ヴェイトス中央病院 参加者 なし ROM 1人
お知らせ > フェンサーさんが退室されました。 [Mon 1 May 2006 21:11:20]
◆フェンサー > ………………………わん。 ( 犬っぽかった。 動物の犬としてではなく、○○の犬、といった用法の。 三回回ってからやるとより犬っぽかった。 プライドの薄さ、小ささを思わせるワンシーンであった。 わんだけに。 ) [Mon 1 May 2006 21:11:18]
◆フェンサー > ( しばらく悩んで、ぐ、っとフェンサーは決意したように表情を新たにした。 ) ……………………ね………猫がダメなら、犬で………っ ( ダメダメだった。 そもそもの過ちをわかっていないものの顔だった。 しかしある意味では犬である。 むしろ犬っころ。 狗という字でもいいかもしれない。 走狗。 傭兵なんて所詮は金に尻尾振る犬さ、と本人が思っているかどうかはしらないが、本人の姿は正しくそれであったいままで。 ) [Mon 1 May 2006 21:00:19]
◆フェンサー > ( すたすたと去っていく看護婦の足音を遠くに聞きながら、フェンサーは思わず頬に手を当てた。 ―――やはり、少女の頃のようなハリはない。 やはり、猫耳に年齢制限はあるのだろうか。 ひとしきりフェンサーはうんうんと唸った。 そもそも最初の時点からして救いようがないほどに終わってしまっているのだから、もはやその悩みには何の未来もなかった。 あるとすれば初心に帰ることだけであったが、なんとなく捨てがたいようである。 ) [Mon 1 May 2006 20:50:14]
◆フェンサー > ( ひとりぶつぶつと語尾に「にゃ」を付けてみたりしていたフェンサーを目撃した看護婦曰く、である。 それはもはやツッコミと言うレベルでの話ではなかった。 柱に救ったシロアリを発見したときのような、優しさの微塵もない視線と言葉だった。 一時凍結するほどに。 ) [Mon 1 May 2006 20:40:52]
◆フェンサー > ( やめろきもい。 ) [Mon 1 May 2006 20:39:11]
お知らせ > フェンサーさんが来ました。 [Mon 1 May 2006 20:38:51]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 [Sat 29 Apr 2006 20:32:52]
◆フェンサー > ( 決して、決して語尾を変えたりとか口調を変えたりとか髪型とか服装を特徴的にすることだけがキャラクター作りではないのだよ、と自分に言い聞かせながらも、心中既に、なんとなく語尾に「にゃ」をつけてみたりするフェンサーであった。 ) [Sat 29 Apr 2006 20:32:48]
◆フェンサー > ( かといって、無理にキャラ作りをしようものならば、とてもじゃないが目も当てられないような状況に陥ることは火を見るよりも明らか。 自身を見極める必要とか、そういうのがあるのかもしれない。 幸いに、時間は腐るほどにあった。 ) [Sat 29 Apr 2006 20:22:40]
◆フェンサー > ( つまり動きのある描写しかなかったのに急に動かなくなったから、引きこもると同時に性格も歪んでしまうかのように変化していっているのかもしれない。 まず間違いなくよい方向への変化ではないだろう。 性格は丸くなってきているけれど、だんだん変なヒト化現象が発生してしまっている。 これは問題であった。 ) [Sat 29 Apr 2006 20:12:17]
◆フェンサー > ( 醗酵ってなんだ。 薄幸だよ薄幸。 ) [Sat 29 Apr 2006 20:02:36]
◆フェンサー > ( フェンサーは深く悩んだ。 最近、自分のキャラがどうも不明瞭になってきている。 入院しているからといって醗酵の美少女的なテイストが欠片もないことは確かだが、なんにせよキャラがはっきりしない。 性格とか人格とか英語で言うとキャラクターなんだよなあ。 ) [Sat 29 Apr 2006 20:02:05]
◆フェンサー > ( 自分のキャラを見失っていることに気づいたそんなある日のこと。 ) [Sat 29 Apr 2006 20:01:00]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Sat 29 Apr 2006 19:59:53]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 [Fri 28 Apr 2006 22:04:15]
◆フェンサー > ( もし腕だけムキムキになったりしたら、とりあえず誰かを倒したときに、第三部完! とか叫ぼう。 そんなくだらないことを決意するフェンサーであった。 ) [Fri 28 Apr 2006 22:04:14]
◆フェンサー > ( こんなことばかりやっていたら、バランス悪くなるんだろうな、と何処かでふと思う。 けれど、やめることはない。 暇だからだ。 時間が有り余っているからには何かしていないと落ち着かない。 けれど勉強は頭が疲れる。 だから、フェンサーは筋トレ。 典型的な体力バカ。 ) [Fri 28 Apr 2006 21:54:31]
◆フェンサー > ( 割と、元気ではあった。 入院こそしているが、そういったところは。 けれど、腹筋には余り力を入れられない。 内臓はまだ完全に治ったわけではないし、肋骨の刺さった後もしかり。 だから末端部分ばかりを鍛えることになる。 ) [Fri 28 Apr 2006 21:44:19]
◆フェンサー > ( ただ、ぼんやりしているのは視線だけのようで、その身体は静かに動いていた。 腕を曲げたり何かを持ち上げたりするのではなく、力を込めたり、抜いたりすることによってフェンサーは身体を鍛えていた。 アイソメトリック法などと呼ばれるものだが、フェンサーはそんな小難しい名前は知らない。 ただ、有り余る時間を持て余すようにして。 ) [Fri 28 Apr 2006 21:34:01]
◆フェンサー > ( 切り取られた曇り空を眺めて、フェンサーはぼんやり。 ) [Fri 28 Apr 2006 21:31:48]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Fri 28 Apr 2006 21:31:12]
お知らせ > フェンサーさんが退室されました。 [Thu 27 Apr 2006 22:17:22]
◆フェンサー > ( 小さく小さくなっていく、イチゴ味の飴玉。 形が崩れないように、舌先で転がして、丁寧に丁寧に舐め溶かしていく。 ころん、ころん、とろん、とろん。 甘い、甘ぁい、イチゴ味。 最後にすうっと、いつの間にか消えてしまっても、暫くの間したの上には甘さが残り、余韻は、ゆるりと長く続いた。 ) [Thu 27 Apr 2006 22:17:21]
◆フェンサー > ( ころん、ころん、とろん、とろん。 飴玉は咥内で、少しずつ溶けていく。 少しずつ、少しずつ。 とろとろ、とろん。 甘く、甘ぁい、イチゴ味。 少しずつ溶けて、だんだん小さくなっていくのは、どこか名残惜しくて、でも楽しくて。 ) [Thu 27 Apr 2006 22:08:02]
◆フェンサー > ( その代わりに、というわけでもなかろうが、ころん、と一粒の飴玉を頂戴した。 赤い、とろりと赤い、イチゴ味の飴玉。 それを口の中でころん、ころん、転がして、フェンサーは人知れず微笑んでいた。 本人は笑っているつもりなどないのだが、自然と笑みが浮かんでいるのである。 甘味の効能であった。 ) [Thu 27 Apr 2006 21:57:08]
◆フェンサー > ( 看護婦さんBに、妙な決意を見抜かれでもしたのか、凄惨にして壮絶な笑みで、そう釘をさされた。 ヴェイトス中央病院を謀るなど不可能であった。 ) [Thu 27 Apr 2006 21:47:20]
◆フェンサー > ( 何も言わずおとなしくしていろ。 ) [Thu 27 Apr 2006 21:45:07]
お知らせ > フェンサーさんが来ました。 [Thu 27 Apr 2006 21:44:37]
お知らせ > フェンサーさんが退室されました。 [Wed 26 Apr 2006 21:50:20]
◆フェンサー > ( 力の加減がわからないというのは、言ってみればうっかりで人を殺してしまうこともある、ということでもあるのだろう。 ―――ぞっ、として、フェンサーはふるりと震えた。 自分の力をちゃんと認識することが、大切だ。 人は考える葦だと、昔の人が言っていたとお医者様が言っていた。 昨日。 ) よし…………………自分の力を、よく見極めよう。 ( ぐ、と手を握ってフェンサーは決めた。 次はスイカだ。 ) [Wed 26 Apr 2006 21:50:17]
◆フェンサー > ( やはり、一気に全力こめて握ったのがまずかったのだろう。 ゆっくりやればあんな風に飛び散ったりしないはずだ―――いやいやいや、そもそもやっちゃいけないんだ。 フェンサーはひとつ頭を振った。 入院してからこっち、多少の筋トレはしたが、一度として思いっきりの力で何かをしていない。 がために、いまいち加減がわからなかった。 まあ、普通の力、というのはわかっているから大丈夫だろうけれど。 ) [Wed 26 Apr 2006 21:39:05]
◆フェンサー > ( まあ、阿呆なことをやったと思う。 フェンサーは左手を眺めた。 ふんわり、爽やかな果実の香りがする。 ―――できるかな、と思っていたら意外と出来て、それでちょっと慌てて、ええとまあ、辺りに飛び散ったのをどうしようもないし、まあ、怒られた。 ) …………………食べ物を粗末にしては、いけませんね、はい。 ( リンゴを握りつぶした左手は今日も元気そうだ。 ) [Wed 26 Apr 2006 21:29:05]
◆フェンサー > ( 看護婦さんにこっぴどく怒られた。 殴られたりの暴力はなかったけれど、説教された。 食べ物を粗末にするんじゃない、あと汚くすんな掃除が面倒なんだからええい畜生給料安いしそりゃまだ新人だけどさ働きに免じて給料上げろよと、後半殆どまったく関係のない愚痴で。 始終フェンサーはぺこぺこしっぱなし。 新しいシーツが用意されて、清潔に。 看護婦さんがぷりぷり帰っていった。 ) [Wed 26 Apr 2006 21:19:32]
◆フェンサー > ( 怒られた。 ) [Wed 26 Apr 2006 21:17:50]
お知らせ > フェンサーさんが来ました。 [Wed 26 Apr 2006 21:17:35]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 [Mon 24 Apr 2006 20:31:34]
◆フェンサー > ( 少しの間、鍛えるべきか鍛えないべきか、非常に深刻に考えるフェンサーであった。 ) [Mon 24 Apr 2006 20:31:32]
◆フェンサー > …………………………………? ( 考えてみれば、リンゴを握りつぶせる握力といえば、結構なものだ。 贅肉がついてそれって、どうだろう。 力を込めてみれば―――二の腕ムキッ。 あまり女性としては嬉しくない腕だ。 ) [Mon 24 Apr 2006 20:21:13]
◆フェンサー > ( ふにぃ。 全然鍛えていなかった腕は、いまでもリンゴ程度なら握りつぶせそうだが、それにしたって表面がふにふにしてきた。 その下には筋肉がしっかりついているが、現在進行形で分解されていそうだ。 ) [Mon 24 Apr 2006 20:11:31]
◆フェンサー > ( ふにふに。 ふにふにふに。 ふにふにふにふにふにふにふにふにふにふにふにふにふにふにふにふにふにふにふにふにふに。 ふに。 )( フェンサーはひとしきり自分の二の腕をもんで、ため息をひとつ。 ) [Mon 24 Apr 2006 20:01:18]
◆フェンサー > ( ふに。 ) [Mon 24 Apr 2006 20:00:30]
お知らせ > フェンサーさんが来ました。 [Mon 24 Apr 2006 19:58:13]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 [Sun 23 Apr 2006 21:07:55]
◆フェンサー > ( なんにせよ、フェンサーが退院することになるのはもっとずっと先のこと。 年内には退院できると思うが………それでも、長い話だ。 その遠い未来のことを思って、フェンサーは思わずあくびした。 ) [Sun 23 Apr 2006 21:07:53]
◆フェンサー > ( まあ、考えないようにとは言っても、病院側に申し訳ないとはいつも思っている。 退院後は病院には迷惑をかけないよう――――いや、経営を考えるに病院に迷惑をかけるような生活をしたほうがいいのかもしれない。 なにはともあれ、もう少し自分の身体に気を使うことだろう。 ) [Sun 23 Apr 2006 20:56:14]
◆フェンサー > ( そうなると、もし普通にフェンサーが入院費を払うことになっていたら、いったいどれだけの金銭が必要だったのだろうか。 フェンサーはそのことについて深く考えないことにしていたが、少なくともフェンサーの普段仕事から考えるに、とてもじゃないが払いきれるものではなかった。 なかなかにぞっとしない話だ。 ) [Sun 23 Apr 2006 20:46:13]
◆フェンサー > ( 今日で、入院して何日になるのだろうか。 フェンサーはふとそう思って、数えてみた。 ええと、今日が確か四月の二十三日。 入院したのは十二月の二十九日、だったろうか。 となると………結構な日数だ、とフェンサーはわからなかったことを誤魔化した。 ) [Sun 23 Apr 2006 20:36:14]
お知らせ > フェンサーさんが来ました。 [Sun 23 Apr 2006 20:30:01]
お知らせ > フェンサーさんが退室されました。 『( ……何してるんだろう、私。 )』 [Sat 22 Apr 2006 19:13:57]
◆フェンサー > ( ―――――こつっ。 コメは無事、左の皿へと運ばれた。 ふーッ、と大きく息を吐いて、フェンサーは脱力した。 すさまじく集中力を必要とする作業であった。 とてもじゃないが全てを短時間のうちに移し変えるなど不可能であろう。 そこまで考えて、ふとフェンサーは、沈黙した。 ) [Sat 22 Apr 2006 19:13:43]
◆フェンサー > ( 間違った持ちかたなものだから、当然失敗しやすい。 けれどフェンサーはなんとか、コメを拾い上げることに成功した。 それを左の皿にそろそろ持っていく。 ゆっくり、ゆっくりだ。 落ち着いてやることが大切なのだ。 ) …………………すぅ…………はぁ…………すぅ………。 ( 呼吸も自然と静かになる。 プルプルと振るえる箸の先端が、コメも揺らす……! ) [Sat 22 Apr 2006 19:03:05]
◆フェンサー > ( いまのところ、無事に左の皿へ移住し終えたコメズは僅かに10ばかり。 右の皿にはまだ無数。 息も殺して、フェンサーはそうっとコメをハシの先ではさんだ。 ハシの持ち方は―――気にしないで。 ) [Sat 22 Apr 2006 18:53:05]
◆フェンサー > ( そうっとそうっと……………ハシ、なる東洋の食器を用いて、右の皿から左の皿へ、コメを移し変えていた。 これがまた、難しい。 一粒一粒移していくのだが、どうにもその一粒をとることが困難である。 焦れば焦るほどうまくいかない。 ) [Sat 22 Apr 2006 18:43:46]
◆フェンサー > ( そうっとフェンサーは腕を動かす。 肩から指先まで、神経に気を使わせて、そうっと。 ) [Sat 22 Apr 2006 18:42:13]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Sat 22 Apr 2006 18:41:34]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 [Fri 21 Apr 2006 22:01:11]
◆フェンサー > ( 考えれば考えるほどに高まる運動衝動は、結局解消されないまま、一晩を悶々と過ごす羽目になるのであった。 ) [Fri 21 Apr 2006 22:01:09]
◆フェンサー > ……………………せめて素振りでもしたい……。 ( もうどれだけ剣に触っていないことだろう。 あの、手になじむような感覚と、そして重み。 まざまざと思い出されるそれに、フェンサーはひとつため息をついた。 どうも、いけない。 安静にすればするほど、治りは早いのだから、落ち着かなくては。 ) [Fri 21 Apr 2006 21:51:32]
◆フェンサー > ( 筋トレなんてもってのほか、と怒られるだろうけど、それだって控えめな望みなのだ。 本当は激しく運動したいのだ。 アイソメトリック法の筋トレは確かに鍛えることは出来るがどうも運動した気にならない。 汗をかくほど走り回りたい。 爽やかではなさそうだけれど。 ) [Fri 21 Apr 2006 21:41:07]
◆フェンサー > ( 夜中に目が覚めて、まずそう思ったフェンサーは多分変な人。 多分というか、間違いなく変な人。 変人。 だがしようがないのだ。 体が日々鈍っていくような感覚が、実際に感じられる。 筋トレがしたい。 ) [Fri 21 Apr 2006 21:31:36]
◆フェンサー > ( 筋トレしたい。 ) [Fri 21 Apr 2006 21:30:30]
お知らせ > フェンサーさんが来ました。 [Fri 21 Apr 2006 21:28:46]
お知らせ > 艶子さんが退室されました。 『そして傭兵はまた歩き出す。』 [Fri 21 Apr 2006 02:53:02]
◆艶子 > ………。 ( そして一つ気付いた。前髪が視界に掛かって邪魔になっている事を。 好きで伸ばしているのでは無く、何となく切るのが面倒臭いってだけの長髪。これから暑くなる一方だし、そろそろ切った方がいいかもしれない。 ) 髪が邪魔になると戦い憎いしな。 ( ちなみに髪は自分で切る人です。誰か上手い人に切ってもらうのが一番何だろうケド…… 誰かに頼んでみようかな? 両手が塞がっているのでふっ、と息を前髪に向けて吹きかけ、それを退かした。 ) [Fri 21 Apr 2006 02:52:24]
◆艶子 > ( まあ、忙しいだなんて身分じゃない。時間はたっぷり有るのだからのんびり消化していこう。 今まで十分休んでいたクセに何を言ってるんだって言われそうだけど、明日から動き回ろうという気力が沸いて来ない。なんとなくだるい。 この調子が元に戻るまで暫く時間が掛かりそうだった。 ) …… やれやれ。 ( 久しぶりに肩に担いだ剣はずしりと重かった。 ) [Fri 21 Apr 2006 02:47:27]
◆艶子 > ( また大怪我したら戻って来い、なんて暖かいんだかそうじゃないんだか判らない声を背に受けながら傭兵は歩き出した。 久しぶりに嗅いだ外の空気を肺一杯に吸い込んで、それを全部吐き出す。 ) ……… 。 ( 今日は生憎の曇り空、今にも泣き出しそうな頭上の暗闇に少し気分が憂鬱になった。 退院したのは良いけどこれからどうしよう、なんて。鈍った身体を鍛え直さなくちゃ行けないし、装備を修理に出さなくちゃいけない。お金が必要だから仕事を探さなくちゃ。文字の読み書きを頑張らなくちゃ。夜警をしなくちゃ。 …流石に少し気が遠くなった。 ) [Fri 21 Apr 2006 02:42:56]
◆艶子 > ( 悲しいほど少ない荷物を肩に、黒板を脇に抱えて同じ病室の人と担当の先生と、看護婦さんにぺこりとお辞儀をした。 今日で退院、ちと時間は遅いが。日が昇るまで寝ていったらどうかと勧められたのだが、早く我が家へと帰りたい。この時間までうっかり熟睡していた私が言えることじゃないが。 ) [Fri 21 Apr 2006 02:37:45]
お知らせ > 艶子さんが来ました。 『お世話になりました。』 [Fri 21 Apr 2006 02:35:28]
お知らせ > ルゥさんが退室されました。 『(離籍中、のドアプレートを掛けて、30分程留守にした)』 [Thu 20 Apr 2006 23:01:45]
◆ルゥ > あ、そういえば…最新刊の発売日、今日じゃなかったです…?(続き物だったらしい。カレンダーを眺めると、赤い丸印。残念、発売日は昨日だった。) …まだ置いてればいいですけど。 (書置きを残すと、暫し離籍。 急げばまだ書店が開いているかもしれない) [Thu 20 Apr 2006 22:58:24]
◆ルゥ > …いや、でもきっとそういうときはタイガー・アイが助けてくれるに決まってます。(曖昧剣鬼タイガー♥アイ。今のヴェイトスの出版業界で尤もクゥルなヒーローだろう。 御簾の中の剣鬼は半分正気で半分曖昧。 これをシュレディンガーの虎と言い、猟奇物理学の考え方の基礎となったという。 零れるうどん玉で相手をKOだ。) [Thu 20 Apr 2006 22:52:53]
◆ルゥ > (先入観というのは恐ろしいもの。脳内での若侍は凄い勢いで悪人っぽくなっていきます。 ミドリ色の光を下から浴びて悪そうな笑顔を浮かべてて居ます。 生皮の仮面を被ってチェインソォ(注:オーパーツ)を振り回し始めるまでの猶予はあまり無いかも。) [Thu 20 Apr 2006 22:48:30]
