海岸 参加者 なし ROM 1人
お知らせ > ヒグラさんが退室されました。 『釣り糸はしばしの間の後に揺れて…』 [Mon 1 May 2006 03:07:05]
◆ヒグラ > (しばらく悪戦苦闘していれば。どうにか糸は外れ。手元に針が戻ってくる。よかった。と息を付き…。また針に餌をつけていく事にしよう)こんどは釣れてくれよ…?(願うように呟けば。糸を再び海へと垂らそう) [Mon 1 May 2006 03:01:32]
◆ヒグラ > ……よしっ成功っ(珍しくうまく行った事にほくほくした顔で釣竿を見ていれば…)あれ…?(糸はまだ樹の上。どうやら間違えて別の枝を切ったらしい…。これではまったくもって意味は無い)…引っ張って取れるかな…(もう一度同じ事をやって成功する自信はあんまりない。とりあえずはぐいぐいと釣竿を引っ張ろう) [Mon 1 May 2006 02:55:28]
◆ヒグラ > (集中の後、勢いをつけて跳躍。引っかかっている枝に手が届くか届かないか…そんなところで両手の刃を振りぬく…。そして…前方一回転してから着地…。めずらしく着地も綺麗に決まり…。一瞬遅れて…どさ…と木の枝が落ちる… [Mon 1 May 2006 02:48:53]
◆ヒグラ > (ぐいぐい、と何回かちょっと強めに引っ張ってみれば、ひときわ大きくしなる枝が見える。どうやらアレに引っかかっているようで…。近くの樹を見上げ…)このくらいなら…何とかなるかな…?(毛虫だらけになった周囲を気にせずに。懐から小刀を二本、取り出す。ずっと対で使っているためか、二本無いと落ち着かない)足場はあそこで…と…(今回は結構真剣に意識を集中して…狙うは枝一本…) [Mon 1 May 2006 02:34:18]
◆ヒグラ > (残念ながらすぽーんっと抜けた感覚。そのまま釣り針は自分の頭を飛び越して後ろにある樹に飛んで行ってしまいます)あっちゃぁ…(ぐい。と引っ張ってみればがさがさと盛大に樹が揺れて…近くにぼとぼとと毛虫が振ってくる。少年は毛虫は平気なのですが…) [Mon 1 May 2006 02:24:26]
◆ヒグラ > (魚を釣る技術としては確かに必要で。実際そうやって釣った魚は多いんだけれど)魚釣り以外にやくにたつんだろーか…(ほふ、と集中力を切らせて呟いた。もともと長い時間の集中は苦手。軽く油断したところにぐっと手ごたえをさおに感じた。このまま、奇数だったら魚が連れたという事にしよう)んっ…来たかな…?(ぐぃっとさおを反射的に引っ張って…) [Mon 1 May 2006 02:20:22]
◆ヒグラ > (明かりを持たず、新月に近い夜の闇は深い。空は晴天。月がその輝きを失っている分。星はその輝きを主張している中。修行も兼ねて釣りをしている少年が一人。感覚を研ぎ澄ます修行…と言うわけで釣竿に意識を集中して)…魚の呼吸に合わせて…動きを探る…んだっけ…?(本当に役に立つのか分からないけれど修行メニューの一つだった) [Mon 1 May 2006 02:13:11]
お知らせ > ヒグラさんが入室されました。 『深呼吸…』 [Mon 1 May 2006 02:09:38]
お知らせ > レフェリーさんが帰りました。 『是非ご自身でお試しアレ!』 [Mon 1 May 2006 01:54:16]
お知らせ > 維言さんが帰りました。 『 むしろシスター、ソレ飲み物ですか毒物ですかと小一時間。 ( 暗黒茶ショック等も含み。 )』 [Mon 1 May 2006 01:50:30]
お知らせ > セレスさんが帰りました。 『 そ、そんな便利マシーンがヴェイトス市には!(道中謎のカルチャーショックなど。) 』 [Mon 1 May 2006 01:48:34]
◆レフェリー > けど公衆良俗に反するようなものも出回って困っているのですよ。 (何気に余計なことを言いながら、腰に手を当てて) それでは、馬車を手配してきますね。 (二人に一礼して、馬車を呼びに走る。ちなみに戻ってくるが、筋トレについては、厳しい内容であるもののごくごく一般的なもので……もしかしたら、水とか、飲み物とかの成分が決め手なのかもしれない) [Mon 1 May 2006 01:40:52]
◆維言 > ヴェイトスには、色々な書物が流入していると申します。それはもう、色々と驚くような代物まで。 ( 真偽が何処かは不明気味に、声だけが淡々と真摯。ご希望とあらばきっちり梱包して送り届けたい次第。本気でやる。 貢物で好感度の上昇率と戦うような、これも盤上遊戯。色々間違っている。 そんな書の中でも、最高レベルでのトンデモ本は、今腕に抱えている代物。いつの間にか共振も止んだソレを抱えなおし。 ) 此方のも、問題点多々あれども、聖典としての効能は立証されたので。 …丸儲けはパプテス教会っぽいとか内密に。 ( 奇跡歯等しく、誰の手にも訪れない。それもまた、ひとつの形。 ――― 抱いた願いは、次の時まで此処にある。それは崩れることが無いのだから。 お疲れ様でした。そう語るよう、背表紙を撫で。 ) ……Sann セレス。結構危なっかしいお方ですねと汗たらり。 では、シスター・ジャスティス。宜しく御願い致します。あ、ついてきて下さるのならば、筋トレについて一家言でも。 ( 意見には賛同しながら、余計なこと一個付け加えた。 いえ、だって興味あるじゃないですか。純粋に。 ) [Mon 1 May 2006 01:36:00]
◆セレス > 嗚呼ッ…そんな楽しそうな本があるのですか? 是非是非とも、お代の方は此方でちゃんと負担しますので…! ( すごい気になったようだ。 屋内でも出来る筋力トレーニング全集。 日頃運動不足をなんとか室内で解消しようと頑張っている身。 検閲を通って室内に持ち込めるかは微妙な線である。 何だかとても丁寧にゆっくりと話すイコトにちょっと好感度↑↑ ※効果音つき ) ―――――この剣ともお別れですね。 此方は聖教会に再び封印される事になるでしょう。 奇跡に至らなかったとはいえ、素人のような人間が扱って最後まで残ったのですから。 ( 聖剣も聖女も、聖教会に対して面子だけは保ったという所か。 腰の剣の柄を軽く触れてみる。 それなりに愛着も無くはなかった。 ) ―――そう。 そうそう。 こんな所までふらふらと来てしまいましたけれど、帰り道が見当もつきません。 できれば送っていただけると助かります。 ( 二人は知り合いのようだ。 馬車に同上してゆっくり話しながら帰るのも良いだろう。 ) [Mon 1 May 2006 01:19:47]
◆レフェリー > ええ……あぁ、成る程。 (審判員か、とのセレスの問いかけには微笑して頷き、二人の様子と言葉を交互に確認して、ああ、この聖戦も奇跡を迎えずして終わるのか、となにやら感慨深げに頷いて) ああ、挨拶が遅れましたね、今晩は、維言さん、そして……聖女認定のセレスティア様ですね? はるばるヴェイトス市まで、ご苦労様です。 (はい、とおのおの、愛着が湧いているであろう聖剣に関しては、確かにすべての無効化が確認されてからの方が良かろう、と半歩下がる) それではお二人ともいかがなされますか?警護の名目で馬車の手配も出来るでしょうけど。 (そして、その間にクリスティアの話に興じることも) [Mon 1 May 2006 01:12:32]
◆維言 > …では、屋内でも出来る筋力トレーニング全集とかお送り致しましょうか。人間、どうやら最後は身体が資本っぽいですよ。 …日光は、むしろ無闇に当たらない方が良さそうとか付け加えながら。 ( 聖剣を振るう手の防護の為かもしれないと、誤解フラグカウント・ワン。 真意と冗句の境目の無い胡乱な声で無茶言いながら、少し強い陽光に当たれば溶けてしまいそうな、雪兔めいた聖女に向かい、肩竦めた。 ) 御願いしますと言ってみましょう。いずれや、仕事で出向く事もありえないとは言い切れないのですよ。 ( 下っ端エクソシストの耳には、『 聖女認定 の話は入っていない。しかして、何ぞ重要な役割が増える程に、身動きの取れなくなるモノとは知っている。 …視線を向けた先には、鉄と銀で武装した青髪の修道女。 ) …残念と申すべきか、僥倖と申すべきか。噂に聞いた「 聖典概念 」の御力、拝見してみたくはあったのですけれどね。 ( その力も、後数分か数刻かで失われるのであろうから。抱えた書を、赤子でもあやすよに撫でながら。 ) 話の内約はそんな所です。 聖剣に関しては、残る一本の無力化が確認されてから、改めて聖堂に献上すると致しますよ。 …万が一が無いとは限らないのが、怖い所です。 そんな風に申しながら、御機嫌よう、シスター。 ( 此方にとっては既知の方。 備えあれば憂いは無いかもしれない理論など口ずさみながらに、緩く一礼。 ) [Mon 1 May 2006 01:03:38]
◆セレス > (喧騒?謙遜。) [Mon 1 May 2006 00:56:41]
◆セレス > いえいえぜんぜん。 ( 喧騒違いますよ?と手をパタパタ振った。緊張感無く。 ) 10日で一万歩歩くか怪しい運動不足の身ですから。 ほら、肌だって日に当てる事もできません。 ( カソックから覗くのは何故か黒い皮の手袋だが、その手で触る頬は血管が透ける程白く、瞳は兎のように赤い。 ) では、クリスティアにおいでの際は――――ああ、その、私が案内役をご紹介しましょうか。 すみません、私は自由に歩けないもので。 ( それどころかクリスティアを案内することすら出来ないだろうが。 少々鈍い聖女にも、不意に混じるもう一つの気配をイコトの視線から探り出す事はできた。 三人目の来訪者に視線が集まるだろう。 ) 主が望まないのなら私も望みません。 そもそも挑戦する意味がありませんから。 …審判員の方ですか?ご苦労さまです。 意味の無い戦いをする事も無い、という話をしていた所です。 ( サラリと問いの答えを返しつつ、人影に向けても挨拶。 やはり初めて見る人物だ。 ) [Mon 1 May 2006 00:52:47]
◆レフェリー > (二人に近づいてくるのは、武装した修道服姿。おおかた、監視員であろう) …… (砂の音を立てながら近づいていく。どうやら、二人とも話し込んでいる様子。雰囲気は良い。結構なことだ、いや、そうではなくて……) 主が望まれない、か。 (こちらにも聞こえる程の声、その内容に、そっと復唱して) どうなされますか?お二方。 (二人とも降りるなら、聖剣を預かろう、と申し出て。そうなればそれ言残った剣は一本になるのだろうけれど) [Mon 1 May 2006 00:46:40]
◆維言 > ご謙遜をとか言います。それを言ったら私も毎度、結構に苦戦塗れでしたから。首皮一枚分が、楽させて頂けない代償とか申します。 ( 此処には二つの擬似聖典。本物の奇跡が数多砕けていく中、神域に向かって足掻いたヒトの執念の具現が二つ残された、この皮肉。 ) なるほど。あちらの方は管轄が違うので、まだ御挨拶に出向いた事も無いのですけれど。此方の事で分からない事など御座いましたら、それなりに御案内致しますとか言ってみましょう。 ( 猫背気味の背筋を少し伸ばして、真紅の双眸を見やる。 ――― 僅かに変わる、風の流れと砂の音。 近づく何方かにも聞こえるように、胡乱な声がやや、芯を持つ。 ) ――― 主が望まれないかもしれない奇跡の可能性、挑戦してみたいとか思いますか、Sanna? ( 口元には笑み。ともすれば冗句のような響きで、それを。 ) [Mon 1 May 2006 00:40:41]
◆セレス > ああ、それはとても分かり易いです。 然様ですよ、私のような非力な人間が生き残った居る事自体が奇跡ですから。 具体的に各々の聖剣という形で、残るように仕向けられていたのかもしれませんね。 ( 【聖典概念】と【偽罰誓願】という形をとって、今代の聖剣戦争をこの結果に導いたのなら、主が奇跡を望まなかったのだろう。 …そういう意味では、残りの一人が居る、という事すら仕組まれた要素にすら思える。 ) はい。 クリスティア領の僻地の修道院に置いていただいています。 街というところ、あまり歩かないもので分からない事ばかりですけれど―――あ、はい? ( ふとかかる問いかけに顔を挙げ、ナニゴトかと。 そういえばアレックスも同じような感じで問うてきたものだ。 聖女というのはそういうものかと少し他人事のように。 ) ( 近付く人影には、気付かない。 誰かしら自分を監視している人は居るのだろうと思っているけれど。 ) [Mon 1 May 2006 00:28:55]
◆レフェリー > あれ? (なんだか様子がおかしい。そ〜っと二つの影に近づいていく) [Mon 1 May 2006 00:21:34]
◆維言 > 平たく解説してみれば、御挨拶しそびれから、同士討ちにならなくて宜しかったのかという辺りの物語です。 何もかも結果論ですけれど、其処は思し召しの一言でカタがつくので無問題。 ( 個人的に聖女の印象には大まかに分けて二通り。純粋な信仰心に裏打ちされたタイプと、お腹の真っ黒なたぬきともタイマン張れるタイプ。彼女はどうも前者の模様、ぼんやり真顔の中、口元だけに小さな笑み。 ) 聖教会―― クリスティア領のお方でしたっけ。此処はアマウラやトキノミヤコからの人口流入も多いそうですから、ホワイティアの次くらいにはいるっぽいですよ。 ( 元々は己も外来。彼女の感想は少し、懐かしい。 訥々と捕捉じみたものを加えた後で、続く言葉に肯定の意。 ) …それでも、もう御一方でしたら、意地の張りようもあったのですけれどね。此処に及んで、誰も「 届かない 」と言うのは、少しばかり無体で残酷。 良くある世界の営みではありますけれどね。 ( それをひっくり返す条項や条件、終わりを塗り替える希望があれば別とはいえ。 全く、叩いた大口が色々恥ずかしいとか。 ) ……二人分。後で送って差し上げないとです。此処にいないお一人とは面識は無いのですけれど、身罷られた二人とは、奇矯の縁もあった身。 ……ともあれ。 Sanna セレス、一つお聞きしても? [Mon 1 May 2006 00:19:33]
◆セレス > 色々??? ああ、ええ。 勿論です。 ( 含むところ、の意味を理解しかねて更に大きく首を傾げ。 額面どおり言葉を受け取る癖が強く、正直に「わからない」というリアクションで。 ) 一月も外に出たのは初めてかもしれませんね。 此方の生活は皆少しせかせかしているし、塩も砂糖も濃いし、よくわからない人達が街に溢れているし――――イエロティアの方って、あんなに沢山居たんですね。 ( 特に悪意無くヴェイトス市の感想を。 その上で珍しいものばかりで楽しいといえば楽しいのだが、生憎持ち帰れるのは思い出だけだろう。 目に入る殆んどのものは自室に持ち込む事を許可されそうにない。 ) ああ、ええと……大聖堂とか、聖教会、とかのお話し。 正直私にはよく分かりませんけれど、奇跡が望めないのなら、此処で剣を交える意味は全くありません。 2人、亡くなったと聞きました。 ( 3人目になる意味など無いだろう、と。 此処は少しだけ表情を引き締める。 ) [Mon 1 May 2006 00:04:20]
◆維言 > そう仰られた場合、遠慮無く呼ばせて頂きます。 ――― ともあれ、御逢い出来て良かったと言います。色々な意味を含みながら。 ( 年の頃は、見た目で言うならば然して変わらぬ様子。互い見目は余りアテにならないというのはあれど。 胸元に手を当てた目礼を印の代わりとし、ぺんっと軽く書物の表紙を叩いた。 共振の源じみて、神魔の言語で記された初代が緋く明滅する。 それを咎めるような仕草で。 ) 慣れない地で大変だったでしょうとか言いますよ、セレス。 …… パプテスの聖典。色々と鬱陶しいことを抜きにすれば、其処は肝心な所には違いなし。 ( 鬱陶しいこと。大聖堂と聖教会の確執。 しかして、まだ聖剣の本数も多々あった頃ならさて置き、今となっては―― 本当に共倒れ風味。 ) もうお一方もいらして下さったら、何ぞやりようはあるのかもしれませんけれどね―― 刻限は越えれど、朝までは主も見逃して下さるでしょうとか、希望的観測で。 [Sun 30 Apr 2006 23:53:33]
◆セレス > I KO TO イコトさん? 馴染みの無い音――――はい、宜しくお願いします。 セレスとでもお呼び下さい。 背格好では少しだけ此方が大きいか。 無造作に2歩3歩歩み寄り、胸の前で十字を切った。 手元の本が「聖剣」なのだろうか。 左の腰に挿した柄だけの剣がソレに反応している。 ) 仕方がありません。 この一月、お互い忙しかったとは思いますし―――パプテスの聖典が二つ、残ったのは素晴らしい事です。 それで、ですけど。 ( ふと、鳴り止まない共鳴をうっとうしく聞き流しながら言葉を止め。 ) 戦いますか? 最早今日に至っては意味の無い事だとは思いますけれど。 もう一人居る以上、奇跡は起き得ない。 [Sun 30 Apr 2006 23:37:35]
◆維言 > ( 聖堂の方では、聖教会から派遣された聖女がご到着なされないとか、ちょっとたいへんなことになっていたのも、まるで昨日の事のよう。 風の噂で小耳に挟んだのみなので、置くとしながら。 砂の上、対峙するのは白い外套、黒マント。 色彩の一部だけを重ねたようなモノクロームに、漣の音が緩く重なる。 ) はい、肯定致しますよ。 ―――お初にお目に掛かります、Sanna セレスティア。 私は大聖堂所属、維言と申します。願えるならば、お見知りおきをと言いましょう。 ( 片手に大判の書物を抱えた、見た目だけアルビノイアもどきが、手を胸元に当てての一礼。 ) …到着の知らせは受けておりましたので、御挨拶くらいは致そうかと思っていたのですけれどね。其処は、結果論的にご容赦願えればです。 ( 上司様にガン止められた思い出。仮に聖堂代表の頭にたんこぶって何その扱い。 …そんな内幕は黙すとして。 ) [Sun 30 Apr 2006 23:29:13]
◆セレス > ( のっけから青猫に2泊したのが駄目だったんだろうか。 すごく怒られたしものすごい見張られたし。 まあ、今日が終われば暫らくは休暇が頂けるだろう。 ) ―――――ああ、貴方が。 ( 距離を置いて足を止め、口を付いた一言。 先日のメイドではないのなら、残りは1択。 静かな波の音をBGMに、言葉を続ける。 ) 大聖堂の代表の方、ですよね? 聖教会代表、“聖女認定”セレスティアです。 お初にお目にかかります―――――というのも、妙な話ですけれど。 ( 小さく笑い、小首を傾げる白い外套にカソック姿のアルビノイア。 ) [Sun 30 Apr 2006 23:18:49]
◆維言 > ( 今宵ば宴の終わりと察しているのか、何時に無く大人しい呪いの声。 頭蓋を削られる痛みが無いのは喜ばしけれど、機能的には如何なもの――― 考えたのは、恐らく其処まで。それまでの沈黙を全て取り返すかの如く、謡声が空気を揺るがした。 共振の音色――― ) …やはり、最後まで働けって事ですか。全く、人使いが荒いったら。 ( 報告時以外は殆ど聖堂に戻らなかった生活サイクル。もしかしたら、パプテスからの代表が共倒れにならぬよう、何がしかの意図が働いたのやもしれないけれど、それも全ては過ぎた事。 砂の上にはちっぽけな影。ざらざらと白髪を長く伸ばした、マント姿の黒尽くめ。 共振の謡いに導かれて、のそりと振り返った先に―― 月光の下、輝く白銀を見た。 ) [Sun 30 Apr 2006 23:10:34]
◆レフェリー > (隠れるところなど無い海岸線、聖針を手にした一つの影が、遠くの二つの影を見つめる。決着の日) ……心情としては、大聖堂に勝ってもらいたいところだけど、まぁパプテスの勝利なら。 (二人の邪魔にならない位置から見守ろう) [Sun 30 Apr 2006 23:07:52]
◆セレス > ( 残り3つ。 そんな報告の中に、老婆が脱落し、メイド姿が残ったという内容が含まれている。 どちらも縁のあった二人だが、特に老婆―――フレアのその後がきにかかる所。 さて、それで――――。 ) 残りの1、確か大聖堂の。 ( 大聖堂で世話になる身の上で、奇跡的な確率で今日まで出会わなかった人物が居る。 名前だけは聞いていたが、顔も知らぬ。 剣に導かれた先、海辺をあるけばその向こうに人影。 果たしてあの人影が残りのどちらか。 暗い海の音を聞きながら、ゆっくりと足を進めた。 ) [Sun 30 Apr 2006 23:02:57]
お知らせ > レフェリーさんが入室されました。 [Sun 30 Apr 2006 22:59:23]
お知らせ > セレスさんが来ました。 『 ―――――響――――― 』 [Sun 30 Apr 2006 22:58:24]
◆維言 > ( 抱えた書物にはまだ、変化は無い。 確か、今朝方までの報告では、残り――― ) ……… ( ひとつ、ふたつ、…みっつ。 己も含めて、残りは三振りだという。奇数って辺りが、何ともはやだ。 これもいずれや、天上の気紛れか采配か。盤上の駒が駆けずり回った結果―― …両方か。 緩慢に進めた歩みは、街の灯りをやや遠くして。 足元の影だけが鮮明な程、此処に遮蔽は何も無い。 辺りを一瞥、見渡して。 ) ……此処の所、破壊規模ぶちかましすぎたので、丁度宜しいとか言ってみますけれど。 ( 中々爽快に破壊しまくった記憶。爽快とか言うと、上司様とパチキでバトルが始まるので黙する。 ) [Sun 30 Apr 2006 22:57:49]
◆維言 > ……今宵で四の月も終わりですか。 ( 四月の終わり。魔女の祭日。 やさしい嘘吐きの日から始まって、魔女の笑う日曜日で終わる。色々とごちゃ混ぜになっている事は真正面から肯定すれど、なるほど。 ) お祭り騒ぎには相応しい月でしたか。 ( 呟きと共に砂の上、刻む足跡ひとつ、ふたつ。 空は良く晴れ、月影も降る星の夜。 波の音以外は、まだ静かなもの。 ) [Sun 30 Apr 2006 22:30:12]
お知らせ > 維言さんが入室されました。 『( 指折り数えてみる。 )』 [Sun 30 Apr 2006 22:25:27]
お知らせ > ソードさんが退室されました。 『あ、釣れ…っ(そのままつりを続けて…)』 [Sat 29 Apr 2006 18:04:59]
◆ソード > ……(一人、強い友人の顔が浮んで)……(確かに人間相手なら負けない気がする、と一瞬期待するも、巨大な熊とかと戦う姿を想像…)無理だよね…(ぽそ、と…想像の中であっさり友人はやぶれたらしく…諦めて) [Sat 29 Apr 2006 18:03:10]
◆ソード > でもねぇ……仙薬といわれる位の薬草が一杯あるらしいんだよね…(図書館でメモしている自分ノートをそっと開いて…これが取れれば凄い儲けになる…と市場での値段を思い出し)…強い護衛を雇ってるみとか…?(ぽそ、と呟く) [Sat 29 Apr 2006 17:57:25]
◆ソード > (ゆらゆら竿を揺らしているのは少年の尻尾で…本人は長時間釣りをしていたのか船に腰掛けたまま考え事中…)ん〜……薬草探し…何処にいくかなー…(噂だと常世の森とかいう場所が凄いらしいが…地獄と繫がっている位に危険という噂があったりする)…幾ら何でも・・・そこは…ねぇ・・ [Sat 29 Apr 2006 17:48:49]
◆ソード > (もうすっかり暖かいせいか夕暮れ時なのにまだまだ明るい海岸。古くなって廃棄されたのか浜に打ち上げられたボロい小船に腰掛けて釣りをする少年が一人いた。良く見ると動物の耳と尻尾が付いていたりする) [Sat 29 Apr 2006 17:40:15]
お知らせ > ソードさんが来ました。 『釣竿ゆらゆら…』 [Sat 29 Apr 2006 17:38:11]
お知らせ > フレアさんが退室されました。 『( 街の方へと。 )』 [Fri 28 Apr 2006 21:16:42]
◆フレア > ( 老婆は立ち上がった。 ) やれやれ。こっちから出向かないと駄目かィ。 歩き回るのは中々腰に堪えるんだけどねェ。 ( さくり。杖と靴の裏が砂を潰す。 老婆はゆっくりと歩き出した。 ―― やっぱり、あまり時間は無い。仕掛けてくるのを待つより此方から積極的に打って出よう。 ) 今日中に相手に恵まれたいんだけどね―ー さて。 ( 運次第か。 ) [Fri 28 Apr 2006 21:16:21]
◆フレア > ( 老婆は上空を見上げた。曇天だ。 今にも雨が降り注いできそう。降ってきたらどうしよう。 愛しの恋人を待つように濡れながらじっとここに座っていようか。降り注ぐ雨の中、私は私が愛した人を待ち望んで。でも、その隣に他の女が居た。 その時の事をふと思い返して、自嘲気味に笑う。その笑い声は小波の音に掻き消え、誰にも届かない。自分にすら届かない。 そんな笑い声を上げたことを、老婆は自覚しなかった。 ) [Fri 28 Apr 2006 21:05:19]
◆フレア > そして、あと4人。 ( それは多いのか、少ないのか。4人全員倒さなくちゃいけないって事は無いと思うけれど、少々骨が折れそうだと老婆は考える。 それにしても滑稽な話だ。数十年も人を呪い続けてきた私がこの一ヶ月でまるで救われるような思いになるだなんて。この誰かの不幸を喜ぶ性根は一緒に地獄に持っていこうと思っていたのに、老い先短い今になってそれから少し救われてしまうなんて。 この聖剣戦争の結末は、自分に満足の行くものを与えてくれるだろう。 ) [Fri 28 Apr 2006 20:21:18]
◆フレア > ――あと3日。 ( 3日しかないのか、それとも3日もあるのか。長いようで短いようだったこの4月という月。 …それもそうか、前半でさっさと負けた自分はそれからずっと家に引き篭もって糸の切れたクランク野郎みたいにぼけっとしてたんだもの。 まるでチープな恋の駆け引きみたいに押しては引いていく小波をみやりながら、老婆は小さな岩に腰を下ろした。 ) [Fri 28 Apr 2006 20:08:36]
お知らせ > フレアさんが来ました。 『砂を踏みしめた。』 [Fri 28 Apr 2006 20:02:38]
お知らせ > ティエンさんが退室されました。 『( 陽光の眩しさに負けるまでは。そんな、他愛無い言葉ばかり。 )』 [Thu 27 Apr 2006 15:54:24]
◆ティエン > ( 柔らかな光でも、目に痛い陽光に引き伸ばされて、時間は緩く流れる空間。 健全な世界に入り込む、夜歩きの続き。 ざらりと、砂の流れる音と共に 視界の中で長くなる影。 ――… 忘れてと、彼が口にするから。 吸血鬼の片方は、唇だけ 少し歪ませて。 ) …魚も空を飛ぶ世界があるって。そんな噂話、知ってるかな? ( それは、気図の裏に隠された物語。もしくは、血を流した記憶にも近いんだろうか。 ――… ずきずき 痛んで 踏み込めなくて。 だから、おかしな表情の侭、忘れてといわれた物語には 知らん振り。覚えているとも、忘れてしまうとも、言わない侭で。 流れだけがするり 噂話の 裏側の世界に移り変わって。 ) [Thu 27 Apr 2006 15:54:00]
◆ティエン > ( 沈む。覿面に、沈む。やったから間違いないって断言出来る。 流れる空気は何処か緩く。響きは耳に優しいのに それが何処か、堅く届くのは、どうしてだろう。 ) かけないで、足せばいいのに。…なんて、わたしが言える事じゃないけど。 ――… そういうのは、なんだか ずるい。 ( 砂を積み上げては、風に崩される。 繰り返す営みにも何処かにて、象徴的な戯画。 そんな風に言われてしまったら、動けなくなるのに。 少しだけ咎めるみたいに細めた視線の下、朝日を受けた砂が きらりと光った。 ) …ジャスティスは、迷わないと思う。もしも、わたしが ――… 、たら。 やっぱり、そうするとも、思うから。 ( やっぱり。沈黙には、そんな意味がゆらゆら漂って、溜息。 青い髪の修道女。強い意志を、鉄の形にしたシスター。彼女はきっと、本当に大切な時は躊躇わない。 だからこそ、視線はよれる。よれて、逸れる。 ) ――… そういうのでも、無いー…かも、ね。 ほら。わたしが臆病で根性無しなのも、ばれてるから。 ( 本当に強ければ、こんなものだって、必要ないのだから。 左腕を押さえて、出来損ないの苦笑い。 ) …いいな。忘れられるのは、少し 羨ましい。 ( 年月を経て、記憶ばかりを溜め込むものには。 唇だけが、少し 緩む。 ) …意外だけど、そういう意味では 「 典型 」 なんだね、ザッハトルテ。 ほら、わたしはねー…結構出来損ないだから 出来ないこと、多いんだ。 ( だから、使える従魔も 己の血を媒介にした刃のかたちだけ。 へしょり 萎れかけた頭が、覿面に傾いた。 ) す、すいかっ? ( 西瓜。 ) [Thu 27 Apr 2006 15:50:21]
お知らせ > ザッハトルテさんが帰りました。 [Thu 27 Apr 2006 11:45:25]
◆ザッハトルテ > ( このひとが聞き上手なものだから、少しばかり喋り過ぎた――と、思う。 ) …魚の話は忘れちゃって下さい、我ながらあんまりな例えだと思うんで。 ( ゼロに何を掛けてもゼロはゼロのまま。 始めから判り切った話で、きっともう、そこへ戻ってしまった後だから。 こんな過ぎた話こそ、海の彼方へ押し流してしまえば良い。 その後は話題をずらせながらの会話が続くんだろう ) [Thu 27 Apr 2006 11:45:11]
◆ザッハトルテ > ( そうして何度砂を零し続けたか、気がつけば手に残るものは随分と温かくなっていて。 早いもので南中までは後僅か。 波を被った服もそろそろ乾く頃、微妙にへばりついて気持ちが悪いのは自業自得。 立ち上がって砂を払い ) [Thu 27 Apr 2006 11:38:11]
お知らせ > ティエンさんが来ました。 [Thu 27 Apr 2006 11:09:09]
◆ザッハトルテ > ( 肺に空気を入れないから浮かないとか。 水の中に放り込まれたなら、同じ事を1年遅れで学びそうなのがここに1匹。 表情と語調は緩めたまま、選んだ言葉だけが遮断の響きで ) …魚はどうしたって魚だよ。 ゼロに何を掛けたって1になんかなりはしない。 物好き だなんて――…元々何も無い方が自然だったんだよ 私は。 何も無い と 誰も居ない は 親和性が高いんだ、多分。 ( もし言われていたら否定できなかったろう、半ば自己嫌悪の塊が、顰める繊細な顔立ちの下で砂を新たに掬って零す。 風に散る砂を見送り ) 西園寺が見たと言った――どんな方法でかは知らないが、戻ってるのは確か。 勇ましき修道女、貴女の御友人は滅ぼすと言い切った――もし「彼女」があの夏を繰り返したらの話だけどね。 ひょっとしたら知り合いなのかも知れない、そんな気がした。 … ( 見上げた先でぎこちなく逃げる緋色を見た日には流石に目をしばたかせた。 ――あの、淑女殺し≠ノ、「ばれてる」って。 ) あ――… ( 長い間が空いて ) …それだけ 貴女が、自戒出来てる――って事、だと思う ように…します。 ( だってそうでなければ、あのシスターは吸血鬼を認めはしないだろうから。 自らを傷つけても魔に立ち向かえる、強い強い人。 は、と潮くさい息を吐き出して ) …人間は健全だよ。 半年 1年も通じなければ、きっと「前向きに」忘れてくれるから。 ( 寿命の短さもあるんだろうが。 「理想」を補強するようにそう言って ) 私は戯曲に出て来るような典型的な基本性能しか持ってない。 そう考えると、貴女にこちらの梟に相当するモノが居ないのも何だか不思議な気はするけれど。 ………… いっそ西瓜で。 ( それは梟や蝙蝠に並ぶスタンダードな従魔ではあるらしい、ぼそりとそう余計なひと言。 ) [Thu 27 Apr 2006 10:09:05]
◆ティエン > ( スク水は、夏に目の前で着ていた人がいました とか。だから、驚かないけど 着ろって言われたら多分泣く。多分。 子供の砂遊びみたいな所作は、まるで刹那の砂時計。 さらさら、小さな山を作る砂の声を聞きながら。 ) なのに、空を飛ぼうとし続けてる みたいな。 …嫌いじゃないんだけどね、御伽噺。 …ああいうのって。…う、うぅん。住んでるわたしが言うのも何だけど、物好きだ。 ( 微かに揺らめく空気が 熱を乏しくさせていくのが 指先の。その先の世界。 自己嫌悪にも何処か似た気配に、むぅ 眉を顰めて見やり。 ) ……例のアレ、か。何か、戻ってるみたいだけど。 …韜晦にしては、ちょっと 痛いな。 ( 滅んだって、弛緩タ無い。彼が、正義の名を持つ修道女とどんな会話をしたのかまでは分からないけれど、それはまるで 懺悔のように響くから。 何処か困ったみたいな顔で、肩を落として。 ) …うぅ。やっぱりって、な、何か言ってた? え、えと…ね。 ば、ばれてる。 ( 正体が。 問いかけに、ぎくり。 挙動が固まって。視線をぎしぎしずらしながら、囁くみたいに自白した。 ) …別に、聞きたい事は聞いてくれればいいんだ。嫌だったら嫌だって、い、言うもの。 …わたしも、そういうの 興味が無いって言ったら、嘘になるし。 ( 好奇心。猫をも殺すものに、吸血の徒も殺されたりしたら 笑えるように、笑えない、ような。 変な所で考え込んで、許諾のかたちは、そんなもの。 ) …なら、一応今が理想だ。わたしからは、もう 何もしないー…し。弁えてくれる限りはね。 ……でも、残念。コウモリならぬ梟。 久々、見たかったのに。 ( 普遍的な使い魔を持って無いから、憧れる みたいな。 そんな単純な動機で、へとり 肩を落とす。 ) [Thu 27 Apr 2006 09:43:09]
◆ザッハトルテ > ( 誤解と云えば実は貴女もスクール水着なるオーパーツの脅威にさらされているらしいとか、さて置いて。 意味も無ければあても無く、白砂を幾度も掬っては零し ) ――…魚は一度は空を目指したけど、自分が飛べるようには出来ていないんだって、そんな当たり前の事を思い出した。 思い出したともちょっと違うのかな、…魚は鳥には変われなかった の方が正しいかも。 そう云えば貴女の屋敷も人の気配、なかったね――うん。 ああ云うのが良い、やっぱり。 ( 白い肌と表現するなら、きっとどちらも同じように。 伸びてくる小さい手を見て、人の温度を消すべく小さく息を吐いた。 ――擬態をしている自分を好きにはなれそうもない。 頷いて ) 奴隷と云う身分があらゆる枷になったのは不運だけれど、我々は世界から弾かれたモノで。 望まれない、仮初の客なんだって事を自覚できない眷属は滅んだって仕方ないとは思うよ。 ( だから、その手の眷属には同族の救いの手は差し伸べられないんだと思う。 それは吸血鬼は悪しき連帯をしないのだと云う、人間へのサインだとは断言はできないにしても。 ) そんな事より、…やっぱり知り合いだったんだ。 何だかそんな口ぶりだったから、彼女。 ――あちらには、隠して? ( 正体を。 答えを待ちながら言葉を続けて ) 西園寺は言わないと――…いや。 機会があったら聞いてみよう。 きっと貴女は彼ともまた、全く別の能力を持っているのかと考えるとね、ちょっとした好奇心。 ……軽率だったのは謝ります、好奇心なんて。 ( 潜められた細い眉、その理由を履き違えたのだろう。 焦点のずれた謝罪の後で ) ――…矛盾だとは思うよ。 それでも彼が沈黙を貫く条件で、貴女が彼を見逃す。 それが理想的な終わり方だとは思うから。 …どっちつかずも良いところだ。 これじゃ梟じゃなくて蝙蝠――ん、平気。 あれと私が共有するものなんか少ないから。 ( それは事実だから、いっそ軽く放り出すように告げた。 ) [Thu 27 Apr 2006 08:59:34]
◆ティエン > ( 実は未だに、微妙に色々解けていないとか 何処かの貴族様が補填したとか 色々さて置く。 波打ち際から少し離れて、さらさら乾いた砂の上。 見上げる場所にあった緋色は、今は視線の下。 ) …閉じた場所が落ち着くのは、否定しないけど。 ( 呟くみたいな肯定。否定は、出来ない。今だって、閉じた領域に住み続けているから。 さくり 砂の音は、足元で。 ) …思い出した? ( 問いかけは鸚鵡返し。 緩々と射し込む薄い薄い陽光の下 見下ろす白皙は、いつにも増して 真っ白に見えたから。 頬に伸びかけた手が、彼の口にした名で ぴくり 止まる。 ) うあ、あ、会ったんだ? ……ジャスティスのは、ね。多分、理由の方が先にあったから、なんだと思う。 屠るのなら、躊躇っちゃいけなかったんだと思うから。…実現しなかった、仮定のお話だけど。 ( 目を一杯に見開いて、呆気に取られたような驚きの後に、混じる安堵と。 笑みのなり損ないじみた、ほろ苦さ。 ――… 分を弁えない。殺そうとすれば、殺される。単純な理屈は、遠く過ぎ去った望みの形をなぞるから、少し痛い。 朝日に夜色を 緩く散らした頭の所作に、小さな頷きで、許諾を返す。 その気持ちは、きっと 分かるから。 ) …だろうね。ザッハトルテ、実は力押しの方が得意っぽい。それこそ、ミカドとかに聞いてみたらいいのに。 ……わたしのは、得意って言うか。幅、狭いけど。 ( 逆だったら。それだったら、良かったのに。 そんな所ばかり同意して、思わず少し、考え込んだ。 ) ……なのに、わたしが殺さなくて安心したって、矛盾にも程があるじゃないか。 ( きっと、嫌そうな顔を、今 していると思う。 本当に、それこそ 記憶を削ぎ取る術でも知っていたら、絶対に剥ぎ取ってやりたい記憶には違いない。 だけど ――… 多分、復讐みたいなもの、なんだろう。 酷く意地の悪い魂胆の。 ) ……いつものってー…そ、それ 平気なの? [Thu 27 Apr 2006 08:31:23]
◆ザッハトルテ > ( 諸々の誤解。 実際のところその御相手とは半月以上会っていないんだとか、そんな弁解もしていないのだから全ては貴女の心のまま。 波が来ないのを確認してから、その場にへたりと座り込んだ。 反対に見上げて ) …開けた世界に適応するように出来てないんだと思う。 「何かあって」変化があったんじゃなくて――元々そう云う風に( 閉じた世界、誰も居ない王国に棲むように )出来ていたんだって 思い出しただけ。 ( 夜半からの雲は未だ厚くて、陽射しは弱い。 それでも朝が訪れたから――影は足元。 背には無い。 ) …シスター・ジャスティス。 淑女殺しの勇ましきシスター、彼女に先日御会いした。 パプテスの中では非常に柔軟な考えをお持ちなようだけれど、それでも分を弁えないモノを屠るのに容赦はしない方だ。 彼女の言い分は正しいと思う。 ( それはつまり、己の分を弁えない眷属が在る限りは追う者は諦めはしないと云う事。 ふらりと横に頭が一度、「隠したい事を無理に暴くのはもっと嫌い」そんな意味。 ) 私は多分、非物理的な事象への干渉が向かない個体だと思うから、他の眷属はどうなのかなって。 ――反対に貴女は魔術とか呪術とか、詳しそうだし。 ( 逆なら思いっきり殴れたのにね、と冗談めかして付け加える。 笑う顔の作り方を忘れかけたモノは、目だけを細めて ) …そうだよ。 ――我々が正体を知られるって、致命的な事だもの。 ( だから彼が生き残って、生き続ける限りは貴女の不安は残るから。 だから、殺めてしまう正当な理由はあったのに。 ――それだけ人間寄りの思考をしなくなったんだろう、こんな時に思い知る。 見上げる赤を更に高く、空へと投げて ) …ん。 トビウオ≠ヘ家出中。 いつもの事。 [Thu 27 Apr 2006 08:02:17]
◆ティエン > ( ふと、足元に視線を移してみたらば、素足にサンダル。 やっぱり、ラフな格好。 諸々の誤解は ともかく。 ) …確かに、気配が増えると ざらざらするー…けど。 …何か、あった? ( 距離としては、離れていない。手を伸ばせば、指先くらいは届きそうな、そんな距離なのに。 昇る朝日の下、陽炎みたいに儚く見えた、長い影。 触れたら消えてしまいそうだなんて 刹那の幻想に、瞬きした。 ) そうやって、少しずつ諦めてくれればいいんだけどねー…やっぱり、怖いし。 …隠し事。きらい? ( もそもそと、互い 視線が惑って揺れて、ぶつかって。 緋色と赤色、違う血色。 ) ……ん。 凄く、単純な話には違いないんだけどね、これも…突き詰めれば。 …魚が翼って、そんなトビウオじゃないんだからー…ありえなさそうで、繋がりはあるって例え? ( トビウオ。そんな風に口にして、彼の使い魔を思い出す。 それは、刃ではなく、血肉を持ったもうひとつ。 元気? と。そんな風に、尋ねてもみた。 ) ……殴って? ( 多分、言いたい意味は分かってる気がするのに、そっちを確認したくなる、ひねた根性。 むぅ と、見上げる視線が、一度瞬き。 ) ――… へんなの。 それじゃ、まるで。 殺される方じゃなくて、殺す刃の持ち手を心配してたみたいな、言い草だ。 ( 潮騒に紛れて、聞き間違えた。 そう、してしまってもいいのに。 へんなの。二回、繰り返した。 ) [Thu 27 Apr 2006 07:40:26]
◆ザッハトルテ > ( 軽く水平線へと目を逸らしながら、足の指でサンダルの底を軽く擦る。 潜り込んだざらつく砂の中に答えなどありはしないけれど ) ――…賑やかなのは苦手。 人間(が多すぎたり 煩過ぎると、頭が痛くなるから。 誰も居ないくらいが丁度良いんだ、多分。 ( そうでなくたって最近はおかしいんだから――斬りつけた桜の樹、人との別れ際。 根底に流れる酷くシンプルな害意の存在。 ) …諦めてるとは思うんだ、個人レベルは兎も角組織全体の意向としては。 道行くアルビノイアをいちいち捕まえて識別なんて無茶だし――人間の八重歯程度にしか発達しない牙の眷属も居るそうだし。 …隠し事と言ってしまえば、存在そのものが隠し事みたいなものか。 ( 一度大きめの瞬きの後、視線がそちらへと戻って拙い釈明が跳ねる。 ) あ、えと――…その。 責めてるつもりはないんです。 …その。 じゃあ、…落ち着いて、順を追えるようになって、説明してやっても良いと思ったら その頃に。 ――…ただ、…うん。 我々は個体差がありすぎて、…………魚が鳥の翼に関心を持つようなもの? ( 例えば同じ従えたモノでも、貴女の赤の刃は生き物のようで。 こちらが身に宿したモノとは随分違うようだから とか。 ) ――…それでも、良かったとは思うよ。 ( 彼が今後どう歩むのか。 それはもう終わった話だけれど ) …誰かを殺める貴女を見たくなかった、きっとそんな我侭だったと思うから。 ( 語尾に被さる波の音。 沖へと引き返すそれに乗せて、この話はこれで御終い。 ) [Thu 27 Apr 2006 07:18:09]
◆ティエン > …それ言ったら、わたしのだってー… 願望になっちゃう気がする。 ザッハトルテの場合、周りがちょっと賑やかなくらいで、丁度いい気がするし。 ( それこそ、業火に焼かれるものだからこそ 天国に憧れるような。 歌劇の世界で無くとも、きっとそれは、ありふれた物語。 だとしたら、きっと 正しい意味の、高嶺の花。 仰ぎ見る淡い影に憧れるような。そんな肖像を見上げて。 ) …怒られるなら、まだ いいんだけどねー… うぅぅ。 …その侭、識別諦めてくれると、ちょっと嬉しいかもって、だめなのかなー…だめ、かな。 ( 太陽は誰のもの なんていったら、まるで謎掛けめいて。 狩人。想像だけで気の滅入る単語に、根性無く 溜息。 ) ――… ぅ。隠し事って程でも、無いんだけど、ほら。順を追ってって、思って。 爪ー… あ。こ、こないだも、ごめんね。 ちょっと、わたし おかしかった…よね? ( 今日のザッハトルテは、ちょっといじめっ子だ。 小声の呟きは、何処までもへこたれ加減。 べそり 泣きべそでも挟まりそうに情けなく、ぼそぼそ 言い訳めいた釈明が混じる。 ――… 今は、多分正気なんだと思うから。 さくら、さくらの 闇の狭間は 見られてしまっているから いろいろこう。 穴を掘りたくなったりするけれど。 くらくら、眩暈は太陽の所為に、してしまえばいい。 朝、だから。 ) ……別に、ザッハトルテに言われたから、そうしたって訳じゃない。 決めたのはわたし。 …一度くらい、殴っても良かったかもしれないけど、わたしが叩いたってきっと、効かないし。 …もう、いいんだ。 ( 恨み言の欠片は、こうして零れてしまうけれど あれは、もうおしまい。 終わったって、こうして告げて、本当におしまい。 ) [Thu 27 Apr 2006 06:57:55]
◆ザッハトルテ > …実際はそれほど仲が良いって訳でもないんじゃないかと思うんです。 願望なんだろうね、あちらの。 ( 叶わないから、望む事 …なのかどうか、本当のところは彼自身にしか判らない。 そんな気はする。 ――ひとの心の中なんて見えた試しがなくて、見えなくてももう構わないと思うようにはなったから、考えるだけならどこまでだって自由なはず。 ) …太陽は人間のものだしね。 大好きなんて言ったら彼らはきっと憤慨する。 事実Day walker≠フ存在はアルビノイアとそうでないモノを識別したい、勤労意欲に旺盛な狩人殿には頭痛の種ではあるだろうし―― … つくづく隠し事の多いモノだね、我々は。 「爪」の方は――もう大丈夫? ( 鎖が爪だった部位より生まれていて、それまでもが見えたのだとしても。 言いたくないから言わない は、それは誰にでもある事で どこかの貴族様の得意技。 そんな時は聞かない方が良い、それが学んだもの。 …それで距離が離れるのだとしても。 ざん、と波が寄せる間―― ) …………そう。 ( 職場で作家が行方知れずになった話は聞かない。 ) ――…貴女を制限してしまったなら、御免。 [Thu 27 Apr 2006 06:42:26]
◆ティエン > ( 過去視に飛んでいた楽しいが、かえってくるみたいに。 潮騒が寄せては返す、沈黙になりきらない小さな間を挟んでの、反応。 長い黒髪を背に流した、背の高い影。 少し古めかしいスーツ姿では無くて、それこそ 寝室から迷い出たみたいな、ラフな姿は ) え、だって こい ――… 、 仲良し、だって。 …どうしてこう、二人して証言が、食い違うのかなー… ( 論撃は上から降ってくる。 だから、何か言いかけた言葉を、あからさまに不自然な沈黙の幅で、誤魔化して。 言論と思想の幅は なら、考えるだけにするって、そんな納得。小さな呟き。 悪化してるとか、きっと気のせい。 多分。 ) …少し、似てるな。それ。 わたしも、嫌いだし、眩しいし、くらくらするしー…… ごめん。やっぱり、苦手は苦手、かも。 ( けれど、聞いてもきっと 驚きはしない。 人の事なんか言えない、彷徨い歩きの、夜歩き衝動。 逸らされた視線を追いかければ、それは自分の左腕。 今度は、こっちが 気まずい顔を作る番。 ) …流行っては、無いと思う。多分。 ……え、と。 えと、ね。 ( 左腕を押さえると、掌の下 冷たい形が じゃらりと、鳴いた。 もそもそと口篭って、視線が揺れて、惑った後。 ) …… あー… あの、ね。 例の、終わった。 ( 物凄く露骨に、話題をずらした。 どっちにしろ、歯切れは悪いけれど。 ) [Thu 27 Apr 2006 06:25:42]
◆ザッハトルテ > ( それはほんの少し、乱れたままの時系列が生むタイムラグ。 ――…誰だ、それは。 その単語はどこかの国のチョコレートケーキで、そんなものがヒトの固有名詞なんかであるはずが―― ) ( ――少しだけ強まった2度め。 合わさる焦点、…そうだ、「それ」はやる事なす事えらい大雑把な自分の事だ 。 朝色の下に黒くか細い影は喪服にも似たワンピース、外套の季節ではないのだろう。 ) …何っっで私があれ( あれって言った )の着るものなんか借りたり――…西園寺は勝手に誂える手合いですっ。 ( ふわりと揺れるやわらかそうな白の髪におっかぶせるように言うのは、どこまでも胡乱な反論で。 「勘違いはしてない」の辺りでぼそりと「思想と言論の自由の幅は違うんです」とか言ってみた。 ) …Day walker=@――朝陽は苦手ってほどじゃないんだ。 勿論好きでもないけれど。 ( 夜の属が夢遊病のナイトウォークだなんて言えやしない。 だから見上げて来る視線から露骨に目を逸らし――逸らした先は黒い袖には鮮やかで不適当な赤い色。 ) …最近はそう云うのが流行ってるんですか、アクセサリーと云うには無骨な。 ( 細くても太くても、鎖が持つイメージはどうにも不釣合いな気がして。 ) [Thu 27 Apr 2006 06:09:49]
◆ティエン > …ザッハトルテ。 ( 何処か曖昧で、あやふやな声に 少しだけ芯が入る。 繊細そうな癖に、時々凄く大雑把な 彼らしい仕草って言ったら、なんだか酷い話なんだけれど。 顔を擦る仕草は、そんな風にこの目に映ってしまったから。 ――… 砂の上。 緩々と白み始める間際の空の、その下に。 次第に落ちる影は、互いの足元、ひとつ、ふたつ。 その内ひとつは、黒い影。外套無しのワンピース姿 左の腕に、じゃらりと巻きつく、装飾と言うには過剰な赤い、鎖のかたち。 ) …… ん。 や、ミカドのでも無いだろうから、へんな勘違いはしてない よ? ( 釈明じみた言葉を聞いて、慌てて、ぶんぶん 頭を横に振った。 夜明け、丈の会わないだぶだぶのシャツ姿。 何か連想しただなんて、そんな事は、言って無い。 ぶんぶん。 ) ……その言葉は、そのまんま自分に帰って来るって、自覚あるかな、ザッハトルテ。 確かに、こんばんは なんて言葉より、おはようー… に、近そうだけど。 ( だから、そっちこそ なんて。 そんな言葉は、言外に。 一足先の水浴びと言うには また違う様相に、視線が、じ と。 ) [Thu 27 Apr 2006 05:50:05]
◆ザッハトルテ > ( 冷たくて生臭い、砂混じりの海水。 酷い臭い――味なんかは判らなくたって、普通にこれは不味いと思う。 じゃりり、残る砂を吐き出して乱暴に一度顔を擦る。 ここに居ては二波が来ると、後ずさりかけたところで―― ) ……… ( 不味いじゃなくて気まずい、だ。 おまけにだらりと裾まで出したシャツは着丈だけで選んだから、横幅が全然合ってない。 「みっともない」の典型例。 ) …偶々全部洗濯に出しちまってまして。 ――…散歩にしては随分遅い時間ですね? 春が来て もう初夏で。 陽がどんどん早くなる。 夏が待ち遠しいって人もいるんだそうです、が。 [Thu 27 Apr 2006 05:39:35]
◆足音 > ( ――… 波飛沫が、砕けるのが見えた。 白い飛沫が、ちりちりと ぱたぱたと 視線の先の、長い足が 高い波に呑み込まれるかと、思って ) ――― あ。 ( 思わず漏れた、声が。 波の弾ける音に混じって。 ――… 夜明け前。夜明け頃。視界を遮るものも無いから、しっかりばっちり そんな仕草まで見えてしまった。 ) ……ザッハトルテ。 ( さくり。 砂の音は、後ろから。連綿津づく、砂の上から。 そろりと、音の輪郭をなぞるような呼びかけも、同じ場所から。 ) [Thu 27 Apr 2006 05:31:39]
◆ザッハトルテ > ( ――――ざぱ 。 ) ( 引っ被ってしまおうと思えば、目前に迫った波に押し包まれるまでは早かった。 「おかえり」 そんな声だって聞こえやしない、単に冷たい――その冷たさで初めて、自分が人の温度を捏造していたのだと気づいたくらいで。 おまけに予想以上に波は高かった。 精々スラックスの裾くらいだろうと思っていたそれは被った衝撃で跳ねて砕けて、同じように部屋着のよれた綿シャツの裾にもかかる。 ) ――…べ。 ( 飛沫が口に入ったんだろう、ぐしぐしと手の甲で口元を擦る様子までも見えたかもしれない。 ) [Thu 27 Apr 2006 05:23:24]
◆足音 > ( 空は遠く、爪先のように 針のように、尖った月もまた、雲の陰。 夜明けに届くには、もう少し。空の端だけが、白み始める頃合に 潮騒に、僅かに溶けた 砂の音。 ――… 真夜中より こんな時間帯の方が、人気の少なくなる頃合。 悪戯に砂を 音を奏でる鳴らす歩みの先 地と水の奏でる潮騒の中 輪郭は鮮明に。 なのに何処かぼんやりと、水に浸ろうとする影を、見た。 ) [Thu 27 Apr 2006 05:15:08]
お知らせ > 足音さんが入室されました。 『( ――… さく。 )』 [Thu 27 Apr 2006 05:09:49]
◆ザッハトルテ > ( ――視認なんかできなくたって、こいつ(が何かなんかもう判ってる。 左回りに戻る針 逆に辿る時系列、対外用にと偽名を使う前 もっと前、――…ずっと前の。 跳ね除けなければいけないと思うのは何の為だったろう。 誰がいやだと言ったんだろう ? 世界がどれだけ広くとも、認識を止めてしまえばもう何も無いし誰も居ない。 決して遠くはない約束の記憶だって、今はもう遠くて。 だからもう、跳ね除けようが受け容れようがどっちだって構わない。 波が作る複雑な曲線が塗り分ける白と黒の砂、塗れて光る黒へと一歩足を踏み入れる。 次の波が押し寄せれば着崩れの著しい部屋着の裾までそれに浸かるんだろう、砂混じりの薄黒い波頭を眺めてただそれを待った。 重なる侵食されるイメージもただの言葉遊びなんだろう ) [Thu 27 Apr 2006 04:53:35]
◆ザッハトルテ > ( 海洋は万物の母であるとか、何処の誰の言だろう。 潮の生臭さは生き物の臓、絶えず往復を繰り返す波は心臓と血流だとしたなら確かに此処は母親と云うものの胎なんだろう。 …道理で居心地の悪い。 そんな場所に「気がついたら居ました」? ) ( ……………… ) … が連れて来た――…訳でもなさそう。 ( 明日の今頃は新月だろう、消えかける寸前の頼りない細い月はそれでなくとも厚い雲のそれこそ波の中。 ――だから、足元に影なんか存在しないんだ。 だから ) ( 足元を離れたそいつが今頃背中にへばりついて居たとしたって何の不思議もない。 自分の背後なんて視認できない。 影だと思っていたものに手前と同じ顔が浮かんで、気味悪く薄ら笑いを浮かべていても ) ( 何の不思議もない。 ) [Thu 27 Apr 2006 04:26:43]
◆ザッハトルテ > ( 流木の欠片か、釣り人が持ち込んだ燃料の破片かそれ以外か。 出所は何だか判らないモノが何か足先に刺さってそれで立ち止まった。 耳に飛び込んで来る止まらない潮騒、月と星と塩水の永久機関――…海岸か、此処は。 サンダルの爪先と踵とから遠慮無く滑り込んできた砂の所為で足の裏がざらざらする。 波の浸食を受ける前の乾いた砂だっただけ、まだましなのかも知れないけれど。 ) [Thu 27 Apr 2006 04:11:03]
お知らせ > ザッハトルテさんが来ました。 『( ――棘。 )』 [Thu 27 Apr 2006 03:57:45]
お知らせ > 豪人さんが退室されました。 『あーあー…、もう少しサボろー。(駄目な団員一人)』 [Thu 27 Apr 2006 01:19:52]
◆豪人 > ………、(へっふり溜息)…まァ、犯人さん捕まえるのが、先決、だけど。(気が重かった) [Thu 27 Apr 2006 01:19:26]
◆豪人 > (次に買う娼婦のお話。)(何だか、物凄ェタイミングで暴発して、凹んだ)(さておき、)―――こう、癒しを求めて猫耳だよねッ、やっぱり。(イイ年した男が、仕事サボッて海岸で言う台詞にしてはしょっぱすぎる。)(とりあえず、事件のことは忘れたい、関係ないドーデモイイことを考える時間。) [Thu 27 Apr 2006 01:02:06]
◆豪人 > 猫耳にしよう!猫耳!! [Thu 27 Apr 2006 01:00:35]
◆豪人 > ―――…この事件、片付いたら、暫く羽根なンか見たくないなァ、(自分の背についているから、無理な話、だけれど。)(砂浜に座り込んで、見上げた空。) 何処か、イイ娼館探そうッ。ストレス発散ッ。(ストレス発散方法が、ソッチの方向しかないのは、哀しいお話。相手も居ないから、更に金で買うなンてしょッぱいお話。) [Thu 27 Apr 2006 00:55:36]
◆豪人 > (女貴族、ホワイティアの居住区、羽、刺青。それだけで、簡単に犯人はわかってしまった―――、其の上、如何してか。一般市民にも流れ出したらしい、噂。) …スラムから、ッてのが、どうも作為を感じてならないンだけど。(溜息一つ。)(スラムに先日ふと、友人を訪ねていけば―――住民たちの口にしていた噂。)(新月の夜。全ての終結が始まる、と。) …うーン、イカレ帽子屋ッて、誰。(聞いた住人が言う名前。其の人物から流れ出したらしい噂。真偽の程は、兎角。)(朽ち果てた貴族邸を偵察にいった赤毛の団員が持ち帰った書物の通りならば、其の噂を強ち噂だと莫迦にも出来無い) [Thu 27 Apr 2006 00:50:01]
◆豪人 > (辿る記憶は、つい先日のことのようなのに、もう日は意外と経っていた、)―――………、何が起きても、毎日24時間ッてサイクルは変わらないモンなァ。早い…。(事件を追って、気づいたらもう、5月も目の前。)(何だか酷く脱力。何やってたんだろう、人とロクに遊びもせずに。なンて。) [Thu 27 Apr 2006 00:44:36]
◆豪人 > (何時か行こう、なンて話した花見の時期も過ぎ。)―――…夜桜も綺麗だッたけど、昼に見た桜も綺麗だッたなァ。(アレから、被害者が出ることもなく、事件の真相を追っている人間だけが知っている結末がもう直ぐ、見える)(其れが明らかになるのは、少し先だろう、が)―――シャーマンの、儀式、なンて。 …動物の勘ッて凄いな。(誰かが言っていた話。) [Thu 27 Apr 2006 00:42:14]
◆豪人 > (事件の終結は見えて、来た)(件の羽根子殺人事件。―――貴族間で流れる噂、よく通う先の娼婦から聞いたとは、皮肉な話。) …決戦は、金曜日ー、ッて、そんな歌あったなァ。(へふり、ざン、と寄せては返す波を見つめて、語散る) [Thu 27 Apr 2006 00:39:12]
◆豪人 > (波音)(―――目を閉じて、浜辺。) [Thu 27 Apr 2006 00:37:22]
お知らせ > 豪人さんが来ました。 『―――ざン、』 [Thu 27 Apr 2006 00:36:55]
お知らせ > ヴィーダァさんが退室されました。 『(returned/到着)』 [Wed 26 Apr 2006 21:21:56]
◆ヴィーダァ > (やけに澄んだ哂い声は、それでもすぐに立ち消えて。 やがて足は街明かりに向けて舵を取り出す。)(暫くは、貧民窟《》にでも、身を隠そうか。あそこならば、食餌も得やすいはずで。 仕事などは、適当な依頼を探すとしよう。 ああ、この匣が盗まれぬことは、祈っておくべきか?) ――さて、誰に? (ポツリと、誰にも聞こえぬようにと、呟いて。笑いもしない。) [Wed 26 Apr 2006 21:19:03]
◆ヴィーダァ > (寝床、仕事、そして食料。 探さねばならないものは、人が生きるうえでは必須とされるもので。 暗い空の下、哂いを零しそうになる。) ――…ハ (いつからか、ノイズが混じるようになった思考は、哂いのときは、不思議と鮮明で。 打ち寄せる波の音、流れる風の音、砂に埋もれる靴音と、歩みにあわせた衣擦れの音、匣の中身が揺れる音。そんな中で、零れた空気の音だけが、やけにはっきりと耳に響く。 まるで、耳元で誰かが嗤よう。) [Wed 26 Apr 2006 21:12:00]
