ、飲み干した時に少なからず血吸いの化け物としての喜びが過ぎる。――今は、足りないから、きっと、こんな。) ―――…。  [Wed 16 Nov 2005 01:10:10]
気配 > ( これといった形になれないものを無理に何かの枠に当て嵌めようとするとどこかで破綻するように、色も形も茫洋とした思考を言葉に定義しようと思うと試みた端から元のそれからはかけ離れる 濁る 崩れる ――…嘘になる。 だから準備なんかはじめからしない方が良い、見て聞いて話して それは言葉持つ者の基本。 …身なりだけは整えた。 だから後必要なものはたったひとつ、多分覚悟なんだろう。 背を押すような窓の外の月はそろそろ満ちようか 必要も無い深呼吸の真似事の後 )    ( 躊躇いがちなノックが2度。 ) [Wed 16 Nov 2005 01:01:19]
お知らせ > 気配さんが入室されました。 『( 例えば水中の泡沫 或いは、用意した言の葉 )』 [Wed 16 Nov 2005 01:00:36]
ミカド@書庫 > 」(――窓を塞いでしまったこの部屋は、外が晴れていようと、曇っていようと関係がない。――何時もの暗さで、何時もの静けさで、何時もの姿。家主でさえ、この部屋の姿を変えようとは思わない。…まぁ、今は「変えられない」に近いのかもしれないが。 )(「今は」)(これからはどうなるのか?)(不意に浮かぶ疑問は心の奥の奥に閉じ込めて…――彼等の姿を唯一変えられるランプに火を灯した。) [Wed 16 Nov 2005 00:52:18]
ミカド@書庫 > (書架に囲まれた部屋は、何時もと変わらぬ静寂さで家主を取り囲んでいた。) [Wed 16 Nov 2005 00:51:55]
お知らせ > ミカド@書庫さんが来ました。 『(影が揺れる)』 [Wed 16 Nov 2005 00:34:39]
お知らせ > ザッハトルテ@西園寺邸さんが帰りました。 『( 眠れぬ朝を過ごしたのがもうひとり。 )』 [Tue 15 Nov 2005 04:28:18]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ( 閉まる扉 ) ( ――嘘だ )   ( きっと本当は判ってない。 無駄に詰め込んだ書籍の中の描写だとか、無為に過ごした時間の中で人間と云う生き物を観察してきて『多分今、無理をして平素を装ったんだろう』そんな類推をしただけで。 本当にあのひとの心中を察せた訳じゃない――判れてない。 判ったつもりになっただけの、全部嘘。 自分をそこまで信じない。 ) ( その後館主の部屋を覗いて、無人を確認してから戻った客間 放り投げたままの衣服の上に転がって ) [Tue 15 Nov 2005 04:27:46]
お知らせ > マリィゴールドさんが帰りました。 『 その後、客室で羞恥に悶える吸血鬼の姿があったとか。 簡単に寝付けそうにない夜だった。  』 [Tue 15 Nov 2005 04:21:42]
マリィゴールド > ( 矢張り、自分の知る青年は―――。 ソレは悔しいので黙って置いた。 代わり答えたのは至極普通の ) それじゃあ良い夜を。 ( お決まりの挨拶の言葉。 )( 部屋の扉を閉めて、ソレから言い訳を考える―――。 今の自分の行動を、らしくない上にみっともない。 屋敷にヒトがいるのに、聞こえたらどうしよう、からかわれたら血を見る事にetc... ) 今日は早く寝よ――――。 ( これ以上の結論は出そうにもない、結論が出たらいつも使っている客室へ。 ) [Tue 15 Nov 2005 04:21:23]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ( それは時計の秒針が一周するだけの時間に過ぎないのだけれど、とても長い永い間。 背中越しの声の平静にどれだけの努力があったか、程度までは知れねども想像だけは逞しく――ヒトデナシでも今だけ、誰かの心が判るフリをするのを赦して なんて、祈る相手も居ないのに ) ………酷くなんかなかったです から 。 ( 歯をきつく食い縛らないと、それこそ語調が震えて上手くなんか喋れない。 そんな それだけの返答にもやっぱり秒針がもう一周。 ぎこちない遣り取りが済めば、麗人の姿が 気配が消えるまで、そのまま絨毯に正座したまま。 ) [Tue 15 Nov 2005 04:13:01]