◆ルゥ > ( カタナを眺めて独り言を呟いていたとかいう話だし、一つ間違えば駿河城御前試合のような有様になっていたかもしれぬ。病院がブラッドプールだ。いや、手術室は普通にそうだけど。) …暴れだす前に、退院してくれたのは…良かったの、かも。(こく。 まさか、病院で例の槍を振り回すわけにもいかず。相手が死神とかならまだしも。) [Thu 20 Apr 2006 22:46:02]
◆ルゥ > (個室部屋を取った上で、白魔法の施術を断って療養していたという話。 治療魔法が要らないくらいだから、きっと見かけほどは酷い怪我では無かったのだろう。) ああ見えて、身分が高い人だったのかも──。 (そういう事なら、納得できなくも。貴人が休養を兼ねて入院、なんてありがちな話だ。 だとしたら、特別個室を勧めておくべきだったかもしれない。) [Thu 20 Apr 2006 22:42:01]
◆ルゥ > それにしても、アマウラはお金持ちですねぇ。 (ふむぅ、と。唸る 今日で退院の患者さん、カタナを持っていた事からも多分サムライだろうと。) [Thu 20 Apr 2006 22:37:32]
◆ルゥ > あんむ。 (もぐ、とみたらしだんごにかじりつきながら、白魔術士は目を細め、頬っぺたに手。) おーいしーっ。 (幸せそうだった。) [Thu 20 Apr 2006 22:30:03]
◆ルゥ > (客。というか、患者がやってくるまでは、病院なんて暇なもの。 看護士らにしてみれば、巡回に看護、容態の看視など気を抜く余裕もないだろうが) [Thu 20 Apr 2006 22:28:48]
お知らせ > ルゥさんが来ました。 『(診療室にて)』 [Thu 20 Apr 2006 22:27:46]
お知らせ > 利光さんが退室されました。 『(退院者は夜の街へ踏み出していき)』 [Thu 20 Apr 2006 22:26:13]
◆利光 > (手を動かしながら、思案を走らせる。太刀奉納のやり直しをまずやらなければ。前は一人で行って思わぬ強敵にあって頓挫したから、護衛を雇おう。腕はともかく、口が硬い者がいい。そう都合よく見付かるとは思えないから、時間がかかるかもしれないが。後、場所を知ったからといって遺跡荒らしに走られるのも駄目だから、その辺りの条件も考えねば)だが、とりあえずは―(久々に自分の住処・・・といっても宿の一室だが。そこへ戻って生活を平常に戻そう) [Thu 20 Apr 2006 22:21:39]
◆利光 > (返される手荷物の中、一際目立つのはもう一振りの太刀。ただしこれは中身は既に武器として用をなさない状態)ああ、どうもありがとうございました(軽く頭を下げてから、笑顔に見送られて受付を辞する。待合室のある席を借りれば荷物を持ち運びしやすいよう整理を開始。脇差は古太刀とともに腰に落としもう一本は背負い、残りは包みでまとめて) [Thu 20 Apr 2006 22:09:23]
◆利光 > ふぅ・・・(定型化されたて順に則り紙が受け取られ、サインと確認印が加えられるのを見やりつつ小さな溜息。個室で入院していたものだから、今月分の扶持が全額吹っ飛んだ。実質収入ゼロだ。白魔術による治療を病院の都合によらず、かつ自己でやるから無料で済ませてもこれだけかかった)仕方無い、か(腰に落としてある古太刀の柄に軽く手をやる。そうまでして手元に置いた武具の保全という目的は果たせた) [Thu 20 Apr 2006 21:58:36]
◆利光 > (トキノミヤコ人らしく毛筆を走らせる。入院費用支払いに借りた物品の返還、預けていた荷物受け取り等々の事務的な処理をこなしていく。病院の受付は時間が夜であることもあって人気はまばら)・・・これで(書き上げたそれを、病院の人間に渡す。着込んだ服の前が繕われているのは入院の原因となった怪我の名残) [Thu 20 Apr 2006 21:50:14]
お知らせ > 利光さんが来ました。 『(退院手続き)』 [Thu 20 Apr 2006 21:46:39]
お知らせ > ルガリア・ココさんが帰りました。 『( 春先におきた愛の熱帯性低気圧、依然勢力を保った儘ヴェイトスに吹き荒れる模様 )』 [Thu 20 Apr 2006 04:38:48]
◆ルガリア・ココ > ソウナンデスヨ―――。 ( カタコトになった、気を使い宿に戻らぬようにした少年、例え気の使い方が右斜め45度だったとしても気にしない! ) こ、恋人を僕が………。 ( 雷に打たれたような衝撃を受ける少年。 ) えっと……恋人って……。 ( 欠けたバナナを手元でモジコモジコしながら。 視線が明後日の方向へ ) 仕事募集で出来るモンなんでしょうか? ( 素ボケだったよ少年。 ) [Thu 20 Apr 2006 04:38:02]
お知らせ > 艶子さんが帰りました。 『( そしてまた ――彼女たちは勘違いされていった…。しかもこの話は更に続いたとか! )』 [Thu 20 Apr 2006 04:36:06]
◆艶子 > うーむ……。 確かに仲間内で愛を育まれると育んで無い人達は何だか気まずい思いをしてしまうな。妙に気を使わなくちゃ行けないし。 ( ななお、ここ、すみれ、いつかの四人パーチー。やっぱりここは一つそのナナオさんと手を取り合ってみては如何かしらんなんて思うのだ。言わないけど。 ) それに口出しをすると野暮というものだ。ならばココ、お前も恋人を探してみてはどうだろうかっ! ( 突きつけられたバナナ飲み込むと、指を突き返して言った。 ) 菫の……だったら?つ、つまり菫はその、レイと一緒であの、生えてるってこと? え、違う?あれ、バナナ? ( 超困惑。 ) [Thu 20 Apr 2006 04:31:07]
◆ルガリア・ココ > 艶子さんも英雄になりたいなら……教えてくれませんか? ―もう気まずいんですよ。 何かこの間まで普通の仲間みたいに思ってたのに夏休み明けたら急に付き合ってましたみたいな。 ( 急に意識するとギクシャクしてしまうそんな感覚。 剥き身のバナナを突き付けながら、詰め寄って。 「あっ食べますか?」 とか一瞬戻るも、また直ぐに感情を吐露するだろう。 ) そうなんですよッ 「駄目だよ病気がうつっちゃうから」 「ううん、私は菫のだったら気にしないよ」 みたいな桃色トォクが聞こえて来たら眠れませんって。 しかも―――その後食堂で本人にあったら否定しないしッ! って訊いてます艶子さん!? 僕どうしたら…… ( 恥じらう乙女に、言い寄る少年。 「アレ?何かズレた?」 とか余裕のない精神状態では判断出来なかったのは不覚である。 ) [Thu 20 Apr 2006 04:20:28]
◆艶子 > うむ。他にも肩を並べたい人が沢山居るけどなっ。 ( 伝説は所詮伝説である。こんな感じで良いんだ、うん。多分! 力強い声に一瞬びくっとして、思わず手にしたバナナを落とすところだった。 そして突き出されるバナナ、その先端を思わず注視する私。これって結構セクハラなんじゃないかなんて、ちょっとだけ思っちゃったりして。 ) つ、つまりそれって……… そ、そんな…! ( そして艶子の脳内では「あーんv」が「はい、あーんv」ではなくて「ああん……っv」に変換されました。ミッションコンプリート。 ) こ、こんなの入れちゃうんだ……。 い、痛くないのかな…っ。 でも病人にそんなことしたら治るものも治らなそうだ。 ( 素敵なまでに勘違いして顔を赤らめる。バナナ突きつけられて顔を赤らめるなんて良くない絵だ! ) [Thu 20 Apr 2006 04:10:22]
◆ルガリア・ココ > 解りましたソレが艶子さんの云ってた「何時か肩を並べたい」って人なんですね。 ( 素直に信じたお馬鹿さん一名 こうして伝説には背びれ尾ひれが付き一人歩きするんだろう。 何だか自分の事みたく誇らしげに語る女性に目を細め。 ) ―――だからッ! (強く、足に乗せた手に力を込め。 猛狂う衝動に耐える ) 声が、聞こえて来たんです――こんな風にッ!! ( 風の如く立ち上がり、目にも止まらぬ早さでモンキーバナナの皮を剥く。 剥き出しの実を女性の口元へと…体勢だけならナイフを突き付けたように見えるだろう。 ) 「あーんv」とか言ってるんですよあの二人! 手厚い看病の内容が聞こえて来るんです。 ( 血涙を流さん勢いで答えよう少年。 ) [Thu 20 Apr 2006 04:01:39]
◆艶子 > ( 逆の立場になったら同じ苦しみを味あわせてやろうと思ったッ。でも見舞いに持って行くなら何が良いだろう。皮の堅い蜜柑とか、リンゴを持っていってナイフ無しとか。 ) …倒せるんじゃ無いかな。 ( 普通に頷いたっ!もしかしたら本人は否定するかもしれないが、艶子に憧れられた人は須らくその戦闘能力を過大評価されてしまいます。しかもそれを吹聴して回ります。 ) まあ、な。力だけが全てじゃあ無い。 ( あの敵を切ったのは経験であり、ココの援護であり、ただ力任せの攻撃では無かったと確かに言える。 ) 二人は仲良しだからな。一花もくるだろう、けど……… えっと。 すまん、もう少し判りやすく説明してくれ。暑いのか? ( 判るような判らないような微妙なラインだ。傭兵は再度問う! ) [Thu 20 Apr 2006 03:52:47]
◆ルガリア・ココ > 良かったぁ、少ないって怒られたらどうしようかと思いました。 病院食じゃきっと足りないと思いまして。 ( 「どんどん食べて下さいね」 もう好物=ナバーナの図式は動きません。 ) 艶子さん五人分――ヒトですか? 恐竜並のアフリカ象とか白熊を素手で倒したり出来そうなんですけど。 ( 「鬼が啼いた!」 とかちょっとだけ想像したがトロールかオーガじゃないかって少年は思ったよ。 ) 身体や筋力だけで戦いは来ませんよ……じゃなかったら僕達あの洞窟で死んでますって。 ( パタパタと手を振って。 小柄な少年にはそう言った戦い方は身近ではないだろうと。 ) 一花さんがお見舞いに来てるんです……、もう何かあの部屋だけ……春超えて熱帯低気圧が常時吹き荒れているんですよ……。 ( 振るえながら、バナナを一つ手にとる少年。 それは恐ろしい事実だった。 ) [Thu 20 Apr 2006 03:43:51]
◆艶子 > ……い、いや。もういい、有難う…。 ( もそもそとバナナを食べ始めました。くそう、何か納得いかない! それはゴリヱ=バナナという図式からまだ外れてないからだという事実にあと一歩及ばない事から来るもどかしさっ。 ) 両手で持ってるのはでっかい斧だけどな。凄いぞー、カッコイイぞー。 私が5人くらい束になって掛からないと倒せない気がする。それくらいおっきくて強いんだ。 ( こういう言い方すると身の丈数mありそうに聞こえてしまうが。 ) 必ずしもドラゴンである必要は無いけど、ドラゴンになった方が強そうだな。 ―― 菫が?まあ季節の変わり目だからな…… でも彼女がどうかしたのか。 ( 落ち着かない少年に尋ねてみた。言いにくいことなのだろうか。 ) [Thu 20 Apr 2006 03:32:57]
◆ルガリア・ココ > えっと……「大きさ」に不満がありますか? ( 眼鏡をくいっと上げ、袋から出てくる小さいバナナが計7つ。 几帳面にテェブルへと鎮座して。 ) これで大丈夫ですね。 ( 安心安心と、椅子に座り直し 「食いしん坊なんですねぇ」 と晴れやかな顔。 ) 何ですか……両手拳銃で「ジルバ」でも口ずさみながら人殺してそうな渾名は―――確かコロセウムの剣士さんでしたっけ。 艶子さんはドラゴンを狩るのに自分がドラゴンになる必要があると思ってたりしますか。 ( 名前位しか訊いた事のない少年、それでも気剣闘士として名を馳せる武勇は耳にした位はあるだろう。 米神に指添えて、謎かけみたいな言葉。 ) あっ、僕のは全然大した事じゃないんですよ……。 南条菫さんが最近風邪らしくて、あっ僕と同じ宿に泊まってるんですけどね。 ( 何故か視線が泳ぐ、落ち着かぬ。 椅子上でグラグラと身体を揺らし。 ) [Thu 20 Apr 2006 03:26:16]
◆艶子 > その…… モンキーバナナと普通のバナナはどう違うんだ?いや、大きさが違うとかそういうんじゃなくてその…。 ( 上手く言い表せない!知力が足りない!もっとこう、本質的な何かだ! ) 私の戦う相手は人間じゃない事の方が多いからな。トゥー・ハンドのレイって知ってるか?あの人ぐらいの力を身につけられたらなと思うんだ。 望めば手に入るのと、望んでも手に入らない物の差っていう差は大きくて…。 宿屋? 一体どうしたんだ? ( 何かあったんだろうかと、今度は私の方から聞き返す。 ) [Thu 20 Apr 2006 03:17:07]
◆ルガリア・ココ > あっ、毎回バナナじゃ飽きちゃうかな?とか思って今日のお見舞いは「モンキーバナナ」です。 ( 結局バナナ。小振りな其れをテェブルへと。 剣士呟いた一言に動きを止め、しげしげとベットに横たわる女性の身体へと視線が。 ) あの―――失礼なんですけども、それ以上のビルドアップは人類の規格から外れて……。 今だって十分に凄いと思うんですけども…。( 鍛えられた身体、その身一つで錆喰らいと戦った光景を思い出す。 ) 度胸と云いますか……――、怖いんですよ宿屋。 ( 椅子に座りながら、思い出すと未だ身震いがする。 浮かぬ顔で。 ) [Thu 20 Apr 2006 03:11:31]
◆艶子 > ああいや――。 ( 一瞬言おうか言うまいか迷ったが、別に隠すような事でも隠すような仲でも無いから良いか、なんて考え。 ) 自分の筋力さ。もうこれ以上は鍛えても身に付かないだろうなって。 ( 簡潔に言えばそんな話。それは誰しもぶつかる天井ではあるけれど、その時に他の人と比べてどれだけ差があるかなんて考えてしまうのだ。 ) 魔法で眠らせ…………。 や、なんというか。 ココ。お前も案外というかやっぱりというか、度胸が座ってるんだな…。 ( 本当は感心しちゃいけない所なんだけど、思わず感心してしまいました。 ) [Thu 20 Apr 2006 03:05:10]
◆ルガリア・ココ > ( 闇が見渡せる妖精の瞳は見えてしまった、女性が何か思い詰めた顔で自分の腕を見詰めているのを。 ) ―――ど、どうしたんですか艶子さん。 ( 何か悩みでもあるのかと、心持ち静かにベットの方へと向かう。 間近で見る女性それはいつもの女性の顔で、一瞬見たのは錯覚だったのか僅かに首を傾げる。 ) いやっ、大丈夫です。 看護婦さんならちゃんと僕の魔法で眠ってもら――― ( 「ゲッフン、ゲッフン」 )( ワザとらしい咳払い。 入り口閉まってたので窓から侵入しちゃいました。とか云えないね。 ) [Thu 20 Apr 2006 03:00:23]
◆艶子 > と……。 ( ちらりと声の方を見遣る。この声はココの声だ。上体を起こした。 ) 起きてるぞ。 見回りの看護婦さんかと思ってビックリした…。夜更かししてるのがバレたらまたお説教だからな。 ( 直前まで珍しく小難しい顔してたのが砕け、笑って見せた。 ) [Thu 20 Apr 2006 02:55:00]
◆艶子 > ( 後は技術でカバーしていくしか無いだろう。なに、人一人斬り殺せるには十分な力を身につけているのだ。 あとは如何に相手の身体の構造を理解し、如何に刃筋を狂わせず、如何に冷静に刃を振り下ろす事が出来るかが大きな課題となる。強い精神力が必要だ。 ) ……… 。 ( 私にとって剣の道は手段でしかない。 斧では無く、槍では無く、弓でも無く、銃でも無く、剣を手にしたのは”カッコイイから”だ。剣で敵を打ち倒せば特に称えられるからだ。私はそうして集めた名声を手に上に伸し上がるのだ。剣で最強になりたいわけじゃない、人として最強になりたいから。 けれどやはり何か物悲しかった。 ) [Thu 20 Apr 2006 02:54:51]
◆ルガリア・ココ > つ、艶子さぁーん。 起きてますか? ( 開いた扉から、ひょっこり眼鏡が顔を出す。 寝てしまっただろうか、と思いながらも。 ) あの……、お見舞い持って来ましたよォ。 ( 袋を掲げながら。 ) [Thu 20 Apr 2006 02:51:43]
お知らせ > ルガリア・ココさんが入室されました。 『 ガチャリ 』 [Thu 20 Apr 2006 02:46:29]
◆艶子 > ( 良くやった方だと思う。体の小さいイエロティアでしかも16の小娘が、ここまで全身の筋肉を使ってこれだけの剣の威力を生み出すまでに到達出来たのは快挙なんじゃ無かろうか。 ホワイティアの人達が羨ましい。体が大きい、力が強い。例え身長が変わらなくても骨格が頑丈だ。筋肉もそれに自然と備わる。 レイのように身体が大きければもっともっと強く、早くなれるのに。 ) 子供の頃、もっと沢山ご飯食べとけば良かったなァ。 ( 開いた右手を下ろした。 ) [Thu 20 Apr 2006 02:42:30]
◆艶子 > ( ………私の筋力はここまでが限界だ。 ) [Thu 20 Apr 2006 02:37:36]
◆艶子 > ( それに気付いたのはいつだっただろうか。鍛える度に増していった剣速と剣撃の威力。ある程度なら動き回っても息が乱れない体力。 けど、いつしかそれが頭打ちになっているのを私は知っている。身体でそれを実感する事が出来る。 幾ら筋肉を酷使してもそれ以上のパワーとスピードは得られず、逆に傷ついてしまう。 ああ、認めたくは無い。剛剣術に置いて特に筋力はその一撃の根元の部分だ。ああ、認めたくは無い。認めたくは無いが。 ) [Thu 20 Apr 2006 02:36:55]
◆艶子 > ( 何となくだけど実感している事がある。私の身体は同い年の娘に比べて幾分か歪だ。刀を振る事にだけ特化した筋肉は女らしい丸みが少なく、細くしなやかな筋肉―― というわけじゃあない。 そういう意味じゃアイソン兄ぃの筋肉はとてもしなやかで美しい。猫のようなというとそのままだけど、無駄が無くて綺麗だ。 ……まあ、今は体の美しさや女らしさはどうでもいい。どうでも良くないが、今は良い。 ) [Thu 20 Apr 2006 02:31:16]
◆艶子 > ( それを開く。 ) [Thu 20 Apr 2006 02:31:06]
お知らせ > 艶子さんが入室されました。 『( 右手を握る。 )』 [Thu 20 Apr 2006 02:26:14]
お知らせ > フェンサーさんが退室されました。 [Wed 19 Apr 2006 21:44:09]
◆フェンサー > ( ぼんやりと窓の外を眺める頃には、心は少しよどんで、けれど、随分と落ち着いていた。 ほう、とため息をひとつ。 ) …………これで、お別れ……………………でも、また会えたら、それでチャラ、だから、だから………。 ( とっぷりと、夜は更けていく。 ) [Wed 19 Apr 2006 21:44:07]
◆フェンサー > ( 考えて、考えて、フェンサーは、考えて。 何を考えたらいいのかわからなくて。 でも、思考はきゅるきゅると回って。 お別れは何時だって唐突だから、何時だって何も思いつかない。 慣れることもない。 強いて言うならば、心臓が落ち着いてくるのが、いまは早くなってきたということだけ。 ) [Wed 19 Apr 2006 21:34:15]
◆フェンサー > ( 今朝、窓から見下ろすと、なにかが道に転がっていた。 くしゃくしゃっとして小汚い何か。 目を凝らせばすぐにわかった。 もとは、雪のように真ッ白だった小鳥。 猫にでも戯れに殺されたのか、そんな死体。 フェンサーは一日、ぼんやりと過ごした。 ) [Wed 19 Apr 2006 21:25:06]
◆フェンサー > ( なんでもないように一日は始まって、なんでもないように一日は過ぎて、なんでもないように一日は終わろうとしている。 小鳥はもう来なかった。 小鳥はもう来ない。 小鳥はもう、ばいばいだ。 ) [Wed 19 Apr 2006 21:14:41]
お知らせ > フェンサーさんが来ました。 [Wed 19 Apr 2006 21:13:33]
お知らせ > 利光さんが退室されました。 『ん?ああ、ありがとう(鈴を受け取れば、その効果もわからぬままに体安めに入り)』 [Wed 19 Apr 2006 01:28:03]
お知らせ > こまさんが退室されました。 『自分の力を無意識に注いで魔よけのために使っていた鈴を渡して去っていく』 [Wed 19 Apr 2006 01:26:11]
◆こま > はい!了解しました!(びしっと右手を挙げて合図を送る。お金は落とさないようにきちんともう一度確認。合格!)はい!ソードお兄たんにきちんと渡します!シロお兄たんにもよろしくっていいます!!でも、こま、お金は頑張って返すの!!(そういうと再びお辞儀して)これあげます!しゅじゅです!(自分の持っていた大事な鈴二つを利光さんに渡して)では、またです!!(出口に向かった) [Wed 19 Apr 2006 01:24:27]
◆利光 > ああ、気をつけていくのだぞ(どうなるかは相手とこまの当事者同士次第。それ以前に神社に辿り着けるか、という不安もあるがそこまで考えていては切りがなくて)返さなくてもいいから、落とさずきちんと渡すのだぞ。シロにもよろしくな(お辞儀にうなずきを返して。帰る姿を見送れば、再び寝台に体を横たえて。退院に向けて体調を整えるべく、目を閉じて眠りに入り) [Wed 19 Apr 2006 01:20:30]
◆こま > わkりました!こま行きます!こま神社行きます!!(居住地区は今まであんまり言ったことが無い。けれど言って探そうと心に誓う)はい!こま、今日は帰ります!良い事教えてくれてありがとでした!ありがとです!!(と、無意識に渡されたお金を受け取ってしまった>お金・・いいですか?有賀とです!こま、今度お金あるときにきちんと返します!!有難うです!!(お金を先ほど首に巻いていた赤い風呂敷に包み懐へと直していく。)よいしょ!(ベッドから降りればもう一度深々とお辞儀をした) [Wed 19 Apr 2006 01:16:51]
