フリースペース4 〜06/03/02
お知らせ > アザリー@暗黒街教会さんが帰りました。 『 ガオー♪ 』 [Tue 28 Feb 2006 03:13:05]
◆アザリー@暗黒街教会 > ( 祈る事と鍛える事は忘れていない。 またいつか何かあった時、彼女の背中を護れなきゃ意味が無い。 最悪足手纏いにならないよう、もっと強くならないと。 決意を再確認して、ぱんっ、と両手で自分の頬を叩いた。 よしっ、と。 ) さて、寝る! 明日も忙しくなりそうだし――――。 [Tue 28 Feb 2006 03:11:31]
◆アザリー@暗黒街教会 > はいっ、朝ご飯完成っと。 ( 切れ目を入れたパンにハムとタマゴとレタス、ちょっと贅沢してズッキーニのピクルスとオリーブの実も入れて塩を振り。 ことこと煮込んだオニオンコンソメスープの具合を見る。 これとブロック状のチーズと温かいミルクで朝ご飯にしよう。 準備を終えてエプロンを脱ぎ、さて、と。 ) 日に日に良妻になっていく感。 仕事のメインが家事ってどうなのかしらん――――。 ( それだけ平和なのだと思いたい。 望ましい事だし、此処暫らくはジャスティスさまが怪我をして帰ってくる事も無い日が続いている。 定期的に大きな怪我をするような人だから、本当は結構心配だ。 ジャスティスさまは無敵なんだぞ!みたいな歌でも歌わなきゃ落ち着かなくなりそう。 ) [Tue 28 Feb 2006 03:02:51]
◆アザリー@暗黒街教会 > あるときは正義の味方ー♪ あるときは淑女殺しー♪ いいもわるいも主観次第ー♪ ジャスティス!ジャスティス!どこへゆくー? ( ホントにだ。 ) びゅーんと跳んでく 豪腕シスター♪ ( 素敵な絵面だがあながち間違いばっかりでもないシスタークオリティ。 もう教会とか関係なさげ。 ざくざくテキトウに野菜を切り、茹でたタマゴを剥いていく。 手先は器用になっても性格は雑。 出来る料理もギャンブル性高し。 気にしない。 任せるよりマシである。 ) [Tue 28 Feb 2006 02:52:34]
◆アザリー@暗黒街教会 > 夜ーの暗黒街にガオー! だだだだだーんと魔法弾が来るー! バババババーンと破裂するー! びゅーんと跳んでくジャスティスさまー♪ ( そんなイメージソングなど歌う真夜中のシスターin厨房。 明日の朝ご飯の下ごしらえなんかしておこうかなとか。 寝る前にちょっとだけ、と。 勿論お疲れ様のジャスティスさまを起こさないようにボリゥムは落として歌ってます。 聴かれると怖いからじゃありマセーン。 ) [Tue 28 Feb 2006 02:47:47]
お知らせ > アザリー@暗黒街教会さんが入室されました。 『 夜ーの街ーにガオー! 』 [Tue 28 Feb 2006 02:43:22]
お知らせ > ミカドさんが帰りました。 [Thu 23 Feb 2006 07:12:20]
◆ミカド > (傍らに膝付く貴方――杭を抜く手を止める掌は無かった。杭が揺れると、矢張り痛みがあるのか、固まった表情とは裏腹に、足が震えた)――………。(「見送る」約束。 此処で――)――……願わくば(友人の指が杭に触れたのを感じた。)見送ってもらうとしても(引き抜かれる度に、杭と擦れる肉が悲鳴を上げる。)もう少し、先がい…っ ――― (途切れた言葉は痛みの所為か、それとも長時間、長期間、気を張り詰めていた所為か――どちらにせよ、男が昏倒するには充分だった。)(悲鳴を上げなかったのが最後の意地だったんだろう。黒い血を纏った白木の杭を視界の端に留めながら、暗い夢に落ちていくのを感じ、土の上に三度横たわった) [Thu 23 Feb 2006 07:07:45]
お知らせ > ザッハトルテさんが退室されました。 『( 糧の手配も必要か。 …どちらが干す羽目になるかは、また。 )』 [Thu 23 Feb 2006 06:37:58]
◆ザッハトルテ > ( 天から覆い被さるように伸びた雑木の間から見える空を見上げても、そこに答えの欠片も見つけられなかった ) …上手く言えない。 ええと、だから――…なあ、西園寺。 …私は「親」だとか「訓え」だとかを知らないし、自分以外の眷属を見たのだってこっちに来てからだ。 けれど、そんなやつでもその訓戒が妥当だと判断はつくようにはなった。 つまり、訓えだなんて額縁付けてわざわざ偉そうに語らんでも「走る馬車の前に飛び出してはいけない」のと同じくらい、自然な事―― なんじゃないのか。 ( 結局は鎖の重みを知らざるモノの勝手な言い分なんだろう、だからこんな声は届かなくても仕方ない それは慣れきった諦観の思考。 けれど、だからと言って言葉を全て飲み込んでしまえばそれは何もしないで落ちゆくひとを見殺しにするのと同じだから ) ( ――…見殺しにする、くらいなら。 ) …何度言わせる。 私は貴方を「見送る」と――… ( ああ、そうだ ) …前も此処で言ったじゃないか 。 ( 戻ったら先ず、人間の彼女に話をしないといけない。 何時かと同じ「近づかないように」、それから5%を掴む為に何時でも此処に彼を連れて来られる為の段取り。 「帰る」と言わせた以上、そうしなかった事によるリスクに転覆しては意味が無い。 それから――… ) ( もう一度屈み込んで、今だけは無用の長物となった足の杭を取り除く許可を求めた。 …歩けないと言うのなら担いでだって帰ってやる、何せばか力は御墨付きを戴いている ) [Thu 23 Feb 2006 06:34:57]
◆ミカド > (彼が、何を語り始めたのか。その言葉の意味。呼ばれた氏の名が友人の声と共に流れ込む。――乱れた黒髪の間から見上げた天は、生い茂る木々に阻まれ、黒い空を作っている。―……Ventrue。)――――――……。(血の母の象徴たる氏の名。自然と口は重くなる。――面倒だと言われても、逃げられないのだから、仕方あるまい。――なんて、言葉にしたら、負け犬の遠吠えにしかならない台詞だ。――…返答らしい返答は浮かばない。ただ、吐き出す吐息の重さに、「落胆」が滲んだ理由は――逃げられない、逃げられなかった、今も縛られ、縛り付けられ、其れを自覚した所為。「訓えだから絶対」 同属の血を厭うのも、己を引き戻したのも、両方が両方、今も己に根付いているVentrueの訓戒の一部。)(この結末をきっと、母は知っていたんだろう。だからこそ、追いかけなかった。戻れと言わなかった。―どうせ逃げられない― 己の一大決心さえ、彼女の掌の上の出来事。)――――……。……・…。(溜息をもう一度)(それから、漸く唇が動く。)其れが出来たら良いのだけどね。…生憎、どの”パーツ”が自分に合うものなのかが、わからん。(「餓え」を欲しがる者はいる。だが、自分と合うものが見付からない、と。5%の意味は、達成率も含まれていたらしい。――最早、賭けと言うよりは捨て身の一発逆転劇。)―――……。 (「帰ろう」――『還ろう』――同じ響きだ。そして、同じ意味。どちらの意味も、どちらの状況も内包した言葉。立ち上がる貴方を見上げて――)―――…… …傍に居てくれるなら。(何時もの戯言めいた囁きとは違う。――狂い始めた己に、正しく終焉を齎す”杭”として、求めた。) [Thu 23 Feb 2006 06:15:26]
◆ザッハトルテ > ( ――…音にならなかったものでもこれだけ距離が近ければ判別は可能だったろう。 それは氷のつぶてより冷たく刹那空気を凍らせて沈黙となるも ) ( あっさりと破られる。 ) …取るに足らない事。 「汝怪物に成らぬが為にこそ怪物であれ」、何処のどいつがぶち上げた指標かは知らんが説教ぶたれるまでもなくそれは正しい。 ――…己が牙を律せぬ属など滅びよとは尊邸の訓えだろうに、ヴェントルー? ( 瞬きを一度 ) ……それは少なくとも、私から見たら――…誰かに教わるまでもない、我々が何れは到達する事実なんだよ。 意味合いは全く違うけれど、夏の逃亡奴隷も一年前の「淑女」もそれで身の置き場を失った。 …そう言っても まだ―― …それは「訓えだから絶対」? ( いい加減吸殻になった煙草を落として靴で踏み ) ユエン嬢から以前、眠る事すら懐かしいと聞いているから何となく想像はできると思う。 けど、ならば――彼女の時のように、器に詰めて持ち帰ってそこで試しても良いじゃないか。 ――…以前貴方は、同種の血になんか見向きもしなかった。 ( それが、今回は―― ) それを聞いたら益々そんな賭けなんか認められないよ。 …帰ろう。 ( 未だ零れ続ける血を止める為に、肘の上を押さえ付けながら立ち上がった ) [Thu 23 Feb 2006 05:13:16]
◆ミカド > (貴方の唇の動きを、この一瞬で数回繰り返した。――やがて、その言葉に辿り付いた時、苛立ちは掻き消え、沈黙に変わる。――よりによって、引き戻されたのは、己が逃げてきたものだったらしい。『―Ventrue―』 音を理解しなくとも、唇の動きだけで己を縛る。それは呪詛と等しい―― 結局は、逃げられないのだと付き付けられた瞬間だ。――己を己に留めるのは、自分の理性などではなく、血の母《》の教え――貴方の腕に絡んだ両手が、再び地に落ちる。――交じった視線も突き放して、起こした身体を倒していく。――仰向いた視界に見える日が眩しくて、腕で両目を覆った)―――……・。(ユエン嬢――)……少し違う。欲しいと言われたのは「餓える」ということ。――死して徐々に生前の記憶を忘れていく彼等にとっては、「餓える」事さえ懐かしい――…。(肌蹴た首筋が、覆った腕の隙間から見えた。―― 一瞬だけ視線が引き寄せられるも、貴方の唇の動きが何度も何度も繰り返されるから、直ぐに瞼を落として、見ない、ふり)だから。……彼等が僕に、何かを伝える時、直接彼等の欲やら感情を流し込まれるの。ならばその、逆も出来るのではないかと――(逆流/交換―浮かぶイメージは、其れ)―――……簡単なイメージは、餓鬼という鬼をご存知かな。常に飢えと乾きに苦しみ、決して満たされる事が無い鬼を。其れを、自分の一部を譲る、または交換する形で作ろうとしている。(死霊術を知らぬものが聞いたのならば、机上の空論と等しい其れ。詳しく語るには、長くなるし――何よりも赤を知らない人に、赤を説明するような事だ。 簡単なイメージを掴んでくれれば良い。――ふ、と吐息をもらし) 成功すると 餓えなくなる。その代わり充たされる事もない。それだけ。恐らくはだけどね。 [Thu 23 Feb 2006 04:49:54]
◆ザッハトルテ > (訂正してみましたorz) ( 目の前で餓えきって血を啜り続ける吸血鬼も、よりによって同じ属に血を与える己も半ば他人事のよう、時折犬歯の先端が触れては引く感触で注意が戻る程度。 ――…何で人間じゃなかったんだろうだなんて、忘れた夢の残骸が袖を引いて―――― …違うか。 実際腕を掴まれてんだ。 ) ……… ( だらしなく紫煙をひと息虚空に向けて吐き出したところで、ゆるりと細められた理性の溶けた石榴と目が合う。 見る者が見れば淫蕩にすら見えるかも知れないその貌が その瞳が、何を求めたかなど考える間でもない。 ) ( ――――ヴェントルーも不便なものだ ) ( 仮にも貴族を標榜する「連中」 が―― 乱暴に手前の襟元をくつろげて )( 邪魔だろうと肩に落ちかかる髪を払った時。 ) ………… それは ユエン嬢と同じ? ( ぬいぐるみと云う器を得た魂。 ぬいぐるみの代わりに譲る器は彼自身、…そんな話だろうか ) ……そうするとどうなる。 しくじれば支配されて御終いなのじゃないかと――… 成功すると どうなる? ( それが現状をどう打破するに有益か判りかねての問い ) [Thu 23 Feb 2006 03:57:27]
◆ザッハトルテ > ( 目の前で餓えきって血を啜り続ける吸血鬼も、よりによって同じ属に血を与える己も半ば他人事のよう、時折犬歯の先端が触れては引く感触で注意が戻る程度。 ――…何で人間じゃなかったんだろうだなんて、忘れた夢の残骸が袖を引いて―――― …違うか。 実際腕を掴まれてんだ。 ) ……… ( だらしなく紫煙をひと息虚空に向けて吐き出したところで、ゆるりと細められた理性の溶けた石榴と目が合う。 見る者が見れば淫蕩にすら見えるかも知れないその貌が その瞳が、何を求めたかなど考える間でもない。 ) ( ――――ヴェントルーも不便なものだ ) ( 仮にも貴族を標榜する「連中」 が―― 乱暴に手前の襟元をくつろげて )( 邪魔だろうと肩に落ちかかる髪を払った時。 ) ………… それは ユエン嬢と同じ? ( ぬいぐるみと云う器を得た魂。 ぬいぐるみの代わりに譲る器は彼自身、…そんな話だろうか ) ……そうするとどうなる。 しくじれば支配されて御終いなのじゃないかと――… 成功すると どうなる? ( それが現状をどう打破するに有益か判りかねての問い ) [Thu 23 Feb 2006 03:56:56]
◆ミカド > (それが、突然弾かれたのは)―――――。(貴方の唇の動きを視界の端に留めたから。――見開く石榴が瞬き、頭を振る)――――……。(苛立ちを薄く浮かべた瞳が、貴方の唇が呟いた単語を探そうと、見詰め続た。)5% 。(先程よりは聞き取り易くなった声が、ぽつりと言葉を落とした。)その方法の説明。―――彼等が、欲しいと言うから、譲ってやろうと思ったんだ。(其れが、此処に散らばる道具の欠片) [Thu 23 Feb 2006 03:38:38]
◆ミカド > (「なにか、言ってる」と云う事は分かる。でも、それだけ。餓えという薄靄に包まれて、全ての思考が停止した。『口内に目一杯貯めてゆっくりと飲み干す。』其れを繰り返すことだけに意識を向け、流し込む。 ――爪で裂いた程度では、出が悪い―― 考えられてもその程度。…それでも、何度か男の牙が食い込もうとして、躊躇し、舐る事を繰り返しているということは、まだ男の理性が――幸いな事に?いや不幸な事に、と同じ程度――残っているということだろう。)(友人の肌を傷つけ、血を啜る事への罪悪感。同時に、僅かながらも餓えが満たされる恍惚感に、眩暈がする。――流れ込む同属の匂いに吐き気を覚えても、体が其れを赦さない。 何時の間にか貴方の腕を確りと男の両手が掴んでた。 ――食い 違う理 性と本能 。) (てくびじゃ足りないくびが良いきばを突き立てたいあたたかなものが欲しいつめたい血じゃみたされない――― ――――――。 ――――――――。)――――………。(長くも短くも無い沈黙の後、唇を離した。満たされたから…ではなく、「足りなかったから」。焦点の定まらぬ呆けた面が、漂う紫煙を追いかけて―最後に辿り付くのは、貴方の首。――物欲しそうに細めた双眸、伸ばす腕) 。 [Thu 23 Feb 2006 03:37:52]
◆ザッハトルテ > ――…んな事何時までも言ってると終始オトし続けるぞ。 こら。 ( 滴を追って揺れる双眸、今はこんなモノでも砂漠の中の、…本来以下のものであれ。 本場の出だろうが何だろうが海を越えて初めて同じ属を見たヒトデナシに知恵のひとつもある筈がなくて、ストレートに言うなら途方に暮れた。 そんなだからぶっきらぼうに「昏倒させ続けるか」と口に出せるのはどこまでも粗野かつ物騒な。 ) だからその5%とは何だと。 墓地に眠る大賢者殿の死霊でも召喚すると言うのなら、此処に留まり続けるのに拘泥しないで部屋で浴びるほど摂って、「所有物」に連れてけと言えば良いんだ。 どうせ私には聞こえないのだから邪魔にはなるまい、…戻りたいなら、くたばりたくないなら身の置き所から考えないと。 さっき話した「敵」の可能性も考えると―――― …… … ( 力ずくでこじ開けた傷口が内側からじりじりと絶えず灼けつき、そこだけが熱く痛みを訴えている。 心臓が機能していたならば鼓動に合わせた波があるのだろうが今はそれも無く、やがて触れる冷えた温度が患部の熱を中和していくのだろう。 傷口だけが認識できる屍の温度。 ――この場で目を逸らすのは多分人間の優しさ、そうでないモノは見据えない代わりに一歩引いて景色の一部として視野に収めた。 空いた手で煙草を取り出し、四苦八苦しながらそれに火を点けて「作業」の終わりをただ待つ姿勢 ) ( この状態では相談も進むまいから ) ―――――― ( も不便なものだ=@音声にならない唇の動き。 ) [Thu 23 Feb 2006 02:52:46]
◆ミカド > 先ず冷えた舌が零れる舐る。―手首につたった血の筋を削ぎ傷口へ行き着いたのなら、浅く開いた肉を弄って――漸く、唇を被せた)―――――――――……・・・…・・・。 (流れ込む血が熱いのか、冷たいのかも分からない。――只管、喉奥へ流し込むだけの『作業』は始まった) [Thu 23 Feb 2006 02:23:29]
◆ミカド > 他に...方 法がな いの ...なら、仕方あ るまい....?間に合わないとしても――”もしかしたら”間に合うかもしれない。0%(部屋に篭もる)と5%(墓地に篭もる)を比べただけの話……―――(目の前で同属の血が滴る。手首から零れる一滴を、地面に落ちるまでを繰り返し繰り返し繰り返し視線で追いかけた。――他の部分は餓えて、乾いて、動きが酷く緩慢だと言うのに、瞳だけが途端忙しなくなる。逸らそうとしても叶わず――浅ましいと嫌悪しながらも、手懐けられる狗のように乾いた唇が、薄く開いて戦慄いた)――… …。 終わりにしようと―― 同じ、僕 ――…も、駄目なら、閉じ込める な て嫌――だから、終わりに―― (喉が上下する。血の臭いが鼻をつく。――人のモノとは違う匂い。――始祖から連なりし同属の血を啜る事は、始祖が始めて犯した罪「兄弟殺し」の縮図。――しかし餓えは、刷込まれたタブーさえも踏み越えようとしている。――血が近くなると、引く体とは別に、唇が更に開いて―) でも、まだ 戻りたいから此処、に 居る。 終わ りたいから此処に居るわけじゃない ……っ 。 (――――聞き取り辛かった声は更に聞き取り辛く、小さく、途切れて――)―――… 所有物 ――言い方が悪い。 友人、恋人――― ( 最後の一線は、囁かれた言葉によって取り払われた。 ―――「なにもわるくない」――食餌をする事に罪悪を感じていたわけじゃない。餓えを開放してしまったら止められなくなるんじゃないかという――堕ちるまでの距離が一つ、二つ早くなるんじゃないかと思っていたから。――それでも、餌を見せられて、「いいのだ」と許されてしまったのなら――)(餓えに促され、肩が浮く。――途端言葉は無くなり、音の無い動きで傷口へと唇を寄せ始め) [Thu 23 Feb 2006 02:17:11]
◆ザッハトルテ > …これ(は人のものじゃないから 何も悪くない。 ( 貴方にとって一番見慣れているであろう無表情、人でないモノが囁いた。 言う間も滴は手首を伝い黒い土に枯葉に落ちる ) [Thu 23 Feb 2006 01:38:34]
◆ザッハトルテ > ( 共同墓地の奥に茂る雑木林、時折渡る風にその梢が哭いた。 窪地に投げ出した身から発せられる声は酷く細々として、ともすれば風鳴にすら消えかけるから程近い正面に片膝立てた上体を心持ち寄せた ) …無い無い尽くしじゃないか――… 。 その道具とやらが此処の住人か? だとしても、そんなんじゃあ到底間に合わんだろうに 。 (水=\―泉は底まで浚われて御終い。 集めきれるかも判らない紙片ばかりで訪れた事の無い地の地図を完成させるようなものだ。 何だその、どう考えても勝ち目のない賭けじみた話は ) …………… ( 空気すら苦い間 ) そんな方法を知ってたら、真っ先に私が試してる。 そもそもそこまで渇いた経験が無い――…実現はしなかったけれど、…そうなる前に終わりにしようと思ってた、から。 ( 事実はそうならず、近しかった誰かさえ喰らおうとしたのだからどうしようもなくあさましい――だから、無茶な注文をしているのは最初から判ってる。 ひとりでがんばりつづけるこのひとを解放するのはとてもとても簡単で、何時ぞや絞め殺した毛玉のように「そうした方が」 とすら思うのだけれど ) ( 所有物 ) …飼い犬だって放置を続ければ使命も何も忘れる。 ――…所有者と所有物。 何かの上に立つ者は、その権利を主張し続けないといけないんだよ。 それは義務だ。 そんな当たり前の事を忘れるから――――… ( 元より人間のそれと比較して鮮やかすぎる赫を引かれた身の分だけ乗り出し突き付けた。 最早無理に押し付けないだけだ ) ―…所有物にこんな横暴をされる羽目になる。 (「そうした方が」とすら思うのだけれど、もどりたいというのだから。 ) [Thu 23 Feb 2006 01:29:33]
お知らせ > ザッハトルテさんが来ました。 『( 落ち続ける実在しない砂時計の砂。 続きの光景。 )』 [Thu 23 Feb 2006 00:57:55]
◆ミカド > (墓地の奥の奥―参拝路からも外れ、墓地と雑木林の境目に男が二人。―― 一人は、屍と呼んでも差し支えない風体の男。苔と枯れ葉の積もる窪みに身体を横たえている。もう一人は黒外套の男―屍男の傍らに屈み言葉を投げていた。――木々の合間から、辛うじて差し込む日に、互いの沈黙が照らされて)――――………。(ややあって、屍男は、疲れの滲む溜息を溢した。――「何に縋っているのか」――)(唇が何度か逡巡を繰り返して)…例 え るなら『水を 注ぎたいのだけど、 注ぐ為の道具が無い。 』『此処に注ぐ 為の道具に な りそ う な 欠 片があるのは分かるのだけど 、その道具を組み立 て られると断言できない』 『他に、注ぐ為の 道 具 に 心当たりが無い』――こう し て いる間にも水は乾いていくか ら―…(以前と比べたら「萎びた」指先に視線を落とし)余裕がな い。――道具の組み 立て 方 に行き詰まっているのは認め るよ 。――だから、君が もし――…この「餓え」を 収める方 法を知 っ ていたのなら、教えて欲しい、と ――……(俯いてる貴方の表情は見えねども、苦笑されたのは分かったのか、言葉を止めた。――微かに眉が跳ね上がり) 所 有権―――(く、と初めて「笑い声」のような短い声を洩らして)思 う 存 分 つかって い たら、 コウはなら なかった?――――……。(……)( そして―――娘に続き、言葉と共に、再び差し伸べられた手。)――― ……。(沈黙は、長い。)―――……。(言葉を紡ぐ事が出来ずに、黙っていると、…貴方が) 何 を (白い肌が晒され、そこに貴方の爪が食い込んでいくのを―同属だと知っていても―凝視してしまう。不自然な程鮮やかに「観える」零れる赤に、言葉を失う一瞬)―――……。 (ロザリオを付き付けられたかのように、顔を顰めて身体を引こうとするが、腿に付き立てられた杭が其れを赦さない。――それに、何よりも―――餓えに飢えた化け物は、同属だろうが、死体だろうが、獣だろうが「喰らいたい」と ――― …… ) [Thu 23 Feb 2006 00:53:41]
お知らせ > ミカドさんが入室されました。 『―墓地―』 [Thu 23 Feb 2006 00:53:37]
お知らせ > ザッハトルテ@暗黒街の一画さんが帰りました。 『( 髪は女のものだと、その後聞かされる。 )』 [Mon 20 Feb 2006 19:43:34]
◆ザッハトルテ@暗黒街の一画 > ( 尋ねる此方に答える相手。 主導権は始めから先方にある、やっぱり品性の足りないと云うよりは下卑た感すらある顔が近付いて生きもの臭い息がかかる。 それを見上げて、目を開けたまま――…先に離したのはあちら。 呼吸が必要なんだものな、とそれは本当に要らない感慨を抱いて 捨てて ) …………まだ、内緒? ( …気持ちが悪い。 相手には見えるか如何か疑わしいのに だからこそ? 笑う貌を作って――指先だけで触れたのは脂の浮いた頬に乗った、吹き出物を潰した痕。 ) …血が。 ( 優位を笠に着て、出し惜しんで 勿体ぶって――…続きはあの中で、と顎で示すは何かの建物の扉。 指先に残った粘り気のある赤いものを舐め取って、無言で頷くツラにも笑みは刷いた侭――或いは幾ばくか深くなったか、自覚もなし。 ) [Mon 20 Feb 2006 19:42:43]
◆ザッハトルテ@暗黒街の一画 > ( 上からの視点でなくなって、同じ高さで見れば相手は辞書の一冊分ほど此方より上背があれば横幅の差は圧倒的。 あちらもあちらで掴んだ肩の布地越しに薄い肉とすぐに当たる骨の感触で彼我を確認しているような。 軽く見上げて ) ――…その、見事な持ち物が――… ね ? 何故そんなものを持って居るのか、と。 ( 勿論彼のもう一方の手に未だ在る髪束。 …そいつが誰のものか、否――誰のものではないか知りたいと、それだけの。 乏しい街灯の光量さえ届かぬ暗がりの中、気のない視線で見た品性の足りない顔立ちには目の下に隈と、もれなく吹き出物とが目立って彼の荒んだ生活と人となりとを想像させた。 犯罪者、ではあるのだろう。 ) [Mon 20 Feb 2006 19:30:48]
◆ザッハトルテ@暗黒街の一画 > ( 長さにしろ色にしろ、別に珍しいものじゃない――現に手前のそれも似たようなもの。 …けれど、可能性だけなら幾らでも。 ただでさえ人通りの少ない路地が完全に無人になった瞬間を狙って屋根から飛び降りる。 荒れた石畳に先端が今にも届きそうなそれを追って、段々と細くなる路地へと入り込みながら如何呼び止めたかと考え、見通しのつかない曲がり角に差し掛かったところで―― ) ( 伸びてきた手に引きずり込まれた。 肩を掴まれて安普請の壁に叩きつけられ、そこで初めて拙い尾行がとうに露見していたと至る辺り、つくづく鈍い。 ) [Mon 20 Feb 2006 19:20:17]
◆ザッハトルテ@暗黒街の一画 > ( ―――― 一種異様な風体が通りをゆく姿を捉えた。 体格に恵まれた人間だか何だか不明の、外見だけなら男性が ) ( これ見よがしに「長い黒髪の束」を手に収めた。 ) [Mon 20 Feb 2006 19:09:31]
◆ザッハトルテ@暗黒街の一画 > (「広い市の中で」「この時間」「この一画」「この路地」をたったひとりが横切る可能性など最早天文学的確率、そんな偶然に期待などしない。 むしろ何某かに巻き込まれた、――或いは「巻き込んだ」――可能性を捨てきれないのが本命だろう。 家出前の最後の目撃者が手前なら、そろそろ2週間 ―――― ) ( 最低でも、2度。 ) ( 硬質の何かがぶつかる音が一度、知らぬうちに歯噛みをしていたらしい。 ――勿論、牙で。 他を当たるかと膝を伸ばしかけて ) [Mon 20 Feb 2006 19:04:46]
◆ザッハトルテ@暗黒街の一画 > ( ―――…… … ) ( この区画に進んで足を伸ばす傾向は単に、一番「此処で見つかってほしくないから」なんだろう。 如何にも失せもの探しは不得手で、ヒトひとり探すのは雲を掴むような話だから所詮ただの願望形。 ぼろい家屋の庇の際に片膝立てて眼下に伸びる薄暗い路地を伺う。 人目を憚るようにして何かをかき抱く女、明らかに格下を引き連れて肩で風切った男、人外の証を隠さぬモノ。 元々が大手を振って歩ける者ばかりとは限らない場所柄が為か、往来に人の姿は少なくただ時間だけを過ごす無為に僅か目を細め。 ) [Mon 20 Feb 2006 18:52:20]
◆ザッハトルテ@暗黒街の一画 > ( 不意に心臓の辺りを矛か何かで突かれたような気がして、赤錆色のマントの上から其処を押さえた。 ――…勿論ただの錯覚、不要なトラブルを避けて屋根渡りをするモノの身に該当する傷のひとつもありはしない。 と言いますか普通に我慢できませんでしたと土下座風味。 ) [Mon 20 Feb 2006 18:46:54]
◆ザッハトルテ@暗黒街の一画 > ( ………… ) [Mon 20 Feb 2006 18:42:42]
お知らせ > ザッハトルテ@暗黒街の一画さんが入室されました。 [Mon 20 Feb 2006 18:42:07]
お知らせ > 艶子@酒場さんが退室されました。 『――そうして酒の次は、もっと別のものに溺れてしまったのだ。』 [Mon 20 Feb 2006 02:33:37]
お知らせ > 紫さんが帰りました。 『指を這わせ、舌で舐り―― 行為はゆるゆると少女が溶けるまで。』 [Mon 20 Feb 2006 02:32:01]
お知らせ > ゼンさんが帰りました。 『朝には石のようなパンをサービスに』 [Mon 20 Feb 2006 02:31:09]
◆紫 > いえ――… 私は奴隷ですから。( 謝罪を述べる少女へ、首を振る。性奴じゃなければ今ごろ細切れになって店先に並ぶか、売れ行きの良い器にでもされたのだろうし 自分を生かしてくれる市民階級に感謝こそすれ謝罪される謂れ等ない、と。座布団にでも何にでもするといいと思う。) お客様お泊りです。( 飼い主に一度視線を送ってから少女に肩を貸し、危なっかしい足取りでギシギシとやたらに軋む階段を上りきれば客室へと案内しよう。 部屋に着いたらベッドに寝かし、鎧を脱がし、服を脱がし、酔いが落ち着くまでぴたりと肌を合わせて介抱した後に性的奉仕を施そう。 吐かれたら後始末が大変だな、とか、そんな事ばかりを考えていた。 ) [Mon 20 Feb 2006 02:23:00]
◆艶子@酒場 > ( 私もいつかこの少女のように感覚と言うものが麻痺していくのだろうか。傭兵という身分とその生活が――。 それはそれで悪くないのかもしれない。 倒れこんだ衝撃は紫の身体を下敷きに幾分か和らいだものになった。いや… それもあるがきっと酔いでその衝撃を鈍くなった感覚は受止められなかったのだろう。視界がぐらぐら揺れて頭の中がかき混ぜられたようだ。それでも気分だけは何だか良かった。 ) す…… すまん。 ( 覚束ない足取りは肩を貸してもらえば何とか立ち上がることが出来た。また転んでしまわないようにゆっくりと部屋へ…。 ) [Mon 20 Feb 2006 02:09:29]
◆ゼン > 〜〜〜♪ (そろそろ店じまいの時間。のんびりと客を蹴り出しながら、やがて店内にモップをかけ始める。どうしても紫が艶子を運べなかったら手伝うだろうが……。ちなみに、明日艶子の枕元には、合計1万五千エンの請求書が置かれているだろう) [Mon 20 Feb 2006 02:06:12]
◆紫 > ( 日々雑用と奉仕をこなし、慣れてしまえばそれが日常。乱暴な客に雑に扱われる事もそんなものだと受け入れてしまえばとくに苦でもない。それでも残りものを齧り、毛布に包まって仕舞えば今日は終るのだし―― 唇を擦り付けるように口付けを終えれば、立ち上がり膝の辺りを軽くはたいて。 ろれつも怪しくなってきたこのお客様はお泊りのよう。ならば案内し、必要であれば奉仕するのが自分の在り方。 お金の勘定は飼い主の方でやるから、気にする事もない。 ) はい、ご案内しま――… ぁっ( 立とうとして、膝が抜けるように自分の方へと倒れこむ少女。自分より重く、さらに鎧まで着た彼女を受け止めきれずそのまま、しりもちを付くように後ろに倒れこんでしまい トレイを引っくり返し派手な音がなる。 )――… っ ( 床の上 崩れ落ちた少女に圧し掛かられ、それを半端に支えたまま じーん、とぶつけた尻から頭へと痛みが抜けるのを待って。ぐ、と足りない力で彼女を押しのけて、腕の下をくぐるようにして彼女を起こし )… ご案内します。( 与えられた役目を遂行しよう。支えても彼女が立てないようなら一人で二階へは運べないかもしれないが。 ) [Mon 20 Feb 2006 01:57:44]
◆艶子@酒場 > ( 性奴隷、嗚呼。 娼婦ではない、それの為に用意された道具そのもの。 この少女は自分が置かれた状況を不快だとも思っていないのだろう。しかし成るほど、奴隷を買って家族として受け入れたいと思う人の気持ちが何となく判った気がする。ここの主人はそんな扱いはしていないようだけど。 呟くような声で名乗るその名前は、やはり自分と同じ朱鷺の都の人間だという事なのだろうか。それともイエロティアだからとそれらしい名前を誰かが付けたのだろうか。 指先に落ちる口付けに思わず身体を硬直させ、酔とはまた別に顔を紅潮させるのだった。紛らわすように注がれた酒を一気に飲み干す。 ああ、しかし三杯目ともなるとかなり厳しくなってきた。 ) ……… あ、 うん。 …… 流石に今日は歩いて帰れそうに無いし、寝ていくよ。 …… あ、案内してく……。 ( さんぜんえん。財布には良くない響きだが、暗黒街の路地でひっくり返るよりはマシだ。立ち上がろうとしたら、思いのほか足腰がしっかりしていなかった。そのまま跪く紫を押し倒すように倒れる。 ) う” あっ……。 [Mon 20 Feb 2006 01:40:31]
◆ゼン > おうよ。 (紫が自己紹介するのと同じタイミングで、さっくりと堂々と艶子の問いかけに答える。なにせ正規ルートで買った奴隷だ、何も後ろめたいことは無いんだから) あいよ……つうか、部屋も用意しとこうか?三千エンの大特価だ。 (豪快にジョッキにラム酒を注ぎながら、いい商売だなぁ、と内心少し喜んで、二人のふれあいを何のかんがいも無く眺める) [Mon 20 Feb 2006 01:32:48]
お知らせ > ゼンさんが来ました。 [Mon 20 Feb 2006 01:29:39]
◆紫 > 三級性奴隷… の――… ( 目の前の少女があえて口にしなかった事を臆面もなく言った。大仰な首輪をぶら提げておいて今更というものだし 恥だとか、尊厳だとか、奴隷が生きていく上では邪魔でしかない。勿論、演出としてはアリだけども―― それに、そう言うものだと口に出してしまえば、与えられた意義に辿れない記憶も、胡乱な思考も一応の落ち着きを得るのだ。 自分は性を処理する為に在ると―― だからヒトめいた固体名も、必要としていない。階級と用途さえ表せれば十分だと思うのに、誰も彼も名前を聞くのだ。 なかなか思い出せない自分の名前を言おうとする度にそれを酷く億劫に思う。 ) むら… さき です。( 近づく顔。すんすんと鳴らされる鼻 多少拭った所で匂いは取れないだろう。一枚の代えすらもっていない衣服にすら染み付いているのだし。 機嫌を悪くしたように声を荒げる少女の足元に跪いて、穢れを拭い取った指先へと口付けを。 せめてもの、感謝のしるしに )… ありがとうございました。( そして深く頭を垂れる ) [Mon 20 Feb 2006 01:27:44]
◆艶子@酒場 > ( この少女がここでどんな仕事をしているのか、それは想像出来る。多分奴隷なんだろうとも。それに対してああだこうだ言う積もりは無いけれど。 それよりも―― 相手はゆるゆると首を振って否定したが―― どこか――……。 しかし、思い出せぬ。 ) …うるさいやい。 同じ年齢で同じ肌の色だから気になっただけだ。 …… この娘は奴隷か? ……お前、名前はなんと言うんだ。 ( 主人である店主に、そして名前を少女に聞いた。拭き終わり、鼻を近づけてすんすんと匂いを嗅ぐ。まだうっすらとあの思い出したくない汚らしい白濁の匂いが残る。やはり拭いきれないか、と。 ) ……… くそッ、何だか判らんが腹が立つ。 もう一杯注いでくれ。 ( それが昔を思い出してしまった事に対する不快感だとは気付かない。 ) [Mon 20 Feb 2006 01:10:36]
◆ゼン > おお、張り切って逝って来い。 (何気に感じが違うけれど、生ぬるく血気盛んな少女を応援して。そして、優しく奴隷を介護する姿を見れば、ため息一つ) ヒロイックなやつだねぇ……。 (馬鹿もココまで一貫性があれば立派だよ、と素直に感心しながら、別に怒るようなことでもないので、何をするでもなく二人のやり取りを眺めて) [Mon 20 Feb 2006 01:04:20]
◆紫 > ( その感覚は記憶にあるような、ないようなおぼろげ過ぎるデ・ジャヴ。それを言い表す語彙も持っていなかったけれど、口に出せば聞き手も消化不良を起こすような言葉しか出てこなかったろう。 目を伏せたままカイジューって何だろう、とか思っていれば じっと見つめる視線に気づき、少し視線を上げて。 )――… ?( 目に映るのはまさしく不健康なイエロティアの小娘。シンボリックな首輪、暗い色の小袖に洗い晒しの黒いエプロン。覗いたほそい足首を辿れば裸足にサイズの合っていないスリッパ履き。問われながら綺麗で、不潔な匂いのしない布地がぐしぐしと顔に当てられ、掃除や洗濯、洗い物などの水仕事で荒れた指の一本一本をも丹念に拭って―― それを特に止めもせず、逆らいもせずにされるまま。 蘇るのは朧げな既視感ともいえる感覚。けれど、辿るのも億劫なほどに胡乱な記憶の中では彼女にあった事などないように思う―― そも、昨日の事も、ついさっき口で奉仕した相手の顔も覚えてなど居ないのだが。 もやもやとした感覚に包まれたまま、ふるふると顔を横に振った。 ) [Mon 20 Feb 2006 00:56:38]
お知らせ > ゼンさんが来ました。 [Mon 20 Feb 2006 00:50:51]
◆艶子@酒場 > おう!任せろ! 全部私が倒してやる! ( 酔わせた事を後悔する店主に向かい、ガッツポーズを作った。所詮酔っ払いの迷い事…ならば問題は無かったのだが、矢張り本気で傭兵はそれを考えている辺り手に負えないのだろう。 ) ば、バカっ。私にはちゃんと心に決めた人が居るんだ! ………。 ( じぃ、と少女の顔を見つめる。ぱっと見はやや不健康そうなイエロティアだ。何処にでも居る少女だ。 …だからだろうか、どこかで見たような感覚を受けるのは。 ) …… 何処かで会ったか、お前。 ( 僅かな酒の臭いを漂わせながら、酔っているせいで思ったことは何でも口に出してしまった。 そう言いながら懐から綺麗なハンカチを取り出すとそれで少女の口元を、指を、もう一度丹念に拭い始める。 昔の自分を重ねてしまったとしても、そしてそれを哀れんでしまったとしても仕方ないだろう。今は酔っているのだから。 ) [Mon 20 Feb 2006 00:39:07]
◆ゼン > なおさらタチ悪いじゃねえか。まぁせいぜい頑張ってアングリーラマの怪獣軍団でも倒してくれ。 (象と言う名の怪物の想像図を勝手に頭の中に浮かべながら、紫の言葉には面白くなさそうに。対照的に艶子の言葉には顔を引き攣らせて) おいおい、そっちの気か?ちゃんと金払えよ? (カウンターに手を載せて前傾姿勢になりながら忠告して) [Mon 20 Feb 2006 00:34:05]
◆紫 > ( 喚きあうよな話題は王様だとか、なんとか?言葉の意味は理解できたが、頭の足りない奴隷の娘にとっては市だとか国だとかですら到底考えが及ばず、尚且つどうでも良い話ではあった。一番上の飼い主が変わった所で、奴隷は奴隷でしかないのだし――… 清潔とは言いがたいお絞りで顔を拭い終われば、水瓶から水を汲んで口を濯いでいれば、飼い主より声が飛ぶ )……… ( この不可解な感覚をどう伝えた物だろう、と水瓶の中、ゆらゆら揺れる水面を見つめて動きを止め ) …なんでもありません。( 結局、気の利いた言葉の一つも出てこず拙速を尊び思考を打ち切って緩く顔を横に振る。奴隷の思考などどうでもいい事だと思う、し。)( そして、呼ばれて振り返る。こっちへ来い、と―― ) はい。( その手の酔っ払いに慣らされて、元々否応等ない身は大人しくスリッパを引きずりながら少女の前へ。そして気をつけ、というには覇気のない棒立ちで目を伏せる ) [Mon 20 Feb 2006 00:29:13]
◆艶子@酒場 > ふ は は は は。 ヴェイトス市じゃなくてヴェイトス島だ。安心しろ店主、今日の飯の上手さに免じて税金は免除してやる! 今に見てろォ。悪魔、吸血鬼、犯罪者――全員私がやっつけて名を上げるンだ。今だ力が物を言う時代だ、名声は発言力となる、そうしたら一気にのし上がってやるんだからな! そしていつかこの島の住民達は全員私の前にひれ伏すのだッ!お前達も覚えておけ、この豪天寺艶子の名を――っ! ( 店内に居る客にずびしっ、と指突きつけた。二杯目、飲み干す。 ) ……おい、そこのっ。 お前! ( 顔を背ける少女。店主の口ぶりからもここの店員だと言うのが判る。その少女に向かって声を出した。 ) ちょっと… 来なさい。こっちに来なさい。 いーから来なさい。 ( 文字通り酔っ払いの絡み酒。ぺしぺしとカウンターを叩いて呼び寄せた。 ) [Mon 20 Feb 2006 00:17:31]
◆ゼン > おいおい、そりゃあ穏やかじゃねえなぁ。ヴェイトス市のっとるつもりかよ。 (どうも王政というものが嫌いなのか、店主は露骨に顔をしかめて……) くぁー!飲ますんじゃなかった! (とはいえもう遅い、それならつぶして黙らしてしまおう、と何気にお変わりを告ぎながらも、紫にも視線を送る。ちなみに、水はカウンターの内側に手を伸ばせば簡単に取れるだろう) ん?ナに考えてんだ?客の顔じろじろ見やがって [Mon 20 Feb 2006 00:12:57]
◆紫 > ( ねぎらいの言葉を寄越す飼い主に「 はい 」と頷き 意思の感じられない虚ろな目でぼんやりと見やる横顔。黒い髪、鈍い光沢の鎧―― 見慣れない客。この店に訪れるのは荒くれのチンピラと、それ目当ての蝋燭娼婦が主。こんな年頃の、しかも武装した娘が訪れるなんて珍しい事だと思う。 乱暴に置かれたジョッキにトレイの上の硬貨が跳ねる。 )――… ( 大声で喚く少女の顔、与えられる白濁に塗りつぶされるようにもやもやと濁った鈍い思考に何か引っかかる物。 それが鮮明に浮き出る前に、汚れた顔にぶつかるように投げて寄越されるお絞りに水を浴びせ掛けられたように胡乱な思考はかき消され、顔を顰める少女に少しだけ頭を下げて顔をそむけ、汚れも気にせぬように掌と顔をもたもたと拭い始め―― ぬるぬると気持ち悪い口の中を濯ぎたい、と思う。 ) [Mon 20 Feb 2006 00:06:58]
◆艶子@酒場 > ………。 ( だむッ、とやや乱暴に空になったジョッキを再びカウンターに置くと、傭兵の身体はぐらぐらと左右に揺れだした。効いているらしい。かなり効いているらしい。 実は酒乱の狐耳の友人ではないが、この傭兵もまた酒には―― ) ――ヒック。 ( 弱かった。 ) ……… 店主ゥ。 今”未来の英雄”って言ったけどなァ―― 私は英雄じゃぁなくて王様だァ。 …ヒック。 ( しかも酔い方がもっと悪そうだった。 ) いつかこの島の頂点に立つ存在なんだぞぉっ! ( 椅子の上でぐらぐら揺れながら、出てきた少女にゆらりと視線をやって。 ) ……… ? ( 酒のせいだろうか、不思議な既視感を覚えた。 …しかしそれも少女の口元を濡らす白に少し顔を顰めてしまうわけだが。 ) [Sun 19 Feb 2006 23:55:26]
お知らせ > 艶子@酒場さんが来ました。 [Sun 19 Feb 2006 23:54:53]
◆ゼン > おー。 (あー、こりゃあだめだなぁ、とすがすがしいまでの玉砕コースの飲み方に、なにやら気の抜けた声を上げて、艶子を眺める……) おう、ご苦労。 (紫にはねぎらいの言葉をかけて、汚れたお絞りを投げてやる) [Sun 19 Feb 2006 23:50:54]
◆紫 > ( 一気飲みに盛り上がる喧騒の中、カウンターに近づいてくるのは軽く、間の抜けた足音。しかも引きずるようですらある―― それはサイズのまったく合っていないスリッパで奏でられるノイズ。 それが近づけば、僅かに栗の花のよな鼻につく匂い。 ぐい、と持ち上げられるジョッキと入れ替わるように3枚の硬貨の乗ったトレイが置かれ )――…… おわりました。( ぬ、と現れるのは、テーブルの合間での奉仕を終えた首輪付き。 れる、と掌についた白濁を舐め取りながら、飼い主と同じ年の頃の少女を交互に見て ) [Sun 19 Feb 2006 23:34:42]
お知らせ > 紫さんが入室されました。 『ぺたん、ぺたん――』 [Sun 19 Feb 2006 23:34:03]
◆艶子@酒場 > ( ではミルク飲む後姿は余程この店主や周りの客から見て滑稽な姿に映ったのだろうと、今更恥ずかしくなった。これからは多少苦手でも軽いお酒を頼むようにしよう…。 ) …………。 ( ジョッキに並々と注がれていく酒は、その臭いからしてキツそうだった。前にワインを飲んだことはあるがそれよりも量が多い。 店主に促され、さらに周囲の客の視線も集まる。もう後戻りは出来ない。 ええい! ) ―――ッ! ( 文字通り一気に喉に送り込もう。こういうのは躊躇うと余計キツイ。口いっぱいに広がるアルコールの味を堪えながら、注がれた酒をどんどん飲み干していく。 ) [Sun 19 Feb 2006 23:29:48]
◆ゼン > まあな、酒場だし、ミルク飲む傭兵なんぞ箔がつかねえしな。 (さくっと素直な感想を言いながらも、なんだかよくわからない気迫にやや押されぎみに後ずさりながらも、とりあえず、サトウキビを発酵させた、凶悪なラム酒なんて無造作に注いで……) ほれほれ、未来の英雄よ、ぐっといけぐっと。 (いつの間にか他の客も興味深そうにちらちら盗み見ていて……) [Sun 19 Feb 2006 23:24:15]
◆艶子@酒場 > う、ぬ……ッ。 酒かっ、酒を飲みながら豪語すれば良いのか! ( 空になったミルクのジョッキをだむっ、とカウンターに置いて思わず店主に顔を近づけた。何故か鋭く聞こえたその突っ込みに傭兵は酷くダメージを受けたようだ。 ) ならば注げィッ! そしてもっともっと語ってやるゾ! ( 焼き飯とミルクで請求された代金をちょっと気にしつつも、そこまで言われて引き下がれるほどこの艶子は大人しい性格ではない。 ) [Sun 19 Feb 2006 23:19:16]
◆ゼン > (あきれたように頬杖突きながら、豪語する艶子を見つめて) ま、死なねえ程度に頑張りな。 (俺は死にそうな目にあってばっかりなら、有名になんてなりたくないね、といいながら、艶子にスラムよりは幾分高い、ショバ代込みの値段を要求するだろう) ま、宿もやってるからよろしく頼むわぁ。 毎度。 [Sun 19 Feb 2006 23:13:57]
◆ゼン > ミルク飲んでそこまで豪語する奴は始めてみたよ [Sun 19 Feb 2006 23:11:03]
◆艶子@酒場 > 勿論覚悟の上だッ。私にはでっかい目標があるんだ! ……… それを語ると此処ではただの酔っ払いと等しくなるから言わない。 ( それほど酔狂な目標ということだ。酒場でそれを叫ぶのはなんとなく恥ずかしい。ほら、相手にしたって可愛そうな人を見るような目つきになってるし。 ) ……わ、私だって名が売れれば同じような扱いを受けられるようになるさ、多分。 シスターには信頼と強さがあるけど私にはそれが無いだけの話だ。それに教会の友人が私に対して個人的な援助もしてくれたし…。 ( それでもパプテスに改宗すれば同じように受けられるんだろうが、支援目的じゃあ逆に失礼だ。 ) …… 気をつけます。優男を見かけても行き成り襲い掛かったりはしません。 ( 何故か敬語になった。優男ばかりを狙った連続通り魔事件、別の意味で恐ろしそうだ。 ) 同じ治安が悪いでも、せめて人間の街にしたいじゃァないか。 ( カラン、と空になった更にスプーンを放る。 上手かった、ご馳走様と漏らし、ミルクに口をつけた。 ) [Sun 19 Feb 2006 23:09:39]
◆ゼン > はぁ……長生きできねえぜ? (かーっ、と参ったように額を叩いて、かわいそうな人を見るような目つきで) アレにしたって、教会から金もらってるだろ?つうか、聖職者ってだけで結構な後ろ盾があるだろ。 (まぁ、本人が簡単に死ぬよう邪道にもならねえがな、と笑って) つか、ありゃあ人間じゃねえんじゃねえか?実際のところ……つかおめぇ、やさ男を襲う連続通り魔とか出たらマフィアに連絡入れるからな。 (なんだか物騒な客に忠告して) 治安ねぇ……人間だけなら、まだルールとかが通用するんだがねぇ、まったく。 [Sun 19 Feb 2006 23:00:50]
◆艶子@酒場 > …自主的にだ。 物好きなのは依頼者じゃなくて私自身だってことだよ。 ( 正確に言えばあのVHの親友に協力するという形をとっているワケだが。 ) そんなに珍しいモノでも無いだろう。淑女殺しのシスター・ジャスティスだってやってるじゃないか。 それにショバ代すら払えないような人間だって居るんだし、此処らへんの治安だって一向に―――……… いや。 ( 話を切る。そんなつまらない事を言っても仕方ない。此処で生きていくにはそれが仕方の無いことだから。 ) ……ふぅん、優男か。 ……優男。 ( その唯一の目撃情報を頭に刻み込もう。これからは”優男を見たら敵と思え。” だ。 ) [Sun 19 Feb 2006 22:53:51]
◆ゼン > はぁ……傭兵ねぇ、何処かの物好きの依頼でも受けてるのか?ショバ代はきっちり払ってるからそんな面倒なことしなくていいんだよ。(まぁ、酔っ払いに肉きり包丁くらいなら分投げるけどな、といいつつ、また掃除に戻る) あん?知るわけねえだろ。皆死んじまうんだからよ……。 (まぁ、酒場が襲われた時に居合わせた奴は、意外と優男だったって行ってたけどな、と付け足して) [Sun 19 Feb 2006 22:45:05]
お知らせ > ゼンさんが入室されました。 [Sun 19 Feb 2006 22:42:00]
◆艶子@酒場 > 自警団に見えるか、私が……。 傭兵だよ、傭兵。そんな立派なものじゃないさ。 ( 口の中に含んだ焼き飯の熱をはふはふと噴出しつつ、味は濃いが私はこれ位の方が好きだ。腹一杯にするには良い場所を見つけたかもしれない。などと思いながら。 ) ……逃げるか。まあ…そりゃそうか。 こんな所で店を構える位だから、腕っ節に自信があるのかと思ったんだけど。 ( 躾のなってない客は力付くでたたき出す、艶子の中では暗黒街の酒場の店主はそんな感じなんだろうかと勝手に思っていた。見たところ用心棒らしき者も居ないし……。 ) その物騒なヤツの事他に何か知らないか。 叩ッ斬る必要がありそうだ。 [Sun 19 Feb 2006 22:41:06]
◆ゼン > けけけけっ………ん? (スラムを見回りしている、と聞けば笑っていた顔を再びしかめっ面に戻す) なんだぁ?あんた自警団とかじゃあねえだろうな? (いぶかしむように艶子を睨みつけながらも、どうするのか、と尋ねられれば、シンプルな答えを提示して) そりゃもうさっさと逃げ出すさ。 (命あっての物種だ、と首をすくめて) [Sun 19 Feb 2006 22:34:45]
◆艶子@酒場 > ――わッ 笑うな!笑うな! ( 顔を真っ赤に染めて怒った。されども鳴ってしまったものは仕方ない。そこで更に食って掛かれば逆に見っとも無いから、ぐぬぅと唸りながら暫し大人しく料理を待とう。 ) ……探偵ごっこというか。一応、貧民街近辺を見回りしている者だ。暗黒街の方までは余り足を伸ばさないけど…。 ( それでもこれからは積極的に暗黒街も夜警の範囲に入れるつもりだ。もう腕の方は十分に立つ。 ) ……それはまた物騒な。そんなのが客としてやってきたら、どうする積もりなんだ? ( 漸く目の前に出された焼き飯は旺盛な食欲を刺激し、思わず顔が緩んだ。とりあえずミルクは置いて出された料理を平らげるとしよう。 ) [Sun 19 Feb 2006 22:27:50]
◆うるさい店内 > っ……くくくくくっ!! (タイミングのいい艶子の腹の虫に、不機嫌そうだった男の表情が破顔する。たまらない、といった様子で笑いながらも、注文をとれば、適当に残った野菜の歯切れと、残り物らしいハムだかなんだかの怪しい肉を細切れにして、焼き飯を手際よく作っていく。少々塩気が強すぎる典型的な酒場料理で) ああん?なんだ嬢ちゃん、探偵ごっこか? そりゃぶっそうさ。なんせここいらじゃケチャップには不自由しねぇ。 (まぁ、最近は、やくざが元気だが、変な噂もそれ程ないし、平和っちゃぁ平和だがよ、と付け足す) あー……けど最近、付け火だとか、酒場の店主殺したりとか物騒なのがいるらしいな、くわばらくわばら……っとあいよお待ち。 (どん、と欠けたさらに、無造作に盛られた焼き飯が湯気を立てていて) [Sun 19 Feb 2006 22:19:23]
◆艶子@酒場 > う、うむ。 ( 牛乳を飲むと胸が大きくなると言ったのは誰だったか。そんな根拠の薄そうな話に僅かな期待を寄せて出されたミルクをちびちびと飲んだ。 そういえば今日はまだ夕飯を食べていなかった事を漂ってくる美味しそうな香りで思い出した。 ……ぐぅぅぅ、と腹が鳴る。ええい、何も「飯も注文してくれ」と言われてすぐ鳴らんでもいいだろうに私の腹ッ! ) じゃあ、ご飯とか味噌汁とか―― 無さそうだな。適当に頼む。 ( 腰にぶら提げた剣と両腕の小手を空いた隣の席に置くと、未だに背中から受ける視線に我慢しながら料理を待とう。 ) …… 最近はどうだ。景気とか…… こ、ここらへんって物騒だろう。 ( ちらりと向けられる視線に対して、ぎこちない世間話を。 ) [Sun 19 Feb 2006 22:11:17]
◆うるさい店内 > ほいミルク。 (ごとん、とジョッキに注がれて出てきた山羊のミルク。少々クセがあるしちょっとぬるいが、お値段は優しい感じだ) こちとら、店が傾きだしてんだから飯も注文してくれよ? (接客の基本がなってないことを言いながら、焦げ付いたフライパンをたわしでごしごしと磨き続ける。そして時折、不審人物でも見やるようにカウンター越しに艶子を観察する。ちなみにメニューは中華系だ) [Sun 19 Feb 2006 22:05:40]
◆艶子@酒場 > ( 目だたぬ様に狭い店内の中、人とテーブルの合間を縫って向かう先はカウンターの椅子。けれど金属製の鎧に小手に、剣を携えた黄色い肌の小娘はイヤでも目だつのだろう。これでぶら提げているのが刀ならばまだ様にはなっただろうが。飛んでくる野次にちょっと顔をむすっとさせつつ、男に言われるままカウンターに座った。 ) ………。 ( ぎこちなく椅子に座る姿はいかにもこういう場所に慣れていないと判る。 ――ああ、何かオーダーを頼まなければ。 ) ……えっと……。 じゃ、じゃあ。 ミルク。 ( 勧められたものは受け取るべきだ。と、自分がからかわれている事に気付かず正直に注文した。まあ確かにミルク意外に飲めなさそうなのだが。 ) [Sun 19 Feb 2006 22:02:50]
◆うるさい店内 > (荒くれどもが気持ちよく口論し、カウンターで娼婦とスキンヘッドが値段交渉している混沌とした店内。少女にも見える艶子が入ってくれば、何人か下卑た野次を飛ばす。そしてカウンターの向こう側、一人のフォーウン人らしき男が面白くもなさそうな顔で艶子に声をかけて) らっしゃい。冷やかしか? (ミルクならあるぜ、といいながら適当に空いた席かカウンターを指差して) [Sun 19 Feb 2006 21:59:44]
お知らせ > うるさい店内さんが入室されました。 [Sun 19 Feb 2006 21:53:17]
◆艶子@酒場 > ( 私の様な人間にとってこのような如何わしい場所はあまり慣れないものだ。しかし、人が多く集まる場所には情報が集まる。 今後の夜警にも何か役に立つ話が聞けるかもしれないと思い、暗黒街にある酒場の一軒のドアを遠慮がちに開いてみたのだ。勿論、それは中に居る客に己の存在を知らせない為である。何となくまだ怖いのだ。 ) ( ぐるりと店内を見渡してみれば如何にも治安の悪い地域の酒場らしく、客の風体は粗暴で酒気が此処まで漂ってきそうだった。すぐ近くの酔いつぶれた客が座るテーブルの上には食べ残しのカスや零した酒が残り、見ていて余り気持ちの良い物では無い。 入り口にあった酒場の名は―― …読めなかった。 ) [Sun 19 Feb 2006 21:47:44]
お知らせ > 艶子@酒場さんが入室されました。 『静かにドアを開ける』 [Sun 19 Feb 2006 21:44:05]
お知らせ > 影さんが退室されました。 [Fri 17 Feb 2006 22:37:30]
お知らせ > 影さんが来ました。 [Fri 17 Feb 2006 22:37:14]
お知らせ > 園内一花@自宅さんが帰りました。 『( 幸せな、眠りへと… )』 [Tue 14 Feb 2006 04:36:43]
◆園内一花@自宅 > ………。 ( …やっぱり、途中からある程度素面だったのだと思えば… 少し複雑な心境で。 …でも、『次』は、自分もちゃんとしようと思いながら… パートナーがまどろんでも、暫くは座って彼女を抱いたまま、優しく髪を梳き続ける… ) ……おやすみなさい…… ( 頭に、埋めるようなキスをして―――。 夢見たいな気分で、捲られた下着を直す。 二組のチョコを作業台に並べて置いて、菫のメイド服を丁寧に畳む。 半分脱がされたツナギを…全部脱がすにはやり難い服だな、なんて感想を抱きつつ脱いで… 提案したとおりに布団を敷いたら、菫を運び、灯りを落とし――― お互いに下着姿で、身を寄せるように布団へ入る。 枕は菫ちゃんのだ ) ………。 ( …もし言い出せないようだったら、もしかしたら、自分から…。 …自分の方が少し年上だと思えば、そんな事も考えながら… ) [Tue 14 Feb 2006 04:36:33]
お知らせ > 南条菫さんが退室されました。 『(次はきっと、自分自身の勇気で――)』 [Tue 14 Feb 2006 04:27:36]
◆南条菫 > ( エプロンも、ワンピースも、ぱさりと音を立てて床に落ちる。一花の発する言葉の一つ一つが、いや、彼女の優しい声そのものが、菫の気持ちを安心させて、眠りへと導いてゆく。 ) うん。すごく……すごく、嬉しい。今度は……ちゃんと、自分の、勇気で……する、から。 ( まぶたが半分くらい下りてきて、こくりこくりと頭が揺れ始める。耳も倒れてきた。サラシを撒いた胸と、白いパンツ姿を晒したまま、起き上がってきた一花の体に身を寄せる。 ) やっと、私の……こと。すみれ、て……よんで……。 ( 抱かれたまま、菫の意識はゆっくりと沈んでゆくのだった。 ) [Tue 14 Feb 2006 04:20:44]
◆園内一花@自宅 > ( 技量と言って良いのか… 経験の無い愛撫でも、最愛の相手であればそれだけで、幸せな快楽を生んでくれる。 …丁寧な愛撫には敏感に、した事も無ければされた事も無く、擽ったそうに身体を震わせて… ) ―――ぁは…ッ ハっ… はァっ… ( 荒い息遣いで胸を上下させながら… 髪や耳を撫でる手も、止めなかった―――。 申し出に従ってくれるなら… これ以上無いくらい赤くなったままで、脱ぐのを手伝おう。 …酒気が抜けかけているとは知らず。 実は、このまま寝かせてしまおうと思ってる… ) ……ううん… 全部… 菫ちゃんの… 菫の、もの……。 …だから…急がないで…? …恥ずかしいけど…また、いっぱい話しましょう…? …それで、菫が本当にそうしたいなら、私も、そうなりたい…。 ……その時に、どうしても恥ずかしくなっちゃってできなかったら…一緒に、お酒を飲もう……? ( 素面で話せるような話では無いかもしれないけれど… とにかく、酔った勢いでそうなってしまうのは寂しいと… ―――こんな話が通じるということは、もうある程度酔いが醒めているのではと、ここへ来て思いつつ――― 言って。 …覆い被さるような体勢のパートナーを抱くように、身を起こそうと… ) [Tue 14 Feb 2006 04:13:56]
◆南条菫 > ( 初めてでぎこちない愛撫は、それでもパートナーへの思いから、丁寧に、そして丹念に行われてゆく。ツナギをゆっくり脱がしていくのとあわせて、露になってゆく肌を舐める舌も、体の下のほうへとおりてゆく。 ) ――ん。わかった。 ( 一花の申し出には手を止めて、素直に従った。実のところ、もうほとんど酒気は抜けている。けれども、一気に飲みなれないアルコールを摂取した負担が、眠気となって徐々に現れているのだ。そう長くは持つまい。 ) 一花……スキ。大好きっ。貴女の心も体も、全部ほしい。――欲張り、かな? ( 頬を紅く染めて、自らも衣服を脱いでゆく。 ) [Tue 14 Feb 2006 03:59:29]
◆園内一花@自宅 > ―――はぁ… ッぁ… ッ―――。 ひンッ…! 〜ひゃふっ… っく ( 下着を捲られて、我に返ったように声を失って。 …小振りな胸に触れる舌に、緊張に微かに震える身体を硬くした… その先端も、次第に硬くしてしまう…。 下腹の奥の方がジンと熱くなって ―――けれど… やっぱり彼女は、酔っ払っているのだろうと思えば… 一度強く、その頭を抱き締めた ) ―――ね… 菫ちゃんも、脱いで…? …服、皺になっちゃう…。 ……お布団敷いて… 灯り、落とそう……? ( 上がった息で… それでもなるべく、静かに、静かに。 …妖しい雰囲気の幾分治まった彼女なら、聞いてくれる気がして… もう一度 ) ……ね……? ( 髪を梳く手を止めて。 脱ぐのを手伝うように、メイド服へ手をかけた ) [Tue 14 Feb 2006 03:53:25]
◆南条菫 > ( 初めて聞くパートナーの熱い吐息の音。それだけで胸が痛いほど高鳴る。それが余計に、相手を愛おしいと思わせる反面、自分だけのものにしたいという、変な征服感もでてきてしまう。 ) す、すごい……。そんな声、聞いちゃったら。私も興奮しちゃう。 ( ツナギを半分ほど脱がすと、あらわになるスポーツタイプの白い下着。それをまた、手でめくりあげていく。そうして、あらわになった彼女の胸に、そっと舌を這わせるのだ。 ) あぁ……ダメ、そんなふうにされ、たら……。 ( 撫でられるように、包み込まれるような安心感が体を襲う。眠ってしまいそうな――ダメだ。ここで寝てしまったら、全てが中途半端で終わってしまう。だから、せめてもう少し――パートナーを幸せな気持ちにしてあげるまでは。 ) [Tue 14 Feb 2006 03:36:30]
◆園内一花@自宅 > ―――だ、だったら… ( 酔った勢いでなんて… しちゃ、ダメだと思う。 ……思うのに…… ) ―――はッ… ぁ、ふ… …ンッ! ( パタパタ首を振って、擽ったそうにするのも束の間… すぐに吐息は熱を帯び、肌は上気する…。 …拒まなければと思うのに、ツナギに手をかけられれば、脱がすのを助けるように動いてしまう…。 ……ただ、情事には水を差すような優しい手つきで、その頭に手を伸ばし… あやすように髪を梳きはじめる…… 身体に触れる舌の感触に身を震わせながら… 狐の耳と、髪とを丁寧に、丁寧に… ) [Tue 14 Feb 2006 03:27:50]
◆南条菫 > ( もはやチョコの中に何が入っていたかなんて、きにしない。それよりも、今はもっと大事なことがある。 ) 安心して、私も、こんなことするの……初めてだから。 ( 頬をほんのり紅く染めて微笑む。少しずつ、妖気の漏れも治まってきた。魔女から授けられたうろ覚えの知識を頼りに、一花への愛撫を続ける。 ) 私を信じて。……ね? んっ――ふぅ、ちゅっ…… ( 吸い上げるように、彼女の首筋に舌を這わせていく。それはだんだんと下に下りてきて、その一方で、空いた手を使い、パートナーの衣服をぎこちなく脱がしにかかった。 ) 汚くなんかないよ。もっともっと、幸せにしてあげるから……んふぅ……んっ……。 ( 凍れる涙を見れば、彼女をこれ以上悲しませないように……幸せで満たしてあげようと思った。 ) [Tue 14 Feb 2006 03:18:38]
