奴隷ギルド 〜06/03/02
お知らせ > ホセさんが退室されました。 『(瞼を閉ざして、夢に描く鳥の羽。死んだ奴隷は明日の己。)』 [Thu 2 Mar 2006 01:06:08]
◆ホセ > ――― 文字を教えるやつがおらんと、 (顎を立てた膝の上に乗せ。) つまらん…ものだな。 (殺された奴隷が居る。物覚えが悪く、おつむが弱かった奴隷の記憶なんぞ。誰もが忘れるだろう。覚えても生きる足しになどならない事柄だから。此処では生死が軽すぎる。羽根のように。) [Thu 2 Mar 2006 01:03:57]
◆ホセ > (己の剣の腕は、クリスティア騎士団において、群を抜いていたとは言えない。) 目の冴える夜は、嫌な物だな。 (膝を立て、掌をその上に乗せる。かつての己の剣技は、フットワークの軽さを生かした戦法だった。だが落馬の経験がそれを殺したろう。剣を手に敵に挑む時の緊迫感と、胸の奥に渦巻く闘争心の記憶に、檻の中で瞳を細めた) [Thu 2 Mar 2006 00:57:11]
◆ホセ > (腕を上げて、傷と節のある掌を目の前に翳せば、ジャララ ラ。 耳に馴染みすぎた連続音。)―――…ああ、もう相当に。 (剣の腕は鈍った事だろう。掌を返せば、また鎖の音。戒めの鳴る音で目を醒ますような神経質なヤツは、新入りの奴隷ぐらいだろう。) [Thu 2 Mar 2006 00:47:37]
◆ホセ > ―――……。(不安、なのだろう。この檻に居る者達は、同じ命運を辿る。) 遅いか早いか、とは。誰の言葉だったかな。 (死の鎌が首を藁束のように刈り取る瞬間。無慈悲な収穫を、ランクの低い奴隷たちは常に畏れている。奴隷には、名誉の死など赦されていない。) ―――…名誉の死、か。 (言葉を舌先で転がすように。) [Thu 2 Mar 2006 00:41:01]
◆ホセ > (ジャラ ン 耳障りな金属音。奴隷男は腕を上げて、がり、頭を掻いた。) …あいつが、なあ。 (昨晩、己が収容されている檻から、奴隷が連れ出された。そして、それきり。クソッタレな檻の中では変化に乏しいが、こういったことがあった前後は、皆、一様に口を閉ざして不機嫌になるものだ。) …ああ、不機嫌、なんかじゃないのか。 (うそりと呟き) [Thu 2 Mar 2006 00:35:20]
◆ホセ > (閉ざされた雑多奴隷檻。外界の天候など窺い知れん。前方の鉄格子を、薄汚れた金髪の奴隷が眺める。背中の石壁は冷たく、尻を置く床はじっとりと溜まる湿気。床で雑魚寝する奴隷達の手足には、揃いの鉄の戒め。) [Thu 2 Mar 2006 00:28:59]
お知らせ > ホセさんが入室されました。 『( ――奴隷が一人死んだ。 )』 [Thu 2 Mar 2006 00:24:15]
お知らせ > 霧子さんが帰りました。 『 完璧な機械に一抹の不純物が紛れ込むかのように。 』 [Tue 28 Feb 2006 00:36:48]
◆霧子 > ( 処刑対象に対する興味だとか興奮だとか、熱意のようなものが薄れている。 それは斬り子本人も自覚する所で、理由もわかっている。 「斬り子」という器が空虚だったから他人の死を疑似体験として愉しめた。 自分の生活、というものが限りなく0だったから他人の境遇に浸る事が出来た。 今の斬り子がソレを楽しもうとすると、意図して切り離していた何人かの顔が浮ぶようになってしまった。 ) ( その都度軽いノイズが走る。 ) [Tue 28 Feb 2006 00:33:36]
◆霧子 > ( ただ。 ) ――――――。 ( この1年、斬り子の中で少しだけ変化があった。 職場とプライベートを完全に分断するような生活をしている所為か、その両方を知る者もないが。 擬似家族と友人「らしきもの」の存在が少なからず影響している。 不純物が混じったような、微かな変化として。 ) [Tue 28 Feb 2006 00:26:08]
◆霧子 > ( 相変わらず。相変わらず処刑人斬り子はただ淡々と、地下の“処理場”に篭って仕事をしている。 もともと誰も寄り付きたがらない区画で、斬り子が其処でどんな事をしているかなど知る人は少ないが―――その無表情は、一見していつも通りに見えるだろう。 迷う事無く切り開き、寸分違わず切り落とす。 精密機械の如くそれは何百回と繰り返されてきた作業。 今更変化するような代物でも無い。 ) [Tue 28 Feb 2006 00:18:11]
◆霧子 > ( こんな仕事を何年もやっていると、下らない事に詳しくなる。 何処が美味だとかどんな肉が良いだとか、病人や酒飲みの区別の仕方だとか。 バラバラに惨殺された変死体の殺害方法について意見を聞きたいと、市病院から呼ばれた事もある。 惨殺の専門家、という事になるが。 皆が言うように、これは「奴隷」であって「人間」ではないのだから、殺人を犯した事は1度も無かった。 少なくとも、この街の常識としては。 ) [Tue 28 Feb 2006 00:04:31]
◆霧子 > ( からんからんからん。 何本目かのナイフが放り出されて棄てられた。 脂と血で滑り、刃毀れしたナイフは、後で誰かが研ぐなり棄てるなりするのだろう。 処刑人の興味は其処には既に無く、大きな木のテーブルの上に横たわる肉塊の処理に向けられていた。 それは既に俎板の上で捌かれた魚のように切り分けられた「肉」で、死体というカテゴリには無い。 実際、それ用に雑多の中から選ばれて来たものだし、このまま肉屋と獣使いギルドと動物園に送られる、文字通り「肉」だ。 今しがた纏めて捌き終え、パーツごとに分ける作業を残すのみ。 面白くも無い仕事だ。 ) [Mon 27 Feb 2006 23:58:38]
お知らせ > 霧子さんが入室されました。 『 Representative entering prohibition. 』 [Mon 27 Feb 2006 23:51:32]
お知らせ > 紫さんが帰りました。 『rakuninaritakerebasinukotoda .』 [Sun 26 Feb 2006 04:48:05]
◆紫 > ――… ( そんな言葉にするよりももっと曖昧な思考のまま、首輪に触れてぼんやりと温く曖昧な思考の海に没していれば、体が揺れて 現実に引き戻される。 ) っ ? ( 少しよろけて、膝をつく。 見上げれば見下ろす職員の顔と、目の前に落とされる風呂敷。 ) …もうしわけありません。 ありがとうございました。 ( 身についた動作をなぞり、膝をついたまま頭を下げ、手にとる包み。 金額の事までは確認しない限り不透明だが、あまり興味もない。 首に下げたタグを確認されて、上乗せの手続きに必要な情報を取られればあとはお帰り。 きっと今の飼い主も、如何に少ない出費でどれだけ利潤を搾り取れるかだけを考えているのだろうし、日々重ねる交接で身をいくら擦り減らした所で返済できる見込みも無い。 結局、私は奴隷のままだろう。 ごく一部に過ぎない幸せな例を除けば、ヴェイトス市の根幹を支える奴隷の多くの一生はそんなもの。 特に不満は無い。 緩慢に立ち上がれば、もう一度頭を下げ ぺたりぺたりと冷たい石畳を踏み、ギルドを後にした。 ) [Sun 26 Feb 2006 04:47:14]
◆紫 > ( 前向きな未来へ突き進む強い意志も、体制への反感も、自由を求める欲求も 何もない。 そもそも確かな記憶すら無いのだから、与えられた物が全てではある。 ) ( たどり付くことの出来る一番古い記憶は境界線を失った感覚と、揺れる視界に見えた圧し掛かる影。 それが誰だったかまで覚えていないし、判らない。 人攫いや人買いの類だったのかもしれないし、性奴を仕込む調教師だったのかもしれない。 考えようとしても頭の中はまるで霞みがかかった様で、現実感が無く、ふわっとしている。 曖昧で、飛び飛びで、それが現実か、それとも夢なのか判断がつかない。 ふと気がつけば三級性奴として此処にいて、それすらも確かなものか良くわからない。 時間の経過すら曖昧な薄れ行く欠片達を苦労してつなぎ合わせても知れるのはその程度のもの。 だから、あまり考える事をしない。 毎日目を覚まして触れる首輪の冷たさが圧倒的なリアル。 ) ( だから、特に不満も持っていない。 それしかないのなら、そんなもの。 与えられる義務を遂行していれば良いのならこんなに簡単な話はない。 ) [Sun 26 Feb 2006 04:26:21]
◆紫 > ( その金額に対しての価値と、返済能力が無いとみなされれば最終的には血と肉で購う事になる―― 惰性な奴隷は死ぬだけだ。 自分はまだ、3級の価値で生きている。 ) ( 「同じ物でいいな?」 ) ( 頷く。 大雑把に寸法を測られ、種類とサイズ別にカテゴライズされた高い棚の間に職員が消えるのを見送り 待つ。 ベンチは用意されているが座る事は許されない。 ) ( これで、バイクツで働いていた間に積み立てていた金額は元に戻るだろう。もしかすれば高くつくかもしれないがそれも仕方あるまい。 元より、開放を望んでいるわけでもない。 された所で何が変わるのだろうか―― 身についているのは性技ばかりで、娼婦にでもなる他無い。 なら何も変わるまい。 ) [Sun 26 Feb 2006 03:58:18]
◆紫 > ( 娘は着たきり雀。 バイクツでは形も色も様々、沢山の仕事着が用意されていたが今はただ買われた時の1枚きりを擦り切らせているばかり。 元より着道楽が出来る身分でもなく、バイクツでは客が望むままに着せられていただけだが 代えも無ければ困るというもの。 連日の務めにおちおち洗濯もできぬ。 特に、汚す事も多いとなれば、その都度拭いてやりくりするにも限界がある。 ) ( ついて来い、と顎をで指され 職員の後へと続く―― 連行されるのは衣裳部屋。 奴隷に与えられる服や、購入時にドレスアップする為の衣装が収められた場所。 「予算は?」 問われる ) ( 首を横に振る。 ) ( 「上乗せされるが、判っているな?」 ) ( 首を縦に振る。 要するに借金して買うという事だ。金額は開放までに必要な金額に上乗せされる。 買われても開放されるまでは奴隷のまま。 勘違いされがちだが買い上げられたと言えども完全に個人の持ち物になる訳ではなく、市の持ち物に手付金を払って貸し与えられているような状態な訳だ。 その上で奴隷がやっていくのに必要な金子は借金という形で膨らんでゆき、誰かに与えられないのならば雪達磨式の借金地獄が続く事になる。 ) [Sun 26 Feb 2006 03:33:45]
◆紫 > ( 素足が踏むのは冷たい石の廊下。けれどそこは牢の中ではない。ヴェイトス最大の規模を誇る奴隷ギルドの入り口であり、受付へと続く道。 首につけた首輪の鈍い光や、暗い色の小袖から覗く白い手足が寒々しい。けれど寒さを感じないのか、それとも単に慣れているのか 脱力したように手をだらりと下げた俯き加減、ぺたりぺたりと緩慢に歩く娘が一人。 受付へたどり着けば首輪と、それに付けられたタグに表される身分に、冷たい声 「出戻りか?」 ) ( 否、首を横に振る。 ) ( 「じゃあ、どうした。」 ) ――… 着物を都合して頂きたく、参りました。( 面倒な事だ、とため息をつく職員。 ) [Sun 26 Feb 2006 03:07:41]
お知らせ > 紫さんが来ました。 『 ぺたり。 』 [Sun 26 Feb 2006 03:02:09]
お知らせ > 有毒少女さんが帰りました。 『(勿論 手に入れるものなど 何も 無い。)』 [Thu 23 Feb 2006 03:02:35]
◆有毒少女 > ――― … するな、と いう コト ? (ぺた り。 もつれた足 は。 床と 仲良くなった。) …、 (零れる 吐息 一つ。) [Thu 23 Feb 2006 03:02:03]
お知らせ > 有毒少女さんが入室されました。 『(珍しい事 は。)』 [Thu 23 Feb 2006 02:59:45]
◆有毒少女 > (鼻歌さえ、微か。 動く体は、歌に 合わせて。 ――こんなコトをしたから と。 いって 自分が 人であるとは思わない けど。) ――― 、 (歌声が 響いていた から。 人、の。 姿が 見えなかった から。 ――ヒトガタの毒は 一級の部屋… 否、檻の 中。) (踊る。) [Thu 23 Feb 2006 02:00:28]
◆有毒少女 > (歌声が 響いていた から。) ―――― 。 (客の姿も 職員の姿さえも 丁度 見かけることが 稀な、時だったから。) (響く 歌声に。 伴い 響く 靴音。) [Thu 23 Feb 2006 01:53:00]
お知らせ > 有毒少女さんが来ました。 『(一級奴隷のフロアに)』 [Thu 23 Feb 2006 01:46:43]
お知らせ > 黒霧さんが退室されました。 『(やがて近付いて来た足音に目立たぬ様にと蹲る)』 [Tue 21 Feb 2006 15:12:57]
◆黒霧 > 此処にあるのは間違いないはずなんだが・・・(そう呟けば溜息一つ これも考えたところでどうにもならないのだから) [Tue 21 Feb 2006 15:11:34]
◆黒霧 > このままで居ても後は朽ちるだけか・・・・・・(刀が存在する限り死ぬ事はないにしてもそれも場所が解らぬ今いつ処分されてもおかしくない訳で) [Tue 21 Feb 2006 15:07:41]
◆黒霧 > (此処に来てどれくらいになるだろう そんな事を考えてみても答えなど出るはずもなく もう時間の感覚も曖昧になって来たようだ) [Tue 21 Feb 2006 15:05:15]
◆黒霧 > (する事がなければただ此処でジッとしている 他の奴隷に混ざって大人しくして居れば無駄に鞭打たれる事もないと そう静かに格子の向こう見つめて) [Tue 21 Feb 2006 14:56:49]
◆黒霧 > (檻の中 ただいつもの様にそこに居る) [Tue 21 Feb 2006 14:52:01]
お知らせ > 黒霧さんが来ました。 [Tue 21 Feb 2006 14:50:27]
お知らせ > ホセさんが退室されました。 [Fri 17 Feb 2006 02:01:49]
◆ホセ > ―――…馬車馬の生活が、これほど快適とは知らなかったな。 (昼の労働は、奴隷馬車の”馬役”だ。動かした首の骨がごり、と鳴った。 静かに瞼を閉じて、睡魔の腕が眠りへと引き込むのを待った。) [Fri 17 Feb 2006 02:01:43]
◆ホセ > (通路は確かに外に続いている道だが、独力での脱走はまず不可能だ。外へ労働に連れ出される度に観察し、得た結論だ。分厚い鉄の門扉や、錠の掛かった鉄柵をくぐらねば外には出られん。ガタイの良い守衛も何人も揃えてある。稀にある、鍵の掛け忘れで奴隷が抜け出したという話も聴くが。奴隷ギルドの子飼いの追跡者がいるのだという。) ―――…実に素晴らしい”管理”体制だ。 (それも、監獄も顔負けの。垢に塗れ顔を顰め、首を動かした。) [Fri 17 Feb 2006 01:54:20]
◆ホセ > (…眠っているのだろう。脳味噌が。身体を起こしても、だ。) (目玉を動かして、前髪越しに鉄格子を見据えた。黒の縞模様の向こうにも、暗闇に沈んだ奴隷檻。檻と檻の間に貫くように横たわるのは、通路だ。通路灯に照らされる道は、外へと続いている。) [Fri 17 Feb 2006 01:44:02]
◆ホセ > (身体を起こしたら、寒さも少しもマシにならん。暖気は上へと溜まるというが、低ランクの奴隷檻の暖かさは、ギルドの遥か上階へと登っているのだろう。話に聴く一級や、特級奴隷らがいる場所へ。) ―――…ハッ (小さく鼻で笑った。冷気は足腰に堪えるし、身体は請け負わされる労働で痛んでいくばかりだ。) 消耗品、…ね。 (鞭を喰らっている最中に浴びせられる罵倒語のひとつ。嗄れた声で反芻する。) [Fri 17 Feb 2006 01:40:10]
◆ホセ > (手足の鎖枷。鎖の先には繋がった、赤ん坊の頭程度の大きさの鉄球。”ベビィ・ヘッド”と、奴隷たちの間で呼ばれている戒めの鉄球。奴隷になってからこっち、一言たりとも泣き喚かないこの赤ん坊とは、寝食を共にし続けている親密な中だ。それこそ、切っても切れない鋼鉄の縁で結ばれている。よいせ、と、口の中で掛け声を潰しながら。鉄球を引き寄せる。身体を起こした分、もっと鉄球ベビィに近づいて貰う必要がある。) [Fri 17 Feb 2006 01:25:54]
◆ホセ > (この檻のモノは、すぐさま使い潰される命運にあると思っていた。だが、クリスティアよりもヴェイトスでは、奴隷の扱いが「良い」らしい。…今だ、生き長らえれる程度には。) チ… 今日は冷えやがる。 (冷気の溜まる床で寝転がるのも難儀だ。落馬で脚をやってから、湿気や冷気が特に堪える。身を起こせば、耳障りな鎖の音が響いた。) [Fri 17 Feb 2006 01:16:20]
◆ホセ > (夜か昼は、でなく。夜か昼かは、だ。) (瞬きが視界をクリアにする。細い鉄格子の黒、薄橙色の明りは通路から差し込む光。寝転ぶ壁際の奴隷男までは届かない、弱い光。) [Fri 17 Feb 2006 01:08:27]
◆ホセ > (暗闇の中での覚醒。瞼を押し上げた視界に写るのは、鉄の格子。夜か昼は判らない。窓も無い淀んだ檻の底では、時間の流れさえ停滞する。) ―――…。(ごく近くの人の気配は人の形をしたモノだ。奴隷という名で、己と境遇を同じくする者。昼間の重労働で疲れきった奴隷どもは、深い深い眠りに浸っている。そのような中で、なぜ覚醒したのか。不意に訪れた深夜の覚醒に、ゆるりと目を瞬いた。) [Fri 17 Feb 2006 01:05:55]
お知らせ > ホセさんが来ました。 『( 雑多奴隷檻 )』 [Fri 17 Feb 2006 01:00:32]
お知らせ > 1201さんが帰りました。 [Sun 12 Feb 2006 15:59:25]
◆1201 > まだ早いけど…寝ようか (鉄格子の中ではやることがあまりない。視線先は限りなく青い空へ向けたまま、両目をゆっくり閉じていきながら顔を膝へ預けて埋める。丸くしたまま寝に至ろう。) [Sun 12 Feb 2006 15:59:22]
◆1201 > しゃべっていないと忘れてしまいそう (ボツリボツリでは無く、職員がいないかみわたらしてから言葉を発している。名前さえ忘れてしまいそうになるのに言葉まで忘れたらどうなってしまうのか分からないからだ。) [Sun 12 Feb 2006 15:56:57]
◆1201 > 寒いですね、とうでもいいか (呟きながら、小さな窓を通して限りなく青い空を見眺める。思わず蒼眼も紅眼も柔らかめに微笑んでみていた。そのまま足を折りたたみ抱えるようにしている。) [Sun 12 Feb 2006 15:55:35]
◆1201 > (狭く暗い鉄格子の中で小さな窓を見上げている。寒い風から防ぎ守るために衣を首から足首まで覆い隠している。手枷が先ほどからチャラリチャラリと五月蝿く鳴るのは仕方ないもの。) [Sun 12 Feb 2006 15:51:20]
お知らせ > 1201さんが来ました。 [Sun 12 Feb 2006 15:48:28]
お知らせ > クラリスさんが帰りました。 『(それでも、きっと人は変わるものだ。なんて考えながら眠りについた。)』 [Wed 8 Feb 2006 23:59:52]
◆クラリス > (ごろり。職員が去った後、かの奴隷は一人冷たい地面に転がった。毛布は先日誰かに上げてしまったから無い。既に必要も無いからいいけれど。冷たい地面の感触を味わいながら思った。地面で眠らなくなったら、暖かい場所で眠れるようになったら、この辛さも忘れてしまうんだろうか。駄目だと思う。他の奴隷がそうであるように、あくまでもモノとしてなくてはならないんじゃないだろうか。腕を枕にしながら考える。考える内に眠気が襲ってきた。嗚呼。結局答えは出ず仕舞いだよ。) [Wed 8 Feb 2006 23:59:28]
お知らせ > アッバイーノさんが退室されました。 [Wed 8 Feb 2006 23:55:26]
◆アッバイーノ > 奴隷として考えるのは難しかろうね。 (同じ労働をするのだって、雇い人と奴隷との扱いは天と地ほど違うのだし。 人間として扱って欲しいと思うのは染みるように解る。彼女は従順な奴隷としてのポーズは出来ているから、余計にだ。) (立ち上がった。) 此方も、客を選ぶとしよう。…出来る範囲でね。 幸い今は、寂しさを埋めるように家族の一員として扱う主人が増えているようだから。小さな夢くらいは持ってても壊れないと思うよ。 (ペンを仕舞いこみ。) (奴隷の希望を携えて、――職員は見回りへと頭を切り替えて。) [Wed 8 Feb 2006 23:55:16]
◆クラリス > ―――実を言えば、よくわかりません。考えた事も無かったので。(そうして、又嘘を吐いた。本当はヒトとして扱われたいさ。奴隷だって意思があるのだから。単に生まれ方が悪かっただけ。中途半端な自我は苦しいだけだと判っているのに。)欲を言うとすれば―――きっと『人』として扱って欲しかったんだと思います。(それくらいしか言えなかった。それ以上の言葉は知らなかったし、知らない方が幸せなんだと気付いているから。それでもきっと、ヒトとして扱われるだけで救いにはなるのかも知れない。『物』として扱われる事にも慣れているから、あくまでも純粋な『希望』でしかないけれど。) [Wed 8 Feb 2006 23:49:37]
◆アッバイーノ > 奴隷は口のきける商品だ。 だから売る側としては商品がどうしたら一番やる気が出るのか把握しておきたい。…と云うか把握しておくべきだから、 (格子を掴んで。) ――聞いた結果、君の望み通りの客を此処に連れて来れる確立は少ないだろうよ。その時、君はがっくりするンだろうね。 でも其れは「知ったこっちゃ無い」ッてやつだ。…何も希望を云わないのならそれなりの扱いになるまでだけど、 (見回りに立ち去る前に、) もう一回訊いとく。どう云う風に使われたい? [Wed 8 Feb 2006 23:42:45]
◆クラリス > (本当を言ってしまえば、体が労働になれてしまったのだよ。見えないところに筋肉がついているだけさ。細いけれどしっかりした物が。)さぁ。私たちは主人を選べない物だと思いますのでなんとも。(だからどのように扱われるかなんて事だって選べないのだ、と言外に言っている心算だ。何を思おうと結果が変わらないのなら、最初から何も望まなければ感情がそう落ち込む事も無い。そんな思考が染み付いてしまっているのだよ。だから『人並みの幸福』だって望まない。望めば今の境遇に押しつぶされてしまうから。『人間』として扱ってくれる人が理想ではある。が、そんな事を望めば現実の壁に負けてしまう。だから彼女は最初から妥協する道を選んだのだよ。) [Wed 8 Feb 2006 23:35:53]
◆アッバイーノ > (人間的な視点で喋っているのではないと知るから、「楽」と聞いても「良かったね」とか口にしない。 一般人がやったら筋肉痛どころじゃない仕事をこなすのだ、例えば彼女のような身体は驚嘆に値する。) 使い潰されるような事は無いから安心して、 (そう云う時にはもう普通の声量。) ――なるべく、…なるべく配慮はするよ。街の空気を吸えるようには。 (それこそつい先日のように、人と話せるような余裕くらいは。) 長く使ってくれる良い主人が見つかるのが一番だがね。…どう云う風に使われたい? (ふと。) [Wed 8 Feb 2006 23:30:42]
◆クラリス > ―――はい。私も正直驚いています。(ああ。普通なら死んでいたかも知れないねぇ。奴隷ってのは元来短命な物だ。良い主人に当たらなかったら―――ご愁傷様。)―――はい。昨日のような仕事なら楽な物ですし。(勿論『楽』と言うのは嘘だ。だが、それでも死ぬような労働ではない。向こうとてそれは弁えているのだろう。此方はあくまでも『商品』を貸し出しているに過ぎないのだから。井戸の水汲みと言ったってちっちゃな釣瓶を落として引き上げるような生易しい物じゃあないよ。もうちょっと巨大な―――2~3ℓは入りそうな桶を滑車を使って引き上げるんだ。普通は大の男がするような仕事だよ。それが『楽』な方だと言うのだから、かくも奴隷とは辛いものである。) [Wed 8 Feb 2006 23:23:38]
◆アッバイーノ > うン、だから其の事を君にも確認した。…とは云え、君の幸運には眼を丸くするばかりって云うか。 私も他に口外出来ないから同罪だがね。 (面倒になるから真実は云わない。それで住むなら幾らでも口を噤んでいると言外に云フ。) (出るならきちんと。それには頷いた。) そりゃそうッスよね…。 (ハ。溜息。) 此方としても、売れる商品は売りたいよ。君みたいな手の掛からない子はもう躾の必要は無いし――…でも客が居ないの客が…。 (俯いた。溜息は尽きない。) アピールも兼ねて、頻繁なレンタルって事で我慢してもらえる? 今は。 (脱走紛いをもうしないと聞けば、安心しつつもだ。) [Wed 8 Feb 2006 23:17:12]
◆クラリス > ―――ちなみに言いますと、昨日のはきちんとした手続きをきちんと踏んだレンタルでして…(ああ。それに偽りは無いとも。ただし三日前―――要するに脱走まがいの事をしたのは鍵をかけ忘れた不手際をバラすと脅して不問に処させたらしいと言うのは聞いてないけれどね。)出たいか、と言われたら出たいです。(三日前以来きちんと命令無しに牢の中から出ていないよ。ああそうだとも。)―――でも、出るならきちんと誰かに買われたい、ですね。出たり入ったりは正直辛いです。(兎に角三日前のような事はもう二度としませんと誰にも聞こえないように念を押したよ。いろんな人に迷惑がかかるしね。) [Wed 8 Feb 2006 23:11:21]
◆アッバイーノ > 解ってると思うから云わない。 …無関心そうにしてても職員はちゃんと見てるって。此処、四六時中動いてる店みたいなもんなンだから。 (夜中は全員が寝静まると云う事は無い。忍んで購入に来る客と云うのも勿論居るのだ。 「毎晩のようにこっそり抜け出す」のは不可能と云って良いだろう。) 今のところ、何も問題を起こして無かったりとか目立った事をしてないみたいだからお咎めは無いようだけどさ。 (がしがし、と頭を掻いた。 ちなみに彼女が思ったような事が起こったとしたらもうある意味反乱だから、特に最後のな!) ――何、外に行きたいの? (それは奴隷なら大半が思うだろう事だが。) [Wed 8 Feb 2006 23:03:06]
◆クラリス > (のそのそと牢の格子に寄って行き、耳を寄せて言葉を伺う―――うん。バレてたのかな、やっぱり。取り合えず可能な限りシラを切り通す事にでもしよう。)―――えっと、『怖いこと』と言いますと…?(此方も小声で、他の奴隷を起こさぬように。軽く首など傾げて見せようか。怖い事と言われて先ず考え付いたのは、夜中に背後から忍び寄って目を隠すとか、モンスターを街中に放つとか。いや、そんな事をしたら脱走どころの騒ぎじゃないから。) [Wed 8 Feb 2006 22:57:51]
◆アッバイーノ > ふんふん、夜って事ね…――ッたくもー…、ちゃんと時間まで書いとけッつー話ッスよ、ねェ? (檻の前で書き記しながら、同意とか求めてみるが独り言に近い。) (カリカリ、と紙を引っ掻く音がして暫し。 顔を上げる。) ――……、 (しゃがみ込んで、彼女を手招いた。) …。 あのさ、 (小声で。) あンまり怖いこと、しないでくれないか。 (囁く。) [Wed 8 Feb 2006 22:54:04]
◆クラリス > 詳しい時間はわかりません。暗かったですから。(日時計の見方しか知らない奴隷。まぁ仕方無いことだろう。基本的に言われた事を言われたとおりにするだけなのだから、機械仕掛けの時計の見方等ついぞ教わった事も無いのである。強いて言うなら日時計ならわかるくらい、だ。真っ暗な時間帯は基本的に何も言われないのだよ。)三日前は荷物運びで、昨日はたしか―――井戸の水汲みだったかと。(まぁ基本的に大した事のない仕事。だから料金も大した事がない。) [Wed 8 Feb 2006 22:49:34]
◆アッバイーノ > (マジでもう奴隷を燃やしてしまうような処分とか見たくないのですと職員Aは呟いた。) (幸運に乾杯。) (そして勿論、彼女が何かマズッた訳では無い。 職員はなにやらガチャガチャと鍵を弄くってみたり、檻の格子を握って揺らしてみたり。) …ン。大丈夫、かな。 (クラリスを見た。) ああ、そう云えば昨日さ、レンタルしてもらったンだっけ? 何時出て、何時帰って来た? (筆記具を引っ張り出しながら。) [Wed 8 Feb 2006 22:44:23]
◆クラリス > (―――うん。厳罰だよね。通りすがりの優しい人がレンタルしてくれたから助かったんだよ。本当に。地べたに座り込んだままでそんな事を考える。考える内に件の職員らしき人が近付いてきている事に気が付いた。何事であろうかと見遣ろう。何か話し掛ける雰囲気でも無いのでタダ見ているだけだけれど。ひょっとしてお辞儀したのは失敗だったか?いやいや、他の選択肢に比べればずいぶんとまともな反応だったはず。) [Wed 8 Feb 2006 22:39:41]
◆アッバイーノ > (何て云うか脱走は厳罰。 それは奴隷だけでなくて、管理不行き届きだとして職員もえらい目に遭う。ランクが上がれば上がるほど、それは比例するのは当然だが、) …………。 (お辞儀を向けた相手。) …、 (リストを捲る。) 二級、か…。 (この辺のランクが一番チェックを厳重にすべきだと上から説明があったのを思い出す。) (檻の方へと近づいて。) [Wed 8 Feb 2006 22:35:30]
◆クラリス > (労働のためとは言え、何の問題も無く外に出ることが出来る。脱走でもしないと外に出られないのは辛い。彼女の場合脱走しても後でこっそり戻ってきてしまうわけだけれど。まぁアニキな面々を羨ましげな目で見つめる、女の二級労働奴隷。職員と思しき人物と目が合った。此処で行うべき行動は?1、目を逸らす。コレはとても失礼な事。よって却下。2、取り合えず目を会わせたままにする。コレはなんだか奇妙な沈黙が流れかねない。よって却下。3、取り合えずお辞儀する。他より遥かにマシなので採用。と言うわけで、ぺこりと頭を下げた。) [Wed 8 Feb 2006 22:30:56]
◆アッバイーノ > (溜息を付いた。無駄に汗かいた。) (ふィ、と顔を上げると視線同士がぶつかるだろうか。) [Wed 8 Feb 2006 22:28:46]
◆アッバイーノ > (げんなりした。) それじゃァまた明日もヨロシクって来てますンで、ヨロシク………。 (サブ視点では「堪らない」らしいけどさ。) …なら手前様がやってくださりませって云うわ…。 (ぼそ、仕事を押し付けた職員への愚痴は、最後のアニキもとい奴隷が檻へともどって行ったのを確認した後。) [Wed 8 Feb 2006 22:28:16]
お知らせ > クラリスさんが入室されました。 『(ぼんやりとゲートに程近い牢屋の中から眺める視線。)』 [Wed 8 Feb 2006 22:26:00]
◆アッバイーノ > (目の前を通過してゆくのは、労働用にレンタルされていたアニキ系の奴隷である。炭鉱夫レベルの肉体ばっかり。 多分普通の人間よりよほど健康的だ。) ――…。 (そして視覚的暴力だと思った。) [Wed 8 Feb 2006 22:23:40]
◆アッバイーノ > はァーい、お帰りなさー…。 (げんなりと、ゲートの一つにて。・) [Wed 8 Feb 2006 22:18:58]
お知らせ > アッバイーノさんが入室されました。 [Wed 8 Feb 2006 22:16:42]
お知らせ > M-69Xさんが帰りました。 『( 冷たい檻で横たわって、笑む一つ )』 [Tue 7 Feb 2006 22:56:31]
◆M-69X > ( 其れが、よう知れた、一日。 )( 連れ回したギルド員の、呆れた顔すら――― ) [Tue 7 Feb 2006 22:55:42]
◆M-69X > ( 寒い中、上半身を外気に晒して。 ) …、( 併し誰に声を掛けられるでもない。 )( 衆人姦視の市中引き回しの刑。其れはこの性奴には、何の懲罰にもなら、ない。 ) [Tue 7 Feb 2006 22:53:50]
◆M-69X > ――― 売り込み。 ( そう言われて、つれていかれたのは、街の中。 )( 人々の蔑む視線が心地よかったのは、気の所為ではない。 見下した、莫迦にした、そンな視線が刺さるようで――― 其れは、ぞくりと背筋が震えるよな ) [Tue 7 Feb 2006 22:49:42]
◆M-69X > ( 扉が閉められて )( また鎖に繋がれて。 ) ………、ぁふ。 ( 無機質で、無意味で、 )( 無価値な吐息 ) ( 其れがふゥわり、檻の中 ) [Tue 7 Feb 2006 22:41:33]
◆M-69X > ( かしゃん )( かちゃん ) ( そンな無機質な音。 ) [Tue 7 Feb 2006 22:40:15]
お知らせ > M-69Xさんが入室されました。 『( 無機質――― )』 [Tue 7 Feb 2006 22:38:33]
お知らせ > クラリスさんが帰りました。 『(何時か、『外』で出会えますよう。)』 [Tue 7 Feb 2006 22:19:44]
◆クラリス > (何となく、翻訳の必要が無かった。一瞬で何が言いたいのか理解できてしまったよ。きっと彼も又、誰かに買われて行くのだろう。いつか。そう遠くない、されど永遠に訪れないかもしれない、いつか。さて。お世辞にも暖かいとは言いがたい服装のまま、彼女は冷たい地面に寝転んだ。誰かに買われて行くまで、暫くはこの固い地面が己の―――否、我々の寝床だ。きっと、外の人々はもっと良い寝床で眠っているのだろうよ。見張りも戻ってきた。眠らなければなるまいて。なんて思いながら倒れ臥したよ。) [Tue 7 Feb 2006 22:19:15]
お知らせ > ティアさんが退室されました。 『( 次は、呼び合えるように )』 [Tue 7 Feb 2006 22:15:16]
◆ティア > (ばふ、と投げられた毛布。 見張りは居ない。ぱちくりと瞬いた。それはもう、不思議そうに。 自分だって、此処で過ごす年数はかなりのものの筈、だが…如何せん身体が慣れない。 のは、弱々しいからか。単に。) ぇ …? ひゅぃ、 ぅ? (手の届く距離に在る、埃に塗れつつも暖かそうな―――… 『いいの?』 了承を取れたなら、手を伸ばして己の牢に引き摺り込むのだろう。) …ぁ いあ、え ゥ。 (『ありがとう』。 惰眠に必要な温もりを手に入れた半妖精は、案外早く夢へと堕ちた。) (毛布を引っつかんだ衝撃でずり落ちたコート、 唯一むき出しになった左肩―― 刻まれた刺青で、此方の名が判ると好い。) [Tue 7 Feb 2006 22:14:05]
◆クラリス > (さて再び思考する。ちなみに彼女は寒くない。というより此処の生活が長すぎたので寒いのに慣れ切ってしまった。まぁ要するに『売れ残り』という奴であるよ。さて。流石に好い加減ネタも尽きたので翻訳する手順は割愛。)『寒くないのか』ですか―――もう、好い加減慣れちゃいましたから。(まぁそれでも手元に毛布はある。実際使っていないけれど。すっかり砂埃にまみれた物で良ければ、と放り投げた。牢獄の外に落ちた毛布。そんな物で良ければ使って良いよ、と言う心算ではある。手を伸ばせば届く位置まで落ちたのは偶然、だと思いたい。) [Tue 7 Feb 2006 22:09:34]
◆ティア > (相手の答えに――― まぁそんな感じか、と控えめに頷いた。もらえなかったから唸ってた、と云うよりは貰う為に唸っていた―― 強請っていたのが本当なのだが、いちいち訂正する箇所でも在るまい。 因みに半妖精の知り合いにサムは居ない(…)。) …ぁ、ぁ ふぁ… はゥ、ふ ぁ 、ひ ? (最後の方は音に為らなかったが、口は形を作る、『あなたは、寒くない の?』 今宵はかなり冷え込むと、己の身体は震えるばかり。寒くなれば為る程―― 眠気も、また。) ふ…、 (欠伸。) (やっと、やってきた。) [Tue 7 Feb 2006 22:04:32]
◆クラリス > (見張りがどこかに行った。試しに扉を開こうとして見る…だめだ。流石に鍵は開いていない。と言うわけで再度解読を開始しよう。あ、う、あ、あ、あ、あ。かむあたまが?いや流石に違う。サムあららら?いやサムって誰だよ。そして考える。相手の行動も見てちゃんと考える。両腕を抱いたりしている。寒いのだろう。つまり『寒かったから。』となるのだろうか。続いて第二。毛布を指して居るところを見れば、毛布が関係するのだろう。そして発音から考える事また数分。)―――寒かったから毛布が欲しかった。でも貰えなかったから唸ってた?(正直自身が無い。と言うか、後半部分はそもそも言ってない。ただの推測に過ぎないよ。) [Tue 7 Feb 2006 21:56:45]
◆ティア > (言葉のキャッチボールに数分掛かるのも珍しい。突貫タッグは会話も困難、路一本がこんなに邪魔だと思ったのは初めてだ。 思わず苦笑い。然し、外に出る時に貰えるスケッチブックと筆は今手元には無い―― せめて手が届けば好いのだけれど。) (方法1→ +ジェスチャー。) は、ぅ はァ、ッ あ、ぁ゛、ぅ。(訳:寒かったから。 コートを引っ張ってみたりして薄さアピール。両腕を抱いてみたりとか―― 奮闘。 間の見張りは何時の間にやら――― 不思議な顔をしたまま何処かに行った。) ほーふ、ぁ ひ、はッ つァ…。(音は僅かに漏れるもので、殆どは口で表現した。 訳:毛布が欲しかった。 同じ折の幼子の、身体にかかる薄い毛布を指し乍。 貰えなかったのは、まぁ見れば判るだろう。寒いのは変わらぬ。) [Tue 7 Feb 2006 21:51:00]
◆クラリス > (―――正直、わけが判っていない。でもきっと何かしらの意味があるのだろう。頑張って解読してみる事にした。先ずは口の形。お、お、い、え、い、ま、え、お、え、ん、え。さて。足りない思考回路をフルに活用して考える。表情や仕草から推測して此処に子音を足す。おこしてしまてごめんね。さらに小さなつを着ける。起こしてしまってごめんね。解読、完了。完了までに、ざっと数分。嗚呼、コレはかなり難解だ。確かに物凄く難解だ。と言うわけでようやく返答に映れるよ。)―――いえいえ、御気に為さらず。どうせ大した問題では無いと思いますので。(しかし、コレでは聊か面倒だ。いくらなんでも相手の言葉一つ解読するのに数分かかるようでは埒が明かない。) [Tue 7 Feb 2006 21:44:42]
◆ティア > (はて。 同じ牢屋なら未だ意思の疎通も出来たろうが、半妖精の得意とする筆談が出来ない距離である。こういう時は――― 相手の解読能力を浅からず信じ、) … ぉ、 あ ひゅー。(息のような音のような其れを漏らしながら、なるべく大きく口を開けた。此れで伝われば好いのだが、『おはよう』。 自分達はかなり難しいことを成し遂げている… 成し遂げられると好いと思う。見張りもまた不思議そうだ。)(おはよう=起きたときの挨拶と思っている半妖精にとって、朝か夜かは如何でも好いらしい。) ぉ、 ふ、ひゅぃ、ぇ―――、 ほ、ひぅ ンぇ?(音から解読することはかなり難しいだろうが、口の形とか表情とか 傾けた首とかで判ってくれると幸い、『 起こしてしまって、ごめんね。』) [Tue 7 Feb 2006 21:39:18]
◆クラリス > (―――ダメだ。さっぱり判らない。それが最初に思った事であった。困った。行動から察するにどうやら喋れないらしい。が、このままだと意思の疎通が図れない。さて、どうした物だろうか。)あー、えっと…お早うございます?(とか何とかまぁ間の抜けた返事しか返せなかったわけだ。いや、わからないとか何とか以前にそもそもまだ朝じゃない。取り合えず出来る限り近付いてみることにした。ジャラジャラと鎖が鳴るわけで、当然見張りもそっちを見るわけだ。そもそも投獄されている牢屋が違うわけで、どうしても道一本以上は離れてしまうのだよ。) [Tue 7 Feb 2006 21:33:57]
◆ティア > (ぅーとかあーとか 言葉に為らない、然し半妖精にとっての言葉を喉から絞り、枯れた視線で訴える。反応? 未だ無い。これからも、在ることを期待できない。あったら勿論嬉しい――― 此処は寒いのだ。) あ、ぅあ゛… ――― ふ。(やっぱり駄目か。) (諦めて、未だ訪れぬ眠気を待とうとした所) (… どうやら起こしてしまったか?身体を起こした 娘の姿見れば、) … 。 (首を傾がせて、困ったような顔をした。 伝えたい意思は「起こしてしまった?」 謝罪の意か。 近付かなければ、半妖精にとっての会話は出来ない。) [Tue 7 Feb 2006 21:27:38]
◆クラリス > (起き上がったのは女だった。ジャラリと鎖の音が鳴る。寝るときだろうと着けっ放しの、妙に大仰な手枷と首輪だ。しかし何処に繋がっているわけでも無いそれは、そもそも枷としての役割を果たしていない。否、まだ果たしていないだけ、なのかも知れない。ともあれ、他の奴隷に比べてやや大仰な枷がついているわけだ。理由も無く。いや、だって奴隷ってそんなもんだし。) [Tue 7 Feb 2006 21:26:25]
お知らせ > クラリスさんが来ました。 『(もぞもぞ。奇妙な音に目を覚まし、眠ってた奴隷の一人が体を起こしたよ。)』 [Tue 7 Feb 2006 21:22:45]
◆ティア > (そう、だから毛布を投げ入れてくれるようなひとは居ない。諦めることにする。 せめて、冷たい床に素肌が触れないように気を遣う。) ふー、ぅあー…… あ゛、ぁー、 (檻の中の雛が外を知ると、少し傲慢に為るのだろうか。いつも以上に風の音を喉から響かせる。 寒い。月光も今宵は無い。) [Tue 7 Feb 2006 21:14:01]
◆ティア > ンぅ、んー…… (「寒い」と。 口に出すことが出来なければせめて唸ってやる。然し格子の向こうを通り過ぎる見張りは気付かない振り、良い仕事姿勢だ。奴隷と自分の身分の違いをよく判っている。 肩入れしてくれる人間なんて、ほんの一握り―― 居ないと云っても過言じゃないだろう。) ひ、ひゅー……。(コートは薄い。此処は暗い。 ぼやりとした灯りは、自分の手足だけをくっきりと映した。) [Tue 7 Feb 2006 21:05:14]
◆ティア > ( 然しこうやって過ごす同じ夜、何の目的も無く惰眠を貪る毎日、 …の中で、やっと楽しみが出来た。 外に出ること、 ) …。 (空は広いし、ひともたくさん居る。片目を隠せばほんの少しの時間だけ、己は本当の妖精になれる。 踏みしめる地面、ひとつひとつの感触が 新鮮で―― またあした、昼に歩くことが出来る。早く眠ってしまいたいと思う時に限って、睡魔は遠ざかってしまうのだが。) … ふひゅー……。(枯れた吐息) [Tue 7 Feb 2006 20:42:32]
◆ティア > (―― 想像していた、否、夢に見た通りの空は其処には無くて、灰色の空間が視界を支配する。 …此の檻に収納されている商品たちは、比較的大人しく自己主張の弱い二級奴隷達。だから重い鎖も手錠も無いし、厳重な其れよりは脱走は簡単かと思われ――― ても、見張りの数は一緒である。 だから半妖精は、そんなことを小指の甘皮ほども考えない。) (格子に身体を寄せて、身を震わせる。冷えると思ったら、傍らに在った毛布は 転寝をしている内に幼子に取られてしまったらしい。) ……。(一番年長の己が、眠る彼、彼女等から温もりを取り上げる訳にも行かず、コートを掻き寄せて身体を丸める。我慢だ、我慢。) [Tue 7 Feb 2006 20:37:25]
お知らせ > ティアさんが入室されました。 『( 眼を開ける。)』 [Tue 7 Feb 2006 20:33:18]
お知らせ > サイファさんが退室されました。 『( 明日からは、少し違った「世界」があるかもしれない。 )』 [Sun 5 Feb 2006 23:10:22]
◆サイファ > ( 久しぶりに開く鍵の音に、微かに心を躍らせて、今まで使っていた毛布を他の奴隷へと渡す。 外へ連れ出されれば、大きく腕を伸ばして、微笑む相手に返すように微笑んで) あぁ。 食いっぱぐれねぇよーに、肝にめいじとくさ。 [Sun 5 Feb 2006 23:10:00]
お知らせ > アッバイーノさんが退室されました。 [Sun 5 Feb 2006 23:09:31]
◆アッバイーノ > (少なくともコレで、練習のときだけはナイフを握る事が許されるようになると 思う。) (足音は、一つの商品を連れて。) [Sun 5 Feb 2006 23:09:29]
◆アッバイーノ > (彼女の答えに、ン、と頷いた。) (檻の番号の鍵を探し、) (少しだけ開くと、他の奴隷が無気力な、或いは羨ましげな視線を送る中、彼女を外に連れようと鎖を掴んで。) 取り敢えずは三級ッスね。価格は…掛け合ってみないと解らないけれど。 でも、相当に油断しなかったらもう昼飯を喰いッぱぐれる事は無いと思うよ。 (にや、と笑って見せて。) [Sun 5 Feb 2006 23:04:58]
◆サイファ > ( 今まで此れと云って頑張ったことは・・・皆無。 物心ついたときから殆んどこんな感じだったし。 ――でも、偶にはいいかもしれない。 今より退屈じゃない生活なら、こっちから足を踏み入れてみるか? ) ・・・・・りょーかい。 あぁ、・・・・・いつまでも雑多ってのも厭きたし、・・・・・・・・・・・・・・答えはYESだ。 ( 毛布をズリズリと引き摺りながら、相手に近付き、ニッと何かを企むような、そんな笑みを零した。 ) [Sun 5 Feb 2006 23:00:07]
◆アッバイーノ > (見透かされたような笑みに、職員も思わず笑った。声を立てない代わりに肩が揺れる。) ――やる気があるなら練習させてもらえるようにするさ。 ただ、其の為には雑多で居る事は出来ない。さっき話したから何故だか解るよね? (少なくとも今の値段の2倍、3倍にはなるだろう。) 君がしっかりと腕を付けるまでは、此方側としてもお客サマの方にオススメ出来ないから売れ難くなるかもしれない。 でも檻一ツについての人数は減るから目に付きやすくはなる。 (ベルトに下がっている檻の鍵を軽く叩いて見せる。) どっちにする? NOならこのまま、YESなら此処から出て上に手続き。 [Sun 5 Feb 2006 22:56:15]
◆サイファ > ( 何も云わないほうがいいかもしれない。 仮にも「売る側」なのだから。 誰が聞き耳を立てているかも分かるまい? 誤魔化すように言葉を濁す職員に、小さな笑みを。 ) そっ。 危ねぇって云われて取上げられたまんまだからね。 ( 多少腕は鈍っているかもしれないか? と苦笑しつつ、ピクッと相手の言葉に反応して) ・・・・へぇ? 練習、させてくれるのか? ・・・・・・・・・・・・・そっちがさせてくれるなら、オレとしては嬉しい限りだね。 [Sun 5 Feb 2006 22:49:39]
◆アッバイーノ > …尤も、 (客の云う「家族」なンて、) ――…いいや、止めとこう。 (カチ、と誤魔化すように丸眼鏡を押し上げて、) … ン? (片眉を上げた。) そりゃ手元には無いよね。…んんー…、 (考えるような所作。) 練習する気はある? 護衛か、剣闘奴隷辺りで通用するくらいに。 [Sun 5 Feb 2006 22:44:19]
◆サイファ > ・・・・・家族、ねぇ・・・・・・。 ( なんという美しい響きだろうか。 ――自分とは縁のない響きだ。 奴隷を家族に? 本当だろうか? クックと喉を鳴らしながら微かに笑む。 世の中色々な人が居る。 ――そう思っていても、矢張り何だか不慣れな感覚。 奴隷を家族になんて・・・・・。 ) ン? 得意なこと? ぁ〜・・・・・・・・あぁっ。 ナイフっ! 今は手元にねぇけど、結構得意だぜ? [Sun 5 Feb 2006 22:40:46]
◆アッバイーノ > 最近多い、「家族として」とか云うのなら、相当な掘り出し物だねと云っておくね。 君に何を求めるかは主人次第だけどさ、 (夜の奉仕か、料理か、掃除かぬいぐるみ代わりか…けれどなるべく、奴隷側が沢山スキルを持っているに越した事は無いが。) 他に得意なものってあったっけ? こう、字が読める書ける、戦えるその他諸々…。 (指折り、彼女を見遣る。) [Sun 5 Feb 2006 22:35:01]
