ヴェイトス中央病院 〜06/03/02
お知らせ > 跡野末理さんが退室されました。 『( 消毒液の刺激には、どこかホッとするものも覚えた )』 [Thu 2 Mar 2006 02:14:16]
◆跡野末理 > ( …朗らかと言うか、どこか清々しく笑うその顔は… 自分にとっては紛れも無く大問題なのに、それらを些細な事と哂われているようで苦手だった。 ―――きっと、そんな意図など無いだろうとも思い… そんな感覚が、ますます自分を意固地にしてしまう。 …『あんなの軽薄なだけ』と言い聞かせるように念じて、そうして拘っている事に、八つ当たり染みた苛立ちを募らせる悪循環――― ) ………ん。 ( けれど思考を切り替える機会は、じきに訪れる。 ―――『しみますよ』 嘘偽りの無いであろう言葉に、口をきつく結んで… ) [Thu 2 Mar 2006 02:13:14]
◆跡野末理 > ( 人種と宗教と…職業の坩堝…ヴェイトス市。 呑気に治療を受けられるのもそのおかげだけれど… バクフ領内であればこうはいかなかっただろうという思いや… そもそもクリスティアで拾われなければとうに死んでいただろうという思いに、難しい顔で目を伏せる。 そしてそれが自分を襲った暴漢の塒だなんて… あまりにもあんまりで自分の事ながら呆れる他に無い感じだ ) ………。 ( 『ほら、その顔だ』 …ここまで連れて来てくれた共犯者の…調子の狂う、それでいて腹の立つ笑顔を思い出して、むっつりと目を瞑る… ) [Thu 2 Mar 2006 02:01:11]
◆跡野末理 > ( 意識もはっきりしているし、今更治療に急を要するなんて事も無い。 妙な静けさを持つ薄暗い院内を、カタカタとストレッチャーの音を響かせ施術室へ運ばれながら…ああだこうだと説明を受け――― 結局、『傷跡を消す』という要望を強く出した為、数日間の入院と魔術治療に落ち着いた。 『女の子だものね』と微笑みかける看護婦さんに、曖昧な笑みを返して――― ) ………。 ( …施術の準備に人が引いて訪れる、束の間の静寂に深く息を吐き出した… ) [Thu 2 Mar 2006 01:50:58]
◆跡野末理 > ―――ええ…入院は嫌。 ( 『結構』でも『お金無いし』でも『大した事無いし』でも何でも無く、断言して。 …そこで受付とのやりとりを一旦中断し…看護婦さんの運んで来てくれたストレッチャーに身を横たえよう。 …傷を負った経緯については、隊商のトラブルだ何だと適当に誤魔化しておいて――― ) ―――消せるなら、傷は消してしまってください。 どれくらいになります? ( お値段は?そんな話をしつつ… 傷を検められて、表情を硬くする。 『我慢強いですね』なんて声をかけられるのは、一般人にしか見えないからだろう ) [Thu 2 Mar 2006 01:32:18]
◆跡野末理 > ………。 ( あそこじゃないか。 暴漢の塒―――。 …夜になって到着したヴェイトス市… そのままの足で診療所へ運んで貰ったのは良いけれど。 …訪れた病院の受付で落ち着き無く周囲を見回して、イエロティアのお下げ髪が表情も険しく絶句していた…。 何かの間違いだと思いたい ) [Thu 2 Mar 2006 01:23:08]
お知らせ > 跡野末理さんが入室されました。 『( ここは――― )』 [Thu 2 Mar 2006 01:15:18]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 [Wed 1 Mar 2006 22:55:49]
お知らせ > フェン・メイフォンさんが退室されました。 『帰りに病院を見てから帰る偽少女の、そんな欲張りの過剰だけど控えめなスキンシップは続く…?』 [Wed 1 Mar 2006 22:55:27]
◆フェンサー > ( 結局、フェンサーは指の間からのぞく情けない顔で、見送ることになる。 数秒とはいえ考えていただろう言葉は全て吹き飛んでしまったから、視線だけで。 嗚呼―――フェンサーはこうしてだんだんとノーマルロードを踏み外していくのだろうか。 多分、おそらく。 ) [Wed 1 Mar 2006 22:53:26]
◆フェン・メイフォン > うむ。 それじゃあ、また…暇を見て、お見舞いに来るから。元気でね(眼を白黒させれば、顔を両手で隠す彼女の姿。 ソレに、クスクスと思わずまた笑みを零してしまえば… 一度手を振り、それから背を向けて歩いて行くだろう。 ) ああもぉ、あたしの欲張りさんめ。(けど、両腕をフルに使わないと損じゃないか。 戸を潜る最中、苦笑混じりに… 呆れ混じりに、自分へと投げ掛けるだろう、か) [Wed 1 Mar 2006 22:50:20]
◆フェンサー > ( 耳元での囁きに、フェンサーはびく、と身を振るわせた。 それから、多分、それではまたとかなんとか言おうとして―――。 ) …………………………………うきゅう……。 ( くらっ。 頬への感触と、視覚情報が、今度こそフェンサーの顔を真っ赤に染め上げた。 あわあわと目を白黒させて、顔を両手で隠してしまい。 ) [Wed 1 Mar 2006 22:46:11]
◆フェン・メイフォン > まったく、あたしも何をやってるか…(けど、こんなウブな子を放置しておけと言う訳にもいくまい と、彼女に聞こえない様にと声量を抑えての言い訳じみた、下らない呟き。ソレを呟けば、やがて椅子から立ち上がり… 顔を窓へと向けた彼女へと…彼女の頬へと、顔を近づけ――…) うん、じゃあ、あたしはそろそろ帰るかな。 あんまり、恥ずかしがらせてばっかりじゃ悪いからね(と、笑いながら囁くだろうか。 囁けば、また… 今回は頬へと目掛けて唇を落とそうと目論んで――…) [Wed 1 Mar 2006 22:42:46]
◆フェンサー > ( あー、やばい、なにか大げさではなく致命的なトラップに自ら飛び込んでしまったような気分であった。 さすがに頬が引きつる。 そしてその頬は桜色から朱色に変わるのだ。 零れる笑みに、フェンサーはついっと窓の外へ顔をそらしてしまう。 駄目だ、なんだか自爆しっぱなしだ、と。 ) [Wed 1 Mar 2006 22:36:35]
◆フェン・メイフォン > …ん。うむ、分かってるじゃないの。 よし!元気になった暁には、二度と忘れられない経験にしてあげるからっ(ソレこそ、一度や二度じゃ終わらせない位に…等と、拳を強く握りながら彼女の冗談めいた言葉に対し此方は何処か真剣?な言葉で返して見せれば… やがて、彼女のほんのり朱に染まった頬と、彷徨う視線に…ついつい、クスっと笑みを零してしまう、だろうか) [Wed 1 Mar 2006 22:33:40]
◆フェンサー > はい、頑張ります…………でなければ、『お楽しみ』もないですし。 ( フェンサーはそんな風に、本人としては場を和ませるためだろう、冗談めいた口調でそんなことを言った。 自分で言っておきながら、頬を桜に染めて、動揺したように視線を泳がせて。 ) [Wed 1 Mar 2006 22:28:56]
◆フェン・メイフォン > ……… そ、っか…(『わかってますから』 か細いながらも、はっきりとした声音で吐き出された、其の単語。ソレが耳に入り、それから脳に伝われば… 一瞬、顔に浮かぶのは…無表情。けれど―― ) …… うん。月並みな言葉だけど、頑張りなさいよ(―― 彼女の顔に浮かぶ笑み。ソレに、此方も笑みを… 普通の笑み返してやれば、やがて漸く探し出した、陳腐な言葉を投げ掛けるだろう―― ) [Wed 1 Mar 2006 22:25:38]
◆フェンサー > …………………大丈夫、ですよ。 心配していただいて、ありがとうございます…………大丈夫です、ちゃんと、わかってますから。 ( きちんと、囁くような声ながらも、きちんと単語を発音するように、フェンサーはそう、言った。 そういった上で、きちんと、微笑んだ。 顔の左半分だけだけれども、極自然に、極不自然に。 ) [Wed 1 Mar 2006 22:17:25]
◆フェン・メイフォン > ―――――……… そ、そう(彼女の口にした言葉と、其れを口にする彼女の平気そうな顔。 その姿を、暫し…言葉を失った様な様子で見詰め、見遣ってしまえば… 暫し、思いを巡らせる。 そう、簡単に元に戻れる怪我なのだろうか? そんな疑問を皮切りに、幾つもの疑問が頭を過ぎれば… やがて、吐息を一つ吐き出し、ガックリと頭を落とし――…) …… うん、マトモな医者が元通りだって言うなら、きっと元通りになるか。うん… 後は、毎日心の元気を維持していけば、きっと…身体も順調に元気になるかな(… 起こした顔に浮かぶのは、苦笑気味にも見える笑み。 下手に不安な様子を見せて、彼女に伝播しない様に…と、そう思っているのだろうか。その笑みを湛えた口から出るのは、そんな…言葉で) [Wed 1 Mar 2006 22:11:57]
◆フェンサー > ええと……………その……施術がはやくて………的確だったそうで……ええと…………『きっと』元通りだそうです。 ( こうして現在、身体を起こしているのは、たっぷりと布団や枕で、その体勢にされているから。 その手助けがなくては、認められない。 腕を自由に動かしていいのは、まだまともに動くからという理由と、連動する筋肉を健康に維持し、他の駄目な部分を支えるため。 そして、そんななか割りと平気そうな顔してるのは、薬のおかげ。 ) [Wed 1 Mar 2006 22:03:11]
◆フェン・メイフォン > ―――――――――――…………………・・・・・・・・・ ( 耳から入ってくる単語のオンパレード。 ソレを、曲がりなりにも医者の出である自分の知識で以ってじっくりきっかりしっかりと噛み砕き、解読し、理解しようと、試みる様に天井をじーっと見上げて暫し沈黙。 骨格の各所に損害多数+臓器一部破裂に他の器官も被害甚大。 で、筋肉もボロボロ 頭の中、何度もソレを繰り返し…) …… そりゃ、『元気になる』だけで7ヶ月は掛かるわ… (自分なりに何とか理解しきれば、真顔で言葉を投げ掛ける。 その最中の彼女の視線は、語るだろう… それは、退院しても普通の生活がマトモに送れる程度の怪我なのか? と、大分心配げに) [Wed 1 Mar 2006 21:55:44]
◆フェンサー > ( お楽しみ、と彼女は言うけれど、フェンサーとしてはどうも、絶対的に経験が少ないだろうお楽しみであることが予想された。 ―――実はこの年で経験がない。 ) はい、ええと………まあ………( フェンサーは少し考えた。 別にいうなとも言われていない。 ゆるゆる振り向きながら、極自然に。 ) 肋骨が15本ほどいい感じに折れていて、肺に突き刺さってたのもあるらしく……骨盤にがっちり衝撃が伝わってひびがはいって………左の腎臓がパーペキに破裂して腸の一部がナイスに裂傷、他、各所筋断裂オンパレードとか……。 ( 本人がまず意味をわかっていなさそうだった。 ) [Wed 1 Mar 2006 21:46:00]
◆フェン・メイフォン > 具体的に言うなら、アレだ… うん、元気になった時のお楽しみって事…かな、うん、お楽しみ。(と、一応はまだ少し驚きが心に残っているが、それでもそんな言葉を返して親指立てる始末。 げに恐ろしきは三食の食事。 げに恐ろしきは生と死の象徴、病院か ) …… って、あー…フェンサーって あの、蔓事件の関係者、だったんだ… その時の怪我で、って――かなり、重傷だったんじゃ…それって。(普通の打ち身擦り傷切り傷骨折程度じゃ七ヶ月掛かるとは思えないし… と、また眼が丸くしながら言葉を吐き出せば、窓の外を眺める彼女の背を、じーっと眺めて ) [Wed 1 Mar 2006 21:40:59]
◆フェンサー > ………な………なにを……っ!? ( やる。 その単語に、フェンサーは知れず背筋が震えるのを感じたという。 これを機に性嗜好ががらりと変わるかもしれない。 病院というのはかくもフラグのたちやすいものだ。 ) もともとの不摂生も祟っているようですが………その………………「蔓」事件の際に、怪我しちゃいまして……。 ( 最深部突入を果たしたメンバーの一人ではあるが、無名もいいところ、どうせ知らないだろうと、割と気軽に。 ……その怪我は割と気軽ではなかったけれど。 視線から逃れるように、窓の外を眺めて。 ) [Wed 1 Mar 2006 21:31:50]
◆フェン・メイフォン > まぁ、やるにしても… 退院した後で、だけどね。(病室でヤっちゃったら怒られるし…と、そんな、性嗜好ノーマルの相手に言う事じゃないだろって感じの言葉を吐き出しつつ、何処か冗談でも言う様な感じに笑ったりして見せ… ) 7、8ヶ月って… 元気になるまで、其処まで掛かる様な…って――( …たが、彼女の…その言葉を耳にすれば… 思わず驚いた心情を露にした様な表情を露にし、じっと彼女の顔を見詰めるだろう ) [Wed 1 Mar 2006 21:26:30]
◆フェンサー > ―――――――――ッ!? ( 凄いこと。 フェンサーにはちょっと想像できないが、きっと凄いことなのだろう。 顔を手で隠してしまいたいぐらいだ。 ) はぁ…………その……7、8ヶ月ほど……。 ( それぐらい、まだかかるのだという。 まあ場違いな場所に場違いな人間がいってしまったのだから、仕方がないといえば仕方がない。 ふっと何か思い起こすような相手に、小首をかしげて。 ) [Wed 1 Mar 2006 21:19:46]
◆フェン・メイフォン > その? ほら、そんな顔してるともっと凄い事しちゃいそうになっちゃうよ?(と、恥ずかしげな仕草見せる相手へと…ついつい、何時もの調子での言葉を吐き出してしまえば、相手の状態を思い返し ゴメンゴメンと言う風に手をパタパタ、と振り…) … あっ… 未だ、そんなに、酷いんだ(… やがて、退院が遠いとの言葉を聞いてしまえば、其の手を止めて… ふっと、思い返す。自分は、フェンサーの詳しい症状ってのを知らないんだっけ…と、言う事を) [Wed 1 Mar 2006 21:13:01]
◆フェンサー > いえっ……その………ええと………。 ( いい文句が見つからずに困ったように視線を泳がせて、それから、近づけられた顔に、恥ずかしげにすこし、遠ざかる。 まったく、いい年して……と自分でも思うのだけれど。 ) はい…………退院までは、まだ、遠いそうですが………。 ( フェンサーはなんともいいがたい表情で、俯いて。 恥ずかしいのだろう。 ) [Wed 1 Mar 2006 21:06:31]
◆フェン・メイフォン > …… どした、そんなに赤くなっちゃって(その、彼女の真っ赤な顔を見遣れば、クスクスと思わず笑みを浮かべながら言葉を投げ掛け… ちょっとだけ顔を近づけてみたりして…) うん、それは何より、だね。 今日元気って事は、明日からもっと元気になれるって事だから、ね(…至近距離での微笑み一つ。 ソレを向けながら、言って見せれば…コクンと頷きを見せるだろう。) [Wed 1 Mar 2006 21:03:47]
◆フェンサー > …………………………っあ。 ( その声を聞いて、少しだけ記憶を検索。 その顔を見て、処理能力ガタ落ち。 瞬間湯沸し機、みたいに、フェンサーはかあっと顔が熱くなるのを感じた。 ) え…あ……はい………元気、でした。 ( 手紙に書くように、入院しているけれど、元気。 変な話だが。 ) [Wed 1 Mar 2006 21:00:01]
◆フェン・メイフォン > ―――… やっほ(ドアの向こうから聞こえた、か細い声。 ソレを耳にすれば、ドアをそっと開き、其の隙間から顔を見せるのは… 何時か、帰り際に爆弾を落とした偽少女一匹。 ドアから覗かせた顔に笑みを一つ浮べて見せれば…そっと、大きな音を立てる事なく、部屋へと滑り込み…) 久しぶり。どう、元気…だった?(… 控えめな声音で、そっと言葉を投げ掛けて見せれば、ベッドの傍の椅子へと腰を下ろすだろう) [Wed 1 Mar 2006 20:57:17]
◆フェンサー > ( フェンサーは手紙を書こうとして、書けなかった。 暇をつぶすというその行為が、不意に、罪深いことに思えて。 もっと何か、大切なことがあるんじゃないかと、思って。 フェンサーが筆を止めた、まさにそのとき、ノックが思考を終わらせた。 ) ………? ……………はい、どうぞ……。 ( なんだろう。 回診ではないと思う。 小首をかしげながらも、囁くような、多分聞こえない声で。 ) [Wed 1 Mar 2006 20:53:20]
お知らせ > ノックの音さんが来ました。 『 コン コン そんな思考の合間に混ざる様に、ノックの音が響いた』 [Wed 1 Mar 2006 20:51:19]
◆フェンサー > ………………そうか………もう……一月以上……。 ( あまり考えていなかったけれど、それだけの時間、フェンサーはひとつの建築物から外に出ていない。 それなのに異常と感じないくらい、あっけなく慣れてしまった。 怠惰な世界が、時間を殺していた。 今日が何月何日の何曜日なのか、まるで思い出せない。 ちょっとした、いや、かなりの問題だ。 ) [Wed 1 Mar 2006 20:43:04]
◆フェンサー > ( 慣れ親しんでしまったベッドの上で、フェンサーは当たり前に過ぎていく時間に、少なからずショックを受けた。 喜びと、戸惑いとで。 治るのならばそれは喜ばしいこと。 けれど同時に、浦島太郎な予感。 人生楽あれば苦あり。 そんなものか。 手元にある便箋に、書こうとする言葉はしかし頭の中だけで。 ) [Wed 1 Mar 2006 20:22:47]
◆フェンサー > ( 順調に行けばそのうち可能であろう、ということであった。 ただ、そのころにもう一度施術する可能性もあるし、まだまだ未定であるとのこと。 医師にそう告げられて、フェンサーはやっと時間の流れを認識し始めていた。 ) [Wed 1 Mar 2006 20:12:45]
◆フェンサー > ( 車椅子での移動程度ならば、それも介助人がついてという条件ならば。 ) [Wed 1 Mar 2006 20:11:14]
お知らせ > フェンサーさんが来ました。 [Wed 1 Mar 2006 20:09:46]
お知らせ > フェンサーさんが退室されました。 [Tue 28 Feb 2006 21:44:26]
◆フェンサー > ( なんて妄想してるんだなんて妄想してるんだおまえわぁあ! フェンサーは自分を責めた。 ああ、思い出すなんて思い出すなんてキスとか……………はふん。 ) ( ―――ちょっと、大丈夫? 頭、という言葉が最初につくだろう、看護婦の心配が、イタイ。 ) [Tue 28 Feb 2006 21:44:21]
◆フェンサー > ( そう、例えば、先日訪れてくれたフェンさん。 そのフェンさんがまたなんと言うこともなく訪れてくれたりとか、フェンサーの知らない外のニュースを教えてくれたりキスしたりげぶふうぅあああっはぁあっ! ) げぶふうぅあああっはぁあっ! ( フェンサーは吹いた。 そして目覚めた。 真っ赤になった自分の顔面に左フックをたたきいれながら。 ) [Tue 28 Feb 2006 21:34:58]
◆フェンサー > ( いまのところの成果はただ一人が来ただけだけれども、他の手紙が拾われて、その誰かが興味を持っていてくれるかもしれない。 それを待つというのも、また面白いもので。 フェンサーはうにゅうにゅと半分ほど眠りながら、夢想し、空想し、妄想するのだ。 ) [Tue 28 Feb 2006 21:24:30]
◆フェンサー > ( そう毎日毎日手紙を投棄、いやいや投稿していては、紙代ももったいない。 たまには休まなくては。 フェンサーはベッドの上でうつらうつらとしながら、そんな言い訳を誰かに、した。 ) [Tue 28 Feb 2006 21:14:49]
◆フェンサー > ( 今日はお手紙は休み。 ) [Tue 28 Feb 2006 21:14:00]
◆フェンサー > ( [Tue 28 Feb 2006 21:13:53]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Tue 28 Feb 2006 21:13:31]
お知らせ > チェインさんが退室されました。 [Tue 28 Feb 2006 04:17:16]
◆チェイン > (ぐたりと医療用のベッドに潰れた。 いろんな水分を吸いきったそれも、今ならまだ快適と言える。 寝たりしちゃダメだってんでたまに突付かれるのが苛々するが。) ・・・っつ。(体を横たえた衝撃が手に伝われば、無い筈の手首から先が剣山になって刺さってるみたいに、断面が傷む。 こんなんでも一応 重要機関切断には変わりない――最小限で済んだとはいえ、澱みなく悪態がつけるほどに回復するには相当の時間を要するのだろう。) [Tue 28 Feb 2006 04:16:10]
◆チェイン > (本来感謝してしかるべきなのだろーが、とてもそんな気にはならなかった。 医者の面々は血止め等の事後処理に奔走中、焦るあまりか返事すら来ない。 謝るなりしたら如何だよ――とか、酸素を求めて喘ぐ口の変わりに心の中で絶叫しておいた。 口論をやらかすほど気力も無いし、遅れて襲ってきたどうしようもない喪失感と戦うので精一杯だったからだ。 加えて出血時特有の眠気に似た感触もあり――) [Tue 28 Feb 2006 04:11:52]
◆チェイン > (やがて状況の変化が無いのを感じれば、漸く、終わった、と思えるわけだ。)・・・・ァは はは ふァ は・・・(酸素を求め勤めて大きく呼吸しようにも、痙攣してそれどころじゃない…… 笑ってるみたいな変な挙動になってしまう。 とんだマゾ野郎に見えるかな、とか、漸く回りだした頭が朧げに。 体中がぐっしょり汗まみれで冷たい。 汗以外が流れてないか非常ーに心配になったが――)……クソいてェ ョ ・・・この 藪医 者―――( ――まあ仕方あるまい、と納得我慢する。 無論、開口一番最初の言葉はこの恥辱刑を味わわせてくれたお医者の皆様へ。 いっそ斧か何かでぶった切ってもらえば良かったか、とか。) [Tue 28 Feb 2006 04:03:27]
◆チェイン > (時間にしては数分に満たない筈なのだが、主観的には一年くらいかけて地獄を巡ったみたいだ。 元来痛がりの性ではあったが――今日ほど其れを恨んだ事も無い。 ) ひァ ぐ・・・・ あァ―― ッ!! ――?(それでも、無限に続く訳じゃなく。 腕にかかってた圧力ががくんと消滅すると、それ以上の責めはなかった―― 余韻が残る間は呼吸も出来ないし、体の力は抜けたものじゃない が。) [Tue 28 Feb 2006 03:54:55]
◆チェイン > ―― ぐぅ ッ?! あ がああああぁあッ!(摩擦が腕に響くのは骨か何かなのか―― 薄い皮を破ってくみたいな感触と違う、重いものが注入されて響いて内側から砕けていくような、其れは痛いとかそんなレベルじゃなくて――何か 笑い出したくなるほどの。) は 、はぁ ア ぎィぃいッ!! は・・・・ひァ! やッ と、止め えァア あああ゛あ゛ アッ!(医療用の鋸でも鋸引きには変わりなく、人体なんて容易に切れる物じゃない。 呼吸が寸断されて、悲鳴だって滅茶苦茶にかき乱される。 薄っぺらい矜持を剥ぎ落とすには十分すぎる、熱とショックと窒息が全ての時間――) [Tue 28 Feb 2006 03:50:16]
◆チェイン > 機会がありゃ後で埋め合わせるよ――。(これでとりあえず醜態さらしてもOkだ精神的には。 深呼吸して気分落ち着けて――) ・・・あは、やっぱ怖ェや―― く ッ(失血でショック死せぬよーに何重にか縛られれば、夢に浮いたような不思議体験の後押しも頼りなくなるが。 舌噛まない様に歯を食い縛る。 猿轡っぽいの、忘れてるンだな―――) ・・・ つ ァ ――ぎッ あ ァ・……!!(鋸の刃が肉に掛かっても暫くは、まだ耐えられる程度なのだが――) [Tue 28 Feb 2006 03:38:37]
お知らせ > リエイさんが帰りました。 『(僅かなりと治療に関わった責務として、最後まで見届ける姿勢に)』 [Tue 28 Feb 2006 03:34:07]
◆リエイ > (喘ぎに近い吐息は、聞こえないフリを。少なくとも意図的にセクハラしたり仕事を利用して劣情を満たそうとする気はなく)はい。ありがとうございます(誉められれば、小さく頭を下げて見せる。うっすらと汗を額に光らせているのは、意外と神経を使う作業の証明か。それでも所詮はアルバイト、本業探しは必要だなと些か深刻な思いを頭の片隅に)…はい。忘れます(この病院には腕のいい医師は何人もいるが。高位魔法医でなければ痛み0でこれだけの症状を治療するのは無理だろう。後は、できるだけ切り取られる部分が少なくなるのを祈るのみ。慌しく、しかし本業らしく冷静に動き始める医師らの邪魔にならないよう、壁の側に寄り) [Tue 28 Feb 2006 03:33:18]
◆チェイン > ん くゥ―――(で、結局我慢できなかったりするが。 曰く「気」だの「ツボ」だのも、最後の一発を感じた後なら信じていいかもしれない。 そんな心地だった。) ・・・・難しいな。 ま、先にこんなイイ思いできただけでも満足だぜ―― サンクスだアルバイト・・・リエイだっけか? 本業にするのを薦めるぜ―― (ぐるぐる巻きの拘束姿でなかったらお返しも出来ようが――とりあえず言葉だけ、考え付く最大級を送っておく。) 後はマジで痛いほうだな・・・・Ok仕方ねェ 殺ってくれョ。( いっそ良い区切りになったか、いつもの調子で医者どもに腕を差し出して。) 嗚呼そうだ――・・・恥ずかしいから声聞えても忘れろ、な?(医者と入れ替わりになるリエイに、最後にそんな強がりを。) [Tue 28 Feb 2006 03:26:52]
◆リエイ > …気合(一瞬グラリ、と体が傾きかかる。「気」の概念が他国人(トキノミヤコ除く)に理解し難いのは承知していたが、あまりといえばあまりな物言いに少し脱力)ええ、そうなさってください(気を取り直して、感謝の言葉にまた微妙に笑顔と認識しづらい口元の動きを返し。最後に、足のツボの中でももっとも有名なものの一つ『湧泉』に親指から『気』を送り込む。多少の熱感が相手に伝わったかもしれない)…では、お大事に(あまりに血流を良くしすぎると、今度は患部切除の際の出血が酷くなるかもしれない。適当な頃合を見計らい、本業の医師達に場所を譲るため、身を起こして) [Tue 28 Feb 2006 03:18:34]
◆チェイン > 詰まりは気合入れてるだけとも取れるわけだ――それにしちゃ、効く ね・・・!(は 、と熱い息を吐く。 異質な感覚を堪えるのは、ちょっと体力を使った。一種心地良くもあり――あまり変な声を上げたくなかっただけなんだが。 そうこうしてるうちに痺れが進むのは手首のあたりまで――それでも腕ごとぶった切られるより、後に繋がるか。) 全くもって違いねェ――この年で酒と喧嘩の人生じゃァな。(はは、と空笑いできるくらいの落ち着きも戻ったか。 男の台詞が正しいなら、色々ガタっていたのだろう――思い当たる節はいくつもあった。 これからは節制するさ、とか感謝の言葉の後に小さく返そう。) [Tue 28 Feb 2006 03:12:11]
◆リエイ > 足には全身のツボが集中しています。ですからここを刺激すれば怪我に触れず症状を軽減できますが―(猿轡されていた時の言葉はわからなかったので、丁重に流した。続く質問にはうなずきながら答える)所詮は、貴女の生命力を刺激しているだけです(極端にいえば、相手の残された「気」次第。それに傷自体を治療しているわけではないから、どの道ある程度の切除は避けられない、と)…痛痒いのは恐らく日頃の節制の問題では?(ツボを刺激すれば、自然と体の悪い部分の反応がでる。足をマッサージすると体を痛めている人ほど激痛を感じる、というやつで) [Tue 28 Feb 2006 03:02:57]
◆チェイン > わほふ ぉ ぁふい ―――?(海外独特の医療術には心得が無い。 体に徐々に暖かさのような物を感じたが故に、魔法の類か? とでも聞こうとしたのだろう。 質問不能を見かねて横の看護士が轡をとったりする。) 二の腕の あたりちと痺れる、が。 だとすりゃ助かる――ッ つ。(止まりかけてた箇所に新鮮な血流が送られるわけだから、ちくちくと痺れに似た感じが走るのだ。 逆に言えばれが行き渡る部分はまだ大丈夫と言う事か。 100%ではないにしろ、続ければ多少は症状を緩和できるだろう――) ・・・でもこの痛痒いィのは、何とかならん もの か ね――? [Tue 28 Feb 2006 02:56:13]
◆リエイ > …大丈夫。フォーウン式の治療を試してみるだけですから(自分に突き刺さる視線に気付いて顔を上げる。巌のような口元が少し引き攣るのは、笑いかけているつもり)…足の裏には経絡が陽三経・陰三経集中していて(そして遅ればせながら先程の医師の真似か。朴訥な調子で説明開始。と、同時に足の裏を指先でグっと押し始める。場合によっては体を切られるのとまた違った痛みが襲うだろう。経絡は全身を流れる生命力の河のようなもの。直接患部に触れず、全身の血流の活発化を促そうとする施術) [Tue 28 Feb 2006 02:45:34]
◆チェイン > ・・・・・ぅ?(今まさに腕からぶった切られようとしている人間の、足を触って何とする――? 不安と混乱は此処に来て最高潮。 普段なら蹴倒なり何か言うなり即決するが、今は文字通り手も足も出ず―― 痛みだのの無い限りは、不思議な挙動を見守るのみだろう。) ……ん。 ぅ――(少々卑猥とも取れる指の動きは其れまで見たことの無いもの、緊張緩和のマッサージの類だろうか――? などと想像しつつ。) [Tue 28 Feb 2006 02:40:35]
◆リエイ > (「医者の説明責任」という理念が成立するのははるか後世。患者に一言も無く腕ぶったぎっても医師には当然の時代、説明が入るほうが少数。だから特に何をやる、ともいわず)失礼(向った先は、傷を負った箇所ではなくて女性の足のほう。何か履いていればそれを脱がせて、先程自己主張した指が足の裏及び足首にかかり。そこを這うように滑らさんとするだろう。傍からみていればセクハラに近いが―) [Tue 28 Feb 2006 02:33:36]
◆チェイン > (自由に動かぬ口のせいで罵声も悲鳴も部屋を満たす声の一部に溶ける。 無駄の無い動きで台に固定された腕、血受けのためだろうか、丁寧に桶なんかまで用意しやがる。 ―――そしてさっきから見てた歪なぎざぎざの刃物はきっと鋸の類だ。) ・・・・あふぁいほ・・・?(追い討ちか と。 このタイミングでアルバイト紹介となるとまた不安も募っちゃうわけだ。 いっそ気絶してェなどと思っても出来るわけでも無し、脅え交じりの目で其方を見つめるしかない――) [Tue 28 Feb 2006 02:30:24]
◆リエイ > (「―で、壊疽した部分を切除しなければならないのだが。その前に―」医師が説明を済ませた後。最初にしたのは男に向けて顎をしゃくること)―どうも。アルバイトのリエイです(低く、錆びついた声が滑り出る。ついで、拘束に等しい状態の患者に歩み寄れば、指をゴキゴキと鳴らして見せたり) [Tue 28 Feb 2006 02:26:42]
お知らせ > リエイさんが来ました。 『(のっそり。なぜか待機する医師等の隅に加わっている大男)』 [Tue 28 Feb 2006 02:19:54]
◆チェイン > 止め ッ ―――!? ――!!(見た目&気分は傷痍兵ってより輪姦されて殺される村娘のそれだ。 途中で布の轡噛まされたお陰で助けてとか神様とか言わなくて済んだがのがせめてもの幸い。 悪くなった部分以外を出来るだけ残すように切除して、対処療法がなんたらかんたら、端折りすぎの説明は耳に入らない。 後ろで扉の閉まる重い音聞いたりしつつ、直ぐ傍に設えられたゴツい切断器具らしきものから目が離せないわけで――) [Tue 28 Feb 2006 02:13:58]
◆チェイン > (あの夜以来長らく忘れていたが、これが多分本ッ当―――の恐怖 と言うやつなんじゃないだろうか。 逃げ出せないし立ち向かえないから、圧迫は下手な戦場以上だ。)ブルってるとかじゃねェけどよ。急過ぎて心の準備がってい・・・・ うわちょ ッ ま、待て待てオイ――!!(怖いものを見ると紛らわすためにやたらと口が動くのを体験で知ってはいたが、いざ車輪付きのベッドが中に運ばれるとまさにそんな感じ。 流石に手馴れてる医療関係者どもは耳を貸さないし。) [Tue 28 Feb 2006 02:10:18]
◆チェイン > (なるほどこの中で作業した経験があるならどんなエグい傷にも眉一つ動かさずに対処できるわけだ とか感心する一方、見せられた時点で最後の希望みたいのが打ち砕かれた感じになってしまった。 無意識に力んでた腕もへたんとたれる。) ……なァドクター。 死んだりしねェよな? ・・・あと、やっぱやんないとダメか?(ほっときゃ確実に死ぬから安心しろ、と在り難い言葉を頂くにつれ、焦りにも似た変な感情が募るのだ。 声だって震える震える。) [Tue 28 Feb 2006 02:04:32]
◆チェイン > ・・・・何処の拷問部屋だいこりゃァよ。(この家業についてはじめての重症患者隔離塔。 たどり着いた手術場所ってのがこれまた酷くて、リアル死山血河な光景と魔女狩りそのものの設備云々もさる事ながら、防音性が皆無なのだ。 大ホールは画廊の「中央病院の光景」あたりを厳密に再現したらこうなるのか、もう怨嗟と断末魔しかきこえない。) [Tue 28 Feb 2006 02:01:36]
◆チェイン > (no→の自分。) [Tue 28 Feb 2006 01:59:51]
◆チェイン > (曰くに十分な血が通ってないのではないかという指先は、ゾンビみたいな色に変色し始めていたわけだ。 触っても感覚は無く、寧ろ何かで痺れたように他人物。「――で、如何直すんだこれァ。」 と言う当然の質問に、先生は簡単な手術するから病棟を変えるように指示。自称純真無垢な少女noは渋々これに従い、ベッドごと移動となったのだが――) [Tue 28 Feb 2006 01:58:42]
◆チェイン > (腕の熱さとむず痒さ、定期的にやってくる痛み――― 最初こそ気の迷いかと思っていたが、止まる風でもないので結局相談する事にしたのが何時間前だったか。 医者の先生は深刻そうな顔で頭を振って、腕のギブスと包帯を取った。 無論、報告聞いて暴れないようにベッドに縛りつけた上で、だ。 ・・・・きっと話を振られた時から判ってたンだろう。確率は悪いといっていたし。) [Tue 28 Feb 2006 01:55:41]
お知らせ > チェインさんが入室されました。 [Tue 28 Feb 2006 01:54:10]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 『( おやすみなさい。 )』 [Mon 27 Feb 2006 21:33:47]
◆フェンサー > ( また誰か、訪れる人があることを祈って、フェンサーはまぶたを下ろした。 出来れば、その、恥ずかしくないほうが、いいかなあ、なんて、ちょっとだけ思いながら。 ) [Mon 27 Feb 2006 21:33:35]
◆フェンサー > ( 効率的じゃないなあ、と思いながらも、ひゅう、窓の外へと、便箋から生まれた紙飛行機は飛んでいく。 ぐんぐん空へ舞い上がっていくのか、ひゅーすとんと落ちていくのか、フェンサーは知らないけれど、それが必ずどこかに届くことだけは、知っていた。 ) [Mon 27 Feb 2006 21:24:54]
◆フェンサー > 先日、別の手紙のおかげで、素敵な方とお会いすることができました。 同じようにこの手紙も、あなたとの素敵な出会いを運んでくれることを祈っています。 ( ………むう。 やはり恋文のようでもある。 しかし書き直すには高いし、ええい、ままよ。 ○○号室の患者より、と記して、ぱたん、ぱたん、紙飛行機を折り上げよう。 ) [Mon 27 Feb 2006 21:14:27]
◆フェンサー > はじめましてかもしれませんし、そうではないかもしれませんね。 おはようございます。 こんにちは。 こんばんは。 ( かりかりと、フェンサーは便箋に言葉を並べていく。 淫乱――じゃない、混乱は何とか収まったらしく、順調な書き出しだ。 妄想が入り込まないうちにと、筆は早い。 ) [Mon 27 Feb 2006 21:04:00]
◆フェンサー > ( 親愛なる、見知らぬ方へ。 ) [Mon 27 Feb 2006 21:01:39]
お知らせ > フェンサーさんが来ました。 [Mon 27 Feb 2006 21:00:39]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 [Sun 26 Feb 2006 16:39:55]
◆フェンサー > ( 結局その日、フェンサーは昨日のことを思い出し続けて、全然これっぽっちも筆が続かず、最終的には看護婦にからかわれるほどに赤い顔で、眠りについたとさ。 ) [Sun 26 Feb 2006 16:39:52]
◆フェンサー > ( 混乱のあまり淫乱とか誤字を出しそうになったがそこは問題ない。 何でもきれる絶対兵器、ただし蟻専用サイズみたいな。 ) ええと………うん、とにかく…………親愛なる、見知らぬ方へ。 ( 動揺のせいか字が震える。 く、連邦のMS(妄想)は化け物かっ。 何を書こうか迷っているうちに、妄想はどんどん脳内を占めていくのだ。 ) [Sun 26 Feb 2006 16:29:31]
◆フェンサー > ( その名前を思い浮かべると同時に昨日の出来事も思い出して、フェンサーは真っ赤になった。 そして、自分の唇をなでて、さらに。 よりにもよって、女性からだ。 同性だから平気だなんてことはない。 綺麗な人だった。 むしろ異性とするキスよりある意味ではもっと気恥ずかしい。 柔らかかったなあ……。 ) ………むぅ……混乱しています……。 ( ぶるぶると頭を振って、フェンサーはその思考を追っ払おうとした。 ) [Sun 26 Feb 2006 16:19:21]
◆フェンサー > ( 三通目にして、人と会うことができて、その出会いはひどく印象的で、たとえるならばセカンドインパクトで、もしかしたらサードインパクトで、ともかく、フェンサーは手紙を書いた。 ) ―――親愛なる、フェン・メイフォン様へ。( びりぃいいいっ!! ) !?…………!? んんんっ!? ( 無意識にその宛名を書いてしまって、速攻で破り捨てた。 ) [Sun 26 Feb 2006 16:09:28]
◆フェンサー > ( フェンサーは今日も、Dearではじまる、手紙を一通。 ) [Sun 26 Feb 2006 16:07:43]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Sun 26 Feb 2006 16:07:19]
お知らせ > チェインさんが帰りました。 [Sun 26 Feb 2006 02:28:23]
◆チェイン > (外部の傷が原因とはいえ、急激に生き方を変えねばならないとなればそれなりの混乱も生じるもの。 自分のこの後をスムーズに受け入れられる程は、強くはないのだ。 誰にも見せたくない涙が枯れるまで寝転がったら、いつもの調子を装って部屋に戻ろうか。) [Sun 26 Feb 2006 02:28:21]
◆チェイン > (僅かだが確率はある――まだ決まったわけじゃないのに不安で不安で。 きっと戦争屋になって以来はじめて、泣いたと思えるほど泣いたのだ。 未来とか仲間とか生き方とか、無いと思ってた失うものが何故今になって湧いてくる?) ―――如何しろってンだよ、神様。 (包帯だらけの両手を翳む月に伸ばしてみるが――指を曲げてそれを囲うなんて真似をしようにも動かないんじゃ様にもならない。) [Sun 26 Feb 2006 02:21:19]
◆チェイン > ・・・・・よッ。 っとっと――― うわっ た。(おもいきって大きく跳んで病院側に降りるが、着地の反動を殺せず数歩蹈鞴を踏んで最後には尻から転がった。 ・・・・・昔が無茶だったんじゃなく、長いブランクで退化しただけか。) 其れすらおっぽり出して折角手に入れたのになァ――― (冷えた石床は風邪をひきそうなほどなのに、目尻と両手だけは何故か熱くて熱くて。) [Sun 26 Feb 2006 02:17:19]
◆チェイン > (見上げれば頭上に光源、雲間の月の淡い灯り。 懐かしさに駆られて、柵の上に駆け上がってみる。 両手の先が利かずとも、肩が動けばバランスを取るのは――そう難しくはない。 視点がふわりと高くなり、夜風がつっ と冷える。) っと――とてもじゃないが人の居るべき所じゃねェ―― 。(立っているので精一杯で、それ以降飛ぶ事も歩く事も出来なかった。 綱上の舞姫は最早過去の話、若かりし頃は我ながら無謀をしたものだと痛感する。) [Sun 26 Feb 2006 02:11:58]
◆チェイン > (昼間こそ同じように景色を見に来る連中も多いが、冷え込む夜間は人影も少ない。 もったいないものだと思う。 落下――或いは自殺防止のための柵の向こう側にはいっぱいに夜景が広がっているというのに。) ・・・歩き回れる重傷患者の方がレア物なんだろーな。(一歩も動けないとかよりはマシだったのだろうが、両手がダメなだけだと本体が元気を持て余してしまう。) [Sun 26 Feb 2006 02:08:40]
◆チェイン > (病院はこの街でも何番目かに高い建物で、てっぺんまで上ってしまえば内部の地獄ッぷりが嘘のように幻想的な光景を見る事ができる――― それはまだ此処を出られない自分にとって、唯一の娯楽となる場所だった。) [Sun 26 Feb 2006 02:05:15]
お知らせ > チェインさんが入室されました。 『――屋上にて。 』 [Sun 26 Feb 2006 02:04:32]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 『( 残るのは、炎のように真っ赤な剣士。 )』 [Sun 26 Feb 2006 00:01:22]
お知らせ > フェン・メイフォンさんが退室されました。 『「じゃあ、また来るね」 唇を離せば…手を振って病室を出て行き… 戸を潜る瞬間、手を振って』 [Sun 26 Feb 2006 00:00:36]
◆フェンサー > とはいえ、私の経験の上からのことなので、なんともいえませんけれど。 ( それはしかも、初めて人を殺したときの経験だ。 もしも自分に被害を与えたものが、全然これっぽっちもたいしたことのない、信念すら曲げてしまう奴だったならば、それは果たして許せるか、という。 ) 私も、フェンさんに会えて、とても良かったです。 宿題ってほどでは、ないですが。 ( そう、微笑んで―――落とされた唇に、硬直した。 石造のように硬直して、そして、時間経過とともに頬は桜色から朱色へと―――変色。 ) [Sat 25 Feb 2006 23:49:15]
◆フェン・メイフォン > ―――――(頬か唇か… 狙い易い場所に、いきなり軽く唇を落とそうとするだろぉか。 その、なんだ… 愛情表現って言うよりも、親愛の印って感じで、なん、だろうがっ) [Sat 25 Feb 2006 23:47:02]
◆フェン・メイフォン > …… 自分だけは、後悔しちゃいけない…か。 何だか簡単そうに見えるけど、結構難しそうだよね… 今までの話の中だと、さ(押し通し、貫き通せば… 貫かれた方はきっと傷付く。 其れが、もし自分の大切な相手だとしたら… 思えば、浮かぶ表情には複雑な色。 そんな表情を浮べながら… やがて、拳から力を抜き去り… 暫しの間だけ、瞳を瞑り――… そして、パンっと頬を叩く音を合図に目を開いて ) … 何だか、ちょっとした宿題みたいなのを貰っちゃった気分…かな。 けど、今日…フェンサーに会えてよかったって気がする (今、ゴタゴタしてるから…何時、答が出せるか分からないけど。と… 眉を寄せながら言葉を吐けば、張り詰めていた暗い雰囲気を振り払う様に… 何度も深呼吸を繰り返し――…… そして) その、お礼かな(口に出し… そして―――) [Sat 25 Feb 2006 23:45:56]
◆フェンサー > そうですね………権利の濫用は、危険なことですし、認められないことです。 だからみんなが、お互いにお互いを認めるために、義務も存在すれば、引かなきゃならないときもある………そしてそれらを押しのけてでも、やはり、自分に権利を与えなければならないときも。 ( フェンサーは疲れたようにあいまいに首を振って、自分の、随分と汚れた手を、節くれだった指先を、眺めた。 ) でも一番大事なのは………権利を与えて、行為し終えたあとです。 どんなに誰かを傷つけても、どんなに誰かを悲しませたとしても………自分だけは、後悔しちゃいけないんですよ。 つらいことに。 ( はあ、とため息。 なんか、雰囲気が暗いなと思い、ぱん、と頬をたたいて。 ) [Sat 25 Feb 2006 23:33:16]
◆フェン・メイフォン > ――――― (暫し、暫しの間… 彼女の言葉を耳にしながら、じっと目を瞑る。何も言わず、何も言葉を返さず… けれども心の中で、じっと彼女が口にする言葉を受け止め…何度も繰り返し――…) …… けど、多分…自分で自分に権利を与えるなんて事していれば、周りのヤツらは疎んだりするんだろうね。 だって、誰もが誰も、常に自分自身への権利を振りかざしてって訳にもいかないだろうし… (思い返すなか、何処か… 冷静になった様な思考が言葉を紡げば…拳を、今までで一番強く、強く握り締め… 言葉の合間に呼吸を繰り返し…) それでも、やっぱり… 自分で自分に権利を与えないといけない時が… 例えば、絶対に自分の考えとかを曲げちゃいけない時とか… 権利を与えなければ後悔する時とかが、来るって事… なの、かなぁ… (呼吸の合間に吐き出す言葉は、曖昧な感じで… 不安気で… 吐き出し終えれば、難しいね…と、自分も眉を寄せて苦笑を一つ漏らして… ) [Sat 25 Feb 2006 23:24:53]
◆フェンサー > ( フェンサーは、少し、考えた。 太陽が氷河に沈む中、考えた。 そして、肺に少し力を込めて、声を、出した。 ) いいんじゃないでしょうか………義務は、それをやらなければいけないことです。 権利は、それをしてもいいということです。 でも、本来世の中はなにやってもいいんですから、権利もくそもないんですよ。 ( まぶたを閉じて、フェンサーは自分がその言葉をとめたりしないように、やや早口に言った。 ) でも自分に権利を与えて行動できるのならば、たとえそれが言い訳だとか屁理屈だとか言われたって、後悔しない限りは、誇り高いことです。 権利という言葉は、決して安くはないのですから。 ( フェンサーはそれだけ言って、難しそうに眉を寄せた。 ………自分でも何を言っているのかわからないからだ。 ) [Sat 25 Feb 2006 23:06:54]
◆フェン・メイフォン > … え?そう? いやまぁ… 単に――ン、何でもないや(自分に出来てるのかって問いたい事を口にしただけ…と、口に出そうとして留めれば、少しだけ曖昧な笑み一つ。 其れを浮かべ、直ぐに消せば… やがて、先ほどの笑みを誤魔化す様に、伸びなんてして見せて…) …いやまぁ、誰かが権利を与える時を待ってられない、自分で自分に権利を与えなきゃいけない…って、そう言う状況が必ず来るって… まぁ、そうなのかなぁ…案外――(例えば…道端の草を食う権利を、とか… 野犬と取っ組み合って、其れを喰う権利とか…と、冗談を言う様に… けれども真顔で言った。 先ほどの太陽が、今 氷河に沈むか?) [Sat 25 Feb 2006 22:55:41]
◆フェンサー > ふふ………いまのあなたを見ていたならば、どんな人でも説得力を、感じてしまいますよ。 ( 留まるでもなく後退するでもなく、そしてまた前進でもなく、むしろ上昇。 雛鳥が羽ばたこうとするように、まぶしい。 ) そういうふうに……自分に権利を与えることができたならば…………きっと、誰よりも強くなれますよ。 ( 懐の、深い部分が。 太陽でも見ているような、そんな気分だった。 ) [Sat 25 Feb 2006 22:50:26]
◆フェン・メイフォン > あはは… そんな顔してたか。 参ったな―― 何て言うか、そんな顔ばっかりしてたら、信じてやるって言っても説得力無いだろーし(それに、やっぱり… 信じるだけじゃ駄目で、信じた上で信じられる様にしないと駄目って思うからね… と、苦笑気味に笑って口に出せば、また拳を握り締め、一瞬だけ己に問う―― 自分は、其れを真っ当出来ているのか、と。 ) …… 権利か。けどまぁ… 権利なら権利で、どうせならカミサマなんて居る筈も無い奴よりも…自分から自分に与えたいな…なんて。(あたしがやって良いって言ったから、やる。 多分、凄い我侭だな…と、思い…笑ってしまえば―― 次に瞬間には、自分の両の頬をパシンッ!と気合を入れる様に叩いていて ) [Sat 25 Feb 2006 22:45:38]