◆園内一花@自宅 > ―――た、多分… さっき食べたチョコ…? あれに、お酒が入ってて… それで、今は菫ちゃん、気が大きく…… だから……… ( 妖しく光る目に、思わず目を瞑る。 …純粋に怯える気持ちと… それとは裏腹に、このまま肌を重ねる事を期待する気持ちが綯い交ぜになった、複雑な心境で… どうしよう、どうしよう、と ) ……だけど…… 嬉しいけど…… 私だって…そうだけど… ( このまま… これで、いいのかな… なされるがまま、板張りの床に押し倒されて… 視線を他所にさ迷わせた。 コトリ とチョコレートの包みが二組、転がって ) ……し…した事、あるんですか…… ( 他に言う事ありそうなものだけど。 『抵抗しない』と言われれば、反発するような調子で、戸惑うように言い… 泣きはしないけれど、泣きそうな表情のまま――― 顔が近付けられて、自分に影が下り… 再びきつく目を閉じたら、涙が零れた。 ……嬉しいという想いも確かにあるのに…どうしてか、切ない…… ) ……酔いが醒めて…菫ちゃんが後悔したら…… ちゃんと拒めなかった私は… どうすれば良―――ッひゃ!? ……ゃっ んンッ…… くすぐった… き、汚いですよ… ( 一日を終える前にお風呂には入って来たけど。 …舐められるなんて思ってなかったし…。 ……触れられる度に、ただのキスなのにビクッと擽ったそうに身をよじり……。 生憎嫌悪感なんて微塵も湧いて来なければ、愛しい人にそうされるのは、素直な快感になってしまいそうだった ) [Tue 14 Feb 2006 03:11:17]
◆南条菫 > お酒? ( 言われて、ちょっとだけ小首をかしげて。 ) ふふふっ、飲んだことなんて、ないよぉ。 ( またにやりと笑った。その妖しく光る目は、獲物を定めた獣のそれだ。 ) そんなこと言っても、ダァメ。これが私のほんとの気持ちだって、イツカもわかってるんでしょう? だからこうやって―― ( 起き上がって背中に手を回してきたパートナーに、止めとばかりにもう一押し。彼女を床に倒せば、その上に四つんばいになって覆いかぶさるだろう。 ) ほぅら、抵抗しないでしょ。大丈夫、きもちよぉ〜く、なれるんだから。 ( 一度ヒルダによって寝かしつけられているけれど、今回は少し事情が違う。一花のことがどうしようもなく好きでたまらないのだ。 ) 泣かないで、私は、後悔なんて、してないから。 ( にっこり笑った菫。だんだんと、まどろみが薄くなってきた。そのまま顔を近づけると、まず手始めに、彼女の首筋を舐め始める。時々吸い付くように軽くキスしながら、ゆっくりと。 ) [Tue 14 Feb 2006 02:52:33]
◆園内一花@自宅 > ―――ぃぇ… だって… どうしてって… なんだか、菫ちゃんらしくない… ッ ( 意地悪な笑みを不安げに… それが寂しそうなものへと変わってしまえば、心配そうに見つめるけれど…。 …自分だって、おかしくなっている。 …撫でられるだけで身体の芯の方がじんとする感覚は… 怖いくらい心地好いもので、全力で拒む事も出来ない… ) ―――ぉ、お酒の味、するじゃありませんか。 …菫ちゃん、お酒飲めるんですか…? 飲めないなら、それは勇気じゃなくて… その、酔った勢いなんじゃ… ( 酔うと気が大きくなると言うか、そういう傾向があるのだろうかと首を傾げ。 …『勇気がでてくる』と言えなくもないけれど、どうも知っていてそれを勧めたような気がする彼女の友人には、恨み言の一つも言ってやりたい…。 『とにかく落ち着いて』と肩を抱く力を強くするけれど… 不意に込められた力には、じわじわ押されるように、床にお尻をついてしまった ) ―――で、でもっ、菫ちゃんは人の中で、生きる… 妖怪でしょう…? ( もう一押しされれば、背も床に付けてしまいそうだ。 …一応、最低限の知識程度は持っていれば…もう、彼女の行動が何を意味しているかは理解している。 …ただ、それを全力で拒む事は、出来なくて… オロオロしながら、そっと身を強く起こして、その背に腕を回そうとする ) ―――ぅん………。 ……菫ちゃんが…そう、そういうこと…したいなら…… ぁの……私は、その…何て言うか…いい、んです……。 ……だけど……酔った、勢いでなんて…少し…寂しいから… ( 酔いが醒めた後、自分のした事、交わした会話などを覚えているのか分からないけど… 覚えていたらどうしようと、潤ませた瞳は、とろんとするのを通り越して泣きそうになりつつ… 抱き寄せるようにして、頭を撫でようと。 ……酔っているのなら、あやして寝かし付ける気だ……! ) [Tue 14 Feb 2006 02:38:19]
お知らせ > 南条菫さんが来ました。 [Tue 14 Feb 2006 02:21:18]
◆南条菫 > ( パートナーの問いにはあえて答えず、意地悪な笑みを浮かべるのみ。 ) んんっ――んふぅ……ぁ。 ( 唇が離れると、パートナーの顔を寂しそうに見つめる。 ) ――どうして? どうして嫌がるの? 怖くなんかないよ。私はただ、貴女に幸せな気持ちになってほしいだけ……。 ( 肩をゆすられれば、その片方の手にそっと手を重ねて、また優しく撫でる。 ) 何って? くすっ、ただのチョコだよ。友達がくれたの。食べると勇気がでてくるんだって。 ( ほんとだった。だって、今なら恥ずかしさもなく、あなたに思いを伝えられるのだから。 ) ねぇ、一花。知ってる? 妖怪は本来、人をさらって食べるの。 ( 今度は彼女を押し倒そうと、腕に力をこめる。 ) 一花――私は貴女が好き。あなたがほしいの。もう気持ちを抑えられない。自分でもどうにもできないのよ。だから……たっぷり味わって、食べてあげるね。 ( にやり、と再び口元に笑みが浮かぶ。 ) [Tue 14 Feb 2006 02:20:48]
◆園内一花@自宅 > ―――ッ! ( その手つきに、微かに身を硬くした。 …くすぐったいような、気持ち良いような… こういう気分の時にそういう撫で方をされると、少しゾクリとしてしまう。 赤らめた顔を戸惑うような表情にして… パートナーの様子を覗おうとすれば、楽しむような目と目が合った ) ……ぁ…ぅん…ありがとう……。 ………。 ( その言葉と、名前だけで呼ばれた事で、胸が切なくなってしまって… 雰囲気を壊したくなくて、余計な事は言い難くなってしまう。 …『食べる』って、チョコを、だよね…?なんて、そんな事を聞いてしまいそうになるくらい妖しい艶やかさを宿したパートナーは、普段の彼女とは明らかに違うのに… 戸惑いと同時に、漠然とした何かを期待する気持ちも確かにあって… ) ―――ん。 …うん… 〜ぁ、あはは…な、何だか、恥ずかしいな… ( ピークに達しそうになった緊張に、はぐらかすような笑いを零すけど――― ) ―――。 ( 反射的に目を瞑って受け入れた口付け ) ―――ッ!? ( その異質さには、みっともなくビクリ!と肩を跳ねさせた ) ―――ンッ…ぅ… ふ…ッ…! 〜ゃ、ちょ、ちょっとっ… 菫ちゃんっ!? ( 肩を抱いて、拒むように顔を逸らせよう。 魔女の罠(何)とは知らないまでも、絶対におかしいという確信は持てた。 ……ありったけの勇気でそうしてくれたにしては…笑みや動作に余裕があり過ぎる…と思う……。 そして、僅かに絡み合った下に残るこの味は ) ―――待ってッ!待って、菫ちゃん! …お酒? …さっき、何食べたんですか? …何だか変ですよ…? ( 『しっかりして』と、軽く肩を揺すりつつ ) [Tue 14 Feb 2006 02:10:55]
◆南条菫 > ( 大きな三角耳をゆっくりと動かし、一花と重ねた手で、ゆっくりと彼女の背中を撫でるように擦る。時折、パートナーの反応を楽しむように表情を伺うのだ。 ) ふふふっ、私もね、知らなかったの。でも、一花のために、一生懸命つくったんだよ。大丈夫、残さず食べてあげるから。 ( くすくす、とまた笑う。その姿は先ほどまでのものではなく、怪しく妖しい妖狐のそれだった。駄々漏れになった妖気に包まれた体は、紫色を帯びてますます艶やかに色づく。 ) ん――大丈夫。それよりもね……私、いまとってもドキドキしてるの。貴女を好きで好きでたまらない。 ( そういってにやりと笑うと、今度はいきなり一花に唇を重ねようと顔を近づける。もし唇が重なったとき、彼女は知るだろう。それがいつもの恥ずかしさを帯びた短い口付けではなく、相手の口の中に下で割って入り、味わうキスだと。魔女の仕掛けた罠が、今彼女を襲うっ!(何)) [Tue 14 Feb 2006 01:55:38]
◆園内一花@自宅 > ( ええ、そりゃあもう。 その後急にチョコを差し出されたのもあって、良く分からないままに流してしまったけれど… 内心まだビックリしてて、同時に彼女の事が心配だった ) ……ぅん…私も。 …でも、実はバレンタインデーの事、ついこの間まで知らなくて…ちょっと慌てて作ったから…あんまり、美味しくないかも…… ( 相手と、自分も落ち着かせるように。 幸せそうに微笑みながら、冗談めかしてそんな事を言って。 …距離が縮まれば、腕に手を回して、合わせるように身を寄せる…。 顔が赤いのはお互いさまだろうし… 妖気を感じ取るまで、異変には気付けなかった――― ) ―――え… ぁ、えぇ…。 私も…その…愛して……… って、そうですけどそうじゃなくてっ… 菫ちゃん? 大丈夫? ( 彼女には珍しい種類の笑みを、覗き込むように。 …嬉しいのだけれど… 戸惑いが、半分を占めてしまっている… ) [Tue 14 Feb 2006 01:42:00]
◆南条菫 > ( いきなりチョコをほおばる菫の(しかも一度に大量摂取)行動には、さすがのパートナーも混乱気味か。だけど、菫のほうは緊張がほぐれていくのと同時に、不思議と体がぽかぽかと温まっていく。それがお酒の効果だとは気づいていない。 ) イツカさん――私、嬉しいです。 ( お互い真っ赤になりながら、それでも顔には笑顔が浮かぶ。胸の高鳴りは、やがてぽーっとした意識の拡張へとつながっていく。不思議な気持ちだ。今なら、思っていることだけでなく、パートナーに対してどんなことでもしてあげられるような気持ちにさえなってくる。 ) 私も、あなたのことが……大好き。だって、こんなにも……。 ( 頬を赤らめたまま、擦り寄るように距離をつめる。初めは僅かな変化だった。目がとろん、としてきて、菫の体から妖気が漏れ出す。 ) こんなにも、貴女のことを……愛してるんですもの。 ( くすり、と笑った。 ) [Tue 14 Feb 2006 01:30:54]
◆園内一花@自宅 > ( 部屋は、ちょっと軋み易い板張りの床に、ちゃぶ台のような作業台、工具や資材や紙の束の覗く棚、押入れが無いから部屋の隅で畳まれている布団、火鉢と、その上にヤカン… 微妙にアマウラ風な空間だった。 …恥じる事は無いのだけれど… ここでこうして会う事になるなんて知っていたら、花の一輪も活けておいたのにと… 飾り気の無さを、少し悔いる気にはなる ) ―――そ、そりゃあ… だって… 菫ちゃんしか… ( 家主さんにも作ったけれど。 変遷したバレインタインデーの趣旨を考えれば、本当の相手は一人しかいない。 …問いには勿論だと… 更に顔を赤らめて、コクコク頷いて…。 …彼女の持つ包みもそうなのだと改めて確認すれば… よし、渡そうと深呼吸―――…ん? あれ? …いきなり何を食べ始めているんだろう… ) …ええと。 …あの、菫ちゃ―――? ( 自分も頭が熱っぽくて呆けそうだから、分からなくもないけれど… 奇行に及んだパートナーに大丈夫?と声をかけようとして――― 差し出されたチョコレートに… 何故か逆に緊張の解ける思いで、幸せそうに微笑んで… ) ―――ありがとう。 …私も、菫ちゃんに…。 ( 『勿論だけど』と、紅潮させた顔で微笑んで… パートナーの手に、チョコと一緒に自分の手を重ねるように ) ………いつも、ありがとうございます…とか ……これからも、よろしくお願いします…とか …それも、そうなんですけど…。 ……やっぱり、私は… 菫ちゃんの事が、大好き…… ( チョコと一緒に重ねた両手を、きゅっと握ろう ) [Tue 14 Feb 2006 01:22:59]
◆南条菫 > ( 質素なつくりは、菫にとって故郷の住まいを思い出すようであった。もともと貧乏侍の家に拾われた妖怪だ。こうしていても嬉し恥ずかしだが、居心地の悪さは感じない。 ) ここが、一花さんの――お部屋。 ( 相手の言葉を繰り返して、ぽ〜っとしたまま部屋を見渡す。そして、彼女がラッピングされた包みを手に取ると。 ) チョコ……え、えと……それって、もしかしなくてもー……私の、ために? ( もうここまできたら答えなどわかりきっているのに、こうしていちいち確認せずにはいられなかった。 ) あ、そっ、そうです。私も、じつは……あー、だからえ、えっと。 ( 包みを抱えたまま、真っ赤になって俯く。どうしよう、受け取ってください、といえばいいのに、それがなかなかいえなくて。そんなにとき、ふと思い出したのは、ヒルダからもらったチョコのことであった。食べれば勇気が出るという。自然と、手はエプロンのポケットの中に伸びて……。そこに入れておいたウィスキー入りのチョコを、そうとは知らないまま、一気に掴んで口に放り込んだ。 ) むぐ……むぐ……んっ。イ、イツカさん。これっ、受けとてください! わ、わた……私が作った、チョ……チョッ、チョコレートですっ! ( なんか告白の手紙渡すみたいに、腰を折り曲げて両手で持って包みを差し出しました。 ) [Tue 14 Feb 2006 01:09:50]
◆園内一花@自宅 > ( 告白の…何度かそんな機会はあったけれど、本当に本心から自分の気持ちを恋心と感じた時は…様々な想いが綯い交ぜになっていて、それどころではなかったし…。 パートナー同様にぎこちなく、スラムらしいボロ屋の中へと戻る。 …家具は全体的に質素で、数も少なく、小奇麗になっているものの殺風景な感はいなめない…。 隙間風を完全に防げなければ、暑い訳もないのだけれど… どっこい、何故だか自分も暑くって ) ―――〜そ、そうですね… もう春なんだって… 〜ま、まぁ、お料理と言うかなんと言うか… うん。 ―――ぁ、こっち、私の部屋です。 …居間では火、使えませんので… こちらに… ( どきどき言っている心臓に静まれと念じながら、更に一間奥へと招こう。 …やはり一応片付いているものの、工具や工作の資材が目立つ、味気無い部屋に入って… 座布団出すより何より先に、机の上にあるラッピングされた包みを手に取った…。 …もう、ビックリ箱は要らない…。 濁していた『料理』を、今更のようにポツリと零した ) …その… バレンタインの、チョコレート… なんですけど… ( どう言って渡せば良いんだろう。 …出来ていて良かったと思う反面、胸の前で抱くように持ったそれを上手く差し出せずに… もじもじ ) [Tue 14 Feb 2006 00:58:37]
◆南条菫 > ( ちなみに、いうまでもないが暑いと感じるのは恥ずかしさのせいだ。 ) [Tue 14 Feb 2006 00:44:47]
◆南条菫 > ( この緊張と恥ずかしさは、パートナーに告白したとき以上のようにも思える。初めてのお宅訪問、そして初めての手作りチョコ。重なり合う二つの要素は、子狐には大きすぎたようだ。 ) はい、では……お言葉に甘えて。 ( 頭の中は常に真っ白。次の言葉がなかなか浮かんでこない。このまま突っ立っていてもしかたがないので、一花に促されるまま家に上がらせてもらうことにした。 ) いやぁ〜、今日……なんだか暑いですねぇ、あはー。 ( 目を泳がせながら、家の中を観察したり。耳と尻尾がせわしなく動き回っている。 ) えっとぉ、イ、イツカさん。何かお料理でも? あー、その、エプロン、つけてたから。 ( 甘いにおいがした。もしかしたら、と期待に胸を高鳴らせながら、チョコですか? とはストレートに聞けない情けなさ。 ) [Tue 14 Feb 2006 00:43:37]
◆園内一花@自宅 > ―――えぇ、いえ、そんな。 …えと… いらっしゃい…。 ( 早口に謝る様子に、パタパタと首と手を振って――― 何か包みを持っているようであれば、嬉しいやら恥ずかしいやら… つい黙り込んでしまって――― 『エプロン』と言われて我に返るように、それを脱ぎながら …脱いでもツナギなんだからむしろ付けていた方が良いんじゃないかなんて事は気にしない ) ―――ぁ、あの… とりあえず、上がって…? ( 時間大丈夫かな、と思いつつ… 招き入れるように。 何をしていたか何てバレバレだけど、どうせ渡すのだし、隠したってしょうがない ) [Tue 14 Feb 2006 00:37:31]
◆園内一花@自宅 > ( 不安げだった顔が明るくなるのも束の間。 そこにあったパートナーの姿に、うろたえるように視線を泳がせて… かぁ と熱くなる顔を冷ますように、空を仰ぐ ) ―――ぇ、え [Tue 14 Feb 2006 00:32:16]
◆南条菫 > ( 家の中から人の気配と足音が近づいてきて――ドアが開く。 ) あっ……え、あの、その。こ、こんばんはっ! ( 初めてのお宅訪問。なぜだろう、ものすごく緊張する。頬を赤らめて、なんか早口にまくし立てる。 ) トレジャーハンターギルドでお尋ねして、お宅がここだと……じゃなくって、だから……えと、ご、ごめんない。連絡もせずにこんな。 ( 包み紙を抱く手に、ぎゅっと力が入る。いいたいことはそんなことじゃないのに。もどかしくて、恥ずかしくて、しどろもどろ。 ) エ、エプロン……とっても似合ってますっ! [Tue 14 Feb 2006 00:29:18]
◆園内一花@自宅 > (*『エプロンを脱いで』→『エプロンも脱がずに』。 すみません ) [Tue 14 Feb 2006 00:25:36]
◆園内一花@自宅 > ( 一つは家主さんに感謝を籠めて、もう一つはパートナーに…。 …二つの包みをぼんやりと見つめて… 案の定、じわじわと這い寄って来る不安に…微笑を苦笑に変えて、浅い溜息を零す ) ………。 ( 楽しいだけの時間は、多分ここまでだろう。 …渡して…もしくは届けて、反応を見るまで、きっとやきもきしっ放しだ…。 …ラッピングを解いて中を確認したくなる衝動を、『大丈夫だから』とぐっと堪えて、包みを手に部屋へ引き揚げた… ) ………。 ( 『女の子らしい』と言うには味も素っ気も無い部屋の… 片付いた質素な机の中央に、道具箱のような大きめな木箱が置いてある。 …家を空けがちな家主さんには、同居しているのだからいつ渡しても良いのだけれど… パートナーにはちゃんと、今日渡しておきたかった。 …この箱は、渡せなかった時にただの届け物として扱う為のカモフラージュ… ビックリ箱だ ) ………。 ( 『てゆか日付でバレバレじゃない?』とは考えないまま。 ちゃんと動くか再確認しようと机の前に座り込んで――― あれ、誰だろう。 珍しい来客に首を傾げる ) ―――。 ( ふと、嫌な予感がして… 急かされる様に戸口へと向かった。 …家主さんに、何かあったのではあるまいか… ) ―――〜はい、ただいまー ( エプロンを脱いで、扉を開け――― あ ) ………あ。 …ぇ、と……… ( 開けられた扉の向こうからは、ふわりと甘い匂いがするだろう ) [Tue 14 Feb 2006 00:23:05]
◆南条菫 > ( ……叩いた後のほうがドキドキが増していくというのはどういうことなのだろう。家には明かりがついているし、きっといる……と思う。 ) うぅう……。どうしよう、どうしよう……えぇと、人という字を〜じゃなくて深呼吸! ( 偽メイドは一人呼吸を整えるのに必死。ともすれば、このまま逃げ出したい衝動にも駆られる。 ) [Tue 14 Feb 2006 00:19:20]
お知らせ > 南条菫さんが入室されました。 『(コン、コン、と家の戸を叩く音。)』 [Tue 14 Feb 2006 00:15:49]
◆園内一花@自宅 > ( スラムにある、居候させて貰っている紅姫宅の台所で。 ツナギにエプロン姿のポニーテールが、丁寧にラッピングされた二つの包みを前に、ホッとした微笑を零した ) ……ん、大丈夫。おかしくない…よね……? ( あれやこれやと試行錯誤を続けて、定職を持たない自由人は一日中そんな事をしていたわけだけど… 時間をかけただけの事は、あると思う。 …ただ、比例するかと言われれば…時間が掛かり過ぎていて、ちょっと微妙だ。 悩む事も楽しかったから、どうだって良いけど ) [Tue 14 Feb 2006 00:04:50]
お知らせ > 園内一花@自宅さんが来ました。 『( いい加減甘い匂いを充満させて )』 [Mon 13 Feb 2006 23:55:46]
お知らせ > ミスト@スラムの一角さんが帰りました。 [Mon 13 Feb 2006 02:04:38]
◆ミスト@スラムの一角 > ――… 永久の闇に呑まれゆく 。 ( 己は どんな思いで、『その時』を迎えるだろう?――多分に。 知らぬ間、意識が闇に呑まれていくのだろうか。 )( そんなこと、ばかり。考えて――。 ) [Mon 13 Feb 2006 01:59:22]
◆ミスト@スラムの一角 > ( ふと、思う。 )( 「 自分は――人形は”壊れ”たら如何なるのだろう? 」 、と。恐らく、こうして――地に転がる、『残骸』と化すのだろうか。 ) [Mon 13 Feb 2006 01:38:24]
◆ミスト@スラムの一角 > …… 如何して、 ( 呟く。その 足元に転がる『ソレ』を見下ろしながら ) 如何して……貴方に逢うのでしょう。 ( 『ソレ』は、飢えに命を落としたのであろう。此処では珍しくもない、動物の死骸。恐らく、犬であったのだろうことが 窺える。 ) [Mon 13 Feb 2006 01:32:50]
◆ミスト@スラムの一角 > ( 薄汚れた スラム――その、一角。人知れず、 人形はひっそりと其処に居た。 ) [Mon 13 Feb 2006 01:27:29]
お知らせ > ミスト@スラムの一角さんが入室されました。 [Mon 13 Feb 2006 01:25:28]
お知らせ > ゼンさんが帰りました。 [Sun 12 Feb 2006 22:12:38]
◆ゼン > あー! もう畜生くそったれ! (この声は常連の酔っ払いどもだ) くそっ、くそじじいども、とっとと酒の飲みすぎ死んじまえ!! (その前に、ツケを払ってからだ、と忌々しそうにつぶやいて、枯れ木のような腕を振り上げて店内に突っ込んでいくのだった) [Sun 12 Feb 2006 22:12:36]
◆ゼン > 蛙、そういやあ、届くのは明日だったな。 (店の名前にもなっている、名物のフォーウン直送の食用蛙。ホワイティアたちは遠目で見るだけで戦々恐々の代物だ) 市場までいかなにゃあ……。 (となるときょうは早く寝なければならないか。そんなことを考えた瞬間に、店の中から大きな音がした) [Sun 12 Feb 2006 21:34:45]
◆ゼン > つっかえ棒でもするかぁ……。 (精神的には効果があるかもしれない。それにしても気づかなければよかった。胃痛用の漢方薬の量が増えてしまう) 洒落でつけたはずの名前なんだがなぁ……。今となると不吉だなぁ。 (ひしゃげた自分の姿を想像して身震いする) [Sun 12 Feb 2006 21:26:31]
◆ゼン > っにしても……傾いてねえか? (自分の店の前で、爪楊枝を咥えながらうなる一人のイエロティア。どうも、安普請の我が家は少々傾き気味のような気がする。夜の錯覚であってくれればいいのだが、と冷や汗をぬぐって) ……こりゃあ早いところ修繕せにゃなぁ…… [Sun 12 Feb 2006 21:13:41]
お知らせ > ゼンさんが来ました。 『ひしゃげた蛙亭前』 [Sun 12 Feb 2006 21:09:43]
お知らせ > デュラハン@スラム自宅さんが退室されました。 [Sat 11 Feb 2006 04:22:59]
◆デュラハン@スラム自宅 > (周囲をしばらく見回せば、羽をバタつかせてシルクハットの唾に飛び乗る。)とりあえずは・・・・成功といったところでしょうかね。(孔雀鳩の色を変えるというのは始めての行為だったので失敗するかもしれないと思っていたが、どうやら成功してくれたようで。)他の数羽も変えておきましょうかね。(一応は支障なく使えていると思われる伝書孔雀鳩だが、奇術用と伝書用を色分けすれば余計な心配も減ると考えて。)とりあえず・・・・貴方は退きなさい。(シルクハットの上で首を傾げる灰色の孔雀鳩にそう告げて。鳩が退けば再び同じ作業を繰り返そう。) [Sat 11 Feb 2006 04:21:59]
◆デュラハン@スラム自宅 > (指で叩きながら頭の中に描かれた物に色を付けていく。イメージする物が水面を伝う波紋の様に広がる色で染まる。その色は奇術で使う孔雀鳩とは違いあまり目立たぬ黒に近い灰色。その動作を暫し続ければ)これで・・・・・出来上がりですね。(シルクハットに入れた手をゆっくりと引き抜けば、その手でシルクハットの唾を数度叩いて。)出てきなさい。(その言葉が部屋に響けば従うようにシルクハットの中から灰色の孔雀鳩が頭を出して。) [Sat 11 Feb 2006 04:13:47]
◆デュラハン@スラム自宅 > (まるでパンの生地を作るときと同じように、触れている物の感触が変化していく。イメージを始めた頃は片栗粉を水に溶いた物の様だったが、細部をイメージする頃には紙粘土の様に軟らかくも形を保つ物の様な感じになっていて。形状ある程度変化が進めばかき混ぜていただけの動きに撫でるような動きを混ぜ始めて。)(半刻ほど過ぎて細部の構成を終えれば手を止めて)色彩・・・。(誰が聞くわけでもないがそう呟く。続く工程に移り・・・・指先に触れるシルクハットの中の物の感触はもはや紙粘土と同じではなく、生きた鳥のそれに近いものに変わっていて。先程シルクハットの唾にやっていたのと同じように指で軽く叩く。) [Sat 11 Feb 2006 04:06:34]
◆デュラハン@スラム自宅 > (どこぞの練るお菓子に似てなくも無いなという異世界からの電波を受信しつつ。)(数度かき混ぜるような動作を行えば、創りたいものが手のひらに触れているイメージを頭の中に浮かべる。最初は大まかな造形だが、少しずつそれが細かく描写されている状態へと頭の中の偶像を変化させていって。)(その頭のイメージに沿うように指先や手のひらに物に触れる感触が現れていくのを認識したが、別にそれに対してのリアクションは無い。) [Sat 11 Feb 2006 03:54:17]
◆デュラハン@スラム自宅 > (小さく鳴るシルクハットを叩く音。それはまるでメトロノームの様に規則正しいリズムを刻んで)・・・・・・・。(リズムを刻む指が一瞬止まって、そのまま静かにシルクハットの被る部分の穴へと向かっていく。)(穴の真上に手のひらが来れば手を入れて。その中にある何かを探すかのように手首をゆっくりと回し始める。) [Sat 11 Feb 2006 03:44:30]
◆デュラハン@スラム自宅 > (外から見れば酷く傾いて見える家の中、ドギツイ色のスーツを纏った男が椅子に腰掛けていて。)色の変換・・・・色彩の混合。(ポツリポツリと言葉を漏らしながら太ももの上辺りに置かれたシルクハットの唾を指で何度も叩く。)む・・・・・(その顔が見えるのならば眉を寄せ難しい表情を浮かべているであろうが、本来顔があるべき場所には張りぼての頭すらなく。仮に誰かが今の彼の姿を見たとしても、その表情が分かる事はないであろう。) [Sat 11 Feb 2006 03:38:20]
お知らせ > デュラハン@スラム自宅さんが入室されました。 [Sat 11 Feb 2006 03:29:13]
お知らせ > 紫@ひしゃげた蛙亭さんが帰りました。 『そのうちに「おい」と呼ばれ、テーブルの上に載せられる―― 天井はまだ抜けない。』 [Tue 7 Feb 2006 01:53:25]
◆紫@ひしゃげた蛙亭 > ( 膝の上に伏せていた擦り傷と曇りだらけの盆を持って辞そうと立てば、つるりと尻を撫でられる。「先は長そうだ」なんて笑う声を声を上げるでも盆を落とすでも無く聞きながらテーブルを辞し、ぼんやりと煙い店内を見回す。大体は堅気に見えず、偉そうにも見えない連中で、何が面白いのか良くわからない馬鹿話やカードやサイコロなどの賭け事に興じている。酒も料理も大体行き渡ったか、注文を呼ぶ声も無いか。 こうなればカウンター付近の薄暗がりでぼんやりするのがいつもの事。 そのうちに注文に呼ばれるなりテーブルを片付けにいかされるなり奉仕を命ぜられたりする。 恥も外聞も無いような場所で、一人しか居ない給仕だからわざわざ部屋に連れ込まれる事は稀。 安普請ゆえに何時底が抜けるか判らないというのもあるのだろう。突っ込んだ弾みに床が抜けたなんてとんだ笑い話―― ひっそりと柱の影に立って、もやもやと不定形に揺蕩う煙の向こうの天井を見上げぼんやりとした頭でそんな事を思う。 ) [Tue 7 Feb 2006 01:49:04]
◆紫@ひしゃげた蛙亭 > ( 酒が入って気が大きくなるのかこういう客は稀に居る様で、時には酒を与えられる事もある。冷えた残り物や、屑野菜等を与えられる身分としては戯れに僅か与えられるものでも暖かい食事というのは貴重。排泄じみて与えられる蛋白質ばかりじゃ生きられない。 丹念に、丹念に、すっかり綺麗に舐め終われば、お絞りを差し出して床に手をつき頭を下げる。 )―― ご馳走様でした。( 口の中に残る甘辛いソースの味。やっぱりお酒を出す店だから味付けはちょっと濃いけど、食べ終わった骨にこびり付いた僅かな肉をこそぎ落すよにして食べるのに比べればどれだけ贅沢だろうか。 テーブルの上の会話は「そいつに食わせてどうするんだ?」「何、食わせて太らせるのさ」「その後お楽しみって訳かい」なんてモノ。 どこまで本気なのか、酔狂な客だ。 それっぽっちで育つ訳もない ) [Tue 7 Feb 2006 01:29:58]
◆紫@ひしゃげた蛙亭 > ( 与えられるのは肉料理の切れ端のよう―― 店主はフォーウン人だから多分豚なのだろうけれど、肉をあまり食べた事の無い娘には肉の種類なんて良くわからなかった。穀類でもなく、野菜でもなく、魚でも無い、なら肉なのかな?なんて、程度の認識で、与えられた其れを客の手の上でゆっくりと頂き、甘辛いソースで汚れた客の指に口付けし、食むようにして丹念に舐る―― 決してがっついてはいけない。お行儀よく床の上に跪いて、与えられるものを与えられるだけ。 けれど途中で引っ込められる様な意地悪には色目を使うよな媚も必要で、これも一種の奉仕なんだろうと思う。きっとお客の自尊心を満足させてこそ与えられるもので、自分は其れを提供しなくてはならないのだろう。 ) [Tue 7 Feb 2006 01:13:58]
◆紫@ひしゃげた蛙亭 > ( そこは暗黒街にある安普請の貧乏酒場。猥雑な喧騒と煙草の煙が充満し、そこだけ比較的立派なカウンターと、4人掛けの丸テーブルが所狭しと並べられ、簡易宿泊施設となっている2階には客室が3つ―― 通常の店舗の半額以下で建てられているのだから寝心地は推して知るべし。 そこにはケチで髪の危ういフォーウン人の店主が一人、そして最近買われた首輪付きが一匹。 客層は主に暗黒街のチンピラという店。 その店内で、給仕兼ご奉仕役の奴隷は客の手から与えられる”お零れ”を頂戴する。 ) [Tue 7 Feb 2006 01:02:36]
お知らせ > 紫@ひしゃげた蛙亭さんが入室されました。 [Tue 7 Feb 2006 01:01:52]
お知らせ > ジャスティス@暗黒街教会さんが帰りました。 [Sat 4 Feb 2006 13:24:16]
◆ジャスティス@暗黒街教会 > と、とりあえず空き部屋貸してあげるから、休みなさい。話はそれからね。 (そういって勘九朗を抱えあげれば運んでいこうとして……) [Sat 4 Feb 2006 13:24:13]
◆ジャスティス@暗黒街教会 > ちょっと、勘九朗? (意外と本当に苦しいのだろうか、何となく心配になってきながら、うずくまるその体にそっと触れようとして) そりゃぁ、ゆでた卵三日もほっとくから罰が当たるのよ。 [Sat 4 Feb 2006 13:01:20]
お知らせ > ジャスティス@暗黒街教会さんが入室されました。 [Sat 4 Feb 2006 12:34:45]
お知らせ > ジャスティス@暗黒街教会さんが来ました。 [Sat 4 Feb 2006 12:31:50]
◆ジャスティス@暗黒街教会 > 【無常→無情】 [Sat 4 Feb 2006 12:22:35]
◆ジャスティス@暗黒街教会 > ……とりあえず、始めましょうか。 (だいぶ無常なことを言いつつも、大聖堂襲撃の恨みを今ココで晴らせるんじゃないかな、これなんてよからぬことも考えて、まぁ演技かも知れないからそううかつなことは出来ないけれど) ……それで、大丈夫?話せる? (ちょっとあきれたように尋ねて) [Sat 4 Feb 2006 12:22:20]
◆勘九朗 > いや、何か、ね…―――おとつい食べた、三日モノの半熟卵が、拙かったらしく、て―――。 お約束、すっぽかしちゃって、ごめんな… ―――はぅ。(ぎうるるる。何か、不穏な音と共に、影が再び蹲る。痩せこけた頬に、力無い声。 …今なら、三歳児にだって、負けてみせる。) [Sat 4 Feb 2006 12:17:40]
◆ジャスティス@暗黒街教会 > っ! (意外とその音の主は近かった地面に這い蹲る人影に胸のナイフを引き抜くが、その正体を、そしてその言葉を聴けば) ……はぃ? (なんだか毒気を抜かれてしまったような声を上げた) [Sat 4 Feb 2006 12:15:14]
◆勘九朗 > ……お腹、痛い。(下腹を抑え、今にも泣き出しそうな半べそ顔だった。) [Sat 4 Feb 2006 12:06:53]
◆勘九朗 > (ぎり、と軋ませた歯が耳障りに響き、足掻いた床に小さな爪跡を残す。――開く、扉。埃に翳んだ髪の合間から、礼拝堂へと僅かに差し込む光の中、伺う聖女を血走った目で睨みながら、神を蔑む呪詛のような声で、呟いた。) [Sat 4 Feb 2006 12:06:51]
◆ジャスティス@暗黒街教会 > ん? (周辺の清掃活動の帰り、ドアを開くとほぼ同時に、なにやら音が聞こえたような気がした。) ん? (まさか泥棒?食堂だろうか、それとも二階だろうか、身長に気配を探りながら音の主を探そうとして) [Sat 4 Feb 2006 12:04:46]
お知らせ > ジャスティス@暗黒街教会さんが入室されました。 [Sat 4 Feb 2006 11:56:49]
◆勘九朗 > (髪も頬も埃に塗れ、汚れた額を床に叩き付けた影が短く、叫び――) ぁ… (吐息を詰まらせ、再び折り崩れた。途切れがちな呼吸が、薄暗い教会の中で誰にも届かず、消えていく。) [Sat 4 Feb 2006 11:52:37]
◆勘九朗 > (影が、一人。暗がりの中で、蹲っていた。――埃臭い床に這い蹲り、がりがりと爪で掻き毟りながら、獣のような低い声で、呻る。) [Sat 4 Feb 2006 11:50:40]
お知らせ > 勘九朗さんが来ました。 [Sat 4 Feb 2006 11:48:59]
お知らせ > 園内一花@神社さんが退室されました。 『( あれやこれや、雑念混じり )』 [Fri 3 Feb 2006 01:51:23]
◆園内一花@神社 > ( 立春は一番気温の下がる頃、とも言われている。 …はぁ、と冷えた手に息を吐きかけて… そういえば、斡旋所に出されていたギルド調査の仕事というのは、こういう事を書けばいいのだろうかと首を傾げた。 …ちゃんとしたものを作れる気がしなくて、受けていなかったけれど… 一般公募ならやってみるのもいいかもしれない。 『ハラエ』でなくても、菫ちゃんの『無常』とか。 …あれ、家政婦をしているけど、辞めちゃってはいないよね…? ) [Fri 3 Feb 2006 01:51:05]
◆園内一花@神社 > ( …お客さんを見送って… そう言えば、商工会で貸し出している豆撒き道具の『私の好きそうなもの』って何だろう、と首を傾げた。 結構痛い豆鉄砲に鬼役の人達がヒーヒー言わされているそうだけど、それの事だろうか…。 …からくり仕掛け自体には、興味あるけれど… 痛いと聞くと引き鉄は引き難い ) ………。 ( 手空きになって、何となく階段の方へ目をやった。 …こう人気が多くては、以前ここへ鍛練に来ていた野伏せりの少女は来ないだろうか… ) [Fri 3 Feb 2006 01:40:42]
◆園内一花@神社 > ( お手伝いが終わったら、縁起物をお土産にパートナーの勤めるコノウラヤマさんの部屋を訪ねようかと考えて… それはいぢわるかな?と悪戯っぽい微苦笑を零した。 …商工会の方で募集していた豆撒きの鬼役には、何でも本当に本物の妖怪も応募してきたと言うし… より根源的な『厄』を祓うものであって、問題はないと思うのだけど。 ……もし、もしも菫ちゃんの害になったりしたら、笑えない…… ) ―――おめでとうございます。 ( 焼き魚の串にかぶりついてモグモグしている参拝客に声をかけられて、会釈した。 …そういえば巫女は、神様以外に深く頭を下げてはいけないそうだけど…会釈くらいならいいそうな ) ―――窓ふさぎと戸ばさみ餅ですね、一枚でよろしいですか? はい。 ―――〜お餅は左手へお進みください。 …ありがとうございます。 ( 封じ紙に包まれた縁起物に使う札を数枚、お客さんへ。 お代を受け取って、もう一度会釈すると… 『あ、そうそう、鬼はどこ?』と ) …ぁ、すみません。 こちらでの豆撒きは、また明日になってしまいます。 〜ええ。 …商工会の方で鬼役に応募された方が来てくれるかもしれませんけど… そういう予定があるとは、聞いていませんので。 こちらからは何とも――― [Fri 3 Feb 2006 01:30:37]
◆園内一花@神社 > ( 信仰に篤い人達は、自宅や神社でお籠りや物忌みに入っているのかもしれない。 …例によって一番簡単な、縁起物のお札やお守りを売る売店の店番に立って… 時折漂って来る炒り豆や焼き魚の匂いに、深く息をする。 いつもはただ香ばしいだけなのに、何だかありがたいような気がして来るのが不思議だ ) ………。 ( それにしても、魚まで扱うのは商魂逞しいと思う。 …神社で取り寄せたのか、扱っている人に場所を貸したのかは分からないけれど… 厄除けに『頭』を使うからと言って、神社の境内で生物売ってしまうのはどうなんだろう。 …売れ行きいいから良いのかな… ) [Fri 3 Feb 2006 00:59:27]
◆園内一花@神社 > ( 立春の節分は、陰陽道やフォーウンの方では正月と同じようにみられることもあるようで… 年始バージョンから少しだけ模様替えした神社は、先刻までそれなりの賑わいを見せていた。 …夜も更けて、人の波の引いた頃… つい今朝方陰陽寮をしんみりと後にしたポニーテールは、相変わらずの巫女装束で、ホッとした溜息をついた ) [Fri 3 Feb 2006 00:49:30]
お知らせ > 園内一花@神社さんが来ました。 『( 節分 )』 [Fri 3 Feb 2006 00:38:31]
お知らせ > ジャスティス@暗黒街教会さんが退室されました。 [Thu 2 Feb 2006 22:39:00]
◆ジャスティス@暗黒街教会 > まぁ、また連絡を待ちましょう。 (そういって立ち上がった修道女は、戸締りをするべく足を進めて……) [Thu 2 Feb 2006 22:38:59]
◆ジャスティス@暗黒街教会 > ん……もしかして、張り紙の内容が自警団にばれたとか? (待ち合わせの時間がいくらか過ぎて、そんなことを考えてしまう) まぁそしたらこっちにも自警団の人が来るか。……来れるよね? (だからその線は違うのだろう、となると) まぁ、犯罪者だし自由には早々動けないんでしょう。 (準備したお茶、どうしようかしらと首をかしげて) [Thu 2 Feb 2006 22:16:52]
◆ジャスティス@暗黒街教会 > そういえば……艶子さん元気かしら? (この前フェンサーさんのお見舞いに行ったときは、彼女はもう退院していた。レイもいなかった……というかレイは剣を私に行った時点でかなり回復していたから、今頃は元気にコロシアムに復帰しているのだろう) この場合は復帰おめでとうって言うべきなのかなぁあ? [Thu 2 Feb 2006 21:44:32]
◆ジャスティス@暗黒街教会 > さて、どうしたものかしらね……。 (結局昨日の悩みは解決できないまま、まぁ、その場の空気で考えようなんて、命にかかわる割には気楽なもので……、イスに座り、肘を支えにぼんやりと天井を見上げる。自分なりの集中方) [Thu 2 Feb 2006 21:13:15]
◆ジャスティス@暗黒街教会 > ん……ん……。 (食堂の一角、床に座り込んで柔軟をする修道女。ゆっくりと起き上がれば今度はぴょンぴょんと飛び跳ねて) さって……とりあえずこんなものかな? (今の格好は、普段の装備からメイスを抜いた状態、コンロ上ではポットから湯気が上がっており、カップも二人分、お湯につけて温めている。) [Thu 2 Feb 2006 20:53:35]
お知らせ > ジャスティス@暗黒街教会さんが入室されました。 [Thu 2 Feb 2006 20:49:54]
お知らせ > ゼンさんが退室されました。 [Thu 2 Feb 2006 02:11:16]
お知らせ > ゼンさんが入室されました。 [Thu 2 Feb 2006 02:11:12]
お知らせ > 紫@ひしゃげた蛙亭さんが退室されました。 『 廻される奴隷は丸テーブルの上、降りかかる白濁を舐めとって虚ろな目を細め――』 [Thu 2 Feb 2006 02:09:07]
◆ゼン > そっか?おりゃああれくらいなら何とかいけるだろうな……。ロリの気があんのかな? (嫌な事に気づいたなぁ、とか苦笑しながらも、眠そうな瞳で紫を汚していく男達のコンビネーションを眺めながら、あくびを一つして……) ま、中なりケツなり調教するか、無いもんはしゃあねぇ……。 (数時間後になってようやく店の光が消えるだろう) [Thu 2 Feb 2006 02:08:19]
◆紫@ひしゃげた蛙亭 > ( 「 竜殺しったってまだ餓鬼じゃねェか、勃たねェよ。 」 だとか 「 淑女殺しだったら一度姦った事があるぜ。どんなゴリラ女かと思ったら案外美人でよう―― 」 だとか、嘘か真かダラダラと繰り回される四方山話を聞くでも無しに聞きながら、奴隷は丸テーブルの上で勤めを果たし、各々好き勝手に己を弄る男たちを手馴れた様子で次々と”処理”していくのだろう―― また、破損にクレームをつけたところで「仕様」と言われるに違いない。それを確かめずに買うたのは彼であるし、そもそも奉仕する側の奴隷に性感は必要ない。いちいち悶えて気をやっていたら身が持たぬから切り取った、と。 とまれ、ひしゃげた蛙亭に買われた性奴隷のデビュー戦はそのように更けてゆくのだろう。 順番待ちの連中を一巡する頃には給仕ができる様ではなかろうが、それはまた別の話。 ) [Thu 2 Feb 2006 02:03:10]
◆ゼン > だよなー、騎士団のドラゴン殺しの女騎士様とか、隣の通りのシスターとどっちが強えかな、あの姉ちゃんたち。 (とりあえず尻触ったくらいだとたいして怒られねぇなぁ、なんてたわいの無い話をしながら、帳簿に朱色の筆でツケを書き足していく。 紫の性器の破損を見れば、ギルドに一部返金してもらおうか、なんて都合のいいことを考えて) [Thu 2 Feb 2006 01:43:23]
◆紫@ひしゃげた蛙亭 > ( 男に手淫を施しながら、大きく脚を押し広げられ、周囲に見せ付けられるような半端に濡れた秘部を指先は這う。先ずは外側から亀裂をゆっくりなぞるように、そして指をめり込ませごく浅く出し入れしはじめ―― 次第にやや水っぽい音と吐息が漏れ始め。 よくよく見るのなら、性器の一部が抉り取られているのが見えるか。 そうしている内に他の男たちも混ざり、ある者は自慢の一物を握らせ、またあるものはテーブルの上のけぞらせるような無理な体勢で口へと含ませ、自ら動き始めるのだろう。 )( 「 おい、オッサン。そりゃ死ねッてるのと同じだろうがよ!おらァ穴だらけにされる趣味もねェし頭と胴体が離れる予定も入れたかねェや。 」 興を殺ぐよな性質の悪い冗談に忌々しげに舌打ちすれば 「 ケチケチしてねェでまとめてツケに足しといてくんな、明日にでも払ってやらァ 」 と見栄を切れば、ジョンと呼ばれた男は鼻息も荒くベルトを解き、自慰するよな指を押しのけて廻され始めた奴隷へと覆い被さって 一度ぬめった表面を滑らせて自身を埋めてゆくのだろう ) [Thu 2 Feb 2006 01:31:56]
◆ゼン > そりゃあオメェ、連れ込みならともかく、店員だぜ?一応は、お前さんが暴虐のウェイトレスこまして来たら、一ヶ月飲食無料にしてやるよ。 (中級クラスのウェイトレスを複数抱えている飲食店、洒落にならない) 『ヒュウ♪』 (前座としてはなかなかのオナニーショーに、男達はまるで花でもめでるかのように半端な笑顔を見せながら眺めて) [Thu 2 Feb 2006 01:10:31]
◆紫@ひしゃげた蛙亭 > ( 「このくらいで人が死ぬかよ。暴虐ンとこじゃあもっとスゲェ事してんだろうによ。」なんて、声が返るに違いない。さて、奴隷はといえば、転がされたままの丸テーブルの上、ぐらぐらと揺れる頭で、注がれた液体による下の口をじわじわと焼くような奇妙な感覚を味わいながら、緩慢に口の周りの涎を指で拭って―― 入れるならもう少し濡らさないと痛いなぁ、とか思う。 乱暴にされるのは初めてではないし、それを批難し拒める立場でもないが。 少し頭を上げて、主人と問答する連中を見ればすっかりその気で、気が急いているよう。 丹念な前戯は望めまい、仕方なく僅かに潤いが滲んだ女陰に舐め濡らした指を下腹に向かわせ、自ら潤わせるように指を這わし 引き剥がされて中途になった男を引き寄せて手で慰め始め。 ) [Thu 2 Feb 2006 01:06:50]
◆ゼン > おいおい、殺すなよ初日で。 (さぞ酒の吸収も良かろう、と粘膜に注ぎ込まれる琥珀色を眺めながらため息をつく) んあ。 (やっちまっていいのか?という問いには、気の抜けた返事) ジャン、テメェは今すぐここ最近のツケを払ってからだ。 (小動物のように震える紫は、近くに吊り下げられた新しいカンテラの明かりでライトアップされて) [Thu 2 Feb 2006 00:49:39]
◆紫@ひしゃげた蛙亭 > ( いつしか、生え始めたばかりのようなやわらかくごく淡い茂みが覗く股の間を、取り囲んだ数人が酒で濡らした指がなぞり始めれば、もじもじと尻を揺らし、じゅるじゅると舐め上げ、すすり上げる卑猥な音の合間に鼻にかかった吐息を、首が前後に動くのに合せてリズミカルに漏らし―― やがて調子付いた指はまだぴったりと閉じたままの裂け目に分け入り、指を伝わせるように酒を注ぎ 無理に馴染ませるように出し入れし ) んっ、ふ―― ぅ…… んッ ( 無遠慮な指が痛いのか、注ぎ込まれたものが染みるのか、冷たいのか、奴隷はぶるぶると体を震わせ―― 「 おい、ヤっちまって構わねえよな? 」 取り囲む男の一人が今更のように店主に問えば、口での奉仕を引き剥がすようにテーブルの上へと転がし、白い脚を見せ付けるようにぐ、と押し開く。 ) [Thu 2 Feb 2006 00:45:05]
◆ゼン > (やや手狭に見える店内、四人掛けの丸テーブルで、40人も入ればいいかなぁ、そんな程度。ただそれだけやけに立派なカウンターから出てきた主は、今度いんばいくつででも道具を買ってくるか、とその白い尻を眺めながら、モップを片手に男達から1000エンづつ見物代を取っていく、そのうち男達は、その熟れる前の白い尻にちょっかいを掛けたり、溜まらずに自分の物を自分で慰め始めるだろう……) [Thu 2 Feb 2006 00:26:26]
◆紫@ひしゃげた蛙亭 > んっ… むっ… んっ―― ッ? ん―― ぐッ! ( 唇で挟み、舌を絡め、時には擽り、首のひねりや微細な指先の動きすら使って男性を鎮めようと教え込まれた行為に没入してゆく意識の集中が不意に途切れる。その原因はぐい、と後ろから帯を引っ張られたような感じ―― 結ぶうちに擦り切れ、短くなって使い物にならなくなったものを与えられたその帯は密夫結び、浮気結びとも呼ばれる簡単な結びで ちょっと引っ張っただけでするりとほどけて、店の前掛けと運命を共にしてずるずると床へと落ちた。 けれど、より深く飲み込めと頭を押さえつけられて、喉の奥にぶつかり吐き気と涙が込み上げる。それでも逃れられなくて、仕方なく我慢して行為を続けた。 浅く、深く、前後に体を揺さぶる内にだらりと前は開けて、尻をめくり上げられて 抜けてゆく熱とともに撫でるよに通り抜ける冷たい空気が肌を撫でるのにぶるりと震える。 いつのまにか、見世物の中心 白い尻が覗けば口笛などが飛ぶか―― 奴隷は強要される行為に没入し、買い主の姿には気づかない。 ) [Thu 2 Feb 2006 00:21:38]
◆ゼン > (ああ畜生やりやがった。とても紫の客へのサービス料ではまかないきれ無そうな割れた食器とグラスにため息をつきながら、返品するか、いやそれだと本当にただ損しただけだ、と思い直して。モップを取り出しているうちに、客達はテーブルの配置を紫を中心にするように動かして、下種な鑑賞会が始まる) [Thu 2 Feb 2006 00:13:12]
お知らせ > ゼンさんが入室されました。 『おらそこ、3000エン。』 [Thu 2 Feb 2006 00:10:55]
◆紫@ひしゃげた蛙亭 > ( 暫くそのまま惚けたように見上げて、せっせと拭き取る手も次第に止めて 嗚呼、そう言う事か―― ようやく合点がいった。 布巾を傍らに置く。 ) ――… 失礼、します。( さあ、どうしてくれるんだ。とばかりに脚を開いたままニヤニヤと笑う男のベルトに手をかけて、解いてボタンもあければそっと中を探り、ぼろりと零れた高ぶりに手を添え、顔を寄せ ふー、っと息を吹きかけて、見せ付けるよに伸ばした下で先端を擽る。そうして唾液を馴染ませるように れるり、くびれた先を嘗め回せば そのまま舌の上に載せるように、脚の間へと顔を埋め―― そんな行為を称して娘の卑猥さを嘲る下卑た笑い声が響く。 ) [Thu 2 Feb 2006 00:02:13]
◆紫@ひしゃげた蛙亭 > ( 与えられる情報量に戸惑う胡乱な頭で状況を鑑みるに、転んだ弾みで濡れた事と、ひっくり返されたテーブルの責任を問うているらしい。見やれば、料理も酒もひっくり返り、テーブルに散乱している―― 勿体無い。 感想はそれだけ。 ぼんやりしていれば、髪をつかまれてぐい、と頭を下げさせられ 脚の間に引き倒される。 顔に投げつけられる何か―― 床を見れば、布巾か。 見上げれば、拭けとでも言うているらしい。 言われるまま床に落ちたそれを拾って濡れた客の内股に押し当て、拭う。 別段抵抗はないし、言われたらそのようにするのが奴隷のお役目。 いくら拭っても染みたものは拭き取れず、それでもぐしぐしと布を押し当てていれば、厚めの布地越しに次第に盛り上がってくるのは男性の―― 「おいおい、何してやがる 勃っちまったじゃねえか。」 見上げればニヤニヤと下卑た笑い。取り囲むものも似たような。 また、責任を問われた。 ) [Wed 1 Feb 2006 23:47:57]
◆紫@ひしゃげた蛙亭 > ( 頭といわず、肩や胸までぬらすのは盆の上に乗っていた酒がひっくり返ったか、髪を伝い頬を伝った液体が口に入れば鼻にぬけるアルコール臭と苦さ。 くわんくわんと床に落ちた盆の音が収まれば、あとはもうお決まりの展開。 「おい、姉ちゃん何ぼっとしてやがる。」 たちまちにネチネチと因縁をつけられて、何度か突き飛ばされ 気がつけば何人かに取り囲まれ、背後から抱きすくめられて襟の合わせから差し込まれた手が胸の膨らみを探っていた。 )――… ぁ?… ぇ? ( 頭がくらくらして、なんだか、よくわからない。 何人かが自分に向かって喚いているが、まるで別の国の言葉のよう。 襟から差し込まれた手は突起を探り当て、弄り回す。 濡れた冷たさに触れる荒れた手の温さがもどかしく、逃れるでもなく身をよじり。 ) [Wed 1 Feb 2006 23:32:59]
◆紫@ひしゃげた蛙亭 > ( 単なる珍しさだったのだろう。暗黒街のチンピラ連中がいつものように味は二の次、腹いっぱい食えて安いだけが取り得の貧乏酒場の扉をくぐれば、そこに居たのは髪の薄くなり始めたケチなイエロティアではなく、首輪のついた娘。 薬でもやってるのか、やけにトロくさいそいつがアンバランスなサイズの合わないスリッパをペタペタと鳴らし、よろよろと覚束ない足取りで酒や料理を運ぶのを面白がって野次を飛ばし、ちょっかいを出して居たのが始まり。 )――… ぁ ( 曇った盆の上、あふれんばかりに注がれたジョッキをこぼさぬようにそろりそろりと運ぶ背に、どんとぶつかる何か、または誰か。 たちまちによろければ狭い店内、テーブルにぶつかって、派手な音を立てて盆とテーブルの上のものをひっくり返す。 ) [Wed 1 Feb 2006 23:29:07]
お知らせ > 紫@ひしゃげた蛙亭さんが入室されました。 『( はじめは―― )』 [Wed 1 Feb 2006 23:28:55]
お知らせ > 園内一花@神社さんが帰りました。 『( …『花畑』が儀式による補助を受けない己の結界と知るのは、少し後… )』 [Wed 1 Feb 2006 02:22:22]
◆園内一花@神社 > ………? ………。 ( 御堂だ。 …ぺたぺたと床を触っても、根を張った跡なんて無いし、枯れ草一本落ちてやしない。 宙を漂う光の波も、音も消えて… ただまだ抜けない床の冷たさだけが、手足やお尻をジンジンと冷やす。 …頬を抓っても痛いばかりで… ぼうっとするどころか霊障上がりにしては体調も良く… お腹は きゅるぅ〜 と切なげな声さえ上げた ) ―――起きてる…? [Wed 1 Feb 2006 02:20:56]
◆園内一花@神社 > [Wed 1 Feb 2006 02:18:30]
◆園内一花@神社 > ―――ッ! ( 我に返り、駆け出した。 …悪い感じはしないけれど、じっとしていて良いとも思えない。 …『踏み付ける』感覚の無い奇妙な花畑を駆けて、扉を開けようと――― ) ―――ひっ!? ( 部屋の隅へ寄ると… 壁や扉に『芽』があらわれた ) ―――なっ…何!? ( …ぞわぞわぞわ…と目の前の壁一面に広がる色とりどりの草花に、内心パニックになって… 思わず飛び退き尻餅をつく ) ―――あれ…? ( 振動に目を瞑って、再び開いた時には――― もう、元の御堂に戻っていた ) [Wed 1 Feb 2006 02:16:26]
◆園内一花@神社 > ―――。 ( …ポツポツポツポツポツポツ… もうすぐ節分だけど、春にはまだ早いと思う…なんて、呑気に考えつつ。 …足は、じり と一歩、二歩、扉の方へ後退る… ) ―――? ( …囲むように円を画いたまま、『芽』も移動した。 …遠くにあった芽が消えて。振り返れば…距離の近付いた『床』だった部分を芽が覆っている… ) ……あの……? ( 誰にと無く。 呼びかけるように口を開いても、返事をするものはなく…。 ただ、半径7m程度の床に顔を出した『芽』が急速に成長を始めていた。 …しゅるしゅる茎を伸ばし、葉を生やし、花を咲かせる…。 …瞬く間にどこかで見つけたならちょっと幸せな気分になれそうな『花畑』が出来上がるけれど… その可愛げの無い成長は、気味が悪くすら感じられて――― ) [Wed 1 Feb 2006 02:09:19]
◆園内一花@神社 > ( …思わず、まさか本当に死んだのではと、足元を見下ろした。 …とりあえず、もう一人の自分が倒れていたりはしなくてホッとする… ) ―――ぇ。 ( …けれど変わりに、変な芽を見つけた。 綺麗に磨かれた板張りの床に、ポツンと緑色が芽吹いてる… ) ………芽? ( 床にはひびなど入っていない。 作り物めいた『芽』に手を伸ばそうとしたら… 一つだけじゃない。 …ポツポツポツと、自分の周りの広範囲に点在して、芽は、どんどん数を増やしていた… ) [Wed 1 Feb 2006 01:56:41]
◆園内一花@神社 > ( やっぱり痺れたような足で立ち上がって。 御堂を見回した ) ………。 ( 何をしていたんだっけと考えて、少し焦るけど… すぐに、神降ろしをしていたのだと思い出す。 …何度も設けた、見慣れた簡素な祭壇と… 部屋を囲む注連縄。 そして……漂う光の波と、音……。 ―――儀式は中断された筈なのに、それらは未だ強制的に知覚させられる程強く、そこにある ) ………あ。 ( …そして一時失われたような感覚が身体に戻って来ても、霊障は起こらなかった… ) [Wed 1 Feb 2006 01:51:31]
◆園内一花@神社 > ―――あれ? ( 何に気が付いたんだろう。 気が付いたら、声を漏らしてた。 集中を、途切れさせてしまって …ダメだなって、苦笑を零す… ) ―――起きてる? ( あれ…今、口を動かしたっけ? …声がどこか、遠い… ) ―――。 ( ピタリと脚を揃えて正座した緋袴の上… 手を握って。 開いて。 ……じんわりと麻痺したような感覚に首を傾げるけれど…… 大丈夫。 もう少し動かしていたら、治りそうだ ) [Wed 1 Feb 2006 01:44:23]
◆園内一花@神社 > [Wed 1 Feb 2006 01:44:18]
◆園内一花@神社 > ( ―――でも、多分、死ぬ前に気を失うだろう。 …そうすればここは、ただのお堂の中へと戻り、霊障は止まる筈だ。 …それなら… ) ―――。 ( 最後まで、付き合ってみようと思う。 …無理をし過ぎただけかもしれないけれど… 折角の 手応えは 大事に したい。 ……それに もう、何も 辛く ない。 何も、分から―― ) [Wed 1 Feb 2006 01:34:50]
◆園内一花@神社 > ( …それでも… そろそろ、限界だろうか。 …目眩に頭痛に嘔吐感、腹痛… およそ一般的な風邪薬に羅列されそうな症状を網羅した… 苦痛に苛まれる身体の感覚が、すぅ と遠くなる ) ………。 ( …そんな中で… 普段は跳ね上がるのに、恐ろしいほど落ちた心拍が… 弱くなり… 終には止まってしまうのではないかとも感じられる… ) ………。 ( 死ぬのって、こんな感じかな と、ふと考えた ) [Wed 1 Feb 2006 01:29:52]
◆園内一花@神社 > ( …いい加減一休みしないと… 禊もしないと… ) ………。 ( 根を詰め過ぎだという思いもあったけど… 今までには無い手応えに、その場を動けずに居た ) ………。 ( 締め切っている筈の室内には霜が降り、外気より余程冷えている。 風のうねりの様な光の波が20m四方の部屋を満たして… 同調するように、高低入り混じった音が響き渡る… ―――自ら生み出した空間に、身体は久し振りの霊障を起こしていた。 …呼吸が浅く、けれど荒くなって… この状態では跳ね上がる筈の心拍がグンと落ちている。 …汗などかきようも無い環境で、それでも冷や汗だか油汗だかは止まらない… ……こんな風になるのは、初めてだった…… ) [Wed 1 Feb 2006 01:22:16]
◆園内一花@神社 > ( 数式を組み立てるよりは、呼吸法に近い技術。 …『信じる心が力になる=この世ならざるものを顕現させる空間』を展開し… この世とあの世を繋ぎ。 ただ、応えるものの来訪を待っている ) ………。 ( 本来ならばごく短時間しか維持できない結界も、『祭祀の為の場』である御堂に守られて、今は安定していた。 …術には不向きな、どっちつかずの中庸な気が場に満ちて…。 …『中庸でもいい』術者がそう信じられる事も、僅かな…けれど決定的な、後押しになっている… ) [Wed 1 Feb 2006 01:14:05]
◆園内一花@神社 > ( 『結界』とは言え、防衛能力などを備えるわけでもないそれは、内と外とをそれ程強烈には別たない。 …外で騒ぎがあれば聞こえるし、外から扉を開ける事だって普通に出来るだろう… ) ………。 ( 細い灯りの点る祭壇を前にして… 注連縄に囲まれ… 巫女装束のポニーテールは、寝食を忘れて其処に居た ) [Wed 1 Feb 2006 01:04:07]
お知らせ > 園内一花@神社さんが入室されました。 『( 御堂の中、結界内 )』 [Wed 1 Feb 2006 00:58:22]
お知らせ > 園内一花@神社さんが退室されました。 『( そう、うまくいくわけもないのだけれど )』 [Tue 31 Jan 2006 02:45:07]
◆園内一花@神社 > ( 『飛ばせてくれる神様がいいな…』 そんな事を考えながら… 扉を閉めて、注連縄を閉じる… ) [Tue 31 Jan 2006 02:44:47]
◆園内一花@神社 > ( 陰と陽に線を引くのは、本式の、正しい考え方なのだろう。 …和合させるというのは邪道。 陰を受け入れるのであれば、受け入れる時には陽へと変えてしまわなければならい ) ………。 ( でも。 術者の数だけ流派がある… 正道を肯定した上で邪道をも肯定しても、『祓う』わけではない『使役』には、何ら問題無い筈だ。 当然、自分の持つ基礎では、先生の教えてくれた本式に則るよりも数段力は劣る事になるだろう。 そんな『信仰の形』を選択する事に何らメリットは無いのだけれど――― ) ( だから、別に、術者になりたかったわけじゃない。 ……もしかしたら、術者の世界に関わった証が欲しいわけでもなくて―― 陰も陽も無いのだと、妖怪を友にもつ自分自身で、納得したかっただけかもしれない ) [Tue 31 Jan 2006 02:42:26]
◆園内一花@神社 > ( 密度の高い気の残滓にあたって、まどろむようなそれを見て…目を瞬く ) ―――ああ……… ( なんだ、そうか…と言うように声を漏らして。 …立ち上がり、お堂の中へと引き返した… ) ………。 ( 『あるべくしてあるもの』に、善も悪も無いんだ。 そもそもの成り立ちが違うとは言え… 陰の全てを『避けなければならない』わけではないし、『陽であれば須らく歓迎するもの』と考えるのも違う。 ……少なくとも自分にとっては、陰も陽も無い…… ) [Tue 31 Jan 2006 02:33:40]
◆園内一花@神社 > ―――守りたいのは… ( …同族として、人を選ぶのが自然な事だろう。 …でも、例えば人や、陽に属するとされる神々がパートナーや家主さんに害を為すのなら… 自分にとっては、大切に思う人の敵こそ敵となる。 …妖魔の類を使役する事はあるけれど…それはあくまで調伏した場合であれば… やはり、このままの考え方でミコミコの術は使えないだろう ) ……やっぱり…… ( ―――ダメかな。 身を起こしたら… 脇に小鬼が居た ) [Tue 31 Jan 2006 02:23:25]
◆園内一花@神社 > ( 師は『全てはあるべくしてあるもの』と言う。 『陰陽に善悪は無く、ましてや人にはかる事など出来ない。 あるべくしてあるものを狩れば、それは巡り巡って全体の調和を崩す。 …だから、滅ぼす必要は無い… 避け方を見つければいい。』 ) ……でも……陰は人に害を為すから…。 …『避けなければいけない』… ( 『…だが、どうしても避けられぬとなれば、その時に守るべきものは決まっている。 …雑草一本を引き抜く事に…木一本を切る事に…人の為にそれが必要であるのなら、躊躇うことは無い。 …そうする前に『そうしても良いか』と問いかけることを、忘れさえしなければ…』 ) [Tue 31 Jan 2006 02:10:57]