◆サイファ > ・・・・・・話し相手とか、簡単なのとかなら・・・出来ると思うけど。 ( 料理とかは如何だろう? 今までほとんどしたことが無い。 寧ろ、火も扱えないし味付けの仕方も分からない。 調味料なんて未知の世界だ。 苦笑しながら曖昧な答えを返す。 やはり、奴隷というからには料理の一つ二つ出来たほうがいいのだろうか? ぅう〜む・・・。 ) [Sun 5 Feb 2006 22:31:00]
◆アッバイーノ > 其れは結構な事で…。感謝される職員ッてのも珍しいなァ。 (奴隷を使うのは主人の役目。それから放り出されたのだ、…男には、彼女の欠点がしっかりと見えている訳ではないが、) 間違い無くお買い得商品だね。私が客だったら迷わず買うだろう。 ――観賞…はちょっと無理かな、人によるけど。でも性奴や、話し相手、家事手伝い…辺りなら普通にこなせるだろう? [Sun 5 Feb 2006 22:27:26]
◆サイファ > ・・・・・・・・・・まぁ。一応五体満足で還っては来たけど。 ( と、言葉を濁す。 一応自分でも雑多とされた原因とかそーゆーのには心当たりある。 ・・・・・・兎に角、一言で云うならば、仕事とか何にも出来なかったのだ。 所謂出来損ない。 何でも器用にこなせるほど、頭も良くなけりゃ運動神経もよくない。 ) ・・・・・・・ふぅ〜ん。 まぁ、オレがこーして普通に会話できんのは、むかぁ〜しココに居た、お節介な職員のおかげなんだけどね。 ( 感謝だな・・・と、今はもう居ない職員に対して感謝。 ) ―てゆーと。アンタからすれば、オレってお買い得商品てわけ? [Sun 5 Feb 2006 22:22:15]
◆アッバイーノ > そう、 (君の事。云って頷き、) ――だーッてさーァ、 (まるで世間話でもしているような切り出し。) 出戻りッても、何処か破損した訳じゃないでしょう? まあ刃向かったりはいただけないけど……ッて自覚あるなら何とかしようよ! (ビッ。裏手で突っ込み。 尤も、意識の低い職員がいるのも確かな話なのだが。) はっきり云って雑多ッてね、…特に物価が高くなってからの雑多は特にね、安いだけが取り得みたいなトコがあるっぽいの。 普通にこうして会話出来るくらいの頭もあるのにーッて。…三級の上か、二級の下くらいならいけると思うンだけど。 [Sun 5 Feb 2006 22:14:10]
◆サイファ > ・・・・・勿体なぃ? ( なんとも不可思議な事をいう職員だ。 首を傾げて考えてみる。 何が勿体無いのだろう? ) ・・・・ぇ? オレ、・・・のこと? ( 何故雑多なのかとか云われれば悩む。 というか、そう始めに格付けされたからだし。 ) 大サービス、ねぇ・・・。 まぁ、・・・・所詮出戻りだし、オレが生意気だからじゃねぇ? ( 偶に刃向かったりするし。 お世辞でも、イイコとは云えないから。 ) [Sun 5 Feb 2006 22:09:14]
◆アッバイーノ > 実際ね、勿体無いの。 (コツ、と格子に額をぶっつけて。) てか、何で雑多なの? (それは上が決めたことだから奴隷本人に云っても仕方ないことだろうけれど。) ちょっと大サービス過ぎると思うンですよねェ。…自分もそう思わない? (それは彼女が同じ種族だからとかそう云う思いから来たものとは違う感情だ。) [Sun 5 Feb 2006 22:05:19]
◆サイファ > ・・・・・・・・・・・・・ふんっ。 ( ヒラヒラと揺らされるリストを睨みつけつつ、何だか商品的価値無しとか云われているようにも聞こえ、ムスッと聊か機嫌悪いような顔をして) へぇへぇ〜。 ご忠告ありがとさん。 精々お客様がいらっしゃった時は、イイコにさせていただきますよー。 ( と、檻の中から外の人物へ。 羨ましく思いつつも嫌味を一言。 ) [Sun 5 Feb 2006 22:02:19]
◆アッバイーノ > ボヤく程の元気があれば毛布は要らないよねって記す。 (軽口のように云いながら、ヒラヒラとリストを揺らして見せた。) それか、せめて口調やら態度やらを表向きだけでも丁寧にすると良い。容姿や状態だけならもうちょっとランク上がるのにさ。 [Sun 5 Feb 2006 21:58:36]
◆サイファ > ( ココから出る方法? ・・・・・買われる。 ) ってゆーけど、早々簡単に上手くいくわきゃねぇーし。 ( 脱走? いや、そりゃ無理な話。 抜け出す体力も無きゃ、勇気も無い。 ――と、馬鹿げた考えを張り巡らせていれば) ・・・・・んぁ? ( 檻の中を覗き込んできた職員と目が合った。 ) [Sun 5 Feb 2006 21:56:18]
◆アッバイーノ > 割と元気じゃ無いッスか。 (ひょい、と檻を覗き込んだ職員が居た。) [Sun 5 Feb 2006 21:55:20]
お知らせ > アッバイーノさんが来ました。 『 ――なァンだ、 』 [Sun 5 Feb 2006 21:54:48]
◆サイファ > ・・・・・チッ。 結局無視じゃんっ! ( 他の雑多奴隷も、同じような事を零してみるが、やはり効果なし。 世の中厳しいとか悟ってみたが、悟ってみたところで何にも変わらないと気づいて) ・・・はぁ。 余計なことまで考えると、結構頭使うんだょな。 てか、腹減ってくるし。 ( 夕食の時間。 うっかり寝てしまっていたせいで食い逃した。 檻の近くを巡回する職員に言っても、そんな事知らないの一言で終った。 ) 世の中、やっぱ金なのか? ・・・・・・その前に、早くこん中から出してもらえるよーにしねぇと、金も稼げねぇし・・・。 うぅ〜ん・・・? ( 久々に考え事開始。 毛布に包まりながら胡坐をかいて、無い頭を働かせながら考える。 ) [Sun 5 Feb 2006 21:50:05]
◆サイファ > ( 欠伸をするのは売れ残り兼出戻りの奴隷一匹。 暇そうに檻の中で壁にもたれながら、何をするでも無くただただぼんやり折の外を見遣る。 ) ・・・・・・・・・・さむっ。 もーちっと毛布を支給してくれないのかぁ? こんなんじゃ、凍えちまうょー? ( 見回る職員にそう吐いてみるものの、全く相手にされることはない。 まぁ、仕方が無い。 奴隷風情の言葉に耳を傾ける奴なんざ珍しい。 ) [Sun 5 Feb 2006 21:41:18]
お知らせ > サイファさんが入室されました。 『(大きな欠伸を何度も何度も。)』 [Sun 5 Feb 2006 21:38:07]
お知らせ > 1201さんが帰りました。 [Sun 5 Feb 2006 10:46:24]
◆1201 > もう、寝てしまおう――。 (目を曇らせながら静かに目閉じた。何かに対して祈るように見える。 やっと出た言葉を出した。衣を纏ながら早い眠りについた。) [Sun 5 Feb 2006 10:46:16]
◆1201 > (忘れされてゆく記憶はもう思い出せない。ただ感覚が懐かしく感じるだけだ――。) ああ、 。 (思い浮かんだと思えば、すぐに言葉が閉じる。 立ち尽くしながら小さな窓から見える世界を眺めていよう。暗くて身に辛くても微かな光があれば。) [Sun 5 Feb 2006 10:44:18]
◆1201 > (天気――、少々と曇っていたから元気になれるはず等ない。 檻の中にある衣に手取り、身体を覆わせた。) ―――、つまらない。 (一言を漏らした。小さくにだ。小さくに…。外も微かに見れるとはいえ、忘れられる記憶だから――。) [Sun 5 Feb 2006 10:40:47]
◆1201 > (鈍らせるない故、運動を少々とする。その後に終えてから、鉄格子の中へと大人しく立ち入る。他人である奴隷とも会話はなさなかったかなしたかも不明。なしていれば問題が発生しそうだと考えていた。) (相変わらず時間の流れが掴めない 不自由な檻の中――・・。) [Sun 5 Feb 2006 10:37:15]
お知らせ > 1201さんが来ました。 [Sun 5 Feb 2006 10:34:37]
お知らせ > ティアさんが退室されました。 『(その侭、 朝まで開かない瞳)』 [Sat 4 Feb 2006 00:26:51]
◆ティア > (膝を抱えて、眼を閉じれば 瞼の裏に想像の街が姿を現す。さまざまな建物や木々、溢れかえる人の波―― 何れも、もう大分前に見たものだったから 少しは美化されているに違いない。そう思うと、すこし外に出るのが怖くなって) (同時に、すこしだけ 楽しみにした) …… ぁ、は ふ( だから、今日は、 早く眠ろう。) [Sat 4 Feb 2006 00:26:33]
◆ティア > ( 指でなぞっても、線は残らぬ。絵も見えぬ。妖精紛いの、頭の中だけで出来ていく はかない絵。狭い空の色。) …、 (出られるのは、嬉しいことだ。 逃げることは、… 監視が付くから叶わないし、そもそも) (左肩の刺青が、自由な行動を許してくれる筈もない。) (――― 溜息) [Sat 4 Feb 2006 00:23:00]
◆ティア > (あしたから、外に出して貰えるらしい。) …。(勿論、タダではない。 当然だ。 ) (… ”特技”を生かして、金を稼いで来いとの話。) ――― …。 (指先で、床をなぞる。思い描くのは空。 衣服の横に置かれた、粗末なスケッチブックと筆。) (此れで、金など稼げるものなのか――― 外の世界に疎い奴隷は首を傾げるけれども、そこそこ長い売れ残りがどうこう言えることでは無かった。 外に出て描いて来いと云われたら、描くしか無いのだ。 そうじゃなきゃ、処刑が 早まる だけ。) [Sat 4 Feb 2006 00:15:53]
◆ティア > (―― 先程、看守に云われた言葉を頭の中で反芻する。) (何時もの檻の中。 … 半妖精の目の前には、久し振りに包帯以外の衣服が置かれていた。) [Sat 4 Feb 2006 00:11:26]
お知らせ > ティアさんが入室されました。 『「逃げる、なんてことは考えるなよ」』 [Sat 4 Feb 2006 00:10:24]
お知らせ > スケィルさんが帰りました。 『( 無理に音を綴れば、また込み上げる熱が床に零れた。)』 [Tue 31 Jan 2006 22:14:38]
◆スケィル > ( 「今回の」は、それ程大きなものでは無い。その分、貫通はせずに肉の中に埋まっているものだから、吐き気も並大抵のものじゃないのが難点だが。柄から先、刃の部分は腹の中。血肉にどっぷりと浸されている。) ――…あ と、 …すこし…… ( 呟く声はやはり酷く濁った音で。きっと、外には届かない。) [Tue 31 Jan 2006 22:14:13]
◆スケィル > ( 憚る――…誰に? 自分にだ。錯綜する意識が、語彙すらも可笑しい事にさせている。それも、お約束。『儀式』が三日を超えると、大体どこかしら壊れていく。それが心なのか身体なのかは、知らないが。) ( ―――鉛のように間隔の遠い手を動かして、腹を撫でる。なだらかな曲線を辿っていけば、下腹部に突き当たる前に、ありえないものにぶつかるのだ。 まるで、生えたように其処に在るのは、剣の柄。) [Tue 31 Jan 2006 21:47:22]
◆スケィル > ( いち、にぃ、さん ――…数を数えるのも、酷く億劫。けれど、思考を空白にしているより数倍楽だとも感じる。いい加減、血肉を無遠慮に犯す金属の感触にも慣れてしまえれば楽、なのだが。仮初でもこの身が生きている以上は、そう上手くもいってくれないらしい。薄く目を開けてみると、零れた髪の先が血泡に浸って赤く斑。) ( しぃ――…ご。 虚ろな思考が五つまで数えて、其処で止まる。 希望的観測が含まれている気がしてならない数字。いい加減、終われと望む気持ちばかりが先走る。横たえた身体を迂闊に動かすと、傷が増えるものだから無意識の身動きすら、憚られる。) [Tue 31 Jan 2006 21:38:40]
◆スケィル > ( 鉄を含み過ぎた空気。格子の近辺に五分もいれば嗅覚が飽和しそうな程、濃厚に。 実際、中に在るモノはとうに嗅ぎ飽きた。身の内に溜まる錆の気配を吐き出そうと喉が動く度に、身体の奥から酷く濁った音が突き上げてくる。泡の混じる血が唇端から伝って、床に敷き詰められた布にぼたりと染みて行く。) ( 暫く体勢を変えていないせいで、元々は白かった筈の布もとうに赤黒く変色している。 ――…これは、何日目の事、だったか。身体の中に絶えず存在する異物感に顔を顰めながら、胡乱な思考が時間を辿ろうと。) [Tue 31 Jan 2006 21:24:52]
◆スケィル > ( 空気の塊が、水底から上がる時の音に似ている。水中で生きてもいけぬのに、永劫に陸へと上がれない矛盾したイキモノ。 そんなありもしない代物を幻想の中に描く事が出来るのも、長い時間では無い。) ハ――……ッ( 他の一級からはやや離れた、奥まった場所に存在する檻。外見、躾、希少価値。それら以外の『価値』が無理矢理に階位だけを押し上げた、歪な代物を入れておく為の箱からは、錆びたような匂いがする。) [Tue 31 Jan 2006 21:18:37]
お知らせ > スケィルさんが来ました。 『( 濁音。)』 [Tue 31 Jan 2006 21:15:09]
お知らせ > ティアさんが退室されました。 『 通り掛かった職員の言葉には、必死で首を振った。』 [Mon 30 Jan 2006 22:31:10]
◆ティア > ( ――― 数分後。) (「何だ、どうした tears-0929号。 調子でも悪いのか」) [Mon 30 Jan 2006 22:30:40]
◆ティア > (―― よりにもよって、下腹部付近の所で、だ。此処で手間取っていては何れ人の手を借りることに―――… いや、それは御免である。 ぶるぶると首を振って考えを取り払い、手を強めに引いた) … く、ゥ。 (取れない。力技では矢張り駄目か。 引っ掻いてみたり引っ張ってみたり、結局苦戦。) (地道に解くことにした。 溜息) [Mon 30 Jan 2006 22:16:11]
◆ティア > (格子の外からの視点は恐らく、 ロングコートが奴隷の足以外を完璧に隠し、包帯を一生懸命に替える姿が眼に映るだろうか。自分が言えたことではないが、此れは下手な仕置きや教育より羞恥心が煽られる。なるべく早く終わらせようと、手が急いだ―――) … ぁ、うゥ……。( ―――ら、 早速絡まった。急がば回れとはよく言ったものだ) ん、ゥゥう―― は、(悪戦苦闘。) [Mon 30 Jan 2006 22:11:49]
◆ティア > (包帯の端を、噛む。) …… ゥ。 (きゅ、と音を立てて引っ張れば、その部分が圧迫されるようにして締まる。 包帯交換。本当の所、個室でやらせて頂きたいが、生憎そんな理想を叶えて貰える身分じゃない) …、 (腕ならまだ良い。交換場所が下腹部までに降りてくると、何とか隠そうとしてコートを手繰り寄せた。 巻いて、縛る。巻いて、縛る。 新しい包帯が、くるくると減ってゆく) [Mon 30 Jan 2006 22:05:32]
お知らせ > ティアさんが入室されました。 [Mon 30 Jan 2006 22:01:21]
お知らせ > アッバイーノさんが退室されました。 [Mon 30 Jan 2006 21:39:43]
◆アッバイーノ > それでも未だ、此処が潰れるような事はありえないから、低級の檻でも暫らくは安心すると良いです。 (寝不足の頭を上げた。) … さてと。 (膝に手を付いて立ち上がり、) 掃除でもしてきまっしょィ。 (鞭よりモップを握るが似合う。) [Mon 30 Jan 2006 21:39:42]
◆アッバイーノ > 最近ね、お客サマとも喋ってなくてね。ニーズさっぱり解ンね。 ッて云う。ね。 …いや雑用だから積極殆どしてなくて当たり前なンですけどね。でもね。 (ハァ――――――…。 盛大ナリ溜息。) リスト見ててもピンと来ないッつー。 レンタルの方が人気かもしれないッスー…。 (背中が丸くなる。) [Mon 30 Jan 2006 21:36:05]
◆アッバイーノ > どう? 売れる見込みある? (檻の中で、視線の合った奴隷へと問いかけてみた。) (返事は期待しない。いつもの独り言だ。 …寂しい趣味である。) [Mon 30 Jan 2006 21:30:14]
◆アッバイーノ > (檻が脱腸してるみたいだ。) (――ぽい、と投げ込んだ。) … さて。 (この辺りの檻は人気が無い。客はおろか、職員ですら余り見かけない。) 売れ行きイマイチー…カシラ? 一応、新しい品があるってのは聞くンだけど。 … 客が居ないしなァ。 (しゃがみ込んだまま、後ろ頭を掻いた。) [Mon 30 Jan 2006 21:25:30]
◆アッバイーノ > (中を覗き込むと、ざらざら と重い音が幾つも蛇のように犇いているのが解る。) まァ、未だ大暴れするような檻じゃ無いからなァ…錆取りで磨けばリサイクル可能? 可能? (通路の方にはみ出た鎖を摘んで。) [Mon 30 Jan 2006 21:18:14]
◆アッバイーノ > あ、ちょっとコレ錆が…。 (奴隷の首輪を繋ぐ鎖を見遣って呟き。) いかん、いかんッスねェ、コレ。 チェンジチェンジ。 (そしてメモメモ。) (檻の前の職員が一人。) [Mon 30 Jan 2006 21:13:43]
お知らせ > アッバイーノさんが入室されました。 [Mon 30 Jan 2006 21:09:31]
お知らせ > ティアさんが帰りました。 『(声が出る夢など、もう何度も見た)』 [Sat 28 Jan 2006 22:02:22]
◆ティア > ( 気付けば同じ眠気に侵されて、また 何も無いまま一日の幕を閉じてしまうのだ。) [Sat 28 Jan 2006 22:02:06]
◆ティア > ( 冷たい、床に直接触れるのが 厭で、コートを掻き集めて膝を抱えた。格子の先に見えるのは、同じように檻に閉じ込められた奴隷とか、やつれた顔の職員達。眠たげな顔をして、僅かな暖を己の身体に求めた) … ―― ふ、ゥ…。 ( 長い前髪を、何気なく掻いて 呼吸を繰り返す。早い者は、もう眠りに就いてしまっていて ハーフエルフの呼吸音など 幼子の柔らかな其れにまぎれてしまうのだけれど。 ) [Sat 28 Jan 2006 22:00:06]
◆ティア > ( 檻の外に掛けられた申し訳程度の看板は、見回りが歩いただけではたと揺れる頼りないもの。 色違いでもの哀しげに其れを見つめ、其れに飽きたらふいと細い窓に視線を遣った) ――― ん… ( 今宵は雲一つ無い夜空、星はよく見えたけれども。 痩せ細った月は宵に紛れて目立たないことを、残念に思う) [Sat 28 Jan 2006 21:47:30]
◆ティア > ( 数える程の”会話”をしただけで、また、人は去って行ってしまう。きれいだね、と褒めただけで買ってはくれない。こんな日々が幾度続いたろうか) ――― … …。 ( 先ほどまで、檻越しに撫でていた掌の感覚を思い出し、溜息。 格子の目の前でへたりと座り込む、透蒼の髪) ([ ハーフエルフ:観賞用 tears - 0929 ]) [Sat 28 Jan 2006 21:40:44]
お知らせ > ティアさんが来ました。 『( また、ひとり 去って行く)』 [Sat 28 Jan 2006 21:37:58]
お知らせ > ブランシュさんが退室されました。 [Sat 28 Jan 2006 16:34:01]
◆ブランシュ > ――…世の中には利口な人間と馬鹿な人間が居るのね。 (得する人間と 損をする人間。 ――…と、 軽い音立てて椅子から立上った。) ……私、食事に行ってくるわ。 まだ早いけど――――… 今行かないと仕事が入るから。 (そう職員に告げれば 不意に、彼等へと一瞥向けて。 …もう一度、 小さな吐息零せば扉に手を掛けた。 ) [Sat 28 Jan 2006 16:33:59]
◆ブランシュ > (延々と続く職員の話は右から入り左から抜けていく。――ぼンやりと、ぼンやりと 永い時間の暇潰し。) ……――――使い捨てには丁度良いのね。値段も。 (「最近は色々手厳しくなってるけどね。」) …―――捕まる方が悪いのよ。自警団だとかも放って置いた方が良いのに。 (平和だ正義だ 等と騒ぎたて余計な世話を焼く御節介な連中。 …は、 嘲笑と 諦めの混ざった溜息を零した。 ) [Sat 28 Jan 2006 16:29:08]
◆ブランシュ > (「子供の癖に。」 ――微かに呟かれた言葉が少しだけ尖った耳に届く。) ……――そンな考え。子供も大人も大して変わらないじゃない。 …そう云うのを差別、ッて云うんだわ。 (片隅に在る小さな机と椅子。 職員が座る反対側の椅子に腰を下ろし 赤の視界に彼等を映した。) …… 美 の欠片も無い。こんなもの欲しがる人間の気が知れないンだけれど――――… (「此処が雑多だからじゃないのか?」 の台詞に ) … 1級品は綺麗なのかしら? (尋ねた。) [Sat 28 Jan 2006 16:22:35]
◆ブランシュ > ――――……命無き 動かぬ物も同然な彼等達に 優しくするなンて馬鹿らしいわ。 (雑多達の放り込まれた檻の近くにて 職員との会話。 ――…「彼等も命が在るのには変わらないんだ。」 なンて甘ったれた台詞に対する返答。 …それなら此処に居る必要は無いじゃないか、 と薄ら思った。) [Sat 28 Jan 2006 16:16:47]
お知らせ > ブランシュさんが来ました。 [Sat 28 Jan 2006 16:13:00]
お知らせ > 奏さんが退室されました。 『( それは、語られる事も無い物語。)』 [Sat 28 Jan 2006 03:26:38]
◆奏 > ( 深く考えることは無くとも、血肉を持って存在している、イキモノ。) ( 疲れも感じるし、欲求も存在する。 此処は、それを極限まで削ぎ落として。より、人形に近くする場に等しいとしても。) ( ゆらゆらと揺れる薄紅。夢の内約は、誰ぞも知らぬ。) [Sat 28 Jan 2006 03:25:15]
◆奏 > ( 自律を必要とする学習等、思考すら曖昧とされる種には意味が無くて。 だから、否。だからこそ、躾はより入念に行われる。見目ばかりを重視されるものだから、それを傷めないように。けれど、意に沿わぬ事をすれば仕置きが下ると、身体に教え込む為のバランス。) ( ――…元より、ヒトの為の玩具として生み出された種。扱いの筆頭は、この場所。マニュアルはとうに出来ている事だろう。) [Sat 28 Jan 2006 03:20:34]
◆奏 > ( そう在れと、躾けられるが故に訪れる沈黙の刻。) ( ――…元より、月夜に叫ぶ習性のあるで無きもの。叫ぶという衝動を取り払われて久しい形骸。もしくは、そうあれと設えられたものが、膝を抱えて船を漕ぐ。) [Sat 28 Jan 2006 03:14:29]
◆奏 > ( それは、この身に架せられた宿業と同じ。もしくは、人工的に創られた種に冠された名。) ( 檻の端。壁際にひっそりと響く呼吸。) ( 刻は夜。連なる檻にも、静寂が訪れる、もしくは。) [Sat 28 Jan 2006 03:12:16]
お知らせ > 奏さんが入室されました。 『( 沈黙。)』 [Sat 28 Jan 2006 03:11:11]
お知らせ > ティアさんが帰りました。 『きっと ”あの仔”は女の子に違いない、と 声から想像を膨らませる、夜。』 [Sat 28 Jan 2006 01:08:24]
◆ティア > (最後に少しだけ聞いた、声を思い出して。) んゥ、うー… (きっと、) ( ―――― 膝を抱えて、壁に寄り添う。 いつもと違う夜を久し振りに経験したら、何だか心が躍った) ( 二回目の夢も、どうか幸せでありますように) [Sat 28 Jan 2006 01:07:45]
◆ティア > (闇よりも 深い、色―― 其れが失われていくことに、は、と眼を見開く。 指先をきゅ、と握って、掴んでみようとしても) ………、 ? (其処にはもう、なんにも無いのだ。) (半ば立ち上がりかけていた膝を落として。またぺたりと座り込む。薄闇。 それ以外、なにもない。) ( 少しの沈黙が流れた後、) ひ、ゃ ( 頬を抓ってみたら、ちゃんと痛かった) [Sat 28 Jan 2006 01:05:35]
お知らせ > 影さんが帰りました。 『薄闇の中、もう感じとる事はできない。』 [Sat 28 Jan 2006 01:02:55]
◆影 > ( 極僅か揺れる空気―― 人の形をした濃い闇は暗がりになった影の中に解けてまぎれてしまうように まどろみの中の幻のように おぼろげな印象ばかりをのこして―― ) [Sat 28 Jan 2006 01:00:59]
◆ティア > (書くものが無ければ、他に上手い意思疎通は思いつかない。ましてや此処には闇と、同じ奴隷しか居ない―― 絞り出すような息と、瞳で何か、伝えられたら。 実体として存在するか否かも判らない、夢か現さえも判別できない、目の前の 影に。) … ひゅ、う ァ…―― 、( 静寂に混じる 音。夜をそのまま声にしたような其れは、幻聴と思うてしまう程に―― 髪を揺らす感覚も、何もかも 本物なのに) … は ――― う…ゥ ? (指先が、ひくりと動く。 もう震えては居ない。然し、その先に在る感触は、 まるで最初から何も無かったかのように 消えてしまった) [Sat 28 Jan 2006 00:59:19]
◆影 > ( びくりと目を閉じ、僅かに引き攣るような声を上げるのであれば、愛でるようでもあり、確かめるようでありながらその実在としての根拠が疑わしい程にもどかしく、不明瞭な”感触”はくすぐったいような残滓だけを残して離れ―― ) ( 喉から漏れゆく声になりきれない音、もしくは呼気ばかりの問いは伝わることがないけれど、瞳に浮かぶ疑問の色、意識せぬ仕草などは伝わるのだろうか?ただ、感触ばかりがなぞる指先に伝わり―― 今度は髪を極僅かに揺らすような )―― き れい。 ( 極近い距離で発せられる囁き声は、夜の静寂の幻聴のよう。 ) ( それが聞こえた次の間には指先に触れる感触と髪に感じる何かは ふっと、煙のように消えてしまう。 ) [Sat 28 Jan 2006 00:53:26]
◆ティア > (頬を抓ってみれば夢か現か 判るのだと、誰かが言っていた。然し、今はそのようなことを思い出している余裕などありもしない) …、ァ ( 只、) (指先から伝わる感覚は、ほんもののように鮮明だった。 自分は影に触れている、だけれどこれは、 まるでひとに触れているような―――) ひ……… ッ! ( 突然感じたその感覚に、思わず眼をぎゅっと閉じる。 けれど、伝わる感覚は決して敵意ではなく、危害を加える其れでもない。只、愛でるような触れ方に、息を吐いてしまう。 恐る恐る色違いを開けると、其処には矢張り影が在った) ふゥ、う … うゥ 、ぅ? (其処に居るのは、 だぁれ 。 指先が、温度のわかりにくい存在を なぞる) [Sat 28 Jan 2006 00:42:20]
◆影 > ( 半妖精の前で起こる非常識、非合理―― 非現実?もしかすれば彼は周りで伏せる奴隷達のように横たわり、目を閉じて一夜の夢をみているのかもしれないが誰もそれを証明する事はできないのだろう。 影に混ざり溶け合って”暗がり”でしかなくなった”影”、だが極々気をつけて目を凝らすのであれば不可思議の存在が居ると思われる場所はより深い闇。 猫をも殺す好奇心が、手を伸ばさば―― ) ( ざわり ) ( 震える指先は何かに触れた。手ごたえは極々軽い―― 決して抵抗なく、煙に触れるようであるのに、指先に伝わるのは産毛を微細に揺らすような感触。それは温かくもなく、冷たくもなく、だが何かが存在すると知るには十分な―― ) ( 遅れて 彼の顔に、似たような感覚が2つの点として訪れるだろう。それは頬、そして瞼となぞるように移動し 更には逆の頬へと―― まるで、色違いの目を愛でるような。 ) [Sat 28 Jan 2006 00:34:38]
◆ティア > (闇に震える指先を 突っ込むようにして) → (闇へと、 震える指先を 突っ込むようにして) [Sat 28 Jan 2006 00:25:03]
◆ティア > ( そして闇を依然見つめていれば―――気付くのだ。 闇よりも猶深い、その色に) ( 恐怖心と好奇心が合わさったような、複雑な気持ちになる。 そして、) …… ひ ゅ ゥ、う ( 息を吐き出して、) ( 手を伸ばす。闇に震える指先を 突っ込むようにして) [Sat 28 Jan 2006 00:24:12]
◆ティア > ( 呼吸のおとが、する。足音も聞こえる。気配も消えない。 だからこそ――― 相手の姿を視認出来ないと云うことが、怖い) (否、ある意味では出来ているのだが―― 判らないのだ。”影”と云う存在が。 然し足音も何もかも、其処から聞こえている から) ひゅ、ゥう うぅ、―――ァ、 … ? ゥ、( 影が 闇に消えてしまう。けれど、聴こえるものは代わらない。 何処。 何処に居るの、何が居るの、) う、ゥ うゥゥ――― ぅ、( 此れも夢なら好いと、 思う) [Sat 28 Jan 2006 00:22:03]
◆影 > ( 誰にも繋がらず、床と壁に映るだけの影。半妖精の鋭い感覚を持ってすれば足音の源はおろかかすかな呼気すら知れよう。だが、その足音の源は光に映し出される虚像であり、物体に投射されるばかりの平面存在である影そのものから。 その影は揺れる蝋燭に合わせて揺らぐ。 なおも目を離さないのであれば、他の影よりより暗く、黒い事が窺い知れるか―― ) ( 不安と、恐怖に狭い檻の中、逃げるように壁に寄り添う半妖精を、影は追う―― 丁度、明かり暗がり檻自体の影となったその付近 近づく影は闇に紛れ視認できなくなるが、気配も、足音も消えない。距離は、近い。 ) [Sat 28 Jan 2006 00:17:21]
◆ティア > ( ぴくり、と何かに気付く。影が――― 動いた?) (続いて眠る奴隷達に視線を向ける。誰一人、動いてなど居ない。それでも影はゆらゆら動く――― … 床を踏む音は 聞こえる のに) う、ぅゥ、ぁ… ?( 誰だと、問うことが出来ない。 気配は確実に近付いている。 影が存在しない、別の壁に寄り添ってしまうのは その現象に少なからず恐怖を感じているのか。 指先が、震える) [Sat 28 Jan 2006 00:08:28]
◆影 > ( ひたり―― 静寂に冷たい石の床へそっと、静かに素足を下ろすような音とともに、壁に触れた手から一歩、逃れるよう 影が動く。だが、いくら見渡せど虚像に対しての実像、影につながる人の姿は見当たらぬ。その影は眠る奴隷達のものとは明らかに違う。 ) ( ひたり 、また一歩。 今度は檻の外にともされた蝋燭の明かりが差し込むばかりの薄闇を見渡さんとす半妖精へと、近寄る影 ひたり、また一歩 ) [Sat 28 Jan 2006 00:03:50]
◆ティア > (見える、影。聴こえる、音。 振り向けど、後ろは壁。) (―――… 何処に、何が。) … ? (ぺた、り) (壁に、床に触れて 音の根源を探す。 薄闇の中を。) う、ぅぅ ゥ――― [Fri 27 Jan 2006 23:56:18]
◆影 > ( 寝静まる奴隷達、遠くに響く靴音―― ぴちゃん、と何処かで零れ落ちるは血か、涙か。ただ牛馬のように汲み置かれた水桶の隙間から漏れたのかも知れぬ。 それに混ざり、風が吹き抜けるような音、それは声というよりも単なる呼気にしか聞こえないのだろう。何も起きない、何も変わらない?否、壁に映る影が 極僅かにゆれた―― だが振り向けど誰も居ない、何も居ない不思議。 ) [Fri 27 Jan 2006 23:43:24]
◆ティア > (膝を抱えて、息を吐けば また同じ夜に身体が侵される。 月もない、星も無い。在るのは闇と、古い灯り) (思考が面倒に為ってきたら、仕様が無いから眠ろうかと頭を擡げた時だった。 冴えた感覚が気配を拾う) ( ――― 顔を上げて、みた) [Fri 27 Jan 2006 23:41:55]
お知らせ > 影さんが入室されました。 『 ゆらり 』 [Fri 27 Jan 2006 23:38:15]
◆ティア > ひゅ、ぅ うゥ、う――― う、ぅ 。 ( 風の音のように紡がれる、音。声じゃない、 音だ。 喉を押さえて、声を夢見て、音を 紡ぐ。) は――― ひゅ ぅ、う …。 ―――…ふ、( 駄目か、矢張り。) (奴隷達が目覚める様子は、見受けられない。己の声、 …音が、風に聞こえたならば好いと思った) [Fri 27 Jan 2006 23:28:30]
◆ティア > (何故目覚めてしまったのかと、後悔した。こんな場所じゃすることも少ない) (眺める月も、数える星も無いのなら、自分はこの夜を如何過ごしたら良いのだろうか、と) ――… ふ、うぅう ゥ。 (起こさないように、起こさないように でもすこしだけ) (言葉を紡げることを期待して、発声。然し、喉から零れるのは) (獣の呻き声に似た、醜い音) [Fri 27 Jan 2006 23:12:19]
◆ティア > ( 覚えていないことを考えるなんて、凡そ意味の無い行為は直ぐに放棄した。だけれど、眼を閉じている間、確かに自分は幸せだった―――) (目覚めたときに 夢を覚えていないのは、この現とのギャップに悲しみを覚えないためだ。 割り切れば、幸せの余韻も直ぐに格子へ吸い込まれる) (顔を上げてみても、今のところ見えるのは見回りだけで つまらない、と思った) (今宵は、細い窓から月も見えない) [Fri 27 Jan 2006 23:03:37]
◆ティア > (細い糸のような蒼を掻き上げて、あぁ、頭をぶつけたのだと遅い理解をする。自分は存外寝相が悪いらしい。) ……ぅ――― 、 (同じ檻に入る奴隷達は既に眠りこけているから、起こさないように呻きを堪える。) (幸せな夢が、思わぬ打撃に邪魔されたことに すこし残念な気持ちを覚えた。 あぁ、なんだっけ、融けるような甘い夢を見ていた気がする) (目覚めた場所は、いつも通り冷たい場所だったのだけれど) [Fri 27 Jan 2006 22:58:28]
◆ティア > ( ―――ひゅ、と息が漏れた) …………。( 冷えた檻、その隅で) (頭を擦るヒトガタが、居た) [Fri 27 Jan 2006 22:53:54]
お知らせ > ティアさんが来ました。 『 ( ごん ) 』 [Fri 27 Jan 2006 22:51:28]
お知らせ > 奏さんが帰りました。 『( 沈黙に混じる、それが小さなノイズ。)』 [Fri 27 Jan 2006 01:59:39]
◆奏 > ( 琴を弾いて奏でるように。 謡う喉を持たないものは、打楽器未満のささやかさで、静寂に詠う。) ( 誰かの鼓動をなぞるように。静寂の満ちる先に、ひっそりと視線を流して。) [Fri 27 Jan 2006 01:59:08]
◆奏 > ( 音色に届かない物音は、韻律を持って繰り返す事で、音色になる。) ( こ、こん。) ( 奏でるもの。音を発さないものが、紡ぐ調べ。ペンは、爪先で床や壁、格子を弾こうとするのを防ぐ為のもの。 ――当人は、意識しなくても。より、良い音がするものに惹かれて、結果として目的は達成される。) [Fri 27 Jan 2006 01:43:04]
◆奏 > (引き寄せて、握り締めるのは細い棒状。何の変哲も無い一本のペン。識字するとも思えないものには、不釣合いな。) ( コン。) ( 握り締めたソレで、壁を軽く叩いた。硬質の音は、音色と言うにはまだ、遠く。) [Fri 27 Jan 2006 01:31:34]
◆奏 > ( 長い髪が床に擦れる。這う仕草は、四足の獣の優雅さは無い。暗澹と蟠る隅に伸ばした指先が。) ( カラン。小さな、何かに触れて。赤子が触れる指を握るよに、指を曲げた。) [Fri 27 Jan 2006 01:20:35]
◆奏 > ( からからり。転がっていくものが、見えて。手を伸ばすのは、半ば反射的なもの。夜の中、闇中の手探りとはいえ、機敏とは言えない動作で指先がふらふら、床を彷徨う。 触れるものは、冷たい床ばかり。) ( ――カツン。壁にぶつかる、乾いた音。) [Fri 27 Jan 2006 01:11:01]
◆奏 > ( 檻の隅、何かの転がる軽い音。 緩々と床に侍る薄紅色が僅かに揺れて、薄暗い中に視線を惑わせた。) [Fri 27 Jan 2006 01:05:47]
お知らせ > 奏さんが来ました。 『( からん。)』 [Fri 27 Jan 2006 01:05:19]
お知らせ > アッバイーノさんが退室されました。 [Thu 26 Jan 2006 21:17:04]
◆アッバイーノ > (鞭打たれた痛みの仕返しかとよく思う。) いらっしゃいませ。どのような商品をお求めでしょうか。 (微笑んだ客の口元に立派な牙が見えたものだから、何となくの用途を察しながら。) [Thu 26 Jan 2006 21:17:03]
◆アッバイーノ > (動物園でも回っている気分になる。 眼が色々と語りかけてくる。口を閉ざしていても会話出来るものだなと、此処を毎日歩き回る者は思う。) (視線がジャベリンのように感じられる、特に――下級の奴隷の檻辺りを歩くときだ。) 心臓が痛いねェ。 (お客には慇懃に礼をしつつ、戯言のように奴隷へと。) [Thu 26 Jan 2006 21:12:20]
◆アッバイーノ > …歩く20万。 (ぼそ、と見送る背に呟いてから、何事も無かったかのようにまた職員は歩き出す。) (赤い硝子の視界に映るのは、いつも通り、陳列された商品の。) 大体皆元気かな。うン、結構結構。 ちゃんとお客様がいらっしゃったらスマイルねスマイル。 (自分の口端を指で持ち上げて見せて。) [Thu 26 Jan 2006 21:08:56]
◆アッバイーノ > (其の足音に肩を竦める奴隷は少ない。それくらいの下っ端だ。) おや、これはこれは―― ……様。 また家具用奴隷をお探しに? ええ、其れならばあちらへどうぞ、ご希望に沿う商品が見つかると思います。新しいものも入りましたので――…、 (すい、と伸ばした手の方へ、上等な服を着た常連は歩き去って行った。) [Thu 26 Jan 2006 21:03:22]
◆アッバイーノ > 皆さん、お変わりありませんか―― …ッと。 (大股で歩く足音が檻の並ぶ回廊を行く。) [Thu 26 Jan 2006 20:58:33]
お知らせ > アッバイーノさんが入室されました。 [Thu 26 Jan 2006 20:57:21]
お知らせ > 1201さんが帰りました。 [Sat 21 Jan 2006 22:14:32]
◆1201 > ( 両足を折り座りながら、両手で膝を抱えたまま 顔を膝へと埋めていき――。 銀色の挑発だけだ特徴に残している。 ) [Sat 21 Jan 2006 22:14:28]
◆1201 > 誰も来ない、ならば 寝てしまおう。 ( 時間を無駄にしたり損をさせたりしたくもない。 誰かを待ち続けるようにしていた 眠くも無い様子ながら、出来るだけ身体を休めようと考えており――。 そのまま鉄格子に凭れ掛かっており、 ) [Sat 21 Jan 2006 22:09:35]
◆1201 > まだ自由を手にする好機はある ( それは幾つの時間を払わなければいけないのかも分からない それが運命の流れによって決められてしまうのだから、この場にいるのだって運命だったのかもしれない。 それは今となって遅かった、遅すぎた。 ) [Sat 21 Jan 2006 22:06:25]
◆1201 > 外を失う立場って、案外狭いものだったんだね ( 続く言葉を吐き出し続けている。 小さく小さく吐き捨てながらも見上げ続けることを決してやめない つかれるまでだ、ずっと見つめよう――。 ) [Sat 21 Jan 2006 22:01:54]
◆1201 > ( ここにいるのがずいぶん時間が経っている ) 違う、あくまでも思い込み ( 何もしなければ時間が流れるの早く感じたりする人もいれば反対にそうでない人もいるだろう。 小言に呟き始めながら、考え出していって――これだけで結構に時間を潰してくれる。 ) 奴隷の立場上……外が愛しくなる、のも分からなくも無いかもね ( 小さな窓格子から夜空を見上げれば、そこだけだ小さな世界にも感じる 苦笑いを零しながらも、なお笑みを無理をして浮かべよ――。 ) [Sat 21 Jan 2006 21:58:09]
◆1201 > ( 奴隷でも身体を訛らされれば使いもんにならない よくきくがそうである方向が少なくないだろう ) 矢張り、閑なものですね。 ( 天井へ見上げても薄汚れている箇所を幾つか見つけるだけで何も起こらない。 むしろ起こらなければ安全ともいえるが続きすぎると処分されることだってあるだろう。 どっちにしても悪い方向だ。 ) [Sat 21 Jan 2006 21:53:42]
◆1201 > ( 布で身体全体を覆い隠しながら身体を丸めるようにして座っており 夫々の異なる目の色を何度も瞬きをさせており、ええとなんだっけ30なんとか・・・。 内心で呟きながら天井へ静かに見上げよう。 ) [Sat 21 Jan 2006 21:50:33]
◆1201 > ( 天気は良好とは言え寒いものは寒いもの 身を鉄格子へ傾けながら廊下を見やるようにしており 頭が回るような遊びでもしたい気分なのだが――。 ) [Sat 21 Jan 2006 21:48:47]
お知らせ > 1201さんが入室されました。 [Sat 21 Jan 2006 21:46:56]
お知らせ > 歪さんが帰りました。 『(明日の朝食には有り付ければいいと)』 [Fri 20 Jan 2006 23:02:06]
◆歪 > ・・・今日はもう誰も来んのやろうか(来ないならば今日はもう寝ようと檻の奥へと引っ込めば蹲り寒さを耐えて) [Fri 20 Jan 2006 23:00:11]
◆歪 > (何をするでもないのだがただ光のもれる先を見てみる まだ遠い事を確認すればそのままその場に膝を付く)・・・いつんなったら此処から出られんのやろか?(職員の前で言えば怒られるだろうか それとも笑われるだろうか) [Fri 20 Jan 2006 22:48:42]
◆歪 > はぁ・・・お腹空いたなぁ(思えば寝ていた所為で夕食を食べ損ねた)・・・・・・明日の朝まで待つしか無いんかなぁ。何か言うて怒られんのも嫌やし・・・(溜め息付けば立ち上がって通路に近付く) [Fri 20 Jan 2006 22:37:32]
◆歪 > (通路に視線を向ければ遠くにちらつく光が見えた)・・・見回りの人まだ来んやんね?(そう呟きながら身を起こせば檻の外を見渡す) [Fri 20 Jan 2006 22:23:07]
◆歪 > (寒い 冷たい石の感触に瞳を瞑る 生きる気力がないわけではない それでも、瞳は死んだ様に光を映さずにただ横たわる) [Fri 20 Jan 2006 22:10:27]
◆歪 > ( あぁ 退屈だ 檻の中何もする事がない雑多に詰め込まれた無数の奴隷の一つ 静かに静かにただ檻の中で大人しく)………あぁ。 [Fri 20 Jan 2006 21:58:07]
お知らせ > 歪さんが入室されました。 『(檻の中)』 [Fri 20 Jan 2006 21:45:27]
お知らせ > アッバイーノさんが退室されました。 [Fri 20 Jan 2006 03:18:34]
◆アッバイーノ > (仕事が増えたなあ、と、思う。) [Fri 20 Jan 2006 03:18:33]
◆アッバイーノ > (――その背が見えなくなると、) (職員もくるりと踵を返した。) 何が家族だ。 仮初の絆も作らずに遊ばせといたら逃げるに決まってるだろうに。 (リードを付けなくても、「慕うご主人様」の元へ自動的に帰ってくるとでも思っているのだろうか。…とんだ自惚れだ。) 精々、奴隷の帰ってくる夢でも見てれば良い。 (帰ってきたら「良かったネ」と云うだけだ。) [Fri 20 Jan 2006 03:17:55]
◆アッバイーノ > … ご理解いただけましたか? (客はそのまま背を向けて帰って行った。とぼとぼと。) (買った金と、そして「家族」を失った悲しみに暮れて。) [Fri 20 Jan 2006 03:14:31]
◆アッバイーノ > (奴隷と云う空気を感じさせない物が良い、とは客の注文。 ちょっと良い商品なら、普通に振舞えるものだって居たけれど――雑多や三級程度の値段では。本当に、つい最近までギリギリ一般人でしたと云うようなのしか居ない。) ――それなのに放し飼いでは。 或る意味、逃げるのも当然かと。 [Fri 20 Jan 2006 03:10:19]
◆アッバイーノ > 一応はお探しします。 …何故 一応 かって? 其れは勿論、…お客様。 (パタン、とリストを閉じて。) あの商品は未だ「入荷したばかりで躾がなっていない」と前置きさせて頂きましたよね。そしてお客様は「私が責任持って扱う」と、注意を了解した上でご購入くださいました。 [Fri 20 Jan 2006 03:06:44]
◆アッバイーノ > 同等の商品と交換…と云う訳には、 ――駄目ですか。どうしても其の奴隷が宜しいと。 はい、…はい。 (その奴隷の事は覚えている。 どこか突出した能力があったり、変わった種族や色合いだったり…と云う事は一切無かった。ちょっと探せば、似たような商品なんて幾らでも見つかるようなものだった。) (余程、具合でも良かったのだろう。客の入れ込みようを見て、色眼鏡の奥で目を細めた。) [Fri 20 Jan 2006 02:58:23]
◆アッバイーノ > ご購入日時と、商品名を? … uh…、成る程。 (リストを捲って、辿り着いた其の商品。 確かに其処の客の云う通りの日時に売られている。現金一括払いだ。) [Fri 20 Jan 2006 02:53:59]
◆アッバイーノ > ――奴隷が居なくなった? (其れはギルドの入り口から少し離れたところで。 袖を引かれたので伺ってみれば、お客様からのクレームがあった。) [Fri 20 Jan 2006 02:50:01]
お知らせ > アッバイーノさんが入室されました。 [Fri 20 Jan 2006 02:48:34]
お知らせ > アッバイーノさんが退室されました。 [Wed 18 Jan 2006 03:37:08]
◆アッバイーノ > (せめて冷たく汚れた水に靴を濡らさないように、) (奇妙なステップでよろけながらの掃除を続ける。) [Wed 18 Jan 2006 03:37:07]
◆アッバイーノ > そう睨んでくれるな。 掃除しなきゃこの辺は病気で全滅するンだぞ。それでも良いのかい? (歌うように独り言のように。 モップを動かして汚れを拭いながらだから、声なンか聞こえていないかもしれなくて。) [Wed 18 Jan 2006 03:34:39]
◆アッバイーノ > (檻の中には男一人しか居ない。) (隣接する檻からは、男の姿も良く見えるだろう。…どうだ、みじめな姿だろう。) (視線が痛い。) [Wed 18 Jan 2006 03:33:21]
◆アッバイーノ > 懐かしい感じ。 (そして「最悪の思い出だ」と胸中で呟いた。) (職員である男の手にはモップが握られていて、傍らにバケツを従えていた。つまりはそう云うことだった。) [Wed 18 Jan 2006 03:27:04]
◆アッバイーノ > (檻の中に居る。) [Wed 18 Jan 2006 03:22:58]
お知らせ > アッバイーノさんが入室されました。 [Wed 18 Jan 2006 03:22:46]
お知らせ > 1201さんが帰りました。 『( そのまま寝る振りをして―――。 )』 [Sat 14 Jan 2006 15:12:56]
◆1201 > ―――。 (この場所から離れた廊下の奥から物音が聞こえた。物音があれば人がいる証拠だと考えているからだ。手枷を触れ続けて鳴らす事を一切に止めながら大人しく座り尽くしており。視線があわさないようにしており、眠りつくフリさえもしている。そのまま如何しようかと小言に呟きながら――。 「なんだ寝言か」 と荒っぽい言葉が続けて投げられれば急に黙り込む。) [Sat 14 Jan 2006 15:10:08]