◆フェンサー > ええ、そんな風な顔、してました……でも、信じることができるんだから、それほど心強いことはないですよ。 ( 信頼は、何よりも硬い絆。 だから大丈夫。 フェンサーはそのことについては自信を持っていえる。 信頼することができなかったからこそ、その絆の意味を。 ) 責務でも、義務でもないですよ。 フェンさんが、フェンさんのために、その人のことをおもって、やるのですから………それは、権利です。 フェンさんにはそうしていいっていう、神様からの免罪符があるんですよ。 ( やらなければ、ということではなくて、やっていい、ということ。 義務よりもよほど重くて、けれどよほど実感のあること。 ) [Sat 25 Feb 2006 22:39:15]
◆フェン・メイフォン > 大丈夫…か。 あたしには、そうやって信じて… 頑張るしかないんだよね、きっと。 って、あたし…そんな風な顔、してた?(と、膝の上で拳を握り… それから顔を上げれば、ちょっとだけ…何処か参った様な表情で言葉一つ。 吐き出し、やがて… 拳から力を抜けば――…) うん、きっと帰ってくるって信じてやれば帰ってくる。 だから、あたしは―― その帰る場所を守って、二度と危ない事させない様にしてやるのが… 責務、かな?(それに…もう一人の同居人の世話もあるからね、と… 彼女が何かを思い、けれども喉の奥に押し込むフェンサーの顔を見遣れば… そう、口に出し―― 全身の力を抜く様に、息を吐いた。) [Sat 25 Feb 2006 22:33:13]
◆フェンサー > …………………大丈夫ですよ。 大丈夫です。 あなたがそんな風に心配しているから、きっと、そんな顔されたら放っておけない、って、きっと。 ( きっとなんなのか、フェンサーは何も言わない。 何も言えないし、言う資格もない。 ただ、受け止められたら、受け止めようかな。 ) そんなこと、ないと思いますよ………………きっと必ず、帰ってきますから。 帰ってくる場所が、あなたのいるところでしょうから。 ( 私にはもうそんなものはないけれど。 口にはしないその思いを、フェンサーはこくりと、飲み込んだ。 ) [Sat 25 Feb 2006 22:26:40]
◆フェン・メイフォン > まぁ…ね。 あたし達にとっては対岸の火事…かもしれないけど、さ。けど… 同じ様な事が――ぅン(思えば思う程、不安げな思いは加速する。 加速すれば、頭に浮かぶのは… 己の下に届く亡骸。 平穏を打ち破る人影。 他にも幾つも生まれては消える最悪の光景。 ソレを思ってしまえば、慌てて頭を振り回し…) …… けど、繋ぎ止めて縛り付けるだけの力も、何も無いのが… 辛い、かな。(振り被り、顔を上げれば… 独り言に対して吐き出す言葉は、無理矢理気味に浮べた笑みと共に… 少しでも笑みを浮べておかないと、頭から最悪の想像が消えないと思ったから、だろうか。) [Sat 25 Feb 2006 22:21:17]
◆フェンサー > 夜盗…………心配、ですね。 ( いろんな意味で、いろんな人が、心配だ。 曇る表情に、フェンサーは考えた。 珍しく、よく考えた。 ) 欲張りで……いいじゃないですか。 我侭で、いいじゃないですか。 繋ぎ止めたくなって、縛り付けたくなって、そんなのも、いいと思うんですよ。 ………だって、独りは寂しいです。 ( それは、フェンサーの内面をそのまま述べたような文句だった。 慰めではなく、哀れみでもなく、むしろ、やはり、独り言。 ) [Sat 25 Feb 2006 22:14:07]
◆フェン・メイフォン > あたしも… そう思う。けど、それでも何処かの村じゃ夜盗とか出てるって言うし…(それに、傭兵って言うのは、何時…自分の知らない場所で死ぬのか分からないのだし… 俯き、独り言気味に吐き出すのは、そんな… 不安げな呟き。ソレを吐き出せば、表情も少しばかり曇りを見せ… ) ……大切、か。 何て言うか、あたしは、さ。欲張りで我侭、だから… それだけ、だよ。うん(そして、ポツリと呟いた言葉に返す呟きは… また、何処か不安げなソレ。ソレを吐き出せば、俯いた侭… 暫し沈黙し―― あたし、疲れてるな と…今度は流石に口に出さず、ポツリ) [Sat 25 Feb 2006 22:09:50]
◆フェンサー > ですね………私が不景気なのは、割とよろしいことなのですが……。 ( それだけ平和ってことだ。 あまり正確なバロメーターではないけれど。 ふと世の中の事件の殆どを知らぬままにすごしていることを、思い出して。 ) ……………………………………………………………大切な方なんですね。 ( ぽそっと、フェンサーはそんなことをつぶやいた。 それから、大変との言葉に、お茶を濁すようなあいまいな返事を、した。 フェンサーにとっては、大変という以上に生きがいなんですといったら変態扱いされそうな気がして。 ) [Sat 25 Feb 2006 22:04:30]
◆フェン・メイフォン > …… だぁねぇー。はぁ… 掲示板見に言っても、仕事は無い…し(ボソリ… また項垂れて呟けば、吐き散らすのは溜息。 ソレを漏らして、チラリと顔を上げれば… あははっと、また苦笑し…) あ、フェンサーも傭兵さん、なんだぁ… 実は、あたしの同居してる娘の一人も傭兵さんでね… 今は仕事か何かで家に居ないんだけど―― まぁ、コレは今は関係無い、か(と、ポツリ。 余り言い過ぎれば、少しばかり寂しさが襲ってくる様な気でもするのか、一度、口を閉ざせば… 傭兵さんって、やっぱり大変なんだね…と、ポツリ) [Sat 25 Feb 2006 22:01:07]
◆フェンサー > お互い………大変ですね……。 ( 勉強と探し物がないだけ、自分のほうがまだましか、と。 それに傭兵は、このご時世あまり仕事に困らない。 命が足りないと思うことはいつもだが。 ) いえ………ええと……………現役の、傭兵です。 ( 傭兵を軽蔑したり見下したり嫌ったりする人もいるようだから、控えめに。 ) [Sat 25 Feb 2006 21:57:17]
◆フェン・メイフォン > …… いやまぁ、御迷惑って訳でも――まぁ、逆に今のあたしだと… 勉強に探し物に、職探しに… 食べ物探しに… (明日食べるモノにも困ってるんだよねぇ… と、ガクン項垂れる。 今日の朝食なんだっけ… あぁ、昼過ぎに食べた犬串だ、と頭の中でブツブツと) … 剣士だから、フェンサーかぁ… って、事は元は――兵隊、さん?(それから… そんな言葉を漏らして顔を上げれば、また小首傾げて問い掛けて… ) [Sat 25 Feb 2006 21:49:05]
◆フェンサー > いえ………そこまで、ご迷惑おかけできませんから……。 ( そういえば、バイトも首だろうな、なんてことを考えながらも、フェンサーは微笑んで答えた。 別に、まだ死んだわけじゃなし、と。 ) はい…………私は一応、剣士ですので……フェンサー、と。 ( それは本名ではない、といっているようなものだった。 しかし、本名を失っているものにとって、やはりそれ以外に名はないのだ。 ) [Sat 25 Feb 2006 21:43:42]
◆フェン・メイフォン > 似た様なモノ…かぁ。 此処で、退院した後はあたし頼ると良いよ…っては、流石に―― あたしに職とか店とかがあればなぁ…(既に、被保護者一名抱える身としては… 辛いなぁ、と冗談の様に苦笑漏らせば、頬を一掻き。 そして、流石にまだザ・手篭めの称号には程遠い。まだ富士の麓です) フェンサー…か。 変わった名前、だよね… えっと、剣を使って戦う人って意味、だっけ?共通語で(そして、相手の名前を告げられれば… 素直に思った言葉を一つ。吐き出せば、自分の言った意訳に自信が無いのか、首を傾げて見せて) [Sat 25 Feb 2006 21:40:59]
◆フェンサー > 私も……似たようなもの、ですから………。 ( 長期入院中。 おそらく宿は解約。 頼りの剣は砕け散り申した。 とここまでくると、入院費は心配しなくていいが、退院後の人生はあまり明るくない。 …………可愛らしいなあ、とは思っても、まさかザ・手篭めの称号を与えてもよい相手とは、これっぽっちも。 ) フェン、さん………ふふふ…………私は、フェンサーとでも、呼んでください……。 ( そういえば、ある人物にフェンという愛称をつけられたこと、少し、思い出して。 ) [Sat 25 Feb 2006 21:33:52]
◆民族服の少女 > いやまぁ… 今はしがないスラムの無職プーなんだけどね。 あはは(今月乗り切るのもギリギリな無職プーだし…と、情けない様子で口に出せば、たははっと自嘲と苦笑の混ざり合った笑みを浮べて頭をカリカリと掻き毟る。 そんな仕草からは目の前の偽少女が、傭兵少女も吸血鬼娘も、隙あらば押し倒して手篭めにする様なオナゴとは思えないだろーか。卒倒すれば良い餌食… と、まぁソレは兎も角) …… で、えーっと… あっ、あたしはフェン・メイフォン。 フェン、で良いよ(其処で相手の名も知らず、此方の名を告げてない事を思い返せば… 笑みを浮かべながら、名を告げるだろうか。) [Sat 25 Feb 2006 21:30:29]
◆フェンサー > ( 場所が場所でなくとも、もしもキスなどしたら、フェンサーは下手すると卒倒するだろう。 ともだちを欲しがるくせに、直接的な接触を相手から受けると、羞恥心の塊みたいな反応を返すから。 ――つまり、自分からならば割と平気なのだけれども。 ) 食医さん………………それはそれは………。 ( 医と名のつくものは、フェンサーの中で尊敬に値するものらしい。 へこへこと頭を下げて、そして、親しげな様子に、しかし、これといった疑問も抱かない。 ) [Sat 25 Feb 2006 21:23:34]
◆民族服の少女 > 格好良いか… 何か、そう言われるとこそばゆい、かなぁ…(と、外見年上内面年下の言葉に、照れた様に頭を掻くのは外面年下内面年上の偽少女一匹。 場所が場所なら、キスの一つでもしてやるかもしれないが…流石に病室ならば、自重せねばなるまいと心に言い聞かせ…) …… まっ、これでも一応は(自称)食医の端くれだからね。病人と女の子は気遣うモノ… なのかな?(とまぁ、そんな偽少女は… 少しばかり穏やかな様子で椅子へと腰を掛ければ、彼女の顔を覗きこんで笑いかけるだろうか。 まだ、相手も名も知らぬと言うのに、何処か親しげ…に?) [Sat 25 Feb 2006 21:16:15]
◆フェンサー > ( しかし考えてみれば中身のほうはフェンサー、若干14歳。 ううん、なんともいえない微妙な年齢だ。 むしろお年頃。 ) ……………………………………それは、格好いいです……………いえ、お気遣い、どうもありがとうございます。 ( 暴力的、と考えるよりも、格好いい、だった。 フェンサーだったらそんなことはできないなあ、と。 そしてまた、女の子という言葉に、喜ぶのだ。 ベッドのそばには、来客用の椅子があった。 改めての囁きに、フェンサーはようやく落ち着きを取り戻しつつあった。 ) [Sat 25 Feb 2006 21:11:50]
◆民族服の少女 > … あはは、まぁ… 何か知らないけど逆に喜ばれてるなら良し、なのかなぁ…(何故か、自分の言葉に喜ぶ様な様子を見せる彼女の姿。 それに、苦笑一つ漏らしたりしつつ―― いや、実際に多少なのだ。この偽少女は20歳…多分もう直ぐ21歳なのだから。) … んや?いいっていいって、男だったらマウントとって窓からブン投げてるけど、女の子相手なら構わないって―― けど、あんまり無理は禁物… って、病状知らないヤツは下手に口出しちゃ拙いか( と、左半分だけの微笑み浮べてくる彼女に、此方も笑みを返してやれば… 彼女の傍らまで足を向けて、腰を落とすだろうか? 其処で、改めて「こんばんは」と、囁く為に) [Sat 25 Feb 2006 21:06:54]
◆フェンサー > ………………意外…………よしっ。 ( まだ、多少は若く見られる面がなかったわけでもない、とフェンサーは微妙な悦びをかみ締めた。 それがたとえ外見でないにしても。 ) ……ええ……………ぶつかってしまったようで……すみません…………少しは、こうしていたほうが、身体にもいいそうですから。 ( いざ退院になったとき、すっかり鈍っていてはいけないし、多少の運動がなくては、どんどん衰弱してしまうらしい。 まあ、フェンサーはそれをやや拡大解釈してまで運動したがるタイプなのだけれども。 気にしないでもいいという風に、ゆるゆると微笑んだ。 都合上、顔の左半分だけで。 ) [Sat 25 Feb 2006 20:59:24]
◆民族服の少女 > ほむ… 意外と年上さんだったんだ…っと、失礼っ。(と、か細い声を返してくる彼女に対して、少しばかり意外な表情なんてモノを見せれば… 慌てて口元を塞ぎ、ゴメンゴメンと手を振って… ) … えっと、さっきの手紙って、あんたが出したの…だよね?あ、体が辛かったりするなら、無理に体とか起こさなくっても良いから(… そして、それから… ドアを潜って病室へと入り込めば、相手が病人(或いは怪我人)だと言う事を思いなおし、声のトーンを下げ… そして、少しばかり気遣い様な?そんな言葉を投げるだろうか ) [Sat 25 Feb 2006 20:55:57]
◆フェンサー > ( 24にもなって、何しているんだろう、私は。 とか、そう思ったことは間違いない。 鏡を見て荒れた肌に絶望したり、枝毛を見つけて失望したり。 そんな中で、) え、あっ、え……ここ、こんばん、は………。 ( ゆっくり開くドアに、びくりとフェンサーは反応した。 少し薄暗い室内で、窓際のベッドにフェンサーはいた。 腰の辺りに、枕や布団を丸めて、それでやっと身体を起こした女。 美少女というには、いささか美にも若さにも欠けていた。 ) [Sat 25 Feb 2006 20:50:26]
◆民族服の少女 > ――――― ( 病院に行くまでは足早に。 病院に入ってからは足音静かに、勿論看護婦に色々と事情やらを話して面会の許可手続きを。 そこ等辺の教育はバッチリ身体に染み付く、医者の家系。 途中、背中に突き刺さる看護婦の「こんな時間に」視線を受け止めつつ、初めて入ったヴェイトスのしっかりとした病院の様子を目に焼き付けようと視線を巡らせながら… 足を向ける先は、手紙の最後に記された先ほどの恋文を出した、病弱な少女の所。 病弱な美少女って言うのも、何て言うかオツじゃない?と、思ったか如何かはまた別の話で ) …… ふーっ。おっまったせー!( やがて、足を進めていけば辿り着くであろう彼女の病室。其のドアをユックリと開きながら…顔を見せ、其の部屋の中に声を投げるだろうか) [Sat 25 Feb 2006 20:46:48]
◆フェンサー > ( え? いま、行くって………ここへ? 無論だ。 フェンサーは自問自答する。 確かにそれは、助かる。 最善だ。 だがしかし……、) …………………あ。 ( いまの自分は、入院中ということも在って、決してその、あまり人に見られるような格好ではない。 そのことに気づいた瞬間、フェンサーはあわてて窓から引っ込んで、病院服を調え、手ぐしで髪を整え、ええと、ええと、手の届く範囲で、なんとか部屋も自身も綺麗に見せようと、した。 ) [Sat 25 Feb 2006 20:40:44]
◆人影 > ―――…… あー(手を振り返す中、羞恥心バリバリと言う様なソレ…と周りの自分や彼女に突き刺さる注目の視線を交互に…後者は横目で見遣っていれば、やがて浮べるのは引き攣った笑み一つ。 其の顔は、何処か あっちゃー とでも言いたい様なソレであり、やがて彼女へと向けなおす顔には… ゴメンと言う様な色が滲んで居て―― そんな中、聞こえてくるのはボソボソとした様な、聞き取り辛い声 ) えーっと… そ、そっち行くね。今から( ――控えめにしようとしつつも声を上げなければ届かない様な距離。 その距離に届く程度の声量で言葉を投げ掛ければ… やがて、道から病院の方へと走って行くだろう。 相手の了承も待たず―― だって、流石に今回ばかりは周りの人の視線が痛烈に痛過ぎるンだモンッ!) [Sat 25 Feb 2006 20:37:01]
◆フェンサー > ( 手をふられた。 声をかけられた―――これでもはや先ほどの手紙の主が自身であることは、声の届く範囲において周知の事実となってしまった。 いずれにしろそうなることは確かだったが。 ) ………ええと……………や、やっほー。 ( 肺に、気管支に、負担をかけないように、ささやくような声で答え、ぎこちなく手を振った。 視線は、まるで、いっそ殺してくれとでも言うような羞恥心に染まっていた。 ) [Sat 25 Feb 2006 20:30:50]
◆人影 > ………… おっ(見た。 闇の中、中途半端な階から顔を出す誰かの頭らしきソレ。 恐らくは女性だろうか?真っ赤に染まったその顔を暫しじっと見詰めれば… 紙飛行機を手にとって――) ……… えっと、やっほー(… とりあえず、ソレを持つ手をヒラヒラと振ってみせる。 視線に、この手紙ってあんたが出したヤツだよね?と、問う様な色を秘めつつ ) [Sat 25 Feb 2006 20:28:39]
◆フェンサー > ( 隠れてしまえばよかったかもしれない。 知らぬ存ぜぬを決め込んで耳をふさいでいればよかったかもしれない。 しかし、フェンサーにはそんな余裕はなかったのだ。 ラブレター呼ばわりもそれに拍車をかける。 ) ……………………………あっ。 ( 中央病院、一階ではないが最上階でもない、中途な階の窓から、顔を真っ赤にした女。 視線が合って、その同様といったらすさまじい。 いい加減、乙女といえる年頃でもなくなってきているそんな女が、頬を染めてそんな風にあわてるのだから。 ) [Sat 25 Feb 2006 20:22:22]
◆人影 > えー…なになに… かそーし むそーし くーそーし もーそーし あなたのそんざいもまた 私の日常のちょっとしたエッセンスに… なにこの恋文(最早拷問とも言えるであろう、凄まじく恥ずかしそうな行。 ソコを、窓から眺める張本人が見てるのにも気が付かず、思いっきり声に出して読めば… ボソリと的確から三歩ズレタ言葉を一つ。) けど、見知らぬ相手にラブレターってのも… いや、既に三通出してるから、案外…見知らぬ相手に恋を (…それから追い討ちで更に考察まで口に出しつつ… 何気なしに視線を紙飛行機が飛んで来た方向へと。 向ければ、その方向に恋文の書き手の姿を探す様に、視線を巡らせて…) [Sat 25 Feb 2006 20:19:22]
◆フェンサー > ………………? ( 窓の外から、なにか、聞こえた気がして、フェンサーは、窓の外を眺めた。 ベッドが窓際にあって、助かった―――いや、助かっていない。 ) …………………!? ( 拾われている。 紙飛行機が拾われている。 問題ない。 それ自体は問題ない。 ……音読は、勘弁して。 フェンサーは声にならない悲鳴を上げたとか。 しいて言うならば、子供のころ書いた作文を読まれているような。 ) [Sat 25 Feb 2006 20:14:44]
◆人影 > ……… ったく、誰がこんな悪戯…を?(不法投棄は罰則モノなんだぞ…と、冗談の様な事を漏らしつつ、ジロジロと其の紙飛行機を観察していれば… その表面にうっすらと見える文字らしきモノ。 手紙だろうか? そう思えば、恐る恐るソレを開き…) ……… 親愛なる、見知らぬ片へ(… 音読した。 それはもう、道の往来だって言うのに、すばらしいまでに見事な声で音読した。 通り縋る人が、何事か…と言う視線を向けるにも構わず、構わずにッ!) [Sat 25 Feb 2006 20:12:35]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Sat 25 Feb 2006 20:10:13]
◆人影 > …… まったく、何が振ってきたってのよ…(そう、不機嫌そうに声を漏らして頭を弄る人影は… 恐らく少女のモノ。片手に小さな袋を抱えながら、其の足で図書館に向かう途中だった彼女は… 通りかかった病院の傍、急に頭に直撃した何かに顔を顰め――) ……… 何よ、コレ(やがて、其の手が探り当てるのは、一つの紙飛行機。 ソレを手に取れば、暫しの間…訝しげにソレを見つめ――…) [Sat 25 Feb 2006 20:07:41]
お知らせ > 人の声さんが入室されました。 『 「いたっ」 その病室の窓の下より、声一つ』 [Sat 25 Feb 2006 20:03:59]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 『( ――ひゅうん。 )』 [Sat 25 Feb 2006 20:03:20]
◆フェンサー > ( まあ、ほんのちょっとした自己満足。 ) ―――○○号室の患者より。 ( そう最後につづって、紙飛行機を折ろうか。 三度目ともなれば、それはひどく簡単なものだった。 そして、窓の外へ [Sat 25 Feb 2006 20:03:10]
◆フェンサー > もしもこの手紙をあなたが受け取って、こんな私に会いたいと思う奇特な心をお持ちでしたら、是非ともいらしてください。 一にも二にも、あなたを歓迎します。 ( 来ないとわかっていても、そう書くことで、そう夢想することで、フェンサーは十分満足だった。 それぐらいの夢想は、きっと許されるでしょう? ) [Sat 25 Feb 2006 20:02:14]
◆フェンサー > 何の生産性もない、実に下らないことをしているとお笑いになるかもしれません。 私もそう思います。 ですから、ささやかなジョークとして、日常の本のちょっとしたエッセンスとして、受け取ってください。 ( かりかりかり。 フェンサーは何を書くか迷う。 届くかどうかすらわからない手紙に、悩む。 空が落ちてくるのではないかと憂いた、かつての人のように。 ) 名も知らぬあなたが、どんな方なのか考えるだけで、私の小さく狭い胸は夢想にはじけそうになります。 仮想し、夢想し、空想し、妄想し、あなたの存在もまた、私の日常のちょっとしたエッセンスになっています。 [Sat 25 Feb 2006 19:52:40]
◆フェンサー > ( フェンサーは今日も手紙をつづる。 ちょっとした、自分に対するジョーク、冗談、ユーモア。 ) ―――親愛なる、見知らぬ方へ。 ( 三通目ともなると、顔も名前も知らなければ、一人でないかもしれない、受け取っていないかもしれない仮想の相手に、愛着もわいてくる。 懐かしき見知らぬ友よ。 ) もう三通目になりますが、あなたには関係ないかもしれませんね。 関係あるのかもしれませんね。 はじめましてかもしれません。 おはようございます。 こんにちは。 こんばんは。 [Sat 25 Feb 2006 19:42:01]
◆フェンサー > ( 下らないと見せかけて、本当に下らないこと。 ) [Sat 25 Feb 2006 19:39:03]
お知らせ > フェンサーさんが来ました。 [Sat 25 Feb 2006 19:38:06]
お知らせ > フェンサーさんが退室されました。 『( 親愛なる見知らぬ方へ。 )』 [Fri 24 Feb 2006 21:06:21]
◆フェンサー > この手紙に、ささやかな真心を込めて。 ( ○○号室の患者より。 そう最後に記して、また、フェンサーはそれを丁寧に丁寧に、紙飛行機の形に折った。 そして、窓の外へ、ひゅうん。 ) [Fri 24 Feb 2006 21:06:09]
◆フェンサー > お元気でしょうか。 私は入院中ですが、元気です。 ( 窓の外の曇り空をちらと眺めて、フェンサーはため息を、ひとつ。 ) 曇り空の下、この手紙を書いています。 月明かりもささないこんな夜は、退屈をよりいっそう引き立て、まるで私を責めているようです。 だから私は、この手紙があなたに届くことを祈り、書きます。 あなたに届くことを考えて、夢想するために。 ( 届いても届かなくても、それはどちらでもよかった。 ただ、期待することだけが、唯一の暇つぶし。 祈って願って望んで、それだけ。 ) [Fri 24 Feb 2006 20:54:07]
◆フェンサー > ……親愛なる、見知らぬ方へ。 ( かりっ。 ) これで手紙は二通目になりました。 一通目はあなたに届いたのでしょうか。 それとも違うのでしょうか。 それでしたら、はじめまして。 おはようございます。 こんにちは。 こんばんは。 ( くだらない、ってわかっていながら、子供みたいに胸を躍らせながら、フェンサーは手紙を書いた。 ) [Fri 24 Feb 2006 20:44:06]
◆フェンサー > ( フェンサーはいま、二通目の手紙を書いていた。 返事はない。 訪問もない。 当たり前のことだから、当たり前に二通目を書いた。 ただ、届くことを祈って、Dearではじまる、手紙をもう一通。 ) [Fri 24 Feb 2006 20:34:56]
◆フェンサー > ( 紙飛行機に折った手紙、今は空のどこか向こう。 ) [Fri 24 Feb 2006 20:33:58]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Fri 24 Feb 2006 20:33:30]
お知らせ > チェインさんが帰りました。 [Fri 24 Feb 2006 01:42:43]
◆チェイン > ――――ジョークの趣味が悪ィぜドクター。(辛うじて搾り出した其の声に、「取り敢えずは祈れ」なんて素っ気無く返されるのは最初のを根に持ってるに違いない。 やがて報告を終えた医者と看護士がその場を後にするが、其の頃には言葉をかける気力は残ってなかった。) ・・・・ジョークだよ、な?(包帯塗れの動かぬ左腕に目を向けると――― 其処に在るはずの腕が、なんだかとても希薄に感じたような気がした。) [Fri 24 Feb 2006 01:41:26]
◆チェイン > (突き刺さった鉄矢は骨や腱を傷付けて――特に酷い左手側はほとんど砕かれてしまっていること。 加えて大きな傷に汚れた矢の被害であり、もし壊疽が始まった場合は最悪切らねばならぬということ。 当初の騒がしさと逆さまに、今にも気絶しそうな顔で其の詳細を聞いた。 半分くらいは判らない医者用語だったが、当たり所の悪さを指摘していることだけは良く判る。 大凡半年以内に復帰できる確立は―― 楽観的な視点を駆使しまくっても指折り数えられる程度だとか。) [Fri 24 Feb 2006 01:38:17]
◆チェイン > 人生設計は良いからとッととメシだけでも喰えるようにしてくれよ。 犬食いすると野次馬どもがおっ勃てやがるからな。(頑なに「はい、あーん」を拒絶し続けた結果、そんな問題も生じてるわけで。 一刻も早い退院復帰をと訴え続ける患者は未来への希望で一杯なのだが――医療の現場は時として――命を守らせるために残酷にならなきゃいけないらしい。) ・・・―――― 今、なんつッた?(勤めて聞き漏らした女傭兵に対して、医者はもう一度。「それは困難だろう。」と言ったのだ。) [Fri 24 Feb 2006 01:35:34]
◆チェイン > (最早馴れっこなのだろう。 腕の先だけマミーみたいになってベッドに拘束された患者に向かって、医者はごく平然と告げたのだ。 「傭兵稼業の継続は諦めるべきだ」と。 当の本人にして見れは、泥水啜って足掻いた先に手に入れた第二の人生をさっさと捨てろと塵扱いされたようにも感じるわけで――) 両手はくっついてるンだろうがよ。 たかが矢傷一つで尻尾巻いたら全土の笑いもンだぜ。(黙ってれば良いものをつい食い下がったのだ。 そして双方引っ込みが付かなくなる。) [Fri 24 Feb 2006 01:29:46]
◆チェイン > (医者らしき人物からの警告を受けたときに、真っ先に飛び出したのはそんな言葉。そして在る意味命の恩人だなどと考慮する余地もなく、二の句を継がせる暇もなく、ShitとFuckがてんこ盛りにされた悪態だのなんだのが其の仇名のごとくにつらつらと連結された。 煽食らって強姦予告された隣の看護士(♂)の顔も引き攣る。) とゆーわけでお断りだバカ。 うお、痛ェ・・・!(暴発の理由は締め括るまで腕の痛みを忘れるほどに、叫び出したい気分だったからだ。) [Fri 24 Feb 2006 01:27:58]
お知らせ > チェインさんが入室されました。 『冗談じゃねぇョ。』 [Fri 24 Feb 2006 01:26:24]
お知らせ > チェインさんが退室されました。 [Thu 23 Feb 2006 01:57:24]
◆チェイン > (最も、それほど確率の高い”生存率”ではないのだが。 薬が切れて少女が目を覚まし、冷静に自分の姿を見ることができるようになるまで――もう少し、時間が掛かる事だろう。) [Thu 23 Feb 2006 01:57:21]
◆チェイン > (仕事上、命があったから良かった、では話が終われない。 感染症の可能性、リハビリが可能かどうか―― 傭兵としての人生も左右するそれら判断は、これからの過程を見て行われるわけだ。 様態に比して安らかそうに眠る少女の周囲では、患者を”生かす”べく今も少数の医者や看護士達の処置が継続中―― 。) [Thu 23 Feb 2006 01:54:56]
◆チェイン > (何とか命は失わずに済んだが、まだまだ安心したくない状況だ。 魔法治療を併用すれば傷口もすぐに埋まるかもしれないが、まず金と人力がかかるし、切り裂かれた筋肉や砕かれた骨はそう簡単には行かない―― 無論痛みを消すのも容易じゃなく、起きたら暴れて処理に困るので今は無理やり寝かしつけられていたりする。) [Thu 23 Feb 2006 01:53:57]
◆チェイン > (そんな訳で担ぎ込まれた山村防衛依頼からの撤退者――木製の盾を割り、破片をへし曲げながら両手を貫通した鉄の矢は、二本目の腕に巻きつけてあった鎖と胴鎧によって辛うじて止まっていたという。 村で出来る処置っていったら矢を引き抜いて鎖を解き、止血&ぐるぐる包帯巻きにしてヴェイトスに送り返す程度――加えて大きな欠陥を傷付けたため、病院到着当初は失血で昏睡しかけていた。) [Thu 23 Feb 2006 01:51:01]
◆チェイン > (ボウガンってのは結構凶悪な武器で、存在自体を宗教に非難されたことがあったりする点からもその威力を窺い知れる――弾道や運用形態からいっても、弓とは別物と考えた方が良い。 受けたときの矢傷の規模も、そうだ。 何処に当たっても まず病院のお世話になることになるだろう――) [Thu 23 Feb 2006 01:48:23]
お知らせ > チェインさんが入室されました。 [Thu 23 Feb 2006 01:45:59]
お知らせ > フェンサーさんが退室されました。 『( ○○号室の患者より。 )』 [Wed 22 Feb 2006 19:50:06]
◆フェンサー > こんな手紙書いて、おかしいと思われるでしょう。 私もそう思います。 笑っていただいてもかまいません。 ( かりかりと響く音は、随分と久しぶりに奏でられたはずなのに、心地よく感じられた。 言葉よりももっと、軽やかにつむげた。 ) この手紙があなたに届くことを、再度お祈りいたします。 ( 書き終えて、フェンサーはそれを丁寧に折った。 紙飛行機の形に。 そしてその羽に書いた。 親愛なる見知らぬ方へ。 そして、) [Wed 22 Feb 2006 19:50:05]
◆フェンサー > はじめまして。 おはようございます。 こんにちは。 こんばんは。 お元気ですか? 私は入院中ですが、元気です。 ( そこまで書いて、フェンサーはちょっと考えた。 入院してるのに元気ってのは、どうだろう。 うん、でもまあ、元気であることに変わりはない。 ) 窓から緩やかな時間の流れを感じるばかりで、外のことはいい加減にしかわかりません。 訪れるのは退屈と眠気だけ。 けれどいまは、この手紙を読むあなたがどんなひとなのか、とても気になって、恥ずかしながら目が冴えます。 [Wed 22 Feb 2006 19:40:23]
◆フェンサー > ( 慎重に慎重に、書きなれない字をフェンサーは書いた。 ちゃんと読めるように、丁寧に。 ) 親愛なる見知らぬ方へ…………あなたに届くことを、お祈りいたします。 ( 誰か知らない相手への手紙は、そんな冒頭。 静かな室内に、かりかりと紙に記す音だけが、響いた。 ) [Wed 22 Feb 2006 19:30:23]
◆フェンサー > ( そしてその後、看護婦に求めたのは、筆記用具と、便箋。 それから何か平らなものと頼んだら、お盆。 まあいいかとそれに紙をあて、フェンサーは手紙を書いた。 Dearではじまる、手紙を一通。 ) [Wed 22 Feb 2006 19:20:51]
◆フェンサー > 要するに…………………誰かとの交流があれば暇ではないのですよ。 ( フェンサーは一人、そんななぞの文句を口にした。 ) [Wed 22 Feb 2006 19:19:24]
お知らせ > フェンサーさんが来ました。 [Wed 22 Feb 2006 19:18:02]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 『( そんなこと考えながらうつらうつら。 )』 [Tue 21 Feb 2006 21:13:43]
◆フェンサー > ( 退屈は人を殺す。 殺して、殺したものをもう一度殺して、殺したものをさらに殺したものをもう一度殺したものを殺す。 しかし耐えなければならない。 耐えることをあきらめれば楽になることはわかっていたが、しかしそれは直接的な死を意味する。 敗北は許されない。 敗北は許されない。 ) [Tue 21 Feb 2006 21:13:31]
◆フェンサー > ( 最初から刺激を知らなければ退屈など感じないのかもしれない。 しかしそれは果たして生きているといえるのだろうか。 死んでいないだけなのと同じではないのだろうか。 しかし刺激を受けて育った理性は退屈にいともたやすく侵される。 時に恐ろしい睡魔となれば、しかしそれは救いでもある。 眠れば退屈も感じない。 しかし、その兆候はまったくといってない。 何をなせばよいのか。 何をなすことができるのか。 退屈が骨の髄まで侵していく。 ) [Tue 21 Feb 2006 21:03:06]
◆フェンサー > ( 否、それはむしろ真綿のようなものだ。 実に緩慢に、実に冗長に、時間をかけて時間をかけて、決してすっぱりなどとはせず実にじっくりと、退屈は人を殺す。 フェンサーがこうして退屈にすごしているところをどこかで誰かが見ているとすればそれは、フェンサーがその誰かに対して退屈を分け与えているというひとつの傷害行為とも言える。 ) [Tue 21 Feb 2006 20:53:16]
◆フェンサー > ( それは誰もが感じるであろう、ひとつの真理であった。 猫を殺すのは好奇心だが、人を殺すのは退屈だ。 こうして、聖書を読むというフェンサーにとって非生産的極まりない作業を行っている最中もその退屈というものはフェンサーの首を刈ろうとじっと構えているのである。 ) [Tue 21 Feb 2006 20:43:04]
◆フェンサー > ( 退屈は人を殺す。 ) [Tue 21 Feb 2006 20:41:37]
お知らせ > フェンサーさんが来ました。 [Tue 21 Feb 2006 20:40:39]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 『( そんな思考遊び。 )』 [Mon 20 Feb 2006 21:04:28]
◆フェンサー > ( もちろんそれらは他人にとって不利益になるものであり、彼らあるいは彼女ら自身にとっても益とはなりえない。 むしろ害悪ですらある。 ならばなぜこの招き猫はその愚を犯しながらただひたすらにフェンサーを眺めるのであろうか。 招き猫であるからには何かを招くわけであり、フェンサーから何を招きだそうというのだろうか、それが不明である。 心中の心象をここに具現せしめるのであれば、今のフェンサーのそれはまさしく招き猫であり、同様にその招き猫が心中の心象を具現せしめるというのならば以下エンドレスで招き猫があふれるばかりである。 いったいなぜこの招き猫はフェンサーを見据えるのか。 ) [Mon 20 Feb 2006 21:04:20]
◆フェンサー > ( もちろんフェンサーも職業の自由というものは知っているし、他人をあれこれ縛ろうというつもりはない。 何かやりたいことがあるのならばそれをやろうとして責めることはない。 ―――だがこれは招き猫である。 招き猫が客を招かないのであればそれはもはや招き猫ではなく招き猫の形をした招き猫ではないもので、しかし招き猫の形をしているのだから招き猫としての働きをしなければならないのが道理であろう。 現状のこの招き猫の所業はまるで鳥が海にもぐり魚が空を飛び、金庫に鍵がかかっていないような状態である。 ) [Mon 20 Feb 2006 20:54:27]
◆フェンサー > ( 招き猫であるからには招くのは外来の客人と呼ばれる類の人種であり、同じ室内にある人間を招くものではなかろう。 しかしなぜかこの招き猫はただひたすらにフェンサーを見つめている。 病室の扉ではなく、フェンサーをである。 これは明らかに奇異なことであった。 招き猫なのであるからしかるべき方角を見据えしかるべきものを招くべきであって、しからざる方角を見据えしからざるものを招くべきではないのだ。 ) [Mon 20 Feb 2006 20:44:09]
◆フェンサー > ( ベッドサイドの引き出しの上から、フェンサーをつぶさに観察するかのように見据えるのは招き猫であった。 中途にあがったその前足が何かを誘うのか誘った獲物を刈り取るのかはフェンサーにはまったく不明であったが、ただ確かなこととしてそれは招き猫であった。 ) [Mon 20 Feb 2006 20:34:17]
◆フェンサー > ( 招き猫であった。 ) [Mon 20 Feb 2006 20:32:56]
お知らせ > フェンサーさんが来ました。 [Mon 20 Feb 2006 20:30:56]
お知らせ > フェンサーさんが退室されました。 [Sun 19 Feb 2006 19:53:02]
◆フェンサー > ( たとえどれだけ弟が優れようと、たとえ弟がどれだけ秀でようと、たとえ、どれだけ弟がそれを望んだとしても―――死した兄を越えることは、できない。 )( フェンサーのその考えが自身を縛る鎖であることに、気づくのは大分時間がかかりそうだ。 ) [Sun 19 Feb 2006 19:52:59]
◆フェンサー > ( 聖書に載る人物には、弟が兄より優れているというエピソードが見られることがある。 一説によれば天使ミカエルと堕天使ルシファーは双子の兄弟であったそうだ。 弟であるミカエルは兄であるルシファーを討ち取ったという。 現実ではそうでもない。 家督を継ぐのは大抵長男であるし、弟は経験の差もあり、兄より劣る。 ――双子であるならば多少、話は違うだろうが。 なぜ神は弟を選ぶのか。 まったくもってフェンサーには不明であったが、確かなこととして、フェンサーが断言できることはあった。 ) [Sun 19 Feb 2006 19:42:12]
◆フェンサー > ( さて、カインはその後、神に印を受け、その後の文明の父となったという。 弟を殺しておきながら、彼を傷つけたものは七倍の報いを受けるなんて神様の免罪符を受け取っている辺りフェンサーはどうかと思ったが、問題はそこではない。 弟は、兄より優れている、優れていると判断される、ということだ。 ) [Sun 19 Feb 2006 19:31:49]
◆フェンサー > ( おっと違った、殺された弟がアベルで、殺した兄がカインだ。 ) [Sun 19 Feb 2006 19:22:26]
◆フェンサー > ( アベルという人間は、自分の供物が受け入れられず、弟の供物が受け入れられたことに激怒し、彼を殺したのだという。 それが記録として成り立つのならば、人類における最初の同属殺しということになる。 フェンサーは聖書に、その話を見つけた。 ) [Sun 19 Feb 2006 19:21:42]
◆フェンサー > ( 人類最初の殺人者。 ) [Sun 19 Feb 2006 19:19:46]
お知らせ > フェンサーさんが来ました。 [Sun 19 Feb 2006 19:19:04]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 『( 全ては退院してからのこと。 )』 [Sat 18 Feb 2006 21:39:44]
◆フェンサー > ( ―――決まっている。 過去に引きずられているってことだろう。 重苦しい鎖というよりは、それはいままでの道みたいなもの。 どんな風に生きようとしても、どこか似たような道を探してしまう。 その方が安全だから。 その方が安心だから。 その方が楽だから。 ) ………………………それが、人間、ってことかな……。 ( なんにせよ。 フェンサーはゆっくりと横になった。 ) [Sat 18 Feb 2006 21:39:32]
◆フェンサー > ( 剣が壊れたのは、何かの機会なのかもしれない。 そう、まだ少しだけ思っている。 ) …………………………剣を、捨てることも………ひとつの、道……。 ( 傭兵の儲けは少ない。 その分を日頃のアルバイトに回して、いずれ定職に付いた方が――安定して、かつ儲かるぐらいだ。 じゃあなぜ、傭兵をしていたのだったろう。 ) [Sat 18 Feb 2006 21:30:14]
◆フェンサー > ( もしも駄目ならば――考えたくもないが――、新しく剣を求めるのもひとつの手だ。 フェンサーは丁寧にそれを布で包み、ベッドサイドの引き出しに収めた。 ) ……………………………女々しい……ですね……。 ( 女であるから、雄々しくあるよりはいいのかもしれない。 けれど、それは情けないというふうにしか、映らない。 ) [Sat 18 Feb 2006 21:19:28]
◆フェンサー > ( 砕けた剣を眺めながら、フェンサーはそう思った。 この街には腕のいい鍛冶屋がいると聞く。 門前払いの可能性もあるが、それでもいってみて損はないのではないのだろうか。 ) [Sat 18 Feb 2006 21:09:18]
◆フェンサー > ( 無理を覚悟で鍛冶屋に行こうか。 ) [Sat 18 Feb 2006 21:07:37]
お知らせ > フェンサーさんが来ました。 [Sat 18 Feb 2006 21:06:59]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 『( 考える、時間が必要だった。 )』 [Fri 17 Feb 2006 15:32:58]
◆フェンサー > ( 新しい剣を求めるべきなのだと、わかっている。 これは神が与えた機会なのだとも思った。 少しずつ、大人に成長していくための。 ―――でも、心が許せない。 ) ……………にいさん………私は……。 ( かみ締めた奥歯が、耳障りな音を立てた。 ) [Fri 17 Feb 2006 15:32:26]
◆フェンサー > ( それはフェンサーの剣。 正確には、フェンサーが遺された剣。 名も記されておらず、彼の名残はもはやその剣にはほとんど残っていないが……それでも、フェンサーにとってはこの世にただひとつの剣である。 打ち直すべきなのだろうか? いや、不可能だろう。 ではどうすべきなのだろうか。 フェンサーだってわかっている、いつまでも持ち歩けるわけではないと。 ) [Fri 17 Feb 2006 15:22:13]
◆フェンサー > ( 随分、短くなったな。 フェンサーはそれを布の上から撫でて、思った。 それが悲しいだとか、悔しいだとか、そう感じるよりも前に、虚脱感があった。 ) …………………………おかえり。 ( ぱさりと開いた布の中には、無残に刃の砕けた剣の柄と、同様のナイフがあった。 緑の王の死した場所から発見され、照会にいままでかかったのだという。 ) [Fri 17 Feb 2006 15:12:14]
◆フェンサー > ( 探索を要求したものが、発見されたと看護婦は伝えた。 そして、布に包まれたそれを、上半身を起こしたフェンサーの膝の上において、去った。 邪魔をしないように、という意味合いだろうそれに、フェンサーは感謝した。 ) [Fri 17 Feb 2006 15:02:43]
◆フェンサー > ( 見つかったわ。 ) [Fri 17 Feb 2006 15:01:43]
お知らせ > フェンサーさんが来ました。 [Fri 17 Feb 2006 15:01:36]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 『( 年をとるのは嫌なもので。 )』 [Thu 16 Feb 2006 20:55:52]
◆フェンサー > ( 考えてみるに、もう今年で、四捨五入すれば三十路になってしまう年頃だ。 なんだか先が見えない――というより、お先真っ暗だろうか。 お肌の曲がり角だけでなく、体力の曲がり角も気になるところだ。 これだけ盛大に入院しているのだから、今後おかしなところがあってもむしろ当然、傭兵としてやっていけるのだろうか。 というか宿代どうしよう。 フェンサーはそんなふうに、文面に目を向けながらしかし全然読み進めることもなく思考し続けていた。 ) [Thu 16 Feb 2006 20:55:23]
◆フェンサー > ( フェンサーは聖女という高潔な存在に尊敬はあってもそれほどの興味はなかった。 問題は、現在読み返している章――ちょうど、その聖女が20歳頃の話である。 フェンサーと同じ年頃のはずなのに、) …………………若いなぁ。 ( エピソードがどれをとっても華やかなりし青き春である。 なんだか、自分がおばちゃんに思えるぐらいに。 これは問題だった。 ) [Thu 16 Feb 2006 20:44:50]
◆フェンサー > ( 時折手の左右を変えるくらいしか違いはなく、視線は常に小説の文面だ。 内容は不明だが、そのタイトルは、「ある聖女の一生」とある。 大昔の聖女の伝記、というより逸話めいたものを集めたものなのだろう。 だからやはりそれは、小説だ。 フェンサーはそれの、真ん中辺りを何度も読み返していた。 眉根にしわを寄せるぐらい、真剣に。 ) [Thu 16 Feb 2006 20:34:44]
◆フェンサー > ( フェンサーはその日、右手で旧約聖書による筋トレをしながら、左手で小説をめくっていた。 同じ本であるというのに、この扱いの差はなんだろう――恐らく旧約聖書もそう思うだろうくらいに、フェンサーは小説に集中していた。 ) [Thu 16 Feb 2006 20:24:43]
お知らせ > フェンサーさんが来ました。 [Thu 16 Feb 2006 20:22:53]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 『( ヘタレはヘタレ、と。 )』 [Wed 15 Feb 2006 19:55:48]
◆フェンサー > ( このままでは去年と同じく、クリスマスも同様にすごすことになるかもしれない。 即ち、「ひとりなのにピザ頼む」とかそんな感じだ。 く、考えてみればその他の行事だって一人身だった気がする。 というか間違いなくそうである。 しまった! ) …………………こ、このままでは……売れ残り……&世間と没交渉レベルな駄目キャラに………ッ!? ( 微妙な危機である。 なにはともあれ、) [Wed 15 Feb 2006 19:55:35]
◆フェンサー > ( ……………? ) …………………あれェ!? 魅力がなくない!? ( 戦闘キャラでありながら今後暫くは入院。 女性としての魅力ほとんどなし。 それほど格好よくもない。 実はヘタレ。 …………あれェ!? である。 そのうち奇怪な生命体にすら同情されてしまいそうだ。 ) [Wed 15 Feb 2006 19:44:30]
◆フェンサー > ( フェンサーも一応は、これでも女だ。 多少はロマンチックなことを考えないでもない。 ―――だが相手などいるわけもない。 義理チョコをあげる相手すらいない。 なにせ男性の知り合いが極端に少ない。 ) ……………………貰ったことならば……ッ! ( 無論それは、男性と間違われてのものだった。 女性としての格好よさなど、フェンサーにはない。 ) [Wed 15 Feb 2006 19:35:21]