◆利光 > 神社ならば今行ったように居住区の東洋人街だ。こまの生まれのアマウラに雰囲気が似た街並みを散歩の時に見かけたことなどないか?(さて、一から説明するのは大変だ。適当に場所を教えて、心当たりの神社をいくつか示して)相手も専門家だ。直接行けばわかってくれるだろう(百聞は一見に如かず。自覚が無ければ駄目、という事ならばここで言葉つなげても始まらず)・・・今日はもう遅いから、明日にな。ほら(そして帰宅を進めつつ、さり気なく金貨をまた握らせようと) [Wed 19 Apr 2006 01:11:44]
◆こま > !!本当ですか!?神社ありますか!?どこですか!!?こま!行きます!!言ってお願いしてお仕事貰います!でも、こま、犬だけどお仕事もらえますか!?(ちょっと自身が泣く心配らしい。利光さんが言っている『狛犬』を『こま、犬』だと勘違いしたままだから。本人は狛犬という自覚が全くない。角が出せて返信できる術が使える犬だと思っているのだ)お仕事あったらいいね〜!!です! [Wed 19 Apr 2006 01:07:45]
◆利光 > この街にも神社がある(寺もあれば、陰陽寮も東洋人街に存在する。神職の人もいて、実際侍が使う弓もある巫女に術を篭めてもらったものだ)そこへ行き。狛犬であると力を示して証明すれば受け入れてはもらえよう(信仰対象の一つには入るはず。粗略には扱うまい)金子がもらえるかどうかは、そこの人と相談だろうが(問われれば、考えたことを並べてみせる) [Wed 19 Apr 2006 01:04:42]
◆こま > こま・・・・ソードお兄たんにもご迷惑おかけしたくないの!どうしたらいいですか!?(利光さんにもソードさん達にも迷惑を掛けたくない。けれど八方塞がりで・・)こま・・・神社に行けばお金もらえますか!?お仕事できますか!!?(その言葉に食いついた!) [Wed 19 Apr 2006 00:59:32]
◆利光 > んー・・・いっそ、狛犬の道ということでミコミコの神社に入れば安定して働けるかもしれんが(この場合働く、というのは語弊があるかもしれない。狛犬は一種の門神なので)兎に角、先だつ物が無ければどうにもなるまい。一人なら金が無くても意地を通せばそれはそれで良かろうが(野垂れ死にする自由、という究極の意地の通し方というものも世の中にはあり)ソード殿に生活の面倒を見てもらっている以上、仕方なかろう(ん?とゆるく首を傾げて見せて) [Wed 19 Apr 2006 00:56:06]
◆こま > お仕事無理・・ですか?・・・・・・(それは自分も最近薄々感ずいていた。けれどはっきり言われてしまえばぐうの音もでない。)悪いことするの駄目です・・こま、悪いことメッです!(さらにしゅんとし利光さんを見ることが出来ない) [Wed 19 Apr 2006 00:52:11]
◆利光 > こま。落ち着いて考えろ。こまが取れる姿形は犬か子供。身元保証も難しかろう。それでまっとうな仕事が受けられるか?(最近は不景気とやらが跋扈している。斡旋所に行ったのはもう何日も前の話だが相変わらず仕事は少なかった。稼ぐ、というのは無理だ)残るはよほど危険な話か、犯罪・・・悪い事に手を染めるぐらいだが。それも駄目だろう?(抵抗を強いて排除しようとせず、理屈でわからせようと金貨差し出したまま口を動かして) [Wed 19 Apr 2006 00:46:48]
◆こま > お金ですか?いいの!こま、自分で頑張ってお金稼げるの!利光お兄たんにご迷惑かけちゃいけないのでいりません!!(握らされそうになった手をぶんぶんと振って抵抗してみる) [Wed 19 Apr 2006 00:42:38]
◆利光 > (探る手先に金貨が握られている。島で一般的に流通しているそれで、10万エンの額面)・・・これをそのソード殿という方に。生活費以上になるのなら迷惑をかけた御礼だと言い添えて(再び寝台によれば、こまの手にそれを握らせようと。相変わらず安い扶持で身を立てる侍にはかなりの出費だが、やむなしと) [Wed 19 Apr 2006 00:39:08]
◆こま > こま、降りるの?きゅ!(折角頑張って座ったのに抱えられておろされた!!でも仕方ないので言うことを聞いてベッドの上でお座りして待ってみる) [Wed 19 Apr 2006 00:33:38]
◆利光 > そんなに、か・・・(むーっと眉が額に寄る。2万といえば決して安い額ではない、それが毎月となると確かにソード殿という方の負担にはなろう)・・・ちょっと降りていなさい(座った直後のこまの脇の下に腕を回し、自分の隣に降ろそうと。足の上を占拠されたままでは動けず。それができれば、荷物がまとめてある寝台傍へ歩み寄り、財布を探りはじめて) [Wed 19 Apr 2006 00:30:14]
◆こま > んぐ〜!!よいしょ!!(なんとか膝の上に到達!)ええと。2万円です!!(お菓子とか作ってもらえるし服とかも買ってもらった事もある。)こま、座ります!(元気に答える。膝の上にちょこんと座り、自分の膝小僧に手を置いてみる) [Wed 19 Apr 2006 00:24:58]
◆利光 > ふ・・・む。それは月いくらぐらいになる?(犬の餌とて無料ではない。残飯で賄うなりするにしてもスラムでは余りを継続的に出すほどな生活は困難か)・・・ん?一体なんだ?(急に膝にかかる重み。こまがスキンシップを取りたがるのは普段からだったので好きにさせておくが。一応、意味を質問してみようと) [Wed 19 Apr 2006 00:20:00]
◆こま > みんなで生活しているから『せいかつひ』っていうのソードお兄たんに渡しているの!(ここで、ベッドに腰掛けた利光さんの行動を見逃さなかった!!すかさず強引に利光さんの膝上によじ登ろうと試みる!!) [Wed 19 Apr 2006 00:16:22]
◆利光 > ああ、迷惑ではない(真顔で、言葉を重ねる。が、続けられた言葉には首傾げて)お金を稼ぐ・・・?何か物入りなのか?(犬のままでいれば生活費はほとんどかからないはず。継続的に収入が必要な状況に陥ったのかと)ん・・・?ああ(示されるままに、寝台に腰掛けなおして。何をする気なのか、と目で問い) [Wed 19 Apr 2006 00:11:33]
◆こま > そうなの?ご迷惑じゃないですか?・・・・よかったの。(ほっとした表情で利光さんの隣にかけよる。と、ここで質問された)ええと!みんな優しいので大好きです!でも・・こまちょびっとお金稼ぐのは大変なの!でもこま、がんばっている子です!!(何故か自慢げに微笑んだ)利光お兄たんも早く退院できると良い思います!あ!ええとお兄たん、そこに座って下さい!(ベッドを指差す) [Wed 19 Apr 2006 00:08:49]
◆利光 > いや、見舞いで迷惑とは思わないさ。それに全く知らない者が見舞いにくるのはおかしいだろう?(気の回しすぎだと小さく笑って見せて。太刀を左脇に立て置いて)ああ、もう元気だ。あと少しで退院できるのではないかな?(胸の痛みはもうなく、違和感がやや残るのみで)それで、そちらは大丈夫なのか?(病院内では街の噂入手にも不自由する。現状を直接聞こうと) [Wed 19 Apr 2006 00:03:57]
◆こま > ええと・・・あんまり利光お兄たんにご迷惑おかけしたら駄目でしょ・・だからこま、こまってばれないようにして利光お兄たんに早く元気になってほしいです!って言いに来たの・・・(もじもじしながら手招きされるままに中へ) [Tue 18 Apr 2006 23:59:00]
◆利光 > お見舞い・・・?ああ、そうか。ありがとう(うん、とうなずいてみせる)見てのとおりもう大丈夫だ(個室でのゆったりした生活、自前の術に病院の適切な治療。それらが相乗して傷を癒しており) [Tue 18 Apr 2006 23:55:13]
◆利光 > (PL:連ミスすいません)顔が隠れてもいないし、変っていない(スカーフ状に巻かれた風呂敷を指差す。それだけでは頭隠して・・・ならぬ頭も隠さずで)・・・ん?何かまだあるのか?(呟きを耳で拾うことができず、首傾げて見下ろしてみる。廊下で物音を立てつづけるのも問題なので、中へ手招きして)で、一体何の用なのだ?そんな格好で・・・(本人の自覚によると、正体を隠していたらしいから。何か意図があったのだろうか、と思いながら寝台に腰かけて) [Tue 18 Apr 2006 23:53:48]
◆こま > !!(何かしただけではばれることが判明!)そうなの!?こま・・・ちょびっと失敗しました・・・ちょびっと失敗したの。(するすると柔らかく結んであった風呂敷を解いていく)で、ええと・・こま、利光お兄たんの『おみまい』っていうのに来ました! [Tue 18 Apr 2006 23:52:58]
◆利光 > (()) [Tue 18 Apr 2006 23:50:06]
◆利光 > 顔が隠れてもいないし、変っていない(スカーフ状に巻かれた風呂敷を指差す。それだけでは頭隠して・・・ならぬ頭も隠さずde) [Tue 18 Apr 2006 23:49:37]
◆快傑もちっと > !!!(ばれている!確実にばれている!しかも怒られた!!!)ごめんなさい・・・こま、静かにします・・・・(でも不思議なんでばれたんだろう)なんでこまってわかりましたか?(ちょっぴり残念。スラムでわざわざ流行っているヒーローごっこを取り入れたのに。とそれはさておき、こまも誰かも口上とあやふやなポーズしかしらないので詳しい事をつっこまれてもこまったりするのだけれど・・・)こま桃太郎の時はばれなかったのに・・・(ボソッと呟く) [Tue 18 Apr 2006 23:47:59]
◆??? > ちり〜ん!ちり〜ん!!ちりっ!!!(扉の前でちりんちりんと言っていたのは小さな子供。いつもと違うのはいつも荷物入れにしている風呂敷を首に巻いてスカーフにしている所だけ。いきなりあいた扉にビックリしかなり狼狽した模様)!!!ええと!!(ここでなんとか落ち着いて両手をビシッと横に)もちっと!さんじょう〜!(両手を斜め横にびしっと)もちっと!かいけつ!!人よんでさすらいの良い子!かいけつ!もち〜〜〜〜〜っとぉ〜!!!(スラムの子供の間で流行っているのか真顔で参上ポーズと決め台詞を利光さんにかましてみる) [Tue 18 Apr 2006 23:44:20]
◆利光 > (まず眉が顰められ、ついで向上を聞きながら視線が泳ぎ。最終的には困った顔になって)良い子は病院で騒がないものだと思うが。しかも夜中に(最初にまず嗜めに入る。時間も時間であるし)それで、一体今日は何の用なのだ、こま(スラムの子供の最近のブームは親友を殺されたなんでも日本で一番の男か。それはさておき) [Tue 18 Apr 2006 23:43:21]
◆??? > ちり〜ん!ちり〜ん!!ちりっ!!!(扉の前でちりんちりんと言っていたのは小さな子供。いつもと違うのはいつも荷物入れにしている風呂敷を首に巻いてスカーフにしている所だけ。いきなりあいた扉にビックリしかなり狼狽した模様)!!!ええと!!(ここでなんとか落ち着いて両手をビシッと横に)もちっと!さんじょう〜!(両手を斜め横にびしっと)もちっと!かいけつ!!人よんでさすらいの良い子!かいけつ!もち〜〜〜〜〜っとぉ〜!!!(スラムの子供の間で流行っているのか真顔で参上ポーズと決め台詞を利光さんにかましてみる) [Tue 18 Apr 2006 23:39:47]
◆利光 > ・・・・・・(何か催促されているのだろうか?まさか病院内で物売りとも)いや、ここはヴェイトス中央病院だからな。何があっても不思議ではない(真顔で酷い事呟きつつ、古太刀を片手に寝台から降りる。扉の外の気配を探りつつ、ゆっくりとノブを持ってそれを引こう)・・・何か御用ですか?(あわせて声をかけてみて) [Tue 18 Apr 2006 23:33:02]
◆??? > ちり〜ん!ちり〜ん!・・・・(暫く鈴の音が聞こえていたが中の反応がないとわかると)・・・・・・ちり〜ん!!!チリ〜〜〜ん!!!ちり〜〜〜〜ん!!!(確実に口で鈴のマネをした声がする。) [Tue 18 Apr 2006 23:30:47]
◆利光 > こういうときに知己がいないのは厳しいな(個人的に信頼できる遺跡調査の専門家―トレジャーハンターとか考古学者とかがいるのなら、因果を含めて依頼もできようが。いっそ侍組合に情報を上げて組織的に警固衆を差し向けて封鎖してから調査しようか。下っ端の発言力ではそこまでやってくれるか甚だ疑問だが・・・)ん?(悩み顔をふと逸らした先は扉。病院では聞きなれない響き。じっと目を凝らして見て) [Tue 18 Apr 2006 23:27:19]
◆??? > ちり〜ん!ちり〜ん!ちり〜ん!!(扉の向こうから鈴の音が聞こえてくる。) [Tue 18 Apr 2006 23:26:00]
お知らせ > ???さんが来ました。 『ちり〜ん!ちり〜ん!!』 [Tue 18 Apr 2006 23:21:46]
◆利光 > (―つまりは、遺跡荒らしを呼び込むことにならないかという危惧。古太刀二振りから推察するに、かなりの名家の名残であろう。戦国の頃に本国から脱出した流れ、と侍は見ているのだが)太刀だけ奉納して放置しておくべきか・・・(詳細不明とはいえ、同じ故郷の者の夢の跡を草刈り場にするのは忍びない。そういう侍も普通の遺跡には入り浸っていたりするのだから、身勝手といえば身勝手だが。寝台の上で思案顔ぶらさげて) [Tue 18 Apr 2006 23:11:39]
◆利光 > ううむ・・・(なのに、その顔つきは難しい。思案の種は、例の和風遺跡)困った・・・どうしたものやら(あの遺跡に再度赴くつもりである。問題はその遺跡を調査するか否か。今のところ、自分と太刀奉納を依頼した者しかない場所。一般に開示して調査者を募ればいいと思っていたのだが)・・・太刀の価値か(ヘンルーダ製のそこそこ良品で数十万する太刀や刀。もし、良質で状態のいい武器を発見したら普通の依頼を数回こなすぐらいの実入りになることに気付いた) [Tue 18 Apr 2006 23:08:55]
お知らせ > 利光さんが来ました。 『(退院間近)』 [Tue 18 Apr 2006 23:05:53]
お知らせ > フェンサーさんが退室されました。 [Tue 18 Apr 2006 22:28:18]
◆フェンサー > ( そしてやがて、浅い眠りを繰り返して、朝へ。 ) [Tue 18 Apr 2006 22:28:16]
◆フェンサー > ( きっと、明日になればひょっこりと戻ってくるさ。 戻ってくる、さ。 フェンサーはあえて楽観的に考えようとした。 したけれど、無理だった。 瞼を閉じるのがなんとなくできない。 ふわふわした薄闇の中で、フェンサーは小鳥の歌う千代千代という調べを探す。 ) [Tue 18 Apr 2006 22:18:10]
◆フェンサー > ( 小鳥に何かあったのだろうか。 それとも私が何かしてしまったのだろうか。 フェンサーは枕に頬を押し付けて、考えて、悩んで、苦しんだ。 慣らしているつもりだったはずの小鳥に、フェンサーは慣らされてしまっていた。 仲良くなってしまっていたんだ。 飼いならされてたって、こと。 星から来たあの王子様も、狐と別れるときはきっとこんなだったろう。 ) [Tue 18 Apr 2006 22:08:04]
◆フェンサー > ( ただ一日来なかっただけで、フェンサーは心配になった。 毎日来ていたものが、不意に来なくなってしまっただけで、とても心配になってしまった。 すこし頭の上の重みがなくなっただけで、フェンサーはバランスを崩してしまったかのように何もかもがうまくいかなかった。 フォークは落とすし、本の頁をふたつもみっつも一度にめくってしまった。 ) [Tue 18 Apr 2006 21:58:10]
◆フェンサー > ( 小鳥は今日、来なかった。 小鳥は今日、来なかった。 小鳥は今日、来なかったのだ。 ) [Tue 18 Apr 2006 21:56:32]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Tue 18 Apr 2006 21:56:11]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 [Mon 17 Apr 2006 23:04:14]
◆フェンサー > ( たっぷりたっぷり、とろとろと弱火でとろかそう。 ふわふわとふわふわと、生ぬるくふやかそう。 そうして、できたものをぎゅうっと絞って、無駄なものなんて全て搾り出して、休息の間にえた大事なものを持って、出かけよう。 とろとろと、ふわふわと、意識はだんだん、夢の中。 ) [Mon 17 Apr 2006 23:04:12]
◆フェンサー > ( 平和ボケ、してるんだろうな。 フェンサーはふと、自分のことをそう思った。 生ぬるいお湯の中につかっているように、きっとふやけているんだろう、と。 ふやけてもいい、とフェンサーは今、思う。 ふやけて、ふやけて、ふやけきってしまえばいいと。 そうしてえられる平和は、休息。 一時の休息。 その後からはもう―――恐らく、死ぬまでこうして休息をとることなんて、無いから。 ) [Mon 17 Apr 2006 22:54:06]
◆フェンサー > ( 小鳥はまだ、触らせてはくれない。 ただ、手を伸ばして、小鳥までの距離は、だんだんと短くなってきている気はする。 なんとなく、というレベルで。 小鳥はまだ、触らせてくれるほどにはフェンサーになついてはいない。 頭をつつくぐらいはやらかすいたずらっ子だけれど。 ) [Mon 17 Apr 2006 22:44:09]
◆フェンサー > ( 毎日は過ぎていく。 ただ平和に。 ただ平穏に。 だから、たとえ大きな事件があったとしても、フェンサーがそれを知ることはなかった。 だってそうだろう? 千代千代と小鳥が鳴くこの平和な日常なのに。 ) [Mon 17 Apr 2006 22:34:07]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Mon 17 Apr 2006 22:32:55]
お知らせ > 艶子さんが退室されました。 『そうして少しだけ外の世界に思いを飛ばしたら、いつものようにアルファベットの羅列を始めよう。』 [Sun 16 Apr 2006 21:09:41]
◆艶子 > ( ふと窓の外を見遣る。あれから大気の振動は無い、納まったのだろうか。それともやはり私の思い違いだったのだろうか。 病院という空間では治療に専念させる為か余程大きな事件でも起こらない限りは情報が入って来にくい。流石に蔓の事件の時のようなものであれば嫌でも耳には入るだろうが。 毎日のように見舞い客が来る様な知り合いの多い患者ならもう少し違うだろうけれど。 ) …… 何も起きてなきゃ良いんだけどな。 ( 何か起きても何も出来ないこの状況が私には煩わしいから、今は何も起きていない事を願うばかり。 ) [Sun 16 Apr 2006 21:07:14]
◆艶子 > 退院したら最初に何をしようかな。 取り合えず腹一杯美味しい物を食べたいけど、装備の修理もあるからなぁ。 ( 仕事を探してお金を稼いだ方が良いかも知れない。今度は報酬は安くても良いから成るべくローリスクな仕事が良いと思いつつ、そんな都合の良い仕事が転がっては居ない事を傭兵は知っている。 ) ま、それも退院してから考えよう。 動けなかった分色々とやりたい事が積もってるし――。 [Sun 16 Apr 2006 21:04:04]
◆艶子 > ( 看護婦さんに解いた包帯を巻きなおして貰って、上着を着てベッドにぼすんと横になった。 ちなみにこの看護婦さんの胸は並の下と言った所である。そんな勝手な人間観察、おっぱいウォッチ。でも世の中には小さいほうが好きって言う人も居るらしい。 ) うーむ……。でもあるに越したことは無いよなあ。大体、男っていうのは王から奴隷まで巨乳好きっていうイメージがあるのだが。 ( 間違いだろうか?今度ココに会ったら聞いてみようと、そんな思わせぶりなフラグイベントを計画。 「ねぇ、ココって胸が大きい方が好き…?」 なんてほら、色々問題があるじゃないか。でもココだからいっか。 ) [Sun 16 Apr 2006 20:59:07]
◆艶子 > ………それにしても。 ( 久々にまじまじと己の胸を見下ろして、ふと思う。両手で乳房 ( 房と言うほど無い ) に触れてみた。 ) ……成長してないなァ。そろそろ膨らんできても良いと思うんだけど。 ( 出来ればヴェルセリオスみたいにもっとたゆんたゆんさせられるぐらい欲しいと思う。蟲王決定戦の時、ダーケシュニットに命令を下す彼女の胸が揺れるのをこっそり見ていた艶子16歳。当時は15歳。 ) 今度会ったら、何を食えばそんなにおっぱいが大きくなるのか聞いてみよう。 [Sun 16 Apr 2006 20:51:37]
◆艶子 > ( …以前に比べてこういう恥ずかしい妄想に耽る事が多くなった。これも全てひしゃげた蛙亭のあの奴隷のせいだ。あいつが私を誑かしてあーんな事やこーんな事するからこうなってしまったんだ。私は悪くない、絶対悪くない、神や仏が許さなくても私が許すッ! ) ……退院したらイジメに行ってやる。 ( 膝を抱えてぶつぶつと呟いた。ほんのり顔が赤いのはきっと気のせいだ、絶対気のせいだ。気のせいったら気のせいだ! ) [Sun 16 Apr 2006 20:45:32]
