海岸 〜06/03/02
お知らせ > クロアスさんが帰りました。 『(自己嫌悪になるまえに、さっさとずらかりましょう)』 [Sun 26 Feb 2006 14:52:46]
◆クロアス > よしと・・・帰ろうかな。(ああ、一人でこんなことやっているとやっぱり悲しくなってきますよ。 はたから見ると、ただの痛い人じゃないですか) [Sun 26 Feb 2006 14:51:58]
◆クロアス > (延髄から落ちた僕は、なんだか直立落下式ブレンバスター喰らった気分でしたよ。 落ちたところが砂じゃなかったら確実に死神が迎えにきていましたよ・・・) とりあえず、お魚ゲッツ!(砂まみれになったお魚を見つけると高高と掲げて。 おかずハンターは勝利を収めた!) [Sun 26 Feb 2006 14:49:01]
◆クロアス > おおっ♪ (でかいですね。いい感じのサイズです、腹いっぱいになれるサイズです 大きさ的にはティッシュ箱サイズですが、丸々と肥えていて・・・)―――えっ? (釣り糸にぶら下がったお魚君は遠心力に乗って・・・・もちろん僕はさおを持っていて両手が塞がっています。 結果 ) ギャフン (古臭いセリフと共に、お魚アタックを喰らった僕は岩下の砂地にまっ逆さま) [Sun 26 Feb 2006 14:41:02]
◆クロアス > キタッ!(ぴくりと反応さおの先。慌てず急がず。 うむぅ・・・・並みの影響か、大物かどうかはわからない。)(適当に、発言秒数下一桁が多いほうが大物小さいほうが小物 0だったらばれた ということで・・・) 勝負だ俺のおかず!(ぐいっとさおを引き上げて・・・) [Sun 26 Feb 2006 14:36:47]
◆クロアス > (あ〜自分今暇人だなぁって、そんな風に思いながら。 魚なんて商業地区に行けば五万とあるのに、お金もそんなに少なすぎるという風でもないのに・・・) いえ、ただ暇つぶしが好きなだけなんですよ・・・(独り言ボソリ。俯いて岩肌を眺めて) [Sun 26 Feb 2006 14:34:00]
◆クロアス > (貧乏人のことをよく考えて作られた、まごころの一品だ。 潮風が吹き付ける中、かりんとうを一つかじって) (いやはや、つりというものは忍耐力が必要でして・・・その分には得意ですよ、私。)うん・・・いい天気だ。(何気なく空を見上げて) [Sun 26 Feb 2006 14:30:38]
◆クロアス > (PL的に、簡単につれては面白くないので発言の秒数下一桁が0のときだけ釣れたと言うことに致しましょう。 それまでは、まさに暇ですよ) こんなときこそ・・・・(コートから取り出したのは紙袋一つ。 いつものことで、当然中身にはお菓子が入っています) しかも今日はかりんとうなのだ! (パン耳(タダ)で作ることが出来る、低コストお菓子。 これを考えた人は偉いと思う) [Sun 26 Feb 2006 14:21:51]
◆クロアス > 海って広いなぁ・・・自分がちっぽけに思えてくる。(波音が響き渡る海岸で、釣り糸をたらしながら。 狙いは大物、今晩のおかず ) [Sun 26 Feb 2006 14:16:26]
お知らせ > クロアスさんが来ました。 [Sun 26 Feb 2006 14:14:52]
お知らせ > 炎涼さんが退室されました。 『( 深呼吸をして去った――。 )』 [Sat 25 Feb 2006 23:48:42]
◆炎涼 > 暗くなった、し……もう引くとするか ( 一言を呟いて、自警団を考えた。 それから日本刀を拾って、鞘へ納める。 ) [Sat 25 Feb 2006 23:48:01]
◆炎涼 > いやいや、気のせいに決まっている うん、決まっている――。 ( 実際に狙われているのでもないからさ。きっとにそうだ。そう考えた方が無難だろう。 ) いや、……自警団…… ( 言葉を詰まらした。もう考えないって決めたのに、まだ考え込んでしまう! ) 何もせずに行かないよりは、いいんだろうな いいんだよね ( 片手で頭を掻き回した。 覚悟は決まった。いざ ゆかん! パシッと自ら、頬を平手で叩いた。 ) [Sat 25 Feb 2006 23:46:24]
◆炎涼 > え、ええ……っ!? ( ただならぬ何かを感じた。 思わず警戒心を感じた。 慌てて周囲を見渡らしていた。 ) 明日は、気向いたら――行ってみようか、な [Sat 25 Feb 2006 23:35:12]
◆炎涼 > 何か不穏な気配―― ( びく、肩を小刻みに震わせた。 驚くように目を丸く開きながら、冷や汗が感じた。 ) [Sat 25 Feb 2006 23:30:26]
◆炎涼 > 良いことをすんのも、案外に気持ちいーかもしんないしね ( 小さく笑いを溢した。 口元を吊り上げるようにしていた。 ) [Sat 25 Feb 2006 23:26:06]
◆炎涼 > ――うん、仕事内容とか知らないから聞いてから決めてもいっか…… ( 自信が無いというか。気にしてないところだろうか。 ) それまでは見つかれば、良いんだけどね [Sat 25 Feb 2006 23:25:06]
◆炎涼 > 自警団、か―― ( 市へ、振り向いてから 言葉を小さく呟いた。 ) 一人のためで無いのは、 いや そうでも無いか ? ( 複雑な感情にのめりこんでしまいそうだ。 腰へ取り付けた刀を、砂浜へ落とした。 ) [Sat 25 Feb 2006 23:19:33]
◆炎涼 > そういえば、ここ―― ( 体温下げて鳴らしてから、辺りを見渡らした。 ) 初めてだった、かな ? ( 物覚えが悪い人から出る言葉だ!そりゃね。 首を傾けており、明るい市へ振り向いた。 ) [Sat 25 Feb 2006 23:15:43]
◆炎涼 > っと――、 ( 突然と冷たい風を襲われれば、目を細めた。 ) 寒い、寒いな……! ( 羽織をバタバタと煩く羽ばたく。左手を身体に抱えた。思わずとね。 体温を少々、周囲に合わせるように低く下げた。 ) [Sat 25 Feb 2006 23:13:26]
◆炎涼 > いやいや、 ( 顔を見上げた。現実から逸らすように目瞑っている。 ) 難しいものだ、 難しい―― ( 完治する前に何とかせぬば ) [Sat 25 Feb 2006 23:00:34]
◆炎涼 > 転職も考えたけど――、 ( 躊躇から言葉を詰まらせた。 ) [Sat 25 Feb 2006 22:55:05]
◆炎涼 > 主君が見つからないでは話にならない。 ( 目を座らせて、大きな溜息を吐いた。 ) しかし、暑苦しいよーな 息苦しいよーな ( うへぇ、と顔を下へ落とした。 ) [Sat 25 Feb 2006 22:51:25]
◆炎涼 > 骨折は大変だな 大変 ( 生活にやっぱり問題あるっ!ギプスを取り付けて、首から布でぶら下げている。 左側に刀一本だけ取り付けており。 まだ、足を歩めることを止めた。 ) [Sat 25 Feb 2006 22:44:14]
◆炎涼 > 目上に叱られちゃね… ( 無茶せんように、また思い出しながら 思わず顔顰めた。 ) ――うん、 うん ( 一人で勝手に納得をした。 ) [Sat 25 Feb 2006 22:41:02]
◆炎涼 > ――ああ、反省 ( 砂浜の上に、踏み出し歩き続けて砂音を鳴らす。 ) 反省だね。 ( 新調したに関わらず、慣れる為に着物に羽織を帯びており。 ) [Sat 25 Feb 2006 22:36:23]
お知らせ > 炎涼さんが来ました。 『( ジャリ、ジャリ―― )』 [Sat 25 Feb 2006 22:33:48]
お知らせ > 錫音さんが帰りました。 『「月見ればぁー 酒が進むぁ 月見酒っとぉー!」 酔いどれた歌声を響かせて』 [Thu 23 Feb 2006 23:35:24]
◆錫音 > ふッ はぁーっ! 波音聞きつつ、お月サンなぁ下で飲まぁ酒っとぅんも… 中々ァ乙なモンじゃぁーのぅ… (何時もの…酔いどれた調子の声をケラケラと上げて、砂浜から街の方へと足を進めていくだろう。 シャリシャリと、砂の上を歩く度に砂を鳴らし… 足跡を刻みながら そして ) [Thu 23 Feb 2006 23:34:28]
◆錫音 > …… 三寸軽く切り込むなぁ… ちぃっとぅ深ゥし、荒ァ… まっ…矢張ァ、ウチも未だ未だ未熟っとぅ事ァーな( そして、チン…と唾鳴りの音を響かせて太刀を収めれば… 何処か可笑しそうに笑う様な声音で言葉を漏らし、腰元に下げた瓢箪へと手を伸ばし… ) …… 無駄に脳から臍まで斬る必要も在らん。三寸切り込まぁ人ァ死ぬ… っとぉ言うが―― やっぱァ…言うは容易ゥっとぅけぇのー… (伸ばした手が瓢箪を掴めば… 栓を抜き、口元へと運んで行く。 口を付けて傾ければ、当然の様に瓢箪から喉へと流し込まれるのは、酒… 一度二度、と喉を鳴らしてソレを喉に通していけば、やがて――…) [Thu 23 Feb 2006 23:30:34]
◆錫音 > ――――――……… (振り下ろされる太刀が描く軌跡は、正面からの一刀両断か? それにしては、妙に浅く… 唐竹割りに断ち割る程の力を篭められていない一閃。 ソレを振り下ろし… 刃の切っ先を砂浜ギリギリに落とせば… また暫し、虚空を睨み―――) もぉちぃとぅ… 浅ゥとぅ方が良ゥとぉな… こらぁ(―― 不意な呟き。酸素を求める様に胸を上下させ、息を僅かに荒げながらも、その言葉を吐き出せば、太刀を振り下ろした侭だった姿勢を正し…そして振り下ろした太刀を鞘へと戻していくだろう ) [Thu 23 Feb 2006 23:22:30]
◆錫音 > ――――…… ッ ふぅ( それから、暫しの間舞い続けていれば… 不意に、腰の高さから脳天の高さ辺りまで切り上げた姿勢で動きを止め… 暫し、じっと前を見据え睨む。 無論、見据える先にあるのは、虚空。何も無い…対峙する剣客も手合わせする相手も居ない、誰も居ない空間。 ) ―――― 疾ィ ッ !(けれども、鬼娘の瞳は…其の空間へと脳裏に浮かぶ何かを映し出したのか… 一呼吸の後に、振り上げた太刀を翻らせて、一気に振り下ろさんとする。 足を強く踏み込み、砂の音を、一際高く、高く鳴り響かせ――…… ) [Thu 23 Feb 2006 23:15:19]
◆錫音 > ――――― ゥッ (一振り袈裟懸け、二振り横薙ぎ、三振り逆袈裟…と、留まる事無く太刀を振るい、銀光を煌かせ… ) ――――…… シャ ッ (… それでも、まだ太刀は止まらない。 次第に肌から滲む汗を周囲に飛ばし… 風切り音や砂を踏む音を激しいソレへと変じていきながら、尚も… そして速さを増さんとする様に、舞い続け… ) [Thu 23 Feb 2006 23:05:04]
◆錫音 > ―――――…… フゥ ッ(銀光の正体は、虚空へと振るわれる太刀が月光を浴びて輝くソレ。 吐き出す呼気の正体は、浜辺にて太刀を握りて舞う鬼娘のソレ。 一度振りぬけば、銀光が一つ生まれては消え… 生まれては消え…) ―――…… ハァ ッ(その光が消えるよりも早く、速く、新たな銀光を生み出そうとする様に、何度も太刀を振るい、虚空へと一閃させる度に銀光を生み出さんと、砂浜の上を舞い続け… その舞いに合わせ、波音に混じり響くのは…太刀が風を切る音 ) [Thu 23 Feb 2006 22:51:42]
お知らせ > 錫音さんが入室されました。 『月下。波音響く浜辺にて、スラリと走るは銀光 波に混じるは呼気』 [Thu 23 Feb 2006 22:43:06]
お知らせ > ティエンさんが退室されました。 『 …でも、場所知らないんだよねー…… ( 呟きは 今度こそ潮騒の中。 )』 [Thu 23 Feb 2006 05:36:55]
◆ティエン > ( 何を? なんて問いかけが巡る時点で 色々駄目っぽい。 ――… 取り合えず ) ええと、まずはー… お墓参り って、言っていいのかな…… ( まだ 絵具の匂いが染み付いている気がする 指先。 同じ指で触れて 抱いた ぬくもりのない小さな身体。 ――… 動かない赤子の重みは まだ此処に残されている気がして。 悼むことも出来ないものが、緩々と瞼を伏せる。 此処は、形骸の幻想。 墓碑のない群れのようで けれど、それは幻だから。 ――… 埋められているのは 此処じゃない。 理屈だけじゃなくて、感覚にもきっちりと言い聞かせたら 立ち上がろう。 ) [Thu 23 Feb 2006 05:36:34]
◆ティエン > ( 見渡す浜辺は 砂の世界。 ――…並び立つ墓碑の影こそ無いけれど 此処にも、何かが埋まって――… は、無いか。 足元の砂を掘り返したくなる錯視を振り切ろうと、緩々 頭を左右に振る。 ―…此処は夢の中とは違うから この砂が 、 だなんてことは 多分無いんだ。 さく り 。 触れる粒子は 少し湿って ほら。 夢の中みたいに、さらさら 乾いてはいないんだから。 ) ……駄目だなぁ。 暫く離れると、忘れそうになる。 [Thu 23 Feb 2006 04:51:27]
◆ティエン > ( 閉じ篭っている間に 月はどれくらい巡ったのか そんな事を数えるのも忘れてた。 黒々と漆の漆黒 冬から春へと至る途上の空はまだ 塗り潰された黒の海。 明けに届く前の世界が抱くのは 半分から少しだけ欠けた、下弦の弓。 光だけが冴え冴えと 遮蔽の無い砂に波の陰影を象っている。 手を伸ばせば、其処だけが影になるから これが光だって分かる程度の 淡い色。 ) ……似ては、いるのかなー…… ぅん。 ( 翳した袖も 覗く指先も モノクロームの片側で 色彩から見放された 夜のもの。 ――… 白々と明けた空の下では、居場所も無い。 錯覚のような自覚は、ぼんやりと染み付いて。 何の変哲も無い砂の景色に 夢の残滓を当て嵌めて 無茶な解釈を組み立てる。 ) [Thu 23 Feb 2006 04:08:46]
◆ティエン > ( ――… あの世界が 砂礫の国みたいなものだから。 こんな風に、確かめたくなるんだろう。 現実の砂 何処か塩辛い空気 ざらざらと馴染み切れない ほんもの。 ―…響く潮騒が この大地がまだ生きているのだと知らせてくれるから 砂の海が幻だって そんな風に納得するための儀式。 ――… それにしても、懐かしい。 あんな世界は、見た事も無いのに。 ) ……なんで だろ ( 宛先の無い問いかけの拍子 砂が口の中に入って 声も舌も酷くざらついた。 べ、と舌を出しながら もそもそ 上体を起こす。 ) [Thu 23 Feb 2006 03:23:03]
◆ティエン > ( 久しぶりだと思う。 ――… 何が? こんな風に、外で砂に埋もれる事。 塩気混じりの風を感じること。 無目的な己の 「 音 」 を、耳にする こと。 ――… 伏せた頬に細かな粒子を感じながら くるくる 思考は巡る泡沫。 弾けては消える 泡のゆめ。 ) …… そういえば、久々に見た なぁ…… ( ゆめのはなし。 ――… 延々と部屋で 絵具とキャンバスに向かい合っていると いつもより見易くなる 馴染んだ夢。 ) [Thu 23 Feb 2006 03:05:48]
◆ティエン > ( 砂礫の景色と言うには、まだ 穏やか過ぎる。 無数の砂粒に地表を埋め尽くされた、浜辺の上。 保護色もどきの白外套が べっしょり うつ伏せ。 ――… 呼吸で上下する肩も無いんだから、何処の死体なんだろう。 間違っても居ないのが、きっと問題なんだ。 ) ――… ぁー…… ( 砂に埋もれてしまう声音は 吐息も殆ど伴わないから、音にもなっていなくて。 潮騒混じりの風に 混じることも出来ずに消えてしまう。 ―…耳にだけ、ざらついて響く。 ) [Thu 23 Feb 2006 02:56:26]
お知らせ > ティエンさんが入室されました。 『( 砂。 )』 [Thu 23 Feb 2006 02:54:15]
お知らせ > ソードさんが帰りました。 『少し火照った顔のまま一緒にあるいていき・・・』 [Wed 22 Feb 2006 22:07:27]
お知らせ > フィオさんが退室されました。 『チョコのおかげで帰り道は甘かったかも知れない』 [Wed 22 Feb 2006 22:06:04]
◆ソード > (二人とも花嫁、という逆転の技があるかもしれない?とか思いつつ) …そっち(ぽそ、と言い返したりで) あ、うんっ(差し出された相手の手を取って、すたっと立ち上がり) [Wed 22 Feb 2006 22:02:41]
◆フィオ > (出来れば可愛らしい黒耳の貴方が花嫁であることを) 可愛いのは、どっちだよ (ぼそっと、聞こえるか聞こえないかの声で呟こう) ――と、そろそろ遅いし。送ろうか? (立ち上がりつつ尋ねよう。チョコは利き腕の左手に持ってある。立ち上がるのならば右手を差し出そうと、かがめば上から貴方を見つめた) [Wed 22 Feb 2006 21:57:27]
◆ソード > (どちらが新婦役かでかなりもめそうなあれだけど、きっと歴史に残りそうで)…ま、まあ…可愛いってことで(うんうん、と納得、勝手にしていたりで)ま、もう暖かくなってきたし、大丈夫、だよ(多分…と。 チョコを渡せれば少し顔色も落ちついて)こっちこそ、よろしく(にこ、と笑顔でいって) [Wed 22 Feb 2006 21:55:28]
◆フィオ > (飛び跳ねながら新郎新婦入場。歴代に残る素敵な結婚式を) 挫折、だと思う? (本当にチンプンカンプン。鸚鵡返しで会話は進んでしまった。ヨクワカラナイ同士でよかったことは言うまでも無い) そっか・・・・こまさんも色々大変だったんスね。 (自分も野宿だったからそれは分かる。言わないで頑張っていたのは凄いなと感心しまくりである) ――本当に、ありがとうな (大事そうにその箱受け取ろう。中身は家に帰ってから 文字 の部分から食い荒らすであろう) これからも、よろしくな (顔赤らめて頭をかこう。照れくさいのが心地よい。なので始終笑顔だ) [Wed 22 Feb 2006 21:47:07]
◆ソード > (結構いいかもしれない、と思っていたりで)ざ、挫折……なんだ?(良く分かってない表情…不思議そうにしていて)うん、色々大変だったみたいだからねー…(野宿とか色々してたし、と少し遠いメで思い出してて…)(ピンクの可愛いラッピング、中身はあい・らぶ・ゆー という文字と 義理 という文字が刻まれた謎のチョコを手渡す事に成功で)うん、楽しみにしてる、よ(クリスマスはあけておかねば、と此方も良く分かってない少年、納得していて) [Wed 22 Feb 2006 21:41:23]
◆フィオ > (キョンシースタイルで結婚式の鐘を鳴らす。素敵な場面万歳) 納得というか、挫折? (ある意味失礼な発言だが一番近いので何とも言えないという。うーんと唸るが、親友面は敢えて眺めよう) こまさんは、お金欲しかったみたいスね (色々と頑張ってるんだぞーと、何気此方も親友面でソードへの何故かガンバレの応援。微笑んで送る) (覗き込んだ相手はチョコをくれるらしい。嬉しそうに笑って、セスタスをはずした手を差し出そう) ありがとう (ハートのチョコ、受け取れた事より。相手が持っていたことの方が嬉しかった) お礼は、いつか家に行ったときにするッス (その時はクリスマスだな、と遠い予定。ホワイトデーでないのはその存在を知らないからである) [Wed 22 Feb 2006 21:35:39]
◆ソード > (その時に備えてタキシードを用意せねば…とか思いながら)…納得…?(こく、と首をかしげながら… 相手の悩み、さっぱり気が付いてない奴で…(そのくせ親友面))同じ仕事……こま、色々やってるんだ…な…(腕利き拳闘しと同じ仕事…と言われてちょっと息を呑んでたり)いいよ、大歓迎するよ。(嬉しそうな表情で…家は狭いけどね、と笑いながらつけたしつつ) ……持ってる、よ………うん、ならあげる。(本命チョコを要求されていると思ってちょっとドキドキしながら、鞄からそう大きくない…ハートのチョコを取り出して) [Wed 22 Feb 2006 21:27:53]
◆フィオ > (いつしか嫁?に出るときに実家からとってこようと無謀な発言を突っ込んでいく) ――そういう反応って。 もうイイス (ため息ついて諦めようと思った。どうも自分はガキ臭すぎるらしい。其処が少なからずノコンプレックスなので直そうと考えた日) こまさんは知ってるッス。同じ仕事もしたから (ワッカつなぎ。何気楽しかったイベントでよく覚えてる、と頷いた) いいなぁ。今度泊まりいっていいか? (その際は動物王国の皆様に甘いものを差し入れしようと思う。タップリと。狼さんがいるとなれば 狼さんが 大変な眼にあうはず) ん? (顔が赤くなって何かごにょごにょといった相手。其方へ向きなおして覗き込もう。して) ――チョコ、持ってるのか? (勘違いなのだろうが、チョコを持ってたら出来れば貰いたいなと思った。笑いながら) ソードのチョコなら、ほしいッス (素直に白状。 『仲良しだから』) [Wed 22 Feb 2006 21:16:52]
◆ソード > (民族衣装…きっと似合うであろうフィオ少年を夢見つつ…)……そういう反応とかするから…(真っ赤だよ、と小さく呟きつつ笑っていて)うん、こま…たしか知ってるよね?(後、狼とか猫もいるよ、と…いつの間にか動物王国の家で)ふ、ふ…いいでしょ?(来る時は是非お土産を、と…さり気なくいいつつ。 きっとお泊りコースでおもてなしするだろう、夜は狭いベッドで全員すしずめか) えー…… そ、そんな…僕からのチョコじゃないと本命は駄目なんて…(赤くなって照れてみる。当然だが勘違い) [Wed 22 Feb 2006 21:10:55]
◆フィオ > (フォーウンの結婚式姿はそれはきっと綺麗だろう。民族衣装で飾って。もはや他人事なのは言うまい) ――・・・・・・・・・・・・・いや、あの。それは違うッス (可愛いといわれるよりカッコイイを目指したいお年頃。シメはしないが恥ずかしいのか耳を赤くしよう) こま・・・こまさん!? (図書館で会った子の名前) いつのまに同棲――。 (いよいよ楽しそうである友人宅。絶対押しかけようと心に誓ったとか誓わないとか) 本命 (聞こえた言葉にうっすらマユ顰めた) 俺、本命だともらえないな (勝手に 本命 をもらう前提で進ませた話。反応を見られてるとは知らずに本音ポロリ落とした) [Wed 22 Feb 2006 21:02:23]
◆ソード > (きっと未来にはウェディングドレスを着た拳法家少年の姿があって…(ぇ)) もう間違いない、って思ったよ。(シメられそうな事を真顔でいいながら頷いていて) 可愛い、ってのは見た目だけじゃなくて行動とかそういうのも含むからね〜…(大丈夫、フィオなら、と優しく励まし)…(見た、と言われてちょっと赤くなって)実際子供だし、こま…(名前をあげつつ呟いて…)…うん、僕が会った人が…わざわざ僕に言うということは…多分『本命』って奴だよ。(愛の告白つきかも?とか、ぽそっと囁いて反応を見てたり) [Wed 22 Feb 2006 20:56:21]
◆フィオ > (愛と友情紙一重。将来的にも見えない関係は何なのか) 可愛い拳闘使い・・・・・・。 (ふむ、と考える。少なくとも自分以外だと決め付けた。最近戻った中に強く可憐なヒトがいると聞いたが、きっとその人だと予想) 若いけど、可愛いのは別だと思うッスよ (違うさ、と手ふって否定) あだっ (ぺちっと音がして、ふさふさの尻尾が擦れた。頬摩って) 見たは見たけど (見たのか) 子供っていうからびっくりしたッスよ (頬は薄っすら赤くなるし、チョコはもらえないわで散々である、が) ――俺に? (ぽかん、と口あけて其方みよう) 俺にくれるって、誰かに会って聞いたような口ぶりっすね (いや、きっと何処かで自分の知り合いにあったんだろうと予想。誰に、までは考えもつかなかったが) ――まぁ、もらえたら嬉しいな (本当に楽しみのような表情で微笑もう) [Wed 22 Feb 2006 20:51:57]
◆ソード > (そう二人の間にある絆…それは…愛(違)) なんか可愛い拳闘使いがいる、とか言っていたような…(それは剣闘士の評価としてどうなのだろう、という所だが… まあそこそこ若くてピチピチだし人気はあるらしく) (無言で一発、尻尾パンチをフィオの顔面にぺしっ!と…威力は全然ないけど)男だよ、お風呂、一緒に入ったじゃん。(同居してるんだよ、と苦笑しつつ説明をして) (予想通りだったか…と少し涙ぐんで)…だ、大丈夫、だよ、ほ、ほら、えーっと…誰かがフィオにくれるよっ?(実はとある知り合いがフィオに渡す、といっていたのだがそれを教えるとあれなので、そこは黙っておきつつ励まして) [Wed 22 Feb 2006 20:45:52]
◆フィオ > (此処でどちらかが鋭いと別の冷たい風が吹き込んでくる。それを遮る何かがフタリの絆なんだろう、と言ってみる) ――俺の名前? (鼻でふっと笑った) どうせ上の人の皮肉だろうから流してくれると嬉しいッスよ (にんまりと笑ったままそんな事いったが、実際殺してはいない。この目の前の友人が見に来るのであればなんともお粗末な話であろう。強いと聞けば嬉しいが、実際どうなのだろうかと悩む場所もあった) 家の子・・・・・ソードは女だったのか? (まさかな。勘違い此処で一つ。子達と聞けば自分の子供。産んだのか?という話を不思議そうな顔で問いただそう) (肩で笑う相手。がっくりうな垂れて) 貰ってない。俺貰ってない (2月14日の意味さえ、3日すぎてから知ったような奴だ。 流石にファンから送られてくる事も無い。寧ろファンがいることさえ謎なコイツ。義理さえ貰い損なったという悲しいお知らせである) [Wed 22 Feb 2006 20:38:18]
◆ソード > (吹き飛ばされた風、残ったのは二人の少年。際どい所だけど微妙に鈍いところがあるので上手くいってるみたいで) 最近、フィオの名前、コロセウムとかで結構聞くし(強い、って聞いた、と…少年自体は足を運ぶ事が無いのだけど客の話から分かるらしく)勿論、美味しいの…家の子たちも連れてかな〜(この年で子持ち、というわけではなくて同居人のことらしく。料理はきっと団子だらけ、とにかく全部丸くして串に刺して持って来るだろう)(強張った笑顔に小さく肩を震わせて笑いつつ)もらえないわけないよ、ねー…やっぱりフィオは一杯貰ったり?(コロセウムに来るファンの子とかから、と…血なまぐさい殺し合いもあるあそこにそういう乙女チックな子がいるかどうかはともかくで) [Wed 22 Feb 2006 20:32:34]
◆フィオ > (顔が青いのは仕様です。) [Wed 22 Feb 2006 20:27:55]
◆フィオ > (生暖かい風は団扇で吹き飛ばしてしまおうと思う。 座り込んだ其方を見つめたまま、今をのんびり過ごすつもり) うん、まぁ。俺は体動かすほうが好きっすね (にんまり、と笑ってその言葉へ返事を。バカには確かに 誉め言葉 に聞こえたようだ。周りから見ればきっと二人の会話はきわどいのだろう) お花見かぁ。ソード、ご飯作ってきてくれよ (一緒に食おうぜ、と。彼女へ弁当促す彼氏の言葉。何気に友人のご飯がおいしいのは承知済み。作ってきてくれるというならば遠くまでも行こうとかそんな欲望含んだ。 して) ――もらった? (のんびり会話の中で表情が笑顔のまま固まったはず) そ・・・・そうだよなー。貰わないわけないよなー。 (当たり前だよな、なんて満面笑みで肩をポンポンと叩こう) [Wed 22 Feb 2006 20:27:32]
◆ソード > (因みに義理) [Wed 22 Feb 2006 20:22:46]
◆ソード > (避けられない未来、とか何とか生暖かい風がうねうね。 どうもポエムに目覚めたわけではないようなので少しがっかり、凄く安堵して)そ、そう、だよねー…フィオは文を考えるより、身体を動かすタイプだし(聞き方によっては凄い失礼にも聞こえる気がする事をいいつつも凄く納得してて)そそ、春!お花見とかも行きたいし(釣りのポーズをする友人に笑いつつ、また大きいの釣りたいね、と頷き。 チョコの話題、不意に振られて…)貰ったよ、動物の形をしたやつ。それも格好よい人から(にぱっ、と得意げな笑顔で、答えてみた) [Wed 22 Feb 2006 20:22:40]
◆フィオ > (お寺が存在する。そしてSM的なちょっと危ないプレイ。きっと元祖はぴしぴし。絶対拒否ってしまいそう、と風が囁くそうな。 はてさて、やっぱり勘違いされていたようだ。頭をぽっりぽりと掻いて) あー・・・・。違う違う。詩とかそんなんじゃないっすよ (第一、知力が2と言う事実。物事理解は出来るが応用は出来ない。悲しき事な) もう、春も近いもんな (此処で釣りした仲だし。そんな事いいつつ、竿振るまねしてみよう。何度も遊んだ友達という認識で此方も顔は緩んだまま) そういえば (ふ、と何かを思い出し。顔がニヤリとする筈) ソード。チョコレート何てもらったッスカ? (自分は0.ドキドキして聞いてみる) [Wed 22 Feb 2006 20:17:18]
◆ソード > (痛みに耐えていく内に痛みが気持ちよくなって不死身のタフネス修得、おめでとう中級化だったかもしれない、とか謎の幻聴がして)う、うん…ポエム、詩かな?(俺のポエムって本を出してみる予定とかないの?とちょっとドキドキしつつ(?)尋ねてみたり) そそ、温かくなってきたからお散歩…夜釣りもやりやすい気温になってきたし(確認も取らずに、こちらを見下ろしてくる友人の隣に座って寛いだように足を伸ばす、久しぶりに会えたのでついつい顔は綻んでいて) [Wed 22 Feb 2006 20:12:23]
◆フィオ > (何気にみねうち並みに痛い和尚様のぴしぴし。一歩間違うとお寺PLAY) やっぱりソードか。久しぶりッス (起き上がれば髪の毛などに入り込んだ砂はらって、其方に満面笑み向けよう) ぽえむ? (何が?と首をかしげる) 何の話ッスか? (よくわからないが何か勘違いされているかもしれない、そんな不安は今回生まれなかった。実際に思ったことでもあるのだから) 今夜は散歩? (軽く見上げるような状態だろうか。じーっと其方見つめたまま) [Wed 22 Feb 2006 20:07:41]
◆ソード > (場所がお寺だったりで、少年ではなくて棒を持った和尚さんなら『未熟者め』とか言ってぴしぴし叩いたかもしれないが、当然そういうのではないので)……あ、はは……そ、そうだよね、いきなり背後から膝蹴りとか〜ね…っ(誤魔化すように笑って友人に同意しつつ姿勢を直し)こんばんは…もしかして…ポエム…作ってた?(ちょっと頬が赤くなりながら、聞いてみた) [Wed 22 Feb 2006 20:03:27]
◆フィオ > (何度も吸って、はいて。たまにはやってみたいちょっぴり シリアス な心。そんなの裏腹に何処かで過去の思い出が到来しそうな気配。おかまいなしにそんな事思っていたのだが) ――・・・・・・・・・・ん? (眼開いた。何かが砂を踏む音。近いか、近くないか。考えて) しっかし、今も物騒な世の中。襲われたら嫌っすねえ (わざと大きな声でそんな事言ってみた) [Wed 22 Feb 2006 20:00:45]
◆ソード > (何となく食後の散歩にやって来た獣人の少年。友人らしい人影が砂浜に座っているのが見えて、背後から襲おう…もとい、挨拶をしようと思ってそろそろ忍び足して近づいていたら…何となくろまんちっくな言葉が、予想してなかった友人の口から聞こえ、思いっきり大きな音を立ててしまった) [Wed 22 Feb 2006 19:57:37]
お知らせ > ソードさんが入室されました。 『ザリッ、と砂を踏む音がして…』 [Wed 22 Feb 2006 19:55:38]
◆フィオ > (不思議な事に、心地よすぎて息をしてるのがおかしくなる。そしてたまに息を止めるのだ) ・・・・・・・・・・・・。 (心臓がドクドクと強く打つ。苦しくなって肺が痛くなる。我慢できずに息を大きく吐いて新しい空気を肺へ送り込む。 そこで思う) 息すって、イキテルからいいんだ (そんなこと。当たり前なのに呟いた) [Wed 22 Feb 2006 19:54:36]
◆フィオ > あー。いいッスねー。波の音 (ぼんやりと呟いて、後ろへ倒れた。髪の毛にも砂が絡む。静かな場所、何度も寄せてはひいていくゆったりした波の音。体全てが砂へ溶け込んでしまえ、そんな事を考えた事もある) ―――・・・・・・・すぅ。 (自分の呼吸音を感じる。誰も来ないならばこのままゆったりと時間を過ごす、それだけでも飽きない自信があった。正直絶対に安全ではない場所なのに、ただ寝転んで背中の温度が冷えるのを感じる) [Wed 22 Feb 2006 19:50:47]
◆フィオ > (訓練した場所。友人に襲われた場所。懐かしい記憶ばかりである。一部除いて) よっこらしょ っと (トサッ。砂の上に力なく座り込んだ。尻に柔らかく、冷たい砂の感触。大きく大きく息を吸えば、ゆっくりと吐き出した。眼をつむって、波の音を楽しむかのように) [Wed 22 Feb 2006 19:46:43]
◆フィオ > (生憎、雲が月を隠してしまっているのでその一帯は嫌でも 暗い という話。普段なら見える、真っ黒い布の上に現れる綺麗な銀色円も見えない) ――ま、いいか。この匂い嗅ぐだけでも (夏ほどではないが鼻をつく磯の匂い。何度も来て、何度も立ち去ったこの場所はやはり 好き といえる) [Wed 22 Feb 2006 19:43:51]
◆フィオ > (日も暮れた『夜』という言葉の似合う時間帯。それでも海が見たくなった) [Wed 22 Feb 2006 19:41:08]
お知らせ > フィオさんが入室されました。 『急に』 [Wed 22 Feb 2006 19:40:25]
お知らせ > 黎明さんが帰りました。 [Thu 16 Feb 2006 01:51:36]
◆黎明 > ( 視線の先には、 静かで 暗い、海。それは、いつまでも 変わることなく――。 ) [Thu 16 Feb 2006 01:32:17]
◆黎明 > ……『水』は、平気なのに…。 ( 思うは、先日の―― ) ――…弱い、のかなぁ…。 (己が『火』に怯えてしまったコト。御主人は、庇ってくれた けれど。) ………『強く』、なりたい な…。 ( 大切な人を、困らせないため、の。『強さ』を、欲して。 ) [Thu 16 Feb 2006 01:13:54]
◆黎明 > ( 夜更けの、海岸。 ) ――… ぅ〜…ん、 ( 砂浜に座った少年は、 一人。何かを思い悩んでいる、ようで。 ) [Thu 16 Feb 2006 01:07:02]
お知らせ > 黎明さんが入室されました。 [Thu 16 Feb 2006 01:05:03]
お知らせ > ノイさんが退室されました。 [Sun 12 Feb 2006 20:21:44]
◆ノイ > (手を振って見送る)・・・・無垢っていうのかな?・・・・ああいうの。(しばらくぼうっとすると歩き出す、夜の海岸に長居は無用だ・・・・) [Sun 12 Feb 2006 20:21:42]
お知らせ > 夢見月さんが退室されました。 [Sun 12 Feb 2006 20:12:33]
◆夢見月 > ( 軽い足取りで 砂浜を駆ける ―――。 ) [Sun 12 Feb 2006 20:12:32]
◆夢見月 > …… ぅ、ん。 でも、 ょ、呼び捨てって 苦手 なの。 … ぁ、ぅぅ ―――… ノイさんも 私のこと … さん付けなんて しなくて いいよ ? ( わたわたと 落ち着き無く 両手前後に振れば。 頭下げる 彼に 動揺にちっちゃく 頭下げた。 ) … な、 仲良くしてね … ッて 云うの 変か、 な 。 ( 小さく照れ隠しのように笑った。 ) … ぁ、 それじゃあ、 また ね ? ( ひら、と 一回手を振れば 。 ) [Sun 12 Feb 2006 20:12:12]
◆ノイ > ええっと・・・・呼びにくかったらさん付けしなくてもいいからね?(さん付けされるほどのものではないし)・・・こちらこそよろしく。夢見月さん。(小さく頭を下げた) [Sun 12 Feb 2006 20:08:27]
◆夢見月 > ……う、うン。 ありがとう、 …ノイ さン。 ( ぴょこ、と顔上げた。 ) わ、私 ユメミツキ。 … 夢見月 です。 ょ、 よろしく ね 。 ( 少しだけ考えるような間が空いた後。) ま、また会ったら … わたしも、 ノイさん ッて呼ぶ ね ? ( 照れた様に 右手で 己の口許隠した。) [Sun 12 Feb 2006 20:06:27]
◆ノイ > あいっこだからいいよ、そんな頭下げなくたって・・・(どうにも頭を下げられるというのは苦手らしい帰ると聞けば)・・・・うん、気をつけてね・・・・えっと(相手の名前を言おう思ったがまだ聞いてなかったり)・・・・あ、僕の名前はノイ。君の名前、教えてもらえる?・・・・そうじゃないとまた見つけたときとか・・・呼べないし。 [Sun 12 Feb 2006 20:02:59]
◆夢見月 > ……… 独りじゃない… 。 ( 彼の言葉 鸚鵡返しのように一回 呟けば 。 ) うんッ。 うン! わ、わたしも そう思う、 よ。 何でもない事だけど 、 …ほんとは、 一番 大切 なこと。 ( ぱあッ、 と表情が明るくなれば。 ふと、気付いた様に ) … 大切な事。 …―― それじゃあ、 わ、私 お家に、かえる、 ね? …―― 大事な事 、 … あなたのお陰で わか、ッた。 ありがとう ッ …。 ( ぺこン、 と頭を下げた。 ) [Sun 12 Feb 2006 19:59:38]
◆ノイ > うん。(相手の言葉に頷く)なにより・・・・独りじゃないんだって思えるから、ね。(独りでない傍に誰かがいてお喋りに付き合ってくれる・・・日常的なことかもしれないけど大事なものだ。) [Sun 12 Feb 2006 19:55:52]
◆夢見月 > … どう、 いたしまして。 ( 彼の笑みにつられる様に へにゃ、 と表情崩した。 一回だけ 頷いて。 ) … うン。 なんか、 ね? 胸のとこが あったかく なるんだ ぁ 。 ( 多分、 彼の幸せと 同じ様なもの。 話してると 温かくなる 心も 全て。 ) …… お話 。 … わたしの場合は …お、お祈り …なのかな 。 ( ちょっとだけ考えて 言葉を紡ぐ。 其の後に ) … でも、 今も 幸せ、 なの。 お話できるのは 幸せ。 [Sun 12 Feb 2006 19:51:14]
◆ノイ > 教えてくれありがとう。(微笑んで礼を言った)お月様とお話・・・・(月を見て相手に言った事を繰り返す・・・自分はそういうことをしたことがないからどういう感じなのかは分からない・・・そんなところに質問)・・・・僕は・・・・誰かと楽しくお話してる時かな。すっごくなんていうか・・・温かいから。 [Sun 12 Feb 2006 19:48:08]
◆夢見月 > ぅん、 …ぉ、おすすめ …だよ ? ( 指差していた手を下げて。 彼の方へと視線向けた。 ) …… わたし、 お月さまとのお話が …一番、 大好き。 … 幸せなの。 ( 瞳を閉じて、 指先組めば お月様の声が聞えるような気がする。 ―― そうして、 ぱ、 と彼の方へと。 ) … ねぇ、 幸せ ッて思うとき ぁ、ある 、かな? [Sun 12 Feb 2006 19:44:44]
◆ノイ > (岩場を見れば)そうなんだ・・・・(相手の指差しするほうへもう一度空を見る、次に海を見た。確かに二つに見える。真っ暗い海に映る月と空の月)・・・・本当だ。すっごくきれい・・・・。(そんな感想を言った) [Sun 12 Feb 2006 19:41:57]
◆夢見月 > … そう なの ? ぅン、 と ――… わたしは、 あそこの岩場が ぃ、一番好き 。 ( 先程座っていた場所を指差した。 …お月様が 一番見える 少しだけ高い 岩の山。 ) ……ぇへ、へ。 それだけじゃ ないんだ よ ? ( 彼の反応に ふふ、って笑えば。 ゆるり、 空を指差した。 ) あそこに一個――…、 ( 其の指先 海へと移動し。 ) あそこに一個――… ね ? ここからは、 ふたつ …お月さまが見えるの 。 [Sun 12 Feb 2006 19:37:44]
◆ノイ > (こちらほうにきて質問されれば)うん。散歩・・・・この辺はあまり来た事無いんだけどね。(答える、相手の来た理由を聞けば月を見て)お月様に会いに・・・・・・確かにここからだとよく見えるね。(相手が僅かに笑えばこちらも微笑する) [Sun 12 Feb 2006 19:34:36]
◆夢見月 > ―――… いいえ!いいえッ …ちょ、ちょっとだけ びっくりした から。 ( ぴょン、と岩場から降りれば 砂浜に居るだろう彼の 方へと歩む。 ) ……お散 歩 ? ( 何時もは殆ど人の居ない時間帯。 冬の海岸なら 尚更。 かくン、 少しだけ首傾げて 尋ねた。 ) … わたしは ね、 …ぉ、お月様に 会いに きたの …。 ( 照れくさそうに 微かに笑って。 ) [Sun 12 Feb 2006 19:30:14]
◆ノイ > (頭を下げられればどうもなんか自分が悪い事した気分になってしまう)ええっと・・・ううん・・・こっちこそ急に注意してゴメン・・・・(自分も頭をぺこりと下げた) [Sun 12 Feb 2006 19:27:31]
◆夢見月 > ( 空と 海に 二つのお月様。 幻想的で 此処ではない 御伽噺の世界の様。 ) …お月様の国――――――――… ( 声。 ) きゃあ ッ!? ( けれど 響いたのは穏やかな声。 恐る恐る 後方を 振り向いた。 ) … ぁ、ぁ、ぁぁ、ぁの …ごめんなさい ッ…。 ( 鼓動が 速くなった。 驚きと 多少の恐怖と。 背丈縮めて ゆるり 彼の顔見遣れば 、 ぺこン と頭を下げる。 ) [Sun 12 Feb 2006 19:24:54]
◆ノイ > (近くまで来ればそれが女の子だと分かった・・・暗い中ここにいるのはちょっと危ない)・・・・夜の海は危ないから早く帰ったほうがいいよ。(そう思えば注意する・・・まあ危ないのは自分もだけど) [Sun 12 Feb 2006 19:20:41]
◆夢見月 > ( お月様へと 祈る言葉が 少しだけでも届けばいいのに、 と思う。 見守るだけで 傍には居てくれない 遠い、 遠い お月様。 ) …――お月さま。 …こっちの世界には ぉ、降りて来ないのかなァ ? ( 想像してちょっと笑った。 髪の色も 肌も もしかしたら金色なのかしら、ッて …後方の気配に 気付く事も無く。 ただ、 ただ、 楽しげに 羽を揺らした。 ) [Sun 12 Feb 2006 19:16:13]
◆ノイ > (たまには海岸にやってくる、夜の海はなんというか)・・・怖い・・・・(そんな感想を漏らすと先客が目に入った。何をしているのか気になってそちらへと足を向けた) [Sun 12 Feb 2006 19:13:08]
お知らせ > ノイさんが入室されました。 [Sun 12 Feb 2006 19:10:59]
◆夢見月 > ―― お月さま。お月さま。 聞いて …… わたし、 か、家族ができまし た… ! ( 嬉しそうに くしゃ、と表情歪めたけれど。 お月様にまで 届きますか? 暖かな 柔らかい 穏やかなこの兎の気持ちは。 ) …ィ、今は …幸せ なンです。 ( きっとこれ以上の 幸せ を望んだら 不幸せに変化しちゃうんじゃないかって思う ほど。 ―― 海岸の岩場に ひょッこり 腰を下ろしながら 海向こうに浮かぶ月へと 祈るように手を組んだ。 ) [Sun 12 Feb 2006 19:09:01]
◆夢見月 > ( 海と 空に ぽっかりと浮かぶ お月様は二つ。 ) …… ふゎ、 ゎ。 寒いけど ッ …やっぱり、 此処が一番きれ―――… 。 ( 澄んだ空気。澄んだ夜色。 …―― す ゥ 。 深呼吸した 兎に伝わるものは 澄んでいる、 よりも 塩辛い だったけれど。 ) [Sun 12 Feb 2006 19:02:50]
お知らせ > 夢見月さんが入室されました。 [Sun 12 Feb 2006 19:00:01]
お知らせ > クリストファーさんが退室されました。 [Sun 12 Feb 2006 15:41:34]
◆クリストファー > ( 結局、その後どうにか復活して町に戻るまで、一時間以上かかったそうな。 ) [Sun 12 Feb 2006 15:41:32]
◆クリストファー > ―――――っは……あ…っ………ぜっ……はっ……! ( 一度も途中で呼吸をはさまないのだから、当然ながらきつい。 酸欠だ。 クリスはでっこらしょーと浜辺に倒れこんで、何度も荒く呼吸をした。 やばい。 最近使っていないから、なまりきっている。 ) [Sun 12 Feb 2006 15:41:07]
◆クリストファー > ( 脳裏にぴん、と張り詰めた弓が見える。 矢は既に。 的はそこに。 ならば、あとはただひとつ意思だけがあればいい。 クリスは弦から指を離した。 )( ―――パウッ。 とその光球は発射された。 そしてわずかな間を置いて着水し――ぼうん、とひと一人軽々と包み込んでしまうだろう炎が、一瞬、そこを焼き払った。 燃え移るものがない炎はすぐに消えるが、その熱波が、頬を撫でた。 ) [Sun 12 Feb 2006 15:31:32]
◆クリストファー > ( ぱちぱちと音がするような感覚すら覚える。 余分な部分をすべて排除し、思考をそれ専用に調整し、魔力を装填する。 ) ―――lsrhcg,wp5ksjgo4999vz:eka;rh,gcs;tgs{sdasd}亞sckjds遭fhhzc;,irjh;kmkllsacsijAAAdth,cik……!! ( 構成が完成し、魔力がそれを巡り始める。 ) [Sun 12 Feb 2006 15:21:11]
お知らせ > クリストファーさんが入室されました。 [Sun 12 Feb 2006 15:14:00]
◆クリストファー > ( 出鱈目に聞こえるその音は、一音一音に意味があり、そのひとつでもずれないように集中が必要である。 高速で回転していく脳と舌は、既に思考などではなく、極めて冷徹な演算機関と出力端子に他ならない。 ) ―――秋nln;aAAfamc;ksDDqamakmsa.lllddawfgsaGgaawvvngsi288caadx5642194nfksGGGhssaradfaaa極fffAbxxxagggancluwhaksmdfWHHh2……!! ( 舌がもつれて回らなくなりかけるのを感じるも、まだ許容範囲内として脳は停止を赦さない。 瞳孔は既に開きっぱなしだ。 ) [Sun 12 Feb 2006 15:11:26]
◆クリストファー > ( すぅ、と息を吸い込んで、クリスは思考内で構成を描いていく。 ) ――AaaAarrRakkFgkikiEwqppaJOIlaaf6sannnWwaji6mecanfaArgasdAGjtsssgvew12盲AdkvuuaAckksua……!! ( ひとつひとつの文言を極力簡略化し、それを幾つも繋ぎ合わせて高速で思考を回転させる。 魔術の構成はそれに従って構築されていき、複雑な陣を描いていく。 ) [Sun 12 Feb 2006 15:01:50]
◆クリストファー > ( なにがいいって、大量に水があることだった。 クリスがどれだけ全力で魔術を使用しようが受け容れてくれる、そんな最高の訓練所である。 ) さて……………最近やってないからな……一かけ二かけ三かけて、仕掛けて殺して日が暮れて……ってそりゃ必殺仕事人……。 ( なんて無駄口叩きながら、波打ち際に立って水平線を睨むのだ。 ) [Sun 12 Feb 2006 14:51:04]
◆クリストファー > ( 海はいい。 ) [Sun 12 Feb 2006 14:49:22]
お知らせ > クリストファーさんが入室されました。 [Sun 12 Feb 2006 14:49:14]
お知らせ > 暗鬼さんが帰りました。 『(反省をした また何時か)』 [Sat 11 Feb 2006 23:30:11]
◆暗鬼 > なんだっけ――愛する者を見つけろ、だったか? (この場所で、この時間で、出会った女性の言葉を思い出した。) 愛などを見つけて ――――、 強くなれる、というのだろうか…。 [Sat 11 Feb 2006 23:29:27]
◆暗鬼 > オレは――弱き者か (そういう類になろうとしても回りを考えなければ意味無いもの。自分を小さく責め上げていた。自分を自分で認めてさらに強くなろうとする決心は益々に強くなる感じになる。大きく息を吸い出せば、大きく息を吐き捨てた後に気が抜けたようにしている。) [Sat 11 Feb 2006 23:27:02]
◆暗鬼 > ―――鬼神、? (岩場へ足を運べば、また小さく呟き続けたまま腰を降ろして背中を岩へ預けた。そのまま斜めになった体制で夜空を見眺め続けよう。もう一人と話す感覚で、自問をして自答をしている。) [Sat 11 Feb 2006 23:23:38]
◆暗鬼 > 気にせずに、考え過ぎない方が… (やはり其れでも死は怖いものだ。最近に行った仕事で思い出してしまった恐れている対象を目に見えて目に見えないモノ。顔を顰めながら足を運び続けている。顔を見上げれば、その内に岩場でも見つければ、それを目指すように運んだ――。) [Sat 11 Feb 2006 23:20:09]
◆暗鬼 > (随分前にも歩いた道を思い出しながら辿るように足を運んでいく。小さく呟いてだ。歩いている最中には考え事で周囲など目に入らず自分にのめり込んでいる。) ――そうだな、気にしない、か [Sat 11 Feb 2006 23:16:26]
◆暗鬼 > (黒スーツを着こなしながら、夜中の海岸を歩き出している。どういう意図なのかは明かすことがないまま、ぼつり 小さく呟きかけた。) ―――ボソボソ [Sat 11 Feb 2006 23:14:33]
お知らせ > 暗鬼さんが入室されました。 『(黒服を着て、歩き出す。)』 [Sat 11 Feb 2006 23:12:00]
お知らせ > 雫さんが退室されました。 [Fri 10 Feb 2006 19:15:10]
◆雫 > ―――――― 哀れ 雀は 潮の ... 中 。 恋し 恋しや ...... 雀 お宿に 帰り たや ... 。 ( 歌と呼ぶには音程も何もかも間違ったもの。 歌詞すら 抜けて思い出せない物も在る。 ―― 蝋燭の 明かりを追って ゆら、ゆら、 消えそうな程 透き通り始めた魂は 街の方へと 去る ――。 ) [Fri 10 Feb 2006 19:15:08]
◆雫 > ( ゆるり、 足先だけ方向転換。 遠目に 明かりが見えた ―― ちらちらと 光る 蝋燭の炎の様な 暖かな 明かり。 ) ……… 帰り たい 。 ( す ゥ ――… 歩く真似もせず、 砂浜滑る様に 明かりへと 移動。 … ふと 頭に浮かんだのは 歌。 遠い昔に 歌った 歌。 ) [Fri 10 Feb 2006 19:10:29]
◆雫 > ………――― 海の 先には ... 何が ある の ? ( 紡がれた問いは 打ち寄せる波が飲み込んだ様に ――消える。 ) …… 帰ら なきゃ 。 ( 己の家へ。 ――でも何処だッけ。 頭の中に ぼンやりと 白霧が掛かった様。 ―― 魂だけの存在は 永くは記憶を 留められないと云う。 ) [Fri 10 Feb 2006 19:05:02]
◆雫 > ( 深い 深い 何処までも続く様な 闇の色。 ) ――――――………。 ( ザァ ...ン ―― 波の音が響く。 波が己の足元掠るけれど 其れで 体が濡れる事も無い。 …ただ、 ただ、 ぼンやりと 遥か彼方 見遣る ―――。 ) [Fri 10 Feb 2006 18:57:55]
お知らせ > 雫さんが入室されました。 [Fri 10 Feb 2006 18:56:01]
お知らせ > シギさんが退室されました。 [Thu 9 Feb 2006 20:47:28]
◆シギ > …それで何よりだ、 (砂浜は、足を取られていけない。) (ぼそりと呟いたら白い息にて消える。 春になったとは聞くが、まだまだ、寒いではないか。) (…足音は町の中へと。) [Thu 9 Feb 2006 20:47:26]
◆シギ > (海岸はもう、警邏と云うより散歩をしている気分だ。) …。 (そう云えば近頃は、海岸付近での揉め事・襲撃、その他諸々の事件を聞かない。) [Thu 9 Feb 2006 20:40:22]
◆シギ > (街灯は、そう遠くないところにある。 晴れ空、そこそこに雲も退いているから割合明るかった。) (こう云う時の海は、チラチラと光って見えるからそンなに恐ろしいものに見えない。) (潮騒を耳にしながら、規則正しい足音が続く。…ざァ、と砂浜を引っ掻く波の気配がするのだから、静かといえるのかもしれない。) [Thu 9 Feb 2006 20:35:32]
◆シギ > (街の一端はこうして海へと口を開いている。 警邏途中の自警団員は、散歩の速度で海岸沿いの道を歩いていた。) [Thu 9 Feb 2006 20:30:36]
お知らせ > シギさんが入室されました。 [Thu 9 Feb 2006 20:29:38]
お知らせ > 赤眼さんが帰りました。 [Sat 4 Feb 2006 00:02:04]
◆赤眼 > ・・・まったくだ(軽く苦笑すれば、自分も歩いていくのだった) [Sat 4 Feb 2006 00:02:02]
お知らせ > 弑貴ユゥナさんが退室されました。 [Sat 4 Feb 2006 00:01:04]
◆弑貴ユゥナ > ふむ………それはまた、愉快な人生よのう。 儂は生憎とこれから墓を作ってもらうことはないだろうからの。 ( 死ぬことは許されない、という程度の罰だ。 例え死んでも、許さない、という。 だからけらりと笑った。 ) おやおや…………まるで猫のような家主よのう。 ――それでは、また。 ( そうしてまものは、緩やかに歩んでいった。 ) [Sat 4 Feb 2006 00:01:01]
◆赤眼 > ・・・ジャッジの名前は捨てたんだ。上に墓があるんでな(ジャッジは、もう死んだ・・・と軽く笑い)・・・俺も帰ることにするか、家主がふらりとどこかに行ってしまって、俺一人しかいないがな・・・ [Fri 3 Feb 2006 23:57:48]
◆弑貴ユゥナ > ふぅむ。 儂は偽名だの通り名だのはあまり好かんのだが………了承した。 赤眼、と覚えておこう。 ( 暫くそれを舌の上で転がすサマは、まるで甘い甘い飴玉を転がすようで。 ) さて………それでは儂は、そろそろ往くとする。 また遭えることがあればよいのだがのう。 [Fri 3 Feb 2006 23:56:05]
◆赤眼 > いや、ジャッジでなくセキガンとおぼえてくれ・・・(そっちの名前ではいろいろと不便なんでな・・・と軽く苦笑して)ユゥナ・・・か、覚えておこう [Fri 3 Feb 2006 23:52:56]
◆弑貴ユゥナ > まあ、言ってしまえばこの世の誰もが変わり者ではあるのだがのう。 ( と、変わり者自身が言っても、全然これっぽっちも説得力などないのだが。 ) ふむ、ジャッジか。 覚えておこう。 儂の名は、流刑者“弑貴”ユゥナ。 彼岸でも此岸でも、唯一たる存在よ。 [Fri 3 Feb 2006 23:51:11]
◆赤眼 > まあ、変わり者が一人二人いるのは世の常、仕方のないことか・・・(ははっと、軽く笑い・・・。悪魔相手に笑う自分が、なんだか・・・そう、「楽しかった」)そういってくれると、こっちもありがたい・・・。ああ、名前か?一応、ジャッジというのが本名だが、人間界では赤眼(せきがん)の名乗っている。お前は?(答えれば、逆にたずね返し) [Fri 3 Feb 2006 23:40:25]