◆1201 > ( チャララ、チャ チャラ ) (周りの様子を見ながら音を聞くように確認をしながら布下の両手を動かしている。両手に取り付けられた手枷を触れながら外せないものか、と考えながら色々と弄りまわしているようだが結局は外せぬまま――。それで頭は多少にあるというのに諦めはそれなり悪いもので未だ手枷に触れ続け弄る。) [Sat 14 Jan 2006 15:06:06]
◆1201 > ( それは仕方ないことですね ) (やけに落ち着きを持たせながら、布を首から足首までと覆い隠すようにしている。そのまま足を折りたたむように鉄格子の傍で座り尽くして、紅い目と蒼い目を開いたまま周りの様子を見るように眺めている。) [Sat 14 Jan 2006 15:03:22]
◆1201 > 寒い日々が多い (閉じ込められる鉄格子の中から見える外を眺め続けるように見上げている。小さく口を開いて、ボソリ、と小声で漏らし続けており――。) [Sat 14 Jan 2006 15:01:20]
お知らせ > 1201さんが入室されました。 [Sat 14 Jan 2006 14:59:53]
お知らせ > アッバイーノさんが退室されました。 [Fri 13 Jan 2006 03:08:45]
◆アッバイーノ > もっと陽気になれば良いのに、 (戯言ばかりを自分で飾る。) [Fri 13 Jan 2006 03:08:44]
◆アッバイーノ > (調子の外れた鼻歌交じり、客も訪れないような時間(といっても全くのゼロではないが)――見回りは何だか、肝試ししているような気分になる。) 照明が暗いンですよ照明が。 (節約の為とは知りながら。 足音ばかりが不気味に響く、余りこの感じは好きじゃない。) [Fri 13 Jan 2006 03:03:22]
◆アッバイーノ > 一級なンてそうそう問題無いっしょ。 (どちらかと云うと、奴隷自身より管理側の問題が起きる方が多いと思う。 ――先にチェックしていた書類を後ろに回せば、一番上に出てくるのは奴隷のデータだった。) 其れに比べて私と来たらー、今日も三級・雑多の辺りー、カッコ 掃除含む カッコ閉じー。 [Fri 13 Jan 2006 03:01:14]
◆アッバイーノ > (そうして、 ガチャ コ 、と壊れかけたノブを回して部屋を出た。) あ、お疲れ様でェッス。 (見回りを終えたのだろう職員に会釈。 同僚は構わず休憩室の方に向かって行ってしまった。) (遠ざかる背中を見送りながら、) 良いなァ。 (溜息二度目。) [Fri 13 Jan 2006 02:57:20]
◆アッバイーノ > ナイフの数よーし。鞭の数よーし。 (云う度に、書類にチェックチェック。) 備品は(大体)よーし。 ――…やれやれ、やっと一つ終わったぞ。 (溜息。) [Fri 13 Jan 2006 02:53:44]
お知らせ > アッバイーノさんが入室されました。 [Fri 13 Jan 2006 02:51:55]
お知らせ > 瑠璃さんが帰りました。 『(おとなしく…おとなしくねぇ…。)』 [Thu 12 Jan 2006 17:41:05]
◆瑠璃 > (それでも…長生きしたかったおとなしくすることだなってここに入った最初に日に言われた言葉は覚えている。) つまんねぇ…。 (同じせりふもう一度言って、となりの奴隷ににらまれた。) はいはい、おとなしくしますよおとなしく。 (だって、ここで死にたかねぇーし。) [Thu 12 Jan 2006 17:40:46]
◆瑠璃 > (いつもは武器とする指も今は普通の人間と同じ。壁に背をつけようとして、翼に触れた。やっぱり自分は人間なんかじゃないんだって実感する。手首につながれた鎖を鋭い犬歯で噛んだ。外れないとは知りながらぎりぎり音を立てて噛み付く。) つまんねぇ…。 (なんでつながれてるんだろう。なんて丸い戦場の中で戦ってるんだろう。まったく理解できていなかった。) [Thu 12 Jan 2006 17:37:14]
◆瑠璃 > (戦場に引きずり出されれば、舌なめずりした、戦場に引きずり出されれば食らうことができる。もしかしたら食べられたり傷つけられたり犯されたりすることもあるかもしれないが、そんなに深く思考することなどなくって。) けっ、つまらん。 (うるさいと同じ檻の中の奴隷にたしなめられて、舌を出してつぶやいた。格子のすぐ前で外の廊下を眺めながらぼんやりとしていて。) [Thu 12 Jan 2006 17:32:24]
◆瑠璃 > まじぃ…。 (文句言いながら与えられたパンを貪った。ちゃんと仕事すればちゃんと食事が与えられる。ここにきてはじめて知った原理だ。それまでの少年は一般世間の常識など何一つない生活を送ってきたのだから。) 肉の方が…すきなんだけどなぁ。 (文句は絶えない。昨日打たれた背の傷も治っていないのに。) [Thu 12 Jan 2006 17:28:24]
お知らせ > 瑠璃さんが入室されました。 『(雑多の檻の中。)』 [Thu 12 Jan 2006 17:26:27]
お知らせ > 珠香さんが帰りました。 『( 雪はまだ。 記憶だけなぞって、目を閉じる。 )』 [Wed 11 Jan 2006 20:41:18]
◆珠香 > それはぁー……いやなこと、ねぇー…… ( そうして、溶けて消えてしまう野なら、綺麗なのに。きっと、ぬるいぬるい肉だけは残されて。魂だけが、熱で死んでしまうの。 ) こたえるのは、私の仕事、ねぇー…… ( 遠ざかる足音を聞きながら、格子から離れて広くもない檻の奥へと引っ込んでいく。 今しがたのことだから、引きずらずに、ちゃんと歩くことにした。 ) [Wed 11 Jan 2006 20:40:48]
お知らせ > アッバイーノさんが帰りました。 [Wed 11 Jan 2006 20:16:16]
◆アッバイーノ > あンまり役に立たないようだと、其の内 釜茹でにされるかもしれないからね。 (それは多分、最後の最期の処分の仕方。) 使い方を考えるのは周りの人間かもしれないッスけどね。 ――嗚呼、箒取ってこなくちゃ。 (檻の中の影は立ち上がり、億劫そうに云いながらのろのろと歩いていった。) [Wed 11 Jan 2006 20:16:10]
◆珠香 > 今はぁー……まだ、すごしやすい からー…… ( ぬるい けど。 頷く代わりに、今は言葉で。 ) 大きなものから、小さなものまでー…… 細かい お仕事、はぁー…色々、あるのねぇー… ( 比較的、レンタルで外に出される事も多い。 その合間に、終わったらしい はらはら、床に落ちて纏められていく白色が、雪のようで 懐かしい。 ) ……しゃっきりー…… ( 猫背を伸ばす …五秒で曲がる。 ) ……騙すー……良いの、かしらぁー…… ( 方便 詭弁。 良しと為す。 小さく、笑うような声に、さざめく。 吐息は微かにしろ。 ) [Wed 11 Jan 2006 20:10:01]
◆アッバイーノ > 精々死なないように気張ってくれよ、――ッて今の季節に其の心配は無いか。 そう云えば手先器用なンだっけね。豪華料理に添える彫刻とか作らせるのでも良いけど、そう云う依頼って大抵レンタルだからなァ。 ( ――ぢょん。 ) … ハイお終い。 (檻の外に毛を掃き出しつつ。) そう、引き摺っちゃ駄目。それから、せめて冬くらいしゃっきり見せる事。 お客を騙すくらいしてみないとさ、期間限定なンだし。 (ハサミを片付けた。) [Wed 11 Jan 2006 20:04:28]
◆珠香 > ……此処に住むのはぁー……大変、そ。 ( 夏なんて季節がある地は、まるで溶岩 みたい? はらり 雪色が切られて落ちた。 ) ……どぅ、なの…かしらぁー……? 削って、つくるのは 冬の方がぁー…材料が、ある みたい。 ( 食品。凍らせて保存する、というのも 冬なら自然にある程度は出来てしまう、けれど。 ) …引きずったらぁー…だめってこと かしらぁー…… ( 純粋な雪女なら、きっと 溶けて消えられる けれど。 人混じりの雪娘は、実体を持ってしまっているから。 …夏場の癖が引き続いて、ずるずる侍り気味の雪娘。 傷んでいたのは、きっと そのせい。 ) [Wed 11 Jan 2006 19:58:54]
◆アッバイーノ > 雪女種の主人でも居たら良いンだがね。…まァ、祈る事ならいつでも出来る。 (毛先は人差し指ほどの長さ分、短くなる。) 冬にどう使うかなンだよねェ、君の一番の悩みどころ――…食品関係とかは重宝されそう? ( しゃきん、しょきん、 ) (落ちた髪は、ほっといたら解けて消えてしまいそうだと思ったけれど、…でもそれはただの現実逃避みたいだ。掃除は後でしよう。) 見目は綺麗にしておくに越した事は無い。そう云うもんだ、君は元が悪くないンだから…出来れば髪の毛、あンまり地面に触れさせないようにね。 [Wed 11 Jan 2006 19:44:46]
◆珠香 > …… ( 黙る。 夏。雪ばかりで埋め尽くされた山には、それ程関係の無かった言葉が、なんて 忌々しいんだろう。 ) 涼しいとこのお人がぁー…いいわ、ねぇー…… ( 溜息。 …欲しがる人間は、むしろ夏に多そうなのも 宿命。 ) …ゆき。 ( それは、とても懐かしいものだから。 ほころびる。 ) ……そういうものー…なの、かしらぁー……? ( 余り、そういう意味での外観に己で気遣ったことなど、まだ無いものだから。 ほんの少し。すこしずつ切られていくのを、物珍しそうに見ていた。 きゅーてぃくるの概念なんて、ない。 ) [Wed 11 Jan 2006 19:39:06]
◆アッバイーノ > 夏には其の台詞をそのまま返してあげようね。…其れまでに売れてたら良いンだけど。 (「不便なものねェ」) …雪降ったらバケツで持ってきてあげるよ。 (何となく、微笑にはそう返した。) ( しゃりん、しょりん ) (処刑人達の刃物よりはずっと間の抜けた音が空気を裂く。) (ぶる、と肩を竦めてから、) (長く長く伸びた髪の毛先をカット。摘むようにカット。) んんー…、伸ばすのは良いけれど、 (毛が雪みたいだ。) 伸ばしすぎるとやっぱり先がぼろぼろになっちゃうなァ…。 [Wed 11 Jan 2006 19:32:18]
◆珠香 > ( あったかい肌のイキモノ。 嫌いじゃあ、無い。 ただ ) ……不便なものー…ねぇー…… ( 寒いと聞くのは、すき。 でも、だから 心の底から、呟いた。 ) ……寒いほうがぁー…私、は すきだからー……? ( 理由にはなっていない。 今度は、はっきり微笑む口元。 咎められていないのが理解出来たからか。 ) ………… ( む。 銀色、刃物 知っては、いる。 緩々頷いて、格子の側までやって来る。 ひょう 風も無いのに、冷気の動く気配。 ) [Wed 11 Jan 2006 19:27:16]
◆アッバイーノ > 多分、あったかい肌を持ってるいきものは皆 愚痴ってると思うのよねー。 (「寒い」なンて台詞、彼女はもう耳タコだろうなとか思いながら。) ――嬉しそうだね。凍えてるのを見るのはお好き? (赤い視界は目ざとくそれを捉えたが、特に咎める声音ではない。) (男はハサミを取り出して、しゃりん、しょりん、と鳴らしてみせる。) さて。ちょっと毛先だけカットするよ。 お手入れだ。こっち来て。 (手招く。) [Wed 11 Jan 2006 19:22:50]
◆珠香 > ( 床に伸びる影。 いつぞや聞こえた誰かさんの愚痴と、同じ声かは 分からない。 ) ……暖めてはぁー……差し上げられません、しー……? ( 間延びしきった口調は、これでも夏よりは改善されている。 コレはそんな、冬のイキモノ。 ) ……ほどほど、にー…… あの、季節よりは、もう いつだって、元気良いくらいー…… ( 壁際の白色が緩慢に振り返る。 如何にも寒そうな仕草に、口元が緩みそうになったのは、刹那事。 それを不遜とは、知らされてはいる――… の、だけれど。 ) [Wed 11 Jan 2006 19:19:38]
◆アッバイーノ > (ぬ、と影が差した。) コレ以上寒くなったら指先がどうかなっちゃうよ こんばんは。 (檻の中を覗き込む職員の姿。) 元気ー? (鼻を啜って。) [Wed 11 Jan 2006 19:15:19]
お知らせ > アッバイーノさんが入室されました。 『 ――其れは勘弁ー、 』 [Wed 11 Jan 2006 19:14:00]
◆珠香 > ( 今年は特に冷え込むと愚痴っていたのは、廊下を通る見回りの誰か。 この程度で、冷え込む、なんて。 諦観が嘆息に代わりそうになったのは、昨夜だったか一週前か。 時の感覚も、どうにも曖昧。 ) ……もう少しー…芯から冷え込むくらいで、丁度良い のに。 ( 額を石壁に当てて、いつまでも温もらない音頭を味わいながらに。 零れた白の帳陰が呟いた。 ) [Wed 11 Jan 2006 19:13:01]
◆珠香 > ( その中でも、一際冷たい石の壁。 寒さに凍え、指先をかじかませる者達にとっては忌々しいそれを、むしろ愛しむものも、ある。 ) [Wed 11 Jan 2006 19:06:36]
お知らせ > 珠香さんが入室されました。 『( 冷えた檻。 )』 [Wed 11 Jan 2006 19:05:23]
お知らせ > 瑠璃さんが帰りました。 『(渇望が虚空に轟く。)』 [Wed 11 Jan 2006 10:30:00]
◆瑠璃 > (やっと疲れたのか力が抜けた。灰色の壁、灰色の景色。ため息をつけば白い。) 戦わせろ…。 (本性が促す。血を、悲鳴を、破壊衝動の望むものを。端麗な表情を歪めて酷く見る人に不快を味わわせる笑みを浮べた。ああ、未だか。未だ戦わせてくれないのか。) [Wed 11 Jan 2006 10:29:45]
◆瑠璃 > 痛いんだよ〜。手当てしネェと傷残るよ? (一晩中暴れ続けて体力も付きかけている。相変わらず腰布一枚の半裸の少年。この真冬に死なずに済んだだけでも魔族の血脈のおかげだ。) ねぇ〜誰か居ないの〜?出して!反省したってば。 (ちゃりちゃりと鎖が耳障りに鳴くだけだ。) [Wed 11 Jan 2006 10:25:07]
◆瑠璃 > (鉄の首輪と両手足を壁に繋がれた状態で一晩そのままだった。) おーい、出してくれよ…なぁ。 (試合の直後、取り押さえに来た職員にも興奮したまま牙を向けて、仕置きと称して随分な目にあった。しこたま打たれた背中には鞭の腫れが未だ残っているだろう。) ったく、翼が傷ついたら価値さがるぞ、俺。 (減らず口で闇に叫ぶ。隔離されても近くの檻とは声が届くだろう。) [Wed 11 Jan 2006 10:20:21]
お知らせ > 瑠璃さんが入室されました。 『(独房。)』 [Wed 11 Jan 2006 10:17:39]
お知らせ > M-69Xさんが退室されました。 『( 死ぬまでこうしてるのも、棄て難い――死ぬまで。 )』 [Mon 9 Jan 2006 23:44:07]
◆M-69X > ( 「 おい 」 ) ( 掛けられる声、 引かれる手枷 ) [Mon 9 Jan 2006 23:43:45]
◆M-69X > ( でも ) 冬は、 好き。 ( 唇から零れる白い吐息を見つめ乍 )( 奴隷は語散る。 時折、未だ眠らぬ周囲の他の奴隷が 言葉 とも 泣き声 とも 付かない声を上げる度、 )――― 、 ( 至福の時の御呼びが掛らないか、って心待ちにするのだけれど。 )( 嗚呼、ねぇ、無情に通り過ぎる足音。 唯の見回り。 ) ( 此処から出たいのか、と問われれば。 嗚呼、出たいのだけれど。―――はてさて、己の望む至福を喜んで与えてくれる人なんて居るのだろうか。 )( 否、世の中そうも都合はよろしくない。 ―――なれば、 此処で ) [Mon 9 Jan 2006 23:43:23]
◆M-69X > ( がちゃり )( 痛みを教え込まれた身体は、床に横たわって、灰色の天を仰ぐ――― ) おも…、(がさり)( 音を立てる手枷が酷く重く感じて。 ) …、( ほぅ、と吐く吐息は白く浮かんで ) ( すぐ消えた ) [Mon 9 Jan 2006 23:34:59]
◆M-69X > ( 身体に刻まれた紋様の如き、赤い筋。其処から染み入る冬の温度。 ちくりと刺すよな痛み。 ) は…ゥ、今、 何月?( 冬だということは、分かる。檻の中。 )( 街を出たのは何時だったっけ? )( 街に来たのは何時だったっけ? )(―――手が重くなッたのは何時だったっけ? ) ―――………、べいとす。( 繰り返す逡巡は、暇さえあれば、其ればかり。 )( だって、他に考えるコトなンて無いのだもの。 ) [Mon 9 Jan 2006 23:24:36]
◆M-69X > ( 冷たい牢に寝そべる感覚は、其れ。 )( 冷たくて、冷たくて。 触れた皮膚の熱が奪われて、綺麗に無機質の壁に溶け込むような――、 ) ちめた。 ( 語散る声も、唇から零れれば、空気に温度を奪われて―――ほら、土に沁み込む粉雪のよに。 ) ぁ、ぅ。 ( 故に、ねぇ、消え行く吐息があろうとも。気付かないンだろう。誰も。誰も。 ) [Mon 9 Jan 2006 23:11:27]
お知らせ > M-69Xさんが入室されました。 『( 溶けるような、感覚――― 、)』 [Mon 9 Jan 2006 23:07:03]
お知らせ > ホセさんが退室されました。 『( ざりざりと 床に文字を書く音は小さく――― )』 [Mon 9 Jan 2006 18:37:52]
◆ホセ > (教えては忘れ、また記憶させるために書かせては間違いを消す。無為とも思える作業を繰り返し、繰り返し。いつから始めたのかさえ、思いだせない。気紛れに始めた、といえばそれまで。) 次は――― (無為を続けるのは虚しい努力か。加えて、少年が奇跡的に文字を覚えきったとしても。なんの役にも立つまい。書物を読むなどというのは、学識が高いものに与えられた権利。雑多奴隷に、その権利が与えられることはない。) [Mon 9 Jan 2006 18:36:46]
◆ホセ > (『オベンキョウの時間は終わりかい?』 などといった、他の奴隷の茶化す声を黙殺する。) おい、いいか。お絵かきの時間は終わりだ。 (ざ、ざ、ざ。顔に傷がある男は、床を擦って蛇の落書きを消す。にこにこ、カンに触る笑みを浮かべる少年奴隷を睨みつけて、) …次は貴様の名前に関わる文字だ。 心してこれは覚えろ。 (―――言うことの半分も、このガキは理解していないのだろう。だが、頷きだけは無駄に力強く真摯なガキだ。) [Mon 9 Jan 2006 18:29:47]
◆ホセ > (ふと、顔を上げてスカーフェイスをしげしげ眺める少年に。不機嫌であることを示すべく、青灰色の瞳を陰険そうに細めた。) ―――おい、貴様。 なぜここで笑う… (へら、と。少年の反応は微笑みだった。しかも頭の線が切れたような、見ようによっては間抜けな笑顔。”イカれ者”と蔑まれるゆえんの笑みを目にして、蓬髪の奴隷は頭痛を堪えるように低く唸った。) [Mon 9 Jan 2006 18:22:56]
◆ホセ > (少年の名は、文字にして三つだ。三つの文字で書き現せる。それを”たった三つ”というか、”三つもある”というべきか。ざりざりと楽しげに床にのたくる蛇を書く少年を、げんなりと見遣る。) …三っつだけでいい。 三つだけが、なぜ覚えられんのだ。 (残りの二十二文字は、この少年には不必要といえる。だが文字を識るだけで、知識の宝庫である書物の扉を紐解けることを、スカーフェイスは知っていた。) 貴様、覚える気がないのか…。 (のたくる蛇が足許にまで伸びてきた。伸びた前髪の下で、顰め面) [Mon 9 Jan 2006 18:16:33]
◆ホセ > …この文字は、 (がし、少年の腕を握る。女よりも細い腕で肉が薄いその腕を。枯れ木を掴んだほうが、もっと持ち応えある。) こう書く。 (ぐいと引っ張り、床に文字を書かせた。名前を書きたいといったのは、いつのことだったろうか。昨日教えた文字も忘れ、今日教えたばかりの文字さえ書くのも危うい。先にこのオツムの足りぬ少年奴隷の名前を書き覚えさればいいのだろうが。中途半端なところから始めるのは、己の気性のせいか、落ち着かない。二十五の文字を順番に教えていく作業は、果てしなく地道。) [Mon 9 Jan 2006 18:08:55]
◆ホセ > 違うといっているだろう。 (不機嫌そうな声を漏らすのは、薄汚れた男だ。同じ檻にいる奴隷から、”スカーフェイス”と呼ばれ始めている男。) …その文字は、そう書かん。 (スカーフェイスが向き合うのは、少年奴隷だ。同じ奴隷たちから、頭がイカれていると表されている少年。少年の物覚えは最悪だが、文字を識りたい言い出したのは、このガキだけだ。) [Mon 9 Jan 2006 18:01:39]
◆ホセ > (労働を終えたランクの低い奴隷どもは、この饐えた匂いが漂うこの区画に収められる。階層が違うごとにランクも上がり、個室部屋があるという話。この雑多奴隷檻が連なる区画では、そのような話も疑わしいとさえ思える。武骨で頑丈な鉄格子、湿気の篭りやすい冷えた床。一人一人に寝台なぞは無い。大人数を一度に収監しておくための、雑多ランクの奴隷檻。その奴隷檻のひとつから、) …おい、 [Mon 9 Jan 2006 17:56:19]
お知らせ > ホセさんが来ました。 『( 雑多奴隷檻 )』 [Mon 9 Jan 2006 17:50:23]
お知らせ > 1201さんが退室されました。 『( 早い眠りに至るー―・・。 )』 [Sun 8 Jan 2006 16:45:38]
◆1201 > ( 誰も通りかからない廊下、毎日が変化も起こさない。それらが何が出来事あっても一瞬の人生で過ぎない、一瞬の感情でしか過ぎない。 内心で、儚く想う――。 ) ( そのまま鉄格子に寄りかかれば、冷たい感覚が覆われてゆく――。気持ちがいい、そのまま早い眠りをしよう。 ) [Sun 8 Jan 2006 16:45:00]
◆1201 > ・・目障り・・。 ( つい回りに人がいるか確認もせず言葉を漏らした。いまだ自覚が無いまま呟いている。 両手が手枷へと触れて、外そうとも試みるが鍵が無ければ開かない。針金で開けられたとしても、また罰を喰らうだけ――。 ) [Sun 8 Jan 2006 16:41:06]
◆1201 > ――。 ( 布を身体の全体を覆い隠すように両手で掴んでおり。 チャラリチャラリ、と目障りな音が聞こえてくる。原因は私の両手に取り付けられた手枷の鎖だ。邪魔で動き辛い。 頭を鉄格子へと預けるように身体を傾けながら、目を静かに瞑っており。銀色の長髪もゆらちと地面へ触れる。 ) [Sun 8 Jan 2006 16:38:29]
◆1201 > この辺が、いいな ( 鉄格子の中で限られた範囲の中に閉じ込められている。そのなかに灯り、湿りなどから察して最も暖かい場所を探していた。それが漸くここかもしれない場所に立ち尽くしている。 ボロボロの布を纏いながら、そのまま座り込んでしまい。 廊下側なら見えてしまうだろう。 ) [Sun 8 Jan 2006 16:35:12]
◆1201 > ( 今日もまた暖かい方だ、まだ夜深くなって来てない時間。 ) ああ、・・・終えて頂きたい。 ( 奴隷以外の周囲に誰もいないか、耳をすましてから――小さな声を呟く。 部屋の奥では無く、鉄格子の近くあたりだ。 ) [Sun 8 Jan 2006 16:32:57]
お知らせ > 1201さんが来ました。 [Sun 8 Jan 2006 16:30:07]
お知らせ > 奏さんが退室されました。 『( 赤い影のあとには、暮れる世界が続いていく。)』 [Sat 7 Jan 2006 17:49:31]
◆奏 > ( 薄紅の陰から見上げる真紅が、眩しさに細めるような仕草で、夜の始まりを見る。) ( 翳す手も無い侭、やがては呼び声に振り返り、建物の中へとかえる時刻。) ( 言葉を知らない唇が、音を微かに湛える。 呼気、空気が流れるだけの ) ( 笛のような幻。) [Sat 7 Jan 2006 17:49:13]
◆奏 > ( 緩やかに紫紺。朱色の侵食。それが過ぎれば落ちる帳は夜の色。) ( 風が冷たくなる頃合。己の脚で意思で動くを覚えているものは、導きに従がって戻っていった。) ( 収納が遅れたものは、ぽつんと片隅。逃げ出そうとも考えないから、後回しにされているだけの品。) [Sat 7 Jan 2006 17:36:35]
◆奏 > ( 空の、色。 高く青々と澄んだ冬。) ( 靡く雲の白。遠く、糸を引く鳥尾のように。) ( そして朱。染め上げるよに広がって、交じり合えば紫紺を湛う。) [Sat 7 Jan 2006 17:18:03]
◆奏 > ( そんな風に呼ばれる事もあるというだけの、場所。中庭等と称した方が正しいのか。) ( 空は薄く紫掛かって、傾く陽光が地を染める世界。奈落のような場所にも届く光を片隅から見上げるもの。) [Sat 7 Jan 2006 17:12:33]
お知らせ > 奏さんが来ました。 『( 運動場。)』 [Sat 7 Jan 2006 17:11:23]
お知らせ > ブランシュさんが帰りました。 [Thu 5 Jan 2006 20:56:13]
◆ブランシュ > (ゆる、暗闇にぼンやり気味悪く浮く白い腕を伸ばして) …………大掃除って普通、年の終わりよね。 (幸先の悪いスタート。 …せめて己の身にだけは降りかからぬ様祈り 掃除の開始だ。) [Thu 5 Jan 2006 20:56:12]
◆ブランシュ > ―――後2個なら食べれる、かしら。 (ぼう、と曖昧な視界に映る屍。折角だから美味しそうな子を食べさせて貰おう。) …………年始まっての、大掃除? (切って燃やして捨ててしまえば良い ――不要な物なんて本当は食す必要も無い。) [Thu 5 Jan 2006 20:54:54]
◆ブランシュ > (砂の数程の此処に在る命――…何時消えるのかも解らぬ不安定な魂。) …………面倒。死ぬ1週間前位に云って欲しいわ。 …そうしたら空腹にしておくのに。 (其れから出来れば死ぬ日は被らないと良い、なンて独り言。 言葉零す度に 空気が一瞬白くなる。其れが、 楽しい。) [Thu 5 Jan 2006 20:49:51]
◆ブランシュ > (部屋の中に干乾びた屍は3つ。―けれど終わらぬ死体処理。 既に入り切らない程 満腹なのだけど。) ………… 明日でも大丈夫、 …じゃない ね。 (今日だって要らない程沢山の奴隷が処分されているのだろう。) ………1月終わりまで続くのかしら?嫌になっちゃう …。 (扉の前に凭れた。――ほう、と吐いた息は暗闇にぼンやり白く。) [Thu 5 Jan 2006 20:43:46]
◆ブランシュ > ―――――――…食事が大量に在るのは嬉しい事だけれど、 (蝋燭1つ――…其れだけの薄暗い闇の部屋。其の中に在るのは、転がる死体の山だッた。) 1日1つとかしてくれれば良いのに。誰よ、こんなに処分した職員は …。 (年明けの一斉処分。――売れない奴隷に有るのは死のみ。客に購買を強請らぬような奴隷に食べさせる餌は無いんだとか。) [Thu 5 Jan 2006 20:35:21]
お知らせ > ブランシュさんが入室されました。 [Thu 5 Jan 2006 20:30:41]
お知らせ > 奏さんが帰りました。 『( 音律の暗闇を夢見て眠る。)』 [Thu 5 Jan 2006 05:24:42]
◆奏 > ( 返事は無く。寝息は各所入り乱れて、むしろ殺された息遣いが耳を澄ませば煩いくらい。) ( そんな中、沈黙を称するものは、) ( 響き、声 足音一つを音に刻んで。) [Thu 5 Jan 2006 05:24:16]
お知らせ > アッバイーノさんが帰りました。 [Thu 5 Jan 2006 05:21:38]
◆アッバイーノ > (不規則に浮かれた足音が遠ざかって行った。) [Thu 5 Jan 2006 05:21:36]
◆アッバイーノ > (赤子の様子を読み取れる母のようには行かないが、) うン。おやすみなさい。 (奴隷の様子は其処らの一般人より解るつもり。) (つもり、つもりの自己満足で、) おやすみ、おやすみなさい。良い夢を。 (歌うような声と、) [Thu 5 Jan 2006 05:21:20]
◆奏 > ( 気の狂った落書きを檻に書き散らす事も、己を含めた何かを傷つけようともしない、そんな発想も無いモノ。) ………。( 言葉を解さない。響きだけに触れる。 それが害を為さない響きだと感じ取って、薄紅の陰で緩むもの。) ( 表情と言う程露でないから、何を読み取るかはヒト次第。) ( 頷いて、尻尾を振る犬では無い。其処まで賢くないと言えば、それまでのモノは、) ( あやすよな響きを子守唄に、ゆるりと檻の隅に丸まった。) [Thu 5 Jan 2006 05:19:34]
◆アッバイーノ > (渡しておいて不安は無い。) 奏は良い子だね。 (完全な奴隷用の種族に、従順と沈黙以外の考えが無いからだ。 男は笑んだ。) 何が良いかな、奏。色々考えるからね。色々持ってくるからね。 [Thu 5 Jan 2006 05:15:54]
◆奏 > ( コン。 沈黙が先んじれば止まる音。 静寂は静寂に。 発露一つで、音を奏で始める、これも一つの楽器。) ………。( コン。 短い音は、まるで返事のように。) ( 人形のように造られた細い指が、手の中にソレを握りこんだ。 宝物を隠す子供のように。 もしくは、穴に埋めようとする犬のように。) ( 気紛れに触れるだけの、他愛無いこと。) [Thu 5 Jan 2006 05:13:49]
◆アッバイーノ > ――…。 (眼を細めた。尖り耳に確かに届く。) こう云う偶然は好きだな。 …そのペンは預けておくぞ? 次に何か良い楽器が見つかるまで、ちゃんと持っていてくれよ? (沈黙にも音の表情があると知った夜。) [Thu 5 Jan 2006 05:10:04]
◆奏 > ( 沈黙と称された種が得たにしては、皮肉に過ぎたかもしれないが。 ――…それを理解する程には、外れていないモノ。) ( ト、ト、ン。 音階の無い響きが、区切りをつける。 ラ、シ、イ? もう一つ此処で聞こえる「音」の末尾を、なぞるように。) ( ――…真夜中、不気味な音やら声が聞こえるとなったら、疑いの芽は一つ増えたかもしれない。) ( 楽器。興味を持つには言葉を知らない。 ミヨ、ウカ。 コツ、コ、コ。 鸚鵡返しの響きは、心あるものが聞けば、はしゃぐような韻律。 …偶然は幾らだって当て嵌められる。) [Thu 5 Jan 2006 05:06:54]
◆アッバイーノ > 奏。 …名前になってるだけはある。音を知らないって音では無いらしい。 (音は無邪気に転がるばかりで怪談のよう。) 今度はもっと、楽器らしい楽器に触らせてみようか。 [Thu 5 Jan 2006 05:02:55]
◆奏 > ( へし折ったりする力も無いし、喉を突いて自害しよう等という発想もない。) ( それでも、新しい「玩具」で硬質を奏でる仕草は、無為の繰り返しでも律を持つ。) ( コツ、ン コ、 トン。) ( 澄んでもいない音色は奇矯の楽音。奏でる指先は、沈黙につけられた冗談のような名前と、オマケのように追記された特性の由来か。) [Thu 5 Jan 2006 05:01:03]
◆アッバイーノ > (ペン一本と三級奴隷。どっちが安く付くかなンて簡単に計算出来る。) ――へェ、面白いな。 サイレントは呼吸するだけのぬいぐるみかと思ってたが。 (音を聞きながらリストを捲くる。) [Thu 5 Jan 2006 04:58:07]
◆奏 > ( 見目に反して丈夫なのが取り得の癖に、時にはおかしな品が流れ込むのも、また常。) ( 罅割れはしていない、白い爪。) ( ペンの「持ち方」などは知らない手は、赤子の反射じみて細いものを握った。) 。( 触れるものがいつも少ないから、手触りを確かめるように、つるつるとなぞって。) ( コツ。) ( 新たな「楽器」の手応えは、上々に。) ( ココッ。)( 早い律は、喜びとすれば単純すぎても。) [Thu 5 Jan 2006 04:56:24]
◆アッバイーノ > ああ、いかん。観賞用だった。 (慌てて、しゃがみ込んでペンを握らせようと。爪先を汚してはいけない。) [Thu 5 Jan 2006 04:53:43]
◆奏 > ( ――…コン。 コツ、ン。) ( 見目だけが重視されるものだから、整えられた爪先が惜しげもなく床を打つ。) ( 硬質の、奏と言うにも乏しい音は、) ( その癖、奇妙な韻律で「応え」を見せる。 こ、こん。) ( 乏しすぎる音源で、律を紡ぐマネゴトのように。) [Thu 5 Jan 2006 04:52:40]
◆アッバイーノ > (或いは極自然な成り行きで。) (徐に、リストに挟んであったペンを抜き、) ( カツ、コツ。 ) (音に応えてみた。 暇潰しのような遊び。) [Thu 5 Jan 2006 04:50:41]
◆奏 > ( その為に設えられた、生き人形。 きっと、考え出した輩は無類の非道者か、寂しがりや。) ( 返す言葉を持たないものは、目にしたイキモノを前に、人の感覚で当て嵌めれば「物珍しげ」に見返してくる。 其処に意図など―― 受け取り側の自由作為。) ………。( こん。 言葉を解したかは知らずも。 音は、脆弱な指先が床を叩いた、それだけ。) ( 信号にもなりはしない。) [Thu 5 Jan 2006 04:48:23]
◆アッバイーノ > サイレントと向き合ってるときが一番素直になれる。…ぬいぐるみに向かって喋っちゃう寂しいヒトの気持ちがよく解る。 (向けられる視線に思わず笑った。背筋に鳥肌。) だが言葉が喋れないのが寂しいよな。 何か、代わりになるもの――…。 [Thu 5 Jan 2006 04:45:11]
◆奏 > ( 物言わぬ鉱物を見る時のように。 そして、鉱物にも視線があるのなら、こんな代物か。) ( 無遠慮も不躾も、疎通が乏しければ互い様。 眼鏡をずらす動きに、象嵌の下の赤色が反応した。) ( くる。舐めるように動く真紅。) ( 賛辞のような。侮蔑のような。心あるイキモノが眉顰めるよな物言いにも、向ける視線を緩めない。 ―― 元より、芯は無く。) ( 笑うか唾棄しそうな両極の言葉に、赤色の方が軽く瞬いた。漸く、言葉が此方に向けられていると知ったように。) [Thu 5 Jan 2006 04:42:55]
◆アッバイーノ > 綺麗だよな。 (コツ、と檻の格子に額をぶつけて。) この赤い視界でも青が見えるようだよ。 (チラと眼鏡をずらして見た。青い象嵌を確かめるように。) サイレントってのァ、美味い具合に作られた種族だよね。本当に奴隷用のいきものだ。 いつか其の模様が光ったら、若しかしたら其の時が売れる時かもな? (勝手にジンクス。) [Thu 5 Jan 2006 04:39:29]
◆奏 > ( ゆらり。揺れる象嵌が、視線でも合わせるように止まる。) ………。( 聞こえてくるのは、まるで、季節はずれの怪談みたいな話。 沈黙の物体は、相槌の一つも打たず。) ( 斜めにもう少し傾く首が薄紅を流し、目のよな象嵌を露にしたが、) ( ――光りはしない。少なくとも、今は?) [Thu 5 Jan 2006 04:36:53]
◆アッバイーノ > なァ、聞いて。 (沈黙が取り得の種族に向かって。) この間 奴等の檻で無いところに光るものが見えたンだよ。 誰も信じちゃくれなかったが。…君の其れが、光ったみたいな色だった。 其れは光る? [Thu 5 Jan 2006 04:34:13]
◆奏 > ( ギルドの片隅で起こる、怪談の原因七割。 獣や夜種には、多々在るタイプの檻は、本来の時間を静寂に沈めて息殺す気配。) ( 闇の中、額に刻まれた象嵌は光らない。 ゆらゆら動く影だけが、「恐らく」起きているとは知らせても。 斜めに傾いだような小首の仕草とて、同意よりは動物に近しいもの。) [Thu 5 Jan 2006 04:32:06]
◆アッバイーノ > 夜行性の相手は夜行性に任せりゃ良いのに…奴等ったら眼が光って怖ェンッスよ。 (コツ。足音が止まったのは、) ――ね。 射抜かれそうだと思わない? (起きていたとしても返事の期待出来ない奴隷の前。) [Thu 5 Jan 2006 04:28:29]
◆奏 > ( 静かの檻。就寝、狸寝入りの気配。総じて、静寂。自ら乱して目をつけられたがるものは少ない。) ( 蟠る闇の片隅、青い象嵌が蠢き、格子を見やったのも、偶然。生きたモノが其処にある、その証明だけの。) [Thu 5 Jan 2006 04:26:58]
◆アッバイーノ > (何でもない、いつもの見回りの気配だ。) [Thu 5 Jan 2006 04:24:57]
お知らせ > アッバイーノさんが来ました。 『( 足音、 足音、 足音、…。 )』 [Thu 5 Jan 2006 04:24:21]
◆奏 > ( 檻の片隅で、蠢くモノ。 緩々侍る薄紅色が床を這い、合間から覗くものが目のように闇をうつろう。) [Thu 5 Jan 2006 04:20:08]
お知らせ > 奏さんが来ました。 『( 深い夜の時刻。 )』 [Thu 5 Jan 2006 04:19:35]
お知らせ > M-69Xさんが帰りました。 『( 届かぬ、半身へ伸ばした――― )』 [Wed 4 Jan 2006 18:46:53]
◆M-69X > もッと もッ と…―――( 痛 みが欲しい―― )( もどかしげに、少年は枷の嵌められた腕を―――) [Wed 4 Jan 2006 18:46:14]
◆M-69X > ( 他の二級奴隷とは別の区画なのか――彼を嬲るために移動したのかは、兎角。 )( 今、彼が転がる檻は彼一人転がっている――後は、使い捨てられた、布がたゆたうのみ ) [Wed 4 Jan 2006 18:44:56]
◆M-69X > ( 掃き溜め )( 其れが彼の存在意義だッた。 ) コレで、オレはまた用無し?( 束の間の存在する意味。場所、理由―――其れは余りに短くて、幻のようだ )( 掃き溜めとして、嬲り者に堕ちている時以外に彼の存在意味等存在しない ) [Wed 4 Jan 2006 18:37:25]
◆M-69X > ( 髪は白銀、唇は熟れた桃の色、香り――、細き腕や腰は、少女のようだとも言えるか。 )( 唯、淫らに乱され、肌蹴た胸元と、一糸纏わぬ下半身が彼が 「 彼 」 である事を示さん ) …… ッ は…( 浅く息を吐いた )( 未だ、身体に纏わり付く残滓。 漂う饐えた香り、其れをすン――と、呼吸の後に吸い込まん ) ……終わッちゃッ た。( 指に絡みつく白濁を舌先で掬い乍 ) [Wed 4 Jan 2006 18:30:04]
◆M-69X > ( 其れは束の間の快楽の蜜の香。 )( 流れる音楽か、効果音のよに、其の場に僅か乱れた息遣いが響こう――― ) は ァ、 はッ ァ…―――( 紅い花弁を胸や背に散らした青年が一人。 )( 力無く其の場に蹲らん ) [Wed 4 Jan 2006 18:23:16]
お知らせ > M-69Xさんが入室されました。 『( 漂う香―― )』 [Wed 4 Jan 2006 18:20:41]
お知らせ > ミニュイさんが帰りました。 [Wed 4 Jan 2006 13:02:12]
◆ミニュイ > (熔けずに残ってしまった幸せは、砂がまじって牙に弾かれ錆の匂いがした。) [Wed 4 Jan 2006 13:02:11]
◆ミニュイ > (地に降りて、もう何回目の夜をすごした雪は初めの頃のあの柔らかさも透明感もなくし頑なに闇へ身を潜めるのみ。噛み砕くのには少しばかり力が必要で、幸せを雪に例えるのを聴いたことがあったけれど、そうか、幸せは時がたつとこうなるのかとぼんやり思う。) [Wed 4 Jan 2006 13:01:00]
◆ミニュイ > (じゃくり、と其れを頬張れば結晶がパリリと砕かれ折りたたまれ、最後にざらざらとした舌の上で溶ける。奴隷ギルドの片隅。鉄格子の端っこ) [Wed 4 Jan 2006 12:58:43]
お知らせ > ミニュイさんが入室されました。 『( 雪を噛む音がした )』 [Wed 4 Jan 2006 12:56:46]
お知らせ > 1201さんが帰りました。 『( 小さな力でも必死にしがみ付いて )』 [Tue 3 Jan 2006 22:39:48]
◆1201 > ( そんな事を望んでも仕方ないが少しは希望持っていいか・・・、小さく誰にも自分さえも聞こえないほど呟いて。そのまま口を静かにゆっくりと閉じてゆけば、手足、首、体の力が気を抜けるようにしており。寝にいたろうとして布を確りと掴みながら体に密着をさせて――・・熱を逃がしてあげない。 ) [Tue 3 Jan 2006 22:35:51]
◆1201 > やっぱり話の相手がいればいいだろうけど、何を話題にすればいいのか・・・そもそも、そんな物好きな人はいないか。 ( 手枷を取り付けられている両手を合わせて、そのまま頭の置いて、枕の代わりしており。音も小さいのも聞こえなければやはり奴隷だけだろう、そう思いながらやっと開いた口から小さな声で言葉を吐き述べていった――。 ) [Tue 3 Jan 2006 22:25:42]
◆1201 > ( 紅い目も蒼い目の光を無くすように目蓋をゆっくりと閉じていって、そのまま息を大きく吸い出せば次に大きなため息を吐き捨てた。 考えるのも何かとしんどく感じる、冷たい態度ばかり飛ばされているから、少しは拗ねたくなる気分だ。 粒々としながら、頭を廊下側に向けて横たわれて言って――・・、地面が冷たい。そう小さく呟いた。 ) [Tue 3 Jan 2006 22:21:59]
◆1201 > ( 「そんなことしたら一生終われる実か正体知られたら、立場からは矢張り拙い…とおもうな」 ) ( 思考を幾つも廻らしながら、未だ天井に見上げ続けており。手枷の鎖を一直線になるようにビシッと引き伸ばしてみて、それから両手が鎖の一部一部と弄り触れてみたり、音を鳴らすなどいったものをやっている。多分、考える時の癖だろう――。 ) [Tue 3 Jan 2006 22:16:22]
◆1201 > ( 「元々、逃亡しようなんで愚かかも知れない・・・。」 ) ( 表情を少々と顰めながら悩み上げるような顔。思わずと顎を引きながら、天井へ視線を向けながら・・背を壁へと預けるように凭れかかる。 手枷の付いた両手を両足を胸につけるように抱えており、布が首から足指まで覆い隠せるようになる。 ) [Tue 3 Jan 2006 22:11:18]
◆1201 > ・・・ここでは、言えないでしょうね。 ( 頭で考え思うより、言葉を口に出すほうが余程、気楽に感じるから喋らなければストレスを溜めている気分に思えてしまいそうだ。 今日はそれが出来ない、隣の奴隷や近くの職員に聞かれてしまう恐れがあるため、余計な言葉は気軽に口に出す事は出来ない。 視線を光から外せば、檻のような部屋を見渡っている。 「これでは逃亡は無理でしょうね・・」 そして廊下側に視線を見やりながら、誰もこないか確認をして、また部屋へ視線を戻している。 ) [Tue 3 Jan 2006 22:07:08]
◆1201 > ( これだけ防寒をしていてもまだ足りない、そう思う気持ち、奴隷の身分だから文句すら言い辛い立場だ。 髪も顔も隠さずに露にしている、否、光の方に視線を向けている。光だって多少は熱の元になるからだろう・・・・。職員や客の立場から見れば十分に目や髪が見れるくらいだろう。 それが嫌な気分なのだろうだが、凍死はまずしたくない。 ) [Tue 3 Jan 2006 22:02:03]
◆1201 > ( 雨天でないけれど冬に太陽が出す熱が無ければ当然寒い。食事は残そうと思っても職員に目付けられたり色々言われるのも好きじゃない。 今日は太陽の熱があまり無かったせいに、部屋の隅に丸くなっているので無く自ら光がある場所に移動して、鉄製の棒の近くに座り込んでいる。 寒いせいか未だ、布を首から足までと被せながら――。 ) [Tue 3 Jan 2006 21:58:40]
お知らせ > 1201さんが入室されました。 [Tue 3 Jan 2006 21:55:06]
お知らせ > 1201さんが退室されました。 『( 静かに音立てず、無駄に動かないように布を握って寝入ろう。 )』 [Tue 3 Jan 2006 00:46:06]
◆1201 > ・・・ま・・・ ( 眠いから、演技はいらなかったなと思い。更に「無駄な事をした」と呟きながら、もう一度顔を深く伏せながら身体を丸めていって―。布にギュッとしっかり握りながら、冷えてしまわないように再び身震いをしており。 ) [Tue 3 Jan 2006 00:42:11]
◆1201 > ( 職員が廊下を歩いている足音が聞こえると黙り込んでしまって。面倒なことにならないように顔を伏せて隠しながら寝ているフリをしており。静かに音を立てないようにしながら、職員が行ったか確認をするように顔を見上げて――。 ) [Tue 3 Jan 2006 00:37:25]
◆1201 > 職員も余計なものを付けてくれたよね・・・ ( 目前には誰もいないことを確認して、一言を呟いた。表情に無理をしたように見える笑顔を作っている。そして、視線は手枷の方に見やっている。 ) [Tue 3 Jan 2006 00:28:56]
◆1201 > ・・・・これ・・・・ ( チャラリ、鈍い音を何度も鳴らして、それを幾つも繰り返しながら、手枷の存在を確認するようにして両手を一緒に揺らした。紅い目、蒼い目はどちらも同じようで違う色、長い髪も邪魔そうにしながら、もう一度後ろに回した。 ) [Tue 3 Jan 2006 00:22:51]
◆1201 > ・・どうして、あるのかな ( こんなものを、と小さく呟きながら付け足した。 身体を丸めて布を纏わせて寒さから逃げようとしてやったこと。やっと、思い顔も見上げながら映るものは鉄製の棒が並んでいるだけ。目を薄く細めていきながら、小さく笑う。 ) [Tue 3 Jan 2006 00:18:14]
◆1201 > ――・・そういえば ( 小さなため息を吐き捨てた後に開いた口から出た言葉。 呟きに頭で過ったことを思い出せそうで思い出せない。そのせいか続くはずの言葉も今、失われてしまった――。 それでも気にしないようにして、目をそっと瞑りながら顔を伏せたまま。 部屋の隅は光が指さない、指されても正体を現されて見られるだけだから目立たないようしてる。 ) [Tue 3 Jan 2006 00:11:52]
◆1201 > ( 熱血を篭る目、冷血を篭る目・・・の事を考えて、自問自答をしながら良い答えばかりにならない。顔は誰にも見せぬように伏せたまま、緋と藍の眼をゆっくりと開いて、瞬きを時に長くゆっくりしてみて――。 ) ( 自ら、色素が抜け掛かった肌と汚れきったボロボロのロープを擦りあり摩擦熱で暖かくしようとして、先ほどから続けている最中。少しだけ暖かくなったことを感じて、息を小さく吐いて。 ) [Tue 3 Jan 2006 00:06:16]
◆1201 > ( 顔を伏せて誰も見えないようにしてしまい、その中に小さく笑いかけて声は決して出さない。 ) ( とうぜに力無い奴は死んでしまうのだろうか?だったら自分がそうなのだろうか?、目瞑れば映るのは暗闇だけ。暗闇だから色々考えられる。冬下のなかで肩を微かに震わせながら、自ら身震いをし始めて温度をあげよう。 ) [Tue 3 Jan 2006 00:00:07]
◆1201 > ( 部屋の隅にいれば寒くて当たり前、むしろ何処にいても同じだ。首には刺青が入れられており、それが忌々しく感じる。 ) ( 感情的にならないように考えながら落ち着けていって。顔を膝に預けるように伏せながら、紅い目と青い目を瞑って精神統一でもするかのようにしている。 ) [Mon 2 Jan 2006 23:55:21]
◆1201 > ( 少しずつ寒くなってゆく夜、外が晴天であろうとも部屋の温度は対して変わらない。凍死にならないようになるべす出来るだけ体を丸めて体温を出来るだけ逃がさないようにしている。手首には手枷があり、チャララ、と小さな音を鳴らしている。 ) [Mon 2 Jan 2006 23:51:21]