◆園内一花@神社 > ( …問題は、陰陽を和合させようという考え方にある…。 相容れぬ存在を同時に肯定しようとすると、それはどちらも肯定出来ない事になり、術者としては致命的だった。 …師が変われば… 学ぶ流派が変われば、それらの大前提すら簡単に覆るのだけれど。 …縁によって与えられた機会であれば何かを証としたいと思うだけで… 別に、術者になりたいわけでもなかった ) ―――菫ちゃんは、悪い子じゃない。 紅姫さんだって… だけど妖怪は陰… [Tue 31 Jan 2006 01:58:43]
◆園内一花@神社 > ……どうすれば、いいのかな…… ( 背を逸らして、空を仰いで… そのままパタリと、後ろに倒す。 …ミコミコへの信仰心は問題無い筈だ… 確信を持って信奉出来なければ、術者としてはまだまだかもしれないけれど… 真実として 『受け入れる』 『肯定する』 という、根本的な信仰は持っている ) ……でも、祓うのは…ちょっと……。 …間違ってるのかな… [Tue 31 Jan 2006 01:51:59]
◆園内一花@神社 > ( 神社という大本の場所柄、陰に属するものが顕現する事はそうそう無いだろうけれど… 危険と言えば危険な儀式。 …けれど止められるでもなく場所を借りて、実行させて貰えるのは… そんな中途半端な術で呼び出される神々はいないと考えられるから。 …事実、今日も失敗だった… ) ……気持ち良い……? ( …結界を解かれて溢れ出した気に引き寄せられた精霊へ、カラカラに掠れた声をかける ) [Tue 31 Jan 2006 01:43:53]
◆園内一花@神社 > ( 見る者が見れば… その祭壇は、この神社に祀られている神々へ式の契約を求める時に設けるものと分かるだろう。 …もっとも『祀られている神々ならば応じてもらい易い』だけであって…気を引かれた別の神々が降りる事もあると言う。 …ようするに単純なサインだけを示して開けられた、顕世と幽世を繋ぐ穴だ。 …術者の器が低ければ、呼び出す側に選択の権利は無い… ) ( …さらに、本式を多少いじった儀式であれば…結界内に満ちる気は陰陽を別けず活性化させる…。 妖魔が棲家とし、人が祭祀場を建てる、霊場に似た中庸の力場だった ) [Tue 31 Jan 2006 01:37:26]
◆園内一花@神社 > ( 例によって内部には簡素な祭壇と、部屋をぐるりと囲む注連縄。 …縄は扉の奥で解かれて… 『室内に』降りた霜と一緒に、高密度な気が溢れ出している ) ――っはぁ…… ( それらに押されるように、疲弊した様子の巫女装束を纏ったポニーテールが歩み出して… どさりっ と崩れるように、扉の前の段差に腰を下ろした ) [Tue 31 Jan 2006 01:20:18]
お知らせ > 園内一花@神社さんが入室されました。 『( お堂の扉が開く――― )』 [Tue 31 Jan 2006 01:11:07]
お知らせ > 十示@退魔行さんが退室されました。 [Sun 29 Jan 2006 14:53:11]
◆十示@退魔行 > (息を吹き込んだとたん、かりそめの命の宿った折鶴は羽ばたいて飛び去らん) …じゃ、頼む。 (ぴ、と指を振って式神らを放つ。 後は戻るを待つばかり──) [Sun 29 Jan 2006 14:46:44]
◆十示@退魔行 > …情報が足りないな。 (手早く、懐紙を折って、畳んで、拡げて。) 聞き込みで間に合わなけりゃ、仕方ない。 (苦笑混じりに鶴を折る。五羽ほども折り終わると、ふっ、と折り紙に息吹を吹き込んで) [Sun 29 Jan 2006 14:42:00]
◆十示@退魔行 > …ともあれ。 (墨染めの袖から、懐紙を数枚。 墨壺と筆を取り出すと、さらりさらり。筆を走らせる─) [Sun 29 Jan 2006 14:38:46]
◆十示@退魔行 > …蜘蛛なら松葉、松明……猫なら、酒に…マタタビ、って処か。 (悩みどころは他にもある。 例えば、どの属性で攻めるが易いか。 現時点では何も調べていないのとあまり大差ない。) [Sun 29 Jan 2006 14:36:35]
◆十示@退魔行 > (襲われた、犬の背には獣の爪。 闇夜に遭遇した目撃者の話だと、サカリのついた猫のような鳴き声だったと言う) …蜘蛛、なぁ。 (苦笑する) [Sun 29 Jan 2006 14:28:46]
◆十示@退魔行 > (古い壺を覗き込む。 中には夥しい蜘蛛の糸──) ふん…。 (──矛盾がある。) [Sun 29 Jan 2006 14:22:38]
お知らせ > 十示@退魔行さんが来ました。 『(苔生した─)』 [Sun 29 Jan 2006 14:20:26]
お知らせ > カノンさんが退室されました。 [Sat 28 Jan 2006 00:17:25]
◆カノン > ( 縛り付けてくれなくても、罰してくれなくても、よかったのか。 ただ、笑いかけて欲しかった。 ただ、叱って欲しかった。 ただ、なんでもなく過ごして欲しかった。 ―――そんなことが見えないくらい、目が濁ってたのか。 カノンは本当に、ばか、と呟いて。 そして、帰るのだ。 帰るべき場所があるから。 ) [Sat 28 Jan 2006 00:17:24]
お知らせ > 勘九朗さんが帰りました。 『 見下ろす月から差す頼りなげな月明かりが、まるで祝福しているように思えた。 』 [Sat 28 Jan 2006 00:11:54]
◆勘九朗 > (嬉しさも悲しさも、全部混ざり合ってぐちゃぐちゃになったまま、泣きながら笑う。) ―――あ、はは。 …ばか。 (紅の髪に鼻先を埋めて、ぽつりと呟く。 …私が、あなたを嫌いになんてなるわけが、ないじゃない。 しがみつく彼女を抱き上げて、たん、て地面を蹴りながら ―――帰ろう。一緒に、アタシたちの家に。) [Sat 28 Jan 2006 00:10:54]
◆カノン > ( 嬉し泣きなのか、呆れ泣きなのか、自分の罪深さにか、或いはシンプルに悲しみか。 それすらもわからないほどに、カノンの心は感動していた。 泣いていいのか、笑っていいのか、どっちともいえず、泣き笑う。 そしてまた…………あのときのように思うのか。 ) ――あ、はっ……ふっ……嫌、われ……んくて……ッ……ふくっ……よかった……あッ……! ( バカみたいに泣いて笑って、カノンは、ぎゅう、としがみつく。 そろそろ帰ろう。 ) [Sat 28 Jan 2006 00:03:53]
◆勘九朗 > ――――そ、れ? (触れる指先。頬へと伝わる震えるそれが、何故かひどく、大切なことのような気がして。 零れ落ちる涙を、呆然と見送りながら、ああ、なんて、唐突に気付かされた。) ………そっか。 そう、だったんだ。 ……あは、ははは―――― は…。 (ほら、なかないで。 滲んでいく、彼女の目元を拭いながら。とても簡単なことにやっと気付いたアタシは、やっぱりぼろぼろと、笑いながら涙を流す。 ―――彼女に、どれだけ笑いかけていなかったのかを思い出して。) [Fri 27 Jan 2006 23:59:30]
◆カノン > ( ふるふると、まるで何十年も光を見なかった、年寄りのように手を伸ばし、カノンは、頬に触れた。 ) ………………………『それ』………………。 ( ぼろり、と大粒の涙が一粒こぼれた。 二粒、三粒。 表情は変に歪んでいた。 まるで泣き笑いみたいに。 ) ………………『それ』や……………。 ( 『笑顔』。 なんでもない、それが……なんでもないからこそ、それが、カノンの求めていたものだった。 どこかで、ずっとそれを求めていた。 忘れかけていた。 最初から―――この笑顔に惹かれていたのに。 随分と安っぽいそのココロは、笑顔のひとつで、泣き笑い。 ) [Fri 27 Jan 2006 23:53:39]
◆勘九朗 > (ふと「視」線を感じて、私は顔を上げる。向けられた、視えない筈のその、透明な視線。 緩やかに首を傾がせ、刻を告げる為鳴り響く寸前の柱時計のような、彼女の顔をじっと見遣り――…。) [Fri 27 Jan 2006 23:48:32]
◆カノン > ( 諸々の泥沼と、暗闇と、罪と罰とを内包しながら、カノンは、ふと、呆然としたようにあなたの顔を「視」た。 じっと眺めた。 冷えて渇きながら、カノンはじっとそれを眺めた。 歯車がいくつか外れて、それでも問題なく動いているような歪ななにかが、ようやく自分の本来の形を思い出して、静止したような。 カノンはじっと眺めた。 ) [Fri 27 Jan 2006 23:44:18]
◆勘九朗 > (きっと、彼女を赦すしかできなくて、追い詰めてしまったのが私の弱さ。だからこれは彼女の罪であって、そして私への罰。) ん… ありがと。嬉しい。 ――ん。(震える彼女がもう、凍えないように、包み込んだ袖の内、包み込んだ胸の内 ――歪な願いが、彼女を歪めたような気がして。 渇いた彼女の唇を、舌先でそっと湿らせた。) …うん、解った。 それじゃ、待ってる。 カノンちゃんの隣で、ずっと。 待ってるから。 (冷たい指先で冷たい頬を撫で、彼女の熱を取り戻しながら、そして漸く――― アタシは、笑えた。) [Fri 27 Jan 2006 23:39:20]
◆カノン > ( もっと強ければ、こんな風に、絡まったりしなかったのだろうか。 もっと、強ければ。 背負ったものを重みではなく、いままでの自分なのだと考えられるぐらいに強ければ。 ) うちも………カンちゃんが、必要。 ………嫌なんて……言わん……。 ( 凍えた声。 カノンはきっと、カンちゃんが望むのならば、なんだってするだろう。 でもカンちゃんが嫌なことだけはできない。 自分を、押しつぶしているのは、結局、自分なのに、それに気が付いていない。 口付けは………酷く、乾燥していた。 かさかさと、かさかさと。 ) ………………………多分………一生、赦せへん…………………でも………いつ、ッか……認められる……日が、来る……ッ…から……ッ ( 待っていてください。 自分の罪を罰するだけでなく、認められるように、大人になっていくように、なるまで。 ) [Fri 27 Jan 2006 23:29:07]
◆勘九朗 > (彼女は、自分を責めている。 ―――結局私が何を言っても、どう抗っても、彼女が自ら背負ったものを下ろしてくれることは無いのかもしれない。 …それでも、彼女がどれほど喘ぎ苦しみ心を擦り減らしたとしても、彼女である彼女が必要だから、そう、乞い願った。 …それは、たぶん自分のための願いで、 ――醜悪なのは、結局どちらだったのだろう。) …アタシには、カノンちゃんが必要。 だから、喩えカノンちゃんが嫌だっていっても、そのためにだったら何だってする。 (漸く、許しを得た従属者のように烏が両の羽を広げ、小さな紅を掬い上げた。 冬の夜は冷たく、凍えた頬を擦り寄せて、深く深く吐いた息が白く、彼女の首筋越しに流れて行くのが目の端に眩しく。) ………それで、カノンちゃんが赦してくれるのなら。(貴女の罪を。 私の罪を。) ――――――。 (暫く振りに重ねた冷え切った唇は、どうしてか、とても ――苦かった。) [Fri 27 Jan 2006 23:17:19]
◆カノン > ( 嗚呼―――なんて、醜いんだろう。 彼の言葉を聞きながら、カノンはそう思う。 なんて自分は醜いのだろう。 何一つ彼に与えられず、彼を巻き添えにその意味を、存在を覆してしまうだけの、醜い犬っころ。 ………自慰的な、自罰、自嘲。 逃避したいほどに彼の言葉は、正しい。 少なくとも正しいと思ってしまう。 きっと自分はそうして罪にまみれた骸になる……ある意味で、それは理想的。 けれど、嗚呼嗚呼嗚呼、彼はこんな自分を喪いたくないのだという。 あっちを立てれば、こっちが立たない。 ) …………………………きッ、きたない……ッ ( 吐き気を抑えて、カノンは、言葉を搾り出した。 ) ……う、うち、はっ……こんな、こんなに、きたない……ッ…………………からっ……罰さないで……壊さないで……なら…ッ…………きッ、きれいにッ、して……ッ…………………、ね…? ( 真ッ白に、この紅が真ッ白になるぐらい、綺麗にしてください。 綺麗にするのがもう無理なほど汚いならば、他の全てがいらないくらい、あなた以外全て捨ててしまえるように、染め上げてしまって。 ) [Fri 27 Jan 2006 22:58:12]
◆勘九朗 > (言葉の一つ、音の一つが彼女の体躯に纏わり付き、引き摺り込むように沈めて行く。ゆるやかな水底の深く圧し壊れる泡のように崩れ落ちた愛しく脆い彼女を見下ろして、広げた腕で我が胸を抱く。) ―――私の愛し方は、あなたを呪う。 ―――あなたの求める癒しは、私を覆す。 …似ているようで、そこには致命的な違いがあって、 私たちはすれ違っている。 (悲しそうに呟く声は、誰に届ける積もりも無く。ただ確かめるように吐き出して、冷たい空に投げ遣った。) ……私はね、思うの。 私の赦しが麻薬だとすれば、貴女への罰もまた麻薬。 ひとたび貴女を罰すれば、あなたの罪を贖うために、加速度的に罰さなくてはならなくなる。 ―――貴女が走れないよう、貴女の脚を壊す。 貴女が縊れないよう、貴女の腕を壊す。 貴女が呪わないよう、貴女の舌を壊す。 …そして、いつか、償いきれない罪だけを抱えた、貴女の残骸が残る。 ―――私の考え過ぎだと、 そう思う? (私の呪いは彼女を緩やかに蝕んで、磨り減らして、押し潰して行く。彼女の贖罪は彼女を寸刻みに切り取って、裁断し、撒き散らして行く。 道行は二つ、行く先は同じ。 そんな未来を幻視して、) ―――私に貴女を壊せというのは、貴女に私を殺せというのと同じだわ。 …私が貴女を愛しても、私が貴女を罰しても、貴女が罪を抱える限り、貴女は何れ、潰えるでしょう。 ――――ねえ、教えて。 私が貴女を喪わないためには、 私は、 どうすればいいの?(項垂れた視線は黒く濁った地を見つめ、震える彼女に触れることさえ、できずに) [Fri 27 Jan 2006 22:39:45]
◆カノン > ( まるでそれは、呪いの言葉のようだった。 言葉のひとつひとつが、真綿のように首を絞め、ぬるま湯のように喉を塞ぐ。 緩やかに押しつぶしながら、でも、決定的なその一撃を、くれない。 自分を許すことなんて、カノンにはとてもできない。 贖罪が必要だった。 罰して欲しかった。 しかしそれは叶えられない。 自分で罰することも、彼の言葉に縛られて、彼の言葉に従う自分に縛られて。 ――人生というのは、縛られていくことなのか。 だったら―――それはまるで苦しむために生まれてきたみたいだ。 ) ………………あ、ぁ………ああ。 ( ほんの少しの力が、自分の体を押し、そして離れていく。 呆然としたカノンの体は、自分を支えることができずに、へたりこんだ。 罪を壊してくれると彼は言うけれど、できれば罪よりもその重みに耐えかねた自分を壊して欲しい。 ――でもそれは許されない。 我慢できないけれど、でも、彼を殺すことなんて、それこそ無理だ。 誰かを十人殺して、隣人を百人殺して、兄弟を千人殺したとしても、彼を殺すなんて、無理だ。 ) ………あ……ぁあ…………ぁ………。 ( 真綿で、押しつぶされる感触がした。 密室に閉じ込められた気分だ。 カノンは何もいえない。 何もいえない。 かちかち小刻みに震えることしか。 ) [Fri 27 Jan 2006 22:18:48]
◆勘九朗 > (それは、壊されることを望んだ 誰も赦さず、誰にも赦されず、ただ只管に自ら削れて 壊れて無くなる前に、壊されることを望んだ) ―――私は、それを認めない。(それでも私はそう答えた 救うだなんて傲慢も、壊すだなんて理不尽も、私は決して答えない ただ私に出来ることは彼女を赦して、赦して、赦し続けて、) ――――カノンちゃんは、どうしたら、カノンちゃんを赦してくれるのかしらね。( たとえあなたの望みを叶えたとしても、あなたの渇きは癒されないだろう。 たとえあなたの望みを叶えたとしても、あなたの罪は赦されないだろう。 何故なら、あなたの罪は、あなたが積み重ね続けているものだから。 ) …私は、カノンちゃんを罰さない。壊さない。 ただ、赦す。 けれど、あなたがあなたを罰することを、認めない。 ―――だから、私が壊すのならば、 あなたの罪を壊しましょう。 (抱きしめた、腕。 突き放すようにとん、と離して、一歩引く。 夜の暗さに溶け消えるような薄墨の袖を、烏のように大きく拡げて、裂けた三日月がにこりと笑った) ―――我慢ができないのなら、 まず、 私を殺しなさい。 私が、止めてあげるから。 [Fri 27 Jan 2006 21:57:58]
お知らせ > カノンさんが来ました。 [Fri 27 Jan 2006 21:23:29]
お知らせ > 勘九朗さんが来ました。 『 ――――― 』 [Fri 27 Jan 2006 20:56:38]
お知らせ > セオドア@とある家さんが退室されました。 『(二つ一緒に食い千切る。)』 [Fri 27 Jan 2006 20:04:43]
◆セオドア@とある家 > (程無くして、しゃがれた悲鳴と転ぶような物音。 そして、死んだように静かになった。 …否、湿った音が聞こえる。 相手が死んだかどうか分からずに、何度も刺し貫く音だ。)…お、アイツぁいい男になるぜ。 あと十年もすりゃ、魂にいい味が出るかもなぁ…(後が無くなった事を悟った少年には、何の余裕も無くなった。 水を背にして、力を出す。 荒んで行く彼の心を思っては、悪魔は涎が溢れそうになるのを感じた。)さって、俺の晩飯と行くかぁ。(夫婦の魂を両手に掴み。) [Fri 27 Jan 2006 20:04:09]
◆セオドア@とある家 > (ぬる。ナイフ落とした。拾い上げ。)住めばいい。 そうしろよ。(剣を置くとにこりと笑んで、呆然とする少年の手に握らせてやった。)ホレ立て! ホレ行け! 狙うんなら顔だぜ、顔!(ぐいと少年の服を引っ張り、椅子から立たせてやるのだ。 どんと押すと、蹴破られたドアから出て行く小さな背中。) [Fri 27 Jan 2006 19:56:52]
◆セオドア@とある家 > やっぱこれからの男はよ、強くなくっちゃぁなぁ。 お前のダメオヤジと違って。(指で摘んでヒョイと死体の手から抜き取るナイフ。 手首をまず切り裂いたせいで、随分血みどろだ。)隣にアレだ、ジジイとババァが住んでるだろ。 お前家無くなっちまったんなら、ソイツ等ぶっ殺して [Fri 27 Jan 2006 19:54:06]
◆セオドア@とある家 > (そ、背中を曲げて、彼の小さな耳に薄めの唇を寄せる。)誰もお前を助けない。 誰もお前を助けない。 誰もお前を助けない…(にち。 唾の水音鳴らして笑んで、背筋を伸ばして彼を見下ろす。) [Fri 27 Jan 2006 19:50:44]
◆セオドア@とある家 > (歯型の付いたパンを差し出した。)お前、喰う?(テーブルの一辺に座る、子供に。 少年は口を開いて、死んだような眼でこちらを見るのだ。 絶望も喪失感も感じられない眼だが、これはこれでそそる物がある。 ポイとパンを捨てると、彼の両親の血で濡れる手で彼の頭を撫でてやる。)よーしよしよし。 遠慮すんなぁ? 今日から俺が此処の家主なんだから。 あ、お前は出て行かせるからな。 言っとくけど。(がしがし。) [Fri 27 Jan 2006 19:47:06]
◆セオドア@とある家 > (暗黒街のとある路地、道に面したとある家。 悪魔に眼を付けられた事が不幸だったのだ…とは、被害者は考えはしないのだろう。 何故なら、既に考えられないからだ。 三太刀で殺害した夫婦の死体の間を歩き、夕食のテーブルの上、パンを徐に齧る。)あ、コレも不味ぃ。 ひでーモン喰ってやがる。(眉寄せて、パン屑を吹いた。 血溜まりに落ちて、花のように真っ赤に染まる。) [Fri 27 Jan 2006 19:42:20]
◆セオドア@とある家 > うえ、不味ぃ。 吸血鬼の連中、なんでこんなモンを飲みたがるんのかね。 馬鹿だからか。(顔顰めつつ舐めた物への文句を垂れて、袖で汚れた頬を拭った。 コツリ、コツリと家の中へと歩を進める。 ボボ、テーブルの上で燃える炎が、男の醜い笑みに影を刻む。) [Fri 27 Jan 2006 19:38:15]
お知らせ > セオドア@とある家さんが入室されました。 『(べろ、頬の血を舐めた。)』 [Fri 27 Jan 2006 19:35:02]
お知らせ > 十示@居住区さんが退室されました。 『(後に続いて歩き出す。好奇の視線にさらされながら。)』 [Tue 24 Jan 2006 20:34:41]
◆十示@居住区 > …兎も角。 (『幽霊の正体見たり枯れ尾花』、と言う。 相手が何物であるのか、きっちりリサーチをするまでは、挑むのは自殺行為と云える。) …目撃した者に会わせて貰えないか? 話が聞きたい。 (男は頷いて、『では、順繰りに廻っていきましょう。こちらへ─』 先導して、歩き出した) [Tue 24 Jan 2006 20:33:09]
◆十示@居住区 > (『そ、そういえば先だって、井戸を掘っていたら、妙な古い壺を掘り出したとか─』) …そっちか。 (『な、何か…?』) いや、なんでも。此方の話。 [Tue 24 Jan 2006 20:24:53]
◆十示@居住区 > (『へぇ、左様で御座います。』 此方へ依頼してきたのは、住人の中でも割と成功している、万屋を営む者だとか。 俺の隣に立つのは、その使用人。 付近住人に泣きつかれて腰を上げたのだとか。 無視して反感を買えば、それは商売に関わる問題だ。 看過する事は出来なかったのだろう。) 祠を壊したり、祀ってある何かを勝手に動かしたりはしていないだろうか…? (先ず、普通に考えられるのはそういった崇りの類。 その場合、祓う事は可能だが、改めてミコミコの禰宜を呼んで、祀ってもらったほうが良い。) [Tue 24 Jan 2006 20:15:02]
◆十示@居住区 > それで─ (場所は居住区。とある一角。アマウラ系の住人の多く住まう処──) …化け物が出る、と? [Tue 24 Jan 2006 20:07:48]
お知らせ > 十示@居住区さんが入室されました。 『─退魔行─』 [Tue 24 Jan 2006 20:06:16]
お知らせ > 園内一花@神社さんが帰りました。 『( ―――まずは、暖かいお茶を煎れて )』 [Mon 23 Jan 2006 04:01:46]
◆園内一花@神社 > ( むしろバレてしまっても大丈夫。 それがヴェイトス市民キャパシティー…? 勿論足音をさせずに走っていれば歓心してしまうし、隠すに越した事は無いとっ…! いらない事書いてしまいましたが世を忍ぶ仮の姿を応援しています、と電波ー ) 〜うん、そうして下さい… ( …優しい、けれど… 気を遣い過ぎる人なのかもしれないと、ふと思って、にっこり微笑み。 …『かわいらしい』には、少し顔を赤らめた… ) …な… そんな。 どうしていきなり… ( 困り顔に困惑の色を濃くして、笑う。 ………で。 提案した名乗り方と、早速実戦されるそれには、あははと可笑しそうな笑いを ) 〜あーぁ、言う前に聞いておくんでした。 …私も、何度か野宿した事はありますけど… 長くなると、大変そう… ( むしろたまにだから大変なのかもしれないけれど… それは分からない。 …『家庭の事情』と言われれば、それ以上は突っ込まなかった… ) [Mon 23 Jan 2006 04:00:43]
お知らせ > エシェラ・クラクハインドさんが帰りました。 『そうして片づけが終るまで待ち―――階段を降りて少しあるいて、別れた。』 [Mon 23 Jan 2006 03:49:45]
◆エシェラ・クラクハインド > (正直、自分はこの街で生きていけるのか不安になった。いらんこと言ってばれそうになるわ、どれぐらい自分の技を隠匿した方がいいのか・・・・とか)あら、それはそれは・・・では、お言葉に甘えると致しましょう・・・・失礼します(当然の事ながら、何も言われずに靴を脱いで一緒に和室へと。・・・・・・かわいらしい、ともいえますね。一花さん(くすっ、と笑みを向けた。よく解っていない様子も、また愛しい)・・・・・・・全くです、ね・・・・・・(その際たる者が師だ。実は名前を知らない。「意味も無く、必要も無い」とついぞ聞くことは出来なかった。しかし師は師であり、名前は無くとも2人のつながりはあった。難しいものだ)・・・・なるほど。それもいいかもしれませんね。人を選びますけど(悪く無い案だと思った。状況は限られるが、あながち世迷いごとでもない。採用させてもらう)んー・・・・・・ええと、早速ですけど――――「内緒」で。まあ、その、家庭の事情もあって・・・ええ(早速使ってみた。そして断片的な「真実」をまぶして返答。こんなときは、自分の業が恨めしい) [Mon 23 Jan 2006 03:46:42]
◆園内一花@神社 > ( 二転三転させてしまうのはきっとお返事の仕方故… ごめんなさいと平たくなる気配。 ―――〜ただその走り方を見たのなら、それが野伏せりにとって有効な歩き方なのだろうと考えてしまうと思う。 そもそも忍者の歩き方も野伏せりの歩き方も、ろくに見た事が無いのだから。 多少怪しくても大丈夫 ) 〜いえいえ、そんな。 だめですよ。 片付けるのは私の仕事ですし…お茶は、心配をおかけしたお詫びとでも… ( 術者にとって祭祀場の後片付けは、楽を出来ればいいというものではない… というのが先生の教えだとか何とか。 やはりヒラヒラ手を振って、一緒に社務所の中へと。 ……人気の無い薄暗い室内で、灯りを点して…… 囲炉裏のある和室へエシュラを招いて、火を入れる ) ………うん…? ( 『魅力』には、やはり困ったような反応。 分かるような、分からないような… その辺りの感覚は、まだまだ未熟で ) …何をもって、『本当の名前』とするのでしょうね…。 …そのものを指して呼ぶ時に、誰かと誰かの間で通じるものならば、全て『本当の名前』だと思えてしまうのですけど… ( 術者もまた、真の名は名乗らないものだというけれど… 首を傾げて。 いきなりキスなんかされたら、それなりに大騒ぎしてしまうに違いない ) 〜ん―――… そうですね… いっそ、『ナイショ』とか…? ( ミステリアスで面白いかも、という意識だけれど…逆に関心を集めてしまうのはいかがなものか。 …笑いにすっかり誤魔化されて追求しないものの… 少なくとも自分にとっては、このエシュラさんと野宿はイメージが遠い ) …山で暮らす…って… ええと… 何をしているのですか? ( 愚問だと思うけど、上手い聞き方が思いつかなかった。 …だから、山で暮らしているのだろうけれど… それならそれで、何か目的があっての事だろうと思うから。 …街での暮らしが合わないとか、修行とか… 絵を描く、詩を詠む、土をこねるなんていうのもあるだろうし ) [Mon 23 Jan 2006 03:34:06]
◆エシェラ・クラクハインド > ・・・・・・・えと・・・・・・ちょっと、流石に眠く鳴っちゃって・・・(帰る事を改めて提案。トレーニングを取りやめにしたのは、一番は人に見られたく無いからだ。特徴的な歩き方で行うが故に)・・・・・あ、宜しいのですか?アマウラの作法はわかりますから、お片づけもお手伝いします。お茶の恩はそれでお返しということでどうでしょう?(帰ろうといったり、やめたり。言うことが二転三転するが致し方ない。と、自分を納得させて、「では参りましょうか」と社務所へと向かおうとするでしょう)・・・少々失礼ではありますけど、弱りの賽に現れる隙・・・とでも言うべき瞬間には、変わった魅力を感じますので・・・・・・ああ、そうですね。あと、悪魔は本当の名前を知られると逆らえなくなるといいますからね・・・(本当は抱き付いて、頬にキスの一つでもしたいのだけど、そういうのを無条件で喜べるタイプでは無いだろうなと判断してやめた。そして名前。あまり考えたことも無いけれど、もしかしたら自分の名前にも意味があるのかもしれない。しかし、それを問う機会はおそらく無い〕・・・・・・・・そう、ですね(ぴしっ、と音が聞こえるかと思うほど、あっというまに顔が強張る。迂闊だった。あれではいかにも「〜ということにしてあります」と宣伝しているようなものではないか)・・・・・その事実は帰られませんけど、な、なにか私のイメージにあう言い方ってないかなぁ・・・?と思いまして。あh、あはは(そしてごまかしに入る。相手が笑ったのにこれ幸いとのってこちらも笑う。笑いは場をごまかすには最適だ。そろそろ、顔のこわばりも取れていると思いたい) [Mon 23 Jan 2006 03:12:35]
◆園内一花@神社 > ………うん? ( どうしましょうって何がだろうと、つい首を傾げてしまう。 そう言えば寒いし、階段でなんてパッとしないけど… トレーニングに来たところだと思っているから ) 〜訓練に、来たのでしょう? 良いのですか? ( 自分の事を気遣ってくれているのだろうかと思い当たって、『大丈夫』と手をヒラヒラさせて微苦笑を零した。 …せっかくだけれど、まだ帰れない。 祭壇の片付けや、お堂を使わせて貰ったお礼に掃除とか、する事があって――― でも、『立ち話もなん』と言う事は、まだ話したい事があるのかと… ふむ? 考える暫しの間 ) ―――それなら、社務所でお茶でも…? お茶請けもお出しできませんけど… ( あまり勝手は出来ないけど、お茶くらいなら大丈夫だろう… 本道の脇に細長く佇む建物を指して ) ……あら…弱って見えますか、やっぱり…… ( 続いた彼女の言葉に、気を入れないと。と苦笑を零す… 彼女の性趣向は知らない。 好感を持っていると言えば、こちらもだけれど ) …うん…でも、そうだと思いますよ? 術者なんかになると、名前を大切にしなければならない術式もあるみたいですけど… ( 親には怒られてしまいそうだけれど… あだ名とか、ちょっとくらい変える事はいくらでもある。 釣られる様にくすくす笑い――― 野伏せりと言われても引っ掛からなかったけれど、『どうしよう』の言葉には引っ掛かりを覚える ) ―――? どうし、よう…って… 野伏せり、なのでしょう? …野党の事を指すこともありますし、ちょっとどきりとする名前だとも思いますけど… そんな、隠す事もないのではありません? …旅人…で、良いのでしょうか? 山暮らし、とか? …でも、どちらにしても… エシュラさんがそういう人だっていうのは、意外だと思いますよ? ( 山で暮らすだけで、旅人とは違う。 隠者と言うには若く、人当たりも…少しぎこちない気がしないではないものの、良い。 はてさて、と首を傾げて… けれども、同種の意味を指す言葉であれば結局驚かれてしまうだろうと、可笑しそうに笑った ) [Mon 23 Jan 2006 03:00:08]
◆エシェラ・クラクハインド > ・・・・少しならば、大丈夫そうですね・・・・・・ええと、とりあえず立ち話もなんですから――――どうしましょう(楽しく立ち話をするには、少々ロケーションがよろしくない。寒いし。とりあえず移動しようと持ちかけたが――――相手の状況も和歌r無いので、とりあえずたずねるだけに終った。お勧めは、とりあえず2人で帰宅がら話すことか)・・・・・・ちょっと、弱ってるその様子が私の心を・・・・・いえ何でもありません(こほん。艶やかな、動きに合わせて揺れる髪が美しく、それを持つ彼女はきれいだと思った。ちょっと欲望が口から零れかけていたので緊急停止)名前なんて、突き詰めれば只の「呼び名」ですものね。なんていったら、親に怒られてしまいますわね(くすくす。まるで井戸端会議。真面目不真面目、隣り合わせ)・・・・・なるほど・・・・そういうイメージなんですね。・・・・・どうしよう。何かいい案ないですか?あんまり騒がれたり毎回おろどかれるの、好きではありませんから [Mon 23 Jan 2006 02:43:19]
◆園内一花@神社 > 〜あぁ、いえ、謝らないで… そうですね、少し? ( 心配性。 そして、優しい人なのだと思う。 やはり笑って、肩を竦めて… 名を聞いて赤くなるという反応には、なんだろうと目を瞬いた ) ―――え。 ……いいせん…ぅん……? ( 『いいセン』 それがどういう意味か分からなかったから、多分褒められたのだとは思うけど… 今度はこちらが顔を赤らめて、首を傾げて困り顔になる番で。 曖昧に返す ) ―――ですよね。 …きっと、どんな名前だって根っこは同じ… ( 子供に幸多かれと願わぬ親はないと、そう思うから。 …残念ながらそれは幻想という事も意識せず…ありふれていて、けれどそれ以外には存在し得ない名付けの意味に頷いた ) ―――ん? …いえ、『野党』と言うわけではないでしょう? それなら、別に。 〜でも、失礼ですけど、エシュラさんが野伏せりと名乗れば…驚く人も多くありません…? …あまり、そんな風には見えないものですから… ( 野伏せりと言うと、もっとこう…体付きなんか熊みたいにがっしりしてて、浅黒い肌に鬼みたいな顔で、衣服は全部毛皮製みたいなイメージがある。 …内心の動揺なんて露知らず、『おかしくはないですけど』なんて、落ち着かせるように微笑みながら… ) [Mon 23 Jan 2006 02:30:51]
◆エシェラ・クラクハインド > すみません。でも、つい・・・心配性なんですかね。私(くすくす。微かな笑いと共に述べれば、重くならない心配を届けることが出来る棒はず)・・・・あ、ええと、そのー・・・つい(ちょっと顔を紅くして、軽く俯いたり。むう)一輪の、花・・・・・・いいセン行ってると思います。はい(微かに微笑を浮かべて、こく、と頷いた。花と言っても色々な花がある。世間と現実の厳しさを知る者は、顔にどこか凛々しさが出るものだ。少なくとも自分はそう思う。実家にいた頃「付き合い」であう親戚連中の顔が、師に比べていかにだらけていたかがそれを教えれくれた)・・・私の名前は・・・・・・・・・とくに、ない・・・と、思います(名前に込めるは幸せな願い。叶わなくとも、せめてそれぐらいは――――そんな、雛鳥の囀のような言葉を、私は何処で知ったのだろう?しかし、私の名前に込められたのは、一花のような意味では無く、漠然とした前述の「希望」だけだと思う。だから、率直に述べた)多分・・・ありふれた「幸せになって欲しい」だと、思いますよ。・・・・・・あの、何か・・・おかしいですか?人にあまり言えないようなことでしょうか・・・?(驚いた一花の反応を見て、実は内心穏やかでない。忍者にとって素性が知れたり波風を立てるのは下の下。皆が驚くようなようでは、他の何かといわねばなるまい。そんな事を内心考えつつも――――あわあわしたのは、演技ではなかったり) [Mon 23 Jan 2006 02:17:48]
◆園内一花@神社 > ―――へ? ぁ、いえ…どうも… ( 差し出されそうになった手にキョトンとして、また笑みを零した。 …そんなに消耗しているように見えるのだろうかと、ふと自分の頬に手を当てて… 今はしっかりと立っている。 …続く言葉には、思わずふっと吹きだすように。 その優しげな雰囲気だけで十分だけれど、明るくなったろう ) 〜『皆の衆』は、いらないんじゃないかな? ―――ぁ、そうか、分かるんですね… 冗談みたいな名前ですけど… ( 言い訳にもなる名前。 口にはしないけど、はにかむような困り顔で肩を竦めて――― ) …一輪の花、で イツカ です。 ( 無難に、平凡に、しっかりと地に足着けて生きて欲しいと願って付けられた名前だと思ってる… そしてそれは、きっと名前負けだ。 …ホワイティアの人とこんな話をする事を、新鮮に思いながら… ホワイティアのネーミングをよく分かっていない事を、恥ずかしくも思った ) …エシュラさんのお名前は、何かを指しているのです? ―――って、の…野伏せりっ…? ( その自己紹介には、一瞬どきっとする。 …野党ばかりではなく、山伏のような人の事を指すこともあるとは知っていたけれど――― 一見可憐と言っても良さそうな少女のイメージとは、どちらにしてもあまり合わないものがあって ) [Mon 23 Jan 2006 02:03:43]
◆エシェラ・クラクハインド > あ、大丈夫ですか?階段、転ぶと危ないですから・・・(思わず、肩を貸しそうになる。しかし、予想以上にしっかりとしていた彼女の足取りを見て、その手を引いて)そうですか。では、公用語で・・・”宜しいかな?皆の週”?(わざと声色を変えて、おどけながらのアマウラ言葉。くらいよるでも、あかるくなあれ)ソノウチ・イツカ・・・・いつの日か、大願を果たしそうなお名前ですね。ソノウチは、園の内として・・・イツカはどんな字を?(トキノミヤコの文化では、人の名前は文字自体も意味を持つ。その字もあっていて、初めてきちんとした「その人の名前に鳴る」。三年前、初めて園文化に触れたときは、まるで御伽噺に出てくる魔族の呪文のように見えたものだ。なんて、過去が一瞬だけ頭をよぎった)・・・・・・神降ろし・・・ああ、はい。解ります。私、野伏せりなんです。此処にきたのも、ほら、野伏せりは平坦な道ばかりじゃ駄目じゃないですか。だから、ちょっと足の訓練を。その一環で、ちょっとアマウラのことも・・・だから、神降しが大体どんなものかは解ります。その、難しさも(師はそれすらも会得していたようだが、ついぞ私の前でそれを見せる事はなかった。だから、大体のことしか知らない。でも、難しいということは――――よく、わかった) [Mon 23 Jan 2006 01:47:33]
◆園内一花@神社 > ( 少女を見上げるようにして… 見上げた彼女はスカートで… ややあって、まごつくように若干虚脱感の残る足で立ち上がり、ホワイティア然とした容姿から発せられたトキノミヤコ語に、驚いたように目を瞬く ) ―――ぁ、ううん。 公用語で大丈夫ですよ。 『ありがとうございます』。 ( 最後だけ懐かしい母国語で、あとは公用語。 もう、慣れたものだった。 お辞儀を返すと揺れるのは、対照的な黒の馬の尻尾 ) …? ソノウチ イツカといいます。 …巫女と言うわけではないのですけど… 神降ろし、で分かります? 式神を呼ぼうとして、失敗してしまって…。 ( 丁寧な少女には、自分も崩すのが苦手なタチだから、親しみ易いものを覚える…。 隠す必要も無いことを、バツ悪そうに言えば…『エシュラさんは、どうして?』と首を傾げよう ) [Mon 23 Jan 2006 01:35:54]
◆エシェラ・クラクハインド > ・・・ああ、よかった・・・ええと、アマウラの言葉の方が良いでしょうか?”善哉、善哉”(心配していた巫女装束の女性は、とりあえず疲れただけのようなので一安心。そしてもしかしたらヴェイドスの公用語が苦手かもしれないので、アマウラの言葉でも語りかけてみた。首を傾げれば、髪がさらさらと零れ落ちて流れた。ちょっとスカートには辛いロケーションだ(色々な意味で)・・・・・・あ、申し訳ありません。名乗るのが遅れてしまいました。私はエシェラ。エシェラ・クラクハインドと申します(自己紹介を始めて、深々とお辞儀をひとつ。言葉遣いが妙に丁寧なのは、実家にいたころの名残)ところで・・・何をしていらっしゃったのですか?あ、勿論仰りたくないのでしたら、お聞きしませんけど [Mon 23 Jan 2006 01:24:21]
◆園内一花@神社 > ( …やがてお堂の中は常態に戻る… ほんの僅かな時間だけれど結界の外へ漏れたそれに誘われた小鬼や精霊が、目標を見失って再び陰の中へと戻る… ) ………。 ( ある程度見慣れて来たそんな様を見送っていれば… 心配そうにかけられる声 ) ―――え? …ぁ、いえ、何でもありm―――って乱暴なんてされてません、ちょっと疲れただけで… ( 安心させるように微笑んだ矢先、跳んで来たのはちょっと突飛な発想。 宗教施設でその宗教の装束を着た者を襲うようなバチ当りは、そうそう居ないと思いたいけれど… とにかく、何よりまず否定しておかないと話がややこしくなる気配は察して。 わたわた手を振り苦笑を零す。 …微妙に困り顔なその表情は、誤魔化しているようにも見えてしまうかもしれないが… ) [Mon 23 Jan 2006 01:17:00]
◆エシェラ・クラクハインド > ・・・・・・・あの、大丈夫ですか?お身体の具合でも・・・?(びっくりした。修練で階段を――――もちろん、普通の昇り方ではない。踵をつけずに10往復ほど。の、最初の――――登っていたら、途中で巫女装束の格好をした人が石段に座り込んでいたから。時間も時間だけど、あんまりにもうなだれているようなので、かなり心配になってしまった) ・・・・・・もしかして、誰かに乱暴・・・され、ました・・・?(ほうっておくと話がどんどん大きくなるかもしれない。ならないかもしれない。ちなみに現実に巫女装束を見たのは初めてだったり) [Mon 23 Jan 2006 01:11:04]
お知らせ > エシェラ・クラクハインドさんが入室されました。 『 あ 』 [Mon 23 Jan 2006 01:07:18]
◆園内一花@神社 > ( …人よりもこの世ならざるものの影響を受け易い身体は、自分で招いた環境に悲鳴を上げて… その苦痛は、夢から醒める様な感覚を思わせた――― ) ………。 ( 楽しかった昨日… 夢のような時間は、夢のように終わってしまって。 …自分の日常が、平穏無事なそれよりも疲労や苦痛や、汚れに満ちている事を思い知る。 …好きで選んだ道… 得難い楽しみも確かにある道だけれど… 本当に『仕方の無い人』だと苦笑も漏れた ) [Mon 23 Jan 2006 00:54:10]
◆園内一花@神社 > ( 儀式そのものが、間違っていた。 …厳密に言えば間違いも何も無く、『真実』すら術者の数だけあるとも言えるのだけれど… とりあえず、教えられた事とは違う。 …最前までそこに満ちて気は…人が崇める『神様』の好む清浄なそれではなく…より自然の力場に近い霊気…あるいは魔力…世界に溢れた情報の断片を実体化する、根本的な力だった。 …それは、陰陽問わずにこの世ならざるものを活性化させる… ) ………。 ( 誘われて人に害を為す者が現れてもおかしくない状況で、失敗したのは幸運と言えるかもしれないけれど。 …今回が術者見習いの初挑戦であれば、上手くいかなくて当然という思いと一緒に、上手くはいかないものだという落胆も混ざる――― ) [Mon 23 Jan 2006 00:43:18]
◆園内一花@神社 > ( 座っていただけなのに跳ね上がった嫌な鼓動と、肌がひりつきそうなくらい寒いのに噴出した嫌な汗に…気持ち悪そうに首を振って… 胸を手で押さえた ) ……ぁー…ッふ…… ( じんじんと痺れる頭に、感覚の遠い手を置いて。 開かれたままのお堂の扉… 不可視の波と、流れ出すなり霧散する霜の収まりつつあるその先には、ごく小規模な祭壇が設けられている。 …見る者が見れば式神使役の為の壇と分かるそれは… つまり、『神たん神たんお出で下さい』な状況であったのを物語るけれど… それで来て貰うには、能力や特に人格?が足りなかったと言う話し。 何より――― ) [Mon 23 Jan 2006 00:32:22]
◆園内一花@神社 > ( 巫女装束のポニーテールが、おぼつかない足取りで出て来る。 …結界を張られた内側に満ちていた濃密な霊気と、冬になお煙る霜とに背中を押されるように…数歩足を前へ踏み出して… ) ―――ッは……ハっ…… ( へたり、と三段ほどの階段の上に座り込む ) [Mon 23 Jan 2006 00:19:15]
お知らせ > 園内一花@神社さんが来ました。 『( お堂の扉を開いて――― )』 [Mon 23 Jan 2006 00:11:55]
お知らせ > ジャスティス@暗黒街教会さんが退室されました。 『さぁ、寝よう』 [Thu 19 Jan 2006 23:52:45]
◆ジャスティス@暗黒街教会 > ……まぁ、なんにしても、手がこのままじゃあ何も出来ない、か。 (相手を牽制できる程度の力がない限り、話し合いのテーブルにつくなんて無謀だろう、そう考えをまとめれば、あくびを殺して、体を伸ばす) [Thu 19 Jan 2006 23:52:40]
◆ジャスティス@暗黒街教会 > それにしても……。 (どうしたものか、彼、勘九朗のことは。聞けばヴァイオレートと共に大聖堂に襲撃をかけた人物というではないか) ……そのあたり、今度で合うことがあったら問い詰めてみようかしらね。 (その内容で、自警団に協力するかどうか決めよう。一応命の恩人ではある、しかし場合によってはその場で……) [Thu 19 Jan 2006 23:36:33]
◆ジャスティス@暗黒街教会 > (これが終わったら、暗黒街で出会った通り魔の似顔絵を書こう。そして張り紙をして情報提供を募ろう。自分の技術力を考慮に入れない無謀な計画を立て、掃除のペースをあげていく) お金があったら、大量に擦れるんだけどなぁ……出来たら、花売りの人たちにも気をつけるように言って……。 (まぁ彼女達だって生活のためだからそう簡単にはいかないだろうけど) [Thu 19 Jan 2006 23:21:45]
◆ジャスティス@暗黒街教会 > …… (一瞬頭の中に浮かび上がった件の菓子折りの中身についての予想を慌てて振り払う) ああっ……私には関係ない私には関係ない。 (艶子さんに、剣と一緒に上げたのだ、もはや何のかかわりも無い) やっぱり拭き掃除もすることにして、長椅子をざっと吹き上げていく) 今日は特に寒いわねぇ。 [Thu 19 Jan 2006 23:11:04]
◆ジャスティス@暗黒街教会 > (わっさわっさと掃き掃除。決して参拝者が多いわけではないが、それでも毎日掃除しないとすぐに汚れてしまう) ……拭き掃除はあしたでいいかな……。 (うむむ、と唸りながらそんなことを呟いて。唸ったのも、顔をしかめているのも別に掃除に夢中になっているからではないのだけれども。) 教えてあげる……っていわれても。 (どうすればいいのよ、相手の居場所もわからないのに。先日の勘九朗とのやり取りを思い出しながら、首をかしげる) [Thu 19 Jan 2006 23:01:43]
お知らせ > ジャスティス@暗黒街教会さんが入室されました。 『人気の無くなった礼拝堂で』 [Thu 19 Jan 2006 22:58:41]
お知らせ > アクアク@暗黒街路地さんが帰りました。 [Thu 19 Jan 2006 03:14:58]
◆アクアク@暗黒街路地 > (誰かが金に換えてしまう前に、餌として腹に突っ込む為に。) (ひた、ひた、と蜘蛛のように四肢を動かして。) [Thu 19 Jan 2006 03:14:56]
◆アクアク@暗黒街路地 > (かと云って、活きの良い小物が一人でとぼとぼと暗黒街を行くだろうか。神に背を向けるいきものに、そンな恵みはありはせぬ。) ヴルル ル゛…。 (暗い暗い路地の影を伝い、仕方なく、慣れた死体の臭いを捜した。) [Thu 19 Jan 2006 03:10:38]
◆アクアク@暗黒街路地 > (沢山の音からは離れ行くように。…賑やかなところはいけない、と猫が云う。それに従うだけだ。) (餌は、大勢から逸れたものを捕まえなければならない。) [Thu 19 Jan 2006 03:07:36]
◆アクアク@暗黒街路地 > (ちかちかと音が爆ぜ、匂いが風を作る。 ――くふン、と鼻を鳴らした。) (低く唸る声は空腹より。ぐるぐると路地を進みながら、) (何を餌にしようかと探る。) [Thu 19 Jan 2006 03:06:08]
◆アクアク@暗黒街路地 > (地面の上を這っておれば、) (何やら今宵は眩しい夜だ。) [Thu 19 Jan 2006 03:03:22]
お知らせ > アクアク@暗黒街路地さんが来ました。 [Thu 19 Jan 2006 03:01:31]
お知らせ > ジェダ@塒さんが退室されました。 『(一瞬後には、部屋の中には誰もなし)』 [Tue 17 Jan 2006 00:32:29]
◆ジェダ@塒 > (自然と唇の端が吊り上がり)―――……よし。(言うが早いか、跳ぶが速いか――) [Tue 17 Jan 2006 00:32:09]
◆ジェダ@塒 > (―――……最初の一歩はギシ、と屋根がなった。黄金の瞳を細めて――顔を上げる。月光には温度がない?――誰が言ったのだそんな事。窓枠に手をかけ、夜の吐息を吸い込んだ) ――――良い夜だ。 [Tue 17 Jan 2006 00:27:28]
◆ジェダ@塒 > …………。(まぁ、それでも。数日振りの食事が目の前にあるのは、楽でいい。後で外に出て適当に焚き火の中にでも放り込もう。)………………。(ズルリと毛布を引き摺って立ち上がると、窓の外が丁度見えた) [Tue 17 Jan 2006 00:20:49]
◆ジェダ@塒 > ………。(言葉にはださねども、表情が語る。尻尾が語る、耳が語る)…焼かねば食えぬ。 (時期柄、腐ってはいないだろうが…それでも男の舌は生では食えぬと判断。――いや、それ以上に臭いのだ。日にちのたった肉の匂い。) [Tue 17 Jan 2006 00:15:48]
◆ジェダ@塒 > (だけど)…………。(捌いてから何日か経っているんだろう肉は、どうにもこうにも)―――……。(爪先で肉を弄くり、一口舌の上に乗せる。)―――――………。(血抜きでされている) [Tue 17 Jan 2006 00:11:44]
◆ジェダ@塒 > (毛布の上、胡座をかきつつ尻尾を揺らす獣は、くぁ、と寝起きの欠伸を一つ)――――……。(ええ、今まで寝てました。寝貯めするタイプなんです。久し振りに動かす体がカキコキと鳴いている)―――………。(肉だけが残っているところを見ると、まぁ、食え。と言うことなんだろう) [Tue 17 Jan 2006 00:03:52]
◆ジェダ@塒 > (食料は何でもいい。腹が減っていなければ食わないだけだし、腹が減ったら狩りにいく。――其れが何処であろうと同じ。例え街中でも?)――――……(だから、近くに、捌いてある肉がごろりと転がっているという状況は、なかなかどうして)…………モツが無い。肉だけか。(そんな感想) [Mon 16 Jan 2006 23:58:48]
お知らせ > ジェダ@塒さんが来ました。 『(肉)』 [Mon 16 Jan 2006 23:56:33]
お知らせ > ジャスティス@暗黒街教会さんが退室されました。 [Mon 16 Jan 2006 04:59:53]
◆ジャスティス@暗黒街教会 > (一階に降りると、一息に水を飲み干しため息をつく) はぁぁ…… (汗を流した分はしっかり補給して……) さて…t円 [Mon 16 Jan 2006 04:59:43]
◆ジャスティス@暗黒街教会 > (思い起こしてみれば、まだ二年前の夏場は、一人でこの廃墟に泊まっていたんだなぁ、と思う。あれだ、アノ頃のほうが勇気があったということか) まぁ、恵まれている、って感じかなぁ。 (一時期の賑わいは無いが、一人ではない) 恵まれてるなぁ。 (わずかに焦げが残っている柱を撫でて) [Mon 16 Jan 2006 03:39:19]
◆ジャスティス@暗黒街教会 > (さすがにこの時間は外お喧騒も静まって、自分の足音と廊下の軋む音しか聞こえない。なんだか怖くなって、自分の体を抱きしめてみる。たぶん、今窓を突き破ってヴァンパイアが襲ってきたほうが安心できる。そんな、一人ぼっちの恐怖感) [Mon 16 Jan 2006 03:27:17]
◆ジャスティス@暗黒街教会 > (真夜中に唐突に目が覚めるということがたまにある。頭の重さと、わずかな鈍痛を感じながら、ふらり、と寝台から抜けだして、おぼつかない足取りで一階に向かう) 喉……かわいた。 [Mon 16 Jan 2006 03:21:25]
お知らせ > ジャスティス@暗黒街教会さんが来ました。 『うーん』 [Mon 16 Jan 2006 03:19:56]
お知らせ > 冴乃@街外れさんが帰りました。 『すっくと立ち上がると、向かうのは街中の方角』 [Mon 16 Jan 2006 02:55:14]
◆冴乃@街外れ > (やがて、猫はその動きを止めて。冷たく固まったそれを、一呑みに。ごくんと喉を鳴らして、お腹をぽんぽんと)…あんまり、美味しくなかったな…(不服そうな顔、声。もっと生命力のある、みずみずしいものが食べたい、と思った) [Mon 16 Jan 2006 02:49:07]
◆冴乃@街外れ > (その手に擦り寄ろうとするのも構わず、首元を掴む。その瞬間猫の身体は驚いたように跳ね、すぐにもがき、暴れだす)……♪(爪を立て、牙を剥こうとする猫を、更に両手で捕まえ、持ち上げ、眼前に。少女の表情は、それこそ猫と戯れるようだけれど。ふぅ―と息を、吹きかける) [Mon 16 Jan 2006 02:37:32]
◆冴乃@街外れ > (…目が合った。餓えてるんだろうか。それでヒトに寄ってくるって言うことは、飼われていた経験のある猫だったのかも知れない。そんなことは、知る由も無いけれど。様子を伺うように、猫はまた足元近くまで寄ってくると一声鳴いた。しゃがみ込んで、じぃと観察するように眼を向けることしばし。やおら手を差し出して――) [Mon 16 Jan 2006 02:27:14]
◆冴乃@街外れ > (それに引き換え、街の方は随分明るい。ここに来てから一晩だって、あの灯りが消えたことは無いから不思議。そんなことを考えていたら…背後から小さな鳴き声。振り返る。目線を下ろす。そこには、痩せ細った猫が一匹) [Mon 16 Jan 2006 02:17:35]
◆冴乃@街外れ > (さて、今夜はこれから何をしよう。白一面の雪山より、面白そうなものはいくらでもありそうだけれど。ふと見上げた空には丸い月。寒々と光を放ちながらも、思ったより明るくないな、と思った。誰かが光を吸い取ってるんだろうか) [Mon 16 Jan 2006 02:08:36]
◆冴乃@街外れ > (だらん、と腕を下ろして、ふ…とつく吐息はこんな日だというのに白くなく。今度はぐるりと首を左右に回して、辺りの様子を伺った。人影は無い。そういう場所を選んだんだから、居たらびっくりだけど) [Mon 16 Jan 2006 01:59:49]
◆冴乃@街外れ > …ふぅ。(軽く着物の埃を払う。流石に、あんなに天気がいい日に日には当たりたくない。狭いところに閉じこもっていた身体をほぐすように、腕を大きく上げて背伸びの運動) [Mon 16 Jan 2006 01:53:28]
お知らせ > 冴乃@街外れさんが来ました。 『ごそごそと、空き箱から這い出る』 [Mon 16 Jan 2006 01:50:17]
お知らせ > 園内一花@神社さんが退室されました。 『( ちょっとした神様なら黙らせられる霊験を身に付けられたら… いつか、きっと、また… )』 [Sun 15 Jan 2006 05:30:15]
◆園内一花@神社 > ( 『秒数下一桁』ですね。 どちらにしてもダメだけど… ダメな筈なのだけど… もじもじしながらも足を踏み出すパートナーに、思わず焦った! 見た感じ、足を踏み入れる恐怖が和らいだわけではないだろう。 自分が、招いたせいだ。 …またやったと… 内心、頭を抱えるけれど… とりあえず今は、無理をさせない事が先だ ) ―――ゃ、ちょっと、それならダメですってば、そんな、こんな事で無理なんてしないでくださいっ…! ( とととっ、と押し出すように鳥居の外へ戻ったら… 一緒に隣へ並んで、手を合わせようか。 ここからだって、お参りには違いない ) ………そういえば…初詣、まだでした… ( はた、と目を瞬いて、可笑しそうに微笑んだ。 …神職の皆さんと一緒に、合同で何かしたような気はするけれど… ああいった儀式とは、やっぱり違う。 …一緒に出来てよかったと思いながら… これで妖怪だからと彼女になにかしたりしたら、ヒドイですよ? なんて神様に釘を刺す始末。 バチが当たるかもしれない――― ) [Sun 15 Jan 2006 05:29:26]
お知らせ > 南条菫さんが帰りました。 『(最初の一歩は成功し、少女は鳥居の内側へと――足を踏み入れた)』 [Sun 15 Jan 2006 05:21:09]
◆南条菫 > ( 人間に育てられたため、いまだに妖怪としての自覚が半端なのだと思う。ゆえに半人前。 ) いえ、明確に経や祝詞やら退魔の結界が張られていない限りは、入っても問題ないんですけどね。ただほら、こういう神聖な場所って、それなりの神様とかいますしぃ・・・。にらまれたらやだなぁ、って。 ( 胸の前で両手の人差し指をつつき合わせながら、いいにくそうに語る。感性や習慣は人間くさくても、やはり妖怪として怖いものは怖いのだ。 ) うぅぅ・・・あー! 南条スミレ、いきまーす! ( せっかくの誘いだ、無碍にはできまい。散々渋った挙句、鳥居の向こうで手招きするパートナーに叫ぶと、勇気を出して一歩を踏み出した。秒数のどっちかの桁に0があったら、盛大につまづいてコケます。[判定]) [Sun 15 Jan 2006 05:18:43]
◆園内一花@神社 > 〜いい加減な性格みたいで、本式のミコミコ術を修めるのは難しそうですけど… ( 『菫ちゃんと一緒に戦っても、大丈夫なくらいにはならないと』 思うけど、口に出すのは止めておいた。 …リゼルの時のような… 今のような気持ちになるのは、怖い。 …行く道を決めるのは、菫ちゃんだと思って… ) 〜神社の人間が招き入れても、だめなのでしょうか…? ( そうまでしてお参りしたいものなのか、ある意味熱心な信徒のような気がすると、首を傾げて… 対してこちらは、妖怪が神社に入れない仕組みというのを実感としては理解していない。 〜ああ、泣かないで?なんて… 困り顔だけど、ちょっと微笑ましそうに、ぽむぽむと肩を抱いて… ) ―――。 ( すたすたと独り、鳥居を潜って向こう側に立ち。 『どうぞ』と言って、招く仕草を。 …宮司でも何でもない、言わばアルバイトだし、それで何が変わるわけも無いけれど… ものは試し。 〜偶数奇数とは言いません、秒数が0だったら、簡易結界破りダメですか? ) [Sun 15 Jan 2006 05:06:05]
◆南条菫 > ふむふむ〜。でも、確かな手ごたえが感じられるならいいじゃないですか。順調にステップアップしていってるみたいですし。 ( 実は霊障の仕組みとか解決法とか、一花の説明を聞いてもあんまり良く分からなかった。でも、とにかくうまくいっているんだなということは認識したようである。 ) え・・・あぅ・・・あ・・・そのぉ。神主さんが留守のときとか、人がいない時間を狙って、こっそりと・・・。 ( そんな参拝にご利益も何もないと思う。もともと妖怪が神社にお参りに来るものではないのだし。 ) う・・・神社に祭られている神様、神獣様、どうか起こらないでください・・・えうぅ・・・。 ( 妖怪が半べそかいて拝む姿もどうかと思う。いつもこんなことやってまでお参りしているのだからある意味すばらしい。 ) [Sun 15 Jan 2006 04:56:19]
◆園内一花@神社 > ( 多分、あったとしても滅多に無かっただろう。 きっと子狐モードの時に抱っこしていたせいで、『抱き締める』という行為のハードルが下がったと言うか…そんな。 …口に出された恥ずかしい言葉には、一緒に夜目にも真赤になって… ) ―――そうですね、一応、かな? …積極的に感じようとすると、弱い力にも影響を受けてしまいそうなのですけど… その当たりを調節する感覚は、なんとなく掴めたと言うか… ( 神社に居ても平気だし、菫ちゃんと触れ合っても大丈夫。 …ただ積極的なアプローチに対しての防衛力もあるのかと言うと、その辺は不安な感じで… 『ぼちぼち?』なんて首を傾げて ) ―――。 ( 全部口にしてしまった後の誤魔化し笑いをにんまり見つめ――― ) 〜来るまで気が付かないなんて、どこかでお参りした事、あったんですか? 祝詞が止めば大丈夫かな… そろそろ、だと思うのですけど… ( 鳥居の向こう… 見えもしないお堂の中を、覗うように振り返って ) [Sun 15 Jan 2006 04:41:50]
◆南条菫 > い、イツカさんっ!? ( 突然、彼女の体が近づいて・・・それをごく自然に受け止めている自分がいた。頭ではまだ状況を把握しきれておらず、多少あたふたしてしまった。 ) ・・・・イツカさん、いい匂い。私の大好きな・・・安心できる匂いがする・・・。 ( 自分の言葉にこっぱずかしくなって頬を赤らめる。何気に、パートナーのほうからこうしてくれたことは、初めてのように感じられた。 ) そうでしたか、陰陽寮の・・・・ん? ということはもしかして、克服できたんですか、霊障体質。 ( イツカの言葉に、まだ離れてしまった彼女を名残惜しそうに見つめていたが、それが満面の笑みに変わる。 ) あー、いやほら。私はただ、通りがかっただけでー。決してお参りしようと思ってここまできたら、自分がミコミコと相性悪いって気づいたとか、そんなことありませんから、うん。 ( あはは〜っとごまかし笑いで手をばたばた動かす。こういうところは変わっていない。 ) [Sun 15 Jan 2006 04:30:03]
◆園内一花@神社 > ………ん。 ( 手を取られて… 震える声には我慢したけれど、今度は堪え切れず… そっと、身を寄せて背を抱いた。 …本当に住む世界を違えてしまうまで、あとどれくらいこうして居られるだろうと思うと、胸が苦しくなるけれど…。 …それでも、どんなに歩む道が変わっても、リゼルの事が安心出来るようになるまでは、気にかけるのを止める積りは無かった… ) 〜同じ。 ( ふ、と可笑しそうに笑みを零して… 頷く。 …落ち着きの出た菫ちゃんは…前より頼もしく、少しは安心して見ていられる。 …見る時にツグメさんが傍に居るのは、妬けてしまうけど… それも仕方ない。 …せめて彼が侍であれば良かったのにと思いながら… 火の車だとは思ってもみなかった。 でも、もしかしたら富くじが当たっているかもしれないし… ジュエリーコノウラヤマが大ブレイクするかもしれない、未来なんて分からないっ! ) 〜らしくないって言うと、そうですけど。 すぐにそれが菫ちゃんらしさに変わりますし… それに多分、本当に根っこの部分は、そう簡単に変わらないものですよ。 多分。 ( 変わっても、大好きだと… 寄せていた身体を、自分からそうしておいて、恥ずかしそうに離し… 暫く、視線は合わせられず ) 〜あっ、そうそう、この格好は… 何て言うか… 霊障体質の改善で、陰陽寮にお世話になっていて… それで、こう… 成り行きで、お手伝いをする事になってしまうんです…。 ( 何かと、駆り出される事がある。 困った風に、可笑しそうに笑った ) ―――菫ちゃんは、どうしてこんな所に…? [Sun 15 Jan 2006 04:20:10]
◆南条菫 > ( しかし、スミレはツグメの家計が真っ赤っ赤だとまだ知らない。知ればメイドをやめてまた侍に戻るだろう。 ) ・・・そう、ですね。イツカさんはほら、前よりもずっと頼もしいというか、頼りがいがあるというか、以前よりも安心してみていられるような気がします。 ( ようやく微笑むことができたので、一歩踏み出し、パートナーの片手を両手でやさしく包むために手を伸ばす。 ) 落ち着きのある私は、私らしくありませんか? ( くすっと、冗談っぽく笑って見せた。 ) [Sun 15 Jan 2006 04:08:13]
◆園内一花@神社 > ………うん。 ( …やっぱり、と思う。 同時に、寂しくも。 …その話を聞いていると、何だか、そのままメイドを続けるのではないか… もう、街を出るような事はしないのではないか… そんな風に、思えてしまうから。 …ただ、それでも寂しいだけだった… 哀しくはないし、怒るなんて筋違い。 彼女が選んだ道で、それが死に急ぐような道でないのなら…祝福しようと。 素直にそう思える。 ……なんて、奇麗事…… 内心は複雑だけど――― それでも、見つめ返してくる眼に微笑んで、頷いた ) …私のどこを強くなったと思ってくれたのか、よく分かりません…。 だから、菫ちゃんも分からないかもしれないけど… でも、強くなっています。 落ち着きが出ちゃったと言うか… ( 『何だか寂しい』と、半ば本気で冗談めかして、微笑を微苦笑に変えて… ) [Sun 15 Jan 2006 04:00:28]