◆艶子 > ( カーテンで仕切られた小さな空間、そのベッドの上で包帯を解き、自分の胸を見下ろして頷いた。 僅かに皮膚の色が白くなっていたが胸の中央に残された傷痕はもうすっかり塞がり、痛みも全く無い。退院を目前に控えて健康状態も万全、問題は全く無い。 ……ただ、もし。私を抱く人はこの胸の傷痕について尋ねるのだろうなと考える。そしてきっとこの痕に舌を優しくはわs――― ) ああッ、いかん!また不埒な想像をッ! ( 頭抱えてぶんぶんと首を振った。去れ!去れ妄念! ) [Sun 16 Apr 2006 20:41:12]
お知らせ > 艶子さんが入室されました。 『うむ…。』 [Sun 16 Apr 2006 20:36:15]
お知らせ > フェンサーさんが退室されました。 [Sun 16 Apr 2006 20:17:33]
◆フェンサー > ( そして頭を振ってしばらく―――すぅ、すぅ、寝息が聞こえ出す。 小鳥はしばらく歌って、啄ばんで、それから鼻っ柱にげしりと一発蹴りを入れて、それでも起きないフェンサーを置いて、窓の外へと、去った。 ) [Sun 16 Apr 2006 20:17:31]
◆フェンサー > ( 夜なのに小鳥が歌う。 鳥目ってのは取りは夜、目が見えないってんで鳥目っていうんじゃなかったっけ。 フェンサーはそんなくだらないことをすこうしばかり考えてから、まあいいかと頭をひとつ、ふるりと振った。 ) [Sun 16 Apr 2006 20:07:08]
◆フェンサー > ( 月明かりの下の読書も、慣れてきたとはいえ、目が疲れる。 うつらうつらと時折猛烈に瞼が重くなり、その度にかくん、と小首が落ちて目が覚める。 そんな、平和な夜。 ) [Sun 16 Apr 2006 19:57:09]
◆フェンサー > ( 千代千代と鳴く小鳥は、やはりフェンサーの手のひらからは決してパンくずを食べようとはしなかった。 そしてまた、触らせてもくれない。 頭の上で、千代千代と、千代千代と、歌うばかり。 ) [Sun 16 Apr 2006 19:47:18]
お知らせ > フェンサーさんが来ました。 [Sun 16 Apr 2006 19:45:50]
お知らせ > ルゥさんが帰りました。 『(両足とも左前足になっていた。これではJ・ガエルである。(寒))』 [Sun 16 Apr 2006 18:04:57]
◆ルゥ > ……やり直し、ですね。 (かくん、と肩を落とす。 良く見ると蛙の足は) [Sun 16 Apr 2006 18:04:25]
◆ルゥ > (見事、くっついていた。) 後は、術式をソースからオブジェクトに変換してあげ──れ、れ? (違和感。) [Sun 16 Apr 2006 18:03:55]
◆ルゥ > ───♪ (術式、完了。静かにフェードアウトしていく詠唱。蛙の足を見てみると──) っし!(ぐ、と思わずガッツポーズ。天才かしらん。) [Sun 16 Apr 2006 18:00:47]
◆ルゥ > (ささやくように、念じるように。 祈りはやがて詠唱に。 まだ術式が完全に編みあがってないせいか、ケルトルーンが明滅しながら部屋をぐるぐると、廻る──) ───!…!…───! (唄うような詠唱を、時折しかりつけるように激しく、語調を強める。不安定な術式を繋ぎ留め、紡がんと) [Sun 16 Apr 2006 17:58:14]
◆ルゥ > (びちびちと跳ねる前足、もがく蛙。 あまりじたばたされると術も仕掛けづらくなるんだけど──ぐ、と手で押さえつけながら、小声で詠唱を始める……) [Sun 16 Apr 2006 17:54:43]
◆ルゥ > ごめんなさい、ね…? (さくり。 前足を一方切り落とす。 眉根を顰めながら── ) [Sun 16 Apr 2006 17:52:53]
◆ルゥ > (蛙には、目を見張るような再生力なんてものはない。脱皮する生き物だから、勝手は違うかもしれないが。) …ん──。 (引き出しから、手術用ナイフ) [Sun 16 Apr 2006 17:52:14]
◆ルゥ > …そろそろ、見えてきましたかねっ、完成形──。(籠の中から、カナヘビ用の餌に買った蛙を取り出した。) [Sun 16 Apr 2006 17:51:22]
お知らせ > ルゥさんが入室されました。 [Sun 16 Apr 2006 17:49:02]
お知らせ > 利光さんが帰りました。 『(回復の光が淡く湧き出して)』 [Sun 16 Apr 2006 01:17:11]
◆利光 > (寝台に腰掛け、息を整えて久しぶりのまとまった運動に早まった鼓動が平静に戻るのを待ち)さてと(己の胸に手をかざせば、目を閉じて意識を軽く集中。次いで口から漏れるのは、小さな呪文) [Sun 16 Apr 2006 01:16:55]
◆利光 > ・・・(次いで居合を抜いてみたい衝動にかられるが)いや、流石にそれは早いか(重い太刀を体が開く形で振れば、胸の傷に直接響く。せっかく治りが良いのを自分で台無しにしたら馬鹿の極みだ。場所も場所だ。壁に傷でもつけたら弁償間違いなし) [Sun 16 Apr 2006 00:59:46]
◆利光 > (元々胸の一撃の傷以外は至って健康体。傷が膿めば命に関わったかもしれないが、それさえ超えれば後は回復力に任せて傷が癒えるのを待つだけ)・・・ふー(軽くかいた汗を、手拭いを取り上げて拭う。傍らには例によって太刀が一本、静かに鞘の中で眠っていて) [Sun 16 Apr 2006 00:49:34]
◆利光 > ・・・!(個室に、時間を慮っり無言の気合が一定の間隔で起こっては消える。腰をやや落とした姿勢で部屋の端から端まで行き来するのは、この部屋の患者)・・・!(時折、腹の底から呼気をゆっくりと力篭めて吐き出す。足腰と呼吸法の操練をあわせて行う「粘走」の鍛錬) [Sun 16 Apr 2006 00:46:28]
お知らせ > 利光さんが入室されました。 『(順調な回復。戻る力)』 [Sun 16 Apr 2006 00:42:59]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 [Sat 15 Apr 2006 23:23:57]
◆フェンサー > ( 結局その日、フェンサーは空が白むまで小鳥と(半強制的に)戯れることになるのであった。 ) [Sat 15 Apr 2006 23:23:54]
◆フェンサー > ( 鳥目というのは、この小鳥に関してはうそなのだろうか。 こんな時間まで、こんなところで。 そっと手を伸ばせば―――突かれた。 それだけ慣れた、と考えれば関係は良好になってきているのだろうが、むしろかまってもらえなかったので怒っているといった感じ。 仕方がない、とまた本に視線を移せば、こつん。 触ろうとすればさくり。 以下エンドレス。 ) [Sat 15 Apr 2006 23:13:08]
◆フェンサー > ( ひらがなが非常に多い、初歩の初歩の初歩の算数の教本から顔を上げて、フェンサーは額を撫でた。 どうも、小鳥につつかれたらしい。 窓の外を眺めれば、明かりとして使っていたほの明るい月は随分と傾いていた。 かまってもらえなかったからか、小鳥が痺れを切らしたらしい。 ) [Sat 15 Apr 2006 23:03:16]
◆フェンサー > ――――――――――――痛……ッ!? ( こつっ、と一撃、痛みが額に走った。 ) [Sat 15 Apr 2006 22:53:33]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Sat 15 Apr 2006 22:52:32]
お知らせ > 利光さんが退室されました。 『・・・素振りがしたい(とことん無骨だった)』 [Sat 15 Apr 2006 00:41:49]
◆利光 > (しかし、夜景を見やっても詩心があるわけでもなし。一通りみやれば、後はまた退屈の蟲が騒ぎ出す)出歩こうか、いっそ(持て余す体がしきりに誘惑する。まだまだ悟りきるには程遠い若者、じっとしているのは限界があって) [Sat 15 Apr 2006 00:33:45]
◆利光 > (適切な治療と、病院側の事情によらず己で賄う治癒術の相乗効果は、確実に胸の傷を塞いでいっている。その回復の早さは医師も驚くほどで)…むぅ(むっくりと上体を起こす。枕元には古刀と脇差があり、在常戦場の心構えはしっかりと)・・・(目線を向けるのは、窓の外の風景。何日かで見慣れたそれは、夜になればまた違った風情が) [Sat 15 Apr 2006 00:19:09]
◆利光 > (既に消灯時間を時刻の神が行過ぎて数時間は経っている。だが)・・・眠れない(黒目が寝台の上で見開かれた。適当に体を動かしてはいるものの、熟睡を要求するほどの労働量とは程遠い。一番の消耗は自身で自分にかける魔術によるものだが、それも傷が回復するにつれてたいしたものではなくなっていき) [Sat 15 Apr 2006 00:14:16]
お知らせ > 利光さんが入室されました。 『(ある個室)』 [Sat 15 Apr 2006 00:11:57]
お知らせ > ルゥさんが帰りました。 『( 夜警の一幕は終わりを告げる─ )』 [Fri 14 Apr 2006 22:29:35]
◆ルゥ > …そういえば前にも確か、こんな事があったような──? ( そんなデジャヴと共に。 ) [Fri 14 Apr 2006 22:28:36]
◆ルゥ > …もう、駄目じゃないですか。 消灯後出歩いちゃいけないって言ったでしょ? (め。 と。 入院患者の子供を叱りつける。 なんだか酷くおびえているのは気のせいでしょうか。 ふむ。) [Fri 14 Apr 2006 22:27:56]
◆ルゥ > ( きゅッ、と サンダルを鳴らして曲がり角を曲がる──。 影は、そこに居た。 ) ……って──。 (絶句。) [Fri 14 Apr 2006 22:26:11]
◆ルゥ > ( 誰かが気付く前に、誰かに見られる前に。 静かに始めて、そして終わらせる。) [Fri 14 Apr 2006 22:24:49]
◆ルゥ > ( 風を追い抜き様に、ごうごうと耳元で鳴る。 煩い。 走る。 走る。 どこかの病室に潜り込まれたら事だ。) [Fri 14 Apr 2006 22:24:13]
◆ルゥ > ( ──端 ッ、と 廊下を蹴りて、駆け出した。 コートの裾を、ローブの裾を翻して。) [Fri 14 Apr 2006 22:22:47]
◆ルゥ > (曲がり角の向こうへ消えていく影が見えた。) ──。 (唇を引き結ぶ。 身を低く、構えると─) [Fri 14 Apr 2006 22:21:49]
◆ルゥ > ……んぅ? (ちらりと。影。) [Fri 14 Apr 2006 22:21:02]
◆ルゥ > ( とは言え、助かるはずの者を連れて行こうとするせっかちや、一人で逝くのを嫌う寂しがり。 此れを看過するわけにもいかない。 ) [Fri 14 Apr 2006 22:15:00]
◆ルゥ > ( 避け得ぬ死は存在する。 というか、救えるものなど一握り。 ) [Fri 14 Apr 2006 22:11:26]
◆ルゥ > ( どれ程、医師が尽力しても。 白魔術士が衰弱するほどに力を注いでも。 大枚はたいた材料で、薬師が腕を振るっても。 ) [Fri 14 Apr 2006 22:10:57]
◆ルゥ > ( 彼女の敵は、死霊と、死神。 ) [Fri 14 Apr 2006 22:09:02]
◆ルゥ > ( 槍から漏れ出ずる、日輪と同質の光。 それを提燈代わりに廊下を進む── ) それはそれで、願ったりではありますけどね── 私だって、あまり気分のいいものじゃありませんし。 ( はふっ。 小さなため息、洩らして ) [Fri 14 Apr 2006 22:07:37]
◆ルゥ > ( ──ひゅ おん。 切っ先を軽く旋回させた。 一介の女医というには、不相応なくらいの鋭さで ) [Fri 14 Apr 2006 22:05:32]
◆ルゥ > (そして、輝きが槍を形作る。 それは父神からの拝借品。 神話の時代からの遺物) [Fri 14 Apr 2006 22:04:14]
◆ルゥ > …今日は、あまり居ませんね──っと。 ( ぱん、と 掌を打ち合せる音。 ) [Fri 14 Apr 2006 22:02:40]
◆ルゥ > (本を読みたいから、と灯火を強請るものは少なくないが、よっぽどの事が無い限り認めない。油代だってロハではないのだ。) [Fri 14 Apr 2006 22:01:48]
◆ルゥ > (ちょっと早いが、もう消灯時間。 病院のそれというのは早いもの。) [Fri 14 Apr 2006 22:00:13]
お知らせ > ルゥさんが入室されました。 『──ふぅ。 (廊下を歩く─)』 [Fri 14 Apr 2006 21:59:39]
お知らせ > フェンサーさんが退室されました。 [Fri 14 Apr 2006 18:59:08]
◆フェンサー > ( なんとも困った話だ。 フェンサーはううむと悩んだ。 その頭の上では小鳥が千代千代と歌う。 まったくもってシュールな光景の中、日常は進んでいくのであった。 ) [Fri 14 Apr 2006 18:59:06]
◆フェンサー > ( どうしようもないヴァカだ、と繰り返しながら、医師は疲れた風に病室を出て行った。 かれこれ数時間も、フェンサーの算数の勉強に手伝わせていたのだから仕方がない。 数学ではない。 算数だ。 割り算が出来ない。 掛け算はなんとか今後は出来ていけそう。 そして恐ろしいことに足し算と引き算すら、頻繁に計算ミスを起こす。 2ケタ以上の計算にどれだけ時間がかかるか……。 ) [Fri 14 Apr 2006 18:49:31]
◆フェンサー > ( 医師は重たいため息を吐き出し、天井を仰いだ。 ひどく疲れた顔をしていた。 そしてぐっと目元を押さえて、言った。 ―――まさかここまでヴァカだとは……。 ) …………えへへぇ。 ( フェンサーの前には間違いを重ねる計算式のなきがらが無数に。 ) [Fri 14 Apr 2006 18:39:53]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Fri 14 Apr 2006 18:38:14]
◆フェンサー > ( まことに残念ですが。 医師はそう前置きして、言った。 あなたの症状は絶望的であり、短期的に見れば手の施しようもなく、長期的にみたとしても非常に辛い苦労があるでしょう。 ) [Fri 14 Apr 2006 18:21:53]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Fri 14 Apr 2006 18:20:13]
お知らせ > 艶子さんが退室されました。 『( 我が友に勝利あれ。 )』 [Thu 13 Apr 2006 23:46:56]
◆艶子 > ( 何の理解も無い。ただ漠然とした思い、印象。 もう一度言う、私は勘は決して鋭くない。けれど、この空気だけは慣れ親しんできた私の大好きな空気なのだ。 ) ……… すいません、あの……。 ( 他の患者の世話を終え、部屋を出ようとしていた看護婦の背中を呼び止めた。 刀を包み直し、看護婦に手渡す。 ) これを届けて欲しいんです。勿論、手間賃は払いますから―― 大聖堂のアレッサンドラ・クレメンテという人に、豪天寺艶子から。 ( 気の利いた手紙を一緒に出そうと思っても、アルファベットだけしか書けない私には無理な話だ。だからその看護婦さんに頼んで代筆でもしてもらおう。 例えこの勘が思い違いでも、彼女が毎夜戦いを続けている事には変わりないのだから。 蔓との戦いの時に私がロザリオを預けられたように、私もこの刀を彼女に預ける。 ) [Thu 13 Apr 2006 23:41:46]
◆艶子 > ( ――― ほら、また。 空気が震えた。 ) [Thu 13 Apr 2006 23:30:31]
◆艶子 > ( その刀は折れていながらも残る僅かな刀身は濡れるような冷たい輝きを放ち、菊華の鍔は磨きぬかれ黒い輝きを放つ。屋澤衛介作、”竜虎景勝”。それがその刀の名だ。そしてそれが、父の形見だ。 ) …父上。 ( その刃にそっと指を触れさせ、傷つけてしまわぬようになぞる。私の命を救うために父はこの刀を振るい、そして最後にはこの刀を握りながら息絶えた。 以来、私はこの刀を心の拠り所として今日まで生き抜いて来たのだ。心が折れてしまいそうになった時、命を掛ける戦いに赴く時。私はいつもこの刀をこうして手に取った。 ) [Thu 13 Apr 2006 23:29:07]
◆艶子 > ( この豪天寺艶子は、物を大事に扱わない人間である。否、扱えないと言った方が正しいだろうか。ついつい荒っぽい使い方をしてしまうのである。 親友のアレックスに渡されたチョークの削れが早くもうその殆どを使い潰してしまっていることからもそれは判るだろう。 だが、そんな艶子にも中にはやはり大事に扱う道具というものが存在する。預けられたロザリオ、手渡された本、漆細工の櫛、黄金の蟲の金貨。そして――… この折れた刀がそうだった。 ) [Thu 13 Apr 2006 23:13:34]
◆艶子 > ( はっきり言って勘は鋭い方じゃない。鋭かったら今頃こんな風に病院のベッドで大人しくしてなくちゃいけない羽目になんかならない。 それでも何かが私に囁くのだ。良く見ろと私の顔をあげさせるのだ。 ) ………。 ( 傍らに置かれたボロの道具袋を膝の上に手繰り寄せた。あちこち継ぎはぎだらけで細かいものは僅かに開いた穴から零れ落ちてしまう。そろそろ買い換えねばならないだろう。 その所持品のほぼ全てを仕舞いこんである袋に手を突っ込むと、中から白い包みを取り出した。 ) [Thu 13 Apr 2006 23:08:04]
◆艶子 > ( それが何であるか判らない。気のせいかもしれない。でも、不思議と心地よさを感じる。 早く退院して外に出たいという思いを強くさせる空気だ。すん、と匂いを嗅ぐように鼻を鳴らしてみても消毒液の匂いしか感じ取れなかったけども。 ) [Thu 13 Apr 2006 23:03:57]
◆艶子 > ( あの消灯時間ぎりぎりまで鳴り響くチョークの音に少しうんざりしていた同じ病室の患者達は、急に静まってしまった室内に逆に居心地の悪さを感じていた。 何も見えない窓の外をじっと見つめるその傭兵の小娘にも何か薄ら寒い物を感じていた。まるで幽霊でも見ているかのようだったからだ。 勿論、傭兵の目には幽霊など見えては居ない。ただ―― 震える空気を感じ取ったのだ。 ) [Thu 13 Apr 2006 23:01:02]
◆艶子 > ( 今日は生憎の曇天。薄暗い雲に覆われた世界を照らすのは病院から零れる僅かな光だけ。 病室からじっとその世界を見詰めてみても、何も見えはしない。何も聞こえはしない。 けれどもずっと傭兵は窓の外を見つめている。既にマスターしたアルファベットの復習の手は三回目の「T」で止まり、膝の上に黒板を置いたままずっとそんな様子で。 ) [Thu 13 Apr 2006 22:56:28]
お知らせ > 艶子さんが入室されました。 『じっと窓の外の闇を見つめていた。』 [Thu 13 Apr 2006 22:53:13]
お知らせ > 利光さんが退室されました。 『(思案しつつ、また花に手を伸ばして)』 [Wed 12 Apr 2006 22:16:24]
◆利光 > さて・・・後何日ぐらいか(一段落ついたところで、包帯が幾重にも巻かれた己の胸に視線を降ろす。自前の術と、病院の治療と元々の体力。それらの好条件を持ってすれば、この傷といえどもいずれ塞がっていくだろうが。あまり入院で時間を消費したくない、というのが本音)・・・(もう一度、あの和風遺跡に戻って太刀を奉納しなおさなければ。あそこを追加調査するにせよ、最初の頼まれ事を完遂してからでなければ寝覚めが悪い。もしくは誰か雇って代わりに言ってもらうという手もあるが―) [Wed 12 Apr 2006 22:10:59]
◆利光 > ええと・・・(色違いの花を何本か束ねて、花瓶に差す。それに傍らの手桶から零れない程度に水を移してできあがり。殺風景な病室でもこれがあるだけで大分違うようだ)っと・・・(水の量によっては花瓶といえども思わぬ重量を発揮する。落としたりしないよう、慎重に壁際に並べていけばいずれ看護士が順に持っていこう) [Wed 12 Apr 2006 21:57:03]
◆利光 > んー・・・ちょっと長いぞこれは(一本の白い花(その方面の知識ゼロなので、名前はわからない)が一本だけ揃わない。少し思案してから、瞬きの間に脇差に手を疾らせて)――(スパッっと適当な長さに切断される茎。良く時代小説で、こういう何気ない切り口を見て相手が達人だと悟る―そんな情景があるが、果たして自分の切断面はどんなものであろうか、と眺めるが)・・・わからんなぁ(苦笑する。どうみてもただ切った以上ではない) [Wed 12 Apr 2006 21:48:40]
◆利光 > (人間の筋力という奴は、使わないと容易く低下する。だから、怪我したからといって大事大事ばかりしていると後で大変なことになる―特に戦士ならば)さて、と・・・(そんなわけで体力低下防止を兼ねて、看護士が部屋の飾りつけに使うような花などを整理する仕事を待合室の片隅でお手伝い。当然、傷悪化レベルの作業ではない簡単なもの) [Wed 12 Apr 2006 21:45:40]
お知らせ > 利光さんが入室されました。 『(お手伝い中)』 [Wed 12 Apr 2006 21:42:53]
お知らせ > 利光さんが退室されました。 『ああ、またな(病院の食事が大変になるか?)』 [Wed 12 Apr 2006 02:34:42]