◆銀髪奴隷 > ( 奴隷が入れられる部屋の中に銀髪の人がいる。それも影が濃い部屋の隅に体育座りに似たように居座っている。そして、背には壁に預けている。 冬中のせいか凍死するの防ぐために衣を首から足首まで覆い隠すように丸くなっている。 ) [Mon 2 Jan 2006 23:47:28]
お知らせ > 銀髪奴隷さんが来ました。 [Mon 2 Jan 2006 23:44:22]
お知らせ > 霧子さんが帰りました。 『 今日もどうせ、夜通しギャンブル依存症の相手だ。 』 [Mon 2 Jan 2006 21:57:07]
◆霧子 > ( 書き終わった書類をまとめて提出して、退勤のサイン。 今日も目立って良い事も悪い事もなく、仕事をこなした。 何人かの職員に声をかけられてちらりと視線を返し、軽く会釈をしてから詰め所を出た。 廊下は寒く、冷たく、さっそく寄り道する気力を萎えさせる。 まあ、道々考えれば良いだろう。 早く帰らなければ。 ) [Mon 2 Jan 2006 21:56:38]
◆霧子 > ( 去年よりも確実に備品の消耗ペースが落ちている。 仕事自体が減っているのだから当然といえば当然だが。 机に向かって発注書にペンを走らせながらぼぅっとそんな事を考える。 いわゆる「処刑」に当たる作業が減ったのだ。 在庫処分のほか、死体やそのパーツの買い手の為の解体作業が今は主な仕事になっている。 病院、肉屋、魔術師、カバリスト、研究者、それらを装うその他。 そんな顧客は少なくも無い。 吸血鬼の為の血抜き、とか。 ) [Mon 2 Jan 2006 21:43:38]
◆霧子 > ( シャワーを止めてタオルで適当に水気をとり、肩から羽織っただけの恰好でシャワー室を出る。 薄汚れた黒い仕事着を無造作に掴み上げて洗い物籠に投げ込んで、そのままロッカールームへ向かった。 着替えて発注を済ませて、今日はもう退勤時間だ。 帰りに少し、香水屋でも覗いてみようか。 場所はうろ覚えだが、確か自宅の近くにもあった筈。 ) [Mon 2 Jan 2006 21:34:47]
◆霧子 > ( 退院して以来、以前にも増して同居人の勘が鋭くなってきた。 そろそろこの臭いが何なのか、感覚で理解しているかもしれない。 あまり強くない香水でも買って常用しようか。 急に香水など使い始めたらそれはそれで勘付くかもしれないが、死臭を漂わせているよりは幾らかマシだろう。 ) ( 斬って(、裂いて(、捌いて(、棄てて(。 そうやって数を数えている内に年明け2日目の夜。 例年に比べて処分する量は格段に少なかったが、やっていることは相変わらずだった。 老い、病気、怪我、人格的更生の目処なし。 そんな不要在庫処分からはじまる一年。 ) [Mon 2 Jan 2006 21:29:05]
◆霧子 > ( ざああ、と温いお湯が仕事の痕を洗い流す。 入念に血の臭いを石鹸で洗い落としながら、握る力の入らない右手の具合を確かめる。 年末年始にかけての不要在庫処分。酷使して使い物にならなくなったナイフ、鉈、針金一式の発注申請をしてから帰らないと。 そんな事を考えながら、処刑人キリコはもう一度自分の手の匂いを嗅いでみた。 ) [Mon 2 Jan 2006 21:19:36]
お知らせ > 霧子さんが入室されました。 『 シャワー室 』 [Mon 2 Jan 2006 21:12:59]
お知らせ > ミニュイさんが帰りました。 [Sun 1 Jan 2006 22:18:21]
◆ミニュイ > (ギルド内は生臭く。どこか腐敗した果実のやう。さぞかし綺麗になったのだろう。教会の賛美歌よろしく今年を祝う悲鳴と怒声の其れはようやっと収まった。夜が二日酔いになって、人の項に重くしなだれかかる。獣はひとつ、) くわ ぁ … (ようやっとありつける懐かしい香りに鳴き。闇は静かに糸をひく。肉を噛む音が廊下で響いて) [Sun 1 Jan 2006 22:18:19]
◆ミニュイ > (でろり、と舌を垂らせば、ぷしゅーと湿った鼻息。行儀悪いと云った彼の近くを、別の職員が通り過ぎる。血の香りが帯をひくように空間へ線を引いた。ぴくり、とマントの中で丸耳を動かさん。ぎょろ、と視線が其れを追う。甘いものを期待した訳では無い。苦い物が欲しいわけでも無い) 血 … 臭ウ … (今日まで続いたギルド内の「大掃除」) [Sun 1 Jan 2006 22:09:58]
◆ミニュイ > (甘さを求めた訳では無い。ただ、想像とは違う味がしたのだ) ぐる … (喉で啼けば、すぐにピシリ!と細い鞭がしなった) … … ッ (一寸、くわり!と牙を覗かせんッ。鼻先、ほんの少し手前で花火のやうに爆ぜる其れにッ) る る … (「唸るな。行儀悪い」。今は見栄えが最重要事項ゆえ、商人の厳しい一瞥。叱られた獣は、はたり、と尻尾を動かさん) [Sun 1 Jan 2006 22:02:56]
◆ミニュイ > (石畳に堕ちた其れを、ぞろりと舐めれば砂の荒い粒子の味がした。闇の深さの其れでは無い) ___.... (しゅわり、と髭が立つ。蜘蛛が其の脚を広げるやうな仕草だ。頭は獣。身のみを人と許された三級奴隷は、商人の足許に蹲っていた。丁度、猫や犬がそうするように。毛並みだけは良いゆえ、見栄えの意味で時折こうして広間に出されるのだ。客が一番最初に入る場所。職員が常駐する場所。其の片隅) [Sun 1 Jan 2006 21:57:58]
お知らせ > ミニュイさんが入室されました。 『( 闇 を 舐める )』 [Sun 1 Jan 2006 21:52:56]
お知らせ > 有毒少女さんが帰りました。 『( それでも ただ、ヒトガタ で。 )』 [Sat 31 Dec 2005 17:45:32]
◆有毒少女 > ……… そんなコト どうでもいい、わ。 ( ぽつり と、 …漏れた呟きは。 意外にも どこか哀しげ で。 ) … 。 ( 小さく、漏れるの は。 微苦笑。 ) [Sat 31 Dec 2005 17:44:34]
◆有毒少女 > ( 蔓が暴れている? 蔓が退治された? 今年が終わる? 新しい年が来る? ) ―――― 。 ( ――― だから な ぁ に ? ) [Sat 31 Dec 2005 17:37:49]
◆有毒少女 > ( 一体 それで 何がかわるというのか。 ) ―――― 。 ( 自分の 何が、変わると いうのか。 ) ( 相も変わらず ただただ、 檻の中で ベッドに腰掛けて。 扉についている 大きな窓 から。 職員が、客人が、自分を窺うのを 視界の端に、知る、 のみ。 ) [Sat 31 Dec 2005 17:35:48]
◆有毒少女 > ( 今日で 今年、は オワリ。 明日からは 年が、変わる らしい。 ) ―――― … 。 ( 檻の中の奴隷には それら全ては デンブン で。 客人の呟き 職員のぼやき そこから推し量ることのできた、コトガラ。 …… 少しだけ ケイケン も。 まじっていよう、 とも。 ) [Sat 31 Dec 2005 17:32:16]
◆有毒少女 > ――― 。 ( 巨大な蔓が出現した。 そうして、朽ちた。 地響きが起こっていた。 けれど、今はない。 外に出れば緑色のカタマリが見えた。 けれど、今はもう 崩れていて、ここから のぞむことは、ない。 ) ( そう し て 。 ) [Sat 31 Dec 2005 17:29:24]
◆有毒少女 > (ヒトガタの毒は 一級の部屋… 否、檻の 中。) ――――― 。 (ただ そこに、在る。 それ だけ。) (セイキの無さは まるで ニンギョウ。 ひとのかたちをした 毒。 ただ それだけの、 存在。 ソレ以下に 成り果てる事はできようとも ソレ以上に なるべくもない、 モノ。) [Sat 31 Dec 2005 17:24:51]
お知らせ > 有毒少女さんが入室されました。 『( オ リ ノ ナ カ 。 )』 [Sat 31 Dec 2005 17:21:42]
お知らせ > アッバイーノさんが退室されました。 [Tue 27 Dec 2005 23:45:56]
◆アッバイーノ > (リスト上。奴隷情報の備考欄に、) (処刑人の指定。) [Tue 27 Dec 2005 23:45:55]
◆アッバイーノ > 尤も、戦えたところで――…あンな色狂いじゃァ闘技場にも出やしねェンだろうがな。 (戦う腕のあるくせに、己の欲望に忠実なタイプだ。アレではたとえランクを上げても、) …市民に盛って終いだな。 社会に貢献も出来ず、市民より市民らしくのさばるような剣奴なンざ屑だ――精々血肉を金に買えてギルドに還元しやがれ。 (主も持たず、ただ放し飼いとなった発情期の犬など。) [Tue 27 Dec 2005 23:45:16]
◆アッバイーノ > (ヅ? ジですよ。) (独りで盛る奴隷ってのも、珍しい。最近見なくなった。) (職員は赤い硝子越しに其れを睨む。) ア? 何で三級剣奴が性奴だと雑多になるって? ――当たり前だ、盛ってるだけのいきもの犯してェなら安い薬打った方が楽だからだよ。 それに、そう云うのは一時だから楽しいンだ。「奴隷だから」ッて四六時中へばり付いておねだりされてみろ、鬱陶しくて敵わねェンだよ。 (今は、真っ当な会話の出来る奴隷の方が売れ行きが良い。 一般人並に節度があり、大人しくも出来る代物。) (どうしても三級の上や、二級辺りの品になってしまうけれど。) (息荒くするばかりの奴隷には一瞥だけ向けて、職員はリストにチェックを入れた。「アレはもう駄目だ」。) [Tue 27 Dec 2005 23:38:46]
◆アッバイーノ > 正直な話ー、暴れたいなら外でやってくれって云う。 あ、コレはオフレコで頼むねー? (声に出しておいて。) 何の為の外か、ッてね。 (晴れの日なのに運動場に出ず、教室の中でドッヅボールやりたいって云うようなものだ。体育館でやるならまだしも。) 良くも悪くも賑やかだった時ってのは懐古されやすいもの。でも新しい流れに眼を向けるのも大切――…、 (数歩歩き、きっと今までの独り言など聞こえていなかったろう奴隷を見下ろした。) … だからね、君も。剣奴の癖に性技ばっか磨きたいって云っても希望通らない訳よ。 (眼鏡を押し上げて。) 剣技磨けよ、抜いてる暇あったらよ。 雑多の性奴に落とされてェのか。 [Tue 27 Dec 2005 23:32:34]
◆アッバイーノ > …知ってる? (コツ、と檻の格子に額を付け。) 何年か前はさ、市民が普通にとっ捕まって奴隷にされてた。 …今も其れは無いって訳じゃないけど、…昔は規模が違ったンだよ。強姦事件も多かった。 (色欲の町ヴェイトスなンて呼び名は未だ通じるのだろうか。) 奴隷が安い筈だよ、どンどン入ってきたンだもん。 消費も激しかったし、ちょっと金に余裕があると一人で何人も買っていく人が居た。其れは嬉しかったンだけど、――よく考えたらそのまま主人後と消えちゃったり、奴隷は使い潰されて居なくなっちゃったりで、解放資金分の儲けとか超少なかった。 (健康状態:異常無し。 そうリストに書くと、独り言染みた言葉を零しながら職員は檻から少し離れる。) 人死にも多かったしー…、ま、その頃に生きてた人は、今の平和がぐだぐだに感じられるのも無理無いかも、ッてね。 (油断してたらあっさり殺されるから。) [Tue 27 Dec 2005 23:23:24]
◆アッバイーノ > 嗚呼、でも本当良かった。お客の方も、何度か足を運んでくれた人だってね? ――あ、ども。 (背後を通ってゆく同僚に会釈。) 最近はそンな熱心なお客も珍しかったし。ありがたや。 (リストを手に、やっと仕事を始めるよう。 ペラ、と捲り、) もっともっと町に余裕が出来ると良いンだよ。昔は結構街中も危なかったって聞くけど? でもさ、今は自警団だっておっきくなってきたし、奴隷が逃げ出せないくらいには門もがっちり守られてる訳でしょ? ――…閉鎖的って云えばそうだけどさ。刺激は町の中じゃなくて外に求めてもらいたいもんだよね? (檻の中が世界の全てである奴隷に向かって。) [Tue 27 Dec 2005 23:14:18]
◆アッバイーノ > やったね、一つ売れたって? (三級の檻、奴隷と雑談――と云ったらおかしいか、一方的に話し掛ける姿があった。) スペース空いたな。暫らくは飯の分け前も増えるぞー? 間抜けてなきゃだけど。 (食料は奪い合い。個別に何て丁寧に与えて貰えないのは低ランクだからだ。) [Tue 27 Dec 2005 23:05:49]
お知らせ > アッバイーノさんが来ました。 [Tue 27 Dec 2005 23:03:15]
お知らせ > 影さんが退室されました。 『( やがて引き出されるは檻の外。 渡る先は、煉獄奈落の境界線 か。 )』 [Tue 27 Dec 2005 14:53:44]
お知らせ > ヴィルさんが退室されました。 『( 金貨十四枚と引き換えに、煉獄への片道切符を手渡そう。 )』 [Tue 27 Dec 2005 14:50:51]
◆ヴィル > ――… 此処ではない、どこかへだ。 (戯れ言の返事、口元より滑り出させて。背後の遠成り行く彼女への返答に変えて。 ―― 無数に示される選択の一つに、子供は彼女を選んだ。) (足音は、来た時よりずっと早く、やがて――扉の向こう側へと消え行こうか。) [Tue 27 Dec 2005 14:50:11]
お知らせ > ヴィルさんが入室されました。 『( 幻のうちに踊る影が、刹那の眩暈を運んだ。 )』 [Tue 27 Dec 2005 14:46:52]
◆影 > ( 影は影。鐘のよに、打ちて響きし鳴は無く。されど、射し込む光に合わせ形も変わるもの。 戯言には戯言を。 欺瞞なりば偽りを。 真摯なれば、真実を。 ) ――… この 先、に? ( 影から這い出す手は、奇妙に白く。 ゆらゆら、光に馴染めない指先が、辿るように格子へと触れた。 この先に待つは煉獄、行きは良くとも帰路等は無く。 棗の笑みが、陽光よりも目映い それは、刹那の事。 ) ――… ならば、貴方が 私を 使う、もの。 ( 側に従えるというならば、そう使えば良いのだと。 囁くよな声が、去り往く背を 追いて響いて、ふつり 消えた。 ) ( 職員を捕まえて聞けば、ソレの素性も直ぐに分かる事だろう。 三級奴隷「シャティン」 付けられた価値は14万。 それが、影の値。 ) [Tue 27 Dec 2005 14:45:08]
◆ヴィル > ( ともすれば、子供の戯れ言に過ぎぬその言葉。答えを聞けば、微かに表情が緩むだろうか。 ) 決めた。私はお前を連れて行こう。 (優しく手招こう。此処まで堕ちて来いと、ゆるり下りいく煉獄への道を連れ歩こう。一度手に入れたものは、容易く離さぬ子供の事。もう、簡単にはこの楔から逃れられはし無い、させない。 ―― 影のように、側に居てもらおう。光り有る場所に絶える事の無いそれのように。モノクロの世界から、棗は彼女の形を切り出した。 瞬きの合間に、邪気の無い笑みを。夢想の根源に揺れる、幻振り千切るよう。 … 淡い雪のような、儚い存在感の形。瞬きしても、消えなかったから、真実と見よう。) ヴィルヘルム・ザリエル、君の主となるものの名前だ。 (他の誰でも無い――私の。 そうして、双眸は彼女よりはなれ、子供は扉へと歩き出した。煩雑な手続きがある。 … 語り合うのはまた後としよう。時間はこれからいくらでもある。 影となるべき存在、ならば。) [Tue 27 Dec 2005 14:31:10]
◆影 > ( 無間螺旋。永劫のようで一歩も進まず、停滞のようで奈落へと沈め続ける。 楽な方に流されてしまえば、良いのだ。苦しまずにすむならば、それが一番だろう。 ――… 奈落の海と、堕落の毒に侵されて正気を保てるとしたら。 それは、比喩も抜きにしてヒトでは無いのだから。 指先一つで剥奪される権利と命。それだけを抱えて、どれだけ足掻けるものか。 ――…これもまた、縮図。 不遜を吐いたモノが、処断されるか否かの 昏い夢想がまだ揺れる。 ) ――…… 。 ( 沈黙は、先までの物とは些かに空気を違えるもの。 夏目に宿された光は …冗句や冗談を口にするものではないと。 影にたゆたう代物にすら、それは容易く理解出来た。 真央の点を貫く程に真摯な言葉。 迷うというには、余りに淡い沈黙の後 ) なれば。 今日より、我が身は 貴方 の、影に。 ( ――… ひとりが嫌と言うなれば。 振り返れば付き従う、そのもの の、ように。 ) [Tue 27 Dec 2005 14:20:02]
◆ヴィル > (無縁の輪廻に捉われしまま、営みのサイクルを回し続ける螺旋の一本と化す。人の子が続けてきた苦痛と悲哀を、凝縮したかのような、檻の森。甘美な毒に侵されるまま、堕落の軌跡をなぞるもよし。無慈悲な圧力に潰されるまま、奈落でもがき続けるも良し。 ―― 所詮は最後は誰かの糧に、例えば子供のような剥奪者の指に委ねられる命。 数秒の沈黙が流れし後、答える言葉やはり、賢明な響きを帯びて。貴族身分身辺に付き添うものとして、好ましいと判断を。) 私を、独りにせぬことだ。 ―― 何があっても、裏切らない事だ。 (最も、それは親愛なる兄弟のような、酔狂な絆ではなく。寧ろ無理にでもいいから、なんて無茶な要求。直ぐには無理だろうとは知っているが。 ―… 相手に選択肢が無いことも、知っているが。 それでもまつ、単色が紡ぐ答え、を。) [Tue 27 Dec 2005 14:10:43]
◆影 > ( 恐ろしいのは絶望等では無い。絶えてしまったものは、それ以上動かないのだから。 絶望で人が死ねるとしたら、それは停滞の余りに心の臓が潰れてしまった時だろう。 それよりも容易く人を蝕む毒の名を、希望と言う。 望みがあるから人は生きる。望みがあるから容易く死ぬ。 ――… その輪郭を好きなように削る術は、此処に伝えられた商品をより良く仕上げる為の、手法なのだろう けれど。 ) ( 削られきらない歪なモノは、此処に。 本来なれば知る事も無き、異国の響きを耳にした。 同じく、少年らしくまだ何処か甘い、けれどそれより張り詰めた声の紡ぐ問いかけを聞く。 黙考。 恐らくは、数秒の後に ) わからない。 まだ、知らぬ事を確約は 出来ぬ こと。 ( ゆら。 呼応するよに、上体を起こす。影より流れ出た髪が、ざらりと痩身を覆うよに。 光の乏しい影の色が、凛と立つ先の棗を見上げて ) ……望みを。 ( 口にしろとは、不遜の極みなれど。 ) [Tue 27 Dec 2005 14:00:48]
◆ヴィル > (過去と現在の延長線上、未来は輝きもしない風体で待ち続ける。子供が想像するのは容易ではない、深い絶望と一縷の希望の合間、揺り動かされる魂が歪む形など。桎梏が食い込むは心の御霊、反抗の気力をそぎ落として、商品に仕立て上げるギルドの手法は中々秀逸だと思うた。) (名が耳に届けば――小さく頷くような動作、を。人形など欲しては居ない、自ら喜びを持って人に仕える様な、奴隷根性が身に染みたものとて、欲しくなど無い。口の中で反芻される少女の名は、少し形を変えて異国の響きを帯びるかも知れず。仮初でも、一つ彼女が特定できる記号が手に入った。) 一つ問う。 私が望むものに―…なれると思うか? (情報もなにもあたえていない、唐突な質問だった。膝を正し、立ち上がる。見下ろす形となるだろうか。他のモノには目もくれずに、彼女に、シャティンと名乗った彼女、へと。) [Tue 27 Dec 2005 13:51:30]
◆影 > ( より過酷な、先も無い世界に引き出される事があろうとも、いずれの先にしか未来等存在しない。 緩々と朽ちていく事が許されたならば、まだしも僥倖となる世界なのだから。 ――… 冬の日差しは眩い程。 それの価値を思い出せた眼差しは、幾つ存在しただろう。 無形の鎖は響きも低く、冷たく骨身に沁みて絡みつく。 それを打ち払うよに頭を振れば、影が ゆら ざわめいた。 ) ……シャティン。 ( 紡ぎだした言葉より、何を見出したかを知る術は、見やる先の所作にのみ。 慇懃には届かずとも、従順を求める者には些か足りぬ挙動には違い無い。 口にした名の発音は奇妙なもので、シャーティとも、シャットとも響く。 ――… 奴隷の名など、仮初に過ぎぬ。 それを揶揄するでも無いだろうが。 ) [Tue 27 Dec 2005 13:41:25]
◆ヴィル > (差し伸べられる手が、救いのためのものだとも限らない。格子一枚挟んで、対立光と闇の世界を強調するように、晴れの日の太陽が子供の背後より降り注ぐ。 ―― 闇が、何処まで単色の彼女にしがみ付いているように見えた。其れは同じ檻の中の、他の者達の嫉みの気配か。お前だけを逃しましまいと絡みつく、冷たい熱にも似た。 ―― 執念の波動が漂う、気がした。) (ほぅ、とさらに細まる双眸。儚い言葉の端々に、聡明な光を見出した故に。 故意に傷つける嗜好はない、―…されど、境遇と躾の程度が、読み取れた。 服従は第一段階、恐らく――進んで仕える事に喜びを見出すレベルには、未だ至らずか。 良い、と口元を吊り上げる。) 名を―…。 (静かな檻の森に、響く言の葉。短く簡潔に、欲する情報。 ―― あるかないか、それすら知れねど。) [Tue 27 Dec 2005 13:30:07]
◆影 > ( 希望は絶望で研磨され、そして磨耗していく。 澱むものは、既に浮かぶ事すら出来ずにたゆたうばかりの、いつかの名残。 諦観とも名付けられるものは、救い手ともなる外の存在に、今も注がれている けれど。 格子の外と、その内と。 呼気に混じる白ばかりが、儚い共通。 それを意識する事とて、なけれど。 ) ――…… ( 床に這うよなモノクロームが、緩と顔を上げる。 ざらりと零れた髪の先だけが、まだ影に溶けた侭。 ) ……使う、手 が。 …決めましょう、こと。 ( 我が身を と。 何が出来るか。 この身が為せるは、他愛無い事。 ) ……切るも、刺すも 護るも、 ――…それ以外を望むも。 ( 傷つけるばかりの言葉に並ぶ、不釣合いの一つ。 ぽつぽつと置くような言葉は、その実 道具として洗練され、躾けられた代物としては拙い。 ) [Tue 27 Dec 2005 13:21:02]
◆ヴィル > (一筋の希望は時折、暗黒で統一された絶望よりも性質が悪い。生まれ出た環境が、既に檻の中の者達と天と地の異のある子供は、他人の思いを理解する事が得手ではない。吐息が、白の濁りを醸しては虚空に散り。) ―… お前には、何が出来る? (抽象的で、戯れ言めいた。ゆっくりと片膝をついては、視線をもっと真っ直ぐ合わせようとする動き。影から切り離されたヒトの形、一見して少女、か。) (容貌、能力、実のところ重要ではない。 ――… 欲すのはただ、己を偽らないものを、と。) [Tue 27 Dec 2005 13:13:10]
◆影 > ( 沈鬱たるは、格子の先に在る者達の希望か、それとも絶望か。祓われる術を知らぬ澱は、繊細なものであらば、 拾って しまいそうな、程に。 影は闇に似て蟠り、先よりも少しだけ近くなった棗を見上げた。 ) ……… ( ゆら 黒の揺らめきは、首肯に似て。 ざわつきは、それまで言葉を発さず、されど 子供の戯れと言うにはあまりに真剣に在った少年が口にした言葉の為 か。 光と言うには乏しきに過ぎる陰影の淡いの中へと、這うように進み出たものは。 ひたり、白い指先が影の領域から、はみ出た。 影に混じっていたのが不可思議な白。黒に包まれたものは、粗末な衣服を纏った、品。 暗澹と影の色宿す目が、言葉の先を問うように瞬いた。 ) [Tue 27 Dec 2005 13:06:59]
◆ヴィル > (光りが抱く闇の中、輪郭有耶無耶に姿を現したもの。双眸細めて、その姿をまじまじと。幾多の足が行き交うた中、独り止まった子供が覗き込む。一歩、檻の区画へと近づいて――毒されそうな、鬱蒼とした空気の中。) もっと、光りの下へ。 (小声で呟く短い命令。子供の背後より差し込む光りの、もっと露わとなる場所へ。他のものへの言葉と取れなくも無かろうか、――棗の双眸が見つめているのは、少女だけ。) [Tue 27 Dec 2005 12:58:14]
◆檻 > ( ゆら 影が揺らぎて、深きに潜むよなものが、輪郭をも揺らす。 此処よりの外を行き交う足の、覗き込む眸の持ち主は、決してひとつではないもの。 けれど、今は見やる先の棗だけ。 影が動けば、床に引きずるような粗末な布地もまた、動く。 ――… 光当たる場所から、影の中へと注がれる眼差しを受け止めたものは、影の黒。 僅かな揺らぎで隠蔽は消えて、黒髪垂らした少女のようなモノが、じっと、格子の先を見ていた。 ) [Tue 27 Dec 2005 12:53:57]
◆ヴィル > (順に、檻の格子の合間に蠢く者達を捕らえていく棗は迷い無い。 渡りいく視線の合間に――虚ろ箱の中の、影の視線が映れ、ば。 ) ( 足を止めて、見つめるだろう。 ) [Tue 27 Dec 2005 12:48:42]
◆檻 > ( 廊下を挟む格子の群れ。陰影続く世界は、中に品物閉じ込めた、暗鬱なモノクローム。 その一角、連なる箱の一つたる、変哲も無いような 一見 空の虚ろ箱。 ) ( かさ。 影の中で、より深い影が、動く。 ――… 視線ばかりを、外へと据えて。 ) [Tue 27 Dec 2005 12:46:36]
◆ヴィル > ( ――… ? ) [Tue 27 Dec 2005 12:45:40]
お知らせ > 檻さんが来ました。 『( かさ 、り )』 [Tue 27 Dec 2005 12:42:42]
◆ヴィル > (足音が廊下を渡る。気づけば、顔を上げてこちらをみるものもいる。棗の双眸は翳ることもなく、真剣のそのひとつひとつを見据える。真っ直ぐに見つめられる事に慣れない者達は、すぐさま俯くか目を逸らす。) (ため息、白く。冷たくなった手をポケットに突っ込んだ。伸びてきた髪を無造作に後ろへと流し、飽きることなく観察を続ける。根性はそれなりにあるつもり。 ―… 諦めが悪いは、子供には褒め言葉。) [Tue 27 Dec 2005 12:39:40]
◆ヴィル > (諦めが悪いのは重々承知。いつものように、檻の区画に独りで踏み込む。最近芽生えた無益な警戒心のせいで、子供は自分でも自覚できるほどに、はっきりと神経質が目立つようになった。潔癖症は以前からであったが、 ――… この頃はなんというか、風呂や食事、睡眠など、無防備となる行動の全てが神経を尖らせる。 … 理由は、 くっ、苦笑い。 理由は分かっている。孤立だ。) (冷たい廊下を、コートを羽織った子供が静かに歩いていく。 ―… さて、目を引く物はいるか。 ) [Tue 27 Dec 2005 12:13:21]
お知らせ > ヴィルさんが入室されました。 『( さて、三度目。 )』 [Tue 27 Dec 2005 12:10:03]
お知らせ > 珠香さんが帰りました。 『( 人の事は、言えないの かし ら ? )』 [Mon 26 Dec 2005 23:48:08]
◆珠香 > ( 人の感覚なれば長き冬も。 それを当然とする者にとっては、儚の季節。 尤も ) ……そうなったら、価値が出るって? …ひとの理屈は、業が深い わ、ねぇー…… ( く す ) [Mon 26 Dec 2005 23:46:09]
◆珠香 > ( 比較基準が間違っていると言われても、自分にとっては、それが世界だったのだから。 ) …そう、長くは続かないってのが、問題…ねぇー…… ( は、ふ。 零す吐息は雪の白。 冷える空気と、氷粒。 ) [Mon 26 Dec 2005 23:43:38]
◆珠香 > ( 時々、炎の精霊とかいう代物も、いるらしいから。 そんなのが近くにいたら、もう。 ) …ちょっとなまぬるい、けど、ぉー… いい季節、なのに ねぇー…… ( 雪精と氷精の宴場に比ぶれば、何処だって微温湯の 世界? ) [Mon 26 Dec 2005 23:35:34]
◆珠香 > ( 仮の檻。 外で使われる事も多いせいで、余り定住の地というものが存在しない。 ) …いきなり、熱源の隣ぃー…とかじゃなければ、いい け、どぉー…… [Mon 26 Dec 2005 23:29:26]
お知らせ > 珠香さんが来ました。 『( かりのおり。 )』 [Mon 26 Dec 2005 23:28:37]
お知らせ > アッバイーノさんが退室されました。 [Mon 26 Dec 2005 15:11:35]
◆アッバイーノ > (そして、檻は一人分空いた。) [Mon 26 Dec 2005 15:11:34]
◆アッバイーノ > それに、死にたいンだろうから死なせてやれば良いッスよ。 (リストを捲くった。) ――コレと云った特徴も無し、技量も無し、見込みも無し。 正直、次の査定辺りで処分間近だったですしー。予定より早くなったくだけでー。 (奴隷を見た。 もう完全に沈黙していた。…嗚呼、アレは諦観の眼だ。) 保存料のサンプル届いてたンでー、実験しときましょう。 (死も有効に使われるから、安心すると良い。) [Mon 26 Dec 2005 15:11:00]
◆アッバイーノ > (そろそろ死を覚悟したらしい雑多奴隷が、檻を掃除しようとした職員に怪我を負わせたのだそうだ。) あー…、 (「やっちゃったなー」と思う。 本当に、死ぬ気なンだな、とも。) (職員が酷い罵声を投げ付け、其れと同じくらいに汚い言葉で奴隷が応じて居る。) かわいそうに、周りの子 完全に引いちゃってる。 ――ね、さっさと其れ、檻から出さないと。喧嘩は裏でやろうよ。 (同僚に云い、) [Mon 26 Dec 2005 15:06:34]
◆アッバイーノ > (其方へ向かって、溜息と共に歩き出す。) 最近 奴隷も割と大人しいと思ってたンッスけどー…。 そりゃー、最近ラピス様も見ないし、処刑から大分経つし、ちょーッと気が大きくなるのも解らなくも無いけどー…。 (奴隷ギルドの内、東西南北に分かれたエリアの一つを牛耳る上司。実質彼女がギルド全体の空気を引き締めていたのだとは、恐らく、職員なら大半がそう思うのではないだろうか。 元々そンなに表に出てくる人物でもないが、最近はめっきり姿を見せない。) 性質が悪い奴隷は処刑人が細切れにしちゃうぞー、ッと。 (脅し。でも本当の事だ。) 皆 暇してンだからねー? でも刃物を研ぐのは忘れてないンだからねー? (云い触らしながら、――そのうち、騒ぎの方に辿り着く。) [Mon 26 Dec 2005 15:02:02]
◆アッバイーノ > (大体の奴隷は、退屈な時間に割り込んできた職員の駄弁りに耳を傾けている。 悲劇的な物思いに耽るよりは前向きだろうと考える奴隷が多いのだろう、たまたま。この区域は。) (中には不貞寝てしているのも居るし、此方に「下らない」と云うメッセージの篭った視線を向けてくるのも居る。 職員がナメられて居る証拠だ、――其の奴隷は、他の名だたる職員には眼を合わせようともしないのだから。) (威厳の違い。) … でねー? (無駄話が続くところを中断したのは、) ――…、 (騒がしい気配があったからだ。 客が来ているのか、奴隷が喚いているのか。) [Mon 26 Dec 2005 14:50:55]
◆アッバイーノ > 維持費は掛かるけど、良い商品が並ぶ方が良いに決まってるしィ。 小奇麗にして、ちょっと賢そうにしてみ? 戦えそうな奴は、運動の時間に脱走を考えるより鍛錬に勤しむ事。 (ぴ、と人差し指を立てた。) 「家族が欲しい」ッてお客につかまればそこそこラッキー。そう云う“優しい”主人が目立つからね近頃は。 あ、「護衛も兼ねて」ッて云うのもあるからさ。戦えると良いアッピールになるよー? (奴隷の表情は様々だった。 色硝子越しの視界は皆真っ赤に見える。) [Mon 26 Dec 2005 14:45:37]
◆アッバイーノ > (ランクの低い奴隷達の並ぶ区域。) ッて云うかー、お客もめっきり少なくなっちまって。ねェ。 値段の急騰やら今回の事件やらー…今年は全く、最初から最後まで気が抜けないねェ、ッと。 (一つ一つ、檻を覗きながら。) ちゃんと元気にしてる? 新年早々ランクダウンとか笑えないからねー、その辺はしっかり考えておこう? [Mon 26 Dec 2005 14:38:35]
◆アッバイーノ > (硬い靴底が鳴らす足音。) (耳聡い奴隷達が顔を上げ、音の主を探す。 彼らは大したものだ、他所を向いている振りをしながら、ちゃんと眼だけは動かして見ているのだから。) ――お客じゃなくて御免よゥー。 (リストを片手にした職員だった。) [Mon 26 Dec 2005 14:33:34]
お知らせ > アッバイーノさんが入室されました。 [Mon 26 Dec 2005 14:30:44]
お知らせ > 奏さんが退室されました。 『( 職員が気付くまでには、もう少し。それまでは―― )』 [Mon 26 Dec 2005 00:10:54]
◆奏 > ( …かたち。) ( 陽炎のよに揺れた装束の内から、小さなものを転がした。) ( 銀の鈴。 誰かの、落し物。) ( 返せといわれなくては、返そうとも考えない。) ( り ぃ ん ) ( 響きに耳を澄ます。空気が、少し澄んだよう。) ( 零した息も、肌も冷たくても。) [Mon 26 Dec 2005 00:10:42]
◆奏 > ( 多忙の中、多少の見落としは発生するものだ。 何せものがサイレント。自己主張も無いものだから、見目以外は特徴も無い。) ( 沈黙、静寂。空気のような、では無い。空気ならば、無くなれば死んでしまう。) ( もっと、密やかで。静かなものだから。) ( よく、はれている。きらきらとするものは、ほしというのだと。) ( 巡らない思考は、受け止めるだけ。見えるもの、風の世界、地の世界、空の、遠く 彼方の。) ( 見るものはある。されど、形に出来ない。) [Mon 26 Dec 2005 00:08:40]
◆奏 > ( 自律判断の出来るものであれば、懲罰でも無しに中庭からギルドへと続く扉を閉ざされた時に、戸を叩いて助けを呼ぶかもしれない。) ( 諦観を覚えたものは、蹲って時が経つのを待つかもしれない。) ( まだ反骨精神に溢れたものなら、好機として逃げ出そうとする――? 庭といえど敷地内。それも、夢物語。) ( …思考も酷く緩いものは、ぼんやりと立ち尽くして空を眺む。 普段は、こんなに長くは見られないから。それだけの理由で。) [Mon 26 Dec 2005 00:05:27]
◆奏 > ( 歯車は回っている。肉体的に長けたものが、安穏としている事を許す程、寛容の筈が無い。商売、なのだから。) ( だからこそ、コロセウムは動く。売買も成立する。貸し出しも行われ、奴隷のメンテナンスもされている。 それは、「商品」だから。売り物が無くては、立ち行かない。それだけの理由。) ( ――だから、どうしたって間違いが起こる日もある。ギルドは、忙しい日々が続いているから。) [Mon 26 Dec 2005 00:03:44]
◆奏 > ( むしろ、貸し出しは増えているんじゃないだろうか。元より肉体労働に向いたものなら、蔓を処分する為の手として扱われているのは、むしろ自然な事だ。) ( その分、「人間」の損害が減る。) [Mon 26 Dec 2005 00:00:43]
◆奏 > ( そんなものが見えるのだから、此処はやっぱり中庭なのだ。片隅に茫洋と立ち尽くすものは、不思議と思うでも無く其処にいるとしても。) ( 何かと、ギルドも慌しい。完全に日常が壊れた訳では無いから、娯楽としてのコロセウムは機能しているし、「商品」の仕入れも売買も行われている。) [Sun 25 Dec 2005 23:51:51]
◆奏 > ( 剣奴であれば、鍛錬所に出入りする事もある。 しかし、一般的な肉体労働用の奴隷等は、此処で決められたカリキュラムに励む事が多い。) ( その容姿を維持し、磨く事を求められる観賞用とて、日々茫洋と檻に詰まっているだけではない。) ( 茫洋とせざるをえない代物も、時には在るが。) ( 今日は、よく、はれたそら。) [Sun 25 Dec 2005 23:45:29]
◆奏 > ( 奴隷はナマモノ。生鮮物。ひたすら檻に詰め込んでおけば、保存出来るものでも無い。) ( 肉体労働用の奴隷であれば、特に。 観賞用であれば、その容貌を損なわない為に。 教育期間を経た後は、こうして申し訳程度の中庭で運動させられる事もある。) [Sun 25 Dec 2005 23:35:10]
お知らせ > 奏さんが入室されました。 『( …よく、はれている。)』 [Sun 25 Dec 2005 23:33:55]
お知らせ > 奏さんが帰りました。 『( 後は変わらぬ、静寂の中。)』 [Sat 24 Dec 2005 23:51:29]
◆奏 > ( ずるりと引きずる髪の合間、鈴を握る手に微か、力が篭った。) ( 音は閉じ込められて、沈黙が戻る。) [Sat 24 Dec 2005 23:51:14]
◆奏 > ( 銀。魔除けの効能もあるとされる金属。) ( だから。これは、誰かのお守りだったのかもしれない。外は、今酷く騒がしくて。時々、ぐらぐらと揺れる日もある。) ( 緩々と身体を引いて、格子から離していく。影に紛れるよに、毛布のある場所へと戻っていく。引きずる髪が、ゆらゆら長い影を引いた。) [Sat 24 Dec 2005 23:44:17]
◆奏 > ( 手繰る。指先が、触れる。引き寄せて、) ( りん。) ( 床を這うものが、転がるそれを握りこんだ。) ( 手の中、冷たさがぬくもりに混じる。) ( 箱の中は薄暗い。廊下を照らす灯火が、格子を通して差し込むだけ。) ( その乏しい光の中で見下ろしたものは、銀の色。) [Sat 24 Dec 2005 23:30:02]
◆奏 > ( ころり。) ( 指先から逃げるよに、転がる冷たい丸み。) ( 耳を澄ませば、遠ざかる足音。) ( ――誰かの、私物なのかもしれない。) ( 触れた指の持ち主が、考えることは無くても。) ( りぃ ん。) ( 響くというには、余りに小さく、鳴る。) [Sat 24 Dec 2005 23:18:46]
◆奏 > ( 廊下に面した格子の合間をすり抜けて、転がってきたのは小さな何か。) ( ぃ ん ) ( 音の響きに、惹かれるよに伸ばした指先が、触れる。) ( ちいさな、鈴。) [Sat 24 Dec 2005 23:15:10]
◆奏 > ( ころ、り ぃん。 床を転がる、小さな音がした。) ( 冷たい冷たい石の床。その上、侍るだけのものが、聞こえたものに微かに動く。) [Sat 24 Dec 2005 23:12:44]
お知らせ > 奏さんが入室されました。 『( からり)』 [Sat 24 Dec 2005 23:12:02]
お知らせ > ホセさんが帰りました。 『(鉄格子を叩く音。メシ時が終了した合図だ―――)』 [Thu 22 Dec 2005 15:14:14]
◆ホセ > (だが奴隷の身で、これまでの経験がどれほどの役に立つというのか。未来は不確定だ。胡座を解いて強張る膝を伸ばし、座り直す。落馬してからこっち、脚腰の調子が思わしくない。) チッ …クソッタレ。 (肉体労働で評価されがちな雑多奴隷としては、致命的だ。筋骨隆々の筋肉ダルマのほうが評価される檻なのだから、この檻では。) [Thu 22 Dec 2005 15:11:30]
◆ホセ > (騎士だった頃は、己より目上の騎士に付く補佐役――副官だった。中流貴族の出世としては、平均よりやや遅いペースだったが、異様に遅いというほどでもなかった。態の良い文官として様々な管轄に配属されたのが、出世が遅れた原因だろう。その分、広く浅くだが得たものが多い。王家に関わる文書整理や、紋章官としての仕事の経験も多少ながらある。) ―――…。 (ズズ、皿からスープを啜り) [Thu 22 Dec 2005 15:04:38]
◆ホセ > (『なんだ、あんた剣士だったのか?』 問に、クリスティアの騎士だったという過去は伏せ、) ああ、そうだ。 (パンを咀嚼し、とりあえず頷く。『だった、…だろ?』 茶化す調子に、眉を顰め) そうだな。 だが、人を斬り殺した記憶は忘れていない。 (舐められては食い物にされる。ここはそういう場所だ。脅しを含んだ言葉と態度は、奴隷の檻で生きる術。牙をちらつかせるのは、宮廷でも此処でも変わらない。) [Thu 22 Dec 2005 14:58:44]
◆ホセ > (報酬の無いきつい労働、雀のエサ並みの少ない食事。) 清貧を尊ぶ坊主みたいな生活だ。快適すぎて泣けるぜ。 (パンに噛み付き、今の自分に何があるかを確認する。) …武器は無い、金子も無い。 (『あってたまるかよ』ふざけた調子の声は黙殺する。 築いた地位も名誉も剥ぎ取られた今、残っているものといえば。) …剣の技と、知識と経験か。 [Thu 22 Dec 2005 14:51:49]
◆ホセ > (もしもスープ皿に豆が入っていたら、そいつはとてつもない強運の持ち主だ。) …豆なんぞ、久しく拝んじゃいないがな。 (今まで皿から豆を見つけれた試しは、一度も無い。同檻のやつで、豆を見つけた奴隷もいるらしいが。豆が見つかるほど運が良くとも、この雑多奴隷檻から出られるほどのグッドラックの所持者はいない。駄馬と同じ扱いで荷を運び、豚と罵られて鞭を喰らうお仲間だ。豆を喰うよりも鞭を食らう回数のほうが遥かに多い。) [Thu 22 Dec 2005 14:41:19]
◆ホセ > (午前までの荷運びを終えて、収監された雑多奴隷ども。熱気と饐えた汗の匂いが薄暗い檻に充ちる。淀んだ臭気はいつものことだ。エサ係が運んできたのは食事だ。いつも通りのメニュー。) …これを食事というのは、過ぎた賛辞だと思うがな。 (檻の近くに胡座をかく蓬髪の奴隷男。眺める椀によそられたスープは塩気が薄く、水っぽい。スプーンなどは無い。直接、皿から啜るのだ。) [Thu 22 Dec 2005 14:35:01]
お知らせ > ホセさんが来ました。 『( 豆のスープとカビの生えたパン。 )』 [Thu 22 Dec 2005 14:30:14]
お知らせ > サイファさんが帰りました。 『( 良い夢が見れますよーに。 呟きながら、体を丸めて瞳を閉じる。 )』 [Tue 20 Dec 2005 15:03:57]
◆サイファ > ( まぁ、夢を見るのもいいが・・・・・何より優先されるのは自分の命の灯が消えないかどうかに掛かってる。 ズキズキ痛むからだのことを考えると、あまりムリして起きているのは体に毒というものだ。 ) [Tue 20 Dec 2005 15:02:07]
◆サイファ > ( 凍死だけは絶対体験したくないって言うか、寧ろ凍え死ぬ前に誰かにお買い上げされたい。 ・・・・・・・と、奴隷なりに儚い夢を抱きます。 ) ・・・・夢だけみんのはタダだしなっ。 ( そう、タダ。 誰がなんと云おうとも、夢だけは捨てません。 ) [Tue 20 Dec 2005 14:56:57]
◆サイファ > ( 冷たい風が吹き込むと、背筋がゾクゾクっとし始める。 長い毛布を体に巻くようにすれば、なんとか寒さは防げるが、更に寒さが深まれば、絶対凍死する。 ・・・・・・凍死? 膝を抱えるようにしながら、「凍死する」ってどんなだろう?と想像してみる。 ) ・・・・・・・・ぇーっと、・・・・キンキンに冷え込む真夜中に、毛布一枚で檻の中。 雪が降り始めて・・・・・・はぃ、昇天。 ( ・・・・・・一歩間違えば、明日は我が身かも知れない。 ) [Tue 20 Dec 2005 14:49:26]
◆サイファ > ( 此の時期、街のいたるところで「催し物」が行われる。 催し物の合い間や、商品として借り出されるこちらの身も、少しは考えて欲しい気がする。 ) ―・・・・・・てか、そんな奴居るはずねぇか。 どーせ、ヤれればイィって奴ばっかだし。 ( 奴隷はどうあっても「奴隷」のままだ。 解放なんて言葉は、奇跡に近い。 ) [Tue 20 Dec 2005 14:40:44]
◆サイファ > ( 如何やら、怒りが何時もよりも激しかったようで、文字まで強調されたようだ。 ) ( ズルズルと、檻の中に無造作に置かれた毛布を手にとって、重い体を起こし、檻の奥に移動して、壁にもたれかかる。 口から零れてくるのは、うめき声と溜息。 ) だるぅぅぅ〜・・・・・。 これで明日もあったら最悪じゃねぇ? はぁ〜・・・・・・・・・・。 [Tue 20 Dec 2005 14:34:49]
◆サイファ > ( ガタンッ ) ( 物でも投げ込むかのように、檻の中へと投げ入れられる肢体。 辛うじて服は身に纏っているが、所どころ紅い後が薄っすら。 ) くっそぉ・・・・・・・・・・あんな酷い奴なら、仮病でも使って休めば良かったぜ・・・・・・。 ( むくっと上体を起こして、恨みごとをブツブツ。 久し振りだったせいで、体が辛い。 なのに、簡単に処理するだけで、後は介抱もなにもあったもんじゃない。 所詮、雑多は雑多扱いのままだ。 ) [Tue 20 Dec 2005 14:31:38]
お知らせ > サイファさんが来ました。 『(「商品」としての仕事が終わり・・・)』 [Tue 20 Dec 2005 14:27:27]
お知らせ > ホセさんが帰りました。 [Sun 18 Dec 2005 02:34:38]
◆ホセ > (何故、この物覚えの悪そうな少年に教えようとしたのか。無謀だったと今では思う。そして今となっては、やろうとした動機が判らなくなっていた。暇潰しのつもりだったのか。否、そんな下らない時の過ごし方はせん。だが、なぜ―――) …おい、 (思考は、少年の出来そこないの字を目にして中断させられた。何度目の注意か。もう数えるのも馬鹿馬鹿しい。) …先は長そうだな。 (ぼやきは、低く) [Sun 18 Dec 2005 02:32:51]
◆ホセ > (にこり、少年奴隷が笑む。嬉しそうに。) ―――………。 (眉を顰め、頭痛を堪える。そうだ、こいつはよくこうやって、おつむの悪い笑い方をする。お陰でこの檻で一番軽んじられる存在だ。キノコやブタと同格の奴隷たちから蔑まれる少年は、それ以下の価値。) 貴様……覚える気がないのなら、もう教えん。 (唸るように脅せば、また動き出す少年の手。) [Sun 18 Dec 2005 02:24:15]
◆ホセ > (掴んでいた手を乱暴に離す。多少は慣れたが、やはり色がついている肌は気味が悪いものだ。 たどたどしく少年の掌が動き始める。地面に書く字を凝視する。) ―――おい、貴様。 何を書いている。 蛇でも描くつもりか。 (のたくって読めたものではない。覚える気があるのか。深深と溜息をついた。) お絵かきの時間じゃないんだ。真面目にやれ。 (もつれた前髪越しに、睨み据える。) [Sun 18 Dec 2005 02:16:50]
◆ホセ > 何度いえば判るんだ。そう書くんじゃない。 ―――ここは、こう…だ。 (少年の手をむんずと掴んで引っ張り、地面をなぞらせる。字を知らんと抜かすので、教えている最中だった。) 酷い有り様だな。 (雑多奴隷ともなると、識字者が極端に少なくなる。字を識らずとも生きていける環境があったのかと、この檻にぶちこまれて初めて、純粋な驚きを感じていた。) [Sun 18 Dec 2005 02:09:58]
◆ホセ > (…二組?一組だろう。描写ミスに訂正を。) (淡い黄色の肌はカラード特有の色彩。ブラティリアほどの嫌悪感は無いが、蓬髪の男にとっては蔑視の対象。己の同じ薄汚い格好の少年奴隷は、片目が潰れ、背中から腹にかけて酷い火傷痕。おまけに左腕が動かない、欠陥だらけの体をしている。) …おい、違うといったばかりだろう。 (醜い形相の少年を真っ直ぐに睨みつけ、叱り飛ばす。 『うるせーぞ』くぐもった苦情が、同じ檻から。) …ああ、すまん。 (一瞬、鼻白むが。心にも無い調子で謝罪を。) [Sun 18 Dec 2005 02:04:02]
◆ホセ > (外の天気?窓が無いこの檻で、判るわけがない。今日も大層冷えて居心地の良い檻中。雑多奴隷の収容区域、その檻のひとつに。) ―――莫迦が、何度いえば覚える。そうじゃない。 (手足の鎖つき枷、首輪がついた犬どもが収容されている。格子近くに座る、二組の人影。一人は蓬髪の男。叱責している相手は、小柄な少年奴隷。) [Sun 18 Dec 2005 01:57:19]
お知らせ > ホセさんが入室されました。 『( 雑多奴隷檻 )』 [Sun 18 Dec 2005 01:52:38]
お知らせ > 奏さんが退室されました。 『( 檻の片隅は、ざわめく気配を受け取るだけ。)』 [Sat 17 Dec 2005 19:35:42]
◆奏 > ( 世界は廻る。歯車が軋んでも、カラカラと回る動きを止めてしまうような事が起こっているとしても。) ( 緑の影を知れない檻の中。沈黙は問いかけない。故に、何を知る日もまだ、遠く。) [Sat 17 Dec 2005 19:35:23]