◆南条菫 > ( 体が自然と震えた。パートナーの言葉が心を揺さぶる。視線は一花に向けたまま、はずせなかった。 ) 私・・・・は・・・・。 ( 声が震えて、言葉がかすれる。両手を胸のところで重ねたまま、気がつけば一歩後ずさっていた。なんと答えるべきなのだろう、彼女の問いに・・・・。まっすぐなこの問いかけに。 ) 侍としての技量や腕前を見るなら・・・・確かに変わっていないでしょう。でも・・・心は、変わったと思います。 ( そうして、スミレはポツリポツリと言葉を漏らした。いつまでもツグメといられる平穏が続けばよいと願うようになったこと、主に尽くす喜び、そして・・・自ら積極的に戦いを望む気持ちも、薄らいで言ったことも。 ) 戦うことだけが全てではない・・・こんな私でも、もっとほかに生きられる道があるのではないか、最近は特に、そんな風に感じています。 ( 答え終わるころには、不思議とまっすぐに一花の顔を見られるようになっていた。 ) [Sun 15 Jan 2006 03:53:16]
◆園内一花@神社 > ……そう仕向けたのは私です……。 ( …確かに菫ちゃん自身の撒いた種だけど、その手入れに口を出したのは自分… 貴族風の男性に、現実を見つめ直させられて、自覚した事を… 改めて、口にする ) …だから、せめて、強くなりたいと思いました…。 …VHGへの通報は、間違いだったかもしれません… 他に、何か別に、しようがあったのかもしれません… それでも、もうしてしまったから。 …取り返しの付かない事だったとしても、諦めるなんて、出来ないんです… ( だから、強くなる。 …はっきり言って、パートナーを超えたなどとは微塵も思っていない。 多少戦闘に堪え得るようになってはいても、戦いにおいて使い物になるかと言えば、自分も相変わらず、戦士だと胸を晴れるだけの技量は無いだろう。 特技トラップ・趣味機械、空白の趣味二はおそらくミコミコ呪術だ ) …菫ちゃんだって、成長していないわけ、ないじゃない? …『無闇に戦いたいばかりでは、なくなった』って、そう言っていたの、覚えています? ……一度、リゼルの事で失敗しちゃったかもしれないから…これは私の逃げかも、しれませんけど…… 〜菫ちゃん、何か大事な時期に差しかかってるんじゃないかって…そう思って、会いに行くの我慢してたんですよ…? …何も変わっていないんですか…本当に。 ( 最後の笑顔…無理してると思って、微笑みは返さずに。 じっと見据えたまま、静かに問うた。 …身を隠した窮屈とも言える生活で、何も考えなかったのか、その暮らしで『静かにしていられる』のは、何らかの心境の変化ではないのかと… ) [Sun 15 Jan 2006 03:41:41]
◆南条菫 > ( そう、彼女は確かに成長しているのだ。この三ヶ月の間で、スミレは知らないけれど、命を失うような危険も潜り抜けたのだから。それに比べて自分はどうか。思わず歯噛みした。 ) すみません、一花さんを見たら、自分自身が情けなく思えてしまって・・・。自分で撒いた種が原因で身を隠すことになって、それがいつの間にか当たり前の生活になって・・・。一花さんはしっかり成長しているのに、私は・・・剣の腕も変わらず、むしろ鈍ったかもしれません。 ( やりきれない思いを隠しきれず、スミレは悲しげな顔で彼女を見た。 ) でも、驚きました。いつからトレジャーハンターから巫女さんに? すっごくにあってますけど。 ( 最後だけは、何とか笑顔で言えた。 ) [Sun 15 Jan 2006 03:23:29]
◆園内一花@神社 > ( 無理しているわけじゃない…と、思う。 大袈裟に振られる腕や、雰囲気に…家政婦の仕事も、腕も、問題は無いのだろうと…心底ホッとした笑みを零して。 …途切れさせられた言葉に、目を瞬いた… 〜そう言えば、色々あったんだ… よく生きていたなと、自分を見下ろすように、視線を落として――― 首を振りつつ、少し気弱さの抜けたかもしれない(微妙)笑顔を上げた ) ―――色々、ありましたけど… でも、そんなに変われては、いないと思いますよ? やっぱり優柔不断ですし、臆病ですし…。 …ただ… いざとなったら安心して頼って貰えるくらいには、強くなりたいって思ってます。 だから…そう感じてくれるなら… ( 嬉しい。 …そう微笑んで… でも、逸らされた視線が、少し寂しかった… 装束のせいだろうか、それとも… ) [Sun 15 Jan 2006 03:12:55]
◆南条菫 > ( 久しく見ていなかったパートナーの姿。巫女装束という故郷の衣装を見に着けた彼女は、記憶にあるアーミーファッションと比べて、よりこちらのほうが自然な姿に見える。 ) は、はい! それはもう変わりなんてあるはずもないですよ。腕だって、ほ〜らこのとおり。 ( すっかり完治した腕を、一花に見せるように大げさに振ってみる。 ) イツカさんは・・・あ・・・。 ( 変わりないし元気そうですね、といおうとして、言葉がとまる。3ヶ月ぶりにあったパートナーから受ける印象は、以前よりもしっかりと芯が通っている。 ) 強く、なったんですね。いえ、あ・・・外見とかじゃなくて、もっと、中身のほうが・・・。 ( 一花から少し視線をそらす。あのときよりも彼女が遠く感じるのはその成長を垣間見たゆえか、巫女装束をまとっているがゆえか。 ) [Sun 15 Jan 2006 03:02:40]
◆園内一花@神社 > ―――。 ( ひら、と嬉しそうに手を振り返して… 小走りに鳥居を潜る ) 〜お久し振…ぁ、明けまして、おめでとうございますっ… ( 相手の目の前まで来れば、ぺこんと頭を下げるだろう。 …そこで、ようやく我に返った。 …入れないのに何をしに来たのかは分からないけれど、何故入れないのかは分かる。 お経や祝詞は苦手と聞いていた… では、巫女装束は、自分は大丈夫だろうかと、ふと不安に思って――― ) 〜変わり、ありませんか? そうだ、腕、もう大丈夫です? ( 何から話せばいいんだろう… 考えもせずに言葉を発しながら、それ以上は近付かない…。 …もしかしたら巫女装束でなくたって、相手がライカニアモードなら、抱き締めたりはしなかったかもしれないけれど… ) [Sun 15 Jan 2006 02:53:00]
◆南条菫 > ( 入れなくたって いいじゃない 妖怪だもの byみ○お それはさておき、神社はミコミコの影響が強い場所。妖怪である己にとっては決して近づいてよい場所ではないのだ。 ) ・・・ううぅ・・・忘れてました。なんで、いまごろ・・・。 ( 答えは、ツグメとの生活が当たり前になりつつあったため。妖怪である自分が何を苦手とするのか、すっかり忘れていたのである。 ) 何してるんでしょう、私・・・。 ( 帰ろう、そう思ったとき、耳に届いたのは・・・。 ) ―――イツカ・・・・さん? あぁ、イツカさんっ!! ( へんにょりしていた耳と尻尾が、またもとの元気を取り戻す。けれども、笑顔で手を振るだけで、足が前に進むことはなかった。 ) [Sun 15 Jan 2006 02:42:23]
◆園内一花@神社 > ( それだけの事が嬉しくて… 空気は変わらず冴え冴えとしてるのに、顔が少し熱かった ) [Sun 15 Jan 2006 02:37:44]
◆園内一花@神社 > ( 〜で… お客さんも来ないのにここに立っている意味はあるのかなー 奥でちょっとお茶を煎れたりしちゃダメかなー 寒いなー なんて、雑念だらけで… それでも結局立ち尽くすばかりで。 『なすべき仕事を心得ている人の手が空く』という、ちょっと違う気のするお手伝いに従事し続ける ) ………。 ( …ぼんやりと、それとなく境内を眺めていたら… 鳥居の先で立ち往生する、小柄な影が目に入った。 …周りに、他に声をかける人は居らず… 暫く迷ってから、そちらへと足を進める。 …どうしたんだろう…? 疑問は、少し距離が縮まる頃には消えていた。 暫くちゃんと会っていなかったパートナーの姿に、思わず足取りが速くなる… ) ―――菫ちゃん…? ( …独り言ばかりだった名前を、ちゃんと、相手に向けられる… ) [Sun 15 Jan 2006 02:36:05]
◆南条菫 > ( 久しぶりの深夜外出。メイド服着て出歩くのもあれなので、今回は和風ロリータチックな黒い服装。大きな三角のキツネ耳をぴくぴく動かし、軽い足取りで神社を訪れる。 ) うー、せめて初詣くらいは・・・と思ったのですが、この雰囲気はやっぱりぃ・・・。でも・・・あうぅ・・・。 ( やはり人間として育てられ、トキノミヤコの風習が染み付いているスミレとしては、だいぶおくれた初詣はしたい。けれども、遠くに聞こえる祭祀の声が、スミレの足を入り口のところで止めてしまう。一人困って立ち往生。 ) [Sun 15 Jan 2006 02:27:08]
◆園内一花@神社 > ( 新年早々、一番活気のある時期に参拝するのも良いけれど… ) ………。 ( 一拍時期を空けた… 謹賀新年な飾りこそ残るものの、人気が無くなった神社というのも見所だと思う…。 篝火の暖かな光に浮かび上がる古式ゆかしいアマウラ建築と、適度に張ったような空気は… パプテスの大聖堂などとはまた違う、凛としたものがあった ) [Sun 15 Jan 2006 02:20:10]
お知らせ > 南条菫さんが入室されました。 『(そういえば、今年は初詣もおみくじも富くじもやってなかったなぁ、などと思いつつ――)』 [Sun 15 Jan 2006 02:17:07]
◆園内一花@神社 > ( 少し前までは売り場の奥で、それの本来の姿を知る人間には恐ろしい突貫作業で縁起物を量産していた“本職”の人達も、今は祭祀の方へ出ているらしく… 数人の年若い巫女が余った材料の処理兼後片付けを、ゆったりとしたペースで進めている ) ………。 ( 友達と遊んだ帰りの別れ際や…お祭りの終わり…そんな種類の一抹の寂しさを覚えつつ、自分だって仮にも運営側に属してれば、何事も無く終えられそうな空気にホッとした微笑を零した ) [Sun 15 Jan 2006 02:03:15]
◆園内一花@神社 > ( ―――何て事は知らないのだけれど。 一応、新年の忙しさのピークを過ぎた筈の神社で… 巫女装束に身を包んだポニーテールが、未だに番に立っていた ) ………。 ( こんな時間ともなればすっかり人気の少なくなる境内は、それでも縁起物の特設売店やその他の装飾がそのままで… 今も、奥のお堂ではやんごとなきお方の為にちょっとした規模の祭祀が行われているらしい。 …時折遠くに聞こえる、独特な抑揚を持つ声を聞きながら――― 自分は何をしているのだろうと思いつつ、律儀に特設売店に立ち尽くし… はぁ、と両手を暖めるように白い息を吐く ) [Sun 15 Jan 2006 01:52:38]
お知らせ > 園内一花@神社さんが来ました。 『( 見に来てくれるかもしれないので――― )』 [Sun 15 Jan 2006 01:41:28]
お知らせ > 勘九朗さんが帰りました。 『 沈む 』 [Sun 15 Jan 2006 01:24:48]
◆勘九朗 > ―――アタシたちは、何処へ行くのかしらね。 (ぱたりと、窓が閉じる。) [Sun 15 Jan 2006 01:24:33]
◆――― > (それは、きっと終わりのときまで答えの出ない問いで、それも理解しているから、窓枠からそっと降り立ち彼女の眠る隣に寄り添い、その髪を緩く撫でてからその唇を寄せて―― 重なりあい、触れるそれは唇に甘く舌に苦く。 衣擦れの音ひとつ立てずに窓からするりと抜け出して。) …。 [Sun 15 Jan 2006 01:23:04]
◆――― > (きっと、甘いんだろう。触れればそれは甘すぎて、それが苦痛を伴うと解っているのに、それを選ぶことしかしない自分を、彼女は恨んでいるだろうか。) …―――。(彼女の、何処か自暴的な生き方を、赦す以外の選択肢を与えることのできない自分は、彼女の自傷的にすら見える想いを受け止めるに足りているだろうか。) [Sun 15 Jan 2006 01:19:18]
◆――― > (とても強い筈の彼女は、その実とても脆いひとだから、彼女を見つめる視線はとても、とても、暖かい。 触れようと望めば容易く叶うその距離で、届かない高嶺を見上げるように目を細め、伸ばしかけた指先は膝の上を撫でる。) [Sun 15 Jan 2006 01:10:35]
◆――― > (切り取った世界の他、全てが眠り込んだような静けさの中で、彼女の寝息だけが耳に届く。時が止まったような錯覚、空気は甘く、口の中は苦い。) ―――…。(前髪を弄るのにも飽いて、ちらりと彼女の寝顔を見遣る。 焼けた髪、全身の傷。 …致命に至る傷ではない。程なく、元気になるだろう。 身体だけは。) [Sun 15 Jan 2006 01:05:24]
◆――― > (背中越しに届く幽かな、吐息。眠る彼女に冷え込んだ風が届かないよう、開け放した窓の外から切り取った空間の中で揺らぐ空気は、暖かい。窓枠に寄せた頭、こつりと枠木を叩き、目の前で揺れる前髪を指先で摘むと、軽く捩った。) [Sun 15 Jan 2006 00:59:39]
◆――― > (何処までも白で埋め尽くされたその部屋は、夜の暗さに呑み込まれ、モノクロームに沈んでいた。 純白の暗がりに背を向けて、窓際に座った陰が夜風に揺れる木枝を眺めていた。) [Sun 15 Jan 2006 00:56:42]
お知らせ > ―――さんが入室されました。 『 暗く 』 [Sun 15 Jan 2006 00:53:33]
お知らせ > ジャスティス@暗黒街教会さんが退室されました。 『よし、しっかり休んで、早く元気にならなきゃ』 [Sun 15 Jan 2006 00:41:50]
◆ジャスティス@暗黒街教会 > (指針さえあれば、どこまでも、どこまでも走っていける。そんな風に考えてしまうのは、若いからか。怖いものも恐ろしいものも憎いものもあるが、ただ、直感的に自分の使命のようなものを心の中に作り上げて、ただひたすら突き進む。盲目的に。それが心地よい) [Sun 15 Jan 2006 00:17:53]
◆ジャスティス@暗黒街教会 > ん? (ふと、祭壇の隅が少し汚れたままな事に気付き、慌ててカーディガンの裾で服) あちゃー、目だってなければいいけど……。 (ぬぐい終われば今一度主を見上げて) 私、今とっても充実しています。かわいい後輩も出来たし、目標もやることも一杯あるし……。 (本当にありがとうございます。) [Sun 15 Jan 2006 00:10:04]
◆ジャスティス@暗黒街教会 > ほぉ……。 (礼拝堂で、主を見上げながら、小さくため息をつき、膝を突く。簡単な、それこそ簡単な聖句を呟けば、瞳を閉じる) …… (今日、この街で死んでいった人のために祈り、今こうして自分が無事であることに感謝し、明日も、朗らかに暮らせることを祈る。そして……) ……見ていてください。ベストを、尽くします。 (何かすっきりした顔で、神にそう報告する) [Sun 15 Jan 2006 00:06:11]
◆ジャスティス@暗黒街教会 > 空気が冷たいと、なんだか音が澄んで聞こえるような気がする。水音を楽しみながら、体を左右に揺らして。やがて洗い物を済ませると、しっかりと手の水気をぬぐい、礼拝堂へと足を運ぶ。外は、酔っ払いの景気のいい声が聞こえて。) うん……とりあえず、へいわねぇ……。 [Sat 14 Jan 2006 23:54:35]
◆ジャスティス@暗黒街教会 > (発熱は、動ける程度には収まった。厚着をしてもそもそと、食堂の中で洗い物をする。冷たくて冷たくて、本当に藁のたわしで自分の手が切れてしまいそう) よいしょ。 (これが終わったらお祈りして眠ろうかな?なんて漠然と考えて) [Sat 14 Jan 2006 23:48:17]
お知らせ > ジャスティス@暗黒街教会さんが来ました。 『けほん』 [Sat 14 Jan 2006 23:45:38]
お知らせ > ジェダ@塒さんが帰りました。 『(ふすふすと平和な寝息が部屋に増えた)』 [Sat 14 Jan 2006 16:04:47]
◆ジェダ@塒 > 起きたら教えろ。(眠ってる貴方の耳元で、ぶっきらぼうに言い放つと、傍にころりと横たわる。――暖かな貴方の身体を傍に抱き) [Sat 14 Jan 2006 16:03:40]
◆ジェダ@塒 > (本当に訳がわからない。)………。(無理矢理起こして、意味を尋ねるのもいいが、生憎こちらは外から帰ってきたばかり。――尋ねるにしても、弄るにしても、嬲るにしても?今は、全て面倒くさい。)………。(くぁ、と欠伸をすると、毛布を引き摺って)…………。 [Sat 14 Jan 2006 15:57:38]
◆ジェダ@塒 > (其処にどうやって「飛び込んだ」のか、獣にはいまいち考えつかなかった。)……………・・……。(誰かに投げ込まれた?)(それにしては、無傷過ぎる。転がっている男の眼鏡を、爪先で弾くと鼻先を近づけた)―――――………。(酔っているわけでもない。)……………??????? [Sat 14 Jan 2006 15:52:30]
◆ジェダ@塒 > (いやしかし。ココは道無き道を歩んで、漸くたどり着ける――というか、ぶっちゃけここまで来る道なんてない。不自然に増設された二階部分な訳で、階段なんて在りはしない。独立した二階部分…というよりは、屋根の上に勝手に建築されたあばら家だ。あばら家の上にあばら家。)…・・・ [Sat 14 Jan 2006 15:50:18]
◆ジェダ@塒 > …………。(傍に肉と餌が転がっているのを、匂いで嗅ぎつけて更に状況がわからなくなった)………………。(傍に屈みこんで、顔を覗き込む。視線をつつ、とずらして壁、それから窓へ)…………飛び込んだ。(のか?くり、と猫のような仕草で首を傾げ) [Sat 14 Jan 2006 15:46:10]
◆ジェダ@塒 > ………………。(死んでいるか、いないのかなんてみただけで直ぐ判る。だけど、動かない。寝ている…と、表現するには、何か色々と間違っているような気がする。)……………。(水浴び後の、濡れた身体を軽く揺らしながら、先ずはその倒れている人物の周りをゆっくりと一周) [Sat 14 Jan 2006 15:42:27]
◆ジェダ@塒 > (帰ってきたら、何か見慣れたようで見慣れていないものが転がっていた) [Sat 14 Jan 2006 15:33:33]
お知らせ > ジェダ@塒さんが入室されました。 『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』 [Sat 14 Jan 2006 15:33:10]
お知らせ > ジャスティス@暗黒街教会さんが帰りました。 [Sat 14 Jan 2006 01:28:20]
◆ジャスティス@暗黒街教会 > むにゃ……。 (段々汗のべたつきも気にならないくらいにまどろんできた。うつぶせになって枕にうずもれながら、すうすうと規則正しい寝息を立て始めて……) [Sat 14 Jan 2006 01:28:02]
◆ジャスティス@暗黒街教会 > クイッククイックスロー。 (毛布の下でじたばたと動く、いつのひか、切れなどレスを来て踊ってみたりするなんて) ……うぅ (頭がくらっと来た。頭が痛くて、唸り声を上げて、胸のむかつきに耐え切れずに、お茶を一気にあおる) うぅー。 (枕に噛み付いて) [Sat 14 Jan 2006 01:15:07]
◆ジャスティス@暗黒街教会 > ……しっかり直さなきゃね……。そして、禍根は……断つ。 (今度こそ、どんな結末が待っているにしろフィナーレだ。そんなことを思いながら、まだ結果を知らぬ二枚のはずれ券を握り締める) 当たったら、アザリーに洋服でも買ってあげようかなー。 (そうだ、舞踏会にでも連れて行ってあげよう。私も踊れないけど、一緒に練習しよう。都合のいい妄想に頬を緩めながら、まどろむが寝付けないまま時間は過ぎて) [Sat 14 Jan 2006 00:57:55]
◆ジャスティス@暗黒街教会 > アザリーには、しばらくは変な人にあったらダッシュで逃げろって言ってるけど、だいじょうぶかな…… うーん、あ、そういえば……宝くじどうなったかな? (熱のせいか、思考がひとところまとまらずにあっちに行ったりこっちに行ったりして……やがて、汗が気持ち悪いのか寝返りを打つ) うーん [Sat 14 Jan 2006 00:51:15]
◆ジャスティス@暗黒街教会 > (どうやら昨日おとといと、余計に動いたのがいけなかったらしい。発熱が本格的になって、寝込んでしまった。) あぁ……薬買っておいてよかった。 (煎じ薬草茶を飲んで水分を補給しながらため息をつく) こればっかりは気合じゃどうにもならなかったわね。 (むしろ気合で動いただけまずかった。こうして独り言を言うのも頭に響く) [Sat 14 Jan 2006 00:40:55]
お知らせ > ジャスティス@暗黒街教会さんが入室されました。 『う〜ん……』 [Sat 14 Jan 2006 00:38:02]
お知らせ > アザリー@暗黒街教会さんが帰りました。 『( さて、と立ち上がった顔はいつもどおり。 笑顔でお迎えしよう。 )』 [Fri 13 Jan 2006 01:30:09]
◆アザリー@暗黒街教会 > ( 暗黒街から天にましますわれらの父へ 願わくは御名をあがめさせたまえ 御国を来たらせたまえ 御心の天になるごとく、地にもなさせたまえ 我らの日用の糧を今日も与えたまえ ) ……それ以前にジャスティスさまにばっかり荒事を押し付けるのをやめ賜え。 ( 罰当たりな本音が毀れた。 ) [Fri 13 Jan 2006 01:29:16]
◆アザリー@暗黒街教会 > ( そして今日出来る事をやりつくして考え尽くした後、主の前に跪く。 祈り続けよう。 あるべき自分を見失わないように。 初期衝動を忘れないように。 手を伸ばせばどうにか自分に出来る事をなるべく沢山出来るよう。 ) [Fri 13 Jan 2006 01:22:01]
◆アザリー@暗黒街教会 > ( あれから少しでも自分は強くなっただろうか。 彼女の足を引っ張らないくらいにならないと。むしろ背中を護るくらいになれないと。 そう思いながら闇雲にいろんな事に挑戦してみて、なにか形になっただろうか? 実感は湧かない。 精々おこげ料理ばっかり作らなくなった程度で、凄く強くなったわけでもなし、勉強を沢山したわけでもなし、相変わらず教会の理念とかパプテスの常識とかも身につかず。 ) ――――パプテス呪術、もか。 ( 何が足りないのか何がいけないのか。 アドヴァイスまで頂いて真剣に会得しようと頑張っている呪術も相変わらず。 凡そ肉弾戦以外の戦いを視野に入れているとは思えないジャスティスさまを補うならそういう方面か、と思ったのだけれど。 ) [Fri 13 Jan 2006 01:17:55]
◆アザリー@暗黒街教会 > 本当に、本当にもう――――――( ジャスティスさまが腕に酷い怪我をして帰ってきた。 危ないことをしていない間が無いんじゃないかって、半ば呆れつつもそりゃあ当然心配だってする。 そして今度の話は色々と複雑で、そしてなんだかこの界隈だけ少し時間が巻き戻ったんじゃないかというような話。 長らく聞かなかった名前と、自分さえ知らないようなもっと古い因果関係の話。 そういえば真面目に力を欲した最初の動機もあの悪魔だった。 ) [Fri 13 Jan 2006 01:10:15]
◆アザリー@暗黒街教会 > ( 消化に良さそうなショートパスタとトマトのスープを弱火で煮込み、夜食の準備を終える。 これとチーズとパンという御馴染のメニューになるが、あんまり多くても良くない。 これくらいで良いだろう、と厨房を離れた。 いつもどおり聖堂に向かって廊下を進み、厨房の外の寒さに軽く震える。 外はもっと寒いのだろうし、これくらい我慢しなきゃと両手を息で暖め、伽藍とした聖堂に一人立つ。 無音の闇が今日に限って酷く心細い。 ) [Fri 13 Jan 2006 01:06:12]
お知らせ > アザリー@暗黒街教会さんが入室されました。 『 From the under to you. 』 [Fri 13 Jan 2006 00:58:52]
お知らせ > イグナショフ@境界さんが退室されました。 『 目を閉じ、思考を遮断した。 』 [Thu 12 Jan 2006 22:44:55]
◆イグナショフ@境界 > ―――――………異常なし、だな。 ( 思索を終える。 辺りを見渡せば、ゆっくりと進んでいた黒馬が正面ゲート側からも目視できるくらいの距離まで帰還していた。 あそこは数年前まで自分が護っていた門だ。 直ぐ其処に詰め所があって、城門に見張り台があって、門の左右に兵士が一人ずつ、見張り台に一人、詰め所に2人か3人が詰めている。 道の傍らに大きな木があって、よくその辺りで景色を眺めていたものだ。 ) ( 幽霊の少女は其処には見当たらない。 ) [Thu 12 Jan 2006 22:39:41]
◆イグナショフ@境界 > ( ただ平穏であればいい。 自分が立つ事で、できるだけ皆が静かに夜を過ごし、できるだけ多くの受難から護られ、できるだけ長く愛する者と寄り添えればそれで十分だ。 個人が出来る事など限られていて、それはただの自己満足かもしれない。 それでも、他にやりたいと思う事もない自分が生き続けるのなら、それを仕事にするべきだと思った。 なにより、ただ不幸を目の当たりにして何も出来ない、力無き正義であるよりは良い。 ある種自分の精神衛生上の問題でもある。 ) [Thu 12 Jan 2006 22:35:03]
◆イグナショフ@境界 > ( よく晴れた星空を見上げて白い息を吐く。 仮面に半分を隠された顔は酷く無表情で、独り言を言うでもなく、人の見て居ない所で姿勢を崩すでもなく、機械のように馬を進めた。 男は生まれつき不器用で、そして感情表現が下手だった。 どうしていいかわからない時、困った時、悲しい時、決まって押し黙ってボロが出ないように口を結ぶ。 我慢強い男だとか目立たない男だとか冷淡な男だとか、評価は人それぞれ違っていた。 そもそも其処には特に拘りが無かった。 自分がどうかとか、どう思われているかなんて、各々が好きにしてくれれば良い。 そう思った。 ) [Thu 12 Jan 2006 22:25:25]
◆イグナショフ@境界 > ( 本来同行者がもう一人二人くらい居るべき仕事だが、生憎男―――アレックス=イグナショフの在籍する騎士団には正騎士が他に居ない。 そも、騎士団というには些か胡散臭い雰囲気を持つ、「実験室」のような所だった。 新兵器の稼動テストでもするように、騎士団を作った貴族の男は「好きなようにやってくれ」とだけ言い渡した。 だから暗黒街にも踏み入るし、スラムの警邏もする。 ある程度の備品をその上で補充してくれるのだから、ある意味困っては居なかった。 “ダークレイド”と呼ばれる黒馬も、エメラルド色に耀く瞳も騎士団に与えられた物。 ) [Thu 12 Jan 2006 22:12:35]
◆イグナショフ@境界 > ( 変わらぬ夜が続いていた。 怪我の治った男はいつものように市街地と市外を隔てる境界を警邏して周り、青みがかった毛色の黒馬の蹄がリズムを刻む。 顔の上半分を覆う鉄製のサレットヘルムの隙間から遠くを眺めながら一人、あとしばらくこの辺りを周ろうと物思う。 遠くに大きな正面ゲートの橙色の明かりが見えている。 夜盗でも潜んでいるのならこういう鬱蒼とした、街道から少しだけ離れた辺りだろう。 ) [Thu 12 Jan 2006 22:06:06]
お知らせ > イグナショフ@境界さんが来ました。 『 Walkin' on outskirts of the Boundary. 』 [Thu 12 Jan 2006 21:59:39]
お知らせ > アザリー@暗黒街教会さんが帰りました。 『 この街に、暫しの休息を。 Amen。 』 [Mon 9 Jan 2006 01:37:48]
◆アザリー@暗黒街教会 > ( 広く寒い聖堂に跪き、暫し。 目を閉じて掌を組み合わせ、口元からうっすらと白い息を吐く。 北国出身者からしてもやっぱり寒い物は寒いし、なまじ年中寒い国よりも建物のつくりが防寒に徹底していないとも思う。 そんな雑念が飛び交うようになった辺りで祈りの時間を切り上げ、シスターは立ち上がった。 遠からず帰ってくるジャスティスさまを待って鍋でも掻き混ぜていよう。 今日の夜食はコーンクリームスープとチーズパン。 牛大活躍。 ) [Mon 9 Jan 2006 01:30:06]
◆アザリー@暗黒街教会 > ( 平素は非常に短く簡潔に祈りを済ませ、実際的な行動に移るシスターだが、今日の祈りは長い。 主に報告したいことが沢山あったし、今自分がやるべき事は外に飛び出すことでもなければ蔓の撤去に参加することでも無い。 寒空の下を歩いているであろうシスターの帰りを待って彼女をサポートし、そして急な信徒が訪れた時、その不安や悲しみを聞くこと。 ) ―――――――。 ( 奥の厨房でぐつぐつと鍋が煮えている。 お留守番と言わない事も無い。 ) [Mon 9 Jan 2006 01:21:07]
◆アザリー@暗黒街教会 > ( 痛ましい年明けだった。 街が疲弊して、祝う暇も無く、そして年を明かす前に命を落とした人々が居た。 遺された側の傷も大きい。 未だ帰る家もなく、途方に暮れる人も居る。 今度に限っては暗黒街がもっとも被害を被らず、この辺りにはあまりその実情は伝わってこないが、突貫作業に参加したシスター・ジャスティスの口から色々と伝え聞いていた。 ) [Mon 9 Jan 2006 01:12:36]
◆アザリー@暗黒街教会 > ( 彼女が戦うのなら私は祈る。 教会に残った新米シスターの年初めはそんな単純明快なはじまり。 勿論日々祈りは欠かしていないが、留守を任される以上は此処が少しでも主に見守られる場所であるように自分が声を届けなければならない。 ただでさえ埋もれがちな暗い所だ。 絶やす事無く、祈りを捧げる。 ) [Mon 9 Jan 2006 01:06:08]
お知らせ > アザリー@暗黒街教会さんが来ました。 『 PRAY/V Repose.』 [Mon 9 Jan 2006 01:00:50]
お知らせ > 園内一花@神社さんが退室されました。 『( 思わず、ぺこりと頭を下げて。 …人ごみに紛れる後姿を見送った )』 [Fri 6 Jan 2006 04:55:12]
◆園内一花@神社 > ( 〜半ば冗談だったけれど、本当に友達へ持って行きそうな相手… 律儀と言うか素直と言うか。 ぶつぶつ言う様を微笑ましそうに見遣って ) 〜いざとなったら、弓が無ければ使い物にならないのかもしれませんけど… 『いざとなる』事が、そうそう無いでしょうから。 ( 『お正月って感じ』 つられるように楽しそうに頷いて… けれど、出て来てしまった故郷の思い出には、胸を切なくもさせられた ) 〜ああ、なるほど。 …気をつけないと、私も気になったら、遊び半分で覗きに行ってしまいそうです… ( でっかい目玉に見られているみたい… 人ならざるものの存在感に威圧されるのを想像して、空いた手で再び装束を抱いて… ) ―――あ、はい。 お気をつけて。 ありがとうございました ( お買い上げと、心配してくれた事と ) [Fri 6 Jan 2006 04:54:29]
お知らせ > ハンダさんが退室されました。 [Fri 6 Jan 2006 04:46:06]
◆ハンダ > (そう云うと、手の代わりに破魔矢を振って。) (すっかりまばらになった参拝客に混じって行った。) [Fri 6 Jan 2006 04:46:04]
◆ハンダ > わ、ありがと! …無病息災か……いや、でもあいつパプテスやけど大丈夫なンじゃろか…。 (ぶつぶつと呟きながらも、綺麗な包装に顔を上げた。お目出度い感じだ。 満足げに破魔矢を眺めて、…そうしていると、何だかニヤニヤしたい気分になった。ぞろぞろと寒い中、参拝に来る気持ちが解った気がした。) こうやって売ってる破魔矢は飾る用になってるっちゅー事か…。 でも良ェよなコレ。何かトキノミヤコのお正月ーって感じがして。 (羽の部分を弄いながら、) ――表で参拝して、面白半分で見に行ったンよ、裏は。 怒られて当然かなって、今やと思えるけど。あの時はホントに怖かった。 でっかい目玉に見られてるみたいでな。 (いひひ、と笑んだ。何処か嬉しそうだったのは、) …ソノたんは笑わンかったね。 何や懐かしい気分になったわ、此処来て良かった。 (白い息を吐いて、) ――そろそろ邪魔になると思うけェ、行くな。 仕事、頑張りや。 [Fri 6 Jan 2006 04:45:07]
◆園内一花@神社 > ( 『それなら、お友達にも…』と、お代(任意!)を受け取りながら、【無病息災】のお守りをオマケに付けて、熨斗や水引でぱぱっと包装。 戦闘職な彼なのに、【戦勝祈願】なんかは選ぼうとしない ) 〜多分、実際に使う事になるとは考えていないのでしょうね…。 陰陽寮で使われる時は、ちゃんと破魔弓につがえるみたいですし…やっぱり、矢ですから。 ( 本来の威力を発揮させるには、やはり飛ばさないといけないのではないか。 …まあ、でも、縁起物だ。 綺麗に飾られた矢は、それを知る文化圏の者にはお正月の風物詩だろうし… 弓とセットにしたら、値段が跳ね上がってしまうという問題もある。 ―――告白される過去には、可笑しそうに首を傾げて ) 〜あれ? それって、熱心なのではありません? …表から参拝したいと思うのが普通でしょうに、裏からでもいいなんて。 ( 幻聴と笑ったりはしない。 上手く制御できていない感覚だけれど…実際にそういうった存在を知覚出来るようになっているのもあるし… 〜見えないながらも、御伽噺を受け入れてきた子供っぽい性格だ ) [Fri 6 Jan 2006 04:37:21]
◆ハンダ > (神社の為と、どっちかって云うと今は彼女の為。 二の次にしてゴメンよカミサマ。罰は良いから、頑張る彼女にば加護を一つお祈りする。) 一個買うくらいやったら、まァ…飯は友達に集るしのゥ。 破魔矢ね。うン、解った其れにしよ。 (そう云うと、さっさと代金も払ってしまうのだろう。ポケットから取り出した銀貨を幾枚かと、破魔矢交換。) 家に飾る、か…前々から思ってたけど、弓 無くても良ェのが不思議やね。 (実際に飛ばすものとでも思っているらしい。) (問いには、) ――…違ゃゥねン。 実はな、何年か前にトキノミヤコの神社に初詣に行った事があるンよ。其処で怒られたン。 勝手に、神社の裏から覗こうとしたけェ。 (幻聴だと云われても可笑しく無い体験談。) だから、今日は…少なくとも此処では、大人しゅゥしてるンよ。 [Fri 6 Jan 2006 04:24:33]
◆園内一花@神社 > ( きっと神様を祀るのにだってお金は要る、と言うのだろう。 御神酒上がらぬ神は無し…と言うか。 お金も、神様だって好きなんだから人間だって好きなんだ ) 〜ええ…。 あ、一応作っているのは皆さん本職の方達ですから、大丈夫ですよ。 ( 崩された表情が何となく気恥ずかしくて、ちょっと話を逸らすように頷いて…。 〜お酒はともかく、ご飯は大事だと思う… 本当に良いのかな?とは思うけど、記念品と言う気持ちも分かれば… 定番に、破魔矢を取るのだろう ) ん… それなら、これなんかいかがでしょう? 人気ありますよ。 ( 何だか勧め方が激しく間違っている気もするけれど、気にしないっ。 自分だってそんなに詳しくないんだ、家に飾る魔除けかな?とか、そんな程度で ) ―――バチを当てたり、神様って、皆さん怖いところもあるみたいですけど… ミコミコやスートリアの神様が、特におっかないんですか? ( 不思議な苦手意識だと、くすりと笑う。 『神様』が『皆さん』な時点で、きっとパプテスの信者とは認めて貰えない ) [Fri 6 Jan 2006 04:16:05]
◆ハンダ > (きっと客の入りは良かったンじゃなかろうか。 神聖な神社も何だかんだでちょっとゲンキンだ。…運営しているのが人間だから仕方ない事だろうか。) 大丈夫なら安心たい。 ま、此処にゃァちゃんとした術者も居るンやろしー。流石にもう直ぐ朝も近い、何時まィでも女の子 立たせとくままにもせンじゃろうし、…気にせンでおこか。 (微笑を見れたからよしとしよう。 へら、と此方も表情を崩す。) (ひそひそと囁かれる言葉に、ひらひらと手を振った。) 良ェンじゃ良ェンじゃ。 今だから買うンよ。――普段、酒と飯ばっかに費やしとる金な、たまには別の用途に使ってやらンと。 (そうして、声を潜めた。) … 正直な、トキノミヤコのカミサマッて怖いねや。 せやからあンまり大きな声では云えンけど、…俺、お守りは記念品や思てるけェ。 (つまり観光地で何の変哲も無い記念コインを買うみたいに、高くっても「今」買うお守りが欲しいと云うのだ。) 適当に一個選んでくれる? 其れにするわ。 [Fri 6 Jan 2006 04:01:02]
◆園内一花@神社 > ( 萌え、とまで言っちゃわないまでも… アルバイトにまでお仕着せをさせるというのは、少なからずそういった感覚を刺激する事も目的としていると思う。 〜もしかしたら、宗教の商いとしての側面を垣間見て元気無いのかもしれないけれど、もうそれは措いて置いて。 心配してくれるのは、興味本位でも嬉しいもので ) 〜はい、今は。 …って、自分でも今ひとつ、よく分からないのですけど… 大分良くなっているみたいです。 〜多分、感じようとすると… 辛くなってしまうのでしょうけど。 …特に意識しなければ、ここに居るくらいなら… ( 安心させるように、微笑んで。 『術を覚えたら』には『覚えられるかどうかも分かりません』なんて、みもふたも無い軽口返し。 ―――貢献、と言われると… あんまりゲン担ぎなんかはしなさそうな相手の意外な言葉に、キョトンと目を瞬いて――― ちょっと、声を潜めるように ) 〜ぁの… でも、今… その… ホントに高いですし… 多分来週にもなれば、もうちょっと良い物が安く買えると思いますから――― ( ようするに、知り合いに会ったからって無理はしないでくださいね?なんて…失礼かもしれない気遣い。 〜だってう○こ拾いに行くくらいだし、あんまりお金に余裕あるとは思えなかったから ) [Fri 6 Jan 2006 03:53:08]
◆ハンダ > ??? (巫女さん=萌え くらいの認識しか無い頭だ(彼女には本当ごめんなさいと云う感じだ)、神職の約束事にやりにくそうにしているのを、「着物 苦しいンかな?」くらいの想像しか出来なかった。) ふゥン。 れいばいたいしつ…。影響受けやすいンね。 此処は大丈夫なンか? そらカミサマの居るところなンじゃろうけど、其れは其れで何か辛かったりとか――…表情 疲れてるのも、其の所為かなとか今 思った。 (興味深そうに、ちょい、と身を乗り出して。) …ちゃんとした術 覚えたら、見せてや。 (其れは小声。 ただ珍しいものが気になっただけの子どものような台詞。軽口のように云うと、) 遅ゥまで頑張ってンのやから、…そやね、一つ貢献しとこう。 何かえらく高いけど、仕方無いか。そう云う時期じゃものな。――…ンー…、 (何のお守りがいいだろうって視線を滑らせながら。) [Fri 6 Jan 2006 03:40:35]
◆園内一花@神社 > ええ… 蔓のお化けだ何だで、慌しい年の瀬でしたけど… ( やっと一息と言った感じ。 『明けましておめでとうございます』 改めて挨拶を返して、頭を下げそうになって…はた、と止めた。 基本的に、神職は頭を下げてはいけない事になっている… それは、神様に対してする事だから。 …相手が相手だからあながち間違ってもいない行動かもしれないけれど… そんな事は露知らず、やり難そうに乱れてもいない髪を直すように、耳元へ手を当てて ) ?―――あぁ、いえ、違います。 その…霊障体質と言うか、霊媒体質と言うか… ちょっと、そういう力に弱い性質みたいで…。 それを良くする為に、基礎を教えて頂いている程度です。 …ちゃんとした術は、さっぱりですよ? ( 多才? そんな事無いと首を振る。 多分そのうち、特技や趣味になるのだろうけども、今はまだまだ。 『曇りがち』と言われてしまうと、慌てた風に自分の頬へ手を添えて――― ) …え、曇っています? 困ったな… ちょっと寒いですし、暗いから、そう見えるのかも――― ( 首を振って、困った風に零される苦笑には… それ以上の曇りも無く。 宗教=パプテスという思いもアバウトであれば、自覚すら出来ずに不思議そうにするだろう ) [Fri 6 Jan 2006 03:32:57]
◆ハンダ > 新年って感じやね。 そうそう。あけおめ。 (本当の挨拶は遅れた。) 今日は良ェ格好しとるねェ、 (巫女さん姿だって。真っ直ぐな黒髪がばっちり似合っている。) 陰陽寮で世話に――ッて事は、イツカたん、術使えるン? 初耳。 (へェ、と驚いたような面。) 多才やね。 … ところで、表情が曇りがちじゃの。どしたン? (宗教が違うなンて思ってもみない。) [Fri 6 Jan 2006 03:18:41]
◆園内一花@神社 > ( 手の空いた神官や“本業”の巫女達が、今も忙しく祝い物の作製に追われている。 略式で籠められる術は、『自分にも出来る』と言わないまでも、多少なりと本式を知っていれば有り難味も半減してしまうもの…。 けれど季節物という事で、お値段は平時の倍を超えていたりする ) ………。 ( いいのかなあ、なんて。 今更ながら、えへらと苦笑を零しそうになって――― 突如かけられた声に、しゃんと背筋を伸ばしてバツ悪そうにそちらへ向き直る ) 〜い、いえ。 そんな事は――― おめでとうございます………あれ? ( 相手の確認もそこそこに、お祝いを口にして… 一泊遅れて、目を瞬いた。 いつか鍛練所で相手をしてくれた人だと思い出すまでに、少しの間 ) ―――あっ! 〜こんばんは。 ええ… ちょっと、陰陽寮でお世話になっていまして… それで、お手伝いに。 ( アルバイトを使っているなんて、あまり大きな声で言いたい事じゃないだろう。 やや困った風な苦笑を零しつつ、でも、否定もしない。 アルバイトと言うにはお手伝い感覚が強いだけ… これでも一応、宗教=パプテスだ ) [Fri 6 Jan 2006 03:12:55]
◆ハンダ > (客の側から声が掛かる。) (お参りへ向かう列はもうバラけて、其処から逸れたかのように。) バイトか? 何にせよ、お疲れさん。 (挨拶代わりに。) [Fri 6 Jan 2006 03:03:29]
お知らせ > 声さんが入室されました。 『 ――暇そうじゃの。 』 [Fri 6 Jan 2006 03:02:20]
◆園内一花@神社 > ( 三が日も過ぎたと言うのに、初詣に訪れる人は後を絶たない。 けれど夜ともなれば、それもいい加減途切れがちになって… そろそろ、臨時の24時間営業も解除されるだろうか ) ………。 ( 曇り空を見上げて… 乾いた冷たい風に身を竦ませて… 外で立ち仕事をするのならもう一枚欲しい感じの装束を両手で抱いて… 手持ち無沙汰、と言った感じで売り場の奥へ目をやった ) [Fri 6 Jan 2006 02:57:29]
◆園内一花@神社 > ( …というわけでもないと思うけど。 郊外にひっそりと建てられている神社の境内、年始の特設売店で… ) ―――ふぁふ… ( 巫女装束に身を包み、真っ直ぐな黒髪を項で一房に纏めた売り子が… お客さんの絶えた時を見計らって、寒そうな、眠たそうな、中途半端なあくびを零した ) [Fri 6 Jan 2006 02:49:18]
お知らせ > 園内一花@神社さんが来ました。 『( パプテスに遠慮するようにして… )』 [Fri 6 Jan 2006 02:41:37]
お知らせ > ジェダ@塒さんが退室されました。 『(夜風に混じる獣の笑い声)』 [Tue 3 Jan 2006 22:31:29]
◆ジェダ@塒 > ( ある の なら ) 教えにでも来るといい ――……。 (屋根の上から降りれたなら、ここに来る事だって出来よう。 既に自分の目的は果たした。男の体内に精を吐き、体に爪で痣をつけ、血を啜り、男の血を覚え――)(あぁ、ほら。)(まだ残滓残る爪を、喜悦に歪んだ笑みと共に舐って) [Tue 3 Jan 2006 22:30:58]
◆ジェダ@塒 > (少なくとも、それ以外、獣は知らない。――戦に破れた戦士は、相手に服従するものだ。 戯れ混じりとは言え、「認めた男」を組み伏すのに抵抗など無い)――――……(もし、それ以外があると言うなら) ―――……。 (暗い部屋へ視線を戻す。まだ、残り香が漂う部屋を一瞥し)(細く細く三日月のように笑って) [Tue 3 Jan 2006 22:25:49]
◆ジェダ@塒 > (つくづく愉快だった。) …………。 (愛など無い。男女における感情の交わり等欠片も無い。 玩具を――怪我して飛べぬ小鳥を、わざわざ空に放して、からかう”子供”と同じだ。 抗えぬ快楽を与えるのは、一瞬の夢を見せるため。)(何故なら、その後は拷問に近い責めが待っているから。――男を組み伏す意味は、服従を覚えさせる、それ以外に、無かろう?) [Tue 3 Jan 2006 22:18:59]
◆ジェダ@塒 > ――……。(あぁ、愉快だった。)(酒の所為もあり、抵抗は思ったよりも無かったように思う。) ――………。 (好きなように鳴かせて、好きなように嬲って、好きなように痕をつける。) (痛がりはするが、逃げはしない 男。 ) [Tue 3 Jan 2006 22:08:32]
◆ジェダ@塒 > (自分が勝手に寝泊りしている場所は、普通の平屋に、無理矢理増築された二階部分。尤も一階にゃ繋がっちゃいないアネーハもビックリ建築物。 …きっと、この部分を作ったヤツは、下の住人に許可も取らずに作ったに違いない。いやいや、屋根下の住人は、屋根上の権利を主張して、家賃でも取ってたかもしれない。――どちらにしても、自分が此処に来たときは、上下共に誰もいなかった為、有り難く――弱肉強食の結果も踏まえて、此処を使わせて頂いている。 感謝の気持ちなぞ欠片もないが。) ………。 (扉”らしきもの”もあるが、そっちは前の住人が置いていった家具で無理矢理塞いだ。その為、出入り口は木枠を「嵌める」だけの、窓一つ。 部屋は見渡せる。 そこに姿が無いのだから、間違いなく此処から帰ったんだろう) ――――。 (思い出すに愉快) [Tue 3 Jan 2006 22:02:51]
◆ジェダ@塒 > (スラムの一角。)(窓枠に腰掛けて、ふらりふらりと尻尾を揺らすライカニアの姿がある。) ……。 (くぁ、と無防備な欠伸を洩らして、毛布を引き摺りあげる姿は、日向でまどろむ猫のように見えるかもしれない。) 帰ったか。 (気が付けば日は沈み、暗い部屋の中―尤も、ランプの類いなどありはしないのだが―で一人ぐぅすぅと眠りこけていたというわけだ) [Tue 3 Jan 2006 21:52:10]
◆ジェダ@塒 > (一夜明けて) [Tue 3 Jan 2006 21:43:15]
お知らせ > ジェダ@塒さんが入室されました。 [Tue 3 Jan 2006 21:43:05]
お知らせ > ヒルダさんが退室されました。 『…やがて意識は闇の中へ落ちた。』 [Mon 2 Jan 2006 21:53:01]
お知らせ > クーンさんが退室されました。 『 ――― 』 [Mon 2 Jan 2006 21:52:10]
◆ヒルダ > ( 手械が外され自由になった腕は、手械をしたときと然程変わらず自由には出来なかった。手を動かすには体力が無いのだ。 でも、せめて引き摺る手を軽く握る位なら出来る。 本当はそんな苦労なんか掛けず自分の足で歩いて返りたいけど、こうして世話になるのも悪くは無いだろう。 ああ……疲れた。 心地いい疲れ。 例え一度も眼を合わせてくれなくったって、私の方はじっと相手を見てるんだ。 愛しげに、愛しげに、いつまでも。 ) [Mon 2 Jan 2006 21:50:27]
◆クーン > (見上げた彼女の顔、一瞬、背筋が凍りかけた。 ―――。) ……。 こんなところで、いいでしょう。やりすぎても逆効果、ですし。(嘆息交じりに、手首を固定していた手械を天井から外すと、崩れ落ちた彼女を抱え―― 最近、力だけは鍛えた。短な距離、彼女の部屋まで彼女を運ぶくらいならできるだろう。) ―――何を考えているかは知りませんが、今は、あまり余計なことを考え無いように。(引き摺るように彼女を運びながら、視線は―― 合わせること、無く。) [Mon 2 Jan 2006 21:46:28]
◆ヒルダ > ( 腸から口に掛けて撒き散らされた精液で息苦しさを、そして僅かな痛みを与えた。しかしそれを苦に思うことは無く、寧ろ悦びとして受け取ろう。 両方の穴から抜け落ちても尚広がりきったものは中々元に戻らず、暫くその奥まで晒すだろう。 ) ―― ぅ、 …… ぁ、 ん。 ( 口の中に残った精液をごくりと飲み干し、胃へと戻す。暫くは奇妙な満腹感を覚えるかもしれない。 ) ―――…ッ ( 腕は易々と奥に入り込んで、体の中に残された薬。 ……ああ、此れを使わないと孕むのか、私は。 出来るならばこの人の子を孕みたい、などと虚ろな思考はふと思うのだった。 頬を叩かれ漸くその眼がクーンの方へと向けられる。どうやら…… 生きてはいるようだ。そして壊れてもいないようだった。 ) ……… クー ……ン 。 ( 約束、守ったよ。 微笑もうとして、その力すら残ってなくて。なんだか不器用なぎこちない笑みになってしまったが、瞳だけは笑っていた。 ) [Mon 2 Jan 2006 21:35:40]
◆クーン > はっ、は…――――ぁ、はっ…。(荒げた吐息を整えながら、腰を突き上げ二度、三度と絶え間なく汚濁を吐き出し、口からさえ吐き出させる程に注ぎ込んだ衝動は解き放つたびに冷えて、崩れ去り―― 腰を抜き落とすと、触腕の塊を蹴り付け、彼女の胎内から引き摺りだす。――そこは、私の場所だ。) ……また、達しましたか。 全く―― 本当に、何でもいいんですね。(…恐らく、そこには「私が相手ならば」という括りが付くのだろうが。…彼女をこういう人間にしてしまったのは私なのだろう。喩え素養があったとはいえ、それは事実だ。) ……薬、使いましょう。(抜け落ちた胎内に腕を捻じ込むと、一掴みはある薬の塊を最奥の胎内へとばら撒いて――) …虫下しですから。 さすがに、正体不明のイキモノの子供なんか産みたくないでしょうし。(事務的な説明口調、抜き取った腕の雫を払うと、呆けたような彼女の顔、ぱしりと叩いて) [Mon 2 Jan 2006 21:25:06]
◆ヒルダ > ぎしっ ぎしっ と鎖を繋ぐ金具が軋む。それ程までに強く犯されているのだ。 久しく忘れていたこの、愛しい相手に犯されるという感触。相手が此方を責める時に上げる声、息遣い、熱。どれも自分から犯し嬲る時には感じないものだった。 捲れ返った肉は再び突かれると同時に押し込められ、それがまた引きずり出される。それの繰り返しに一気に登りつめて言った。 ) あ……っ、 んあっ、あっ、ああっ、あっ、 ああっ ん、もぅ。……い、 いっ……ちゃ、 んはあぁぁあぁッ!! ( 膣と、尻の両方を抉られて腸内に白濁が満たされる。それはすぐに胃へと到達しても逆流を止めず、食道を通り―― かはッ と白い欲望を口から吐き出した。まるで口で奉仕をした後のように、だらりと唾液と胃液を混じらせた精液が口から滴る。それは火傷してしまいそうな程熱く、まるで全身を犯されたような感覚の中でより一層二穴を締め付けながら…… 達した。 ) [Mon 2 Jan 2006 21:12:05]
◆クーン > ッ、は、く…あ、ああッ……、ひ、あ…ッ…!(己からすれば、犯すのが久方ぶりというコトになる。彼女が満足するのなら、犯されるばかりでも構わないとは思っていたが――彼女の態度がこうなると、これぐらいはしてやらなければ気が治まらない。腕などとは比べ物にならないほど、引き摺りだし兼ねない位に内臓を絡めとり、腰を引くたびに尻穴の肉を捲れ返らせ、自らを抱きしめることすら許されない彼女の尻肉を背筋戦慄かせながら掻き回し) ッ、く、は……あ、し、なない、ようにと…言った、筈です、よ…ッ? …く、は…ぁ、も、うッ…く、ぅあ……は、ああああああッ…!!!(膣穴を再び犯す、限界を超えた触腕に異様な形に盛り上がった腹を掴みながら、くぶぅッ…!と腰を深く突き上げると、限界まで膨れ上がった腹の中、それ以上を求めるかのような汚濁が前後、ごぼごぼと溢れ帰り―― 脈動するたびに胎の底を殴りつける触腕の傍ら、尻穴の肉塊からは、腹の中全てを逆流させ、胃すら超えて濁流のように注ぎ込まれて―――。) [Mon 2 Jan 2006 21:01:42]
◆ヒルダ > ――ッ ――ッ あ、 はぁッ ひ……っ! ( 思えば、こうして犯して貰えるのも久しい。何時の間にか逆転してしまった立場から、そんなことは思いもしなかったのだが。 ごつん、ごつんと体内を叩かれ、無意識の内に吊り上げる鎖に体重を掛けると、自重を彼女へと掛けていった。 もし両腕が空いていれば愛しげにその広げる手に重ねただろう。後ろ手に彼女に触れただろう。 ) あひッ、 く、 ふぁっ い、イイっ いいのぉっ お尻、お尻 気持ち、良く て ぇっ ( クーンの言葉にふと視線を下に下ろすと、さっき散々自分を犯した触手に、足を固定していた触手が絡んで。 一つの太い槍になるのを見た。 ) ああっ、 ん、 そ、そんな……っ 駄目、そんなの 死んじゃ… 死んじゃう、 ああぁ――……っ ( しかし既に逃れる術は無い。一度落ち着いた胎内の肉を更に無理矢理押し広げるように強く捻じ込まれ、 ぼこんっ という音が密着しているクーンにも聞こえるだろう。拡張されきった膣穴に三本の触手がぎちぎちと侵入していく。 ) ―― あ、がっ! は……ッ! わ、たし ――…… っ! ( そしてさっきよりずっと強い責めの中で、もう一度果てようとしていた。 ) [Mon 2 Jan 2006 20:52:19]
◆クーン > っ、く……理、解…できて、いるのか…いない、のか……はっ、あ……ッ(短く息継ぎ、彼女の尻肉を抉り取る。成程、これは夢中になるのも解る程のキツさだ。元々サイズが違うのだから当たり前といえばそうだ、が―― 両腕で抱きつき、腰を振りたてるたびに腕伝いに腹の中で暴れている自身の狂気が腹を突き上げて――) く、あっ……は、あっ、これだけ、キツいと、もたなッ、い……く、はッ……あッ…!(限界を悟ると、彼女の両足を抱え、拡げさせ…その合間、足首を掴む以外の触腕が三本ほど、ぎちりと一本に捻り上げられて―― 尻穴を抉る肉塊の倍はありそうな先端が、解放されたばかりの膣穴を狙い) ……っ、く…ほら、もう一度、ご希望のようですよ…?(冷やかに囁き、ぐっ、と尻穴の奥底を抉りあげた刹那、狙い済ました巨大な触腕が―― ぐ、ぼおおおッ…!! ぼこ んッ!!!) [Mon 2 Jan 2006 20:41:20]
◆ヒルダ > ( 腕よりも太い、触手よりも激しい。何より―― 愛しい。 囁かれる言葉に数度頷くのが精々で、しかしその言葉はしっかりと脳裏に焼きついていくだろう。 ずんっ、とまるで太い杭を打ち込まれるかのような激しい衝撃に触手に固定された足が離れてしまいそうになる。胎内を占領していた触手も抜け落ち、余すところ無く後ろの穴を犯され、痛みよりも強い絶頂を齎した。ぎゅうぎゅうと、広がる腸壁が元のサイズまで戻ろうと強く引き締める。 胃へと到達したものは更に逆流を続け、体の隅々まで汚されるような、そんな快楽に早くも溺れ始めたのだ。 ) ―― あっ! ひ、 ひあっ 太 い、 凄……ッ! ( 低く、深い、肉を犯す音が響く。 ) クー… ン、 あっ! ひああぁぁっ! ふッ…… あぁ…っ! [Mon 2 Jan 2006 20:31:22]
◆クーン > 喩え、淫売の雌豚だろうと、私の所有物であることに変わりはありません。…なら、私の許可なく、勝手に死ぬような真似は断じて許可できませんし、許可なく危険地域に脚を踏み入れるのも軽率でしょう。――っ、く… ふ、解ります、ね…?(悲鳴の中、響くような声で静かに宣告し、根元まで貫いた怪異を引き摺り抜くと…抜け落ちる間際、再び腰を跳ね上げて。裏側から膨れ上がった子宮を小突き、それに押された触手が少しずつ、抜け落ちて――ぼたり、と触手を突き落とすと、余裕の開いた腹の中を今度こそ遠慮なく、ぐぶ、ぐぶと篭った肉音響かせながら抉り上げ―― 時折噴き上がる先走りが、臓腑を逆流し胃の辺りまで遡らせ、それをまた攪拌するように巨大な楔が臓腑を抉り抜いて――。) [Mon 2 Jan 2006 20:07:23]
◆ヒルダ > ( 彼女のことだ。 このままずっと放置されかねないと思った、けど。 ほんの一欠けらの情けか、それは無く。 そう―― 餌を与えてくれるのだ。 何処か喜びを湛えた瞳が見るのは、その小さな体には不釣合いな―― 多分私のより太く、大きいもの。ああ、魔力の大きさに比例させる事が出来るというのならば、成る程当然だ。私と彼女の格の違いなんてずっとずっと広いのだから。 脅えたような表情と同時に、ごくりと唾を飲み込む音が僅かに響いた。 宛がわれる感触と熱に思わず眼を瞑り、訪れるであろうその一時に備える。もう拒否する言葉も無い。 そして…… ああ、優しい声。このまま死んでしまっても良いと直前まで思っていたのに。 僅かに頷いた次の瞬間に、みちみちと悲鳴を上げながら侵入してくる異物に大きく身を仰け反らせた。 ) ――― ひぐ、あぁぁあぁあッ!! [Mon 2 Jan 2006 19:58:50]
◆クーン > ―――死なないで、くださいね?(ふと、普段の――労わるような、優しげな声で。) ……ッ!(呟くのと同時、足首を固定された彼女の尻穴へと、人の身とは思えない肉塊を、まるで板に釘を打つ程度の気楽さで深く、根元まで叩き込むほどの勢いで打ち付けて――。) [Mon 2 Jan 2006 19:51:13]
◆クーン > ふう、ん……?いえ、別にそれでもいいですよ。あなたが豚みたいに恥知らずの淫売だっていうのは解りきりましたから。……はは、そのくせ、最後は私自身がほしいっていうんですか? ……ま、いいでしょう。家畜にだってエサは必要ですからね。(焼印など押さないのは、彼女がそれですら「悦んでしまう」というのが解りきっていたからだ。そこまであからさまに所有権を主張するつもりは今のところ無い以上、彼女に刻み付けてやるのはこの程度で充分だと、冷静に判断している己を自覚する。 …覗き込んでいた尻穴の奥から顔を上げると、軍服のズボンの前を開いて) ……はッ。 まあ、構いませんが―――排泄くらいは、しておいたほうが良かったですね?(ずるり、と引き出されたのは、前夜の彼女が可愛く見えるほどの凶悪な―― 胎を犯す触腕の、軽く二本分はありそうなサイズの、狂気。) ―――貴女にこの術の基礎を教えたのは私ですからね。貴女にできることが、私にできない道理はありません。……さて、一つだけ、簡単な命令をします。 [Mon 2 Jan 2006 19:49:23]
◆ヒルダ > あ… は、 たし、わたし は。 ( 言葉に体は敏感だ。言われて改めて認識する側面もある。否定せぬまま、虚ろにクーンの顔を見た。 まるで奴隷のように、その印を体に刻まれてもこの女はそれすら悦ぶに違いない。 ”その人の所有物である”という烙印を毎日指でなぞっては悦を浮べた表情をするのだから。 ――がくりと体が落ち、新鮮な酸素を世話しなく取り込み続ける。 広げられた尻穴の内部はひくひくと蠢き、まるで誘うように強請るように。奥まで見られているこの状況にまた興奮を覚えているんだろう。 ) …… まだ、 あ 頂戴、 もっと―― 貴女の、を。 ( そして更に求めた。 触手でもない、腕でも無い。大好きな人の ) [Mon 2 Jan 2006 19:34:57]
◆クーン > ……もしかして、自分に酔ってます?(まるで家畜のように扱われているというのに、そうなっている自分に酔い痴れてるような顔を見上げながら、腸液に汚れた腕をべろりと舐めて――) ま、構いませんけれどね。 ……雌豚は、雌豚でしょう。 誰が自分の主か、焼き鏝で尻に焼付けでもしてやればいいんですが、そうもいきませんからね。……ああ、イきましたか?(蠢く尻穴の淵を指でぎちぎちと摘みながら、達したことに気付くと両手の指を尻穴の淵にかけ、ぎちい…っと限界まで拡げきってやって) ……さて、本当に限界なら、ここで止めても構いませんが。まあそこそこ反省はしたでしょうし、別に咎めはしませんよ?(拡げた尻穴の奥、深くまで覗き込みながら淡々と問いかけて。) [Mon 2 Jan 2006 19:27:12]
◆ヒルダ > ( 見たことも無い化け物に犯され、恋人に嬲られ、貶され、呆れられ――。 そうだ、この酷すぎる状況が一層掻きたてるんだ。 ぴくんと足を跳ねさせ、ゆっくりと昇り詰めていく。僅かに指先で弄られてるだけなのに。もう殆ど動いて無いのに。 咥えこんで悦んでいる、 ああ、私は雌豚なんだ。一番見っとも無いんだ。 切なそうに溜息を漏らした。 そして。 ) ………あ。 ……… はっ、 ひっ! んはあぁぁ……――――ッ!! ( そのままでもゆっくりと迎えることが出来た満足を、急に抉りながら引きずり出される腸に一気に達してしまった。クーンの腕が触手に圧迫された箇所を掴み、それに引き摺られることによって今まで感じたことの無いような快楽で、あっけないぐらいに。 尻穴が失った熱を求めるように暫しヒクヒクと蠢くだろう。その絶頂の中で。 ) [Mon 2 Jan 2006 19:14:36]
◆クーン > (訂正) 全く、仕方のない雌豚ですね…… たったこれしきで、もう限界だなんて。(はあ、と溜息交じりに呟くと、小さな指先が腸壁をかりこりと掻き毟り、腸奥の粘膜をぎゅ、て抓り上げてやり) ……また、達しそうなんですか?あはは、こんな触手捻じ込まれて、お尻に腕呑み込んで絶頂だなんて、雌豚に似つかわしいイき方です。 ……ほら、イきたければ好きなだけイってください?(腸の奥底、汚物どころか内臓すら引き摺り出しかねないほどに内壁を鷲掴むと、力一杯…ずるううっ…!と腕を引き摺り抜いてやり――――。) [Mon 2 Jan 2006 19:05:40]
◆・ッゥ`・ > ネォ、ッ。「ハヒキス、ホ、ハ、、エニ爨ヌ、ケ、ヘ。ュ。ュ。。、ソ、テ、ソ、ウ、、キ、ュ、ヌ。「、筅ヲマ゙ス遉タ、ハ、、ニ。」」ィ、マ、「。「、ネチマ「スサ、ク、熙ヒロ、ッ、ネ。「ミ。、オ、ハヨクマネ、ャトcアレ、、ォ、熙ウ、熙ネ蹄、ュ垪、遙「トcーツ、ホユウト、、、ョ、蝪「、ニラ・、ノマ、イ、ニ、荀凜ゥ。。。ュ。ュ、゙、ソ。「゚_、キ、ス、ヲ、ハ、、ヌ、ケ、ォ」ソ、「、マ、マ。「、ウ、、ハエ・ハヨト、グz、゙、、ニ。「、ェ裲、ヒヘラ、゚゙z、、ヌス~筈タ、ハ、、ニ。「エニ爨ヒヒニ、ト、ォ、、キ、、・、、ュキス、ヌ、ケ。」。。。ュ。ュ、ロ、鬘「・、、ュ、ソ、ア、、ミコテ、ュ、ハ、タ、ア・、、テ、ニ、ッ、タ、オ、、」ソ」ィトc、ホーツオラ。「妁ホ、ノ、ウ、、ォトレト、ケ、鰓、ュ゚。、ウ、キ、ォ、ヘ、ハ、、、ロ、ノ、ヒトレアレ、嵩擘爨ネ。「チヲメサアュ。ュ、コ、、ヲ、ヲ、テ。ュ」。、ネヘ、メ、ュ゚。、齟i、、、ニ、荀ィDィDィDィD。」」ゥ [Mon 2 Jan 2006 19:05:20]
