ギルド地区 〜06/03/02
お知らせ > 園内一花@ハンターズギルドさんが帰りました。 『( 不動産屋を覗いて行こう )』 [Thu 2 Mar 2006 01:01:24]
◆園内一花@ハンターズギルド > ( 相手の事を知らなくて、何を贈れば…と悩むのは一緒。 そんな事知らないけれど。 〜とりあえず、トキノミヤコ・アマウラの物が良いと思う。 …商業区辺りを歩いた時に、それとなく探してみようか… ) ………。 ( …で、お酒は? ……むむむ、と思案顔で、再びワインの木箱に目を落とす……。 …引っ越して早々、お酒の弱いパートナーに勧めようとするなんて、何だかいやらしいし…。 〜そうだ、日持ちはする物だろうし… もう暫くしたら、お花見にでも誘ってみようか。 外で飲むのなら、間違っても… そういう…ああいう…どういう? 事にはならないと思う。 …もしくは、二人で同居を始めたら、その時に…? ) ―――。 ( …一人照れくさそうな笑みを零して…。 …ちょっと困るけど、楽しい気分にさせてくれる贈り物に感謝する… ) [Thu 2 Mar 2006 00:55:43]
◆園内一花@ハンターズギルド > ( それともう一つ… 変な感じもするけれど、お礼のお礼。 …洋酒の値段はよく知らないけれど、たかだか道案内で一瓶は高いような気がする… 世間知らずそうだったし、何か珍しい物でも贈れればと思うけど ) ……届くかなあ……。 ( お姫様だし。 その意識は勘違いだけれど …彼女の手元に届くまでに検閲に引っ掛かってしまうのではという危惧は、あながち間違ってもいないだろうか… ) ―――。 ( …改めて封筒と便箋を見直しても、聖堂教会を通しての届け物で、セレスさんの住まいは記されていない… ) [Thu 2 Mar 2006 00:24:59]
◆園内一花@ハンターズギルド > ( …夜道、薄暗い街灯の灯りで再び手紙に目を落とす。 …もうヴェイトス市に居ないようであれば、やっぱりどこぞのお姫様なのかも、などと思いつつ――― 質の良いワインらしい木箱を、丁寧に抱え直して… 本当にどうしようと空を仰いだ ) ―――。 ( いや、別に悩む事なんて何も無い。 普通に持って帰って、家主の紅姫さんとでも一緒に飲めば良いと思うのだけど… 〜ちょっとお洒落っぽいこのお酒は、パートナーと飲みたくもあって… ) ……んン… ( でも、パートナーはお酒に弱くって… 何やら微妙に頬を赤らめつつ、溜息一つ ) [Thu 2 Mar 2006 00:11:42]
◆園内一花@ハンターズギルド > ( 請けられる仕事は特に無さそうだったし、今日のところはさっさとハンターズギルドを後にしよう――― ) ――〜お疲れさまですっ ( トントントン! 軽い足取りだけれど、飛び出すように通りへ出た ) [Thu 2 Mar 2006 00:02:08]
◆園内一花@ハンターズギルド > ( 『何だった?』 と、教会からの届け物は珍しいのか、首を突っ込んで来る職員に… 『お礼目当てにあざとく親切にしたのでは』と思われやしないか、ちょっと居心地悪く… ) 〜道案内のお礼だそうです… 何にも、していないんですけど。 お酒… どうしようかな、あんまり、飲んだ事無いんですよね… ( あんまりと言うか、全然? ―――照れくさそうに言った言葉は、さほど大きなものでもないけれど… 『お酒』という言葉には敏感な人の多そうな空間。 『教会の人を道案内するとお酒を贈られるのか』 『飲めないなら飲んであげる』 本気とも冗談ともつかない言葉がぽつぽつ上がり、木箱に手が伸ばされて――― はしっ と抱き締めた ) ―――って、でもっ、あげませんよ! ( ちょっと前ならすんなり取り上げられてしまっていたような気もすれば、こんな所にも成長を感じたり ) [Wed 1 Mar 2006 23:58:41]
◆園内一花@ハンターズギルド > ( 手紙なら心当たりがある。 …三月から宿屋『月の滴』へ住まいを移ると言っていたパートナーが、部屋番号でも教えてくれたのかと思うけど… 箱って何だろう? …ちょっと重ためなそれを、傾けて、軽く揺すって… 液体かなと首を傾げ。 封筒の宛先を再確認し、聖堂教会っぽい捺印にまた首を傾げ… 丁寧に封筒を開く ) ―――あっ…! ( 手紙の文面に、やや不安そうにつらつらと目を走らせて――― ポン と手を打たんばかりの雰囲気で頷いた。 届け物は以前商業区で右往左往していたシスターに身をやつしたお忍びのお姫様(違)からの物。 一昔前の自分を見ているみたいで、何となく大聖堂まで一緒に行ったのだけれど… そういえば、『お礼を』と言っていたっけと。 律儀っぽい性分に微笑ましそうに表情を和らげて… 困った風な微苦笑に変えた。 …随分、気を遣わせてしまったのではないかと思う… ) [Wed 1 Mar 2006 23:42:29]
◆園内一花@ハンターズギルド > ( ―――ないんですよ?って。 遠慮がちに顔を出す、御無沙汰していたトレジャーハンターギルド ) ………。 ( まだまだ『出戻り』みたいな感覚がある事を否めない場所で、隅のカウンターに陣取ってこなせそうなギルドの仕事を探していたら――― 預かり物があると、木箱と手紙を渡された ) ―――箱? [Wed 1 Mar 2006 23:32:19]
お知らせ > 園内一花@ハンターズギルドさんが来ました。 『( 陰陽寮と二束の草鞋というわけでは――― )』 [Wed 1 Mar 2006 23:24:17]
お知らせ > 園内一花@ハンターズギルドさんが退室されました。 『( 振り出しに戻って… まずは、顔を出す事から )』 [Tue 28 Feb 2006 02:53:04]
◆園内一花@ハンターズギルド > ( …地に足着いていない気のする自分… 考えなしに飛び出した楽しそうな道で、我に返ったら迷っていたような感覚。 …いつか…彼らのように、しっかりと自分の道を歩けるのだろうかと思って――― ふと、もしかして同じ風に迷う事もあるのかな、と首を傾げるけれど… どうだろう? 首を振った ) ―――。 ( そうだとして、それで安心してどうする。 ……もう少し気ままに資料を漁ったら、請けられそうな雑用が無いか覗いてみよう…… ) [Tue 28 Feb 2006 02:50:21]
◆園内一花@ハンターズギルド > ( 『そんなヤクザな』 → 『トレジャーハンターのようなヤクザな』 ) [Tue 28 Feb 2006 02:39:38]
◆園内一花@ハンターズギルド > ( …菫はどうして『侍』なんだろう… ) ……お父さん、だっけ……? ( 彼女の育ての父親は武士だったと聞いた。 …立派な人だったようで、憧れてと言われれば分かるのだけれど… 自分の周りには勿論、そんなヤクザな仕事をしている人は居なかった。 …故郷へ来ていたパプテスの宣教師に話を聞いて、それだけだ… ) ………。 ( 『あの人達は、どうなんだろう』 …ヴェイトス市に戻って来て知った… 同じ仕事を請けた知り合いの事を思う。 蔓の悪魔騒動で縁のあった剣士さん… 戦闘になると滅法強いであろう事は実証済みだけれど、二度までも毒霧を浴びてしまっていた事を思うと、鍾乳洞のたまにヒヤリとさせられる構造は心配だった…。 〜そしてちょくちょく縁のある積み木崩しパーティー… また、仲良く賑やかにやっているのだろうと思うと、何故だかちょっと困った風になってしまう笑みが零れる… ) [Tue 28 Feb 2006 02:37:22]
◆園内一花@ハンターズギルド > ( …とりあえず、まずお金。 パートナーと同居するにしてもそうだし、空を飛ぶのも多分そう。 新しい技術や知識を得るのにだって、あるに越した事はない。 けれど収入を、あと少しでも良いから多く得る為に何が出来るだろうと考えて、副業を探してみたって… 結局、そんな事で儲けられたりする程甘くないわけで ) ………。 ( それなら、このままトレジャーハンターとして… もう少しくらいは頑張ってみようと、決意するでもなく決めていた。 …『どうしてトレジャーハンターなのか』… ふと我に帰って、自身へ向けた問いの答えは得られないけれど… 自ら望んで、どうしてか末席を与えられているのなら、その縁を大切にするのは悪くないと思う ) [Tue 28 Feb 2006 02:22:32]
◆園内一花@ハンターズギルド > ( Dランクに閲覧が許可される資料は、内容を見ればたかが知れていると思うけど… それでも一口に『トレジャーハンター』と分類される中にも、様々な仕事・役割があるのは知る事が出来る。 …初めてそれらしい仕事へ出る前に見た時は、遺跡探索の実技に当たる部分しか気に留めなかったけれど… 鍵開けやトラップの解除だけでなく… より精巧なマップ作りに、アイテムの鑑定… いわゆる『モンスター』の知識… 歴史や宗教などの概念と、それに基づく建築様式の理解などなど… ただ探索を主とするトレジャーハンターにも求められる事は多い。 そして、それらとはまた別に技術開発などの裏方が存在して… 次第に外部機関へと広がりを持っていれば、どこで線を引けば良いのか曖昧ですらあった ) ―――。 ( あるいはトレジャーハンターこそが外部機関なのか… どちらでも、良いけれど ) [Tue 28 Feb 2006 02:09:20]
◆園内一花@ハンターズギルド > ( 別に脱退していたわけではないのだけれど… 色々あってどんどん疎遠になってしまっていたトレジャーハンターギルドの、ちょっと雑然とした感のある資料室で ) ………。 ( ツナギに革のジャケットと言った出で立ちのポニーテールが、ちょこちょこと資料を見て周っていた ) [Tue 28 Feb 2006 01:52:23]
お知らせ > 園内一花@ハンターズギルドさんが来ました。 『( 少しずつ、ここへ戻って来ようと思う )』 [Tue 28 Feb 2006 01:46:06]
お知らせ > ヴァリス@VHGさんが帰りました。 『不安は、やっぱり残っている・・・・』 [Wed 22 Feb 2006 23:46:56]
◆ヴァリス@VHG > (頭を下げて、ヴァリスはゆっくりとVHGの出入り口へと向かう。 もしかしたら一分、十分、一時間。あとそれだけ待てば来るかもしれない。なんて思う。『来るかもしれない』なんていう小さな確率だ。やっぱり、そう。こうして言っておけばいい。『面会を希望』と言っておけば、もしかしたら、会えるかもしれない。それとなく、意識の中にあれば、会えるかも。)(もしかしたら、会いたくない、という返事が返ってくるかもしれない。 それはそれで、嫌だ。 もう少し、待ってみようか。ふと、そんな風に思う。もしかしたら、本当に、来るかもしれない。 でも、)(じっとり、汗を吸った包帯を巻いた左手が疼いた。)(今日は、居なかった。 来なかった。 それは事実の一つだし、しょうがないことなのだ、と自分に言い訳のように聞かせる。 やな奴、と自分のことをそう思った。)(最後に、もう一度受付を振り返る。 ぺこり、とまた受付の人にお辞儀してから、ヴァリスはVHGの外へと出た) [Wed 22 Feb 2006 23:46:38]
◆ヴァリス@VHG > (それでも、やっぱり来ない。時間は正確無慈悲に時を刻む。 もうそろそろ、明日になるだろうか。 正確、時間という概念上、ではだ。 ・・・・・・・・、VHの仕事というのが何時から何時までやっていることなのかは、わからない。もしかしたらこれからが本番なのかもしれないし、もうやらないのかもしれない。何処かで読んだ本だと吸血鬼は日の光を恐れるから昼間行動して、棺おけを見つけるんだとか。もしくは、夜こそ活動的になるから、パトロールを強化するとか・・・・・)(VHの人って、何時寝るんだろ)(なんて疑問は組織という歯車を使用しているからという自説で収まった)・・・・・・・・・・(来ない。来ないのかもしれない。来るときの不安は何処かへ飛んでった。 あーうー。)・・・・、あのー、すいません。(受付の人に軽く会釈して、頼む)その、えーと。アレッサンドラさんに、その――(どこか自分の名前を告げる事を躊躇った。 小さく深呼吸してから、)ヴァリス――。ええ、あ、はい。ヴァリス・ファングレーが、その面会を希望していたと、お伝えしてもらっていいでしょうか?(ご用向きは)あ、はい。その、謝罪――――です。はい(ぺこり、と深々と頭を下げた。) [Wed 22 Feb 2006 23:41:09]
◆ヴァリス@VHG > (どうしよう。まだ、出てこない。もしかして、居ないのか? だとすれば、どこに行けばいいのだろう。スラム? 暗黒街? それとも、一応会いたいという意思表示だけしといて、また別の日に来るとか――)・・・・・・・・・・(黙って受付で待つ。どこか落ち着かない。敵意とかを向けられているわけでもない。いや、受付だから、なのかもしれないなんて悪い方向へと飛びかける思考を引き戻す)(入っては出て行く――たぶん、VHの人。 もしかしたら、今戻ってきたVHは彼女を殺したのかもしれない。もしかしたら、今出て行ったVHが彼女を殺すのかもしれない。 あー、やめろ。そんなことを考えるな。そんなことを考えるためにここに来たわけじゃない)(意識を現実へと戻す。しかし、やっぱりまだ――。 居ないのかな、そう思った矢先、受付の人が手招きしたので、近寄ってみる。 要約すると、今はVHGには居ないらしい。今日、また来るかもわからないし、来ないのかもしれない。そんなところだ。 もしかしたら、会いたくないというから、そういうことにしているかもしれない、なんて疑心暗鬼の極み的なことを思うが、放り出す)わかりました、えーと、もうしばらく、待ってみます――(ぺこり、とお辞儀をしてから、再び受付の端へと寄る。 もうしばらく、待ってみよう。もしかしたら、来るかもしれない。) [Wed 22 Feb 2006 23:30:13]
◆ヴァリス@VHG > (静かだ。怖いぐらいに静かだ。 断られたらどうしようとか、居なかったらどうしようとか。居なかったら、家のほうに行けばいいのかな、いやいや、家の場所知らないからどうしようもないんだけど。やっぱり、VHGに来るしかないんだよな。それとも、やっぱりスラムとか・・・。そこを探したほうがいいのかもしれない)(じゃなくて、どう謝るか考えとけよ。)(受付の端に居ると色々なものが見れた。 というよりは、まあ、以前とあまり変わらないのだけど・・・・)(―――、・・・・・・、やっぱり思い浮かばない。 あまりうまく言葉が浮かばない。実のところ、口下手なんだよな、俺)(誰も来ないし、誰もやってこない。 まだ、来ない。居ないのかな、と思う。 居なかったら、どうしよう。 面会を希望してました、とでも伝言を頼めばいいのかな・・・・・・) [Wed 22 Feb 2006 23:17:49]
◆ヴァリス@VHG > (受付の人がどう答えてくれたか、なんてことはわからない。というか、そこまで意識が向いていない。 テンパってる。一言で言えばそうだ。落ち着け、と自分に言い聞かせて、ひっそりと深呼吸)・・・・・・・・・・・、え、あ、はい。(面会ですか。とか。そんなことを聞かれたのかもしれない。頷いて、今ギルドに居るかどうか、見てきてくれるとか連絡とってくれるとか――――あー、落ち着け、テンパりすぎた。落ち着け、ともう一度深呼吸)その、アレックスさん。えーと、アレッサンドラさん。はい、女性の――。その、謝罪に――(それで通じるのだろうか。不安だが、係りの人が奥を確認しに行ってくれるみたいだ。えーと、本当にそうなのかな、と思わなくも無い。 話、ほとんど耳に入ってなかったから。 と、とりあえず、面会――というのかな。面会希望の意を受付の人に伝えたから――。居れば、会ってくれるかもしれないし、断られるかもしれない)(とりあえず、受付の前に居たら邪魔になるだろうと思って端による。 受付の人と雑談とか談笑とか、そんなことできるわけがない) [Wed 22 Feb 2006 23:02:59]
◆ヴァリス@VHG > (見たことのある受付と装飾品。 ごくり、と生唾を一度呑み込んだ。 怖いな、やっぱり。)(でも、そうだ。自分がしに来たのは、謝ることだ。当然のことだ。むしろ、なにそこまで悩んでるんだよおめぇ、謝るなんて餓鬼の頃に教わることだろ。緊張することじゃないんだよ。ごめんなさい、と。謝ればいいんだよ)(楽観過ぎるだろ、それ。 そんな簡単に謝れればいい。 何気ないことだったり、悪意がなかった出来事なら、そうやってできるだろう。 ただ、今回のは洒落にならない。 殺そうとした。悪意があった。もちろん、相手とは仲が悪い。 敵対することを望んだわけでもない。ただ、自分の考えを言って――)(それが通るだけの世界なら、どれだけ子供の夢想であろうか)―――あ、あの・・・・・(心臓が早鐘のようになって、背中を汗がびっしょりと濡らす。 相手が会ってくれなかったらどうしよう。それを望んでる自分も居るし、望んでいない自分も居る。 やはり、謝るのが一番だ)アレックスさん・・・・、―――、アレッサンドラさん、居るでしょうか?(と、受付の人にどうにか言えた) [Wed 22 Feb 2006 22:50:39]
◆ヴァリス > (不安。不安、不安、不安、不安、不安不安不安不安不安不安不安不安不安不安)(喉がカラカラで顎を伝って汗が落ちていく。おかしいな、暑くないのに。いや、そんなことを考えてるんじゃなくて、そうだよ。たった、開ければいいだけだ。ただのドアだ。ドアなんだ。押すのか引くのか知らないけど、ドアなんだ。ただのドアだ)―――、(ひたり、と掴んだ取っ手から冷気が這い登ってくるような、感覚。入れば、ぶつけられるかもしれない敵意)(吸血鬼の友人だとか口だけで、結局情報を渡して、それでVHの一人を殺そうとした犯罪者)(怖くない、といったら嘘になる。 あー、逃げ出したい。逃げ出したいけど、逃げちゃいけないと理性が押しとどめる)(ぎぃ、と小さくドアを開ける。 否、やっと小さく開けることしか出来ない)(怖い。怖い、怖い、怖い怖い怖い怖い怖い)(また失敗して、誰かを巻き込んだらどうしよう。こっちじゃなくて、スラムとか暗黒街とかで探すのはどうだろうか? そこなら、まだいいかもしれない。いやいや、でも来たんだし。そんなのはいけない。やっぱり、自分から行くのが――)(ぎぃ、とまた少しだけドアを押す。 人が通れるだけの隙間が出来て、恐る恐る――目を瞑って――、)(中に入った。) [Wed 22 Feb 2006 22:42:28]
◆ヴァリス > (約束なんて無ければアポイント・・・・だっけ? そういうのも無い。 最初、最初は会って謝りたかったのだが、不安になって逃げ出したのを思い出す。)(『会って、謝りたいです』)(たった、それだけのことだ。 お茶で謝罪の意を示したところでなんになろうか。)(そう、お茶なんかで―――)・・・・・・・あ、(思いつきは今朝だった。悩んだ。それでも、書籍関係Gに向かうか悩んで、こっちにやっと足が向けられた。 しかし、今回は前回と比べて無いものがある。)(お詫びの品、といったら安いだろうか。お茶は。)(それでも、無いよりはあったほうがいいのかもしれない。今日は持ってきていない。というより、悩みに悩みすぎて、ほとんど手ぶらに近い)(無いのは悪いよね。明日にしようか)(そんな言葉が浮いては沈む。 駄目だろ、それじゃ。ちゃんとしようと決めたじゃないか。 自分を心の中で叱咤し、VHギルドの入り口の扉に手を伸ばして――)(握れない。 怖い。不安だ。逃げちゃいたい。こんなことして、また他の人に迷惑とか掛かったらどうしよう。 誰かに相談したい。だけど、相談しに行くのも悪い気がする。あー、今日はやっぱり、やめようか。いやいや――・・・・・・・、)(取っ手を握ろうと手を伸ばしたまま、しばらく固まった) [Wed 22 Feb 2006 22:33:32]
◆ヴァリス > (VHギルド。その建物の前だ)(――――――、・・・・・・・・・・)(やっぱり、不安で怖い) [Wed 22 Feb 2006 22:27:00]
◆ヴァリス > (行き先は、書籍関係G)(ではない。ヴァリスはそことはまったく違う方向へと足を踏み出した。 今日、行ってみよう。そう、朝思った。 なにか考えがあったとか夢に見たとかお告げがあったとか悟りを開いたとか、そんなわけじゃない。)(伸ばし伸ばしはいけないよ。 そう、聞こえた気がしたのだ。例えるなら、天使ヴァリスが囁いたのだ)(思い出すのは、やはり敵意だろう。 それでも、やっぱり謝りに行ったほうがいいと、たくさんの人に勧められたし。事実行かなければならないな、とは思ってた。)(ただ、それを避けている自分が居たと言うのもれっきとした事実だ)(だから、次偶然会ったときに、なんて伸ばし伸ばしにしていたのだ)(深層心理から意識まで、あらゆる理屈と言い訳をこねて避けていたギルドの前に、ヴァリスはやってきた) [Wed 22 Feb 2006 22:26:27]
◆ヴァリス > (そして、看板から視線を落とせば二つの道を見比べる。 酷使し続けた首が悲鳴を上げるかのように脳に電気信号をバシバシ飛ばしてくるけれど、完璧無視)・・・・・・・、(じゃり、と右足を踏み出した。そして、元の位置へと戻る。バリバリ挙動不審のヴァリスは痛い視線があるかもしれないと思いつつ、これも無視)・・・・・・・・・・・・・・・・・・、(人の多き往来で無ければとっくに頭を掻き毟っていたであろう)(今日はやめようか)(そんな思いこそ浮上してくるが、それはいけないと頭を振る)(もちろん、心の中ではなく現実に振っているあたり、怪しさ抜群の彼はおば様のひそひそ話の格好の標的だ)・・・・・・・・・・・・・・、(ええい、ままよッ。そして、南無三。)・・・・・・・・・怖いけど、(不安だけど、)(行ってみよう。 そう、思ってヴァリスは足をゆっくりと踏み出した) [Wed 22 Feb 2006 22:21:52]
◆ヴァリス > ・・・・・・・、(始めてきた人なら見上げるだろう。道に迷ったのなら見上げるだろう。しかし、彼はどちらでもない。ただ、自分のこれから行動をどうしようか、決めかねている。 一つのギルドの名ともう一つのギルドの名を。二つのギルドの名を視界に入れてはもう片方へと視線を向ける)(ただ、心の中に広がるのは不安。)(どちらに行ったとしても、不安しか昇ってくるものがない。 我ながら情けないと思いつつ、疲れてきた首の筋肉を揉む。 しかし、見上げた看板から視線を落とさない)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(唸り声を漏れた。 今日、これからの身を向ける方向をたっぷり悩む。1時間+記録驀進中) [Wed 22 Feb 2006 22:11:53]
◆ヴァリス > (ギルド地区)(ギルドというのは人の集団が一つの目的を遂行するために作られた組織。 人は元々群れと言う集団的な生活環境で生きる中、さらに仕事を枝分かれさせ、生活を潤滑させるために行うのか。 枝分かれした職種という名の区別の中、自然とその団体が集まれば、そこにもまた、人の集団が出来る)(なにが言いたいかと言うと、ギルドから一歩出たそこは人の群れ)(多くの建物が主体なのか、それとも向かうための道が主体なのか)(ここもやはり人は多い。それも、多種多様な格好の人間を見ると言うなら、なるほど、ここ以上のところは無いかもしれない。 冒険家のすぐ横を学者が通り過ぎる。なんて光景は日常の光景だ。まあ、珍しくも無いのだけど)――、・・・・・・・、(ギルド地区の道の中、黒コートの彼は何気なく看板を見上げた。 そこには、目で見ずとも足が憶えたギルド地区が描かれていた) [Wed 22 Feb 2006 22:04:23]
お知らせ > ヴァリスさんが入室されました。 『人、人、人、人・・・・・・・』 [Wed 22 Feb 2006 21:54:56]
お知らせ > フォウル@「雷電」さんが退室されました。 『( その後酒が飲めない小僧は散々ネタにされる罠。 )』 [Wed 22 Feb 2006 00:53:23]
◆フォウル@「雷電」 > ……その人、ヴェイトスに――「帰って来られる」のかな。 ( それは山間にあるらしい小さな村での出来事で。 冬だから亡骸はまだ傷まないだろうけど、そこまでの便宜を図ってはもらえるんだろうか。 現地に葬られるのかもしんないけど、――それじゃあんまり気の毒だ。 返事は「さあな」と簡単な一言、きっと嘘をつくまいとして選んだ精一杯の表現。 ) ( ………… ) ――あのサ。 壮行会やってよ、俺の。 ( 逆に笑ってしゃあしゃあと言ってやった。 その人の「送別会」じゃあどうにもしんみりしちゃいそうだから、看板だけでもすげ替えようって。 ) 何だっけ、「暴虐の酒場」とか「胡竜亭」ならまだ開いてンだろ――…エ、費用? あァ勿論俺も出すヨ? 帰ってきたらな! ( 小突かれながら、そろって出て行こう。 ) [Wed 22 Feb 2006 00:52:27]
◆フォウル@「雷電」 > ( …でもサ。 しんねりむっつりしてる人って、なんか笑わせたいじゃないか。 ――だから、悔しいけど俺なんかまだまだヒヨッコ認識のその人に、ピヨピヨピーピーと大鷲に近づくような気持ちで――自分で言ってて悔しさ倍増なのはほっとけ。 「なんでそんなに難しいカオしてんの?」とか話しかけてみたんだ。 ) ―――――― ( それはとある傭兵の凶報、だった。 ) …うん。 そんな依頼があるの、知ってたけど。 ( きっとそれ自体は珍しい話じゃない、極端な話騎士団が出向くまでもない事態に突っ込んで行くのが自分らだから、危険であって当たり前。 でもやっぱりその手の話は――堪える。 ) [Wed 22 Feb 2006 00:42:05]
◆フォウル@「雷電」 > ( 訝しげな視線を受けて、真逆にによによと笑い )――ん、あぁコレ?? ふっふっふ――… ………よく、聞いてくれ、まし、た! ( じゃじゃーんとか自分で言っちゃう。 ) お仕事見つかりましたっ! 皆様のおかげですアリガトウアリガトーゥ! ( 食いっぱぐれと隣り合わせが多い稼業のこと、何人かはハイタッチで喜んでくれたりして――その半分は「帰って来られたら報酬で奢れ」だったりするんだけど。 ) …アワビ採りに行くンだよ、アワビ。 ワラビじゃないよ? ワサビも違う。 うぁ、そこツマンネとか言うなっ! ――うん、そろそろあったかくなってきたし。 それ以上に仕事選べる余裕ないし? ( 比較的似たような世代からオヤジくらいの年頃までがそろって笑った。 ――むっつりしてるのも勿論いる。 浮わついた気持ちで行くものじゃないって言いたいんだろう、よく見たら顔に傷が目立ったりする大先輩だ。 ) [Wed 22 Feb 2006 00:34:53]
◆フォウル@「雷電」 > ( 籠やらカンテラやらをぶら下げてすちゃすと片手を挙げた。 ギルドの建物の中で同業がたむろす一室には手入れ中のめいめいの武器防具が放つ金属や革の臭いや、清潔とは言い切れない荒々しい人の臭いが篭るけど、そういうのは好きなんだと思う。 生きてる証ってほど難しいモンじゃないし、本来もっと切羽詰ったモノなんだろうけど。 ) お、久しぶりぃー。 元気してた? こっちゃまあオカゲサマでこの通り、チョコレートの食いすぎで肥えそうってなモンさね。 …うっせ。 分かってるんならイチイチ言うなや性格悪ィなァ――あいた。 ( 仕返しとばかりに耳元でがらんがらん籠と箆を鳴らしてやったら、五月蝿いと頭をなぐらりた。 ) [Wed 22 Feb 2006 00:26:07]
お知らせ > フォウル@「雷電」さんが来ました。 『ういーす。』 [Wed 22 Feb 2006 00:19:35]
お知らせ > 信統@獣使いギルドさんが退室されました。 『(迷惑な見物人は、しばらく居座りそうで)』 [Tue 21 Feb 2006 22:49:35]
◆信統@獣使いギルド > (『無事是名馬』という格言があるように、サラブレッドのように平坦な場所では足が速い反面荒地に弱く持久力も低い馬に用は無い。必要なのは、戦場の荒風に耐え総重量50キロにも及ぶ完全武装の武士を乗せて疾駆できる戦馬。が、予備知識の無い身では目の前の馬がどちらか区別がつかず。結果、右往左往するように頭を左右に振りつづけるハメに。ギルド員の説明を聞くのはめんどくさい、とばかりに部下達に任せたツケでもあるのだが。熱心すぎる視線に、走っている馬やその他の動物達もどこか居心地悪げに身じろぎする姿がしばしば見られて) [Tue 21 Feb 2006 22:34:04]
◆信統@獣使いギルド > (軍馬というのは、騎兵という兵種がはっきり誕生する前から人間の戦場の友だった。これは洋の東西を問わない)しかし、大きいだけの木偶の坊ではあるまいな?(トキノミヤコの馬は、総じて小さい。戦いの際は、乗って騎兵突撃するよりも下馬して後ろにおいて、侍は徒歩で突撃することが多いのはそのためといわれている。騎馬突撃が不可能なわけではないが、西洋の騎士と比べてその頻度は低く。異文化同士の戦闘においてはそれが弱点となっていた。だから、馬の育成を見物にきたのだが。興味は既に馬そのものへ移っていて) [Tue 21 Feb 2006 22:27:40]
◆信統@獣使いギルド > むぅ…(久々に姿を見せたトキノミヤコの(一応)将軍家御血筋の男が足を向けたのは、獣使いギルド。一見すればまったく縁が無い場所だが、実際にはそうではなくて)これが西洋馬か(大人しく轡を引かれて歩んでいる馬が視界の右から左へ移動するのを眼を輝かせて見つめる。格好は一応、正装―身勝手なお忍びではなく、公的な意味合いを持つことをあらわしていて) [Tue 21 Feb 2006 22:25:05]
お知らせ > 信統@獣使いギルドさんが入室されました。 『(馬の嘶き。蹄の響き)』 [Tue 21 Feb 2006 22:21:45]
お知らせ > 園内一花さんが帰りました。 『( 今までとは少し異質な緊張をはらんで、旅支度――― )』 [Mon 20 Feb 2006 02:43:41]
◆園内一花 > ( 早く帰って来たいから、夜明けにもヴェイトス市を発つだろう。 のんびり屋は、パートナーに『そろそろ今の勤め先を出る』と聞かされていても、まさか今月一杯だとは夢にも思っていない…。 戻って来たら、さぞびっくりさせられる。 …同居の話も話に出ただけ、実現に向けての話なんてしていないから… 家はどうするのかな、とか ) [Mon 20 Feb 2006 02:43:00]
◆園内一花 > ( 同じ仕事を請けている人が居るとは言え… 独りで行って、帰って来られたなら… マシな言い訳の一つも出来るようになっているのだろうか。 …空を飛びたいとか、そういう『目標』の話とはまた別に… 何か ) ………行って参ります。 ( どうして? と自問しながら…夜空へポツリ。 一番帰って来たい人への、呟きを漏らす ) [Mon 20 Feb 2006 02:36:44]
◆園内一花 > ―――。 ( 『試す?』 自分の意識に、ふ と苦笑を零した。 …そうせずに…危険を冒さずに生きて行く道は、他にいくらでもあるのに… あえてそうしようとしてる。 …『怪我をしてしまうような練習をする戦士はおバカ』?…よく言う。 自分だってどこまでもバカで…お侍のように真っ当な志しを持たず、言ってしまえば『欲に駆られた』行動であるだけタチが悪いじゃないか… ) ………。 ( 理屈では愚かしい事だと思う自分の行動に、言い訳も出来ない ) [Mon 20 Feb 2006 02:33:06]
◆園内一花 > ( 紅姫さんに、ナチさんに…色々な、沢山の人達に助けられて来たけれど。 …これから向かう場所では、誰にも頼れない。 誰も、守ってくれない。 …自分の身を自分で守れなければ、殺されてしまうかもしれない… ) ………。 ( それは、怖いけど。 『いつまでも“そのまま”で居なければいい』と言っていた、誰かの言葉を思い出す。 …島へ来たばかりの時よりは、ずっと体力も付いたし… 危ない目にもあってきた…。 そろそろ、試す頃合だろう ) [Mon 20 Feb 2006 02:16:28]
◆園内一花 > ( その細工師の主への恩返しにと、『宝石』を探していたパートナーの事もあって請けた依頼。 …とても空回りしてしまった感じに… そして、吸血鬼に狙われている?彼女を街に残して行く事に、今一つ仕事への気乗りがしなくなってしまっているのだけれど… ―――ただ、良い機会でもあると… 少しはそんな風に考えていた ) ……初めて、なんだよね…… ( 妖精の森へは行った。 野宿もした。 …ラルフォーレン先生のお手伝いで古代遺跡へ行った時だって、道中は一人だった…。 でも、一人で本当に危険な場所へ向かうのは… 実はこれが初めてだ ) [Mon 20 Feb 2006 02:03:54]
◆園内一花 > ―――それにしても… ( 軽率だったと、自分自身の浅はかさに首を振った。 ―――今はメイドをしている侍のパートナーは、仮にも『主』である人を差し置いて暇を貰おうなんて考えない。 …そんな事、分かっていた筈なのに… つい、ごく普通の家事手伝いと軽く考えて、誘ってしまった。 …届いた返事の手紙…その迷ったような筆跡には、心苦しい思いをさせたのだと申し訳なくもなる… ) [Mon 20 Feb 2006 01:55:32]
◆園内一花 > ( ツナギに革のジャケットと言った格好のポニーテールが、やや元気なく通りを歩く… ) ………。 ( 『宝石』という言葉にピンと来て請けた依頼は… けれどパートナーの都合が付かず、基本的には一人で仕事に当たることになってしまった。 …確認せずに請けておいてがっかりするなんて、勝手だとも思うけど… 残念なのは変わらない ) [Mon 20 Feb 2006 01:46:29]
お知らせ > 園内一花さんが来ました。 『( 少し大きめの買い物袋をカチャカチャ言わせて――― )』 [Mon 20 Feb 2006 01:40:47]
お知らせ > 藍音@陰陽寮さんが退室されました。 [Sun 19 Feb 2006 02:14:58]
◆藍音@陰陽寮 > (凶兆だが人懐っこいらしく、人の体に纏わり付く癖があるという―― 頭飾りの上に移動した雀は放置(ほっといても害はないしすぐに元に戻る。)して、符は懐に、残りは葛篭に収納。 チェックは終了だ。) 同時に休暇も終了か。 ・・・上手い具合に仕事があれば、だが。(仕事は少なくても”やりたくない仕事”には事欠かないという事態もあったりするが――嫌なので努めて思考から外すことにする。 痺れかけた足を解して、その場を発とう。) [Sun 19 Feb 2006 02:14:19]
◆藍音@陰陽寮 > (平面から起き上がり、羽を広げ羽ばたいては宙に舞う。 ちよちよと鳴く声は確かに雀と呼ぶに相応しいが、漆黒の体と赤い眼光は明らかな別物だ。掌を差し出して止まらせると、コレが意外と重かったりする――)湿気ていないかと心配したが・・・杞憂だったか。(札は紙製、水でも被ればそれだけで使えなくなることもあるデリケートな代物だ。 無事の航海おめでとう、小さく安堵の吐息。) [Sun 19 Feb 2006 02:09:27]
◆藍音@陰陽寮 > (最も詩としての体裁も崩れ、ただ意思を伝えるだけのそれは、呪文と呼ぶ方が相応しいのかもしれない。 眩しい太陽も、姦しい旅人も此処には居ない。 誰も咎めはしない、憚る事無く歌うが良い と――) ……出ませい、ヨスズメ。(暗闇の中に小さな小さな返事が聞えたら―― 呼び声に答えて、紙の小鳥はゆっくりと姿を変える。) [Sun 19 Feb 2006 02:05:41]
◆藍音@陰陽寮 > (うち一枚を手に取って、紙飛行機を作るように角から内側に、角度を変えながら折り畳む。 現場ではあまり行わない動作だが、此方が本式だという。 故に動作確認には相応しい。)(やがて紙飛行機――正確には翼を畳んだ鳥の影――が完成すれば、目を閉じて小さく言葉を紡ぐ。 不吉を呼ぶともいわれる、黒い小鳥を誘う詩を。) [Sun 19 Feb 2006 02:03:58]
◆藍音@陰陽寮 > (それは縁から中身まで真っ黒で、それも其の筈黒地に黒で呪文を書いたものなのだ。)こうして改めて見ると・・・結構ゴツいものだな。(光に透かせば、微妙な色彩の変化で内容を読み取ることが出来た。 木火土金水、五行何れにも属さぬ構成要素こそ、この世に爪弾きにされた妖しの色―――己が”式神”を顕現させるための専用符だ。) [Sun 19 Feb 2006 01:59:59]
◆藍音@陰陽寮 > (葛篭の前に座って、中身をチェック―― 先ずは予備の服。 荒事になることも珍しくないからコレは必須。 次に数枚の紙。 透き通るような白さが上質と知れる。 紙垂なんかもこれで作るし、ちょっと勿体無いが手紙やメモのように使えなくも無い便利なものだ。 其処からは装飾や筆記具などの雑多な日用品、最後に―――真っ黒に塗りつぶされた四角い紙を取り出した。) [Sun 19 Feb 2006 01:55:52]
◆藍音@陰陽寮 > (島に上陸すると同時に荷物として届いた小さな葛篭は、仕事道具と生活用品をみっしりと詰めてあるもの。 どんなに中身をぶちまけても狭い部屋を賑やかに出来ない程度の、この島に来る前から持っていた数少ない私物だ。別に禁欲的とか節約とかでなく、修行中は公私とも家から提供を受けたので必要が生じなかっただけ。 ・・・これからは増えていくだろう。) [Sun 19 Feb 2006 01:51:17]
お知らせ > 藍音@陰陽寮さんが来ました。 『少女準備中。』 [Sun 19 Feb 2006 01:50:41]
お知らせ > 暗鬼さんが帰りました。 『(その後、買物に買い出かけた―。)』 [Fri 17 Feb 2006 23:39:49]
◆暗鬼 > もうそろそろ、か……? (未だ、不満が篭る表情しながら、ムクリと顔を見上げた同時にゆっくり立ち上がった。そのまま、買物紙袋を左手で抱えながら建物内へ――。) [Fri 17 Feb 2006 23:39:08]
◆暗鬼 > 仕事は別に置いといて…… (せめて魔法の一つか二つが欲しいものだ。) (本を次々に興味ない魔法は飛ばしていきながら、望んでいる魔法を探し続けている。自宅でも戻ればいい話だろうだが出来ない。) [Fri 17 Feb 2006 23:35:52]
◆暗鬼 > 仕方ないものだ、な。 (仕事関係のことで寄るしかなかった。少々不貞腐れたような顔をしており、魔法に関係する本を開いた。) 前は、時間が掛かるからな…。 [Fri 17 Feb 2006 23:32:36]
◆暗鬼 > ( がたっ 騎士団ギルドの建物の付近にてうろついており。ようやく今に明かりを見つけて、その明かりの傍に座りつつある。 ジーンズに黒色のセーターを着ており、横に買物の紙袋を置かれており。右の手にはまだ開かぬ本を持ち抱えてる。 ) [Fri 17 Feb 2006 23:28:34]
お知らせ > 暗鬼さんが入室されました。 [Fri 17 Feb 2006 23:25:03]
お知らせ > 園内一花さんが帰りました。 『…ルームメイトか… ( ポツリ 呟いて、家路に )』 [Fri 17 Feb 2006 04:03:22]
◆園内一花 > ( 『猫』というのは印象的だ。 たまにしか行かないけれど見覚えのある印を目にすれば、『ああ、あそこはやっぱり良い仕事をするんだ』と一人納得。 …自分の靴は、まだ半年と言うかもう半年と言うか、大分ボロくなって来た… そろそろ変え時だろうかと思うのだけど、まだ今の靴を履けるのだからあまり贅沢は出来ないしー… むむむ。 〜漏らした呟きへの小言には、『ああ、大丈夫、この人良い人だ』と何やら直感的に感じ取り…ホッとした微笑を零した ) 〜ぁ、ゃ、いえ、こちらこそ。 …がんばりましょう… ( 肩を叩かれれば、頷いて『ぐっ』と小さく握り拳。 ちょっとした仲間意識みたいなのを覚えてしまう… やなカテゴリーだけど ) ―――んぅ? 現場? …ぁ、よろしくお願いします。 ( 同じ現場? ちょっと気になった言葉は… けれど勝手な握手に流されて、微笑んで ) ―――え、そんな。 …それは、確かにヤクザな職業かもしれませんけど… でも、皆さん真っ当なトレジャーハンターですよ? ギルドには、そんなに悪い人いないと思います…。 ( 『真っ当なトレジャーハンター』なんて、それだけで胡散臭いかもしれないけれど。 一応自分もギルド員で、そのくせ実態を殆ど知らなければ、一般的に誤解されていると考える認識に対して弁護にならない弁護を。 『儲からないのも分かってます』 そう続ける部分は、しんなり元気が無くなった。 ―――あれ、笑われた? ) ―――えぁっ… あ、そうか、それで『現場』って… すみません… ( 芸能ギルドの人って、そういう所で働くイメージ無かったもので。 …勘違いで良かったけれど、かなり気まずく頭を下げる…。 『ルームメイトとお金出し合って集合住宅住まい』には、意識の隅で それもありかな? とぼんやり考え――― ) 〜あ、いえ、そんなっ。 お休みなさい。 お気をつけてー… って、もう大丈夫ですよっ…! ( 冗談っぽく付け足された『蔓』に… 自分のしていた勘違いに仄かに頬を赤らめつつ、『もう生えて来ませんように』と祈りを乗せる。 …見送るように手を振り返して… 向けられた含み笑いには、困ったような気弱な苦笑を返した。 らしくないっていうのは、なんとなく思っているから ) [Fri 17 Feb 2006 04:00:07]
お知らせ > エンジェルさんが帰りました。 『一度振り返って、トレジャーハンターねぇ?だなんて、含み笑い。( ヤな感じ。 )』 [Fri 17 Feb 2006 03:36:47]
◆エンジェル > ( ばっちりシャム猫の焼印も押してあるから、ヘンルーダを訪れた事があればそのマークを見たことがあるかもしれず。 私も、なんて聞けば「借金には気をつけろ」だの「つまんない意地はるな」だとか、微妙に小言めいた事をぽつぽつと。無論自分は棚の上。棚の上だからこそなおさらに。 ) まあ、景気悪い話してても仕方ないわね、なんだかんだあっても自分ひとりなら、まあ、なんとかなるわよ。 驚かせちゃってゴメンなさいネ。( 貧乏自慢なんて始めた日には寒すぎるし、しんみりする彼女の肩を気安く叩いてテキトーに流して。 ) そうそう、それよ。同じ現場になる事はなかったけど、見たことあるなってサ。あたしマギーっての。( 話が通じた事に機嫌を良くしたのかうんうん頷いて、勝手に手を取り握手をして―― 微妙な表情に「どうしたの?」とか ) とれじゃーはんたぁ?どっかの職人かと思ったら可愛い顔してヤクザな商売してるわね。一応、忠告しとくけど―― 儲からないわよ。 ( 女の表情はコロコロ変わる。ぴ、とイツカの鼻先指差して断言した。盗掘屋も冒険家もひっくるめてのトレジャーハンターだけど、両者に共通して言える事は大抵ロクデナシって事だ。 お家云々言われ、吹いた。 ) や、あたしはそりゃあホワイティアに見えるだろうけど あんなトコに住めるほど裕福じゃないわ。( 貧乏なもんだからルームメイトとお金出し合っての集合住宅住まい、だなんて笑いながらそんな事話して。いや、実際あの部屋は霧子の住まいで、自分の帰る家というものが無いのは確かではあるので物寂しい感じはする。 ) いっけない!もう少し話してたいけど、あなたの言うとおり早く帰らないと寝る時間が無くなっちゃうわ。( 「 蔦に潰されてないかも心配だし 」なんて冗談っぽく付け加えれば、それじゃあね、と手を振って。 ) [Fri 17 Feb 2006 03:28:22]
◆園内一花 > ( 曰く靴は冒険者の命であれば…限定生産なそれの事を知ったなら、それは羨ましがりそうだった。 近付けば気になる風に、ちらりと視線を足元にも落として――― 眉間によった皺には、ヒクリ と身を硬くして… 思わず同様に胸の前で両掌を見せる『どうどう』のポーズ。 『私もお金無いんです』なんて、慰めにもなりゃしない ) 〜ああ、いえ、こちらこそ差し出がましい事を… ……ん、そうですよね…… ( 今の所荒んだり人相悪くなったり看板蹴っ飛ばしたりはしていないけど、自分も明日は我が身だ。 食事に事欠くようになったりしたら、どうしたって荒んでいってしまうと思うし… たは、と情け無さげな苦笑を零して同意する。 コクン…なんて、しんみり頷く。 ) ―――え… そう、ですか? ごめんなさい… 心当たり…が… ( 特別目立つような事はしていないと思うけど。 『見たことある』と言われれば気になるもので、あれー?と痒くも無い頬を掻きつつ、空を見上げて考える姿勢。 『芸能ギルド』から出て来た彼女の方こそ、こちらが知っていてもおかしくないのに… 残念、あまりおひねりを出せる身分でもなく、あちらの方へ行く機会は少ないんだ ) 〜あ! はいっ、蔓の…死んだ後の撤去作業にも、参加しています。 ―――。 ( そうだった。 あなたも日雇い労働仲間…見た事があってもおかしくない。 しょっぱい思い出も蘇って、微妙な表情でほんの数秒間を開けるけど… 大丈夫!誰も見ていなかったと思うから。 あれは先生と私だけの秘密だ。 ―――ただ、こちらは女性の特徴的な羽を見ても思い出せなかったくらいで… そうか、あの一件で家を壊されちゃってお金ないのかな?などと勘違いしてしまい、痛ましそうな表情にもなる ) ―――あ、でも、一応、トレジャーハンターなんですよ? まだ、全然それらしい仕事していないんですけど…。 ソノウチ イツカ といいます。 ……お家、早く帰れるようになると良いですね…… ( 名乗ってペコリと頭を下げて。 何か付け足した ) [Fri 17 Feb 2006 03:04:33]
◆エンジェル > ( 脱ぐのが激しくメンドクセエ二重構造の上に鉄板入りとあればそら頑丈、って話。良く見れば翼を象ったらしき焼印も見えるかもしらん。 背中のは動く。 そんなもん生やしてるのは奇形か鳥人くらいだろう。自称天使はこの際放置する―― 普段は考え込みがちだけどイラついてる時は独り言が多くなるのが癖のよう ともあれ、うーん と首をひねるような様子だった女は お酒でも、と聞けば途端に眉間に皺よせて )―― はァ? 酒飲む金なんてどこにあるッて―― ( 途中まで喚きかけて、ストップ、とまた両手挙げて。 オウケィ、落ち着こう。 八つ当たりイクナイ。 ) ゴメンなさいね、ちょっと気ィ立っててサ。ホラ、人間懐が寂しいと荒んじゃったり、人相悪くなったり、看板蹴飛ばしたり。 ね?( 同意を求めるなと。 ) えー、っとね。 そう、見たことあるのよ。多分一方的に ちょっとまって、絶対知ってるんだから。 ( 待て、の姿勢でむー、と考え込む事数秒。 ) ああ、そう。アンタ 居住区の作業現場の―― 人命救助のヒトだっけ。( そうそう、そうだった と記憶の封印解除。蘇れしょっぱい思い出! ) [Fri 17 Feb 2006 02:44:57]
◆園内一花 > ( 枠ごと吹き飛んだりしなければ、とりあえず看板の事は置いて措こうと思う。 それはそうと良い音したなー、蹴った人も痛がっていないみたいだし、良い靴なんだなーと現実逃避をはさみつつ…。 『あ、羽?』 時期柄やや寒そうに覗く、作り物ではなさそうなそれに、ちょっと眼を見張る。 ) ………。 ( うん、落ち着こう? 聞こえて来る声に、理性はあるみたいでホッとした浅い溜息を一つ。 …でも看板に話しかけてしまう時点でやっぱりちょっと心配だ… 〜そんなこんなでダラダラとうろたえて居たら、向けられる笑顔。 荒れっぷりがあんまりにも嘘みたいで、逆に怖いよ ) ―――ぁ、と…ごめんなさい…? お酒とか入っていたら、夜道は危ないんじゃないかな…なんて… こんばんはー、大丈夫…そうですね? ( 誤魔化すように、困った風な微苦笑を浮かべて手を振り替えそう。 すたり 数歩羽な女の人の方へ踏み出して… 何かを受信したかどうかは分からないけれど、聞こえて来た内容が内容なら『何があったの』なんて聞くのも悪いし、状態確認だけ。 ―――何か、自分を知っている風な相手の様子には… 『え?』と目を瞬く ) ……? ……どうしました? ( 顔に、何か付いているかな? ―――ごめんなさい、羽な人の知り合いは居なかった… と思うのだけれど… キョトンと首を傾げよう ) [Fri 17 Feb 2006 02:30:58]
◆エンジェル > ( 枠に吊られた看板がぎこぎことブランコのように揺れる。ちょっと凹んだかもしれないがしらんぷり。 靴屋の猫製ハードな冒険用の特別頑丈な鉄板入りブーツは凹みもしない。 自分はもしもの時の武器として買った訳だが―― 何ぞ上がった悲鳴聞きながら腰に手を当てふすー、と鼻息荒く。 羽根ついたヒトは機嫌が悪そうだ。 ) オウケィ、落ち着こう。たしかに金が無いのにアレコレ欲張って贅沢したあたしが悪かった。 意地張って金返したのも馬鹿だったって認めるわ。 大体お金がないのはあたしのせいで、誰が悪い訳でもないわよネ オウケィ。 ソーリィ。 ( 看板相手にオチツケとでも言うように両手を軽く挙げてヒトリゴト、序に謝った。 それでこの場はオシマイ、と区切るように ぐるりと振り返れば、歩くんだかこっち見るんだか中途半端にオロったお嬢さん。 何だ、まだ居たのか―― ) ハァイ☆ ( 数秒前の荒れッぷりが嘘のようににこやかに手を振ってやろう。 コンバンワ。 何も突っ込むな、そういうオーラを込める!届けこの思いッ みみみー。 ) ・・・あれ?( はて?どこかでみたような。 ) [Fri 17 Feb 2006 02:15:06]
◆園内一花 > ( 勿論スラムであれば家賃の安い家もあるだろうけれど… 安かろう悪かろう、それはリスクを伴う事になる。 …自分が今、居候させて貰っている人の家で、周りに溶け込んで暮らせるのは… ひとえに家主の紅姫さんのおかげだ ) ………。 ( デススクワット構成員の家に押し込もうなんて考える人はそうそう居ないし、その同居人として周囲に認知されれば、奴隷ギルドの奴隷狩りや区画の外の者からコミュニティーの一員としてお互いに護り合う事が出来る。 ……でも、出て行こうかと考えている所。 パートナーの泊まった夜 …紅姫さんが居なかったから良かったようなものの… あれは、居候のして良い事ではないと思うから…… ) ―――ひゃッ!? ( ちょうど芸能ギルドを通り過ぎようとした所。 思索の最中であれば特に周りを気にしていなかったけれど… 突然上がったものすごい音に、肩を跳ねさせそちらを見て… あまつさえ足まで止めてしまう。 酔っ払いかな? 不機嫌なだけかな? どちらにしてもあまり近付かない方が良いと思うんだけど… 暖かくなって来たとは言え、外で眠ってしまったりするのは危ない季節。 ちらちら、進もうとしていた道と荒れてる女性を心配そうに、交互に見遣ってオロオロと ) [Fri 17 Feb 2006 02:01:41]
◆エンジェル > ( 稼げる時間帯での演奏の後、前借分のタダ働きをこなし、訪れたのは芸能ギルド。市未承認の団体ではあるけれど、ギルドはギルド ”ウチのモンだ”という身元の保障から仕事の斡旋なんていうマネージメントなんかもやってくれるありがたい団体。その建物から出てきて、漏らしたため息の主は背の高い黒髪の―― ギルドの恩恵はタダで受けられる訳でもない訳だ。自分の場合、あれこれめんどくさいのも拘束されるのも嫌で”上納金”という形で済ませていた訳だが―― ) 尻の毛まで毟ろうっていうの?ッたくもー…… このッ!!( 普通でない靴でもって 「 ゴッ 」 っとものすごい音させて看板を蹴飛ばした。 ) [Fri 17 Feb 2006 01:54:28]
お知らせ > エンジェルさんが入室されました。 『似たようなため息が、もう一つ。』 [Fri 17 Feb 2006 01:44:57]
◆園内一花 > ( ギルドを出て、マフラーを巻き直して… 今夜は少し暖かいのか…久し振りに白く煙らない息を夜空に吐き出した。 …生活って難しいな、なんて… 切ない溜息 ) ………。 ( 今、自分が稼げているお金は… 日雇いの仕事で、せいぜい月に七万エンくらいだろう。 斡旋所で仕事を貰えると貯金出来るけど… 今の状態で、これ以上の収入を望むのは難しいと思う ) ………。 ( 趣味の工作を辞めて、食事を少し減らせば3,4万まで抑えられそうだけど… それでどこかに家を借りられるかと言うと、微妙な感じがした ) [Fri 17 Feb 2006 01:40:10]
◆園内一花 > ( 見かねた職員に『これなんてどうだ』と指されるのは、階層の浅いダンジョンのマップ確認作業。 なるほどこれなら出来そうだけど… 生憎ヴェイトス市の外だ ) ―――ごめんなさい、ちょっと… あまり、街を離れていたくないんです… ( 困った風に首を振る。 …ここを何処だと思っているのか、呆れ顔で『子供でも出来たのか』と聞いてくる職員には、勿論本気ではないだろうけれど、慌ててパタパタ手を振って――― 先日のパートナーとの事を連想すれば、仄かに赤くなりながら首も振って ) 〜い、いえっ、そういう事じゃなくて…! …すみません、また、来ますね…っ ( 居心地が悪くなって… そそくさと外へと向かう ) [Fri 17 Feb 2006 01:26:43]
◆園内一花 > ( 割とやくざなハンターズギルドとは言え、ギルドはギルド。 毎日のように詰めて働くような仕事も無いけれど、あまりにも何もしなければ自然と除名になる事もあるらしい? …そんな話を聞かされながら、個人の探索とは別にギルドで出されるオーダーや情報のファイルに目を落とした… ) ………。 ( 最初で最後のハンターっぽい外での仕事から、もう半年以上経ってしまっただろうか。 …その頃の決意はどこへやら…何も変わっていないとは思わないけれど、トレジャーハンターとしては進歩が無いと思う。 それでも ) ……やっぱり……。 ( 街での仕事なんて、そうそう無いと。 少し表情を曇らせて、パラパラ資料を捲り続ける ) [Fri 17 Feb 2006 01:16:09]
◆園内一花 > ( 本職である筈のハンターズギルドで。 飛行士風な格好をしたポニーテールが小さくなっていた ) ―――ぁ、ぃぇ、辞めたわけではなくって… その、色々ありまして――― ( カウンターで 全ッ然!! トレジャーハンターらしい仕事をしていない言い訳などを並べられる範囲で並べつつ… 気まずそうな誤魔化し笑いを浮かべる ) [Fri 17 Feb 2006 01:00:04]
お知らせ > 園内一花さんが入室されました。 『( 久し振りに――― )』 [Fri 17 Feb 2006 00:55:34]
お知らせ > ナナオ@資料室さんが退室されました。 『(ドガガががガ)エエー?!(反対側の本が大落下)』 [Wed 15 Feb 2006 02:18:46]
◆ナナオ@資料室 > うしっ。 風呂と飯と酒ッ…!! かっくらって―――…(ガサ)……? (ガ)(まるで何処ぞのカラクリ歯車が動いたように、手元から音は連鎖して) ……あれ。 [Wed 15 Feb 2006 02:14:25]
◆ナナオ@資料室 > せめて、「忘れられない」為に――羽のばすか。(出来る事をするしかないのは、何時もの事だ。速度が遅くたってなんだって、新しい日々と記憶を重ねて薄れさせていくしかないのだから―― それに、今解決できなくとも、何かの切欠は見つかる筈だから。 そして、その切欠は一人では見付かり辛い。)(適当に手にとった紙束は、何処ぞの遺跡の写し文らしい。暗号らしきその文は、赤毛にとってはさっぱりな悪戯描きにしか見えなかった。元の位置より、二つばかり離れた所に押し込んで) [Wed 15 Feb 2006 02:09:12]
◆ナナオ@資料室 > (薄れていく速度が遅すぎて、全てを忘れられる頃には、死んでいそうだ。) ……。 (まぁ、明日からは暫くはヴェイトスに居ることになるんだろう。 ギルドからの給金も受け取りたいし――) ……あいつ。 (ヴェイトスを出るちょっと前、鍛錬所であっただれかさんの顔が横切った) [Wed 15 Feb 2006 02:04:39]
◆ナナオ@資料室 > (いまいち「乗らない」気分がズルズルと数ヶ月前から続いているのは、切り替えの出来ない自分の悪い癖。―― 一人になると、フと思い出してしまって如何しようもない。 あんまり賢くないから、忘れる手段も余り知らない。――ヴェイトスの外に出る仕事ばかりをギルドに申請してるのは、その所為。PTも組まないで、単品で現地調査――気楽ではある。)…………・ねぇ。 (根本的な解決になってない) [Wed 15 Feb 2006 01:57:16]
◆ナナオ@資料室 > (既にどこかに流れてしまった友人も居るんだろう。――何人かの顔をココ数ヶ月見ていなかった。何処に居るかは知っているが、特に尋ねるような用事もない。――此方が色々忙しい事もあるし―…)―――……・・・・・。(別れを告げられたり、本当に居なくなったり)(あぁ、駄目だな。引き摺ってる。)(軽く首を横に振って、考える事を止めた。――落としかけた肩を誤魔化すように、適当な紙束を本棚から抜き取って) [Wed 15 Feb 2006 01:52:00]
◆ナナオ@資料室 > (流石混沌の街ヴェイトス。色んな風習が入ってくるもんだ。――資料室の部屋の隅。久しぶりに見たという日付け表を、何気なく見やる。――誰かが悪戯したんだろう2/14に赤いインクで○が書いてあった。) だから、商業地区でカカオーやら、カカオバターやらが、ドッチャリだったわけね。あれ、作るの面倒だったわよねぇ…確か。(ベタベタメニューに「チョコレート」が在っただけでも感動したくらい、赤毛にとっては馴染みの薄い――というか、「作る」とは考えられないものだった。―確か、蒼猫のメイドさんがそれ系の「料理」は得意だった筈。――最近此方が忙しい事も在って、姿を見ていないが) [Wed 15 Feb 2006 01:47:58]
◆ナナオ@資料室 > ―――と、言うことで、私からのチョコレートは期待しないで頂戴。そもそも――もう日付け変わってるでしょ。あぁ、チョコレートを私に「あげたい」ってぇならOK。いつでもウェルカム?( び、と突き出した掌を叩かれた。――にんまりと餓鬼じみた笑みを浮かばせると、足元の相手に手を振って) じゃ、それ(渡した紙束を指差し)よろしく。 (フンス。鼻息とも溜め息ともとれる一息を吐き出して、同僚は資料室の外へと―――その背中を何となく見送って)ヴぁれんちーの。 [Wed 15 Feb 2006 01:42:34]
◆ナナオ@資料室 > (後、何か色々と決まりのようなものが在ったような気がするのだが・・・思い出せなかったようだ。肩を竦めて、紙束を下で見上げている相手に放り)―そのくらいしか知らないわ。マヂで。確かにイベントやらお祭り、好きなんだけどさ―…最近、外行く事が多くて。(腰に手を当て、苦笑い―) 昨日帰ってきて、今日ココに報告して―…カレンダー見たの、久しぶりよ。 [Wed 15 Feb 2006 01:35:20]
◆ナナオ@資料室 > 愛の告白ぅー?(古い紙束を捲っていた手が止まり)―――女から男へ告白できる唯一の日?だっけか?(余り詳しくないのだろう。薄暗い穴倉のような資料室の天井を、視線がうろりと彷徨って言葉を捜す――首を傾げ)――朱鷺乃都でもフォーウンの行事でもないね。聞いた事がある程度 ―・・・。後は、ベタベタでフェアっぽいことやってるとかー・・・ [Wed 15 Feb 2006 01:28:16]
◆ナナオ@資料室 > (トレジャーギルドの資料室で、何気なく持ちかけられた言葉を反芻した)――――チョコレート。何処の風習だっけ?それ。 [Wed 15 Feb 2006 01:24:25]
お知らせ > ナナオさんが入室されました。 『―カカオ。』 [Wed 15 Feb 2006 01:20:47]
お知らせ > ヴァリス@書籍関係Gさんが退室されました。 [Sat 11 Feb 2006 14:10:55]
◆ヴァリス@書籍関係G > (それは、端的にいって『吸血鬼のお話』。 プロットの段階で、直接書いたわけでもない。外に出さないのなら、ここ以上に保管、持ち出される心配をしなくていい場所は無い)(ふ、と。 握りつぶしてしまおうか、と思った)(でも、それはいけないことなのだと、思った。 もちろん、あんな事をした後でこんな物を世に出したら、本当に不味い。 この存在を知っているのは自分だけ出し、家にあるのは全部処分した)―――、(まだ、このGに来たばかりの頃に書いたものだから、相当酷い。 ゆっくりと深呼吸して心を落ち着かせてから、本棚に戻す)――――、(ここだったら、会えるかな)(そんなことを、声に出さずに彼はふと、呟いた) [Sat 11 Feb 2006 14:10:33]
◆ヴァリス@書籍関係G > (少し、早歩き)(Gの地下。そこに色々な書類が保管されている場所がある。 例えば、ある作家のプロット、資料とかがそれにあたる。もちろん、主観などが入っているものだってあるから、本気で調べるなら図書館のほうがいいのかもしれない。とは、ヴァリス談)(地下は黴臭い。 本を捲る音ぐらいしか響かないのは、閲覧目的以外で使われるのが少ないからなのかもしれない。 G証を係りの人に提示して本棚の群れに身を滑り込ませる。 一つ本棚を越えたところで本棚と本棚の間を確認しながら歩く。 一通り見て回ったら、また戻ってきて、自分の作品(少量)が置いてあるところで止まる。 そして、小さな紙束を手に取った) [Sat 11 Feb 2006 14:06:09]
◆ヴァリス@書籍関係G > その説は申し訳ございませんでした(そう、言うと困ったような顔をされた。 無理やり脱会させられなかっただけマシなのかもしれない。 色々と、こういう前科者を抱え込んでいるGは悪評も立つんじゃないんだろうか、と心配していたのだけど)(逆に、囚人が獄中出版した本――少数だけど――がある、なんて聞いたときは少しだけ驚いた。 だからといって、自分が悪くないなんていえないけど)これからも、お世話になります(よそよそしい態度。 馬鹿に丁寧な対応。 あまり表に出さないけど、たぶん、「ああ、あの」という視線は覚悟していた。少し、そう見られているかも、という被害妄想というのかな、そういうのが強いのかもしれないけど。 それだけに少し投げやりに、他人行儀にお辞儀した)(そうして、書類を渡したヴァリスは部屋を辞する)(「少し、雰囲気変わったかな」なんて呟くのが聞こえたけど、振り返らなかった)(そのまま、廊下を歩き、階段を降りていく) [Sat 11 Feb 2006 13:59:34]
◆ヴァリス@書籍関係G > (確か、藁一本からどんどん交換を繰り返していくうちに、お金持ちになると言う終わり方だったと思う。 まあ、それはいい。いや、探し物について考えていたら、そんな方向に思考が飛んだだけなので、別に意味は無い)―――、そう、ですね(「こっちに顔を出すなんて珍しいね」と言われた。 こっちの仕事はほとんど家で出来てしまうし、あまり大きな仕事に手を出したことが無いと言うこともあって、やっぱり大きな仕事は無い。まあ、娯楽小説なのだし。本だって、やっぱり高かったりするのだし)・・・・・・、(書類を渡しに来た。まあ、そっちがついでで、Gのほうに顔を出すことを日常の一つにしないと色々と不味いかなと思っただけで)(まあ、今日は下準備の一つに近いのが本音のところ) [Sat 11 Feb 2006 13:52:19]
お知らせ > ヴァリス@書籍関係Gさんが入室されました。 『東のほうの童話に確か、こんな話があったのを聞いたことがある』 [Sat 11 Feb 2006 13:47:31]
お知らせ > ザッハトルテ@書籍系Gさんが退室されました。 『( それでも帰路の途中を無為に彷徨いながら。 )』 [Fri 10 Feb 2006 03:10:10]
◆ザッハトルテ@書籍系G > ( ――…そも、去年の人探しだってそうだ。 当ても無いのに街中を歩き回って結局ビンゴは引けなかった。 だからと云う訳じゃないけど、哨戒は梟の目に任せておいて すぐに出られるようにしておいて、――…ひょっとしなくとも多分これもただの逃げなんだろう。 他に何もやれる事なんか無くて、かと言って座して待つだけにも耐えられなくて。 そう考えてしまえば温度は急速に冷えるのだけど ) ……その本、借りていきますね。 ( …こんな状態だから。 ) [Fri 10 Feb 2006 03:08:42]
◆ザッハトルテ@書籍系G > ( …げほ。 嗄れた声を整える為の軽い咳の後 ) ――――…作れたらそれ、総取りで戴きますね? ( 賭けのコイン代わりの数箱の煙草。 ――何やってるんだろう自分。 どうせ貰ったって煙草なんかこんな喉じゃ喫えないのに。 それどころじゃなくて、仕事だって残ってるし それより―――――― ) ( ……でも。 そう云われたら乗るしかないじゃないか。 ) [Fri 10 Feb 2006 03:02:25]
◆ザッハトルテ@書籍系G > …何だって私がそんなもん作れる道理があるんですか。 ( むしろ呆気に取られた。 気が付くと椅子に座っていたのは自分だけで、それ以外の3人に思いっきり包囲されていて思わず軽く身を引く。 ひとりひとりのいずれ劣らぬ徹夜続きたる凄惨な顔色を見上げながら適当かつ口々に好き勝手を吐く言葉を聞くと、「だって名前が」だの「てっきり実家が菓子職人かと」だの「あんまり手先が不自由だからドロップアウトしたもんだとばかり」だの。 終いには―― ) ――…何ですかその「賭けにならない」って …! …勝手に盛り上がったのはそちらでしょうに揃って肩落とすってどう云う了見ですか。 逆に御聞きしますが、じゃあこの中の誰がそんなもん作れるんですか―― ( …この面子で煙草や飴玉くらいの小物を賭けて遊ぶのは良くある事。 秋口などフォーウン発祥の卓上ゲームのルールまで憶えさせられた。 結局小さな牌がろくに積めなくて論外だった訳だが、それはさておき―― ) …………………………… ( 整えていた紙束の一番上に御丁寧にくだんの製造法を記した本が載っているのに今更気が付いたから ) [Fri 10 Feb 2006 02:58:29]
◆ザッハトルテ@書籍系G > (チョコレートケーキって作れます?=j ――――――…はい ?? ( そうして振り出しに戻る話。 ) [Fri 10 Feb 2006 02:44:50]
◆ザッハトルテ@書籍系G > ( 不良中年ばかりが集まった小さな部署の事、その中でも偶に―――― ……いや、もとい。 結構な頻度で振り回されるとまでは行かずとも、話の流れについて行けないケースは今までにも多々あって今回もそんなものだろうかとぼんやりと考えた。 正直を言ってしまえば今はその手の軽口に付き合っている気分じゃない、良く見れば揃いも揃って含みのあるチェシャ猫(と云ったろうか)のような薄気味の悪い笑みを浮かべているし、此方は何の話やら見当もつかないから苛立ちを押し込めて今一度聞き返した。 益体も無いもったいぶりなら止めて戴きたいと、それだけは口にしないよう苦労して――それにしたって「苛立つ」なんて余り縁の無い。 机の上の紙束を、意味も無く揃え直して返事を待つに ) [Fri 10 Feb 2006 02:42:50]
◆ザッハトルテ@書籍系G > ( 伝書鳩のようなものだと話しておいた梟が、何故か職場から招集の手紙を咥えて戻って来た。 本来は目の代わりに誰かさんを探しに放っておいたものが大はずれを引いてきて、それで初めて今日の日付を知った。 それどころではないと見なかったフリをするつもりでいたら、御丁寧に赤文字で至急との一文が記され、仕方なく足を運んだ次第――用件を訊ねる口調は我ながら元々乏しい愛想が更に足りなかったと思う ) ( ………が。 ) ――…はい ? ( 思わず聞き返した。 ) [Fri 10 Feb 2006 02:36:24]
お知らせ > ザッハトルテ@書籍系Gさんが入室されました。 『( 10.Feb )』 [Fri 10 Feb 2006 02:29:11]
お知らせ > シギさんが退室されました。 [Wed 8 Feb 2006 13:41:25]
◆シギ > (そしてまた自分も制服を纏ったそう云う職種の人間だ。) (男は規則正しい足音を立てて、警邏へと戻って行った。) [Wed 8 Feb 2006 13:41:24]
◆シギ > (言い訳なら幾らでも浮かぶ。冷たい人間だと胸中で思った。 正直、犬などどうでも良かったのだから。) (ギルドの人間が沢山居るところ。通りを行くと、服装で何となくの職種が解る程度には。) [Wed 8 Feb 2006 13:38:41]
◆シギ > (迷い犬は、落し物みたいにずっと保管するように世話出来るものではない。若し捨て犬だったとしたら、余計にだ。) (其処で彼のギルドに預ける事になったのだ。…押し付けると云っても間違いではないだろう。) …。 (だが、其れが仕事なのだから。) [Wed 8 Feb 2006 13:33:35]
◆シギ > もう、あの尻尾に振り回される事は無いのだな…。 (肩から力が かくッ と抜けた。荷物を下ろしたときの感じに似ている。) (獣使いギルドからの帰り。) [Wed 8 Feb 2006 13:30:56]
◆シギ > (やっと片手が空いた。) [Wed 8 Feb 2006 13:28:25]
お知らせ > シギさんが入室されました。 [Wed 8 Feb 2006 13:26:46]
お知らせ > 園内一花さんが帰りました。 『( きっと、恋人。 …正直にそう思えるようになっている… )』 [Sat 4 Feb 2006 03:23:11]
◆園内一花 > ( もしも、どこかで何かを察すれば… いたずらモードな菫ちゃんのツグメさんに対する没ネタを、悪夢に見るようになりそうだった… ) [Sat 4 Feb 2006 03:22:41]