マリィゴールド > ( 背を向けた儘、たっぷり一分近く――普通に喋れる迄に要した時間が長かったのか短かったのか。 ) 駄目だったら、ボクが貴族様に引導でも何でも渡すから安心して欲しいな、とか。 ( 未だ上擦った声だけども、何とかいつもの調子で。 背を向けた金髪は努めて明るいいつもの声。 ) 一番云わないとイケナイ言葉―――。 ( 気遣いに背を向けていて良かった、と。 情けなさと恥ずかしさでへこたれてしまいそうだったから。 ) ボクの方こそチョコさんに酷い事云って……ご、御免ね? ( 怖くて後ろを振り向けなかったとか、ムシが良いとか。 その他諸々に目を瞑って、消え入るような謝罪。 それだけ告げると足早に部屋を去ろうと。 ) [Tue 15 Nov 2005 04:06:55]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ( 荒々しさを増して煌いた碧眼に諦念はあっさり見破られたんだろう。 妥協 と 自分の正当性を保ちきれない のはイコールで結ばれるんだろうか、自分が正しかったと思える時なんか一度もない。 ) …言わなかった方も良くなかったんだよ。 だから文句にはなれないかもだけど――…話してみる。 3度目はもう懲り懲り だから。 ( だから誰にも言えなかったんだって、言ってしまえば今更だけど。 自己否定は連なるこの街で知り合った何人かにも及ぶ話だから誰にも言えずに留めておいたモノで。 バツの悪そうな面差しを見るに彼女にもそれは判っているのだろうから、もう一度それしか能のないからくり人形みたいに謝ろうとして )  ( ――抓られた。 八つ当たりどころか正当な理由だと思うから、甘んじて受け。 立ち上がった姿を見上げる方こそ真に情けなかったろう、何を言っても彼女の矜持を損なう気がして無言で見送った。 ) [Tue 15 Nov 2005 03:57:46]
マリィゴールド >  そうやって……良い子ぶるのが―――。 ( 獣の双眸が鋭さを四割程増した。 その諦めの顔に対して、喉が唸りを上げる。 ) もう一つ――、今度は妥協・・しちゃ駄目だから、チョコさんもちゃんと馬鹿貴族に文句云うの、解った!? 少しは考えろ、とか先ず根性を叩き直すとか! 自分の意思でッ! ( 泣きながらの恐喝はさぞかし間抜けな絵面だろう、それでも混じった黒と金。 間近にある青年の顔へ尚距離を近付けて。 ) ボクも……吸血鬼なんだけど、けど泣かせたの”だけ”は謝ったの受け取っておく――――。 でも、自分を人でなしとか云ったら赦さないから……それって同時にボク達他の眷属も馬鹿にしてる。 ( 何か悪人になった気分、漸く、云いたい事の十分の一位は言い終えて。 大きく鼻を啜る、イメェジも何もあったモンじゃない―――みっともなくて恥かしい。 端正な青年の顔、避けないなら頬を思いっ切り抓ろうと指を伸ばす。 ヒトはこれを八つ当たりと云う。 ) ……良い、そんな女の子扱いされると恥ずかしいから。 ( ズビ、と大凡女性らしからぬ鼻音を上げて、漸く一人で立ち上がった金髪。 激情の後にはみっともなく取り乱したと云う事実が残り……背を向けると自分のハンカチで泪を乱暴に拭う為、懐を漁る。 本当にみっともない、溜息すら出ない。 ) [Tue 15 Nov 2005 03:45:36]
ザッハトルテ@西園寺邸 > だから拳だと本当に殺っちまう って … ( 碧眼に気圧されて黙った。 ――また(・・)こちらから折れて、同じ事を繰り返せと仰るか――…けれど )( 頭が下がったんだか何だか判らないような頷き。 恐喝に屈したと云うよりは結局のところ諦観に近い了承 ) …わかりました 。 呼び止めて捕まえて――話します。 貴女の名に賭けて。 ――――…貴女を泣かしました。 だから 御免なさい。 ひとの心が判らなくて御免なさい、 …  ヒトデナシ で 御免なさい。 ( 細い指先、同種に告げるのも大概間違っている話。 それでも何が一番悪いのか根源を辿りに辿るとそこにしか行き着かなくて、ヒトデナシで 人でなくて、人の形の血を吸うモノで。 頭を一度ゆるく振って ) 御免、もうひとつ――…ハンカチ 渡せなくて 。 ( それは上着かベストのポケットの中だ。 ) [Tue 15 Nov 2005 03:30:22]