◆フェンサー > ( もう、過ぎ去ってしまった一日の事を指して、フェンサーはそう思った。 なんていうかほら、別にチョコレートなんてあげてもねえ、甘ったるいだけじゃないかあんなものは。 暑いと溶けるし、虫歯になったら困るだろう? ) ………………………別に、あげる相手すらいないことを嘆いているのでなくですね。 ( つまりはそういうことだった。 ) [Wed 15 Feb 2006 19:24:08]
◆フェンサー > ( 菓子屋の陰謀だ。 ) [Wed 15 Feb 2006 19:22:22]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Wed 15 Feb 2006 19:21:40]
お知らせ > フェンサーさんが退室されました。 『( ぼぉ、と音が出そうだったとか。 )』 [Tue 14 Feb 2006 21:02:39]
◆フェンサー > ( そもそもなまりきっている体でいきなり無理などできるものではない。 アイソメトリック法のトレーニングも最近サボっていたし。 明日辺り筋肉痛になることを何とはなしに予感しながら、フェンサーは聖書を開いた。 しおりはないが、どこまで読んだかは覚えている。 意味は覚えていないが。 ) [Tue 14 Feb 2006 21:02:23]
◆フェンサー > ( なんだかこう、そのうち罰が当たりそうな気がしないでもない。 後頭部をメイスでがつんとやられるかもしれない。 だがフェンサーは気にしない。 ぐっ、と旧約聖書をしっかり握り締め、) ………………………………疲れた。 ( やめた。 ) [Tue 14 Feb 2006 20:52:38]
◆フェンサー > ( フェンサーはそれを手に、肘を中心に腕を上下させた。 ――旧約聖書で上腕二頭筋を鍛えるのはどうかな、と本人も思ったらしいが、続ける。 ある程度の回数を、左右で交互に繰り返す。 これがまた、適度な運動になりそうな予感だ。 今度は辞書でも要求しようか。 ) [Tue 14 Feb 2006 20:42:37]
◆フェンサー > ( そんな一秒にも満たない会話を繰り広げたのはつい先ほどのことであった。 鈍ってしまいそうなので看護婦に筋トレするために何か下さいと要求したところものの見事にカウンターを喰らったわけである。 だから仕方がなく、フェンサーは旧約聖書を手に取った。 わりとずっしりとして重厚感のあるそれは、結構高そうで、かつ神秘性がないでもない。 ) [Tue 14 Feb 2006 20:32:56]
◆フェンサー > ( 「ダンベル下さい」「駄目」 ) [Tue 14 Feb 2006 20:31:19]
お知らせ > フェンサーさんが来ました。 [Tue 14 Feb 2006 20:30:48]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 『( そしてそのままの姿勢で眠りこけたとか。 )』 [Mon 13 Feb 2006 19:47:37]
◆フェンサー > ( いままで真面目に読んだことのないそれは、数分で頭痛を感じさせるような代物だった。 なにしろ、文体がかたい。 フェンサーは字の読み書きなど殆どしないタイプの人間であったから、そういうのが少し辛かった。 いやまあ、それぞれの話自体は興味深く、確かに暇はつぶれるが、なんだか、異国の書物を辞書なしで読んでいるような気分に陥るのは何故だろう。 ) [Mon 13 Feb 2006 19:47:11]
◆フェンサー > ( 箸をもてないということは、まだ、暫くは大した食事は取れないのか。 その点だけにはややげんなりしつつ、しかし、フェンサーは聖書を開いた。 どっかにあるんじゃなかろうか。 「入院生活で半端に気が滅入ったときに」という項目が。 ) ………………………………ない、か。 ( あっても困る。 とりあえず、最初から読んでみようか。 えぇと……旧約聖書、かな? ) [Mon 13 Feb 2006 19:38:21]
◆フェンサー > ( だが、まだしばらくは箸を持つ生活はできそうにないな、と言い残して去る医師に、フェンサーは、本を要求した。 そして看護婦が、世界一のベストセラーだと持ってきた本は、) ……………………………………………聖書。 ( ベストセラーであることは、間違いなかった。 ) [Mon 13 Feb 2006 19:27:13]
◆フェンサー > ( 医師は、フェンサーのお腹の中身がどうにかならないように固定していたコルセットのようなものをきゅ、としめなおして、言った。 勿論自力ではなく、とも。 ) ………………ええと…………順調に……? ( ああ、よくなっている。 それが医師の答えだった。 ベッドと身体との間に、いくつかの枕を入れて、フェンサーは上半身を起こすことができるようになった。 手を動かすことも認められた。 ) [Mon 13 Feb 2006 19:17:33]
◆フェンサー > ( 少しなら、身体を起こしても大丈夫だろう。 ) [Mon 13 Feb 2006 19:14:54]
お知らせ > フェンサーさんが来ました。 [Mon 13 Feb 2006 19:13:46]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 『( Amazing grace! )』 [Sun 12 Feb 2006 14:34:34]
◆フェンサー > ―――Was blind, but now I see………♪ ( まあ、歌詞の通りにうまくいくなんて思わないし、信仰なんて全然ないけれど。 たまには、そんなのもいいかなと思うのだ。 ほんのちょっとした気まぐれだけど。 ) [Sun 12 Feb 2006 14:34:07]
◆フェンサー > ( 歌詞だって、正確には覚えていない。 ただ、その響きがすきなのだ。 ) ………――I once was lost, but now am found,……♪ ( 多分、こんな感じの歌だったろう。 わからないところは、らららーで済ませてしまえばいいのさ。 フェンサーは窓の外を眺めながら、そんな風に思うのだ。 ) [Sun 12 Feb 2006 14:24:08]
◆フェンサー > ――――That saved a wretch like me!……♪ ( なんという歌だったか。 フェンサーは良く覚えていない。 だがその意味は確か、覚えているような気がする。 主は、こんなに穢れた私をも救ってくれると、そういう歌だったと思う。 ) [Sun 12 Feb 2006 14:14:36]
◆フェンサー > ( しかし、やることもなく、何とはなしに、歌うばかりであった。 ) ――――Amazing grace! how sweet the sound……♪ ( ゆっくりと、思い出すように、囁くように。 ) [Sun 12 Feb 2006 14:04:52]
◆フェンサー > ( 今日は、珍しくフェンサーは起きていた。 ) [Sun 12 Feb 2006 14:01:59]
◆フェンサー > ( [Sun 12 Feb 2006 14:01:42]
お知らせ > フェンサーさんが来ました。 [Sun 12 Feb 2006 14:00:48]
お知らせ > フェンサーさんが退室されました。 [Sat 11 Feb 2006 21:19:08]
◆フェンサー > ( 人間、寝不足は体に悪いものだが、寝すぎるのも勿論体に悪い。 適度な睡眠をとることが最も健康的である。 寝溜めなんてできないので、青少年は早寝早起きを心がけよう。 ) …………………や…っ……………そんな………駄目です……………………………………………………………………………………しめ鯖なんて……。 ( ゾンビを食べてアンパン好きな奥さんがいてしめ鯖は駄目な、そんなシチュエーションてなんだろう。 ) [Sat 11 Feb 2006 21:19:06]
◆フェンサー > ( 時折、寝返りをうとうとしてはいるが、ベッドにしっかりと縛り付けられているため、それはできない。 あまり寝返りを打つと体に響くからだ。 ) …………………ふふ………いや、そんな……奥さん………………そんなに好きなんですか………………………………………………………………アンパン。 ( 本当に何の夢を見ているのやら。 ) [Sat 11 Feb 2006 21:09:08]
◆フェンサー > ( どれだけ寝ているかといえば、昨晩20時ごろに就寝、そして………現在まで。 ほぼ24時間睡眠を行っているわけである。 薬の効果もあるとはいえ、驚異的な熟睡っぷりである。 ) …………………………………んぅ……………………もう食べられないよ………………………………………………………………ゾンビは。 ( 一体何の夢を見ているのか。 ) [Sat 11 Feb 2006 20:59:19]
◆フェンサー > ( 入院している限りまとわり付くその退屈は、日常においてのそれよりも、よほどうっとうしい。 そして暇つぶしの方法は限られており、それにすら飽きてきている。 フェンサーはその非常に長く感じられる時間をひとり―――――――――――爆睡していた。 ) [Sat 11 Feb 2006 20:49:00]
◆フェンサー > ( 言ってみれば、暇であった。 ) [Sat 11 Feb 2006 20:47:09]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Sat 11 Feb 2006 20:45:51]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 『( 寝た。 )』 [Fri 10 Feb 2006 20:16:27]
◆フェンサー > ( なにか決定的な違いがあるのではないかとも思うが、差は見つけられない。 全ての人間がそれこそ、まったく別種の生き物なのだ、その中で差がどうとかは、話してもしょうがない。 だもので、結局、答えは出ない。 フェンサーは暫くその答えの出ない問いを悩んで惑って考えて、) [Fri 10 Feb 2006 20:16:18]
◆フェンサー > ( しばしして、看護婦は去った。 残されるフェンサーは考えるのだ。 そういえば、確かに世の中は早々うまくいくものではない。 しかしうまくいっている人間がいるのも確かだ。 努力の違いか、運の違いか、或いは、隣の芝は青い、とかいうやつか。 ぐりん、考える。 努力の違いというには、多分に運に左右されている。 運の違いというには、多分に努力に左右されている。 ……ということはやはり、みな大して変わらないのか。 ただ人を見て自分が不幸だと思うのだろうか。 ) [Fri 10 Feb 2006 20:06:56]
◆フェンサー > ( 早々うまくいくものじゃないし、めったにない体験なんだから楽しんでいってね。 看護婦はそういったが、フェンサーはううん、と首をかしげた。 楽しめないことはない、というより、充分楽しめる環境だけれども。 ほら、あれだ。 ) ………………うまく、いかないですか………。 ( 人生ってそんなものなのよね、と悟った風な看護婦。 年の割にやや達観気味らしい。 ) [Fri 10 Feb 2006 19:56:22]
◆フェンサー > ( 看護婦は、部屋の調度品を少々自分好みの配置に変えながら、一瞬、考えてこう言った。 ――いつでも退院できるわよ? ) ……………え、じゃあ、退院したいで( 死にたいならね。 さらりと笑顔の看護婦に、フェンサーは黙るほかなかった。 ) [Fri 10 Feb 2006 19:46:51]
◆フェンサー > ( いやいや、間違い。 いつになったら退院できますか、とフェンサーはたずねた。 ) [Fri 10 Feb 2006 19:45:12]
◆フェンサー > ( いつになったら入院できますか? ) [Fri 10 Feb 2006 19:44:50]
お知らせ > フェンサーさんが来ました。 [Fri 10 Feb 2006 19:43:58]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 『( あなた、笑えたのね。 )』 [Thu 9 Feb 2006 20:42:26]
◆フェンサー > ……………………………………平和って、いいですね………。 ( そう? わたしはもっとスリルがないとね。 なんて、冗談めかしたように言う看護婦に、フェンサーもつられて笑った。 そしてそこで、看護婦にショックとなるような言葉を言われるのであった。 ) [Thu 9 Feb 2006 20:42:17]
◆フェンサー > ( なんでもない話だけれども、なんでもない話だから、フェンサーは看護婦に感謝した。 なんでもない会話ができることを、感謝した。 なんでもない、平和な日常が確かにあることを確認できた気がして。 ) [Thu 9 Feb 2006 20:32:14]
◆フェンサー > ( なんでもなく返事をした。 ) [Thu 9 Feb 2006 20:24:14]
◆フェンサー > ( 汗を拭きながら、看護婦はたわいもないことを話してくれた。 いま、こんなことがあってね。 わたしはこうかと思ったのだけれど。 早く夏になってくれないかな。 そんな、なんでもない話に、フェンサーはなんでもpなく [Thu 9 Feb 2006 20:24:06]
◆フェンサー > …………………あれ…………ゆ、め……? ( じゃあ、悲しい夢でも? 看護婦が重ねて尋ねると、フェンサーはまた、首をかしげた。 夢の内容はまるで覚えていないけれど、悪夢を見たような不快感はなく、むしろ心は穏やかだ。 ) …………………よく………わかりません………。 ( そう。 看護婦は、追求しないでくれた。 その代わりにフェンサーの体を起こしてやって、服を脱がせて汗を拭いてくれた。 ) [Thu 9 Feb 2006 20:22:18]
◆フェンサー > ( フェンサーの具合を見に来た看護婦が、まず最初にそういった。 一瞬、なんのことなのかわからなくて首をかしげると、つぅ、とぬるいしずくがあごを伝い、首筋に流れていった。 咄嗟に目元にやった指先には、予想通り、涙のあとが、感じられた。 ) [Thu 9 Feb 2006 20:12:19]
◆フェンサー > ( 何か怖い夢でも? ) [Thu 9 Feb 2006 20:10:42]
◆フェンサー > () [Thu 9 Feb 2006 20:10:34]
お知らせ > フェンサーさんが来ました。 [Thu 9 Feb 2006 20:09:59]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 『( あァーした、天気に、なァーれ。 )』 [Wed 8 Feb 2006 20:41:06]
◆フェンサー > ( 閉じたカーテンをゆっくりと見やって、フェンサーはゆるりと考えた。 ) …………………明日は、晴れるかな……。 ( 雨は嫌いだった。 曇りは好きだったけれど、気が滅入る。 だから、好きでも嫌いでもない、晴れが、良かった。 ) [Wed 8 Feb 2006 20:40:52]
◆フェンサー > ( 緊張につまっていた空気を、ゆっくりと、長く、肺から吐き出した。 ) ……………最近………よく、夢を見るようになったな………。 ( きっと、いつも寝ているような日常だからだろう。 疲れて夢も見ないで眠るような、そんな日常とは違う。 急になんだか落ち着かなくなって、フェンサーは身じろいだ。 反射的に腰にやろうとした手は、むなしく空を切る。 ここは病院だ、そこに剣があるわけもなかった。 ) [Wed 8 Feb 2006 20:30:15]
◆フェンサー > ( 決して、その顔は困惑に揺らぐ14歳の少女のものではなかったし、生意気そうに唇を尖らせた15歳の少女のものでもなかったし、ガラスのような目をした16歳の少女でもなかった。 ――その事実に、フェンサーは安堵と、それから大きな疲労を覚えた。 ) ………………大丈夫………私は、生きている……。 ( 病室はどこまでも静かだった。 ) [Wed 8 Feb 2006 20:20:13]
◆フェンサー > ( 視界の体はベッドに縛り付けられた、女の体。 頭の先から爪先まで、確かに、確かに、自分のものだ。 ベッドサイドの引き出しの、上に置かれた鏡を見ても、24歳、フェンサーの顔だ。 ) [Wed 8 Feb 2006 20:10:57]
◆フェンサー > ( 夢から覚めて、まずフェンサーは自分が誰かを確認した。 ) [Wed 8 Feb 2006 20:09:43]
お知らせ > フェンサーさんが来ました。 [Wed 8 Feb 2006 20:08:14]
お知らせ > フェンサーさんが退室されました。 『( なんて怠惰な、闇の底。 )』 [Tue 7 Feb 2006 20:56:37]
◆フェンサー > ( 人は光を求めずにはいられないのだろう。 まるで灯った火に集まる夏の羽虫のように。 進み続ければ、進み続ければ、その身を焦がし、燃やし、死に至らしめるというのに。 ………フェンサーは、しかしそうできない。 穴の底から天を仰ぎ見るかのように、光を見つけながらも闇の中でまどろみたいのだ。 ) [Tue 7 Feb 2006 20:56:26]
◆フェンサー > ( だがやはり、気が滅入る。 なんてことはないささやかな気の滅入りが、迷路のように心を惑わす。 人の心の安らぎは闇の中にこそあるけれど、しかし、また再び光が差すことがないのではと思うと、どうにも心が急くのだろう。 ) [Tue 7 Feb 2006 20:46:26]
◆フェンサー > ( 窓の外の曇天は気が滅入るけれど、何故だか同時に、休日に昼間で寝過ごしているときのような、そんな心地よい気だるさも感じる。 ………きっと、空に穴の開いたような月夜の晩には、自分の薄汚さを見透かされているような気分になるからだろう。 ) [Tue 7 Feb 2006 20:36:16]
◆フェンサー > ( それはまあ、日がな一日、そこに寝ていればそうだろう。 寝返りも打てないのだから、そろそろ皮膚とくっついてしまっているんじゃないかと、実は疑っている。 ………毎日、看護婦さんに汗を拭いたりしてもらっているから、そんなことないってわかっているが。 ) [Tue 7 Feb 2006 20:26:03]
◆フェンサー > ( 宿の寝台の感触を忘れるほどに、病院のそれはなじんでいた。 ) [Tue 7 Feb 2006 20:24:50]
お知らせ > フェンサーさんが来ました。 [Tue 7 Feb 2006 20:23:18]
お知らせ > ブロウさんが退室されました。 [Tue 7 Feb 2006 19:45:11]
◆ブロウ > ( そんでもって部屋に帰り、就寝。 爆睡。 ) [Tue 7 Feb 2006 19:45:09]
◆ブロウ > ( ――そんな適当なものだった。 どうせ先のことなんて考えてもわかりゃしない。 それならまたあとで考えればいいやと。 それは行き当たりばったりそのものの思考だった。 ) [Tue 7 Feb 2006 19:43:26]
◆ブロウ > ………。 ( 音を立ててドアがしまり廊下に出された場所で一人考える。 無理しないように。 それはどの程度だろうか。 思いっきり殴ったりしても大丈夫かなと。 ) どうすっかな……。 ( いつもの仕事をする限りそれは不可欠だ。 そんでもっていつもしてる事なら別に無理じゃない。 そんなお気楽な思考が招いた結論は―― ) なんとかなんじゃね [Tue 7 Feb 2006 19:35:56]
◆ブロウ > 大体暇すぎるんだよこの病院。 ( その表情のまま尚も愚痴を続ける。 たびたび抜け出していた男の言う台詞ではないが、そんなことは頭の片隅にもおかない。 ) ま、いいや。 これでようやく――”そうそう。 まだしばらくは無理しないように。 まだ完治してないからね。”――へ? ( 好き放題出来る、と続けようとした言葉が思わず間抜けな返事に代わってしまう。 ) ”はいそれじゃ次の人。” ( 目が点になっているのを無視して次の患者を呼ぶ。 そして男は背を押されるようにして呆然としたまま部屋を出される。 ) [Tue 7 Feb 2006 19:29:37]
◆ブロウ > ”うん。 順調だよ。 この調子なら今週中に退院してもなんの問題も無いね。” ( 日に一度の診察の日。 治療の経過を担当の医師はそう告げた。 骨はほぼくっつき、もうギブスで固定する事も無い。 しかしそれでもまだ動かせばぎこちないし痛みは走る。 ) よーやくかよ。 なげえっつうの。 ( しかしそう言われた男の顔は不満そうに歪んでいる。 ) [Tue 7 Feb 2006 19:21:23]
お知らせ > ブロウさんが入室されました。 [Tue 7 Feb 2006 19:17:21]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 [Mon 6 Feb 2006 20:30:26]
◆フェンサー > ( これは、肉体ではなく、心を詰む戦い――! )( なんとなく、フェンサーと招き猫の間に、緊迫した空気があるような気がしないでもない。 先に動いたほうが死ぬ、とでもいうかのような、そんな。 その阿呆な戦いは、結局フェンサーが疲れて寝入ってしまうまで続いたとか。 ) [Mon 6 Feb 2006 20:30:24]
◆フェンサー > ( とてもじゃないが目を合わせる気にはなれないのだが、しかし視界から消えた途端に、視線を感じるような感じないような、物音が聞こえるような聞こえないような、そんな奇妙な感覚にとらわれる。 ――もちろん、単なるビビリだ。 ) [Mon 6 Feb 2006 20:20:16]
◆フェンサー > ( くりっとしたぱっちりお目めが顔の大部分を占めており、愛嬌以上にその細かな細かな渦巻き模様の瞳に引きずり込まれそうな恐ろしさがある。 そしてその微妙な角度に持ち上げられた前足は、なにやら不可思議な吸引力を持ち合わせているかのようであった。 なぜそんなに細かく観察できたかといえば―――この招き猫、フェンサーのほうを向いているのである。 明らかに向く方向が間違っている。 ) [Mon 6 Feb 2006 20:10:58]
◆フェンサー > ( サイズの程は掌に乗る程度の小さなものであったが、陶器製のそれはなにやら、得体の知れない東洋の神秘を秘めていた。 ………見舞い客が来るように、と看護婦さんが置いていったものだが、病院に置くのは間違っていると思われ。 ) [Mon 6 Feb 2006 20:00:59]
◆フェンサー > ( ごん、とベッドサイドの引き出しに我がもの顔に鎮座ましましている招き猫。 ) [Mon 6 Feb 2006 19:59:53]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Mon 6 Feb 2006 19:59:11]
お知らせ > バドラックさんが帰りました。 『次の日、風邪&袖の汚れを見咎められ、激しく説教された』 [Sun 5 Feb 2006 23:05:56]
◆バドラック > (小熊は立ち尽くした。) (いつまでも、いつまでも立ち尽くした) [Sun 5 Feb 2006 23:01:40]
◆バドラック > (鍵が閉まっていた――――ヴェイトス中央病院の戸締りは完璧だった) [Sun 5 Feb 2006 23:00:14]
◆バドラック > (ガタッ) (硬い手応え。 力いっぱい押しても、窓は一向に開かない) (ガタン) (今度は反対に引っ張って見――――が、駄目………!!) [Sun 5 Feb 2006 22:58:49]
◆バドラック > (程なくして、小熊は宿直室前の窓の下にたどり着いた。) (吹きつける雪に病院着は濡れ、壁面を擦ってきた左手の袖は黒く汚れていたが、それでも小熊は満足だった。 ゆっくりと頭上の窓に手を伸ばし――――) [Sun 5 Feb 2006 22:55:31]
◆バドラック > (身を切るような寒風と雪が吹きつける中、小熊は駆け足で進んでいく) (ダンジョンの左手の法則よろしく、壁に手を添えてどんどん進む。 一つ目の曲がり角を越え、ずんずん進み、突き当りを右に曲がって更に進む) [Sun 5 Feb 2006 22:50:44]
◆バドラック > (自分の病室は1階、宿直室も1階。 中庭を壁伝いに進んでいけば宿直室前の窓のところまで行く事ができる。 巡回医も、きっと外までは見ていないんではないだろうか? それに、頭を低くして壁に寄って進めば、ちょうど死角に当たるはず) [Sun 5 Feb 2006 22:44:45]
◆バドラック > (そして数日間の思案の結果、画期的といえるかもしれない策が浮かんだ) (布団の中に枕を仕込み、あたかも眠っているかのごとく見せかける偽装工作を完了した小熊は、自室の窓からひらりと中庭に飛び出した) [Sun 5 Feb 2006 22:40:43]
◆バドラック > (前回・前々回の敗因は、巡回から身を隠す場所を用意しなかった事だ。 小熊は考えた。) (そして昼の間、自分の病室と宿直室までの道のりをなんども行き来して身を隠せる場所を探した) [Sun 5 Feb 2006 22:31:50]
◆バドラック > (この味は敗北の味だ) (小熊は布団の中に枕を仕込みながら、己にそう言い聞かせた。 あの苦味を克服するには、2度も自分のチャレンジを退けたルゥ先生を出し抜き、リベンジを果たすしかないと考えた) [Sun 5 Feb 2006 22:21:40]
◆バドラック > (それは小熊の2度に渡る深夜徘徊に対する罰則、激苦薬膳粥) (日に三度訪れるその脅威は、1週間がたった今もなお小熊を苦しめていた) [Sun 5 Feb 2006 22:14:48]
◆バドラック > (それは、日によって青かったり緑だったり茶色だったりするが、一つの例外もなく激烈な苦味を含んでいた) [Sun 5 Feb 2006 22:12:00]
お知らせ > バドラックさんが来ました。 『苦味』 [Sun 5 Feb 2006 22:09:56]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 『( ネタ切れという『壁』は。 )』 [Sun 5 Feb 2006 19:53:29]
◆フェンサー > ( 絶望だった。 自分にもとうとうそのときが訪れてしまったのかという、絶望しか感じなかった。 目の前が真っ暗だったり真っ白だったり真っ赤だったりちょっと緑がかってたり真っ青だったりした。 深い深い底なしとは言わないけれど人が溺れ死ぬには十分なんじゃないかしらという深さを持った恐ろしい沼の上にかかった、針の先のように細い糸とは言わないまでもぼろぼろに朽ち果てて腐りきって一度に何人も渡れそうにないまあ柵は丈夫かもしれないわねって端の傍にいるような気分だった。 ああ、なんと恐ろしいのだろうか、この、 ) [Sun 5 Feb 2006 19:53:13]
◆フェンサー > ( 目には見えないその『壁』は、しかし確固として存在する。 その横やら下やら上やらを通り抜けることはできそうにない。 噂どおり破壊も困難。 小さな小さな存在になってトンネル効果でも体験しないと越えられそうにない。 そしてフェンサーが最も恐ろしいのは、その『壁』の表面には『第一の壁』と書いてありそうなことだった。 恐らく、これは苦労して苦労して苦労すれば越えられるのだろう、しかし。 『壁』という存在は、永劫にフェンサーを赦さないらしい。 もはやその前でぐだぐだと文句をたれるか、必死でそれと無駄に向き合うか、或いはいままで来た道を再度歩きなおすか、その程度しか選択は残されていない。 ) [Sun 5 Feb 2006 19:43:20]
◆フェンサー > ( 才能のない人間ならば、劣っているとまでは言わないものの、優れていない人間ならば、その『壁』はもっと早く、また強大なものとして現れるだろう。 いつか、個人差はあれ気づいてしまうその『壁』。 その『壁』に出遭ってしまったからには、苦労して苦労して苦労して、なんとかその壁に日々を入れ、削り取るぐらいが関の山、結局それを越えることはできない。 やった、越えた、と思っても、それはより大きな『壁』の一部分でしかなかったりする。 ―――フェンサーは、それに出遭った。 ) [Sun 5 Feb 2006 19:33:15]
◆フェンサー > ( そう、フェンサーは思うのだ。 望むと望まざるとに関わらず、その『壁』は彼或いは彼女の前にあわられる。 いかに才能のある人間であっても、いかに優れた人間であっても、いつかはそれと出遭うし、出遭わないでいることはできない。 もしもそんな方法があるとするならば、最初から進まないか、『壁』に遭遇する前に死ぬことだけだ。 ) [Sun 5 Feb 2006 19:23:27]
◆フェンサー > ( 人は誰しもその壁に遭遇する。 ) [Sun 5 Feb 2006 19:21:25]
お知らせ > フェンサーさんが来ました。 [Sun 5 Feb 2006 19:21:03]
お知らせ > フェンサーさんが退室されました。 『( 「うわばら」って咄嗟には出ないよな。 )』 [Sat 4 Feb 2006 19:34:45]
◆フェンサー > ( そうしてフェンサーが思うことは、いまやただひとつのことだけだった。 それ以外のことを今考える必要はなかったし、意味もなかった。 たったひとつ。 たったひとつなのだ。 1という小さな数字。 それが大事だ。 唯一。 ――それは、 ) [Sat 4 Feb 2006 19:34:26]
◆フェンサー > ( そんなこんなで、今日もフェンサーはのんびりのったり、ベッドの上でごろごろ。 転がれないけど。 このクソ健康的なくせに怠惰な生活を甘受してしまうのは、人として可笑しくないと思うのだー。 退屈さえ紛らわせれば。 アイソメトリックに筋肉を鍛えながら、フェンサーはなんかこう、死んだ魚というほどじゃないが、でろでろした目だった。 ) [Sat 4 Feb 2006 19:24:27]
◆フェンサー > ( ただ、やっぱり入院し続けるって訳にも行かないし、できるだけ早く治りたいものだ。 それが叶わないのならば、せめて何かの役には立ちたいな、と思う。 白魔術師の育成なんかにうってつけなんじゃなかろうか、とか宣伝してみようかとも。 ――まあ、気楽にやりなさいよというのが医者の意見かもしれない。 ) [Sat 4 Feb 2006 19:14:22]
◆フェンサー > ( 後十日もすれば、体を起こしてみてもいいでしょう、とも言った。 ただ、コルセットのようなものが、きゅ、とやられるらしい。 食事制限もまだ続くそうだ。 まあ不摂生な生活であちこちがたが来てるからちょうど良かったかも、などといわれたときには、入院生活もいいかもとちょっと思った。 ) [Sat 4 Feb 2006 19:04:25]
◆フェンサー > ( 順調ですよ、と医者は言った。 ) [Sat 4 Feb 2006 19:01:57]
お知らせ > フェンサーさんが来ました。 [Sat 4 Feb 2006 19:00:30]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 『( ららら筋肉痛。 )』 [Fri 3 Feb 2006 21:24:45]
◆フェンサー > ( 特に、バイト先で重たい荷物を持とうとして腰がぐきっと来たときなどは店長に早退したほうがいいんじゃないかといわれたほどだった。 しかも完全なる善意で。 実際、人生経験はまだ10年そこそこ……子供だと言い張るのは大変辛いのでやらないが。 あー、どう考えても神様は不公平だ、とかたまに思ったりしないでもないが、いまの問題は。 ) [Fri 3 Feb 2006 21:24:36]
◆フェンサー > ( まあ、これが二、三日経ってから筋肉痛になりました、とかいったらもうなんだか、年かなぁ、と更なる悲壮感が襲ったであろうから、まだマシかもしれない。 フェンサーとはいえ、一応は、仮にも一端の女性。 年を気にすれば胸も気にする。 なんとなく鏡を見ることもあれば、お洒落でもしようかと思いつく。 金と暇と環境があれば。 ) [Fri 3 Feb 2006 21:14:53]
◆フェンサー > ( あー、でも、痛みというのは生きているという証拠、でもある。 使い古された定番お馴染みの悪い方向ではあえて使わない傾向が見られるもう慣用句なんじゃねえのって言葉だ。 だがほら、多分この言葉って、本当に痛い人にとっちゃ知るかバカヤロウ、って感じだろう。 フェンサーはそこまで行かないが、ちょっと悲壮感漂っていた。 ) [Fri 3 Feb 2006 21:04:33]
◆フェンサー > ( 少しばかり長い休みの後で、急にアイソメトリックながらも無駄にきびきびと運動したせいか、すげぇ筋肉痛。 医師に怒られ看護婦に笑われ、見舞い客はいない。 全身に感じる鈍痛と倦怠感に、反省するほかにない。 やることも。 ) [Fri 3 Feb 2006 20:54:25]
◆フェンサー > ( もっとよく考えて行動しないとなあ、とフェンサーはひとり反省した。 ) [Fri 3 Feb 2006 20:52:41]
◆フェンサー > ( [Fri 3 Feb 2006 20:52:16]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Fri 3 Feb 2006 20:51:44]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 『( 翌日、筋肉痛。 )』 [Thu 2 Feb 2006 21:01:43]
◆フェンサー > ( こうして筋肉を収縮させることによっても、運動、は可能なはずだ。 事実、こうしてみれば疲労が出てくる。 筋肉を使っている、ということだ。 後の世ではこのような運動法をアイソメトリック法と呼ぶのだが、無論、フェンサーはそんなことは知らない。 ただ、ふとした発見を有効活用した。 腕や脚、腹筋、疲労以外での痛みがない場所を、そうやって運動させることにした。 毎日やれば、リハビリの際も楽だろう。 ) [Thu 2 Feb 2006 21:01:32]
◆フェンサー > ( 感触ってなんだ。 間食だ。 通常の三度の食事以外に摂取する食料で、お菓子などが多い。 え、さて。 フェンサーの割と大人しめな思考部分は戦いたい、というのはまず無理だと冷静に判断するも、運動不足は肉体的にも精神的にも悪い、ということは認めていた。 うーむ。 どうしたものか。 試しに腕に力を込めてみるも、縛り付けられているために動かない。 ……動かないが…。 ) [Thu 2 Feb 2006 20:51:23]
◆フェンサー > ( フェンサーにとって、戦うことは割と日常的で、中毒的で、既にどっぷりつかっていた。 だもので、運動もできない環境では文句が出てくるのも仕様がなかった。 短距離アスリートが走りを禁じられたとか、肥満児が感触を禁じられたとか、その手の感覚。 ただ、思考がそれに呆れているというのが、間抜けな話だ。 ) [Thu 2 Feb 2006 20:41:49]
◆フェンサー > ( まだ動くことを許されずベッドに縛り付けられたその体は、いつも以上に不平不満をぶーたれる。 あまりにも動かしていないので、退屈を感じ始めたのだろう。 思考よりも顕著に。 それから遅れて文句を言いはじめたのが、脳のどこか。 あー、やべー、戦いてー、と。 ) [Thu 2 Feb 2006 20:31:48]
◆フェンサー > ( うわ、やべえ。 端的に表すとそんな思考だった。 ) [Thu 2 Feb 2006 20:30:15]
お知らせ > フェンサーさんが来ました。 [Thu 2 Feb 2006 20:29:48]
お知らせ > ブロウさんが帰りました。 『( その結果は推して知るべし。 )』 [Thu 2 Feb 2006 20:22:50]
◆ブロウ > あ、知ってるに決まってんだろうが。 ( 自信たっぷりにきっぱりと答える。 ……まぁこっちは構わないけどよ。 そういって再びゲームは続行。 ) ( そして配られてきたカードに舌打ちを零す。 ) [Thu 2 Feb 2006 20:22:27]
◆ブロウ > ( そして再びカードが配られる。 その手札を見るやすぐに男の表情は笑み崩れる。 ) もちろんコールだぜ。 ( あ、オレは降りるから。 相手の手札を察した相手方はあっさりとそう宣告する。 ) ……そりゃねぇだろうよ。 ( 不満げに投げ出されて上を向いたカードはダイヤのフラッシュ。 ――なぁ兄ちゃん。 ポーカーフェイスって知ってるか? やや呆れながらも相手が尋ねて来る。 ) [Thu 2 Feb 2006 20:18:38]
◆ブロウ > ぐっ……。 ( 相手が出してきたのは4と6のツーペア。 けして強い手では無いが負けは負けだ。 へっへっへ、悪いな兄ちゃん。 薄ら笑いを浮かべながらそういうと早々とトランプをしまおうとする。 ) ま、待てよ。 もういっぺんだ! 明日の朝飯の分も!! ( 典型的な負けの込む思考だという事にまるで気付いていない。 相手はカモだと認識したのかそれを承諾する。 ) [Thu 2 Feb 2006 20:08:57]
◆ブロウ > ぐっ……。 ( へっへっへ、悪いな兄ちゃん。 [Thu 2 Feb 2006 20:04:33]
◆ブロウ > ( その悩みぬいている様子からわかるように手札は思わしくない。 Aのワンペア。 勝負にいくには少し厳しい手だろう。 ) ――コールだ。 文句ねぇよな。 ( それに応じて相手と同時に互いの手札を明らかにする。 下一桁の秒数が偶数だったら勝利。 奇数だったら敗北。 ) [Thu 2 Feb 2006 20:03:29]
◆ブロウ > ( 相部屋の一室。 そこで一人のチンピラと同室の患者がポーカーに興じている。 ) ……ちっ。 もうちょいぐらい待てっつうの。 ( 早くしろよ、と相手に急かされると苛立ちのこもった言葉を返す。 賭けの内容は夕食のオカズ。 大の大人にはたった一品というのは少ない量なのでお互い目付きは真剣だ。 ) [Thu 2 Feb 2006 19:58:55]
お知らせ > ブロウさんが来ました。 『( 何やらしかめっ面で考え込んでいるご様子。 )』 [Thu 2 Feb 2006 19:53:56]
お知らせ > ビリー・ウォンさんが帰りました。 『病気は魔法で一発と言う訳にもいきませんしね…(なんて、他の医局の人間には聞かせられない話』 [Wed 1 Feb 2006 21:48:24]
◆ビリー・ウォン > And such are little giles made of...(それはつまり、まだまだこの手の薬のリクエストは絶えないと言う事ではあるわけで…、地道でもやっていくしかあるまい) [Wed 1 Feb 2006 21:47:01]
◆ビリー・ウォン > Suger and spice and all things nice And chemical X.(今年もこの手の薬を処方は絶えない。それも春がきて暖かくなってくれば、また変わってくるのだろうとは思うが…) [Wed 1 Feb 2006 21:45:09]
◆ビリー・ウォン > what are little giles made of, made of ?(体力の強弱、胃腸の強弱、症状の重軽…、特に「桂枝湯」は合法(他の漢方薬と組み合わせる事)したり、配合を変えるだけで色々対応が変化する) [Wed 1 Feb 2006 21:42:09]
◆ビリー・ウォン > And such are little boy made of.(それらは「麻黄湯」に「葛根湯」に「桂枝湯」…全て、風邪に対しての漢方薬) [Wed 1 Feb 2006 21:39:50]
◆ビリー・ウォン > Frogs and snails and puppy dogs'tails.(それは調合以前のすりつぶしの段階だったり、手馴れた調合だったりする場合だが…今回は、後者であり、この冬の時期散々作っていた代物で) [Wed 1 Feb 2006 21:37:07]
◆ビリー・ウォン > what are little boy made of, made of ?(軽く歌未満の旋律を口にしながら製薬作業をする事は、ある) [Wed 1 Feb 2006 21:36:05]
お知らせ > ビリー・ウォンさんが入室されました。 『歌う事のブームが移ったわけではないけれども…』 [Wed 1 Feb 2006 21:34:22]
お知らせ > フェンサーさんが退室されました。 『( そして、就寝。 )』 [Wed 1 Feb 2006 20:34:48]
◆フェンサー > ……そうだ……嬉しいんだ、生きる、喜び……………たとえ…胸の傷が……痛んでも……♪ ( 胸の傷が痛むって言うことは、悪党にも慈悲の心をもって接しているのだろうか。 それとも、自分の正義に自信がないのだろうか。 そこはよくわからない。 ) ………ああ…――――――、……優しい、君は……いけ…みんなの夢…守るため………♪ ( そんな、正義の味方ってものに、なってみたい、とフェンサーは頭の隅っこで少しだけ、考えた。 ) [Wed 1 Feb 2006 20:34:40]
◆フェンサー > ……いまを、生きる、ことで……熱く、燃える、ココロ……♪ ( まあ、熱い心なんてフェンサーは最近失いかけてしまっている。 二束三文に命を懸けているときに、精々我武者羅な感情が擬似的にそれを補完してくれるくらいだ。 ) ……だから、君は、行くんだ……微笑ん、で………♪ ( よほど情熱的な人間か、正義心のあふれる人なのだなぁ、とフェンサーはちょっと尊敬した。 丸い顔のヒーローを。 ) [Wed 1 Feb 2006 20:25:00]
◆フェンサー > たとえ…胸の傷が……痛んでも……♪ ( 本人は十分楽しんでいるらしいのだが、どうにも周りから見ると、ぶつぶつと怪しい呪文を呟いているようにも見えなくもない。 ) ………何のために生まれて……何をして生きるのか……答えられないなんて、そんなのは…嫌だ……♪ ( あえて説明しなければ決して歌とわからないような、元がアップテンポのものだというのが嘘のような歌詞だった。 ) [Wed 1 Feb 2006 20:14:22]
◆フェンサー > ( フェンサーは今日も、大して上手くない歌を、囁くように歌う。 ) ………そうだ……嬉しいんだ、生きる…喜び……♪ ( 今日の選曲は、子供向けのなのだけれどもなんともディープ名意味を持ち合わせていそうな、そんな歌だった。 ) [Wed 1 Feb 2006 20:04:41]
◆フェンサー > ( 最近のブームは歌うことらしい。 ) [Wed 1 Feb 2006 20:02:57]
◆フェンサー > ( [Wed 1 Feb 2006 20:02:48]
お知らせ > フェンサーさんが来ました。 [Wed 1 Feb 2006 20:01:45]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 [Tue 31 Jan 2006 23:08:55]
◆フェンサー > ( 悲鳴を上げた椅子に、フェンサーが悲鳴を上げるところだった。 しばらくがたぶるした後、眠りの世界に逃げて行ったそうな。 ) [Tue 31 Jan 2006 23:08:52]
お知らせ > ジャスティスさんが帰りました。 『ばたん、とドアは閉まって』 [Tue 31 Jan 2006 23:07:34]
◆ジャスティス > ええ、それじゃ……ぁ……。 (腕力でしたら……腕力でしたら……、処女殺しの分もあったのか少しカチンときて掴んでいたイスの背を握り締める。) めきめきっ。 (木が悲鳴を上げたところで、あわてて止める。危ない危ない、壊れてない) えぇ……それじゃあ [Tue 31 Jan 2006 23:07:26]
◆フェンサー > ………えー………ではやはり、単に個人的に愛でるということで。 ( こちらのほうがよほど真剣そうに聞こえるというのがなんともいえなかった。 よし、今度髪を青く染めよう。 ) ………………ジャスティスさんの腕力でしたら……まるで問題ないと。 ( 聞いた話によれば、ゴリラなんてかわいいくらい、とか。 なんとも失礼な思考であった。 ) ………はい、おやすみなさい…………………………待って、ますからね……? [Tue 31 Jan 2006 23:00:14]
◆ジャスティス > いや、潜入はやめて、潜入は。 (こっちがあらぬ誤解をされる、なんて恐れおののいて。潜入の際には、髪を青に染めるとフェンサーさんだとばれずにいいかもしれない) はぁ……やっぱり戦闘的なのねー。厄払いか……それじゃあ、悪魔とかにも効くかな? (今度であったらぶつけてみよう、なんて先方ぶちきれ必至なことを考えて) さて……と、それじゃあ今夜はそろそろおいとまします。また遊びに来ますね? [Tue 31 Jan 2006 22:56:56]
◆フェンサー > …………そういった………一部の方しか……着れない服は…………ええと、まにあっくな……ではなく……ええと、そう……潜入などの際に役立つと、いいますか……。 ( 無理がありすぎる誤魔化し方だったが、フェンサーとしては誤魔化しきれていると思っているらしい。 まあ、大好きなのだけれども。 ちなみに入院中に看護婦さんからも貰おうとか考えている。 ) ………ええと……聞いた話によりますと………古来、一対多を強いられる戦闘の中で中長距離を主体として発展した、豆ほどの大きさのの鉛球を、人体急所を狙い正確に投げつけ打ち倒すと秘儀があったといいます。 これが現代の世に残ったものが、豆をまいて災厄を払う節分になったといいます。 ( 民明書房より。 とか大法螺吹いた。 ) [Tue 31 Jan 2006 22:47:53]
◆ジャスティス > え? 修道服?いいけど……たすきがけでもしないとあんまり動きやすいものじゃないよ? (え、好きなの?シスター服、なんて不思議そうに尋ねて) セツブン?ほほぉ、何処かのお祭りなんだ。語感からいくとフォーウンの方のイベントなのかな?あれ何がしたいんだろうね、鬱憤晴らし? [Tue 31 Jan 2006 22:37:14]
◆フェンサー > ………それは、確かに………旅行気分かもしれません……………はっ……でしたら……。 ( ふと思いついたように、フェンサーは真剣に見つめた。 そして、こう、囁いた。 修道服着させてください。 と。 ………趣味はコスプレかもしれない。 ) ……………………それ、は…………セツブン、なるものでは……ないでしょうか………? ( 文化交流文化破壊の多い活動家なフェンサーは、うろ覚えながらもその知識を持っていたようだ。 ) [Tue 31 Jan 2006 22:32:57]
◆ジャスティス > (まぁ、この修道女のもつ傭兵のイメージも、酒場にたむろしたり、マフィアの馬車を警護してたりするような強面の人たちだったりするけれど) あははー。4,5日うちの教会をのんびり警備してもらえればいいから。 (いやぁ、ちょっと旅行に行ってみたくて、なんて笑いながら、一割引きの言葉をしっかりと胸に刻みつけた) そうねぇ……っていってもあんまり最近はたいした事件もおきてないんだけどね。依頼とかも少ないし……あ、そうそう、なんだか街中で乾燥したままの豆を全力でぶつけ合う奇行が流行ってるらしいわよ? (人差し指立ててかなり間違った情報を伝えて) [Tue 31 Jan 2006 22:28:41]
◆フェンサー > ( とはいえ、中には盗賊まがいの傭兵だっているのだから、全部一緒くたにできない現実もある。 なにせ、傭兵には資格も試験も必要なく、金銭での関係以外信頼すらない場合だってある。 困った話だ。 そういうのもまた、みんなの笑顔を邪魔してる。 ) ………はい………私にできることでしたら……………一割引くらいで。 ( せこい割引だった。 ) ………そうですね…………最近のこと、聞きたいですね……外のこと、わかりませんから。 [Tue 31 Jan 2006 22:20:00]
◆ジャスティス > そうね、街道の警備とか、馬車の警護とか、日常生活の中にもあなた達のおかげで成り立っていることも中にはあるものね。感謝しなくっちゃ。 (皆が笑顔でいられればいい、という言葉には何度もうなずいて、少し憂鬱な顔をする) けど、難しいわよねぇ……。 (あっちを立てればこっちがたたない) とにかく頑張ってケガ、直してね? そのときにはフェンサーさんにお仕事頼むから。 (お祝い代わりに、というわけでもないけれど) ……さて、ともう眠る? それとも、街の最近のこととか、なにかお話とかしようか? [Tue 31 Jan 2006 22:16:27]