◆ヴィーダァ > (友人に会うには、コロセウム。 友に会うとするならば、彼の家か、はたまた貴族様の邸宅か。 貴族様へは、無事との挨拶もしなければならないはず。 そして、色町の宿にも、一報を入れたほうがいいはずだが。それも、貴族様を頼ることとなるだろうか。) ――ならば、手っ取り早いほうが、良い。 (単純に、効率の問題で、最初に訪れるべき場所が決まる。 いつも、そんなものだ。 ただ、先延ばしにする節があるだけで。)(くすんだ空では、輝く月も見ることかなわず。 それでも、紅い瞳は闇を見通す。 旅にて、破損した不用品を捨て置いて。結果、いくらか軽くなった匣を左手に提げ。 波を踏まぬようにと、歩いて。) [Wed 26 Apr 2006 21:05:05]
◆ヴィーダァ > (この地へと舞い戻った者が居る。 日と人の往来があるうちに、重い体をごまかして入ってきた、久方の街。旅路において、一度も身に着けなかったスーツに身を包み。 帰還にあたる思いなどもなく、ただぶらりと町の中を歩みつつ、今後の寝床について考えていれば、いつしか街の外れ、潮の香りの漂う場所まで出ていた。) ――さて、まずはどこに? (はじめに、どこに挨拶に行くべきかと。 決まらぬ寝床のことを保留にして、波打ち際を歩みつつ、考え始め。) [Wed 26 Apr 2006 20:57:03]
お知らせ > ヴィーダァさんが来ました。 『(long time / 漸くに)』 [Wed 26 Apr 2006 20:52:06]
お知らせ > ヴァリスさんが退室されました。 『・・・・・固い ( 頬に、熱い何かが一筋流れた )』 [Sun 23 Apr 2006 00:52:28]
◆ヴァリス > ( どれくらい、そうしていただろうか。 砂浜に落ちた箱を広い、仕舞い、 )( それからまた、しばらくそうやって、燃える流木を見つめていた )( そして、焼けて、開ききった蛤に手を伸ばす )( 焚き火が物凄く熱くて、蛤自体も熱かったのだけれども、そんなのは気にならなかった ) ―――― ( ただ、一口。 それを口にする ) [Sun 23 Apr 2006 00:51:57]
◆ヴァリス > ――― ( 受け取った。いや、戻ってきたダガーをどうするべきか。一度少し考えてから、懐にしまった。 銀ナイフと黒いダガー。 )( 頭を撫でられる感触はとても心地よくて、それでいて恥ずかしくて、抗議の声の一つでもあげたかったのだけど )( あげられなかった ) ・・・・・・・おやすみ。気をつけて、ね ( そういう言葉すら小さい。 )( 遠ざかる足音。彼女が遠くなり、砂浜から他の人の気配が消えた ) [Sun 23 Apr 2006 00:50:01]
お知らせ > ナナオさんが帰りました。 『(その姿は夜の暗さに融けて消えた)』 [Sun 23 Apr 2006 00:46:18]
◆ナナオ > ―――ひとつ良いこと教えてあげる。この選択は「悪い」もんじゃない。 酷いかもしれないけど。 (刃を綺麗に砥がれ薄く油を塗られたスロイングダガ―は、夜の海を映して黒い刃になる。――受け取られたのを確認して――その掌で、貴方の頭をくしゃくしゃと撫でた)―――また、ちょっと出かけてくるから、居なくなるけど、アタシは貴方の「友人」よ。…帰ってきたらまた愚痴やら、説教やら、酒やら・…付き合うよ。 じゃね。ヴァリスさん。お休み。 良い夢を。 (「良い夢を」って言い切った。だって、言い切らないと、仕方ないから。それから、サクサクと足音が遠ざかり) [Sun 23 Apr 2006 00:45:13]
◆ヴァリス > ( 震える指先で煙草を取り出そうとして――失敗した。 ぽすっ、と砂浜に煙草の箱が落ちた。拾い上げるのもなんだか億劫で、それをぼうと見つめた。 )( 自分の覚悟とか、そんなのはこんなものだったらしい。 一転して、再び蹴落とされたような気分だ ) ―――――――――――うん ( 応えたのは覇気の無い声だ。 荷物をまとめて立ち上がる姿を見上げることはしない。 ただ、返されたナイフを見て、ヴァリスは眉根を寄せた ) ・・・・・あげたのに。 ( そっと呟くように言って、差し出されたナイフを手に取るだろう。 ) ―――――うん。ありがと ( 蛤は全部くれるんだそうだ。 あれほど魅力的に感じたはずの蛤が、今は全然おいしそうには見えない )( 嗚呼、早く食べないと身が固くなってしまうというのに )( 手が伸びない ) ・・・・・・ ( 開きかけた口を、また閉じる。 何かを言おうと思ったが、言おうとした言葉が見つからなかったからだ ) ・・・・・ナナオ、さん。 ・・・・・・・・また、 ( なんて、言うことぐらいしか出てこなかった ) [Sun 23 Apr 2006 00:37:46]
◆ナナオ > (訂正×これが現時点で一番方法だという事は○これが現時点で一番良い方法だという事は) [Sun 23 Apr 2006 00:28:35]
◆ナナオ > ――――………。(聞こえた。聞いた。――優しい貴方が、『拒絶』を意味する言葉を紡ぐと言うことが、どれ程辛い事かは、わかってる。――それでも、これが現時点で一番方法だという事は、間違い無い。――突き出した蛤を再び、石の上に乗せ。) 今の言葉、絶対、忘れないでね。 (声から鋭さを掻き消すと、軽く言う)忘れたら、今度は体に教えてあげる。頭で理解できないんだったら、本能に叩き込んだげる。… 「友人」の為ならやるよ。 …貴方が「友人」だったから、貴方の友人を助けたように。アタシは、アタシの「友人」の為に、やる。(荷物を手早く纏めると立ち上がる。――その時、ハマグリの代わりだと言うように、細長い何かを差し出した。――以前貴方に貸してもらったナイフだ)………今日、貴方に返しておく。忘れそうになったら、これで掌でもぶっさして思い出して。蛤は、ご褒美に、全部上げるから。 [Sun 23 Apr 2006 00:27:54]
◆ヴァリス > ――――――ナナオ、さん ( どこか哀しそうな顔をする。 ) ・・・・・・・・・ ( ・・・・・・・・・ )( 考えたくない、と思ったのはどれくらいぶりだっただろうか。 )( 考えてみる。考えて、感情論とか。想いとか。そんなものを一切合財無視して考えたら―― )( つまり、どちらが損で得だとか。被害が少なくなるかもしれないとか、そういうのを考えると。 やっぱりこの彼女のいうことが正しいのだ ) ・・・・・・・・俺は・・・・・・ ( 突き出されている蛤。 )( それを見つめるように、ヴァリスは俯き、 ) ―――――みんな、苦しい・・・・んだ ( そして更に何かを言おうとして口を一度開きかけ、そして閉じた。 波の音と流木が爆ぜる音だけになり、少し立った頃 ) ―――――。わか、った。 ( という言葉が小さく漏れ出した )( 結局、最後に漏れ出したのは「この人に嫌われたくない」という打算的なことが理由だったのかもしれない。 そう思うと、途端『結局、お前は変わってないじゃないか』という自分に対する嫌味が聞こえたような気がした )( それでも、胸が痛い。これは幻痛? それとも、本当に痛いのか? いや、痛いのだ )( 自分の胸に、手を置く。ぐっ、と何かを掴むように、コートの下に着ていたシャツを掴んだ ) かか、わ、らない・・・ ( それはとても小さな言葉で。 ヴァリスは言ってから、懐から煙草を取り出そうとするだろう ) [Sun 23 Apr 2006 00:14:47]
◆ナナオ > ―――駄目。「関わらない」って断言して。 じゃないと、アタシの「友人」に、申し訳ないから。(甘いチョコレートケーキの名前をもった友人。あの「さよなら」が見切りの意味だろうと、苦渋の選択の上の「さよなら」だろうと 穏やかで、酷く冷たい彼を煩わせたくないから。 「二度目」が起こったとき、また貴方が傍に居たら?以前は調べられなくとも、二度目はどうなるか判らない。 眉間に皺が寄る。 自分が酷い事をいってる自覚はあった。彼の友人を、アタシの友人の為に「見捨てろ」と言ってるんだ。 自覚した上で、突きつける。言い放つ。 )――― だ か ら 駄目 。 「断言」して。 関わらないって。 [Sat 22 Apr 2006 23:57:12]
◆ヴァリス > ( 視線で射抜かれる。 行動が蛤を突き出しているという言ってしまえば穏やかで、和やかで、平穏な光景なはずなのに )( 視線がこうも違うだけでここまで受けての心境は変わるのだろうか。 ) ――――――うん。理屈では、うん。わかってるん、だけど・・・・・さ。 ( 視線を逸らすような仕草 ) ――――――。 ( 静かにナナオさんの言葉を聞きつつ、思い出すのは彼女が家に来たときのこと。 )( 吸血鬼の少女から聞いた、彼の言葉。 )( そんな思考に埋没する間があった後、 ) ―――――――。・・・・・・俺から、積極的に関わろうとは思わない・・・・。最初から思ってることの一つでも、ある。 仮に――帰ってきたとして、も。 これでいい、かな?( 視線で問いかけるように、焚き火を挟んだナナオさんを見よう ) [Sat 22 Apr 2006 23:48:03]
◆ナナオ > ヴァリスさん。其れは、違う。其れは―――違う。(蛤を突きつけた手はそのままに、視線だけが鋭さ纏って貴方を射抜いた。) 例えば。 自分が毒花だったとする。香りを嗅ぐだけで相手に害なすものだったとする。 例えば。 自分が酷い音を出す楽器だったとする。どう弾いても酷い音しか出ないでものだとする。 ――これらの毒花や楽器に意志があったとする。この「毒」達が『友人』に出来ることはなんだろう? 答えは、「近付かない事」だよ、ヴァリスさん。 (毒花―即ち私達のことだ。 酷い音を出す楽器―即ち私達のことだ。) 友人だから、放っておかなきゃいけない時も、有るんだよ。 友人だからこそ、もう関わらない方がいいときが、あるんだよ。 (「友人だから」もう会いに行ったり、「友人」として名前を挙げたり、言葉を交わしたり―― 一切の交遊を関わりを閉ざした 友人 が居るじゃないか) ――…もし毒花が、己の行動が毒にしかならないと知っていて、尚友人を「助けよう」と思うのなら、其れは自己満足って言うんだ。(掌を更に突き出す。受け取れ、ト。) [Sat 22 Apr 2006 23:32:36]
◆ヴァリス > ( 再び、ぽちゃんという音。 静かに聞く分にはとても耳に心地よい音だけど、 )( 食べたい自分としては減らされている感じでとても嫌な音に聞こえるっ ) ―――。二度目は起こさない。起こらない、とは思うけど ( という何処か困ったような笑い )( 眉間に皴を夜様子を見て、これもまた困ったような、曖昧な表情 ) ――――――――うん。 ( と小さく頷いた )( けど、すぐに ) 最初はそう思ってたんだけどね。 いや、今でもそのほうがいいかな、とは思ってるんだけど。 ( 差し出された蛤にはとても誘われるものがあるけれど、 )( とてもほしいけどっ! )( ※悩むんだ ) もう関わらないってのは無理かな、って。 ( 声のトーンを落とす。少し、波に消えるかどうかなんてほど小さくなくて、他に見ている人がいたら聞こえないほどの微妙な大きさ ) もし、俺が事前に知ることができたら、・・・・・・。未然に防ごう、とは思う、かな。できるかどうかはわからないけど。でも、 ・・・・・やっぱり、さ。友達って、放っておけないよね。というか、うまく言えないけど、・・・・ あー、何言ってるのか自分でもちょっとうまくわからなくなってきたけど・・・ ( 最後のほうになってぐだぐだ ) えーと、蛤ほしいけど、うん。やっぱり、心には嘘つけないというか・・・・うあぁー( ぽりぽり )( というわけで、蛤じゃ商談不成立だっ! ずばーん ) [Sat 22 Apr 2006 23:21:19]
◆ナナオ > (二個目も同じように放りなげた。思ったよりも遠くに落ちた殻が、水面にはねる。) NO。…言い方が、違う。「二度目はもう起こさない」だよ。――「俺が」は、イラナイ。(…同時に、理解した。この人は、例の吸血鬼がヴェイトスに帰ってきたのを知っている。 思わず眉間に皺が寄った。) もし、件の彼女が帰ってきたとしても。貴方は関わらない。 そう約束してくれないかな? そうすれば、例え「二度目」が起こっても、貴方には関係無いじゃない? (約束してくれるなら、これあげる。そう言うように、三つ目の蛤を差し出した。なんて安い契約商品…!!) [Sat 22 Apr 2006 23:08:59]
◆ヴァリス > ( ナナオさんに詰まられた蛤はとてもおいしそう。 それを一口で食べるのは結構豪快な感じがする )( うん。おいしそう ) ――――。うん。 ( ぽちゃん、と音を立てて海に消える蛤の着水音。それが流木の爆ぜる音に掻き消されるように。 ) ―――――― ( 静かにナナオさんの言葉に耳を傾ける。 ) ・・・・・うん。ありがとう ( まったく関係ないから。自分と関係している人間だから、という理由だけで助けてくれた。 というのは、正直尊敬できると思っている ) ・・・・・・うん。それは―――『二度目』は。うん、俺が起こさせない、かな。がんばる ( どこか自信なさげであるけれど、ヴァリスは言う。 あはは、と少し困ったような笑いを浮かべ、)( 言って、視線は蛤に再び向けて )――――ああっ ( それで、二個目がナナオさんの口の中に吸い込まれていく。嗚呼一口で食べてしまうなんてなんて豪快かつうまそうなっ! )( 思わず小さく声をあげてしまった ) [Sat 22 Apr 2006 22:51:19]
◆ナナオ > (薄桃色の大きなシタに、身厚の身。程好く焼かれた蛤の身は、たっぷりと己の茹で汁含んで、女の指先で揺れていた。 促されたからか、蛤の身から零れる滴が勿体無いと思ったのか、あんぐりと口の中に入れて咀嚼。 蛤の程好い甘さと、塩気が丁度良い。殻に溜まった汁も飲み干して――それからやっと、唇をもご、と動かした) でも、二度目は、ゴメンだ。 (夜の海のほうへ投げられた蛤の殻。――ポツリと溢した女の言葉も同じくらいはっきりと貴方の方へ転がされる) 私は今でも、時々考えるよ。 あのヒトを本当に逃がしてよかったのか、生かしておいて良かったのか。 でも、貴方の友人だから、私は逃がしたの。 ”貴方の友人”だから。 逆に言うなら「貴方の友人」じゃなかったら、きっと逃がそうなんて思わなかった。それは、吸血鬼だから…とか、奴隷だから…とかじゃなくて、「人を襲う可能性が有るヒト」として、「自業自得の事をしたんだ」と思うから。 そういう意味で、もしあのヒトヴェイトスに戻ってきていて、「二度目」を起こすなら、例え貴方の友人でも「自業自得」だと思て放置するよ。うん。(貴方の視線に気が付きながらも、容赦なくもう一個、手繰り寄せる。 湯気立てる蛤の身!――ちなみに料理はしないかもしれないが、美味いものの食べ方は知っている。) [Sat 22 Apr 2006 22:33:19]
◆ヴァリス > ――――――ねぇ。断言できると思うけど、それが本能だったらナナオさんは先天的に凶暴そうな香が・・・・ ( 蛤をじっと見つめている。とにかく見つめている。一心不乱に見つめている )( なんだか、自分も見つめてなきゃいけないような気がしてきて、ヴァリスも蛤をじっと見つめてみた。 じりじりと焼かれ、とてもいい匂いを放つ蛤を ) ・・・・・。なんか、詳しいね。意外 ( ナナオさんって料理しなそうだし、という呟きは小さく。じっと蛤を見つめつつ )( 海岸で蛤を睨みつける男女一組って物凄い光景だと思うのだけど? どうだろうかっ! ) ―――――。そーですか。 ・・・・・・って、また不穏当と言うかへんな発言をするなぁ ( まったく、と溜息交じりで赤顔。 これはたぶん、焚き火のせいに違いないっ )( 焼きあがったっぽい蛤を慌てて指でつまむナナオさんを見る。 性格には、ナナオさんが摘んだはまぐりを、だが ) ―――――― ( 会話がとまる。 ありがとう、って言ってから、ヴァリスの視線はどこかナナオさんの持つ蛤に熱烈集中中。 ぽかん、と眺められていることに気づかない )( 少ししてからはっとして、視線をはまぐりから引き剥がす ) ・・・・・あ。あははは。そういってくれると、うれしいかも ( と、どこか曖昧な表情でヴァリスは笑い、 )( とりあえず変な空気になるのは嫌だったから、 ) ほら、蛤食べないと冷めるよ? 他のもすぐに開くだろうし ( と、少し強引かもしれないけど、そう言う ) [Sat 22 Apr 2006 22:21:31]
◆ナナオ > だって、本能が告げたのよ。本能が。此処でこの蛤を投げて、焚き火の傍で体育座りちっくな人の後頭部にぶつけてやるべきだと。(蛤さん、微かに動き始めました。――エアリードできる女ならば、ここで貴方の顔が赤いのに気がついて「あら?どうしたの?かお、まっかだ・ぞ☆」くらい言うシーンなのかもしれませんが、赤毛の視線は常に蛤にありました)…焼き過ぎると身が堅くなるんだよ。身が。(独り言すら真剣です。)勿論いいともー?其れよりも、オネーサンちょっと安心したくらいよ?ヴァリスさん、一歩間違えたら真性の皮か――(パカ)―おーっと?!食べなきゃ…!!!( とんでもない発言をしそうになった時、蛤の口が開いた。殻を素早く手繰り寄せ、ピンク色の蛤の肉を指で摘まみ)―――・・・・・・お礼。そういやそんな事が、書いてあった―――…って。(『ありがとう』) ………。 (大口開けて蛤の肉を口の中へ放り込もうとした姿のまま固まった。…やがて、ゆるゆるとそちらへ視線を向けて)(しばらくぽかん。と眺めた。) ……はっ。 いいよ。お安い御用?(出てきた言葉は、茶化した響きが混じる) [Sat 22 Apr 2006 22:07:56]
◆ヴァリス > うあー。ごめんってー。というかそれを投げるのもどうかと思うよー? ( あたわた )( 大き目の石に並べられた蛤。 それをどこか物ほしそうな目で見た後、 )( ぼんっ、と音がしそうなほどいきなり顔を真っ赤にした ) う、うううう。うっさいなぁー。別にいいでしょ。別に ( ぷいっ、とそっぽを向く ) 別に・・・・・・・。そんなの ( むっすー )( と鼻から息を吐きつつ、心中はどこか後ろめたさと言うのもあったりするが、照れのほうが強いから顔には出なかったと思う ) ・・・・・・え。ああ。うん―― ( 蛤に視線を落としたままのナナオさんを見て、ヴァリスも蛤に視線を落とすことにする )( ああ、なんかいい匂いしてきそうで、滅茶苦茶おいしそう。こう、お腹の音がなりそうで―― ) その、ね。ちゃんとお礼言ってなかったなぁー。って。 ・・・・・・。彼女を外に連れ出してくれて、ありがとう・・・・・でした ( ぐぅー )( 蛤の香が腹の虫を刺激して、嫌なタイミングで鳴った ) [Sat 22 Apr 2006 21:56:51]
◆ナナオ > しらなーい。しらなーい。折角あげた蛤(掌大のでっかさだ。砂抜きもしてあるらしいよ?人差し指と親指で挟んで見せ付けて)投げ返すなんて、しーらーなーいー。蛤はやっぱり磯焼きよねー?(適当な大き目の石を転がすと、火の傍に。その上に蛤をチャチャチャと並べつつ) あ、童貞じゃないんだ?ヴァリスさん童貞じゃないんだ?へー童貞じゃないんだ。そうかーちょっと意外?ヴァリスさん、土壇場で鼻血吹きそうなタイプかなー?なんてインディと喋ってたんだけどね?外したかー(何を話しているのだ)(女としての慎み深さは宿屋の部屋の中に埋もれているんだろう。 なんて言ったって20代。 言葉連呼くらいじゃ慄きもしねぇ。 視線は蛤に釘付けなわけで)……まぁ、ヴァリスさんの童貞話は置いといて。…んで、なんか用事があったんじゃないの?アタシに。 [Sat 22 Apr 2006 21:49:59]
◆ヴァリス > ――――――それって色々な意味で酷いんじゃないかな? ( だらりと項垂れて言ってみるけれど、そんな楽しそうに親指立てる人に言ってもしょうがないのかも ) へぇ。今が旬ものなn―― ( 思わず頷いてしまおうとしたところで、顔を真っ赤にして両手をぶん回した ) ど、ど、どどどどどどど。 うっさいなぁっ! 別に、こう、どう、ど、ど・・・・童貞じゃないっ! ( そんなカミングアウトはいらないんじゃないかな。とか思う。 ) ・・・・・・・・うー ( 『聞いてない? ほんとかよー』と言う顔で睨む。 ) ・・・・・・よしっ ( 額にヒットしたハマグリ確認して小さくガッツポーズ ) うーっしひっとー♪ ( とか声真似して言ってみたり ) あ。ああっ! ごめんって! というか蛤旬ものだとか卵がどうとか言っておきながら没収って酷いんじゃないかなっ! ( あたふたと、自分の反対側に腰を降ろしたナナオさんに慌てた顔で言う )( というか、結構ほしかったらしい蛤 ) [Sat 22 Apr 2006 21:43:05]
◆ナナオ > 其れはとても難しい質問だ。好きか嫌いかと尋ねられたら、即答で「好きです」と答える程度には好きかな?(可愛く首を傾げて、親指を突き出した。トラウマ作り大好きです。)――いや、猟師のオッサンに釣り糸と針を譲ってもらいに着たんだけど、序でにーって蛤。(ほれ、と傍らに抱えた網を揺らし)…今が卵産む前で美味しいんだって。―――って、独り言?ああー……俺は童貞なんですとか?(言ってない)聞いてないから安心して?……んで、なんで敬語?すっごい今更っ――――ってっ!(投げ返された蛤、見事に額にヒットした。軽く仰け反って)――――OKOK。ヴァリスさんは、本当に元気になった。うん。蛤没収だ。目の前で一人で美味そうに食ってやる。火を貸しなさい、火を!(とか、言いながら反対側に、どっかと腰を降ろした) [Sat 22 Apr 2006 21:34:16]
◆ヴァリス > ・・・・あ、うん。元気にしてたかな・・・・。お久しぶり、です ( 後頭部を擦りながら視線をはまぐりに。 ・・・・・・なんで「はまぐりっ!?」 )( それはともかく脳が追いつく現実認識 ) ・・・・・・・んで、聞かれた俺の独り言―――――ッ!! ( 聞かれてなければ早とちりの迷惑ですけどっ )( 煙草を焚き火に落としてコマンド選択。 )( ▼たたかう▼ ) ・・・・・・・ ( はまぐり後頭部直撃に涙目になりつつも照れの赤い顔、生暖かいハマグリ(はまぐりは焚き火に暖められることでハマグリに進化した)を無言で投げ返せっ! ) [Sat 22 Apr 2006 21:26:49]
◆ヴァリス > ・・・・・・・・・ ( 目の前にまで迫った煙草はとても怖かったです。 それはともかく、ヴァリスはぐらんと転がった脳味噌を正常の位置に戻すのに一苦労 )( とりあえず、自分の後頭部を強打した何かを何かを確かめないまま焚き火のそばに丁寧に置いた )( じゃなくて、 ) ・・・・・『うーしっひっとー♪』 ( 声マネ付き ) とか結構酷いんじゃないかなっ!! 人を苛めてトラウマ作らせるのが好きですかっ! ( 後頭部を擦りながら聞こえてきた声に応える。 )( というか、自分がカッコつけてる所なんて見られてやしないだろうか? )( それで、何処か聞き覚えのある声にむすっ、とした顔をして振り返る。 ぐらんぐろんと揺れた脳味噌は声を認識しても、それが『誰か』はまだ認識してなかった様子 ) ・・・・・・あ。 ( それで、貴女の姿を認識した途端。ぽつん、とむすっとした顔が忘れ物に気づいたときのような顔になった ) [Sat 22 Apr 2006 21:25:45]
◆ナナオ > (追記:投げつけたのは、でけぇはまぐりだ) [Sat 22 Apr 2006 21:21:15]
◆ナナオ > なにはともあれ、お久しぶり。元気してた?(チュニックに半ズボン。片手に自分の洋服やら、荷物を纏めて抱えた赤毛の女が現われた! コマンド> にげる たたかう しゃべる しらべる) [Sat 22 Apr 2006 21:14:32]
◆人影 > ――――うーっしひっとー♪ついでだから其れ、火の傍に並べるといいよー。今が丁度旬で美味いから。(カラリとした女の声が潮騒に混じって響いた。砂を踏む足音は貴方の方へと)―― んで、やっと見つけたっ。お手紙どうもありがとーう?お返事出す前に家に行った方がいいんじゃないかーって思ったんだけど、スレ違いばかりでびびってたわよ。(明かりの届く範囲に、近付き、姿を晒す人物は) [Sat 22 Apr 2006 21:13:14]
◆ヴァリス > ( 焚き火で煙草に火を点ける。 大きく紫煙を吸い込んでから、たっぷりと楽しんでから吐き出した )( これも慣れた物である。一年前は酒もやらなければ煙草もやらなかった )( ついでに童貞だったとかなんて誰も知らないはずだっ! )( さておき、 ) なんというか、感慨ぶか―― ( 飛来音? ) ――ぎゃっ! ( ちなみに、感慨深いとか言いたかった。 手の平サイズの何かは強かに青年の後頭部にクリーンヒットした。 )( 短い悲鳴とごちんっという痛そうな音が波の音に紛れて消えて、煙草の先端(火のついてるほう)に危うく額で頭突きをしそうになった ) [Sat 22 Apr 2006 21:07:47]
◆人影 > (貴方の背後から、掌大の何かが飛んでくる。ねらいは頭だ!) [Sat 22 Apr 2006 21:03:37]
お知らせ > 人影さんが入室されました。 『すきありっ』 [Sat 22 Apr 2006 21:02:26]
◆ヴァリス > ( すっと大きく吸い込んだのは潮の香が混じる空気。 そっと吐き出したのは体温を帯びた空気 ) ・・・・・・・・・・・。 ( 小さく両手を広げての深呼吸。 これで何度目だろうか。 )( 手を下ろす ) ・・・・・・・。誰も見てないからって、ちょっとカッコつけたかな・・・・ ( 瞼を開けるとそこには先ほどとは変わらない夜空がある。 下ろしたばかりの右手で頭を掻き、少しだけ大きい岩に腰掛けた ) [Sat 22 Apr 2006 21:00:18]
◆ヴァリス > ――――――だから、俺は成し遂げなければならない ( 呟いた言葉は誰に向けてなのか。 )( 再び目を閉じ、夜空を仰いで深呼吸する。 )( それだけなら、ただの夜の散歩・・・・・・なのかもしれない ) [Sat 22 Apr 2006 20:50:58]
◆ヴァリス > ( 何故今日に限ってこのコートを着ようと思ったのだろうか )( 青年は懐から煙草を取り出しつつ、視界を閉じたまま思案する ) ・・・・・・・・・・。決まってる ( そんなことは、考えるほどのことではなかった。 )( むしろ、そう思ったからこそ、彼はこのコートに袖を再び通したのだ ) ・・・・・・・・ ( 薄く、瞼を持ち上げる )( 視界いっぱいに広がるのは星もまばらな夜空だ )( 街明かりを背にし、その明かりは星の輝きですら僅かに鈍らしている。 ) ・・・・・・俺は此処で、ちょうど此処で、一年前・・・・ ( 独白のように呟く言葉は波の音に掻き消されてしまうほどに小さい ) ―――― ( 人を殺したのだと、小さく呟いた ) [Sat 22 Apr 2006 20:48:57]
◆ヴァリス > ―――――― ( あの時も、こんな夜だった )( 黒装束の三人組に襲われたことがあった )( とても、苦い記憶 ) ・・・・・・・・・・・・・・ ( 青年の黒いコートは軍服に似ている。このコートは、青年のお気に入りだ )( 何着か同じようなデザインのものを持っている。 )( その中で、 今着ているものは 彼が黒のコートを愛用するようになった、直接的原因を作ったコートだ ) ―――――これに、袖を通したのは何時ぐらい・・・・・・・かな ( どれくらい、立っただろうか。少なくとも、家を借りてからコートの数を増やしたので、確かなことは憶えていない ) ・・・・・嗚呼 ( ただ、このコートは確か、『 傭兵を辞めたとき 』 から着ていなかったのではないだろうか? ) [Sat 22 Apr 2006 20:44:24]
◆ヴァリス > ( あれから一年。そう口の中で何度か呟く。 )( この島に来て一年がたったのだと、改めて実感する。 )( 此処、一番印象深い場所で始まりの場所に来るたびに ) ――――― ( 流木が爆ぜる音と一定感覚の波の音。あの時に無くて今無いもの )( それは、腰の刀だ。今は遠く、何処かへと渡ってしまっただろう院長からのたったひとつの遺品 ) ――――― ( 目を閉じて夜空を仰ぐ。そっと吐き出した息は僅かに白い ) [Sat 22 Apr 2006 20:36:28]
◆ヴァリス > ( 小旅行の計画は出来上がっても出立の日はまだ決まっていない。なら、それまで家に篭もっても仕方がない )( なにより、あれは確かめるためのものだから ) ―――――― ( 潮の匂いが強い夜の空気を肺一杯に吸い込んだ。目の前には流木をかき集めて作った焚き火。流木が爆ぜる小気味いい音が鳴った ) [Sat 22 Apr 2006 20:31:52]
お知らせ > ヴァリスさんが入室されました。 『―――波の音』 [Sat 22 Apr 2006 20:29:30]
お知らせ > エンジェルさんが退室されました。 『そのうち考えるのも面倒になり、無意味なサウンドに身を任す。』 [Fri 21 Apr 2006 20:27:29]
◆エンジェル > まぁ、何とかなるわよね。 ( 真面目に慎ましく暮らす人々がいる限り、芸事の需要はなくならないのだから。 娼婦や奴隷が無くならないのと同じ事。 それにしたって、楽器がなきゃ売り物も半分以下なんだけど。 いっそのこと転職するのだって良い。 港の人足だとか、農家の手伝いだとか、娼婦だとか、尼だとか。 ) ぷっ… はははははははッ ( 尼だとか、思わず自分でも笑ッて、ごろんと砂浜に横たわる。 そんなガラなもんか。 己を悔いて慎ましく暮らすなんて今更無理だし、どれだけ自分が強欲で、傲慢か、って話。 一頻り笑えば、脱力してぼんやりと雲の無い群青の空を眺める。 ) はー……―― ( 雨でも降れば良いのに、と思う。 そうすれば持て余した蟠りも溶けていくんじゃないだろうか。 真実なんて、一つじゃなくて 何が一番良いのかなんて、わからない。 ) … 処刑人とか。 ( 砂の上 ごろり、と寝返りを打つ。 髪や、羽についた砂が零れて行くのを感じる。 いっそ、奴隷になるのも面白いかもしれない。 どんな顔するんだろうか。 バラして、くれるんだろうか。 ) [Fri 21 Apr 2006 20:23:55]
◆エンジェル > ( そうなると、仕方なしに色々な事をやり直さなくてはいけない。 とりあえずは住む所、食う物、着る物、か―― 宿無しの着たきり雀で、金も無い。 楽器も置きっぱなしで、今更取りに戻るのもみッともない。 鍵もないし。 となると、どっかで金を都合してもらうか、楽団か劇団かに捻じ込んで、丸ごと面倒見てもらうか。 どっちにしろ、あんまり面白くない事になりそうだけど仕方ない。 無い袖は触れないし、どんなに粋がってみた所で、金がなきゃ暮らしていけない。 ) どっか… 遠くにも行ってみたいんだけどネー。 ( 例えば、海の向こうとか。 誰も知らない場所に行ってみたい。 それにしたって、旅慣れておらず、芸事しか能の無い自分がどうこうするには資金面が問題になってくる。 ) いっそ、サーカス団とか。( 別にサーカスじゃなくてもいいけど、あちこち興行してまわるよな芸人集団にでも混ざれば、それはそれで面白いかもしれない。 ) [Fri 21 Apr 2006 19:57:26]
◆エンジェル > ( 「人間嫌い?」 ふと、そんな言葉が蘇った。 誰が言っていたのだっけ――… 足をとめて、群青の空を見る。 ) ああ… あの、元傭兵サン。 ( 元傭兵。童顔で、博愛主義の。 思い出す途中で彼に対して付加されていく意味が嫌になり、思考を投げ出す。 ヒトが嫌いな訳じゃない。 ヒトが生み出す意味や、意図が嫌いなのだ。 それらに侵され染まり、自らも生み出している事も嫌だと思う。 それを言われた時は、男嫌いとかって適当に誤魔化したのだったか。 結局の所、ただ在るだけのヒトは既にヒトとは呼べないのだから、結局はヒト嫌いなのかもしれない。 そう言ってしまえば、随分偏屈に感じられる。 溜息を一つこぼせば、海岸線にしゃがみ込む。 ) ――… 生かされてる癖にね。 ( 生きてる、は間違い。 生かされているのが正しい。 そんな事を考えていられるのも、ヒルダのお陰なのだろう。 半ば無理やりに食わせられた食べ物が、生きる力になって体の中に行き渡っている感じがする。 身体が元気になれば、なんとなく気持ちも引きずられるもので、私はまたタイミングを逃す。 ) 丁度良かッたんだけどなあ…。 ( 抱えた膝の上、顎を乗っけて呟いてみても、爪や髪は伸び、心臓は脈打って血を運んでいる。 無視しようとしたその声が聞えていては、仕方がない。 ) [Fri 21 Apr 2006 19:18:49]
◆エンジェル > ( 海には、意味が感じられない。 ただ漠然と、漫然と広がっていて、意味もなく寄せては返しているように思う。 ただそこに在るばかりで、そこに在る意味を私に訴える事はない。 その無意味さが、私は好きだった。 押し寄せる潮騒と、潮の香り、風に乗る湿り気と、飛沫の冷たさ 遠くで海鳥が鳴いている―― 身体全体で受け止めるその存在感は、意図のない無意味なサウンドとして私の中に入ってくる。 その無意味さに同調し、私の中にある意図も、意味も消え去って、ただ在るだけの無意味なものとなり、透明になっていく。 ただ呼吸をしているだけで降り積もる澱を、寄せては返す波が洗い落としてくれるようで、好きだった。 ) ( さくさく、と砂を踏み 海岸線を歩く もう日は沈んで空は暗く 僅かな明るさも闇に落ちてゆくのだろう。 寄せる波に素足を遊ばせれば、まだ少し冷たく、くすぐったい。 春になったとはいえ、吹き付ける風は冷たい。 けれど、その風もまた無意味だと思う。 単なる偶然で其処に起きただけ そう思えば愉快。 ) [Fri 21 Apr 2006 18:53:23]
◆エンジェル > ( やたらに頑丈で、ガードが固く、はくのもぬぐのも面倒臭い猫の靴屋特製ブーツを、靴下ごと脱いで、砂浜にほおる。 すこし涼しい裸足で、砂を踏めば、少し痛く そして優しい気がする。 ズボンの裾を膝の下あたりまで捲り上げて、しっとりと濡れた砂浜に足を下ろせば一度息を吐き出して―― 目の前に漠然と広がる、無意味に寄せては返す巨大な水溜り。 この海の上に大地は浮かんでいて、海の上を進めば何処へでもいけるらしい。 何処までも続いているとも聞くし、果てまで行けば巨大な滝になって何処かへと落ちているとも聞くけれど、私はこの島から出た事がないのでよく判らない。 でも、私は、この塩辛い水溜りが好きだった。 ) [Fri 21 Apr 2006 18:36:52]
お知らせ > エンジェルさんが来ました。 『靴を脱ぐ。』 [Fri 21 Apr 2006 18:36:10]
お知らせ > ソードさんが帰りました。 『変な魚釣れたー!とか喜び(?)の声が響いたり何とか』 [Thu 20 Apr 2006 21:01:51]
◆ソード > (魚がどうしても食べたいなら魚屋で買えばいい…釣りがしたいのが目的なので釣果はオマケみたいなもの…まあつれれば1食浮くのだけど、とか考えてると竿がびくびくと生き物のような反応を手に伝えてきて)とりあえず…人数分は釣れたし、ね…(よいしょ、と…4匹目が掛かったのか釣竿を引いていき) [Thu 20 Apr 2006 20:47:33]
◆ソード > (別にこの釣りで成功しないと食費が…とかそういう状況ではないので、釣果がいまいちなことは気にしてないらしく… 寧ろ寛いだ時間が心地よくて…釣り目気味の瞳を細くし、真っ暗な海岸線をのんびり見つめていた) [Thu 20 Apr 2006 20:30:46]
◆ソード > んー………風のせいか、ちょっと魚信(あたり)が弱い…ね(ぽつり、と呟く。竿の先が風で揺れる為、餌に食いついたのに気が付けないらしく… 勿論しっかりと食いついた時は分かるのだけど、餌を軽く食んだときに素早く竿を引いて針を引っ掛ける…これができないのが痛いらしく…) [Thu 20 Apr 2006 20:23:25]
◆ソード > (とてもよい天気だがやや風がある、そんな夜の海岸に、豹の獣人(黒猫の獣にあらず)が釣りをしていた… 岩場に座り、釣竿を立てかけて本人はまったりと寛いだ状態で) [Thu 20 Apr 2006 20:20:54]
お知らせ > ソードさんが来ました。 『岩に座って釣り糸たれる…』 [Thu 20 Apr 2006 20:19:05]
お知らせ > 維言さんが帰りました。 『( 空になったワインボトルが一本だけ。花ならぬ手向けのように。 )』 [Thu 20 Apr 2006 07:09:36]
◆維言 > ( 歩き出す砂上、刻まれるのは一定間隔の足跡。 白黒の影は陽光を厭うように、遠く。街へと消えた後には、名残の代わり。 ) [Thu 20 Apr 2006 07:09:10]
◆維言 > ( 青髪の修道女は、純粋に神を称える声を。 薄紅の瞳の修道女は、まだきっと、聖なるを謳う声を持つ。 ――― どちらも、半死人には遠過ぎる。 だから、いずれやか奈落の招待を受ける身には。 其処に導く為の句で充分という訳だ。 今更の自覚と諦観に、緩く息を抜く。 …これも感傷。 わきわきと動かしていた右手をぐっと握り締めて、マントの下に隠した。 ) ――― 色々考えるのは、食事の後にしましょうかと。 よし、建設的。 [Thu 20 Apr 2006 07:08:32]
◆維言 > ( 概念聖句と詠唱と、聖具を専門に使っていくスタイルは、今更変えられない。むしろ、今からどうこうは無茶だ。ある程度固まってしまったものは、其処から崩しても新たな一が、同じレベルで身につくとは限らない。 …大体、人と違ってそんなに柔軟性は無いんですよ。 呟きは低く、問題の右手をぐーぱーさせて思案顔。 ) …なんか、物凄い身近な所にヒントがある気はするんですけれど。 ―― その辺りが、本日の命題ー でしょうか。よし、決めました。 ( 軽く頭を振ると、まだ頭の芯に響くような痛みが残っていて。その刹那が、届かなかった何かを思い出させそうになったから。 ――― 逆の事だけを考えて、封じ込めた。 この唇が謳うのは、滅する為の歌。 嗚呼――… だから、人様に聖歌など勧めたのか。 ) …まだ、受け止め癒す為の句を謳える唇、ですか。 [Thu 20 Apr 2006 06:52:15]
◆維言 > …アレと言えば。 ( 右手。聖歌式典を扱うにしろ、聖剣を扱うにしろ、書物を開き支える事も多い手。 いつぞやに人外の魔―― にも言われたが、この身は古いタイプの魔祓い。聖句詠唱で魔物と真っ向勝負する祓い師等、魔族の受肉率の高い場所では非効率的なのだ―― 結構。 鈍器や剣の扱いは、最低限は出来るが熟練とは言い難い。 ) ……何か、職務的に根本的な問題に、うっかりぶち当たってしまった予感ですよ。 うーあ。 ( 受肉した魔は、概念を消費させても、媒介となった肉そのもので現世に留まる傾向がある。 となれば、やはりそっちから削いで行くのが確実では、ある。 ――― にしても。 ) ……得意分野を、今から変えるにも。 [Thu 20 Apr 2006 06:38:46]
◆維言 > ( だから、刹那の夢。自戒の瞬間にだけ届く、記憶にも残らない影。 ――― やさしい欠片には届かない。この唇には、呼ぶべき名すら残されず。 軽く唇を舐めてみると、サキイカとワインの味が混ざり合って、やっぱり酷い味だった。 そろそろ、日が高くなる。朝が、そして一日が始まる。 ) …まだ朝ですから、仕事時間帯では無い事。 アレもまだ直らないみたいですし、どうしましょうね。今日は。 ( 立ち上がり、砂を払いながら思案は虚ろに巡る。 非日常と日常の狭間。平穏だけを味わうには、まだ 終わらない遊戯は色濃く影を落とす。 ) [Thu 20 Apr 2006 06:27:45]
◆維言 > ( 脳髄の中に無数の針を刺し込んだような、頭の中をぐちゃぐちゃに荒らされるような。そんな痛みを噛み締める合間にだけ、思い出す感傷。 項垂れて、じっと目を閉じて。嵐が過ぎ去るのを待つ合間は、まるで毛布の中で蹲って風の音を聞いていた、無力な小娘のよう。 ――― それも、今は遠い。真夜中に黒い風の吹き荒れる森も土地も、此処からは遠すぎて。海の彼方にとて、影すらも見出せないと知っている。 だから、これは一時の夢。 ちかちかと瞼の裏に踊る白い光が、指先の形を取って。 おずおずと触れてくるやさしい幻。 ――― それだけでおしまいの、これは遠い ) ……は。 ( 短く、息を吐く。聖属を扱うとはいえ、この身は半分死体のようなもの。摂理からは何処か外れていて、天の門を通る事は出来そうも無い。 忘れないように自覚させる為の、儀式じみた習慣。 軋む痛みが退いていけば、感傷のカタチすら、もう何処にも見出せない。届かない。 ) [Thu 20 Apr 2006 06:09:52]
◆維言 > ( 雲の纏いがあろうとも、昇る陽光は空を染め、世界に朝を導き来るもの。一日の巡りを知らせ、日を塗り替える清浄の光に曝される瞬間だけ、酷い痛みを抱えることになる。 自覚しなければ薄く。自戒すればきつく。 ――黒の色素すら透過して、脳髄に刺さるよな痛みに、そっと目を閉じた。瞼の裏に、千幻の残像が踊る。 ) 心の何たるか―― なんて、今更信じられたものでも無し。 ( 赤、橙、紫。原色を連ねた残像は、最後には白く。白く。 俯く素振りにあわせて、ざらりと流れた髪と同じ色。 呪わしい厭わしい、証のようなこの色も。随分とご無沙汰で、正直忘れていたのに。 ) [Thu 20 Apr 2006 05:59:00]
◆維言 > ( 傍らには、一升瓶ならぬ御子の血―― 赤ワインのボトル。一度栓を抜いてしまえば、歴史の重みはいずれかに変質し、消えてしまう。故に一気飲みが礼儀とは自己流。ワイン通の方にしばかれる覚悟はおっけー。応戦致します。 ――― ツマミはサキイカ。魚介類は、絶望的に芳醇な渋みとは合わない。 分かっていて、やっているのだけれど。 ) 昔見た空は、もう少し…… あの澱みは、今考えると何だったのやら。 ( ガチンとイカを噛み切った歯は、歯。血を啜る牙は此処には無い。ゼロになりきれない衝動を、こうして誤魔化している。 苦い渋い芳醇な赤色で。 ) [Thu 20 Apr 2006 05:48:29]
◆維言 > ( 空には薄絹、雲で織られた織女の纏い。太陽の光も何処か淡く、今朝の地平を染める色は暁の朱よりは、薄められた紅桜。既に散り終えた色を刹那、空に映して消えていくのを、砂上に鎮座した代物が眺めていた。 ) ……空だけは、何処で見ても一緒だなんて、嘘っぱちも良い所。 ( もごもごと、発音は何処か曖昧で、あやふや。 誰に聞かせるでもない言葉、元より明確にする義理も無し―― 以前に、口端のサキイカが問題点。 ) [Thu 20 Apr 2006 05:43:43]
お知らせ > 維言さんが来ました。 『( 夜明けを見る。 )』 [Thu 20 Apr 2006 05:41:06]
お知らせ > 冬矢さんが退室されました。 『( 物思いにふける姿を見るのは波と雲 )』 [Thu 20 Apr 2006 00:27:49]
◆冬矢 > …やっぱり第一印象ってやつかな ( 親達がはじめて触れた西方世界は、きらびやかな騎士団との対峙だったという。そして自由な市民との貿易での接触が重なりついには…と。しかし、冬矢本人が最初に見たのは― ) …… ( 頭を手でわしわしと掻き毟る。あの時の光景は思い出すだけで胸に悪かった ) [Thu 20 Apr 2006 00:17:36]
◆冬矢 > ( 鉛色の海に視線を転じれば、灯台から放たれる僅かな光以外何も見えない。大海原は人間のちっぽけさを嘲笑うように寄せて返す ) 鬼子って奴なのかな、僕は ( 移民してから使うようになった一人称。習慣は確かに変化しているが、浮いている立ち居地は変わったと思えない。外に憧れ、武士の身分を総出で捨てた一族の中の異分子。それが自分かもしれない ) [Thu 20 Apr 2006 00:05:26]
◆冬矢 > ( 「時代遅れのあの街なんか忘れて、勉学に励みなさい。いずれは東洋人街から議員として出ることを目指して」。それが親に申し付けられた事なんだけれど、心ばかりはどうにもならない。親や一族ほどこの街に魅力を感じないのはなぜだろう、と自問自答 ) 別に楽しくないわけじゃないよな ( 確かに珍しい文物は多いし、市民権を取ってからは身分制のアマウラ時代に比べて遥かに自由だ。学業は大変だが、それなりに充実はしている ) [Wed 19 Apr 2006 23:56:56]
◆冬矢 > あっちがアマウラ…かな? ( 春の訪れを素直に伝える昼の気温に比べ、夜のそれはまだちょっと肌に優しくない。それに汗を拭いた後の肌を撫でさせながら、堤防の上に座り込んである方角を眺める ) もうちょっと…南寄りだったっけ ( 傍らに木刀転がしながら、曇りのせいで見通しなんてできそうもない闇の向うにしきりと目線を送る ) [Wed 19 Apr 2006 23:52:44]
お知らせ > 冬矢さんが入室されました。 『( 夜風 )』 [Wed 19 Apr 2006 23:50:21]
お知らせ > ヒグラさんが帰りました。 『その夜、しばらくは音は響き続けたことだろう』 [Sun 16 Apr 2006 03:00:54]
◆ヒグラ > (それでもきっかけはつかめた)反動をつけてジャンプしてくないを投げつけてから落下して…このくらいができないとだめなんだな…(はぁ…とため息。目標はまだまだ遠い) [Sun 16 Apr 2006 02:50:42]
◆ヒグラ > あ…(そして勢いをつけてみた落下点。どう視ても刺さっているのは水平。そしてこちらは斜めからの落下。どう考えてもかみ合うはずは無い…よって…)ドンッ(樹だけを思いっきり蹴りつけることになった。反動を生かして着地は成功したけれど)上に跳んでから投げないと無理だね…これは [Sun 16 Apr 2006 02:34:19]
◆ヒグラ > (ふぅ…と小さく息を吐いて、呼吸を落ち着かせる。そうしながら状況を整理。事件は小康状態。解決、とはまだ言っていないようだけれど。そして、もうひとつ、七つの大罪は悪魔にかかわるところ。そして、七つでなければいけなかったこと…)…ううん、とりあえずは今は何も起きてないんだし。ジャスティスと知り合えたのはよかったかな?(パプテスだけれど他の宗教も無下に否定しない。教会の人ってみんなあんな感じ…だといいなと)さてっと…今度は…(足場が悪いのはわざと。そのほうがいろいろと練習になる。一度刺さったくないを引き抜いて。距離を置いてから投げる…同時に駆け出す、勢いをつけるためにできるだけ高く…) [Sun 16 Apr 2006 02:29:14]
◆ヒグラ > (こんな状況で誰かに見つかって声でもかけられたら心臓が止まる…わけはないがそうとう驚くことだろう。今はくないを投げ、すぐ後を走り…標的に見立てた樹へと刺さったくないをより深く蹴って抉り込む練習…が…)つつつ…やっぱり普通にやったんじゃ体重が乗らないな… [Sun 16 Apr 2006 02:13:29]
◆ヒグラ > (たんっ。っと何かを蹴る様な音。それは闇夜にしっかりと響く。足場は悪く踏み切りも思い切りできないが。とある組み合わせの練習中。鍛錬所に行かないのはあっちだと人がいっぱい居るから)…やっぱりタイミングが難しい…踏切が悪いとちからも入らないし…(なにやらぶつぶつと呟きはもれる) [Sun 16 Apr 2006 02:05:10]
◆ヒグラ > (普段はつりに来る海辺。そろそろ三週間目の少年は報告書をふくろうに着けて出した後、釣り道具を持たずにここまで来ていた。基本的な鍛錬は毎日欠かしては居ないけれど、武器を持って…というのは人目につくとまずい。あんまり人の居ない時間を狙って、海辺へと出てきていた。一本の樹の近くで…) [Sun 16 Apr 2006 01:52:26]
お知らせ > ヒグラさんが来ました。 『ひみつの特訓中。』 [Sun 16 Apr 2006 01:49:35]
お知らせ > レインさんが帰りました。 『 子供のような発想と挙動を、夜の海で開放する。 』 [Mon 10 Apr 2006 00:10:49]
◆レイン > (ゆるり、腕を広げる。断崖から飛び立つ鳥のように。) あの月に、手が届けばいいのに。 (崖のような落差の無い砂地で、ブーツの先を波が少し濡らして帰っていく。) ―――…何を期待してるのかな。私は。 (唇の端を下げた。けれども、翼のかわりに広げた腕は下ろさない。このまま、風を抱き止められれば、飛べるかもしれない。そんな錯覚を、耳の横で鳴る海風が抱かせる。) [Mon 10 Apr 2006 00:09:21]
◆レイン > 夜の海で、晴れた海を想像するのも悪くは無い。 (視線を左手側の海に流し、取り留めない独り事を、暗い汀へと放り投げる。夜の海には、不可思議な引力がある。奇妙な緊張感を胸に抱きながら、ぷつぷつとコートの釦を解いてゆく。春とはいえ、冷えた海風が前袷から滑り込み、喉を冷すので。) ―――…こんッ (空咳を、ひとつ。季節の変わり目は、大体がこうだ。眸を細めた。) [Sun 9 Apr 2006 23:57:39]
◆レイン > ――――波の音色、黒の海面、潮の香り。 どれも、今の私には必要だね。 (ざざ、波が引く音が、誰かの呼び声のように。) 日常で窮屈になっている、私を解放するためには。 (精彩の欠いた声ながらも、饒舌に。) [Sun 9 Apr 2006 23:49:11]
◆レイン > (多分、もう間も無く外套も不要になるのだろう。ワンシーズン着倒した、枯草色のピーコート。袖の辺りが擦り切れて、襟も随分と草臥れてしまった。去年の秋口に、古着市で格安で仕入れたそれを纏って、海にきた理由。) ここに来ると、……が忘れられるのが良い。 (ざ、ん。波の音が声を隠す。自分のもつ、日常のフィールドと掛け離れた場所に来たくて、足が選んだのが此処だった。ブーツの下で、濡れた砂が鳴るかすかな音色。) [Sun 9 Apr 2006 23:40:44]
◆レイン > (寄せてくる波の音が鼓膜を震わせる。ナイトブルーの海に、銀色の月が浮ぶ夜の砂浜。) ――――まだ、泳ぐには気が早いだろうね。少しばかり。 (結わえ髪の人影が、砂を踏みながら。) [Sun 9 Apr 2006 23:30:35]
お知らせ > レインさんが入室されました。 『( 月明りを頼りに )』 [Sun 9 Apr 2006 23:25:51]
お知らせ > ティエンさんが帰りました。 『( ―…スコップでも買いに行こうか なんて。少しだけ考えて、漸く身体を起こした。 )』 [Sat 8 Apr 2006 08:57:48]
◆ティエン > ( ――… 多分、おかしな物語が、混入してしまった所為。 さくらの きのした、には――… 埋まっているものは、一体何だろう。 冗談みたいに考えて、引っかかっている。 白染める紅 その根源 ――… あんまり、考えちゃいけないのに。 軽く喉を逸らして、深呼吸。 此処まではあの霞も届かないから ざらりと感じる塩の味が ぐらぐら揺れる認識を引きずり戻してくれる。 目を開ければ――… 星月夜。 ) ……本当に、一回何処か掘り返してみたら、すっきりするのかなー…いっそ。 [Sat 8 Apr 2006 04:48:18]
◆ティエン > ( 空を覆うみたいな、一面の彩。 思い出すと、思考に酷いノイズが走る。 滴は薄紅、薄め薄めた赤色みたいな。 水のようで、花のようで。 ひらひら揺れては、覆い尽くす。 ――… 錯覚なのも、幻想なのも 分かってはいるのに引っ張られそうで。 見上げる夜空は、黒絹の。 銀砂散る空、夜の色。 ――… 其処に掛かる薄紅の幻視から逃れるように、目を閉じる。 ) …おかしい、な。 初めて見る訳じゃ 無いのにー…… ( あれは単なる象徴で、根源って訳じゃないんだろう。 変質したのは別のもので 偏執するのも別のもの。 ) [Sat 8 Apr 2006 04:22:38]
◆ティエン > えーと…… あ、そうだ。 …二日酔い。 ( 時々、マギーが たいへんなことになってる、あれだ。 連想と思い出し方が、少し斜めによれて。 ぐしゃぐしゃな認識の中で、喉が少し震えた。 熱の無い息は、唇を暖めてはくれないけれど。 うつ伏せで、窒息したりはしないけれど 砂の味にはそろそろ飽きそう。 のそのそ、身体を起こしかけて――… 面倒になって、結局また転がった。 今度は、仰向け。 顔を軽く擦ってみると、ざらざらぱらり 砂が落ちた。 今日も結構、砂塗れ。 何処か、紗幕を通したみたいに視界は朧。 それこそ、此処には無い紅の 薄紅の霞でも、通したみたいに ) ……ぅぁぅ あ、あれは ちょっと、思い出さないー…… [Sat 8 Apr 2006 03:51:58]
◆ティエン > ……ぅぁー…… ( 夜半も過ぎて、夜と昼の境界が曖昧になる頃。 波間に月が千々に砕ける先には、白い砂の塊。 ――… もとい。殆ど保護色みたいな、白外套。 喉から搾り出した声は、どうしようも無く芯が無い。 ) ……何か、凄くー… ぐしゃぐしゃ、してる。 ( ざらざらと、耳の傍で砂時計を永劫にひっくり返すようなノイズ。 空間が断裂して砕けて構築されて組み上げられてまた壊されるような、良く分からない軋み。 ――… 何処か祭りの前に似て、そわそわ 落ち着かないような気分と。 反面、酷く――… 結局、どっちの意味でも、足元が ぐらぐらする、そんな感覚。 何だか、頭の中が雑音だらけ。 こういうのって、何ていうんだっけ。 ) [Sat 8 Apr 2006 03:41:12]
お知らせ > ティエンさんが入室されました。 『( ぐっしゃり。 )』 [Sat 8 Apr 2006 03:37:13]
お知らせ > ヒグラさんが帰りました。 『(今は狭間の少年は家へ帰る)』 [Fri 7 Apr 2006 22:33:07]
◆ヒグラ > (そして魚をかごに入れれば、ゆっくりと砂浜を歩き始め…。空を見上げてから殺人犯のことを思う)闇は闇に。なんてね…(闇を生きる物ならば、同じ闇にいつか狩られるのか、それとも反する光に滅されるのか…)臭いよね。そういうのってさ(つぶやく独り言は風に流れ) [Fri 7 Apr 2006 22:32:29]
◆ヒグラ > (吊り上げた魚はそのままざっくりと首を切って止めを刺す。そして内臓をとって海の水で洗ってしまう)先にここまでしちゃえば、すこしはにおいを押さえられるかな…(もう少し温かくなればつったその場で捌いてから加熱しないと痛んでしまう。氷があればなぁなんて考える季節はすぐそこ)これでよしっと…。結構これで量あるし。一匹だけだけど此れで良いかな [Fri 7 Apr 2006 22:26:17]
◆ヒグラ > (ぐいっとさおを引っ張れば…ぐっとそれなりに手ごたえを感じる。その後、魚との格闘は割愛。しばらくのやり取りの後、魚を釣り上げることには成功した)…ふぅ、なんとかとれた、な [Fri 7 Apr 2006 22:16:05]
◆ヒグラ > (そんな思考をしていたところで、ばしゃっと水音が聞こえた。みればさおが引かれている。あわてて思いっきりさおを引く)よっ(にがしちゃ、とあわてたように。今晩のおかずが此れで決まる) [Fri 7 Apr 2006 22:10:45]
◆ヒグラ > (そのまま、大きく体をそらし。いわばに仰向けになる。そらを見上げれば月が浮かんでいる。そして周りには星が浮かび…)こんなきれいな星も下を向いてりゃ気がつかない…でも、地面をみなきゃ、でこぼこや落ちているものは気がつかない…(足元も、空も、今も明日も見れるようになるのは贅沢だ。と言っていたのは頭領だったか先輩だったか)とりあえず今は自分のできることを、だよな [Fri 7 Apr 2006 22:08:07]
◆ヒグラ > (さおから手を離せば両手をじっと見つめる。いままではできるだけ戦いがかかわる仕事にはかかわらないようにしてきたけれど、当面の生活は何とかなりそうなめどは立った)すこしずつ、無理をしない範囲で修行になりそうな相手とも…(いつかあった魔神丸みたいなのとも。なんて。そのまま、両手は頭の上に組み) [Fri 7 Apr 2006 21:53:06]
◆ヒグラ > (よいしょ、と岩場に上ればえさを釣り針につけて暗い海の中へと放り。当たりを待ち始める。釣竿は岩場の隙間に固定して放置しても大丈夫なようにと。そこまでしてから大きく伸びをして)仕事を見た限りはまだ自警団で何とかできる範囲なのかな…(仕事場を見てきた限りでは事件はまだ冒険者へは託されていなかったようで) [Fri 7 Apr 2006 21:39:24]
◆ヒグラ > (気がつけばどこかが壊れていたとか、幽霊みたいに透けた姿が戦っている姿が見えるとか。そんな話も終息していないのに)でも、こんな街なら、確かに修行には事欠かないのかな…(トラブルが振ってくるなら、と考えて。目的の釣り場へと到着する。今日は服を一枚多く着込んでいて) [Fri 7 Apr 2006 21:28:05]
お知らせ > ヒグラさんが入室されました。 [Fri 7 Apr 2006 21:24:14]
◆ヒグラ > (片手には釣竿。片手にはかご、そして号外の新聞紙。商人の所に出入りするようになってからいろいろと噂が入ってくるようになった)…殺人事件…ねぇ…(標的はフェザリアン…らしい。天使族とか鳥の獣人も危ないんじゃないかってかってに描かれていた)事件が絶えないのもヴェイトスだってだれかいってたっけか…(てくてくと歩きつつ、そんなことを考えた) [Fri 7 Apr 2006 21:16:53]
お知らせ > ヒグラさんが入室されました。 『嫌な噂を聞いた…』 [Fri 7 Apr 2006 21:13:00]
お知らせ > リズさんが帰りました。 『夜食が獲りたかったわ…』 [Wed 5 Apr 2006 04:17:17]
◆リズ > (ざりざりと小さな音を残しながらのたくたと進む明け前の砂浜。) [Wed 5 Apr 2006 04:16:44]
◆リズ > ……、(歩道より砂浜、水平線へと視界を移せば、そこに映る漫然とした風景により一層目を細めやる。何らか不満らしく。然して語るも止めてしまえば、逡巡するように小さなたたらを踏んで。) [Wed 5 Apr 2006 04:12:40]
◆リズ > そう、ここの上なら良かった――……(化粧の乗った唇を動かせば、砂浜から少しだけ上を見上げる。当に階段を遥か遠くに見る歩道。海に用事がなければ降り立たずにそこを歩く筈だったのだが) [Wed 5 Apr 2006 04:06:20]
◆リズ > (物好きも流石に少なかった。人っ子一人見当たらない周囲を、踵を取られながら歩きにくそうに進んでいる。手荷物の大振りな鞄が余計と進路を右へ押しやりがち)歩くべき場所を誤ったわ。(女、キッパリ口にして。据わった眼差しもそのまま、横揺れしつつ砂浜を行く) [Wed 5 Apr 2006 04:04:19]
◆リズ > (ヒールが砂浜の細かさに埋もれ音すらない。女は持て余すように踵を時折振りながら、ぼんやりと晴天の真夜中――明けも近い、白み始める水平線を眺める) [Wed 5 Apr 2006 04:01:01]