お知らせ > 南条菫さんが退室されました。 『(愛しい人。それが一花を見つめる菫の心境だった。)』 [Sat 4 Feb 2006 03:20:23]
◆南条菫 > ( ちなみに、この芸をどうやって覚えたのかはシークレットなのです(何)手をつなげないのは残念だけど、パートナーの隣を歩くようにして、一緒に夜の通りを歩いていくのだった。 ) [Sat 4 Feb 2006 03:19:17]
◆園内一花 > ………う…ん。 ( 潤んだ瞳にどぎまぎして… 芸だなんて思いませんよ! 知ってしまったらツグメさんにもしてるんじゃないか、むしろツグメさんに仕込まれたんじゃないかって、眠れない夜を過ごしそうです。 …コクコク頷いて。 ―――背を撫でる手に、抱き締める腕の力を、また少し強くした。 …背を撫でられる事自体は何でも無い事なのに、変にくすぐったい… ) ―――ん… ぁ、え… ええっ、そうですね、ごめんなさい…。 ……行きましょう…… ( 一緒に。 やはり夜目にも真赤な顔で微笑んで。 ……台車を引かねばならないから、手を繋げないのが惜しかったとか…… ) [Sat 4 Feb 2006 03:15:58]
◆南条菫 > ふふっ、そうですね。お互い様だから、いいんだと思いますよ。 ( お互いがお互いを意識し、尊重し合える。今の状態こそ、菫は最も心が落ち着く。彼女と一緒なら、きっとがんばって行けるから。 ) ……ほんとうに? ( 瞳をうるるんとさせて、顔を近づけて尋ねる。最近覚えた芸である。 ) ――ん。 ( 唇が重なると、柔らかい感触と、不思議な温かさが体を包んだ。彼女の体の震えがこちらに伝わってくる。安心させるように、そっと背中に手を回した。 ) そろそろ、行きましょうか。立ち話をするには、ここは少し、寒すぎます。 ( キスが終わり、ゆっくりと体を話すと、赤くなった顔のまま、一花にそう微笑んだ。 ) [Sat 4 Feb 2006 03:10:58]
◆園内一花 > ―――〜それはお互いさま、でしょう…? ( 薙刀や棍ならどうにかなると思うけど… 太刀を扱うのは無理だ。 妖気なんて出せないし、狐にもなれない。 『式神』に反応したパートナーには、慌ててパタパタ首と手を振って! ) ―――しっ、しませんってば! しませんよ! そんな、多分無理ですし、出来ませんしっ… ( いや出来てもしないけど。 わたわた慌てて――― からかわれているのかもしれないと思うから、それを止めるのもあったのだろう。 きゅっと抱き締めて… 少し顔を引けば、間近に菫ちゃんの顔があって気恥ずかしい。 …それが近付いてくると… 思わず顔を引いてしまうけど… 僅かに引いただけで止めて。 …そっと、自分からも唇を重ねた…。 …胸がドキドキいって、全身がかっかと熱く、微かに震えてしまう… 頭に血が上るのも感じれは、きっと眼も潤んでる…。 ―――不慣れなキスは息を止めて、唇を重ねるだけ… それだけでも怖くて、幸せだった ) [Sat 4 Feb 2006 03:01:43]
◆南条菫 > でも、こうして基礎はできているのですから。これから応用を身に付けていけるってことじゃないですか。私にはできないことを、あなたはできる。それだけで、すごいと思えます。 ( 侍ゆえに、間合いという言葉が一番適切だったようだ。式神という言葉が出てきたので、少しの間きょとんと首を傾げてから。 ) はっ! まさか私を使役するつもりでは!? ひどいですよぅイツカさん。 ( よよよ……とかない袖振って泣くまねをしてみる。またからかってみたくなったらしい。 ( そうしているうち、パートナーの体が近づいてきて……抱きしめられた。拒むことなく、菫はそれを受け入れる。 ) ――あったかい。私も、よかったです。これで妖気が強さを増しても、何とかなりそうですしね。 ( 頬を赤らめて、間近で彼女の顔を見る。それから、ゆっくりとその唇に、己の唇を近づけていった。 ) [Sat 4 Feb 2006 02:51:39]
◆園内一花 > ―――ううん…術者って言うと、もうちょっとこう、格好良い感じがするのですけど… ( 『綺麗』と言ってもらえれば、普通に嬉しくもある。 『戦場』には似つかわしくない光景とは言え…戦士でもあるまいし。 照れ隠しのように、アテが外れたと半ば本気で言って ) 〜あ、そうそう。 そんな感じです。 ( 『間合い』の言葉に、『流石戦闘職』と言った感じでポンと手を打った ) 〜結界の外には術によって影響を与える事が、出来ないんです。 …私はこの中で扱う術そのものを体得していませんから、お札でも使うか、式神でも持たないと意味がありませんね…。 本職の方になると物凄く広かったり、形も色々で、全く異なる別の場所に独立した結界を生み出す事が出来る人なんかも居るみたいですけど… 私のは、今の所これだけ…… でも、うん…… ( 『まだまだだ』と言って、『そんな事は分かってる』と自分で頷く。 …満足しているのかと問われれば、もう一度、嬉しそうに頷いた… ) …菫ちゃんの『紫』を前にしても、何ともありませんでした。 …それで、私が何らかの術を使う準備をしても、菫ちゃんにも何ともありませんでした。 …御の字です。 ( ちら、と人通りを覗ってから… そっと数歩前に踏み出して、抱き締めようと… ) ―――よかった…。 [Sat 4 Feb 2006 02:43:39]
◆南条菫 > ( 妖怪でありながら人間として育てられた小娘が、今頃になって妖気をまとうようになったことから、少しずつ妖怪としての自覚がでてきたというわけである。まだ心構えも立場的にもどっちつかずと言う言葉がふさわしい。 ) まるで……一花さんの周りだけ季節が変わったようです。すごく、綺麗……。 ( 幻想的な景色にしばし心を奪われたあとは、またはっとわれに返って一花の言葉に耳を傾ける。 ) そ、それじゃあ……この結界が、いわばイツカさんの「間合い」のようなものだ、と。この中なら、ミコミコの力を行使できるわけですよね? ( 術とか力とかいわれても、いまいち頭に入ってこない。それでも、パートナーの新たな力を目の当たりにして、菫は思わず息を呑んだ。 ) それで、一花さんは満足しているんですか? この……修行の結果に。 ( かなり制約のある結界だと思う。少なくとも、ハラエでやっていけるほどの域には達していないのだから。少し心配そうな顔で、聞き返した。 ) [Sat 4 Feb 2006 02:32:36]
◆園内一花 > ( 妖怪だとは思っているのだけれど、妖怪と人間の垣根がとっても低いとか、そんな。 …だってビクビクしながらも一応神社へお参りに来たりしてましたしー…。 …流石に自宅で豆撒きはしなかったけれど、同居人へのお土産にも太巻きを持って帰ると思う…。 ―――先に芽吹いたものは早々と… にゅるにゅるしゅるしゅるその茎を伸ばし、葉をつけ、色とりどりの花を咲かせる。 その間にも新たな目が顔を出して――― 瞬く間に、通りに直径14m程の花畑が出来上がった。 …もっとも、気や魔力と言ったものに鈍感であれば、これらは見えなかっただろう…。 花畑が消えた後には根も、枯れ草一本残りはしない。 …霊場のような、純粋な力場を作り出し… ふ、と広げていた腕を下ろした ) ―――『お花畑』なんて…なんだか、ちょっと、恥ずかしいんですけど。 …これが、私の結界です…。 …菫ちゃんが何とも無いように、これは、別に神聖な空間じゃありません。 …妖魔が棲家にしたり、人が神社やお寺を建てる、自然の中にある『そういう力の強い場所』っていうのがあって… そこの感じに、似ているみたいですね。 〜もっとも、力全然、比べ物にならないくらい弱いんですけど… ―――ただ、こんな結界の中では殆どのミコミコ呪術…神仏の力を招く事なんて、出来ませんから… 破門です。 ( 妖気と神気と自然の霊気と、それらの線引きは体感でしかなく… 定義すら術者の数だけあるようなものであれば、説明が上手く出来ているとも思えなくて… 〜分かるかな?と、自分でもちょっと困った風に、首を傾げた。 …以前の一花のような霊障体質にとっては苦しい場所… けれど、妖怪であれば気持ち悪くなるような事はないのではないか ) [Sat 4 Feb 2006 02:22:27]
◆南条菫 > ……思うんですけど、時々イツカさんって、私が妖怪だってこと忘れてたりしません? ( 別に怒るわけでも不快に思うわけでもなく、ただ大きな汗を一筋、後頭部に浮かべた。手をかざして妖気を出しても、パートナーには何の支障もなかった。 ) ――うん、大丈夫みたいですね。というか、私ごときの妖気にあてられるようでは、日常生活に何かしら問題が起きると思いますよ。 ( タフネスも精神力も、問題なし。まとっていた妖気を解くと、紫色もすぅ〜っと消えていった。 ) なっ、なんですか、これはっ!? ( 驚いたのは菫のほう。一花を中心にして、地面から緑色が芽吹く。何が起きたのかいまいち理解できなかったが、ミコミコの術と聞いて、思わず身構えた。だが……。 ) ……あ、あれ? なんとも、ない? 変えちゃったって、一花さん、私に分かるように説明してください。何がどうなったんです?? [Sat 4 Feb 2006 02:09:16]
◆園内一花 > ―――あ゛。 ( …『妖気出して』と言っておいて、つい薄くなってしまう意識だった。 ピシリッと石になったように固まって――― でも、『破門』に流されてくれてちょっと安心する ) ―――。 ( 質問には答えずに… 台車の持ち手を下ろして、手をかざすパートナーをしっかりと見据えた。 【精神力5】は判定外… 『紫の膜』を捉えても、身体は異常をきたさないだろう ) ………ん。 ( 緊張を含む暫しの間の後、心底ホッとしたように微笑んで――― その場で歌い出すかのように腕を軽く広げて、緩く天を仰いだ ) ―――私の教わったミコミコ呪術は、この【結界】を全ての基礎に起きます… ( 話しながら、集中し… 数式とは異なる呼吸法のようなアプローチで、半径7m程度の範囲に気が溢れ始める。 ……ポツポツポツ と、足元に緑色の零体が芽吹き始めた…… ) ―――本来なら、神仏をお招きする清浄な空間となる筈なのですが… 私はそれを、変えちゃったから――― [Sat 4 Feb 2006 02:01:11]
◆南条菫 > そうですね、もって帰ればツグメさんも喜んでくれるかと。――ってイツカさん、妖怪に厄払いの話されましても……。 ( むしろ妖怪が厄な様な気がしてくる。彼女が波紋になったと聞けば、驚きのあまり目を丸くした。 ) は、波紋って! なんで? どうして? 何があったんですか。 ( 一花の顔を覗き込むようにして、心配そうなまなざしを向ける。 ) 紫……妖気のことですか。いいですけど、私のはまだまだ薄い妖気ですから、あんまり当てになるかどうか。 ( 不安げに呟きながらも、菫はあいているほうの手を一花に向けてかざし、静かに意識を集中し始めた。やがて、全身を薄い紫の膜が覆い始める。今の菫には、これで精一杯だ。 ) [Sat 4 Feb 2006 01:50:17]
◆園内一花 > ( ゆっくりでも良いんです、気が向いた時で良いんです、勿論です。 描けるのが凄いって話。 ) 〜ええ、どうぞどうぞ。 ツグメさんのお土産にも? …あ、途中で切らずに食べるんですよ?ええと…恵方は南南東だそうですから… あっちの方を向いて。 ( なんて妖怪に厄払いの作法をレクチャーしつつ ) ………ん。 修行の方は、破門になっちゃいました。 〜一応、手応えは掴めた気がするんですけど… ちょっと、とんちんかんな事しちゃって。 ( 『仕方ありませんね』なんて、肩を竦めて苦笑を零す。 大して気にしている風ではなかった。 だって… ) …でも、これで…霊障も、ちょっとやそっとでは起こさない筈です。 術の一つも満足に使えませんけど、一応、見習い呪術士と言えると思いますから。 ―――そうそう、菫ちゃんに、またあの『紫』を見せて貰おうと思ってたんです。 ( 『丁度良かった』と手を合わせて。 …ちょっとした試験な気分だ ) ……うん……。 ( リゼルの事がある、それは心配だけれど… それと、ツグメさんの家に居る事はもう別物だと思っているから、それ以上は言わず。 …でも、何かしら考えないといけないとは思ってた… ) [Sat 4 Feb 2006 01:44:04]
◆南条菫 > ( 何か期待されてるっ!? 正直、背後が絵描くのめんどくさがってるだけなんですけどね。(閑話休題)陰陽寮の仕事だと聞けば、やはりハラエの修行のことが気になって。 ) そういえば、修行のほうは順調なんですか? あ、お腹減ってたので、そっちのほうは是非! ( トコトコと台車に近づいて、中にある太巻きを一つ掴んだ。 ) んー、どっちかっていうと、私の気持ちの問題です。なんだかんだいって、ツグメさんには一杯甘えさせていただきました。だから、もうそろそろ……自分の道に戻ろうかなって、思ったんです。私はまだ、何も成していませんし。 ( 家主との生活は、ゴールではなく中間点の一つだと、今更ながらに気づいたから。まだ、自分にはやることが一杯ある。メイドとして落ち着くのは、もっと後でもいいだろう、と。 ) [Sat 4 Feb 2006 01:31:40]
◆園内一花 > ( 次回作楽しみにしています。 なんて珍しくタグまで使って。 無常の皆さんを責められません。 同僚でなくたってビックリなのだから、侍の同僚はもっと衝撃的だと思う ) ―――〜ぇあ…ぁ、うん… ちょっと、ドキッと… ( 困った風な微苦笑でホッとしつつ… 何か微妙に頬が赤らんでいたりとか。 楽しそうな笑みを見ていると… 自然、苦笑も幸せそうなものへ変わって ) 〜ええ… 縁起の悪い方位を避けて届けないといけなかったり… 寒さよりそっちで、変に大変でしたね… 〜ぁ、余り物ですけど、良かったら持って行きません? ( なんて、台車にいくつか残っている重箱を指して。 …生物だし、予備を持って帰っても駄目にしてしまうだけな気がしたから… 役得? ) え。………って、離れるのです…? …やっぱり、お金、苦しかったんですか…? ( …ちょっと複雑そうに曇らされた表情は… どこか、心配そうでもあった。 …菫ちゃんの想いは、分かった積りだけれど… ツグメさんの想いはどうなのかなんて、知らないから ) [Sat 4 Feb 2006 01:23:47]
◆南条菫 > ( あの時はお金の工面が大変だったんです、と今更ながらに告白(何)もう笑われるの覚悟でお侍さんたちの前に出て行きました。例によって、お前誰だよ。的な視線浴びせられましたが。 ) ふふふ、な〜んちゃって。びっくりしました? 少しはメイドらしく見えるかなーなんて、悪ふざけです。 ( 時折人をからかってみたくなるのは、妖怪としての性格ゆえ。楽しそうに笑えば、またもとの口調に戻る。 ) とーほーまき? あぁ、太巻きのことですか。この寒い中大変だったでしょうに。……私ですか? わたしはーその、なんというか。 ( 頬をぽりぽりとかきながら、ちょっと視線を逸らしつつ。 ) 無常に、ちょっとね。ほら、そろそろツグメさんの家を離れようかと思うので、それも含めて現状報告をしてきたところです。休止しているとはいえ、まだあそこの所属ですからね。 [Sat 4 Feb 2006 01:14:09]
◆園内一花 > ( 無常に顔を出すのなら、和服を持っていなかったっけ?とも思う… ステキに謎な和洋折衷コスチュームの素材になってしまったとは知らない。 …ともあれ、一応何度か目にした事はありそうなメイド服。 やけに胸元が開いたり妙にフリフリが付いていたり変にスカートの丈が短かったりしなければ、もう作業着だと割り切る事は出来ていた ) ―――。 ( でも言葉使いは別みたい。 …丁寧な口調に… ショックなような、寂しいような、ちょっと新鮮で気恥ずかしいような、複雑な表情で暫く固まって――― ) ―――〜あ。 ぁの… ええと… こんばんは。 そんな…改まって、どうしたんです? …ぁー 何でしたっけ… あ、台車でしたね。 これは――― ( こほんと咳払い一つ、動揺を鎮めて ) 陰陽寮のお手伝いで、恵方巻きの配達です。 今さっき終えたところなんですけど… ―――〜菫ちゃんは、何を? ( …ふと、VHGかな、とも思った… ) [Sat 4 Feb 2006 01:07:55]
◆南条菫 > ( 節分を境に、季節はゆっくりと春に向かって動き出すという。けれど、生命の躍動著しいその季節には、まだ遠く。 ) あ〜っ、さむい! ( 長袖の服を着ていても、やはりこの寒さはこたえる。思わず両腕で体を抱くように震える。そもそも、帯剣したメイドというのもなんだか怪しい存在だ。 ) ん――いい匂い。 ( 前方から漂ってくるおいしそうな食料の匂いを嗅ぎ取り、耳がぴくんと跳ねる。そのまましばらく進むと、夜闇の向こうから、黒髪の巫女がやってきた。――パートナーだ。 ) こんばんは、イツカ様。このような寒い日に、台車など引いていったいどうなされたのですか? ( ちょっとからかってみたくなって、にっこりとメイド風に挨拶などしてみる。 ) [Sat 4 Feb 2006 00:58:37]
◆園内一花 > ( 【兎歩=縁起の良い足の進め方?右足右足、左足、右足、左足左足、右足…とか、歩き方として見ると不自然だけれど、何かありそうな面倒臭い歩き方】で歩けなんて言われたりしないだけマシかなと… 見た目だけなら絵に描いたような巫女のアルバイトは、どこか虚しい気分で空を仰いだ――― 冬の…もう、春と言った方が良いのかな? 冴えた空に、今日も星が綺麗に輝いている ) ………あれ。 …菫ちゃん…? ( 目線を戻せば、向かい側から歩いてくるメイドモードなパートナーを確認して。 …あ、やっぱりまだ無常には在籍していたのかな、などと思いつつ… 嬉しそうに笑みを零して声をかけた。 …メイド組合に顔を出して来た帰りとかだと、複雑な心境かもしれない… ) [Sat 4 Feb 2006 00:51:03]
◆南条菫 > ( 雇い主が見つかって、長期的な休止状態にあるとはいっても、こうして定期的に連絡を入れなければいけない。何しろ、自分はまだギルドを辞めたわけではないのだから。 ) はぁ〜。でも、どうしましょ。このままツグメさんの家をでれば、その理由も報告しないと……。 ( 要するに、言い訳が思いつかないのだ。侍にとって、長期間雇われたところを離れるからには、それなりの理由が要る。メイド服姿のキツネ娘は、そんな浮かない顔で通りをとぼとぼ歩くのだった。久方ぶりに会った同僚たちに、この服装について突っ込まれたが、そこはもう普段着です! と公言してやった。 ) [Sat 4 Feb 2006 00:46:20]
お知らせ > 南条菫さんが来ました。 『ギルド無常へ赴いたその帰り道)』 [Sat 4 Feb 2006 00:42:27]
◆園内一花 > ( 地味に商売熱心らしい?ハラエスペシャルの恵方巻きは、特製重箱に入って、配達も神官なり巫女なりが【方違え=地理的にわざわざ遠回りをしてでも、縁起の悪い方位を避けて進む面倒臭い歩き方】付きで行うという豪華版。 …その巫女がアルバイトでも良いのかどうかはさておき、お値段がバカみたいな事になっている割には人気があった… ) ………。 ( 日付が変わって、つい先程までこの辺りを賑わわせていた鬼も他の場所へ移る頃――― 一通り回り終えて、発注ミスや追加注文に備えて余分に積んで来た重箱をいくつか残すのみとなった台車をカタカタ牽いて、なんだか詐欺に加担したような気分で溜息をつく… ―――時間が飛んだ気がするって? 忙しくしてると絡み辛いかなって。 何が ) [Sat 4 Feb 2006 00:39:15]
◆園内一花 > ( トキノミヤコでも地方によって色々あって…国をまたげばもっと色々あるのだろうけども… とりあえず今夜の巫女装束のポニーテールは、【恵方巻き=長くて太くて切り分けられてない(切っちゃいけない)太巻き】の重箱を積んだ台車を牽いて、市中を奔走していた ) [Sat 4 Feb 2006 00:28:00]
お知らせ > 園内一花さんが入室されました。 『( そうそう、恵方巻きもあった――― )』 [Sat 4 Feb 2006 00:23:54]
お知らせ > ストレイ@鬼さんが帰りました。 『 まだまだーっ! ( 人間、リミット振り切ると脳から麻薬が出るなんてのは、知らぬお話。 )』 [Fri 3 Feb 2006 23:50:19]
◆ストレイ@鬼 > ( ずっしゃー! 石畳。綺麗に敷き詰められてはいるけれど、ささくれみたいな場所も点在している。 馬車の車輪がガタッといったりする所。 大体にして、そういうものは 躓くよえに出来ている。 顔面からガンッ! と言って。 …面の下で、ひじょーに鼻が痛い。 ) っっ、つー……! ( 追撃みたいに豆が降っては来るけれど、余りに盛大にいすっこけたものだから、一瞬手が緩み――… む。 ) って、まだ今日は終わってないんです、からーっ ( 緩んじゃ駄目だ。 具体的には後十分ちょっと。 何か、変な使命感が芽生える気分。 石畳に手をついて勢い良く起き上がると、戸惑い気味の追撃郡を振り返って ) [Fri 3 Feb 2006 23:49:16]
◆ストレイ@鬼 > ( 祭事のようなものだから と。 斡旋所の職員は笑っていたけれど。 やってみたらば、これが結構体力勝負だったという、おはなし。 この辺りの通りが 中々素直な作りをしていなくて 助かった部分も多々。 確か、この先を抜けたら、左右の分かれ道があって――― ) っ、て、えぇぇっ!? ( 足はそれ程早く無いけれど、捕獲が目的の鬼ごっこじゃないから、何とか続いている。 とはいえ、足もいい加減縺れるってなもので。 ) [Fri 3 Feb 2006 23:20:41]
◆ストレイ@鬼 > ( マメマキ。 あっちの発音で言うと、豆撒き――… だっけ。 鬼面の下側は、元々体力とかあんまり自信が無いものだから、少しでも気を紛らわせようとして ぐるぐる 変なことばっかり考えている。 此処は各種ギルドの点在する通り。 ハラエとか無常があるのとは、また違う。 むしろ、そっち側は 今宵は戦場の如しで怖くて近づけませんでした。 ) もう、ハトもびっくりだと 思います、ねーっ ( 何故ハト。 平和のシンボルだとか言うのは、幻想だと思った。 だって、目が怖いし。 …本当に、どうでもいいことばっかり考えてる。 追いかけてくる足音は、複数だけど 驚異的な程じゃあない。 暇人はそれ程多く ――… ごほげほ。 ) [Fri 3 Feb 2006 22:33:39]
◆ストレイ@鬼 > ( なんてものは、存在しない。 していない、筈。 ) 豆というか、かー。 ( ぜーぜー。 ) 細かいものをバラ撒くという行為にも、意味がっ て、北欧の風習でしたっ、けっ? ( どれもこれも間違い気味に。悲鳴と言うよりは、やけっぱち成分の含有量の高い声が、儀式の声に唱和する。 「 おにはーそとー ふくはーうちー 」 でも、あの豆の勢いは、福だってきっと追い出すに違いない。 ) [Fri 3 Feb 2006 22:20:47]
お知らせ > ストレイ@鬼さんが来ました。 『( 豆撒きギルド―― )』 [Fri 3 Feb 2006 22:15:37]
お知らせ > 戒さんが帰りました。 『それでは、 ( 失礼します、と 頭を下げて。 ) ( さて、次に訪れるのはいつの事か )』 [Thu 2 Feb 2006 23:06:16]
◆戒 > …あぁ、 でも。 ( のろり、と。 口を開いて続ける言葉は、微苦笑の混じったような響きで。 ) 残っていた破片はいただきましたの、で。 ( いくつかは、ギルド側にも残してはあるが。 ) そのうち、何か薬でも作れないか考えてみますよ。 ( 今より、もっともっと 力がついてからの、ハナシ。 …毒性を活かすのか、その毒を薬へと変えるのかは さて、その時にならねばわからぬこと ) [Thu 2 Feb 2006 23:03:44]
◆戒 > それでしたら、乾燥させる事ができましたので。 ……えぇ、ギルドに保管していただきます。 ( 片腕でたたんだ白衣を抱えながら、頷きも交えて相手に返す、言葉。 ) …個人で所有するには過ぎたモノだと思いますから。 ( アレが、どれだけの脅威を振るったかはわかっている。 だから、アレはギルドで管理してもらう方がいい。…ギルド側の望んだことだ。自分が否を唱えるはずもない ) [Thu 2 Feb 2006 22:58:17]
◆戒 > ( それでは、と。 別れの言葉を告げて立ち去ろうと顔をあげれば、問いかけを向けられて きょとりと、瞬く。 ) え? …あぁ、例の小さな蔓ですか? ( 最後まで、サンプルとして残しておいたミニチュアの。挿し木で育った、例の怪物。 ) [Thu 2 Feb 2006 22:48:39]
◆戒 > そういえば、お貸ししていましたっけ。 ( 白衣。 右手を伸ばし、ありがとうございます、と 礼を告げながら、それを受け取った。 ) そうですね、後で書状でも送っておきましょう。 ( 返してくれた礼を込めて、確かに受け取りましたと相手に示すために。 受け取った白衣を、丁寧にたたみながら。相手へと、頷きの所作をみせた。 ) [Thu 2 Feb 2006 22:41:02]
◆戒 > ( 知り合いに呼び止められて なんだろうか、と。 振り返ったら 見覚えのある白衣を、ずいと目の前に差し出された。 ) …、 ( 思わず、一歩ばかり後ろに下がりながら。 手繰り寄せる、記憶。 ) …… あぁ。 ( 白衣を差し出した相手の言葉も手伝って、漏らしたのは納得した響きのソレ。 ) [Thu 2 Feb 2006 22:35:45]
お知らせ > 戒さんが入室されました。 『( 薬品ギルド。 )』 [Thu 2 Feb 2006 22:31:46]
お知らせ > 園内一花さんが退室されました。 『( 季節感も何も無い花畑が広がった )』 [Thu 2 Feb 2006 04:18:43]
◆園内一花 > ( たす、たす、と草履履きの足を規則的に進めつつ――― 不慣れな感覚に、集中するように宙を仰いで… 【結界】を張った ) ………。 ( …滲み出るように、気の流れや濃度を周囲と異にする空間が顕れる… ぽつ ぽつ ぽつ と…冬の地面に少しずつ、霊体の緑色が芽吹いて… ) [Thu 2 Feb 2006 04:17:08]
◆園内一花 > ―――それにしても… ( 『花畑』はナイよね、と複雑そうな表情で首を傾げて… 伸びをした ) ………。 ( 術者の領域って言うと、もっとこう… 神秘的だったり幻想的だったりするものなんじゃないだろうか。 桜吹雪だったり真っ暗闇だったり、火の海とか? …お花畑では、ちょっと締まらない… ) [Thu 2 Feb 2006 04:08:54]
◆園内一花 > ( …一段落だ。 一応見習い呪術士と言えるだけのものは身に付いたと思う。 根本的な霊障体質はどうしたって完全に消えるものではないけれど… 日常生活やちょっとした冒険で問題になる事は、もう無いだろう。 …元はと言えば、『菫ちゃんの傍に居られればいい』のだから、御の字だ。 ……もっともこればっかりは、彼女にあの『紫』を出して貰って、確認するしかない。 だめだったら、また考える…… ) [Thu 2 Feb 2006 03:59:25]
◆園内一花 > ( 結局、身に付けられたのは『術を扱う為の領域を作り出す術』のみという、可笑しな結果になってしまった。 …それだけ使えたって何の意味も無く… そしてその領域が中庸であれば、ミコミコの術は大半が成立しない。 …それでも、式神を使役する事は出来る筈なのだけど――― ) ―――しまったかな… ( 当てが外れて、たは と苦笑交じりの溜息を零す。 …『そんな結界に神仏を呼べると思ったか。ばか』… ) ……でも、精霊なら…… ( 気を取り直すように呟いて、顔を上げた。 …より自然に近い、人が信仰によって形を与える以前から存在するような式神ならば、可能性も無くは無い。 …ただそれらは、社寺に祀られていたりする事が滅多に無いから… 『自分で探せ。もう知らん』となる ) [Thu 2 Feb 2006 03:55:06]
◆園内一花 > ( 『何がしたいんだ』 そう言って、先生には思いっきり怪訝な顔をされてしまった。 よく話をした先生の式の猫は、可笑しそうにしてた。 …まさか本当に、何の意味も無い『中庸である事』を選択するとは、思わなかったのだろう…。 …うじうじ思い悩んでも、結局は己の間違いに気付いて、ミコミコの基礎になる『御祓い』程度は身に付けると思われていた筈だ。 …でなければ、『どうせ食べて行けやしないハンターなんて辞めて、ハラエに残れ』とは言われない… ) ( …さぞ失望させてしまったろうと… もう一度、深めに冴えない溜息を零した ) [Thu 2 Feb 2006 03:45:15]
◆園内一花 > ( …見習い魔法使いとして、ミコミコ呪術の中で自分の形を得る事は出来た…。 けれどその形は、術者として全く意味の無いもので… これ以上は、学んでも学んだ事を活かし切れない。 …一度持ってしまった癖を抜くのが難しい技術であれば、それ以上ハラエに引き止められる事も無く、人気の無い夜道を歩き出す… ) [Thu 2 Feb 2006 03:38:38]
◆園内一花 > …お世話に、なりました…。 ( 見送るものも無い丑三つ時。 誰にとなくポツリと呟いて… 切なげに溜息を零す。 …何も今生の別れというわけじゃない…。 …節分には手伝いに行く事になっているし… 出来た繋がりはそう簡単に消えず、また手伝いや何かで呼び出される事もあるだろう… ) ………。 ( …そう、思うのだけど…。 やっぱり少し寂しかった ) [Thu 2 Feb 2006 03:31:59]
◆園内一花 > ( …ここ数ヶ月師事した先生にそう言われて。 …『ハラエ』を出て来た巫女装束のポニーテールは、通りに出たところでもう一度振り返り… 深々と頭を下げた ) [Thu 2 Feb 2006 03:25:46]
お知らせ > 園内一花さんが来ました。 『( 『出てけ』 )』 [Thu 2 Feb 2006 03:23:29]
お知らせ > ナイトさんが帰りました。 [Tue 31 Jan 2006 11:48:51]
◆ナイト > ( 猫を巣食うそれは、ある種の呪にも似て。 戸惑いからの解脱は、自力ではどうにも無理に思えた。 ) [Tue 31 Jan 2006 11:48:50]
◆ナイト > (高度な感情、例えば畏怖や嫉みの類をも、猫は手に入れつつある。恐怖などという古老な原始的感情ではない、畏怖を。) (惨禍の後を見下ろして、猫は戸惑う。猫は一体何がしたかったのだろうが。言葉を知る事は、絶えず考えなければいけないことだと今更のように気づく。言葉なしでは思考することは叶わない。そして―…言葉が有っては、思考しないでいることが叶わないようだ。) [Tue 31 Jan 2006 11:47:50]
◆ナイト > (やがて、小さな肉体がすっかり猫の腹に治まった。別段、空腹だったわけではない。 ――… 狩りがしたかったのだ。狩りをして、その獲物を食わぬなど、猫にはとても罪深いことに思えて叶わなかったから喰らうただけ。食べる為に殺すのではなく、殺すために殺す。) (――猫は病んでいる。どうしようもない苛立ちが再び支配した。猫は毒された。猫は人間の社会に、猫が蒐集した物語に毒された。) [Tue 31 Jan 2006 11:41:06]
◆ナイト > (筋肉の筋を噛み千切り、骨に食い込む顎の音。咀嚼に伴って、猫の唾液と混じる桃色の血と肉片とが混じったものが滴る。 ―― 猫はこの瞬間、髣髴とした感覚に襲われる。体中の細胞が、猫が獣である事に歓喜する。バクなど存在しないように、理性を本能が塗りつぶす。) (また一切れ、大きく噛み千切る。小さい骨が一本歯の合間に挟まった。舌で掻き出して吐き出した。) [Tue 31 Jan 2006 11:33:48]
◆ナイト > (後には、目の前に一匹分の肉塊と化した鼠が残されているだけであった。路地の裏、賑わいより些か離れた場所にて。猫は未だ体温が残るそれを爪でしかりと押さえ込み、鋭い牙にて大きく一切れ噛み千切る。ねっとりと暖かなとろみのある液体が紅に毛皮を染めるが、気にも留めずに咀嚼する。) [Tue 31 Jan 2006 11:30:13]
お知らせ > ナイトさんが入室されました。 『( 殺戮は短い間に終わり。 )』 [Tue 31 Jan 2006 11:27:42]
お知らせ > マド@獣使いギルドさんが帰りました。 [Fri 27 Jan 2006 12:15:13]
◆マド@獣使いギルド > またねーッ! (もう一人の受付嬢が「なにあれナンパ?」と囁く声は聞こえなかった。) [Fri 27 Jan 2006 12:15:11]
◆マド@獣使いギルド > (受付嬢での一存では応えかねると云う。 それはご尤もなので、男は直ぐに答えを求める事はしなかった。) 直ぐじゃなくて良いよ、ただ、外に行く理由が欲しかったようなもんだし。 (取り合えず受付に話しておく事はやった。 後は気長に待つとしよう。) …そンじゃ、俺はこの辺で。 [Fri 27 Jan 2006 12:13:54]
◆マド@獣使いギルド > ………。 ン、ンン! (今度は男が咳払い。) 兎に角ね。…うン。 気になったンだよね、あれから随分経つし、どうしてンのかなーッて。 (受付のカウンターに身を乗り出した格好のまま、こツン、と爪先が落ち着かなさげに。) 調査員の護衛兼って事でどう? ツルに対しては…前みたいに見守るだけで居るからさ。 [Fri 27 Jan 2006 12:09:55]
◆マド@獣使いギルド > 報酬とか要ンないからさ、其れに付いて行きたい訳よ。 (そうしたら、「アンタ誰ですか」的な視線を頂いた。) … 嗚呼そっか覚えてなかったンだっけ。 俺はマドさん。依頼受けてた記録は残ってる筈。ハズ。 (受付嬢は渋々と書類を漁り、――…「あ、」と眼を開いた。) 思い出してくれたー? (「そう云えば居ましたねそンな方も」) ………………。 [Fri 27 Jan 2006 12:04:03]
◆マド@獣使いギルド > いやいや、別にギルド長にラブレター渡してくれってンじゃなくてね? 渡してみたいけどね。 (受付嬢の咳払いに黙った。) ――…あのさ、「ヴェイトスツル」ッて覚えてる? … そうそう、一昨年に依頼出てたヤツ。 (あれば年末だった。島を一周した思い出がある。) 去年の暮れには依頼出てなかったけど、 (多分、調査の切っ掛けを冒険者に広く募集しただけで、) 調査は未だ続いてたりするだろ? (生態調査と保護への動き。一年二年で終わるとも思えなくて。) [Fri 27 Jan 2006 12:00:38]
◆マド@獣使いギルド > よッ。久し振りー、覚えてる? ――覚えてない? …そうか…。 (がっくりと肩を落としたのは少しの間だけ。 顔を上げると、) この間は動物園お疲れさん。 えっとー…、一つお願いがあるンだけど、良いかなァ? [Fri 27 Jan 2006 11:55:35]
◆マド@獣使いギルド > (前途有望な獣使い見習いの若者達に混じって、大戦で命を落とした(らしい)獣の遺骨に手を合わせた。) (――それから、ギルド員達に少しばかり不審な眼を向けられながらも、男は受付へと向かった。) [Fri 27 Jan 2006 11:52:25]
お知らせ > マド@獣使いギルドさんが来ました。 [Fri 27 Jan 2006 11:48:00]
お知らせ > 戒さんが退室されました。 『( そうして、見送ったら見送ったで、 ) ―― さて、 ( …早速、準備でも。 )』 [Thu 26 Jan 2006 00:31:48]
◆戒 > そうですね。 ( 深く、頷いた。 ) 安全面を考えれば、無茶な事はできませんから。 ( じ、と。視線が真っ直ぐ、ミニチュアに向く。 ミニチュアが乾燥出来なくとも、とりあえず破片については天日・日陰共に試して保存しておくことだろう。復活のリスクが少しでもあれば、それは絶っておきたい。 ) いいえ、こちらこそ。 逆に色々学ばせていただきましたし。 ( 学ばなければ、と思うような事も出てきた。 小さく、お辞儀を 貴女に、返そう。 ) はい、お疲れ様でした。 見学、どうもありがとうございます。 ( にこやかにそう告げれば、見学会はオワリ。 物騒な部屋を、代わりに入ってくる誰かと入れ違いに出てゆこう。 ) ギルドの外まで見送りますよ、エミリア嬢。 ( さっき言っていた、資料も渡さねばならないし。 ) お気をつけてお帰りくださいね。 [Thu 26 Jan 2006 00:30:14]
お知らせ > エミリアさんが帰りました。 『(帰れば帰ったで、増えた資料を纏める作業が待っている)』 [Thu 26 Jan 2006 00:18:44]
◆エミリア > そう簡単にいくとは限らない、って事ですよね。 正体がはっきりしていませんし。 (乾燥させられるのか、一度切断してしまえば可能なようだが、動いている間は果てさてどうなるか。 除草剤を使わずに出来たのならば、標本価値が出るのかもしれない。復活しなければ。) そうですか、ありがとうございます。何から何まで、色々と。 (資料がもらえると分かれば、また目を輝かせるようにしてお礼を一つ。)(それなりにじっくりと観察は出来ただろうか。研究したいわけではないので、反応が取れなくてもさほど問題も無い。知ること、が目的だから。) ええと、それでは、これで終わりにしますね。 (もう時間も遅いし、これ以上迷惑をかけてはいけないだろう、と。紙に、蔓のミニチュアをスケッチ気味に写して、終わりにしようと。) [Thu 26 Jan 2006 00:13:41]
◆戒 > ( 天晴れなその意識、拍手すら贈らせていただきたい心地。 ) ( 見学者に気軽にそんな危険を冒させるつもりは、こちらとて無い、から。 ミニチュアと共に、貴女の行動にも ちらりと、注意を向けながら。 ) …まぁ、普通の植物のように できたら、の話ですけれど。 ( 天日干し。日陰干し。ともかく、乾燥させた状態に。 できないのなら? 除草剤が待っているだけ。 サンプルとしては、動いた状態であるのはこの上なく魅力的だが アレの本体が無くなった今、このまま生かしておくのはリスクが高すぎる。安全に保存しておく手など、講じられていないのだから。 …気軽に譲渡は、できない。動けるままにしては、おけない。 ) …あぁ。 ( 視線を、しかりと貴女に向けて 微笑みかける。 ) …調合の依頼参加者の方にお見せした資料でよければありますので。帰りにお渡しいたしましょう。 ( 依頼掲示板にあるような行程が、書いてあると思ってくだされば。 すでに公開しているものだ。教えても構わない。…材料を、ぼかしてはあるが。 ) [Thu 26 Jan 2006 00:00:09]
◆エミリア > (バッグの中身、今日はメモ紙大目で。さらに、足りない分は頭の中にする勢いで。) やっぱり、小さいだけってことですね。 (毒を吐くとは、報告書にもあったし。被害者も出ていると言う。 手を伸ばして反応を見たい気もするが、やめておく。さすがに、危険を冒してまで根っこの顔を見たいとは思わない辺り、冒険心では負ける部分があります。(誰にだ) 多分、危険は無いだろうと思える距離で立ち止まって。動きなんかを確認して、メモメモと。) 天日干し、ですか。 (少し勿体無いような気がして。でも、もう蔓の怪物の本体は退治され、撤収を残すだけとなれば、不要なのか、とも。) あっ、そうだっ。 お聞きするのを忘れていたんですけれど、これ用の除草剤の作り方、教えていただけますか? (無理にとは言いませんが、と付け加えつつ。調合室自体に夢中になりすぎて、蔓関連の質問を忘れていたのは痛いミス。現物を見ながら説明を受けれたかもしれないのに、とは後悔が見せる幻影か。) [Wed 25 Jan 2006 23:54:04]
◆戒 > ( メモ帳の用意は十分に? ) えぇ。毒ガスも、出しますし。 ( くらいました。 とは、言わなかったが。少し視線を泳がせた。 ) ( 普段はちゃんと、見張りがいるのだろう。今はさながら、自分たちがそれの代わり。 それから、部屋の中には目の前のサンプルを大人しくさせるに十分過ぎる量の除草剤が用意してある。 ) 例のモノ、ですね。 ( 目を輝かせる貴女に。 此方は、少々警戒気味に。貴女の後ろ側。斜め横に、立ち ) …もう、サンプルとしては不要ですし。 ( ナマモノ、は。 ) 天日干ししてしまおうかと、思っているんですよ。 ( そして、それ以後 もう、ミニチュアを挿し木で育てる気はない。 ) [Wed 25 Jan 2006 23:43:43]
◆エミリア > (そもそも真っ黒になっている時点で読めないと言うオチだと思います。) 小さくても危険には変わりが無い、と言うことですよね? (蔓のサンプル、と言うかミニチュアと言うか。そうはなっても特性は大して変わっていないのだろう。 無害になって、子供たちと遊んでいる、なんて想像は欠片もしていないわけで。そのまま台の上に乗っているのも、少しだけ驚きか。籠で囲う意味が無いものだとは思うけれど。) では、失礼します。 (招き入れられたなら、一礼をしてから中へ。視線は、最初はミニチュアに釘付けとなるが、次第に周囲にも散らばって。蔓の破片なんかも目に入るのだろう。 そういえば、間近で見た事は無かったそれにも視線をめぐらしながら。 結局、うにょうにょ動くミニチュアへと、恐る恐る近付いていこうと。徐々に鮮明になっていく蔓の各部に、目を輝かせながら。) こ、これがっ。 [Wed 25 Jan 2006 23:34:54]
◆戒 > ( 常にギルドにいて、ギルドという組織を構成し、その中で役割を持ち研究などしている者と いつもは個人で薬師をしていて、けれどギルドに登録はしている者の差と思っていただければ。 待遇の違いというのも、あながち間違ってはいない。 ) ( 白のインクで書いたら、黒で書いた文字が見えなくなりませんか。 考え考え。 それでも、貴女との言葉のやりとりを、何処と無く楽しそうにしていた事だろう。 ) ―― えぇ、ここです。 この中は、小さな研究室みたいになっていまして。 ( 告げながら、ゆっくりと扉を開く。 さっきの部屋よりも、狭くてごちゃごちゃしているかもしれない。 一番はじめに、一人篭って除草剤の調合に悩んでいた部屋であり、どこかのお嬢さんがいらっしゃった部屋であり、蔓の破片とミニチュアのいる部屋である。 ) アレには あまり不用意に、近づかないようにしてくださいね。 ( アレ、と。 部屋の奥の台の上に在るものを 視線で、示した。 手のつけられないくらい大きくなる前に除草剤で枯らしてしまっているから、もう何代目かになるミニチュア蔓。 ) ( そっと、貴女を部屋の中に招きいれよう。 ) [Wed 25 Jan 2006 23:22:52]
◆エミリア > (ふむふむ、かきかき。そんな擬音で表せそうな動き。うきうき、とか言うのも入るか?) あ、そうだったんですか。 (てっきりギルド員の方かと、といって。はて、その差はなんだろう、なんて思いつつ。続く説明に個別実験室などの、待遇などだろうか、などとめぐらせて。 色々と受けた説明のメモで、ノートはどんどん黒くなる。 真っ黒になったら今度は白のインクで書けばいい、とは誰かの言葉だったような。)(病院との関係なども、予想との食い違いを修正しつつ。) ええ、よろしく御願いします。 それでは、失礼しました。 (つれられて、部屋を出る前に、挨拶も忘れずに。笑顔でペコリと頭を下げれば、左右のお下げも揺れて。 ノートなどは、胸に抱えるようにして。また白衣の後ろをついてゆき。 一つの扉の前へと到着する。) えっと、こちらですか? (この先に、目的のものがあるのかと。興味津々に。) [Wed 25 Jan 2006 23:09:23]
◆戒 > ( イキイキしているように見える貴女に、なんだかこちらまで嬉しくなってくるような心地で。 ) ( もし、部屋にいる者たちに今扱っている器具について尋ねたのなら、きっと答えてくれたことだろう。 ) さぁ… 僕は一応個人の薬師で、ギルドに所属はしていますが ギルド員というわけではないので…、 でも、そうですね。共同研究や、今回のように大掛かりな時以外は大抵個人で、というのが多いのでしょうか。 ( 主観的になってしまうのは、否めないが。そんな説明。 夜な夜なマッドな方も、もしかしたらいるのかもしれない。 ) ギルドの研究員の方々の実験室は、他にあるようですよ? ( 自分は、足を踏み入れぬ場所。それこそ、奴隷を使ったりもしているのだろう。自身はあまり好まぬが、その方が実験結果を確実に出せる。 ) …えぇ、出しましたね。 ( 自分に回る仕事で手一杯で、中々参加者に挨拶をしている間も無かった事を思い出し。少し、申し訳なさそうに ) 病院といっても、中央病院などは専門の薬剤師の方がいらっしゃるでしょうから… ( 悲田院、施薬院にも薬を回せるくらいには、事足りているようであるし ) それこそ、その薬ばかり必要で足りなくなった、という時でしょうか。 ( 今回のように、事件が起こった時の様な。 ) 後は、信頼できる筋の個人医院などですね。 ( 悲田院、施薬院にも もしかしたら、此方からも医薬品を回しているかもしれない。 ) ( 時折、視線を上にあげたり 貴女に戻したり、しながら。 考え考え、口に出す言葉。 ) ――― 至らない説明ですみませんが、どういたしまして。 …そうですね、時間も押しているでしょうし、 ( それでは、と。 部屋のギルド員に会釈を向ければ、貴女をともなって部屋を出ようか。 ) ( そうして、廊下を行き それほど遠くない位置、一つの扉の前で再び立ち止まる。 ) [Wed 25 Jan 2006 22:53:42]
◆エミリア > (調合器具、実物を見るのは初めてで。) どれも、新鮮です。図説でしか見た事が無かったので。 (と言うか、既にどういったものがある、とかは知っていたらしい。 説明なんかを聞きつつ、なるほどなるほど、と頷きながら稼動している器具を見て半ば感激していたり。何も、本だけで知ろうと思っているわけではない。) そうですか、なるほど、調合は個人主体と言うことですか? 他にも似たような部屋が、と。 (自分がイメージしていたのとは、ちょっとこう違うかな、なんて思いつつ。夜な夜なマッドな方が、というわけでもないが。ギルド内で常に薬剤を作っている、と言うイメージがあった。 そんなことはさておき、バッグを開けて、ノートを取り出し、メモ程度に色々と書き込んでいこうかと。) 依頼、も出ていましたよね、たしか。 そして、普段は病院などに薬を提供しているんですよね? (ぺらぺらぺらっと、関連記事?を探しつつ。関連事項は来る前に、大体頭に入れてきていた。 その記憶力が羨ましい。 質問内容がギルドのほうにシフトしつつあるのは気のせいか。いや、気のせいではない。 下手をすると、ギルドの成り立ちまで聞き始めかねない。 ずれ始めた思考は、ねじを巻きなおして。) ええ、色々と分かりました。 それで、よろしければそろそろ、蔓の小さな実物、と言いうのがみたいのですが。 (たっぷりと、30分以上部屋の中を観察して。色々とメモも取って。 巻きなおされたねじは、次の興味へと力強く動き出す。) [Wed 25 Jan 2006 22:34:49]
◆戒 > ( ……お互い、頑張りましょう。 とか。 さて、誰が囁いたのか ) 学生も大変ですね。 ( 好き勝手に学ぶ事も、実際は中々できないのだろう、と。 貴女の様子を見て取って、微苦笑を漏らしながら。 ) ( 貴女の後を追うように、中に入れば後ろ手に扉を閉めた。 ) お好きに見回っていただいて構いませんよ。 ( じりじり、足を進ませる貴女に、どこか微笑ましげにかける言葉。 自分は、彼女が周囲をよく見れるよう 距離をとりながら、後に続こうか。 ) えぇ。 元々は… 僕とか、自宅に十分な機材を用意できない薬師が 複雑な工程の薬を作るためとか、日数がかかって人の手を借りたい、とか―― そういう、援助の為に借りる事のできる調合部屋です。 部屋はいくつかありまして、此処はそのうちの一つですよ。 ( やんわり、と。 時折、周囲に視線を向けながら 向けられた問いに、答えようか。その間に、自然と足も止まる。 ) ( ちなみに前述しなかったが、蒸留釜など、除草剤の調合過程に必要とするものは この部屋には、ちゃんと揃っている。 ) [Wed 25 Jan 2006 22:16:23]
◆エミリア > (色々と楽しいです! 背後の頭がおっついている間は。OTL) 実際のところ、そろそろ選び始めないといけないんですよね。論文一つ作らないといけないわけですし。 (はふぅ、とため息混じりに。いつまでもいたい、と思う反面、いつまでも親に迷惑をかけるわけにも行かず。どこかの教授の助手になろうと思っても、専門は決めないといけないだろう。)(時折「見境無しだろ」と言われます。否定できない。 夢は広く広く深く。でも、第一になることだけは決して無いと。自己観測。 一つを極めるのには、向いていない性質だと。)(急く気持ちが、戒との距離を縮めていく。と、それが縮まらなくなり。) なるほど、ここで。 あ、どうも、エミリアと言います。 今晩は。 (開かれた扉の先の光景と、説明の言葉に頷いて。その先にいた職員へと礼も忘れずに。 邪魔にならないようにと気をつけようとしながら、足を踏み入れ、機材へと視線を投げて観察開始。そして、じり、じりと踏み込んでいくことに。)(小さな実物、に大きく惹かれつつも、今見れるところに全力を尽くす覚悟で。) ええと、戒さん。 そのほかの薬品類も、ここで調合しているんですか? (除草剤専門の部屋だったら豪華なものだ、と思いながら。案内される前に聞いた、彼の名前を呼んで。) [Wed 25 Jan 2006 22:02:43]
◆戒 > ( 部屋の中には、数人。 まばらに、調合中のギルド員がいる事だろう。 もう必要ないだろうとはいえ、用心するにこした事はないから。一応、ストックとして調合しているだけのハナシ。 以前のような緊迫感は其処に無く、入り口にいる貴女に気がつけば、――見学の話が通っているのだろう。 会釈をする者も、いる。 ) ( 以前と比べれば格段に少ない、煙のような蒸気と 火に掛けられた鍋、ソレを受ける桶のようなもの、 それから 部屋の隅の机の上に、いくつかの実験器具。 元々、調合のための場所だ。今は、除草剤専用になっているが。 ) [Wed 25 Jan 2006 21:56:30]
◆戒 > ( 人生、楽しければいいと思う。 …。 ) ( 告げられた事実に、あぁ、と。 小さく、声を漏らして頷こう。 ) それはそうでしょう。僕だって薬学ならばともかく、他のものは中々手を出し辛いですから。 ( だから、蔓植物だって 除草剤の実験には使ったし、何か薬に使えないか、という事は考えるけれど。それそのものを調査したりはしていない。 ) ( 首を傾げる貴女に、少しだけ不思議そうな視線を向けて 待とう。 ) … へぇ。 興味の範囲が広いのですね。 ( 知りたい事だけに、と。 いえども、その項目は 予想以上に多いらしい。 改めて、感心したような声を返した。 ) ( 先ほどから、此方にぶつからぬよう注意しながら歩く貴女を見て ほんの少し、歩調を速めつつ。 ) そうですね。 …まぁ、今のまま、手広く研究なさるのもいいかもしれませんが…… ( 広く、浅く? 狭く、深く? …それとも、貴女なら 広く、深く して、しまえるのだろうか。 ) ( 今後が楽しみだ、と。 笑みを漏らした。 ) … あぁ、とりあえず ( 答えているうちに、足を止めて 左手側の壁の、ドアの前に立った。 ) 除草剤を作った部屋を軽く見ていただいて、 ( それから ) …小さな実物にご案内しようかと。 ( きっと そちらが、メインだろう。貴女の、知識欲を満たすモノ。 ) ( ドアを開いて、貴女に中が見えるよう、横に退いた。 ) [Wed 25 Jan 2006 21:45:18]
◆エミリア > (微妙に共通点が多いのは、偶然の一致です。 例えば、モグリだとか、興味本位だけで蔓を調べるとか。) 知りたいことだけに、ってつくんですけどね。 と、専門ですか? (謙遜っぽく事実をのたまおう。とりあえず、受けてみてから授業を決める。(まあ、細かな科目登録とかはまだ無いんだろうけど。)面白そうな―知りたい―授業に目をつけてモグルわけだ。 続いて『専門は』と聞かれて、頭を傾げた。自分でも良くわからない、なんて答えも出そうになった。) ええと、人文科に所属しているのですが、専門は決めかねています。 まだ卒業まで数年残していますので、ゆっくり決めようと思っています。 (結局、そんな答えになった。求めているのは知識であるが、特定の分野に絞り込もうとは、まだ思えない。) ええと、この先には何のお部屋が? (興味津々と。曲がる相手にぶつからぬ様に、注意しつつ。後に続いて右に曲がる。) [Wed 25 Jan 2006 21:29:42]
◆戒 > ( 気のせいです。何も見えませんでした。 …どこかのトリッキーな彼女を彷彿とさせたとか、内緒。 ) 成程。 ( 僅か、嬉しそうな素振りで頷いた。 ) 勉強熱心ですね。 ( もっとも、そうでなければこの時代、大学に行ってまで勉強しようという気は起こらないであろうが。 ) ご専門は何を? 植物学や、生物学ですか? ( あの蔓に興味を示すくらいだから。ひょっとしたら魔術科の生徒かもしれない、なんて。男が思うのは、精々そのくらいである。 )( それは、目的の場所に着くまでの、ただの雑談で。 ) こちらですよ。 ( 角を、右に曲がる。 向かっているのは、とりあえず除草剤を調合していた部屋。 ) [Wed 25 Jan 2006 21:06:58]
◆エミリア > (なんだか、目に痛い色だったのは気のせいだ。と思いたい。orz )(二つ目の足音も、廊下に響く。 目の前の彼にぶつからぬようにと距離を開けて。エミリアは、いつものジャケットとバッグを身につけ、髪は三つ編みに纏め両耳の脇から垂らした姿で。) はい『個人的に』ですが、あの蔓の資料、情報を集めていますので。 サンプルもあるということでしたので。 (問われたことに、頭の中で一度確認をしてから、返答を。アポをとるために送った手紙に書いたことを思い出すようにして。 ついでに、ぱらりぱらりと、頭の中で資料を捲って。目当てとするものは何だっただろうと思い返す。) [Wed 25 Jan 2006 20:56:31]
お知らせ > エミリアさんが来ました。 『(白衣の彼に続くように)』 [Wed 25 Jan 2006 20:45:36]
◆戒 > ( その性質からだろう。清潔に磨き上げられた廊下に、幾分かゆっくりとした足音が響く。 ) ――― 改めての確認になりますが、 ( 白衣を纏った人物は 肩越しに軽く振り返り、背後に言葉を投げかけた。 足音は、その間だけ更に緩まる。 ) 例の蔓植物に関った場所の見学、という事でよろしかったですね? ( 問いの響きは、足音と同じに緩やかに。 ) [Wed 25 Jan 2006 20:34:51]
お知らせ > 戒さんが入室されました。 『( 薬品ギルド。 )』 [Wed 25 Jan 2006 20:28:09]
お知らせ > ザッハトルテ@書籍系Gさんが退室されました。 『( 1ヶ所、避けたいような見てみたいような場所はあるのだけれど。 )』 [Tue 24 Jan 2006 03:51:20]
◆ザッハトルテ@書籍系G > 「もしくは身分を証明してくれる団体」 …ギルド以外を指しているのでしょうから、大聖堂関係者ですとか中央病院、市図書館の職員辺りが該当するのじゃないでしょうか。 作家組が今頃残念がっているかも知れませんね、 流石に「飛燕」は無理かも ですが ――…「薔薇十字」辺りは先日の蔓事件時の活躍もありますし、大手を振って取材に行けるチャンスだったのに。 ( もっともそれは市からの依頼に対する公私混同にあたりそうな気もするが。 ) …………… ( 其処から先は本当に只の雑談だ。 依頼を受けたらのIFの話、何処を見て来たいだとかそんな類の。 「スターブルーム」を挙げるのは秘された知識への興味だろうし、医学技術の現状を知りたいから自分なら「リスカ」に行きたいだとか。 結局此処の不良中年どもは、揃って好奇心旺盛なんだろう ) ( 話題を振られて瞬きした。 ) ――…さあ 何処が良いでしょうね。 大聖堂は訓えそのものに詳しくないので、物見遊山程度に赴くくらいが好きですし ――… ( そんな話題で夜は更ける。 ) [Tue 24 Jan 2006 03:50:20]
◆ザッハトルテ@書籍系G > ( 2,3の打ち合わせの後、訂正や掘り下げの注意事項を書き込んでいるのだろう、忙しなく動く相手の手元をぼんやりと眺めた。 ――…今必要なのはこう云った何事も無い平凡な時間、忙しいくらいが丁度良い。 川の流れを逆にしようだとか海そのものをコップに汲もうだとか、どうにもならない事を気に病んでも仕方ない。 …そのうち下流に呑まれてくれる 水平線に消えてくれる。 その頃には過ぎた事として如何でも良くなれるだろう ) ……あ。 ( 丸めた羊皮紙がこちらに軽く突き出されていた。 軽い謝罪をしながらそれを受け取って ) ………? ( カップが空になるまでの間、茶飲み話のような雑談。 ) 市に存在する団体の調査活動――ですか。 そう云えば有名どころは別として、…うちみたいな零細団体の話って余り聞きませんやね? ( 意識を引き摺り戻して座り直し ) [Tue 24 Jan 2006 03:36:42]
◆ザッハトルテ@書籍系G > Ring-a ring a roses, A pocketful of posies, ……… 《 輪になって薔薇の花輪を作ろう、ポケットいっぱいの紅い「華」》=@( 提出した用紙は相手の手元にある。 諳んじた原文を読み上げて――薄らとスモーク状の空気を、吸い込むと酷く喉の奥がざらついた ) それ 黒死病(の事ですし――…紅い華はペストの初期症状に発する紅疹。 この後に続く《くしゃみをしたら皆倒れた》は「高熱を発して皆死んだ」の暗喩に当たる。 「輪」は病気が多いに広まった事実の例えでもあるし、…童謡にカテゴライズするには随分シュールですよね? この詩に合わせて子供は輪遊びさえするのに。 ( 今度は喋りすぎて喉が痛む。 カップの中で揺れる黒い液体を飲み込んで ) …了解です。 ではこのままの方針で。 [Tue 24 Jan 2006 03:23:24]
◆ザッハトルテ@書籍系G > ( 加減を知らない豆の挽き方による、インクを煮出したような奇っ怪な色と香りの珈琲だって此処の面子は普通に呷れる。 作家な方々の部署ではまた別で、紅茶の濃さだってこうと決めているのかも知れないけれど ) ――…それはええ、そのままで良いと判断しました。 子供向けの読み物ですから余り捻りすぎても。 元々が含みのある話ですし――… ( 正面に座る同僚の顔と云うよりその背後をこそ見るように。 安普請の建物。 脂で黄色く薄汚れた壁に締め切って篭った空気、机の上に詰まれた紙の束と天板を覆う灰。 …可燃物の山である狭い室内は本来禁煙にすべきなのじゃないかと思うのだけれど、勿論「禁煙」前はそんな事を微塵も気にしなかったのでお互い様だ。 うかうかしているとカップの中にも煙草の灰が落ちてきそうな、かと言って今更それを気にしやしないんだが。 ) [Tue 24 Jan 2006 03:08:13]
◆ザッハトルテ@書籍系G > ( 煙草は要らないと断ったら変な顔をされた。 さもありなん、年内までは何れ劣らぬ愛煙家揃いの面子に席を連ねていたのだから。 ソーサーも何もない無骨なカップに口をつけ ) …だから、禁煙してるんだって。 ( 厳密には喫えなくなった、に近いのだけれど。 だから先日誰かさんに語ったさもこれから禁煙すると宣言するよな言葉は嘘。 ) ――…理由? 何だって構わないじゃないですか。 それよりほんとうに興味があるのは 「禁煙できるか如何か」 の方でしょうに。 ( 敢えて語調は柔らかく、曖昧な笑みで誤魔化した。 ) [Tue 24 Jan 2006 02:58:30]
お知らせ > ザッハトルテ@書籍系Gさんが入室されました。 『( 手渡しのコーヒーカップを受け取って )』 [Tue 24 Jan 2006 02:51:28]
お知らせ > ヒルダさんが帰りました。 『そしてふらりとベッドに倒れこむと、死んだように眠った。』 [Mon 23 Jan 2006 04:48:02]
◆ヒルダ > ( あ。 そんな声が微かに漏れる。 伸ばしかけた手は届かず、自戒するようにその手を胸の上で抑えた。 ) ……… おやすみなさい、マギー。 ( その手が膝の上にすとんと落ち、暫しその沈黙の中で眼を瞑っていた。 彼女の後姿を見送ってから、いつまでもいつまでも。 ) [Mon 23 Jan 2006 04:47:25]
お知らせ > エンジェル@魔女ギルドさんが帰りました。 『そんな帰り道、ポケットに忍ばせたロープを橋から投げ捨てた。』 [Mon 23 Jan 2006 04:43:47]
◆エンジェル@魔女ギルド > ( 彼女に自制心を、私には我慢と信用を―― 被害者ぶって、求められて、少し分の良いシーソーゲームだと思う。 なんて私は虫が良い。 ) ( そんな酷い目、痛い目にあっても未だに彼女の中で、彼女の思い描く魔女の姿への憧れが燃える事は知らぬ。それは侮るような甘さで、油断かも知れないが―― ) ヒルダ、それってまるで愛の告白だわ?( 早速釘をさす。稲妻に打ち崩された塔を再び積み上げようというのだ。それは一から作るよりも厄介な作業かもしれないのに。そして、我が侭を言う彼女に、呆れたような溜息を一つ。 ) それもお願いのうち? ( 少しだけ、咎めるように睨んで―― それは甘すぎる、と。彼女の殺害まで企んでいたのだ そんな掌で、彼女を包む事なんてできやしない。 睨む目を伏せて。 ) 今は難しいわ。ごめんなさい 未だ私の気持ちも整理がついていないの。 時間が掛かるって、言ったでしょう? ( 唇に触れた掌を引いて 進むのは向かい合う彼女の方ではなく、扉のある後ろ側。背を向けるないまま、扉まで下がって。 ) だから、今日はこれでお別れ。 話ができて良かった。 おやすみなさい、ヒルダ。 ( 言い残せば くるりと背を向けてドアをあけて、返事は待たない。するり、部屋を抜け出して 家路につこう。 彼女を手にかける事にならなくて、良かった事を喜んで―― ) [Mon 23 Jan 2006 04:42:06]
◆ヒルダ > ……… うん。 ごめん…なさい…。 ( 血の味が滲む唇をきゅ、と噤んだ。油断すればすぐに溢れ出す懺悔の言葉を血と共に飲み込むように。意識すれば、意識すればもう言葉にはしない筈だ。 こんな話は、ああそうだ。十字架に向かって話してやろう。 喉まで出掛かった望みを堪えて、苦しみながら出した願い。確認するマギーに対して重々しく頷いた。 多くを望めば私はまた同じ過ちを繰り返す。私は、私の気持ちをコントロールしなければならない。忘れるなヒルダ、お前が口にしそうになった言葉は心の闇だ。 悪魔だ。 それを制御してこそ、一流の魔女なのだ。だから、堪えろ。 ) ………―― っ ( 不意に唇に触れた冷たくて、どこか優しい指に まるで愛に不慣れな者のようにびくりと体を強張らせた。 その時初めて私は唇に血が滲んでいる事を知った。それ以前に血の味が口に広がるのを知ってはいたが、まるで自覚が無かったのだ。 これが毒ならば、私はそれに犯された体を抱いて寝よう。 ) ……それでいい。どれだけ時間が掛かってもいい。 私は……。 ( ふ、と肩の力を抜いた。感じていた緊張が少し薄まったような気がする。 ) ……もう一つ、我侭なお願いを聞いて欲しいの。 いつもみたいに抱きしめて。 ( 出会った時、別れる時の、挨拶代わりの抱擁を。 ) [Mon 23 Jan 2006 04:15:39]
◆エンジェル@魔女ギルド > やめて頂戴。 そういうの…… 卑怯だわ。 ( 後悔を垂れ流すヒルダの言葉をさえぎって、斬り捨てるよう言い放つ。それはもう済んだ事で蒸し返して気分が良い物じゃない。そして、自惚れがちな自己陶酔に付き合う気もない。 それでも彼女は悪魔を頼り、過去を暴いたのだ。 そんなの、問答無用でレイプされたのに、ナニも丸出しのままで頭を抱えだした強姦魔の懺悔を聞くような物。 聞きたくない。 その後の、何か言いたい事を堪えるような表情を少し睨んで、視線をずらして溜息を一つ。 何て敵意丸出し、そんなつもりじゃない。 それはもう済んだ事で、済んだ事はもう変えようが無い事。 必要なのは、今何をしなきゃいけないか 自分はどうしたいのか―― 望みをかなえてあげる、という言葉に付き合いを再開する事への期待が無い訳じゃない。 それを言ってくれたら、それでいいとも思っている。 最初はぎこちなくても、元の間柄に戻れるんじゃないかって。 そんな期待が無い訳じゃない。 ) ( でもそれを自分から言わないで、彼女を試すようなことを言うのは防衛線。 返事次第ではそんな希望も断ち切れる。 告白の誠実を口にして、それから表情を変えていく顔をじっと見ている。 噛み締めた唇に滲む血が痛々しい )――… それが、望みなのね? ( 今彼女はものすごい我慢をしているんだろう。甘い顔をすれば直ぐにその気になってしまう単純さをぐっと堪えて、過ちの反省から自戒をして。そんな様子は吐き捨てた毒が、随分効いているようで。 ) 私は貴方に感謝しているの。ただ、最悪の方法を選んだ事が許せない―― 許せなかっただけ。( 言い直して、腰を浮かして血の滲んだ唇へと手を伸ばし、気遣うように触れて。 ) ホント言うとね?貴方を嫌ってる事はとても苦しいの。( 自分の望みと、彼女の望みの妥協点。 ) でも、それには長い時間がかかるわ。貴方はいつも私に試される。それでも、良いんなら。( 今すぐには、元通りにはなれないけれど。 ) [Mon 23 Jan 2006 03:59:07]
◆ヒルダ > 本当は前に会った時、話しておくべきだった。私のことばっかり喋って肝心な事を言わなかったわね。 ……今話したのが全部よ。それ以上は無いから……。 ( 前置きにそんな言葉を返し、続く言葉に伏せがちだった眼がマギーを見た。 「私の望みを叶えてあげる」 その言葉は甘い誘惑、どんなことでも叶えてくれるの? ―― ”グッド!じゃあ早速今から元の間柄に戻ろう!そんでもって、明日一杯やりにいかないか。商業地区に良い店が出来たのを知ってるんだ!” …本当にうっかり、それを口にしそうになった。ぐぐッ、と唇を噛み、眼を瞑り顔を伏せる。 肩を震わせ、スカートを引き千切りそうなほど強く強く拳を握った。 やがて溜まったものを吐き出すように長い吐息を零すと、顔を上げ、滲んだ血で口紅のように赤くなった唇が開いた。 ) ………マギー。 私はまだ、出来てしまった隔たりを無くそうとしている。友達の間に戻れると本気で信じてる。その為に私がやらなくちゃいけない事はあるけど、そして時間は掛かるけど、それを暫くの間黙って受けて欲しいの。もう一度、貴女の為に動くことへの許しが欲しいの。 もう、今度はこんな真似しないわ。 ( 占い師としての解決の道。それは原点へ戻る事を意味するもの。ささやかに彼女が歩くのを見守り、少しずつ少しずつ信頼を取り戻していくしかない。 これもやっぱり、幸せな物の考え方をする私ならではな願い。 ) [Mon 23 Jan 2006 03:29:04]
◆ヒルダ > ( それは単なる足掻きで、単なる自己満足に違いない。こうしてマギーの体に起きた異変という問題に向き合っている時は、彼女の為に時間を割いているという小さな満足に浸れた。自分が犯してしまった過ちの罪悪から逃れることが出来た。 でも私はやっぱり、彼女のことが大好きなんだ。 ) ……悪魔の事とか余り判らないでしょうけど…。 悪魔の力を借りるっていう選択肢があるのを知ってたわ。貴女の様子がおかしいと感じた時から。でも、絶対にそれを使うまいと心に誓ってた。 ……貴女が入院している姿を見るまでは。 ――本ッ当、馬鹿だわ。 ( そうだ。彼女の言うとおり、私たちは親友のままでいれた筈だ。 泣きたい気持ちになったけど堪えよう。本当に泣きたいのは相手の方に違いないのだから。涙する資格なんて無いのだから。 ぐったりと疲れたような表情を見て、すこし胸が痛んだ。私の方も神経をすり減らしてしまったが、マギーはもっとだろう。それが今実行しようかしまいかの分岐に立つある出来事のせいもあるとは、幸せなヒルダは気付きもしない。ただ妙な緊張があるとだけしか認識していない。 ) ………ええ。 そう…… 。 ( 心の中でまた浮かんだ自惚れに、マギーからは机の影で見えぬ拳を爪が食い込むほど握った。 「私が沢山心配してあげるわ、マギー!」 まだそんな事を思い浮かべる己の脳味噌を取り出して、散歩から帰る時に出す犬の糞と一緒にゴミ箱に捨ててやった方がいいらしい。 ) [Mon 23 Jan 2006 03:28:27]
◆エンジェル@魔女ギルド > ( TAKE2 ) 考えすぎよ。貴方が見たとおり、私は”あんな風”に情緒不安定で―― きっと心配して欲しかったのよ。( 憂鬱げに視線を下ろす。誰にとは言わない、自分に一番近い人間なんて、彼女も判りきっているだろう。そして、これは嘘に交える一分の真実でも在る。それは憂鬱な自覚。 それを振り切って、ここで自分は一つの決断を下さなくちゃいけない。 彼女の告白も途切れ、不必要に情報を与えずに聞ける事はコレくらいだろう。 ) ( 自惚れ屋の魔女ヒルダは、私が親愛の情を抱く吸血鬼にとって害になるか否か。 )――… オウケィ、判ったわ。何を知られたのか、何を見られたのか 其れを知っていないと不安で仕方がなかったのよ。( 前置き。事実でもあるが。 ) 今度は私が私の義務を果す番―― ( 顔を上げて、机についた肘を崩してテーブルの上について ) ねえ、ヒルダ。 貴方の望みを一つかなえてあげる。 何でも良いわ、言ってちょうだい。 ( 現時点での結論は、ここで縊り殺すよりも、適当に譲歩しておいてお人好し加減を利用するのが良い、そんな冷ややかで、下らない打算。 その結果、口に出したのは「借り」の一つ。 それが気になっていなかったと言えば嘘。自分の大切な、妄執の固まりであり、分身にも等しいギターを探してきてくれた事へのお礼。 何でも良いというのも嘘ではない。 この場で払いきれない物なら一生かかってでも達成するつもり ) [Mon 23 Jan 2006 02:49:17]