◆奏 > ( ざわめき、不安、不穏、) ( 泡のようにたゆたっている。) ( 弾けて、時には表面に。) ( 澱んでいる。それは、いつもの事。 ならば、不安を感じる「ヒト」 は、だぁ れ?) [Sat 17 Dec 2005 19:30:15]
◆奏 > ( 理由を知るのは「出荷」された商品。もしくは、道具として外部に一時貸与される物。それらの情報は、檻の中には持ち込まれない。昨夜も、不安から通りがかる職員に説明を求めた奴隷が叱責を受けるのが、聞こえた。) ( 満ちているものがある。) [Sat 17 Dec 2005 19:20:07]
◆奏 > ( 酷く、ざわざわと騒がしい。檻の中の沈黙はその理由を知らず、只感じるだけを許される。厚い石壁を通してすら感じるものは、時折に床に這う不気味な微震の所為か。) [Sat 17 Dec 2005 19:15:00]
お知らせ > 奏さんが来ました。 『( ざわ め 、 き )』 [Sat 17 Dec 2005 19:14:06]
お知らせ > ヴィルさんが帰りました。 『(出直そう、と首を振って踵を返す。)』 [Sat 17 Dec 2005 10:47:19]
◆ヴィル > (軽くため息を。やはり時間が悪かったせいか。かつん、かつん、控えめに――…もとより子供は、自分の存在を誰かに知らしめることを異常に恐れる節があった。それが奴隷でも同じ事。) (控えめな足音が、檻を渡っていく。) [Sat 17 Dec 2005 10:39:02]
◆ヴィル > (棗の双眸は、なめるようにして檻の中のもの一つ一つ、確かめて通り過ぎる。意にかなうものは中々見付からない。 ―… 実際、思い出してみれば己でも苦笑。条件というものが曖昧すぎる。 断じて己を裏切らない物、などとは。 魔法人形で遊んでいろ、とはき捨てられそうな。 … 否定するわけでは無いが、偽りの自我の亀裂よりは、ヒトガタの歪なそれのほうが好ましい。) (しかして、人間という概念自体が曖昧な町、果して何処まで追求できようか。) [Sat 17 Dec 2005 10:18:44]
◆ヴィル > (再び踏み入る、その区画。早い時間から、物好きな、と付き合わされる老僕はうんざりの気配。そしてまた、子供は其処から先の歩みは己のみと決めて、彼を遠ざける。 ―― あの目は、監視されてるように思えて不快。) (そうして、一人で歩み入る、檻の並ぶ場所。時折動くものがいる以外、総じて静かな。) [Sat 17 Dec 2005 10:12:45]
お知らせ > ヴィルさんが来ました。 『( 玄関で、コートを預けて。 )』 [Sat 17 Dec 2005 10:10:15]
お知らせ > ミニュイさんが帰りました。 『(目を閉じて思う。届かなかった牙が、闇につるりと光った)』 [Wed 14 Dec 2005 21:17:07]
◆ミニュイ > (悲しくなって、瞼を閉じた。髭の先から雫はまだ、朝露の様に落ちるけど。其の鼻先の痒さも、今はやっぱり気にならない) ゥ 。 (肉を喰らう獣の唸りを、喉の奥にそっと忍ばせ、思う。あの綺麗な者達を思って。そうだ。目を閉じれば、彼らが望むような自分で居られる。空も飛べる。きっと、手でつかめる。あれは、ウサギの心臓のように熱く、ライオンの内臓の様に柔らかいのだろう。星と言う名の、あの綺麗なものたちは) [Wed 14 Dec 2005 21:16:28]
◆ミニュイ > (きっと、あの綺麗なもの達は、空も飛べない自分に愛想尽きてしまったのだろう。何処かに旅へいってしまったのだろう。きっとそうだ。あれらは、時々姿を消す。長い時は木々が香りを思い出す頃まで) る ゥ ゥ ... 。 (尻尾が、心と共に落ちた。石畳を滑る。残念だ。残念だ。あんなにきらきらと輝いて、沢山の柔らかな言葉をくれたのに) [Wed 14 Dec 2005 21:13:25]
◆ミニュイ > (「其の侭、乾くまで立ってろよ」と云いつけ通りに、突っ立つ。もとより獣の頭。其れほど脳がある訳でも無い。ぐるりと肉食の音を喉に秘め、唯一色彩を許された双眸を天へ…) ゥ る ゥ 。 (綺麗なものが、今日は見え無い。目を閉じているのだろうかと思って、何度か瞬きをした。瞼の裏と変わらぬ闇が其処には横たわっている) 見エ ナイ (残念だと思う。こんな事なら、昨日無理してでも手を伸ばせばよかったんだと) [Wed 14 Dec 2005 21:10:05]
◆ミニュイ > (夜が其の掌を広げた。雲が其の犯行に便乗し、星を連れ去ってしまった。灯を奪われた嘆きに、石畳は冷たく濡れ、) パシャ ... (否、濡れたのは井戸の水のせい。奴隷を丸洗いする時間。命は塵で、身体は芋だ。職員達が手馴れた流れ作業で奴隷達に水をかけていく。そうして、此処にも独り、否、一匹) グル… 。 (喉を鳴らし、ぐっしょりと濡れた四肢を持つ奴隷が。一列に並べられた其の真ん中辺り。周囲より頭、一個出ていた) [Wed 14 Dec 2005 21:04:22]
お知らせ > ミニュイさんが入室されました。 『( バ シ ャ ッ )』 [Wed 14 Dec 2005 21:00:26]
お知らせ > ゼロさんが退室されました。 『あー、上級奴隷の部屋に暖房魔法の準備って要りますかー?』 [Wed 14 Dec 2005 19:16:05]
◆ゼロ > (それから自分の机につく。サイズの大きなものに変えてもらわないといけないかもしれない。…むしろ社外アルバイト、いけなかったか。罰があったのか。社内恋愛とどっちがうとまれるのだろう。…総じてどうでもいい。) んー、活発化してますね。在庫は。…売買は相変わらずですが。 (ガリガリ書類の作成を続けながら独り言。冬は寒くなると出戻りが増える。檻を早いところ空けなければ。) [Wed 14 Dec 2005 19:10:35]
◆ゼロ > でも手足長いですしー、働きやすいですよこっちのほうが。 (うんうんと自分の体を新着させたりして確かめる。問題なし。むしろ……ホラ一人くらい犠牲者が出ないとつまらないじゃありませんがこういうことって。誰に意見求めてるんだ。) とにかく、これからはこのヴァージョンでよろしくお願いします。 (一度受けただけでもよしとする。行き当たりばったりの人生だからここまで流転した。後悔はいつの場面にもない。一度でも持ち合わせれば…きりがないから。) [Wed 14 Dec 2005 19:04:04]
◆ゼロ > (と扉を開けて出勤してきた夜勤の青年。途端に職務室からざわめきが起こる。お前戻るとかいってなかったのか?…ごもっともな質問ですが。) …いろいろあったんです。 (一言で片付けた。同僚や先輩たちはもちろん納得いきそうもない反応ですが。…というか、魔女さんも結構あっさりけいだったような。戻らなくなることもあるの一言で片付けられたよ…。いやまじめに結構な大事件だと思うけど…。) なってしまったものは仕方ないです。 (真顔で。人生明日からみなきゃいけないよ。) [Wed 14 Dec 2005 18:58:10]
お知らせ > ゼロさんが入室されました。 『こんばんわー。』 [Wed 14 Dec 2005 18:55:18]
お知らせ > .さんが帰りました。 [Wed 14 Dec 2005 06:59:50]
お知らせ > .さんが入室されました。 [Wed 14 Dec 2005 06:39:55]
お知らせ > 白夜さんが退室されました。 [Wed 14 Dec 2005 03:20:38]
◆白夜 > ……ふぇ… おやすみなさい、するの。 ( 檻から外す視線。 ) かぜ、きをつけてね 。 ( そぉっと 声を掛ける。次まで、元気で待っててね――…そう、言葉を添えて。 ) [Wed 14 Dec 2005 03:20:33]
◆白夜 > ( 『何だ、お前――飽きられでもしたか?』 通りかかった職員の対応は、厄介物への其れ。 ) ちがうもん。………ぼく。だしてあげたいの、ここから…だから、きたの。 ( 職員は、揶揄するように 立ち去った。後、仔兎は ジィ―っと檻を見つめて。 ) [Wed 14 Dec 2005 02:40:48]
◆白夜 > ( キィ―― 。 )( パタン。奴隷ギルドに来たのは、兎の仔。 檻の方に視線向けていると―― ) [Wed 14 Dec 2005 02:35:19]
お知らせ > 白夜さんが入室されました。 [Wed 14 Dec 2005 02:32:59]
お知らせ > 雪花さんが退室されました。 『(犬は次第に睡魔に誘われ眠りへとおちて―。)』 [Mon 12 Dec 2005 23:18:02]
◆雪花 > (そんな深い事を考える脳味噌はない。だから、疎の様な思考はすぐさま断ち切った。そして頭を振ってボ〜っとなりだしながらも檻の外へと視線を向けた、職員が居る場所でなく…出入り口の方へ…)…日向ぼっこ…したい…の…。(肩を落としながらも、無理な願いだな、といわれそうなそれには察しがついたか言葉も途切れ途切れとしていた。希望はあるのか、と思えばどうなのだろうか、犬に想像も考えも出来ていない。) [Mon 12 Dec 2005 23:09:22]
◆雪花 > (二級奴隷の檻の中に居る。何人も居るけれど、其の中に何人まともな人間が居るのだろうか…。判らない、全員がマトモかもしれない、其の逆もありうる…己は、どうなのだろう、けれど、そんな考えは一瞬で無くなる…何せ、教え込まれているのだろうから…。)……で…―ぃ(ブルッと小さな身震いをしながらも呟く言葉、この町にて始めて迎える冬…あまりなれきってないか寒さに。それにて過剰に寒さを覚えている様子。身を縮めながらも檻の中を見回していた。) [Mon 12 Dec 2005 22:58:58]
◆雪花 > (檻の中、静寂となっている此処…時折見る人影は奴隷を玩具としてしか見ない者達…それにて買われていく奴隷、そして己は此処に居る、買われない売れ残りかの如く。垂れている耳…尻尾…。元気がない、其れは見て取れる。何せ、拘束され自由がないのだから。奴隷だから既に自由などはないけれど。其の別の、自由。)…寒い…。(ポツリと零す言葉、職員へと向ける視線は直ぐにそらす、怯えながら。人の目を見るのが苦手だからか。) [Mon 12 Dec 2005 22:53:42]
お知らせ > 雪花さんが来ました。 『(檻の奥にて体育座り)』 [Mon 12 Dec 2005 22:50:22]
お知らせ > 奴さんが退室されました。 『(そしてそのまま足音の主に引き摺られて 行く先は別の檻かそれとも廃棄か コレは知らない)』 [Mon 12 Dec 2005 20:49:22]
◆奴 > (今此処で生き延びるのかそれともこのまま凍え死ぬのか それはコレの決める所ではなく やがて夜の冷たさに負けて眠りへと落ちようとすればだんだんと足音が近付いて来るのに気付く) [Mon 12 Dec 2005 20:47:40]
◆奴 > (静かな空間に響くのは微かな足音と他のモノ達の咳の音 それらに耳を傾けながら夜の冷たさに目を閉じる) [Mon 12 Dec 2005 20:43:19]
◆奴 > (檻の隅には身を寄せあい暖を取るモノが犇めいている中一人床に蹲る 「ハァ」と音に出して吐いた呼気は白く色付いて消えた) [Mon 12 Dec 2005 20:36:34]
◆奴 > (もはや暴れる気力など有るはずもなく力なく横たわる 時々遠くに聞こえる足音に耳を傾けては気配を探る 何もない檻の中でただ冷たさと痛みに耐える) [Mon 12 Dec 2005 20:31:28]
◆奴 > (目覚めたらやはり檻の中 もう見なれた光景 床に横たわり髪の隙間から横目に通路を見やる)あぁ・・・(いつになれば此処から出る事が出来るのだろう 続くはずの言葉は口に出さない) [Mon 12 Dec 2005 20:24:47]
お知らせ > 奴さんが入室されました。 『(檻の中)』 [Mon 12 Dec 2005 20:18:58]
お知らせ > ホセさんが退室されました。 [Mon 12 Dec 2005 20:02:36]
◆ホセ > …鞭を喰らわずに済む日があるのか。 (がり、頭を掻いて溜息を。鞭で打たれるリスクを覚悟する。) ――…体が、持てばいいがな。 [Mon 12 Dec 2005 20:02:27]
◆ホセ > (人々は奴隷をヒトと見なさない。奴隷が――モノが口を利くことを嫌う反応は、ごく自然なものだと理解できる。かつての自分が、それを嫌っていたのだから。そう、極自然な反応だ。かつての己の思考だ。労せず理解できる。) 食事係か、見回りに訊くしかないのだろうな。 (望みのものを「教えてくれる」職員に廻り会えるとは限らない。給餌も見回り職員も日によって違う。片端から尋ねる虱つぶしの方法に、げんなりする。) [Mon 12 Dec 2005 19:54:42]
◆ホセ > ――… なあ、職員に訊きたい事がある。こちらからの質問は、赦されているのか? (囚人なら袖の下によって多少の情報を得ることが出来る。だが奴隷の身分ではそれはできん。近場で胡座をかいていた奴隷に疑問を問えば、『鞭を喰らわずに何か訊ける方法があるなら、こっちが訊きてえ』) …そうだな。 (荷運び労働に連れ出す、あのギルド職員。口より鞭をよく使う男だ。今までに何度か試みたことがあるが、問うには向かないという結論に至った。鞭の傷が増えただけ。眉を顰め、) [Mon 12 Dec 2005 19:49:07]
◆ホセ > (使い潰される「価値」で売られるのは避けねばならない。考えを廻らす。既定された俺の価値は、どれぐらいだろうか。こればかりは同じ檻にいる奴隷どもに聞いても、答えられん事柄。) …職員に、 (聞くしかないか。先ほどよりも細めた呟きは、誰の耳にも届かない声量。自分のものではない、湿った咳が耳を打つ。) [Mon 12 Dec 2005 19:40:46]
◆ホセ > (雑多奴隷の価値は低い。ただの労働力か退屈しのぎとしか見なされない消耗品。) …俺の「価値」は、どれくらいだ? (『そりゃお前、キノコかブタ以下だ。わかったら黙りやがれこのクソ野郎。』 隅で寝転がっていた者から。 罵りに眉を上げるが、) 親切にありがとよ。 (内心とは裏腹のことを、平淡に) [Mon 12 Dec 2005 19:34:47]
◆ホセ > (手足を戒める鎖枷、そして忌々しい首輪。鉄臭いこの戒めには馴染めそうにない。つら、視線を動かして牢内を眺める。痩せた背、寒そうに手足を縮こまらせる奴隷たち。苦しそうな咳が虚ろに木霊する。) ――… (この檻の者達は、大半が年老いている。しかもどこかしら身体に欠損や、病を抱えているモノばかり。こんな雑多奴隷を購入する者は、奴隷に多くを望まないだろう。) [Mon 12 Dec 2005 19:28:40]
◆ホセ > (通路から差し込む、頼りない灯り。この檻の中が薄暗いのは、今始まったことではない。外界を隔てる鉄格子が牢獄の床に縞を刻む。) (――檻の中で、蹲るのは蓬髪の奴隷。) [Mon 12 Dec 2005 19:22:31]
お知らせ > ホセさんが来ました。 『( 雑多奴隷檻 )』 [Mon 12 Dec 2005 19:17:53]
お知らせ > 黒外套さんが帰りました。 『(二度と見ることの無い暗闇への招待状)』 [Mon 12 Dec 2005 00:59:56]
◆黒外套 > (――檻の中へ伸ばした男の白い手――昏い瞳が映すのは―――) [Mon 12 Dec 2005 00:58:38]
◆黒外套 > ―――――……おいで。 [Mon 12 Dec 2005 00:57:02]
◆黒外套 > もう少し、からかいたかったのに、ねぇ?(語りかける先には、檻の中の奴隷へ。 先程から、戯れに叩きつけられる杖先に、感じるものがあるんだろう。――外に出たいという欲求よりも、この男に対する―何か。何かを感じ取って、壁にへばり付いている)(―――正しい、正しいよ。凄く正しいんだ。君のその直感は凄く正しい。 )―――――可愛かったよね。 ああいう子、好きなんだ。 見ていて、飽きない―――けど。 (けど)(掻き消す表情) ね。 ふふ。 [Mon 12 Dec 2005 00:55:05]
◆黒外套 > (賑やかな足音が遠ざかった後、残るのは―――) ―――――………。(檻の前に佇む黒外套だけ。差し伸べた手が、ゆっくりと虚空を握り――暖かさんの片鱗を確かめるように、握った手を胸に引き寄せた) ………………。 (笑みは、やはり変わらない。 掌の中に飴玉でも握り締めた子供のように、瞳を細め。) ―――――残念。 [Mon 12 Dec 2005 00:49:40]
お知らせ > 燦さんが帰りました。 『(出口付近で転んでしまい、其れすらも相手のせいにして吼えて逃げて云ったとか―――)』 [Mon 12 Dec 2005 00:45:12]
◆燦 > ( 「食欲」を満たすのに大切なのは、容姿ではなくそのものの「味」。 その「味」に好みがあるならば、見かけなどどうでも良い事だろう。 ) ( 何故か、言葉が出ない。 ―――静かに、其れを悟ったからか? 恐怖? 警戒? きっとそうなのだろう。 後ずさりて、距離を置く。 「獲物」が「狩人」に遭ったときの典型的な行動。 故郷の麓でも、偶に人間によって仲間が狩られたことがある。 其れを思い出したのだろう。 ) ( 離れた手に、ホッと安堵した表情が、浮かぶ。 あからさまに。 そして、指摘されたヘタッと垂れた両耳を、勢い良く押さえれば、真っ赤な顔で相手を見遣り―) ぅっ………煩い煩い煩いッ! お主の様な奴は嫌いじゃッ!////( 悪態を吐き捨てて、悔しげな表情で走り去る。 出口の方へ、脱兎の如く―――) [Mon 12 Dec 2005 00:42:32]
◆黒外套 > (――どれも此れも同じに見えているからだろう。)(屍が求めるのは餌に他ならない。―― 今 自分の 目の前に あるのは 餌ばかり。 君は鶏の声で食べるのをやめるかい? 君は馬鈴薯の個性が気になるかい? 君は豚の容姿で好き嫌いをするかい? そういう事だ。 腹に入ればどれも同じ。) ………………ね。 (貴方の首へ、男の掌が伸びる。――猫の喉でも撫でるように) とても真剣だろう? (固まった貴方をあやすように、声だけが柔らかく――表情だけが穏やかに形を変えていく。 声にした言葉だけ、否定されず貴方の傍に残り)―― (白い手袋を嵌めた指先が、後少しで貴方に触れる――と、云う所で遠退く体)―――……。(距離を詰めるようなことはしない。屈めていた姿勢を正すと、改めて”微笑んだ”) 耳が―――(指差して)寝ています、よ? 悪趣味でしたかね。「例え」ですよ。『例え』 。 貴方は商品じゃないのだから、買える筈もない―――惜しいことに。 [Mon 12 Dec 2005 00:32:00]
◆燦 > ( そして、ゆっくりと一歩、また一歩。 相手から離れるように引き下がる。 ) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 ( ビクビク。 サッと青ざめた表情で、無言のまま首を横に振ってみせましょう。 ) [Mon 12 Dec 2005 00:25:39]
◆燦 > ( 真剣さが感じられないのは、相手がわざと隠して居るか、天然か。 どちらとも計り知れない。 軽率だ―と云えばそぅかもしれないが、若しかしたら己よりも器量があって用意周到かもしれない。 ・・・・・・仮にそぅであれば、可也悔しいが。 ) ( 金属が弾む音。 ビクンッと中の奴隷が震えたのが分かり、ムッと表情を変えて相手に「止めろ」の一言を云おう―――とした。 云おうとした瞬間、己の耳に聞こえてきた「信じられない言葉」に絶句し、固まった。 ) [Mon 12 Dec 2005 00:20:44]
◆黒外套 > 僕なりに とても 真剣に 選んでいるよ。 (近付いた顔。 近くなる顔。 付け加えた言葉は、まるで貴方に言い聞かせるように響くだろう。) ―――だから、君のような奴隷が居たら直ぐに買うつもりさ [Mon 12 Dec 2005 00:15:18]
◆黒外套 > (もしその内心を知ったのなら、爆笑していたかもしれない。――貴方が騒がしくするのを避けたこの場所で。――それでも引き攣った笑みには気がついたらしい。何とか収めようと苦労して)…其れがいいかもね。正しい奴隷選びはフィーリングと時の運だ。 安い買い物でもないのだし―…『生物』だし。(コツゥン―――檻をもう一度叩く。)…… おや。 こう見えても、真剣に選んでいるのだけどね。 (細く歪む瞳に稚気が滲んだ。 貴方の感想は正しいと言わざるを得ない。捕らえた獣を戯れに弄る子供のように、もう一度杖先が檻を叩く。 鐘の音の如く響く音。――檻の中のヤツはどんな顔をしているんだろうね。) 僕はね?フィーリングが合えばどれでもいいって思ってるから――君に比べたら真剣さが足りないかもしれないけれど [Mon 12 Dec 2005 00:13:08]
◆燦 > ( 耳につく相手の笑い声。 一瞬先程の宣言どおり、「一撃必殺(〜略〜)」を披露しようかと思ったが、今の時刻を考えると、騒がしいのは好まれない。 序でに此処は奴隷ギルド。 商品を「探しにくる」ところであって、暴れるところではない。 相手の膝をカックンしたい衝動を抑えようと、ヒクヒクと耳が微かに震え。 顔に浮かぶのも、少々引き攣った笑みで―) ………ふむ。 忙しいので在れば、此処の者が暇なときにでもまた来ればいいかのぅ…。 ―――………お主は職員には見えぬが、客にも見えぬかものぅ? そぅ……まるでアレじゃ。 主の云うように、冷かしに来る者にしか見えぬかものぅ? ( 笑われた礼に、嫌味を一つ。 人形を探すと言う相手に対し、小莫迦にした笑みを――) [Sun 11 Dec 2005 23:59:22]
◆黒外套 > (誤魔化す様子に、失礼ながら今度こそ、笑みを漏らすことになるだろう。――低い笑い声が牢屋に響く。口元を杖の頭で隠すしながら、暫く笑って――やがて)商品管理の一つなんだろうね?――ご希望の商品を直ぐに差し出せるように…と。(杖先を檻に当てると、中の奴隷が幾分かびくついた。――其れに気がついた男は、檻の中を一瞥して) 生憎、今は係りの者が忙しいようだから、見せてもらおうとしたら、少し後になるかもしれないけれど――――… 。(檻の中から水平に視線が貴方へと移る。 道化の如き薄い笑みは変わらず) ……。 勿論、客さ。 職員に見えるかい?お嬢さん。 (顔を覗き込むように、身体を屈めて)―此処に来る理由は一つだね。――いや、冷やかしに来るのも面白いんだけど、生憎此処の職員さんはユーモアがあまりなくてね?怒られてしまいそうだから、それも無し。(奴隷は生物だ。余計なストレスをかけに来る客など、どの店でも歓迎など出来ないだろうが――)……僕はお人形さんを探しに、ね [Sun 11 Dec 2005 23:50:44]
◆燦 > ( コホンッ――と、醜態を晒したのを隠すように咳払い。 聊か顔が赤いのはご愛嬌。 ) 経歴や特技が分かるとは……なかなか便利なものが在るものじゃのぅ? む? …………そういえば、お主は何しに此処に居るのじゃ? お主も客か? 探して居るのか? ( ハッと気付いたように顔を上げ、首を傾げて相手に問いかけて――) [Sun 11 Dec 2005 23:37:33]
◆黒外套 > (膨らんだと思ったら、今度は赤くなった。―― 一人百面相状態の貴方を、男は愉快げに眺めていることだろう。)ああ、リスト。……簡単な経歴や特技が書いてあった筈だ。あれを見れば、どの程度の腕前なのか…最低限、闘えるかどうか程度はわかるんじゃないかな? 何人かリストアップしてもらって、そこから”お話し”をして、最後の…「話し相手になるかどうか」の条件をクリアできる奴隷を探しては? ぐっと見つかりやすくなると思うけど。 [Sun 11 Dec 2005 23:32:48]
◆燦 > ( 「伝わればいい」―――。 文字が下手だからと云ってそこで諦めてしまっては、何だか己が逃げているような気になって来た狐。 うぅ〜っと眉間に皺を寄せながら、唸る→考える→唸る。。。を暫らく繰り返し始め。 ショート寸前になったのか、考えがゴチャゴチャになり、真っ赤な顔で茹蛸状態。 ふらふらっとよろめいて、脇の檻に手を添え、何とか体勢を立て直し―) …………奴隷、りすと? 表の事か? ……ふむ、見たこと無いが、役に立つものか? [Sun 11 Dec 2005 23:26:17]
◆黒外套 > (かと言って、その想像だと白一色が一番目立ちませんが、それもいかがでしょうか、先生…!怖い気がします…! ――この姿が怪しいとなると、礼服姿は全て怪しい事になってしまいます…!めーでーめーでー )(そんな恐ろしい攻撃が待っているなんて思っちゃいない男は、涼しい顔。) 文字など伝わればいいのだよ。条件ぴったりの人なら、その文字の中から『伝えたい事』とやらを拾ってくれるんじゃないかな――なんて、ちょっと夢見すぎかな?代筆を頼むのも駄目なんだ。可愛い子の頼みなら無条件で手伝う輩なんてごまんと居そうだけど…。(くすり笑って)「借り」ね。「借り」…代筆を頼むことが借りを作る事になるなら、仕方ないねぇ。(眉がきゅ、と寄った貴方を眺めながら、頷いた)だって、面倒じゃないか。奴隷の中から条件ぴったりの奴隷を探すなんて――嘘をついているかもしれないし?命が掛かっているのだから、そりゃぁ必死にもなるだろうけど―……。いざ買って役に立ちませんでした、じゃ如何にもならないからねぇ。―――あぁ、リストは見たのかい。奴隷リスト [Sun 11 Dec 2005 23:17:36]
◆燦 > ( 仮に雪が降っている街の風景をご想像下さい。 辺りは雪で真っ白です。 ――そんな中、遠目から見て白い肌以外黒一式。 ちょっぴりコワいかもです。 真夜中だと、ガクブルものかもです。 ) ( 笑ったつもりが無いのならば、まぁ……許してやろう。 今度己を馬鹿にして笑ったら、「一撃必殺★膝カックン」を御見せ致しましょう。 ) ………己で書かなければ、伝えたい事が伝わらぬと思うたから…。 其れに、代打を頼んで、頼んだ相手に借りを作るのは嫌いじゃ。 ( ふんっと生意気そうに一言。 チラリと相手を見遣り、相手の言葉の意味に困惑した表情を浮かばせて―) ………「育てる」のか? 己でか? [Sun 11 Dec 2005 23:05:10]
◆黒外套 > (え、マジデスカ。季節柄目立ちますか。怪しさ爆発ですか。…ちょっとガビった。――黒尽くめなのは間違い無いが。此方は、普通の外出姿のつもりだ。怪しまれているなんて思いもしない。――それどころか、突然膨らむ頬をみて、貴方の尻尾の所為もあって「子栗鼠」を思い浮かべていたり。) 笑ったつもりは無いのだけど――あぁ、でも、「面白い」と思ったのは確かか。(頷いて首を傾げた) なんせ、「文字が下手だから」という理由で募集できないなんて、ちょっぴり聞かない話じゃないか。――少なくとも僕の周りでは。(指差された。)…… うん?(きょとん)…勿論その通り。君が決めた話しだ。別に奴隷を買うのを止めたりはしてないよ?ただ、「大変だね」って話さ。(ひょいと肩を竦めて)――僕なら、奴隷の中から外套条件ぴったりの奴隷を探すくらいなら、「育てよう」とするかもしれないなぁ。 [Sun 11 Dec 2005 22:53:40]
◆燦 > ( 此の季節。 全身黒尽くめと在れば、目立つ事この上ない。 丑三つ時に外出でもした時には、自警団に捕まるかもしれないほどの怪しさ。 然し、色だけ見れば、白い服よりも温かさを感じさせるのは確かだろう。 笑いを含めながら話す相手。 少々ムッとしてしまい、頬を膨らませながら相手を見遣り―) 行き成り笑うとは失礼な奴じゃのぅ? 其れに、此れは儂自身が決めた事じゃっ! 他人にとやかく言われる筋合いはないぞっ! ( ビシッと、相手を指差しながらそう言葉を吐く。 蹴れど、相手の云う通り、其の方法でやれば見つかるかもしれないと、指していた指を顎に添え、考えはじめ――) [Sun 11 Dec 2005 22:43:04]
◆黒外套 > (朱鷺乃都人らしき黒髪長髪の男は、黒の外套―インバネスに黒のスラックス革靴――脇には黒壇の杖と、黒の帽子。―まぁ、一言で言えば黒尽くめ。――露出している部分は顔しかない。その分男の肌の白さが際立って、遠くから見たら浮かんでいるようにも見えるかもしれない。――杖の先で、檻を軽く叩く) はは。 だから奴隷を買いに?……面白いね。そしてとても気の永い話しだと思ってしまう。(くるり、貴方へ振り返り――というよりも、身長差から、見下ろす事になるんだろうが) どうせなら、今の条件を此処で叫んで挙手してもらうと良い。嘘をついたら、縛り首――やら、肉にするといえば、命欲しさの立候補もないだろう。 [Sun 11 Dec 2005 22:33:32]
◆燦 > ( 薄暗い場所のせいか、相手の顔を窺い知ることは出来ないが、それなりの年齢のものだろう。 視線を上から下へ這わせ、相手の身形を観察しながら、相手の呟く言葉を耳にして―) むぅ………求人広告をしたいのは山々じゃが……、何分儂は字がそれほど上手くも無い。 かと云って、誰かに書いて貰うのも気が進まぬ。 ( 己のプライドに掛けて、そう易々と誰かに頼むのは避けたいのらしい。 チラリと檻の中で静かにして居る奴隷を見遣りながら、ボソッと――) [Sun 11 Dec 2005 22:19:49]
◆黒外套 > (ギルド員を待っている間、どこぞから聞こえてきた独り言が気になって――商品を見る序でに其方へと近付けば、少女が一人ぶつぶつ呟いているじゃアリマセンか。――しかもどうやら自分と同じく『客』のよう。途中から、檻の中身よりも檻の前のライカニアらしき少女が物珍しくて、其方の方を暫く眺めていたのは秘密中の秘密。――迂闊にも杖を倒してしまった為に気が付かれてしまったが。)――ふむ。どちらかと言うと、求人広告でも貼り出した方が条件ぴったりの相手が見つかりそうな気もするけどね。 奴隷に「話し相手」まで求めるとしたら、趣味も重要。――うぅん。一人一人と話していくつもりなのかな。(貴方の傍らに辿り付き、同じ檻の中を覗きながら、呟いた) [Sun 11 Dec 2005 22:12:21]
◆燦 > ( 暫し溜息。 己一人では、流行決めるのは難しいのだろう。 ましてや可也慎重且つ綿密に計画を立てたほうが良かったかもしれない。 そぅ、思っていた矢先、先程の音の主らしき者が姿を現し声を出す。 掛けられた言葉には尤もだと思いつつ、難しげな困った顔を浮かばせて―) ………難しい、とは思うが………己で行動せねば適したものは見つかるまい? じゃから、儂は儂で探すのじゃっ。 [Sun 11 Dec 2005 22:01:03]
◆黒外套 > ――――なかなかに難しい注文ではないかな。(音の方向より、返答が響いた。青年らしき男の声。)――失敬。驚かすつもりは無かったんだけどね?(やがてカンテラの灯りに照らされて浮かび上がる黒い外套姿の男が、一人。白い顔には、薄い笑みがのっていた) [Sun 11 Dec 2005 21:53:48]
お知らせ > 黒外套さんが来ました。 『(カツン)(響く硬質な足音――)それは―――』 [Sun 11 Dec 2005 21:50:33]
◆燦 > ( カコンッ――― ) ふぎゃっ?! ( 流石の狐も、この静まり返った空間に響く子音にさえ、ビクッと肩を震わせてしまい―) ……………ぉ、威かすでなぃっ! ( 音の聞こえてきた方に、コホンと咳払いをして叱りつけ。 そしてもう一度檻を見遣り―) ………むぅ〜……。 戦闘に適して、儂の護衛も出来て、話し相手にもなる「もの」―――など、果たして居るのかのぅ? [Sun 11 Dec 2005 21:46:31]
◆燦 > ( さて………。 と、如何にも年寄り臭く一言零し、寒さを防ぐため羽織を羽織った狐は品定め中の様子で――) ふむ。 矢張り何時見てもどれが良いのか分からぬのぅ? ( 個々の檻に張られた粗末な紙。 入れられている奴隷の名や番号、特技などが簡単に記されている其れを、ジッと見遣っては次の檻へ。 其れを繰り返す事早10分。 思しき者も見つからぬ様子で、ただただ檻を眺むるばかり―――) [Sun 11 Dec 2005 21:39:20]
お知らせ > 燦さんが入室されました。 『(ジィ―――ッと、檻を眺める狐在り。)』 [Sun 11 Dec 2005 21:31:55]
お知らせ > ホセさんが帰りました。 『( 捨て去れないのは、二割のプライド。傷ついた矜持。 )』 [Sun 11 Dec 2005 00:31:20]
◆ホセ > (すべてを持っていた騎士であった頃は、高潔を捨て屈辱を甘受するぐらいならば死んだほうがマシと公言していた。そんな俺が、奴隷の身で生き長らえようとしている現実。) もう失う物など、 (何も無いのだと。項の傷が痛む。のろのろと掌で顔を覆った。) [Sun 11 Dec 2005 00:29:33]
◆ホセ > ("ここよりもう少しいい場所で、もう少しいい暮らしができることに…" いつかの晩の言葉を思い出す。この檻に居続ければ、荷運びで使い潰されるだろう。それでは叶えたいものも叶えられん。命の保証が在る場所へ移る必要がある。) ――… 俺は、ここを出る。 (奴隷の身分で、無様に生き延びようとしている事実。そんな己が可笑しくて、もつれた髭に埋もれた口角がつり上がる。) [Sun 11 Dec 2005 00:25:05]
◆ホセ > (だが安易に逃亡を図るのも愚かだ。逃亡による足抜けは、死の追っ手を手配する。その手配を防ぐには、逃亡によって仮初の自由を得る考えは放棄しなければ。) …自由は、要らん。 (それは先送りだ。安易な逃亡は控えるべきだ、果たすべき目的がある今は。優先事項を作れば、取捨択一が容易になる。奴隷身分であることを抗うことを止め、その力を他所に回す。生き延びるために、打算的に利巧になれ。) [Sun 11 Dec 2005 00:11:35]
◆ホセ > (奴隷であるという事実は10の量さ。だが完全に受諾はしない。10を受け入れることは諦めを伴う。諦めなどという脆弱さは、血に餓えた復讐者には相応しくない。) だが生き延びるために、 (目玉を動かして、薄暗い檻を見回す。襤褸を纏った奴隷どもが、寒さと疲労に身体を丸めて眠っている。) ここは、相応しくない。 (今後の身の振り方を真剣に吟味する必要がある。この等級の檻に居続けることは得策ではない。) [Sun 11 Dec 2005 00:02:48]
◆ホセ > (八割の重みを受け入れて、目的が定まった。生きるべき目的に、気が付いた。) (果たすべき目的。遂げるべき復讐。) 俺は、生きるぞ。 (そのために生き延び、復讐を果たす。復讐のために利用できる者を全て利用しよう。嘗て俺の居場所であった支配階級に、憎いあいつがいる限り死なん。奴の喉下近くまで忍び寄るために、) ――…生きてやる。 [Sat 10 Dec 2005 23:57:02]
◆ホセ > (客だったのか、それともギルド員だったかは判らん。いつかの晩に呪縛を吐いたあの男。どれほど否定を重ねても、) …俺が奴隷か。 (純然たる事実。逃げも隠れもできない事だと思い知った。だが未だに、完全には受け入れ難い。この事実に10の重さがあるとして、どうにか8までを受け入れた。視線を動かして、虚空を睨み据える) [Sat 10 Dec 2005 23:50:54]
◆ホセ > (雑多奴隷檻は今夜も快適だ。お馴染みの湿気と鼻をつく臭気に、犬のように雑魚寝する奴隷ども。鉄檻から一番奥の壁に凭れかかる、蓬髪の奴隷男。) (身体は緩やかに順応していく。この劣悪な環境で生き残りを妨げているのは、身体ではない。精神だ。) [Sat 10 Dec 2005 23:45:57]
お知らせ > ホセさんが来ました。 『( 石壁に背を凭れさせる。 )』 [Sat 10 Dec 2005 23:42:46]
お知らせ > 奏さんが退室されました。 『( 寒夜の沈黙は続く。)』 [Sat 10 Dec 2005 22:39:46]
◆奏 > ( 瑣末な音色、雑多なノイズ。受け止めるだけの存在に出来る事は、それ程多くない。閉じた瞼の内で何を見るか、届く音色が何を奏でるか。それを知らせる術は無いのだから。―――今は。) ( 冷えた外皮が、それこそ被る皮のよう。熱を欲しがる本能に任せて、被る毛布に顔を埋めた。) [Sat 10 Dec 2005 22:25:02]
◆奏 > ( 双眸は閉じられている。額に刻まれた身分の印ばかりが、第三の目のように世界を見据えることを止めない。感覚ばかりが卓越したものに対する皮肉のような印は、閉じることを知らぬ目を模す。) ( 目は閉じている。されど、睡眠をとっている訳でも無い。感覚は開かれている。外に。もしくは、外界に。) [Sat 10 Dec 2005 21:44:47]
◆奏 > ( 数日、冷え込む日が続く。スラム界隈で行われている防寒具配布の話など、檻の中で過ごして久しい耳には入らぬが、最低限凍死しない程度の毛布が投げ入れられる季節。沈黙するものは声高に変調を訴える気概も欠けたもの。とはいえ、毛布があれば包まる程度の自律は機能する。逆に言えば、その程度の自律でしか無い。長く伸びた薄紅が、床の上に流れ這う。横たわる身を覆うように。) [Sat 10 Dec 2005 21:30:27]
◆奏 > ( 音の殺される季節とは、誤解。乾いた空気も、揚々に音は届けてくれる。それを認識するか否かは、受け取ったものが決めるのみ。ならば、決める事の出来ないものはどうするか。 これもまた簡単。粛々と黙するのみ。三級品の檻中にて、沈黙の名を架せられたものは今宵も黙して其処に在る。) [Sat 10 Dec 2005 21:19:05]
お知らせ > 奏さんが入室されました。 『( 冬、夜。)』 [Sat 10 Dec 2005 21:15:22]
お知らせ > .さんが帰りました。 [Sat 10 Dec 2005 19:22:14]
お知らせ > .さんが入室されました。 [Sat 10 Dec 2005 19:20:13]
お知らせ > フェイトさんが帰りました。 『( 寝転がって目を閉じた。)』 [Fri 9 Dec 2005 23:31:17]
◆フェイト > ( 結局、全部冬が悪いんだと八つ当たり気味に結論付ける。夏にしろ冬にしろ、極端な季節なんてロクなものじゃない。もしも自分に次なんてものがあるとしたら、もう少し中庸な気候の世界が良い。ヴェイトスは悪くないけれど、めまぐるしくて。否、それも決して嫌いでは無い。無いんだけど。 ――…冬はやっはり、メンタルが下方に向いてると自覚する。だから、明日被る仮面は上向きになれるようにしておこう。あの場所は戦場。戦士ではなくても命を張るものなのだから、落ち込んでいる暇なんて無い。というより、こんな時間を持てていることの方が奇跡的だ。) ……動いてるほうが、やっぱり、楽……( 白い息なんて見たくないから、毛布にすわせて。) [Fri 9 Dec 2005 23:29:36]
◆フェイト > ( 夜は長い。保障の無い明日が恐ろしくて、朝を恐れたのも、どうしようも無い今日を振り切って明日に逃げたかったのも、遠いといったら語弊のある身近な話。その頃に比べて今は――…選択権は相変わらず無いが、可能性だけでもあるのは、マシな方と言うべきか。鼻先に人参ぶら下げられた馬を思い出すが。農耕地で、実際にやっているのを見たなぁ、昔。ちなみに実際にはそれ程上手くいくことは少なかったと記す。どうしようも無い思い出はセピアカラー。脳内はモノクローム。突き詰めれば北国。冬の街の思い出は白吹雪。 …しょうも無い事を思い出して、寒くなった。身震いして、淡い藤色がぐたりと項垂れた。) [Fri 9 Dec 2005 23:18:23]
◆フェイト > ( 別に人格が分裂している訳でも、記憶が途切れる訳でも無い。その時と場面、舞台に合わせて相応しい振る舞いを求められ、応じている内に備わった自律機構。一々用意するのも面倒臭いから、あらかじめ準備された二種類の仮面みたいなもの。只、頼りすぎると境界線が分からなくなって、何もつけていない時は酷くぼんやりとした小娘しか残らないというオチだ。戦盆で享楽に塗れる姿とは、どうにもかけ離れてしまう。 もう少し覇気を持てとか言われるが、檻の中でどうしろと言いたい。たまに。 実際、じっとしているとこんな益体も無い泡沫ばかりが浮かんできて、困ったものではある。明日に備えて素直に寝ればいいって話なのかもしれない。少なくとも、明日を望めそうな今日は幸運の範疇だろうし。とはいえ、まだ欠伸も出やしないのだ。) [Fri 9 Dec 2005 23:09:05]
◆フェイト > ( 大体にして、冬場とかいうものは苦手なのだ。北国生まれだから冬に強いだなんて妄言だ。否、強くたって嫌いと思うのは自由だと思う。南国生まれの夏嫌いだっているかもしれないじゃないか。――…想像し辛いのは、やっぱりソレが己とかけ離れているせいかもしれないが。 毛布に包まって、蹲る。これで壁に向かって膝でも抱えたら完璧だ。それだけで、軽く放置プレイの気分。あ、駄目だ。それはそれで、ヘンなスイッチ入りそう。) ……取り合えず、冬の鉄則として、無駄な体力を使わない……コト。( だから、ヘンな妄想で動悸、息切れが早まるのも考え物だ。普通そんな事しないとかツッコムな。自覚が無い訳じゃない。今は比較的ニュートラルな思考回路は、その分どうにも虚ろだ。) [Fri 9 Dec 2005 23:01:00]
◆フェイト > ( こっちにいる時にまで「営業用」の衣服を着ている訳では無い。ボンテージ姿で檻の中。それこそどんなプレイなのかと言いたくなる。いや、決して嫌いでは無いが。想像すると悦いユメが見られそうなのは事実だ。しかし現実は、毛布にすっぽり包まった蓑虫。色気もへったくれもあったもんじゃない。) 動いてれば、疲れはするけど寒くは無い。…難しい所、実際。( 訓練を暖房代わりにしていたらバチがあたりそうだ。何からのバチかって、命――…から?どうだろう。埃っぽい匂いのする毛布に口元埋めると、くしっと小さくくしゃみが出た。) [Fri 9 Dec 2005 22:50:15]
◆フェイト > ( 実際の所、そんなモノだ。まだネームバリューで客を呼べる訳でも無く、完全コロセウム預かりになれる程の値打ちやらを認めて貰っている訳でも無い三級剣奴。屋根があるだけ上々の石造りの箱の中で、毛布の上に寝転んだ。) 冷た……っ( 寒いというより、むしろ冷たい。毛布を通した所で石は石。焼け石も困るが、冷えきった床でも火傷出来そうだ。思わず、身震い。) [Fri 9 Dec 2005 22:41:44]
お知らせ > フェイトさんが来ました。 『( 塒と称すれば問題だが、)』 [Fri 9 Dec 2005 22:39:23]
お知らせ > 奏さんが退室されました。 『( こうして、見知らぬ誰かに触れる事。 届かない指の代償のように。)』 [Fri 9 Dec 2005 21:55:57]
◆奏 > ( 緩々と瞼を閉じる。感覚を、聴覚に集中させる。 額に刻まれた刺青の眸だけが、沈黙になりきれない世界を見張るように開いた侭。) ( ――…息遣い。誰かの律。 思考を取り上げられた物にそれを当て嵌められるのだとすれば。これは、紛う事無き娯楽なのだ。) [Fri 9 Dec 2005 21:55:07]
◆奏 > ( 声の無い檻の中で、近しき誰かの声を聞く。 聞く事しか出来ぬ。余計なことを喋らぬように、舌を抜かれた小間使いの逸話は世に欠く事なけれど、此処に在るものは最初から存在すらしないに同じく。) ( ずるずると、裾を引く。はらはらと、髪が零れる。指先が伸びた先には、石の壁。 ひたりと当てれば、つめたい温度。 これを通して聞こえるもの。) [Fri 9 Dec 2005 21:40:53]
◆奏 > ( それをいつもと変わらぬ風景と、百の内、九十八が告げる。 されど、弾かれた二が感じ得るのは違うもの。) ( 向かいの箱の音色が変わった。小さな少女の啜り泣きが消えて、もっと昏い絶望が今は詰まっている。 右隣は穏やかな静けさ。何かが動いている時には、県名に何かを押し殺すような息遣いが特徴的。それが無い今は、眠っているのだろうか。夢の無いそれだけが、安らぎのように。) [Fri 9 Dec 2005 21:12:14]
◆奏 > ( 三級の檻の片隅、忘れられたようにひっそりと、それは在る。 従順でも労働力として期待出来る訳で無く、単純作業以上には向かぬもの。 観賞用としての目はあれど、昨今は己の意思を秘めたものが流行ともあらば、無音の存在は前提から当て嵌まらない。 ――…だからといって、当人はそれを憂うことも無い。憂いを知らずば、それも理。 見目ばかりは設えられたものが、緩々と目を覚ます。 呼吸の律が変わり、ふらりと眼差しが彷徨った。) [Fri 9 Dec 2005 20:55:28]
◆奏 > ( 完全なる沈黙。もしくは、静寂。 観測者が存在する限り逃れえぬ「箱の中の猫」() 故に、沈黙と静寂の名をその在り方に架せられたものが存在する場にも、音とすら言えずとも何かは存在している。それが言葉でなくとも。) [Fri 9 Dec 2005 20:38:32]
お知らせ > 奏さんが来ました。 『( 存在しないもの。)』 [Fri 9 Dec 2005 20:35:19]
お知らせ > 珠香さんが帰りました。 『( 緩々と珠を手で包む。 寂寥を紛らわすように。 )』 [Wed 7 Dec 2005 23:18:31]
◆珠香 > ( まだ、全然、たりない。 ) いっそ、凍り付いてしまえれば――…? ( それも仮定。 もしくは、夢想。 氷で閉ざした棺のようにして もう、誰も立ち入れなくしてしまえば。 考えかけて、余りの無謀さに少しだけ笑う。 ) 雪の中は、一人で入るものじゃあ、無いわ…ねぇ――… [Wed 7 Dec 2005 23:16:25]
◆珠香 > ( 人の掌であれば、こうして包んでいるだけで氷の角など溶けてしまいそうなものだけど、この手は雪の眷属。 実体を取った所で、雪の熱。 同じものでは、溶けられない。 ) ……削り終わったら、取り上げられてしまうもの、ねぇ…… ( だからといって、ずるずると引き延ばしてばかりでは、懲罰とやらを喰らうが宿業。 難儀なものと吐き出す吐息が、氷の息吹。 …氷。これで増やしたら、駄目か。 …駄目だろう。 冷え切った壁に頭を預けると、長く伸ばした髪が床まで零れていった。 ) [Wed 7 Dec 2005 22:56:56]
◆珠香 > ( ころころ、ころり。 掌に当たる角が痛い。 もう少し、もう少し滑らかにしてやらなければ、珠玉とは言えまい。 … 否。 ) 夏とやらなら、まだしも ね。 ( 表層は透明で、中核に至る程にうっすらと白味掛かって見えるそれは、つまり只の氷。 それだって、奴隷の手慰みと言うには過ぎる玩具。 これは、修練の内。 安穏と檻で膝を抱えていればいいというものでは無い、奴隷という器物が身に着けている技術を鈍らせない為の。 ) [Wed 7 Dec 2005 22:39:51]
◆珠香 > ( 文字通りの、掌中の珠。 掌の上のそれは、良く馴染む温度。 ) ……もう少し、角削らないと…ねぇ――… ( よくよく見れば、まだ僅かに歪さが残る。 通路には灯火があれど、檻の中に光源は無い。 二級の檻中には、白装束の雪娘。 ) [Wed 7 Dec 2005 22:33:23]
お知らせ > 珠香さんが入室されました。 『( ころり、転がす )』 [Wed 7 Dec 2005 22:30:53]
お知らせ > ミニュイさんが帰りました。 [Wed 7 Dec 2005 20:43:59]
◆ミニュイ > (其の脂肪に太い首へ、噛み付いてやろうかとは思わない。そう、教育されたからでは無く、獣は獣ゆえ。あるべき事に疑問は抱かぬ性質。尻尾が気まぐれな猫の様に揺れる。狂った振り子は、己の時間しか刻まぬ様子。) く ぱ … ァ ッ 。 (欠伸をひとつに瞑っていた双眸をうっすら開いた。目の前には、どうにも不透明な闇が在る。夜の様な純粋な其れでは無く、石壁に作られて、蝋燭の煤に汚された闇だ。ぐぐ、と喉を鳴らして下手な言葉を紡いでみせん) 飯。 マダ…。 (今、食べたばかりですよ。お爺さん。そんな合いの手が飛びそうな呻きだった) [Wed 7 Dec 2005 20:43:55]