お知らせ > リズさんが入室されました。 [Wed 5 Apr 2006 03:59:30]
お知らせ > ヒグラさんが帰りました。 『お魚5匹をゲットしてご機嫌で帰宅した…』 [Wed 5 Apr 2006 03:15:58]
◆ヒグラ > (冷えた体を温めるように軽く体を動かし、それから思いっきり伸びをする)くぅ〜。そういえば、この町って共同浴場があるんだっけ…こんな風に冷えたときには言ってみるのがいいよな…(今日は魚がお供にいるから家に帰ってから、と。さすがに公共の場を魚くさくするわけには行かない) [Wed 5 Apr 2006 03:08:11]
◆ヒグラ > (小振りながら元気に手の中ではねている。これなら、と籠の中へと入れて…)やっぱりだいぶ冷えてきたし。この当たりで引き上げようかな…これだけあれば明日の朝は十分だろうし…(そんなことを呟きつつ。さおを手に岩場から降りて砂浜に降り立つ) [Wed 5 Apr 2006 02:56:51]
◆ヒグラ > (ぐっと引っ張れば何かが引っかかったような感覚を覚えるが…その引きは軽い。小魚らしいが掛かったからには吊り上げて持ち帰るつもり。ぐっとさおを立てれば魚が海上へと飛び出してくる。そのまま、片手で魚をキャッチした) [Wed 5 Apr 2006 02:50:00]
◆ヒグラ > …へっくしっ(じっとしていると冷えるのかくしゃみが出る。ある程度は釣ったしこれで引き上げようか…なんて考える。そんな折にさおが引っ張られるのを感じて…)っと、きたっ…(ぐいっとさおを思い切り引っ張る。うまくかかれっと思いつつ) [Wed 5 Apr 2006 02:44:52]
◆ヒグラ > (隣においてある籠には30分での釣果、4匹が入っている。あまり大きくない魚だが、さばいて串焼きにするにはちょうどよさそうだった)結構釣れたな〜。今日は結構いい日なのかもしれないな…(ちょっとご機嫌になりつつも、当たりを待つ。ついでに気配を抑える訓練も兼ねてその場に、じっとして…) [Wed 5 Apr 2006 02:34:06]
◆ヒグラ > (釣り糸を垂らす人影が岩場の上にあった。くしゃみとともに少し体に触って)ちょっと寒いかな…もう少し厚着してくればよかったな…(春めいてきたとはいえ岩場は寒い。う〜とか唸りつつ釣り糸をたらしていた) [Wed 5 Apr 2006 02:25:34]
お知らせ > ヒグラさんが入室されました。 『へっくし…』 [Wed 5 Apr 2006 02:23:17]
お知らせ > ユウジさんが退室されました。 『(そして、戦争の一幕がここでも上がる)』 [Tue 4 Apr 2006 00:35:13]
お知らせ > 維言さんが退室されました。 『( ―― 世界が歪み、舞台が一つ、幕を開ける。 )』 [Tue 4 Apr 2006 00:34:05]
◆維言 > ……。 お言葉は有難く思ったりも。でも、私にも願う事くらいは―― 多分。 ( …それに。一方的な破棄などした日には、呪い殺されそうです。 其処までは口にしないでおいた。聖剣すら、真っ当な代物とは限らない戦い。その果ての望みは、手に入らないと自覚するもの程度で、丁度良い。 ) ―― 待てなかったことを哀しいとは申しますまい。 どのような帰結が訪れようと、貴方の御心が主の元に届きますように。 ( ―― それは、意味も何も無い、只の言葉。祈りの祝語ですら無く、響きも胡乱に。 Amenと十字を切ることは無く、代わりに書物を胸に抱いた。 ) [Tue 4 Apr 2006 00:33:40]
お知らせ > 人影さんが退室されました。 [Tue 4 Apr 2006 00:29:25]
◆人影 > ―――ああ。(空間が構築され始めた。それは互いの意思が同意を見た証なのだろう、閉じ行く空間を見上げながら、その内側へと強引に入り込む。――自らを審判の徒と成すコトで、閉じられた空間の内側を垣間見る技法。 どちらにせよ、二人の果し合いへと介入する手段とは成り得ないが。然し、傍観者たる己にはそれで十分に足りた。) ―――始まります、か。(見守ろう。願いと願いの喰らいあう様を。) [Tue 4 Apr 2006 00:29:16]
◆ユウジ > その言葉の礼というわけではないが…貴方こそ、この戦いから抜ける気はないか?もしギルド関係であっても、口実はいくらでも作れると思うが(極端な話、一方的に武器を破壊させるなど。しかしこの発言に大した意味はなかろう、と漠然と自覚する。いくら韜晦しても、形としては組織絡みとしても、自ら望まないものの手に聖剣は降臨しないという鉄則は知っていたから)…それでも―縋るしかないんだ。わかってるさ、何者かの力を借りたところで理想は所詮遠い世界のモノだってな。それでも―(面白半分に殺される者達がいる。それを肌で見知っている以上、縋る藁がそれなりに太ければ手を伸ばす)全てを賭けて―参る(現れたのは書。闘争の道具とは思えないが、刃が激しく警告を鳴らした。間違いない、あれも聖剣の一。それに応じるように、己も自分の聖剣の柄に手をやり、青眼に構えた。さすれば、異空へのいざないがはじまるであろうか) [Tue 4 Apr 2006 00:23:52]
◆維言 > …『普通』の枠に戻ってみる気は御座いませんとか、聞いてみます。 ソレに惑わされたと言い張れば、何とかならなくも無いかもですよ。多分、恐らく、……多分。 ( 段々と自信が無くなっていく上に、視線は空へと逸れていく。 あの空に広がる星を掴もうとする行いにも似ている。古来、天にまで手を伸ばした背徳の塔は、神の手によって砕かれたというが。 …これは、如何なものやら。 ) ……。 ( 名を問うた言葉には答えぬ侭に、耳にしたのは彼の望み。 それこそ、聖人にでも列挙されてしまいそうな、穢れも曇りも無い理想のカタチ。 ―― 輪郭を与えれば、壊れてしまいそうな程に。いっそ、儚い言葉に。瞑目がゆらりと開く。 ) ――ならば、こんな力を借りた所で、きっと、貴方の『望み』は叶わない。 ( ごそりと、手が動く。マントの中から取り出すものは、黒革の表紙を持った書物。 表題の文字だけが、禍々しく緋い。 ―― きりきりきり。空気を締め付けるような共振が、一際高く、強く啼く。 ) …それでも、参ります? [Tue 4 Apr 2006 00:17:05]
◆ユウジ > 確かに普通じゃないのは確かだが(苦笑を零す。冷静になれば、かなり滑稽な構図だろう。願いに釣られてまるで灯りに集まる蛾のように集う者達。しかも勝負を決めるのは日頃の研鑚など馬鹿らしい次元の聖剣の力頼み)そうだな。聖剣戦争が終わったら結果はどうあれオレは全市の敵。昔の些細な功名など意味はない―ところで貴方の名は?(争う相手の名前を知っても辛いだけかもしれないが。このままでは会話もしにくい、と名乗りを要請して)…オレの願いは。奇跡とやらの力が及ぶ限りの奴隷と下層民の救済(抽象的で理想が先走った願いを、無意識に胸の刃に指先を滑らせながら披瀝する。共振は鳴り止まず、しかし言葉だけが走り合い) [Tue 4 Apr 2006 00:04:47]
◆維言 > ( だらりと垂らされた手には、所謂得物じみたものは、何一つ無い。尤もマントを被った黒尽くめ。隠そうとすれば、何処にでも隠れよう。 対話の先を求めるよな、きんきんと煩い共振を振り払うよに、一度緩々頭を振りて。 ) ならば、御機嫌よう。尤も、今宵出会った互いも、最早、幽鬼のような代物ですとか申します。 ひとつの望みにかけて、日常から踏み外した愚か者―― なんて、ね。 ( 小さな挙動は、肩を竦めるにも近く。 ) ご謙遜。 いえ―― 昔を語るは、止めましょうか。 最早しがらみを捨てた方に、何を語るも野暮とか自戒。 ( 真摯な黒を受け止めるのは、胡乱に沈んだ黒。同じと言うには、宿された光に違いがありすぎる。 光のよな一閃を閉じるよに、瞑目し。 ) ―― 理想なんかありません。至極単純なコトですよ。 恥ずかしいから、秘密とか言います。むしろ、貴方の願いに、興味がある。 [Mon 3 Apr 2006 23:56:44]
◆ユウジ > ……(思わず眉根がきつくよせられる。此方はそれなりの緊張を孕んでるのに、相手の受け答えは肩透かしを思わせるもの。狙ってやっているのか所謂天然なのかは未だ判断つかず)ああ、あんたのことだ。生憎、霊視能力は持ち合わせていない(体格差があるので、自然見下ろす形となるか。女性とはやりにくい、とは胸中だけで零す言葉)いや、オレは『淑女』の使い魔を倒しただけだ…逃亡しなければ参加もできないそうなのでな。そちらは…何を賭けてこの戦いに?(肥大した噂に訂正を入れながら。じっと黒目同士を見つめ合わせようとする。相手の真実を探るように) [Mon 3 Apr 2006 23:46:58]
◆維言 > ( ふらふらと、ゆらゆらと。幽鬼が糸に引きずられるよな足取りは、やがて闇から溶け出るものと。 夜の先、闇の先、立ち上がる姿を―― 白面の中の黒が見た。 ) ……はい。私の事ですか。むしろ、此処で違ったら、見えない誰かさんと御話―― でも、おかしくは無いのですよね。こんな夜には。 ( きりきりと、頭の中が削られるような。嗚呼、もう、煩いったらありゃしません。 ざく。足を止めたモノは、子供のよな矮躯で相手を見上げて。 口にされた名前に、嗚呼。目を、細めた。 ) ……嗚呼、お初にお目にかかったりしますね、『淑女殺し』 …高名はなんとも―― と申したい所ですけれど。あらら。 ( 逃亡。その一言に、胡乱な黒が軽く見開かれて、また落ちる。 ) それだけの望みが御座いますか―― 難儀な御話。 [Mon 3 Apr 2006 23:41:51]
◆人影 > ―――。(人影は、空より高く見下ろして居る。その小さな手には遠く見渡す透き通った硝子球を抱き、物憂げに見下ろす視線は細められ。――そう、始まっている。既に幾重にも。そして、此処でもまた一つ。 …参加する積もりはない。分け入る積もりもない。ただ、始まった事象を睥睨し傍観する、今の己は唯それだけの、自動的な存在である。) [Mon 3 Apr 2006 23:40:02]
◆ユウジ > (黒づくめ。最初の印象はそんな風情もへったくれもないもの)……そこのお方(剣が示す警告に従い、油断や雑念を体内から追い払い、立ち上がりながらその人影を見つめる)オレの名はユウジ…逃亡剣奴で聖剣の所持者だ。あんたは―(戦いにきたのか?と問う。和戦両面―話し合いでも戦いでも受けて立つ心積もりで) [Mon 3 Apr 2006 23:34:51]
お知らせ > 人影さんが来ました。 『―――。』 [Mon 3 Apr 2006 23:32:37]
◆維言 > ( さくさく、さく。夜更けの海岸に響くものは、砂を踏む微かな足音。 それだけならば、別段何の変哲も無い、真夜中の散歩じみた気紛れ。 ―― 問題は。 ) ……ああ、もう。人様の頭の中でがりがり騒音鳴らすのは、いい加減にして欲しい所だったり。 ( さくり。 ぐったりと音を鎮めた呟きが、潮風に混じり。 広がる夜の中に動くものは、黒色。 きりきりと、きんきんと。警鐘じみた響きと共に、近づくモノ。 ) [Mon 3 Apr 2006 23:31:37]
◆ユウジ > ――!(その時、確かに腕の中の刃が警告を鳴らした。いや、共振に近いか。周囲に視線を走らせれば―?) [Mon 3 Apr 2006 23:30:23]
◆ユウジ > (本当は奴隷ギルドやコロセウムを舞台にして思い切り迷惑をかけてやるか、とか邪な考えをもったこともあるが。剣の意思に叱られてやめた。どうやらこの聖剣に宿る剣霊はかなり生真面目な性格である模様)他の聖剣の性格もこんなのか?(だとしたらちと印象が狂う。戦って戦い抜いてその頂点に、という戦の道具のはずなのに)……ふぅー(寂しいな、と思う。逃亡剣奴の聖剣所持者他者から見たら扱いにくいことこの上なかろう存在であるからか。ここ数日誰ともまともに話していない) [Mon 3 Apr 2006 23:28:27]
お知らせ > 維言さんが入室されました。 『( 音色は何処か、警鐘のように。 )』 [Mon 3 Apr 2006 23:27:09]
◆ユウジ > ああ、わかってる…(腕の中に大事に抱き込んだ古式の両刃剣へと囁きかける。普通にみればアレな人だがその武器が『聖剣』であると知っていれば一笑には伏せぬだろう。あちこちから響いてくる、爆発的なエネルギー同士の衝突―そしてそれを封じ込める結界的な壁の存在。現世と夢幻の狭間で展開される戦争の響き)…ここを選んで正解かな?(聖剣の異常な破壊力は、全く封じ込められるわけではなくて建物などに影響を与えるらしい。ならばと待機場所に選んだのは、街中でもっとも人口密度が少ないであろうここ。当然建築物も堤防ぐらい) [Mon 3 Apr 2006 23:21:17]
お知らせ > ユウジさんが来ました。 『(浜辺にうずくまる剣奴)』 [Mon 3 Apr 2006 23:18:05]
お知らせ > ヒグラさんが退室されました。 『その姿は海岸から走り去って行った』 [Mon 3 Apr 2006 02:06:31]
◆ヒグラ > (今すぐじゃなくて、なんてもう一度考える。とりあえず。明日くらいには仕事の紹介の結果がある程度わかるはず。それを待ってから、かなと視線を商業区に向けたまま。そして不安定な地面を確かめれば)少し、運動でもしておこうかな…(ここから家まで、すこし長い距離の砂浜を走って帰ろうと・・・思い立ち) [Mon 3 Apr 2006 02:06:09]
◆ヒグラ > (そして水面を見つめているうちにふと、何かを思いついたようで…)そういえば、ここってやっぱり魚釣れるよな…(魚屋で購入する手もあるがそれなりに値段はする。自分の使えるお金を増やすには少しでも節約したほうがいいか…なんて考えて)今度、商店を見て回ってつり道具がおいてないか聞いてみよう(海から視線をはずし、商業地区があるほうを見て) [Mon 3 Apr 2006 01:49:45]
◆ヒグラ > (海は暗い。けれど、天気は良いので星が輝いているのがよく見える。なんとなく気分がよくて)こっからだと里はどっちの方になるんだろうな…(そんなことを考えてもうホームシックかと少々苦笑する。家の近くはトキノミヤコのたたずまいだし、本格的に、となったらアマウラにでも足を伸ばせば良い…とは思い) [Mon 3 Apr 2006 01:38:38]
◆ヒグラ > (里は山も近かったけれども海も近かった。だから珍しいわけではなく。こちらの海はどんな感じなんだろうと)へぇ…あんまり変わらないんだな…(砂浜で走りにくくって。少し寒くて少し潮の香りがして。ヴェイトスにあると知ってはいたが今まで足を運ばなかった場所に、今居る) [Mon 3 Apr 2006 01:29:18]
お知らせ > ヒグラさんが来ました。 『ふらりと足を向けた先』 [Mon 3 Apr 2006 01:26:44]
お知らせ > ティエンさんが帰りました。 『( 嘆息になれない吐息が溶けて もう暫しは その侭で。 )』 [Sat 1 Apr 2006 10:33:42]
◆ティエン > ( 気付いた時には そう だったものに、覚悟もへったくれも存在しない。 ――… 思い出さなくても、覚えてはいる筈なのに。 いつから? なんて問いかけの先だけが、ぷっつり途切れて 糸は何処にも繋がっていない。 気付いた時には、わたしはこんなものだったから ――… その前の土台が、全然無い。 最初からこうだったわけじゃない。 でも、その前も凄くあやふやで。 そんなのは、耳にしただけで、現実感の無い御伽噺のようなもの。 ) [Sat 1 Apr 2006 05:42:35]
◆ティエン > ( ――… その、目を閉じる前 刹那事。 白い日に向けて、堂々と 恋人だって言い切った誰かさん の顔が、凄い夜空にさむずあーっぷな笑顔と共に過ぎったのは、なんでだろう。 夜空に投影って、それどんな最終回に爆裂した敵の本部吉から脱出してきた後の場面。 ――… オーパーツ入り乱れた笑顔のぐどばーい。其処で目を閉じた 君の勇姿は忘れない なんて、本当に何の話なんだろう…! くらくら、眩んだ幻視は、瞼の裏。 たった今リアルタイムで、いつか自分が もうひとりの誰かさんに告げた言葉がひとつ、証明されたなんてのも知らないったら知らないんだってば。 見事過ぎる手際に、何処かの誰かが拍手喝采なんてのも、そろそろ 砂に埋もれる程 土下座するべきだと思った。 本当に、閑話休題。 ) ――… 覚悟、かー…… どの口で、言ってるんだろ。ほんと、わたし。 ( 最初に叫んだのは、此処だった。 あの頃から、何一つ進歩出来ていないなんて、 偉そうなことを言った方も ――… あんまり、変われていないって。そんな自覚は、ひたひた 押し寄せる波みたいに。 ) [Sat 1 Apr 2006 05:10:34]
◆ティエン > ( 何処ぞの貴族様の邸宅で 評価真逆 真っ二つに分かれているなんて、知らないもの。 知ってたら、どうするんだろう。二人とも、張り倒しに行く? ――… 蹲って 蟹と戯れるのが関の山って気がする。 なら、此処で出来るのだから 問題無し。 ――… 閑話休題は、空の彼方。 横たわる砂の温度は、昨日の空気より 少し冷たくて。 熱を持たない身体と あまり、齟齬が無い。 ) ――… あー…… ( 喉を通した空気が、酷く気の抜けた声になって。 空ばかりを映していた赤色を閉じて、潮の匂いがする空気を、肺いっぱいに吸い込んだ。 ) [Sat 1 Apr 2006 04:30:22]
◆ティエン > ( ――… 外套姿は、砂色に埋もれて 紛れて 仰向けに。 ――… 昨夜にも辿れなかった月明かりは 今宵もやっぱり、遠くて。 銀砂を散らしたような星だけが、ちかちか 瞬く光を地に注ぐ。 ――… 熱も呼吸も無ければ、こんなものは死体に近しい。 その割には、何か さっきからやたらむずむず するけど…! 気のせい、気のせい。まいんどこんとろーる。 ) [Sat 1 Apr 2006 04:10:12]
お知らせ > ティエンさんが来ました。 『( 砂の上 見上げる先は、まだ夜空。 )』 [Sat 1 Apr 2006 04:02:09]
お知らせ > ゴンベェ(仮)@草毟るとさんが退室されました。 『(名無しを悲嘆しつつ、薬草を探し始めよう)』 [Tue 28 Mar 2006 23:29:44]
◆ゴンベェ(仮)@草毟ると > ―――はい。 約束……です。 (そう言えば満面の笑顔になる。一点の曇りも無い真っ直ぐな笑顔に。) 自警団……ですか… (もし少年がその仕事の内容を聞けば羨望と尊敬の眼差しで目がキラキラしてただろう。そういうのに憧れる所も幼い故か。) ――あ、あぁ! (先に取られてしまってちょっと悔しい。そして声が聞こえて女性の態度から様子を悟り。) はい……お元気で…。 (相手が取った薬草を受け取り、別れの言葉を告げられればこちらも似た意の言葉を返そう。そして名前を聞けば――) 僕は――― (言葉が続かない。自分の名を名乗ることが出来ぬことを歯がゆく思う。) ―――僕は……… (最早その声は小さく、去りゆく彼女には届いていないだろう。) [Tue 28 Mar 2006 23:28:15]
お知らせ > 炎涼さんが退室されました。 『(生気を取り戻せば、まだ担当を続けよう)』 [Tue 28 Mar 2006 23:15:48]
◆炎涼 > じゃあ約束だな (にこり、薄らな笑顔で) 何時だって大丈夫さ、待っているから気楽にしなよ (又もや心配しているかにも見える少年が心配になる。時間は此方とて同じ事である同種族であれ己の方が長いのだからお互いであった。) ――――大丈夫、か? (未だに自覚してない故に、顔を覗き込もうとしてからくすり、と微笑んでやろう。可愛い子供に見えてくる上に護りたくなるものだ。) えっとね、自警団って所で働いてんさ (間違って犯罪者を殺めないように、自ら安全に取り押さえたい希望もあるから警邏の担当をするのだ。先に一番乗りにせば、笑顔で振り向きながら草へ手を伸ばそうとせば) ―――へへ、一番乗り〜…… っ! (何処からも無く同じ仲間の声が掛かれば、少年よりも先に気付いては其の意をすぐに理解をした。少年へ心配そうに見遣りながら) ―――、もう行かなければ行けなくなった…… 私は炎涼、また何処かで会えば良いな。 (己の名を云ってから返事を待たずに仲間の下へ走り掛けるだろう。最後まで微笑みを絶やす事無く手を振り続けてやろう。) [Tue 28 Mar 2006 23:14:26]
◆ゴンベェ(仮)@草毟ると > ―――はい……話します。 ……何時になるか…わかりませんけど…… (いずれまた。そういった“約束”は少年の心の支えになる。時間は余るほどある。少年もまたこの姿のまま長く生を刻んでいく種族へと変わったのだから。) ――――っ (嬉しそうに恥ずかしそうに頭を俯かせる。――こんなに優しくされたのは初めてかもしれない。) …お姉さん……何処で働いて……? (ふと気になって首を傾げながら問い掛ける。) ――あ…!? お姉さん!? (足を薬草のある場所に向ければ慌てた声を出す。まさか目の前の女性が取りにいこうとするとは思いも寄らなかったようで。) [Tue 28 Mar 2006 23:06:35]
◆炎涼 > でも、云いたくなったら何時でも待って何時でも聞くから、ね……? (苦笑は零していたもの、少年の慌てた様子を見遣れば微笑ましそうに笑顔を浮かべつつあった。己は人より十数倍と長い命を持ち得ているのだからそんな余裕が出来る発言が今、少年へ解き放してやろう。肩を小さく触れてやりながらぽん と叩いて慰めてやるかのようにだ。) こっちこそ―― (撫でている内には大人しそうな子供だな、つぐつぐ感じながら撫でてやる手を止めては引っ込めてやり。聞き取りに辛い声色ではあったけれどある程度に聞き取れたら、遂に小さな微笑も零した。) そっか、ウチの所に働いてもキツいだろうねぇ… (冗談を呟けば、苦笑を零しながら頬を掻きながら悩んだ。) あの草……ッ あの辺り…か? (少年が導く指先を視線をそりながら指先にある場所を見遣りつつ、立ち上がれば其処へ足を向けた。重々しそうにだ) [Tue 28 Mar 2006 22:53:33]
◆ゴンベェ(仮)@草毟ると > (ちょうど図鑑の最初のページに乗っていた薬草が見えるだろう。) [Tue 28 Mar 2006 22:44:03]
◆ゴンベェ(仮)@草毟ると > ……あぅぅ…… (あたふたあたふた) (そんな擬音が聞こえてきそう程に慌てながらも、結局言いたいことを伝えることができなかった少年は敗北の呻き声を挙げる。――むしろ少年は誰かに聞いてほしいのかもしれない。僕はなんなのか、これからどうすればいいのかを。――けれどそんな答えを都合良く持っている人などどこにも居ない――) (真っ白な少年がどのような色に染まっていくか、それとも白のままなのか――それを知るものは一人としてない) ―――ありがとう…… (死人のように冷たい頭を撫でられるがままにされる。そして顔を真っ赤にしながら消えそうなほどにか細い礼の言葉を言おう。) …いえ…仕事があるだけでも……とってもありがたいです…… (労いの言葉に照れたように頬を掻きながら返された袋と図鑑を受け取る。) あ……ほら…すぐそこにも……草ありますし…… (そういって指差した先には――) 【判定】 [Tue 28 Mar 2006 22:43:28]
◆炎涼 > ―――云いたくないなら、無理してまで云わなくていいから 大丈夫だから (にこり、薄らと笑みを浮かべていたが内心では罪悪感が抜けずにいており。自分のしでかしてしまった事を取り消そうとしていた。微かなのだが苦笑が口元から零していた。) (罪が無き者にいて欲しい、吸血鬼はなりたくてなった者じゃない人が多く存在するのだから表情を一瞬と歪めたがすぐに取り戻して。) お――、よしよし (手には熱を普段より篭らせてやりながら静かに優しく撫でてやろう――) 仕事、か…苦労してんだな ――確かにあったのそういうの、いつもお疲れ様 ( 貴方の手元にある袋を見遣れば、薬草とご丁寧な程に易しい図鑑が入っているのを確認した。 「見せてくれてありがとさん」 続いて口端を和らげた。 ) [Tue 28 Mar 2006 22:27:27]
お知らせ > ゴンベェ(仮)@草毟るとさんが入室されました。 [Tue 28 Mar 2006 22:25:15]
◆ゴンベェ(仮)@草毟ると > ……え…えぇと…これは僕の瞳とは違って…あ……それと…髪も……け…けど……あの……その……… (もう一度聞き直されればしどろもどろになりながら必死に答えようとする。けれど自分でもあまり理解出来ていないことを他人に説明できるはずもなくて、結局殆ど質問の回答にはならない。) (罪という見方ならば何よりも人の血を吸うことを恐れている少年は未だそれを侵したことは無い。けれどこれからもそれが続くという保証は何処にも無い。) ―――わっ!? (頭に掌が乗せられれば驚いたように声を挙げて、成すがままにされる。久しく感じていなかった人の温もりはどこか懐かしくて―――) ―――あ…お仕事……です……。 薬草とって故意っていう…… (そういって掲げたのは薬草を集めた袋と文字が読めない人のための絵入りの図鑑。) [Tue 28 Mar 2006 22:17:15]
◆炎涼 > ――へ?どういう意味、それ……しかも覚えてない、か? (貴方の口から「違う」と確かに聞いた。聞き間違いなのか、改めてもう一度聞き出してみよう。何が違うのか唐突し過ぎて分からなかった。何かに怯えるように感じられた。そのままにしてやるべきだったのか…と、小さな罪悪感が感じて苦笑を堪えつつ。眼が紅いだけの人間ならば知っているアル…何とかだ。少年の場合は違った、覚えてないならば吸血鬼だという可能性か。例え少年が吸血鬼であっても罪を重ねない限りは何もしない。) しっかし、こんな夜に出ていたら危ない、ぞっ! (上半身を重々しそうに起き上がっては座りつつ目を何度も擦りながら視線は貴方へ向けた。それから、不安に浸っていそうな少年を見遣りつつ頭に手を伸ばせば小さく撫でてやろう。) [Tue 28 Mar 2006 22:06:13]
◆ゴンベェ(仮)@草毟ると > …………“違う”………… (綺麗と言われた。けれど――それは僕じゃない。これは僕の瞳じゃ――無い……。そんな思いを込めて一言だけ呟く。しかしそれだけで何かわかるはずもなく紡いだ言葉はどこか震えていて) ……覚えて…ないんです。 なんにも。 (付け足された言葉に困ったような微笑みをしながら答えを返す。記憶を無くしたことにまだ整理はついていないけど、そのことを人に伝える程度は出来るようにはなった。) ――そうですね……ホントに…… (昔の僕にも誰かそんな人はいたのかな?そんな疑問が頭をよぎるもそれを確かめる術は少年にはない。) [Tue 28 Mar 2006 21:58:22]
◆炎涼 > 変じゃなくて綺麗な目をしているから、羨まし――かなと思ってね。 ( 貴方へ見上げて頬を小刻みに掻いて微笑みだした。 言動に何かが感じ取れれば 「何かあったんじゃないの」 と後から付け足し問い出した。似たような人なら傍にいるのだけれど何か違う、と感じた。 ) 誰かに心配されたり、してくれたりすると 実感が感じるから…… ありがとう。 ( 子供らしくて本当に可愛いものだ、遂に護りたくなる。内心で思い呟けば、己の身体の事を気付けば手足が動くか確認してから上半身くらいは起き上がろう――― ) [Tue 28 Mar 2006 21:46:56]
◆ゴンベェ(仮)@草毟ると > (その紅眼を指摘されれば慌てたように自分の顔を片手で覆うように持ってくる。) ―――やっぱり……変…ですか……? (ほとんど憶えていないけど、数少ない記憶はこの髪と瞳は昔と違ったと告げている。だからいつガラスに映った自分を見ても何だかそれは他人のようで―――) そういう風に言われると……僕も……その……嬉しいです。 (女性の言葉に安堵の吐息をついて胸を撫で下ろせば、此方も嬉しそうに子供らしい笑みを表情に出す。) [Tue 28 Mar 2006 21:38:02]
◆炎涼 > ( 辛そうに顔を振り向きながら声主の顔を見上げようとした目に入ったのは――― ) 紅い、眼…… ( 何事か分からなく心配されて謝罪されて訳が分からず戸惑いながら ) あ………、余計じゃないよ 何かうれしーから…… ( 薄ら口元に笑みを浮かべ見せた。 ) [Tue 28 Mar 2006 21:28:28]
◆ゴンベェ(仮)@草毟ると > あ…… (大丈夫だと聞けば安堵するのと同時に自分の勘違いだということに気付いて。) す…すいません……余計なことで…声…掛けてしまって…… (恥じたように頭を下げて謝罪の言葉を微笑んだ女性に返そう。) [Tue 28 Mar 2006 21:24:43]
◆炎涼 > ( 海の彼方へ見遣っている最中に眠くなってきた。何しろ寝てない上に動きっぱなしなのだからだ。ほんのちょっとだけ深き野中に眠りに至ろうに思う。 ) 少しだけ、寝よ ―――っ!? ( 静かに眠りに誘われるままが双瞼を閉じてゆく最中に、人の声が明白に感じせばビクリッと身体を大きく反応しつつ ) ―――ん、いちおーに ね……? ( 顔を声主の方に振り向けば、不健康そうに関わらず口元に微笑んでやろう。 ) [Tue 28 Mar 2006 21:17:21]
◆ゴンベェ(仮)@草毟ると > (近づく足音の様子は恐る恐るといった印象を持たせるかもしれないぐらいにゆっくりだ。) あ…あの……大丈夫…です……か………? (その声は後ろにいくほどかすれていくように小さくなり少々聞き取りづらいかもしれない。そんな言葉を人影に投げ掛けよう。) [Tue 28 Mar 2006 21:11:03]
◆炎涼 > ( 顔に付いただろうに渋々そうに砂を払い落としてから、両腕を目前に持って来てから枕代わりにしようと頭を置きつつあり、一向には起き上がる気配が無い。 ) ――― 冷たい ( 何処か遠い目で海の彼方を見通すように細めて、仕事はつい先程で終えたものだから後は先に言った団員達の後を追い報告書を提供すれば終わりなのだ。 ) まだ終わ、―――何の… 音? ( 微かだが足が踏み締めては儚い砂が踏まれる音とかまでは分からない。 ) [Tue 28 Mar 2006 21:03:56]
◆ゴンベェ(仮)@草毟ると > ……ちょっと…少ない……かな…? (既にあらかた目ぼしい場所の草は引き抜かれてしまっている現状、少しばかり遠出をしてみたけど周りに見えるのは砂ばかりでそんな言葉をポツリと呟いた吸血鬼。) ――あ…… (なんだか倒れ伏してる人影を発見。大丈夫かなと心配に思って近づこうとそちらに向かって足を踏み出す。) [Tue 28 Mar 2006 21:01:23]
お知らせ > ゴンベェ(仮)@草毟るとさんが入室されました。 『(サクサクと砂を踏む足音が刻まれて)』 [Tue 28 Mar 2006 20:54:18]
◆炎涼 > …・…… ( 追尾とかそういう物は自分に割が合わない。体力がそれほど続くほどの自信が持っているわけじゃなかったからだ。自警団の羽織りを纏っては後腰に和刀を二つを取り付けている。サラシにも巻き付けて邪魔にならぬように色々と細工をする羽目になった。 足すら動かすのしんどい心境の故に砂に縺れてはバランスを崩して転んだだろう。顔からだったが砂だけに少々に痛みは和らげてくれたにしろ起き上がることすら ) ――――しんどい ( 顔を砂へ埋めたままでは無く顔だけ起き上がって、付いた砂を払っては言葉を漏らした。覇気の以前に元気すら感じさせないくらい声色であった。 ) [Tue 28 Mar 2006 20:45:12]
◆炎涼 > ( 数え切れない儚い砂音を響かせて 何処へ行こうとしていたかは既に決まっている。 周囲には砂浜ばかりで傍には広がる海が良く見える。 暗き夜とはいえ照らす綺麗な月の光があった。 ) [Tue 28 Mar 2006 20:36:29]
お知らせ > 炎涼さんが入室されました。 『(足音は砂に紛れて――)』 [Tue 28 Mar 2006 20:32:46]
お知らせ > 久留夢さんが退室されました。 『――暫しの憩いを』 [Mon 27 Mar 2006 00:08:53]
◆久留夢 > (暫し『上』の世界を楽しむとしよう) (漂う体は大きな揺り篭のなすままに。潮騒は夜想曲と言ったところか) (その顔に、笑みを刻み込んだまま) [Mon 27 Mar 2006 00:08:31]
◆久留夢 > (戯れに海にもぐれば顔を覗かせる人外の証。月に光りて銀に輝く女の足――否、尾。滑らかな曲線を描きながらその姿は一度海中に消え、再び泡沫のように浮かび上がる) (力を抜いた体はまるで海と言う名の褥に沈み込んだ様。天井の代わりに見えるのは月影だ。目を細めて、その光景を見やる) (ああ、美しい世界) (嫣然と、微笑んだ) [Mon 27 Mar 2006 00:05:52]
◆久留夢 > ( ぱしゃん ) ( ぱ しゃ ) (まるで遊んでいるかのように、空に伸びた腕は水面を叩き、そして再び振り上げられる。月に光るしずくのなんと美しいこと) (細い肢体を伝い流れる海のしずくはまるで真珠のように女を彩る。細い指で髪をかきあげ、白皙を月にさらした) (微かな笑い声はまるで幼子のように) [Sun 26 Mar 2006 23:59:07]
◆久留夢 > (女は裸体を月夜にさらす) (別に自殺志願者と言うわけではないし、狂人と言うわけでもない。季節の分からぬ白痴でもない。ただ、静かに水際を滑った) (ぱしゃん) (濡れそぼった長い髪をそのままに、確実に足音を立てる春を水の温かさで感じた。白い腕を空に向かって伸ばせば、水滴は涙のように落つ) [Sun 26 Mar 2006 23:55:07]
お知らせ > 久留夢さんが入室されました。 『 ぱ しゃん ...』 [Sun 26 Mar 2006 23:51:57]
お知らせ > ティエンさんが退室されました。 『( 己が何かを自覚するお話。 でも、吸っちゃ駄目だって何処までも言い張るんだ。きっと。 )』 [Sun 26 Mar 2006 04:56:14]
◆ティエン > 境界が、時々分からなくなっちゃったりね。 ――…うあ、何か凄いこと言った。こ、こっそりやってね?あ。後、知り合いじゃない方が、嬉しいかも。 ……うぅぅぅ、へ、平気なんだ。 ( 形が似ていて、同じ言葉を喋るものだから、通じ合えるなんて錯覚。 錯覚が幸福な事実である時もあるけれど、交われないものは存在している。 零しかけた溜息が、彼女の言葉に詰まって、げふっと咳き込んだ。 微妙にヒトの線からはズレた基準の語り合い。流血苦手な人は、避けるが吉かも。 ) …あぅぅぅ……あ、のね。わたしの血ー…ね。毒、みたいなものだから…… ( 思いっきり困り果ててへしょれた頭に、粉雪みたいに降って来る笑み。 もそもそ、囁くみたいな発音で口にしたのは あんまり公言も出来ない事。 ) ううぅ。へ、平気なのかな。美味しかったりしたら、どうしよ。ご飯には、ならなそうなんだけどー… ( ぱちぱち。瞬きが ぎぎぃ と逸れて、大分胡乱におろおろした。 禁忌じゃないけど、戸惑う。 ――… 同族までご飯になったら、どうしよう。 ) 取り合えず、それっぽいのはあったなー…ぅん。 …い、犬が大変なことにっ!? ( 前肢が進化した犬発生。頑張れ進化論。 ) ……主、か。ちょっと新鮮な響き。 ……う、うぅぅ。夏なんてー… ( じとじと。湿気は絵具の大敵でもある。 げしょり。 ) ……ん。だから、どっちもなんて 欲張りでわがままかなって、思ったんだ。 ( ひんやりした頬が触れるのは、心地良い。 己の温度を思い知る。彼女の温度に触れ合える。 ――… 馴染む熱と滑らかさに、目を閉じた。 ) [Sun 26 Mar 2006 04:55:06]
お知らせ > ヴェルセリオス@草むしりさんが帰りました。 『しばし語り合って――でもいつか吸うなんて決めてたりもした』 [Sun 26 Mar 2006 04:53:41]
◆ヴェルセリオス@草むしり > なまじ形が似ているからこそ、面倒なこともあるわけで・・・まあ、人間は履いて捨てるほど居ないと、かいつまんだときに目だって面倒dからちょうど良いわ。大蒜・・・・・・・・・・・料理に入っているのなら、何とか(人のようだが人で無い乙女の語らい。議題は人間お断り。加わってもよいが、眉をしかめることすら禁止とす)・・・・・・具体的に、なぜ駄目なのか説明していただきたいところだけど――――ねえ?(うふふ、くすくす くす。納得できない、と言った按配で肩を揺らしながら更に問いかける。)・・・・・・わかりづらかったかしら。貴女が私の血を吸う。そしてどんな味か感想を言う。それだけよ(面食らったティエンに、畳み掛けるように。こちらももちろん、たちの悪いことに本気である)・・・・・・そもそも、マンドラゴラの実在が怪しいところですが――――抜いたというのですから真実でしょうね。・・・・ではあれです。犬に耳をふさいでいてもらう。これで問題なし(犬はどうするんだとか、そもそも犬にそんなことが出来るのかなんて。真面目に考えているのか怪しいコメントでした)・・・・・・・・・・私は、良い主が居りましたから・・・・・・ああ、確かに大変ですね。夏にそんなものを着て歩くものはそういませんし。でも夏はその――――湿気りますよね。色々と(はふー、とため息をつきながら。棺おけで寝てるわけじゃないけど、色々とじとじとするわけ、で)・・・・・・・・・暖かいのも良いですけど、冷たいのも――――いいものですね。ええ。どちらもよいものです・・・・・・・(少し腰をかがめて、高さを出来るだけ合わせて頬を摺り寄せた。すりすり) [Sun 26 Mar 2006 04:34:00]
◆ティエン > …元はそうでも、やっぱり違うモノだよねー……基準を求める方が、間違ってるか。 …美味しいのにって、ちょっと残念だけど。大蒜食べろって言われたら泣きたくなるようなものかも、だしねー… ( 後は、聖水飲んでって言われたり。決定的な弱点では無いのだけれど、想像するとげんなりする。 ――…萎れたのは、曖昧さのカモフラージュの為では無いけれど。誤魔化すようなタイミングなのは、確か。 こうして近くにいて、同じ種で括られていても、届かない所はきっとある。 ―…柔らかな感触もたおやかな手も、全てが だなんて、流石に想像も出来ないのだ。 ) …ぅぇあっ!?ほ、ほんとに、駄目 だよ?わ、わたしのは、ねー…危ないから。 ( その行為自体が禁忌な訳じゃなくて、問題は結局、己の中。 微かに、本当に微かに零れた笑い声に、びくり 色々引き攣った。困惑、脅え。 でも恐怖は、彼女に対してより。うっかり傷つけたらどうしようなんて、そんな駄目っぽい方向性で揺れる。 ) ……はー…ご、ごめん ね。…って、えええぇぇぇっ?あ、味見? ( 何とか引いてくれたような気配に、ぜはー と、落ちかけた肩が、また跳ね上がった。 行為としては、真逆。でも、込められた意図はきっと同根。 目開いた目を、ぱちぱち瞬かせ。 ) ……ずっと耳栓してる訳にもいかないしねー…あ、抜く時だけすればいいのか。 実際に見た訳じゃないから眉唾だけど、凄い発想だよね。ぅん。ちょっと、かわいそうかも。 ―…う?お、おかしくない。なんでもない、よ? ( おかしくないって言い繕う言葉が、逆に怪しいかもしれないけれど。 より強く、密着する柔らかさは 心地良くて、ちょっと困る。ふぇー 情けない声を上げて その癖逃げないんだから、矛盾してる。 ) …誤魔化せるようになるまで、苦労したな。わたし、あんまり家から出なかったけど。 ……冬。凍えないものね。そんなに。 わたしは、夏の方が苦手。これ、浮くんだもの。 ( これ、と示すのは外套。夏場に被ってると、奇異の目で見られて仕方無い。 ―…隣の芝生は、ここでもお互い青いのかもしれない。 ) ……うぅん。この温度も、好きなんだなって確かめただけ。 ( ぺた。頭をすり寄せて、そんな答え。 ) [Sun 26 Mar 2006 04:23:34]
◆ヴェルセリオス@草むしり > ・・・・まあ、そもそも形は似ているけど、全く違う生き物――――この際死んでいるということは無視して――――だもの。犬が王様御用達のディナーに尻尾を振らないのと同じ。人間にとって血は食べ物では無いものね(われわれには食べ物。そして自分だけだとは思うが、己を構成する物質。こればかりは、友人にも話せない――――否、話さない。なぜなら言う意味が見当たらないから。そしてあいまいに「どうしようもない」の言葉に対しての反応を濁した友人を、追及はしなかった。残念ながら、ここで同意を求めるほど「情熱的」では無いから)・・・・・・・・・そんなに真剣に否定されると―――踏み越えて達成したくなる気持ち、わかる?(くくっ、と喉を引きつらせるような笑い声を上げた。微かで、本当に地殻で無いと解らない程度の大きさで。)・・・・・残念。もしよいというのであれば、喜んで貰ったのに・・・・ああそうね。それじゃ逆に私の知をあなたが吸うのはどう?(他に友人が居ないゆえに食い下がる。知的好奇心も背中を押した。逆の提案だが、根本は変わるまい。ならば返答も変わらないであろうが、それでも問わずには居られなかった)・・・・・・・抜く以上、どうにも聞かざるを得ないような・・・・・・・・犬、ねぇ・・・やっぱり人間は身代わりを使う天才ね。犬がかわいそう・・・・・・・・・なあに?何かおかしい?(言葉のほころびを感じて、少し緩んだ口元を見て問いかけた。正確に言うと、頬の動きから「多分笑っているんだろうな」と見当をつけたもの。ぎゅー、などと少し力を込めて抱きしめようか)・・・・・・・・人間が大体暖かいように、冷たいのが我々の普通・・・・冬は苦労しますね。人の間で生きていると(自分と違い、小さくてかわいらしい彼女。自分もこんな風に、小さく有りたかった、なんて思うこともあるけど――――夢見たって仕方ない)・・・・・何か、言った?(微かな呟きを、なんとなく聞き捕らえて、問うた) [Sun 26 Mar 2006 04:01:44]
◆ティエン > ――…あ、そっか。 そういうお話は、出来ないねー……なんか新鮮。 味とか、ヒトの舌だと美味しくないらしいしね。 ( どうしようもない、イキモノ。そのくだりには へなりと眉を下げた、笑み未満。 肯定は出来ずに、否定も出来ない。 曖昧な答えは、立ち位置がその侭。 ) ――… ふぇっ? え、ぇうあっ!? え、えっとね。あ、甘かったかも。でも、美味しくなくな――… って、いや、そうじゃなくて。 そ、それぞれだと思うけど、ど、どうなんだろ。 ……わたしのは、美味しくないと、思うー…よ?むしろ、危ないから、だめ。 ( 自分と異なるものを恐れ、排除しようとする。それが種であるか、思想であるかは、またそれぞれ。 ――…だからといって、共通性が理解の架け橋になるかといったら、また別の話。 へしょりと曇りかけた顔色が、唐突な問いかけに驚きの色に変わる。 舌噛みそうな言葉の連ねの最後に ぶんぶんと頭を横に振ることになる。 青褪めるくらい、真剣に。 ) …聞かなければ、大丈夫ー…だとは思う。あれって、犬に抜かせるとか、本には書いてあったよねー… ( 試した訳じゃないから曖昧だけれど、と付け足して。そして、物の本にあった例は、結構非情。泡吹いた犬が転がるし。 ぎこちなく混じった敬語の存在で、最初の頃から変わった言葉遣いに気付いて。 少し、口元が緩んでしまった。 ) うわっ、わわっ ……ぅん、おんなじ。違うとこはあるけど、これは 一緒。 ( 身体を包む細腕は、見た目よりもずっと強い。わたわたするへっぽこいのを引き寄せるには、充分。 でも、その力は痛くは無くて、包み込むみたいな柔らかさ。 ――… 抗うより、ぽふ 寄りかかることにした。 ぬくもりに慣れそうになって、けれど この冷たさにも安堵する。 ―…わがままだな。 呟きは、ぽそり。 決して、ふよふよ当たる部分のことじゃない。ない。 ) [Sun 26 Mar 2006 03:45:25]
◆ヴェルセリオス@草むしり > ・・・・・・・・多分。というより、貴女は人にする?血の味がどうとか、人間がいかにどうしようもない生き物か――――と、これは蛇足だったわね。失礼(軽く肩をすくめて笑い飛ばしたけど、あまり上段じみた声色じゃなかった)・・・色々なものの血を飲んでみたいのだけど、足が付くのを考えるとどうにも・・・・・・・・ねえ、吸血鬼の血ってどんな味がすると思う?(恐怖と警戒。そのあたりは人間とあまり変わらないと思う。そして唐突な問いかけ。もしよいというのであれば、是非今すぐ試すつもり)・・・・・マン、ドラゴラですか・・・・ずいぶんなものが。ええ、気をつけます・・・・耳栓で大丈夫かしら(時折敬語が出てしまうのは、どちらかというと敬語を使わないように意図しているから。ついうっかり、敬語が出てしまうわけで。そして流石混沌都市ヴェイドス。)・・・・・・・ふふ、冷たい・・・・・・安心します。これが何よりの同属の証拠。命無き証・・・・・・・ふふ(そのまま腕に力を込めて、ぎゅ、と抱き寄せようか。ティエンを後ろから抱きしめるような形にしようとするけど、そう強くはしないので抵抗は簡単) [Sun 26 Mar 2006 03:30:39]
◆ティエン > ( 今日の失敗は明日の糧。頑張れ若人。 当たって爆砕。 ) …ぅ。そ、それは、そうかも。 ――… それじゃ、ヒトには言えない内緒話とかも 出来たりするのかな。 …おともだち。 ( 空を見上げる姿は 直ぐ其処に見えているのに 届かない月明かりみたいに。 ――… 彼女の呟きは、少し寂しくても。それを否定は出来ない。だって、自分も怖いのだから。 フレキシブルにわがままなたゆたゆに、おのれー なんて思う部分とは別の回路が、考えること。 ―…ヒトは、ヒト。文字通りの人間。違うモノの一端が口にする台詞の最後は、もそもそ 消えそうな声になったけれど。 ) …マンドラゴラとか、引っこ抜いた。あれ、悲鳴上げると凄いから、ヴェルセリオスも気をつけた方がいいかも。 ……ぅ、そう? なら、次に何かあったら、お手伝いする、かも。 ( 草むしりじゃなくても、だ。 何となく、絵画鑑賞のような位置で立ち止まっていたけれど、彼女が近づくのを止めたり 逃げようとしたりはしない。 でも、肩に回される腕に、思わずびくーっ とは、した。 冷えた温度、ヒトの形をして、その熱が無いもの。 ――…久々に、懐かしい。 ) [Sun 26 Mar 2006 03:19:54]
◆ヴェルセリオス@草むしり > (トライアンドエラーは、原始時代からの積み重ね)・・・・・・・あら、そう言われても・・・・だって、そのとおりなのだから仕方ないわ。吸血鬼だからって無条件に信用はできない。何でも言うのが友人だなんて思わないけれど、主以外の人間にはあれこれ話す気にはなれないの。でも、主は主。友達ではないの(とがってない岩にもたれかかり、なんとなく空を見上げながら呟く。自分は警戒しすぎだとは思うけど、だって怖いのだから仕方ない。慎重に、付き合いは選んでいる――――つもり。そして、相変わらずそれはそこに立ちはだかっています。ええ。いちいち何かするたびに多少揺れる。フレキシブル(ゑ)・・・・あら、そう・・・・・・・・色々出たの。流石墓地・・・・・と言うべきかしらね。ああ、今日はもう、毟り終ようと思ってたから。ごめんなさいね。こんなことなら、もう少しゆっくりだらだらと毟ればよかったわ(直ぐ隣にティエンが来ないのならば、こちらからとてとてと歩いて隣に移動。隣って言うか密着。逃げなければ肩に腕廻す。そして大物続出の情報に、やはり一度はチャレンジしてみるべきか、と考えたり) [Sun 26 Mar 2006 03:09:08]
◆ティエン > ( 特殊性と対策は、いつだっていたちごっこ。たったひとつの冴えたやり方は、まだ世界の何処にも無い らしい。 四方山は、ともかく。 ――… 振り返った顔は、やっぱり 彼女だ。 しゃがんでいるから、いつもは見上げる位置の白皙が、ちょっと近い。 ) …ぅ、ん。 お久しぶりー…… って、ぅぁ た、たったひとりって、友人って、な 何か、こう。 わたしに言ったら、勿体無い気がするー… ( 込められた 只一人 その意味を悟るには、先生打撃が大きかったのかもしれない。文字通り、大きかったのかもしれない。何がって、聞いちゃだめ。 あうあう 口篭るへっぽこの前に立った姿を見上げると ――… 視覚の暴力から、一度目を逸らして ぜーはー。 今宵も絶好調に挙動不審。 ) ……ん。 一応、ね。まだ、報告してないけど。 …お手伝い、いる? ( 猫の手程度にしかなりそうも無い手を、ぐーぱーと結んでひらいて。 ――… 墓地は、色々と出たらしい、よ? 人間だったら、額に汗しそうなぼそぼそした語調で、こっそり返す。 ぅん、白い粉とか、マンドラゴラとか、いっぱい発掘されたらしいし。墓地。 ) [Sun 26 Mar 2006 02:55:43]
◆ヴェルセリオス@草むしり > (奴隷はともかくとして、戦士としてはかなり優秀なのではないのかと思う。諜報員もいい。個体差は大きいが、飛ぶことも出来るし霧になれば檻も門も無いも同然。しかしそうなったらそうなったで皆が使い始めて特異性は無くなる。対抗策が練られてほぼ何も換わらぬ結末を見るだろう。なんてことはさておき)・・・・・・・?あら、お久しぶり。ただ一人の我が友人よ(作業を再開しようとしゃがみこんだところでかけられる声。顔をそちらに向ければ、ただ一人の――――吸血鬼の――――友人の姿。色々と気づかぬうちに先制パンチを(多分乳とかで)くれてしまったことは気づくはずも無く。腰を上げて友人の前に立ち)・・・・そういえば、貴女も同じ仕事を・・・・・もうおしまいですか?(穴場と思った墓場がむしられていたのは、そのせいかしらなんてつぶやきながら問いかけた) [Sun 26 Mar 2006 02:46:49]
◆ティエン > ( おかしんと頃で切れる辺りに、ちょっと挫けかけながら 続く。 ) ( 長いスカート、すらりと伸びた長身。身体の線に関しては、己が身とか色々鑑みるとまた 漏れなく挫けるとかは、ともかく。 距離としては、数メートルか、もう少し。その辺りまで来た所で おず、と。 確認するように、声を ) ……ヴェルセリオス……? ( 夜闇の先、見えた姿に。 彼女の名前を、伺うように唇に乗せる。 ) [Sun 26 Mar 2006 02:40:59]
◆ティエン > ( 管理とかご飯とかが大変な事になりそうな予感。奴隷総吸血鬼計画。それを知った始祖朱襲来とか 別の意味で熱い気もした、そんな真夜中の妄想ワード。 ――… 闇は、視界を遮る帳には成り得ないから、目視を阻むのは純粋に距離だけ。 近づいていくと、夜に浮かぶシルエットが見えた。長いスカー [Sun 26 Mar 2006 02:38:36]
◆ヴェルセリオス@草むしり > ・・・・・・・・・・・・・・・・・ん・・・・少々、腰が・・・・・・(とんとん。曲げていた腰を伸ばしてんー、と背伸び。残念ながら、不死の怪物とはいえ疲れとは無縁とはいえないのだ。そうだとしたら奴隷はみんな吸血鬼にとってかえら得るかもしれない。それはそれで難しいのだから、まあ与太話だが)・・・・・・・はあ。やはり潮風は草に毒ですか・・・・・・・(波風が立てる音は大きい。小さな、さくさくと砂を踏む音には気づかない) [Sun 26 Mar 2006 02:34:56]
◆ティエン > ( 靴先が、砂に埋もれる。 ざあざあ、耳元を流れていく音は潮騒の響き、潮風の歌。 ――… その中に しっとりと柔らかな響きの欠片が 僅かに混じった気がして。 足元見ていた視線が思わず びくり、上がった。 ) ぁ、あれ……っ? ( 響きの先はまだ遠く 砂浜を歩く白外套は、思わずその場に足を止めて、見やる眼差し右往左往。 ――… 少し先、岩場の辺りに。 ぽつりと闇に一滴落としたような、橙の灯火。 全てを見やるには流石に遠くて そろり、さくり 近づいていく。 ) [Sun 26 Mar 2006 02:29:59]
◆ヴェルセリオス@草むしり > ・・・・・・・・・・(ぶちぶちぶちぶち。ランタンの明かりは非常に心もとないが気にしない。だって闇だって平気だモン♪(誰)。そんなこんなで半ばマシーンのようにぶちぶち抜いた草の中に、特にめぼしいものは無かった。トレカで言えばコモンコモンコモン。コモンコモンコモン。コモ――――――――ン。てな按配に(ソングオブミカン風に。) [Sun 26 Mar 2006 02:27:06]
お知らせ > ティエンさんが来ました。 『( ――… さく。 )』 [Sun 26 Mar 2006 02:25:55]
◆ヴェルセリオス@草むしり > 潮風が・・・・・・・・ああ、寒くていい塩梅ですわね・・・・・・・(ひゅごぉぉぉぉ。まだ明らかな春の訪れは無く、その上夜中の海。海風は容赦なく生物の体温を奪う風となっていた。薄くない手袋をしていない限り、手がかじかんで草むしりなどとても出来そうに無さそうだが)・・・・・・・寒かろうが、平気の平左でござい・・・・・と(ぶちぶち。岩場の影をごそごそ動いてむしっていると、なんかザザ虫になった気分だが気にしない【判定)】) [Sun 26 Mar 2006 02:22:09]
◆ヴェルセリオス@草むしり > (ぶちぶち。ぶちぶち。手をつけるのが遅れた草むしりの、これがむしり始めになる。墓場を真っ先に考え、次に公園や川辺を当たってみたが、残念ながら既に大分むしられた後だったようで、どうにも満足できる量を集めるには苦労が付きまといそうだった。) ・・・・・・・・・・・・何も居なくて、いいですわね・・・・・(失恋したときには似合いそうな冬の海。正確に言えば春になりかけの海なのだが、まあ夏以外の海なんて皆同じだと無理やりまとめるの巻) [Sun 26 Mar 2006 02:11:27]
お知らせ > ヴェルセリオス@草むしりさんが来ました。 『浜辺から30mほど離れた、岩場の間で』 [Sun 26 Mar 2006 02:06:23]
お知らせ > ヴァリスさんが帰りました。 『起き上がり、清々しい顔で夜空を見上げる。しかし――頬にはうっすらと、澪のような跡』 [Fri 24 Mar 2006 22:34:00]
◆ヴァリス > 空元気でも、元気のうちだって、言うし・・・・・・ (それでも、今回のことは忘れちゃいけない。 ああ、それと、やっぱり謝る人はもっと増えたと思う) ・・・・・・・・・。やばいよなぁ、 (げぇ、とヴァリスは助剤を噛み砕いたときと寸分違わない顔を作る) ・・・・・・。ああ、これはやばい。 (やばい、やばい、と繰り返したあと、くすくすと笑った) 大丈夫、なんていえないけど、・・・・・俺のしたことは、やっぱり悪い (首を振る。じゃり、と後頭部が砂を噛んだ) それらをちゃんとやって、生きてたら考えよう (声に沈むものは無い。かといって、明るいものも無い。 ただ淡々と認めているだけのように) さて・・・・・ (家へと帰ろう。 頼む事とか、色々とある。 会ったときにまた、考えよう) [Fri 24 Mar 2006 22:32:45]
◆ヴァリス > (ひとしきり笑ったあと。ヴァリスは四肢で砂浜を叩くのをやめた。 ごろり、と仰向けになって夜空に浮かんでる月を眺める) 変わらないね。月は (この島に来たときから今まで。いや、生まれてから今まで。自分達はちっぽけな存在なんだろうな、と思う。 ウジウジずっと悩むのだって、ちっぽけなことなんだろうな、と思う。) これから、どうするか、ってことだよな・・・・・・ (ぐっ、と握り締めた拳を月に突き出した) ・・・・・・・。俺は、やっぱり院長みたいな考え方で生きたい。少なくとも、そういう場所を造りたい (それは自分に言い聞かせるように、) 理想論で、甘いって言われて、なにを今更って、思っても――― (瞼を閉じて、そっと息を吐いた) 俺にたくさんのモノをくれた院長のように――。俺も、何かをちゃんと、あげたい (けど、とか。そんなのいらないかな、と思った。望むから夢。叶うとか、叶わないとか、そんなのじゃない。) 理想と現実の狭間って、狭くて、苦しくて、痛くて、哀しいけど・・・・ (後悔ばかりしていちゃいけないかな、と思った。謝ることはこれから沢山あるし、御礼も沢山ある) ――――。学んで、それを夢に繋げなくちゃ・・・・・・ (そっと、掲げた拳を下ろして、目元を覆った) [Fri 24 Mar 2006 22:23:29]
◆ヴァリス > バカヤロ―――――ッ!!!! (ざばーん) ちくしょ――――ッ。憧れるぞ――――ッ。俺だって――――ッ!!! (叫びなんて意味なんて考えなくていい。どうせ聞いてくれるのは海だけだ) 俺だってッ! 俺だってなぁ!! (それで、終わりだった。息は全部吐き出した。それでも、肺を絞って叫んでやった) ばぁぁぁああああかかぁぁああああ!! (ついで、海岸に響き渡ったのは笑声だった。 げらげらと、ヴァリスは砂浜を転げまわって笑った)(後日。彼は語る。あれはめちゃくちゃ恥ずかしかった。今でも後悔してる。あれは、アブナイヒトと同じことだと思う。うん。でも、気持ちが良かったのはホント) [Fri 24 Mar 2006 22:12:23]
◆ヴァリス > (誰も居ない。少なくとも、自分は感じない。) ・・・・・。ふふ、それとも叫んじゃおうか (海に馬鹿やろー。 青春チックな朱の空に乾杯。今は闇色に彩られてるけど) ――――――― (すぅー、と息を大きく吸う)(深呼吸に似てる。三本目の煙草を早々に携帯灰皿に捻じ込んでしまう。今度は潮風が肺に入り込んできた。一杯、目一杯吸い込んでやる) 俺の――― (近所迷惑なんて考えなくていいのはかなり楽だ。見てる人だって居ない。精一杯叫んでやれ、) 俺の―――――――― [Fri 24 Mar 2006 22:11:34]
◆ヴァリス > (だけど、赤いのって緑と比べると実は三割り増し。そんな情報、今は関係ない)(再び、歩き出す。冷め冷めとした美しい月だと思う。 自分の瞳が病気で無いなら、黄色にも見えるし青にも見える。) ・・・・・・・。麻薬、なんてのは手に出したくないよなぁ (ぽつりぽつりと洩らす独り言は未だ一人旅での癖が抜けていないせいなのだろう。そう思うと、なんだか笑えてきた)(はははは、と小さく笑ってやった。笑う、ってのはいい。笑うと嫌なことが頭の端に追いやられる。笑うってのはどうしたって、気分が上がる。滅入るって方向には間違ってもいかない) ははははは・・・・・。なーんだ。なんだかな (少しだけ笑うと元気が出てきた)(せっかくなら、もっと大声で笑ってやろうか、)(そんなことを思いつつ、月明かりと己のカンテラ頼りに周辺をみやろう) [Fri 24 Mar 2006 22:00:34]
◆ヴァリス > (そして、深呼吸。口いっぱいに広がる苦味に渋面を作りつつ、懐に小瓶をしまった)( ばりぼり、 )(それは先ほどの呟きよりも大きい音だった。租借音。錠剤を噛み砕き、嚥下する音。精神安定剤が噛み砕かれる。薬物により無理矢理精神が沈んでいった。)(頭を振る) ・・・・・・・・・・。ん、大丈夫 (島に来たばかりのときは一粒だったというのに、今では三粒だ。 消費量、単純計算で三倍だ。赤い角つきと対等に渡り合える比率だ) ・・・・やっぱり、薬を変えるべきかな (立ち止まり、懐の小瓶をそっと服の上から撫でた)(自分でどうにか抑えこめればいいのだろうが、出来たことがない)(ズレ、というものなのだろう。異種族混血だからという説もある。精神が落ち着かない。安定しない。不定期に乱れる) 駄目だな。俺。自分のことですら、薬に頼ってる・・・・ (はは、と小さく笑う。煙草を取り出す。三本目。不味い。それでも、吸う) [Fri 24 Mar 2006 21:52:24]