◆フェンサー > ……………でも、うん…………そういう人たちもいるんだってこと、覚えていて欲しいです。 ( 大変だ、って言うだけではなく。 どこかでそうして戦ってたりするんだってことを。 まあ……くだらない感傷程度にでも。 ) ………勿論………私も、平和が好きです………穏やかで、みんなが笑顔でいられたらいいのに……。 ( 渡り歩いていたりすると、誰かを守っているという気も薄い。 でもやはり、平和が一番だ。 ) [Tue 31 Jan 2006 22:11:27]
◆ジャスティス > そっかぁ……大変ねぇ。 (使い捨て、という顔には眉をひそめて) パン屋よりは、傭兵の方がいいのかぁ……。 (生きている感じ、といわれれば、先ほどそれなら何で傭兵なんて続けているのだろうか、という疑問に心の中で納得して) 私は最近はもう、平穏万歳って感じね、やっぱら争いごとは精神力がもたないわ。 (テンパって頭の中いっぱいいっぱいよ、と苦笑して) [Tue 31 Jan 2006 22:07:41]
◆フェンサー > ……………それに………ぶっちゃけ………傭兵なんて、十把一絡げの使い捨て……正直言って、儲かりません。 べらぼうに強くて連続で戦いまくっているなら、いざしらず……。 ( 危険度の割に、収入は少ない。 それでも戦争などが起これば、食べていくためだとか、その他諸々の理由で、雇われる。 勿論、個人技能に秀でた人間がこの島には多いから、儲けられる人は沢山いるだろうけれど。 ) ……………パン屋さんのバイトは……食べるためです………………私は正直……戦場での二束三文のほうが………生きている感じが、するんです。 ( 怖い、と思う気持ちも確かにある。 でもそれ以上に、惹かれるものが、ある、と。 ) [Tue 31 Jan 2006 22:02:58]
◆ジャスティス > あー、そうね、そうよねぇ……。 戦場から戦場へ、っていうイメージがあるけど、大陸ならいざ知らずヴェイトス島じゃぁそんなに毎回仕事にありつけるってわけでもないだろうし……。 (パン屋さんでバイト、と聞けばなんだか良くわからないけど頬が緩む) けど……パン屋の売り子から傭兵に戻るときって怖くないの? [Tue 31 Jan 2006 21:56:51]
◆フェンサー > ( 人が空を飛ぶシーンなんて人生にそう何度も見れるものじゃないだろう。 それも多分、局所的に雨(赤色)が降るなんてのは特に。 ) …………いえ、多少は、話していたほうが、楽ですし………………その、まあ……小さなパン屋さんなんですが………傭兵の仕事がないときは……そこでバイトしてます………売り子さんで。 ( 自分がそこまで相手を興奮させているとは露知らずの命知らず。 危機管理能力とか、そういったものが必要だ。 ) [Tue 31 Jan 2006 21:50:42]
◆ジャスティス > (たぶんけが人じゃなかったら、親愛の印のアイアンクローで宙を舞って!? いただろう) すーっ、はー!すーっ、はぁー!!……よし、落ち着いた。OK、あんまりしゃべらせると悪いかな〜?とおもって。 えぇと……う〜ん、ちょっとすぐには出てこないなぁ。 (天井を見ながら、必死にパンやの情報を探って) [Tue 31 Jan 2006 21:47:54]
◆フェンサー > ………そうそう、その………淑女殺し。 そこまでして、修正なさるとは………………お好みは、人妻さんで……? ( 入院生活で悟りを開いたか、薬で麻痺ってるのか、それとも天然か、怒気に気づいていそうもない反応であった。 けが人でなければ殺されても文句が言えそうにない。 ) ……ええ………先日、白魔術もかけていただいて、回復が進んでいるそうです……。 ( ある意味、あと一突きで楽になれるのは確かだった。 大変も大変、大変すぎて大変さを忘れたくなるくらい大変です、とフェンサーは苦笑いした。 ) …………そうですね…………………………商店街にある……赤と白の看板のパン屋さん、ご存知ですか? ( そんなことを唐突に、フェンサーはたずねた。 それから、大丈夫です、と穏やかに答えた。 ) [Tue 31 Jan 2006 21:44:09]
◆ジャスティス > 淑女淑女淑女淑女!! (耳元でささやくように、それでいて怒気をはらんだ声音で訂正して) そうですか、後一突き……。 (嫌な誤字だ、せっかくだから修正しない。 修道女は一つ息を吐くと、傭兵なんて仕事をされていると、入院生活なんて大変でしょう?なんだか偏見がありそうな言葉を投げかけて) ……傭兵って、ふだんはどんな生活をしてらっしゃるんですか? って、ああそういえば今はしゃべっても大丈夫? [Tue 31 Jan 2006 21:39:00]
◆フェンサー > ……ええ…………覚えています。 確か、ほら………処女殺しの。 ( 嫌なところで記憶力が良かった。 まあ、もっと嫌な発言はされなかったのだが、それは単にフェンサー自身口にするのがためらわれたからだった。 ) ………いえ……来ていただいただけで、十分です……………はい、治療がうまくいっているようで……一月もすれば、起き上がれるようには、なれそうです……。 ( 長く、邪魔臭くも感じる解かれた髪が、首を動かすたびに枕とこすれた。 ) [Tue 31 Jan 2006 21:32:13]
◆ジャスティス > 今晩は……えぇと、この前伺ったジャスティス・ブラウニーです。 (相変わらずの容態に内心心配しながらも、イスに座って) 今日は次いでだったのでお土産もないんですけど……どうですか?体の具合は。 (病院の受付に武装を預けてきた修道女は、失礼ながらくつろいだ様子で尋ねて) [Tue 31 Jan 2006 21:28:18]
◆フェンサー > ( ノックと、控えめな声に、フェンサーはまどろみから緩やかに覚醒していった。 ほんの少しだけ寝ぼけて、それから、ああ、とすぐに目を覚ました。 来客ほど嬉しいものはない。 ) はい……どうぞ………。 ( 声は相変わらず、囁くようなそれだ。 そして様態も大して変わってはいない。 ) [Tue 31 Jan 2006 21:23:24]
◆ジャスティス > (特に何か用があったというわけでもない、ただ、所用の帰り、病院の近くを通ったから、あの重傷の少女が気になったのだった) 今晩は……おきてらっしゃいますか? (控えめの声量で声を掛けて) [Tue 31 Jan 2006 21:21:43]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Tue 31 Jan 2006 21:16:29]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 [Tue 31 Jan 2006 21:16:18]
お知らせ > ジャスティスさんが来ました。 『ノックの音』 [Tue 31 Jan 2006 21:16:18]
◆フェンサー > ………It's a small world after all………It's a small world after all………It's a small world after all………………It's a small, small world……♪ [Tue 31 Jan 2006 21:16:17]
◆フェンサー > ( 歌ったせいか、少し疲れた。 フェンサーは自分が半分ほど夢の中に足を踏み入れたことに気づきながら、囁くように歌った。 ) [Tue 31 Jan 2006 21:15:26]
◆フェンサー > ( 実は意味は、あんまり考えて歌っていない。 歌詞がどうのと言うより、メロディがすきなのだ。 だから、世界が小さかろうが何ヶ国語にも訳されてたりとか、そういうのには興味がない。 ) ……That it's time we're aware……It's a small world after all……♪ ( ああ、でも、テーマソングとかにしてみたらいいかもしれない。 口笛で吹きながら、無意味に高いところから登場、とか。 ) [Tue 31 Jan 2006 21:14:18]
◆フェンサー > ( お世辞にもフェンサーは、歌は上手くない。 勿論、リサイタルを起こしただけで死者が出るような音痴ではない。 ただ、その、音がよく、外れた。 ) ………And a world of fears……There's so much that we share……♪ ( 全然似合わない歌を、囁くように歌う。 誰かに聞かせるなんて、とてもとてもできたものじゃないけれど、歌を歌うと、気分が良くなるから。 ) [Tue 31 Jan 2006 21:04:16]
◆フェンサー > ( フェンサーが歌を歌っていた。 囁くような声で、休み休み。 穏やかな夜であった。 ) ……A world of tears……It's a world of hopes……♪ ( 本来アップテンポなそれは、フェンサーの唇につむがれると、どうにもスロウ。 緩やかに、和やかにー、てなもんだ。 ) [Tue 31 Jan 2006 20:54:43]
◆フェンサー > …………It's a world of laughter……♪ ( 歌。 歌を歌っている。 ) [Tue 31 Jan 2006 20:52:53]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Tue 31 Jan 2006 20:51:27]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 『( 終身。 いやいや、就寝。 )』 [Mon 30 Jan 2006 21:17:31]
◆フェンサー > ( もしもなにもかもがあべこべならば…………フェンサーは、傭兵なんてやっていなかったのかもしれない。 毎日ニコニコ笑顔で、聖人君子のように穏やかで、裕福だったろうし、今頃は隣で、彼が優しく見下ろしていたことだろう。 そんな、今更なことをふらりと思考して、嗚呼、くだらない。 瞼を閉じる。 ) [Mon 30 Jan 2006 21:17:19]
◆フェンサー > ( けれど、見えない場所はどうなっているのだろうか。 この鏡では見ることのできない、端のほうはどうなっているのだろうか。 赤の王様と女王様が、騎士や僧侶と戯れているだろうか。 花と勘違いされるようなこともあるのだろうか。 なにもかもがあべこべだったりするのだろうか。 ) [Mon 30 Jan 2006 21:07:38]
◆フェンサー > ( 軽くウィンクしてみれば、鏡の向こうでそっくりさんが、左右逆転して真似してみせる。 いつものような左半分だけの笑みを浮かべてみれば、向こうさんは右半分で。 そっくりそのまままねるばかりで、その向こうに移るカーテンもなにもかも、大して変わりはないように見える。 ) [Mon 30 Jan 2006 20:57:52]
◆フェンサー > ( フェンサーは、ベッドサイドの引き出しの上に、サボテンと並んでおかれた鏡を見つめながら、フェンサーは戯れにそんなことを思った。 真逆に映る向こうの世界には、何があるのだろうかと。 ) [Mon 30 Jan 2006 20:47:21]
◆フェンサー > ( 鏡の向こうには何があるのだろう。 ) [Mon 30 Jan 2006 20:45:40]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Mon 30 Jan 2006 20:45:08]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 『( 喜劇めいた、はなしだ。 )』 [Sun 29 Jan 2006 20:24:06]
◆フェンサー > ( だから白兎を地上にやったのではなかろうか。 赤の支配とまるで関係のない、夢見がちな少女ただひとりを連れ込むために。 もうどうしようもないぐらいにこじれていかれて修復できないほどに出鱈目に乱れて狂った世界を、ドカンと一発弾けさせる為に。 全て、アリスを招くただそのためだけに、大きくしたり小さくしたり、びしょぬれにしたり走り回らせたり、キ印なお茶会や公爵夫人のバカ騒ぎにつき合わせたり、そんなことを計画したんじゃなかろうか。 願いが叶ったのかどうかはしらないけれど、だとするならば、それはとても―――、 ) [Sun 29 Jan 2006 20:23:53]
◆フェンサー > ( 女王陛下は誰よりも高みにいる。 合図のひとつで首を落とすことだってできる。 女王陛下がルールなのだし、女王陛下が審判なのだし、女王陛下がシナリオなのだ。 ――けれどたったひとつ、その願いだけは誰も叶えてくれはしないのだ。 愛して欲しいというただそれだけの願いを、きっと誰も叶えることはできまい。 どうしても女王陛下は強大だから、媚び諂っても愛することなんてとてもとても。 女王陛下は孤独なんじゃないだろうか。 孤独のあまり、寂しさのあまり、女王陛下は暴走するのではないだろうか。 ) [Sun 29 Jan 2006 20:13:48]
◆フェンサー > ( 血の色だろうか。 血に濡れた国を嘲笑うかのように。 威圧だろうか。 その赤が支配者の色だというように。 赤だけが世界で色としての意味を持つのだろうか。 他の全てが灰色にでも見えてしまっているかのように。 ――ふ、とフェンサーは思った。 女王陛下はもしかして、寂しがっているのではないだろうかと。 ) [Sun 29 Jan 2006 20:03:21]
◆フェンサー > ( 女王陛下は、ハートの女王で、権威を象徴するだけの王様とは違い、強大な権力をその手にしていた。 逆らうもの、気に喰わないものはすぐさま処刑だ。 ――だが、なぜ赤にこだわるのだろうか。 ハートというだけで赤というのは、何故だろう。 フェンサーは思うのだ。 赤ばっかりだったら、気が触れやしないかと。 自分の色だからって、いくらなんでも、白いバラを赤色に塗るような真似を、兵隊がやらなければならないなんて。 ) [Sun 29 Jan 2006 19:53:19]
◆フェンサー > ( 子供ではない、というフェンサーの言葉を無視して、親切からか本人の暇つぶしなのか、看護士さんに枕元で音読されたのが、アリスという少女の物語だった。 極めて異常で、尋常ならざる奇怪な世界でのその物語。 フェンサーは聞き終わったその後に、一人そう考えたのだ。 ) [Sun 29 Jan 2006 19:43:29]
◆フェンサー > ( 女王陛下はどうして赤にこだわるのだろう。 ) [Sun 29 Jan 2006 19:42:05]
お知らせ > フェンサーさんが来ました。 [Sun 29 Jan 2006 19:41:10]
お知らせ > ブロウさんが帰りました。 『ちぃくしょぉぉぉ――― ( 部屋の騒音は更に酷くなってましたとさ。 )』 [Sat 28 Jan 2006 23:59:19]
◆ブロウ > こういう時、職が無いってのは辛いもんだぜ。 ( 世間ではアウトローと呼ばれる人種。 自分で決めた道。 今更真面目になろうとも思わないが金が無いのはやはりキツイ。 ) ( 困ったように左手で頭を掻きながらそろそろ自分の病室へと戻ろうかと歩を進める。 ) [Sat 28 Jan 2006 23:58:22]
◆ブロウ > ( そして煙草を吸おうとしてポケットの中から取り出し――その中が空な事にようやく気付く。 その意味を理解すると自然に溜め息が出る。 ) あぁ…もうウゼェなぁ。 ( くしゃりと音を立てて空の箱を握り潰す。 耳栓だけでなく煙草まで買わなくてはいけない。 唯でさえ入院で金が無いのにそれは男にとって結構な痛手だった。 ) [Sat 28 Jan 2006 23:49:47]
◆ブロウ > ( 目的地も無く、ただ歩き続ける。 深夜の病院は夜の闇に溶け込み昼間とはまるで別の空間のようだ。 ) なんか出てきそうだなぁオイ。 ( 今更オバケを怖がるような歳でもなし。 もし何か出てくれば暇つぶしになりそうだなと冗談めかした考えを如何にもな雰囲気の廊下を歩きながら口にする。 ) [Sat 28 Jan 2006 23:41:24]
◆ブロウ > ( 病室を出ても特にやる事は何も無い。 せいぜい病院の廊下をブラブラ歩き回る程度だ。 それでもいびきに煩わされるよりは遥かにマシだが。 ) ( 両腕と腹部の打ち身はほぼ癒えているが問題は右肩の骨折。 治るのにも時間が掛かるうえに若干だが後遺症の恐れもある。 全く厄介な怪我をしちまったもんだと独りごちる。 ) [Sat 28 Jan 2006 23:34:28]
◆ブロウ > ………… ( 彼を悩ませているのは同室の病人達が奏でるいびき。 おっさん連中のいびきというのは本当にヤバイ位にうるさいのだ。 思わずうるせぇー!!と叫んでしまいったがここは病室。 そんなことはさすがに出来ないのが余計に彼の苛立ちを増さしている。 ) ―――ちっ! ( 小さく舌打ちを零すとベッドから抜け出る。 こんな煩い部屋で寝れるはずが無い。 とりあえずもう少し落ち着くまで外に避難しようかとドアに向かう。 ) [Sat 28 Jan 2006 23:27:44]
◆ブロウ > ( しくじった。 彼にとっては極めて稀なことに後悔というものを病院の自室でしている。 先日病院を抜け出したときには散歩だけで帰ってしまった。 それが今非常にマズイ結果をよんでしまっている。 ) [Sat 28 Jan 2006 23:19:58]
お知らせ > ブロウさんが入室されました。 『……』 [Sat 28 Jan 2006 23:18:07]
お知らせ > フェンサーさんが退室されました。 [Sat 28 Jan 2006 21:51:20]
◆フェンサー > ( そんな妙な思考をしたせいか、女王陛下は既にフェンサーの思考から姿を消してしまっていた。 仕方がない。 また、最初から。 ) [Sat 28 Jan 2006 21:51:18]
◆フェンサー > ( 赤といえば、人類最強の赤、だが、別に人類最強で赤な訳ではない。 同じようにこの女王様方も、最強のチェスの駒だが、最強でチェスの駒な訳ではない。 なんとかそれらを抑え付けて、ろくにん目までは配置し終えた。 そういえば人類最強って、七つの宝玉を探す冒険譚でいえば、強さのインフレの中で不動の位置を保ち続ける、ク○リンではないだろうか。 うーむ。 ) [Sat 28 Jan 2006 21:41:14]
◆フェンサー > ( あ、この配置だと、少し難しいな。 フェンサーは今は位置したばかりのよにん目と、十分ほど前に配置したさんにん目を取り上げて、また新しく配置しなおした。 自己主張の激しい女王様方は、ふと気を抜くと、どこに行ったものか、思考の外へと勝手に散歩に出かけていってしまうのだから、この作業は大変なものであった。 ) [Sat 28 Jan 2006 21:31:16]
◆フェンサー > ( 駒の色は何色がいいだろうか――ああ、赤色がいいだろう。 赤の女王。 鏡の国のように。 フェンサーはチェス盤を夢想して、そこにまずひとり目の女王を配置する。 ふたり目の女王も配置する。 最初のうちは簡単だけれども、すぐに、そのゲームの難しさがわかっていく。 ひとり配置するごとに、難易度は格段に上昇していく。 それも、忘れないようにしながらやるのだからいうまでもない。 ) [Sat 28 Jan 2006 21:21:16]
◆フェンサー > ( なんでも、ひとつのチェス盤の上に、八人の女王様を、お互いがお互いを討つことがない位置に配置する、というものらしい。 クィーンは前後左右斜めに自由に移動できる、最強の駒。 王より強く、権威ではなく権力を象徴する。 それが八人もいれば、難しいのは当然だ。 それを思考だけでやろうというならばなおさら。 ) [Sat 28 Jan 2006 21:11:02]
◆フェンサー > ( エイトクィーン。 ) [Sat 28 Jan 2006 21:09:06]
お知らせ > フェンサーさんが来ました。 [Sat 28 Jan 2006 21:08:43]
お知らせ > フェンサーさんが退室されました。 [Thu 26 Jan 2006 21:53:51]
◆フェンサー > ( 沢山のことを思考して、ほんの少しの答えを出した。 ほんの少しの答えを検算して、結局、何も変わらなかった。 強いて言うならば、苦痛が残った。 見定めて、直視して、噛み砕いて飲み下すには、もっともっと、多くの時間が必要なのだと悟った今日この頃。 ) [Thu 26 Jan 2006 21:53:51]
◆フェンサー > ( こうしてゆっくりと思考することも、大事なのかもしれない。 過去を見つめて、それを見直すことも大切なのかもしれない。 入院生活は、それを行うのには最適な状況だった。 ――ただ、それを行うこと自体は極めて苦痛だった。 けれど、無理に自分をせかすこともできないから、フェンサーは思考する。 ) [Thu 26 Jan 2006 21:43:21]
◆フェンサー > ( フィルターも何もない世界は、美しくもなんともない、カラフルなリアルだったけれど、それはフェンサーが思っていたより重苦しくも軽薄でもなく、灰色でも赤色でもなかった。 なんでもないことを、なんでもないことなのだと認めることが、大分久しぶりに、できた。 ため息がひとつ漏れる。 ) [Thu 26 Jan 2006 21:33:44]
◆フェンサー > ( 正確に言うと、むしろ思考は正常になっている。 ただ、いままでずっと、自分のことなど何も考えなくていいほどに忙しく過ごして、止まったままで生きてきたから――正常に戻ると、逆にそれを異常と感じてしまっていた。 ) [Thu 26 Jan 2006 21:23:30]
◆フェンサー > ( 頭が可笑しくなりそうだ、とフェンサーは思った。 ) [Thu 26 Jan 2006 21:22:21]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Thu 26 Jan 2006 21:21:13]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 『( 素数の夜は続くのであった。 )』 [Wed 25 Jan 2006 22:44:57]
◆フェンサー > ( 53、59、61。 再びそこまでを時間をかけて数えて、フェンサーは、) ……67、71……73、79…83………。 ( 自分で出した問題をすっかり忘れているらしく、そのまま普通に数えていくのであった。 ) [Wed 25 Jan 2006 22:44:36]
◆フェンサー > ………ええと……………ええと………うん、37。 ( 暫く考えてから、フェンサーはそう結論を出した。 それから、立て続けに41、43、47、53、59、61、と出して、囁いた。 ) では第一問〜………61までの素数は何個でしょうかー。 ( フェンサーはひとりむなしくそんなことを囁いて、考え出した。 そして、また、最初から数え始めた。 2、3、5、と。 ) [Wed 25 Jan 2006 22:32:33]
◆フェンサー > …………………23………29……………さんじゅう、いち? ( うん、31のはずだ。 しかし、その次が浮かばなかった。 ぼおんやりとフェンサーは考える。 さああ、次の数はなんだっただろう。 まあ、急いで考える必要はない。 時間は腐るほどあったし、素数は数え切れないほどあった。 だからゆうっくり、考えよう。 ) [Wed 25 Jan 2006 22:22:27]
◆フェンサー > ( 一見不規則な数字を舌の上で転がして、フェンサーは、11、という数の次を考えあぐねて、それを舌の上で転がした。 12は、2と、3と、4と、6、だから……。 ) …………13……それで、次は………17、19……かな………。 ( 舌の上で転がすそれは、しっかりとした規則を持っていた。 1と自分以外で割れない整数。 孤独な数字。 即ち、素数。 それを数えるくらい、フェンサーは時間をもてあましていた。 ) [Wed 25 Jan 2006 22:12:24]
◆フェンサー > ………ああ……1は、正確じゃないから……最初は……2、なのかな……。 ( と、フェンサーは囁いた。 囁いて、穏やかに呼吸する。 そしてまた、続けるのだ。 ) …………3、5……7…………11……。 [Wed 25 Jan 2006 22:02:00]
◆フェンサー > ( 1、とフェンサーは囁いた。 ) [Wed 25 Jan 2006 21:59:45]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Wed 25 Jan 2006 21:59:28]
お知らせ > ビリー・ウォンさんが退室されました。 『そんな漢方薬剤師のある日の昼食風景』 [Wed 25 Jan 2006 12:46:09]
◆ビリー・ウォン > さて・・・(食事を終えれば、本を開き…経絡図を確認しながら按摩・灸・鍼とマスターしていこうと) [Wed 25 Jan 2006 12:45:47]
◆ビリー・ウォン > ……ライカニアで、動物の要素の強い人には使えないとは言え…(文字通りお灸を据える、みたいなのもあるかも知れず…だが…)病院で、かちかち山な事態になっても困りますしね(あれは狸だったか、とそんな話) [Wed 25 Jan 2006 12:43:32]
◆ビリー・ウォン > ああ…灸と言えば…(一人、狼石の件で入院しているライカニアの子供が暇を持て余しているようだから、少し懲らしめてあげてくださいみたいな話は聞いたような…結局、それはどうなったのかビリーは預かり知らぬところ。薬膳粥も食医の担当であるからして) [Wed 25 Jan 2006 12:41:54]
◆ビリー・ウォン > ・・・人の肉体は、なんと硬いことか…(それでも力任せはでは駄目で、そもそも慣れれば力は使わないとは言え…すぐできるわけでもなく) [Wed 25 Jan 2006 12:38:36]
◆ビリー・ウォン > (今日は調合と合わせて、按摩のレクチャーを…漢方医を名乗るなら、調合だけでなく鍼・灸・按摩も一通りできなくては話にならないとは言え…) [Wed 25 Jan 2006 12:36:07]
◆ビリー・ウォン > 本来なら…、こちらが食べに行くべきなのでしょうが…(店の忙しいタイミングで出前…まぁ、自分だけが頼んでいるわけでもないからいいのだが…)今は出歩く気がしないというか…(肩を回し、手を軽く振りほぐしつつ、目の前の酢豚定食と相対し…) [Wed 25 Jan 2006 12:35:01]
お知らせ > ビリー・ウォンさんが来ました。 『この病院の関係者がよく利用するフォーウン料理の店から出前を頼み…』 [Wed 25 Jan 2006 12:32:48]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 『( まあ、そんなこんなな入院生活。 )』 [Tue 24 Jan 2006 21:41:24]
◆フェンサー > ( なんだかやけにハイテンションなファンシーでファンキーな看護婦さんと仲良くなってしまいそうな気がしてきたが、きっと気のせいだろう。 まあ、間違いなく医師とは顔なじみになるだろう。 ついでに白魔術師の教育にでも使って欲しいところだ。 さあ使え、と。 寝ているだけなのだから、せめてそのぐらいは役に立ちたい。 あ、いや、怪しい薬の実験台とかはいやだが。 ) [Tue 24 Jan 2006 21:41:12]
◆フェンサー > ( 自分もこう、活躍したらなんかそういった通り名みたいのが付くんだろうか、とフェンサーは本格的に夢でしかないことを夢想した。 しかし、そういった通り名はなにかを成し遂げたことによって、その行為に対してつけられることが多い。 残念なことにフェンサーはそんな目立つ活躍はした事がない。 精々が「妄想具現化」とかそういった不名誉なのだろう。 後はまあ、「死に損ない」とか。 まあ―――格好よくないのは確かだ。 ) [Tue 24 Jan 2006 21:30:21]
◆フェンサー > ( あの時訪れたのは確か――「粉砕骨折」ツヤコさんと、「処女殺し」「染み付きぱんつ」シスタージャスティス、「頼りになる兄貴もとい姉御?」レイ・シェリダンさん、それに「クラインの胃袋」ルゥ先生。 うんうん、とフェンサーは賑やかたるメンバーを思い起こした。 おっと、忘れてはいけない、「愛妻家の変態さん」カンクロウ、さんだっただろうか。 なんとも色物ばっかりだなあ、とかフェンサーは失礼なこと考えたそうな。 ) [Tue 24 Jan 2006 21:20:20]
◆フェンサー > ( さて、人間やることがないと大抵は過去を思い返したりするわけで、少年漫画にありがちな回想をフェンサーは地で行っていた。 とはいえ、フェンサーにはこう、密度の有る思い出があんまりないので、最近の記憶とかを引っ張り出す―――そうだ、先日の賑やかだったときを思い出したりしてこの退屈感とか寂寥感とか尿意とかを誤魔化そう。 尿瓶あるけど。 ) [Tue 24 Jan 2006 21:10:35]
◆フェンサー > ( 代わりにベッドサイドの引き出しの上に置かれたのは、サボテンの鉢だった。 トゲトゲしているが、丸っこい形状がなんとも愛嬌がある。 もしこれがチョヤッとかいうサボテンであったならば、フェンサーは瞬きですら恐れただろうし、蟲使いの乱入を予想しただろう―――無論、冗談だが。 ) [Tue 24 Jan 2006 21:00:26]
◆フェンサー > ( 幻覚も見えなければ、聞こえない、視界は完全にクリーン。 人間としては望ましい、健常な意識状態なのだが、退屈を潰せないという意味では少々、困る。 九官鳥は衛生上悪いということであえなくさよなら、動物系統は駄目といわれた。 がっかりした。 動物も人間も変わりねーだろ看護士で我慢しろ、とのたまった医師はなにかいやな思い出でもあったのだろうか。 もしくは精神的にひねくれているに違いない。 ) [Tue 24 Jan 2006 20:50:11]
◆フェンサー > ( その日、フェンサーは割と意識がはっきりしていた。 ) [Tue 24 Jan 2006 20:47:39]
お知らせ > フェンサーさんが来ました。 [Tue 24 Jan 2006 20:46:42]
お知らせ > 艶子さんが帰りました。 『満ち足りた幸せそうな面で、すやすやと熟睡した。』 [Tue 24 Jan 2006 02:59:50]
◆艶子 > 借りっぱなしになってたものを返さなくちゃな。 ( なに、返せるだけの余裕は出来た。顔をあわせると気まずそうだけど、仕方が無い。 ――さあ、明日から急がしい。何時までも起きてるとまたルゥ先生に めっ て言われちゃうし、そろそろ眼を瞑って寝よう。 ) [Tue 24 Jan 2006 02:59:03]
◆艶子 > ( ベッドに横たわったまま右腕をかざす。硬められた包帯の中で私の腕は、そして指は確かに動かすことが出来た。 ルゥ先生の腕を疑うわけでは無いが、動かすことへの不安もあるし周囲の眼もあるので暫くは包帯は外さないつもりだが。早く剣を握って腕のカンを取り戻したい。 その前にも当然やらなくてはならないことは山積みになっているのだけど。 ) ああ、何だか気分が良い。こういう理由で忙しくなるのは悪くないな。 誰から礼を言いに行こうか。 ( アレックス、薙刀使い、ルゥ先生にも改めてお礼を。レイの試合を見にコロセウムに行くのも悪くない、勿論真っ先に同居人に元気な様子を見せてやるつもりだけど。 それと………。 ) [Tue 24 Jan 2006 02:56:29]
◆艶子 > ( 退院だ。ルゥ先生と約束した二週間は過ぎ、腕の方も術後の経過は良好ということで自宅療養に切り替えとなった。まあ、ルゥ先生の治療があっても無くても退院の時期としては一ヶ月は妥当だった……と思う。とはいえ、これからも定期的に通院せねばならないだろうが。 …この個室で過ごす時間も残りあと僅か。そう考えると味より健康を考えた病院食も、娯楽の少ないことも、なんとなく不健康そうなイメージも、なんとなく名残惜しく感じた。 一ヶ月というと然程長い時間では無いけれど、艶子にはそうは思えなかった。ここで私は苦しみ、絶望し、救われて、最後には笑えた。まだ入院が長引くフェンサーが心配だったが、これからも顔を出してやろうと思う。見舞い客は余り居ない様子だったから――。 ) [Tue 24 Jan 2006 02:47:26]
お知らせ > 艶子さんが入室されました。 『明日で。』 [Tue 24 Jan 2006 02:44:06]
お知らせ > バドラックさんが退室されました。 『リベンジSIPPAI!!』 [Tue 24 Jan 2006 00:30:09]
お知らせ > ルゥさんが帰りました。 『(※ペナルティとして暫くは特別メニューのようです(激苦薬膳粥、とか))』 [Tue 24 Jan 2006 00:29:59]
◆バドラック > (パタリ。 扉が静かに閉じた後に、物音は途絶えた。 小熊がどんなおしおきを受けるのか、その真実は病院の闇の中に) [Tue 24 Jan 2006 00:29:36]
◆ルゥ > (コングラッチュレーション…! コングラッチュレーション…! 黒服の人がそう褒め称えてくれるくらいには、きっと立派だったと思う。 ざわ… ざわ…) はい、良いお返事です…。 先ずはお部屋に戻りましょうね? (後ろでに戸を閉める─) [Tue 24 Jan 2006 00:23:50]
◆バドラック > ・・・・・・・・・ハイ (掠れた声いって、小熊が頷いた。 そのとき、小熊の表情は微笑んでいたが、それは切腹前の武士が見せる最後の笑みに似ているように見えた。) (逃げたいと思っても逃げれそうにないので――――そのうち小熊は考えるのをやめた) [Tue 24 Jan 2006 00:18:15]
◆ルゥ > 藪から棒になんです? (いきなり誰もいないと思っていた宿直室から出て来るのも、相当の藪蛇だと思う。さておき) 人生ですか。 そうですね──よく噛み締めておいた方が良いかも。今のうちに。 (ぽつり。今何か言った。) [Tue 24 Jan 2006 00:12:03]
◆バドラック > (宿直室のドアは影の門) えぇと・・・ (小熊の脳裏に、突如として今日までの思い出がめくるめいた。 そういえば、ずいぶん前にねぐらの2階から飛び降りて足を捻挫したことがあった。 何でそんな馬鹿なことをしたと年長の仲間に怒られたが、その時は確か他人のせいにしたはずだ。)(そして、今回はその時よりはもうちょっとましな言い訳ができそうな気がした) ………えぇと、最近なんだか人生が上手く言っていないような気がするんです―――― (小熊は、視線をそらしながらそんな事をのたまった) [Tue 24 Jan 2006 00:08:31]
◆ルゥ > …何をしてるんです、か? (にっこりと。 微笑ながらヨツカドびしィッとコメカミに。) [Tue 24 Jan 2006 00:00:35]
◆ドア > ( ざんねん! あなたの ぼうけんは おわって しまった! ) ……。 (戸を開くと。 ペンを持った人影と、白ローブの人影。敷居を挟んで向かい合う形に。) …ええと。 [Mon 23 Jan 2006 23:59:16]
◆バドラック > (カチャリ、なんて澄んだ金属音が聞こえた気がした。 目の前のドアノブがまわったような気がした。) (その刹那の瞬間、小熊は16回『ルゥ先生じゃありませんように』と神に祈った) [Mon 23 Jan 2006 23:55:16]
◆ドア > (其れが扉である以上、開くだろう。 宿直室が部屋である以上、中に誰かが居ると言うのは、当然予測しえた事だろう。 小走りの足音が、近づいてくると、戸の前で其れが止まると──ドアは沈黙を破る。ノブがくるりと回転したのだ) [Mon 23 Jan 2006 23:43:48]
◆バドラック > (キョロキョロと前後を確かめながら、震える手が宿直室のドアに向かい―――) (後はもう、イニシャルを書き込むのみ。 ゆっくりと、ゆっくりとペンとドアの距離は縮んで―――) [Mon 23 Jan 2006 23:43:15]
お知らせ > ドアさんが来ました。 『(かちゃっ)』 [Mon 23 Jan 2006 23:41:13]
◆バドラック > (人影はない。 小熊は即座に駆け出した。 走りながら、病院着のポケットから羽ペンを取り出す) (小熊は、ついに宿直室へ到着した) [Mon 23 Jan 2006 23:40:12]
◆バドラック > (隠れる場所がない一本道の廊下でグズグズしてたって………。 そんな事を考えながら、小熊は曲がり角の手前で足を止めた。 ここまでずいぶん時間をくってしまった。 自分の体力が思っていたより落ちていることに、もっと早く気づくべきだったのだ) (後ろを振り向き振り向き、曲がり角から身を乗り出して道の先を覗き込んだ。 3つ並んだ部屋の一番奥が目的地である宿直室だ) [Mon 23 Jan 2006 23:37:52]
◆バドラック > (夜の病院は、いまだ静寂を保っている。 近づいてくる足音も、話し声も聞こえない) (30秒ばかりたって、小熊が立ち上がった。 先ほどよりペースを落とし、足音を立てないようにゆっくりと歩き出す。 曲がり角まであと2・3メートル) [Mon 23 Jan 2006 23:24:25]
◆バドラック > (ぺたり。 小熊は壁にもたれかかって、廊下に座り込んだ。) (背中に感じる冷たく硬い壁の感触に目を細めながら、前後の曲がり角を見やる。 目的地まであと数十メートル。 廊下の先、曲がり角を右に曲がれば、もう宿直室は目前。) [Mon 23 Jan 2006 23:16:24]
◆バドラック > (一つ目の曲がり角をやっと駆け抜ける。 もう数メートルで、前回ルゥ先生に足音を聞きつけられた地点にさしかかる) (小熊はゆっくりと足を緩め、しゃがみこんだ。 大きく息を吸い込んで息を整え、病院着の上から太ももを揉みほぐした。 たった数メートル走ったくらいで、疲労感で足が重い。 前後を見渡しながら、小熊は息が整うのを待った) [Mon 23 Jan 2006 23:05:40]
◆バドラック > (カツリ、カツリ、小熊の爪が床を叩く音が響く。 鼓動は8ビートから16ビートにヒートアップ) (止まるな。 小熊は胸中でそう繰り返した。 隠れる場所がない一本道の廊下でグズグズしてたって、何もいい事なんかありはしない。 鈍った肺が空気を要求するのにも耳を貸さず、駆ける) [Mon 23 Jan 2006 22:51:17]
◆バドラック > (道の先に人影はない。 だが、前に見える2つの曲がり角は、今にも人影が飛び出して来るようで、小熊の不安をかきたてた) (折れた肋骨をかばっての走りは、運動不足と相まって、悪い夢を見ているかのような鈍足だ。 先を焦る小熊は、思わず足音を殺すのを忘れ、ばたばたと足音を立てながら先に見える2つ目の曲がり角を目指す)) [Mon 23 Jan 2006 22:39:36]
◆バドラック > (道の先に人影はない。 だが、 (折れた肋骨をかばっての走りは、 [Mon 23 Jan 2006 22:30:39]
◆バドラック > (道の先に曲がり角が見えると、小熊の鼓動が速まりはじめる。 死角が生み出す恐怖感は大きい。 どれだけ注意深く気配を探っても、見えないという不安感を拭い去ることは容易ではない) (もたもたしていると、前回のように後ろから巡回医が来るかもしれない。 壁に背中を預けて、耳をそばだてる………やはり物音は聞こえない。 小熊は、ひとつ大きく深呼吸をして駆け出した) [Mon 23 Jan 2006 22:27:41]
◆バドラック > (病室前の廊下を右手に曲がり、進む。) (深夜の病院は静まり返って、足音も、話し声も聞こえない。 耳をピンと立てて息を殺しながら進むが、今の所人の気配はない) [Mon 23 Jan 2006 22:16:27]
◆バドラック > (子供にもプライドはある。 一度見つかったくらいで…なんて友達に言われたら、お仕置きが怖いんだろ?なんて言われてしまったら、引き下がることなんか不可能だ) (ベッドの布団の中に枕を入れてカモフラージュし、扉を押し開ける。 場所と目的は以前と同じ、宿直室の扉に自分のイニシャルを書いてくることだ。) [Mon 23 Jan 2006 22:11:57]
◆バドラック > (その夜、小熊は己の病室を抜け出した。 以前ルゥ先生に阻まれたゲームを完遂するためだ。) [Mon 23 Jan 2006 22:03:01]
お知らせ > バドラックさんが来ました。 『リベンジ』 [Mon 23 Jan 2006 22:00:58]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 『( 無論、みぃんな幻覚だ。 )』 [Mon 23 Jan 2006 21:09:49]
◆フェンサー > ( 年若い花瓶が、バカばっか、みーんなバカ、なんて舌足らずに呟けば、陰鬱な天井の隅が、死ねばいいのにと本気で愚痴る。 窓枠が今日も見えない小鳥と愛を語り合えば、幻聴と話すのはあまり褒められたはなしじゃないな、と軽薄なシーツが物真似て蒸し返した。 そのうち室内は大喧騒へと陥って、フェンサーは疲れたあまりぐっすり寝込んでしまった。 ) [Mon 23 Jan 2006 21:09:38]
◆フェンサー > ( おいおい、幻聴と話すのはあまり褒められたはなしじゃないな、と年寄ったカーテンが言った。 便乗して生真面目なドアノブが、もちっと健全な生活をしましょうや、とぼやいた。 ) ………九さんは幻聴じゃないじゃないか……。 ( 駄目だな、これは、と寡黙な床が呟いて、九官鳥がやかましわおどれら、文句有るンやったら直接言えや、とヤンキー張りにかました。 )( 無論全て幻覚だ。 ) [Mon 23 Jan 2006 20:59:52]
◆フェンサー > ( 実際のところ九官鳥はぐーすか寝てるかオハヨーオハヨーと繰り返しているに過ぎなかった。 単に、薬でちょいと眠気が差しているフェンサーの脳内のみでこの会話は行われているのであった。 ) …………九さん、感謝してます……あなたがいなかったら今頃幻聴と会話でもしていた……( 現在進行形でその幻聴な訳だが、「イヤ、マ、ソンナ大シタコトシテヘンワ。 ふぁみりーヤロ、俺ラ?」、フェンサーの脳内では突っ込みどころ満載の会話がくりひろげられるのだ。 ただし突っ込み役はいない。 ) [Mon 23 Jan 2006 20:50:07]
◆フェンサー > ( 度重なる九官鳥とのコミュニケーション実験を行い、ついにフェンサーは、) …………いやほんと、九官鳥さんがいてくれてよかったですよ……。 ( 「オオウ、マ、退屈紛ラワス程度ナライクラデモシタルサカイ、安心シ」。 )( ついに明確な意思疎通に成功したのであった(幻聴) ) [Mon 23 Jan 2006 20:39:33]
◆フェンサー > ………いやぁ、本当に、入院生活ってのは気が滅入りますよね……。 ( 「セヤネェ、個室ヤナクテ大部屋ニシテモロタラヨカッタカモシレン」。 ) [Mon 23 Jan 2006 20:37:21]
お知らせ > フェンサーさんが来ました。 [Mon 23 Jan 2006 20:36:00]
お知らせ > ブロウさんが帰りました。 [Mon 23 Jan 2006 10:14:34]
◆ブロウ > ( 耳を塞ごうにも片手が使えないために意味なし。 耳栓を用意してなかったことを呪った男は彼らが目覚めるまで聞きたくない合奏を聞いたそうな。 ) [Mon 23 Jan 2006 10:14:29]
◆ブロウ > ………うるせぇ。 ( 誰かが騒いでいるという訳では無いが――彼の六人一部屋の病室では同室しているのがおっさんたちばかり。 そのこと自体に何の文句もない。 しかし―― ) ――どうしていびきはここまでうるせえんだ。 ( ――たかがいびきと侮るなかれ。 時間の大半を寝て潰す病院では同室のものも寝ている事が多い。 そして彼らのいびきは相当洒落にならないのだ。 ) [Mon 23 Jan 2006 10:12:16]
◆ブロウ > ( それはこの男、ブロウという名のチンピラも変わらない。 そして今彼はその準備を怠った――急な入院だったため仕方ないが――ためこめかみに青筋を浮かべた表情でベッドに横になっている。 ) [Mon 23 Jan 2006 10:07:46]
◆ブロウ > ( 病院のという名の密室。 それはどのようにしても逃れることが出来ないものがある。 ) ( いや正確に言えば違う。 逃れ得る手段を前もって用意しておかないと辛い責め苦を味わうということだ。 ) [Mon 23 Jan 2006 10:04:50]
お知らせ > ブロウさんが入室されました。 [Mon 23 Jan 2006 10:02:32]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 『( なんちゃって。 )』 [Sun 22 Jan 2006 22:16:56]
◆フェンサー > ( えー、非常に、いろんな意味でぎりぎりなネタを展開した九官鳥は、何事もなかったかのように、「オハヨー、オハヨー」を繰り返した。 しかし、室内の強張った空気の中で、それはむなしく響くばかりであった。 また、その爆心地に横たわっていたフェンサー・マーシナリー(通称。24歳)は、後にその日のことを1.22事件として、永遠に黒歴史に封じたという。 ) [Sun 22 Jan 2006 22:16:23]
◆フェンサー > ( 九官鳥は暫くじっと黙っていたかと思うと、唐突にそのボイスチェンジャーを思わせる甲高い声で物まねを始めた。 )( 「ドォ〜モォ〜、ハードキュウカンチョウデェ〜ス!!」 )( フェンサーはこらえた。 必死でこらえた。 ――HGであった。 ) [Sun 22 Jan 2006 22:06:37]
◆フェンサー > ( 結局、まともに言葉を覚える様子のない九官鳥だったが、フェンサーとしては退屈で退屈で、他にやることもないのだから、また九官鳥に言葉でも教えてみようと思うのだが……「ウワ、ナグリタイ」。 ) …………………たまには………違うネタの披露を……希望します。 ( 微妙に低姿勢だ。 変な言葉を覚えさせた負い目とかがあるのかもしれない。 或いは、単に鳥類より格下であるということに気づいたのかもしれない。 ) [Sun 22 Jan 2006 21:56:33]
◆フェンサー > ( それは、先日看護婦さんのご好意と誤解でベッドサイドの鳥籠に居座ることになった九官鳥のボイスだ。 フェンサーのほうはそれとは真逆の様子で、額に縦線でも入っていそうだ。 ) [Sun 22 Jan 2006 21:46:00]
◆フェンサー > ( 「オハヨー、オハヨー」。 甲高い声が病室に響く。 ) [Sun 22 Jan 2006 21:44:43]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Sun 22 Jan 2006 21:43:45]
お知らせ > ブロウさんが帰りました。 [Sun 22 Jan 2006 20:50:03]
◆ブロウ > しゃあねぇ、後で抜け出して買いに行くか。 ( 一応入院患者という自覚は欠片も無い。 ベンチから立ち上がり己の病室に帰るため男は足を進める。 ) [Sun 22 Jan 2006 20:49:59]
◆ブロウ > ( やがて短くなった煙草を捨てて足で火を消す。 もう一本懐から取り出そうとして――気付けば箱に入っている残り本数が少なくなっていた。 ) あっちゃぁ。 ( ヘビースモーカーではないが最近何もやることが無いので吸うことが増えていた。 さてどうしようか。 まさか病院内に煙草が売っているわけが無いし。 ) [Sun 22 Jan 2006 20:43:46]
◆ブロウ > ( 余りに暇なので煙草の煙でわっかを作ろうと試みたりもしたが――失敗の多さにあっさりと挫折。 ) なんだかねぇ……。 ( 銜え煙草をしながら独り呟く。 やることが無いというのはどうしようもなく暇だ。 そして此の世で暇というのが男の中のランキングでトップスリーに入るぐらい嫌いだ。 ) [Sun 22 Jan 2006 20:26:11]
◆ブロウ > ( 右腕を吊り、煙草をくゆらせている一人の男の姿がある。 ) ( 右腕は未だに動かせる状態では無いため左手で煙草を口元に持っていく。 利き腕を怪我すると不便でしょうがないと男は思っていた。 しかしまあ怪我の理由が喧嘩なので自業自得で同情する余地は無いが。) [Sun 22 Jan 2006 20:18:28]