◆弑貴ユゥナ > 儂もそう思うのう。 まあ、それゆえの呪われた身よ。 まったく愉快極まりない。 ( 弑貴ユゥナが悪魔であるという事実は変わらない。 人の負の感情を喰らい、汚濁を住処とし、時には障害となりうる。 だがまものはそうした境遇ですら愉快なのだろう。 ) 儂も坊やのような天使は愉快だのう。 ふむ、お前さん、名は? [Fri 3 Feb 2006 23:38:25]
◆赤眼 > ・・・可笑しな奴だ。人を愛するような悪魔などと聞いたことがない・・・(自分が空にいたときの悪魔は・・・もっとこう、残忍で凶悪で、感情を弄んで、人を食って・・・、それをきることに何のためらいもなかったが・・・)・・・お前は、変わった悪魔だ・・・。だが・・・はなしていて愉快な気分になる。・・・悪魔などと話して楽しいなどと・・・、俺も相当変わった天使だな・・・(頭を掻き、苦笑するのだ) [Fri 3 Feb 2006 23:35:28]
◆弑貴ユゥナ > だが、感情なくしては生きていけまいよ。 むしろ儂には、そのわずらわしさが、なにやらこそばゆいようで心地よい。 ( なかなか、感情というものは厄介なものだ。 何が一番厄介かといえば、お互いにそれを持っていることかもしれない。 ) ふむ…………儂の場合は、ちと違うな。 儂は空から眺めても大して楽しめんしなぁ。 ………儂は人が好きだから、人を愛しておるからこうしてここにいるのよ。 まあ、戻ろうと思ってももはや追放された身だしのう。 ( からからと悪魔は笑った。 実に愉しそうに。 ) [Fri 3 Feb 2006 23:32:55]
◆赤眼 > どうだろうなぁ・・・・。こないと寂しい気もするが、来ても厄介なものだ。・・・因果なものだな、感情という奴は(邪魔臭いが、ないと損するもの・・・、苦笑しつつそんなことを漏らし)・・・そうだな。時折、町の上空を徘徊してみるが、なかなか見ごたえはあるな。立ち並ぶ食い物、行きかう人間、踊り子に、はたまた旅人や冒険者・・・。この町は楽しみで一杯だ。だからこそ、俺も天界にもどらずここにいるわけだからな・・・。お前もそうだろう・・・?悪魔の女よ・・・ [Fri 3 Feb 2006 23:28:19]
◆弑貴ユゥナ > 逃げるのがいや、と言うのならば、逃げなければよいではないか。 儂は遭えば結局逃げることになるが、しかしやつらが来んでは、それはそれで悲しいことよ。 ( くつくつと喉の奥で笑って、まものは空を見上げた。 まるで、誰かが落ちてくるのを望むかのように。 ) 何が愉しいか、は、この世界ほど愉しいものはない。 儂はいま、坊やと話しているのも愉しい。 さいころを振るたびにまるで違った数字が出るこの世は、愉しみであふれておるよ。 [Fri 3 Feb 2006 23:25:08]
◆赤眼 > ・・・贅沢・・・、まあ、そうかもしれんな。何もすることなどなく、ただ過ごしているだけが一番の贅沢・・・といわれればそうかもしれない(隣、いいか・・?と首をかしげ)・・・俺も同じだ。あんまりにしつこいものでな、逃げるのもいやになってきている。かといって戻る気もないから、こうして散歩に出ては海を眺めているのさ・・・ [Fri 3 Feb 2006 23:21:30]
◆弑貴ユゥナ > ふむ、それならいいがのう。 お前さんの同属は、儂にそう呼ばれるのを嫌う傾向があるでな。 ( そもそも、悪魔に気安く呼ばれることを好む天使がいるとは思えないが。 ) ふむ………なんと、贅沢なやつだのう。 儂など、金もなければせびる相手もおらぬし、戦う気もなきゆえに、日がな一日、こうして徘徊しては、時々訪れるお前さんの同属と、儂の同属とを、適度にあしらう程度。 ―――だが、十二分に愉しいではないか。 儂は世界というものが楽しめんやつの気がしれん。 [Fri 3 Feb 2006 23:19:02]
◆赤眼 > ・・・坊やでいい。お前よりも若いからな・・・、外見はともかくとして(坊や・・・と呼ばれ苦笑するも、それだけ。特に否定もしなかった)・・・日がな一日、何もすることなくただのんびりと鍛練を積んで、そして過ごしているだけだ。何か楽しいことがあるか・・・と聞かれれば、それはあまり無いな。何せ引きこもりだ、することも限られている・・・ [Fri 3 Feb 2006 23:15:45]
◆弑貴ユゥナ > ふむ…………では逆に問うが、坊や、いやいや、坊やというにはちと年を食ってるが、お前さんは、愉しくないのか? ( 雰囲気の適度な混沌さに、まものは何を思うか。 ゆらぁり、ずろり、立ち上がり、どこまでも落ちていくような視線を、しっかりと固定した。 無論、相手に向けて。 ) [Fri 3 Feb 2006 23:13:52]
◆赤眼 > ・・・なにがおかしい?(ふと、気になった笑顔、いぶかしげに顔をしかめる・・・。漂わせる属性は、聖・・・なのだが、どうにも闇にも近い。堕天使である証の黒い翼をはためかせ)いや、なにがそんなに楽しいか・・・といったほうがいいか? [Fri 3 Feb 2006 23:11:09]
◆弑貴ユゥナ > ( 足音など聞こえれば、まものはゆるやかに体を起こし、そちらに視線を向けるだろう。 それが何ものかを判断することはなく、ただ、ゆるりと。 薄ら笑いを浮かべながら。 ) [Fri 3 Feb 2006 23:09:29]
◆赤眼 > (黒い翼、赤い髪、背中に大きな鎌。男が一人、さくさくと海岸を歩いて・・・、ふと、ユウナの姿を見つけた) [Fri 3 Feb 2006 23:06:09]
お知らせ > 赤眼さんが来ました。 [Fri 3 Feb 2006 23:05:02]
◆弑貴ユゥナ > ( その一点を見続ける。 うっすらと微笑んだまま。 ) [Fri 3 Feb 2006 23:04:41]
◆弑貴ユゥナ > ( 瞬きは一度もなく、呼吸をすることもなく、鼓動などしない。 それで意志もなければ―――それは本当にしかばねだった。 しいのき ユゥナ が しんでいる。 空に、月に、穴でも開けようかというほどに、まものはじいっとその一を見つめ続ける。 [Fri 3 Feb 2006 23:04:22]
◆弑貴ユゥナ > 嗚呼……………今宵も、世界は満ちておる……。 ( 何に? 問うものはいない。 問うものがいなければ答えるものもいない。 疑問は解決されぬまま、物語は勝手なまでに進行していく。 魔物は暫くして、波打ち際を離れると、病の肌を思わせるように白い砂浜に、仰向けに倒れこんだ。 軽い体ながらも、少量の砂が舞い散る。 その視線の先には月があり、その心のうちには何があるのか。 ) [Fri 3 Feb 2006 23:02:21]
◆弑貴ユゥナ > ( 何を見て、何を聞き、何を感じているのか、可笑しそうに、冒しそうに笑う。 愉しげに唇の端を三日月のように持ち上げて、まものは月下の波打ち際を歩いていく。 時折、思い出したように、思いついたように、くすくすと、くすくすと、あふれ出る笑みをこぼしながら。 ) [Fri 3 Feb 2006 22:52:18]
◆弑貴ユゥナ > ( 波打ち際を、まものが素足で歩いていく。 水音と足音の奇妙に交じり合った音を、潮騒の中に紛らせながら。 ) [Fri 3 Feb 2006 22:42:17]
◆弑貴ユゥナ > ( まものがいた。 ) [Fri 3 Feb 2006 22:41:15]
お知らせ > 弑貴ユゥナさんが入室されました。 [Fri 3 Feb 2006 22:41:06]
お知らせ > アクアクさんが帰りました。 [Fri 3 Feb 2006 19:59:58]
◆アクアク > (無論、蛙は後でおやつ代わりである。) [Fri 3 Feb 2006 19:59:57]
◆アクアク > キヒッ!! クヒヒヒヒッ!! (しゃばしゃばと海水に洗われて、終いには体表の ぬめり が満遍無く潮味に変わってしまう頃。) ――ケヒュヒュフハハハハァ゛ア゛ッ! (新しいおもちゃを貰った子どものように、海岸を駆け出した。) [Fri 3 Feb 2006 19:59:41]
◆アクアク > (構える。) ( ――どブッ!! ) (流石に、痩躯の冷たい掌の中で半分眠りかかっていた蛙も眼を覚ましただろう。) ( ざぷッ! ジャプッ! どぷッ!! ) (何度も、何度も、そのまま海面を殴りつけた。苛々ではなく、好奇心を突き崩すために。) [Fri 3 Feb 2006 19:53:41]
◆アクアク > (そして海にまで持ってきた理由は、) クヒヒッ。イ゛ッ。 (蛙を片手に、痩躯は海面を見遣った。) (たゆたう月色に、自分の姿が映る。) [Fri 3 Feb 2006 19:50:44]
◆アクアク > (寝ぼけた蛙を掘り起こしてきたのは、暗黒街外れの空き地より。其処は濁った小川だか下水だかの傍に開いていた穴を荒した。) ――グッ。 ググッ。 (膨らまない咽喉を震わせて。) [Fri 3 Feb 2006 19:48:48]
◆アクアク > (グゥッ、グッ、と咽喉が鳴る。) (蛙の真似だ。) (丁度一匹、手の中に居る。 其れを持って海岸まで出てきたのだ。) [Fri 3 Feb 2006 19:44:32]
お知らせ > アクアクさんが来ました。 [Fri 3 Feb 2006 19:43:48]
お知らせ > 黒い外套さんが退室されました。 『( それもまた後の話。 白光に馴染まぬ黒もその場を離れて )』 [Fri 3 Feb 2006 14:02:00]
◆黒い外套 > ( ……物の見方がずれてきている )( それが、人間の彼女と話して何より強く思った事。 良くない兆候。 異質はどうしたって異質だけれど、だからこそ普通の人間のように在らなければならない ) ―――――――― ( …それこそ適当な偽名でもでっち上げてしまえば良かったのに。 告げた名は所謂業務用、表で使う名前――「アイシェ」とちまちまと物書きの真似事をしている「アルトアイシェ」なる訳屋。 既にこちらの正体を知る彼女の手の内にそこまでのカードが揃う事になったら? ) ( ―――――――― ) ( 想像だけなら幾らでも。 案外その時こそ、可笑しくて笑うのかも知れない ) [Fri 3 Feb 2006 14:00:05]
◆黒い外套 > ( 生きていた猫 死骸になった猫 生きている人間。 ) ( ――まだ平気だった ) ( 何が、なんて確認するまでも無い ) …節分豆、ぶつけられても知らないからな――… ( 誰が? ――それも確認するまでも無い。 その前に一度自宅に戻って、墓を作って、――――それから ) [Fri 3 Feb 2006 13:45:56]
◆黒い外套 > ( 平気なだけで本来まだまだ時間に偉そうに人間の相談に乗った、ような口。 生き急ぐ、人間のまだまだ若い御嬢さん。 ――…手探りで出口を模索する生き方以外は何ひとつ重ならない存在。 猫の死骸を袖に隠して、同じように背を向けてしまえばそこにあるのは想像通りの曖昧な無表情で――ああは言ったが、きっと何時まで経っても本当の意味で笑えないのはこっちの方だと思う ) ……本当に「渡し守」は何をやってるんだろう。 ( 三途の川の。 ) [Fri 3 Feb 2006 13:41:43]
お知らせ > 未希さんが帰りました。 『 33:吸血鬼アイシェ/真昼の海に黒外套 』 [Fri 3 Feb 2006 13:37:27]
◆未希 > ( 日の高いうちから吸血鬼と人生相談をした。 黒尽くめで、海が似合わなくて、猫なんか絞め殺しちゃうような、聞き上手な吸血鬼と。 お昼でも一緒に、なんていうと由乃屋で生き血とか注文するんだろうかとか馬鹿な事を考えながら、出会ったその場で別々の方向に分かれる。 やっぱり視線は合わせないで軽く手を振って、多分どっちも表情はぼんやりと冷めていて。 無意識に飛び出した言葉だけど、きっとまた会うんだろう。 その時笑えるかは分からない。 ) ――――豆買って帰ろう。 ( 何となくそう思った。 ) [Fri 3 Feb 2006 13:35:39]
◆黒い外套 > …御家族が普通に良い人達だから、大っぴらに羽目を外せない部分もあるかも知れないね。 折角家族なんだから、一度くらい盛大に甘えてみたら良いのに。 ( これと言った不満が無い分「良い子でいなければならない」、そんな枷を自分に嵌めて――なんて勝手な想像。 無気力でも無意味に反抗的なのでもなくて、内圧を向ける方角が定められない そんな印象。 ) ――…そりゃあ ね。 だって死んでいる状態で生きてるなんて、それだけで十二分に大間違いじゃないですか。 教会の鐘が怖い。 「節分豆」が怖い。 ガーリックの臭いに吐き気を催して、いつ「カーン」が殴りこんで来るか――スリリングと言えるほどの余裕なんかありやしません。 ( そのくだりは半分は冗談と、軽口めいてそうつけ足してから ) それはまあ 兎も角――これも余計な御世話だけれど、ならひとり良い友達が出来るといいね。 例えば「まだ上手くないギターでも聴かせられるような」 「貴女自身がつまらないと思っている話でも、面白いと聞いてくれるような」 。 そんなところからでも世界は広がるんじゃないかな と――… 思う。 ( ――それは果たして緑色のエルフの彼女かどうかもさておき。 自分は没理想の極地で今ここでこうして猫なんか絞め殺したくせに、人にはおめでたいほどの理想を幾らでも言えるのだから酷い口だ。 へんなりと困った笑い方は自嘲混じりで ) …次にお会いする頃には笑う顔も拝見したいものです。 ( 一度水平線へ視線を投げて ) ――…「猫殺しの吸血鬼」じゃ敵わないしな。 …「アイシェ」。 ( チョコレートケーキな本名を名乗れば、そのばかばかしさに笑ってくれるのじゃないかと一瞬考えはしたけれど。 ) ――では、良い昼下がりを。 [Fri 3 Feb 2006 13:24:33]
◆未希 > 良い人なんだよ。お母さんもお父さんも兄貴も。 普通に普通に良い人達で――――夫婦喧嘩の一つも見た事無い。 あの家族にこれ以上求めちゃ贅沢。 ( これも無い者強請りの一種だろう。 何事も無い家族。 平穏な日常。 すごい事なんて無い。 自分で波を作らないと何も起きない日々。 髪の毛を染めたのだって、いきなり芸能科なんて所に願書出したのだって、自分で作った小さな波。 そんなささやかな抵抗じゃ、すぐに平凡な日々に飲まれてしまう程度の。 ) 生きてる方がマシ、か。 マシ程度なら0でも良いかなって思わなくも無くて――――まあ、やり直しは利かないと思うから、忠告を聞いてもうちょっと生きてみるけど。 ( しゃがんだまま顔を上げず、目線は遠くへ。 人の顔を直視しないのも、いつの間にか身についた癖の一つだ。 ) すごい事をしたいよ。 もっと無茶苦茶したい。 でも今の私じゃすぐに何かに押し潰されて鎮火されそうで怖い。 だから「もっとギターが弾けるようになってから」「もっと上手く喋れるようになってから」「もっと強くなってから」。 それ何時さって話。 ( 理想と現実なんて青臭い言葉で語られるそれは別に私だけの悩みじゃなくて。 きっと誰でもそうに違いない、生き急がざるを得ないニンゲン特有の悩み事。 いや…思考する限り、きっと無限の命があったってそうだ。 笑えない話だ。 ) どうだろ、暫らく笑ってない。 ( そう言う顔は多分、眠そうな、どうでもよさそうな、無闇に世間に反抗的な顔だろう。 やり方がわからないから自然なわけで。 ) ―――そろそろ行こうかな。 長話したらお腹空いたし。 あのさ、名前聞いて無いよね。 もう会わないと思ってたし。 多分また会うと思うから名乗っとく。 私、寒河江未希。 未希でいいや。 [Fri 3 Feb 2006 13:07:01]
◆黒い外套 > ( 作り笑いが出来ないのは、それだけ本来は素直な気質という意味なんだろう ) …私と逆だ。 取り繕う笑い方しか出来ない。 じゃあ、ねえ――…「作らない」笑顔ってどんな時なら自然に浮かぶのかな。 [Fri 3 Feb 2006 12:50:11]
◆黒い外套 > ( 変なのに好かれるか。 好意かどうかはさておくとしても、今の状態だって充分に変だって――努めて自己を客観視しようとしている彼女は、自覚はしているのだろうけど ) …それもあんまり良くなさそうですけどね。実の親が子供の自信を失くさせちゃうの。 ( これも変な話。 親の存在なんか人聞きか、本の中の世界にしかないくせに何を偉そうに言うのだか ) ――…失礼、イエロティアにしては鮮やかな赤だと思っていたのですけど。 それは自己主張の現われでしたか。 …出過ぎて嫌われるのは怖い。 でも誰の目にも止まらないのなら、それは存在しないのと一緒――… ( 吸殻を波へと投げ捨てて、どこか虚ろに笑う顔を見直した。 ) …選ぶも何も。 こちら側なんか面白い事のひとつもないですから、だから来ちゃだめ。 結局無いものねだりなんだと思うよ。 もしくは――若い人特有の悩み。 ( 子供扱いは失礼だと思ったから、そんな言い方で誤魔化してはみたけれど。 そう見られたくない年頃ではあろうから ) ある意味真の女優魂? なんじゃないでしょうか、それ。 ………どうも、フラットな視点をお持ちな割に御自分の事は随分抑えた目で見ておられるような。 若い間はもう少し無謀でも悪くないと思うのだけど。 [Fri 3 Feb 2006 12:50:02]
◆未希 > あと、私笑顔を作るのが凄い苦手。 ( ぼそりと付け足す。 いつの頃からか作り笑いが出来なくなった。 ) [Fri 3 Feb 2006 12:31:58]
◆未希 > ――――ああ。 お母さんがよく言うかも。 あとは―――異常に嫌われるか、変なのに好かれるか。 ( 曖昧な記憶だが、「あんた変な子ね」ってお母さんの声を当ててみると妙にしっくりくる。 聞き流してるだけでよく言われているのかもしれない。 気をつけよう。 ) 出過ぎないよう出過ぎないよう、1番目立つ子は何してても狙われるから。 でも隠れ過ぎると誰の視界からも消えちゃうんだ。 記憶にすら残らない。 ああ、それでピアスと脱色――――…うん、さっき私、自分で言ったばっか。 死者に触れすぎるのは凄く不自然な事だから。 あんまり関り過ぎるとどっちか片方選ばされる事になりそう。 ( 現世か、幽世か。 他人事みたいに笑った。 どっちが魅力的な世界かって。 まだ幽世を覗いた事が無いから私には判断できないけれど、少なくとも現世は酷く退屈で、息苦しくて、居心地が悪いとは、思った。 ) んん…嘘だと思いながら演じるのはなんか違う気がする。 舞台の上じゃ「それ」が現実なんじゃないかな。 いや、でもまぁ私舞台とか向いてないでしょ普通に。 ( 一人だけ学芸会だっての。 明らかに子供臭い。 ) [Fri 3 Feb 2006 12:30:00]
◆黒い外套 > (「最近」――… ) 変わった子だと言われ続けて来ませんでしたか、小さい頃から。 人って異質を嫌うでしょう、出る釘は叩けとまでは言わないにせよ。 それで奥の方に隠れて人の目につかない方が良いんだと、そう気づいちゃった。 違う? …天邪鬼も結構ですけど、吸血鬼にあんまりガードを下げないで下さいな。 我々、招かれれば遠慮なくお邪魔するし――良いよと言われればどんどん踏み込んでしまう。 とてもとても図々しいんですから。 ――…世界が人を拒絶するんじゃなくって、人が世界に、自分の周りに壁を勝手に作っちゃうんだろうね。 折角人間なのに勿体無い。 …あの? 例えば芝居なんかは「つくりものだから堂々と演れる」って事はないのかな。 うつし世は夢、夜の夢こそまこと――じゃないけど。 そう云う嘘っぽいのはお嫌いですか、それとも。 [Fri 3 Feb 2006 12:17:44]
◆未希 > ……最近ちょっとだけ分かってきた。 見え方が違ってるのか、考え方が違ってるのか。 どおりで昔から人と話が合わないなって。 ( 子供の頃から何処か周囲と噛み合わない気がしていた。 身の回りには無駄な事とか間違った事ばかりなのに、誰もソレを指摘しない。 あえて口を挟んでみるとこっちがおかしいみたいな事を言われた物で。 考えてみればそれが今の内向的な私の原型か。 馬鹿みたいな種明かしだ。 ) なんだろうね、他人が怖いのか、世界が怖いのか、なんか、場違いっていうか世界に否定されそうっていうか―――自意識過剰も大概だ。 そう、芸能科。 楽器、歌、演劇、ダンス、演出、どれも人前でやる事ばっか。 天邪鬼なんだ私。 だから詮索されてるってんなら答えるし。 ( 謝られるから答えるし。 本当、自制が利かない性格。 ) [Fri 3 Feb 2006 12:06:16]
◆黒い外套 > 何だか判らないけれど違和感がまずあって、その理由を推測すると「ああこいつは人間じゃないな」と。 すると目だけが特殊なんじゃなくって、…先入観に捕らわれないフラットな思考をお持ちなんですね。 ( 端的に言えば「幽霊なんて存在するはずが無い」だとか。 体力の低下の結果今は人間と同じように酸素を消費する必要がある身。 それも真似事に見えるのならば何れは「そうでは無い」とその直視は気づくかも知れないが。 ) …意味も無い事がやりたくなる時ってたまにある。 後付けの理由じゃいけないのかな、例えば――…「気紛れで猫を拾ったから首輪を買う」 とか。 人の目が怖い、…恥ずかしいから、自信がないから――…貴女の場合はどちらでもないような気がする。 と言うか、ええと。 学校で音楽をやっているのではない? …それも詮索のしすぎか。 御免、これじゃ人間と話して自分が調律したいだけみたいだ。 [Fri 3 Feb 2006 11:55:03]
◆未希 > あれからは特に――――見よう見ようって意識してるわけでもなし、だいたい、幽霊とか吸血鬼とかを見分けてるんじゃないみたい。 間違い探しか騙し絵かに気付くみたいな。 ( 左目に指を当てて、かっと開いてみる。 魔力が見えるとか、体内が透けて見えるとかじゃない。 ただ、眼で見て感じ取って真相に辿り着くみたいな。 例えば彼の呼吸の真似が、見れば見るほど似ていない、意識して作った生き物の真似でしかないような。 ) 何で買ったんだろね。 弾けるようになれればそりゃぁ良いけど――――私は人前で何かするのなんか無理。 他人の眼は怖いもの。 ( それで何で芸能科なのか、って聞かれた事がある。緑色のエルフもどきに。 ただの、未練。 その世界の端っこに浸ってられたらまだ救われるなんていう類の中途半端な。 ) [Fri 3 Feb 2006 11:40:46]
◆黒い外套 > ( この街では異物。 他所へ行けばもっと異物。 王都辺りでは存在そのものすら許されまい、遅れて同じように外套から煙草を引き出して火を点け ) サンズノカワ≠フ渡し守は何をやっているのだかね。 ――…あれから他に幽霊だの吸血鬼だのを御覧には? 貴女の方がその境界がいかに曖昧になっているかは良く御存知なのじゃないかと思う。 同じ本来あちら側のモノでも、私は幽霊の声も聞こえないし――同種ですら気づけない場合も多いから。 ( 喉を痛めて以来久々の煙草に噎せた。 ) …余り詮索のし過ぎは良くないね。 でも持ち歩いているのだから、弾けるようにはなりたいのでしょう? 出来なかった事が出来るようになる。 それはとても良い事だと思うよ。 その為に費やす時間を「無駄だとか意味が無い」とは、思わない。 ( 少しばかり機嫌の傾き具合を増した口調にそれはやっぱり余計な世話だとは思うけれど。 ) [Fri 3 Feb 2006 11:26:30]
◆未希 > …現世と幽世(が隔たれてるのは、生きてるものと死んでるものが別物だからなんだ。 同じような形してても、もとは生きてたものでも。 ( ああ、そうか。 なんて唐突に理解して口に出した。 それは彼が此処に居る事を否定する言葉だけど、その事実を否定はしない。 少なくともこの街で彼は確実に異物である筈で。 ) なんとなく歩きたかったから―――いいでしょ、別に。 ただの中古だよ。 弾けもしない。 ( 再び口調がとんがってくる感じ。 人知れずコソコソ練習しても、一向に弾けやしないギター。 指が短すぎて弦が押さえられないギター。 重たくって背中にごつごつ当たって。 格好よく弾けるようになれば何か変わるかなんて保障もできない。 ) [Fri 3 Feb 2006 11:15:16]
◆黒い外套 > …後5分早かったら貴女が拾って。 5日後には元気になってたかも知れないか。 尊厳も何も、元よりこちらはそれを傷つけて存在している訳だし――… ( 首を振った ) どうも物の見方がずれていけない。 そのうち――貴女のような人じゃなくて――「誰が」どう見ても吸血鬼だってなりかねないな、これじゃ。 …死んだものの血はほしくないって訳じゃないけど、それだけは。 ( 埋葬の約束。 風に流されて消える煙を追って ) こんなに風が冷たいのに。 そんなにケースは重そうなのに? 何となくと仰る割にはとても大事そうに見えるし。( とは言え、ギターなんか触った事もないからどのくらい重いか知らないけれど。 ただ華奢な体躯には不釣合いに大きく見えたからそう聞いた。 ) [Fri 3 Feb 2006 11:03:48]
◆未希 > ―――――生かしてやれないんならほっとけば良かったんだ。 死ぬっていうのを他人が決めるのはさぁ、なんか、尊厳が傷付く感じがするじゃない。 ( 声は苛立たしげに。兄から貰った着火装置がなかなかつかなくってその場にしゃがみ込んで風を避け、そっぽを向いたまま傷んだ赤毛を指で弄る。 ) …ちゃんと埋めてよ。 血とか吸わないでよ。 ( 害意の無い殺生は悲しいばっかりで。 登った血の気を冷ますように、煙草の煙を吐き出した。 今日は少しだけ温かいと思ったけど、やっぱり全然寒い。 冬は、嫌い。 ) 別に…歩いてたら海だっただけ。 これは―――何となく。 背負ってるだけ。 [Fri 3 Feb 2006 10:52:56]
◆黒い外套 > ( 前に見かけたのはいつ頃だったか、こう言っては大変に失礼だけれど不機嫌が張りついてしまったような表情は変わりなく――…違うか。 少なくとも今は、そうなるに値する充分な因果関係がここにある。 言葉からして其の瞬間から見えていたのだろう、目の前で生き物が殺されて機嫌が良かろうはずも無い ) ( …けど ) ――――…そう云う考え方 するんだ。 ( 人間なら。 ) 麻痺してるのかも知れないし、元々そういうモノだからかも知れない。 でも良い事をしたとも思ってない、…連れて帰って庭にでも埋めます。 ( 言われた方は堪えた様子でもない、きちんと考えたなら彼女の言い分の方がきっと正しいのだろうから。 逸らされた目から少しずれた、赤い髪の辺りを眺めて ) それでギターの練習にここへ? 今少し暖かい場所の方が指だって良く動くでしょうに。 それより まず――…変な処を見せて。 ( 不自然な段階だけれど、それを言わない事には話が続けられそうになかった ) [Fri 3 Feb 2006 10:41:24]
◆未希 > ( 吸血鬼って昼間も歩けるのかとか、えらく海が似合わない男だとか、そんな下らない事が後から後から湧いてきて、不思議と怖いとかそういう感じはしない。 殺した理由は聞いたとおりだし、嬉々として殺害を楽しんでいるようには見えなかったから。 ただそれとは別に、頭にきた。 ふざけんなって。 ) あんたが殺さなかったらあと十分でも、二十分でも、生きられたかもしれないんだ。 その時間を無駄だとか意味が無いとか、他人が決めちゃうのはさ…ッ! 偉そうなんだよ!! 殺してくれって頼まれた? 麻痺してんのかこのッ…吸血鬼!! ( 言い過ぎだ。 彼なりの考えとか、都合とか、そういうのを無視してるって理解するのはやっぱり一つ遅れてから。 感情先行で口にした言葉は無茶苦茶で、もっと優しい言い方だってあった筈だった。 ) …今日は、休講。 ( 嘘を吐いて目を逸らし、ポケットから煙草を取り出して咥える。 ) [Fri 3 Feb 2006 10:28:55]
◆黒い外套 > (訂正orz) 講義は3コマめ、辺りからですか。 [Fri 3 Feb 2006 10:17:47]
◆黒い外套 > ( 潮騒の中で呆気無い、小さく息を引き攣らせる音が一度だけ鳴ってそれっきり猫は「猫だったもの」に還元した。 死から始まったモノでもあるまいに、…還元というのもおかしな話。 その式が当て嵌まるのは自分であってこの毛玉じゃない ) ――…おつかれさま。 ( たった今自分が殺したものがどれだけの生きる喜びと苦しみを経て来たか、知りもしないくせに大概だ。 首を絞めたのと同じ指先が頭をもう一度撫でたところで ) ………… ( 寄せる波と返す波の合い間に、声が聞こえた )( 振り向いて ) 見たままを。 ――…どのみち生きられやしなかった。 ( 殺すところから見られていたとは知らないけれど、それならそれでも構わない。 それでも死骸を見せまいと、外套の袖で抱え直して ) …講義は3コマめ、辺りkaraですか。 [Fri 3 Feb 2006 10:17:18]
◆未希 > ( 異常発達を続ける眼が、人物と事象と結末を同時に理解する。 ああ、それは駄目だ、と眼を覆いたくなるのが先で、彼が何をしたのかを理解するのがその後で。 全ての視覚情報が頭の中で纏って、ぐちゃぐちゃな感情が押し寄せてきた時には、もう手遅れだった。 息を呑んでただ掌で眼を覆う。 その後から白い息が毀れて空に昇った。 ) ――――何してんのさ。 ( 声は小さく抑揚無く、彼に届くかは分からない。 届かせようという意図も無かった。 ) [Fri 3 Feb 2006 10:07:00]
◆黒い外套 > ( ――… た方が 良いと思うよ。 そっちの方が幸せ。 それ(ならしてあげられる )( 小さすぎる頭と胴とを繋ぐ辺りに指を伸ばした。 親指と、揃えた人差し指に中指 それで御終い。 波に靴の爪先を浸して毛玉を見下ろすツラは無表情、赤目はただの硝子球。 猫は震えはするけれど逃げる気配は見せず、ほんの少し指先に力を加えるだけでそれは呆気無くただの骸になる――そんな刹那が貴女の視野に入るだろうか ) [Fri 3 Feb 2006 09:59:40]
◆未希 > ( 冬の海辺を歩こう、なんて何処の詩人かって。 この寒いのに講義をサボってコートに頬を埋めながら歩けば、其処に辿り着いただけ。 そういや海なんてずっと見て居なかったし、こんな季節のこんな時間に人影は無く…無く……… ) …あった。 ( ギターを背負った流れ者(?)、遠くに人の姿を見つけて「酔狂なこと」と自分を棚に上げて暫らくそれを眺めた。 波打ち際から少し離れて歩く、ぼんやりと晴れた日の朝の話。 ) [Fri 3 Feb 2006 09:54:50]
お知らせ > 未希さんが入室されました。 [Fri 3 Feb 2006 09:51:05]
◆黒い外套 > ( 見下ろした猫は地肌が透けて、あちこちに固まった血を薄くこびりつかせて近くで見れば見るほど毛玉とは言えない。 引っ込められるようになっていないのか、出したままの爪をひとの掌に立てて時折喉を鳴らしながら噛みついてくる。 …私は親じゃないしやれる餌なんか持ってないって ) ( お構いなしの猫は他に方法を知らないように――実際知らないのだろうけど――ぶるぶると震えながら何度も何度もそれを繰り返してきた。 ――――…冷たい体。 生命力の無駄遣い。 現れない親。 救う術を持たない手。 ) ………… ( 片手で胴を持ち上げる。空いた一方で頭の毛を何度か撫でて ) [Fri 3 Feb 2006 09:49:32]
◆黒い外套 > ( ――――… ) ( 冬の快晴の冷たい潮風。 濡れ鼠の子毛玉には、こんな偽りの熱でも温かいには変わりないんだろうか――そも、目の前のモノが人であろうが死人であろうがそれは、この毛玉にとっては事象の地平が実在するか否かくらいにどちらでも構わなかったに違いない ) ( …だから。 汚れて冷えきったそれを拾い上げた。 ――本当は生き物に触るのはとてもいけない事なのだけれど )( 並べた両手の上に座れるくらいの小さな毛玉は、目脂の塊をさも煩わしげに瞬きしてから ) ―――――――― 。 ( がらがらに掠れた、消え入りそうな声で鳴いた。 ) [Fri 3 Feb 2006 09:35:13]
◆黒い外套 > ( 生まれて目が開いて歩くようになって、たったその程度の小さな小さな猫。 尾を垂直に立てて頼りない前肢の指をいっぱいに広げ、濡れた砂に足跡を残して着いて来る足取りはよたよたと酷く危なっかしくて、元の柄も識別不能なほどに汚れていると思ったら毛並が海水被って無理矢理撫でつけられた所為だった。 おまけに良く良く見たなら目の縁に耳の付け根とあちこちが赤く傷になっている。 時折かぱ、と口を開けるのはおそらく親猫を呼んでいるのだろうが、本来かん高い甘えた声で鳴くはずの喉からはがらがらと嗄れた聞き難い音しか出ていない。 立ち止まって代わりに周囲を見回して見ても親らしき猫の姿も子を呼ぶ声もそれらしきは見つけられなかった )( …捨てられたか はぐれたか。 生後如何程の毛玉だろう ) ( そんな事を考えていたら、裾にまとわりつかれていた ) [Fri 3 Feb 2006 09:20:13]
◆黒い外套 > ( 気がついたら鍵が掛けられていた何処かの部屋の経緯は知らない。 外出するから施錠したのか閉じ篭る為に施錠したのか確率は半々、例えば共同墓地だとか居そうな数箇所の悉くを空振りで終えた頃には日は既に高かった。 波打ち際を暫く歩いて、それらしい姿も見つからずそろそろ戻ろうかと踵を返したところでその四ツ足と鉢合わせた。 ) ………猫。 ( 何処からともなく後を着いてきていたらしい。 ) [Fri 3 Feb 2006 09:03:06]
お知らせ > 黒い外套さんが来ました。 『( ――――――猫。 )』 [Fri 3 Feb 2006 08:53:45]
お知らせ > アクアクさんが帰りました。 [Wed 1 Feb 2006 11:23:26]
◆アクアク > (今日の、何度目かの朝飯を未だ欲しないのは、多分其の所為だと思いながら。) [Wed 1 Feb 2006 11:23:25]
◆アクアク > (猫達は「寒い」と云うけれど、) (こんなの全然寒くは無い。) (寧ろ、) ホゥヴ …シュ゛…ゥゥ゛イ゛ン゛ー…。 (風がぬるくなってきたように思う。) [Wed 1 Feb 2006 11:22:48]
◆アクアク > (猫達は仕方なく痩躯に付き合っている。この寒いのにどうしてこんな場所に来たがるのだと文句は云い飽きたようだ。彼女等はとっくに気付いている、寒い方が コレ は元気になると云う事。) (薄っぺらい服の中へもぐりこんでみたりしながらの三匹を抱えて、痩躯本人はにやにやと笑っていた。) ――… ヒ、 … ヘグッ。 (肩がビクと跳ねる。) [Wed 1 Feb 2006 11:20:36]
◆アクアク > (常にばたばたと何処かに風が当たって、それは狭い路地を窮屈に渡ってきた風とは違って両手を広げているような空気の流れだから、) (身体中をでっかい犬か何かに べろ と舐められているような気がした。) フー…、 ヴヴヴヴー…、 (扇風機を前にした子どもみたいに声を零す。) (取り囲む岩岩に反響して、まるで此処が啼いているかのように。) [Wed 1 Feb 2006 11:13:43]
◆アクアク > (近場で魚を釣る漁師の船が、それでも影のようにしか見えないくらいには遠い。) (波の砕ける音を浴びながら、打ち寄せる白い泡を見下ろしていた。ごつごつとした岩が其の度に湿る。) [Wed 1 Feb 2006 11:10:03]
◆アクアク > (――人目を忍び。 いつものように岩場の影。) [Wed 1 Feb 2006 11:07:49]
お知らせ > アクアクさんが入室されました。 [Wed 1 Feb 2006 11:07:14]
お知らせ > 豪人さんが退室されました。 『(ぽかぽか、爽やかに。―――爽やかに爆睡しすぎてブラッシング忘れたのはまた別のお話)』 [Mon 30 Jan 2006 01:11:28]
◆豪人 > (そういうことです。今が一番幸せなのですよ。下流君としては。)(嗚呼、人情じゃなくて、犬情ですか。そンな言い直しはさておき) ッつか、寒ッ。(ぺふぺふ後ろを着いていこう)(偶に砂に足を取られたりする辺り、やっぱりどうにもドン臭い、けれど。其れも愛嬌)(―――寝る前の運動、心拍数が上がれば身体も温まる、ワケで。) [Mon 30 Jan 2006 01:10:43]
お知らせ > シェリィさんが退室されました。 『家に付いた頃には二人ともぽかぽかになってました。』 [Mon 30 Jan 2006 01:04:46]
◆シェリィ > (私ももう少しご主人と一緒にいたいですからそのままがいいですよね、とか何とか心の声)(時折、主を振り返りつつもしっかりとした足取りで歩く忠犬で… 人情なのか愛情なのか、とりあえず主に対する心は一杯) ワンッ♪(軽く小走り開始、トテトテ程度の速度だけど、寝る前の運動に丁度いい位の速度で主を導くように走り出して) [Mon 30 Jan 2006 01:04:33]
◆豪人 > (却下。もう少し人間楽しみたいもの!)(しっかり、ついてきてるか確認してくれるトコロなンて。―――書類に埋もれた同僚を見捨てる同僚よりも人情がある気がした。) よーし、寒いから、ダッシュ!(安心して、後ろを小走りしよう。鍛錬ついでに。―――安心して走れるのは、ちゃんと愛犬が導いてくれるのを知ってるから。信頼してるのは、飼い主も同じ。)(さて、後ろをついて、帰路につこう) (風邪なんてひいちゃう前に) [Mon 30 Jan 2006 01:01:09]
◆シェリィ > (寧ろご主人が犬に…)(瞳を細めた顔は本当に貴方を信頼してます、という感じに見えて… しっかり少し前に立って、主のほうを振り返りむいてる犬) わふっ!(ブラッシング、と言われて凄く嬉しそうに1回答えて、早速一歩、暗闇の中でも歩きやすい、間違っても石ころとか無いような道を選んで進みだし) [Mon 30 Jan 2006 00:57:52]
◆豪人 > (否、其の前に人間になってください。)(目を細める顔に、へンにょり顔は余計に。―――ちゃンと少し前に立つ愛犬に。) 本当、お前、賢いよ。(なンて、親莫迦。)(振られた尻尾に)―――よし、帰ったらブラッシングしてやるから、それから寝ようなッ?(なンて) [Mon 30 Jan 2006 00:54:50]
◆シェリィ > (・・・そういえばそうですよね、と納得。恋人になるにはまだまだ(?)) ……♪(毛を撫でられると気持ちいいが良いのか瞳を細くしてふむふむと鼻で息をし)(優しく笑うご主人をみてると此方も幸せ気分) っ♪(立ち上がった主の少し前にでて「家までの道なら任せてください♪」と夜目の利く者、しっかり犬としても働きます、とばかりに尻尾を振って準備OKの合図) [Mon 30 Jan 2006 00:52:21]
◆豪人 > (かといって、獣相手に押し倒しもしません。普通に一緒に寝ればいいじゃない!) ……、(うもうも)(うもうも。―――暖かで手触りのいい毛。長くて、ブラッシングなンて、本を読んで偶にしてあげるだけなのに、綺麗で艶やかな。) あはは。(愛犬の前では、でれりでれりと。)(え、前では、じゃないなンて突っ込みは禁止) よし、(抱きしめた首元、離して)帰ろう。(へろり、緩い笑みを。)(リードなンてつけて無くても、しっかり着いてくる愛犬は、首輪はしていてもリードは無し。立ち上がって、頭を一撫でしよう)(『 帰るよ 』の合図) [Mon 30 Jan 2006 00:48:35]
◆シェリィ > (押し倒したら一緒に添い寝してもらうのです、って駄目ですか、ガーン。とかこっそりショック)(ご主人の望まない事はしませんよ、という感じ、なのかどうか分からないけどおきらくな笑顔で) ふ…わぅ…(自慢の毛皮ですから、と言う感じ、柔らかくて長めの金毛はそこらの毛皮に負けない感触のよさがあったりで) わんっ♪(匂いで直ぐ分かります♪、と摺り寄せられたご主人に此方からも甘えて擦り寄って) クン・・・?(戻りますか?と、済んだ黒目勝ちの瞳で主の顔をじーっと見上げていて・・・ 大丈夫、美人ですから、ええ、とどこかに納得していたりで) [Mon 30 Jan 2006 00:42:16]
◆豪人 > (押し倒されるのは断固拒否しておく。理由は聞いちゃいけない)(勿論、さっぱりでいてくれて構わない。というか、さっぱりで居てくれ。なンて懇願は、お月様の後ろに放り投げよう。嬉しそうに、) 一層、禁煙するかなー、(なンて出来もしない事呟いて)(甘えてくる姿に) あー…あったかいなー。(なンてヘンにょり)(獣の体温はやっぱり少し高くて。短くなった煙草、とりあえず、砂でもみ消して。―――両腕で首元を抱きしめよう) お前、凄いなァ、―――此処まで来たなンて。(賢い、なンて嬉しそうに暖かな首元。摺り寄せて、) 寒いし、帰ろうか?(なンて。)(相変わらず美人です、辺りは伝わらないよ!伝わらない。男がそンなコト言われるなンざ思っちゃいねェもの) [Mon 30 Jan 2006 00:37:52]
◆シェリィ > (もう感激して押し倒したりしそうな感じで)(尻尾ふさふさ振って、主が獣人と何かあったとかさっぱりな忠犬。ただ一緒にいるだけで嬉しいらしく)わんわんっ♪(『一杯吸わない限り大丈夫ですよ♪』とか答えていそうな感じで返事(?) ) くぅ〜…ン…(『豪人さんも相変わらず美人です♪』とか言う感じで、撫でてくれる手に頭を摺り寄せて甘え甘え) [Mon 30 Jan 2006 00:32:00]
◆豪人 > (そういうことだね!笑顔で答えるだろう。)(此処の所、獣不審気味なのは記憶の彼方。獣と人の合いの子よりも、獣丸ごとの愛犬の方が自棄に分かり易い、なンて何処かの獣さん思い出して思ったのも心の奥底) (もふ、と覆う暖かな其の体温に、冷えた身体が少し温もる) ―――あー…もう、お前慣れちゃったかな?(煙草の煙を嫌がらない愛犬。こンな気遣い今更でしたか。そうですか。主人の匂いの一部ッて、しょっちゅう煙草臭いみたいで其れはそれで何だか。兎角、ぺろーンと伸びてきた舌) お前 は、可愛いなァ、もう。(避けるわけも無く。)(ざりり、とした感触が頬に当たるンだろう)(煙草の無いほうの手で、額から耳をなでようか) [Mon 30 Jan 2006 00:28:38]
◆シェリィ > (なら二人の絆で気が付いてくれたのですね、とか親密度がLOVE状態の犬には何でもOKらしく) (賢い犬なので、突撃なのだけど主を押し倒したりしない力加減を心得ていて。ふかふかの毛は主のための毛布代わりにもなれます、とばかりに甘え) ハフ?(その煙の出る棒がどうかしましたか?と不思議そうな表情で顔を傾げ… 寧ろ主人の匂いの一部だし、気にしませんよ、とばかりに、ぺろっ、と1回 主の頬をキスしようと) [Mon 30 Jan 2006 00:23:04]
◆豪人 > (人間は、ッてェか、基本的にド近眼のコイツには明るくても遠くのものはハッキリ見えないぜ!と、要らないプチ情報。) あは、(突撃さりた)―――やッぱり、シェリィ。(胸元にぽゥーンと飛び込ンで来た愛犬。右手に持った煙草、毛を焼いてしまわないよに。そーっと、放して)(煙くさくないかしら。顔を寄せる愛犬に) お前ー、着いてきたら、折角こンな寒いところで煙草吸ってる意味ないじゃん。(なンて、嬉しいくせに。) [Mon 30 Jan 2006 00:18:57]
◆シェリィ > (闇夜・・・人間は余り夜目が利かないはずなのに自分に気が付いて名前を呼んでくれたご主人に嬉しそうに突撃して)ワフッ♪(『お散歩ならお供しましたのに、豪人さん』とかそんな感じに、座ってるご主人の胸元に飛び込んで、顔を寄せた) [Mon 30 Jan 2006 00:15:55]
◆足音 > ハッ…ハッ…(少し大きめの息遣いで、砂を踏みながら歩いてくる影…4本足の動物らしく… 砂浜に座ってる主の方へまっすぐ向かってきていて) [Mon 30 Jan 2006 00:14:06]
◆豪人 > (説明しよう!)(下流君⇒下流社会に生きるイマドキ(此処重要)、イマドキの若者の総称。「 まー そこそこ幸せだから いッかァ 」そンな、今のぬるま湯、現状満足の若人のことである!) (上昇志向が無いわけじゃない)―――………少なくとも、仕事は少しはマシになったぞ。(思い出したよに、ペンを取り出して書き込んだのは『 給湯室大掃除 』明日の予定。) 寂しい予定…!(へっしょり項垂れ、た)(―――と。) ……(足音)……(この足音は。人じゃない。4つ聞こえる足音。獣の足音…!) ―――シェリィ?(闇夜に目を凝らせ、ど。見えないンだけれど。まァ、其処は愛犬の気配は分かるワケだ)(じゃァ獣ッて分析は何だ) [Mon 30 Jan 2006 00:13:35]
お知らせ > 足音さんが入室されました。 『パタパタ、と砂を踏む小さな足音…』 [Mon 30 Jan 2006 00:10:17]
◆豪人 > (何だか年末年始に掛けて、心身ともに生傷増えたのは気の所為ですか。)―――ぁー、と。(懐から続いて取り出したるは、革手帳。)(何も記されちゃ居ない、其れを開いて) ………、(でかでかと書かれた新年の抱負に思わず自分で苦笑せん)( 『 脱 独り者 』 )(力強く書かれた其れと裏腹に。白紙の予定は、酷く切なかった。) ―――………、いや、でもいいんだ。(言い聞かせるみたく) ……俺、下流君だから。 [Mon 30 Jan 2006 00:08:06]
◆豪人 > (分かる、けれど。)(仕事を終えて、青い制服の上から、もっふりコートを着込んだ黒髪は、ポケットから取り出す煙草。) ………よいしょ。(近頃は家で煙草を吸わないようにしてる―――犬によくないだろう―――から、ぺふりとついたズボンが砂塗れになるのは悩みだけれど。)(宵闇の空の下で、誰に憚るでもなく吸う紫煙はいつもより美味い。) ……はー。(波打ち際より、少しばかり離れたトコロ。人影も無ければ、明かりも無い其の中で。紙巻を咥えて、マッチで火を。)(くゆり、紫煙が真っ直ぐ登って)―――……なんか色々あったけれども。(色々。) 何とか…、(―――此処に居られる。)(何とか。)(何だか年末に色々と凝縮されてた感は否めないけれど。それなりに、幸せな年だっただろう。なンて、過ぎた日を思い出すのは年の所為ですか) [Mon 30 Jan 2006 00:03:09]
◆豪人 > (ようやっと倉庫の中の掃除は二日掛かりで終わった。何とか。―――あの後、一緒に掃除するとは思っても無かった先輩団員が手伝いに来てくれて。) ……第一声が「 生きてるかい 」だッたのは、ちょッとショックだッたけれども…ッ。(そのときと言えば、丁度書類の大雪に降られて下敷き。へっしょり、書類の山に埋もれたところだッたものだから。)(あまりのタイミングに笑えなかったのは事実。―――それから、3人で片付け出せば、ちらりほらりと手伝ってくれる同僚がやってきて) ―――楽しかったなー。(最後はそんな締めくくり。)(無言でカリカリペンを走らせるだけの仕事より、疲れるンだけれど。楽しかったのは、如何してだろう。掃除が好きなわけでもないのに。)(―――砂浜、体育座りで座り込んだ黒髪頭が揺れて) (波間にさんざめく月光が綺麗)(――久方ぶりに来た浜辺は相も変わらず、人影も少なく、嗚呼、此処が危ないッてのも分かる。) [Sun 29 Jan 2006 23:56:36]
◆豪人 > ぶわー。(吹かれる風に口ぱっくり開けて、) 疲れたァアアアァ!(叫んだ) [Sun 29 Jan 2006 23:52:09]
◆豪人 > (なンてものはまだまだ先で。) [Sun 29 Jan 2006 23:50:49]
お知らせ > 豪人さんが来ました。 『(―――海開き)』 [Sun 29 Jan 2006 23:50:22]
お知らせ > リゼルさんが帰りました。 [Sat 28 Jan 2006 20:45:30]
◆リゼル > ―――……… 。 ( す、 と立上れば空の月が 少しだけ近くなった。 傍らに置いた靴履けば さくり、さくり。 砂浜に 足跡をつけた。 ) ―――さて、帰ろうか。 …あんまり遅いと心配する のかな。 ( 心配性の彼のことだから。 ――そうして、爪先は 街の方へ。 ) [Sat 28 Jan 2006 20:45:28]
◆リゼル > ――… 友達自体少ないのか。 ( 昔は ――今程で無かった気がする。 今程 人とも同族とも関わりを持たなかった。 …こンな 人間の様な思考すら 思う事が無かった。 ) …変わった事 。 ―――良い事か悪い事かは判らないけど。 ( 返答の様に ざわり、 波が足を掠った。 くすくす、ッて笑い洩らした後に、 ) ……――でも人間は私の遊びに付き合ってくれないからなァ。 ( 少しだけ 拗ねた子供みたいな む、とした表情。 ) [Sat 28 Jan 2006 20:39:26]
◆リゼル > ( 空の闇に浮かぶ月は 時折 雲に隠れ 、 海の闇に浮かぶ月は 時折 波に揺れる。―― 完全で無い ぼンやりと朧気な姿。 けれど、其れだからこそ 尚一層に愛しいのだ。) ―――月も 薔薇も人も ……完全でないのなら 分かち合える事は、 出来るのかな。 ( 慈しむ事は出来るのだろうか、 なンて他の同族が聞いたらきっと笑い話。 …思えば己は 余り同族の既知は居ない様だ。) [Sat 28 Jan 2006 20:32:47]
◆リゼル > ( ――空と水面に 二つの月が浮かぶ。 ) ………――あァ。うン。 こう云う絵画が在ったら買うのにな。 ( 砂浜に足を投げ出して 波打ち際に座る 赤い蝙蝠羽の吸血鬼。 ―…時折 波が 裸足の足をなぞる。 ) [Sat 28 Jan 2006 20:28:18]
お知らせ > リゼルさんが入室されました。 [Sat 28 Jan 2006 20:25:08]
お知らせ > アクアクさんが退室されました。 [Thu 26 Jan 2006 02:33:35]
◆アクアク > (さんざん唾液でぼろぼろにした魚を、痩躯はやっと差し出した。) (たまの 外食 風景。) [Thu 26 Jan 2006 02:33:34]
◆アクアク > (「いい加減に寄越せ」と怒られた。) …。 アア゛ ゥ…。 (頬に三本の赤い線を描いた頭が垂れる。) [Thu 26 Jan 2006 02:32:31]
◆アクアク > … フギャッ!! (顔面に踊る黒い影ッ。) [Thu 26 Jan 2006 02:30:47]
◆アクアク > ――キヒヒッ。クヒヒヒヒヒヒッ。 (肩を震わせた。 潮風に吹き上げられる声は、波の音に流されて包まれて掻き消される。) …キシシシシシシシ…。 (薄く開いた口から、犬の哂い声のように。) [Thu 26 Jan 2006 02:28:03]
◆アクアク > (食べる前に、猫達の真似をしてみたかった。) (傍らで、未だ遊び終わらないのかと待つ猫達に腰だの腹だのを引っかかれながらだ。) ( ざりッ。ざりッ。 ) (随分と楽しそうに。 鱗を逆さになぞる。) [Thu 26 Jan 2006 02:23:39]
◆アクアク > (両手で押さえ付けるほどには大きな魚に舌を這わす。) ( ざりッ、 ざりッ。 ) (砂と一緒に舐めるからこンな音だ。 猫だったらば、舌そのものがヤスリのようだからもっと大きな音も出たろうけれど。) [Thu 26 Jan 2006 02:19:08]
◆アクアク > (月の良く見える岩場の陰。 蹲っている影。) ( ざりッ、 ざりッ。 ) (ヤスリを掛けるような音は何度か。) …アア゛ア゛…。 [Thu 26 Jan 2006 02:14:39]
◆アクアク > ( ざりッ、 ざりッ、 ざりッ …、 ) [Thu 26 Jan 2006 02:08:44]
お知らせ > アクアクさんが入室されました。 [Thu 26 Jan 2006 02:08:28]
お知らせ > ヴァリスさんが帰りました。 『ぐったりと、疲れたように彼は砂浜に。 自分への問いかけを続けはじめる・・・』 [Wed 25 Jan 2006 10:37:53]
お知らせ > ティエンさんが退室されました。 『( 残した傷と言葉は 有効なのだから。 ――… 三度目は無い、お話。 )』 [Wed 25 Jan 2006 10:35:39]
◆ティエン > ( 赤くは無い液体に塗れた刃を ぱしり。 片手で受け止めたら。 両手を後ろ手に組んで、少し身を屈めて 視線を近づけたら。 ) ――… 「 彼 」 に、無為な後悔をさせないように 願ってるよ。 ( それは、つい先刻 擦れ違っていった同族の言葉を示して。 囁くような語尾に被せて 濡れた刃を ちろり 舐める。 ) ――… へんなあじ。 ( べ と軽く舌を出して くるり 返す踵。 ざくり ざく。 後は、振り返らずに足音 背中が遠ざかる。 砂の上 点々と、幾つか残った赤い跡も ざ、ぁ―― やがては、潮風に紛れて消えていっても ) [Wed 25 Jan 2006 10:34:47]
◆ヴァリス > (そのすべての言葉を、ヴァリスは記憶に焼け付けようする。 出された宿題と、提出期限)―――、つ、あ(自分に左手に突き刺さっていたナイフが抜ける。それにつられるように、左手はわずかに持ち上げられてから、砂浜に落ちる)――――、(だらりと下がった両手。 ぼんやりと見上げた視線の先に、少女が笑う。 ぞくり、と再び何かが背筋を這い上がってきたような気がした) [Wed 25 Jan 2006 10:25:34]
◆ティエン > ( 楽団を指揮するような仕草で刃を操って 傷つける。 赤くは無い血に視線を眇めたのは 好奇心か無意識か。 赤い刃に縫い止められた彼の左手を見下ろして フードの陰から告げる言葉は ) その傷が治るまで、ちゃんと 考えてみるといい。 ( 前に、赤毛の彼女が言った事。 今、わたしと彼が言った事。 ――… 何を失わせて 何を壊して けじめをどうするべきなのか。 信じると叫ぶだけで、何を壊したのか。 ――… 過ぎた後悔に浸る時間なんて、もう 許してあげない。 再び、指先を宙で動かす。 深く深く食い込んだ刃が ぎち り 傷を抉りながら、再び宙へと戻っていこうと 飛ぶ。 ) ――… それじゃ 今度は 貴方の傷が癒える頃に。 ( ゆらゆら 漂う短剣を外套の内に仕舞いこみながら 一方的な制限時刻を定めた吸血鬼は 唇だけで笑った。 ) [Wed 25 Jan 2006 10:15:02]
◆ヴァリス > ―――――――――――、(その塗りつぶされるような思考はいったい何を考えているのか。奔流のように流れ落ちていく思考の埋没の片隅で、、ヴァリスは、)―――、時、間?(まるで何かを宣告するように、少女が掲げた指先。 それが、言葉とともに振り下ろされて)――――アッ、ギっ!(ざくり、と)(自分の左手が砂浜に縫い付けられる。 白い血液が砂浜に斑点模様を作り出して、吸い込まれていく)――ッ、アッ!(大声で悲鳴漏らさないため、か。 唇を噛む。)――――ッ、ハァ。なに、を・・・・(困惑と、思考に埋没しかけている瞳を、少女へと見上げよう) [Wed 25 Jan 2006 10:05:38]