マリィゴールド > ( 「う゛う゛―――」 獣じみた唸り声、泪で張り付いた髪の間から爛々と光る碧眼。 今にも噛みつきそうな、追いつめられた猫みたいな。 ) 二、三回殺せば良いの。 貴方達二人は馬鹿、それも『大』が着く程の馬鹿ッ!馬鹿馬鹿馬鹿! 同族とか関係ないでしょ、ちゃんと話さないと伝わってないでしょ!君達二人は何時だって自分で一杯一杯―――嫌いでも何でも拳でもちゃんと気持ちを伝えるの、解った!? ( ちゃんと話せと、でないと……食いしばられた歯、きっと金髪は怒る今以上に手が付けれない程に。 泪ながらの恐喝未遂。 ) 卑怯者――、御免だけ云われても全然解らない! 何についてどう謝ってるのッハッキリしてッ!! ( だだっ子じみた拳が止まる、泪で歪んだ顔。 青年の肩へと指がガッシリと食い込んで。 呼吸してない筈の身体、息も荒く。 )―――でないと怒るから。  [Tue 15 Nov 2005 03:17:58]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ……んな事したら 折れるじゃないですか …。 ( 何がとは言わないけれど。 こんな言い方は余りにも何だが、正直言えば真剣に取っ組み合いなんかしたら彼の方が大惨事の予感。 そんな予想をして尚腕力で物言わすなんてそれこそできる訳もなく。 ぽくぽくと只振り下ろされるだけの拳が、力なんか込められてもないくせに物凄く痛い。 ) ……御免。 ばかにしてるつもりなんかないんだ、ただ、――… ( 誰にも気にかけられたくなんか無いんです。 居なくなればすぐに忘れられて、最初から居なかった事にしてほしい その程度でしか無いんです ) ……御免、 御免――御免なさい。 ( そんなくだらない意地の為に 女の子を泣かせました。 空っぽの心でもそれは凄く痛いんです―― ) ( 叶うのならば、下がった頭が貴女の頭の高さまで。 金糸に黒は混じるだろうか ) [Tue 15 Nov 2005 03:06:00]
マリィゴールド >  貴方は貴族の人形じゃなくて―――ザッハトルテって個人でしょ!! ちゃんと思う事あるんじゃない、その癖に流されて他人のせいにして不幸に浸ってるワケ!? 云ってやれば良いでしょミカドに、とっくみ合いの喧嘩でも日頃の恨みを込めての鉄拳制裁でも私刑でも何でもッ!! ( へたりと膝が落ちて、目線の高さが同じになる。きっと流した泪のせいで自分は酷い顔してるだろう。 ) やっぱり―――ボクは馬鹿にされてるね、何でミカドの為だけにこんなみっともない真似なんか。 ( ぐし、力無く振りかぶった拳。言葉を無くした青年の胸元に拳を振り下ろす構えも何も無いだだっ子みたく、ただ振るうだけの拳。 本当に情けない自分。 ) チョコさんが心配じゃなかったら言えるワケないのに……本当に馬鹿にして、る。 ( 嗚咽に言葉尻が霞む、今に来ても尚、そんな言葉が出てくる青年。 泣きたい、既に泣いている……押し殺した啜り泣く嗚咽だけが部屋に鳴り響いて。 ) [Tue 15 Nov 2005 02:54:30]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ( 今度は、今度こそ真正面から振り下ろされる踵を見た。 当てる心算はなかったのか、一陣の風に遅れて轟音に床が啼いた。 それが引き抜かれるまで黙って聞いて―― ) …… 。 ( みし、と頭の中で何かが軋んだ ) ――…我侭大王だから――たまに目に見える形で気を遣えばそれで済むと? 本気で思い詰めてると、気付かない方が悪いと?  