◆エンジェル@魔女ギルド > ( 本当に余計なお世話。けれど―― こうしてこの本が未だここにあるという事は、彼女がまだ自分を思いやって、何とか解決しようと思っているからには違いない。それこそ、あんなものは身から出た錆で、彼女もそれを知っているのならほっといても構わないのに。 それが少しだけ憂鬱な気分にさせる。 彼女なりの真摯に対して、私はただヒステリーを起こしてどうにでもなれと当り散らしただけだ。 纏わり付く倦怠感 机の軋みを聞きながら、組んだ手の上に載せた頭を頬杖をつくように僅かに横に倒し、ご大層にして仰々しいタイトルの本を眺め。 ) そうよ、見なきゃ良かったのよ。そしたら貴方と私は親友のままで 死にたいような思いをする事もなく、こんな問答をする事も無かったのだわ―― 貴方が其れを悔いて自ら命を断っていたら私は「どうして」って怒り狂った事でしょうよ。 ( 半ば投げ遣りに口に出すのは正直な思い。最悪のケースとして元友人の殺害計画を立てることも無かった。謝罪には軽く肩を竦め―― きっと幾ら言っても足りないのだろうが、今更だ。それはもう済んだ事。それくらいの分別は持ち合わせてるつもり 何もこの無謀な計画は、自分の足跡を暴かれたから立てた訳じゃない。 )――… ( 半端な頬杖をついたまま、机の上の書物から視線を上げて彼女に視線を向ける。 彼女が「吸血鬼が誰か」を知っているか、居ないか、それが彼女と私の命運を分ける重要な事。 ) そりゃ怖いわよ。当たり前でしょう?実際に大の大人がブルッちゃうような事が起きた訳だし――… ( 口に出すのは一般論。そう、自分が思っていたように紙面で見るNEWS程度の感想。 実在した、と言えば一番大きな物は淑女事件か、時期がわからないのだとしたら摩り替えるには丁度いい事件。 ) ( 其れだけを言って、草臥れたように目を閉じる。否、実際に自分の思い出話にうんざりして、倦怠が纏わりつき ぐったりと膿疲れている。昨日から眠っても居ない物だから目がじんわりと熱い――… 覗いた内容には、「誰か」までは含まれて居ないよう。責任感に気負っていた肩の力が抜けて、このまま眠りに落ちてしまいそうだ。でも、まだ判らない 興味は持っている事は判る。 ) 考えすぎよ。貴方が見たとおり、私は情緒不安定で―― きっと心配して欲しかったのよ。( 憂鬱げに視線を下ろす。誰にとは言わない、自分に一番近い人 [Mon 23 Jan 2006 02:37:48]
◆ヒルダ > ………。 ( 本に関しては口を噤む。嫌な気分にさせただろう。 「占い師とは」「魔女とは」 もし自分がそんなタイトルの本を読んだらきっと同じ台詞を吐いたに違いない。俯いたまままるで悪いことをした子供のように目を伏せる。 ぱさ、と本が置かれ、安いテーブルはちょっと体重が掛けられただけで僅かに軋んだ。上にのって踊りでもしない限り流石に足が折れるようなことは無いだろうが…。 問いかけに静かに溜息を零して ) ――見なきゃ良かったと思った。或いは、このことを貴女に伝えずに銃を咥えて引き金を引こうかとも。 ……思っただけよ、結局やらなかった。笑ってよ、その時点で私はまだどうにか乗り越えられるって信じてたのよ。 ( 悪魔との契約を放棄して、あの金属翼に首を刎ねられるか自殺しようか。けれども僅かな希望という名の自惚れから、結局それは実行しなかった。いや、単に命が惜しかっただけかもしれない。 ) … 謝ったぐらいじゃ済まないと思う、けれど。 …ごめんなさい。 ( 話の流れに乗るような自然な言葉に、何の不審な点も感じることはなかった。ただ、あの日流れ込んできた意識の中で吸血鬼という部分は私の認識の間違いだったのかな、ぐらいに思って。 ) 貴女が親しくしている吸血鬼… の事だと思っていたのだけれど。間違いだったかしら。 貴女は一度吸血鬼を恐れて、それが逆に気に入らなくて。 だから理解するために血を飲んだ。 ( 間違いならばそれでいい。私が知ってしまった彼女の心の中の一つを不透明にすることが出来る。でも… ) 貴女がそこまでする吸血鬼ってどんな人なのかしらと思ってたのだ… いえ。 ( 小さな咳を一つ。 ) ごめんなさい、それについてももう何も考えないわ。勿論、探ったりなんか絶対にしない。 [Mon 23 Jan 2006 02:11:26]
◆エンジェル@魔女ギルド > ( 引かれた赤い線、其れは注釈部分に良くある何でもないような色。けれど血で引かれたその線はインクで引かれたものとは違い酸化し、黒ずんでいるのだろう。其れが何であるか良くは判らなかったが 気味が悪くて少し眉を潜める。事実を知れば悪趣味だと言い切ったに違いないが、今はそれを問う気もなく、知った風な事を書かれた文章を追う。 その自覚があればこそ 「余計なお世話よ」 そんな気持ちが強い。 口元は皮肉と自嘲に歪んで、静かに本を閉じる。 ) 面白い本を読んでいるわね。 ( 声音は平素を装いながら、これ以上踏み込むな、と重要部分に線を引かれた本という形で垣間見えた意思の表れを威嚇するような事を言って、本を脇に置いて机の上に両肘をついて手を組み、その上に顎を乗せて少し身を乗り出して。 「気が狂うほどに苦しんだ」 ) どんな気持ちだった? ( 息付く合間に問う これは確めなくてはいけない事とは別の、個人的な興味。それを見て後悔したか、しなかったか、興味がある。 魔女の告白は続く。 )―――… ホント、勘弁してほしいわね。( 流石にうんざりしたように勢いのない溜息めいた吐息とともに言う。彼女の口から飛び出る事は何もかも身に覚えがあって、改めて記憶を呼び覚まされて―― それはまるで年老いた母親から子供の頃のやんちゃを聞かされる中年オヤジのような気持ちだ。或いは、やたらに記憶力が良くて、お前は昔こう言った、と自分が覚えている事を記憶力を誇るように口に出す奴に対してうんざりするような。 本当に勘弁して欲しい。 ) それに何、吸血鬼って。 ( 重要部分に差し掛かった、緊張する。けれど、平素を装って―― 普通な反応だと思いたい 極普通の人なら吸血鬼なんて言葉が出てくる事は稀。 ) [Mon 23 Jan 2006 01:45:39]
◆ヒルダ > ( 栞が挟んだ一文には鶏の血を使ったインク(こんなのを日常で使うのは魔女くらいだろう)でご丁寧に線が引いてあるだろう。鶏の血は儀式に用いるものだが、ヒルダがそれを使ったのは魔女ギルドに沢山あり、且つ赤くて目立つからだ。 一文にはこうある。「――なので、聖痕とはほんの一握りの一部を除き、本人の精神的な理由から現れるものだと考えられる。クルストの痛みと苦しみを我が物にしたいという欲求が起こさせるものだと――」 ) 私はその時点で気が狂うんじゃないかってぐらい床に転がって苦しんでいたから、全部ちゃんを見れた訳じゃないのだけど。 後は……… ( …頭痛がした。後は、なんだ。 その後もぽつりぽつりと思い出すようにマギーの過去を紡いでいく。それは良くない思い出ばかり、それしか見せられなかったのだからそうなってしまうのは仕方の無い事なのだけど。 更に、更に続き。 ) ふと、覗き込まれるような感覚への不快感。怒りと、乱暴な言葉。 仕事の事に関して気に入らなかったこと。嫌な客、調子が出ない日。 吸血鬼の気持ちを知るために”血”を飲んだこと。 貴女の笑顔を買うと差し出されたお金と、そのお金の行き先と。 自分のせいで怪我をした人達。 …… ( 思いつく限り並べていく。 ) [Mon 23 Jan 2006 01:22:27]
◆エンジェル@魔女ギルド > ( 声すら震える彼女の様子を眺め、手に取るように感じられる緊張と不安を味わいながらコートの前を空けて、少し楽に。 わざわざ重要部分と思われる場所に栞が挟んであるのならそのページを開いて眺めてみる事にした。それは特に意味の無い、自分が重要な問題としている目的の部分に至るまでにつまらない話を聞く間の手慰み程度の行動。聞く事と見る事を同時にしても別に注意が散漫になるでもない。 そんな義理はない、と言われれば其れまでだったが、予想通り 「真っ当で」「お人好しの」魔女は自ら義務があると口に出して張り詰めた緊張に辛そうに息を吸う。それを聞けば逆に冷静になって行く。下らないバカ騒ぎを醒めた目で眺めるような心境、と言っては彼女が可哀想だが、そんな気持ちで頷いて。 ) ―― 。 ( 文字の羅列を目で追いながら、他人の口から飛び出る自分も聞きたくないような自分の思い出話を聞く。それを見られ、知られた事は少し置いた時間できちんと理解して、喚き散らす程じゃない。 けれどやはり毛穴が開き、産毛が逆立つような気持ち悪さがある。きっと露出していれば羽根が膨らむ様すら見えただろう。だけど別にそれはどうでもいい事で、詳しく聞かなきゃいけない部分じゃない ) 続けて。 ( 裁きを待つような間に置くのは短い一言。 ) [Mon 23 Jan 2006 00:59:22]
◆ヒルダ > ( 平静を装うことも出来ない。表情に見て取れるだろう、うろたえる様が。 本を手に取る彼女にその動揺の色が更に強くなった。「この期に及んで私はまだ貴女の力になる」という考えの表れだから。どうしようもない自惚れの象徴だから。気になる一文には栞が挟んであるぐらいだった。 ) ……確かに、貴女はそれを知る権利があるわ。そして私はそれを話す義務がある。 ( くそッ 声が震える。 だが、深呼吸すら出来ぬ程この部屋の空気は張り詰めていた。 引きつりながら漸く吸い込んだ息を静かに吐き出しながらゆっくりと質問に答えるべくあの日の記憶を呼び覚まそう。 ) ―――浮かび上がった”像”は。まず、貴女の子供の頃から始まったわ。 貴女の―― お父さんの事。貴女が、どういう眼で周りから見られていたかという事。 お父さんが最後に貴女にしたことと、貴女が最後にお父さんにした事。 ( ああ、胸が痛い。こんなこと、もう喋りたくない。 でも私は言わなくちゃいけない、一度ぐっと唾を飲み下し喉を潤してから更に言葉を続けるために口を開く。 ) [Mon 23 Jan 2006 00:42:55]
◆エンジェル@魔女ギルド > ( 緊張感が張り詰めたようなぎこちない空気、気まずい状況。それを何処か心地良く感じながら、それとなくヒルダを目で追う。緊張しているし、怯えているのだろう―― 当然だ。 そう仕向けた。 同時に感じる左胸の違和感。 机の上に置かれたままの新聞や本などをちらりと眺めながら、勧められた椅子へと腰をおろして。ちらりと見えた文字 は 苦笑めいたものが湧き上がり、口元が微妙に変化するのだろう。 何用か問う彼女への答えを置いたまま、本を手にとって表紙を眺め 読む気もないのにパラパラと捲って。 ) 聞きたい事があるの。それに答えるのはそう難しい事じゃないわ そして、私はそれを知る権利が在る。( 捲るページから視線を上げて現状の精神的な優位に甘んじて言う。勘がよければ此処までで、何が知りたいのかは推測できるだろう。 「それ」に限っては自分が被害者である、という前置き。 ) そう、簡単な事。 貴方が、何を知っているか 私は貴方に何を見られたのか。 ( 理解不能の領域である悪魔召喚については一先ずは事実として置いて、問うのは彼女が垣間見た自分。 私はそれを聞く権利が在る、と前置きして、違う?と首をかしげ ) [Mon 23 Jan 2006 00:28:30]
◆ヒルダ > ( 何故か背筋が寒かった。 その原因が何なのか私には判らないが。 ) ………ええ、どうぞ。 ( 勧めるのは椅子だ。勿論、前の関係のままだったならば二人でベッドに座り込んだりもしたけれど。 小さな机を挟んで並べられた二つの椅子の内、一つに腰掛けた。マギーは逆側の椅子に座ることになるか。机の上には空になったティーカップと 「ヴェイトスを襲った蔦の撤去作業、未だ続く」 と大きく書かれた新聞。後は読みかけの本なんかが置いてあるだろう。次の瞬間にはその本のタイトルを伏せるように引っくり返す訳だが、ちらりと一瞬「聖痕」の文字が見えるだろうか。 ) それで…… 話って何かしら。 マギー。 ( 胸は何故か早く脈打ち、口の中がカラカラに乾いている。何を緊張しているというのだろう、私は。 不安、不安、不安。一体彼女は何を口にするのか、じっとその口が開かれるのを待った。 ) [Mon 23 Jan 2006 00:13:21]
◆エンジェル@魔女ギルド > ( パッとみれば足首まで覆う黒いコートに、黒い髪。場所柄魔女にも見えたかもしれないが、すっきりとしたシルエットのベルトの付いた極普通のコートであって魔女のだぶついたローブではないのが判るのだろう。そんな物もっていやしない。 目の前の魔女の困惑した顔と、言葉に迷う口元とは対照的に笑うでも無く顔を顰めるでも無く、これといって表情を浮かべないままにその様子を眺め―― ヒステリーを起こすままに彼女に注いだ毒が浸透している事を知る。 彼女が落ち着くまで、そして言葉らしい言葉を発するまでそのまま待つ。「何しに来た」と問われれば返す言葉は決まっている。 「話があるの」 其れを言う前に察したのか、入れという彼女に続いて、そう広くもない室内で犬を飼う彼女の、動物の匂いがする部屋の中に足を踏み入れて。 ) 話があるの。 ( 問われぬまま招かれてもやっぱり口に出す言葉は同じだった。 座っても構わない?と首をかしげ。椅子があるのなら椅子を、無いのならベッドを指そう ) [Mon 23 Jan 2006 00:04:19]
◆ヒルダ > ( 扉から顔を覗かせたのは、一瞬は魔女ギルドの同僚だと思った。黒い服装は基本的に魔女のものだと認識していたから。 けれどもその顔は、良く見知っているけれど、声も良く聞き覚えがあるけど、同僚のものでは無くて。 ) ……… マギー。 ( ――魔女の目は動揺した表情を見せるだろう。魔女の口は続けるべき言葉を探して開き、結局見つからなくて閉じられた。こんばんは。どうしたの、こんな時間に。あらマギー、いらっしゃい。どれも相応しく無い言葉のように思えて。 その状態のまま2秒か3秒ほど時間が止まる。 ………用事だ、そうだ。彼女は私に用があってこんな時間、こんな寒い日に此処までやってきた。 ) ……… 入って。 ( だから前置きとなるべき言葉を言わぬまま半歩後ろに体を引いてドアを開けた。 ) [Sun 22 Jan 2006 23:53:12]
◆エンジェル@魔女ギルド > ( 魔女が安息日を休んで過ごすと知れば怪訝な顔をしたかも知れぬ。この女の魔女と言う物へのイメージは偏見そのまま。彼ら、彼女等はアンチクルストであり、十戒を進んで破り、神を嘲り、安息日にはサバトを行っては山羊の頭をした悪魔の男根に口付けし、入り乱れての淫行にふける そんな植え付けられたイメージそのまま。勿論、知識としてはそうでない事が多い事は知っていても、魔女というイメージにはやはり偏見的なイメージが付き纏う。さておき―― 特に急ぐでもなく、強い訳でもなく響いたノックが二回。 腕を下ろして休むまでもなく、ほんの少しの間を置いて返事が返る。 聞き覚えのある声で。 ) ( ああ、居るのか―― 緊張感が高まる。 ) ( やはり、この後に及んでも気が進まない部分はあるのだろう。扉に近づく足音、扉に手が掛かるのを耳で感じ取りながら。軽く肩を上げ下げして緊張を解して―― 扉が開いた。 混じる室内と廊下の空気、感じる動物の匂い。隙間から覗く顔が誰だかはわかっている。 )――… Hi ( 小さく手を揺らして、軽い挨拶。 ) [Sun 22 Jan 2006 23:46:05]
◆ヒルダ > ( 幸いにして今日は休日だった私は夜まで「ぎるがめっしゅ」でお世話になった。ヴェルセリオスに礼を言い、また来るねと別れ――。 自室に戻ったのがつい二時間前。出来たら今日もあの客間で寝て行きたかったが、生憎明日は早くから魔女の定期の会議のようなものがある。新人である私なんかは発言を求められない会議だ。別にそれが不満って訳じゃないのだが、それならもう少し遅くまで寝て居たいのになあと思うのが正直な所。とはいえ、こうして誰もが魔女としての地位を固めていくのである。今は辛抱しながら朝の寒さと後片付けなどの雑務をこなそう。いつかこのギルドに有益な存在となる為に。 ) …………? はい。 ( さて、そろそろ寝なくてはと思いつつも茶を啜りながら椅子に腰掛けていた時だ。不意の来客に魔女は顔を上げた。 「明日の会議は中止になッたってよ、ヒルダ。」顔見知りの魔女が顔を覗かせながらそんな言葉を口にするのを期待しながら。もっと贅沢な願いで良いならやっぱり愛しの恋人が良い。背が低いから、開いた扉の下の方からいつも顔を覗かせてくるんだ。 ドアの前まで歩き、取っ手を握るとそっと扉を開け、引いた。 ) [Sun 22 Jan 2006 23:30:15]
お知らせ > ヒルダさんが来ました。 『―――………。』 [Sun 22 Jan 2006 23:27:47]
◆エンジェル@魔女ギルド > ( 多くのギルド員が住まうのだから人目につく恐れも多く、今更そんな事を気にしても仕方がないのだが―― 開き直って人目を避けるでもなく、受付を訪ねずに寮の方へ向かう。もしあの後部屋を変わっていなければ、彼女の部屋は判っている―― 関係者以外立ち入り禁止、と表示のある扉や通路を気にする事もなく、一直線へ彼女の部屋への廊下を進む。 人が住む場所だけあって何かしら人の気配や、雑多な物音、低い呪文のような声が壁やドア、さらには床を隔てて聞こえてくる。なるべくそれらを気にしないように、余計な物を察知してしまわぬように心持ち足を速めれば、あっと言う間に目的の場所。 ) ( 今更躊躇した所でどうにかなるものでもない、ポケットから出した手で 二回。 扉を叩く。 ) [Sun 22 Jan 2006 23:25:38]
◆エンジェル@魔女ギルド > ( そんな取り浸かれたような必死さと、エネルギーは今の私には無い。調べてどうするつもりだった?一発殴ってやらなきゃ気がすまない、そんな気持ちだったか―― 目を閉じ、僅かに顔を横に振って、現実逃避のような過去の妄執を捨て置く。この後に及んで――。 足首までを覆うストンとしたシルエットの黒いコートのポケットの中、指先に触れる凶器の感触を確かめながら、魔女の領土に踏み入れる。 ) ( もしもの場合の殺害方法は絞殺にした。ポケットの中には、手が滑らないように端に結び目をつけた60cm程の細いロープ。これなら川に投げ捨てても燃やしてしまってもさして目立たないだろう。 ) [Sun 22 Jan 2006 23:15:17]
◆エンジェル@魔女ギルド > ( 見上げる看板には輝く星と箒。市公認とは言え、陰鬱なイメージが拭い去れない魔女のギルドにしては洒落た名前だと、掲げられた其れを眺めて思う。そんなもの以前訪れた時には気にしもしなかった。このギルドについて知ってる事は少ない。興味も無かった。辛うじて知っている事は25年前、恐らく私が生まれた年に起きた魔物の大襲撃で大勢の魔術師を率いてそれらと抗戦し、勇名を馳せた故アルカナ・テトラグラマンが前ギルド長を務めていた、という位か―― 自分が捨てられた理由を探すみたいに、その事件についてしつこく調べた時期もあったっけ。結局は数名が名を馳せ、大勢が死んで、街はたった二人の痕跡を辿る事ができない程に混乱していたという以外は何も判らなかった。冷たい外気に混ざり行く己の息の白さをぼんやりと眺めて、過ぎ去っていった熱病のような時期を思う。 ) [Sun 22 Jan 2006 23:11:13]
お知らせ > エンジェル@魔女ギルドさんが来ました。 『 スターブルーム 』 [Sun 22 Jan 2006 23:10:54]
お知らせ > 人影さんが退室されました。 『立ち去った』 [Sun 22 Jan 2006 21:01:04]
◆人影 > ――さて、田舎 (忍) 者は此処を去るとしよう (腕を組んだまま、ちらり其方へ。渋い顔をしているギルドのモノへ視線を) 足はこぶ場所。泥臭さ残して申し訳ない (鼻、ふっと強く息はいて。刀腰にて付け直せば) [Sun 22 Jan 2006 21:00:54]
◆人影 > (して、ここまで来て言うモノは) ・・・・・・無駄足も良いところか。 (マユの間、皺寄せて) それとも、これ以上考えるほどのモノでもないのか――。 (自分の身を護りたい、だけで追い続けた。もう何を知る事も出来まい。肝心の場所は門さえ開かない、深い深い闇) ・・・・・・・帰るか? (それとも、もう少しこの町にとどまるか。答えなど二つに一つしかないだろうに。) (迷う) (それは未練なのか興味なのか。馬鹿馬鹿しいと考えれば、薄っすらと口元へ笑みも落ちる) [Sun 22 Jan 2006 20:58:00]
◆人影 > (出来る事ならば深い部分まで知りたい一心。其処を考えれば、この裏となる場所へ踏み込んでいない田舎忍者は足をばたつかせるだけ) ――さて、どうするか。 (壁際まで歩けば寄りかかる。背中をくっつくように。 眼をつむり、額へ手を当てて唸るしか出来ない) (コレでリセットである。追いかけていた情報は頼りないモノ。そのカラクリが何処の国の誰から差し向けられたかなど分かるわけも無い) (無を感じて、頭痛へ変わった) [Sun 22 Jan 2006 20:53:54]
◆人影 > (分かっていたのだ。友が此処へ来るとかこないとか。そんな事いってる中で、来てしまったのだ) ――申し訳ない。それで十分だ (忍者団体『飛燕』。所属はしていないが、どうしても気になってしまったのだ。 未だに引きずるソレは、カラクリ人形と、ソレを持ち帰った少女の行方。忍者、同職が狙われるとなれば此処が一番だと思った) (が 浅はかであったことをイマ此処で痛いほど見せ付けられる結果となってしまった) [Sun 22 Jan 2006 20:48:05]
お知らせ > 人影さんが入室されました。 『――。』 [Sun 22 Jan 2006 20:45:55]
お知らせ > ヒルダ@魔女ギルド自室さんが帰りました。 『そして、お箸が持てなくてちょっと大変な思いをすることに――。』 [Sat 21 Jan 2006 05:28:18]
お知らせ > ヴェルセリオスさんが帰りました。 『着いたら、火鉢であったまったのち、おやすみのコースです(無論、畳に布団)』 [Sat 21 Jan 2006 05:25:32]
◆ヴェルセリオス > ・・・・・・話が早くて、助かります・・・・・でも、人間を殺すのは、何も人間以外とは限りませんのに・・・・ねえ(人間、何か悪いことはとりあえずよそ者に押し付けるものだ。異国人しかり、異種族然り――――驚かすのは、これぐらいにして)・・・・・・・・この状況で、別々飛ぶのは味気ないとは思いませんか・・・・?ということです(しっかりとしがみつかれれば、ふふ、と微かに鼻を鳴らした。結構嬉しいようだ。勿論、途中で落とすまいと、抱えている方は大分気を使っているし、この後最も使うのだが)・・・・・この季節は寒いですから、それなりにまあ、お早めに・・・・・・ということで(と、言うな否やのテイク・オフ。ヒルダの「ゆっくり」からすると大分速いスピードで、ぎるがめっしゅへと向かうのでした) [Sat 21 Jan 2006 05:24:32]
◆ヒルダ@魔女ギルド自室 > ……… ( ぞくりと背筋に走る悪寒。 そう、幾ら人間臭くても、ふとした時に綺麗でも―― 彼女は吸血鬼。 彼女は”魔”なのだ。 ) ……判ってる。魔女、だから。 ( そのまま廊下を歩き、やがて中庭に出れば冷たい空気が私たちを取り巻いた。多分、一日の中で最も寒い時間帯。 ……そしてその暗い夜空に映える赤い紅い翼が天を覆った。何時見ても歪で―― そして、美しい。 ) ………え。 あ、私箒…… でッ ちょっ…! ( その翼に見惚れていたらひょい、と抱き上げられていた。 この歳になって、夢のお姫様抱っこをされる時がこようとは。 安定していても抱えあげられる当人は怖いもの、縋るように両手をしっかりとヴェルセリオスの体にしがみ付かせた。 ) ゆ、ゆっくり…… ゆっくりよ! ゆっくり飛んでね!? ( 高いところは苦手じゃないけど、箒とは違う浮遊感に戸惑った。 ) [Sat 21 Jan 2006 05:17:26]
◆ヴェルセリオス > ・・・・・(くすくす。勝利の笑み)・・・・・では、参りましょうか・・・・・・・・ああ、信用といえば信用ですが・・・・・もし誰かに話したら、その時は――――・・・・・(廊下を歩きながら口を開く。窓からでもよかったけれど、ちょっと不便だからだ。もし誰かに話したりしたら、確かに私はその相手を殺すだろう。でも、きっと酷く悲しむだろう。もしくはニンゲンを嫌いになるだろう。なってみなければわからないけど、なりたくない状況)・・・・・・・・・・・・・少々お待ちくださいませ・・・・・・・・・・(中庭に着くと、強い翼のために集中を開始する。手荷物を持って買えるのとは訳が違うのだ。すこし過ぎれば、メイドの背中から血の色の翼が「吹き出す」光景を眼にすることが出来るはずだ)・・・・・お待たせいたしました。では、お体を(具体的には、お姫様だっこで運搬するつもり。それが安定するから) [Sat 21 Jan 2006 05:10:02]
◆ヒルダ@魔女ギルド自室 > ………。 ( くっ、と悔しそうな声を漏らした! 服に袖を通し髪を整えると、コートを羽織って。 ) ……おまたせ。 ( ヴェルセリオスに言われた通り書置きを残し、準備は出来た。 ) 皆そうよ。 相手が信用できるかどうかじっと観察して、ちょっとで怪しかったら関わりたく無いと思うんだわ。 でも、その臆病者が自分に許してくれた、抱いてくれた信用を裏切りたくは無いわね。 ( そんなことを言ってみてももう遅かったりするのだけど。 ) ……さ、行きましょうか。 ( ベッドに横たわるメイドにそう告げて。 ) [Sat 21 Jan 2006 05:00:43]
◆ヴェルセリオス > (ベッドに横たわり、ヒルダの私宅が終るのを待つ。) [Sat 21 Jan 2006 04:55:28]
◆ヴェルセリオス > ・・・・・・(ぱたむ、と入室した後ろでドアが閉じる。特に気にする様子も無く、ベッドをちょこちょこと整頓して、一言)・・・・・ごちそうさまでした(これはこれで、ダメージが大きいような)・・・・・私は、吸血鬼と言うだけで無条件に信用できない、臆病者ですから・・・・・・・(人間は前向きな生き物だ。恐怖の爪あとも、何年か経てば殆ど無くなってしまう。変わらないが故に吸血鬼はなかば永遠だが、変わるが故に人間という「種」はまたある意味永遠であるといえよう。)・・・・・・・念のため、書置きを残しておいた方がよいかもしれませんね。坂の上工房ぎるがめっしゅ、と書けば、きたことの無い人でも、大抵はわかるはずです [Sat 21 Jan 2006 04:55:09]
◆ヒルダ@魔女ギルド自室 > 余り人間関係… いえ、吸血鬼関係? …が広い訳では無いのね。独自の社会を持っているのだと勝手に想像していたのだけど。 ( 無論、そういう吸血鬼も居るだろうが。 ヒルダにとってはミレディという存在は、大きな事件であったと認識してはいるが… その淑女が何を思い、何を残して倒れたのか、きっと知っている。自覚は無いがこの多くの人の心の底に入り込んだ不安と恐怖こそが其れなのだろう。 ……残した言葉に慌てて服に手をかけるのだ。しかし下着姿になってから、丁度いい服が無いことに気付く。しかも日付は変わってしまったが前日が金曜だったので―― ……。 ああ、そして間に合わずその姿を晒してしまうのだろう。 ) [Sat 21 Jan 2006 04:45:47]
◆ヴェルセリオス > ・・・・・・さあ・・・・・どうなのでしょう。私、私以外の吸血鬼は1人しか存じませんし・・・・・その方も、人の間で暮らしているからか、方向性は似ていると思いますが・・・・・(あの「淑女」が及ぼした波紋は大きかった。それは自分にも言えよう。あれ以来自分に変化があったのは事実だ)・・・・・戻ってきた時に、着替えが終ってなかった場合はご容赦を。では(桶の中身を捨て、念のため水場に血が残らないよう流す。闇を見通せる眼ゆえ、見逃しは無い。雑巾も固く絞って所定の位置へ。そして戻ろう。この発言末尾秒数が0〜6で間に合わない。7以上で間に合うでどうですか。少々きつめなのはほっぺた攻撃の精神ダメージということで(何) [Sat 21 Jan 2006 04:38:43]
◆ヒルダ@魔女ギルド自室 > 何だか不思議な話―― でも、貴女ってもしかして吸血鬼の中でも結構変わり者だったり? ( 暗黒街で嘗て大きな被害を及ぼしたミレディという吸血鬼の話とはかけ離れている。それとも貴女のこれは仮面なのだろうか―― どちらにせよ、私には相応しい相手なのかもしれない。魔と隣り合わせの魔女には。 散々ほっぺを突付かれた挙句笑われて、まるで置いてけぼりされたかのような扱いに、ダメージは… 高い。 ) うん。 …… き、着替えるからあんまり見ないでね…? ( 横丁であんなことがあったとはいえ、やっぱり少し恥ずかしいのである。何とかヴェルセリオスが雑巾を片付け終えて戻ってくる前に着替えと準備を済ませてしまおう。 ) [Sat 21 Jan 2006 04:30:36]
◆ヴェルセリオス > ・・・・・結局、最後に己を悩ませるのは己自身・・・・・というのは、人間も吸血鬼も変わらないようで・・・・・(ほんの少しの笑みを浮かべての返答。誰かが言った。いかにも悩みがありそうな、ほそっこいやつは悩まない。悩むのは血の熱い奴だ。熱いからこそ、悩むんだ・・・と。ならば、自分も熱いのだろう。例えそれが、血を啜り得た借り物の熱さでも。・・・そして、そろそろ乾いたようなので離れて窓を閉じた。此処でひくのが、一番ダメージが(おい)高いと判断したのもある)・・・・・・よかった。では、早速準備をお願いできますか。私は雑巾を片付けて参ります(生活と言っても、特に珍しいことはしていない。主が湯治でいない今はなお更だ。そして水野は言った桶を片手に廊下へと出る。以前送った時に、水場は覚えていた) [Sat 21 Jan 2006 04:24:32]
◆ヒルダ@魔女ギルド自室 > ふふ。私と同じね。 ( くす、と笑ってみせる。成る程、意外に頑固な娘なので頷ける悩みかもしれない。 ……不意に頬っぺたを突付かれて、頬の紅潮が更に強くなった。子ども扱いするのは(誰をとはあえて言わないが!)慣れているがこういう風にされるのは慣れていない。 明確な反応は無かったけれど戸惑ったような表情を向けるだろう。勿論、顔は赤いまま。 ) ぎるがめっしゅ… 貴女が住んでいる家ね。 勿論良いわ、是非。 ( 一体どんな建物なんだろう。興味は大きかった。 何より、この娘が普段どんな暮らしをしているかも興味がある。 ) [Sat 21 Jan 2006 04:18:02]
◆ヴェルセリオス > ・・・・・・・・私の悩みは、私自身のことに他なりません・・・・・・・欲張りすぎるのです。私は(求めすぎる。色々なことを。それでも尚求める。満たされぬ赤子がいつまでも泣き叫ぶように)・・・・・・・・・・・えい。(ぷに、とそっぽを向いた方のほっぺを指先でつついてみる。ぷにぷに。ぷにぷにぷにぷに。何か反応があるまで、そうして攻め立てます。うふふ)・・・・・・どうでしょう。床が乾いたら、ぎるがめっしゅに参りませんか?時間もお足も問題なし、です(古代ギリシャでは、胃潰瘍には旅行をするとよい、などという話があったそうな。つまりは気分転換してストレスの解消を図ろう、というわけである。そもそも設計思想からして違う、トキノミヤコの建物は旅行と同じぐらいの「日常との距離」があると踏んでいる。快癒をもたらせればよいな、なんて思いつつ誘う) [Sat 21 Jan 2006 04:12:47]
◆ヒルダ@魔女ギルド自室 > ( …ほんとだ。エプロンの下は黒色だ。 …盲点だ。 あれ、いやいやそうじゃなく。 ) ヴェルさんの悩み事、か。 …ちょっと興味はあるわね。考えてみたら私、貴女のこと余り知らないし。 ( 例えばそれが、人間臭い悩みだったら親近感を持つのだろう。 掃除を終え、茶の一つでも出さねばと… いや、もしかしたら茶も淹れさせてくださいと言ってきそうだったが。 兎も角そんな事を思っていたら、再び開かれる窓。何度も開け閉めしたせいで部屋の中の温度はすっかり低くなって。 「えー、寒いから閉めたままでいいわよ。」っていう言葉は、不意に包まれるヴェルセリオスの温もりに出てこなかった。 ) ……。 ( 紅潮した顔が彼女の側にあるだろうか。それもぷい、と逃げるように視線を逸らさせてしまうのだけど。 ) [Sat 21 Jan 2006 04:05:59]
◆ヴェルセリオス > ・・・・・・エプロンさえ外せば、大分いけると自負しております(変な対抗心を燃やしてみる。メイドは侵入がお仕事ではありません)・・・・・・人間、悩みと無縁で行きたいと思って、そうならないのが世の常ですわ・・・・・私にも、色々と御座いますし(そんなに大した量ではない。ふき取り自体は直ぐに終わりを迎える。そして、そこへ手渡された大往生を薄く撒いて、ふき取る。それを三階繰り返したところで立ち上がって)・・・・・よし。あとは、乾くまで換気しながら待てばお終いです。(つかつかとベッドへ歩み寄り、ベッドの布団を抱え、窓を開いた。入り込む寒風が、容赦なく部屋の暖かさを奪い去ってゆく)・・・・・寒さ対策ですのでお気になさらずに。失礼致します(よいしょ、と歯織物のように布団を羽織って、そのままヒルダに抱きついて、ベッドの上で二人羽織のように包まった。勿論体温は出している。凍えさせる馬鹿はしない) [Sat 21 Jan 2006 03:59:25]
◆ヒルダ@魔女ギルド自室 > ……まあ、闇に紛れるには… ( しげしげと相手の服装を見て。 ) 適さない服、だしね。下手に見つかって怒られないようにネ。 ( ぽすんとベッドに腰を下ろし、相手のお手並みを拝見するとしよう。 ) 嫌な話だわ。 出来たら心労とは無縁の生活を送りたいものね。でも、それはそれで味気ない人生になっちゃうのかしら。 ( 少なくとも呆けが早く来てしまいそうではある…。 ん、と声を出すと棚から「大往生」と書かれた安酒を手渡した。 …そういえば、マギーに上げたお酒どうしたかな… 等と思いつつ。 因みに大往生はアルコールが摂取できれば良いと言わんばかりの不味い酒である。 ……その嬉しそうに掃除を始めるメイドにちょっと顔を引きつらせてしまうのは、やっぱり掃除させるのが自分が吐いたものだからだろう。 こういう表情は素直に可愛いとは思うのだけど…。 ) [Sat 21 Jan 2006 03:49:49]
◆ヴェルセリオス > まあ、忍び込むのに重要なのはタイミングですから・・・・夜の闇に頼りきりはしませんわ(なんか「いかにして見つからずに侵入するか」という方へ脱線しているような。そんな夜中の会話)・・・・・・お酒を飲むのと、心を痛めるのでは話が違います。いくらなんでも、一時も欠かさずお酒を飲む人はいないでしょう。しかし、心労はそれが取り除かれない限り、生きている間中苛むのですから(相変わらず、原因はわからない。しかし、自分のためでなく人のために何かしてこうなったのだろうなとは思った)・・・・・・・はい。では失礼致しまして・・・・・あ、お酒などありますか?直ぐにとぶ様な、揮発性の高いものですと尚喜ばしいのですが(床に広がった吐血。普通ならば眉を顰めるのが当然であろう。しかし、生来のメイド根性か、はたまた吸血鬼故の血液への慣れか、とにもかくにも、あからさまに嬉しそうな雰囲気を漂わせて掃除をしばじめるのでした。お酒は、消毒とにおい消しである) [Sat 21 Jan 2006 03:43:39]
◆ヒルダ@魔女ギルド自室 > ……そう、ね。 ……流石に居ないと思う……。 ( 実は恋人が夜目を持っているのだが。まあ、あまり居ないだろう。例え居たとしても気に留めなさそうだ。 ) 浴びるように酒飲んでもなんとも無かったのに、こんなに胃が弱いとはね。 ……労わった方が良いのかしら。 ( ふぅ、と疲れたような溜息を一つ。 相手の言葉に思わず怪訝そうな顔を向けた。確かに…その、彼女はメイドだが。はっきり言って、汚いし… なんだか恥ずかしいし。 しかしその何処かうずうずした様子を見ると何だか断ることが出来なかった。 ) ……じゃあ、お願い……。 ( 職業柄、という奴だろうか。そういえば前に大ホール掃除の仕事で一緒になった時も、何処か嬉しそうに掃除していた。 掃除が好きだ何て……きっと料理も上手いのだろう。うちにも一人欲しい。とか思ったのは秘密。 ) [Sat 21 Jan 2006 03:35:41]
◆ヴェルセリオス > ・・・・・なるほど。確かにそうですね・・・・ですが、私のような、夜目は持っていませんでしょう?(くすくす。冗談半分、本気半分。自分は少し警戒しすぎかもしれないとは思うが)・・・・・・・・ああ、胃潰瘍ですね。随分と気に病んでいらっしゃるのですね・・・・・(胃潰瘍の歴史は古い。かの有名な夏目漱石の死因であり、アレキサンダー大王の苛烈な侵攻を受けたギリシャの将兵の間では、胃潰瘍による吐血で死ぬものも珍しくなかったという。本職の医者には敵わないが、それぐらいの知識はあった)・・・・・・・・あの・・・・お掃除、させて貰えませんか・・・・・?(うずうず。少々不謹慎だが、ヘンな欲求がこみ上げてきてしまったらしい) [Sat 21 Jan 2006 03:29:06]
◆ヒルダ@魔女ギルド自室 > まあ、それなら窓から入るのは悪くない選択ね。但し有効なのは冬の間だけ。 魔女って寒い季節以外は結構皆、空飛ぶから……。 ( 階段を上がるのが面倒で、箒に乗ったまま窓から帰宅。物臭なな魔女ならそれくらいやりそうだ。 数歩後ろに下がり彼女を部屋の中に招き入れると、ぱたんと窓を閉じカーテンを閉めた。 ) ……ちょっと、床が大変なことになってるけどごめんなさいね。 ( 早めに掃除して置けばよかった。そんな事を考えながら、とりあえず椅子を勧めた。 ) ――ヒトって脆いから。何かあるとすぐガタが来るみたいね。 情けないけど、多分ストレスが原因。まさか私も血を吐くとは思わなかったわ。 ( 適当な雑巾を持ってくると、床を拭いた。まるで無かった事にしてしまうように。 ) [Sat 21 Jan 2006 03:23:00]
◆ヴェルセリオス > ・・・・・(部屋の主が、あからさまに心労を増やしたのがはっきりと見えた。さてどうすればよかったのか、ちょっと考えてみた。「灯りを持つ」・・・他の人から見られる可能性がある。さらに、ヘンにライトアップすると、人間の顔は怖くなる。いい案は浮かばなかった)・・・・・・失礼致します・・・・・ああ、それは大変な失礼を・・・・ですが、来訪を誰にも見られたくありませんでしたので・・・・・これ幸いとばかりに・・・・・・あら(窓をくぐり床に降り立てば、僅かな身の動きと共に血の色の翼は塵と消える。部屋の中で伸ばすにはあまりにも邪魔だ。そうして部屋に入れば、実に馴染みの有る、しかし、普通の部屋には似つかわしくない匂いを感じた。)・・・・・・・・・・お体でも・・・・傷めましたか?(ちら、と床の血を少しだけ見下ろして、問いかけた) [Sat 21 Jan 2006 03:15:23]
◆ヒルダ@魔女ギルド自室 > ( ぎょっとした。 失礼だが、幽霊かと思った。 ああ、不意に記憶が蘇るのは先日の商業地区でのこと。未希という少女が私に話してくれた幽霊の話。 「学校で最初に幽霊を見たのは昼間だったよ。」 「窓から見下ろす中庭」 「古臭い服を着た長い髪の女の人が」 「首一つ、足一つ、まったく動かなくって」 「それでも視線だけは色んな方向をぎょろぎょろ見回して」 「気付かれないようにしなきゃって目を逸らしたら―――居なくなってた。」 私も目をそらしたら居なくなるだろうか。試しに一瞬目を逸らし、もう一度窓を見たけど……やっぱりまだそこに居た。 ) ……。 ( そのまま恐怖に凍りつくこと一瞬。私は漸くそれが誰だか理解した。 へと、と肩が落ちるのが相手から見えるだろう。そっと窓を押すと外気が再び流れ込んできて。 ) ………ドアから来なさいよ。ちょっと寿命が縮んだわ……。 あんまりびっくりすると、小皺増えるんだから… 本当にもう……。 [Sat 21 Jan 2006 03:08:06]
◆”来訪者” > (カーテンを開き、窓の向こうに見えたのは白い顔。月夜ならば良く見えただろうが、生憎と今は曇り空。こちらの顔が見えるかどうか、そしてそれが誰かどうか解るかは、部屋の光量次第。解ってもらえないと困るのだが。) ・・・・・・(その人影は、何処にもつかまっている様子が無いのに、しずしずと頭を下げてお辞儀をした。自分から窓を開けようとはしない。部屋の主が開けるのを、待っている) [Sat 21 Jan 2006 03:00:54]
◆ヒルダ@魔女ギルド自室 > ……ああ、そうか。 ( 胃に残った空気をけふ、と吐き出した。……胃は落ち着きつつあった。 ) そもそも前提が間違っている。私という人間は… 私という本質は… このままで良いんだ。 ( シーツを掴み、体を反転させる。ベッドに膝を付いて、立ち上がる。 さあ、立ち上がれ。 ) マズッたのは方法よ。自惚れヒルダは何をしようとしていた? ( 何が楽しくて大量の時間を消費した? 何の為に? ……そうだ、私の過ちは……。 ) ………? ( 重い顔を窓へと。次に、傍らで横になる犬へ向けた。 ……いや、ルカじゃない。確かに窓から聞こえてきた。 ) ………クーン? ( そういえばいつだったか、窓からお邪魔された時があったっけ。でも廊下じゃなくて外から来るなんて…… 床が酷い有様だったけど、掃除している暇など無い。よろりと立ち上がると、窓へと近寄りカーテンをさっと引いた。 ) [Sat 21 Jan 2006 02:56:24]
◆”来訪者” > (こんこん、とノックの音が微かに響き渡る――――窓から。窓、そう窓だ。ここは二回の、ベランダなど無い建物なのに、それでも響くノックの音。石を投げているような軽い音ではない。誰かが、そこで、窓を、叩いている――――音だ) [Sat 21 Jan 2006 02:53:14]
お知らせ > ”来訪者”さんが入室されました。 『――――こん、こん』 [Sat 21 Jan 2006 02:50:39]
◆ヒルダ@魔女ギルド自室 > ( 過ちは、それまでにそれが過ちだと知らなかったこと。少しも信じて疑わなかったこと。それは魔女ヒルダの頭の天辺から腹の中まで突き通っている”芯”であり、私という人間の本質である。それを私は疑わず、見つめ直したり思いなおしてみたりせずいつも通り突き通し―― そして今、その芯は中央にヒビが入り屁しおれてしまっていた。長年信じてきたものが崩れてしまうその瞬間、まるで全てを失ったような感覚すらあった。私はそれに対し後悔の念を羅列することしか出来ない。 もし過去の私が目の前に現れたら、私は迷わずそいつの脳天に弾丸をぶち込むだろう。 未来の私は、過去の私を見て反省することは出来る。けれども過去の私がやらかした事で失ったものを取り戻すにはどうしたら良いのだろう。 ) [Sat 21 Jan 2006 02:45:32]
◆ヒルダ@魔女ギルド自室 > ( 今日一日を終えようとした私に、今日最後の不幸というものが襲い掛かった。不幸、というと少々大げさかもしれないが。 起き上がる気力は無く、しかし僅かに感じていた眠気は消えうせ。私はすぐに再び同じ思考に辿り着いた。 今日はもう止めて眠ろうって思ってたのに、まるで”眠るな、考え続けろ”と体がそれを拒絶したような。この嘔吐もその一つだろうか?私が辿った道のりはある意味他の要因に流された結果であり、同時に己が切り開いた道でもある。後悔をしたか、してないかと言えば前者であり、ここまで深い後悔を覚えたのは自分の人生で初めてだった。いつもはどんな失敗を犯しても、それが自分のした事である以上受け入れ、認めることが出来た。それは自信を生み出し次の選択への力となる。 けれども今回私がしでかした事は許されざる罪である。深い絶望と後悔を覚え、未だにその荒波の中から抜け出すことは出来ない。 ――そう、初めてだった。 初めてだったのだ。 ) [Sat 21 Jan 2006 02:35:23]
◆ヒルダ@魔女ギルド自室 > ( ああ、掃除しなくちゃ。 そんな事を考えながらよろよろと数歩前へ。うっかり自分の嘔吐物を踏んづけぬように気をつけながら―― 目の前のベッドに倒れこんだ。嘔吐は酷く体力を消耗する。けれどまるで体が鉛のように重いのは疲れのせいだけでは無いだろう。胸が焼けるような冷えるような不快感。 ) ………… ぅ、ぁ 。 ( 苦しげな声を漏らす。息が、苦しい。だるい。 そういえば、疲れで血を吐いた人の話ってどこかで聞いたことある。これもそうなのかな。 ――じゃ、まぁ。 ) … 大した事、無いか … ( は、と胃液臭い息で笑う。 ) [Sat 21 Jan 2006 02:23:42]
◆ヒルダ@魔女ギルド自室 > ( 突然冷たいものを流し込まれた胃は拒絶反応を起こし、尚も表面から出血し続けていた。水と胃液と血が混ざりあってそいつがまた食道を駆け上がる。 今度は咳ではなく、嘔吐感が魔女の体を襲った。拭ったばかりの掌で再び唇を押さえ、思わず転びそうになった体を支えるために咄嗟に机に手を付いた。反動でその机の上にあった水入れがぐらりと揺れると床に落ち―― けたたましい音と共に水とガラスの破片を床に飛び散らせ、 同時に私は食ったものと血が混じった嘔吐物をそれに添えよう。ほら、素敵な床の絵模様の出来上がり。 ) …………。 ( げぇげぇと耳を塞ぎたくなるような音が暫く部屋の中に響いた。異臭が立ち込め、その臭いに自分で眉を顰める。 ) [Sat 21 Jan 2006 02:15:36]
◆ヒルダ@魔女ギルド自室 > ( コップに水を注いでそれを一気に飲み干し、口に残った血と胃液は冷たい水と共に胃の奴にリボンを付けてお返ししてやった。自分の体の中から出てきた異変を、自分の体の中にもう一度押し隠したのだ。 そのまま窓に歩み寄り、カーテンを開ける。かちゃりという音と共に開かれた窓からは冬の夜の冷たい、しかし新鮮で綺麗な空気が部屋の中に流れ込んできた。その空気を、体の中を浄化させるように一杯に吸い込む。そして、吐き出す。 ) ( やがて気分が幾分か収まると、窓を元通りに閉めて鍵を掛け、カーテンを閉めて外界と自分の部屋を遮断した。踵を返し、向かう先はベッド。さ、もう寝よう。明日のために体を休めよう。 ) [Sat 21 Jan 2006 02:09:50]
◆ヒルダ@魔女ギルド自室 > ( ぎし、とここ最近ずっと痛んでいた胃が悲鳴をあげる。途端に胸が引きつると血が付いた掌をもう一度口に当て、前屈みになりながらその上に赤い絵の具を咳とともに塗りつける。 二度、三度と咳は続き荒くなった呼吸を必死に治めようとしていた。 ) ―― 血、吐いちゃった。 え、 なんで…… ? ( それはここ最近ずっと長く強く続いていた心労に、とうとう胃の奴が悲鳴をあげたのだ。 「もう勘弁してくれ!」と。 けれども余りにも突然だったので魔女は自分の体に何か重大な異変があったのではないかとうろたえる。布で手を拭い、唇を拭う。何度も何度も何度も何度も神経質なぐらい拭って拭って拭って拭って、その痕跡が完璧になくなると、赤く汚れた布をゴミ箱に突っ込んで深呼吸した。 ほら、何も無い。血なんて吐いてない。無理にでも自分にそう言い聞かせるのが精一杯。 ) [Sat 21 Jan 2006 02:04:02]
◆ヒルダ@魔女ギルド自室 > ―― うッそ、 やだ。 ( 自室。時間帯は深夜になり夜更かしもそこそこに自分もベッドに潜り込もうと思ったその時。 己の掌を呆然と見下ろして。 ) ど、 どうしよ… ( 魔女は慌てふためいた。 不意に咳き込み、反射で口元を押さえた掌にはべっとりとまではいかなくても赤い絵の具のような血がこびり付いている。口の中には胃液の酸っぱい味に混じって―― くしゃみをした時に思わず舌を噛んで出血してしまった時に味わうあの鉄の味が口いっぱいに広がっていた。 鏡で己の顔を覗き込むとまるで血を啜ったあとの吸血鬼みたいな自分の顔が映っている。或いは、真っ赤なルージュを唇に引いたような。 ) [Sat 21 Jan 2006 01:58:25]
お知らせ > ヒルダさんが来ました。 『………!』 [Sat 21 Jan 2006 01:48:04]
お知らせ > ナナオさんが帰りました。 『その前に酒場―…(やる気なさげ)』 [Wed 18 Jan 2006 01:47:28]
◆ナナオ > (つっかえされたレポートを片手に、赤毛の旅支度が始まる。) [Wed 18 Jan 2006 01:47:09]
◆ナナオ > (また、お外へ逆戻りだ。――まぁ、これでもパシレば幾らか給料が貰えるからいいかとは思うんだが。同居人にまた、留守を頼む事になろう。――尚、今朝宿屋に戻ったら盛大に崩されていたので、尻を叩く。※確定ロール)――アングリマーラのピンクの象は元気かしら。(ボヤキとも、溜め息ともつかぬ声で、吐きだして) [Wed 18 Jan 2006 01:42:54]
◆ナナオ > ―――まぁ、あー…OK。また行けって事ね?はいはい。いってきます、ラジャー……って言うか、これ、もし私が行って帰ってきて「何か居るのは確かですが、一人じゃ如何にも出来ませんでした」だったら、どうするつもり? (そりゃ、役立たずの代わりに、仕事斡旋所に人募るよ)――――……。らじゃー…。 [Wed 18 Jan 2006 01:33:59]
◆ナナオ > 何の為に。(何かの為に。)――――ぁー……?(赤毛は首を捻る)―――……其れを調べろと。(頷くゲルト。なのに『何も無し』で戻ってきやがって、この馬鹿野郎が。崩落音まで聞いてるなら、もう少し突っ込んでこねぇか、馬鹿野郎。)…だって、寒かったんだもん……(――蟻がいないとは聞いちゃ居たけど、もしかしたら、万が一!は何時だってあるわけだし) [Wed 18 Jan 2006 01:23:19]
◆ナナオ > (さて本題だ。ゲルトは口髭をヒクつかせて、にんまり微笑む)―――――………え。 (蟻塚の跡を狙う輩がいるということ。) [Wed 18 Jan 2006 01:10:23]
◆ナナオ > (ゲルトと呼ばれた男は、転寝でもしているんじゃないかと疑うほど、細い目を此方に向けて、一つ一つ話し始める)―――……ぁー………。(私にこの仕事が回ってきたのは、蟻の巣の中に入った事がある奴だったから――蟻穴が潰れたとしても、その他の異変に気がつきやすいだろうと送り込んだらしい事。)――――んぁー……。(「そりゃぁ、はいりましたけどね」とか、教師に怒られて不満を洩らす生徒のような態度で、黙って聞いた) [Wed 18 Jan 2006 01:05:22]
◆ナナオ > (パコーンと、煙管がとんで来た。元シーフだか、いや、現シーフか。やってる事は人相手か、遺跡相手が、モンスター相手の違いであり、あんまりかわんねぇし。まぁ、ともあれ手先が器用を遺憾なく発揮された投擲煙管が、私の眉間に!がつっと!) アウチ! っってぇな!なんですか!何なんですか! 頼むから!なんというか、結論を!いちいちこっちの反応待たないでお願いできますかっ…!!(「知っているが、お前の態度が気にいらない」先にいわれた、畜生。) [Wed 18 Jan 2006 00:58:45]
◆ナナオ > (「はい、そこ」白い髭だらけの顔に、初めて笑みを乗せた目の前の男は、私の言葉を遮った)――――あん?何さ。 崩落音? あれだけ派手に横道脇道わっきわき掘ったんだから、そりゃぁ崩れるだろうと。え、違う?( 頷く目の前の男) ――――いや、だってあそこ。入るの無理だって。入り口、塞がってたしよ。 [Wed 18 Jan 2006 00:52:13]
◆ナナオ > 【今も継続的に蟻穴が崩れている《》】らしい、と。 夜中に崩れる音がガラガラー…ってするらしい。(ゲルトと呼ばれた男は、椅子の上に踏ん反り返り、舟こぎ状態で赤毛の報告を聞く。「続き」と無言で促して)―――……。(続きはあるが、お前の態度が気にいらない というボードを出してやろうかと、思ったがここは我慢だ。舌打ちをして)あー・・蟻穴爆破には、火薬を使ったので、地盤が弱くなっているんだろうと言う事。 えーと…。崩落音が響くようになったのはー…冬ーから、今現在も続いていると [Wed 18 Jan 2006 00:44:09]
◆ナナオ > 本当に潰されてたわよ。確認した!――その後の被害報告もないし、蟻兵隊の姿もなし。あの時、仕事依頼所に仕事依頼を出した――あー…村長?(ぺら、とレポートを捲って確認)ちがった。青年団長に話しを聞いたけど、平和だーって言ってたし。信じられないなら、ゲルトが見に行きゃいいじゃない。(このレポートの何処が悪いのだと言いたげに、まとめたレポートを捲る。)………盗賊の話もなし、戻って来たって話も無し。ただ、んー……(ぺら、ともう一枚捲る) [Wed 18 Jan 2006 00:36:28]
◆ナナオ > あー煩いわね煩いわね煩いわねっていうか煩いのよ!!其れが結果なんだから仕方ないじゃない!!(べちーん。先日の遠征結果&調査結果を纏めたレポートを、担当者に叩きつけた) [Wed 18 Jan 2006 00:30:05]
お知らせ > ナナオさんが入室されました。 『(―トレジャーギルド資料室-)』 [Wed 18 Jan 2006 00:28:46]
お知らせ > ヒルダさんが帰りました。 『全てが元通りになるまで、この悪夢は続くのだろう。』 [Mon 16 Jan 2006 00:45:20]
◆ヒルダ > ( 私はマギーの父親だったと言うわけだ。 断片的に見せられた情報の中にはどういう父親なのか詳しいことまでは知らなかったが大体判る。 ) …… ははっ、ぴったりじゃない。今の私に。 ( そのまま自分の汗の臭いが残るベッドに倒れこみ、片腕で半分塞がれた天井を見上げた。 胸が痛い。 私は憑りつかれて居るんだ。そして私の体は日々疲弊している。これが罰なら甘んじて受けるが、そんな自傷、そんな自慰、誰も望んじゃいない。 ) [Mon 16 Jan 2006 00:43:39]
◆ヒルダ > ………… 何だっていうのよ…っ。 ( 両手で頭を抱え、蹲る。 ――なんて夢だ。 いや、夢では無いんだ。今のはマギーの過去の記憶、過去の体験。それを垣間見た私の夢に現れた。 実際に起きた出来事だったんだ。 ) …………………。 ( 暫し昂った精神を落ち着かせるまでじっとその状態のまま時間が過ぎていく。 主人を心配した犬がとことこと歩み寄り鼻先を押し付けて来たのを軽く撫でてやって。 ) [Mon 16 Jan 2006 00:33:52]
◆ヒルダ > うああぁアアァァアァァ―ー―ッ! ( 布団を跳ね除けると、そこは私の部屋だった。主人の突然の絶叫に驚いた犬がびくりと体を起こす。 荒い呼吸を繰り返し、全身が汗でぐっしょりと濡れている。 ベッドを見下ろしてもそこは血の痕なんて残ってない、そこに乱暴されて転がっているマギーの姿なんて無い。 夢だ、夢。今のは夢だ。 ) ………はっ。 はっ。 ……っ。 ( ベッドから転がるように抜け出し、テーブルの上に置いてあったピッチャーの水を注ぎもせずに直に口をつけて飲む。口に含みきれなかった水が顎を伝い首を濡らし服に染みを作っていくのも構わずに。 冷たい感触が胃に流れ込み、それが全身に伝わるような心地よい感覚を齎した。 だんっ、と乱暴にピッチャーをテーブルに戻すとそのまま後ろに崩れ落ちるように元のベッドの上へ。 ) …………。 ( ぜは、と最後に荒い息を吐き出した。 ) [Mon 16 Jan 2006 00:26:01]
◆ヒルダ > ( 痛みを堪える表情、寄せられた眉、零れる涙、背中に生えるのは小さな翼、悲しい瞳、苦しそうな瞳、脅える瞳 「どうして裏切ったの」 そんな声が聞こえてきそうな。 ) あ あぁ っ、 あ。 ぅ、 マギー……ッ。 ( 幾分か小さい私の親友は、かつて悪魔に見せられた過去の中の貴女。怯え、戸惑い、思わず体を後ろに引くとずるりという感触と共に抜け落ちる私の肉棒は鮮血で塗れ、ベッドのシーツに真っ赤な華を咲かせていた。 「どうして」 「どうして」 そんな彼女の思いが流れ込んで来て。 ) う、 や、 ―――あ……… ッ。 [Mon 16 Jan 2006 00:20:31]
◆ヒルダ > ( それはクーンではなかった。 ) [Mon 16 Jan 2006 00:19:06]
◆ヒルダ > ( 不意に体全体が痺れだした。甘美な射精感が走り、達してしまいそうになるのを自覚する。このままクーンの中に注いであげよう。犯して、犯して、犯して、白濁の欲望をクーンに与えよう。愛する貴女を思いのままにすることが出来るこの一時は何よりも変えがたい幸せな時間。 「中に出すね」って耳元で囁くと、クーンは涙ながらに訴える。 「やめて」って。 何を今更言ってるのか。ああでも夢だから、私の中では嫌がる彼女を無理に犯す欲望があるのかもしれない。 はぁッ と切ない溜息を返すと動きやすいように上体を離し、彼女の腰を掴んで乱暴に叩きつけた。 ぞくぞくと背筋に寒気が走り、より一層奥を貫いたときどく……っと私は吐き出してしまった。 甘い快楽の中で、彼女の小さく痛々しい悲鳴が響く。 ああ、良い声。そう思いながら私は視線を下ろし彼女の体 を ………。 見 た ら。 ) [Mon 16 Jan 2006 00:15:53]
◆ヒルダ > ( 夢は過去の記憶か若しくは自身の願望を反映させたものだという。どちらにせよ、こんな夢を見ている時点でよっぽど欲求が溜まっているに違いない。自分の体から生える男根は彼女の腹を突き破るかのような勢いで貫き、その度に震えるような快感が背筋に走った。もっと、もっと、もっと欲しい。 クーンは苦しそうな嗚咽を漏らしているけど、気持ち良いくせに。ああでも、そんな苦痛に満ちた貴女の声も素敵。それがもっと私の情欲を掻き立てる。 ) ――はッ ――はぁッ ――ふッ……! ( それにしても夢のクセにやけにリアルだ。自分から滴り落ちる汗。じっとりとその肌に浮かぶ彼女の汗。綺麗とは言えないベッドの皺、染み。そしてそれらの匂いと、耳に響く卑猥な水音。お互いがリズム良く漏らす吐息。 きっと目覚めたら私の下着の中は大変な事になってるに違いない。 朝、こっそり下着を洗うのは恥ずかしいからやりたくないんだけど――。 ) [Mon 16 Jan 2006 00:10:23]
◆ヒルダ > ( 最初は夢か現実かの判断がつかなかったが、その妙に体の感覚が遠く浮いた状態だったのでああ、これは夢なんだなとおぼろげに思う。 ぎしぎしと軋むベッドの音、一心不乱に腰を振り只管快楽を貪る私。私の下で犯されるままの黒髪の少女。 体を密着させたまま荒い息をその少女―― クーンへの耳元へと吹きかける。 ) [Mon 16 Jan 2006 00:07:34]
お知らせ > ヒルダさんが来ました。 『良い夢だ。』 [Mon 16 Jan 2006 00:01:16]
お知らせ > 園内一花さんが帰りました。 『( 今夜二度目の採点は、五点だったとか )』 [Fri 13 Jan 2006 03:22:42]
◆園内一花 > ( 膝の上で丸くなった猫の、不思議な感触の身体を撫ぜて… どう言ったものかと、天井を仰ぐ。 うたた寝なんてしてないっ ) ……戦いたい訳では、ないんです。 …祓は、魔を滅ぼす力でしょう…? そんな力を持ってしまうのは、何となく、おっかない…… ( まるで敵対を表明するようで、怖い。 …その言葉に、嘘は無いけれど… こんな場所で口にするのは相応しくない事くらい、分かる。 声を抑えて、ぽそぽそと。 …『本当に向いてないかもね』 気持ち良さ気に目を細めて、猫が言って。 …折角の機会をふいにするのは惜しいけど、仕方ないかと…撫でていた手を握ったら… 『でも』と続けられる。 『それなら相対しないようにすれば良いんだよ。 聖も魔も【神々】さ。 祓は基本的に人間にとって都合の良い神様を招く準備だけど、根本にあるのは【この世ならざる法則を招く】っていう事だけだから。 そこに何を招くかを指定するまでは、中庸なんだ。 …まぁ、だからと言って、そんな事言うキミにそんな術の使い道が出来るとは思えないけど… 即敵対する事になるわけじゃないんだよ』 …理解するまでに、猫を見つめてぼうっとする暫しの間。 …柔軟性はミコミコの特徴と聞いていた。 スートリアを受け入れ、他の神々も受け入れて、より上位に祀る事もあるし、あるいは『化身』として混ぜ合わせてしまう事もある… 今一つ、実感としては理解出来ないけれど。 そういうったいい加減さは、好みでもあって――― ) [Fri 13 Jan 2006 03:21:17]
◆園内一花 > ( 『らしくないじゃないか、不真面目なんて。 ちゃんと気を入れてやってみなよ、きっと出来るから。 それとも、お清めは嫌いかい? 人間は皆、ああいうのが大好きだと思ってたけど』 …にゃーにゃー言っているようにしか見えない口から発せられる人語に、はぐらかすような微苦笑を返して、首を振る… ) ……基礎が無いと、駄目なんですよね…… ( 変わりにぽつりと零すのは、当たり前な事。 …あまり表情の変わらない顔できょとんとしていた猫は、よじよじと膝に上りつつ… 『何を基礎とするのか難しいけどね。 ただ祓は、キミ達の言う式神使役にも必要な事ではあるよ。 意思を持つ存在・持たない存在、実態を獲得し得る存在・霊体でしか在り得ない存在、個として在るもの・大いなる力の片鱗として在るもの…式神と一口に言っても色々あるけど、【神々】が殆どだからね。 お出で願うのなら術者や依代、その場所だって清浄に越した事は無いのさ。 …何が気掛かりなんだい?』 ) [Fri 13 Jan 2006 02:29:06]
◆園内一花 > ―――。 ( まだビリビリしている空気に、軽く腕をさすって。 遠退く足音を、神妙な面持ちで見送っていたら… ぽむ、と腿に何かが触れた。 …見えない者には見えない、半透明の猫が片足をそこに置いていて… 『まあ元気出せよ』って口を開く ) ―――うん。 ( 頷いて… 触れられない者には触れられない、その身体に手を添えた。 …いい加減なのは自分でも嫌だから… 体質改善は凡そ問題の無い所まで来たのだし、やはり、そろそろ止めるべきだろうかと… 浅い溜息を零した ) [Fri 13 Jan 2006 02:08:11]
◆園内一花 > ( 『手を抜いたりしていないだろうな』 不服そうに釘を刺されれば、それは勿論とコクコク、振り子のように頷いて…少し、ホッとする。 残念でもあるけれど、基礎とも言える『お清め』は、あまり身に付けたい術でも無かった… 家主さんや友人に、妖怪がいるから。 …宗派としての呪術を、そんな気持ちでちゃんと扱えるわけも無く… 微妙に人材不足な陰陽寮に引き込もうとしてくれる先生の気持ちには申し訳ないけれど、誤魔化し通す ) ―――やっぱり、向いてないんですよ、きっと… 私、整理整頓とか下手ですし… ( それは関係ないけれど。 そもそも下手でもないと思うけど。 聖別やお清め、お払いなんかをする人って、きちんとしている印象があって、そんな事を言いながら ) 〜ですから、その… 式神とか… ( そろそろ、一番関心のあるところを教えて貰えないだろうかと、さりげなくあざとく口を開いたら――― 『やり直せッ!』 ぴしゃり!と凛とした声が響いて ―――思わず身を固くして目を瞑り… その目を開ける頃には、ずんずんと足音も荒く、先生が部屋を出て行ってしまっていた ) [Fri 13 Jan 2006 01:56:42]
◆園内一花 > ( 女性は疑問符付きで復唱された言葉に、面倒臭そうに溜息をついて… 『ああ、零では高いな。半端な清めなど邪魔なだけだ』 …にべも無く言い放つ。 …陰陽寮でこの人に師事するようになって、少しは経つけれど…不機嫌な時に発する威圧感には、慣れようも無かった。 …これが術者というものなのかもしれないけれど、中途半端に鋭敏な感覚は、部屋を押し出されそうな錯覚すら覚える… ) ―――〜難しいですね… ちゃんと、した積りだったのですけど… ( …あからさまに落胆、失望したような雰囲気を隠さない女性に対して… そんな事を言いながら気まずそうに微苦笑を零す顔が、大して気にした風でもないのが妙だった ) [Fri 13 Jan 2006 01:40:00]
◆園内一花 > ( 同じ頃、陰陽寮『ハラエ』の一室で…二人の巫女装束が向かい合って座っている。 ちょこんと肩を狭めて、小さくなるように正座をしているポニーテールの娘と… その向かい側、盆に載せられた和紙の束を挟んで上座に座る、ロングヘアの女性。 …和紙の一枚を指先で摘まんでヒラヒラさせながら発せられたロングヘアーの言葉に、俯いていたポニーテールが困惑気に顔を上げた… ) ……れ…零、ですか……? [Fri 13 Jan 2006 01:28:54]
お知らせ > 園内一花さんが入室されました。 『( ―――零点。 )』 [Fri 13 Jan 2006 01:18:14]
お知らせ > 十示@陰陽寮『ハラエ』さんが退室されました。 『(そして、腰の得物がまた一振り増えるのだった)』 [Fri 13 Jan 2006 00:26:49]
◆十示@陰陽寮『ハラエ』 > (暫し、刀身を見やる。赫焉は火、菫青は木。 五行に於いては火属が得意な自身としては、五行相生の関係にある方が良い。木は火を生み、火は土を生む。 順番で言うと、土だ。 土は黄。) ──黄幡。 決めた。そう呼ぶか。 [Fri 13 Jan 2006 00:20:55]
◆十示@陰陽寮『ハラエ』 > (ただ、素朴に。刀を刀として使う者へ──決して床の間の調度品としてでなく──贈るべく。持ちうる業を注ぎ込んで鍛え上げた一口だ。 他より優れているなどと言う事は無いし、高価というわけでもない。ただ、肌に合うと感じたから買った。 適うならば一度逢ってみたいものだ) [Fri 13 Jan 2006 00:02:57]
◆十示@陰陽寮『ハラエ』 > (少し前から、目をつけていた武器商の露店。 取り置いて貰っていた小太刀だ。 名のある鍛冶師の銘も無ければ、ぞっとするような風格もない。) [Fri 13 Jan 2006 00:00:17]
◆十示@陰陽寮『ハラエ』 > (些か脱線した。 早い話が、女子供でも扱えるような、小太刀や脇差であっても、扱い方次第では主武器足りうると言う事だ。) [Thu 12 Jan 2006 23:55:22]
◆十示@陰陽寮『ハラエ』 > (問題は、そこまで思考する暇を、“優位”にあるものは与えてくれない事だが。 結果として、“優位”にあるものは優勢に在り続ける。) [Thu 12 Jan 2006 23:54:26]
◆十示@陰陽寮『ハラエ』 > (大は小を兼ねる、などと言うが、必ずしもそうとは限らない。彼我の特性差を把握し、勝つ為のセオリーを組み上げられるならば、そういった有利不利は個性の差として相対化が出来る──筈、なのだ) [Thu 12 Jan 2006 23:53:17]
◆十示@陰陽寮『ハラエ』 > (例えば、大男。真っ向から殴り合えば利は巨漢に或るのは当然。 然し、身体が小さい事もまた利点となり得る。 まず1に、的が小さい。2に、体が大きい程死角も広くなる事。3に、体を動かせばそれだけで疲れると言う事。 大荷物よりは、身軽な方が疲労が少ないのは自明の理。) [Thu 12 Jan 2006 23:50:33]
◆十示@陰陽寮『ハラエ』 > (敵を知り、己を知れば百戦危うからずと兵法家は言う。 一面の真理だ。 何かのアドバンテージは、角度を変えて観察すれば、ドロウバックに他ならない事だってあり得る。) [Thu 12 Jan 2006 23:46:29]
◆十示@陰陽寮『ハラエ』 > (蔓と相対したときに開眼したように、背が高い、低い。力が強い、弱い。相手より遅い、早い。 そういったメリットデメリットは、言ってしまえば個性に過ぎない。) [Thu 12 Jan 2006 23:44:14]
◆十示@陰陽寮『ハラエ』 > (一刀両断。 重さで断ち切る── そういったキーワードとは対極。 リーチこそ短いが、速さと技で物を殺ぎ斬るには、充分な凶器であるし、利点も多い。) [Thu 12 Jan 2006 23:43:02]
◆十示@陰陽寮『ハラエ』 > (刃渡り二尺(60cm)に満たない、指添え(補助武器)である。) [Thu 12 Jan 2006 23:41:21]
◆十示@陰陽寮『ハラエ』 > ( ──小太刀。) [Thu 12 Jan 2006 23:31:17]
◆十示@陰陽寮『ハラエ』 > (鯉口を緩めて、すらり。 白刃を確認する。) [Thu 12 Jan 2006 23:30:19]
◆十示@陰陽寮『ハラエ』 > (買ってきたものは、刀。木箱を開け、紗を解き、拵えを取り出す。) [Thu 12 Jan 2006 23:29:53]
お知らせ > 十示@陰陽寮『ハラエ』さんが入室されました。 [Thu 12 Jan 2006 23:24:57]
お知らせ > 劉・龍@騎士ギルドさんが帰りました。 『騒動が起きるなら、勝手に起きてくれるだろう(などと帰り道に呟いていたと言う)』 [Thu 12 Jan 2006 22:57:50]