◆ティエン > ( 砂浜に崩れ落ちるように膝を着く姿を見下ろして ざくり 一歩、近づく。 否定ばかりを漏らす声は弱々しく 其処に含まれるものが懐疑か回顧かは 分からないけれど。 ) ――… 無為な後悔をこれ以上 ザッハトルテに重ねさせるのも 悪いから。 だから、少しだけ 時間を上げる。 ( それまで、ずっと垂らしていた指先を ゆらり 掲げる。 薄い陽光はもう、空に昇って 世界を染めて。 午前の光が、砂の上に歪な影を落とす。 ) …考えてみたらいいよ。 貴方は、誰に、何を失わせて。 そして、貴方は今、何をしているのか。 ――… でも、ずっとなんて考えていられないでしょう? 期間を決めなきゃ だね。 ( 楽音の指揮でも取るように、赤く濡れた指先が宙に閃く。 ――… conduct. 使い魔に送る指令。 刃のひとつが宙を駆けて、彼の左手の甲へと向かう。 避ける挙動が無ければ 掌まで刺し貫こうと、刃は飛ぶ。 ) [Wed 25 Jan 2006 09:56:26]
◆ヴァリス > ―――ッ! ちがっ、(・・・・・・・。 ――――。 もう、なにも考えることが出来ない。なにから考えたらいいのかが、わからなくなってきた)そんなこと、な、い・・・・、(自分のことしか考えられてない。 と言われてヴァリスは思い出す。深呼吸をして、思い出す。 自分がどうしたらよかったのかと、どうすれば、もっとよく、助けられたのかと考えて、自分のことしか考えてない、と言われて。)誰かに許してほしくなんて――。(ぷすん、と膝から力が抜けた。 そのまま、砂浜に膝をつくだろうか)―――――――、そんな、こ、と・・・・・(言葉にならないような声が漏れる。 自分がどういう人間なのか、わからなくなってきた。 いや、そもそも自分は変わってしまったのだろうか。 いや、そんなことはないはずなのだ、と。思う) [Wed 25 Jan 2006 09:30:25]
◆ティエン > ( ――… 語るに落ちるとは、言うけれど。 彼は、気付いてるんだろうか。 今、自分が言った台詞の中に わたしの疑問 もしくは危惧の答えが、その侭示されているって。 ) ほら、やっぱり。 貴方が悔いているのは、貴方のあやまち。 誰かを裏切ったことでも、傷つけたことでもない。自分が間違えた結果に脅えてるだけじゃないか。 ( 助けたい。だから、そう思うのなら、助けたい 「 誰か 」 を こそ、妄信するなって、言っているのに。 ――… 何処までも、話を全体にしたがる癖があるんだろうか。 わたしのことを例に出したのは、拙かったかもしれないけれど。 ) 貴方は、誰かを助けたいなんて、考えない方がいいよ。 だって、自分の事しか見えていない。自分の事しか考えてない。 自分の中身を見詰めるのだけで、精一杯。 それとも。見たくないから、誰かに許して欲しかった? ( ――… 鼓動の音が、煩い。 気を取られて、波に攫われるもうひとつの足音に気付くのが 遅れた。 ――…潮騒の合間から、告げられるのは静かな声。 それは、彼だけが告げる資格のある ひとつの断罪だ。 ) ――…… ザッハトルテ…… ( 止まることのない足音が連れて来た言葉は 何処までも苦い刃。 赤色を滴らせる指が ぎり 拳を作る。 ) ――… ずるい、な。 嗚呼――… ねえ。聞こえた? 貴方が裏切った人に あそこまで言わせても 貴方は、自分の咎しか見ないのか……っ ( ヒトゴロシの十字架。 ――…そんなのは、今更だ。 見殺す。けれど、後悔する。 そんな益体も無い、無為の宣言は、模式図だ。 ) [Wed 25 Jan 2006 09:16:57]
◆ヴァリス > (自分のことしか考えていない、と言われてヴァリスは眉根を寄せる)――――、・・・・・・・。(まるで何かの冗談のように浮遊する切っ先を見つめる)今も、考えていることは同じだよ。友人を助けたい、と思うのは変わらないし、今だって、あの時の自分の犯した過ちを苦く感じている。信じずに学ぶ、というけど、別に俺は吸血鬼全体のすべてを信じられるとは思ってない、よ・・・・(とくとくと、心臓が鳴っている)(ふと、聞こえた声に、彼ははっと気づく)―――なっ、(すでに会えないと思っている人間と再び出会う。 あまりの出来事に、数歩、後ろへと下がってしまうだろう)――――、・・・・・・・、(その夢は、変わってない。 言えること、なのに)(去っていく気配を、呆然としたまま、俯いて) [Wed 25 Jan 2006 09:01:51]
お知らせ > 黒い外套さんが退室されました。 『( 足跡もやがて波に消える。 )』 [Wed 25 Jan 2006 08:48:51]
◆黒い外套 > ( 言うべきと思った言葉はそれだけ。 これっきりの禁を早々に破ったモノは答えはもう求めない。 ) ――…できれば貴女に「そんな」十字架なんか背負ってほしくはないけれど、 …貴女の中に正当な事由があるなら。 ( 止めない。 見殺す。 同種として受け入れる ) その代わり、「あの時何故止めなかったのだろう」 と――…意味のない後悔を百億 千億 繰り返して差し上げるから。 ( 後半はこの場で命を落とすかも知れない彼へ。 それが「今の」貴方と非常に近い状態だと言外に――伝わるかは判らないけど ) ( そのままふたりを抜き去って ) [Wed 25 Jan 2006 08:48:24]
◆黒い外套 > ( 商業地区の店屋を辞して二時間弱。 ふらりと遠回りを繰り返して、ここに足が向いたのは偶然が殆ど それ以外が少し。 …散策にこの場を良く選ぶ、三者共々揃ってそうとは知らねども。 ――…初めて目にするエルダー種(の、人らしい表情と感情の抜け落ちた白い面差し その余りに似つかわしくない異様な姿を自然なものと受け止めるはやはり同じモノ。 …玉葱入りの袋を手に提げたツラは「ただの」無表情だが ) ( 会話の流れは知らない。 ただ、ヴァリスと云う名のピース。 ティエン・ギニーと云う名のピース。 そして先日彼女と語った幾つかの事象と 他ならぬ自分。 そして何より ――――この場の空気 ) ……… きみが動けば世界には波紋が立つんだよ。 ( 貴方だけに限らず、世の中の誰もがだけれど。 ひとの行動は常に他者へと影響を及ぼす そう云う事。 ) 「我々」と出会った事できみは何を失った? …違うな。 「誰に」「何を」「失わせた」? そして――…どう「けじめをつけた」 ? ( 償ったなんて言葉は使わない。 けじめはつけるもの、ひとつの節目を「見せる」もの。 …つまり見せるべき相手が存在する。 自分ひとりの気の持ちようではない そんな意味。 ) ――…残念だよ、初めて会った時は差別のない孤児院を作ると それだけ「誰かの為に」動いていたきみを思うと。 あの頃は私と云うヒトデナシにも簡単に死ぬなと言えたのにね。 [Wed 25 Jan 2006 08:41:35]
お知らせ > 黒い外套さんが来ました。 『( 足音は波に攫わせて )』 [Wed 25 Jan 2006 08:40:45]
◆ティエン > ――… 貴方は、何処までも 自分の事しか考えてないんだ。 今更、思い知るんだから、わたしも大分、馬鹿だな。 ( 弁が立つ方じゃない自覚はある。 けれど 届かない言葉に 朝日のせいだけじゃない眩暈がした。 ――… きりきりきり 軋む音 軋むもの。 ―…本当に 此処で 終わらせる? ) 生きたいか死にたいかなんて、聞かないよ。 ねぇ――… もう一度だけ、言うよ。 ( だらり 両腕を垂らす。 指先から赤色を滴らせて 握っていた刃が するり 指先から抜ける。 ――…けれど、それは砂には落ちずに。 掌の辺りを浮遊する。 ゆらゆらと、切っ先だけを向けながら ) ともだちだからって括りで 闇雲に信じて、貴方は一体何をしたの? ちゃんと、相手の立場も 種族の事も踏み止まって理解しようとしていたら、間違わなかったかもしれない。でも、それは過ぎた事。 なら、これからはどうするんだって、言ってるの…っ! 信じて同じことを繰り返すのか。 信じずに学ぶことを覚えるのか。 ――― 「 でも信じる、信じたい 」 なんて吼えるばかりで決められないなら、 わたしの後悔ひとつを此処で清算して、終わりにしてあげるから…! ( ――… 彼は、究極的には理想と 彼自身の内面しか見てないんじゃないか。 そんな危惧すら過ぎって、ぎしり 唇を噛み締めた。 そうだとしたら 何を言ったって届かない。 ――… 彼を信じたから傷ついた人も 報われないじゃないか。 それさえなければ 無ければ? ――… 浮かぶ赤色が きしり 金属の軋むような音で 啼いた気がした。 ) [Wed 25 Jan 2006 08:30:46]
◆ヴァリス > (朝日の中、そこに吸血鬼が居た。 太陽の中、なんて馬鹿げている様な気がしてならない)――、それで、なんだ。信じるな、と。俺に(吸血鬼を。人を。キミを)すごい、言われようだ・・・・、(ずらり、と問いかけながら抜き放たれるナイフの群。 それを、ヴァリスは苦しそうに見つめた)キミは、俺を殺したいのか・・・・・(朝日の中、目を細めた)(どくん、と心臓が脈打って、それに呼応するように首筋から多く血が流れ出す)・・・・・俺に選択肢なんてあるのかよ。 キミは俺に殺意を抱いていて、君は俺がわけのわからないうちに殺すことの出来る力量を持ってる(傷口を左手で押さえ、右手をだらりと下げたまま、懐のナイフには伸ばさず、)・・・・・、(ふっ、と息を吐いて)死にたいのか、死にたくないか、なんて答えが決まっているようなことを聞くんだな、君は [Wed 25 Jan 2006 08:13:31]
◆ティエン > ( ――… ずさ。 緩々と地を照らす薄い陽光の中 彼の背後で、砂が小さく鳴る。 ぽたり、ぽた 切っ先からは、人のものとは少し違う体液が零れ落ちる。 それが、刃の赤を洗いはしない。 ――… 振り返る視線は 夜の合間には見せることの無かった 吸血鬼の顔。 時を経て変質したエルダー種()が、首筋押さえる姿を睨み据えて。 ) 貴方のともだちをひたすら信じて、気持ちいいのは貴方だけ。 貴方は気持ちいいよ。自分は疑わず、信じてるって叫べばいいんだから。 疑わず、盲信して貴方が死ぬのは構わない。殺されて血でも何でも吸われちゃえばいいんだ。 ――… でも、それじゃ迷惑なの。貴方の自己憐憫と自己満足に、巻き込まないで。 ――― それじゃ、きっと 「 カリン 」 だって迷惑。 ――… 本当に、もう 終わらせちゃう? ( ――… ぼたり。 左腕からも滴る赤色。 ずるり 引きずり出すのは、二つ目の。 そして三つ目 ――…最初の一本は、懐に最初から存在している。 ねぇ どうする? からっぽの顔が、朝食の献立でも尋ねるみたいに、傾げられた。 ) [Wed 25 Jan 2006 07:50:00]
◆ヴァリス > ―――――、・・・・・(なんと言ったらいいのだろう。 そんなことを考えていると、)(それは一瞬の出来事だった。 何かが朝日の中で煌いたのを視認した。次の瞬間には、首筋が再び切られていた。 どくん、と心臓が鳴った。 自分という存在を遥かに凌駕する動き。首筋の傷からは白い液体が零れ落ち始めていた。慌ててその傷口を押さえながら、砂浜に着地する貴女を見つめよう)――――。そっ、か(殺しておけばよかった。 そんな殺意を込められた言葉に、ヴァリスはぎゅぅう、と心臓が締め付けられたように感じた。 ぞくり、と背筋が凍る。 殺しておけばよかった。 言い換えれば、今、この瞬間にもこの少女は自分を殺せるだろう・・・・。) [Wed 25 Jan 2006 07:38:01]
◆ティエン > ( 彼が顔を顰めた理由までは、分からない。 ――… 見上げる角度からは 空も見える。 今日は曇り空だけれど それでも、朝日は眩しいから。 赤い視線が、きつく眇められる。 苛立ちのような色を孕んで ) 自己陶酔は沢山だって言ってるんだ。 そんな信じ方は、迷惑なだけ。 信じてるから暴いて、信じてるから傷つけて、信じてるから裏切って――― 貴方、全然変わってない。 ( 緩く一歩だけ踏み込んで、軽く砂を蹴る。 白い裾が ふわり 靡いて 赤い切っ先は いつかのように 彼の首筋を浅く薙ごうと閃きながら ) ―――… 本当。 最初のあの時に、殺しておけば 良かった。 ( 身体が砂上に降りる前。 囁くように、口にした。 ) [Wed 25 Jan 2006 07:30:13]
◆ヴァリス > (今日の一日の始まりの朝がやってきた。 水平線に浮かぶだろう雲に隠れた太陽を見るように目を細める。 少女の言葉一つ一つを聞きながら、ヴァリスは首を振る少女を見る)―――、・・・・っ、(この島に来る前の記憶が脳裏を掠める。 でも、それは一瞬の出来事で、顔を顰めたのだって一瞬だとは思う)それでも、俺はあの人が――(躊躇うように、彼は視線を逸らす。 信じたい。たった一人でも。 それでも、人間に対する不信感というのは完全に払拭できないものであることは、よく知っている、つもりだ)(胸元からのど元へと変わる矛先。 それで一突きされれば、ただではすまないだろう、ということはビリビリと全身から感じる危機感でわかっている。)―――、・・・・(顔を顰める少女に、ヴァリスはなんと言ったらいいかわからい。いや、言うべきではないのだろうけど――。)―――、う、うん(少女の呟きを、ヴァリスは理解できない。 疑問を感じたが、問うというのもおかしな話だろうか)―――――――――――――――、わかっ、た、忘れない(と、) [Wed 25 Jan 2006 07:21:51]
◆ティエン > ( 空はまだ、曇り空。 それでも、夜明けが近づけば 砂浜を染めていた闇は緩々と薄い光に駆逐されていく。 突きつけた刃の色は その侭乾かない血の色で 零れる陽光を反射した。 ) ……嗚呼。 ( 零れる光に乗せるようにして 嘆息が ひとつ。 けほ。 慣れない大声なんか出したら、喉が痛んで、小さく咳き込む。 空気の配分を、ちゃんとしないと声が出なくなるんだ。 ゆっくりと、肩を落とす。 一度発現した激情を、押さえ込むみたいに。 ) そんな事、言ってるんじゃない。 ( 信じたいと語る彼の言葉を、打ち消すみたいに首を振る。 ――… わたしは、 「 吸血鬼 」 を信じる人間を、信じないって言ってるんだ。 この世界に、信じられる人間なんていないって。そんな絶望を語ってる訳じゃない。 ) 闇雲に信じて、その結果は、どうなったの。 信じたいなら、信じるな。 違うものである事を、受け入れた上で考えろ。 ( すぃ。 突きつける刃が動いて、彼の胸元から、首筋へと狙いを定めるように切っ先を上げて。 ) 浸ったらいい人間なんて言ってないよ。そんな気分になれるってだけ。 貴方がよいものであるはずが、無いじゃないか。 ( それは、酷く個人的な私怨が源ではあるけれど。 酷く苦いものを噛み潰した時のように、顔を顰めて。 ) 許して欲しい――… か。 なら、貴方は 「 カリン 」 の為に、頑張ればいい。 ( ――…彼女を助けたい。 その言葉で、致命的な勘違いに気付いたから。 嘆息がもう一度重なって、視線が砂に落ちた。 ) ……やっぱり、逃げちゃ駄目だったね ――… ( 彼にとっては、意味不明の一言をぽつり 零したら ) 貴方みたいのでも、たいせつにおもってくれてるひとは、いたんだ。 裏切ったことだけは、忘れるな。 忘れた瞬間に、ころしてあげるから。 [Wed 25 Jan 2006 07:06:31]
◆ヴァリス > ―――、・・・・・・(青白んできた空を感じながら、ヴァリスは、少女を見返す。 平行線を辿るであろう、とは思うけど、)そんなことはわかってる(自分の胸に当てた拳をよりいっそう強く握った)俺だって、混ざり者だ。人から石を投げられた事だってある。差別しないって人間が手の平ひっくり返させられた事だってある(ゆっくりと、朝のにおいがしてきた空気を吸い込んで、吐く)俺は誰かを信じたい。人間だって信じたい。けど、信じられない人間ってのが居るって事も知ってる。ほんとなら、人間を恨めたら楽だろうかと思うことだってある。だから、貴女がなんと言おうと、俺は友達である彼女を信じたい(まるで血塗られた刃のようなそれは、本当に濡れているのかもしれない。 貴女が一歩近づけば、ヴァリスはじっと少女を見つめよう。足を動かさず、ただじっと)(ここら辺でとめたほうがいいのかもしれない。だけど、口が止まらないような、そんな感覚)そうだよ、後悔は回想だよ。回想して、自分の過ちを見つめなおして、自分を許さないための回想だ。いい人間? そうだね、それに浸り続ければいい人間であるかもしれない。けど、俺のやったことはいい人間とは言えないもの。だから、俺自身はいい人間じゃない(びりっ、と空気がしびれたような錯覚。 少女の感情が高くなったような、そんな気がする)許してほしい、許してほしいと思うから、がんばれるんだ。 だが、他人が許してくれたって、俺自身が自分を一生許せない! 覚悟が足りてる、なんて事を言う気は無いよ。ただ、それは違う。俺は、許されたいと思うから彼女をまた助けたいと思うけど、一生許されないということはわかってる。つもりだ・・・、 [Wed 25 Jan 2006 06:41:49]
◆ティエン > ( フードの陰 見返す顔の表情は乏しい。 視線だけが、熱の無い侭 険しさを帯びる。 ) ――… だから、覚悟が足りないって言ったんだ。 例え貴方が差別なんかする気が無いって唱えたって、それは世界の総意じゃない。 そうやって思ってる人間程、「 どうにかなるんじゃないか 」 って目算で、致命的なことをするから。 ――…だから、信じない。 わたしは 吸血鬼()を信じる人間を、信じない。 ――…残念だよ。覆しては、くれなかった。 ( ぽたり。 刃先から、赤色がまた一滴落ちて 潮風に混じるのは鉄錆の気配。 さくり。 歩みが、一歩近づく。 ) 分かってる?なら、忘れたかったのかな。 ――… ねぇ。後悔は、只の回想。 それを悔やんで許して貰ったって、貴方が気持ちいいだけなの。 だって、後悔って気持ちいいんだよ? あの時ああすればよかった―― ほら。自分は悔やんでる。最善を尽くしたかったのにって、もう免罪符にしたがってる。 でも出来なかった。過ぎた事だからね――… 嗚呼、でも 悔やむ自分はなんて いい人間? ( 声音の律が高くなる。 叫びださないように、一度 息を呑んで。 ) 許せないから、許して欲しい? それが、覚悟が足りないって言う事だっ!! [Wed 25 Jan 2006 06:25:16]
◆ヴァリス > ・・・・・・・・(この少女がどこまで知っているのかはヴァリスは知らない。 じっと、貴女を見て、)―――わかってる、あの時、俺の行動が状況を悪くしたことぐらい・・・(自分の胸に手を当てる。 ぎゅ、と心臓を鷲掴みするかのように握った握り拳)(あの時、最善だと思って失敗して、――――)―――そんなことは、わかってる。とは思う、けど。 だって、後悔して、(言葉が続かない。 そして、夜の砂浜で再び突き出されたナイフが一本。 ぞくり、冷や汗が背筋を凍らせる)許されたい。許してもらいたいさ、そりゃあ。(ぐっ、と冷や汗を拭っても、止まることを知らない)でも、たぶん、後悔というのは。自分で自分を許すなって言う、自分に忘れるな、というものだと、俺は思う。彼女は、いいっていってくれたけど――。俺は、自分を許せない(貴女が言っていることは正しいし、心にざくりと刺さる言葉がある。 でも、自分の考えを。 自分が何を思っているのかを、言わないといけないのではないか、と思った)だから、今でも彼女に役に立てることがあるなら、どうにかした。それも、できるかどうか、わからないことだけど・・・・ [Wed 25 Jan 2006 06:10:43]
◆ティエン > 貴方は、いつか 許されたがってるだけじゃないか。 [Wed 25 Jan 2006 05:58:37]
◆ティエン > … 「 あの時 」 にいた、「彼女 」 貴方が切り捨てた 「 彼 」 ――…わたしが知ってるのは、それくらいだけど。 ( ――…詳しく知っているのは 後者だけ。 それでも あの時、きっと 世界に立ち向かおうとしていた彼女を 見たから。 ) ……どんな状況から、貴方が助けようとしたかは、知らない。 ――… でも、言っちゃいけないことを、言った。 それで、手配はきつくなって。 貴方は疑われて。 罪に問われた。 酷い言い方をすれば、軽率。 ……過ぎた事だから、此処までにしておくけれど。 ( 思いが全て報われることは無い。 否。報われることは、酷く少ない。 ――… 優先順位と言ったら、彼にとっては心外だろうけれど。 捨てたものが何も無い訳じゃないんだろう。 例えば平穏 例えば …? ) ――…じゃあ、訂正。 痛めてるだけじゃ、意味が無い。 貴方の頭の中にしか無い後悔の世界じゃ、誰も何も動けないの。 ( 人形劇にすらならないと 呟いて。 突きつけた指先から つぅ 赤い滴が一滴、砂へと落ちていく。 ぎち り ずるり。 袖口から這い出すようにして掌へと収まるのは、赤色に塗れた刃。 ぬらりと光る刃先を、突きつける。 ) そう。貴方に足りない覚悟の名前。 助けたかった。後悔してる。どうしようもなくて、謝る事も出来なくて。 悔やんで悼んで心を痛めて。 でも、そんなの結局――― [Wed 25 Jan 2006 05:58:20]
◆ヴァリス > ――――、カリンさんのことを言っているなら、謝りは、した、けど・・・(VHの彼女には、まだ謝っていない。目の前のティエンさんにだって、謝ってなくて、彼女にはありがとう、とまだ言ってなくて、)・・・・。誰だって後悔したくない。それに、自分のせいでさらに危うくさせてしまった彼女を助けたいとは、思った(助けたかった。どうにかしたかった。本当に、自分はあの時、それを純粋に思ったのだと、今のヴァリスは信じてる。 結果的に、彼女を自分の手で助けたわけではなかったけれど、)―――――。それは、そうだけど。痛めない人間よりはマシだと、思う(しかし、内心でヴァリスは自分のことを振り返る。 心を痛めて、本当に自分は白くあろうとすることに固執してなかっただろうか。 確かに、心を痛めるのは、痛めない人間よりはマシだとは思うけど、)(そこに安心を覚えている人間が、最低じゃないのだろうか。 そうだ、それでいい人間であるはずが無い。過去が消せない以上、自分はいい人間では――・・・、)――――、俺に、足りない、覚悟の名前?(と、問い返そう。 ずり、と砂が噛む音。一歩、ヴァリスは下がってしまっただろうか。無意識に) [Wed 25 Jan 2006 05:44:31]
◆ティエン > ……謝ろうと した? ( 考えてみれば、意地悪な質問。 さっきの会話の中で出て来た 知らない誰かにも借りはあるらしいけれど まだ、謝りに行って無いって聞いてるんだから。 熱の無い気配と 込み上げる感情。 矛盾する二つを繋げるのは、とても単純な衝動だから ぎり 外套越しに 腕に爪を立てて ) わたしは貴方を知らないけれど 逆じゃないかって、思うよ。 貴方は、自分が 後悔したくなかっただけじゃないのか――― ( 本当に それは 助けたいから だった? その時の事情も知らないから、其処で一度言葉を切って ぎり 唇噛み締め。 ) ……懺悔して後悔したって、カミサマが助けてくれる訳無い。 貴方は、悔やんでるだけだ。 心を痛めていたら、いい人間になれると思いたいの。 ( 落とされた視線に割り込むように突き出すのは、右の腕。 突きつけた指先が震えて ぎち り ――… 軋む気配と 滲む赤色。 ) …… わたしは、別にどうでもいいんだ。 ひとつ、悔やむことがあるだけ。 ――… でも、その責任があるから、ひとつだけ 大サービスで教えてあげるる 貴方に足りない、覚悟の名前。 [Wed 25 Jan 2006 05:29:39]
◆ヴァリス > ―――、(後悔して、どうしたらいいのか。 謝るだけじゃいけないのはわかってる。だけど、方策が見つからなかったり、すでに自分から離れていたり。 馬鹿みたい。 今更、そんなことを言ったところで――、)(ぴしり、と空気が凍ったのを肌で感じだ。 ちりちりと肌を刺すような空気が、否応に緊張感を高めてしまう)――、そんなことは、思ってない。後悔ばかりしていたら、行動しない(あの時、後悔して、だからどうにかしたいと思って行動した。 けど、それは逆に変な方向に話が転がったり、結局自分がしたことは――、)―――後悔だけで許される、なんて思わない。 どうにか、したい。許される・・・・なら、(視線を砂浜に落としたまま、ヴァリスはぽつりと、漏らすように、)―――――、・・・・・・・・、――――。(関わってほしくなかった、と。 そうして、歯を食い縛った少女を見て、ヴァリスは、どうしようもなく情けない気持ちになる)――――、俺のことを、恨んでる――。のかな。いや、嫌いになってたとしても、しょうがないとおもうけど――。(俯き、ヴァリスは苦しそうに、そう言って、) [Wed 25 Jan 2006 05:19:03]
◆ティエン > …後悔してる間に、謝れば なんて。簡単じゃないのは知ってる。 ( 迷って悩んで動けなくなるのは 嫌って程経験した。 けれど ――…柔らかく撓んだ気配が きちり 張り詰める。 ) ……それで、もう 全部終わりにする事に、したんだ? ( 後悔を免罪符にはしないから ――…そんな風に許すのは、少なくともわたしじゃないし 正直、それで許されるべきじゃないとも思ってるから。 だから ) 悔やんでいたら、誰かが許してくれるって、思ってたとしたら。 ( ――…したら? 眉を寄せて、腕を押さえた。 ぎちぎちぎち 軋む感覚はまだ止まらない。 ) ……ふぅん。 良かったとは、わたしは言えないや。 ( 薄情だろうけれど 人間が人間という括りでは、全てを愛せないように ) ――… 貴方なんか、わたしたちに関わらなければ良かったのに――……っ わたしも、後悔…してる、よ……っ ( 一度は、制する手が押さえた激情が、温度の無い瞳を鈍く光らせて。 ぎり 食いしばる歯は 種の証を除かせて、軋む。 ) [Wed 25 Jan 2006 05:05:27]
◆ヴァリス > (花のにおい、か。 それに曖昧に笑って、)――――、うん・・・・、(ぽつり、と漏れるような、頷き。 結局、自分は――、)・・・・・。そんなことは思ってないよ。僕は、被害者なんかじゃない(そう、自分はそんなものじゃない。 状況を悪化させた。それだけじゃないと思う。結局自分が出来たことは無いんじゃないんだろうか。)被害者になりたいなんて思ったこと、無い。ただ、後悔をずっと、してた――(あの時、ああしていれば。あの時、こうしていれば。 なんてもしもの話をしたところで始まらない。 けど、ついつい思ってしまう。 もし、あの時、と)(あの吸血鬼は死んだのだろうか、という問いかけに、彼は少しだけ迷ったようなそぶりを見せた後、ゆっくりと、首を横に振るだろう) [Wed 25 Jan 2006 04:54:15]
◆ティエン > かもしれない ね。 ――…花の匂いがするし。相性、きっと良くない。 ( 潮風に紛れるような ほんの微かなものだったけれど。 着かず離れずの百合の香に 半ばあてずっぽうで呟く言葉。 ) それに、前の事じゃなくて、今の事だから。 貴方が許してって言わなきゃいけない相手は、別じゃないかって、思うよ。 ( 問われたなら、傲慢だと斬って捨てる。 わたしは貴方の友人程、寛容でも優しくも無いヒトデナシだから。 ――… 裏切りという事場に、反応は顕著で。 ぎしり 腕が軋む。視線が、細く。 ) 貴方がどう思うかなんて、関係ないの。 自分の中でだけ悔やんで悔やんで自虐して自嘲していれば、被害者になれるとでも、思ってた? ( 本当の被害者が誰かという事を論じるつもりは無い。 事件の発端になったという 「 吸血鬼 」 とは、面識も無い。 自分が知っているのは 去年の夏 見下ろした先での光景と ――…今此処にいる彼と 友誼を持っていた誰かさんの、言葉。 偏っているのは自覚している。間違いだというなら、言葉にしなくちゃ伝わらない。 形にされた言葉しか、信じようが無いじゃないか。 ) ……結局、夏の ――… あの吸血鬼って、死んじゃったの? ( 少なくとも 知っている誰かに当て嵌まることじゃないから 問いかけは酷薄なくらい 終結の言葉を形にする。 ――… 何とか出来なくても、何とかしたい。 その気持ちは、否定しなかった。 少し、口元に苦味が混じる。 ) [Wed 25 Jan 2006 04:45:30]
◆ヴァリス > ――鬼門、かな。俺の(緩やかに流れるようで、それでいて潮風は責め立てるように冷たく、痛い)――――、うん。・・・・・、(少し間があって、彼は曖昧に頷いた。 許せられる、とは思わない。 許してくれ、なんて頼むのは傲慢すぎるだろうか)―――っ! 、裏切って―――なんか。・・・・・(白い少女の一言一言が胸に突き刺さる。 ずきり、と痛んで、ぞぶり、と刺される様な、感覚)―――自分でなんとかなる、というのは考えなかった。ただ、なんとかしたいって、思った・・・・。(俯くように、彼は視線を落とした。 あの時のことを思い出して、唇を噛んだ)ただ、俺のせいで。だから、俺がなんとかしなくちゃっ、て、(それは感情論なのだろう。 ) [Wed 25 Jan 2006 04:34:30]
◆ティエン > ――… 相性、良くないんじゃないかな、それは。 ( 潮風は酷く冷たい。 夜は更けて、夜明けの時はまだ遠い。 死にかけたという時の話を、今詳しく聞くつもりは、無いけれど。 ) ――… 謝るくらいには、懲りたんだ。 でも あれからも、諦めてなかったんでしょう。 だから――… 夏。 ( 謝罪を受け入れるか否かは、口にはしない。 忘れないと、もう先に言ってあるのだから。 忘れないこと。許すこと。並び立たない訳じゃないけれど それは、まだ当て嵌まらない。 昏い波の揺れる世界を背にして、曇る夜空を背負う彼の顔を見た。 ) 暴こうとして、憎まれて 親愛を結ぼうとして、でも 裏切った。 ――…裏切ったつもりなんか、無かったかもしれないけど。 「 だって知らなかった 」 で済まされるほど甘くないって、だから ――… 覚悟が無いって、言ったのに。 ( 言葉は苦い。 けれど、これはわたしの後悔だ。 彼のとは、また違うから、一度口を噤んで。 ) 自分で、全部何とかできるなんて、思ってた? [Wed 25 Jan 2006 04:27:21]
◆ヴァリス > 死にかけたことがあったし、ここで(爪先で砂を掻き回して、嘆息する)―――――、ごめん(ふっ、とヴァリスは苦々しい顔で視線を逸らす。 確かに、あの時のことは今思うと馬鹿だとか、本当に悪かったのだと、思う。 今だと信じられないような行動だった、)本当に、ごめん(置いておく、と言われてもそう許されることではないだろう)俺の、したかった・・・・・こと?(問いかけに問い返すように、ヴァリスは貴女を見るだろう。 海岸を背景にたつ貴女の姿を見て、ヴァリスは思う。 本当に、自分は何がしたかったのだろうか、と) [Wed 25 Jan 2006 04:13:58]
◆ティエン > ――… 嫌な思い出。 ( トン。 爪先で、砂を軽く叩いて。 向き直る白外套は とかくて遠い前の邂逅と 変わらない。 ――… あの時の舞台劇を再現するには 役者が二人程足りないけれど。 ) ……さっき、わたしが前に言った事を口にしただけで 痛そうな顔をした癖に。 人の事を暴くのは、平気だったものね。 ――… 昔の話。 忘れないけど、それは 置いておく。 ( 戒め。前段階。 一番最初の不信を掘り起した上で 眇めた視線が 見上げる角度で。 ) ……。 貴方は結局、何がしたかったのかなって。 [Wed 25 Jan 2006 04:09:06]
◆ヴァリス > (暗闇包まれた海岸。月光すら隠す厚い雲はまるで、すべての出来事に目を瞑るような―――。考えすぎだろうか)(耳に小気味いい波の音と、懐かしい場所。 なんだかんだといって、ここはお気に入りの場所のひとつで、)―――、懐かしい、といえば懐かしいけど・・・・。ここでは、色々あったから、(リュックを砂浜において、貴女からある程度の距離をとっている場所で、夜空を見上げようか。 白い息を吐いて、コートの襟を少しだけ寄せて、)・・・・・いい思い出も、嫌な思い出もたくさんある・・・、(ゆっくりと頭を振ってから、貴女を視界に納めようか、そして、)それで、話って――、 [Wed 25 Jan 2006 03:56:21]
◆ティエン > ( 花街の灯火に照らされていた時には気付かなかったけれど いつの間にか 月は雲間に隠れて影も遠く。 地を照らす光は薄く、空は灰色 闇は深く、夜の色。 ――… さく り 。 足音はひとつ そして、ふたつ。 昏く潮騒の響く砂の上 足跡刻む片方が、緩々振り返りながら、止まる。 ) …此処なら、大丈夫 かな。 ――… あの時みたいに、余計な気配を知る目はいないみたいだけど …懐かしい? [Wed 25 Jan 2006 03:51:04]
お知らせ > ヴァリスさんが来ました。 『複雑な心境で、少しだけ距離を置いて、ついてきて、』 [Wed 25 Jan 2006 03:48:25]
お知らせ > ティエンさんが来ました。 『( いつの間にか、曇り空。 )』 [Wed 25 Jan 2006 03:47:16]
お知らせ > 冴乃さんが退室されました。 『持ち上げて、ひっくり返して。それから口へ』 [Tue 24 Jan 2006 22:00:36]
◆冴乃 > (ひゅ、と放ったのは3本の針。二つはずれて、一つがそれを磔にした。に…と嬉しそうに、ひょいとその傍までいってしゃがみ込む。かさかさと、それはせわしなく足を動かしている。そぉっと手を伸ばし、指先で触れてみた)…硬い…(つるつる。逃げられない相手の表面をなぞって…ぴたり。程なく、白く、動かなくなった) [Tue 24 Jan 2006 21:57:27]
◆冴乃 > (すばしっこく動いたかと思えばぴたりと止まる。警戒してる兎ににてるけれど、ちょっと違う。あっちへ、こっちへ…何してるんだろう、これはと目で追いながら…掌に集める冷気) [Tue 24 Jan 2006 21:47:56]
◆冴乃 > (手頃な岩場に腰を下ろす。ここまで来たのはいいけれど…と。波はざぁざぁ、風はびょうびょう段々耳障り。不機嫌増すなかでカサリと動く影は、ちいさな生物だった。じぃ…とその様子の観察を始めて) [Tue 24 Jan 2006 21:36:32]
◆冴乃 > (さくさくと砂浜を彷徨って行って、岩場へ来ると雰囲気も変わる。波が砕ける様子は、自分の知っている海に近いけれど。たまに飛沫が飛んできて塩っ辛い) [Tue 24 Jan 2006 21:25:38]
◆冴乃 > (水。風。どっちも、嫌い。雪を融かす。氷を融かす。外から見れば寒々としたその口径の中で、不機嫌そうな表情で。波が引いたときに足元に作った氷の防波堤は、次の波に飲まれて消えてしまった)…ふん…(つまらない、といった風に腰の後ろに手を組んで、くるりと海に背を向けた) [Tue 24 Jan 2006 21:13:59]
◆冴乃 > (飽きることも無く寄せては返すを繰り返す波に誘われるよに、ひた、ひたと波際まで。波が帰っていく。また戻ってくる。ざぁ…と踝まで波に晒されて、また波が引いていった。ざぁ…ざぁ…と。潮風に吹かれながら、佇むことしばらく) [Tue 24 Jan 2006 21:05:23]
◆冴乃 > (海を見るのは初めてじゃない。けれど自分が知ってる海は、人寄せ付けぬ岩肌に波がたたきつけられるような、そんな海。大人しい…そんな風に感じた) [Tue 24 Jan 2006 20:56:12]
お知らせ > 冴乃さんが入室されました。 『砂踏みしめる、素足』 [Tue 24 Jan 2006 20:53:16]
お知らせ > ティエンさんが退室されました。 『 「 ―――だから主よ。どうか、私を救って下さい。 」 』 [Sun 22 Jan 2006 10:50:50]
◆ティエン > 「 世界は虚しく、栄光と財産は死の前では無意味となる。 」 ( 懺悔のような 祈りのような典礼句を謡いながら、砂の上に刻む足跡。 口ずさむ内容は、やっぱり冗談みたいな話。 冒涜にも程があるけれど。 ――… 本当に、他を知らなかったんだ。 囁くように、結びの意味を唇に。 ) [Sun 22 Jan 2006 10:50:34]
◆ティエン > ( わらえるひとに。 そんな無茶苦茶を言われて、赤色の一対が瞬いて、見開かれて。 涙の欠片も無い侭、少しだけ泣きそうな顔で、視線が歪む。 ) む、難しいこと、言うし……っ ( ――…上手く笑うだけなら、本当は簡単なのだから この抗議も、嘘の領域 真実の欠片。 ――…遠く、潮騒に混じり流れて人の気配が近づくのを察したら。 夜の刻が終わりなのだと知らされる。 ちらりと横目に見やったものは、くじ。 …そっか。あれから、買ったんだ。 当たった? なんて聞くのは日常の続き。もしくは、装う外殻。 ) ――… ん。 ( かえる場所。 砂塗れの身体を起こして、立ち上がる。 ざらり 零れた一握が、陽光を受けて 風に溶けて。 ) …… 子守唄 だよ。 懐かしい――… もっと、いい歌があればよかったのにな。 [Sun 22 Jan 2006 10:46:14]
◆ティエン > ( 時で終わる事の無いものは、イキモノとは言えないのかもしれない。 けれど、滅びない訳じゃない。死なない訳じゃない。 結局、出来ない平均化の統計。 ――…先が無限にあると知る事は、先が無いと知るのと、どっちが絶望に近しいんだろう? 普遍の一部でしかない、他愛無い疑問符は、形にされることも無く。 ) ……体に悪いかは分からないけど、喉にはやっぱり 良くないよね…きっと。 ( 誤魔化されてしまうのか、誤魔化されたいのか。 どっちにしても、へっぽこい訳だ。 ――…連想された小動物。そんなものを口に出されていたら、それこそ 噛み付くような調子で反発した予感。 野生動物かは、謎としたって。 ) ……… ( 関わろうとは、思わない。 その言葉に、見やる視線が ぎしり、軋んだ。 何かを堪えるような痛さで歪む。 ――… かつて、人を友人と呼んだ人。 その内の一人は、わたしとは相容れないものだったけれど それでも、彼は ――… 因果の内約は知らず、その原因だけを朧に知っている気がしたから。 突きつけたフリの刃先が、少しだけ震えた。 ――…嗚呼、そうか。 ) ……ぅん。誤魔化すのが上手くなっていくね。嘘着くのは、下手なのに。 ( 擬似的な体温 白く曇る呼吸。 偽る事ばかり上手くなって、嘘吐きは、どんどん下手になっていく。 矛盾を隠す方法ばかりを身に着けて 一番誤魔化したいものからは ――…無防備な程。 わたしが言えたものじゃないから、大きく、息を吐き出した。 ) ……厳しいし、眩しいし 嫌いだけど ――…時々、綺麗だと思う。 ( 朝。 空を染める金色の光。 その下に晒された赤い刃は、殺意の形。 固めて、引きずり出して、逃れられないように戒めた。 …視線に刃物は臆すことなく。応えるのは沈黙。 ) [Sun 22 Jan 2006 10:41:31]
お知らせ > ザッハトルテさんが帰りました。 [Sun 22 Jan 2006 08:57:55]
◆ザッハトルテ > ( このひとは何処でこの歌を憶えたんだろう。 意味を知って、それで憶えたんだろうか。 …聖性に造詣の深いひと。 矛盾と知ってそれを尚も手離さずに居る その理由は? ) ……… …Des hilf mir, Herr, zum Frieden. ( それが 結びの一文。 ) [Sun 22 Jan 2006 08:57:50]
◆ザッハトルテ > ――Dein Schein vergeht, das weiss ich zwar, Mit Weh und grossem Leiden. ―――――― [Sun 22 Jan 2006 08:54:27]
◆ザッハトルテ > (「4等当選」 引き換えの済んだ紙片を破いて放り投げ ) ……そろそろ 帰ります か 。 天気が良すぎて目が痛い―― ( そんな声をかけて ) [Sun 22 Jan 2006 08:52:54]
◆ザッハトルテ > ( …どれくらいそうしていただろう。 何時の間にか空はすっかり青くて、遠くに早朝の散策を満喫する人の話し声が聞こえる。 ――ああ、そうか。 今日は安息日なのだっけ ) ( 何気なく手を突っ込んだ外套のポケットの中に紙の手触り。 引き出してみたら ) ( 籤。 ) ( 当たっただけでも幸先は良いんだろう。 …そうだと言い切れない たった数日前の苦い記憶は――――それは切り捨てるとして、だ ) [Sun 22 Jan 2006 08:50:32]
◆ザッハトルテ > ( 誰も知らない自分達の「平均寿命」、そもそも生きていると言い切って良いものかどうかも胡乱だから、例えばいつまで生きられるのか それを知らないのを嘆きはしないけれど。 …兎に角100年は既に経過した。 ) …………じゃあ――禁煙しなきゃ。 ( これも誤魔化しの域。 原因なんか流石に言えやしない。 …冗談を口にして微笑う、唇を引き結ぶ ――貴女のそんな表情の変化を眩しく思うのは 出会った当初はまるで栗鼠や兎のような印象だったから、慣れられたのかな なんて。 ) …もし今の貴女みたいに、正しき訳を充てて来たなら――その時は敬意を払いたいし。 でも大丈夫、こちらから看破されてやる気はないんです。 …私はもう、人間と深く関わろうとは思わないけど、それだけに――名前を知っている程度の人に迷惑なんかかけられないから。 ( 自分は滅んでしまえばお終い。 けれどその後、残った知人と他の吸血鬼との繋がりを疑わせてはならないから。 …禍々しい筈の刃は陽の光を受けて、その鋭さ故に美しいと思った ) ……元々私は、光のない世界のイキモノだしね。 だからそろそろ朝日が厳しい? 何時の間にか月も―――― ( するりと近づく白い外套と、それに先立つ赤い刃。 怖れの色は浮かばないが、代わりに一度赤目が瞬いて喉元のそれをちらと見て ) …じゃあ、貴女だけでも上手く笑えるひとになって下さい。 そうしたら 今日は――良い夢が見られるかも。 ( 瞬きした目を細めて、そんな願望を押し付けるんだ。 ) [Sun 22 Jan 2006 07:36:29]
◆ティエン > ( 奈落の底か等見上げている訳じゃなくて。 只、少しだけ近しく けれど違う終着点。」 ――…そう。束の間。 百年も束の間なのだと、口に出さないのも限りを見失ったものだから、なんだろうか。 ) ……出るんじゃないかな。大分…今は、痛そうだもの。 ( 荒れた原因には辿り着けない。荒れた喉、傷んだ響き ――…元々が白皙。顔色で伺うには、根本から無理のあるものだけれど。 誤魔化す時ばかりの笑みには、非常に身近な所で心当たりがあるものだから、むぅ 唇を引き結ぶ。 見えた頷き 肯定の意思。肯定されたものは、つまり ) …その時にもってー…壁に耳ありじゃないけれど、大丈夫なのかなー……それって。 ( かくり 肩が落ちる。 言葉を転がして、意味を手繰って 「 それらしい 」 のを作り上げて、辿り着いた幻想の答え。溜息で曇らないのは、刃の表面。 偽りと名付けられたそれの赤が、ざわり 揺れて。 ) ――… 光が無くても か。 夜の方が優しいことは、いっぱいあるね。 ( 怖がり。 自分でも言う事、自分じゃない口から言われて きょとんとした後、むー と、唸る声はもう一度。 ) …仲間とか言ったら、自滅してるよザッハトルテ。 ( 覗きこむ距離を少しだけ詰めて。 傷つける意図も見せない侭 ひょい。 赤い刃先が 傷んだと称した彼の喉元を、向く。 突きつけるというには、まだ遠い距離で。 ) [Sun 22 Jan 2006 07:16:40]
◆ザッハトルテ > ( 教わる貴女。 教える彼女。 例えつかの間であろうと、人の側に在りたいと貴女がそう望むのならば――やっぱりその成就を願わずにはいられない。 それを忘れてしまった時、その価値をどうでも良いと思えるようになってしまった時。 少なくとも其処が自分の――奈落の最下層。 ) …楽しみに待ってます。 どうでしょうね? 老いは存在しないにしても減価償却くらいはしそう、果たして今以上の声なんか出ますやら。 ( だからこれは内緒の話。 最下層に落ちたくなくて、それが喉を荒らした原因だから 踏み止まろうと思える限りは声は元には戻らない。 …誤魔化す時の方が自然に笑える己をどうかと思いはするけれど。 「すっぱり」と重ねて頷いた。 未練なんかもうないよと、貴女も自分も騙せるように。 ) ――…ちょっとだけ発音を変えてあるから、すぐにその意味には辿り着けないとは思う。 もし狩人殿が正しく訳して 赤目の訳屋の正体を言い繕えないくらい完璧に看破したなら―― …その時によるな。 ( そんな返事で貴女の訳語を肯定して、ただし――かの地方では「che」の発音は少しだけ違う そんなささやかな罠。 抜き身の刃にくちづけるような仕草を視界に収めて ) ――…信じずに生きるのはとてもつらい事だけれど、光がなくとも生きてはいける。 貴女が怖がりで良かった。 …その自覚で貴女自身が傷つかないようにしてほしい かな。 ( 自らを戒める。 鎖に茨。 どちらも締めつけすぎれば皮膚は破れ血が流れる。 この場合は肉の痛みより、魂の痛みだけれど ) 時には空気も抜くと良いかも です。 人間を隣人と呼ぶにはおこがましいと仰るなら――例えば上手く笑えない者仲間に? ( 聞かせてくれて有難う、そんな言葉だって不遜だからやっぱり上手くない軽口に紛らせて。 ) [Sun 22 Jan 2006 06:16:28]
◆ティエン > ……教えて貰ったら、今日よりはマシな歌 聞かせてあげる。 だからそっちも、それまでに 声が出るようにするといいんだ。 ( 困ったような顔。 笑えないから、笑う顔。 見慣れた、馴染んだ そう言ってしまえば、語弊はあるけれど 近しい気配。 だから、約束にもなれないおかしな言葉を、ひとつ。 歌う声を聴いた癖に 否。 聴いたからこそ、囁くこと。 束の間だけ 人の側にうろつこうとするものが 切り離そうとした人に、何を言えるかは知らない侭 ) ――…すっぱり。 ( それは、まるで もう終わったものを示すように。 ―…視線が片方だけ、細くなって。 ) ……樫の古木? また、無茶な名前をつけるなー……小説とかは、あんまり読まないんだけれど……うぅん。 ( アルトアイシェ。音だけをなぞれば、そんな感じになるか。口の中で言葉を転がすように幾度か呟いて、示す意味に、渋い顔。 あっちの言葉は昔に聞きかじった程度だから、正しいかも曖昧な癖に。 ) だから、人の事は言えないんだよ。 ――…滅びたい訳じゃ、まだ 無いよ。死ぬのは怖い。消えるのは怖い。 ( 軋む腕。凝る指が辿り抜く、懐の刃。 月明かりを反射するのは、赤い色。 贋物と名付けた、わたしのもうひとつ。 ) ……わたしは、わたしを、信じないから。 ( 赤色の刃物を唇に当てながら、刻むように繰り返して ) こうして、傷つけるものだって自覚しておけば、忘れずにいられるのかなって。 …だから。 ( こんな形をした、傷つけることだけしか出来ないもの。 十字架 戒め ―…自戒。 覚悟といえば潔すぎるから、言えないけれど。 ) [Sun 22 Jan 2006 05:53:40]
◆ザッハトルテ > (「教えて貰えば良い」 その言葉にふらりと視線を彷徨わせた先は只管寄せて返す波の彼方。 顔だけで向き直す頃には 本来悪戯に成功した子供じみたそれ――にはなれずに、結局いつもの困り笑いしか浮かばない。 ) …彼女と顔合わせる頻度を考えると、教わるに適任なのは貴女の方じゃないですか? そんな機会がもしあって、それで彼女が元気になるなら――こちらも力になれればなんて思いますけど。 ( 同一を望むなと言いながら――その光景を思い描くならやっぱりそれはあたたくて尊い。 人間の側に居る事実を貪欲に享受しろと言った端から否定して、結局同じ事を繰り返す。 …結局どっちなんだ、自分は。 ) …世界は多様性に満ちているけど、個人が認識できる世界はそれほど広くない。 選べなかった選択肢の先に思いを馳せても仕方のない事。 …夏の「あれ」もそう云う事なんだと思うよ。 もう。 ………すっぱり 切れて来ました。 ( 初夏 そんな単語だけで意味が通じたと思ったから、主語も対象もすっ飛ばしてそんな縁切り話をぽつりと ) そう仰るなら、今度――画材の補充に出た時にでも、Alte Eiche=@とかってやつの訳本をお手に取ってみると良い。 心象描写のくだりなど、面白いくらいすかすかな内容だから。 ( 潮風を軽く吸い込んで、白い外套の袖とそれを押さえる小さな手を見下ろし――目を細め ) 私が自分殺しの刃を手にしたのを以前咎められたけれど、矛盾具合なら貴女だって。 …別に 滅びたい訳 じゃあ …ないですよね ? ――…… ( 吐き出した呼気が白く凝り ) …これくらいしないと か。 ……自戒、しすぎなのじゃないですか なんて。 自戒知らずの同族の味方はできないから、お止めなさいなんて言えないけれど――…「ふぇいかー」は。 それはきっと刃なんかじゃなくて―― ( 形を変えた貴女の十字架だね。 そんな言葉が千切れて、散った。 ) [Sun 22 Jan 2006 05:07:02]
◆ティエン > ( 歌う声だから、印象が違うのもあるかもしれないけれど。 痛そうな声だなんて 勝手な印象。 ――…音程は、人の事を言えないから、言わない。 ) 色々、知らない歌を知ってるんだと思う。…教えて貰えば、いいのかな。…でも、歌う相手も、 ――… っ 、 …世界がそれしかないなら、そうなのかもしれないね。 でも ――…断ち切れるだけじゃ、世界はなくならないし。 ( 歌う相手、も ――…言葉を千切る。 断ち切ってしまうだけじゃ、本当は何も消えてはいないだなんて、無茶な論理。 ―…消せはしない。否定の理屈。 例え世界を殺したくても、一番最後に残るのは。 ) …初夏――… いやなことを、思い出すな。その季節は。 ( とある吸血鬼を巡って、吸血鬼狩りが盛んになった頃。 それに絡んでいた、幾つかの縁。 縺れて、途切れた糸の発露を知らないのは、きっと幸いだ。 ―…一度目は消費されて、二度目はもう、きっと無いから。 …ぎちり。ほら、言ってる側から、腕が軋む。包帯に滲んだ、僅かの赤、その気配。 ) …それは違うって、断言しちゃうよ。……うん、する。 でも、確かに絵はねー…大変だった。何を描いても、全然上手くいかないんだもの。 ( 空箱と称した中に詰め込んだものが無ければ、言葉は意図として伝わらない。言葉を跨ぐというのは、そういうこと。 軽口が此処までなら、交錯する視線は赤と赤。 緋色、紅色、石榴と血の。 ) ――…そうやって並べられると、つくづく おかしなものだなぁ…わたし。 ( じくり。軋む腕を押さえて、たは と、苦い息の後 ) …ぅん。わたしの意思。だからね、傷つけたらそれはわたしのせい。傷つけるのも殺すのも、全部わたしの意志で、わたしの責任。 ……これくらいしないとね、わたしは根性無しで臆病だから、きっと逃げたくなっちゃうと思ったんだ。 [Sun 22 Jan 2006 04:43:22]
◆ザッハトルテ > ( 元より歌う為の声ではないのもあるし、煙草は喫うわ最近は吐いてばかりいるからすっかり喉が荒れている。 自分が聞く己の声にそんな事を考えた。 …音程の危うさは、まあ。 ) 流石に本職の方だから歌には詳しいのかな。 私は後は、その曲の題名しか知らないけど。 …それだと、もし完全に断ち切れてしまったらその時は世界がどうだろうとどうでも良くなってしまうんだろうか。 ( 断ち切ろうと思った。 切り捨てようと思う。 それはとても良くない事? ――… ) …少し前なら 初夏頃までなら――それはお互い遠慮しすぎだって思ったのだろうけど、今は何となく理解できる、気がする。 近づきすぎてはいけない。 同一を望んではいけない。 ――…ほんの少し前に正反対を焚きつけたばかりのにね、私。 我ながらいい加減だとは思う。 ( 初夏の頃を過ぎて盛夏 秋 そして数日前。 考えを改めたのは――今零した通り、割り切れてはいないのだけれど――その一連の日々の流れの最後の事。 …ああ、そうか。 「繋ぎ直せた」レア・ケース、それはホープと呼ばれる種族が一身に受ける眠りの呪いの種族たちの祈りと外殻だけは似たような。 ) 私は平気、所詮言葉を「移す」だけだから主義主張のない空箱でも。 作家先生と違ってゼロから作り上げる訳じゃなし。 …そう考えたら画家と云うのも大変なんだろうね。 ( 反論しない相手には威張る事にしてるんです」 そんな軽口めいた言葉を収め、見上げる視線を見返して ) ――――――…「貴女の」意志 なんだね。 聖画を描き 聖句を操り 聖歌を歌い、… 「ふぇいかー」が殺意を抱く対象は 。 ( 敢えて今度は「貴女の」とは言わなかった。 断ち切った、本来語るべき言葉は――「聖属性に反するものだけに、その刃は振るわれる?」 ) [Sun 22 Jan 2006 04:16:33]
◆ティエン > ( 欠けていく途上 もう少しで半月に届く月明かりは、眩しいまでは行かなくて 燈篭のような、優しい光。 それこそ、この手が描く幻想画の中みたいな白皙が固まるのは …実は少し、面白かった。 べ と。舌先覗かせたのは、フードの陰。 ) ――…マギーも、知ってたって訳、かー…… ( 言葉も閉じて、低音でなぞられる言葉を聴く。 何処か掠れたような響きは 聞き覚えのある彼の声とは少しの差異。 ―…まるで、近日 喉を酷使し続けた後みたいな、響き。 伏せた眼差しは、まだ砂の上。 さらり 一つ、小さな山が崩れるだけの間の後で ) ……断ち切れて居ないから、綺麗だって言えたんじゃないかな。 …知らないけど。 ( 拍手の代わりに そんな言葉。 歌も知らない癖に、おかしな事を口にしている自覚はあって。 次の言葉の為に、大きく深呼吸。 ) ……認めちゃ駄目だって思ってるのかも、しれないね。 ……わたしみたいのがいるのが自然になったら、それはとても怖いこと。わたしですら信じてないわたしを、信じたりして欲しくないんだから。 ――…これ以上言うと、愚痴になっちゃうな。そっちの、ともだちの。 ( ――…お別れの後だなんて知らないから、ぼそり それこそ、愚痴めいた低い響きが小さく呟いた。 種族を隠していた頃と、種族を知られた後。 ―…積み重ねがあって、破綻して、繋ぎ直して。奇矯な繋がり。 ―…一度は、諦めたはずなのに。 ひょい 少し肩を竦めた。 ) ……これだから、怖いんだよね、絵。 手から離れてしまったら、どんな影響を誰に与えるか、分からない。 …文章も、そうかもしれないね。 ( そして、二人してそんなものを相手にする、職なのだ。 ―…包帯の彼女の名前は、知らない侭。 偶然の齎す寓意を知らない侭。 印象だけが交錯する。 ――… 「 弱点は、起源に属する。 」 そんな風に書かれていたのは、住まいである館の、元々の持ち主の本。 ) ……からいばり。 ( じ。 見上げた角度の侭、呟きはひどいことを言ってる予感。 ) …うん。それで 半分は、合ってると思う。 …えっと、仮に、ね。仮に。ザッハトルテのが、貴方という吸血鬼への殺意で動くなら、わたしのは――… ( 柄をなぞる。 外套の下、赤い気配は微かに揺れて。 ) …わたしの殺意なんだよ。だから、ザッハトルテのよりずっと無差別なんだ。 [Sun 22 Jan 2006 03:49:26]