◆ミニュイ > (クリスマスプレゼントと買う客が増えて、今やギルドは「師走」に恥じぬ繁盛ぶりだ。年末も近い事もあり、手も欲しいと云う商人も居る。なぁに、奴隷など用が済めばどうとでも。食費がかかるなら、飯をやらなければ良い。場所を殺すなら畳むまでだ。先程、人型を購入していった貴族はそう高らかに紡いで、大きな腹を揺すって笑っていた。丸い耳がマントの下でぴくりと動く。其の度に、鼻の付け根より伸びる髭が――まるで蜘蛛の脚の様にしわりしわりと動くのだ) [Wed 7 Dec 2005 20:37:21]
◆ミニュイ > (其の身を動かそうものならば檻が振り子の様に揺れて酔うと、気づいたのはつい先刻。入れられて半日はたった辺りで、) ジャラ ... (やはり、おつむは弱いのだろう。今は、豹がそうする様にべたりと横倒しに寝転んでいる。しまいきれなかった尻尾が、鳥篭の様な檻の外にだらりと垂れて) ハッ ハッ … 。 (獣の吐息に、下を通りかかった奴隷ギルドの職員が眉を顰めて足早に去った) [Wed 7 Dec 2005 20:34:05]
◆ミニュイ > (金属音は蛇がとぐろを巻く如く硬質に、月明かり冷たい石畳の上を這った) ジャラ .... (風が運ぶクリスタルの様な芳香に、ぞろり、とざらざらの舌が鼻頭を舐める。人の香りがする。冬の香りも。雪の結晶の射す様な其れも感じた) … 。 グル … ッ (喉を鳴らす。牙の間から唾液が糸を引いた。奴隷檻の内、天井より鳥篭の様に吊るされた其処に、獣頭が一匹) [Wed 7 Dec 2005 20:28:21]
お知らせ > ミニュイさんが来ました。 『( ジャラ .... ッ )』 [Wed 7 Dec 2005 20:22:17]
お知らせ > ヴィルさんが帰りました。 [Wed 7 Dec 2005 19:10:10]
◆ヴィル > ( ―― … ため息、きびすを返す。 ) ( 何度でも、しつこいくらい足を運んでやる。 望みのものが見つかるまで。 ) [Wed 7 Dec 2005 19:10:08]
◆ヴィル > (先ず、社交場に付き添わせて不備のない程度の外見は必要。年上か年下か、男女の差は別段気にならない。何より重要なのは――己の立場をよく理解できているものであること。サティズム的嗜好があるわけでもない、折檻を持って一から教育しようなどとは考えぬ。 ―… それらの面倒を引き受けてくれるのがこの場所だと認識している。) (足音は、響いては止まる。双眸を少し細めて、檻の中身をじっくり見つめる。視線におびえるようなものは、まず除外だ。社交界では、貴族の付き添いの奴隷など、装飾品と同じように見られることにおびえてはならない。) [Wed 7 Dec 2005 19:06:27]
◆ヴィル > (別段、真摯な情を持って己を慕わなくともよい。むしろ、子供は何らかの強引な手段、――例えば魔術による呪縛、或いは薬物の類の汚らわしい手段をもってしても、己が元に結び付けておきたいものがほしかった。 ―― このようなことを、一般人に対して行えば酷く非難されるべきであろう。されど、なんとも便利なシステムが世の中にはある。) (棗の双眸が、檻の中の動物を嘗め回す。珍奇な獣を見るように、きわめて遅い移動速度で、一人一人しかりと吟味する。どれがよかろうか、どれがふさわしいのだろうか。) [Wed 7 Dec 2005 18:59:36]
◆ヴィル > (まもなく此処を訪れるという移動動物園も、やはりこのような場所だろうか。 ―… なれば、人という動物はなんとも平凡で、ほかの哺乳類とともに檻に入れて鑑賞するのにも値しないだろう。) ( 貴族の子弟によくある気まぐれでも、奴隷を持って慈しみ兄弟と持て囃す酔狂でもない。 強いて言えば、味方がほしい。心寄せる相手でなくともよい、いついかなるときも、断じて己を裏切らずにいてくれる、味方がほしい。 ―― 父の隠居後、子供にはもはや、周りに信用できる人物が誰一人いなかった。それは、未熟な神経に、著しい苛みを齎す。) [Wed 7 Dec 2005 18:54:42]
◆ヴィル > ―… 此処から先は一人で行く。 (奴隷達がいる区画に入る前、振り向いて老僕に告げる。あからさまに嫌な表情をされたが、子供は仰々しく、鼻で笑う。) 相手にするのは皆檻の中の者たちだ、何を心配されるべきだね? (有無を言わさぬ仕様で、老僕を退けて、職員の案内も伴わずに、一人踏み入る檻の森。) [Wed 7 Dec 2005 18:49:00]
お知らせ > ヴィルさんが入室されました。 『( 静かな廊下に、足音の乱反射。 )』 [Wed 7 Dec 2005 18:46:30]
お知らせ > キャロ@試薬中さんが退室されました。 [Tue 6 Dec 2005 16:50:41]
◆キャロ@試薬中 > (家族が増えた。次に此処に来る時は護衛を捜そうか・・・出来ればそこそこ強い方がいいのかも知れない) [Tue 6 Dec 2005 16:50:36]
お知らせ > リリコさんが帰りました。 『 外に出る―――さて、これからの人生がどうなることやら。 』 [Tue 6 Dec 2005 16:47:07]
◆キャロ@試薬中 > それでも私にとっては充分に教えをこうに値する程のものをもっていると思うが?(そう言って微笑み)キャロだ。呼び捨ててくれて構わない。(職員に代金を支払えば彼女が檻から解放されるだろう) [Tue 6 Dec 2005 16:37:59]
◆少女奴隷 > 教育係、ですか……私もなにぶん子供ですし、経験はありませんけれど。 ( 意図してやや嫌味に作った硬い口調と、率直過ぎる意見が大人びて見えたのかと小さく苦笑した。 まあ、檻を出られるのなら、出来る限りの事をすれば良いか、と立ち上がる。 身長はそう変わらないくらいか。 ) Lirico。 「リリコ」です。 「抒情的な」とかそんな意味の。 ( 差し出された手をとり、握手ではなく恭しく片膝を突いてみせた。 直後、職員が現れて契約に移るだろう。 三級奴隷リリコ、12万エンと。 ) [Tue 6 Dec 2005 16:32:55]
◆キャロ@試薬中 > そうだな。気をつけるよ。(微笑む後少しだけなら出来るかも知れないと)じゃぁ、お前はこれから私の教育係だ。世の中の事とかを教えて欲しい。(笑みを浮べたまま立ち上がれば手を伸ばす) [Tue 6 Dec 2005 16:24:42]
◆少女奴隷 > 貴方はいい人だけど、もっと厳しくした方が良いと僭越ながら。 自分にも、他人にも、あと少しだけ。 ( 悪人ではないから余計に痛ましい事もある。 呆れているのか微笑んでいるのかわからない表情で、少女は言った。 ) …それで、どうします? 生意気な奴隷を買うも買わないも、貴方次第ですが。 ( と、生意気な奴隷は檻の中で今更、可愛い子ぶって小首を傾げて見せた。 ) [Tue 6 Dec 2005 16:19:39]
◆キャロ@試薬中 > そうだな。(力なく微笑む これから自分の身の振りようを考えなければいけない時期には来ている それでも信じていたいというのは淡い幻想なのかと 笑い出した少女に再び目を見開く そして続いた少女の言葉 考えれば解った事 捕まったか売られたのだと 無知故の事だろうか それだけでは済まない様な事にも思える)そうだよな・・・ごめん。(そう頭を下げる) [Tue 6 Dec 2005 16:12:34]
◆少女奴隷 > ―――…痛い目見なきゃ分からないでしょうね。 ( 自分と同じような年恰好に見える少年(?)。大きな絶望とか苦痛とかを他人から強要された事が無いんだ。 他人を信じる、なんていうのが理想ではあっても真実じゃないって気付くには、やっぱり実体験が必要なわけで――――。 そう思うと、果たして彼が幸せかどうかも疑問ではある。 このまま一生それが通じる所で生きるのなら、問題は無いが。 それはそれで酷く弱い温室の花として生涯を終えるだろう。 ) あ、はははははははは……! それを ( もうどうしていいかわからなくて、自然と笑いが毀れた。 そろそろ職員が様子を見に来るかもしれない。 ) それを私に聞くんですか? ( 何て滑稽。 笑顔のまま、続けた。 ) それじゃまるで私達が生まれた時からずっとこうしてるみたいだ。 [Tue 6 Dec 2005 16:05:09]
◆キャロ@試薬中 > そっか・・・まぁ、そうだな。確かにそれも悲しいけど・・・私は初めから疑っている方が悲しいから。それでもいいのかも知れないと思う。 裏路地はまだ行ってないな。お金は・・・うん、たぶんそんなには持ってないと思う。あからさまな人にはいくら私でも着いては行かないと思うけど・・・。護身具とか護衛はないな・・・。(少女の言葉に1つ1つ答えていくそれでもふと生まれた疑問はやはり世間知らずだからなのだろうか)でもヴェイトスはそんなに危ない場所なのか?(思わず少女にきいてしまった) [Tue 6 Dec 2005 15:55:37]
◆少女奴隷 > ( 毒気だって抜かれるってものだ。 この人、怒ることとかあるんだろうかって。 むしろなんだってこんな所にこんな人種が紛れ込んだのか。 此処は「道具」とか「材料」とか「無抵抗な存在」とかを求めて人が来る所だ。 ) 怖くないけどある意味怖いです。 貴方、簡単に騙されて痛い目に合いそう。 それだって全然悲しいと思います。 裏路地は通ってない? お金は持ちすぎていない? 変な人に声かけられても着いて行かない? 護身具とか護衛は? ( 自分の心配が先でしょ、と。 敬語なんだかタメ口なんだかそろそろわけがわからないが。 ) [Tue 6 Dec 2005 15:44:29]
◆キャロ@試薬中 > 嘘なのか・・・(少女の言葉に目を見開く)そっか・・・嘘なのか・・・(にへらと笑みを浮かべれば嬉しそうに)あ、でもお前も別に態度悪くないと思うぞ。(何処が態度が悪いのかと首を傾げる 態度が悪いというのなら自分の方がそれにあてはまるどろうと)ほんとか?怖くないなら良かった(笑み浮べたまま可笑しそうに笑い)まぁ、否定はしない。一人で外に出れたのなんてこっちに来てからだからな。(相手の言葉に正直に答える)それにはほんとの事だった場合それを信じて貰えないのは悲しいだろ? [Tue 6 Dec 2005 15:37:29]
◆少女奴隷 > ( 言ったことをそのまんま額面通り受け取る。相当の温室育ちのボンボンか、と半ば呆れて大袈裟な溜息を1つ。 簡単に信じてしまうようなヒトに嘘をつくのも気分が悪い。 ) …嘘ですよ。 皆、私の態度が悪いから巻き添え食って職員に連れてかれたくないだけ。 ちっとも怖くありませんよ、貴方なんて。 ( 嘘を吐いたとハッキリと訂正する。 相変わらず、態度と口調は悪いままだが。 ) 貴方、世間知らずでしょう? 何でも簡単に信じて。 [Tue 6 Dec 2005 15:28:37]
◆キャロ@試薬中 > そっか・・・。私の所為だったのか・・・。(理由が解ったそれはいい事なのだが原因は自分なのだと知れば複雑な気分になる)・・・・・・お前は、怖くないのか?(恐る恐る聞いてみた 目の前の少女はどうなのか 他の者の様に怖がっているのかどうかが気になる) [Tue 6 Dec 2005 15:22:27]
◆少女奴隷 > ――――――。 ( てっきり怒るか馬鹿にでもするかと構えていれば、妙に毒気の無い返答に逆に戸惑う。皮肉が通じていないのだろうか。 それとも。 ) 貴方が怖いからじゃないですか? 買われたらどんな目に遭わされるかわからないって。 ( 嘘だ。 こんな事を平気で言う奴と関わりたくないだけ。 こんな口を利いているのを職員に見つかったら、一発で地下室送り。 それでも、もっと試してみたくて生意気な口を利いた。 ) [Tue 6 Dec 2005 15:17:31]
◆キャロ@試薬中 > おぉ!話せるのか良かった(しゃがんで目線を合わせれば嬉しそうに笑み)楽しいぞ。こんだけ沢山の人を一度に見たのは初めてだ(笑みを浮かべたまま楽しげに言ってのける ふと檻の奥に寄っていく少女達の姿が目に映った 此処がどういう場所かなんてあまり知らない 唯一知っているのはただ人を買う場所だという事だけ だから他の少女達の反応に首を傾げる)なぁ、何で皆逃げるんだ?(訳が解らぬまま目の前の少女に聞いた) [Tue 6 Dec 2005 15:12:07]
◆少女奴隷 > ……楽しいですか? ( 当たり前でしょう、とでも言いたげな。 敬語が逆に嫌味になるような、そんな態度で貴族を見上げる。 もう何ヶ月も閉じ込められて従わされて身体の隅々まで調べられて、怖い物なんか無いという自暴自棄。 興味津々な態度が頭にくる。 そう思うと無闇に反抗的にもなった。 煮るなり焼くなりすればいい。そんな開き直り。 場所は3級の檻で、同じ檻のまとめて入れられたほかの女奴隷達が怯えた顔でその様子を見守り、狭い折の中でじりじりと遠ざかる。 自然、少女だけがぽつんと独り孤立した。 ) [Tue 6 Dec 2005 15:02:36]
◆キャロ@試薬中 > (檻の中を覘くうち下の方へと視線を向ければ目に映るのは少女の姿)・・・・・・あんたは喋れる?(初対面の相手に聞くには酷く失礼極まりない言葉だが此処に来て何度無視されたか知れない 話の出来る相手であればとそう聞かずにはいられなかった) [Tue 6 Dec 2005 14:55:38]
◆少女奴隷 > ( またあの目だ。 少女はいい加減慣れ親しんだ檻の中に脱力したように座り込んで、酷く楽しそうな貴族風の来客を見上げた。 短い黒髪に黒い瞳、黄色い肌の、典型的イエロティアの娘で、年のころは大雑把に10代前半。 少年か少女かといえば、少女か、といった所。 ) [Tue 6 Dec 2005 14:48:49]
お知らせ > 少女奴隷さんが入室されました。 『 檻の中から 』 [Tue 6 Dec 2005 14:45:39]
◆キャロ@試薬中 > (1つ1つ丁寧に檻を覘く 人を見て居るのだがその目は楽しそうに輝いてまるでペットショップではしゃぐ子供の様にも見える) [Tue 6 Dec 2005 14:45:30]
◆キャロ@試薬中 > (雑多から1級まである程度見て廻れば階級が上がる毎に死んだ様なのは居ない事が解った)成る程結構楽しいものだな(そう微笑めば再び階級を下へと降りて行く) [Tue 6 Dec 2005 14:40:47]
◆キャロ@試薬中 > (結局答えは得られぬままその場に座りジッと檻の中を見ていた それでもやがて無駄だと気付けば立ち上がり奥へと進む 3級の檻の方へ) [Tue 6 Dec 2005 14:24:51]
◆キャロ@試薬中 > (檻の中覗き込んだままその場にペタンと座りこみ)なぁ、お前らの中にまともなの居ねぇの?皆死んでるみたいなのか?(問いかけても返事が返って来ないのは解っているだからせめて他の檻にも聞こえる程の声で聞いてみた 誰かが答えてくれればいいと) [Tue 6 Dec 2005 14:18:44]
◆キャロ@試薬中 > ・・・・・・・・・・・・。(誰も気付いていないのであればと勝手に奴隷達の檻の並ぶ廊下に進んで行く 雑多の檻を見渡して楽しそうな笑みを浮かべる こちらをジッと見ている視線が死んでいる事に気付いてもその中から未だ生きていそうなものを捜そうと檻の隅々まで視線を巡らせる) [Tue 6 Dec 2005 14:08:38]
◆キャロ@試薬中 > (性転換しているというのにいつも通りなのは何故だろう? そんな状況の中何か飼おうと来てみたはいいのだが・・・・・・)なんか、皆気付いてなくね?(職員は忙しそうにしていて誰もこちらに気付いていない) [Tue 6 Dec 2005 14:02:04]
お知らせ > キャロ@試薬中さんが入室されました。 [Tue 6 Dec 2005 13:58:31]
お知らせ > 青年さんが退室されました。 『(…箒短ッ、違和感を覚えるのは別の話で)』 [Mon 5 Dec 2005 15:40:05]
◆青年 > (さて、結論はというと。) …微妙。 (最後の、顧客があるかどうかだけはどうしても明白な数字にはならない。) 結局はあれですよ…心がけ次第?本人の。後タイミングですね、これ重要。 (それでは掃除してきますー。いってらっしゃーい。そんな普通な午後。) [Mon 5 Dec 2005 15:39:21]
◆青年 > (このまま働かせ続けるとしての維持費、調教にかかる手間、調教の間は無論労働から外されるわけだからその損失と利益。加えて売れるか否かの賭け。全部数式の単純計算に貶めて、命の重みを図る。) こうゆーの、結構好きです。計算だけは得意ですから。 (ふーん、先輩は気のない返事。) [Mon 5 Dec 2005 15:36:06]
◆青年 > …素質、悪くないと思いますよ。元の出がどんなんだかしりませんがね、それなりの教育も受けているようです。 (現在三級に身を置き、ともすれば雑多の部類に落とされかねない彼のこと。磨くか廃れるか、すべてこれから決まることで。) んー、僕状況説明だけしておきましたよ。売れるか売れないかの問題だと思います。 (ちょっと計算してみましょうか、と机からあしをどけて紙に数式を並べだす。) [Mon 5 Dec 2005 15:33:37]
◆青年 > (そしてこの間の職務怠慢について聞かれると少しばつが悪そうに頭をかいて。) いえね、遅れたには少々わけが…。 (奴隷と無駄話してたなんていえない。いいわけにこまってしばらく沈黙。) まぁ、調教まがい?ですかね。 (担当じゃねぇだろ、すっパリ切られた。) [Mon 5 Dec 2005 15:30:19]
◆青年 > 結構ひさしぶりじゃないですかね、お買い上げ。 (やっぱり貴族さまはこういうときに躊躇しない分上得意だな。職務室のいすに座って無造作に机に足乗っけてる青年。お前それやめろよ、隣の先輩に注意された。) …あしがながくって置き場に困るんですよ。いすとか子供サイズですから。 (いや、いやみではございませんよ。どこかにいいわけ。) [Mon 5 Dec 2005 15:28:01]
お知らせ > 青年さんが入室されました。 『ふーん。』 [Mon 5 Dec 2005 15:25:34]
お知らせ > ローカストさんが退室されました。 [Sun 4 Dec 2005 23:41:41]
◆ローカスト > (まあ、家畜というには少々醜悪かもしれないし、高価だろう 『モノを言う道具』――この場合は『モノを言う剣』か)「では、少々サービスを……」(そう言って差し出したのは、奴隷が普段支給されていた短剣の束 そして枷を外された奴隷は、少し躊躇い――それから、素直に主についていくだろう 主を守るのが、自分の役割なのだから) [Sun 4 Dec 2005 23:41:38]
お知らせ > MAD HATTERさんが退室されました。 『(そして執事の待つ入り口へと・・・・。)』 [Sun 4 Dec 2005 23:41:00]
◆MAD HATTER > ( そう云えば、ローカストの鍵を外し、ゆっくりと歩き出す。 付いて来なさい。 と後ろを見遣り、彼に云う。 そぅ、これから帰って己は仕事をしなければならないのだ。 内心、溜息を付きながらも、ギルドの入り口へと向かっていくだろう。。。 ) [Sun 4 Dec 2005 23:40:07]
◆MAD HATTER > ( 鍵を受け取れば、クッと笑みを浮かべる。 矢張り、奴隷は家畜と同じだな…と。 ) あぁ、十分気をつける。 それに、一応教育係っぽいのも居るしね。 ( 其れは此処に来る前からの約束。 仕事の増えた執事には悪いが、その分給料も多くする。 ) ん? あぁ、・・・余った分は貴方が貰ってくれて構わない。 何分、思っていたよりも出費が少なかったからね。 気紛れな貴族の行いとして、目を瞑ってくれ。 [Sun 4 Dec 2005 23:38:21]
◆ローカスト > 「はい、では此方が鍵になります。これ以後、彼は貴方のモノです、如何様にでも――」(そう言って、職員は彼女に鍵と――それから、手枷から垂れる鎖を差し出した 剣闘奴隷ですので、扱いにはご注意を、と笑って見せる 対して蟲人は、無表情に――といっても人にはわからないだけで、笑っているのかもしれないが――主の元へと1歩踏み出そう と、受け取った代金を計算していた職員が、不思議そうな声をあげた)「お客様?少々多いようですが?」 [Sun 4 Dec 2005 23:32:53]
◆MAD HATTER > ・・・・・そぅ。 一番は私の命を守る事。 それを守れば良い。 ( 上着の内ポケットを探りながら、確認を取るように言い聞かす。 さて、幾らだろう? 職員に奴隷の値を教えてもらえば、少し多い額の15万を職員へと差し出す。 ) 此れで、良いかい? [Sun 4 Dec 2005 23:28:48]
◆ローカスト > (客の言葉に曖昧な笑みを浮かべた職員は、受け取った書類を丁寧に仕舞いこみ、代りに鍵を二つ取り出した 手枷と、足枷の鍵 あとは彼女――職員は彼だと想っているが――が金を払えば、この蟲人は貴女のモノだ)ギ……オまエ――……まスターを、マモれバ、ヨい、ンダな? [Sun 4 Dec 2005 23:24:52]
◆MAD HATTER > ・・・・・おゃ、きちっと準備はしてたみたいだね。 ( 用意周到な職員に、笑みを零して書類を受け取る。 奴隷を買う際の注意事項とか、躾け方。 それらが書かれた紙切れの下の欄に、己が名を記し職員へと渡す。 ) これで良いんだろう? なら、彼は今から私の物だ。 分かったかぃ? 私の身の安全を守るのを最優先事項にしなさい。 ( その次は自分で決めてくれて構わない。 己を主とし、守りさえすれば。 ) [Sun 4 Dec 2005 23:21:16]
◆ローカスト > ……ギ(そう、生きているのなら、前に進めば良い 1歩1歩、確実に そんな風なことを、蟲人は想う――言葉として明確な代物ではないが、そういう意思はあるのだ 強くなろう、約束を果たそう、そういう意思)……ギ、おレデ、ヨいノなラ(ぎこちなく、蟲人は頷いた ならばと、職員が準備していたらしい書類を客に手渡した 記入し、それから代金を支払う、と――そういう事らしくて) [Sun 4 Dec 2005 23:17:40]
◆MAD HATTER > ( 時間は有限にしろ、自分には未だ多くの時間はある。 近いうちに、職員の云う「珍しいもの」でも買いに来ようか。 無論、執事の許可を得てからだ。 ) 生きていれば、一つや三つ、失敗はあるさ。 君は、その失敗を乗り越えたいと言う思いがあるなら、いつかきっと乗り越えられる時が来るょ。 ( それなりに、思いを秘めているならば、そう簡単に飢え死にはならないだろう。 それ位の思いがなければ面白くも無い。 ) ん、じゃぁ・・・決めた。 君、私の護衛に決定。 いいでしょ? [Sun 4 Dec 2005 23:13:03]
◆ローカスト > 「そうですか……では、その時には是非」(まあ、無理強いするわけにもいくまい 素直に頭を下げ、職員は引き下がる――まあ、客の都合など想像するより他に無いが、それを優先させるべきなのだから)でモ、まケタ……レい・シェリだンは、ツよイ(何時かもう一度再戦して、とは――願っているのだが 等級が上がらねば無理だろう 少なくとも、そのくらいの力量を得なければ……)「ええ、新米の冒険者や傭兵などよりは明らかに強いという事を、保証させていただきます」 [Sun 4 Dec 2005 23:02:40]
◆MAD HATTER > 珍しいものにも興味が無いって訳じゃないが・・・・それはまたの機会にさせていただくよ。 ( 個人的には剣闘奴隷の他に、買ってもいいのだが、後が怖いのだ。 一応、今日の予定では「一匹もとい一人」と決めてきたから。 予定を変更しては、ワガママだの横暴だのとか父上に告げ口されるに違いないのだ。 ) ・・・・・・・・・・・・へぇ、あの有名な奴隷とも戦ったんだ? 結構、スゴイんじゃないか、君? ( 勝敗については、職員の云う通り。 いま“残っている”なら然程問題は無かろうか。 ) さて、如何するかな。 君の腕は偽者じゃなさそうだし・・・・。 [Sun 4 Dec 2005 22:57:05]
◆ローカスト > 「ええ、プロスパンダは異種族の奴隷も取り揃えておりますので……ライカニアに――少し珍しいのですと、雪女なども」(そう言って、職員は頷いた 無論、希少な種族になれば値段もあがるのだが……まあ、それはわざわざ言うことでも無い 蟲人の姿を観察すれば、その緑色の外骨格の所々に僅かに白くなっている部分があることに気付くかもしれない 傷跡、という奴だ)オぼエテ、なイ……ギッ……カッタり、まケタリ、しタ、かラ(でも、と蟲人は言葉を続ける 覚えている試合も何度かある、と そしてそれを説明しようとすれば、職員が口を挟んだ)「デビュー戦が4月30日、レイ・シェリダンと戦って敗北――してはいますが、マルや、エメラーダなどに勝利しております。無論、勝ちばかりではなくて敗北もしておりますが、この一年戦ってきて、現在もこうして『残っている』だけの腕前は、ありますよ?」 [Sun 4 Dec 2005 22:50:08]
◆MAD HATTER > ・・・・インセクティア? ・・・・あぁ、確か・・・そう分類される者も居るって云ってたっけ? ( 前に、そう聞いた事がある。 他の種族の事も覚えておきなさいと、エィダに云われて其れに突いての本を見た気がする。 見た目で違うものだと分かっても、それがその種族かは判別がができない。 それが執事にしれたら、怒られるだろう。 一瞬苦笑を浮かべ、相手の姿をゆっくりと上から下へと見遣る。 己の名を告げる剣闘奴隷。 それを耳にすれば再度、相手の顔を見遣る。 ) ローカスト、ね。 ・・・・ねぇ、どれくらい闘った事あるの? 負けたことは? [Sun 4 Dec 2005 22:42:32]
◆ローカスト > (失礼:汗)ろーカス、と……ト、いウ (そうして奇妙な発音で告げた名前は、飛蝗ではなくて『蝗』の意味であった) [Sun 4 Dec 2005 22:32:57]
◆ローカスト > 「いえ、インセクティアです――人間の姿に擬態する事もできますがね、本質は『飛蝗』です」…………ギ、ギ……(フードの奥から煌いていたのは、赤色の複眼だったのだ 首に巻かれたマフラーは、元は白だったのだろうが……なんらかの液体で、赤黒く染まっている ギ、と小さく鳴き声をあげながら、首を傾げて――蟲人は『客』を見た そう言えば、こうして奴隷ギルドの中で、『客』と話すのは初めてかもしれない――いや、一度話したことはあるが、あの時は既に『客』ではなく『友達の主』になっていたから、多分違うのだろうな、と鈍い頭で蟲人は思考する)ろーカス、と [Sun 4 Dec 2005 22:31:48]
◆MAD HATTER > ( そろそろ年も終わりの頃。 其れに伴い、悪行をする者も横行する。 それを考えると、職員の言葉通り、剣闘奴隷を購入するのを考えた方がいいだろう。 己の護衛も、エィダ一人では不安な時が時折。 己の要望に、戸惑ったような声を上げた職員を、目で細めて如何なの妥当か?と様子を窺い腕を組む。 然程、問題はないようで、直ぐに剣闘奴隷の顔は拝められ ) ・・・・・・・・人間・・・じゃ、無いよぅだね? 交じり物かぃ? [Sun 4 Dec 2005 22:26:35]
◆ローカスト > ……ギ、ギギ……(何処からどう見ても”飛蝗”以外の何者でもない、蟲人の姿が露になった) [Sun 4 Dec 2005 22:20:08]
◆剣闘奴隷 > 「はい。コロセウムで命を賭した血沸き肉踊るような素晴らしい興行を毎日行っておりますので、興味がおありでしたら是非どうぞ。 そしてもしも護衛などがご入用の際は、剣闘奴隷をお奨め致します。 お客様の為に連日鍛錬を行っておりますので、どの奴隷も中々のうでま――は? こいつの顔ですか?」(商品説明を、これまた丁寧な口調で語っていた職員は、目の前の客が唐突に”商品”の顔を見たがったことに、虚をつかれたらしい うーん、等と曖昧な声を出し、それから数秒の間沈黙して、ようやっと苦笑混じりに口を開いた)「まあ、お客様さえ宜しければ……あまり、見て良い気分になる方は少ないかと思いますが――おい、フードをとって、オマエの顔をお見せしろ!」(一転、奴隷に対しては厳しい口調 命じられた奴隷は、拒むでもなく素直に、そのフードを脱ぎ……) [Sun 4 Dec 2005 22:19:33]
◆MAD HATTER > ( 急に声を掛けてしまったのは此方。 不快な声を出されても、別段気にすることなく。 軽くお辞儀をすれば辺りを見渡し、そしてゆっくりと外套の奴隷へと視線を這わす。 ) ふ〜ん・・・・・。 “一匹”ねぇ・・・。 剣闘奴隷って、コロセウムとかで戦ってるのだっけ? ねぇ、君の顔とか、見ても平気? ( それとも、嫌? と、問い掛ける。 剣闘奴隷の折は未だ見に行っては居ない。 間近で見るのは初めてなのか、少し興味を引かれたようだ。 ) [Sun 4 Dec 2005 22:12:57]
◆剣闘奴隷 > 「あ?――……ええ、そうです。プロスパンダへようこそ!お好みの奴隷が見つかるまで、どうぞごゆっくり……宜しければ、ご案内しましょうか?」(話しかけられた事に、声が檻の中から聞こえたと思ったのか一瞬職員は不快そうな声を出し、そして声の主が檻の外にいる――つまりは客であることがわかれば、一転して笑みを浮かべ、慇懃に礼をしてみせた 無論その間、外套の奴隷の手枷から伸びている鎖を握り締めたままなのは変らないが)「はあ、コイツですか? 一人、というより一匹ですが……剣闘奴隷ですよ、三級の。試合が終わって帰って来たところです」(今だ黙っている剣闘奴隷の姿をじろりと睨みつける、職員 どうやら挨拶をしろ、との事らしく……外套の奴隷が、静かに頭を下げた ギ、という奇妙な掠れた音が聞こえ――……) [Sun 4 Dec 2005 22:04:46]
◆MAD HATTER > ( 時折耳を塞いでしまう。 こんな声ばかりを毎日聞いていたら、気が狂ってしまいそうだ。 溜息を零していれば、己の様子を目にした職員が、急いで声を出す奴隷を個室へと移動したようだ。 ピタっと行き成り聞こえなくなった声に、聊か恐怖さえ覚える。 ) 外って・・・・・・やっぱりルールってのがあるみたいだね。 ( “社会のルール”。 此れを理解するには、街の隅々まで行く必要があるだろう。 身の危険を伴うその行為、きっと自分は目を瞑って何も見ない振りをして過ごすのだろうかと思う。 そうでもしないと、無力な己のみは守れない。 危ない事に首を突っ込むなと、小さな頃からの教えだ。 ) ( それと同時、人の足音と鎖の音が近付いてくる。 眉がピクッと動き、己の付き人ではない事を確かめるように視線を其方へと向ける。 ) 貴方は、此処の職員さんかな? それと・・・・・もう一人の方は・・・? [Sun 4 Dec 2005 21:58:03]
◆剣闘奴隷 > (手枷と足枷、そこから垂れる鎖を引きずるジャラジャラという不快な音――貴族のいる通路に、入り口側から入ってきたのは外套を纏った奴隷と、それを連れてきたらしい職員であった 通常の奴隷よりも警戒している様子なのを見れば、剣闘奴隷なのがわかるかもしれない 最も、その剣闘奴隷の姿は、深く被ったフードのお陰で良くは見えないだろうけれど――その奥に煌く、赤い眼は見えるかもしれない) [Sun 4 Dec 2005 21:55:05]
お知らせ > 剣闘奴隷さんが来ました。 『――足音と、鎖の音』 [Sun 4 Dec 2005 21:50:50]
◆MAD HATTER > ( 金切り声が、微かだが聞こえて来る。 此れは……もっと奥の檻からだ。 客である自分が、入っていけない奥の方から。 まるで地獄にでも落とされたのではないかと思うほどの鋭い声。 ) 口を塞いでやればいいのに。 じゃないと、自分の声で失神してしまうょ? ( そう云うしかない。 買うつもりも無い奴隷の弁護など、許されるはずが無い。 ましてや、この声が拷問によるものなのかも不明なのだ。 安易に首を突っ込めば、己の立場が問われてしまう。 ) せめて、響かないようにしてくれたら、気にならないのに・・・。 [Sun 4 Dec 2005 21:47:31]
◆MAD HATTER > ( “一級奴隷”。 矢張り、それに分類される者はどれも見栄えのする者たちだ。 躾もきちんと出来ているのか、妙に大人しい。 人の足音を聞いても、動じないし媚びようともしない。 ある意味、「貴族」に近いかもしれない。 ) ・・・・・・・ふぅーん。 “噛み付きゃしないし、主人にも従順”・・・・・ね。 こういうのが執事だと、結構楽できそうかもね。 ( ギラリと主人である己を遠くから見張る執事へと、嫌味の一つでも呟こう。 余程の地獄耳じゃなきゃ聞こえやしない。 ) ( カシャンッ――― ) ( 檻に下げられている鎖を、指で掠めてみる。 微かに響いた鎖の音に怯えたもの達の姿が、先程の大人しい姿と相まって、妙に笑いが零れてしまう。 ) 我慢、すること無いのに。 ( そうする事でしか、逃げ道の無いものも居る。 馬鹿にして居る訳では無いと、小声で彼らに謝罪をし、三級奴隷の檻へと向かっていく。 ) [Sun 4 Dec 2005 21:39:18]
◆MAD HATTER > さて・・・・・・・・・どーするか? その辺に居る職員にでも説明を促すか? ・・・・・・否、それでは私の気が済まないな。 矢張り此処は己の足で見つけるか。 ―――てことでエィダ、暫らくその辺で待ってなさい。 ( カツンッ―― と踵を響かせ奥へと向かう。 背後から言葉が返ってこないのを、了承と受け止めれば、まずは一級奴隷の檻へと進もうか。 ) [Sun 4 Dec 2005 21:29:37]
◆MAD HATTER > ( そう、真顔で言い放つ。 何時も通りの反応。 別段、答えを求めて聞いた訳では無い。 その反応に 「はぃはぃ。」 と、上の空で答えて正面を向く。 奴隷を見ても同情はしないが、興味はある。 退屈を埋めてくれるものは居ないだろうか? 否、退屈だと感じるのは嫌いではない。 満ち足りているから、そう感じるのであって、嫌いな訳では無い。 蹴れど、時には心を弾ませたりするものが、人生のスパイスとして必要なのだ。 ) [Sun 4 Dec 2005 21:23:27]
◆MAD HATTER > ( “率直に言えば…” 暇だ。 一括りに貴族と云っても、ピンからキリまで居る。 自分はどちらかと言うと、………下のほうだろう。 自嘲気味に苦笑しながら、お供の執事を連れての御来訪。 物珍しさから、直ぐに辺りを見渡すはしゃぎよう。 「……ふぅ…。」 と、思わず執事の口からは溜息。 ) へぇ〜。 変わってるところだね。 ・・・・・・ふぅ〜ん。 結構色々な子が居るもんだねぇ。 ねぇ、君もそうは思わないかぃ? ( くるっと後ろを振り向き、そう尋ねる。 ) 「私は別に。」 「それよりも、早く屋敷に帰って仕事をしていただけないですか?」 [Sun 4 Dec 2005 21:20:01]
お知らせ > MAD HATTERさんが来ました。 『Frankly Speaking……』 [Sun 4 Dec 2005 21:13:40]
お知らせ > 珠香さんが帰りました。 『( 吐息一つで熱を奪って、冷え切る空気に微かの笑み。 )』 [Sun 4 Dec 2005 16:40:29]
◆珠香 > ( そう、いっそのこと、 ) ぜぇんぶ、凍るくらい――… 強くなってから、なら ねぇ……? ( くすくす。 それは仮定にもならない物語。 それ程強ければ、こんなトコロにいる理由も無かったもの。 だから夢。只の夢想。 緩やかに凍らせるだけの力しかない掌を見下ろして、白装束の肩が揺れた。 ) [Sun 4 Dec 2005 16:36:13]
◆珠香 > ( 望まぬ季節に重用されて、望む世界では厄介ごと。 身を以って知らされる理不尽の構図。 もしくは、縮図。 身を切るような冷たい箱に溶かす息吹が氷点下。 益々白く、凍りつく。 ) ( …余り凍らせると、叱られるが。 この一体で凍死体を無駄に出すのも、気が引ける。彼らは、同胞とは呼べずとも、今の同境。 …獲物でも、無い。 冷え切った壁に凭れ掛かって、身を冷やす。いっそ、凍りつく程なら、もっとずっと楽 なのに。 ) [Sun 4 Dec 2005 16:23:36]
◆珠香 > ( 呼気夕するだけで茹で上がるような季節は過ぎた。過ごしやすくはなったけれど、それでもやっぱり、雪は遠い。 …この地にも、降るとはいう、けれど。鉄の格子から覗くのは、無機質な廊下。生存権を握る職員に、時折のお客。 耳を澄ましても、雪降る音など届かない場所。聞こえるとしても、別の音色。 だから嘆く。遠き日と。 ) きつい季節の方が、需要があるって、ぇ…… 皮肉、ねぇ――…? ( 涼を求むるは、暑の中で。 ならば、寒の中に必要とされるは。 ) [Sun 4 Dec 2005 16:13:44]
お知らせ > 珠香さんが来ました。 [Sun 4 Dec 2005 16:07:17]
◆珠香 > ( 夏が終わり、秋を過ぎて、やがて冬が訪れる。 約束の季節。あるべき世界。 …けれど遠き、楽日。 ) 漸く、過ごしやすくなってきたっていうのにー…ぃ…? ( 二級の入る檻の外れに、それは安置されている。石の壁、石の床、防寒具無しでは凍えてしまいそうな寒冷の中、白装束一枚で平然とした雪娘。 ) [Sun 4 Dec 2005 16:06:26]
お知らせ > 珠香さんが来ました。 『( 季節は巡り )』 [Sun 4 Dec 2005 16:04:41]
お知らせ > ホセさんが退室されました。 『(――心の縛めから逃れようとすればするほど、首筋の刺青が酷く痛んだ。)』 [Sun 4 Dec 2005 02:42:05]
◆ホセ > (ギルド職員でも購買客であっても。彼らは権利を持ち、尊厳を主張できる。暗がりで雑魚寝している奴隷たちを、険しい目で見据える。この首輪つき達が、落款された瞬間に剥奪されたものを全て持っている。俺が捨てざるを得なかったものを、すべて持っている。) ――…ハッ! 協力者だって? (嘲るように。そうでもしないと、プライドが屈服しそうで恐ろしかった。奴隷に成り下がっていく今、残ったものは、これきりだろうか。) ――否、 (刻みこまれた言葉に、自問自答を繰返す。否定するために。その呪縛から逃れるために) [Sun 4 Dec 2005 02:39:25]
◆ホセ > (締まりの無い笑顔だと密かに侮蔑していた表情が、ゆらぎ、次いで垣間見た無感動な其れ。見下ろされて、焼け付くような敗北感が募るばかり。一瞬だけのその表情に、底知れぬ何かを持つ相手なのだと警戒を深めた。) ――…、(合格を宣言する青年に、煩い、と。子供じみた反発を、聞こえぬ程度に唇がなぞる。) そりゃあ、…ありがたいね。 (雑多奴隷は消耗品扱いだ。たっぷりの時間は、大抵が労働時間に当てられるものだ。) ――…俺は愚かだ。賢さを求めても、無駄だ。 (忠告に、敵意をちらつかせた目で見上げる。敗北感に反発して、闘争心が顔をみせていた。従順さを阻む要因ともなる厄介物。) (最後に零した声に、何も返さない。檻の中に視線を引き戻し、) …協力者? (低く、地を這うような押し殺した声) [Sun 4 Dec 2005 02:32:38]
お知らせ > 青年さんが退室されました。 『(刻むべきは心の呪縛。肉体の拘束より要な呪。)』 [Sun 4 Dec 2005 02:13:39]
◆青年 > (顔を上げれば、じっとあなたを見下ろしていた青年と目が合うだろうか。ずっとへらへらと気の無い笑顔だった青年の表情は、一瞬だけ全くの無機質なものにかわった。次の瞬間にはまた笑顔に戻っているのだろうが。重々しく頷く。) そう、そういうことだよLOSER君。合格だ。 (踏みにじる快感は著しい悦楽を伴って。顔の筋肉を歪ませる。) 次に君がそう呼ぶのはもう僕ではない。よく考えてご覧よ。時間だけはたっぷりあるからね。 (あくまで、あなたに利用価値がある場合はだが。彼の顔をまじまじと見る、汚れているが、清潔にすれば中々に綺麗ではなかろうか。商品価値は十分。だけど、従順性はこの程度ではまだまだ足りない。) それだけじゃ、今夜は此処から出せないね。よく考えて行動するんだよLOSER君。次に会うときに…君がもう少し賢くなっているといい。 (書類には、何もかきくわえることなく。つまりは誰かがこの手違いに気づけば、彼は三級の檻に戻されるであろう。今夜は、この答えが聞けただけでよしとしようか。) 抗うつもりなら、忠告だ、やめておけ。互いに特になら無いのですよ。互いにね。理解してもらいたいのは、僕らは協力者であらなければいけないことだよ。 (君は賢いから、わかるよね?と最後に零して、振り返らずに光源から遠ざかるだろう。) [Sun 4 Dec 2005 02:10:30]
◆ホセ > (ゆらり、顔を上げる。垢塗れた顔が、青年を見上げる。現状に屈服し、上辺だけでやり過ごすことができるのなら、迷うことなく演じることを選んでいた。だがそんな表層だけのごまかしで乗り切れる状況ではない。ごくりと唾を飲み込んで、) 今の俺は、 (ひどく喉が乾く。声が新米騎士であった頃のように張り付く。懐かしみもない。なぜなら今は、言いたくないものを、無理矢理にでもいわなければならない。選択肢はひとつしかない。) ――奴隷だ。 そして、奴隷の俺にとって、首輪をつけていない者は、 ( 「御主人様」、と、呟く。 口にした瞬間、強烈な敗北感に顔を歪めた。だが、無精髭が邪魔をして、あまり表には出ない。服従を示すべき唯一の呼称は、それだけしか思い当たらない。) [Sun 4 Dec 2005 02:01:23]
◆青年 > (無意のうち、暴いたなぞなぞの答えは、この僕だ。この僕に君の答えを示して見せようって、そういう暗示。) [Sun 4 Dec 2005 01:57:51]
◆青年 > どうした?君の答えが聞きたいんだ。 (目を細める笑みが顔についたまま。じっと彼を見下ろして、その心内の矛盾は…一応分かるつもり。だからこそ、無用な自尊はここで立ち立つべきであると。因みに…彼を処分する所存は青年には無い。…ただの脅しに過ぎないのだ。) 言葉にならないのなら、行動でもいいよ?服従、そんなにむずかしいかなぁ。 (いかにもとぼけたように。) [Sun 4 Dec 2005 01:56:45]
◆ホセ > …それは、過剰評価だ。 (俯いたままで、頑なに固持する。愚かだ思い込むほうが、この身分に置かれる苦痛が和らぐ。僅かだけだが、息ができるくらいの余裕が持つことができる。) …俺は、尻尾の振り方を知らん。 (そうなりたくはない。捨てたいものがあるのに、諦められないものがある。拒むように首を振る。) (ふざけた問だと、反駁したかった。だが、選び損ねれば。惨めな死が待っている。そんな予感に急かされて、声が喉が張り付く。) [Sun 4 Dec 2005 01:53:35]
◆青年 > (生ずる自己矛盾は、正当な方法では解けないパズル。解決策は…ちょうと知恵の輪を曲げて切り離すとかいう乱暴な手口に酷く似て。解決できるかもしれない一縷の望みは、数少ない選択肢に埋もれているのかもしれない。) [Sun 4 Dec 2005 01:38:09]
◆青年 > だから言いましたでしょ、君は賢いのですよ。LOSER君。 (彼が置かれている現況はおそらく誰より分かっている。身のうちの叫びと嘆きは聞こえぬが、空気が少しばかり伝えてくれるか。満足そうにそういって。) 演じる必要は無い、そうなってしまえばいいんですよ。 (緩慢に、確実な死へと歩むほか、選択肢はそう沢山は準備されていない。) 環境が無理やり覚えこませる事も出来ましょうか、それでは遅すぎるんですよ。僕にとっても、君にとっても、ね。 (悪戯に囀る仕草は子供のようで。青年は変らず彼を見下ろすままに。) ん、正解。 (ピンポーン、ふざけた擬音を口で作って。パァンと掌を打ち鳴らした。) さて、最後の質問だ。君には目前、誰よりも明瞭にその答えを示して見せる相手が居る、誰だと思うのかね? (貴方の目の前に居て、もしかしたら明日か明後日のあなたの命を握る事になるかもしれない人物。誰ァだ?) [Sun 4 Dec 2005 01:35:21]
◆ホセ > (良い暮らしを得たいのではない。どうしても捨てたいものがある。これは、望んで手にいれたものではない。今のの己は。) ――…服従だ。 (奴隷という身分を捨てたい。しかし服従は、隷属を意味する。蓬髪の男は、視線を地面に落としたまま) [Sun 4 Dec 2005 01:32:28]
◆ホセ > ――…それは確かか? (命の保証は、生き延びるためには必要だ。衰弱した身で昼に労働に借り出されても、体力回復が追いつかない。遅かれ早かれ、命をすり減らして死に至ることは明らかだった。身の内に巣食う獣が復讐を哭く限り、死ぬに死ねない。奴隷男は、目を細め) 俺は頭が悪い。だから、…牙を抜かれた犬を演じきれる自信がない。 (プライドの高さ滲ませる低い声が、檻越しに。) ――…、 (青年の言わんとしていることが、容易に推し量れた。男は、逡巡するよに目を逸らし。) [Sun 4 Dec 2005 01:28:18]
◆青年 > ええ、あるんですよ。そこなら…命の保証とてございます。 (それはつまり、このまま此処に居ては、その最低限の保証すら得られぬということ。奴隷という身分であることは、相違ない。相手の言葉からその意を読み取ったのか、青年はちいさくため息をついて。) 貴人に飼われている犬は、スラムの人間より全然いい暮らししてますよ。 (包括するような単純な例えを。彼の答えとその敵意の瞳に、頷いて。) さて質問だ、もし君が此処から出て、もっといい場所…命の保証が得られる場所に行きたいとする。何が一番に近道? (ん?と答えを促して。) [Sun 4 Dec 2005 01:20:31]
◆ホセ > (負け犬の故障に、がば、と、振り返る。過剰すぎる反応。) ――…、 (それは俺の名ではない、と、剣の篭った視線。だが抗議しかけた口が反論を口にすることはなく、) ――…ここよりも良い場所? そんな場所があるなんぞ、知らんかったな。 (さも今知った、といわんばかりの語調。ギルドにも良い場所があることは知っていた。だが、所詮は「奴隷」の延長でしかない。待遇が良くなろうとも、奴隷は奴隷のままなのだ。) ――ああ、 (問い掛けに、頷く。視線に篭る険は変わらない。) [Sun 4 Dec 2005 01:14:32]
◆青年 > (返事にうなずいて、壁に掲げられた光源を調節。覗く様に相手の項の烙印を見て、手元の書類と照らし合わせる。その仕草から、青年の身分が読み取れようか。こっちは相手のことを覚えていない、何せ毎日目にするものが多すぎる。眉間に皺、何処かで手違いがあったのだろうか。) ふむぅ…。 (もうよい、といった意味の言葉を呟いて。しばらく考え込む。) さて、とりあえずLOSERと呼ばせてもらおうかな。 (相手にとってさらに侮辱となるかもしれないその名詞を口にして。) 正直に言うよ、僕の手元の書類によると、君は此処よりもう少しいい場所で、もう少しいい暮らしができることに…なっている。 (含みのアル言葉、断ち切って。それから格子を挟むだけのまじかまで来て…相手を見下ろす格好になるか?) だけど、今僕が見た限りでは…君は此処に居るのに相応しいように…思えるのだが。 (それは暗に、相手の商品価値を提示する。その反抗的な態度では、ここから出られぬと。) さて、此処まではわかってもらえるかね? (首傾げてそんなこと聞きつつ。) [Sun 4 Dec 2005 01:01:36]
◆ホセ > (じゃら、と、鎖の音をたてて身を起こす。 格子に背をむけて、望むものが見えるように。背中に落款された奴隷印を。) [Sun 4 Dec 2005 00:57:08]
◆ホセ > (「おしるし」に、奴隷男の表情が歪む。) ――…ご自由に? (奴隷男には青年が「客」に見えていた。理由は、勿論、青年の姿がギルドで常に見る姿と違っていたために。本来の姿ならば、言葉を交わした記憶はないものの、ギルド職員として認識できた筈。) ――…、(賢いに、奴隷男は鼻白んだ気配。賢いなら、この場に居たりはしなかった。最下層に身を置く恥辱に、唇を噛む) [Sun 4 Dec 2005 00:54:05]