◆ヴァリス > ――――っつ、やばいかな・・・・・ (それは鈍い鈍痛だった。 朝起きたら睡眠時間が長すぎて、頭痛を覚えた事はないだろうか? それと似てる) ・・・・・・・頭、痛いな (ぽつりと零した言葉は波の音に掻き消された。ゆっくりと、また首を振る) ・・・・・・・・・。薬、 (懐を探る。この頭痛がなんの予備症状か、それは自分が良く知っているつもりだ) ・・・・・・今回は、長かったかな (潜伏期間が長かったかと思う。 一気に爆発したからか、それとも精神的なもので潜伏期間が長かったのかもしれない)(小瓶から取り出したのは錠剤だ。振って三粒ほどを手の平に落とし、それをすぐに口の中に放り込んで噛み砕いた。苦い) [Fri 24 Mar 2006 21:45:19]
◆ヴァリス > (歩きつつ、ゆるりと首を振った。それはまるで眠気を振り払うような仕草だった) ・・・・・・・・・・・ (煙草を咥えて火を点ける。深呼吸をするように大きく最初に大量に紫煙を肺に行渡らせてから、大きく吐いた)(ぽっかりと空に紫煙が融けていくのを見やり、ヴァリスは再び小さく溜息を洩らす) ―――――。駄目だな、俺 (がしがしと頭を掻いて、煙草を吹かす。 二息目だというのに、それだけで煙草は瞬く間に三分の二が灰に変わる。大きく吸っている証拠だ) どうしたって、悪い方向しか考えられない (煙草が無くなった。携帯灰皿に捻じ込んで二本目に火を点けた) [Fri 24 Mar 2006 21:38:33]
◆ヴァリス > (俺がこの島に来て、人を殺したのは傭兵の身であった当事で考えるなら、少ない。)(黒装束の人間だった。目的は恐らくやましい事だろうとは思う。だけども、奴隷の少女と同じで、殺したことには変わらないのだと思う) ―――――――― (静寂を破るのは波の音と潮風だけだった。 しばらく、そうやってヴァリスは手を合わせると、閉じていた瞼を開けた) ・・・・・・・・・ (じっと見つめているのは戦った場所だったと思う。 そっ、と息を洩らし、黙礼。そして来た道を戻る。)( さくっ、さくっ、さくっ )(再び、海岸に小気味良い音が加わる) [Fri 24 Mar 2006 21:32:15]
◆ヴァリス > ( さく、さく、さく、さく ) ( 小気味いい砂を噛む音が静かに波に呑まれて行く ) ・・・・・・・・・ ( この島に来てから何かと来ることが多い場所だ。最初は野宿だったりなんだったり、と )( 程なくして、ヴァリスは海岸の一角へとたどり着く。近くには岩辺、街の方向へと視線を向ければ街明かりは意外と近く感じる ) ―――。 ( 黙しつつ、ヴァリスはその場に手を合わせる。 )( この島に来たばかりの頃の話 )( ――――俺は、ここで人を殺した ) [Fri 24 Mar 2006 21:27:15]
◆ヴァリス > (正確には海岸。靴裏に感じる砂の感触と潮風はすでに身体に馴染みつつある) ――――、けほ (潮に当たりすぎたのかもしれない、そう思った)(潮風程度で脱水症状なんてなるとは思わないけど、身体には悪い) ――― (黒コートの襟を引き寄せ、空を見上げる。 月。 きれいだな、と思った。) [Fri 24 Mar 2006 21:22:41]
お知らせ > ヴァリスさんが来ました。 『―――海に来た』 [Fri 24 Mar 2006 21:20:01]
お知らせ > 炎涼さんが退室されました。 [Wed 22 Mar 2006 16:26:33]
◆炎涼 > 何しろ自信が無いから言っているんじゃない・・・・っ! (まだ叫んだ。)(再び視線が集まってしまえば高速で顔を覆い隠したねっ!特徴が覚えられちゃったかどうかは知らんけど同じような人は何百・・・・否、何十人は居ても可笑しくないんだよ。) さて何か言われる前に何処へゆこうか (足向けた方向は本部では無く明後日の方向だった。) [Wed 22 Mar 2006 16:26:29]
◆炎涼 > ――――かなりの勇気がいる いるってコレ (手平に乗せた薬品を思わずと力を込めつつあった。口元の端っこに釣り上げながら苦笑いを少々と零してしまった。叫んだせいか人少ない周囲の視線が明らかに向けられている事に気づいた時にかなり無理をして冷静を装っていたねっ!) この場なんだし、他場所へ移した方が良さそう―・・ (此処で飲んで転換してしまった直後は様々な誤解が浴びてしまうからだっ!そんな無謀というか大冒険みたいだよっ!静かに目を閉じて見せては薄笑いをしたね不気味に近い感じで) 今日は止めておこうか [Wed 22 Mar 2006 16:21:14]
◆炎涼 > 仕返しっていうレベルじゃ済まされなさそう (想像してみた。) ・・・・・・・・ 。 (その場で足を止めて手を顎に当てており顔を下のほうへ見下ろしつつ明後日の方向に向けている視線だった。それから空いている手でポケットから薬品を取り出しては悩めた。) 飲むべきか・・・ッ 飲むべきでは無いのか・・・・ッ! (何か大声で叫んでみた。辺りは人気がちょくちょく居るのだけれどお構いなく何処までも続く青海へ向けてだ。) [Wed 22 Mar 2006 16:12:19]
◆炎涼 > (自警団の制服と羽織を着こなしてはその上に濃茶衣を纏い隠しつつ顔まではいかない。寧ろ其処までやったら明らかに変質者と間違われるからだ!砂浜を無情に踏みしめる音さえ気にせずにも相変わらず腰にぶら下げる和刀二本は取り付けている。この辺も戦闘区域なのだから) 昨日は、・・・・・買っちゃったけど、冷静に考えてみれば (とんでもない行為だったか?なんて内心の隅っこで微かに感じていた。) [Wed 22 Mar 2006 16:05:42]
お知らせ > 炎涼さんが来ました。 [Wed 22 Mar 2006 16:01:10]
お知らせ > 霧子@草ムシリさんが退室されました。 『 それも成長か。 』 [Wed 22 Mar 2006 00:27:50]
◆霧子@草ムシリ > ( 成る程、たった一人受け入れただけで世界は自分の意思と無関係に広がっていった。 それまでの視野の狭さ、認識の狭さを理解するに足る。 そしてその分、知らぬが故の我儘さが消え、シンプルさ故の切れ味が鈍った。 それから、矢張り自分の意思とは無関係にトラブルが舞い込むようになった。 ) ―――――――――。 ( どちらがより理想的な自分かは分からない。 既に以前のようにはならないかもしれない。 ならば二つの経験を統合して、更に辻褄を合わせるしか無いだろう。 ) ああ。 ( そして、気付いた。 ) [Wed 22 Mar 2006 00:27:33]
◆霧子@草ムシリ > ( 此処暫らく、公私共に平穏な日々が続いている。 何事も無い、欠伸が出るような日々は嫌いではないし、以前はそれが普通だった。 私生活に他人が入る余地のない、閉鎖された時間と空間。 それがあの部屋にはあった。 それを破ったのも、矢張り自分の意思だったが。 「知らない事」を知ろうとする知的欲求が最初の理由だった気がする。 其処に他者が居る生活とはどんな物なのか。 自分と自分以外、という大雑把な括りで纏めてきた視野を少し広げてみようと。 ) [Wed 22 Mar 2006 00:23:17]
◆霧子@草ムシリ > ( 仕事の合い間の気分転換には丁度いい仕事だ。 ただでさえ自宅か職場の地下か、そんな往復生活をしている。 別に外出が嫌いなわけではないが、率先して外に出る理由がなければ幾らでも室内に居て苦痛でもない。 こういう口実があれば外にでも出るという事。 そろそろ寒くもなくなってきたし。 ) [Wed 22 Mar 2006 00:15:08]
◆霧子@草ムシリ > ( えが全部OK触手生物との邂逅は無いようだ。 ゴバーと麻袋にアロエ一塊を突っ込もうとして、暫し捩じ込んでみて入りきらないという結論に溜息。 一端仕舞ったナイフを再び取り出し、余分なものを殺ぎ落とすソリッドな作業開始。 海辺の野生アロエ畑で黙々と一人、波の音を聞きながら。 優雅なようなシュールなようなそんな光景。 ) [Wed 22 Mar 2006 00:09:31]
◆霧子@草ムシリ > ( 墓地の白い方とある種シンクロしたんじゃないかって素敵なタイミングに乾杯。 なにその秒差9秒。 気を取り直して今日は独り黙々作業するべし。 ) …………。 ( ごっ。 だか ざくっ。 だか豪快な音を立ててアロエの一株の根元を一凪ぎ。 ヒトカタマリのアロエを捕獲す。 終了? 否、とりあえず【判定】くらいしておくべし。 ) [Wed 22 Mar 2006 00:05:31]
◆霧子@草ムシリ > ( 相変わらず丘の上にはアロエが群生していた。 特別何かを見つける事もなければコレを適当に持って帰るとす。 見下ろす向こうには砂浜が広がり、その先に海が広がっていた。 潮の香りというのはそう嫌いではない。 子供の頃は海というものを見た事が無かったが、この街で過ごすようになってからは幾らか縁があるようで。 ) [Wed 22 Mar 2006 00:01:04]
◆霧子@草ムシリ > 初日毟ったかは別として。 ( まぁ、2日目である。 箱一杯夢一杯の白い粉を無事自警団に届けた初日から改めて仕事の再開になる。 黒尽くめの娘は一人、海辺から少し離れた丘の上へと登っていた。 手には小さなナイフと麻袋。 以前別件で薬草が必要になった際、此処で天然のアロエが群生している事を教わったのだ。 今回もとりあえずアロエでも山盛り持って行く所存。 ) [Tue 21 Mar 2006 23:58:24]
お知らせ > 霧子@草ムシリさんが来ました。 『 2日目 』 [Tue 21 Mar 2006 23:54:42]
お知らせ > 豪人さんが退室されました。 『(ちっさい肝っ玉。)(―――寄せては返す波が、笑ッていた)』 [Tue 21 Mar 2006 02:02:55]
◆豪人 > ととと、とりあえずッ(ズボンについた砂を払い) お、置手紙!(いそいそと歩み始める)(ざっくりざっくり砂を踏み締め乍) 引越しだ、先ず引越し!同僚には教えないようにしよう…!(リストで住所等直ぐにバレてーら、な事実に気付かない) で、そっちに来いと!(砂浜の砂は、急いている気持ちを無視するかのように、足を掴む)(歩くごとに埋まる足を、引き摺るように駆け――てるつもり――乍) ま、先ず部屋探しだな!!(善は急げ)(―――早速家に帰って、荷造りから始める辺り) [Tue 21 Mar 2006 02:02:08]
◆豪人 > …………、(ふと)―――あ。(何かに気付いた) だ、駄目だ! 何時でも自警団にウェルカムとか言ったけど…!!(待っている一つ、思い出して)(―――) あの人、何言うか分からない…ッ !(其れこそ、引篭もりになッちゃいそうなコメントが想像できた)(火のないところに煙を立たせるのが自警団。―――数々の屈辱的なコメントを思い出して) ……わ わわわ ーッッ!!(あたふた)(立ち上がらん) [Tue 21 Mar 2006 01:57:35]
◆豪人 > ……誰の所為だろう、(人の所為にするつもりらしい)(体育座りの儘、煙草を懐から取り出し)―――先ずは、フォーカだろー? で、隊長ー。 ソラたんー。 新人君ー、 (先日の虎とか馬とかになりそうな出来事に携わった人々を指折り数え)(―――最初の二人は、現場に居なかったなンて突っ込んじゃ駄目だ)(本人の脳内ではすでに、二人が悪玉菌。) [Tue 21 Mar 2006 01:50:38]
◆豪人 > あ゙ー…(と。)(此処まで考えて)―――其処まで、俺は職場に行くのが厭なのか!!(結論) [Tue 21 Mar 2006 01:45:44]
◆豪人 > ―――……花見の(騒乱の)時期が終わったら、休暇取れないかな。(――街の外へ出てみたい。)(見渡す限り広がる草原、海原、聳える雪山。精霊が住まうという泉に、砂漠―――果てた太古の遺跡に、故郷に似た街。)(行きたい場所は、山と有る。) ………嗚呼、小旅行、してみたいな。(引越し、小さな冒険。)(街の外へ出てみたい、だなンて―――如何して思うのか、分からない。) [Tue 21 Mar 2006 01:42:06]
◆豪人 > (今思えば―――過去の自分は、待つことすらしなかった)(けれど) ―――今は待ち営業過ぎかな、ッと。(素敵な出会いを「待つ」。)(戻ってこないと分かってる恋人を「待つ」。)(よく分からん獣さんを「待つ」。) (仕事が減ってくれるのを「待つ」。)―――あ、いや、仕事は待ってても減らないか。(自分が「 待つ 」もの。指折り数えて、) 受身脱却! (拳握り締めた) [Tue 21 Mar 2006 01:39:05]
◆豪人 > ―――冬も本当に終わり、だ。(もうすぐ、この街に来て本当に一年経つ。自警団に何故入団したのか、なンてもう覚えていない―――偉く昔のように感じる) ………そろそろ、引越しでもしようかなァ。(気分転換に。)(今の住まいは―――、思い出がありすぎる。色々な、ヴェイトスでの思い出。) 便利なトコロがイイな、商業地区の辺とか。(気分転換、節目には引越しが丁度イイ。新しい部屋、新しい家具、新しい隣人―――『 何か 』を「 待つ 」だけじゃァ、前には何も進まない)(変革)(―――己から動くことで、全てが変わる。) [Tue 21 Mar 2006 01:34:05]
◆人 > ―――駄目だ、思い当たらない!(首をぶんぶか左右に振るって、) …春なーのにー…春なーのにー…。(何だか懐かしい歌口ずさんだ)(―――さて。) 違う違う、別に凹みにきたわけじゃないから…!(首を振るうて)(空を見上げる) ………、嗚呼、やっぱり。(月の高さ、大きさ、―――そして今の時刻。照らし合わせて) 春分の日、かァ。(頷いた) [Tue 21 Mar 2006 01:26:12]
◆人 > (因みに、ごーじんは芸名でも何でも無い。勝手に周りが呼ぶだけだと。―――本当の名前でちゃンと呼んでくれる人の方が少ない事実に、へッしょりした)(体育座りで見上げたお空は、どんより曇り空) ―――………、何かバレちゃイケナイ隠し事とかあッたッけ。(思い当たることは―――)(沢山ありすぎて全くない。) [Tue 21 Mar 2006 01:19:20]
◆人 > (『何時からですか。』)(―――何時から、鬱なンですか。何処ぞで見たCMのお話。)(何の話) ………周りの目が痛ェよ…!(さておき)(男は体育座りで涙ちょちょぎらせた) (何ぞ、職場の皆さんに冷たい、否、生ぬるい視線で見つめられるようなコトしましたか。と。) [Tue 21 Mar 2006 01:16:20]
◆人 > (ちょこん) (体育座り)―――………、何だか最近、職場に行くのが憂鬱なンです。(呟いた) [Tue 21 Mar 2006 01:14:27]
◆人 > (寄せて、返し)(白い泡を砂浜に残して―――耳鳴りのよに、残るのは ざざ ざ、という音) [Tue 21 Mar 2006 01:12:19]
お知らせ > 人さんが入室されました。 『(――― 寄せて返し)』 [Tue 21 Mar 2006 01:11:11]
お知らせ > ポチ公さんが退室されました。 『 ひとは、しんだら なにになるの 』 [Mon 20 Mar 2006 03:40:53]
◆ポチ公 > ( 見つかる前に とっとととんずら。 今度くるときも きっと一人なんでしょう。 ここに 主と来る勇気をまだ 持ち合わせてはいなかった。 ) 。。。。 ぎゃ! ( 歩いてたら ヤドカリさんをふんずけた。 これが 今日の報復かしら。 ) [Mon 20 Mar 2006 03:40:37]
◆ポチ公 > ( 証拠を隠滅 しなくっちゃ、ぶん殴られて きっと、暖炉に火を入れてくれなくなったあげく 一緒に寝てくれなくなる! ) よし、 これで大丈夫かな。 ( 靴は脱いで裸足に。 ズボンは家の前ではらうことにしよう。 毛布もだ。 ) 明日も あさっても 明後日の次の日も ずっと ずっと、おほしさまは キラキラしてるかな。 ( 悲しいことがあっても、輝いていなくちゃならないなんて、ちょっと可哀想だなって思った。 泣きたいとき、泣けない場合どうすればいいのかな。 ) かえったらパン食べたいなぁ。 あったかなぁ。 ( とりあえず、腹が減った。 欠食童子、燃費が悪いためちっちゃいのです。 ぎゃふん ) [Mon 20 Mar 2006 03:37:18]
◆ポチ公 > ( なんで、今更来たくなったか よくわかんなくなってきた。 ) ・・・・ あ あれかぁ。 よんじゅうきゅうにちめ だからかな。 ( ふわって 欠伸。 最近 一緒に寝てくれるようになった 今の主。 自分をゴミか汚物かまたは、本当の犬のように扱う彼は一緒に寝てくれる。 それが 今はたまらなく幸せである。 ) ちゃんと、天国にいって お星様になったんだろうなァ。 ( きらきら輝く無数の星は、天国の証 だと思っている。 だから、寂しくない。 ) 今日は見えてないだろうから 明日から 見えてくるかな。 ( よいしょって 砂だらけの靴を脱いで 砂を出した。 服もあちこち砂だらけだから ほろっていかなきゃ。 ) [Mon 20 Mar 2006 03:32:44]
◆ポチ公 > ( 波打ち際にくるとき 戻るとき。 この音色は、意識を戻すときに必要だった。 おなかすいて、ねむたくて、全てがどうでもよくなって。 痛くて痛くてたまらなくなったときに この中で 死ねば楽になると思ってたとき。 気づいたら この音と 煙草の赤い灯で目が覚めた時 別に感動はしなかったとき ) お月様も 怒ってたかなァ。 ( 今日も抜け出してきたから 怒ってるんだと思う。 だって、雲さんが隠しちゃってるんだもの ) [Mon 20 Mar 2006 03:25:59]
◆ポチ公 > 砂のお山を作るには ちょっと寒いかな。 ( 手が赤くなって ふうふう って息をかけた。 海の風は冷たくって、身を切るような思いってゆうのは こんなことなんだって感じた。 ) ――― ( ここは、思い出の場所である。 ) 水は 冷たかった なァ ( 一昨年。 自分に名前をくれた 元主に出会ったのだ。 ) まだ 入りたいって 思わないから 気分いいかも。 ( 海の水は凄く遠いくて、手を伸ばしても絶対届かない。 今はそれぐらいの距離が酷く心地よい ) [Mon 20 Mar 2006 03:15:56]
◆ポチ公 > ( 寂しかった とかじゃなくて。 あそこで思い出に浸るのは申し訳ない気がしたから抜け出してきた。 ) 夜勤ってゆうやつが 終わる前に戻れば いいよね。 ( 身を隠せるように、毛布もつれてきたし。きっと大丈夫だと思う。 ・・・ 思う。 ) [Mon 20 Mar 2006 03:08:32]
◆ポチ公 > ( 海の音は 思い出を忘れさせない。 ) さぶっ! ( なんで、来ちゃったんだろう って思った。 ) みーかったら 怒られるかなァ。 ( でっかい欠伸と ふわふわ毛布。 寒いからここまでまとってきましたの。 ) [Mon 20 Mar 2006 03:06:15]
お知らせ > ポチ公さんが来ました。 『 えいえんって ことば。 』 [Mon 20 Mar 2006 03:05:06]
お知らせ > 七瀬十歌さんが帰りました。 [Mon 13 Mar 2006 23:43:59]
◆七瀬十歌 > (謎な歌を口ずさみつつ、宿へと歩いていった) [Mon 13 Mar 2006 23:43:57]
◆七瀬十歌 > そうそう・・・こんなところで、砂遊びに興じている暇はないんですよ。眠いし、お腹も空いてきましたし・・・何よりお風呂に入っていないし。あと、寝るならベッドの上です。決まっているのです(身体の砂をパンパンとはたいて)よし、帰りましょう・・・帰って、身奇麗にして、今日は朝まで起こさないで〜♪(謎歌) [Mon 13 Mar 2006 23:42:04]
◆七瀬十歌 > (砂地に自分の顔の大きさ程度の、くぼみが残っていて・・・・なんとも言えない現場証拠のようで。それを、サッサッと手で慣らす)気のせいです・・・・それに、わたしの顔はこんない大きい穴ぽこは作らない・・・・・・です、たぶん(最後の方だけ早口だったw) [Mon 13 Mar 2006 23:36:51]
◆七瀬十歌 > 寝てはダメ・・・寝たら・・寝たら・・?うーん・・・・・・Zzz・・・(首が、ガクン。と)っは・・!?・・・寝てませんよ?(誰に言っているのか) [Mon 13 Mar 2006 23:32:35]
◆七瀬十歌 > っしゅん・・くしゅん・・・っ・・・うぅぅ・・・(ずず。本当に、風邪を引いてしまいそうで)こういうときは、集中あるのみ。なんだか動いたら負けの気がします・・・(集中・・・集中〜)・・・あ、だんだんと寒さが和らいで・・・・・眠く・・なって、きましたね・・・w [Mon 13 Mar 2006 23:28:22]
◆七瀬十歌 > うーん・・・本当に、風邪をひいいてしまいそう・・・。ここは、一度帰りましょうか・・・・でも(ちらりと宿の方角を見て)また、戻ってくるのも手間だし・・・・も少しだけ(立ち上がりかけて、ストンとまた砂地に座り込む) [Mon 13 Mar 2006 23:24:39]
◆七瀬十歌 > (不意に吹き寄せた強い風に、身をすくめ)さ・・寒い。目は・・覚めたけれど・・・・(自分の身体を抱えながら、身震いをひとつ)っくしゅん・・・・・。何か・・・羽織るモノをもってくればよかったですね・・・・・・ [Mon 13 Mar 2006 23:20:42]
◆七瀬十歌 > (夜風に当たりながら、座ってぼーっと見えない水平線のかなたを見つめる)・・・ふぁ・・・っく。眠気がとれないなぁ・・・(生欠伸しつつ、目をこする)ま、そのうち頭もすっきりしてくるでしょう、うん・・・ [Mon 13 Mar 2006 23:16:12]
◆七瀬十歌 > () [Mon 13 Mar 2006 23:14:32]
お知らせ > 七瀬十歌さんが入室されました。 [Mon 13 Mar 2006 23:13:38]
お知らせ > シギさんが退室されました。 [Mon 13 Mar 2006 22:30:40]
◆シギ > (走るのは苦手なのだが。) (人影の正体が、少しばかり挙動不審の一般人であることを願った。) (倉庫の角を曲がる。) (そうすれば、走った分が無駄だったとしても気分は未だ楽だ。其処で足を止める事が出来るのだから。) (けれどもこう云う時に、そう云う 願いは叶ったためしが無いので、男はややげんなりしつつも後を追うのだった。) [Mon 13 Mar 2006 22:30:39]
◆シギ > (吐き出す息も最小限に留めたような気配。それでも気付けたのはきっと、丁度顔を上げたときに人影が倉庫と倉庫の間へと走ってゆくのが見えたからだ。) (ス、と息を吸い込んで、駆け出す。 規則正しい足音は、静かな駆け足に変わった。) [Mon 13 Mar 2006 22:27:33]
◆シギ > (制服の上に着ていたコートの襟を少し立てた。春めいて来たとは云え、風は少しばかり強い。) (もう雪が降らないだけマシだが。温度差に風邪を引きそうだ。) (コツ、コツ、カツ。硬質な音が順番に港近くまで向かって行く。) ――…ン? (波の寄せて引く音の中に何か別の気配が混じった。) [Mon 13 Mar 2006 22:22:26]
◆シギ > (晴れた日は潮騒も良く聞こえた。 ――自警団員の一人が、規則正しい足音で以って存在を示す。此処に居る。悪さをするなら思い直せ。) (口にはしないが。足音は威嚇のようなもの。) (ただし歩いているのは、何の変哲も無い中年である。) (倉庫Aの…番までは、異常無し。) [Mon 13 Mar 2006 22:15:55]
◆シギ > (海に臨む倉庫が幾つか並んでいる辺り。) (日雇いの冒険者が見張りをしていたりする事もある場所だ。今日は倉庫の中身が少ないのか、人影は余り無い。) [Mon 13 Mar 2006 22:12:31]
お知らせ > シギさんが入室されました。 [Mon 13 Mar 2006 22:08:47]
お知らせ > エリアスさんが退室されました。 『(海へ向かって飛ばされる石…今日もまた暇潰し。帰るのは、少し後)』 [Sun 12 Mar 2006 00:25:07]
◆エリアス > (また歩を進めようと、一歩踏み出した足…砂とは違う、硬い石を踏みつける)…?この辺、石が多くなってるな……(何でだ?思ったのは一瞬。興味はそれよりも、その石を海へ向かって投げる方へと。丁度、平べったい石も幾つかあった)ヒュウッ――(風を切る音…河でやるのと同じように、石は海面を切って跳ね、進む) [Sun 12 Mar 2006 00:09:42]
◆エリアス > (少しずつ暖かくなり始めたとはいえ、夜風はまだまだ冷たい。頬を撫でる空気に、少し寒さを感じ始めて)夏になんねぇかな…早く。(冬……つまりは、寒いのは苦手。昆虫人間故か) [Sat 11 Mar 2006 23:56:00]
◆エリアス > …釣ってもあんまり美味くないかも。(どうも、今まで魚を食べて美味しかった記憶は無いようで…それに、海の中を想像してみてもあまりパッとせず。第一、知識が無い。) [Sat 11 Mar 2006 23:47:53]
◆エリアス > ……釣り、出来んのかな(ふと、足を止めて海のほうを見る。気紛れに思いついた事は、海にそれなりに居るだろう魚の事。特に釣りに興味があったわけでもないが) [Sat 11 Mar 2006 23:38:03]
◆エリアス > (何か――突然襲ってくるような怪物を含め――居ないものかと、少し周りを見回してみる。安全な場所ではないと知ってはいつつ、危険を感じていることもないようで)……ま、居ても。たまにはこっちからケンカ売ってもバチは当たるまい(いつの間にか、危険な生物の方を探している自分へ…自嘲気味の言葉を。無駄な消耗は命取りである…増して、金なんて出よう筈もない) [Sat 11 Mar 2006 23:30:31]
◆エリアス > (別に、海岸でやりたいことがあるわけでもない。ただ、仕事が無い時を無駄に過ごすのに気が引けたらしく。軽い散歩くらいの気持ちだろうか、気付けば市から少し離れていたがさほど気にするようではなく) [Sat 11 Mar 2006 23:23:27]
◆エリアス > (夜の闇に紛れ込むような、黒い服の男が海岸を歩く。紅い瞳は僅かな月明かりに照らされて、同じようにほんの僅か、目立っていた) [Sat 11 Mar 2006 23:18:14]
お知らせ > エリアスさんが入室されました。 『(砂を踏みしめる音、静かに響き――)』 [Sat 11 Mar 2006 23:16:46]
お知らせ > ザッハトルテさんが退室されました。 『――地獄の業火に焼かれながら、それでも天国に憧れる=x [Sat 11 Mar 2006 05:43:17]
◆ザッハトルテ > ( ――…如何繕おうと、我等は只の怪物。 ならば見る夢などたったひとつに決まってる―― ) ( 其れは確か、舞台劇の台詞。 ) [Sat 11 Mar 2006 05:43:06]
◆ザッハトルテ > (指導者() ( 半年前は何だか知りもしなかった氏族(は別の扉を開く鍵―― 敵対する者 叛逆の徒 外面や体裁を如何繕おうと、獣の本性を常に影と纏うもの ) ( 開いた扉の先の答え――消えない衝動の、それが正体。 ) [Sat 11 Mar 2006 05:37:07]
◆ザッハトルテ > ( …その頃如何なっているだろう。 ――例えば今去った彼女。 例えば違う色の赤い翼の人。 例えば、多くもない知り合い―― 知らない他人。 誰かの喉をこの牙が噛み裂いた後だったりするんだろうか。 そうなってしまっていたら、あの「指導者」の血筋たる彼は制止 或いは誅殺に現れる? ) ( 来た方角へと踵を返す。 水平線へと一度だけ振り返り ) ( 逃げて来たのだと言う彼の意思が何処に向くか、…何れにせよ誰かの手を煩わせたいとは思わない。 その為の刃は何時だって身の内にある、その為にあんなものを選んだような気すら 今は。 ) [Sat 11 Mar 2006 05:23:49]
◆ザッハトルテ > ――…聞くつもりなんてないくせに。 ( 去り際だからこそ言えた言葉――だと思った。 終始茶化した口調であれ、話した内容など酒と一緒に抜けるものであれ、答えは容易に想像できたんだろう。 ――…だから「あの」タイミングなのか、そう思い至るのは少々遅い。 …夢を見るのはもう止めた。 そも、海の向こうから此処に来る前にそんなものは終わってた。 充ちる意思もないのだから、削って 削れて―― 先に待つのは何れ訪れる債務超過。 押し潰された時が御終いで、それが望み。 ) [Sat 11 Mar 2006 05:08:02]
◆ザッハトルテ > ( ―――――――― )( 未だ降りたままの夜の帳の中に長い髪と白い翼は溶けていった ) ( 波間を縫った声は掠れて尚張りと艶のある、歌を生業にする人のそれだったと思う。 今宵も横丁に立つ為に遅ればせながら喉を休めるのだろうか、ふと考え ) [Sat 11 Mar 2006 04:54:56]
お知らせ > エンジェルさんが帰りました。 『( 呼び止める声に、振り返り ) ―― 夢でも聞かせてよ。 ( 無茶を言う )』 [Sat 11 Mar 2006 04:48:08]
◆ザッハトルテ > ( 本来きっと言うまでも無い事。 白い影のひとから聞いた話と目の前の貴女とを透かし見たなら、思慮の足りないままに人に近づいた己などよりずっと悩みも考えもしたのだろうと想像は容易。 「差別しない」優しい人間の歩み寄り、「喰わない」空しい吸血種の努力。 それだけで格差は埋められやしないし――埋まるものでもないのだろう。 酒精の混じらないからかうような笑う声が弾けたならば瞬きを数度 ) 幸せには、――…なりたいやつがなれば良い。 ( 貴女もそれを願うのであれば、この場の数式は2マイナス1。 ――今自分が幸せでないでないのなら気分転換になど行かない。 気がついた時には幾分遠くなった背中に ) ――――あ。 ( 呼び止めてから逡巡する間が開いて ) ――…御返し、何が良いだろう? ( 一ヶ月前ポストの中に放り込まれていたものの。 ) [Sat 11 Mar 2006 04:40:30]
◆エンジェル > それだって、十分親切な事じゃなァい?あたしの勘違いなら、それはそれで良いんだけど ( 薄く笑う だって、質問で迷いを見せるものだから。 しょげた面から放たれるのは、軽挙への警告。 笑っちゃいそうな顔を伏せた。 ) そうね、御伽噺を羨んでも仕方ないわね―― おっと。 仕方ない、は良くなかったか。 ( はぐらかすよな答え 言いかけて、引っ込めるみたいに口元に手を当て からかうよにひひひ、と笑って 足についた砂をはたく。 もう酔いなんかとっくに醒めて、冷えていくばかり 風邪引く前に帰ンなきゃ―― きっと自業自得、って看病もしてくれないンだろうから。 ) ( 声に出される事のない呟きに、紅を注した唇だけが笑みを形作る。 ) せっかく生きてるンなら幸せな方が良いって、あたしは思うわ。 吸血鬼も、人魚姫もね。 ( 螺子くれた答えはそんな風。 そして肩を竦めてそろそろ帰るわ、なんて投げ出した靴を拾う。 舌に乗せたのは与えたかった筈なのに与えてもらった宝物。 ) 里帰りができないんなら、旅行なんてしてみるといいんんじゃないかしら?気分転換にはなると思うわ ( 結局、相手の事情も知らぬまま Bye、と手を振って裸足の侭で、離れ行かん。 ) [Sat 11 Mar 2006 04:31:14]
◆ザッハトルテ > …ヒントを出したつもりはこれっぽっちも無いんですけど。 でも、黙り込んじまっちゃあ会話が成立しないじゃないですか――…わざわざ大事な指先が冷えて赤くなるほどお付き合い戴いてるのに、幾ら何でもそれは。 ( 表層に見て取れたのは笑みだけだから、貴女が得意げであるならこちらは心持ちしょげたツラ――その色も酷く薄いものだが。 ) (「食物」 「どうせ喰われる」 ―― ) ( ………… ) 冗談でもそう云う言葉は危険なんだから。 ――…もし貴女が私の知らない人で、( 白い影の誰かさんの友人でなかったら ) … 今だってものすごく危険。 いつかみたいに、今度は「そちらの」目的で――攫ってしまっていたかも知れないよ? それだって充分にかなしいはなし。 ――御伽話の中だけにしておくべきだ。 ( 酷評を切り返すよな憧憬は、ともすれば自ら火の中に飛び込むのじゃないかと良からぬ想像を招いたからすっぱりと切り捨てる。 往復する指先が迷いのように見えると言ったらどんな顔をするだろう ) …未練がましいって前も言った。 「未練がましい」はきらい。 だから―― (「未練がましい自分がきらい」。 音にならない唇だけの動き ) …だとしたら、理想主義者なんですね、貴女。 ( 飛べない翼は空への憧れで、彼女を象徴するような。 ――再度の失礼。 ) [Sat 11 Mar 2006 03:58:43]
◆エンジェル > ――… ならセーフ。( 果てしなく微妙な間の後、微妙なツラしてひねり出したのは見栄だろうか。 どちらにせよやってから後悔する方なのは変わりない。 ) 貴方って、ちゃんとヒントをくれるんだもの。なら言ってあげないと失礼ってモノでしょう?( 当たったのが嬉しいのか、ふふん、と機嫌を良くしたよに笑う。その内容に喜べないのは残念な所だけど。 ) 当然よ。 あなた達の食べ物はあたし達。 どうせ食われるンだったら、惰性でよりも、望まれたいじゃない? ( これまた、幾分かの真を含んだ冗談のような話。逆さにすれば、生きる理由も無く死に損なうな、なんて乱暴な。 ) ―― きっと大満足よ。( 幾分、歯切れの悪い返事。 そう思いたい、とでも言うような。 ) あたし?そうね… みっともないわね。 未練がましくて、鬱陶して… しかも惨めよ。( 肩をすくめ、酷評。 ) でも――… 羨ましい。 ( ぽつり漏らし、それを吹き消すよにため息のよな息をつく。 悲恋の末に泡になってしまったお姫様が羨ましく、そして妬ましいのだろう。 指先は傷跡一つない腕をなぞる。 ) [Sat 11 Mar 2006 03:26:11]
◆ザッハトルテ > …。 ( 御本人も、自分から振っておいて何だが本来フォローすべき(であろう)こちらも否定しなかった。 よって妙な間の後 ) 酒量を銭勘定で決める方でしたら、所帯じみてると口も滑りましょうけど? ――… ( 指先を見ていた双眸は、それでも真っ直ぐ瞳を覗き込む事ができずにその横の虚空を見やって細まる。 得意げな子供っぽい仕草に何かを懐かしむように ) 今日は悉くクリティカルヒットだ。 ( 帰るのも望むのも夢を見るのももう御終い。 ) 私が何だか御存知で、それで生きる理由を問うのだから恐れ入る――でも、そっちは ね。 自己満足も出来てないから、まだ。 仰る通りこうやってうだうだといつまでたっても踏み切れず 動けずにいるから? 結果自己満足には到達できない、従って無駄に時間だけが過ぎて往く、と。 ( 迷ってばかりいる間に長寿でも人間が一生を終えるに値する時間がただ過ぎました、そんな比喩。 ) ……人魚の姫君は。 ( これっぽっちも赤くならない、血の気の足りない指が水平線の底を指し ) 幾ばくかでも、果たして満足できたんだろうか。 ( その話の粗筋は知っている。 けど、最期に彼女が何を思って泡と消えたかを論じたものは見た事がない。 ) 真相はどちらであれ、貴女だったら共感できる? ( 斜に構えた物腰と裏腹、「綺麗で悲しいお話」に引かれそうな人に見えないでもないから、そんな問い。 ) [Sat 11 Mar 2006 02:49:45]
◆エンジェル > そォ?子供か、ってよく言われるわよォ? ( 別に大人ぶってるつもりもないけれど、駄々こねたり、無茶な我侭言ったり同居人の手を焼かせる事だって何時もの事。 単に機嫌の良し悪しだとか、TPOに大きく左右されるだけ―― 上下の激しい性格ではある。 ) あ、いつもは世帯じみてる、とか言ったら殴るわよ。ぐー、で。 ( ぐー、でと握り拳作って見せ。割とギリギリ一杯感。 ) ふぅん? 帰っても仕方ない。 望んでも仕方ない。 夢見ても仕方ない―― 生きてても仕方ない? ( 弾むよなリズムをつけて、繰り返す「仕方ない」 言葉にあわせ指揮者のよに踊る掌が、ぴたりと止まり どう?と得意げな顔で首を傾げた。 ) 結局の所、幸せっていうのはどこまで行っても自己満足じゃないかしら。なら、やったモン勝ちでしょう? ( ぱーん、とまるで風船が弾けるよに手を開いて、ぶっちゃけた。 吹き付ける風の寒さを思い出したみたいにしゃがみ込んで、はー、と息をついて ) まぁ、その決心がなかなかつかないっていうのは―― あるんだけどサ。 ああでもない、こうでもない、って迷っちゃうわよね。 ( それは彼との、最後の別れの印象。 右手と左手、比べるみたいにして、両方ともほおり投げるよなゼスチャア。 ) その表現、詩的じゃないわね?まァ、くらァーい海の底に沈んでくってのも美しい絵かしら――? そんなンで泡になっちゃうのだって、美学じゃない。 綺麗で悲しいお話ほど心に残るものだし? ( 冗談なんだか、本気なんだか、真珠の名前でそんな事を言う。 ) 太陽はちょっと、眩し過ぎるものね。 ( 暗くて見えない海の向こうを眺めながら赤くなった指先に、はー、と息を吹きかけて ) [Sat 11 Mar 2006 02:29:15]
◆ザッハトルテ > ( 先方が何を思うかは想像もつかねど、そこはかとなく「間が悪い」時に出くわす人だとは思っている。 彼女曰く「いやな歌詞の」上手くもない歌を聞かれてみたり、目の前で潰れられて連れ帰ってみたり――縁は奇なりか、それこそ神様とやらの思し召しか。 螺旋階段を転げ落ちるような思考も悪戯っ子のように噴き出されてしまえば ) …酒が入ると子供っぽくなるとか言われた事ないですか。 ( 我ながら妙齢の女性に失礼だとは思うが、本当にそう思ってしまったのだから仕方ない。 ) ――知り合いなんてもう居ません、…帰ったって仕方がないから帰らないんです。 これも「やらない後悔」のうち? ――――… ( 細い指先が描く小さなCを赤目が追って ) そんな些細な差でも違う結果が得られるのならやっておけば良かった――なんだか耳が痛い話。 …水の中に落ちたら沈むだけじゃないんですか。 ( それは自由と云うより牢獄じゃないかと。 それは天使のレプリカでしかなくとも、翼のある人には似つかわしくない。 ただ彼女の場合はどうにも、細い足首に鎖が絡まる幻想を拭えないのだけれど ) 確かに、光はぼやけるし音も良く聞こえなくなるし… 隔絶されたようで居心地は悪くないんですけど。 [Sat 11 Mar 2006 02:05:19]
◆エンジェル > ( 神様は何時だって不在。だから、今も起こり続ける偶然に、奇跡だとか、悲劇だとか、そんな名前をつけるのだって望むまま。 この間の悪い酔っ払いも、そんな偶然のヒトツ。 ) なァに?お里が恋しくなっちゃったの? ( ぷ、と噴出して、背中向けたその顔を覗き込むみたいに後ろから顔だして。 ) 良いンじゃなァい?別に―― 知り合いに会えなくッたって。 風景トカ、故郷の土を踏むだけでも休まるモノって… あるでしょ? 帰りたくない、って言うンならそりゃ仕方ないケド。 ( 相変わらずだ、なんて 嬉しいんだか可笑しいんだか。 ) あたしはさ、やらない後悔より、やった後悔の方がマシだと思うわ。 ( 戻れないハズの里帰りも、同居人に嫌われるよな悪いお酒も。 ほんのちょっとだけだけどネ、なんて これっくらい、と人差し指と親指で描くC ほんのちょっと。 ) うン ? ああ、そっか―― そうよね。 ( 変な質問に変な顔、少し間を置いて、合点がいった風に。 アルコールで麻痺した頭は知恵の回りが悪い。 さんざ調べた筈なのに。 ) 楽しいっていうよりも、キモチイイ? あたしは空は飛べないけどね、水の中だと 少しだけ自由になれるの。 ( 判るかなァ?なんて笑って 今にも飛び立つみたいに背の翼と、両腕―― 4本の腕を大きく広げてみせた ) [Sat 11 Mar 2006 01:43:14]
◆黒い外套 > ( 天上の御方の威光も今宵は品切れか、酒入りの天使さまはいつかの貧民窟と同じでどこか御機嫌 どこかやけっぱちなそんな印象。 横丁の通り名とは裏腹、彼女は神の御遣いではない人間で――知る眷族の御友人 ) ( …だから、「いけない」。 相変わらず背を向けたままで投げ出されるブーツを眺め、息を吐きつつ肩落とした ) …判ったって今更戻れる訳じゃない。 船旅なんかせずに済むならそれが一番なのでしょうよ、揺れが酷くていけない――安酒よりもよっぽど悪く酔える。 …仕事で呑む酒は羽目を外すと後がこわい、老婆心ながら御用心を。 ( 内容はどうあれ、仕事で呑むというのならば無事本業に復帰できたのだろう。 ほんの僅か表情が緩む――が。 ) 水遊び。 …それって、楽しい? ( それの何処が楽しいのか そう問うよりはむしろ大真面目の範疇。 ) [Sat 11 Mar 2006 01:25:35]
◆エンジェル > ( 酔い覚ましにフラフラ歩いてりゃ、月夜に浮かんだシルエットに見覚えがあった、って所。 別に人違いでも構やしないケド、確信めいて枯れたよな声は響く。 ) 大陸ゥ?ぇーっと… ( 闇を見通す赤い視線がこっちを見れば、闇を見分けようとするよな顰めっツラが見えるんだろう、方向を見計らうようにその場でぐるりと1周回って、どっちだっけ、なんて けふ、と息を漏らせば、Excuse me、と断り一つ ) 悪ィけど、わかんないわ。 だァーってあたし島の外なんて知らないしィ あっちィ? ( 何がおかしいのか、けたけたと笑って当てずっぽうに明後日の方向指差して。 ヴェイトス生まれのヴェイトス育ち。 地図を知らない訳じゃないが、島の外なんざ行った事も無い。 ) そーれが、飲むのも仕事のウチな訳。オワカリ?( 絡むよに指つきつけて裸足の足でさくさくと砂を踏み、靴を揃えて砂浜に投げ出して ) あたし砂遊びより水遊びの方が好きかなァー… 寒いと嫌ね。( なんて肩を竦め答えになってない答えを返して、波打ち際 寄せては返す波に素足をあそばせ ) [Sat 11 Mar 2006 01:11:37]
◆黒い外套 > ( 声は背後から。 掠れてややも調子の整わぬ声は船上の人を惑わす海妖のそれか、あれはかくも妙なる美声だと伝承は言うが、生きて倦んで疲れた人の声の方が引き込むモノとしては余程リアル。 それならそれでも構わないと首だけで振り向けば、見覚えのある翼の人の。 ) ――…どっちが大陸の方角かと思って。 呑み過ぎは喉に良くないですよ、ミズ・マーガレット――それから潮風も。 貴女こそ童心に返って砂遊びですか。 ( 黒髪から素足までをひと目で眺める視線にも声にも愛想の欠片などありはしない、むしろ遮断するような。 …濃密な人間の気配。 ) [Sat 11 Mar 2006 01:00:27]
◆声 > なァに―― 見てンの? ( 人の目には写りもせぬ暗い水平線眺めるその背後、声が降りかかる。 声音は弾むでも無く沈み、喉を酷使した後のようにやや掠れている。 ざく、と砂を踏むのは靴と、靴下を脱いだ素足。 やたら頑丈そうなブーツを両手にぶら提げて、足を止める風も無く歩み寄る―― のは 仕事を終えて、打ち上げを終えて ほろ酔い加減の羽が生えた楽師。 見かけどおりに何時までたっても地に足の付かない、毎日お祭り騒ぎのおめでたいロクデナシ。 ) [Sat 11 Mar 2006 00:48:23]
◆黒い外套 > ( 人目を避けて日を過ごすようになった。 職場の打ち合わせとやらもすっぽかして早十日、いい加減顔くらいは出さないと登録を抹消されるかも知らん――けれど今は人前になんか行けない。 人の――人間の、血の――気配には触れない方が良い。 間借り中の某邸宅の館主殿を探す形で家から離れるのもそんな理由、渇きは遠退いた身であるくせに、もう必要無いのだと言い聞かせても、そんなものを望んで居ないとどんなに撥ね付けても衝動だけが消し切れない。 誰かさんじゃあるまいし―― ) ( だからこそ、人の前には出られない。 Fledglings(ではないのだから「気がついたら喰らい付いてました」では済まされない、…詰まる所現状「やりかねない」と云う事か。 だから 逃げて――――誰かさんじゃあるまいし。 ) ( …声 ? ) ( 潮騒の中で何かを聞いたように思った――水平線を眺めたまま。 声の在り処はどこからか。 ) [Sat 11 Mar 2006 00:48:04]
お知らせ > 声さんが入室されました。 『ねェ。』 [Sat 11 Mar 2006 00:44:42]
◆黒い外套 > ( 交じり合う空と海の黒 夜の黒と古い外套の黒。 月と波頭と砂の白に照らされるまま、遠い空の先をただ眺めた。 その下を走る水平線は世の果てでもあるものか、何処かでぷっつり世界は切断されているとも、何れひと巡りして元の場所に戻るのだとも云われていて実情ははっきりとしない。 ただこの島の北方より流れてきた――世界はそれだけで完結する。 其処が起点なら此処は終点、流刑地とは果たして誰に対して零した言葉だったか。 ――…見上げた月は満ちる途上、満ちて欠けてやがて再び満ちはするけれど。 そうでないもの 欠けるだけのものはただ失せて無くなるだけの。 ) [Sat 11 Mar 2006 00:13:44]
お知らせ > 黒い外套さんが入室されました。 『( 黒に紛れる黒 )』 [Fri 10 Mar 2006 23:53:37]
お知らせ > 黒い外套さんが帰りました。 『( 月の無い夜の一人芝居。 二役ですら、ありはしない。 )』 [Thu 9 Mar 2006 01:23:32]
◆黒い外套 > ( 手始め ) ( 幾らでも居る ) ――…ばか。 終いにゃ殺すよ? ( 殺 ) ( 誰が ) ( 誰を ? ) ( 例えば 身近 な人間 ) ( ――――混線 ) [Thu 9 Mar 2006 01:20:11]
◆黒い外套 > ( ――…「其方」に行けば、全部判る事。 手始めに幾らでも居る__の _ を ____ て _ ―――――――― ) ( …そうしない「理由」は何処に在るんだろう? ) [Thu 9 Mar 2006 01:14:52]
◆黒い外套 > ( ………… ) ( 姿など其処に在る筈が無い。 何時だって背中にへばりつく実体の無い影のようなそれが何だか、本当はとっくに判っているから――此方へ来るかと問うてくるモノ。 此方へおいでと呼びかけるモノ。 戻って来いと命ずるナニカ ) …いっそ 姿があれば良かったのに。 ( そうであれば消して≠げたのに――実行に移せば鏡に斬りかかるようなもの、他でもない己の骸が転がるのだろうが。 詰る所「君」と吾とは同一にして不可分――となれば「君」と呼ぶのも可笑しな話。 …でも 仕方ない ね? 何せ其方は此方の知らない事を、まだ知ってる。 ) [Thu 9 Mar 2006 01:01:37]
◆黒い外套 > ( 暫く歩いた後立ち止まり、視線 次いで首だけで振り返る。 避けるのを止めたならば靴は波を被って ) ――…何処まで着いて来るつもりだろう。 ( 勿論其処に語りかけるべき姿は無いのだけれど ) [Thu 9 Mar 2006 00:43:43]
◆黒い外套 > ( ――…まだ大丈夫でも何でも無いのにとりあえずふらふらどっかへ出てみました、とかだったら後で思いっきりへち殴っておこうとか思った。 …思うだけなら自由、だと思う。 ) ( ――――さて ) ( ひとりになったならなったで考える事がある。 月の見えない晩、灯りのひとつも持たない外套姿が足跡を波に洗わせるに任せて歩く。 足取りは不自然な程確かに寄せる潮を避けて ) [Thu 9 Mar 2006 00:33:58]
◆黒い外套 > ( その夜思いの深さを知った誰かがバラの蕾が開くが如く自然と如何こう、なんてやけに具体的な長台詞など空耳に決まってる――その割に潮風ではない何かに背中を撫で上げられた気がして何やら悪寒がしたりもするのだが。 気がついたらバキバキ指の関節なんぞ鳴らして居たりするのも気の所為だろう、多分。 ) ――…何処行った、あのばか。 ( 様子を見に行ったら何時の間にか居なくなってた誰かさんの気配が主に北の方角からするような気がするのも。 ) [Thu 9 Mar 2006 00:23:16]
◆黒い外套 > ( ――空耳だ、と思った ) [Thu 9 Mar 2006 00:16:48]
お知らせ > 黒い外套さんが入室されました。 『――――――――』 [Thu 9 Mar 2006 00:16:00]
お知らせ > イッパイアッテナさんが帰りました。 [Tue 7 Mar 2006 23:47:53]
お知らせ > ソードさんが退室されました。 『暫く二人で休んでからゆったり家に戻ったらしく…』 [Tue 7 Mar 2006 23:47:47]
◆イッパイアッテナ > ( さすがに、自分の出したものをなめられるというものは、恥ずかしい。 俯いてうにゅうにゅと言葉にならない声を上げるだけ。 独特のにおいが、目をつぶってもごまかしを許してくれない。 ) ……………はい………すこし、休みましょう……。 ( ずっとこうしていたいかもしれない。 そんな風に思ったことは、ヒミツ。 ) [Tue 7 Mar 2006 23:46:21]
◆ソード > (気持ち良さそうに何度か達した相手を後ろからきゅっと支えるように抱きしめて…腹の上に放たれた精で出来た白い水たまり…指先でとってぺろっと舐めて…)気持ちよくなれた…みたいだね〜……(ふふ、と楽しそうに笑いながら相手に言って… 空をちょっと見上げて時間を星の位置で確認…勿論大雑把なので良く分からないけど)少し休んでから戻ろうか?(囁きながら着流しを直してやって) [Tue 7 Mar 2006 23:43:49]
◆イッパイアッテナ > ( 唇が舐められる感触がダイレクトに伝わってきて、なんだか非常に恥ずかしい。 それ以上に恥ずかしいのは、いまの格好と体内の尾なのだけれども。 ) あ、あああっ、らめ、らめっ、にゃふっ、ひあ、 ( 尻尾が引き抜かれるそのときが、一番気持ちが良い。 それにあわせて射精もびゅるっ、びゅる、ぴゅる……収まって、そしてそのときにはイッパイアッテナの腹筋の上に、白濁の小さな水溜りが出来ていた。 ) [Tue 7 Mar 2006 23:37:49]
◆ソード > (僅かに開いた唇の間から、とろ、と軽く相手の唾液を舌で舐めるようにしつつ唇を合わせつつ、達せさせて)……っ…一杯…出て……る…(達してる最中に今度は中を抉るようにしながら尻尾をぐにぐにと引き抜いてやり)(射精が止まるまで暫く扱いていくだろう) [Tue 7 Mar 2006 23:34:01]
◆イッパイアッテナ > ( 合わされた唇に至福を感じ、ふ、と力が抜けて―――ずぶずぶぅっ。 ) にゃあああっ!? ( 中へと異物が入っていく感覚に、背筋が続々と震える。 それが決め手だっただろう。 一気に高ぶり、) ふにゃあぁぁあぁぁああぁあっ! ( びゅるくっ、びゅるっ、放心したようになりながら、達して。 ) [Tue 7 Mar 2006 23:29:34]
◆ソード > (嬲る…という感じの事を暫く続けていて…流石にいい色に染まった相手の頬に気がついて)…もうちょっと力抜いて…?(囁きながら、と唇を合わせて…太さはそうでもないし、ぬれてきてるのもあって徐々に窄まりにはいりだす尻尾・・・先っぽが入れば後は直ぐか。ずぶずぶと中へ蠢きながらはいってきて)(扱いてる手も敏感な先のほうを中心に握って擦り達させようと追い込んで…) [Tue 7 Mar 2006 23:24:45]
◆イッパイアッテナ > ( 激しくこすられながらしかし、とくとくと蜜をあふれさせるとそこは、自分からすべりをよくしていた。 ) にゃ、にぃっ、やっ、痛ッ、ああっ! ( すぼまりに侵入しようとする尾に、イッパイアッテナはふるふると頭を振った。 痛い。 痛い。 痛いけれど、痛いのに。 ) [Tue 7 Mar 2006 23:20:58]
◆イッパイアッテナ > んんんっ…ふぁっ……にぁあああ………っ ( 頬を這い唇近くを舐め上げる舌。 もうそのころには、イッパイアッテナの顔は桜色に染まっていた。 ) あっ、にゃあ……っ、ひぐっ、 [Tue 7 Mar 2006 23:19:15]
◆ソード > ……可愛い声だして…何いってるかわかんないよ…(相手の様子を嬉しそうに見ながら耳から頬の辺りまで舌を這わせ…ぺろ、と喘ぐ声を上げる唇近くを舐め)…ん…固くして…る……こっちも触ってあげるね?(足に力が抜けたのを見て尻尾がすすっと猫のお尻の方へ動き、サクサクといい具合の毛並みのそれがお尻の割れ目を押し広げて、窄まりをグリグリと押し付けるように…というか中に入ってこようという感じに動かしていき…扱く手もそのままで結構激しい行為) [Tue 7 Mar 2006 23:15:42]
◆イッパイアッテナ > くふっ、ひ……っ、しょ、せぇ、もっ……そう、したい、とっ、ふくっ……! ( 律儀に返事をしようとするものの、なかなかうまくいかないものだ。 耳元に息を吹きかけられれば、びくびくっと身体が震えて「にゃぁあぁあぁぁ……っ!」、足が脱力してしまう。 そして激しくこすられて、そこはすぐに硬く大きくなった。 刺激からか、期待からか、或いは両方か。 ) [Tue 7 Mar 2006 23:07:39]
◆ソード > (時折わき腹に指先で突っついたりしつつ腹を楽しそうに弄り)ま、たまに遊びに来てくれたら嬉しいけど、ね…(そんな事をいいつつ相手の耳元へ息をふぅぅぅぅぅぅぅと吹きかけて足を開いて、と…開けば再び股の間に手を差し込んで袋から竿の方までちょっと激しく擦り出すだろう) [Tue 7 Mar 2006 23:03:38]
◆イッパイアッテナ > んんっ、にゃっ……っ……左様、ですか……っ ( 納得していただければ幸い、と微笑むのだが、それもまた腹筋が揺れるたびにへにゃっと崩れるのだ。 ) あっ、ふっ、にゃふぅうっ! ( 股間に手が伸びれば、きゅ、と足を閉じてしまう。 耳がぴくぴく揺れて、尾がふるふる振られた。 ) [Tue 7 Mar 2006 22:58:02]
◆ソード > あー…判る気がする……それはそれでいいと思うよ。(猫だしやっぱり散歩とかしないと、と何となく納得。首輪は…つけていたらもっと色々していたかもしれないとか思いつつ、肌蹴た肌をさわさわと手の平で撫で下ろし…片方の手を腹に当てたまま、もう片方の手は更に下へ…股の方へと伸びていって)お腹と…声が一緒に震えてる…ね……こっち触ると…どうなるんだろ?(楽しそうな様子で、股間のものを軽く手で包んでもむように刺激していき。腹を撫でる手は臍を中心の円をかくように指の腹で擽り撫でていく) [Tue 7 Mar 2006 22:53:11]
◆イッパイアッテナ > ん、ふっ………首輪はしてもよろしいですが、ひとところに落ち着ける性格ではないのです。 ( 人の姿で首輪などしていたら、その手の趣味の方々においしくいただかれてしまう可能性も無きにしも非ずである。 とはいえ、そういう危険性があってもイッパイアッテナは放浪が好きなのだろう。 放浪を徘徊と言い換えてもいい。 ) ん、んぅっ……くふっ……っ…… ( 腹筋が震えると呼吸も震えるようで、なかなか面白くはある。 着流しが肌蹴させられる間も、イッパイアッテナはコレといった抵抗もなかった。 猫だけにマグロ? ) [Tue 7 Mar 2006 22:47:13]
◆ソード > (ウコン煎餅の消息…謎のテーマとなったりしつつ)(美味しそうに膝の上にいる姿は確かに頂きますといいたくなる感じで)ん、猫はそんな感じのがいいのかな……何時家に来てもいいけどね?(少し残念そうだけど無理に束縛するタイプでもないようで…ただ猫のために窓を一ついつも開けたままだろう)…お腹…ひくひく、してる……(腹筋が震えるのを楽しそうに突っつきながら、着流しの帯を外そうとして…脱がすと何となく不安があるので、人としての裸を見せてもらおうと、裾を引っ張って肌蹴させようと試み) [Tue 7 Mar 2006 22:41:24]
◆イッパイアッテナ > ( もしかするとイッパイアッテナがため息をついたのは、ウコン煎餅のせいかもしれない。 )( 考えてみるに、イッパイアッテナはもうある意味いただかれてしまっているわけだけれどともかく。 ) 小生は人に媚びるのが苦手でしてな。 体力も戻りましたし、野良に戻っても平気でしょう。 ( むしろ体力はぐんと上がっている。 半分以上猫じゃなくなっているが。 ) ………んっ………にゃぁ……っ ( くすぐられて、腹筋が小刻みに震えた。 猫のときはずっとお腹は下を向いているし、そもそもお腹を見せるのは服従の証、お腹を触られるのは弱いらしい。 )( ちなみに着流しは彼の体毛が化けたもので………脱がしたまま猫に変化すると、毛がマルガリータなのである。 羽衣じゃないが、隠しておいたらもう戻れないっ。 ) [Tue 7 Mar 2006 22:33:56]
◆ソード > (…あの独特の味は…普通ではきついきがするなぁ…と思いつつ)(猫の味はいまいちらしいし、豹である少年にとって親戚みたいか感じの存在、食欲なんてまったく湧かないわけで)宿…かぁ…猫好きな人の家を幾つかチェックしておいて、日替わりで泊まりにいってる猫もいるらしいね、そういえば…(薬を売りに行くと同じ猫が色んな家にいることがあって…聞いてみたらそういうわけだった)(野生動物と愛玩動物の違いだろうか…とか。突然膝の上に人が現れて…それが猫の人型とわかってちょっと微笑みながら早速わき腹から胸の辺りまでを布の上から撫で…いや、擽るように指を立ててなぞっていき)(素朴な疑問…この服は…やはり皮で脱がすと痛いのかな…とか微妙な疑問を感じたりもしていたのは内緒だ) [Tue 7 Mar 2006 22:22:26]
◆イッパイアッテナ > ( しかしウコン煎餅とやらをイッパイアッテナがどう処分したかは気になる話である。 )( もしも非常食用だとか言われたら、さすがにイッパイアッテナも頬を引きつらせることだろう。 ところで猫っておいしいのだろうか。 ) 確かにそうでもありますな。 違うのは宿なしということだけでありましょう。 ( 猫は人の多いところによくいる、というイメージは確かに強い。 何せすみやすい。 山猫と猫ってなにが違うのだろう。 ) ………………………。 ( イッパイアッテナはうぐうぐと沈黙して、それから唐突に、ぼわんと人の姿に変化した。 口で言えないのがイッパイアッテナらしさか。 ) [Tue 7 Mar 2006 22:14:57]