◆ザッハトルテ > ……… 。 ( まさかそう来るとは思わなかったものだから、傾きゆく月の光に晒されて目に見えて絶句した。 白く光る砂へと視線逸らして暫し何かを言いよどみ、やがて ) ――…ひとり残されたやつが、未練だって断ち切れてないくせして( 自分を遺していったひと の ) …居ない世界がきれいだなんて言う、そういう曲。 あ でも――その時は歌詞、忘れてたんですよ? 全部憶えてたらそんな歌なんか。 ( 「彼女」はその続きを教えてくれた そんなエピソード。 砂粒を数えるように目を逸らしたまま、己の喉の辺りを擦って ) ゆめをみて めがさめて きみがいなくて ―― =@( そんな出だしの歌詞が続く。 因みにぐぐると出ます。orz ) ( 出ない声の拙い歌の後。 ようやくそちらを見返して ) …合わせ鏡みたいだ、貴女がた。 揃って御自分の、相手に対する価値…で良いのかな。 そんなものを認めきれなくって、それで言い訳を探してる そんな気がする。 でもそれも無理のない話、本来「彼ら」は――我々を恐れるか憎むか それが自然なのだものね。 ( だから、ひょっとしたら最初に種族を知られたところから始まって良かったのではないかとも思う。 後になって結果騙してました、ではおそらく彼女たちの友誼は続くまい ) ………「実家」にね、そんな絵があった。 陽の光に聖性、そんなものに魅かれるのはその頃の刷り込みのせいかも知れない。 ( 包帯の彼女が菓子の名を持っていたのはおそらくただの偶然。 人だった頃を憶えているモノなら かつて敬愛したかも知れない太陽や教会を懐かしむのだろうし、生まれついたモノなら終焉を齎すそれらが最期に還るところでもないくせに愛しいのかも知れない ) あれが憎むのは私くらいだから大丈夫。 精々主として威張ってやります。 ――…でも、貴女のは――もっと広義的な気がした。 持ち主を じゃなくて、「良くないモノ」全体への害意――…と言うか。 ( 思えばそれを確認したのもここだったろうか。 わざと血を流して見せたのが自分、あの時「ふぇいかー」は貴女の意志と関係無しにこちらへ文字通り刃向かって来た。 ) [Sun 22 Jan 2006 03:10:02]
◆ティエン > …何歌ってたの。 ( 流した言葉を問いかけに変える反則技発動。 むしろ、歌え とか。そんな風に続けるのは、自分が聞かれた意趣返し。 ) …良いか悪いかで言ったら、あんまり良くは無いんだと思うよ。 だから、やっぱり迷ってる。でも、彼女がずっと苦しいよりはって言い訳するんだ。 ――…わたしは、凄く我侭だから。 ( 真っ直ぐに伸ばせる手は、持っていない。 だから、出来損ないの苦笑い。 その癖、諦めだけは悪くて。 自嘲までは届かない顔が、「 お泊り会 」 の単語に、ずべしゃ 砂にダイビング。 ) ……まーぎー…何言ってるの、かなぁ…っ! ( 砂に埋もれた、白フード。 三角座りの侭、横倒し。 ) ……ぅん。わたしが吸血鬼だって知られちゃった時、最初はね 怖がられたから。 ばいばいって言ったんだ。 ( 展示会。いつかの海岸で出会った影が仕組んだ、赤い絵画。 人血が塗り込められたそれに、本能を誘発された場面を見られた日。 ―…誰かに話してみると、何だか冗談みたいな話。 もそもそ 起き上がりながら ) ――…みたいだけじゃ、ない気がするけど。 わたしが決めちゃいけないよね。 …太陽に焼かれるのとは、また 違うんだし。 ( 教会。聖堂。 それは、地上における神の座。 …聖なると称される絵を描きながら、今更と笑われそうでも やっぱり怖いから。 だから、齟齬が消えないんだ。 ――…思い出したのは、太陽に焼かれる肌を持っていた、一度きりの 「 トモダチ 」 の影。 腕の包帯を、指で辿る。 ) わたしのも、元は人間だったっていう記録みたいなものだよ。 三ヶ月くらいしか無いし。…記憶って言っていいのかも分からないし。 ――…ミカドは、覚えてるんだろうから。怖がってるなんて言ったら、やっぱり怒られるかな…… ( 記憶。それは、自分じゃない誰かの記憶に似ている。 もしくは逆説。今こそが、誰かの見ている夢だなんて ――…戯言は、指先が 懐の柄に触れて、止まる。 ) 心配なんていえるものじゃないよ。怖かっただけ、だもの。 ( あれは、吸血鬼を殺せる刃。 なら、危険だって。 ――…人のことも言えない癖に。 だから、へなり 困った顔で ) …わたしは出来損ないだから、参考になるかは分からない よ? ( フードを上げて、顔も上げての問いかけは 受諾の形と、確認。 ) [Sun 22 Jan 2006 02:42:41]
◆ザッハトルテ > ( 聞かれた歌に関して何も言われなかったのがかえってばつが悪かった、と軽口めいて潮風に乗せた。 ) …それでもだよ。 貴女にしかできない事がきっとあるし、これから先も ――…は反則ですか。 そもそも自分が人間と深い馴染みになるのが果たして良い事なのか、… ( 本来逡巡するまでもない。 本当はそれはとてもいけないことだ。 判ってそれを押し付けるのだから酷い話。 ) 少しだけ「お泊り会」の事を聞きました。 すごく――…自然な表情で、冗談を言うみたいに。 無条件に貴女がたが互いを受け容れている そこまでおめでたい考えはしていないけど、いいものだと思った。 ( 聞いたのは寝起きの貴女がマットに一回転したとかそんな話。 流石にそこまでは言えなかったが。 手元の砂を掬って零す間。 思えば神様に嫌われたものが堂々乗り込んで、益体もない愚痴を零す姿は我ながら不遜だと思う ) 教会というのを昔からいつかは見てみたいと思ってたんだ、多分。 ――…私はこれっぽっちもないから、羨ましいと思う時すらあるのだけれど――人間の頃の記憶があるのは、きっと良い事じゃないんだろうね。 西園寺はそれを聞くと逃げる。 聞けなくってこちらが引く場合の方が多いけどね? ( 不自然な空白に埋めるべきことばが何か、推測するまでもなかった。 同じものがここにひとつ、とこちらも言葉にはせずに無言で頷いて ) 聞いて良いものかどうか、本当は今でも迷ってるのだけど ね。 以前貴女は私が連れているモノを制御できているのかと、…「心配」? してくれたから――それに。 他の眷属の事、全然知らないんだ。 生まれは吸血種の本場だけれど、眷属に出会った経験の一度もないものだから。 …だから。 [Sun 22 Jan 2006 02:22:24]
◆ティエン > ……… ( 逸らす間際の視線が、少しだけ細くなって ) ……ちょっと分かるな。 わたしも、マギーに聞かれたら 大分恥ずかしい かも。 ……まだ、ね。 本当は、わたしがやっちゃいけないことをした気がする。 凄い、不遜。 ( もそもそ 膝を抱え込んで、顎を乗せる。 ) ……なれるか、分からないよ。 ( フードの陰は、ぽそり 平坦な響きで言った後 ) ……ともだち、か。 へんなの。考えてみたら、大分。 ( 膝をきつく抱えて、身を縮めた。 今更気付く事じゃないって、分かってる癖に 零れた言葉は取り戻せない。 ) ――…好き、かー… 度胸あるなって言いたいけれど、何か違うか。 ( だって、彼が口にしたのは、まるで悔いるような ―…そんなのは、王様の耳の物語じゃない。 軽い齟齬は、歯車の軋みとして 言葉が続く程に、如実になる。 ) ――…人間だった記憶なんて、殆ど無いし、わたしは ――… だもの。 ( 潮風に攫われたのは、声にならなかった言葉。 それは、夜を彷徨う誰かの名前。 もしくは、血を啜る怪物の。 ) ……ふぇいかー、か。 ……そういえば、話すって言ったっけ。 ( 膝を抱えていた腕を、だらりと垂らす。 懐にひとつ。そして、この腕の中に、ふたつ。 ) [Sun 22 Jan 2006 02:04:50]
◆ザッハトルテ > ( 腰を下ろす前、見上げて来る視線の色を見て )――…聞かれたくなかったですか、だとしたら間の悪いところに。 でも私が「彼女」と初めて会った時もそうだったんだよ。 …本職に拙い歌を聞かれるのもなかなかばつが悪いです。 当時のが本調子だとしたら、 …まだまだ完全復調とは言えませんか。( 座り込んで片足を投げ出し ) ――貴女には彼女の力になってほしいな と――…第三者は無責任にそう言ってしまおうかな。 せっかく 友達 なんだから。 ( 貴女が積極的にそうしない、そうする気を持たない 持てない 、そんな予感はあるくせにそんな事を言い放つ。 白いフードで顔を隠してくれて良かったと思う辺り、それが酷く残酷な言葉である自覚だけなら充分に。 ) …私 ですか。 ( 今度はこちらが面食らった。 半円に近づく月を見上げても答えはそこにないのだけれど ) ……詳しくはないけれど、好きだとは思う。 好きと云うか地面に掘った穴。 世界で一番口の堅い御方に愚痴を零してます。 何で「こう」なんだろうね、って。 …貴女はそう思った事、無いんですか。 人間なら、「ふぇいかー」を宿す必要だってなかったのに って。 ( へんなりと笑って問うのは伸ばし伸ばしになっていた話のきっかけ。 ――生まれを嘆いた事はないんですか ) [Sun 22 Jan 2006 01:47:41]
◆ティエン > ( 抑揚も声量も何もかも乏しい響きは、込められている情感すら きっと、その歌を作り上げた誰かの意図からは外れるもので。 ―…そんなものに自信がある訳も無いから、近くの距離までやって来た姿に向ける視線は、拗ねたような 睨むような。そんな、八つ当たりも篭るのだけれど ) ……マギーの? ( それも、彼の口から零れた名前に、見開かれて。 ) ……そっか。 ぅん……前よりは、ね。 ( ―…その名前が。彼女が口にしたのが、先の挨拶だというのなら。 意味も意図も汲み取れない癖に、へにゃり 顔は半端な泣き笑いめいて。 それを隠すみたいに、ぐし と、フードを引き下げたら ) ……ううん。あんまり、好きじゃない。 でも、他のを余り知らないんだ。歌。 ( 砂の上 座る気配を感じながら、顔も合わせられずに答えは紡ぐ。 禁忌への傾倒 もしくは、憧憬 ――…そんなものを通り越して、答えはもっと単純な消去法。 ) ……むしろ、そっちはどうなんだろ。 [Sun 22 Jan 2006 01:32:22]
◆黒い外套 > ( 記憶の糸を辿るようにゆるゆると紡がれる旋律の歌い手は自鳴琴を連想させた。 それも螺旋の止まる前の、終わりを感じさせる儚さに満ちたそれ。 挙げた手を外套のポケットに突っ込んだ頃には両者の距離は3歩ほどになろうか ) …じゃあ「今晩は」 。 これね、マーガレット嬢の受け売りなんです。 ――昨日元気そうな姿を見られました これは報告。 ( 彼女がいかなる思いを込めて吸血種に向けての挨拶にその言葉を選んだか、その真意までは計り知れないけれど。 咎められないならばその場に倣って座り込むんだろう ) ………お好きなんですか、教会の―― ( おぼろげな記憶を辿るなら、それはミサに用いられる曲。 以前大聖堂は怖いから苦手だと言った貴女。 でもそれとは別として、かの訓えの持つ概念に惹かれる 曳かれる そんな部分がないとは言い切れないから ) [Sun 22 Jan 2006 01:16:02]
◆ティエン > ( 馴染んだもの 聞き知る事 そんなものは、混じる音の中でも、良く届くものだというから。 きっと、そんな偶然が呼んだ事。 ぼんやりぺったり 座り込むのは白外套。 フードの端が 潮風にふらふら揺れる。 揺れるのは外套ばかりで 螺子式で歌紡ぐからくりみたいに動かなかった挙動が 紡がれなかった筈の続きを耳にして びくり 肩を震わせた。 ) ――… あ。 ( 自分のとは違う、もっと低い 落ち着いた声。 だから、同じ歌の筈なのに、それは まるで知らない調べ。 視線を向けたのは、殆ど反射的な行動で。 その先に、夜闇を背負って 振られた白い掌を見た。 赤色が、その場から動かない侭、瞬きを ) ……ぇ、と。 こ、こんばんは で、いいと思う…よ。 ( 夜に在るべきものだから おはようでもいいのかもしれないけれど。 二人の会話を知らないへっぽこにとっては、少し意外な言葉だったから。 目を白黒させて、首が斜め。 驚きの中、微かに混じるものは 気まずさや、羞恥に似た欠片。 ―…歌の意味。知られていそうで、タチが悪い。 ) [Sun 22 Jan 2006 01:01:15]
◆黒い外套 > ( ただでさえ潮騒に消される透明な声を、聡くもない耳が何故捉えられたか判らないけど。 世の中のよしなし事の全てに納得のできる理由などつけられないのとそれはおそらく変わらない。 ただ、憶えのある世界の言葉であり どこかで目にした歌詞だったから期せずして続きが出ただけの。 影は少し離れたところから、座り込んだ白い外套の姿を 声の主を見つけてふらりと片手を挙げた。 すぐに距離を詰めて ) 今晩は。 それとも「おはようございます」? ( それは昨日、貴女の御友人の天使の名の誰かさんにかけられた言葉をなぞったもので。 ) [Sun 22 Jan 2006 00:48:21]
お知らせ > 黒い外套さんが入室されました。 『――Du falsche Welt, du bist nicht wahr, …』 [Sun 22 Jan 2006 00:42:15]
◆ティエン > ( 回想に意味は無い。形の無いアルバムを捲るような行為は 好きでやっていると言うのも、また違う。 それがまだある事を、確かめるようなもの。 失われていない事を確かめて、安堵したいのか 落胆したいのか。 それすら、実際曖昧なのだから。 ) ――Und kann dich doch nicht meiden――…… ( 歌う声は細々と、潮騒に掻き消されて 息遣いすら消えていく。 語尾は緩々と沈み、音律は波に呑まれるように 其処で終わり。 歌はまだ続くけれど、続かなかったのは息遣い。 発声の加減が掴めないものだから、肺に吸い込んだ空気を搾り過ぎて、圧迫された身体の中が 軋んで痛む。 けほ。 咳き込むような音が、唇から漏れて 渋い顔。 ) [Sun 22 Jan 2006 00:37:08]
◆ティエン > ( ――…あ。逆だ。 欺かれるのが「 私 」 で、欺くのが 「世界 」、か。 ―…一度の勘違いが抜けていないことに、気付く。 歌の意味を知った時も、最初 間違えて覚えたんだっけ。 三つ子の魂、とかいうのは トキノミヤコのお話だったと思うけれど。 なるほど、染み付くものなんだな。 かっくり 何となく、肩が落ちた。 ―…どっちにしても、だ。 ) …Ja, das bekenn ich eigentlich―― ( 「 私はそれを 認めています。 」 知った上での事なのだと。自覚済みの事なのだと。 そんな言葉で、間違えたんだ。 細い糸を辿って記憶をなぞれば、思い出す それは思い出と呼ぶにも遠い欠片。 ―…遠く。こうして触れる砂粒よりも、届かない。 ) [Sun 22 Jan 2006 00:29:42]
◆ティエン > ( 座り込むのは、砂の上。 白い砂、さらさらと 指の下で崩れていく。 ――…手慰みに掬い上げては、零れていく砂が降り積もる。 小山になって、崩れていく。 崩れた山は、只の砂。 白い粒が、緩く月光を弾いた。 ) Ach arme Welt, du trugest mich――…… ( 口ずさむのは、古い歌。 出典は良く知らない。遠い遠い、子守唄の代わり。 「 哀れな世界よ 私は貴方を欺こう。 」 …考えてみなくても、悪趣味な歌。今は、それも分かるのだけれど。 呆れるというより、何だか可笑しい。 ) [Sun 22 Jan 2006 00:26:12]
お知らせ > ティエンさんが来ました。 『( ぺたん。 )』 [Sun 22 Jan 2006 00:21:16]
お知らせ > アクアクさんが退室されました。 [Fri 20 Jan 2006 04:11:37]
◆アクアク > (「ねえ、不思議」 そう云おうと思って振り返ったけれど、) (猫はもう半分眠っていて聞いちゃくれなかった。) [Fri 20 Jan 2006 04:11:36]
◆アクアク > フー…ヴヴ。 () [Fri 20 Jan 2006 04:11:04]
◆アクアク > (凍らせようとしてみた。) (少しだけ持ち上げて、海から離すと其れは出来るのに、) (ちゃぷ、と漬けたままでは白くも出来なかった。) [Fri 20 Jan 2006 04:10:40]
◆アクアク > (猫は寒がって、海を覗き込む痩躯の背中でもぞもぞとしている。薄っぺらい服が猫の形に蠢いた。) (辛い水面に突っ込んだ指に、海草が引っかかる。) [Fri 20 Jan 2006 04:07:53]
◆アクアク > (指先に触れた端から、飛沫は塩辛い氷の欠片に。 けれども其れは直ぐに解け、或るいは海に落ちて見えなくなってしまった。) …オ゛ォォ゛…。 (海は冷たいのに、指先が きゅ と締まる温度なのに。) [Fri 20 Jan 2006 04:05:53]
◆アクアク > (ひっそりと陰に潜んで波打ち際へ。岩場のゴツゴツした感触と、聞き慣れた潮の風の声。) (波が砕ける其処へ、指先を持って行った。) [Fri 20 Jan 2006 04:03:43]
◆アクアク > (海は凍らない。) [Fri 20 Jan 2006 04:02:24]
お知らせ > アクアクさんが入室されました。 [Fri 20 Jan 2006 04:02:15]
お知らせ > デュラハンさんが帰りました。 『砂浜に日が昇る頃には人影は無く。』 [Thu 19 Jan 2006 06:38:24]
◆デュラハン > (別れ際の挨拶、首を落とすなと言う忠告には)えぇ、気をつけます。(再度の会釈をすれば少女に背を向けて。)何者でしょうかね。(少女との会話の中で出たものを繋ぎ合わせながら、住処へと向かって。) [Thu 19 Jan 2006 06:37:34]
お知らせ > ティエンさんが退室されました。 『( 夜明けが、夜の帳を消したから。 後はいつもの、浜辺だけ。 )』 [Thu 19 Jan 2006 06:35:34]
◆ティエン > ( 時々突き破るのは、何処ぞのへっぽこ吸血鬼。 …自滅じゃないかって声は、聞こえないふり。 形骸の人形劇。お互い、趣向は違えど、ヒトを模した空と殻。 まるで冗句のような言葉に、嗚呼 と。感嘆符は、得心いったように。 ) そ、か。 なら、良かった。 ( 冗句で済ませてしまったにしては、本物の安堵すら滲ませて。 く と、上がるのは唇の両端。 笑う気配の欠片も無い侭、それこそ 形骸だけが取る、形の微笑。 ) ――… そうだね。だからって、見せてあげたって、信じるとは限らないんだ。 ……ヒトでも、そうじゃなくても。 結局 信じたいものだけ、信じるんだね。 ( 多分 ね? そんな風に頷けば、残っていたすなが はらり 落ちて、大地の砂時計に還る。 もう、夜明け。 人形劇は終幕、閉幕。 舞台の続きは、分からないから ) ん。ばいばい、彷徨うひと。 操りの糸が途切れて、首を落とさないように ね。 ( 会釈と会釈を向け合ったら 歩き出すのは違う方向。 だから、人形劇は此処が、おしまい。 ) [Thu 19 Jan 2006 06:31:07]
◆デュラハン > (禁止と見えて素直に立ち止まるのはどこぞの孔雀鳩。)(人形劇と言う言葉は正しくない様で、正しい言葉。限りなく人に似せて創られた悪魔を人と言うには滑稽で。少女から出たのは、ある意味確信を付くような言葉、それに対して出たのは)まぁ、血がありませんので。(右手をひらりとさせおどけた様な素振りをみせれば、こちらも冗談を言うような口調で返す。)(その言葉の後に少女が取ったのは、年相応に見えなくもないこちらを伺う姿勢。ただ、今までの会話から妙に違和感を感じながら見つめて。)(質問に返ってきた質問への答え、それに出た少女の感想は残念そうに聞こえた気がして。続く疑問の言葉には)さぁ?人は見えないものを信じたがりませんからね。しかし、それを信じたがるのも人ですが。(ステッキを地面に突き刺せばそう言って。視線を外している少女の様に、空を見上げれば薄っすらとだが明るくなっていることに気づく。)さて、私はそろそろお暇させていただきますかね。(視線を少女に向ければこちらを向くまで待って。相手がこちらを向けば会釈をしてこの場から立ち去ろうか?) [Thu 19 Jan 2006 06:20:15]
◆ティエン > ( 最近は声まで代わって。 変わって、じゃない辺り微妙に生々しいとか、そろそろツッコミ禁止区域。 ――… そう、薄いんだ。 味の定義はともかくとして、イキモノには多かれ少なかれある筈の気配が とても。 だから、見る目がおかしな事になってしまう。 ――…そう。まるで、束の間の夢 人形劇の中で喋っているような、奇妙な錯覚。 ) ――… 冗談、だよ。 だって、貴方からは血の気配なんかしないもの。 ( 血の匂いで無く、気配と言って。 緩々と腕背中で組んで見上げれば、子供が顔色を伺う時のような姿勢。 さくり こつり 先程、この身をつついた杖先は、まるで思考間隔のメトロノーム。 韻律が止まって、音になる。 ) そ、か。 ――…じゃあ、やっぱり意味は無いんだな。 ( 彼から視線を外して、一度見上げたのは夜空。 明けの刻限も、そろそろ近しいか。 水平線を染める金の朱。 ) ……でも、見えなくて触れられなくて感じ取る事も、知覚すら出来ないものを、信じられるひとって、どれくらい、いるのかな…? ( 戯言の続きは、純粋に疑問符。 消してしまえば、全てはおしまい。 そんな、積み木を崩す子供の手が続きそうな、他意も無い仕草で。 ) [Thu 19 Jan 2006 05:50:36]
◆デュラハン > (「次回にこう御期待」とか言うテロップが流れたのはどこぞの脳内画面。)(不思議そうに見る視線に気づけば、人とは思われていないであろうと勝手に考えて。しかし、まさか相手が数刻にも満たないやりとりで自身の予想を大幅に上回る違和感を多数見つけたとは考える訳も無く。冗談にも聞こえるような言葉、それは自身の名の由来となった者の事で)まぁ、ご想像にお任せします(幾分か軽めの口調でそう返して。それは下手に答えるよりも、そう流した方が良いと考えての事で。)(名前の呼び方に関しての了承を受ければ軽い会釈をして。少女の口から続くように出たのは質問に質問を返したもの。手にしたステッキで地面を数度突つきながら暫しの黙考。その手が止るのと同時に言葉を告げて)そうですね・・・・・。見えなくとも其処にあるのであれば、それは存在しているのでしょうね。(風を感じたいのか、腕を広げている少女に首を傾げながら。不可視であっても、存在するものは世の中に存在していると言う事実から。無論、少女のいう世界とは別なのだろうが。) [Thu 19 Jan 2006 05:37:04]
◆ティエン > ( 今回は、海には飛び込んでいないから、軽く払って落ちていくのは、水滴ならぬ、砂ばかり。 ――…今回は と言う辺りで 察するべし。 先刻、朧に感じた印象と、実際に見る印象のズレは、まずひとつ 見目の体躯から見て取るより、砂の音が軽かった辺り。 フライヤーには良くあるけれど、翼を隠しているようにも見えずに。 ―…それより何より そう。 わたしのようなものにとって、最初に嗅ぎ付けるべき あの、赤い気配が 酷く遠い。 だから、視線が少し細くなる。 不思議なものを見る気配の侭。 ) ふぅん。確かに、二頭引きの馬車じゃ、海辺の散歩には向かないものね。 それとも、もうノックしてきた帰りで、血でも落としにきたのかな? ――…でも、それもおかしいか。 ( 御伽噺のような伝承を基にして、小首傾げた侭で紡ぐ言。 元々幻想画の類を描く手だから、その類の御伽噺は、人よりは知っている方なんだ。 ) ――…いいよ、それで。 ( それは、ともだちが呼ぶ名とも似ていて、ちょっとおかしい。 パンッ 砂を払って、立ち上がる。 ) 趣味…? あ、あー…さっきの、かー…… ( 一瞬きょとんとした顔が、意図を察して、気まずいような、渋面で羞恥を隠したような、微妙な色を帯びて ) 例えばの話、ね。 見る事の出来なくなった世界は、存在していると、思える? ( トン。 靴底が、浜辺を踏む。 緩々と潮風の中に広げた腕が、まるで今立つこの世界を示すように。 ――…問いかけは、酷い戯言。 ) [Thu 19 Jan 2006 05:15:45]
◆デュラハン > (月明かりに照らされて光るのは少女に付いた砂。これで服が濡れていたらさらにどざえもん度アップとかほざきつつ。先程の慌てぶりとは違い、些か冷静にこちらを観察しているかのように感じる視線。感覚の鋭い貴女にとって、彼の端々に貴女とは別種の人とのズレを感じるだろう。)(じっと此方を伺う視線は人の少女が放つ物とは思えぬ感じで)まぁ、そういう事になりますね。(視線を追うように届いた疑問には驚く素振りを見せず、おどける様にステッキを持ったままの右手をひらりとして見せて。そのままの姿勢で遠い国の伝承を知る少女を不思議に見つめて。尋ねた言葉に返ってきたそれには)「10guinea」・・・・・・(小波の音と共に耳に入る言葉を復唱する。自分と同じようにと言う言葉から、大方自分と同じ偽名の様なものなのだろう等と考えれば)それでは・・・・「ギニー」さん・・・・とでも呼びましょうか?(小さく微笑んでいるように見えた少女に向かってそう返して。少なくとも目前の少女は「人」では無い、仮に人だとしても老練な魔女か何かだろう。そんな事を考えながら)しかし、随分と変わった趣味をお持ちで。(名を尋ねる会話で冷静になったのか、先程の寝そべっていたことを言って。世間話にしては飛んでいる気がするが、話をするにはちょうど良い題材であろう。) [Thu 19 Jan 2006 05:04:41]
◆ティエン > ( 先程までは埋まっていただけで、今度はダイビングモードだったから、確かにアップしていそうなどざえもーん。 ぐし と口元を手で拭いながら、まだ深い夜の中 佇む影を じっと見た。 照らすものは月明かり 弾くものは、潮騒の。 ――… 何、だろう。奇妙な違和感は、その侭 不躾に尋ねるような言葉となって、発露して。 ) ……それで、仮面の人 なのかな? headless knight? ( デュラハン。物語の中の存在 もしくは、伝承の怪物の名。 仮面で顔を隠す存在が名乗るには、中々風刺の利いた名だから、感心したような響きは微か。 首を軽く傾げながら、伝承の中のデュラハン――… 首無し騎士の意を添えて。 ) …… 貴方風に名乗れば、10guinea ――… かな。 呼び方は、好きな風に? ( 普段は発音を変える、テン・カウントの10。 まだ砂が残る顔が、悪戯っぽくというにも足りない笑みの欠片を乗せて、唇を微かに上げた。 ) [Thu 19 Jan 2006 04:35:00]
◆デュラハン > (跳び上がったかと思えば、コロコロと転がっていく少女をじっと見つめて・・・・・止まったのを確認。先程よりもどざえもん度がアップしているように見えたが、それを指摘する事は無く。)(此処にいたるまでの状況は理解できなかったが、砂を吐く言動は見たままの少女のそれ。暫しの口内清掃作業をじっと観察し続ければ、こちらの存在を認識したようで。それを確認して告げた侘びの言葉に返ってきたのは、簡潔に「誰?」と尋ねるもので)私は・・・・デュラハンと言うものですが・・・・。(驚いた時は本音が漏れるではないが、突然名前を聞かれればそのまま返して。誰と聞かれるという事は、面識の無い相手なのだろう。少なくとも自分はこんな奇天烈な少女は見た記憶が無い。と、自分の事は棚に上げながらそう思いながら。)そちらは?(幾分どころか相当警戒しているであろうと思いながらも相手の名を尋ねた。) [Thu 19 Jan 2006 04:19:06]
◆ティエン > ( ごろんごろんごろん。 砂の上、伏せ状態から跳ね上がる、転がる 止まれないの駄目コンボ炸裂。 ――…べしゃり。再び、砂に半ば沈没するようにして、停止した後 ) ……えぅ。 ( 物凄く情けない声が、砂の陰から漏れた。 ぼくどざえもんー状態。但し、溺れるのは砂の海、みたいなっ? ) ……うう。く、口の中まで、じゃりってしたー…… ( ぺぺっ。 泣いたりはしないが、べっしょり半べそ状態で、口から砂を吐き出しながら、もそもそ 起き上がる。 砂の上 へっしょり座り込み状態まで復帰したら、恐る恐る、視線を向ける、夜の先。 見上げた先には、仮面の笑み。只、今は 仮面の表情とは裏腹に 狼狽の気配は、気取れたけれど。 ) え、えと。 あれ、 だ、誰ー……? [Thu 19 Jan 2006 03:56:32]
◆デュラハン > (傍まで近づき分かった事は、盛り上がりというよりは明らかに人型っぽい何か。どうせ死体か何かだろうと思って軽く突いてみれば、睡眠中にこんにゃく投げつけられた様なリアクションが返ってきて。今のを何度もやれば都市伝説を作れるかもしれない。題名は起き上がるどざえもん少女(そのまんま))はいっ!(先程の穏やかな口調とは打って変わって驚愕を隠さない声。目を見開けば、此方も後ろの方に飛び退いて。)し・・・失礼しました。(目前の少女が何故にこうなっていたのかは分からなかったが、取りあえず謝ってみる事にして。何者なのだろうか?何て事を頭の中で巡らせる。) [Thu 19 Jan 2006 03:42:06]
◆ティエン > ( 砂山 ――…と言うには、潮風に流れる流砂の気配も、何も無いもの。 緩々と月明かりは、まだ目映い時刻。一度満ちて、欠けていく途上の光が照らす、白と白。 ――… 聞いてはいる。聞こえてはいる。その意味までは、届かないだけ。 欠片、断片 海の泡沫。 ざく、り 足音 余り、重くない。でも歩幅は ――…無意識の観測は、まだ情報化されないノイズ。 それが、茫洋とした思考の中で形を為すのは ) うわっ、ゃ、わわっ!? ( ほんの軽く、硬いものでつつかれる感触。 効果は覿面、それまではぴくりとも動かなかったものが、ざざーっ 半ば被っていた砂を跳ね上げて 飛び退くように転がった。 ) [Thu 19 Jan 2006 03:27:16]
◆デュラハン > (海から吹く風が左手に抱えた外套の端や服の裾をなびかせたが、仮面に張り付いた笑みが眉を顰めることは無く。)(まさか誰かが自身の言葉を聞いているとは微塵も考えず、呟きを放った位置より数歩進めば)む・・・・?(足を止めれば首を傾げて。視界に入ったのは砂に溶け込むような盛り上がり。)何でしょうかね?(さして急ぐわけではないが、それが何かを確かめる為にそちらの方へと向かって。先程の不規則な歩調と違って、今度はよろめく事は無い。)(少女に全く動く気配がなければ、右手に持ったステッキで軽く突いてみようか?) [Thu 19 Jan 2006 03:22:00]
◆ティエン > ( ざ、ざ ――… 繰り返し、繰り返されるは、海の鼓動 潮騒の音色。 ゆらゆら、揺り篭のような繰り返しに、混じるノイズは 誰かの気配。 死体ならずとも、うつ伏せで動かないのは、半端な保護色。 フードの陰、ゆらゆら 風に揺れる白髪の先は、遠目からでは、流石に見分けるのも難しいかもしれないけれど。 ――… 誰かの、気配。 足音、喋る声 …多分、知らないもの。 言葉の意味は分からない。 まるで、フィルタリングされたコードのよう。 そんなイメージを抱くのは、人ならずの何かを気取る本能 だろうか。 ―…見抜くというには、程遠くても。 ) [Thu 19 Jan 2006 03:09:59]
◆デュラハン > (暗い砂浜を進む足音ひとつ。こんな場所では足音で誰か察するのは難しいだろうか?)やはり・・・・。(時折前のめりになりそうになったりしながら進む。少女が動いていなければ、そちらの方向へ向かっているだろう。)砂浜では使えないという事でしょうかね。(おそらくは彼以外が聞いても意味が分からない言葉をポツリと。一人考えをめぐらせながら進み続けて。) [Thu 19 Jan 2006 03:02:24]
お知らせ > デュラハンさんが来ました。 『砂を踏む音』 [Thu 19 Jan 2006 02:53:12]
◆ティエン > ( こうしていると、実際 死体とあんまり見分けがつかない気がする。 ―…実際、息もしていないんだから。 この侭、温く身体を浸す体温を切ったら、頭の中も少しは明朗になってくれるんだろうか。 ) ――…… ( 溜息をつこうとして その為の空気が灰に残っていないことに気がついた。 息継ぎは、しようとして止めた。 今だけは、もう少し 温いだけの死体の気分に浸っていよう。 今だけなんて区切ったフリで、それが常だって事から逃避しているのだとしても。 ) [Thu 19 Jan 2006 02:22:51]
◆ティエン > ( 胸の中、頭の奥 ちくちくと痛むような感覚。 重苦しくて、傷むもの。 心と言えば大袈裟で 感情と言えるかは自信が無い。 そんなものにつける名前は、もう 分かっているのだけれど。 ) 間違いじゃないから、困るんだよねー…… ( ごろんごろん。 砂の上、転がりまわる不審物。 べっしょり うつ伏せになると、口元まで ざらざらする。 ――…いいや。 呼吸をしなくても平気なのをいいことに、べふり 顔まで砂に埋めた。 ) [Thu 19 Jan 2006 02:04:41]
◆ティエン > ( 月が、少し眩しい。 夜に馴染む視覚は本来、この細い銀色も必要とはしないけれど、月明かりは嫌いじゃない。 ――…太陽みたいに、暴くような光じゃないから。 こうして、見上げている事だって出来るのだから。 ) ……困った、なぁ――…… ( 唇の動きが、潮騒に僅かな言葉を混じらせる。 言葉程には、表情にも声音にも情感は篭らない。 何処か遠く、虚ろに事項をなぞるような 曖昧さ。 ) [Thu 19 Jan 2006 01:52:06]
◆ティエン > ( 少し、中途半端だ。 砂浜は白く、空を仰いで横たわる影も白く。 けれど、フードの陰から見上げる視線は赤いから、夜闇にも砂にも紛れ込めない、異質と異端。 両手両足、だらり 砂の上に投げ出して 仰ぐ空は、夜の色。 ) [Thu 19 Jan 2006 01:46:27]
お知らせ > ティエンさんが入室されました。 『( 保護色としても )』 [Thu 19 Jan 2006 01:45:18]
お知らせ > 千早久方さんが退室されました。 [Mon 16 Jan 2006 20:34:11]
◆千早久方 > ( 竿を引く力はない。 ただ、引いては寄せて、寄せては引いて、昨日も、今日も、そして明日からも、ずうっと、ずうっと、永劫に波が繰り返すだけ。 ざあん、ざああん、ざざざああん。 結局その日、獲物はなし。 ) [Mon 16 Jan 2006 20:34:03]
◆千早久方 > ( いや、そも魚を入れる容器も、その場で食うための火も、用意していないことを考えるに、最初から久方自身も期待はしていないのだろう。 空腹を紛らわすため――だけでなく、何かを模索するために。 久方のような人間が何を考えるかというと、とんとわからないものだが、さていったい何を考えているのやら。 表情からそれを読み取ることは至難だ。 ) [Mon 16 Jan 2006 20:24:11]
◆千早久方 > ( 一尾とて釣れた様子はなく、まるで太公望の如く久方は茫洋といずこかを眺める。 鮫でも釣って一戦やらかそう、などとそんな阿呆なことを考えているわけでもない。 単に、金をケチって魚でも釣って喰おうかと考えただけだ。 しかしいまだその成果はない。 ) [Mon 16 Jan 2006 20:14:15]
◆千早久方 > ( 引いては寄せて、寄せては引いて、そうして永劫繰り返す波間に、つい、と突き立つ糸一本。 仏様が、蓮など眺めながら蜘蛛の糸でも垂らしたか。 いやいや、そうではない。 糸の先は組立式の棍の先に結び付けられ、また水中のもう反対の端には、針金の針と申し訳程度の虫などがついていた。 そして、それを片手にぼうと空と海との混じる場所を見やる男。 彼の名は、千早久方といった。 ) [Mon 16 Jan 2006 20:04:30]
◆千早久方 > ( それは、天国にまで落ちていけそうな、空に穴の開いたような月夜の出来事。 ) [Mon 16 Jan 2006 20:02:02]
お知らせ > 千早久方さんが入室されました。 [Mon 16 Jan 2006 20:01:04]
お知らせ > キルシュさんが帰りました。 『(眠くなるまで、見つめ続けた。)』 [Sun 15 Jan 2006 19:38:46]
◆キルシュ > …オレの仲間も、あそこで生きているのか? (最後の問いは、波の音に掻き消えるほど小さく。後には永遠に繰り返される波音と、沈黙だけが在った。顔を月へと真っ直ぐ向けて、吸い込まれそうに其れを見つめて。) [Sun 15 Jan 2006 19:37:47]
◆キルシュ > 向こうにもおっきなニンゲン達が暮らしているのか? (パシャンと、何かの跳ねる音だけが返事をした。遠く遠く、果てしなく遠くの星。でも、手を伸ばしたら届きそうなほど、其れは大きく。ほうと白い溜息が漏れた。) [Sun 15 Jan 2006 19:33:18]
◆キルシュ > 月には兎が住んでいるらしいけど、本当なのか? (誰に問い掛けるでも無しに、そう呟いて。あんな金ピカな所に住んでいる兎は、さぞかし綺麗な金色の毛をしているのだろう等と。他愛のない思考。) [Sun 15 Jan 2006 19:28:32]
◆キルシュ > (お月様を見ている、小さな小さな妖精さん。) …綺麗な月だナー。 (真ん丸に少し足りないけれど、海を静かに照らしてくれる。波の音を聞きながら、じっとそれを見つめ続けて。) [Sun 15 Jan 2006 19:25:23]
お知らせ > キルシュさんが入室されました。 『(夜空を見上げ、一人。)』 [Sun 15 Jan 2006 19:22:27]
お知らせ > シギさんが退室されました。 [Sun 15 Jan 2006 03:16:25]
◆シギ > (小さな発見。 けれどそういうものに対する喜びは、もう何十年も前に忘れてしまった。) …市民には襲い掛からないでくれたまえよ、 (独り言のように呟いて、自警団員はまた規則正しく靴音を鳴らして歩いて行った。) [Sun 15 Jan 2006 03:16:24]
◆シギ > (フと、妙な音が聞こえて顔を上げた。 例えて云うならバイクの ふかし のような。…勿論この世界にそンなカラクリは無いので、) (音の主が、唸る猫の声だとは、光る目を見つけるまで知らなかった。) [Sun 15 Jan 2006 03:13:10]
◆シギ > (コートの襟を少しだけ立てた。 風が顔にぶつかって砕けて、だから今日は息を吐いても白色が直ぐに掻き消される。) (――辺りをチラチラと見回しながら、夜の散歩みたいな警邏。 街と砂浜の境を行く。) [Sun 15 Jan 2006 03:09:28]
◆シギ > (良い天気だが、何と云っても寒い。風が上で渦巻いているように聞こえる。) (何も見えやしない。気配をただ感じるだけだが。) [Sun 15 Jan 2006 03:05:54]
◆シギ > (最後にぐるりと此処まで歩いてきて、後はもう本部に帰るばかりだ。) [Sun 15 Jan 2006 03:03:43]
お知らせ > シギさんが来ました。 [Sun 15 Jan 2006 03:02:35]
お知らせ > 篝火さんが退室されました。 『…今日んとこは、ここまでかねぇ。 (日が落ちる前には戻らなければ)』 [Sat 14 Jan 2006 17:56:31]
◆篝火 > (不具の足と、磁石袋を引き摺って、只管歩く。) …っと─ (日が、暮れる) [Sat 14 Jan 2006 17:55:44]
◆篝火 > …手間ァ惜しんで、良い物造ろうったって無理だしね。 (はふり) に、しても…やっぱした働きの一人も居りゃぁ違うんだろうな。 (ずり、ずり…) [Sat 14 Jan 2006 17:52:15]
◆篝火 > まぁ、モノが刀じゃ、そうか行かないしね。 (ずり、ずり。 砂浜を引き摺るたびに、袋に少々の砂鉄が付着する。 コレを別の袋に集めて、一定量集まると木炭粉と一緒に炊いて、溶かし固める。気が遠くなるような作業だ) [Sat 14 Jan 2006 17:50:06]
◆篝火 > 鉈とか、手斧(ちょうな)やら拵える分は、あれで悪くないんだけどねぇ──。 (高温で融解して、鋳型で固める。肉厚で丈夫な刃を作るのならば、それで良い) [Sat 14 Jan 2006 17:47:09]
◆篝火 > (鉱山も遠くないヴェイトスでは、鉄鉱石が簡単に手に入る。それゆえに、こんな迂遠な方法で鉄を求めるものは、和鍛冶職人に粗限られると言えよう) [Sat 14 Jan 2006 17:44:37]
◆篝火 > (ずりずり、ずりずりと。 引き摺って歩く。) [Sat 14 Jan 2006 17:43:15]
お知らせ > 篝火さんが来ました。 『(磁石の入った袋をヒモで吊るして)』 [Sat 14 Jan 2006 17:42:52]
お知らせ > ナイトさんが帰りました。 [Wed 11 Jan 2006 22:28:44]
◆ナイト > (きっと雲の彼方で、白銀の女王は猫を見下ろしている。空を仰ぐけど、彼女は相変わらずみえやしなかった。) (意地悪、なんて、猫は思った。猫はそんな事を思うのだ。人間の子供みたいに。) [Wed 11 Jan 2006 22:28:42]
◆ナイト > (猫は自分のこと、よく認識していたつもりであった。猫はとてもちいぽけで、とても弱くって、世界にほんのかすかな影響を齎す事しか出来ない。それは例えば、呼吸をして空気に波動を揺らす程度の、ホンの小さな小さな変化。 ―― だから、空の機嫌を直す事なんかできやしない。祈りなどと言うものも知らないし、誰かに願いをかなえてもらえた経験も無い。) (歩みになった歩幅は、海岸を流離う。寄せては帰る浪の音、耳に捉えつつ。) [Wed 11 Jan 2006 22:23:54]
◆ナイト > ( そして、急にたち止まる。 ふるった尻尾はブレーキの代わり。 ) ( 諦めた。空のご機嫌が悪い。 ) [Wed 11 Jan 2006 22:19:17]
◆ナイト > (急に見たくなった。急にあいたくなった。曇天の下、闇に紛れる夜色は、白い砂に足を取られながら、走っていた。) (爪の奥深くまで、砂が入り込んできている。じゃりじゃりざらついて気持ち悪い。それでも走り続けた。走る事は得意だ。 ―― 猫は月が見たかった。何故だかわから無いし、そもそも猫は自分の行動のどれ一つとして理解できた験しが無いが。兎に角、月が見たかった。) (毛皮の隙間から、冷たい風が肌を擽る。猫はそれでも、走り続けた。) [Wed 11 Jan 2006 22:14:07]
◆ナイト > (月が見えなくって。) (月が見えなくって。) (探していた。) [Wed 11 Jan 2006 22:09:26]
お知らせ > ナイトさんが入室されました。 『( 苦戦。 )』 [Wed 11 Jan 2006 22:08:51]
お知らせ > 白毛の狼さんが退室されました。 『とりあえず、今日はおうちでご飯もらおう!──のんびりマイペースな狼でした』 [Wed 11 Jan 2006 13:30:55]
◆白毛の狼 > (う〜ん・・・また山に行こうかな・・・)(獲物が多いわけではないが、海に入るよりよっぽどリスクが少ないし見返りも期待できる。山に行く→熊に出会う→にげる。海に潜る→凍死。大自然の猛威は回避不可能なものもあって・・・)(山だな、山)(家の住人にでも断りいれて、近いうちにまた行こうと決意を固めて──) [Wed 11 Jan 2006 13:29:59]
◆白毛の狼 > (ズズッと鼻をすすり上げ、岩場を下りまたも砂地に足を乗せる。もしかしたら打ち上げられた魚がいるかもしれないと、淡い期待を持ちながら波打ち際を肉球足跡つけてトコトコ歩いていく白い毛玉)(お腹すいてきたぞ・・・帰ろうかな・・・)(帰れば何か食べれるだろうが、出来るだけ自分で獲物をとろうと決めた以上がんばってはみるつもり。でも、冬場の海は散歩コースくらいにしかならないと改めて思った──) [Wed 11 Jan 2006 13:25:36]
◆白毛の狼 > (しばらく岩の上にて休息をとってはいたが、思った以上に濡れるものだ。だんだん毛並みがへたれてくる。そしてとうとう毛の奥、皮膚に海水が触れればまたもビクリと身をこわばらせ、ブルブルと体を振るって水分を飛ばしていく。水にぬれた犬の近くにいると、大変なことになるアレだ。)(魚でも落ちてないかな??)(キョロキョロとあたりを見回しては見たものの、それはないだろう。生活スタイルが水の中なのだ、わざわざ陸に上がる魚はほとんどいない。地上で生きる者が水の中に入るような、そんな単純なことではないだろうから。) [Wed 11 Jan 2006 13:20:01]
◆白毛の狼 > (やはり冷たい海水、魚を獲るなんてしばらく無理。)(あの棒切れあれば、オイラでも魚獲れるかな・・・?)(家主の持っていた釣竿を思い出して。棒の先から糸が伸び、その先端についている針を魚に食いつかせる。人間の発想はすごいものだと関心していた。だが、あれを手に入れたとして、えさをつけるなんて器用なことは出来ないだろう。宝の持ち腐れになること必須。もしくは糸をたらすだけ。もしかしたらそれだけでも引っかかるかもしれないじゃない!) [Wed 11 Jan 2006 13:11:31]
◆白毛の狼 > (どのくらい歩いただろうか──そろそろ休憩でも入れようかと波の打ちつける岩に登ればでんと腰をすえて。砕ける波しぶき、ぴちゃぴちゃと体に当たれば毛が湿り気を帯びてへにょっとなる。)(この前はここでタコ捕まえたっけ・・・)(今の家主が釣りをしていた場所だ。ここはよく釣れるらしい。こんなに寒くなかったら今すぐ飛び込んで魚を取りたいくらいだ。体を乗り出し海を覗き込めば一際大きな波しぶき、顔にかかって体を振るう。)『ぶわっ!』 [Wed 11 Jan 2006 13:07:22]
◆白毛の狼 > (寒いのはわかってる・・・もう、何度も来た場所だから。でも、街中ばっかり散歩しててもなんとなくつまらないじゃない?というわけでやってきた冬の浜辺。寄せては返す波も、足を入れたら立派な拷問器具にはや代わり。)(あったかくなるまで、絶対入らないぞ!)(砂がザクザク音を立て、肉球足跡転々とさせながら潮の香りを肌で感じて) [Wed 11 Jan 2006 12:58:14]
お知らせ > 白毛の狼さんが来ました。 [Wed 11 Jan 2006 12:54:19]
お知らせ > ギルトさんが退室されました。 [Wed 11 Jan 2006 00:21:40]
◆ギルト > ――…今は、得られる物は無し、か。また次の時に伺おう。 (その一言を始め、身体が崩れる。崩れる、という表現は正しくない。天辺から次第に、「離れて」行く。其れは蝙蝠の形を為し、無数の群れとなり闇夜の空へと舞う。その中心点には、際立つ赤。後に残るは、波の音のみ。) [Wed 11 Jan 2006 00:21:36]
◆ギルト > 折角刺激を求めるならば、暗黒街にでも行けば良かったのだろうか――? (言ってから、首を振る。それはNoだ、と自問自答で否定した。) 今日に限っては、嫌な予感がする。後は、あの場所にはあまり良い思いが無い。寧ろ悪い事しか。出来る限り足を運びたくは無いな。 (理由としては後者が大きい。好き嫌いで物事を進められる程良い身分でも無いので我侭は言えないと承知の上で。だから最低限近づかないようにはしよう、と決めた。) ――で、次の候補が此処だったわけだが…失敗だな。この時期に来るべき場所では無い。 (理由は先ほどから述べた通り。目を伏せ、眉間に皺寄せ悩む。考えたところで、最善など思いつきもしない。) [Wed 11 Jan 2006 00:05:13]
◆ギルト > (嗚呼。) それにしても、寒い。寒くは無いが、寒い。 (矛盾する言葉を放ちつつ、腕組んだ姿勢のまま再び海へ視線向けた。わざとらしく、身震いしたりもする。) 素直に屋内に居れば、何の問題も無かったりするが。それでは退屈だ。矢張り、何かしらの刺激を求むるならば屋外が一番であろう。 (一言で危険、という意味ではなく。多種多様な意味での刺激。それを求めた。とは言っても、している事と言えば独り言、それからただ海を眺める。刺激と呼ぶには余りにも程遠い。) ―……やれ。 (此処に姿を為した時、初めて発した物と同じ一言。小さく呟いたために、その声は波の音にかき消された。) [Tue 10 Jan 2006 23:48:37]
◆ギルト > 私が眠る間に、Carmaが集めてくれれば何の問題も無いのだが…彼では、覚える領域に限界がある。最終的に私自身が必要、か――…。 (一度言葉を切る。何かを考えるように、顔を下へ向けた。波の音が、静かに響いて、静寂を遠ざける。) いっそ、この時期は完全に諦めてしまうのも…?いや、其れも宜しく無い。 (ぽつりぽつり紡ぐ独り言は、簡単に言い換えれば「寒いのが嫌だから何もしないか我慢するか」。仮初めの不死者としてはあまりそぐわしくない悩み事を、真面目な顔して考える。当の本人に取っては重大な問題であるが故に。黒の姿は、闇夜の中。ただその場に真っ直ぐ足を着けたまま。動かす範囲は主に上半身、腕と首と口、そのぐらい。) [Tue 10 Jan 2006 23:40:41]
◆ギルト > ―――やれ。 (搾り出したような声は、困り果てたように。緩く腕を組み、眉間には僅かに皺が寄る。) 「感じぬ」ところで、覚えているものだ。矢張り、この時期は―――好ましくない。 (言い換えれば、「寒い」と。生命無きこの身体が寒気を訴える事は無い。寒いと感じる筈も無い。人間だった頃の記憶が、寒さを嫌っていた。其れを、未だ覚えている。) かといって、大人しくし過ぎるのは退屈。今まで出来なかった事を、今後やって行かねばならぬ、か。 [Tue 10 Jan 2006 23:33:03]
◆ギルト > (夜の海、その中に波の音とはまた別種。発信源は空、暗い暗い、暗闇に紛れながら空を舞う無数の蝙蝠。その中、一点だけ際立つ赤色。砂浜へ降り立ち、蝙蝠の群れは絡まるようその赤色へと。其れは、次第に人の形を為す。) ――。 (暫くして、現れるのは黒のスーツに身を固めた一人の男。光宿らぬ造り物の瞳は、海へと向けていた。) [Tue 10 Jan 2006 23:27:54]
お知らせ > ギルトさんが入室されました。 『( ―――ザワザワザワ――。 )』 [Tue 10 Jan 2006 23:24:45]
お知らせ > ヴァリスさんが帰りました。 『(帰りはカンテラひっつかんで帰った。でも、やっぱり馬鹿をやったんだろうと思った)』 [Sat 7 Jan 2006 21:34:05]
◆ヴァリス > ・・・・・・ん、満足満足(ん〜、と膝に届くか届かないかって言う高さだけど、海を感じた。 身体に悪いからってなにもしてなかったら、タバコをまずやめろって話だ)――さて、風邪をひく前にもどろ(海を感じたけど、結局冬場の海に入るのは自殺行為だ。 自殺するのならともかく(縁起悪い)、正直自分でも海に、しかも冬の海に少し入ったのは馬鹿だと思う)でも、若いうちだけだし。バカやれるの(ふふん、と小さく笑ってヴァリスはゆっくりと砂浜へと戻っていこう)(たった三歩の距離だけど、自分にとったら大きな三歩じゃないんだろうか。いや、まあ、そうなんだろうな、と思った) [Sat 7 Jan 2006 21:31:52]
◆ヴァリス > (夏の心地よさじゃない。 冬特有の、生物を拒否するかのような冷たさが全身を這い回るような、感覚)もう、一歩。いけるかな(そして、もう一歩)(脛にあたっていた波が少しだけ、あがる)(もう一歩)(波打ち際から三歩目のところで、ヴァリスはとまった。 大きく、深呼吸をして、夜空を見上げる)(体からほんのわずかだけど、水分が奪われていっているはずなのに、どこか心穏やかになっていってるような、そんな気持ち)不思議だね――。ほんと(月を見上げて、彼は楽しそうにあははは、と笑った)ほんと不思議だ。冬で、冷たくて、潮なのに!(あはは、とひとしきり笑った後、彼はぼそり、と洩らした)でも、寒い(それでも、人間無理すれば出来るもんなのだと、思う。 流石に、冬の海を泳ぐのは無理だろうけど、夏だったら泳げるかもしれない)できたら、いいな(潮風を全身で感じながら、今年の夏には泳ごう、と思った) [Sat 7 Jan 2006 21:25:24]
◆ヴァリス > 馬鹿みたいだよな。夏にやればいいのに(がしがしと頭を掻く。 なんでもないのに冬に泳ぐ馬鹿は居ない)――泳がなくてもいい。少し、海を感じてみたいな(肌を刺すような冷気。 心臓がきゅっと締まるような感覚と、うなじの骨がシンと軋んだような錯覚)――、なんでだろ。んー、なんとなく、と言うよりは思いつきなんだよな(そう言って一歩だけ、 波打ち際から一歩だけ、 前に進んでみる。脛の辺り波が当たって、たぶん靴の下では砂がずずー、となってるんだろう) [Sat 7 Jan 2006 21:18:12]
◆ヴァリス > (ゆっくりと立ち上がって、目を瞑る。 風の音と波の音に耳を傾ける。 ゆっくりと大きく深呼吸をしてからカンテラを引っつかんで勢いよく砂浜に降りた。 柔らかな砂が衝撃を受け止めてくれる。 それから、やっぱりなんでもない風に、波打ち際にまでやってくる。 靴先をぬらす波を感じながら、水平線の向こうに穏やかな視線をやる) [Sat 7 Jan 2006 21:14:12]
◆ヴァリス > ――海、泳いでみたいな(泳いだことが無い。 いや、泳げないわけじゃない。川とか池とかで泳いだことがあるけど、海で泳いだことが無いのだ。 理由は簡単、潮が体の水分を奪ってしまうから)でも、試したことが無いんだよな(身体に毒だってことは頭ではわかってる。 だけど、)試して、みようかな(なにも今試してみる必要は無いんじゃないんだろうか。 冬場で寒いこの季節。正直言って、今でも寒くて寒くて今すぐUターンダッシュで公衆浴場に行きたいぐらいだ) [Sat 7 Jan 2006 21:08:38]
◆ヴァリス > 海の近くで暮らしちゃおっかな(岩の上で大の字になる。 潮が身体に毒だといっても、ここまで落ち着けるなら海の近くで暮らすのもいいかもしれない。 右顔をカンテラが照らし出して、岩のすぐ下を小さなカニが潜っていった)・・・・・・、落ち着く・・・・(波の音が心にしみてくる。 穏やかに流れる風が吹いて、ヴァリスは気持ちよさそうに目を細めた) [Sat 7 Jan 2006 21:04:06]
◆ヴァリス > (すべての生物は海から生まれたという話を聞いたことがある。そのせいなのか知らないが、ヴァリスはここにくるたび心が落ち着くのを感じた。 静かで、耳に心地よい波の音を聴いてるとささくれ立った心だって静かになれた)よっ、と(少しだけ大きい岩をよじ登る。 砂浜にぽつんと取り残されたようにある岩の上で、大きく両手を高くあげて伸びをした) [Sat 7 Jan 2006 20:59:48]
◆ヴァリス > (ほぅ、と吐いた息が白い。 夏場だと無かったことが冬になるとまた違うのが、変におかしかった。ふふ、と小さく笑った後、鼻歌をまた口ずさみながら散歩の続き。 空にぽっかりと浮かぶ月を背景に、波打ち際に沿って歩く。 ざぶん、ざぶん、と一定のリズムをとった波の音が耳に心地いい)〜♪(ゆらゆら、とカンテラを揺らす) [Sat 7 Jan 2006 20:57:14]
◆ヴァリス > (暗闇の中カンテラの明かりが不気味に灯っていた。ゆらゆらと揺れている様はまるで幽鬼のよう。 と、第三者が目にしたならそう思っただろう。たぶん)〜♪(小さく鼻歌なぞもらしながらのんびりと夜の散歩)(結構、色々あった場所だけども、ここはこの町で、大好きな場所だ。潮風は身体に毒だけど) [Sat 7 Jan 2006 20:52:34]
お知らせ > ヴァリスさんが来ました。 『さくさく、』 [Sat 7 Jan 2006 20:50:10]
お知らせ > フォゥさんが退室されました。 『(―――、繰り返す逡巡の連鎖は断ち切って。)(舞う―――)』 [Thu 5 Jan 2006 03:34:02]