勝手に煮詰まってるのはどちらなんだ、知ってるくせに――――ひとがどれほど! ばかみたいに気ィ回して、聞かなきゃ話さなきゃって思っても 全部全部逃げるくせに――… ( ぎち、と歯が――犬歯が鳴って ) それだけはと思ったものを押し付けて! それで今頃酒に逃げて、それが可哀相だって? ――それなら彼の心配をしてやれば良いでしょう、私は気なんか遣って貰いたく――――( 固まった。 だって、人が 眷属が泣くなんて見るのもやっぱり初めてで――しかも相手は今までいつだって芝居めいて茶目っ気の強い印象のひとで。 だから、目に見えて怯んだ。 ) [Tue 15 Nov 2005 02:41:07]
マリィゴールド >  だから一人で―――決めつけるなッ!!! ( 片足で直立した姿勢、上げた脚の膝先が鞭のようにしなやかに、刃物の様に鋭く宙を切る。 正座した青年の鼻先をカスって轟音と共に踵が床にめり込んだ。 本気と書いてマヂで怒っている、自分が情けなくて瞳には泪さえ浮かべ。 ) ソレが馬鹿にしてるんだ、解ってない本当に何も解ってない。 何でもかんでも一人で背負って心に壁張って……じゃあどうしたいのかって云えば「御免」のヒトコトで済ませて。 そりゃあ、あの馬鹿貴族は無神経でスケベで他人なんて思いやってない我が儘大魔王だけどさ。 それが不器用ながらに君の事気遣っているんだよ、何で屋敷から出たチョコさんを追って来ないか全然解らないんでしょ? チョコさんに嫌われたんじゃないかって……本気で思い詰めてるのあの貴族様は!! あの自己中がだよ? それでもプライドが邪魔するから柄にも無くお酒になんか逃げちゃってさ本当に見てらんない。 ( ズボ、と床に一つクレーターをこさえた踵を上げて。 ) 違ったボクの気持ちだったね。チョコさんボクを舐めてるでしょ、嗚呼うん舐めてるんだよね? ヤケっぱち起こして不幸デフレスパイラルに陥って死んでるんじゃないかってハラハラしてたのに。 帰って来てヒトコトも無しでしょ、心配かけてスイマセンとか大丈夫ですとか何かあるんじゃないの本当に、本当に酷く馬鹿にされた気分。 失望とかじゃなくてさボク一人で馬鹿みたい心配して気遣っても全然気にもされて無かったんだからねいっそ滑稽だよね!大恥かかせて、チョコさんはどー責任取ってくれるの!? 勝手に決めつけてるのはどっちだと!( 知り合いの、吸血鬼にして狩人の彼にも見せた事がない泣き顔で。 感情の奔流、いや激流。 泣いているのか怒っているのかさえ自分には解らない。 ) [Tue 15 Nov 2005 02:24:25]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ( 満ちた静寂――話は御終い。 西園寺が今この邸内に居るのか知らんが、彼にはこのひとも娘御だって居るのだし、とっとと着替えて―― )  ご  す  ( 見えなかったけれど流麗なフォームから繰り出されたであろう一撃が再び。 彼女の集中力とイメージは見事高度に位置する脳天に直撃した ) …………… ( 無言で頭押さえて ) ……… ( 振り向いて ) ( …貴女だから言えないんだ。 キノコ嫌いが無理にキノコを喰わされたのとは訳が違う ) 誰かに言えるような話じゃないんだ。 本当に本当に ほんとうにどうしようもない話で、――…      御免。 ( 思えば「彼」より韜晦に長けていたのかも知れないひとが初めて見せる激昂で、そうさせてしまったのは自分で、受け止めたのか流されたのか押し切られたのかは良く判らないけど自然と頭が下がった。 ) …じゃあお先にどうぞ。 ( 突撃通り越して特攻気味な全弾発射に全面降伏で、聞く姿勢。 へこたんと絨毯に正座した。 ) [Tue 15 Nov 2005 02:09:31]