◆ソード > (ウコン煎餅もたまに食べるには変わってていいかもだけど…とちょっと遠い目…流石に…好みから離れすぎていたようで…) ………ぅー…ん…(実は非常食用に助けたんだ、とか此処で爆弾発言をしたら楽しいかもしれないけどそういう気持ちまったくないわけで)旅…猫っていつも街中を旅してない?(イメージ的にどうも街から出る感じがないのが猫…のんびり顔を洗う相手の喉を軽くじゃらしていて)君が…色々されたいならなってみてもいいよ〜(無理強いしてそうするのが何となく悪いような気がして…猫の四肢を撫でつつ囁き…きっと人型に戻れば…偉く激しい愛撫…?) [Tue 7 Mar 2006 22:09:01]
◆イッパイアッテナ > ( 煎餅を指摘されれば、うにゅうにゅとイッパイアッテナは何もいえない。 さすがにこのミスはかなりいけないミスだ。 二度とはやるまいと心に誓うが、多分似たようなことをまたやるだろう。 ) そう仰られるところもまたよろしい。 ( 変に恩を着せられたりしていたら、イッパイアッテナは最初から惹かれたりはしなかっただろう。 ) 人間には確か、そのような習慣もございましたな。 そろそろ小生も旅に出ますか。 ( うにうにと顔を洗いながら、イッパイアッテナはのんびりとそんなことを言った。 のんびりと。 ) にゃあ……………ご希望でしたらそういたしますが……。 ( 猫の姿では、精精むずむずするとかその程度だけれども、ううん、でも、うにゃうにゃと膝の上でうごめいて。 ) [Tue 7 Mar 2006 22:02:33]
◆ソード > うん、また煎餅を買わないように、ね〜…(楽しそうに言って…勘違いも楽しいものなのでそれはそれで、と思ってたり) んー…別にいいよ(目の前に流れてたから拾っただけだし、と余り対した事をした気がしてないのであっさり言って…どうも恩を売った感じがないみたいで)そそ、もう春。花見しないと、だよね?(何か食べたいのあるなら作るよ、ともう頭の中は花見の予定で一杯らしく。にゃふ、という表情を見ておかしそうに笑い)人型だったら〜…もっと色々しちゃったかも、ね(尻尾の根元…というかお尻の辺りを揉んだり耳を指でふにぃと弄ったりして相手の反応を面白そうに見てて) [Tue 7 Mar 2006 21:57:12]
◆イッパイアッテナ > ええ、そうさせていただきます。 ( とはいったものの、おそらく何かあれば、自力で調べようとするだろう。 そして恐ろしい勘違いとかをしてくるのが定番だ。 ) いいえ、主殿はとてもよきことをなさった。 自慢することではありませぬが、誇っても良いことです。 ( 猫一匹助けたなんて、世間から言えばたいしたことじゃないかもしれないが。 助けられた猫にとっては大恩人だ。 ) 左様ですな………そういえば、もう、冬も過ぎましたな。 ( チョコレートもとけてしまうような暑い夏が、この海の向こうでいまかいまかと待ち構えているかもしれない。 軽い口付けに、イッパイアッテナはにゃふにゃふと情けない顔をするのだ。 ) [Tue 7 Mar 2006 21:51:29]
◆ソード > わかんないことがあったら聞いていいからね(よしよし、と頭撫でつつ、とりあえず応援でもしとこう、というわけで)(別種の動物、といわれてそりゃぁ…と頷き)猫と豹…似てるけど結構違うもんね。 心……う、うん、別にたいしたこと…してないけど…(過大な評価を受けた気がして少しぎこちなく笑っていて)期間限定のお祭りみたいな物だしね…わざわざチョコって辺りも。(納得させられる言葉に思わず頷いて…じゃあとりあえず親愛の証、といいつつ笑う猫に軽く口付してみたり) [Tue 7 Mar 2006 21:46:35]
◆イッパイアッテナ > 主殿にもご迷惑をかけるかもしれないと思いますと、どうにも。 ( 水を差そうと思っても、差せそうにない頑固な猫である。 有言実行とか、そういうタイプかもしれない。 ) さて……………小生は、主殿の顔かたちは、失礼ながら別種の動物を見ているようでしかありませぬ。 ですが、小生を救っていただいたことといい、そのお心に惹かれております。 ( つまり他の動物もまた、外見は基準としてはいないのだろう、と。 ) あ、いえ、別にちょこれいとを食べたいというわけでもありませぬし。 やはり定められた日に渡すからこそ、意味があるものでしょう? ( 人の世とはかくも面白きものですな、とにふにふ猫は笑うのだ。 猫が笑うのって結構普通ではないが。 ) [Tue 7 Mar 2006 21:37:25]
◆ソード > 余り深く考えなくても…いいと思うけど…(まあやる気になってるみたいだし水を差すのもあれかしら、とか思いつつ。 人の美醜分からないといわれてちょっと驚きつつ)…そっか、元が猫だもんね…となると…動物に好かれる人っているけど…ああいうのって何が基準になるんだろう…(不思議な事がいっぱいだ…・・・という感じ。ウコンせんべいと聞いてちょっと苦笑)…そ、それは……あ、はは…じゃ、僕からあげよっか?チョコ(携帯食として優秀なわけでチョコはいつも常備してる少年… でも猫にチョコっていいのか?と…ぽつりと呟きつつ竿を尻尾でうねうねで) [Tue 7 Mar 2006 21:30:32]
◆イッパイアッテナ > 人様にご迷惑をかけるわけにもいきませぬし、頑張ります。 ( まあ、色に関してのことでそうそう問題がおきるとは思えないが、よほど今回の件が痛かったらしい。 ) 小生は人間の美醜はいまいちわかりかねますがね。 ( 他の小動物を見ても別に可愛いという勘定はもてないらしい。 ふらりと尾を振るばかりで。 ) ええ、まあその………ウコン煎餅を。 ( 実に五文字の単純シンプルわかりやすい名前だった。 しかしどう考えてもチョコレートと間違えそうにない。 ) [Tue 7 Mar 2006 21:26:07]
◆ソード > んー…まぁ、定期的に猫と人を交互に繰り返せば、多分、勘は鈍らないよ(賢いし、すぐ慣れるよ、と笑顔で言いながらお腹の辺りをわきわきと指で弄ってやって…)んー…面食いなのかな…皆、確かに格好よい気がする…(君もかわいいし…と膝の上で考えてる猫を見下ろして何となく自分の好みを理解したような感じで)うこ…?あ、うん……って…これもたいしたことないかな…(尻尾を揺すった感触だとどうも小物…磯に出ればこんなの網でもすくえるわけで。 釣り上げることなくそのまま暫くほっとく…もしかしたら何か大きいのが掛かるかもしれないわけで) [Tue 7 Mar 2006 21:19:07]
◆イッパイアッテナ > かもしれませんなあ。 なんにせよ、今後はそれに慣れようと、考えておりまして。 ( だから猫と人の姿とで、同じ場所に何度か行ったりしようと考えているようだ。 イッパイアッテナは割と努力家だ。 ) ……………主殿のお知り合いは見目麗しい方々ばかりなのでしょうな。 ( 格好いいに、可愛い。 なんとなくその二人だけでそう考えてしまうイッパイアッテナだった。 何せ知り合いが少ないタイプだから。 ) ですが……ですが、あんな、うこ――――おや、なにかかかったようですな。 ( 何か固有名詞がでかかったところで、顔を上げて水面を眺め。 ) [Tue 7 Mar 2006 21:13:10]
◆ソード > 見える色が……猫と人で視線の高さが違うから感じ方が違うとかなのかもね〜…(余り科学的な知識がない時代、それも他人(他猫?)の感覚なので良く分からず… ただ変わった感覚だろうから面白そうと思いつつ)ふふ、かっこいい人に貰って、可愛い子にあげたんだよ♪(語尾に音符までつけてご機嫌そうに答え…)……別の…?い、いや…別にただのお遊びなんだし、そんなに真剣にならなくても…(思いっきり落ち込んだ雰囲気に慌ててフォロー…と釣り糸が何かかかって) [Tue 7 Mar 2006 21:08:18]
◆イッパイアッテナ > 小生も経験から判断するしかないのですが、見える色が違うようなのです。 ところが、人の姿を取る他人と同じように見ることが出来ます。 ( 人の姿でいる間だけは、RGB全てがちゃんと見える。 猫でいるときは、赤は黄色のように見えるらしい。 ところが人間の姿だと、急に赤色というものが世界に現れる。 今まで見ていた黄色が全てその色になる。 ) …………貰いましたか。 渡しましたか。 ( ずぅん、と雰囲気が重い。 ) 事前に猫の姿で調べたときとすっかり色が違って見えますので……ちょこれいとと間違えて別の品を購入してしまい、主殿にお渡し出来なかったのです。 [Tue 7 Mar 2006 21:02:12]
◆ソード > ぁぁ……それはちょっと困るよね…色が…わからないの?(半分人の分、その辺は無関係なのか…不思議そうな顔をしていて…もしかしたら猫に真っ赤な真鯛が見えないのかな、とか聞いたら思ったかもしれない。)(困った理由を聞いて…ああ、と頷き)あったね、チョコ貰ったり渡したりする奴。僕も貰ったり渡したりしたんだよ〜(因みに同居人たちにはおやつにチョコを少し入れたお菓子を出したりしたらしい)どんな失敗…?(間違えて食べちゃったとか…?) [Tue 7 Mar 2006 20:52:04]
◆イッパイアッテナ > 動いているものは見やすいのですが、止まっているものは見づらいのです。 そして、色がよくわからず……わからず………。 ( 猫は、色を見る際に、赤色だけが抜けて見える。 RGBのうち、GBしか作用しない。 だからどうも、色が良く、わからない。 それが困りモノらしい。 ) ……………一月前に、なんと申しましたか、ばれんたいんなるものがございましたでしょう、あれで失敗をしましてな。 ( ううむとイッパイアッテナは渋い顔。 しかし、一月も前のことを引きずっているらしい。 ) [Tue 7 Mar 2006 20:47:08]
◆ソード > 目かー……人の姿だとそれは不便そう、だよね〜…(眼鏡とか一瞬考えてみるけど、どうもそれも変な具合なきがするなぁ、と密かに思ったりしつつ、膝の上で寛いだ感じの相手の毛並みとかお肉とかを擽るように撫でてやり)…何か元気なさそうだったけど、どうかしたの?(聞いてみた) [Tue 7 Mar 2006 20:43:21]
◆イッパイアッテナ > ええ、そういうものです。 とは言いましても、この姿でも人の姿でも、小生は余り目がよろしくないのです。 ( 猫の姿では気にすることはあまりないけれど、人の姿でいるときは少しばかり困るのだと、苦笑いして。 膝の上に乗せられて、にゃあ、イッパイアッテナは落ち着いたというように声を漏らした。 ) [Tue 7 Mar 2006 20:39:20]
◆ソード > やっぱそういうものなんだ?(獣の姿の方が獣としての能力は確かに高い気がする、と思いつつも試したことがないのでなるほどとうなづいて…何か元気なさそうな猫を両手でひょいと捕まえて膝の上に乗っけようと試みて…因みに竿は尻尾で持ってます) [Tue 7 Mar 2006 20:36:15]
◆イッパイアッテナ > ( にゃあ。 ) ええ、この方が、鼻が利きますので。 ( たまにはこの姿になっていないと、自分が猫だということも忘れてしまいそうだったし。 するりと主殿の隣に落ち着いて。 猫だけど別に猫背ではない。 なんとなくぼんやりした様子で。 ) [Tue 7 Mar 2006 20:33:52]
◆ソード > (なにやら自分と似たような感じの溜息が遠くから聞こえたような気がした。そのくらい今日の海は穏やかで静かなのだ。ん?と耳を立てて辺りを見渡すと…見覚えのある猫の姿を発見)…あ…今日は猫、なんだ?(笑顔で迎えつつ声をかけて) [Tue 7 Mar 2006 20:30:32]
◆イッパイアッテナ > ( はぁあああ。 ため息が、最近猫の口からよく漏れた。 ひらっと二股の尾を揺らして、今日はイッパイアッテナ、猫の姿で海岸を歩く。 くふくうと鼻を鳴らして、まっすぐまっすぐ、主殿のおられる場所へ。 ) [Tue 7 Mar 2006 20:29:20]
お知らせ > イッパイアッテナさんが入室されました。 [Tue 7 Mar 2006 20:24:17]
◆ソード > (…ちっちゃい河豚が釣れた。無言でそれを遠くへほおり投げて…)もう直ぐほわいとでーっていうのだし、レイのお姉さんのチョコのお礼…でっかいの釣りたいのになぁ…(うーん、と唸る。理想はでっかいカジキマグロ。それを固くする魔法で固くして振り回して戦ってほしいとかなんとか意味不明な妄想しつつ) [Tue 7 Mar 2006 20:12:49]
◆ソード > (どうも先日、妙な薬とかあれでやりすぎたせいか体調がいまいち…そのためか先程から大物を逃している気がする…とか思いつつも糸をくいくい動かして釣り針をベストポジションへ進めようとしていて……(釣り判定:大きさは秒、ゾロ目は特殊なの)) [Tue 7 Mar 2006 20:10:17]
◆ソード > (ひーふーみ…と釣った魚を入れた魚篭を見下ろしつつ数えて…)ま、久しぶりに釣った割に結構釣れてる…かな?(小物ばっかりなのがいまいちだが、磯の小魚もそれなりに美味いし、と自分を納得させて) [Tue 7 Mar 2006 20:05:07]
◆ソード > (海岸線にある岩場にて、釣り糸を垂れる獣人の姿があった。細く、まだ背もないので良いカモに見えないこともないけど一応黒豹の獣人らしく、黒い尻尾をふりふりしてのんびり魚がつれるのを待っていた) [Tue 7 Mar 2006 20:00:21]
お知らせ > ソードさんが入室されました。 『海釣り…』 [Tue 7 Mar 2006 19:58:42]
お知らせ > 七瀬十歌さんが帰りました。 [Sun 5 Mar 2006 23:18:58]
◆七瀬十歌 > さって、還りましょう。風邪でもひかないうちにー [Sun 5 Mar 2006 23:18:56]
◆七瀬十歌 > 努力しろってこと・・・なんですすね。そういうことなんですね・・・・あぁ、わかりました。がんばります・・・・(わけのわからない独り言。酒が入りすぎてるせいなのかどうか) [Sun 5 Mar 2006 23:14:16]
◆七瀬十歌 > こんなに居るんだ、そうわかってても誰とも会えない・・・・そう考えると、少しはやる気が、出る気がするわけなんですよ・・・だって、街にいけば人なんてそれはもうたくさんいるし、簡単に出会えるもの [Sun 5 Mar 2006 23:12:53]
◆七瀬十歌 > たとえば・・・・今見えるあの星のひとつがわたしだとして。この空が世界だとする・・・・だとすると、世界には本当にたくさんたくさん人がいる。でも、世界は、それ以上にどうしようもなく広いから、見えてもなかなか近づけない。会えないわけになる・・・・ [Sun 5 Mar 2006 23:11:03]
◆七瀬十歌 > ・・・・・・ぅーん・・(手ごろに転がってる石を水面に投げ入れる。ポチャンと音が聞こえるけども、実際目には何も見えない。暇?・・・ちょっと違う。つまんない?・・そうかもしれない。だいたい、難しい悩みのような。それとも何でもないような) [Sun 5 Mar 2006 23:03:50]
◆七瀬十歌 > 要はわたしが、わたしであるか・・・そゆことだね・・・・よっ・・と(目をあけて、軽く反動つけて起き上がり。髪や服についた砂を払う) [Sun 5 Mar 2006 22:53:40]
◆七瀬十歌 > まぁでも・・・そういう人生も、あるかなぁ。怖い魔物に、海の底へ攫われちゃったりしてw それで、人間じゃなくなっちゃったりとかねw(想像してみた。たとえ人じゃなくったって、やっぱりこの姿のままがいいなぁ。愛着あるし・・・何になっても、自分が自分でさえあれば、案外何でもいいのかもね。心の清らかな魔物だっているわけだし)・・・道を踏み外しても是、人生と言うものかな・・・?ん、どうでもいいかw [Sun 5 Mar 2006 22:50:24]
◆七瀬十歌 > 夜の海ってすごく綺麗・・・静かで、冷たくて・・・あと、吸い込まれそう。それに、あっちからも何か出てきそうよね・・・・ふふふ、ちょっと怖いかもw(目を閉じたまま、ぐだぐだと思いついたことをひとつひとつ呟いてみたり。本当に、しゃべってないと怖いのか・・・誰かの答えでも期待しているのか) [Sun 5 Mar 2006 22:46:08]
◆七瀬十歌 > ウー・・・ん・・・(腕を頭の後ろで組みながら、ぐぐぃっと背伸びして。そのまま、ぽふっと後ろ向きに砂地へと倒れる。髪に砂がからまるのも別段気にせずに。大の字に近いみたいな感じで、空を仰ぐ・・・そんなに空を見ているわけでもなく、スッと瞼をとじて。別に波の音なんかも聞いちゃいない)んー・・・冷たい。気持ちいい・・・・(5分と待たずになれそうだ。こんなとこで、寝る気もないけど) [Sun 5 Mar 2006 22:40:14]
◆七瀬十歌 > 大きい街の割りに、出会いがないです(むむむ・・と難しい顔で、暗い水面が揺らぐのを見つめて)こう、なんだかもっと・・・期待できるような素適な出会いはないものでしょうかっ・・・・(砂地に指で線をひいては消し。靴は脱いで、脇にそろえておいてある。座り込んだまま・・・何するでもなく夜風に髪をなびかせて) [Sun 5 Mar 2006 22:35:04]
◆七瀬十歌 > む・・・ [Sun 5 Mar 2006 22:32:17]
お知らせ > 七瀬十歌さんが来ました。 [Sun 5 Mar 2006 22:30:42]
お知らせ > シルバさんが退室されました。 『(何処へ往こう)』 [Sat 4 Mar 2006 23:15:35]
◆シルバ > 冷えてきたし帰らないとね、深き闇になる前ね― (言葉を置き換えて話した口調には深い意味は込められておらず不敵に笑顔を浮かべて) [Sat 4 Mar 2006 23:15:19]
◆シルバ > ―――…… 言葉が見つからない (本能的な感覚を感じ取っており人間としては言葉が見つけ辛い。) [Sat 4 Mar 2006 23:11:04]
◆シルバ > それでも夢を見るのは止められないね、目的があるから 小さな夢と もう大きな夢が存在するんだしね (くすり)(小さく微笑んだ。月へ向けての笑顔。静粛に上半身を起こしても未だ月へ定めたまま。) [Sat 4 Mar 2006 23:08:26]
◆シルバ > でも 現実は届かない (右手を呆気無く胸元へ下ろして静かに目蓋を閉じた。) [Sat 4 Mar 2006 23:04:16]
◆シルバ > こうしていると掴めてしまいそうな感覚… (右手が隠れかけている月へ掴もうと差し伸べながら言葉を放した。) [Sat 4 Mar 2006 23:03:24]
◆シルバ > これで満月の夜だったら最高だったんだけどね (目蓋は笑ってなく口にのみ笑っていた。雲に隠れる欠けた月を見上げて視線を定めた。) [Sat 4 Mar 2006 23:01:46]
◆シルバ > ふ――、すっきりしたぁ〜 (口元を笑み浮かべながら気持ち良さそうにしている。両手を枕に作りながら、頭を乗せたが髪は流石に纏めきれない。) [Sat 4 Mar 2006 23:00:07]
◆シルバ > (今だ狼の叫びは止まない。力がある限りに叫び続けた。が、言葉の力が弱しくなると叫び止めた。段々と小さくさせていった。) おおお――… (人間姿にしては奇怪な行動だった。その後から背から倒れ砂浜に預けた。両手足を広々にしており、すっきりした表情を浮かべて笑った。) [Sat 4 Mar 2006 22:57:41]
◆シルバ > うぉおおおお――――ん ( 海岸全体を見渡りながら広々した遥か向こうへ叫んだ。 ) [Sat 4 Mar 2006 22:53:59]
お知らせ > シルバさんが来ました。 [Sat 4 Mar 2006 22:51:25]
お知らせ > 絶影さんが帰りました。 『( 何処かから、また、何処かへ )』 [Sat 4 Mar 2006 21:26:27]
◆絶影 > (ヒトに似た、ヒトと異なる存在が。直ぐ傍に居てもきっと気付かぬ侭。 牙を剥いたそのときになって、初めて気付くのだろう。) …なんと無様。 余にはとても耐えられぬな。 (可笑しそうに、ぶる、と小さく嘶いて) [Sat 4 Mar 2006 21:25:34]
◆絶影 > (生憎と、打ち寄せる波は其の残滓をも洗い流してしまっているが─) …ヒトの集落もいろいろあるものだな。 (ヒトの感覚は、自らを霊長と名乗るにも関わらずずっと鈍いときく。) [Sat 4 Mar 2006 21:22:08]
◆絶影 > (ぴくり、鼻をひく付かせた) ……。 (邪気の残滓を感じる。 妖魅の類でも居たのだろうか?) [Sat 4 Mar 2006 21:19:41]
◆絶影 > (駆ける生き物として生を受けた身としては、痛恨だ。) …併し、いずれは。 (人の言葉で、そう小さく呟くと、遠い遠い水平線へ、目を細めた) [Sat 4 Mar 2006 21:14:17]
◆絶影 > (鬣を擽る潮風に、心地良さそうに瞳を閉じる。 幻獣となり、仙馬となり、只の馬の領域を越えても、矢張り、海を駆ける事はあたうまい。) [Sat 4 Mar 2006 21:12:31]
◆絶影 > ……。( あたりを見回す。 気配からすると、人の街の近くだが、見たところ、近くに人はなさそうだ── ) [Sat 4 Mar 2006 21:10:04]
◆絶影 > (影が追いつかぬほどに早い。 そう謳われる黒い巨馬は、砂洲にて足を留めた) [Sat 4 Mar 2006 21:08:45]
お知らせ > 絶影さんが来ました。 『(地に落ちる影、大地に届かず──)』 [Sat 4 Mar 2006 21:07:19]
お知らせ > セオドアさんが帰りました。 『帰るか。(ガシャン!闇が訪れた。)』 [Sat 4 Mar 2006 19:46:21]
◆セオドア > もう会いたかねーっつんだよ。俺に釣竿くれたらとっとと消えろ!死ね!(忌々しげに、水死体に唾を吐く。唾は海で、音も立てずに飲み込まれた。)あー…(がりがり。頭を掻いて、ランタンの灯りを眺める。) [Sat 4 Mar 2006 19:43:57]
◆セオドア > (竿に掛かる負荷と手応えが軽減されていくのが分かる。獲物が浮上してきたのだ。にぃと笑み、竿を引きながら岩場より乗り出す。掛かった獲物を見定めんとし…)っだ、クソ!(海に竿を投げ付けた。竿の先、糸が繋がるのは、波に漂う漁師風の男。死んでいる。) [Sat 4 Mar 2006 19:37:51]
◆セオドア > (ぎゅん、と竿が大きく撓る様子に寝ぼけ眼が見開かれた。釣り針が大きく沈み込み、波に揺られなくなった証拠だ。)わ、と、と。(慌てて立ち上がり、竿を両手で握り締める。踏ん張って…)あー、どーすりゃいいんだろうなコレ。とりあえず引くか…ッ!(竿がへし折れんばかりに、ぐいぐいぐい…!) [Sat 4 Mar 2006 19:34:14]
◆セオドア > (男が竿の前に座り始めて、まだ30分。釣りで獲物を待とうというには、あまりにも短過ぎる時間である。)海は臭せーし、髪はガビガビんなるし。いい事ねーなー。帰るか。(海睨みつけ、髪をぐしゃぐしゃと掻き乱した。)…ん。 [Sat 4 Mar 2006 19:30:25]
◆セオドア > (思い出したように、自分の目の前で揺れる釣竿に眼を向けた。ごく僅かな撓りと揺れは、魚が示すものでは無い事くらい分かる。最早竿に掛ける期待も失せて、男は暇を持て余していた。)あー、釣りつまんね。 [Sat 4 Mar 2006 19:24:48]
◆セオドア > (ざざん、ざざん。寄せては返す波の音。彼等は岩にぶつかり弾け、時折白い頬に生臭い塩水を届けてくれる。最初は新鮮味があったものの、今では男の瞬き一つ誘う事はなかった。 男の口が大きく開く。)ふあー、ぁ。(大欠伸。涙の滲んだ目元を擦った。) [Sat 4 Mar 2006 19:21:50]
◆セオドア > (頬杖付いて、何も喋らない口は半開き。岩場に座る男の傍らには、ランタンの灯りが煌煌と闇を押し退けていた。 黒い眼は、遠く遠くで揺らぐ海と闇空の境目を見定めようとしていた。なんとなく。) [Sat 4 Mar 2006 19:19:32]
お知らせ > セオドアさんが来ました。 『(ボケー。)』 [Sat 4 Mar 2006 19:17:25]
お知らせ > クロアスさんが帰りました。 『(自己嫌悪になるまえに、さっさとずらかりましょう)』 [Sun 26 Feb 2006 14:52:46]
◆クロアス > よしと・・・帰ろうかな。(ああ、一人でこんなことやっているとやっぱり悲しくなってきますよ。 はたから見ると、ただの痛い人じゃないですか) [Sun 26 Feb 2006 14:51:58]
◆クロアス > (延髄から落ちた僕は、なんだか直立落下式ブレンバスター喰らった気分でしたよ。 落ちたところが砂じゃなかったら確実に死神が迎えにきていましたよ・・・) とりあえず、お魚ゲッツ!(砂まみれになったお魚を見つけると高高と掲げて。 おかずハンターは勝利を収めた!) [Sun 26 Feb 2006 14:49:01]
◆クロアス > おおっ♪ (でかいですね。いい感じのサイズです、腹いっぱいになれるサイズです 大きさ的にはティッシュ箱サイズですが、丸々と肥えていて・・・)―――えっ? (釣り糸にぶら下がったお魚君は遠心力に乗って・・・・もちろん僕はさおを持っていて両手が塞がっています。 結果 ) ギャフン (古臭いセリフと共に、お魚アタックを喰らった僕は岩下の砂地にまっ逆さま) [Sun 26 Feb 2006 14:41:02]
◆クロアス > キタッ!(ぴくりと反応さおの先。慌てず急がず。 うむぅ・・・・並みの影響か、大物かどうかはわからない。)(適当に、発言秒数下一桁が多いほうが大物小さいほうが小物 0だったらばれた ということで・・・) 勝負だ俺のおかず!(ぐいっとさおを引き上げて・・・) [Sun 26 Feb 2006 14:36:47]
◆クロアス > (あ〜自分今暇人だなぁって、そんな風に思いながら。 魚なんて商業地区に行けば五万とあるのに、お金もそんなに少なすぎるという風でもないのに・・・) いえ、ただ暇つぶしが好きなだけなんですよ・・・(独り言ボソリ。俯いて岩肌を眺めて) [Sun 26 Feb 2006 14:34:00]
◆クロアス > (貧乏人のことをよく考えて作られた、まごころの一品だ。 潮風が吹き付ける中、かりんとうを一つかじって) (いやはや、つりというものは忍耐力が必要でして・・・その分には得意ですよ、私。)うん・・・いい天気だ。(何気なく空を見上げて) [Sun 26 Feb 2006 14:30:38]
◆クロアス > (PL的に、簡単につれては面白くないので発言の秒数下一桁が0のときだけ釣れたと言うことに致しましょう。 それまでは、まさに暇ですよ) こんなときこそ・・・・(コートから取り出したのは紙袋一つ。 いつものことで、当然中身にはお菓子が入っています) しかも今日はかりんとうなのだ! (パン耳(タダ)で作ることが出来る、低コストお菓子。 これを考えた人は偉いと思う) [Sun 26 Feb 2006 14:21:51]
◆クロアス > 海って広いなぁ・・・自分がちっぽけに思えてくる。(波音が響き渡る海岸で、釣り糸をたらしながら。 狙いは大物、今晩のおかず ) [Sun 26 Feb 2006 14:16:26]
お知らせ > クロアスさんが来ました。 [Sun 26 Feb 2006 14:14:52]
お知らせ > 炎涼さんが退室されました。 『( 深呼吸をして去った――。 )』 [Sat 25 Feb 2006 23:48:42]
◆炎涼 > 暗くなった、し……もう引くとするか ( 一言を呟いて、自警団を考えた。 それから日本刀を拾って、鞘へ納める。 ) [Sat 25 Feb 2006 23:48:01]
◆炎涼 > いやいや、気のせいに決まっている うん、決まっている――。 ( 実際に狙われているのでもないからさ。きっとにそうだ。そう考えた方が無難だろう。 ) いや、……自警団…… ( 言葉を詰まらした。もう考えないって決めたのに、まだ考え込んでしまう! ) 何もせずに行かないよりは、いいんだろうな いいんだよね ( 片手で頭を掻き回した。 覚悟は決まった。いざ ゆかん! パシッと自ら、頬を平手で叩いた。 ) [Sat 25 Feb 2006 23:46:24]
◆炎涼 > え、ええ……っ!? ( ただならぬ何かを感じた。 思わず警戒心を感じた。 慌てて周囲を見渡らしていた。 ) 明日は、気向いたら――行ってみようか、な [Sat 25 Feb 2006 23:35:12]
◆炎涼 > 何か不穏な気配―― ( びく、肩を小刻みに震わせた。 驚くように目を丸く開きながら、冷や汗が感じた。 ) [Sat 25 Feb 2006 23:30:26]
◆炎涼 > 良いことをすんのも、案外に気持ちいーかもしんないしね ( 小さく笑いを溢した。 口元を吊り上げるようにしていた。 ) [Sat 25 Feb 2006 23:26:06]
◆炎涼 > ――うん、仕事内容とか知らないから聞いてから決めてもいっか…… ( 自信が無いというか。気にしてないところだろうか。 ) それまでは見つかれば、良いんだけどね [Sat 25 Feb 2006 23:25:06]
◆炎涼 > 自警団、か―― ( 市へ、振り向いてから 言葉を小さく呟いた。 ) 一人のためで無いのは、 いや そうでも無いか ? ( 複雑な感情にのめりこんでしまいそうだ。 腰へ取り付けた刀を、砂浜へ落とした。 ) [Sat 25 Feb 2006 23:19:33]
◆炎涼 > そういえば、ここ―― ( 体温下げて鳴らしてから、辺りを見渡らした。 ) 初めてだった、かな ? ( 物覚えが悪い人から出る言葉だ!そりゃね。 首を傾けており、明るい市へ振り向いた。 ) [Sat 25 Feb 2006 23:15:43]
◆炎涼 > っと――、 ( 突然と冷たい風を襲われれば、目を細めた。 ) 寒い、寒いな……! ( 羽織をバタバタと煩く羽ばたく。左手を身体に抱えた。思わずとね。 体温を少々、周囲に合わせるように低く下げた。 ) [Sat 25 Feb 2006 23:13:26]
◆炎涼 > いやいや、 ( 顔を見上げた。現実から逸らすように目瞑っている。 ) 難しいものだ、 難しい―― ( 完治する前に何とかせぬば ) [Sat 25 Feb 2006 23:00:34]
◆炎涼 > 転職も考えたけど――、 ( 躊躇から言葉を詰まらせた。 ) [Sat 25 Feb 2006 22:55:05]
◆炎涼 > 主君が見つからないでは話にならない。 ( 目を座らせて、大きな溜息を吐いた。 ) しかし、暑苦しいよーな 息苦しいよーな ( うへぇ、と顔を下へ落とした。 ) [Sat 25 Feb 2006 22:51:25]
◆炎涼 > 骨折は大変だな 大変 ( 生活にやっぱり問題あるっ!ギプスを取り付けて、首から布でぶら下げている。 左側に刀一本だけ取り付けており。 まだ、足を歩めることを止めた。 ) [Sat 25 Feb 2006 22:44:14]
◆炎涼 > 目上に叱られちゃね… ( 無茶せんように、また思い出しながら 思わず顔顰めた。 ) ――うん、 うん ( 一人で勝手に納得をした。 ) [Sat 25 Feb 2006 22:41:02]
◆炎涼 > ――ああ、反省 ( 砂浜の上に、踏み出し歩き続けて砂音を鳴らす。 ) 反省だね。 ( 新調したに関わらず、慣れる為に着物に羽織を帯びており。 ) [Sat 25 Feb 2006 22:36:23]
お知らせ > 炎涼さんが来ました。 『( ジャリ、ジャリ―― )』 [Sat 25 Feb 2006 22:33:48]
お知らせ > 錫音さんが帰りました。 『「月見ればぁー 酒が進むぁ 月見酒っとぉー!」 酔いどれた歌声を響かせて』 [Thu 23 Feb 2006 23:35:24]
◆錫音 > ふッ はぁーっ! 波音聞きつつ、お月サンなぁ下で飲まぁ酒っとぅんも… 中々ァ乙なモンじゃぁーのぅ… (何時もの…酔いどれた調子の声をケラケラと上げて、砂浜から街の方へと足を進めていくだろう。 シャリシャリと、砂の上を歩く度に砂を鳴らし… 足跡を刻みながら そして ) [Thu 23 Feb 2006 23:34:28]
◆錫音 > …… 三寸軽く切り込むなぁ… ちぃっとぅ深ゥし、荒ァ… まっ…矢張ァ、ウチも未だ未だ未熟っとぅ事ァーな( そして、チン…と唾鳴りの音を響かせて太刀を収めれば… 何処か可笑しそうに笑う様な声音で言葉を漏らし、腰元に下げた瓢箪へと手を伸ばし… ) …… 無駄に脳から臍まで斬る必要も在らん。三寸切り込まぁ人ァ死ぬ… っとぉ言うが―― やっぱァ…言うは容易ゥっとぅけぇのー… (伸ばした手が瓢箪を掴めば… 栓を抜き、口元へと運んで行く。 口を付けて傾ければ、当然の様に瓢箪から喉へと流し込まれるのは、酒… 一度二度、と喉を鳴らしてソレを喉に通していけば、やがて――…) [Thu 23 Feb 2006 23:30:34]
◆錫音 > ――――――……… (振り下ろされる太刀が描く軌跡は、正面からの一刀両断か? それにしては、妙に浅く… 唐竹割りに断ち割る程の力を篭められていない一閃。 ソレを振り下ろし… 刃の切っ先を砂浜ギリギリに落とせば… また暫し、虚空を睨み―――) もぉちぃとぅ… 浅ゥとぅ方が良ゥとぉな… こらぁ(―― 不意な呟き。酸素を求める様に胸を上下させ、息を僅かに荒げながらも、その言葉を吐き出せば、太刀を振り下ろした侭だった姿勢を正し…そして振り下ろした太刀を鞘へと戻していくだろう ) [Thu 23 Feb 2006 23:22:30]
◆錫音 > ――――…… ッ ふぅ( それから、暫しの間舞い続けていれば… 不意に、腰の高さから脳天の高さ辺りまで切り上げた姿勢で動きを止め… 暫し、じっと前を見据え睨む。 無論、見据える先にあるのは、虚空。何も無い…対峙する剣客も手合わせする相手も居ない、誰も居ない空間。 ) ―――― 疾ィ ッ !(けれども、鬼娘の瞳は…其の空間へと脳裏に浮かぶ何かを映し出したのか… 一呼吸の後に、振り上げた太刀を翻らせて、一気に振り下ろさんとする。 足を強く踏み込み、砂の音を、一際高く、高く鳴り響かせ――…… ) [Thu 23 Feb 2006 23:15:19]
◆錫音 > ――――― ゥッ (一振り袈裟懸け、二振り横薙ぎ、三振り逆袈裟…と、留まる事無く太刀を振るい、銀光を煌かせ… ) ――――…… シャ ッ (… それでも、まだ太刀は止まらない。 次第に肌から滲む汗を周囲に飛ばし… 風切り音や砂を踏む音を激しいソレへと変じていきながら、尚も… そして速さを増さんとする様に、舞い続け… ) [Thu 23 Feb 2006 23:05:04]
◆錫音 > ―――――…… フゥ ッ(銀光の正体は、虚空へと振るわれる太刀が月光を浴びて輝くソレ。 吐き出す呼気の正体は、浜辺にて太刀を握りて舞う鬼娘のソレ。 一度振りぬけば、銀光が一つ生まれては消え… 生まれては消え…) ―――…… ハァ ッ(その光が消えるよりも早く、速く、新たな銀光を生み出そうとする様に、何度も太刀を振るい、虚空へと一閃させる度に銀光を生み出さんと、砂浜の上を舞い続け… その舞いに合わせ、波音に混じり響くのは…太刀が風を切る音 ) [Thu 23 Feb 2006 22:51:42]
お知らせ > 錫音さんが入室されました。 『月下。波音響く浜辺にて、スラリと走るは銀光 波に混じるは呼気』 [Thu 23 Feb 2006 22:43:06]
お知らせ > ティエンさんが退室されました。 『 …でも、場所知らないんだよねー…… ( 呟きは 今度こそ潮騒の中。 )』 [Thu 23 Feb 2006 05:36:55]
◆ティエン > ( 何を? なんて問いかけが巡る時点で 色々駄目っぽい。 ――… 取り合えず ) ええと、まずはー… お墓参り って、言っていいのかな…… ( まだ 絵具の匂いが染み付いている気がする 指先。 同じ指で触れて 抱いた ぬくもりのない小さな身体。 ――… 動かない赤子の重みは まだ此処に残されている気がして。 悼むことも出来ないものが、緩々と瞼を伏せる。 此処は、形骸の幻想。 墓碑のない群れのようで けれど、それは幻だから。 ――… 埋められているのは 此処じゃない。 理屈だけじゃなくて、感覚にもきっちりと言い聞かせたら 立ち上がろう。 ) [Thu 23 Feb 2006 05:36:34]
◆ティエン > ( 見渡す浜辺は 砂の世界。 ――…並び立つ墓碑の影こそ無いけれど 此処にも、何かが埋まって――… は、無いか。 足元の砂を掘り返したくなる錯視を振り切ろうと、緩々 頭を左右に振る。 ―…此処は夢の中とは違うから この砂が 、 だなんてことは 多分無いんだ。 さく り 。 触れる粒子は 少し湿って ほら。 夢の中みたいに、さらさら 乾いてはいないんだから。 ) ……駄目だなぁ。 暫く離れると、忘れそうになる。 [Thu 23 Feb 2006 04:51:27]
◆ティエン > ( 閉じ篭っている間に 月はどれくらい巡ったのか そんな事を数えるのも忘れてた。 黒々と漆の漆黒 冬から春へと至る途上の空はまだ 塗り潰された黒の海。 明けに届く前の世界が抱くのは 半分から少しだけ欠けた、下弦の弓。 光だけが冴え冴えと 遮蔽の無い砂に波の陰影を象っている。 手を伸ばせば、其処だけが影になるから これが光だって分かる程度の 淡い色。 ) ……似ては、いるのかなー…… ぅん。 ( 翳した袖も 覗く指先も モノクロームの片側で 色彩から見放された 夜のもの。 ――… 白々と明けた空の下では、居場所も無い。 錯覚のような自覚は、ぼんやりと染み付いて。 何の変哲も無い砂の景色に 夢の残滓を当て嵌めて 無茶な解釈を組み立てる。 ) [Thu 23 Feb 2006 04:08:46]
◆ティエン > ( ――… あの世界が 砂礫の国みたいなものだから。 こんな風に、確かめたくなるんだろう。 現実の砂 何処か塩辛い空気 ざらざらと馴染み切れない ほんもの。 ―…響く潮騒が この大地がまだ生きているのだと知らせてくれるから 砂の海が幻だって そんな風に納得するための儀式。 ――… それにしても、懐かしい。 あんな世界は、見た事も無いのに。 ) ……なんで だろ ( 宛先の無い問いかけの拍子 砂が口の中に入って 声も舌も酷くざらついた。 べ、と舌を出しながら もそもそ 上体を起こす。 ) [Thu 23 Feb 2006 03:23:03]
◆ティエン > ( 久しぶりだと思う。 ――… 何が? こんな風に、外で砂に埋もれる事。 塩気混じりの風を感じること。 無目的な己の 「 音 」 を、耳にする こと。 ――… 伏せた頬に細かな粒子を感じながら くるくる 思考は巡る泡沫。 弾けては消える 泡のゆめ。 ) …… そういえば、久々に見た なぁ…… ( ゆめのはなし。 ――… 延々と部屋で 絵具とキャンバスに向かい合っていると いつもより見易くなる 馴染んだ夢。 ) [Thu 23 Feb 2006 03:05:48]
◆ティエン > ( 砂礫の景色と言うには、まだ 穏やか過ぎる。 無数の砂粒に地表を埋め尽くされた、浜辺の上。 保護色もどきの白外套が べっしょり うつ伏せ。 ――… 呼吸で上下する肩も無いんだから、何処の死体なんだろう。 間違っても居ないのが、きっと問題なんだ。 ) ――… ぁー…… ( 砂に埋もれてしまう声音は 吐息も殆ど伴わないから、音にもなっていなくて。 潮騒混じりの風に 混じることも出来ずに消えてしまう。 ―…耳にだけ、ざらついて響く。 ) [Thu 23 Feb 2006 02:56:26]
お知らせ > ティエンさんが入室されました。 『( 砂。 )』 [Thu 23 Feb 2006 02:54:15]
お知らせ > ソードさんが帰りました。 『少し火照った顔のまま一緒にあるいていき・・・』 [Wed 22 Feb 2006 22:07:27]
お知らせ > フィオさんが退室されました。 『チョコのおかげで帰り道は甘かったかも知れない』 [Wed 22 Feb 2006 22:06:04]
◆ソード > (二人とも花嫁、という逆転の技があるかもしれない?とか思いつつ) …そっち(ぽそ、と言い返したりで) あ、うんっ(差し出された相手の手を取って、すたっと立ち上がり) [Wed 22 Feb 2006 22:02:41]
◆フィオ > (出来れば可愛らしい黒耳の貴方が花嫁であることを) 可愛いのは、どっちだよ (ぼそっと、聞こえるか聞こえないかの声で呟こう) ――と、そろそろ遅いし。送ろうか? (立ち上がりつつ尋ねよう。チョコは利き腕の左手に持ってある。立ち上がるのならば右手を差し出そうと、かがめば上から貴方を見つめた) [Wed 22 Feb 2006 21:57:27]
◆ソード > (どちらが新婦役かでかなりもめそうなあれだけど、きっと歴史に残りそうで)…ま、まあ…可愛いってことで(うんうん、と納得、勝手にしていたりで)ま、もう暖かくなってきたし、大丈夫、だよ(多分…と。 チョコを渡せれば少し顔色も落ちついて)こっちこそ、よろしく(にこ、と笑顔でいって) [Wed 22 Feb 2006 21:55:28]
◆フィオ > (飛び跳ねながら新郎新婦入場。歴代に残る素敵な結婚式を) 挫折、だと思う? (本当にチンプンカンプン。鸚鵡返しで会話は進んでしまった。ヨクワカラナイ同士でよかったことは言うまでも無い) そっか・・・・こまさんも色々大変だったんスね。 (自分も野宿だったからそれは分かる。言わないで頑張っていたのは凄いなと感心しまくりである) ――本当に、ありがとうな (大事そうにその箱受け取ろう。中身は家に帰ってから 文字 の部分から食い荒らすであろう) これからも、よろしくな (顔赤らめて頭をかこう。照れくさいのが心地よい。なので始終笑顔だ) [Wed 22 Feb 2006 21:47:07]
◆ソード > (結構いいかもしれない、と思っていたりで)ざ、挫折……なんだ?(良く分かってない表情…不思議そうにしていて)うん、色々大変だったみたいだからねー…(野宿とか色々してたし、と少し遠いメで思い出してて…)(ピンクの可愛いラッピング、中身はあい・らぶ・ゆー という文字と 義理 という文字が刻まれた謎のチョコを手渡す事に成功で)うん、楽しみにしてる、よ(クリスマスはあけておかねば、と此方も良く分かってない少年、納得していて) [Wed 22 Feb 2006 21:41:23]
◆フィオ > (キョンシースタイルで結婚式の鐘を鳴らす。素敵な場面万歳) 納得というか、挫折? (ある意味失礼な発言だが一番近いので何とも言えないという。うーんと唸るが、親友面は敢えて眺めよう) こまさんは、お金欲しかったみたいスね (色々と頑張ってるんだぞーと、何気此方も親友面でソードへの何故かガンバレの応援。微笑んで送る) (覗き込んだ相手はチョコをくれるらしい。嬉しそうに笑って、セスタスをはずした手を差し出そう) ありがとう (ハートのチョコ、受け取れた事より。相手が持っていたことの方が嬉しかった) お礼は、いつか家に行ったときにするッス (その時はクリスマスだな、と遠い予定。ホワイトデーでないのはその存在を知らないからである) [Wed 22 Feb 2006 21:35:39]
◆ソード > (その時に備えてタキシードを用意せねば…とか思いながら)…納得…?(こく、と首をかしげながら… 相手の悩み、さっぱり気が付いてない奴で…(そのくせ親友面))同じ仕事……こま、色々やってるんだ…な…(腕利き拳闘しと同じ仕事…と言われてちょっと息を呑んでたり)いいよ、大歓迎するよ。(嬉しそうな表情で…家は狭いけどね、と笑いながらつけたしつつ) ……持ってる、よ………うん、ならあげる。(本命チョコを要求されていると思ってちょっとドキドキしながら、鞄からそう大きくない…ハートのチョコを取り出して) [Wed 22 Feb 2006 21:27:53]
◆フィオ > (いつしか嫁?に出るときに実家からとってこようと無謀な発言を突っ込んでいく) ――そういう反応って。 もうイイス (ため息ついて諦めようと思った。どうも自分はガキ臭すぎるらしい。其処が少なからずノコンプレックスなので直そうと考えた日) こまさんは知ってるッス。同じ仕事もしたから (ワッカつなぎ。何気楽しかったイベントでよく覚えてる、と頷いた) いいなぁ。今度泊まりいっていいか? (その際は動物王国の皆様に甘いものを差し入れしようと思う。タップリと。狼さんがいるとなれば 狼さんが 大変な眼にあうはず) ん? (顔が赤くなって何かごにょごにょといった相手。其方へ向きなおして覗き込もう。して) ――チョコ、持ってるのか? (勘違いなのだろうが、チョコを持ってたら出来れば貰いたいなと思った。笑いながら) ソードのチョコなら、ほしいッス (素直に白状。 『仲良しだから』) [Wed 22 Feb 2006 21:16:52]
◆ソード > (民族衣装…きっと似合うであろうフィオ少年を夢見つつ…)……そういう反応とかするから…(真っ赤だよ、と小さく呟きつつ笑っていて)うん、こま…たしか知ってるよね?(後、狼とか猫もいるよ、と…いつの間にか動物王国の家で)ふ、ふ…いいでしょ?(来る時は是非お土産を、と…さり気なくいいつつ。 きっとお泊りコースでおもてなしするだろう、夜は狭いベッドで全員すしずめか) えー…… そ、そんな…僕からのチョコじゃないと本命は駄目なんて…(赤くなって照れてみる。当然だが勘違い) [Wed 22 Feb 2006 21:10:55]
◆フィオ > (フォーウンの結婚式姿はそれはきっと綺麗だろう。民族衣装で飾って。もはや他人事なのは言うまい) ――・・・・・・・・・・・・・いや、あの。それは違うッス (可愛いといわれるよりカッコイイを目指したいお年頃。シメはしないが恥ずかしいのか耳を赤くしよう) こま・・・こまさん!? (図書館で会った子の名前) いつのまに同棲――。 (いよいよ楽しそうである友人宅。絶対押しかけようと心に誓ったとか誓わないとか) 本命 (聞こえた言葉にうっすらマユ顰めた) 俺、本命だともらえないな (勝手に 本命 をもらう前提で進ませた話。反応を見られてるとは知らずに本音ポロリ落とした) [Wed 22 Feb 2006 21:02:23]
◆ソード > (きっと未来にはウェディングドレスを着た拳法家少年の姿があって…(ぇ)) もう間違いない、って思ったよ。(シメられそうな事を真顔でいいながら頷いていて) 可愛い、ってのは見た目だけじゃなくて行動とかそういうのも含むからね〜…(大丈夫、フィオなら、と優しく励まし)…(見た、と言われてちょっと赤くなって)実際子供だし、こま…(名前をあげつつ呟いて…)…うん、僕が会った人が…わざわざ僕に言うということは…多分『本命』って奴だよ。(愛の告白つきかも?とか、ぽそっと囁いて反応を見てたり) [Wed 22 Feb 2006 20:56:21]
◆フィオ > (愛と友情紙一重。将来的にも見えない関係は何なのか) 可愛い拳闘使い・・・・・・。 (ふむ、と考える。少なくとも自分以外だと決め付けた。最近戻った中に強く可憐なヒトがいると聞いたが、きっとその人だと予想) 若いけど、可愛いのは別だと思うッスよ (違うさ、と手ふって否定) あだっ (ぺちっと音がして、ふさふさの尻尾が擦れた。頬摩って) 見たは見たけど (見たのか) 子供っていうからびっくりしたッスよ (頬は薄っすら赤くなるし、チョコはもらえないわで散々である、が) ――俺に? (ぽかん、と口あけて其方みよう) 俺にくれるって、誰かに会って聞いたような口ぶりっすね (いや、きっと何処かで自分の知り合いにあったんだろうと予想。誰に、までは考えもつかなかったが) ――まぁ、もらえたら嬉しいな (本当に楽しみのような表情で微笑もう) [Wed 22 Feb 2006 20:51:57]
◆ソード > (そう二人の間にある絆…それは…愛(違)) なんか可愛い拳闘使いがいる、とか言っていたような…(それは剣闘士の評価としてどうなのだろう、という所だが… まあそこそこ若くてピチピチだし人気はあるらしく) (無言で一発、尻尾パンチをフィオの顔面にぺしっ!と…威力は全然ないけど)男だよ、お風呂、一緒に入ったじゃん。(同居してるんだよ、と苦笑しつつ説明をして) (予想通りだったか…と少し涙ぐんで)…だ、大丈夫、だよ、ほ、ほら、えーっと…誰かがフィオにくれるよっ?(実はとある知り合いがフィオに渡す、といっていたのだがそれを教えるとあれなので、そこは黙っておきつつ励まして) [Wed 22 Feb 2006 20:45:52]
◆フィオ > (此処でどちらかが鋭いと別の冷たい風が吹き込んでくる。それを遮る何かがフタリの絆なんだろう、と言ってみる) ――俺の名前? (鼻でふっと笑った) どうせ上の人の皮肉だろうから流してくれると嬉しいッスよ (にんまりと笑ったままそんな事いったが、実際殺してはいない。この目の前の友人が見に来るのであればなんともお粗末な話であろう。強いと聞けば嬉しいが、実際どうなのだろうかと悩む場所もあった) 家の子・・・・・ソードは女だったのか? (まさかな。勘違い此処で一つ。子達と聞けば自分の子供。産んだのか?という話を不思議そうな顔で問いただそう) (肩で笑う相手。がっくりうな垂れて) 貰ってない。俺貰ってない (2月14日の意味さえ、3日すぎてから知ったような奴だ。 流石にファンから送られてくる事も無い。寧ろファンがいることさえ謎なコイツ。義理さえ貰い損なったという悲しいお知らせである) [Wed 22 Feb 2006 20:38:18]
◆ソード > (吹き飛ばされた風、残ったのは二人の少年。際どい所だけど微妙に鈍いところがあるので上手くいってるみたいで) 最近、フィオの名前、コロセウムとかで結構聞くし(強い、って聞いた、と…少年自体は足を運ぶ事が無いのだけど客の話から分かるらしく)勿論、美味しいの…家の子たちも連れてかな〜(この年で子持ち、というわけではなくて同居人のことらしく。料理はきっと団子だらけ、とにかく全部丸くして串に刺して持って来るだろう)(強張った笑顔に小さく肩を震わせて笑いつつ)もらえないわけないよ、ねー…やっぱりフィオは一杯貰ったり?(コロセウムに来るファンの子とかから、と…血なまぐさい殺し合いもあるあそこにそういう乙女チックな子がいるかどうかはともかくで) [Wed 22 Feb 2006 20:32:34]
◆フィオ > (顔が青いのは仕様です。) [Wed 22 Feb 2006 20:27:55]
◆フィオ > (生暖かい風は団扇で吹き飛ばしてしまおうと思う。 座り込んだ其方を見つめたまま、今をのんびり過ごすつもり) うん、まぁ。俺は体動かすほうが好きっすね (にんまり、と笑ってその言葉へ返事を。バカには確かに 誉め言葉 に聞こえたようだ。周りから見ればきっと二人の会話はきわどいのだろう) お花見かぁ。ソード、ご飯作ってきてくれよ (一緒に食おうぜ、と。彼女へ弁当促す彼氏の言葉。何気に友人のご飯がおいしいのは承知済み。作ってきてくれるというならば遠くまでも行こうとかそんな欲望含んだ。 して) ――もらった? (のんびり会話の中で表情が笑顔のまま固まったはず) そ・・・・そうだよなー。貰わないわけないよなー。 (当たり前だよな、なんて満面笑みで肩をポンポンと叩こう) [Wed 22 Feb 2006 20:27:32]
◆ソード > (因みに義理) [Wed 22 Feb 2006 20:22:46]
◆ソード > (避けられない未来、とか何とか生暖かい風がうねうね。 どうもポエムに目覚めたわけではないようなので少しがっかり、凄く安堵して)そ、そう、だよねー…フィオは文を考えるより、身体を動かすタイプだし(聞き方によっては凄い失礼にも聞こえる気がする事をいいつつも凄く納得してて)そそ、春!お花見とかも行きたいし(釣りのポーズをする友人に笑いつつ、また大きいの釣りたいね、と頷き。 チョコの話題、不意に振られて…)貰ったよ、動物の形をしたやつ。それも格好よい人から(にぱっ、と得意げな笑顔で、答えてみた) [Wed 22 Feb 2006 20:22:40]
◆フィオ > (お寺が存在する。そしてSM的なちょっと危ないプレイ。きっと元祖はぴしぴし。絶対拒否ってしまいそう、と風が囁くそうな。 はてさて、やっぱり勘違いされていたようだ。頭をぽっりぽりと掻いて) あー・・・・。違う違う。詩とかそんなんじゃないっすよ (第一、知力が2と言う事実。物事理解は出来るが応用は出来ない。悲しき事な) もう、春も近いもんな (此処で釣りした仲だし。そんな事いいつつ、竿振るまねしてみよう。何度も遊んだ友達という認識で此方も顔は緩んだまま) そういえば (ふ、と何かを思い出し。顔がニヤリとする筈) ソード。チョコレート何てもらったッスカ? (自分は0.ドキドキして聞いてみる) [Wed 22 Feb 2006 20:17:18]
◆ソード > (痛みに耐えていく内に痛みが気持ちよくなって不死身のタフネス修得、おめでとう中級化だったかもしれない、とか謎の幻聴がして)う、うん…ポエム、詩かな?(俺のポエムって本を出してみる予定とかないの?とちょっとドキドキしつつ(?)尋ねてみたり) そそ、温かくなってきたからお散歩…夜釣りもやりやすい気温になってきたし(確認も取らずに、こちらを見下ろしてくる友人の隣に座って寛いだように足を伸ばす、久しぶりに会えたのでついつい顔は綻んでいて) [Wed 22 Feb 2006 20:12:23]
◆フィオ > (何気にみねうち並みに痛い和尚様のぴしぴし。一歩間違うとお寺PLAY) やっぱりソードか。久しぶりッス (起き上がれば髪の毛などに入り込んだ砂はらって、其方に満面笑み向けよう) ぽえむ? (何が?と首をかしげる) 何の話ッスか? (よくわからないが何か勘違いされているかもしれない、そんな不安は今回生まれなかった。実際に思ったことでもあるのだから) 今夜は散歩? (軽く見上げるような状態だろうか。じーっと其方見つめたまま) [Wed 22 Feb 2006 20:07:41]
◆ソード > (場所がお寺だったりで、少年ではなくて棒を持った和尚さんなら『未熟者め』とか言ってぴしぴし叩いたかもしれないが、当然そういうのではないので)……あ、はは……そ、そうだよね、いきなり背後から膝蹴りとか〜ね…っ(誤魔化すように笑って友人に同意しつつ姿勢を直し)こんばんは…もしかして…ポエム…作ってた?(ちょっと頬が赤くなりながら、聞いてみた) [Wed 22 Feb 2006 20:03:27]
◆フィオ > (何度も吸って、はいて。たまにはやってみたいちょっぴり シリアス な心。そんなの裏腹に何処かで過去の思い出が到来しそうな気配。おかまいなしにそんな事思っていたのだが) ――・・・・・・・・・・ん? (眼開いた。何かが砂を踏む音。近いか、近くないか。考えて) しっかし、今も物騒な世の中。襲われたら嫌っすねえ (わざと大きな声でそんな事言ってみた) [Wed 22 Feb 2006 20:00:45]
◆ソード > (何となく食後の散歩にやって来た獣人の少年。友人らしい人影が砂浜に座っているのが見えて、背後から襲おう…もとい、挨拶をしようと思ってそろそろ忍び足して近づいていたら…何となくろまんちっくな言葉が、予想してなかった友人の口から聞こえ、思いっきり大きな音を立ててしまった) [Wed 22 Feb 2006 19:57:37]
お知らせ > ソードさんが入室されました。 『ザリッ、と砂を踏む音がして…』 [Wed 22 Feb 2006 19:55:38]
◆フィオ > (不思議な事に、心地よすぎて息をしてるのがおかしくなる。そしてたまに息を止めるのだ) ・・・・・・・・・・・・。 (心臓がドクドクと強く打つ。苦しくなって肺が痛くなる。我慢できずに息を大きく吐いて新しい空気を肺へ送り込む。 そこで思う) 息すって、イキテルからいいんだ (そんなこと。当たり前なのに呟いた) [Wed 22 Feb 2006 19:54:36]
◆フィオ > あー。いいッスねー。波の音 (ぼんやりと呟いて、後ろへ倒れた。髪の毛にも砂が絡む。静かな場所、何度も寄せてはひいていくゆったりした波の音。体全てが砂へ溶け込んでしまえ、そんな事を考えた事もある) ―――・・・・・・・すぅ。 (自分の呼吸音を感じる。誰も来ないならばこのままゆったりと時間を過ごす、それだけでも飽きない自信があった。正直絶対に安全ではない場所なのに、ただ寝転んで背中の温度が冷えるのを感じる) [Wed 22 Feb 2006 19:50:47]
◆フィオ > (訓練した場所。友人に襲われた場所。懐かしい記憶ばかりである。一部除いて) よっこらしょ っと (トサッ。砂の上に力なく座り込んだ。尻に柔らかく、冷たい砂の感触。大きく大きく息を吸えば、ゆっくりと吐き出した。眼をつむって、波の音を楽しむかのように) [Wed 22 Feb 2006 19:46:43]
◆フィオ > (生憎、雲が月を隠してしまっているのでその一帯は嫌でも 暗い という話。普段なら見える、真っ黒い布の上に現れる綺麗な銀色円も見えない) ――ま、いいか。この匂い嗅ぐだけでも (夏ほどではないが鼻をつく磯の匂い。何度も来て、何度も立ち去ったこの場所はやはり 好き といえる) [Wed 22 Feb 2006 19:43:51]
◆フィオ > (日も暮れた『夜』という言葉の似合う時間帯。それでも海が見たくなった) [Wed 22 Feb 2006 19:41:08]
お知らせ > フィオさんが入室されました。 『急に』 [Wed 22 Feb 2006 19:40:25]
お知らせ > 黎明さんが帰りました。 [Thu 16 Feb 2006 01:51:36]
◆黎明 > ( 視線の先には、 静かで 暗い、海。それは、いつまでも 変わることなく――。 ) [Thu 16 Feb 2006 01:32:17]
◆黎明 > ……『水』は、平気なのに…。 ( 思うは、先日の―― ) ――…弱い、のかなぁ…。 (己が『火』に怯えてしまったコト。御主人は、庇ってくれた けれど。) ………『強く』、なりたい な…。 ( 大切な人を、困らせないため、の。『強さ』を、欲して。 ) [Thu 16 Feb 2006 01:13:54]
◆黎明 > ( 夜更けの、海岸。 ) ――… ぅ〜…ん、 ( 砂浜に座った少年は、 一人。何かを思い悩んでいる、ようで。 ) [Thu 16 Feb 2006 01:07:02]
お知らせ > 黎明さんが入室されました。 [Thu 16 Feb 2006 01:05:03]
お知らせ > ノイさんが退室されました。 [Sun 12 Feb 2006 20:21:44]
◆ノイ > (手を振って見送る)・・・・無垢っていうのかな?・・・・ああいうの。(しばらくぼうっとすると歩き出す、夜の海岸に長居は無用だ・・・・) [Sun 12 Feb 2006 20:21:42]
お知らせ > 夢見月さんが退室されました。 [Sun 12 Feb 2006 20:12:33]