◆劉・龍@騎士ギルド > まぁ、今日はこの辺にしておくか。(そう言って席を立ち資料を戻しに行く)(もしまた騒動が起こるならある意味好都合だしな)(などと思いながら)しかし、次に撤去作業を手伝いに行く時は多少その辺を気を付けてみるか。(もしかしたら少し位力が残っているとも限らない)・・・人に憑依する力があったりしてな。(そう少し微笑を浮かべながら言うと)あぁ〜、動かないでいるのも案外疲れるな。(と背伸びをして何事も無かったかのようにギルドを後にした) [Thu 12 Jan 2006 22:55:10]
◆劉・龍@騎士ギルド > ・・う〜む、どうも見あたらないような気がするんだが。(詳しい人間に聞いてみるべきだろうか?)(と思ってみたものの・・・)・・・会いにいくつてが・・・(やっぱり手伝っておけばよかったと後悔)しかし、もしこちらの世界に欠片でも現存したものがあるのなら・・・(もしかするとまた一騒動起こるかも知れないな)(そう龍の中の何かが呟いた) [Thu 12 Jan 2006 22:46:55]
◆劉・龍@騎士ギルド > ・・・・・・・・(核の情報が気になって取りあえず目に付かないものかと資料を手早くめくり核に関する資料を探す)・・??見当たらんな。(目が疲れてきたのか?)(と思い、もう一度同じ作業を繰り返す) [Thu 12 Jan 2006 22:42:11]
◆劉・龍@騎士ギルド > (ならこの門の犯人は置いておくとして・・・)(とそこからさらに進んで資料へ目を通す)・・討伐隊の報告によると、ネビュラーは核を持ち、傷つけられると腹を立てた。(核?)(と若干そこに引っかかるものを覚えた) [Thu 12 Jan 2006 22:39:39]
◆劉・龍@騎士ギルド > ・・とはいっても見つからないと決まったわけではないのか。(ギシッと音を立てて椅子の上で姿勢を戻した)とは言っても一人動いてもらちはあかないだろうし、指令を出すほどの地位でもないしな。(早急に・・とはいきそうもないか)(と帰還を望みはするものの先ずは復旧作業を終わらせなければ先へは進みそうもない)・・となれば、そこで協力してゆくのが一番近道か。(復旧を手伝って、犯人探しが早く開始できるし、多少は騎士団として貢献できる)・・・運がよければ免許の取得へのちょうどいい布石になってくれるかも知れんな。(周囲には人気も無さそうなので多少声のボリュームは大きめにそんな算段を並べる) [Thu 12 Jan 2006 22:36:30]
◆劉・龍@騎士ギルド > ・・・こいつらが見つかれば、完全に事件は解決、しかも運がよければ私が元の世界へ帰るための手段まで付いてくるかも知れなのか。(まさかヴェイトスにここまでする者がいるとは思っていなかったのでその手がかりを探す手伝いをしなかったのが非常に悔やまれた)情けは人のためならず か。(天井を仰ぎながらそう呟いた) [Thu 12 Jan 2006 22:29:53]
◆劉・龍@騎士ギルド > ・・人的な作為によって門から現れた・・(これは後々私達の仕事として回ってきそうだな)ふ〜む・・(そう軽くため息のようなものを吐く)・・もう少しまともに彼への対応を手伝っておくべきだったな。(今更になって興味がそそられていた、特にこの人的に悪魔を呼び出してくれた人物が) [Thu 12 Jan 2006 22:26:16]
◆劉・龍@騎士ギルド > (先ほどから人の入りの少なくなったギルド内で龍は一人明かりに照らされながら、ゆっくりと資料に目を通していた)・・・聖別された物や海水に弱い・・(魔の力と、植物の特徴)植物の魔王といったところか?(ぼんやりと彼の情報を頭の中で構築してゆく) [Thu 12 Jan 2006 22:23:15]
お知らせ > 劉・龍@騎士ギルドさんが入室されました。 『(蔓騒動の資料を眺めて)』 [Thu 12 Jan 2006 22:18:09]
お知らせ > ブロウンさんが退室されました。 [Fri 6 Jan 2006 23:44:58]
◆ブロウン > うぉ!しまった、建物の特徴聞くの忘れてた!?(時すでに遅し。あぁもう、何やってんだよ・・・。とブツブツ声を漏らしながら、煙管を咥え徘徊する竜の姿が目撃されたとか。通報されかねない)う〜ん、この辺か・・・?(とりあえず、どこでもいいから入っちまうか?探すことにだいぶ嫌気がさしてきたのか、見つけたのは日が昇り始めてからだという) [Fri 6 Jan 2006 23:44:55]
◆ブロウン > (そんな中、一人の男性がこちらに気づいたのかずかずかと近づいてきて『何か様かね?』と冷たく言い放つ。物怖じせず話しかけたのは忙しい中、邪魔されたくないというギルドの人苛立ちなのだろう。)あ、あぁ、いや・・・その・・・傭兵ギルドじゃ・・・ないよな?(不安と困惑のなかのいきなりな質問にしどろもどろな口調で答えて。『見てのとおり薬品ギルドだ、傭兵ギルドはだいぶ向こうだぞ』そういうと、今来た道を指差して、また奥のほうへと戻っていく)(みてわかんねぇから聞いたんじゃねぇか・・・・!!)(言い返しそびれたその言葉をぐっと飲み込み、またふらふらと来た道を戻っていく巨躯。否、縮こまったトカゲ) [Fri 6 Jan 2006 23:31:57]
◆ブロウン > (ふと立ち止まり、建物の中を除いて見れば、せわしなく荷物の運搬をする人。それを指示する白衣の人。中からは嗅いだことのない強烈な匂いがしているようで)う・・・ここは違うよな・・・?(鼻先押さえ、中を見渡し。想像とはだいぶ違うその場所に、ハズレだったら嬉しいと思いつつも可能性を全否定できない田舎者。) [Fri 6 Jan 2006 23:17:05]
◆ブロウン > (寒さと見つからない苛立ちからか、ギリギリと歯軋りの音が聞こえたとか──懐から煙管を取り出せば、煙草葉ギュッギュと詰め込んで少しだけ吐ける炎を使い、火をつけ一服。吸いながら火をつけないと煙草に火は付かないわけだが、種火を必死に吸うわけだ)ふぅ〜・・・(口から出された白いものは、煙なのか吐息なのか、それすら分からぬほどの冷え込みに涙が出そうだ)だいたい、でかい建物多すぎなんだよここは!!(左右に並ぶ建物をにらみつけながらずんずん進んでいく竜。すでにとおり過ぎている可能性も否定できない) [Fri 6 Jan 2006 23:09:09]
◆ブロウン > (普通に上体を起こしていれば、だいぶ大きな体も縮こまるように前かがみに歩けばちょっと大きな人くらい。)『雷電』とか言ったっけ?くそ、名前しかしらねぇ〜、建物の特徴くらいきいときゃよかった・・・(のっしのっしと歩きつつ、長い首すら動かすのが億劫で。爬虫類ぽい眼球をキョロキョロ動かすばかり。たまに出会う人の視線がたまに気になるが、今はそれどころじゃないようで) [Fri 6 Jan 2006 22:58:00]
◆ブロウン > (月明かりの下、人気もまばらな路地を進む大きな影が──)この辺だったよなぁ・・・(仕事斡旋所で出会った男、ハンダの情報によれば傭兵ギルドに登録すればとりあえず仕事が回ってくるとか。かなり短縮した覚え方なのは、おいといて──)しまったぁ・・・地区は分かったが場所がわからねぇ・・・(寒空の下自身を抱きかかえるように腕を回し、キョロキョロと辺りを見回しながら足を進めていて──) [Fri 6 Jan 2006 22:50:20]
お知らせ > ブロウンさんが入室されました。 [Fri 6 Jan 2006 22:44:44]
お知らせ > キャバ@運送さんが帰りました。 『(早速嬉しそうに白衣の袖を通して)(また運送に駆け出さんッ―――)』 [Thu 5 Jan 2006 22:13:41]
◆キャバ@運送 > (其の予感は間違ってないと思うよ)(さておき)(脱ぎたての生暖かい白衣を受け取って、にへらーと笑う大男。)―――うふ! ありがとッ。 アタスィ、コレ着て頑張っちゃう!(むぎゅー、っと大事そに白衣を抱きしめて。白い目周囲の視線を物ともせず、去る貴方にひろり、手を上げた) アンタも頑張りなさいよーゥ!!(ぶんぶか手を振って) [Thu 5 Jan 2006 22:12:33]
お知らせ > 戒@薬品ギルドさんが退室されました。 『( 何事もなかったように。白衣を纏わぬ姿が、調合室へと向かう。 )』 [Thu 5 Jan 2006 22:07:57]
◆戒@薬品ギルド > ( 自分はなんとも思わないが、どこかの彼にみられたら物凄く怒られそうだと思いました。 なんででしょう。 ) ( だから、脱がされるよりは自分で脱ごうと思います。 ) 構いませんよ。 ( その方が、話がこじれることもなかろうし。 ) …… それでは、僕はこれで。 ( 嬉しそうなアナタに一礼を向け、 ) 運送の方、よろしくお願いしますね。 ( 失礼いたします、と。 ) …。 ( もし、周囲になんだか視線を向けられていたとしても、 ) [Thu 5 Jan 2006 22:07:27]
◆キャバ@運送 > (と。)―――、あら。(脱がせようとする手は無駄だッたご様子。)(勝手に脱ぎだした貴方にポカン、と)―――いいのッ?(オメメきらきら)(ものッそい嬉しそうな笑顔で両手差し出して、白衣を受け取りました…!) [Thu 5 Jan 2006 22:05:27]
◆キャバ@運送 > (がっちり)(両手が白衣の裾を掴んだッ) うふ。(貴方が見上げた先には、満面のオカバスマイル。鼻の穴広がってます)(むはー、と息を吐いて)―――だーァ、かーァらーァ?(間抜けな声を上げた貴方に、裾を掴んだ両手が、ゆっくり、白衣を這うように上っていって…―――前のボタンに手を掛けんッ)(廊下で脱がすプレイ?)(違う) [Thu 5 Jan 2006 21:59:19]
◆戒@薬品ギルド > ……… いいですよ、別に。 ( 数度の瞬きの後、告げたのはそんな言。 ) ( 掴まれたままの白衣を、少し脱ぎづらそうに体から取り去れば、 差し出しながら。 ) …… 僕のでよければどうぞ? ( いろンな薬の匂いとかすると思いますけれど。 ) ( もし受け取るのなら、後で返してくださいね、と告げるだろう。 ) [Thu 5 Jan 2006 21:58:01]
◆戒@薬品ギルド > …、 ( 指し示された先は、追ってみてもやッぱり白衣で、 ) …え、 ( それに気をとられているうちに、簡単に近寄るのを許すだろう。 背には、今しがた出てきた部屋の扉しかない。 ―― つまり、逃げ場はなく ) ―――― … 。 ( 何事か、と。 見上げれば、 ) …… はぃ ? ( 掴まれた白衣。 …返すのは、間抜けな声で ) [Thu 5 Jan 2006 21:55:05]
◆キャバ@運送 > (にッこり)―――うふふ。(白衣指差して) ねェ、(ずりずり)(貴方へ、もっそり近付かんとッ―――) ……アタスィにも着せて?其の、 は く い ッ。(両腕は貴方の白衣を掴まんとッ)(―――身包み剥がされるよ…!) [Thu 5 Jan 2006 21:51:15]
◆戒@薬品ギルド > ( 喜んでいるその様に、ありがとうございますと笑顔で返しながら、 ) …… 。 ( 白衣。 ) …。 ( 耳に入った低い呟きに、思わず自分の姿を見下ろした。 ) …白衣ですね。 ( 繰り返しながら。アナタに、戻す視線。 ) …… それが、何か? ( あるのだろうか、と。 もう一度、白衣とアナタを見比べながら。 ) [Thu 5 Jan 2006 21:47:33]
◆キャバ@運送 > (溜息もつかりた)(其の溜息にぷくー、と頬を膨らませたのは、束の間。)―――あらンッ。(樽はもう届けて、次のを取りに来たところ。手ぶらの両手をパチンッと合わせて)……ボク、結構見る目あるじゃなァーィ。うふふー。イイコねー(くねッた)(喜んでるらしい。―――二人して書類で百叩きの刑)―――いやァ、ね。(オカバの円らな瞳には、もォ「 白衣 」しか入ってないね!)(焦げ目も危険な香りでグッ★なンて思ったらしい)―――白衣。(ぼそり)(すげェバリトンの呟き) [Thu 5 Jan 2006 21:44:14]
◆戒@薬品ギルド > ( 止まったアナタを見て、再びつく息は安堵のそれ。 ) ―― いいえ、 ( 首を横に軽く振り、 ) 確かにとても力強くてしなやかな、美しい走り方だったと思いますから。 ( 仕方ないですよ、 なンてのほほん言い放つ。 今しがた出てきた部屋の中にいるギルド員に、二人して書類でへち殴られそうデス。 ) ( 閑話休題。 ) ――― なにか? ( 問い返す、彼の姿は髪をひとつにくくり、薬品からの保護のための眼鏡をかけ、 …… そしてアナタが着てみたいといっていた、例の白い服を纏っている。 ところどころ焼け焦げがあッたり汚れたりなんかしているが。 ) [Thu 5 Jan 2006 21:37:17]
◆キャバ@運送 > (注意さりた)(大暴走のオカバは、ずずずーッと廊下を滑るようにブレーキ、ブレーキ。)―――あら、やだ! アタスィッてば。そうョねェ。ごめんなさーい?つい、疾風の如く駆け巡る美女な自分に夢中になッちゃッて★(てひ。なンてかわいこぶった。殴るといい)(さておき)(―――他のクスリを持った人にぶつからなかッたのは、不幸中の幸い。くるーり、貴方の方へ振り返って)(上から下、視線エレベーターは貴方を嘗め回すように見た。主に服装観察。) [Thu 5 Jan 2006 21:31:39]
◆戒@薬品ギルド > ( ―― おやおや、 ) ………。 ( 噂をすれば、と。 言ったところだろうか? なンて。淡くつく息。 ) …… 、 ( 掛けられた声に、訂正の言葉を告げることもせずに。 静かに、後ろへと大きく一歩退いた。 ) …… お疲れ様です、 ですが 周囲のヒトになるべく迷惑にならないようにお願いします ねー。 ( かけた声は、走るオトコらすぃ姿に聞こえるだろうか。 ) ( 此処は、除草剤だけ作ってるワケじゃない。 別の薬を持ったヒトと、ぶつかって被害が出るとも限らない。 ) [Thu 5 Jan 2006 21:27:40]
◆足音 > (兎に角すンげェ足音だ)(どたどたどたどたー)―――はい、ッ(あンどゥ)おらッ、邪魔ーッ(あンどゥ)くらァーッ、邪魔だッてンでショゥー?! お退きーィッ(序にものッそい野太いバリトンも聞こえるよ!)(其の足音と声は貴方の方へ一直線☆) はいッ、其処のボクー?お嬢ちゃンー? まァ、ドッチでもイイわァ。取り敢えず、退けーッ。(節々男に戻ってた)(オカバの大暴走) [Thu 5 Jan 2006 21:21:55]
◆戒@薬品ギルド > ( それでは失礼いたします、と。 提出した書類は腕の中から消えて。空手のままで、廊下を行く。 ) ( ―― 否、行こうと 部屋から足を踏み出して。 すぐに気がついて、足を止め そちらへと不思議そうに顔を上げるだろう。 足音。 ) …。 ( なンでしょか。 ) [Thu 5 Jan 2006 21:20:11]
お知らせ > 足音さんが入室されました。 『(すンげェ足音)』 [Thu 5 Jan 2006 21:17:43]
◆戒@薬品ギルド > …… いいじゃないですか、華があって。 ( ギルドにこもって、調合やいろんな書類の処理ばかりで。 気が滅入っていたところだろう。 そこに、華。 …話の花、とも。 ) 僕もぜひお会いしてお話がしたかったですね。 ( そうして、少女の運ぶ様が見たかった。 …処理に追われる身は、それもままならない。彼女への対応も遅くなってしまって、申し訳がない。 ) [Thu 5 Jan 2006 21:13:13]
◆戒 > ( 偽少女な運び屋サンとか、 メイドの彼女とか、 低い声のオネェサマとか、 ) …… 。 ( なんだか、運送の依頼参加者様方は どうにも、賑やかなご様子。 ) ( そんな薬品ギルドです。 ) [Thu 5 Jan 2006 21:06:08]
お知らせ > 戒さんが来ました。 『 …… ふむ、』 [Thu 5 Jan 2006 21:02:21]
お知らせ > エルヴィーネ@調合さんが帰りました。 『(精油状になったものを分けて、また次の作業だ)』 [Wed 4 Jan 2006 00:20:10]
◆エルヴィーネ@調合 > (思い出すのは師匠の下にいた時代。結構やんちゃもしたものだ――回想シーンに出来る程過去でも無いんだが) ああ、そうだ。この配分で良さそうかい?――よし、いいならこれを二倍に…いや、しないから。しないから。(軽いジョークも、縋るような目で止められると罪悪感とか芽生えないかい?笑いながら軽く手を振ると、煮詰め中の鍋の前へと戻る後姿。見送る間も無く、再び蒸留釜の前に陣取り) [Wed 4 Jan 2006 00:19:32]
◆エルヴィーネ@調合 > (顔上げた先には、この数日で少し馴染んだ顔――此処の職員の誰かだ。名前が出て来ないのは、多忙故と許せ。白衣引っ掛けた顔が多少不健康そうなのは、三が日どころじゃない多忙のせいか。南無) ……は?(相手が口にした質問に、思わず目を丸くする) …いやいや、僕なんか普通だろ?搬送部隊には、もっと凄い子がいたという話だし。(つい先刻、原料の箱を運び込んで来た時の話。見目の割り、随分力があると驚かれた。特別なトレーニングでも?と聞かれたのだが――そんなものはしていない故、笑い飛ばすしか無かった)(強いて言えば実戦とか、言えない) [Wed 4 Jan 2006 00:17:21]
◆エルヴィーネ@調合 > (数人掛かりで足りなくなっていた原料を運び込んで――その間についでに換気だ。粉物は仕舞って置くべし。風が吹き込むと大惨事。そして、十数分後――) ……ん、何か用かい?(再び場面は締め切った室内。蒸留釜の火加減を見ていた魔女が、視線を感じて顔を上げた。そういえば、此処での作業中は帽子も被っていなかったし、ハーフエルフの耳も剥き出しか。単に別用かもしれないが――) [Wed 4 Jan 2006 00:09:51]
◆エルヴィーネ@調合 > (扉を開けた途端、熱気が顔面に吹き付けて来るのもそろそろ慣れた。中の空気はそろそろ換気が必要レベルだ。中にいると案外分からなくなるのが困り者――) …うん。僕が悪かった。区画別に順番に!(ビシッと室内に人差し指突きつけて、再度確認要請。何処ぞの厩舎で生まれた御子じゃあるまいし、重奏・唱和を内容別に聞き分けろというのは無茶な話) そっちにオリーブ、ああ、花も?粉…全部って言い給え、全部って。 [Wed 4 Jan 2006 00:03:40]
◆エルヴィーネ@調合 > 塵も積もればと言えば聞こえは宜しくないが、何とも壮観だね、いっそ。(カラリと笑う魔女の前には、文字通りに山と詰まれた箱がある。これが除草剤に化けて、別の箱に詰まれて然るべき場所へと運ばれていくのだ) …さて。(腕まくり) 何処に何が足りない――?(此処は廊下。調合の前線と化している扉は直ぐ其処。むしろ、塞がないように置くのが一苦労だった。扉を開け放って、中へと声を掛けた) [Tue 3 Jan 2006 23:57:31]
◆エルヴィーネ@調合 > ひ、ふ、み――こんな所だね。(ポケットから取り出したリストと、木箱に貼られたラベルを照合して数えていく。箱の中身は除草剤の原料。オリーブに各種粉末に――色々) [Tue 3 Jan 2006 23:53:44]
お知らせ > エルヴィーネ@調合さんが来ました。 『よいしょっ、と。(木箱を積み上げる音)』 [Tue 3 Jan 2006 23:52:25]
お知らせ > ヒルダさんが帰りました。 『防音処理すら突き抜ける歓喜に満ちた悲鳴が響く。…ギルド員達のクーンに対する敬服度がUP!』 [Mon 2 Jan 2006 02:18:17]
お知らせ > クーンさんが退室されました。 『――――久し振りに責め。しかも轟責め。ちょお轟攻め。』 [Mon 2 Jan 2006 02:14:39]
◆ヒルダ > ( 優しい声、優しい手のひら。顔を上げれば後光と翼を背負った少女の天使が私の前に舞い降りていた。青空には小さな天使が舞い、降り注ぐ太陽はまるで春の木漏れ日のよう。 私は救われたような笑顔で彼女の顔を見上げ ) ………――― はい。仰る通りです。 ( その顔のまま首に首輪が繋がれた。背景の天使どもが一斉に親指を下に突き立て「Go to Hell!」と叫ぶ。 同時に手の自由も奪われた私は首の鎖に引っ張られるままぎりぎりと体を引きずらせ、涙目で許しを請う。 ) ご、ごめんなさいっ ごめ、ごめんなさ・・・! お願いクーン ひぃぃぃぃ――っ! [Mon 2 Jan 2006 02:11:35]
◆クーン > (じゃりりりり。首輪に繋がれた鎖を引く。ぎりぎりぎり。) ―――――ヒィィィルダァァァ。 ごめんなさいで済んだら、自警団は要らないンですよォォォォォ。(キシャアアアア。) [Mon 2 Jan 2006 02:04:58]
◆クーン > ―――――そう。 そうですか。 よく、正直に言ってくれましたね。 (ふ、と肩の力を抜いたような笑顔を浮かべると、彼女の枕元に跪いて顔を上げさせる。まるで慈母のような微笑浮かべ、彼女の頬を優しく撫でて) 正直に話してくれれば、私だって、そんなに怒りはしないんです。(そっと、彼女の首筋を撫でて―――― がしゃり。 なにやら、金属音。) ―――――なんて、言うと思ったら大間違いですよね? 自称とはいえ魔女ギルド長に対して何をしたのか、きちんと理解していただく必要がありますね?(がしゃん、がしゃん。 手錠とか。どこから出したのか。) [Mon 2 Jan 2006 02:03:52]
◆ヒルダ > ………ごめんなさい…。 [Mon 2 Jan 2006 01:56:54]
◆ヒルダ > ( 反射的に牙を付きたてられた肩口を手で触れながら、もごもごと喋りだした。 ) げ、芸能横丁でね。旅から帰ってきて会って無かった友達に、会ったの。 ………あ、女の子ね。 ( いや厳密に言えば両性か。 ) それで路地裏に付いていったら、その……。 うん。 ( 頂かれてしまったと。 ) あ、相手はほら。嫌なら別に良いって言ってくれたの。でも私、が、我慢出来なくなっちゃって。 ( …いや。今のは相手に全責任を擦り付けることも出来たんじゃなかろうかううん。でもそれは可哀想だし、ううん。 ) [Mon 2 Jan 2006 01:56:06]
◆ヒルダ > ( 故郷アイバンでは疾風のヒルダとか、嵐のヒルダとかそういう名前が付いてました。でも基本的には田舎出なので、余り人を疑う性格じゃ無かったんです。本当に良く今日まで生きてこれました、案外ヴェイトスの人達っていうのは優しいのかもしれません、ません。 攻撃魔法や使い魔は兎も角、体術は結構面白いかもしれない。 ……想像するのが。 ) えっ?えっ? えっ? ( 笑っているが笑ってない。これは仮面の笑顔だ。その下にある本当の表情を隠すために被る仮面の笑顔だ。だからこうも迫力がある、恐ろしい。 そして嵌められた事に気付くとさっと顔が青くなった。 は、謀ったな…! ) そっ そのっ あのっ ( 新年明けたばかりだというのに、何だこの修羅場は。だらだらと脂汗が流れ、緊張の余り胃が痛くなった。 何より私が好き勝手やった後だ。 私は一体、どうなるのかッ ) [Mon 2 Jan 2006 01:55:48]
◆クーン > ――――ご説明を、お願いします。 (みぃぃぃ――― ん。) [Mon 2 Jan 2006 01:44:11]
◆クーン > …………ヒルダ。やはり、貴女は交渉ごとに、向いていない。(にこりと笑うと、ベッドに土下座する彼女の目の前、仁王立つ。内股を零れる彼女の残滓すら気にせず、両腕を組み冷やかな笑みを浮かべて見下ろすその目は、一片たりと笑っていない。) ―――私はね、貴女を、信じていたんです。 タネを明かせば、うちの馬執事から、芸能横丁について聞いてみろ、と言われただけでしてね。まさか、そんな事実が隠れているだなんて、思っても見なかった――――― さて、ヒルダ?私は、普通に考えれば死んでもおかしくないような責め苦をすら受け入れた、ヒルダ? 愛する愛する私のヒルダ? [Mon 2 Jan 2006 01:43:01]
◆クーン > (このヒルダという女は、どうしてこうも、要らないところにばかり行動力があるのか!そのくせ自分の行動を省みない、突発的な生き様を見せてくれる。よく今までこの街で生きて来れたと思うし、そういえば元々彼女との馴れ初めは、自分が彼女をあっさりと騙くらかして押し倒したのが発端だ。……本当に、よく生きていたものだ。 ――長い長いお説教の中では、自衛手段についての話も出るだろう。攻撃魔法でも、使い魔でも、体術でもいい。逃げに特化した術でもいい。何かしらの対策を覚えない限り、肉体的には一般人と変わらないことを深く理解するべきだ。 ―――さておき。) [Mon 2 Jan 2006 01:39:49]
◆ヒルダ > ――――― ゑ。 ( 不意打ちの言葉に思わず眼が丸くなった。 …十秒ほど痛い沈黙。 ) …………… どッ どうし どうしてっ それ、そッ あ、あの ッ や、えと……! ( ベッドの上で慌てふためく。ああ、浮気がばれた奥さんとか旦那さんとかこんな感じなんだろうか。それは今までクーンが見た中で一番の慌てぶりだった。 やがて言葉をなくしぱくぱくと金魚のように口を開いたり閉じたり。 むぐ、とそれがへの字に結ばれると頭をベッドに擦り付けて謝った。 ) ごッ ごめんな、さい……。 わ、私から誘ったわけじゃ、無いんだけど、その……。 [Mon 2 Jan 2006 01:31:22]
◆ヒルダ > ( こういう事言うと絶対じと眼で見られるが、とても可愛いとヒルダは心の其処から素直に思っていた。酔ってる時だったら箒に跨ってその魅力を大声でアピールしながら街中を飛びまわれる。何より惚れた相手を好きに出来るのは気分が良い、凄く良い。 具合は―― ……否定しない。 ) ……うん。 ( あの頃に比べて随分表情が柔らかくなったと、同じく親友である青猫の館主は言ってくれた。 偶には昔の髪型に戻してみるのもいいのかもしれない。触れる唇の柔らかさに眼を細め 次に涙を零した。 ) …う、迂闊だったと反省してる。 でも、その―― 自衛ってどうしたら良いのかしら。攻撃の魔法っていうの?考えてみれば、そういうの全然学んで無かったのよね。 ( それを持って積極的に戦いに赴くことは無いが、あって困るものではない。長いお説教をしょんぼりしながら大人しく聞く。 ) [Mon 2 Jan 2006 01:31:07]
◆クーン > 11月29日、芸能横丁で何をしていましたか――――――――――…? [Mon 2 Jan 2006 01:14:48]
◆クーン > ……まあ、何にせよ、貴女に言うことを聞かせるための、手管ですから。(体を与えるのだって、その一つだ。こんな寸足らずの肉体の何が良いかは知らないが、どうやら気に入ってくれているようだし。……ああ、小さいだけに具合がいいのかもしれない。少々下品か。) ……伸びましたね。(それだけ、言った。それで彼女には通じる筈だから。…もう、余程のことでも無い限り、別の意味でこの髪を切ることは無いだろう。前髪を掻き分け、額を出して――ああ、そう。あの頃の彼女は、こんな髪型をしていたっけ。額に唇を落とし、頬を寄せて) …………バカですか。(そのまま、額に頭突きをくれてやる。がつり。…やった自分も痛かった。) ……怒るに決まっているでしょう。 まあ、中心核は退治されたと聞きますから、危険はないでしょうが…それでも、確定ではないんです。 ……そういう場所へ行くのは、ある程度自衛ができるようになってからするべきです。(くどくどと、それから半時はたっぷりお説教なんかを食らわせて。) …………ああ、そういえば。 前から、一度聞こう聞こうとは思っていたんですけれど。 [Mon 2 Jan 2006 01:12:54]
◆ヒルダ > ( 今は漸く前に一歩踏み出そうとしているところだろうか。結局その足を引っ込めてしまうかもしれないけど、それでも立ち止まるよりはマシだ。そして例え足を引っ込めても、もう一度挑戦するに違いない。 ) う…… うん。 ( クーンの鞭は身を切る程痛く、飴は蕩けるほど甘い。…こういう所にはやっぱり適わないと思う。前から思っている事ではあるが。 もう前と同じ長さか、若しかしたらそれ以上あるだろうか。あの日の事は決して忘れない、子供のように泣きじゃくりながら必死にクーンに訴えたあの日の事を。 ――そして今度は、髪を切らずに済みそうだ。 ) ううん、いいの。貴女の心配してる事は多分、当然の事なのでしょうから。 そうやって気を配って見てくれるだけで随分と違うわ。 ………昨日もね。 ( ああ、怒られそうだけど。 ) 例の蔓で覆われた地区の方に箒で見に行ったの。 あれは悪魔だったって知られてる事なのに、其処に魔女が出て行ったら危ないって判ってるのに。少し考えが足りないんだと思う。 だから見張っててくれると助かるわ。 ( 手間の掛かる女でごめんなさいねと付け加え、自分の香りを吸うクーンに顔を赤らめた。 ) [Mon 2 Jan 2006 00:54:37]
◆クーン > (座ることは罪ではない。しかし、立ち止まることは罪である。端的に言えば、そういうことだ。――そして、彼女は前に進むことを誓った。これで、またいつもの彼女が戻ってくるだろう。…ただ、前に進むだけで良いというレベルを超えて、どう前に進むかを考えるように教えるのは、もう少し彼女の心が成長してからになるだろう。) ……ええ、構いません。 鞭と飴は、交互に与えてこその鞭と飴ですから。(くすくすと笑って、彼女の髪に指を通す。――そう、思えば随分と長くなった。彼女があのとき、決意と共に切り落としてから、どれだけの月日が経ったのか――。) ……そうですか。なら、いいんです。 ……おかしなことを聞いて、すみませんでした。(自分が、何をどうしたのか。相手が、何に対してどう怒っているのか。相手に許しを請うために、どう話をもっていかなくてはいけないのか。――自分に酔って、自分の話し方を押し付けるだけでは、相手は決して納得などしないだろう。…それを、彼女がきちんと理解しているのであれば、もう自分から彼女に掛ける言葉は、何もない。 彼女の髪に顔を埋めて、久方ぶりの彼女の匂いを、胸に深く吸い込んだ。) [Mon 2 Jan 2006 00:42:48]
◆ヒルダ > ええ ――。 私は前に、そうよ前に進まなくちゃ行けないんだ。 私がこの世で一番愛してる人の為に。足を止めている暇も惜しいぐらいに。 こうして弱音を聞くって言ってくれるだけで、もう吐かなくても大丈夫なの。それでも我慢できなかった時は―― そうね、少しだけ甘えさせてもらう。 ( 本当に私の死んだ先生のようだ。こんなに暖かく導いてくれる。 ) もし全部片付けたら、紹介するわ。私の一番の恋人です。私の一番の親友です。 ……ちょっと荒っぽい子だけど、大目に見てあげてね。酒癖は多分私よりはマシよ。 ( 精一杯、でもそれで十分だ。これ以上クーンに頼ったりしたら、それは自分で問題を解決したことにならない。 ) ……そう言われると少し自信が無い。でももうあんなやり方はしないと誓うわ。 親友の為に、貴女の為に、そして私の為に。 大丈夫、大丈夫よ。暫くはヘコたれないぐらいの元気は出てきた。 ……… でも、不安ならば言って頂戴。それを聞いて私も安心を得られるわ。 [Mon 2 Jan 2006 00:27:48]
◆クーン > ――――ええ。 私は、貴女の友人と面識はありません。 ですから、私に助言できるのは、これが精一杯のところです。 (頷き、ゆっくりと抱きしめた彼女の頭を撫でる。…そうしながら、ふと、思いついたように) ……それから、ヒルダ? 聞くまでも、無いことですが… ―――貴女は、自分が何のために、どうするべきか。 …きちんと、理解していますよね…?(それは、ともすれば相手を信頼していないという意味でもある。ヒルダには失礼な質問であったかもしれないが―― 彼女がまた間違えて、泣く羽目に陥るのは、見ている自分もあまり良い気分ではない。) [Mon 2 Jan 2006 00:12:39]
◆クーン > ―――私は、別に、弱音を吐くこと自体を否定しようとは思いません。 …人間は、いえ、私ですら、個人では弱い生き物です。 個人でできることなど限られているし、それゆえ、人と関わりを絶って生きることは難しい。 …私が貴女を必要とし、貴女が私や、友人を必要とするのは、当然のことです。 …だから、心が折れそうになったとき、それを私に吐き出すことを、私は咎めません。(抱きしめる彼女を、その上から抱きしめる。) ――ただし、弱音を吐くことに甘えて、自らの歩みを止めるようなことだけは、しないでください。 前に進むことを、止めないで下さい。 貴女は、前に進まなくてはならない。 私は、貴女の、その前へ進む意思に惹かれたのですから。(そう、貴女は無敵だ。やろうと思えば、何だって出来るだろう。――貴女だけではなく、本当は誰だってそうなのだ。だから、そんな簡単なことすら見失いかけたというのなら、それをもう一度教えてやろう。今夜のように。) [Mon 2 Jan 2006 00:10:16]
◆ヒルダ > ……有難う。 ( その硬く結ばれた唇から零れる言葉だ。 ) 私は無敵だわ。世界一の魔女だわ。 欲しいものは何だって手にいれてきた。貴女だって、手にいれた。 ( そして決して離さない。 ) 貴女の心を溶かして、貪って、喰らって、愛でて―― 愛でさせて――。 私から離れられないようにしてやった。 ( 開く瞳は真っ赤で今にも泣き出してしまいそうですらあった。 何度目だろう。こうして勇気を分け与えて貰うのは。何度目だろう、心からの感謝を言葉に出来ず、代わりに涙を流すのは。 ) 会うわ、もう一度。 時間を掛けてでも。 ( そこでどうするか、どうなるかは判らない。いや、その場で考えよう。考えたって仕方の無いことなんだから。 ) [Mon 2 Jan 2006 00:03:56]
◆ヒルダ > ( 強固な意志は崩れると後は酷いものである。積み上げた時間が長いから、その反動も大きくまた立ち直りにくい。 そして強固な意志の持ち主だった者は融通が利かず視野も狭くなる。 今は気付いていないかもしれない。でもそれは恐らく、そう遠くない未来の話になる筈だ。 そうして全てが済んでから漸く理解するんだ。私を取り巻く多くの人達の意思に、考えに。隣に居てくれる人の大切さに。 それで私は一度気付くのが遅すぎて後悔してしまった覚えはあるが――。 ) …… ごめんなさい。もう、言わないわ。 貴女に弱音を吐くのはどこまでも心地いいの、だからもう言わない。 ( 抱きしめる手の力が少し強くなる。クーンの服を掴む力が、強くなる。 両目を硬く硬く閉じて、歯を食いしばった。 ) [Mon 2 Jan 2006 00:03:41]
◆クーン > 貴女、が…強く、 そう思うのなら。 きっと、結果は、ついてくるでしょう。 ……貴女は、私の生き方を変えて、私から、私を勝ち取っていった人、でしょう? ……それが、友人ひとり、取り戻せないと、言うのですか? 私は、その友人よりも容易いと、そう、言うのですか? ――たかが、友達の一人と、喧嘩しただけの、コトでしょうに。 (生まれてこのかた、一度も友人と喧嘩したことが無いというのなら話は別だが。――まずは、何かできることを。出来ることがないのなら、出来ることは何かを考えることを。 ――甘えさせた。弱音も聞いた。 これでもまだ、尻を叩くのが足りないと?) [Sun 1 Jan 2006 23:49:21]
◆クーン > (自らこう、と定めた生き方を、突き崩しかけたのが目の前にいる彼女だと、その事実を彼女は気付いているだろうか?そして、その崩れかけた生き方を、元に戻してくれたのもまた彼女であることを、彼女は気付いているだろうか? …――私が彼女を絡め取るのは、私にとって彼女が必要な存在であることが大きな理由ではあるが、それと同時に冷徹な意味で手元に留めて置きたい意思も、少なからずあった。 …それゆえ、彼女を捕らえるのは甘やかすためではなく、 彼女には、もっと、成長して貰わなければならないのだ。) ――す、みません。 その、言葉は、もう、聞き飽き、ました。 …泣き言、なら。終わったあと、いくらでも、聞いて、あげます。 ――――そう、ですか。 元の、友人に、戻りたいのです、ね? なら、そのために、どうすれば、いいのか。 考えるのは、貴女、です。 それに対して、手伝えることがあるの、なら。 私は、いくらでも、助力を、惜しみ、ません。 (触れる前髪、零れ出す本音の欠片を見下ろして、溜息をついた。 ――ハードルが高いと、言うことなんだろう。) [Sun 1 Jan 2006 23:46:50]
◆ヒルダ > ――前の仲に戻りたい。 虫のいい話? 覆水盆に帰らず? …知ったことじゃないわ。 ( 例え誰に何と言われようと思われようと、この気持ちだけははっきりしている。そんな資格が無くったって、足掻いてもがいていつかそれを掴みたい。 ……でも。 ) でも。 ねえ、クーン。 赦して貰えると思う? もう一度、友達の信頼を得られると思う? ( 前髪に触れる手の優しさから、今言った望みという名の強がりからぽろぽろと弱音が零れだした。 ) [Sun 1 Jan 2006 23:25:38]
◆ヒルダ > ( この人はいつだって残酷だ。それで私を雁字搦めにして抑えて離さない。 それが心地良い訳が無い。今すぐ肩の力を抜いて休んで欲しい。でも、それに対して止めろとはもう言わないんだ。私は甘えが好きだから。 ) 折角、間違えるなって言ってくれてたのに、ね。 何度も言うけど、何度言っても足りないわ。『私はなんて馬鹿なのかしら。』 ( 出来る最善の行動が二度と同じ過ちを繰り返さないということ。今すぐ時間を戻し無かったことにして欲しい私にはそれすら辛い現実だけど、受け止めなくてはならない。重く、受け止めなくてはならない。 ) ―――私は――……。 ( 一体如何したいのか。 今ははっきりと言える。クーンが言った言葉を私は前に病院で聞いた。 けど、今度ははっきりと答えられる。 ) [Sun 1 Jan 2006 23:25:28]
◆クーン > ―――そして、 それから あ、なたは どう、したい …? (誤った。間違えた。そして、致命的なまでに、怒らせてしまったのだろう。憔悴した彼女は、欲情していたときの彼女からは見る影も無いほど萎れていて。 打ちひしがれた彼女に、諭すように言葉を掛ける。 貴女が従うべき相手が誰なのか、それを、二度とたがわぬように。) ―――あ、なたは どうしたい…? これ、から… どう、したい… の?(今までの説明は、ただの結果だ。起きてしまった結果を覆すことなんてできないなら、 ならば、それからどうするか。 大事なのは、倒れたことではなく、どう起き上がるかということ。) [Sun 1 Jan 2006 23:13:47]
◆クーン > (確かに、喉はからからで。張り付くような口の中はまるで砂でも噛まされているかのようで。それでも、彼女のために掛ける言葉があるのならば、私はそれを告げることを厭わない。――彼女のために身を削ること、それは断面次第で彼女にとって己が身を削るよりも辛い意味を与えるだろう。それを知った上で、敢えてそれを口にした。そして彼女は、自らを傷つけるその独白を始めようとしている――。痛みに茫洋とする意識から離れた位置に、それを冷静に見つめる自分が乖離する。) は、 っ、 ええ。 あ、なたは―― 初動を、まちが、えた。 そして、方法も、それを成す、ための手段、も、間違え、た。 ―――だから、貴女の痛み、は 自らの、行いによる、もの 、でしょう。 それ、でも―― その痛み、は 貴女、には 必要なもの、だ、った。 ……貴女、は、 誤った、ときの… たがえる、痛み、を、 知った。 同じ、まち… がい、は 二度と、犯さない。 (力無く、彼女へと腕を伸ばす。――精神力で、無理やり痛みを押さえ付けたせいで多少、体の自由が利くようになったから。 指先で彼女の前髪に触れ、掻き分け、視線を重ねる。) [Sun 1 Jan 2006 23:10:40]
◆ヒルダ > ―― 私の友達、マーガレット・ストーンズは。 ( こつ、と優しく額を合わせる。 ) 病んでいたわ。その病を治す鍵は、彼女の過去にあると信じて私はそれを暴いた。 ( 此処まではクーンにも話した事がある。 ) 彼女の過去は迫害の記憶。蔑ろにされる記憶。愛して欲しかった相手から愛してもらえなかった記憶。 それでも諦めきれなくって天に届かぬ手を伸ばし続けた記憶。 ……それに触れられた彼女は烈火の如く怒った。ううん、私の触れ方が悪かったの。…暴いた過去の暗さに恐れ戸惑い、光をあててやる所の話じゃなかったから。 そもそも、単に同じ視点で物を見てみたかっただけの私にそんなこと出来っこなかったんだわ…。 [Sun 1 Jan 2006 23:01:43]
◆ヒルダ > ( ――胸に痛みを 感じる。鋭利なナイフで貫かれたような心の痛みを。 裏切って傷つけてしまうのとはまた別の。 水を。 彼女に水を与えよう。そう思って立ち上がろうとする体は思う以上に消耗していて上手く起き上がれなかった。 ) そんなこと 言わないで。 いいの、私は。貴女に冷たくされても仕方の無い事をしたんだから。 貴女はこうしてもう一度、 私の手を握ろうとしてくれているじゃない。 私はそれでいいの、満足なの――。 ( 彼女は、彼女の出来る範囲で私を罰してくれた。彼女の出来る範囲で許してくれた。そして深い深い、高い高い愛をくれた。 これ以上の幸せがあるだろうか。 途絶え途絶えの言葉に、私は優しくその小さい体を抱きしめた。クーンが動かなくても、彼女の思うほうを向けるように。 詰まりそうな胸を堪えながらもう一度頷いた。そして震えがちな唇を開こう、もう一度。 そして嗚呼、私の親友。もう一度だけ貴女の過去に触れることを許して。 ) [Sun 1 Jan 2006 22:58:55]
◆クーン > ……いい、ん です、よ (不規則に途切れる言葉、息継ぎの合間に絶え絶えに続ける) し、たけれ、ば… 壊し、て しま、っても よか、った―― こ、の…話、に、ついて…は、 少し、冷た く、し、すぎたと 思って、いま、し…た、 から … (本当に、壊されるかと思ったが。別にそれはそれでも、よかった。横たわる彼女の手、指先を握り返す力も、もう無くて。その分だけ、言葉に傾ける) ……ほ、んとう、なら もう、少し 気遣っ、て あげる、べき ……だった、ん、です、が 師、として… 失、格… で、すね… (笑ったつもりが、それは息を吐くようにしかならなくて。 それでも、残りの力を振り絞って、彼女のほうへと頭を傾ける。 それから、) ……は、なして… くだ、さい あな、た… には、 そう、する―― 義務、が ある、はずで… しょう ? [Sun 1 Jan 2006 22:44:27]
◆ヒルダ > ( こんなの初めてだ。男の人だってこんなのやった人は居ないと思う。 ”犯し抜いた”っていう奇妙な達成感は、単なる自己満足だけども。相手のことなんかこれっぽっちも考えない一方的な―― 。 不意に触れる小さくて暖かな手の感触に瞳を合わせた。 …震えている。寒いわけでも怖いわけでもなく、体力を使い果たして震えている。 ああ、こんなにしてしまった。今すぐゆっくり休ませようと思った時。 ) …………え。 ( 見透かしたような言葉に思わず動きが止まる。見透かす?いや、私の様子を見ていれば簡単に判ることだ。 吸血鬼のメイドが言ったように演技なんて得意な訳無いんだから。 少し目線を反らすと、そのまま彼女の隣に身を横たわらせた。頬に伸びる小さな手を優しく握って、小さく頷くのだ。 快楽に埋もれた辛い記憶が漸く頭を見せた。忘れていたい記憶が。 ) [Sun 1 Jan 2006 22:38:35]
◆クーン > ―――――――― 上手く、 行かなかった、の でしょう? (虚ろな視線は、それでも彼女を正面から見据えて。) [Sun 1 Jan 2006 22:32:02]
◆クーン > ひッ、ぎ、あ… はッ、あ ッ !(奥底に注ぎ込まれるたび、腹は内側からごぽッ、ごぽッと音を立てて膨らんで、腹の中全てを精液で満たされたまま、圧迫感に呼吸すら許されず―― 引き抜かれた刹那、出口を求める白濁が音を立てて溢れ帰り、まるで膣口から射精でもしているかのような勢いでびゅるびゅるとベッドに精液の海を作っていって――) あ、は …… は、 ぁ、ッ ……―――――。(荒いだ呼吸を整えながら、事実、開ききって奥まで曝け出した秘所にも構わず、震える両腕を伸ばすと彼女の頬を両側から挟み) ………それ、は… 私の、セリフ、です。 ………ヒルダ、貴女、こそ… ―――大丈夫、ですか? [Sun 1 Jan 2006 22:31:13]
◆ヒルダ > ――― ぁッ! は、 ん ッ! ( 体が跳ねる度に精液を送り込んだ。孔の隅々まで犯して、私は久しぶりの喜びを覚えた。 ―― 気分が良い。征服してやったという気持ち、自分の物だという気持ち。 ――この人だけは絶対に両手から滑り落ちてしまわないよう、しっかりと捕まえていようという気持ち。 一度満足を覚えたことで漸く頭に冷静な私が少し戻ってきた。恍惚とした表情を浮かべ、小さく体を震わせながらゆっくりと―― 名残惜しむように引き抜き、解放してやった。 ) ………… はッ。 ………… はぁッ ( 開ききった穴は覗き込めば奥まで見えてしまいそうだ。そこ中を己が吐き出し、行き場を失った白濁が逃げ道を求めて逆流してくる。 少し休ませてあげようなんて、今更な気分が芽生えた。 ) ……… はぁっ、 ふ……っ ――クーン、 大丈 夫 ? ( ああ、何て白々しい言葉だ。犯しぬいてから漸く見せる優しさなんて――。 そっと相手の頬を撫でた。 ) [Sun 1 Jan 2006 22:19:36]
◆クーン > ひぎッ あ――― は、あ 、あッ …! (強すぎる痛みに頭の中がぐるぐると回り、串刺しにされた腹だけが感覚の全てになったかのような錯覚を覚えるほどの衝撃を受け、時折引き攣るように継ぐ呼吸だけが耳にやけに煩い) あ、ひ ――――ッ、く ぅ、は ぁ、ッ (涙を拭われたところで見えるわけもなく、後から後から零れてくる涙に滲んだ視界の向こうに、ありえないほど歪み、突き上がった腹を見せ付けられて) あ、ひッ ぐ、ぁ ぃ、ぎ――― ッ ぁ ―――ッ !! ( ごぽり と、溢れ帰る精液が腹の中を隅々まで満たし、文字通り一滴たりと漏らせないほどみっちりと塞がれた子宮を、それこそ馬の仔でも孕まされたかのように膨れ上がらせていって―― 妊婦のような腹の下で、かち、かちとかみ合わない歯の根を鳴らして、びくんッ、と体が痙攣に打ち跳ねる) [Sun 1 Jan 2006 22:07:25]
◆ヒルダ > ああッ は、あぁッ い、いつも よりッ ―― ん、 くぅ…っ! ( 以前よりずっとずっと良い。痛いぐらいにきついクーンの中は――。 ああそうだ、クーンは全身を使って私を悦ばせていてくれてるんだ。だってほら、このお腹。まるで串刺しにでもしてるみたい。 ) ね、見て―― 自分のお腹。 見える? それとも涙で見えない? ( もう一度舌がクーンを、今度は涙を拭うように這う。首に添えた手を少し起こしてあげて接合部が覆われるくらい膨らんだお腹を見せてあげよう。 ) は ひぁ、 ああぅっ も―― ぅ ( ふるふると体を震えさせる。その細かな振動は容赦なく相手の内部を揺さぶるだろう。 ) ―― ちょっとだけ 楽にしてあげる、ね? ……だすよッ ( 熱い溜息を一つ零し体を仰け反らせると、破れてしまいそうなお腹の中に不意に白濁を流し込む。余裕の無い内部はさらに圧迫され、太い栓をされたままでは逆流することも適わないだろう。 ) [Sun 1 Jan 2006 21:29:57]
◆クーン > は ――あ か ふ、ぅ… ッ (途切れがちな声に、吐息が詰まり、声もなく喘ぐ。小さな体躯はベッドの上を滑り、それに憤る彼女に押さえつけられ、尚も限界を超えて突き上げられて――先端が、びちりと何かが壊れるような音と共に拳ほども無い子宮を貫き、肉壁を巻き込みながら己が半身ほどもありそうな肉の楔が腹を内側から突き上げて、醜く歪ませ) あっ、は――― ひ、 くぅ、ぐ… う、っ…―――― (耐え難い痛みにぼたぼたと涙を零しながら、それでも根元まで捻じ込まれ、呼吸もできないくらいに膨らまされた腹を抱えて力なく崩れ落ち…――掛けた、瞬間) ッ… !!! (引いた腰が力一杯に突き上げ出し、突き破りかねないくらいの勢いで狭苦しい膣と子宮を抉り上げていき きゅ、きゅ、と痛みの痙攣が根元から先端まで肉壁を絡みつかせ、子宮口の凹凸が亀頭のくびれに引っかかり、突き上げるたびにこりこりとカリ首のあたりを弾いていく) [Sun 1 Jan 2006 21:17:56]
◆ヒルダ > あ―― ッ 先っぽ、入った… ぁ ( それでも勢いに負けてずるずるとクーンの体は後ろに下がっていく。確りと固定されていないとその小さくて軽い体には当然と言えば当然だが、ヒルダにはそれが我慢ならなかった。 僅かに侵入し竿が固定されると今度は両手で抱きかかえるように強く体を固定して腰を沈めて行った。 普通なら入りきらぬ所を無理に押し進めていき、強い締め付けと濡れぬその内部は此方にも痛みを与えるだろう。しかしそれすら歓喜の声を上げて苦しそうな言葉を無視しながら勢いをつけて前へ 奥へ。 一番奥を強く叩いてもまるで試すように力を強めていき、震えるような溜息を漏らす。 ) あ、 はっ 入った、入っちゃった――…… ( 全部ではないが、入った。きつく締め付けられる快楽を貪ろうと、相手を待たず腰を引いてがつん、がつんと腰を突き始めた。 ) [Sun 1 Jan 2006 21:09:25]
◆クーン > (体が固定され、押し当てられた怒張はまるでヴラド・ツェペシュの杭のようだ。僅かに触れる先端ですら火傷しそうなほど熱いモノを、捻じ込まれたらどうなるのか―― 伸縮の秘呪でも掛けていなければ、本気で死んでいるだろう。 乾ききった、指一本ですらキツい入口をこじ開けようと、腰が突き進み) ッ…!あ、つッ……く、うあ……ッ…!(じわり、と涙が滲んだ。痛みに遠のきそうになる感覚を引きとめ、入口を力技でこじ開けようとする彼女に耐えて―― 普段の彼女より、おかしいほど暴力的な彼女の顔を見て、 …ああ、 と、腑に落ちた) ―――――ッ、あ か、あ は ―――ッ… !! (刹那、引いた腰が勢い良く突き出され、みちみちと引き裂くような音をたてて肉竿を捻じ込まれて―― 半ばすらも呑み込まないうちに、最奥、子宮の入口にまで届き、下腹がぼこん、と膨れ上がって) [Sun 1 Jan 2006 20:59:44]
◆ヒルダ > ( 成長といっても。 悪魔に関しては親しい人を傷つけてばっかりだったから―― せめて悦んで貰おうじゃないかなんていうこの気持ちはきっと何時もの通り自分勝手なものなんだろう。 言葉に応じるように片腕でクーンの体をしっかりと固定すると、逆の手で添えた。 手に伝わる重量と熱は半端じゃなく、こんなの挿れられた日には死ぬだろうとすら思った。思ったけど、やめない。やめてあげない。やめないであげる。 まだ濡れもしてないクーンの秘所に押し付けるように宛がうと、前へ進んでいく。それだけて達してしまいそうな感覚がぞくりと背筋に走った。 ……が。 ) …… 入ら、ない。 ( ぐ、ぐ、と押し付けてはみるものの小さすぎる孔を抉じ開けられないでいた。その度に感じる小さな快楽は更に劣情を掻きたて、その動きが焦るように急かす様に早まり。 やがて痺れを切らすと一度大きく腰を後ろに引いてねじ込むように強く突いた。 ) [Sun 1 Jan 2006 20:47:16]
◆クーン > そ、れなら……いい、です、けれど…。 ええ、ヒルダがちゃんと、成長していることは…… 元々、知って居ましたから。(仮にも上位ランクの悪魔と契約して曲りなりにも無事でいるのだから、当然だ。それでも―― れるり、と舐める舌の這いずった唾液の痕に、ぞくりと背中戦慄かせ ――恐らく自分ですら受け入れきれない、子供の腕ほどもありそうなサイズのモノを突きつけておいて、そんな挑発をするなんて反則だと思う。 …それでも、売られたからには買わざるを、得ない。) っ…・…す、きに…すれば、良いでしょう…?(伸ばす手の動きやすいよう、腰を僅かに浮かせてやりながら、羞恥に赤く染まった顔でき、と睨みつけ―― 下腹に手を充てれば、凄惨な事態にならぬよう、小さな文言と共に術式を掛けて) [Sun 1 Jan 2006 20:37:57]
◆ヒルダ > ちゃんと他の所も成長してるわよ――… これは副産物、みたいな物。 ちゃんと喜んでよ、私の成長を。 ね? ( 逃げられぬように覆いかぶさるとぐぐ、と顔を近づけた。突き出す舌はそのまま抗議の声を塞ぐように相手の唇に滑り込ませると思いきや、クーンの頬を舐めてく。まるで声を上げたいなら上げなさいと言わんばかりに。 ああ、多分私でもこのサイズは無理だ。ちょっと人間の大きさじゃないような気がする。 ……そんなに何度も見たことあるわけじゃ無いけど。 伸びきった自分の下着を邪魔そうにずらすと顔を見せた醜いモノの先端から通常吐き出す量と同じくらいの先走りが糸を引いてベッドの上に垂れる。 ) ―ー前菜、要らないよね。 ( そしてそれだけ呟くとクーンの下着を引き摺り下ろそうと手を伸ばした。 ) [Sun 1 Jan 2006 20:31:19]
◆クーン > (役立たずめ!心の中で毒づく姿は魔女らしかったが、今度は天使っぽくなくなった。まあ一応偽だし。 見るだけで明らかに頭が不埒な想像で埋め尽くされているのがよく判る顔をされても反応に困るが、スカートの中から突き出されたモノを見て、もっと困った。) ちょっ………ヒルダ、貴女、どこをどう成長させたんですか…ッ!(確かに魔力の高まりが影響しているんだろうけれど、よりにもよってそんな場所に成長の証を見せつけなくたって良いだろうに…!) あ、こら、ちょっ……ヒルダ、さすがにそのサイズは無理っ、や、聞いてっ……!?(ベッドに放り投げられ、必死に静止の声を掛けるがどうにもこうにも聞いちゃ居ねえ。) [Sun 1 Jan 2006 20:21:46]
◆ヒルダ > ( 神様はいつだって見守ってくれています。見守るだけですが。 頭の中はぐるんぐるんと不埒な妄想で埋め尽くされた。人の悩み?痛み?幸せ? 全部全部混沌のスープに溶けて具になってしまった。 荒くなる息、不自然に盛り上るスカートの下腹部の部分。スカートの裾を慌しく掴みあげると自分でたくし上げる、が。 白い下着を破るように突き出したそれは明らかにいつもより大きいような気がした。 あれ?とヒルダ自身も首を傾げる。 ) ……―――ッ はっ 最近見て無いから、忘れちゃった。 ね、 こんなに大きかったっ け ? ( 魔力を具現化し、擬似的に器官を作り出す術。真っ先にこんな所に影響が出るのが情けなくはあるが―― 成長したらしい。魔女として。 やがてまあいいか、と呟くとクーンの体を抱きかかえて優しくベッドに放った。 ) [Sun 1 Jan 2006 20:16:09]
◆クーン > (なんかもう背後から隠そうともしない欲情気配がひしひしと伝わってきてどうしよう、なんか何をどうしても止まりそうにないですよこの人、助けてゴッド…! 魔女らしくない祈りを捧げたところで(まあ自分天使ですし一応)、助けの来よう筈もなく。……今度から、衆人観衆の前でだけは発情するなと念入りに言い含めなければ。いや、確かにバレなければギリギリのプレイくらいは……って、違う! 何だ、桃色空気に汚染されてるんですか自分脳。頑張れ自分脳!) ……いや、何がね?何だか、私にも答えようがありませんけれど。(――ああ、ダメだ。多分本気で殴っても止まらない。そんな気がした。そんな目でした。溜息、ヒトツ。) ……解りました。 それじゃあ、貴女の好きなようにs―――――。 [Sun 1 Jan 2006 20:06:49]
◆ヒルダ > ( ”犯したい” ああ、ストレートに此処まで思ったのは初めてかもしれない。 あったとしてもそれは誘ったり、誘われたりした結果であって、彼女の姿を一目見ただけで欲情するのは稀な事だと思う、思いたい、思って。神が許すのならこの部屋までの途中の廊下で押し倒したって良い。でも今度こそ魔法で吹き飛ばされそうだからやらない。道徳とかそういう理由でやらないんじゃなく、吹き飛ばされて気絶でもしたら出来なくなるからやらない。 同じようにクーンの部屋へ入ると静かな目で見下ろそう。 ) ………… 雰囲気も へったくれも無くて申し訳ないわ。 自分でもこういうのどうかなッて思うんだけど、最近忙しくて 久しぶりだし ね? [Sun 1 Jan 2006 20:02:20]
◆クーン > (何が時間の問題なのか、小一時間ほど問い詰めたくはあったが取り敢えずは自室に戻ることが最優先だ。) ……。(無言、かつかつと上げ底ブーツが床を打つ音のみが… ハァハァ …のみが… ハァハァ ―――。いや何してるんですかヒルダ本当に。後ろで何か不穏な動きを見せているらしい気配に背筋が凍りつく。シェイドぶち宛てて引き摺ってこうかと一瞬本気で迷ったが、危ういところで衝動を押さえ込む。……ていうかよく考えたら個室に戻って危ういのって逆に自分の貞操じゃなかろうか。お仕置きとかされるのどっちだよって話だ、が。――部屋が完全防音だという事実に、喜ぶべきなのか、悲しむべきなのか。 やがて時は無常にも自室のドアの前へと二人を運び、開け放つドアの内側に滑り込んでは戸を閉める。これで、最早邪魔者は誰も居ない、筈、だ、が―――――。 ) [Sun 1 Jan 2006 19:54:56]
◆ヒルダ > ( 既に今更な感じがしないでもない、し。時間の問題、時間の問題…… ? ) はい…。 ( 緩慢な動きで立ち上がると、ゆっくりと大人しく後に続こう。また走り出して抱えてクーンの部屋まで拉致する衝動に駆られたがぐっとがまんだ。 部屋に着くまでの間微妙に立ち位置を変えては色んな角度からその姿を見る気配が後ろで感じるだろう。何やらしゃがんだりもしてる。 偶に悦に入ったような溜息すら聞こえてきた…。 ――さて、そう時間も経たずに目的の部屋へはたどりつくだろうか。 ) [Sun 1 Jan 2006 19:49:23]
◆クーン > ……よしッ。(ぜはー、と吐息ついて漸く人心地。畏怖というか、何やら妙な噂が流れそうだが知ったことか。何か段々と色々なものが面倒になってくる最近の自分に割と危機感を覚える。散り散りに逃げた魔女達の背中を確認した後、ようやく体を起こして) ……行きますよ。 ……そういう目で見ない。せめて個室に戻ってからにしてください。(ヒルダにだけ聞こえるよう小声で囁くと、体を起こし振り向きもせず自室へと向かう―――。 右腕がじんじんと、熱を持つような痛みを訴えたが、無視した。) [Sun 1 Jan 2006 19:44:19]
◆ヒルダ > ――― はい…。 ( まるで従順な奴隷のように大人しい魔女。 とりあえず、インパクトとしては高価が大きかったに違いない。下克上、失敗、お仕置きの三段攻撃は。魔女ギルドメンバーの心の中にギルド長に対する畏敬の気持ちが芽生えるのは多分、もうちょっと後。 …多分。 一瞬顔を見合わせた他の魔女達はぞろぞろとその場を後にし始めた。シェイド投げつけられると聞いて漸く蜘蛛の子を散らすように。 …暫し彼女らの話題は「どんなお仕置きをされるんだろう」で持ちきりになるに違いない。 後には熱っぽい目でじっと見つめてくる魔女と貴女の二人きり。 ) [Sun 1 Jan 2006 19:41:03]
◆クーン > ――――ッ。(ぞッ。背筋が震えた。やべえヒルダ壊れた――――。 どうしよう。逡巡すること0.31秒。ヒルダの扱いにはそろそろ慣れた。) ……とりあえず五分で良いから黙っていなさい、ヒルダ。 ――――――廊下を我が物顔で走り回った挙句、反省の色無しと判断する!その件につき、ヒルデガルド・グレーテに少々話がある。ギルド長室まで同行されたしッッ!!(鈴生りになって絶賛観戦中の集会場一団にも聞こえるようあからさまな大声で叫んでやり、っつか暇ですねあんたら…!) ……以上、解散ッ! ―――見世物じゃ無いって言ってるんですよとっとと消えないとシェイドぶン投げますよッ!!(がー!) [Sun 1 Jan 2006 19:33:07]
◆ヒルダ > ( それはそれは凄い顔になってたに違いない。両頬をつかまれたその顔はちょっと年頃の女 (の子) にはアレな顔だったに違いない。でもヒルダ的には有りだという声が聞こえてきそうな。 そのままぐらりとやけに大人しく後ろに倒れるのは最早抵抗する気が無い事の表れか。大人を押し倒す幼女の図。 ぜぃぜぃと息を切らせるクーンにひたひたとヒルダの手が這い、そのままわっしと抱き寄せた。 ) クーン。 クーン。 大好き、愛してる。 愛してるわ。 愛してるの。 凄く、凄く良いわ、今の貴女。犯罪だわ、反則だわ。 ( 体は大人しくなったが未だに気は昂ってるようだ。そのまま足すら絡ませそうな勢いで。 ぼそぼそ耳元で呟く言葉は熱に浮かれたようだった。 ……広報で、魔女ギルドメンバー一団が集会所のドアから顔を覗かせ綺麗に一列になってた。 ) [Sun 1 Jan 2006 19:23:13]
◆クーン > おおおおおおおおッ…!!(右腕に全力の力を込め、左腕を添えてその掴んだ顔(しかしこめかみに指がとどかないので、両頬を掴み上げるえらい掴み方になった)を、ぎりぎりと締め付けながら両足を踏ん張らせる。雄たけびと共に、無駄に高い上げ底ブーツがごりごりと廊下を削っていき―― ぐきっ。 足首に激痛。そりゃ捻るっつ。) ……おおああああッ!(づだんッ!と、膝を突いて沈黙した彼女をそのまま床へと引き摺り倒すように頭ごと廊下に叩き落す!(…のはさすがに躊躇われたので、寸前で緩めたが)) ……ヒィィルダァァァ、廊下はみだりに走らない。 魔女でなくても、人としての一般常識でしょうがァァァァッ。(ぜは、ぜはと息切れて、びりびりと痺れる右腕を隠しながら凄惨な声で―― …はて。どうして私は、彼女と命のやりとりをしているのだ。誰か、教えろ。) [Sun 1 Jan 2006 19:14:03]
◆ヒルダ > ( 後に魔女ギルドの伝説となるだろう。 「 私、今日からギルド長なんで。宜しくお願いします。……ああ、異論反論などありましたら、どうぞ正面からでも裏口からでも手段問わず仰ってください。 」 それがクーンの言い放った言葉だ。ヒルデガルド・グレーテという新人魔女はそれを聞いたほんの数秒後に背後からギルド長の首を取りに言ったと。そしてそれに対しギルド長は己が言い放った言葉通り「受けてたった」のだ。 ) ―――ッ!! ( しかと顔面を掴まれその勢いは急速に死んでいく。お互いの体がずざざざーっ と尚も力の方向に少しだけ移動する。実は止まろうとして止まれなかったのはナイショ。 次の瞬間には完全に動きを止められた魔女が膝を付いた格好で沈黙するだろう。 ) [Sun 1 Jan 2006 19:04:54]
◆クーン > ―――止まりませんかッ。(迫り来る脅威に左右をちらり確認する、狭い廊下では左右に逃げ場は無し、上に逃げるには箒も無し、後ろに逃げたところでコンパスの短さでは時間稼ぎにもならぬ。ならば?) ――この場にて、迎え撃つッ…!(ギルド長就任(自称)初日、一時間もたたぬうちからギルド員に舐められては商売が立ち行かぬ。両膝を開き気味に腰を落とせば、迫る女相手に片腕を構えッ―― 3、2、1… 今だッ!) ヒィィィィルダァァァァァァァァッ!!(顔面、広げた掌でぐあしッッッ!!) [Sun 1 Jan 2006 18:58:36]
◆ヒルダ > ( ――今日も今日とて鬱な気分は拭えなかった。新しい年が始まったばかりだというのに辛い記憶が何度振り払っても何度でも蘇る。 しかし、漸く袖を通し皆の前でお披露目してくれたその姿に頭の大事な線が10本くらい景気良く切れる音を聞いた。今の私にはあらゆる感情が無い。本能だけで動いていると言っても過言ではない。 ズッシャァァァという音を立てながら膝を付いてブレーキを掛ける様子は宛ら迫り来る雪崩か何かに見えるだろうか。何せ純粋に身長差もあるのだから。 しかも両手まで広げている、このまま抱きとめるつもりらしい。 ) [Sun 1 Jan 2006 18:53:11]
◆クーン > (やはり見るんじゃなかったと。そちらを見てはいけないと。振・り・向・い・た・ら・死・ぬ。そんな袋小路の出来事で周囲の空間には独特の書体でドドドドドドドが空中浮遊。) ―――ヒ…ッ。 (ヤツが!ヤツが居たのかあそこにってくらい破壊音に悲鳴に怒号になんか走ってくる足音。 問・逃げてもいいですか?なう。 解・ダメです。のう。 ――ならば仕方ない。) ―――ル、ダ…ッ、 フリーーズッ! みだりに廊下を走らないッ!!(腹の底から怒鳴りつけた。先制攻撃って奴だ。) [Sun 1 Jan 2006 18:47:37]
◆ヒルダ > ( ――― その集会場に居たらしい、服をデザインした張本人が。 先輩のお茶汲み等をしていたらしく、あの服を着た後姿をちらっと見かけて熱い茶を先輩の頭に思わずブチ撒けてしまった。 クーンが去った場所から聞こえてくるのは何かをひっくり返す音と悲鳴。 「ぎにゃー」とかそんなん。 ドアが乱暴に蹴り開けられると凄まじい勢いでヒルダが現れた。全力疾走でクーンを追いかける。 ) [Sun 1 Jan 2006 18:43:26]
◆クーン > ―――。(何の、音だ。背筋を這う冷水のような嫌な予感に音の気配のする方角を振り仰ぎ――理性はそちらを見るなと止めていた、今すぐ自室に帰って鍵を絞めろと忠告していた、それにも関わらず振り向いたのはギルド長としての責任感であった、か) ――――。 [Sun 1 Jan 2006 18:43:08]
お知らせ > ヒルダさんが来ました。 『がしゃーん』 [Sun 1 Jan 2006 18:37:55]
◆クーン > さて…―――どうしたものですかね。(愛人に頼んだ服、袖を通してみれば案の定こんな評価だけど、いいのか。これでいいのかギルド長として。着慣れない服って、なんか服に着られたりするよね?あるよね?そんな気分。) ……まあ、折角作ってくれた服ですし。(着るけどさ。でも外出は恥ずかしいから、慣れるまで自室に篭るくらいは許してくれてもいいと思うんだ?うん?) [Sun 1 Jan 2006 18:37:33]
◆クーン > ふむ。これで―― (放っておいても、勝手に話が広まるだろう。とりあえず内輪の中で自分が頭だと思わせればそれでいい。思わないなら思わないで結構だが、何か邪魔さえしなければ全く問題ない。邪魔してくるなら……うん、まあその時はその時だ。それまでは、取り敢えず放置でよかろう。) 「――今のクーンでしょう?」「――何、あの服」 (だからお前らもそこは放っておけ。) [Sun 1 Jan 2006 18:35:19]
◆クーン > 私、今日からギルド長なんで。宜しくお願いします。……ああ、異論反論などありましたら、どうぞ正面からでも裏口からでも手段問わず仰ってください。全力でお相手しますから。(がちゃり、集会場のドアを開け放つと同時、その場に居た数人の魔女相手に面と向かって言い切ると、ばたん、ドアを閉じた。) [Sun 1 Jan 2006 18:33:11]
お知らせ > クーンさんが入室されました。 『――あー、皆さん。』 [Sun 1 Jan 2006 18:31:56]
お知らせ > ヴェルセリオス@運搬さんが帰りました。 [Sat 31 Dec 2005 05:30:20]
◆ヴェルセリオス@運搬 > ・・・・・こちらになります(送るだけ送って、決戦のどたばたで持ち帰る者が居らず、運搬用の箱といった運搬資材があちらにいったきりになってしまったのだ。そして、それをもって帰ってきたのだ。勿論、頼まれたからということもあるが――――一番は、件のパワフル偽幼女への対抗心であった。ゆえに樽に箱を詰めて・・・中身は少ないものの、なかなかの重量感溢れるビジュアルでうきまくり薬品ギルド) [Sat 31 Dec 2005 05:29:42]
◆ヴェルセリオス@運搬 > (今、このタイミングで来るはずが無いメイドがギルドを訪れた。もう一度薬を運ぶわけでも無く、かといって冷やかしでもない。何かといえば) [Sat 31 Dec 2005 05:25:57]
お知らせ > ヴェルセリオス@運搬さんが来ました。 『・・・ただいま戻りました・・・・』 [Sat 31 Dec 2005 05:25:11]
お知らせ > エルヴィーネ@調合さんが帰りました。 『ああ。そっちも、根を詰めすぎないよう。(去り往く姿を追う代わりに、作業のが続く)』 [Sat 31 Dec 2005 04:41:41]
◆エルヴィーネ@調合 > では精進するとしようか、カイ。 …そうかい?それは何とも残念。しかして、この手はあけておこうか。(本気で口にした戯れは、真実と如何程の差異がある?どうにも微笑ましいものを見るよな視線に、くすぐったくなってしまうのが困り物だ。今更の照れ隠しのように、鼻の頭を掻いた) …言われてしまったな。これで、何も裏切れなくなった。(魔女であろうとも。否、それであるからこそ己たる誇りは捨てるまじ。それは、養母にして師たる魔女の教え。産毛を焦がすよな熱と向かい合って、己は己に出来る事を) [Sat 31 Dec 2005 04:41:02]
お知らせ > 戒さんが帰りました。 『気をつけて、作業を続けてくださいね。 ( 失礼します、と。一礼の後、去っていく姿。 )』 [Sat 31 Dec 2005 04:32:02]
◆戒 > いいえ、気に留めてくださってむしろ嬉しいくらいですよ。 ……どうぞ、お好きな呼び方で。 ( 発音の拙さなど、気にはしないから。 寄せられた眉にこそ、心中を思って淡く笑む。 ) 本当に―― … 、 …あぁ。 頼もしいお言葉ありがとうございます。 ですが、そのようなものは自分でなんとかしますよ―― …なんとかできないような時だけ、よろしくお願いしますね。 ( 例えば、今回のような。 微笑ましげに、胸を張る貴女を見つめながらに。 ……機会があれば、のんびりと歓談もしてみたいものだと思う。 ) ( カラになった薬包紙を、くしゃりと握りつぶして。 そのままに、書類を抱えなおした。 ) ご謙遜を。 …貴女の手であるからこそ、なされていることですよ。 ( 熱が増す。 アツさが増す。 けれど、薬を作るためには必要な熱。 ) ( 自分がついている必要もなかろう。 頼もしい姿の貴女に、あとはこの場を任せようか。 ) [Sat 31 Dec 2005 04:30:44]