マリィゴールド > ( 波の引いていく感覚、きっと津波の前はこうやって全てが干上がるのだろう。 心の軋む音が―――。 ) 云いたい事はそれだけ? ( 背中越しの会話、酷く篭もった声だったと思う。 気配が揺れる、先ずは深呼吸それからは衝動。 碧眼が見開かれて…… )チョコさんの……お馬鹿ァァァァ!!! ( 魂からの慟哭だった、と思う。 一瞬腰溜めの姿勢から一点背伸びするように体躯と共に片足を鉈の如く振り上げる。 ネリチャギ、大事なのは身体のイメージだ踵一点に意識を集中。 話はこれまでとばかりにクローゼットに向かう青年の脳天に本日2度目の鉄槌が。 ) 何一人で浸ってるの、この馬鹿ちん、阿呆、間抜け! ヒトがどれだけ……どれだけ心配してるか何て気にも留めてない癖にッ! 何偉そうに語ってるの、嗚呼もう駄目。 我慢出来ない、どうしてこうして眷属の男と来たら浸って悦っていじけて回りの女の子ばっかり泣かすかな? ボクの知り合いに居るよ君みたいな子、とっても大事に思われてるのに全く、これっぽっちも全然、ボクの事なんか気にしてくれなくて何時だって一人で格好付けて―――巻き込みたく無いとか何とか。 ホントそんなにボクが頼りにならないの? それって失礼じゃない? ヒトコト助けてとか、頼ってくれれば良いのに何でもかんでも一人で背負い込んでお前は何をしたいのか聞きたいね!一つ時間があるからじっくりきっかり聞いてあげようじゃないの。でもその前にボクの蔑ろにされた気持ちを是非とも鬱憤を晴らすべく聞いて欲しいね。一時間じゃ済まないよホントに!ねぇ聞いてる、聞いてるのザッハトルテェェ!! (マシンガンか速射砲か、一気に捲し立てた、全軍突撃なガンパレードマーチが鳴り響く有様。) [Tue 15 Nov 2005 01:55:46]
ザッハトルテ@西園寺邸 > 私が何を求めようと、 …それこそ関係が無い=B 事の次第を知りたいのなら「彼」に聞けば良い、たいした話じゃないから聞き出すのは難しくないと思うよ。 ――…怒らせて御免ね? ( 今度こそようやく疎い耳が 背が、このひとが怒りかその近似値にあると気づいたから。 そんな顔を――ここからでは見えないけれど――見たい訳じゃなかった、そんな声を聞きたい訳じゃなかった。 ) おそらく貴女は彼の意見に賛成するだろうから 私からは何も。 ( 立ち上がってその先にあるクローゼットへ向かおうと ) [Tue 15 Nov 2005 01:38:49]
マリィゴールド > ……そうやって、また何処か悟ったようにするのは。 チョコさんの悪い癖だって思うんだけど。 じゃあ君は何を求めているのさ 『破滅?』 それとも 『救い?』 ( 震えの混じる声、観客の居ない一人芝居。 怒りと云っても良いこの胸の内。 ) 茶化さないでよチョコさん―――、質問に質問で返したって。 貴方の知りたい答えをボクが知ってるワケないでしょう。 ( 手に持つ、ベストをきつく握った。 僅かに付着した血痕、落ち着けと自分で自分に言い聞かせるように。 ) [Tue 15 Nov 2005 01:29:30]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ( 何をしようと ) …知らない方が良いと思うよ。 良く良く考えたら前にも似たような事をやらかした経緯があったんだ、進歩のないやつってそれだけの話だし。 同じ結果が出るって判ってて尚も試すのなんか無駄も無駄だし――… ( もう疲れちゃいました。 ) …珍しいね、そう云う反応。 それが貴女の言う「彼」との同族嫌悪ってやつ? ( 相変わらず背を向けたままだから、色に相応しい視線の温度には気付けないけれど。 いつになく と云うより初めて聞いた、表情のない「声」への変化はやっぱり誰かさんのそれにどこか似ていて。 ) ……は。 なんでこんな事になっちゃったんでしょうか ね ――…。 ( ちくりと刺すよな素っ気無さに返すのはそんな言葉。 ) [Tue 15 Nov 2005 01:21:06]