◆フォゥ > (ざりり、口の中で不快にざらつく其れを、悔やむ恨み言と共に―――)―――畜生ッ、…!(地へ吐き棄てん)(其れから、青髪が揺れて。唯、数時間白い砂浜だけを睨み続けた灰銀の瞳が、ゆっくりと―――緩慢な動きでたゆたう銀月を捉えよう) よ、し。(次に、ふす、と吐いた吐息は白く宵闇に浮かび、舞った―――) [Thu 5 Jan 2006 03:32:09]
◆フォゥ > (暫く、後悔の念が逡巡を繰り返す―――一体何時間、此処でこうしていただろう)(青髪が夜風に揺れた)―――、くだらねェ。(ざり)(打ち付けた拳、跳ね上がる白い砂)(其れが――口元へ飛んで、悔しさに開けた舌に飛沫した) [Thu 5 Jan 2006 03:24:23]
◆フォゥ > (何度悔やもうが―――過ぎた時間は戻らぬ)―――有り得ねェ、ッ…(だんッ―――)(地を穿つ勢いで振りかざした右拳が、砂をまた散らした) [Thu 5 Jan 2006 03:18:19]
◆フォゥ > (―――今宵、は。)(新年を祝う祝賀会での舞い、だッた。常より仕立の良い踊り子衣装を纏っているのも其れ故。別珍で仕立てた、ツーピースは真紅の深い艶。所々、布地に縫い付けられた硝子玉は宝石を模したイミティション。きらり、きらりと月光を反射させる其れと、両手両足に結わえた鈴は白銀の輝き。首を飾るのは真珠、―――唯、其れを「 不名誉 」とでも言うかのよに、薄汚れた茶の外套が覆い隠している、が。) ……よりによって、今日…―――(呪詛のよに漏らす声は、波音と共に。)(「 不名誉 」) (否、―――「 不相応 」だ) 一年も前からッ、 姉さんも、皆、アタシだッて必死にやってきたッてェのに―――(ぎり、噛締める唇からまた、真紅の露が零れた)(鉄錆の味) [Thu 5 Jan 2006 03:12:52]
◆フォゥ > (一歩、二歩、―――砂を掻いて進む足取り。波打ち際から、数歩離れれば、倒れ込むように青髪の身体が下がる)(白い砂浜へ、手をついて、黒い肩が動いた)―――ッ、(誰も居らぬ。誰も見ては居らぬ。誰も聞いては居ない。) ……ッ…、(日に焼けた頬に、熱い何かが伝ッた)(―――つ) ……、(海水でも口に含んだかと思うよな、塩の味が口へ広がる――そうして、唇を噛締めた)(刹那) ―――どうして、踊れねェ…(つ、と塩の味と共に鉄錆の味が広がろう―――苦い、味)(口一杯に。) [Thu 5 Jan 2006 03:05:43]
◆フォゥ > (ひょゥ―――)(冷たい冬風が肩を冷やす) ……糞、ゥ…(語散る声、吐いた息すら―――凍るよな感覚。)(震わせた肩は、力無く堕ちる)(―――宵闇の浜は、人影一つ無い。青髪は、感覚すら無い足を引き摺るように立ち上がらん。そして、ふらりと、まるで亡者然とした緩慢な動きで波打ち際を、一歩ずつ、一歩ずつ、離れようと歩む) ……畜生、 畜生、畜生ッ(呪いのよに吐く声音は、常の覇気等皆無。)(ざ、 ざ、 ざ、)(踏み締める白い砂が素足に絡み付いて、埋もれて―――歩くことすら、儘ならぬ) [Thu 5 Jan 2006 02:58:09]
◆フォゥ > (手足につけた鈴が、しゃなり、音を立てん)―――は 、(と。女の上がった足が白い飛沫を上げて砂へ落ちる)(腕は力無くだらり、と下がろう―――其れから、崩れるように踊り子は地へと。) ―――駄目だ …ッ、(この場に誰か居合わせようなら、小さく震わせた肩が見えるだろう。寒空の下、悪戯に身体を冷やす露出の高い踊り子衣装から覗いた「 女 」にしては、ややも確りとした黒い肩が震えるのが。)(煌びやかな衣装は、白い砂を貼り付けて―――月光を、きらりきらりと返す縫い付けられた硝子玉が鈍く光った)………、何が足りねェ。 (――― ざ ン、)……畜生ッ、(語散る声は、寄せて返す波音で掻き消されよう程、僅かな声音。)(白い漣に飲まれて、宵闇に溶けん) [Thu 5 Jan 2006 02:53:08]
◆踊り子 > ―――……………、(唯、無言で――)(足を振り上げ、手を挙げ。髪を戦がせて) ……、(唯、舞う) (宵闇の中、一心不乱。晴れ渡った夜空の銀の輝きを見上げることすらせず―――唯、舞う)(照らす白い光は、照明代わりに。薄く女の影を白い砂浜に落としこむように、―――) [Thu 5 Jan 2006 02:47:48]
◆踊り子 > (白い波が砂を掻き集めて、寄せては、返していく―――)(其れを波打ち際、効果音か何かのよに、砂を散らす「 女 」が一人) [Thu 5 Jan 2006 02:39:05]
お知らせ > 踊り子さんが入室されました。 『(ざ ――――ン、)』 [Thu 5 Jan 2006 02:36:29]
お知らせ > ティエンさんが帰りました。 『( まるで、神様から遠ざかるみたいに。 )』 [Tue 3 Jan 2006 05:27:03]
◆ティエン > ――… 最初が間違ってるってのが、どうしようもないかもだけど、ねぇー…… ( たは と。 今更萎れて、ざらりと砂が外套からフードから、落ちた。 もそり ナイフを仕舞い込んだら。 もう少し もう少し考えなきゃいけないことがあるから。 ざく、り。 砂の上、刻む足跡。 ) [Tue 3 Jan 2006 05:26:37]
◆ティエン > ……だから、きっと無理だけど。 ( 両手で柄を握り締めたナイフを、高く翳す。 ああ こんな風にしていたら、まるで 今から胸に刺すみたいだ。 変な風に客観の思考が、少し可笑しかった。 ) ――… ねぇ。 わたしが、祝うだなんて、間違ってるんだよ。 それは、きっと忘れないから。 ( ――… だから許してとは、言えないけれど。 夜色に鈍くきらめいた赤色を手にした侭 脚で反動をつけて、起き上がる。 ) [Tue 3 Jan 2006 05:13:42]
◆ティエン > ( 胸の中、冷たい温度。 おなじもの。 ――… 形を変えた約束。 叶わないこと。 傷つけるだけの象徴。 だから、これは ――…… 柄を握り締める。 今考えている事に、これを使う必要は無い筈だけれど。 向かい合って、決めようとしている。 直視する目は無いから、その手応えを感じながら、そっと ) わたしには、きっと 無理だと思うよ。 …発想が、もう 間違ってるよね…… わたしは――… じゃ、無いんだし。 ( もう会えない誰かの名前を、ひとつ唇に乗せて。 あの頃から進歩できない、笑みのなりそこないを浮かべて。 ) [Tue 3 Jan 2006 04:59:34]
◆ティエン > ( たゆたい残るものは、こんなもの。 省みたら、きっと 自分でも分からなくなるくらい。 ――… だから、今じゃなきゃ、きっと出来ない。 臆病で意気地無しだって分かってるんだから、考える程に駄目になる。 …考えなくたって、駄目なのに。 ) ねぇ――… ふぇいかー。 ( ごろん。 砂の上を転がって、もう一度うつ伏せになる。 手を伸ばして、赤色を帯びた柄に触れた。 冷たい温度。 わたしに似た温度。 わたしの、 。 ――… 引き寄せて、抱きしめた。 ) [Tue 3 Jan 2006 04:26:17]
◆ティエン > ( 果たせない約束 果たせなかった約束。 今も抱えているもの、そして 今、かなえようとしているもの。 ――… わたしは基本的に、嘘吐きで臆病で根性なしで、どうしようも無い。 …約束だって、叶わないものじかり繰り返していた。 いつかの聖女と、もう二度とは話せない。 いつかの彼女と、再会はきっと、叶わない。 包帯の下、閉じ込めた傷が鈍く痛んだ。 ――… 太陽の下 あけていく夜と 空の下。 幻視は目を閉じても眩し過ぎて、瞼を押し上げた。 空に ゆらゆら 影法師。 うねるものは まだ消えられない、去年から置き去りにされた 人の念。 只の残留思念。 核も無いから、直ぐに消えてしまうけれど。 ) [Tue 3 Jan 2006 03:58:20]
◆ティエン > わたしは――… 、なんだから。 ( 肝心の部分は音にもせずに、言葉の為の息遣いすら、潮騒の中に紛れていく。 自戒。むしろ、只の自覚。 そうだ。わたしは只の、吸血鬼。 ――… まさか、こんな割り切れない胸の内を映した訳じゃないだろうけど、さっきまで晴れていた空が 黒曜の鏡みたいな色から、灰色の薄化粧に染まっていく。 星の輝きを内に隠して、月の絡め気すらも秘め事のように 腕の内へと隠されていく。 広めてしまうのなんて、勿体無いとでも言うような。 気紛れな空の移り変わりを見上げていた目を、閉じる。 瞼の裏の景色だけが、ゆらゆら 淡く。 ) [Tue 3 Jan 2006 03:03:47]
◆ティエン > ( あの時。 ――… 否。 十年、それより長く 付き合い続けていた これがわたしの体温だ。 熱が存在しないんじゃなくて、これが。 指先より冷たい刃をなぞって 存在しないと錯覚していた熱を知る。 それは、生きたものでは無いけれど。 冷感が痛みに変わる間際をなぞりながら 緩々と砂に手を落とした。 ――… こんな自覚は、今更だ。 けれど、覚えておかなくちゃいけないこと。 ) [Tue 3 Jan 2006 02:42:43]
◆ティエン > …屋根の上に、いたっけ――…? ( 聖誕祭では、無かった筈。 あれも、新たな年の区切りだったような気がする。 孤児院の子供達へのプレゼント用の、だっけ? 色々作ったのは、もう …去年が過ぎたから、おととしのこと、なんだ。 ) 早いのかな、遅いのかな――… わかんないや。 ( 冷えた刀身をなぞる指も、同じ熱。 今は存在しない、欺瞞の温度。 ――… 研ぎ澄まされて、だから分からなくなる。 熱の感覚、けどこれは あの時と同じ熱。 ) [Tue 3 Jan 2006 02:13:48]
◆ティエン > ( 考えてみたら。 余り、年月の区切りというものを、意識した事が無い。 ずっとずっと館の中に篭っていた時は、言うまでも無い事で。 去年は――… ) ……ああ、そっか。 去年は――… ( 砂の上を転がって、仰向けになった。手足を浜辺に投げ出した、大の字。 半端な白色、見上げた赤色。 ――… 違和感は、手元に。流れ出した血では無くて、似たような色の赤い刃。 ざっくりと砂に刺さった、奇妙な短剣。 指先で刀身をなぞりながら、思い出すのは 蓄積された記録の一部。 ) [Tue 3 Jan 2006 01:55:32]
◆ティエン > ( 視点が低い。 身長が無いのとは無関係に、今の視線は水平。 砂の高さ、砂浜にも波があるのだと この高さだと良く見える。 ――… まだ、新年の祝いで街が賑わう頃合。耳を澄ませば、潮騒に紛れて喧騒が届く錯覚にすら襲われそうな。 ) ――…… 新しい年、かぁ…… ( 感慨はあるような、遠いような 深いようで、近くて ――…矛盾している。 ぐんにゃり 砂に半ば埋もれたような保護色が 唇の動きだけで呟いた。 ) [Tue 3 Jan 2006 01:51:14]
お知らせ > ティエンさんが入室されました。 『( ざ 、 く 。 )』 [Tue 3 Jan 2006 01:47:30]
お知らせ > カロンさんが退室されました。 『(駄目は駄目。 今年に駄目を置いて行けたら良いのだが。)』 [Sat 31 Dec 2005 14:34:47]
◆カロン > (魚は海への帰還を果たす。 骨はさして疲れてもいない体に鉛のような重さを覚え、その場に沈んでしまいそうな気がした。) [Sat 31 Dec 2005 14:34:22]
◆カロン > (振り子の原理をフル活用。竿をしゃくって、糸の先の魚を手元へ…と。 そこへ吹くは、年末の狂騒に便乗したかのような突風。 それは魚を強く煽り、)ぶはっ。(生臭い体を顔面へぶつけ、)おッッ。(甘い掛かりの針を、魚から外したのだった。 伸ばすも虚しく空を切る、手袋の手の思いも知る事も無く。) [Sat 31 Dec 2005 14:29:18]
◆カロン > つってもこんなんじゃ、返り討ちってか。 あーぁ… このまま寝ちまおっかなー…(脈絡無く訪れる大波に攫われて、南国で目覚めてしまう可能性もあるので止しておく。 いや、いっそ南国に行ってしまうというのも…)…(とん、とん。 弦を弾いた時にも似る振動。 アタリ。 三度目に…合わせるッ。 手首の力だけで宙に釣り上げられた魚が、悔しげに身悶えしては太陽に煌いた。)お、何だっ。 まだまだ俺も錆び付いちゃいねーなー! [Sat 31 Dec 2005 14:21:53]
◆カロン > (波間に飲まれた、必殺の針。そんな物に何故か自分を重ねてしまい、また一層欝になる。 トレジャーハンターには何ら関係ないのだが、新年を迎えるという無意識下の気だるさも手伝って、どうにも何かに身が入らない。)…また冒険にでも行っちまうかなー。 古城、遺跡に、地下迷宮ー… 寒っ。(マントを掻き合わせっ。) [Sat 31 Dec 2005 14:13:51]
◆カロン > (ひょいと釣り針を摘み、もたもたとゴカイを付け始める。 死に物狂いで、死に掛けて、それでも生きてて、また戦って…張り詰めさせていた気合は、ぶつける相手の最後を見ぬまま、空回り。拍子抜け、というヤツか。 …エサを付ける手が止まってしまったのに気が付いて、がしがし頭掻き、再開。 ぴゅ、と冬の海に仕掛けを投げた。) [Sat 31 Dec 2005 14:08:15]
◆カロン > (海からの風に、僅かに帽子を深く被った。 竿の揺れに視線を向けたが、つついただけの僅かな当たり。捨て置け捨て置け。 …また溜息。)なーんか… 気ぃ抜けちまったなー…(…ぐにゃ、更に背筋が曲がる。 お、と釣り糸を上げたが、既にエサは取られてしまっていた。) [Sat 31 Dec 2005 14:03:55]
◆カロン > (防波堤で背筋丸めて釣り糸を垂らすのは、赤いマントに赤い羽根付き帽子のどこぞの魔導師の如き風体。顔面に包帯巻いて面相を隠すとなると、不審者以外何者でもない。否、釣り人なのだが。 聞こえる音は、潮騒、傍らのバケツの中で魚が暴れる音、そして…)はー…(釣り人の溜息。) [Sat 31 Dec 2005 13:56:56]
お知らせ > カロンさんが来ました。 『(人影、一つ。)』 [Sat 31 Dec 2005 13:54:30]
お知らせ > ヴァリスさんが帰りました。 『自分のこと・・・・』 [Wed 28 Dec 2005 22:18:53]
◆ヴァリス > (なんだか手持ち無沙汰になったので砂を使って適当かつアバウト的にものすごくいい加減に砂の城を作ってみる。正直言って、季節とかそういったことは完璧無視の方向で作ってみる。 伝統かつオーソドックスに一般的な西洋風のお城。 とはいっても、そうたいしたものが作れるわけじゃないんだけど。 作りながら、ゆっくりと夜空を見上げて、)ほんと、どうしたものかなぁ・・・・・(薬のこと。家族のこと。生活のこと。これからのこと。そして、) [Wed 28 Dec 2005 22:17:27]
◆ヴァリス > (人生何事も無く、平穏無事で過ごせるのが一番。とは言うけれど、)やっぱり、なにか無いかな。んー、いっそのこと小旅行でも行こうかな・・・・・。それとも、近いところでなにかあるかな・・・・(スラムや暗黒街にだって行ったことがある。 ともあれど、有名な悪人様を探して藪を突っつくわけにもいかない。てか意味が無いし、そもそも危険なことに首を突っ込みたくない。それが、他人様なら尚更だ、と)悪魔だー、吸血鬼だー、犯罪者だー、とか言ってもさ。んー。って、俺も人事じゃないよなぁ・・・・(はふぅ、と息を吐いてからゆっくりと起き上がる。 わしゃわしゃと自分の髪を掻きまわしてから、コートの襟を再び寄せて、) [Wed 28 Dec 2005 22:06:38]
◆ヴァリス > ・・・・とりあえず、どうにかならないかなー、と(よっこらせ、と起き上がる。 目の前に広がる海原を眺めながら、)(ふと、なんか思い至った)なんとかしてくれー! というか、ほんと切実にー!(と、誰も居ないことをいいことに大声で海に向かって叫んだ。 てか、少しだけ人目あったけど気づかなかった! だめじゃん)よし、うん。これで海の神様に頼んだということで。てか、居るのかどうか知らないけど(にひー、と笑って三本目のタバコに火をつけて、)でも、本当になにか起きないかな。こー、こ―――――――なにか『人生が開けましたぜ!』みたいな出来事(といっても、誰も答えてくれないんだろうけど・・・・、) [Wed 28 Dec 2005 21:58:13]
◆ヴァリス > だぁー、マイナス思考はだめだぁ〜! プラスでかんがえなきゃ〜!(うわー、なんて人気の無い海岸で叫んで大の字になって砂浜に転がった。 ひゅぅうっと吹く風が通り抜けていき、めちゃくちゃ寒かった。 コートのボタンをいそいそととめてから、)でもなぁ、最近は問題多すぎるよなぁー。ほんと(家族にも最近会ってなかったりするのだけれど、それよりもさらに大きな問題として数えるのが億劫になるほど乱立していると、ほんと困る。 とりあえず、当面の問題としては『生活費』なんだろうけど・・・)なんというか、金が手に入らないかなぁ・・・・てか、切実に(視界いっぱいに広がる夜空を見つめながら、ほぅ、とため息をもらした) [Wed 28 Dec 2005 21:48:41]
◆ヴァリス > ――、自分の生きる意味ってわからないよなぁ(夫婦の間に生まれたわけでなく、戦争の中での欲求不満の捌け口。その『副産物』として生まれた自分はなんのために生まれて、生きているのだろう。自分の存在はいったい何をするために生まれたのだろうか。 その道を示してくれる灯台も無ければ、自分自身でその穂先を定めることも出来ないボンクラ)もしかして、ダメダメな人間なんじゃないんだろうか、俺って――(自分でいってなんだか哀しくなってきた。うう、やばい。かなり落ち込む) [Wed 28 Dec 2005 21:38:19]
◆ヴァリス > (とはいっても現在なにかに執着することもない。 というより、出来ないというか)・・・・・・真面目なのかな。いや、うう、う〜ん(真面目すぎるとは思わない。 けれども酒を多く飲むこともしない。というよりも出来ない。 ギャンブルもやらない。というか、あれは根本的に嫌い。 女遊びもしない。というか出来ない。性格上。)・・・・・・うわ、もしかしてものすごく損をしてないんだろうか。俺って――(ん〜、と少しだけ唸りながら考えてみるが、性格というのは中々変えられない。 やっぱり、なにか本質的な変わる『何か』がないと変わらないのだろう。 白くあろうとすることに対する考え方を変えたりしてしまうのは)一生この問題と付き合うのって、嫌だな・・・・(とはいっても、血の本質を変えることは出来ない。 まあ、そういうわけで、ヴァリス自身八方塞がりなわけなのだけど)(タバコを指先で叩いて灰を落としてから、波打ち際から少し離れたところに腰掛ける、ふう、とゆっくりと息を吐き出してから、)どうにかならないかな [Wed 28 Dec 2005 21:29:19]
◆ヴァリス > (我ながら損な性格だとは思う。 真っ白な人間など居ないというのに、白くあろうとする。それに固執。いや、執着するのは白百合由縁なのかもしれないけれど、)いっそのこと、それに苦しまない性格ならよかったのに(血の本質ともいえるその有り様は変えることが出来ない。 いや、なにかに執着することが出来るのなら、客観的に見て黒くても自身でそれを白く感じるような、そんなものに執着できるのなら、どれだけ楽なんだろうか)・・・・・・母の二の舞になるんだろうけど、さ(母は一度しか会わなかった父に執着しすぎた。 それゆえ、村を捨てることから始まり、自分の息子を父に重ねようとすることすら白に感じた純粋ともいえるその執着は、客観的に見て恐ろしいものなのだろうか。 いや、少なくとも今の自分が見たら、それを恐ろしく感じたのだろう。 今ならわかる、あの手帳を見たら)―――逆に、散漫的になって。なにかに執着しないほうがいいのかな・・・・・(一度足を止める。引いては戻るを繰り返す波の奥、水平線を眺める) [Wed 28 Dec 2005 21:16:26]
◆ヴァリス > (ぼりぼりと頭を掻いて、仕切りなおすように一言、呟いた)正直に生きれれば、どれだけ楽なんだろうなー(といってから、ものすごい勢いで頭を掻いた。 それにしたって、楽なことだけを選んでいけば、自堕落な人間になってしまうんじゃないんだろうか。 そういう生活に憧れることは無いけれど、自分にとってそういう生活が出来ないこともよく知っている。 そういう、『本質』なのだ。 自分は)結局さ、後悔とかするならそのまま流れに乗っちゃえばいいんだよな。ほんと(コートの襟を寄せてから、ゆっくりと波打ち際を歩き始める。 鳴き砂だったら面白いんだろうか、などと考えながら、二本目のタバコに火をつけた) [Wed 28 Dec 2005 21:06:30]
◆ヴァリス > (十年以上使ってきた薬に対して身体が免疫をつけたのだろう、とは思う。 自然なことだし、薬に対する嫌悪感だって無い。 ただ、)・・・・・新しい薬、とか手出せないんだよなぁ(爪先で砂浜を掻きまわしながら呟く)(どんなものにしたって、新しくなれば値段だってあがるものだ。 今まで使っていた薬より効き目が強いのを選ぶんだとしたら、やはり生活は苦しくなる)・・・・・タバコだって少ないし。 やっぱり、仕事を増やしたほうがいいのかな・・・・(靴底にタバコを押し付けて消した後、形態灰皿にねじ込み、ゆっくりと深呼吸をした。 冬の空気は肺を刺激して苦しかったけれども、それだけに空気がおいしく感じた) [Wed 28 Dec 2005 21:00:45]
◆ヴァリス > (心臓が締まる。骨がきしむ。肌が刺されたような痛みを訴えかけてくる。)(まあ、それだけ寒いということだ。 来年まで残すところわずかとなった12月28日の夜、こんな海岸にやってきたのはどういう気まぐれなのか、と今から考えても遅いんだろう)すっかり、冬・・・・か(呼気が白く深遠へと吸い込まれる様は見ていて、あー冬になったんだな、と思わせる。 迫っては引いてく波を静かに眺めながら、ヴァリスはタバコを一本口に咥えて火を点ける)―――、何事も無いのが幸せ、ということなんだろうけど、さ・・・(一息、煙を吐き出してから夜空を見上げる)薬、効きにくくなってきたよなぁ・・・・(呟く) [Wed 28 Dec 2005 20:55:52]
お知らせ > ヴァリスさんが入室されました。 『・・・・・』 [Wed 28 Dec 2005 20:51:43]
お知らせ > フィオさんが帰りました。 『いってらっしゃい―― (もう一度、しっかり伝えておこうか)』 [Tue 27 Dec 2005 03:39:09]
◆フィオ > ――その言葉には甘えるっすよ (暫く、見えない場所へ。考えて少し寂しいのと。 大きな不安がのこるのだが) (戻ってきたらどうしよう、とか考える) [Tue 27 Dec 2005 03:38:47]
お知らせ > 濃茶のマント姿さんが帰りました。 『では暫しの、さようなら、だ。(送り出されるのなら、そう挨拶を。)』 [Tue 27 Dec 2005 03:36:57]
◆濃茶のマント姿 > ――ああ、分かった。(願いには、簡単に答えて。 更けた夜に帰るとの言葉も聞けば。こちらも立ち上がる。) ――そうだな、少し、送ろう。 (せめて、街に入る手前までは。 いや、己の宿近く、或いは友人の家の付近まででも良い。 それは、別れを惜しむようでもあり。) [Tue 27 Dec 2005 03:36:14]
◆フィオ > (その言葉聞けば、満面の笑みで答えよう) 戻ってきたら、何を得たのか教えてナ (ソレだけはお願いしたかった。礼は首をふって、流しておこう) さて、そろそろ帰るか。 (すっかり話し込んだせいか、辺りは夜の濃さを増している。下手すれば朝方になるだろう) ヴィ (ワスレテタ、と) 気をつけていってらっしゃい (送り出す言葉、しっかり伝えねばと。其方向いて言い切った) [Tue 27 Dec 2005 03:28:59]
◆濃茶のマント姿 > (不安は、箱の中に押し込めて。 蓋を閉めて。 それにより得た安定で、話を進めて。) ――そんなものだ。 ――いつここを出るとも、いつこちらに戻るとも決めてはいないが。 戻ってくるつもりだ。 (二名の友がいる、この街へ。きっと戻ると、決めていたことを、ようやくのように口にして。) ――そう、だな。 なにか。 (それは何か。 特定のものが欲しいわけでもないが。 視線を外して、どこか遠くを見るように。)(『待っている』 誰を、とも、何故とも聞かない。 その代わりに。) ――ありがとう。 (感謝の言葉を口に。待っている人がいる。それは、感謝できること《》。) [Tue 27 Dec 2005 03:23:22]
◆フィオ > (その深い部分。一つでも分かればいいのに。今は表しか見えない) ――記憶の始まり? (はてさて。頭の中はグルグルと情報が回る。これはヴィの過去のかけらなのだろうか。それとも気を使っているのか) ――えと つまり (帰る) 里帰り? (遠くへ行くのか。ならば、当たり前すぎる言葉一つ零そう) 『此処へまた帰ってくる』ッスよね? (マユ顰めた。一度、ならばまた戻ってくるんだよな、と) ・・・・そっか。何か得られるといいっすね (そんな事しか言えない。情けないが、何かを求めるのだろう。そうとしか考えれなかった) 何であっても、俺は待ってるっす [Tue 27 Dec 2005 03:14:30]
◆濃茶のマント姿 > (既に、同族の友には話したことも多い。 あの時は、自ら明かしたところが大きい。 では、何故、友人には話そうとしないのか。それは、それこそが、恐怖の対象の一つであるから。か。) ――それでは、フェアでは、無い。 (既に聞いた昔話。せめて、同等の物ぐらいは、話したほうがいい。 何より、本来伝えようと思っていたものに、関係する。 そして、話題を変えることも、出来る。) ――簡単な、昔話だ。 ――俺の記憶の始まりは。 一つの村だ。 そこで、僅かの間、人として暮らしていた。 己が、何者であるか、知ることも無く、だ。 (決して、あのときへは戻れない。) ―― 一度、そこへ帰ろうと、思っている。 (だから『今』そこへと、帰ろうとする。) [Tue 27 Dec 2005 03:04:25]
◆フィオ > (心臓が痛い。ナンだろうか) 大丈夫っすか? (凄い、その鍵を壊して踏み込みたい。どうしても見て見たい。欲望が疼く) ――その・・・・・・・。 (言えば。一言、話の流れで出たその箱 『鍵のついた箱、開けてくれ』と) ・・・・・・・・・・いや。何も話さなくていい。不安とか、心配とか。分からないことあれば、聞いてくれればいいっすよ (にっと、笑った) (欲望を吐け出せない、そんな状態のせいか変な痛みを覚える。話したのは、何となく近いものを感じたから。けれど、今壁を越えた先に箱があるのを見た。胸の中 苦しい と軋みあげる心臓を片手で押さえて) よく。よく、分からないけど (気休めでしかないのだろうが) 今のが、ヴィの不安なんだろ (ヒトに鍵を空けろといわれる行為が。何かを嫌がる友を見てそう思った。 こじ付けのようで、流すようで。相手の気持ち逆撫でする気も無い) けど (コレは、耐え切れない本音) 俺は、ヴィの口でも脳でもない。だから、いつか色々聞くと思う (箱の中まで) [Tue 27 Dec 2005 02:54:38]
◆濃茶のマント姿 > (ぎり、と、強くかみ合わされた歯が鳴る。 開かれようとする箱を、押さえんがために。)(それを、見てはいけない。 それを、望んではいけない。 それを、叶えてはいけない。)(まるで矛盾した、それら。 それらが、恐怖の対象。) ――謝 る、な。 俺が 聞いたこと。 (次第に落ち着いてきて、途切れがちにも言葉を出す。 肝腎なものには、返答していないが。) ――知らぬ のは、お互い様、だ。 (何も知らない、知ろうともしていない。そう、都合のいい台詞を吐いた。 口から出任せの単なる言い訳。すでに、友人の昔話を聞いていると言うのに。) ――ハ 、 何を、話せばいい? (ようやく、言葉が落ち着きを取り戻そうと、している。) [Tue 27 Dec 2005 02:43:07]
◆フィオ > (実際自分さえ、何を求めて。何が正義で何が制裁なのかも麻痺している。それは何もかも変わらないに似ている気がする) ――だから・・・・・・・。 (言いかけて、止めた。何かおかしい、と思った) ヴィ・・・・・・・・・・? (様子がおかしいか。何か悪いことを言ったのか。それとも、話していたことがヴィに何かを与えすぎたのか) 大丈夫っすか? 何か、嫌な部分でも―― (何か嫌な事でも思い出したのか) (そんな事言いかけて言葉飲み込んだ) ・・・・・・・なぁ。本当は 恐れる っての大きく感じてるのか (何を根拠に。けれど、様子みる限りでそんな事思った) 俺、あんたの事何もシラナイのな―― (何を言われて、どう思うのか。どんな事見て、どんな事感じたのか。わからない故、今もどうすべきかワカラナイ。だから) ごめんな (相手の感情の揺らぎに謝るしか出来ない。小さく言葉吐いた) [Tue 27 Dec 2005 02:23:14]
◆濃茶のマント姿 > (毎日が、失うにも似た日々で。 何を失っているのか、何を得ているのか、それも解らずじまい。 ただ、いつか決めたのは『鬼』で在ると。) ―― … … 。 (『何が?』 同じ答えを、言いそうになった。 それは、恐らく、同じこと。 だから、口からは、温度の無い空気が漏れるだけ。 答えられない。) ――俺が 一番? (聞かれた、それは。聞かれたくなかったもので。 鍵をかけた、箱の中に仕舞っていたようなもの。 切り捨てて『 』と為るために。) ――それは っ、 (言葉を口にするために、空気を吐き出すことが、うまく、出来ない。 左手は、マントの下で胸倉を掴み。右手は、帽子を強く押し付けて。 そうやって、自分を、落ち着けようと。) [Tue 27 Dec 2005 02:13:08]
◆フィオ > ヴィーダァって、存在が一番恐れるモノって何ッスか? (貴方にとっての、その感情の生まれる瞬間はナンなのか。その体で思う不安の元であるものは) [Tue 27 Dec 2005 02:04:09]
◆フィオ > (相手には悪いが、本当に失礼でしかないのに 「何か違う」 という言葉が頭をよぎった。会うたびに変わっていく相手へ、少し驚いて居るのだがソレは秘密である) 『何故不安になるか』、か。 (心配は理解できただろうか。今度は別の問い。それには少しマユを顰めて) 逆に (其方を見よう。顰めた眉は元に戻って、少し微笑んで) ヴィは何故『不安』を感じないのか (今までの会話で、ヴィの口より聞いた事が無い) 感じないと、見えないと。分からないこともあるっすよ (此処で話が混ざってしまうか。自分も段々疑問に思えてきたので。 一言零す事にした) 不安ってさ (苦笑いを浮かべた) その人が、一番怖いと思ったときに出るんじゃないかな (それ故、尋ねたい事に変わるか) [Tue 27 Dec 2005 02:02:22]
◆濃茶のマント姿 > (そもそも、安否不明が心配の原因だとして。それを知っているのに。 なぜ『心配』がわからないのか。 それは、何故『安否不明』だと『心配』なのかが分からないから。それらの事象を、結びつけることが、実感的に出来ないから。 故に、知識で知っていようと、感情で示せない。) [Tue 27 Dec 2005 01:56:50]
◆濃茶のマント姿 > (答えを求める目には、いつの間にか力が入っていた。 目の前の彼の動きを、余すことなく捉えようとするかのように。) ――悲しい、に『不安』を? (疑問符つきで出された答えに、やはり疑問符をつけて返すこととなった。 理解の速度は、牛歩の進みとも言える。) ――その場合は、何故『不安』になるのだ? (そこが、やはり分からない、と。まるで、振り出しに戻ったかのような質問に、なってしまう。 堂々巡り。) ――心配は、相手がいるから、出来る、と。 (最後の言葉は、それでも、何とか分かったような気がして。) [Tue 27 Dec 2005 01:51:46]
◆フィオ > (此処で、今度は此方が考える番か。 確かに、それは悲しいという感情である。自分が消えたら、と考えれば悲しい一点。上手く伝えれる、分かりやすい言葉はないか。と考えて) ――その、悲しいってのに。 (コメカミに指置いた。コレでいいのかな。悩んで) 不安、を足すと。心配になる、かな? (最期は何故か疑問。不安の上に成り立った悲しさではないか、と) 相手が居ないと、生まれないのが悲しいのと違うかもしれない (心配は誰かを思うという事なのだから。そんな事付け足した。 自分がもし心配するならば。そう当てはめて) [Tue 27 Dec 2005 01:34:17]
◆濃茶のマント姿 > (大事なモノ。特別なモノ。 例えを聞きながら、それらが何であるか、当てはめようと。) ――目の前から。 (消える。 当てはめたものが、消えて無くなることをイメージして。 出てくる感情は、およそ一つか。) ――ん。 彼、が。 (苦笑いに続いた言葉に、当てはめたものが僅かにずれる感覚がした。 だが、その意味ぐらいは判ったはずで。 つまり、特別な誰かが消えたとき、と言うことだ、と。) ――だが、それは『悲しい』では、無いのか。 (そう、誰かが教えてくれたはずだ。 それが、悲しい、であると。) ――心配、とは、違うはずだ。 [Tue 27 Dec 2005 01:27:01]
◆フィオ > わからない ッスカ (はて、どうしようか。ヴィの口から説教を受けた、と聞けば知り合いが居てその人より何か言われたと解釈。その人が何を言ったのかまでは想像はつかないのだが) (何度か唸って、口開いた) んーじゃあさっ。ヴィには、大事なモノ、とかそういう特別なものって無いっすか? (例えをかえよう、と) それが、目の前から消えたとき。どう思うか (苦笑いで。座りなおせば其方へ視線を) その、説教してくれた人が消えたとき。何を感じるか (長くなったか。上手く言えなかったのではないか、と心配しつつもそんな事言い切った。ちょっとだけ、友がソレをどう思うかを聞きたかったのもあるのだが) そういう事じゃないのかな [Tue 27 Dec 2005 01:10:41]
◆濃茶のマント姿 > ――そう、心配をする、その気持ちが、俺には、よく解らない。 (何が解らないか。 心配をするという状況ではなく。心配をするときの心情が。 また、心配をする、意味が。)(これまで、誰かの安否を、気に病んだこともなく。状況はわかれども、何故そのような状況になるのか、それが分かっていないのだ。 尤も、このことは、自覚できぬもの。解説に過ぎない。) ――何、少し説教を受けたのだ。 少しは、人の事を知れ、と。 (あの時、そうした意図があったのかは知らない。 ただ、こう答えるのが、簡単で、楽だった。 返答は、どれもが、淡々としたものになっていて。) [Tue 27 Dec 2005 01:00:03]
◆フィオ > そそ。何か、俺の知り合いも行ってるみたいで (実際聞いたのは昨日なのだが。それは再び質問の波が寄せそうなので飲み込んだ) (して、だ) ――ワカラナイ? (それは) ワカラナイって、何が? (心配するという意味なのか。それとも今言った言葉の気持ちの事なのか。聞こえた言葉に、少し間が開くはず) 心配するって気持ちが ワカラナイ? (その顔覗き込もうと、座ったまま前かがみ。尋ねる言葉は、何に対して、である。全てであるのか、それとも一つなのか) 何か、あったっすか? (珍しい質問に思えたので、日常で何か変わったのかと。思わず口をついた) [Tue 27 Dec 2005 00:46:24]
◆濃茶のマント姿 > ――やばい・・・あの蔓か。 しかし、ふむ。 (つまり、姿が見えなくて、安否がわからないから、心配である、と言うことだろうか。 息子の病気を心配する親。それと、似たもののようだ。 親しい友人同士でも、そう言って見舞いに来るものがいる。 つまり、今己と彼との関係は、そういった親しいものなのだろうか。)(『友人』であること。それが、その証明か。) ――俺には… (『無い』と、即座に答えようとしていた。だが、何とか、それに気がつけて。 答えを得るがため、言葉を変えよう。) ――俺には、それが、よく解らない。 (心配をする、と言うことが。) [Tue 27 Dec 2005 00:38:45]
◆フィオ > ――何故 って (腰下ろしたならば視線は真っ直ぐ其方。声は一瞬飲み込んだように途切れて) ・・・・・最近、この街でやばいこと起こってるし (片腕、無意識に摩った) 姿見えなかったから、ヴィが無事かと (視線は再び砂浜へ。何故、と聞かれれば素直に言うだけ。これで分かってくれるだろうか。少々きになった) ヴィには、心配するとか無いっすか? (ふと、思った。いつだったかも、こんな感じで聞かれたことあった気がして) [Tue 27 Dec 2005 00:24:25]
◆濃茶のマント姿 > ――そうか。 では。 (いわれるままに、腰を下ろすことになるだろう。 ただ、続いた言葉に、僅か首を傾げる。) ――何故、心配を? (そうして、聞き返した。 何度、そういった問いをしてきたか、意識することは無かったものが、僅かに意識に上った。 それは、答えを求めていたからか。)(だから、今は話よりも先に、そちらが知りたくなって、しまった。) [Tue 27 Dec 2005 00:20:12]
◆フィオ > (其方見上げるような状態か) 俺に、話したいこと? (これはまた珍しいな、と首かしげた。久しぶりにみた顔、聞いた声。その考えもつかの間か) まず、座らない?此処乾いてるし。心配したっすよ (岩場の上、色々尋ねたいことばかりだ。無事だったのか。怪我してないか、など。 けれどあまり話を切り出す人で無い事は分かっている。色々考えたのだが、言葉を待つしかない気がした。待つばかり) で、話って? (いきなり聞くのもアレだが、一度切り出されればきになった。視線は其方へ預けたまま) [Tue 27 Dec 2005 00:07:32]
◆濃茶のマント姿 > (聞こえてくる声はあっても、戸惑いは感じ取れない。 何を先に言おうとしたか、音では気がつけたとしても。) ――ああ。 久しぶりだな、フィオ。 (そのまま、近くまで足を進めて。 返事をするように、同じ言葉を返して。 帽子を、軽く浮かせて、挨拶を。)(ああ、伝えることがあったのだ。と、思い浮かびもする。) ――丁度いい、 話すことがある。 [Tue 27 Dec 2005 00:02:05]
◆フィオ > (思考が途切れたのは波の音か、砂を踏む音か。現実に戻った眼で其方を眺めていて) ――ハー・・・ (ハーソーン? 名前どうしようかと思ったが、周りに他に人気は無い。ならば、と) ヴィ! (じゃないだろうか。近付いてくるその姿。見れば不思議と安堵感が零れる。どうしようか、近寄ろうか。迷っていたが、一先ずは待つことにした) 久しぶりッス (いつも同じ言葉。それしか言えなかった事気がついて頭かいた) [Mon 26 Dec 2005 23:54:17]
お知らせ > フィオさんが来ました。 [Mon 26 Dec 2005 23:52:51]
◆濃茶のマント姿 > (ノイズの無い思考。 ただ、何も無いような思考。 無心と言えば聞こえが良いが、煩わしさから開放されるためだけの。思考法。 否、思考廃棄法。) ――……。 (風の先に、何かを、ようやく見つけた。)(力を取り戻した瞳は、一度鍔の陰で細められて。 声と。姿が、一致した。)(足にも僅かに、力が入り。確りとした足取りで、そのまま、人影の近くへと向かう。) [Mon 26 Dec 2005 23:49:33]
◆フィオ > (頭に響くノイズのような声。ふさいでも仕方が無いのに、思わず伸びた手。耳押さえようとして) ・・・・・・・・・? (不意に聞こえた、砂踏みしめる音。気のせいか?そうでないのか。 ゆっくり音のした方振り向いた) ――何方 ッスか? (暗闇で見えない。足音は確かに聞こえた気がした。なので、言葉は歩く貴方への確認。さて、尋ねる声は主に届くか。姿確認したくて目細め其方見つめた) [Mon 26 Dec 2005 23:37:20]
◆濃茶のマント姿 > (外套の裾をはためかせる向きへと、気ままに、何も考えずに。 帽子が飛ばされぬように、右手にて押さえながら。 一歩、また一歩と、ゆっくり歩を進めて。 どこか呆とした瞳は、その先にあるものの形を、普段ほどに捉えていなかった。) [Mon 26 Dec 2005 23:31:45]
お知らせ > 濃茶のマント姿さんが来ました。 『(風ノ吹クママニ)』 [Mon 26 Dec 2005 23:23:33]
◆フィオ > (何が) 怖い (何で) 失いそうで (自分へ尋ねて、答えを独り言の様に零す。何度も何度も同じことの繰り返し。思いの渦にはまった足は抜けることなく、自分の行動をもたつかせていた) [Mon 26 Dec 2005 23:21:17]
◆フィオ > 怖いっすね (鍛錬所と同じ。そのような恐怖。 ぼそり呟いた) [Mon 26 Dec 2005 23:19:44]
◆フィオ > (酷く誰かに頼りたくて、直ぐにも甘えて泣きつきたいような感触) また 頼るっすか? (自分で考えることも、覚えることも、探すことも。全て忘れたまま何をするつもりなのか? 答えも質問も。自分で作ったものではない) (相手に与えてもらったもの) (自分の口から出る言葉すら、本当に思ってのyesなのかnoなのか。怪しいもので) あーぁ。 (しでかした声。ぼそっと呟いた。何をしようか、何を考えようか。 頭の中は凍ったように麻痺が続いている) [Mon 26 Dec 2005 23:18:16]
◆フィオ > ・・・・・・・・・・・・・・。 (いきなり無言で始まったのは何とも言い訳つかず。体育座りの様に、ぼーっと座り込んで。腕の中へ顔半分しまった) (一言で片付けるなら) ――バカ野郎 (自分へ向けた言葉は、今現在の自分にぴったりである。とことん情けない。何処まで無知で、何処までバカなのか。お人よしも此処まで来ればただの腑抜けである。 視線は揺らいだまま、真っ白な雪などが混じる砂浜見つめている) [Mon 26 Dec 2005 23:13:28]
お知らせ > フィオさんが来ました。 『岩場の上。ぼんやり過ごす』 [Mon 26 Dec 2005 23:10:30]
お知らせ > ティエンさんが帰りました。 『( 続く日の 少しのかけらのこと。 )』 [Mon 26 Dec 2005 07:01:26]
◆ティエン > But God, who called me here below,Shall be forever mine――… ( こんな風に、踵を返して戻れるなら 良かった の に? 足跡を手繰るようには行かなくて 砂に残ったものよりも、ずっと崩れ易いものばかり。 目を向けるにはやっぱり眩しいから、フードを深く被り直して。 ――… 何処に 行こうか。 今からじゃ、何処も早すぎる。 かえってから、決めようか。 ) [Mon 26 Dec 2005 07:00:42]
◆ティエン > ( ――… 矛盾してるな とは、思う。 嫌いなものは、悪いもの。 そんな二元論だって良かったのに。 すきなもの、きらいなもの いとしいもの 害を為すもの 全ては並列。 ほんの少し位相の違う、境界の上。 ) The world shall soon to ruin go,The sun refuse to shine――…… ( 仕方無いって。諦観みたいな、くすぐったいみたいな おかしな気持ちだ。 聞き知るだけのメロディの一節を、唇に乗せながら踵を返す。 ) [Mon 26 Dec 2005 06:56:59]
◆ティエン > ( 時間の感覚が狂っている。 一日なんて砂粒で 流れていくのを待つだけのこと。 月日も年月も、それを括るだけの言葉だったのに 何時からなんだろう 気にするようになっているのは。 ――… 分かっている事ではある。 人の世界に、少し長く触れすぎたんだ。 それが一年程度の事でも 毒されるには充分だった。 それだけの、こと。 我ながら惰弱だなぁ とは、思う。 ) ……仕方無い、か。 もう 戻れないんだから。 ( 空を仰ぐ。 月の光が薄れて、陽光に染まっていく金色。 今日もきっと、晴れるんだろう。 それが良い事かは知らない。 悪い事かも知らない。 そんな事、決められない。 ) [Mon 26 Dec 2005 06:44:44]
◆ティエン > ( 足元の砂よりも、空気がざらつく感じがして 纏わりついて取れないんだ。 ――… 仕方無い。元々、聖なるものが溢れる夜 だったのだから。 魔的なものが混じって 負の感情まで満ちているから、分からなくなるだけで。 ――… 深呼吸。熱の無い身体に、それより冷たい空気を送り込む。 意味は無いけれど、少しは頭の中がはっきりするだろうから。 フードを下ろして、世界を見る。 夜明け前。一番暗くて、一番光が強くなる時間。 太陽はやっぱり好きになれないけれど、この曖昧さは嫌いじゃない。 ――… 絵のモチーフにしたのは、頬に当たるこの風が まだ、酷く温かった頃の話。 懐かしいというには近しいのに、どうして遠く感じるんだろう。 ) [Mon 26 Dec 2005 06:09:43]
◆ティエン > ( まだ続いている、夢の話。 今夜は、何だか奇妙な夜だったと思う。 街に蔓延る侭の魔性を食い止めようとしながらも、街の各地で見られた聖誕祭のオーナメント。 例年に比べたらささやかなのだとしても、冬の街を彩るには充分な色彩。 不安と高揚は混じりあって けれど溶け切れないモザイク・パネル。もしくは、大理石。渦のように巡っている。 ――… そんな波は不安定で。 気付いたら、もう 聖なる夜も終わりの時間。 安堵のような、寂寥のような。 ――… 嗚呼、人の事なんて、言えない。 ) 影響されてるの、かな。 ( わたしの中まで、不安定だ。 ふらふら 惑い出た先は 潮騒続く世界の果て。 もしくは、底。根源に近く、たゆたう波。 さく り 。 砂上、足を止めた。 ) [Mon 26 Dec 2005 05:54:40]
お知らせ > ティエンさんが入室されました。 『( ゆめのあと。 もしくは )』 [Mon 26 Dec 2005 05:50:51]
お知らせ > アカオニさんが退室されました。 [Wed 21 Dec 2005 23:14:14]
◆アカオニ > ぃやぁ〜……ひゃっこいひゃっこい。 ( 慌てたように足を引き抜いて、ぶるぅり。 さすがにちっと、寒すぎる。 早く寝床に帰ろうか。 鬼は、寝床とも呼べそうにない屋根の軒下へと、向かうのであった。 ) [Wed 21 Dec 2005 23:14:12]
◆アカオニ > ( 噂に聞いた海の、なんと広いことだろうか。 鬼は、確かめるように一歩ずつ、その広大な水面に歩を進めた。 ちゃぷん、と足首がつかれば、この時期のこと、さすような冷たさだ。 ) [Wed 21 Dec 2005 23:04:36]
◆アカオニ > うひゃあ………すごかねぇ……。 ( そんな風に、ものめずらしそうに、数分、十数分、数十分、もしかすると数時間、鬼はぼけらったと海を眺めていた。 ) [Wed 21 Dec 2005 22:54:57]
◆アカオニ > ( こう、大きく目を見開いて、口をパクパク、何とか動かして、暫し後、こんな風なことを言ったとか。 ) ―――でっけえぇえええええ……。 ( 山育ちの鬼には、海などはまあ、未知の世界にて。 潮のにおいなどに、また漣などに、また或いはかさかさと這い回る蟹に、まるっきり仰天していたそうな。 ) [Wed 21 Dec 2005 22:44:17]
◆アカオニ > で、で、で、でで、で――、 ( 海岸。 白の真砂を踏みしめて、少女に化けた鬼一匹、空と海の交わる果てをば眺めながらに大口をぱっかりと開けて。 ) [Wed 21 Dec 2005 22:34:56]
お知らせ > アカオニさんが来ました。 『( 少女に化けた鬼一匹。 )』 [Wed 21 Dec 2005 22:33:56]
お知らせ > フィオさんが帰りました。 『帰る』 [Tue 20 Dec 2005 23:05:42]
◆フィオ > 外居れば (頭の中の事) スッキリするかなって、思った (けれど) ・・・・・・・・・。 (そんな事は全く無かった。岩場の上、立ち上がれば尻についた砂払い落として) もうちょい、ゆっくり考えるか (散歩を続けるか。悩むところだが一先ずは) [Tue 20 Dec 2005 23:05:35]
◆フィオ > (色々 色々 色々) ・・・・・・・・・・。 (頭の中の言葉はそれだけ。色々ありすぎたような気がする。思考を止めればよくわからない状態。知識少ないくせに、考える事が多すぎるような状態。 片手で頭かいて) いてっ。 (髪の毛何かに引っかかった。見ればセスタスしたままな事思い出して 無言ではずした) [Tue 20 Dec 2005 23:04:02]
◆フィオ > (普通なら誰も寄り付かないようなその海岸付近。ただ黙々と男一人悩み続けていた) ――はっ。もしかして (がばっと、あげた顔は苦笑い) 俺って女性運無い? (今更な事、誰に尋ねたのか微妙なカメラ目線。視線先は真っ暗な海) ・・・・・まじで何やってるっすか。俺 (再び考える思考止めて、体育すわりでぼーっとし始めた) [Tue 20 Dec 2005 22:56:22]
◆フィオ > (ガサガサしてる。そんな事考えて) うーん・・・・。素直に喜ぶべきっすかねえ (微妙にうなだれた。この年。未だ好きな人なし、キス経験あり。ちなみに男性) ・・・・・・・俺のファーストキス・・・・・・。 (体育すわり。グズグズとひたすら悩む) (否) (好きな人は居る。居るのだが) ・・・・・・・・・・・・あぁあ。俺のバカ (言えない。頭を抱えて何かを考える) [Tue 20 Dec 2005 22:53:44]
◆フィオ > ――ぁああ・・・。 (アフッ と。犬がするような大あくび。息が全て真っ白くなる) (今夜は岩場の上。月を見るとかそういうわけではないのだが、どっかりと座り込んでいた) ・・・・・・・・。 (唇触った) (二回目も男の子だった。ちょっぴりセンチメンタルだったとかは言うまい) [Tue 20 Dec 2005 22:50:34]
お知らせ > フィオさんが来ました。 『大あくび』 [Tue 20 Dec 2005 22:47:58]
お知らせ > シュワルツさんが帰りました。 [Tue 20 Dec 2005 03:54:23]
◆シュワルツ > それじゃ、そろそろ帰ろうか。 ・・・枝は私が持って行こう。 ( 宝物だろうから慎重に運んであげることにしよう。 これでは、どっちが主人か分からない。 ) ――― 君は、どんな友達が欲しい? ( 行く先を先頭に歩く子犬。 聞えてるのか聞えてないのか。はたは、分からないのか。 彼は振り向くことはなかった。 ) ――― ぁ。 ( 杖、砂のせいで滑った。 人間も、勿論滑りますとも ) ( 犬を巻き込んで。 男は砂だらけになったのだ。 ) [Tue 20 Dec 2005 03:54:21]
◆シュワルツ > ―――今年は、ホワイト・クリスマスになるかな。 ( パプテスを信仰する自分は、教会で厳かに過ごすことだろう。 子供もいるわけではないから、ケーキやプレゼントを用意する必要もない。 暖炉に火を灯して歌でも聴きたい気分だ。 ) 嗚呼―――オペラでも聴きに行こうかな。 ・・・・あ。 ( 勝利の印か。 子犬が濡れた枝を持って走ってきた。 目は輝く美しいダイヤ ) ――― クリスマスは、一緒に過ごそうね・・・・。 ( 楽しみは、犬によってかき消された。 先日、餌も玩具も何も置かないで眠りについたら 大事にしてた本の2割がぐちゃぐちゃにされてたのだ。 ) ――― 君の友達を プレゼントするかな。 ( 億劫だが 膝を折り犬の頭を撫でた。 彼はたいそう自慢気に枝を渡す ) [Tue 20 Dec 2005 03:46:32]
◆シュワルツ > ( 腰を下ろすには砂浜だ。 服を汚すと洗濯が面倒なので 立ってることにしよう。 ) 嗚呼――― やはり、四季がきちんとしてる所は 寒い。 ( ずび。マフラーから少しだけ見えている赤い鼻。 啜る音は言うまでもない アレ。 ) ・・・・そのうえ 海の風は冷たいときたものだ。 ( 行く先を考えずに 放浪する癖は少しだけ直したほうが良いだろうか? 頭を少々捻ってみるものの 素敵な出会いがその場にあるかもしれない。 インスピレーションな行動はやめられない。 ) フハ。 ( 白い息は 夜空に飲み込まれる ) [Tue 20 Dec 2005 03:35:31]
◆シュワルツ > いいかい? 生物には産まれたときから敵わないものがあるんだ。 自然の力さ ( 歩きながら 男は子犬に語りかける。 負けたのが悔しいのか 好奇心なのか。 彼は必死に波打ち際まで走っては逃げての繰り返しをしている。 ) 楽しいならば 良いけれども。 ( 脚を止めた。 杖を持って砂浜を歩くのは少々困難だ。 いつも以上に力を使ったため 少しだけ 疲れたのだ。 ) [Tue 20 Dec 2005 03:25:32]
◆シュワルツ > ( 先日、犬を拾った。 名前はまだない。 ) 暗闇を元気よく走るのは勝手だけど、波に飲まれても私は助けてあげられないよ。 ( 寝たいときに寝て、起きたい時に起きるため 犬の散歩も自身の散歩も不規則だ。 ) ・・・・ほら、言った傍から。 ( 波に近づきすぎれば攫われる。 子犬は波に向かって吼えていた ) [Tue 20 Dec 2005 03:17:52]
お知らせ > シュワルツさんが入室されました。 [Tue 20 Dec 2005 03:13:28]
お知らせ > ヴァリスさんが退室されました。 『踵を返した』 [Sat 17 Dec 2005 19:10:53]
◆ヴァリス > さて、と(釣り糸を新しいのに代えたら、それを釣竿に巻きつける)今日の成果は魚が二匹。んー、(少しだけ考えるように中空に視線をさ迷わせた後、ヴァリスはぽん、と手を打った)どんまい?(語尾が上がったりしていた。 とはいえ、食べられればいいのだけれど・・・・、と思いながらヴァリスはバケツと竿を持って歩き出した。 焚き火はそのまま放置していてもいいんじゃないんだろうか。 流木の数だってあとわずかだし、海辺に近いこともあり、燃えやすいものも落ちているわけでもないのだし・・・・)・・・・・(最後に、ヴァリスは水平線の彼方から浮かび上がっている月を見つめた。 丸く、黄色い、美しい月だ)・・・・・・・・明日もいいことがあるといいけど(なんてしみじみと呟いて、) [Sat 17 Dec 2005 19:10:42]
◆ヴァリス > (・・・・・)(・・・・・・・・・・)いやぁ、コレは無いでしょ(虚空にたいして平手ツッコミをした。 釣り上げようとして踏ん張ったのは良かったのだが、残念ながら糸が先に切れてしまった。 残念ながら、魚には逃げられてしまったようだ)まあ、でも。前向きに考えれば・・・・、と(手繰り寄せた釣り糸を竿から外し、新しい釣り糸を付ける)もし釣れても持ち帰れなかったしね。あれは一メートルはあった!(とはいっても、魚釣りを趣味にもしてなく、たまに暇つぶし程度にやる彼の言うところだから、本当に一メートルあったかどうかは魚本人しかしることがないだろうけど) [Sat 17 Dec 2005 19:05:59]