◆こま > はい!こま、気をつけて帰ります!じゃあ・・利光お兄たんまたです。(ぺこっとお辞儀して帰っていった。受け取ったその団子、食べれば5日間お腹がすかないという摩訶不思議) [Wed 12 Apr 2006 02:32:13]
お知らせ > こまさんが帰りました。 『急いで帰路へと着いていく』 [Wed 12 Apr 2006 02:31:21]
◆こま > はい!こま、気をつけて帰ります!じゃあ・・利光お兄たんまたです。(ぺこっとお辞儀して帰っていった。受け取ったその団子、食べれば5日間お腹がすかないという摩訶不思議) [Wed 12 Apr 2006 02:30:37]
◆利光 > (まさか御伽噺の本人ともいえる神から得たものだとは夢にも思わない。そういえばずっと昔だが茨城童子や源頼光まで出現したこともあったか。何気に凄いヴェイトス島)じゃあ、ありがたく頂こう。気をつけて帰るのだぞ(その小さな背を見送る。バレたかどうかについては―ただ笑ってみせるだけで。その姿が消えれば、傷を一刻も早く治すため寝台に潜りこむだろう) [Wed 12 Apr 2006 02:23:32]
◆こま > お団子のお兄たんに貰ったお団子なの!(勘違い。彼の招待は吉備津彦神。いわいる桃太郎らしいのだけれどこまは『だんごの神たん』だと思っている。この桃太郎ルックもいただいたもので。)おいしいと思うの!どうぞ!どうぞ!!(味を思い出しながら微笑んだ)うふふふふ〜。あ!こま!いま『こま桃太郎』だっやの!!忘れて増した!・・ええと・・ばれましたか・・?では、またです!!兄たん。おやすみなさい!(残念そうに言うとベッドから折お辞儀すると出口に向かって歩き出す) [Wed 12 Apr 2006 02:20:06]
◆利光 > (新しい家主の心辺りはさっぱり無い。よって見つかるのはいつのことになるやら・・・)それは・・・討伐しなければならんのではないか?自警団に報告したほうが・・・(伝言ゲームはとんでもない方向へ行くのがお約束。想像の中では★5ぐらいにまで膨らんで)ああ、気をつけてな・・・と?(見送ろうとしたところへ、手に受け取ったのは団子)・・・これでこまのお供になるのかな?(普通は犬が貰うほう。自然と口元が緩められて) [Wed 12 Apr 2006 02:13:36]
◆こま > はい・・・(新しい家主という人が見つかったらみんなとお別れかもと思うと素直に喜べない。でも利光さんの言いつけなので頷いて。)凄い怖いお化けたんです!!凄い大きいらしいの!ぶちゅううう〜〜!!です!(カロンさんの言葉はここで尾びれがついて大きくなる。もともとこまにカロンさんが灸をすえるために大げさに言われた言葉なのだけど、さらに話がおおきくなっていく)はい!こま、今日は帰ります!こま、かえります。あ!!(と、お越しに着いた袋から思い出したようにきび団子を取り出せば)どうぞ!どうぞ!(ぐいぐいと利光さんに押し付ける) [Wed 12 Apr 2006 02:08:54]
◆こま > はい・・・(新しい家主という人が見つかったらみんなとお別れかもと思うと素直に喜べない。でも利光さんの言いつけなので頷いて。)凄い怖いお化けたんです!!凄い大きいらしいの!ぶちゅううう〜〜!!です!(カロンさんの言葉はここで尾びれがついて大きくなる。もともとこまにカロンさんが灸をすえるために大げさに言われた言葉なのだけど、さらに話がおおきくなっていく)はい!こま、今日は帰ります!こま、かえります。あ!!(と、お越しに着いた袋から思い出したようにきび団子を取り出せば)どうぞ!どうぞ!(ぐいぐいと利光さんに押し付ける) [Wed 12 Apr 2006 02:08:46]
◆利光 > こまは、新しい家主が見付かるまでは今のままソード殿の所に。一匹で入るよりはまだ皆一緒のほうが安全だと思いついたからな(自分の思考を整理するため数秒、間をおいてから説明する)忘れた・・・か?(そう言われると不安が頭をよぎるが。次いでの言葉には、目を見開いて)拙者が聞いている話以外にもそんなことが・・・(まさか方便のための嘘、とは思わない。怪物出現か、とスラムが野外並の秘境に思えてきて)あー・・・危ない事があったらすぐ逃げなさい(今はそういうしかなかった。何しろ病室から動けない身でもあるし)それと、今日はもう遅いから帰りなさい。シロたちが心配するだろう(かなり夜も更けてきた。帰宅を促して) [Wed 12 Apr 2006 02:02:52]
◆こま > ・・・???(こま混乱いったい自分はどうしたら良いのか・・混乱中)ええと・・こま・住むの・・どこですか・・?(よくわからないのでもう一度確認してみる。わからない子とは確認する。これ鉄則。と、それより先に利光さんに説明)ええと・・ええと・・・・(軽いことはあったような気がするけれど、あまり覚えていない。基本楽しい事しか覚えていないお気楽タイプ。)ええと・・・ええと〜・・ええとぉ〜・・・・・・・・・・・・・・こま、忘れたの!でも、カロンお兄たんが大きくて青くてお目目が赤い怖いお化けたんがこまの血を『ぶちゅう〜〜!!!!』って吸って、こま、死んじゃうって言われたの・・・本当ですか・・?(不安顔) [Wed 12 Apr 2006 01:57:36]
◆利光 > うーむ、そうか・・・いや、矢張り暫くはソード殿という方にお世話になりなさい(急に方針転換したのは、単独行動の危うさに思い至ったから。そのソードという人と、シロと一緒にいたほうがまだ良いと)こま、確認するが・・・今までスラムで暮らしていて危ない目にあったことは?(一番肝心なことを聞いていなかった気がする。スラム=危ない、というのは一般的に間違いではないが、比較的安全そうな場所というのも確かにあって) [Wed 12 Apr 2006 01:47:04]
◆こま > 行って>言って [Wed 12 Apr 2006 01:46:28]
◆こま > こま・・・ソードお兄たんに行ってお外で暮らします。こま、犬たんだからお外でも平気です!(利光さんを安心させようと顔を上げ我って見せる。)こま、やれば出来る子なの!やれば出来る犬たんです!(ご飯も肉が食べられないだけで雑草とかもしゃもしゃ食べれる自信はある) [Wed 12 Apr 2006 01:42:21]
◆利光 > いや、暫くは今のままで仕方なかろう(犬は平気で野外で暮すものとは思うが。すっかり家暮らしが身に付いているのでは何かと不都合。スラムでも家の中ならまだ不用意な野宿よりはいい、と)・・・問題は新しい家主探しの方法か(やっぱり『この犬貰ってください』になるのだろうか。何にしても、すぐにどうというわけにはいくまいと) [Wed 12 Apr 2006 01:37:59]
◆こま > ・・・・(俯いて暫く考えたのち)・・はい・・・・(小さく頷いた。色々いっぱい短時間で考えた末に頷く。利光さんのためなら我慢しなければならないのだと結論を出した。)こま・・・我慢します。(利光さんとは住めないのだ。悲しいけれど。でも住むところが)こま・・・・ソードお兄たんとこいちゃいけないですか?・・・お外で過ごすですか・・?(利光さんがそういうならそうするしかない。覚悟を決める) [Wed 12 Apr 2006 01:37:44]
◆こま > ・・・・(俯いて暫く考えたのち)・・はい・・・・(小さく頷いた。色々いっぱい短時間で考えた末に頷く。利光さんのためなら我慢しなければならないのだと結論を出した。)こま・・・我慢します。(利光さんとは住めないのだ。悲しいけれど。でも住むところが)こま・・・・ソードお兄たんとこいちゃいけないですか?・・・お外で過ごすですか・・?(利光さんがそういうならそうするしかない。覚悟を決める) [Wed 12 Apr 2006 01:35:03]
◆利光 > (スラム自体が浄化されて安全に、とか。もうありえない現象を期待しなければ駄目なのだろうか?極端な話、平和な街中でも流れによっては危険は起こるのだから完全な安全はありえないのだが、だからといって危険地帯に置いたままではまたカロンに諭されたような事態になるのは明白で)こま・・・良い子だから、ということではないのだ。危険な場所に住まわせたくはない、それだけなのだが・・・(聞き分けてくれぬか?と最後の望みをかけて見下ろしてみるが) [Wed 12 Apr 2006 01:27:08]
◆こま > 利光お兄たん・・こま・・・・・(俯いたまま抱きついている。けれど痛そうなところは触らないようにしている。>こま・・良い子にしてます・・・だから・・・・(それ以上は言葉を紡がなかった) [Wed 12 Apr 2006 01:23:17]
◆利光 > (後のことを任す目的となると、世話役に奴隷で間に合わせ―というのは侍自身の信条から不可能)こま・・・(甘えかかられれば、困ったような顔を見せるも拒絶はせず。背中をゆっくりと撫でてやりながら、傷に障らない限りはしたいようにさせて)・・・・・・ふぅー(ここで突き放し切れない自分も悪いな、と思って漏らす溜息は重くて) [Wed 12 Apr 2006 01:20:14]
◆こま > うぐ〜・・・・!!(泣くの懸命に我慢中。利光さんの苦労など今はわからない様子で。)んぐ〜ひくっ・・んぐう〜(さらに我慢中。と誓うに利光さんの体が!思わず、ぴたっと、お腹に両手を回しやんわりと抱きつき甘えてみる) [Wed 12 Apr 2006 01:15:15]
◆利光 > 困った・・・(侍個人は島の外の人間であり、後事を託すことができる人間―家族とか家来とか―も一人もいない。だから傍に継続して置くのは困難。一方で現状のスラム暮らしは危険度大。第三の方法は、こま自身がこんなに拒絶体勢)・・・何か妙案は無いものか(泣き声が低まるのを聞きながら、片手で自身の米神をぐりぐりと回すもそんなことで妙案は湧いてこず) [Wed 12 Apr 2006 01:09:40]
◆こま > こま、こま〜ぽいってえええ〜〜!!!(迷惑顧みず大きな声で泣いていたけれど『迷惑がかかる』とわかれば、>んぎゅ・・・・えぐ。・・!いぐ〜・・・(歯をくいしばり周りの人に迷惑がかからないように泣くのを我慢していく。)いくッ・・ひくっ・・・んぐ〜・・!・・(肩に手を置かれたのがわかれば、ぎゅっと膝小僧に両手を置いて拳を握り締める) [Wed 12 Apr 2006 01:05:21]
◆利光 > なんでそうな・・・(説明が下手だったのか、言葉の遣い方が悪かったのか。いきなり泣き出した正体狛犬の子供に、右往左往する視線)あーこま、落ち着け。夜中の病院で泣いては皆に迷惑がかかろう(口を塞ぐわけにもいかず、なんとか宥めようと手をその肩へ置こうと) [Wed 12 Apr 2006 01:00:23]
◆こま > こま・・・いらない子ですか・・?いらない犬たんですか・・?(泣くのを我慢していたけれど)こま・・ぽいってされちゃうですか!?ひくっ、こま・・こま・・・うわあああああああああああああああああああああああああああああ〜〜ん!!!(夜の病院上を向いて大きな声で泣き始めた。) [Wed 12 Apr 2006 00:57:15]
◆利光 > いやだから、な(頭を抱える。何度対等の関係だ、と明言してもこまの意識は変わらないことを再確認したからだ)元々こまのことは飼い犬だと思ったことは一度も無く、同じ旅の仲間修業仲間だとずっと言っているだろう?だから、そもそもそう言うことではないのだ。喩えるなら、家を貸してくれる人を変えるだけであってだな(泣かれそうな顔に、必死に誤解を解こうと身振り手振りを交えて説く。多少胸に響くが、今はそっちのけで) [Wed 12 Apr 2006 00:53:51]
◆こま > ええよ・・・(ここでしっかり考える。足りないおつむで利光さんの言葉をしっかり理解していこうとしていく。)・・・(結論)新しいご主人探すですか?・・・こま・・もう利光お兄たんの飼い犬っていうのじゃなくなりますか・・・?(今にも泣き出しそうな顔ででも我慢して利光さんの真意を聞いてみる) [Wed 12 Apr 2006 00:49:38]
◆利光 > つまり、前の拙者やソード殿と同じような、住処を提供してくれる人のことだ(こまもシロも並みの動物ではないから、主人と飼い主という関係は結びにくかろう、というのは侍の主観。もっとも外見だけ見れば『この犬飼って下さい』の形だろうが)住むところを安心なところにするとなると。それしかない(寝巻の合わせ目を弄りながら、どうか?と) [Wed 12 Apr 2006 00:46:15]
◆こま > ・・ええと。『ほかのぬし』って何ですか?(なんとかベッドに登りきれば隣に腰掛けた。とよくわからない言葉でもあんまり良い言葉ではなさそうだとは利光さんの表情からわかる) [Wed 12 Apr 2006 00:42:23]
◆利光 > 困った(嘆息とともに漏れるのは、八方塞りという結論を出す言葉。こまらの安定を考えると、あっちを立てればこっちが立たずというやつの典型で)一緒に暮らしたいという気持ちはありがたいが・・・(此処から先はもう何度も諭した言葉の繰り返し。いっそ文官ならと思うが侍は文字通りの戦闘要員だ)こま、心苦しいとは思うが・・・他の主を探さないか?(居住区に住んでいて、生活が安定していて。そんな人間を見つけるしかない、と) [Wed 12 Apr 2006 00:39:49]
◆こま > そうなの!やくそっていうのつんでます!!(ソードさんとの会話の中から記憶をたどり説明していく。)ええと・・こま・・・利光お兄たんと一緒がいいの・・・・・駄目ですか?(ベッドによじよじ登り始め隣に腰掛けようとする) [Wed 12 Apr 2006 00:35:02]
◆利光 > 薬草摘みもしくは花摘みか(そうなると、おいそれと住む場所を移動させるわけにもいくまい。そして犬のままの生活すでに実行中と。頭の中で一つ一つ整理するも、あまり良い目算は立たず)一緒に、か。しかし拙者は宿暮らしゆえな・・・また以前のようなことになっては(池之端は本国系の武家だ。この地に根付く屋敷があるわけでもない。困った、と白い天井を仰いで) [Wed 12 Apr 2006 00:30:10]
◆こま > (難しいことを色々言われた。でもわかるところから答えていく)ええと。ソードお兄たんはお薬になる草たんと花痰を摘んでいる人なの。で、お家があそこにあるから住んでいます!こまはいつもは犬たんの格好でいるの!何かあったときだけなの!(ソードさんは犬の言葉がわかるしシロさんもそうだ。だからいつもは犬でも生活にこまらないのだ!)こま!利光お兄たんと一緒に住みたいな〜って思っているの! [Wed 12 Apr 2006 00:25:57]
◆こま > (難しいことを色々言われた。でもわかるところから答えていく)ええと。ソードお兄たんはお薬になる草たんと花痰を摘んでいる人なの。で、お家があそこにあるから住んでいます!こまはいつもは犬たんの格好でいるの!何かあったときだけなの!(ソードさんは犬の言葉がわかるしシロさんもそうだ。だからいつもは犬でも生活にこまらないのだ!)こま!利光お兄たんと一緒に住みたいな〜って思っているの! [Wed 12 Apr 2006 00:25:51]
◆利光 > うーむ・・・そうか。しかし・・・(気持ちは良くわかる。平和な場所に仲の良い者達で暮らす―誰もが見る夢だ。しかし現実には諸条件が障害となる)そのソード殿という方は・・・その、スラムにしか住めない事情でもおありなのかな?(顔も知らない相手の事情を根掘り葉掘りするのは気が咎めるが。苦渋を噛み殺してなるべく穏やかな声色を作り)こまは犬のままの暮らしなら金子はさほどいらんだろうし。シロも似たようなものだろうから・・・その辺りの負担は暮らし方を変えるだけで減ると思うが?(金銭だけの問題なら、援助をするという選択肢もある) [Wed 12 Apr 2006 00:18:31]
◆こま > 墓>他 [Wed 12 Apr 2006 00:16:32]
◆こま > アッいぇ>会って [Wed 12 Apr 2006 00:16:13]
◆こま桃太郎 > こま・・・ソードお兄たんともシロお兄たんとも・・みんなとも、利光お兄たんとも一緒に住みたいの・・・こま、それが良いと思うの・・・・・(答えになっていない。アレからカロンさんにもアッいぇまた注意を受けた。でも墓に住居地区の知り合いは思いつかないし、それより何よりみんなで一緒に住みたいと思っている。顔を俯けたまま目だけは利光さんを見ていた。時折耐えられなくなって無ぎゅっと着物に裾をにぎったりしながら) [Wed 12 Apr 2006 00:14:28]
◆こま桃太郎 > こま・・・ソードお兄たんともシロお兄たんとも・・みんなとも、利光お兄たんとも一緒に住みたいの・・・こま、それが良いと思うの・・・・・(答えになっていない。アレからカロンさんにもアッいぇまた注意を受けた。でも墓に住居地区の知り合いは思いつかないし、それより何よりみんなで一緒に住みたいと思っている。顔を俯けたまま目だけは利光さんを見ていた。時折耐えられなくなって無ぎゅっと着物に裾をにぎったりしながら) [Wed 12 Apr 2006 00:14:02]
◆利光 > あー・・・桃太郎の件はまた今度で(ちょっとすまなそうに首を竦めて)あの時はついカっとなってしまったが・・・カロン殿がおっしゃることこそ正論だと思う(そして真顔に戻ってお話再開。少し刀ちらつかせる侍が増えているのは春だからだろうか。さておき)だから・・・誰か普通の居住区に住むような方のお世話になるつもりはないか?(ソード殿という方には申し訳ないが。昨今、魔人と名乗る輩などが出る場所。不安は募り) [Wed 12 Apr 2006 00:08:14]
◆こま桃太郎 > こま・・・じゃなくてこま桃太郎です!(ばれてるかも!と思って言い返すも真面目な表情にしゅんとし、大人しく話を聞いていく)カロンお兄たんのお話ですか・・・?はい・・こま、覚えてます。(怒られている子供のように利光さんの様子を上目で伺いながら答える) [Wed 12 Apr 2006 00:04:16]
◆利光 > (折角の変装が台無し、とは思うが強いて指摘するのも気の毒だから自然と微笑んでおくのみで)ん?ああ、ちと出かけた先で手傷を受けてな。たいした事は無い(傍まで来た小柄な姿を見下ろしながら、大丈夫とうなずいて見せる。少なくとも命の別状を心配しなくてもいい程度の状態にはなっており)・・・それより、こま(ちょっと真顔になって視線を向けて)カロン殿のおっしゃったこと・・・覚えているか?(真剣な話ということは、その目の光が何より語っていて) [Wed 12 Apr 2006 00:00:39]
◆こま桃太郎 > はい!元気です!!(利光さんと会話すれば嬉しいのかすぐに素に戻ってしまう。さらに『何の用だ?』と問われると言葉につまってしまった。というのも利光さんの匂いをたどって来て見ればここにたどり着いただけだからである。これはこまった!!)ええと・・ええと!!(何か答えようとすればするほど焦ってしまう。が利光さんの今の状態が目に入れば)利光お兄たん!!どうしましたか!?お怪我ですか!?痛いですか!!?大丈夫ですか!!!?(利光さんが腰掛けたベッドに駆け寄って) [Tue 11 Apr 2006 23:56:34]
◆利光 > ・・・あー。これはこれはこま・・・桃太郎どの。お元気そうで(どうしようか、と思案すること数秒目が泳ぐ。ここはあわせるべきかな、と結論すれば、胸を庇いながら軽くお辞儀を返す)それで、一体何用でございますか?(どうぞ、と中へ案内し自分は寝台に軽く腰掛けながら。首を捻ってみせる) [Tue 11 Apr 2006 23:51:07]
◆こま桃太郎 > こま桃太郎です!!(まだばれているとは思っていない。ばれてはいけないかもしれないのだ!と)こんばんは!お久しぶりです!こま桃太郎でです!(扉を開けてもらう。そこに立っていたのは桃太郎ルックのそれ。ちょっとりりしい顔を作ってみせ、丁寧にお辞儀) [Tue 11 Apr 2006 23:48:01]
◆利光 > ・・・・・・桃太郎はもういらんだろう(暫く息を詰めていたが。帰ってきた声には思わず忍び笑いを。大きく笑えないのは胸に響くからであり)今、開けるから待っていなさい(寝台傍の草履を突っかければ、ゆっくりと扉まで歩み寄り鍵を外して) [Tue 11 Apr 2006 23:44:45]
◆??? > ・・・!!!(荒い鼻息がやんだと思ったら扉の向こう側で確実に慌てているのがわかる。暫くもそもそしていたけれど。暫くたってから)こ、こま桃太郎です!(扉の向こうでそう答える声がした) [Tue 11 Apr 2006 23:42:53]
◆利光 > ん・・・?(暫くは調息に専心していたが。やがて気付くのは自分以外の呼吸音。出所は―)・・・どなたですか?(扉の向こう、だ。声をかけながら、太刀をそっと引き寄せるのはもう殆ど癖。貴重な太刀のためでもあるが、矢張り此処で襲われた過去が影を心に落として。非推奨区だからって油断しちゃいけない) [Tue 11 Apr 2006 23:38:59]
◆??? > (扉の向こうから何やら荒い鼻息のような呼吸音が聞こえれくる)・・・・・・・(扉の向こう側にぴったり張り付いている気配がわかるだろうか) [Tue 11 Apr 2006 23:36:10]
お知らせ > ???さんが来ました。 『個室の扉の向こう側に何かの気配。』 [Tue 11 Apr 2006 23:32:25]