◆夢見月 > ( 軽い足取りで 砂浜を駆ける ―――。 ) [Sun 12 Feb 2006 20:12:32]
◆夢見月 > …… ぅ、ん。 でも、 ょ、呼び捨てって 苦手 なの。 … ぁ、ぅぅ ―――… ノイさんも 私のこと … さん付けなんて しなくて いいよ ? ( わたわたと 落ち着き無く 両手前後に振れば。 頭下げる 彼に 動揺にちっちゃく 頭下げた。 ) … な、 仲良くしてね … ッて 云うの 変か、 な 。 ( 小さく照れ隠しのように笑った。 ) … ぁ、 それじゃあ、 また ね ? ( ひら、と 一回手を振れば 。 ) [Sun 12 Feb 2006 20:12:12]
◆ノイ > ええっと・・・・呼びにくかったらさん付けしなくてもいいからね?(さん付けされるほどのものではないし)・・・こちらこそよろしく。夢見月さん。(小さく頭を下げた) [Sun 12 Feb 2006 20:08:27]
◆夢見月 > ……う、うン。 ありがとう、 …ノイ さン。 ( ぴょこ、と顔上げた。 ) わ、私 ユメミツキ。 … 夢見月 です。 ょ、 よろしく ね 。 ( 少しだけ考えるような間が空いた後。) ま、また会ったら … わたしも、 ノイさん ッて呼ぶ ね ? ( 照れた様に 右手で 己の口許隠した。) [Sun 12 Feb 2006 20:06:27]
◆ノイ > あいっこだからいいよ、そんな頭下げなくたって・・・(どうにも頭を下げられるというのは苦手らしい帰ると聞けば)・・・・うん、気をつけてね・・・・えっと(相手の名前を言おう思ったがまだ聞いてなかったり)・・・・あ、僕の名前はノイ。君の名前、教えてもらえる?・・・・そうじゃないとまた見つけたときとか・・・呼べないし。 [Sun 12 Feb 2006 20:02:59]
◆夢見月 > ……… 独りじゃない… 。 ( 彼の言葉 鸚鵡返しのように一回 呟けば 。 ) うんッ。 うン! わ、わたしも そう思う、 よ。 何でもない事だけど 、 …ほんとは、 一番 大切 なこと。 ( ぱあッ、 と表情が明るくなれば。 ふと、気付いた様に ) … 大切な事。 …―― それじゃあ、 わ、私 お家に、かえる、 ね? …―― 大事な事 、 … あなたのお陰で わか、ッた。 ありがとう ッ …。 ( ぺこン、 と頭を下げた。 ) [Sun 12 Feb 2006 19:59:38]
◆ノイ > うん。(相手の言葉に頷く)なにより・・・・独りじゃないんだって思えるから、ね。(独りでない傍に誰かがいてお喋りに付き合ってくれる・・・日常的なことかもしれないけど大事なものだ。) [Sun 12 Feb 2006 19:55:52]
◆夢見月 > … どう、 いたしまして。 ( 彼の笑みにつられる様に へにゃ、 と表情崩した。 一回だけ 頷いて。 ) … うン。 なんか、 ね? 胸のとこが あったかく なるんだ ぁ 。 ( 多分、 彼の幸せと 同じ様なもの。 話してると 温かくなる 心も 全て。 ) …… お話 。 … わたしの場合は …お、お祈り …なのかな 。 ( ちょっとだけ考えて 言葉を紡ぐ。 其の後に ) … でも、 今も 幸せ、 なの。 お話できるのは 幸せ。 [Sun 12 Feb 2006 19:51:14]
◆ノイ > 教えてくれありがとう。(微笑んで礼を言った)お月様とお話・・・・(月を見て相手に言った事を繰り返す・・・自分はそういうことをしたことがないからどういう感じなのかは分からない・・・そんなところに質問)・・・・僕は・・・・誰かと楽しくお話してる時かな。すっごくなんていうか・・・温かいから。 [Sun 12 Feb 2006 19:48:08]
◆夢見月 > ぅん、 …ぉ、おすすめ …だよ ? ( 指差していた手を下げて。 彼の方へと視線向けた。 ) …… わたし、 お月さまとのお話が …一番、 大好き。 … 幸せなの。 ( 瞳を閉じて、 指先組めば お月様の声が聞えるような気がする。 ―― そうして、 ぱ、 と彼の方へと。 ) … ねぇ、 幸せ ッて思うとき ぁ、ある 、かな? [Sun 12 Feb 2006 19:44:44]
◆ノイ > (岩場を見れば)そうなんだ・・・・(相手の指差しするほうへもう一度空を見る、次に海を見た。確かに二つに見える。真っ暗い海に映る月と空の月)・・・・本当だ。すっごくきれい・・・・。(そんな感想を言った) [Sun 12 Feb 2006 19:41:57]
◆夢見月 > … そう なの ? ぅン、 と ――… わたしは、 あそこの岩場が ぃ、一番好き 。 ( 先程座っていた場所を指差した。 …お月様が 一番見える 少しだけ高い 岩の山。 ) ……ぇへ、へ。 それだけじゃ ないんだ よ ? ( 彼の反応に ふふ、って笑えば。 ゆるり、 空を指差した。 ) あそこに一個――…、 ( 其の指先 海へと移動し。 ) あそこに一個――… ね ? ここからは、 ふたつ …お月さまが見えるの 。 [Sun 12 Feb 2006 19:37:44]
◆ノイ > (こちらほうにきて質問されれば)うん。散歩・・・・この辺はあまり来た事無いんだけどね。(答える、相手の来た理由を聞けば月を見て)お月様に会いに・・・・・・確かにここからだとよく見えるね。(相手が僅かに笑えばこちらも微笑する) [Sun 12 Feb 2006 19:34:36]
◆夢見月 > ―――… いいえ!いいえッ …ちょ、ちょっとだけ びっくりした から。 ( ぴょン、と岩場から降りれば 砂浜に居るだろう彼の 方へと歩む。 ) ……お散 歩 ? ( 何時もは殆ど人の居ない時間帯。 冬の海岸なら 尚更。 かくン、 少しだけ首傾げて 尋ねた。 ) … わたしは ね、 …ぉ、お月様に 会いに きたの …。 ( 照れくさそうに 微かに笑って。 ) [Sun 12 Feb 2006 19:30:14]
◆ノイ > (頭を下げられればどうもなんか自分が悪い事した気分になってしまう)ええっと・・・ううん・・・こっちこそ急に注意してゴメン・・・・(自分も頭をぺこりと下げた) [Sun 12 Feb 2006 19:27:31]
◆夢見月 > ( 空と 海に 二つのお月様。 幻想的で 此処ではない 御伽噺の世界の様。 ) …お月様の国――――――――… ( 声。 ) きゃあ ッ!? ( けれど 響いたのは穏やかな声。 恐る恐る 後方を 振り向いた。 ) … ぁ、ぁ、ぁぁ、ぁの …ごめんなさい ッ…。 ( 鼓動が 速くなった。 驚きと 多少の恐怖と。 背丈縮めて ゆるり 彼の顔見遣れば 、 ぺこン と頭を下げる。 ) [Sun 12 Feb 2006 19:24:54]
◆ノイ > (近くまで来ればそれが女の子だと分かった・・・暗い中ここにいるのはちょっと危ない)・・・・夜の海は危ないから早く帰ったほうがいいよ。(そう思えば注意する・・・まあ危ないのは自分もだけど) [Sun 12 Feb 2006 19:20:41]
◆夢見月 > ( お月様へと 祈る言葉が 少しだけでも届けばいいのに、 と思う。 見守るだけで 傍には居てくれない 遠い、 遠い お月様。 ) …――お月さま。 …こっちの世界には ぉ、降りて来ないのかなァ ? ( 想像してちょっと笑った。 髪の色も 肌も もしかしたら金色なのかしら、ッて …後方の気配に 気付く事も無く。 ただ、 ただ、 楽しげに 羽を揺らした。 ) [Sun 12 Feb 2006 19:16:13]
◆ノイ > (たまには海岸にやってくる、夜の海はなんというか)・・・怖い・・・・(そんな感想を漏らすと先客が目に入った。何をしているのか気になってそちらへと足を向けた) [Sun 12 Feb 2006 19:13:08]
お知らせ > ノイさんが入室されました。 [Sun 12 Feb 2006 19:10:59]
◆夢見月 > ―― お月さま。お月さま。 聞いて …… わたし、 か、家族ができまし た… ! ( 嬉しそうに くしゃ、と表情歪めたけれど。 お月様にまで 届きますか? 暖かな 柔らかい 穏やかなこの兎の気持ちは。 ) …ィ、今は …幸せ なンです。 ( きっとこれ以上の 幸せ を望んだら 不幸せに変化しちゃうんじゃないかって思う ほど。 ―― 海岸の岩場に ひょッこり 腰を下ろしながら 海向こうに浮かぶ月へと 祈るように手を組んだ。 ) [Sun 12 Feb 2006 19:09:01]
◆夢見月 > ( 海と 空に ぽっかりと浮かぶ お月様は二つ。 ) …… ふゎ、 ゎ。 寒いけど ッ …やっぱり、 此処が一番きれ―――… 。 ( 澄んだ空気。澄んだ夜色。 …―― す ゥ 。 深呼吸した 兎に伝わるものは 澄んでいる、 よりも 塩辛い だったけれど。 ) [Sun 12 Feb 2006 19:02:50]
お知らせ > 夢見月さんが入室されました。 [Sun 12 Feb 2006 19:00:01]
お知らせ > クリストファーさんが退室されました。 [Sun 12 Feb 2006 15:41:34]
◆クリストファー > ( 結局、その後どうにか復活して町に戻るまで、一時間以上かかったそうな。 ) [Sun 12 Feb 2006 15:41:32]
◆クリストファー > ―――――っは……あ…っ………ぜっ……はっ……! ( 一度も途中で呼吸をはさまないのだから、当然ながらきつい。 酸欠だ。 クリスはでっこらしょーと浜辺に倒れこんで、何度も荒く呼吸をした。 やばい。 最近使っていないから、なまりきっている。 ) [Sun 12 Feb 2006 15:41:07]
◆クリストファー > ( 脳裏にぴん、と張り詰めた弓が見える。 矢は既に。 的はそこに。 ならば、あとはただひとつ意思だけがあればいい。 クリスは弦から指を離した。 )( ―――パウッ。 とその光球は発射された。 そしてわずかな間を置いて着水し――ぼうん、とひと一人軽々と包み込んでしまうだろう炎が、一瞬、そこを焼き払った。 燃え移るものがない炎はすぐに消えるが、その熱波が、頬を撫でた。 ) [Sun 12 Feb 2006 15:31:32]
◆クリストファー > ( ぱちぱちと音がするような感覚すら覚える。 余分な部分をすべて排除し、思考をそれ専用に調整し、魔力を装填する。 ) ―――lsrhcg,wp5ksjgo4999vz:eka;rh,gcs;tgs{sdasd}亞sckjds遭fhhzc;,irjh;kmkllsacsijAAAdth,cik……!! ( 構成が完成し、魔力がそれを巡り始める。 ) [Sun 12 Feb 2006 15:21:11]
お知らせ > クリストファーさんが入室されました。 [Sun 12 Feb 2006 15:14:00]
◆クリストファー > ( 出鱈目に聞こえるその音は、一音一音に意味があり、そのひとつでもずれないように集中が必要である。 高速で回転していく脳と舌は、既に思考などではなく、極めて冷徹な演算機関と出力端子に他ならない。 ) ―――秋nln;aAAfamc;ksDDqamakmsa.lllddawfgsaGgaawvvngsi288caadx5642194nfksGGGhssaradfaaa極fffAbxxxagggancluwhaksmdfWHHh2……!! ( 舌がもつれて回らなくなりかけるのを感じるも、まだ許容範囲内として脳は停止を赦さない。 瞳孔は既に開きっぱなしだ。 ) [Sun 12 Feb 2006 15:11:26]
◆クリストファー > ( すぅ、と息を吸い込んで、クリスは思考内で構成を描いていく。 ) ――AaaAarrRakkFgkikiEwqppaJOIlaaf6sannnWwaji6mecanfaArgasdAGjtsssgvew12盲AdkvuuaAckksua……!! ( ひとつひとつの文言を極力簡略化し、それを幾つも繋ぎ合わせて高速で思考を回転させる。 魔術の構成はそれに従って構築されていき、複雑な陣を描いていく。 ) [Sun 12 Feb 2006 15:01:50]
◆クリストファー > ( なにがいいって、大量に水があることだった。 クリスがどれだけ全力で魔術を使用しようが受け容れてくれる、そんな最高の訓練所である。 ) さて……………最近やってないからな……一かけ二かけ三かけて、仕掛けて殺して日が暮れて……ってそりゃ必殺仕事人……。 ( なんて無駄口叩きながら、波打ち際に立って水平線を睨むのだ。 ) [Sun 12 Feb 2006 14:51:04]
◆クリストファー > ( 海はいい。 ) [Sun 12 Feb 2006 14:49:22]
お知らせ > クリストファーさんが入室されました。 [Sun 12 Feb 2006 14:49:14]
お知らせ > 暗鬼さんが帰りました。 『(反省をした また何時か)』 [Sat 11 Feb 2006 23:30:11]
◆暗鬼 > なんだっけ――愛する者を見つけろ、だったか? (この場所で、この時間で、出会った女性の言葉を思い出した。) 愛などを見つけて ――――、 強くなれる、というのだろうか…。 [Sat 11 Feb 2006 23:29:27]
◆暗鬼 > オレは――弱き者か (そういう類になろうとしても回りを考えなければ意味無いもの。自分を小さく責め上げていた。自分を自分で認めてさらに強くなろうとする決心は益々に強くなる感じになる。大きく息を吸い出せば、大きく息を吐き捨てた後に気が抜けたようにしている。) [Sat 11 Feb 2006 23:27:02]
◆暗鬼 > ―――鬼神、? (岩場へ足を運べば、また小さく呟き続けたまま腰を降ろして背中を岩へ預けた。そのまま斜めになった体制で夜空を見眺め続けよう。もう一人と話す感覚で、自問をして自答をしている。) [Sat 11 Feb 2006 23:23:38]
◆暗鬼 > 気にせずに、考え過ぎない方が… (やはり其れでも死は怖いものだ。最近に行った仕事で思い出してしまった恐れている対象を目に見えて目に見えないモノ。顔を顰めながら足を運び続けている。顔を見上げれば、その内に岩場でも見つければ、それを目指すように運んだ――。) [Sat 11 Feb 2006 23:20:09]
◆暗鬼 > (随分前にも歩いた道を思い出しながら辿るように足を運んでいく。小さく呟いてだ。歩いている最中には考え事で周囲など目に入らず自分にのめり込んでいる。) ――そうだな、気にしない、か [Sat 11 Feb 2006 23:16:26]
◆暗鬼 > (黒スーツを着こなしながら、夜中の海岸を歩き出している。どういう意図なのかは明かすことがないまま、ぼつり 小さく呟きかけた。) ―――ボソボソ [Sat 11 Feb 2006 23:14:33]
お知らせ > 暗鬼さんが入室されました。 『(黒服を着て、歩き出す。)』 [Sat 11 Feb 2006 23:12:00]
お知らせ > 雫さんが退室されました。 [Fri 10 Feb 2006 19:15:10]
◆雫 > ―――――― 哀れ 雀は 潮の ... 中 。 恋し 恋しや ...... 雀 お宿に 帰り たや ... 。 ( 歌と呼ぶには音程も何もかも間違ったもの。 歌詞すら 抜けて思い出せない物も在る。 ―― 蝋燭の 明かりを追って ゆら、ゆら、 消えそうな程 透き通り始めた魂は 街の方へと 去る ――。 ) [Fri 10 Feb 2006 19:15:08]
◆雫 > ( ゆるり、 足先だけ方向転換。 遠目に 明かりが見えた ―― ちらちらと 光る 蝋燭の炎の様な 暖かな 明かり。 ) ……… 帰り たい 。 ( す ゥ ――… 歩く真似もせず、 砂浜滑る様に 明かりへと 移動。 … ふと 頭に浮かんだのは 歌。 遠い昔に 歌った 歌。 ) [Fri 10 Feb 2006 19:10:29]
◆雫 > ………――― 海の 先には ... 何が ある の ? ( 紡がれた問いは 打ち寄せる波が飲み込んだ様に ――消える。 ) …… 帰ら なきゃ 。 ( 己の家へ。 ――でも何処だッけ。 頭の中に ぼンやりと 白霧が掛かった様。 ―― 魂だけの存在は 永くは記憶を 留められないと云う。 ) [Fri 10 Feb 2006 19:05:02]
◆雫 > ( 深い 深い 何処までも続く様な 闇の色。 ) ――――――………。 ( ザァ ...ン ―― 波の音が響く。 波が己の足元掠るけれど 其れで 体が濡れる事も無い。 …ただ、 ただ、 ぼンやりと 遥か彼方 見遣る ―――。 ) [Fri 10 Feb 2006 18:57:55]
お知らせ > 雫さんが入室されました。 [Fri 10 Feb 2006 18:56:01]
お知らせ > シギさんが退室されました。 [Thu 9 Feb 2006 20:47:28]
◆シギ > …それで何よりだ、 (砂浜は、足を取られていけない。) (ぼそりと呟いたら白い息にて消える。 春になったとは聞くが、まだまだ、寒いではないか。) (…足音は町の中へと。) [Thu 9 Feb 2006 20:47:26]
◆シギ > (海岸はもう、警邏と云うより散歩をしている気分だ。) …。 (そう云えば近頃は、海岸付近での揉め事・襲撃、その他諸々の事件を聞かない。) [Thu 9 Feb 2006 20:40:22]
◆シギ > (街灯は、そう遠くないところにある。 晴れ空、そこそこに雲も退いているから割合明るかった。) (こう云う時の海は、チラチラと光って見えるからそンなに恐ろしいものに見えない。) (潮騒を耳にしながら、規則正しい足音が続く。…ざァ、と砂浜を引っ掻く波の気配がするのだから、静かといえるのかもしれない。) [Thu 9 Feb 2006 20:35:32]
◆シギ > (街の一端はこうして海へと口を開いている。 警邏途中の自警団員は、散歩の速度で海岸沿いの道を歩いていた。) [Thu 9 Feb 2006 20:30:36]
お知らせ > シギさんが入室されました。 [Thu 9 Feb 2006 20:29:38]
お知らせ > 赤眼さんが帰りました。 [Sat 4 Feb 2006 00:02:04]
◆赤眼 > ・・・まったくだ(軽く苦笑すれば、自分も歩いていくのだった) [Sat 4 Feb 2006 00:02:02]
お知らせ > 弑貴ユゥナさんが退室されました。 [Sat 4 Feb 2006 00:01:04]
◆弑貴ユゥナ > ふむ………それはまた、愉快な人生よのう。 儂は生憎とこれから墓を作ってもらうことはないだろうからの。 ( 死ぬことは許されない、という程度の罰だ。 例え死んでも、許さない、という。 だからけらりと笑った。 ) おやおや…………まるで猫のような家主よのう。 ――それでは、また。 ( そうしてまものは、緩やかに歩んでいった。 ) [Sat 4 Feb 2006 00:01:01]
◆赤眼 > ・・・ジャッジの名前は捨てたんだ。上に墓があるんでな(ジャッジは、もう死んだ・・・と軽く笑い)・・・俺も帰ることにするか、家主がふらりとどこかに行ってしまって、俺一人しかいないがな・・・ [Fri 3 Feb 2006 23:57:48]
◆弑貴ユゥナ > ふぅむ。 儂は偽名だの通り名だのはあまり好かんのだが………了承した。 赤眼、と覚えておこう。 ( 暫くそれを舌の上で転がすサマは、まるで甘い甘い飴玉を転がすようで。 ) さて………それでは儂は、そろそろ往くとする。 また遭えることがあればよいのだがのう。 [Fri 3 Feb 2006 23:56:05]
◆赤眼 > いや、ジャッジでなくセキガンとおぼえてくれ・・・(そっちの名前ではいろいろと不便なんでな・・・と軽く苦笑して)ユゥナ・・・か、覚えておこう [Fri 3 Feb 2006 23:52:56]
◆弑貴ユゥナ > まあ、言ってしまえばこの世の誰もが変わり者ではあるのだがのう。 ( と、変わり者自身が言っても、全然これっぽっちも説得力などないのだが。 ) ふむ、ジャッジか。 覚えておこう。 儂の名は、流刑者“弑貴()”ユゥナ。 彼岸でも此岸でも、唯一たる存在よ。 [Fri 3 Feb 2006 23:51:11]
◆赤眼 > まあ、変わり者が一人二人いるのは世の常、仕方のないことか・・・(ははっと、軽く笑い・・・。悪魔相手に笑う自分が、なんだか・・・そう、「楽しかった」)そういってくれると、こっちもありがたい・・・。ああ、名前か?一応、ジャッジというのが本名だが、人間界では赤眼(せきがん)の名乗っている。お前は?(答えれば、逆にたずね返し) [Fri 3 Feb 2006 23:40:25]
◆弑貴ユゥナ > 儂もそう思うのう。 まあ、それゆえの呪われた身よ。 まったく愉快極まりない。 ( 弑貴ユゥナが悪魔であるという事実は変わらない。 人の負の感情を喰らい、汚濁を住処とし、時には障害となりうる。 だがまものはそうした境遇ですら愉快なのだろう。 ) 儂も坊やのような天使は愉快だのう。 ふむ、お前さん、名は? [Fri 3 Feb 2006 23:38:25]
◆赤眼 > ・・・可笑しな奴だ。人を愛するような悪魔などと聞いたことがない・・・(自分が空にいたときの悪魔は・・・もっとこう、残忍で凶悪で、感情を弄んで、人を食って・・・、それをきることに何のためらいもなかったが・・・)・・・お前は、変わった悪魔だ・・・。だが・・・はなしていて愉快な気分になる。・・・悪魔などと話して楽しいなどと・・・、俺も相当変わった天使だな・・・(頭を掻き、苦笑するのだ) [Fri 3 Feb 2006 23:35:28]
◆弑貴ユゥナ > だが、感情なくしては生きていけまいよ。 むしろ儂には、そのわずらわしさが、なにやらこそばゆいようで心地よい。 ( なかなか、感情というものは厄介なものだ。 何が一番厄介かといえば、お互いにそれを持っていることかもしれない。 ) ふむ…………儂の場合は、ちと違うな。 儂は空から眺めても大して楽しめんしなぁ。 ………儂は人が好きだから、人を愛しておるからこうしてここにいるのよ。 まあ、戻ろうと思ってももはや追放された身だしのう。 ( からからと悪魔は笑った。 実に愉しそうに。 ) [Fri 3 Feb 2006 23:32:55]
◆赤眼 > どうだろうなぁ・・・・。こないと寂しい気もするが、来ても厄介なものだ。・・・因果なものだな、感情という奴は(邪魔臭いが、ないと損するもの・・・、苦笑しつつそんなことを漏らし)・・・そうだな。時折、町の上空を徘徊してみるが、なかなか見ごたえはあるな。立ち並ぶ食い物、行きかう人間、踊り子に、はたまた旅人や冒険者・・・。この町は楽しみで一杯だ。だからこそ、俺も天界にもどらずここにいるわけだからな・・・。お前もそうだろう・・・?悪魔の女よ・・・ [Fri 3 Feb 2006 23:28:19]
◆弑貴ユゥナ > 逃げるのがいや、と言うのならば、逃げなければよいではないか。 儂は遭えば結局逃げることになるが、しかしやつらが来んでは、それはそれで悲しいことよ。 ( くつくつと喉の奥で笑って、まものは空を見上げた。 まるで、誰かが落ちてくるのを望むかのように。 ) 何が愉しいか、は、この世界ほど愉しいものはない。 儂はいま、坊やと話しているのも愉しい。 さいころを振るたびにまるで違った数字が出るこの世は、愉しみであふれておるよ。 [Fri 3 Feb 2006 23:25:08]
◆赤眼 > ・・・贅沢・・・、まあ、そうかもしれんな。何もすることなどなく、ただ過ごしているだけが一番の贅沢・・・といわれればそうかもしれない(隣、いいか・・?と首をかしげ)・・・俺も同じだ。あんまりにしつこいものでな、逃げるのもいやになってきている。かといって戻る気もないから、こうして散歩に出ては海を眺めているのさ・・・ [Fri 3 Feb 2006 23:21:30]
◆弑貴ユゥナ > ふむ、それならいいがのう。 お前さんの同属は、儂にそう呼ばれるのを嫌う傾向があるでな。 ( そもそも、悪魔に気安く呼ばれることを好む天使がいるとは思えないが。 ) ふむ………なんと、贅沢なやつだのう。 儂など、金もなければせびる相手もおらぬし、戦う気もなきゆえに、日がな一日、こうして徘徊しては、時々訪れるお前さんの同属と、儂の同属とを、適度にあしらう程度。 ―――だが、十二分に愉しいではないか。 儂は世界というものが楽しめんやつの気がしれん。 [Fri 3 Feb 2006 23:19:02]
◆赤眼 > ・・・坊やでいい。お前よりも若いからな・・・、外見はともかくとして(坊や・・・と呼ばれ苦笑するも、それだけ。特に否定もしなかった)・・・日がな一日、何もすることなくただのんびりと鍛練を積んで、そして過ごしているだけだ。何か楽しいことがあるか・・・と聞かれれば、それはあまり無いな。何せ引きこもりだ、することも限られている・・・ [Fri 3 Feb 2006 23:15:45]
◆弑貴ユゥナ > ふむ…………では逆に問うが、坊や、いやいや、坊やというにはちと年を食ってるが、お前さんは、愉しくないのか? ( 雰囲気の適度な混沌さに、まものは何を思うか。 ゆらぁり、ずろり、立ち上がり、どこまでも落ちていくような視線を、しっかりと固定した。 無論、相手に向けて。 ) [Fri 3 Feb 2006 23:13:52]
◆赤眼 > ・・・なにがおかしい?(ふと、気になった笑顔、いぶかしげに顔をしかめる・・・。漂わせる属性は、聖・・・なのだが、どうにも闇にも近い。堕天使である証の黒い翼をはためかせ)いや、なにがそんなに楽しいか・・・といったほうがいいか? [Fri 3 Feb 2006 23:11:09]
◆弑貴ユゥナ > ( 足音など聞こえれば、まものはゆるやかに体を起こし、そちらに視線を向けるだろう。 それが何ものかを判断することはなく、ただ、ゆるりと。 薄ら笑いを浮かべながら。 ) [Fri 3 Feb 2006 23:09:29]
◆赤眼 > (黒い翼、赤い髪、背中に大きな鎌。男が一人、さくさくと海岸を歩いて・・・、ふと、ユウナの姿を見つけた) [Fri 3 Feb 2006 23:06:09]
お知らせ > 赤眼さんが来ました。 [Fri 3 Feb 2006 23:05:02]
◆弑貴ユゥナ > ( その一点を見続ける。 うっすらと微笑んだまま。 ) [Fri 3 Feb 2006 23:04:41]
◆弑貴ユゥナ > ( 瞬きは一度もなく、呼吸をすることもなく、鼓動などしない。 それで意志もなければ―――それは本当にしかばねだった。 しいのき ユゥナ が しんでいる。 空に、月に、穴でも開けようかというほどに、まものはじいっとその一を見つめ続ける。 [Fri 3 Feb 2006 23:04:22]
◆弑貴ユゥナ > 嗚呼……………今宵も、世界は満ちておる……。 ( 何に? 問うものはいない。 問うものがいなければ答えるものもいない。 疑問は解決されぬまま、物語は勝手なまでに進行していく。 魔物は暫くして、波打ち際を離れると、病の肌を思わせるように白い砂浜に、仰向けに倒れこんだ。 軽い体ながらも、少量の砂が舞い散る。 その視線の先には月があり、その心のうちには何があるのか。 ) [Fri 3 Feb 2006 23:02:21]
◆弑貴ユゥナ > ( 何を見て、何を聞き、何を感じているのか、可笑しそうに、冒しそうに笑う。 愉しげに唇の端を三日月のように持ち上げて、まものは月下の波打ち際を歩いていく。 時折、思い出したように、思いついたように、くすくすと、くすくすと、あふれ出る笑みをこぼしながら。 ) [Fri 3 Feb 2006 22:52:18]
◆弑貴ユゥナ > ( 波打ち際を、まものが素足で歩いていく。 水音と足音の奇妙に交じり合った音を、潮騒の中に紛らせながら。 ) [Fri 3 Feb 2006 22:42:17]
◆弑貴ユゥナ > ( まものがいた。 ) [Fri 3 Feb 2006 22:41:15]
お知らせ > 弑貴ユゥナさんが入室されました。 [Fri 3 Feb 2006 22:41:06]
お知らせ > アクアクさんが帰りました。 [Fri 3 Feb 2006 19:59:58]
◆アクアク > (無論、蛙は後でおやつ代わりである。) [Fri 3 Feb 2006 19:59:57]
◆アクアク > キヒッ!! クヒヒヒヒッ!! (しゃばしゃばと海水に洗われて、終いには体表の ぬめり が満遍無く潮味に変わってしまう頃。) ――ケヒュヒュフハハハハァ゛ア゛ッ! (新しいおもちゃを貰った子どものように、海岸を駆け出した。) [Fri 3 Feb 2006 19:59:41]
◆アクアク > (構える。) ( ――どブッ!! ) (流石に、痩躯の冷たい掌の中で半分眠りかかっていた蛙も眼を覚ましただろう。) ( ざぷッ! ジャプッ! どぷッ!! ) (何度も、何度も、そのまま海面を殴りつけた。苛々ではなく、好奇心を突き崩すために。) [Fri 3 Feb 2006 19:53:41]
◆アクアク > (そして海にまで持ってきた理由は、) クヒヒッ。イ゛ッ。 (蛙を片手に、痩躯は海面を見遣った。) (たゆたう月色に、自分の姿が映る。) [Fri 3 Feb 2006 19:50:44]
◆アクアク > (寝ぼけた蛙を掘り起こしてきたのは、暗黒街外れの空き地より。其処は濁った小川だか下水だかの傍に開いていた穴を荒した。) ――グッ。 ググッ。 (膨らまない咽喉を震わせて。) [Fri 3 Feb 2006 19:48:48]
◆アクアク > (グゥッ、グッ、と咽喉が鳴る。) (蛙の真似だ。) (丁度一匹、手の中に居る。 其れを持って海岸まで出てきたのだ。) [Fri 3 Feb 2006 19:44:32]
お知らせ > アクアクさんが来ました。 [Fri 3 Feb 2006 19:43:48]
お知らせ > 黒い外套さんが退室されました。 『( それもまた後の話。 白光に馴染まぬ黒もその場を離れて )』 [Fri 3 Feb 2006 14:02:00]
◆黒い外套 > ( ……物の見方がずれてきている )( それが、人間の彼女と話して何より強く思った事。 良くない兆候。 異質はどうしたって異質だけれど、だからこそ普通の人間のように在らなければならない ) ―――――――― ( …それこそ適当な偽名でもでっち上げてしまえば良かったのに。 告げた名は所謂業務用、表で使う名前――「アイシェ」とちまちまと物書きの真似事をしている「アルトアイシェ」なる訳屋。 既にこちらの正体を知る彼女の手の内にそこまでのカードが揃う事になったら? ) ( ―――――――― ) ( 想像だけなら幾らでも。 案外その時こそ、可笑しくて笑うのかも知れない ) [Fri 3 Feb 2006 14:00:05]
◆黒い外套 > ( 生きていた猫 死骸になった猫 生きている人間。 ) ( ――まだ平気だった ) ( 何が、なんて確認するまでも無い ) …節分豆、ぶつけられても知らないからな――… ( 誰が? ――それも確認するまでも無い。 その前に一度自宅に戻って、墓を作って、――――それから ) [Fri 3 Feb 2006 13:45:56]
◆黒い外套 > ( 平気なだけで本来まだまだ時間に偉そうに人間の相談に乗った、ような口。 生き急ぐ、人間のまだまだ若い御嬢さん。 ――…手探りで出口を模索する生き方以外は何ひとつ重ならない存在。 猫の死骸を袖に隠して、同じように背を向けてしまえばそこにあるのは想像通りの曖昧な無表情で――ああは言ったが、きっと何時まで経っても本当の意味で笑えないのはこっちの方だと思う ) ……本当に「渡し守」は何をやってるんだろう。 ( 三途の川の。 ) [Fri 3 Feb 2006 13:41:43]
お知らせ > 未希さんが帰りました。 『 33:吸血鬼アイシェ/真昼の海に黒外套 』 [Fri 3 Feb 2006 13:37:27]
◆未希 > ( 日の高いうちから吸血鬼と人生相談をした。 黒尽くめで、海が似合わなくて、猫なんか絞め殺しちゃうような、聞き上手な吸血鬼と。 お昼でも一緒に、なんていうと由乃屋で生き血とか注文するんだろうかとか馬鹿な事を考えながら、出会ったその場で別々の方向に分かれる。 やっぱり視線は合わせないで軽く手を振って、多分どっちも表情はぼんやりと冷めていて。 無意識に飛び出した言葉だけど、きっとまた会うんだろう。 その時笑えるかは分からない。 ) ――――豆買って帰ろう。 ( 何となくそう思った。 ) [Fri 3 Feb 2006 13:35:39]
◆黒い外套 > …御家族が普通に良い人達だから、大っぴらに羽目を外せない部分もあるかも知れないね。 折角家族なんだから、一度くらい盛大に甘えてみたら良いのに。 ( これと言った不満が無い分「良い子でいなければならない」、そんな枷を自分に嵌めて――なんて勝手な想像。 無気力でも無意味に反抗的なのでもなくて、内圧を向ける方角が定められない そんな印象。 ) ――…そりゃあ ね。 だって死んでいる状態で生きてるなんて、それだけで十二分に大間違いじゃないですか。 教会の鐘が怖い。 「節分豆」が怖い。 ガーリックの臭いに吐き気を催して、いつ「カーン」が殴りこんで来るか――スリリングと言えるほどの余裕なんかありやしません。 ( そのくだりは半分は冗談と、軽口めいてそうつけ足してから ) それはまあ 兎も角――これも余計な御世話だけれど、ならひとり良い友達が出来るといいね。 例えば「まだ上手くないギターでも聴かせられるような」 「貴女自身がつまらないと思っている話でも、面白いと聞いてくれるような」 。 そんなところからでも世界は広がるんじゃないかな と――… 思う。 ( ――それは果たして緑色のエルフの彼女かどうかもさておき。 自分は没理想の極地で今ここでこうして猫なんか絞め殺したくせに、人にはおめでたいほどの理想を幾らでも言えるのだから酷い口だ。 へんなりと困った笑い方は自嘲混じりで ) …次にお会いする頃には笑う顔も拝見したいものです。 ( 一度水平線へ視線を投げて ) ――…「猫殺しの吸血鬼」じゃ敵わないしな。 …「アイシェ」。 ( チョコレートケーキな本名を名乗れば、そのばかばかしさに笑ってくれるのじゃないかと一瞬考えはしたけれど。 ) ――では、良い昼下がりを。 [Fri 3 Feb 2006 13:24:33]
◆未希 > 良い人なんだよ。お母さんもお父さんも兄貴も。 普通に普通に良い人達で――――夫婦喧嘩の一つも見た事無い。 あの家族にこれ以上求めちゃ贅沢。 ( これも無い者強請りの一種だろう。 何事も無い家族。 平穏な日常。 すごい事なんて無い。 自分で波を作らないと何も起きない日々。 髪の毛を染めたのだって、いきなり芸能科なんて所に願書出したのだって、自分で作った小さな波。 そんなささやかな抵抗じゃ、すぐに平凡な日々に飲まれてしまう程度の。 ) 生きてる方がマシ、か。 マシ程度なら0でも良いかなって思わなくも無くて――――まあ、やり直しは利かないと思うから、忠告を聞いてもうちょっと生きてみるけど。 ( しゃがんだまま顔を上げず、目線は遠くへ。 人の顔を直視しないのも、いつの間にか身についた癖の一つだ。 ) すごい事をしたいよ。 もっと無茶苦茶したい。 でも今の私じゃすぐに何かに押し潰されて鎮火されそうで怖い。 だから「もっとギターが弾けるようになってから」「もっと上手く喋れるようになってから」「もっと強くなってから」。 それ何時さって話。 ( 理想と現実なんて青臭い言葉で語られるそれは別に私だけの悩みじゃなくて。 きっと誰でもそうに違いない、生き急がざるを得ないニンゲン特有の悩み事。 いや…思考する限り、きっと無限の命があったってそうだ。 笑えない話だ。 ) どうだろ、暫らく笑ってない。 ( そう言う顔は多分、眠そうな、どうでもよさそうな、無闇に世間に反抗的な顔だろう。 やり方がわからないから自然なわけで。 ) ―――そろそろ行こうかな。 長話したらお腹空いたし。 あのさ、名前聞いて無いよね。 もう会わないと思ってたし。 多分また会うと思うから名乗っとく。 私、寒河江未希。 未希でいいや。 [Fri 3 Feb 2006 13:07:01]
◆黒い外套 > ( 作り笑いが出来ないのは、それだけ本来は素直な気質という意味なんだろう ) …私と逆だ。 取り繕う笑い方しか出来ない。 じゃあ、ねえ――…「作らない」笑顔ってどんな時なら自然に浮かぶのかな。 [Fri 3 Feb 2006 12:50:11]
◆黒い外套 > ( 変なのに好かれるか。 好意かどうかはさておくとしても、今の状態だって充分に変だって――努めて自己を客観視しようとしている彼女は、自覚はしているのだろうけど ) …それもあんまり良くなさそうですけどね。実の親が子供の自信を失くさせちゃうの。 ( これも変な話。 親の存在なんか人聞きか、本の中の世界にしかないくせに何を偉そうに言うのだか ) ――…失礼、イエロティアにしては鮮やかな赤だと思っていたのですけど。 それは自己主張の現われでしたか。 …出過ぎて嫌われるのは怖い。 でも誰の目にも止まらないのなら、それは存在しないのと一緒――… ( 吸殻を波へと投げ捨てて、どこか虚ろに笑う顔を見直した。 ) …選ぶも何も。 こちら側なんか面白い事のひとつもないですから、だから来ちゃだめ。 結局無いものねだりなんだと思うよ。 もしくは――若い人特有の悩み。 ( 子供扱いは失礼だと思ったから、そんな言い方で誤魔化してはみたけれど。 そう見られたくない年頃ではあろうから ) ある意味真の女優魂? なんじゃないでしょうか、それ。 ………どうも、フラットな視点をお持ちな割に御自分の事は随分抑えた目で見ておられるような。 若い間はもう少し無謀でも悪くないと思うのだけど。 [Fri 3 Feb 2006 12:50:02]
◆未希 > あと、私笑顔を作るのが凄い苦手。 ( ぼそりと付け足す。 いつの頃からか作り笑いが出来なくなった。 ) [Fri 3 Feb 2006 12:31:58]
◆未希 > ――――ああ。 お母さんがよく言うかも。 あとは―――異常に嫌われるか、変なのに好かれるか。 ( 曖昧な記憶だが、「あんた変な子ね」ってお母さんの声を当ててみると妙にしっくりくる。 聞き流してるだけでよく言われているのかもしれない。 気をつけよう。 ) 出過ぎないよう出過ぎないよう、1番目立つ子は何してても狙われるから。 でも隠れ過ぎると誰の視界からも消えちゃうんだ。 記憶にすら残らない。 ああ、それでピアスと脱色――――…うん、さっき私、自分で言ったばっか。 死者に触れすぎるのは凄く不自然な事だから。 あんまり関り過ぎるとどっちか片方選ばされる事になりそう。 ( 現世か、幽世か。 他人事みたいに笑った。 どっちが魅力的な世界かって。 まだ幽世を覗いた事が無いから私には判断できないけれど、少なくとも現世は酷く退屈で、息苦しくて、居心地が悪いとは、思った。 ) んん…嘘だと思いながら演じるのはなんか違う気がする。 舞台の上じゃ「それ」が現実なんじゃないかな。 いや、でもまぁ私舞台とか向いてないでしょ普通に。 ( 一人だけ学芸会だっての。 明らかに子供臭い。 ) [Fri 3 Feb 2006 12:30:00]
◆黒い外套 > (「最近」――… ) 変わった子だと言われ続けて来ませんでしたか、小さい頃から。 人って異質を嫌うでしょう、出る釘は叩けとまでは言わないにせよ。 それで奥の方に隠れて人の目につかない方が良いんだと、そう気づいちゃった。 違う? …天邪鬼も結構ですけど、吸血鬼にあんまりガードを下げないで下さいな。 我々、招かれれば遠慮なくお邪魔するし――良いよと言われればどんどん踏み込んでしまう。 とてもとても図々しいんですから。 ――…世界が人を拒絶するんじゃなくって、人が世界に、自分の周りに壁を勝手に作っちゃうんだろうね。 折角人間なのに勿体無い。 …あの? 例えば芝居なんかは「つくりものだから堂々と演れる」って事はないのかな。 うつし世は夢、夜の夢こそまこと――じゃないけど。 そう云う嘘っぽいのはお嫌いですか、それとも。 [Fri 3 Feb 2006 12:17:44]
◆未希 > ……最近ちょっとだけ分かってきた。 見え方が違ってるのか、考え方が違ってるのか。 どおりで昔から人と話が合わないなって。 ( 子供の頃から何処か周囲と噛み合わない気がしていた。 身の回りには無駄な事とか間違った事ばかりなのに、誰もソレを指摘しない。 あえて口を挟んでみるとこっちがおかしいみたいな事を言われた物で。 考えてみればそれが今の内向的な私の原型か。 馬鹿みたいな種明かしだ。 ) なんだろうね、他人が怖いのか、世界が怖いのか、なんか、場違いっていうか世界に否定されそうっていうか―――自意識過剰も大概だ。 そう、芸能科。 楽器、歌、演劇、ダンス、演出、どれも人前でやる事ばっか。 天邪鬼なんだ私。 だから詮索されてるってんなら答えるし。 ( 謝られるから答えるし。 本当、自制が利かない性格。 ) [Fri 3 Feb 2006 12:06:16]
◆黒い外套 > 何だか判らないけれど違和感がまずあって、その理由を推測すると「ああこいつは人間じゃないな」と。 すると目だけが特殊なんじゃなくって、…先入観に捕らわれないフラットな思考をお持ちなんですね。 ( 端的に言えば「幽霊なんて存在するはずが無い」だとか。 体力の低下の結果今は人間と同じように酸素を消費する必要がある身。 それも真似事に見えるのならば何れは「そうでは無い」とその直視は気づくかも知れないが。 ) …意味も無い事がやりたくなる時ってたまにある。 後付けの理由じゃいけないのかな、例えば――…「気紛れで猫を拾ったから首輪を買う」 とか。 人の目が怖い、…恥ずかしいから、自信がないから――…貴女の場合はどちらでもないような気がする。 と言うか、ええと。 学校で音楽をやっているのではない? …それも詮索のしすぎか。 御免、これじゃ人間と話して自分が調律したいだけみたいだ。 [Fri 3 Feb 2006 11:55:03]
◆未希 > あれからは特に――――見よう見ようって意識してるわけでもなし、だいたい、幽霊とか吸血鬼とかを見分けてるんじゃないみたい。 間違い探しか騙し絵かに気付くみたいな。 ( 左目に指を当てて、かっと開いてみる。 魔力が見えるとか、体内が透けて見えるとかじゃない。 ただ、眼で見て感じ取って真相に辿り着くみたいな。 例えば彼の呼吸の真似が、見れば見るほど似ていない、意識して作った生き物の真似でしかないような。 ) 何で買ったんだろね。 弾けるようになれればそりゃぁ良いけど――――私は人前で何かするのなんか無理。 他人の眼は怖いもの。 ( それで何で芸能科なのか、って聞かれた事がある。緑色のエルフもどきに。 ただの、未練。 その世界の端っこに浸ってられたらまだ救われるなんていう類の中途半端な。 ) [Fri 3 Feb 2006 11:40:46]
◆黒い外套 > ( この街では異物。 他所へ行けばもっと異物。 王都辺りでは存在そのものすら許されまい、遅れて同じように外套から煙草を引き出して火を点け ) サンズノカワ≠フ渡し守は何をやっているのだかね。 ――…あれから他に幽霊だの吸血鬼だのを御覧には? 貴女の方がその境界がいかに曖昧になっているかは良く御存知なのじゃないかと思う。 同じ本来あちら側のモノでも、私は幽霊の声も聞こえないし――同種ですら気づけない場合も多いから。 ( 喉を痛めて以来久々の煙草に噎せた。 ) …余り詮索のし過ぎは良くないね。 でも持ち歩いているのだから、弾けるようにはなりたいのでしょう? 出来なかった事が出来るようになる。 それはとても良い事だと思うよ。 その為に費やす時間を「無駄だとか意味が無い」とは、思わない。 ( 少しばかり機嫌の傾き具合を増した口調にそれはやっぱり余計な世話だとは思うけれど。 ) [Fri 3 Feb 2006 11:26:30]
◆未希 > …現世(と幽世(が隔たれてるのは、生きてるものと死んでるものが別物だからなんだ。 同じような形してても、もとは生きてたものでも。 ( ああ、そうか。 なんて唐突に理解して口に出した。 それは彼が此処に居る事を否定する言葉だけど、その事実を否定はしない。 少なくともこの街で彼は確実に異物である筈で。 ) なんとなく歩きたかったから―――いいでしょ、別に。 ただの中古だよ。 弾けもしない。 ( 再び口調がとんがってくる感じ。 人知れずコソコソ練習しても、一向に弾けやしないギター。 指が短すぎて弦が押さえられないギター。 重たくって背中にごつごつ当たって。 格好よく弾けるようになれば何か変わるかなんて保障もできない。 ) [Fri 3 Feb 2006 11:15:16]
◆黒い外套 > …後5分早かったら貴女が拾って。 5日後には元気になってたかも知れないか。 尊厳も何も、元よりこちらはそれを傷つけて存在している訳だし――… ( 首を振った ) どうも物の見方がずれていけない。 そのうち――貴女のような人じゃなくて――「誰が」どう見ても吸血鬼だってなりかねないな、これじゃ。 …死んだものの血はほしくないって訳じゃないけど、それだけは。 ( 埋葬の約束。 風に流されて消える煙を追って ) こんなに風が冷たいのに。 そんなにケースは重そうなのに? 何となくと仰る割にはとても大事そうに見えるし。( とは言え、ギターなんか触った事もないからどのくらい重いか知らないけれど。 ただ華奢な体躯には不釣合いに大きく見えたからそう聞いた。 ) [Fri 3 Feb 2006 11:03:48]
◆未希 > ―――――生かしてやれないんならほっとけば良かったんだ。 死ぬっていうのを他人が決めるのはさぁ、なんか、尊厳が傷付く感じがするじゃない。 ( 声は苛立たしげに。兄から貰った着火装置がなかなかつかなくってその場にしゃがみ込んで風を避け、そっぽを向いたまま傷んだ赤毛を指で弄る。 ) …ちゃんと埋めてよ。 血とか吸わないでよ。 ( 害意の無い殺生は悲しいばっかりで。 登った血の気を冷ますように、煙草の煙を吐き出した。 今日は少しだけ温かいと思ったけど、やっぱり全然寒い。 冬は、嫌い。 ) 別に…歩いてたら海だっただけ。 これは―――何となく。 背負ってるだけ。 [Fri 3 Feb 2006 10:52:56]
◆黒い外套 > ( 前に見かけたのはいつ頃だったか、こう言っては大変に失礼だけれど不機嫌が張りついてしまったような表情は変わりなく――…違うか。 少なくとも今は、そうなるに値する充分な因果関係がここにある。 言葉からして其の瞬間から見えていたのだろう、目の前で生き物が殺されて機嫌が良かろうはずも無い ) ( …けど ) ――――…そう云う考え方 するんだ。 ( 人間なら。 ) 麻痺してるのかも知れないし、元々そういうモノだからかも知れない。 でも良い事をしたとも思ってない、…連れて帰って庭にでも埋めます。 ( 言われた方は堪えた様子でもない、きちんと考えたなら彼女の言い分の方がきっと正しいのだろうから。 逸らされた目から少しずれた、赤い髪の辺りを眺めて ) それでギターの練習にここへ? 今少し暖かい場所の方が指だって良く動くでしょうに。 それより まず――…変な処を見せて。 ( 不自然な段階だけれど、それを言わない事には話が続けられそうになかった ) [Fri 3 Feb 2006 10:41:24]
◆未希 > ( 吸血鬼って昼間も歩けるのかとか、えらく海が似合わない男だとか、そんな下らない事が後から後から湧いてきて、不思議と怖いとかそういう感じはしない。 殺した理由は聞いたとおりだし、嬉々として殺害を楽しんでいるようには見えなかったから。 ただそれとは別に、頭にきた。 ふざけんなって。 ) あんたが殺さなかったらあと十分でも、二十分でも、生きられたかもしれないんだ。 その時間を無駄だとか意味が無いとか、他人が決めちゃうのはさ…ッ! 偉そうなんだよ!! 殺してくれって頼まれた? 麻痺してんのかこのッ…吸血鬼!! ( 言い過ぎだ。 彼なりの考えとか、都合とか、そういうのを無視してるって理解するのはやっぱり一つ遅れてから。 感情先行で口にした言葉は無茶苦茶で、もっと優しい言い方だってあった筈だった。 ) …今日は、休講。 ( 嘘を吐いて目を逸らし、ポケットから煙草を取り出して咥える。 ) [Fri 3 Feb 2006 10:28:55]
◆黒い外套 > (訂正orz) 講義は3コマめ、辺りからですか。 [Fri 3 Feb 2006 10:17:47]
◆黒い外套 > ( 潮騒の中で呆気無い、小さく息を引き攣らせる音が一度だけ鳴ってそれっきり猫は「猫だったもの」に還元した。 死から始まったモノでもあるまいに、…還元というのもおかしな話。 その式が当て嵌まるのは自分であってこの毛玉じゃない ) ――…おつかれさま。 ( たった今自分が殺したものがどれだけの生きる喜びと苦しみを経て来たか、知りもしないくせに大概だ。 首を絞めたのと同じ指先が頭をもう一度撫でたところで ) ………… ( 寄せる波と返す波の合い間に、声が聞こえた )( 振り向いて ) 見たままを。 ――…どのみち生きられやしなかった。 ( 殺すところから見られていたとは知らないけれど、それならそれでも構わない。 それでも死骸を見せまいと、外套の袖で抱え直して ) …講義は3コマめ、辺りkaraですか。 [Fri 3 Feb 2006 10:17:18]
◆未希 > ( 異常発達を続ける眼が、人物と事象と結末を同時に理解する。 ああ、それは駄目だ、と眼を覆いたくなるのが先で、彼が何をしたのかを理解するのがその後で。 全ての視覚情報が頭の中で纏って、ぐちゃぐちゃな感情が押し寄せてきた時には、もう手遅れだった。 息を呑んでただ掌で眼を覆う。 その後から白い息が毀れて空に昇った。 ) ――――何してんのさ。 ( 声は小さく抑揚無く、彼に届くかは分からない。 届かせようという意図も無かった。 ) [Fri 3 Feb 2006 10:07:00]
◆黒い外套 > ( ――… た方が 良いと思うよ。 そっちの方が幸せ。 それ(ならしてあげられる )( 小さすぎる頭と胴とを繋ぐ辺りに指を伸ばした。 親指と、揃えた人差し指に中指 それで御終い。 波に靴の爪先を浸して毛玉を見下ろすツラは無表情、赤目はただの硝子球。 猫は震えはするけれど逃げる気配は見せず、ほんの少し指先に力を加えるだけでそれは呆気無くただの骸になる――そんな刹那が貴女の視野に入るだろうか ) [Fri 3 Feb 2006 09:59:40]
◆未希 > ( 冬の海辺を歩こう、なんて何処の詩人かって。 この寒いのに講義をサボってコートに頬を埋めながら歩けば、其処に辿り着いただけ。 そういや海なんてずっと見て居なかったし、こんな季節のこんな時間に人影は無く…無く……… ) …あった。 ( ギターを背負った流れ者(?)、遠くに人の姿を見つけて「酔狂なこと」と自分を棚に上げて暫らくそれを眺めた。 波打ち際から少し離れて歩く、ぼんやりと晴れた日の朝の話。 ) [Fri 3 Feb 2006 09:54:50]
お知らせ > 未希さんが入室されました。 [Fri 3 Feb 2006 09:51:05]
◆黒い外套 > ( 見下ろした猫は地肌が透けて、あちこちに固まった血を薄くこびりつかせて近くで見れば見るほど毛玉とは言えない。 引っ込められるようになっていないのか、出したままの爪をひとの掌に立てて時折喉を鳴らしながら噛みついてくる。 …私は親じゃないしやれる餌なんか持ってないって ) ( お構いなしの猫は他に方法を知らないように――実際知らないのだろうけど――ぶるぶると震えながら何度も何度もそれを繰り返してきた。 ――――…冷たい体。 生命力の無駄遣い。 現れない親。 救う術を持たない手。 ) ………… ( 片手で胴を持ち上げる。空いた一方で頭の毛を何度か撫でて ) [Fri 3 Feb 2006 09:49:32]
◆黒い外套 > ( ――――… ) ( 冬の快晴の冷たい潮風。 濡れ鼠の子毛玉には、こんな偽りの熱でも温かいには変わりないんだろうか――そも、目の前のモノが人であろうが死人であろうがそれは、この毛玉にとっては事象の地平が実在するか否かくらいにどちらでも構わなかったに違いない ) ( …だから。 汚れて冷えきったそれを拾い上げた。 ――本当は生き物に触るのはとてもいけない事なのだけれど )( 並べた両手の上に座れるくらいの小さな毛玉は、目脂の塊をさも煩わしげに瞬きしてから ) ―――――――― 。 ( がらがらに掠れた、消え入りそうな声で鳴いた。 ) [Fri 3 Feb 2006 09:35:13]
◆黒い外套 > ( 生まれて目が開いて歩くようになって、たったその程度の小さな小さな猫。 尾を垂直に立てて頼りない前肢の指をいっぱいに広げ、濡れた砂に足跡を残して着いて来る足取りはよたよたと酷く危なっかしくて、元の柄も識別不能なほどに汚れていると思ったら毛並が海水被って無理矢理撫でつけられた所為だった。 おまけに良く良く見たなら目の縁に耳の付け根とあちこちが赤く傷になっている。 時折かぱ、と口を開けるのはおそらく親猫を呼んでいるのだろうが、本来かん高い甘えた声で鳴くはずの喉からはがらがらと嗄れた聞き難い音しか出ていない。 立ち止まって代わりに周囲を見回して見ても親らしき猫の姿も子を呼ぶ声もそれらしきは見つけられなかった )( …捨てられたか はぐれたか。 生後如何程の毛玉だろう ) ( そんな事を考えていたら、裾にまとわりつかれていた ) [Fri 3 Feb 2006 09:20:13]
◆黒い外套 > ( 気がついたら鍵が掛けられていた何処かの部屋の経緯は知らない。 外出するから施錠したのか閉じ篭る為に施錠したのか確率は半々、例えば共同墓地だとか居そうな数箇所の悉くを空振りで終えた頃には日は既に高かった。 波打ち際を暫く歩いて、それらしい姿も見つからずそろそろ戻ろうかと踵を返したところでその四ツ足と鉢合わせた。 ) ………猫。 ( 何処からともなく後を着いてきていたらしい。 ) [Fri 3 Feb 2006 09:03:06]
お知らせ > 黒い外套さんが来ました。 『( ――――――猫。 )』 [Fri 3 Feb 2006 08:53:45]
お知らせ > アクアクさんが帰りました。 [Wed 1 Feb 2006 11:23:26]
◆アクアク > (今日の、何度目かの朝飯を未だ欲しないのは、多分其の所為だと思いながら。) [Wed 1 Feb 2006 11:23:25]
◆アクアク > (猫達は「寒い」と云うけれど、) (こんなの全然寒くは無い。) (寧ろ、) ホゥヴ …シュ゛…ゥゥ゛イ゛ン゛ー…。 (風がぬるくなってきたように思う。) [Wed 1 Feb 2006 11:22:48]
◆アクアク > (猫達は仕方なく痩躯に付き合っている。この寒いのにどうしてこんな場所に来たがるのだと文句は云い飽きたようだ。彼女等はとっくに気付いている、寒い方が コレ は元気になると云う事。) (薄っぺらい服の中へもぐりこんでみたりしながらの三匹を抱えて、痩躯本人はにやにやと笑っていた。) ――… ヒ、 … ヘグッ。 (肩がビクと跳ねる。) [Wed 1 Feb 2006 11:20:36]
◆アクアク > (常にばたばたと何処かに風が当たって、それは狭い路地を窮屈に渡ってきた風とは違って両手を広げているような空気の流れだから、) (身体中をでっかい犬か何かに べろ と舐められているような気がした。) フー…、 ヴヴヴヴー…、 (扇風機を前にした子どもみたいに声を零す。) (取り囲む岩岩に反響して、まるで此処が啼いているかのように。) [Wed 1 Feb 2006 11:13:43]
◆アクアク > (近場で魚を釣る漁師の船が、それでも影のようにしか見えないくらいには遠い。) (波の砕ける音を浴びながら、打ち寄せる白い泡を見下ろしていた。ごつごつとした岩が其の度に湿る。) [Wed 1 Feb 2006 11:10:03]
◆アクアク > (――人目を忍び。 いつものように岩場の影。) [Wed 1 Feb 2006 11:07:49]
お知らせ > アクアクさんが入室されました。 [Wed 1 Feb 2006 11:07:14]
お知らせ > 豪人さんが退室されました。 『(ぽかぽか、爽やかに。―――爽やかに爆睡しすぎてブラッシング忘れたのはまた別のお話)』 [Mon 30 Jan 2006 01:11:28]
◆豪人 > (そういうことです。今が一番幸せなのですよ。下流君としては。)(嗚呼、人情じゃなくて、犬情ですか。そンな言い直しはさておき) ッつか、寒ッ。(ぺふぺふ後ろを着いていこう)(偶に砂に足を取られたりする辺り、やっぱりどうにもドン臭い、けれど。其れも愛嬌)(―――寝る前の運動、心拍数が上がれば身体も温まる、ワケで。) [Mon 30 Jan 2006 01:10:43]
お知らせ > シェリィさんが退室されました。 『家に付いた頃には二人ともぽかぽかになってました。』 [Mon 30 Jan 2006 01:04:46]
◆シェリィ > (私ももう少しご主人と一緒にいたいですからそのままがいいですよね、とか何とか心の声)(時折、主を振り返りつつもしっかりとした足取りで歩く忠犬で… 人情なのか愛情なのか、とりあえず主に対する心は一杯) ワンッ♪(軽く小走り開始、トテトテ程度の速度だけど、寝る前の運動に丁度いい位の速度で主を導くように走り出して) [Mon 30 Jan 2006 01:04:33]
◆豪人 > (却下。もう少し人間楽しみたいもの!)(しっかり、ついてきてるか確認してくれるトコロなンて。―――書類に埋もれた同僚を見捨てる同僚よりも人情がある気がした。) よーし、寒いから、ダッシュ!(安心して、後ろを小走りしよう。鍛錬ついでに。―――安心して走れるのは、ちゃんと愛犬が導いてくれるのを知ってるから。信頼してるのは、飼い主も同じ。)(さて、後ろをついて、帰路につこう) (風邪なんてひいちゃう前に) [Mon 30 Jan 2006 01:01:09]
◆シェリィ > (寧ろご主人が犬に…)(瞳を細めた顔は本当に貴方を信頼してます、という感じに見えて… しっかり少し前に立って、主のほうを振り返りむいてる犬) わふっ!(ブラッシング、と言われて凄く嬉しそうに1回答えて、早速一歩、暗闇の中でも歩きやすい、間違っても石ころとか無いような道を選んで進みだし) [Mon 30 Jan 2006 00:57:52]
◆豪人 > (否、其の前に人間になってください。)(目を細める顔に、へンにょり顔は余計に。―――ちゃンと少し前に立つ愛犬に。) 本当、お前、賢いよ。(なンて、親莫迦。)(振られた尻尾に)―――よし、帰ったらブラッシングしてやるから、それから寝ようなッ?(なンて) [Mon 30 Jan 2006 00:54:50]
◆シェリィ > (・・・そういえばそうですよね、と納得。恋人になるにはまだまだ(?)) ……♪(毛を撫でられると気持ちいいが良いのか瞳を細くしてふむふむと鼻で息をし)(優しく笑うご主人をみてると此方も幸せ気分) っ♪(立ち上がった主の少し前にでて「家までの道なら任せてください♪」と夜目の利く者、しっかり犬としても働きます、とばかりに尻尾を振って準備OKの合図) [Mon 30 Jan 2006 00:52:21]