◆ヴァリス > (魚を焼くときはまず腸を取り出さなければならない。しかし、手元にあるナイフは銀ナイフが一本。ちなみに、身の危険を感じたときにいつも取り出すナイフであり、当然のごとく衛生面は期待できない)・・・・・腹を壊すだけじゃ済まないだろうしなぁー(焚き火で熱した後、海水で洗い、また焚き火で熱すると言う方法も無くは無い。しかし、銀を焚き火に突っ込むと溶けてしまいそうで、さらに言うなら銀って身体に悪かったような気がする。 なんだか、銀ナイフで料理するのは物凄くいけない気がしてきた)家に帰るまで、お預けかな(この場で捌くことが無理ならば、家で捌くしかない。 残念ながら、ヴァリスには手刀で魚を捌く技術はない)―――っと、動いた動いた(ずずっ、と抜けそうになっていた竿に慌てて飛びついた。 竿を引っ張ってみると、これはまた、中々にどうしてでかそうな引きではないか! むむむ、もしかしたらバケツに入りきれないかもしれない! (判定。5以下だったらスカ、6以上だったらでかい何かだっ!)) [Sat 17 Dec 2005 19:02:52]
◆ヴァリス > (名称不明で、食べられるかめちゃくちゃ不安な赤と黒。 魚に詳しくないヴァリスはどうやったら食べられるのか、というかそもそもコレは食べられる魚なのかすらわからない)・・・・・んー、試しに串刺しにして焚き火で焼いてみるかな?(一度竿を砂浜に深く挿し、昼間から背中を暖め続けてくれていた焚き火を振り返る。 ぱちんっ、とまた応えるように爆ぜてくれた)・・・・・まあ、二匹だし。夕飯にはなるかな・・・・・、(最後の)(というのになったらやだなー) [Sat 17 Dec 2005 18:53:33]
◆ヴァリス > (昼間にGに書類を提出した後、余った時間をどうしようかと考えた末に思いついたのが、釣りだった)(時間が余ってしまい、かといって何もしないでボーとしているのもなんだか無駄に時間を浪費しているようで嫌だった。 じゃあ、どうするか。 そこで彼が思いついたのが、釣りだった)(「暇つぶしも出来て、食材の調達も出来て一石二鳥じゃん?」 と、心配を言葉にして時は語尾があがっていたものだ、と昼間の自分を思い出す)・・・・・・大人しく、家で書いてるべきだったか・・・・うん、(当初(勝手に)見込んだ穴場はスカだった。大スカだった。傍らに置いた木製バケツには名称不明の魚が二匹泳いでいる) [Sat 17 Dec 2005 18:49:44]
◆ヴァリス > (潮の匂いが体中を包み込んだ。 吹く風は冷たく、心臓の辺りがきゅっと締まる感じがした)寒い・・・・(襟首を立て、マフラーをもう一回り首に巻いてから、竿を揺らした)――冬に釣りはするものじゃなかったかな(足元の焚き火がばちんっ、と応えた)・・・・・・、あー寒い(ぶるっと身を震わせてから、もう一度竿を揺らした) [Sat 17 Dec 2005 18:45:00]
お知らせ > ヴァリスさんが来ました。 『・・・・・・寒い』 [Sat 17 Dec 2005 18:40:09]
お知らせ > アクアクさんが退室されました。 [Fri 16 Dec 2005 20:52:00]
◆アクアク > (白波と一緒に痩躯の姿も夜に消えた。) [Fri 16 Dec 2005 20:51:59]
◆アクアク > ( ――… ザ ばァッ! ) [Fri 16 Dec 2005 20:51:45]
◆アクアク > (餌を得るときはどうしたら良いのか。) (いつも猫が云う通りだ。) (沢山の中の一つだけを狙え。必要なだけ、海はくれる。) [Fri 16 Dec 2005 20:51:28]
◆アクアク > エ゛… ァ゛ワ゛ … ドゥ゛ …ッテ? (猫に向かって首を傾げた。) (黒猫が啼いた。) …。 ――… ウ ィ イ゛――…。 (ゆっくり、痩躯は頷いた。) [Fri 16 Dec 2005 20:50:18]
◆アクアク > (海の下には魚が一杯居るンだそうな。隣で水面を見下ろす猫の幾匹かが其れを教えてくれた。 けれど、全部を取ろうとして飛び込むと、海は飛び込んだ奴を食うンだそうな。) (「それはもう、お前なんかよりずっとずっと大飯喰らいだから」) (また、白い波が雪のように散った。) [Fri 16 Dec 2005 20:48:17]
◆アクアク > (天気がいいから遠出をしてみた。 壁の無い海だけが、開かれた鳥かごの入り口。…併し此処から先は何も無い、ただ海ばかり、) (やっぱり痩躯は街から出られなかった。) アア゛ゥ゛ ――…、 (時々こうやって、海を眺め下ろしては自分を慰める。) [Fri 16 Dec 2005 20:43:44]
◆アクアク > (波が岩場に当たって砕ける。寄せては引いての恋の駆け引きに似て。) (其れを面白そうに眺めている人影があった。さながら昼ドラを、ストーリーなど理解せぬままに眺める主婦のように。) [Fri 16 Dec 2005 20:39:52]
◆アクアク > ( ――… ザ ばァッ! ) [Fri 16 Dec 2005 20:37:22]
お知らせ > アクアクさんが来ました。 [Fri 16 Dec 2005 20:36:22]
お知らせ > フィオさんが退室されました。 『足跡の上。再び辿っていくように』 [Thu 15 Dec 2005 21:35:21]
◆フィオ > ・・・・・・・・・・・・・腹減った (がばっと。起き上がれば) 馬鹿やったし、帰るか (帰りに暖かい物を買って。そう考えれば砂を払い落として) [Thu 15 Dec 2005 21:34:50]
◆フィオ > ( 考えたのか 考えすぎたのか 腹の音が鳴った ) [Thu 15 Dec 2005 21:34:03]
◆フィオ > ・・・・・・・・だーーーー!わっかんねえ (大声だして、後ろひっくり返った。 少し勢いが強い波が、まだまだ乾く事も無い靴へとかかり、再び海水がしみこむ) 考えるのやめてくれよ (自分の事なのに、理解が出来ずに顔を両手で覆った。今まで外に触れなかった手は暖かくて頬に熱が染み渡る) [Thu 15 Dec 2005 21:32:09]
◆フィオ > 今から考えたって・・・・なぁ (赤くなったアシ。乾いた砂の上に座り込めばさすった) できる限り、でいいのに。考えるっすねえ (無い脳みそで。ひねり出す未来の話。どうして此処まで悩むのか、何故闘う事へ固執するのか) きっと平和だからあぁでもないとか考えるんだな。 (小さく呟いた) 俺には合わないっすね (今だけ見てればいいのに。赤くなった足より、視線は白い息が上がっていくように見えた空) [Thu 15 Dec 2005 21:28:00]
◆フィオ > (暫く浸かっていたアシには麻痺したかのように、冷たいという感触さえ抜けて。血液が冷める。冷たくなっていく。それが体を回って、全体が冷えてしまう。分かってるのに、今はそうしたかった) ・・・・・・・・あ〜・・・・。 (ため息に似た声出して、浜へと歩く) 馬鹿じゃないっすか?俺。 (無表情は苦笑いへ。チャプっ と今度は水の音。掻き分けるように足と体を浜へ引き上げた) [Thu 15 Dec 2005 21:23:48]
◆フィオ > 俺はいつまで―― (戦えるのか?) (自分の尊敬するアノヒトは、遠い未来。衰退するまで戦い抜くという。自分はどうなのか?何処まで戦えるのか) 大人になっても 戦える事ばかり (実際、カウントダウンなどは始まっている。それはいい物なのか、悪いものなのか。謎で仕方が無い。 ある程度歩いて、ふと海へ向きを変える) ・・・・・・・・・・・・。 (何を考えたのか。少しして足は冷たい海水へ浸かった。 同時にアシを刺すような痛みが走る) (冷たすぎた) (それでも、一瞬マユへ皺が寄っても アシは止まることなく、あっという間に膝まで浸かった) ・・・・・冷たい (当たり前だけど 当たり前なのに。そこに留まった) [Thu 15 Dec 2005 21:18:12]
◆フィオ > (ぼーっと。夢遊病のように波の寄せる浜、さっくりさっくりと歩いた。そんなに厚くない砂の上、足跡残して) ・・・・・・・・・・・もう、生まれて20年っすか (まだハタチ。それでも年を重ねて、既に20年生きたことになる。早いようで遠い) 俺は (アシを止めて、チュニックのポケットへ突っ込んでいた手。何度も握ったり開いたり) (落ち着かなかった) [Thu 15 Dec 2005 21:12:44]
お知らせ > フィオさんが来ました。 『波うち側』 [Thu 15 Dec 2005 21:08:32]
お知らせ > フェイロンさんが帰りました。 『(気がつけば宿屋であった。)』 [Thu 15 Dec 2005 01:49:30]
お知らせ > ライティさんが帰りました。 『(その後、ぜーぜーと息を切らしつつ宿屋にたどり着いた少年がいたとかなんとか――)』 [Thu 15 Dec 2005 01:46:45]
◆ライティ > (あー…明日は稼がないとなぁ…。引きずりつつぼんやりと考える。なにせ、二人分出費としては痛い痛い。) [Thu 15 Dec 2005 01:42:25]
◆ライティ > ちょっとゴメンな(言いつつそろそろと相手を持ち上げる。とはいえ力には自信が無く、半ば相手を引きずるようにしているが……。)よっ、と。(僅かでも引きずってることにごめんなさいと心の中で謝りつつ歩き出す。目指すは、宿屋……そのまで体力が持つか謎だが――) [Thu 15 Dec 2005 01:40:38]
◆ライティ > 参ったな……。(どうやら寝てしまったようだ…。ぽりぽりと頬をかき、どうしたもんかと考える仕草)まさか…置いていくわけにもいかない…よな。(いくら尻尾が温かそうでもさすがにいつまでも居たら風邪を引く。宿屋にでも運ぼうか…。) [Thu 15 Dec 2005 01:34:56]
◆ライティ > ……あれ? おーい。(急に静かになった相手…。もしかして寝てしまったのかとその場にしゃがんで顔を覗き込もうとし) [Thu 15 Dec 2005 01:26:51]
◆ライティ > そうだな…。悲しいことも、なにもなかったら幸せかもな(実際はそんなことない。だからこそ、想像では愉しいことを。ちら、と尻尾を見て暖かそうだなと何となく思ったり)可愛い犬でも大きい…?(確かにいい感じだ、いい感じだが)ちょっとこわくないか?(巨大な可愛い犬が目の前に…いろんな意味で引きそうだ…) [Thu 15 Dec 2005 00:54:17]
◆フェイロン > あはは、んで愉しい時間がず〜〜〜〜〜〜っと、続いたらエエのになぁ…。(等と色々と想像を膨らませていく一方でもあるか。そして、抱いているから動けない尻尾、と言う形でもある。)ン〜。せやなぁ…まあ、そんな感じになるわなぁ、でも犬ってよぅさん種類居るしなぁ?可愛い犬でおっきかったら何やエエ感じやし?(相手の言葉にはコクリと頷いてみせていた。そして其の言葉の後に暫し、と言っても一瞬だが、考えれば其の言葉を漏らしていて。あはは、と笑っていた。) [Thu 15 Dec 2005 00:50:29]
◆ライティ > それで酒盛りして、毎日お祭りをしているとか、な?(本当に夢のような場所。愉しそうな様子にこちらも自然と愉しげな口調になり。僅かに動きそうになる尻尾が目に入ったけれど気にしないことにして)でっかい犬ねぇ…。そうだな…山よりも大きい犬…狼なら聞いたことあるけどな。なんなら狐でもいいな?番人って感じでな(最後の言葉は特に意図したわけではなく、話しに聞いたことのあるものを上げただけ。たしか其れにも名前があったが、なんと言っただろうか…。まあともあれ、面白ければいいとそんな考え) [Thu 15 Dec 2005 00:46:34]
◆フェイロン > せやぁあ、ぱ〜っと御餅とか皆で一杯たべるんやろなぁ〜(色々な御餅の種類を口々にしていけば、それに対して指折りをしていた。愉しげに語るが故に抱いている尻尾が動きそうになったけれど、其れを押しとめながらもぬくぬくしており。)せやなぁ…でっかい犬でもエエで?(暫し考えた結果、思い浮かばなかったから、其れを誤魔化すつもりはないけれど、狐は単に思いついた単語を其の侭、吐き出しただけでもあって―。) [Thu 15 Dec 2005 00:40:46]
◆ライティ > 狼か…凄そうだけど、居そうだな。毎日宴会でもしてるとか?(クスクスと笑いながら楽しそうに話す。続く言葉に笑みを深め)でっかいね…。例えば、どんな?(果たしてどういうことを言ってくるのだろうか、ちょっとわくわくしつつ問いかけ) [Thu 15 Dec 2005 00:37:53]
◆フェイロン > ぅん?(狐には他の考えまでは頭が回らない…回っても結構代わりなどは無い。かも知れない。)うさぎとか狼とか色々おりそうや思わん?(おぉ!と瞳が光かの如く目を見開きながらも問い掛けていた。)でもなぁ、どうせなら、こー…ばかでっかい動物とかやったらエエのになぁ。 [Thu 15 Dec 2005 00:35:12]
◆ライティ > ああ、そう言うとらえ方もあるか(小さく笑みを浮かべながら呟き。何かいそうと言う言葉ににっこりと笑う)そうだな。月にはうさぎや蟹がいるって聞いたことあるし…案外、なにか居るかもな?(同じように月を見上げて、悪戯っぽく告げる) [Thu 15 Dec 2005 00:30:45]
◆フェイロン > うん、せやぇ。(こくり、と肯定をしてみせた、何せ…綺麗なのだから…そして、素直にシンプルに告げる。)月はなぁ、何や綺麗やわぁ…それに、何や居そうや思わん?(月を見上げた侭、月を指差していた。ウサギのもち付き、それが見えているような錯覚をさせる、月の表面…其れを見ていたかの如く。) [Thu 15 Dec 2005 00:28:00]
◆ライティ > そっか…(それは、予想通りだったけれど…。月を見上げてる様子に、ふと思う)……月に、魅入られたりとかしないのか。(ぽつんと、その言葉は独り言のようでも、問いかけの様でもあった。前に、聞いたことがある…月を見つめ続けていると魅入られると――) [Thu 15 Dec 2005 00:24:43]
◆フェイロン > (互いに見える相手の顔もはっきりと見て取れるのだろう。そして)ン〜?何て、月見てたんやぇ?(そのまんまな言葉でもあった、きっとよそうにもしていただろう答えかも知れないけれど、見ていたと伝えれば月を見上げるようでもあって。) [Thu 15 Dec 2005 00:20:39]
◆ライティ > (片手を上げたのは、挨拶のつもり。手を下ろすと、そばへと近づく。月明かりのせいもあって漸く顔がはっきりと見れた。)…えっと、何してたんだ?(とりあえずは、たずねて見る。なんとなく間抜けな問いかけのような気がしているものの、他に思いつかずに) [Thu 15 Dec 2005 00:16:20]
◆フェイロン > (見回していれば、ふと、目があった、琥珀色の瞳、其れを向けていた。ジッと見ながら。そして、手を挙げるのに僅か小首傾けるけれど、此方も特に気にしない様子で手を振っていた。)おばん〜?(さっき感じた気配の人かな、とか思いながらも見やっているようで) [Thu 15 Dec 2005 00:13:14]
◆ライティ > (さすがに気配を察したか、辺りを見回す様子にどうしたものかと考える、が。)あ。(こっちを向いた。目が――合っただろか?其れを確認しないまま何となく片手を挙げる)…こんばんは? [Thu 15 Dec 2005 00:10:52]
◆フェイロン > (月明かりに照らされる姿…そして、見られる姿はどう映るのだろう…。その九尾の少女を見たのならば、この狐もまた、見た感じは似ているのかも知れない。身長・髪色などもまた似ている所か…。服装は違うだろうけれど。そして、月に魅入られている。外す事は、今は見えない。が、人が近づいてきた、其れは、なんとなく感じ取れてきたか…ピクッと反応する狐耳、そして周囲へと再び顔を向けられていた。すると、見つける事も出来るのだろうか。) [Thu 15 Dec 2005 00:07:21]
◆ライティ > ……あれ、人――?(暗闇でよく見えずに、早足で近づいてみる。漸く、月明かりに照らされた相手の姿が確認でき――)……狐(思わず出たのはその言葉。けれど、狐…もとい、九尾の狐の少女はみたことあるし…おそらく其れと同じかと一人結論。月へと向けられてるその視線、何となく声をかけるのは躊躇われてその場に佇む) [Thu 15 Dec 2005 00:03:17]
◆フェイロン > ン〜?(気が抜けてある、そして波の音に耳を傾けながらそして月へと意識を向けられていた。けれど、波の音の中から書き分けられる音…何か聞こえたような気がした…。そして、ふと顔をあげてキョロリと周囲へと視線を向けた)何やろ…?誰か居るんやろか?(狐耳が反応を示したからでもあるけれど、暗闇の中イマイチ、見て取れない姿なのだろうか…気のせいか、と思ったか、肩を落とすようでもあって。再び、海の方へ、夜空、月へと視線を向けられた―。) [Wed 14 Dec 2005 23:58:39]
◆ライティ > (外套を羽織り、波の音に耳を傾けながら歩く影。)寒いなぁ…(ぽつ、と呟き。何気なく向けた視線の先――何かが居るような気がする…。微か首をかしげつつも、其方へと足を進めてみる。果たして、相手に足音は聞こえるだろうか…?) [Wed 14 Dec 2005 23:55:01]
お知らせ > ライティさんが入室されました。 『さく…と砂を踏みしめる音――』 [Wed 14 Dec 2005 23:51:23]
◆フェイロン > (月明かりにて…灯りは多少あるような感覚を与えてくれる、月明かりがあるからこそ安定したような光を得られている狐は其処まで、判らない、けれど、お月様があるから明るいんやろ、みたいな言葉は口に含みながらも浮かべる表情は、自然と笑みでもあった。)まぁ、しゃぁないかぁ…。(まど、言葉を零していれば、抱く尻尾は己を暖めてくれるような感覚を与えてくれた。) [Wed 14 Dec 2005 23:39:33]
◆フェイロン > (ふぁ、と零す欠伸は暢気で、また…邪気もない、そんな狐のもの。そして胡坐を掻きながらもボケ〜と月ある夜空へと視線を向けていた、パタパタッと時節揺れる尻尾、其れが砂浜の砂を叩いていた。狐耳が動くのは波の音と…それ以外の音を聞き分けるが為。)それにしても、ホンマ…さむぅなってきたなぁ…。(毛が抜けて生え変わり。冬の耐性というべきか、尻尾も以前よりもフサフサ感が増していた。それにはゆっくりと、強くない程度に抱きしめているか―。) [Wed 14 Dec 2005 23:29:50]
◆フェイロン > (サクッ…サクッ…と砂浜の砂を踏みしめる音、其れを静寂な此処に響かせる…けれども、波の音が出れば其の音は自然とかき消された。夜空、雲もない…と思えば綺麗だなぁ、と思う狐、そして夜風…海に接しているが故に尚の事なのかも知れない。そして、それには気にせずに…砂浜にて腰を降ろしていた。) [Wed 14 Dec 2005 23:23:13]
お知らせ > フェイロンさんが入室されました。 [Wed 14 Dec 2005 23:20:27]
お知らせ > ティエンさんが退室されました。 『( 微かの吐息を潮風に混じらせて ざくり 踵を返す音。 )』 [Tue 13 Dec 2005 05:09:21]
◆ティエン > ( きちきちきち。 近い場所で音がする。 軋む気配、軋む音色。 魔法仕掛けの心臓が軋む錯覚 鼓動という名の幻想。 軋むものは胸のようで けれど、違う もっと分かり易い痛み。 きしり 軋む。 刃を閉じ込めた腕が、痛むのが分かった。 ) ……違う。 わたしのじゃ、ない。だから、違うんだ。 ( 痛むのは 痛かったのは、痛んでいるのはわたしじゃないんだから。 真実なのか欺瞞なのか、もう境界線も曖昧の言葉は、言い聞かせに似て 何処かが虚ろ。 それでも、軋む気配は止まない。 ――…潮騒に、一滴混じる鉄錆の気配。 じくり 腕の包帯に滲むものを感じて 白いフードが項垂れた。 ) [Tue 13 Dec 2005 05:02:45]
◆ティエン > ( 焦燥 不安 不満 悔恨 恐怖 ――… 理不尽な天災。 人災かは、まだ分からない事。 脅威の形に対する表れが、無数に溶けた空気が街に満ちている。 ――… 人の事なんか、言えたものじゃない。薄皮一枚剥いでしまえば、溶けたものを拾い上げてしまう。 揺らがせるものが発生しているせいだろうか どうしたって、マイナスの素因が多い空気。 呼吸なんかしていない癖に、息苦しいと感じてしまう。 ぎしり 胸元に爪を立てた。 ) [Tue 13 Dec 2005 04:26:33]
◆ティエン > ( 昨夜――… と言うか、朝方 泊まらせて貰った部屋にも、時々振動が伝わってきていたように思う。 なまじ居住区に接している分、商業地区や病院のある場所からは離れてはいるけれど ――…けれど 原因が分からない以上、派生しないとは限らない。 何だか、もやもやする。 闇雲な感情だって分かってるけれど、胸元をぎゅっと握り締めた。 ) ……何だか、なぁ。 何だろ、こういうの。 もやもやする。 ( 不安と言えば曖昧過ぎて 不満と言えば傲慢になる。 人の仕草を模して零す溜息が、潮騒の中にひとひら、溶けた。 ) [Tue 13 Dec 2005 04:02:56]
◆ティエン > ( 街に発生したという巨大植物は、居住区の一部を呑み込んで 未だ精力的に活動中らしい。 普通の植物なら、夜は多少大人しいのだろうから 駆除作業も今の時間まで行われているんだろう。 ――… ざわめきは遠く 風に流されて此処まで届く。 塩気を嫌う為か 純粋に距離の問題か 此処は、まだ静かなものだけれど。 ) 大丈夫…かな? ( 振り返る先に、街の灯火。 遠く、地上の星のように瞬く光が消えた場所は 飲み込まれた区域だろうか。 此処からじゃ、良く見えないけれど。 ) [Tue 13 Dec 2005 03:42:36]
お知らせ > ティエンさんが来ました。 『( 遠く、ざわめきが聞こえる。 )』 [Tue 13 Dec 2005 03:38:08]
お知らせ > 白毛の狼さんが帰りました。 『酒は一舐めしただけで、顔をしかめたとか・・・タコは気持ち悪い、でも美味しくいただいた!』 [Tue 13 Dec 2005 00:15:30]
◆白毛の狼 > 『うんー、よろしくたのむぞぉ・・・』(潮臭い、それに張り付かれた感覚がとても気味の悪い物だった・・・眉間にしわ寄せて、うーうー唸る狼)『じゃ、あとでみんなで食べるぞ!』(調理とか、そういうのはよくわかんないから、全部任せるだけ。材料とって来るとそれが料理に変わる。とか都合のいい事考えていて──帰り支度を見れば自分もソードの横をゆっくりと歩き始めて) [Tue 13 Dec 2005 00:14:01]
お知らせ > ソードさんが帰りました。 『とりあえず家に戻ったら蛸でおつまみだっ!とか…飲む気な少年で』 [Tue 13 Dec 2005 00:12:54]
◆ソード > (鼻についた蛸の香りが気にいらなそうにみえる相手に笑顔で)帰ったらお湯で洗ってあげるから〜……うん、凄いでしょ。(当分魚だよ、と… 色々頭にレシピ浮んだり。 相手の取ってきた、というのを見てちょっと驚き)わ…兎……うん、食べれる、というか凄く美味しいよ!(当分ご馳走だね、とかいいつつ魚篭と袋、釣竿を手に持って帰り支度で) [Tue 13 Dec 2005 00:08:00]
◆白毛の狼 > (うー、うー、と唸りつつ、引っ張られるまま引っ張られて。プチッと取れれば鼻先に付いたタコの匂いが気になるのか、しきりに鼻を舐めていて)『おぉ、こんなに!』(魚かご覗き込めば、だいぶ量があるようで。しばらくは海の幸が食べれると、ちょっと涎が出ていて)『あ、そうだ、オイラもとってきだぞ』(先ほどの岩場に持ってきたウサギを咥えて戻ってきて『これ食えるか?』とか聞いていて) [Mon 12 Dec 2005 23:58:09]
◆ソード > あは…、凄い活きがいいね♪(狼の鼻先に吸い付いた足の吸盤を見て思わず噴出して… でもいっぱいもがいたあげく、涙目で助けを求められたら流石にかわいそうなので指で蛸の足を摘んで思いっきり引っ張って取ってやって(多少、いたいかもしれない)) よしっ!これで暫くは海の幸を堪能だね!(魚篭とは別に、布袋に蛸をぶち込んで笑顔) [Mon 12 Dec 2005 23:53:07]
◆白毛の狼 > 『違う、違う、絶対違・・・うぁ』(ちぎれた足は、トカゲの尻尾のようにもみえるが、吸盤は大量についてるし、それになにより「ビチビチッ」というより「うじゅるうじゅる」なわけだ。恐る恐る鼻先ちかずければ、切断されたはずの足は吸盤を使って吸い付いてくるわけで──)『んが!?』(前足使って必死にもがくも、全然取れそうもないわけで。ぐぃっと鼻先ソードに向けて、取ってと頼むその瞳には若干涙がにじんでいた) [Mon 12 Dec 2005 23:50:22]
◆ソード > (こっちは海の中にもぐったりは余りしないので)…ん?コレが蛸だよ〜…ほら、足もうねうね〜、あ、取れた(一本、足がちぎれてビチビチと狼の前で跳ねたりして不気味さUPで) [Mon 12 Dec 2005 23:45:45]
◆白毛の狼 > (海の中で見たときは、もっとふんわりした感じがした。今手の中にいるそれは、明らかに前回会ったものよりも、その不気味さを増しているようでもあって──月明かりに照らされた肌のぬめりがよりいっそう気味悪かったとか)『う・・・こ、これ・・・タコじゃないぞ?』(いや、タコなんだがな。恐る恐るソードの後ろから覗き込んでグロテスクな目をみて顔を半分だけ覗かせている) [Mon 12 Dec 2005 23:44:01]
◆ソード > (まさに日常全てが闘争!これがヴェイトス・クオリティ…(謎)) うん、ばっちり……わー…でっかい蛸……っ(うじゅるうじゅるした動きで海のほうに逃げようとするのを頭ガシッと掴んで両手で持ち上げてみると尚更地球外生…のように見えて) [Mon 12 Dec 2005 23:40:20]
◆白毛の狼 > (続)(月に重なったとき、地球外知的生命体をチャリにのせて飛行する少年の姿を思い出したとか何とか──砂浜に落下した物体はうじゅるうじゅるしているようで、ある意味地球外(ry)) [Mon 12 Dec 2005 23:38:52]
◆白毛の狼 > (なんてこった、こんなところで格闘技に出会えるとは思ってもいなかったよ。どんな場所でも、リングになるのか、おそるべしヴェイトス)『ん?大丈夫なのか???ん、おぉ??』(力尽きた強敵は、竿の反動たえきれず、大空をまったようで。月に重なったとき、地球外知的生命体をのせte) [Mon 12 Dec 2005 23:37:16]
◆ソード > (釣りはスポーツじゃない、格闘技なのだ!とか何とか、色んな世界の人が怒りそうなことはともかく) …よし、っと…これで…!(体重が軽いのが引き摺られた主な原因らしく…尻尾ごと狼に引っ張られれば安定したようで糸をどんどん手繰り寄せていき)ううん、大丈夫…もう釣れ…たっ!(よいしょ、と最後に思いっきり引っ張ると海面からスポッンとばかりに丸くて足が一杯あるのが引っ張り上げられて…近くの砂場に落下) [Mon 12 Dec 2005 23:28:08]
◆白毛の狼 > (さすがはベテラン、糸の先まで体の一部か!)『えとぉ、お?おぅ!』(人一人引っ張るとは、いったいどんな化け物ですか。伸ばされた尻尾が体に巻きつく、そのままゆっくり後ろへ下がる。二人分の力のせいか、そんなに負荷は感じないようで。)『これも引っ張るか?』(ついでにズボンも引っ張ろうか、咥えようと口をあけた) [Mon 12 Dec 2005 23:23:37]
◆ソード > (このじりじりと引っ張られる感覚…足が八本あるあいつか!とベテラン(?)の釣り士は直感した!) ちょっと…まずいか…も…(じりじり、と海のほうに引っ張られていく体なわけで…尻尾をシロの身体にでも掴まろうと伸ばして…ひっぱーってーっと) [Mon 12 Dec 2005 23:16:22]
◆白毛の狼 > (必死になってるその姿、聞けば魚を獲ってると?これも狩りのうちなのか、道具を使えぬ獣には到底無理な狩り方だ。)『お?お?大丈夫か??』(釣り・・・糸の引っ張りあいかと思ってしまって。引っ張られるから引っ張るわけで、負ければ・・・海に落ちるとですか?)『手伝うか?手伝うか??』(糸の先とソードをキョロキョロとせわしなく見ていて) [Mon 12 Dec 2005 23:13:41]
◆ソード > (結構強い竿なのかぐいぐいと海のほうへ糸を引く力を上手くそらしているらしく…よいしょ、よいしょ、と徐々に岸に近づけていると、横に何か座った…白い毛玉)…あ、シロ?ん、今…釣り…魚とか捕ってるの……っ(結構大物が掛かったらしく、足が30cmくらい海のほうへ引き摺られていたりする) [Mon 12 Dec 2005 23:08:15]
◆白毛の狼 > (覗き込んだその先に、しなる棒から伸びる糸。それを必死に引く主。海中へのびたその糸が、何を意味するものなのか。素潜り以外の狩猟など、獣の頭じゃ理解は困難)『ソードぉ・・・何してるんだ・・・?』(取ってきたウサギをその場において、ソードの横に回りこむ。何か引っ張るその姿、海に引きづりこまれたりはしないかとドキドキしている俺ガイル) [Mon 12 Dec 2005 23:04:24]
◆ソード > (普段なら気配で気が付くのだろうけど、釣竿に集中していて気が付かずで)…ん……かかった…っ(どうやら魚が釣れたらしく、竿が凄く曲がって引っ張られそうになっているらしく) [Mon 12 Dec 2005 22:58:54]
◆白毛の狼 > (山へ狩りへと行って来て、野うさぎ2羽ほど捕まえた。今日は狩り運良いのかと、タコを求めてのそのそり。日に日に強まる寒い風、塩の匂いに混じったにおい。気づいてにおいを追ってけば、家主は岩場で何する人ぞ?)『ん?』(ゆるりと歩みを進めていって、近づいてきた白毛玉。つりを見たことない獣、何してるのかと覗き込んで) [Mon 12 Dec 2005 22:54:09]
◆ソード > (寒い海岸にある魚が良く釣れたりするとか一部で噂の岩場で、魚釣りをしている獣人が一匹… 尻尾とかがふさふさ揺れているから夜目が利けば見えるかもしれない) [Mon 12 Dec 2005 22:50:50]
お知らせ > 白毛の狼さんが来ました。 『寝言の犯人(?)』 [Mon 12 Dec 2005 22:48:32]
◆ソード > 魚は美味しいけど、やっぱり蟹とか蛸とか…足のある奴があると…(色々ご馳走…特に蛸とか烏賊は洋風の料理にも色々パターンがあるし、と涎。 そんな事を考えていると釣竿を握る手のひらにこつこつと魚信りの予感…何となく体勢を整えて) [Mon 12 Dec 2005 22:45:04]
◆ソード > (最近、急に人口密度が増えた我が家。先日ふと朝方に「蛸が食べたい」みたいな寝言が聞こえた気がして…そういえば魚好きが多いのだし、というわけで釣りにきた少年…コツコツ、と波が来るたびに手ごたえみたいなのが来る…その中の当たりの感触を待ちつつ) [Mon 12 Dec 2005 22:28:53]
◆ソード > (結構長い時間釣りをしていたらしく餌もそろそろ終わりそうだ…と思いつつ釣竿を握っていて)結構大漁…だけど(じーっと魚篭を見下ろす、大きさはそこそこだが数が結構連れているようで…)…さすがに蛸はいないか…ぁ(少し残念そうに呟いた) [Mon 12 Dec 2005 22:25:19]
◆ソード > (冬の海、風は恐ろしいほど冷たく、そして強い、そんな海岸の岩場で釣りをする獣人が一匹。一応岩の陰に座っているので直接風が当たる事はないのだがそれでもかなり寒いわけで)ぅ……ん、懐炉持ってきて良かった…(幾ら獣人でもこの寒さは…と呟いてたり) [Mon 12 Dec 2005 22:17:19]
お知らせ > ソードさんが来ました。 『岩場で釣りをする人影』 [Mon 12 Dec 2005 22:15:38]
お知らせ > 白毛の狼さんが退室されました。 『次は・・・山で!』 [Sat 10 Dec 2005 21:27:44]
◆白毛の狼 > (寒さに耐えれず立ち上がり、はぁ・・・と大きくため息一つ。とぼとぼと家路につくことに。ねぐらがあるだけまだましか、と自分に言い聞かせ海風に追われるようになくなく帰る白毛玉。冬場の海産物はあきらめるべきなのか、家でじっくり考えよう──) [Sat 10 Dec 2005 21:26:34]
◆白毛の狼 > (こうしている間も体温は奪われ続けるわけで、何とか打開策はないものか)(こう・・・魚が浜辺に打ち上げられるのを待つとか・・・)(その前に餓死しそうな勢いだ。おとなしく陸で狩をしたらどうかと小一時間説教されそうだが、タコ食べたい狼はただただ海を見つめるだけで──) [Sat 10 Dec 2005 21:21:27]
◆白毛の狼 > (とりあえず、前進だけでもしてみようかとゆっくり足を進めてみた)!!?(足の先に突き刺さるような冷たさ感じ、びくりと身を引いてしまって)(うん、無理だ)(そそくさときびすを返して浜辺にごろんと横になって、どうしたものかと思案を始める弱小狼。よ○こ浜口並の根性なんてありません) [Sat 10 Dec 2005 21:12:05]
◆白毛の狼 > (冬の海を甘くみていた。こんななか水中にもぐるなんて出来るのか?物は試しとばかりに波打ち際へと足を運ぶ。寄せては返す波と寒すぎる風を前に足が止まってしまっていて)(でも、なんか獲らないとなぁ・・・)(今日は朝から何も食べていない。町外れでの狩りもうまくいかなかったし何も入っていない腹はぐぅぅと音を出している) [Sat 10 Dec 2005 21:05:18]
◆白毛の狼 > (明らかに時間を間違えたようであって。きれいな月が空に浮かぶ。視界は良好。が、海から吹く風は街中とは比べ物にならないほど寒いわけで。ものすごい勢いで狩りの気力がなくなっていく)(・・・さぶいぞ!)(毛皮に覆われているとはいえ寒さを完全に防げるわけではないので──) [Sat 10 Dec 2005 20:59:37]
お知らせ > 白毛の狼さんが入室されました。 『狩りに来てはみたものの──』 [Sat 10 Dec 2005 20:55:46]
お知らせ > 暗鬼さんが帰りました。 [Sat 10 Dec 2005 01:19:50]
◆暗鬼 > (PL:ミスりました、すみません。) [Sat 10 Dec 2005 01:18:49]
◆暗鬼 > ああ…、こちらこそ。優しい、かな……褒め言葉ありがと。 覚えとく、そうだなその時を待っている。 (最後まで子供扱いにも感じた、何しろそれが嬉しいのかもしれない。口元に笑み浮かべて目を和らげているからだ。 音も姿さえも何もかも感じられなくなれば、彼女と正反対の方向に振り向いてそのまま歩き突き進んで――。暗夜のなかに溶け込んで――、最後に自分のための歌と周りのために小さな歌を歌い消えて―。) [Sat 10 Dec 2005 01:18:00]
◆暗鬼 > ああ…、こちらこそ。優しい、かな……褒め言葉ありがと。 覚えとく、そうだなその時を待っている。 (最後まで子供扱いにも感じた、何しろそれが嬉しいのかもしれない。口元に笑み浮かべて目を和らげているからだ。 音も姿さえも何もかも感じられなくなれば、彼女と正反対の方向に振り向いてそのまま歩き突き進んで――。暗夜のなかに溶け込んで――、最後に自分のための歌と周りのために小さな歌を歌い消えて―。) [Sat 10 Dec 2005 01:17:59]
お知らせ > ヒルダさんが退室されました。 『( やがて 消えた。 )』 [Sat 10 Dec 2005 01:06:39]
◆ヒルダ > ( みっともない女に見えただろう。これが単品だと酔ってる最中もふとした時に周りの眼を気にして思いっきり酔えない時もある。 だが、隣にもう一人酔っ払いが居ればどうだ。気分が大きくなって思いっきり羽目を外せる。 やっぱり一人酒より誰かと一緒に飲んだほうが楽しいんだ。――一緒に飲もうっていう約束、もう果たせないかもしれないけど。努力はしよう、あの悪魔の闇に飲まれないように…。 ) ………有難う、暗鬼君。 そんだけ優しけりゃ、コロっと堕ちる女の子も居るでしょうね。 …私はヒルダよ、 ――またいつか、会いましょう? ( くす、と微笑を一つ残すと覚束ない足取りで街の明かりの方へと歩き出した。やがてその影は夜の闇に溶け、貴方から見えなくなるだろう。砂を踏みしめる音も小波に飲まれ――。 ) [Sat 10 Dec 2005 01:06:19]
◆暗鬼 > (相手が真剣な顔で向かれれば、しばらくは沈黙続き――。) ………大丈夫か、自分が後悔無い様にな (肩突き飛ばそうとした相手をただ見つめ見上げるままで――。こっちから見ればただの酔っ払いでしかないが、何か真剣の心を持っていることだけは確かと判断していて――。) ああ、気にしないから無理だけはするんじゃない。 …………コ、恋人かよ、愛してもらわないと、か。 (何やらか無理しているように見えた。が、再び向かい合った顔はあったときよりも良い顔に見えて。 あれ、俺の気のせいだった…? きょとん、としていた。) 否定しないんだ、俺のことは大丈夫だ。…酔っ払いでも気をつけろ。俺にできることがあったら手伝う、名は暗鬼。 …それじゃ、また逢えたらいいな。(相手が笑み取り戻せば、口元にかすかな微笑を浮かべて。他人を頼るより、手伝うほうが好きだから相手を手伝うことがあれば良いと思うくらい。そして心配はするのだが最後まで見届けようと、重い腰も立ち上がらせて―――。) [Sat 10 Dec 2005 00:58:10]
◆ヒルダ > ( はっ はぁっ、 と息を切らしながら自分の情け無い顔を見られまいと背を向ける。 ) ……悪いわね、行き成り怒鳴りだして。酔っ払いの戯言だと思って無視して頂戴…。 ( 肩を落として潮風の混じる冬の空気を深呼吸した。落ち着こう、まずは。 ) …恋人。 作りなさい。面倒でも荷物でも、人間誰かに愛して貰わないとダメになっちゃうんだから。 ( そしてもう一度深呼吸。 …さぁ、これで少しはまともな顔を作れるだろう。漸く振り向いた頃にはさっきと同じ、気分の良さそうな笑みが戻っていた。 ) 貴族に見える? 残念ながらフツーの一般人よ。ま、品が良いのは否定しないけど、ね。 ……さて、またあんたに当り散らすと迷惑だし、そろそろ… 帰るね 私。 友達、助けなきゃいけないし。 [Sat 10 Dec 2005 00:40:55]
◆ヒルダ > ………。 ( ―― 一瞬表情が固まる。顔だけを相手の方へと向け、そのまま暫し沈黙が訪れた。 親友が死ぬだなんて可能性を今まで少しでも考えた事があっただろうか。相手にしてみりゃ他愛も無いジョークか勘違いなんだろうけれど、何故か”お陀仏”っていう言葉に深い深い嫌悪と不安を覚えたのだ。お陀仏、お陀仏。 死ぬ、マギーが。助けを求めているのに私はソレを見捨てて彼女が、死ぬ。 ……相手は悪くない、悪くないが、自制しろというのは酔っ払いには酷な注文だった。 よろよろと立ち上がるとあからさまに不機嫌そうで且つ、ちょっとだけ泣きそうな顔を向けた。 ) 死んで無い! 死んで無いの! ――私が絶対助けるのッ! ( どんと肩を突き飛ばそうとして、逆に自分の方が足をよろめかせてしまった。言ってる事が二転三転し、意味不明の行動を取るのは酔っ払いの特徴だ。 うろたえながらふらふらと後ろに下がると急に髪を弄りだす。 ――これは、自分が冷静でなくなった時の癖だというのは最近気付いた。 ) [Sat 10 Dec 2005 00:40:18]
◆暗鬼 > あー、助け求めている人はもうお陀仏?んー…、御姉さんは強そうだけど違う?(相手の言葉を真に受けて、その想像を浮かべていて――。あまり動かない身としては寒く感じるくらい、表情には何も浮かべずにいて。) ん?さっきの酷い女って、可愛い性格に入らないんじゃ…。 そこまで言ってどうする、誰もいないからあまり気にしないけど。それ人間限定の話? あれは、…まぁいろいろ、面倒だから…。いるように見えているわけ?(恋人、の言葉についあざ笑いをしてしまい――。左手で己の口に覆い隠すようにして。お嬢様育ちに見える相手に――。) そういや、御姉さんってどこかの貴族のひと? [Sat 10 Dec 2005 00:24:03]
◆ヒルダ > そうよ。 今スグにでも助けてッ て親友が私に言ってるのに、私はそれを無視して酒飲んで逃げ回ってる最中なの。 酷い女でしょ?でも私にはどぅすることも出来ないんだもーん。 ( もう一度笑い声を漏らすと、ぺたんと尻餅ついた。立ってるのが疲れた、足も痛い。 酔いのせいで動かし辛い指で靴紐を解くと、脱ぎ去った。ああ、夜風が気持ち良い。 ) 両方よ。美人で、魅惑的で、性格も可愛い。 …… ダメよ?ちゃんと自分の欲望に素直にならなきゃ。人間禁欲したって何処かで歪が出てくる生き物なんだからね。 ちゃんとバイクツ行ってるぅ?それとも恋人さん、居るのかしら? だったら御免遊ばせ。 [Sat 10 Dec 2005 00:12:58]
◆暗鬼 > (何が可笑しい?と思うのがやまやま、酔っ払いが近づければ、細めていた目も開いて――。自分と同じ色をしていることに気づいて口元に微笑浮かべて。) 山ほどってそんなに使命みたいなもんがあるんだ。俺から見ればひとりで洒落ているように見える……。(目細めて、クスリと小さな声をこぼしており―。面白い人だ、それが第一印象だろう。) 街中の美人ってことか、それとも誘惑の女?それって大変そうだけど楽しそう…かな? (またもや変な言葉になっていて、相手の笑みを見て、何と無く信じ込んでいて―。話振り込まれれば、別に逸らそうとして。) ああ、それは気にせず、置いとかないか。 [Sat 10 Dec 2005 00:03:31]
◆ヒルダ > ( くっくっく、と可笑しそうな笑い声が漏れる。よろめきながらもう少し近寄って相手の顔を見てやろう。 お互い黒髪なので、夜目でも無い限りは見えにくいから。 ) そうしたいのは山々なんだけど、やらなきゃ行けない事が山ほどあるのよ。 山々なんだけど、山ほど っ やまー やま、 やま。 あはっ 別に洒落じゃ無いわよ? 無いわよー? ( 頭に残るアルコールのせいで言葉の内容が酷い。心の何処かでそれが判ってるのが余計に辛い。でも、いいか。酔っ払いだから。 ) おねーさんを馬鹿にしちゃァ行けないわね。私はナンパされるほうよ、こっちから声なんて掛けないんだから。 黙って立ってるだけでお声が掛かるんだからぁ。 ( 大丈夫大丈夫と明るく笑い、然程背丈の変わらぬ相手の顔を覗き込んだ。 ) 近くで見るとおにーさんっていうより『ボク』って感じねぇ。なぁに、女の子に声掛けたこと無いの? [Fri 9 Dec 2005 23:55:16]
◆暗鬼 > ……、そのまま酔いつぶれちゃえば無駄にならないんじゃない?(自ら酔っ払いと名乗る女性にツッコミでも言いたい。けれど余計な自体が起こるんじゃないか。 相手の未練がましく見える酒瓶に見やって、「それだけ良く飲んだな」と勝手に納得してしまい―。) そうしたい気分だったから…かな?街に行っ……女にナンパしろ、って…じゃあ若い御姉さんこそしたことがあるんだ。 (そして相手が酔っ払いでも目前にいては余計心配になる。「本当に大丈夫なの?」と続いて付け足して。) [Fri 9 Dec 2005 23:47:23]
◆ヒルダ > ( 放り投げられた石は放物線を描いてとぶん、と波紋が生まれる。その波紋はすぐに波に攫われるんだろうが、夜の海は暗くて良く見えない。 ) ……………… 通りすがりの酔っ払い。お酒が切れて酔いも冷めてくると、酔ってたこと自体が無駄に感じてくるのが不思議ね。 悪い酔い片だわ。 ( 突然ワケの判らない事を口走る辺り、まだ酔いは残っているんだろう。 ふ、と笑うと何時までも未練がましく握っていた酒瓶を足元に放った。マナーが悪い? 知ッたことか。 ) おにーさんこそ、こんな寒い夜の海で一人で何してるのよ。大きなお世話だけどあんまり良い趣味じゃ無いわね、お互い様に。 若いのは街に行きなさい、街にィー。 んでもって女の子に声掛けるのよ、それが健全だわ。 ( …矢張り、何処から見ても酔っ払いだった。 ) [Fri 9 Dec 2005 23:38:22]
◆暗鬼 > ん――、暇だな……。 (生活慣れてくれれば少々に生きるという時間が長く感じており。一つのため息を吐き捨てて――。そのまま左手をそこらへんの小さくも大きくも無い石を掴み持って、海の彼方を習って大きい山形に飛んでゆき――。水音を鳴らしており、幾つかを繰り返して――。力があるせいかそれなり良く飛ぶ。最後に投げ終えてしまおうと思い投げる姿勢になると――幾つの砂音に気づいて。君の方向へと顔をむけて―。) ……ん、そこにいるの誰? (緊張感がそれなり持てないため、気緩い問いを見えぬ相手に話し掛けて―。) [Fri 9 Dec 2005 23:31:55]
◆ヒルダ > ( ロクに寮にも戻らず街中を彷徨い歩いた。歩いて、歩いて、疲れては休んで。 とっくの昔に右手の酒瓶は空っぽになっているけど、時折口をつけ飲み干してしまったことを思い出してはまた忘れ―― 暫くしてまた口を付ける。 その繰り返し繰り返し、何度でも繰り返し。思考することを拒否し、惰性で時間の流れのみを受け入れる。 酒が切れれば酔いも冷め始める、すると悪い記憶がふつふつと頭を過ぎるようになって体がまたお酒を求め始めるのだ。 でも、ダメだ。お酒に溺れている場合じゃない。でも街に居るとどうしてもお酒の誘惑が襲う。 だからこうして街からある程度離れた所にやってくるんだ。 ) …………。 ( その砂を踏みしめる足音が後方で一度止まった。貴方の影を眼にしたからだ。 ) [Fri 9 Dec 2005 23:27:09]
お知らせ > ヒルダさんが入室されました。 『( 砂を踏みしめる音。 )』 [Fri 9 Dec 2005 23:20:20]
◆暗鬼 > 目には映り見えても掴めない― それは全てであって全てでない――。 (段々と言葉を発し続けている内に声を小さくさせてゆき。夜空への視線を外して次に、海の方に眺めていて――。ようやく言葉を尽きらせて―、息切れて呼吸を整えようとして。余分に白い息を吐き捨てていて――。) 夜は短く感じる [Fri 9 Dec 2005 23:03:03]
◆暗鬼 > 月があるか― 無いかは― 全ては自然の流れのまま― (幾ら見上げて月を見眺めようとしても、曇天のせいかまったく見えやしない。残念そうに目を細めてやり、口を動かし続けながら――。 右手を見えぬ月に差し伸べてつかもうとしていて――、当然握っても掴めやしない。 左手で体を覆い隠すマントを直しており。外見すら一般人すら見えるかも知れない、別の見方もある。) [Fri 9 Dec 2005 22:56:34]
◆暗鬼 > そして― 己や周りのみ真実だけ信じる―― (渋々と足を重そうにさせながら岩に辿り着けば、それを背にして凭れ掛かっており。足を気楽に組んで、顔を上へと見上げたまま――。続いて出た言葉、歌のようなものであって歌でないもの。) [Fri 9 Dec 2005 22:49:13]
お知らせ > 暗鬼さんが来ました。 [Fri 9 Dec 2005 22:46:35]
◆暗鬼 > 俺は神を信じない〜 (岩に向かう最中に、口から言葉を漏らしており。同時にも白い息を吐いて――。首を小さく上へと見上げるようにして、出た言葉を幾つか繰り返しており。) [Fri 9 Dec 2005 22:43:12]
◆暗鬼 > …やっとか(海岸の砂浜にジャリジャリと砂音を鳴らして現れ。マントを纏って首から足元まで覆い隠すようにして、夜風を防ぐために過ぎない。顔は露にしているために、風が当たり少々冷えている。そして、目前に岩を見つけるとそれに向かい歩き向かって――。) [Fri 9 Dec 2005 22:39:26]
お知らせ > 暗鬼さんが来ました。 [Fri 9 Dec 2005 22:36:41]
お知らせ > ヒルダさんが退室されました。 『―― やがて立ち上がると、夢遊病のように歩き出した 目的も無く――。』 [Thu 8 Dec 2005 02:09:09]
◆ヒルダ > ( 酔っ払っていると感情の起伏が激しくなる。笑ってたかと思うと急に泣き出して、次に見るとまたけろっとしてるんだ。さっきからこれの繰り返し、繰り返し。自分を責めてみたり投げ出してみたり、一度投げ出すって言っておきながら何度も何度も同じ事を言うのは未練と後ろめたさがあるからなんだろうか。 もうどうしたら良いのか判らない。折角見えた道が暗く冷たい場所へと続いて居たのを見て、どうしようもない絶望に陥ったのだ。この負の感情はあの悪魔に今も喜びを与えているんだろうか。 ) [Thu 8 Dec 2005 02:08:51]
◆ヒルダ > ――― あぁ。 ( ふと立ち止まると酷くトーンの落ちた、暗い声を零した。ぐらぐらと揺れる風景はきっと酒のせいだ、その風景をぐるっと見渡すと自嘲気味な笑いを一つ。 ) 疲れたァ、 なーにやってンだろう私ぃー。 さっさと帰ってぇ、寝よーぅ。 ( よろめきつつ、海岸から離れるために足の向きを変えよう。波と潮で汚してみても零れ落ち続ける涙は隠しきれないのに気付いたのだ。泣けば、何故自分が泣いているのか考える。考えればその答えにはすぐに辿り着いてしまう。 酒で誤魔化しても、はしゃぐフリをしてみても、脳髄にこびり付いたあの光景は私の心の闇をより黒く染めていく。 ) 助けられるワケ、ないじゃなーいっ ♪ ごっめーん、マーギー ぃ。ヒルダちゃんには…… ちょーっとばかし 荷が重いわァ あたし、 降り…… る…… ねぇ。 ( 思わず、思わずだ。こんな無様な様子を晒さない為にギルドから下りたお給料でお酒買ったのに。 嗚咽を漏らすとその場にへたりこんだ。 ) [Thu 8 Dec 2005 02:04:43]
◆ヒルダ > ――ン あぁ っ、 服がびしょびしょぉ 動きにくいわァ ( もぞもぞと立ち上がると水分を吸って重くなった服を見てそんな事を漏らした。 ひひ、と笑うと酒瓶をほうり捨ててスカートの裾を捲り上げて胸の辺りまで肌を露出させた。 ) クーンが 買ってくれた服ですものォ 大事にしなきゃねー っ♪ ( 両手で服を絞り含んだ海水を搾り出そうとするが、力の入らぬ両手ではせいぜいぽたぽたと雫が落ちるだけ。それでも絞った気になった女は捲り上げた服をきちんとなおさぬまま満足してまた夜の海岸を歩き出す。 ) [Thu 8 Dec 2005 01:51:52]
◆ヒルダ > ( 不意に両手を広げ空を仰ぎ、くるンと回って見せた。どっぷりと酒に漬かった体はぐらりと揺れる世界についていけず、そのままばしゃんと波の上に倒れこむ。 そこへ打ち寄せる波がざぶんと私の体を飲み込んでいって、一瞬呼吸が出来ない。冷たい冬の波が引いて漸く酸素を吸い込むことが出来るとケタケタと面白そうに笑い声を漏らす。 はしゃぐ子供のように手足をばたばたさせ、水を叩く音が響いた。 ああ、丁度いい。こんなに気分が良いのに涙なんて流す訳が無いんだ。波に濡れればもうそんなものは判らないぞ。 ) [Thu 8 Dec 2005 01:47:40]
◆ヒルダ > ( ―ー―夜の海岸を黒い髪の女が走り転げていた。 気がおかしくなってしまったかのように、時折奇声を上げながら。 転んだ拍子に手にした酒瓶から大事な酒が零れ落ちるのも気に留めずに。 ああ、なんて気分が良いんだろう。こんな清々しい気分になれたのは久しぶりだ。 有難う、ガルンペーラヘレラ! 貴女には何千もの血と肉と魂を生贄に捧げても足りぬくらいの感謝をしたい。 だけど、だけど、可笑しいんだ。全くもって不思議だ、こんなに気分は晴れ晴れとしているのに。 さっきから涙が止まらないんだ。 ) [Thu 8 Dec 2005 01:44:07]
◆ヒルダ > ( そうだ。空を瞬く星も、夜の世界を照らす太陽も、この世界ですらッ 私はついに辿り着いた、愛しい人を救う術に! ――さあ、祝杯をあげろ!服を脱げ! 今日は祝いだ!祝いだ!祝いだ!祝いだ!祝いだ! この歓喜をどう表現したものかッ そうだ、走ろう!どこまでも走ろう! 砂を跳ねさせ転がりながら、時に波しぶきを飛び散らせながら! 服が汚れる?人の目が気になる? 気にすることじゃァない。何故なら今日は神がこの世に生まれた日と同じくらい目出度い日なのだからッ ) [Thu 8 Dec 2005 01:39:29]
◆ヒルダ > ( 多くの友人達の協力によって少しずつ少しずつ集められたピースが繋がり、パズルは今完成したッ!私は全てを理解し、ついにその元凶を突き止めることが出来たのだ! 嗚呼、世界のあらゆる謎を解き明かしたかのようなこの達成感はどうだ!宇宙の真理を解き明かし神になったような気分はどうだ! 今は眼前に広がる大海原ですらまるで溝川が流れ込む小さな池溜まりのようにちっぽけな物に見える。 全てが全てが、全てが 嗚呼 全てがちっぽけに見える! ) [Thu 8 Dec 2005 01:35:04]
お知らせ > ヒルダさんが入室されました。 『―――喜べ!』 [Thu 8 Dec 2005 01:31:06]
お知らせ > ザッハトルテさんが帰りました。 『( Magnus Exorcismus ――偉大なる祓魔式 )』 [Wed 7 Dec 2005 22:17:12]
◆ザッハトルテ > ( …… ) ( 問い自体に深い意味は、――こちらには(ない。 ただ、…得体の知れない違和感がどうにも拭いきれなかったのと――…内に押し込めて今日ようやく括り終えた、「使い魔」を利用した「擬態」の式が完了したのがこんな言葉を浮かばせるんだ。 ) (……………私は 何に見えますか? ) ( 結局口にしなかったのは――…警鐘 警鐘 警鐘 ――…生存本能だとしたら反吐が出る ) ( 遠ざかった黒衣、その反対の方向へと引き返す足跡が刻まれて ) [Wed 7 Dec 2005 22:16:40]
◆ザッハトルテ > ( 見目だけで判断するなら、お若いのにとへんなり笑うのだろう。 とどのつまり 言葉は「定義」、…曖昧なものを納得できるようにと、枠に当て嵌める処置を施した後。 時にそれは無理に押し込む場合もあるのだから、曖昧にしておいた方が良い事もある。 例えば、…口に出来ない 発音不能、そんな理由の至高の御方とか。 ) ………クリスティアじゃないから まだ良いですけど――…声高に言わない方が良いかもですよ、その御意見。 私はそう云うの、きらいじゃないですけど。 ( 弱いから群れる。 共通の認識を求めて 織り上げて、 そうでないモノを打ち倒して滅ぼして。 そうして地に増えて満ちる、………… ) ( 決して交われない隣人。 …ああ それ以上は――――それこそ言葉で定義しちゃいけない ) 街中で黒い人を見かけたら、先ず貴女かどうか確認するようにしますよ。 …昼間は ね。 では御機嫌よう、言葉を維ぐひと …イコト。 ( Eiche≠ヘ己を守らない。 否、在る意味守るのかも知れないけれど。 吐き出した息は白くて、思い出した人の温度の熱は酷く頭を混乱させるからそこで考えを振り切った。 ) [Wed 7 Dec 2005 22:14:40]
お知らせ > 影さんが帰りました。 『( …此処からは、振り返れない夜の始まり。 )』 [Wed 7 Dec 2005 22:02:48]