◆利光 > (そんな最中でも、脇にはしっかりと例の古太刀が置かれている。個室に移った理由がこの一振りであるから文字通り肌身離さず、だ。医師や看護士らからは不気味がられているのは、妖刀に取り付かれたとか思われているからかもしれぬ)ふぅー・・・(専門家ではない侍の魔力には限りがあるので、ずっとというわけにはいかない。力の使いすぎは反動で却って悪影響がでるゆえに) [Tue 11 Apr 2006 23:32:08]
◆利光 > (その窓から、淡い光が漏れ出るというまるで怪談のような現象が。その正体は果たして!)・・・・・・・(胸に手を当てて、瞑想するようにしながら何か小声で呟く侍自身が発光源。答えは自前の術による治療促進。病院付の白魔術士にとっては仕事を奪う小癪な患者だろうか) [Tue 11 Apr 2006 23:28:32]
お知らせ > 利光さんが来ました。 『(「池之端利光 様」と名札に書かれた個室)』 [Tue 11 Apr 2006 23:26:07]
お知らせ > フェンサーさんが退室されました。 [Tue 11 Apr 2006 21:14:39]
◆フェンサー > ―――――千代千代。 ( 小鳥の歌をまねしてみた。 ) [Tue 11 Apr 2006 21:14:37]
◆フェンサー > …………よし。 ( それは小さな囁きだった。 しかし、決意のある。 ―――レッスン1「小鳥に触れるようになること」。 そんな試練を自分に課して、フェンサーは頭の上で歌う小鳥が早くなれるように、とりあえず―――、) [Tue 11 Apr 2006 21:04:40]
◆フェンサー > ( そんなフェンサーの気持ちも知らないで、千代千代と小鳥は歌う。 そしてまた、そうして随分と慣れながらも、フェンサーが手を伸ばせば逃げてしまう。 多少動いても悠々と歌っているくせに。 そのくせ、少しすればまた頭の上に戻ってくる。 でも触れない。 フェンサーは頭のうえの小さな重みにううむと考えた。 ) [Tue 11 Apr 2006 20:54:13]
◆フェンサー > ( 目が覚めると、小鳥がフェンサーの頭の上で歌っていた。 まるで、山の頂点を征服したかのように誇らしく高々と歌っていた。 千代千代と。 千代千代と。 フェンサーの頭皮に爪が当たって少し痛いけれど。 ) [Tue 11 Apr 2006 20:44:29]
お知らせ > フェンサーさんが来ました。 [Tue 11 Apr 2006 20:42:34]
お知らせ > 艶子さんが帰りました。 『( その日は凄く満ち足りた幸せそうな顔で寝れた。 )』 [Tue 11 Apr 2006 01:37:34]
◆艶子 > まるで天下を取った気分だ!アレックス早く来ないかなっ。 この調子であっというまにヴェイトス語なんてマスターしてしまおう! ( それだけで天下を取れた気分になれる。有る意味他人からすれば羨ましがられるかもしれない。 濡れた布巾手についたチョークの粉を拭って、布団を被ると目を瞑った。 ) [Tue 11 Apr 2006 01:37:00]
◆艶子 > ( 有翼人種の人達が「ABCが書けました」と書かれた旗を持って空を旋回する。新聞は連日私の快挙を褒め称え、「単語のマスターも近い」と早くも期待を寄せる。 各国のリーダー達からヴェイトス島の王に相応しいと賞賛され、島が一つになり長い混乱の時代が終わる。 全国民は王を慕い、千年王国の初代の王として永遠に人々の記憶に刻まれるのだ。 ) ……ふ、 ふふッ うふふッ ( 他人には決して言えない妄想に含み笑い漏らす。 ) [Tue 11 Apr 2006 01:31:14]
◆艶子 > ( さあ、誉めてもらおう。アレックスに誉めてもらおう。「流石ですわ艶子さん。飲み込みが早い。」 ) いやいやそれほどでも…。 ( 声に出す積もりは無かったのにうっかり口にしてしまった。勿論自覚なし。 妄想の中で玉座に座った私の周囲を皆が取り囲んで口々に私を褒め称える。兄ぃも、レイも、菫と一花も、シスタージャスティスも、ココの奴も、アイリ教官も。 拍手と歓声が沸きあがる。 ) [Tue 11 Apr 2006 01:19:43]
◆艶子 > ( 生まれて初めて軽い腱鞘炎になった右手を解しながら、満足そうに身体を横にした。やり遂げた充実感が満ちている。思わず笑顔すら浮べる。 ) ………。 ( 大声ではしゃぎたかったけど時間がそれを許すまい。だから無言のまま笑うのだ。 思った以上に時間が掛かってしまったけど、どんなもんだと鼻を擦った。 ) [Tue 11 Apr 2006 01:12:24]
◆艶子 > ( 少女が手にした黒板に書かれたのは、歪な歪な”Alessandra”の文字。筆記体では無いアルファベットの並びは左からどんどん右下がりになって、修正して揃えようと試みたのか、二つ目の”s”から文字の高さが元に戻っていた。 ええい気にするな、完成には違いない。 Alessandraの字だけでなく、小文字大文字を含めたAからZの文字も書けるようになった。第一の関門、突破だ。 ) [Tue 11 Apr 2006 01:09:27]
お知らせ > 艶子さんが来ました。 『…… 書けた……。』 [Tue 11 Apr 2006 01:03:14]
お知らせ > 利光さんが帰りました。 『(葉っぱが落ちるかは、天命のままに。とりあえず入院経費↑)』 [Mon 10 Apr 2006 22:28:26]
お知らせ > はらぺこ女医さんが帰りました。 『( 簡易寝台を後にした )』 [Mon 10 Apr 2006 22:27:22]
◆はらぺこ女医 > とりあえず、今日の処はゆっくり考えて、どうするか決めたら医科の先生に相だ──…んぐ、個室ですか。 ええと…あ、はい。 じゃあ手配しておきますね? (確か、南向きのいい部屋が一つ空いていた。 目の前に今にも散りそうな葉っぱがついた木があるロケーションなため、見舞いの親族が嫌がって部屋を移したがるという裏話付きだが。さておけ。) じゃあ、支度しますので、私物は纏めておいてくださいね? (ぺこ、と一礼すると、看護士(ヒマそうなら)と大学の後輩を(問答無用で)つき合わせて、ベッドメイクやら掃除やらを済ませようと) [Mon 10 Apr 2006 22:26:31]
◆利光 > ここは清水の舞台から飛び降りるつもりで。体が動かせるようになるまでは個室でお世話になります(嗚呼、儚きものか武士の結束) [Mon 10 Apr 2006 22:21:50]
◆利光 > む・・・その手がありましたか(ようよう街に辿り着く→緊急入院→とりあえず一般病室へという流れ作業に載って此処へ寝かされたため、そういう方法があるのを失念していた。思案する一方で、再び太刀に目をやり)・・・それは(貴重な太刀は侍にとって垂涎の一品。同胞を疑いたくはないが―ピラニアの川に投げ込まれる羊とか、暗黒街を裸で歩く美女とかを想像したのは決して気の迷いではないはず) [Mon 10 Apr 2006 22:20:00]
◆はらぺこ女医 > でしたら、ええと─。 個室のほうに移ってもらうとかは…? (入院費がちょっと跳ね上がる。6人雑居部屋からすると3倍。それを薦めるのも少々気が引けて─) 人手に預けてはどうですか? (侍ギルドはこの街にもあるだろうし。太平楽にそんな事を持ちかけてみんとす。) [Mon 10 Apr 2006 22:15:44]
◆利光 > なるほど。わかりました(郷に入っては郷に従え。麦飯ならまだよいか、とうなずいて)知り合い・・・いや、それがちといないので・・・刀の件にも絡むのですが(「世話をかけられそうな」と限定をつけると知人の候補者は一気に激減する)これは大変貴重な一振りなので、できれば目の届くところから離したくないのですが(口には出さなかったが、前に病院で入院中に黒魔女の襲撃を喰らった思い出があるのだ。あの時と警備状況が同一かどうかはわからないが、警戒は心に刺さっていて) [Mon 10 Apr 2006 22:10:04]
◆はらぺこ女医 > うーん…病院のご飯は、特注で無い限り毎朝決まってますしね。 麦粥に、おしょうゆつけるのが精一杯の譲歩です。 もう一歩譲歩するとしたら─知り合いの方とかに持ち込んで貰っては? くさやとか焼いたら流石につまみ出しますけど。 (腕組みしながら、首を捻り。そんな事を提案してみたりした) ともあれ、刀とかはちゃんと仕舞って。 男の先生とかも見回ってますし、怖い事、ありませんから。 (そういって、安心させるように微笑んで見せた。コワクナイヨ) [Mon 10 Apr 2006 22:05:56]
◆利光 > 強いなどとは・・・(そこは首を横にはっきり振る。戦歴は長くても例えば竜殺しや淑女殺しなどの客観的武功が少ないゆえに自信は無し)ただ、自信過剰はあったかもしれません(簡単な仕事と高を括らず、無理にでも護衛を一人雇えばよかった。その後悔は確かにあって)・・・肉類はちと。和風ではいけませんか?(玄米御飯と味噌汁と漬物少々の日課の食事にしか慣れていない侍は、こっそり自分の好みのメニューを提案してみるが) [Mon 10 Apr 2006 21:59:29]
◆はらぺこ女医 > そこはそれ、強いからって一人旅なんてするからです。 自信過剰は身を滅ぼします。いい勉強になったと思ってください。 (勢いづいてお説教モード。人差し指立てて、逆の手は腰。黄金律。) 早めに退院したいなら、偏食はしないで何でも食べる事。 血色がよくなるまでは退院、許しませんからねっ? ほら、そんなに脂汗── レバーとか、そっこーで血になりそうなものは匂いものだから、病院じゃ出せないのが残念なとこですけど。 (はふ) [Mon 10 Apr 2006 21:54:46]
◆利光 > (最近風紀がすっかりよくなった病院である。過去がn(以下検閲)あ・・・?はぁ、どうも(そこまで言葉かけられて、ようやく女医の姿を捉えるため目が太刀より離れた)申し訳ない・・・何しろ手傷を負った場所が『野外』だったえ、早く離れなければと(手負いのところを襲われる危険性と、傷悪化の危険性の天秤かけ。片方に傾けたのは太刀をなんとしても持ち帰りたかったという欲望か)・・・ゆっくりしたくはないのですが。矢張りせざるを得ませんか(ふーっと溜息をつこうとするが、それだけで胸が激痛の抗議。途中で動作が止まったまま脂汗) [Mon 10 Apr 2006 21:47:55]
◆はらぺこ女医 > (天獄(?)に一番近い病院。 それが中央病院クオリティ。 病淫の時代は終わったと言わせていただこう。 さておき) 傷の初期処置が良かったからいいようなものの──ああいうときは、動くものじゃありませんよ? 傷口開いたら、そのときは本当に命取りなんですから。 ─ともあれ、大分血が出ちゃったみたいですし、しばらくはゆっくりしていってくださいねー? (そんな言葉を一方的に語りつつ、花瓶を別のものに入れ替えた) [Mon 10 Apr 2006 21:43:02]
◆利光 > (つまり、病院であの世行きか・・・!?) [Mon 10 Apr 2006 21:39:12]
◆利光 > (武器としての威力も凄まじい。そのヘンルーダ製の太刀と打ち合って一方的に刀身を破壊。やはりヘンルーダ製の着籠を真っ二つにして刃毀れ一つ見えない。安物とは程遠い二品であった、これを基準にするならば、大抵の武具は一刀両断にできるという事になる。ここまでいくと下手な魔法の武器以上だ)どうするか・・・拙者はこの体では暫く動けんし。かといってこれを預けられそうな知り合いもおらんしな・・・(廃刀を奉納しなおすとか、謂われを調べるとか、やりたいことは山ほどあるのに体は思うように動かない)・・・(思考が飽和状態で、注意されてもすぐ自分の事だとは気付けず―) [Mon 10 Apr 2006 21:37:42]
◆はらぺこ女医 > ましてやぶつぶつ独り言なんて超禁止です。 めーですよ? (こら、と。握りこぶしをやわこく拵えて威嚇する白魔術士。 然し侍よ心せよ。 あの拳には必殺の威力が宿っている(力14、速14) 目をそらすと死ぬ。 オアダイ。) [Mon 10 Apr 2006 21:37:20]
お知らせ > はらぺこ女医さんが入室されました。 『こら、相部屋に武器持ち込んじゃいけませんって──。』 [Mon 10 Apr 2006 21:34:49]
◆利光 > (ヘンルーダで売られる無銘の太刀ですら、良品は40から50万エンはする。銘入りならば×1・5〜3倍の値になるとか。稀少品の古刀ならば、さらに値は上がるだろう。いや、謂われ次第では金銭に替えられない価値があるのかもしれない)少なく見積もって・・・見積もって・・・(うわ言のように繰り返すのは、体力消耗で頭が朦朧としている為でもあるが。想像力が追いつかないのが主たる理由。迷惑な新参者に周囲から冷たい視線が送られるも、本人には気付く余裕すら無くて) [Mon 10 Apr 2006 21:28:12]
◆利光 > (鬼払いの伝説を持ち、天下人の手に渡りつづけたという太刀と同じ銘。あの遺跡を作り上げた武家は、かなり名のある家だったのではなかろうか。奉納に失敗した廃刀となったものとあわせれば二振り所蔵とは、並みの話ではないはずだ。つらつらと思考を並べながらも視線は太刀に固定されて)これは上に報告すべきなのだろうか・・・?(場合によっては遺跡を徹底調査する必要があるかもしれない。有名武家の流れならば、それを解明したいと思うのは人情だしまだ掘り出し物があるかもという誘惑を組合が感じても不思議はなかろう) [Mon 10 Apr 2006 21:22:03]
◆利光 > (「人体がこうも綺麗に斬れたとは信じられない」。それが傷を改めた医師の第一声だった。自前の治癒術で応急処置した後で尚専門家にそういわせるほど、受けた一撃は凄まじかったのだろう)・・・どうするべきか(寝台の上で悪い顔色のまま寝付けないのは、枕元に立てかけられた太刀のせい。命からがら帰還した引き換えに手に入れた、一本の古太刀)…極上品、か(状態の良い古刀というだけで貴重なのに、銘入りの一振り。下っ端の差料としてはとんでもなさすぎた) [Mon 10 Apr 2006 21:15:56]
お知らせ > 利光さんが入室されました。 『(新規入院、1名)』 [Mon 10 Apr 2006 21:11:14]
お知らせ > フェンサーさんが退室されました。 [Sun 9 Apr 2006 20:00:34]
◆フェンサー > ( ゆっくりと薄れていく意識は、小鳥の歌をBGMに、今日も穏やか平和であった。 ピンフじゃないよ。 ) [Sun 9 Apr 2006 20:00:32]
◆フェンサー > ( くすりと微笑めば、小鳥は小首を傾げてこちらを見上げ、そしてしばしじっと見つめたかと思うと、また歌いだす。 その程度には慣れてくれたらしい。 いつか触れるような日が来るとよいのだが。 そう思いながら、また、うつら、うつら。 ) [Sun 9 Apr 2006 19:51:33]
◆フェンサー > ( 手を伸ばせば逃げることはわかっていた。 だからそうすることはせずに、ただ小鳥の歌に耳を傾け、その愛くるしい姿に目を癒すことにした。 時折、シーツを啄ばむその小さないたずらっ子に、ほほえましく感じる。 ) [Sun 9 Apr 2006 19:43:00]
お知らせ > フェンサーさんが来ました。 [Sun 9 Apr 2006 19:35:09]
◆フェンサー > ( ――千代千代。 小鳥の鳴く声がする。 嗚呼、小鳥の鳴く声がした。 うつらうつらとしていた瞼を押し上げると、ベッドに横たわる膝の上、一羽の小鳥が歌っていた、 真ッ白でふわふわとした、雪のような小鳥。 ) [Sun 9 Apr 2006 19:34:11]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Sun 9 Apr 2006 19:32:51]
お知らせ > フェンサーさんが退室されました。 [Sat 8 Apr 2006 16:59:59]
◆フェンサー > ( けれども手を伸ばせば、また、ひらり。 窓の外へと逃げてしまう。 ふむ、とまってみればまた訪れる。 まるでからかわれているような気分だ。 これは少しずつ、慣らしていくしかないようだ。 くすりと笑って、フェンサーは小鳥をまった。 ) [Sat 8 Apr 2006 16:59:55]
◆フェンサー > ( 残念、と少し苦笑い。 けれど少しの間をおいて、また小鳥は窓辺に訪れる。 そうしてまた、小首をかしげるようにこちらを眺める。 好奇心が旺盛なそれは、人に飼われていたのだろうか。 それはよくわからないけれど、フェンサーを楽しませてくれることは、確かだ。 そのまま黙って眺めていると、小鳥はつい、と室内に訪れた。 そして、ベッドに足を下ろす。 ) [Sat 8 Apr 2006 16:41:33]
◆フェンサー > ( くりっとした鳶色の瞳で、小首をかしげるようにしながら、こちらを見ていた。 ちゅん、ちゅん、と小さくさえずる声は、時に千代千代とも聞こえて、フェンサーはゆるく微笑んだ。 戯れに伸ばした手は、小鳥を驚かせてしまったのか、指先が触れることもなく、ぱたぱたといずこかへ去ってしまう。 ) [Sat 8 Apr 2006 16:30:06]
◆フェンサー > ( 小鳥が、いた。 なんという鳥かは知らない。 真っ白で、雪のよう。 ふわふわとした羽をぱたぱたとさせて、それは窓辺に訪れた。 ) [Sat 8 Apr 2006 16:20:40]
お知らせ > フェンサーさんが来ました。 [Sat 8 Apr 2006 16:18:38]
お知らせ > メルビルさんが帰りました。 『 さて、今日の仕事もあと一息――――。 』 [Fri 7 Apr 2006 22:44:05]
◆メルビル > ( まぁ、いいか。 結局そんな短い言葉で下らない思索をブツ切りにする。 深く考え込んでシリアスな顔をするのが必ず意味のある事だとは思わない。 無駄に皺を増やすだけで結局ロクな回答が出ないのが殆んどだろう。 ) その場で考えた結論が、その時点でのベストだわ。 ( まだいつ招くとも決めていないじゃないか。 来ると決まったらその時ケーキ作るか、いつも通りで居るか、気合入れて迫ってみるか、1番良い事を考えれば良い。 借り物の本をぱたんと閉じて、席を立った。 ) [Fri 7 Apr 2006 22:39:36]
◆メルビル > ( 周囲から期待され、実際以上に有能であるように立ち振る舞ってきた。 態度と口先で取り繕えば、案外過大評価というものは得られるもので、周囲の印象は「何でもそつなくこなせそうな人」「有能な人材」「素敵なお姉様」。 そう思われるのは悪くない。 褒められてやる気を出すタイプなのは確かだし、演じるのは思うほど辛くも無く。 唯、実際はそれ程でもない自分を解放できる場所というのを用意しておかないと少し息が詰まりそうだ。 それが誰も来ない自宅だったり、其処に招いても良いと思える人だったり――――。 ) ――…ああ、でも。 ( こうやって見栄を張って居る間は、彼女に対してもまだ曝け出せて居ないということ。 望んで距離を保っているというのはあるけれど。 ) [Fri 7 Apr 2006 22:26:23]
◆メルビル > ( 自分でもほとんど眠る為にあるような無駄に広い自宅に、友人を招く約束をした。 幸い改築したばかりで割りと小奇麗で、ついでに普段ほったらかしにしているような所まで掃除もしてみた。 滅多に人を招くような事は無いし、何をすれば楽しく過ごせるかと考えてみた結果――――。 ) お酒は良いものを見繕ってくれば良いとして。 やっぱり何か、こう。 ( 自分で作ったケーキなど出せたら格好よいじゃないかと。 また見栄っ張りの悪い癖だとは思うが、思いついてしまったのが運の尽き。 ) [Fri 7 Apr 2006 22:17:37]
◆メルビル > ・薄力粉 90g インスタントコーヒー 大さじ2 ココア 小さじ1 モカカスタードクリーム 卵黄 2個分 砂糖 60g 薄力粉 大さじ1 牛乳 1カップ インスタントコーヒー 小さじ2 バニラエッセンス 少々 ホイップド・クリーム 生クリーム 1カップ 砂糖 大さじ1 バニラエッセンス 少々 クルミ(ロースト) 適量 ココナッツ(ロースト) 適量―――――。( その先にはそんな感じでずらずらとケーキの材料が並んでいる。 一体コレだけの量がどうして必要なのか、見ているだけで眩暈すらしてくる。 ) …少々、適量。 だいたいそれがどれくらいだか判らないから読むのよ。 ( 料理は、正直まともにした事が無かった。 むしろ家事と言うものに関してかなりズボラだという自覚がある。 最低限は出来るにしても、自慢できる事は決してない。 ) [Fri 7 Apr 2006 22:11:43]
◆メルビル > ( いつになく難しい顔をした白魔術医が食堂の片隅に座って本を読む。 テーブルの上の冷めかけた珈琲を一口含んで、眉間の皺を揉み解した。 ) ――――…『卵白 5コ分、砂糖 160g、卵黄 4個分、牛乳 大さじ1、バニラエッセンス 少々』…駄目だわ、全然イメージが浮ばない。 ( 大きな溜息を吐いて一端本をテーブルに投げ出した。 表紙には「お菓子作りレシピ(上級)」と書かれている。 ) [Fri 7 Apr 2006 22:05:50]
お知らせ > メルビルさんが入室されました。 『 ・By as much as five albumen Sugar 160g… 』 [Fri 7 Apr 2006 22:01:40]
お知らせ > フェンサーさんが退室されました。 [Fri 7 Apr 2006 19:59:31]
◆フェンサー > ( 或いはそれはまた、誰かに当たってまたひとつ出会いを作ってくれるのかもしれない。 それはとても素敵なことだ。 フェンサーは紙飛行機を見送って微笑んだ。 アローアロー、空の旅は順調ですか? どうか私の手紙を届けてください。 きっとそれは素敵なことだから。 ) [Fri 7 Apr 2006 19:59:26]