マリィゴールド > (本当にハードコアに突入するので火傷で済めば御の字だろうと。)貴族様とチョコさんが何をしようと―――ボクには”関係が無い”って云われるだろうけど、勿論詮索もしないけどさ。 試してないなら尚の事拙いんじゃないの? ( いつもの事、と済ませるのは貴族様の塞ぎようと云ったら見て居られなかった。 青年の方はいつもの通り、軽い拒絶を含んだ棘のある言葉。 無表情で青年の背を一瞥し。 ) 何が何だか……ねェ。( 目敏く、視界の端にあるベスト摘めば穴の空いた生地。 穿たれた穴から覗き込む碧色。 心無しか冷たいマイナスイオンが発生中。 ) へぇー、自分でも解らないと。 ( 言葉に幾千のナイフ込めて「ふーん」とか素っ気なくソレでいて容赦無く見据えよう。 ) [Tue 15 Nov 2005 01:11:04]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ( 後で需要を調べてみようと思ったヴェイトス国勢調査 ← やめとけ ) …………う゛。 ( ダウン追い討ち。 ごすごすごすぐしゃー。 翳りのないぴっかぴかの笑顔が眩しすぎて直視できません! 因みに玄関から入らないのは昨日今日に始まったこっちゃないが、それなりに扉から入りたくない理由もあったりなかったり。 ) …試したくも無いです。 前に一度帰ってるから、また繰り返すのもどうかと思ってだらだら後伸ばしにしてるだけ。 ( 右手だけでちくちくボタンを掛けるのに難儀していつまで経っても背中向けたまま、無言で歯を噛み締めた。 ) そんなに小汚く見えちゃいますか やっぱり――…あちこち歩いてみてるんです。 出歩くからこうなったんだか こうなっちゃったから出歩くようにしてるんだか、もう何がなんだか。 ( 事の発端はシンプルであれ、目隠し状態で迷路を爆走するようなもの。 本音を言えば「もう何がなんだか」、今となってはそれだけの。 ) [Tue 15 Nov 2005 01:01:00]
マリィゴールド > ( 零で無いのはこの都市ではお約束。 ) 人間失格よりも何よりも―――玄関から入って来れば良いのに。 ええーっと、社会常識? ( EXダウン追い打ち、自分の事は心に棚を作り退避された金髪。 曇りない笑顔でへっしょりした青年に遠慮呵責無い一撃を。 ) こんな処ね―――、其の言い種だとあの人を ”試している” みたいに感じるのは気のせいかな? ( 慌てて背を向けるのは此方まで顔が紅くなりそうだった。 意地の悪い返答一つ。 ) 用件も何も――何処行ってたのチョコさん、何か煤汚れちゃってるし。 ( 至極真っ当な疑問を一つ。 ) [Tue 15 Nov 2005 00:49:05]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ( 薦められてもちょっと、いやかなり困ると思うんだそれ。 もっとも野郎の受けなんて需要ないと思うんだけど。 ) ………それってかなり人間――じゃないけど 人間失格な構図だと思う…そんなのに見えたんですか私。 ( ふわりと降りて貰って尚、ぱったり転がったまま縦に線が |||||| ← こんな状態。 にまにまと笑む白い頬の辺りを見ながら上体起こし。 ) こんな処、ですよ――…本当に 本当に――酷かったんです。 今度出て行けばもう迎えには来ないだろうな とは思うんですけど――… って! ( 慌てて背中向けて、その向こうでボタンを掛け直す気配が。 ) …そんな事より今日は何の御用向き…で? ( 誤魔化し入りました。 )  [Tue 15 Nov 2005 00:41:28]
マリィゴールド > ( 此の後は、相手が動かなくなる迄ボテクリ回すのがヴェイトス紳士の嗜み――。 ハード受け専門なノーフューチャーはお薦め出来ない今日この頃。 ) おっかしィな、思い詰めた顔だったからテッキリ薬決めた性犯罪者かと思ったのに。 ( 「ご、御免」と漸く解放される青年でありました。 被虐心を煽るのが上手いんじゃないかなチョコさん…なんて、イケナイ考えがちょっとだけ首をもたげた。 緩む頬。 ) ―――何か一度里帰りしたって聞いたから。 こンな所ねェ。 ( 意味深な顔でニアニアと、明言は避けて。 「着替えの途中だったんじゃないの?」とヒトコト。 ) [Tue 15 Nov 2005 00:31:56]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ( マウントポジション慣れしてると思った…! 恐るべしグラップラーマリィ、美麗な華には棘があるんだねとしみじみ感じた満月手前の夜。 