◆影 > ( ――… そして、くるり。 背を向ける。 夜は夜、世界は黒。 そろそろ、逃げ場無く夜の時間。 さて。逃亡犯はむしろ誰やら。 ) 御機嫌よう、アイシェ。 その名が貴方を護るように、もしくは。 貴方がその名を守れるように私は祈ると致しましょう――― ( そして、黒は黒に歩みだす。 己の足跡、手繰るように ) [Wed 7 Dec 2005 22:01:56]
◆影 > お仕事は掴み取るくらいの気概でゴーゴーと、自分じゃない事だから言いますとも。 働き者は望ましい。自分除く。 ( 元より物語には疎い身。翻訳業と作家の違いが分かっているかと言えば、微妙の事。 無責任にけしかけるのは、願望に他ならない無体。 当て嵌めるピースの形は様々に、可能性の多様性。 当て嵌めなければ、形にならずに 輪郭は曖昧の侭。 ) 酒の肴程度の代物で宜しければ、物書きの方のツマくらいにはなったらいいなと言ってみる次第。 …別に良いんじゃないかと言います。 神も悪魔も、己をそんな風には名乗らないのですから、決めるのは私たちだ。 いと高きものは聖も魔も、口に出来ぬ名しか備えてないものです。 …地に満ちし弱気ものが生きる為の方便です。だから世界最強っぽい。 ( いと高き御方は、口に出来ぬ六文字の名を抱く。 神父の法衣を纏うモノが口にする不遜の形骸。 生きるという本能が区切るものは、他のどんな概念よりきっと強いなんて、暴言だ。 ) ……ええ。この辺りで同郷にお逢いするは久しい事。 悪目立ちしながら、のったり出来れば理想形。 ですから―― 続きは、以下次号にて。 ( それが、今辞する挨拶に似た言葉。 遠き故郷といっても広い括りではあるけれど、懐かしきを見た気がする。 …その意味を問えば、夜の深みに足を取られる。だから、今は道化が幕を引くように一礼を [Wed 7 Dec 2005 21:59:34]
◆ザッハトルテ > ……そうしたものに 恵まれましたら。 ( 省きに省いたそこに代入すべきは「そんな帰結を迎える原作を訳す仕事が回ってきたら」。 ――…作家ではないのだと訂正しなかったのは。 パズルのピースが編む結論のかたちが『警鐘』に他ならなかったから とも――話す機会は次回でも とも、当て嵌まるものがありすぎて。 ) 良く使うものが一番馴染むのと同じですね。 いまひとつの理由と、…ほんとうの御名前はもっとずっと多くの機会に恵まれたら? の楽しみに――残しておきましょうか。 …因みに おぼつかぬ私見ではありますけれど。 神も魔も、得体の知れぬ間は大差ないのじゃないかと思いますよと言ったら――…どちらの信徒にも怒られますか。 慈悲深い悪魔と残酷な神が居たなら、人間はその天地を見誤るかも知れない。 ( そんな言葉もマントの下、法衣を見たなら言えなかった話。 懐かしむように刻まれる遠い国のそれは――…セピア色を通り越して漂白された、郷愁だったもの なのだろうか ) …良い事ばかりじゃない、その逆もありますけど ……それでも故郷は故郷です。 そんなお話も次の機会に、――…陽の光の下だと良いかも知れませんね? しろいひかりに黒い服、…互いに昼では目立ちましょうよ。 ( 遅れてこちらも立ち上がり、――警鐘と裏腹に再会を期す言葉が自然と零れて止まらない。 ) [Wed 7 Dec 2005 21:39:53]
◆影 > ( 擦り合わせれば軋む音だらけの、硝子の歯車。 油を挿せば曇ってしまう。 今宵が奇遇か、それとも不遇か 考えなければ理解してしまうものを遠ざける為に、思考は巡る。 ) それは残念。やはり、物語のように綺麗にはいかないものでしたか。 せめて、貴方の書くものの中では麗しい帰結を見てみたい。 ( 書き物業だと言ったから、翻訳業とは中々直行出来ない論理。 死んでは棺にかえれない方を目の前にしての言葉は、戯れでも程がある。 自ずから職務を口にしなかったのも、戯れの一。 きりきりと軋む警鐘と、目を逸らした夜の理由。 ) 言うなれば、私のも通り名みたいなものだったり。それが、一番多くに呼ばれた名でもありますからと理由を一つ。もう一つは、またの機会に以下次号。 ( 次があればのお話が、こうして降り積もっていく。 見やる先、笑みの消えた白皙は、蝋細工か雪花石膏。 …そうしていると、それはまるで の、ようだ。 ) さあ。言葉面しか知らないので、その辺りは其方の方面に詳しい方に聞いてみるを推奨事例。 只、面白いとは思いもします。ベクトルだけが逆だというなら、聖も魔も極めれば同じ所にあるかのようで。 ( 懐が深いといったら御幣はあるとしても。 深々更ける夜の中 ベクトルだけが真逆のものを思う。 …祓うべきモノの血を継ぐものが、ソレを殺すようなものだと。 なるほど、この身が事例だ。 ) ――… Schwarzschild 懐かしいというには、些か遠くになりすぎました。 困ったこと。貴方は何かと懐かしい。 ( 無論、初対面は承知の上で奇矯なことを口走る。 Schwarzschild は、黒い森。 深すぎて、光呑み込む漆黒の。 噛み締めるように、口にした。 ) もしくは、昼と括る何かの概念があればそれで良し。 職務に入ってしまうと流石に神様の血も啜れない。 ( 神の血。豊穣の証、葡萄酒。 蝋人形の面相に、唇だけで描く月の位置が、空まで届かずとも上がる。 ざらざらと、砂の落ちる音。 立ち上がる、影ひとつ。 ) [Wed 7 Dec 2005 21:23:07]
◆ザッハトルテ > ( 見ないフリをしたもの 重なるもの 重ならないもの。 最たる違いは「こちらは確信に未だ至らず」、…だろうか。 そも、向き合いたくない知らせではあるから――…道行く人が 目の前のひとが、「人間かどうか」――そんな情報などほしくない、要らない。 だから、確信をそれと信じないのは意思による結実なのかも知れず。 ) …棺なんかに押し込められて埋められたら凍えてしまいます、だから謹んで遠慮。 そんなのは死んだ時だけで充分。( 指で小さくバツを作るのも何かと大嘘オンパレード、自分はそうはならない なれない。 ――因みに連想ゲームの解答は、答え合わせのされない限りは男の中での想像に過ぎん。 ) …ああ、トキノミヤコの文字でしたら。 ――…貴女こそ、それはほんとうの御名前? 同郷で 見たところはホワイティア、なのに名前はトキノミヤコ。 ある意味この街を具現しているようで、それも面白いと思いますが。 ( そこまでは所謂「世間一般で会話を円滑にする」為の笑み混じり。 それがふいと消えるのは ) ( ――――… ) …黒魔術と白魔術のようなものでしょうか、術式そのものはほぼ同じ。 ただ作用させる方向性が逆なだけ、…それも一説ですけど。 ( 呪いを祝う、…遠くもない記憶。 これも夜の眷属に生まれついたモノの侵食の自覚。 目を閉じて振り切って ) …………そんな木々の森があったところに居たのですよ、あちらでは。 …それだけです。 ( 木々の多い土地に生まれた者が「森」や「林」を姓にして居るのと同じ、そんな意味。 ――本当の由来は別にあって、…自分にかけた呪いの祝い。 ) 呑めない訳じゃないですから、昼間に御会いできたらその時は。 お近づきの印に一杯持たせて戴きますよ。 ( 一定の方向に並ぶパズルのピース、夜に会うと都合の悪い何か。 職務中でも具合のよろしくない何か そこにカテゴライズされた趣すらある自分、 ――…合わされた視線に弧状の唇 ) [Wed 7 Dec 2005 20:56:26]
◆影 > ( 黙っていた所で、精々がこけし。 ざわつく血の何かは、押さえ込んでタイムアウト。 そうして逸らされる意識の欠片。 互いに見ないふりをする、何かの。 ) 雪に埋もれて絵になるのは、眠り姫と雪女くらいですから。 硝子の棺に入るお姫様に憧憬するならば、飾って差し上げなくも御座いません。 ( 硝子の棺 ――… 棺。 逸らそうとしている筈の夜の欠片は、どうしたって侵食していると自覚させられる。 白皙の美青年in硝子の棺。 薔薇で埋め尽くして、クリスマスローズを飾ってみよう。 それはまた、絵になる光景だと思うのだ。 と。止めないと此処までバッチリ音声化されるので要注意。 ) ( そして連想ゲームは正解に近い。 第一、遠くの目なんてズルイと言い出したら子供の使いに堕するとしても。 ) …トキノミヤコの文字は面白いですよ。 「 祝う 」 と 「 呪う 」 が、事の他似ていたりして。 イコトも、そっちの言葉だったりします。 「 言葉を維ぐ 」 と書いて、イコト。 ( 指先が中空、無形のキャンバスにトキノミヤコの実時を綴る。 呪いを祝うと言えば、これはまた味なもの。 ) 駄目でしたか、お酒。それは残念。 ……戦慄の夜というよりは、戦慄が主に夜に訪れるといった所。 樫の概念を名に冠する御方に申すは益体無きかもしれませんが ( 樫の木。 彼の地に生を受け、そだった者であればその概念は知っていてもおかしくは無いもの。だから、これ自体は皮肉 ――…かは、良く分からない。単なる事実とも言うし ) ええ。その時も、夜ではないを願いたい。もしくは休職中休憩中。 ……でないと、安穏と喋っていたら怒られてしまう。 ( 何処までも綱とすら言えぬ糸渡り。 逸らした視線をもう一度据えて、口元だけが両端、吊りあがった。 ) [Wed 7 Dec 2005 20:33:45]
◆ザッハトルテ > ( …見目に似合わぬ乱暴な言葉。 黙っていれば何とやら、とは言わぬが。 が。 視線を外されて どこか安心したと言ったら――…その根拠は何処にあるのか、今は己にも判らない。 ) そうやって、結局また立ち上がってしまうのだから始末に負えない。 …もっとも転がったままで居たら後は雪に埋もれるだけなので、起きるしかないのですけれど。 ( 言ってこちらも視線は水平線のはるか先へ。 もう夕暮とは呼べない時間帯、ではある か。 ) ( 相性。 示される幾つかの事例から連想するのは退魔 だろうか。 精霊も「元素の魔」と取る者もある。 ) …認識されるとはまた的確な。 然様、名前がなければ他の個体から識別されていても気づけない。 街中で「其処の貴方」と呼ばれても、それが自分の事だとは判らないのと同じで――…してみれば、生まれて真っ先に受ける呪いのようなもの。 …イコト イコト ――…何だか不思議な響きの名前。 同じ国の出でも微妙に言語形態が違うんでしょうか、でも――…良く似合うと思います。 ( 不思議な響きの音と、やっぱり不思議な読めないひと。 生憎酒はこちらも、とことわって ) 夜になると良くない事が起こる? そして 戦慄の夜が訪れる …等と言うと、安っぽいホラー小説のようですが。 もし そう仰るなら――――…今日のところは早めにお帰りになると良いのかも知れません。 「機会がありますなら」 何れ何処かでまた会えましょう し 。 ( それが皮肉となるか否か、未だ判断のしようのない段階。 ) [Wed 7 Dec 2005 20:04:10]
◆影 > 転ぶというのは立っていたという事ですから。人生七転八倒、七転び八起き。 どうにかなれと海に向かって叫んでみたいお年頃です。 ( 願望と言うには曖昧で、希望と言うには険しすぎる。 諦念に葉っぱを書けるというよりは、蹴っ飛ばすようなスパイス。 折り目正しい仕草を黒に映して、見据える眼。 注視に届く前に外した。 深淵を覗くモノは、同じく深淵の底より見られているを忘れてはならぬ。 ) 使い魔とか、使役、精霊の分類ですね。どうにも相性は宜しくないタイプです。 …ええ。まるで、世界に規定されて認識される第一歩。まあ、生まれてくるのは選べませんから、丁度良いくらいのフィフティ。 ( 初対面の相手に無茶言いをしている自覚はあるが、まあいいや。三秒で結論付ける横暴は、夜の話に至る前に深呼吸。 喉をひりつかせる、冬の空気。 ) みえるというより。ぶちのめしたい今日この頃。 申し遅れました。私は維言と申します。 ( ミもフタも無いというよりは、投げやり投げっ放しジャーマンな願望。 あくまで願望。それに、それは今の希望ですらない。 ) ……いえ。何も起こりません。まだ、夜じゃないですから。 ……ですから、御同輩にお逢い出来た本日の運勢に乾杯してみたいですが、流石に酒は持っていません。 ( 残念。 ――… 日は暮れている。太陽は落ちている。月明かりが射し込む刻限。 厳しくはある。ある、が。 ) [Wed 7 Dec 2005 19:47:04]
◆ザッハトルテ > …そう云うときは、どうしたって転ぶように出来ているんだと思いますよ。 なかなか順風満帆とはいかぬもの。 ( 気をつけようが、努力しようが――躓く時は躓く 落ちる時は落ちる。 半ば諦念混じりのそれがどう表層に表れたか、…貴女にどう見えたかは判らねど。 「では怪しまれないように」と、しかつめらしく襟を正して――今初めて、等しく目が合ったと思う。 冗談めかした口調と裏腹、審眼のような黒瞳に見えたは気の所為だろうか? ――貴女の「血」もそれが織り成す種族感知の能力も、此方には気づけないから。 額面通りを受け取って、その真意をあれやこれやと想像するばかり ) …そう云うイキモノも居るそうですね。 真名を括られて 捕らえられて 従わせられる。 名は体を表すとも言いますし、…自分で選べないくせに案外侮るものでは。 ――…やけに「夜」に拘る。 夜になると動き出す死霊が視えるだとか、物書き崩れとしてはそんな想像をしてしまいます。 ( 細められた黒が笑みならばの話、似た形のそれを――相変わらず眉の下がったのがもう一度浮かぶ。 あてにならない感覚はやっぱり信用に値しないから、今はそれは遠ざけて――…ただ、 ) それとも占いでも? 「同郷と会ったら何かが起こる」 だとか 。 ( 運勢を問うたようなそれだけが、妙に引っかかったから。 ) [Wed 7 Dec 2005 19:30:12]
◆影 > ( …妙に区切り良く切れた。 ) 名そのものを隠す風習もあるくらいですから。 けれど、選択としては悪くないと思ってみます。 いい具合に夜を遠ざけた名だ。 ( それをつけたのが、彼の両親か、名づけの親か、それともご当人か―― 別の誰かか。其処までは詮索の必要性も手も無きこと。なれば、其処から受ける印象だけで物を言う。 だから、見下ろす黒が片方だけ細く歪む。 笑ったのかもしれないが。 ) [Wed 7 Dec 2005 19:16:58]
◆影 > 気をつけていても良く転ぶものな予感です。何せ、これからは冬ですから。 思い出したならばに上々とか、口幅ったい事も言ってみました。 ( 滲むもの。困ったような表情。 緋色が浮かべるには似つかわしいのか、否の判断は早々につく程経験値が無い。 だから、妙に重々しく頷くに留めた。 ) 怪しかったら、取り合えず埋めますから。 …冗談です。多分。 ( いっそ、緋色を真っ直ぐに見据えて、見詰めて、直球勝負一撃必殺。 訂正までの間が寒々しくも無駄に長い。 交じり合った気配は、どちらもが不正解で、どちらもが正解。 そして神の猟犬等と称されるモノの鼻が嗅ぎ付けた気配は ) ……運が良いやら悪いやら。 ( 呟きは脈絡も無く。 …どちらにしても、別に構わない。まだ、夜じゃないとさっき決めたばっかりだ。 ) 僻地というには否定無く。昔の馴染みですから、あの地は。 ええ。宜しく、御同輩。 ( 同郷の意で使う言葉も、意を違えれば酷く皮肉な共通項。 ) [Wed 7 Dec 2005 19:13:44]
◆ザッハトルテ > ………。 ( 瞬きがゆっくり一度。 ) ああ、それは確かに――…ええ。 …まいったな、自分の慢心を言い当てられたみたいだ。 初心忘るるべからず、危うく忘れるところでした。 ( へたりと滲ませたのは困り笑いのようなもの。 痛いところを付かれた とも、単純にこれがデフォルトとも。 見上げた先は黒い瞳、…何処か底の見えない湖の色 ) …怪しい人ではない と自分では思っているつもりですが、あんまりうら若いお嬢さんが無警戒に大丈夫 構わないと仰ると違う意味で気がかりになる。 おかしなのが沸かないとも限りませんでしょうに? ( とは言いながら、「怪しい」「人」とは前提そのものが大間違い。 …………あてにならない感覚が、文字通り「人間ノ気配」を察して必要もないのに血の奥底が騒ぐけれど―― あてにならない嗅覚の中の違和感、酷く近しい気配のような。 ) …… ( 早いペースで、瞬きが二度。 ) まさか、あんな僻地の言葉を御存知とは――…では改めて宜しく、同郷の人? ペンネームは魔除けにも使われますか、…忌み名に真名。 そんな大層なものじゃありませんよ。 ( 端的に言えばチョコレートケーキな本名に上から圧力掛っただけの。 その程度だから 本名か否かの判断は任せた。 ――名乗った方の意味するところはブナに属するある樹木。 ) [Wed 7 Dec 2005 18:49:57]
◆影 > …実際、似たようなものじゃないかと思ってみるテスト。何年経っても初心者の心得、油断が慢心とタップダンスを踏んだ頃に、報いはやって来る気がしますよ。 ……そんな海洋生物一家ですか。人間的に平均を尊びたい。そんな理想ですが難しい。 ( 日々学習が仕事。なればこそに、しち面倒臭い。 愉快なサ○エさん一家はとにもかくにも、腰下ろす気配にさんきゅーさんきゅー。これは音声。 白銀程に闇に自己主張もしない、紛れの色が、今度は下方に向いた。 緋色を見やるも、また黒の。 ) それで肯定。いえすあいどぅー。 嗚呼、別に構いはしないと先に前置き。怪しいものじゃないといいなと、自分に抱く願望。 ( もう一度左右に頭を振る仕草が、問題無しと告げる。 前置き部分は逆ベクトルで怪しいとかは聞かぬが花よ。 ――… 口にされた言葉を、唇の動きだけで反芻した。 ) ……懐かしい地の言葉だ。彼の地の生まれですか、それとも魔除けのペンネィム? ( 物書きとの言葉に、その可能性も考えた故。通り名の方が文字通り通じが良いも世間の習わし。 懐かしいというには遠く、けれど視線を細くした。訝しむでなく、遠きを思い出すように。 容貌だけなら黒に黒。血の気の足りぬ頬を寒風のせいとするか。 …混じるもの、もしくは其処だけが同質の何かを手繰るは、互い様ではあるとして。 ) [Wed 7 Dec 2005 18:32:44]
◆ザッハトルテ > どちらかと言えば、ですか。 ……すると折衷案を採って研修中の新人さんのようになってしまいますが。 ――…愉快な――――…失礼、個性的な考え方をされる御方で。( 昼と夜 学業と就業を分かつおぼろげな基準、その一方で「今決めた」そんな両断するよな基準。 韜晦する物腰と背格好に少しだけ、知る人のイメージを重ねたのは内緒の話だ。 …もっともその人は貴女と違い、白銀の頭髪を持っていたりするのだが。 漣に紛れてこっきり 関節の鳴る音が聡くもない耳に届いたから、元のように座り直して ) …面倒くさい。 夜が来ると面倒になる御仕事、そう考えてよろしいのやら――………詮索しすぎですね、またもや失礼―― …ええと、『アイシェ』と申します。 物書きのまた従兄弟のような事を。 ( 言って改めてその姿を、今度は見上げる視線で眺める。 長い髪 同色の黒いマント、他に外見から何が読み取れるだろうか ) [Wed 7 Dec 2005 18:14:27]
◆影 > ( 降りてくるのは夜の気配。まだ遠いと、意識的に遠ざけたもの。落ちる斜陽が残した残滓が照らした砂の上、足跡はひとつ、己のものと。 それよりは、どうしたって明確に見えぬもの。 …なれば先客とは、窺い知れる。 日暮れの前より在りしもの。ならばまだセーフ。おっけーおっけー。謎の基準が天秤を傾ける。 ) どちらかと言えば後者の方で。 苦労を購入してまで励む程に、勤勉では無きと自負していたりもします。大体、水辺は憩いの場所と今決めたので、貴方も一時たそがれるなり憩うなりで無問題と断言しましょう。 ( 事実、サボるは就業と肯定。 面倒そう×遠慮の無い、矛盾の視線がもう一つ、砂に立つ姿を見やる。 視線を合わせようとすると、首がこきんと鳴った。 ) まだ夕刻です。けれど、夜の始まりくらいならギリギリセーフという事にしておきますまで、問題は無くなりました。 ……別に嫌いでは無いです。面倒臭いだけで。 ( 断言の後の微妙な譲歩。 ふいーと零す息はまだ、白くは無い。 それも時間の問題と、潮風の冷たさは主張しているけれど。 くれなずむ陽、水平線に沈み夕刻の朱も去る世界を横目で見やりて、道化た仕草で肩竦めた。 ) [Wed 7 Dec 2005 17:59:23]
◆ザッハトルテ > ( 確りと見たのならば足跡は市街地の方より至るのだろう、しかしそれ以上に雄弁に語るのは自主休業とそんな一言。 ) 学業 就業 ――…まだまだお若い方のように御見受けしますが、…若い間の苦労は買ってでもしろと聞きますけれど――まあ。 そう云う時もありましょう、私も似たようなものですし。 ( そうは言っても。 良く言えば物憂げ 悪く言えば気力の乏しい物言いは、学校さぼりの学生さんのようには見えないというのが本当のところ。 ) 良いのです、今日最初の夜をひとりで迎えるよりは 誰かと共に見た方が。 貴女がお断りだと仰るなら話は別ですけど、…夜がおきらいと云う訳では? ( 陽が沈めば夜になる、それだけの事なのに――…それを認めたくないような。 ) [Wed 7 Dec 2005 17:46:34]
◆影 > ( 塩気の混じる砂が足元で崩れて、足跡はどうにも脆く、街の先に繋がるものなど、風の前の塵に等しく。 輪郭も境界も曖昧の刻限の先には、夜闇のような黒に白。 宵闇、白皙、石榴の彩。 ―― それに、随分と懐かしい様式に、簾の陰にて細めた視線。 ) それは、他のどなたかの為にとっておいて差し上げるが吉と言います。今晩はと申してしまえば、夜になる。その区切りは、今こうして在る事にあんまり望ましくはなかったり。 ( 緩く頭を左右に振りての、謝辞。 昼夜を区切るは、意識の線。言葉にすれば、形になる。 ) 嗚呼、それは道理と納得の次第。 …冷えすぎてはいけません。動かなくなると、蹴っ飛ばして確認したくなる。 ( 明らかに、表情筋に最低限の仕事しかさせぬ面相が、無茶を言う。 黒と黒。 宵闇間際に影二つ。 ) ……サボリに。 ( 解釈すれば、来た理由の範疇は 色々な意味でしょうもない。 だるりとした声音が何処までも真剣の矛盾。 ) [Wed 7 Dec 2005 17:36:14]
◆ザッハトルテ > ( 視線の先の黒い影。 黄昏 誰そ彼、そんな単語は人なればこそ。 暮れなずむ空をものともせぬ赤目を、凝らしたのは芝居と云うよりその姿。 黒色のマントに身を隠すような。 ) …もしくは本日最初の今晩は=@。 冷え性には難儀をしているところですよ、潮風が堪えるのでそろそろ家に戻ろうかと思っていたところ――…ですが。 ( 漆黒の髪の中、浮かびあがる面差しの白さが陶器人形のようだとそんな印象をひとつ抱いて ) …貴女は? ( 来たばかりか 帰るところか、何をしに此処に来たのか …どれとも取れる問い。 ) [Wed 7 Dec 2005 17:26:21]
◆影 > ( 宵闇が漆黒に塗り潰される間際、もしくは波打ち際の世界の中、動く気配が目に見えた。光量と言うには乏しくとも、まだ夜は少しの先。 此方に向けられる礼の形を目視の後で、停止の影が再び動き出す。其処に立つ、もう一柱の影の方へと。 ) 御機嫌よう、もしくは本日最期のこんにちは。 日の短き刻限、冷え性等には日々お気をつけてらっしゃいますか。 ( 散漫な上に目的語が散会する、のたくたとした喋り口調。 簾のような黒髪で身を包む小柄の黒が、其方に向けて返礼一つ。 ) [Wed 7 Dec 2005 17:17:15]
◆ザッハトルテ > ( …。 ) ( 兎も角 これで――…教会にも通える、ヒト並みの温度のある死人の出来上がり。 犬歯を見せない為の大口開けない話し方はそれこそ100年も前からの習慣、笑い方なんかは忘却の彼方。 種族どころか人間の種類も煩雑な街には赤目の「人間」も珍しくなくて ) ( ……達成感なんか何処にもない。 それどころか益々顔上げて外を歩けなくなるだけで …後何回、人を騙せば良いんだろう ) ( 掌に残った砂の残滓を振り捨てて … 気がつけば宵闇はもう目の前。 もう帰ろうと、立ち上がり 外套の砂を払ったところで―― ) ( 風に靡いた裾の先、陽と共に消えかけた影が視界の端。 無言で其方へ会釈を送ろう ) [Wed 7 Dec 2005 17:09:53]
◆影 > ( まだ細い月の光が射し込む前 もしくは、陽光が淡く名残残す狭間の刻。 潮騒に、もしくは闇に紛れるような歩みの影が、砂の上。 生物の鼓動に似て鳴り止まない潮騒の中 ヒトの声の断片が僅か、潮風に混じり届く。 特定も何も出来ない淡い響きに、緩々と視線ばかりを巡らせた。 ) [Wed 7 Dec 2005 17:04:49]
お知らせ > 影さんが入室されました。 『( 陽が呑まれる刹那前 )』 [Wed 7 Dec 2005 17:01:06]
◆ザッハトルテ > ( 掬われる砂 ) ( …残念だったね とは、誰に向けての言葉だろう。 今頃誰かさんの魂魄とやらは冥府の底で恨み言の絶賛だだ流し中――だったりするんだろうか、死して尚も仇敵に、とうとう完全に縛られたモノ。 ) …………残念だったね …? ( 零す砂 ) ( 誰に向けての言葉なんだろう。 ) [Wed 7 Dec 2005 16:53:33]
◆ザッハトルテ > ( 空になった掌を認めて、掬って――…そんなのを幾度となく繰り返して浪費する時間。 …夏の頃と違い、砂はもう弱い陽の熱を残さない。 無機質のそれは冷たくて、逆に手先は冷やされて――陽射しの暑さを知らなかった夏 木枯らしの冷たさを知った今 あの季節とは何もかもが逆。 吹きつける潮風に肩竦ませて、肺に溜め込んだ息を吐いた。 相変わらず頭の中は晴れないけれど、…不快な温度には随分慣れたと思う。 好き放題暴れるに任せた制御不能の―――― 其方の手綱も 今ならば。 縺れた糸の塊も、取っ掛かりさえ見つかれば後は早かったと云う話 ) [Wed 7 Dec 2005 16:48:11]
◆ザッハトルテ > ( 浮雲の白が茜色、斜面を滑り落ちる速さで宵闇へと移り変わる頃。 遠く海上へ目を遣れば程なく漁火が瞬き始めるだろうか、あの小さくて黒いのは漁船かも知れない ) ( 夕陽の暮れ往く白の砂浜に座り込んだヒトガタは。 水平線から目を離してゆるりと手を開く、肌理の細かい砂が零れて風に散る。 ) [Wed 7 Dec 2005 16:35:28]
お知らせ > ザッハトルテさんが来ました。 『( 斜陽の刻 )』 [Wed 7 Dec 2005 16:27:38]
お知らせ > リコリス@追加さんが帰りました。 『( 子守唄にならない響きを聞きながら。 …夜明けまでは、目もきっと開けない。)』 [Tue 6 Dec 2005 04:49:47]
◆リコリス@追加 > ( 吐いた息は、白い。 ――…懐かしい色と気配。記憶の中の世界はいつだって真っ白な冬。窓辺から見るものだけが、世界の一部。たった一人の人間を待ちわびた鳥篭の中身は一人減り、二人減り、今はもう、誰もいない。 誰もいない鳥篭は、もう壊されてしまっただろうか。それとも、あの人がまだ ――…別の小鳥を飼っているのかもしれない。 それなら、いい。それでも、いい。本音がどちらかなんて、とうに忘れてしまった。 ――…忘れてしまったものは、もう、いい。だから、今の事を考えよう。 でも、まだ暗すぎて、市も飛びも遠い世界じゃ何も見えやしないから、少しだけ休むくらいは許して貰おう。 そんな言い訳は心の中。) ( ――…見上げた先は、夜明け前の空。稜線が染まるにはまだ遠く。星の輝きだけが銀砂のように広がっている。 懐かしいような、見知らぬ世界。逃げるように目を閉じれば、世界の鼓動のように潮騒が耳についた。) [Tue 6 Dec 2005 04:48:09]
◆リコリス@追加 > ( 夜明けにはもう少し。朝が来るのが遠い季節。 ――…大丈夫。このくらいの寒さ、何でもない。もっと寒い場所を知っている。比較は基準にならないと知った上で、心だけが欺瞞を繰り返し唱えている。 明るくなったら、針と鋏を拾って戻ろう。風邪を引いてしまったりしたら、したら――…?) 大馬鹿野郎ですか、私は。( どっちにしろ、こんな状態で戻れない。ささやかな見栄と、強情な意地のコラボレーション。 お腹の上に転がした作りかけの縫い包みを手に取ると、触れた部分だけ少し暖かくて、何だかおかしい。 は、と息が抜けた。) [Tue 6 Dec 2005 04:38:25]
◆リコリス@追加 > ( ――…元々無関係の連想だったから、そんなに酷くは無い。胸のむかつきだけなら、何処か懐かしくすらあって、そんな思考こそが一番益体も無いと、零れるものはどうしても苦い。 のろのろと姿勢を正そうとして、針と鋏を落としてしまっていることに気付く。手の中に、何も無い。 ――…何か色々と投げやりな気分で、その場に仰向けに横たわった。こんな砂塗れになる所業は、本当は出来やしない。だから今だけ。今だけだ。 ――…帰りが大変だとか、今だけは考えるのも止めた。) ( 改めて冬だと思う。夜明け前が一番寒いとは良くぞ言ったもので、頬に当たる潮風はともすれば痛い程。先程から吹き曝しだから、そろそろ痛みも鈍っているが。) [Tue 6 Dec 2005 04:28:24]
◆リコリス@追加 > ――……く、は……ッ( 物理的に苦いものを飲み下すと、喉が酷くひりついた。咳き込む仕草一つにも酷く痛んで、傷んでいる事を知る。 ――…全く、何をやっているんだか。頭の片隅、客観的な声すらも恨めしい。 否。恨めしいものは、別のもの。) ……益体も無い、事。( 言葉にするとやはり喉が痛んだが、そうして他人事に、関係の無い事に貶めてしまえば、多少は楽になれる。悲鳴を上げるものなど認識しない。そんなものは、存在しない。 認識を殺して、無かった事にしてしまえば、常の無情が取り戻せる。いがらっぽい喉と痛む胸内を宥めるように、呼吸をゆっくりと繰り返した。 ――…潮の味が、舌先に痛い。) [Tue 6 Dec 2005 04:21:49]
◆リコリス@追加 > ( ちくちくちょきちょきと、手元だけ動かしながら、思考はほんの少しだけ思い浮かべた単語に引っかかる。 聖誕祭。パプテスの祭り。――…己は大して信じてもいないが、それが祝う日であるのは知っている。 何の為、に? 神の子が降り立った 生まれ出た日だから。 ――…誕生日。) …………生まれた、日。( ――…嗚呼、駄目だ。これ以上は考えてはいけない。 言葉にしてしまえば形を取ってしまいそうな何かを押し込めると、吐き気すら催した。ごぶ、と鳴る喉を押さえて、顔を斜めに背ける。 流石に、作りかけの物品の上に何ぞ零れたら大変だ。努力が色々水の泡。) [Tue 6 Dec 2005 04:06:33]
◆リコリス@追加 > ……今年中にはお渡し致しませんとね。何だかんだで、予定がずれ込み過ぎておりますし。( ――…今年中。口にしてみて、ふと気付く。 嗚呼。年末といったら、聖誕祭があるか。その、プレゼント? そんな風に考えてしまうと、何かがズレている気がする。第一、己の想像が外れていなければ、これはそもそもおとーさまが貢ぐものじゃないかと。ないかと。 貢ぐとか想像の中とはいえ、さらっと言い切る辺り、外道な小娘だが気にしたら負けだ。) [Tue 6 Dec 2005 03:40:52]
◆リコリス@追加 > ( 選んだファーは白と黒。この割合の配分が案外に難しい。只、白黒にすれば良いというものでは無さそうだし、図鑑や絵図では限界がある。やはり、ナマモノを見る事が出来れば一番なのだが――…取り寄せは時間が掛かりすぎる。) ……そういえば、今度、何ぞ動物を集めての催し物があるとか。…紛れておりませんかね、貴方のご親戚。( 真顔で話しかける先は、まだ輪郭が出来たくらいの縫い包み。ある程度の作り直しは覚悟完了。 ――…立体で手本が見られればと、吐息。 アンケートやらとっているようだし、駄目元で希望してみるのもアリかとは思うのだが。それでは、やはり遅すぎるか。) [Tue 6 Dec 2005 03:33:03]
◆リコリス@追加 > ( 等しくでどうする。久しく。初っ端から誤字るなと、誰かが項垂れたが、さて置く。) ……もしも上陸することがあるとしたら、こちらからでしょうから。しかと見ておきなさいと。( 何か無茶な理屈だというのは自覚している。いずこの幻獣が上陸するとして、それはこんな海岸ではなくて、港からの話であろうし。だからといってティアンまで出張する訳にも行かないのだから、この海で許せといった所だ。 膝の上には、作りかけの縫い包み。まだ、本当に作りかけ。) [Tue 6 Dec 2005 03:26:14]
◆リコリス@追加 > ( 海岸は縫い物に向かないという恐るべき事実。 ――…其処、当たり前だろうとか言っちゃ駄目です。) ……向こうでは、余り見る機会も御座いませんでしたね。そういえば。( 白い砂の上に悪戯に連ねた足跡は、もう闇に紛れて見えもしない。月は細く、夜は陽炎。街の灯火も遠く、夜がこんなにも暗いものだと――夜にばかり起きている癖に、等しく思い出した気がする。) [Tue 6 Dec 2005 03:20:41]
お知らせ > リコリス@追加さんが入室されました。 『( まず最初に記すべき事は、)』 [Tue 6 Dec 2005 03:19:06]
お知らせ > リリーさんが退室されました。 [Mon 5 Dec 2005 21:00:08]
◆リリー > ( 「だぁりん」とか「はにぃ」とか呼べば友達かできるのかなあ、なンて ぼんやり考えた。 ) [Mon 5 Dec 2005 21:00:06]
◆リリー > ――――――― 人間とまともにお話できるようにならなくちゃね。お父さまにしかられちゃう。 ( 少しだけ拳握った。 ) ……………―大丈夫。大丈夫なの。お父さまのお言いつけは、ちゃんと守るから。 ( 決意の様に。誓いの様に。 そうして海辺で寄り添う恋人を 背に感じて。 ゆっくりとゆっくりと 闇の水から遠ざかる。 ) [Mon 5 Dec 2005 20:59:01]
◆リリー > ( ザザ、――… 波の音が終幕の合図の様に ぴたり、止んで。 合奏を辞めたのは 後ろに居た恋人の話し声が聞こえたから。 ) …ふしぎの国には、 ( 不満たっぷりの 仏頂面で、 ) 人間の声はしちゃいけないんだもんっ…………。 ( 不思議の国だから。お伽の国だから。人間は話す事が赦されない。 ――…其れも前に 製作者の父に聞いたお話。 ) …でも、 ( 仏頂面少し、緩み。 ) 人間とのお話は楽しいのかなあ。 ( まだ一度だッて話した事の無い生物。 ――…ううン、思えば此処に来てから誰ともお話していない気がした。 ) [Mon 5 Dec 2005 20:55:02]
◆リリー > ( さくさく、 お菓子食べるみたいな音が響く。 ) わあ、 ( 静寂の中の 波と砂の合奏みたいに。不思議に響くメロディは 甘美な夢の中の様。 ) ふしぎの国はこういう音がいっぱい?さくさくっ、さくさくっッ――…♪ ( くるくる、 砂踏み締めて けれど踊る様に 歩いた。 ) [Mon 5 Dec 2005 20:50:39]
◆リリー > お父さまはもの知りっ。―――――― 早くあって また、いろんなお話聞かなくちゃ。 ( 世の中は知らない 不思議な事がいっぱいだから。 ――… ン、 と小さく声上げて 砂浜から立ち上がる。 真黒なドレスに 白い白い砂の粒。 あ、ッて顔した。 ) うう…――これしか持ってないのに。おばかさンっ! ( ぎむ、なンて制裁加える様に砂踏み潰して歩く。 ) [Mon 5 Dec 2005 20:48:07]
◆リリー > ( 時折雲に見え隠れ。そンな様子も すごく素敵だと思った。――闇と光の共存を表している様。 ) …う―――…わかんないなあ。なんで?なんで? お空みたいに仲良くやらないのっ? ( 生き物にも光と闇が居るらしい。詳しくは判らないけれど 兎に角、居るンだ。 でも不思議。生き物は光が闇に見え隠れするなんて事は無い。 常に勝ち誇って 威張っているのが 光である人間なんだと 昔聞いた 覚えがある。 ) [Mon 5 Dec 2005 20:40:46]
◆リリー > ( 砂浜に腰下ろし、空が月と星で輝く様子を じ、と眺める 少女人形。 ) ――――あれは、あれね。 ( 零した声は 言葉を心に留めると云う事を知らないから。 ぼンやりと けれど真剣に空を見遣りながら、 ) ひかりはやみに勝つっていみを表してるのね? ( 疑問系。けれど独り言。――近くに季節外れのカップルが寄り添っていたけれど 気に留めなかった。 ) [Mon 5 Dec 2005 20:34:34]
お知らせ > リリーさんが来ました。 [Mon 5 Dec 2005 20:30:44]
お知らせ > フィラーさんが帰りました。 [Sun 4 Dec 2005 21:32:30]
◆フィラー > (まるで入水自殺のような光景は、彼女の腰ほどまでが海に消えたあたりまで。 瞬きほどの間にその姿は露と消える。 ぱしゃり。刹那、水面を打ったのは何者かの尾。 この時代であれば魚といわれるのが当然なシルエットが海の中へと消えていった) [Sun 4 Dec 2005 21:32:15]
お知らせ > フィラーさんが来ました。 [Sun 4 Dec 2005 21:27:59]
◆フィラー > (葦笛のような、啜り泣きのような響く声。 人間のものではない声は、歌うように海に呼び掛ける。 彼女の姿は、次第に水際から海中へと進んでいく。 冷たい風の吹きすさぶ外よりは、海の中の方が暖かいだろう。 人ならざる者ならではの選択) [Sun 4 Dec 2005 21:21:55]
◆フィラー > (みぎわを歩く足跡は、すぐに波が浚って行く。 革の靴はもう波に触れて濡れているが、彼女は気にした様子もなく引きずったような線を画いていた) [Sun 4 Dec 2005 21:15:09]
◆フィラー > (晴れた夜、海を渡る風は冷たく冷えている。 コートの襟を立て、彼女は海辺を歩いていた) [Sun 4 Dec 2005 21:11:43]
お知らせ > フィラーさんが入室されました。 [Sun 4 Dec 2005 21:11:23]
お知らせ > アロウリィ@試薬さんが退室されました。 『 今はそんなにはーっ?( べしべしと殴打する音が、潮風に流れたとか。)』 [Sun 4 Dec 2005 15:05:41]
◆アロウリィ@試薬 > ( 恐るべし素手格闘技術…!※ただし持ってない。) はいー。戻りまつよー。( 0の悪夢が降臨しない限りは!何も知らないから、言い切った。) むうー。そんな懐かしさは、びみょーなー。飲めないからこそ、こっそりってのは楽しみでつがー。( がー。そんな冬季限定ギルドが賑わう季節だ。色々間違ってる。) ( エネルギーを必要としているんだろう。カラダが美味しいと感じるものが、必要なもの。) 人様がなるのをからかうのは良いんでつが、自分がなると案外幅がせまくてー。( 何かとひどかった。 ふりふりのオコサマズ。…期間限定のおにゃのこたちに着せても良かったなァ、なんて手遅れ気味に危機一髪。) あはー。たいちょーを見習ってー、というのも、レベル高い難問ー?コツを教わりつつ、こたつにごー?( 引退しても押しかけられる予感。生き字引とか知恵袋スタンス。平穏ですか、ソレ。) ( 高くなる視点は、そろそろ懐かしい高さ。ぎゅみー、と抱きつくのは、子供の特権にしておこう。 元の姿は色々ヤバい。) あいー。何かつまんでかえりましょー。( 結局何か喰うのか。) [Sun 4 Dec 2005 15:04:58]
お知らせ > ジェリコさんが帰りました。 [Sun 4 Dec 2005 14:54:45]
◆ジェリコ > ………あ、 アロウリィさん、 重ッ ――…、 (歩き出しながら禁句を零した。) [Sun 4 Dec 2005 14:54:44]
◆ジェリコ > (そのまま封印するべき恐ろしい技である。再び立ち上がれなくなる…!) あとちょとで戻るンでしょう? (…多分。) 良いじゃないですか、酒が飲めないのを楽しむのもまた子どもの特権ですよー? (おでんの屋台と云うかもう、この街らしく何でもアリの屋台ばっかりDAKARA。 …屋台の所為にしてみた。どれだけ形態が上手く行っているのだ屋台ギルド(無いよ)。) (ふにふにほっぺを突付いていたら、肉まんとか食べたくなってきた。寒いと兎に角、飯と酒とがお友達、潰れるくらいが丁度良いかも。) 幼女は貴女だけで十分ですよ! (揃って幼女になってたら、自警団は保育園に変っていたところだ。しかもフリフリのお子様達。) (未知の土地の恐怖を振り払い、) ――…、 (こく、と頷いた。) ですねェ。心の赴くままに生きるお年寄りになりたいもんです。 嗚呼、隊長の夢と被りますね。 (彼は平穏な老後を望む。) ………ッと、…はいはい。 (ぷっくりお腹の幼児体型。ずしりと詰まったアロエの子。 走り寄ってきたのを受け止めて、「よっこいせー、」と持ち上げよう。) じゃァこのまま戻りますかねェ、 (お嬢ちゃんとパパ、みたいな構図で。) [Sun 4 Dec 2005 14:54:01]
◆アロウリィ@試薬 > ( 弁慶さんの泣き所粉砕攻撃。色々と痛いので禁じ手である。) むーむー。自分は飲めるおとしごろだからってー。( ふに。潮風に晒されて冷たいほっぺたでも、ふにふになのは子供の特権。 それにしたっておでんの屋台にもあるのかオレンジジュース。…ヴェイトスだから、アリエナイとはイイキレナイナー。) ( むしろ奢ってくれる姿が似合うと思うとか言うのも、酷い話だ。 まあ。飲みすぎごちゅーいってくらいには飲んだ日もきっとある。知らぬが仏、スートリア。) よーじょー?( 余計な「ょ」は手強かった。そしたら、自前のふりふりでファッションショーだったのに。いや、無理なんだが今回は。) ( 山の中。前人未到のキリバナの地はまだまだ謎だらけである。) そーゆーことでつ。( 言語として間違ってる国語の採点を横に置きつつ、こっくり頷いた。 中身は結局変わらないモノだから、子供を言い訳に使ってる「オトナ」に過ぎないンだが。) ……そんなごろーこーになりたいでつねー。( 目指せご老公。まるで先にある夢の話に、嬉しそうに笑って、手を伸ばす。) 後もちょっとですから、たのしみまつよー。ですから、とりあえずジェリコたんー。( てぺてぺ。近づいて、) だっこー。( まるで子供のように強請ってみる三十路。三十路言うな。) [Sun 4 Dec 2005 14:44:37]
◆ジェリコ > (三十路の状態だったらきっと本当に吹っ飛んでいたと思う正拳突き。そう云えば力は彼女の方が在る筈だ。 脛をやられなくて良かったと思う。) ほらほら舌打ちしない。 (しゃがみこんで、そのほっぺたを突付こうとしつつ。 オレンジジュースが未成年イメージなのは男の偏見であった。だって大抵の所にあるじゃないかオレンジジュース。…。 ともあれ、) (ヒモになれるならなってみたいけどそンな甲斐性もなく。 ただ、酒を諦めてくれたのには内心、ほっとした。薬の服用中にアルコールで、変な副作用が出ても困る。) ……余計な「ょ」が混じってましたね今。 (よーじ!よーじ! 一文字で大違いの予感。一つ前の薬なら可能だった事に戦慄。) (「そンな夢に出るような幼少期だったンですか、」 初めて故郷を訪れた人には眼に焼き付いて離れない光景かもしれない、まるで二時間ドラマでも始まってしまいそうなキリバナの山。祟りは起きませんか。 「結構です」と観光は辞退した。) ――…だって。 (楽しい国語は赤点。) …つまりさっき貴女が仰ったように、「どーしんにかえる」ッてー奴ですね。 …ええ、でもとっても良く解る。大人になると色々気にしてしまう。 (だから社会も動くのだけれど。) でも、ですよ。もっともっと大人になると、ハメ外しても社会の枠からはみ出すぎない様になるそうです。 尤も、70歳くらいの話ですけどね。 (へろ、と笑った。) あと何日残ってるか解りませんけど、…アロウリィさん、十分に楽しむと良いですよ。 [Sun 4 Dec 2005 14:32:53]
◆アロウリィ@試薬 > うふふー。じぇりこたんも一撃でつー。( 人為的十戒の光景。同僚サンをぶっ飛ばしてはいけません。) ちぇー。( 何か舌打った。長さが足りないので、ぺこんって音。) むー。つまんないでつねー、こども。お酒がいけないってのがー。( 赤いほっぺた膨らませた。しかも何故にオレンジジュース。未来のヒモ疑惑への復讐戦!? 何処ぞのエセ聖女とは違って、子供の体で無理に飲む気は薄いらしい。むすー、とはするが。が。) よーじょじぇりこたんもかわいかったかもなのに。( 今回の薬ではありえない組合わせを残念がる。) ええー。何か、どーしんにかえるってやつでつよ。( ちゃっぷんって。最期の一滴を舌出して待つ日は、まだ遠いって思いたい。) 首だけじゃないでつよー。上半身ー。( 下半身は埋まってる訳だが。逆にすると山の中に犬神さんちの一族。) あはー。見てみたいでつー?( 逃げて…!) ( そして、質問に質問で返した卑怯な子供が、ぺこんと頷く。) 何処のたのしいこくごでつかー。( 「あたかも」を使って短文を作りなさい。→「給湯室にアロエ汁があたかもしれない」) ほらー、おっきくなると、危険はさけるー、とか、オトナのふんべつー、とかめんどーじゃないでつか。( 塩ッ気に自分から近づくなんて、そんな無謀が出来なくなるのが年の功。) でも、こどもはちょっとくらいハメ外しても、あたりまえー、なんでつよ。( そんな面倒くさい理由が必要な辺りが、三十路なんだが。 ツラだけ子供で、えへらーと笑った。) [Sun 4 Dec 2005 14:21:55]
◆ジェリコ > 正拳突きの らぶー なら確かに人をフッ飛ばすくらい訳なさそうですね、 (溺れていたらそれで陸の方へ打ち上げ。 ば、馬鹿な…!) いやいやいや、流石にこれからだと圧倒的に不利ですよ状況が。 (誰の? 勿論自分の。ロリコンレッテルの上に幼女のヒモッてどンな有様。) アロウリィさんが、オレンジジュースでも我慢出来るンだったら おでんでも食べに行きましょ。 (ひどい組み合わせ。せめてあったか緑茶とかなら兎も角。 やっぱり堂々と飲み交わしたい訳ですよ。…フゥ、と息を吐いたらうっすら白かった。) ――おれは依頼を受けるつもりは無かったンですが、 (あの自警団内の嵐っぷりを見たらオジサン混ざれません。歳は取りたくないものだ。) でも、そう云う気持ちって忘れちゃいけませんよねェ。 (大人になった今は、どれくらいエネルギーが残っているンだろう。振って音がする酒瓶くらいなら良いのだけれど。) (そうして、キリバナの出生に大いにショックを受けた。) 地面から生える首ってどンな風景ですか! (大浴場とかでお風呂に浸かってる人を眺めるみたいな感じだろうか。) 故郷とかちょっと見たいような見たくないような…。 (並ぶ生首。そンな。) (魔法じゃないけど跳ね返された質問。) 「かくあるべし?」 ――…、えー…? 女の子は若くあるべし? (殴っていいよ。) 其の「かくあるべし」がどうして海と関係が? [Sun 4 Dec 2005 14:07:48]
◆アロウリィ@試薬 > 奇跡が起こるとしたら、それはカミサマじゃなくて、あくまでらぶー、の力だと思いまつよー。( 人の子の力を信じてるなンて言っても、寒さは止まらない。ちっちゃい手が、ぺふーと正拳突きのマネゴト。) あはー。何なら、これからでも良いでつよー?( おとーさんとこども。お財布からお金出すのは子供。どんな駄目風景が発生するのか。 今は大分高い場所にあるお顔見上げて、子供はぺかぺか笑顔だ。鼻の頭もほっぺも赤いけど。) これからそだつーってエネルギーが充満してまつね。今になるとわかりまつ。( 本当に小さな頃は、それが当たり前だったから。くるくる、その場で一回転して、) んー、埋まってるほーが多かったでつからねー。( 水かぶりはしましたけど。 恐るべきキリバナの生態が今明かされる。嘘だが。) ( 海。キリバナに塩ッ気は天敵。巡回ルートだって、海沿い付近は外させて貰ってるのを、同僚サンは知ってるし。) じぇりこたんはー、「かくあるべし」って、ありまつー?( 質問に質問で返す非道パターンその1。かっこり首傾げて、そんな鏡の反射伏線。) [Sun 4 Dec 2005 13:58:50]
◆ジェリコ > 愛で奇跡って起こせますかね。おれは別にパプテス信者でも無いンですけどね。 (ぐじ、と鼻を啜った。) ええもう神経痛だとしたら栄養不足ですからアロウリィさん、戻ったら奢ってください一緒に飲みに行きましょう。 (泣きそうになった。さむいのきらい。) (まじまじと三歳児を見遣る、ほらやっぱり寒いンじゃないか、ッて思ったところで、) 子どものエネルギーは恐ろしいものがありますね。と云うか今更ですけど、アロウリィさんにもこンな時代があったンですよね。 …、 (種族柄、) …このクソ寒い時でも、水なら飛び込めたりしました? (此処は塩気が在るから自殺行為だけれども。) …そう、今日はどうして海に? [Sun 4 Dec 2005 13:49:44]
◆アロウリィ@試薬 > 其処を何とかするのが、愛のぱぅわーでつよー。( らぶー?小首傾げて無茶苦茶言った。) ……しんけーつう?( 悲鳴に呼応したのは、子供が口にしちゃいけない単語だ。植物の緑がきょとり。) ええー。なんだか、実感するでつよー。こンな時代もあったかなー、なんてー?( ほっぺたも赤くなるし、息も白くなりそうな頃合でも、結構動ける神秘です。もう、真顔で頷きますよ。) さむいでつ。( 即答。) でも、なんだか、うずうずしまつねー。( 昨夜であったわんこさんの属性が感染った訳じゃなかろうが。犬は喜び庭駆け回る。こたつで丸くなるのが似合いそうな同僚サンを見上げて、耳元の葉っぱがひろり、揺れた。其処だけちょっと元気が無いのは、きっと塩ッ気のせいだ。) [Sun 4 Dec 2005 13:43:14]
◆ジェリコ > 拾えませんよ! (拾いたくても!) 一緒に飛び込んだらもれなく俺の方が先に死ねますからね! この意味解りますか、助けられませんからね! (ちょっとした悲鳴だった。冷たい潮風に切り刻まれる台詞。) ――本当、子どもッて風の子ですよねェ、 (波打ち際の彼女の傍らへ行き、ぷにぷにを見下ろした。お膝が赤いよ。) …寒くないンで? (信じられない様子だ。だって中身は三十路だものって云ったら怒られるだろうか。 男の方はと云えば、腕を組むようにして脇の下へ手を突っ込んでいる。手袋してても寒いのだもの。) [Sun 4 Dec 2005 13:34:09]
◆アロウリィ@試薬 > ( 連ねの足音が止まって、くるんと振り返る。) はーい。だいじょーぶでつよー。はしゃぎすぎてとっこー!とかいう愉快ごとになったら、ジェリコたんがひろってくれるってしんじてまつ。( それは宣言なのか、予告なのか。どっちにしても中々ロクでも無い。ぶい、とまだ短い指が、ブイサイン。子供のあどけないツラで、三十路のアロエが満面笑顔。) [Sun 4 Dec 2005 13:30:12]
◆ジェリコ > 濡れないようにしてくださいねェ。 (コートの前を抱き合わせて首を竦めながら。其の下には自警団の制服がチラと覗く。) (幼子の後を追いかけるようにして声が。) [Sun 4 Dec 2005 13:27:14]
お知らせ > 声さんが来ました。 『 ――着替えは持ってきて無いンですから、 』 [Sun 4 Dec 2005 13:26:02]
◆アロウリィ@試薬 > ( 普段は余り来るような場所じゃない。潮風は葉っぱがしんなりするし、砂は水はけは良いですけど、その分根付くのは大変で。浜辺の植物さんたちって根性ありますよねって常々尊敬しますとも。ええ。 だからこれは、見慣れない光景。視点が低いのも相俟って、まるで見知らぬ異郷の世界。) ……そのまんまっていったら、そのままでつけどね。( 異郷、異国。まあ、間違いは無い訳で。たすたす、砂の上にちっぽけな足跡連ねながら、子供は風の子、元気な子。見た目はともかく、エセですが。が。海の近くに近づきすぎないように、じりじり接近中模様。) [Sun 4 Dec 2005 13:23:13]
◆アロウリィ@試薬 > ( 夏場なら賑わう場所も、今の季節は閑散としたもの。そもそも、安全とは言い切れないってのも加味されるとは思うんですけどね。チャコールグレーのジャケットにブラウンのハーフパンツ。ええ。冬だろうが膝小僧見せが出来るのは、若人か子供の特権だと、おねーさんは思うのですよ。※見た目三歳、中身三十路。) さすがに、そろそろクラゲもいない季節でつからねー。( ざっぱーん。白い砂浜が黒く染まる波打ち際。ツンと鼻の奥まで届く、潮の香り。) [Sun 4 Dec 2005 13:20:10]
お知らせ > アロウリィ@試薬さんが入室されました。 『( 冬の海。)』 [Sun 4 Dec 2005 13:17:13]
お知らせ > ドナさんが退室されました。 [Fri 2 Dec 2005 23:27:24]
◆ドナ > ( ―――はっ、としてドナはひとつ頭を振る。 なにをそんな、わけのわからない思考に没頭していたのだろうかと。 頭を冷やしすぎたかな、と苦笑して、帰るために――その前に着替えるために、去る。 ) [Fri 2 Dec 2005 23:27:22]
◆ドナ > ( 世界に対して、ゼロ除算を行えば、世界はどうなる? 答えは出ない。 出ないから、エラー。 世界にエラーが走る? それは滅びか? 奇跡か? 何もかもがひずんでいく中で、それは真実か? ) [Fri 2 Dec 2005 23:26:29]
◆ドナ > ( 全てあわせて無限で、だから限りなくゼロ。 全ては掛け算。 ゼロに向けて全ての数字が駆け抜けていく。 一足す一を限りなく繰り返す世界は、しかし一瞬でゼロと掛け合わされ、掻き消える。 ならば、ゼロで割ったならば? )( 0÷0 ) [Fri 2 Dec 2005 23:16:06]
◆ドナ > ( 世界は夜。 ノートが支配する。 この世の全てを飲み込んで、闇色の光が染め上げる。 金の月と銀の星がビロウドの上の宝石のように鮮やかに輝き、果て無き果てで空と海とが交わっていく。 ) [Fri 2 Dec 2005 23:06:10]
◆ドナ > ( 考えることとかは、特にない。 ただ、夢想するような気分で、散策する。 誰もいないことは夢想に好都合で、けれど誰かがいないことはココロを寂しくさせる。 矛盾する思考。 ) [Fri 2 Dec 2005 22:56:41]
◆ドナ > ( この時期の海岸は、寒い。 だから、少し厚手のコートを着てきた。 スカートは、短めだけれども。 そんなドナ・バルタザール。 ) [Fri 2 Dec 2005 22:55:39]
お知らせ > ドナさんが入室されました。 [Fri 2 Dec 2005 22:54:45]
お知らせ > 影守さんが退室されました。 [Thu 1 Dec 2005 20:11:28]
◆影守 > ( そんな、甲斐性なしの話。 ) [Thu 1 Dec 2005 20:11:26]
◆影守 > ( 最近はブラックストマックなダーティー野郎であることが判明してきたが、多分それは、というよりは確実に、世間に、世界に対して何の影響も与えないような事実だろう。 嗚呼、所詮個人などそのようなものだ――と考えるような人間であったから、いつまでもうだつが上がらなかった。 ) [Thu 1 Dec 2005 20:11:15]
◆影守 > ( 男はやる気の上でも、実力でも、前述の通りたいしたことのない男だった。 強いて言うならば、そういった適度な柔軟性こそが強みかもしれないが、所詮は戯言程度。 あまり褒められたこともしたことはないし、貶されるようなこともそれほどはしない。 多少侮られても、警戒されることはないような、そんな人生を送ってきた。 これからも送るのだろう。 ) [Thu 1 Dec 2005 20:08:14]