◆ヒルダ > あ… あ、 あぁっ 入っちゃ …… ッ ( 次々と押し広げられ、広がる肉が痛い。それでも挿れるのを止めようとしないその動きと言葉、そしてついに全てを咥えこんでしまいもう一度体が大きく跳ねた。 ) あ 、はぁ ……っ クーンの、手 がぁ 。 入っちゃった…… 私の、中に……。 ( 信じられない。そんな表情もすぐに腸内で内部をなぞり、掴む手に痛みに堪える声が甘い響きを持たせながら吐き出された。 触手は粘液を吐き出したあともうねうねと蠢いては広がりきった孔を刺激し、肉壁越しのクーンの腕にそれが伝わるだろう。 太いものを二本咥え込んだまま、ぎゅっ ぎゅっ とそれを締め上げようとする。例え動かされなくとも放っておけば勝手にもう一度果ててしまうような、そんな気配すら感じさせて。 ) ――― す、ご…… 痛 、 でも きも、ち…… あ…… ( 力尽きる寸前のように、そしてうわ言の様に言葉を漏らす。しかし意識は辛うじて保っているようだった。 ) [Mon 2 Jan 2006 18:56:45]
◆クーン > 休む?どうしてその必要が?(彼女の必死の願いを冷笑一つで切り捨てると、濁った意識を切り刻むかのよう、指を力ずくでねじこんでいき)…3本、4本……このあたりで、だいぶきついですけど。 まあ、でもあの触腕が飲み込めたんですから、それより細い私の腕が入らないわけありませんよね?(4本の指でぎちぎちと窄まりを拡げると、親指を内側に滑り込ませて…一息に、ぐぼッ…!と力いっぱい突きこんでやり) っ、く………ふう、やっと入りましたか。 ふむ、このあたりが膣で……このあたりが子宮、ですかね?(ぐぶぐぶと肘まで捻じ込んでやると、裏側から前に収まった触手や、膨れ上がらせた子宮を肉壁越しに掴み上げ、指を突き立てて揉みしだいてやって――。 その視線にも行動にも、彼女を人として扱う意思は微塵もなく、まるで楽器の調律でもしているかのような、事務的な手つきで彼女の肉体を弄んで行く。) [Mon 2 Jan 2006 18:45:40]
◆ヒルダ > ――― ひッ! ( 達したのか達して無いのか、それすら判らないぐらい混濁した意識はその音と痛みに漸くはっきりとして。 ) ……… あ、 あぁっ お、 ねがい クーン… 少し、休ませ……… ( まだ前に詰まったままだというのに、小水と触手の粘液が混ざり滑りを良くした指先がくに…… とお尻の方から入ってくる。それだけでもう苦しいぐらいなのに、きっとクーンは指だけでは赦してくれないんだろう。 喘ぐような呼吸を繰り返し、懇願する瞳で彼女を見下ろした。 ) あ、 ふ―― っ クーン、 あぁっ。 お尻、駄目…… 入れちゃっ ( ひくひくと蠢く窄みは言葉とは反対にその異物である指をくわえ込もうとするだろう。 ) [Mon 2 Jan 2006 18:39:07]
◆クーン > あぁ、もう…… 誰が壊れていいと許可したんだか。(失禁までして恍惚した視線を向ける彼女、汚物でも眺めるような目で見上げ―― 洗濯挟みを取り出すと、肉芽めがけて……ばちんッッ!!と思い切り挟み込んでやり) ……まあ、いいですか。 壊れたんなら、一周回せば元通りです。(軍服の片腕、裾を捲ると小さな腕で、放った小水受け止めて…腕全体にまぶすよう濡らしていき) ……これくらい、まだまだ序の口ですよ。ほら、前だけお腹いっぱいにされても、寂しいでしょう…?(触手の粘液も塗りつけると、ぬらりと濡れ光る右腕を彼女の尻肉の合間に押し付けて……まずは一本、二本…と少しずつ尻穴の中に指を捻じ込んでやり) [Mon 2 Jan 2006 18:32:08]
◆ヒルダ > あ が、 っ ………っ ……… っ ( ついに声すら出せなくなったようだ。内部から押し広げられ伸びきった肉にある芽はその引っかくような指に快楽を貪り、こんな酷い事をされているという昨日とは全く逆の感情すらそれの糧となった。 痛みと快楽は脳に強い刺激を与えた。触手は奥の奥、子宮から更に奥、卵管へ。狂ってしまったような表情は笑みすら浮かべ、抉る感触にギリギリのところで意識を保つのがやっとだった。 ――やがて熱い熱い液がどぶどぶと流し込まれる感触を感じ、虚空を泳いでいた眼が漸く下を見た。 ) ――― あっ♪ あっ♪ あ、 出て、 あっ♪ 中、出てる。沢さ―― ( そして自分の意思とは全く関係なく、ぷし……っと小水を零しだした。触手を伝い、床に零れ、辺りに鼻を突く臭いを漂わせる。 恍惚とした表情がそれをただ見下ろし、まるで「見て」といわんばかりに次にクーンの顔を見た。 見て、ねえ、見て。私はこんなになってしまっているの、と。 ) [Mon 2 Jan 2006 18:24:02]
◆クーン > はは、もうギブアップですか?私だって、射精するまでは我慢しましたよ?……まあ、無理もありませんね。 ……安心しなさい、ソレは、ただ一番奥がどこか、確かめてるだけですから。そこが一番奥だってわかれば、直に終わってくれますよ。(指先を伸ばし、肉芽をこりこりと転がしながら、聞こえているかどうかも解らない言葉を掛ける。優しい快楽を与えてやるのは、痛みで意識がどこかへ飛ばないようにするためだけの意味でしかない。気絶でもされたら、意味がないのだ。) ……ほら、もう一番奥がそこだって、わかったみたいですね。 ……気絶しないでくださいね?(がづんっ!と、ひときわ強く最奥を抉りつけると漸く触腕の動きが止まり―― その代わり、触腕の中に潜んだ多量の細い触手が、卵管の中にまで潜り込んでいき、内壁をがりがりと引っ掻きまわし出して―― さんざん掻き毟った内壁に、灼けつくような粘液をどぷりッ……と、それこそ腹が爆ぜるほどの勢いで注ぎ込んでいって――。) [Mon 2 Jan 2006 18:09:45]
◆ヒルダ > ( 頭の中が痛みで真っ白になった。 舌をだらしなく突き出して既に虚ろな視線は宙を見つめる。手械に繋がれた手の指先と、触手に持ち上げられ空を切る足の爪先がびくびくと跳ねて。 ありえないぐらいに膨らんだ腹と、ありえないぐらいに広がった膣穴の入り口に只管乱れさせた。 ) あ、 がっ はぁ……っ あ、 う、 う―― ッ…… ( 息が詰まる。お腹が苦しい。クーンはそれでも体重を掛けて奥へ奥へとねじ込ませ、子宮口の中に初めて異物が入った。まるで内臓が叩かれるようなそんな感触。 ああ、壊れる。壊れてしまう。 しかし捻じ込んだ触手は肉芽も擦るように動き、痛みと同時に本来感じるべき快感が走った。 ) ―― んひいいぃぃいッ!! ひ、な、あぁッ! あああぁッ! ( 今度は体が上へと逃げることも適わぬというのに、勢い良く引き抜かれては貫かれる衝撃に一瞬意識が途絶えた。 それもすぐ、貫く感触に戻ってくるのだが。暫し途切れては蘇る混濁した状況の意識の狭間を彷徨った。 ) [Mon 2 Jan 2006 18:03:38]
◆クーン > いえ、こうなる事は予想しえた事ではあります。私も説明しなかったのが悪かった。―――それに、私は別に、この件について怒っている訳ではありません。(誤解をしてはいけません、とぴしゃぴしゃ尻肉を叩きながら、頬擦りした腹が内側から膨れ上がっていくのに陶然と目を細め) ……言ったでしょう。謝って済むなら自警団などいらないと。 …ほら、どうです?圧迫感で呼吸が詰まるでしょう?(膨れ上がった腹撫でながら、両腕で腰にしがみつくと―― ぐ、と体重をかけて引下げ、更に奥へと触手を捻じ込ませてやって――子宮口を割り、その奥にある胎内にまで触手の頭が捻じ込まれ) っ、と…これで、全部ですかね……? ほら、これぐらいで苦しがっていたら、あとが続きませんよ?(膨れ上がった腹を、外側から掴み上げるとぎりぃ、て指を食い込ませ――刹那、触手が勢い良く引き抜かれると、再びがつんっ!と子宮の奥まで叩き付けられ… 二度と体が浮き上がらないよう両足首を触手が絡め取ると、がつっ!ごつっ!と殴りつけるような勢いで、まるで昨夜を再現するかのよう、触手が腹の底まで幾度も叩き付けられて――。) [Mon 2 Jan 2006 17:53:07]
◆ヒルダ > ( 冷静に話す言葉から、嗚呼―― やっぱり怒っているんだろうかなんて。しかし優しさの欠片も無しにねじ込む事へ強い快感を覚えたのは事実。自分勝手過ぎだと判っていながら止められなかった私の自己中心的な考え方。 それに比べたら優しい方だ、 けれども。 ) さ、裂けない …… だけッて。 や、嫌っ ごめんなさい、ごめんなさいっ 謝るから、謝るから許し…… ひ がぁぁッ ( 捻り上げられた肉芽から痛みと同時に送られてくる白い感覚に、ビクンと閉じた足が隙を見せるように開いた。触手は雌の匂いに導かれるように太腿を伝い、その先端を僅かに差し込む。 ) あ っ うぁっ クー……… ぐ、 ひぎぃぃぃッ ! ( こんなに強く、太く、熱いものを打ち込まれた事などありはしない。苦しい、痛い、痛い。 涙を零しながら、木霊すのは悲鳴。 優しく触れるクーンの頬に歪に歪む腹が触れるだろう、それはうねうねと波打ち、思わずぶら下った体が浮いてしまうぐらい。爪先が既に届かぬぐらい。 ) [Mon 2 Jan 2006 17:46:43]
◆クーン > 確かに、お話としては面白いこともありますけど、個人的には前戯くらいはしてあげるのが優しさだと思います。…勿論、それ自体が目的である場合には、無理やり捻じ込むのも手段としてアリだとは思いますが。(生徒に講義する教師然と、言葉を重ねながら両足を開かせたままに両手で固定してやり) ……ほら、足を閉じない。大丈夫です、さっき、いつも私が使っている伸縮の秘呪を掛けておきました。ですから、裂けはしないでしょう……もちろん、裂けないというだけの話ですけど。(未だなだらかな彼女の腹に頬擦りすると、指先が、そっと肉芽を摘みあげ……ぎちィィッ…!と思い切り爪を立ててやり) ……暴れない。私を煩わせるなと、同じことを二度言わせる積もりですか?(しっかりと腰を抱きかかえると…触腕のうち、一本が内股から秘所へと触れて……粘液にまみれたぬめる凶悪な太さの肉塊が、勢い良くぐぼおッ…!と入口をこじあけ、情け容赦すらなく一気に子宮口まで突き抜いてしまい) [Mon 2 Jan 2006 17:37:50]
◆ヒルダ > ( 対する私は前菜も無しに、昨日捻り込んでしまった。終わってから酷い事をしたと反省する気持ちもあるが、もう後の祭りという奴であろうか。 触れていた指の感触が消えると、暫くまた失った体力を取り戻そうとがくりと体が落ちる。とはいっても、ぶら下ったままなのだが。 そして何か―― 妙な音に。目隠しをされた顔が其方へと向く。 ) ―――え? な、 なに……? ( べちゃり、 ずるずる ずるずる。 床を擦る気配が近づいてくる。見えぬ恐怖に慌てふためき、地に付けた足を仕切りに動かして。 やがて光を取り戻すと、恐る恐るその眼が己の足元へと落ちる。 ) ―――― !! ( 其処にはグロテスクな、見たことも無い何かが居た。同時に付いた足に触れる気持ちの悪い感触に短い悲鳴をあげて逃れようとするが、既に足を捉えられそのままずるずると這い上がってくる。 ) ―― やッ やだっ、 何、 何よ……っ クーン、 一体――……! ( まさか。まさかまさか。 クーンの口調に顔がさっと青くなった。 此れを挿れるというのか。 ) 嫌ッ 嫌ぁッ こんなの、入らない、入らない……っ! ( 昨日と逆になった立場に暴れ、鎖が耳障りな程煩い音を立てた。 ) [Mon 2 Jan 2006 17:31:27]
◆クーン > ふむ………ん、これくらい濡れれば充分ですか。…ヒルダ、私はこう見えて、案外優しい面もありましてね。…ちゃんと、事前に濡らすくらいは、してあげるんですよ。(充分に湿らせたことを確かめると、指を引き抜き…汚らわしそうに雫の付いた指先を振り払うと、指をぱちりと鳴らして ―――がこん!と、何かの重いフタが開くような音と共に、べちゃり―― 不穏な湿った音をたて、何かがずるりと足元へと這いずって) ……ああ、目隠しをしたままでしたね。 見えないままというのも、可愛そうでしょう。 (もう一度指を鳴らすと、目隠しが外れ―― その頃には彼女の足首に、一本の太さが大人の腕ほどもありそうな触腕を五本も持つ、五首の触手の塊が絡み付いていて) ………何だって良いのなら、これだって構いませんよね?(く、く、と喉を鳴らすように低く笑うのにあわせ、触手がゆっくりと足首から上を目指し、ぬらぬらとした粘液を残しながら這い上がり…。) [Mon 2 Jan 2006 17:21:58]
◆ヒルダ > ( 荒い呼吸と鎖の音。そして彼女の声が空間に響く。 下腹部の疼きに体をもじもじと捩らせながら、ゆっくりと丁寧な指先の動きにその神経を集中させる。 「 ああ、触れられている。 」 被虐によって体の熱がどんどん加速していって―― ) あ、 あっ クー…… ン い、 ひっ…… ああ、 ああぁっ ( 胎内に流れ込む外気の冷たさ。広げる指に滴る熱い雫。 熱と冷気が互いに混じりあって、それだけで興奮は高まっていった。 晒した乳房の先端は雌豚に相応しくぴんと勃ち、愛撫を求めるように自己主張する。轡を外したばかりの口元は僅かに喜ぶように歪んでいた。 ) [Mon 2 Jan 2006 17:16:21]
◆クーン > (ここが地下のどのあたりなのかは自分さえも知らない。ただ、そこに都合のいい空間があったから利用しただけだ。…それを彼女に伝えてやる気は無いし、その必要もないだろう。…吊るし上げた彼女の秘所は、既に潤みを帯びていて…優しい指が、入口の肉を掻き分けて、浅い場所をゆっくりと掻いていって) ……もう、湿らせてますね。 あれだけの扱いをされて、やっぱり濡らしてるんですか。 まったく……とんだ雌豚ですね。 なるほど、これだけ卑猥なところなら、誰のモノだって……いや、ペニスでなくたって悦んで咥え込みそうなものですよね?(かり、かりと入口を掻きながら、二本目の指も押し込んで…くぱぁ、と内側から開いてやり、内壁に外気をあててやって) [Mon 2 Jan 2006 17:08:15]
◆ヒルダ > ( ここはどの辺りだろう。進んだ距離は大して長くは無いはずだけど、目隠しで見えない視界ではそれを確認する術は無い。そしてそれを考える時間も。 尻を踏むブーツの冷たさによろよろと立ち上がるが、眼が見えぬ上にこの状況に悶え僅かに鈍る平衡感覚のせいで一瞬ふらふらと上体が揺れた。 漸く外される轡、解放感。しかし次には手の自由が代わりに奪われ、その手が上にぎりぎりと持ち上げられた。 ) う、 あぁっ い、痛……っ ( そのまま吊り上げられつま先がぎりぎり届く高さに痛みの声を出した。 ―― 足を開き、相手に晒すように見せる其処は既にしっとりと濡れ、優しい指使いにそれは増していくだろう。 ) ―――あ。 んんっ…… そ、 そこ、はぁ…… ( かくんとぶら下る体が揺れ、鎖が擦れる音が響く。 ) [Mon 2 Jan 2006 16:58:45]
◆クーン > さて、と…――。(喘ぐ彼女の様子など欠片さえも気遣わず、背から降り立つとブーツの靴底でごり、と尻を踏み躙り) ……何を休んでいるんですか?早く立ち上がりなさい。私に面倒をかけさせないで下さい。(後ろ髪を引くと、轡を外してから引っ立たせ、手械を嵌めると天井から吊り下げられた鎖に引っ掛けて――爪先立ちで、漸く地面に届くくらいの高さに吊りあげてやり) ……ほら、足を開く。触りづらいでしょう?(ぴしゃりと内股を叩くとがに股気味に足を開かせ、その合間の秘所を指先で擽って) ……全く。 …此処に、咥え込んでいた訳ですか。(言葉とは裏腹に、裂け目をなぞる指使いは優しく…ゆっくりと揉み解しながら、親指が茂みに隠れた肉芽を軽く揉み転がしていって…) [Mon 2 Jan 2006 16:49:20]
◆ヒルダ > う っ! ふ、 うぅ―― っ! ( 背筋が震えるような呟きに恐怖を覚え、視界が塞がれている事への不安を振り切るように更に足の歩みが早くなった。見捨てないで、置いていかないで、そんな悲痛な響きを称えた声を上げながら。 股の間に滑り込む指の優しい熱とそれに反するような引き抜かれる痛み。そして舌が、首が後ろに折れるぐらいに強い力で引っ張られると焦るように進んでいた足がぴたりと止まった。 荒い呼吸と共にぼたぼたと涎を垂れ流し、目隠しの舌は涙でぐちゃぐちゃだ。全身にじっとりと掻いた汗は熱気を放っているだろうか。 暫し、体を休めるように―― ) [Mon 2 Jan 2006 16:39:29]
◆クーン > ふん、これだけ尻を叩いて、漸くこの速度ですか。本当に……愚図です。(手綱で方向を指示しながら目的地へと向かわせながら、「世話のかかる愚図さだし、このまま此処に棄てていこうか」なんて呟きを聞こえよがしに聞かせてやって。…抓る尻肉の熱が指先を暖める感触を味わいながら、つ、と指先を尻の谷間に滑らせると、生え揃ったアンダーを指に絡ませ) ……はい、ここで良いですよ。止まりなさい。(巻き取った数本、ぶちッ、て引き抜いてやり、手綱ごと舌を力一杯引き絞ってやって) [Mon 2 Jan 2006 16:32:56]
◆ヒルダ > ( 暗闇が怖い。それは前が見えなくて進むのが怖いという理由もあるが、兎に角私は暗闇が怖い。もし此処で置き去りにされたらきっと重い恐怖と孤独で精神を削られていってしまうだろう。 だから、背中に感じる人の熱と私を甚振る痛みと声に縋る。縋って、大人しく言うことに従うのだ。 ) ―― ふッ ふぁッ ぐ、 ぅっ い がぁ―― ッ ( 強くなる痛みに漸く歩みが速くなった。ひたり、ひたりと手の平に感じる足元の感触を頼りに前へと進んでいく。 尻は何度も走る痛みに真っ赤に腫れ上がり、抓る指先に熱い程の熱を与えるだろう。 ) [Mon 2 Jan 2006 16:26:00]
◆クーン > おや、痛いんですか?…おかしいですね、私がねじこまれたモノに比べたら、髪の毛みたいに細いと思いますけど。(鞭を引き抜くと、打ち据えた尻の赤くなった所にぎりぎりと突き立ててやり) ……ほら、進みが遅い。この調子だと部屋に着くまでに明日になってしまいますよ?(手綱を左右交互に引くと舌をきりきりと締め付けて、のろのろとした歩みに業を煮やすかのような声でばしッ、ばしりッ、と何度も尻を叩き―― ぎりッ、と腫れあがらせた尻肉を抓り上げて) [Mon 2 Jan 2006 16:18:33]
◆ヒルダ > ――え、 そ、そんな―― ひッ!? ( 否定しようと、した瞬間にもう一度走る痛みと何の前触れも予告も無く体の中に挿入される異物感。 細い鞭は容易くとまでは行かなくともずるっ、と咥えこんでしまうだろう。快感というより痛く、震える声を漏らした。 涙で潤んだ瞳は革の感触で覆われ、薄暗い地下書庫が暗闇に閉ざされた。暗闇では開いた口に何を咥えさせられたのか見えなかったが、舌が固定され口に金属の味が広がる。 閉じられぬ口からはやがてだらしなく涎が落ちるだろう。 背中に腰掛けられる重みを感じると咥えた何かが後ろに軽く引っ張られ―― そこで漸くそれが轡だと気付いた。 ) ん、 んぐ――っ ( 尻を叩かれ苦しそうに嘶くと、緩慢な動きでゆっくりと足を進めはじめた。 ) [Mon 2 Jan 2006 16:14:42]
◆クーン > 謝らなくても、構いませんよ。……大体、私が何に対してどう怒っているのか、きちんと理解しているかも怪しいくらいですからね。案外、こうやって扱われて悦んでるんじゃありませんか?(ばしッ、とむき出しにさせた尻肉を鞭で叩くと、秘所の中心に鞭の先をきりきりと突き立ててやり) ……さて、口を開けなさい。(レザー製の目隠しを掛けると、開かせた口に馬の轡に似た器具を咥えさせ…舌を挟むと、閉じれない口から舌を突き出したままで固定してしまい) ……さて、これで随分はマシになりましたか。…それじゃあ、先を急いでください。(その背の上に腰掛けると、轡から伸びた手綱を引き――掌で、尻をばしぃッ、と力一杯引っ叩いて) [Mon 2 Jan 2006 16:04:14]
◆ヒルダ > ――― はぅ。 ( びく、と手を引っ込めた。その手を押さえながら脅えた眼でその姿を見下ろし。躊躇いつつも自分の服に手を掛けてすとんとその服が足元に落ちた。地下書庫の冷たい空気が身を切るように纏わりつき、次にその露になった体に鞭が撓り痛みを残していった。尚も撓る鞭は胸と、尻と、足を打ち付けていくだろう。その度に体が跳ねては苦痛を堪える呻きを漏らしながらがくりと手を冷たい床に付けると、言われる通りに四つん這いになる。 ) ………ご、ごめんなさ… いえ。 申し訳ありません……。 ( 落胆する様子に体が不安で震えた。顔色を伺うような情け無い瞳がちらりとクーンを盗み見る。 ) [Mon 2 Jan 2006 15:59:41]
◆クーン > ………何を、してるんですか?(掴む指先を鬱陶しそうに振り払うと、その指先を手にした乗馬鞭でびしりと打ち据える。) …第一、誰が貴女に着衣を許可しました? 二足歩行も許可した覚えはありませんね。 (言葉放つ度、豊かな胸元や尻、太股を何度も打ち据え―― 足首に蹴りを放つと、引っ掛けるようにして床へと這い蹲らせて) ……立場を理解する、ということをまず教えなくてはいけませんか。(手の掛かる駄馬を見る目で、あきれ果てたように嘆息し) [Mon 2 Jan 2006 15:51:13]
◆ヒルダ > ( 後ろを物凄く不安そうな顔をした魔女が歩いていた。 魔女ギルドの地下書庫に雇われた冒険者達が入っていったのは知っているが、ここがそうだとは知りもしない。戦う技術があるのならあの依頼、受けてみたいと思ったことがあったのは懐かしい記憶だ。 その場の異様な空気に呑まれしきりに左右を見渡せば、前を歩く小さな肩に縋ろうと服を握ったりしているわけだ。 ……その相手にこれから色々されるというのに。 ) [Mon 2 Jan 2006 15:41:10]
お知らせ > ヒルダさんが来ました。 『……… なに、 ここぉ……』 [Mon 2 Jan 2006 15:37:30]
◆クーン > (地下書庫というのは、アレだ。もうかなり昔になるが、冒険者を雇って掃討させた、あの無限ダンジョンのことである。その1階部分、地下へと潜るエントランス部分に隠し部屋があることは、先代のギルド長しか知らなかったことなのだろう。……拷問具とか拘束具とかいろいろそろってて、何に使ってたんですかアルテナ様とツッコミの一つも入れたくなったが、幸か不幸か相手は既に鬼籍の人。ならば残された場所はせいぜい、有効活用させてもらうとして、だ。) [Mon 2 Jan 2006 15:35:58]
お知らせ > クーンさんが入室されました。 『 ―――魔女ギルド 地下書庫1F エントランス――― 』 [Mon 2 Jan 2006 15:33:42]
お知らせ > ルゥさんが退室されました。 『(溜め息混じりの呟きは、喧騒の中に溶けて、消える)』 [Thu 29 Dec 2005 08:13:24]
◆ルゥ > (疲れた体に鞭打って、其の侭病院へ。 但し寝台の上という安息の場は赦されず、白衣に着替えて本業に立ち返るのであるが。) さ、忙しくなりますね─…。 (はふ、と。) [Thu 29 Dec 2005 08:13:04]
◆ルゥ > …担架を。 それから毛布と清潔な布と沸かしたお湯を。 簡単に処置をしてから病院に運びます。 (羽兜姿の白魔術士は、出るなりそう声をあげて) [Thu 29 Dec 2005 08:04:41]
お知らせ > 月璃さんが帰りました。 『取り合エズ、もう動きはセンだろ――(背後で、緑の何処かが崩れる音が響いた)』 [Thu 29 Dec 2005 04:04:34]
◆月璃 > (中核まで辿り着いた中では、被った被害は少ない方だ。蔓の突きを食らった脇腹は痛むが、直ぐに力尽きる程でも無い。とはいえ、怪我人を搬送部隊に無事に引き渡し、中の状況等について知りたげな視線を前に、ボソリと一言告げた) [Thu 29 Dec 2005 04:03:25]
お知らせ > レイ・シェリダンさんが帰りました。 [Thu 29 Dec 2005 03:59:53]
◆レイ・シェリダン > (見た目を度外視すれば、叩きつけ、殴られ毒ガスに晒されたフェンサーが一番の被害者なのだろうが…今はこの闘奴もそんな事を思う余裕もなく、きっと仲良く入院と相成るだろう) [Thu 29 Dec 2005 03:59:51]
お知らせ > フェンサーさんが退室されました。 『(多分、そのまま入院)』 [Thu 29 Dec 2005 03:58:06]
◆フェンサー > ( 少女の腕は治るのだろうか。 今日、最も被害をこうむったのは多分彼女だ。 多かれ少なかれ、怪我をした人間はいても、多分彼女が。 光が見えて、緊張が解けたのだろうか。 フェンサーはそのまま、意識を失ってしまい。 ) [Thu 29 Dec 2005 03:57:37]
お知らせ > 艶子さんが帰りました。 『――「平気だよ」という強がりは言えなかった。』 [Thu 29 Dec 2005 03:57:34]
◆レイ・シェリダン > (引き上げた後で出迎えた人間は、支えられ意識を失っているレイよりも、艶子の方に血の気の引いた顔で群がるだろう…闘いの中で気にする余裕がなかったのかも知れないが…蔦での裂傷と喀血の闘奴よりも艶子の腕があまりにも酷いことになっているのを目にしたならば…) [Thu 29 Dec 2005 03:54:45]
◆月璃 > (落ちていく蔓、繁茂することを止めた蔓。築かれた歪な王国は崩れていく。時折落ちてくる骸に潰されないように注意しながら駆けた先。見えた外の光に快哉を叫んだのは誰の声だったか――まだ開けない空は暗く。代わり、人の手によって灯された篝火と結界の光がやけに眩しかったのだろう) [Thu 29 Dec 2005 03:51:53]
◆艶子 > ( 勝った。 奇跡的に勝利を収めることが出来た。 この場にいる五人が一人も命を落とさず生還出来たことに感謝すべきだろう、この作戦に協力した全ての人に――。 枯れ果て、崩れ落ちる道を只管進み続け、やがて視界が開けた。 ) [Thu 29 Dec 2005 03:49:57]
◆レイ・シェリダン > (ひゅう…ぜぇ…と荒い息をもらし、ルゥのその衣をしっかりと、手放してしまった斧の変わりにしっかりと握り締めているのが、生にしがみ付こうとするかのように…)・・・(ルゥの励ましに僅かに苦しげな呼吸の合間から、唇が動き数人の人の名を漏らすように…その間にも預けた体は冷え、その唇も血の気を失い紫色に変色しながら…それでも引きずられるように、帰還できるだろう…他人を助ける余力のある人間がいなければ一人そのまま蔦の悪魔と共に朽ちていたかも知れない闘奴はどうにか生を拾った) [Thu 29 Dec 2005 03:27:19]
◆フェンサー > ( 毒ガスは、何とか抜けてきたようだ……言われたとおり、無駄口は叩かない。 しかし、歩けなくなったら走れとは。 おかしくて、げほげほげほ。 赤い咳。 弱いのがいきがるのも、ほどほどにしておいた方がいいという見本であった。 ――背骨はちゃんと支えてくれてるんだ、かついでくれる人がいるんだ。 全然役に立てていないのに。 泣きそうになりながら、フェンサーは飛びかける意思を必死で抑えた。 朝日、見れるかなあ、なんて考えながら。 ) [Thu 29 Dec 2005 03:24:12]
お知らせ > 「波状網」ネビュラーさんが退室されました。 『 全員の帰還と、☆6の戦闘経験ポイントを贈る。 』 [Thu 29 Dec 2005 03:23:13]
◆「波状網」ネビュラー > ( 皆が帰還を待っている。 外側では今頃、モンブランが音を立てて萎んでいくのを人々が見上げ、動かなくなってその場にぼとりぼとりと落ちてくる蔓を見下ろし、徐々に何が起きたのかを理解している頃だ。 晴れ渡った夜空が明けた後、新しい年に向けて――――先ずは大掛かりな掃除が待っている。 それはまた後日語られるエピローグ。 ) [Thu 29 Dec 2005 03:22:40]
◆艶子 > …… っ。 ( 不安定にその足場は揺れ始めた。 主である王が死んだ緑の城は崩れ去るしかない。 ) もう一っ走り、か。私は自分で走れそうだ。 ……急ごう。私たちの帰りを皆待ちわびてる筈る。 ( 生憎だが、片腕が折れた私にはフェンサーとレイの武器を回収する余裕が無い。 二度私の命を救ってくれた侍が、お互いの気付かぬところで三度目も命を救ってくれた。落ち着いたら礼を言わねばならない。帰らねばならない。絶対帰ると約束だってした。今日も私の帰りを家で待つ人が居る。ルゥの言葉に頷くとその後へと続こう。 …激痛を堪えながらも重い足を前へと進め―ー 最後に奴の姿を見ようと振り返った。このまま蔓の城は崩れ、王の体はそのまま埋もれてしまうのだろう。 それらを撤去して、また人はそこに家を建てる。その時この亡骸を人間たちはどうするのだろう。 きっと焼いてしまうに違いない、唾を吐きかけて小便を引っ掛けるに違いない。 侮辱するに違いない。私にはそれに心を痛めることしか出来ないが…。 せめてお前に届け、この想い。 ) [Thu 29 Dec 2005 03:18:05]
◆月璃 > …人間も、死ヌと張りが無クナるよナ。(動かなくなった蔓が弛緩していく。ならば、此処は最早死者の胎中。骸の中か。微かに濁りを残した空気の揺らぎじみた声が紡ぐ内容に眉を寄せた) ナラ、喋るナ。死なンように気ィ張レ。歩けナクなったラ走レ。走れナクなったら歩けッ(安静も安定も、此処から出るまでは望むべくも無い。武器よりも重い人体を担いだ拍子に脇腹がまた抗議の声を上げたが、ぎしっと歯を食いしばって耐える。ほんの少し、一条光が届けば、僅かながら外も見えようが、まだ此処は深奥。ぐらぐらと揺れる世界の中、無茶苦茶言いながら駆け出した) [Thu 29 Dec 2005 03:15:39]
◆ルゥ > 斃した後、迷宮が崩れてしまう、なんて良くある話でしょう? 戯曲の見すぎかもしれませんけど。 (応急処置を施すにも、先ずは此処で出ないと始まらない。) …この揺れ── 冗談で済みそうにありませんしっ。 ( ぱらぱらと崩れた残骸が降ってくる。 肋骨をやってしまっているなら、無理矢理動かすのも危険な気もする。が、今は一刻を争うときだ── ) 気をしっかり持って。 貴女にも待っている人が居るでしょう? ( 今は、なんでもいい。呼びかけ続けながら、出口へ向けて走るのみだ ) [Thu 29 Dec 2005 03:06:07]
◆レイ・シェリダン > ・・・・・・わりぃ・・・ダメだ…(持ち上げられた体…、それが蔦ではなく暖かな人の感触であれば、僅かに意識を戻し・・・それでも斧も手放してそれを言うのが精一杯…。呼吸するたびに血が溢れ…ヒュウヒュウと喉奥で呼気が鳴る…。このまま、発言の下一桁分の日数入院へ最低5【判定】) [Thu 29 Dec 2005 03:00:31]
◆フェンサー > …………すまない…ひとりでは、動けそうに、ない………多分……肋骨と……内臓………背骨も辛い……。 ( 殆ど囁くような声で、フェンサーはそう伝えた。 正直な話、毒ガスを吸う前に自力で体を動かすのがすでに困難であった。 特に干渉もなくおうさまの亡骸を一瞥して、赤い咳を一つ、二つ、三つ。 剣を探すように視線が踊ったが、それを持つ力が今のフェンサーにはない。 げほがはがへ。 )( 【復帰判定】 ) [Thu 29 Dec 2005 03:00:08]
◆「波状網」ネビュラー > ( 崩壊の時が待っていた。 折り重なるようにドームを形成している蔓の山も、やがて全てが弛緩して張りをなくしていくだろう。 今まさに、不安定にぐらぐらと音を立てはじめているのがその証拠である。 まるで王宮が崩壊するかのように、砂埃がみし、みし、と天井から落ちてきた。 ) ( 奇妙な機械は既に止まっている。 植物の王は既に息絶えている。 異界へと通じる門は、放って置いても何れ、王の身体を分断してでも閉じるだろう。 此処にはもう、武器を振るうべきものはなにもない。 ) ( つい先程とある侍の一声によってほんの少しだけ確保された出口が、待っている。 ) [Thu 29 Dec 2005 02:59:20]
◆艶子 > ………。 ( 衝撃と同時に走る激痛も、そして核を砕く感触も。断末魔というには物悲しさすら感じさせる最後の言葉に消え去った。 一度過酷な使い方をした刀身は中央からびし、という音と共に砕け、その半身をネビュラーの中へと残す。 思わず見開いた目から先ほどまで滾らせていた闘志が急速に消えていく。 ああ、崩れ落ちる。王が、王に敗れる。 潰されぬように僅かに体を横へと避けさせ地面に伏した敗者を見下ろした。 ) ………………… ぁ 。 ( 同時に取り巻く蔓の動きがゆっくりと、止まっていくんだろう。 敗れたものは既に王ではないが、この圧倒的な暴力を振るったこいつは確かにかつての王であったに違いない。威厳と、力に満ちた王であったに違いない。 勝利を掴んだ筈なのにどうしてこんなに物悲しいのだろう?儚く感じるのだろう? 半分になってしまった剣を見下ろし、体力を削った体から短い途切れ途切れの溜息を漏らした。 それは他の誰にも聞こえないように、呟くような声で。 ) 前言撤回しよう。 …たった一人で此処までやってのけたお前を私は尊敬する。大した奴だったよ、異界の王よ。 ( お前は人では無いがせめて、この無念だけは私が背負ってやろう。 やがてよろめきながら一緒に勝ち抜いた仲間達へと歩き出す。 ) [Thu 29 Dec 2005 02:54:04]
◆月璃 > (人の手の一撃が最後は決めるこの世界には相応しい――中核が沈黙するに合わせて、周囲の蔓も動きを止めたようだ。それでも暫くは蔓を睨みつけた侭でいる。どちらにせよ、此処を抜けるまでは警戒も解けない) …ン。ドレクライ、動ける?(ガスにやられたらしいレイは、ルゥが抱えている。艶子はまだ動けるだろうか。地に伏せたフェンサーは、どう見ても一番重傷に見えた。無理も無い、蔓の攻撃を顕著に受け過ぎている。それでも、引き起こして担ごうとした。一人で動くなり走るなりは無茶だろうから) [Thu 29 Dec 2005 02:52:25]
◆ルゥ > …手を、貸してください。 (返答を待たず、立ち上がれない侭のレイを引き揚げて、抱きかかえようと。 艶子の体力が気に掛かるが、もうひとりは彼女が抱えていけば…大丈夫。皆で帰れる。) [Thu 29 Dec 2005 02:44:05]
◆レイ・シェリダン > ・・・(ああ、終わったのか…、そんな、気がした・・・肝心なところで、武を振る事はできず…、結局体の傷は鞭のような蔦による裂傷がいくつかだったが、ガスに内側から侵されて…ごほごぼっ!と咳き込むたびに血が溢れる…でも、このままでは終われない、このままこいつの腹の中にいる気はない・・・戻らないと、と気力を振り絞る【復帰判定】) [Thu 29 Dec 2005 02:40:11]
◆フェンサー > ( おうさま、なんてもの、この街にはいらないんだよ。 生憎とこの街は、王冠を抱かぬ冒険者の街だから。 奪い奪われても、誰一人とて支配することもされることもない。 例えばあなたを砕いたその少女のように、強いのだよ。 どこかで、きっと。 フェンサーは咳き込んだ。 赤く咳き込んで、王の最後を眺めた。 )( 【復帰判定】 ) [Thu 29 Dec 2005 02:37:24]
◆「波状網」ネビュラー > ( 或いは最初から――――こんなちっぽけな門を通って、しかも王自らが姿を現した時から、老樹は滅びる運命だったのかもしれない。 それはあまりにも奇妙な、誰の意図でもなく用意されてしまった最期。 ゆっくりとゆっくりと、スローモーションで橙色の球体に二本の神の弾丸がめり込んで罅を走らせ――――――そして最後にそれを砕いたのは神の力ではなく、腕一本圧し折られても立ち上がった、ニンゲンの振り下ろす剣だった。 ああ、ああ。 そうか。 愚かにも他国の民を侮った時から既に――――― ) 王では―――ない、のか――――――…ァ。 ( ぐしゃ、と音を立ててソレは前のめりに堕ちた。 そして暫らく身勝手に蠢いていた多量の蔓もやがて――――動かなくなった。 ) ( 復帰判定は発言ターンの都度可能。 どのみち、此処から脱出するか死ぬかなのだから。 ) [Thu 29 Dec 2005 02:32:42]
◆艶子 > ( それでも肺を引っ掻き回すような感覚には吐きそうになった。三度目だが、やはり慣れない。 それでも辛うじて意識を失わずに済んだが、この場合気絶してしまったほうが楽なことに気付いた。 脇目に見るフェンサーは起き上がらず、レイは肩膝を付く。ガスを浄化し切れなかったのだろう。 そしてルゥの手から光の槍が放たれ、月璃の矢が同時に迫る。 ) 必要なのは―― ( ぜ、と息を切らせながら。 肉が裂け骨が砕け、神経がブチ切れた右腕を激痛を堪えながら曲げ、動かす。そして思わず苦しそうな声をあげながら右手の代わりに剣を構える左手を支えよう。 ) 駄目押しだ。 ( 二人の攻撃が止めとなればそれで良い。しかし万が一、それで相手が倒れなかったら。最悪、奴はまだまだピンピンしているかもしれない。 それを叩くのめす為により有効な一撃を。 ) ……そうだ、貴様は王ではない。 その器では無いんだッ! ( 二筋の銀と光の軌跡に追従するように構えた剣を前へと突き出しながら、その核を狙い走り出すッ! ) [Thu 29 Dec 2005 02:26:21]
◆月璃 > ――為らぬナラバ。(番える弓を媒介し、銀矢に宿る月光。充分に収束させた一矢に比ぶれば淡くとも、それが蝕の光であるには違いない。息は苦く、先にダメージを受けた脇腹がじくりと痛むが――薄まっていた為、まだ動ける。だから、何でもないように笑うのだ。薄まったとはいえ毒は毒。数人が倒れ臥すが見えたから、尚更に。気力を与えてはならぬから。だから、呪いのように一言を) 最早貴様は、王では無いのだロウよ――!!(狙うは先と同じく。叶うならば、ルゥの繰り出す星雷の五撃にタイミングを合わせて一射!) [Thu 29 Dec 2005 02:21:47]
◆ルゥ > ──我は号する天空を劈く光輝の槍 我が一撃は蒼穹の一撃 勅命によりて我は力の代行者として振り上げたる鋒尖《》を使役する 完成せよ 轟く五星《》 (続けて謳う。直接武器の真名で呼ぶ。実体化するのを待つ暇も惜しいとばかりに、手の中で形となった五つの穂先を持つ青銀の槍を閃かせれば、雷の如く繰り出さん。 然し、完全に実体化せぬままに繰り出す一撃。止めには不充分か?) [Thu 29 Dec 2005 02:15:34]
◆レイ・シェリダン > (余計な事をしなければ良かったと色々後悔するが遅い…)ぐ・・・・・ぶうっ!!(そのまま本体の足元で、ルゥからも離れた位置にいたせいか、毒ガスを吸いこんで…口を押さえる…、ごぶっ!と溢れたものは吐瀉物でなく、血…)・・・くそ・・・・・っ(せっかく引きずりおろしたと言うのに…、足から力が抜ける、目の前が暗くなる…武器を持って、叩かないといけないと言うのに…薄れる意識の中で膝を付いた、地面が近く見える…せめて一撃と思うが…(次のターンできるなら復帰の判定を)) [Thu 29 Dec 2005 02:11:53]
◆フェンサー > ( 毒ガスはフェンサーを生かす気はなさそうだ。 浄化しきれぬ毒ガスは、フェンサーの肺を犯し血管を侵し、倒れた体を完全に動けなくした。 吐き気がするのに起き上がれもしない。 ――倒れふす、まま。 情けない話だった。 情けない話だ。 踏み台になることさえできないように、情けない。 ただ、その薄れ行く意識の中、地に這う「おうさま」を一瞥して、フェンサーは苦笑した。 やれやれ、というように。 ) [Thu 29 Dec 2005 02:09:19]
◆「波状網」ネビュラー > 在ってはッ!! 在っては為らぬ!!! 王が地に臥すなど、決して為らぬ!! 動物如きガワガハイヲフスNadotoiuko、ko,ko,kotogha!!! ( 王の威厳はその腰を折ると共に消えて失せたか。 蔓を広げて起き上がろうとしてはぎちぎちと閉じてゆく門に動きを阻まれまた這い蹲り。 その目は最後まで侮り続けた「下等な原住民」の向ける複数の刃を対等の高さで視る事によって、ついに怯えた色を見せた。 ) ホ・ロ・ビ・ル? ( 一度として味わったことの無い、実感の湧かないその言葉を口にして、ソレは小首を傾げて見せた。 ) [Thu 29 Dec 2005 02:07:11]
◆艶子 > ―― ぐッ! ( 硬いものを切り刻む、或いは叩き潰すことを想定していない刀身は案の定その衝撃が直に腕を伝わった。 普通ならば手が痺れる程度で済んだだろうが、左手を伝う衝撃はそのまま粉々になった右手へと伝わり激痛をもたらす。 ――だが、効果はあったようだ。ヤツの巨体が崩れ落ちそうになっていた。 アレなら私の剣も届く。 月璃が次の矢を構えるのを見て本体を叩きに行った方が良いと判断した。 しかし ) ――― 来る、かッ! ( 痛みに堪えながら歩き出すその刹那、ついに吐き出された濃紫に、防ぐ術の無い攻撃に覚悟する。 しかしその紫は急激にルゥが取り出した石に吸い取られていく。教会が、アレックス達が張ってくれた結界の力も相まってそれは驚くほど薄まっていた。 それでも、体を犯すには十分な威力だったが恐らくこの場にいる何人かは堪えるだろう。 さて、私は――[スタン判定] ) [Thu 29 Dec 2005 02:00:35]
◆月璃 > (銀閃は逸れて、核を傷つけるには至らない。しかし、効果としては悪くない。少なくとも今の段階では、全知全能でありえないなら、一つに目を裂けば他に目が行かなくなる。単純な話だ。――それに) 近くナッタゾ、嗚呼――手の届く程にッ(ズゥン!足元に地響きめいた振動。落ちてきたモノを目掛けて、番えるは二の矢。一撃で倒せないなら、死ぬまで撃つか斬るかするまで。単純な論理は変わらない) ――ッ!(噴出する毒ガス葉、前に見た時よりも明らかに薄い。浄化石に吸い込まれていく流れ。全てが消えた訳で無くとも有難い――それでも、一度味わった不快さに反射的に息を詰めた)【スタン判定・ボーナス+1】 [Thu 29 Dec 2005 01:57:47]
◆レイ・シェリダン > (つけ忘れていたのでつけておく[スタン判定]) [Thu 29 Dec 2005 01:49:51]
◆ルゥ > ─何処からって? (噴き上げる紫の煙。それが見事に足元の石の中に消えてゆく様に。そして老魔の言葉にくすりと微笑むと) …教えたげません。(人差し指を唇の下に宛てた。内緒、と。 そして詠唱。) ──わたしは長き腕の父神に冀《》う それは損得を抜いて成立する聖なる契約 ダーナ神族の我、白にして霹靂の我は万古の契約を履行する。 我は独り、山盛りの茶菓子を平らげる乙女 ただの人より現れて歌を教えられし一人のはらぺこ── (謳いながら、両の手を掲げる。青い輝きが集まってきて、何かの形を為そうとしているのだ。それを迎え入れるように手を広げる─)【スタン判定 ボーナス+3】 [Thu 29 Dec 2005 01:45:49]
◆レイ・シェリダン > まだ・・・これで、終わりだなんて、思っちゃいねぇぜ・・・・っ! この攻撃は…これ以上こっちに這いずり出れねぇようにしよってだけだ・・・っ!!(最初から対峙していた間も、床からにじみ出てくるように現れていた蔦…、儀式だ魔法だなどはわからないが周りの機械的に動くものが関係しているのは想像に難くなく…、力任せの一撃でそれらを叩きこれ以上の侵食を止めれば御の字…っ)く・・・う・・・・・っっ!(さすがに聖女に託されたカードを使う余裕なんかはない、浄化石があったとしてもその毒ガスに巻き込まれ・・・ボーナスが+3なので自動成功…とは行かず1が出たら毒ガスをモロに受ける所存) [Thu 29 Dec 2005 01:44:44]
◆フェンサー > ( 外した。 ―――しかし、フェンサーは十分に役割を果たしたのかもしれない。 二重に同じ場所を攻めることで他への注意を逸らし、そしてまた、侮らせること。 あああああああああああ、フェンサーは落ちていく。 落ちて、落ちて、だんっ。 重たい荷物の落ちるような音がして、フェンサーは落ちた。 受身は、あまり役に立たなかった。 運がよかったことと言えば、手足の骨がまだ折れてないって話で、問題なく肋骨と内臓にかなりのダメージが来ている。 まじめに戦闘することは、ちと辛そうだ。 さあ、毒ガスはフェンサーを殺すか生かすか。 下一桁の神様は? 【スタン判定】 ) [Thu 29 Dec 2005 01:39:53]
◆「波状網」ネビュラー > ( 間を空け過ぎたのだ。 もっとただ只管に蔓を振り回していた方が幾らか良かった。 それでもまだ、老いた王樹は侮っていた。足元を這い回る連中が今殺気まとめて吹き飛んだ様をまた再現してやれば良いのだと。 莫迦が、そんな見え透いた飛び道具など、と思った。 先程から弓を番えているのは気付いていたし、もう一匹のナイフに至っては無茶苦茶だった。 届いたとて―――。 ) ――――――我輩を殺す威力など無いのだッ!!! ( 誤算の1つはその目立つ飛び道具の2つにばかり気をとられていたことだろう。 ナイフは微かに傷をつけた程度でそのまま勢いをなくして床に落ち、銀色の矢は核を外して蔓の一部を侵食しただけ。 だが。 紫色の濃厚なガスがぶちまけられる…!!! 筈、だったのだ。 ソレは大きく開いた全身の気孔から勢い良く噴き出したかと思えば、大半を浄化の石によって吸い上げられてしまう。 何がおきたのか、という呆けた間。 そして、続く左右からの門の軋みに身体を強制的に捻り上げられ、巨体が大きく傾いだ。 ずん、と大きな音を立ててその上半身が落ちてくる。 ) ( “浄化石”と“パプテスの詠唱”によって威力を弱められた毒ガスのスタン判定は各々、通常のボーナスを足した上で目標値を7⇒4に低下させて判定。 ) [Thu 29 Dec 2005 01:33:08]
◆艶子 > ――なら、良い。 勝つ事を考えろ。 ( ルゥに向けるのは汚れた顔の作り笑い。 左手に力を込めると痛む体に鞭を打って―― 歩き出す先はレイが居る場所とは反対側の、しかし彼女が攻撃しているパネルの一つに。 ) しっかり見てたぞこの野郎。 ( 痛み。そして骨折による熱と吐き気に意識を朦朧とさせながら。 レイが破壊したこのパネルが一体何を意味するのか理解には及ばないが、相手が怯んだのを確かに見た。 もう動き回れないし、弱点である核の部分には剣を投げつける以外攻撃手段が無い。 フェンサーはそれに挑んだが、この体じゃあんな真似は出来そうにない。これが今の私に考えられる最善の攻撃法だ。 但し剣ではレイの斧より大きな打撃は望めないし、磨耗した剣では数度と刀身が持たないだろう。 吸い込んだ毒ガスを吹き付けられる前にそのパネル目掛け、振り下ろした。 ) [Thu 29 Dec 2005 01:21:48]
◆月璃 > (先刻まで身も世も無く泣き叫んでいた悲鳴が、反駁に変わったのを意識の片隅にて聞く。なれば良し。見えはしなかろうが、唇端がクッと上がる) ――辺境?(眇めた視線が、番える矢と同じ輝きを宿して鈍く細められる。その先で、無茶苦茶な跳躍をした傭兵の姿が見え、編まれた灰色が尾のように翻るを見た。投げ放たれたナイフの軌道と、落下する射手。疾ったとて届かぬ距離。だから、意識を収束させる。老樹の物言いに吊り上がる唇が、パクリと裂けたよに嗤いすらした) 天に届かぬ地の属が良くも謳うわ、波状網――!!(知り得た知識を概算して言葉にするだけの機構。嘲笑にも似た動機を己すら自覚しない。軋む術式、魔が起こしたのとは違う空気を理解せず肌身に感じながら、蝕み/神魔喰いの力を乗せた矢を、魔の核狙いて撃ち放つ――!) [Thu 29 Dec 2005 01:16:32]
◆ルゥ > …治せるけれど、直ぐは……無理です。 (触れてみて思う。──予想外に酷い。 巻き戻し切るには、どう見積もっても3度の施術が必要となる。 そうなっては、この後に怪我人が出たときに治療を施すことも出来なくなってしまう。 ──情に流されかけながら、頭の何処かでそうしたロジックが走る。) ごめんなさい。 ( 自己嫌悪に駆られながら、立ち上がる。 然し浸っている暇は無い。それなりの出来のおつむは、感傷や焦燥に捉われながらも複数の物事を並列して意識し続けることが出来る。集中力が無いとも言う。 …例えば、先刻開口した気孔。それも脳裏に刻み込まれている。 撤去作業に従事した皆の働きは徒労ではない。 次は何が来るか?手の内は知っている。 だから布石を打ってある。 ) …高かったんですから、不発は無しですよ。 (実に、十万。 10分の間、毒ガスなどを中和する浄化石(風)を取り出して発動させる─) [Thu 29 Dec 2005 01:11:54]
◆レイ・シェリダン > (蔦を越えてしっかりと、その壁面のパネルを捕らえた…刃であり鈍器である斧だからできる無茶…)さぁてと…頑張って耐えてくれよ…、あたしの体…っ!(この空間で毒ガスを受けて耐えれるか…自分の体を信じて…後は、もう一度しっかりと両腕にホールドした斧を手に…思いっきり地面の、ネビュラーの足元で作動している機械にも叩きつけよう) [Thu 29 Dec 2005 01:10:19]
◆フェンサー > ( この人生、楽なことは殆どなかったと言っていい。 だからといって、フェンサーは楽に死を選んだりはしなかった。 何故かと言えば、それは、まあ、どうしようもなく下らない、下らなすぎる理由でしかない。 そしてそれは何の意味もない。 でも、だからこそフェンサーは走る。 そして、嗚呼、ここからでは届かない、が、と地面にショートソードを突き立てて、それを足場に、跳躍。 そして、そして、まだ届かない橙なる核目掛けて、ナイフを、投擲。 その後の着地を考慮しない、無茶な投法である。 もとより投擲は得手ではなく、命中するか否かは神のみぞ知る状況。 毛ほどでもない抵抗をしてから、フェンサーは落下していく。 ) [Thu 29 Dec 2005 01:03:45]
◆「波状網」ネビュラー > ( あれだけ散々叩きつけてやった一匹がまだ立ち上がる。 何故に? 己の知る猿雑種どもは精々塒を、糧を、我等に依って恩恵を貪るだけのどうしようもない「簒奪者」だ。 暫しその姿に「理解し難い」といった面持ちでフェンサーを凝視する。 枯れ落ちる花のように潔く腐り落ちれば良いではないか。 余程楽であろう。 ) ――――――― ( 壁面を移動し続けるパネルがレイの斧に叩きつけられて一枚、その隣の二枚、とばらばらと崩れ落ちた。 …既に正常な儀式を執り行っているとは言い難いその「数式」がまた1つ崩壊する。 途端に「何処か」へと繋がっているであろう穴―――老樹が這い出さんとしているそれが僅かに歪んだようだ。 ) ―――――――…かはハッ!? ( 此処にきて、ようやく老樹は1つ気付いた。 嗚呼、然様いう事か、と。 片方は何か先程から詠唱をしている羽飾りの。もう片方は今正に核に狙いをつけて野蛮な武器を番えるもの。 最初に見当たらなかった二つのちっぽけな人影。 人?否。 然様いう事か(。 ) 何処ぞの辺境より来たッ!! 分御霊どもッ!!! ( 神々を味方につけている、というのなら納得も行くというもの。 怒りだか笑いだかも区別の出来ないしゃがれた声をあげ、口元から溢れ出す紫煙を噴き出さんと勢いをつけた。 もう止められまい。 射出は次のターン! ) [Thu 29 Dec 2005 00:56:22]
◆艶子 > 畜生。 ( 呟く、使い物にならなくなった右腕を左手で支えながら、涙でぐしゃぐしゃの視界は落ちた剣を捜し求める。 あれは私の大事なものなんだ、アレが無いと私は戦え無いんだ。やがてすぐ隣に落ちた剣を無事な左手で掴みあげると、右腕以外にも何処か打ったであろう体の痛みに堪えながら必死に立ち上がろうとする。 ) 畜生。 ( もう一度呟く。 ぎしぎしと歯を食いしばりながら月璃の非常な言葉に、腹の底から反抗する。 ) うるせ――ッ!私に指図するな――ッ!私はまだやれる、戦えるッ! ( ふらふらと崩れそうになる足を必死に堪えながら。、駆け寄って来た鎧の女性に涙で崩れた顔を向けた。 ) 治せるのかッ! 私の腕は今すぐに怪我する前の元の状態に戻り、そして戦うことができるのかッ 出来ないのなら私に構うな、それより戦うんだッ! どの道私の右腕はもう使い物にならない! ――だが、出来るのならば今すぐやってくれッ! ( それがどんな影響を相手に及ぼすのかも判らず必死に叫んだ。 ) [Thu 29 Dec 2005 00:49:08]
◆月璃 > 死にたくナイなら、引けェッ!(ぎしりと膝を曲げ、弓に矢を番えながら叫ぶ声は鋭くも決して大きくは無い。強く打たれた脇はまだ痛む。ともすれば呼吸の律が乱れそうだ。泣き叫ぶ少女に向けるには非情とて、それを深く考えもしない。少し離れた場所で白魔術師が駆けるのが見えた瞬間、意識は切り替わる。ふらつく歩みの戦士、魔術の起動する壁へと向かう闘奴――問題は無いか。元より、後方などあって無きが如し空間だ) 退くナラ、貴様ダ。此処の空気ハ、美味くもナカロウ――ッ?キサマの息は、酷く匂うゾ!(不気味な間。ゾワリと全身の産毛が逆立つ感覚。乱される訳には行かないというのに!番えた銀色に月光が乗る。銀矢、喰らい月。番え狙いて二拍。弓弦を引き絞る。狙いの先は――灯火にも似た橙の核)【行動まで1ターン】 [Thu 29 Dec 2005 00:46:03]
◆ルゥ > (武器を呼びなおさんと、詠唱を始めかけて─耳を劈く悲鳴がはっと我に返らせた。 あとは、考えるより早く足が動いていた。駆け出す。) …あなたっ!艶子さん? その腕、治しますよ。 いいですね!? (強い効果を齎す魔術には、相応の誓約《》が伴う。 この場合、被術者の同意無しでは扱えない。頷きさえすればいい。痛みで動転している彼女には、其れすら困難だろうが──駆け寄る。そして掌を患部に宛てる。もし仮に暴れようが構っては居られない。) [Thu 29 Dec 2005 00:36:45]
◆レイ・シェリダン > (艶子の悲痛な叫びに顔を歪める…だが、今はそれに構ってやれる事はできない、残酷だが頭から地面に叩き落され即死しなかった分だけ良かったとしておく、叫べるだけまだ元気があると言う事だ…)・・・させるかよおおおおっっっ!!(松明を置いて…斧を両手で持ち…聖水が効果を発揮したのを見れば…狙うは、壁面…本体でなく伸ばされた蔦から見える壁を叩いて、このけたたましく動く機械を叩き壊さんと狙って) [Thu 29 Dec 2005 00:29:47]
◆フェンサー > ……………駄目だね。 ( フェンサーがショートソードを杖に、体を起こしていく。 重たく、熱い。 だが、幸いなことに、悲鳴の主とは違い、腕も、足も、無事だ。 ただ、内臓はちょっと自信がない。 肋骨はかなり自信がない。 精神状態は危ないと思う。 ) ………あなたに必要も、理由も、なくたって、私には理由があって、その理由は下らないあなたの下らない理由よりも優先されるべきものだから。 ( それは殆どぶつぶつと呟いているようなものである。 ――一度でいい。 フェンサーは前に倒れこむ。 足は反射的に踏み出され――後はそれの繰り返しだった。 加速に次ぐ、加速。 フェンサーは巨人に向けて駆け出した。 幸いにして、怪我はあれどまだ疲労するほど運動していない。 幸いなことに、まだ重症でない。 不幸中のではあったが、フェンサーにはみんなのために使える体があった。 ) [Thu 29 Dec 2005 00:29:33]
◆「波状網」ネビュラー > ( ばしゃん、と音を立てて核にぶつかる聖水。 じゅぅぅ、とやはり其処が焦げつき―――― 一端「溜め」がとまる。 毒霧の発射は更にもう1ターン遅れるだろう。 ) [Thu 29 Dec 2005 00:26:03]
◆「波状網」ネビュラー > ( 外が煩い。 上から、横から、下から、不快な液体が降り注ぎ、祈りの声が響き、ちっぽけな鉄剣が振るわれている。 それを直接見ることは出来ないが、虫唾が走るような不快感だ。 しかも、妙に今日は盛り返してくる。 狭苦しい穴さえ抉じ開けてしまえば。 此処から這い出してしまえば。 こんな屈辱は無かった筈だ。 老樹/R/R/Rは目の前の4・・・5匹を一網打尽にしてみせたことでようやっと冷静になる事ができた。 ) ―――――貴様等に付き合う必要など無いのだッ。 退くが良い―――――( そして、深く深く外気を吸い込むべくいっせいに体中の「気孔」を開き―――――次のターン、悪名高いアレを噴出すだろう。 ) [Thu 29 Dec 2005 00:23:31]
◆艶子 > ア――ッ! あ、ああッ 腕、 あたしの 腕 ェ ッ! 痛い、 痛い 、あッ ! ああぁぁッ! ( それは折れたというより正しく砕けたと言った方が正しいだろう。立ち上がれず、武器も拾えず、涙を流しながら痛々しい悲鳴をあげた。 ) [Thu 29 Dec 2005 00:21:32]
◆艶子 > ( ――痛い。 打ち付けた時の衝撃で耳鳴りのような音が鳴った。まるで―ー そうだ、あれは朱鷺の都にいた頃、誰かと海に遊びに行った時だ。 腰まで浸かりながら「冷たくて気持ちいいね」なんて話している二人の足を掴んでびっくりさせてやろうと潜水しながら近づいて行った時だ。 私は今、水の中に居る。水の中へは周りの声もくぐもって聞こえる。あの感覚に良く似ていた。 このまま朝まで寝ていたい気分だったが、私はまだ立たねばならない。立って、戦わねばならない。 凡そ二階建ての建物からの落下だっただろうか、しかも地面は硬い。 何処かに落ちた剣を掴もうと右手を持ち上げると、視界に移るのは右手の骨が粉々に砕け散ったのであろう、丸めた羊皮紙のようにぐにゃぐにゃになった己の腕だった。 ) ……… あ。 [Thu 29 Dec 2005 00:21:22]
◆月璃 > ――ガッッ!!(ルゥに向かって伸びた蔓を斬り伏せた次の瞬間、視界がブレた。乗り物が急ブレーキでもかけた時に似て横に掛かる重圧。軋む骨。軽量の身体が吹っ飛ばされそうになるのを、床上にもうねり絡まる蔓に剣を突き立てる事で何かか防ごうとするが――口の中に、苦いものが溢れた) カッ、ハ――ハ、ハハ…ッ!(自律を一瞬見失った呼吸を取り戻す為の短い息遣いは、笑い声にも似て。強かに打ちつけられた右脇の痛みを堪え、剣を支えに立ち上がろうとしながら、忌々しげに零れる老魔の声を聞いた) …聞いたゾ。効いたナ――ッ!(同音は、その発音で意味を違える。無茶苦茶になりそうな呼吸を無理矢理律しながら、剣を支えにするのとは逆の手が弓と矢を引っ掴む。呼吸一拍。武具を握る手より淡く漏れる月光)【準備T。行動まで2ターン】 [Thu 29 Dec 2005 00:16:22]
◆ルゥ > (掌から光を放ちながら、蔓の悪魔の一撃に跳ね飛ばされる。 横合いから放たれた一閃が功を奏してか、幾分軽いものであったが─。 それでも後ろに思いっきり跳ね飛ばされてみっともなく尻餅をついた。 折しも時間切れ、掌からの光が揺らめき、消える。) …く。 (歯噛みしながら、敵を睨む。 聖属性が効くのならば──) [Thu 29 Dec 2005 00:12:12]
◆フェンサー > ―――ッは……!! ( 肺中の空気が押し出され、打ち付けた額からは血が流れていた。 日頃まったく鍛えていなかったら、今頃はひき肉ミンチであったろう。 ) [Thu 29 Dec 2005 00:06:21]
◆フェンサー > ( 判定は、世の中そう甘くないってところ。 咄嗟に右に倒れこむようにし、剣で受け流そうとするも――威力が半端ない。 再度自身の体が地面に打ち付けられるのを感じながら、フェンサーは自身の意思を保つことで精一杯だった。 ) [Thu 29 Dec 2005 00:04:54]
◆レイ・シェリダン > あぐ・・・・が・・・っっっっ!!(正面に立ったレイの体に振り下ろされる蔓、そしてかち上げるようにするその打撃に体が浮き上がり…手斧一つのダメージに比べれば十分に手ひどい反撃をもらってしまい床に転がされる)くそ・・・・っ!(しなりを帯びたその一撃は鞭のように激しい痛みと素肌に受けたところでは皮膚が裂け血が溢れる…闘奴故の軽装が災いして床を血で汚しながら憎憎しげにその橙のコアを睨み…、このデカブツを直接打つのか、それとも周りで今だ動いている機械を叩く事で好機が生まれるのか、それとも這い出してくる地面を叩くべきか…考える時間は少ない)そういう・・・ことだっ!(立ちあがる途中の体制でも、投げる事はできる、一本だけ毒ガスを洗い流すつもりで持ってきた虎の子の聖水を再びコアに叩きつけてやろうと投げつける) [Thu 29 Dec 2005 00:04:53]
◆「波状網」ネビュラー > UUULLLLLLLLLLLLLLLLhhhhhhhhh.............( 先程までの尊大な貴族とは違う、なにか化け物じみた唸り声。 まさか、だ。 こんな所まで押し入ってきたかと思えば五月蝿く跳ね回り、あまつさえ“核”を傷つけてくれた。 知る限り蛋白のカタマリの如き之奴等にこんな屈辱を受けた事は無かった。 なんだというのか。 なんだというのか。 なんだというのか。 暫し唸りを上げて頭を上下左右に振り乱して混乱を鎮めんと。 嗚呼、何だ。 ようやく振り落としたモノに突かれた部分が、振り抜かれた斧に傷つけられた下層部が、酷く爛れている。 そうか、外の鬱陶しい詠唱といい――――――。 ) 聖属か…ッ!! 忌々しや――――――。 [Thu 29 Dec 2005 00:02:58]
◆艶子 > わあああぁぁぁああああ っ! ( ぐるん ぐるん とその空間を私は右へ左へ、上へ下へ振り回された。 一番辛いのは蔓が振り切った直後が。遠心力が私の体全体にかかり、その度に ず、 ずッと柄から手が滑っていく。そして私という錘を抱えた剣の切っ先が抜けていくのが判った。 手を離してしまうのが先か、剣が抜けてしまうのが先か。どのみち長くは持たず私もフェンサーと同じくして宙に放られてしまうだろう。 遠心力が最も弱くなるタイミングで蔓を蹴り、ダメージを最小限に抑えながら剣を引き抜くのがベストではあると判っているが、生憎其処までの運動神経と感は持ち合わせておらず、只管力を込めて剣にしがみ付くだけだった。 そしてずるっという感触と共にとうとう剣がすっぽ抜け―― 相手の大きさは凡そ4m。振り上げた時に放られたその高さはそれ以上のかなりのものになるだろう。 浮遊感の次に走るのは ―――激痛。 ) [Wed 28 Dec 2005 23:58:47]
◆月璃 > ダアアァァッ、ヤカマシィッ!!(怒号、咆哮。当て嵌める言葉は多々あるが、至近で聞けば鼓膜が振動で裂けそうな痛みすら感じる。睨み上げた先で玩具のように振り回される少女の姿。その先――仄暗い世界に、灯火に似た橙と。ギリギリと天井知覚に引っかかる歯車――) アレ、か――嗚呼、色々ヤカマシイッ!ナンで動イテるンだ、歯車!!(叫ぶのは八つ当たりに近く、気合に等しく。空間の中で無茶苦茶に暴れだす蔓の猛威、詠唱を終えた白魔術師に向かい伸びる蔓を横合いから叩き斬らんと一閃!その合間、己への一撃が来るかは運次第だ) [Wed 28 Dec 2005 23:54:02]
◆ルゥ > …助かります。 (かくり、頭を下げながら、歌を続ける) 我は捻じ曲げる不遇の運命 我は号する全てを立ち上がらせる力の再燃 我が一撃は必活の一撃 契約により我は力の代行者として差し伸べたる掌を使役する 完成せよ 治癒(キュアリング) (魔術の完成。 が、然し当初の目標、艶子は未だ蔓に絡め取られた侭。 ならばとフェンサーに掌から溢れる輝きを翳さんとするが──蔓の一撃の前に、癒しの術が間に合うだろうか。 それ以前にルゥは無事だろうか。 :蔓判定。) [Wed 28 Dec 2005 23:49:40]