◆エルヴィーネ@調合 > 嗚呼――やはり、と言うにも失礼かな。君が、カイか。…ふむ、すまないね。どうにもトキノミヤコの発音は難しい。(此方こそと礼を返すしなに口にしてみる名。音は手繰れるが、発音が拙い。薄く汗の光る額の下、眉が寄せられた。要・修行) …助け合いは大切だね。つくづく、実感した。その言葉、未熟の身ながら返させて頂こう。君のような人を困らせるものは、私的にもしばいてみたいからね。(今は忙しく駆け回る人も、本当はその声音の、風貌の柔らかさと同じく、穏やかな時間を好む人なのだろう――とは、魔女の私見に過ぎないが。小娘が偉そうに胸を張り、そして鍋に混じっていく黒を見た。この先の作業は、大丈夫だ) ああ。任せてくれ賜え。猫の手だろうが、きっちりとこなさせて頂くさ。(了解したと頷く顔を、少し強まる火が照らした。鉄火場のようにタオルを首に巻いて、己の作業に没頭しよう) [Sat 31 Dec 2005 04:17:27]
◆戒 > あぁ―― これは失礼を。 ( 相手の、しかも女性の名を呼んでおきながら 自身は名乗らないなど。 ) 僕は戒といいます。 …トキノミヤコの発音が難しいのならば、アドマ、とでもお呼びください。 師のつけた愛称ですので。 ( どうぞお見知りおきを、と。 垂れる頭。 ―― 次に会うときまでに覚えていてくだされば、幸い。 ) ありがとうございます。 こちらこそ―― 、 …教えられるような事があれば喜んで。何か助力の出来る事がありましたら、どうぞご遠慮なく仰ってくださいませ。 ( そういう相互の繋がりは。 本当に、大切なものだと。今回の事を通して、再認識させられた事柄。 ――― まさに己にとっては師走であるが、さて。 師走のうちにすみそうにはないようだ ) えぇ、大丈夫ですよ。 ( 十分混ざっていたと思いますから、と。 鍋に視線を落としたまま、答える言葉。 さらさら。薬包紙から、黒色が。周囲の光を反射しながら、零れ落ちる。 ) ( 少し弱まってきたように感じる、火力を上げてもらうよう指示を出しながら ) ―― それでは、すみませんがこれで失礼いたします。 ( この手元の書類を、片付けなければならないから ) 後は、よろしくお願いしますね。 ( 真剣に、レシピを見つめる貴女に。 柔らかく微笑みかけて、 ) 鍋を上げる時は人を呼んでください。 [Sat 31 Dec 2005 04:08:35]
◆エルヴィーネ@調合 > 何、言葉で伝わるなら幾らでも。対価を下さるというのなら、御名前を教えて頂けるかな?(この仕事を募った薬師の名、調合の責任者の名は存じ上げている。が、知識として知っている事と、名をその唇から頂く事では天地程の隔たりがあるのだよ――魔女はきっとそうのたまう。ちらりと鍋の中身に落とした視線。頃合かと、混ぜる手が緩やかになった) なら、喜んで。暫くは勉強させて貰う事ばっかりになりそうだけど、其処は出世払いで勘弁してくれ賜え。(抱えた書類、飛び交う指示が、何処ぞの国で言う師走とやらをその侭想起させる。侭ならないね?と肩を竦め――滑らかな手つきで落とされた黒色に、おっと、目を見張る) 混ぜてしまって平気かい?(これが混ざったら、布で漉して精油と混ぜる。段階は何とか飲み込めはした。気力は頂いた。俺が身の未熟が煩わせては申し訳なくもある。レシピに走らせる視線が真剣の色帯びる) [Sat 31 Dec 2005 03:57:27]
◆戒 > ―― 嬉しいお言葉、ありがとうございます。 ( 女性に徹夜をこうなどこんな時でなければ、否、こんな時であっても心苦しいものだ。 それでも貴女の、此方の戯れに応じるような言動に クス、と 小さく笑みも漏れよう。 ―― 貴女の心の中に留めていただき、嬉しい限り。 ) ( 自分は、調合ばかりもしていられずに。処理を迫られる書類も、腕の中に机の上に。 …美しい女性と話している時くらい、ゆっくりさせて欲しいのだけれど そうもいかないようで。 ) …… あぁ、そうですね―― いえ、秘密を盗もう、と思っているわけではないので。 いつか機会がありましたら、で 結構ですよ。 ( 未熟は自分も同じです、と。 同じように困ったような笑みで。 ) ( 当たり前のように、黒色の粉を鍋にさらさらと落とす。 ) [Sat 31 Dec 2005 03:45:56]
◆エルヴィーネ@調合 > 御礼を言う事は無い――けれど、その心が何より有難いね。だから、その言葉を僕の胸の中に仕舞っておくとしよう。それだけで、徹夜の甲斐もある。(その仕草に込められた意を、心を汲み上げん。気取った仕草で胸に手をやりて返礼。気障な言い方をすれば、心の宝石箱に一つ輝きが増えたと言うのだ。真摯な戯れが過ぎれば、器具を手にして鍋の中身をゆっくり掻き混ぜに掛かる。飛び交う声は、むしろ当然といった風に受け止めよう) 僕達の――かい?身内が言うのも何だけど、秘密主義が多いからね。僕個人なら、お誘いを断る事など出来やしないけれど――何せ、まだ未熟の域。(困ったものだと肩竦めながら、視線は鍋の中。放り込んだ赤銅色が、馴染んで色を混じらせた頃合) [Sat 31 Dec 2005 03:35:46]
◆戒 > … いいえ、逆に気遣っていただいて。 ( ありがとうございます、と。 それこそ戯れのように、恭しく頭を下げようか。 ―― 礼を述べようとした心自体は、冗談ではないけれども。 ) ( そうして、貴女との会話の最中に 他から飛ぶ声に、応えるのも どうかご容赦いただきたい。 時折、手元の書類を捲りながら。 ) ――― 修行となるのならば、何よりですよ。 この場が落ち着いた時には、逆に僕が貴女方の調合法について学ばせていただきたい次第です。 ( その時は、ご教授願えますか、と。 微笑みながらに。 ) [Sat 31 Dec 2005 03:25:48]
◆エルヴィーネ@調合 > (ぐいっと汗を拭うと、視界に入るタオル。そして、それを差し出す手。瞬きを一度――笑みを深めて手を伸ばした。貴人の礼に添うよな仕草は、戯れに) 気遣ってくれる気持ちが何より嬉しいものさ。それが、レディに対する最高の餞――なんてね。(虚飾より実用が花となる世界もある。此処はまさしく、今その状況。マントも取っ払って軽装のワンピース姿の魔女は、受け取ったタオルで無造作に顔の汗を拭い) ああ。(呼ばれた名。頷いて) いやいや。こんな言い方をしては不謹慎かもしれないけれど、これも修行の内とね――言うなれば、一石二鳥というやつさ。(おどけて、肩を竦めて見せた) [Sat 31 Dec 2005 03:17:23]
◆戒 > どういたしまして…、 ( こんな室内だ。 近く。机の上に、あるだろう。 畳んであるタオルをひとつ、手にとって。 貴女に近づきながら、ソレを差し出そうか。 ) どうぞ。 ――― 女性に渡すのに、ハンカチでなくて申し訳ありませんが。 ( すまなそうに、そんな言葉が。 …けれど、ハンカチではすぐにぐっしょりとぬれてしまうだろう。 むせ返るような蒸気の中。 防御のための眼鏡は、かけていても曇って仕方がないから、外していた。けれど白衣はそのままに ) … エルヴィーネさん、でしたか? ( 調合を請けてくれたのは、二人だけだったはずだから。 名前もすぐに思いつこうか ) お仕事、請けてくださってありがとうございます。 [Sat 31 Dec 2005 03:09:49]
◆エルヴィーネ@調合 > …で、この後は――…、と。嗚呼、そうか。(呟きながらレシピに落としかけた視線が、柔らかな声に上がる。視線向ければ、声音より想像し得た穏やかな風貌の、黒髪の御人) おっと。そうだね、せっかちはいけない。(棒状の器具を片手に取ると、汗で額に張り付く前髪をぐしゃりと掻き上げた。トレードマークの帽子は脱いで、髪も今はアップにしてある。機能性が優先された結果。有難うと笑う姿は、依頼を請けた魔女の一人だ。手先は人並みに使えるが大雑把なのを自覚しているせいで、逆に慎重になりがちな――) [Sat 31 Dec 2005 03:01:54]
◆戒 > … わからない事がありましたら、お尋ねください ね。 ( レシピと格闘していらっしゃる、薄紫の髪も美しい貴女に。 ―― 美しいレディに働いていただくのに、こんな場所で申し訳ない。 思わず、苦笑も漏れようというものだ。 ) …… 少しかき混ぜたほうが、馴染むのも早いと思いますよ。 ( 黒色の粉を入れるのは、今入れた粉が十分に混ざってから、だから。 ギルド内で見慣れぬ、その姿は 依頼を受けてくれた者のそれであろうか? いくつもの書類を束にして抱えたまま、確かめるように、少しだけ歩み寄ろう。 ) [Sat 31 Dec 2005 02:53:17]
お知らせ > 戒さんが入室されました。 『 ―― なにか、 』 [Sat 31 Dec 2005 02:48:32]
◆エルヴィーネ@調合 > ――で。コレが分量これだけで……(軽量スプーンと壮絶な睨み合いを演じる者も、その戦場に混じっている。あちこちで火を使用している室内は、冬だというのに蒸し暑い。汗が滴り落ちて、目を眇める) ひの、ふの、みっ!(ぐつりと煮立つ鍋に、赤銅色の粉を放り込んだ) [Sat 31 Dec 2005 02:47:36]
◆エルヴィーネ@調合 > (件の騒ぎの根源たる蔓は、無事に枯れ落ちたという話だ。窓の外から覗いていたそろそろ時期外れのクリス・マス・ツリーも勢いを無くして、順調に撤去が進んでいる――らしい。とはいえ、まだ残っているのは確かな訳で。薬品ギルドの年末進行はむしろ佳境の域) [Sat 31 Dec 2005 02:41:29]
お知らせ > エルヴィーネさんが来ました。 『(レシピと格闘する)』 [Sat 31 Dec 2005 02:39:39]
お知らせ > フェン・メイフォン@運送さんが退室されました。 『おとこども そこのけ そこのけ まめちゃりおっとが とおる』 [Fri 30 Dec 2005 22:29:59]
◆フェン・メイフォン@運送 > それじゃ、行ってくるけど―― 道は、最初に教えてもらったとおりに行けば良いんだっけ?(そう、樽を抱えた侭に言葉を投げ掛ければ… ギルド員は、矢張り信じられないモノを見る様な瞳で頷きを返し… 偽少女も、頷きに頷きを返して 「よぉっし!」 と、気合を入れる様な声を吐き――) んじゃ、行ってくる!(―― そう言えば早いか、さっさとギルドを後に走り出して行く。 まるで… そこ退け そこ退け 豆チャリオットが通る とでも言う様に――) [Fri 30 Dec 2005 22:25:43]
◆フェン・メイフォン@運送 > … ってか、入ってるの分かったし… あたし、そろそろ現場に持ってこうと思うんだけど…(そう、樽の傍で目を丸くした侭此方を見詰めているギルド員へと声を投げれば… ギルド員は、たっぷり数秒の間の後で…何度も頻りに頷きをしてから、樽から慌てて身を離し―― それから、樽へと足を向ける偽少女へと、思わず…「職業は剣闘士か、何かで?」 と問いを投げて――) んや。あたしはスラムの無職プーだけど? うん、それに――うん、そんな職業だったら、多分… 実際に蔦の方へと出稼ぎに行ってるだろうしね(そう、言葉を投げ返せば… 偽少女は、たっぷりと薬の詰った樽を持ち上げ…しっかりと抱えて、走り出す準備とでも言う様に、爪先でトントンと地面をノック ) [Fri 30 Dec 2005 22:21:13]
◆フェン・メイフォン@運送 > ―――― どう見ても入ってます。ありがとうございます…?(手を掛けたギルド員が、樽を持ち上げようとすれば… その手にズシリと圧し掛かる重量。 それを、はっきりと体で感じれば… ギルド員は、フと彼女が来た時の遣り取りを思い返し―― ) (「あの、落としてしまうと大変ですし… 箱詰めでも構いませんよ?」 「ぁンー? メンドイから最初に樽。それがヤバそうだったら素直に箱で行くって事で良いんじゃない?」 「はぁ… そ、その…無理は、ならさらくても大丈夫なのですが――」) (――回想終了 すれば、少しばかり持ち上げた樽を地面へと下ろして、荒い息を吐き出し―― 偽少女へと向けるのは、何か… 妙なモノでも見る様な視線。 それに、件の偽少女は何よ? と、視線を返して) [Fri 30 Dec 2005 22:10:43]
◆フェン・メイフォン@運送 > …… ん? うん、確認してくれると嬉しいかな、あたしとしても。 後々、面倒が無くなる方が良いだろうし――(やがて、未だ少しばかり唖然とした侭のギルド員が「ちょっと、確認しますね」 と、樽を下ろす様に指示を出せば… 偽少女は、ソレに随って樽を ドスンと下ろし――) …… んじゃ、確認お願いね。っても、一度空けちゃうのも手間かも――?(――そう、偽少女が言葉を漏らそうとしている中で、ギルド員は徐に樽へと近寄って行けば、怪訝そうな顔の侭… 樽へと手を伸ばし――) [Fri 30 Dec 2005 22:02:12]
◆フェン・メイフォン@運送 > んー… ? ちゃんと中身詰ってるの、コレ?(そう、持ち上げた樽の手応えの薄さに、小首を傾げつつ… 目を剥いた侭のギルド員に言葉を投げれば、返ってくるのは壊れた機械仕掛け様なガクガク、と言う頷き。 そのギルド員の記憶が正しければ、樽の中身にはキッチリたっぷりと、例の薬が詰ってる筈なのだが――) ふぅーん? にしちゃ、思った以上に軽いけど―― これで、向こうに行ってから「空っぽでしたー」って怒られるの嫌だからね?(とか、身長150cm半ばの少女に声を投げられてしまえば、流石にギルド員の方も不安になってきたのか、怪訝そうな視線で樽を見つめ始め―― ) [Fri 30 Dec 2005 21:57:05]
お知らせ > フェン・メイフォン@運送さんが来ました。 『「よぉーいしょーっと!」 ひょいっ 軽々と持ち上げられた樽に、薬品ギルド員は目を剥いた。』 [Fri 30 Dec 2005 21:51:07]
お知らせ > ザッハトルテ@書籍系Gさんが退室されました。 『…良い御歳を。』 [Fri 30 Dec 2005 04:38:42]
◆ザッハトルテ@書籍系G > ( 近くて遠い目の前で、耳の早い職員が蔓の怪物の話をしている。 曰く、あれは単なる植物ではなかったらしい。 大聖堂で多くの職業戦士が聖別を受けていたとも、聖水が武器として使われていたとも。 草刈りどころか悪魔退治、そんな模様にも見えると言う。 居住区のそいつは見事退治されたようだが、まだまだ根の深そうな と――勝手な想像と注釈の元、歳末の街を一色に染めた緑の話題が紫煙の幕の間を流れていった。 戦うのも道、祈るのも道。 野次馬に徹するのもまたひとつの道。 そんな具合で全て他人事と聞き流していたから、いきなり「全然笑わない」と言われて面喰った。 何か言わないと―― ) ( 結局何も言葉が浮かばなくて。 言われたからそうします=@まるっきり子供じみた今更の作り笑いでその場を辞した。 ――今日は居住区の自宅に戻ろう。 ひょっとしたら蔓の塊にへし潰されているかも知れないのに、そう云えば一度も確認に行ってない。 あすこなら人目を気にしなくて済む、洗面台を汚しやしないかと気にかけずに済む。 早くあの、自分だけの――誰も居ない部屋に戻ろう ) [Fri 30 Dec 2005 04:37:51]
◆ザッハトルテ@書籍系G > ( けど ) ( ――…気の所為かな。 先程細かなチェックを受けて確かに=@と、受理されたその時の。 …充足感、と云うのだろうか そうしたものが―――― ) ( 酷く薄い気がしたんだ。 慣れとも慢心とも違う気がする、そう。 如何でも良い≠サんな気がする。 …気の所為だろうか ) [Fri 30 Dec 2005 04:20:18]
◆ザッハトルテ@書籍系G > ( 重度の愛煙家がたまたま揃った部署だったし、自分も喫うから誰とは無しに紙巻を勧める慣習にはすぐに慣れたけれど。 …そうやって何時ものように寄越された紙巻は無言で首を横に振って断った。 「抜け駆け」「裏切り者」「一週間も保たないから」 口々にそうやって茶化し合うのも珍しくはない光景、禁煙を始めた訳でも何でもなくて、単純に喉の奥が荒れて煙草が美味く無くなっただけなのだけれど。 その説明が面倒でそのまま黙っていた。 ――そこで青少年の友情みたいな「どうした」だの「何かあったか」と言った煩わしい問いが来ない距離感が良い。 何時にも増して不健康を地で行く顔色も、月末恒例と言えばそこで表面上は納得してくれる。 内心どう見られているかは此方だって探らない、一方的に「おあいこ」のラベルを貼ってそれで御仕舞い。 ――…そう云えば此処にも10ヶ月置いてもらったことになるか、そろそろ。 次回は今までのものよりずっと厚い原書を渡されて、その重みを受け止めながら考えたのはそんな事。 人手不足に過ぎないが、ちっぽけな部署内に於いてはそれなりの台頭になったらしい。 だからと言って見る目を変えて来ないのも、この職場を気に入った理由のひとつでもあるが。 ) [Fri 30 Dec 2005 04:13:50]
◆ザッハトルテ@書籍系G > ( 何処かの世界では年末進行とか言う不文律が存在するので、12月の今頃はとっくの昔にデッドライン越えてるそうですが。 偶々にせよ時代のおかげにせよ、〆切は末日だったらしいよ ――それもさておき。 そんなだから外書を扱う当部署は相変わらず「何処の雀荘ですか」とツッコミ言いたくなるような ※オーパーツ※ ヤニスモークが充満しております。 きっと小説家な皆様が居る部署はそんなじゃないって信じてる。 ) ( それも置いておいて。 原稿を手渡して紙束分軽くなった身が所在無げに広くも無い一室を一望。 あすこに積んだ紙の束はそのうち崩れるんじゃなかろうか とか、職員殿のひとりは仕上がった最新刊のチェックと称して嬉々として読み耽ってるようにしか見えない とか。 ギルドに常駐して居なくとも、何時と無く見慣れたものになったそれは風景画。 彼らが風景画だとしたら それを見ている自分はやっぱりその中の要素にはなれないんだろう――額縁を挟んで佇む見物人は絵の中には混じれない、二、三の簡単な打ち合わせが酷く遠い所の会話に聞こえる。 返事をしながら頭が全く別の事を考えている ) [Fri 30 Dec 2005 03:55:53]
◆ザッハトルテ@書籍系G > ( ――その他愛も無い一言を、ひと月に一度聞く為に辞書を調べたり文献を漁ったり睡眠時間を削ったり鉛筆と間違えて手前の指先削ったり――…最後のは兎も角、そんな日常を繰り返して居るのだと思う。 手元を離れた羊皮紙の束は時間をかけて――大概は手書きで――複製されてやがて一冊の本になる、そうして形となって長く残る。 ものによっては作家の亡き後、数十年を経て尚読み継がれさえする そう考えたなら、タイムスケールの違う存在の目から見ても何と壮大な。 …初めて読めるようになった本がどんなものだったかもう憶えていないけれど、或いはその書も版を増して未だ市場に出回っているかもと。 ) …今月も何とか駆け込みで間に合いました。 ( 尤も、己の口をついて出るのはその程度の言葉だけれど。 ) [Fri 30 Dec 2005 03:43:53]
お知らせ > ザッハトルテ@書籍系Gさんが入室されました。 『確かに。=x [Fri 30 Dec 2005 03:35:24]
お知らせ > 戒@薬品ギルドさんが帰りました。 『( そんな調子で掃除は続く。 )』 [Fri 30 Dec 2005 00:05:29]
◆戒@薬品ギルド > ( 鍋に黒色の粉を加えて、少しだけ火力を強めた。 ) ――― さて、 ( 煮立ったら、誰かに鍋を持つのを手伝ってもらおうか。 ) [Fri 30 Dec 2005 00:04:47]
◆戒@薬品ギルド > ( 頭がズキズキと痛むのは、体が上手く動かないような気がするのは。 毒ガスの影響がまだ残っているゆえか、それとも寝不足ゆえか。 …… どちらでも、あるような気がする。 ) …、 ( 今手がけている鍋の調合が終わったら、仮眠を取ろう。 先日までならばともかく、今は少々自分がゆっくり寝ていても平気だろう。 …お呼びがかかればもちろん動くが。 ) [Fri 30 Dec 2005 00:02:21]
◆戒@薬品ギルド > ( それでも今のままなら、十分人手には事足りよう。 鍋の中身が混ざるよう、軽くかき混ぜながら、 ) … そう、いえば。 ( 中央病院から来てくれた、漢方医の方。 …彼には、随分大変な時期に尽力いただいたと思う。仕事は調度、今日で終わりだったか。 顔を合わせる事は無かったけれども、機会があればその時は礼を言いたいところ。 …彼の調合する薬にも、興味はあるし。 ) [Thu 29 Dec 2005 23:56:34]
◆戒@薬品ギルド > ( 後の自分たちの役目は、そう、正しく大掃除といったところか。 …年内に済むかは、わからないけれども。 ) ……大掃除といえば、 ( 自分の家はほったらかしのままだ。別に空けているからとて、中が酷く汚れていくわけではないけれども。それでも、埃はつもっているだろう。 ) …… 。 ( 蔓が大人しくなって幾分余裕は出来たが、さて。 家に帰って掃除をするコトは出来るだろうか。 …… 結論としては反語だろう。 諦めのように思いながら、赤銅色の粉を鍋に入れた。 ) [Thu 29 Dec 2005 23:44:00]
◆戒@薬品ギルド > ( その連絡に、ギルド内がどれだけわいた事か。 緊迫した雰囲気とは一点して、ギルドの中は先日までとは違う、賑やかさ。 ) …… 、 ( 連絡を貰った時のことを思い起こし、自分も本日何度目かの安堵の息を吐く。 ――― 被害を受けた方や、例の蔓がまだ家の上にのしかかっている方々には申し訳ないが。 ) [Thu 29 Dec 2005 23:36:31]
お知らせ > 戒@薬品ギルドさんが入室されました。 『( 作戦が成功、した。 )』 [Thu 29 Dec 2005 23:30:13]
お知らせ > ヴェルセリオス@運搬さんが帰りました。 『・・・では、行ってまいります(続く)』 [Thu 29 Dec 2005 23:10:43]
◆ヴェルセリオス@運搬 > ・・・・・・それで、このお薬は何処に・・・・・・・はい、はい・・・・なるほど、其処に詰め所があるのですね。詳しくは・・・・・・あ、ありがとうございます(この薬は「前線基地」へと送られるらしい。というか送るのは自分だ。羊皮紙に書かれた地図を手渡されて場所の説明を受ける。最後にこう付け加えられた「地図はちゃんと持って帰ってきて」と) [Thu 29 Dec 2005 23:10:13]
◆ヴェルセリオス@運搬 > ・・・・はい。ええ。そうですね・・・・・・なんでも、蔦の本体は倒されたそうで・・・・・・・・・とりあえず今のところ、変更はなし・・・・ですか(果敢なる突撃。生きて帰れぬことも覚悟の勇気在る行動。そんな風評が何度か耳に入った。まあそんな事は大して興味は無い。本体は潰されても、なにせ相手はあの常識の範疇に収まらぬもの。末端だけで生き延びるとも限らないとの判断なのだろう。幸い出遅れた自分の仕事は無くならなくてすんだようだ)・・・・・・・・・・・・・・・はい。このこうりに収まる程度の箱であれば大丈夫です。ちょうど・・・・いいようですね(工房にあった、埃をかぶっていたこうり(背負子)を持ってきていたメイド姿。受け取った箱をぎゅ、と真剣に結わえ付けた) [Thu 29 Dec 2005 23:02:41]
お知らせ > ヴェルセリオス@運搬さんが入室されました。 『・・・こちらですね』 [Thu 29 Dec 2005 22:54:59]
お知らせ > ビリー・ウォン@調合さんが帰りました。 [Thu 29 Dec 2005 16:16:18]
◆ビリー・ウォン@調合 > さて…最後の手伝いを終わらせるとしましょうか(窓から流れ込む寒気を十分に感じれば…再び調合へと戻るとしよう) [Thu 29 Dec 2005 16:16:12]
◆ビリー・ウォン@調合 > まぁ…また、何か必要になったら、頼んだりいたしましょうか・・・(漢方など医療だけでない薬品のギルドを手伝うことができたのは多いに自分には意味があったと思うし) [Thu 29 Dec 2005 16:11:59]
◆ビリー・ウォン@調合 > ・・・さて・・・(とりあえず丁度本日分でここの手伝いはおしまい、明日からは今回怪我した人間などの治療が忙しくなるだろう…ここのギルドも通常運転に戻りつつ除草剤も蔦を完全に撤去するまでは作るだろうか) [Thu 29 Dec 2005 16:06:21]
◆ビリー・ウォン@調合 > ・・・むしろ、バケツリレーでもよさそうな気はしますね(騎士が、バケツ片手に薬品ギルドから居住区までのバケツリレー、見てみたくはあるが、彼らの名誉を傷つけるだろう) [Thu 29 Dec 2005 15:56:44]
◆ビリー・ウォン@調合 > まぁ・・・祝勝会ついでに樽が出てくればよし…今も急ピッチで作ってるでしょうから…焦ることはないでしょうしね・・(とりあえず、自分も一息入れよう…窓を開ければ・・あの緑の塊はなく、青空が見える…ああ、いい天気だ、空がこんなに青いとは改めて感じることができる) [Thu 29 Dec 2005 15:52:30]
◆ビリー・ウォン@調合 > 少し、ゆっくり行きましょうか・・・そういえば、樽も不足しているんでしたっけ・・・(なんてそんな話…薬だけハイペースに作ったところで、詰めるものが不足していたらと) [Thu 29 Dec 2005 15:48:04]
◆ビリー・ウォン@調合 > (昨日の中央突破作戦の事…今は騎士団が撤去などをしているかも知れないが…、生き残っているものが毒ガスを吐くかも知れないし、また増殖の機会をうかがうかも知れない…。もうカタパルトで打ち出す事はないのだから殺人的ペースで作らなくてもいいだろうが、まだ除草剤は必要だろうと) [Thu 29 Dec 2005 15:46:03]
お知らせ > ビリー・ウォン@調合さんが入室されました。 『ああ…、うまくいった…みたいですね』 [Thu 29 Dec 2005 15:43:11]
お知らせ > ソフィア@『セラ』建物内さんが退室されました。 『(無事に という至極当然な願いが叶うなら、最早立派な奇跡なのだし。)』 [Thu 29 Dec 2005 00:36:03]
◆ソフィア@『セラ』建物内 > (不思議と眠らずとも疲れは感じなかったが、もどかしさは蔓の毒よりも酷く胸を焼く。 この身も人形ならと幾度思った事か。)・・・万軍の主の、御心を以て。(祈りは、気がつくより先に口から毀れていた。 怪物は宗教感的に鬱陶しい聖夜の雰囲気を叩き潰した功労者ではあるが、我が家を奪った簒奪者でもある・・・・比較考量すれば罪の方が遥かに重いだろう。 それに、自分の知った顔が、今まさに化け物と打ち合っているのだ。 異邦の民とはいえ、慈悲くらい願っても罰は当たるまい―――) [Thu 29 Dec 2005 00:31:25]
◆ソフィア@『セラ』建物内 > (自ら剣を振るう者ならば多少の無理も出来、武器は取り替えれば済む話なのだが――生憎とゴーレムの補充には時間がかかる。 なまじっか作り手の側に回っていると、他人の作品で出撃するなどという迂闊なマネもできなかった。)判っていた事とはいえ、不甲斐ないですね・・・ (ギルドから釘も刺され、ならばせめて作戦の成否を見届けようと此処から戦況を見守っているわけだ。 ・・・それしか出来ないとも言える。) [Thu 29 Dec 2005 00:27:00]
◆ソフィア@『セラ』建物内 > (本来ならば自分も戦列に加わるべき身だが――最後の作戦に至った時、既にその力は残っては居なかった。 前哨戦のうちに偵察型を含め3機を失逸。 残りのうち一機はギルド管轄に返却、再度の貸し出しを拒絶され、手元に残った最後の一体は肉と骨で出来ている都合上今回の作戦には果てしなく向いていない。 自分の体も、連日の無理で悲鳴を上げていた。 ”支え”無しでは動けないほどに。) [Thu 29 Dec 2005 00:21:59]
◆ソフィア@『セラ』建物内 > (狂乱する緑色群と取り巻く人の群れ。 それは既に戦闘などという表現を超えた潰し合いで、今この一瞬にも均衡が崩れそうな、見ているだけで逃げ出したくなる危うさがあった。此処は包囲も外の外。 距離的に見れば絶対に類の及ばない安全圏だというのに、目を閉じれば大気を震わす音を感じられそうだ。) [Thu 29 Dec 2005 00:20:09]
お知らせ > ソフィア@『セラ』建物内さんが入室されました。 『高い窓から見下ろせば――』 [Thu 29 Dec 2005 00:19:17]
お知らせ > ビリー・ウォン@調合さんが退室されました。 『いきますよ・・・せーのっ!!(それでもざばーっと言う水音と共に作業は進められていく)』 [Mon 26 Dec 2005 06:45:06]
◆ビリー・ウォン@調合 > 赤銅の粉をお願いします、あと黒い粉もそろそろ尽きますので、補充を…(この粉の作り方が分かっても、自分で調合するには手が足りない、そもそも力がないため…)こちらの鍋を越しますので、手伝いを・・・(鍋を開けて麻袋で濾すのだって、自分一人では鍋が持ちあがらないのだから・・・) [Mon 26 Dec 2005 06:44:06]
◆ビリー・ウォン@調合 > (植え直せばまた同じようなのが育つのだから…、それは中央突破してあの巨大なものを倒したとして…第二第三の蔦が現れないとも限らない)・・・(自分は毒草として乾燥した蔦をもらっただけで…こんな悪趣味なものを育てるつもりはないが…) [Mon 26 Dec 2005 06:40:20]
◆ビリー・ウォン@調合 > ・・・急ピッチで進めるのも分かる気がしますが…これから先も、また大変でしょうね…(植え直した植物に製作した除草剤を掛けて性能チェック…よし) [Mon 26 Dec 2005 06:38:36]
◆ビリー・ウォン@調合 > (どさどさどさ…といった感じで蒸留釜にオリーブと花を比率通りに詰めておいてもらった袋の中身を入れ、精油と芳香蒸留水を作りつづける) [Mon 26 Dec 2005 06:36:55]
◆ビリー・ウォン@調合 > (うだるような熱さの中、調合をし続けている…)そろそろ・・・突入とかでしたっけ・・・?(延々と作り続けるなか、補給した水分は飲んだ先から汗になり岩塩を口にしつつ調合を続ける…もう十分肉体労働と言ってもよかろう) [Mon 26 Dec 2005 06:33:38]
お知らせ > ビリー・ウォン@調合さんが来ました。 『朝も早くから…』 [Mon 26 Dec 2005 06:31:02]
お知らせ > キャバ@配送さんが退室されました。 『(でも、涙が出ちゃう)(だッて女の子ダモン。)(―――走り去るオカバ、一日目)』 [Mon 26 Dec 2005 02:10:35]
◆キャバ@配送 > はッ、 運んでキマスッ!(ぶッちゃけ) (マスクと手袋から逃げたかったオサレ★オカバ。がっちり箱詰めお薬を両腕でがっちりホールド。がばちょ、とか弱いなンて言葉は何処へやら?力5発揮、持ち上げて)―――きゃッ(声裏返った)キャバロッティ★セヴンスタァ! 配送行ってキマスッ(―――なンて言葉と共に)(ギルドから走り出した) (走り乍)―――アァン、素敵なオシゴトッ…!アタスィ、皆の為に頑張るッ 頑張ッちゃゥ…!(涙ぐし、と片手で拭った)(※勿論箱詰めは片手で持ってます) [Mon 26 Dec 2005 02:10:01]
◆キャバ@配送 > (がたんッ) ア、ッ アタスィ!!(突然声を上げたオカバ)(マスクと手袋投げ捨てて―――出来上がって、箱詰めされたお薬へ駆け寄らん…!) [Mon 26 Dec 2005 02:06:39]
◆キャバ@配送 > (無言で詰めること、数時間―――)(※放送時間の都合上、割愛させていただきます。ペコリ) [Mon 26 Dec 2005 02:03:22]
◆キャバ@配送 > (素敵な姿が完成していた) [Mon 26 Dec 2005 02:02:47]
◆キャバ@配送 > (冷たく一蹴、あっさりお縄。ずるり、ずるり、派手な花柄シャツの首根っこ引っ張られるオカバはこう見えても力5デシタ。でも、か弱い女の子なので大人しくラインへとつれていかれ―――) わ、分かったヮヨゥ。(流れ作業の中へダーイブ★)(装備:マスク・手袋・念の為眼鏡) [Mon 26 Dec 2005 02:02:26]
◆キャバ@配送 > な、 ッ なに、アレ…!(がたがたぶるぶる)(…するコトじゃァ無いけれど。すっかり頭の中で オカバ is 白衣の天使。な未来図を想像していたオカバは、非常にショックだったらしい。わなわな震えながら)―――ちょ。ちょッと待って?! 勿論、人畜無害なお薬なんデショゥ?!! ねェ! ヒトには無害ッて書いてあったわヨねェ?!(必死で白衣にマスク姿のギルド員さんに泣きついた) いやよゥ? いやよゥ、アタスィの白魚の指(ぶっとい節くれだった両手に注目★)が、荒れたりしたらァッ…! アァン、想像しただけで、涙が出ちゃゥ★(ホロリ)(何ざ涙を流すそぶりし乍―――「 お仕事ですから 」の一言でギルド員さんに冷たく一蹴。) [Mon 26 Dec 2005 01:57:35]
◆キャバ@配送 > ―――…(ほゥ)(と、少しだけ呆気に取られて)………素敵ッ、 (打ち震えた) アタスィも白衣の天使に成れるのねッ…!(何だか激しく勘違いしていた)(手をぐぐっと乙女祈り風味に組んだところ、で。ぽむりぽむり、肩を叩かれて)―――え、アタスィはそっちッて?(くるり)(振り返った先には、一応マスクして、手袋して―――容器に出来上がったクスリを詰め込む「 流れ作業 」が見えた) [Mon 26 Dec 2005 01:51:23]
◆キャバ@配送 > (ギルド員に怪訝な目で訝しげに見られつつ(意味重複してるが気にしない)、其の作業場所へと案内されました。白い目と生ぬるい視線で見守られながら。)―――うふふー。皆、アタスィの素敵さに見蕩れてるヮー。(きゃ、照れちゃう★だなんて、シナ作った時点で殴られても文句は言えないオカバ。32歳独身。見た目ワケェのは服装だけだと記す。青い髭とか見ちゃイケナイ、素敵なオネーサマ。)(踊るようなステップで、ギルドの奥へ足を進めれば―――其処はオカバの見たことなンざ無い、知性的な人々の顔、顔、顔。皆白衣や、何や、キチリと真剣な眼差しで薬剤の研究、そして、其れを詰める作業をしていた) [Mon 26 Dec 2005 01:47:48]
◆キャバ@配送 > (早速) さー!おッ邪魔ーァン? お薬詰め詰めしてアタスィが運んであげる、天使の宅急便よーン?(丑三つ時も近付こうこの時間、無駄にハイテンションなオカバが静かなギルド内へ正面切手やってきた)(※一応仕事しに来たらしいので追い返してやらないでください) [Mon 26 Dec 2005 01:41:45]
お知らせ > キャバ@配送さんが来ました。 『(―――薬品ぎるど)』 [Mon 26 Dec 2005 01:37:41]
お知らせ > ビリー・ウォン@調合さんが帰りました。 『(冬場だと言うのに、汗は止まらず作業は続き…)』 [Sat 24 Dec 2005 00:59:37]
◆ビリー・ウォン@調合 > (沸き立つ間に、他にも鍋を用意する…製油工場と煮炊場の合体光景のような状態の中で、やっていくしかあるまい)先は長そうですね・・・(これは重労働だと苦笑しながら、過労で倒れたり重い鍋を抱えて体を傷めないようにするしかあるまいと) [Sat 24 Dec 2005 00:57:23]
◆ビリー・ウォン@調合 > 花とオリーブを…、手の開いている方は事前にここに書かれている比率通りに袋に詰めておいてください。蒸留釜にその中身を出せば済む程度に、それに薪は足りてますね? それでははじめます(それでは早速一つの釜に火を入れて、示された通りに材料を投入しよう。本当はオリーブは砕いてから入れた方がいいかも知れないが、どちらにしても蒸留した後でまた一緒に煮るのだから問題なかろう) [Sat 24 Dec 2005 00:55:04]
◆ビリー・ウォン@調合 > (やれる事はやって置いて悪くはない、知識の幅を広げてみるのも悪くはない…機材は違えどやる事は似たようなもの、手順の書かれた紙をしばし読みながら…)なるほど・・・これは、確かに人手が要りますね(ビーカー一杯作るならともかくも、樽何個、何十個の世界だ…ある程度知識があった上でそれぞれ作業分担して、それも交代勤務でだ…) [Sat 24 Dec 2005 00:47:19]
◆ビリー・ウォン@調合 > (薬品ギルドで蔦の除草剤が完成したと言う話と、量産の為の人手も募集している言う話を職場で聞いて…、職場では急ピッチで湿布や植物によるかぶれ、解毒の為のうがい薬など量産されていたが、あいにく漢方はマイナーな存在故に余裕もあって…)いい加減、湿布も作り飽きた頃ですからね(そんな軽口を漏らしながら、調合手伝いへ申請を出しその足で薬品ギルドへ。相変わらずの白衣がこれも仕事であると言う認識を示すように) [Sat 24 Dec 2005 00:40:27]
お知らせ > ビリー・ウォン@調合さんが入室されました。 『病院から斡旋所、そして薬品ギルドへ』 [Sat 24 Dec 2005 00:36:06]
お知らせ > 戒@薬品ギルドさんが帰りました。 『( 目覚めるまで、強制的に休息。 )』 [Fri 23 Dec 2005 00:49:12]
◆戒@薬品ギルド > ( 幸い報告書は既に出来上がっていたので、すぐに誰かに発見されて報告されるでしょう。 ) [Fri 23 Dec 2005 00:48:13]
◆戒@薬品ギルド > ( ――― さすが夜の方が育つッぽいとかいわれただけはある…! ) ( ちッちゃくたって 有 毒 ガ ス 発 生 。 ) …… うッ 。 ( …キモチワルイ。 そう思うよりも早く、どさりとその場に倒れた。 ) ( ――― どうみてもオチです。 ありがとうございました。 ) [Fri 23 Dec 2005 00:45:18]
◆戒@薬品ギルド > ( それを煮立てて濾して、精油と混ぜて――― ) …。 ( もう一度だけ。確かめるように、第二の挿し木に出来たばかりの薬をかける。 ) ( ―― 攻撃というよりは、反撃 【判定】 ) [Fri 23 Dec 2005 00:39:01]
◆戒@薬品ギルド > …… そちらの手続きもしなければなりません、ね。 ( これからの方が忙しくなりそうだ。 ) ( 鍋の中に、黒色の粉がさらさらと落ちていく。 部屋の中の灯りに、きらりと反射しながら、 かき混ぜられて、鍋の中に消えゆく ) [Fri 23 Dec 2005 00:34:46]
◆戒@薬品ギルド > ( とはいえ ) …… 後は、量の確保と、薬を運ぶ人員の確保ですか――… ( 前者は、調合に技術が必要であるし。後者は、自警団や騎士団からこれ以上人員を割くのもしのびない。 ) ―――― 。 ( と、なれば、集めなければならない ) [Fri 23 Dec 2005 00:28:00]
◆戒@薬品ギルド > ( ちなみに、顔が見たいという奇特な方の為に 第二第三の挿し木を昨夜から用意してあるのでご安心ください。 …逆に安心できないかもしれませんが。 ) …… マモノ的なものかと思ったけれど… ( どちらかといえば、植物の方が近いらしい。 まさか、顔にまで効果があるとは思わなかった。 …除去には好都合ではあるが、 ) [Fri 23 Dec 2005 00:22:42]
◆戒@薬品ギルド > ( 最後に、最初に作った精油と煮汁とを、少しずつ混ぜ合わせれば出来上がり☆ ) ( それを邪魔な草に思い切りぶっかけた結果――― ) …… 蔓の破片だけでなく動いている蔓、根っこまで効果は認められる、と。 ( 作成行程、実験行程を終了して、今は薬を作る傍ら、報告書の作成中。 ) [Fri 23 Dec 2005 00:16:52]
◆戒@薬品ギルド > ( 残ったオリーブの実と、芳香蒸留水とを薄藤色の花と一緒にぐつらぐつらと鍋で煮込んで。花がしんなりなった頃に、赤銅色の粉を入れて更に加熱します。 ) …… 。 ( 十分に混ざったら、黒色の粉を加え。 煮立てて、全体の色が変わってきたら火から鍋をあげて、麻布で煮汁を濾しましょう。 ) [Fri 23 Dec 2005 00:06:50]
お知らせ > 戒@薬品ギルドさんが入室されました。 『( 精油にした時に―― )』 [Fri 23 Dec 2005 00:02:02]
お知らせ > アイリ@騎士団さんが帰りました。 『 ―――もっとも、帰る邸宅などもう無いのだが。 』 [Thu 22 Dec 2005 02:21:00]
◆アイリ@騎士団 > ( だが言い方を変えればその程度の連中だった。 時折散発的に現れては小さなテロ行為を行い、時に騎士団に殲滅されて。 今度のスケールは何だというのか。 窓の外を見れば、あのバケモノが今日も景観を損ねている。 当面の仕事はアレだ。 見ているが良い、あんなもので世界は覆りはしないということ。 ) ………書類整理もそろそろ飽きた所ですしね。 ( 振り返れば紙束の積み上げられた机。 今日も此処で夜を明かす事になりそうだ。 ) [Thu 22 Dec 2005 02:20:17]
◆アイリ@騎士団 > ( 祖父に宛てた手紙の返答が返ってきた。 ドルーチ、などという言葉が出てくれば、聖水が効くというのもよくわかる。 アレは宗教者を騙るテロリスト集団だ。 ) ――――潜んでいた、ということ。 ( クリスティアに移住を希望してパプテスに改宗したブラティリア一家があった。 最初は皆が訝ったが、ブラティリアが奴隷であった時代はもう随分と昔のことだ。 ヴェイトス市のような先進的な国の存在もあり、なにより一家の真摯な姿勢が住民に受け入れられて明るい話題に――――なった。 筈だった。 ) ……。 ( 数頭の荒馬が市街地を駆ける。 それは突然の出来事で。 白いローブに白い覆面。 顔には赤い十字を円で囲った印。 手に手に鎚矛を、手斧を、棍棒を。 一家を含めて8人が死亡した。 抵抗する暇も無かったという。 その後、件の声明が出されたというのが有名な話。 ) [Thu 22 Dec 2005 02:14:39]
◆アイリ@騎士団 > ( 百人長、と言うが、その実100人の騎士を動かせるというわけではない。 1つの騎士団に騎士が3〜5人。 現役を退く前の騎士団監督、師団や家紋の知識を持つ旗持ちの紋章長が一人。 随員が2、3名。 それらも含めた幾つかの騎士団を任される程度で、別に自分一人が百人長というわけでもなく。 ヴェイトス市の騎士不足もあって、やたら仕事が回ってくるものの。 ) ―――執務室に戻ります。 後で作業の報告を持ってきて下さい。 ( 指示を出し終われば、一人踵を返してデスクへと向かう。 問題はそれだけでも、無い。 ) [Thu 22 Dec 2005 02:05:04]
◆アイリ@騎士団 > 資金に糸目はつけなくて結構。 なんなら市内からありったけ樽を接収しても構いませんよ。 弾丸は多ければ多い程良いでしょうし、市民の皆も快く差し出してくれるでしょうに。 蔓が延びれば桶屋が儲かる、とか言うのでしょう? アマウラ辺りでは。 ( 良く知らないが。 中央への攻撃が始まれば、外側も護らなければならない。 いっそ派手に、と考えていたが炎は危険。 そんな矢先に塩が効くとか聖水が効くとか除草剤が考案中だとか。 どうせ雨だって雪だって降るのだ。 今更家財道具が濡れる程度、良かろう。 ) [Thu 22 Dec 2005 01:57:01]
◆アイリ@騎士団 > ( いい加減、寮に入った住民達の苦情対応と前線への指揮に疲れていた。 得策が在るでもなし、ただ只管地道に攻撃を仕掛け、防戦を張り、じわじわと消耗していくばかりで。 そんな時に二つのギルドからの伝達。 ) ではありったけ接収してください。 それからヴェイトス港にはありったけの樽に海水を詰めて運搬するようにと。 倉庫で無駄に燻っているカタパルトも全部組み上げて待機です。 数が足りないのならクリスティア本国にありったけ寄越せと伝令を。 今直ぐ。 聖水、除草剤、塩水の一斉爆撃、トンネルが開通したら全騎士団総出でいきますよ! ( 珍しい百人長の邪悪な笑いに側近の騎士が、引き攣った。 ) [Thu 22 Dec 2005 01:50:49]
お知らせ > アイリ@騎士団さんが来ました。 『 ふふふ。 それで行きましょう。 』 [Thu 22 Dec 2005 01:44:53]
お知らせ > 戒@薬品ギルドさんが退室されました。 『( 考え、考え。 ) ( 新しい案を試すべく、精油抽出の準備を。 )』 [Thu 22 Dec 2005 01:42:48]
◆戒@薬品ギルド > ( 資金が、何か特別な素材があれば―― … そンな事を、考えないではないけれども。 ) 現時点で出来る精一杯の品質で、 ( 情報を受け取って、また、違う処方が浮かんだからソレを試して、 ) …… 後は、量ですかね。 ( あの巨大さに見合う量がなければ。 ) [Thu 22 Dec 2005 01:40:49]
◆戒@薬品ギルド > …… マモノに効くようなモノがあったら、もっと効果が望めるんでしょうかね。 ( そうなると、それはもっと特殊な材料を扱う事になってくる。 ) … 。 ( 屈んでいた体を起こして、窓の外を見つめた。 … 遠くに、 月に照らされた緑色の。 禍々しささえ感じるような、 ) … 。 効果ばかりを優先してもいられません、よねー…… ( その分、完成に時間がかかってしまう。 ) ( ――― 小さな、吐息が ) [Thu 22 Dec 2005 01:36:10]
◆戒@薬品ギルド > ( 鉢植えを、とりあえず机の上に置いて。 代わりに、紙とペンを手にした。 ) ……… 。 ( そうして、薬を試した蔓の破片の前にしゃがみこんで見回す。もちろん床に置かれているものにそのまンまかけたのではなく、ちゃんと容器の中に入っているのだが――… それはともかく。 自分の考えた調合の他、既存の除草薬でも試してあるのだけれど ) ……… 普通の除草剤でも、効果はある――… と。 ( 「見た目の通り植物と近い性質を持つと思われる」 ――― そんな、彼女のレポートを思い出した。 とりあえず、除草剤に対する効果も他の植物とほぼ変わらないようではある、が。 ) …… 。 ( ちら、と。 視線を送るのは、譲り受けた鉢植え。 ) [Thu 22 Dec 2005 01:23:47]
◆戒@薬品ギルド > ( きッぱり言い切る貴女がステキ。 情報やら鉢植えやらいただけた偶然?に、感謝することしきりだ。 ) … えぇ、こっそりと見つからないように、でも気軽に僕も学生なんですぐらいの勢いで行きたいと思います。 ( それはどうなのか。 しかし、大学の研究室や資料室には興味がある。そのうち行くかもしれない。 ) …そうです、 ね。 ( ヒーローになりたい、とは思わない。 …けれど、なんとかしたい、とは。 思う。 キラキラおめめに、にっこり笑いかけて。 ) ( すぐに崩れた。 ) …… 実行済みですか。 ( これからはないようで良かったと安堵しつつ。 …ミニチュアサイズの蔓の一本一本に、恐怖を覚える瞬間―― … ! ) はい。 よろしければ、またおいでくださいなー。 ( ひらひら、手を振って見送りつつ。 いろんな意味でステキな夢になりそうデスヨ。 ) ( ――― でもその前に、 ) [Thu 22 Dec 2005 01:02:27]
お知らせ > ナンテコッタさんが退室されました。 『 出ようとしてそのまま迷子になッたのはヒミツだ。 』 [Thu 22 Dec 2005 00:46:43]
◆ナンテコッタ > ( 断てるか如何かは問題じゃないんだ!断つか!断たれるか!そしてもはや問答無用ッ!! だって、個人的な興味からの研究デスシ。資料の開示とか求められてませんし?一連の行動も全部趣味レベルのハナシですが何か。 ) ( しかしヒーロー願望。わたしがヒーローになるネ!やッてやるさ!と鼻息フンスー ) その時はコッソリお気軽にヴェイトス大学にドゾー。あ、ナンテコッタ研究所はカクカクシカジカですヨー( さむずあっぷして言うた。もっと大学賑わってほしいデス。 ) ヒーローはヒーローに生まれつくのではないのデス。ヒーローは努力してヒーローになるのデス。そしてヒトビトの記憶に残り、新たなヒーローを生むのデス。( 信じれば空も飛べるさ!とか何とか言うた。アナタもヒーローワタシもヒーロー。おめめキラキラー ) 寝込むのはもう勘弁ディス ( おなか押えて弱りガオー すでに経験済みらしいゾ!教訓「とりあえず食ってみる」は危険。 え?叩きつけが発生したらそれはもう ルール通りに。ヴィジュアルがスゴイと思われるがミニチュアサイズでもゴブの塊。もとい魂 マテゴブー。 ) ソレデハソレデハー チャオー☆ ( 床に付きそうなまふらーの裾揺らして夢に出そうな怪生物は去った!美人さんの夢見に幸アレ! ) [Thu 22 Dec 2005 00:46:16]
◆戒@薬品ギルド > …えぇ、覚えましたよナンテコッタさん。 ( むしろ、今夜の夢にその植木鉢と一緒に華麗に登場してくださるんじゃないかというくらいしっかりと。 …寝れたら、のハナシではあるが。 ) ( 土塗れなのは気にしない。 だッてお願いしたのは自分なのだし、 がっちりしっかりまったりと握手を交わすともさ…! ) はい。 色々とどうもありがとうございました。 …すみません、お茶もお出しできず。今度、もっと余裕がある時にぜひ―― … ( 夜の方が育つッぽい。 ) …。 …… 気をつけ、ます。 ( 居住区のようになる前には、除草剤は完成しているだろうと思う。 思いたい。 ) ( へんにょりと、敬礼を返して貴女を見送ろう。 ) おやすみなさい、気をつけておかえりくださいね。 [Thu 22 Dec 2005 00:42:13]
◆戒@薬品ギルド > ( ホンノー呼び覚ましても空は断てないかもしれない…! …え、内緒なの!?報告しないの?! ) ( ぢつはミントじゃないかもしれない。甘草とか。 だっておくすりだもの。 ) ( 覚悟は完了。 ―― でも、星義や正義になれるかはわからないけれども! ) そうですねー…… 機会があればいつか。 ( 生物学者さんなんかも含めて大討論会? ) ヒーローに来て欲しいッてのは同感ですけれども。 ( …むしろ自分たちよりも、あの地に住まう者たちの方が強く願っているのだろう。 思えば、もう少し頑張ろうという気も、出てくる。 ) …… 物凄く食べる気ですね。 ( そんな勢いで拾い食いとかしないように。 とか言ってみる。一応。 ) …どうもありがとうございます。 ( あと一秒で危なかった。 ) ( でも、ミニチュア版の叩きつけッてどんなだろうと好奇心がわかなくもない。 …研究者ッて一歩間違うと危険ですね。 ) [Thu 22 Dec 2005 00:33:57]
◆ナンテコッタ > ( うーうー唸りながら蔦が何ぞ不穏に蠢いた。だがしかし無造作すぎる動作は気にもせずに植木鉢に突き刺すね!ずぼー。 さっきからかなりスレスレですヨ?ワオ!スリリング! 無論発生したらスっ飛ぶ覚悟は完了済みDA。 ) おおゥー?カイザァーン?アドマザァーン?ナンテコッタはナンテコッタディスヨー ( もりもり植え込んで土塗れー、なおててをパンパン払って握手しる。むしろ握手を奪う!シェイクハンドサンキューサー! ) じゃ!そろそろナンテコッタは帰りまーッス。おなかペッコペコです。( 食事も忘れてMGSしてたから。 ) あ、そうそう 夜の方が育つッぽいので要注意ー。魔力なんかも有るみたいデスよー?( お馴染みセンスマジックとかもやッてみました。今は鉢植えサイズだが何時爆発的にでかくなるかわからないネ! ぴしー、と敬礼残せばひらひらんとオテテ振ってマイペースに研究室を出て行くネ! ) [Thu 22 Dec 2005 00:25:22]
◆ナンテコッタ > ( むしろケモノのホンノー呼び覚ましアグレッシブでも構いません事よ?空を断て! きっと地下はすごい事になってると思わりる。みんなにはナイショだヨ? )( ミントの刺激が脳天直撃。むしろナマでいくね!エルフの流儀は地球をマルカジリー ) ( ワタシもアナタも覚悟完了。ヴェイトス市に星義誕生!正義復活! ) 魔物の定義についてどんどこ掘り下げた討論したいとこですケドー、そんな場合じゃなさそう?っていうか緊急事態?エマージェンシー ワオ!ワンダフル ヒーローはマダー!?( 気色の悪さにドン引きの美人さんの前でおめめキラキラ夢イッパイ。定義には興味あり、だってエルフですから。所詮異種族ですから。 ) 残念ながら食えなさそうデス。ネズミーマウスがお亡くなりになりまシター ( 正しくは食おうとしてた。一歩間違えてたら逝ってましたと告白しる!ナムー、とスートリア気味に拝んだ。君の犠牲は忘れないッ 拍手アリガトー!イェー ) オッケィ!植木鉢了解! ( 美人さんの反応にイヤラシクうへへへ笑いつつ緊急指令バッチ了解。これまた無造作にずぼー、と植木蜂に刺した。無論これも攻撃行動であり、判定が発生する訳だが 【判定】 ) [Thu 22 Dec 2005 00:17:43]
◆戒@薬品ギルド > ( いつでもぽじてぶでいろってコトですか先生…! とか問うてみる。 ていうかミニチュア版の顔サイズがこれなら、居住区のアレは蔓のサイズにともなって 顔もデカイのだろうか。 …。 ) ( 喉の清涼剤なら薬でありますけれどね。 …それの溶けた水? ) ( 大丈夫覚悟してた。大体、山積にしている蔓の破片から、でろでろと毒汁しみでてるンじゃないかと思うし。 短期間であンな巨大化するような植物がマトモじゃないのも承知の上だ。見た目のインパクトはともかく。 ) 定義というのはいつも線引きが難しいですからねー… ( 確かな種族とか種類というよりは、人間から見た、外見の印象だった。 …マモノ。 目の動く様に、悲鳴は上げないが うぅ、と声を小さく漏らしつつ。 ) …… そうですね、アレはあそこまで巨大化しないでしょうし、根の部分も顔だけじゃないですし… ( あくまで、一般にマンドラゴラと呼ばれるものと比較した結論ではあるが。 …… なんかもう、拍手をお贈りしたい心地。色々と。 ) …え、食べるつもりなんですか? ( それならせめて、毒素抜いてからにしてくださいね、と。 知りたければ教えるかもしれない。毒抜きの仕方。 ) え、いや、ちょッ…… ( ツッコミどころは色々あったが、とりあえずそのまンま差し出されたブツに動揺した。 ) …… せ、せめて植木鉢に埋めてからいただきたいなぁとッ…! ( びちびちぎろぎろ。 活きのよろしいナマモノ様から一歩引きつつ。 ) …… それから、自己紹介が遅くなって申し訳ありませんが…… 僕は、戒といいます。 発音しにくければアドマ、とでも。 [Thu 22 Dec 2005 00:04:27]
◆ナンテコッタ > ( 振り向かない事サ!と清々しい笑顔で言うね。いっそ暑苦しいかもしれズ。 そして引っこ抜かれた蔦のバケモノミニチュア版。うーうー唸りを上げてうねうねびちびち。 それを片手に一仕事終えた清々しい笑顔で汗を拭った。それはもう清涼飲料水のCMに出れるくらいのサワヤカサで 清涼飲料水て何。 ) ( そして最悪の場合毒ガスで二人とも気絶ENDとかいう分岐もあったと言っておこう。命がけのマルチエンディング。 トンデモ植物を見ても悲鳴も上げずに案外平気そうな美人さんを前にチ、とか舌打ちした。ち、て ) マモノー?マモノの定義も不明ギミですけどー そうみたいですネー?( ゆさゆさ揺らしてみつつ。ギー、とか鳴かない。きっと一つ目がぎょろぎょろ部屋中を見回してるに違いねェ ) ナンテコッタにもヨクワカリマセン。マンドラゴラとは違うしー ( 知ってるって事は此処に来る前に一人で引っこ抜いてみた訳だ。そして生きてる。むしろ逆に悲鳴上げたと言うネ! 案外死線を彷徨ってまス。何時ポックリ行くかドキドキしますネ! ) あんまり美味しそうには見えないデスネー?( 大学生だろうと魔術科だろうと所詮知力3だッた。猫に小判、豚に真珠、馬鹿にマジックアイテム。 ) よくわかんないので美人サンも調べてるンならー、これさしあげまーッス ( 笑顔のままはい、とか無造作に差し出すね!一つ目ギロギロ蔦がウネウネの危険物を ) [Wed 21 Dec 2005 23:37:08]
◆戒@薬品ギルド > えぇ、拝見させていただきました。 ( 答えて。 紙とペンとを用意すればふむふむと頷きながら、貴女の言葉を書き付けていく。 ) ( そうして、 ) ――― え。 ( 極めつけ。 反撃がなくてよかったと胸をなでおろしつつ。 …そのミニ蔓植物は、判定分攻撃を受けたんだろうか。 なんだかびちびちしてらっさる。 ) あ、いや、あんまり無理に―― …… ッ ! ( 無理に抜こうとしない方が、と。 続けるはずの言葉は、飲んだ息と共に喉の向こうにひっこンだ。 ――― なんだ、コレは。 ) ……… どう、ッて、 ( 根の部分はどうなってるんだ。 どこから栄養をとってるんだ。 …以前、そんなコトを考えた、けれど。 目の前にあるのは、 ) …… 植物、というよりは 魔物、ですか……… ? ( じッと、視線を注ぐ。 …けれど、なんだかおぞましい感覚が背中に走る。 ) …… こういうものに関しては、 … 貴女の方がお詳しいのでは。 こういった生物に、心当たりは―― … ? [Wed 21 Dec 2005 23:25:27]
◆戒@薬品ギルド > ( 悪ノリに更にノリ返してしまう馬鹿者もいます、と挙手。 ) そうですね、その方が確実な結果が出せますし。 ( 今はしません。 …今は。 此方も可愛い女の子は大好きです。 ) ( そうですね、と答えながらお片付け。証拠隠滅とも言うかもしれない。 窓はあります。 室内に篭った匂いやら煙やらは飛ばさないときっと死ねるから。 ) 関係はありますけれど、くっついてはいませんねー。 ( 薬を納品していたりはするかもしれないが。 自分みたいなフリーの薬師もギルドには所属している。 ) ( 若さってなんだろう。 ハタチだけれど問うてみる。 ) ( ――― それはさて置き ) [Wed 21 Dec 2005 23:14:22]
◆ナンテコッタ > ふぬッ!( うねうね蠢く例の蔦を鷲掴みにして引っこ抜―― けません。 それはもう蔦もべしべし掴んだ腕を引っ叩くけど無視しるね! ) あるェ?大人しくしる! ふ ン ぬ ら ば ッ ( 背後に栗のようなスタンド浮かべン勢いでずぼッ、っと鉢から引っこ抜いた。 土を撒き散らしながら出てくるのは根っこ。ええ、根っこですとも。 要するに植木鉢と、ヴェイトス市ホワイティア居住区の地下にある部分。 その根っこには顔が。 しかも一つ目で何かうーうー 唸ってた。 (※EM公認情報。) ) ドデスカー? ( 気色悪いエルフは怒涛の3連続発言もものともせずにうへらと笑うた。 ) [Wed 21 Dec 2005 23:03:53]
◆ナンテコッタ > ( 一端切る。 ) ゴホウビゴホウビー。フムムー 第一弾レポートは見てるんですよネー?えーとー、追加のモノはー ヒトォーツ!( ちょーん。 ) 切り取られた蔦はウネウネ再生したりシナーイ。放置しとけば萎れて枯れますディス。ゴアンシンー。 ヒトォーツ!( ちょちょーん。 ) 外見の通り特性は植物に極めて近いのディスガ、ヴェイトス島で育つ植物・動物に該当するモノはナシー。頑張って調べましたヨー! ヒトォーツ!( ちゃらりーらり ちゃらりらりらー。 ) 挿し木したものを4つの環境別に観察しまシタ。 明るい場所、暗い場所、暖かい場所、寒い場所の四つディス。その結果ー 暗い場所、寒い場所の方が成長の度合いが大きかったディス。でも明るい場所、暖かい場所で育たない訳でもないようディス。 そして極めつけはー。( おもむろに鉢植えの蔦に手を伸ばして鷲掴み 周囲の迷惑顧みずレッツ【判定】 ) [Wed 21 Dec 2005 22:56:13]
◆ナンテコッタ > ( 何時ダメな時が来るかガクブルです。だがしかし反省はしないッ ) ディス。何試すにシテも、せっかくなら破片よりかは実物の方が判り易いデスしー。かといって実物のあたりは立ち入り禁止デスシー ( 立ち入らなきゃOKと飛んで入ったら怒られました。ごちー、っとされました。そしてアナタにも訪れる3回判定のチャンス!突いておっけィですヨ!反撃ありますケド! 美人さんは美人さんです。ナンテコッタ美人は大好きデス。 )―― あはー。今日も蔦オバケはでっけぃですネー ( さっさかお片付けしてくださる美人さんからゴッツ目逸らして清々しげな笑顔で何ぞ言うた。窓はあるのか、いえ、無くても言いますが。 ) というとー、医療品の分野ナノカシラ?中央病院カンケー?( あそこは白魔術ギルドと医療ギルドを兼ねていたようなオボロゲな記憶。 ) 夢も恋も命ガケータスキガケー、夢見るオトメは危険ブツー?若さってナンダー ( きらー☆ナンテコッタ今年で94歳です。若さって何だ。 ) [Wed 21 Dec 2005 22:56:02]
◆戒@薬品ギルド > ( TPOによっては多分大丈夫。逆も然り? ) …へぇ、挿し木ですか。 ( 鉢植えを、まじまじと観察する。 蠢いているのを見れば、たとえ好奇心があろうと下手に手を出したりはしない。 つついてみたいとか全然思ってませんよ? ところで美人さんッて誰ですか。 ) えぇ、そうしてくださると―― … ( パリーン。 ) … ( 涼しい音を立てて硝子の砕け散るオト。 ) …… ありがたかったりとかするんですけれど。 ( 何故か、既にすみっこ立てかけてあった箒とちりとりでお掃除しはじめながら。 自分も割った事がないとは言えないので文句はイエマセン。 ) そうですね。どちらかというと、除草剤とかは錬金術の分野だとは思うのですけれども。 ( 同じ畑のように見えても、実はできるモノが違う。 ) …… 命がけですね。 ( かくれんぼ。 ) ( 自分の番、らしい。 けど、 ) …どうせなら、見つけたごほうびー。 ッてことで、もう少し蔓植物について教えてくれると嬉しいのですけれども。 ( ちら、と。 貴女の持つ鉢植えに、視線送りながら。 ) [Wed 21 Dec 2005 22:36:23]
◆ナンテコッタ > ( 悪ノリはどうか。 ) おおッと、イエスイエスイエス ええと、ご存知?のとおりー 断片分けて貰いまして、色々やったりしてみる序にナンテコッタ挿し木してみたんですヨー。( ほれみれー、みれみれー スゴイだろうー。とばかりに美人さんの顔の前に鉢植え突き出しまス。ちなみにバッチリ事件の中核のアレのミニチュア版なので攻撃意思もバッチリあるので取り扱い注意だ。危険物。 ) オッケィ!ナンテコッタ壊しません。ナンテコッタ良い子ディスヨ?本当ディスヨ?( ごめん、ちょっと嘘だッた。 しかし口は動いても手は止まらないね そーっと手を伸ばしてた珍しいカタチの硝子の実験器具ががしゃんぱりーん。 ) ( 沈黙 ) そうなんディスカー。って事は錬金術とは似てる様で似てないのカスラー?( ごっつ流した。スルーした。事故だよ事故! ) ふぇー。特に目的はないディス!強いて言うなら自慢しようとほッつき歩いてたら見慣れたモノがー ( 蔦の山 ) 運び込まれてたので。此処はヒトツMGSするしかッ、とか。( MGS?メタルでギアでソリッドなかくれんぼの事だそうですヨ? ) そしてッ! ( きらー そう、アナタが見つけたから。 ) ワタシが鬼だ!アナタが隠れる番ダ! ( 何ぞ言うた。いえ、放置で良いデス。どうぞスルーして結構です、お構いなくお構いなく お構いなく ) [Wed 21 Dec 2005 22:21:02]
◆戒@薬品ギルド > ( ノリは大切だと思う ) …、 ( 貴女にばかり注意は向いていたが、落ち着いてくると共に程なく腕の中の鉢植えにも気がつくだろう。 ) ………… 。 ( うわァなんか生えてる。 とか思ったね! ) …それはもしかして、あの蔓植物の―― … ( あ。 ) … 。 なるべく壊さないでくださいねー。 ( なるべくとか言った。少々投げやりに、ゴソゴソしてらっしゃる貴女に向けた言葉。 薄い胸もそれはそれでいいものだと思う。男よりはオンナノコが好きです。普通に。 ) いいえー。 それはそれで面白そうですが、本当は医薬品が主なんですよ真面目なハナシ。 ( 本当はね。 ) ……。 ( カタカタ自己主張する実験器具たち。 いっそのこと自分も一緒になって壊したいとか思う辺り疲れてるなァと思う。 しないけどね…! ) …… 落ち着いてくださいな。 …何か目的があっていらっしゃったのではないのですか? ( それとも本当に拉致ッてこられたんだろうか。 ) [Wed 21 Dec 2005 22:08:14]
◆ナンテコッタ > ( いやっほぅー。見た瞬間やりたくなった。だからやった。考え無しだった。特に反省はしていない。 ) ( ちなみに何か鉢植え抱えてると付け加えよう。その鉢植えには?そりゃあ判りきってます うねうね蠢く緑色のモンブランがどーんと存在しているのデスヨ。 四つ作った超危険物のヒトツ。 育ちました。 ) イエス。ナンテコッタディス。( 頷いた。そしたら何かゴソゴソしてらっしゃる 無論、数ある実験施設の中で一番すごい事になってる部屋の中を探検しようとするネ!何デスカここは!妖しげな薬やら乳鉢やら実験器具やら 何だかムネがドキドキしますね!何だかロマンティーック 夢と希望にうッすいムネが膨らみます。 そして除草剤勘弁ッ!チヌ ) 薬品ギルドー?薬品って言うと、やッぱりこう カレー味の青いポーションつか作っちゃったりしてはヒャッホイしてたりするんディスか?( きらー、と気色悪いドオレンジのおめめをキラキラさせながら言うた。何カレー味て、何カレー味て。 ) ワオ!ナンテコッタ実は有名人ですか!?ひゃっほぅー!( 大ハシャギで鉢植え抱えたまま飛んだり跳ねたり。帽子のポンポンやらマフラーやら跳ねます、ついでに実験器具もカタカタ言うね!落ちる!割れる! ) [Wed 21 Dec 2005 21:55:53]
◆戒@薬品ギルド > ( 面白いからいいと思います。 何のハナシ。 ) …… 。 ( 気づけば目の前に、ビビッドカラーなお嬢さん。ニッコニコ笑う貴女に、へらりと男も笑みを浮かべてみる。 疑問符の浮いたまんまの笑みだが。 ) ナンテコッタディスさん。 ( 普通にそのまんま全部ナマエとして受け止めたね! 受け止めてから、 ) …、 ( あれ、と思って、手元の資料を漁りはじめた。 多分、貴女の作成したレポートも、この中に含まれているだろう。 ) ( 本当にラスボスだったら殴るよりも除草剤をかけて差し上げる…! ひどいはなし。 ) …… はぁ、なるほど。 つまり貴女がナンテコッタさんですか。 ( ナンテコッタディスさんではなく。 ) ここは薬品ギルドの研究室ですけれども…。 ( 数ある実験室研究室の中で、きっと今一番凄い事になってる部屋。 山積の蔓とか。 ) [Wed 21 Dec 2005 21:46:18]
◆ナンテコッタ > ( めのまえに。 ) [Wed 21 Dec 2005 21:35:23]
◆ナンテコッタ > ( 人の入室ログに勝手に付け加えるなと殴打されましタ。ここは薬品ギルド?ヨクワカリマセン。とりあえず自警団から届いたお荷物と共に勝手に入り込んで満面の笑み浮かべてニッコニコしてるネ!ちなみに初対面。初対面。 ) ナンテコッタディス。 ( 普通に扱いに困ってらっしゃる美人さんに元気よく自己紹介した。実は蔦かもしらん。そうです私がこのイベントのラスボスです!カモンカm(殴られた)) カクカクシカジカでして、以下略でして。そんでもってココハドコデスカー? ( きょろきょろギルド内を見回しながら何ぞいうた。きっと察してくれるとナンテコッタしんじてゆ ) [Wed 21 Dec 2005 21:35:05]
◆戒@薬品ギルド > ( 忙しい中、請求を受け入れてくださいった自警団の方々に感謝しながら。 ) ( 小包は、既に書類となって手元に。 蔓は、既にいくつか出来ていた薬を試し。残りは床の隅に、山積に転がっていた。 ) …… 。 ( さてはて。 自称怪生物な貴女は何処に。 ) [Wed 21 Dec 2005 21:33:57]
◆戒@薬品ギルド > ( 届いた、二つの…… … あれ? ) …… 、 ( まさか、アレも破片ですー。 とかはないだろう。 ないと思いたい。 ) ( だから、 ) …… どなたです か? ( いつの間にか、増えていた三つ目に声をかける。 ) [Wed 21 Dec 2005 21:32:25]
お知らせ > ナンテコッタさんが入室されました。 『( そして怪生物。 )』 [Wed 21 Dec 2005 21:29:22]
お知らせ > 戒@薬品ギルドさんが入室されました。 『( 蔓と小包。 )』 [Wed 21 Dec 2005 21:25:29]
お知らせ > 戒@薬品ギルドさんが帰りました。 『( まずは、頭の中にあるものをカタチにするべきだ。 )』 [Tue 20 Dec 2005 22:40:37]
◆戒@薬品ギルド > ( …人手が欲しい。 ) …… それ以上に、こういう論議を交わせる相手がいると嬉しいのですけれども。 ( 三人寄れば文殊の知恵、というわけではないけれども。 もうひとり、誰かが一緒に考えてくれるだけでも、自分ひとりで考えているよりは余程いい案が浮かぶと思う。 ) ( ―― 否、今はそんな泣き言よりも。 ) [Tue 20 Dec 2005 22:39:57]