◆影守 > ( 本日の半纏の背中には、何ゆえか「通天閣」なる染めぬ気があるわけだが、おそらく意味などないのだろう。 しいて言うならば、気分だ。 さて、なかなかに和洋折衷、というよりは機会極まりない異相のこの男、何を考えるでもないような表情で、砂浜をさくさくと歩いていく次第。 ) [Thu 1 Dec 2005 20:04:41]
◆影守 > ( 影守、なんていう、たいしたことのない男がいた。 ) [Thu 1 Dec 2005 20:02:56]
お知らせ > 影守さんが入室されました。 [Thu 1 Dec 2005 20:02:32]
お知らせ > ピィクさんが退室されました。 [Thu 1 Dec 2005 19:47:07]
◆ピィク > … また お逢いしましょう。 (死者の想いを片腕に括りつけて、誰も居なくなった海辺を去った。) [Thu 1 Dec 2005 19:47:06]
お知らせ > 黒髪の女さんが退室されました。 『waiting for you (波間に紛れて、聞こえたのは。死者の囁き)』 [Thu 1 Dec 2005 19:45:31]
◆ピィク > (供養する方法を知らない。 彼女を解放するのは、ゼリオンの帰還だけだろうとも思えて。) … さようなら、マリアさん。 (彼女を見て、彼女を通して、前を向く事が出来たから、) (胸中で、今宵の出会いに感謝した。 救われぬ貴女の、何の助けにもなれぬのが口惜しいばかりで。) (風が強く吹いた。) [Thu 1 Dec 2005 19:42:37]
◆黒髪の女 > (死者は、そう、待ちつづけるのだろう。この場所に囚われたまま、その想いを抱え込んだまま。変化を受け入れられない意固地な存在になったのだから。生者の約束に、すすり泣く声が返った。) (死者との邂逅は、まるで蜃気楼のよう。ざん、と、砂漠を海底に抱えた海が鳴く。遠くで、町の明かりが輝いている。星のように。) [Thu 1 Dec 2005 19:39:51]
◆ピィク > (涙を拭った。) 貴女は待つ。 けれど私は、貴女とは違うから。…探しに行ってきます。 (己の待つひとを。) ……もし、其の途中で、 ゼリオンと云う人に逢えたなら、約束を早く果たしてあげるように急かして来ましょう。 (これもまた、約束なのだろうか? それともただの、雑談か。) [Thu 1 Dec 2005 19:32:47]
◆黒髪の女 > (待つ者を苛むのは、何をもってしても埋めのようの無い寂れた想い。待ちつづけていた女は、事切れた瞬間に。ただヒトツに囚われた。死者は繰返す。その虚ろな感情が命じるままに、孤独を享受し続ける。) 探しに? どこへいくの――? 私、私は待つの。 待つ、の ―― (変化を受け入れられずに、反復を繰返す。) [Thu 1 Dec 2005 19:30:07]
◆ピィク > ――…、 ゼリオン、 (顔を上げた。) … 外へ探しに行ってきましょう、海の向こうへ出た船は、戻ってきているかもしれない。 (貴女が消えても、貴方の言葉だけは。 伝えようと。) (待つ女が消えてゆく。何処へ行く。) [Thu 1 Dec 2005 19:21:50]
◆黒髪の女 > ああ、 ゼリオン。 (名を、呼ぶ。) 私の愛しい人。 私は、貴方を ( 繋がりが切れた瞬間。変化があった。 ふぅ、と、女の姿が透け始める。海の景色に溶け込むのではなく、その存在が解け消えはじめる。髪が透け、足が消えて、腰へと消失は広がっていく。頼りなく、頼りなく―― ) 待っています。 [Thu 1 Dec 2005 19:19:10]
◆ピィク > (堪え切れずに涙が滴った。 なんて、なんて似ているのだ。) …… あ ぁ ッ…、 (ついには手を離して、頭を押さえるように両手で目元を覆った。 触れなくなったのに、彼女とは未だ触れ合っているような気がした。) …貴女は信じて、待って、 それなのに、 (隣を見た。) それから、どうしてそんなことに、 (最早世に生きるものでないとは感覚が知らせた。) [Thu 1 Dec 2005 19:16:18]
◆黒髪の女 > ――…わからないの。 私では、わからないのよ。 私は、彼の理解者であった筈なのに。 (季節は冬だ。声が重なった瞬間に、女の記憶が青年の脳裏で再生された。白い手紙、綴られた文面。「海の向うの世界を見てくる。必ず、迎えにくるから」そう約束だけを記した、置手紙。背を見送るような、そんな別れはなかった。ただ、置き去りにされただけ。) 私は、私は――― [Thu 1 Dec 2005 19:12:28]
◆ピィク > …。 (彼女はついに待ったまま冷たくなってしまったが、青年も、心に一点 穴がある。何を以ってしても埋められないから、) (手を取った彼女の気持ちが津波のように流れこんで来る気がした。) [Thu 1 Dec 2005 19:03:08]
◆ピィク > (ぶす、と胸に何かが刺さるような感じがした。) (「貴女も置いて行かれたのですか、」 下唇を噛んだ。) (“貴方”は、誰だ。 それでも胸は締め付けられる。誰も知らぬ人なのに。) (海を見た。) ――残して行くなンて、酷いじゃァありませんか。 (彼女の代弁なのか、自分の…誰へかの気持ちなのか。) 何時帰っていらっしゃるンですか。 (視界が滲んだ。繋いだ掌から彼女と同調するのが解った。 そうだ、酷く似ているのだ。) もう冬なのです、…寒いのです、 痺れを切らした足が動かなくなる前に、 (彼女と声が重なった。) 戻ってきては下さいませんか。 (引いて返すは波ばかりだ。) [Thu 1 Dec 2005 19:00:56]
◆黒髪の女 > 私は、私は――…マリアよ。 "貴方"が何度もお呼びになって、抱きしめてくださったマリアなのよ。 (商売女としては、ありきたりの名。身元を明かす手掛かりとしては、薄いだろう其れ。) そう、いってしまわれた。あの人は私を置いて、行ってしまわれたの。 ねえ御願いよ、お願い。貴方からも言って頂戴。 (黒髪の女は、切なげに腕を伸ばす。繋がれていない腕を、海の彼方へむけて。)「貴方」は私だけの人ではなかった。けれど、戻ってきてくれると仰った。 私はそれを信じているのよ。その約束を信じて、いままで、ずっと。 (そして、これからも。温もりを忘れた凍える掌と、まだ現世にあって暖かな青年の手。"誰か"を待つことに苛まれた、哀れな女の末路。諦めることをすれば、こうも哀しいまでに醜い存在に成り下がることはなかった。) ああ、御願い、御願いだから。 [Thu 1 Dec 2005 18:58:20]
◆黒髪の女 > 私は、私は――…マリアよ。 "貴方"が何度もお呼びになって、抱きしめてくださったマリアなのよ。 (商売女としては、ありきたりの名。身元を明かす手掛かりとしては、薄いだろう其れ。) そう、いってしまわれた。あの人は私を置いて、行ってしまわれたの。 ねえ御願いよ、お願い。貴方からも言って頂戴。 (黒髪の女は、切なげに腕を伸ばす。繋がれていない腕を、海の彼方へむけて。) [Thu 1 Dec 2005 18:52:31]
◆ピィク > ――待つのは貴女です、 …貴女は誰ですか。誰を待っているのですか。 (青いドレス。 晴れた日の空の色。繋いだ手は、ドレスの裾を掴んでいるような気にさせる。) (…「控え室」?) …貴女と約束した人は、海の向こうへと行ったのですか。 (そンな部屋がある店。 思い当たる職業は一つ。…そうして、其れが当たって居るなら、「約束」がどれだけ頼り無くて、眩い夢か知れた。) (それでも、もう手がすり抜けてしまいそうだ。握ろうとするのに、上質の布のように。) [Thu 1 Dec 2005 18:43:18]
◆黒髪の女 > そう、貴方は海に来て落ち着くの? 私は、海を来ても落ち着かないのよ。 (女の手は酷く冷たかった。けれども触れたのだ、という、確かな手触りを青年には与えない。質感がないのに、温感だけを伝える奇妙さ。繋がれた女の手と、青年の掌。) …可笑しいのよ、私。店の控え室にいたのに。気が付いたら、此処へ来てしまっているのよ。 海辺に。 (女は視線を海へと転じる。空色の海に沈む、広大な砂漠を見透かすように。) 待って、待って頂戴。 まだ私、独りだもの。約束があるの。 (今にも繋ぐ青年の掌をすり抜けて、女は海へ歩き出しかねない。繋ぎ留めることの不安定さ。) [Thu 1 Dec 2005 18:37:28]
◆ピィク > (女性をエスコートするときのように、す、と取った指先は細く小さかった。 触れられた と云う事に安堵が滲んだのは殆ど無意識。) …私は、 散歩のついでに。海は落ち着きますから。 (夜の海はしっとりと空色を映して蠢いているけれど、包容力のある母のように何処までも何をも受け止めてくれそうな気がして。) ――貴女こそ、どうして一人で、 (此処へ? 大きく口を開けたドレスに胸元まで食われている白い肌を見下ろして、囁くように。独特の香りは化粧の其れか。) …寒くは無いのですか、 (顕わにされて居る面積が大きくて。) (指先を、 きゅ と握り締めるように。) 帰りましょう、 貴女の帰り道はどちら? (不思議な貴女は一体何処の誰だと云うのか。) [Thu 1 Dec 2005 18:26:18]
◆黒髪の女 > ――…そう、そうなの。私が此処へ来る時は、いつも一人なのよ。そう独りきりで。海へ来るの。 (訝しげな表情にも、女は怪訝な色さえ覗かせない。髪こそ背に流したままで結い上げてはいないが、まっとうな商売についていた女ではない事が知れるだろう。) 貴方、 (女は茶色の瞳を動かし、青年を見上げ) どうして此処へいらしたの? (申し出に対し、女が応えた言葉は食い違う。夢幻のように、貫通することはなかった。手を伸ばせば、女の腕に容易に触れる事が叶う。) [Thu 1 Dec 2005 18:19:52]
◆ピィク > (海に来るような格好でもない。これから何処へか出かける途中にも見えない。 だが何が決定的に異なるのか青年には感知出来なかった。) (びゅ、と吹いたのは風か錯覚か。振り返った彼女の貌に、訝しげに眉根を寄せて。) 不躾ですみません、――貴女、一人で此方へ? (今にも倒れそうな風なのに、供の一人も無いのかと。 女の盛りの年頃だろうに、何処かやつれた印象を受けるのは何故だろう。) 宜しければお送りします、 が――? (すい、と手を伸ばして。) [Thu 1 Dec 2005 18:12:27]
◆黒髪の女 > (海鳴りが聞こえる。町の明かりは途切れがちで、波打際のここからは遠く離れすぎていた。擦れ違う気配にも、女の目が捉えるのは海の暗がり。) ―――――……、え? (掛けられた声。応えるまで、僅かな間。沈黙はない。海が近い。波音が沈黙を赦さないほどに近いから。) …ええ、ああ。そう、そうね。そうだわ。 貴方の言う通りかもしれないわね。 (ゆるり、青年に女は振り返る。容貌は若くはない。20歳半ばだろうその容貌に、どこか憔悴した翳を滲ませていた。襟ぐりの大きく開いた服、海風に混じるのは白粉の香り。) [Thu 1 Dec 2005 18:07:54]
◆ピィク > (ぽつぽつと灯る町の明かりを背景に、その人は掻き消されてしまいそうにも見え、其の割にくっきりと輪郭を成している。 妙な感じはしたが、最初はそれだけだった。) (だが近付く内に、違和感はますます大きくなる。 まるで挿絵を其のまま置いてあるようだ。) …。 (こちらの事には気付いて居ないらしい、「海へ思いを馳せているのだろう」と思ったが、) (すれ違おうと云うとき、) … あの。 (彼女の隣で足を止めて、声を掛けた。) 余り風に当たられると良く無いのではありませんか? (その不自然なまでに蒼白い横顔に。) [Thu 1 Dec 2005 18:01:23]
◆人影 > (海風に、長い黒髪が流れる。) (人影は女のようだった。青いドレスを纏った黒髪の。) ――… (女の視線は、海へ。精気に欠いた蒼白い横顔が、暗がりの中で際立っていた。足音の主の気配が間近になっていくというのに、女は気付く様子が無い。) [Thu 1 Dec 2005 17:56:38]
◆ピィク > (ざく、ざく、と踏みしめる砂。 其処ばかりを見下ろしていたから、) (多分、気付くのは人影の輪郭がはっきり解るくらいのとき。) [Thu 1 Dec 2005 17:51:51]
お知らせ > 人影さんが来ました。 『( 踵を返した青年の、その延長線上に。おぼろげに佇む人の影 )』 [Thu 1 Dec 2005 17:50:36]
◆ピィク > (館は問題なく、従者の人々によって動いている。 其処で自分は何をしているのかと云えば、何もしていない。) (ダイエットの為に鍛錬場へ通っているようなもの、其れで何処がかの家の私兵と云えるのだろう。軟弱な傭兵など金の無駄だ、月ごとに無駄を重ねてゆくなンて。) …、 (くる、と踵を返した。) [Thu 1 Dec 2005 17:49:01]
◆ピィク > ビオラ様、…貴女をお待ちする間に、強くなろうと思って居るのに、 (ざざ、と白い波が砂を撫でる。) 何故だか、どんどん弱くなっている気がする。 (其れは主人の所為では無くて、心の拠り所としての主人を失ってしまった青年の弱さ。 突かれたら砕けてしまいそうなほどに、脆かった。) [Thu 1 Dec 2005 17:42:23]
◆ピィク > (故郷ではもっともっと冷たい風が吹いていた。クリスティアと同じくらいか、或いはもっと。) (雪が降っていても平気だと思ったのに、) … 寒い。 (今はこの程度の風で。 今年最後の月に入った所為だけでは無い。) (温かい所は肌を弱くしたらしい。 …多分もっと、内側からも。) [Thu 1 Dec 2005 17:39:17]
◆ピィク > (与えられた環境の中でぬくぬくと生きてゆくのは何て楽なのだろう。) (吹き付けてくる潮風は冷たいが、直ぐに踵を返して主人の邸宅に行けば温かい自室がある。) …。 (足跡は、波打ち際を歩いていて、そうして止まった。) [Thu 1 Dec 2005 17:36:29]
お知らせ > ピィクさんが入室されました。 [Thu 1 Dec 2005 17:30:39]
お知らせ > ティエンさんが退室されました。 『( 振り切れもしない。 足元の影のように。 )』 [Mon 28 Nov 2005 08:38:40]
◆ティエン > ( 改めて考えれば、見えてしまう。 だから、何も考えないようにしている。 無茶苦茶な自己防衛の欠片に気付いてしまったら どうすればいいんだろう。 ――… ぱたん。 砂の上に腕を落として 目を閉じた。 …そろそろ、痛む。 もどらなきゃ。 ) ――… ばかー…… ( それこそ、誰に言ったかも分からない、一言。 閉じた瞼を通して突き刺さる冬の光を感じながら 立ち上がろうって気合をつけるまで、もう少し。 ) [Mon 28 Nov 2005 08:38:19]
◆ティエン > ( 痛むもの、なんて。 ) ――… 何も無ければ、怖くは無い けど…… ( けど、それじゃ駄目なんだ。 殻に閉じこもって、忘れかけていたものが 浮上してくる。 赤い記憶と一緒に、引きずり出してしまった、その奥の奥。 ずっとずっと昔に決めたこと。 …ちょっと、馬鹿みたいだなぁ と、思う。 自分で決めたことなのに、忘れていたんだから。 掲げた五指の作る影を見上げながら たは と、零れるモノ。嘆息のような 慨嘆のような。 ) [Mon 28 Nov 2005 08:12:21]
◆ティエン > ( 昇る朝日。 思い出す光景は、もっと暗い時間で けれど、痛いくらいに眩しいものが、夜を駆逐していく途上の時間。 金色の光が、青白い肌を焼いていく光景。 ――… それでおしまい。 それが、おしまい。 仰向けに寝そべった身体が、両腕を空に向かって差し上げる。 外套の袖が落ちて、包帯を巻いた腕が太陽の下に晒される。 やっぱり、ちりちりするけれど それで、痛む訳じゃない。 それが痛い訳じゃない。 ) [Mon 28 Nov 2005 07:33:16]
◆ティエン > ( 平気だからって、好きな訳じゃない。 暁 曙 ひかりの世界。 ――… 綺麗だと思ったって、それがすきとは限らない。 綺麗は汚い 汚いは綺麗。 詭弁のような真実の欠片は、この場合当て嵌まりもしない。 この身にとって、太陽なんて害悪の欠片。 それが平気だとしても、得意になんかなれる訳が無い。 ――… なら、とっとと戻って、陽光の差し込まない世界に閉じこもれば、いい。 分かっているのに、此処にいる。 ) ……何、してるのかなぁ…… ( 自分の事のようで、誰かのことの ような。 そんな呟きが零れて 白くもなれない息の欠片が、朝日の中に溶けていく。 ) [Mon 28 Nov 2005 06:56:47]
◆ティエン > ( 砂の上に転がっているものが考えたのは、そんな事。 ――… 当たり前といえば、当たり前。 もう、夜明けの時刻。 宵闇の漆黒は、東の空に昇る太陽の光に駆逐されて、水平線は夜明けの白に染まっている。 白々と、太陽のひかり。 痛いくらいに、眩しい世界。 ) [Mon 28 Nov 2005 06:39:08]
お知らせ > ティエンさんが入室されました。 『( 眩し過ぎて、目が痛い。 )』 [Mon 28 Nov 2005 06:36:40]
お知らせ > フィオさんが退室されました。 『ポケットへ手を突っ込んで、砂浜をまだ散歩』 [Sat 26 Nov 2005 21:15:04]
◆フィオ > んー・・・・。 (グググッ と。反るかのように両手を空へ伸ばして。背伸びを大きく。 ジンワリとした感触が背中を走って) ・・・っはぁ! (前へ腕を下ろせば、その感触の残り香のように涙がジンワリと目元へ) (手の甲で乱暴にふき取れば目元が赤くなる。 泣いた跡の様になったそれに気がつくわけも無く。そしてそれも日常的な平和の一部) [Sat 26 Nov 2005 21:14:25]
◆フィオ > (それもまた) 変わらないっすねえ? (十分に変わるかもしれないし、ソウじゃないかもしれない。 何も変わらない日常に落ち着いた気持ちを考える。 戦うのも当たり前、喋るのも当たり前。 秘密を握るのは) ――これはちょっと変わってるっすね (一番最後に考えた言葉には、苦笑いを浮かべた。と、なれば) 何も変わらない、じゃなくて。見えないだけっすかねえ (最初に思ったことへ戻る。灯台下暗しとも言おうか。 踏みしめていた土台は、自分には見えないほど硬く出来ていたようだ) [Sat 26 Nov 2005 21:09:43]
◆フィオ > 何も、変わらないのが一番っすかね (なんてこと無い発言。ちょっと色々考えたかったようで) (表情は、姿勢を正すと同時に ニヘラ っとしたいつものように) ――まぁ、あれっすね (鼻の頭指で撫でるように掻いて) 海はいいっすね (独り言) (ぼそぼそとはいたソレ。誰かに聞かれたなら、きっとその人は頭を捻るはず。 余程海が好きなんだな とか笑うはず) [Sat 26 Nov 2005 21:02:24]
◆フィオ > (喋る 息を吸う 笑って 怒る 泣いて 喜ぶ) ―――・・・・・・・・・すぅ。 (改めてとった行動は、息を深く吸い込むこと。ヒュウッ と吸い込む音を立てて、海辺の冬風は肺を通ってからだの中へ。ヒンヤリとした感触へ、むせるような感触を覚えた) ケホッ。 (息を噴出すように、一度乾いた咳) ――静かでいいっすね (波の音がうるさく聞こえるヒトも居るのだろうか。砂の音を煩く聞こえるヒトも居るのだろうか。ぼんやりと、考え込んだ頭に比例したかのように、顔さえも表情は無になっていた) (下を向いて、靴で砂を深く踏んでみる。何とも言えない感触が靴の布地越しに伝わって 親指がジンワリと冷える。それを止めれば、また再び熱がゆっくりと戻った) [Sat 26 Nov 2005 20:55:04]
◆フィオ > (当たり前の行動ほど 見えないものは無かったようだ) [Sat 26 Nov 2005 20:47:18]
◆フィオ > (どうやら、気に入った散歩コースは川辺より海岸になったらしい。本人でさえ気がつかなかったこの日常的な動き) ( 何故気がついたのか? ) (そんなのはしっかりした部分は解らない。ただ、一つだけ言えるとすれば、である。自分の足は今此処に、砂の上を踏みしめて歩き そして 当たり前の様に上着を羽織って海を眺めている。それは先日も、その前も同じ行動。 海を見ていると落ち着いた。波の音を聞くだけで 落ち着いて 息をゆっくりすって はけた) [Sat 26 Nov 2005 20:45:30]
お知らせ > フィオさんが入室されました。 『最近――』 [Sat 26 Nov 2005 20:42:26]
お知らせ > リリーさんが帰りました。 [Sat 26 Nov 2005 12:27:48]
◆リリー > ( ―…捨てられた事さえ気付かずに、 青色の中で泣き続けた。 ) [Sat 26 Nov 2005 12:27:47]
◆リリー > ( 未知の世界の入り口は 人形には開かなかった。 ―…会う事は叶わない。抱き締めてもらう事さえ、 ) … … ふ ッ … 。 ( 零れた涙は ただの水。 人口の皮膚から吸い込んだ 海の水。 ――… 役立たずと成った人形は、 ) [Sat 26 Nov 2005 12:27:16]
◆リリー > ( ざぶ、ざぶ ―…耳に届く波の音。水の音。 人工皮膚に伝わるのは 冷たい、感触。 ) おとうさま。 …おとうさま。 ( 青色の水が 肩まで浸かった。 ―ぞわり、 嫌な感触で振り返った。 先程の砂浜は、 遠い。 ) … あ 。 ( 帰れなくなってしまう、 頭の中を占拠する言葉。 ) [Sat 26 Nov 2005 12:25:33]
◆リリー > ( 真っ青な海の色は 真っ青な空の色。 不思議の国の入り口みたいに 雄大で美しい 色彩の旋律。 ) …おとうさまは ここを通ってどこかへ行かれたのかしら。 ( 素晴らしい未知の世界の旅路へ。 ―…何時も何かを求め続けていたお父様。 ) ( きちり、きちり。 ―…主求める様に鳴る薇は、 ) ( ―― 少女の足を進めさせた。 ) [Sat 26 Nov 2005 12:22:35]
◆リリー > 素敵。 ( 水の色が 蒼だったなンて初めて知った。 きちり、きちり――…昨今まで嫌だった薇の鼓動も 今は楽しい。 ) …素敵。 ( 人は居ない。 偶に散歩する人間が見えるだけ。 ――…貸切の遊楽場 の様に思えた。 ) [Sat 26 Nov 2005 12:17:50]
◆リリー > ( 墓地からどれ位歩いただろう。 …歩いて、歩いて 足が痛くなった止まった場所は 沢山の水が集まる場所。 ) ( 砂浜の 海よりやや遠い中央で ぼンやりと青色の輝く水を見つめていた。 キラキラとまるで宝石の様に光る、 水を。 ) [Sat 26 Nov 2005 12:15:15]
お知らせ > リリーさんが来ました。 [Sat 26 Nov 2005 12:13:28]
お知らせ > フュイルさんが帰りました。 『(最近妙に食事にありつけているフュイルでした。)』 [Fri 25 Nov 2005 22:17:37]
◆フュイル > に、よろしく〜 (取り敢えず、びっくりドッキリしたときに、何もされなかったから、という理由で勝手にいい人だと思っている。魚の頭も割ってくれたし。) ぁ、わたしはフュイル。 (さらに、どこかお父さんっぽい、とか。) と、ぁれ? お姉〜さん? (胸の膨らみに、ようやく気がついいた模様。) [Fri 25 Nov 2005 22:17:02]
お知らせ > ザブさんが退室されました。 [Fri 25 Nov 2005 22:16:31]
◆ザブ > (びっくりしたり、ちょっと怯えの混じっていたりした眼が、) (ほんの少しだけ距離を縮めてくれたから。 …にま、とした。) [Fri 25 Nov 2005 22:16:30]
◆ザブ > (さらば内臓。潮臭いのは潮に還った。) (見えないけれど見送って、――それから、顰め面から笑顔になった少女に向き直る。瞳が眩しい、眼を細めた。) ああ、良いよ。 ついでに手もあっためてくといい、焚火するから。 (そう云うと、顎で杓って一緒に行くように促して歩きだした。先導。) (自分が釣りをして居たポイントまで少しある。) [Fri 25 Nov 2005 22:15:27]
◆フュイル > (じゃぼじゃぼ洗って。ばっさり切って。 さすがに三枚に下ろしたりはしないが。はらわたは海のモズク藻屑に。) っ〜〜 (冷たい海の水に、ちょっとだけ顰め面。 飛沫なんかも服を濡らすがそれは気にしない。) ぇ? いいの〜!? (丁度色々と終わって振り向いた。 ばっと飛びついたりはしないが、瞳きらきらさせて少し近づく。) [Fri 25 Nov 2005 22:09:36]
◆ザブ > (男の料理、みたいだ。或いは漁師さんの…みたいな。 どっちも似たようなもんか。) (捌いているのは少女だったが。) …。それ、 (ぶらり、と揺れた魚。) …だけ? (首を傾げて訊き返す、じゃぼじゃぼと手を洗う音が聞こえる背中へ。) 良かったら一緒にどうだ、 (晩飯。) 魚、一匹じゃ満腹にゃならねーだろ。…釣り針取ってもらったし、その、お礼にでも。 [Fri 25 Nov 2005 22:04:41]
◆フュイル > (ぶちっと、ぶった切られる真っ二つの魚の頭。まな板の上ではないから、ちょっといい加減に千切れた。 血まみれのおてて。) ふぇ? ぇと、これ。 (聞かれて、首かしげた。 ついさっきまで無かった晩御飯。ぷらーんと、尻尾をもって振って見せよう。) ぁっ 〜〜 (そういえば、なんて、思い出したように、先ほど落とした簀巻きをもう一度脇に抱えてから。 すぐそこの海へと、魚と手を洗いに。ナイフ付だから、腹も掻っ捌かれるだろう。) [Fri 25 Nov 2005 22:00:56]
◆ザブ > (ぶちょ、とだらしなく飛び散った血が潮臭い。) あ、悪ィ。掛かったか? (釣り針を拾い上げて、服の裾で汚れを拭いながら彼女の方を振り返る。) ――いや、「ありがとう」はあたしの台詞だ。 ありがとう。 (ちょい、と頭を下げた。) (魚の斬頭刑は行われる?) … なあ。晩飯は? (其の魚だけ? まさかね、と思いながらも。) [Fri 25 Nov 2005 21:55:19]
◆フュイル > わわっ (突然のことというか、予想外のことというか。手添えられて驚いたわけだ。 幸い、暴れたり、さっきのように転んだりはしなかった。)(力強そうな腕に、ちょっと何かを思い出したのは、また別のお話。) ぁ、ありが、と (ぱっくりいった頭に驚きながらお礼を。 取り敢えず、針も落ちたようだし、頭を切り落としておこうか、なんて。) [Fri 25 Nov 2005 21:51:39]
◆ザブ > ――…。 (少女の作業に手を貸そう。元々は自分の釣り針だ。) (動かなくなったナイフを、彼女の手の上から握り締めて、…魚を支える手も沿えて。) ( ばすッ ) (流石に二人分の力なら、魚の頭もばっさりいけると思うンだ。) ――おッ、 (生臭い針が落っこちた。) [Fri 25 Nov 2005 21:46:48]
◆フュイル > ぁ、ど〜しよ〜 (引いても押しても、うんともすんとも言わなくなった。) [Fri 25 Nov 2005 21:45:08]
◆フュイル > ぅぬぬ〜 (取り敢えず、ぶった切りというか、いやはや。魚の顔の真正面にナイフの刃を当てた。 そのまま、頭を割ろうとするらしい、果てさてどうなる。)(この発言の秒数一桁 0〜4で、うまく真っ二つ。5〜9で、途中で刃が止まって動かなくなる。) [Fri 25 Nov 2005 21:44:16]
◆ザブ > (針の救出作業。…魚の解体作業にも見える。) 悪ィね。 (手間掛けさせて。 傍観者はポケットに手を突っ込んだ格好で、ひょい、と作業を覗き込んだ。) [Fri 25 Nov 2005 21:37:04]
◆フュイル > (こじ開けて、覗き込んで。口の少し奥のほうに、ちろりと光る何かを見つけた。 そして、それに繋がった細い糸も。) ぅん、あったけど〜 に、取れない。 (指を突っ込んでも、そこは小さな魚の口。針や糸に触れても、引っ張ることはままならない。 少しの間うにうにと指を動かした後。めんどくさくなって、強行手段に出ることにした。もう、脇に挟んだ簀巻きなんてお構いなし。腰に提げてたナイフを抜く。) [Fri 25 Nov 2005 21:34:16]
◆ザブ > (リアクションの大きい猫だな。そんな感想を持ちながら、――チラりと簀巻きの間から覗いた赤い靴に片眉を上げる。特にどうと云う事も無いが、鮮やかな色が意外だった。) いえいえ。…ああ、魚は嬢ちゃんが持っていって良いから。 (でも釣り針があったら頂戴ね、と云う。) (がぱ。と間抜けに開いた魚の口の奥、引っ掛かって居る?) [Fri 25 Nov 2005 21:28:01]
◆フュイル > (ぱちぱち、と瞬きをして。改めて影の姿を目に納めよう。) ふぁ!? (そう、波打ち際。じわりと、厚めの生地越しに滲みてきた。 変な声上げて、取り敢えず起き上がる。そして渡される簀巻き。中身は真っ赤な靴。) ぇと、ありがと〜 (空いているほうの手で、そんな簀巻きを受け取って。 一応、ちゃんとお礼も忘れることなく。) 釣り針? ど〜だろ〜? (改めて言われた言葉に、もう既に冷たくなった魚の口をこじ開けてみようとする。 簀巻きは、脇の間に挟んで。) [Fri 25 Nov 2005 21:21:36]
◆ザブ > (細かいメカとか一杯出てこないけれど、出てきても不思議じゃないくらいに図体はデカかった。) (見事なコケッぷりに思わず眼を丸くして、次の台詞を云うタイミングを逃した。) (眼が渦巻きとかそンなイメージの少女。) ケツ濡れるぞ、 (だって波打ち際。 ――落っこちた簀巻きを拾い上げて、) 驚かせたみたいで悪かった。 (ン。と簀巻きを差し出しつつ、) その魚、釣り針食ってねェかい? (改めて同じ事を。) [Fri 25 Nov 2005 21:15:05]
◆フュイル > (魚を手にするためしゃがみこんだとき、丁度かぶさる黒い影。) ふぇ? わわっ!? (びっくりどっきりメカ。突然現れた―ように見えた―影と、その声に驚いて。どてっと後ろに転んだ。 左側に抱えていた簀巻きも腕を離れて、砂浜に転がる。 見上げる先に、大きな見知らぬ誰か。ちょっち頭がパニックし始める。) ぁわわ〜〜 (それでもちゃっかり魚を掴んでいるのは、食い意地か。) [Fri 25 Nov 2005 21:10:57]
◆ザブ > (白いものにばかり眼を奪われていた訳ではないから、) (ちょこちょこと走ってきた、猫みたいな少女の事はちゃんと見えている。) (長いポニーテールが猫の尻尾みたいだ。 ――さッ、としゃがんで白いもの(魚だった)に手を伸ばすところを、) (突き飛ばしてしまう寸でのところで立ち止まって見下ろし、) おい。 (低い声を降らす。) その魚、釣り針喰ってねェか。 (女の影は少女をすっぽり包めるくらい。) [Fri 25 Nov 2005 21:03:23]
◆フュイル > (どこにそんな力が残っていたのか、たっ、と駆け出して。 そこに横たわっている、おいしそうな魚を、引っつかもうと手を伸ばす。) らっきぃ〜 (色々と猫レベル。 前方不注意な辺り、負けていると思う。)(足が速くとも、ひょろっこい体。突き飛ばすのは、簡単だと思う。) [Fri 25 Nov 2005 20:59:46]
◆ザブ > (少女風貌の彼女が、失速した辺り。) (丁度視線が砂浜に落ちた時、視界に入る筈だった人影は彼女の進行方向から真っ直ぐに歩いてくる。) (光るものを見つけたのは、多分同時だ。 ――重い足音が、彼女に迫るようにズンズンズンズン…。目指しているところはきっと同じ、白く光るもの。) [Fri 25 Nov 2005 20:56:27]
◆フュイル > (そうして、片手を膝近くに置きながら、ぺたぺたと、少し前かがみになって歩いていく。歩いていく。) ぁれ? (歩いていく先に、フュイルは何かを見つけた。 白く光るもの。 きゅぴーん、とフュイルの目も輝いたかもしれない。) [Fri 25 Nov 2005 20:53:30]
お知らせ > 人影さんが入室されました。 『( ――…、 )』 [Fri 25 Nov 2005 20:53:05]
◆フュイル > (足が砂に取られても、構うことなく、地面を踏みしめて。 寒さを忘れるために、体を動かす。) (はぁ、はぁ、と大きくなっていく呼吸。さすがに体力が持たなくなったようだ。 ブラウンの髪の毛も、ゆれ幅が小さくなっていく。) さすがに〜、疲れたよぉ〜。 (足音は、どたどたから、ぱたぱた、そしてぺたぺた、と変わっていく。 先のほうを見ていた目も、下を向いていく。) [Fri 25 Nov 2005 20:49:07]
◆フュイル > (その脇に、藁を巻いたようなものが無ければ、どこにでもいそう?な風貌。 普段は無駄に有り余っているような元気も、寒くて色をなくしている。) 寒ぅ〜ぃ〜 (吐く息が、白く後ろに流れていく。 人通りがある場所よりは、少し離れたそんな場所。 遠くに、人影が見える気もする。) [Fri 25 Nov 2005 20:43:20]
◆フュイル > (軽快? な足音が一人分。 疾走のテンポ。) ぅ〜〜 (腰にポーチとナイフを提げた少女風貌は、海岸線を、散歩していた。)(色々と御免なさい。) [Fri 25 Nov 2005 20:38:51]
お知らせ > フュイルさんが入室されました。 『(どたどたどたどたどたどた)』 [Fri 25 Nov 2005 20:34:37]
お知らせ > ピィクさんが帰りました。 [Fri 25 Nov 2005 20:29:27]
◆ピィク > (――青年はまた走り始めた。 今度は街の方に帰って行くようだった。) [Fri 25 Nov 2005 20:29:26]
◆ピィク > …、 (額に滲む汗を拭った。 立ち止まったら、急に潮風が寒く感じられた。…ふるッ、と身を竦ませて、) おなかすいたな。 (夕食が未だだというのを思い出す。腹の虫が今にも啼き声を上げそうだった。) [Fri 25 Nov 2005 20:28:58]
◆ピィク > (魚が打ち上げられていた。) ……………、 (其れはもう白い腹を見せて、晴天の夜の下でとっくに死んでいたのだが、) …、 (白い腹がぷっくりとして、とてもとても美味しそうに見えたのだった。 自分が猫だったら、考える前に掻っ攫っていったかもしれない。) [Fri 25 Nov 2005 20:27:45]
◆ピィク > (波打ち際に増えた気配の前で、立ち止まったのだ。) (そして見下ろした。) [Fri 25 Nov 2005 20:25:27]
◆ピィク > ッ は、 (とン、と足が一歩踏み込んで、) (其処で止まった。) (…止まってしまった。) … …… ッふ ゥ…、 (ぐ、と途端に胸が苦しくなる。本当ならグルグル歩いてから減速するべきだのに。) [Fri 25 Nov 2005 20:24:49]
◆ピィク > (足が砂に掴まれる感じ。一歩一歩が重い。) (ぜ、と咽喉が鳴るのに、不思議と苦しくは無かった。面はトマトにでもなったかのように赤く、汗が眉間を伝った。) (――ぐい、と袖口で拭う、 すると、進行方向に気配が増えていた。) [Fri 25 Nov 2005 20:22:09]
◆ピィク > (剣さえ無かったら、何処にでも居そうな風貌。少しばかりトロそうな面がもう息を切らして。) ――… ッ、は ァッ。 (吐く息が白く流れた。 ざあ、と潮風に浚われる。) (街に近い道を散歩する人を追い抜かした。) [Fri 25 Nov 2005 20:18:09]
◆ピィク > (軽快な足音が一人分。駆け足のテンポ。) (腰に騎士剣を提げた青年風貌は、海岸線をずっとジョギングでなぞってきた。) [Fri 25 Nov 2005 20:13:13]
お知らせ > ピィクさんが入室されました。 [Fri 25 Nov 2005 20:10:30]
お知らせ > フィオさんが退室されました。 『聞き終わる頃には、二人の友』 [Fri 25 Nov 2005 00:14:58]
お知らせ > 濃茶のマント姿さんが退室されました。 『(そうして、言伝が終われば、街へと向かう。)』 [Fri 25 Nov 2005 00:14:04]
◆フィオ > (歩いて去っていくフェンサーの後ろへ手を振って。降ろした手は再びポケットへ) ――ん。 (軽く小走り。其方の隣へつくように歩く事になるか。 聞かされれば今後はそのヒミツなどを護り続けるだろう。そんなわけで途中まで散歩まじえの ヒミツ会話となるのか) [Fri 25 Nov 2005 00:12:19]
◆濃茶のマント姿 > (こちらの挨拶は、定型句。) ――では、少しだけ。 (僅かな道のりで語るのは『人間』の『ハーソーン』の話。 名前と、一応の理由だけは告げておくだろうう。) [Fri 25 Nov 2005 00:09:38]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 [Fri 25 Nov 2005 00:06:19]
◆フェンサー > ( ええ、あなたもお気をつけて、それではさやうなら、と傭兵去り。 ) [Fri 25 Nov 2005 00:06:17]
◆フィオ > (頭を掻いていた手は、鼻を擦る役目へ) ――フェンサー、気をつけてな! (去ろうとしている相手。にっと笑って、手を振ろうか。実際は心配は無くも無い。差別と言われそうなのでそれは黙っていたが) ――ん? (名前を呼ばれて、引き止められるのは珍しいな と) いいっすよ。 (どうしたのかな?と首をかしげて) [Fri 25 Nov 2005 00:05:22]
◆濃茶のマント姿 > ――そう、難しく考えなくとも、いいと思うが。さて、これも戯言か。 (嗚呼、口がすべるものだと。 空より視線を戻して。) ――ああ、もう、夜も更けた。 お気をつけて。 (下がる頭を見て、顔が上げられてから、こちらも礼を一つ。) ――そうだな、フィオ、少しだけ付き合わせてもらえるか? (少し考えて、このまま帰るよりは、少し話しておいたほうがいいだろうと。) [Fri 25 Nov 2005 00:03:10]
◆フェンサー > …………成程、真理。 けれど………エンドレスに繰り返してしまって、止め方すらもわからなくなって………いえ、戯言、ですが。 ( ちょっと自己嫌悪に陥ったらしい。 人生経験実質は20もいっていない阿呆は、所詮主義主張すらあいまいで。 ) ………さて。 私は……これにて……ご帰宅、です。 ( それでは、また。 へこへことお辞儀ひとつ、フェンサーてほてほ、去ろうとして。 ) [Thu 24 Nov 2005 23:56:12]
◆フィオ > (さて、どこかで聞いた言葉だな、と。今の自分にはソレも痛かったが) ――まぁ・・・・ (ポケットに入れた手。軽くきゅっと握って) 色々難しいので成り立ってるってとこっすかね? (そういいきった眼は泳いでいたはず。結局何も答えにはなってないのだから。そんな自分なりのぶった切りをしてしまった事に苦笑いしつつ) ・・・・っと、もうこんなに暗いっすか (自分が来たときより、更に深くなったように思える闇。風も冷たくなったしな とか) 俺はもうちょい散歩してくけど、二人は? (帰宅? とか、見上げて。顔はニッと。歯が見えるかのような笑いを浮かべているはず) [Thu 24 Nov 2005 23:54:56]
◆濃茶のマント姿 > ――力があれば、誰かを守れるだろう? 誰かに危害が及ぶのを、防ぐことが出来る。 (形は違えど、それも助けることになるだろう、と。 売り言葉に〜、というように言葉が出てきた。 とは言え、言い争いたいわけでもない。) ――まぁ、こんなことで言い合いをしても、仕方がないだろう。 (なんて、ぶった切った。 呟く声を拾ったわけではない。ただ、あれこれというのが面倒になっただけ。 単なる身勝手。)(人を殺すのは、必ずしも、ヒト、だとは限らない。 暗い声は、胸の内。 は、と、色の無い空気が、漏れるだけ。) ――もう、戻るべき、か。 (見上げた空には、細くなった月があった。) [Thu 24 Nov 2005 23:51:22]
◆フェンサー > ( むう。 やはり大差がないか。 しかしそれ以外の選択肢というと、フェンサーの中では、人質をとる、罠にはめる、寝首をかく、などしかない。 あ、結局大差ないや。 卑怯って言われても、それが基本戦法。 ) そうでも、ないでしょう……あなたは少なくとも、助ける努力は、できる。 でも私は――殺すことのほうが、楽だから……そうしてしまう。 助けよう、とか……考えられない。 誰かを救えるのは人だけだけれど――殺すことができるのも、やっぱり人だけ。 意外と、似通っていて、でも、違う。 ( 人。 それは結果ではなく、精神的な意味で。 獣に食われたのは、「殺された」ではなく、人が、人を、死に至らしめるからこその、「殺す」。 ――戯言はともかく、空を見上げ、そろそろ、帰ろうかとつぶやいて。 ) [Thu 24 Nov 2005 23:42:25]
◆フィオ > (もし過去を聞かれたら、と考えると相当な頭痛を覚える此方。やはり他人の危険は自分の危険なんだろうな、と文字を何度かゴックン) どんどん卑怯な方向いってるっすよ?! (おたおた、と。手をぶんぶんと振ってしまう。自分には考えれない手をポンポンと出すヒトだな、と。別の意味でまじまじと眺めてしまった) (そんな横で、擦れる音。聞こえないよ。友への愛のフォースだよ(ドコからか拾ってきた)と呟く) ――うーん・・・。 (コメカミへ人差し指) それでもヒトを治すことは出来るから、やっぱりはーそーん (平仮名なのは発音が訛ってる難しいからですよ) は『生』っすよ。 (肩をすくめるように動かして) 分けるとしたら、俺とフェンサーは死、になるっすかね (何だか難しい会話になってきたが、区別するとしたらそれが近いのだろうか と。実際は二つあるのだろうが、今現在どちらへ傾いてるかの話) [Thu 24 Nov 2005 23:38:23]
◆濃茶のマント姿 > (過去に何があったか、など知らない。それをどう捉えているか、はほんの僅か垣間見れた程度のもの。 それをどうこう言える立場でもない。)(囲う、だとまた別の話に。(何)) ――大差が無い。 (ポツリ、本音が零れた。一応小声だが。)(聞こえた呼び名に、おや、と。僅かな驚きの顔が浮かんだ。 予想外に、うまく対応してくれた、と。失礼思考。 土下座すらっしゅ入りマース。 ずしゃ。) ――さて、俺はそれほど大掛かりなことが出来ないのでね。精々、風邪薬を出す程度。 人様の命を預かるなど、遠い話だ。 (苦笑交じりに、そう言って、まるで逆のことを考える。 己は死に体で、彼らは生きている、と。 或いは、己一人で体現している、と。死んだはずの体が動いている。死の瞬間を覚えているわけでもないが。 哂いは、苦笑に紛れ込む。) [Thu 24 Nov 2005 23:30:56]
◆フェンサー > いえ、いえ………さして、気にするようなことでも、ないですし。 ( 気にしていない様子で、フェンサーは相変わらず奇妙に微笑む。 多少のハンデ、というよりは、科せられたペナルティ、という程度に、考えているらしく。 ) ……怖い………では……囲む。 はめる。 袋にする……とか。 ( 結果的に自分に被害が出ないような選択肢だった。 そして凶悪度はむしろ上がった気もする。 ) ………………成程。 傭兵()は死を運び、医師()は生を与える、と。 [Thu 24 Nov 2005 23:20:41]
◆フィオ > (フィオ的には1だけれど、背後は2だよ。とか無駄電波) (頭をかくのは緊張とかの癖。きまづい、にもなるが) その――・・・・・。 (悪いことしたなーと思って) ゴメンっす。 (頭を下げて、苦笑いになる。自分でももしそうなれば、と思えば謝罪しか出なくて) (何度か唸った) けど、殺すのは確実だと結構怖いっすね (自分の立場上、そんな言葉言っていいのかさえ謎なのだが。ヒトによって違うらしいようだ、と) ・・・・。 (口をモゴモゴっとさせて) はーそーん、はソレを治す側なんすよね。 (もう一度唸って) 生と死見てるみたいっすよ [Thu 24 Nov 2005 23:15:54]
◆濃茶のマント姿 > (お米剣:用途1.お米と交換。2.切断。 とか、電波。)(なにやら逆方向の思考になったらしい女性。 その笑顔には、困り笑いで返そう。 剣士云々、己の加わる場所ではない、か? と、一歩引き気味である。正直、騎士と傭兵に、たいした違いを見出していなかった。) ――なるほど、それで顔の片側が。 (なんて、しれっと言う。 女性の顔に、生傷が無いことや、色が似ていることなんて、確りと判るのに。) ――と、失礼。 あまりいい話題ではなかったな。 (言ってから気が付くのでは遅いわけである。 ばつの悪い顔の会釈にあわせて謝罪の言葉を。) [Thu 24 Nov 2005 23:06:35]
◆フェンサー > ( そもそも、そうならなければ。 その言葉に、フェンサーははたと気づいたように硬直した。 そもそも傷つかなければ医者にかかる必要などない。 真理だ! ) ………つまり……殺し合う、でなく……殺す、にすれば……万事オゥケイ。 ( 一方的宣言。 笑顔なのがかなりシュールで怖い。 ) はあ………剣士、であることは……間違いない、けれど……。 ( けれどもやはり、騎士には劣る。 能力的にも、精神的にも。 ) ………顔………嗚呼……古傷の、後遺症、で……。 ( 頬を撫でる。 とはいえ、その古傷自体の原因は、遠い記憶の底に埋もれて、もはや確認のしようがないのだが。 ) [Thu 24 Nov 2005 22:59:35]
◆フィオ > (どっかでスットボケが発動。本気で土下座したい欲望にかられつつ、お米剣をありがたく頂く) ありがとうっす! (嬉しそうに、その券を両手で持って眺めようか。渡されたその手は、白く。やはりどこか男とは違うな、と何処か小さな場所で考えた) 騎士とか、そっち系には見えたっす (剣を持っているし、と。付加えて) ――・・・・・・。 (やはり、顔半分しか笑っていない。不安そうに見つめてしまう) どっか痛いっすか? (友と同じ瞳の色、貴方の深い眼を見て。失礼かと思いつつも聞いてしまった。 友の判断はどうなのか?と。気にしつつ) [Thu 24 Nov 2005 22:55:40]
◆濃茶のマント姿 > (職業を聞いたのはこちらではなく。 ただ立っているだけとも取れる姿。 紙切れの受け渡しも、特に表情無く眺めて…いるようで、実はところどころで、口元が僅かに動いて哂いを浮かべそうになっていたり。堪えて。) ――そもそも、そうならなければ、一銭も掛からずに終わると思うが。 (なんて、言ってはいけないことを言った。 傭兵相手にけがをするな、なんて、廃業しろと同義かもしれない。 少しふざけた口調になっているあたり、寛大に見てもらえるだろうか。) ――……顔に、けがでも? (気が付いた。 外傷は見えなくとも、その不自然な動きから予想した。) [Thu 24 Nov 2005 22:49:40]
◆フェンサー > …………そのときは……できればお安く……。 ( コネとかは浅ましいまでに使うのがフェンサー流なのである。 多分だめっぽいが。 お米券はフィオさんに捧げられたのでしたそして。 最近地域密着型になってきた気がする傭兵は、騎士、との言葉に意外そうな表情を。 ) ………騎士、に……見えますか…? ( 結構怪しいのに、と。 フェンサー的に、騎士というものは「ジェントルで格好いい」ものらしい。 ) ……まだまだ、弱いですが………面白い、組み合わせです。 ( けんかしてもすぐに直してくれそう、とは口にはしない。 ただ、微笑んだ。 顔の左半分だけが。 ) [Thu 24 Nov 2005 22:42:35]
◆フィオ > (凄い変換が見えたお米剣。どっちへの花束贈呈のようになるのか解らない背後ごめんなさい。もし受け取れるのならば早速次の日にでもお米を取替えに行きたいとか貧乏発言してもいいですか?そんな格闘家事情) フェンサーは傭兵っすかぁ。俺騎士だと (今回もまた予想は外れたようだ。どうも見た目で判断する癖は取れてないようだな、と頭を掻いて) (ちらりと眺めた友の顔。全く持って動揺の色も何も無い。 フー と軽く鼻より抜ける空気。今は聞かないほうがよさそうだな、と思って) じゃあ、俺と同じ闘うヒトっすね (そして) 治すヒト、と (二人共眺めて。思えるのは 珍しい組み合わせ とか。そして、ほんの一瞬だけ、フェンサーの微笑みに違和感を感じて) (今日は違和感ばかりだな、と。モソモソと腕をさすった) [Thu 24 Nov 2005 22:36:36]
◆濃茶のマント姿 > (顰め面、それを向けられたとしても、涼しい顔をすることだろう。 今は人間ハーソーンであると、演じているのだから。襤褸なんぞどこから出るとも分からぬが)(寧ろ、よい判断だとったと、軽く褒めるかもしれない。 答えは至極簡単なものになるだろうが。) ――傭兵なら、けがをしたときにでも、会うかもな。 (傭兵ではないが、傭兵まがいのことをしている、とは口にしないだけ。金銭は、危険が伴うほどに纏まって手に入るもの。 会う可能性は、けがをして、よりも同じ仕事を請けて、となるかもしれない。 もう少し、人としての側面を、作っていく必要がある、とはつくづく思うこと。 出てきたお米剣券。それに何が書かれているか、なんて、見えないはずなので、何も言わずか。) [Thu 24 Nov 2005 22:30:50]
◆フェンサー > 機会、は………ええ、あるかも、しれません、ね。 ( 哀縁忌縁。 あれ、字が違う。 ともかく、顔の左半分だけが、わずか微笑みの形を作って。 ) …………正解、です。 ぱちぱちぱちー。 ……贈呈。 ( もそりとコートのポケットから紙切れ一枚取り出して、差し出す。 「お米券」と書いてあったとか。 ) [Thu 24 Nov 2005 22:25:19]
◆フィオ > (なるべく感情を表へ出さないように、とはしているが。ふとマユを顰める) (ハーソーンは聞き間違いではないらしい) ・・・・・・・・・。 (少々無言。 いい間違ったのでは無いようだ。訂正の言葉も無い。フェンサーも繰り返していっていた。 後で問い詰めてみよう、と恐ろしい判断で〆る) っと・・・・ (無言になったのに気がついて、頭を掻きつつ) そういえば、フェンサーは傭兵か何かっすか? (剣を持っている=騎士か傭兵。そんな単純な考えをぐるぐると。 実際会った当時、短剣を持っていた目の前にいる友を傭兵と見間違った。 となればこのひとはどうなのだろうか、と。僅かながらの疑い心さえ感じられてしまうか) [Thu 24 Nov 2005 22:20:42]
◆濃茶のマント姿 > (聞き間違いでも、言い間違いでも、ない。 傾げる首に思うことが無いわけでもないが。藪を叩くつもりは無い。 そして、何度も名乗る趣味も、持ち合わせていない。) ――えぇ、機会があれば。 (末永くとは、と、笑いそうにもなるが、そこは一つ僅かな笑みに変えてしまおう。 哂いを、笑いへと。) ――さ、て。 (どうしたものだろうか、と。 話題の提供が出来るわけでもなく。何を話すべきかと、考える。 一先ずは、友人が格好いいと言う、剣士の名を冠する女性の姿を、確認するように見ているか。名の通りの職業か、と。) [Thu 24 Nov 2005 22:15:33]
◆フェンサー > …………ハーソーン、さん、ですか。 ……こちらこそ、末永く。 ( へこへこ。 戸惑いの表情や、ほんのちょっとした違和の空気などには、気づくことはできなかった。 そこまで敏感ではなかった。 というより鈍感だった。 ) ……格好いい、ですか…………フィオ、さん、と。 ( へこへこ。 以後よろしくお願いしますとご挨拶。 さあ、名前もわかって、次の話題はどうしよう。 ) [Thu 24 Nov 2005 22:09:24]
◆フィオ > (考えてる事には気がつかない。気がついたらそれこそ突っ込んで嫌な思いをさせてしまうだろうが) お姉さんはフェンサーって言うっすか。 (背の高い、きりっとした女性の名を覚えた。剣士さんとなるともう一人思い出すのだが) 格好いいっすね (鼻を軽く人差し指で擦って、笑った顔。教えてくれたのなら自分も、と) 俺は (言いかけて、名乗った友の名。違和感を感じたから。少しの間のあとキョトン、とした表情に。聞き間違いかな、と首を傾げつつ) っと・・・俺はフィオっす (表情は少しの戸惑いがあるだろうが、名乗られたのならしっかり名乗り返すのが礼儀。軽く一礼を交えて) [Thu 24 Nov 2005 22:04:58]
◆濃茶のマント姿 > ――散歩、か。 俺も、そんなものだな。 (そろいも揃って、などとは口にしないが。 一応の同意の言葉を漏らそうか。 考えることがあって、素っ気無い声になっているかもしれないが。) ――フェンサー、なるほど。 いい機会だ、俺も、名乗っておこう。 (聞こえた言葉。丁度考えるものと一致して。 一度、空気を吸い込むための間の後。) ――俺の名は、ハーソーン。 以後、よろしく。 (名乗る機会を与えてくれた女性へと、体の正面を向けて、腰を曲げて礼を。 きっと友人には聞き覚えの無い、棘の植物の名を。) [Thu 24 Nov 2005 21:59:25]
◆フェンサー > はあ、お医者様、で…………それは、それは。 ( 尊敬の色を載せた視線で、へこへこ。 医者というものはフェンサー的ピラミッドの上位に食い込んでいるらしく。 ) ………ええ、そういう、ことに……………ちなみに、私は、フェンサー、とでも、呼んでいただければ。 ( 剣士を意味する名を名乗り。 ) [Thu 24 Nov 2005 21:54:16]
◆フィオ > (ここで、二人を交互に見て。口元を押さえれば一瞬下を向き、そして視線を戻す。 言わなくてもいいことを言った気もして) じゃあ、俺と一緒っすか (にへらっと笑って) 今さっき、自分も会ったばかりっすよ (何が嬉しいのかは分からないが、頬は緩んでいた。同じような境遇だった、というだけの理由なのだが) 取りあえず。今ここにいるのは散歩三人組になるっすね (とんでもない解釈その2。腕を組んで、違うのかな?と首を カックリ と傾げた。 ど真ん中にいる自分。色々と聞きたいことばかりなのだが、どこから話しかければいいのかと悩んでばかりである) [Thu 24 Nov 2005 21:50:12]
◆濃茶のマント姿 > ――そう、それはありがたい。 (二人の邪魔をしたわけではないと、返事から勝手な解釈。何がありがたいのか、はさておき。 銀色を、その帽子の中に隠すように、直し終われば、ようやく手をマントの中へと。) ――いや。 あれは何時だったか? この近くでたまたま会っただけのこと。 (軽く砂浜を見渡すようにして。 さてどの辺りだったかと思い出そうとしてやめた。 視線を感じて。) ――えぇ、しがない医者を。 (視線の問いに、簡単に、そう答える。 何かしらを名乗った記憶は無かったから。 そして、さて、と少しばかりの思考を開始。呟きはしないが。) [Thu 24 Nov 2005 21:43:33]
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