◆レイ・シェリダン > ・・・艶子ッ! 無茶するんじゃねぇっ!(二人を攻撃している隙を狙ったの手斧は小さいながらもダメージを与えたか、確かに弱点の一つではあるだろう…武器が届くなら、だが。貴重な飛び道具を消費したが突破口の一つになると)人間を、舐めるんじゃねぇっ!(さらにその胴にも聖別された斧を叩きつけてやろうと踏み込んだ瞬間、激しくうねる蔦が突き出されてくる) [Wed 28 Dec 2005 23:44:18]
◆フェンサー > ( 自分の体がこんな風な形で空を飛ぶとは思わなかった、とか考えている余裕はフェンサーにはなかった。 クソッタレ、雑草ががたがた騒ぎやがって、てなのではなく、てなのではないのだが、殺気がたぎってくるのを感じるぐらいには、視界が熱い。 ぐらぐら立ち上がって、ふらふらの頭をたたき起こす。 こういうのは、よくない。 こういうタイプのは、フェンサーにとって、良くない。 視界が落ち着く前に蔓が迫るか、或いは天はフェンサーに味方するか。 判定は下一桁の神様が。 ) [Wed 28 Dec 2005 23:43:32]
◆「波状網」ネビュラー > ( 言ってみれば360度四方全てが“波状網”の世界である。 背後、足元、真上。 回避は酷く困難だろう。 振り回した片方は取るに足らない抵抗をした程度でバウンドして転がった。蔓の1つが少し傷付いた程度だ。 もう片方は―――何やら喚きながら足掻いている。 剣を突き立てて其処にしがみ付いているようだが―――いつまでもつものか。 更に激しく振り回す―――――!! ) 屑めッ!! 屑めッ!! 屑めッ!!! オオオッ!!? ( 躍起になりすぎたのだろう。 簡単に弾き返せる筈だったちっぽけな手斧が“核”に傷をつけて、其処が酷く不快な神聖に爛れてようやく何がおきたのかを理解した。 ) おおお、おおおおおおおおおおお!!! ( 徒党を組む蛮族めがッ。 そんな言葉すら口を吐いて出てこない程の怒り。 四方、八方から無差別に繰り出させる蔓による「打突」。 艶子を振り回すことに労力を裂いている為、幾らか穴があるが―――艶子以外が判定。 次の発言秒数が2、5、8、0のPC目掛けて突き攻撃!! 判定は各自の発言秒数下の桁にて。 ) [Wed 28 Dec 2005 23:37:42]
◆艶子 > う おぁ あぁあぁぁッ!! ( 迎え撃ってやると剣を振り上げたが最初の衝撃のダメージがまだ残っており一瞬それが遅れる。 結果緑の蔓は振り下ろすより早く私の体を持ち上げるだろう。気持ち悪い浮遊感、そしてネビュラーと名乗る悪魔の顔が一瞬近く、見上げるレイ達の姿が遠くなる。哀れにも一緒に持ち上げられているのは同じタイミングで此処へ来た彼女か。 ) その言葉そっくり返すぞスカンク野郎めッ! 私の名は艶子だ、豪天寺艶子! そして口に気をつけろッ! 王はこの私だ、貴様は一体誰に許可を得てェェェ――ッ!! ( 剣を掌の中で翻し両手で握ると、絡まる蔦に剣を突き立て放られぬようしがみ付こうとッ! ) 自分が王だなどと世迷いごとを――ッ!! [Wed 28 Dec 2005 23:25:32]
◆月璃 > (深奥に近づくにつれ混じる音、音、音――酷く耳障りで頭痛がしそうだ。患っている暇も無いから眉を顰める。こんな音は、外周では聞いていない筈だ。やがて強力過ぎる「土木工事」で慣らされた場所へと差し掛かる。この先だ――うねりざわめく気配が、数人の声が雄叫びが響く、届く。その中でも一際異質な「声」が混じり紛れて、聞こえる先――緑と機構が混じる奇妙な世界に飛び込み様に見えたものは、宙を舞う人間の姿) ナ――ッ!(それは、突破作戦の序盤に壊滅的被害を被った者達なら見覚えのある光景かもしれない。この動物にとっては初見だったが。後方、詠唱を続ける戦乙女の後方に飛び込んで来た者は、ざっと見渡した後で) フン――オカシナ場所ダ、ナ!(威嚇威勢、否。只の感想だ。剣を構えて戦乙女――白魔術師の付近に陣取るとす。呪文の種別は分からないが、詠唱中は防護も必要だろう) [Wed 28 Dec 2005 23:24:05]
◆ルゥ > ──わたしは全知全能たる父に要求する それは未来を決定する賃貸契約 日輪の娘たる白にして霹靂の我は契約の履行を要請する 我はデ・ダナンを統べる王の血脈 ただの人より現れて歌を教えられし一人の癒し手─ (治さないといけない相手がまた独り増えた。 焦りに心を塗りつぶされぬよう、気を静めながら詠唱を続けて─)(【治癒】完成まで1ターン) [Wed 28 Dec 2005 23:23:38]
◆フェンサー > ( メイドのミヤゲ、というやつか。 その余裕が単なる自惚れではない、と言うのが辛いところである。 体勢を立て直したところに、再び蔓。 ) ―――が、ああ……ッ!!? ( まるで、豆粒を拾ってほうり捨てるような、サイズだけでなく存在の大小すら感じさせる、あんまりな攻撃。 捕獲された際に肺から空気が搾り出され、肋骨が音を立て、そして、ぽいっ。 投げ捨てられる寸前に少しでもとがむしゃらに剣を振るうが――命中したかどうか判断すらできず、地面へ。 体が覚えた受身も、気休め程度だった。 したたかに打ち付けられて、全身がびりびりとする。 背中がひどく痛み、ともすれば剣を手放してしまいそうだ。 ) [Wed 28 Dec 2005 23:19:00]
◆レイ・シェリダン > さすがにな(病院内でその姿されても困ると言うのは短い返答の中に込めて、軽口が終われば表情を引き締めて斧を構えようか…)狙うは…(どこを狙えばいい、どこが一番効果が出る、それを考えろと…いくら斧でもこんなでかぶつと正面から当たってもはじき返されると思う…)あたしは、レイ。レイ・シェリダンっ!地獄で恥なっ!奴隷に追い返されちまったってなっ!(二人をかばう余裕はなく、自分が狙われなかったのをいい事に緑の海に浮かぶ橙色の球体目掛け腰裏のトマホークを放り投げる) [Wed 28 Dec 2005 23:13:55]
◆「波状網」ネビュラー > ( 0.艶子、フェンサー目掛けて二本の蔓が同時に伸び、襲い掛かる!! ) [Wed 28 Dec 2005 23:11:21]
◆“怪物” > ( 雑種の数が1つ2つ増えた。 だからどうだというのだ? 巨大な怪物は未だその全体の殆んどがこちら側に出ていないようなその巨大さ故か、小さい者を侮蔑する。 足元を這うソレに怯える理由など何一つ無いと。 ) 嗚呼…あ? 自己紹介がまだであるな……あえて諸君等猿雑種に名乗るのならばこう呼び賜え。我輩の名は“NetVewtRRR(”。 蔓延り拡がり尽す王たる、「波状網」ネビュラーで在る。 覚えて於き給え、そして地獄なり天国なりで自慢するが好い。 我輩に踏み潰して貰ったのだ、と。 ( クハハ、とソレはニンゲンじみた笑みを溢したような。 辛うじて「口」に見える横一本の溝がそんな風に動いた。 そして、表情や声色とは無関係に繰り出される、次の攻撃――――判定は0、3、6、で先行していた二人を襲い 1、4、で艶子に、2、8はフェンサーに、5、7、ならレイ・シェリダンに、9のみが後方で詠唱をするルゥめがけて伸びる! 攻撃は全て蔓による捕獲後投げ捨てる攻撃。回避行動、庇う行動自体は可能。 【判定】 ) [Wed 28 Dec 2005 23:07:00]
◆艶子 > ―― ぐあッ! ( 勢い良く壁に叩きつけられ一瞬世界が暗転した。 思い出したように吸い込んでいた空気を吐き出すとそれは咳になり、次の呼吸の妨げとなる。 全身を走る痛みを堪えながら剣の切っ先を地面に打ち立てて立ち上がる。 ) ………… ッ た、 痛て…… っ ( 続いて漸くやってきた痛みに歯を食いしばった。 ぎらりと相手を見睨みつける。 ) ……まだ出てくるのかっ。 ( 確かに見た。地中から這い出るようにその緑色の体が姿を現すのを。なるほど、あの穴から這い出しているらしい――。 思った以上に早く、強く、そして軌道の読めない攻撃だ。 剣を構え直そう、次こそ一撃くれてやる。 ) [Wed 28 Dec 2005 22:57:36]
◆ルゥ > 病院でこんな格好はさすがに出来ませんからねぇ。 (緊張感無く、そんなことを口にする。 そして視界の端に、跳ね飛ばされる黒髪の女性? を目にすれば─) …うん、来てて良かったです、私。 (剣を床に突きたて、両の掌を重ねる。 病院でなく、戦闘中に白魔術を行使する機会など此れまでに無い。 万全を期すべく、集中の補助。 小声で呟くように詠唱を始めて─(完成まで2ターン)) [Wed 28 Dec 2005 22:53:57]
◆フェンサー > ( その、背筋が震えるような言葉のひとつひとつから察するに、この緑の巨人は、あまり積極的な挑戦をしてたわけじゃなかったのだろう。 むしろぶっちゃけ、当然とすら思っていたことに対して蟻のようなものがぞろぞろそれを阻害しているのだから、気位の高そうな彼或いは彼女が怒れるのも無理はないのだろう。 )( 蔓を紙一重でかわしたが――紙一重が悪かったらしい――、風圧が体を襲い、着地は無様な形になった。 だが、剣を杖に起き上がり、フェンサーは言ってやるのだ。 彼女は概ね、人間であれ悪魔であれ善人であれ悪人であれ、倒すべき相手に言うことは決まっている。 ) ……それはまあ――たまたま今回の人生が不運だったと諦めて。 ( フェンサーはそういったところではひどく外道だった。 体勢を立て直して。 ) [Wed 28 Dec 2005 22:49:05]
◆レイ・シェリダン > いや…そんな格好してるのはじめてみたから…よ(見違えた、なんて言えばくどき文句にもなるかも知れないが、今はあいにくそんな余裕もなく部屋へ走りこみ)・・・艶子っっっ!(先走るなよ…ッ!の声も途切れた、部屋に入るなり目の前には異形…一人で立ち向かってどうにかなる相手とは思えないものと、それに立ち向かい弾き飛ばされる艶子が目に入るだろう)うるせぇっ! てめぇ邪魔だっ!とっとと送り返してやるぜっ!!(その声に答えるように首を掻っ切るようにした親指を下に向ける、こんな場合でも口上を忘れないのは闘奴のさがとしてもらえれば助かる) [Wed 28 Dec 2005 22:45:19]
◆月璃 > (先陣を切ったものからすれば大分遅れた場所にも駆ける姿があった。後方よりの支援の為手にしていた弓は背へと戻し、手にしているのは剣一振り。振動、そして轟音めいた異様な声はその場所にも届いていた) ナン、だ…ッ!?(前髪がびょうと舞い上がって、目を眇めた。疑問に思えど足は止まらない。答えは、どちらにしろその先にある。ぐっと唇を引き締め、走る。先遣隊の背が見えるまでは、もう少しか) [Wed 28 Dec 2005 22:42:32]
◆“怪物” > ( 苛々していた。 ある日突然傲慢にも「本体」ごとこの王を呼び出そうなどという猿が道を開き、わけの判らぬ世迷言を繰り返した。 叩き潰してやったその次いでとばかりにどれ、こちら側に招待しようというのなら我輩が支配して進ぜ様と這い出せば―――――この様だ。 妙な薬。聖水。塩。 今は深いな詠唱すら外から聞こえてくる。 不快也。 不快也。 ) …全く持って。 下種!下種!何たる野蛮!斯様な僻地に我輩を呼びつけておきながらこの体たらく!!…薄汚い動物めがッ!! ( 地鳴りすら起こさん程に身体を震わせ、這いずるように身体を引きずり出す。 まだ半分どころか殆んど頭1つ出てきた程度。 こんな狭い門でよくも呼び出してくれたものだ。 允に以て無礼千万である。 ) [Wed 28 Dec 2005 22:41:39]
お知らせ > 月璃さんが入室されました。 『(振動、そして声)』 [Wed 28 Dec 2005 22:37:00]
◆艶子 > ( ――速い。 そう思った瞬間には既に眼前に緑色の蔦が迫ってきていた。 やはり無闇に暴れまわるのと狙って振り下ろされるのとでは訳が違う。咄嗟に剣を掲げ同時に体を打ち払われる方向に投げ出した。 一体その衝撃はどの程度のものなのか、果たして受けて無事で居られるのか。 ) ――― ッ! ( それはすぐに判る。緑の衝撃が体を走るだろう。 ) [Wed 28 Dec 2005 22:35:48]
◆ルゥ > どうして半疑問で。 (問いかけには頷きながら、そう返せば) ええ…って、そのお二人、かなり先行したみたいですね。姿が見えない── (通路の先を見やりながら、駆け出そう。 少し胸騒ぎを覚えながら) [Wed 28 Dec 2005 22:33:25]
◆フェンサー > ( 先走るな、とはフェンサーは言わなかった。 駆け出す少女を見て、止めようという気はあったのだが、不可能であった。 止めるにはちっとばかし気迫と力量が違いすぎる。だからフェンサーとしてできるのは、少女を止めることではなく、そのサポートであった。 ある意味では法皇のようですらある巨人、それに駆ける少女の後に続き、疾走。 左手にはショートソード、右手にはナイフ、祝福は受けていない。 ) ―――多種族万歳のこの島じゃ、むしろ褒め言葉……ったぁあっ!? ( サポートとはいえ、攻撃に回るのは難しそうだ、精々動き回って気を逸らそう。 振り回される蔓を、できるだけ付かず離れずを心がけて回避せんと。 ) [Wed 28 Dec 2005 22:29:57]
◆レイ・シェリダン > ……ルゥ先生?(多分、そうだと思う…治療を受けたりとかあるが、今のその戦乙女な格好からはすぐにイコールで出てこず、自己紹介を受けようやく理解したように)今二人先に行ってる。ああ、この先が本命のようだしな…さっさと片付けちまおう(こちらはルゥ先生と合流してから艶子とフェンサーへ合流しよう、その敵の本体の元へと…まさか先走っているとは思わずに) [Wed 28 Dec 2005 22:26:22]
◆“怪物” > ( 見上げる姿は凡そ4m程。 運動しすぎて疲れた老人のように緩慢に、気だるげに、ゆらゆらとたゆたう。 先にはいってきた二人(※フェンサー、艶子)を表情のわからない大きな顔で暫らく見下ろし――――小五月蝿い、とばかりに蔓を振り回し、薙ぎ払わんとした。 ) …――――無礼であるぞ、猿雑種(めが。 [Wed 28 Dec 2005 22:25:22]
◆艶子 > ( 肩を叩かれ、さっきとは打って変わったようにニヤリと微笑んで見せ、そのまま歩みを進める。 ――先に謁見する羽目になるのは私とフェンサーだろうか。 この蔓の中央部はどんなものだろうということを考えたことがある。蔦が絡み合って出来た球体であるとか、或いは大きな種が地面に埋まっているとか。 しかし其処は私が想像するどれよりもかけ離れた場所であった。 その”部屋”人間が作り出したもの。耳障りな歯車の音に紛れて下半身を大地へと埋めた緑坊主が鎮座している。 ) ……… 悪い、レイ。 さっき先走らないと言ったばっかりだが―― ( 神の祝福を受け白金に輝く刃を水平に構えると、ぐっと腰溜めに構えた。 ) あれ、嘘になった。 コイツの首は私が貰うッッッ!! ( 残り二人の到着を待たずに駆け出そう。 ) [Wed 28 Dec 2005 22:17:20]
◆ルゥ > あ、よかった。独りだったらどうしようかと思ってました。 よいしょ…っとっ。 (た、た、たんッ、と跳ねながら側道から飛び込んでくる羽兜。 三段跳びと異なるのは、跳ねるたびに減速を掛けているその一点。 その闖入者は白長衣の裾を翻し、黒い剣を携え。) …ふぅっ。 白魔術士約一名、ヴェイトス医院からの出前です。 (ぐ、と親指を立てて) ふふ。さくっと片付けて帰りましょうね。 [Wed 28 Dec 2005 22:10:41]
◆フェンサー > 祝勝会、か…………私、しばらくはサラダが食べられそうにないや……それとも蔓のソテーでも出るんだろうか。 ( 落ち着いてきたのか、気分は緩やかに緊張から、興奮へ。 やや引きつりながら軽口を返す程度の余裕はできたらしい。 さて、後ろからの声と、近くの少女の言葉。 ―――少女についたほうがいいだろう、と判断し、すぐにその後について歩を進め。 ) …………………………原住民――そっちは外来種の雑草みたいなものじゃないか……。 ( それも、かなり生命力の強い。 どこから見てもこの世のものとは思えぬ姿に、冷や汗が。 ) [Wed 28 Dec 2005 22:08:57]
◆レイ・シェリダン > ああ、喋ったな…(確認するように同意して…)ああ、信頼してるぜ(一人で行かせるのは危険だが、それほど時間は掛かるまいと判断したのかぽんと艶子の肩を叩いて送り出し…)こっちな、ここの先だ(変わりにもう一人、声を掛けてきた人間と合流してからその『本体』のところへ謁見するとしようか) [Wed 28 Dec 2005 22:08:30]
◆深淵 > ( *画像をアップロード板に投稿しました。 ) [Wed 28 Dec 2005 22:05:19]
◆深淵 > ( 其処は奇妙な部屋だった。 ) ( ガリガリとヒステリックな音を鳴らしているのは鎖と歯車とウィンチのようなもの。 それから壁と床を埋める、絵合わせのパズルと羅針盤をミックスしたような奇妙な図式。 何重にも円形に並べられた文字列と、四角いマスに刻まれた数字が一定のリズムで回転し、組み合わさり、まるで長い呪文か数式を導き出しているかのようなそんな作業が、主無く淡々と繰り返されている。 ヒステリックに響いているのはソレが拉げて今にも自壊しそうなくらい変形している音のようだ。 天井近くの歯車が1つ、酷く引っかかって嫌な音を立てている。 ) ………よォゥこそ野蛮極まりない原住民の諸君―――――我輩は諸君等の謁見を許可した覚えは無いかったのだ―――――来てしまったものは仕方がない。……陳情を許可しよう。 ( そしてソイツは、居た。 先ず最初に目に入るのは、爛々と耀く橙色の球体だろう。 それが酷く高い所から一つ目小僧のように見下ろしていて、全く、困ったものだとでも言わんばかりに大きく深く青臭い溜息を吐いた。 ) ( ソレをなんと表現すれば良いのだろう。 緑色の巨人が、まるで井戸にでも嵌ったかのように下半身を奇妙な穴に埋もれさせ、時折身体を捩っては無理矢理這い出している、ような。 ) [Wed 28 Dec 2005 22:04:42]
◆艶子 > ………喋った。 ( 喋った。 ) 喋ったぞ。 ( 喋ったぞ。 確かに聞いた、この場に居る全員とは別の声、別の声だ。 やっぱり悪魔なのか。心の中に巣食うのは恐れ怖れ畏れ。 だが、それ以上に恐怖とは違うもっと何か―― もっとシンプルな――。 そうだ、苛立ちだ。何様の積もりだという、アレだ。 何処からかやってくるであろう乱入者の方へ眼を遣る。声からして恐らく逸れてしまった者の一人だろうが。 その声の主が此方に到着する前に、歩みを先へ進めだした。 ) ………先に行く。 大丈夫、先走ったりはしないから。 ( 早いところ相手の顔を拝んでみたかった。 ) [Wed 28 Dec 2005 21:59:16]
◆レイ・シェリダン > 上等…、さぁ、ぶっ倒してやろうぜ。外じゃ祝勝会の準備も進んでるだろうしな(あたしが頼んどいたからよ、なんて軽口に余計な信憑性まで追加しながら、艶子の大きな声に笑みを浮かべたが、その後応じるようなその声に笑みは苦笑に変わり軽く肩を竦める)だとよ、謁見ときたか…身に余る光栄感謝とでもしとくか…って・・・?ああ、ここに3人いるぜ?(横の道からか聞こえたような声に首をかしげて・・誰か他の人間が合流するのか?と) [Wed 28 Dec 2005 21:53:06]
◆フェンサー > おまじ、ない………すぅ……。 ( フェンサーはちらりとメンバーを確認しながら、言われたとおりに、大きく息を吸った。 肺を空気で満たすと、それだけで少し楽になれた気がした。 もしかするとフェンサーは、緊張のあまり呼吸を忘れていたのかもしれない。 それから、丹田に力を込めて、声を張り上げようとすれば少女の力強き声。 それに押され、しかし出たのは、気迫のある言葉ではなかった。 ) ―――セイウチのケツにド頭つっこんでおっ死ね! ( 傭兵仕込みのそんな言葉は、少女に比べれば弱弱しいぐらいだった。 改めて両手の剣とナイフを確認して、幾分、自然に不敵に笑ってみせて。 少女の声に比べれば、こんな化け物なんて怖くはない、そんな風に自己暗示、進めフェンサー。 ) [Wed 28 Dec 2005 21:50:56]
◆ルゥ > ──わ、びっくり。(呼びかけるや否や帰ってきた声に、目を丸くした。女声の怒声と、続いてのしゃがれ声に。声で肝を潰す程繊細な育ちではないのだ。遺憾ながら。) [Wed 28 Dec 2005 21:50:08]
◆ルゥ > …今は、先に進むことだけ考えましょうか。 (はふ、と小さく溜め息を漏らせば、連続で宙を蹴る。兜の羽飾りが翼のようにはためいた。凄い勢いで景色が後ろへ素っ飛んでいく。 手にした魔剣で、進路を遮る蔦をざくりと切り払う。 勿論、剣など倣ったことも無いが扱い方は剣が教えてくれる。 魔法で呼び出したそれを供に、先へ、先へ。 ふと耳に話し声のようなものが飛び込んできた。ずっと前からだ) ──ええと、誰かいますかー…? (そんなふうに、声を投げかけてみる。返事が帰れば儲け物。) [Wed 28 Dec 2005 21:49:16]
◆深淵 > ( 低い低い、しゃがれた老人のような大声だ。 ) [Wed 28 Dec 2005 21:47:40]
◆深淵 > ガリガリガリガリ ガ ヅン!!! ガッ…ガガガギギギシギリギリギリ――――― ( それはどちらかと言うと蔓だとか生物だとかが出す音というより―――――何か、金属と金属が擦れたりぶつかったりしている音のようだ。 ある意味場違いな、そんな奇妙な連続音が繰り返す。 何処か狂ったようなヒステリックな音では、あるが。 やがて道はぐしゃぐしゃに拉げてはいるものの、「石畳」といって良い程度に均された広い空間に続いていく。 ) ―――――――― ( 刹那、突風。 そして ) UUUUUUUUUUUHHAAAAAAAAAAA………謁見を……許可して進ぜようゥUUUUUUUUUUUUU――――――――…… ( 声が、響き渡った。 偶然かもしれないが、艶子の声に応えるよう。 吹き抜けるような突風の向こうに、いまだ続く音が響く暗闇が続く―――――。 ) [Wed 28 Dec 2005 21:46:40]
◆艶子 > ――うっ!? ( 自分の心を奮い立たせる為に「へん、だらしないな」とフェンサーに対して言ってやろうかと思った瞬間、聞こえてくる音に咄嗟に長剣を前へと構え直す。 仲間同士の武器がぶつかり合って邪魔にならぬよう距離をあけつつ場所はレイの右へ。 とはいえ余り広い場所ではなさそうだが…。 レイに言われた通り大きく大きく深く深く深呼吸すると、腹の底から闇に紛れるその音に向かって声を張り上げてやった。 但し声を出す直前まで何を言ってやろうか考えて居なかったから、思いついた言葉を ただ一つ。 ) 掛かって来いこの野郎ぉぉぉッ! ( それは辺り一体に響く大きな声だ。 ) [Wed 28 Dec 2005 21:42:19]
◆レイ・シェリダン > (例え怖いとしても足は前に進んでいる、恐怖に足が竦んで動けなくなるなんて事はないだろうが…)この先…か?(何か聞こえる音…何をしているのかは良く分からず…でもこの先に『何か』があるのは確かなのだろう)なら、おまじないを教えるさ…大きく息を吸って、地面を踏みしめて目の前に敵がいると思って腹の底から声を出してみな…ちったぁ楽んなるぜ(この気配に飲み込まれていたんじゃ、体も動かせないと考えているのかそんな事を口にして) [Wed 28 Dec 2005 21:37:12]
◆ルゥ > (でこぼこした悪い足場を走るよりは、宙を駆けた方が余程スピードが出るというもの。人目を憚り足を取られそうになったときに限って、それを用いていたが──、一人、また一人と脱落していくにつれ、遠慮は必要無くなった。気がつけば、同じ侵入口からのルートを辿ったものは、他に誰も居なくなっていた。) …無事なら良いですけど。 (そんな事を呟きながら、ちらと後ろを振り返る) [Wed 28 Dec 2005 21:32:20]
お知らせ > ルゥさんが来ました。 『…と、っ。 (宙を走る。)』 [Wed 28 Dec 2005 21:32:05]
◆フェンサー > ( 自分を守ってくれる誰かはいるのだろうか。 神様はきっとフェンサーを助けてはくれない。 彼はもう死んでしまった。 となると、最終的にお互い助け合うのはここにいるメンバーだ。 はじめてあった相手が、命をかけるメンバー。 自分は肝心なとき動けるのだろうかと、フェンサーは自分の卑怯な部分に肝が冷えた。 ) ……………………私は、怖くて、内臓が…口から出そう。 ( 意地をはれる少女に、大人であるはずのフェンサーはビビリ入った言葉を呟くのであった。 だから、その奇妙な音に対して、ちらと見ただけでわかるほどに体が硬直するのであった。 ) [Wed 28 Dec 2005 21:30:02]
◆深淵 > ( 兆は「音」だった。 のたうつ蔓が散発的に建物を破壊する音も、ここまで深部に来てしまうとそうしなくなっている。 長く長く伸びきった蔓がUターンして戻ってくるでもなし、向かってくるのは限られた数。 ) ……ガッ…ガガガギギギチギリギリギリ ビギギッ―――― ( だから、まだ少し遠いその音はしっかりと正面の道から聞こえ、定期的に繰り返しているのが耳に届くだろう。 まるで計算しているみたいに等間隔に、繰り返す音。 ) [Wed 28 Dec 2005 21:28:42]
◆艶子 > ( やっぱり私が疫病神なんじゃないか。死神なんじゃないか。 そんな思いが頭を過ぎる。 「何を馬鹿な」と気に留めぬようにしていたがこれで三度目だ。流石に心が挫けそうになる。 同時にそれはこの場にいる全員が私に悪意の眼を向けているのではないかという恐れに繋がり―― ああ、いけないこんなことでは。 そんなことは無いんだ、例えそうだとしてもそんなもの断ち切ってやる。 どうか私に力を貸してくれ兄ぃ、アレックス。今日何度目か、服の中のロザリオに手を触れて深呼吸をした。 ) こッ 怖くなんか……っ。 ( 反発する態度をその言葉に返そう。正直言って怖いのだけど、それを認めたくは無い。 ) [Wed 28 Dec 2005 21:26:03]
◆レイ・シェリダン > ん・・・怖いか?(緊張か、恐怖か…荒い息を傍らから感じればそんな言葉を掛けて、ゆっくりとした声なのは自分の緊張も和らげるためか松明を持つ自分が後ろに下がっているわけにも行かないだろうし、後ろを振り向くわけにもいかないので前を向いたままそんな声を掛けて)ただ闇雲に突っ込んでどうにかなる相手じゃなさそうだしな…(ふぅ…と、大きな吐息を一つ…それ以外は前を向いて、進んでいこう余計な緊張は体に力が入りすぎる、力を抜きつつ、だ) [Wed 28 Dec 2005 21:23:21]
◆フェンサー > ( この場で、装備も含め最も頼りないのは、自分かもしれない。 とはいえそれをどうにかするため、と言うのも参加した理由である。 生きて任務を完遂することを最優先にしながらも、その次に、或いは同等の優先度で、彼ら彼女ら以上に努力しなければならない。 足手まといにはなれない。 フェンサーは闇に目を凝らしながら、額の汗を拭った。 熱いからではなく、緊張と恐怖から来る冷や汗を。 ) [Wed 28 Dec 2005 21:18:34]
◆深淵 > ( 結局何人が此処まで辿り着けているのだろう? 走り、薙ぎ払い、時に滑り落ち、最初に纏って入った面々が今現在何処でどうしているのかは把握できない。 若しかしたら後から追いついてくるかもしれないが、それを待ってばかりも居られないだろう。 教会、騎士団、自警団。 格チームの作戦は既に始まっているのだし、やり直しというわけにもいかないのだから。 ) [Wed 28 Dec 2005 21:15:13]
◆艶子 > ( 迂闊に言葉を紡ぐ者も少ない。この場に居る私たちは本隊とはぐれ取り残されたのか、それとも一番先陣を切ってしまっているのか。 後続はどうした、あの雄々しい騎士達は何処だ。 頼もしい傭兵達は。 私たちは今、何処にいるのだ。 地獄へと続くかのようなその深い緑の道を踏みしめる。 吐き出す呼吸が激しい運動をしても居ないのに荒いのは、極度に緊張しているからなんだろう。そのせいで不快な青臭さが肺を犯す。この空気が紫色に濁れば私はこの呼吸すら止めねばならないのだが…。 見慣れた面子と歩みを共にしていても不安が付きまとう。 ) [Wed 28 Dec 2005 21:14:01]
お知らせ > 艶子さんが来ました。 『親友に祝福された抜き身の剣を、心の支えであるかのように強く握り締め。』 [Wed 28 Dec 2005 21:13:22]
◆レイ・シェリダン > (まるで悪魔の口へと入っていくかのようななだらかな深淵へと向かうそのルート。道に塞がる蔦を聖別された斧がなぎ払い…更に奥へと進む…)松明…いるな(進んでいけば、明かりもさえぎられるだろう、片手が塞がるが…仕方ない、見えないよりは十分ましだと [Wed 28 Dec 2005 21:12:09]
◆フェンサー > ( ここは本当に、街と言う場所なのだろうか。 フェンサーは視界に広がる――いや、視界を狭める光景に、そう思った。 呼吸が辛いほどにきつい臭いは、獣のそれよりも余程胸が悪くなる。 手に提げた剣が、たやすく折れてしまう木の枝のように心もとなく感じるぐらいには、正直な話、フェンサーは萎縮していた。 人か、獣か、どちらにしろフェンサーが戦ってきたのは幾許かの共感もあるものだけだ。 しかしこれは――これは、まるでわからない。 井戸の底に声を投げかけたような不気味さだ。 ) [Wed 28 Dec 2005 21:08:43]
お知らせ > レイ・シェリダンさんが入室されました。 [Wed 28 Dec 2005 21:07:59]
◆深淵 > ( 緑色の闇は深く、暗く、重く。 最後に残った数人の足音と息遣いばかりが響いていた。 徐々に下り始めるルートは突貫部隊が命がけで切り開いた何十メートルというトンネルになり、何処か途方も無い深淵に続いているかのようだ。 咽るような青臭い臭いがキツくなり、何度目かの蔓の攻撃を退け、地上は遥か遠い上。 唯一の救いは、ただ只管真っ直ぐに進めば良いという事くらいだろうか。 ) ( 道は更に奥へと続いている。 時折吹き付ける風が、何かの息遣いのようだ。 ) [Wed 28 Dec 2005 21:02:35]
お知らせ > フェンサーさんが来ました。 [Wed 28 Dec 2005 21:01:06]
お知らせ > 深淵さんが来ました。 『 18日目/21:00 』 [Wed 28 Dec 2005 21:00:04]
お知らせ > ヴェイトス市騎士団さんが退室されました。 『 フェード・アウト 』 [Wed 28 Dec 2005 20:51:21]
◆ヴェイトス市騎士団 > 発射ァ――――――ッ!! ( 何処かで件の百人長の高い声が上がった。 次々と伝令が伝わり、円形に囲む形のカタパルトが1つずつ間を置いて起動し始めた。 火薬を使っている訳でもなく、至って静かに木の樽は飛んで行き―――――ばしゃん、と勢い良く弾け、透明の液体をぶちまけて砕け散った。 それが幾つか命中すると、蔓の全体が悶えるように大きく蠢き始め―――――。 ) 間を空けずに第二射、発射――――――――ッ!!! ( 轟音と共に「腕」を振り回す怪物と、白銀の鎧を身に纏った騎士達の激突が始まった。 長い夜が、始まる。 ) [Wed 28 Dec 2005 20:50:39]
◆ヴェイトス市騎士団 > 投擲機(、発射準備(!! ( 樽がスプーン上の巨大な器具に設置され、巨大なウィンチが弦を巻き上げていく。こうしている間にも徐々に動いている蔓に合わせてガラガラと旋回しながら照準補正。 集められた樽の数が例えば120あったとしても一機辺りの投擲回数は10回。20回も稼動させる事は無いだろう。攻撃はそう、長くは無い。 ) [Wed 28 Dec 2005 20:44:19]
◆ヴェイトス市騎士団 > ( 投擲弾は街中から集められた樽、樽、樽。 中身は海水、聖水、除草剤と様々だが、何れも実験段階で効果を上げている。 飛ばして飛ばして飛ばして、片っ端からぶちまける。そんな力技。火を放たないのだけが唯一救いか。 当分は桶屋が儲かるな、などと誰かが軽口を叩いているうちに、大きな喇叭の音が響いて皆がいっせいに立ち上がった。 ) 防衛部隊、全軍抜刀!! (号令と共に、じゃららららら、と右端から綺麗にロングソードが引き抜かれて行く。 暴れだす可能性の高い蔓を、只管切り落とす。 割の良い仕事ではない。 ) [Wed 28 Dec 2005 20:39:58]
◆ヴェイトス市騎士団 > ( 聳え立つ醜悪な溝色の塊を囲むように無数の松明。そしてその灯りに下から煽るように照らされて、合計12機が配備された巨大な投擲機(が並んでいた。 パプテス教会によって施された結界のように、囲むように12箇所。およそ等間隔に数十メートルおきにそれは配置され、伝令士によって司令部からの連絡が行われている。発射準備を待つ間、格騎士団から集められた兵達が緊張の面持ちで各々の持ち場に陣取っている。決行は間近。市の命運を決める、久方ぶりの「戦争」の様相であった。 ) [Wed 28 Dec 2005 20:34:28]
お知らせ > ヴェイトス市騎士団さんが来ました。 『 作戦前、20:30 』 [Wed 28 Dec 2005 20:30:40]
お知らせ > 艶子さんが帰りました。 『…他の人達にも見られていたに違いない。何かいけなかったのかなと傭兵は首を捻る。』 [Wed 28 Dec 2005 08:33:38]
お知らせ > アレックス@封鎖区画さんが退室されました。 『このやり取りを某聖女に目撃されて大慌てしたのはまた別のお話。』 [Wed 28 Dec 2005 08:30:31]
◆艶子 > それは判っているつもりだよ。 ( 適わないなっていう微笑を一つ漏らす。やっぱりアレックスは年上で、それでいて私よりしっかりしている。私が彼女ぐらいの年齢になっても多分ここまでちゃんとした性格にはならないと思った。 ) 切捨てはしない、無駄にはしない。 させないさ、この艶子がな。 ( それともこれも神の力なのだろうか。だとするなら私はそれを信じよう。 清潔な匂い。石鹸の匂い。薔薇の匂い。アレックスの匂い。 不思議と心が安らいだ、良い匂いだと思う。 離れる温もりにもう一度だけ相手の―― 渡されたロザリオの翡翠のように透き通った蒼い瞳を見た。 ) ああ……。 今夜、いよいよだ。 ( 今日、戦いに赴く者たちには多くの人間の願いと思いが込められている。それに答えられずして何が戦士といえようか。 服の上から十字架に触れ、もう一度決意を固めた。 戦う決意ではない、勝って生きて帰る決意だ。 ) ああ。 そうさせて貰うよ。 ( 頬に残る感触。 去る背中をじっと見つめながら。 やがてもう一度今日戦う相手を見上げると体を休めるべく歩き出した。 ) [Wed 28 Dec 2005 08:27:50]
◆アレックス@封鎖区画 > ええ、けれど忘れてはいけませんわ その自信をどう使うか、貴女はいつも試されています。信頼を寄せてくれる方々を裏切らぬよう、気をつけてくださいまし。( 釘を刺すところは刺そう。さもないと全速力で走り出して途方も無い方向まで突き進んでしまいそうだから。 ) その通りですわ。努力の価値を切り捨てる事になってしまいますもの。だから我等が御父は黙して語らず、姿もお見せになられないのです。( 動き出した以上は結果が全てではある。けれど結果にいたる道筋を無為無価値と斬り捨てるならば全ての意味も価値も無いだろう。資源を消費し、息をするだけ無駄というものだ。 ) 私の願いもこの剣とともにありますわ。それが貴女の助けとなるのなら幸いです。( 朝日を受けて磨かれた翡翠が透け、光る。彼女の首にかけた指に馴染んだ感触の数珠を軽くなぞって ) ええ、約束してください。必ず生きて帰ると ( 何か身近なものを持たせると言うのは戦に向かう騎士への儀礼、ハンカチであったり、髪であったりするが、待つものが居ると思うだけでも違うはずだ。願掛けでしかないが、信じれば救われると信じて居たい。身を寄せた彼女は土と、汗と、青臭い匂いがする。それを吸い込み、宥めるように背中を擦り、身を離して―― 何時しか木槌の音は止み、作業の完了を知る。 ) 終ったようですわ。次の場所へ参ります 僅かな間ですが作戦の開始まで身体を休めて疲れを取って下さいませ。( 別れを惜しむように疲れの見える顔を、頬を撫でれば 一礼し、次の接地場所へと向かう列に戻っていくだろう。 ) [Wed 28 Dec 2005 08:13:12]
◆艶子 > うん。 アレックスや―― 色んな人のお陰で私は一回り大きくなれたような気がするんだ。 根拠の無い自信に少し根拠がついた感じかな。 ( アイソン兄ぃ、アレックス、レイ、アイリ教官。彼らから学んだことは多い。それを必ず今度の戦いに活かしてみせる。 ) ……… そうか。 そうだな。 あれを何とかするのが先決ってことか。それの理由なんて今は置いておくべきか。 ( そうして蔓を見上げる。もう朝日が空を照らし、ヴェイトス市の朝の風景に毒々しい緑色を聳えた足せていた。明日の朝にはきっと見晴らしが良くなっていることだろう。 何も変わらないという言葉に向ける視線はちょっとだけ寂しそうで、けれどどこか納得せざるを得ないような光を湛える。誰もが望んでいる世界が無いということに。 友人の口から毀れた言葉なら尚更だろう。 ) その剣、アレックスが買ってくれた剣。 随分と頼りになるヤツだよ。お金を溜めて刀を買うっていう目標があったけど、愛着が沸いたから暫くはそれで戦うよ。 私にとってとても大事な剣だから。 ( そうだ。私と親友を繋ぐ剣だから。祝福を受けた長剣を、今夜私は誇らしげに振るうだろう。 そっと肩にかけられる様な優しい感触と翡翠が触れ合う音。 首から下げられる十字架を、次にアレックスの瞳を見つめた。――暫し、そのままで。 やがてそっとそのロザリオを両手で包み絶対に落としてしまわぬよう厚手の服の中に入れるとアレックスの手を取る。 ) 必ずだ、約束する。 私は絶対生きて帰って、この十字架をお前に。 そうだ、この手で。この手で手渡す。 ( そのまま軽く触れ合うようにアレックスの肩を抱いた。 ) [Wed 28 Dec 2005 07:45:13]
◆アレックス@封鎖区画 > ええ、自信を持ってくださいませ。色々あったようですけれど、そのお陰で対策も練れるというものですわ。( まず気が折れてしまっては勝てる戦も勝てまい。戦う以上は倒れる事も視野に入れねばならぬといえど死ぬために挑む訳ではないだろう。 ) それは仕方の無い事ですわ、人を支える柱は色々ですもの。それが信仰であったり、忠誠であったり、理想であったり、報酬であったり、親愛であったり 一先ずはそれで宜しいのではないでしょうか。この状況でそれを問うても始まりませんもの ( とりあえずは差し迫った脅威が目の前にあるのに論じるばかりでは何にもなるまい。論じれば消えてくれるというのなら別だが―― 理由など何でも良いのだ。やりたければ、やらずに居られなければやれば良い、嫌ならば避難するなりすれば良いだろう。どれも正しく、どれも間違っている。 ) ――……残念ですが、何も変わらないと思いますわ。( 誰もが抱く理想の世界など何処にもない。 ) お預かりいたしますわ―― 今すぐにという訳には行きませんけれども、作戦の前には間に合わせますわ。( 痛んだ剣を見れば激戦は想像にたやすい。作業の合間を縫って祈りを込めよう ) それと―― これをお持ちくださいませ ( ポーチから差し出すのは59の翡翠で飾られたロザリオ。 ) これは幼い頃に父から頂いた物です。私はこれを手に祈りを捧げてきました きっと神がお守りになってくれる事でしょう―― 私の大切な物です。必ず生きて帰って、返してくださいましね?( そう言えば、本来の使い方ではないがお守り代わりに、と首にかけてやろう ) [Wed 28 Dec 2005 07:27:58]
◆艶子 > ―― む、 あれはそのぅ…。 いや、うん。確かに大勝利だ。 ( 前も思ったことだが、あれをまぐれだ偶然だと言うのはアイリ教官に対して無礼になる。彼女に勝ったという栄光を担ぎ私はこれからも戦い、勝たねばならない。 ) その気持ちを嬉しく思うよ。恥ずかしい話だが、今回参加する傭兵の大半は使命感とかじゃなく報酬目当てなんだろう。それが悪いとは言わないが、私だって行くからにはやっぱり誰かの思いやりが欲しい。 ( 使命感とはまた別の思いを抱える私は彼らと同類なのだろう。 そしてアレックスのような人達が居るからこそこの作戦は成功する。それも被害を最小限に食いとどめる最良の成功を。 アレックスの目の前に居る傭兵は帰りのことまで考えてなさそうな面をぶら下げていた。 ) あれが本来の。 恐ろしいものだな…… あの姿を眼に焼き付けて、少しは街の人達も危機感を持ってくれると良いんだけど。 ( 此処まで常識を逸脱した環境というのも無いのではなかろうか。位置的にそういう場所なのか、ありとあらゆる物が集まる島ではあると思っていたけれど。 ) ―――有難う、アレックス。 ( 鞘に収めた剣を抜き放ち、掲げてアレックスへと差し出そう。鈍い銀色の刃はここ数日の連戦で傷つき、毀れ、欠けていた。使い手の未熟さもあるだろうがー―。 ) [Wed 28 Dec 2005 06:56:56]
◆アレックス@封鎖区画 > 艶子さんは教官を打ち負かしたと聞きますわ。それが励みになったんですの。( あれは限りなく私闘に近いもの。事実減点と厳重な注意も頂いたものだから少々気恥ずかしい。それを誤魔化すように咳払いを一つして―― 実戦形式の乱戦、正しく言えば連戦に疲弊した彼女にトドメをさしたと言うのだろうが勝ちは勝ち。大金星ではあろう。 ) ええ、一番の危険を背負うのは貴方方ですから 少しでも負担を軽くするよう努力致しますわ。( 直接的な火力支援や、突入する彼女らの退路の確保など、バックアップすべき事は多い。どんな働きであっても無駄になる事はあるまい。朝を迎え、吸血鬼が如く活動を休止している蔦を見上げ ) 調べによりますとあれは本来の姿に近いもの、と聞いております。ヴェイトス固有の物らしいので詳しい事は存じませんが―― あのような形で出てくる事は珍しいのではないでしょうか? ( ここは常識の通じない島。常識の無い島。そもそも、便宜上悪魔としてあるだけで本来何者かなど判りはしない、一口に呼ばれる悪魔の全てが皆黒山羊の頭をしているとは限らないだろう。 ) それはいけませんわ。御父の加護なくしてどうして悪魔に打ち勝てましょう―― さあ、剣を。( 彼女は異教徒だが、正しき教えに導く必要があろう。聖水と取り出し、手を差し出し ) [Wed 28 Dec 2005 06:43:55]
◆艶子 > ( 疲労は確かにあるんだろう、それを自覚していないだけで。今回の事件が全部終わったら、暫くは死んだように眠るに違いない。 ) 聞いたよ。訓練の時に絡んできた傭兵に圧勝したらしいじゃないか。私、お前のこと言いふらしちゃったよ。 ( しかも一方的に。女であることの劣等感は少なからず艶子にもある。だから同姓の彼女の活躍はとても嬉しいものだった。 ) ――そりゃあ助かる。一度ならず二度までもしてやられたからな。 剣で防げない攻撃は苦手だからな…。 ( 最後の作戦でも、自分が参加することに不安を覚える者は居るだろう。撤去作業を辞退する者も増え代わりの報酬は破格。常に危険を覚悟せねばならないとはいえ、縁起を担ぎたくなる気持ちは判らないでも無い。 ) 悪魔…… あれが、悪魔か。 大分イメージと違うな。それとも悪魔は普通ああいう形をしていないのかな? ( それこそ何かの植物の異常繁殖程度にしか考えていなかったが、まさか悪魔とは。吸血鬼と肩を並べる存在だと思っていたがどうやらもっと計り知れない存在らしい。 ) そうか。 アレックスが後ろに居るんなら私も心強いよ。 ――祝福? いや、まだだ。 ( アレックスがしてくれるのか、と口には出さないが嬉しそうな顔が物語っていた。 ) [Wed 28 Dec 2005 06:24:11]
◆アレックス@封鎖区画 > ( 漸く現実感を取り戻したような友人の様子に少しだけ安堵する。その様子は疲れているように見えた ) 訓練以来ですわね―― 毒ガス?ああ、あの 今対策が講じられております。結界が完成すれば少しは脅威も薄れると思いますわ。 ( 手足があることを確かめるように見て、一連の事件における友人の噂について思い出す。最初に毒ガスを噴出させた張本人。民間人も巻き込まれたと聞く それ以来疫病神扱いだと聞いて心を痛めていた。 ) いえ、私は同時に展開される作戦の方に―― ( そう言って、打ち立てられつつある十字を見やる。 ) 調査によりあれが悪魔の一種だという事がわかり、大聖堂の術者を集めて結界を展開するんですの。そちらの方に参戦しますわ 本命である突入部隊の露払いですわね。( 騎士団の攻勢と同時に展開される作戦の内容をかいつまんで説明し―― ) ですから、一緒には参れませんが 同じ戦いですわ。あ、そうだ―― 艶子さん、祝福はすみまして?( 思い出すのは聖別の有効性。彼女は確かパプテス信者ではなかった筈だ ) [Wed 28 Dec 2005 06:14:40]
◆艶子 > ( その声に傭兵は漸く意識を取り戻す。 その動きはやや緩慢で、まるで直前まで放心状態だったかのような様子すら。 ) ――― あ。 ( 向ける顔は呆けたようで、でもどこか嬉しそうな顔。 ) アレックス。 ……… うん、大丈夫だ。何回か毒ガスにやられてひっくり返ったけど今のところ体に異常は無いよ。 ( 一人嬉しそうにしている自分にやっと気付いたのだろう、んんっ と咳払いを一つすると真剣そうな面持ちを作ろうと努力するが、やはり口元の歪みまではけせなかった。 ) アレックスも。 大聖堂の人達も協力してるっていうから、多分参加しているんだとは思ってたけど――。 明日は…というか、今日か。 アレックスも一緒に出るのか? ( もし出るのであればそれは心強いようであり、やはり心配でもある。 志願した私をアレックスは同じような気持ちで見ているのだろうけど…。 ) [Wed 28 Dec 2005 05:53:54]
◆アレックス@封鎖区画 > ( 十字を固定する為に土を掻く音、木槌を打ち付ける音が廃墟の町並みに響く。 その作業を不安げに見つめる人々の視線。避難が言い渡されている筈だがやはり心配なのだろう―― 作戦の成功を祈る者、作業の手助けをする者、この期に及んで人を呪い、妬み、不満を垂れ流す者 さまざまだがそんな物だろう。決して意見がワンサイドに寄る筈も無い。復活の後に訪れる千年王国でもない限りは、だ。 ) 6つ目を完了したと伝えてください。同時にこの期に乗じたテロリストや、悪魔崇拝、カルト教団の動きも封じるように。よもや吸血鬼はこの時期に活発に動くとは思えませんが同じく警戒を―― ( 大聖堂所属でもないが一応の現場責任者。馬上の伝令役に伝えればその背を見送って。もう何度見やったか判らぬ蔦へと視線をやれば―― 長剣を抱えた黒い髪の少女 ) 艶子さん!ご無事でしたのね。 ( 付近の者に離れると一言残し駆け寄ろう。 ) 怪我はありませんか?突入部隊に志願したと聞いて心配していましたの…… 艶子さん? ( どこか心此処に在らずといったような、熱っぽい視線で蔦を見たまま膝を抱え、剣を抱える少女の肩に手を触れ、覗き込んで ) [Wed 28 Dec 2005 05:38:22]
◆艶子 > ( ――すぐ近く、とはいえ邪魔にならない場所で。 しゃがみ込んだ女の傭兵は長剣を抱えじっとその緑色の森を―― どうやら植物ではないらしい。 それを見つめていた。恨みでも怒りでも使命感でもない、玩具を見る子供のように熱っぽい眼で見つめていた。 十字が奴隷たちによって打ち立てられ、決戦の準備は着々と進められている。しかし傭兵にはそれが何だか理解していない。というより、まるで興味が無いようですらあった。 アレが何なのか、何故こんな風になったのか。誰が関係しているのか。 飛び交う情報全てを理解していない。 ただ何かとてつもない”アレ”に対して戦いを挑むことだけに神経を集中させ、昂らせ、悦んでいた。 ) [Wed 28 Dec 2005 05:26:38]
お知らせ > 艶子さんが来ました。 『( その大規模な作業の―― )』 [Wed 28 Dec 2005 05:22:20]
◆アレックス@封鎖区画 > ( 地に穿たれた穴、その力を抑える為に陣を敷くためのマーク。この作業は大聖堂の仕切り。聖別に追われる術者達とは別に奴隷を借り出し、瓦礫の撤去をし 結界を敷く。 街に蔓延る無神論者どもに神の奇跡を見せ付けてやろうではないか。 慎重にマーキングに十字の尖った先を合わせれば 松明に照らされた筋肉が躍動し、その持ち主である奴隷達が声を合わせ、十字を支え縄を引く。 その作業を眺めながら手にした羊皮紙。布陣の為の概略図にチェックを入れる。 ) これで6つめ―― ( 何度か伝令が来ているがまだ陣の設営が完了していない所が幾つか。急いで間に合わせねば ただ設営しただけでは意味が無い 大規模魔術の術式を練る時間も必要だ。 悪魔にしてみれば”邪魔な”陣を破壊しようとするのも防衛しなければいけない。 本命である突入部隊の成功を支える為の同時作戦。 ) [Wed 28 Dec 2005 05:21:03]
◆アレックス@封鎖区画 > ( 騎士団、大聖堂、自警団、そして傭兵 薬品ギルドにヴェイトス大学 稀に見る大規模な連携作戦。そして突入を数十時間後に控え、各組織は夜通しの準備に追われているのだろう。町のあちこちで絶えぬ灯りが見える。 そして「“波状網”ネ・ビュラー」と呼ばれる悪魔の最寄。大きな十字架を支えながら進む殉教者の列。奴隷達に支えられた木組みの十字はまるで処刑の印ようだ。否、これは処刑なのだ。 そんな事を思いながら予定されていた場所に差し掛かる―― 蔦に蹂躙され、破壊し尽くされた瓦礫や残骸の撤去作業を行っていた者達が葬列を出迎える。 ) ―― 撤去は完了しているようですね。始めましょう。( 既に設置する位置は測量を完了し、目星がつけてある。足掛け2日で行う大作業。掛け声と共に十字が縄に括られた。 ) [Wed 28 Dec 2005 05:05:05]
お知らせ > アレックス@封鎖区画さんが来ました。 『十字架を打ち立てる。』 [Wed 28 Dec 2005 05:04:47]
お知らせ > ジャスティス@撤去さんが退室されました。 『9+0+5+ボーナス5=19』 [Wed 28 Dec 2005 01:40:37]
お知らせ > ジャスティス@撤去さんが入室されました。 [Wed 28 Dec 2005 01:40:10]
お知らせ > ジャスティス@撤去さんが退室されました。 [Wed 28 Dec 2005 01:39:50]
お知らせ > ジャスティス@撤去さんが入室されました。 [Wed 28 Dec 2005 01:39:01]
お知らせ > ジャスティス@撤去さんが帰りました。 『修道女の雄たけびは、まだまだ続いて』 [Wed 28 Dec 2005 01:38:54]
◆ジャスティス@撤去 > (相手の反撃であろう打撃が頭をかすり、わずか血がしぶくが、動きは止まらない。目をぎらつかせながら、体力の続く限り暴力を振り回し続けて……) [Wed 28 Dec 2005 01:38:39]
◆ジャスティス@撤去 > りゃあああっ!! (薙ぐ、薙ぐ、薙ぐ。軽い斬撃の乱れ内。びたびたと近づいてくる蔓を滅多切りにしていく) 【判定】 [Wed 28 Dec 2005 01:34:54]
◆ジャスティス@撤去 > はっ! (なんとか剣は引き抜かれ、勢い余って後方によろめく) とっ、とっとっ……。 (なんとか転ぶのをこらえたところで前から聞こえる轟音。今のショックで残っていた扉も崩れ落ちた) ちい。 (その刺激で活発になったのか、前進してくる蔦の群れをにらみつけながら今一度剣を構えて) 【溜め】 [Wed 28 Dec 2005 01:29:51]
◆ジャスティス@撤去 > ずぐっ (剣先は半ばで止まり、勢いよく噴出した蔦の汁が顔や修道服に飛び散る) くっ!! (まるで剣を捕らえられたのかと錯覚してしまうかのような食い込み具合に、歯を食いしばって引き抜こうと苦心する)【反撃があるかのみの判定】 [Wed 28 Dec 2005 01:25:37]
◆ジャスティス@撤去 > あああああっ!!! (おそらくは、なかなか立派な家だったのだろう、そのわずか残った玄関の扉と周囲の壁にびっしりと張り付いた蔦。それを今度は真横一文字に切り裂こうと、大きく振り切る) 【判定】 [Wed 28 Dec 2005 01:23:11]
◆ジャスティス@撤去 > ふう……ふう……。 (これが悪魔だというのなら、効果があるはずだ。手にしたロングソードに己の気迫を注ぎ込み、今度は左手を主体に、右後方にスイングして、大きく左足から踏み込む) 新年は、気持ちよく迎えるんだからね!!【溜め】 [Wed 28 Dec 2005 01:20:02]
◆ジャスティス@撤去 > (背筋が大きくしなり、大きな破壊を生む。蔦の壁に半ば近くまで食い込んだ刃は、止まることなく振り下ろされて。小気味よい繊維がたたれる音が響く) はあっ!! (力任せに剣を引き抜こうとして) [Wed 28 Dec 2005 01:12:07]
◆ジャスティス@撤去 > ぎっ (今のところはまだ反撃の無い蔦。その壁に向かって、やや踏み込みすぎでないかというぐらいに大きく踏み込んで、一気に剣と自分の体重を叩きつける) 【判定】 [Wed 28 Dec 2005 01:10:38]
◆ジャスティス@撤去 > ふううっ…… (重心を落とした姿勢から、背筋を伸ばして、大きく後に、背筋と刀身が平衡になるよう、左肩の辺りに来るような形で振り上げる) 【溜め】 [Wed 28 Dec 2005 01:08:06]
◆ジャスティス@撤去 > (今夜はいよいよXday。そんな夜に、ロングソードを振るうのは一人の修道女。諸事情で突入部隊から外れ、せめて、と少しでもダメージを与えようとする) [Wed 28 Dec 2005 01:03:56]
お知らせ > ジャスティス@撤去さんが来ました。 『露払い』 [Wed 28 Dec 2005 01:01:46]
お知らせ > 月璃@撤去さんが帰りました。 『(これも明日に備える道。5+7(+1)+2+5=20)』 [Tue 27 Dec 2005 22:52:18]
◆月璃@撤去 > (本体も近くにあったら、再びマント茶巾発生。そうでなければ、手近にあった品を回収して脱出だ。ガラガラと音がする。長居は禁物――パーツが欠けていないのを祈れAct2) ……ヨシ。(振り返る。前日にどうにもハードだが、それもまた一興か。緑の暴虐を前に、今度は片手で剣を構えた。片手は、風呂敷包みを担ぐから) [Tue 27 Dec 2005 22:51:03]
◆月璃@撤去 > (無理矢理斬り捨てた蔓の先に転がり見えた、赤いモヒカンヘルム。周囲に白い欠片が幾つか見えた気がした。そういえば、戻ってないと聞いた気がする。塒にでも帰っているのかと思ったが――) ランバー、また、骨パズルかも、ナ…!(抉じ開けた隙間に飛び込んで、一際目立つヘルムを引っ掴む!)【回収/反撃判定】 [Tue 27 Dec 2005 22:47:17]
◆月璃@撤去 > (蔓の弾性で刃が滑った。焦るとロクな事が無い。樹液に塗れた刃を振り上げ、もう一撃。切り払うというよりは、押しのけるといった風体になる。後ろで同業が何か叫ぶのが聞こえる――何処かで、またガスが出たとか騒ぐのが聞こえる。退き時だ。わかってはいる。いるが――) [Tue 27 Dec 2005 22:36:51]
◆月璃@撤去 > (――赤。死にたての血肉?いや、それはあんな色はしていない。動物の乏しい記憶回路がチキチキーンと動く) ッて、ヲイィィィッ!?(何か心当たりにぶち当たったか、ビクッと眉が跳ね上がる。繁茂する蔓が邪魔をする。文字通りに邪魔だ。ぎ、と歯を食いしばり) 退ケェェェ――ッ!(一撃で足りずば、幾度でも!)【判定】 [Tue 27 Dec 2005 22:33:12]
◆月璃@撤去 > (ぐじりと、焼けるような潰れるような音。薄い光が滲み出る体液と、切りつけた傷を焼くのに似た。じゅくりと垂れる細かな泡を振り捨てるように、身体ごと剣を引く。地響き――蔓が落ちる音。此処以外にも、振り返れば奮戦する姿も見える。此処に至って単身はまずい) ――ン?(生い茂る緑の先、違う色を見つけた気がした) [Tue 27 Dec 2005 22:26:21]
◆月璃@撤去 > (体液をぼたぼたと零す蔓が鞭のようにうねって飛んでくるのを、間一髪交わす。コートの端が巻き上げられそうになって、仕込まれた鉄がギチリと鳴った) エエイ、邪魔ヲ、するナッ!(鞭の一閃に応戦す。薄く月明かり宿した刃で斬りつけんっ!)【判定】 [Tue 27 Dec 2005 22:15:57]
◆月璃@撤去 > 行くカ。一日一歩、三日で十歩!(明らかに計算が間違っているが、気にしたら負けだ。振り上げた剣が何か物言いたげな雰囲気を滲ませたかもしれんが、気にしたら(略) 矢を撃つ時とは似れと異なる呼吸。されど置くは一拍。届くには細い月明かりを、刃へと乗せる。――喰らいの月)【溜め】 [Tue 27 Dec 2005 22:12:34]
◆月璃@撤去 > (絡む一つに食い込んだ刃を無理矢理に引く。吹き出る体液で刃が滑った) ――チッ(痛みだか痒みでうねる蔓塊から一歩引く。傷をつけては、聖水やら除草剤で焼き枯らすのが主流。対策法が出てからは、各地の戦い自体は序盤よりはマシの筈だ。少なくとも、対処不能のバケモノでない分。デカさは変わらんから、こうして対峙すると児戯の如きが難点。蔓を睨む。俯瞰が重なる。――食い込んできては、いる) [Tue 27 Dec 2005 22:04:17]
◆月璃@撤去 > (緑が色濃く絡み合う点に食い込む刃。息を詰める。呼吸と勢いと腕力と色々。込めて、断!)【判定】 [Tue 27 Dec 2005 22:00:05]
◆月璃@撤去 > ッラアァァァァァッ!!(じりじりと拓かれる道。今の所、先日のような大暴れが無いのが幸いだ。砂上の楼閣、何時動くか分からない危険。蛇の抜け殻に似た蔓の残骸を蹴飛ばして、行く手を阻む数本の絡む点に、まずは一閃!) [Tue 27 Dec 2005 21:58:15]
◆月璃@撤去 > (苦い顔で舌を出すと、鞘から剣を引き抜いた。彼奴との付き合いも、明日までだ。バケモノ退治、ありふれているようで、中々味わえない響きじゃないか) まずハ、辿り着かンとナ。(その為にも、斬る。そして今日も生きて帰る。慌しい音と気配に顔上げれば、波状攻撃の先発隊が戻ってきた所だ。走る男の肩に頭を預けてだらりと動かない人影は、生きているのかそれとも――否。それは彼らの戦い。後方に控えた医療班の戦い。擦れ違い様に、駆け出す) [Tue 27 Dec 2005 21:52:16]
◆月璃@撤去 > (視覚を振り分けてみる。銀色は金属質の輝き。点々と幾つか) …ナンだッケカ。ケッカイ?(決壊?血塊?どっちもかなり駄目だ。正解は結界。大聖堂が何ぞ準備しているらしい。理屈を聞かされても動物には良く分からないが、助けになるならばありがたい) 毒も弱めラレルッて話、ラシイしナ。(一度喰らった紫色の毒ガス。思い出すと口の中が不味くなる。渋面) [Tue 27 Dec 2005 21:44:22]
◆月璃@撤去 > (眇めた視線に月明かり。空の上で欠けていく月と同質に、瞬きに合わせて揺らめき光る。俯瞰の目。地上より「見下ろす」奇矯の視界。濁った緑色が、モンブランとかいうケーキを上からぐちゃりと潰したような構図を見下ろしている。周囲への伸び方は歪。好き放題に手を伸ばした場所、削られて短くなった場所――) ン?(月明かりを反射する銀が、それらを取り囲むように幾つか見えた) [Tue 27 Dec 2005 21:39:36]
◆月璃@撤去 > (緊張は否応無しに高まっている。しかし、それ所じゃない前線が存在するのも確か。中央突破に向けて、道を確保する作業はむしろ大詰め) ――ン。ヤハリ、この辺りだロウナ。大分、近くハなッテイル。(緑の蔓延る前線区域から一歩引いて、眇めた目で蔓を見ていた銀髪の動物がぼそりとごちた) [Tue 27 Dec 2005 21:35:31]
お知らせ > 月璃@撤去さんが入室されました。 『(前夜)』 [Tue 27 Dec 2005 21:32:36]
お知らせ > カロン@撤去さんが退室されました。 『(特技+2 力+1 2+1…3のダメージを与えた。)』 [Mon 26 Dec 2005 20:49:01]
◆カロン@撤去 > (シャット・アウト。 物言わぬ無機物は、石ころと同じ。 蔓は気にする事も無く、それを踏み越え繁茂していく。 決戦を予感しているかのように、貪欲に。) [Mon 26 Dec 2005 20:47:49]
◆カロン@撤去 > (左腕を伸ばすが、あと一歩、届かない。 不甲斐無さに拳を握る力も残っていなかった。 意識が霞み、暗い幕が下り、る…) [Mon 26 Dec 2005 20:45:15]
◆カロン@撤去 > (できたのは、精々体を丸めるくらいだ。)ぐ、がぐっ。(背中を。背骨を激しく打ち付け、石畳で悶えた。 一人だったのが不幸中の幸い。 落下のショック片腕が、片腕が外れ、幾つかの肋骨が散乱する。 霞む視界で、大剣を掴んだままの手に、左腕を伸ばし…! 【復帰判定】 ボーナス無し。) [Mon 26 Dec 2005 20:41:44]
◆カロン@撤去 > ( 【スタン判定】 ボーナス無し。) [Mon 26 Dec 2005 20:38:12]
◆カロン@撤去 > ッ?(がくん。 突然体が前に進まなくなる。無論臆した訳では無い。後ろを見れば、地面を蹴った足が蔓に掴まれている。 ぶんっ、そのまま一度振り回される勢いは、脳天から魂が抜け出そうな程の勢い。兜を抑えるのは、無意識の為せる技か。 ぶおんっ、曇天に舞う、剣を手にした細い姿。 …受身、を…!) [Mon 26 Dec 2005 20:37:47]
◆カロン@撤去 > (自分の体がどう動いているのか、そこから何ができるのか。それを知る事もまた、強さに繋がるのだ。敵を知り己を知れば、百戦危うからず。 先に着いた足、後に着いた足。正確に配置し、縦回転の勢いを、そのまま剣へ。)でぇェ!(目前、蔓へと叩き付けるっ。 【判定】) [Mon 26 Dec 2005 20:33:22]
◆カロン@撤去 > (今研ぎ澄まされる、一点集中の鋭い槍、その穂先。それが更に深く、更に素早く突き刺されるよう、鎧に穴を開けておかねばならない。 今、骨はそんな役を担っている。彼女等に同行したかったのは山々だが、年末のスラムのパトロールやら色々あるのだ。その鬱憤を今晴らすとする。)ちぃっ。 この野郎ッ。(行く手を阻む蔦を、ベリーロール駆使し飛び越え突破ー…! 【溜め】) [Mon 26 Dec 2005 20:28:08]
◆カロン@撤去 > (返り血…体液を浴びぬよう、流れる大剣の重さを捻じ伏せ、身軽に二つバックステップ。反撃は無いようだ。 活発化したとも聞くが、中心部から離れるにつれ意志が伝わり難くなっているのだろうか。大男、総身に知恵回りかね…としても、中心部が危険という事に変わりは無い。)…ったく。 俺が引き立て役たぁなー。(こぼしつつ、ずんと腰落とし剣構える、包帯マスク。) [Mon 26 Dec 2005 20:23:12]
◆カロン@撤去 > (ずん、と足を楔の如く踏み込ませれば、そこでブレーキ。慣性で前へと流れる剣に、腕力と遠心力を乗せて、)地摺り、(絡み合う蔦へと叩き付けんっ。)青眼ッ!(両手持ちの薙ぎは、蔓を支持する核を断ち切らんと迫る。) [Mon 26 Dec 2005 20:19:07]