◆戒@薬品ギルド > ( 原料は全て天然のもの。 …当然、植物も幾つか扱うから、それを精油状にすれば揮発性はあがるだろうか。 ) …とはいえ、その方法もいくつかあります、し ー…… ( 無意識に、軽く眉が寄る。 それによって、揮発効果も除草剤としての効果も変わってくるかもしれない。 ) … 粉と、液体と、 材料を精油状に加工したものを、行程に分けて幾つかと ―…… ( 処方が同じでも、作り方が違えば効果も違ってくる。 ペンにインクをつけて、カリカリとそれぞれの薬品の調合法の案を書きつけた。 ) [Tue 20 Dec 2005 22:31:54]
◆戒@薬品ギルド > ( そういうものは、扱いも難しくなるだろうか。 さて、 ) …まぁ、 材料や配分を変えたら、粉か液体かで効果も変わるかもしれませんし―― … ( その結果を見て、もう一度考えようか。 淡く、溜息をつきながらペンを手に取った。 ――― 鍋の方へと視線を向ければ、今のところ火加減も中身も問題は無い様子。 それを確認して、視線を紙の上へと戻した。 ) [Tue 20 Dec 2005 22:12:52]
◆戒@薬品ギルド > ( ペンを机に置いて、髪をしばる紐を解いた。 乱れた髪を手櫛でなおし、また一つに括る。 …身だしなみが気になるというよりは、ちょっとした気分転換。 別の事もしなければ、体も頭も固まってしまう。 ) …効果が弱くても、粉を使うか――― … … 揮発性の高い液体を作る、という手もありますか。 ( すぐに水分が飛んでしまうように、すれば。 ) …… しかし、そうなると調合も難しくなりますかね… [Tue 20 Dec 2005 21:50:41]
◆戒@薬品ギルド > ( いくつかの鉢植え。ひとつひとつを、観察するように見回せば 効果は、粉状のものよりも液体状の方が高いようだ。 ) … 。 …… 人体に害がないなら、液体状よりも粉状の方がいいのかもしれません、けど―― ( 居住区の家財などを思えば。 水浸しよりは、粉を掃除した方が幾らかマシであろうか? ……けれど、効果があるのは液体の方。 ) … ぅーん…… ( 場所柄というのは、結構問題。 蔓に効果があればいい、というだけでは、其処に住む人たちの納得は得られそうにないから。 ) [Tue 20 Dec 2005 21:37:49]
◆戒@薬品ギルド > …… 今頃になってようやく、といったところですか。 ( 第一案として作った薬を使用した鉢植えの花が、その効果を漸く示してきた。 …… ゆえに、同じ材料で配分の違う第二案、三案、四案を、鍋で煮立てているところ。 ソレが十分な頃合いになるのを待ちながら―― … 考えるのは、違う材料を使用した第五案の薬。 ) [Tue 20 Dec 2005 21:26:10]
お知らせ > 戒@薬品ギルドさんが来ました。 『( ―― 効果は、ないものと思っていたけれど )』 [Tue 20 Dec 2005 21:16:22]
お知らせ > ソフィア@実験室さんが退室されました。 『云われ無き迫害から身を守るのは、ゴーレムの原初にして正当な用法なのだというし。』 [Tue 20 Dec 2005 15:10:05]
◆ソフィア@実験室 > (結局体験入学以降会っていないあの教授や男の子だったら、どんな見解を抱きどんな感想を漏らすのか。 なんにせよ暫くすれば、前線にも推測が聞こえてくるだろう。) それまでに街が飲まれたりしなければ良いですけどね。 さて、もうひと頑張りしますかー。(反動つけて椅子から起き上がる。 人が思考する余裕を保つ為には、作業員はとっとと復帰せねばならない。) [Tue 20 Dec 2005 15:09:33]
◆ソフィア@実験室 > (現時点で確かな事といえば天然自然の存在ではないという事くらいだろう。ゴーレムが潰されたのも支配域内部でさえ攻撃性が失われていない可能性を示唆している。今後の推移次第では、街の被害を考慮せず火責めにするべきだという過激な意見も、強ち捨て置くべきものでは無いかもしれない。) 自警団等にも伝えたし、大学の方でも色々動いているようですが―― [Tue 20 Dec 2005 15:09:06]
◆ソフィア@実験室 > (何処となく響きとしての”近さ”は感じるが、自身の魔術体系には無い呪文。家の持ち主はパプテス教徒であり大学魔術科の出だという。 ならばそちら呪術体系だろうか。"魔術の根源は同じ”と習いはしたが、呪文一つで異端の術の効果を見破るのはまだ無理だ。 流し読んでいた神学系の本をぱたりと閉じる。 図書館の一般書架程度の蔵書では、掴める事も少ないか。) [Tue 20 Dec 2005 15:07:35]
◆ソフィア@実験室 > (手の平の内には壊れた人形。 偵察用のうち一騎は一昨日戻り、掴んできた情報は二つあった。作戦としては成功と言って良い。)『El Elmth Elmthon El Elmth Elmthon O'menth JaHa ELMTH 』 赤い円と十字・・・・(何らかの呪文か儀式痕だろうか。 中に人が居たのか、そのように記述があったのか―― 詳細を伝えるまでは仮初の命は持たなかったわけだが。) [Tue 20 Dec 2005 15:05:00]
◆ソフィア@実験室 > (元々力仕事にはあまり耐性が無い上、手伝うべきゴーレムは軒並み破損している。 簡単な関節部の掃除と再起動がメインなのに、気がつけば頬に汗が伝ったりしていた。冬なのに。 体力の限界を少し突破したあたりで、椅子に腰掛けて事件について考える休憩時間へ。) [Tue 20 Dec 2005 15:00:47]
お知らせ > ソフィア@実験室さんが入室されました。 『めんてなんす中。』 [Tue 20 Dec 2005 15:00:40]
お知らせ > シギ@議事堂前さんが帰りました。 [Sun 18 Dec 2005 23:52:01]
◆シギ@議事堂前 > (護衛に半ば隠れた彼の背中を見送って、暫らく。) ――…、 (ゆっくりと、白い息を吐き出した。) …クリスティアの方はコレで良い…。 (運が良い、と思った。貴族と話せたのは本当に大きな収穫だ。) (一旦戻って、この事を報告しなければならない。 男は踵を返した。) (本部ではもう一つ、大変な事件が持ち帰られているとは未だ知らない。) [Sun 18 Dec 2005 23:51:59]
お知らせ > グレアムさんが退室されました。 『さて、どう立ち回るかね』 [Sun 18 Dec 2005 23:46:41]
◆グレアム > こちらこそ、協力できてうれしいよ…… ああ、ご苦労様。体には気をつけて。 (ややぎこちない敬礼をしながら、護衛を引き連れて官舎へと戻っていって……) [Sun 18 Dec 2005 23:45:45]
◆シギ@議事堂前 > ――今はどンな情報でも欲しいのです。 今宵、貴方とお話出来たのは大変な収穫になりました。 (手を引けば、此方は一歩後じさる。) (彼の言葉に、自警団の仮面を外して市民の笑みを見せた。) はい。お気遣いありがとうございます。 貴方もどうぞお気を付けて。 (カ、と踵を揃えた敬礼にて見送り。) [Sun 18 Dec 2005 23:44:07]
◆グレアム > 裏、か。そういうのは妻のほうが得意かも、ね。 (心の中で裏、という言葉にどこか苦いものを感じながらも表情には出さない。裏、ケルビン氏故人のものなら何の問題も無いのだが……) いえいえ、ヴェイトスの安定が戻れば……、私の名前なんて。 (一瞬真剣な表情になるが手を引けばすぐに軽い口調に戻って、これ以上混乱が広がると、処理しないといけない書類が倍増してしまう、と片眉を跳ね上げる) さて……そろそろ夜も遅い、かえって奥さんを喜ばせてあげなさい。 [Sun 18 Dec 2005 23:39:48]
◆シギ@議事堂前 > ご協力ありがとうございます。 貴方のような力のある方にご支援いただけると非常に心強い。 (しっかりと、差し出された手に握手を。此方は一介の自警団員、名乗るまでも無い。) (早朝に馬が出される。 こく、と頷き、小声にて。) …出来る限りの彼の情報をお願いします。裏があるならば其れをこそ、可能な限り。 (じ、と見遣る黒双眸。 声音を戻し、) 事件解決の暁には、きっと貴方のお名前は議会に浸透するでしょう。 [Sun 18 Dec 2005 23:35:12]
◆グレアム > ええ、ええ……もちろんですとも!困ったときはお互い様ですから! (大きく何度もうなずき、ふと思い出したように名乗りを上げて) ああ、申し送れました!グレアム=ファウストと申します、よろしく! (この事件につけこんで、ヴェイトス市に恩を売れるかもしれない。何も知らない男はそう考えるともう一度名前を告げ、握手を求めて右手を差し出す) 早朝にでも早速早馬を飛ばさせましょう。 [Sun 18 Dec 2005 23:27:37]
◆シギ@議事堂前 > (グレアム=ファウスト。クリスティア貴族。 …見定めるように、レンズの奥で眼を細めた。 覚えている限りの彼の情報は、今回の事件と照らし合わせてみたが特に関連は浮かばなかった。) (だが、貴族の、其れもあの地域との連絡が付く機会が目の前にある。) 解りました、 (本人同士の友好関係はほぼ無いものとして良いのだろう。) ――書簡で。クリスティアに。 嗚呼、是非お願いします。 恥かしい話ですが、あちらと連絡を取ろうにも人員の足りない現状でして。 (…声を潜めた。) … あの。出来れば、彼の事を深く探っていただけないでしょうか。 (クリスティアに送る書簡に。 彼が居る居ないを確かめるだけではなくて、) (彼の素性を暴くように調査を入れて欲しいというのだ。) [Sun 18 Dec 2005 23:23:17]
◆グレアム > あぁ……彼か。何度か社交的な付き合いはしたことがあるが……詳しくは。 本国にでも戻っているのか……それとも蔦の中心で茨に囲まれて眠っているのか……それくらいしか、考えられないね。その件に関しては書簡でクリスティアに問い合わせることぐらいしか出来そうにないな……。 (いくらか手続きを飛ばせるだけ早いかもしれないけどね、とすまなそうに言う) (この男は、クリスティア、ヴェイトス間の輸出入について良く市参事会に出入りするクリスティア貴族であり、奴隷に関してはやや保守的な立場にある男である) [Sun 18 Dec 2005 23:14:04]
◆シギ@議事堂前 > 勿論です。余計なお時間は取らせませんので。 (そうして早速。) 市会議員オーランド・ケルビン氏はご存知ですね? 彼は現在行方不明なのですが…、何処か彼の行きそうな場所に心当たりはございませんか。 (そうして、改めて護衛に囲まれた彼を見る。 …誰かを思い出した。) [Sun 18 Dec 2005 23:06:51]
◆グレアム > (相手の胸中を知らぬが幸いか、リラックスした状態で相手の言葉を受ける) ああ楽にして、楽にして……ああ、もちろん……。私が氷柱になる前に終わるのなら、ね。 (君の聞きたいことを知っていればいいのだが、とおどけて外套の襟をかき集める) [Sun 18 Dec 2005 23:02:34]
◆シギ@議事堂前 > (外見的特徴だけを当てはめれば、声を掛けた先の男性は限りなく 探し人 に近い。だが違うのだ。 胸中で舌打つ。例の議員に仕立て上げて連行してしまいたいくらいの状況なのだ。 ――感情は、生真面目な自警団の面の下に押し込んだ。) (労いの言葉に敬礼の返事。) ただ今 聞き込みを行っておりまして。 …お時間を少々頂いても? (蔓の件に関しての事だとは容易に予想が付くだろう。) [Sun 18 Dec 2005 22:58:59]
◆グレアム > む……何かな? (いぶかしむ護衛を手で制しながら、狐のような瞳を道化師のようにやや大げさに開きながら笑顔を浮かべて。そのどこにでもいそうな男性の着ているものが自警団の制服だとわかればすぐに警戒を解く) やぁ、おつとめご苦労様 [Sun 18 Dec 2005 22:55:02]
◆シギ@議事堂前 > (痛む頭を緩く振って、――顔を上げた。) (気配が沢山溢れてくる。) (その内の一人に眼を留めた。誰だったか。 思い出すのは後回しにした。) ――失礼、ちょっとよろしいですか。 (近付きすぎぬ処から声を掛けた。 見えた人影が白人だったからだ。) [Sun 18 Dec 2005 22:50:16]
◆人影 > (それなりの身なりをした中年の男性が護衛を従えて歩いてくる。まだ自警団員の姿には気付いていない) [Sun 18 Dec 2005 22:48:48]
◆人影 > (議事堂から現れる、いくつかの影) [Sun 18 Dec 2005 22:48:06]
お知らせ > 人影さんが入室されました。 [Sun 18 Dec 2005 22:43:58]
◆シギ@議事堂前 > (メモと睨めっこだ。 事件のあった数日前、自分はクリスティアに帰省していた。思い出せ。その時には何も聞いていなかった――のか?) (アレだけのバケモノが議員の家から出てきた事件。 降って沸いた災害だとは、段々思えなくなってきたのだ。少なくとも、男の中では。) (準備期間があった筈だ。 誰かが一人でやったにせよ、複数人でやったにせよ。) …。其れさえも上手く隠していると云うのか? (何気無く口元にやった手。手袋ごと指を噛んだ。) … 、 (兔の同僚の気分が良く解った。) [Sun 18 Dec 2005 22:42:38]
◆シギ@議事堂前 > (何でもない一般市民――否、今のは下っ端議員の秘書を勤めている男だ。その背中を見送り、) (そして眼鏡の男はメモがぎっしり詰まった手帳へ更に書き込んだ。がりりッ。…白い手袋の先はすっかりインク色だ。) 議員め。 全く、上手く姿を隠すな。 (手がかりが無い。本当に無い。 姿も社会的特徴も解っているのに、目撃証言がさっぱり掴めない。) (若しかして、もう蔦の苗床にされているンじゃないかとも思った。) [Sun 18 Dec 2005 22:37:06]
◆シギ@議事堂前 > (一際目立つ建物、) (の、前に居た。) …そうですか。 どうもありがとうございました。 (道行く人の一人を捕まえ、話を覗って居た。) (丁度今 別れたところである。) [Sun 18 Dec 2005 22:33:59]
◆シギ > (――議員の事を詳しく知るには、) (矢張りそれなりの場所に来る事が必要だ。) (暗い色のコートに自警団員の腕章をした中年は、) [Sun 18 Dec 2005 22:31:02]
お知らせ > シギさんが入室されました。 [Sun 18 Dec 2005 22:30:01]
お知らせ > ヒルダ@魔女ギルド中庭さんが帰りました。 『( やがて炎が消え、冷たい空気が辺りを支配しても尚――。 )』 [Sun 18 Dec 2005 21:05:41]
◆ヒルダ@魔女ギルド中庭 > ( 炎の色が滲んでいく。眼の部分が熱いのは炎の熱のせいではない。 その時漸く、自分が涙を流していることに気付いた。昨日は一滴も零れ落ちなかった涙が止め処なく流れ続けていく。 ) ………… ガルンペーラヘレラ。 これでお前との契約は終りよ。 私の心の闇を全部喰らうがいいわ。 ( それだけを呟くと、抱えた膝の中に顔を埋め。 ……暫し、押し殺すような嗚咽が漏れた。 ) [Sun 18 Dec 2005 21:03:55]
◆ヒルダ@魔女ギルド中庭 > ( 幾ら悪魔の書物を焼いたとしても自分が犯した罪は消えはしない。あの吸血鬼が言ったとおり、自分でその罪を焼くしか無いのだ。しかし本の灰は直ぐに冬風に攫われて跡形も無く消えるだろうが、罪の灰は永遠に私の心の中に残り続ける。 罪悪は即ち心の闇だ。心の闇は、悪魔だ。 ――結局は私はどうやっても悪魔との縁を切ることは出来ない。関わらないようにすることは出来ても、記憶として永遠に私の中に残るのだ。私はそれを許容しない限りこれからずっと前に進むことは出来ないのだ。 ――いつしか魔女は腰を落とし、その炎に魅入られていた。 ) [Sun 18 Dec 2005 20:55:47]
◆ヒルダ@魔女ギルド中庭 > ( 私にとって悪魔は絶対の存在であった。 それは己の心の闇であり、それを制御することはその闇をコントロールすることである。自分に打ち勝つことが出来ればその先に広がっているのは無限の可能性だ。何よりも強く、何よりも確かな強固な意志になる。 ―――しかし。 ) ………。 ( 手をすり抜けるようにその形見の書物は零れ、炎の中へと消えた。 他の本と同じように焼け、焦げ、灰となり、消えていく。 ) [Sun 18 Dec 2005 20:50:39]
◆ヒルダ@魔女ギルド中庭 > ( 燃え上がる炎は己の体を焼くように熱を発し、すぐに冬の冷気を感じなくなる。次々に燃料を得る炎は際限なく大きくなり、業火となった。 ……魔女は最後の本を手に取り暫し見下ろす。己の師匠が残してくれた言わば形見の書物だ。それも矢張り悪魔に関するもので、内容は随分と初歩的ではあるが、私は幼い頃からずっとこの本を捲り――文字に眼を通してきた。 師匠が亡くなってからは大事にしようと写本までしてずっと持っていたものだ。その写本は既に炎の中に消え、これが正真正銘の原本となる。本を開けば師と自分が今まで書き残した文字が欄外にびっしりと並んでいた。 ) [Sun 18 Dec 2005 20:47:21]
◆ヒルダ@魔女ギルド中庭 > ( ランタン用の油瓶の中身をどぼどぼと上から掛けると新たな燃料を得た炎は数倍の大きさになる。既に火も落ちた薄暗い夜のこと、周りから見ればその大きな炎は目立つだろう。出不精の魔女達は寒さに震えて必要が無い時は部屋の外に出たがらない、こんな時間にギルドの中庭に出る魔女の姿も少ないから、思った以上に誰にも気付かれないのかもしれないが――。 大きくなった炎の中に魔女は次の本を放る。「悪魔大全」 「契約と代償」 「魔方陣の描き方」 入門書から中級の魔女が読む本格的なものまで、全て。今まで少しずつ買い集めてきた悪魔に関する本を、全て。 ) [Sun 18 Dec 2005 20:40:52]
◆ヒルダ@魔女ギルド中庭 > ( 蝋燭の火は瞬く間に燃え広がり、黒い虫食いを作っていった。めらめらという音を立てながら皮の表紙がぐにゃりと歪んで行き、その赤い炎の向こうに見えるのは「悪魔召還書」の文字。 その火で己の手を焼いてしまわぬ前にどさりと土の地面に放った。 尚も本は焼け続け、落としたときに捲れたページから悪魔の挿絵が顔を覗かせる。 偶然か―― そこには丁度、”星詠乙女”の文字が。私が頼った悪魔の名前が。 ああ、小気味いい。燃えろ燃えろ、燃えてしまえ。 昨日のことも今までのことも全て燃えて灰になってしまえ。私はその灰の山の中から自分に都合の良いものだけを拾い上げるから。 ) [Sun 18 Dec 2005 20:33:49]
お知らせ > ヒルダ@魔女ギルド中庭さんが来ました。 『( ぼっ、と火が灯される )』 [Sun 18 Dec 2005 20:24:42]
お知らせ > アイリ@騎士団さんが帰りました。 [Tue 13 Dec 2005 23:34:55]
◆アイリ@騎士団 > ( 一先ずの指示を終えて対策本部を離れ、執務室に戻る。 馬鹿馬鹿しい数の書類が山積みにされた自分のデスクに向かい、小さく溜息を吐いてから椅子に座った。 まったく、事件はいつも暗黒街とスラムで起きるものだなんていう対岸の火事を見るような油断が市全体にあった。 今回の事が少しでも教訓になるのなら全くのマイナスではないと思いたいが――――――。 ) ――教訓を得るべき人間が生き残らなければ意味がありませんね。 ( 今年最後の試練、といった所か。 さぁ、仕事は多い。 ) [Tue 13 Dec 2005 23:33:49]
◆アイリ@騎士団 > 収容した避難民には住所氏名身分の確認、部屋割りは――――私がやります。リストを用意してください。 ( ホワイティアの事はホワイティアが。 特に面倒な家柄だの対立関係だの、差別思想の強い人物だの、詳しくなければ分からない事もある。 順番に並べて固執に押し込んで後からトラブルが出るのは面倒だ。 書類は増えるが仕方が無い。 ) ……それから、あの辺りの住民の経歴調査もお願いします。 ( 自分の騎士団に所属する騎士に小さく耳打ちする。 今回の件が必ずしも天災であるか疑わしい。 最初に自警団に通報した人物によれば、隣の家の中からそれは発生したという話だ。 先ず最初にその人物を調べる事からだろう。 ) [Tue 13 Dec 2005 23:25:55]
◆アイリ@騎士団 > ( クリスティア領内の小さな村だの町だのとは根本的に違い、ヴェイトス市という所は自警団の基盤がしっかりしている。 豊かな財政もあってか有事の際には広く一般に募れば今回のように前線に出るような戦闘要員だって居る。 騎士団が軽視されがちで当然といえば当然のことだった。 普段の仕事は自警団と領分を潰しあわぬよう、市外街道警備や災害復興、暗黒街境での警邏と威圧による拡大防止。 それがメインになる。 露骨な荒事の際には騎士が出動する事もあるが、先ずは自警団、次に騎士、と―――軍隊が戦いに赴くこと自体まあ、そうあって良い事ではないが。 竜殺しなどと呼ばれるような仕事でもない限り。 ) 今回が「それ」だと思いなさい。 怪物相手に出動しないでどうしますか。 ( ホワイティア居住区でのことだ。 特に本国の印象としてもあそこで暴れまわって親族や別邸を潰されてはたまらないという貴族も多いだろう。 ) [Tue 13 Dec 2005 23:13:05]
◆アイリ@騎士団 > 銀盾、緑翼、薔薇十字騎士団は引き続き自警団と連動しながら駆除を! 第七星騎士団と聖衣騎士団は後方支援、物資の調達。 避難民の受け入れは本部のアイリーン=アルベント百人長が担当していると言いなさい! どうせ寮はガラ空きなのですから50や100、入れない事も無い! ( 100は言いすぎですが、と横から口を挟む随員を一瞥し、すぐに歩き出す。 書類整理もままならぬ忙しさだ。 責任職にある騎士が足りないと、そもそも騎士が足りないと前々から本国に通達していたというのにやっぱりいざとなればこの調子だ。 こんな若輩に大仕事が回ってくる。 ) [Tue 13 Dec 2005 23:04:55]
お知らせ > アイリ@騎士団さんが来ました。 『 デスクに向かう暇も無い。 』 [Tue 13 Dec 2005 22:55:33]
お知らせ > ソフィア@実験室さんが帰りました。 『(そんでもって、そのままごーれむの上で暫しおやすみなさい――(ぁぁ』 [Tue 13 Dec 2005 18:20:46]
◆ソフィア@実験室 > ・・・おや。(鉄板に頭をぶつける前に、腕で支えてもらえた。 そっと何かを受け止めるなどゴーレムの不得意分野であったのだが――どうやら。)・・・・・まずは、成功 みたいですねー 。(勢い余って頭を潰したりはしなかったようだ。 確認して初めて緊張が解れてくる。 実験成功にはしゃぐ助手を背に大きく深呼吸――――) [Tue 13 Dec 2005 18:19:52]
◆ソフィア@実験室 > 『要求されたことは、たとえ火を潜り、水に入り、高い塔から飛び降りることを命じられても、すべて果たさなければならない――― 目を開けなさい。』(それ以上動きたくないと訴える体を押さえて最初の命令を下し、儀式を終了とする――疲労の程度からして、上手く行っていても試し切りは仮眠の後になるだろうか。 へたん とゴーレムの胸に倒れこむ――― 硬そうで痛そうだったが、体を支えきれなかった。) [Tue 13 Dec 2005 18:17:19]
◆ソフィア@実験室 > (もっとも細部に拘れないのが生粋のゴーレム製造者の泣き所。 顔の作りは全く簡素なもので、両目以外はマスクで隠したようにのっぺらい。 鼻がどこか判らない場合は何処でも良く、適当に口付けして息を吹き入れてやればよいのだが。) ――― っ。(酸素と一緒に、何かをごっそりと抜き取られたような感覚を覚える―― 相手がデカイ分だけ負担も激しかったか。) [Tue 13 Dec 2005 18:14:39]
◆ソフィア@実験室 > (傍目には見えまいが、術の内側に居る3人には、人形に起こる変化がはっきりと感じられる。 一人が人形の周りを一周する度に、無機物の塊は熱を帯び、水に冷やされ、命の艶を発し、そして――)『 ――主なる神は土(アダマ)の塵で人(アダム)を形作り、その鼻に息を吹き入れられた。人はこうして生きるものとなった。』(合わせて唱えた言葉の通り行えば、ゴーレムは目を覚ますのだ。 儀式の主は跪き、そっと人形に顔を寄せる。) [Tue 13 Dec 2005 18:09:06]
◆ソフィア@実験室 > (純粋で単純な祈りの言葉に込められたのは、物質の本質を捻じ曲げる奇跡。 熟練の錬金術師が卑金属を黄金に変えるように、カバラの奥義は命なき人形を忠実な僕に変性する。)『願わくば御旨が天において在るように、地においても成されんことを――』(儀式の始まりを告げる一説が終われば、次は一人ずつ、人形の周囲を歩みつつ言い聞かせるような形を取る。 炎によって形成された体に、流れる血潮と命の営み、息吹を刷り込むために。) [Tue 13 Dec 2005 18:05:22]
◆ソフィア@実験室 > (仰向けにされた人形の回りに、囲むように立つ。 長時間の儀式では杖の世話にならなければならない身だが、本来土の塵を源に持つ人間は触媒を手にせずとも”土”の役割を果たすことが出来る。 いつもと違い今日は補助者に役割を分担できるのだ。 小さく頷きあって、生誕の儀式は開始される。) 『願わくば 御名が聖とされんことを――』(三人が声を合わせ、異国の言葉を吐く。 直訳すれば、それはありふれた聖句の一説にも聞こえようか。) [Tue 13 Dec 2005 18:02:30]
◆ソフィア@実験室 > (証明を落とし薄暗く飾った部屋の中心には一台の人型人形。 全身の所々に器械の補強を施し胸には鉄製の金属片が埋め込まれたそれは、玩具というより無骨な工作機器といった容貌を持つ。) もう少し感無量を眺めていたい所ですが・・・そろそろ取り掛かりましょう。(部屋に居た数人の助手が同意を返す。 どいつもこいつも、待ちかねていた風の顔つきだった。) [Tue 13 Dec 2005 17:59:14]
◆ソフィア@実験室 > 苦節数年、報われる時は報われるものですね――― (儀式部屋の一角で儀式用の短刀を眺めながら、灰色のローブを纏った導師は一人呟いた。 ロールアウト記念日にあんな仕事があるのは幸運な偶然。 ゴーレムを全力稼動させる実験対象などそう居るものではないし、滅失さえしなければギルドは寧ろ歓迎するだろう。 被造物と創造者両方の程度が測れるのだから。) [Tue 13 Dec 2005 17:57:18]
お知らせ > ソフィア@実験室さんが入室されました。 [Tue 13 Dec 2005 17:56:28]
お知らせ > アレックス@VHGさんが帰りました。 [Mon 12 Dec 2005 03:18:49]
◆アレックス@VHG > ( それが、姿を変えた手配中の吸血鬼である事など字面を追うだけでは判りはしない。また、いくら同じ島内とはいえ、ティアンは他国だ。検問を敷くと共に手配中の吸血鬼が亡命の恐れあり、と情報は発信したが、所詮淑女と比べるべくもない端物の吸血鬼、あちらで事件でも起こさぬかぎり、注目度は低く、偽装した偽死体の情報など入ってはこないだろう。情報が入っていれば―― 灰に還らぬ吸血鬼というのは興味深い事象で、自ら見に行ったかもしれないが―― それは兎も角。この訪ねてきた人物の身元の把握を急がせる必要があるだろう。単なるコールガールかもしれないが、操作というのは無駄の積み重ねだ。 上司に話を通し、部下に命令を出さねばなるまい。 ミルクティーを飲み乾せば、報告書を持って席を立つ―― ) [Mon 12 Dec 2005 03:18:36]
◆アレックス@VHG > ( 報告は吸血鬼の疑いのある人物や、吸血鬼と繋がりのあると思しき人物の監視の中間報告に差し掛かり、文字を追う目が止まる。 )―― 少しばかり、懐かしい名前ですわね。 ( 一人語散て、背もたれに寄りかかる。目に止まったのは吸血鬼擁護を声高に叫び、暴走の果てに殺人未遂まで起こしたキリバナ「ヴァリス」についての物だ。危険思想であるとともに、彼は事情聴取の結果 奴隷吸血鬼「花凛」―― 本名ヴィルヘルミナ・ティアマトの他にも吸血鬼と交流があると思われている。その事実関係は不明だが、疑わしい事は確かだ よって騒ぎが収まった現在も監視を置いたままだ。経歴、家族構成、交友関係、仕事の履歴、ギルドでの活動など、ヴェイトス市で調べられる情報は大体把握している。報告の内容は、今まで見られなかった人物が彼の家を訪問し、二人連れで連れ込み宿に消えた、と言う物だ。彼も男性だから、行動自体は別におかしい物ではなし、訪問者ぐらいはあろう。だが、今まで把握されていた交友関係に該当が無いというのが問題だ。身元を調べる必要がある―― ) [Mon 12 Dec 2005 03:07:28]
◆アレックス@VHG > ( 警邏による積極的防衛や、吸血鬼に対しての具体的な防衛法の普及や、妄想も含めての被害者へのカウンセリング、それに伴う書類仕事や果ては呪いじみたお払いまで、通常の業務はそれこそ果てしないが 実際に遭遇した吸血鬼は未だに二人。一人は己の不幸を嘆いた上でのつまらない反感から、もう一人はロクに会話にもならなかった。VHをやっている以上はと以前、友人に話した事がある。もし吸血鬼になる事があったら迷わず滅ぼしてくれ、と―― 何らかの理由で吸血鬼となり、人の命を奪うものとなって呪われたまま存在し続ける気持ち、または理由というものはどういった物なのだろうか。そして犠牲者を見て何を思うのだろうか―― それとも吸血鬼という害悪は感染者の意志をも蝕み、化物へと変化させてゆくのだろうか。強力すぎる脅威に対し防衛するだけで手一杯で、結論を導き出すにはサンプルの数が絶対的に不足している。また、吸血鬼と一括りに言ってもその実態は多種多様 人の脅威である怪物を理解するのはまだまだ先の事なのだろう―― 報告は遺体の発見に留まり、本体の発見に繋がる手掛かりを得るには至っては居ない。被害者の身元は割れている―― 記載された名前は記憶には無い それだけが心の救いか。 ページをめくる ) [Mon 12 Dec 2005 02:48:12]
◆アレックス@VHG > ( 子供の頃、父に何故ですかと問うた事がある。何故、ヒトは間違った事をするのですか、と。その答えは、何だったろうか―― 恐らく、原罪について教えてくれたのだろう、けれど記憶にあるのは、お前はそうなってはいけない、と言われ 頷き、大きな掌で撫でて貰った事ばかりだ。子供の頃の記憶にある父は大きく、そして優しかった―― 今では婚約者の所に嫁げ、否、嫁がずとも良いから郷里に戻れ、修道士の真似事は止めて屋敷を買え、召使を雇え、そんな小言めいた事しか手紙に書いて寄越さないが――… 溜息を漏らしかけた所で思考の脱線に気付き、頭を振る。 もう貴族の娘、ではなく一人のVHなのだ。一人でも、やって行ける―― 報告書を手に取り、目を走らせる。 暗黒街と呼ばれる一帯での吸血痕のある死体の発見報告と、その処理に関する報告が幾つか―― そう、最大の疑問が吸血鬼。 何故、彼らは人を糧にしてまで呪われた命を繋ぐのだろう。それが理解できない。許せないのと同時に、興味がある。 ) [Mon 12 Dec 2005 02:31:45]
◆アレックス@VHG > ( 無意識にでも正義という言葉を口にするのであれば、あえて正義と言う物を区別するのであれば、その時既に幾らか『悪』の側に立っているのではないだろうか―― 無論、二色に塗り分けられるような物ではない事は理解しているつもりだが、何気なく口に出されたであろう言葉にそんな思いが呼び起こされた。 ) ( ただ、悪に対して腹を立てる人間は居ると思う。自分もそう言う人間だと思う―― 教えの根本にある十の戒めは、別にパプテス信者でなくともごく当たり前の事。それなのに、それを破る 理由は様々だが、何故当たり前の事を当たり前にしないのか。それに腹を立てるのと同時に、疑問でもある。 ) [Mon 12 Dec 2005 02:23:33]
◆アレックス@VHG > ( 町の治安を維持することも、その為に訓練を重ねることも。主の教えに従う事とてそう、そうするのがもっとも良く、それが当たり前だからそうするのだ。教えの合理性を無視し、比喩を大袈裟に曲解し、誤った自分等の行いを改めようともせずに責任転嫁をして「神を信じぬ」と口にする者の何と愚かな事か。そんな愚かさにこそ、教えは必要だというのに―― 大体、主が子であるヒトの不幸をお望みになるとでも思っているのだろうか?誤った行いで不幸を呼ぶのはヒトであり、主ではない。 此の世には原罪に起因する諸々の悪は存在するが、正義というものはその対義語としてしか存在しないのではなかろうか。 ) [Mon 12 Dec 2005 02:14:57]
◆アレックス@VHG > ( 待機所も兼ねたカフェテラス、報告の書類を前に、湯気を上げるミルクティーを一口含む。動けなくなるほどではないが筋肉痛気味 少し躍起になりすぎたかも知れない。その分得た物は多かった しかし。 ) 正義の為に、ですか―― ( 確かに、犯罪や外敵から町の治安を守るという事は正義と呼ばれる事なのだろう。だが、正義という言葉を口にする事に疑問に感じてしまう。無論、『悪』の対義語として存在するのだろうが、自分は正義だからやるのではなく、当たり前の事を当たり前にしているだけのつもり。) [Mon 12 Dec 2005 02:06:00]
お知らせ > アレックス@VHGさんが入室されました。 『訓練を終えて。』 [Mon 12 Dec 2005 02:05:50]
お知らせ > クーンさんが退室されました。 『――その本のタイトルは、『中世期悪魔名鑑』。』 [Sun 11 Dec 2005 01:47:35]
◆クーン > ―――世話の、焼ける。(静かな寝息を確かめてから、ぱたん、と本を閉じ) [Sun 11 Dec 2005 01:46:33]
お知らせ > ヒルダさんが帰りました。 『( やがて心の底から安堵したような、子供のような寝息が聞こえ始める。 )』 [Sun 11 Dec 2005 01:43:10]
◆クーン > (――こういう時、私は彼女を泣かせてばかり居る。それはそれで、自分のやり方が嫌になる訳でも無いけれど。でも――やはり、私の教え方も、悪かったのかもしれない。もう少し、彼女をきちんと面倒見ていれば、彼女もこんな愚かな真似はしなかったかもしれない。溜息は、彼女に聞こえぬようそっと漏らして) ……はい。おやすみなさい、ヒルダ。(再び、背を向けて。――ぱらり。 後は、時計の針と頁を捲る音が、再び部屋を支配する。) [Sun 11 Dec 2005 01:41:51]
◆ヒルダ > ( もぞもぞと毛布を被る。 とうとう涙の奴が毀れ始めたからだ。僅かに漏れる嗚咽を毛布の壁で覆い隠し、外に漏らさぬようにしよう。みっとも無く泣く様を相手に見せないようにしよう。 心の中で何度も反復するのは謝罪の言葉の羅列。毛布に涙の染みを作りながら、一度だけ鼻を啜る顔を布団から出した。 ) …… 有難う。 今日は―― 先に寝るね。近い内にその友達の所に行くから。 ( 早ければ明日にでも。 ) クーンもなるべく早く寝てね。 布団、暖めておくから。 ( ――今日は久しぶりに良く寝れそうな気がする。不安と後悔を全て包んでしまうようなこの優しさが側にある限り。 ) [Sun 11 Dec 2005 01:38:20]
◆クーン > (最初から何度も警告はしていたし、注意もしていた。それなのにそれを無視したのだから、もう何も云うことはない。――今後どうするかは彼女の決めることであるし、その上さらに冷たいことを言うのであれば、約束を破ったらもう会わない、等と云うのは無責任の局地であるとも思う。 責任を取れるだけの実力もないのであるなら、行動には充分気をつけて、それでも失敗してしまったのならそれについてどうこうするよりまず、どうフォローするかを考えた方が建設的だ。……とはいえ、それを彼女に言ったところで理解してくれるかどうかは……今までの例より考えて……自信が無かったので) ……ええ、私も、愛してますよ。ヒルダ。 (…今はまだ。 私に、貴女を愛する気持ちを、喪わせないでください。) [Sun 11 Dec 2005 01:29:49]
◆ヒルダ > ( そのギブアンドテイクの関係になろうと思ったのは夢だ。 夢だった。 あの悪魔が手に負えない存在だとは知らされていたのに、何よりこの彼女に言われていたのに。 ――泣く資格もない、謝る資格も無い、後悔する資格すら無い。 それでも口を開けば毀れそうになる”ごめんなさい”の言葉を必死に飲み込み、一度流した涙をもう一度流そうと緩む眼を必死に堪えている。 ) 絶対に 破らないわ。貴女を愛する気持ちに誓う。 ( 漸く絡み合ったお互いの眼に、力強い口調で答えた。 ) これが済んだら私、暫く悪魔との契約は行わない。もっと力をつけてから、するとしても貴女に許可を求めてからにする。 これ以上、貴女を裏切るような真似はしたくないから。 ( 精一杯の微笑みはどこか歪で情けない。それでもこれが今の私の、出来る限りの笑顔なんだ。 ) …… クーン。 愛してる。 ( そして呟くように言葉を漏らした。 ) [Sun 11 Dec 2005 01:24:52]
◆クーン > (悪魔との契約を完全に否定する訳ではない。将来的には自分も高位の悪魔と契約する計画だって持っている。ただし、それはあくまで計画的に考えての話だ。…契約というものには大別して二種類あり、まず前者は互いに対等の立場で取り交わすギブアンドテイクの契約と、…後者は、強者が弱者より一方的に搾取する、契約とは名ばかりの強制的なものだ。無闇に契約など行おうとすれば、後者のパターンに嵌るのは目にみえていて……結果、今回見事にそうなった、ということだ。 それについて口を酸っぱくして警告したはずなのに、痛い目を見て漸く理解するような彼女だ。自分の尻拭いくらいは、自分でやってもらってからでないと、流石の自分も掛ける言葉が見付からない。) ……破らないでください。(くるりと、半身を返す。視線をくれてやる。) ……約束を、破らないでください。(私の愛した貴女に、居なくならないでくださいと。それは私のエゴであったのだろうけど、偽りのない本心でもあったから。) [Sun 11 Dec 2005 01:10:37]
◆ヒルダ > ( 嗚呼……そもそも、悪魔に力を借りること自体が間違いだったのだろうか。結果、どう転んでも誰かを傷つける形になってしまった。もっと悔しいのは悪魔の責任ではなく、自分自身の不甲斐なさが招いたことだという事実。 だから私の手で、そう私の手で。片付けなくてはならないんだ。 どう思われるか判らないし、どうなるかも判らない。私みたいな大嘘つきが改めて言う言葉なんて信憑性も無い。 けれども言おう、はっきりと。 ) ――こうなる前に、貴女に心配掛ける前に最初からそうするのがベストなんだけど。 ……ちゃんと終わらせてくるから。悪魔との契約も、抱えている問題も。 約束する。今度この約束を破ったら……私は――。 ( もう会わない覚悟でいるわ、とは言えなかった。それくらいの覚悟をしているつもりなのに、そんな事口に出すことが自分の中で許せなかったからだ。 ) ……… そう。 体には気をつけてね…。 ( この自分が彼女を疲れさせる一番の原因になっているのに。 せめてこの冷たい毛布を、彼女が眠りにつくまでには暖めておいてやろう。 ) [Sun 11 Dec 2005 01:02:38]
◆クーン > (――後悔など、必要ない。起きてしまった事態を悔やんでそれが好転すると云うなら、泣き喚くなり苦悩するなり好きにすればいい。しかし今大切なのは、起きてしまった問題を、どう終わらせるかではないのか。順番を間違えてはいけない。…だから、彼女に優しい言葉を掛けるつもりも、ましてや抱きしめてベッドを共にするつもりも、一切無かった。後悔も韜晦も、彼女が自分の手で成すべき事を終わらせてからだ。そうでなければ――ただ、甘やかしているだけになってしまう。…あのとき、余程見捨てて帰ろうかと思った癖に。結局のところ、未だ愛しているのだ。悔しいことに。) ……私は、大丈夫です。(言葉短く、それだけ答えた。多少疲弊してはいるが、倒れる程でもない。 ――背後でベッドに潜り込む彼女の気配に、そのベッドの冷たさを想像して …まるで今の私の心中のようだと、漠然とそんなことを、考えた) [Sun 11 Dec 2005 00:50:30]
◆ヒルダ > ( 後悔や悔いは嫌いだ。それをやる暇で前を向いて踏ん張れというのが己の人生のあり方だと考えていたから。 だけども今度ばかりは自分のやった事をじっくりと振り返り、見据えて―― 己の馬鹿さ加減にあきれ果てるべきなのではないかと思うほどだ。それでも泣き言はもっと嫌いだから、これ以上は何も言わない。 ……そう努力しよう。 ) ……… ん。 ( よろりと立ち上がると言われるがままにベッドに体を放った。今まで何度もこの上で暖かい温もりと共に朝を向かえた記憶が燻る。毛布の柔らかさに頬を寄せると安心したように眼を細めた。 ) ………暖かい。そういえばもう、もう冬なんだよね。 風邪って言えば――… クーンの方は大丈夫?根詰めたりしてない? ( 自分の方は散々不健康な生活を送っておきながら、こんな言葉を言うこれがこの女の身勝手さ。 ) [Sun 11 Dec 2005 00:31:47]
◆クーン > (怒っていた。当然だろう、あれだけ忠告したにも関わらず。忠告した通りの結果になって。あのとき、あのまま見捨てようかとどれだけ思ったことか。…それでも、未だ愛しているのだけど。悔しいことに。) ―――。(それでも、今は怒りのほうが上回る。言葉一つかけないまま、ただ放り棄てておけば――規則正しい、吐息。……貴女、眠りに来たんですか。) ……眠るなら、ベッドを使ってください。風邪でも引かれては、迷惑ですから。(仕方なし、もう一言かけた。彼女の身体を運ぶには、力があまりに足りなすぎるから。) [Sun 11 Dec 2005 00:23:43]
◆ヒルダ > ( 怒っているんだろう。一目で見て直ぐ判る。 ――当たり前だ、怒らないなんてあり得ないくらいの事をしたんだ。 言うべき言葉は何か ――何を言っても言い訳にしかならない。だから私は黙ったまま、ずるずるとそのまま背を擦りながら床にへたり込んだ。ページを捲る音を聞きながら――。 ) ………。 ( そしてじっと彼女の姿を見つめるんだ。蝋燭に照らされる彼女の姿を。 もう脅えも無くなっていた、捲るページの音のように安堵したように呼吸のリズムも規則的に、そして穏やかになっていく。 ) [Sun 11 Dec 2005 00:16:06]
◆クーン > (明りが灯っているとはいえ、それはあくまで卓上の話。室内自体は蝋燭も消され、薄暗く沈んでいる。…机にかけて本を捲るまま、室内へと転がり込んでくる女へと、最初の一言っきり、何も言わずにただ本を眺めている。) ―――。(ぺらり。ぺらり。コチコチと微かに響く懐中時計の針と共に、頁を捲る音だけが規則正しく部屋を支配する。) [Sun 11 Dec 2005 00:11:07]
◆ヒルダ > ( 声がするとほぼ同時にがちゃりとドアノブに手が掛けられる。 慌てて回そうとしたそれは一度手が滑って、元の位置に戻ってしまった。それをもう一度回すとそこには予想通りの姿があるだろう。脅えた様子を隠さぬまま中へと入り… その暖かい室内の光に、気配に漸く胸を撫で下ろし長く深い溜息を漏らした。 けれどもそれに言葉は続かない、何の用事で訪ねてきたのかも言わない。 ただじっと相手を見た。 ) [Sun 11 Dec 2005 00:05:40]
◆クーン > (ノックの音が響く。深夜というのに未だ灯されたままの明りの下で、書物の頁を捲りながら、その怯えたようなトーンに吐息を漏らす。) ―――どうぞ。(魔力で掛けられた鍵を『開錠』する。執事と奴隷は、今日は別の部屋にやってある。どうせこんなことになるだろうとは思っていたからだ。) [Sun 11 Dec 2005 00:01:58]
お知らせ > クーンさんが入室されました。 『――自室』 [Sat 10 Dec 2005 23:57:47]
◆ヒルダ > ( …久しぶりだ、一人で眠る夜が怖くて怖くて寝付けないのは。 夢で何度も見たあの暗闇の絶望を起きている間も味わうような感覚に耐えられず、ベッドの下に手を伸ばせば愛犬が甘えてくるけれどそれだけじゃやっぱり心細かった。 ――音を立てぬように部屋を出ると、その場の暗闇に飲み込まれてしまいそうになる。呼吸が速く、しきりに辺りを見渡す。今、この間にもヤツが私の事を伺っているのではないかと。 否 ――伺っているのだ。 早足に向かう先は決まっている、彼女の部屋だ。そこに辿り着くと扉に縋るようにノックをした。 ) [Sat 10 Dec 2005 23:50:43]
お知らせ > ヒルダさんが入室されました。 『少し落ち着きの無いノックの音が響く。』 [Sat 10 Dec 2005 23:50:02]
お知らせ > ヒルダさんが退室されました。 『――逃げる? いいや、追い詰められているのでは無いか――。』 [Sat 10 Dec 2005 22:19:32]
◆ヒルダ > ( 急いで視線を廊下の先へと戻したときには、もう少女の姿は何処にも無かった。 ………早く脈打つ心臓の鼓動だけがイヤに耳に響く。廊下の中には既にさっきの違和感は無く―― いつもの見慣れた魔女ギルドの廊下が戻っていた。 いつの間にか強く握り締めた手を抉じ開け、鍵穴に鍵を差し込む手は震えて上手くいかない。 やがてどうにか鍵を開けることに成功すれば逃げるように部屋の中へと滑り込んだ。 ) [Sat 10 Dec 2005 22:19:05]
お知らせ > 魔女@魔女ギルドさんが帰りました。 『 ふと、その姿は廊下の闇に消えた。 寮の何処にもその魔女は見つからないだろう。 』 [Sat 10 Dec 2005 22:15:59]
◆ヒルダ > ( ――― ちゃりん。 … 鍵を床に落とし、小さな金属音を鳴らす。 微かに聞こえたのはどこか聞き覚えのある少女の声だった。視線が建物内に走る。天井、 魔女 魔女 机 床 ドア 開くドア、その中から出てくる魔女。 やがて違和感の元凶を眼にした。やつれた色を称えた瞳が丸く大きく、驚きの色に染まっていく。 ) ――― どうして、此処が。 ( いや、愚問だ。悪魔は契約を交わした時点で契約が完了するまで術者を監視するのが当たり前だ。今までは何処から、どうやって監視するのかなんて事考えた事無かったけれど、少なくとも簡単に逃れられるような事では無いのは判っていた。 かといって、今みたいに実際に目の前に姿を現すだなんてのも想像して無く――。 ) ……………。 ( 暫くお互いに見つめあう時間が流れるだろう。やがて重々しく唇を開くと、同じように呟いた。 ) ……判ってるわよ。契約は必ず果たす。 ( そろそろと足元の鍵に手を伸ばす。しかし其方の方を見たままなので手は一向に鍵を掴めない。仕方なく一瞬だけ床のほうに視線を走らせ―― 鍵を掴んだ。 ) [Sat 10 Dec 2005 22:14:02]
◆魔女@魔女ギルド > ( 方向は今さっき確認した、職員寮の方だ。 矢張り此処にヒルデガルドが居るのなら、儀式が執り行われたのはこの建物の何処かだろう。 後々役に立つかもしれない。その部屋の場所をしっかりと覚えておくことにする。 ふと、魔女がぼんやりとしていた顔を上げて一瞬此方に視線を走らせた。 気付けたか、何か感じたか、腐っても魔女ということか。 ) ――――契約はまだだな。 忘れるな、視ているぞ。 ( いやらしい嘲りを含んだ少女の囁き声が届くか届かないか。 周囲の雑音に紛れて、掻き消されてしまうかもしれない。 フードから少しだけ顔を覗かせた少女が、廊下の角に姿を消す。 ) [Sat 10 Dec 2005 22:05:06]
◆ヒルダ > ( 背後の影にも気付かず、ヒルダはそのまま寮の方へと歩く。――自室に戻ろうというのだ。 そこから寮までは歩いても然程時間は掛からないだろう。精々数分程度だ。さっきまで居た建物の中とは少し違い、簡素なドアの列が並ぶ廊下に入る。そのドアに掛けられている表札から一目で此処が寮だと判るはずだ。 やがてヒルダはその内の一つの扉の前に立ち止まり、鍵を取り出した。 部屋の中では主人の帰りを待っていた犬が足音を立てながら扉の前まで近づき、お座りをする気配がした。 ) …………… ? ( その時だ。一瞬ではあるが――…… 何か違和感を感じたかのように左右を見渡した。廊下の右と、左だ。 見えるのは廊下を歩く数人の魔女と、横へと折れ曲がる廊下。簡素な机や鉢など。 ) [Sat 10 Dec 2005 21:56:56]
◆魔女@魔女ギルド > ( 潜伏先として酷く好都合だ。 もともと知識方面として明るく、そして規模が大きくて紛れ込み易い。 同一人物である事を示す身分証明など無い時代だから、引き籠もりの魔女、「エレナ=ストーンズ」に成り済ます事自体は今のところ問題なく。 さて、件の魔女、ヒルデガルドだが。 それはもう契約した甲斐があったというものだ。 目に見えて疲弊して、今にも倒れそうな顔。 死なれては契約不履行になるが――――飴と鞭が必要か。 私が「鞭」なら誰かが「飴」であるのが理想だが。 暫し廊下に立ち止まり、程よく離れた距離からその背後を追従し始める。 ) [Sat 10 Dec 2005 21:47:59]
◆ヒルダ > ( 魔女ギルドのメンバーは実は多い。名簿を頭から尻まで見たこと無いのでなんとも言えないが、ヴェイトスでもかなり多い方なのでは無いだろうか。それが幾つもの宗派に別れているのだから、ギルドに出入りしている者の顔を覚えるのは一苦労だろう。しかも中にはギルドに出入りしていても自室に引きこもって滅多に顔を出さないような魔女も居るので、その外装姿の相手が誰であるのかとか、そんな事には少しも気にしなかった。”大勢居る魔女の一人だろう”と。 ただそれだけだ。 ) …………… 。 ( 貴女がフードから覗く魔女の顔は疲れきった表情をしているだろう。元々若々しい顔作りではないが、更に老け込んだようにも見えるはずだ。 ヒルダは特に気付くことも無く、そのまますれ違うだろう。 ) [Sat 10 Dec 2005 21:41:33]
◆魔女@魔女ギルド > ( 足音に気付いても歩幅を変えず、いつも其処を歩いているかのように振舞う。 既に何人かの魔女と擦れ違ってやり過ごしてきたし、同じようにそうするだけのことだ。 背の低いフードつき外套姿はフードの隙間からちらりと一瞬だけ、相手の様子を窺ってピクリと反応した。 「アイツ」だ。 間違いない。 一方的な面識に小さくほくそえみ、一端そのまま通り過ぎようと歩を進める。 ) [Sat 10 Dec 2005 21:35:23]
◆ヒルダ > ( ――そして、私はギルドに戻った。風呂に入り、着替えを済ませ、簡単な食事を摂り。それでも矢張り少しやつれた印象は拭えないなと鏡に向かって思ったのがついさっき。 今は細々した用事の為に一度自室を出て、それを済ませた帰りである。 ――廊下に潜む自分とは別の魔女と違って足音を隠す事無く、丈夫な革靴の底が廊下を叩く音がそちらへと近づいていく。 俯き加減で歩いている為、姿を見るのはきっと貴女が先だろう。 ) [Sat 10 Dec 2005 21:30:37]
◆魔女@魔女ギルド > ( 暫しあの手この手で(「手」など無いが。)扉を開く手段を講じてみたが、矢張り高度な魔術封印が施されているようだ。 退屈凌ぎのクロスワードパズルを投げ出すように、ふんと鼻を鳴らして来た道を振り返る。 真っ直ぐに此処だけ長い廊下が続いていて、さっさと立ち去った方が怪しまれないで済みそうだった。 音を立てぬよう、静かにその場を引き返す。 ) [Sat 10 Dec 2005 21:25:58]
お知らせ > ヒルダさんが入室されました。 『…足音。』 [Sat 10 Dec 2005 21:25:50]
◆魔女@魔女ギルド > ( 単純な好奇心だけで訪れた場所だ。 別段、件の魔女に会ってなにをするわけでもないし、折角身分的には「魔女」を騙っているのだから実際に中を覗いておくのも良いだろうという程度のこと。 ふと行き止まりにぶつかって足を止める。 立ち入り禁止の印の上に「地下書庫」と書かれていた。 以前大規模な捜索だか探検だか返本だかがあった場所だろう。 確かに素人が易々と足を踏み込む場所ではない。 ) [Sat 10 Dec 2005 21:19:55]
◆魔女@魔女ギルド > ( 資料室、受付、売店。 職員寮、管理人室。 ホール、倉庫…その隣は鍵がかかっていて、何の部屋かも表記されて居ない。 上階に上るともっと高位の魔女達の部屋があるのだろう。 「あいつ」の部屋はそっちだろうか? しかし才能はあるが経験の浅い魔女にも見えた。 そこはかとなく年齢不詳ではあったが。 さて、あまり立ち止まらぬよう、廊下ばかりウロウロしないようにしなければ。 ) [Sat 10 Dec 2005 21:16:40]
◆魔女@魔女ギルド > ( 一番確率が高いのは此処だろう。 大した確証は無いが、儀式を行うレベルの高度な魔女が居るとしたら矢張り真っ先に此処だ。 暗闇に潜むように、それでいて目立たぬように極普通に其処に通いなれているかのように、小柄な人影は廊下を進む。 はじめて入る建物だが、矢張りあの時と似た空気があった。 人の目が途切れれば、手近な扉に耳を澄ませ、あわよくばドアノブを回してみる。 大した意味は無かった。 気紛れといっても過言ではない。 ) [Sat 10 Dec 2005 21:10:14]
お知らせ > 魔女@魔女ギルドさんが来ました。 『 薄暗い廊下を、一人。 』 [Sat 10 Dec 2005 21:05:30]
お知らせ > 強盗☆2さんが帰りました。 『To be contineud.....⇒』 [Wed 30 Nov 2005 03:15:36]
お知らせ > 跡野末理さんが退室されました。 『( フリースペース4へ )』 [Wed 30 Nov 2005 03:14:57]
◆跡野末理 > 〜あらそうっ!? なら立ち止まるわ! 立ち止まって自警団が来てくれるまで暴れるわよ!? だから――― どっか行きなさいってばー――ッ! ( バトると怒られるからじゃない。 てゆかそんな事知らない。 土地柄、正体明かしても殺さなければならないという事はないと思うのだけど…というか『忍者です』なんてぶっちゃけてしまっても問題無さそうな異国の地ではあるけれど… やっぱり、シノビ的にはそんな事したくない。 で、殺したくもないから逃げるのだけど… このままだと、本当にこっちが殺され兼ねないのでは無いだろうかと… 内心嫌なものを感じつつ――― ) [Wed 30 Nov 2005 03:14:41]
◆強盗☆2 > 此処でバトってるとマジで怒られんだよ、でも場所さえ選べば怒られねーんだ。理解るか?理解らねぇよなあ、ワルモノの理屈なんてなぁ!ハッハー!(ところがどっこい悲鳴上げられたくらいで逃亡してるようじゃあ神を名乗る資格など無い。むしろ速いだけとも言える無駄な脚力で砂埃巻き上げん勢いで全力的に失踪、よっしゃあたしのほうが速いッッ!) だから、コロセウムなんざいったら負けそうになっても逃げれねーだろが。あたしだけ安全。他全部危険。それ最高。最強。(最低の発想だッ…! と、なにやら不慣れなのか、明らかに人気の無い方向へあっさり誘導されてくれてえぇマジでいいんですかあたし喜んじゃいますよ的たなぼた展開。いいのか?本当にいいのか?この強盗は……タチが悪いぜッッ! すげえ今更。) [Wed 30 Nov 2005 03:06:18]
◆跡野末理 > 〜つまらなくて結構よ悪漢ッ! ―――って!? どうしって追って来るの! 叫んだら逃げるでしょ普通! 犯罪者なの自覚あるっ!? ( たたたた、と足は滑らかに地を駆けながら。 何やら後ろで聞こえた声に悪態をつきつつ… 内心、焦ってた――― 速い速い速いっ!? いかにも考え浅そうな場所を選ばない襲撃なのに、素早さ7。 町娘っぽく振舞うのは諦めて全力疾走するものの… 差は広がるどころか縮まって ) …そんなに喧嘩したいならっ… 闘技場っ?コロセウムっ?そっちへ行きなさい巻き込まないでーッ! ( 次第に、声を張り上げる余裕も無くなってくる。 一応抗おうとするものの、逃げを最優先にしていれば、概ね相手の誘導したい方向へ駆けてしまう。 何せヴェイトス市の地理には… 疎いどころの話じゃない ) [Wed 30 Nov 2005 03:01:11]
◆強盗☆2 > うおてめえこいつ、一番確実な上に一番つまんねぇ選択肢とりやがったッ!?(びくうッ、足裁きはあからさまに玄人くせぇ癖しやがって自衛手段だなんてくそ、こんなパターン初めてだ!) ……まあさておき、実はこのあたりはギルド地区つってな、こんな深夜になったらみんな自宅帰っちまって人通りなんざ少ねぇも良いトコなんだよ近くに民家もねぇしな!でも自警団は来る可能性が高いので要注意だ!(あたしだけが!) ……っつーか戦闘にもならずに逃げられたらあたし史上最大の恥じゃねぇかせめて戦えゴルァー!(全力疾走で追いかけた!…とはいえ長引けば自警団とか邪魔なのが来るからなマジで!ヤツら空気とか読まねぇし!それまでに路地裏(※フリー4)に引き込めるかどうかが勝負の鍵だ。) [Wed 30 Nov 2005 02:51:49]
◆跡野末理 > ( 一応の緊張状態にある他国と地続きという都合や… 仕える主の更に上に立つ者がころころ変わるという事情… その他諸々があって設立された組織だとは思うのだけど… 芝居でも何でもなく、本当に二束の草鞋を履いてしまうわけにもいかず、色々と気を使うのが現状か… / 〜そんな事を考えていたら、インネンも何も無いストレートな台詞が聞こえて。 こちらが声を発するのも待たずに襲い掛かって(?)来る。 …いいの?こんな場所で。 夜中とは言っても人は居るんじゃないかなーなどと思いつつ… 〜くるりと背を向けて。 向かってくる強盗(?)とは逆の方へ地を蹴って――― 大きく息を吸って――― ) 〜ッきゃあああああああああ―――! 助けて―――ッ! ( それはもう甲高い。 女の子の良く通る声で、思いっきり叫んだっ! 曰く最大の護身術 ) [Wed 30 Nov 2005 02:46:38]
◆強盗☆2 > (その少女が路地へと出て、10M行ったか行かないか。突如物騒なセリフを吐くと赤毛の不審人物がだすだすと足音も喧しく一直線に全力突撃。左手で右肩を押さえ、右腕はぐるんぐるんと大回転でもう今にも殴るっていうかむしろ殴るといわんばかりの挙動であり、言動から察するにどうやら強盗だと思われるが真偽の程などは知らぬ。) [Wed 30 Nov 2005 02:38:34]
お知らせ > 強盗☆2さんが来ました。 『よーしそこのお前ぇー。いいから黙って金を出せ。』 [Wed 30 Nov 2005 02:36:13]
◆跡野末理 > ( 当然と言えば当然。 自分の所属する如月の里も、便宜上『飛燕』に人を出しているとは言え… 里が仕えるのはあくまでも大名その人であり、自分もまた、飛燕直属の忍ではないのだから。 『【表】飛燕』に挨拶へ赴いても悪い顔はされないけれど… 滅多な事では、協力は当てに出来ない ) [Wed 30 Nov 2005 02:36:07]
◆跡野末理 > ( 少し質の良い感じのする着物を纏った小柄な影が、気だるそうに たすたす 歩く… ) ………。 ( クリスティアから来たというからくりについて… クリスティアについて… 何かしら情報を得られればと思い、忍者団体『飛燕』を訪ねてみたものの、収穫は無かった――― ) [Wed 30 Nov 2005 02:27:13]
お知らせ > 跡野末理さんが入室されました。 『( ヒト気のまばらな通りを )』 [Wed 30 Nov 2005 02:21:02]
お知らせ > ヒルダさんが帰りました。 『( ――他の魔女たちはまだ知らないことだが。これから忙しくなる。 )』 [Mon 21 Nov 2005 01:26:44]
◆ヒルダ > ( ――本当の事を言うと、ちょっとは自分のセンスに突っ走り過ぎたとか、ギルド長らしくないとか思うところもある。でもでもいいじゃない、自分が選んだ服を着てくれてるんだもの。 ) ……一応、もう一着用意してあるから。そっちはもっとこぅ… 威厳溢れる服だからね? ( 個人的にはこっちの方が良いんじゃ無いかと思うんだけど、これからはギルドの長として色々と活動していかねばならないだろう。その中ではやはり一着くらいきちんとした服があった方が良い。―― つまり、こっちは普段着だ、うん。 ) ……さ、それじゃあクーン。ちょっとこの格好のまま建物の中歩いてみよっか? 他の魔女の反応とか見てみたいでしょ? ( そういうと手を取って歩き出す。勿論、二着目の時も同じようにお披露目といこう。その時は魔女全員の目の前で堂々とギルド長を名乗るときだ。 ) [Mon 21 Nov 2005 01:25:16]
◆ヒルダ > この兎ちゃんね、「ファッキンラビット」っていうのよ。 可愛いでしょ? ( 本当はなんていうか知らない。つまり名前はヒルダがつけたらしい。ファッキンとかつければパンクになると信じてるんです。 ) いいのいいの、気にしないの。それに王様とはになるとお洋服も手伝って着せてもらうのよ?だから遠慮しないの、もうギルド長なんだから。 ――ほら、私につかまって、片足あげて? ( 口実をでっちあげ、指先の動きに大人しくなったのを見てくすりと微笑んだ。靴下を履かせ、スカートを履かせ――……。 最後に帽子を被せるともう一度鏡に向かわせた。 前に着ていた服はちゃんと洗濯してあげよう。プレゼントしてあげた服だけでは困るときもあるだろうから――。 ) ……… うん。可愛いよ、クーン。 ( はい、とさっきのみょうちくりんな杖を渡した。 ) これも特注の箒よ。まあ、変わってるのは形だけで別に早く飛べたりできるわけじゃないけど――。 ( その箒には取っ手があり、座る場所に合わせて緩いカーブを描く柄は普通の箒より座り心地がいいだろう。 ) [Mon 21 Nov 2005 00:53:13]
◆クーン@ギルド自室 > (密かに溜め系だったらしい。何か自分には得体の知れぬ理由で敬老の心を取り戻したようだが、とりあえずさておく。結果良ければまあいいや。) ああ、そういう――それでこのウサギマークが。(胸にでかでかとウサギのマークがついていた。彼女の服にマーキングされていたのをよく見た記憶がある。これは彼女独自のデザインなのか、それともお気に入りブランドのロゴなのか―― じゃあ、なくって。) いえ、さすがにそこまでは望みませんでしたが、そういう問題じゃなくていやだから何故脱がすのかと!き、着替えくらいなら私一人でもできますからー!(ヒルダ?ヒルダさーん?ヘーイ! 抵抗むなしく剥ぎ取られていく一張羅。何故か、引き返せない道を歩かされてるような気が、した――。) …や、まあそうなんですけど。なんかこう、雰囲気が… ひゃう。(そう言われればそうなんだが。撫でる指先におかしな悲鳴上げて、ぶすったれた顔でそっぽを向く。大人しくは、なった。) [Mon 21 Nov 2005 00:41:44]
◆ヒルダ > ( 技名、ヒル打(←・溜め・→・P)。 高齢の魔女といえば実力もかなりのものになるが、流石に体力はかなり衰えている。こんな小娘にぐーぱんちでやっつけられたらさぞかし悔しいだろう。というか、自分を小娘扱い出来る年齢って素晴らしいわ、大事にしよう、労わろう。 ) ――お気に入りの服屋でね。私はそこのお得意様だから、ちょっと頼み込んで作ってもらったの。本当は私自身の手でつくってあげられると良かったんだけど、生憎そういうの苦手だったから…。 ( 言いながら帽子をとって、捲れたスカートを抑えている隙に服のボタンを外していく。軽い体を持ち上げると靴も靴下もすぽーんと引っ張って。 ) なによぅ、今更恥ずかしがる仲でもないでしょ? ( 耳元でくすくす微笑みながら、指先で足をなぞる。言うこと聞かない悪い子を大人しくさせる魔女の魔法だ。 ) [Mon 21 Nov 2005 00:15:11]
◆クーン@ギルド自室 > …まあ煩いのは居るでしょうし認めないのだって居るでしょうけど、自力でなんとかしますからぐーぱんちは止めておいてくださいヘタをすると死人が、(ヒルダの腕力が強いのではない。高齢の魔女の生命力が弱いのだ。) じゃなくて! いやヒルダ一体これはどういう服のデザインを何してますかーーー!?(受け答えしてる間にいつの間にか脱がされかけてますよ!?突っ込みから別の突っ込みへシフト、なんていうかこう絵面的にはひんめくられたスカート抑えてあわあわいってる感じを想定。) [Mon 21 Nov 2005 00:03:31]
◆ヒルダ > 確かに当初の手順を踏んでないから色々とやかく煩いのが出てくるかもしれないわね。でもすぐに認めざるを得なくなるわ。もし認めなかったら私がぐーぱんちしておくから大丈夫よ。 ( 分派の多い魔女ギルドには、一刻も早いギルド長の選出が必要だった。その話も拗れに拗れ、あわよくばと名乗りを上げる連中も居たとか。 けどもうそれも終わる、一番力のあるクーンが名乗るのだから、文句は言えてもその他にはどうすることもできまい。 室内に招かれて姿見に映るクーンと、その後ろで嬉しそうな魔女の姿。 似合うわぁ、なんて一人で悦に浸る。 ) ――さ、クーン。着替えさせてあげるね。 ( そう言うと、彼女の服に手を掛け始めた。…やたら焦らしながら。 ) [Sun 20 Nov 2005 23:56:53]
◆クーン@ギルド自室 > いえ、そんな。そう言って頂けるのは嬉しいですが、お世辞にも働きが充分とはいえませんし。それに、たとえ充分だったところで、それを周囲が認めるかどうかが問題ですし。(まあ、認めなかったところで名乗るのだが。 廊下に流れる冷たい空気に、彼女の手を引いて室内へと招く。口付けに、僅かに目を細め――) …ん。 はい、それじゃあ、見せていただきますね?(彼女の設えてくれた、私のための服。ギルド長としての服。 包みから取り出されたソレを充て、姿見を覗き―――) …………………。(ナンダコレ。) [Sun 20 Nov 2005 23:50:03]
◆ヒルダ > 前から貴女頑張ってたんですもの。他の魔女も意識するにせよしないにせよ、貴女は既にこのギルドのリーダーとして充分な働きをしてるわ。 ( 寄せる体と温もりですぐに廊下のひんやりとした空気が気にならなくなる。嗚呼… そういえば彼女と出会ったのもこんな寒い日の夜だったっけ。 彼女の前髪を少しあげて、軽くふれるようなキスを一つ。 ) ええ、出来たのよ。もう自信を持って貴女に着せることが出来るわーっ。 ( 包みをばさっ、と取り除くと、その中から出てくるのは――。 余りギルドマスターっぽく無い服だった。満面の笑みでぴたりとクーンの体に合わせ、離れて見ては凄く満足げに二度頷いた。 ) [Sun 20 Nov 2005 23:45:57]
◆クーン@ギルド自室 > (内心の動揺を押し隠しての笑顔、何時も通りのご挨拶。いつも思うが、前は気にならなかった部屋の乱れがどうしてこうも気になるものか。出迎えた先、ドアの向こうより、抱擁。) わぷっ、た――― おめでとう、って、気が早いですよ、ヒルダ。(何せまだ告知してないし、だいいち告知とかそういうのの前にまず服をどうしようかって―― ああ、そうか。そういえば、「勝手にギルド長名乗ることにしたんだけどそれっぽい服が」とか彼女に相談した気がする。そこでおめでとう、ってことは――) ……ああ、頼んでたもの、出来たんですか?(このへんな杖邪魔だなあとか思いつつ、両腕回して抱擁返し。ぎうー) [Sun 20 Nov 2005 23:39:17]
◆ヒルダ > ( ドアの前でそわそわ、相手が顔を見せたら飛びっきりの愛情表現をしよう。しかし声を掛けてから聞こえてきたのはどたんばたんと騒がしい音、なうろーでぃんぐぷりーずうぇいと。 ――いつもの事だしお互い様だけど、どうしても可笑しくって顔が綻んでしまう。この五分の間に隠れたら、彼女が出てきた時どんな顔をするんだろう。 ) こんばんは。そして―― ( 箒もどきを彼女にぶつけないようにしながら、腰を落として抱きついた。 ) おめでとう、クーン。――いえ、魔女ギルド長。 ( 折角出来た服と箒をほっぽり出してもっとしっかりと抱きしめたかったが、それを我慢しつつ…。 ) [Sun 20 Nov 2005 23:34:11]
◆クーン@ギルド自室 > んぁー…。(半ば眠りかけていたらしき意識を引きずりながら顔を上げ。今日はもう営業終了ですから追い返しなさいマイスレイブ一号二号。いいんですかヒルダさんですよ?ヒルダ?) ………それを早く言いなさい!(ずだーんがだーんばだーん。突如発生するプチ乱闘騒ぎ、蹴ったり飛んだり取り繕ったりで、騒がしいこと約5分。部屋の中から邪魔者を窓より投げ棄てて後、深呼吸一つ。鈍い頭痛はこの際我慢だ。) ……よし。 ―――ええ、居ます。 こんばんは、ヒルダ――… ?(ドアを開け、手にした奇妙な杖?らしきモノ?見上げ、こくん、首傾げ。) [Sun 20 Nov 2005 23:27:36]