お知らせ > ブロウさんが来ました。 『( 屋外のベンチにて )』 [Sun 22 Jan 2006 20:14:10]
お知らせ > 炎涼さんが退室されました。 『( 睡眠から時間流れ発見された―――。 )』 [Sat 21 Jan 2006 23:07:45]
◆炎涼 > もうそろそろ寝よっか、風邪なんか絶対――・・ ( そのまま夜空に輝く小さな光を幾つかを一つずつと数えているうちに段々と目蓋が重くなってきて、やがても目を瞑ってしまい―――静かな寝息を鳴らしている。 先程から体温を温度と同調をさせているから熱くも寒くも感じない体だ、夜風がくすぐったく気持ちが良さそうに笑む―――。 ) [Sat 21 Jan 2006 23:06:30]
◆炎涼 > ―――ふむ、問題は…ある、あるじゃない ( 痛い、痛いよ。 内心の片隅が叫んでいる。腹部にも痛みだして、バランスを崩しそうになったところに踏ん張ったら、腹に余計に力が入り痛みが増幅をしてしまった―――。立ち続けるのも流石にしんどいせいに、その場で寝転がるようにしており―――仰向けになり、夜空を見続けていよう ) ―――、疲れた [Sat 21 Jan 2006 22:57:58]
◆炎涼 > やっぱり都合いい場所だね 場所だよ ( 人があまり来ない場所だからこそ、気軽に動かす事も出来るのだから。 悲鳴は微かに嘆いているのは聞こえるがそれすら聞く耳を持たずにいており、そのまま手首などは強引には動かすことは出来ない。軽くに準備運動でも行って見せて―――。 ) [Sat 21 Jan 2006 22:52:26]
◆炎涼 > ――・・、痛いけど 動けるんだから大丈夫みたい ( 無理やり右肩を動かしてみた。痛みは其れ相応に伴ってしまうが我慢できる程度だから対して問題ない。そのまま、ゆっくりと頭の上まで置くように右肩を動かしたら、突然に数段の痛みが伴われて―――流石にも顔を苦しげに顰めており――。 こうして出来るのは真夜中の人気がいない屋上でしかないから。 右手が右腕を抱えるようにしており。 ) [Sat 21 Jan 2006 22:39:54]
◆炎涼 > やっぱり昼間なんか来てもしょーがないね しょーがないよ ( 夜空へと見上げれば欠けた月の姿が目に映る――。 思わずと嬉しそうに口端を吊り上げながら小さく微笑みかける。 右肩には未だ包帯を外せない、より如何しても外す事が出来ない位置にされている。どうやら意図的らしい。 ) もうそろそろ、動かしてもヘーキだよね? ( 腹部、額に電気が走り去るような痛みを伴いながらも気にせず――。自問自答をしながら、ズルリ、三角布から固定された右腕のギプスを下へと下ろしてみた瞬間――。痛みが右腕全体に電流が一斉に流れ出すように感じて、思わず顔を顰めていた――。 ) ―――うぐっ! ( 右腕をユラユラさせながらも右肩を微かずつと強引に動かして見せて――、動作がかなり鈍いもので時折動きが止まる。 幾つの瞬間に外れそうな感触を感じながら、そのまま胸内まで右腕を震えさせながらも動かせてみよう――。それなり重く感じてキツい。 ) [Sat 21 Jan 2006 22:32:05]
◆炎涼 > ん――、今日も良い夜空だ 夜空だね ( 下駄音で業と鳴らず訳にも行かずにいており、看護婦の目を盗みながら屋上へ訪れた。 そのまま扉から出てすぐに立ち尽くしている。また夜空へと見上げている―――。 琥珀色の着物を着ながら、骨折した右腕を三角布で吊るすようにしている。 ) [Sat 21 Jan 2006 22:23:16]
お知らせ > 炎涼さんが入室されました。 [Sat 21 Jan 2006 22:19:40]
お知らせ > カロンさんが帰りました。 『(病院がますます縁遠くなった日。)』 [Sat 21 Jan 2006 21:45:55]
◆カロン > (ブワサッ、マントはためかせ、逃げた。 あッとばかり伸ばされた受付嬢の手は、不審者の徘徊を記録すべくペンを握るのだろう。) [Sat 21 Jan 2006 21:45:38]
◆カロン > (確かに、損傷で握力や精度の落ちた右腕を治療して欲しいのは事実。 だが診察室で開口一番、新鮮な魔力一丁ッ、とばかり言い放てば頭の中を診察されかねない。空だが。 車椅子には逃げられたし…)…(個性的を通り越して異常な風貌の自分と、カロンという名。受付嬢は完全に結び付け記憶しており、ガッチリ自分を見ながら呼んでる。)…(暫し、俯いた後…) [Sat 21 Jan 2006 21:44:01]
◆カロン > (良く考えたらこの世の九割の医者が幼女趣味になってしまうのでは。もう少し絞込み条件を追加せねばならない。足りないのは敬語? ポッケに両手を突っ込んで、車椅子を尾行。 看護士さんにあっちいけとばかりに顎でしゃくられてもシカトだ。 そんな時、カロンさん、と自分を呼ぶ声がした。)あン?(振り向けば受付。飛んでイスタン…関係無い。 そういえば、診察待ち…とかいうのをした覚えが。腕の調子が悪いとか言いつつ。 既におぼろげだ。) [Sat 21 Jan 2006 21:38:32]
◆カロン > よく分かんねートコだなー…スラムの診療所っていや、大概ガキんちょの泣き声と絶叫が…(阿鼻叫喚の地獄絵図。でも治してるらしい。医者も良く分からん… メガネの医者はロリコンだとかいう俗説を思い出し掛けた時、目の前を通り過ぎる車椅子に気が付いた。)…(眼で、追い。)…(追う。俺の番はまだかとばかり。) [Sat 21 Jan 2006 21:33:51]
◆カロン > (消毒液の匂いが鼻を突き、通る人間の三割が無傷、三割が白衣、残りが怪我人。 もっとごっちゃりしていると思ったが、蔓騒動の一段落で落ち着いたのだろうか。大波の前は潮が引く、ともいうが、さて。 隣の椅子の会話に耳をそばだたせてみれば、フラウばあさんはどうしたんじゃ、今日は体調が悪いそうですよ、との老人の会話。)…何しに来てんだジジイ達?(病院は調子が悪いから来るんじゃねぇのか、と。) [Sat 21 Jan 2006 21:30:33]
◆カロン > …うーん。(包帯マスクは来た目的を忘れ、初めての病院に興味津々。 きょろきょろと視線を散らせば、鍔広帽子の羽がフサフサと揺れる。)診療所たぁ大分違げーな… なんつーか… 広ぇ。(表現力E。超ニガテ。) [Sat 21 Jan 2006 21:24:38]
◆カロン > (診察されて種族が露見しない奇跡なんて、この世の欺瞞をそう呼ぶってだけの話。 魔法生物と分かれば、工房へ行けと尻を蹴られるか自警団を呼ばれるかだ。 それでも来てしまった。健康を失った状況というのは、実に不安定な物なのだなぁと他人事のように思う。 ただ来てみたかったという、好奇心も少しはあるが。 一階ロビー、待合室で腕組み足組み、長椅子の真ん中で細い男が居座っていた。) [Sat 21 Jan 2006 21:21:07]
お知らせ > カロンさんが来ました。 『(何だか来てしまった。)』 [Sat 21 Jan 2006 21:17:43]
お知らせ > フェンサーさんが退室されました。 [Sat 21 Jan 2006 20:07:00]
◆フェンサー > …………あなたは美人ですね、あなたは美人ですね。 ( 相当アレな人種らしい。 しかしここで問題が発生した。 九官鳥が反応してしまったのだ。 「ウワ、ナグリタイ」と。 ) …………………………………………………。 ( 以降、九官鳥はことあるごとに「ウワ、ナグリタイ」を叫んだそうな。 ) [Sat 21 Jan 2006 20:06:58]
◆フェンサー > ( その後、何度かこんばんはと言ってみたが、反応はない。 ) ………………………うわ、殴りたい……。 ( ちょっとそんなこと、思ったそうな。 さて、もう一度試してみようか。 フェンサーはどうせ反応しないのだからと、適当な言葉を言って見ることにした。 ) [Sat 21 Jan 2006 19:56:06]
◆フェンサー > ( 試しにフェンサーは、時間外れの挨拶をする九官鳥に、こんばんは、と教えてみることにした。 ) …………こんばんは、こんばんは、こんばんはー。 ( 囁くようなそれが九官鳥に聞こえるかはともかくとして、不気味な光景であることに変わりはない。 ……九官鳥は何も言わない。 ) [Sat 21 Jan 2006 19:46:12]
◆フェンサー > ( 「オハヨー、オハヨー」。 ) …………………………………………………………。 ( ベッドサイドに置かれた鳥かごには、九官鳥が居座っていた。 確かに退屈はしそうにない、が……会話が成立しそうにないのに人語を語る生物と、どう楽しめと。 ) [Sat 21 Jan 2006 19:37:20]
◆フェンサー > ( 動けない自分に気を使ってくれたらしい看護婦が、なにか欲しいものはないかと聞いてきたので、ついフェンサーは、退屈を紛らわすものが欲しいといってしまったのだ。 まあ、動けないのだからたいした物は持ってこないだろう、と思っていたのだが……。 ) [Sat 21 Jan 2006 19:26:56]
◆フェンサー > ( 失敗したかもしれない、とフェンサーは思った。 ) [Sat 21 Jan 2006 19:24:42]
お知らせ > フェンサーさんが来ました。 [Sat 21 Jan 2006 19:22:45]
お知らせ > フェンサーさんが退室されました。 『( ――は、とそこで目覚めた。 )』 [Sat 21 Jan 2006 01:30:17]
◆フェンサー > ( 果たして、ベッドに縛りつけられたこれが現実なのか。 それとも、空を自由に飛ぶあれが現実なのか。 そもそも違いはあるのか。 夢と現実と、その境というものは本当はもっとあやふやなものなのではないだろうか。 眠ると夢を見て、覚めると夢が消える、そうではなく、夢と現実が緩やかに繰り返されているのではないだろうか……? ) [Sat 21 Jan 2006 01:30:02]
◆フェンサー > ( とすると何が夢で何が現実なのだろうか。 フェンサーは仮に、このやけに目の冴えた現状を、現実としてみた。 なるほど、実に日常的な光景だ。 入院中の景色はまったく変わりない。 では夢はどうだろうか。 『目覚める』前を夢を仮定してみるが、しかし夢の中で自分はそれを非現実的とは思っていない。 ちなみに、空を飛ぶ夢だ。 ) [Sat 21 Jan 2006 01:19:40]
◆フェンサー > ( 夢でないことを確認するために頬をつねる、というのがある。 痛かったら夢じゃないという奴だ。 どこぞの青い狸も夢確かめ機なるからくりを所持していた。 ただ、実際問題そんな感覚云々が役に立つとは思えない。 夢がそれを見るものの記憶によって構成されているのならば、痛みがそこに現れないわけもあるまい。 ) [Sat 21 Jan 2006 01:09:44]
◆フェンサー > ( 自分で、ああ、夢だ、とわかる夢と、わからない夢とがある。 奇妙なはなしだが、人間、夢を見ているときは、ちょっと感覚がアレらしく、どんな奇妙な夢でも違和感なく受け止められることが多い。 それって、夢も現実も実は大差ないものなんじゃないか、とか、フェンサーはふと思った。 しかしこれが現実かどうかの答えではない。 ) [Sat 21 Jan 2006 00:59:13]
◆フェンサー > ( フェンサーは不意に目を覚まして、それから、しばし呆然としたように天井を眺めていた。 夢から急激に覚醒し、それゆえに困惑していた。 これは現実なのだろうか、夢なのだろうか。 ) [Sat 21 Jan 2006 00:49:18]
◆フェンサー > ( 目が覚めた。 ) [Sat 21 Jan 2006 00:47:06]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Sat 21 Jan 2006 00:46:42]
お知らせ > ルゥさんが退室されました。 『腕とか脚とかでも、切っちゃって平気でしょうか?(真剣に悩んでいる、らしい)』 [Fri 20 Jan 2006 22:31:30]
◆ルゥ > 切れても又生えてくるといえば、蜥蜴ですけど… (首を傾げる) うーん… [Fri 20 Jan 2006 22:31:07]
◆ルゥ > (とか、郷里の神々の話はどうでも宜しい。) …ふむ、となると─……繋げたあと、また動くようになるまでのプロセスの研究をしないとですねっ。 (ルゥの魔術の基本は観察にある。 事象を見定め、考察に考察を重ね、理論を編む。理論に合わせて術を編み、現実を変容させる。 細菌やウィルスといった黴菌がまだ発見されていない世界に於いて、傷口を清浄な状態に保つ、といった治療術を編み出したのも、錬金術師としての素養が礎にある。醗酵と腐敗を抜きに練成は語れない。) [Fri 20 Jan 2006 22:27:52]
◆ルゥ > 将来のことを考えると、切断された四肢の接合が出来そうな術と、また生やす再生の術も欲しいとこ…ですが。 (前者は兎も角、後者は難しそうな気がする。 神々の王、ヌァザでさえ失った四肢は義手義腕に頼らざるを得なかったのだ。) [Fri 20 Jan 2006 22:19:09]
◆ルゥ > (あと、いざとなれば、錬金術で魔法薬の一つも拵える手があるんじゃないか、なんて逃げ道のある身では、あまり熱心に学ぶ気が起きないのも。あと、発病前なら治癒でなんとかなるケースも少なく無い。) [Fri 20 Jan 2006 22:15:23]
◆ルゥ > …考慮すべきは──。(筆立てから、鵞ペンを一本取って) 覚醒と、活動中断…といったとこでしょうか? (病気を治す類の魔術は、どうにも自分には不向きな気がする点と。) [Fri 20 Jan 2006 22:14:11]
◆ルゥ > (いわば、普段使う魔法は“魔法の見えない包帯を巻く”ようなもの。 初級白魔術士の頃の手翳しやマッサージ。それから錬金術の徒として学んだ知識。それらの延長線上にある術式。) …醗酵、毒浄化なら、ちょっと工夫すれば直ぐにでも出来そうな気がしますね。 [Fri 20 Jan 2006 22:07:01]
◆ルゥ > …ここにもう一つ、新しい術をですね…。 (ふむり、首を傾げて思案する。) [Fri 20 Jan 2006 21:59:58]
◆ルゥ > (ひとつは、魔術による活力供給。 ひとつは、疵口の浄化。応急処置。 組み合わせて使う事で、自然修復に適した状態を維持する効果──) …それから切り札も、一つ。 (生命力に介入して、強引に怪我を治す。負担と反動が大きい為、多様は気が進まないが) [Fri 20 Jan 2006 21:59:37]
◆ルゥ > …治癒に、賦活。 復旧…。 悪くない、術式ですよね。 自分で言うのも手前味噌ですけど。 (掌を眺めながら、そんなことを独り、呟く。) [Fri 20 Jan 2006 21:52:25]
◆ルゥ > (今日も今日とて、自分に割り当てられた診療室。) [Fri 20 Jan 2006 21:49:52]
お知らせ > ルゥさんが来ました。 『…うーん。』 [Fri 20 Jan 2006 21:49:31]
お知らせ > フェンサーさんが退室されました。 『( 夜はそうして、静かに過ぎる。 )』 [Thu 19 Jan 2006 22:37:51]
◆フェンサー > ( 誰か――と呼びそうになる。 お話してくださいとは言いません。 小粋なユーモアも求めません。 お見舞いの品もいりません。 だから。 だから――、) ―――だれか…… ( ――誰か、ここにいてください。 ) [Thu 19 Jan 2006 22:37:32]
◆フェンサー > ( 奇妙に目は冴えていた。 誰かが来てくれることを覚えてしまった体が、往生際も悪く目を覚ましているのだろうか。 フェンサーは目を閉じて、眠ろうとした。 けれどなかなか、眠れるものではない。 瞼の裏の闇は、眠りを誘うそれでなく、思い出を移す銀幕の代わりになった。 ) [Thu 19 Jan 2006 22:27:52]
◆フェンサー > ( 誰かがいないというのがこんなに静かなどと思い出したのは、きっと彼女らのおかげ。 見舞いに来てくれた、賑やかな彼女ら。 本当に、本当に久しぶりに、人間というものが近くにいることの意味を教えてくれた。 ) [Thu 19 Jan 2006 22:18:04]
お知らせ > フェンサーさんが来ました。 [Thu 19 Jan 2006 22:17:13]
◆フェンサー > ( 耳が痛くなるほどの静寂、ではない。 自身の呼吸や鼓動が耳に付くような静けさでもない。 ――窓を撫でる風の音や、廊下から響いてくる足音らしきもの。 隣室からの物音。 全てが穏やかに、闇に乗って穏やかに伝わってくる。 気になるほどのものではない。 しかし無視することもできない。 そんな微妙な静けさ。 ) [Thu 19 Jan 2006 22:07:45]
◆フェンサー > ( 静かだ、とフェンサーは改めて思った。 本当に静かだと。 [Thu 19 Jan 2006 22:05:35]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Thu 19 Jan 2006 22:05:08]
お知らせ > キルシュさんが退室されました。 『(遥か下の床へと、降りなければ。)』 [Thu 19 Jan 2006 20:19:19]
◆キルシュ > それじゃあ探検開始だ! (と、その前に。) [Thu 19 Jan 2006 20:18:50]
◆キルシュ > よっしゃー! (と〜ちゃっく!エベレストの山頂に立つかの如く腕を振り上げて光る汗を垂らし、妖精の小さな小さな冒険は終わりを告げた。) いやいやいやこれから始まるんだろっ! (これから血と死と生の匂いの満ちたこの建物を探検するのだ。振り向いて誰も居ない室内を見渡す顔は正に子供。フッフッフ、と笑いも漏れようもの。) [Thu 19 Jan 2006 20:18:10]
◆キルシュ > ( 残り30p、 20p、 10p、 5p… ) あ、と、す、こ、し…! (思い切り、手を伸ばして…!) [Thu 19 Jan 2006 20:13:39]
◆キルシュ > ン〜…何とか届くよな。 (窓までおよそ80p。人間で例えればビルの6階くらいか。流石にちょっと怖いが、好奇心には勝てないらしい。) よしっ!行くぜ! (ジュワッ!と擬音も盛大に、窓へと飛び上がった。上昇速度は時速5q、カタツムリ並。其れでも虫に似た羽を精一杯動かして徐々に窓枠へと近付いていく。) [Thu 19 Jan 2006 20:11:17]
◆キルシュ > ま、いーや。取り敢えず入ってみっか。 (考えるより先ず体を動かせと何処かの誰かも言っていたし。幸い近くには開けっ放しの窓。寒くないのかと問い掛けたくもなるが、新たなる冒険を前にした妖精が其処まで気にかける筈も無し。短いコンパスをフルに動かして、窓の下まで駆け寄って。) [Thu 19 Jan 2006 20:06:52]
◆キルシュ > …つーか、此処何処だ? (陰気で重苦しい死の匂いはするけれど、墓場では無し。熱く苦い血の匂いはするけれど、戦場では無し。そして何より、堪えきれず吹き上げる生の匂い。) それに、甘い匂いもするしナ… (何なのだろう?と巨大な建物を見上げて首を捻る。物凄く辛い体勢だけど。) [Thu 19 Jan 2006 20:03:21]
◆キルシュ > …っくしょい! (庭の片隅で、小さな妖精が可愛い気の欠片もないくしゃみをした。服など着ない妖精にも、夜の冷え込みは少々堪えるらしい。ズズズと嫌な音立てて鼻を啜りながら、誰も居ない中庭を横切って。) [Thu 19 Jan 2006 19:57:18]
◆中庭 > (風が草を鳴らす。まん丸いお月様が静かな中庭を優しく照らし出している。月見の一つでもしたくなるところだけれど、流石にこの季節の夜に外に出たがる人は居ないらしく、中庭には誰も居なかった。…人間は。) [Thu 19 Jan 2006 19:53:40]
お知らせ > 中庭さんが来ました。 『( さわ さわ さわ )』 [Thu 19 Jan 2006 19:50:46]
お知らせ > チェーザレさんが帰りました。 『( 階下へと続く階段を下りた )』 [Wed 18 Jan 2006 19:50:06]
◆チェーザレ > (友人はホワイトウィッチだ。正確には医者ではなく、治癒の技を持つ者。だが、医術魔術に関するカテゴリについて、バァテン風情が詳しい筈もない。病院に勤めているらしいので、多くの医者のように白長衣を纏っているのだろうか。なんて短絡連想。) こう、憧れの的を「白衣の天使」というのだっけ。 (ちょうミニスカートで注射器を構えている友人像。想像した。) …ごめんなさい。 (低俗すぎる連想遊戯が妄想遊戯になりかけた。いや、なっていた。どこぞで働いているだろう、金糸髪の彼女に向けて猛烈に謝りながら。) [Wed 18 Jan 2006 19:49:16]
◆チェーザレ > (被害の深刻度はさる邸宅を中心に、という話だったが。怪物の出現を説明する情報がない。原因究明がなされていない以上、巷に溢れかえるのは根も葉もない噂話。) …また再来する、という物騒なことを云う方もいるし。何がどうなっているのやら。 (憶測や飛び交って真実が見えてこない。真実は何処だ。などと、詩的なことを考えて、満たされない知識欲を紛らわせる。気分を上手に切り替えるのは、ストレスフリーに生きるための技術。) そういえば、ここは我が友人どのの職場だったね。 (切り替えついでに、かこつけて連想を繋ぐ。) やっぱり、白衣で仕事をしているのかな。 (医者というものは。) [Wed 18 Jan 2006 19:35:02]
◆チェーザレ > (怪物事件の一連のできごとで、ホワイティア地区に立ち並ぶ豪奢な家屋群は全壊、もしくは半壊、良くて一部破壊だということを知った。そう報せてくれたのは、見舞った老紳士から。老紳士自身の邸宅も半壊し、彼もまた危うく下敷きになりかけたという。彼は倒れてきた樫の机に両足を挟んで骨折、瓦礫の破片で額に浅い裂傷を受けていた。) お早く全快なされるといいけれど。 …判らないことが多いのは、釈然としないね。 [Wed 18 Jan 2006 19:24:41]
◆チェーザレ > (通り過ぎる個室の殆どが塞がっている状態。これらの病室に居る大半の人々が上流階級のホワイティアだ。居住区でもそうであるように、白い者達はこの病棟でも群れる。見舞った老紳士と同じように、年が明ける前に起こった事件の被害者たち。上流ホワイティアが住まう居住地区に、突如として現われた蔦の怪物。この怪物の襲撃事件の詳細は、市民向けに公表されていないため判らないことが多い。) 判らないことが多いのは、いまに始まったことではないけれど。 (カツ、廊下の角を曲がる。) [Wed 18 Jan 2006 19:15:18]
◆チェーザレ > (それぞれの個室からはごく小さな話声や、時折笑い声らしきものが洩れ聞こえる。ここまで音が抑えられているのは、防音設備がいいせいだろう。見舞ったのは、店の常連客であるホワイティアの紳士。上品な老紳士の彼は、快適な個室で療養の身だ。個室病棟の白い廊下を、外套を羽織った黒髪の女は足音を潜めて歩く。騒音にはならぬ程度の人の気配が、静かな廊下まで伝わってくる。) [Wed 18 Jan 2006 19:04:16]
◆チェーザレ > (通路は病室に比べていくらか冷えていた。それでも、外気に比べれば随分と暖かだ。白い魔道灯の燈った長い廊下。ここは、個室が並ぶ入院病棟の廊下。) (金属のドアノブから手を離したのは、黒髪で外套を羽織った女だ。踵を返して、ゆるりと通路を歩き出す。) [Wed 18 Jan 2006 18:57:30]
お知らせ > チェーザレさんが入室されました。 『――では、お大事に。 (ぱたん、病室のドアを閉める軽い音。)』 [Wed 18 Jan 2006 18:51:04]
お知らせ > フェンサーさんが退室されました。 [Wed 18 Jan 2006 00:58:53]
◆フェンサー > ( 急に静かになってしまった室内で、フェンサーには寝るより他にすることがなかった。 ) [Wed 18 Jan 2006 00:58:51]
お知らせ > 艶子さんが退室されました。 『自室で箱を開ければ、私の知らない世界が広がっていた。』 [Wed 18 Jan 2006 00:57:14]
お知らせ > レイ・シェリダンさんが帰りました。 『これで一通り用事は済ませた…あとは、コロセウムへの復帰だ』 [Wed 18 Jan 2006 00:56:46]
◆レイ・シェリダン > それじゃ、またな・・・(自分も病室にそう言葉をかけて…) [Wed 18 Jan 2006 00:56:26]
お知らせ > ジャスティスさんが退室されました。 『部屋を出ると、駆け出した』 [Wed 18 Jan 2006 00:55:32]
◆ジャスティス > ……ありがとう。 (そう告げて菓子折りを艶子に渡すと、そそくさと出て行って……) [Wed 18 Jan 2006 00:55:24]
◆フェンサー > ( 奢ってもらえるのならば、早く直さなければ、とか妙な決心があった。 手は触れないので、スマーイル。 さすがに正体不明の怪人からの菓子折りには手を出す気にはなれず、勇者ツヤコさんに生暖かい視線を送るのであった。 ) [Wed 18 Jan 2006 00:54:00]
◆艶子 > ( 艶子は色々と好奇心旺盛な年頃だった。何の好奇心かは言わない。おずおずと手を上げてみる所存。一緒に部屋を出ながら ) ……要らないのなら、貰います。 ( と言ってみた。誰がどう見てもお菓子を貰おうとしてるようにしか見えないだろう、とか思ってるらしい。 ) [Wed 18 Jan 2006 00:52:28]
◆レイ・シェリダン > (先に振った手は艶子に、後はジャスティスと二人に、と) [Wed 18 Jan 2006 00:51:13]
◆レイ・シェリダン > ああ、おやすみな(ひらっと手を振って)元気になったらしっかり奢ってやっから、よ(だから早く治してくれよなんて、食べ物で釣るような事をしてみつつ。元気になって欲しい気持ちは偽りなく)ああ、それじゃ・・・あたしも失礼させてもらうさ(ひらっと手を振って、挨拶とあたしは要らねぇの二つの意味で) [Wed 18 Jan 2006 00:50:39]
◆ジャスティス > ……がさっ、ことっ。 (一旦は籠に入れかけた菓子折りを振ってみると、菓子折りの音じゃない。かなり長い時間考え込んで……) 誰かいる人。 (切実に皆に訴えた) ああ、大丈夫よ。何かあったら走って逃げるから。レイこそ体には気をつけて、ね? [Wed 18 Jan 2006 00:48:54]
◆フェンサー > ……………はい………おやすみなさい。 ( 去っていく皆様方に、そう言葉をかける。 早く元気になりたいなあ、とか思いながら。 ) [Wed 18 Jan 2006 00:43:43]
◆艶子 > ふふ、ふふふふ。 さっすがルゥ先生、話が判る! ( 病院食が不味いとは言わないが、やはりそろそろ油がこってりのった肉を食べたい。 ) それじゃあ、ジャスティス殿、レイ、フェンサー、ルゥ先生。 おやすみなさい。 ( 此方もぺこりとお辞儀しつつ…… あの謎の看護士の謎のプレゼントはどうなったんだろう。とか興味深そうにちらりとジャスティスの方を、ちらりと。 ) [Wed 18 Jan 2006 00:41:41]
◆レイ・シェリダン > そこを、こう・・・なんとか、な(困ったようなルゥ先生に笑って…)フェンサーも、良くなったら、奢ってやるから、よ(そのうらやましそうな顔にそんな約束を一つ)ん、ジャスティス…送るか?(大丈夫だとは思うけれども…、片手では不便そうだと) [Wed 18 Jan 2006 00:39:30]
お知らせ > ルゥさんが帰りました。 『 ( 片手に提げたランプを供に、巡回に歩き出して─ )』 [Wed 18 Jan 2006 00:39:10]
◆ジャスティス > それじゃあ、今度中庭にお散歩に。 (床からバスケットを拾い上げると、そういって笑う。) フェンサーさんも、また遊びに来ますね。 (残った洋ナシを水差しの横に置き、一歩下がって) それじゃあ、私はこれで…… (お騒がせしました、頭を下げる) [Wed 18 Jan 2006 00:38:00]
◆ルゥ > …っと、それじゃ、あまり遅くならないようにしてくださいね。 みなさん、お大事に。 ( 夜間巡回はまだ途中。 本来の目的の為に病室を辞して── ) [Wed 18 Jan 2006 00:37:47]
◆ルゥ > 入院患者の外食は、咎める立場にあるんですよ? 私は。 (困ったように微苦笑すると) お見舞いで散歩に連れ出す分には構いません。 病院の中庭…に、出てるものだと、私は思っておきます。 (頬を指で擦りつつ、そんなことを嘯いた) [Wed 18 Jan 2006 00:33:53]
◆フェンサー > ……………食べちゃう、とか……。 ( ルゥ先生に触発されたか、そんなことをぼそり。 立ち上がるツヤコさんに微笑んで。 今日は笑顔のサービスデイか。 飯を食いに行く、とか言う言葉に、うらやましげに。 ) [Wed 18 Jan 2006 00:32:23]
◆レイ・シェリダン > ま・・・早く元気になってくれよ…ああ、富くじ当たったから、奢るくらいできるしな(さすがに500万は当たらなかったけどななんて勘違いを防ぐ言葉を付け足しつつ)艶子も飯食いに行って大丈夫なら・・・、な(腕の損傷だけど勝手に連れ出していいものか、とルゥ先生に目を向け首をかしげて…) [Wed 18 Jan 2006 00:29:09]
◆艶子 > ( ルゥ先生の胃袋には宇宙が広がってるに違いない。 ) そこはほら… 避けたり、耐えたり! 相手だって不死身じゃあ無いんだ、倒す手段は必ずある筈さ。 ( 何か良い手段があるのかと聞かれても、答えには詰まってしまうのだが。 ) ん、私もそろそろ戻らないと………。 ええ、私なんかで良ければ喜んで! ( ジャスティスに嬉しそうな笑顔を向けた。 ) フェンサー、たっぷり養生するんだぞ。先生の言う通りにしていればきっと良くなるさ。 ( そう良いながら椅子から立ち上がろう。) [Wed 18 Jan 2006 00:27:59]
◆ルゥ > ( 大丈夫、凄く再生する奴は紅葉おろしで。 (そんなゴリアテ殺法は) ) 洋梨ですか…ええ、それなら。 (こくり、頷いて) …もし果汁を与えるときは、グレープフルーツは避けてくださいね。消化器がまだ、十全じゃありませんから。 [Wed 18 Jan 2006 00:24:52]
◆ジャスティス > まぁ、吸血鬼相手には実践したけどね。再生するなら、それよりもっと殴る。いや、意外と有効だったわ。 (あ、先生、洋ナシを絞って飲ませてあげていいですか?なんて質問しながら首をかしげる) あらら……そろそろ、おいとましたほうがいいかな? (疲れた様子を見せるフェンサーに、これ以上は傷に触るかと考えて。いやもう触ってるかも) 艶子さんは、武者修行中なのね。 (良かったら今度、剣の使い方教えてね、と付け足して) [Wed 18 Jan 2006 00:21:45]
◆フェンサー > ( のぞき込むシスターに、フェンサーは大丈夫だとでも言うように微笑んだ。 左半分だけ。 ) …………………大丈夫です……少し…疲れましたが………。 ( 主に先ほどの騒動で、なんてことはおくびにも出さない。 何度も聞かされる言葉を、それでも律儀に頷いて。 そういうとこ、フェンサーは真面目だ。 何かの規則があると、安心できるから。 ) [Wed 18 Jan 2006 00:16:31]
◆レイ・シェリダン > (落ち着いた様子を見れば終わりと言わんばかりに笑ってぽふっと軽く頭を撫ぜて)まぁな…好き好んで行く場所じゃねぇと思うしな…(あたしもスラム以上は行けねぇし…なんて呟いて)・・・その10回、100回攻撃する間に相手も反撃してくるんだぜ?(ゴリアテがやった吸血鬼退治かなんて、思わなくもない艶子の言葉につっこみを加えつつ、拗ねた顔を見ればわりぃわりぃと笑って) [Wed 18 Jan 2006 00:15:54]
◆ルゥ > 病院食は粥ばかり、って嫌がる人も多いですけど消化も良いし、寧ろ朝は普通の人でもお粥にした方が良いくらいです。 (こぅ、丼に三杯くらい、とか。 食べすぎだ。) …えーと、フェンサーさん、お加減はどうですか? (内臓を壊しているから、微熱は続いているだろうが─) 吐き戻したり、眩暈がしたりとか、もしあったら─ (担当医からは繰言のように、聞かされているだろうが、それでも) そのときは、近くの看護士さんを呼ぶようにしてくださいね。 決して無理や我慢はしない事──。 [Wed 18 Jan 2006 00:14:06]
◆艶子 > 一発殴って倒れなかったのなら十発殴れば良い。十回刺して死ななかったのなら、百回刺せば良い。 ( 魔人へのコメントはそんなものだった。どうしたら良いのかなんて考える必要など無いかのように。 ) その魔人とやらも楽しそうだ。 ( きっと強いんだろう。 ) こう見えても、前はスラムの見回りをやってきてるんだ。腕も結構上がったと思うし…。 ( ネビュラーとの戦いで自信が付いた。それも多くの人の協力があってのことなんだけれど。 ) 判ってるよ、ちゃんと治すさ。 ( 拗ねた子供のようなふくれっつらをレイに向けた。 ) [Wed 18 Jan 2006 00:12:46]
◆ジャスティス > (猫か何かのように気持ちよさそうに、もしくはくすぐったそうに目を閉じて頭をなでられた後、艶子には、色んな人から狙われてるから、早くしないと、なんてはやし立てて……) なんて、ね。 暗黒街は、いろんな意味で危ないから、あんまり来ないほうがいいわよ? (なんて忠告して) ……大丈夫? (フェンサーの顔を覗き込む) よっし、早くケガ直すわよっ! [Wed 18 Jan 2006 00:07:57]
◆フェンサー > ( 悪魔に、魔人。 いままであまり関わりあったことのない相手だけれども……会っては、みたいかもしれない。 そんなことをちらりと頭の隅で。 ルゥ先生に、微笑んで会釈を。 自分だけこうして動けないのは、すこし面白くないな、とは思いながらも、こうして誰かが来てくれる、というのも、いいものだ。 ) [Wed 18 Jan 2006 00:03:39]
◆レイ・シェリダン > 酒と刺激物は禁止されてるしそんな悪いものは食ってねぇし…(さすがに、他の人間ならともかく…実力行使に出られて勝てるかどうかわからない相手と無闇に事を構える気もなく…ここ病院なんだけどもっ)魔人、なぁ…(ジャスティスが全力でぶん殴ってもびくともしなかった相手ってのでどれくらい厄介か十分に知れて…ちょっと深刻そうな顔を見せて)闘うのはいいけど、ちゃんと腕直してから、な(とりあえず艶子にもそんな突っ込みを一つ…) [Wed 18 Jan 2006 00:03:38]
◆ルゥ > いえいえ。ええと…シスタージャスティス、でしたっけ。 夜分遅くご足労様です。(にこり、微笑んで。ぺこりと頭を下げた。) はい、今晩和。 順調に回復してるみたいですね。 (それから、ぺこっと黒髪の少女に会釈。) [Wed 18 Jan 2006 00:01:13]
◆艶子 > ( レイの手は魔法の手だ。悲しいときも怒ったときも、その手になでられると気分が落ち付く。 じぃ、とレイを見上げた。 ) ほほぅ… さぞかし強いんでしょうね。一度戦ってみたい。 ( 教会の敵ならば、アレックスのその名前を知っているんだろう。是非会って戦ってみたいものだが、どうやらジャスティスの獲物という感じがしなくもない。 ) あ、ルゥ先生。こんばんはッ! ( 謝りもしないで元気いっぱいなのが一人いました。左手を高々とあげて夜のご挨拶。 ) [Tue 17 Jan 2006 23:57:09]
◆ジャスティス > うがー。 (何とかレイに頭をなでられて沈静化した) 紅い悪魔ってのは……一般的な呼び名かは忘れたけど、大聖堂や人の教会を襲撃してきた、ヴァイオレートって悪魔の事。 この前、得体の知れない”魔人”と戦ってたら現れて、色々と偉いことに……。 (全力で蹴っても頭突きを入れてもびくともしなかった、とやや緊張した面持ちで告げて) まぁ、聖属性は聞くみたいだけど……って、先生、今晩は。お邪魔してます。 (精根尽きたけが人を見れば、さすがに声のトーンを落として。ごめんなさい) [Tue 17 Jan 2006 23:53:28]
◆ルゥ > ……む、やけに殊勝ですね。 何か悪いものでも口にしました…?(かくんと首を傾けて) 賞味期限、2日3日くらいなら問題ないかも知れませんが、4日過ぎると時の運ですからね?(だれもそんなこと聞いてねぇ。 突っ込まれる前に自分で。) [Tue 17 Jan 2006 23:46:22]
◆レイ・シェリダン > やっぱり、またなんか厄介事に巻き込まれて…なぁ(現在の事ではなく、とりあえず片手しか使えないのもそういう事なんだろうとは理解しつつ)ああ、忘れるから、忘れるから落ち着け、な(ぐりぐりとジャスティスの頭を撫ぜつつ)・・・う、騒いでごめんなさい・・・(とりあえず、嵐の後の静けさに響いた声にまず第一声がそれで) [Tue 17 Jan 2006 23:43:52]
◆ルゥ > (見慣れない看護士が足早に去っていく様子に、訝しげに首を傾げながら。 ノックを二回。 返事を待たずして戸を空ける白魔術士此処にあり。) さて、と。 お加減は── って、これまた大入りですね。(目を真ん丸くした) [Tue 17 Jan 2006 23:43:09]
◆フェンサー > ( さすがにアイアンクローとかは怖い。 大人しく黙った。 そして、ちょっと思った。 あ、これが素なんだな、そしてかつこの方が自然。 とか。 そうやって現実逃避するのが、フェンサーなりの落ち着き方だった。 しかしそれでもショックが大きいのか、いまだに喉を潤せないからか、雰囲気は暗い。 というより、疲労でがっくりきていた。 例えるなら、「燃え尽きたぜ、真っ白な灰によぉ」って感じだ。 ) [Tue 17 Jan 2006 23:42:58]
◆艶子 > …………。 ( ああ、やっぱり淑女殺しだ。この豪快さは…。ちょっと嬉しかった ) あの、赤い悪魔って…? ( その口ぶりから何があったのかは理解できず。ただし其処に何か戦いの匂いを感じ取ったのだ。 ……まるで嵐が去ったあとのような静けさが病室に訪れ、ちょっとぽかんとしてしまい。 ) ……ちょっと色々か……。 ううん。 ( 何があったんだろう。しばらく夜も眠れなさそうだ。 ) [Tue 17 Jan 2006 23:41:51]
お知らせ > ルゥさんが入室されました。 『──さてさて。』 [Tue 17 Jan 2006 23:41:27]
◆ジャスティス > (勘九朗の言葉にはさすがに本気になって) ちょっ!? それは、紅い悪魔!?それともあの”魔人”!? あっ、ちょっとぉ!! (呼び止めるが、間に合わず……) がーっ!あんた達、片手でもアイアンクローできるのよっ!! (顔を真っ赤にしながら、同じくショックを受けている艶子やフェンサー達に八つ当たり気味に怒鳴って。初めの丁寧さはどこに言ったのか) ず〜〜〜っと前にちょっと色々あったのよ!忘れて!! (くう……と色んな感情を押し込めるかのように爪を噛んで……) [Tue 17 Jan 2006 23:35:54]
◆レイ・シェリダン > (うん、残念ながらその当時はまだコロセウムの共同部屋で詰め込まれ生活だからわかるはずもなくと言うか、ぶっちゃけ登録前)知り合いじゃ、ねぇと言うか…顔見知りではあるんだよ、な?(落ち着け落ち着けと、とりあえずフェンサーの所の水差しから水を入れてジャスティスに手渡し)えーと・・・とりあえず、艶子も落ち着けっ(あっさり阿鼻叫喚の図、個室だからいいようなものの後で看護士にお説教されるようなそんな未来図…)とりあえずあたしもはじめて聞いた話だけど、落ち着け…な?(深呼吸を一つ…火災を前にしても大丈夫っぽい精神力だけどこういう事は想定外) [Tue 17 Jan 2006 23:30:05]
◆フェンサー > ( 本当に犯罪者だった。 ちょっと、ショックで頭がふらついた。 眠いのかもしれないが。 そしてなにやらしらないが奥さんの話とか。 なんだろうこの、愛妻家みたいな変態さんは。 いや、変態さんみたいな愛妻家なのだろうか。 ――嗚呼、そうか。 変態さんの愛妻家なんだ。 去る背を見送り。 ) ……………………………落ち着いて、ツヤコさん……それは不潔なことじゃない――『素敵なコト』、だよ。 ( 物語は更に変態方向へ。 色々なショックとかで脳みそがしびれたようだ。 ) [Tue 17 Jan 2006 23:27:17]
◆艶子 > ( な ん て 置 き 土 産 だ ! ) [Tue 17 Jan 2006 23:25:21]
◆艶子 > は、ひててててて ひてて ふぉめんなはい、 ふぉ、ふぉめんなはい! ( むにーと頬を引っ張られた。生えているというと、前に教えてもらったりょーせーって人達だろうか。でもやっぱり判らない、判らない。その指から解放されればしばらく涙目で頬押さえながら。 ) し……シスターッ! あ、貴女は、貴女はっ! ( 居ましたよ居ましたよ、真に受けて信じてるイエロティアが居ましたよ。赤裸々に語られる修道女の過去に免疫があんまり無い艶子はショックを受けた。「信じられない、大人ってフケツ。」見たいな顔で。 褌と聞いて鼻血出しながら最高と言われてもやっぱり理解できず、うろたえ怯えレイの後ろに隠れた。 ) [Tue 17 Jan 2006 23:24:56]
お知らせ > 黒色偽看護士さんが来ました。 『色とりどりの可愛い系からでんじゃー系まで各種ぱんつ詰め合わせと、 ふたまたでぃるどー。』 [Tue 17 Jan 2006 23:23:42]
◆黒色偽看護士 > じゃ、そういうコトで―――。 手篭めにした幼女探しにいきますから。 それじゃ!(笑顔で、手、すたりッ。 あ、ちなみに菓子折りの中身は、) [Tue 17 Jan 2006 23:22:12]
◆黒色偽看護士 > ―――んー、ジャスティスちゃん。こないだは、邪魔しちゃってごめんなさいね。 「アレ」とはちょっと縁があるから、もしアレが気がかりだとかなら、知ってる限り教えてあげれる。 ―――というわけで、ホントは奥さん用にもってきたおみやげをあげるので、これで、ひとつ。(へらり、とへつらい笑顔浮かべながらシスター相手に菓子折りの箱差し出しつつ。 ちなみにアタシの昔の話なんて、最近の若い子たちは知らないぜきっと!ひゃっほう!) [Tue 17 Jan 2006 23:21:35]
◆黒色偽看護士 > いや、まだ消えてないけれど。(消したい気持ちは心の底から解りますがね!さあアナタも明日からレッツ確信犯。) いやね、ウチの奥さんが、肺に届くか届かないかって大怪我したっていうんで、病院に連れてきたんだけど気付いたらベッドに居ないのよもう大変。(溜息ついて肩なんか竦めつつ。) 大丈夫!最終的に合意になれば合法なのよ!(昔その理屈こねた某吸血鬼を始末したのは自分だが!) ……や、まあ奥さん居なさそうだから、すぐに消えるけどね。 ついでだから、いいわ。要件済ませてくわね。(こほん。) [Tue 17 Jan 2006 23:19:00]
◆ジャスティス > っ勘九朗〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!! (激情に駆られた絶叫が、有名な犯罪者の名を叫ぶ。だれも、こんな冗談みたいな話信じないだろうけれど……) ぜえっ、ぜえっ……まったく、魔女の釜の底に両足突っ込むは、思い出したくないこと思いださせるは……心労でいい加減倒れそうだわ……。 (ぎりり、と歯軋りし、血走った眼を偽看護士が消えた方向に向けて) ……知り合い違う! [Tue 17 Jan 2006 23:13:30]
◆レイ・シェリダン > だ〜か〜ら〜……あたしに聞くなっ、生えてたりしてんだろ、きっとっ!(艶子の頬をつまみ引っ張り上げながら、それでも露骨に答えみつつっ、この場合はこちらに聞くのが正解だったのかも知れないけれども)少なくとも、あたしはみてねぇよ(どんな胸だと言わんばかりにそれをこたえつつ…)ジャスティスも、いろいろな知り合いがいるもん…だぁな(とりあえず、一旦思考停止してそんな事を呟いて見つつ…どんな事情でどんな関係かまでは突っ込みまずに) [Tue 17 Jan 2006 23:03:25]
◆フェンサー > ( お尻ぺんぺんとか、と一瞬思ったが、まじまじ見ると見るだけ、あ、なんかマジでやりそう、とか思ってしまえた。 シスターの蒼白な表情が逆に笑えました。 ) ……………………ろりーた……………奥さん……………………………犯罪者? ( フェンサーの脳内では、幼女を手篭めにしたおねーさん、とかそういう風に映ったらしい。 それから。 ) …………………………………ジャスティスさん……………。 ( しかし言葉はない。 ただ、視線の生暖かさが一気に跳ね上がった。 変な表現だが。 ) [Tue 17 Jan 2006 23:01:32]
◆黒色偽看護士 > ふんどし最高ゥーーーーッy!!(鼻血垂らしながら素晴らしい笑顔で親指を突きたてた!) [Tue 17 Jan 2006 22:53:10]
◆艶子 > わ… 私、褌だから判らないや…。 ( 前?後ろ?愛好? 大人の参考書の説明は理解することが出来なかった。というか判っちゃいけないような気がした。あと4年くらい考えちゃいけないような気がした。とりあえずレイの言う通り、考えないようにしておこう。 しかし、一人明らかに動揺しているジャスティスを見れば考えざるを得ない。 淑女殺しを蒼白にするこの女、一体何奴だろう。 ) …どうしましたか、ジャスティス殿…。 ( 恐る恐る尋ねてみた。 ) 知らん!そんなヤツは知らん! 私より胸の大きいヤツなんて知らん! ( 微妙にコンプレックスをちらりと、ちらりと。 ) というか、お前は女だろう。女なのに奥さん…? え、何で? ( またレイに聞いた。 ) [Tue 17 Jan 2006 22:52:15]
◆黒色偽看護士 > えーっとまず順番に応えると、A1、アタシは看護士です。(嘘吐きの間違いじゃないのか。) A2、その稀な人種がアタシです、奥さんにはナイショね? A3、嘘じゃなくて本当でーっすハイお久し振りっていうかこないだ逢ったばっかりだけど、あんときは頭に血が上ってたから気付かなかった?いやー声がするからそうかなーと思ったら本当にそうなんだもん、こないだは染み付きぱんつありがとうねぇ、今までのコレクションの中でもトップクラスだもんだから、思わず真空パックで保存したうえちょっとずつ愉しんじゃってるわぁ、今度新作が出来たら、是非っ♪(両腕で抱擁して背中ぱしぱし叩きながら親愛の情を示しつつさりげなく罪も無いシスターをヘンタイの仲間扱いした!) [Tue 17 Jan 2006 22:52:11]
◆黒色偽看護士 > 困ったわ、どうしよう。あの子ったらまた、フラフラどっか行っちゃうんだから見つけたらお尻ぺんぺんしたげないと。……ねぇ、アナタたちこのへんで、赤くてちっちゃくてそのくせおっぱいだけアタシよりでかいロリータ少女見なかった? ウチの奥さんなんだけど。(金髪黒衣のきょにう看護士はそう言って周囲に同意を求めたが、残念周囲はあっけにとられるばかりで話を聞いてくれる体勢に、ない。一部ツッコミとかボケとか怯えとか多様な反応が愉快であるが知ったことか。) [Tue 17 Jan 2006 22:48:16]
◆ジャスティス > (いやぁ、良かった良かった。喜んでいたのも束の間。突如現れた乱入者に、あっけに取られるが、染み付きパンツ、という言葉に、他の三人とはまったく違う反応を示して。顔面は蒼白になり、唇は震えて) あ、あ、あんた……まさか、うそ…… (余りの恐怖?に言葉にならない) [Tue 17 Jan 2006 22:44:51]
◆レイ・シェリダン > まぁ、あたしも前に見舞い受けた時に艶子にもらってもらえるかって話を受けて・・って(剣の譲渡の話について喋ろうとした段階でいきなり入ってきた人間に目を見開いて)いいから、いちいち聞く事じゃねぇから、忘れろっ(なんであたしに聞くっ!と言わんばかりにこう、八つ当たりを…さすがにそういう時にどう対処すればいいのかなんてわからず) [Tue 17 Jan 2006 22:40:37]