◆豪人 > (かといって、獣相手に押し倒しもしません。普通に一緒に寝ればいいじゃない!) ……、(うもうも)(うもうも。―――暖かで手触りのいい毛。長くて、ブラッシングなンて、本を読んで偶にしてあげるだけなのに、綺麗で艶やかな。) あはは。(愛犬の前では、でれりでれりと。)(え、前では、じゃないなンて突っ込みは禁止) よし、(抱きしめた首元、離して)帰ろう。(へろり、緩い笑みを。)(リードなンてつけて無くても、しっかり着いてくる愛犬は、首輪はしていてもリードは無し。立ち上がって、頭を一撫でしよう)(『 帰るよ 』の合図) [Mon 30 Jan 2006 00:48:35]
◆シェリィ > (押し倒したら一緒に添い寝してもらうのです、って駄目ですか、ガーン。とかこっそりショック)(ご主人の望まない事はしませんよ、という感じ、なのかどうか分からないけどおきらくな笑顔で) ふ…わぅ…(自慢の毛皮ですから、と言う感じ、柔らかくて長めの金毛はそこらの毛皮に負けない感触のよさがあったりで) わんっ♪(匂いで直ぐ分かります♪、と摺り寄せられたご主人に此方からも甘えて擦り寄って) クン・・・?(戻りますか?と、済んだ黒目勝ちの瞳で主の顔をじーっと見上げていて・・・ 大丈夫、美人ですから、ええ、とどこかに納得していたりで) [Mon 30 Jan 2006 00:42:16]
◆豪人 > (押し倒されるのは断固拒否しておく。理由は聞いちゃいけない)(勿論、さっぱりでいてくれて構わない。というか、さっぱりで居てくれ。なンて懇願は、お月様の後ろに放り投げよう。嬉しそうに、) 一層、禁煙するかなー、(なンて出来もしない事呟いて)(甘えてくる姿に) あー…あったかいなー。(なンてヘンにょり)(獣の体温はやっぱり少し高くて。短くなった煙草、とりあえず、砂でもみ消して。―――両腕で首元を抱きしめよう) お前、凄いなァ、―――此処まで来たなンて。(賢い、なンて嬉しそうに暖かな首元。摺り寄せて、) 寒いし、帰ろうか?(なンて。)(相変わらず美人です、辺りは伝わらないよ!伝わらない。男がそンなコト言われるなンざ思っちゃいねェもの) [Mon 30 Jan 2006 00:37:52]
◆シェリィ > (もう感激して押し倒したりしそうな感じで)(尻尾ふさふさ振って、主が獣人と何かあったとかさっぱりな忠犬。ただ一緒にいるだけで嬉しいらしく)わんわんっ♪(『一杯吸わない限り大丈夫ですよ♪』とか答えていそうな感じで返事(?) ) くぅ〜…ン…(『豪人さんも相変わらず美人です♪』とか言う感じで、撫でてくれる手に頭を摺り寄せて甘え甘え) [Mon 30 Jan 2006 00:32:00]
◆豪人 > (そういうことだね!笑顔で答えるだろう。)(此処の所、獣不審気味なのは記憶の彼方。獣と人の合いの子よりも、獣丸ごとの愛犬の方が自棄に分かり易い、なンて何処かの獣さん思い出して思ったのも心の奥底) (もふ、と覆う暖かな其の体温に、冷えた身体が少し温もる) ―――あー…もう、お前慣れちゃったかな?(煙草の煙を嫌がらない愛犬。こンな気遣い今更でしたか。そうですか。主人の匂いの一部ッて、しょっちゅう煙草臭いみたいで其れはそれで何だか。兎角、ぺろーンと伸びてきた舌) お前 は、可愛いなァ、もう。(避けるわけも無く。)(ざりり、とした感触が頬に当たるンだろう)(煙草の無いほうの手で、額から耳をなでようか) [Mon 30 Jan 2006 00:28:38]
◆シェリィ > (なら二人の絆で気が付いてくれたのですね、とか親密度がLOVE状態の犬には何でもOKらしく) (賢い犬なので、突撃なのだけど主を押し倒したりしない力加減を心得ていて。ふかふかの毛は主のための毛布代わりにもなれます、とばかりに甘え) ハフ?(その煙の出る棒がどうかしましたか?と不思議そうな表情で顔を傾げ… 寧ろ主人の匂いの一部だし、気にしませんよ、とばかりに、ぺろっ、と1回 主の頬をキスしようと) [Mon 30 Jan 2006 00:23:04]
◆豪人 > (人間は、ッてェか、基本的にド近眼のコイツには明るくても遠くのものはハッキリ見えないぜ!と、要らないプチ情報。) あは、(突撃さりた)―――やッぱり、シェリィ。(胸元にぽゥーンと飛び込ンで来た愛犬。右手に持った煙草、毛を焼いてしまわないよに。そーっと、放して)(煙くさくないかしら。顔を寄せる愛犬に) お前ー、着いてきたら、折角こンな寒いところで煙草吸ってる意味ないじゃん。(なンて、嬉しいくせに。) [Mon 30 Jan 2006 00:18:57]
◆シェリィ > (闇夜・・・人間は余り夜目が利かないはずなのに自分に気が付いて名前を呼んでくれたご主人に嬉しそうに突撃して)ワフッ♪(『お散歩ならお供しましたのに、豪人さん』とかそんな感じに、座ってるご主人の胸元に飛び込んで、顔を寄せた) [Mon 30 Jan 2006 00:15:55]
◆足音 > ハッ…ハッ…(少し大きめの息遣いで、砂を踏みながら歩いてくる影…4本足の動物らしく… 砂浜に座ってる主の方へまっすぐ向かってきていて) [Mon 30 Jan 2006 00:14:06]
◆豪人 > (説明しよう!)(下流君⇒下流社会に生きるイマドキ(此処重要)、イマドキの若者の総称。「 まー そこそこ幸せだから いッかァ 」そンな、今のぬるま湯、現状満足の若人のことである!) (上昇志向が無いわけじゃない)―――………少なくとも、仕事は少しはマシになったぞ。(思い出したよに、ペンを取り出して書き込んだのは『 給湯室大掃除 』明日の予定。) 寂しい予定…!(へっしょり項垂れ、た)(―――と。) ……(足音)……(この足音は。人じゃない。4つ聞こえる足音。獣の足音…!) ―――シェリィ?(闇夜に目を凝らせ、ど。見えないンだけれど。まァ、其処は愛犬の気配は分かるワケだ)(じゃァ獣ッて分析は何だ) [Mon 30 Jan 2006 00:13:35]
お知らせ > 足音さんが入室されました。 『パタパタ、と砂を踏む小さな足音…』 [Mon 30 Jan 2006 00:10:17]
◆豪人 > (何だか年末年始に掛けて、心身ともに生傷増えたのは気の所為ですか。)―――ぁー、と。(懐から続いて取り出したるは、革手帳。)(何も記されちゃ居ない、其れを開いて) ………、(でかでかと書かれた新年の抱負に思わず自分で苦笑せん)( 『 脱 独り者 』 )(力強く書かれた其れと裏腹に。白紙の予定は、酷く切なかった。) ―――………、いや、でもいいんだ。(言い聞かせるみたく) ……俺、下流君だから。 [Mon 30 Jan 2006 00:08:06]
◆豪人 > (分かる、けれど。)(仕事を終えて、青い制服の上から、もっふりコートを着込んだ黒髪は、ポケットから取り出す煙草。) ………よいしょ。(近頃は家で煙草を吸わないようにしてる―――犬によくないだろう―――から、ぺふりとついたズボンが砂塗れになるのは悩みだけれど。)(宵闇の空の下で、誰に憚るでもなく吸う紫煙はいつもより美味い。) ……はー。(波打ち際より、少しばかり離れたトコロ。人影も無ければ、明かりも無い其の中で。紙巻を咥えて、マッチで火を。)(くゆり、紫煙が真っ直ぐ登って)―――……なんか色々あったけれども。(色々。) 何とか…、(―――此処に居られる。)(何とか。)(何だか年末に色々と凝縮されてた感は否めないけれど。それなりに、幸せな年だっただろう。なンて、過ぎた日を思い出すのは年の所為ですか) [Mon 30 Jan 2006 00:03:09]
◆豪人 > (ようやっと倉庫の中の掃除は二日掛かりで終わった。何とか。―――あの後、一緒に掃除するとは思っても無かった先輩団員が手伝いに来てくれて。) ……第一声が「 生きてるかい 」だッたのは、ちょッとショックだッたけれども…ッ。(そのときと言えば、丁度書類の大雪に降られて下敷き。へっしょり、書類の山に埋もれたところだッたものだから。)(あまりのタイミングに笑えなかったのは事実。―――それから、3人で片付け出せば、ちらりほらりと手伝ってくれる同僚がやってきて) ―――楽しかったなー。(最後はそんな締めくくり。)(無言でカリカリペンを走らせるだけの仕事より、疲れるンだけれど。楽しかったのは、如何してだろう。掃除が好きなわけでもないのに。)(―――砂浜、体育座りで座り込んだ黒髪頭が揺れて) (波間にさんざめく月光が綺麗)(――久方ぶりに来た浜辺は相も変わらず、人影も少なく、嗚呼、此処が危ないッてのも分かる。) [Sun 29 Jan 2006 23:56:36]
◆豪人 > ぶわー。(吹かれる風に口ぱっくり開けて、) 疲れたァアアアァ!(叫んだ) [Sun 29 Jan 2006 23:52:09]
◆豪人 > (なンてものはまだまだ先で。) [Sun 29 Jan 2006 23:50:49]
お知らせ > 豪人さんが来ました。 『(―――海開き)』 [Sun 29 Jan 2006 23:50:22]
お知らせ > リゼルさんが帰りました。 [Sat 28 Jan 2006 20:45:30]
◆リゼル > ―――……… 。 ( す、 と立上れば空の月が 少しだけ近くなった。 傍らに置いた靴履けば さくり、さくり。 砂浜に 足跡をつけた。 ) ―――さて、帰ろうか。 …あんまり遅いと心配する のかな。 ( 心配性の彼のことだから。 ――そうして、爪先は 街の方へ。 ) [Sat 28 Jan 2006 20:45:28]
◆リゼル > ――… 友達自体少ないのか。 ( 昔は ――今程で無かった気がする。 今程 人とも同族とも関わりを持たなかった。 …こンな 人間の様な思考すら 思う事が無かった。 ) …変わった事 。 ―――良い事か悪い事かは判らないけど。 ( 返答の様に ざわり、 波が足を掠った。 くすくす、ッて笑い洩らした後に、 ) ……――でも人間は私の遊びに付き合ってくれないからなァ。 ( 少しだけ 拗ねた子供みたいな む、とした表情。 ) [Sat 28 Jan 2006 20:39:26]
◆リゼル > ( 空の闇に浮かぶ月は 時折 雲に隠れ 、 海の闇に浮かぶ月は 時折 波に揺れる。―― 完全で無い ぼンやりと朧気な姿。 けれど、其れだからこそ 尚一層に愛しいのだ。) ―――月も 薔薇も人も ……完全でないのなら 分かち合える事は、 出来るのかな。 ( 慈しむ事は出来るのだろうか、 なンて他の同族が聞いたらきっと笑い話。 …思えば己は 余り同族の既知は居ない様だ。) [Sat 28 Jan 2006 20:32:47]
◆リゼル > ( ――空と水面に 二つの月が浮かぶ。 ) ………――あァ。うン。 こう云う絵画が在ったら買うのにな。 ( 砂浜に足を投げ出して 波打ち際に座る 赤い蝙蝠羽の吸血鬼。 ―…時折 波が 裸足の足をなぞる。 ) [Sat 28 Jan 2006 20:28:18]
お知らせ > リゼルさんが入室されました。 [Sat 28 Jan 2006 20:25:08]
お知らせ > アクアクさんが退室されました。 [Thu 26 Jan 2006 02:33:35]
◆アクアク > (さんざん唾液でぼろぼろにした魚を、痩躯はやっと差し出した。) (たまの 外食 風景。) [Thu 26 Jan 2006 02:33:34]
◆アクアク > (「いい加減に寄越せ」と怒られた。) …。 アア゛ ゥ…。 (頬に三本の赤い線を描いた頭が垂れる。) [Thu 26 Jan 2006 02:32:31]
◆アクアク > … フギャッ!! (顔面に踊る黒い影ッ。) [Thu 26 Jan 2006 02:30:47]
◆アクアク > ――キヒヒッ。クヒヒヒヒヒヒッ。 (肩を震わせた。 潮風に吹き上げられる声は、波の音に流されて包まれて掻き消される。) …キシシシシシシシ…。 (薄く開いた口から、犬の哂い声のように。) [Thu 26 Jan 2006 02:28:03]
◆アクアク > (食べる前に、猫達の真似をしてみたかった。) (傍らで、未だ遊び終わらないのかと待つ猫達に腰だの腹だのを引っかかれながらだ。) ( ざりッ。ざりッ。 ) (随分と楽しそうに。 鱗を逆さになぞる。) [Thu 26 Jan 2006 02:23:39]
◆アクアク > (両手で押さえ付けるほどには大きな魚に舌を這わす。) ( ざりッ、 ざりッ。 ) (砂と一緒に舐めるからこンな音だ。 猫だったらば、舌そのものがヤスリのようだからもっと大きな音も出たろうけれど。) [Thu 26 Jan 2006 02:19:08]
◆アクアク > (月の良く見える岩場の陰。 蹲っている影。) ( ざりッ、 ざりッ。 ) (ヤスリを掛けるような音は何度か。) …アア゛ア゛…。 [Thu 26 Jan 2006 02:14:39]
◆アクアク > ( ざりッ、 ざりッ、 ざりッ …、 ) [Thu 26 Jan 2006 02:08:44]
お知らせ > アクアクさんが入室されました。 [Thu 26 Jan 2006 02:08:28]
お知らせ > ヴァリスさんが帰りました。 『ぐったりと、疲れたように彼は砂浜に。 自分への問いかけを続けはじめる・・・』 [Wed 25 Jan 2006 10:37:53]
お知らせ > ティエンさんが退室されました。 『( 残した傷と言葉は 有効なのだから。 ――… 三度目は無い、お話。 )』 [Wed 25 Jan 2006 10:35:39]
◆ティエン > ( 赤くは無い液体に塗れた刃を ぱしり。 片手で受け止めたら。 両手を後ろ手に組んで、少し身を屈めて 視線を近づけたら。 ) ――… 「 彼 」 に、無為な後悔をさせないように 願ってるよ。 ( それは、つい先刻 擦れ違っていった同族の言葉を示して。 囁くような語尾に被せて 濡れた刃を ちろり 舐める。 ) ――… へんなあじ。 ( べ と軽く舌を出して くるり 返す踵。 ざくり ざく。 後は、振り返らずに足音 背中が遠ざかる。 砂の上 点々と、幾つか残った赤い跡も ざ、ぁ―― やがては、潮風に紛れて消えていっても ) [Wed 25 Jan 2006 10:34:47]
◆ヴァリス > (そのすべての言葉を、ヴァリスは記憶に焼け付けようする。 出された宿題と、提出期限)―――、つ、あ(自分に左手に突き刺さっていたナイフが抜ける。それにつられるように、左手はわずかに持ち上げられてから、砂浜に落ちる)――――、(だらりと下がった両手。 ぼんやりと見上げた視線の先に、少女が笑う。 ぞくり、と再び何かが背筋を這い上がってきたような気がした) [Wed 25 Jan 2006 10:25:34]
◆ティエン > ( 楽団を指揮するような仕草で刃を操って 傷つける。 赤くは無い血に視線を眇めたのは 好奇心か無意識か。 赤い刃に縫い止められた彼の左手を見下ろして フードの陰から告げる言葉は ) その傷が治るまで、ちゃんと 考えてみるといい。 ( 前に、赤毛の彼女が言った事。 今、わたしと彼が言った事。 ――… 何を失わせて 何を壊して けじめをどうするべきなのか。 信じると叫ぶだけで、何を壊したのか。 ――… 過ぎた後悔に浸る時間なんて、もう 許してあげない。 再び、指先を宙で動かす。 深く深く食い込んだ刃が ぎち り 傷を抉りながら、再び宙へと戻っていこうと 飛ぶ。 ) ――… それじゃ 今度は 貴方の傷が癒える頃に。 ( ゆらゆら 漂う短剣を外套の内に仕舞いこみながら 一方的な制限時刻を定めた吸血鬼は 唇だけで笑った。 ) [Wed 25 Jan 2006 10:15:02]
◆ヴァリス > ―――――――――――、(その塗りつぶされるような思考はいったい何を考えているのか。奔流のように流れ落ちていく思考の埋没の片隅で、、ヴァリスは、)―――、時、間?(まるで何かを宣告するように、少女が掲げた指先。 それが、言葉とともに振り下ろされて)――――アッ、ギっ!(ざくり、と)(自分の左手が砂浜に縫い付けられる。 白い血液が砂浜に斑点模様を作り出して、吸い込まれていく)――ッ、アッ!(大声で悲鳴漏らさないため、か。 唇を噛む。)――――ッ、ハァ。なに、を・・・・(困惑と、思考に埋没しかけている瞳を、少女へと見上げよう) [Wed 25 Jan 2006 10:05:38]
◆ティエン > ( 砂浜に崩れ落ちるように膝を着く姿を見下ろして ざくり 一歩、近づく。 否定ばかりを漏らす声は弱々しく 其処に含まれるものが懐疑か回顧かは 分からないけれど。 ) ――… 無為な後悔をこれ以上 ザッハトルテに重ねさせるのも 悪いから。 だから、少しだけ 時間を上げる。 ( それまで、ずっと垂らしていた指先を ゆらり 掲げる。 薄い陽光はもう、空に昇って 世界を染めて。 午前の光が、砂の上に歪な影を落とす。 ) …考えてみたらいいよ。 貴方は、誰に、何を失わせて。 そして、貴方は今、何をしているのか。 ――… でも、ずっとなんて考えていられないでしょう? 期間を決めなきゃ だね。 ( 楽音の指揮でも取るように、赤く濡れた指先が宙に閃く。 ――… conduct. 使い魔に送る指令。 刃のひとつが宙を駆けて、彼の左手の甲へと向かう。 避ける挙動が無ければ 掌まで刺し貫こうと、刃は飛ぶ。 ) [Wed 25 Jan 2006 09:56:26]
◆ヴァリス > ―――ッ! ちがっ、(・・・・・・・。 ――――。 もう、なにも考えることが出来ない。なにから考えたらいいのかが、わからなくなってきた)そんなこと、な、い・・・・、(自分のことしか考えられてない。 と言われてヴァリスは思い出す。深呼吸をして、思い出す。 自分がどうしたらよかったのかと、どうすれば、もっとよく、助けられたのかと考えて、自分のことしか考えてない、と言われて。)誰かに許してほしくなんて――。(ぷすん、と膝から力が抜けた。 そのまま、砂浜に膝をつくだろうか)―――――――、そんな、こ、と・・・・・(言葉にならないような声が漏れる。 自分がどういう人間なのか、わからなくなってきた。 いや、そもそも自分は変わってしまったのだろうか。 いや、そんなことはないはずなのだ、と。思う) [Wed 25 Jan 2006 09:30:25]
◆ティエン > ( ――… 語るに落ちるとは、言うけれど。 彼は、気付いてるんだろうか。 今、自分が言った台詞の中に わたしの疑問 もしくは危惧の答えが、その侭示されているって。 ) ほら、やっぱり。 貴方が悔いているのは、貴方のあやまち。 誰かを裏切ったことでも、傷つけたことでもない。自分が間違えた結果に脅えてるだけじゃないか。 ( 助けたい。だから、そう思うのなら、助けたい 「 誰か 」 を こそ、妄信するなって、言っているのに。 ――… 何処までも、話を全体にしたがる癖があるんだろうか。 わたしのことを例に出したのは、拙かったかもしれないけれど。 ) 貴方は、誰かを助けたいなんて、考えない方がいいよ。 だって、自分の事しか見えていない。自分の事しか考えてない。 自分の中身を見詰めるのだけで、精一杯。 それとも。見たくないから、誰かに許して欲しかった? ( ――… 鼓動の音が、煩い。 気を取られて、波に攫われるもうひとつの足音に気付くのが 遅れた。 ――…潮騒の合間から、告げられるのは静かな声。 それは、彼だけが告げる資格のある ひとつの断罪だ。 ) ――…… ザッハトルテ…… ( 止まることのない足音が連れて来た言葉は 何処までも苦い刃。 赤色を滴らせる指が ぎり 拳を作る。 ) ――… ずるい、な。 嗚呼――… ねえ。聞こえた? 貴方が裏切った人に あそこまで言わせても 貴方は、自分の咎しか見ないのか……っ ( ヒトゴロシの十字架。 ――…そんなのは、今更だ。 見殺す。けれど、後悔する。 そんな益体も無い、無為の宣言は、模式図だ。 ) [Wed 25 Jan 2006 09:16:57]
◆ヴァリス > (自分のことしか考えていない、と言われてヴァリスは眉根を寄せる)――――、・・・・・・・。(まるで何かの冗談のように浮遊する切っ先を見つめる)今も、考えていることは同じだよ。友人を助けたい、と思うのは変わらないし、今だって、あの時の自分の犯した過ちを苦く感じている。信じずに学ぶ、というけど、別に俺は吸血鬼全体のすべてを信じられるとは思ってない、よ・・・・(とくとくと、心臓が鳴っている)(ふと、聞こえた声に、彼ははっと気づく)―――なっ、(すでに会えないと思っている人間と再び出会う。 あまりの出来事に、数歩、後ろへと下がってしまうだろう)――――、・・・・・・・、(その夢は、変わってない。 言えること、なのに)(去っていく気配を、呆然としたまま、俯いて) [Wed 25 Jan 2006 09:01:51]
お知らせ > 黒い外套さんが退室されました。 『( 足跡もやがて波に消える。 )』 [Wed 25 Jan 2006 08:48:51]
◆黒い外套 > ( 言うべきと思った言葉はそれだけ。 これっきりの禁を早々に破ったモノは答えはもう求めない。 ) ――…できれば貴女に「そんな」十字架なんか背負ってほしくはないけれど、 …貴女の中に正当な事由があるなら。 ( 止めない。 見殺す。 同種として受け入れる ) その代わり、「あの時何故止めなかったのだろう」 と――…意味のない後悔を百億 千億 繰り返して差し上げるから。 ( 後半はこの場で命を落とすかも知れない彼へ。 それが「今の」貴方と非常に近い状態だと言外に――伝わるかは判らないけど ) ( そのままふたりを抜き去って ) [Wed 25 Jan 2006 08:48:24]
◆黒い外套 > ( 商業地区の店屋を辞して二時間弱。 ふらりと遠回りを繰り返して、ここに足が向いたのは偶然が殆ど それ以外が少し。 …散策にこの場を良く選ぶ、三者共々揃ってそうとは知らねども。 ――…初めて目にするエルダー種(の、人らしい表情と感情の抜け落ちた白い面差し その余りに似つかわしくない異様な姿を自然なものと受け止めるはやはり同じモノ。 …玉葱入りの袋を手に提げたツラは「ただの」無表情だが ) ( 会話の流れは知らない。 ただ、ヴァリスと云う名のピース。 ティエン・ギニーと云う名のピース。 そして先日彼女と語った幾つかの事象と 他ならぬ自分。 そして何より ――――この場の空気 ) ……… きみが動けば世界には波紋が立つんだよ。 ( 貴方だけに限らず、世の中の誰もがだけれど。 ひとの行動は常に他者へと影響を及ぼす そう云う事。 ) 「我々」と出会った事できみは何を失った? …違うな。 「誰に」「何を」「失わせた」? そして――…どう「けじめをつけた」 ? ( 償ったなんて言葉は使わない。 けじめはつけるもの、ひとつの節目を「見せる」もの。 …つまり見せるべき相手が存在する。 自分ひとりの気の持ちようではない そんな意味。 ) ――…残念だよ、初めて会った時は差別のない孤児院を作ると それだけ「誰かの為に」動いていたきみを思うと。 あの頃は私と云うヒトデナシにも簡単に死ぬなと言えたのにね。 [Wed 25 Jan 2006 08:41:35]
お知らせ > 黒い外套さんが来ました。 『( 足音は波に攫わせて )』 [Wed 25 Jan 2006 08:40:45]
◆ティエン > ――… 貴方は、何処までも 自分の事しか考えてないんだ。 今更、思い知るんだから、わたしも大分、馬鹿だな。 ( 弁が立つ方じゃない自覚はある。 けれど 届かない言葉に 朝日のせいだけじゃない眩暈がした。 ――… きりきりきり 軋む音 軋むもの。 ―…本当に 此処で 終わらせる? ) 生きたいか死にたいかなんて、聞かないよ。 ねぇ――… もう一度だけ、言うよ。 ( だらり 両腕を垂らす。 指先から赤色を滴らせて 握っていた刃が するり 指先から抜ける。 ――…けれど、それは砂には落ちずに。 掌の辺りを浮遊する。 ゆらゆらと、切っ先だけを向けながら ) ともだちだからって括りで 闇雲に信じて、貴方は一体何をしたの? ちゃんと、相手の立場も 種族の事も踏み止まって理解しようとしていたら、間違わなかったかもしれない。でも、それは過ぎた事。 なら、これからはどうするんだって、言ってるの…っ! 信じて同じことを繰り返すのか。 信じずに学ぶことを覚えるのか。 ――― 「 でも信じる、信じたい 」 なんて吼えるばかりで決められないなら、 わたしの後悔ひとつを此処で清算して、終わりにしてあげるから…! ( ――… 彼は、究極的には理想と 彼自身の内面しか見てないんじゃないか。 そんな危惧すら過ぎって、ぎしり 唇を噛み締めた。 そうだとしたら 何を言ったって届かない。 ――… 彼を信じたから傷ついた人も 報われないじゃないか。 それさえなければ 無ければ? ――… 浮かぶ赤色が きしり 金属の軋むような音で 啼いた気がした。 ) [Wed 25 Jan 2006 08:30:46]
◆ヴァリス > (朝日の中、そこに吸血鬼が居た。 太陽の中、なんて馬鹿げている様な気がしてならない)――、それで、なんだ。信じるな、と。俺に(吸血鬼を。人を。キミを)すごい、言われようだ・・・・、(ずらり、と問いかけながら抜き放たれるナイフの群。 それを、ヴァリスは苦しそうに見つめた)キミは、俺を殺したいのか・・・・・(朝日の中、目を細めた)(どくん、と心臓が脈打って、それに呼応するように首筋から多く血が流れ出す)・・・・・俺に選択肢なんてあるのかよ。 キミは俺に殺意を抱いていて、君は俺がわけのわからないうちに殺すことの出来る力量を持ってる(傷口を左手で押さえ、右手をだらりと下げたまま、懐のナイフには伸ばさず、)・・・・・、(ふっ、と息を吐いて)死にたいのか、死にたくないか、なんて答えが決まっているようなことを聞くんだな、君は [Wed 25 Jan 2006 08:13:31]
◆ティエン > ( ――… ずさ。 緩々と地を照らす薄い陽光の中 彼の背後で、砂が小さく鳴る。 ぽたり、ぽた 切っ先からは、人のものとは少し違う体液が零れ落ちる。 それが、刃の赤を洗いはしない。 ――… 振り返る視線は 夜の合間には見せることの無かった 吸血鬼の顔。 時を経て変質したエルダー種()が、首筋押さえる姿を睨み据えて。 ) 貴方のともだちをひたすら信じて、気持ちいいのは貴方だけ。 貴方は気持ちいいよ。自分は疑わず、信じてるって叫べばいいんだから。 疑わず、盲信して貴方が死ぬのは構わない。殺されて血でも何でも吸われちゃえばいいんだ。 ――… でも、それじゃ迷惑なの。貴方の自己憐憫と自己満足に、巻き込まないで。 ――― それじゃ、きっと 「 カリン 」 だって迷惑。 ――… 本当に、もう 終わらせちゃう? ( ――… ぼたり。 左腕からも滴る赤色。 ずるり 引きずり出すのは、二つ目の。 そして三つ目 ――…最初の一本は、懐に最初から存在している。 ねぇ どうする? からっぽの顔が、朝食の献立でも尋ねるみたいに、傾げられた。 ) [Wed 25 Jan 2006 07:50:00]
◆ヴァリス > ―――――、・・・・・(なんと言ったらいいのだろう。 そんなことを考えていると、)(それは一瞬の出来事だった。 何かが朝日の中で煌いたのを視認した。次の瞬間には、首筋が再び切られていた。 どくん、と心臓が鳴った。 自分という存在を遥かに凌駕する動き。首筋の傷からは白い液体が零れ落ち始めていた。慌ててその傷口を押さえながら、砂浜に着地する貴女を見つめよう)――――。そっ、か(殺しておけばよかった。 そんな殺意を込められた言葉に、ヴァリスはぎゅぅう、と心臓が締め付けられたように感じた。 ぞくり、と背筋が凍る。 殺しておけばよかった。 言い換えれば、今、この瞬間にもこの少女は自分を殺せるだろう・・・・。) [Wed 25 Jan 2006 07:38:01]
◆ティエン > ( 彼が顔を顰めた理由までは、分からない。 ――… 見上げる角度からは 空も見える。 今日は曇り空だけれど それでも、朝日は眩しいから。 赤い視線が、きつく眇められる。 苛立ちのような色を孕んで ) 自己陶酔は沢山だって言ってるんだ。 そんな信じ方は、迷惑なだけ。 信じてるから暴いて、信じてるから傷つけて、信じてるから裏切って――― 貴方、全然変わってない。 ( 緩く一歩だけ踏み込んで、軽く砂を蹴る。 白い裾が ふわり 靡いて 赤い切っ先は いつかのように 彼の首筋を浅く薙ごうと閃きながら ) ―――… 本当。 最初のあの時に、殺しておけば 良かった。 ( 身体が砂上に降りる前。 囁くように、口にした。 ) [Wed 25 Jan 2006 07:30:13]
◆ヴァリス > (今日の一日の始まりの朝がやってきた。 水平線に浮かぶだろう雲に隠れた太陽を見るように目を細める。 少女の言葉一つ一つを聞きながら、ヴァリスは首を振る少女を見る)―――、・・・・っ、(この島に来る前の記憶が脳裏を掠める。 でも、それは一瞬の出来事で、顔を顰めたのだって一瞬だとは思う)それでも、俺はあの人が――(躊躇うように、彼は視線を逸らす。 信じたい。たった一人でも。 それでも、人間に対する不信感というのは完全に払拭できないものであることは、よく知っている、つもりだ)(胸元からのど元へと変わる矛先。 それで一突きされれば、ただではすまないだろう、ということはビリビリと全身から感じる危機感でわかっている。)―――、・・・・(顔を顰める少女に、ヴァリスはなんと言ったらいいかわからい。いや、言うべきではないのだろうけど――。)―――、う、うん(少女の呟きを、ヴァリスは理解できない。 疑問を感じたが、問うというのもおかしな話だろうか)―――――――――――――――、わかっ、た、忘れない(と、) [Wed 25 Jan 2006 07:21:51]
◆ティエン > ( 空はまだ、曇り空。 それでも、夜明けが近づけば 砂浜を染めていた闇は緩々と薄い光に駆逐されていく。 突きつけた刃の色は その侭乾かない血の色で 零れる陽光を反射した。 ) ……嗚呼。 ( 零れる光に乗せるようにして 嘆息が ひとつ。 けほ。 慣れない大声なんか出したら、喉が痛んで、小さく咳き込む。 空気の配分を、ちゃんとしないと声が出なくなるんだ。 ゆっくりと、肩を落とす。 一度発現した激情を、押さえ込むみたいに。 ) そんな事、言ってるんじゃない。 ( 信じたいと語る彼の言葉を、打ち消すみたいに首を振る。 ――… わたしは、 「 吸血鬼 」 を信じる人間を、信じないって言ってるんだ。 この世界に、信じられる人間なんていないって。そんな絶望を語ってる訳じゃない。 ) 闇雲に信じて、その結果は、どうなったの。 信じたいなら、信じるな。 違うものである事を、受け入れた上で考えろ。 ( すぃ。 突きつける刃が動いて、彼の胸元から、首筋へと狙いを定めるように切っ先を上げて。 ) 浸ったらいい人間なんて言ってないよ。そんな気分になれるってだけ。 貴方がよいものであるはずが、無いじゃないか。 ( それは、酷く個人的な私怨が源ではあるけれど。 酷く苦いものを噛み潰した時のように、顔を顰めて。 ) 許して欲しい――… か。 なら、貴方は 「 カリン 」 の為に、頑張ればいい。 ( ――…彼女を助けたい。 その言葉で、致命的な勘違いに気付いたから。 嘆息がもう一度重なって、視線が砂に落ちた。 ) ……やっぱり、逃げちゃ駄目だったね ――… ( 彼にとっては、意味不明の一言をぽつり 零したら ) 貴方みたいのでも、たいせつにおもってくれてるひとは、いたんだ。 裏切ったことだけは、忘れるな。 忘れた瞬間に、ころしてあげるから。 [Wed 25 Jan 2006 07:06:31]
◆ヴァリス > ―――、・・・・・・(青白んできた空を感じながら、ヴァリスは、少女を見返す。 平行線を辿るであろう、とは思うけど、)そんなことはわかってる(自分の胸に当てた拳をよりいっそう強く握った)俺だって、混ざり者だ。人から石を投げられた事だってある。差別しないって人間が手の平ひっくり返させられた事だってある(ゆっくりと、朝のにおいがしてきた空気を吸い込んで、吐く)俺は誰かを信じたい。人間だって信じたい。けど、信じられない人間ってのが居るって事も知ってる。ほんとなら、人間を恨めたら楽だろうかと思うことだってある。だから、貴女がなんと言おうと、俺は友達である彼女を信じたい(まるで血塗られた刃のようなそれは、本当に濡れているのかもしれない。 貴女が一歩近づけば、ヴァリスはじっと少女を見つめよう。足を動かさず、ただじっと)(ここら辺でとめたほうがいいのかもしれない。だけど、口が止まらないような、そんな感覚)そうだよ、後悔は回想だよ。回想して、自分の過ちを見つめなおして、自分を許さないための回想だ。いい人間? そうだね、それに浸り続ければいい人間であるかもしれない。けど、俺のやったことはいい人間とは言えないもの。だから、俺自身はいい人間じゃない(びりっ、と空気がしびれたような錯覚。 少女の感情が高くなったような、そんな気がする)許してほしい、許してほしいと思うから、がんばれるんだ。 だが、他人が許してくれたって、俺自身が自分を一生許せない! 覚悟が足りてる、なんて事を言う気は無いよ。ただ、それは違う。俺は、許されたいと思うから彼女をまた助けたいと思うけど、一生許されないということはわかってる。つもりだ・・・、 [Wed 25 Jan 2006 06:41:49]
◆ティエン > ( フードの陰 見返す顔の表情は乏しい。 視線だけが、熱の無い侭 険しさを帯びる。 ) ――… だから、覚悟が足りないって言ったんだ。 例え貴方が差別なんかする気が無いって唱えたって、それは世界の総意じゃない。 そうやって思ってる人間程、「 どうにかなるんじゃないか 」 って目算で、致命的なことをするから。 ――…だから、信じない。 わたしは 吸血鬼()を信じる人間を、信じない。 ――…残念だよ。覆しては、くれなかった。 ( ぽたり。 刃先から、赤色がまた一滴落ちて 潮風に混じるのは鉄錆の気配。 さくり。 歩みが、一歩近づく。 ) 分かってる?なら、忘れたかったのかな。 ――… ねぇ。後悔は、只の回想。 それを悔やんで許して貰ったって、貴方が気持ちいいだけなの。 だって、後悔って気持ちいいんだよ? あの時ああすればよかった―― ほら。自分は悔やんでる。最善を尽くしたかったのにって、もう免罪符にしたがってる。 でも出来なかった。過ぎた事だからね――… 嗚呼、でも 悔やむ自分はなんて いい人間? ( 声音の律が高くなる。 叫びださないように、一度 息を呑んで。 ) 許せないから、許して欲しい? それが、覚悟が足りないって言う事だっ!! [Wed 25 Jan 2006 06:25:16]
◆ヴァリス > ・・・・・・・・(この少女がどこまで知っているのかはヴァリスは知らない。 じっと、貴女を見て、)―――わかってる、あの時、俺の行動が状況を悪くしたことぐらい・・・(自分の胸に手を当てる。 ぎゅ、と心臓を鷲掴みするかのように握った握り拳)(あの時、最善だと思って失敗して、――――)―――そんなことは、わかってる。とは思う、けど。 だって、後悔して、(言葉が続かない。 そして、夜の砂浜で再び突き出されたナイフが一本。 ぞくり、冷や汗が背筋を凍らせる)許されたい。許してもらいたいさ、そりゃあ。(ぐっ、と冷や汗を拭っても、止まることを知らない)でも、たぶん、後悔というのは。自分で自分を許すなって言う、自分に忘れるな、というものだと、俺は思う。彼女は、いいっていってくれたけど――。俺は、自分を許せない(貴女が言っていることは正しいし、心にざくりと刺さる言葉がある。 でも、自分の考えを。 自分が何を思っているのかを、言わないといけないのではないか、と思った)だから、今でも彼女に役に立てることがあるなら、どうにかした。それも、できるかどうか、わからないことだけど・・・・ [Wed 25 Jan 2006 06:10:43]
◆ティエン > 貴方は、いつか 許されたがってるだけじゃないか。 [Wed 25 Jan 2006 05:58:37]
◆ティエン > … 「 あの時 」 にいた、「彼女 」 貴方が切り捨てた 「 彼 」 ――…わたしが知ってるのは、それくらいだけど。 ( ――…詳しく知っているのは 後者だけ。 それでも あの時、きっと 世界に立ち向かおうとしていた彼女を 見たから。 ) ……どんな状況から、貴方が助けようとしたかは、知らない。 ――… でも、言っちゃいけないことを、言った。 それで、手配はきつくなって。 貴方は疑われて。 罪に問われた。 酷い言い方をすれば、軽率。 ……過ぎた事だから、此処までにしておくけれど。 ( 思いが全て報われることは無い。 否。報われることは、酷く少ない。 ――… 優先順位と言ったら、彼にとっては心外だろうけれど。 捨てたものが何も無い訳じゃないんだろう。 例えば平穏 例えば …? ) ――…じゃあ、訂正。 痛めてるだけじゃ、意味が無い。 貴方の頭の中にしか無い後悔の世界じゃ、誰も何も動けないの。 ( 人形劇にすらならないと 呟いて。 突きつけた指先から つぅ 赤い滴が一滴、砂へと落ちていく。 ぎち り ずるり。 袖口から這い出すようにして掌へと収まるのは、赤色に塗れた刃。 ぬらりと光る刃先を、突きつける。 ) そう。貴方に足りない覚悟の名前。 助けたかった。後悔してる。どうしようもなくて、謝る事も出来なくて。 悔やんで悼んで心を痛めて。 でも、そんなの結局――― [Wed 25 Jan 2006 05:58:20]
◆ヴァリス > ――――、カリンさんのことを言っているなら、謝りは、した、けど・・・(VHの彼女には、まだ謝っていない。目の前のティエンさんにだって、謝ってなくて、彼女にはありがとう、とまだ言ってなくて、)・・・・。誰だって後悔したくない。それに、自分のせいでさらに危うくさせてしまった彼女を助けたいとは、思った(助けたかった。どうにかしたかった。本当に、自分はあの時、それを純粋に思ったのだと、今のヴァリスは信じてる。 結果的に、彼女を自分の手で助けたわけではなかったけれど、)―――――。それは、そうだけど。痛めない人間よりはマシだと、思う(しかし、内心でヴァリスは自分のことを振り返る。 心を痛めて、本当に自分は白くあろうとすることに固執してなかっただろうか。 確かに、心を痛めるのは、痛めない人間よりはマシだとは思うけど、)(そこに安心を覚えている人間が、最低じゃないのだろうか。 そうだ、それでいい人間であるはずが無い。過去が消せない以上、自分はいい人間では――・・・、)――――、俺に、足りない、覚悟の名前?(と、問い返そう。 ずり、と砂が噛む音。一歩、ヴァリスは下がってしまっただろうか。無意識に) [Wed 25 Jan 2006 05:44:31]
◆ティエン > ……謝ろうと した? ( 考えてみれば、意地悪な質問。 さっきの会話の中で出て来た 知らない誰かにも借りはあるらしいけれど まだ、謝りに行って無いって聞いてるんだから。 熱の無い気配と 込み上げる感情。 矛盾する二つを繋げるのは、とても単純な衝動だから ぎり 外套越しに 腕に爪を立てて ) わたしは貴方を知らないけれど 逆じゃないかって、思うよ。 貴方は、自分が 後悔したくなかっただけじゃないのか――― ( 本当に それは 助けたいから だった? その時の事情も知らないから、其処で一度言葉を切って ぎり 唇噛み締め。 ) ……懺悔して後悔したって、カミサマが助けてくれる訳無い。 貴方は、悔やんでるだけだ。 心を痛めていたら、いい人間になれると思いたいの。 ( 落とされた視線に割り込むように突き出すのは、右の腕。 突きつけた指先が震えて ぎち り ――… 軋む気配と 滲む赤色。 ) …… わたしは、別にどうでもいいんだ。 ひとつ、悔やむことがあるだけ。 ――… でも、その責任があるから、ひとつだけ 大サービスで教えてあげるる 貴方に足りない、覚悟の名前。 [Wed 25 Jan 2006 05:29:39]
◆ヴァリス > ―――、(後悔して、どうしたらいいのか。 謝るだけじゃいけないのはわかってる。だけど、方策が見つからなかったり、すでに自分から離れていたり。 馬鹿みたい。 今更、そんなことを言ったところで――、)(ぴしり、と空気が凍ったのを肌で感じだ。 ちりちりと肌を刺すような空気が、否応に緊張感を高めてしまう)――、そんなことは、思ってない。後悔ばかりしていたら、行動しない(あの時、後悔して、だからどうにかしたいと思って行動した。 けど、それは逆に変な方向に話が転がったり、結局自分がしたことは――、)―――後悔だけで許される、なんて思わない。 どうにか、したい。許される・・・・なら、(視線を砂浜に落としたまま、ヴァリスはぽつりと、漏らすように、)―――――、・・・・・・・・、――――。(関わってほしくなかった、と。 そうして、歯を食い縛った少女を見て、ヴァリスは、どうしようもなく情けない気持ちになる)――――、俺のことを、恨んでる――。のかな。いや、嫌いになってたとしても、しょうがないとおもうけど――。(俯き、ヴァリスは苦しそうに、そう言って、) [Wed 25 Jan 2006 05:19:03]
◆ティエン > …後悔してる間に、謝れば なんて。簡単じゃないのは知ってる。 ( 迷って悩んで動けなくなるのは 嫌って程経験した。 けれど ――…柔らかく撓んだ気配が きちり 張り詰める。 ) ……それで、もう 全部終わりにする事に、したんだ? ( 後悔を免罪符にはしないから ――…そんな風に許すのは、少なくともわたしじゃないし 正直、それで許されるべきじゃないとも思ってるから。 だから ) 悔やんでいたら、誰かが許してくれるって、思ってたとしたら。 ( ――…したら? 眉を寄せて、腕を押さえた。 ぎちぎちぎち 軋む感覚はまだ止まらない。 ) ……ふぅん。 良かったとは、わたしは言えないや。 ( 薄情だろうけれど 人間が人間という括りでは、全てを愛せないように ) ――… 貴方なんか、わたしたちに関わらなければ良かったのに――……っ わたしも、後悔…してる、よ……っ ( 一度は、制する手が押さえた激情が、温度の無い瞳を鈍く光らせて。 ぎり 食いしばる歯は 種の証を除かせて、軋む。 ) [Wed 25 Jan 2006 05:05:27]
◆ヴァリス > (花のにおい、か。 それに曖昧に笑って、)――――、うん・・・・、(ぽつり、と漏れるような、頷き。 結局、自分は――、)・・・・・。そんなことは思ってないよ。僕は、被害者なんかじゃない(そう、自分はそんなものじゃない。 状況を悪化させた。それだけじゃないと思う。結局自分が出来たことは無いんじゃないんだろうか。)被害者になりたいなんて思ったこと、無い。ただ、後悔をずっと、してた――(あの時、ああしていれば。あの時、こうしていれば。 なんてもしもの話をしたところで始まらない。 けど、ついつい思ってしまう。 もし、あの時、と)(あの吸血鬼は死んだのだろうか、という問いかけに、彼は少しだけ迷ったようなそぶりを見せた後、ゆっくりと、首を横に振るだろう) [Wed 25 Jan 2006 04:54:15]
◆ティエン > かもしれない ね。 ――…花の匂いがするし。相性、きっと良くない。 ( 潮風に紛れるような ほんの微かなものだったけれど。 着かず離れずの百合の香に 半ばあてずっぽうで呟く言葉。 ) それに、前の事じゃなくて、今の事だから。 貴方が許してって言わなきゃいけない相手は、別じゃないかって、思うよ。 ( 問われたなら、傲慢だと斬って捨てる。 わたしは貴方の友人程、寛容でも優しくも無いヒトデナシだから。 ――… 裏切りという事場に、反応は顕著で。 ぎしり 腕が軋む。視線が、細く。 ) 貴方がどう思うかなんて、関係ないの。 自分の中でだけ悔やんで悔やんで自虐して自嘲していれば、被害者になれるとでも、思ってた? ( 本当の被害者が誰かという事を論じるつもりは無い。 事件の発端になったという 「 吸血鬼 」 とは、面識も無い。 自分が知っているのは 去年の夏 見下ろした先での光景と ――…今此処にいる彼と 友誼を持っていた誰かさんの、言葉。 偏っているのは自覚している。間違いだというなら、言葉にしなくちゃ伝わらない。 形にされた言葉しか、信じようが無いじゃないか。 ) ……結局、夏の ――… あの吸血鬼って、死んじゃったの? ( 少なくとも 知っている誰かに当て嵌まることじゃないから 問いかけは酷薄なくらい 終結の言葉を形にする。 ――… 何とか出来なくても、何とかしたい。 その気持ちは、否定しなかった。 少し、口元に苦味が混じる。 ) [Wed 25 Jan 2006 04:45:30]
◆ヴァリス > ――鬼門、かな。俺の(緩やかに流れるようで、それでいて潮風は責め立てるように冷たく、痛い)――――、うん。・・・・・、(少し間があって、彼は曖昧に頷いた。 許せられる、とは思わない。 許してくれ、なんて頼むのは傲慢すぎるだろうか)―――っ! 、裏切って―――なんか。・・・・・(白い少女の一言一言が胸に突き刺さる。 ずきり、と痛んで、ぞぶり、と刺される様な、感覚)―――自分でなんとかなる、というのは考えなかった。ただ、なんとかしたいって、思った・・・・。(俯くように、彼は視線を落とした。 あの時のことを思い出して、唇を噛んだ)ただ、俺のせいで。だから、俺がなんとかしなくちゃっ、て、(それは感情論なのだろう。 ) [Wed 25 Jan 2006 04:34:30]
◆ティエン > ――… 相性、良くないんじゃないかな、それは。 ( 潮風は酷く冷たい。 夜は更けて、夜明けの時はまだ遠い。 死にかけたという時の話を、今詳しく聞くつもりは、無いけれど。 ) ――… 謝るくらいには、懲りたんだ。 でも あれからも、諦めてなかったんでしょう。 だから――… 夏。 ( 謝罪を受け入れるか否かは、口にはしない。 忘れないと、もう先に言ってあるのだから。 忘れないこと。許すこと。並び立たない訳じゃないけれど それは、まだ当て嵌まらない。 昏い波の揺れる世界を背にして、曇る夜空を背負う彼の顔を見た。 ) 暴こうとして、憎まれて 親愛を結ぼうとして、でも 裏切った。 ――…裏切ったつもりなんか、無かったかもしれないけど。 「 だって知らなかった 」 で済まされるほど甘くないって、だから ――… 覚悟が無いって、言ったのに。 ( 言葉は苦い。 けれど、これはわたしの後悔だ。 彼のとは、また違うから、一度口を噤んで。 ) 自分で、全部何とかできるなんて、思ってた? [Wed 25 Jan 2006 04:27:21]
◆ヴァリス > 死にかけたことがあったし、ここで(爪先で砂を掻き回して、嘆息する)―――――、ごめん(ふっ、とヴァリスは苦々しい顔で視線を逸らす。 確かに、あの時のことは今思うと馬鹿だとか、本当に悪かったのだと、思う。 今だと信じられないような行動だった、)本当に、ごめん(置いておく、と言われてもそう許されることではないだろう)俺の、したかった・・・・・こと?(問いかけに問い返すように、ヴァリスは貴女を見るだろう。 海岸を背景にたつ貴女の姿を見て、ヴァリスは思う。 本当に、自分は何がしたかったのだろうか、と) [Wed 25 Jan 2006 04:13:58]
◆ティエン > ――… 嫌な思い出。 ( トン。 爪先で、砂を軽く叩いて。 向き直る白外套は とかくて遠い前の邂逅と 変わらない。 ――… あの時の舞台劇を再現するには 役者が二人程足りないけれど。 ) ……さっき、わたしが前に言った事を口にしただけで 痛そうな顔をした癖に。 人の事を暴くのは、平気だったものね。 ――… 昔の話。 忘れないけど、それは 置いておく。 ( 戒め。前段階。 一番最初の不信を掘り起した上で 眇めた視線が 見上げる角度で。 ) ……。 貴方は結局、何がしたかったのかなって。 [Wed 25 Jan 2006 04:09:06]
◆ヴァリス > (暗闇包まれた海岸。月光すら隠す厚い雲はまるで、すべての出来事に目を瞑るような―――。考えすぎだろうか)(耳に小気味いい波の音と、懐かしい場所。 なんだかんだといって、ここはお気に入りの場所のひとつで、)―――、懐かしい、といえば懐かしいけど・・・・。ここでは、色々あったから、(リュックを砂浜において、貴女からある程度の距離をとっている場所で、夜空を見上げようか。 白い息を吐いて、コートの襟を少しだけ寄せて、)・・・・・いい思い出も、嫌な思い出もたくさんある・・・、(ゆっくりと頭を振ってから、貴女を視界に納めようか、そして、)それで、話って――、 [Wed 25 Jan 2006 03:56:21]
◆ティエン > ( 花街の灯火に照らされていた時には気付かなかったけれど いつの間にか 月は雲間に隠れて影も遠く。 地を照らす光は薄く、空は灰色 闇は深く、夜の色。 ――… さく り 。 足音はひとつ そして、ふたつ。 昏く潮騒の響く砂の上 足跡刻む片方が、緩々振り返りながら、止まる。 ) …此処なら、大丈夫 かな。 ――… あの時みたいに、余計な気配を知る目はいないみたいだけど …懐かしい? [Wed 25 Jan 2006 03:51:04]
お知らせ > ヴァリスさんが来ました。 『複雑な心境で、少しだけ距離を置いて、ついてきて、』 [Wed 25 Jan 2006 03:48:25]
お知らせ > ティエンさんが来ました。 『( いつの間にか、曇り空。 )』 [Wed 25 Jan 2006 03:47:16]
お知らせ > 冴乃さんが退室されました。 『持ち上げて、ひっくり返して。それから口へ』 [Tue 24 Jan 2006 22:00:36]
◆冴乃 > (ひゅ、と放ったのは3本の針。二つはずれて、一つがそれを磔にした。に…と嬉しそうに、ひょいとその傍までいってしゃがみ込む。かさかさと、それはせわしなく足を動かしている。そぉっと手を伸ばし、指先で触れてみた)…硬い…(つるつる。逃げられない相手の表面をなぞって…ぴたり。程なく、白く、動かなくなった) [Tue 24 Jan 2006 21:57:27]
◆冴乃 > (すばしっこく動いたかと思えばぴたりと止まる。警戒してる兎ににてるけれど、ちょっと違う。あっちへ、こっちへ…何してるんだろう、これはと目で追いながら…掌に集める冷気) [Tue 24 Jan 2006 21:47:56]
◆冴乃 > (手頃な岩場に腰を下ろす。ここまで来たのはいいけれど…と。波はざぁざぁ、風はびょうびょう段々耳障り。不機嫌増すなかでカサリと動く影は、ちいさな生物だった。じぃ…とその様子の観察を始めて) [Tue 24 Jan 2006 21:36:32]
◆冴乃 > (さくさくと砂浜を彷徨って行って、岩場へ来ると雰囲気も変わる。波が砕ける様子は、自分の知っている海に近いけれど。たまに飛沫が飛んできて塩っ辛い) [Tue 24 Jan 2006 21:25:38]
◆冴乃 > (水。風。どっちも、嫌い。雪を融かす。氷を融かす。外から見れば寒々としたその口径の中で、不機嫌そうな表情で。波が引いたときに足元に作った氷の防波堤は、次の波に飲まれて消えてしまった)…ふん…(つまらない、といった風に腰の後ろに手を組んで、くるりと海に背を向けた) [Tue 24 Jan 2006 21:13:59]
◆冴乃 > (飽きることも無く寄せては返すを繰り返す波に誘われるよに、ひた、ひたと波際まで。波が帰っていく。また戻ってくる。ざぁ…と踝まで波に晒されて、また波が引いていった。ざぁ…ざぁ…と。潮風に吹かれながら、佇むことしばらく) [Tue 24 Jan 2006 21:05:23]
◆冴乃 > (海を見るのは初めてじゃない。けれど自分が知ってる海は、人寄せ付けぬ岩肌に波がたたきつけられるような、そんな海。大人しい…そんな風に感じた) [Tue 24 Jan 2006 20:56:12]
お知らせ > 冴乃さんが入室されました。 『砂踏みしめる、素足』 [Tue 24 Jan 2006 20:53:16]
お知らせ > ティエンさんが退室されました。 『 「 ―――だから主よ。どうか、私を救って下さい。 」 』 [Sun 22 Jan 2006 10:50:50]
◆ティエン > 「 世界は虚しく、栄光と財産は死の前では無意味となる。 」 ( 懺悔のような 祈りのような典礼句を謡いながら、砂の上に刻む足跡。 口ずさむ内容は、やっぱり冗談みたいな話。 冒涜にも程があるけれど。 ――… 本当に、他を知らなかったんだ。 囁くように、結びの意味を唇に。 ) [Sun 22 Jan 2006 10:50:34]
◆ティエン > ( わらえるひとに。 そんな無茶苦茶を言われて、赤色の一対が瞬いて、見開かれて。 涙の欠片も無い侭、少しだけ泣きそうな顔で、視線が歪む。 ) む、難しいこと、言うし……っ ( ――…上手く笑うだけなら、本当は簡単なのだから この抗議も、嘘の領域 真実の欠片。 ――…遠く、潮騒に混じり流れて人の気配が近づくのを察したら。 夜の刻が終わりなのだと知らされる。 ちらりと横目に見やったものは、くじ。 …そっか。あれから、買ったんだ。 当たった? なんて聞くのは日常の続き。もしくは、装う外殻。 ) ――… ん。 ( かえる場所。 砂塗れの身体を起こして、立ち上がる。 ざらり 零れた一握が、陽光を受けて 風に溶けて。 ) …… 子守唄 だよ。 懐かしい――… もっと、いい歌があればよかったのにな。 [Sun 22 Jan 2006 10:46:14]
◆ティエン > ( 時で終わる事の無いものは、イキモノとは言えないのかもしれない。 けれど、滅びない訳じゃない。死なない訳じゃない。 結局、出来ない平均化の統計。 ――…先が無限にあると知る事は、先が無いと知るのと、どっちが絶望に近しいんだろう? 普遍の一部でしかない、他愛無い疑問符は、形にされることも無く。 ) ……体に悪いかは分からないけど、喉にはやっぱり 良くないよね…きっと。 ( 誤魔化されてしまうのか、誤魔化されたいのか。 どっちにしても、へっぽこい訳だ。 ――…連想された小動物。そんなものを口に出されていたら、それこそ 噛み付くような調子で反発した予感。 野生動物かは、謎としたって。 ) ……… ( 関わろうとは、思わない。 その言葉に、見やる視線が ぎしり、軋んだ。 何かを堪えるような痛さで歪む。 ――… かつて、人を友人と呼んだ人。 その内の一人は、わたしとは相容れないものだったけれど それでも、彼は ――… 因果の内約は知らず、その原因だけを朧に知っている気がしたから。 突きつけたフリの刃先が、少しだけ震えた。 ――…嗚呼、そうか。 ) ……ぅん。誤魔化すのが上手くなっていくね。嘘着くのは、下手なのに。 ( 擬似的な体温 白く曇る呼吸。 偽る事ばかり上手くなって、嘘吐きは、どんどん下手になっていく。 矛盾を隠す方法ばかりを身に着けて 一番誤魔化したいものからは ――…無防備な程。 わたしが言えたものじゃないから、大きく、息を吐き出した。 ) ……厳しいし、眩しいし 嫌いだけど ――…時々、綺麗だと思う。 ( 朝。 空を染める金色の光。 その下に晒された赤い刃は、殺意の形。 固めて、引きずり出して、逃れられないように戒めた。 …視線に刃物は臆すことなく。応えるのは沈黙。 ) [Sun 22 Jan 2006 10:41:31]
お知らせ > ザッハトルテさんが帰りました。 [Sun 22 Jan 2006 08:57:55]
◆ザッハトルテ > ( このひとは何処でこの歌を憶えたんだろう。 意味を知って、それで憶えたんだろうか。 …聖性に造詣の深いひと。 矛盾と知ってそれを尚も手離さずに居る その理由は? ) ……… …Des hilf mir, Herr, zum Frieden. ( それが 結びの一文。 ) [Sun 22 Jan 2006 08:57:50]
◆ザッハトルテ > ――Dein Schein vergeht, das weiss ich zwar, Mit Weh und grossem Leiden. ―――――― [Sun 22 Jan 2006 08:54:27]
◆ザッハトルテ > (「4等当選」 引き換えの済んだ紙片を破いて放り投げ ) ……そろそろ 帰ります か 。 天気が良すぎて目が痛い―― ( そんな声をかけて ) [Sun 22 Jan 2006 08:52:54]
◆ザッハトルテ > ( …どれくらいそうしていただろう。 何時の間にか空はすっかり青くて、遠くに早朝の散策を満喫する人の話し声が聞こえる。 ――ああ、そうか。 今日は安息日なのだっけ ) ( 何気なく手を突っ込んだ外套のポケットの中に紙の手触り。 引き出してみたら ) ( 籤。 ) ( 当たっただけでも幸先は良いんだろう。 …そうだと言い切れない たった数日前の苦い記憶は――――それは切り捨てるとして、だ ) [Sun 22 Jan 2006 08:50:32]
◆ザッハトルテ > ( 誰も知らない自分達の「平均寿命」、そもそも生きていると言い切って良いものかどうかも胡乱だから、例えばいつまで生きられるのか それを知らないのを嘆きはしないけれど。 …兎に角100年は既に経過した。 ) …………じゃあ――禁煙しなきゃ。 ( これも誤魔化しの域。 原因なんか流石に言えやしない。 …冗談を口にして微笑う、唇を引き結ぶ ――貴女のそんな表情の変化を眩しく思うのは 出会った当初はまるで栗鼠や兎のような印象だったから、慣れられたのかな なんて。 ) …もし今の貴女みたいに、正しき訳を充てて来たなら――その時は敬意を払いたいし。 でも大丈夫、こちらから看破されてやる気はないんです。 …私はもう、人間と深く関わろうとは思わないけど、それだけに――名前を知っている程度の人に迷惑なんかかけられないから。 ( 自分は滅んでしまえばお終い。 けれどその後、残った知人と他の吸血鬼との繋がりを疑わせてはならないから。 …禍々しい筈の刃は陽の光を受けて、その鋭さ故に美しいと思った ) ……元々私は、光のない世界のイキモノだしね。 だからそろそろ朝日が厳しい? 何時の間にか月も―――― ( するりと近づく白い外套と、それに先立つ赤い刃。 怖れの色は浮かばないが、代わりに一度赤目が瞬いて喉元のそれをちらと見て ) …じゃあ、貴女だけでも上手く笑えるひとになって下さい。 そうしたら 今日は――良い夢が見られるかも。 ( 瞬きした目を細めて、そんな願望を押し付けるんだ。 ) [Sun 22 Jan 2006 07:36:29]