◆青年 > (視線にはちょっと驚いた。それかにかーと笑う。ああ、いるいる、こういう勘違い直さないまま此処まで堕ちちゃう子。んでもって、またその勘違いを直させない主人とかが買って行っちゃうと、もうややこしいったらありゃしない。) …“おしるし”、拝見願えるかな? (彎曲に、さすは烙印のこと。一先ずは書類と照合しなければコミュニケーションの取りようとて無い。) 君はさぁ、賢そうだよね。だったらわかるよね?これくらいの要求もさせてくれないなら、僕ら互いに得はしないよ? (にこやかに笑んだまま。) [Sun 4 Dec 2005 00:47:35]
◆ホセ > (かち合う視線。不精髭ともつれ髪に埋もれた双眸が、睨みつけるように) ――… (お前は誰だ、と。慇懃に視線で尋ねる、蓬髪の奴隷男。去勢された奴隷犬とは違い、無礼極まりない態度。クリスティア上がりの奴隷が為す客に対する暴挙。) [Sun 4 Dec 2005 00:42:49]
◆青年 > (烙印はあるべき処置、奴隷身分に身を落とすものなら誰もが通らねばならぬ関所。其れゆえか、彼らに与えるダメージも大きいらしい。) ん? (目の端に仰ぐ人が映ったから、足を止めてそちらを見る。そらされないなら目が合うか。) んー?何?何か言いたそうですねェー? (めずらしい仕草だったから、かつかつ檻の前まで近づいて。) [Sun 4 Dec 2005 00:38:02]
◆ホセ > (家畜のように焼印を施され、放り込まれたのがこの冷暗所。寒い、と、呟きを洩らしたのは雑魚寝をしている誰かだ。クリスティアの冬は、ここよりももっと寒い。だが栽培室だが屍体安置所だがわからぬここよりはマシだったと、無理矢理にでも結論付けたそこへ。人が歩いてくる気配。)――、… (通りかかった人姿。逆光ゆえに黒い人影として、映った。薄汚れた金髪男が、青年を見上げ) [Sun 4 Dec 2005 00:34:50]
◆青年 > (おっと手違い。僕ですよ僕。) [Sun 4 Dec 2005 00:32:09]
◆青年 > …やっぱりわかってもらえませんかそうですか。 (ぶつぶつ一人ごとたれながら歩いてくる青年。いつものように出勤しては誰だ?とさんざん笑いものに。僕ダッツーの!やがてそれがあなたの檻の前を通りかかるか。) [Sun 4 Dec 2005 00:31:23]
お知らせ > 青年さんが来ました。 『(遠くから足音が…)』 [Sun 4 Dec 2005 00:30:03]
◆ホセ > (等級が一番下の雑多奴隷の檻に、何かの手違いで振り分けられている三級奴隷の男。手足を戒める枷をじりん、と、引っ張り) ――マッシュルームの栽培室か、ここは。 (ランクが上がるにつれ、待遇が違うのだと聞いた。この檻はきっと、本来はキノコを育てるためのスペースだったのだろう。振り分けられているのは、未成熟なマッシュルームと同価値のものばかり。) クソったれ (屈辱に、眉を顰める。) [Sun 4 Dec 2005 00:26:33]
◆ホセ > (通路から差し込む灯が、唯一の光源。薄暗く湿気の溜まる奴隷檻の居心地は、今夜も最高だ。檻の中に閉じ込められているのは、翳と、鎖で戒められた奴隷ども。薄汚れた飼われ者は皆が皆、剥き出しの床に雑魚寝しているなか、薄汚れた金髪の男もまた、鉄格子の近くで寝転がる。) [Sun 4 Dec 2005 00:18:07]
お知らせ > ホセさんが来ました。 『( 雑多奴隷の檻 )』 [Sun 4 Dec 2005 00:13:20]
お知らせ > 派手なフォーウン服の男さんが退室されました。 『そうして男は去っていく、明日にでもきちんと『処理』されたモノが届くだろう』 [Fri 25 Nov 2005 06:28:18]
◆派手なフォーウン服の男 > それでは、よろしくお願いいたします(脚の悪い雑多の男と言う話だ、価格は3万エン。これが高いのか安いのかはまだ判断しかねる) [Fri 25 Nov 2005 06:27:31]
◆派手なフォーウン服の男 > ああ失血死しない程度なら、その血を使う事も構わないので(その旨も一筆書き加える…選ばれた奴隷は、不幸としか言いようがあるまい) [Fri 25 Nov 2005 06:24:21]
◆派手なフォーウン服の男 > 手続きは、以上ですか…それでは、届けていただけるようにお願いいたします(腱も切ってすぐ運んだのではそこら中血だらけだ、自宅で処理してもいいが、借家でそれはできまい…。自宅と言うのも欲しくはなる…そのうちに手続きしようなどと思考を巡らせ) [Fri 25 Nov 2005 06:22:49]
◆派手なフォーウン服の男 > (死亡時の書類に購入目的などを書きこんでいた手が一瞬止まる)ああ・・・言い忘れていました…『人間』で、産まれや人種は問いません(肝心な事を抜かすところだった、まぁ雑多なら数が多い人間の割合が多かろうが、下手に混じり物があっても…その、なんだ…困る) [Fri 25 Nov 2005 06:18:07]
◆派手なフォーウン服の男 > 雑多でも構わない。個人的なものなのでその予算で…(発注の書類にペンを走らせる…序でに死亡時の取り扱い、処理に関してもギルドの方と話を付けておく…と言ってもギルドの手を煩わせるわけではなく、この街を運営する側へ提出するための書類だ) [Fri 25 Nov 2005 06:12:47]
◆派手なフォーウン服の男 > ついでに、死亡後の処理手続きも済ませておきたい(つまり、この男に買われた奴隷は即死亡と言う事であり)…手足の腱を切って抵抗できない方が助かる(まるで料理で肉の焼き加減に注文をつけるような口調で淡々と…) [Fri 25 Nov 2005 06:09:16]
◆派手なフォーウン服の男 > (どのような商品と言われれば、軽く思案し)…医学奴隷を一つ。臓器は目的ではありませんので、即死しないだけの体力のあるもので。それであれば手足や目、耳など欠けていても構わない(患者を実験台にするわけにもいくまい。幸い奴隷は手に入りやすい場所にある。値段は上がったとは言え・・・払えない額ではない、『維持』をする必要もない) [Fri 25 Nov 2005 06:06:12]
◆派手なフォーウン服の男 > (人目を避けたところでこの派手な服は印象に残ってしまうだろうが、それでも出来る限り人目を避けてきた…地味な服を選ぶと言う選択はなかったようで…)失礼…商品リストを…(別に人目をはばかる必要はない事とは言え…声も小さくなる) [Fri 25 Nov 2005 06:03:37]
お知らせ > 派手なフォーウン服の男さんが来ました。 『明け方、人目を避けるようにして現われた男が一人…』 [Fri 25 Nov 2005 05:59:49]
お知らせ > ルーベさんが帰りました。 『また出直す(そう告げて今度こそ本当にギルドを後にする)』 [Sun 20 Nov 2005 00:47:39]
◆ルーベ > (階級が上がる毎に変わっていく奴隷の様子を眺めながら奥へと付いていく やがて一級の檻まで見てしまっても目に止まるものは居らず) [Sun 20 Nov 2005 00:46:43]
◆ルーベ > (まずは雑多の檻 そして三級 二級 一級 と奥に進むに連れて階級が上がっていくのだろう) [Sun 20 Nov 2005 00:44:16]
◆ルーベ > (「すぐに入り用ってなら本人にでも聞いてみればいいさ」 店を出る直前に掛けられた声に振り向けば続けて「見るかい?」と鍵を片手に職員は奴隷の陳列された檻へと向かって歩き出す その後を追うように付いていけば) [Sun 20 Nov 2005 00:36:52]
◆ルーベ > (ファイルを取り出してパラパラと捲る職員の手許を見つめて居たが暫くして「解らないね。此処には書いてないから」首を横に振った相手に)そうか・・・(とだけ告げれば踵を返して店を出ようとする) [Sun 20 Nov 2005 00:32:44]
◆ルーベ > 処女かそれに似たもの・・・穢れていなければ何でもいい。何かいいのは居ないか?(近付いて来た職員に簡単に説明をしてそのまま返答を待つ) [Sun 20 Nov 2005 00:25:44]
◆ルーベ > (もう間近にまで迫って来た真冬の季節 と言ってももう既に冬なのだが・・・すぐそこにまで迫ったアイスワインの季節に向けての買い出し) [Sun 20 Nov 2005 00:22:04]
お知らせ > ルーベさんが来ました。 『(出荷の帰り道)』 [Sun 20 Nov 2005 00:19:40]
お知らせ > ホセさんが帰りました。 『(きつく瞳を伏せた。理不尽な運命を拒むように。)』 [Sat 19 Nov 2005 15:43:16]
◆ホセ > (手荒に布を口に突っ込まれ、服を引ん剥かれる。) ゲほッ… (伸びた髪と髭に埋もれて、不満は隠れる。狂えればいいのに、と思う。これから起こる出来事に、まともな神経で耐えられるだろうか。舌を噛み切る選択肢は無い。身の内に、復讐という獣が棲んでいる限り、己は死ねない。) (「用意はいいかい?」茶化すよな、嘲り含みの職員の。) [Sat 19 Nov 2005 15:41:45]
◆ホセ > (「おい、」 傲慢に声をかけてきた職員に、睨みつけるよう見遣れば) …ゥグッ! (腹部に、綺麗な一撃が決まって思わず前折する。怯んだ隙に、すかさず二人掛かりで腹這いの格好にさせられた。咳き込みながらも、手際の良さに舌を巻く。最低のやつらだが、仕事に関しては彼らはプロなのだと。) [Sat 19 Nov 2005 15:37:03]
◆ホセ > ――…ッ (首輪に繋がった鎖を、さらに強く引っ張られてつんのめるように歩く。手足の枷が触れ合い、がちゃがちゃと喧しく鳴った。踏みとどまろうとしたが、腰から下に、巧く力が入らない。落馬の後遺症。引き摺られるように、炉の前へ。) [Sat 19 Nov 2005 15:29:56]
◆ホセ > …焼印なぞ、ごめんだ。 (奴隷の焼印。家畜と同列だと知らしめるためのもの。己を貶めるだけの印。) …家畜と同じ? 俺がか。 (吐き捨てるように云えば、ぐい、と首輪を引かれる屈辱。怒りに顔を歪めて上げた先に、にやけ顔の職員の姿。見せつけるように己を繋いでいる鎖を、掌で弄んでいる。他人の運命を弄ぶことに喜悦を覚えた、嫌な顔だ。) [Sat 19 Nov 2005 15:24:27]
◆ホセ > (視線を移せば、炉の前でうつ伏せられた少年奴隷。足をばたつかせている彼を、ギルド職員が背中に馬乗りになって、押さえ込んでいる。ちょうど、"作業"がなされた所らしかった。) …クソッタレ。 (尾を引く叫びは消失していき、抵抗していた足は動かなくなる。まだ子供とも呼べる年頃の奴隷が、禿頭のギルド職員の肩に担ぎ上げられて、部屋の外に連れ出すのが目の端。) [Sat 19 Nov 2005 15:18:12]
◆ホセ > (ギルドの地下。"選別所"とも呼ばれているらしいが、名称は重要ではない。それよりもこの場所の機能のほうが問題なのだ。) …反吐がでる。 (壁際で鎖に繋がれた奴隷の低い呟きなど、この狂った場所で誰の耳に届くだろう。喉が破れるほどの叫び声と、肉の焦げる酷い臭い。怒鳴るような笑声。喉を絞る哀願の声に、蓬髪の男は視線を動かした。) [Sat 19 Nov 2005 15:11:02]
◆ホセ > (「なぜ奴隷印がついていないのか」「入荷したときの手違いだろう」「とっとと終らせよう」意味を為さない音の連なり。意識は職員たちが交わす会話ではなく、目前の光景に向けられていた。熱気が篭る薄暗い地下部屋。正面に、真紅の炎をちらちら覗かせる悪魔の炉。燃え盛る炉に、鉄の棒が何本も突っ込まれている。ああ、あれは焼き鏝だ。) [Sat 19 Nov 2005 15:05:10]
お知らせ > ホセさんが来ました。 『(――頭上を会話が素通りする。)』 [Sat 19 Nov 2005 15:00:44]
お知らせ > 木苺さんが退室されました。 『(迷いに迷いながら、何とかたどり着けた・・・・かも。)』 [Thu 17 Nov 2005 02:50:55]
お知らせ > ユウキ=ナガサトさんが退室されました。 『彼は帰り道を理解しているのだろうか』 [Thu 17 Nov 2005 02:49:51]
◆ユウキ=ナガサト > 呼び方はどうでもいいよ。好きに呼んでね(にっこり笑うと彼女の手を繋いで握手をし)じゃ、早速宿屋に帰ろうか〜(そのまま手を引いて歩き始めた。御機嫌そうな笑みを浮かべて) [Thu 17 Nov 2005 02:49:06]
◆木苺 > ( 笑顔を向けてくれる相手に、安心したようにニコっと微笑み返して ) 木苺ですっ! んっと、「ユーキさま」で、いいですか? それとも、呼捨ての方がいいですか? ( 握手を求められ、そ〜っと手を伸ばして問い掛ける。 ) [Thu 17 Nov 2005 02:45:23]
◆ユウキ=ナガサト > ん〜そう言われるとそうだね。じゃあよろしくね。(にこっと笑って)ああ、ボクはユウキ。ユウキ=ナガサト。よろしくね(そっと右手を差し出し、握手を求めた) [Thu 17 Nov 2005 02:41:58]
◆木苺 > ぁ、は・・・はぃ。あまりにも・・・・・急だったので、ちょっと驚いちゃって・・・。 ( 相手を見上げながら、小さく苦笑。 雰囲気や話し方から、悪いおにぃさんには見えない。 この人なら、安心かな? と思えば、相手の提案にフルフルと首を横に振って) じゃ、じゃぁ・・・・とりあえずおにぃさんがよく眠れるように一生懸命頑張りますっ! ( 何もしていないのに自由を貰うのは、やはり気が進まない。 せめて、相手の役に立つ事をしようと大きな声で一つ提案。 ) [Thu 17 Nov 2005 02:39:58]
◆ユウキ=ナガサト > はいどうも〜(と、手続きを終えて職員に礼を言うと彼女に向き直り)そんなに気にすることないと思うよ?別にこのまま自由になりたいって言うならそれでもいいし。何か身につけたいって言うならボクんとこで練習しながら生活すればいいと思うし(ほにゃっとした笑みを浮かべながら優しく諭すように声をかける) [Thu 17 Nov 2005 02:35:54]
◆木苺 > そ、そんな・・・簡単に・・・・・・。 ( 呆気に取られた顔でただ見守るしかない。 口を出す権限は無いのに近いから。 おろおろとしていれば、おにぃさんは手続き開始。 その間に、別の職員がやって来て、檻の鍵が開けられ、外へと出される。 ) ・・・・・・・・・・・・・ぁぅ。 [Thu 17 Nov 2005 02:32:25]
◆ユウキ=ナガサト > ん?ああ、生活なら大丈夫だよ。ボク料理得意だから美味しいもの食べさせれると思うよ。まあ、役目が欲しいならボクの話し相手とか色々あると思うし(あっけらかんにそう言えば手続きとかを始める) [Thu 17 Nov 2005 02:29:26]
◆木苺 > ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・はへっ?! ( 思わず素っ頓狂な声を上げてしまう光景だった。 いとも簡単に購入しようとするおにぃさん。 逆に商品の自分が慌ててしまう。 ) ぁ、あのっ! ご決断は慎重に入念に、ですょっ?! ゎ、わたしなんかお役に立てるかどぅかもわからなぃのにっ!! [Thu 17 Nov 2005 02:27:09]
◆ユウキ=ナガサト > そっか、じゃあ早速出ようか(のほほんとそう言えば、相手の反応も待たずに職員を呼んで万一用に持ち歩いていた5万をぽんと渡してこの子頂戴と職員にもあっけらかんと言い放った) [Thu 17 Nov 2005 02:23:10]
◆木苺 > ( 一人考え込んで何かを納得しているようなそんな様子。 ???と小首を何度も傾げて考え込むが、その意図がなんなのかは分からない。 そんな折、急な相手の問いに目を丸くして) ・・・・・ぇ、ぁ・・・・・・・はぃ。 春・・・・までには、出たいかなって。 ・・・・・・・それがどぅかしましたか? [Thu 17 Nov 2005 02:20:19]
◆ユウキ=ナガサト > ええと・・・・・(名札に書かれた値段を見て)(今月質素な暮らしすれば大丈夫・・・・かなぁ・・・・。まあ創作料理とか山菜料理得意だし何とかなるね。)(うんうんと頷き)(ここで会ったのも何かの縁だと思うし・・・)(意外と義理堅い一面を見せつつ)ん?落とし物じゃないよ。ところでさ、ここから出たい?(一応聞いてみる) [Thu 17 Nov 2005 02:16:21]
◆木苺 > ・・・ぁ、あのぅ? ( なんだろう。 何となく、おにぃさんの後ろから黒い影が見える気がする。 これって、気のせいかな? ・・・・・・・。 ぅん、気のせい気のせい! 見えないってことにして気にしちゃダメです! 気にしたら、負けってことになるかもですからっ。 ) ・・・・・おにぃさん、どぅかしましたか? 落し物ですか? 探してるものがあるなら、職員のひと、呼びますょ? [Thu 17 Nov 2005 02:11:19]
◆ユウキ=ナガサト > あ・・・・・(あったあった・・・・・これだね・・・きっと・・・・)(早速値段を確認します。でも先輩・・・いつか故郷に帰ったらこんな場所を知っていた男として公衆の面前で罵倒してあげますね♪と、黒いことを考えてる) [Thu 17 Nov 2005 02:08:42]
◆木苺 > ( ・・・・・。 ど、どーしたらいぃのでしょうか?! ここは、職員さんを呼んで、案内してもらうのがいぃのでしょうか? うぐぐっ。 むつかしい問題ですょ! ) ぇっと・・・・・んっと・・・・・・。 ( ワタワタと慌てます。 少女の入った檻の隅の柵。 ちんまりと値が描かれた紙がさり気無く括りつけられている。 ) [Thu 17 Nov 2005 02:06:33]
◆ユウキ=ナガサト > う〜ん・・・・・(確か先輩は・・・・当人に聞くか職員に聞くか値札みたいなの探せって言ってたよね・・・・・しかし先輩・・・こんなとこ知ってたんだ・・・・・)(と、溜息つきながら色々と探してみる)あ、そうなんだ〜(と、声には曖昧に返事をして) [Thu 17 Nov 2005 02:02:19]
◆木苺 > セイカツヒですか? ぁ、お金の事ですね。 ( 奴隷ゆえ、「生活費」の言葉とは縁のない立場。 ポフンと手を叩いてお金の事だと判断。 意味も無くにへらっと笑っていたら、相手が何故かこちらを見てます。 ・・・・・・・見られて、ます? ) ・・・・・・・・なにか、御用ですか? ぇっと、帰り道は、あちらですょ? ( 見つめられる意味が分からず、取り敢えず出口の方を指し示す。 ) [Thu 17 Nov 2005 01:59:44]
◆ユウキ=ナガサト > うん、先月の生活費随分と余ったからね。だから買えてよかったよ〜(と、ふと思い出し)あ・・・・今月のお給料まだ貰いにいってないや・・・(と、少し考えて)(生活費引いてもまだ余裕あったよね・・・・・と、目の前にいる子をみます) [Thu 17 Nov 2005 01:56:15]
◆木苺 > 抱き枕ですかっ?! いいですねっ! 素敵ですねっ! ( 密かな憧れの抱き枕。 ほわんと抱き枕を想像しながら羨ましいです! と子供のように! ) [Thu 17 Nov 2005 01:53:04]
◆ユウキ=ナガサト > あ〜、それいいかもね。ボクも最近冷えて夜に寝れないのが辛くて・・・・抱き枕のお世話になってるんだよ〜(と、脳天気なことを言ってる。あはははと屈託なく笑う姿は悩みなんてなさそうだ) [Thu 17 Nov 2005 01:50:31]
◆木苺 > ぁ、あれ? ( おかしなことでも云ってしまっただろうか? 焦りながらも、教わった事をただ云っているだけなお子様だ。 ) んっと、買った方が眠れないっていうなら、木苺、頑張りますっ。 ( と云いながら、本当の意味での「夜のお世話」走らないらしい。 単に、添い寝する程度の認識だ。 寧ろ、一人寝と暗闇が苦手なこの奴隷。 主人が嫌がっても、布団に潜り込まれるのは避けられないだろう。) [Thu 17 Nov 2005 01:47:52]
◆ユウキ=ナガサト > ぶっ!よ・・・夜のお世話!(顔が真っ赤になる。意外と初なようだ)・・・・え・・・えっと・・・つまり君ももしかしたらそうなっちゃう可能性があるってこと・・・・・(真っ赤になりながらも聞いてみる) [Thu 17 Nov 2005 01:43:30]
◆木苺 > ・・・・・そぅ、ですか? ( きょとんとした顔で「なんでだろぅ?」と思いながら相槌。 ) そぅですょー? それぞれ、出来る事とか出来ない事があるんで、それを考慮してお値段が出されるんですっ。 んーっと、用途は買う人によって決まりますね。 家事とかに使う人も居るし、夜のお世話をしてくれる人として買ったり、色々なんですっ。 [Thu 17 Nov 2005 01:40:57]
◆ユウキ=ナガサト > ・・・・・う〜ん・・・・でもいい機会だし、もう少しここにいようかなって思うよ(にこっと笑いかけて)へえ、一言で奴隷って言っても色々と違うものなんだねぇ〜(と、感心する)・・・・・でも奴隷って何するために買われるのかな?家事とかなのかな?(と、考え出す) [Thu 17 Nov 2005 01:37:44]
◆木苺 > 帰り道ですかぁ・・・・。 ( それなら職員の方を呼んだ方がいいかな? と相手の様子を窺いながら、頃合いを見計らって呼んであげようかと。 ) ぇっと、・・・そぅですね。 それぞれの階級によって、お値段はまちまちですょ? 雑多のわたしと、お隣の雑多の奴隷さんとは値段違いますし。 [Thu 17 Nov 2005 01:34:49]
◆ユウキ=ナガサト > うん・・・大変なんだよ。帰り道もわかんないし、いつの間にかこんな室内にいちゃうし・・・)(と、困ったように笑い)・・・・そうなんだ〜、ボクは奴隷についてはよくわかんないけどやっぱり高いんだろうねぇ〜(と、まるで社会勉強する学生のような台詞をのべる) [Thu 17 Nov 2005 01:30:24]
◆木苺 > 迷子さんですかぁ。 それはそれは、大変ですねぇ。 ( 少し前、公園でぷち冒険をした時のことを考えてうんうんとうなづいて見ます。 公園の中で迷子というのもどうかと思うが、本人は相手の気持ちが何となく理解出来た模様。 困っているなら職員が居るであろう場所を教えてあげようかと考えてみる。 ) ・・・んっと。 ぇ? ぁ、はぃ。 木苺はこれでも立派な商品ですっ! それが、どぅかしましたか? [Thu 17 Nov 2005 01:27:10]
◆ユウキ=ナガサト > ううん、迷子(と、またはっきりと言う。ようやく周囲の視線が止んだことに安堵感を覚えつつ)・・・・そっかな?ボクは可愛いと思うよ?(これまたはっきりと言い切ると)・・・奴隷ってことは・・・・売られてるんだよね・・・・(と、ふと何かを考える) [Thu 17 Nov 2005 01:24:09]
◆木苺 > ( 相手の様子と言動を考えれば、お客様じゃない事は一目瞭然。 大方、迷子の類か何かなのだろう。 感嘆する相手の顔を見ながら) お客様じゃないってことは、見学ですか? ぇっと・・・・・・・・・・・可愛くは、なぃですょ? ( 云われて嬉しいけれど、フルフルと首を左右に振って否定。 本人が其れに当て嵌まるかどうかは謎だが、ココでは能力と外見だけで「奴隷」と決まる訳では無いのだ。 売られて…や奴隷の子供というのが大半だろぅ。 ) [Thu 17 Nov 2005 01:21:15]
◆ユウキ=ナガサト > え・・・・・・?(余りにも予想外のことを言われて一瞬動きが止まる。でもそれは一瞬のことで)・・・・はぁ・・・・本当にあったんだぁ〜(と、妙に感嘆したような声をして)・・・・お客?ううん、ボクはお客じゃないよ。君は・・・・・奴隷なの?こんなに可愛いのに?(と、疑問を浮かべ) [Thu 17 Nov 2005 01:16:38]
◆木苺 > ( なんと、なんとっ! 可愛いと云われてしまいましたっ! あまりに唐突だったため、キョトンと間抜けな顔してしまいます。 ) ふぇっ?! は、はぃっ、です! ( そして敬語。 被っていた毛布を肩口まで下ろして、そして正座。 緊張した顔をしながらなんだろうと?相手の問いを聞いて、暫し「・・・・・。」のように無言。 ) ぇっと・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・奴隷ギルドですょ? おにぃさんは、お客さんじゃないですか? [Thu 17 Nov 2005 01:12:58]
◆ユウキ=ナガサト > (何で疑問系?とは言わない。馬鹿っぽいから)・・・・ええと、可愛いお嬢さん、率直に聞いちゃっていいかな?(と、深呼吸すると、きりっとした表情を浮かべて)・・・・ここ・・・・どこ?(本当に率直に聞いた) [Thu 17 Nov 2005 01:09:58]
◆木苺 > ( 深呼吸深呼吸。 ついついイジワルを云いそうになるのを堪えようと、すぅ〜はぁ〜っと深呼吸。 イジワルと云っても、お子様のイジワルだから其れほどひどぃものではない。 精々からかうくらいで済むものか。 近付いてきた相手に、少し警戒しつつ顔を上げてジッと様子を窺って、声を掛けられれば考えた末) ぇと、・・・・こんばんは、です? ( と、何故か疑問系で返してしまう。 ) [Thu 17 Nov 2005 01:07:30]
◆ユウキ=ナガサト > はわっ・・・・?(何となくあの子はまともに相手してくれるかなと思って近寄ってみる。時々顔を隠してるのは何でだろうと思いながら)・・・・こんばんわ〜(と、ほにゃっとした笑顔を浮かべたまま話しかけてみる) [Thu 17 Nov 2005 01:03:04]
◆木苺 > ・・・・・・・・・ぁ。 ( ガコンッと、結構痛そうな音が奏でられた。 「危ないょ?」と一言云おうかどうか迷っている矢先の出来事。 自分は何も悪くないと云い聞かせて、相手に釣られてにへらぁっと笑ってみます。 ) ぁ、あはは。 ははははは・・・・です。 ( 肩口で落ちそうに鳴っていた毛布を手繰り寄せて、ガバッと頭を覆うように顔を隠す。 時折、こっそりと相手を盗み見ながらだが。 ) [Thu 17 Nov 2005 00:59:57]
◆ユウキ=ナガサト > は・・・・はわっ・・・・・・(視線に耐えきれず、のろのろとふらつきながらうろつき)(がこん)あいたっ!(何かにぶつかった。何だろうと視線を向けると柱だった。あちゃ〜と思っていると、ふと小さな女の子と目があった。あの子なんでボクを見てるんだろうとほにゃっとした笑顔を向けてみます) [Thu 17 Nov 2005 00:55:58]
◆木苺 > ( その視線の一つ。 暗闇から見えたのは、困惑した顔のおにぃさん。 興味津々で、みんなと同じよーに見つめます。 穴が開くんじゃないかってほど。 ) この場所は、初めてそぅな人ですねぇ? ( おにぃさんを観察しながら、ぼそりと一言。 ) [Thu 17 Nov 2005 00:52:44]
◆ユウキ=ナガサト > (はわっ・・・・注目されてるよぉ・・・・・・)(と、周囲に視線を向ける。と、周囲にいる人達が一斉に自分に向かって何か訴えかけるような視線を向けられて)あ・・・・あははは・・・・・あははははは・・・・・(曖昧な笑みを浮かべます)(本当ここどこなの・・・・・・)(嫌な汗を感じ) [Thu 17 Nov 2005 00:47:47]
◆木苺 > ( ガヤガヤ ) ( こんな夜更けに、暇して居る奴隷達が珍しく騒ぎ出す。 隣の檻同士や向かい同士。 ゴニョゴニョと話し声が響きだす。 ) ・・・・・ぅ? ご飯の時間には、相当早いですょ? ( 顔を上げてあたりをきょろり。 暗いせいかそんなに遠くまでは見えない。 そーっと様子を窺うように、檻の柵越しからジーッと覗いてみる。 ) [Thu 17 Nov 2005 00:45:12]
◆ユウキ=ナガサト > ・・・・・よくわかんないけど・・・・適当に歩けばどこかに出れるかな・・・・・(ゆっくりと周囲に視線を向けながらのんびりと歩いていきます。色んな人に声をかけられるが、全部よくわからないからとやんわりと断りながら歩いていく)・・・・でも・・・何で男にまで声かけられなきゃいけないんだよ・・・・(やや哀愁が漂ってます) [Thu 17 Nov 2005 00:40:42]
◆木苺 > ( 檻の中で、毛布に包まりながら床に這い蹲って考えます。 老後じゃなくてこれからの人生について。 将来設計は早めに決めておかないと大変ですからねっ! ) ん〜っと・・・・・んーーーーっと。 まず初めに、どぅ改善するか・・・ですね。 ( バタバタと床に寝転がりながら足を忙しなく動かす。 まず最初に、子供っぽい行動をどーにかしろという感じだ……。 ) [Thu 17 Nov 2005 00:38:01]
◆ユウキ=ナガサト > (適当に散歩していると道に迷った。途方に暮れるまま適当に歩くこと数分、見たこともない場違いな場所に出てしまい余計途方に暮れる・・・・)・・・・ここ・・・どこ・・・・?(黒のコートとズボンに身をつつみ、腰まであるポニーテールをフリフリと揺らしながら途方に暮れる女の子みたいな男) [Thu 17 Nov 2005 00:35:26]
◆木苺 > ( 明日の天気も大事だが、今まさに大問題なのは自分の「商品的価値」だ。 このままじゃ、ある意味行かず後家になること間違いなし。 其れこそポツンと檻の隅っこで何年も過ごす勢いで! ) ・・・・・・そっ、それだけは勘弁ですぅ〜っ!!! [Thu 17 Nov 2005 00:28:50]
お知らせ > ユウキ=ナガサトさんが入室されました。 [Thu 17 Nov 2005 00:27:53]
◆木苺 > ・・・・・・・・・・・・・・・秀でた特技なんかないですょーーーっ!!!!! ( 何に対しても中途半端な自分にとって、特技と呼べるものは精々ガーデニングくらい。 商品としてアピールするものでも無い気がする。 唸って吼えてその場にバタンッ。 考え込むのはどぅも苦手らしぃ。 ) あぅぅぅ・・・・・・やばぃです。 ・・・ピンチですっ! 絶望的ですょっ! これは明日洗濯物が乾くかどーかよりも深刻な問題ですっ! [Thu 17 Nov 2005 00:25:10]
◆木苺 > ( そんなクダラナイことはさて置き、未だ行方知れずな元主人の事を案じつつ、これからの事を考えて見ましょう。 寧ろ、こっちメインで。 ) ゃっぱり、イイコじゃなぃといけないですかねぇ? グッと魅力のある特技を身に付けないと、ダメですかねぇ? ( 首を傾げながら うぐぅ〜 っと唸り声を上げて考えます。 チクタクチクタク・・・・・・・・・―――。 ) [Thu 17 Nov 2005 00:19:49]
◆木苺 > ・・・・・・・この寒さがどっかに行っちゃえば、春はスグ目の前ですっ! 頑張れ自分、ですっ! ( グッと拳を握りながら、春の陽気な日々を想像しつつ惚けます。*怪しい者じゃありません。 じゅるりっと何故か涎の音が聞こえてくるのはきっと気のせい。 いゃ、聞こえてても目をそらせっ! ) グフフッ、です。 春が待ち遠しいですょっ! [Thu 17 Nov 2005 00:14:38]
◆木苺 > ( とにかくアレです。 アレなんです。 暇なんですょっ! ) お話相手もしてくれないですょっ。 うぐぅ〜・・・。 イジワルな人たちですっ。 ( 毛布に包まりながら、怨めしそうにぶつぶつ。 お子様相手に話し相手になってくれる人は早々居ないというのが現実だろぅ。 寒い寒いと云いつつも、毛布のおかげでそれほど寒くもないが、ワガママを云ってれば誰かが来るんじゃ無いかと思っていたり。 ) [Thu 17 Nov 2005 00:09:46]
お知らせ > 木苺さんが来ました。 『あぅ〜・・・・・。』 [Thu 17 Nov 2005 00:06:24]
お知らせ > クローチェさんが退室されました。 『(多くの人が好むように、都合の良いように。 改良は進んでく。)』 [Tue 15 Nov 2005 04:07:13]
◆クローチェ > (奴隷ギルド御用達の鎖類や皮のベルトは強靭で、本来肉体的な素養に恵まれない夢の旅人ごときが暴れてもどうにかなる物では無い。 呻き声とともに、ときたまかちかちと鎖の音が響くだけだ。 最初こそ自分の扱いの意味が解らず駄々を捏ねていたが、最近では大分この仕打ちが応えてきた様子。 決まりを破れば餌は無い、と言う刷り込みで頭に常識さえくっ付いてくれれば、保存が容易で食費も要らない面白い商品になるのだ。) [Tue 15 Nov 2005 04:06:59]
◆クローチェ > (最初自分が何なのかさえ考えてなかった生物に”人間”の思考と己の立場を解らせしめ、商品としてまぁまぁ使えるまでに価値を高めたその洗脳法は―――世界各国奴隷に限らず聞き分けの無い餓鬼を躾けるための最初の手段、食事制限という奴であった。 ただ食わせないために全身拘束+口にボール状のアレが必要と言うのも恐ろしい話だが、対象が尋常では無いのだから仕方が無い。 最悪、視線が合う範囲に寝てる人間をみつけるだけで、夢魔は食事に掛かってしまう可能性があるのだ。 酷い生物だ。) [Tue 15 Nov 2005 04:04:02]
◆クローチェ > (それが守るべき家族が居るとか、信条的な弱味があるとか、毛虫が嫌いとかなら、物によっては殴るよりもスマートで此方の手も痛まない方法になるわけだ ・・・・調整を受ける当人達にとっては地獄だろうが。 というわけで、そこらの雑多よりかは質のよさげな一人部屋の主は今、がちがちぴちぴちに拘束された上で檻の端っこに縛り付けられていた。) [Tue 15 Nov 2005 03:59:56]
◆クローチェ > (人間の心は繰り返し行われるそれに耐え切れない―――ただしまともな人間なら だ。 なんで奴隷やってンのか判らないような気骨の士とか、そもそも人間じゃない奴とかを相手に取ると、やったら時間が掛かったりたまに悦んじゃったりするから始末におえない。 こういう場合は諦めるか――あるいはその個人をちょっと調べて如何しても耐えられない弱点を宛がうなんて手が考えられる。) [Tue 15 Nov 2005 03:56:01]
◆クローチェ > (強すぎる自我や過剰な個性は切除するに限る―― そのために用いる選択肢は幾つかあるが、大抵は暴力が絡む。 最も手っ取り早く効果が安定しているからだろう。痛い、怖い、苦しいには人間の心を壊す作用があるのだそうだ。ちょっとしたコツを掴んでいるならそれは意外と簡単で、 解り易く殴る蹴るでも良いし眠らせないなどの搦め手でもいい。性的な暴行も対象によっては効果的だろう―――) [Tue 15 Nov 2005 03:52:51]
お知らせ > クローチェさんが来ました。 『(奴隷という存在を奴隷たらしめるには、まず反抗の芽を確実に潰しておかねばならない。)』 [Tue 15 Nov 2005 03:52:14]
お知らせ > エルヴァースさんが退室されました。 [Mon 14 Nov 2005 22:12:28]
◆エルヴァース > (しばらくピンと来るような者は居ないかと吟味していたが、やがて小さくため息をこぼして頭を振る。)今回はやめておくことにしよう。(その言葉に残念そうに眉尻を下げた職員に、すまんな、と一言告げて、少女はギルドを後にした。) [Mon 14 Nov 2005 22:12:25]
◆エルヴァース > (2、3人も集まれば立派な護衛になりましょう、と職員が言うのに、首をかしげる。)つまり…腕はあまり立たぬのだな?(剣闘奴隷でもない普通の奴隷に、腕っ節を求めるのは多少無理があるだろう。判っていたことだが、わずかに落胆の色を滲ませる。そんな少女の様子に奴隷たちはやや不安げな表情を見せる。) [Mon 14 Nov 2005 21:56:07]
◆エルヴァース > (通り過ぎる檻は、それぞれ雑多、三級、二級とランクを上げてゆく。奥に行けば行くほどマシな光景だが、しかし雑多奴隷たちの檻は見るに耐えない。見る者が見れば、恨めし気とも思えるその視線に、少女は思わず目を逸らした。やがて職員が立ち止まったのは一級奴隷の檻、見るからに従順そうな奴隷たちの様子を少女はじっと観察する。) [Mon 14 Nov 2005 21:32:29]
◆エルヴァース > (確認するように頷きながら、いくつかの名前を指でたどった職員が顔を上げて希望人種を聞いてくるのに、少女は首をかしげる。)人種?そうだな、イエロティア以外の人間が居れば最高だが…いや、出来れば程度だから特には拘らん。兎に角身の回りの世話と護衛の両方を任せられる者を希望しているのだ。……主様は。(台帳を見るためにかけていた眼鏡をはずした職員は、かすかに唸ってぽりぽりと頭をかき、そうして意を決したようにパタンと冊子を閉じると、こちらへと少女を案内する。それにおとなしくついてゆけば、かなり奥の檻の方へと導かれる。) [Mon 14 Nov 2005 21:19:55]
◆エルヴァース > (より詳細な条件を聞いてくる職員に、つと考え込むように俯いた少女は、ふむ、と一度頷いてから背の高い職員を見上げた。)そうだな、年の頃は13〜18…といった見目だとありがたい。……主が言うからにはだぞ?で、思い当たる者は居るか?(何度か頷いた職員が、奴隷名簿だろうか?なにやら書物を取り出してパラパラとページをめくるのを覗き込む。文字は読めるが、少女にはわからない記号やカテゴリーで分けられたその内容は、あまり良く理解できない。) [Mon 14 Nov 2005 21:06:25]
◆エルヴァース > 失礼する。一級か二級程の良質の奴隷は居まいか?(あまり愛想のない顔つきで、職員に話しかけたのは年端も行かない少女。妙に古風な口調でそう切り出したが、身なりからか、良家のお使いの娘と判断した職員が丁寧に接客に当たる。)腕の立つ者が良い。剣闘奴隷でもあまりそうとは判らないようなナリのものならば構わないが…いや、身の回りのことも出来る者の方を優先しよう。いい者はいないか? [Mon 14 Nov 2005 21:00:15]
お知らせ > エルヴァースさんが入室されました。 『いかにもお使い風の少女が扉を開けて…。』 [Mon 14 Nov 2005 20:51:44]
お知らせ > 有毒少女さんが退室されました。 『(それは 達観ではなく、諦観なのだ と。 頭の片隅に言葉が浮かんで 消えた。)』 [Mon 14 Nov 2005 19:56:27]
◆有毒少女 > (自分がどこに在ろうと どうでもいい。) (ヒトであろうが奴隷であろうが等級がなんであろうがどんな扱いをされようが誰に買われようが) ―――― 。 ( どうでもいい のだ。 ) [Mon 14 Nov 2005 19:55:12]
◆有毒少女 > (それは 自分が、『四季を感じなくて済む』 から では、ない。) ……。 (からっぽの 向かい側の、『部屋』 へ。 意図無く 向けられていた 目は、瞬きを 一度、して。) (そうして するりと 身を、翻し。 『檻』の 奥へと、足を進める。) [Mon 14 Nov 2005 19:50:54]
◆有毒少女 > (その言葉に 『誰も此処に風情など求めない』のだ と。 …以前、 ―― 一年前、に。 職員が 応えた言葉を 覚えて、いる。) …… 。 (そうして それは、今は 自分にも 当てはまる、事。 …こんなトコロに 風情など。 求めても仕方がない、 …否、 ただしくは そんなこと、どうでもいい のだ。) [Mon 14 Nov 2005 19:41:47]
◆有毒少女 > (こんなもので 季節の移ろうこと、を。 知る それを、 不本意に …感じた、のは。 いつまでで、あったろう。) ――― 風情が無い。 (呟く 言葉は、茫として。 そこに 感情は、表れず に。) [Mon 14 Nov 2005 19:35:14]
◆有毒少女 > (鈍い色を した。 格子の一本 を、 …ゆっくりと。 指を 絡めるように、 掴む。) ……… 。 (ひや り。 手のひらに 伝わる、冷たさ に。 …季節の移り変わりを 知るのは、もう 幾度目、か。) [Mon 14 Nov 2005 19:28:03]
お知らせ > 有毒少女さんが入室されました。 『(―― 白い手が、)』 [Mon 14 Nov 2005 19:22:34]
お知らせ > 奴さんが退室されました。 『(その灯を見ている内に 生きたい 素直にそう思った)』 [Sat 12 Nov 2005 22:22:40]
◆奴 > (外から見ている分には何も感じていなかったもののいざ中に入ると地獄だと感じた 身体を横たえれば薄く目を開けたまま遠くに揺らめく灯を見つめる) [Sat 12 Nov 2005 22:13:20]
◆奴 > (それでも空腹と寒さで意識が薄れて行く今の状況下では一度浮かび上がった思考は悪い方にばかり働くようで 俺は此処で死ぬのか? 死ねば他の奴の餌になるんだろうか? それとも捨てられるだろうか? そんな事ばかり考えてしまう) [Sat 12 Nov 2005 22:06:50]
◆奴 > (数日前から此処に来ていた職員がパタリと来なくなった 存在を忘れられたかあるいはただ殺そうとでも言うのか)・・・まさかな(言って薄く笑んだ 自嘲の念を込めて) [Sat 12 Nov 2005 21:54:53]
◆奴 > (暗い檻の中遠くに揺れる灯を見つめて何をするでもなくただ座っている) [Sat 12 Nov 2005 21:47:36]
お知らせ > 奴さんが入室されました。 [Sat 12 Nov 2005 21:45:19]
お知らせ > ミートさんが帰りました。 『パタンッ と、空腹が原因なのか倒れこむ。うわ言の様に餌と云いながら・・・。』 [Thu 10 Nov 2005 11:28:58]
◆ミート > ・・・・・・・・・・・・・・・・え、餌ぁぁぁあ〜っ!!!!!! ( そして雑多は吼えた。 「さっきご飯食べたばっかでしょ?」とどこからか声がするが、食べられる時に食べておくのが獣の本能だ。 逃げ出したネズミを追うように、毛布からガバッと出て追い駆けるが、檻の柵の外へと逃げた彼等を捕まえることなど出来ない。 ) ・・・・・・・・・ミートの肉ぅぅぅぅぅぅうううぅっ!!!!!!! [Thu 10 Nov 2005 11:23:40]
◆ミート > ・・・・・・・チュゥ? チュチュゥ〜ッ!!!! ( 丁度、雑多の行動と同時に、物陰からネズミが顔を覗かせる。 覗かせた途端、自分達の方を見遣る肉食獣と目が合った。 ) ・・・・・・・。 【一目散にネズミたちは逃げ出した。】 ( 悲痛な叫び声と共にっ! ) [Thu 10 Nov 2005 11:15:25]
◆ミート > ( 偶に檻の中に侵入してくるネズミと遊んでも良いが、ギュッとしただけですぐに逝ってしまうから最近少しつまらない。 それに、ネズミと遊んでると、お客さんの評判が悪いからとか云われてお説教も貰う。 ) ネズミさんも、もーすこし強ければたっくさん遊べるのになァ? ( 大きな欠伸をこぼして、ネズミがよく出てくる方をじっと見てみる。 ・・・・・・。 ) [Thu 10 Nov 2005 11:09:33]
◆ミート > ( お客さんが自分の姿を見ると、目を逸らして端って逃げる。 初めは其れが楽しかったけど、いまはもう飽き飽き。 そろそろ別の遊びでも見つけようかと、檻の外に視線を向ける。 ) おっもちゃぁ〜? おっもちゃぁ〜? ないですかァ〜? ( ズルズルと、少し不気味な音を響かせながら、音痴は歌が檻の中から響きだす。 ) [Thu 10 Nov 2005 11:04:12]
◆ミート > ( 転がる。 転がる。 まぁるい固まり。 よぉ〜く見れば、それは塊ではなく、ただの雑多な奴隷。 寒くて毛布に包まっているらしい。 たまにしか顔を出さないせいで、職員からも怒られた。 ) うぐぐっ。 ミートは寒いからこーしてるだけだゾ? 別に、怒られるよーなこと、してナイのに? ( 不満を零しながらご〜ろごろ。 ) [Thu 10 Nov 2005 10:57:36]
お知らせ > ミートさんが来ました。 『 ごろ んっ 』 [Thu 10 Nov 2005 10:53:59]
お知らせ > ヒルダさんが帰りました。 『空を見上げ、この寒空の下で凍えて震えていなければ良いのだけどと魔女は思う。』 [Thu 10 Nov 2005 03:11:47]
お知らせ > 霧子さんが退室されました。 『 暫しその背を見送り―――扉を閉じた。 』 [Thu 10 Nov 2005 03:09:47]
◆ヒルダ > そうね。 ……ギターって高いのよね?誰かに拾われてどこかに売りに出されてなきゃ良いけど。 ( 買い戻すにしてもお金が掛かるだろうから。 ……一瞬、この無愛想な娘がマギーに対してそういうことをしている光景を思い浮かべ、ちょっと微笑ましいと感じる。同時にちょっとだけ妬ましい気もするが――…。 見透かされる瞳と言葉にはちょっと申し訳なさそうに微笑んで、頷いた。勘の鋭い子だ、此方の言葉や表情を呼んで正確に判断する。私のような人間から言わせてもらうと、そっちの方がよっぽど魔法みたいに感じられる。 ) …でも、良かった。貴女がマギーの同居人で。 霧子さんの事は良く知らなかったから。 ( 通路をとおり、ドアを潜って振り返った時の一言。 ) ………じゃあね。また連絡する。 ( それから会ったときと同じように手を振ると、背を向けて歩き出すだろう。 ) [Thu 10 Nov 2005 03:07:15]
◆霧子 > マギーとギター、両方の捜索でも良いかもしれない。 一編に探した方が面倒じゃないでしょう。 ( 部屋を出て廊下を進みながらそんな一言。 ギターにしたって探し出すのは骨だ。 見つからない可能性の高さでは人間一人以上に。 ) …そんな事で良いなら。 ( 酷く似合わない言葉と行動だが、確かに彼女はそういうどうでも良い事で酷く機嫌を良くする。 元気な時はある種鬱陶しくすらあるが、特例としよう。 そして、続く言葉に振り返って魔女の瞳を覗き込んだ。 手を握るとかとは別件。 別の意図を持って。 唐突に投げかけられる意味のわからないこと。 ) ―――――…「何か起きる」んでしょう? もう知っているんだわ。 ( 目を細め、その意図を探るように暫し。 そして直ぐに向き直って通路を歩き始める。 ) 確かめて報告すれば良いのね。 ( そして、ギルド入り口の扉を開いた。 外の空気は酷く冷え込む。 ) [Thu 10 Nov 2005 02:59:18]
◆ヒルダ > ええ。私もそうするわ。 ………彼女の行方、依頼して捜させてみましょうか。確か最近も娘を探して欲しいっていう依頼があったけど、あんな感じでさ。 ( 二人だけじゃこの広いヴェイトスを探し回るには無理がある。折角便利な斡旋所のシステムがあるのだから此れを利用しない手は無い。 ) ………。 ( ”血”と”生贄”の言葉に私は一瞬戸惑いを覚える。けれどもそれは悪魔と触れ合った自分にも関わりのある言葉だ。 …同じ用に席を立った。 ) その時が来たらお願いするわ。 ( たかが奴隷、そういう考えの持ち主だった筈じゃないかヒルダ。 ) そうね…… 手を握ってあげると良いと思うわ。それから”何か食べたいものある?”って聞いて、髪を撫でてあげるの。”早くよくなってね”って言って―― あと、ギター。 見つけてあげると喜ぶでしょうね。彼女を入院させたら、そっちも探さなきゃ。 ( 霧子には滑稽な言葉に聞こえるだろう。けれども魔女は本気で語っているのだった。 席を立って、部屋の出口へと向かう途中、不意に言葉を投げかけた。 ) ……ね、霧子さん。マギーに会ったら一つ試して欲しいことがあるんだけど。 彼女の額に貴女の額を触れさせて、何が起きるか。 …それを確かめて欲しいの。 [Thu 10 Nov 2005 02:49:11]
◆霧子 > ( 事象として理解できない事だ。 知っている一番近いものは「疫病」だが。 入院した段階でそれらしい診断も無く、感染病なら既に自分も手遅れの筈。 一番近くに居て一番役に立てそうも無いのだから、気が立つというもの。 ) ………見つけ出して、入院させて、毎日様子を見に行くわ。 魔法と関係の無い事で他にも出来ることがあったら言って。 沢山血が必要になるなら都合するし、生贄(が要るなら用意するから。 ( いたって真面目にそういうつもりがある。 奴隷を買って生贄に使ったなどと言えばマギーも良い顔はしないだろうが。 秤にかけるならそういうことだ。 さて、と時間を気にして席を立つ。 情報交換はもう十分だろう。 ) ……何をしたらマギー、喜ぶだろう。 ( ヒトが喜ぶこと、というの。 未だわからない。 物欲的な理屈は分かるが、それとは違う気がした。 ) [Thu 10 Nov 2005 02:38:09]