◆フェンサー > ( それはやっぱり『その手』の人に、などという言葉をフェンサーは飲み込んだ。 言っちゃいけない気がした。 ――水差しは、ベッドサイドにあるだろう。 フェンサーは少し掠れた声で、お願いしますと。 医者の腕がいい云々は、まったく持って賛成だった。 なにせ、あれだ。 よく生きてますね、とか言われたし。 ) ………………染み付きぱんつ……? ………あの……? ( 突然の闖入者。 珍入者。 さすがに、もしかしたら既にどうかしてるんじゃないか、って言うぐらい寝たきりのベッドの下をまさぐられれば、フェンサーといえど表情が引きつった。 それから、ツヤコさんの大きな声に、びくり。 ナイスツッコミ!と。 ) ……………『染み付きぱんつ』……主に前に諸々の成分による染みのついたぱんつ。 稀に後ろ側に染みの付いたぱんつを愛好する人種もいる……なお、性別に関しては千差万別の趣向がある………民明書房『大人の参考書』より……。 ( 意味不明の解説が出るぐらいには、フェンサーは動揺していた。 ――いつものことかもしれない。 ) [Tue 17 Jan 2006 22:39:30]
◆艶子 > わ、私はそんな……。 ( 言うのは良いが言われるのは恥ずかしい。フェンサーの言葉にもじもじした。 …そうか、こんなに恥ずかしいんだ。 ) 男の言葉なんて大半はどうだって良いんです。そんなの気にする必要… ってなんだお前――――――――――――――――――――――――ッ! ( 突然現れた怪しい黒色に思わずそんな声を出した。びっくりするあまり尻が椅子から抜けて床に腰を打つぐらい。 ) し、染み付きぱんつって何、何だ! …何? ( 真顔でとりあえず経験豊富そうなレイに尋ねてみる。一体今の言葉にはどんな意味があるのかと! ) [Tue 17 Jan 2006 22:35:05]
◆黒色偽看護士 > あら、大丈夫よきっと。染み付きぱんつくれって男くらい寄って来るわ!(なんか凹みっぷり激しいシスターさんの肩ばすばす叩くとほぼ初対面で埋め尽くされた部屋の中我が物顔に分け入って、ベッドの下をごそごそまさぐる。) はーい、ちょっと失礼しますねーはいちょっとー。 ……っかしーなー、ここにも居ないわ。(何を探しているのやら。) [Tue 17 Jan 2006 22:30:41]
お知らせ > レイ・シェリダンさんが来ました。 [Tue 17 Jan 2006 22:28:51]
◆黒色偽看護士 > そう、大丈夫みんなアナタの事が大好きだから!そうアタシも大好き!嘘!(テンションも高く扉がたーんと開け放って叫んでみた、全身真っ黒な看護士さん(フェイク)の冬の夜。) [Tue 17 Jan 2006 22:28:08]
◆ジャスティス > ありがとう、ありがとう……けど実際問題男性にそういうこと言われたこと無いわ。 (かるく自傷行為をしながら、二人のやりとりに決着がついたようで、剣を艶子に差し出す) 私じゃあ、刃の長い鉈ぐらいの使い方しか出来ないから、剣もプロに使ってもらえてうれしいと思うわ。 (ちなみに、ヘンルーダで10万エンで購入した。平均値よりもちょっぴり高めなので、つくりはしっかりしていると思う) あ、水飲む? (何処かにあるだろう水差しを探しながら、フェンサーに呼びかける) けど、皆命に別状が無くてよかったわ。ここのお医者さんたちは皆腕がいいから、ケガも良くなるわよ。 (もう何度もお世話になってるからわかるわ、と力説して) [Tue 17 Jan 2006 22:28:04]
お知らせ > 黒色偽看護士さんが入室されました。 『呼ばれもせず飛び出てきてジャジャジャジャーン。』 [Tue 17 Jan 2006 22:27:08]
◆レイ・シェリダン > (なんか色々ショックを受けているジャスティスを見やりながら…)まぁ…誤解が解けたんだから、いい事だよ、な?(なんてそんなフォローを一つ、あたしも一つもらうぜ?と前ナイフで切ったら汁気が多くてべたべたになってしまったので、自分もかじって) [Tue 17 Jan 2006 22:25:07]
◆フェンサー > ……アア………私のことは、フェンサー、とでも………じきに、良くなりますよ……。 ( 自分だけ、活き活きしてないなあ、とかフェンサーは思った。 まな板の上で悟ったようにえらをパクパクさせる魚のようだ。 死んでないのがミソ。 ) …………おや、意外です………………そう、ですね、ツヤコさん……私にも、魅力的に見えます………私も、あなたのことや、レイさんのこと、シスターのこと、みんな大好きです……。 ( ちょっと喋りすぎた。 のどを潤すようにつばを飲み込んで。 ) [Tue 17 Jan 2006 22:16:12]
◆艶子 > …………。 ( 何か凄く悪いことを言ってしまったようである。必死にフォローを考えるが、艶子の頭では出てこない。出てきたとしても逆効果になること間違い無い。だから慌てふためくしかなかった。 ) …その手の人って?私にはジャスティス殿は魅力的に移ってるぞ!強い人は好きだ! だからレイも好きだ! ( 大人の会話、理解できずそんなことを。 ) ……では。 受け取ろう。 有難うございます、ジャスティス殿。 ( そう言いつつ、深い礼をもう一度。 ) [Tue 17 Jan 2006 22:12:22]
◆ジャスティス > ずきゅーんっ。 (痛かった。左手のケガより心が痛かった。艶子のストレートをモロに喰らって、ふらり、一瞬視界が暗くなった) …………今のところ、そういう被害にはあってないわ。
(フェンサーの言葉にもめまいを覚え、思わず額を押さえる。レイの視線には、あはー。 と苦笑いをして) う〜ん、どうします?艶子さん。 (とりあえず、病院に預けておくつもりですけど、と二人に告げて) あ、レイ、また洋ナシ勝ってきたけどどう?もう熟れすぎで…… [Tue 17 Jan 2006 22:07:15]
◆レイ・シェリダン > よう、こんばんは、な。挨拶が前後しちまったけど、よ(ひょいと片手を上げて…)そうすると、あたしの用事は殆ど終わっちまってっかも、な(なんてそんな風に笑いながら肩をすくめて…片手しか使ってない不自然な動作を見れば、また怪我でもしたのか?みたいな目をジャスティスに向けるけど)慌てなくてもいいぜ…えーと、そっちの一緒に突入したのははじめまして、だぁな(名前を聞く暇もなかった気がするこの部屋の患者にも挨拶を一つ)ま…、そっちもはやく元気になってくれよ(予想以上と言うか予想通りと言うか重傷の相手にそんな言葉を) [Tue 17 Jan 2006 22:04:06]
◆フェンサー > ( 新たなお客様は――レイ? シスターの言葉を聞いて、ああ、この方がレイ・シェリダンかと理解して。 ) …………こんばんは、レイさん……お元気そうで、なによりです……。 ( フェンサーはゆるゆると顔の左半分だけで微笑んで、ご挨拶。 それからシスターの言葉に、感謝を。 ) …………ああ、そうなの、ですか……………けれど、シスターは、『その手』の人には、魅力的に、映るのかも、しれません……。 ( なんてことを、ぼそぼそ。 こんなにこの部屋に人が集ったのは、とりあえず死に損なったあの日以来。 ) ……………私は………私が、持っていても、いまは何の意味も、ないのですから………あなたが、どうぞ。 [Tue 17 Jan 2006 22:02:39]
◆艶子 > ゴリラなんて可愛いレベルです。 ( はたはたと手を振って否定するのは果たして相手にとって良かったのか悪かったのか。 梨泥棒の件については不問となったことに胸を撫で下ろしつつ、変わった形の梨を受け取った。 ヴェイトスの梨ってこんなんなんだ…そう思いながら、丸かじり。 ) あ、ふぇい。ふぉんばんわだな。 ( 口の中にモノを入れたまま喋った。お行儀が悪いことこの上ない。 ) …無くしたのはフェンサーだって同じだろう。私だけ受け取るわけには…。 ( かといってジャスティスの好意を無駄にするわけにも行かない。 ) [Tue 17 Jan 2006 21:59:10]
◆ジャスティス > ……ゴリラとか、想像してました? (艶子の表情に、何となく経験から予想がついて、思い切って聞いてみて) ああ、良かった……ちょっと味は違いますけど、お一つどうぞ。 (艶子には一つ地面に置いた籠から手渡し、フェンサーには、それじゃあ、また良くなられたら何か持ってきますね、と告げて) あら、レイ。ええ、剣のことで、ね。 (右手を上げてひらひらと振りながら、事情を説明して) あっ……いや、違うんです。もちろん私もそういう趣味は……っていうか一応聖職者ですし……。 (そして、フェンサーが呟いた言葉に、フェンサーと艶子を交互に見比べて) [Tue 17 Jan 2006 21:49:21]
◆レイ・シェリダン > (退院して、富くじ買って、武器買って、クジの発表も見て、後はやりのこしたのはジャスティスに頼まれていた事で…艶子の行き先を聞けばこっちの病室だと聞いて足を運んで…)ああ、ジャスティスきてたのか・・・?(なんて目に入った蒼い髪にそんな言葉を加えつつ) [Tue 17 Jan 2006 21:46:26]
◆フェンサー > ( すりつぶしてみる、か。 ぼーっと考えてみるが、ここに来て摂取したものは、液体などがメインだ。 何か摂取していいものだろうか。 フェンサーは少し考えて、それでも遠慮させていただくことにした。 あとで、医師の判断を仰ぐ、と。 ) …………淑女殺し………でも、私、そういう趣味は………。 ( 頬を染めながら阿呆がなんか言った。 さて、盗み云々の話を聞いてくすくすと控えめに笑い、その表情のままに、フェンサーは剣を眺めて、) ………アア……ツヤコさんが、剣をなくしてしまったそうで、ちょうど、よかったですねぇ……。 [Tue 17 Jan 2006 21:42:07]
お知らせ > ノックの音さんが入室されました。 『(今日は千客万来か)』 [Tue 17 Jan 2006 21:39:39]
◆艶子 > ( 想像していた”淑女殺し”とは全然違った。 身の丈3m、巨大なメイスを振り回し立ちふさがるあらゆる害悪を蹂躙する最強のシスター。なぎ払えば山が吹き飛び、吐く息は数千度の炎となり…… と、長い間艶子の中で培われてきた激しく間違ったイメージは一気に払拭された。物腰柔らかで優しそうな人だ。 ) はい、ええ、その、梨。大好物です。朱鷺の都に居た頃は良く梨畑に盗みに入っては追いかけられ… あ、いや、その。 ( うっかり滑った口にあたふたと手を振って否定するが、後の祭。 取り出した長剣に一度視線を送ると、次にフェンサーの方へ。 ) あ、その… ええと…。 ( 無くしたのは事実だが、真っ先に無くしてしまいましたと申し出るのはなんとなく気が引けて。 ) [Tue 17 Jan 2006 21:38:17]
◆ジャスティス > そうですか……すりつぶして見るとか、は。 (だめですか?半ば予想していたが、やはり実際聞いてみると痛々しくて……。そんな中、艶子の言葉を聞けばがさごそと棒状の物の布を剥ぎ取り始める) ああっ、お怪我大丈夫ですか? ……ですよね、そう思いますよね。私もそう思いましたもん……。 (慌てたりへこんだりしながら、片手で不器用に布を解いていけば、現れるのは、簡素ながらしっくりしたつくりのロングソード) その、剣を無くされた方がいると聞いたので、よろしかったらと持ってきたんですけど……もしかして、お二人とも、ですか? [Tue 17 Jan 2006 21:31:41]
◆フェンサー > …………ええと、お名前は、存じていませんが……突入、したことは、確かです……。 ( バスケットに一度視線を送り、しかしそれは、医者に止められていると、丁重に遠慮する。 まだ、固形物を摂取できるほどでは、ないのだ。 普段ならば、ひれ伏して感謝するほど、嬉しいのだが。 ) ……ジャスティス、さん………どうも…………フェンサー、とでも、呼んでください。 ( と名乗って、そこで、いすから立ち上がる姿と、また、ものすごいあだ名を聞いて、なにやらすごい人なのだと理解した。 フェンサーは、実は世間に疎い。 ) …………ええと…………………ナンパ氏の方ですか? ( 淑女殺し、と聞いて、真っ先に思い浮かんだのがそれだったらしい。 ) [Tue 17 Jan 2006 21:27:08]
◆艶子 > 私も剣を失ってしまった。同じく、買いなおさないといけないな。 ( 量産された安い刀ならば手が届くが、財産の大半を投げ打って刀を買っても生活に支障が出てしまう。今度もロングソードで我慢した方が良いだろうか。前の剣も使い込んでいく内に愛着が沸いて気に入っていたのだけど。 見遣れば、自分とも面識の無い女性。しかし彼女が纏っている服装は前に大聖堂に行った時見たことがある。 相手の言葉に頷きながら、パプテスの人かと思う前にその名前を聞いて、艶子の目が丸くなった。 ) ジャスティス… ジャスティス・ブラウニー! ( 飛び跳ねるように椅子から立ち上がり ) 淑女殺しのジャスティス殿っ、 お、 お会いできて光栄です。 私は艶子… 豪天寺艶子と申します。 ( 相手に習い、深い一礼を。 ) [Tue 17 Jan 2006 21:24:17]
◆ノックの音 > 今晩は、初めまして。 えぇと、私レイ・シェリダンの知人なんですけど、お二人は、ご一緒に突入された方でしょうか? (良かったら、洋ナシでも……。バスケットと、なにやら布で巻かれた長い棒状のものを持った修道女は、抑え目の声でそう告げ、二人の側に来ると適当な席に座る) あ、申し送れました。私大聖堂所属の修道女、ジャスティス・ブラウニーと申します。このたびは本当にご苦労様でした。 (二人に深々と頭を垂れる) [Tue 17 Jan 2006 21:18:40]
◆フェンサー > ( おや、ノックだ。 フェンサーは来客の多さに、顔の左半分だけで微笑んだ。 ) ………こんばんは……。 ( 囁くような声は、聞こえないかもしれないけれど。 見知らぬ顔だ。 ) ……………そんなに、笑う…? …………ぅん………私は、剣を……買いなおさないと……。 ( まさか、依頼を受けた理由が九割九分九厘金のためだ、などと言えるはずもなかった。 一応、大事な思い出の品でもあった愛剣は、失せてしまったので、新しく買いなおさなければ。 ) [Tue 17 Jan 2006 21:14:17]
◆艶子 > 包帯と薬と手術。これ以外は胡散臭い呪いかペテンだと思って居たんだが、世界は広いな。 ( 朱鷺の都にも似たような術はあったのだろうが、少なくとも自分はお目に掛かる機会は無く。「唾付けときゃ治る」が口癖だった。 白魔術…その凄さを私は身を持って体験したわけだが迂闊に口には出せず。 返ってきた言葉に目をきょとんと丸くすると、 吹き出し、腹を抱えて笑いを漏らし始めた。 ) 金か。そうだな、確かにそうだ。いや、大事な事だと思うよ。大義のため、人々のため、正義のため。とはいいつつお金を貰うのはやっぱり嬉しい。私も何に使おうか今から考えておかなくちゃ。 ( と、その時のノックの音。病院の人だろうかとドアの方を振り返り。 ) [Tue 17 Jan 2006 21:09:22]
◆ノックの音 > (二人がいるドアが、二回ほど軽くノックされる。しばらくの間の後にゆっくりとドアは開いていって) 今晩は……。 (そこから頭を出したのは一人の修道女だった) [Tue 17 Jan 2006 21:06:51]
お知らせ > ノックの音さんが来ました。 『コン、コン』 [Tue 17 Jan 2006 21:02:49]
◆フェンサー > ふ、ふ……確かに………先日は、白魔術を、かけていただいたけれど……。 ( 考えてみるに、どっちにしろ処置のときは眠らされるものなのだろう。 ショッキングな映像などで患者がショック死したら本末転倒だ。 ――怪我の割には、ぽややん、とゆるい。 )( さて、尋ねられてしまった。 答えないわけにもいくまい。 フェンサーは、恥ずかしそうに頬を染めて、ぼそぼそと囁いた。 ) …………まだ、報酬を直に見てない……から………その……。 ( なんとも意地汚い。 汚ぇな自分、とか心中で突っ込んだそうな。 ) [Tue 17 Jan 2006 21:02:12]
◆艶子 > 寝ている時に済ませてくれた方が良いよ、自分の怪我を見なくてすむから気が楽だ。 ( 蔦の王に同じように放られた私達。自分だけこうして立って歩いて元気に喋っているのが申し訳無く思って。腕の一本でガタガタ抜かしていたのがとても情けなくなった。 ) ああ、そうだ。それを齎したのが私達なんだぞ、自惚れても罰は当たらないなっ。 ( まだ人々は笑って過ごせる、とまでは行かないだろうがそれも時間が解決してくれる。彼女が退院するころには少なくともそうなっているだろう。しかし、それはつまりフェンサーの入院が長引きそうだということ。喜んで良いものかどうか…。 ) …それに…? ( 相手とは違って言いかけて止めた言葉の続きは判らない。首を傾げ、思わず続きをたずねてしまった。 ) [Tue 17 Jan 2006 20:57:35]
◆フェンサー > ( 言いかけられて、止められた言葉。 フェンサーはその後、何を言おうとしていたかをなんとなく推測した。 そしてそれにほんの少しの罪悪感を感じた。 フェンサーの言葉は、半分ほど、偽善から来るものであったからだ。 ) …………ええ……とはいえ……大体は、寝ている間に、処置されて、しまうのだけれども………――アア、楽しみだ。 きっと皆、不安がなくなって、笑って暮らせているんでしょうね……楽しみだ、それに、 ( それに、と言いかけて、フェンサーは口ごもった。 あまり上品なことではなかったからだ。 ) [Tue 17 Jan 2006 20:50:50]
◆艶子 > ……私より…… ( お前のほうが、と言いかけて止める。少なくともどれだけ酷い怪我を負っているかなんて彼女自身が一番知っているだろう。 それでもこの私を心配してくれたことはとても嬉しい。私なんて、自分のことばっかりで他の人がどうなったかなんてこれっぽっちも考えなかったのに。 ) 私は大丈夫だから、自分の怪我を治すことだけを考えるんだな。 病院内じゃ期待できないが、街に帰れば私達は英雄だ。 早く皆の前に姿を見せて惜しみない拍手と賛辞を受け取りたいだろう? [Tue 17 Jan 2006 20:46:32]
◆フェンサー > ( にしゅうかん。 その言葉を聞いて、フェンサーは心底嬉しそうに笑った。 都合上、顔の左半分だけで。 あんなに酷い怪我だったのに、治るのだと。 もしも剣を握れない腕になってしまったら、と思えば、フェンサーは自分のことでもないのに酷く悲しい気分になったものだ。 ) ………………よかった………あんなに酷い怪我だったから……心配で、心配で、心配で……。 ( それこそ、自分のことよりも。 フェンサーは安堵のため息を、慎重に吐いた。 痛みがわからない、というのは、逆に怖かった。 ) [Tue 17 Jan 2006 20:41:32]
◆艶子 > ( 医者が診察の時に使う椅子に腰掛ける。が、やはり少しその呟くような声は少し聞こえにくかったので耳に掛かった髪を掻き揚げながら顔を近づけ、その声を聞いた。 ) ……そうか…。 ( そう聞いて安心する気持ちと、何故か本当に丈夫になるんだろうかという疑いの気持ちが現れる。人の言葉の裏を読み取る術など持ち合わせてはいないのだが。 ふと、包帯で巻かれた右腕に相手の視線が移ったのに気づくと微笑みながら ) ああ、私のは大丈夫だ。もう二週間くらいも経てば包帯も取れるだろう。 [Tue 17 Jan 2006 20:38:00]
◆フェンサー > ( 相手の困惑した表情に気づいて、フェンサーは苦笑した。 なるほど、いまの自分の姿は、あまり喜ばしい気持ちを喚起させるものではない、と。 ) ……………いえ………囁く程度なら………できるから……。 ( ぼそぼそと、まあ、あまり聞こえないかもしれない囁きを。 ) ――大丈夫。 あれで死ななかったんだから、復帰する頃にはもっと丈夫になっているそうだから……。 ( 無論、嘘だ。 薬で痛みを感じることはないが、実際どうなっているのかはフェンサーとてわかる。 しかし、それよりも、相手の右手を、フェンサーは見つめた。 大丈夫なのだろうかと。 ) [Tue 17 Jan 2006 20:33:10]
◆艶子 > …………。 ( 起きていた。ならば何故返事が聞こえなかったのか、その理由を知って掛けるべき言葉をまた失ってしまった。私が想像した以上の大怪我のようだ、起きあがろうとしないのは起きあがれないからなのだろう。困惑した表情を向けつつ、後ろ手でドアを閉めるとゆっくりとフェンサーの傍に近寄っていった。 ) …こんばんは。 ――ああ、辛いなら無理してまで喋らなくても良い。私もちょっと挨拶しに来ただけだから。 ( 自分より打ち所が悪かったのだろう。容態がどうなのか医者に尋ねることはなかったが。 ) …大丈夫、か。 [Tue 17 Jan 2006 20:28:47]
◆フェンサー > ( ひょっこりとのぞく顔に、フェンサーは視線を向けた。 そしてその姿にゆるゆると微笑を浮かべた。 まあ、いろんな意味で。 向こうからはフェンサーは、ベッドに縛り付けられた阿呆面の女に見えるかもしれない。 決して健康的ではない――が、髪の艶は、健康的な生活のためにか、良い。 概ね良好である、というのがいまのフェンサーであった。 状況をのぞいては。 ) [Tue 17 Jan 2006 20:24:09]
◆艶子 > ……。 ( 部屋の中から返事は無い。寝ているのだろうか。 声を掛けようか掛けまいか迷ったが、そもそもなんて声を掛けて良いのか判らない。面識がそう何度もある訳じゃあ無かったし。 ) ……と、ここでとやかく考えるのは私らしくないな。 開けるぞ。 ( 取っ手を握りがちゃりをドアを開けてみた。寝てたり、何か取りこんでいたりしたら立ち去ろう。機会はこれからもあるのだし。 そして開かれたドアの隙間からひょっこり顔を覗かせるだろう。 ) [Tue 17 Jan 2006 20:20:43]
◆フェンサー > ( と、ノック。 しかし、いまフェンサーは大きな声を出せない。 よって、返答は聞こえないかもしれなかった。 ) [Tue 17 Jan 2006 20:16:45]
◆フェンサー > ( しかし、見舞い客というものは通常、入院している者の親族、或いはそれに類する近しい者や、友人などによって行われるものである。 であるから、フェンサーには期待するだけ無駄という現実が待っている。 勝手に友達として認定した方々はいるが、んな迷惑知るか、ってなもんだろう。 それに、入院してるなんて知らないだろうし。 あ、無論、家族はいない。 そんなもんいたら早々に見舞いを要求している。 ) [Tue 17 Jan 2006 20:16:15]
◆艶子 > ( と、いう習慣はどうも慣れない。故郷じゃノックはせずに行き成り中の人に声を掛けてから入室していたので、どうも忘れてしまいそうになる。今だってうっかり相手の名を呼ぼうとしてふと気づいてからのノックだったのだ。それもいつものクセで、痛みがほとんど引いた右手でノックしそうになった。見られたら怪しまれるところだった…。 ともあれ、遅くなってしまったがこうしてあの日一緒に戦った相手への挨拶だ。レイはすでに退院してしまったらしい。無事を喜びつつも顔を出せなかったことに幾分か申し訳無いような気もしつつ……。 ) [Tue 17 Jan 2006 20:13:07]
お知らせ > 艶子さんが来ました。 『――ノック。』 [Tue 17 Jan 2006 20:10:43]
◆フェンサー > ( さて、その目のさえたフェンサーが何をするかというと――なにもすることがなかった。 ベッドに縛り付けられているのだから動けないし、多分、動いたら洒落でなく死ぬだろう。 であるからフェンサーには何もやることはないし、何もできない。 精々、見舞い客という一縷の望みに期待を託すほかない。 ) [Tue 17 Jan 2006 19:55:47]
◆フェンサー > ( 珍しく目のさえた日だ、とフェンサーは思った。 それは薬が違うためであったが、フェンサーにはよくわからない。 今日の薬が眠くなるような副作用を持っていないなんてことフェンサーが知るはずもないが。 ) [Tue 17 Jan 2006 19:44:19]
◆フェンサー > ( ぽつん、とベッドの上で。 ) [Tue 17 Jan 2006 19:42:24]
お知らせ > フェンサーさんが来ました。 [Tue 17 Jan 2006 19:41:26]
お知らせ > シェバトさんが帰りました。 [Mon 16 Jan 2006 22:11:02]
◆シェバト > (―――ゆっくりと匙を突き込まれる感覚に、吐き気を覚えた) [Mon 16 Jan 2006 22:11:00]
◆シェバト > 向こうで少し、―――…色々と調べたい事もありますし。そうしたらちょっとこの目が邪魔と言うか、不要と言うか――… ええ。 (肩を竦めた。…さ、無用なお喋りは止めよう。火傷の上を、女医の白い手が這う) …… 悲鳴が上がったら、出来るなら「男は泣くな」と励ましてくださると勇気が出ます。 え、矛盾してる? そんな事言わない言わない。 (器具は凶器のようで、恐ろしくもあるが 信頼出来る医師だ。 閉じかかる目をぐっと開けたまま、幸い 右眼には何も映らない) [Mon 16 Jan 2006 22:07:15]
◆シェバト > 別のものを着けた所で、これが見えるようになる訳じゃあないし。 (実際に見えるようになる義眼もあるだろう、けれどそれはもうマジックアイテムの領域だ。手が届くか否かの云々より、身体に埋め込むリスクに躊躇する) ほら、私、以前も此処にお世話になってましたよね。覚えてます、先生。ガタイばっかり立派な、負け犬になりたくない男。 (聖堂の中では箝口令が敷かれたらしいが、人の口に戸は立てられないし黙って居ても仕方がないし。元・男の女は深々と溜息を吐いて ) ………心境の変化ってヤツでしょうか。 ええ、今度、師がクリスティアにいらっしゃるんです。 身綺麗にして、訪ねて少し教えを乞うて、もうこうなったらコレで一からやり直してやろうと。 ええ。 …捨て鉢に聞こえますね。一応、開き直ったつもりなんです。 [Mon 16 Jan 2006 21:59:08]
◆シェバト > 火傷が治る訳じゃないのは解ります、けれど。別にこれが気になるんじゃなくって、 もう要らないものを何時までも未練がましく引っ付けて居たくは無かったので。 (これは真意だ。…目を逸らさない) ――― 治癒術の類が効き難い体質なので、ええ。 これを着けるのは未だ先になりそう。 (普通の人間なら治りきるまでに数ヶ月か、… 一月もあれば充分だろう。よいしょ、と掛け直した。眼帯の紐を弄くっていると、解けかかる。今更隠す必要も無いか と露にする。見えない右眼) ――― いや、別に捨て鉢になった訳じゃないんです。 [Mon 16 Jan 2006 21:49:43]
◆シェバト > (それの歴史は古く紀元前から始まって、この時代だと硝子製や木製が主流らしい。錬金術師の着手もあって硝子で作られた其れは、水晶玉のようにきれいだった。元々の色に合わせ青で作って貰ったけれど、本物の其れより澄んで淡い青だった) ………ええ、もう 形だけで、役に立たないものですし。見目が良くないとよく上から愚痴も頂きましたから。 (丸椅子に座る女は、その義眼を摘んだ。夜の診療室。女医が気遣わしげに、目を細める) 視覚はもう無いんですけれど。 痛覚も、多分 半分鈍っているかと。 [Mon 16 Jan 2006 21:42:04]
お知らせ > シェバトさんが入室されました。 『 作るのは、思ったより簡単だったと聞く。 』 [Mon 16 Jan 2006 21:35:04]
お知らせ > フェンサー@夢さんが帰りました。 『( そこで目覚めた。 )』 [Mon 16 Jan 2006 17:51:30]
◆フェンサー@夢 > ( 嗚呼………フェンサーはついに、答えてしまった。 折れそうな心が、それに耐えるために。 ) ――金のためですよ。 ( 何、と緑の暴君がいぶかしむように声を上げる。 ) 金、銭、マネー、エン、ダラー、あなたを殺して得た二束三文が、私の命を永らえる。 ( 命というものを、十把一絡げ出血大サービスの二束三文に変えてしまう、魔法の仕事。 安っぽい命で、世界を喰らう。 ) [Mon 16 Jan 2006 17:51:22]
◆フェンサー@夢 > ( 緑の暴君が嘲笑うその振動で、フェンサーはたやすく崩れ落ちる。 しかし答えられない。 なにゆえに。 フェンサーは答えられない。 それを答えてしまっては、それを答えてしまっては、と。 それを答える価値が本当に自分にあるのだろうかと。 緑の暴君はフェンサーを見下して、答えを迫るのだ。 完膚なきまでにそのココロを折るために。 ) [Mon 16 Jan 2006 17:45:56]
◆フェンサー@夢 > ( 何故だろうか。 フェンサーは自問する。 何故、フェンサーはこうして刃向かうのかと。 絶大なる力の前に、フェンサーは何故。 緑の暴君の、橙なる核が、ゆらめく。 貴様が我輩にどんな傷を残して見せた? 貴様が我輩の前でいったいどのような価値を持った? フェンサーは答えられない。 フェンサーは答えられない。 フェンサーは答えられない。 ) [Mon 16 Jan 2006 17:32:22]
◆フェンサー@夢 > ( 緑の暴君のその足元で、フェンサーは佇んでいる。 もう、剣を杖代わりにやっと立っているといった有様で、その体はぼろぼろだった。 特に、目に見えない体内が、酷く打ちのめされていた。 緑の暴君は、情けない虫けらを見下ろして嘲笑う。 何故にこの猿雑種は、こうして無謀に、無駄に、刃向かうのか。 枯れ落ちる花のように腐り落ちればいいではないか。 ) [Mon 16 Jan 2006 17:22:44]
◆フェンサー@夢 > ( フェンサー自身、嗚呼、これは夢なのだなとわかるような、そんな夢だった。 そこは緑の暴君の座する場所で、フェンサーはそこにただひとりで、緑の暴君と向き合っていた。 静謐なる聖櫃の中で、緑の暴君は小さな小さなフェンサーを見下ろした。 ) [Mon 16 Jan 2006 17:12:36]
◆フェンサー@夢 > ( フェンサーは夢を見ていた。 ) [Mon 16 Jan 2006 17:10:24]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Mon 16 Jan 2006 17:09:54]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 [Sun 15 Jan 2006 21:24:10]
◆フェンサー > ( 後にはただ、雫の落ちる音だけが。 ) [Sun 15 Jan 2006 21:24:07]
◆フェンサー > ( なにか、聞き取れないほど小さな声で、フェンサーは囁く。 何度となく、同じ言葉を囁いた。 フェンサーの視線の向こうで、幻覚はなんと答えているのだろうか。 ――なんにしろ、意味などはない。 それはフェンサーの記憶が作り出した、虚しい映像でしかない。 例えどれだけ鮮明に思い出せたとしても、それは、何の意味もない。 フェンサーだって、ちゃんとわかっている。 でも。 けれど。 だけど。 わかっていて、それでも。 フェンサーは何かを囁きかける。 ) [Sun 15 Jan 2006 21:14:34]
◆フェンサー > ( 暫くフェンサーはそうして呆けていた。 それから気づいた。 ああ、これは幻覚だと。 フェンサーは幻覚を眺める。 その誰かがそこにいるはずはないのだから、これは幻覚でしかない。 フェンサーは幽霊なんてものは信じない。 悲しみは感じなかった。 喜びも感じなかった。 ただ罪悪感だけが去来していた。 ) [Sun 15 Jan 2006 21:03:47]
◆フェンサー > ……………………“にいさん”………。 ( フェンサーには表情はない。 ただ、呆けたように幻覚を眺める。 幻覚は、いったいなんなのだろうか。 誰なのだろうか。 なにをフェンサーに語り、なにをフェンサーに与えるだろうか。 答えを知るのは、フェンサーだけ。 ) [Sun 15 Jan 2006 20:53:13]
◆フェンサー > ( ただそれは、いままで通り年寄ったカーテンや若い花瓶の戯言などとは違い、確かに見える――幻視の類だった。 フェンサーのぼんやりとした視線の先にはただ闇があるばかりなのだが、しかしフェンサー自身には、なにかが、というよりは誰かが、見えているらしかった。 ) [Sun 15 Jan 2006 20:43:49]
◆フェンサー > ( 人はどうしようもなくなると、こうして幻覚と対峙するらしい。 フェンサーは今更にそんなことに気づいた。 ) [Sun 15 Jan 2006 20:41:19]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Sun 15 Jan 2006 20:40:15]
お知らせ > ブロウさんが退室されました。 『後に残るのは、マッチと煙草の残骸のみ。』 [Sun 15 Jan 2006 20:31:40]
◆ブロウ > これで酒でもありゃ完璧なんだがなぁ。 ( 残念そうに呟きながら先程のマッチと同じように煙草を足元に捨てて踏み潰す。 ) そろそろもどっか。 ( そして立ち上がると己の病室へと帰るため歩を進める。 ) [Sun 15 Jan 2006 20:31:10]
◆ブロウ > ( 何ともなしに空を見上げる。 そこには満月に近い月が辺りを照らしていた。 ) いい月だねぇ。 ( 紫煙を吐き出しながらそんな言葉が口を突く。 満月では無いがこういうのも悪くないか。 月見というには季節外れで空気も冷たいが、それも一つの味だろう。 一人で夜空を見上げながらそんな事を考える。 ) [Sun 15 Jan 2006 20:20:46]
◆ブロウ > ( 役目を終えたマッチを指ではじき、足で握りつぶしながら一服する。 当然の如く院内は禁煙なのでこうして吸う時は外に――それ以前に患者が吸っている所を医師に見つかったら大目玉だろうが――出ている。 暫らくは此処で時間を潰すのも悪くねぇかなと口に銜えながら思案する。 ) [Sun 15 Jan 2006 20:11:02]
◆ブロウ > ( やがて玄関に辿り着くと室内履きのまま外に出る。 そうしてベンチにどっかり腰を掛けるとおもむろに懐を探り、目当てのものを見つけ出す。 ) ( そして辺りを見回し人気が少ない事を確認すると、煙草を取り出しマッチで火を付けて吸いはじめる。 ) [Sun 15 Jan 2006 20:03:54]
◆ブロウ > ( 寝る、寝る、寝る。 ここ数日何をやったか振り返ろうとするとそれ以外に覚えが無いのは気のせいだろうか。 とにかくただひたすらにヒマだった。 ) ( 敢えて言うならばこうやって度々病室を抜け出して何処に行くでも無くブラブラと彷徨っているのが今の所唯一の暇つぶしだ。 体は右腕以外ならば無理をしなければ特に問題は無い。 それでも多少の痛みはあるが、それよりも退屈な時間の方が彼にとって苦痛だった。 ) [Sun 15 Jan 2006 19:53:24]
◆ブロウ > たっく。 一体何やってりゃいいんだよ。 ( 右腕を三角巾で吊った男が病院内の廊下を歩いている。 その表情は一目見ただけでこの男の不機嫌さを如実に表している。 ) [Sun 15 Jan 2006 19:45:11]
お知らせ > ブロウさんが来ました。 『―――ヒマだ。』 [Sun 15 Jan 2006 19:40:59]
お知らせ > フェンサーさんが退室されました。 [Sun 15 Jan 2006 01:01:53]
◆フェンサー > ( こんこん、と看護婦が定期的な見回りに訪れて、フェンサーはぼんやりとそれを眺めた。 真新しい花瓶は何も喋るはずがなかったし、炎の消えた蝋燭は何の動きもなかったし、古びたカーテンは揺れもせず月光を隠し、勿論ながら床が呟いたりはしない。 静かな病室だった。 ) [Sun 15 Jan 2006 01:01:51]
◆フェンサー > ( 戦いたくなければ戦わなくていい。 ) ………………アア……そうか………。 ( フェンサーはひとり頷いた。 けれどそれはまったく違った方向での納得である。 ) ………………私は………戦いたいんだ……………。 ( だから戦わなければならない。 もとはそれは贖罪だったのかもしれない。 だが今となっては我武者羅なばかりで判然としない。 それは……戦いたいからだ。 寛容な床が呟くように、それでこそフェンサーさ、とうそぶいた。 ) [Sun 15 Jan 2006 00:51:14]
◆フェンサー > ( 気まぐれな蝋燭がゆらゆらと言うには、もともと君は戦いには向いてないんじゃないかなあ。 あー、とフェンサーはちょっと納得した。 確かに、戦うのに向いていない。 フェンサーはちっと、戦闘的にも戦術的にも戦略的にも、向いていない。 そこで、戦いたくなければ、戦わなくていい、なにもやらねば死ぬわけでもなかろうよ、年寄ったカーテンが言った。 ) [Sun 15 Jan 2006 00:41:13]
◆フェンサー > ( フェンサーは緩々思考する。 そしてぼんやりと、聞こえるような聞こえないような、ささやきをもらす。 ) ……………このまま……戦えなくなったら………どうしよう……。 ( 若い花瓶が舌足らずに言う、じゃあ、戦わなければいいじゃない、と。 そうなのかもしれない、とフェンサーは少し思った。 しかし頷くには確信が足りない。 ) [Sun 15 Jan 2006 00:31:12]
◆フェンサー > ( フェンサーは殆ど夢うつつであった。 いや、覚醒している。 覚醒しているが同時に、こう、頭の上辺りにもうひとりのフェンサーがいるような感じだ。 それでいて、そのどちらもフェンサーとして認識できる。 ……まどろんでいるときの、ふわふわした感覚みたいのだ。 ) [Sun 15 Jan 2006 00:21:02]
◆フェンサー > ( ぼえー。 ) [Sun 15 Jan 2006 00:19:53]
お知らせ > フェンサーさんが来ました。 [Sun 15 Jan 2006 00:19:33]
お知らせ > 艶子さんが帰りました。 『まあなッ! ( 褒めの言葉を受け取る度に無い胸を大きく張った。 )』 [Sun 15 Jan 2006 00:11:21]
お知らせ > 炎涼さんが退室されました。 『――凄いな、尊敬するね するよ ( 出会えた自体が最も嬉しく感じて――。 )』 [Sun 15 Jan 2006 00:08:03]
◆炎涼 > ――ん、木刀で軽くやってからでもいっか……痛いのも好きだから大丈夫だけどね ( 返事の言葉を終える最後の辺りがおかしくなっているのは気のせいかに笑顔で示す。 退院して即入院では怪しまれそうだろうな…、呟きに内心で思うが細かいことは考えない選択を取った。 ) そう、それが一番面白いんだよね 人間って色んなのがいるから。 それから更なる高みへより近づけるからね――・・。 認めるから、望む力も強くなるんだ 腕力を必要する剣術なんだっけ。それって大変なのにやっぱり凄いよ。 確かにそうだね そうだよ…それじゃあ、後で何回もくじけそうだ。 ( それは己のみではないのか。確かに最後で力だけの差で負けたら黙ったものじゃないが――…。 漸くとも相手の頭を充分に撫でてやれば離してあげて。 ) やっぱり!憧れるね、師匠でも欲しいくらいだね。 ( 未だ、眼差しを刺し続ける。嫌なほどにだ!握手はしたいが左手でやったら喧嘩売るから出来ないが――。 ) じゃあ…そろそろ、見つからないように戻ろっか、戻ろう。 ( 掛けてやった着物を思わずとも忘れてしまっており――。 「いいよ、また会った時でも良いし 貰っちゃってもいいよ。」 付け足しながら、琥珀色が基調されたような着物を相手へ渡そう。それから扉の向こうへゆこう――。 ) [Sun 15 Jan 2006 00:07:06]
◆艶子 > うむ。 ただ、その手合わせの時にまた怪我をしてしまわないように注意しないとな…。 ( 退院して、すぐ怪我して入院したんじゃ医師達も眉間を押さえるだろう。 ) その違いが各々の個性になる。 その持ち味を活かせばいいのさ。その中でお互いに学ぶ面もあるだろうし。 ……諦めはしないさ。認めた上で超える壁なんだから。 ただ、私の剣術は腕力があってこそだ。いつか同じぐらいの技を持った相手と戦って、その時腕力と体力の差で負けたりしたら悔しいじゃないか。 ( ふと、この男に比べて細い腕はもうこれ以上の筋力を付けられないんじゃないかと思うときもある。 ……… 頭を撫でられつつ。 ) うむッ 私があの蔓の王、ネビュラーを討ち取った一人だ。 ( その眼差しに鼻を鳴らし胸を張り、にやりと笑って見せた。ああ、気分が良い一瞬だ!退院したら取り合えず街中を我が物顔で歩いてみよう。 ) ……ん、そうだな。私もそろそろ戻ろう。 ( 掛けて貰った着物を「忘れ物だぞ」と言って相手に寄越した。 ) [Sat 14 Jan 2006 23:54:25]
◆炎涼 > ―――、そうだね そうしよっか 今から楽しみになってきた。 ( 形を持たなければ多少はきついだろうだが本能に従ってだから――。戦いの約束をした瞬間、今から楽しみになってきたように笑みを微かに浮かべて。 ) そう、俺は自由さがある方が好きだしね。戦いの型や考え方は随分すれ違っているみたいだね。 男かぁ…、そうやって決め付けたら諦めるのと同じじゃない?諦めたらそれで永遠の敗北者だよ。 ( 男が羨ましい?。の言葉に対して最も驚いたようであり――・・、上を見ていて欲しいと考えた言葉を放しており。 ) いや、俺としてはそれでも構わないって考えてる。 ( 嫌だったかな?。と呟きもせず考えるがゆっくり撫でよう――そうしたい気分だったから。 ) そうそう、・・・・・・他にも幾つか聞いたような気がするけど、やっぱり 王を倒したメンバーの一人だったよね。 ( んん?。と悩み出すようにしながら、最近の緑王の事は思い出したようで尊敬の眼差しを向けており。弟子にさせてくれ!!とでも言いそうな勢いだ。 ふっ、と他に思い出せば… 「もうそろそろ、戻らないと…」 と相手に言葉を放しており。彼女の傍からすこし扉に近くなる程度に移動をしている。 ) [Sat 14 Jan 2006 23:43:18]
◆艶子 > 居合いか。 ふふ、お互い怪我が治ったら手合わせしようか。 ( 一瞬の剣の煌きと神速の刃。剛剣も速さと威力を常としている剣術だが、居合いに速さで勝てるだろうか。 ) 私は逆に型が無いのは苦手かな。苦手と感じるより、我武者羅に剣を振り回して負けるよりは型に嵌った方がまだ良いという程度の話だけど……。 女でも強い者は要るけど、やっぱり強いのは男だと思うよ。自分の力や体力の無さを実感するたびに思う。 「男が羨ましい」ってな。 ( そのギャップを埋めるだけじゃ意味が無い。それを超えないと私は満足しない。 ) ……私は武人だ。戦って人を傷つける人間だ。 そんな人間に可愛げなんて…… む。 ( 頭に手を置かれた。 ……私の頭って手を置きやすい位置にあるんだろうか。 ) 炎涼か。 ……私の名前に聞き覚えがあるのか? あー、いや、若しかして。 ( ふふんと笑った。そうだ、巷じゃ有名になっても可笑しくないこの艶子の名前。相手が思い出して驚くまでにやにやしながら黙っていよう。 ) [Sat 14 Jan 2006 23:31:59]
◆炎涼 > …そ、剛剣術!?是非手合わせしてみたいね。俺…始めは居合剣術だったけど、形があるの苦手なんだ。 ( だから、あえて「型」を捨てた戦い。と付け足した。 相手同様に目が思わずとも開いている。一瞬だったか何度も輝いた。 相手も戦う者、それが嬉しかった。相手もまた剣を持っているのだろう、正直は扱ってみたいが和刀刃かもしれない。 ) ん―・・、この時代じゃ そうなるんだろね。そこまで差別なんかしなくていいのにね 女でも強い者がいるんだし ( 差別をされれば、人々の持つ力に制限掛かるようにように思えるから余計なものに感じる。相手は女だが戦う者であれば、同じの様なものだ。 ) ――要らないっておかしいな 勿体無いよ? ( 相手が拗ねて顔逸らされれば、苦笑いを多少零すのも相手の頭に、ポン、と手を置いて――。 ) そう、それでいいよ。 ( 嬉しい感情からくる笑みは未だ止まらない。 ) ――ん、艶子・・・つやこ・・・艶子?どこかで聞いたような・・・ ――あ、そうだね・・・炎涼だ。 ( 何処かで聞いたことある名を思い出そうと見上げつつ。名を問い出されれば、相手へ向けて答えよう――。 ) [Sat 14 Jan 2006 23:18:02]
◆艶子 > ――和刀か。私は剛剣術使いだが、お前はどういう剣術を? ( 武器や技術の話になると途端に眼が輝いた。 とは言っても、西洋剣で朱鷺の都の剣術を使っていた私はかなり異端な存在なのだろうけど。早いところ刀が欲しい物だ… そういう意味では相手が羨ましくも思う。 ) 確かに大変だけど遣り甲斐は有るよ。侍や騎士と違って変なしがらみも無いからな。 ……代わりに傭兵の評価は世間からすれば低いままだが。 ( 少なくとも私のような人間は、地位や名誉が下手にあるより雇われ用心棒の方が動きやすい。 ) ……可愛さなんて私には要らない。無い方が良い。 ( 拗ねたようにぷい、と顔を背けた。 ) いや、いいさ… 出来るのは気遣いだけだから。 ( それが嬉しいと感じるのは良く判る。 ) そろそろ名乗らないと不便だな。私の名前は豪天寺艶子という。 お前は? [Sat 14 Jan 2006 23:06:07]
◆炎涼 > ん ( お前もか、の言葉に対して顔を頷いて肯定する行動をして。 相手の視線先に気付けば、矢張り怪我の事を見ているのかな…と思う程度だ。 更に問いを出されれば、目を一瞬とも丸めながら――答えよう。 ) …剣…? 日本刀で食っているよ。 傭兵って大変なのに凄いね 凄いよ。 ( 戦いには男も女も関係無しと考えている。それとして女が傭兵を遣っている事に尊敬をする。明るげっぽそうな眼差しを向けよう――。 侍が傭兵に間違えられていることに今更に気付いて 「俺、侍で生きているよ」 と後から付け足したそうな。 ) 可愛い性格をしているね しているよ ( クスクス、と小さく口から笑いを零しており――。そして、体温は少々ずつ下げ始めようか。 その間に会話の返事をゆっくりと進めていって。 ) ――いや、風邪なんか引かないから大丈夫 大丈夫 ありがとう ありがとね ( 心配されれば当然嬉しいことであって、相手へ微笑んで見せよう――。 ) [Sat 14 Jan 2006 22:53:06]
◆艶子 > お前もか。 じゃあ―― ( そう言いながら相手の体つきを見た。バランスの良さそうな体格はやや細めに見えるが、恐らく同業者だろうか。となると、彼の怪我は戦って負ったものだと考えるのが自然か。 ) もしかして、剣で飯を食べている口か。 私も傭兵なんだ、こう見えても……。 ( 女の傭兵というのは珍しいのかもしれないけど。 ) や、だって…… 。 ( それ以上は言葉も続かず、むぐぅと口を噤んでしまった。恥ずかしいと思いつつも払いのけるわけには行かず、その温もりで暫し寒い思いはせずに済むだろうか。 ) ……それならいいのだけど。風邪なんか引いちゃったら病院の人に悪いからな…。 [Sat 14 Jan 2006 22:44:09]
◆炎涼 > それが気に入る言葉かもしんないね しんない――。 そう……?輝く人ね、君もかぁ…俺もそうかもね。 ( 同情より同意をする答えの在り方。自分も戦いでしか狂気になりかけそうになるかも知れないからだ。 嗚呼、良かった 気づかれてない。と内心で呟きに思う。 ) 恥ずかしいんだ、そんなに照れなくてもいいじゃない いいじゃないか ( それ程に純情なのかな?と思わずに思ってしまう。着物へ熱が篭るのは多少そうだろう――それが彼女の為になればそれで構わない。 問いが来て、思わずと首を小さく傾けた。 ) ――ん?浴衣っぽいの着ているから大丈夫 大丈夫だよ。 [Sat 14 Jan 2006 22:35:47]
◆艶子 > 狂気、 ああ、狂気か。 確かに狂気という呼び名が一番あってる。 しかしその狂気があるからこそ、輝く人も居るだろう。私もきっとそのタイプの人間だ。 ( それは人としてどうなのだろうとふと思うこともあるが、それが私なのだから仕方ない。 微妙に濁した言葉尻に鈍い少女は気付けない。 ) ……い、いや。こういうのは恥ずかしい……し。 ( 暖かさは冷気から私の体を守り、暖炉にでも当たっているかのようだ。こんな冬なのに着物がこんなに熱いなんて運動でもしていたのだろうか、しかし汗臭さは一切感じない。 そんなことを思いながら。 ) ……でも、それだとお前の方が寒いんじゃないか。 [Sat 14 Jan 2006 22:28:41]