お知らせ > カロン@撤去さんが入室されました。 『(腰を落として、大剣引き摺るかのように、前へ。 【溜め】)』 [Mon 26 Dec 2005 20:15:32]
お知らせ > 月璃@撤去さんが帰りました。 『(10(+1)+10+9+ボーナス5=35)』 [Mon 26 Dec 2005 03:09:47]
◆月璃@撤去 > (やはり物量戦になるか――考えるのが苦手な動物の脳裏にもちらりと浮かんだ。その為の作戦も発動しつつあるという。ならば――) 退ケェー!(退却線を阻むように、上から緩慢に落ちてくる蔓へと向かい、裂帛。剣を振り上げた)【判定】 [Mon 26 Dec 2005 03:08:39]
◆月璃@撤去 > (木材の破砕音を聞きながら、離脱の開始。毒ガスの紫とは違う不気味な白煙を上げる姿は、効いているとは言えようが――) 次の準備、ダナ…ッ [Mon 26 Dec 2005 03:05:28]
◆月璃@撤去 > (緑の網壁の中、傷に似た裂け目が開いたのを見て、飛び退いた。樹液に塗れた刀身を一振りして、後方へと叫ぶ) 拓いたゾ、アリったけブチ込メ――!!(一端後方へと下がる前線の動きと連動して、後方から樽やら瓶を抱えた者達が雪崩れてくる。中身は聖水、海水、除草剤――開きかけた部分へと、ありったけそれらが投げ込まれた) [Mon 26 Dec 2005 03:04:14]
◆月璃@撤去 > (文字通りに、切り開く。斬りて拓く。遅々としていようが何だろうが、先を見たいと逸る気で気合を補充す。単純との謗りは否定しまい。柄を握る手がぎしりと軋む。細く届く月明かりを刀身に流し込むイメージ。喰らい月、今宵もまた良い獲物――錯誤の思考が剣戟に乗る。蔓に断面が重なる場所、絡みを繋ぐ点目掛けて、閃!) 次――!【判定】 [Mon 26 Dec 2005 02:52:50]
◆月璃@撤去 > (斬り付ける感触は植物に近い。藪を払う規模がやたら巨大化したのに似る。バウンドして吹っ飛ぶ先端が、瓦礫に当たって動かなくなった。返り血ならぬ樹液が飛沫く中、もう一歩を踏み出して――) [Mon 26 Dec 2005 02:48:12]
◆月璃@撤去 > (斬りつける為の準備。同時に、食卓にてどれを食べようか迷う時の心境にも良く似る。此処は――毒々しく忌まわしく、余りに美味そうな気配で満ち満ちている。歓喜の衝動が口の端を上げさせて、低く踏み込みての一閃!)【判定】 [Mon 26 Dec 2005 02:29:20]
◆月璃@撤去 > (長居は出来そうに無いがナ。心中だけの声の代わりに歯を食いしばり、構えを取って一拍。まだガスの発生していない此処でなら、呼吸を整えられる。鼓動の律を合わせて一拍。剣閃、先を定める)【溜め】 [Mon 26 Dec 2005 02:23:17]
◆月璃@撤去 > (突破口を開く為の下準備。より下層に向かう奈落の虚。進む程に斜めに傾く奇妙な足場。地に突き刺さる瓦礫を蹴りつけて、前へと進む) コッチハ、まだイケルゾ…!(罵声交じりの悲鳴が何処かで上がった。ガスにでもぶち当たったか。慌しい声が混じる) [Mon 26 Dec 2005 02:14:38]
◆月璃@撤去 > (絡まりあうものはそれ自体が強度を持つ。ならば、綻ばせる。バラバラになってしまえば、後は蔓一本ずつだ。途方も無い、それこそ無意味な目測を簡単に立てるのが動物だ。斬りかかる刃が網目の一点に向かう。寸断、どろりと樹液を零す断面が幾つか露になって、解け掛けの蔓が不気味に蠢いた) [Mon 26 Dec 2005 02:08:20]
◆月璃@撤去 > (篝火に照らされるアレから蛇という印象が拭えないのは、うねうねして長いからだ。間違いない。蛇なら焼いて食えるだけ可愛げがあるとは、アレに毒があると聞かされた時の動物談。深い緑の陰影落とす塊は、蔓一本ずつを単品としては考えたくない。蛇玉を思い出す。アレは食えるが) ラッアアアァァ――!(戦闘意欲と食欲は切り離せずに絡む。瓦礫の上を這いずり、行く手を阻む蔓に向かい剣を振り上げる!) [Mon 26 Dec 2005 02:03:19]
◆月璃@撤去 > (理屈ではある。むしろ理想だ。可能か否かは考えまい。剣を片手に前線域へと踏み出す) 何カト、動きは出ているシナ…!(ニィ、と白い歯を剥き出して笑う。闘争心に混じって、不謹慎な程に昂ぶるものを感じる。大きく息を吸い込むと、焦げたような匂いと共に肺の中が冷たい空気で満たされた。溜めは一拍――駆け出す。うねり絡まる緑の群れへと) [Mon 26 Dec 2005 01:53:17]
◆月璃@撤去 > (悠長な事を言ってる場合かと、蔓の残骸やら負傷者の運び出しに追われる視線は決して色好い物では無い。が、その辺りを余り考えないのも動物だ) 伐採、救助、ガス吐いたら警告撤収。ヨシ、覚エタゾ。(指折り数える程のものでもないが。あの大暴れ以降も、けが人は続々と増え続けている。人命尊重、被害は軽微に) [Mon 26 Dec 2005 01:48:17]
◆月璃@撤去 > オ。大分伸びてルナー。(悠長な事 [Mon 26 Dec 2005 01:45:32]
お知らせ > 月璃@撤去さんが入室されました。 『(区域前線部)』 [Mon 26 Dec 2005 01:44:51]
お知らせ > 艶子@撤去さんが退室されました。 『…やっぱり男はアイソン兄ぃだけだ。 (と呟きつつ今日の成果5+10+8+ボーナス3=26)』 [Sun 25 Dec 2005 23:28:19]
◆艶子@撤去 > ………… くそ、何でだろう。私大活躍のハズなのにこの敗北感……。 ( ぱんぱんと服についた埃を払い、落とした剣と帽子を拾い上げる。それを深々と被ると目元を隠した。後ろでは無事な母親と息子の感動の対面とやらが行われているんだろう。 ――そんな明るい場所に戦士の姿は似合わない、今日の英雄豪天寺艶子はクールに去ろう。 ) [Sun 25 Dec 2005 23:27:27]
◆艶子@撤去 > ( ……… その小さな窓から転がり落ちるように地面に落ち、息つく暇もなく走った。走って、走って、目の前に私目掛けて駆けてくる自警団と騎士団のお兄さん方が凄くかっこよく見えた。 単身救助に向かった私を案じてくれているのだろう。その優しさと恐怖から抜け出すことが出来た喜びで気が抜けて思わず涙ぐんでしまった程だ。 つい力が抜けて背負った老婆を地面に下ろす(落とす)と私も彼らの元に駆け寄った。同時に背後で家が倒壊する大きな音が響き――。 ) ………っ! ( 両手を広げて彼らの胸へ、飛び込んだ。 ら、私の体は空を切って、そのまま地面に滑り込む。 ずごしゃーっ ) ………… ( あれ? 不思議に思って後ろを見れば、彼らは私が助けた老婆の方へ駆け寄っている。 …いや、確かにそっちの方が重要だろう。一般市民を守るのが彼らの責務なのだから。でも一人ぐらい、 ねえ? ) [Sun 25 Dec 2005 23:21:03]
◆艶子@撤去 > ぬぅぅぅぅッ うおおぉぉぉぉッ ( 剣の切っ先を床に突き立てそれを支えにして、老婆を背負いながら、一歩ずつその坂を上る。 その間にも傾斜はどんどん厳しくなり、漸くそこで蔓はこの家を潰そうというのではなく引っくり返そうとしているのだと知った。 ) 舐めるな!舐めるな! 私は艶子だぞ、豪天寺艶子だぞォォォ――ッ! ( 窓から垂れ下がるカーテンを掴み、不安定な体制から絡まる蔦に最後の斬撃を―ーッ! [判定]! ) [Sun 25 Dec 2005 23:05:48]
◆艶子@撤去 > きゃーっ きゃーっ もうダメ! もうダメだ! 兄ぃ、アレックス!助けてーッ! ( 傾斜がぐんぐんきつくなっていく。もう坂道ぐらいはあるんじゃなかろうか。半泣きになりながら老婆の枯れ木のような腕を掴むと強引に担ぎ上げる。 急いで今来たドアのノブを掴むと回し―― 開かなかった。 どうやら家が傾いた拍子にドアは一度閉じたらしいのだが、ご丁寧にもその歪みでドアが開かなくなってしまったのだ。絶望の表情でそれを見下ろす。いや、もうこのドアを開けられたとしても、蔓と倒壊寸前の床のせいで逃げられないかもしれない。 老婆が寝ていたベッドがずるずると私の背後を滑り、私の体も傾いていく。 ) ……… 窓ッ。 ( 傾斜がきつくなる一方の坂の上に、蔦が絡まる窓が、一つ。 ) [Sun 25 Dec 2005 22:57:26]
◆艶子@撤去 > ――居たッ。 ( その先に、ベッドの横たわる老婆の姿を見つけた。 なんで此処に置き去りにされたのか、どうして逃げないのか、そんな事は今はどうでもいい。 つかつかと歩み寄って老婆の腕を掴む、すると…。 ) 「 い、イヤじゃァァ。此処は私の家じゃァァ! 絶対に動かんぞォォッ! 」 ( まるでイヤイヤをするようにベッドにしがみ付いた。 ……ああ、なるほど、そういうわけか。 眩暈を感じつつも何となくこの老婆が此処にいる理由が判った。恐らく避難勧告に従って一家全員で逃げたがいいが、後でこの老婆一人が家に戻ってしまったとかそんな感じだろう。 ) お…… おばあちゃん!此処は危ないんだって! 頼むから大人しく一緒に―― ッ。 ( その時、破壊音と共に蔓が部屋の中にまで侵入してきた。 ) [Sun 25 Dec 2005 22:45:36]
◆艶子@撤去 > ( そのまま廊下を突き進み、足を取られては転び、立ち上がり。時には蔓にすら縋りながら前へ進む。 時間が無い、時間が無い、柱の一本にびしびしと亀裂が入り、がくんと一段ずれた。天井が歪み今にも振ってきそうだし、床も盛り上る。 恐らくこの家はあと数分で崩れてしまうだろう。いや、若しかしたら次の瞬間には私もろとも瓦礫の山に埋もれてしまうかもしれないんだ。 ドアに絡みつく蔓を切り捨てながら片っ端に蹴り開けると―― [判定]! ) [Sun 25 Dec 2005 22:38:40]
◆艶子@撤去 > うぬ、 うぬっ ! あ、 このッ! ( 蔓は半分ぐらいまでしか切れなかった。おまけに剣が引っかかって抜けない。両足を突っ張ってずるりと引き抜くと頭から僅かに空いたその隙間に首を突っ込んだ。まるで地中を這うミミズのように体をくねらせ手足を掻いて、漸くどさりと家の中に入り込むことが出来た。 みれば其処は床も壁も全て蔦で覆われ、またぎしぎしとそれが歪み傾いていく。グズグズしていたら私までぺしゃんこになってしまう。 ) お…… お母さん! 母上! ママ! 何処だ――ッ! ( 家自体は然程広くは無いが足場も悪く進みにくい。 剣を振り回し道を確保しつつ先へ先へと進む。 この密室、先日の死者が出た日のことを思い出して不安を煽るがこの程度で根をあげていたらダメだ。 ) [Sun 25 Dec 2005 22:27:34]
◆艶子@撤去 > ( 蔓の範囲が拡大するということは、それだけ自警団や騎士団のバリケードが広がるということだ。加えて怪我人の救助や仮住まい先の確保、打開策など色々な仕事が積もっていく。だから避難勧告は当然しているだろうが一軒一軒見て回る余裕は無かった筈だ。一人ぐらい取り残されても可笑しくはない状況である。何故其処に留まったかは判らないが。 ) ――何でだ!何で! 何で取り残されてるの ッ!? ( めきめきと傾いていく家に私や他の自警団、騎士団、そして傭兵が走り出す。似たようなことを口走りながらあっという間に私たちはその初老の男を追い抜いて家の入り口に辿り着いた。既に覆うように蔓が巻きつき切り払わないと先には進めない状況だった。 走りながら剣を構え、その蔓に向けて振り下ろす―― [判定]! ) [Sun 25 Dec 2005 22:18:25]
◆艶子@撤去 > ( …ここで一つ、事件が起きた。 中央撃破の作戦の日程が決まり、いよいよだと少なくなった志願者達は気を引き締める。 先日の惨劇からまだ時間の経過も浅く、私の脳裏にもあの悪夢がまだこびり付いている。 ――しかし、そろそろ終りにしなければならない。拡大を続けるということは中央部の蔓の密度はこうしている間にも厚くなっている、そして危険度も。 中央部に少し入った部分ですらあの状況なのだから、もたもたしていたら人が立ち入れない場所になってしまうのだ。 …さて、私は昂る気持ちを抑えながら蔓の進行を少しでも押し留めようと撤去作業を続けていたのだが、今また一つ家屋が蔓に飲まれ倒壊するかという時に自警団の静止を振り切って初老の男がその家に駆け寄って行った。彼の家なのだろうが、最早どうすることも出来ない。財産は埋もれてしまうだろうが命があるだけマシだと思うべきだろう。 だが、彼は驚くべき一言を発したのだ。 ) 「 母さん! 母さん! まだ中に居るんだ、母さん! 」 ( …その場に居る私たちの顔は凍りついて居たに違いない。 ) [Sun 25 Dec 2005 22:15:05]
お知らせ > 艶子@撤去さんが入室されました。 『今だ拡大を続ける蔓の外周付近。』 [Sun 25 Dec 2005 22:11:05]
お知らせ > フォーカ@封鎖地区さんが退室されました。 『(クリスマスチャペルの代わりに剣戟を鳴らそう)』 [Sun 25 Dec 2005 21:41:04]
◆フォーカ@封鎖地区 > まぁ今は。 行きますか―――……。( もう一度、蔦のクリスマスツリーを見上げた。 クリスマスが終わったらツリーは撤去するべきだ。 28日に全ては終わると信じて、今は) [Sun 25 Dec 2005 21:39:21]
◆フォーカ@封鎖地区 > もうちょい、デスもんねー。 (背後の同僚も立ち上がる。切り落とした蔦が、グシ、と揺れた) 頑張りマしょ。ええ。 (ハルバードを引き抜いて)突撃は28日。 せめてその前に一度、一度自宅期間を許していただけるとアリガテぇんですがー…(「夢だな」) 夢でスネ。 [Sun 25 Dec 2005 21:35:41]
◆フォーカ@封鎖地区 > 家のベットで寝てーデス。――風呂にゆっくりはいりテーデス。 この重いの(ハルバードをがし、と爪先で蹴った。 パプテスで清めてもらったものらしいが、有り難味なんぞ、ちっともなかった。 見た目的に変わったところが無いので、尚更だ)もって歩くのも、そろそろ勘弁して欲しいデスシ―・・・。(へふー…煙と、吐息と、溜め息。晴れた空に広がって) ナンテ。 (紙巻を蔦に押し付けると、陰険さを感じる手つきでもみ消した。恨み一入。 膝に力を入れ) [Sun 25 Dec 2005 21:33:37]
◆フォーカ@封鎖地区 > ――――……じゃあ、パイクリームに塩混ぜて、蔦に力いっぱいブツケル素敵曜日にするトカ。 パイ生地は、聖水で作ッテー? あぁ、ターキーがアリマセンね。 (「……」) Christmasといえば、ターキーかかせませんノニ。(「………。」) 何で黙りマスか。 (同僚は、溜め息で答えた) ………。 (此方も、本気でこんな事を考えているわけじゃない。 気分転換の一環。 愚痴をこぼしているようなものだ。――同じく溜め息を付く) そろそろ。 お家帰りたいデスヨ。 [Sun 25 Dec 2005 21:21:47]
◆フォーカ@封鎖地区 > (返事が返ってこなくなった)―――――……。(こっちも自然と黙る。) 駄目でスカ。 (背後でコクリと頷く同僚が見えた気がした。) 最前線の皆様、きっと今日がChristmasだーなんて忘れちゃってるともうんデスよ。此処等で一発?皆さんの心の平静をお届けする自警団員として?作業現場付近の蔦だけはココゾトバカリに煌びやかニー……(「普通に頭くるだろ」) ですね。 [Sun 25 Dec 2005 21:13:53]
◆フォーカ@封鎖地区 > 今日は―――……23?24、25…。(自分と背中を向けて座ってる自警団員が「25」と短く答えた。声で解る、同僚の疲れ―― そういう自分もきっと疲れた声を出してんだろう) ……Christmasって奴でスネー…。ハハ―。 はー…。 オーナメントでも飾りマスか?(「どこに」)蔦に。 (瓦礫と化した家だったものを指差して) あの中から靴下とか、鍋とか吊るしてやりマショ。 [Sun 25 Dec 2005 21:07:39]
◆フォーカ@封鎖地区 > ―――――…………。(吐き出す白い煙は、煙草の煙なんだか、吐息なんだかわからない。恐らく両方なんだろう。――糸を辿るように視線をあげれば、最早見慣れた蔦の姿がある) ―――……。 (後数日だ、後数日の辛抱だ。 そうすればコイツとおさらばできる) [Sun 25 Dec 2005 20:59:55]
◆フォーカ@封鎖地区 > (その蔦の上に、男が一人。青い自警団のコートを肩に羽織り、ハルバードを足元の蔦に深々とぶっさして―――口には紙巻。――何時間ぶりの休憩を味わう、どっかの自警団員の姿だ) [Sun 25 Dec 2005 20:48:46]
◆フォーカ@封鎖地区 > (その場所に、今は蔦が横たわっている。) [Sun 25 Dec 2005 20:45:40]
お知らせ > フォーカ@封鎖地区さんが来ました。 『(数日前、此処は仮設本部があった)』 [Sun 25 Dec 2005 20:42:41]
お知らせ > 夜散@撤去さんが退室されました。 『 10(+2)+4(+5) = 21 』 [Sun 25 Dec 2005 19:26:50]
◆夜散@撤去 > ………ッち、 退却だ!!急げ―――……ッッ!! (ガスを確認して真っ先に逃げ出すのは莫迦の遣る事だ。他に撤去作業に従事していた団員や傭兵らへ、あらん限りの大声で喚起を促す。其れで多少吸い込んだって構うものか。 どうか、 ―――どうか … ) [Sun 25 Dec 2005 19:26:21]
◆夜散@撤去 > ―――…!!! (根は矢張り本体に近いのか、喘ぎ 槍が突き刺さりのたうつ蔓から紫色のガスが噴き出した。流石に二度目ともなると咄嗟に息を止める程度の対応は出来る。出来るが、…二度目、だ。流石に毒物を何度も嗅がされた経験など無い。間に合うか ) 【スタン判定+3】 [Sun 25 Dec 2005 19:22:48]
◆夜散@撤去 > (矢張り甘い。此の程度で、のたうつ蔓を止められはしない。一瞬の隙が出来れば其れでいい。蔓が苦しみに喘ぐような、そんな時間があれば其れだけで充分だ ッ) 保持済概念【雷龍】を登録、 右手に神 左手に龍 額に喇叭 背中に零!! (出来れば直に蔓に手を当てて居たい所だが、近付くのは非常に危険だ) 【溜め】 [Sun 25 Dec 2005 19:20:00]
◆夜散@撤去 > (恒温動物の身体に降り注いだなら同じ真似は出来ない。精々動きを制限するか凍傷を引き起こす程度、其れも過ぎれば凶器になる。熱の無い植物に張り付いた爆弾は、次々と爆ぜ …取り敢えず、地面から見える蔓を砕いていった。やっと見栄えが良くなる、と不遜に鼻息を鳴らしながら) 追撃、保存概念【槍】を加算! ………練り込みが甘いィ?文句を垂れるな!!攻め立てろ!!手を止めたらお前が死ぬと思え!! (誰と口を利いているのか。余った冷気が再び練り上げられ、数本の槍の形を成す。だが、時間が足りない。細い。蔓目掛けて飛ぶ其れは、根本目掛けてッッ!!) 【判定】 [Sun 25 Dec 2005 19:16:04]
◆夜散@撤去 > (……何かもう動揺が凄い。毒ガスに当たってちょっと頭の方もぶっ飛んだのだろうか。幾度か頭を振ると、髪の毛が其れについて来た。これが終わったら病院に行こう) 蹄を鳴らせ! 頬を打て! 保存済み概念【棘】を加算――― 消 し 飛 べ ッッ!!! (蔓の表面に、小娘の“上から”降り注いだ雪が降り積もる。…いや、雪ではない。比喩するなら“起爆装置”。 蔓に張り付き、白く染め上げたと思うと―――次々と、氷が割れるように弾けてゆく――!!) 【判定】 [Sun 25 Dec 2005 19:09:50]
◆夜散@撤去 > ( [Sun 25 Dec 2005 19:04:46]
◆夜散@撤去 > ( [Sun 25 Dec 2005 19:04:13]
◆夜散@撤去 > (喩えその一夜を越えても、何も変わらないのではないか。何も状況を打破することなど出来ず、ただ五体の屍が出来上がって終わりではないのか。そんな疑念を、此処に立つ者なら誰でも覚えるだろう。 けれど足は止めない。ゆっくりであろうと、確実に) ―――我、獅々尾=夜散=【 】=レヴェランスの名において蔓を定義、名付けて紅薔薇。東の夕陽西の朝日、南より跳んだ黒鳥が南にて死ぬ。 (蔓はまだ、傷を庇うように凝り固まり合う。そして、葉擦れとも、蛇がのたうつとも取れない奇妙な音を鳴らし続けて居た。…小娘の目の前で) 【溜め】 [Sun 25 Dec 2005 19:03:50]
◆夜散@撤去 > (中央部、絡んだ蔓が最も根深い場所で“最後”の作戦を行うらしい。 …最後、か。 本当に最後になるんだろうか) ―――接続――…。 (然し自分のやる事は変わらない。中央に向かう精鋭が居ると言うなら、其所までの道を用意するのが仕事だ。 “中”に入るとなると自分の魔法や召喚獣は融通が利かないし、 まだ、毒ガスの影響が身体に残っているのか。気怠い) 【溜め】 [Sun 25 Dec 2005 18:55:50]
お知らせ > 夜散@撤去さんが来ました。 『 中央突破作戦の勧告が出た。 』 [Sun 25 Dec 2005 18:49:24]
お知らせ > 園内一花@撤去さんが帰りました。 『【 五日目:6+7+(1+4)+(ハロゥタック聖別 3 ) 】』 [Sun 25 Dec 2005 05:22:37]
◆園内一花@撤去 > ―――ありがとうございます。 ( 死者を前にしているのもあって、やっぱり今ひとつ元気無いけれど… ナイショの言葉に、悪戯っぽく微笑んで、ちゃぷ と聖水の瓶を揺らして ) ―――お気をつけて…皆さんもっ…! ( シェリダンさんに言って。 引き上げて行く一団に手を振って――― …単純にうがいが効くだけかもしれないけれど… 紫の毒霧も聖水などで中和出来るのでは、とも思う。 …送風機を提案しておいて、契約内容は撤去作業への参加だし、自分で作ったりはしていないのだけど… それよりももっと根本的な対策があるのではと、首を捻りつつ――― ) [Sun 25 Dec 2005 05:18:48]
お知らせ > レイ・シェリダン@追加さんが帰りました。 『ごとごとと…その重みを感じながら道を引き上げていって…』 [Sun 25 Dec 2005 05:16:01]
◆レイ・シェリダン@追加 > 聖水が効く相手が、まともな生き物だとは思いたくもねぇなぁ・・・(それはどうやっても人間とは仲良くなれない存在であることの証左で…)ああ、頑張ってくれよ、わりぃけど、あたしはこれで引き上げるから、よ(日の入り前から動いていたからこれで休止…急に戦闘になった時に対応できるようにはしとかないといけない故に)ああ、あまっちまったし…、ああ因みにパプテス教の人間とかシスターとかには内緒、な(まっとうな使い方でないというのはそれでわかるだろうとミンナニハナイショダヨと) [Sun 25 Dec 2005 05:11:41]
◆園内一花@撤去 > 〜本当に、何を養分に育っているんでしょうね…。 もう、生き物の範疇ではないと思った方が良いのかもしれませんけど、それにしては妙にナマっぽいですし… ( こうしている間にも、疲弊していく戦士達を嘲笑うように蔓は伸びて来る… そろそろ小休止も終わりだと、表情を引き締めて、薙刀を握り直して… ) ―――はい。 楽しみにしています…。 ( 約束の意図は、何となく察したけれど… でも、聞いてみたいのも本当だ。 『生き残る』というその言葉を信じさせるに足る、力強い風貌を、頼もしげに見上げ。 自分も勿論、こんな事で死んでしまうつもりは無いと、頷く ) ―――え? ぁ…えぇ、今日は殆ど。 って、これ?聖水じゃありませんっ? ―――へぇ、そういう使い方もあるんですね。 ( 少し慌てたけれど、渡された聖水をしっかり受け止めて。 〜突っ込む事も無く、あっさりと納得した ) [Sun 25 Dec 2005 05:07:30]
◆レイ・シェリダン@追加 > ああ、あといくら刈ってもきりねぇしなぁ(目の前なぎ払ったつもりでも、横に、上に、足元に…残っている蔦は油断ならない、自分もこんな化け物とやる機会はそうはないから…これも経験…色々身をもって学んでいると言ったところ)ああ、大丈夫…あたしは、頑丈だしな…絶対、生き残ってみせるからよ(闘技場で知られている存在だからこそ、後ろでこそこそはできないしするつもりもなく、それでも絶対生き残ってみせると自身たっぷりに言いきってみせる。事実がどうなるのであれ、大丈夫なんだと思わせれたらそれでいい。そんなところまで闘奴であって)ああ、すごいのはいたぜ? 今度時間がある時にでも話してやるぜ、あたしが珍しく外に依頼に出た時の話さ(だから、話を聞く前に倒れてくれるなよ、みたいなそんな約束を一方的に。これもある意味げん担ぎではあるのだけど)ああ、そっちもな・・・っと、そうだ・・・ガスとか受けてねぇか? こいつでうがいすると存外マシになった気がしてよ(片手を上げて引き上げようとしたところでふと思い出したように、残った最後の一個の聖水をぽんっとイツカに投げ渡して、ロクでもない説明付きで) [Sun 25 Dec 2005 04:58:13]
◆園内一花@撤去 > ―――? ぁ、なるほど… ( 一撃で終わりにならない? 分断できない訳が無いだろうと、目を瞬くけれど… 最後まで聞けばなるほど。 あんな大物で、さすがに小回りは効かせられないかと… 短所長所があるという、当たり前だけど新鮮な実感に、得心顔で頷いて――― すぐに、心配そうに眉根を寄せる。 ここにこうして居るのだから、大丈夫なのだろうけど… 反撃を受けたようだから ) ―――っ。 …はい、シェリダンさんも… 気をつけてください。 ( ヘルメット越しだけど、伝わる撫ぜられる感触に… つい、緊張が解れてしまいそうになりながら… まだ若干心配そうではあるものの、微笑み返す。 …自分と比べれば雲泥の差のある実力だったとしても… 奴隷という立場は、無茶な配置にも立たされるのではなかろうかという不安があって… 闘技場の人気者なら、その心配も薄いのかもしれないけれど ) 〜どうでしょうね? 街中でもこんなのが出て来てしまうくらいですから… もっともっと凄いのが、うようよしていたりして… ( 想像したくない無い世界。 冗談めかして言った積りだけれど、なんだか冗談にならなくて… バツ悪そうに視線を泳がせる。 …引き返す素振りを見せるシェリダンさんを改めて見上げたら、改めて礼をしよう ) 〜どうか、御無事で…。 [Sun 25 Dec 2005 04:47:47]
◆レイ・シェリダン@追加 > そうでもなかったんだよな…確かに蔦をぶち切るのにゃ向いてたけど、よ。その一撃で終わりにならねぇから、他の蔦の反撃食らってな(上手いことはいかねぇもんだ、みたいなそんな笑い話…目の前の蔦を倒せば酒場での与太話にまでランクダウンできる程度の話)ああ、無茶はしねぇでくれよ、な。あと…無事で、何よりだぁな(ぽんっと軽くそのヘルメット越しに頭を撫ぜて…落ち着いてみえるイツカに最初にスラムで見かけた時と比べればいろいろ強くなっているんだなと自然と笑みが漏れて…)まぁ、こんなのに出会ったのと比べたら…外はもうちっと楽かも知れねぇぜ?(冗談めかして、何事も無駄じゃないさと笑って悪路を引っ張り退却する用意をしながら…あいにく自分は車の動力であってGoサインを出すのは別の人間だけれども) [Sun 25 Dec 2005 04:35:57]
◆園内一花@撤去 > ( 大丈夫!前線に立っているパプテス教徒なら、この気持ち悪さを分かってくれるはず… なんて、勝手に解釈しそうだけれど。 措いて置いて ) ―――うん、あの大きいのなら、うってつけでしょうね…。 心強いです。 ( 以前見た事のある長柄武器を思い出す。 …あの頃と比べれば、自分にも大分体力は付いたと思うけど… それでもあんなの、持ち上げるのが精一杯だと思った。 …さぞ豪快に斬れる事だろうと、苦笑に微笑み返し… 『あの時』の話には、俯いて ) ……はい……。 …私も、今日で… 斡旋所を介しての契約は、終わるのですけど……。 〜ええ、一人でなんて…そんなに身の程知らずじゃ、ありません… 〜でも、居ないよりは…一人でも多く居た方が、良いと思うんです… ( 沢山の…最前まで一緒に仕事をしていた人達を、殺された。 折角拾った命だけれど… このまま引き下がるなんて、申し訳ないと言うか…。 シェリダンさんを見上げて、もう一度頷いた ) ―――〜んン… もう、遭いたくありません。 …逃げ方の参考にはなるかな…? ( 無事に終えられれば、冒険者として大きな経験だとは思うけど――― そんな経験あえて積みたくないような気もしてしまう。 当分いいや、と困った風に笑って、手を振って――― 布を被された車に… 敬礼の仕方なんて知らないから… ただ、頭を垂れた ) [Sun 25 Dec 2005 04:26:31]
◆レイ・シェリダン@追加 > (ガスを吸った後のムカムカにいいみたいな事を平気でのたまうだろう、でもこの次からはパプテス教徒にマークされる諸刃の剣、素人にはお勧めできない(まて))あいにく、使い慣れたもんが一番さ…。斧なら楽にやれると思ったんだけどな…(未だ聳え立つ緑の壁に苦笑を浮かべ…どちらにしても中央突破できっちりカタを付けるつもりではあるが)ああ、そういえば、あの時イツカは最前線だった、か…(蔦が大きく動き襲い掛かってきた時にいたと言うのを思い出して)なにも、一人で解決しようなんて気負う事はねぇぜ…あたしも、こんな緑の塊一人で…と思ってたけど、もうそーいう相手じゃねぇしな…(誰にだって荷が勝ちすぎるさなんて)ん、まぁ、経験さ…外に出て闘うなら、こーいう奴とぶち当たったりすることもあったりするかも知れねぇし、な(残念ながらここは街中で…、外のように全力で逃げるなんていかないわけだけど。イツカの視線に気付いたように周りの人間がその車に布をかぶせて、こちらの回収は終わりとのことに頷いて、それでもまだ行方不明はいるのだろうが) [Sun 25 Dec 2005 04:12:44]
◆園内一花@撤去 > ( 考えもしないけど、教えてもらったらパプテスの神様に感謝しつつ使わせて貰うに違いない。 聖水でのうがい。 慣れちゃったけど青臭いんだもの。 …驚いた風な相手の顔に…自分がどう見えるのかは知っているつもりで、戦場に立って緊張の濃いまま、はにかんだ微笑を零した ) 〜シェリダンさんなら、何を持たせても強そうです ( その腕力で投じられる聖水は、若干威力が増していそうな感がある。 『仕返ししてやりたい』には、表情を物憂げな真顔に戻されて… 頷いて。 ……彼女達の運んでいたものに、ようやく気が付いた…… ) ―――ええ。 もうこれ以上、あんなのの好きな様には…。 ……私には、荷の重い仕事かもしれませんけど…… 多分この辺りには、知っている人の家もありますし――― それに、一応冒険者です。 少しくらい、戦えますから…。 ( 後半は、虚勢だ。 …戦った事なんて、ろくに無い。 ―――『その人達は?』とは聞かなかった。 怪我人かもしれないと、一縷の望みもあるけれど… 腕力の今ひとつな自分には、死体の回収までは出来なくて… ) [Sun 25 Dec 2005 04:01:13]
◆レイ・シェリダン@追加 > (自分が刈っていた時には有効だとは知らなかったこの聖水…あいにく武器を研ぎ直しに出している最中には有りがたい武器と言える…だからといって豪快に使いすぎではあるけども、うがいとかなっ)ああ、結構狙い通りに飛んでくれて助かったぁな。斧とはさすがに勝手が違うからよ(なんて笑って小柄なフルフェイスのサムライとおぼしき存在に笑って…)んあ? あ・・ああ、イツカか。ああ、あたしはとっとと拘束された分は終わっちまったけど…よ、散々やられたから最後まで仕返ししてやりてぇって、な(なんて笑って、意外…と言っては失礼かも知れないが、こんな危険な仕事を受けているとは想定外で、驚いた顔を見せて) [Sun 25 Dec 2005 03:47:19]
◆園内一花@撤去 > ―――あ、あっ、あ――― えッ!? ( 手を離すのはマズイ。 にょっきり木の棒を生やした蔓は、ただの蔓よりも危険なものになってしまう… 圧倒的な質量差の前に容易く踊らされている所へ、かかる声と猛烈な勢いで跳んで来る瓶が二つ―――! ) ―――ッ!? ( 身を屈めたその先で、聖水が弾けて。 ほぼ密接するように立っていた自分も思いきり浴びる形になるけれど、蔓の汁で汚れた身体には、いっそ気持ちが良いくらいだ。 ドロリ と溶け出した蔓から薙刀を引き抜いて、後退――― 助けてくれた人へ振り返り、『ありがとうございます!』とお礼を言ってから気が付いた。 作業員の中でも一際大きなあの人は… ) ―――シェリダンさん!? お名前は聞いていましたけど… 加勢されていたんですねっ ( 『剣闘奴隷』その言葉が頭を過ぎるけれど… 感じる頼もしさに、複雑な思いは直ぐに拭って。 フェイスガードを開けて、顔を見せた ) [Sun 25 Dec 2005 03:42:37]
◆レイ・シェリダン@追加 > (さすがに、最前線近くになると一人で回収なんかできやせず、皆と合同で…強引ながら引き車を用意して遺体回収作業…片手に松明を持って…だいたい見える範囲はあらかた回収した、最前線の下り坂になっているところの人間以外は大体回収できたと思いたい)・・ちぃっ! 体低くしろよっ!(何か蔦が反撃をしようとでもしている気配を見れば、吊るした聖水をそちらの蔦にまとめて2本まとめて放り投げる・・・狙うなんてできない分多少そちらに聖水が掛かるかもしれないがそれは勘弁してもらうとする) [Sun 25 Dec 2005 03:35:14]
◆園内一花@撤去 > ( ―――斬り付けたけれど。 本番に弱い性分は、やはり変に気合を入れると上手くいかないようで。 …分断出来ずに噛ませてしまった刃を、改めて切断しようと力を込めたら――― 不機嫌そうにゆさゆさ揺すぶられた蔓に、それだけでたたらを踏まされてしまう ) ―――ッ! [Sun 25 Dec 2005 03:31:59]
お知らせ > レイ・シェリダン@追加さんが入室されました。 『(珍しく後方任務の闘奴が一人)』 [Sun 25 Dec 2005 03:29:02]
◆園内一花@撤去 > ( 毒霧対策に羽織って来た外套を翻らせて、太目の蔓と距離を取る。 いい加減慣れて来た… 斬り方のコツも、不慣れなりに少しは掴めていると思う…。 …一呼吸置いて、狙いを定めて――― 【判定】 ) [Sun 25 Dec 2005 03:27:24]
◆園内一花@撤去 > ( 皆、自分に出来るだけの事をしていた。 最前線でない此処には今の所、派手だったり大規模な攻撃法は見られず… 地味な物だけど。 その中に身を置いて…『英雄』という存在の大部分は幻想なのではないかと、ふと思う… ) ………。 ( 運良く生き残って、たまたま目立った功績を上げた人が、後にそう呼ばれるだけなのではないかと――― 【溜め判定】 ) [Sun 25 Dec 2005 03:23:50]
◆園内一花@撤去 > ( この後ろでは今もカタパルトが組まれ、海水や聖水、除草剤を詰めた樽や何やらが運び込まれている。 『今に見ていろ』 …【蔓の攻撃】が確認されて、現場を後にした人も少なくはないようだけれど… 残った者は皆、士気が高かった。 …【攻撃】の恐怖が無いと言えば、嘘になるだろうけど。 それにも勝る想いが、これ以上の侵食を許さない――― 【判定】 ) [Sun 25 Dec 2005 03:09:27]
◆園内一花@撤去 > ( 戦士ではない、武器の扱いに長けている訳ではない身は、聖水などを利用して確実に損害を与えた方が良いのかもしれないけれど… なんとなく、まだ薙刀で出る事を選んでいた。 ―――笑顔の優しい助祭さまに【聖別】して貰ったそれは、熱でも帯びているかのように刃を立てた時の蔓の抵抗を和らげて… 断面の再生も遅らせている。 突入口の確保の為に相当の人員を裂かれているこの場所は、多少なりと人類側の優勢に見えた ) [Sun 25 Dec 2005 02:59:34]
◆園内一花@撤去 > ( 篝火を受けて茜色に輝く剣閃を走らせて――― 薙刀が踊り、蔓が落ちる。 一大攻勢に転じるべく目星を付けられた突破口の手前… 前線の中衛に、ハードレザーアーマーの鉄兜が居た ) ―――ハッ ―――ハッ… ( 呼吸とも裂帛の声ともつかない息遣いで… その他大勢の一人として、蔓を切って、切って、斬り続ける… ) [Sun 25 Dec 2005 02:50:50]
お知らせ > 園内一花@撤去さんが来ました。 『( ―――【判定】ッ! )』 [Sun 25 Dec 2005 02:40:26]
お知らせ > レイ・シェリダン@追加さんが帰りました。 『日が暮れるまで、死体の回収を続けよう』 [Sat 24 Dec 2005 17:14:25]
◆レイ・シェリダン@追加 > (それで悲しいのは、向こうもこっちに言った所で仕方ないのは理解している事。それでも言わないと気が済まないし、怒りをぶつけるより仕方ないのだから…)・・・早いところ、叩き潰さねぇと、な…(緑の壁を見てそう思う…) [Sat 24 Dec 2005 17:13:45]
◆レイ・シェリダン@追加 > やれやれ、だぁな…(当然、こんな作業に従事していれば…戻った時に生存を祈っていた人間から文句を言われ、罵られ、殴られもする。曰く「お前は何をしていたんだ、奴隷がなんで生き残ってるんだ」要略すればそんなこと…) [Sat 24 Dec 2005 17:07:42]
◆レイ・シェリダン@追加 > 死んだら墓がある人間を、野垂れ死にさせとくわけにもいかねぇだろ・・・なぁ(十分蔦の届かないところにまでとりあえず運び続けて、ここから仮設本部へ運ぶのは後回しだ。今は危険地域から蔦の範囲から届かないところまで運んでいく) [Sat 24 Dec 2005 17:00:13]
◆レイ・シェリダン@追加 > (なるべく蔦を刺激しないように目的を果たしていく、昼間の活動の鈍いうちだからできるようなこと…それでも運び出さなければ、一斉攻撃が始まればそれどころではないだろう。騎士団も討伐に向かってくると言うのだから、ここら辺の被害は押して知るべし…なら、せめて回収作業に従事しよう、誰に頼まれたわけでもないのに好き好んで蔦の中心に出向く酔狂な人間なんてそうはいないだろうし) [Sat 24 Dec 2005 16:56:04]
◆レイ・シェリダン@追加 > ・・・(蔦で打たれたもの、地面に叩き付けられたもの、吐瀉物の中で息絶えているもの…それらを背負い、紐で体を括り付け背負う冷たい死の存在を感じながら、運び出していく。まだここはマシだろうが、中央に行けばいくほどもう誰かはわからなくなってしまうだろう) [Sat 24 Dec 2005 16:51:24]
◆レイ・シェリダン@追加 > (道が悪いから大八車みたいなものも持っていけない、日が落ちれば探しにくい、そんなこんなで手斧一本で冷たくなった肉を中央付近へ回収しにいく、そんな事を繰り返し…)・・・酷い、もんだぁな(そんな呟きも漏れるもの) [Sat 24 Dec 2005 16:45:55]
◆レイ・シェリダン@追加 > …いくぶんはマシかぁな(塩水でうがいをするのは悪くはないとはどこかで聞いた話とは言え、十分に罰当たりを敢行したのち)さてと・・・いくか・・・(気が重げにそんな言葉を呟いて、手斧一本腰に刺して、中心へ…、まだ回収しきれていない壊滅部隊の遺体を回収に。亡骸なしと言うわけにはいくまいよ) [Sat 24 Dec 2005 16:37:07]
◆レイ・シェリダン@追加 > ・・・ぶ・・・ぅ・・・(口内に流れ込む塩に眉を寄せながら、がらがらとうがいをして…)・・・まっじぃ・・・(ぺっと地面に吐き捨てる…、聖職者どころかパプテス教徒に見られたら叩かれるのは必至だろう、聖水でうがいなんて) [Sat 24 Dec 2005 16:34:21]
◆レイ・シェリダン@追加 > (昨日僅かながら吸ったガスがまだ喉に残ってるような、そりゃあれを思いっきり吸ったら倒れるのも仕方ないとは思うが…)・・・ったく・・・(気にしないにしてもずっと絡みつくようなそれに耐えかねたように、腰にぶら下げていた瓶に口をつけて…) [Sat 24 Dec 2005 16:32:47]
お知らせ > レイ・シェリダン@追加さんが来ました。 『あぁ…調子悪ぃ、な(眉をひそめ喉を押さえ…)』 [Sat 24 Dec 2005 16:31:11]
お知らせ > 悠@撤去さんが退室されました。 『( 2+12+8+ダメージボーナス4=26 )』 [Sat 24 Dec 2005 00:35:29]
◆悠@撤去 > …良し、この調子ならもうちょっと行けるかな……。 ( …とはいえ奥には精鋭集団を壊滅させた「何か」が居る。 ……やばそうであれば速攻で戻れるよう準備しつつ、作業を再開し――。」 [Sat 24 Dec 2005 00:34:01]
◆悠@撤去 > ―――我が願うその姿は刃 疾く空を翔け かの者を薙ぎ払え―――。 ( もう一度振り落とす腕。 其れを追う様にして奔った風刃は、先程とはまた別の数本の蔦を半ばから断ち切った。 ) ………ふぅ…。 ( 上手く行った事に僅かな安堵覚えつつ、一息。) [Sat 24 Dec 2005 00:28:15]
◆悠@撤去 > ―――薙ぎ払えッ! ( 気合一発、声と共に振り下ろした風の鋭刃は。 ) ( 今度こそ、太い蔦が絡み合った緑の塊を 勢い良く断ち切った。) ―――風よ 縛られざるものよ 我が手に集いてその力を為せ――― ( 其れを目で確認すると、その感覚を忘れぬ内に、と続けて詠唱を開始する。 振り下ろした腕を再び上に振り上げて…。 【判定】) [Sat 24 Dec 2005 00:24:48]
◆悠@撤去 > ―――我が願うその姿は刃――― ( 髪を揺らしたつむじ風は、次第にその強さを増して行く。 周囲の埃を沸き立たせ、ばたばたと服の裾を揺らし出し――) ( イメージするのは鋭い刃。例えば―――そう、 朱鷺都に伝わる刀の如き其れ。) ――― 疾く空を翔け ――― ( 服を揺らす風は、ある時を境に一気にその勢力を弱めてゆく。 其れに代わる様に、手の中には強い、強い力が集まる感覚。 ) ―――かの者を――― ( そうして作り出した、一掃力強い風の刃を、今度こそ―――【判定】) [Sat 24 Dec 2005 00:19:10]
◆悠@撤去 > ―――風よ 縛られざるものよ 我が手に集いてその力を為せ――― ( 目を閉じ、魔術の行使を開始する。 意識は魔力の流れに向け集中される。 ゆらり、と 、 肩まで伸びた金の髪が風に揺れ始め。 (更に【溜め】)) [Sat 24 Dec 2005 00:11:40]
◆悠@撤去 > ( ―――叩き付けられる! ……が。) ―――やっぱり、効きが悪い……? ( それは思ったほどの力を発揮出来ぬまま、霧散する。 後に残るのは、中途半端に断ち切られた蔦が幾本かのみ。 ) ……集中が足りないのか…? …なら…。 ( 普段より魔術に込める魔力の密度を高めてやれば或いは、と考える。 そうしたなら、その場で瞑目し、魔術の講師のみに意識集中せんと―――【溜め】) [Sat 24 Dec 2005 00:06:57]
◆悠@撤去 > ( …だからと言って、すぐにどうこうなるって訳でもない、とは思う。 …いざとなったら各種ギルドや騎士団総出で殲滅に掛かる事だって出来る訳だし。勿論それだと損害も馬鹿にならないのだが。 と、視界の先、路地から這い出る緑の束一団。) …まあ、考えるのは後か。 ( 現場レベルの人間がやるべきは戦略等を考える事じゃなく、とっとと手足を動かす事。 それが判っているなら、やるのは当然。) 風よ 縛られざるものよ 我が手に集いてその力を為せ ( 口より紡ぎ出す呪に乗せて、大気に己が力を乗せ、更にそれを手の中に集めるイメージ。 そのイメージをなぞる様に、大気が手の中に集められて―――) 我が願うその姿は刃 疾く空を翔け かの者を薙ぎ払え ( 呪文の終了と共に振り抜かれた腕から放たれたそれは、大きな風の刃となって蔦の塊に――― 【判定】) [Fri 23 Dec 2005 23:59:02]
◆悠@撤去 > …ホント、きりが無いな……。 ( 撤去作業現場の最前線、中央突破作戦が行われていた其処へと続く通路のほぼ半ば付近。 彼らが切り開いた通路を確保しようと、脇道等から際限無く溢れてくる蔦を片っ端から伐採し続けているのだが、何分量が量だ。) ……けど、此処で引く訳にも行かない、か……。 ( 周囲をちら、ちらと見回しながら呟き。 ……中央突破を図った殲滅部隊が壊滅したのはつい昨日の事。 この作業に従事している者達の中でも精鋭の彼らが戦線離脱してしまった。) [Fri 23 Dec 2005 23:46:32]
◆悠@撤去 > ( 無音の呼気一つ。 ) ( トン、と蹴った敷石の上。 ) ( 一瞬の後、どちゃり、と圧し掛かるように雪崩れる蔦の塊。) [Fri 23 Dec 2005 23:31:33]
お知らせ > 悠@撤去さんが来ました。 『 』 [Fri 23 Dec 2005 23:27:12]
お知らせ > ジャスティス@撤去さんが退室されました。 [Fri 23 Dec 2005 22:59:31]
◆ジャスティス@撤去 > 10+(3+2)+(7+2)+ボーナス5=29 [Fri 23 Dec 2005 22:59:27]
◆ジャスティス@撤去 > (もう一度剣を握りこんで、作業に没頭するのだった) [Fri 23 Dec 2005 22:56:12]
◆ジャスティス@撤去 > はぁ……。少し落ち着きましょ。 (体力はまだある。反撃らしい反撃も今まで受けてはいない。神のご加護だ、と思うことにしてもう一分張り、そう考える) さぁ…… (ぎぃ) [Fri 23 Dec 2005 22:55:52]
◆ジャスティス@撤去 > ……! (なんだかわからない、叫び声をあげているのだが、なぜか自分の声が聞こえない。頬を、蔓の反撃が掠める。それでも剣撃は止まらない。無心に、ただ無心に振りぬく) 【判定】 [Fri 23 Dec 2005 22:50:37]
◆ジャスティス@撤去 > プシッ! (修道女の叫びに答えるかのように少し離れた場所で毒霧が吹き上がるが、風向きから見てこちらには来ないだろう。剣を最上段に振り上げて……) 【溜め】 [Fri 23 Dec 2005 22:48:21]
◆ジャスティス@撤去 > (昨日、突入部隊が壊滅したらしい。その中には、明日家族で七面鳥を囲む予定の人もいたかもしれない) いったいなんなのよあんたは!! (剣を握る掌に血管が浮く) 【溜め】 [Fri 23 Dec 2005 22:47:02]
◆ジャスティス@撤去 > だっ、りゃあああああっ!! (地面をすべるように足が一歩前に出て、重心が低いまま移動する。腰のばねを開放して、袈裟懸けに剣を振るって……) 【判定】 [Fri 23 Dec 2005 22:36:23]
◆ジャスティス@撤去 > (明日から聖誕祭だっていうのに……なんなんだ、これは。神への冒涜以外の何者でもないように感じられれば、奥歯をかみ締める力も強くなり、ぎりりと音がする) 【溜め】 [Fri 23 Dec 2005 22:35:10]
◆ジャスティス@撤去 > さあて……これから三日分、暴れさせてもらうわよ……。 (腰を低くして剣を肩に担ぐように構えれば、大きくゆっくりと息を吸う) …… (ぎしり、体の筋肉が軋んで) 【溜め】 [Fri 23 Dec 2005 22:31:42]
◆ジャスティス@撤去 > ッりゃあ!! (弾力のある蔦に、一瞬防ぎきられたような鈍い感触を覚えるが、そこから更に力を込めれば見事塊を切り裂いて) っ……ふうっ! (蔓の反撃を警戒して後ろに飛ぶ) それにしても…… (これが意思を持って襲ってきたというのだからたまらない。苦々しく緑の塊を見上げる) [Fri 23 Dec 2005 22:20:20]
◆ジャスティス@撤去 > こんの馬鹿ツタ!! こっちは忙しいのよっ!! (撤去作業の現場に怒声が響く。声の主の修道女は、歯をむき出して苛立ちを隠さない) なんでこんな時期にくるってぇのよっ!! この!! (聖なる夜を前にして、次々と飛び込んでくるくらいニュースにいい加減頭にきて) どりゃああああああっ!! (大根切りで、蔦の塊に突っかける) 【判定】 [Fri 23 Dec 2005 22:16:10]
お知らせ > ジャスティス@撤去さんが入室されました。 [Fri 23 Dec 2005 22:13:18]
お知らせ > レイ・シェリダン@追加さんが帰りました。 『しっかりと、その体を支えて…一旦、退却を…』 [Fri 23 Dec 2005 21:23:08]
◆レイ・シェリダン@追加 > (ガスが晴れたら、もう戻ってこれない人間たちの回収に戻ろうか…、そう言う仕事の為にいるようなもんだ) [Fri 23 Dec 2005 21:22:41]
お知らせ > 夜散@撤去さんが帰りました。 [Fri 23 Dec 2005 21:19:58]
◆夜散@撤去 > (後先考えず火を放ってしまえばどれほど楽だろう。何もかも此奴に潰されてしまった。死者も出た。 聖夜は平穏に迎えられまいと言う確信も覚えた) (思いながら、逞しい肩にしがみついた。――――…何故だか泣きたくなったから、黙って 噛み殺した) [Fri 23 Dec 2005 21:19:56]
◆レイ・シェリダン@追加 > 文句は後でたっぷり聞くからよ…っ(それくらいならいくらでも、だ。緊急事態とは言え奴隷の行動にあまる行為ではあるのだから)・・・仕方ねぇさ。あたしも、悔しいんだしよ…(他の種族と違い確たる能力もない人間の身で生き残るために鍛え実力も認められてきた自負はあったが、その自分が何と無力な事かと思わなくもない…それでも、理不尽でままならない現状に対して吼えたり喚いたりする時期はとっくに過ぎていた、そんな事をしても無駄なのは身にしみて分かっている)……ん(どういたしまして、その意図を含めて小さく、聞こえるかどうかそう漏らし頷いて…撤退するか) [Fri 23 Dec 2005 21:14:37]
◆夜散@撤去 > ッ……う、煩い 、多少頑丈だからって 知ったかぶって―――…(其所には、死に物狂いで鍛えた結果 然しこの剣奴の半分も無い幼い体があるだけだった。…コンプレックスだ)…―― 済まない。 … お前にぶつけたって、仕方無いのに。 (作業が進まない焦り。光明の浮かばない苛立ち。決定打も無く藻掻くばかりの人間が、この蔓にどう見えているのか 考えただけで腹立たしかった。紫色の空気。毒々しい色。… ぐっと唇を噛んで) ………… ありがとう。 (文句なら山程あったものが鎮火する。ただ一言、小さく 呟いただけ) [Fri 23 Dec 2005 21:06:25]
◆レイ・シェリダン@追加 > 今はここで作業できねぇだろっ! 一番手薄なここで作業できねぇなら引くしかねぇだろうが(持ち上げた体は華奢で、毒に耐えれるとは思ってなくて…つい反論はいつもの乱暴な言葉になってしまうが、ガスが晴れるまでは作業できないのはわかる・・・)これじゃ、回収もできやしねぇし・・・な(何のと言われれば昨日の惨事で残っているものではあるが、それも後回しだと) [Fri 23 Dec 2005 20:58:45]
◆夜散@撤去 > ―――ッがふ!! (口いっぱいに這い登って来た吐瀉物を地面に吐き捨てる。折れた膝裏に力を入れ、立ち上がろうと藻掻いた。駄目だ。気絶は免れたが身体が言う事を聞かない。頭がくらくらする、こんな状況で魔法とか出来たら其奴は神だ) ――――え? (唐突な、浮遊感) ……ちょッ、ま、待て!!ストップ!! …誤解するな、ッッ私はまだやれる………ッ!! (震える膝で、武器も消え去った今どの口が言うのか。唯、唯 悔しそうに 吼えた ) [Fri 23 Dec 2005 20:54:24]
◆レイ・シェリダン@追加 > ・・・っ・・・・・ぃっ(舌打ちもできない、少し擦っただけなのに吐き気がする。今は後ろの魔術師の体を掴んで範囲から逃れようと)・・・!(その華奢な体を強引に担ぎ下がる事になる、この際持ち方とかは荷物のように肩に担ぐ格好になるだろうが、文句は後で聞く方向で) [Fri 23 Dec 2005 20:51:42]
◆夜散@撤去 > (小娘は今まで、派手な反撃を受けた覚えが無い。その前に凍り付け、叩き伏せてどうにかして来たのだ。 図に乗って居た、若しくは自分を過信していた。そう言われれば否定は出来ない。 小娘はその紫を、事もあろうに思い切り吸い込んだのだ。よりにもよって) ――――ッッッ!!! (脳を直接指で犯されるような怖気。這い登る吐気。膝が折れる。倒れそうになる。召喚獣は、集中を維持出来なくなって消えた。…駄目だ、こんな所で寝るな、 ――― …起きろ…!!!) 【スタン判定 +3】 [Fri 23 Dec 2005 20:47:27]
◆レイ・シェリダン@追加 > (自分が刈り取りに参加していた頃には考えられていなかったその聖水の効果に関心するやら、そんな状態…それでもまだまだ、先が見えない状況に駆使うを浮かべ再びハンマーを構え…)こいつ・・・っ!!(これがガスかと、艶子に聞いていたそれをはじめてみた・・・踏み出そうとした瞬間に紫色の空気に包まれとっさに息を止めようとするが【スタン判定+3】) [Fri 23 Dec 2005 20:43:59]
◆夜散@撤去 > (―――果たしてどっちがマシだっただろうかなんてもう聞くべくも無い話だが、 ) (確かにレーザーは、傷口を更に抉るように灼いた。灼いて、益々苦しむようにのたうった蔓が――― まるで欠伸でもするかのように、 紫色の何かを吐き出した。 当然後方に居た小娘の元にも届き、空飛び魚は空中で激しく藻掻く――) 【スタン判定 +3】 [Fri 23 Dec 2005 20:41:13]
◆夜散@撤去 > (付け忘れDa――――!!!) 【判定】 [Fri 23 Dec 2005 20:39:00]
◆夜散@撤去 > (パリーン! だとか、ベタにそんな音が響き渡った。聖水の叩き付けられた位置から何かの焦げるような音、急激に水分を失ったかのような蔓がのたうつ。攻撃を受ければ受ける程暴れ回る蔓は、然し まだ地面が見えない程蔓延っている。まったく 字面がとんだ皮肉だ) ―――我、獅々尾=夜散=【 】=レヴェランスの名において“ダイヴ・サーペント”を定義、名は【エアダイバー】!!震える吐息、凍える音色 死を待つが良い背徳者! ( … くん、と魚の牙だらけの口が開く。きゅるきゅると冷えた空気を呑み込み、其れは一個の球体を成した。大きく、大きく ―――) 保持済み概念【氷柱】を加算、―――ブッた斬れ!!! (聖水の投げ込まれた部位へと、氷柱を纏うレーザーが飛ぶ!!) [Fri 23 Dec 2005 20:38:33]
◆レイ・シェリダン@追加 > ってぇな・・・っ!(投げ飛ばされた方向から苦笑じみた声を漏らし、再び同じように魔術師の前に立ち蔦に対峙する…)このくらいで、あたしをどうにかできると・・・思うなよっ!(叩きつけられたせいで割れた聖水、そのうち残ったのをシーサーペントが突入した穴に投げ込んでやろうと…もちろん狙う技量なんてないのだから適当に投げつけるだけだが効果はあるだろう [Fri 23 Dec 2005 20:31:08]
◆夜散@撤去 > (毒汁を浴びた魚類が身を震わせる。鱗が鎧を纏う様なものだ。直接身体に浸透する事は少ない筈だが、其れでも嫌がるように身体を捩る。身体そのものが鋭いとは言え、あまり何度も体当たりをするのは好くない。判断し、此方に戻るよう指示を寄越す、が――) …!! (同じくして向かった剣奴に叩き付けられる、蔓! 風圧が真横を通り過ぎたが、振り返る真似はしない。此方にも向かって来るかも知れない。 … 故に前を見る。敵から視線を逸らせばその一瞬で終わりだ) ――― 接続―――…! (小娘の傍で揺れる銀色が、僅かに赤い眼を瞬かせた) 【溜め】 [Fri 23 Dec 2005 20:27:08]
◆レイ・シェリダン@追加 > (案の定、こちらに向けて襲い掛かってきた蔦…絡み付き、排除しようと蠢き絡みつく蔦に絡まれ外に投げ飛ばされる【スタン判定+3】) [Fri 23 Dec 2005 20:21:30]
◆レイ・シェリダン@追加 > Yes、その通り(一々卑屈になる事はしないが、最低限の礼儀はあるつもりだ。当然、後ろから刺される以外はどんなことでもする心算だ)ああ、それは助かる(道具扱いで十分、その方がこういう場合は楽だ)いくぜっ!!(飛び出し、宙にいるそのシーサーペントだけに蔦を集中させないように飛び出し…蔦の壁を全力でハンマーで揺らさんばかり)【判定】(これはダメージの数字ではなく反撃を受けるか否かの判定、これから先も同じ) [Fri 23 Dec 2005 20:19:22]
◆夜散@撤去 > ……剣奴か。 (肉の壁扱いも厭わないだろう、と。平民貧民富民の差は気持ちの外だが、奴隷と聞くと偏見気味に見てしまうのは貴族の性か。つんと澄ました顔は、幼い顔と反比例するようで滑稽だった。 言う様子に、肯是) そも、頭脳労働は奴隷に期待しない。まして剣奴に。……第一、今回ばかりは 小細工を弄してどうにかなる相手とも思えない。 (聖水や除草剤。効果的な案が幾つか出されたが、其れも直線攻撃に過ぎない。 … 言うと小娘は、ハンマーを構える様子に沿う様に指を持ち上げた。人差し指と親指を45度に開き、残りの指を畳む。拳銃のポーズ) … 行け!! (言うと同時に、魚が宙を舞った。… 蔓目掛けて、鋭角的な身体を突き込む!) 【判定】 [Fri 23 Dec 2005 20:12:47]
◆レイ・シェリダン@追加 > (小柄な姿に反して、人の上に立つのに慣れた振る舞いに軽く笑みを浮かべ)ああ、撤去作業に参加した奴隷さ(それで十分、なら扱い方もわかるだろう、頼みたい、と言うモンじゃない存在である)ああ、了解した。あいにくあたしは頭がわりぃから、期待に添えるかはわからねぇけど、できる限りやらせてもらうぜ(宙に浮いているそれが何をするかはまったく理解の外で、とりあえずこの魔術師とおぼしき人間と蔦の間に立ってハンマーを構えて…) [Fri 23 Dec 2005 20:05:38]
◆夜散@撤去 > (声を掛けられ、“泳ぎ”始めて居た筈のサーペントが止まった。小娘も振り返った) ―――おや、確か――……(顎に指を当て、)……… 済まない。御同僚だったな?作業の。記憶力には自信があるんだが、名前何だっけ? (真顔) まあいいか、…この状況で名前は問題じゃあない。私は前衛ではないので、此奴の援護を頼みたい。宜しいか? (此奴 と指差したのは如何にも異形の魚類が一匹―― 宙に浮いておる) [Fri 23 Dec 2005 20:01:18]
◆レイ・シェリダン@追加 > (蔦の手薄な所と元の地図を比べて、中央突破へ道は元邸宅を突っ切る形になったりもするだろう。その残った壁とかを打ち壊し突破への道を切り開くべくハンマーを担いだ闘奴が一人)よう…援護、させてもらうぜ(いいよな?なんて、恐らく同じ撤去の人間であろう人影に声を掛けて…、あいにく斧は両方とも樹液でどろどろで、今有る武器はハンマーと腰裏の手斧とぶら下げた聖水だけだが) [Fri 23 Dec 2005 19:56:54]
お知らせ > レイ・シェリダン@撤去さんが入室されました。 『巨大な土木用ハンマーを担ぎながら、その腰には聖水を括り付けて…』 [Fri 23 Dec 2005 19:51:25]
◆夜散@撤去 > なあ、エア。今年は寒いな。……変温動物の意見を窺った私が莫迦だったか。私はね、今年も去年と同じよう 暖炉に当たって、温かい寝床で本でも読みながら平穏無事に過ごせるものとばかり思っていたよ。 (“彼”は喋らない。鋭角的な鱗や鰭を幾度か靡かせ、鋭い牙を剥いただけだった。まるでゲラゲラと笑うように。月に透かすたび青く輝く銀鱗が美しい、彼は所謂シー・サーペントと呼ばれるものに酷似していた。空を泳ぎさえしなければ) 其れが何だ。聖夜直前までこんな所で草むしりとは。やれやれだろう。 (肩を竦めて両手を掲げる、所謂メリケン的リアクションを取ってから。千切れ落ちた蔓の上に腰掛けていた小娘が、漸く動きを見せた) ――――往くぞ。もっと好いものを用意してやる。……アレを喰うんじゃあないぞ。死体も喰うな。 [Fri 23 Dec 2005 19:49:49]
◆夜散@撤去 > (明日は、クリスマスイブ。ナンチャッテ教徒甚だしい自分だが、これでも毎年の行事は尊ぶタイプだった。今年だって師匠や兄弟子らと共に、質素ながら賑やかに祝う腹づもりだった。 …それがとんだ事だ) (死人が出た。何人も。帰らない者が出来た。目立った報告はこれが初めてだろうか、音と聞けばただの『記録』だが、…遺族は。ただやり場の無い怒りに身を震わせ、何処から掴んで来たのか 除草剤を滅茶苦茶に叩き付ける若い女も居た。嘘のように此方を呆然と眺める老人がいた。理解しないまま、この現場を遠巻きに見詰めている 子供が居た) ―――― 化け物め。 (晴れた夜空。 小娘の頬に、雨雲も無いのに一滴の水が落ちた。… 空に蕩揺う、魚の鰭。それが“泳ぐ”たび、銀色の軌跡を空に残す) [Fri 23 Dec 2005 19:39:38]
お知らせ > 夜散@撤去さんが来ました。 『 もう直に聖夜だ。 』 [Fri 23 Dec 2005 19:30:18]
お知らせ > カロン@撤去さんが帰りました。 『(特技+2 力+1 7+13+4+2+1…27のダメージを与えた。)』 [Fri 23 Dec 2005 13:39:22]
◆カロン@撤去 > (地を覆う蔓が、僅かに身動ぎした。)へ。 毒撒かれる気分が分かったかよっ。(そう吐き捨てて、体液を払った剣を逆手に持ち替え、腰の鞘へ。 もがく蔓のとばっちりを受けぬよう、骨は兜を抑えて大きく跳躍した。) [Fri 23 Dec 2005 13:37:09]
◆カロン@撤去 > (首を握り、全力で放り投げた。 回転しながら放物線を描くそれを見据えつつ、足の甲に乗せた小石を跳ね上げ、掴む。 ざ、振り上げるゴム底から土が落ちた。)飲めチクショウッ!(瓶を射貫く、石礫。 高所でブチ撒けられた除草剤は、落下と共に広く散布される事となる。【除草剤】) [Fri 23 Dec 2005 13:34:24]
◆カロン@撤去 > (ブヂ、半ば引き千切るよう、剣は絡み合う蔓を引き裂いた。剣自体は、蔓を切断するだけの力を持っていたろう。持ち主の剣技が、感情に任せた素人剣技だったというだけ。それがまた、骨を苛立たせた。 ギリッ、歯軋り。剣を左手に持ち替えて、遠くに望む蔓本体へ向き直る。 道具袋より取り出すのは、除草剤入りの安酒の瓶。)奢りだぜィ。(振り被り。) [Fri 23 Dec 2005 13:31:00]
◆カロン@撤去 > (苛立ちと怒りと渾身の力を篭めた必殺の薙ぎは、相手が人ならば容易く両断するであろう。 相手が捩れて寄り添う切れ辛い蔓であろうが、それは同じ事。)ッ。(魔力を奪い尽くした空気を吐く。 害意に満ちた剣は、主の意思に呼応するよう、一層猛々しい声を廃墟に響かせた。 【判定】) [Fri 23 Dec 2005 13:25:53]