ごすごすと膝で押さえ込まれりゃどうしようもない訳で、そろそろ全部ok→受けとか覚悟する日も近いんでしょうか今日この頃。 ぺたぺた確かめる手が止まって ) 此処、ヒイラギタウンじゃないですし――…何でも何もまず降りてください ( 語尾にorzとか付けんばかりのへっしょりとした口調が何か言った。 問いにはこんな返事が返るだろう ) ……何ででしょう。 何でいつまでもこんなとこに居るんでしょう… ( よりによってこんなとこ呼ばわり。 だって性格の不一致って貴族様も先日言ってたらしいよ? さて置き、ぱたくたと掌が絨毯を2度叩きました降りて下さいと。 ) [Tue 15 Nov 2005 00:22:01]
マリィゴールド > 柊と云う舞台俳優ばかりの住む街がある―――其処だと、こういう事件が良く起きるんだ。 所謂ストーカァが俳優の家に勝手に入り込んで住み着いてしまうと云う。 ( 柊の木=ハリ○ッド。 )( つまり、これは其の手の事件だと。 部屋の持ち主である青年の容貌はかなり目立つ、美形と云っても遜色ない。 マウントポジションに以降すると両肩を膝で押さえ込んで。 ) 今罪を認めれば……ボクが自警団で証言してあげても良い、だから早まった真似は――――。 ( はだけた胸元、乱れた髪に余裕のナイ眉目秀麗な顔立ちが妙に色っぽい……じゃ無くて。 頬に手を伸ばし、ヒタヒタと確認作業。 ) アレェ? 何でチョコさんがいるの? ( 重くないって良かったねマリィ、なんてのはさておき……マウント姿勢の儘、不思議そうに小首を傾げましたよ? ) [Tue 15 Nov 2005 00:13:55]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ( ぎちぎち絨毯の毛ー毟った ) ……痛ッててて ――――… 何その面妖な罪状 っ …! ( ツッコむところはそこじゃないとか言わない。 手を支点に半分転がったところでダウンからマウントへ以降しますた――――半裸言うても下半身から脱ぐマニアックな習慣はないのでシャツのボタンが3ツ4ツ外れた状態。 ※どうでもいい※ さておき、これで顔見えますか? ) 重かないけど降りてください ッ …! ( どっちも何も。 一方的被害を主張してもよござんすか? ) [Tue 15 Nov 2005 00:04:07]
マリィゴールド > ( メタタァ (※誤植ではなく正式な殴った時の擬音)) 下着ドロ……この場合は着衣ドロと云うべきかな。 神妙にお縄につけィ!! ( 括弧内の突っ込みは非常に的を得て居た、しかし――エスパーでない金髪には伝わらず。 ダウンを奪ったなら、取り押さえんと覆い被さり―――半裸の青年に襲い掛かる金髪の図、この時点で犯人はDOCHI? ) [Mon 14 Nov 2005 23:56:20]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ( メタルギャー※某ゲーム屋広告の誤植※よろしく背後より接近する影に、元より鋭くも無い勘の持ち主が考え事中では察知できる筈もなく。 )   ( ――って ) ( 何処の世界に他所ん家あがりこんで脱衣する泥棒が居るんディスカ――――!! ) ――――――げ し  ( 脳天直撃 → ものも言わずにばったり絨毯にテイクダウン。 ) …………………… ( 右の手指が鉤状に絨毯引っかいてます ) [Mon 14 Nov 2005 23:48:56]
マリィゴールド > ( 酷く荒れている青年、乱雑に服を脱ぎ散らかす様に怯む影。 幸運な事に何やら集中している様子で気付かれずに背後に立つ事に成功した、呼吸を整え軽く息を吸う。 ) こンの――泥棒ォォ!! ( かくして、誤解と行き違いから手に持ったモップを振り上げる影。 流石に気付くだろう青年も―――しかし、無情にも遠慮無く断罪のモップは脳天目掛け振り下ろされて………。 ) [Mon 14 Nov 2005 23:42:32]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ( わお発言被り。 何か良からぬ思考中は気づけません つ【液体蛇より巧みに接近できる判定】 ) [Mon 14 Nov 2005 23:34:08]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ( 勢い良くタイを解いた。 この辺から思考も乱雑、そもそも左手が良く動かないものだからボタンを外すのも面倒。 ベストなんかもうぶん投げ ) ………… ( 乱雑 粗雑ついでの思考 ) ( ――――本当に )(    て やろう か  ) [Mon 14 Nov 2005 23:32:48]