◆炎涼 > ( 彼女の右腕が包帯で巻かれて一番目立つからそこへ視線が定まった。自分のは耐えられる痛みだから顔には出さない。相手の顔と向けながら話そう。 ) それは狂気のようなものかな オレも面白く感じる、よ ( 最後で言い切ろうとする時に何かわからない躊躇いがあった。 痛みが自分が生きている実感があるし、人との関わりもそうさせてくれるから――今の時もそうだ。 着物を彼女へ覆わせるようにさせながら夜風を防ぐことになればいい。先程から体温を下げており夜風を当たってもある程度だけ下げているからそれほど寒くは感じない――。 その丸い眼をした視線を気付いて、さらに言葉を掛けようか。笑顔を浮かべながら顔を覗き込むようにしている。 ) ――ん?どうかした [Sat 14 Jan 2006 22:22:09]
◆艶子 > ( 元の怪我は確かに酷かったので、包帯の見てくれは確かに物々しいかもしれない。まあ、今は殆ど痛みも無いのだけれど。 ) 人というのは得てして酔狂なものだろうけどな…… だから面白い。 ( 死ぬかも知れない戦場に勇んで赴いたり、人を愛しながら呪ったり。 本当に人は面白い。 …… 背中と肩に触れる暖かい感触に、一瞬体を強張らせながら丸い眼を其方へと向けた。 ) ………… う、む……。 ( こういう扱いは慣れない。だからこそ戸惑いつつ。 ) [Sat 14 Jan 2006 22:15:39]
◆炎涼 > ( 挨拶を交わした相手へ、ふっ、と静かに見下ろしながら同じ患者だと認識をしており――。自分は腹部、額、右腕全体などだ。それは相手も同じことだった、それでもやはり彼女の方がひどく感じているように思う。 ) ――あは、確かにそうだね 望んでこうなったから、酔狂かもしんない しんないね。 ( 隣に立つ彼女へ視線を定めながら、小さく笑みをしながらも言葉を放そう。 ) ん、寒いの?じゃあさ こうすれば暖かい? ( ゆったりした着物を脱ぎながら、左手で彼女の背中や肩を覆わせようとしている。その時から体温を低めに調節をするようにしており――。 ) [Sat 14 Jan 2006 22:08:18]
◆艶子 > ( 月が綺麗な夜だ。彼の頭上に浮かぶ蒼い月に照らされて、一帯が幻影のような世界になっていた。 ) ああ、今晩は。こんな寒い夜にお月見とはお互い酔狂だな。 ( 彼の横に立ちつつ。 私と同じ入院患者なんだろう、腕に巻いた包帯が痛々しい。――と、包帯を巻いているのは私も同じだったか。 ) ……それにしても冷える。何か羽織ってくればよかった…。 ( 吹き付ける冬の風に思わず身を縮ませる。 ) [Sat 14 Jan 2006 22:02:19]
◆炎涼 > ……ん? ( 月へと見上げようとした所、目が合った事をやっと気付いたのか再び相手へ振り向けよう――。病院で屋上に来れるのは貴重だし、病室にいては退屈だったからせめてのもの時間つぶしのつもりで来た。後からくる人へ視線を時折やりながら、また月へ視線向けようか。相互に繰り返しながら言葉掛けてみよう ) ――・・、今晩は [Sat 14 Jan 2006 21:56:24]
◆艶子 > …先客か。 ( 屋上へとやってきた私はその姿を見て呟いた。丁度ドアから出てきた所でお互いの眼が合うだろうか。 大方相手も私と同じ理由で屋上に来たんだろう、「入院に飽きた」と。 右腕に負った負傷もだいぶ癒え、退院の日を待ち続ける日々を送る。退院したらやらなくちゃいけない事が沢山あるんだ。会わなくちゃいけない人が沢山居るんだ。 そんな事を考えながら此処に来た。屋上からの風景を見てその人達への思いを馳せようとしたのだ。 とりあえず、先客の方へと歩こうか。 ) [Sat 14 Jan 2006 21:52:34]
お知らせ > 艶子さんが来ました。 『―――…… む。』 [Sat 14 Jan 2006 21:47:28]
◆炎涼 > 充分眺めたけど 部屋でも眺めていればいっか それでいっか ( 出たドアの方から気配が感じてその方向へ振り向いて見せて警戒心は微塵一つなど無い。病院で騒動や物騒などなんで珍しい方だと思う。そしてまた視線を月へと見上げながら定め続けよう――・・。 ) [Sat 14 Jan 2006 21:44:06]
◆炎涼 > ( これまで感じていた感情は鈍っても願望は強く感じている。その願望とやら満月ともいえる月へ向けて幾らの言葉を放とうとも叶えてくれない。 ) ん――・・、やっぱり 力なんか 自分で作り上げる、だけなんだよね [Sat 14 Jan 2006 21:39:20]
◆炎涼 > むしろオレにとっては好都合なんだけどね ( 目を静かに閉じながら火のように紅く染まる月を想像をして見せて、小さな笑みを零しつつある。 ) 星――・・、強くありたい もっと強く 強くにいたい 限りない力 ( 月という存在を星に変えて呼びかけるように言葉を放しても応じてくれるわけが無い――。 ) [Sat 14 Jan 2006 21:28:08]
◆炎涼 > 月も赤ければ不吉って聞くけどそんな事なんか、無い 無い ( 見上げれば満月のような姿を持ち輝き照らすような魅惑が昨夜よりもずっと感じられる。また口端を吊り上げるようにしながら目を細めて微笑んでいる。 もしもだったらの場合を言葉にして述べており――、未だ左手の文字に自覚をしている。右手もだが――・・。 ) [Sat 14 Jan 2006 21:20:47]
◆炎涼 > ――・・やっぱ、綺麗 綺麗だね 昼間、天気が悪かったから心配だったけど・・・良かった 良かった (屋上の中央で立ち尽くし見上げれば満月とも言いがたい姿を目に映って思わずにやける様に微笑んだ。暫らくしてから言葉を零しており――・・。) [Sat 14 Jan 2006 21:15:15]
◆炎涼 > (見渡る限りそれほどいったものは・・・まぁ気にしないで置くのが無難よりきにしない。人がいるか確認くらいは行おうとも一目瞭然で射ない事を確認した。そのまま中央辺りへと渋々ながら足を運ばせて歩き出そうか――そして晴天の下で見上げよう。) [Sat 14 Jan 2006 21:11:27]
◆炎涼 > (病室で休養しているのもあきたりだ。退屈さを紛らわそうと病院内をちょっとした冒険の気分で歩き回っている――。未だ、負傷の部品はどれも治ってない。歩くだけで痛むばかりだが我慢できる程度だし問題なしだ。 結局に行き着いたのが屋上だ、階段を昇るのが流石にしんどかった。ドアを開けた上に足を踏み入れて回りを見渡ろうか――。) [Sat 14 Jan 2006 21:08:37]
お知らせ > 炎涼さんが来ました。 [Sat 14 Jan 2006 21:05:31]
お知らせ > 炎涼さんが退室されました。 [Fri 13 Jan 2006 21:56:06]
◆炎涼 > ――また? ( 同じような台詞を吐いた。 ) [Fri 13 Jan 2006 21:55:59]
◆炎涼 > ―――ああ、気持ちが良い風 (良い天気とはいえ流石に夜風は寒いだろう。だが体温を絶妙に下げるように調節していたようでそれ程気にならない。夜風が身体全体に当たれば、思わずとも微かな身震いをしており口元に笑みを浮かべながら――・・月へ見上げよう。 微かずつ微かずつ回るように見える月を ) [Fri 13 Jan 2006 21:52:53]
◆炎涼 > そんなこと気にしなくていいか、・・・・・庭でも行ってみようか (そのまま見上げ続ける視線も、ふっ、と下がると病院の庭のようなものがある。気紛らわしにそこへでも行って見ようか――。 病室から出てから数分の時間が流れて。 漸くとも病院の入り口付近辺りにある庭っぽいところへたどり着いており――、近くに見つけたベンチを見つけてそこへ腰を下ろして座りつつ――。着物でなく患者っぽいのは気にしない事だ。) [Fri 13 Jan 2006 21:40:05]
◆炎涼 > ――― 満月――・・、アレも星の一つだったっけ・・・? (魅惑に見惚れながらも見上げている内に、自由に動ける左手が月を掴むように差し伸べながら――握ろうとする動作をしても掴めない。触れそうで有り触れられない現実だ。そのまま差し伸べていると、左手の「星」の紅い刺青に気付いており――疑問の言葉を漏らした。) [Fri 13 Jan 2006 21:26:00]
◆炎涼 > ひーま、ひーま・・・。 (こうなったら脱げ出そうか?そんなことしかない、しかないよ。内心で呟き続けながら、ベッドの上から静かに足から底に着いて――立てるか確認をするようにしており。他の患者は寝ている、気付いてないかを確認するようにしており――・・。) 後少しで満月になりそうだ。 (ベッドから降りれば、多少は痛むだろうだが耐えられる程度だ。そのまま月の魅惑に掛かったように見上げており。) [Fri 13 Jan 2006 21:14:46]
◆炎涼 > 手首は――・・駄目か (骨折した右腕に右手首ごと取り付けられてしまった。無理やり動かそうとしてみると、危険信号が出たように電流が流れて思わず止めたそうな……言葉は漏らす事無い。) 片手で職場に出たら叱られる――・・、きっと きっとだ。 (左手が残っているとはいえ、日本刀を扱い慣れても…今の状態では足を引っ張るだけだから――。少しでも回復をする事を考えている。) 暇だ…、ひま ヒマ 閑 暇 (どうやら月へ見上げながらさり気に愚痴っている。何度も繰り返す言葉、その間になにかを必死に考え出そうとしている。) [Fri 13 Jan 2006 21:08:44]
◆炎涼 > (それなりは動けない身、というより安静第一らしい――…。身体を無理やりに動けば筋肉の悲鳴が叫ぶようだからだ。) ―――、 強かったな 。 (夜空に輝く月を眺めながら、戦いを交えた者を思い出しており、嬉しそうに口に笑みを浮かべながら言葉を零した。同業者が見舞いにくるとはいえ、注意など色々言われるだけだから――面白くない。) [Fri 13 Jan 2006 21:01:55]
◆炎涼 > (一般的に使われる共同病室の窓側のベッド上で座っている――、天気が晴れ曇り一つの無い満月に近づく姿を眺めている。) 今日も輝きが増すばかり (ボソリ、と小さな小言を呟いた。回りには聞かれようとも構わないようで…。) [Fri 13 Jan 2006 20:56:57]
お知らせ > 炎涼さんが入室されました。 [Fri 13 Jan 2006 20:54:34]
お知らせ > ブロウさんが帰りました。 『……オレの部屋ってどこだっけ…… ( 馬鹿である。 )』 [Fri 13 Jan 2006 20:33:16]
◆ブロウ > さて、今日はもう寝るとするか。 ( 病院に居るとホントにやることが何も無い。 昼まで寝て、昼寝して、そして夜はさっさと寝る。 普段の活動時間であるこの時間も今はもう睡眠以外の手段が無い。 ) ――あ。 ( そして自分の部屋に帰ろうと踵を返すと間の抜けた言葉をあげる。 ) [Fri 13 Jan 2006 20:31:17]
◆ブロウ > ……ありゃオレの負けだな。 ( 引き分けなどと言い張ったがアレはただの意地。 相手はご丁寧にも峰打ちできてくれたのにこのザマだ。 果たして真剣だったら何回死んでいた? ) ――次は勝つけどな。 ( 痛みに脂汗を流しながらも不適な笑みを浮かべる。 今回は負けた。 けれど次はもっと楽しい喧嘩で勝ってやる。 コイツの頭を占めるのはそんな単純なことだ。 ) [Fri 13 Jan 2006 20:23:52]
◆ブロウ > ( 試しに右腕を動かそうとしてみる。 そうしたのならば走る痛みに顔をしかめるのだろう。 ) ――ったぁ。 ( そう呟き壁に背を預ける。 どうやら自分で思っていたのよりも重傷のようだ。 喧嘩をしている時はそれに夢中で気にも留めなかったが、今はもう少し上手く立ち回ればよかったと反省する。 ) [Fri 13 Jan 2006 20:16:40]
◆ブロウ > ( 取り敢えず二月の初めまでは入院するよう医者に言われたが、彼曰く後遺症が残る可能性もあると言っていた。 そのことで彼には珍しい事にいろいろと悩んだりしている。 ) [Fri 13 Jan 2006 20:07:43]
◆ブロウ > ( 左手に松葉杖を突きながら病院の廊下を何処へ行くでも無く歩きつづける。 病院というのは暇な所だ、という感想程度しかこの男には無い。 しかし舌打ちを突いたのは別の理由。 ) ……まじぃな……。 ( 先日の喧嘩から暫く日がたつが未だに右腕の感覚は戻らない。 他の部位に重傷は無かったが唯一直撃を二度も受けた右肩だけは別だ。 ) [Fri 13 Jan 2006 19:59:41]
お知らせ > ブロウさんが入室されました。 『チッ』 [Fri 13 Jan 2006 19:55:45]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 [Fri 13 Jan 2006 15:05:41]
◆フェンサー > ( ああ……そういうものなのか。 フェンサーは自分の怪我を、そこでようやく認識したかもしれない。 それではおやすみなさいと、フェンサーは就寝。 ) [Fri 13 Jan 2006 15:05:38]
お知らせ > メルビルさんが帰りました。 『 ( 回復量は回復にかかる日数の1/10。多いような、少ないような。 ) 』 [Fri 13 Jan 2006 15:03:56]
◆メルビル > ああ…艶子さんの方にはまた別の医師が当たっています。 でも全体的に満遍なくって言う意味じゃ貴女が一番危険だったんですよ。 ( 腕の複雑骨折。 向こうの経過はあまり良く知らないし、知っていたとしても詳しい話を自分の口から他に漏らす事は出来ない。 二人とも少しでも後遺症が残らなければ良いのだが―――。 ) …さて、そろそろ行かないと。 眠り飽きたかもしれませんけれど、何か要望があったら看護士に言ってくださいね。 ( それじゃ、お大事に。 そう言って席を立ち、最後に一つ会釈を残し――。 ) [Fri 13 Jan 2006 15:03:03]
◆フェンサー > …………ええ………待つのは、慣れてますし…………ええと、確か、腕が、トンデモなことになってた、娘、いるでしょう、ツヤコ……さん。 ( あの人からすれば自分など、とフェンサーはゆるゆる微笑む。 まあ、暫くはかかることになるだろうけれど。 ………説明は、うん、半分ぐらい理解できればいいだろう。 ) [Fri 13 Jan 2006 14:57:18]
◆メルビル > ――――退屈かもしれないけれど、焦らないで下さいね。 時間をかければ必ず動けるようになるし、退院は兎も角―――もう少し動けるようになったらまだ退屈しのぎも出来るようになりますから。 ( 腕の一本動かせて、上体を起こせるようになればだいぶ広がるだろう。 歩けるようになればまたリハビリだ散歩だと出来ることの幅も広がっていく。 長くものを考える時間というのもたまには良いだろう。 暫らくの間、今の魔術に関する説明などをしながら様子を見て、微笑み返した。 さて、仕事はまだ幾らも残っている――――。 ) [Fri 13 Jan 2006 14:53:56]
◆フェンサー > ( あつい。 いや? あたたかい? よくわからない。 フェンサーはそれぐらいしかわからなかった。 内側からの熱、という慣れない感覚に、不思議な気分にも、なる。 ………体が治っていく、ということだろうか。 そのエネルギーが相手から来ているのだと考えると、平身低頭極まりない気分だ。 ) ………………ありがとう……ございます……。 ( フェンサーはココロから、そう囁いた。 そして少しだけ、微笑んだ。 都合上、顔の左半分だけで。 ) [Fri 13 Jan 2006 14:47:26]
◆メルビル > The normalization of the circuit is executed at the same time as completing treatment. Confirming the operation If it is normal, it's assumed that it ends. ( 痛み止めでも定期的に摂取しなければ未だ痛みに耐えられる状態ではないのだろう。 眠っているのか起きているのかの中間のような朦朧とした表情から、本調子の彼女とは別なのだとちらりと頭の隅を過る。 …余計な事を考えると集中の邪魔になる。 最後の締めだ、此処で引き締めていこう。 ) ...All the distances are tightened by the interaction of three M of Might, Mistic, and Magic. ( 室内の温度がやや暑いくらいなのは気のせいではないだろう。 延々と続いた長い詠唱に魔術師の体温は上がり、額から汗の雫が落ちる。 加えて患者の身体は暫らくの間、著しく代謝が行われる。 新しい血と肉と骨が精製されるためのエネルギーが発生している所だ。 ) ……終わりです。 直ぐには効果はわからないと思うけれど―――幾らか早く退院できるとは思います。 ( こほ、と小さく一つ咳をして、ゆっくりと手を離した。 ) [Fri 13 Jan 2006 14:42:11]
◆フェンサー > ( フェンサーには正直よくわからない。 わからないが、メルビルというこの若い彼女が自分のために頑張っていてくれるのだなあ、とかそう言う風に考えることはできる。 ただ、残念ながら効果のほどはフェンサーには実感できない。 薬でいまいち感覚が鈍っているのだ――つまり、感覚が鈍るような薬を使わなければならない、ということだが。 ) [Fri 13 Jan 2006 14:34:52]
◆メルビル > ...does to break out thus, it's so, and it not essence. The 5th both, the 6th, and the 13th continue. In addition. It's turned on intermittently, and is more equal to the rhythm of heart sound. ( 浪々と時間をかけて紡がれる詠唱は純粋に「仕組み」を解析して機能的に編まれた術式。 宗教色と余計な修飾語の無い数式のような羅列は、暗記するには長過ぎ、未熟な低級魔術師には先ずこの分厚い本が無ければ扱う事もできない。 そしてその効果も正直、中級のそれに比べて地味なもの。 白魔術師の絶対数の少ない所以である。 詠唱は続く。 ) One drop, two drops, three drops. One millisecond standby and continuance afterwards. It blockades it from the 24th to the 33rd temporarily. The efficiency improvement of all the ether circuits is pressed on that. ...continues repeating half seven times, the distance from the start to the end. [Fri 13 Jan 2006 14:29:28]
◆フェンサー > ( うぉお、なにを言っているのかわからない。 フェンサーはそんな風に微妙な感動をしたとか。 しかしゆっくり落ち着いて聞いてみれば……水? カーボン? アンモニア、ライム、リン? なんのことやらわからないが、フェンサーは緩やかにそれを聞く。 ) [Fri 13 Jan 2006 14:24:59]
◆メルビル > Essential revival continuance...Conservation of mass and natural providence, ( 詠唱はゆっくりと、一字一句確実に。 日頃から咽喉を酷使している所為もあって幾らかハスキーな声で、歌っているような、公式を並べているような、独特のリズムが続く。 ) As a base Water 35ℓ, carbon 20s, ammonia 4ℓ, lime 1.5s, phosphorus 800g, salinity 250g, niter 100g, sulfur 80g, fluorine 7.5g, iron 5g, silicon 3g, and 15 other elements...... [Fri 13 Jan 2006 14:20:38]
◆フェンサー > ( 額に手が触れる。 これで視界も大分ふさがれるし、相手の言うとおり寝てしまおうか。 フェンサーはそう思いもしたが、しかし白魔術など滅多に見られないし、折角の覚醒時間だ。 ゆっくり見物させてもらおうか、とぼんやり。 ) [Fri 13 Jan 2006 14:18:46]
◆メルビル > ―――それじゃ、早速。 途中で止められませんから会話もできませんし、いっそ眠ってしまっても結構ですよ。 ( 了解が取れれば早速、とばかりに。 分厚い魔術書の“活性化”の頁を開いて、直接肌を接触すべく患者の額に掌を当てた。 ) [Fri 13 Jan 2006 14:16:22]
◆フェンサー > ( 白魔術師。 フェンサーは相手をざっと見て、そう判断した。 そして言葉からもまた、その判断が正しかったことが伺える。 フェンサーとしては、ここから移動しないで治療ができるのならば、薬でも魔術でも歓迎だ。 ――手術とか、は、怖いから。 )( 見舞い客はない。 まあそれは仕方がないのかもしれないけれど。 フェンサーは囁くように答える。 ) …………………はい………。 [Fri 13 Jan 2006 14:11:08]
◆メルビル > ――――失礼、楽にしてください。 治療の一環です。 30分ほど此処で詠唱させて頂きますけれど、特にそのままで結構ですので。 ( 眠っているのかと思われた患者は意識があったようだ。 目を合わせて軽く微笑み、室内の様子を見回す。 特に異常は無い―――というより、本人が動けない以上、この変化の無さは見舞いの少なさを物語っている。 傭兵だというし、精々依頼者が1度顔を出した程度なのかもしれない。 ) 貴女自身の回復力を促す魔法です。 手助け程度ですけれど、よろしいですか? ( 一先ず枕元に椅子を引き、金髪の若い魔術師が座る。 片手に分厚い本を持っている以外、特に医療道具なども持って居ない。 ) [Fri 13 Jan 2006 14:03:53]
◆フェンサー > ( めるびる、せぶるらきす。 フェンサーはその名前を脳内で反芻する。 扉が開く音を聞いて、窓に向けていた視線を、そちらに向けた。 ベッドに縛り付けられているのは、暴れださないようにとかそういう配慮ではなく、単に無意識に寝返りを打ったりして危険な状態に陥らないようにするためだ。 勿論のことながら、カーテンも花瓶もベッドも水差しも、変なことは喋ったりしない。 ) [Fri 13 Jan 2006 13:58:55]
◆メルビル > よろしいですか? 白魔術医のメルビル=セブルラキスです。 ( 個室の扉の向こうから声をかける。 ほとんどずっと眠っているような状態の患者だし、担当医も看護士も余り言葉を交わしたことが無いという。 件の突入部隊の生き残りでは一番の重傷者だというし、本来もっと早く来れればよかったのだが――――暫し待って返事が聞こえないのを確認して、静かに扉を開いた。 眠っているのならそれはそれで。 この患者に関してはもともと依頼側の全額負担なのだから、承諾抜きで処置をしても問題ない筈だ。 副作用があるわけでもなし。 ) [Fri 13 Jan 2006 13:53:03]
◆フェンサー > ………………………わかった……気が……する………。 ( 本当は、よくわからなかった。 ただ、ノックの音が聞こえて、室内が黙ったのはわかった。 ) ……………どうぞ……。 ( 囁くような声でフェンサーは答えた。 多分、聞こえない。 ) [Fri 13 Jan 2006 13:49:21]
お知らせ > メルビルさんが来ました。 『 扉を叩く、軽い音。 』 [Fri 13 Jan 2006 13:48:04]
◆フェンサー > ( 窓の外には、光があった。 それは夢でも神秘でも奇跡でもなく、ただの現実だった。 それが大事なのだ、と年老いたカーテンが言う。 生きているということ、それはつまり現実、と新品の花瓶が舌足らずに言った。 ) ……………それは……どういう、意味……? ( フェンサーは尋ねた。 無口なベッドがぼそぼそ答えた、つまりは、自分が現実に立っている、って事に気づくことさ。 怖くても恐ろしくても、そんなものはどうせ自分の心の偽り、自分の居場所を知れば怖くないのよさ、と背伸びした水差しが舌足らずに言った。 ) [Fri 13 Jan 2006 13:47:33]
◆フェンサー > ( よく生きてるね、となんの悪気もなく看護婦に言われた際には反応に困ったが、今思うにそう変な言葉でもなかったのだろう。 一日のうち目が覚めているのは数十分。 それも時には、数日間眠り続けてそれだけ、ということもある。 正直な話、気が滅入るとか、そういった以前に、自身の現実と言うものがいまいちわからない。 夢なのか、それともしっかりと起きているのか。 フェンサーは視線だけを窓に移した。 ) [Fri 13 Jan 2006 13:35:30]
◆フェンサー > ( ああ、起きないと。 顔を洗って、遅めのご飯でも食べようか。 仕事も探さないと―――そんな寝ぼけた思考はしかし、ぎし、とベッドに縛り付けられた体が許さなかった。 ) …………………………………アア……そうか……。 ( フェンサーは聞こえないほどの声で囁いた。 肺に、響くから。 そうだ。 自分は今、入院していて、簡単には動けないようにまでなっているし、そもそも体からして動きそうにない。 ) [Fri 13 Jan 2006 13:26:40]
◆フェンサー > ( ぼぇあ。 フェンサーはふと目を覚ました。 時間はわからない。 ただ、窓から差し込む光を考えるに、微妙な時間に目覚めたことは間違いないと思う。 ) [Fri 13 Jan 2006 13:15:22]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Fri 13 Jan 2006 13:14:28]
お知らせ > ルゥさんが退室されました。 『それから、追加オーダーを──(店員は、悲鳴を上げた。)(食事代として:3万出費)』 [Wed 11 Jan 2006 21:41:56]
◆ルゥ > (…「酢豚」と「麻婆豆腐」と「回鍋肉」を平らげたあたりで、出前にやってきた店員に振り返り──) すみません、空いたお皿、持ってかえって貰えます? (と。) [Wed 11 Jan 2006 21:40:09]
◆ルゥ > (「海老チリソース」、「海老のマヨネーズ和え」、「白身魚のピリ辛ソース」、「北京ダック」、「イカと野菜の炒め物」、「青梗菜のにんにく炒め」、「鶏の唐揚げ」、「天津飯」、「海鮮春巻」、「五目ふかひれスープ」、「胡瓜のタタキ」、「ザーサイと長ネギの胡麻油掛け」、「坦々緬」、「鮑のクリームソース掛け」、「ホタテと茸のXOソース煮」、「海鮮粥」、「胡麻団子」、「桃饅頭」、「杏仁豆腐」──次々にルゥの口の中へ消えていく。) [Wed 11 Jan 2006 21:36:38]
◆ルゥ > (冗談だろう、と一笑に付すのが普通の料理人だ。 だが、彼は彼女の名前を知っていた。彼は笑わなかった。『へぇ、大盛りにしときます?』 そう、言葉を返す事さえ、疑問に思わなかった) [Wed 11 Jan 2006 21:29:56]
◆ルゥ > (彼女は、こう言った。『メニューの端から端まで。とりあえず全部持ってきてくれます?』) [Wed 11 Jan 2006 21:27:56]
◆ルゥ > (その女は、机の上の食べ物を一つ一つ、空にしていく。) [Wed 11 Jan 2006 21:25:35]
◆ルゥ > (──決して、食い散らすことなく。) [Wed 11 Jan 2006 21:24:30]
◆ルゥ > (がぶり) (んくんく) (もしゃもしゃ) (はふ、はふっ) (ずーずぅ) (つるるっ…) [Wed 11 Jan 2006 21:23:53]
◆ルゥ > (むしゃむしゃ) (もぐもぐ) (はぐはぐ) (ずずぅ) (ごくごく) (んく。) [Wed 11 Jan 2006 21:21:35]
お知らせ > ルゥさんが来ました。 『(まぐまぐ)』 [Wed 11 Jan 2006 21:19:35]
お知らせ > バドラックさんが帰りました。 『真相は病院の闇の中』 [Wed 11 Jan 2006 00:22:56]
◆バドラック > (これが、後にヴェイトス中央病院を血に染める猟奇事件―――小夜米斗洲灰色熊の幕開けであった………とか、なかったとか) [Wed 11 Jan 2006 00:21:36]
◆バドラック > 素振りの最中に持ち手を滑らせられるくらい微妙なコントロールするんだから、きっとこれだってリハビリになるよな? (自分に言い聞かせるように呟いて、勝手に納得したとばかりにうなずいた。) [Wed 11 Jan 2006 00:17:35]
◆バドラック > ………あ (果物ナイフは小熊の手を離れ、回転しつつあらぬ方向へとすっ飛んでいった。) まあ左手だしね 右手だったらきっともっとうまくやれるし? それに最初からそんな上手くできるわけないし――――だって秘伝だもんね (ベッドから降り、壁にぶつかって落ちた果物ナイフを拾いに向かいつつ、小熊はぶつぶつと呟いた。 ついでに火傷のため、毛のまばらになった右手をワキワキと動かして確かめる。)(獣人にしてはかなり器用な部類に入る小熊の右手。 まだ微妙に動かし辛い気はするものの、もはや痛みは無い) ………もうそろそろリハビリはじめても、ルゥ先生も怒らないよな [Wed 11 Jan 2006 00:11:09]
◆バドラック > ヒョウ [Wed 11 Jan 2006 00:02:19]
◆バドラック > ………――――― (小熊は、大きく息を吸い込んで、左手で果物ナイフを上段に担いだ。) ふぅぅ……… (腹式呼吸で自分の腹がへこむほどに呼気を蓄え) …………――――― ふっ! (気合一閃、袈裟懸けに振り下ろした!)(斬撃の最中、小熊の指は果物ナイフの持ち手を素早く滑り―――) [Wed 11 Jan 2006 00:00:21]
◆バドラック > ええと………こう………剣を振る間に………持ち手の上から下まで滑らせる? (片腕のサムライの必殺技は、斬撃を仕掛ける最中に鍔元から柄尻まで持ち手をスライドさせる事で、遠間の敵を切り裂くと言うものだ。)(そして、いわずもがな小熊は、これを真似ようとしていた) [Tue 10 Jan 2006 23:49:53]
◆バドラック > (最近まで火傷の為右手に包帯を巻いていた小熊は、片腕のサムライに感情移入するしていた。)(ベッドの上で立ち上がり、絵本のサムライの姿を真似て右手を病院着の袖の中に隠して、左手に果物ナイフを握り締め、小熊は厳かに言い放った) むそーこがんりゅー、バドラック………参る! [Tue 10 Jan 2006 23:40:28]
◆バドラック > 『できる! できるのだ』 ………すっげー! (二人のサムライの強さに純粋な憧れを抱いて、小熊は物語を読み進めていく) [Tue 10 Jan 2006 23:33:07]
◆バドラック > 『せきわん の けんし の やいば は ほね を たつ こと が できるのかー?』 (ベッドの上、足をばたつかせながら絵本に見入る。 トキノミヤコから来たという友人から借りたその本は、わかりやすくルビがふってある上、文盲の小熊に丁寧に文字を教えてくれた友人のお陰で十分読み解くことができた) (本の内容は、二人のサムライの話だった。 片腕の無いサムライと、盲目で片足の不自由なサムライが繰り広げる血統に、小熊はここのところ心を奪われていた) [Tue 10 Jan 2006 23:26:07]
◆バドラック > くーろかみのなでしこずーんずん、としのくれよーじゅまいったら、あーかいうでわさーいたー (口さがない入院患者の間で近頃流行のわらべ歌。 それが実際にあった出来事を基に作られたなんて噂もあるが、本当のことかどうかは誰も知らない)(そんな曰く付きのわらべ歌を口ずさみつつ、小熊は友達に借りた絵本を読んでいた) [Tue 10 Jan 2006 23:18:03]
お知らせ > バドラックさんが来ました。 『むーざん むーざん』 [Tue 10 Jan 2006 23:08:27]
お知らせ > 艶子さんが退室されました。 『( 右腕に戻ったこの感触を抱きしめながら、今日は良い夢を見て眠ろう。 )』 [Tue 10 Jan 2006 04:24:15]
お知らせ > ルゥさんが退室されました。 『(ぺこり、微笑んで辞宜をすると、診療室に戻ってばたんきゅ──)』 [Tue 10 Jan 2006 04:22:54]
◆艶子 > ( この治療で相手が酷く消耗したことを知ったらこの下げた頭も床に付くかもしれない。 兎に角その様子に疲れたんだろうと思い、手を離して。 ) はい、絶対に言いません。そして言われたとおり今月はじっと大人しくしています。 ……もう鍛錬とかもしません、ずっと一人尻取りしてます。 ( でもアレ、自分がやるといつもすぐ終わっちゃうので長続きしないのが難点。 ) 本当に… 本当に有難う御座いました。 ( また誰かの手に寄って自分が助けられたことを知り、その事実に深い感謝の気持ちを抱こう。今はまだ大したお返しができないけれど、せめて。 最後に深々と頭を垂れた。 ) [Tue 10 Jan 2006 04:19:48]
◆ルゥ > (ぶんぶん振り回されると、ぐらり、視界が傾ぐ。 眠い。気だるい。空腹で力が入らない。 とりあえず落ち着いて貰おう) …いえ、いえいえ…どういたしまして、です。 それに、私はやるべきことを果たしたまでですから、お礼には及びません。 (──そう。片腕砕けながらも立ち向かうあの勇姿に。感じ入るものがなくて。加護の一つも与えなくて何が軍神か。) ……んと、とりあえずですね。 今日はここまでに。 状態を暫く診た上で、必要ならもう一度同じ術を施すという事、で……。 くれぐれも、約束のこと、お願いしますね? [Tue 10 Jan 2006 04:15:02]
◆艶子 > す…… ( 驚いたような表情でその右腕を見下ろす。じっとりと汗ばみ、脈動しているかのようだ。痛みも殆ど無い。 ) …凄い。 全然違うよ、ルゥ先生っ。 ( 眼に見えずとも大きく回復したのが感覚で判った。先生の言うとおりだからといって迂闊に動かすつもりは無いが、此処までとは。 嬉しくなったのか、空いた左手で触診していたルゥの手を掴んでぶんぶん上下に振った。 ) あ、有難う 有難う。 有難う、先生ッ。これで私、もう一度戦えるんだねっ。 何てお礼を言ったら良いか……! ( 感激の余り眼にうっすら涙まで溜めて。ベッドの上で深々と頭を下げた。 ) [Tue 10 Jan 2006 04:00:13]
◆ルゥ > ( 普段使う魔術とは異なる、生命そのものへの干渉。 術が求める代償(コスト)へは、術者へバイパスを繋ぐ。 強い喪失感と、空腹感と睡魔。 仮眠を取ったら、胡龍亭にでも出かけてこよう。 ──ともあれ。 (【復旧】のコストとして、ルゥのタフネスを2消費。)) …ふぅ。 (光が、薄れて消える。 患部に触れているのを幸いに、そのまま触診し…) ん…、と。 もう少し、ですね。 さっきまでが重傷だとしたら、今は軽傷。 後に遺るような怪我ではなくなってる筈、ですけど…まだ、武器など振り回すには早過ぎます。 (そう、嗜めるように) [Tue 10 Jan 2006 03:54:07]
◆艶子 > ――うっ。 ( 眼がくらむような、まるで太陽のような輝きに思わず眼を瞑り、そむけた。中央病院の一室が眩い光に包まれ、視界が真っ白になる。 耳に届くのは術式というよりまるで歌であり、暖かく、そして心地良い。 ――不意に右腕が焼けているのではないかと思わず錯覚してしまうぐらい熱くなる。包帯の下で動かすのも辛かった指が、手首が蠢きそして震えた。 歪ながらも砕けた骨が正常な位置に戻り、肉の狭間が狭まり閉じていく。それはまるで己を繋ぐ鎖から解き放たれた囚人のように力強い動きだった。今まで動けなかった分、今すぐ”剣を取れ”とでも言ってるかのように。 ) [Tue 10 Jan 2006 03:40:37]
◆ルゥ > ( 久しぶりに使うのだから、失敗しないよう… リューンを導き、歌を紡ぐ── ) ──白の願いは純粋にして全き想い 昏き天にありて 明日を映し出す 何より強い曙光 白にして霹靂の我は命ず 疾く溯れ 【復旧】《》 (掌からの白い輝き 直視できない程に強くなってくると、患部にそっと触れさせる。腕に乗せた手の上から、さらに掌を重ねて。 断線した筋肉や腱、壊死しかけていた組織。砕けた骨。 恰も不要なレイヤーを削除していくかのように、介入し、健常な状態へ巻き戻していく──) [Tue 10 Jan 2006 03:33:39]
◆艶子 > 判りました。 ( 大人しく包帯で頑丈に固定された右腕を差し出した。それだけれ痛みが走る。 こんなに酷い怪我なのに本当に治るのだろうかとまだ少し不安ではあったが、今は先生を信じよう。 しかし気になるのはその治療方法だ。まさか手術をやるんじゃないかと、実は少し怯えもあったのだが翳した手は果たして何を意味するのだろうか。 術に全くと言っていいほど詳しくない自分は訝しげにその光景を見るのだった。既に治療に入ってるようなので、その疑問を言葉に出すことは無いが…。 ) [Tue 10 Jan 2006 03:18:48]
◆ルゥ > はい。(にっこりと頷いて) では治療を始めます。右腕を、こちらに。 ( すうぅ、と 緩やかに息を吸い、吐き出して。 両の掌を向かい合わせる。 後は、イメージ。 太陽の輝きをそこに生み出そうとするように── ) [Tue 10 Jan 2006 03:14:52]
◆艶子 > しょ…しょくじかんのんぼさ…… いえ、ルゥ先生。 ( 良かった、こんな長い本名覚えられそうに無いし。とか既に本名だと認定してしまった。 ) ――成る程、それは確かに。 ( ここでルゥ先生が私の腕を治してしまったら、最初の担当の先生の面子にも関わってしまうだろう。その担当医も決して悪い先生ではないので、それも気が引ける。そして二つ目もそれを隠すためと―― 納得したように頷いた。 ) 判りました。約束は必ず守ります。 絶対に口外しません。 ( 先生だって私を信頼してこう言ってくれているんだ、その信頼を裏切る真似は出来ない。 ……メルビル先生っ。以前は兄ぃの手当て有難う!どこか聞き覚えのあるエコーにそんな思いを返しつつ 無事を祈ろう―― 静かに。 ) [Tue 10 Jan 2006 03:06:58]
◆ルゥ > 2つめも、そういう理由ですね。 …ほら、あんまり急に治ってしまうと、魔法治療受けたのがまるわかりと言うか。 (12ヶ月→1ヶ月も大概だが、見て判る外傷は其の程度で治ってもあまり不思議ではない。自宅療養に切り替える、とか言い様は幾らもあるものだ。) [Tue 10 Jan 2006 03:02:24]
◆ルゥ > …んーとですね、(理由は他にもあるけれど──そちらは伏せて)担当のお医者様が12ヶ月と、そう仰ったのでしょう? そちらの先生は先生で、治療の計画立てているでしょうし。こういうのって、結構仁義に反するんです。 私だって、私の患者さんに横からいろいろされて困る事ってありますし? (紙。 メルビルさんには後でぢっくりと言い聞かせておこう。ふふふ。 ) あ、いえ。食事観音は不要ですから。ルゥ・ファリスです。 気楽にルゥって呼んでくださいな。 [Tue 10 Jan 2006 02:59:26]
◆ルゥ > (退室台詞までエコーを実現するとは…メルビル、怖い子…!(白目かッ!)) [Tue 10 Jan 2006 02:53:53]
お知らせ > カンペ@ドアの向こうさんが退室されました。 『 正式には食事観世音菩薩よー(よー)(よー)※エコー。 』 [Tue 10 Jan 2006 02:52:16]
お知らせ > カンペ@ドアの向こうさんが退室されました。 『 正式には食事観世音菩薩よー(よー)(よー)※エコー。 』 [Tue 10 Jan 2006 02:51:16]
◆艶子 > ええと…… ルゥ・食事観音・ファリス先生。 ……カッコイイお名前ですね。 ( 何やら紙がッ それに書いてある通り素直に読み上げた。 ) ……それ位なら約束は出来ます、けど。 ……もし良かったらその理由を聞いても良いですか? うん、たしかこんな感じの名前だった。 まるで知られるのが良くないような口ぶりだから。漏らすなというのならば死んでも漏らさないし、一月中は大人しくしていろといのならベッドに縛り付けられても構わない。 しかし何とも不可解な約束だったから、不思議そうな眼をベッドの上から見上げさせるのだ。 ――どんまい、どんまい! ) [Tue 10 Jan 2006 02:52:12]
お知らせ > カンペ@ドアの向こうさんが来ました。 『つ【ルゥ“食事観音”ファリス】』 [Tue 10 Jan 2006 02:47:25]
◆ルゥ > (1月末だと3週間だ…!orz) [Tue 10 Jan 2006 02:46:47]
◆ルゥ > ん…と、約束してほしいことが2つあります。 一つは、私が治したって事を誰にも言わない。 もう一つは、治ってしまってもこれから2週間。1月末までは入院している事。 この2つ、守れます? (かくり、首を傾げながら、問いかけて) [Tue 10 Jan 2006 02:43:02]
◆艶子 > ……。 ( やっぱりそうなのか。勿論、判っていたことではあるけれど。 曲がらぬ指が役に立とうか、握れぬ拳が役に立とうか。日常生活においては不便を覚えるだけかもしれないが、戦いにおいては大きな痛手となる。だけどこの人はそんな判りきった話をしにきたわけじゃあない。 覇気の無い表情は治せるの一言で幾分か明るさを取り戻すだろう。しかしそれも、まだ疑惑の残る明るさだった。 ) ……治せるのなら。 最初に担当してくれたお医者は全治12ヶ月、後遺症が残る可能性は高いなんて事は言わない。 もしかして、治すにも何か条件があったりするのんですか? えと…… ( 相手の名、なんだっただろうか。結構有名な先生みたいで入院中も名前を何度か聞いたのだけど。 ハラペコ大魔神…いや、FFの女神、いや……。 ) [Tue 10 Jan 2006 02:31:40]
◆ルゥ > このままでも、傷はやがて癒えるでしょう。 でも、元通りに使えるかと言えば、違うお話です。 あの晩、『この腕は怪我する前の元の状態に戻って、また戦う事ができるのか』って、そう尋ねられました。 それに対する答えは、“直ぐには”無理と。 ──ええ。治せます。 ええと…艶子さん。 ( あの晩は、もう少し激しいというか、勢いのあった人だと思っていたけれど。 元気が無いのは怪我の所為だろうか、なんて。窺うようにじぃと覗き込む) [Tue 10 Jan 2006 02:23:50]
◆艶子 > は… はい。 …ごめんなさい。 ( 諭されるような口調に肩を落とす。 …こうして落ち着いてみると、アレックスと同じぐらいの年代の人だろうか。別に10も20も離れてるようには見えないのにどうして私はこんなに子供っぽいんだろうとか真面目に悩んでしまった。 ) ……… もう一度聞くけれど、治せるの? 私の右腕を。 ( あの時は自分も少し錯乱していたし、確かめるようにその話の続きとやらを自分から続けた。それは少し急くような感じすらしただろう。 自分は逆に包帯の下の右腕をなるべく意識しないように努めていた。思い出せば気分が暗くなってしまうから。どうしてもふとした時に思い出してしまうものなのだが……。 ) [Tue 10 Jan 2006 02:16:31]
◆ルゥ > 焦る気持ちは判りますけど、今は静養が何よりの薬ですよ? 今無理をすると、治るものも治らなくなってしまいます。 ( しりとり。 流行ってるんだろうか。 ) …さて、今日お邪魔したのはですね、あの日のお話の続きです。 ( そう言って、視線を彼女の右腕へと。 あの日のようにあらぬ方向にねじれ曲がってはいない。普通の腕のように体裁を整えられた上で、包帯を巻かれている。 けど、あの日の腕を見ているものとしては、包帯の下の痛々しい様が透けて見えて感じられる── ) [Tue 10 Jan 2006 02:10:39]
◆艶子 > ( 心臓がばくばくと鳴っているのが自分でも判った。 顔を覗かせたのは…… ) あ。 ( そう、正しくあの時の。 ……鎧に身を纏った姿とは随分と印象の違う相手に思わず目も丸くなる。あんなに強かったのにまさか病院の人だったとは。 まあ、治療などを担当する人が後衛に従事するだろうという認識事態単なる思い込みなわけだが。 眉を顰めるその様子に冷や汗流しながらも、表面上は必死に平静を装っていた。 ) ……い、いや。訓練… じゃなくて、そう。一人尻取りしてたから、全然。 休んでない。 うん。だから大丈夫だ。 [Tue 10 Jan 2006 02:05:27]
◆(人の気配) > お休みのところだったら、ごめんなさい。 (かちゃり。 ノブを回して──顔を覗かせる。 ほんのりと漂う汗の匂いに、物言いたげに眉根を寄せて。 ──まぁ、いいでしょう、と溜め息を。) ……ええと。 [Tue 10 Jan 2006 02:00:37]
◆艶子 > 何か…… 何か手は無いか。 ( 腕を治す術。或いは、片腕でも戦える術。 左腕を利き腕として鍛え直し、余り動かせぬ右腕には盾を。 ――アイリ教官は強かった。私はあの人と戦って初めて盾を持つ相手の手ごわさを知った。 しかし今まで培ってきた剛剣の技を全て捨てて、全く経験の無い騎士剣の技術を学ぶのか。別に盾を持つことを嫌ってるわけではない、振り出しに戻るのが嫌なだけだ。しかしそもそも不自由な手で盾を扱えるのかという疑問もある。ただ腕に付けているだけの防具では無いだろう。 ) ………或いは―― そうだ、 あの人。 ( 右腕の激痛の中で私の手を治そうとしてくれた、あの人。 私は問うた 「治せるのか?」 そしてあの人はその問いに――ー…… ) …… あ。 は……っ ( 不意に部屋の外から聞こえてきた声に、大慌てで床に転がしたままの木刀をベッドの中に突っ込んだ。 ) …いっ 起きて、ます。 [Tue 10 Jan 2006 01:54:54]
◆(人の気配) > (廊下を進む足音は、戸口の前でぴたりと止まる。 そして、時間帯を考慮して控えめに戸を敲く── ) 今晩和。 まだ起きてらっしゃいます? [Tue 10 Jan 2006 01:51:38]
お知らせ > (人の気配)さんが来ました。 『(病室の外に立つ)』 [Tue 10 Jan 2006 01:49:14]
◆艶子 > ( やはり片腕ではダメだ。両手で武器を持たないと力も技も死んでしまう。 しかし粉砕骨折してしまった右腕は前のように動いてくれるようになるか怪しいのだ。手首が動かせなければ斬り返しに、指が曲がらなければ力を込めることが出来なくなるのだ。 ) 何たる 事だっ! ( からんっ と木刀が床に落ちる音が室内に響く。そのまま数歩後ずさると足をベッドの淵に引っ掛け、そのままベッドの上に座り込んでしまった。 それは―― そう、杞憂かもしれない。もしかしたら折れた右腕は完璧に治るかもしれない。その可能性は酷く低いと知っていたが、0%ではない。 その小さな可能性を信じるのもまたひとつの手だ。 ) それで治らなかったら、私は其処で終わる人間だったということだ。 ( のし上がる器の人間では無かったということだ。 王者は常に天を味方にする、その天から見放されれば凡人へと成り下がる。さあ、私はどっちだ。 ) [Tue 10 Jan 2006 01:41:21]
◆艶子 > ……遅いッ そして力無いッ ( 強く強く木刀を握り締める左腕を見下ろす。 片腕の力というのはこの程度なのか。斬り付けの動作もそうだが、斬り返しに掛かる時間も長い。遅いということはそれだけ力が込められていないということで、一撃必殺を常とする剛剣術の本来の威力を殺してしまっているのだ。この程度では鎧を纏っていない人間ですら一撃で仕留められるかどうか怪しいぐらいだった。 ) [Tue 10 Jan 2006 01:30:11]
◆艶子 > ( 素足が一歩前に出ると冷たい床をだん、と叩く。 ) ―――ッ! ( こんな時間の、しかも此処は病院だ。他の患者に迷惑が掛かってはいけない。普段なら気合と共に振り下ろすべき木刀は、口を噤んだまま空を切った。 ―――ぶんッ と音を立て、続けざまに返し刃で下から右上へと切り返す。 ) ………。 ( そしてそのまま少女は沈黙してしまった。木刀を振り切った姿勢のまま。 最小限に動きを留めたとはいえ、右腕は少し痛む。だがその痛みで沈黙してしまったわけではない。少女が黙ったのはもっと別の理由だ。だらりと顔に覆いかぶさる黒髪の隙間から覗く唇には歯が食い込んでいた。 ) [Tue 10 Jan 2006 01:27:11]