◆ヒルダ > ( 悪魔の召還を終え、全身に残る疲労を引きずりながら。けれども顔は先ほどとは打って変わったように明るく、嬉しそうな足音が廊下を通る。今日日スキップをして歩いている人間も珍しい…。魔女は包みと奇妙な形の箒を胸に抱え、少し小走り気味に魔女ギルドの廊下を行く。 密かに注文した服がついに完成したのだ。あれやこれやとデザインに煩く口出ししてもう勘弁してくださいと服屋に泣きつかれたぐらいに手を抜かなかった自信作。ヒルダイズム全快のお洋服。 ……実は二着ある内の一着なのはまだ秘密。あれやこれやと魔女に口出しされている服屋がもう一軒あるらしい。 やがて足音が目的の部屋の前に立ち止まると、一呼吸置いてノックの音。 ) クーン、居る? 私よ、ヒルダちゃんよー。 [Sun 20 Nov 2005 23:22:52]
お知らせ > ヒルダさんが入室されました。 『( 軽快なスキップの足音。 )』 [Sun 20 Nov 2005 23:20:21]
◆クーン@ギルド自室 > (一仕事(と言っても1/5だが)終え、依頼人に報告及び提出。自宅に辿り着き漸く一息つけば、妙に空腹な自分を覚えた。) …ああ、そういえば今日、何も食べてませんでした。(朝から夜まで寝っ放し、起き抜け早々仕事に出たのだ。何か食べたい気もしたが、鈍い頭痛が眠気を誘う。) ……このまま寝ちゃうと一張羅に皺がー…あー、でも面倒くさいし布地黒いしどうせわかんないしー(ベッドの上でぐだりぐだり) [Sun 20 Nov 2005 23:17:40]
お知らせ > クーン@ギルド自室さんが入室されました。 『何かに呼ばれた気がした。』 [Sun 20 Nov 2005 23:14:25]
お知らせ > サンクさんが退室されました。 『( 空には魔女の箒星。地を駆ける馬車の嘶く声。)』 [Thu 17 Nov 2005 03:43:54]
◆サンク > そーっと後ろから忍び寄って、おどかして差し上げたいですわね、そういう場面って。( ちゃんとそんな日が来ればいいとは、まだ望みの段階。 馬車の中を覗いたとしても、きっと大丈夫。助祭様は変装()済みだから…!※誰の陰謀か言うまでも無い。) はい。では、ヒルダさん。またいずれ――― [Thu 17 Nov 2005 03:43:21]
お知らせ > ヒルダ@魔女ギルドさんが退室されました。 『( 外に出れば箒に跨り、夜空に消えていくだろう――。 )』 [Thu 17 Nov 2005 03:36:54]
◆ヒルダ@魔女ギルド > 愚痴垂れ流されるのは慣れてるし、そのお役目引き受けたわ。同時にこっちも愚痴垂れ流す気がしないでもないけど――。 ( 相手が馬車で来ていると言われれば、一度頷いて。もしその馬車の中に自分が乗ったら張り詰めた空気が流れるんだろうか。 魔女と司祭が仲良く顔つき合わせて…。 ) おうけぃ、じゃあギルドの入り口までね。 ……また会いましょうね、アリーチェ。 [Thu 17 Nov 2005 03:36:17]
◆サンク > いざとなったらどつきあうくらいがオンナの友情ですわね。…私がやると確実に負けるのが難点。( くっ、と拳を握った。意地と意地の知り合い。きっと、どっちも意地っ張りだろうけど。頑張れ飴と鞭。そうでなく。) あら、それでは頑張らないといけませんわね。( にこーっと破顔した。下心?聞こえない。) 幸運を運ぶびしょーじょは、天使のようとか言ったらへそで茶が沸かせますけれどね。うん。でも、私の方も手がかりになりそうな言葉を頂きましたから、おあいこですわ。( 引っかかる何か。思い出せれば良いのだけど。) そしたら、一杯奢って差し上げたら良いんですわ。「あの極道ガキャー」とか愚痴られて下さいな。( きっとそれも日常の欠片。くふ、と悪戯っぽく笑って、) あ。いえ。馬車で参りましたし。かるーく連れを待たせておりますから。( ふるふると頭を振って、謝辞した。馬車に乗って貰うのも本末転倒だし、何より「連れ」が嫌がるだろう。ええ。付き添って頂いた、某、件の助祭様。※認可済み。) [Thu 17 Nov 2005 03:31:13]
◆ヒルダ@魔女ギルド > うん。それを拒絶するなんて贅沢、言わせないわ。 ( 相手が意固地になるなら私だって意固地になる。彼女と私の根競べだ、そして私が勝つ。 ) ……もしその引っかかる物を引き出せたら、抱きついてちゅーしてあげるわ。 ( そう言うと軽く彼女の頭を撫でた。 ) 大丈夫、私の人生っていつもこうなのよ。行き詰った時は他の誰かが打開策をプレゼントボックスに詰めて綺麗に包装して持ってきてくれるの。それで、今日は箱の中から貴女が出てきたわ。だからこのまま解決に向かうって信じてる。 ( 靴紐を適当に結ぶと立てかけてあった箒を手に取った。 ) きっと財布の軽さに目を丸くするでしょうね。ふふ、楽しみだわ。 ( そして元気な体で働いて、お金を稼いで―― 何時もの日常が戻るまで。 ) ええ、今日は有難うね。途中まで送っていくわ。 [Thu 17 Nov 2005 03:24:04]
◆サンク > ええ。――…人は助け合う事を知る事で、一人の夜を越える力を得るものですから。( 苦しみも痛みも、一人で乗り越えなくてはいけないものだとしても、それを支える力になるのは誰かの存在だ。軽く矛盾しているかもしれないが。 こくりと小さく頷いて。) ……肌からの。でも、傷は無い。血は流れる――…ええ。無理の無い程度にお願いします。何か、引っかかるものは御座いますの――…( コツンと額を小突いた。そう。自分はその現象を。もしくは、それに近しい何かをきっと、知っている。) 宜しくお願い致します。――…あ。入院費用は、マギーがちゃんと元気になったら、本人から取り立てますわ。ええ。それはもう。ちなみに利子はぱふぱふで。( 無表情で。マギーの同居人の顔は知らないのだが、それが妙におかしくて、くすりと笑みが漏れた。その勢いで、胸を張って駄目っぽい事も宣言し。) では、私はそろそろ失礼させて頂きますわ。( トン、と椅子から降りた。) [Thu 17 Nov 2005 03:17:00]
◆ヒルダ@魔女ギルド > そうね。そうよね。 先ずは会って、それからよね。 ( うん、と頷いた。林檎なんかも持って行ってもいいが鈍くさいから指を切ってしまいそうだ。 もし私が来てあの夜みたいに拒絶の意志を示したら鼻を摘んでやる。 ) ええ、吐血じゃあなく肌からの出血。誰かが病院に担ぎ込んでくれたんでしょうから、その人を探せばもっと詳しく判るんでしょうけど…… もしマギーの具合が良いようなら、聞いてみるわ。 ( 記憶が無いらしいから、その線は絶望的だろうけど。 ) ……そう。何か判ったら教えてね。どんなヒントでもいいわ。この際思いつく可能性は片っ端からたどって見ましょう。 ( 正に藁にも縋る心境だ。 ) ……ええ。じゃあ早速彼女にも知らせてくる。この娘も無表情のクセにマギーの事を心配してたから、教えてあげたらきっと喜ぶわ。…無表情で。 ( さっき放った靴を掴み、足を突っ込んだ。 ) [Thu 17 Nov 2005 03:08:23]
◆サンク > ――…王道だと果物とかですけれど、まずは身一つで良いと思いますわ。待っている人がいると知らせて差し上げれば、きっと一番ですわ。( 正直、原因となった苦痛もそうだが、まずは過剰な薬物を抜かなければいけないから、数日は急速解凍状態だろう。それでも、待っている人がいるなら、一人で耐えるしか無いものだって、緩和されるものだから。浮かぶ笑みは嘘では無い。) ――…外傷の無い、傷?血?吐血とかじゃない…ですわよ、ね。――…いえ。( これもまた、ひどく謎の多い言葉だ。傷の無い流血。因果の無い苦痛。流れ込む誰かの心。共有する、痛み。――…キーワードが指し示す方向を、知っている気がした。直ぐに浮かぶものでは無かったが。) ……ええ。参考だけにしておきます。( …猫に負けたら、実行しかねないというのは黙った。) 嗚呼、そう。霧子さん!――…いえ。私は面識が無いので、いきなりお伝えしても困るかな、と。やはりこれも参考までに。( 住所は知った場所だった。そして、職場は意外な場所。思わず双眸を見開いたが。) [Thu 17 Nov 2005 02:59:15]
◆ヒルダ@魔女ギルド > ええ、ええ。彼女何が好物なのかしら、お酒持って行ったら医者に怒られちゃうし。 ( 病院ならあの症状は治らなくても、食事などはきちんととってるだろうし危険な目に合うことも無い。あれ以上悪化することは無いんだ。 そう思えば心に光が差したような感覚すら。 ) それもあるかもしれない。でも、あんな風になったのは10月の頭だって言ってたわ。それも――… 事の起こりは急に血が噴出して、路地裏でぶっ倒れてたなんて自警団沙汰みたいな話。でも、病院に担ぎこまれた時には”外傷無し”。本人には”記憶も無し”。それ以前は別段変わった事は無かったらしいわ。 ……これは私が今言った痛みとは全く別の症状みたいだけど、全く見当が付かないんでお手上げなの。 …アリーチェさん、何か判らないかな? ( 急にそんなこと聞かれても彼女だって困るだろうけど。 ) その痛みを共感するには条件があるの。彼女の額と自分の額を触れさせること。 …でも、試さないで欲しい。試しは彼女の同居人に頼んだから…… 嗚呼。 ( と、頷いて。 ) 霧子さんね。商業地区にある家に住んでるけど、職場は… ( 一瞬言葉に詰まった。言って良い物かどうか迷って ) …奴隷ギルドよ。私は節操無しだから直接職場に行ったけど、彼女からしてみたら家の方がいいかもね。 [Thu 17 Nov 2005 02:50:23]
◆サンク > ( 落ち着くまでの沈黙は、ほんの少し。自分にとっては始まりだった情報は、彼女にとっては朗報になれたのか。――…まだ、どちらにしても始まりなのかもしれないが。) ええ。お礼の言葉、お預かり致しますわ。今度御参りに行ってみて下さいな――…というのも、此処では微妙ですけれど。 …無事で何より、といった所ですわね。色々な意味で。( にまり、と少しだけ意味ありげに微笑んだ。微笑の意味は以下次号。それも直ぐに真面目な顔になって、頷いた。場所が場所だ。自分で逃げることも出来ない者が立ち入る場所では本来無いのだから。 改めての安堵に、溜息を一つ。) ……そう考えると、難儀な性格ですわよね。…だから、酷くなるまで我慢していた、とか?( 兆候があったとしても、それを気軽に相談出来る性格じゃなかったかもしれない。深刻な事になる程、素面じゃ言えないなんて性格。――…出会いの日の記憶が浮上しかけて、頭を軽く振った。) …感じたのはその時だけで?今は平気ですの?( 感染するタイプのものだとしたら、大変だから。一応確認しておかなくてはいけない事。彼女を助けてくれた助祭や、同じ教会にいるシスターがその手の不調を訴えている、という事実は無いが。) ――…それが、もし本当に「誰かの痛み」だとしたら、仕方ない事です。しかも、複数となったら、人間の許容量など容易く――…( その先は、どうしたって不吉になる。言葉を噛み殺して、別の言葉を口にする。) …もしも、マギーの同居人の方に面識があったらで宜しいのですけど、彼女の所在、知らせて頂けまいでしょうか?( 名前がうっかり出て来なかったとか言わない。おのれ、秒数のゴッド。) [Thu 17 Nov 2005 02:37:12]
◆ヒルダ@魔女ギルド > ( 大の大人が子供の前でめそめそするなんて見ッとも無い。そう思ってても溢れるものは仕方ないんだ。 今日はもう面会は出来ないだろうから、次に行った時はうんと愚痴でも聞かせてやろう。ああ、霧子さんにも連絡を入れないといけない。 ) その保護してくれた人に感謝しなきゃ。スラムの教会、だっけ?ほんと、あんなところに神様が居るなんてね。 …正直、レイプされたり攫われて売り飛ばされたり。…殺されたりしてないか凄く心配だったから。 ( あんな弱った状況じゃ逃げるのだって難しいだろう。だから一刻も早く保護してあげる必要があったんだ。 ) 私も彼女も酒好きだけど、そんなのに簡単に手を出すような人じゃなかったわ。だって寂しがり屋のクセに人から心配されたり気遣って貰ったりするのを嫌がるくらいなんだから。 …それに、そう。私も感じたの。それを感じたから……薬に逃げるしかなかったマギーの気持ちが判るのよ。 あの激痛、不快感、思い出しただけでも嫌になる。 ( そして何も出来なかった自分も嫌になる。 ) [Thu 17 Nov 2005 02:21:17]
◆サンク > ( 夜の中を覗き込んでいるような錯覚。けれど、闇夜では無く、星の輝く夜の景色。きっと、視線を交わしていたのは長い時間では無い。ピンと張り詰めた空気が緩んだのを感じて、息を吐いた。 ――…恐らく、安堵からなのだろう。泣き出しそうな顔を見ないフリするのは、武士の情けだ。教義が違うとか堅いことは言いっこ無しで。) 殆ど行き倒れた状態の所を保護されたそうですから――…私も、聞いた時には何事かと思いましたわ。( 安堵の空気が、こうして対面している身にも伝わってくる。ストレートな感情表現。この状況で嘘を吐けるニンゲンがいたら、大した悪党だ。彼女が本当に心配して、安堵しているのが伝わってくるから、つられて緩みかけ頬は、引き締めないといけない。) ……ったく、厄介な代物に手を出して下さいましたわね――…でも、うん。そう、ですか――…( 薬学に関しては、正直魔女ギルドに一日の長がある。日常的にそれらと関わる生業だからだ。其処に属する彼女の言葉には信憑性がある。暫し、考え込んで、) つまり、それから逃れる為にクスリに走ったんじゃないかと推測される訳ですのね。( そう言って、ふと引っかかった。泣きだしそうな跡を隠した赤い目を、見上げて。) ヒルダさんも、感じたんですの?それを。 [Thu 17 Nov 2005 02:12:11]
◆ヒルダ@魔女ギルド > ( 肩を掴んだままじっと相手の眼を覗き込む。僅かに違う左右の光は嘘みたいに吸い込まれそうで、その瞳と黒なのに輝く私の瞳が交わり。 ……ややあって力強く肩を握った手が下ろされた。どさりと椅子に座り込むと真剣な表情がくしゃりと歪む。其れを隠すように片手で眼をごしごし擦って、一度鼻を啜った。 ) ―――良かった。 ……あの、ばかマギー。教会に居るんならそう言いなさいよ、無駄に探し回っちゃったじゃないっ。 ( そんな余裕がある状況じゃ無かったのは承知している。が、一つの不安が安堵に変わったせいか、強がりの言葉は鼻声で、涙が溢れてきた。 頬を伝いかけた涙を手で拭うと、真っ赤な瞳でサンクを見て。 ) ――麻薬よ。私たち魔女が儀式用に使う軽いトリップ用のとかではなくて、一番キッツいの。 しかも多分、中毒になってる。 ( 言ってから酷く胸が痛んだ。親友を麻薬中毒者呼ばわりするこの痛みは気持ちがいいわけない。だけど感傷は後だ、今は出来る限り情報交換を行い、一刻も早く対策を練る事。 ) ええ。 ……そうね、流れ込んでくる感じ。嬉しさも、憎しみも、恨みも、怒りも。 あれは…気がおかしくなるんじゃないかと思ったわ。 [Thu 17 Nov 2005 02:03:31]
◆サンク > ( ふふ、と小さく笑う。魔女、魔女ギルド。一つの言葉で括るのは簡単だが、其処に在る人物像は千差万別。良きにつけ、悪しにつけ。前の時にも思った事だが。だから、にっこりと笑顔で返す。) 忙しすぎると、時々ブチキレそうになりますけれど、概ね同意いたしますわ。…まあ、その辺りのことについても、追々じっくりと聞かせて頂きたい所ですけど。( 猥談でも良い。逞しく育って欲しい。むしろ歓迎すると胸を張る。しかし、今はもう少し真面目なお話。本題を見失ってはいけないだろう。うん。) ――…薬。ええ。何かを常用していたらしい――…というのは、聞いております。( 少なくとも過去形なのは、今はそれどころじゃないだろうから。――…続く言葉に、眉が微かに曇る。) ヒトの声、気持ち――…共感とかではなく、そのものが、全て?( 一概には実感し辛い感覚だが、もしもそれが本当だとしたら――…正直、ぞっとした。元来は肉体を持たない精神体の存在だ、そういう共振の存在は知っている。知ってはいるが―― 思考に沈みかけた意識を引き戻したのは、肩を掴む強い、手。) …はい。スラム地区にある教会で保護されておりましたわ。今は、入院して頂いております。( 真っ直ぐに顔を上げて、まずは簡潔に経緯と所在を告げた。) [Thu 17 Nov 2005 01:49:25]
◆ヒルダ@魔女ギルド > 大丈夫、若いからね。 それに若い内の苦労は買ってでもしろッて良く言うじゃない? ( はしたない座り方で肩肘を突きながらへらりと笑って見せてた。 ) 忙しいってのは人間として良いことだわ、充実感があるじゃない?――勿論偶には息抜きも必要だけどね。 ……うん、コイビト。そ、そんな風に笑わないでよ…照れるじゃない。 ( 続くのがコイバナならまだいいが、どうしても猥談になってしまいそうなのは何故だ、何故だ。 ぐぬぬっ ) 変わったこと。…沢山あるわ、如何わしい場所にうろついて薬を買い求めてたり。まるで私が私だと判らないくらいに混乱してたり。 ……何ていうか…… ( 霧子さんには「魔法を信じるか」って言って切り出した話題だけど、この相手には何と言えば判りやすいだろうか。 一瞬間を置いてから、まるで話を変えるかのような口調で、しかし話は続いている。 ) ヴェイトス中の人の声とか、気持ちとかが全部頭の中に入ってきたら辛いし、痛いし、苦しい。どういうわけかマギーの体にはそんな事が起こってるの。 ( 魔法の知識があるのならば大体のイメージで理解もできようが、もし相手が首を傾げたならもっと詳しく話す必要がある。その言葉を考えながら…… はっと息を呑んで、身を前に乗り出してサンクの小さな肩を掴んだ。 ) 居たの? マギー、居たの?何処、何処にいるの。無事なの? ねえ? [Thu 17 Nov 2005 01:32:32]
◆サンク > ( そんな朝のレアショットが心から欲しくなる、ヴェイトス版きょうのわんこ。) …余り、顔色が宜しくありませんわ。お疲れの所にお邪魔してしまいましたかしら。――…年末が忙しいのは、何処も一緒ですのね。( 酒を飲む為の準備と思えば。聖堂ではワインが限度だが。ちっ。 ひょこ、と首を傾げながら、見上げた先の顔は、やはり疲れているのかもしれない。実際、寝そうだった所をたたき起こしたに等しいし。) あら、コイビト。( にふー、と薄く笑みが浮かんだ。そこでコイバナー?とか言うとキャラが違う。黙れ。 しかして、そんな受肉天使同士の熾烈な争いはマジで怖い。) …ええ。最近、その――…変わったことが無かったか、と――…( それまでの冗句じみたやり取りとは違い、沈鬱の色が微かに落ちる、沈黙。そして、齎された言葉は、つまり彼女もマギーの状況を知っているという証明。ふぅ、と零れた息は、場違いな安堵に近かったか。) 居場所なら、分かっておりますわ。( ならば、伝えるに相違無い。) [Thu 17 Nov 2005 01:19:28]
◆ヒルダ@魔女ギルド > ( わんこは頭にぱんつ被りながらも寝てたのでそれに気付かない。翌朝前が見えなくて暴れる可能性が濃厚です。 ) ええ、私は何時だって元気よ。…最近はちょっとお仕事がハードで疲れてるけど。これから年末に向けてギルドの方も忙しくなるのに、イヤだわぁ。 ( 忘年会、新年会なら喜び勇んで出るんだけど。酒が飲める酒が飲める酒が飲めるぞー ) うふふふ、でも恋人に見つかると色々と大変なことが起きそうだから、気をつけないとね。 ( ヴェイトスの存亡に関わる受肉した天使同士の壮絶な戦い。聞こえはカッコイイがその発端は乳揉んだとか揉んでないとか、そんなん。 ) ……マギー、か。 ( サンクもマギーの友人なら、きっと彼女に何が起きているか知っているんだろう。ふぅ、と溜息吐いて。 ) 何であんなになったのかは見当も付かない。判ってるのは薬を使わなきゃ耐えられない痛みに襲われて、現在は行方不明ってコト。今日も頑張って探したんだけどね……。 [Thu 17 Nov 2005 01:02:02]
◆サンク > いえ。どうぞお構いなく。お伺いも無しにお邪魔してしまいましたのは、私の方ですし。( 申し訳なさそうな顔をしながらも、視線が追いかけてしまうのは本能の以下略。ぱんつを被ったきょうのわんこ、とかいうレアショットも拝める魔女の部屋。――…独身者の部屋って、何処もこうなるンだろうか。しみじみ考えることは、何処か物悲しい。 そして、進められた椅子に腰掛けると、背筋を伸ばして深呼吸。 取り合えず、おばーちゃんだとは気付かない。気付かない。語尾の桁数が00の時に限り、ふと思い出すとかどうだろう。やめておけ。) はい。ヒルダさんも、お元気そうで何よりですわ。( 妙な緊張をされても困るが故に、この場合はむしろ好都合。偽名を容れて貰えれば、ほっと一息。 一見すれば令嬢のような今宵の姿で、にっこりと微笑むが、) ええ。それはもう、機会あらば是非。( 聖女の微笑みを絶やさぬ侭、がっ!と拳を握り締め――…コホン、と一息。中身は所詮おんなじです。) …まあ、そんなお楽しみは心よりお待ち申し上げますが。取り合えず、横丁の天使――…マギー・エンジェルについてのお話を、ちょっと伺いたくて。( ちらりと、扉の方に一度視線をやった。ちゃんと閉まっているのほ確かめたなら、彼女の方に視線を戻す。) [Thu 17 Nov 2005 00:53:37]
◆ヒルダ@魔女ギルド > ああ… 何か地震の後見たいな部屋で申し訳ないんだけど。 ( ぱんつとかぽいぽいとベッドの上やら犬の頭の上やらに放って机と椅子のスペースを確保した。ま、座って頂戴と席を勧めつつ、反対側の椅子に座った。……よもやあの老婆の時に介抱してもらった相手だと知ったら、とっても気まずい空気が流れるンだろう。だっておばあちゃんですよおばあちゃん。 ) ええ、お久しぶりねサン…… いえ、アリーチェさん。 ( 大聖堂の彼女の存在を知らないのは、対角を成す魔女ギルドのメンバーとしては勉強不足だろうか。何故アリーチェという名で呼ぶのか理解できぬまま、とりあえずは相手の言葉に従った。……でもなんというか、前に会った時よりずっと上品でおしとやかな気が。そこら辺に名前を使い分ける理由があるのかもしれない。 ) それで、今日は一体どうしたのよ。またおねーさんの胸の感触でも味わいにきたのーぅ? ( ニヤニヤと笑いながら下品なジョークを一つ。 ) [Thu 17 Nov 2005 00:42:18]
◆サンク > では、お邪魔致しますわ。( ぺこりと礼儀正しく頭を下げて、室内へと足を踏み入れる。怪しい本も、おねーさんの下着にも興味津々のお年頃だが、今は耐え忍ぶ。年上のおねーさんに憧れを抱くお年頃の青少年に、色々な意味で目の毒な光景だね!とか、サムズアップしたくなるが、さておけ。) 腰――…何でしょう。腰に関する記憶とかいうと、ちょっぴり……げふ。( イヤンな感じー、とか素で言いかけて、咳払いで誤魔化した。こてん、小首傾げる仕草は、嘘でも無い。あの時のおばあちゃんとは、中々結びつかないのが現状。けれど、もう一つのヒントは効果があったか。唇に人差し指を宛がうと、パチンと片目を瞑って。) はい。お久しぶりです、ヒルダさん。――…取り合えず、今はアリーチェとでも御呼び下さいな。( 「大聖堂のサンクトゥス」が来てるのがバレると、それはそれで面白おかしい事になりそうだ。たは、と苦笑いが零れた。) [Thu 17 Nov 2005 00:32:54]
◆ヒルダ@魔女ギルド > ――ううん。他所からの来客だなんて珍しいからビックリしたけど……。ま、入って? ( ドアを更に開いて中へと。下着とか服とか怪しい本とか転がっているが気にしない気にしない。でも、こういう所からオバサンになっていくんだよと誰か教えてやってください。 でもこの私に相談なんて、きっとスーパーラヴリーフォーチュンテラーヒルダの噂を聞いて占って貰おうと訪れたに違いない。ふふんと得意げに鼻鳴らし。 ) …うぅん、何でかしらね。何だかとっても貴女に感謝しなきゃいけない気がするんだけど… 腰のことで。 ( でもやっぱり思い出せない。 漸く出されたヒントによって、腰痛とはまた別の記憶が引きずり出された。以前マギーが遊びに来たとき、一緒に遊びに来てくれた…。 ) ………あ。 ( やっと思い出したらしい。 ) そう、そうよ。あの時の。確か…… サンクさん。 [Thu 17 Nov 2005 00:23:25]
◆サンク > ( 何処までも貴方は敵ですか、じーざす。先日もこんなことがあった既視感。おのれぃ。) 良かった、いらっしゃって。突然の訪問でごめんなさい。ヒルダさんに、折り入ってご相談したい事がありまして…その。少し込み入ったお話になってしまうと、思うのですけれど――…。( 少し恥ずかしそうに上目遣いで見上げる仕草だけなら、横丁で時折訪れる、恋の悩みやらを秘めた少女のものにも近いかもしれないが、其処は外見十歳児。ちょっと無理があるが。――…しかして、) ――…腰。何故でしょう、その言葉に記憶がちりちりするのは…ッ( そういえば、同一人物だって気付いてない。流石に頭を抱えられので、むむ、と唸るが。) ――…ふふ。ヒントは、「横丁の天使」の連れです。( 唇に人差し指を当てて、キーワード。それで思い出して貰えるだろうか。互い、酒が入りまくってたから記憶曖昧だろうとかは言わぬが花だ、何処までも。) [Thu 17 Nov 2005 00:14:00]
◆ヒルダ@魔女ギルド > …ダメ、思い出せない。 ( ぎゃふん。 ) [Thu 17 Nov 2005 00:04:36]
◆ヒルダ@魔女ギルド > ( 早々にドアを開けたのは、若しかしたらクーンかマギーじゃないかと思ったから。実は私が此処に住んでる事は余り人に知られていない。しかし扉の向こうの姿はそのどちらでも無く―――…… ) ……… あ、あら? 今晩は。 ええ、確かに私がヒルダだけど…。 ( はて、何処かで会ったような会わなかったような。ううんと首を傾げ―― ) ……失礼だけど何処かで会ったかしら?なんだか貴女の顔を見ていると腰が痛くなるんだけど…。 ( 在ろう事か一番新しい記憶をすっ飛ばして老婆の時まで遡ったらしい。尚も突然の来訪者の正体を思い出そうと―― 末尾の秒数が偶数だったら思い出す! ) [Thu 17 Nov 2005 00:04:15]
◆サンク > ( ノックの直後、部屋の中から響いた音に思わず、扉の前の人影がびくっと背筋を硬直させた。まるで、何かが転げ落ちたかのような音。まるでも何も、その侭だというツッコミ役はこの場には存在しない。驚きに見張る目もその侭、扉の中で誰かが動く気配を聞く。どうやら、部屋の住人は在住らしい。ほっと胸を撫で下ろす間に、扉が開いた。) ――…今晩は。ヒルダさん、ですか?( 前に出会った時とは違う、長い銀髪にワンピース姿。目の色だけは変わらないが、気付くかどうかは彼女次第。どうせ本題に入る時には明かさないとラチの明かない正体ではある。が。にっこりと、見知らぬ少女の姿で笑って、小首傾げた。) [Wed 16 Nov 2005 23:59:04]
◆ヒルダ@魔女ギルド > ( ――くそ、眠い。どうして人間はこうも活動時間が短いんだ。ギルドから与えられた職務の時間を削って探す時間に回したいけど、これ以上自分勝手なコトをするわけにはいかない。その限られた時間の中で私は街中を飛び回って、探し回って――……。 瞼が重くなる、体が鉛みたいに動かない。まだやらなくちゃ行けないことは山ほどあるのに。人間は眠りに落ちるその直前は全ての悩みや善悪から解放され、無に達することが出来る。睡魔という甘い麻薬はそれを可能にしてくれるんだ。 ――そして意識がどんどん遠のいていく、まどろんで行く …遠のいていく …まどろんで行く…… ――遠のいていく ――まどろ) う ぁッ。 ( びくっと体が跳ねた。暗闇から叩き起こされた脳が何事かと慌てふためき、何処かで来客だと判断したのかベッドから降りようとして転げ落ちた。 ) …… あ、ぁ はいぃ。 今いきます。 ( もぞもぞ立ち上がって相手が誰だか確認もせずにドアを開けた。 ) [Wed 16 Nov 2005 23:52:17]
◆サンク > ( 目的の「彼女」の部屋の前までの道順を改めて尋ねて、其処に向かう。前に一度訪れた時には、勝手知ったるとばかりの背中にくっついていったから、正直うろ覚えだったし。場所柄からすればあからさまに不釣合いな年頃でも、其処に冠する奇異の目自体が少なそうなのは、時期ギルド長候補がげふげふ。――…まあ、色々置いておくとして。長い銀髪に色違いの青瞳、一見清楚なワンピースといった出で立ちは、どっちにしろ浮くものだから。だから早足に、目的の部屋まで足を進める。) ――…此処、の筈…ですわよ、ね?( 好奇心はあるが、不用意に別の所を覗くのもマズイと自制、自制。幾つか並ぶ扉のうちの一つの前に立つと、コンコン、とノックを響かせた。) [Wed 16 Nov 2005 23:48:54]
お知らせ > サンクさんが入室されました。 『( 受付を経由して、)』 [Wed 16 Nov 2005 23:44:09]
◆ヒルダ@魔女ギルド > ( 覚えたばかりの飛行術は、ここ最近かくれんぼの鬼役に徹するコトで皮肉にも早い上達を見せていた。そりゃそうだ、夕方に部屋を出てこの時間までずっと飛び回ってるんだから、なんて真面目なウィッチなのかしら私。 ) あんまり調子扱いて飛び回ってるとまた力が枯渇しちゃいそうね。程ほどにしなくちゃ行けないけど手を抜くわけには行かないし。 ――ってェことで、早く掴まりなさい。いい加減にしないと幾ら温厚な私でも怒っちゃうんだから。 ( 独り言は布団の中でくぐもって殆ど部屋の中には行き渡らない。 ) [Wed 16 Nov 2005 23:37:32]
◆ヒルダ@魔女ギルド > ( そのまま足を大の字に広げて天井を見上げた。 ……あれからもう10日、依然彼女の行方は知れない。手がかりすら無い。 ) ………あたしの天使は気まぐれちゃん、お尻を追っかけてもお触りすらさせてくれない。手を伸ばしても笑いながらすぐに飛んで行っちゃうんだから。 なんて高慢なのかしら、婚期を逃がすわよマギー。 ( 余計な世話よ、って天井に浮かんだマギーが舌をぺろんと出した。 ふっ、と鼻で笑ってそのままうつ伏せにごろんと転がった。顔を枕に押し付けて…。 ) [Wed 16 Nov 2005 23:31:06]
◆ヒルダ@魔女ギルド > ( 自室に着くなり壁に放る様に箒を立てかけ、荷物を置いて、ベッドに倒れこんだ。 ぼふんと音を立ててお日様の匂いを肺一杯に吸い込んだ、今朝干したばっかりなんだ。その心地よい温もりは体に溜まった疲労を取り除いて行ってくれるけど、心の重みまでは取り除いてはくれない。 ) ……はぁ……。 ( 溜息をつくともぞもぞと靴紐に手をかけてブーツを脱ぎ捨てた。重みのあるシャムネコブーツはごとんという音を立てて床に転がる。 ) [Wed 16 Nov 2005 23:21:47]
お知らせ > ヒルダ@魔女ギルドさんが入室されました。 『( ぐったり )』 [Wed 16 Nov 2005 23:11:48]
お知らせ > ディーフィールさんが退室されました。 『それは、たまには身体を動かさないとね〜(そんな会話があったとか)』 [Wed 16 Nov 2005 07:19:33]
お知らせ > 園内一花@陰陽寮さんが帰りました。 『ありがとう、ございます… ディーフィールさんも、ああいう所に行くんですね。 ( とか )』 [Wed 16 Nov 2005 07:19:01]
◆ディーフィール > ふふ、ありがとう〜。じゃあ、遠慮なくご馳走になっちゃう(遠慮する様子も無く、きっぱりと言い切れば)鍛錬所。嗚呼、そういえば結構奥の方にそんなところあったね。じゃあ、そこで。だね、時間が在るときに行って見るから。居たら声掛けてね(一花の提案に賛同し、うん、っと満足げに頷く) [Wed 16 Nov 2005 07:17:02]
◆園内一花@陰陽寮 > 〜ううん。 今日は、御馳走します。 ( お礼もあるし、とは言わないけれど。 あるし。 えへらっと笑って。 …次の機会を考えてくれているらしい相手の言葉に… キョトンと、嬉しそうに目を瞬いた ) ―――ええ。 そうですね… 個人的な事に、ここを使わせて頂くわけにも、いきませんから… 〜あ、鍛練所の、仕切られている場所…ありませんでしたっけ? あの辺りで、どうでしょう? ( 看護士さんには、あまり縁の無い場所かもしれないけれど… 初めて会ったのは鍛練所だったし、それで通じるだろうか? 首を傾げつつ ) [Wed 16 Nov 2005 07:13:38]
◆ディーフィール > んふふ、場所はお任せだよ。私は朝からでも重くても平気だからね。一花のお勧めに従っちゃうっ。そのかわり、一花が多めにお勘定もってね(ぺろっと、舌を出して一花に告げる。そして、靴を掃く)あ、出来れば、場所は此処じゃないほうが良いかな…一応、陰陽寮で他の系統の術使うのは不味いと思うし… [Wed 16 Nov 2005 07:05:23]
◆園内一花@陰陽寮 > ………。 ( 猫が似合いそう、というのがどういう常態か分からないけれど… 言われて悪い気はしない。 子狐も似合うかなあ…なんて思いつつ… ほんわかした妄想に、ふるふる頭を振って ) 〜え…え、ええ。 ……すみません、折角なのに……。 ( またの機会はあるだろうかと、しょげるけど… すぐに顔を上げて、微笑んで ) 〜はい。 どこにしましょうか… ゴリュウテイって、美味しい所があるのですけど… 朝からは重たいかな… ( などと話しながら、立ち上がる ) [Wed 16 Nov 2005 06:59:43]
◆ディーフィール > や、なんだか猫がすごく似合いそうだったから(赤くなった一花をみて、また、クスクス)ふふ、それじゃあ、笑うのは此処まで、でも、どうせなら笑ったほうが楽しいでしょ?(ウインク一つ。そして)ん。そっか、体調が万全じゃないと不安だしね〜。それじゃあ、次の機会で、ってことで。ご飯食べにいこっか?(そういってゆっくりと立ち上がる。足を崩していたのでしびれは無い) [Wed 16 Nov 2005 06:54:53]
◆園内一花@陰陽寮 > や、ですから動物と一緒になんてっ… ( また赤くなるのは… きっと、猫塗れでぬくぬくな所を想像したからだろう。 ああ、幸せそう ) …むぅ…… そんな、笑わなくたって…… ( 分かってくれたのかもしれないけれど、失敗を面白がられてしまうのは、あまり面白くなく… ちょっと小さくなって ) ううん… そうですね… ごめんなさい。 ずっと篭もっていたので… 今からだと、ちょっと…早々に音を上げてしまいそうで。 …〜お腹も、空いちゃいましたから…また今度、お願いできませんか? ( 〜折角だけれど『術をかけられる』というだけで、アクティブな作用には未だ弱いらしい霊障体質に、嫌な予感がするし。 ぺこり と頭を下げて。 一緒に朝ごはん、食べに行きません?なんて誘ったり… ) [Wed 16 Nov 2005 06:49:15]
◆ディーフィール > いやー、人間だって一応生き物だし…(ぱたぱた、と手を振って、そして膨れた様子に)うん、陽気だと眠くなるもんね…(うんうん、わかってるよ、とクスクスと笑って)うーん、今からだと都合が悪いかな…見学も落ち着いたからついでに〜、と思ったんだけど [Wed 16 Nov 2005 06:41:13]
◆園内一花@陰陽寮 > 〜いえ、それは猫だから… 人間は、寒かったら厚着すれば良いのですし… ( 確かに丸くなってるけど、可愛いけど。暖かそうだけど… もごもごと否定。 『怒られた』のも図星らしく、複雑そうな表情で目を瞬いて… 少し膨れた ) そ、そんなには寝ませんよ… たまに、陽気が良い日とか…。 〜あ… これから、ですか? ( 対抗も何も、かけられるのも初めてだと思うけど。 …何となく、陰陽寮を見せに通したのか、練習に付き合ってもらうのに通したのか、曖昧になっていて… 今でも大丈夫なのだろうかと、首を傾げる ) [Wed 16 Nov 2005 06:37:19]
◆ディーフィール > うん。結構面白い人も居るよ〜(頭に思い描く「面白い人たち」本人たちにとっては不名誉かもしれない、話題変わって) えー。そうだったっけ? 猫とか寒いとよく団子になってるよ。何匹かで(猫を引き合いにだしつつ、話は続く。楽しそうにしながら) やっぱり、寝心地良いんだ〜。つい寝ちゃって怒られたりした?(なんとなく想像がつく場面。からかう口調は続く)ふふー。こんなのりで精神術の対抗練習もしちゃう? [Wed 16 Nov 2005 06:28:36]
◆園内一花@陰陽寮 > …あ、なるほど。 〜そうですよね、そこにちゃんと務めているのですから… ( ギルドを通して何かするような必要は、無いんだ。 …なんとなく根無しの冒険者との差を思って… 頷きつつ、バツ悪そうに頬を掻いた ) 〜な。 …だって、ディーフィールさんが変な事言うから…。 それは雪山とか、そういう場合じゃありません? ( 何となく、からかわれてるなっていうのは分かるのだけど。 つい、面白みも何も無く返してしまう… 『寝転がる』には面白そうに頷いて ) 〜ええ、そう。 少しだけ柔らかくて… 横になっていると、寝ちゃうんですよね… ( 慣れもあるけれど、今は、話し相手になってくれる人が居る。 からかわれた事以外は、ごく落ち着いたもので… ) [Wed 16 Nov 2005 06:22:44]
◆ディーフィール > 看護士…って言うよりは病院そのものがおっきなギルドみたいな物だからね〜。だけど、結構白魔術ギルドとかと兼業が多いから、完全なギルドにしちゃ不味いんじゃないかなーって勝手に思ってる(ギルドとしては機能していない、と思っていることを告げる。医者と一口に言ってもさまざまだし)クスクス、一花、真っ赤だよ〜。よく言うでしょ。寒さをしのぐのに〜って(からかう口調でクスクスと笑う。真っ赤になれば体温が上昇して寒くはなさそうだ)ふうん…寝転がるにはよさそうだね…(ぽす。と足を崩して座布団の上に座る。声以外は聞こえない静寂がなんとなく落ち着かない) [Wed 16 Nov 2005 06:15:35]
◆園内一花@陰陽寮 > 看護士ギルドって、無いのです? ( それなりの知識を求められる職業と思えば、無いのも惜しいような気がすると思うけど… 何でもかんでも組合化する必要は無いという話か。 灯篭と座布団を手に、ふすまを閉めれば… 静か過ぎる静寂が、さして広くも無い部屋に訪れた ) 〜って、な…何言ってるんですか…。 ( 冗談には、正直にほんのり赤くなりつつ… 首と手を振って。 座り込んだ相手の傍に一枚、それと向かい合うようにもう一枚、座布団を敷いて…正座 ) 〜椅子って、ありませんので… 机の背、低いんですよ。 本を読むときに乗せる、見台っていうのもあるのですけど… ( ここには、何も無い。 肩を竦めた ) [Wed 16 Nov 2005 06:07:42]
◆ディーフィール > ギルドの兼ね合いかぁ…難しいなぁ(自分は元々どこのギルドにも属していなかったから、すんなり今の仕事に付けたけれど、ギルドに属していればそういう難しさも在るんだなぁと)ああ、確かに冷えるからね。じゃあ、せっかく私が居ることだし、抱き合って暖めあう?(クスッと笑って冗談をいう。ともされた明かりをぼんやりと見てから視線を一花に戻した) [Wed 16 Nov 2005 06:00:36]
◆園内一花@陰陽寮 > ―――うん… でも、私はトレジャーハンターです。 陰陽寮には、入れませんし… ( 多分、二股はダメなのではなかろうかと。 苦笑交じりに首を振って… とりあえず、間仕切りの類を締めて… 最後のふすまを閉める前に、灯篭に灯りを貰って来よう ) そろそろ、火鉢が欲しいんですけどね… 見習いの身で贅沢は… ( なんて。 ちょっと泣き真似とか ) [Wed 16 Nov 2005 05:56:00]
◆ディーフィール > あはは、でも、お世話にはなってるんでしょ。なら、立派な関係者じゃない(クスクス、と笑みをこぼしながら、何も無い部屋に入り、きょろきょろと辺りを見回す。なんとなく、だが外と微妙に空気が違う気がした)ここで練習してるんだ…へぇ…うん…(なにか少し納得した様子。それから、ぺたん。と床に座り)練習するのには良いよね。何も無くて [Wed 16 Nov 2005 05:49:51]
◆園内一花@陰陽寮 > 〜なんて。 私も、ここの人間ではないんですけどねー ( たは と気まずそうな笑みを零す。 多分、大丈夫だと思うけど。 …縁側のふすまを開けて…一間跨いでも一つふすまを開けたなら、そこが今さっきまで、瞑想(?)するのに使っていた部屋だ。 …何にも無い。 …本当に何にも無い、畳が敷いてあるだけの部屋 ) 〜練習の時は、大抵この辺に居させてもらっています。 …普段、使われない場所みたいですからね… 何にも無くて、紹介するものもあまり…って感じですけど…。 [Wed 16 Nov 2005 05:46:41]
◆ディーフィール > へぇー。面白いなぁ…私じゃ、そんな家はあんまり考えられないや…(そういって縁側に上がる様子を見て…、自分も靴を脱ぎ、縁がわに上がる)あ、はーい。それじゃ失礼します…。あはは、私も普段は自分の部屋では靴かサンダルだね…さすがに、ここじゃ靴を脱がなきゃいけないってのはわかるけど(招き入れられるまま、奥へと歩みを進めて…) [Wed 16 Nov 2005 05:40:53]
◆園内一花@陰陽寮 > 〜中の障子やふすまを全部開ければ、向こう側が見えるような所もあるんですよ。 ( 珍しそうにしてくれる相手に、楽しげに口を動かしつつ… それなら、と靴を脱いで縁側に上がる ) 〜そういえばこちらでは、家の中でも履き物を脱がない人も居るのですよね…。 ………? 〜あぁ、いえ、そんな。 問題なんて。 勝手に上がり込んだ訳ではありませんし… 私が一人で訪ねた時も、すぐに中へ通してくれましたもの。 ( 変な時間だけど、大丈夫ですよって。 招き入れる風に ) [Wed 16 Nov 2005 05:36:24]
◆ディーフィール > ふうん、そんな風になってるんだ…。もしかしたらアマウラの方に行けばそういうのあるのかな…?(あっちはトキノミヤコの空気が強いそうだし、役割をわけてるかも、と)ううん。分かる範囲内でいいよ。私もあんまり詳しいほうじゃないし…(あはは、と笑みを浮かべ…視線は今はどこかにいってくれた様子。また、騒ぎを起したらしゃれにならないところまで来た為か)うん。問題が無ければね…。中も興味が在るし…(なかなか、こういう場所を見学する機会はないし) [Wed 16 Nov 2005 05:29:02]
◆園内一花@陰陽寮 > ええ…私の故郷では、祭祀を担当するのが神祇省で…退魔だとか、穢れに接する仕事を担当するのが陰陽寮でしたけど。 〜ヴェイトス島はクリスティアが優勢で、ヴェイトス市は、市として祭祀に当たる神祇省を設けてはいないようですから… その辺り、曖昧になってしまっているのかもしれませんね…。 ( 弓矢や刀剣を携えた人も、出入りしているし… お札をばら撒く人も居るだろう ) 〜ごめんなさい、いい加減で…。 …お昼には、雨戸が全部開いているんですよ。 今は、殆ど閉めちゃっていますけど… ( 窓の一つも無い建物の、気の壁(雨戸)を差して… 所々開いているうちの一つから… 上がり込んでも良いのだろうか? 申し出は嬉しいし、折角だけれど… 職員の許可は取れないし、時間は時間だし… どうしよう、大丈夫かな?って… 縁側に上がる手前で、振り返る。 入ります? ) [Wed 16 Nov 2005 05:23:46]
◆ディーフィール > (今のところ、いきなり式神がわらわらと出てきて…的な展開はなさそうだ。敵意が無いのをわかってくれたと信じたい、なんとなく頭の斜め後ろに感じる視線が痛い気がするのは気のせいと思いたい)ふんふん、結構、家を建てるときとか、占いとか庶民的(?)なんだねー(一花の説明を聞いてなんとなくそんな感想を持つ。担当している人の性かも知れないが、なんとなく札を使って妖怪退治をしているイメージが在る)うんうん。お礼はいらないって。私がやりたくてやってるんだし(ぱたぱた、と軽く手を振る。先にたってあるく庭、着いていきながら)へえ…中はこんな風になってるんだ… [Wed 16 Nov 2005 05:11:37]
◆園内一花@陰陽寮 > ( あるかもしれない。 ヴェイトス市における陰陽師の総本山だし、当然警戒態勢は敷かれているだろうけれど… 『ドリームズ』だから、洋物(?)だから、ジャンルが微妙に違ってフィルターに引っ掛からないとか、感知はされたけれど無害そうだから放置とか、その辺りをアテにしたい。 したい。 だってもう入っちゃったし。 ―――相手の不安など露知らず、やや心配そうに首を傾げるのみだけれど ) …んン…そうですね。 陰陽師と一言で言っても、本当に色々な人が居るみたいで… 私を見てくれている先生の事くらいしか、知らないのですけど…。 …どちらかと言うと、お清めとかお払いとか…祀り上げたり、神仏に助けを借りたり…吉凶占い? そういうのが、中心みたいです。 ( これも、勘違いだったらごめんなさい。 とにかく、色々な人が居る ) ……うん…… 〜そういう事なら。 ありがとうございます… ( もっともな説明だけど… 実地でいくらでも経験している人だから、やっぱり自分の事を気遣ってくれているのだと思う…。 済まなそうに微笑んで… 先に立って、せっかくだから庭を歩こうか ) [Wed 16 Nov 2005 05:03:26]
◆ディーフィール > んっ…(ぴりっっとした感覚が一瞬身体を襲うが、それ以外は普段より力が出せない感覚のみ…ふぅ。と息をついてからおろおろとしている一花に笑みを浮かべ)えへ、入っちゃった。うん、大丈夫。あはは、お茶とか気にしなくても良いよ〜(本当は魔に対する警報装置とかないかな、と不安だった。例えばこの中に居る陰陽師がわらわらと出てくるとか、式神の群れが取り囲むとか)うん、それなら、なおさら…かな〜?私の勘違いなら謝るけどなんだか陰陽道って精神に働きかけるの苦手そうなイメージが在るんだけど…(それが勘違いだったら、素直にごめんなさい、だ)ん〜、私のほうは別に良いんだよ。お仕事の合間に、ね。こういう症例の対処も練習したいから、どっちかっていうと私の方も努力したい、かな…。もしも精神干渉に弱い人に使っちゃったときの対策とか、こんな干渉方法なら影響が少ないぞーとか [Wed 16 Nov 2005 04:52:30]
◆園内一花@陰陽寮 > ………? ( なるほど。 毛色の違う看護士、というのはそういう事かと… 子どもを静めるのに使う術の話を聞けば、またぞろ多少の勘違い。 でも ) 〜ぁ、いえ…感覚的な、ものですし…お付き合い頂いても、成果が出るのがいつになるか…。 それに、そこまでして頂くのは… ( 悪いような気がする。 お礼と言っても、陰陽寮への月謝もあれば、食事くらいがせいぜいだろうか… おろり、とパタパタ手を振って、とりあえず遠慮を。 ) ―――って、大丈夫、です…? ぁ、あの… 私も、ギルドの一員ではありませんし… お茶もお出しできませんから… ( 硬くなった笑みと、気合を入れて中に入る様に… 入ってもらえれば、少し上等なトキノミヤコ風の建築である事意外、これと言って妖しげなものもない… 怖がらせる事はないと思うのだけど… 無理をさせてしまうのも申し訳なくて… おろおろ ) [Wed 16 Nov 2005 04:44:08]
◆ディーフィール > 精神に…うーん、それなら、練習に付き合えるかも…、私、そういう精神干渉の術は得意で…(精神干渉は自分の得意分野で。この中ならそれほど強くも働かない、と思って)大体、いつもは嫌がる子供を静めるときに使うんだけどね〜(と付け加えておく。勘違いしてくれている一花に笑みが硬くなる…本当の理由は別のところに在るのだし)あはは、それじゃ、一花も居るし、お邪魔しようかな…?(軽く気合をいれつつ門の中へと一歩、二歩) [Wed 16 Nov 2005 04:36:08]
◆園内一花@陰陽寮 > 〜ええ、簡単に霊障を起こしてしまうくらいで… 精神に働きかけるような術に、弱いみたいで… 一応、トレジャーハンターですから、そのままにはしておくのは心配かなって… ( 実感の無い事だし、別に話せないような事でもない。 軽い調子で言って、困った風に苦笑を零す ) …そっか…看護婦さん、でしたっけ… ( らしいと言うか、鏡と言うか。 可愛らしい仕草をする人だけれど… 志を持って仕事をしていそうに感じれば、自然、微笑んで ) …うん…? 〜そんなに、妖しい所でもありませんよ…? ( 門の前でうろうろしかできない=入るのがおっかない、という事かと… 『大丈夫ですよ?』って首を傾げた。 …確かに、己も訪れるまでは敷居の高さのようなものを感じていたし、分からなくはないけれど… 多少なり身内になってみれば、そういう風に見られてしまうのも寂しいな…なんて ) [Wed 16 Nov 2005 04:30:17]
◆ディーフィール > そっか、それなら一安心って…まだ、心配な事在るの…?(聞いても構わない?と小首をかしげる。相手が話を渋るのなら、むりに聞きだす気は無かった)え、そりゃ、ね。一回はかかわっっちゃったわけだし。また、おんなじことで病院に来るかもしれなかったでしょ。だったら…(ちょこっとだけ、気恥ずかしそうに月を見上げて)おんなじことになったとき、何にも出来ないのは嫌だったから、かなぁ。似たような体質の人もいるかもしれないしね(対策したかったんだよ、と)門の前でうろうろしかできなかったんだけどねぇ(と苦笑) [Wed 16 Nov 2005 04:21:27]
◆園内一花@陰陽寮 > 〜はい、何もなければ、突然倒れたりは… 多分、もう、しないと思います。 〜まだ、心配な事もあって…色々教えて頂いているのですけど… ( 自身があるかと言えば微妙で、向けられた笑みに、気恥ずかしいそうに笑みを返して… ) ―――え。 ぁ…わざわざ…? ……すみません、心配かけてしまって…… ( 一目会っただけの相手… わざわざ時間を割いてくれていたと思えば、申し訳なくもあって… 改めて、深く頭を下げる… ) [Wed 16 Nov 2005 04:16:44]
◆ディーフィール > うん、体調も良さそうでよかったよかった(ぺこりと下げられた頭に笑みを浮かべたまま、うんうん、と頷く)私はなんとなく、かな。あの後、気になって時々、何か方法ないかなーってこの辺りまで来てたんだ(大体、来ても此処で眺めているか、門がしまっているか、だったけどねとてへっと舌を出して)その様子だと杞憂だったかな〜? [Wed 16 Nov 2005 04:09:23]
◆園内一花@陰陽寮 > ( 場所柄、深夜の訪問者も珍しくはないけれど… どうして立ち止まっているのだろうとは思う。 〜声がかけられれば、『ああ』と思い出したように。 会釈をして… 正面まで回って、靴を履いて表に出る。 入って来そうになかったし、そのままでは、ちょっと話し難いと思って。 …巫女装束と、靴。 バランスは可笑しいけど、仕方ない ) 〜こんばんはー、お久し振りです。 その節は、ご面倒を… ( なんて。 パタパタと門まで行けば ぺこり 頭を下げるだろう ) 〜おかげさまで、少し、落ち着きました。 陰陽寮に御用ですか? ( 職員でもギルドメンバーでもないけれど ) [Wed 16 Nov 2005 04:04:57]
◆人影@陰陽寮前 > (じーっと建物を見ていた瞳。紅のそれはこちらへと向けられた視線に気が付き、にこりと笑みを浮かべた。少し近づいて無邪気な笑みと共に)こんばんは、久しぶり、かな…。がんばってるみたいだね…(私服姿の淫魔は門の外より声を掛けた、中に入らないのは単に気を引き締めないと中に入るのがつらいから、という理由。一応、魔に属しているのだ) [Wed 16 Nov 2005 03:53:51]
◆園内一花@陰陽寮 > ( 山川草木に宿る精の『擬人化』には、未だ成功していないけれど… 出来るだけ意識を空っぽにして集中していれば…時折、陰陽寮を行き来する式神の類を認識する事は、出来るようになっていた。 …勿論、それを認識する時は、やっぱり軽度の霊障を負うのだけれど… 身体に加えられる負荷を覚え、慣れるだけでも、どんどん楽になって行く。 …制御とは別物だけれど… それでも、初歩ではあるだろう ) ―――うん。 ( 闇の中でぽっかりと淡く光る猫に、『そろそろ休んだら?』と 【声をかけられて】 クラクラ目眩を起こしつつ、頷き… 少し痺れた足をゆっくり持ち上げて、手探りでふすまを開ける ) ……〜はぁ…… ( ぐぐっと伸びをしながら… 一間、隣の部屋を跨いで、庭に面した縁側へ。 冴え冴えとした外気に両腕を抱くように、トキノミヤコ育ちには落ち着く日本庭園を横切って… ) ………? ( 建物の中を、散歩。 入り口まで来た所で… お客さんだろうか? 門の前に人影をみとめて、首を傾げた ) [Wed 16 Nov 2005 03:50:02]
◆人影@陰陽寮前 > (仕事と食事と終えた帰り道)(何の気なしに立ち寄ったギルドの前。じーっと陰陽寮の様子を伺う。傍から見れば怪しげな人影が一つあった。金色の髪を風に流しつつ、綺麗な月を背にして) [Wed 16 Nov 2005 03:41:51]
お知らせ > 人影@陰陽寮前さんが入室されました。 [Wed 16 Nov 2005 03:39:17]
◆園内一花@陰陽寮 > ( 当面の目標は、感覚と、自身の持つ気の制御… その上で、退魔よりは祝福や式神使役を身に付けられればと思う。 …自分を見てくれている陰陽師は、単純に『飛行するだけ』という術は持たないようで…『飛べる』可能性があるとすれば、式神だろうかと…酔狂な事を言い出す教え子をいぶかしんでいたけれど… ) ………。 ( ―――寸分違わずピタリとふすまの閉まる、暗室のような空間で… 巫女装束に身を包み、姿勢を正して正座して… 目を開けているのかどうかも怪しく思えてくるような闇に、目を凝らしていた ) [Wed 16 Nov 2005 03:36:56]
◆園内一花@陰陽寮 > ( そうなると、欲張ってしまうもので。 …もう、霊障対策としては必要無いのかも知れないけれど…流れで、そのまま日参している。 〜どうせなら、感覚を解放した上で制御出来るようになりたいし…指摘される精神に干渉するような術への無防備さも、心配だ。 ……などと、何やかやと理由を並べつつ、あわよくば『飛べるようになれたら』なんて考えてしまう辺り、ちゃっかりしているか…… ) [Wed 16 Nov 2005 03:23:09]
お知らせ > 園内一花@陰陽寮さんが来ました。 『( 感覚の解放・遮断は何となく掴めたけれど… )』 [Wed 16 Nov 2005 03:16:45]
お知らせ > アイリ@騎士団さんが退室されました。 『 教官参加応募、と書類にサインを。 』 [Mon 14 Nov 2005 01:44:55]
◆アイリ@騎士団 > ――――まったく、損な役割ですね。 ( その上で、一般市民の印象はあまり良くないかもしれない。 戦争が無くても高給取り、という所だろう。 一人一人に高い給金が出ているのは事実だし、中にはその高給の意味を勘違いする輩が居るのも事実。 「あれ」は「受け取る限り死地に向かう事を拒む権利無し」という意味であり、その立派な武装は「騎士が居る限り暴虐は許されない」という抑止力である。 常に最強の戦団として睨みを利かせておかなければ――――。 ) …それで余計、煙たがられると。 ( 法とは、憎まれ役である。 ) [Mon 14 Nov 2005 01:36:32]
◆アイリ@騎士団 > ( 争いの無い時代。 騎士達は各々の生活を持つ。 領地で田を耕す者も居る。 後進を育てる事に力を注ぐ者も居る。 街道や暗黒街周辺の警邏を続ける者も居る。 貴族という側面を持ち、政治に関わる者も居る。 騎士というのはどちらかというと職業ではなく、称号である。 その称号を戴く事が文武に優れ、洗礼を受けたという誇りであり、その誇りがあるのならば何時でも護るべき者の為に戦う。そういうものだ。 具体的に騎士が鎧兜を身にまとって華々しく戦う姿というのが目に入らない都合、その存在は一般市民に伝わり難いものだ。 こうした機会にでも存在を誇示するのは、良いことだ。 ) [Mon 14 Nov 2005 01:28:04]
◆アイリ@騎士団 > ( 大きな戦争の無い時代だ。 騎士だの傭兵だのというものが流行らないのは仕方のないことだし、それはそれで素晴らしい事かもしれない。 だが、堕落は別だ。 今の騎士団に自信を持って教官に名乗りを上げられる騎士がどれだけ居るだろうか? 平和の中にあって尚、いざという時に覚悟を決める準備が出来ていなければ騎士は務まらない。 今何も無いからこれからも何も無いという保障は何処にも無いのだ。 ) ……気を引き締める意味も込めて、参加を推奨しましょう。 ( 教官としての参加が勿論理想だが、この際未熟を自覚するならば教えを請うのも良いだろう。 羽ペンをとり、騎士団参加推奨の旨を書き綴る。 ) [Mon 14 Nov 2005 01:19:08]
◆アイリ@騎士団 > ―――――ふむ。 ( 積み上げられた書類の中、一枚に目が留まる。 背筋を伸ばし静かに視線を走らせ、一人頷いた。 ) とても良い心掛けです。 昨今の騎士団の人材不足を思えば―――――( 非常に良い。 もう1度頷いて、齢14歳の百人長は感心した。 「冬季強化訓練!!」 !が2つも付く様な気合の入った報せ、終ぞ聞かなくなって久しい。 ) [Mon 14 Nov 2005 01:12:49]
お知らせ > アイリ@騎士団さんが入室されました。 『 執務室にて。 』 [Mon 14 Nov 2005 01:06:13]
お知らせ > シシィさんが退室されました。 [Tue 8 Nov 2005 22:25:41]
◆シシィ > (ふと擦れ違った長身の女性と、入れ替わるように 入って行く先は) ( 雷電の扉) [Tue 8 Nov 2005 22:25:39]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 『( 邂逅はなく、すれ違いが一瞬か。 )』 [Tue 8 Nov 2005 22:24:39]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Tue 8 Nov 2005 22:23:03]
◆シシィ > (宝物は何時だって自分達を待っている。ただ、辿り着くタイミングと時間が問題なのだ。遺跡の女神は滅多に微笑まない、 帰る場所を手に入れた弱者ならば尚更だろう。一途に彼女を想い続けた勇者にだけ与えられる、浮気者ははなから彼女のお眼鏡には適わない) 明日は何にも変わンないけど、 (多分同じ朝が来て、同じ昼を過ごし同じ夜を眠るけれど) 歩かないよりマシだッつの。 [Tue 8 Nov 2005 22:22:45]
◆シシィ > (誰でもなれる、…と言う事はとどのつまり「誰でも良い」。明日野垂れ死ぬような子供が棒切れ抱えて死地に挑む事もあると聞いたが、如何せんこの街は豪傑・女傑揃いだ。 人材など有り触れて足りない事は無いだろうけれど、其れでも来る者拒まぬ姿勢は有り難い) ………ん。 (夢追い人と他人は嗤う。然し派手な戦場も無く、どうせやる事が同じなら 下賤と呼ばれようと聞こえが良い方がいい。 独りだった頃はこんな事を考えなかったのに、と 薄く眼を細めて笑う) [Tue 8 Nov 2005 22:19:13]
◆シシィ > (傭兵、トレジャーハンター、レンジャー、騎士、サムライ、ニンジャ、 この街には様々な戦う職種があり、「冒険者」と言う定義は広く浸透しているようで浅かった。つまり一括りのごった煮、傭兵と言えど戦争が無ければただの便利屋、冒険野郎だと言う。 … 若造は、ふわふわと落ち着きの無い金髪を掻き上げて 半刻ほど前からずっと路地に突っ立って居た。腰には同じ長さの棒が三本、槍を杖のように突いてバランスを取っている) [Tue 8 Nov 2005 22:13:28]
お知らせ > シシィさんが来ました。 『(其れはある種新しい歩み方で、今までと全く同じでもあった)』 [Tue 8 Nov 2005 22:08:04]
お知らせ > ソフィア@実験室さんが帰りました。 『……えっと、奢りますよ?(でも一言で統制を取り戻した。(安 ⇒激しく休憩』 [Tue 8 Nov 2005 16:10:29]
◆ソフィア@実験室 > (ぐら付いたままの想いで事に望めば奇跡は成るまいし、成った所でそれを押さえ込めるとも思えない。 対象がなんであれ、物を作るには気合と自信が絶対必要なのだ。) べたべたのこしあん大福でも食べて――(不安も一緒に飲み込んで、万全の状態で望まなければ。 ぐ、と拳握った所で凄いジト目で睨まれた。 言葉に出ていたらしい。) [Tue 8 Nov 2005 16:10:18]
◆ソフィア@実験室 > (奇跡の代償は自身に帰るし、体は杖が無くては長時間の歩行に耐えられない。 同じ経験を積んだ介添え人は此処には居ない――捜しても稀だろう。 洗浄作業が一段落しても、これから先の大役を想像すれば緊張が収まらない。) ・・・・は。(0か1かの瀬戸際の行為。 危ない橋も何度か渡ったが、こればかりは慣れぬものだ。 精々最善を尽くそうと、腹を括るしかない。) [Tue 8 Nov 2005 16:07:56]
◆ソフィア@実験室 > (他人が製作した四肢を使ってのゴーレム作成は例外的な行為だが、初めてでは無い。 当初こそ軍資金調達が目的であったとしても、実務に携わっていた時間はこういう時に役立ってくれている。 遭えて問題があるとすれば――) ・・・・私の体力 でしょうか。 (部屋の同僚に伝わらぬよう、唇だけで呟いた。) [Tue 8 Nov 2005 16:04:52]
◆ソフィア@実験室 > (朝の内に泉から調達した清水は、冬を感じる冷たさを保っている。 肌に沁みるそれを素手で掬って鉄の四肢を濯ぎ、俗世で蒙った穢れを拭い落とすのだ。 全部品の濯ぎと接合が終われば――機械に疎くてもはめ込みと螺子止めくらいはやってみせる。 複雑な命令系統は後付けだから必要無し―― 目を覚ますまではあと少し。) [Tue 8 Nov 2005 16:02:59]
◆ソフィア@実験室 > (工場の主達は義務を果たし、人形の部品は徐々に組みあがってゆく。 物理的な障害を乗り切れば其処から先は私達の領分 数秘術者の本懐となる。 ギルド建物の地下、広く設えられた実験場を借り切って、其処に部品を運び込む。 今回は人数がいるから、洗浄・洗礼作業は分担して行う事が可能だ。) [Tue 8 Nov 2005 16:01:46]
お知らせ > ソフィア@実験室さんが来ました。 [Tue 8 Nov 2005 16:01:03]
お知らせ > 韋駄天さんが帰りました。 『(其の為には、矢張り走るだけだ。)』 [Sat 5 Nov 2005 12:30:06]
◆韋駄天 > (一礼をして去っていく後姿を見つめ。) …じゃあな。 (多分少年は此れからも歩き続けるだろう。自分もこの街で仕事をする身、何時かまた会うだろう。其の時は、もっと良い物を食わせてやろうと。) [Sat 5 Nov 2005 12:29:25]
お知らせ > アトレーユさんが帰りました。 [Sat 5 Nov 2005 12:27:55]
◆アトレーユ > (最後に、腰から深く一礼して、幼子は時折振り向きながら、また途切れぬ旅路を辿る。) (最後まで、感覚が捉えた違和感を、覚えるままに。 ―― 貰ったのは多分、アンマンだけではない。今日を生きる力と、信じる所以。 ) [Sat 5 Nov 2005 12:27:53]
◆韋駄天 > ヒヒ、そーか、そりゃ良かったぜよ。 (そう言いながらアンマン食う姿は、正直少年より子供じみているかも知れぬ。) まあ気にすんな。たかがアンマン一個だ。 (ひらひらと、手を横の振って。残りのアンマンを丸ごと口に頬張る。) …異形ねぇ。 (この少年に自分の本性を見せたら如何思うか。矢張り怯えるだろう。最初より随分明るくなった表情に、頷いて。) [Sat 5 Nov 2005 12:25:52]
◆アトレーユ > (飢餓の調味料の分を除いても、アンマンはすごく美味しかった。旨いか、の問いに、こくこくと何度も頷く。) あ、ありがとうございます。 (やっと思い出したように、見上げながら礼を。代わりに、自分が相手にしてあげる事は、喜ぶ事だけだ。だから、素直に、微笑んで。) 親切にされるの、久しぶりです。ぼくはそのぅ、…異形ですから。 (難しい単語と、不自然な文章。幼さを残した口調で、思いを。飾らない単純な答えが、何より嬉しい。幼子は、信じることしかできない。) ―… ぼく、そろそろ参ります。ごちそう様でした。 (やがて、瞬くまに、アンマンは胃に治まった。暖かさが、胸の奥から込み上がる。 ―― 大丈夫、歩けそうだ。) [Sat 5 Nov 2005 12:19:17]
◆韋駄天 > (男は少年が其れほどまでに喜んだなんて思いもしない。ただ、アンマンを買っただけだから。笑い返しながら、此方もアンマンに噛み付いて。) …美味いか?美味いよな? (毎日街を走り回っていると、何処で美味い物が売っているかを自然と知っていくものだ。果たして少年の口に合うか、少し心配そうに。) …変わっている…ああ、変わっているかもなぁ。 (変わっていようといまいと、自分は自分。他人に如何こう言われる筋合いは、無いが。) …ン〜〜〜〜〜〜〜… (少年の台詞に、首を捻り。如何して自分は少年に親切にしてやったんだろう。) …多分其れは、親切にしたかったからだな。 (偉く単純な答え、弾き出した。) [Sat 5 Nov 2005 12:13:12]
◆アトレーユ > (表情は、途端に素直な笑みに変る。笑顔を作る為の筋肉を使ったのも、なんだか随分と久しぶりな。汗の粒が―…己のためかもしれないなんて、思うのは思い上がりか。兎に角、すごく嬉しかった。) あちぃ…。 (小さく千切って、一口味わって。おいしいと呟いた。甘味が、飢えを潤わす。) 貴方は―…随分と変った方ですね。 (ぼうと、目の前のアンマン見つめたまま、ひとりごとのように。) ぼく…あなたになにもしていないのに。 (どうして、こんな親切を、なんて。疑いたくもなる。) [Sat 5 Nov 2005 12:03:37]
◆韋駄天 > (『運び屋』である男は、出来るだけ待たせずに届けるのが商売。然し、待つ側は其れが一瞬であっても、永遠と感じられるとは知らない。全力で走ってきた証の汗を拭いながら。) あったりまえ!ぜよ! (くだらないこと訊くな!とばかり。勿論自分の分も購入してある。) 気をつけて食えよ、齧り付いたら舌火傷するぜよ。 (実体験に基づく忠告。自分の分のアンマンを二つに割り、息を吹きかけて冷ましながら。目で「早く食べな」と促して。) [Sat 5 Nov 2005 11:56:42]
◆アトレーユ > (待つきもちは、こうも切なかったものだったのか。幼子には、誰かを待ち焦がれた記憶も無い。ほんの短い間だったけど、男性が帰ってこなかったらどうしようとか、疑心暗鬼の風波。 ―― 差し出された、と思う。だけど、今ひとつ信じられない。) ぼくに、ですか? (顔を上げると、フードが滑り落ちる。白の髪がぱぁと零れて、緑の顔が露わに。咄嗟に被りなおそうとしたけど、―…その前に、恐る恐る伸ばした指が、アンマンを受け取る。) (きょとんと、驚きを表情に貼り付けたまま。) [Sat 5 Nov 2005 11:50:53]
◆韋駄天 > (襟を掴んでは苦しかろう。アウトドアの何に役に立つのか真剣に疑問だが。取り敢えず夜しりとりでも。(何)) …へへ。 (素早さは平均より僅か上。実際は大した事ないのだが、こう驚かれると矢張り嬉しい。尤も驚いた顔を見た訳ではないが。向こうの路地に消えたかと思うと、直ぐに駆け戻ってきた。ベンチの前で急ブレーキ、少しばかり息を整えた後。) お、お待たせ…ほい。 (差し出されたのは、湯気を立てる白くて丸い物。俗に言うアンマンだ。) [Sat 5 Nov 2005 11:45:08]
◆アトレーユ > (むしろ五歳児体型22kg、成人男性なら片腕で襟首持ってでも持ち上げられます。持ち運び便利、アウトドアにもどうぞ。なんのこっちゃっと。) は、はい。 (次から次へと、驚く事ばかり起こる。くるくると、縮まってベンチに腰かける幼子は目を回した気分。力強い腕が、離れてしまうのが名残惜しいけど、待機の合図に、大人しく従って。) ―… うわぁ。 (亀のような旅路を辿る幼子には、特に憧れの的となる健足。目を丸くして、見送る。) [Sat 5 Nov 2005 11:39:10]
◆韋駄天 > …ちっとばかり柄にもねぇこと言ったな。 (一転して、僅かに顔を赤らめた照れの表情。笑顔の少年に、はにかむ様な笑みを返し。) …。 (取り敢えずお姫様抱っこではない。片腕は背、片腕は腰の辺りを持ち、見たとおりに細い体付きの少年を壊してしまわぬよう、優しく抱え。ベンチへとゆっくり降ろした。) ほんのちょっと待ってな。旨いもん買ってくっから。 (といったかと思うと、つむじ風起こして走っていった。) [Sat 5 Nov 2005 11:34:16]
◆アトレーユ > 光と…闇…。 (反芻する言葉は、リアルの重みを帯びる。おどけた男性の表情に、緊張とてとける。子供らしい自然な笑みが、こぼれ出た。) ―― あぅ?! (不意に、足元から地面が消えた錯覚。奇妙な浮遊力は、不思議と恐れを伴わない。抱き上げてもらった記憶は、覚えている限りないから、新鮮で、ちょっとだけわくわく。) (幼子は大人しく、行く末に従うまま。) [Sat 5 Nov 2005 11:27:48]
◆韋駄天 > (定めという言葉は好きではないが、確かに奇妙な運命的な力がこの世界には有ると思う。普段はそんなこと考えもしないが。) 此処は光と闇が一緒に存在する所だからよ、用心するに越したこたぁねぇぜよ。 (片目を瞑り唇に指を当てて、ふざけるように笑って見せる。) やっぱ腹減るよな、うん。 (職業柄自分も一日中走り回っている。特にこの時間帯は、腹が減ってしょうがないのだ。) よし、ほれっ…! (不意に少年の体を抱え上げて、歩き出す。少し行った所にベンチ、其処へ向かって。) [Sat 5 Nov 2005 11:23:56]