◆カロン@撤去 > (生きている者の声は無い。俯いて、細い肩を落とした。 道々見えた、苦悶の表情で事切れている者、頭を叩き潰されてしまった者…哀れな犠牲者の屍。彼等の無念を思えば、肋骨の中の何かがキリリと痛んだ。 ギリ、剣の柄に八つ当たり。強く強く、握り締め。 絡み合う蔓へ歩み寄っては、射貫くほどに睨む。)テメェがァァ!(対人ならば自殺行為とも思える、深い踏み込み、振り被り。 【溜め】) [Fri 23 Dec 2005 13:19:40]
◆カロン@撤去 > (突入部隊が結成されたと聞いたのがさっき。突入を決行したと聞いたのもさっき。全滅の報せを聞いたのもさっき。完全に出遅れた訳である。 自宅でグースカ寝てる間にそんなとんでもない事があったとは。祭に乗り遅れた感は無きにしもあらず、それはそれこれはこれ。生存者を探すべく、蔓の影響の少ない建物の上を渡ってきた。)…(返事を待って、耳を澄ませた。 だが聞こえるのは、寂しげな風の声と蔓の這いずる音ばかり。) [Fri 23 Dec 2005 13:11:05]
◆カロン@撤去 > (人外のレベルに達する腕力と研ぎ澄ませた一撃にて、行く手を阻む蔦の二本を一度に断ち切った。 吼えた長剣を一振りすれば、付着した体液が払われる。 …それを見て、骨は包帯の上から頬を掻いた。先日、植物の体液を受けた箇所。勿論骨はかぶれたりなどしないのだが、まぁ病は気から、とか。)…あー、毒あるとか聞くんじゃなかったぜー…(聞かなければなんとも無かった単純構造。 ともあれ、想像皮膚病にかかずらかっている場合ではない。)おおいッ! 助けに来たぜ! 返事しろォォ!(最前線で声を上げる。) [Fri 23 Dec 2005 13:05:49]
お知らせ > カロン@撤去さんが来ました。 『(【判定】!)』 [Fri 23 Dec 2005 13:00:37]
お知らせ > ソフィア@撤去さんが帰りました。 [Fri 23 Dec 2005 04:33:14]
お知らせ > 園内一花@撤去さんが退室されました。 『( 四日目: 9+8 …救出作業は続く…のだろうか… )』 [Fri 23 Dec 2005 04:32:08]
◆ソフィア@撤去 > ―――無駄には しませんよ。(それは誰に、何に向けて言った言葉かは判るまいが。自らと運べるだけの人間を運んで、少女に付き従うように撤収しよう。 探るほどに絶望は増したが、生きていればまだ機会は在る――筈だ。) [Fri 23 Dec 2005 04:30:34]
◆園内一花@撤去 > ―――無闇に、『撤去』だと思って攻めて、どうにかなる相手じゃないって… それだけ、分かっただけでも――― ( …言い訳のように口にするけれど、空しいばかり。 すぐに口を噤む…。 ゴーレムへの興味も、今は死んでいて… 淡々と救助を進めたなら、蔓を刺激しないように、逃げ出そう――― ) [Fri 23 Dec 2005 04:24:27]
◆ソフィア@撤去 > うえ・・・跳ねてますよこれ・・・(ブ熱い作業用グローブがねっちょり感への直接接触を防いでくれるが・・・・やけに生きのいいロープでした。 まるっ。 上に出れば残り二機を引き上げる。運動性重視な分、力を併せれば何とかなる重さなのだ。) さて・・・では急いで撤収しますか。 また伸び始めたら、退路を断たれるかもしれま・・・・ せんからね。(改めて地上を見渡せば、それなりのショックは受けるが――勤めて封殺した。 悲しみに暮れたり怒りを叫ぶより、まず体を動かさないといけない。 少女が救助を再開するのを見れば、同じように負傷者の救出に当たろう。 自分と、後二人か三人くらいは運べる筈だ。) [Fri 23 Dec 2005 04:19:28]
◆園内一花@撤去 > ( 手触りはにっちょり、ぐっちょり、時折ピクッ!とか… 贅沢は言いっこ無しだ。 …倒れてる作業員達のマントを借りて来てロープを作るよりマシだと思いたい… ) [Fri 23 Dec 2005 04:12:51]
◆園内一花@撤去 > 〜ええ、大丈夫でした。 いいえ…。 …あの…そっちの人は… ( 当たり障りの無い事しか、それも抑揚を欠いた言葉でしか、出て来ない…。 …ちなみに反対側は、そこら辺ににょきにょき走っている緑の帯を数本束ねるように、縛り付けられているのだろう…。 また蔓が暴れ出したら脱出どころでないのは同じこと…。 一応支えるように蔓製ロープを支えつつ、上からも女性を引き上げる形に。 残される、動かない一番大きなのは分からないけれど… 何も残して行って『死んでしまう』ものでなし、と考えて。 潰されない事を祈りつつ、どう言って良いのかもわからないし… 言いかけた言葉を引っ込めて、何も言わずに―――。 …地上の惨状への言葉も無く…ゴーレムを引き上げたなら、自分が連れて帰ると決めた少女の元へ戻るだろう ) [Fri 23 Dec 2005 04:10:20]
◆ソフィア@撤去 > 『”ネフィリム” 腕を高く上げて。 そう。 壁に向けて斜めに。』(切り出す間に、できるだけ外と内との距離を詰めておく。 巨体のウッドゴーレムを斜めの姿勢で固定して。) ・・・・ごめんなさい。 そして、お疲れ様―― (背中に凭れると、一瞬の逡巡の後にその中央に描かれていた文様の一部を削った。 ”真理”は”死”と変わり、ゴーレムはその姿勢のまま完全に動きを止める。 丁度それが終わる頃、”ロープ”が投げ入れられる。 切断音からうすうす覚悟はしていた。 緑色の其れは握るのが少し躊躇われたが――) 大丈夫・・・ですよね。 助かりますー。 (それでも地力では斜面を上れない。 ”土台”に立ってしっかり握って、下から押してもらった上で―― 穴から這い上がろうか。 後押しするゴーレム二機のパワーが高いので、うえから引っ張る方は結構簡単だろう。) [Fri 23 Dec 2005 04:02:13]
◆園内一花@撤去 > ( 穴の向こうではバサン!と、不穏な音が立って―――。 ズルズルズル… ゾルゾル…ウゾウゾゴソゴソギチギチギチ… 暫く何事か、生っぽい音を届けたら――― ) 〜下ろしますよー? ( 再び、緊張に表情の消えてしまった顔が覗いて…手が振られて… ヒュル ずるずるずるずるずr――― と、細めに裂かれて簡単に編み込まれた緑の『ロープ』が斜面を滑り落ちて来るっ ) [Fri 23 Dec 2005 03:55:06]
◆園内一花@撤去 > ( 周囲を見回して――― 見回したら。 …更に、緊張を濃くして穴の下の一団を見つめて―――コクン、と頷いて… ひょこ、と顔を引っ込めた。 あるじゃないか、そこらじゅうに、嫌って程! ) ………。 ( 疲弊した上に毒素に侵された身体で、そろりそろりと蔓を切り出しにかかる 【判定】 ) [Fri 23 Dec 2005 03:49:58]
◆ソフィア@撤去 > もう一度アレをやられたら、溜まりませんからね・・・・(コレが試みの全てではないが―― 突入の第一陣は失敗か。 穴の上から顔らしき影が覗けば、力なく手を振って見せよう。) ・・・ロープか何かが近くにあれば、私とあと2機くらいは何とかなると思うんですけど・・・・(中でも目立つ木製・超重量級の一機は放棄せざる得ないだろうが、緑の迷宮で一人歩きをするよりはましだ。周囲を見回すが、下から投げ上げられるようなものは無い様子。それこそ蔓の類なら一杯あるが生きてるのは使いたくない――)私がそっちに行けば何人か分、救助をお手伝いできますしね・・・ 上の方には何か転がってません?(当事者な分上の少女よりは少し落ち着いていたか、期待を込めた視線で見上げたりしながら提案を。) [Fri 23 Dec 2005 03:48:27]
◆園内一花@撤去 > ( 倒れ伏した傭兵の少女は―――息はある。 それだけ確認出来れば十分だった。 …助かる見込みの一番高そうな人を選んだりする勇気は無い… ただ、一番近くに居たから、この人を助けよう… 往復出来る体力はあるかもしれないけれど… 自分が一度に運べるのは、一人で精一杯だ。 申し訳程度に少女の腹を押して、胸を押して… 傍らに転がる剣に目を落とす。 …剣なんて放って置くべきだと、当然そう考えるけれど… 以前目にした傭兵の少女の剣裁きが見慣れた感じのものであれば、『刀』をないがしろには出来ないと… ちょっとした重りをお守り代わりに、簡単に拭って彼女の鞘へ納める ) ―――良かった、です。 また暴れ出す前に、戻りましょう。 ( かかる声に即答しながら。 とりあえず少女はそのまま、寝かせておいて… 穴から、下層へ落ちた貴方のところへ、緊張に引き攣った顔を出す。 その僕達には、人じゃなかったのかと目を瞬くものの… 今は、それどころじゃない ) ―――。 ぁ、ええと… どうしましょう… 上がる方法、無いかな… ( 戻れなくても、別ルートで戻れるかもしれない。 それは分かるけど――― これっきり、彼女が戻って来なかったなんて話になったら… それこそ最悪だ。 引き上げる物さえあれば引き上げられそうな、五体満足で生き残ったというのに ) [Fri 23 Dec 2005 03:37:46]
◆ソフィア@撤去 > 良かった――といって良いものか判りませんが・・・ (穴――というか角度のキツい陥没だろうか。 近寄って見下ろせば無事な姿を拝めるかもしれないが―― 角度上、中からは外の惨状を確認できないようだ。 声に少々の安堵色。) む、此方の方も心配されるべき状況だったかもしれませんね―― どうやら下に落ちてしまったみたいです。 怪我は無いですけど―― 其方に戻れるかどうか。 (撤退するならば、別途帰り道を捜さねばならないか。 と、辺りの状況を手短に説明して―― ) 然し、これからどうしましょう。 流石にこのまま進むのは辛そうですが―― [Fri 23 Dec 2005 03:26:49]
◆園内一花@撤去 > ( 自分の息止めで窒息するのではないかと思う程… 間違いなく自己記録を更新して。 慰め程度にバタバタと空気を払い…喘鳴を漏らす… ) ―――。 ( まだ生きてる。 動ける。 信じられない思いで、すっかり汚れた自分の身体を見下ろして放心する、暫しの間――― ) ………ぁ。 ( 嘘のように訪れた静寂の中、周囲を見渡せば… 途方に暮れるしかないような光景が、広がっている。 『…人を、呼んで来なきゃ…』 夢現に持って行かれてしまったような意識で考えて… 来てくれるのだろうかと、もう一度周囲を見回した… ) ( 呆けて、呆けて、呆け続けて… 聞こえた声に、ハッと我に返る ) ―――は、はい――― 私…でも…私は…。 だけど…っ… ( とりあえず声を発して。 えらく掠れた自分の声に、ぞっとした。 声が掠れるくらい、何でも無い事なのに…。 声の主を確認しようと周囲を見渡して… 穴と、その辺りに居ただろうか? 大柄な人影が消えている事に、気付く ) ―――だ…っ大丈夫、ですかッ…!? ( 酷く重たい身体を立たせて… 誰へとも付かない声を発しながら、とりあえず、手近な傭兵の少女の状態を確認しよう――― ) [Fri 23 Dec 2005 03:15:47]
◆ソフィア@撤去 > (皮膚の感覚自体は殆ど無くなっていたが、意識はまだ繋がっている――。 元々動かぬ体、気絶していなければ万全 と強がって、集合した僕と共に身を起こす。) 暴れるなら・・・・もう少し後にして 欲しかったですね――― (愚痴も言える所を見ると口も麻痺しきっては居ないらしい。 自分の身が守れたなら次は他人だ。斜め上方に残ってる筈の作業員達はどうなっただろうか。 と――) ・・・大丈夫、ですかっ。(確認の為、声をかけてみよう。) [Fri 23 Dec 2005 03:10:54]
お知らせ > 艶子@撤去さんが退室されました。 『( 三日目――― 成果、0。 そう、ただ弄られるだけだった。 )』 [Fri 23 Dec 2005 03:05:53]
◆艶子@撤去 > ( からんと手から剣が転がり、既に意識は混沌とした闇に落ちた。新鮮な空気も直ぐに”溜息”に汚されたせいだ。 薄れ始めた紫の中には傭兵の少女意外にも、多くの人間が転がっているだろう。中には頭から地面に落ちて真っ赤な花を鮮やかに咲かせている者もいる。僅かに息のあるものも居る。一花と同じように、かろうじて動き回れる者も居るだろうが、全員を回収できる人数は残っていないかもしれない。誰を助け、誰を見捨てるかの判断を迫られるかもしれない。 大きな大穴は誰かが下層に落ちてしまった可能性を示唆し―― 。 ) [Fri 23 Dec 2005 03:05:42]
◆園内一花@撤去 > ( 地に転がって難を逃れたと思ったけれど――― 【判定】が抜けていた。改めて… 【溜息判定】 ) [Fri 23 Dec 2005 03:01:13]
◆ソフィア@撤去 > (巨体に加えて毒素。今更ながらに思い知るが数に任せて群がるという戦法を殺してしまう組み合わせだ。 ゴーレムには毒が効かないが、術者が麻痺してしまえば指示すら飛ばせない。 人形に魂を落として完全遠隔操作するゴーレムの仕様を何処かの導師が研究していたが、過剰な能力強化の前にそういった小手先を実装して置くべきだったか―― こんな時なのに、なぜか細かい事に気が回ったりする。) は・・・ 『立っ て、 集合。』(走馬灯も一歩手前か?などと思いつつ。 最初の場所から大分流され、自分の足はもう動かない。 合流すべく倒れたゴーレム達を起こし陣を整えようとするが、其れまで意識を保てるかどうか―― 【スタン判定】) [Fri 23 Dec 2005 02:54:27]
◆園内一花@撤去 > ( 何を考えた? 自分の意識に、可笑しくなった。 目に見える範囲の戦力で、耳に届く範囲の戦力で、このまま進むのは無謀だ。 万一この怪物が意思を持っていたのなら… 次の『攻撃』で、全滅したっておかしくないだろう。 ごっそりと切り落とした鶴の数本が、ぶしっ!と音を立てて… 状況を悪化させたかと背筋に冷たいものが走るけれど――― その直後に起きた事に比べれば、問題にならなかった。 …勢いこそそれ程ではないものの…再び、広範囲が紫に満ちて――― ) [Fri 23 Dec 2005 02:51:17]
◆艶子@撤去 > ( 「 ……立ち上がらねば。 」 その思いも暗闇と紫の吐息の中で費えた。 ) [Fri 23 Dec 2005 02:46:01]
◆艶子@撤去 > ( 流石に 厳しかった。 またしても直に吸い込んだ紫はこの前と同じように視界をぐらぐらと揺らし、吐くかもしれないということで何も食べてこなかった空きっ腹からは胃液だけが送り込まれる。飛びそうになる意識は喉を焼く感覚すら薄く、がくりと膝を付くと前のめりに倒れこんだ。 どこかでガラガラと地面が崩れる音、あの三人組の一団はどこへいった。今のでまた合図を送れるものが減ったんだろう。若しかしたら私もその一人かもしれない。 その中で一人元気な薙刀使いが此方に駆けてくるのを見た。 ――馬鹿ッ 私は逃げようって言ったんだぞッ。お前の逃げ道はこっちじゃ無いだろうッ。今回の子情報を持ち帰るのも重要な仕事なんだぞ…! 嗚呼、糞。立ち上がらねば。自分の足で歩いて逃げないと、薙刀使いまで巻き込まれてしまう。僅かに感じる新鮮な空気を吸い込みながら必死に意識を繋ぎとめようとする。 [復帰判定]! ) [Fri 23 Dec 2005 02:44:55]
お知らせ > 蔓の怪物@居住区さんが退室されました。 『(それは、まるで嵐のような13日目の出来事。 ☆7を各自に贈呈。)』 [Fri 23 Dec 2005 02:44:39]
◆蔓の怪物@居住区 > ( 微震は続いている。 感情や意思の読めない蔓だけがただゆらめいていて、別にソレは目があるわけでもないのにまるで見張られているかのようだ。 だがやがて暴れ疲れた子供のようにそれらはゆっくりと降りていき、地面に横たわった。 そして―――――「ああ、疲れた」とでも言うように、大きな『溜息』をぶちまけて、ソレっきり黙りこんだ。 各自判定、偶数ならば毒ガスの被害を被る。 ) [Fri 23 Dec 2005 02:43:11]
◆ソフィア@撤去 > (―――喉一杯に灰でも吸い込んだらこんな感じだろう。 布を口から離した一息の呼吸、吸い込んだ毒素は僅かではあるが、元々最悪だった所に加算されるものだ。 喉に詰まった何かと一緒に、肺臓をそのまま吐き出したくなる。 手足の先端、唇の先から削ぎ落とされたみたいに存在感が無くなっていく―― ) う ェ ・・・ッ!!(だから足が前に滑った時、一瞬対応が遅れた。 ゴーレムのうち二機は自分の3倍近い体重があり、其れらが纏まってるのを支えられるほど地面がまともじゃないのだ。 分厚い皮の作業着が守るためダメージで見れば擦り傷打ち身程度で済むが、他の面子とは切り離された形になる。 不動を保っていた三角の陣形が崩れたのが、周囲に見えたかどうか――) [Fri 23 Dec 2005 02:36:14]
◆園内一花@撤去 > ( 所々で毒が吹く…蔓が動くめく、暴れ回る…また少し、地が揺れる、沈む… 駄目だ、無理だ、無駄だ… 否定的な感覚ばかりに支配されながら… 『それでも』という思いも拭えなかった。 …ここへ来て、何人が殺された…。 これだけの被害を出しておきながら、戦果の一つも無く手ぶらで帰るのかと… 半ば混乱した頭で、必死に考えを纏めようとしても… 自分は指揮する立場に無いという思いもあるし、戦力としても無力だし… 立ち尽くしてしまうばかり ) ―――ッ!? ( ―――が。 やや沈静化した?蔓の中で…少し先の、傭兵の少女の元で、また紫が吐き出されて。 …色々全部、綺麗に吹き飛んだ… ) ―――ッ!! ( 息を止めながら一目散にそちらへ駆けて。 風通しを極端に悪くしている蔓を、大きく切り払うッ! 【判定】 ) [Fri 23 Dec 2005 02:29:59]
◆艶子@撤去 > ( 私たちは今、無力である。小さな籠の中に閉じ込めた虫をじわりじわりと甚振るように蔓は執拗な攻撃を加え続ける。そして傭兵というのは所詮烏合の衆だ。中には経験豊かで的確な判断も下せるものもいるだろうし、私たちを指揮していた人間も居た。 …筈だが、一向に新たな指示は下らない。 やられてしまったのか。 こういうときに自分が声をあげるのは余計な混乱を招きそうでやりたくは無いのだが、もう逃げるしかないだろう。意を決して口を押さえる手を退けて、肺に残った空気で叫ぶ。 ) 逃げよう! このままだと全め ――うッ! ( まるで喋りだすのを待っていたかのように、止めを刺さんとばかりに紫色の空気が吹き付けられる。立ち上がるな、そのまま死ねという蔓が言っているかのようだ。 [スタン判定]! ) [Fri 23 Dec 2005 02:21:31]
◆蔓の怪物@居住区 > ( まともな返事を返してくる人数は酷く少ない。 毒ガスの所為か、気味が悪いくらい誰も声を上げないし、聞こえるのは苦しげな呻き声ばかりだ。 ざらざらざらざら、と細かくなった塵が滑って流れていく音が暫らく続いて――――暫し静寂。 いつまでそれが保つものか怪しいものだが、5分…10分…ひとしきり暴れた蔓は未だ威嚇するように蠢いているが、暴力の一端を見せ付けて満足でもしたかのようにゆっくりと漂っている。 換気の悪い埃と毒の空気が霧のようだ。 ) [Fri 23 Dec 2005 02:16:17]
◆ソフィア@撤去 > (例え視界が通らずとも、音の数と方向から大体の被害が判る。全滅ではなくとも半壊は必至 と。 合流し、撤退なり一時的な避難行動なりを取るべきだ。 頭はそう考える事が出来ても、行動に移すだけの余裕はいまだ無い―― 幸い毒素に関わらず全力行動できる手駒があるのだが―― 指示を出す為には毒を命一杯吸い込むのと引き換えなのだ。 『生きている者の元へ集え。』の一言が、言えるかどうか―― 【蔓の攻撃判定】) [Fri 23 Dec 2005 02:15:58]
◆園内一花@撤去 > ( 自分の捉えた音が一つと…自分の後に続いた音が一つ……あとは………あとは……… ) ………。 ( あまりにも少ない音。 絶望に、確かに減った灯りとは別に、目の前が真っ暗になりそうになる――― けれど。 このまま呑まれて、それで仕舞いなんてあんまりだ…。 まだ生きている人間が居るのなら、出来る事をしようと気を入れて… まだ震えの治まらない膝を落ち着けるように、薙刀をきつく握って ) ―――ッ!? ( 体勢を立て直す余裕もありゃしない。 …なんて考えられるだけ、幸運か… 【蔓の攻撃判定】 ) [Fri 23 Dec 2005 02:09:44]
◆艶子@撤去 > ( 幾つか帰ってくる心地の良い音。 「生きているぞ」の合図。その一つが薙刀使いの方から聞こえ、良く見えないが恐らく薙刀であろう先端が振るわれているのに一先ず安堵した。他にも、二人―― いや、三人の一団の方から三回地面を打つ音。他にも散らばってはいるが他方から幾つかの合図が帰ってくるか。 …それでも少ない、もっとこの場には人が居たはずだ。動けないのか、それとも――。 剣の柄を掴み直し、片手で口元を塞ぎながら立ち上がろう。 [蔓の攻撃判定] ) [Fri 23 Dec 2005 02:05:31]
お知らせ > 艶子@撤去さんが入室されました。 『( ぎしりと歯を食いしばりながら )』 [Fri 23 Dec 2005 02:01:43]
◆蔓の怪物@居住区 > ( ※【判定】は各々の発言秒数下の桁にて。 失礼。 ) [Fri 23 Dec 2005 02:00:37]
◆ソフィア@撤去 > (例えこの場に留まるのと走り出すので命中率が同じでも、即座に人一人の命を奪い得る暴力の嵐の中で動き回るっていうのは少しどころではない勇気が必要で、そして自分にはちょっと高望みだった。 身を屈めて鎮静を待つ中、人間の形跡が次々と消失していく。 このまま全滅の可能性も考慮し始めた時―――) ・・・!!(気紛れな破壊音とは違う、硬い音が聞こえた。 僅かだが定期的な、しっかりとした意思を持った人間の音。 一泊を置いて応ずる音もある。 確認する余裕は無いが、誰かが、まだ生きている――) 『”カイン”、地面を 拳で打て。 三回!』(毒の事も忘れて、咄嗟に指示を出していた。 此方も、出来るだけの音で返そう。) [Fri 23 Dec 2005 02:00:27]
◆蔓の怪物@居住区 > ( 何処か無血戦争のような静かな侵略だった筈だ。 だからこんなにも悠長であったし、死に物狂いの戦いではなかった。 このまま植物に飲まれてしまうのかもな、などという達観した意見すらあった。 だが、巨大なるモノにそんな都合の良い解釈に付き合う義理は無いのだろう。 暴れ狂う二度目の波が這い蹲る人々を襲う!! 次の発言秒数が0、3のPCに蔓打撃 1、7で毒ガス、2、5、8は雪崩れに巻き込まれて更に下層へ、4、6、9のみがまともな行動を取る事が出来る。 【判定】 ) [Fri 23 Dec 2005 01:59:58]
◆園内一花@撤去 > ( 咄嗟に身を躍らせた。 考えるより早く救助活動を中断して、地を蹴る。 際どく…物凄く際どく…足元を蔓が掠めて… 視線を戻した時には、救助しようとしていた人の姿は 忽然と消えていた ) ―――。 ( 『軽い』と言うほど軽くない覚悟は持っていた積りだったけれど… まだまだまだまだ甘かったと、思い知らされている。 …呆然と立ち尽くして… 飛ばされた人…あるいは飛ばされず、地を凪ぐ蔓の下でもみくちゃにされている人を見つめて… ―――固い物で固い物を叩く音に、ハッと我に返る。 『助けてくれ』に聞こえたけれど… 何でも良い。 ただ、生きている、動ける者がまだ居る事を知らせる為に、薙刀の尻でひび割れた石畳を叩いた! カン! カン! 自分に渇を入れるようにその音を聞きながら… 深呼吸をするのは憚られつつも、気を落ち着かせるように努力して。 改めて周囲を見回そう。 やたら背の高い、体格のガッチリした(?)一団と… 少し、蔓の中核に対して前方に居るのは、以前初の毒霧を引き当ててしまった傭兵の少女だろうか… 一頻り石畳みを叩いたら、薙刀を高くかざして、ぶんぶん振ろう ) [Fri 23 Dec 2005 01:54:15]
◆艶子@撤去 > ( 「 ――薙刀使いッ! 」 もし喋れるのならそう叫んだだろう。 曖昧な記憶だが、前にガスにやられ倒れた私を助けてくれたヤツだ。 何て人の良い、この状況に置いて倒れた誰かの救助か。 無論、大事なことだ。私はそれで助かったのだから。しかし今は不味い、今は他人に構っている余裕など無いだろうにッ。 頭上を跳ね飛ばされていった誰かの影が差したかと思うと、ぽたぽたと雨のような血と砂が降り注いだ。 くそッ どうしたらいい。我武者羅に剣を振るった所でこの状況をどうにかすることは出来ないだろう。 兎に角お互いの位置関係と無事か否かを確認しなければ。 轟音に掻き消えてしまわぬように思い切り、轟音と聞き違えぬようにリズム良く、剣の柄をガン、ガン、ガン と石畳に叩きつけ、 「無事か!」の合図を送る。どうかこれが合図だと気付いてくれ、この場に居る息のある全員ッ。 ) [Fri 23 Dec 2005 01:44:49]
◆ソフィア@撤去 > (最初の目的はゴーレムの性能チェックだった筈なのだ。それが被害が広がるにつれ財産保護に及び、今は金銭的な損得を越えた何かで動いている。 命の危険を前にすると人は恐怖を忘れるというが――放って置いたら確実に何か在る――っていう確信がこんな危険地域に突っ込む決断を生んだのだろうか。 だとすれば ) ・・・・ちょっと冷静じゃなかった、ですかねっ。 (荒れ狂う緑と紫の世界は地獄という幼稚な認識が最適だった。 厚い作業用のローブの布で口を覆いながら、三体の守護者の中心でなんとか生きている――生きているだけだ。 毒に轟音、「無事ですか」と一声かけるのすら難しすぎた。) [Fri 23 Dec 2005 01:40:22]
◆蔓の怪物@居住区 > ( 一秒として同じ景色を見る事は出来ず。 暴風の如く荒れ狂えば既に其処にあった筈のものが何処か遠くを舞っている。 ドブ緑色と紫煙色が斑に混じりあい、埃まみれの家財道具と石畳がミックスされる。 誰かの声と破壊の音が無茶苦茶に混じって意味の無いノイズになってしまう。 そんな状況が散発的に続き、未だ止まる気配が無い。 ひょっとしてもう、止まらないのではないかというくらいに。 ) [Fri 23 Dec 2005 01:36:53]
お知らせ > ソフィア@撤去さんが来ました。 [Fri 23 Dec 2005 01:35:05]
◆園内一花@撤去 > ( 蔓…いや、怪物は、何を訴えているのか… あるいは、これも『そうするべき時』が来たからそうしているだけなのか… 何にしても今までのヒステリーとは異質な動きに、咄嗟に下ろしたフェイスガードの中できつく目を瞑り… 視界を紫に奪われた中で、ただ身を固くする。 蔓が数本脇を掠めるのを感じる僅かな間の後… そのお陰で多少視界が開けたら、薄く目を開けよう――― ) ―――。 ( 別の何かのようにあっさりと投げ飛ばされて宙を舞う人。 泡を吹いて気絶している人――― 阿鼻叫喚な様に、膝が震える。 英雄は、どこで何をしてるんだ… それともこの中には居ない? この隊は先走って壊滅してしまう前座なのか――― 埒も無い、パニックに近い思考に襲われつつ… 反射的に身体が取れる動作と言えば、反撃より回避より、足元で転がる誰かの救助活動…。 何をどうしていいかも分からないけれど、せめてこれ以上紫を吸わないようにっ… ) ―――ッ!? ( 紫交じりの眼前に、急速に緑が迫って顔を上げる――― 【スタン判定】ッ! ) [Fri 23 Dec 2005 01:32:20]
◆艶子@撤去 > ( やはり前回の不意打ちとは違い、無防備なところに直にガスを喰らったわけでは無いので幸運にも気絶するには至らなかった。 それでも呼吸器官を僅かに生じる不快感はすぐさま頭痛、吐き気、眩暈、痺れを起こし、塞がれた視界の中顔を歪ませた。 更に、幾らガスを防いでも体の方は紫交じりでいいから酸素を寄越せと騒ぎ出すのだ。それを騙し騙し僅かな呼吸で宥めるが、その間にも私の体は毒で侵され、犯されていく。 加えて不味いのはお互いの状況が確認し辛いことだ。此れでは倒れてもフォローに行くことは出来ない。 ) ………ッ! ( どうやら蔓はガスを噴出すだけではなく、その太い腕を私たちに伸ばしているようだ。空中を華麗に舞う哀れな男の姿を見上げたとき、私のすぐ隣を風が―― 蔓の巻き起こす風が通り過ぎていった。 後ろ、誰か居たかッ!? そう思い、蔓の先端を眼で追う。 ) [Fri 23 Dec 2005 01:24:12]
◆蔓の怪物@居住区 > ――――――! ――――――! ――――――!!! ( 蔓には表情もないし口も無い。 ただ暴れまわる事でその意思を明確にする。 いい加減にしろ。我慢の限界だ。一体なんだというのだ。 そんな風に見て取れるだろうか。 それとも イタイイタイイタイイタイイタイ! だろうか? 薮蚊の多い所だ。 かもしれない。 兎に角それは今までに無く苛立たしげに暴れ周り、手当たり次第叩きのめした。 何処か遠くで人間がボールみたいに宙を待っているのが見えるかもしれない。 …助かる高さではないだろう。 ) ( 二人の突貫作業参加者もその例外ではない。 運が悪ければその被害が身に降りかかるだろう。 判定は0、3、6、で二人を襲い 1、4、7で艶子に、2、5、8は一花に、9のみが奇跡のような確立で二人を行過ぎる。 【判定】 ) ( それが毒ガスであるか、打撃であるか、掴み投げであるかくらいは、せめて其方に委ねよう。 ) [Fri 23 Dec 2005 01:19:58]
◆園内一花@撤去 > ( なんて… 声を出したのかどうかも分からないし、『紫』が迫って来れば聞くまでも無いか。 主戦力ではない、その他大勢の『補助』として随伴する者の中でも小柄なハードレザーアーマーの鉄兜も… 例に漏れず、避けようもなく毒霧にまかれてしまった。 とりあえず【スタン判定】っ! ) [Fri 23 Dec 2005 01:17:10]
お知らせ > 園内一花@撤去さんが来ました。 『―――な…何…?』 [Fri 23 Dec 2005 01:11:46]
◆艶子@撤去 > ( 同じように身を屈め、立ち上がる砂埃に視界が塞がるのだろう。夜の闇と月の光を遮る蔓のせいで更に視界は悪くなる。 叩く音、崩れる音、噴出すあのイヤな音。 恐らく今日の作業にこの少女が同行したと知った時点で誰もが予想した筈だ。あの紫色のガスに襲われるのではないかと。 何故なら、一番最初にガス脈を――という言い方は滑稽だが、引き当てたのはこの少女なのだから。 その音と僅かに霞む視界の紫に咄嗟に口元を覆うが、空気の流れが悪くこの前の時より濃度は濃いような気がした…。 [スタン判定]! ) [Fri 23 Dec 2005 01:10:20]
◆蔓の怪物@居住区 > ( それは酷くヒステリックな重低音で、無理矢理抉じ開けられたその突貫ルートに反響して、作業中の人々の動きを止めた。 誰もがソレを「イキモノ」だとは認識していたが、感情的なものをハッキリと感じたのはそれがはじめてだった。 同調するように蔓は激しく地面を叩き、邪魔臭い障害物を薙ぎ払い投げ捨てる。 無差別に毒を撒き散らし、停滞気味な現場の空気を紫色に引き締めた。 ) [Fri 23 Dec 2005 01:04:00]
お知らせ > 艶子@撤去さんが来ました。 『―――ッ』 [Fri 23 Dec 2005 01:02:45]
◆蔓の怪物@居住区 > ( 一際大きな音…声? 何か途轍もない響きに皆が無条件に身を竦めた。 轟音と突風が奥から押し寄せて、そして地面を揺らす。 がらがらと揺れて崩れて雪崩れ、誰が何処に居るのかわからなくなった。 ) ( 静寂が戻る。 ) [Fri 23 Dec 2005 00:56:51]
◆蔓の怪物@居住区 > βαοοοοοοοοοοοοΩ!!!!! [Fri 23 Dec 2005 00:54:18]
◆蔓の怪物@居住区 > ( 全幅は既に長い所で100mを超えたらしい。 大きな通りを挟んで隣り合うアマウラ系居住区にも足を伸ばさん勢いだ。 此処に来て何人かがふと、妙な感覚を覚えた。 時折「ズズン」と響く地震に落下物が無いかと身を屈める。 その後、必ずといって蔓が何回かに分けて「ずる、ずる、ずる、ずる」と伸びるのだ。 ) ( 「…伸びる?」 成長、というのはもうちょっと可愛げのあるものではなかろうか。 そういえば誰かが言っていた気がする。 ) ( 上から見たアレはまるで、狭い所から無理矢理這い出してくるみたいだ。 ) [Fri 23 Dec 2005 00:47:29]
◆蔓の怪物@居住区 > ( 弊害はまだある。 蔓の密度が濃すぎて空気が流れないのだ。 それに、狭すぎて逃げ場が無い。 蔓の攻撃を回避するのも一苦労というもの。 正直な話、例の毒ガスをぶちまけられた日には息を止めて兎に角遠くに離れるくらいしか方法が無かった。 既にそれで4人が倒れ、仮設では間に合わずに中央病院に運び込まれている。 意識は戻らない。 危険度は格段に増していた。 突入を躊躇う者、拒否する者、黙って姿をくらました者も居る。 13日目、突入部隊はそのルートを前進させると共に、思わぬ苦戦を強いられていた。 ) [Fri 23 Dec 2005 00:39:09]
◆蔓の怪物@居住区 > ( 「…なんだこりゃぁ。」 誰かが呟いたが、誰も答えなかった。 最前線を突き進む数人の部隊は唖然とした表情でその光景を暫らく確かめる。 中央部に近付いていけば行くほど、当然の如く空は殆んど見えなくなっている。 所々建物の梁の残る其処はまるで、植物のダンジョンのようだ。 蔓に巻かれて緑色の塊になった幾つもの建物が複雑な迷路のように道を作り、そして急角度に下り坂を形成している。 足場は相変わらず瓦礫と蔓まみれで、あらゆる物が中央に向けて雪崩れていく。 行きは足を滑らせると転げ落ちていきそうな下り坂、帰りは這い登るように撤退する事になるであろう上り坂。 上手いこと都合の悪い地形になってきたものだ。 それだけ前進しているといえば、そうなのだろうが――――。 ) [Fri 23 Dec 2005 00:30:54]
お知らせ > 蔓の怪物@居住区さんが来ました。 『 13日目/0:25 』 [Fri 23 Dec 2005 00:25:05]
お知らせ > 月璃@撤去さんが退室されました。 『(8(+1)+9(+1)+10+ボーナス6=35)』 [Thu 22 Dec 2005 22:14:55]
◆月璃@撤去 > (掃討、開拓、反撃、退却――繰り返されるアタックの一場面。同じ場所を叩き続ける先の光景は、まだ未知のものだ。いずれ拝んでやると、動物の口元が釣り上がった) [Thu 22 Dec 2005 22:12:02]
◆月璃@撤去 > (鍵持たぬ扉を無粋に抉じ開ける手。銀の鏃が触れた場所が焼け焦げたような音と匂いを放つ。上がる煙は、摩擦熱のせいだけでも無さそうだ。収束の三撃に、ボタボタと落ちていく太い蛇。のたうつ先は断末魔。否――それは、これからだ) 掃討――!(己一人で行く訳では無い。次の為、次の為。苔の一念は馬鹿にしたものでも無い。弓を背負い、抜き放つは剣) [Thu 22 Dec 2005 22:10:28]
◆月璃@撤去 > (威力集中。穿つ場所は一点を狙う。剛弓の威力は馬鹿にしたものでも無い。点を穿てば、板金をも貫いてくれよう。寸断は一撃、穿つは二撃。緑掛かる体液を撒き散らして千切れ飛ぶ先、見えた次の蔓。それまでは別の蔓に覆われていた其処に向かいて、連撃三射。溜めは無い。扉のノブを引っ掴むように、機を逃さぬを勇戦す。引きて放つ、三の矢!)【判定】 [Thu 22 Dec 2005 22:06:30]
◆月璃@撤去 > (それにしても――おかしな風に血が騒ぐ。初日には気付かなかった。上から見てもオカシナモノだとは思ったが、まだだった。しかし、僅かずつでも中核へと侵攻し始めているせいか、血が疼く。享楽に似た喜悦が心の底で蠢くを感じる。侵食、暴虐、破壊――) ……喰らッテ、ヤリタイ程に――な!(蔓を撃つ。弦打ちの音色が空気を震わせ、一射!)【判定】 [Thu 22 Dec 2005 22:02:19]
◆月璃@撤去 > (前線に深く食い込む程に危険度は増していく。だからといって、行かない訳には――等という使命感と動物は無縁だ。ラチがあかない。しからば斬る。目の前に邪魔者があるから退かす。壊す。単純なのだ。中点を飛ばされてうねる蔓。馬鹿らしいような緑の饗宴の中、文字通りの追い討ちを準備す)【溜め】 [Thu 22 Dec 2005 21:59:08]
◆月璃@撤去 > (矢は一撃。狙い済ました点に収束した光が、弾けたようにも見えた。蔓の一部に刺さるというよりは、抉り飛ばすといった感。これまで剣での攻撃に徹していただけに比較対象が無いのは何かと残念だが、効果は間違いないか――) …ヨシ!(射は続く。銀やら聖別の効果が証明されれば、多少は士気も上がるだろう。対処法も無いと項垂れるより、千倍マシだ) [Thu 22 Dec 2005 21:54:11]
◆月璃@撤去 > (引き絞る弦。ぎり、と軋むは引き手か弦か。当てるのでは無い。当たるのだとは――いつかの教え。前衛を盾にする戦では無い。引き絞る力が頂点に達したならば。後は一気に解放するのみ――!) ――ハッ!(呼気は気合。番えた銀が、うねりの点に向かう)【判定】 [Thu 22 Dec 2005 21:33:48]
◆月璃@撤去 > (此処まで来るまでに蔓の欠片やら、焼け焦げた塊やらも見た。聖別された武具やら聖水やら、噂に聞くは除草剤やら塩水やら――聖堂も騎士団も薬品ギルドも色々動いているらしい。動物はその辺りサッパリ考えちゃいないが、結果として齎される恩恵は存分に活用させて貰う。前線、進む程に濃くなる壁に向け手構えを取る。目視――眇めた目が見やる先に、今は緩やかにうねる蔓)【溜め】 [Thu 22 Dec 2005 21:27:48]
◆月璃@撤去 > (目指すは中央突破。仮にでも代理でも、提唱した口の持ち主が参加しない訳も無い。某令嬢がファースト・アタックやら決めた地点(地図にがっつり赤丸ついていた場所)に、錐のように戦力を叩き付ける。それだけの単純なやり方。非常に好みだ。考えないから) 聖別、ナ。オイ、ランバー。オマエ、そゆのヤッテ平気カー?(腰の剣に語りかけながら、構えるは弓矢。番えるは銀の鏃。周囲から刈って行くので無く、一点を拓いて行くなら――火矢で対処するのもまだ捨てては居ない考えだが、今はまだ違う。まだ) [Thu 22 Dec 2005 21:24:31]
お知らせ > 月璃@撤去さんが入室されました。 『(連撃)』 [Thu 22 Dec 2005 21:19:22]
お知らせ > 天子さんが帰りました。 『( 走って走って、取り敢えず体は温まった。 )』 [Thu 22 Dec 2005 16:11:43]
◆天子 > ??? 誇らしい…? (風を起こすのが?と間違った方に考えながら、あなたの横に震えながら着地→滑って半回転→照れながら立ち上がる。) デートは大歓迎ですけど煮え湯は勘弁して下さい! (笑い返してみても、寒さで笑顔が引き攣った。) [Thu 22 Dec 2005 16:10:12]
お知らせ > 夜散@撤去さんが退室されました。 『 動き出す蔓から万力ダッシュで逃亡落ち とかどうだ。 』 [Thu 22 Dec 2005 16:07:15]
◆夜散@撤去 > そうか其れは誇らしい事だな、 ……私もこれ以上はちっと危険だ。 (即発動はしんどいのだ、と愚痴のよにぼやきながら) 其れは悪かった! 後は他の前衛に任せて……。…… 煮え湯のような茶を飲ませて遣ろうじゃないか!いっそ、デートと洒落込もう! (異形と。冗句のように笑った。 …まるで日常のように) [Thu 22 Dec 2005 16:05:29]
◆天子 > (恐らく注意を呼びかけるのが数秒遅かったのでしょう。(そういう問題じゃない)) 考えてみたらこんな技教わってなかったや。 (つまり自作。エヘ☆と舌を出し頭を叩いてみても誰一人萌えさせられない切なさ。) う〜ん、たぶん固かして固体にならないときかないから、無理かなぁ。 (所詮は唯の風であり、蔦を切り裂くなんて鎌鼬じみた技は出来ないって話。) おーらい!流石に凍え死にそうです! (歯をカチカチ言わせながら、貴女の方へ降下していこうと。) [Thu 22 Dec 2005 16:01:26]
◆夜散@撤去 > (テメェに吹っ飛ばされたんだよ!!!!<何故か)(…とは流石に言えなかった。ほら、私、軽いから!ちょっと強い風だと駄目なの!飛んじゃうの!) ………忘れたのかよ!!! (思わず突っ込みも即で入ろうと言うものだ!) 全く、清々しいまでだな!……此処から畳み掛けられたら尚好いんだが、 (集中攻撃の作戦は他にも廻っているだろう。自分は今日の役割を果たした) 次が来る前に、一度撤退だ。 流石にもう、……魔力が、足りない…か 。…… 避難しよう、 あまこ! [Thu 22 Dec 2005 15:54:48]
◆天子 > かんらからから!これぞ天狗一族に代々伝わる伝説の奥義、その名も、 えっと、名前は忘れたけど兎に角凄いんだぞ! (何か台無し。確かに凍りついた蔦に大打撃は与えたが、凍ってなかったらまったく効果の無かったという罠。しかも仲間をも巻き添えにするというダメップリ。) …これで周辺の蔦は全滅だよ!やちるー!おーい! (何故か地面に寝転がる貴女に、暢気に手を振った。) [Thu 22 Dec 2005 15:50:07]
◆夜散@撤去 > (気が付いたら、すっかりがらんどうになった景色の中で地面に仰向けに転がっていた) (スカートだけ押さえ付けても無意味だと思った。パンチラ防止!髪なんてもうボサボサで、) …………は、はは! (締まらなかった自分の無様と、凄まじい光景に、笑った) 遣るじゃあ、ないか! (腰を上げながら) [Thu 22 Dec 2005 15:46:37]
◆夜散@撤去 > (←約一名) (やられる前にやれ は成る程成功した。しかしこのままこの悪趣味過ぎるオブジェを飾っておく気は無い。粉々に砕いて、道を開くのが自分の仕事。様子を教えるだけでいいと言ったのに、トドメを任す不純。一気に気温の下がった光景に、白い息をゆっくり吐いて、吸った) ―――ッああ ……!? (…バキバキバキバキ!! 先の雷鳴にも負けずとも劣らぬ 爆音!伏せるより前に、額に凍った蔓の破片がぶち当たった) (そしてちょっとだけ空を飛んだ。そーらーをじゆうにーとーびたーいなー) (…… 要するに受け身が間に合わずに転がった訳だが) [Thu 22 Dec 2005 15:44:37]
◆天子 > (葉団扇から暴風が生まれ、凍りついた蔦と約一名の女性に吹き飛ばす勢いで吹き付ける!) [Thu 22 Dec 2005 15:40:16]
◆天子 > (この時代じゃありえない青と銀色のロボットがピコピコいいながら通り過ぎていっても気にしちゃいけない。いけないのだと) !? (彼女が詠唱を始めた途端、蔦の動きが早まったのが見えた。) やちる、避けー… (天狗が叫ぶのと、蔦が彼女に伸びるのと、詠唱が終わるのはほぼ当時だった。吹き上がる冷気に、思わず顔を覆った後、見た物は。) …うわ。 (三たび漏れる声。彼女を囲う蔦が、完全にその動きを止めていた。暫し呆然とした後、不適に微笑んで。) …やちる、伏せて!征くよ天狗のきゅーきょくおーぎ! (手に持った葉団扇を大きく振りかぶり…振った。) 【判定】 [Thu 22 Dec 2005 15:37:48]
◆夜散@撤去 > (―――聳えたものは、氷像 だった ) ……砕けるか!? (遠目に見えた、団扇。何が出来るかは知らないが、大丈夫、凍り付いた蔓を厚底ブーツの蹴り一発で砕いた女が此処に居るから!) [Thu 22 Dec 2005 15:30:45]
◆夜散@撤去 > (異常に小さく、剣の腕が立つ宇宙人っぽいのが歩いててももう気にしない。気にしないんだったら) ―――我、獅々尾=夜散=【 】=レヴェランスの名において蔓を定義、名付けて氷晶。踊れ黒薔薇!東の夕陽西の朝日、北より跳んだ白鳥が南にて墜つ!! (大きな蔓と小さな小娘。対比するのも馬鹿馬鹿しい異形。 此処でやらねば誰がやる ) 踵を鳴らせ! 指を打て! (冷気を伴う風が、舞い上がった) 保存済み定義迅雷を加算。 寒いが我慢しろ あまこ―――― 趨れ!! (地上から空へ目掛け、舞い上がる冷気。ブリザードブレス。蔓を凍結させようと――…!!) 【判定】 [Thu 22 Dec 2005 15:28:09]
◆天子 > (先ほど芸能横丁に全身金色タイツの人が歩いていたけど其れも無関係でしょう。きっと。) …うわ。 (先の其れとは違う、あからさまに不快な声。蠢く其れは、宛らタ○リガミ。) ………こりゃ、やばいかも…。 (如何やらまた攻撃をするようだが。此方も其れを援護しようと、懐から葉団扇を取り出して、様子を伺う。) [Thu 22 Dec 2005 15:21:04]
◆夜散@撤去 > (今日、毒ガス対策でマスクを被りコーホーコーホーゆってる自警団員を見掛けたがアレは全く無関係であると信じている) (ざわざわ。森の中で葉擦れを聞けばこんな音をしているだろうが、それよりもずっと禍々しく不快だった。何かがのたうつような感触に似ている) ……恐らく自己再生だな。植物の分際で生意気な。 (此方に攻撃を仕掛ける前兆やも知れん。ギリリ。指先を喰い千切って、地面に垂らす) ( ならその前に叩くのが礼儀だ ) ――――― 接続 ―――― 【溜め】 [Thu 22 Dec 2005 15:15:07]
◆天子 > …えええ!? (驚愕。今度は鞭が白くなって、何かフォースぽいもの背負って…。) ウワ、何かすげ…世の中広いや。 (爆音に顔を歪めて耳を押さえながら、砂埃に目を細めて下を見れば。) う゛。 (奇妙な声が漏れた。周囲から、蔦が此方に集まっているような錯覚。徐々に、一部分のみが密度を増していっている。そう、攻撃の加えられた周囲の蔦が。) …気をつけて!何か、蔦が集まってきてるよ! [Thu 22 Dec 2005 15:09:17]
◆夜散@撤去 > (高熱と衝撃。 毒の汁を滴らせながら、蔓が焼け落ち 何かの焦げるイヤな臭いがした) …………次!! (攻撃して来ている蔓は居ないか、 上からの様子は如何なったか!) [Thu 22 Dec 2005 15:04:43]
◆夜散@撤去 > ………固定概念【嵐】を『右手』に加算!名付けて剣。走れ雷光!! (ばちぃ ッ。鞭を握った手に一瞬白い光が零れる。ざわつく気配、何かが燃えるような気配を伴い 小娘は“剣”を手にした) 右手に天使 左手に悪魔 額に太陽 背中に月!! ――――砕 け 散 れ ッッ!!! (地面目掛けて鞭を叩き付けると同時、爆ぜるように走る白刃! 雷撃が真っ直ぐに蔓へ向かう――!!) 【判定】 [Thu 22 Dec 2005 15:02:30]
◆天子 > そう?まぁいいや、やちるね! (その他の罵倒に気をとられて名乗ったことに気付いてなかったそうな。) …わお。 (たった一瞬で、翼の生えた蜥蜴が消え失せた。思わず感嘆の声漏らしながら、どの辺りの蔦が手薄かを観察し。) OK、そのまま直進! (叫びながら、蔦が生き物の如く震えるのを見、背筋が震えた。確かにこれは、危険だ。僅かに蔦から離れて。) [Thu 22 Dec 2005 14:53:08]
◆夜散@撤去 > (ガリッ。 僅かに蔓が削れて落ちた。向かって来る勢いを殺いだだけで、解決にはならない。手薄な位置に向かって走って行く) [Thu 22 Dec 2005 14:47:22]
◆夜散@撤去 > 私はさっき名乗ったな、夜散と言う! デモルト、右。そう、真っ直ぐ―――… 其所! (上空に居る彼女には見えただろうか、背に居た筈の空飛び蜥蜴が消しゴムを掛けるかのように消えてしまう様が。直に地上と言う位置、落下すると同時に受け身を取った。折った膝を直ぐに伸ばし、駆ける。後ろから向かって来る蔓を、鞭で迎撃せんと―――振るう!) 【判定】 [Thu 22 Dec 2005 14:46:32]
◆ふらいやーぽい何か > はいな!あたしの名前はねぇ、あまこってンの! (名を大声で叫びながら、蔦の上を旋回。其れの状況を見、伝えようと。) 今貴女がいる所は蔦が多いよ!2、3m右が手薄! [Thu 22 Dec 2005 14:42:00]
◆夜散@撤去 > (同士にはバイクツ若しくは中央病淫で出会ってください。 何の話) 其れが終わったら速やかに避難、ついでに名前を教えてくれると有り難いな! (同じく降下。背の鱗を、べちぃ!しばいた。先の緩やかな其れよりずっと早い。どちらかと言うと、申しわけ程度のホバリングを得た 落下 だ) [Thu 22 Dec 2005 14:36:27]
◆ふらいやーぽい何か > あれそう。其れは残念。 (チッと不穏当な音。中々真の同士には巡り合えません。エロス議論はさて置き) …ニヒ、りょーかい! (右手を額に当てて敬礼しつつ、翼をはためかせて降下する。出来るだけ近い位置から見た方が、形が判りやすいから。) [Thu 22 Dec 2005 14:33:39]
◆夜散@撤去 > …悪いが私に特殊性癖の気は無いのだ。 (性癖ではなく本能と言って頂きたいものだが。其所に乳があるから揉むのさ。後ろのひとの意見は兎も角、) そりゃそーだ。 (何せ41kgを現在抱えて居るから。空飛び蜥蜴は不遜な鼻息を吐いた。早く降りれとばかり) …そうか。まあいいだろう。私は今から地上に降りる。降りて攻撃する。その前に、上から蔓がどんな形になっているかを教えてくれないか。 …大声で。 [Thu 22 Dec 2005 14:28:47]
◆ふらいやーぽい何か > ふ…そんな顔をするなよ…。 (自分に無ければ他人のを揉めばいいのだから…! 色々全て間違った思考。キラキラ輝く其れは最早同類を見る視線。) う〜〜〜ん…速さなら、その蝙蝠君より自信はあるんだけど…(余計なお世話です。 byでもると)悪いけど記憶力には全然自信無いや。 (何せ知力2。役立たずでご免なさい。) [Thu 22 Dec 2005 14:22:22]
◆夜散@撤去 > ……………。 (その主張に何故か、ちくしょー…… と思った自分を、責めないで欲しい…。…そんな目で私を見るな!!) …侘びなど要らん。 ただ、現状としてここが危険だと言う事に代わりはない。出来れば早い退避を頼みたいのだが―――… (ふと視線に止まった、羽根) ………そうだな。 貴様、腕に覚えはあるか?いや、無くてもいい。頭脳は問わない、記憶力に自信は? [Thu 22 Dec 2005 14:17:44]
◆ふらいやーぽい何か > いやだってきょにうて全人類の憧れやん?そこに脂肪があれば揉みたくなるやん? (帰れ人外。妙に手をワキワキさせつつ、勿論無いのもありです的笑顔。故意は無い。) …えーッと… (掴まれたまま(いい加減にしろ)考えた。考えた後、) …何かお手伝いできることって無いですかね?あれば、詫び代りに。 (曖昧な笑み浮かべながら、そう言った。) [Thu 22 Dec 2005 14:10:35]
◆夜散@撤去 > 在るの!!?つうか貴様雌か!雌なのか!!? (自分とタメ張る大平原だった。…うるさいだまれ!!!) ………。…………。 (掴んだまま(まだ言うか。)、頭を撫でられ 一瞬動きが止まった。止まって、視線が泳いだ) ……解れば良いのだ。此の辺ももうすぐ危険区域だ。早い所逃げるといい。 [Thu 22 Dec 2005 14:06:05]
◆ふらいやーぽい何か > あたしにはある! (嫌な宣言するな。) ウワー何しやがる離せ揉むなキャー! (大平原な胸掴まれたまま大声あげて離れようとする。ところでこれを見ている人がいたら貴女はなんと思われるのでしょうね。) …いや、ご免。本当にご免ね。 (やっぱり胸掴まれたまま貴女の頭にポンと手を置いてみようと。) [Thu 22 Dec 2005 13:59:47]
◆夜散@撤去 > こっち目掛けて突き出すなコラ、乳を揉む趣味は持ち合わせておらん ッつーか結局どっちか解らんわ鳩胸!!! (ぐわしー!!と掴もうとしちゃうけどイイのかしら!臨戦態勢の鴉殿目掛けて!) ッふ、貴様がやる気なら五秒で蔓の餌食にしてくれる―――…。……。…………。 (お前がやるんじゃないのかと言う話。掴めたなら掴んだままシリアスに宣うたが、その、沈黙が。沈黙がですね、) …………。 鳥頭め…。 (ぼそり。) [Thu 22 Dec 2005 13:54:36]
◆ふらいやーぽい何か > バカラス言うなー!この胸の膨らみが判らんか! (とか言いつつまっっっっっっっっったくもって凹凸の無い胸を突き出す。判ったら本気で凄い。) っ!…アホとかカスとかウヨウヨとか散々言いやがって…! (ザワ、と頭の毛が逆立って、懐に手を突っ込んだ刹那。) …え。 ( ↓下見て →貴女見て ↓も一度下見て。考える事数十秒) …あー、成る程。 (漸く状況を理解した生物が手を打った。) [Thu 22 Dec 2005 13:49:29]
◆夜散@撤去 > 喧しい黙れ!!この獅々尾夜散様を舐めるなよ雄雌解らんバカラス(バカラス呼ばわった)め、市に住まって居るならこんな所でアホヅラ下げてどうしてうようよ出来るのだこんカスが!!! (すごい何か捲し立てた。優しさってなあに食べられるの?) 見ても解らんか!! 此処は今市で暗黒街とタメ張る程の危険区域なのだ!!!私は蔓を撤去に来た召喚士ギルドの者だ、それを貴様が落下しおってからに………私の見せ場を返せ!!!! (人として駄目な事宣うた) [Thu 22 Dec 2005 13:41:24]
◆ふらいやーぽい何か > え?…いや、確かにちゃんとした住まいを持っているわけではないけれど一応此処で暮らしている者ですが。 (嘴がつらつらと敬語を語る。どの面下げて「この市で暮らしている者ですが」といえるのか。) って邪魔って何!?状況が理解できませボハッ! (見事に左の頬に拳が食い込み、おもくそ仰け反る鴉頭。触り心地はものすごく羽っぽいだろう。) な、何するですカー! (頬抑えながらとりあえず文句言う。) [Thu 22 Dec 2005 13:37:13]
◆夜散@撤去 > ………そのすッ惚けた言動と異形丸出し(まるだし。)の見目から判断して貴様、現在この市に住まう者では無いな。此方で勝手に理解させて頂いた。で、何だ…… ……… 私の邪魔をした罪は重いぞッゴルァアアアアア!!!!! (上下しとるのはこっちも同じなので以下略、 思いっくそ鴉面を張り倒そうと右ストレートが迫る……!!!) [Thu 22 Dec 2005 13:30:41]
◆ふらいやーぽい何か > (一応助かったので良し。) いやーホントご免なさいね。上の方飛んでたらあまりの寒さに羽がうまく動かなくなっちゃってさ。で、お話って? (あっはっはとそりゃもう軽やかに笑う鴉顔。黒羽を羽ばたかせて上昇しつつ、いまいち停止し切れず上下するのは羽の構造上仕方のない事とお許し願いたい。) [Thu 22 Dec 2005 13:26:19]
◆夜散@撤去 > (だってもう助けられる範囲の話じゃないし。)(此方を振り向いたのは異形。…成る程、成る程) ―――…当たりはしなかったが、貴様こそ無事か!!……無事なら話がある。ちょっと上昇して来い。 (小娘は見目幼く、ツラに見合ったソプラノで何か言い放った。命令し慣れた人間の声音だ。結局引っ込む事を赦されなかったフライリザードが、ばたばたと羽根を上下させ 小娘も下降して来る) [Thu 22 Dec 2005 13:22:14]
◆ふらいやーぽい何か > (酷。なんてあっさりと。) っっっっっっっっっっっとぉ! (キキキィィィィィと聞こえる筈のない擬音が聞こえつつ停止した其れはぎりぎり蔦に触れる寸前あたり。鴉の顔で黒羽の生えた其れが上を向いて) ごめんなさーい!当たんなかったー!? (さも当然の様に人語喋った。) [Thu 22 Dec 2005 13:18:31]
◆夜散@撤去 > (飛べなくてもこんな状況じゃあ蔓が触手の如くそりゃあばっしばっし飛んで来ない? え、来ない? 閑話休題) ――――ッッッ (風圧が髪を切り、ばさばさと宙に靡かせる。 避けてしまった。避けなきゃ自分も落ちる。急降下して来たブツの結末は、少なくとも小娘の脳内では火を見るより明らかだった) (あ、落ちた ) (淡泊にそれだけ思った) [Thu 22 Dec 2005 13:12:35]
◆謎の飛行物体 > (ショクシュハチュウヲトベマセン。飛べたら冬の空で360度丸見えの触手プレイが始まったかも。閑話休題。) うわああああああああああ!!!??? (此方も超大げさな叫び声上げながら、空中で急ブレーキ。体を捻った貴女の横を止まりきれず通り過ぎていくッ!) [Thu 22 Dec 2005 13:09:46]
◆夜散@撤去 > (じわりじわりと下降しているものだから、まだまだ全然上空に浮いたままだ。魔法完成と同時に地面に降りるのが一番望ましい。飛んでったのは抑も、上から見た蔓の現状が知りたかっただけだから もうこの子の出番は無いのだ。空中戦を繰り広げるつもりなど、…… 無かったつもりだったのだが) (触手かッ。 鳥か、フライヤーか フェザリアンか ! (いや後者飛べない)) …………ッ!? 避けろデモルトォオオオ!!? ( 詠唱 中☆断。 咄嗟に空中で半身を捻り、黒いブツを大袈裟に避けようとッ) [Thu 22 Dec 2005 13:05:05]
◆謎の飛行物体 > (其れは真っ黒い何か、段々高度の下がる貴女へと向かって飛んできます。 「 ビュオオオオオオオオオオ 」 風を切る効果音つき。) [Thu 22 Dec 2005 13:02:09]
お知らせ > 謎の飛行物体さんが来ました。 『(ご免、何か飛んで来る。)』 [Thu 22 Dec 2005 12:59:34]
◆夜散@撤去 > (… しかし、足場が無いって地味に怖い。こういう使い方をしたのも初めてだ。何時もは此奴の足に捕まって低空飛行なのだが 其れだけでもガッツリ珍妙なものを見る目で見られるのだが 成る程。羽根を持つ種族の気持ちがちょっと解った。自力だったらもっと解った) まあいい。………始めるぞ。 (『中央突破作戦案』。 どこかのだれかがあばれた跡目掛けて叩き込めと言うのだ。…二度言うが、どこかのだれかが) もういい、解ったから。出来るだけゆっくり降ろして。……固定概念【嵐】を『右手』に加算。 (詠唱を始めれば、魔法に魔力を裂いた分 召喚獣具現化、つまり維持への魔力が減る。『魔法』と『召喚』が両立しないと言う話。そんな事出来んのは其れこそ湯水のように溢れるバカ魔力を持っている人間だけだ。故にゆっくりと下降しながら――ゆっくりと詠唱を始めた) 【溜め】 [Thu 22 Dec 2005 12:55:43]
◆夜散@撤去 > 知っているか。あんなものを直に頭に装着したら、回転の力に負けて頸ごと捻り斬れるそうだぞ。 (豆知識。ヤな話。)(長髪の小娘に、羽根が生えて飛んでいた。比喩ではない。腰あたりに羽根――蝙蝠のそれに似た――がくっついて居る。事実それは小娘の召喚獣であり、空飛び蜥蜴がやや小さくなったかたちをしている。其奴が背にしがみついて小娘を持ち上げて居るのだ。所謂移動特化型で、小娘の背から直に羽根が生えて来た訳では決して無い。… そろそろ地上の人間が爪の先ほどに見えようかと言う頃、上昇を止めて滞空姿勢に留まる) …… こうして上から見ると圧巻だな いや本当。 [Thu 22 Dec 2005 12:40:37]
お知らせ > 夜散@撤去さんが入室されました。 『 そーらーを じゆうにー とーびたーいなー 』 [Thu 22 Dec 2005 12:32:48]
お知らせ > 園内一花@撤去さんが退室されました。 『( 7+6+8 )』 [Thu 22 Dec 2005 03:21:34]
お知らせ > 園内一花@撤去さんが来ました。 『( 三日目 )』 [Thu 22 Dec 2005 03:20:59]
お知らせ > 園内一花@撤去さんが帰りました。 『( 焦らず気負わず、自分にも出来る事をする。攻勢に転じる動きがあるのを知るのは、少し後 )』 [Thu 22 Dec 2005 03:20:26]
◆園内一花@撤去 > ( 二つ名を持つ人、名前の前に『あの』が付く人、ギルドなり斡旋所なりで技量を保証されている人… 一流の実力を持った人達が、何人も参戦しているという。 …無茶に見えても、きっと『彼ら』が何とかしてくれるだろう… ) ―――ん。 ( 大丈夫。 自分に言い聞かせるように、頷いて。 …多少奥まった位置の、より多くの蔓の支点となっている部分を、丁寧に切り落としていって――― ) [Thu 22 Dec 2005 03:18:20]
◆園内一花@撤去 > ( 包囲を解いて直線状に中核まで切り込んでしまえ、という声もあるけれど――― ) ………。 ( それはちょっと、無茶だと思ってしまっていた。 浅く地表を覆うように広がる外周は良い… ただ、少し奥の方まで来ると、その先に聳え立つ蔓の塔を見せ付けられる事になる…。 …内側へ入り込むだけで、背後を抑えられるというのは不安なものなのに… あの『中』へ突入するなんて、論外だ。 切り落とし方を間違えれば、潰される事になるのではないか――― ) ―――。 ( そんな事を考えて。 でも、誰も自分にそれをしろとは言っていないと、微苦笑を零した。 【判定】 ) [Thu 22 Dec 2005 03:08:08]
◆園内一花@撤去 > ( 舐めた事は無いし、舐めようとも思わないけれど… この、飛び散る汁にも毒があるという噂。 注意するようにはしても、どうしても手足に浴びてしまうそれに…顔を顰めた… ) ………。 ( リアクションが無いのは楽だった… 怒りも痛がりもせずにただ横たわるそれを除去するのは、撤去作業という名の通りの、危険こそあれ気分的には気楽なものだった…。 それでも今は、そこがやり難いという意見もよく分かる――― 意思の疎通が図れる相手と戦うのと比べれば、ずっとマシである事に変わりはないけれど ) ―――。 ( ひょい ひょい と蔓の合間を縫うように跳んで。 篝火を背に、奥を目指す ) [Thu 22 Dec 2005 02:59:03]
◆園内一花@撤去 > ( この一撃が千分の一だろうと万分の一だろうと、被害を与えられているのなら、いつかは終わる。 けれど侵食の拡大こそ抑えられるようになっているものの…未だ、撤去の目処は立っておらず。 目の前で街を覆い尽くして横たわる途方も無い質量に、鈍く悠長な意識もようやく、危機感を覚えていた。 …いざとなれば燃やせるらしい…海水や除草剤だけでなく、聖水や祈祷なんかも効くらしい… 嘘とも真ともつかない噂は聞こえてくるけれど、一作業員に与えられる指示と言えば、『臨機応変に対応しろ!』とかそんなもので… 自分は試行錯誤も何もしていないのに、『何をしているんだろう』とも思ってしまう――― 【判定】 ) [Thu 22 Dec 2005 02:47:06]
◆園内一花@撤去 > ( 一面の緑の中…篝火を映して長柄武器の刃が走り、蔓が一本転がった… ) ………〜ふ… ( うねりうねりと蠢く断面は、いい加減見慣れたけれど気持ちの良いものではなく… しっかり休んでいる割には疲れた溜息を零して。 ハードレザーアーマーに身を包み、フェイスガードを開けた兜を被った小柄な作業員が、周囲を見渡した ) [Thu 22 Dec 2005 02:33:06]
お知らせ > 園内一花@撤去さんが入室されました。 『( 【判定】ッ! )』 [Thu 22 Dec 2005 02:25:17]
お知らせ > グエンダム@封鎖区域さんが退室されました。 『そんな自警団員の後を追って、本部へと』 [Thu 22 Dec 2005 01:30:23]
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