◆艶子 > ( どうして剣の柄に対し、利き腕を上に逆の手を下に持ってくるのか私は知らない。多分力を込めやすいからとかそういう理由なんだろうが。 個室の中、ゆらめくランプの明かりに、長い黒髪の少女が木刀を左手で持ちその切っ先を天井へと向ける影が浮かび上がっていた。 片腕のみで剣を振るう機会は今までにあった、例えば切り返しの際の動作において。例えば右腕を負傷した際の攻撃において。 しかし、その時は両手で振るったときと左手のみで振るったときの違いを意識しなかったので、こうして医者の目を盗んで木刀を構えるのだ。 暫く活動させていなかった筋肉はこうして剣を上段に構えているだけで疲労を伝えてくる。退院したら、元の感と力を取り戻すのに時間が掛かりそうだ。 ) [Tue 10 Jan 2006 01:20:55]
お知らせ > 艶子さんが入室されました。 『( 利き腕。 )』 [Tue 10 Jan 2006 01:16:48]
お知らせ > レイ・シェリダンさんが帰りました。 『自分もゆっくりと廊下を歩き…看護士に見つかり怒られる羽目に(あああ…』 [Tue 10 Jan 2006 00:57:19]
◆レイ・シェリダン > 正道を貫けないとどうしてもなぁ…(昔はそれこそ含み針だろうがいろいろやった闘奴が一人)ま…、往生際が悪いとも言うけど、な(なんて軽く笑って同意して…。その結果はまた今度へと持ち越して)頑丈なのも、一つのウリだしよ(肝心なところで血ぃ吐いて倒れた奴が良く言うが、そこらはとりあえず棚に上げて見ない振り)って・・・ん、まぁ、な。また、な(大きな音と共に叩かれて、肌はわずかに手の跡に赤くなりながら、軽く手を振り返して応じて) [Tue 10 Jan 2006 00:55:21]
お知らせ > 月璃さんが帰りました。 『(角を曲がりしな、ひらひらと振られた手が引っ込んでいった)』 [Tue 10 Jan 2006 00:49:33]
◆月璃 > 正道を極めてコソの奇策トハ、理屈ラシイガナー。(意味を理解せずに喋っていると付け加えておく。形だけ尤もらしく頷き) …逞しいトイウ事だナ、人の子ハ。(薄い笑みは、直ぐにニシシと崩れた。秒数のネタ神降臨を祈る) 流石に丈夫ッテトコだナ。一歩譲ル。(むーと悔しげなのは、怪我の程度だけなら己の方が軽傷だったのにというオカシナ意地だ。ぶすくれたツラは、それこそ子供じみるが) ハハ、互いニナ!祝勝は派手に祝うガ権利と義務ダ。(パシーンッと、避けられなければ軽く腕を叩いて、動物は来た道を戻っていく) [Tue 10 Jan 2006 00:49:09]
◆レイ・シェリダン > 奇策だけじゃ正道にゃ勝てねぇわな(その為に投げる専門のトマホークだって装備しているのだし、それも前の戦いで飛んでいったままだが)ああ、まぁ…今回も、ここに住んでいる人間たちの勝ち、だぁな(そんな話、人間だけじゃないけれども、そこらは省略するのは人間の種族ゆえか。いっそのこと秒数の神にゆだねるか)ああ、そうだぁな…(とりあえず艶子にはジャスティスから預かる武器の話もしなくてはならないしと)まぁなぁ、あたしの方が一足お先ってとこだぁな(にっと笑って、月璃の頭をぽふっと)ああ、まぁ、はやくしっかり飯いっぱい食えるように治すんだぁな(その方が奢りがいもあるしななんて笑って。さすがに個室を一部屋づつ見てまわるわけにもいかないから、確率か) [Tue 10 Jan 2006 00:44:07]
◆月璃 > オオ、投げタカ!――奇策は紙一重だヨナ。(見たかったと述べるのは、いっそ気楽。ポールアックスが空を飛ぶ日は遠そうだ。当たり前か) その辺りハ、自警団に騎士団がガンバッテタさ。今回ハ、色々動いテタみたいダシナ。(得手な者達が補助に入った結果でもある。適材適所。ご利用は計画的に。奢り代金は、月すら知らぬ) ナラバ、イズレまみえる日もアロウ。ンム。(結論は前向きに。いずれの為にも、また来るとしよう。どうせ湿布は必要なのだ) その意気やヨシ!…マ、互い、マズハ療養か。(タハーと苦笑いだ。 そして巡るべき所に巡ったとすれば嬉しい限り。ありがとうインテリジェンス!) 冷やすノモ何だシナ。オレサマも、一端もドルサ。(夜の発掘作業もまたオツなモノ。すちゃっと、最初のように片手を上げた。病室は――運がよければ見つかるといいな。何処までも確率論) [Tue 10 Jan 2006 00:38:58]
◆レイ・シェリダン > 昔、バトルアックスも投げたけど…な。それで仕留めれねぇとあたしがピンチになるだけだったからよ(そんな何とも間抜けな話、素手での喧嘩も対応できるようになったとはいえ…ポールアックスは確実に無理)まぁ、それぞれ専門ってぇのはあるんだろうしな(こちらはコロセウムでの闘いに特化とも言えるわけで。飯の奢りくらいはいつものこと、ただし今回のはいくら掛かるかはまさに神のみぞ知る)まぁ、そう考えるのが妥当だぁな(個室だからなおさら、な。なんてこちらも酷い推理があったもんで)ん、ならせいぜい損させないように頑張るとすっか(そういう人間がいてくれてこそ張りがあるのは闘奴の本懐)まぁな・・・そっちも早く体治してってとこだぁな(まだお互い本調子と言えない気配に笑って。持つべき者に渡るものなのかインテリソード)ああ・・・そうだな、引き上げるか(こちらも寒くなってきた。とりあえず病室を尋ねるついでに歩くのも良かろうと) [Tue 10 Jan 2006 00:22:19]
◆月璃 > 備えアレバ何とヤラ、ダロ。ムシロ、投げるカ?投げないノカ?(ハンドアックスが宙を舞ったら豪快だとワクワクするのは、物見遊山感覚。ポールアックスだって空を飛べとか言い兼ねない) ンム――壊せナイ街中は難シイナ。(市街戦経験が皆無とは言わないが、此方は野外向き。燃やせないのはストレス溜まった。しみじみと頷きながらメシゲットの未来。ヨシ、とガッツポーズ。イッツ・ア・現金) デカイ病院だカラッテ、死体に裂く部屋はナイだロウシナ。(救急車が死体を乗せないようなもの。オーパーツは置いておけ。サラリと非道抜かして頷いた) ハッハッハ。盛り上げてクレ。ソノ時ハ、オレサマ達の間でも賭け金が飛び交う。(無論、動物は丼勘定でしか参加出来ない。荒くれが多いからこそ、その手の話題は良い景気になる) 今回も結構入ッタシナ。互い、命の洗濯ヤラ、色々シタイモノだ。(ギャンブルのルールを理解出来ない頭が何か言った。武器は物凄く補ってくれてると思う。骨パズルとか。――それもともかく) …トト。何時までも立ち話モ、何カ。(病み上がりというのは妙だが、互い一応怪我人なのだ) [Tue 10 Jan 2006 00:15:27]
◆レイ・シェリダン > ん、そーいうこった。ああ、ヘンルーダ、な。次いつ使うかわからねぇけど、な(今コロセウムで使っているポールアックスは無事だったわけで…買ったところでサブウェポンだが)まぁ、効果があったとしてもああ言う化け物相手は暫く遠慮だぁな。ん、了解、な(はったりとかで埋めきれない差は確実にあったりするわけで、一人で立ち向かえる相手ではないのと闘わされるのはご免被ると。飯のおごりの約束はあっさりと頷いて、幸い懐はまだ温かい)・・・まぁ、病室をまだ使ってるってぇとまだ死んでない、よな?(確証はないがこういう時は前向きに考えよう、胸を張られても、その…なんだ、困ると)ああ…ようやく挑める立場になってきたってのはうれしい限りだぁな(まだ先ではあるが、挑む機会もめぐってくるようになったのは感慨深いこと、笑みにはこちらも笑みで返し)まぁ、あたしも金に余裕が有るからそんなことできるんだけど、な(ギャンブルはとことん弱い自覚がありつつと。自分が足りない部分を武器が補ってくれる…と表現すると格好よさげなのに…とはどこかの呟き) [Tue 10 Jan 2006 00:06:29]
◆月璃 > ソカ。ナラバ良イ。(対する此方もアッサリとしたもの。ヘンルーダかー?等と武器屋の名前も口に出す) 蔦はトモカク、中核ニハ効かなくもナカッタロ。多分ダガナー。…フム。奢るというナラ、普通にメシで良い。(意思を持つ相手にならば、通じなくは無いと暴論。無論、規模やらで格差は存在するが、キニシナイのが動物頭。ニシシ、と笑うツラは、まるでメシ集りに来た悪ガキ。大して実情も変わらない) イヤ、ギルドには、まだ聞いてナイゾ。忘れたノハ、病室ナ!(胸を張って堂々と。それでも自慢にはならんが) ホホウ、上か。レイ・シェリダンが一級目指すとナレバ、あそこもまたハリが出そうダ。(秘密基地にとびきりの宝物を隠す子供みたいなツラで、ニシィーと笑った。もう少し先の事とは分かっちゃいるが) ……フム。考えてミヨウ。マア、暫くは懐もヌクイがナー。(視線明後日の侭保留しやがった。買い物なぞ丼感情or腰の剣が勘定だ!←知力は動物の倍あるしな!) [Mon 9 Jan 2006 23:57:30]
◆レイ・シェリダン > ああ、別にいいさ。命有ってのってもんだしな(斧は買えるが命は買えねぇなんてあっさりと言って手をぱたぱたと)さすがにあの蔦とか化け物相手にゃ通じねぇからやりにくくて仕方ねぇしな。…今度干し肉でもおごるから、よ(コロセウムで闘うのとはまた違う相手にはやっぱり苦労するもので・・・ついでに、変わりの代物も提案しつつ、死んだら肉はくれてやる約束ではあるけどもと)ああ…そうか、同じギルドだったか。なら生きてると・・・って、聞いたのに忘れたのか?(無事か死んだかくらいは覚えておいてくれとつっこみそうになりつつも)まぁ、酒じゃなくても祝えはするし、な。ああ、まだこれから上の連中とやるってのに鈍ってられねぇしな(内臓のダメージは外からではわからず、飯もどこまで食えるやらとかそんな心地ではあるが)・・・・・・向こうに適当に頼むって事もできたと思うぜ?(思わずつっこむね、買い物とかどうしているんだとかそんな雰囲気でっ) [Mon 9 Jan 2006 23:48:32]
◆月璃 > 斧、ナー。スマンな、拾えナクテ。(ポリ、と頬を掻いた。あの時点では、人の持ち出しで手が一杯だったというと、妙に生々しい) 戦うモノとシテ、非常に正シイと思うゾ。……ム。歯応えはアリソウだガ。(良く発達した筋肉は弾力があって噛み応えが。真顔で惜しむが、性癖はカニバではないと主張する。説得力は知らぬ) ンー。後でもう一回聞いてミルカー。…マ、ギルドに通達来るマデハ、生きテルだロ。(もう一回という辺りで墓穴。二人とも傭兵らしいから、死んだら死亡通知はギルドに来るだろうと結論。こう言ってしまうと酷く軽いのが難点) 中でも外デモ、酒は敵ラシイナ。惜シイ。……フム。復帰カ。鈍らンようニナー?(眉顰めて押さえたのは、同じく脇腹。こっちの損傷は打ち身だが) ………数字は敵ダナ!(説明受けて、晴れ晴れしく笑うツラに汗一筋) [Mon 9 Jan 2006 23:40:03]
◆レイ・シェリダン > 遠慮するぜ、さすがに斧でぶん殴れないようなの相手はできねぇしな(よけいなモンまで相手してられねぇと言い切る)はったりも脅しも何でも、使えるものは使うってな・・・って、かじってくれるなよ?(ぺちぺちと叩かれて、目の前の存在に掛かったらコロセウムもと殺場なんだろうななんて思ったりもしなくもなく)まぁ…、どうだろうな、死んだって話は聞かねぇし、な(便りがないのは元気な証拠、そんな感覚で。こっちも無茶を言ったのを詫びようかとは思ったけども、場所がわからないときたもんで)まぁ、元気って事にしとくぜ。コロセウムに復帰しねぇといけねぇし。あたしも、酒は禁止されちまってるし、な(なんて腹を押さえながら…)んー、番号が掛かれた札を買って、発表された番号と同じなら金がもらえるってギャンブル…だぁな(簡単に富くじの説明をば) [Mon 9 Jan 2006 23:31:31]
◆月璃 > 其処は気合で知覚シロ。ムシロ、化けて出るノモ良イ。(ビシッと親指立てて、知らないのを良い事に無茶苦茶ぬかす。いたら気配くらいは感じ取って、肩叩こうとしてスカるくらいはやらかす動物一匹) ンム。ハッタリも効くノハ羨ましいナ。オオ、肉!(肉=筋肉。腕を叩きながら目を輝かせて言うと、まるで鍋物の前にいるかの如し) …腕ナー。アレはキツかろう。モウ一人も、チャントまだ生きテルだロウカ。(ぐしゃぐしゃになっていた脳裏の映像。あの時には無茶も言ったが、非常時の無茶言だったとは動物だって自覚している。謝らんが。もう一人は、運搬時に結構揺さぶった――コッチは謝った方がいいかもしれん。ツラだけは難しく) ム、ナラ、レイはもう元気カ。元気予備軍カ。生還祝いは良いナ。酒ハ、まだ沁みるガ。(富くじ?暫し発掘作業に追われていた動物は知らぬ事。こんな風に動いていられるのも、前衛が気合張ったからこそだとも言える。だから互い様と言うのだ。礼は動物の口からも) [Mon 9 Jan 2006 23:23:58]
お知らせ > レイ・シェリダンさんが入室されました。 [Mon 9 Jan 2006 23:20:34]
◆レイ・シェリダン > まぁ、さすがに死んでからの伝説なんて関係ねぇけどな(まぁ残留思念ってのがあるとするなら結構いるだろうなんてその手のに疎い闘奴はその程度)ま、それなりに怖がってくれた方がやりやすくもあるし、な(そう言う見えないものだって利用してこそ、腕を叩かれても気にもせず)艶子は腕やって、もう一人は集中的にやられてたし、な。あたしはまだ聞いてねぇんだけどよ(聞く前に居眠りして看護士を捕まえれなかったとそう言う話…個室であるとしかわからないのだからある意味同レベル)明日くれぇには退院して、武器買いなおして、富くじってのやってるからそれでも買って…あとは、生還祝いでもするかってとこだぁな(あまり役に立てなかった自覚はある、その分負担を掛けた事の謝罪も含めて礼を口にしつつ) [Mon 9 Jan 2006 23:16:22]
◆月璃 > ハハ、違いナイな!ソレはソレで伝説にナレル。(からりと笑う。真夜中のコロセウムが賑わうと返してから) マ、生きたオマエの方が、キット怖いンだロウけどナ。(ぺしぺしと腕やらを叩こうとする動物の手。気軽い笑みをふと収めて) ンムー。後の二人はエライコッチャだッタナ。病室、聞いた筈なンだが思い出せン。(外部記憶媒体役の剣は、病院内には早々持ち込めない。何かと謝らなければいけない動物が、眉を顰める。分からないからうろついていたという、冬眠前の熊状態) 違いナイ。聞けた事自体が、報酬の一部ダナ。(生きていればこその話だ。無事な様子を見れば安堵も浮かぶ。何せ、色々無茶苦茶な状況だった訳だ) [Mon 9 Jan 2006 23:06:55]
◆レイ・シェリダン > 化けて出るなら、ここじゃなくコロセウムに化けて出るさ(ここに化けて出るほど思い入れはねぇしななんて軽く笑って)ん、ああ、あたしの方はどうにか、な(他の前衛二人はかなりのダメージだろうがとそんな話。思いっきりみぞおちに入ればタフ13と言えども悶絶は必至だろうけども)ああ、でも助かったら、礼は言いたいもんだし、よ(無事であればこそ礼も言えるとこちらも笑い返して) [Mon 9 Jan 2006 23:00:42]
◆月璃 > ンム。化けてルにシテは、チャント足もアルしナー。(ウム、と真顔で頷くツラは、余り冗談でもない。何かとシャレにならない状況だったとも言うか) 治ッタカ?無事ッポイなら、何よりダ。(軽量級弾丸。内臓ダメージは厳しい予感だが大丈夫か!聞く前にやるなという話は置いておく。ぐるんと周囲を一周して、様子を確認するようにジーッと見やり) ン?イヤイヤ。現場デハ、互い様ダロ?(パチンと瞬きした後、ニカリと歯を見せて笑った) [Mon 9 Jan 2006 22:55:50]
◆レイ・シェリダン > ん、よう。あん時はゆっくり話もできなかったな。ああ、さすがに化けてここに出ているわけじゃねぇしな。無事かと聞かれたら…よーやく治ったってとこだけど、よ(さすがに怪我も治っているから突っ込まれても多分受け止めれる重量だと思う…うん。こちらも片手をあげて挨拶を返しつつ)あん時は、ありがと、な(そんな言葉も付け加え) [Mon 9 Jan 2006 22:47:13]
◆月璃 > (だかだかだかだか。実際にそれ程足音が響く訳では無いが、基本的には静かな廊下。やはりやかましいのは否めず。銀髪ヒトガタの動物が、レイ目掛けてやって来る。やたら遠くから見つけたのは、野性の感覚で済ませるが吉) ヤ。無事か?生きテルカー?(流石に病人(?)もとい怪我人に突っ込む無謀は考えてないといいなの希望形。キキイッとブレーキかけながら、スチャリと片手を上げた) [Mon 9 Jan 2006 22:44:08]
◆レイ・シェリダン > んー・・・・う・・・く・・ぁあ・・・(思いっきり体を伸ばして、あくびを一つ・・・やっぱり動いていないせいか肩のあたりが重く鈍ったような感覚を覚えつつ…。周りを気にしていないあくびの中で足音が聞こえ…)んあ・・・? ・・って(いきなり突っ込んでくる相手の気配に思わず身構えて受け止めようとしつつっ) [Mon 9 Jan 2006 22:40:28]
◆月璃 > (打ち身に効く湿布等処方されてから、適当に廊下をうろついていた動物が、廊下の向こうでピクンと顔を上げた。小さな声を漏らした後は、長身の人影に一直線にだかだか近づいてくる気配、足音発生。後一歩で、廊下を走るなと槍が飛びそうな勢いで) [Mon 9 Jan 2006 22:38:10]
お知らせ > 月璃さんが入室されました。 『 ――オ。』 [Mon 9 Jan 2006 22:35:42]
◆レイ・シェリダン > (そもそも、斧を使い始めたのだって、ある意味慣れてたからと言うのと、頑丈で長持ちして比較的安価だからって理由なのだから…)・・・まぁ久しぶりにのんびりと見させてもらうのもいいかもな(品物があればの話だが、結構駆け込みで武器を買っていく人間も多かっただろうし) [Mon 9 Jan 2006 22:30:46]
◆レイ・シェリダン > (中庭に出るのは寒いが…たまには外の空気を思いっきり吸うのもよかろうと・・・個室であったなら窓を開ければそれができるだろうが、さすがに六人部屋でそれはできまいと)ああ・・・明日にゃ引き上げて…ヘンルーダで武器を買いなおして・・・だぁな(とりあえず当面のやることを確認…武器がないから落ち着かないなんてほどではないが、やっぱりあの闘いでなくしたのは事実だし…、何の変哲もないただの斧だから、作業の人間が持ってたのと混じって処理されてるだろうし、自分も武器は道具であると割り切っているから取り戻したいとは思わない) [Mon 9 Jan 2006 22:29:08]
◆レイ・シェリダン > 肺が腐るとかそんなのでなくて良かったぁな・・・(ほとんどだるさも消えている、裂傷や叩きつけられた打ち身も治った…、そうするとただじっとしているのは暇で…) [Mon 9 Jan 2006 22:21:42]
◆レイ・シェリダン > (この間に蔦もほとんど撤去されてるだろうななんてそんな事を思いながら…)ともあれ、コロセウムの売り上げに貢献できるようにがんばるとすっか(体を起こして、少し気晴らし程度に病室を出てうろつこうかと…、きていた柔らかいすっぽりとかぶるタイプの皮鎧を着てしまえば、ほとんど荷物のない病室…防寒具変わりにそれを着ればのんびりと病室を出て歩き…) [Mon 9 Jan 2006 22:18:15]
◆レイ・シェリダン > (ぽふ、とベッドに背中を預けて…しばしその天井を見上げる…たっぷりと養生はした、あとは…コロセウムへ戻る準備を整える必要があるってところで…)また動いて…闘えるようにして・・・、そろそろ上と、やらせてもらうとすっか…(一級連中とか…と、一級の一人は肌も重ねた事のある相手だけれども) [Mon 9 Jan 2006 22:11:33]
◆レイ・シェリダン > ・・・酒飲めねぇんじゃ、祝うって気分じゃねぇよな・・・(なんてそんな事を漏らしつつ…)ともあれ、無事に終わって良かったってとこ・・・だぁな(ああ、あとでルゥ先生に礼を言っておかないと、とは思う…さすがにあそこからこの体を運び出すのは大変だったろうし) [Mon 9 Jan 2006 22:06:33]
◆レイ・シェリダン > ん…(とりあえず、検査を受けて結果は入院が必要なレベルではないと言う判断となった。さすがにまた胃から出血し血を吐くと言うこともなく、食欲もじきに戻ると言われ、その変わり当分の間禁酒と刺激物の摂取を禁止された)…胡竜亭、行くのは難しいってか?(いや、辛くないメニューだってあるだろうけれども、やっぱり辛い印象があるのはFFのせいか) [Mon 9 Jan 2006 22:03:57]
お知らせ > レイ・シェリダンさんが入室されました。 [Mon 9 Jan 2006 22:01:16]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 [Mon 9 Jan 2006 21:49:14]
◆フェンサー > ………うぅん………むにゃむにゃ。 ( 所詮は夢の中のお話ですがね。 ) [Mon 9 Jan 2006 21:49:12]
◆フェンサー > ( んなもん屁理屈じゃねえか、といってしまえばそれまでである。 距離は縮まっていくのだからどこかでかならぅ追いつくはずだってんだバーロォってな感じだ。 ま、そもそもこれを考えた奴はアキレスが亀に追いつけないことを主張したわけではない。 というか、そもそも運動は不可能であると分割のお話を持ち出して来やがるのだ。 物が移動する際には、始点から終点まで移動する際にその中間点に到達しなければならず、その中間点にいたるには中間点と始点の中間点を越えねばならず以下同様で、この無限をばどうして有限のものが超えられようか、とかなんとか、フェンサーはそんなこと知ったこっちゃない。 ) [Mon 9 Jan 2006 21:48:39]
◆フェンサー > ( アキレスが亀に追いつくためには、亀が歩き始めた地点を通過しなければならない。 仮にそこをA地点としよう。 アキレスがA地点に辿りついた。 さあ、そのとき亀がいる位置をB地点とする。 当然ながら、アキレスが亀に追いつくためにはB地点に到達しなければならない。 さて、アキレスがB地点に到達した。 その時点で亀がいる場所をC地点としよう。 今までと同じだ、混乱しないように。 そこで、アキレスはC地点までえっちらおっちら走った。 そのとき亀がいる場所を今度はD地点と―――こうして無限に繰り返されるために、アキレスが例え何ものよりも速くても、決して亀に追いつくことはできない。 ) [Mon 9 Jan 2006 21:38:35]
◆フェンサー > ( さて、アキレスだの亀だのは、パラドクスのひとつである、筈だ。 まず、亀は歩いている。 てくてく、てくてく、この世で彼ほど歩みの遅いものはないと人のいう歩みだ。 それを、アキレスは追いかける。 彼は人だ。 彼は前提として亀より速いが、その速度はどれだけのものでもよい。 世界の限界を超えた、数値で言えば20くらいいっててもいい。 さて、アキレスは亀に追いつけるだろうか? ) [Mon 9 Jan 2006 21:28:22]
◆フェンサー > ( ぼんやりと考えるのは、数少ない友のことでもなく、過去のことでもなく、未来のことでもなく――果たしてアキレスは亀に追いつくか、というこれまた難解で似合わない思考であった。 ――要するに、暇なのである。 ) [Mon 9 Jan 2006 21:18:39]
◆フェンサー > ( やることのないフェンサーが果たしてフェンサーを名乗れるかどうかは不明だが、今日も今日とてベッドの上で。 ) [Mon 9 Jan 2006 21:16:53]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Mon 9 Jan 2006 21:16:28]
お知らせ > 炎涼@回収さんが退室されました。 『―――頭は大丈夫だけど・・・聞いてる? ( 再び病院へ―。 )』 [Mon 9 Jan 2006 12:08:52]
◆炎涼@回収 > ( 病院の裏側へと向かう途中に病院の壁に張られている祝詞に気付いて、言葉を思わずとも零した。 ) また、見っけた・・・・三枚目、か・・・ ( 壁に張られている祝詞を剥がし取ろうと、そちらへ足をゆっくりと運んでいった。下駄音は相変わらず鳴ってしまうようで――・・・。 ドダドダ、と走る音が背後から聞こえる。 気を付くように振り向けば――病院関係者だったそうで、強制的に連れ戻されてしまった。 ) [Mon 9 Jan 2006 12:08:18]
◆炎涼@回収 > ここに張った人って・・・・患者の人の為、かな・・・優しい人なんかも ( 木に張られた祝詞の端を掴むと、べりリッ、とゆっくり慣らしながら剥がし出した。それから左手で掴む祝詞に目を見やりながら色々と考えた。 ) ――・・そういえば、この病院にあの王を倒したチームの一人がいるんだっけ・・・? ( 病院へと視線を向けて言葉を呟いた。そのまま終止をしてしまい、病院の裏側へと移動しようと足を運び始めた――・・。そのうちに他の患者、年寄りなど出会えば、頭を下げての挨拶を交わす笑顔でだ。 ) [Mon 9 Jan 2006 11:58:53]
◆炎涼@回収 > ――・・ん、また見っけ・・・。 ( 病院の庭でうろつけば、木にも貼り付けられている祝詞に気付いて、それを目指して取りに行こうと足を動かして運んだ。 ) ( もちろん同業者にも誰にも彼のことを喋っていないのだから、彼に大した迷惑かかってないのだろう・・・。ある程度は心配するが、似たもの同士ならば心配掛けられても困るだけくらいならオレにも分かる。 ) ・・・楽しかった ( 祝詞が張られた木の目前になると、それに向けて小さくと囁いた。 ) [Mon 9 Jan 2006 11:49:58]
◆炎涼@回収 > 祝詞ってさ、祝うようなもんだから 何処にあっても 自然なんだ・・・ ( 見つけた祝詞もまだ一枚だ。それを昨日とも変わらないオレンジ色の着物を着ており、右腕にギプスを取り付けられてしまっている。手首までだ、回復向上を望むなら手首も動かないように振動与えるな。 との注意を受けた、肘まで付けたら生活支障に問題があるからつけなかった。額と右肩は・・・包帯で固定すように巻かれている。 歩く程度ならば問題は無い。だから抜け出した。ええ、すみませんね、看護婦さん。 ) [Mon 9 Jan 2006 11:44:18]
◆炎涼@回収 > ( 昨夜は負傷を負ってしまった、特に額、右肩、右腕が色々と・・・・。 治療をある程度に受けたには受けた。 寝室から起き上がる同時に痛みが一斉に走った、電流が流れるかのように感じた。それすら気に留めずに病院の庭でうろついていた。日本刀、肩当て、胸当てなどは病院側の規則を従い預けているから無い。どうやら休む時間など作らずに右腕も使えないまま、祝詞を探し続けている――。 ) [Mon 9 Jan 2006 11:39:38]
お知らせ > 炎涼@回収さんが入室されました。 [Mon 9 Jan 2006 11:35:20]
お知らせ > ピーターさんが退室されました。 [Mon 9 Jan 2006 10:39:50]
◆ピーター > (そっと腕を頭上に掲げて、指の間から光を見る。零れ落ちてくる金色は目に眩しい。) (車椅子で看護士が迎えに来るまで。朝日を浴していよう。) [Mon 9 Jan 2006 10:39:45]
◆ピーター > (芝生があるここには、耳障りな靴音がない。院内では、患者の見舞いに遣って来る者たちの靴音が耳につく。潜められたそれすら聞き取ろうとする過敏症。この中庭で靴音を気にしないでいられるのは、気分が良かった。) (塞ぎ気味であった心持が、晴れたる空のように。好天気、上昇気分。) [Mon 9 Jan 2006 10:34:58]
◆ピーター > (朝日が差し込む緑の中庭。午前の光はさほど強くない。まして季節は冬。ベンチにいる少年は防寒用の上着を肩から羽織り、常緑樹を剪定する庭師を眺めながら日の光を浴びていた。) [Mon 9 Jan 2006 10:29:30]
◆ピーター > (白い病棟と外界を繋ぐ庭。常緑の木々が植えられた中庭には、この中央病院の患者たちが散策する姿も見受けられた。) (ベンチのひとつに座るのは、線の細い少年。) [Mon 9 Jan 2006 10:24:42]
お知らせ > ピーターさんが来ました。 [Mon 9 Jan 2006 10:20:50]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 [Sun 8 Jan 2006 22:40:21]
◆フェンサー > ……も、も、も………森……あ、また「り」だ………リンチ………地理……あっ……。 ( 「り」ばっかりだ。 フェンサーは確実に自滅の道を辿りながら、今日も穏やかな入院生活をすごすのであった。 ) [Sun 8 Jan 2006 22:40:19]
◆フェンサー > ………げ………下克上……瓜………両刀使い…………生簀………砂肝? ( なぜか疑問形が続く。 うぅん、とフェンサーはここで悩んだ。 も、ってなんだ。 も、ではじまるのって。 ひとりしりとりごときで、フェンサーは実に真剣に悩んだ。 後頭部を蹴飛ばしてやりたくなるような患者だ。 ) [Sun 8 Jan 2006 22:30:16]
◆フェンサー > す………す……すのこ……昆布巻き………巾着……食い逃げ……? ( 途中から思考の方向が若干ずれつつある。 いや、思考自体はもう最初からかなぁりずれている人種だが、ううむ、むなしい。 ぼそぼそと肺を痛めないように囁くのだが、だったら頭の中だけでやれという話だ。 まあ、ものを言っていないとまたむなしいのだが。 ) [Sun 8 Jan 2006 22:21:02]
◆フェンサー > ご……ゴーヤ………槍…………リカルド・マルチネス……。 ( フェンサーは寂しいことに、一人でしりとりをしていた。 ボキャブラリーが貧困なためにそれは何度も何度も振り出しに戻り、内容的にもいまいちなものが多かった。 ――とはいえ、他にすることもなし。 ) [Sun 8 Jan 2006 22:12:00]
◆フェンサー > ――りんご。 ( 室内で、そんな囁き。 ) [Sun 8 Jan 2006 22:10:05]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Sun 8 Jan 2006 22:08:18]
お知らせ > レイ・シェリダンさんが退室されました。 『とりあえず、一仕事終えれば…また休眠へ…』 [Sun 8 Jan 2006 22:02:29]
◆レイ・シェリダン > ん・・・(水で果汁を洗い流し、包んでいた布で丹念に水分を拭い…、鞘へと収めて…また後で預かってもらうとして、その時に同じ突入班のメンバーの病室の位置を尋ねようかと) [Sun 8 Jan 2006 21:54:59]
◆レイ・シェリダン > ああ…ついでに、砥げたらもっといいんだけど・・・な(刃物を砥ぐと落ち着く。…それは自分だけかも知れないけれど、良く砥げるように手入れするのは気持ちがいいものだし) [Sun 8 Jan 2006 21:47:13]
◆レイ・シェリダン > (ゆっくりと…ナイフ片手にはさすがに何言われるかわからないので、布にくるんでこっそりと…)・・・てか、ばれたら怒られるどころじゃすまねぇしな(ぼそっとそんな事を呟いて…看護士に預かってもらうついでに洗ってもらえるように頼めばいいのだろうが…人に頼むのはどうも得意でないし) [Sun 8 Jan 2006 21:44:18]
◆レイ・シェリダン > (ともあれ、ナイフを洗いに行くかと…こんなところで錆びさせるわけにもいくまいと、6人部屋の病室を出て…水場へと歩いていこうかと) [Sun 8 Jan 2006 21:39:24]
◆レイ・シェリダン > ・・・ん、退院前に艶子とか…様子を見にいくのも…いいかも、な(ナシを食べ終えて、昨日のことも反芻するように思い出して…だるくて動く気がしなかったよりは気力が沸いてきて…) [Sun 8 Jan 2006 21:32:07]
◆レイ・シェリダン > (のんびり怪我の治療なんてできる立場でもないのだけども、焦って出てきたところでいい闘いを見せれるはずもなく自分の命も危険に晒す事になる…万全にしておきたいのと板挟み…)まぁ…あと、もうちっとだけ、な(なんていい訳じみた言葉を呟いて) [Sun 8 Jan 2006 21:27:00]
◆レイ・シェリダン > (ジャスティスにもらったナシの残りを剥きながら…食欲が戻ってきたのはいい事だとは思う…、体の傷の方も動くのに支障はない程度だとは思うところ…)闘うにはもうちっと…だけど、な(なんてそんな事…とりあえず、十分に熟して汁気たっぷりのナシの汁をこぼさないように剥いて…かじりつつ) [Sun 8 Jan 2006 21:22:15]
お知らせ > レイ・シェリダンさんが入室されました。 『のんびりと、ナシの皮を剥きながら…』 [Sun 8 Jan 2006 21:20:12]
お知らせ > ティエンさんが帰りました。 『( 外はそろそろ眩しくて へろり 眩暈でUターンしかけたのは、内緒の話。 )』 [Sun 8 Jan 2006 06:21:54]
お知らせ > ルゥさんが帰りました。 『(くるりと踵を返せば、また巡回に歩き出して)』 [Sun 8 Jan 2006 06:21:27]
◆ルゥ > はい、それでは──。 お大事に? (最後のヒトコトは、顔色のあまり優れない彼女へ向けて。) [Sun 8 Jan 2006 06:20:50]
◆ティエン > ( 「 それ、ロン。 」 そんな声が、何か聞こえてきそうな不思議な既視感。 おかしいな そんな経験、無い筈なのに なっ ) ――…ぅ。 ……き、気の持ちようで、治るといい、なー…っ ( 奇跡認定。 そんな未来図は、ちょっと嫌過ぎた。 ずんより 頭に暗雲が圧し掛かったような顔で項垂れて、へしょれた。 本当に、めでたくない。 ) ……それも、考えてみるー…と、いいかも。 ( 気分転換にも、なりそうだし。 へたれ気味の情けない顔上げて、笑みに返せたのは、へなり ぎこちないにも程がある代物だったけれど。 ) ん。それじゃ、お騒がせして、ごめんなさい。 ( 取り合えず、現時点で此処に居る理由は無くなったから 最初の挙動不審っぷりよりは 大事マシな足取りで へろへろ 廊下を歩いていくのだ。 ) [Sun 8 Jan 2006 06:17:34]
◆ルゥ > ( いろんな意味で、退院祝いに訪ねて行って大丈夫なものか悩みどころではある。 ああ、でもかっぱがれるのもそれはそれで素敵な思い出に変わるかも。) そうなると、医者にどうこうできる問題じゃないですからね── 奇蹟認定、なんて事で西の帝国の法皇が動き出したりした日には。 (最悪教会の監視下に置かれるかもしれない。そして死後に2度程奇蹟を起こせば、目出度く聖人認定だ。 目出度くない…!) 湯治なんかであっさり直ってくれると、それ以上望むことは無いんですけどね。 (はふ、と嘆息。) いえいえ、ついででしたし。 (にこり、笑みで応えて「どういたしまして」と) [Sun 8 Jan 2006 06:05:14]
◆ティエン > ( 少なくとも、ずっと縛り付けられてるみたいな状態から、家での療養が認められるくらいになったって事だから。 ―…副作用で、脱衣麻雀三昧になっているとは知らない。 知らない。 ) ――…パプテスとかにある、聖痕現象とかに近いかもー…で。もしかしたら、火箸のつもりで押し当てたら、手が火傷するみたいな感じー…なのかもって。 わかんないんだけどー…… ( 精神が肉体に及ぼす神秘の領域に近いような気も、するから。 ぽそぽそ口にしたのは、藁をも掴む心地の証明。 へたり 垂れていきそうな頭を ふと、上げて。 ) あ。あの、あり、が――…と。 教えて、くれて。 ( 最初は、何事かと思っちゃったけど。槍。 ――…色々封印しておくべき。 ぺこ と、頭下げた。 見回りついでかもしれないけれど、こんな遅い時間に、ちゃんと対応してくれたんだもの。 ) [Sun 8 Jan 2006 05:56:09]
◆ルゥ > (微笑んで、頷いた。 何にしても快気を祝うのは良い事だ。) …ええ、なにぶん類似した症例も無いですし、流血の失血痕があるわけでも… (なんて指折り数えていく。 治療法が見付かって、それが確立すれば、それこそ医療ギルドで賞をもらえても不思議ッじゃない。) [Sun 8 Jan 2006 05:49:36]
◆ティエン > ……そ、そっか…ぁ。でも、良かった――… ぅん。 ( 麻薬中毒だけでも、まずは治ったのなら。 壁越し、扉越しに聞いた声は、確かに彼女のものなのに まるで別人みたいな ――… 知らない訳じゃない、生彩の無さは 思い出すと ぐんにゃり、沈んでしまうから 一度振り払って、肺から空気を絞り出した。 ) ……えと。 あっちの方はー…やっぱり? ( 希望的観測を現実に変える為の質問。 聞いて落胆するとしたって、聞かなきゃ進めないことだから。 何か思案に耽っているらしい顔を そろり、見上げて。 もそもそ、囁くみたいな問いかけが届けば幸い。 ) [Sun 8 Jan 2006 05:43:09]
◆ルゥ > ええ、はい。 その筈……ですよ? (家の方に?との問いかけにはそう応え。生憎と治せたのは麻薬中毒のみ。 謎の失血の方は完全にお手上げ状態だった。 呪いの類?否、それにしても─なんて。思考の海に埋没しかけながら) [Sun 8 Jan 2006 05:24:47]
◆ティエン > ( ―…何だろう、この心因的ジェットコースター。 自爆といったらそれまで、だけれど。 ぐっしょり 床と仲良しになりながら、彼女の声を拾い上げる。 自宅療養 薬。 薬――…? ) ……あれ。薬、効いたの…っ? ( 麻薬中毒の方の対処だけじゃなくて、感覚異常の方も何とかなったのか なんて、それは半ば以上希望なんだろう。 怪訝そうに見下ろされて、ばたばた 慌しく身体を起こす。 外套の埃を払いながら 改めて ) わ、わたしは、平気。 えと、それじゃマギー、家の方に、いるのかな。今は。 [Sun 8 Jan 2006 05:20:39]
◆ルゥ > はい、自宅での療養が容認される程度には。(こくり、頷いて) 幸い、薬が効いたみたいです。 …って、大丈夫ですか? (倒れこんだ相手を怪訝そうに─) [Sun 8 Jan 2006 05:16:50]
◆ティエン > う、ぅん そ、そうだと思う し。 あの、え――…? ( びくり。 本当は熱の無い心臓が、軋んで止まったような、錯覚。 まるで、言い辛い事を口にしなくてはいけない、ような。 視線に含まれた色が、脚を竦ませる。 聞かないで、逃げ出したい心が実行できなかったのは、聞かないでいる勇気すら無かったからで。 ) ――… ま、マギー、ど、どうしたの――…… ( 逸らされた視線が、その先の言葉を暗示するようで。 問いかけの声が、続く言葉に凍りつく――― ) ぇう? ( ――…… 空白地帯。 暫くお待ちください。 ) ( くしゃみを合図に、ずべしゃーっ と、廊下に崩れ落ちる音が重なった。 ) え、あ、それって、マギー、な治った のー……っ? ( ずずずず。 床の上、這い寄る混沌 …じゃなくて。がばっ と、顔上げて。 まだ、頭の中が整理出来ていないけれど。 退院って、今 聞こえた――― ) [Sun 8 Jan 2006 05:12:44]
◆ルゥ > ──無事先月、退院されましたよ? (くしゃんッ、と小さくくしゃみ。 ──実際、重中毒患者として隔離されていたわけで。 いきなり退院、というのは確かに些か不自然ではある、が。) [Sun 8 Jan 2006 05:06:25]
◆ルゥ > …お友達、でしたか。(幾分のいたみを孕んだ表情を向ける) まだ、連絡、受けてなかったんですね──……マギー、さん。 マーガレット・ストーンズさんは── (つ、と視線を一瞬だけ逸らして) [Sun 8 Jan 2006 05:05:26]
◆ティエン > ( 赤い人でも三倍なのにっ! 速度とパワーは別換算なのか。でも、パワー×スピード×握力=破壊力だっていうし。 深く考えると、恐ろしい数値になりそうな予感。 ) ……そか。強い人だって、怪我とか病気は、大変だものね。 ( 武器を手にすれば一騎当千 な人だって、内臓が出ちゃったら、死ぬものだろうし。 想像力は、口にしない方が良いこと。 抑止力としての白魔術師は、きっと大変な職業。 どんどん、イメージが間違っていく。 ) ……だ、駄目じゃない…けど? ( 空気が ピン と、張り詰めたような、気配。 びくーっ と逸らしかけたけれど、おずおず 視線を合わせて 言葉を待つ。 必要も無いのに、喉が引き攣りそうになった。 律せ無い呼吸で。 ) [Sun 8 Jan 2006 05:01:11]
◆ルゥ > ( 考えるんじゃない、感じるんだ。李師父も言っていた。 ほら、6倍なんて気にならない。そうだろう? (※無理があるます)) 患者さんの自衛力に頼ってると治るものも治らなくなっちゃいますからね─。 (その為の抑止力。しかし白魔術士の仕事にこんなことは含まれて居ない筈なのにおかしいなぁ。) いえ、その──勿論、駄目じゃないですよ? 駄目じゃないですけど──。 (すぅ、と息を吸い、吐いて。 呼吸を整えると、ひたり。真っ直ぐ見据えて) [Sun 8 Jan 2006 04:51:08]
◆ティエン > ――……はー…… ( ちょっと申し訳ない気持ちはあるけれど、けど やっぱり、武器は怖い。 引っ込めてくれそうな気配の帰結は 本当に、文字通り消えていく光の粒子。 思わず、ぽかんとした。 さっきまで怖かったものは、きらきら 綺麗なもの。 ――… だから心中の暴言なんて、聞こえないんだ。 暴言まで言う。 言う? だってその細腕は、わたし六人分くらい ( 遮断音 ) ) ……確かに。色々、来るものねー… ( こく。 吸血鬼が血を買いにこっそり訪れるのは 奴隷ギルドと、此処と。 妙に納得出来た。 …だから武装も必要なのかもしれない。 誤解も同時に深まる法則。 ) ご、ごくろうさま、ですっ ( きっと、色々あるんだ。病院も。 そんな風に納得。 ) ――…え、ぇぅ? あ、あのー…… ( びくり。 槍は無くなったけれど、それで本質が変わるものでもない。 一瞬硬直した後、あわあわ 辺りを見渡して ) ……と……っ ( ぜは と、肺の中身を入れ替えるみたいな深呼吸。息が詰まる ) と、と―― も、だち みたい、なー……っ? あの。だ、だめ…かな。 [Sun 8 Jan 2006 04:41:14]
◆ルゥ > …ええと、患者さんとは、どういう─(ご関係、です? と言外に含ませて。) [Sun 8 Jan 2006 04:33:17]
◆ルゥ > …むぅ。 仕方ないですねぇ。 (幸い待合室近くには光源が置いてあるだろう。呼び出しなおすのが手間ではあるが、槍の実体を解き、光に帰す。 いざとなったらか弱い細腕のみで抗わなくてはならないのは、心許無いが仕方ない。(※寝言)) …まぁ、それなりには? ジンガイマキョウですし。 (何しろ、街の中では最も多くの死者が発生する場所だ。) …ええ、微妙に。 (ふ、と微笑んだ。単純に貧乏性なだけとも言うが。) …ええと。 (出てきた名前に、告げられた番号に。 目を丸くして、固まって。 天井を仰いで。 それから視線を落として、じっと見つめた。) [Sun 8 Jan 2006 04:31:39]
◆ティエン > ( 其処を可能にしてこその熊犬。どんなカルピスヨーグルト。おそまつさまでした。 ) えええぇっ!? ――…ご、ごめんなさいーっ ( 謝ったのは、はたしてどっちの意図なんだろう。 無理なのか、出来なくてごめんなさい なのか。 …あ。同じだ。 ) ……び、病院って、実は結構、危険? ( えぅ。 多分、危険なことにならないようにって事なんだろうけれど、匂わされる言外の気配に、しおしお 膝抱えんばかりに縮まった。 ) ……せちがらい? ( 予算が、医療関係の方に割かれているなら、むしろ幸いなのか。 地上の論理は、何処までも。 ―…幸い、昨夜の事は知らないから、へしょりながらも、視線は上げられた。 ) ――…ぅ。ごめんなさいー…… あ。 ( 視線だけじゃなくて、顔も上げた。 今なら、人差し指と人差し指でタッチも出来る。 騒がなければ、大丈夫。 だから、こくこく 仕草だけで何度も同意。 ) 相部屋じゃないけど、そのー……奥、の。 あの。マギー。え、えーと…… ( もそもそ、告げる番号は 隔離病棟の一角。 ) [Sun 8 Jan 2006 04:20:23]
◆ルゥ > (そして大概判りきってるので伏せ名を解除しておく…) [Sun 8 Jan 2006 04:17:40]
◆女医 > (天狼抜刀牙はどうみても犬の方が辛そうです。本当にありがとうございました。いとふゆ。) そこをなんとか。 (無理の上に無理を重ねてこそ。) 突発的に戦闘になることもありますから──(はふっ、と) 痴漢とかなら、まだ良いんですが。 (それ以外も或るのだよ、ふふふ。とばかりに言外に匂わしつつ。) …ランプも悪くないんですけど、油代もバカになりませんし。 (ふむっ) けど、考慮しておきます。 (患者とその関係者を萎縮させることは本意ではないのだ。(昨日の夜の巡回は?) ないのだ。(ねぇ?)黙れ。) あまりお勧めはしませんし、本来は追い返すべきなんですけど──ほら、普通ならもう寝てる時間でしょう…? けど。 (めぐりあえる世界。言葉は無意味な記号の羅列ではないと。 ビバ意思疎通。) ──相部屋でなければ、大丈夫ですよ。 その代わり騒がないでほしいです。 [Sun 8 Jan 2006 04:13:42]
◆ティエン > ( 両利きの熊だったら、両方美味しいのかな。 そんなものがいるかも分かりません、赤かぶと。 嗚呼。天を駆けるヴァルキリーに 空が食い尽くされる日も、遠くないようです。 上を向いて歩こう。 涎も零れないように。 ) ――… え、えと。 ちょっと無理。 ( びくびく。 今にもダッシュで逃げそうなくらいに慄きながらも、其処はきっぱり。 だって、はみ出てるし。はみ出てるし…っ! ) ……た、確かに、ぴかぴか してるけどー… ふ、普通に カンテラとかっ だ、駄目、なのかなー…っ ( ――…光源。 なまじ、自分が必要ないから、その発想は無かった。 へしょりと声量が落ちて ぼそぼそ言うのは、縮まった寿命分の代価と思って欲しい。 …縮まる寿命も無いけれど。 ) ……え、えーと…… だから、あの。 い、今 お見舞いって へ、平気…なの、かなー…? ( 椅子の上で萎れていた頃から、ずっとぐるぐるしていた言葉が、漸く病院関係者に向かって言えた瞬間。 すれちがう宇宙が、漸くちょっぴりの意思疎通を得て、その時歴史が動いた。 …大袈裟。 ) [Sun 8 Jan 2006 04:01:04]
◆女医 > (熊の手が美味しいのは片方だけなのだそうですよ。蜂蜜舐めるほうの手。いや、どうでもよろしい。 小熊座はそんな逸話がΣ だったら白鳥座、鷲座、獅子座──大変です、涎が止まりません。) …あ、いえ。これはあまり気にしない方向で宜しくお願いします。 (そ、と背中に隠した。 (※隠れない)) …そうですね、トーチの代わりだと思ってもらえれば? (武器として本来の目的で用いるよりは、そちらの用途で多く使ってる現状。 まぁ、平和が何より。) …ああ。 (ぽむ。 掌に拳槌を打ちつけて。多いに納得する冬の夜。) [Sun 8 Jan 2006 03:48:08]
◆ティエン > ( でも美味しく頂いちゃうのは、九割方 目の前にいらっしゃる はらぺこヴァルキリーだと思います。ヴェイトス全土から同意を募りたい心境。 へっぽこ吸血鬼は固形物食べられないから、食べるなら吸い尽くすだけって、生々しいから此処で却下。 涙が零れないように、上を向いて歩こう。見上げて御覧、夜の星を。 嗚呼、あれがこぐま座です。星座の数でも数えてたらって、それじゃ野外。 ※星にしちゃいけません。 ) う、ぅぅ――…… あ、あの そ、それ え、あの――… こ、此処、何時の間に、そんなエマージェンシー前線、にっ? ( しんきんぐたーいむ。 今だけ十五秒以内で思考を纏めることが許されます。 槍からはなるべく視線を逸らしても、やっぱり聞いてしまう。 だって、病院内で槍。 どんな非常事態かと思ってしまう、ヴェイトス中央病院経験値が足りないへっぽこ一名。 ) そ、それも、ちが――… あ、の お、お見舞いー……っ ( そんな度胸は無いって、胸張って言えるから、否定出来た。 それはそれで情けない。 ぱくぱく 陸上の金魚みたいになりながら、漸く 絞り出した目的語。 ) [Sun 8 Jan 2006 03:37:28]
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