◆ヒルダ > まあ、簡単に言えば情報を詰め込まれすぎて許容量を超えてしまった脳に負荷が掛かってるんだと思う。それが痛みの正体。だから感覚を鈍らせる酒や薬で痛みが引くのね。 …その、出血の方は全然判らないけど、何らかの関係はあるかもしれない。 ( とんとん、と机を指で叩きながら考える。魔女ギルドの書物を漁れば何かわかるだろうか…。 ) 思いつくアバウトな手段は三つ。 一つ目はその意識の渦から遮断すること。眩しければ眼を瞑り、煩ければ耳を塞げばいい。 二つ目はそれに耐えられるようになること。でも、こっちは無理だと思う。何年もあの状態で居れば慣れの一つは覚えるかもしれないけど、きっと彼女の体の方が持たないから。 三つ目は――…その能力事態奪えてしまえばいいんだけど。 ……申し訳ないけど、今の時点では具体的な方法は思いつかないわ。帰ってからギルドの書物を漁ってみる。 ( 溜息を吐いて深くソファに沈んだ。 ) 貴女が出来ることはあるわ。しかもとっても大事な事が。 ”気遣ってあげて”、それだけでマギーも救われると思う。 ( 親友の私ではちょっとばかし役不足だから。悔しいけど…。 ) [Thu 10 Nov 2005 02:29:02]
◆霧子 > ( 話が一定の方向性を見せ始めた。 時間が長くあるわけでもなし、黙ることで一端細かい話を切り上げる。 余程の事が無い限り貯金が足りなくなる事も無いだろう。奴隷ギルド職員という肩書きは確かな身の上のある市の職員、というようなものだ。 ) ―――――……「痛み」の正体は? 取り除くべき「原因」がそれで、手段はその次ね。 私に出来る事は少なそうだけれど。 ( 矢張り理解の範疇外だ。 五感以外のものなど感じたことは無いし、なんにせよそれが原因だとなると全くのお手上げだが。 ) [Thu 10 Nov 2005 02:12:02]
◆ヒルダ > あら、それは光栄だわ。…もっと交友関係が広いイメージが会ったんだけど、意外に少なかったのね。 ( でも、それは何故か一種の特権意識みたいな感じがして嬉しい気はする。 ) そう。 … ( 結構稼ぎの良いお仕事なのね、とは続けなかった。仕事に話題は止めよう、今は関係無いし。 ) なら、後は探し出すだけね。また失礼なこと言うけど、足りなくなったら私に言って頂戴。幾らかなら都合つくから。 ( と自信たっぷりに言える程お財布は重くない。旅行の出費を生めるためにまた何かバイトでも探さねばなるまい。 ) 信じられないかもしれないけど、私は光を目で見るように、音を耳で聞くように、意識や感情の渦を水晶玉越しに眺めることが出来るの。所謂”占い師の業”ね。 でも強い光は眼を晦ますし、大きすぎる音は鼓膜を破る。その意識の渦も強すぎれば害を及ぼすものになるわ。私が触れる事が出来るのはほんの一部だから、今まで害になったことは無いけど ――マギーが苦しんでいるのは多分其れよ。色んなものを感じ取り過ぎて苦痛に喘いでいるの。 [Thu 10 Nov 2005 02:04:14]
◆霧子 > うちにマギーがよく連れてくるのはティエンと貴女くらいだから。 そのうち会うかもしれない。 夜なら。 ( 3人以上が同室したことの無い部屋だ。 4人にもなれば随分と賑やかになるだろう。 それでもあの大きなベッドは余裕を残す気もするが―――。 ) 毎月十分な貯金が出来る程度には稼いでいるから。 普通に入院している分にはマイナスにはならない筈。 ( 病院のベッドに縛り付けておけばいい。 皆に心配かけている分、それくらいの不自由は我慢してもらうべき。 ) ―――――――。 ( そして不意に始まる魔法講座。 自分に仕事の全てを教えた「老婆」が唯一教えなかったのは魔法。 アレは確実性に欠けるし、これから廃れていくものだと彼女ははっきりと言い切った。 曖昧な言葉の並ぶ話を、一先ず黙って聞く。 ) [Thu 10 Nov 2005 01:54:24]
◆ヒルダ > ………そう。一度会ってみたいわね、そのティエンって子に。 ( 此処まで言うからにはきっと深い仲なんだろう。マギーの交友関係は把握してるどころか殆ど知らないに近いので、興味はある。 ) お金? ……… 失礼なこと聞くけど、彼女をずっと入院させていける蓄えはあるかしら。この際マギーが嫌がるとかそういうのは無視しましょう。文句とかなら全部片付いた後で私が一晩でも二晩でも聞くから、見つけ次第連れて行きましょう。 ( きっと彼女は傷つくかもしれないけど、そんなのは酒で誤魔化す。 ) うん… ま、確かに不確定要素は満載ね。でも難しく考えることは無いわ、フィーリングが大事なのよ。 ( なんて、クーンとか高名なマジックユーザー達が聞いたら嘆きそうな台詞。 ) …で、私の話もなんとなくで聞いて欲しいの。魔法の話ね。 ……この世界には色んな情報が飛び交ってるわ。それは光であったり、音であったり。 魔法の領域に入れば感情や意識、思いなんかも飛び交ってるわ。勿論、この部屋にも私と貴女の意識が。 ( 首を傾げられないだろうかと不安に思いつつ、言葉を選びながら。 ) [Thu 10 Nov 2005 01:45:27]
◆霧子 > ティエン=ギニーはマギーを傷つけないわ。 多分ティエンも心配しているくらいで。 ( 可能性0、と言い切るトーンでその可能性を否定する。 少なくとも今回の件に関しては関係ないだろう。 吸血鬼であるということは伏せるが。 ) マギーはお金の事も気にしているわ。 私に借りる事も避けているし、病院には行きたがらないかもしれない。 でも勝手に歩かせるのだけは避けないと。 ( 病院には痛み止めの魔法を使える魔法医も居ると聞く。 薬が今後どんな影響を齎すかを考えれば出来るだけ常用は控えさせたい所だ。 ) あるものはあるんでしょう。 昔骨折を一瞬で治してもらった事もあるし。 ただ、不確定要素が多過ぎて好きじゃないわ。 計算式が煩雑すぎる。 [Thu 10 Nov 2005 01:34:29]
◆ヒルダ > ――…そう。いっそそのティエンって子が疑わしいのなら話が早かったんだけど。 ( こんな失礼なこと言うもんじゃないとは思うけど、手が塞がってしまってなんとか解決の糸口を見つけたい心がそんな言葉を漏らした。 そして「やっぱり知ってたのか」と思った。勿論、マギーの危ないお薬の事だ。 ) お酒はまだいいわ、私も飲むしね。でもその”痛み止め”はなんとか止めさせなきゃいけない。あのままじゃ、原因を突き止める前に彼女――… 壊れてしまう…… のだけど。 ( 日常的に儀式の中で麻薬を使う魔女の中には一線を越えてしまうものも居る。マギーが金を払って買った薬よりかはずっと軽いものだろうけど、それでもその怖さは一般の人より知っているつもりだ。 ) ”痛み”のせいよ、霧子さん。私も味わったから。 あれを四六時中ずっと味わっているのなら薬でも使わない限り気が狂ってしまうかもしれない。 …だから、今の彼女から薬を取り上げることは出来ないわ。病院に入れるのは正しい選択かもしれないけど。 ( そう、根本的な解決だ。大事なのはその点だ。魔法や奇跡なら私の性分である筈なのに、その解決方法が見えてこない。 …歯がゆい。 ) ………ところで霧子さん。貴女、魔法って信じる? [Thu 10 Nov 2005 01:25:36]
◆霧子 > ( そうだ。 何よ、それ。 以外の言葉は出てこない。 ―――更に続ける。 ) ………ティエンとは私も知り合いだけどあの子はこの件と無関係。 居なくなったマギーを探しに来たし、マギーも別にティエンとは関係ないって言っている。 …痛みを訴えだして暫らく。 お酒とお金のかかる痛み止め(を私に隠れて服用し始めたわ。 最近の様子が酷いのは痛みの所為か薬の所為か判断しかねる。 最近目を離すと何処かへ行ってしまうし、家に戻ると居ない事が多いわ。 お金もあまり稼いで居ないし。 最低限、病院に閉じ込めて悪化だけでも防ごうかと思うけれど。 真っ当な痛み止めと失血の体力低下だけは防げると思うし。 根本的な解決は貴女のいうとおり。 私の専門外。 「魔法」とか「奇跡」とかのカテゴリーだと思う。 ( 以上、とばかりにそこで口を閉ざす。 散々調べて考えて歩いてみた結果だ。 自分がもっとも縁の無い所に至ったのが少々歯痒い。 切り開いて取り出せば済むのなら、とっくにやっている。 ) [Thu 10 Nov 2005 01:14:19]
◆ヒルダ > 本当に最近なのね……。 ( 先月の初めというと私の旅も終わりに近づいていた時期か。もっと前からあんな状態だったんじゃないかと思っていただけに、そこは少し安心した。長い間苦しんでいたんだったら余計に可哀想だから。 ――それからのマギーの足取りは不可解極まりなかった。一見すると誰かに襲われたような風に聞こえるが、外傷が無いのに出血するってなんだ。 なんだ なんだ。 ) 何よ、それ。 ( ――思ったことを口に出す。それが判れば霧子さんだって苦労はしないだろうけど、言わずにはいられなかった。 ) ……聞く限りでは不可思議な話ね。医者や自警団の出る幕じゃないッて感じ。陳腐な言い方をするなら”ミステリー”って奴かしら。 ( 誰が病院に運んだんだとか、そのティエンとかいう友人と何があったんだとか、ギターは何処に行ったんだとか気になる点は幾つかあるけれど。 ) …私が会った時は少なくとも出血はしてなかった。 ただ―― その。 なんて言ったらいいのかしら。 ( 如何わしい店に入り浸っていた事と、あの脳を爆ぜるような痛みの事をどう説明したらいいのか。 ) [Thu 10 Nov 2005 01:04:03]
◆霧子 > ――――――最初におかしな事があったのは先月の初めごろ。 それまではいつもどおりだったわ。 ( 何処から何を話せばいいのものか。 言ってしまえば「何も分からない」のだから。 複雑に考えるのはやめて、物事を起こった順番に並べていく事にした。 10月。 急に出ていった同居人が友人のティエン・ギニーの家に暫らく厄介になっていたこと。 その間裏路地で倒れ、何者かによって病院に運ばれたこと。 そのとき愛用のギターを無くしてそのことで塞ぎ込んでいるということ。 先ずは其処まで。 ) ……大量の出血は本人のもの。 衣類の内側から滲み出して首と腕と数箇所から。 病院に運び込まれた時点で「外傷なし」。 当時の自警団、芸能横丁周辺の証言にも、関連性のある事件は無し。 マギー自信、何があったのか、誰が病院に運んだのか、覚え無し。 ( そうだ、どう見てもあれが最初の出来事だ。 ) [Thu 10 Nov 2005 00:52:14]
◆ヒルダ > あは……。 ( 独特の会話である。この娘にはきっと社交辞令とかは必要無いのだろう。それに気分を害するとかそういうのは無いが、慣れぬ感覚にどうしても戸惑いを覚えてしまう。 空回りしてしまいそうになるのを堪えつつ―― 以前の時とは違う部屋だとは思うが、似たような部屋の中のソファに腰掛けた。 どうやって切り出そうかと考えているうちに、相手の方からマギーの名が飛び出してきた。 ……また一瞬だけ沈黙して。 ) 私が旅先から帰って来たのはつい先日。その間に何があったかまだ把握しきれてないわ。 ……貴女が知ってるマギーの事を全て教えて欲しいの。何が起きているのか、それが何だと思うのか。何でもいいわ、兎に角私に情報を頂戴。 ( 語りだすのは一方的な言葉。自分勝手な言葉。 ソファから身を乗り出してぐぐっと顔を近づけた。 ) [Thu 10 Nov 2005 00:42:32]
◆霧子 > そうね。 来るって分かっていればよかったけれど。 でも仕事、朝方までだったから。 ( 奴隷ギルド職員(はちらりと背後を一瞥すると、謝罪の言葉をそのまま肯定した。 「だったから」の後には、急の用事だろうから此処に来るという判断自体は間違っていないというフォローが抜け落ちる。 ) …座って。 マギーの話でしょう。 ( 扉を閉め、テーブルを挟んだ向かい合わせのソファを勧める。 来客用の部屋だけあって、この部屋だけは普通の事務所のように明るめだ。 逆に浮いた印象が無くは無いが。 自らもソファに座り、じっと先方の言葉を待つ。 衣装による意識の刷り込みと場所柄、自宅のように振舞う事は難しそうだ。 ) [Thu 10 Nov 2005 00:34:21]
◆ヒルダ > ……え、っと。 ( ご覧のとおり彼女だって暇じゃあない。さあ、さっさと切り出せヒルダ。マギーさんのことだ。 相手だってなんとなく自分が尋ねてきた理由は知ってるだろう。ぐずぐずするな、ホラ は や く。 急かしてみても私の口は開かない。どうにか詰まらない社交辞令みたいなものを口に出来そうだと思ったその前に、相手にそれを制された。 ) ………え、あ、うん。 ( 完璧に雰囲気に飲まれてしまった魔女はただそう返すのみ。こういう暗い場所は本来なら魔女こそに似合う筈なのに、私は場違いな場所に来てしまったことを認識した。先日マギーが居た如何わしいお店みたいに……。 一度来ている筈なのに、何故だろう。 こくりと霧子に向かって頷くと、黙って彼女の後ろを歩いた。 ――…無機質な靴の音が廊下の中に響く。その沈黙を破ろうと、私は抵抗を試みた。 ) ごっ。 ごめんなさいね、突然押しかけちゃって。カフェで待ってようかと思ったんだけど、直に来たほうが手ッ取り早いかなーなンて。 あははっ。 [Thu 10 Nov 2005 00:25:54]
◆霧子 > ( 此処を尋ねられるのはあまり気分の良い話ではない。 自分のしている仕事は一般的に「見えなくて良い」部分だし、現に商業区に普通に居を構え、目立たないようにひっそりと暮らしている。 誰も隣人が、使えなくなった奴隷を年に何十体と屠殺しているとは思わないだろうし、必要な仕事だと理解出来ても平素ではありえないだろう。 自分に向けられた彼女の目が何回か身体の上を奔り、動揺を交えて静止した。 ) ……帰ってるってマギーから聞いてたわ。 少し待って。 ( 挨拶を飛ばして一方的にそう告げ、控え室に一端戻る。 腰から提げたベルトを外して自分のロッカーに適当に投げ込んだ。 ズン、と重い音がしてすぐ、ずるずるゴトリと下に落ちたようだ。 ロッカーを閉じて廊下に戻ろう。 ) ……中庭は寒いから…応接室、1つ借りるわ。 ( 商談の為に使う小部屋の一つを数十分借りる事にして、再び彼女…ヒルダに目を向け、視線でついてくるよう促す。 扉の1つを開けて灯かりに火を灯した。 ) [Thu 10 Nov 2005 00:18:15]
◆ヒルダ > ( 職員が出て行ってからそんなに時間は掛からなかったと思う。姿を見せた彼女にひらりと手を振って…… ) ―――っ ( ……お久しぶり。 そう言おうとして開いた口はスマイルの形をしたまま一瞬固まった。 彼女のことを良く知ってるわけじゃあないけど、最後に彼女の家で出会った時とは全然違う雰囲気だったから。 彼女が歩く度に鳴るのは靴の音だけではない。あの擦れるような金属音は何だ、白い外装の隙間から見え隠れする金属の光沢はなんだ。このギルドは事務員にあんな格好させるのか。魔女ギルドの事務の人間だって職務中は箒すら持たないのに。 ――この建物の中で彼女が果たす役割、とは。 ) お久しぶり、霧子さん。 ( 考えるのはほんの一瞬。だけど不自然な硬直だと感じるには充分な時間だっただろう。 ) [Thu 10 Nov 2005 00:06:43]
◆霧子 > ( 機嫌が優れなくても。食欲が無くても。同居人が行方を晦ましても。仕事は仕事であり、なによりもそれをする為に自分は育てられた。 スイッチを切り替えるように余分な物を排除して、威圧的な黒い皮のボンテージで武装する。 腰に提げた革のホルダーには大型のナイフが1本、メスのような小型のナイフが4本、円筒状のケースに収められた30p程の針金が30本。 それから太い物を叩き切る為の鉈が一振り。 白い外套に隠れたそれらが時折音を立て、その都度檻の中の奴隷が小さく身体を丸めた。 ) ――――――――。 ( 其処で、職員待機室から戻ってきた同僚と目が合えば、その向こうに佇む女性を指差して確認をとられる。 ああ、確かに知り合いだ。 そしてその用件も想像できるもの。 ) ……次の休憩時間要らないから、少し長めに離れて良い? ( 同僚にそれだけ了解を得て、彼女の方に向き直った。 そう長くは話せないが、此方も聞きたい事が無くは無かった。 幸い此処には同居人が来る事も無い。 ) [Thu 10 Nov 2005 00:01:56]
お知らせ > 霧子さんが来ました。 『 廊下の向こうから硬質の足音を響かせ――――。 』 [Wed 9 Nov 2005 23:53:14]
◆ヒルダ > ( 男は怪訝そうな顔をした。こんな時間に、しかも仕事中に尋ねるのは非常識なのは充分承知している。けれども余りのんびりもしていられないんだ、彼女には申し訳ないけど――…。 「失礼ですが、お名前は?」 と尋ねる職員に。 ) ヒルダっていえば判ると思う。その…… 霧子さんの友達よ。 ( 随分と年が離れた友達だなと男は思うんだろうか、それとも――…。 少々お待ち下さい、と言い残すと男は店の奥へと消える。 ……変に疑われなきゃいいんだけど。そうして壁へと背をもたれさせると職員の帰りを待った。 ) [Wed 9 Nov 2005 23:52:21]
◆ヒルダ > ( 昨晩は友人の姿を見つけることはできず、冷めた芋は犬と二人で分けて食べた。 空を箒で飛ぶっていうのは思った以上に疲れるもので、死んだように眠ってから一夜明け。 ) …… こんばんは。 ( 私は今、夜の奴隷ギルドの受付に居る。一度は此処の仕事を請け負った身とはいえ、尋ねたのはそれが最初で最後だった。名前を出せば受付の男もピンと来るかもしれないが、少なくとも私の姿を見ただけでは男は単なる客だとしか思わないだろう。 「いらっしゃいませ、どんな奴隷がお望みですか――…?」 と、自分の仕事に入る男に申し訳なさそうに首を横に振って。 ) ごめんなさい、今日は買い物に来たんじゃないの。 霧子さん、居るかしら? ( ――と。 ) [Wed 9 Nov 2005 23:47:54]
お知らせ > ヒルダさんが入室されました。 『( 結局―― )』 [Wed 9 Nov 2005 23:46:26]
お知らせ > ゼロさんが帰りました。 [Wed 9 Nov 2005 23:09:52]
◆ゼロ > さてっと…在庫確認行って来ますね? (からんとうの職務室に一声かけて、書類を持ってきた道を引き返すのだ。) [Wed 9 Nov 2005 23:09:50]
◆ゼロ > (出もどりが多いな、書類を見てそんな感想。季節の名物みたいなものか。犬猫を拾うつもりで飼って、直ぐに捨てるか放置。酷い時は主がそのまま失踪とかもありえるはなし。) 命は粗末にしてはいけませんよ…。 (犬猫と値段を比べても、奴隷は大切にされるのに値する品物だと思う。) [Wed 9 Nov 2005 23:06:43]
◆ゼロ > (少年にとって嬉しいのはコートが目立つ存在じゃなくなった事だ。種族の隠蔽において必須のアイテムではあるがどうにも夏は目だって仕方が無い。) もう大丈夫ですね。 (商品のメンテナンスは欠かさない。少なくなったとはいえ、何時客が来てもいいように準備を整えておくのが商売だ。) [Wed 9 Nov 2005 22:57:22]
◆ゼロ > (冷え込みも厳しくなってきた。今年も毛布は補給されるのだろうか。昨年は確か、上長の判断で配布となったはず。今年はインフレの影響も有り、ギルドとしての利潤は芳しくないかもしれぬ。) ま、運ですよね結局。 (かつんかつんと檻の間に足音を響かせる。大分人数は減ったか、売り手も買い手も少ないのが現状か。) [Wed 9 Nov 2005 22:52:17]
お知らせ > ゼロさんが来ました。 『動向が薄いねー。』 [Wed 9 Nov 2005 22:50:07]
お知らせ > 奴さんが退室されました。 『(これからの季節もっと冷え込みは厳しくなる 凍死しない事を願いながら今日もまた眠りへと堕ちて)』 [Sat 5 Nov 2005 20:11:22]
◆奴 > (最近はだんだんと冷え込みも厳しくなってきた 肌寒く感じれば横になって身体を丸める) [Sat 5 Nov 2005 20:09:03]
◆奴 > (もう既に見なれた石壁に被われた空間は遠くに灯る灯が微かに差し込むだけで照らす物が何もない ただ一日中退屈と空腹を堪えて過ごす) [Sat 5 Nov 2005 20:06:47]
◆奴 > ぐぅ〜・・・(やはり鳴くのは腹の虫食事の時間に眠っていれば食事はナシ 今日はまだ何も口にしていない)・・・いい加減此処はどこなんだ?(窓一つ無い檻の中とくれば刑務所か噂に聞く奴隷ギルドなのだろうが)腹へってりゃ何も思い付かんわな。(小さく息を吐けば仰向けになって天井を見つめる) [Sat 5 Nov 2005 19:54:09]
◆奴 > (今日で何日が過ぎただろう 未だ自分は檻の中に居る 同じ檻に居た殆どは何処かへ言ったきり帰って来ない 檻の中には後数人 此処が何処かも何故此処に居るのかも解らないままで) [Sat 5 Nov 2005 19:41:03]
お知らせ > 奴さんが入室されました。 [Sat 5 Nov 2005 19:37:21]
お知らせ > リーマさんが帰りました。 『(欠けたものはまだ、補えずに。過ぎる時間に浸っている)』 [Sat 5 Nov 2005 15:58:21]
◆リーマ > (瞼の熱を奪って、冷えた手が暖かくなる。どちらも体温。どれも同じ熱。元は他愛なく世界の理にあるだけのものである身が、生きて確かにある不可思議。泡沫、刹那としても) ……良いことも、悪いことも――……あり過ぎますけれど――……(天秤は不安定。明日をも知れぬ世界で、明日を考えないのは逃避。考えて絶望に浸れれば、いくらかは楽なんだろぅか。自虐に浸るには、きっと色々と足りないのだろぅけれど) [Sat 5 Nov 2005 15:49:42]
◆リーマ > (眩しさに慣れないものだと、つくづく思う。元々の活動時間帯が夜中であったせいなんだろうか――……それとも、受肉したこの身体が単に、弱いだけなのか。緩々と手を持ち上げて、瞼の上へとあてがってみる。 熱の高さと、熱の低さ。どちらも自分のものなのに、別物のような不可思議) [Sat 5 Nov 2005 15:29:55]
◆リーマ > (時間の感覚は酷く乏しいが、四肢を必要以上に鈍らせない為に引き出された中庭――本当にそう呼ぶ場所かは知らない――は明るかった。だから、それでいいと思う。あの明るさに比べれば、この檻の中は何処までも味気ない。だから同時に安堵もする。――……眩し過ぎる世界は、余り得意じゃあない) …目が、傷んでしまいそぅ――……(つめたい壁に凭れ掛かって、空を。もしくは天井を見上げ、瞼閉ざす) [Sat 5 Nov 2005 15:19:54]
お知らせ > リーマさんが入室されました。 『(昼下がりのこと)』 [Sat 5 Nov 2005 15:17:39]
お知らせ > 霧子さんが帰りました。 『 ――――魔法は嫌いなんだけれど。 』 [Mon 31 Oct 2005 02:03:07]
◆霧子 > ( 「痛み」を与えて居るのは誰か。 それは自分だ。 例えば怪我をして患部を見て、経験則から「痛い」と想像した自分が「痛い」と認識して痛みを痛みと感じる。 幼児は痛覚から来る危険信号をダイレクトに受け止めて、その規模のままの痛みを感じて泣き叫ぶ。 同じ痛みでも、何度も経験したこと、我慢するという事を知った後、緊急時でそれどころではない時、怪我をした事自体に気付いていない時、泣き叫ぶどころか、何も感じない事すら可能だ。 痛みは自分の中から来る。 だが――――。 ) 起因は。 ( 原因は、外にあるものだ。 其処がわからない。 怪我にせよ病気にせよ、何かしら外側からのアクションがあるものだ。 目に見えない何かが彼女を襲っているにしても、何故彼女だけ。 芸能横丁で同じ症例が流行っているわけでもなし、同居している自分に症状があるわけでもなし。 ) [Mon 31 Oct 2005 02:01:55]
◆霧子 > ( 記憶に無い怪我。 覚えの無い痛み。 失血はあっても外傷が無い奇妙な現象。 慢性的に続く感覚障害。 それらの痛みから逃れる為の薬物の常用。 断片的な会話と客観的な視点から分かるのはそんな所。 矢張り病院に連れて行くべきかもしれないが、果たして「連れて行った段階で存在しない怪我」に対して医者は何を出来るだろう? 快方に進まなくても最低限悪化を抑える事だけは出来るだろうか。 思索に閉じた意識がふと見回りの時間に気付き、覚醒する。 3分過ぎている。 席を立ち、黒い革のボンテージスーツの上から白い外套を羽織って廊下に出た。 少し寒いかもしれない。 商品達に異常が無いか念入りに見なければ。 ) [Mon 31 Oct 2005 01:51:01]
◆霧子 > ( ぽん、と閉じた医学書を除けて机に放り出す。 不味い珈琲を一口含んで1つ吐息。 結論から言えば、全く掠りもしなかった。 分厚い本だが目的の分野は狭く、8割は無用の部分。このまま図書館に返却する事になるだろう。 1つ思案――――「彼女」の訴える断片的な症状はいったい何なのか。 どうも理解の範疇を超える言葉が時々飛び出すし、彼女が最近隠れて常用している薬の所為かとも思った。 それで二冊目は「違法薬品」なのだが。 あまり分厚くないそれを手に取り、残り10分少々の時間に触りの部分だけ読む事にした。 …夜は長い。 職員の見回りは1時間おきにまだあと何回かあるし、その間読める所まで読んでみようか。 ) [Mon 31 Oct 2005 01:41:48]
◆霧子 > ( 奴隷達は今の所大人しくしている。 規模が規模だけに、当然一人で全ての見張りをしているわけでもないし、雇われ警備員だって周っている。 彼らに出来ないマニュアル対応と商品チェック、懲罰をするのが仕事か。 ) …………。 ( 医学書は4冊の中でも一番まだ理解できるほうだ。 人体の構造を直接見る機会は多いし、齧る程度に教わった事もある。 少なくとも何処がどう壊れるとどうなるのか、くらいは経験則で。 専門用語には前後の文章からある程度想像力を働かせる必要はるが。 ) [Mon 31 Oct 2005 01:32:41]
◆霧子 > ( 医学書、違法薬品の専門書、有翼人の生態研究書。 それから、あまり好きな分野ではないが基礎魔術理論。 分厚い本を机に置いて、今現在必要と思われる部分だけを片端から読み進める。 未だ職務中だが、深夜帯の接客、見回り、定期的なチェックといった仕事以外は概ねただ待機しているだけだ。 そもそも本業は処刑人として雇われている自分でも出来るような、留守番みたいな仕事。 この時間帯を任される所員はだいたい各々の方法で時間を潰している。 次の見回りまであと20分ある。 備品の珈琲を淹れて、詰め所で読書に興じる。 いつもの事だ。 相変わらず安物の珈琲は美味しくない。 それでも飲むけれど。 ) [Mon 31 Oct 2005 01:26:47]
お知らせ > 霧子さんが入室されました。 『 Case: Pain in phantom. 』 [Mon 31 Oct 2005 01:21:01]
お知らせ > ミートさんが退室されました。 『( ご飯で満腹になってから、お昼寝を始めましたとさ。 )』 [Sun 30 Oct 2005 14:15:06]
◆ミート > ( はふっと、欠伸が零れる。 お腹が空きすぎると、眠くなるとはよく言う。 この欠伸もそれと一緒だろうか? ) うー・・・・・・でも、また寝てるときにご飯持ってきて、また後でっ!ってなったらヤだぞ・・・。 うぅ〜〜〜ん。 ( 細く短めの尻尾を振りながらコロコロと床を転がって考える。 ――コツンッ と、人の足跡が聞こえれば、ガバッと飛び起きて嬉しそうに尻尾を振ってイイコにお座り。 ) [Sun 30 Oct 2005 14:14:29]
◆ミート > ゃっぱり・・・・・・・ミートはお邪魔さんかなァ? ( この間は職員から『穀潰し』っていわれたし。 ) それよりも、アレってどーゆー意味だったんだ? もっと、簡単にいってくれないと、分からないゾ? ( 悪口を云われたのは分かったが、その意味は理解できなかった模様。 とことんおバカさんだった…。 ) [Sun 30 Oct 2005 14:04:53]
◆ミート > ・・・・・・・も、もしかしてっ………新手のいじめかっ?! ミート、肉ばっかり食べてるから、そーなのかァっ?! ( ガーン とショックを受けながら、バタンッと後ろに倒れこむ。 矢張り、もう少し賢ければよかったのだろうか。 知能指数は平均的だが、考え方がまだまだ子供。 そんな奴隷を、欲しい人など果たして現れるのやら。 檻の天井を見ながら、手を伸ばしてみる。 ) [Sun 30 Oct 2005 13:56:27]
◆ミート > ・・・・・・・・・・・・・・・。 ( それでも返事は返ってこない。 たまに、お昼寝をして居る職員さんも居るって話。 ) ミートのご飯、忘れてたりかァ? ( 此の頃、殺される奴隷も少ないせいか、回ってくる食事は普通のもの。 溜息を何度も何度も盛大に零せば、檻の柵のほうに向かって、顔を柵の間から覗かせてみる。 ) ねぇ〜? まだァ〜〜〜? [Sun 30 Oct 2005 13:49:45]
◆ミート > グゥゥゥゥゥゥゥウゥゥ〜〜〜 ( 獣の唸り声ではない。 檻の中の獣のお腹の音だ。 寝坊したせいで、まだご飯をもらって無いとか。 ) ぅぐぐぐぐっ!!! イイコにしてたのに、まだですかぁ〜〜? ( イイコにしていたというより、寧ろ寝ていたというのが正しい。 ) ( べたっと床と仲良くしながら職員が居るであろう方向に吼えてみる。 ガオ〜っと。 ) [Sun 30 Oct 2005 13:44:53]
お知らせ > ミートさんが入室されました。 『・・・・・・・・・・・。』 [Sun 30 Oct 2005 13:40:32]
お知らせ > 有毒少女さんが帰りました。 『( 毒は 自らの檻へ と。 ―― 戻る )』 [Sun 30 Oct 2005 00:43:18]
◆有毒少女 > …… 。 ( 等級を下るごとに そのフロアを歩く度 に。 知らない職員の 増えてゆく事、に。 …彼らの 毒に対する 警戒の眼差し に、 ) … 。 ( 長くギルドに在る ヒトガタの毒の散歩を どこからか、噂を知って か。 …それとも 毒だけでなく 視線の合うもの皆に向けているの か。 毒と同じ 奴隷達の、怯えた視線 に。 ) ( ―― 追われて ) [Sun 30 Oct 2005 00:42:11]
◆有毒少女 > …以前 話したことのある、 ( 奴隷たちの姿、を。 見ない から。 声、を。 聞かない、から。 ) …… 。 ( 売られていったか 処分された か。 …奴隷の身で それは知れない、けれど も。 ) ( きっと 前者であろう と。 …そうであって ほしい、と。 思い ながら。 ) [Sun 30 Oct 2005 00:34:58]
◆有毒少女 > ( …危ない危ない 猛毒は。 たとえ どれだけ、従順 でも。 迂闊に外になど 出せない、から。 此処に在る ばかり。) ( 纏う鎖の冷たさ に。 身を震わせること で。 季節の 移り変わり、を。 感じ。 ) …… 、 ( 視線 時折、檻へと 向け。 …等級の下るにしたがって 奴隷たちの 移り変わりの多い事 に。 気づき ながら。 ) [Sun 30 Oct 2005 00:31:40]
◆有毒少女 > ( 首輪を、つけられ。 手枷を、つけられ。 その二つを結ぶ鎖。 足首にも、枷。 けれど それは、離れていて。 その代わり 二つの、足枷。 結ぶ、鎖。 ) ( ジャラ ジャ ラ―― ) ( 毒の少女の動く 度。 鳴るのは、硬質な オト。 こんなカタチで ギルド内でのみ 許される、 ―― 散歩。 売り込み。 歩き方の練習。 呼び方は 様々。 ) [Sun 30 Oct 2005 00:16:18]
◆有毒少女 > ( ヒトのかたちをした 毒 の。 この 足は。 唯の飾りでは、ない と。 ―― 示す ように。 けれど 実際、は。 唯の飾りに しないため に。 歩き方 を。 忘れないよう、に。 ) ……… 。 ( 檻の間を 歩き、ゆく。 ジャらァ り。 鎖のオト、響か せ。 ) [Sun 30 Oct 2005 00:07:47]
お知らせ > 有毒少女さんが来ました。 『( じゃラ り )』 [Sun 30 Oct 2005 00:00:30]
お知らせ > 奴さんが帰りました。 『(やがて空間には再び無音の静寂が訪れる)』 [Sat 29 Oct 2005 15:49:56]
◆奴 > おい!!誰か…答えろ………(どれだけ叫んでも声は静かな空間に呑み込まれ) [Sat 29 Oct 2005 15:48:58]
◆奴 > おい!!誰か居ないのか!!!いつまでこんな所に閉じ込めておくつもりだ!!(此処に来てどれ程になるかは知らないがこんな所にずっと閉じ込められていてはいいかげん頭にもくるもので石壁の奥に向けて叫んだ) [Sat 29 Oct 2005 15:38:55]
◆奴 > (そこは寝る前とは違い光は付いていない それだけで少しは解るようになった それでも灯が灯れば夜で灯がなければ昼だと言う事だけ 未だに此処がどこなのか。何故こんな所に居るのかは解らない) [Sat 29 Oct 2005 15:31:33]
◆奴 > (目がさめれば軽く頭を振って身体を起こす 昨夜とくらべるとまた減っている)ふぁ〜・・・・・・ん。(大きく欠伸をして身体を伸ばせば暗い廊下の先を見つめる) [Sat 29 Oct 2005 15:26:05]
お知らせ > 奴さんが入室されました。 『(目覚めればまた何人か減っていた)』 [Sat 29 Oct 2005 15:21:51]
お知らせ > 奴さんが退室されました。 『(食欲が満たされれば己も眠りへと堕ちて 明日もまた食料は減るだろう)』 [Fri 28 Oct 2005 23:36:58]
◆奴 > (昨日に比べれば檻の中は広く感じる 朝から数人ここからどこかへ連れて行かれたきり帰って来ない 幸いまだ食料は残っているものの尽きるのも時間の問題で) [Fri 28 Oct 2005 23:35:52]
◆奴 > (息づく生は食欲をそそる それでも殺すわけにはいかない 吸われた本人すら気付かぬように少しずつ食欲を満たす為に手近なものに口接ける) [Fri 28 Oct 2005 23:32:30]
◆奴 > (通路の先見える光は仄暗くゆらゆらと揺れて近付いて来るでもなくただ揺れる)誰か居ないのか・・・(そう呟けば檻の中見渡す) [Fri 28 Oct 2005 23:28:46]
◆奴 > (此処に来るのは食事を運んで来る無口な人が数人 何を聞いても答えてはくれない 泣きわめく幼子に平気で鞭を入れるそんな人が来るだけ)・・・・・・ [Fri 28 Oct 2005 23:23:40]
◆奴 > (未だに此処が何処か 何故此処に居るのか 今が何時なのか 色々な事が解らないまま檻の格子に手を掛けて暗い通路の先を見つめる) [Fri 28 Oct 2005 23:20:05]
お知らせ > 奴さんが入室されました。 『(多くの幼子が眠る中)』 [Fri 28 Oct 2005 23:18:12]
お知らせ > 珠香さんが帰りました。 『( 早く来よと、願うもの。 )』 [Fri 28 Oct 2005 19:13:17]
◆珠香 > ( とはいえ、困ったこともある。 夏場には分かり易く使われていた身だが。冬ともなると、どうなることやら。安売りか、暫しの凍結やら廃棄やら。想像だけなら面白くも泣く幾らだって出来る、けれど。 ) …使えないっていうならー…かえしてくれればいいのにって、思うけど、ねぇー…… ( 早々上手くもいかないのが、ヒトの理屈かもしれない。雪娘は、あふ、と欠伸を一つ零して。膝にこつんと額を当てた。 ) [Fri 28 Oct 2005 19:13:04]
◆珠香 > ( 冬が近い。溶けて溶けて死に絶えそうだった夏が過ぎて、秋という名の生温い季節を越えれば、冬が来る。 此処に訪れる冬はあの永劫の凍土程にはこの身に優しく無いかもしれないけれど、それでも漸く、苦しまずに呼吸が出来る季節が来る。 ) 長かったー…ねぇー…… ( …希望としては、その前に雪山にかえれれば一番だったのだけれど。 数ヶ月の安堵が待ち遠しい。 檻の壁に凭れ掛かって、噛み殺す微笑。 零れる声が、響きすぎないように。 ) [Fri 28 Oct 2005 18:46:40]
◆珠香 > ( 檻の中、夏は常々のんべんだらりと伸びていた代物の背が、珍しくしゃきりと伸びていた。白髪彩る面差しも機嫌は良いもの。何ということは無い、季節が移り変わっている証明のようなもの。 ) もう直ぐ、寒風荒ぶ良い季節ぅー……( 鼻歌など漏らせば職員に叱られると。その程度には知恵もあるから、立てた膝に頬杖ついて、口元で笑うくらいだけれど。 ) [Fri 28 Oct 2005 18:34:00]
お知らせ > 珠香さんが入室されました。 『( 近しくなる季節の話。 )』 [Fri 28 Oct 2005 18:32:07]
お知らせ > 奴さんが退室されました。 『(今夜は怯えた子供達を抱いて眠りに就こう ついでにバレぬように殺さぬように食事を・・・・・・)』 [Thu 27 Oct 2005 23:57:35]
◆奴 > (何度叫んでも誰も答えない 自分が叫べば叫ぶ程に一部の子供が泣きわめくのも事実 暗い石の壁の続く奥睨み付ければ踵を返して檻の奥へ) [Thu 27 Oct 2005 23:56:00]
◆奴 > (そう叫んでみても声は虚しく石の壁に響くばかり)おい!!(もう一度叫んでも同じ事 周りの子供の中には「そんな事しても無理だよ」と要らない助言までくれたりするものも少なくはない) [Thu 27 Oct 2005 23:51:45]
◆奴 > (ここに来てからどれ程の時間がたったのだろうか 窓もない此処では知る由もなく)おい!誰か居ないのか? [Thu 27 Oct 2005 23:46:42]
◆奴 > (檻の中に居るのは査定前の連れて来られて間もないもの達ばかりなのだろう 幼子の中に混ざるソレはかなり滑稽なのだろう 周りの視線が)・・・・・・痛い(思わずその言葉だけが溢れる) [Thu 27 Oct 2005 23:42:27]
◆奴 > (小さな群れの中に在る 違和感 他のものより格段に大きなソレ) [Thu 27 Oct 2005 23:38:01]
お知らせ > 奴さんが入室されました。 『(やけに子供の多い檻の中)』 [Thu 27 Oct 2005 23:34:09]
お知らせ > ホセさんが帰りました。 『( 「そっか」 と、 軽い返事。 そうして、漣のような旋律が始まるのは、間も無く。 )』 [Thu 27 Oct 2005 02:34:31]
◆ホセ > (ぎり、と歯を噛み締め、) ――…俺は、寝ル。 (不機嫌も露わに、言い捨てる。だが、瞼を閉ざしかけて、)――…おまエは、寝るも、起きている、も… (同居人に向けて、息を継ぎ足し) …ウタう、のも、 (好きにしろ。歌って欲しいなどとは、頼まない。自由選択に見せかけた、依頼行為。) [Thu 27 Oct 2005 02:33:43]
◆ホセ > (熱が上がりつつある兆候に、辟易したように長い吐息を吐き出す。できることは限られている。ココは野戦場と同じだと、無理にも言い聞かせる。固い床、湿った寝藁。奴隷という身分に抗うための、理由付けが必要。 ココハ、戦場 ダ。 ) [Thu 27 Oct 2005 02:27:34]
◆ホセ > (「何、不機嫌になってンの?」) …うる、さい。 (他人の気配に敏い奴だ。この奴隷が模範奴隷として、生き延びることができた理由は。素行の良さだけではないのだろう。きっと、この模範奴隷は、雰囲気を読む能力に長けているのだろうと。最下層でも、世渡り上手な者はいるのだと、薄汚れた男は顔を顰めた。傷が熱を持っている。加えて、悪寒が酷い。) [Thu 27 Oct 2005 02:21:42]
◆ホセ > きズが、乾くまで、…着らん (背中の傷に障るからだと応えれば、そっか、と、他人事のような返事。) ――、…… (云い様の無い理不尽さを感じて。うつ伏したまま、唇を歪めた。) [Thu 27 Oct 2005 02:16:12]
◆ホセ > (職員を働かせるには、金が要る。だが奴隷の労働に対しては、金子の報酬は要らん。まあ、もっとも、ヴェイトスの奴隷ギルドにも、同じ"制度"があるのかは不明だが。奴隷ギルドの構造を分析、解体したところで。得る物などは無いのだと、思考を打ち切ろうとした矢先。) (「それ、着ないの?」) ――…、(「それ」とは、男が枕代わりに敷いている、粗末な服を指しての事。) [Thu 27 Oct 2005 02:11:45]
◆ホセ > おまエ、…なぜ、ここに、 (いるのか。"同居人"にしては、ピンシャンしているように見受けた。疑念に、奴隷が紡いだ解答は。) ――…そりゃ、ごく、ろ…な、こった。 (「君の面倒を看るために。」この同居人は、大方、素行の良い模範奴隷といったところだろう。模範奴隷が、ギルドで下男のように扱われる事もあるのだと。クリスティアで、そう耳にしたことがある。) [Thu 27 Oct 2005 02:06:18]
◆ホセ > ――…、 (うつ伏せに寝る男が、難儀そうに瞼を開ければ、壁の近くに人影。やはり、誰かが居たらしいと判って、男は小さく咳き込む。それで、歌が途切れた。) (「大丈夫?」伺う声に、目玉を動かす。映った姿格好は、職員では無い。) …ど、れいか。 (嘲る調子でうめいた男に、人影は微かに不快を示した気配。) [Thu 27 Oct 2005 02:00:02]
◆ホセ > (水面の正体――覚醒の膜を破れば、瞼の薄闇越しに。歌声がよりクリアに、間近に聞こえた。昨晩とは違い、ごく近くだ。そう、同じ檻のなかに、誰かが居る。) [Thu 27 Oct 2005 01:55:02]
◆ホセ > (ギルドの奥まった区域。商品展示区画とは違う、「商品未満」たちを拘留して置く為の檻。負傷した剣奴や、体調不良の奴隷などを隔離しておくための。) (朦朧としていた意識が、淡い波のような旋律を捉えた。見えない手で、深みに沈んでいた意識が、急速に水面へと押し上げられる。) [Thu 27 Oct 2005 01:51:08]
お知らせ > ホセさんが入室されました。 『( 歌が、きこえる。 )』 [Thu 27 Oct 2005 01:46:53]
お知らせ > ミートさんが帰りました。 『( パタッ と死んだように動きが止まると、小さな寝息が辺りに響く。 )』 [Wed 26 Oct 2005 23:18:51]
◆ミート > ( それよりも、このギルドで食事にネズミが出るかも不明だ。 ネズミのライカニアが居たら卒倒するメニューに違いない。 ) にっくにっくにっくぅぅぅ〜。 明日は絶対、お肉山盛りぃ〜〜〜っ! ( 奥に控えている職員に、聞こえるようになるべく大きな声で叫んでみる。 回りの寝ていた奴隷達は、聊か不機嫌な顔で睨みつけてくるが、そんなのお構いナシだ。 もぅ、頭の中は肉の事しか考えられない。 そんな非常事態な状況だ。 ) [Wed 26 Oct 2005 23:17:43]
◆ミート > ・・・・・肉が一個ぉ〜。・・・・・ネズミが一匹ぃ〜。・・・・・・・チキンが一羽ぁ〜・・・・・。シチューが三杯ぃ〜。 ( 食べたいものを食べているのを想像(*妄想)しながら、食べているような気分に浸ってみる。 ・・・・・・・・・・・・・・・―――五分後、更に空腹感は増す。 ) ふぎゅっ・・・・・・ぅぐぐっ・・・・・・・・・・・・・お腹が減って・・・・・・もぅ、ダメだゾ・・・・。 ( ぐて〜っとやる気の無い声と態度。 客が居ないからといっても、お行儀は良くしていないと怒られる。 だけど、お行儀良くしている力すらもう出ない。 ) [Wed 26 Oct 2005 23:13:31]
◆ミート > ( ぐぅぅぅぅぅうぅぅ〜〜〜 ) ( 間抜けな音が檻の中から響きだす。 夕飯に軽く二人前は食べたであろう獣は、既に腹ペコ状態。 奴隷でも、育ち盛りな年頃なのだ。 ごろんっ と、質素な寝どころに転がれば、空腹感を紛らわそうとぶつぶつ何かを呟き始める。 ) [Wed 26 Oct 2005 23:08:15]
◆ミート > ( バタバタと足で蹴ってみるけど、空くはずも無い。 逆に足に痛みが走って最低な気分。 ) ぅぎゅーーーーーっ!!! ・・・き、嫌いだァ・・・。 おまえなんか、・・・そのうちミートがガブって粉々に砕いてやるからなァっ!!! ( 少し赤く腫れてしまったつま先を、そっと擦りながら檻の奥へ。 この時間、客が少ないせいか少し騒いでも怒られない。 結構、この時間がお気に入り。 ) はぁ〜。 ・・・・・・・早くご飯、こないかなァ? 動いたせいで、お腹が減ってきたゾ・・・。 [Wed 26 Oct 2005 23:04:30]
◆ミート > ( 狭い檻の中で、逃げ出せないかともがいてみる。 もがいてみるのだけれども、ビクともしない檻の柵。 ) なんだョーっ!! 少しくらい動いてもいいじゃんかァっ!! ( 全然動かない無機物に、吼えてみる。 フーっと毛を少し逆なでてだ。 怒ってもしょうがないけど、何もしないでジッとしてるのは苦手なのだ。) [Wed 26 Oct 2005 22:57:26]
お知らせ > ミートさんが来ました。 『・・・・うぐぐっ。』 [Wed 26 Oct 2005 22:54:52]
お知らせ > ホセさんが退室されました。 『( 聞こえてきた最低な歌に。唇の端に浮かべた、歪んだ笑み。 )』 [Wed 26 Oct 2005 03:28:54]
◆ホセ > (一方通行の標識を掲げた女が踵を返す様を、濁った瞳で追いかける。遠ざかっていく足音を耳に、感謝の言葉を、口の中で転がす。外には出さない。業務と好意を取り違えるほど、めでたくは無いのだから。それでも、舌の上で転がす言葉は妙に甘ったるく感じられた。飴玉のように。) …ガキ扱い、かヨ (フテくされた猫のよに。言い捨て、横になる。胸に抱くのは、渡された服。あの女は抱けなかったが。腕の中にゴワついた服を抱え込みながら、瞼を閉ざす。着るのは、次に覚醒したときでいい。) [Wed 26 Oct 2005 03:26:49]
お知らせ > アルマさんが帰りました。 『ジョニーさんはシチューの具――――♪(最低な歌が、響いた)』 [Wed 26 Oct 2005 03:22:06]
◆アルマ > では、おやすみなさーい♪いいこにしてるんですよー♪ [Wed 26 Oct 2005 03:21:19]
◆アルマ > ふふー。まあ、深夜応対ということで一つ♪(何が深夜応対なのか全く持って謎だが、とにかくそれだけ言うときびすを返した。一方的である) [Wed 26 Oct 2005 03:21:05]
◆ホセ > もっちット、お手柔らかに… (頼む。とは、切れ切れに。ぜ、ぜ、と喘鳴混じりの呼吸が、老いた野良犬のようだ。本調子ではない身体を無理させて、のろりと肩越しに振り返れば。服。) …たシかに、な。 (傷がいてえ。だがなきべそとかは無い。男だから。否、堕ちても誇りだけは。これを亡くしては生きていけん。用心深い距離を保つ女から、服を受け取った。) [Wed 26 Oct 2005 03:18:55]
◆アルマ > (服を渡したら、その場を立ち去るつもり。今度は戻らない。暇だったからやってみた「特別手当」に過ぎない。あくまで暇つぶしというのがめちゃくちゃだが) [Wed 26 Oct 2005 03:18:24]
◆アルマ > ・・・・・・ふーむ、なるほどなるほど。なかなか素材は良いかもしれませんわね♪よく頑張りました。はいそれじゃこれ、そんなに安宅かく無いけど、無いよりははるかにマシですよー♪(桶と布切れを回収すると、変わりに簡素な粗末な服を差し出した。無論、直には腕をつかまれない距離で) [Wed 26 Oct 2005 03:15:12]
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