◆ティエン > ( 奈落の底か等見上げている訳じゃなくて。 只、少しだけ近しく けれど違う終着点。」 ――…そう。束の間。 百年も束の間なのだと、口に出さないのも限りを見失ったものだから、なんだろうか。 ) ……出るんじゃないかな。大分…今は、痛そうだもの。 ( 荒れた原因には辿り着けない。荒れた喉、傷んだ響き ――…元々が白皙。顔色で伺うには、根本から無理のあるものだけれど。 誤魔化す時ばかりの笑みには、非常に身近な所で心当たりがあるものだから、むぅ 唇を引き結ぶ。 見えた頷き 肯定の意思。肯定されたものは、つまり ) …その時にもってー…壁に耳ありじゃないけれど、大丈夫なのかなー……それって。 ( かくり 肩が落ちる。 言葉を転がして、意味を手繰って 「 それらしい 」 のを作り上げて、辿り着いた幻想の答え。溜息で曇らないのは、刃の表面。 偽りと名付けられたそれの赤が、ざわり 揺れて。 ) ――… 光が無くても か。 夜の方が優しいことは、いっぱいあるね。 ( 怖がり。 自分でも言う事、自分じゃない口から言われて きょとんとした後、むー と、唸る声はもう一度。 ) …仲間とか言ったら、自滅してるよザッハトルテ。 ( 覗きこむ距離を少しだけ詰めて。 傷つける意図も見せない侭 ひょい。 赤い刃先が 傷んだと称した彼の喉元を、向く。 突きつけるというには、まだ遠い距離で。 ) [Sun 22 Jan 2006 07:16:40]
◆ザッハトルテ > ( 教わる貴女。 教える彼女。 例えつかの間であろうと、人の側に在りたいと貴女がそう望むのならば――やっぱりその成就を願わずにはいられない。 それを忘れてしまった時、その価値をどうでも良いと思えるようになってしまった時。 少なくとも其処が自分の――奈落の最下層。 ) …楽しみに待ってます。 どうでしょうね? 老いは存在しないにしても減価償却くらいはしそう、果たして今以上の声なんか出ますやら。 ( だからこれは内緒の話。 最下層に落ちたくなくて、それが喉を荒らした原因だから 踏み止まろうと思える限りは声は元には戻らない。 …誤魔化す時の方が自然に笑える己をどうかと思いはするけれど。 「すっぱり」と重ねて頷いた。 未練なんかもうないよと、貴女も自分も騙せるように。 ) ――…ちょっとだけ発音を変えてあるから、すぐにその意味には辿り着けないとは思う。 もし狩人殿が正しく訳して 赤目の訳屋の正体を言い繕えないくらい完璧に看破したなら―― …その時によるな。 ( そんな返事で貴女の訳語を肯定して、ただし――かの地方では「che」の発音は少しだけ違う そんなささやかな罠。 抜き身の刃にくちづけるような仕草を視界に収めて ) ――…信じずに生きるのはとてもつらい事だけれど、光がなくとも生きてはいける。 貴女が怖がりで良かった。 …その自覚で貴女自身が傷つかないようにしてほしい かな。 ( 自らを戒める。 鎖に茨。 どちらも締めつけすぎれば皮膚は破れ血が流れる。 この場合は肉の痛みより、魂の痛みだけれど ) 時には空気も抜くと良いかも です。 人間を隣人と呼ぶにはおこがましいと仰るなら――例えば上手く笑えない者仲間に? ( 聞かせてくれて有難う、そんな言葉だって不遜だからやっぱり上手くない軽口に紛らせて。 ) [Sun 22 Jan 2006 06:16:28]
◆ティエン > ……教えて貰ったら、今日よりはマシな歌 聞かせてあげる。 だからそっちも、それまでに 声が出るようにするといいんだ。 ( 困ったような顔。 笑えないから、笑う顔。 見慣れた、馴染んだ そう言ってしまえば、語弊はあるけれど 近しい気配。 だから、約束にもなれないおかしな言葉を、ひとつ。 歌う声を聴いた癖に 否。 聴いたからこそ、囁くこと。 束の間だけ 人の側にうろつこうとするものが 切り離そうとした人に、何を言えるかは知らない侭 ) ――…すっぱり。 ( それは、まるで もう終わったものを示すように。 ―…視線が片方だけ、細くなって。 ) ……樫の古木? また、無茶な名前をつけるなー……小説とかは、あんまり読まないんだけれど……うぅん。 ( アルトアイシェ。音だけをなぞれば、そんな感じになるか。口の中で言葉を転がすように幾度か呟いて、示す意味に、渋い顔。 あっちの言葉は昔に聞きかじった程度だから、正しいかも曖昧な癖に。 ) だから、人の事は言えないんだよ。 ――…滅びたい訳じゃ、まだ 無いよ。死ぬのは怖い。消えるのは怖い。 ( 軋む腕。凝る指が辿り抜く、懐の刃。 月明かりを反射するのは、赤い色。 贋物と名付けた、わたしのもうひとつ。 ) ……わたしは、わたしを、信じないから。 ( 赤色の刃物を唇に当てながら、刻むように繰り返して ) こうして、傷つけるものだって自覚しておけば、忘れずにいられるのかなって。 …だから。 ( こんな形をした、傷つけることだけしか出来ないもの。 十字架 戒め ―…自戒。 覚悟といえば潔すぎるから、言えないけれど。 ) [Sun 22 Jan 2006 05:53:40]
◆ザッハトルテ > (「教えて貰えば良い」 その言葉にふらりと視線を彷徨わせた先は只管寄せて返す波の彼方。 顔だけで向き直す頃には 本来悪戯に成功した子供じみたそれ――にはなれずに、結局いつもの困り笑いしか浮かばない。 ) …彼女と顔合わせる頻度を考えると、教わるに適任なのは貴女の方じゃないですか? そんな機会がもしあって、それで彼女が元気になるなら――こちらも力になれればなんて思いますけど。 ( 同一を望むなと言いながら――その光景を思い描くならやっぱりそれはあたたくて尊い。 人間の側に居る事実を貪欲に享受しろと言った端から否定して、結局同じ事を繰り返す。 …結局どっちなんだ、自分は。 ) …世界は多様性に満ちているけど、個人が認識できる世界はそれほど広くない。 選べなかった選択肢の先に思いを馳せても仕方のない事。 …夏の「あれ」もそう云う事なんだと思うよ。 もう。 ………すっぱり 切れて来ました。 ( 初夏 そんな単語だけで意味が通じたと思ったから、主語も対象もすっ飛ばしてそんな縁切り話をぽつりと ) そう仰るなら、今度――画材の補充に出た時にでも、Alte Eiche=@とかってやつの訳本をお手に取ってみると良い。 心象描写のくだりなど、面白いくらいすかすかな内容だから。 ( 潮風を軽く吸い込んで、白い外套の袖とそれを押さえる小さな手を見下ろし――目を細め ) 私が自分殺しの刃を手にしたのを以前咎められたけれど、矛盾具合なら貴女だって。 …別に 滅びたい訳 じゃあ …ないですよね ? ――…… ( 吐き出した呼気が白く凝り ) …これくらいしないと か。 ……自戒、しすぎなのじゃないですか なんて。 自戒知らずの同族の味方はできないから、お止めなさいなんて言えないけれど――…「ふぇいかー」は。 それはきっと刃なんかじゃなくて―― ( 形を変えた貴女の十字架だね。 そんな言葉が千切れて、散った。 ) [Sun 22 Jan 2006 05:07:02]
◆ティエン > ( 歌う声だから、印象が違うのもあるかもしれないけれど。 痛そうな声だなんて 勝手な印象。 ――…音程は、人の事を言えないから、言わない。 ) 色々、知らない歌を知ってるんだと思う。…教えて貰えば、いいのかな。…でも、歌う相手も、 ――… っ 、 …世界がそれしかないなら、そうなのかもしれないね。 でも ――…断ち切れるだけじゃ、世界はなくならないし。 ( 歌う相手、も ――…言葉を千切る。 断ち切ってしまうだけじゃ、本当は何も消えてはいないだなんて、無茶な論理。 ―…消せはしない。否定の理屈。 例え世界を殺したくても、一番最後に残るのは。 ) …初夏――… いやなことを、思い出すな。その季節は。 ( とある吸血鬼を巡って、吸血鬼狩りが盛んになった頃。 それに絡んでいた、幾つかの縁。 縺れて、途切れた糸の発露を知らないのは、きっと幸いだ。 ―…一度目は消費されて、二度目はもう、きっと無いから。 …ぎちり。ほら、言ってる側から、腕が軋む。包帯に滲んだ、僅かの赤、その気配。 ) …それは違うって、断言しちゃうよ。……うん、する。 でも、確かに絵はねー…大変だった。何を描いても、全然上手くいかないんだもの。 ( 空箱と称した中に詰め込んだものが無ければ、言葉は意図として伝わらない。言葉を跨ぐというのは、そういうこと。 軽口が此処までなら、交錯する視線は赤と赤。 緋色、紅色、石榴と血の。 ) ――…そうやって並べられると、つくづく おかしなものだなぁ…わたし。 ( じくり。軋む腕を押さえて、たは と、苦い息の後 ) …ぅん。わたしの意思。だからね、傷つけたらそれはわたしのせい。傷つけるのも殺すのも、全部わたしの意志で、わたしの責任。 ……これくらいしないとね、わたしは根性無しで臆病だから、きっと逃げたくなっちゃうと思ったんだ。 [Sun 22 Jan 2006 04:43:22]
◆ザッハトルテ > ( 元より歌う為の声ではないのもあるし、煙草は喫うわ最近は吐いてばかりいるからすっかり喉が荒れている。 自分が聞く己の声にそんな事を考えた。 …音程の危うさは、まあ。 ) 流石に本職の方だから歌には詳しいのかな。 私は後は、その曲の題名しか知らないけど。 …それだと、もし完全に断ち切れてしまったらその時は世界がどうだろうとどうでも良くなってしまうんだろうか。 ( 断ち切ろうと思った。 切り捨てようと思う。 それはとても良くない事? ――… ) …少し前なら 初夏頃までなら――それはお互い遠慮しすぎだって思ったのだろうけど、今は何となく理解できる、気がする。 近づきすぎてはいけない。 同一を望んではいけない。 ――…ほんの少し前に正反対を焚きつけたばかりのにね、私。 我ながらいい加減だとは思う。 ( 初夏の頃を過ぎて盛夏 秋 そして数日前。 考えを改めたのは――今零した通り、割り切れてはいないのだけれど――その一連の日々の流れの最後の事。 …ああ、そうか。 「繋ぎ直せた」レア・ケース、それはホープと呼ばれる種族が一身に受ける眠りの呪いの種族たちの祈りと外殻だけは似たような。 ) 私は平気、所詮言葉を「移す」だけだから主義主張のない空箱でも。 作家先生と違ってゼロから作り上げる訳じゃなし。 …そう考えたら画家と云うのも大変なんだろうね。 ( 反論しない相手には威張る事にしてるんです」 そんな軽口めいた言葉を収め、見上げる視線を見返して ) ――――――…「貴女の」意志 なんだね。 聖画を描き 聖句を操り 聖歌を歌い、… 「ふぇいかー」が殺意を抱く対象は 。 ( 敢えて今度は「貴女の」とは言わなかった。 断ち切った、本来語るべき言葉は――「聖属性に反するものだけに、その刃は振るわれる?」 ) [Sun 22 Jan 2006 04:16:33]
◆ティエン > ( 欠けていく途上 もう少しで半月に届く月明かりは、眩しいまでは行かなくて 燈篭のような、優しい光。 それこそ、この手が描く幻想画の中みたいな白皙が固まるのは …実は少し、面白かった。 べ と。舌先覗かせたのは、フードの陰。 ) ――…マギーも、知ってたって訳、かー…… ( 言葉も閉じて、低音でなぞられる言葉を聴く。 何処か掠れたような響きは 聞き覚えのある彼の声とは少しの差異。 ―…まるで、近日 喉を酷使し続けた後みたいな、響き。 伏せた眼差しは、まだ砂の上。 さらり 一つ、小さな山が崩れるだけの間の後で ) ……断ち切れて居ないから、綺麗だって言えたんじゃないかな。 …知らないけど。 ( 拍手の代わりに そんな言葉。 歌も知らない癖に、おかしな事を口にしている自覚はあって。 次の言葉の為に、大きく深呼吸。 ) ……認めちゃ駄目だって思ってるのかも、しれないね。 ……わたしみたいのがいるのが自然になったら、それはとても怖いこと。わたしですら信じてないわたしを、信じたりして欲しくないんだから。 ――…これ以上言うと、愚痴になっちゃうな。そっちの、ともだちの。 ( ――…お別れの後だなんて知らないから、ぼそり それこそ、愚痴めいた低い響きが小さく呟いた。 種族を隠していた頃と、種族を知られた後。 ―…積み重ねがあって、破綻して、繋ぎ直して。奇矯な繋がり。 ―…一度は、諦めたはずなのに。 ひょい 少し肩を竦めた。 ) ……これだから、怖いんだよね、絵。 手から離れてしまったら、どんな影響を誰に与えるか、分からない。 …文章も、そうかもしれないね。 ( そして、二人してそんなものを相手にする、職なのだ。 ―…包帯の彼女の名前は、知らない侭。 偶然の齎す寓意を知らない侭。 印象だけが交錯する。 ――… 「 弱点は、起源に属する。 」 そんな風に書かれていたのは、住まいである館の、元々の持ち主の本。 ) ……からいばり。 ( じ。 見上げた角度の侭、呟きはひどいことを言ってる予感。 ) …うん。それで 半分は、合ってると思う。 …えっと、仮に、ね。仮に。ザッハトルテのが、貴方という吸血鬼への殺意で動くなら、わたしのは――… ( 柄をなぞる。 外套の下、赤い気配は微かに揺れて。 ) …わたしの殺意なんだよ。だから、ザッハトルテのよりずっと無差別なんだ。 [Sun 22 Jan 2006 03:49:26]
◆ザッハトルテ > ……… 。 ( まさかそう来るとは思わなかったものだから、傾きゆく月の光に晒されて目に見えて絶句した。 白く光る砂へと視線逸らして暫し何かを言いよどみ、やがて ) ――…ひとり残されたやつが、未練だって断ち切れてないくせして( 自分を遺していったひと の ) …居ない世界がきれいだなんて言う、そういう曲。 あ でも――その時は歌詞、忘れてたんですよ? 全部憶えてたらそんな歌なんか。 ( 「彼女」はその続きを教えてくれた そんなエピソード。 砂粒を数えるように目を逸らしたまま、己の喉の辺りを擦って ) ゆめをみて めがさめて きみがいなくて ―― =@( そんな出だしの歌詞が続く。 因みにぐぐると出ます。orz ) ( 出ない声の拙い歌の後。 ようやくそちらを見返して ) …合わせ鏡みたいだ、貴女がた。 揃って御自分の、相手に対する価値…で良いのかな。 そんなものを認めきれなくって、それで言い訳を探してる そんな気がする。 でもそれも無理のない話、本来「彼ら」は――我々を恐れるか憎むか それが自然なのだものね。 ( だから、ひょっとしたら最初に種族を知られたところから始まって良かったのではないかとも思う。 後になって結果騙してました、ではおそらく彼女たちの友誼は続くまい ) ………「実家」にね、そんな絵があった。 陽の光に聖性、そんなものに魅かれるのはその頃の刷り込みのせいかも知れない。 ( 包帯の彼女が菓子の名を持っていたのはおそらくただの偶然。 人だった頃を憶えているモノなら かつて敬愛したかも知れない太陽や教会を懐かしむのだろうし、生まれついたモノなら終焉を齎すそれらが最期に還るところでもないくせに愛しいのかも知れない ) あれが憎むのは私くらいだから大丈夫。 精々主として威張ってやります。 ――…でも、貴女のは――もっと広義的な気がした。 持ち主を じゃなくて、「良くないモノ」全体への害意――…と言うか。 ( 思えばそれを確認したのもここだったろうか。 わざと血を流して見せたのが自分、あの時「ふぇいかー」は貴女の意志と関係無しにこちらへ文字通り刃向かって来た。 ) [Sun 22 Jan 2006 03:10:02]
◆ティエン > …何歌ってたの。 ( 流した言葉を問いかけに変える反則技発動。 むしろ、歌え とか。そんな風に続けるのは、自分が聞かれた意趣返し。 ) …良いか悪いかで言ったら、あんまり良くは無いんだと思うよ。 だから、やっぱり迷ってる。でも、彼女がずっと苦しいよりはって言い訳するんだ。 ――…わたしは、凄く我侭だから。 ( 真っ直ぐに伸ばせる手は、持っていない。 だから、出来損ないの苦笑い。 その癖、諦めだけは悪くて。 自嘲までは届かない顔が、「 お泊り会 」 の単語に、ずべしゃ 砂にダイビング。 ) ……まーぎー…何言ってるの、かなぁ…っ! ( 砂に埋もれた、白フード。 三角座りの侭、横倒し。 ) ……ぅん。わたしが吸血鬼だって知られちゃった時、最初はね 怖がられたから。 ばいばいって言ったんだ。 ( 展示会。いつかの海岸で出会った影が仕組んだ、赤い絵画。 人血が塗り込められたそれに、本能を誘発された場面を見られた日。 ―…誰かに話してみると、何だか冗談みたいな話。 もそもそ 起き上がりながら ) ――…みたいだけじゃ、ない気がするけど。 わたしが決めちゃいけないよね。 …太陽に焼かれるのとは、また 違うんだし。 ( 教会。聖堂。 それは、地上における神の座。 …聖なると称される絵を描きながら、今更と笑われそうでも やっぱり怖いから。 だから、齟齬が消えないんだ。 ――…思い出したのは、太陽に焼かれる肌を持っていた、一度きりの 「 トモダチ 」 の影。 腕の包帯を、指で辿る。 ) わたしのも、元は人間だったっていう記録みたいなものだよ。 三ヶ月くらいしか無いし。…記憶って言っていいのかも分からないし。 ――…ミカドは、覚えてるんだろうから。怖がってるなんて言ったら、やっぱり怒られるかな…… ( 記憶。それは、自分じゃない誰かの記憶に似ている。 もしくは逆説。今こそが、誰かの見ている夢だなんて ――…戯言は、指先が 懐の柄に触れて、止まる。 ) 心配なんていえるものじゃないよ。怖かっただけ、だもの。 ( あれは、吸血鬼を殺せる刃。 なら、危険だって。 ――…人のことも言えない癖に。 だから、へなり 困った顔で ) …わたしは出来損ないだから、参考になるかは分からない よ? ( フードを上げて、顔も上げての問いかけは 受諾の形と、確認。 ) [Sun 22 Jan 2006 02:42:41]
◆ザッハトルテ > ( 聞かれた歌に関して何も言われなかったのがかえってばつが悪かった、と軽口めいて潮風に乗せた。 ) …それでもだよ。 貴女にしかできない事がきっとあるし、これから先も ――…は反則ですか。 そもそも自分が人間と深い馴染みになるのが果たして良い事なのか、… ( 本来逡巡するまでもない。 本当はそれはとてもいけないことだ。 判ってそれを押し付けるのだから酷い話。 ) 少しだけ「お泊り会」の事を聞きました。 すごく――…自然な表情で、冗談を言うみたいに。 無条件に貴女がたが互いを受け容れている そこまでおめでたい考えはしていないけど、いいものだと思った。 ( 聞いたのは寝起きの貴女がマットに一回転したとかそんな話。 流石にそこまでは言えなかったが。 手元の砂を掬って零す間。 思えば神様に嫌われたものが堂々乗り込んで、益体もない愚痴を零す姿は我ながら不遜だと思う ) 教会というのを昔からいつかは見てみたいと思ってたんだ、多分。 ――…私はこれっぽっちもないから、羨ましいと思う時すらあるのだけれど――人間の頃の記憶があるのは、きっと良い事じゃないんだろうね。 西園寺はそれを聞くと逃げる。 聞けなくってこちらが引く場合の方が多いけどね? ( 不自然な空白に埋めるべきことばが何か、推測するまでもなかった。 同じものがここにひとつ、とこちらも言葉にはせずに無言で頷いて ) 聞いて良いものかどうか、本当は今でも迷ってるのだけど ね。 以前貴女は私が連れているモノを制御できているのかと、…「心配」? してくれたから――それに。 他の眷属の事、全然知らないんだ。 生まれは吸血種の本場だけれど、眷属に出会った経験の一度もないものだから。 …だから。 [Sun 22 Jan 2006 02:22:24]
◆ティエン > ……… ( 逸らす間際の視線が、少しだけ細くなって ) ……ちょっと分かるな。 わたしも、マギーに聞かれたら 大分恥ずかしい かも。 ……まだ、ね。 本当は、わたしがやっちゃいけないことをした気がする。 凄い、不遜。 ( もそもそ 膝を抱え込んで、顎を乗せる。 ) ……なれるか、分からないよ。 ( フードの陰は、ぽそり 平坦な響きで言った後 ) ……ともだち、か。 へんなの。考えてみたら、大分。 ( 膝をきつく抱えて、身を縮めた。 今更気付く事じゃないって、分かってる癖に 零れた言葉は取り戻せない。 ) ――…好き、かー… 度胸あるなって言いたいけれど、何か違うか。 ( だって、彼が口にしたのは、まるで悔いるような ―…そんなのは、王様の耳の物語じゃない。 軽い齟齬は、歯車の軋みとして 言葉が続く程に、如実になる。 ) ――…人間だった記憶なんて、殆ど無いし、わたしは ――… だもの。 ( 潮風に攫われたのは、声にならなかった言葉。 それは、夜を彷徨う誰かの名前。 もしくは、血を啜る怪物の。 ) ……ふぇいかー、か。 ……そういえば、話すって言ったっけ。 ( 膝を抱えていた腕を、だらりと垂らす。 懐にひとつ。そして、この腕の中に、ふたつ。 ) [Sun 22 Jan 2006 02:04:50]
◆ザッハトルテ > ( 腰を下ろす前、見上げて来る視線の色を見て )――…聞かれたくなかったですか、だとしたら間の悪いところに。 でも私が「彼女」と初めて会った時もそうだったんだよ。 …本職に拙い歌を聞かれるのもなかなかばつが悪いです。 当時のが本調子だとしたら、 …まだまだ完全復調とは言えませんか。( 座り込んで片足を投げ出し ) ――貴女には彼女の力になってほしいな と――…第三者は無責任にそう言ってしまおうかな。 せっかく 友達 なんだから。 ( 貴女が積極的にそうしない、そうする気を持たない 持てない 、そんな予感はあるくせにそんな事を言い放つ。 白いフードで顔を隠してくれて良かったと思う辺り、それが酷く残酷な言葉である自覚だけなら充分に。 ) …私 ですか。 ( 今度はこちらが面食らった。 半円に近づく月を見上げても答えはそこにないのだけれど ) ……詳しくはないけれど、好きだとは思う。 好きと云うか地面に掘った穴。 世界で一番口の堅い御方に愚痴を零してます。 何で「こう」なんだろうね、って。 …貴女はそう思った事、無いんですか。 人間なら、「ふぇいかー」を宿す必要だってなかったのに って。 ( へんなりと笑って問うのは伸ばし伸ばしになっていた話のきっかけ。 ――生まれを嘆いた事はないんですか ) [Sun 22 Jan 2006 01:47:41]
◆ティエン > ( 抑揚も声量も何もかも乏しい響きは、込められている情感すら きっと、その歌を作り上げた誰かの意図からは外れるもので。 ―…そんなものに自信がある訳も無いから、近くの距離までやって来た姿に向ける視線は、拗ねたような 睨むような。そんな、八つ当たりも篭るのだけれど ) ……マギーの? ( それも、彼の口から零れた名前に、見開かれて。 ) ……そっか。 ぅん……前よりは、ね。 ( ―…その名前が。彼女が口にしたのが、先の挨拶だというのなら。 意味も意図も汲み取れない癖に、へにゃり 顔は半端な泣き笑いめいて。 それを隠すみたいに、ぐし と、フードを引き下げたら ) ……ううん。あんまり、好きじゃない。 でも、他のを余り知らないんだ。歌。 ( 砂の上 座る気配を感じながら、顔も合わせられずに答えは紡ぐ。 禁忌への傾倒 もしくは、憧憬 ――…そんなものを通り越して、答えはもっと単純な消去法。 ) ……むしろ、そっちはどうなんだろ。 [Sun 22 Jan 2006 01:32:22]
◆黒い外套 > ( 記憶の糸を辿るようにゆるゆると紡がれる旋律の歌い手は自鳴琴を連想させた。 それも螺旋の止まる前の、終わりを感じさせる儚さに満ちたそれ。 挙げた手を外套のポケットに突っ込んだ頃には両者の距離は3歩ほどになろうか ) …じゃあ「今晩は」 。 これね、マーガレット嬢の受け売りなんです。 ――昨日元気そうな姿を見られました これは報告。 ( 彼女がいかなる思いを込めて吸血種に向けての挨拶にその言葉を選んだか、その真意までは計り知れないけれど。 咎められないならばその場に倣って座り込むんだろう ) ………お好きなんですか、教会の―― ( おぼろげな記憶を辿るなら、それはミサに用いられる曲。 以前大聖堂は怖いから苦手だと言った貴女。 でもそれとは別として、かの訓えの持つ概念に惹かれる 曳かれる そんな部分がないとは言い切れないから ) [Sun 22 Jan 2006 01:16:02]
◆ティエン > ( 馴染んだもの 聞き知る事 そんなものは、混じる音の中でも、良く届くものだというから。 きっと、そんな偶然が呼んだ事。 ぼんやりぺったり 座り込むのは白外套。 フードの端が 潮風にふらふら揺れる。 揺れるのは外套ばかりで 螺子式で歌紡ぐからくりみたいに動かなかった挙動が 紡がれなかった筈の続きを耳にして びくり 肩を震わせた。 ) ――… あ。 ( 自分のとは違う、もっと低い 落ち着いた声。 だから、同じ歌の筈なのに、それは まるで知らない調べ。 視線を向けたのは、殆ど反射的な行動で。 その先に、夜闇を背負って 振られた白い掌を見た。 赤色が、その場から動かない侭、瞬きを ) ……ぇ、と。 こ、こんばんは で、いいと思う…よ。 ( 夜に在るべきものだから おはようでもいいのかもしれないけれど。 二人の会話を知らないへっぽこにとっては、少し意外な言葉だったから。 目を白黒させて、首が斜め。 驚きの中、微かに混じるものは 気まずさや、羞恥に似た欠片。 ―…歌の意味。知られていそうで、タチが悪い。 ) [Sun 22 Jan 2006 01:01:15]
◆黒い外套 > ( ただでさえ潮騒に消される透明な声を、聡くもない耳が何故捉えられたか判らないけど。 世の中のよしなし事の全てに納得のできる理由などつけられないのとそれはおそらく変わらない。 ただ、憶えのある世界の言葉であり どこかで目にした歌詞だったから期せずして続きが出ただけの。 影は少し離れたところから、座り込んだ白い外套の姿を 声の主を見つけてふらりと片手を挙げた。 すぐに距離を詰めて ) 今晩は。 それとも「おはようございます」? ( それは昨日、貴女の御友人の天使の名の誰かさんにかけられた言葉をなぞったもので。 ) [Sun 22 Jan 2006 00:48:21]
お知らせ > 黒い外套さんが入室されました。 『――Du falsche Welt, du bist nicht wahr, …』 [Sun 22 Jan 2006 00:42:15]
◆ティエン > ( 回想に意味は無い。形の無いアルバムを捲るような行為は 好きでやっていると言うのも、また違う。 それがまだある事を、確かめるようなもの。 失われていない事を確かめて、安堵したいのか 落胆したいのか。 それすら、実際曖昧なのだから。 ) ――Und kann dich doch nicht meiden――…… ( 歌う声は細々と、潮騒に掻き消されて 息遣いすら消えていく。 語尾は緩々と沈み、音律は波に呑まれるように 其処で終わり。 歌はまだ続くけれど、続かなかったのは息遣い。 発声の加減が掴めないものだから、肺に吸い込んだ空気を搾り過ぎて、圧迫された身体の中が 軋んで痛む。 けほ。 咳き込むような音が、唇から漏れて 渋い顔。 ) [Sun 22 Jan 2006 00:37:08]
◆ティエン > ( ――…あ。逆だ。 欺かれるのが「 私 」 で、欺くのが 「世界 」、か。 ―…一度の勘違いが抜けていないことに、気付く。 歌の意味を知った時も、最初 間違えて覚えたんだっけ。 三つ子の魂、とかいうのは トキノミヤコのお話だったと思うけれど。 なるほど、染み付くものなんだな。 かっくり 何となく、肩が落ちた。 ―…どっちにしても、だ。 ) …Ja, das bekenn ich eigentlich―― ( 「 私はそれを 認めています。 」 知った上での事なのだと。自覚済みの事なのだと。 そんな言葉で、間違えたんだ。 細い糸を辿って記憶をなぞれば、思い出す それは思い出と呼ぶにも遠い欠片。 ―…遠く。こうして触れる砂粒よりも、届かない。 ) [Sun 22 Jan 2006 00:29:42]
◆ティエン > ( 座り込むのは、砂の上。 白い砂、さらさらと 指の下で崩れていく。 ――…手慰みに掬い上げては、零れていく砂が降り積もる。 小山になって、崩れていく。 崩れた山は、只の砂。 白い粒が、緩く月光を弾いた。 ) Ach arme Welt, du trugest mich――…… ( 口ずさむのは、古い歌。 出典は良く知らない。遠い遠い、子守唄の代わり。 「 哀れな世界よ 私は貴方を欺こう。 」 …考えてみなくても、悪趣味な歌。今は、それも分かるのだけれど。 呆れるというより、何だか可笑しい。 ) [Sun 22 Jan 2006 00:26:12]
お知らせ > ティエンさんが来ました。 『( ぺたん。 )』 [Sun 22 Jan 2006 00:21:16]
お知らせ > アクアクさんが退室されました。 [Fri 20 Jan 2006 04:11:37]
◆アクアク > (「ねえ、不思議」 そう云おうと思って振り返ったけれど、) (猫はもう半分眠っていて聞いちゃくれなかった。) [Fri 20 Jan 2006 04:11:36]
◆アクアク > フー…ヴヴ。 () [Fri 20 Jan 2006 04:11:04]
◆アクアク > (凍らせようとしてみた。) (少しだけ持ち上げて、海から離すと其れは出来るのに、) (ちゃぷ、と漬けたままでは白くも出来なかった。) [Fri 20 Jan 2006 04:10:40]
◆アクアク > (猫は寒がって、海を覗き込む痩躯の背中でもぞもぞとしている。薄っぺらい服が猫の形に蠢いた。) (辛い水面に突っ込んだ指に、海草が引っかかる。) [Fri 20 Jan 2006 04:07:53]
◆アクアク > (指先に触れた端から、飛沫は塩辛い氷の欠片に。 けれども其れは直ぐに解け、或るいは海に落ちて見えなくなってしまった。) …オ゛ォォ゛…。 (海は冷たいのに、指先が きゅ と締まる温度なのに。) [Fri 20 Jan 2006 04:05:53]
◆アクアク > (ひっそりと陰に潜んで波打ち際へ。岩場のゴツゴツした感触と、聞き慣れた潮の風の声。) (波が砕ける其処へ、指先を持って行った。) [Fri 20 Jan 2006 04:03:43]
◆アクアク > (海は凍らない。) [Fri 20 Jan 2006 04:02:24]
お知らせ > アクアクさんが入室されました。 [Fri 20 Jan 2006 04:02:15]
お知らせ > デュラハンさんが帰りました。 『砂浜に日が昇る頃には人影は無く。』 [Thu 19 Jan 2006 06:38:24]
◆デュラハン > (別れ際の挨拶、首を落とすなと言う忠告には)えぇ、気をつけます。(再度の会釈をすれば少女に背を向けて。)何者でしょうかね。(少女との会話の中で出たものを繋ぎ合わせながら、住処へと向かって。) [Thu 19 Jan 2006 06:37:34]
お知らせ > ティエンさんが退室されました。 『( 夜明けが、夜の帳を消したから。 後はいつもの、浜辺だけ。 )』 [Thu 19 Jan 2006 06:35:34]
◆ティエン > ( 時々突き破るのは、何処ぞのへっぽこ吸血鬼。 …自滅じゃないかって声は、聞こえないふり。 形骸の人形劇。お互い、趣向は違えど、ヒトを模した空と殻。 まるで冗句のような言葉に、嗚呼 と。感嘆符は、得心いったように。 ) そ、か。 なら、良かった。 ( 冗句で済ませてしまったにしては、本物の安堵すら滲ませて。 く と、上がるのは唇の両端。 笑う気配の欠片も無い侭、それこそ 形骸だけが取る、形の微笑。 ) ――… そうだね。だからって、見せてあげたって、信じるとは限らないんだ。 ……ヒトでも、そうじゃなくても。 結局 信じたいものだけ、信じるんだね。 ( 多分 ね? そんな風に頷けば、残っていたすなが はらり 落ちて、大地の砂時計に還る。 もう、夜明け。 人形劇は終幕、閉幕。 舞台の続きは、分からないから ) ん。ばいばい、彷徨うひと。 操りの糸が途切れて、首を落とさないように ね。 ( 会釈と会釈を向け合ったら 歩き出すのは違う方向。 だから、人形劇は此処が、おしまい。 ) [Thu 19 Jan 2006 06:31:07]
◆デュラハン > (禁止と見えて素直に立ち止まるのはどこぞの孔雀鳩。)(人形劇と言う言葉は正しくない様で、正しい言葉。限りなく人に似せて創られた悪魔を人と言うには滑稽で。少女から出たのは、ある意味確信を付くような言葉、それに対して出たのは)まぁ、血がありませんので。(右手をひらりとさせおどけた様な素振りをみせれば、こちらも冗談を言うような口調で返す。)(その言葉の後に少女が取ったのは、年相応に見えなくもないこちらを伺う姿勢。ただ、今までの会話から妙に違和感を感じながら見つめて。)(質問に返ってきた質問への答え、それに出た少女の感想は残念そうに聞こえた気がして。続く疑問の言葉には)さぁ?人は見えないものを信じたがりませんからね。しかし、それを信じたがるのも人ですが。(ステッキを地面に突き刺せばそう言って。視線を外している少女の様に、空を見上げれば薄っすらとだが明るくなっていることに気づく。)さて、私はそろそろお暇させていただきますかね。(視線を少女に向ければこちらを向くまで待って。相手がこちらを向けば会釈をしてこの場から立ち去ろうか?) [Thu 19 Jan 2006 06:20:15]
◆ティエン > ( 最近は声まで代わって。 変わって、じゃない辺り微妙に生々しいとか、そろそろツッコミ禁止区域。 ――… そう、薄いんだ。 味の定義はともかくとして、イキモノには多かれ少なかれある筈の気配が とても。 だから、見る目がおかしな事になってしまう。 ――…そう。まるで、束の間の夢 人形劇の中で喋っているような、奇妙な錯覚。 ) ――… 冗談、だよ。 だって、貴方からは血の気配なんかしないもの。 ( 血の匂いで無く、気配と言って。 緩々と腕背中で組んで見上げれば、子供が顔色を伺う時のような姿勢。 さくり こつり 先程、この身をつついた杖先は、まるで思考間隔のメトロノーム。 韻律が止まって、音になる。 ) そ、か。 ――…じゃあ、やっぱり意味は無いんだな。 ( 彼から視線を外して、一度見上げたのは夜空。 明けの刻限も、そろそろ近しいか。 水平線を染める金の朱。 ) ……でも、見えなくて触れられなくて感じ取る事も、知覚すら出来ないものを、信じられるひとって、どれくらい、いるのかな…? ( 戯言の続きは、純粋に疑問符。 消してしまえば、全てはおしまい。 そんな、積み木を崩す子供の手が続きそうな、他意も無い仕草で。 ) [Thu 19 Jan 2006 05:50:36]
◆デュラハン > (「次回にこう御期待」とか言うテロップが流れたのはどこぞの脳内画面。)(不思議そうに見る視線に気づけば、人とは思われていないであろうと勝手に考えて。しかし、まさか相手が数刻にも満たないやりとりで自身の予想を大幅に上回る違和感を多数見つけたとは考える訳も無く。冗談にも聞こえるような言葉、それは自身の名の由来となった者の事で)まぁ、ご想像にお任せします(幾分か軽めの口調でそう返して。それは下手に答えるよりも、そう流した方が良いと考えての事で。)(名前の呼び方に関しての了承を受ければ軽い会釈をして。少女の口から続くように出たのは質問に質問を返したもの。手にしたステッキで地面を数度突つきながら暫しの黙考。その手が止るのと同時に言葉を告げて)そうですね・・・・・。見えなくとも其処にあるのであれば、それは存在しているのでしょうね。(風を感じたいのか、腕を広げている少女に首を傾げながら。不可視であっても、存在するものは世の中に存在していると言う事実から。無論、少女のいう世界とは別なのだろうが。) [Thu 19 Jan 2006 05:37:04]
◆ティエン > ( 今回は、海には飛び込んでいないから、軽く払って落ちていくのは、水滴ならぬ、砂ばかり。 ――…今回は と言う辺りで 察するべし。 先刻、朧に感じた印象と、実際に見る印象のズレは、まずひとつ 見目の体躯から見て取るより、砂の音が軽かった辺り。 フライヤーには良くあるけれど、翼を隠しているようにも見えずに。 ―…それより何より そう。 わたしのようなものにとって、最初に嗅ぎ付けるべき あの、赤い気配が 酷く遠い。 だから、視線が少し細くなる。 不思議なものを見る気配の侭。 ) ふぅん。確かに、二頭引きの馬車じゃ、海辺の散歩には向かないものね。 それとも、もうノックしてきた帰りで、血でも落としにきたのかな? ――…でも、それもおかしいか。 ( 御伽噺のような伝承を基にして、小首傾げた侭で紡ぐ言。 元々幻想画の類を描く手だから、その類の御伽噺は、人よりは知っている方なんだ。 ) ――…いいよ、それで。 ( それは、ともだちが呼ぶ名とも似ていて、ちょっとおかしい。 パンッ 砂を払って、立ち上がる。 ) 趣味…? あ、あー…さっきの、かー…… ( 一瞬きょとんとした顔が、意図を察して、気まずいような、渋面で羞恥を隠したような、微妙な色を帯びて ) 例えばの話、ね。 見る事の出来なくなった世界は、存在していると、思える? ( トン。 靴底が、浜辺を踏む。 緩々と潮風の中に広げた腕が、まるで今立つこの世界を示すように。 ――…問いかけは、酷い戯言。 ) [Thu 19 Jan 2006 05:15:45]
◆デュラハン > (月明かりに照らされて光るのは少女に付いた砂。これで服が濡れていたらさらにどざえもん度アップとかほざきつつ。先程の慌てぶりとは違い、些か冷静にこちらを観察しているかのように感じる視線。感覚の鋭い貴女にとって、彼の端々に貴女とは別種の人とのズレを感じるだろう。)(じっと此方を伺う視線は人の少女が放つ物とは思えぬ感じで)まぁ、そういう事になりますね。(視線を追うように届いた疑問には驚く素振りを見せず、おどける様にステッキを持ったままの右手をひらりとして見せて。そのままの姿勢で遠い国の伝承を知る少女を不思議に見つめて。尋ねた言葉に返ってきたそれには)「10guinea」・・・・・・(小波の音と共に耳に入る言葉を復唱する。自分と同じようにと言う言葉から、大方自分と同じ偽名の様なものなのだろう等と考えれば)それでは・・・・「ギニー」さん・・・・とでも呼びましょうか?(小さく微笑んでいるように見えた少女に向かってそう返して。少なくとも目前の少女は「人」では無い、仮に人だとしても老練な魔女か何かだろう。そんな事を考えながら)しかし、随分と変わった趣味をお持ちで。(名を尋ねる会話で冷静になったのか、先程の寝そべっていたことを言って。世間話にしては飛んでいる気がするが、話をするにはちょうど良い題材であろう。) [Thu 19 Jan 2006 05:04:41]
◆ティエン > ( 先程までは埋まっていただけで、今度はダイビングモードだったから、確かにアップしていそうなどざえもーん。 ぐし と口元を手で拭いながら、まだ深い夜の中 佇む影を じっと見た。 照らすものは月明かり 弾くものは、潮騒の。 ――… 何、だろう。奇妙な違和感は、その侭 不躾に尋ねるような言葉となって、発露して。 ) ……それで、仮面の人 なのかな? headless knight? ( デュラハン。物語の中の存在 もしくは、伝承の怪物の名。 仮面で顔を隠す存在が名乗るには、中々風刺の利いた名だから、感心したような響きは微か。 首を軽く傾げながら、伝承の中のデュラハン――… 首無し騎士の意を添えて。 ) …… 貴方風に名乗れば、10guinea ――… かな。 呼び方は、好きな風に? ( 普段は発音を変える、テン・カウントの10。 まだ砂が残る顔が、悪戯っぽくというにも足りない笑みの欠片を乗せて、唇を微かに上げた。 ) [Thu 19 Jan 2006 04:35:00]
◆デュラハン > (跳び上がったかと思えば、コロコロと転がっていく少女をじっと見つめて・・・・・止まったのを確認。先程よりもどざえもん度がアップしているように見えたが、それを指摘する事は無く。)(此処にいたるまでの状況は理解できなかったが、砂を吐く言動は見たままの少女のそれ。暫しの口内清掃作業をじっと観察し続ければ、こちらの存在を認識したようで。それを確認して告げた侘びの言葉に返ってきたのは、簡潔に「誰?」と尋ねるもので)私は・・・・デュラハンと言うものですが・・・・。(驚いた時は本音が漏れるではないが、突然名前を聞かれればそのまま返して。誰と聞かれるという事は、面識の無い相手なのだろう。少なくとも自分はこんな奇天烈な少女は見た記憶が無い。と、自分の事は棚に上げながらそう思いながら。)そちらは?(幾分どころか相当警戒しているであろうと思いながらも相手の名を尋ねた。) [Thu 19 Jan 2006 04:19:06]
◆ティエン > ( ごろんごろんごろん。 砂の上、伏せ状態から跳ね上がる、転がる 止まれないの駄目コンボ炸裂。 ――…べしゃり。再び、砂に半ば沈没するようにして、停止した後 ) ……えぅ。 ( 物凄く情けない声が、砂の陰から漏れた。 ぼくどざえもんー状態。但し、溺れるのは砂の海、みたいなっ? ) ……うう。く、口の中まで、じゃりってしたー…… ( ぺぺっ。 泣いたりはしないが、べっしょり半べそ状態で、口から砂を吐き出しながら、もそもそ 起き上がる。 砂の上 へっしょり座り込み状態まで復帰したら、恐る恐る、視線を向ける、夜の先。 見上げた先には、仮面の笑み。只、今は 仮面の表情とは裏腹に 狼狽の気配は、気取れたけれど。 ) え、えと。 あれ、 だ、誰ー……? [Thu 19 Jan 2006 03:56:32]
◆デュラハン > (傍まで近づき分かった事は、盛り上がりというよりは明らかに人型っぽい何か。どうせ死体か何かだろうと思って軽く突いてみれば、睡眠中にこんにゃく投げつけられた様なリアクションが返ってきて。今のを何度もやれば都市伝説を作れるかもしれない。題名は起き上がるどざえもん少女(そのまんま))はいっ!(先程の穏やかな口調とは打って変わって驚愕を隠さない声。目を見開けば、此方も後ろの方に飛び退いて。)し・・・失礼しました。(目前の少女が何故にこうなっていたのかは分からなかったが、取りあえず謝ってみる事にして。何者なのだろうか?何て事を頭の中で巡らせる。) [Thu 19 Jan 2006 03:42:06]
◆ティエン > ( 砂山 ――…と言うには、潮風に流れる流砂の気配も、何も無いもの。 緩々と月明かりは、まだ目映い時刻。一度満ちて、欠けていく途上の光が照らす、白と白。 ――… 聞いてはいる。聞こえてはいる。その意味までは、届かないだけ。 欠片、断片 海の泡沫。 ざく、り 足音 余り、重くない。でも歩幅は ――…無意識の観測は、まだ情報化されないノイズ。 それが、茫洋とした思考の中で形を為すのは ) うわっ、ゃ、わわっ!? ( ほんの軽く、硬いものでつつかれる感触。 効果は覿面、それまではぴくりとも動かなかったものが、ざざーっ 半ば被っていた砂を跳ね上げて 飛び退くように転がった。 ) [Thu 19 Jan 2006 03:27:16]
◆デュラハン > (海から吹く風が左手に抱えた外套の端や服の裾をなびかせたが、仮面に張り付いた笑みが眉を顰めることは無く。)(まさか誰かが自身の言葉を聞いているとは微塵も考えず、呟きを放った位置より数歩進めば)む・・・・?(足を止めれば首を傾げて。視界に入ったのは砂に溶け込むような盛り上がり。)何でしょうかね?(さして急ぐわけではないが、それが何かを確かめる為にそちらの方へと向かって。先程の不規則な歩調と違って、今度はよろめく事は無い。)(少女に全く動く気配がなければ、右手に持ったステッキで軽く突いてみようか?) [Thu 19 Jan 2006 03:22:00]
◆ティエン > ( ざ、ざ ――… 繰り返し、繰り返されるは、海の鼓動 潮騒の音色。 ゆらゆら、揺り篭のような繰り返しに、混じるノイズは 誰かの気配。 死体ならずとも、うつ伏せで動かないのは、半端な保護色。 フードの陰、ゆらゆら 風に揺れる白髪の先は、遠目からでは、流石に見分けるのも難しいかもしれないけれど。 ――… 誰かの、気配。 足音、喋る声 …多分、知らないもの。 言葉の意味は分からない。 まるで、フィルタリングされたコードのよう。 そんなイメージを抱くのは、人ならずの何かを気取る本能 だろうか。 ―…見抜くというには、程遠くても。 ) [Thu 19 Jan 2006 03:09:59]
◆デュラハン > (暗い砂浜を進む足音ひとつ。こんな場所では足音で誰か察するのは難しいだろうか?)やはり・・・・。(時折前のめりになりそうになったりしながら進む。少女が動いていなければ、そちらの方向へ向かっているだろう。)砂浜では使えないという事でしょうかね。(おそらくは彼以外が聞いても意味が分からない言葉をポツリと。一人考えをめぐらせながら進み続けて。) [Thu 19 Jan 2006 03:02:24]
お知らせ > デュラハンさんが来ました。 『砂を踏む音』 [Thu 19 Jan 2006 02:53:12]
◆ティエン > ( こうしていると、実際 死体とあんまり見分けがつかない気がする。 ―…実際、息もしていないんだから。 この侭、温く身体を浸す体温を切ったら、頭の中も少しは明朗になってくれるんだろうか。 ) ――…… ( 溜息をつこうとして その為の空気が灰に残っていないことに気がついた。 息継ぎは、しようとして止めた。 今だけは、もう少し 温いだけの死体の気分に浸っていよう。 今だけなんて区切ったフリで、それが常だって事から逃避しているのだとしても。 ) [Thu 19 Jan 2006 02:22:51]
◆ティエン > ( 胸の中、頭の奥 ちくちくと痛むような感覚。 重苦しくて、傷むもの。 心と言えば大袈裟で 感情と言えるかは自信が無い。 そんなものにつける名前は、もう 分かっているのだけれど。 ) 間違いじゃないから、困るんだよねー…… ( ごろんごろん。 砂の上、転がりまわる不審物。 べっしょり うつ伏せになると、口元まで ざらざらする。 ――…いいや。 呼吸をしなくても平気なのをいいことに、べふり 顔まで砂に埋めた。 ) [Thu 19 Jan 2006 02:04:41]
◆ティエン > ( 月が、少し眩しい。 夜に馴染む視覚は本来、この細い銀色も必要とはしないけれど、月明かりは嫌いじゃない。 ――…太陽みたいに、暴くような光じゃないから。 こうして、見上げている事だって出来るのだから。 ) ……困った、なぁ――…… ( 唇の動きが、潮騒に僅かな言葉を混じらせる。 言葉程には、表情にも声音にも情感は篭らない。 何処か遠く、虚ろに事項をなぞるような 曖昧さ。 ) [Thu 19 Jan 2006 01:52:06]
◆ティエン > ( 少し、中途半端だ。 砂浜は白く、空を仰いで横たわる影も白く。 けれど、フードの陰から見上げる視線は赤いから、夜闇にも砂にも紛れ込めない、異質と異端。 両手両足、だらり 砂の上に投げ出して 仰ぐ空は、夜の色。 ) [Thu 19 Jan 2006 01:46:27]
お知らせ > ティエンさんが入室されました。 『( 保護色としても )』 [Thu 19 Jan 2006 01:45:18]
お知らせ > 千早久方さんが退室されました。 [Mon 16 Jan 2006 20:34:11]
◆千早久方 > ( 竿を引く力はない。 ただ、引いては寄せて、寄せては引いて、昨日も、今日も、そして明日からも、ずうっと、ずうっと、永劫に波が繰り返すだけ。 ざあん、ざああん、ざざざああん。 結局その日、獲物はなし。 ) [Mon 16 Jan 2006 20:34:03]
◆千早久方 > ( いや、そも魚を入れる容器も、その場で食うための火も、用意していないことを考えるに、最初から久方自身も期待はしていないのだろう。 空腹を紛らわすため――だけでなく、何かを模索するために。 久方のような人間が何を考えるかというと、とんとわからないものだが、さていったい何を考えているのやら。 表情からそれを読み取ることは至難だ。 ) [Mon 16 Jan 2006 20:24:11]
◆千早久方 > ( 一尾とて釣れた様子はなく、まるで太公望の如く久方は茫洋といずこかを眺める。 鮫でも釣って一戦やらかそう、などとそんな阿呆なことを考えているわけでもない。 単に、金をケチって魚でも釣って喰おうかと考えただけだ。 しかしいまだその成果はない。 ) [Mon 16 Jan 2006 20:14:15]
◆千早久方 > ( 引いては寄せて、寄せては引いて、そうして永劫繰り返す波間に、つい、と突き立つ糸一本。 仏様が、蓮など眺めながら蜘蛛の糸でも垂らしたか。 いやいや、そうではない。 糸の先は組立式の棍の先に結び付けられ、また水中のもう反対の端には、針金の針と申し訳程度の虫などがついていた。 そして、それを片手にぼうと空と海との混じる場所を見やる男。 彼の名は、千早久方といった。 ) [Mon 16 Jan 2006 20:04:30]
◆千早久方 > ( それは、天国にまで落ちていけそうな、空に穴の開いたような月夜の出来事。 ) [Mon 16 Jan 2006 20:02:02]
お知らせ > 千早久方さんが入室されました。 [Mon 16 Jan 2006 20:01:04]
お知らせ > キルシュさんが帰りました。 『(眠くなるまで、見つめ続けた。)』 [Sun 15 Jan 2006 19:38:46]
◆キルシュ > …オレの仲間も、あそこで生きているのか? (最後の問いは、波の音に掻き消えるほど小さく。後には永遠に繰り返される波音と、沈黙だけが在った。顔を月へと真っ直ぐ向けて、吸い込まれそうに其れを見つめて。) [Sun 15 Jan 2006 19:37:47]
◆キルシュ > 向こうにもおっきなニンゲン達が暮らしているのか? (パシャンと、何かの跳ねる音だけが返事をした。遠く遠く、果てしなく遠くの星。でも、手を伸ばしたら届きそうなほど、其れは大きく。ほうと白い溜息が漏れた。) [Sun 15 Jan 2006 19:33:18]
◆キルシュ > 月には兎が住んでいるらしいけど、本当なのか? (誰に問い掛けるでも無しに、そう呟いて。あんな金ピカな所に住んでいる兎は、さぞかし綺麗な金色の毛をしているのだろう等と。他愛のない思考。) [Sun 15 Jan 2006 19:28:32]
◆キルシュ > (お月様を見ている、小さな小さな妖精さん。) …綺麗な月だナー。 (真ん丸に少し足りないけれど、海を静かに照らしてくれる。波の音を聞きながら、じっとそれを見つめ続けて。) [Sun 15 Jan 2006 19:25:23]
お知らせ > キルシュさんが入室されました。 『(夜空を見上げ、一人。)』 [Sun 15 Jan 2006 19:22:27]
お知らせ > シギさんが退室されました。 [Sun 15 Jan 2006 03:16:25]
◆シギ > (小さな発見。 けれどそういうものに対する喜びは、もう何十年も前に忘れてしまった。) …市民には襲い掛からないでくれたまえよ、 (独り言のように呟いて、自警団員はまた規則正しく靴音を鳴らして歩いて行った。) [Sun 15 Jan 2006 03:16:24]
◆シギ > (フと、妙な音が聞こえて顔を上げた。 例えて云うならバイクの ふかし のような。…勿論この世界にそンなカラクリは無いので、) (音の主が、唸る猫の声だとは、光る目を見つけるまで知らなかった。) [Sun 15 Jan 2006 03:13:10]
◆シギ > (コートの襟を少しだけ立てた。 風が顔にぶつかって砕けて、だから今日は息を吐いても白色が直ぐに掻き消される。) (――辺りをチラチラと見回しながら、夜の散歩みたいな警邏。 街と砂浜の境を行く。) [Sun 15 Jan 2006 03:09:28]
◆シギ > (良い天気だが、何と云っても寒い。風が上で渦巻いているように聞こえる。) (何も見えやしない。気配をただ感じるだけだが。) [Sun 15 Jan 2006 03:05:54]
◆シギ > (最後にぐるりと此処まで歩いてきて、後はもう本部に帰るばかりだ。) [Sun 15 Jan 2006 03:03:43]
お知らせ > シギさんが来ました。 [Sun 15 Jan 2006 03:02:35]
お知らせ > 篝火さんが退室されました。 『…今日んとこは、ここまでかねぇ。 (日が落ちる前には戻らなければ)』 [Sat 14 Jan 2006 17:56:31]
◆篝火 > (不具の足と、磁石袋を引き摺って、只管歩く。) …っと─ (日が、暮れる) [Sat 14 Jan 2006 17:55:44]
◆篝火 > …手間ァ惜しんで、良い物造ろうったって無理だしね。 (はふり) に、しても…やっぱした働きの一人も居りゃぁ違うんだろうな。 (ずり、ずり…) [Sat 14 Jan 2006 17:52:15]
◆篝火 > まぁ、モノが刀じゃ、そうか行かないしね。 (ずり、ずり。 砂浜を引き摺るたびに、袋に少々の砂鉄が付着する。 コレを別の袋に集めて、一定量集まると木炭粉と一緒に炊いて、溶かし固める。気が遠くなるような作業だ) [Sat 14 Jan 2006 17:50:06]
◆篝火 > 鉈とか、手斧(ちょうな)やら拵える分は、あれで悪くないんだけどねぇ──。 (高温で融解して、鋳型で固める。肉厚で丈夫な刃を作るのならば、それで良い) [Sat 14 Jan 2006 17:47:09]
◆篝火 > (鉱山も遠くないヴェイトスでは、鉄鉱石が簡単に手に入る。それゆえに、こんな迂遠な方法で鉄を求めるものは、和鍛冶職人に粗限られると言えよう) [Sat 14 Jan 2006 17:44:37]
◆篝火 > (ずりずり、ずりずりと。 引き摺って歩く。) [Sat 14 Jan 2006 17:43:15]
お知らせ > 篝火さんが来ました。 『(磁石の入った袋をヒモで吊るして)』 [Sat 14 Jan 2006 17:42:52]
お知らせ > ナイトさんが帰りました。 [Wed 11 Jan 2006 22:28:44]
◆ナイト > (きっと雲の彼方で、白銀の女王は猫を見下ろしている。空を仰ぐけど、彼女は相変わらずみえやしなかった。) (意地悪、なんて、猫は思った。猫はそんな事を思うのだ。人間の子供みたいに。) [Wed 11 Jan 2006 22:28:42]
◆ナイト > (猫は自分のこと、よく認識していたつもりであった。猫はとてもちいぽけで、とても弱くって、世界にほんのかすかな影響を齎す事しか出来ない。それは例えば、呼吸をして空気に波動を揺らす程度の、ホンの小さな小さな変化。 ―― だから、空の機嫌を直す事なんかできやしない。祈りなどと言うものも知らないし、誰かに願いをかなえてもらえた経験も無い。) (歩みになった歩幅は、海岸を流離う。寄せては帰る浪の音、耳に捉えつつ。) [Wed 11 Jan 2006 22:23:54]
◆ナイト > ( そして、急にたち止まる。 ふるった尻尾はブレーキの代わり。 ) ( 諦めた。空のご機嫌が悪い。 ) [Wed 11 Jan 2006 22:19:17]
◆ナイト > (急に見たくなった。急にあいたくなった。曇天の下、闇に紛れる夜色は、白い砂に足を取られながら、走っていた。) (爪の奥深くまで、砂が入り込んできている。じゃりじゃりざらついて気持ち悪い。それでも走り続けた。走る事は得意だ。 ―― 猫は月が見たかった。何故だかわから無いし、そもそも猫は自分の行動のどれ一つとして理解できた験しが無いが。兎に角、月が見たかった。) (毛皮の隙間から、冷たい風が肌を擽る。猫はそれでも、走り続けた。) [Wed 11 Jan 2006 22:14:07]
◆ナイト > (月が見えなくって。) (月が見えなくって。) (探していた。) [Wed 11 Jan 2006 22:09:26]
お知らせ > ナイトさんが入室されました。 『( 苦戦。 )』 [Wed 11 Jan 2006 22:08:51]
お知らせ > 白毛の狼さんが退室されました。 『とりあえず、今日はおうちでご飯もらおう!──のんびりマイペースな狼でした』 [Wed 11 Jan 2006 13:30:55]
◆白毛の狼 > (う〜ん・・・また山に行こうかな・・・)(獲物が多いわけではないが、海に入るよりよっぽどリスクが少ないし見返りも期待できる。山に行く→熊に出会う→にげる。海に潜る→凍死。大自然の猛威は回避不可能なものもあって・・・)(山だな、山)(家の住人にでも断りいれて、近いうちにまた行こうと決意を固めて──) [Wed 11 Jan 2006 13:29:59]
◆白毛の狼 > (ズズッと鼻をすすり上げ、岩場を下りまたも砂地に足を乗せる。もしかしたら打ち上げられた魚がいるかもしれないと、淡い期待を持ちながら波打ち際を肉球足跡つけてトコトコ歩いていく白い毛玉)(お腹すいてきたぞ・・・帰ろうかな・・・)(帰れば何か食べれるだろうが、出来るだけ自分で獲物をとろうと決めた以上がんばってはみるつもり。でも、冬場の海は散歩コースくらいにしかならないと改めて思った──) [Wed 11 Jan 2006 13:25:36]
◆白毛の狼 > (しばらく岩の上にて休息をとってはいたが、思った以上に濡れるものだ。だんだん毛並みがへたれてくる。そしてとうとう毛の奥、皮膚に海水が触れればまたもビクリと身をこわばらせ、ブルブルと体を振るって水分を飛ばしていく。水にぬれた犬の近くにいると、大変なことになるアレだ。)(魚でも落ちてないかな??)(キョロキョロとあたりを見回しては見たものの、それはないだろう。生活スタイルが水の中なのだ、わざわざ陸に上がる魚はほとんどいない。地上で生きる者が水の中に入るような、そんな単純なことではないだろうから。) [Wed 11 Jan 2006 13:20:01]
◆白毛の狼 > (やはり冷たい海水、魚を獲るなんてしばらく無理。)(あの棒切れあれば、オイラでも魚獲れるかな・・・?)(家主の持っていた釣竿を思い出して。棒の先から糸が伸び、その先端についている針を魚に食いつかせる。人間の発想はすごいものだと関心していた。だが、あれを手に入れたとして、えさをつけるなんて器用なことは出来ないだろう。宝の持ち腐れになること必須。もしくは糸をたらすだけ。もしかしたらそれだけでも引っかかるかもしれないじゃない!) [Wed 11 Jan 2006 13:11:31]
◆白毛の狼 > (どのくらい歩いただろうか──そろそろ休憩でも入れようかと波の打ちつける岩に登ればでんと腰をすえて。砕ける波しぶき、ぴちゃぴちゃと体に当たれば毛が湿り気を帯びてへにょっとなる。)(この前はここでタコ捕まえたっけ・・・)(今の家主が釣りをしていた場所だ。ここはよく釣れるらしい。こんなに寒くなかったら今すぐ飛び込んで魚を取りたいくらいだ。体を乗り出し海を覗き込めば一際大きな波しぶき、顔にかかって体を振るう。)『ぶわっ!』 [Wed 11 Jan 2006 13:07:22]
◆白毛の狼 > (寒いのはわかってる・・・もう、何度も来た場所だから。でも、街中ばっかり散歩しててもなんとなくつまらないじゃない?というわけでやってきた冬の浜辺。寄せては返す波も、足を入れたら立派な拷問器具にはや代わり。)(あったかくなるまで、絶対入らないぞ!)(砂がザクザク音を立て、肉球足跡転々とさせながら潮の香りを肌で感じて) [Wed 11 Jan 2006 12:58:14]
お知らせ > 白毛の狼さんが来ました。 [Wed 11 Jan 2006 12:54:19]
お知らせ > ギルトさんが退室されました。 [Wed 11 Jan 2006 00:21:40]
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