這い寄る影 > (この屋敷の特徴として灯りや証明の類が少ない事が挙げられる。 主人の趣味か夜の眷属と云う習性か。 ) ――。 ( 仄暗い闇の中、足音と気配を殺し……青年の背後から忍び寄る影。 気付かなければ距離も僅かと云う場所に接近してしまうだろう。 ) [Mon 14 Nov 2005 23:32:36]
お知らせ > 這い寄る影さんが入室されました。 『(ひたり、ひたり)』 [Mon 14 Nov 2005 23:27:50]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ( ――――学習しないイキモノも居たものだと )( どちらに向けた言葉やら。 ) [Mon 14 Nov 2005 23:22:48]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ( いい加減にタイの結び目に指を引っ掛けて ) ( 手が止まる。 ――笑い種にもなるまい、酸欠で絞め落とされた死人。 その後に続くのもとんだお笑い種以外の何でもなかろう2度目の        ) [Mon 14 Nov 2005 23:22:25]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ( …さておき。 ブラシをかけるだとかいった細やかさには余り縁がない。 重い布地、型遅れの外套は寝台の上に放って ) ( 一瞥 ) ( ――気に入ってたんだけどな )( 気に入ると云うか、特に買い換える必要を感じなかっただけの頓着の無さと云うか。 否、…拘りはあったんだ。 袖の辺りの穿った跡は余り大きくは無い、まだ着られる――…少しばかり焦点が戻ってきたとは思う。 拘りなんてのは主観以外の何物でもないのだから、今日は眼下に己らしきものは見えない。 今埃被った外套を見下ろして居る目 その持ち主が己だと一致する ) ( … ) ( 上着もその上に放った ) [Mon 14 Nov 2005 23:11:57]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ( 一度のリセットこそあれど、あと2週間も経てば逗留開始から半年になろうかといった時分。 つまり発作的に全てを抱えて元の住いへ戻るにはそれだけ持ち込んだ私物も多い訳で、例えば衣類の類であるとか。 ふらふらと街中をほっつき歩いて随分埃っぽくはなるし、そうなったらなったで黒地には酷く目立つから時折替えに戻る――例えば今とか。 窓から入り窓から出る。 施錠は――まあ。 多分場違いな霧が窓辺に沸き立つ日があるならそれがコイツなんだろう。 色々力の使い方間違ってるだとか、ツッコむ御仁も居ないのだからして。 ) [Mon 14 Nov 2005 22:59:28]
ザッハトルテ@西園寺邸 > ( 行方知れずになった訳じゃなかったってオチ ) [Mon 14 Nov 2005 22:52:51]
お知らせ > ザッハトルテ@西園寺邸さんが来ました。 『( 漂泊する死人は )』 [Mon 14 Nov 2005 22:50:06]
お知らせ > エンジェル@スラム教会さんが帰りました。 『 横たわる黒い塊―― 瓶が頭目掛けて振り下ろされた。 』 [Sun 13 Nov 2005 03:47:27]
Reload : off Line : 1000
TeaChat 1.8.3b
<noscript><noscript><noscript><noscript>