◆フェンサー > ( インクが乾いたら、そう、紙飛行機を折ろう。 きっと遠くまで飛んでくれる、そんな紙飛行機を。 しばらくの試行錯誤の後に、ふわっと浮くように、とがったものではなく、ちょっとこった凧のような形のものを折る。 こうみえて、結構器用なのだ。 ) ………そぉ……れ…っ。 ( ひゅう。 窓の外へ放ったそれは、風に流されながら、それでもしっかりと、舞っていく。 ) [Fri 7 Apr 2006 19:45:18]
◆フェンサー > ( 例えば、今日何があったか。 例えば、最近の面白かったこと。 例えば、いま一番関心を引いていること。 季節のこと。 病院内のこと。 見えない外のこと。 フェンサーはそれを、丁寧に丁寧に書き綴って、そして最後に、こう。 ) ―――号室の患者より。 ( インクが乾くまでしばらく待とう。 ペンを置いて、窓の外からの風を受けて。 ) [Fri 7 Apr 2006 19:37:06]
◆フェンサー > ………親愛なる、見知らぬ方へ。< /font> ( かりかりかり。 フェンサーはそう、宛名を書いた。 ) 窓の外からの風があたたかくなり、響く音もまた穏やかに聞こえます今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。 ( なんでもないような、なんでもないことを、しばらくフェンサーは書き綴った。 本当に、なんでもないことを。 ) [Fri 7 Apr 2006 19:25:40]
◆フェンサー > ( 手紙を書こう。 Dearではじまる、手紙を一通。 ) [Fri 7 Apr 2006 19:22:30]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Fri 7 Apr 2006 19:20:56]
お知らせ > 艶子さんが帰りました。 『あんまりこういう笑い方はしない方なんだけど――― 微笑ましそうに見送った。』 [Fri 7 Apr 2006 00:24:04]
お知らせ > 園内一花さんが帰りました。 『( 目に涙なんか溜めながら怒ったとかっ )』 [Fri 7 Apr 2006 00:22:54]
◆園内一花 > ―――あっ! ちょっ、待ちなさい菫っ! ( 命令調! 勿論怒る! だって真剣はあんまりだ。 …熱く説き伏せられてしまうのかもしれないけれど… 今は、そんな事分からないっ ) 〜『やらしい』って分かるような事なら、きっと品位を損ねます。 王様になる人が、そんな事しちゃダメですよっ―――〜ってあああもうっ! 待って! すみれっ! ダメ! 菫の主は私ですっ! 〜と、とにかくっ! 早く怪我良くしてくださいねっ! おやすみなさい! お騒がせしましたー! ( まくし立てるように言って手を振って! 菫を追って病室を飛び出す――― ) [Fri 7 Apr 2006 00:19:59]
◆艶子 > ( 真剣でやってみたいと言い出さなくて良かったと思った艶子でした!まあ流石に心配掛けさせる訳にも行かないし…。 ) せ、生殖器ッ!!! ( ギッ、と元凶の男を睨んだ!お前の退院を3日遅くしてやるゥゥ!別な場所で ド ド ド ド ド してました。 ) いやその…… た、確かに間違ってるかもしれないが、こぅ……! ( きっとそんなことやらかしたら得た名声との激しいギャップに相手もショックを受けかねない。今のうちにもっと貫禄を見せる練習をしておこう…! ) うむッ。王になったら召し使えてやるからな、菫! ( 一花の前でちょっとだけ問題発言。おやすみ、と手を振ろう。 ) [Fri 7 Apr 2006 00:12:55]
お知らせ > 南条菫さんが帰りました。 『(あとで一花に怒られたとか)』 [Fri 7 Apr 2006 00:08:33]
◆南条菫 > ( 菫っ! テメーはアタシを怒らせた! ……とか。このままだと、ほんとにそうなりそう。膨れ上がる気の凄みに、自然と体が震えた。 ) い、いや――だからそのぉ。そ、そろそろ遅い時間だし、きょ……今日はこれでかえるね! ( 真っ青な顔で、くるーり回れ右。駆け足用意の格好で、逃げるように病室を飛び出すのだ。 ) 艶子さん、あなたが王になれる日を、たのしみにしていますよー! じゃあねっ。 ( 軽くウインクしてから、一目散に出て行った。 ) [Fri 7 Apr 2006 00:08:18]
◆園内一花 > ―――〜って真剣でやる積りだったんですか!? ( ド ド ド ド ド ド …ココさんの意識に木霊したような素敵な『ド』は出せないけども。 『木刀でいい?』と言い出す菫には、そろそろ何か出て来そう。 もう『折れてて良かった』くらいの事は、チラっと考えてしまったとか ) ―――〜あぁっ!? 持って来たんですか? 用意良い… ( 菫の差し出したお土産には、サプライズ台無しにして呟いてしまう。 そういえば、二人で一つにしなかったのかな。 え、『やらしく咥えてインパクト』? ) ―――〜よ、よく分からないんですけど… それって豪天寺さんの方が凄く下の方にいっちゃいませんかっ…? ( バナナを咥えて何するんですか。 …聞くに聞けない。 突然飛び出した言葉に、一瞬呆けて… 『何かが間違っている気がします』 パタパタ手を振ろう ) ………。 ( 『幸せならいい』 そう言ってくれるココさんに… 何だか、もうムキになって弁明は出来なくて。 …ただ、受け入れるわけにもいかないから… 話を逸らすみたいに、スルーしてしまう。 ―――え、生殖…? ) 〜ぁ…あ、おやすみなさいー! ま、また近い内にうかがいますっ! ナナオさんによろしくー ( 何だかとっても気まずい別れ際っ! 赤らめながら、手を振ろう ) [Fri 7 Apr 2006 00:02:42]
お知らせ > ルガリア・ココさんが退室されました。 『 やっぱり今日のマッシュポテトはしょっぱいそうな。』 [Thu 6 Apr 2006 23:58:22]
◆ルガリア・ココ > ( 「ちょっと――ちょっとなのッ!?」 聞こえない筈の内心に誰かが叫んだとか。 ) えっ?菫さんも―――何か淡い初恋が破れたみたいな「御免なさい、貴方の思ってるような人じゃないの」発言はッ!? ( 何だが知らないけどショッキング、未だトンボ追い掛けましてる少年には早かったみたいで、おどおどと。 ) まぁ、幸せなら良いと……思いますよ。 良く解りませんけど。 ( 手渡されたハンカチ、俯き加減の儘受け取って 泣き顔よりは全然、眉間にしわ寄せながらも 「有り難う御座います」と。 ) 艶子さん説得力のないデス。 そんな知らないからって生殖器の名前を連呼されたら――― ( 「あはは」 とそして迂闊にも一花さんの疑問に答えてしまった。 固まった儘、誤魔化すように咳払い。 ) アレックスさんですか? 良い先生ですね……でも間違っても意味聞いちゃダメですよッ! そ、そろそろ僕戻りますね。 ナナオさん何処いっちゃたんだろうなぁぁぁぁ。 ( 赤くなりながら 瞳をどんぶらこ泳がせながら。 病室から逃げだそう。 ) [Thu 6 Apr 2006 23:55:52]
◆艶子 > 知ってるかココ、恋をすると女は変わるんだぞ。…私は変わらなかったけど。 ( 侍、朱鷺の都人と言えば和服だろうけど私だってお金が無くて西洋鎧に身を包んでいた。それに退院したらココから貰ったゴスロリ服に着替えるんだっ。 ) ううん……バナナとか持ってこられたら私はどんな反応したら良いのかな。やっぱり最初が肝心だからな、またやらしく咥えてインパクトを与えて上下関係を……。 ( 所謂「この人には敵わない」と思わせるのが大事だ。 ) これはアレックスから貰ったんだ。彼女が私に文字を教えてくれる先生なんだ。 ( 申し訳なさそうにする一花に手を振って「気にするな」と言った。知られても良い間柄だから言ったのだし。 ) だ、大丈夫。今度は全治八週間なんて怪我はさせないよ…っ。 ( また全治に掛かる時間が増えてます! ) うん、木刀でも良いけど竹刀とか借りてきた方がいいかも…。或いは防具とか。 ( それくらいならば鍛錬所でも貸し出してくれそうだ。 それを知ったら菫に心からの感謝を述べるだろう。嬉しい限りである。 ) [Thu 6 Apr 2006 23:47:32]
◆南条菫 > ( いつまでも綺麗なままではいられない、なんてどこの誰が言ったせりふなのか。ココさんには少し申し訳なさそうな顔で、一礼をした。純粋なままでいるには、一花を好きになりすぎたようだ。 ) う……ん。”変わった”んでしょうね。夏が終わってから冬を越して、春が訪れるまでに、いろいろなことがありすぎましたから。ごめんなさい、……ココさん。 ( もうあなたの知っている私じゃないの。今も昔も変わらない純な少年の幻想を打ち砕くような、申し訳なさそうな言葉。耳がへんにょり倒れました。 ) ――う、うん。怪我しない程度にがんばるね。あははは……。 ( 大きく息を吐いて、脱力。それでもやはり艶子との再選を望むのは、そうすることで彼女が王の座に一歩でも近づけるならと思ってのこと。ライバルを更なる高みへと押し上げるために己の刀を振るう。昔にはなかった考え方。 ) ――あ、でも私の刀は折れちゃったんだっけ。ねぇ艶子さん、木刀でもいいですか? ( ぽりぽりと頭をかいて、そんなことを。刀を打ち直したり買いなおすだけの蓄えは、まだないから。 ) そうそう、ココさんは――はい、これ。お土産ですよ〜。 ( 少年に手渡すのは、出島で売っていたアマウラ織りのハンカチ。羽ばたく鶴の刺繍が施されている。 ) [Thu 6 Apr 2006 23:41:40]
◆園内一花 > ( 幸せな脳内ではいつまでも純情な子狐。 …ちょっとくらいませてたって、えっちだって、それは変わらない。 でもそれじゃ困るからっ… ちゃんと恋人を見ないと ) …ぁ。 ( そして文盲という告白には、少し申し訳無さそうに目を伏せる ) …ぁの… ほんとに、ごめんなさい …がんばって練習して間違えてしまっただけなのに、悪気があるみたいに言ってしまって… ( ニヤニヤしてる男性に食って掛かりそうになるけれど、今はぐっと堪えよう ) 〜こ、今度来る時に、調べて来ま――― あれ、そういえばココさんは知りません? ( アレとソレの意味。 下の話題と言われてしまえば、もう言わないけど ) ―――ほ… ほどほどにね…! ( 再戦を誓う二人には、グッと拳を握って頭にコミカルな血管マーク浮かべつつ… 耐えますよ。 耐えますともっ ) ………菫がいなかったら… 今頃ここには居ませんね…。 ( 思い出される事にはしんみりと。 …だから、冒険者を辞める…。 その挨拶も兼ねて、ココさんナナオさんラルフォーレン先生にもお土産はあるのだけれど… ここで会えるなんて考えるのは縁起でもないし! また今度渡すまで黙っていようというサプライズ狙い――― がっかりさせては意味が無い? ) [Thu 6 Apr 2006 23:32:50]
◆ルガリア・ココ > ( 弁護人に依る華麗なる逆転裁判が!これから―――怖いので止めておきます )ちょっと驚きましたけど。 けど、一花さんお二人が付き合うのは素直に喜ばしいんですけど。 最近菫さんのキャラ変わってませんか―――僕の気のせいですか? ( 好きな人の為に、古着屋で慣れぬ洋服に袖を通す狐耳の可憐な侍。 「僕の中の南条菫さんは死んでしまいました」 今日の晩ご飯のマッシュポテトはきっとショッパイ。 ぽそぽそと小声で。 ) 何か行きがけの果物屋さん寄ってくるから遅くなるとかで……、大丈夫ですよ。あの人象に踏まれたって壊れませんからナナオさんは。 ( 「何してんだろ?」 と廊下の方に顔を巡らせど赤髪の冒険者の姿は無く。 ) あの……僕も男なので、シモの話題は出来るなら先輩方に聞いて下さい。 でも、チョークと黒板なんて……誰から貰ったんですか艶子さん? ( 渡される箱を横目に 「良かったですね」 とか有りもしない自分のお土産待ちの少年。 ) ―――鍾乳洞では、役立たずでした。 (げふ) [Thu 6 Apr 2006 23:26:05]
◆艶子 > ( ルガリア君!やっと逆転の糸口を見つけたね!このまま畳み掛けてやろうよ!とか弁護席の隣に居る黒髪のイエロティア。 ・・・嘘ですごめんなさいもうしません。 ) ……一花と菫は仲が良いんだな。本当に。 …ちょっと羨ましい。 ( でも上下関係が微妙にあるのはどのカップルも一緒なのだろうか。 ) ……い、いやその… 私も無知なのが悪いんだ。恥ずかしい話だが読み書きがあまり満足に出来ないもんでな。そこにアイツ(隣でニヤニヤしてる男を指差して)がヴェイトスの挨拶だなんて言うものだから…。 ( 私悪くないよ!とだけ精一杯アピール。 ) ん、有難う一花。 ( にこりと微笑んだ。今はまだ開けないが、後で凄く喜ぶ事だろう。 ) おう、ナナオさんも来てるのか。楽しみだな、どんな人なんだろう。 ( 是非ココと二人で話をしている所を見てみたい。 ) うん、四人揃って危ない橋渡って良く無事に顔を揃えられたと思わなくちゃな。 ――応ッ、どれだけ腕を上げたか楽しみだ! ( 折角咳き込んで遮った菫の努力を無駄にする一言っ。 ) [Thu 6 Apr 2006 23:20:15]
◆南条菫 > ( 卑怯? 腹黒? 違うな、これは――知略っ!(いうほど頭はよろしくないよ)上手くごまかせたようで、心の中でガッツポーズとりました。あぁ、純情な子狐はどこへ……。耳と尻尾が黒く見えるのは、色鉛筆だと銀色が上手く出なかったせいなんです、とどこかの話。 ) まぁまぁ、いいじゃないですかみなさん。こうして無事に揃って顔合わせできることこそ何より喜ばないと、ね。 ( 腹黒エロ狐が他人事のように笑顔で言ってのけました。後で殴るとよい。 ) ナナオさんもくるんですか。ならにぎやかになりそうですね。艶子さんとは、いずれ再戦を――げふげふ。 ( 一花が傍にいるから、あんまり過激な発言は出来ない。腹黒くなってきたのは、色々と中級化を控えて妖狐の血が濃くなってきたからだというお話。 ) 鍾乳洞では色々ありましたからね。一花がいなかったら、今頃大変でした。 [Thu 6 Apr 2006 23:12:43]
◆園内一花 > ( 櫛には桜の意匠が… と付け足して。 一応漆細工〜? ) [Thu 6 Apr 2006 23:09:03]
◆園内一花 > ―――〜引っ張ッ…!? な、何考えてるんですかっ… 菫は尻尾びんk―――ん…。 ( 『私の』はポロっと出してしまったけれど! まだ清く正しい姉妹(スールとルビをふりたい)扱いと信じてるっ! だから尻尾については途中で口篭るってでもザ・ワールド・オブ・ドンカンの名を欲しいままにする豪天寺さんも気付いたみたい? 赤くなって口をパクパクさせていたら、ウルんだ瞳で見つめてくる菫――― ) ごめんなさいっ! 疑った私がばかでした…っ! ( はっし!と抱き締める。 『ばか』って言う部分はきっと誰も否定しない。 ―――で。 …豪天寺さんの『止めよう』発言に… 各方面(病室だとか黒板だとか菫だとかココさんの鼻血だとか)を見つめて… そそくさと身体を離して、小さくなった ) ―――〜って、豪天寺さんも本当に… 知らなかった…? んですね。 …すみません…。 ( ではどうしてこんな話になったんだろう ちょっと原点に返りつつ ) ―――〜な、なななななな無かったって言おうとしたんですよっ! やましいことは何にも無いって! ( でも顔は赤いし、気まずそうに眼を逸らしてるし――― 話を逸らすように、『お土産です』 小さくて薄い小箱を、豪天寺さんに差し出そう。 中身はアマウラ風の黒い櫛。 髪が長ければ髪飾りとしても使えそうな感じの ) 〜あぁ!よかった… ナナオさんは御無事だったんですね。 ( ココさんが怪我しているものだから、少し気になってた。 すっかり聞きそびれていたけれど。 …少し気を取り直して… ホッとしたように微笑んで ) [Thu 6 Apr 2006 23:04:43]
◆ルガリア・ココ > ( 眼鏡のブリッジを指でクイっと上げ。瞳の奧妖しく輝けば ) 多少ヤマシイ事はあったと―――今、認めましたね。 ( テェブルを叩けば、法廷の弁護人のようにビッシィ――と一花さん指してカットイン。 ) …菫さんの耳と尻尾が黒い理由が今…分かりました。 ( そっかァ腹黒だったんだァ、と。 言い付ける侍を見ながら諦めた。 恐るべしカップル。 ) 最後まで隠語言う艶子さんが本気で凄いと思いました……。 ( 鼻にテッシュを詰めつつ、意味解っても使ってくれるって信じてるよ眼鏡エルフは。 ) 艶子さんの身体の具合よりも……いつ病院から追い出されるかが心配なんですけどね。 あっそう言えばナナオさんもお見舞いに来るって昨日云ってましたよ? ( バッチリ、別の病室にいるなんて知らないね少年! ) [Thu 6 Apr 2006 22:52:55]
◆艶子 > ええー…… もうちょっとで退院なのに移されるのは面倒だなあ。 ( むぅーんと唸った。 この照れ具合、私の菫発言。幾らザ・ワールド・オブ・ドンカンの名を欲しいままにする私でも気付く。 …いけない想像は止まずちょっともじもじした。 ) いや、まあ、何となく下品に近いのは判らないでも無いんだが。純粋な好奇心というか知識欲というか……。 ( とりあえずファックユーの意味は理解した。あとで事の顛末の主犯を殴ろう……! ) ……… 一花、お前は前に私にこう言ったな。”菫はとても強くなっている”と。 ああ、確かに強い……ッ! ( 打算という名の強さだッ! ) ………まあ、その…… ペニスだとかクリトリスだとか口にしちゃいけないような事だというのは判った。理解した。 もうこの話は止めよう! ( うん、と大きく頷いた。自分から振った話題だけど! ) 三人ともお見舞いに来てくれて有難う。ちょっと嬉しいぞ! [Thu 6 Apr 2006 22:46:28]
◆南条菫 > ( よーしよしよしよしっ! ここで一花をうまく味方につければ、2対2! 不利な状況をひっくり返せる。 ) えぅう、尻尾で殴ったのはココさんが私の尻尾を引っ張って遊んだからですよぉ。ほんとに痛かったんですから。 ( 一花に甘えるように、身を寄せる。「私の」という言葉だけでも二人の関係は明白なんだけど。 ) ――ぅ。 ( そうして三人から見つめられれば、押し黙って。やがてもごもごと。 ) し、しらない。私はなんにも知らない! しらないったら知らないの! 一花も私をからかっていじめるの? ( 目をウルウルさせながら、上目遣いに恋人を見つめ返す。彼女の扱いは、すでに心得ているといわんばかりに! ) [Thu 6 Apr 2006 22:40:18]
◆園内一花 > ―――〜そ、その… 『お前を、乱暴… してやる…』 って、意味だと…思ってたんですけど… ( ぽそぽそ、もごもご、でも仕方ない、口に出すよ ) [Thu 6 Apr 2006 22:35:47]
◆園内一花 > 〜ぇ? 旅行…? えぇ、菫とアマウラに… って、ぃ、一緒に居ましたけどっ、そんなっ、ゃ、ゃましぃ事は――― ( もごもごもご ) 〜っと、とにかく! 自業自得ですっ。 私の菫に変な事教えるのが悪いんですっ。 無垢な菫を隠g…こ、こんな言葉で辱めるなんてっ…! ( 誤解と言うか思い込み一直線。 顔を真赤にしつつ、鼻血エルフさん(と豪天寺さん)に無下に言い放ちっ… 放ち… 放ったんだけど… ) ―――〜え。 栗と、リス? ………ええと……… ( 自分で倒した黒板を、ちょこっと上げて、ちらりと見て。 …首を傾げた… スラムで暮らして結構になる。 ふぁっくゆー! はなんとなく分かるんだけど… ぺ○ス? クリ○リス? ) 〜ど、どうせ下品な言葉ですよっ! …って、豪天寺さん、知っていてやってるでしょ…? ( 『教わってる』は全否定。 かぁぁぁ… とか赤くなりつつ。 『よしよし』 と菫を撫で撫……… え ) ―――〜ち、違っ! それは違いますっ! 多分だけど、恋人に使っちゃ…… いいの……? だめ…なんじゃないかな… ( ココさんの証言その2もあって… ようやっと、『菫、知ってるの?』 頭を抱えるようにしていた菫の顔を離し、覗き込むようにっ ) [Thu 6 Apr 2006 22:33:08]
◆ルガリア・ココ > (「┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨」) ( 某荒●風に、登場した朱鷺ノ京の女性 ) 僕も聞きました、何か二人でラヴラヴお花見に行ったとか「ファックユー」が恋人同士の挨拶なんて菫さん言ってました。 序でに尻尾で殴られました。 ( 鼻っ柱赤く、鼻血を垂らしながら少年も続こう。 ) 艶子さんも――止めましょうよその質問ッ! 退院前に別の病棟に移されますよ!?( 直球のセクハラクエッション。 お母さんヴェイトスの女性って……怖いです。 ) [Thu 6 Apr 2006 22:29:42]
◆艶子 > ( きっとこの場に居る四人の画風も変わるんだろう、あんな感じに。 ) き、聞いたっ。私は確かに聞いたぞ! ( ぬっはーと本人の口からはそこまで言ってないのに勝手に補完。ああ古き良き中央病淫。伝説は蘇る!古き言い伝えは誠であったか! ) あ、一花だ。クリト……… こんばんは。 ( げふんと咳払い。一気に病室が賑やかになった!よもや別の病室で部屋を間違えている先輩(ゴリヱの)が居るとは知らず。 ) いや、教えているんじゃなくて教わってるんだ。 まあ一花でもいいや。クリトリスってどういう意味? ( かくんと首傾げて無邪気に聞いてやった。悪気の無い悪意を振りまく極悪ロリータ! ) [Thu 6 Apr 2006 22:19:44]