◆アトレーユ > (そんな人間の中に生れ落ちて、生きていくのもきっと定め。ある種の奇妙な諦念が、幼子を支配していた。) え? (その言葉に、無自覚に、只管真っ直ぐ歩いてきた道を見回す。何時の間にやら、こんな場所に。魔女とか聖職者とか、言葉の意味は脳裏に刻まれている。歪な種族である証にしての、特殊能力。だけど、知識は等しく認識に繋がるとは限らない。) そう…ですか? (気をつけます、と口の中でもこもこと。 ―― それからの、言葉。ゆっくり、瞳を上げる。それからこくこくと、何度も頷く。少しだけ、初めて会った人に、少しだけ甘えを見せた。幼子は、実のところ数日、何も口にしていなかった。にんげんより燃費がいいのが、生きてる理由。) [Sat 5 Nov 2005 11:16:58]
◆韋駄天 > (人は人以外の者を恐れる…だから神に祈り、其れを悪と断定するのだろう。男としては如何でも良い事なのだが、幼子に暴力をふるうのだけは、怒りを覚える。) …あんまり此処で天国だのと言うのはお勧めしないぜよ。 (此処は、闇の使いや穢れを狩る聖職者達と、神を憎み悪魔を呼ぶ魔女達が居る奇妙な場所。下手をすれば殺されかねない。あくまで此処の人々に対する男の偏見に過ぎぬが。) …ところでだ、歩き続けるのって腹が空かねぇか? (歩き続ければ天国に着く、其れもある意味真実だろう。だが今男にとって一番重要なのは、今日の昼飯代かも知れぬ。) [Sat 5 Nov 2005 11:10:28]
◆アトレーユ > (実際、子供は“にんげん”以外のものに傷つけられた記憶など無に等しい。子供が恐れる暴力は、主に己らが装うものから与えられたもの。 ―― 男性の苛立ちを示したであろう表情、理由はよくわからないが、己の言葉が原因らしい。幼子はそれにも、肩を震わせる。) ―… はい。 (その言葉は戸惑い無く、ただ呼吸を整える時間だけを挟んで。幼子は悟れない――己の命運と、輪廻のつながりなど。目指す場所の存在を、疑ったことなどない。) 神父様が言いました。“人は誰でも真っ直ぐ歩めば天国にたどり着ける”と言いました。だから、ぼくは歩きます。 (爛々と、瞳に微かな情熱が。比喩の表現を、幼子はそのままの意味で受け取っていた。) [Sat 5 Nov 2005 11:02:28]
◆韋駄天 > (魑魅魍魎の類成れど、無闇と他の者を傷つけるような愚行はしない。特に、子供は。自分は変わっているのかも知れぬと、そんな思考が一瞬浮かんだ。) …ち。 (ほんの一瞬、少年が死に向かっているように見えて。其の表情が、苦々しげに変わる。) 人の信仰を如何こう言いたかぁねぇが…おめぇは、天国ってのを信じているんぜよ? (「生きている内に良いことをすれば天国にいける」…其れが嘘だという証拠はない、だが、この少年が向かっているのは。『死』以外の何だというのだ。) [Sat 5 Nov 2005 10:56:39]
◆アトレーユ > (唐突に、視界に相手の顔が飛び込んだ。予想していた罵声の類は無く、幼子は少しだけ胸を撫で下ろした。装飾の無い問いに、やはり戸惑う。己の信念を声高らかに叫ぶ習慣は幼子には無い。 ―… だけど、相手はおそらく己を傷つけない。根拠の無い確定が、言葉を紡ぐ。) あのぅ… ぼくは“天国”に。天国に行こうと、思っています。 (その言葉に、恥じ入る響きは無い。天国は地上にあって、歩き続ければたどり着けるというのが、幼子にとっての真実。) あのぅ…お気遣い感謝いたします。 (一拍遅れた、礼の言葉。) [Sat 5 Nov 2005 10:49:53]
お知らせ > 韋駄天さんが入室されました。 [Sat 5 Nov 2005 10:46:12]
◆韋駄天 > (此方とて、優しくする事など、長い生涯で幾つあったか。笑みとも泣き顔とも取れぬ顔で、頬を掻き。) …そか、其れなら良いんだけど…よ。 (言葉と裏腹に、納得などしていないという表情。ジッと、少年を見つめながら、少しでも怖がらせぬよう、しゃがみ込んで。) …お前、何か行きたい場所って有るんぜよ? (唐突で、飾り立てもしない直球の問いを、再び少年へと投げつけた。) [Sat 5 Nov 2005 10:45:36]
◆アトレーユ > (躊躇いは、幼子も同様に。優しくされることには酷く不慣れで、ともすれば―…気遣いとも聞こえる言葉に、しばし戸惑い。) いやぁ… あの…大丈夫です。 (あたふたと、明らかな狼狽見せながら。異形の子供は意味もなく手をぱたふた。 ―― 微か、過ぎる違和感。人の形によく似た、子供と男性の、何か。) 大丈夫です…。 (ただ――どうしようもなく恐くって、幼子は目をずっと、伏せたまま。) [Sat 5 Nov 2005 10:37:33]
◆韋駄天 > (見えた肌の色に、ツウと目が細くなる。怯える姿、男は口を開いて、少々躊躇った後、発した声。) …あのよ、足大丈夫ぜよ? (其れは、哀情の入り混じった問い。普段なら気付きすらしないであろう存在、何故其れに話しかけたのか。 其の血の色を見てしまったから。人ではないと告げていたから。) [Sat 5 Nov 2005 10:34:20]
◆アトレーユ > (心なしか、足音が自分へと向かってくる。少しだけ、清蒼の双眸がフードのしたから見上げて、すぐさま伏せられる。微かに、異形の印である緑の肌を曝すかもしれない。) (予感は外れていなかった。まじかで止まった足音と、フードの下から見える靴。とん、思わず一歩後退。俯いたまま、怯えの震え。) [Sat 5 Nov 2005 10:29:22]
◆韋駄天 > (残念ながら、その足音は迷う事無く貴方へと向かっていき、僅か10cmほどの位置で止まった。) …。 (その男は、見るからな儚そうな少年姿を、中腰で覗き込むように見下ろして。頑丈そうな靴が見えるか。) [Sat 5 Nov 2005 10:25:28]
◆アトレーユ > (軽やかなリズムを刻む足音。通り過ぎるであろう無数の一つだろう。ぼくはかすかに、道の端に体を寄せて、通り過ぎるのを待った。) [Sat 5 Nov 2005 10:22:02]
◆韋駄天 > (貴方の後ろ、カツカツカツと軽快なリズムで、運び屋風情が近付いていった。) [Sat 5 Nov 2005 10:20:41]
◆アトレーユ > (膝まで覆うローブを踏まないように、今度は少しばかり注意した。直ぐに忘れてしまいそうだけど―…。) [Sat 5 Nov 2005 10:18:55]
お知らせ > 韋駄天さんが来ました。 『(近付く足音。)』 [Sat 5 Nov 2005 10:18:33]
◆アトレーユ > (すれ違う人は少ない。怪訝な視線を投げてくる人はもっと少ない。 ―… 少ないが、いる。) (そのたびに、幼子は小さく肩を震わせる。深くフードを被りこむ。隠している罪の形が、誰の目にも届かぬように。似ているのに、微妙に違ういきものの群れの中、目指す憧憬を追いかけて、歩みは止まらない。 ―― だけど、冷静になれば直ぐに分かる。こんなたび、何時までも続きそうも無い。限界はとうに過ぎている、今は只、意志の力で脈動をつなげているだけ。力尽きるのも時間の問題か。) (天国は随分遠い、まだまだ、ぼくの到着を許してはくれない。だから、力尽きるそのときまで、歩く。) [Sat 5 Nov 2005 10:16:45]
◆アトレーユ > (目指す場所は、まだ遠いのか中々見えない。たどり着けないかもしれない、という想いが、ぼくのなかに芽生え始めていた。何時か――農村で出会った優しい女の人の言葉が蘇る。 “あなたのかみさまは残酷”だ、と。) (拾った枝を杖にして、精一杯しがみ付くようにして歩く。何度も擦り切れてはまた出来る足のマメから、薄く緑に染まった血液が流れ出す。それが何度も、ぼくが歪な存在であると確認させる。) (お許しください。ぼくが存在した事を、あるが故の罪を、お許しください。口の中で唱えながら、一歩ずつ、ゆっくりと道の端を進んだ。) [Sat 5 Nov 2005 10:10:57]
◆アトレーユ > (また人影疎らなギルド地区、地面に蹲る影が一つ。ぼくは膝を擦りながら、なんとか立ち上がる。もう…歩けないかもしれない。もとより丈夫ではなかった体は、過酷な放浪に耐えられそうも無く、いたるところに軋みが現れ始めた。足はジンジン痛んで、直ぐに息が上がってしまう。 ―― 何より、苛む空腹が、静かに幼子を衰弱させる。) [Sat 5 Nov 2005 10:06:42]
お知らせ > アトレーユさんが来ました。 『( また、転ぶ。 )』 [Sat 5 Nov 2005 10:04:14]
お知らせ > ヒルダ@魔女ギルドさんが退室されました。 『( 一つ咳払いすると、誰かに見られないうちにそそくさとその場を離れた。 )』 [Fri 4 Nov 2005 19:13:36]
◆ヒルダ@魔女ギルド > ( 今日はマギーのアパートにあるカフェテラスで霧子さんの帰りを待つつもりだ。彼女とは会う約束も何もしてないし、待ち伏せって言ったほうが正しいかもしれない。 そんな状況で… 治めてからじゃないととてもじゃないが恥ずかしくて会えない。恋人を唯の性欲処理に使ってしまったようで凄く心が痛んだ。 …お互いに用事が済んだらまたデートに誘おう。 ) [Fri 4 Nov 2005 19:10:34]
◆ヒルダ@魔女ギルド > ( ――今、恋人はベッドの上でうつ伏せになって力尽きている。申し訳ないと思いつつも仕方が無いんだ、だって今日は金曜日だから。 生憎、性欲をコントロールできるほど人間出来ちゃ居ない。我慢すると思考や行動の点で効率のいい活動がしにくくなる。簡単に言えばムラムラしてしまうってこと。 ) …… お、怒るだろうな。駄目って言うのも聞かずにやりたい放題やって、眼を覚ました時にはベッドは蛻の殻なんですもの。 …… ごめんなさい。 ( 聞こえてはいないだろうけど、ぽつんと一言ドア越しに謝った。 ) [Fri 4 Nov 2005 19:06:05]
◆ヒルダ@魔女ギルド > ( その隙間を滑り込むようにしながら顔を覗かせ、左右を確認。人影が無いのを見てするりと体を抜け出させて、後ろ手で静かに静かにドアを閉めた。やや赤らめた顔は尚も世話しなく左右を確認し続け、乱れた髪や服に手をやる。 ……後にしたのは恋人の部屋だった。 ) [Fri 4 Nov 2005 18:59:40]
お知らせ > ヒルダ@魔女ギルドさんが来ました。 『( ドアが半分だけ開く。 )』 [Fri 4 Nov 2005 18:55:02]
お知らせ > ソフィア@職人系Gさんが帰りました。 [Wed 2 Nov 2005 14:32:09]
◆ソフィア@職人系G > (うっすら錆色の機械仕掛けと自分の夢には傍目に見て関係無いが――医学の書物を紐解けば、似たような仕組みが極々小さな形で人体にも内包されているのだいう。今回の計画の隠れた意図もその確認であり――) ・・・・・・。(カタカタと音を立てて回る歯車が今より進歩すれば、自分とはまた違った道で神業に至るのかもしれないな などと、遠い遠い未来を想像した。) [Wed 2 Nov 2005 14:32:07]
◆ソフィア@職人系G > ・・・少し、見ていっても構いませんか?(事が済んだら見学の許可を切り出してみる。 外面だけでわかる事も少なかろうと踏んだか、奇妙な工房の主は気軽にOkを出してくれた。・・・・その間も此方に背を向けたままというのは忙しいからなのか何なのか。) ありがとうございます。 前から気になってたんですよね――(まってましたとばかり、壁一面に掛けてある妙な鉄隗を覗き込んだりはじめよう。) [Wed 2 Nov 2005 14:30:18]
◆ソフィア@職人系G > (紙束が重く感じるほどの内容が詰まった設計依頼図だが、それでも両腕だけのものだ。 機械製作は時間の掛かる仕事ということで、腕なら両腕、足なら両足と 対になる位置を別々の人間に依頼することになっている。 事務的な確認は予約段階で大体済んでいるので、定番の会話が二言三言で足りた。) [Wed 2 Nov 2005 14:25:01]
◆ソフィア@職人系G > (否、数分よりも長くなってたかもしれない。 工房の奥から飛んで来た「……冷かしなら帰ってくれ」で漸く我に帰る。 そいうえば挨拶さえ忘れていた。) あ、すみません。 何分初めてだったものでつい。 (此方が見える筈がないが、気分で頭下げておく。 ついでに、両手一杯に抱えていた紙を近くの机に下ろさせてもらって。) [Wed 2 Nov 2005 14:22:56]
◆ソフィア@職人系G > ……いやはや。 (方向性の違いもあろうが、果たしてこの工房で行われている技術の一つでも自分にできるものかと考えると――己の力量を恥じるばかりだ。 間接を中心とした駆動部分は数秘術者の苦手分野の一つ、故にこそ別の職業へ委託などと考えたわけではあるが―― 動作確認をしているらしき謎のパーツに見入る事数十秒。) [Wed 2 Nov 2005 14:21:24]
◆ソフィア@職人系G > (鉄色の金属は炎を浴びて流体へと変質。 剣を持っても打ち砕けぬ筈のそれを鋳型に流せば、意の儘に形を変じる。 軸を通して噛み合った車輪は、在り得ない方向へとその回転力を伝えてゆく。 数字と物理に支配されていても、その有様は魔法そのものだった。) [Wed 2 Nov 2005 14:20:39]
お知らせ > ソフィア@職人系Gさんが来ました。 『工房見学中。』 [Wed 2 Nov 2005 14:20:18]
お知らせ > ヒルダ@魔女ギルド自室さんが退室されました。 『( 油の切れたランタンの灯が消える頃には静かな寝息が響いていた。 )』 [Sun 30 Oct 2005 21:37:11]
◆ヒルダ@魔女ギルド自室 > …… ふぁ。 ( そのままベッドに横たわっていると途端に眠気が襲ってきた。だって今日は疲れたんだもの、仕方ないじゃない。 どうしたら良いかっていう問題はとりあえず明日また考えましょ。 明日になれば良い案が浮かぶかも知れないじゃない。 ) …… でもきっと、 マギー。 こうして 睡魔に襲われる楽しみ すら 、 あの調子じゃ――…。 ( 味わえて無いんだろう。いつから、いつまで、あの状態なのか判らないけれど、きっと神経の方にどんどんダメージが行ってる。 早めになんとかしてあげた方が良い。 ) ――… でも ――… どうやって ( 明日考えるって思ったばかりの問題がまた頭を覗かせたけれども、直ぐに眠気の波に襲われてまた地中深くにもぐっていった。 ) [Sun 30 Oct 2005 21:36:34]
◆ヒルダ@魔女ギルド自室 > ( 占いなんて、こんなモノだ。良く理解しているつもりだったのだが。 ) ううぅぅぅ、うーうーうー。 何よォ、役に立たないじゃないの。 ( 恨めしげに水晶を覗き込む。正確には水晶ではなくて、水晶に映った己の間抜け面だ。 ) 結局、本人か彼女の知り合いから直接聞き出さなきゃいけないッてことね。 上手く行かないなあ、もォ。 ( 頭をがしがしと掻くと、不機嫌そうな顔を浮かべたままぼすんとベッドに寝転がる。 彼女の知り合いって?霧子さんしか知らない。他にも横丁の人とかギルドの人とか探そうと思えば思い当たる当ては幾つかあるけど。 ) ……霧子さんが一番良いか。 確か、彼女――… 奴隷ギルドに勤めてるんだっけ。 ( でもでも、マギーの知らないところでそうやって無理に暴こうとするのはひょっとしたら良くない事なんじゃないだろうかなんて考える。 ) [Sun 30 Oct 2005 21:31:11]
◆ヒルダ@魔女ギルド自室 > ―――〜〜〜〜ッ! あい、た、いたたたた! ( 瞬間、ばちんばちんと頭の中で爆竹でも焚かれたように弾ける感覚が走って、偏頭痛みたいに一瞬激しい痛みが襲った。でもそれも一瞬、集中力が途切れてしまうまで。 思わず翳した手をばっと離して、水晶から逃げるように体を再び背もたれに深く沈めさせる。 ) ……… な。 何よォ、今の。 ( ちょっとだけ乱れた前髪を手直ししながらテーブルの上の水晶を覗き込んだ。自分の顔がぐにゃりと円形に映りこむ、ちょっと間抜けな顔だ。 それから悩みこむこと数秒。 ) ………… んー…………。 失敗? ( …のようだった。でも、見えないならともかく”痛い”だなんて始めての経験だ。 ) [Sun 30 Oct 2005 21:22:44]
◆ヒルダ@魔女ギルド自室 > ( 突然跳ね起きると、鞄の中に手を突っ込んで水晶を取り出した。 判らない事はこいつに聞けば良い。いつも発言は遠まわしで不鮮明で判りにくくて、稀に嘘までつくけれど、神様だって教えてくれないことをこっそり教えてくれる。 テーブルの上に水晶を置いて、両手を翳した。 ) 知られたくない事だったら申し訳ないんだけどね。 知らぬが仏って良い言葉よ。 フフン。 ( 力を取り戻した私にはもう慣れた作業だ。部屋には一人だし(犬がいるけど)集中もし易い。 眼を閉じると一気に水晶を通じて、あらゆる世界と現象に精神をリンクさせる。 その蜘蛛の糸のように張り巡らされた糸の中から一本、私とマギーとを繋ぐ線を探し―― そのマギーから更に彼女に繋がるあらゆる物を探し出す。 ) [Sun 30 Oct 2005 21:16:24]
◆ヒルダ@魔女ギルド自室 > ( 今もベッドの上で苦しそうにしているんだろうか。友達の私にまで隠して、一体どうするってのよ。誰を頼るっていうのよ。 きっと一人じゃ解決できない事のクセに。 ) ………………。 ( 一体どうしてしまったんだろう、病気にも似たあの感じは。生憎私は医者じゃあないし、判らない。 …そうだ、病院には行ったんだろうか。 でも病気だったとして、どうして久しぶりに顔をみせてあげたこの私を帰らせたりするのか。 …まるで演劇を途中から見始めて、他の客に今までのストーリーを尋ねてみても教えてくれなくて、一人だけ遅れちゃった感じだ。 こういう時、クーンなら何か判るのかもしれない。でも…… 溜まった仕事の量はきっと膨大だろうし…。 ) [Sun 30 Oct 2005 21:02:59]
◆ヒルダ@魔女ギルド自室 > ( 被害が甚大ならばもっと騒ぎも大きくなるかもしれないが、既に石の幾つかは破壊に成功したらしい。このまま時間と共に直ぐ事件も解決に向かうだろう。 少なくとも、私の方には被害が及ばない関係ない話な筈。 ) …この話、クーンはどう思ってるんだろう。こっそり回収して研究材料に出来たら褒めて貰えるかしら? ……怒るわね、多分。 ( まあ唯の冗談だが。 …一人で呟く冗談程悲しいものは無い。 犬の頭の上に乗っけた足を下ろすと、次は犬に「伏せ」を命じた。命令どおりに床に伏せる犬の体の上に両足をどーんと乗せると椅子の背もたれに深く深く沈みこむ。 ) ……… 私の方に関係ある話は別にあるんだけど、ねえ。 ( 天井を見上げる。 ) [Sun 30 Oct 2005 20:53:40]
◆ヒルダ@魔女ギルド自室 > …… にしても、相変わらずこの街は物騒ねえ。 「ハウリング・ウルブズ」、か。前にもそんな事件あったわよねー、確か。 ( 既に自体の収拾に向けて雇われ傭兵やら冒険者やらが奮闘しているらしいが、他のギルド自体は主だった行動は見せていない。 悪魔でも無いから教会も動かず、吸血鬼でもないからVHも動かない。勿論、我等魔女ギルドも。 見て見ぬフリってワケじゃあないんだけど、責任の所在が明確にない限り組織も迂闊には動けないだろう。呪具って言うとどうしても魔女ギルドの管轄っぽく聞こえてしまうが。 ) どういう経緯でこの街に入ったのかしらねー。依頼人はマウーラの人だったって話だけど。 ( マウーラ、つまりアングリマーラの方だ。旅の途中にも立ち寄ったあの街、暗黒街をそのまま大きくしたような街。 あっちから渡ってきたものなら ) …いい迷惑ね。 [Sun 30 Oct 2005 20:47:40]
◆ヒルダ@魔女ギルド自室 > ( 主人が座り込んだのをみれば早速足元の犬は甘えてくるのだ。こいつめ、アンタのせいでわたしゃ今日一日大変だったんだからね! 靴と靴下をすぽーんと脱いで素足を犬の頭の上に乗せてぐりぐりした。犬は撫でられてると思ったに違いない、尻尾なんか振っている。 ) ほほほ!馬鹿ね! おほほほ! ( 足の裏に触れる犬の毛並みは結構気持ち良い。 そのまま踏ん反り帰りながら暫しその感触を楽しもう。 ) [Sun 30 Oct 2005 20:39:30]
◆ヒルダ@魔女ギルド自室 > ( 愛犬が散らかした部屋の片付けも漸く終わり、魔女ギルドの雑務も(今日の分は)とりあえず終わり、一息ついて腰を落ち着けたのだ。やってみて思うけどこういう雑務ってやっぱり腰と肩にくるわ。 …半ば予想はしていたけれども先輩方からの風当たりはちょっぴり冷たかった…。考えてみればこれから水場の仕事が厳しくなるっていうのに、お洗濯を今までやらなかった分やらされるのだ。ギルドの増員はしたけれどもそういう雑務係りまでは多く雇えなかったらしく、結局新入りの仕事だっていうのは変わらない、らしく。 ) ……… 早く後輩入って来ないかな。 ( などとぼやくのだった。 ) [Sun 30 Oct 2005 20:35:16]
お知らせ > ヒルダ@魔女ギルド自室さんが来ました。 『( どさりと椅子に座り込んだ。 )』 [Sun 30 Oct 2005 20:32:37]
お知らせ > 園内一花@VHGさんが帰りました。 『( 形ばかり想っている事を、現実の物にする為に… 斡旋所へ )』 [Fri 28 Oct 2005 02:30:03]
◆園内一花@VHG > ( 守れるように… 戦えるように、なりたい…。 …本当は、そんな事にならないのが一番だけど… なった時、何も出来ないのは嫌だ…。 何かを盾にしたり、誰かを頼ったり出来ない状況になったら一歩も踏み出せないなんて… 情けないじゃないか ) ………ッ! ( くっ!と…微妙にゲル状になった紅茶?を飲み干して… 酷い顔で、席を立つ。 〜今度はもうちょっと、ちゃんと飲めるように工夫してみよう…なんて思いながら… 代金をテーブルに置いて ) [Fri 28 Oct 2005 02:28:27]
◆園内一花@VHG > ………いつか、通る道なんだから…冒険者なら… ( 言い聞かせるように呟いて… 手を止めた。 …カップの中身に流されるように、支えを失ったスプーンが、くるりと回る…。 ……『狼石』の回収に、協力を表明しよう……決心するのに、覚悟を決めるのに、丸一日だ。 …長いのか、短いのか… とりあえず言えるのは…大切な事を前にして、怖気づき悩むようではダメ、という事だろう ) [Fri 28 Oct 2005 02:23:52]
◆園内一花@VHG > ( …ポチャポチャ…ポチャ……ポチャン……… 食べ物で遊ぶなんて、まずしない事だけど… 増えて来るかさに、どれだけ入れられるか試すように放り込み続けて… 少し、溢れさせてしまった… ) ………。 ( なんだかなぁ…と、冴えない思いで肩落として… 屈み込むように、混ぜなくても甘ったるくなってしまった紅茶を少し啜って… スプーンで掻き回す ) ………。 ( ぐるぐる くるくる 抵抗が無くなっても… 溢れさせないように… けれど素早く掻き回し続けて… ) [Fri 28 Oct 2005 02:15:43]
◆園内一花@VHG > ( 一緒に出してくれたミルクは、分量とカップの容量から見て、全て混ぜ合わせるわけではないと思うのだけど… 何となく、半々くらいで丁度良いイメージで。 かなりたっぷりと注ぎ込み… 適度な温度になったカップを、両手で包むようにして暫く持って… ややあって、おずおずと口を付ける ) ……ん…む……? ( 苦さは大分緩和されたけれど… これはこれで、何か違うような。 妙に生っぽいと言うか―――。 …はて?と首を傾げて…今度は角砂糖をポチャポチャポチャ… ) [Fri 28 Oct 2005 01:55:19]
◆園内一花@VHG > ( …守れるものか。 …戦えるものかと、溜息をついて…。 のろのろと、運ばれて来たカップを両手で持って…そっと、口を付けた…。 ソーサーはそのまま ) ……?ん…ン。 ……んー…… ( ほんわりと口に含んだ熱が、全身に伝うのを感じながら… 暫く難しい顔で首を傾げて… 『苦い』と、困った風に紅い液体を見つめる… ) [Fri 28 Oct 2005 01:36:35]
◆園内一花@VHG > ( 実は…狙われている友人は、狙っている吸血鬼と友達になりたがっていたり… 事情は色々、複雑なのだけど。 …とりあえず、その友人が『殺されてしまうかもしれない』と思った時… 戦闘職にあって、己よりも強いであろうその人の事を…守りたいと、思った ) ………。 ( でも… 殺されると分かっていながら真っ向から対峙しようとする友人を… 自分を盾にするようなやり方で思い止まらせて… ヴァンパイアハンターギルドへの報告に立ち会って… 少し、薙刀を振り回してみて… 自分のした事は、それだけだ ) [Fri 28 Oct 2005 01:31:57]
◆園内一花@VHG > ( 吸血鬼に命を狙われているという事で、ギルドに助けを求めた友人の件で… 今の所、彼女は無事だと… 挨拶と報告を済ませた後。 …ついでにと立ち寄ったカフェテラスで、前回はあまり味わう余裕の無かった紅茶を注文して… ぼんやりと虚空を見つめる ) [Fri 28 Oct 2005 01:14:56]
お知らせ > 園内一花@VHGさんが来ました。 『( 一応 )』 [Fri 28 Oct 2005 01:09:51]
お知らせ > ストレイ@「ディアボロス」内部さんが退室されました。 『( 大きな火傷を負う前で良かったのかな、とは。思うのだ。 …多分。)』 [Wed 26 Oct 2005 18:45:19]
◆ストレイ@「ディアボロス」内部 > ( …悩む。媒介しての術は、苦手。けれど自分ひとりで単品で単身で 「 届く 」 には、まだ足りない。何もかも足りない。なら、やっぱり地道に自分を磨くしか無い。分かってる。分かってるんだ――― ) うぅ。過剰な背伸びは火傷の素、ですかー。( そんな、何処かで分かってたしっぺ返しの代価は、自分的には決して安くない。けど。) [Wed 26 Oct 2005 18:43:35]
◆ストレイ@「ディアボロス」内部 > ( 四隅に立てた蝋燭だけがぼんやりと照らす中、影の彩りを受けてぼんやりと薄緑に光る薬液。方陣を描いた時はもっと濃い色合いだったのだが――― ) やっぱり変質しちゃいます、かー……( うー。何が原因か考えてみる。今回は準備も比較的揃えられた筈なのだけど。) ハーブが足りなかったかなー…でもあれ以上だと足が出る足が出るー…( 敵は貧乏なんだろうか。否、しかし。) ……こっち方面のが適性じゃないー…のは、分かりきってるんです、けどー。 [Wed 26 Oct 2005 18:29:54]
◆ストレイ@「ディアボロス」内部 > ( 足元の方陣からは、ぶすぶすと燻されたような白い煙が上がっている。床に特殊な薬液で記した陣は輪郭だけは残っているが、所々がノイズを具象化したように崩れて使い物にならない状態。そんな足元の私的惨状を見下ろして、長い溜息が漏れた。) あー……これで一ヶ月分の貯金がパァにー…やっぱり、素の力を鍛える方が先決っぽいです、かー?( 部屋の片隅、蝋燭を立てた台の下にひっそり安置していた瓶を引きずり出して、中身を揺らしてみた。ちゃっぷん。) [Wed 26 Oct 2005 18:22:57]
◆ストレイ@「ディアボロス」内部 > ああっ、術式が壊れたーっ!?( こんな悲鳴も日常茶飯事と言ったらギルドの質が疑われそうなので口を噤む。外部存在との交信路を開く為の儀式を行っていた一室より響いたのは、そんな悲鳴だった。) うぅー…また失敗です、よー。( がくーっと項垂れるのは、灰色のフードの端から銀色を零した娘子だ。) [Wed 26 Oct 2005 18:03:50]
お知らせ > ストレイ@「ディアボロス」内部さんが来ました。 『( そしていきなりコケる罠。)』 [Wed 26 Oct 2005 18:01:48]
お知らせ > ストレイ@「ディアボロス」内部さんが入室されました。 『( 召喚士ギルドのとある一室にて。)』 [Wed 26 Oct 2005 17:59:32]
お知らせ > ザッハトルテ@書籍系Gさんが退室されました。 『( アバウトな敬礼かまして其処を辞した )』 [Tue 18 Oct 2005 02:53:35]
◆ザッハトルテ@書籍系G > ( 紙巻が灰になって 話が纏まった後、呼び止められて ) ――…ああ。 確定事項ですか それ。 …お任せしますはだめですか、此方は何でも構わないんですけど ……ええ。 ――では来月頃には。 ( 椅子の背凭れに引っ掛けておいた上着を引き取り、袖を通して ) 言いたい事は判るんだけど。 ( 小声のぼやき。 …後で考えよう ) ではお先に、…「常駐組」諸氏の健闘を祈ります。 ( 月末になれば明日は我が身なんだけど。 ) [Tue 18 Oct 2005 02:52:10]
◆ザッハトルテ@書籍系G > ( 喫いさしで離して ) そりゃ拘ります。 折角評価して戴けたのだから その期待には応えないと――給料泥棒になっちまいますし。 盗人を養える程の場所じゃないのはこの場の全員が周知の事実だし ね? ( 咥え直して、人間に混じって笑う真似。 やっぱり出来は良くないんだろう ) ( 元々人手の多くない小規模の組織の事、他に人材が居ないのもあろうがちまちまと勤め続けたのが良かったのか内部での評価はそれなり。 月初に「囚人と芸術家」の自伝のどちらをやるか選ばせて貰えたのもその辺が多少はあったろうか。 前者を選んだ理由は書き手と知己だったからじゃなくて――むしろそれなら避けたかった話。 後者は単に専門が「聖画師」だったから。 馬蹄の苦手などなたかには内緒の話だ ) [Tue 18 Oct 2005 02:44:31]
◆ザッハトルテ@書籍系G > ………さあ。 ( あの時の憤慨した年老いた男の顔 ) 盗人猛々しいと言ってしまえばそれまでですが――人のするこた大して変わらないって云う事なんでしょうかね。 普通なら遺族だの世間様に御免なさいするところを怒るってんですから。 少数派とは言え、皆無とは言い切れますまい そう云う人も。 ( そうは言いながら内心気の毒だと思うのはやっぱり偽善に入るだろうか、手記の彼の妄想。 不老不死の幻想は尚人類の追う命題か、実際そんなに愉快なものでもないんだが――…隣の芝生とそれこそ申し上げたい話。 ともあれ、 ) だからそこは譲れない、かな。 死者の評価をさらに貶める結果になろうと書いた本人がその表現を選んだのだから、忠実にやれと云うなら尚の事――ok? ( 事実見たのだから は反則にしても、そこで憤慨する気概――と言って良いものか判らんが――が残っていた御仁だからこそ その後も長生きしたんじゃないかと言えば勝手な想像だけど。 ) [Tue 18 Oct 2005 02:34:42]
◆ザッハトルテ@書籍系G > ( 出身地と傾向を考慮して適した人材を充てた、のだろうか。 原本は確かに母国語だから楽と言えば楽だし、情景描写がそれらしいと評されたのはリアルタイムで当時の風景を見ているからだろう。 黙すが。 むしろ事実を暈すのにこそ気を遣ったとは胸中の言、手持ちの情報を開示し過ぎては自伝の訳をオーバーしてインタヴューになっちまう訳で ) ――あ、煙草こっちも1本貰えますか ――って。 わざとですか。 ( 肝心の火種をスルーされた。 ) …それで良いですよそれで――…意地が悪いなあ毎度。 其処まで一方的に集った憶えはないんですが? ( 灯る4ツ目の蛍 ) [Tue 18 Oct 2005 02:24:37]
◆ザッハトルテ@書籍系G > ( 広くもない一室は白灰色のヤニヴェールで視界も怪しいもの、いい加減に括った髪の毛だとか服にまで匂いが移るのはほぼ確定か。 他所は兎も角、偶々喫煙者が揃った其処は雰囲気だけなら雀荘の一画に似た状態だろうか。 いい年した大人が集まり徹夜が珍しくない辺りも類似点。 闘牌伝説か。 ) …彼にとってそれは「あってはならない事」だったんでしょうね、おそらくは――だから、失意でも絶望でもなくて。 今少し彼の望む夢を見て居たかったんじゃないかなと そう読めたのだけれど ( 良い夢から無理矢理起こされて御機嫌斜めだったと、実際会って話した者から言わせてもらえば推測ですらないのだが。 )( 今頃はとうに墓の下であろうある人間の獄中記。 ) [Tue 18 Oct 2005 02:17:54]
◆ザッハトルテ@書籍系G > ( 羊皮紙の上、細かい筆致は見慣れた己の字。 細かいと言われた事はあるが達筆か如何かは自分では不明、金釘流だと言われた事もないけれど。 …敢えて言わないだけかも知らん ) ――…で、此処。 ( 癖がつかない程度に開いた本の頁に並ぶ文字の列の中、一語を指で示して ) これがあるから主人公は「悲嘆した」のではなくて――「憤慨した」のだと。 ( 学者くずれの翻訳屋は仕事の打ち合わせ中、貴族様に真の意味で囲われてちゃ居ませんよと此処でひっそり主張の場。 某管理会社よりは頑張ってます。 ) [Tue 18 Oct 2005 02:11:14]
お知らせ > ザッハトルテ@書籍系Gさんが入室されました。 『( デスクの上、開かれた本と羊皮紙が1枚 )』 [Tue 18 Oct 2005 02:02:55]
お知らせ > ソフィア@ギルド内研究室さんが帰りました。 『道はまだまだまだ遠い――』 [Wed 12 Oct 2005 04:28:56]
◆ソフィア@ギルド内研究室 > (かくて予定は伸びに延びまくり、当初の期日に間に合うように最初の見積もり出してもらうには資料提出明後日まで―― でもぶっちゃけもう二日以上寝て無い。 ねむいおなかへった。 そんな時―――)・・・・べたべたのお饅頭が食べたくなりましたね・・・・(甘味処は究極の現実逃避手段にして、脳機能減衰気味の管理職を救う箱舟なのだ。 言葉にならない呟きを漏らしつつ、ふらふらと席を立つ。) [Wed 12 Oct 2005 04:27:13]
◆ソフィア@ギルド内研究室 > (なんせゴーレムの魔法機械化など島中でも多分初めての試み、しかも発案側は日単位での試行錯誤が未だ続いている状態だ。 応用すべき機械技術――所謂クランク化の段取りなんかも、お互いが専門用語で流動する状況を語り合うという混沌。 理解→検証→返答で丸三日は掛かってしまう。) いっその事どちらかに集合すれば良いのかも知れませんが・・・(眠い目擦りつつ机に突っ伏し―― 呟くも、互いの都合でダメなのを何度も確認済み。) [Wed 12 Oct 2005 04:25:00]
◆ソフィア@ギルド内研究室 > (いつもの机に腰掛けつつ、目の前にカバラ関連以外の紙を揃えたのなど何ヶ月ぶりだろうか――。 思い出せない。 下手をすると初体験かもしれない。) 普段自分がどれだけ気楽な世界に居た事か――― 悔しいような そんなような。(外部との連携も必要で、普段と勝手が違って戸惑っている。 休憩開始は背凭れに寄り掛かって体伸ばし、んー) [Wed 12 Oct 2005 04:20:19]
◆ソフィア@ギルド内研究室 > (避け方色々。 形ばかりとはいえ研究チームを指揮する立場の自分は、持ち寄られたあらゆる問題や交渉ごとを矢面に立って何とかするのがお仕事だ。 予算・人員に関してはある程度仕方ないという結果になったが、それ以外の工夫や嘆願で何とかなる部分はできるだけ良い条件を揃えねばならないのだし。) [Wed 12 Oct 2005 04:16:56]
お知らせ > ソフィア@ギルド内研究室さんが来ました。 『暗礁色々。』 [Wed 12 Oct 2005 04:16:37]
お知らせ > 園内一花@陰陽寮さんが帰りました。 『( それなら、誰も居ないのだろう )』 [Sat 8 Oct 2005 16:51:53]
◆園内一花@陰陽寮 > ( …自分で気付けねば、教えられても意味の無い事なのかもしれないし… 何より、こうして『気付いた』事が、本当に正解かどうかすら分からない。 …例によって、己を見てくれている陰陽師はここには居らず…確認のしようもなくて…ただ、微かだけれど確かな手応えを感じつつ…部屋を見回した ) ………。 ( やっぱり他に誰も見えないし、誰の声も聞こえない ) [Sat 8 Oct 2005 16:51:19]
◆園内一花@陰陽寮 > ( 書を読み文字を書いて文化に触れて… 漠然とした物に対して抱く印象をある程度強く持つ事が出来れば、それが神や精、霊を見る事に繋がると言う。 …そうして、それらの存在を捉える事が出来るようになれば、それが感覚制御の第一歩なのだと言う… ) ………。 ( 嘘では、ないだろう。 …それでもその裏にある意味は、『持っている印象次第で姿形は変わるもの』という事だ。 …定義出来れば、それでいい…。 …けれど出来なくとも、出来ないなら出来ないなりの受け入れ方で、それらが『在る』事を知ればいい… ) [Sat 8 Oct 2005 16:42:55]
◆園内一花@陰陽寮 > ( …前触れも無く発現した感覚は、常の物を越えていて…。 本来ならば物心付く以前より、生活に根付いた常識の一端として、少しずつ身に付けていく物だった ) ………。 ( ただでさえ、そういった特殊な感覚…気だの精だの霊だの…に関わる素質は皆無と言われていた身には、およそ馴染みが無くて、『特別』な世界に感じられるけれど。 …まず特別視するところから、馴染ませていくものなのだと…曖昧に頷く。 …物が上から下に落ちるのと同じ、水の中では重さが軽く感じられたり、早く動こうとすると空気させ邪魔になる… その程度の認識で、いいはずなんだ ) [Sat 8 Oct 2005 16:35:44]
◆園内一花@陰陽寮 > ( 世界に満ちる気の流れを『見よう』とし、感覚が開きっ放しになって… 治まらない霊障に、廃人のように過ごした時間の中で… けれど漸く、無意識の内に行っていた感覚の制御法に目星をつけた ) ―――眼を凝らして何かをじっと見つめるのって… ( ―――疲れる。 それが動く物なら眼が回るし、光る物なら眼が痛くなる。 …『見よう』と集中するような事ではないのだと… 沈静化していく感覚に、安堵の溜息を深く吐き出して…。 …難しいなと、苦笑を零す… ) [Sat 8 Oct 2005 16:26:01]
◆園内一花@陰陽寮 > ( 夕暮れ時の陰陽寮。 日が短くなったとは言え、まだ明るい時間だけれど… 障子を開け放しても薄暗くなってくる畳張りの一室で。 ぼうっと虚空を見つめていた、髪を下ろした巫女装束が…ふと、呟いた ) [Sat 8 Oct 2005 16:16:33]
お知らせ > 園内一花@陰陽寮さんが来ました。 『( ああ、そうか――― )』 [Sat 8 Oct 2005 16:10:45]
お知らせ > 園内一花@陰陽寮さんが帰りました。 『( 何も手に付かず、倒れるように眠りに落ちるまで…治らなかったとか )』 [Thu 6 Oct 2005 16:33:19]
◆園内一花@陰陽寮 > ( ぶっちゃけ必要条件や克服の為のロール数指定をしておけば良かったなんて思ガガギガ ) ………。 ( 真っ青な顔で、フェイスガードを下ろした。 …装束と相俟って、えらく奇妙な格好だろうけど… 本殿の正面にそんなのが居たら妙な噂が立つと移動させられるのは、まだ後の話―――。 …今日はもう帰ろうとも思うのだけど… 家路につく事さえままならず ) [Thu 6 Oct 2005 16:32:28]
◆園内一花@陰陽寮 > ……菫ちゃん……。 ( 先が見えなくて、不安で…やり切れなくて…。 その人だって大変なのに、うわ言のように、パートナーの名を呟いた…。 …怪我をした彼女が、己の傷の完治と、こちらの霊障体質の克服を『競争』と考えているとは知る由もないけれど… 『酷くなっちゃいました』なんて、あまりにも合わせる顔が無い。 …まずは自分の事を頑張ろうと、決めた矢先だ… ) ―――。 ( このままずっと治まらなかったら、どうしよう…とか。 病気をした時だけ健康をありがたく思うような弱気に駆られ、膝を抱える ) [Thu 6 Oct 2005 16:21:47]
◆園内一花@陰陽寮 > ( …どんなに念じても… 眼を瞑っても、耳を塞いでも、己の身体にすら宿っているそれを遮断するのは難しく…。 屋内で粗相をしてしまわないように…水場の近くに居られるように…ハラエの玄関脇に設けられた手水舎の傍に、座り込んだ…。 もう、随分と長い間こうしてる ) あ―――ぅ…。 ( 小さく唸って。 …最近は、あまり酷いのに襲われる事も無く、時間だって、ここへ来る前より概ね短くなってるくらいだったけど…。 …これはもしかして、進展があったのではなく振り出しに戻っているのでは―――なんて考えたり ) [Thu 6 Oct 2005 16:15:55]
◆園内一花@陰陽寮 > ( 治まらない船酔いに見舞われ続けるような状態で… どうにか、まだもどしたりはしていないけれど… 時間の問題な感じに口の中に嫌な感じが溢れている ) ………。 ( 帽子のひさしのように上げたフェイスガードのせいで、簡単には仰げない空を、首を深く逸らせて仰ぎ… 溜息をつこうとして… もどしてしまいそうだから、止めた――― ) [Thu 6 Oct 2005 16:07:39]
◆園内一花@陰陽寮 > ( 巫女装束を纏って、何故かフルフェイスのヘルメットのような黒い兜を被った娘が、しつこい位に口をすすぐ ) ………。 ( …進展があったと言えば、あったのかもしれない。 …いつもはただ勝手に訪れて勝手に去って行く、極彩色の光の波や、高低入り混じった音の洪水を、『見よう、聞こう』としてそうする事が出来たのだから。 …もっとも、それだって偶然、発症と『思う』タイミングが重なっただけかもしれないけれど… とりあえずそれは置いておいて。 ……問題は、『一向に止められない』事だった…… ) [Thu 6 Oct 2005 16:02:58]
お知らせ > 園内一花@陰陽寮さんが来ました。 『( 手水屋で )』 [Thu 6 Oct 2005 15:56:11]
お知らせ > セツさんが帰りました。 『( そして自分の部屋に着けば泥のように眠るだろう。 )』 [Sun 2 Oct 2005 21:05:57]
◆セツ > ―――眠いな・・・ ( 昨日は屋敷にも帰らずに、ひたすら原稿を書いていた。 その疲れを自覚すると、今更それが出てくる。 ) 今日は―――帰るか。 ( そして屋敷に足を向ける。 友の住む薔薇の屋敷へと。 ) [Sun 2 Oct 2005 21:05:18]
◆セツ > ( やれやれ―――といった感じで相手は首を竦める。 しゃあねぇなぁホントに、そう溜め息混じりに呟いた。 ) それじゃあ・・・ ( 勝手に辞めたきゃ辞めちまえ、迷惑料―――って事で今回の分の金はやんねぇぞ。 そう言って背を向ける。 ) ―――すいません。 ( 謝るぐらいだったらはじめっからそんな事言うんじゃねえよ、と毒づいている。 自分の頼みを受理してくれた相手に、心の中で礼を言い自分もその場を去る。 ) [Sun 2 Oct 2005 21:02:17]
◆セツ > ( ―――取り敢えず頼まれた仕事は片付けておきました。 そう言って、書き上げるように頼まれていた原稿―――いつもの量よりは遥かに厚い―――を相手に手渡す。 それは自分なりのケジメのつもりであった。 自分勝手な独り善がりの行動。 それでも、自分が突然辞めた分の負担を少しでも減らすために、常よりも真剣に取り組み、仕上げた原稿を渡す。 ―――本当に・・・すいません――― 心からの詫びを相手に伝える。 ) [Sun 2 Oct 2005 20:50:24]
◆セツ > ・・・このギルドを辞めさせて頂きたいのですが。 ( その突然の言葉に相手が驚愕の表情を浮かべる。 当然の反応だ。 大学の僅かな時間の合間に、ここで本を出す事によって、今までは生活費を稼いできた。 微々たるものだったが、それでも先日までは確かに必要なものだった。 しかし、今の自分にはここを続けていく事にはもう意味は無い。 相手は、いきなりそう言われてもな―――と渋い顔になる。 ) [Sun 2 Oct 2005 20:42:49]
◆セツ > ( やって来たのは小さい書籍系ギルド。 細々とやっている場所に訪れる。 ) お久しぶりです。 ( 出迎えてきたのはそこの元締め。 久しぶりじゃないか、と気さくに話し掛けてくる。 今まで色々と世話になった人だ。 人柄もよく、仲間内からも好かれている。 そんな相手に、これから話す事を考えると少々気が重い。 ) 大変申し訳ないんですけど・・・ ( 元締めが不可思議な表情を作る。 気にせず言ってみろ、と先を促す。 ) [Sun 2 Oct 2005 20:36:08]
お知らせ > セツさんが来ました。 『(とある寂れた場所の一角)』 [Sun 2 Oct 2005 20:29:23]
お知らせ > 十示さんが帰りました。 『(打刀購入、33万支出─)』 [Sat 1 Oct 2005 01:57:51]
◆十示 > …まぁ、やれるだけのことをやるしかないがな。 (周りが皆、中級かそれに及ぶ実力としても─気後れする事はない。 やれる事を尽くすのみだ) [Sat 1 Oct 2005 01:56:02]
◆十示 > 赫焉も満足に使いこなせないが─ 単一属性では心許無いからな。 (苦笑しながら、再び鞘へと戻す。) …俺が、敵うだろうか。 (左の腰に、赫焉と、菫青。二本差しにすると、既に纏めてある旅の支度を肩に引っ掛け…) [Sat 1 Oct 2005 01:54:24]
◆十示 > (鍛えの地金は杢目肌。刃紋は小乱(こみだれ) 名を与えられ、木気を帯びた刃は、ぱりッ、と。紫電を弾けさせた) [Sat 1 Oct 2005 01:49:50]
◆十示 > (名は呪(しゅ)。名によって人は呪を受けている。 人だけではない、物もそうだ。 ハガネはただの鉄だが、刃を持った金の呪、刃金の名を与えられ、鋼となる。) …菫青(きんせい)とでも呼ぶか。 (鯉口を、緩め。すらりと刀身を抜き放っていく─) [Sat 1 Oct 2005 01:44:30]
◆十示 > (鞘も、柄も。 御神刀の如く、白木の其れだ。 菫で染め抜いた、澄んだ青。 そんな色をした、飾り紐を、柄に穴を掘ぎ、そこに徹した) …木気は、青。 青…… [Sat 1 Oct 2005 01:40:26]
◆十示 > (打刀。 銘は無いが、どこだかの武家に納める刀の影打だとかで、出来は悪くない。 値もそれなりに張ったが。 ) …魔物、か。 (少し前の時間に、仕事斡旋所で呟いた言葉。其れと全く同じ言葉を呟いた) [Sat 1 Oct 2005 01:36:25]
お知らせ > 十示さんが来ました。 『(買ったばかりの─)』 [Sat 1 Oct 2005 01:32:37]
お知らせ > 園内一花@陰陽寮さんが退室されました。 『( 少しずつ、感覚に慣れていく )』 [Sat 1 Oct 2005 00:06:33]
◆園内一花@陰陽寮 > ( 目の前の書の、これを『信じなければ』ならないと思う物語を不思議に思い、それに心を取られ… 波の形や音が変わるのを待ちながら… 波は波として其処に在るという事は、気に留めない――― ) ………。 ( 霊障が治まらない、神様が見えない、その声が聞こえないと… じれったく思いながら ) [Sat 1 Oct 2005 00:04:52]
◆園内一花@陰陽寮 > ( 良いとか悪いとか、好きだとか嫌いだとか…不思議に思う気持ちすら抱かずに… 空気があって、それを必要とするのと同じ程度の感覚で、当たり前だと思ってしまう――― ) ………。 ( もし、その事実に気付くことが出来るなら… 『体調を崩すのだから、良くない事だ』と考えるのかもしれないし、不思議な事を考えようとせず、知らぬまま受け入れる事を恥じる心持ちになるかもしれないけれど… そもそも、意識していない事に気付けねば… それもない ) [Fri 30 Sep 2005 23:51:34]
◆園内一花@陰陽寮 > ( …波が人や、あるいは絵巻物に描かれるような神様の姿を取る事は無く… 音もまた、人の声には聞こえようもない…。 …ただ、霊場にあって尚、崩れる体調に堪え切れず倒れ伏す… という事も、減って来ている気はしていた ) ………。 ( …『病気に慣れる』という事かもしれない。 …たまたま、感覚が解放される度合いが低いだけかもしれない。 本人は、そう思っているけれど。 …制御こそ出来ないものの…感覚に走り抜ける波を、そこに在るものとして、受け入れるようにはなっていた。 …宗教者が、奉る神に対してそうであるように… ) [Fri 30 Sep 2005 23:36:55]
◆園内一花@陰陽寮 > ( 時折、感覚に…主に視覚や聴覚に、極彩色で高低音の入り混じった波が寄せては返す…。 術者の集うそれなりの力場は、客間がそうではないとは言え、切り離せるようなものではなく… 感覚が刺激される事は、多かった。 …船酔いのように崩れる体調を堪えて…折角用意した兜で頭部を覆う事も無く、僅かに震える手で、書を読み込み続ける ) [Fri 30 Sep 2005 23:25:28]
◆園内一花@陰陽寮 > ( 『ハラエ』の客間… 灯篭の柔らかな光の中で、髪を下ろした巫女装束が、見台の書物を静かに捲る… ) ………。 ( 衣摺れと、己の小さな息遣いと、紙を捲る音以外の無い… 耳が痛くなりそうな静寂の中で、延々と… 墨と筆で書かれた文字を追っていく ) [Fri 30 Sep 2005 23:14:44]
お知らせ > 園内一花@陰陽寮さんが入室されました。 『( パラリ――― )』 [Fri 30 Sep 2005 23:09:34]
お知らせ > 園内一花@陰陽寮さんが帰りました。 『( 波の中に神様が隠れているわけじゃない )』 [Mon 26 Sep 2005 23:53:25]
◆園内一花@陰陽寮 > ( …今回少し長めだった霊障が引いて行くのを感じて… 安堵の溜息と共に頷いた ) [Mon 26 Sep 2005 23:53:05]
◆園内一花@陰陽寮 > ( ―――波のまんまでもいい? ) ………。 ( ふと、己の思考に首を傾げる。 …波が神様の形を取ったなら、それが出鱈目に取り込んでしまう情報の『捉え方』を知る第一歩だと言うけれど… 何にしても、もう見えている事には変わりない ) ( …波は気の流れ、そして同時に、現世を形成す精なり霊なり神々だ。 『波』として見えてしまっているだけで ) ―――あ。 [Mon 26 Sep 2005 23:49:52]
◆園内一花@陰陽寮 > ( …いっそ、本当に棺桶でも…なんて考えて…。 何も棺桶でなくたって、鉄の箱でいいのだと…弱気になっている頭、兜の上から力の入らない手で、こつんと叩く。 …フェイスガードで狭くなった視界の中で蠢く極彩色の波と、それらが放つ音に、恨めしそうに顔を顰めた… ) ………。 ( 術者として、基礎を学ぶ為の心構えが出来たなら…この波が、絵巻物にあるような神様の姿を取るようになるのだと言う… つまりそこら中神様だらけなのだろうかと、想像してみて… あまりと言えばあまりに賑やか過ぎる光景に、げんなりしてしまう。 …それなら、波のまんまでもいいかなー…なんて ) ( とにかく、体調不良さえどうにかなってくれるなら…何でもしようという気分だ ) [Mon 26 Sep 2005 23:37:07]
◆園内一花@陰陽寮 > ……ッあーっ……! ( 動悸、息切れ、目眩と寒気と頭痛に吐気… 薬の効能に挙げられるようなものを片っ端から並べたような状態に、一際大きく声を漏らす…。 …これでも、兜があるからまだマシだった… 鉄に覆われていれば、勝手に感知して身体が拒否反応を示す気の流れの影響も軽減される ) [Mon 26 Sep 2005 23:25:47]
◆園内一花@陰陽寮 > ( がぜんやる気になってみたところで、さすがに陰陽術は一朝一夕に身に付くものでもないようで…。 トレジャーハンターの時のようには、いかない ) ………。 ( 否、そもそもトレジャーハンターは実践経験を積まなければ話にならないのだし… こちらも、勝手にこなせるような気になっているだけか。 …実際、自主的に単独でハントに出た事はないのだから… ) ………。 ( なんだか全部、中途半端になっているような感覚に、じれったさを覚える ) [Mon 26 Sep 2005 23:18:34]
◆園内一花@陰陽寮 > ( 障子の開け放たれた、庭に面した和室で… フルフェイスのヘルメットのような兜を被った巫女装束が、畳の上に仰向けに転がっている ) ……ぅうー…… ( 時折漏らす情けない呻き声は、鋼に遮られくぐもって… 妙ちきりんな光景に一層拍車をかけていた ) [Mon 26 Sep 2005 23:13:43]
お知らせ > 園内一花@陰陽寮さんが入室されました。 『( だうん )』 [Mon 26 Sep 2005 23:07:37]
お知らせ > 園内一花@陰陽寮さんが帰りました。 『( 『波』はまだ、形を持つに至っていない――― )』 [Sun 25 Sep 2005 22:56:28]
◆園内一花@陰陽寮 > ( これが…文字を書く事が、何になるのかは分からない…。 …ひたすら本を読むように… 禊をして装束を纏って、形から入り… まず意識の根底にある基礎的な部分から、認識力の枠組みを作って行く事になるのかもしれないけれど… とりあえず何かが変わっている実感は、無かったから ) ………。 ( それでも、紙を代えて… 何度も、何度も、見本の神代文字を真似て描いていく ) [Sun 25 Sep 2005 22:55:37]
◆園内一花@陰陽寮 > ( 気持ちが張って…少し急いて… 小さく溜息をついて、首を振る。 障子を開け放した庭に面した部屋は、時折涼やかな風が吹き込んで来て… それが一層、胸を切なくさせた ) ( パートナーはどうしているだろうと…結局、そればかり考えてしまう。 …まず、自分の事をしっかり出来るようになってからだと…そう、心に決めた筈なのに… ) ………。 ( …望んでいることを望むのを止めるのは、簡単な事ではないのだろうと… 情け無さそうな苦笑を零して… 〜ぱちん。 両手で頬を叩いて、気を入れた ) [Sun 25 Sep 2005 22:44:05]
◆園内一花@陰陽寮 > ( 自分を見てくれている陰陽師は、今部屋に居ない。 疑問を口にする事が出来なければ、言われるままにする他ないと… 文鎮を上げて、紙を代えた ) ………。 ( 形を真似るだけなら、あるいはもっと簡単だったかもしれない。 …ただ、見本に宿る力までを再現出来ない事に引っ掛かりを覚えてしまえば、それはそのまま文字にも反映されて… 歪むわつかえるわ、散々だ ) [Sun 25 Sep 2005 22:31:22]
◆園内一花@陰陽寮 > ( 習い事で習字はしていたけれど、真似て書くように言われたのは神代文字。 何かの折にどこかで見た事くらいはあるけれど、勿論書くのは初めてで。 …居住まいを正して筆を滑らせる様は、見た目だけならそれなりのものになっているかもしれないけれど、肝心の字の方はさっぱりだった ) ………。 ( 筆を上げ、脇に置いて…一息。 出来上がった今一つ見栄えのしない記号を眺めて… 見本と見比べて… 首を傾げる。 …慣れなのだろうと思うけど、何かもっと、根本的に違う何かがあるような気がして… ) ( けれど、それが何かは分からずに ) [Sun 25 Sep 2005 22:21:28]
◆園内一花@陰陽寮 > ( 体質改善の為にお世話になっている陰陽寮で。 本を返して、借りに来たら、そろそろ他の事もしてみようと言われ… 何故か和室で筆を持って、和紙と向かい合っている ) ………。 ( 水垢離をして、巫女装束に身を包んで。 いつもは結っている髪も、今は背中に真っ直ぐ落としている ) [Sun 25 Sep 2005 22:13:39]
お知らせ > 園内一花@陰陽寮さんが来ました。 『( お習字 )』 [Sun 25 Sep 2005 22:04:12]
お知らせ > 十示さんが退室されました。 『( 『調べてみてから考えよう。』 そう呟くと、現場に向かった )』 [Wed 21 Sep 2005 00:26:22]
◆十示 > ( 虎ほどの大きさもあるだろう。 これを一人で斃すには、今の実力では無理がある─ ) …普通なら、退魔師の先達に引き継ぐべきだけどな。 (それじゃ、何時まで経っても一人前になれない、とも思う。 焦りに似た感覚) …冒険者雇ってでも、足が出ても──ナントカできないかね。 (難しいところだとも、思う。) [Wed 21 Sep 2005 00:25:45]
◆十示 > …とりあえず、お話の方は伺いました。調査の後、然るべき手段を。 状況に拠っては、ご協力をお願いするかもしれません。 (方違えを行い、精進潔斎し、札を貼った部屋の中で篭って貰う。 これが又、結構な苦行らしい。 死ぬのに比べれば、我慢しろ、と言いたいが。) …では、後日。 (ぺこりとお辞儀。相談者を送り出して─) [Wed 21 Sep 2005 00:21:35]
◆十示 > ……いえ、理由や事情までは尋ねる心算は。( 後ろ暗いところがあるのだろうか、口篭った男に少しだけ、笑んで見せる。) [Wed 21 Sep 2005 00:17:38]
◆十示 > …猫を……殺したり、していませんか? (水盆を眺めると、爛々と輝く縦型の虹彩が見えた。獣の匂いに似た妖気。 引き裂かれた洗濯物に残された細い毛──これらからすると、化猫か。あるいは猫又か。) [Wed 21 Sep 2005 00:16:06]
◆十示 > (ハラエにて、憑き物落としの相談にやってきた、アマウラ商人から、話を一通り──) …確かに、それは妖(ばけもの)がらみの可能性があるようです。 (聞いてみたところ、そういう結論に達した) [Wed 21 Sep 2005 00:14:02]
お知らせ > 十示さんが入室されました。 『──成る程。』 [Wed 21 Sep 2005 00:12:39]
お知らせ > ケイン@ハンターズギルドさんが帰りました。 『(――明日は、地下迷宮だ!)』 [Mon 19 Sep 2005 00:50:38]
◆ケイン@ハンターズギルド > (悩んで――買うことに、決めた 財布から1000エンを、少し名残惜しげに取り出して――代わりに『冒険者セット』とランタンを背負い袋にいれた)……っと、あれ?このランタン、ちょっと小さくないですか?(『それくらいが調度良い』と、何やら意味深に笑われてしまった 首を傾げながら、購入した物品をしまい――よし、と頷いて) [Mon 19 Sep 2005 00:35:26]
◆ケイン@ハンターズギルド > (『はい、ありますよ』と言うと、職員は色々と道具を出してくれた 鍵開けの道具やら、何やら……所謂『冒険者セット』の類と、カンテラを――サービスして、全部で1000エンとのこと)1000エン、1000エンかあ……(全財産の5分の1、だが――……それでも、今買っておけば、後々も使うことになるだろうし……悩む、悩む、凄く悩む) [Mon 19 Sep 2005 00:32:38]
◆ケイン@ハンターズギルド > (『ケインさん』)は、はいッ!(がたん、とソファを思いきり動かしてしまいながら立ちあがる 緊張している姿に、受付の人も苦笑いし――『受理されました。ハンターズギルドにようこそ』と、告げてくれた)え、あ……ありが、とうございます(頭を下げて――これから、頑張っていこうと新たに決意を固める――と、それで、思い出した)あ、あの……ッ、ランタンとか、カンテラとかって、売ってませんか? それから、その……(鍵開けとかの道具とか、と……最後に来ると、語尾はだんだん小さくなってしまったけれど) [Mon 19 Sep 2005 00:27:24]
◆ケイン@ハンターズギルド > (へにゃへにょな文字に顔を顰めながらも職員はそれを受けとってくれ『しばらくお待ち下さい』と奥に引っ込んでいった それじゃあ、と受付にあるソファへと腰を下ろして――緊張の面持ち)……これで登録が済めば――はれて俺も、冒険者の仲間入り、か……(ぎゅ、と軽く手を握ったり開いたり まだ名前だけとはいえ、憧れの存在になれるのだ――喜びが、じわじわと沸いて来る) [Mon 19 Sep 2005 00:16:31]
◆ケイン@ハンターズギルド > (つい、と出されたのは用紙とペンとインク壷 『記入してください』 といわれれば、素直にそれに従うまで)名前……ケイン・マクラウド、と――えっと? 住所は――……あ、今の滞在場所で良いんスか? じゃあ……(なんとか読み書きはできる……ので、蚯蚓ののたくったような文字だけれど、必要事項を記入していく 住所年齢氏名……と、全部書き終えてから三回、記入漏れが無いか確認して、それを受付の人に提出する) [Mon 19 Sep 2005 00:11:36]
◆ケイン@ハンターズギルド > (真新しい装備の――見るからに新米――冒険者然とした少年が、ハンターズギルドへと入ってくる その他もろもろの買出しなどで少し間があいてしまったが、少なくとも初日のように尻ごみする気は全く無い 周囲をものめずらしそうに見つつ、真っ直ぐに受付へ)あ、えぇっと……すみません、ギルドに登録したいんですが―― [Mon 19 Sep 2005 00:03:43]
お知らせ > ケイン@ハンターズギルドさんが来ました。 [Mon 19 Sep 2005 00:00:47]
お知らせ > 園内一花@陰陽寮さんが帰りました。 『( …気持ちを落ち着ける香に、かえって過敏に反応しての事… )』 [Sun 18 Sep 2005 14:02:12]
◆園内一花@陰陽寮 > ( …しゃくりあげる事も無く…ただ、眼から涙が伝う…初めて経験する泣き方。 …何だか気恥ずかしくって、いたたまれなくなりながら… 誤魔化すように笑って、本題に入ろう ) [Sun 18 Sep 2005 14:00:26]
◆園内一花@陰陽寮 > ( ―――ふすまが開いて、一見神祇省の役人と区別の付かない巫女装束を纏った女性が入って来る。 少し慌てて頭を上げて、居住まいを正し、礼をして… …『辛いのか』と問う相手に、眼を瞬いた ) ( 用件は表で伝えてある… 感覚過敏で霊障持ちになってしまった事への対策に、術の手解きをお願いした… それで、問われたのかと思って、『今は大丈夫』と首を振るけれど―――どうも、違うみたい ) ………ぁ。 ( 何時の間にか、泣いていた ) [Sun 18 Sep 2005 13:57:11]
◆園内一花@陰陽寮 > ( ほんの十数年を生きただけの人間の、たった一つの感じ方でさえそうなのだ。 …長い年月をかけて、多くの人間によって築かれ、受け継がれてきたものには…変遷し、喪失しても、変わらずにあるものが、あるのだと思う ) ………。 ( 技術でも、思想でも。 …相容れず嫌ってしまう武士道も、きっと、そうなのだろう… ) ………。 ( …分からなくても良い。 …納得なんて出来なくていいから…精根尽き果てるまで、父と、母と、かつて己の周りに居た大勢の人達と話したくなって…。 ……ただ、申し訳ない事をしたと…誰も居ない、神棚があるわけでもない部屋で…一人、深く頭を垂れた…… ) [Sun 18 Sep 2005 13:49:56]
◆園内一花@陰陽寮 > ( …そっと手を頭に回して…一房に結った髪を、引っ張るように撫でる ) ………。 ( …もし髪が結われていなくて… …膝に落とした視線の先に着物があれば… …全部夢だったのだと信じてしまいそうな気になって、苦笑を零した… ) ………。 ( 馴染めていないとか、現実味が無いとか言うのではなくて… ただ、本当に… 心から、懐かしんでしまうのだろう。 …育った土というものがある… 陰陽寮に受け入れてもらえるかどうか、まだ分からないものの… パプテス呪術など、異国の術よりは身に付け易そうだと、なんとなく実感した ) [Sun 18 Sep 2005 13:35:52]
◆園内一花@陰陽寮 > ( 立派な太い梁…だだっ広い空間を見つめて…。 今は閉ざされているけれど、衝立…ふすまと障子を取り払えば、風が涼しくなって来るこの季節、さぞ気持ち良いだろうと眼を細めた… ) ………。 ( 思わず、畳に寝転がりたい衝動に駆られて… 流石にそれは我慢するけれど。 …ふと見下ろした自分の膝…アーミーパンツの上に重ねられた剥き出しの腕に、違和感を覚える… ) [Sun 18 Sep 2005 13:28:06]
◆園内一花@陰陽寮 > ( 『ハラエ』と言うらしいそこで。 アーミーファッションのポニーテールが…通された和室で、畳みの上、座布団の上に正座して… 木と紙の衝立で覆われただけの『部屋』をぼんやりと眺める ) ………。 ( 焚き染められた香の匂いは馴染みの無いものだけれど… 久しく眼にしていなかった懐かしい空間に、つい、ぼうっとしてしまう ) [Sun 18 Sep 2005 13:22:55]
お知らせ > 園内一花@陰陽師ギルドさんが来ました。 [Sun 18 Sep 2005 13:14:36]
お知らせ > アレックス@VHGさんが帰りました。 『彼と真に和解する事があるとすれば、華凛が滅びた時だ。』 [Wed 14 Sep 2005 03:19:31]
◆アレックス@VHG > ――… ( 吐息、思想と決意ばかりでは何にもならぬ。思想無くとも吸血鬼を狩る者は多い―― 逆に、思想や良心に邪魔されない分有能ですらある。自分の撃墜はたかだか2 複雑な事態に手をこまねいている内に下等の下等とは言え10も20も狩り続ける者の噂は聞かぬではない。有能だが螺子の外れた狂人との噂も VHになっていなかったら人殺しになっていただろう、というのが専らの噂だ。だが、データは嘘をつかない。どのような方法で吸血鬼を見つけ、滅ぼしているのかは知らないが名も知らぬそちらの方が有能である事は認めざるをえぬ事実。文句があるなら自分のやり方で結果を出さねばならぬ。 )―― これは皆さんで飲んでくださいませ。連絡、ありがとうございます ( 包装紙に包まれた紅茶の瓶を、係員へ軽く押し返す。とても口にする気にはならない。 ) [Wed 14 Sep 2005 03:19:21]
◆アレックス@VHG > ( かさり、ラッピングされた紅茶の瓶に指を触れる。刑期を終え彼の心境がどう変化したか、興味が無いではない。しかし、変わらないだろう そんな諦観めいた感情もある。四度、同じ事件の中時を違えて接触した感想だ。聞くにしても様子を見たほうが良い 他の吸血鬼との繋がりも濃厚。この事件で社会に対しても吸血鬼に対しても危険人物としての態を露わにした彼に接触する者が居るか甚だ疑問ではあるが、監視を続けるのが良いだろう。 自身への殺人未遂への感情など、吸血鬼に魅入られた末の凶行と自身に情状酌量を言い聞かせ既に処理済の事。 原因は死して尚生き長らえながら、今を生きるヒトを惑わす吸血鬼の存在。撲滅の意を新たにす。例え苦しみ悩む哀れな被害者であっても、だ。それが何の免罪符になろうと言うのか―― ) [Wed 14 Sep 2005 03:13:53]
◆アレックス@VHG > ―― ( 内容は謝罪文。反省の意と謝罪する意思があること等が書き綴られて居るが―― それだけだ。直接会って詫びたいという内容でも、華凛の行方について言及するものでもない。殺人未遂と吸血鬼の手助けをした事は別か―― 事実、華凛は逃亡奴隷として処理され、ヴァリス自身罪に問われたのは傷害と殺人未遂のみ。ヴェイトス市制の上では微妙な問題ではあるが、誰も罪に問わぬのならばその点反省する事も無いのだろう。そしてまた吸血鬼の被害を出すのだ。それでありながらヴァリス、自警団、VHG、世論に置いても事件は既に「過去の事」として片づけてゆく。瞳に何の感情も浮かべずにその文面を目で追って、読み終えた手紙を一応保管する。次の為に、次の次の為に。 ) [Wed 14 Sep 2005 03:07:33]
◆アレックス@VHG > ( 誰だろう、この街に知り合いは多くない。実家からの届け物なら大聖堂の方にくる筈であるし、思い当たるのは黒髪の少女くらい。暫く会っていないが元気にしているだろうか 夜警を押し付けてしまって申し訳なく思っている。多少なりとも恩賞がでるように計らえれば良いのだが―― 荷物を出してくる間、少し惚っとした頭で考えていれば、係員が戻ってくる。手に持っているのは包装された、瓶か?預かりの書類と共にテーブルに置かれたそれ。 ) 差出人は―― ( メモに目を通せば、ヴァリス、とある。意識せずとも少々、眉根に力が篭る 包みの中身はセカンドフラッシュの紅茶の葉。 ) 本人が?そうですの。刑期を終えたんですのね ( 内々の処理だったようだが、鉱山送りの話は聞かなくもない。書類には二枚目がある、捲れば手紙か――?本人からだ、という ) [Wed 14 Sep 2005 02:57:11]
◆アレックス@VHG > ( 全く成果の上がらないリゼル捜索 もう季節は夏を過ぎ、秋に入ろうというのに目ぼしい情報も、音沙汰もない。事件発生を前にVHG内の関心も急速に薄れていったようだ。曰く「触らぬ神に祟り無し」 全くもって下らない。「人間」として社会に入り込んだ害悪に抵抗しないならVHなど辞めて家畜の世話でもしているが良い。訪ねてきた二人は無事だろうか―― そんな苛々を抱えたまま日常の業務を行う中、呼び止められた。訪ねてきた人物が居るという ) [Wed 14 Sep 2005 02:52:32]
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