◆南条菫 > はいはいはいはいはいはいはいっ! この話もうやめよう!! ( 後ろからすごい殺気存在感を感じたので、生存本能が真っ先に思考を遮断しました。てをばたばた振って、そそくさと逃げを打つ。卑怯な狐ここにあり。 ) い、一花ぁ〜。ひどいんですよ、ココさんが、艶子さんがぁ。 ( やってきた一花の背中に隠れるようにして、自分が悪いわけじゃないんだ、黒板の文字を書いたのは艶子さんで、変な質問をしてきたのはココさんで、と説明する。こじれた話を更に捻じ曲げてみる悪徳ロリータ。 ) [Thu 6 Apr 2006 22:11:01]
◆ルガリア・ココ > 二人で小旅行―――しかも空き家で……一晩を共に。 つ、艶子さんッ!聞きましてッ!? これは是非何があったか同じ冒険を共にした仲間として聞かねばなりませんね! ( おちんちんランド、とかファクユーとか。 此の病室だけ「中央病淫」しかも隔離病棟です。 ) そうです艶子さんの大好きな「バナァナ」です。 ( エロール様はきっと最終試練とか淫売窟とかで起こしてくれるに違いない。 後「仲間から外したい人」も代わりに言ってくれるヨ? ) 艶子さん……――僕良く解らないんですけど、話を聞いてると目から塩水が止まらないんです ( 「ゴフッ」 )( 菫さんのびんかんな尻尾が顔面を強打。 腕の怪我よりも、深刻に鼻血垂らしつつ……阿鼻叫喚の病室。 ) 一花さん……菫さんがイキナリ襲い掛かってきて。 [Thu 6 Apr 2006 22:04:31]
◆園内一花 > ( 薔薇様スマイルなのに背後には『 ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ 』(ド?)なんて擬音を背負って見えるかも?…かも。 菫とのお花見旅行から戻って、約束のお土産を渡しに病院へ来てみれば… 既にお見舞いに来ている恋人と、ココさんの姿。 〜ナイショ話中な所を入り口で見つけて声をかけたなら、まだ内容は知らない。 …近付いて気付いたココさんのギプスに痛ましそうにしつつ… 会釈をしよう ) 〜こんばんは。 …あと、おかえりなさい、ですね… ココさん…。 大丈夫です…? ( 転んだなんて知らない。 気遣いながら… やっと、ちょっと妙な場の雰囲気に気が付いた。 …え? 何? 何? 病室を見回して、豪天寺さんのベッドに目を戻して… ) ―――ッ! ( ばっ! 無言で! とりあえず黒板を伏せようとっ! ) 〜す、すみれに何教えてるんですかっ! ( こじれた ) [Thu 6 Apr 2006 21:58:32]
◆艶子 > うむ、イカンな!そんな空き家で二人きり…… 何をしていたのだろう! ( まてまて少年、私も共に興奮しよう。菫もちょっと恥らってるから若いのが三人で興奮しているわけです。 ) 私の両親ももう居ないんだ。墓も朱鷺の都だし―― ( ついでに言うと家も無い根無し草。家がある時期もあったのだろうが思い出せない。 ) 小宇宙!な、なんだかカッコイイ響きだな…ッ! ( ヴェイトス中あちらこちらにエロール様は居ます。最早唯一神と言っても過言では無いでしょうとか言うとアレックスに怒られそうな。 ) ………… つまり、バナナか? ( ココの説明に漸く私は真実に辿り着くことが出来た……。 そこで思ったのは、知らぬが仏って良い言葉だよなとか。 耳元で囁かれるのはちょっと刺激的な。 ) ……ベ、ベッドのある部屋で二人っきり……ッ。 いやでも、毎日家に帰るとベッドのある部屋で二人きりなんだけど。まだ一緒の布団で眠ってくれないんだけどそれ言ったら効果ある…? ( もじもじしながら聞いちゃうね、センパイ! そしてもう一つ、聞き覚えのある声に目を向けようか。 ) [Thu 6 Apr 2006 21:51:50]
◆南条菫 > ( ぎゃあああああぁぁぁぁ!!(←菫の心の声)合掌。 ) [Thu 6 Apr 2006 21:48:10]
お知らせ > 園内一花さんが来ました。 『―――〜あれ?菫。 ココさんもー ( そ知らぬ明るい声が届きます )』 [Thu 6 Apr 2006 21:46:44]
◆南条菫 > だっ! だから……そんなんじゃなくて! あー、うー。実家って言っても、私の育て親はすでに他界していますし、家はほとんど空き家同然ですよ。あ、ちなみに私はトキノミヤコ生まれのアマウラ育ちです。小さいころに引っ越してきたんですよ。 ( そうして、尻尾を引っ張られれば、思わずびくぅっと体が跳ねた。 ) いだだだ――〜っ!! ココさんのばかぁ! ( 一花に触られてから、余計敏感になった感覚器官。触り方によっては痛みのほうが強いわけで。赤くなった顔のまま、涙目で体を捻り――尻尾をムチのごとくしならせ、彼の顔面狙ってしっぽアタック! ) えーと、あなたにFUCKされたいです、って意味になるんじゃないかと。――ってぇ! 二人して何なんですか私を見てそんな眼差し……。 ( 何でこんなに期待されるのか。墓穴の中に墓穴を掘るデフレーションスパイラル。もう顔を真っ赤にして俯くしかなかった。 ) ようするにですねぇ―― ( ツカツカと歩み寄って、艶子の耳元でささやく。 ) 恋人に対する愛の告白ってやつです。ベッドのある部屋で二人きりになったときにいいましょう。 ( 一花がこの場にいれば、何をされるか分かったものじゃない危険なセリフだ。 ) [Thu 6 Apr 2006 21:41:03]
◆ルガリア・ココ > お、お聞きになりまして奥様ッ!? 既にお二人は実家に気軽に遊びに行けて仲でしてよッ!? ( 頬を赤らめて何だか可愛らしく見えますよお侍サマが。 「タイが曲がっていてよ?」な関係なのだろうか。 少年一人で興奮だ。 赤毛の人曰わく「尻尾引っ張ってキャンキャン言わせてヨシ」との事なので、お侍さんのふわふわ尻尾を軽く摘んで引っ張っておいた。 ) 言葉じゃないんです『小宇宙(コスモ)』で感じ取るんです艶子さんッ! でも、一番大切な人への挨拶が「FUCK YOU」って……。 ( それ何てエロゲ? ヴァイトスの守り神はエロール様に違いない。 ) 具体的に言えばポークビッツとか、アルトバイエルンとか……。 パンに挟んで食べるアレに非常に良く似た―――でも、菫先生から(直感で先生認定)教えて貰った方がいいですね。 ( 眼鏡くいっと押し上げ、期待の視線を同じく送ろう。 ) [Thu 6 Apr 2006 21:32:00]
◆艶子 > 菫はアマウラが実家なのか。 私も故郷が懐かしくなったら行ってみようかなぁ。 ( 朱鷺の都を飛び出して一年。あの土地の風景が懐かしく思えてくる。 ) …… え、でも。一花と菫はオンナノコ同士で…… あれ? ( いやいやでも私だってホラ、げふん。 …深くは考えないようにしよう。 ) す、好きな人同士なら使っても良い言葉……? ……………… わ、判った。今度使ってみる。 ( うん、と握りこぶし作った。少年は皆明日の勇者おういぇー。 ) 俺のペガサス? 俺のペガサス…… わ、判らん。もっとはっきり説明してくれ! じゃないと、やっぱり私ちょっと不安だ! ( 今まで、というか今回も盛大にスっ転んだ教訓からか、一応自分の身の振り方を心配できるようになったようだ。 とりあえず経験豊富そうな(直感)菫にじーっと視線を送ってみる。 ) [Thu 6 Apr 2006 21:21:54]
◆南条菫 > えぇ、私の実家に里帰り。お墓参りもしてきました。今度いくのはお盆ですね。――い、いや、そんなんじゃ……ありませんよぉ。 ( 僅かに頬を赤らめて、もじもじと目を逸らす。嘘をつくのはヘタクソなのだ。赤毛の人がいるじゃない、とか肩をぽむぽむするかわりに尻尾で手を撫でてあげよう。 ) へ? あ、ぇと……えぇ、そうですよ! 艶子さんの、いちばーん、大好きな人に使ってあげるといいです。恋する相手への言葉ですよね、ココさん? あんまりこういう場所で口に出して言うのはダメです。NGです! ( アタフタしながら、身振り手振りで説明する。いやごまかす。むしろペガサス幻想(ふぁんたじー)なんじゃないかと。お耳ぴこぴこ。 ) [Thu 6 Apr 2006 21:14:47]
◆ルガリア・ココ > 「天浦」に……一花さんと二人で、えーっと菫さんの実家でしたっけ?アチラの方は? ( 「うきゅ?」と可愛らしくもない小首を傾げ、ペコちゃんスマイルで逡巡を重ねる。 ) 「ムスメサンヲ、ボクニクダサイ」のイベントですかッ!? ( 知らぬ間にクラスメイト同士が付き合ってた、そんなショッキングな状態。 誤解なのだが、間違ってないのがイトオカシ。 何だかショックだ!一人だけ春がコナイヨ? ) ええーっと、す、好きな人同士とかなら……使っても良い挨拶だって訊きました。 そうですよね菫さんッ!? ( 何故か脇のお侍さんに同意を求めつつ、知らないよ、知らないったら知らないよ! ) 言葉の意味自体は―――遠回しにいって 「俺のペガサス」 と、言うんでしょうか? ( モジコ、モジコしながら。 解って貰えるだろうか。 ) [Thu 6 Apr 2006 21:08:10]
◆艶子 > え? ちょうきょういんごぷれい? ……え? え? ( 二人の顔を交互に見た。 そんな素敵な妄想知りません!知りませんったら知りません! ) ば、ばかっ。 ココ!そんな誤解を招くような言い方する奴があるかッ! ( まずはその黒板の文字を消してから言うべき台詞を言った。誤解される方にも問題がある…! ) そっか、今は桜の季節だものな。早く退院して私も…… って。え、意味? ……ありがとうと、こんばんは…… 。 ( 背後でとうとう堪えきれなくなって大笑いをあげる男を背に、艶子は「まさか」と冷や汗一つ。 まさか、まさかまたこの豪天寺艶子は謀られたのだろうか。 ) ……… なあ、出来れば答えて欲しいんだけど…… もしかして本当は余り口にしちゃいけないような言葉だったりする? ( 不安げーに視線を送った。 ) [Thu 6 Apr 2006 20:58:18]
◆南条菫 > ( まぁ菫だってエロ狐なので、すべからくアレなお友達で合っている。本人が否定してもその事実は変わらないのだ。 ) 艶子さん、その標準語なんですけど――意味分かって使ってます? ( わかったつもりで使っているんだろうなぁとか、頭痛をこらえながら尋ねてみる。答えは分かりきっているのだが。 ) 一花と二人でアマウラにお花見に行ってきたんですよ。 ( ここ最近姿が見えなかったのはそういうわけ。二人に説明するが、彼らにとってはいいネタ話にしかならないだろう。 ) えぇ、ココさんこそ怪我しちゃって、大丈夫ですか? ( 心配そうに耳を倒す。けれどそのいたわりも、二秒で消えた! ) ――ココさん、入院期間、増やします? ( にっこり笑顔の青筋サービス。恋人と似たようなことしてたのは棚に上げましたよこのエロ狐。 ) [Thu 6 Apr 2006 20:51:50]
◆ルガリア・ココ > 菫さんと二人で―――調教隠語プレイだなんてッ!! ( 「菫……ここは何て言うか、口に出して言ってご覧?」 「そ、そんな恥ずかしい」 「嘘吐き……じゃあ、触ってあげるから此処は何ていうのか」 そんな妄想が脳内を駆けた少年。 目頭を抑えながら咽び泣いちゃうぞ ) [Thu 6 Apr 2006 20:44:23]
◆ルガリア・ココ > 菫さんスイマセンでしたッ……全然お手伝い出来なくてッ! 自分の不甲斐なさが赦せなくて……でも本当に皆無事で良かった……。 ( 探索の間、夜中にトイレ行きたくなり転けて腕を折った馬鹿エルフ。 不甲斐ない以前の気もしたが。 拳を作り己の無力を嘆く……と、小声で何か告げられ尖った耳を傾けよう。 視線はデカデカと「おちんちんランド」とか書かれた黒板へ注がれて ) な、何やってるんですか艶子さんッ……。 そりゃあ艶子さんは長い病院生活で欲求不満が溜まって僕のアレを嫌らしく口に含んで、舌で舐め取るなんて事しちゃってましたけど……。 ( ※注:バナナの事だよ★彡 ) そんな――――。 [Thu 6 Apr 2006 20:44:12]
◆艶子 > ( 最初はバナナエルフ、次に金髪の女王様、今度は隠語仲間。やっぱり本人がアレだと関係もアレだなあとか病室の人達は思ったに違いありません、まる。 ) 有難う菫…… いや、FUCK YOU菫。 私、甘いもの大好物なんだ。 ( 今回の事件の真犯人が笑いを堪えてベッドの上で転がりまわっていた。 ) おお、ココも来てくれたのか。 クリトリス。 ( もうルビ振ったりローマ字で書くのメンドクサイ!とかどこからかのシャウト。 そんな言葉を放ちながらも腕に巻いた包帯が見えれば心配そうな顔になるだろう。でもクリトリス。 ) ………ああ、これ? いや、実は恥ずかしい話なんだが、今ヴェイトスの標準語を覚えている最中でさ…。 ( と、どこぞの未来の朱鷺の都の一国のリーダーが新しい年号の名前を発表するかの如くどん、とペニスとかかれた黒板を見せた。 ) [Thu 6 Apr 2006 20:35:55]
◆南条菫 > 訂正:防湿中から→病室中から [Thu 6 Apr 2006 20:27:40]
◆南条菫 > ( あぁ、防湿中から注がれる『あぁ、この人の友達なんだ』的な視線が痛い。もう心は泣きそうです。 ) え、えぇ。私も会いたかったですよ。 ( ついさっきまではね、という言葉はぐぐっと飲み込んだ。彼女のためにも、真実は伏せておこう。将来の王が、隠語で挨拶! とか。 ) はい、これ。アマウラまんじゅう――旅行のお土産です。 ( 箱に入ったつぶあんのおまんじゅうを、艶子に手渡す。そしてベッドに戻る彼女を目で追うと――ヤメテ! その黒板のそれを今すぐ消してっ! 思わず泣きながら訴えたくなった。 ) あ、ココさん。鍾乳洞ではお世話になりました。――あ、あの。実は艶子さんが……。 ( 現れた尖がり耳の友人に、小声でかくかくしかじか、ことのいきさつを伝える。そうして、顎で黒板の文字を示すのだった。 ) [Thu 6 Apr 2006 20:27:12]
◆ルガリア・ココ > で―――ドラゴンと対峙しながら言ってやったんです 「 仲間を傷付けさすワケにはいない僕が相手だ」って。 ( 腕に包帯を巻いた少年、入院患者に武勇伝を話しながら知り合いのいる病室へと。 大嘘ぶっこきながら「それじゃあまた」と患者と別れ病室へ。 中には見知った顔の姿も見えるだろう ) こんばんわー……、菫さんもお見舞いですか? ( 何やら取り込み中だろうか? キョトリとした顔で。 ) [Thu 6 Apr 2006 20:19:54]
◆艶子 > ( 何だか余所余所しいなと不思議に思いながらも病室に招こうッ。 将来王になったらライバルに向かって隠語を連発したとかいう伝説が残るのだろうか…。 ) やぁ、有難う!この前は一花とは病院で会ったんだけど、お前はもう退院した後だったからな。 会いたかったぞ。 ( ぺたぺたとまた己のベッドに戻れば、その傍らには大きく「PENIS」と書かれた黒板とチョークがあった。そして簡単な語学の入門書も。 ) アマウラはどうだった、楽しかったか? ( 何事も無かったかのように世間話にシフト。CLITORISで始める素敵な会話。 ) [Thu 6 Apr 2006 20:19:54]
お知らせ > ルガリア・ココさんが来ました。 『 廊下を歩く足音。 』 [Thu 6 Apr 2006 20:19:47]
◆南条菫 > ( 声をかけられても知らん振り。だってVAGINAとかCLITORISとか臆面もなく人前で連呼するような人をライバルに持った覚えはないもの! ) ――ヒィッ!? ( 病室を出ようとした刹那、無情にも肩に手が置かれた。助けてー! 一花〜、アレックスさ〜ん! 心の中で必死に叫んだね。 ) ――あー、うん、コンバンハ。 ( ぎ、ぎ、ぎ、と油の切れた歯車のようにいびつな動きで振り返る。笑顔も硬かった。豪天寺艶子、己が認めたライバルだが、今だけは赤の他人でいたかった。 ) ……オミマイニ、キマシタヨ。 [Thu 6 Apr 2006 20:14:49]
◆艶子 > 久しぶりだなあ、元気だったか? ……って。 ( 久しぶりの対面に話しに花を咲かせようと思ったら、相手はぐるっと背を向けて出て行こうと。あれあれ? ) おおーい、あってるぞー。豪天寺艶子の病室はここだぞーっ。 ( 暫く会わない内に忘れてしまったのか、それともその間に私が見違えるほど成長したのか! 傷は…うん、もう殆ど塞がってる。ベッドを降りてぺたぺたと近づいていきます、隠語使いが! そして手が届くのなら残酷にもその右肩に手を置こう!そして今一度―――。 ) CLITORIS! ( もの凄く明るい笑顔で言った。 ) [Thu 6 Apr 2006 20:06:53]
◆南条菫 > ( 最初は、聞き間違いかなーと思った。次に、自分の耳がおかしくなったのかな? と思った。そうして、三度目の思考で漸く現実を受け入れると、ただただ絶句。え、なにしてるのこのヒト!? みたいなサプライズ。 ) あ……あぁ……あ……っ!? ( 気づかれたー! ガビーンとかいう文字を背中に背負って、かけられる声と共に集まる視線。一番近くにいた患者が、お見舞いですか? と尋ねてくる。 ) い、いえ! 部屋を間違えたみたいです。 ( もう思い切り目を逸らしたね! そしてくるーり背を向けて逃げる準備。動きは遅いので捕獲するならいまがチャンス。 ) [Thu 6 Apr 2006 20:01:50]
◆艶子 > 『ちなみにPENISの意味はまあ…挨拶かな。ヴェイトスでも方言に近いからあんまり聞き覚えは無いかもしれないが。 PENISがおはようございます、VAGINAがこんにちは、CLITORISがこんばんはだ。』 ) ふーん… こっちには色んな挨拶の仕方があるんだな。 ……ん。 ( ふと視線に気付けば、病室の入り口に懐かしい顔が居た。菫、私のライバルにして友達だ。 ぱ、と片手を挙げて。 ) や、菫! CLITORIS! ( 挨拶は元気良く、って事で声のボリュームはそこそこ。病室の患者達の視線が突然の隠語と共に菫へと向けられるだろう…! ) [Thu 6 Apr 2006 19:57:37]
◆南条菫 > ( いや、一花から艶子さんが入院していると聞いてたから、旅行から帰ったらお土産を持って見舞いに行こうと思っていたのだ。で、驚かせてあげようとこそーっと来て見れば……。 ) え――と。 ( しばらく呆然と立ちすくむしかない。もう目が点になっているとかそういうレベルでした。 ) [Thu 6 Apr 2006 19:53:08]
お知らせ > 南条菫さんが来ました。 『(見舞いに来て見れば、久しく会うライバルの姿に絶句!)』 [Thu 6 Apr 2006 19:51:23]
◆艶子 > 『あとこいつも覚えておけ。”PENIS” ……こう書くんだ。』 ( 男は黒板を受け取るとデカデカとそう書き綴る。そして「読み上げてみな」と傭兵に返すのだ。 ) うん、判った。 PENIS。 ……で、良いのか? ( 男は腹を抱えながら暫し悶えるように笑いを噛み殺し、ややあって涙を拭きながらOKOKとサムズアップするのだ。 しかしその様子に艶子は首を傾げるばかり。何がそんなにおかしいのだろう。 ) 『アレックスちゃんが来たら是非今の単語を言ってやりな。勉強熱心でしかも上達が早いって誉めてくれるぜ。』 [Thu 6 Apr 2006 19:48:08]
◆艶子 > ( 『なぁに、そんな難しい言葉じゃない。でもお前の友達の…… なんだっけ、ほら。金髪で縦ロールのちょっと俺好みな』 ) ―― アレックス? ( 『そう、アレックスちゃん。 次にくる時までに幾つか単語を読み書き出来るようになっておけばきっとびっくりするぜ。』 ) ……… ふむ、それはまあ確かに一理ある。 ……で、どんな単語なんだ。 ( 『いいかい、本見ながらでも良いからちゃんと書くんだぜ。 ”F” ”U” ”C” ”K”、ファックだ。』 ) ……ファック。 意味は? ( 『え、意味?…… ありがとう、とか。そんなの。ファックユーで相手に感謝の気持ちを示す言葉になるんだ。』 ふぅん、と傭兵は頷く。 ) [Thu 6 Apr 2006 19:35:40]
◆艶子 > ( いつものように黒板に狂ったようにアルファベットを書き綴っていたら、隣の男が突然声を掛けてきた。私はぎろりとそいつを睨む。 ……実は私はこの男が嫌いだ。何でかというと、その、なんだ。はっきり言えば夜の一人遊びを目撃されたからなのだけど。 ) …… 簡単な単語? ( それでも一日も早い進歩を急ぐ私は男に返事をする。 ) 『いつまでもアルファベットばっかりやってても進歩は無いぜ。単語と一緒に覚えた方が効率的だと思わないか?』 ( そりゃまあ、確かに。 ) [Thu 6 Apr 2006 19:30:34]
お知らせ > 艶子さんが来ました。 『『なあ、簡単な単語なら俺が教えてやるよ。』』 [Thu 6 Apr 2006 19:26:30]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 [Wed 5 Apr 2006 21:42:27]
◆フェンサー > ( それがすでに禅問答の域に半ば片足を突っ込んでいることに、フェンサーは気づかぬままにそのまま朝まで考えたそうな。 ) [Wed 5 Apr 2006 21:42:25]
◆フェンサー > ( 言葉の定義がわからない。 言葉の意味がわからない。 それどころか、求めるものの感覚さえ、言葉の海に埋もれていく。 探し出せ捜し出せ、海の底か山の頂か、地の下か天の果てか。 答えはもう出ている。 必要なのはそれを翻訳する詩的に素敵な辞書が一冊。 後もう少し、後もう少し。 ) [Wed 5 Apr 2006 21:38:32]
◆フェンサー > ( 打ち勝つのでもなく、むしろしなやかに受け止めていく、ということだろうか。 日々を新鮮に受け止め、それらの重みで折れてしまわないような心、だろうか。 そもそも精神とは何だろう。 心のことか思考のことか両者の違いはなんだ。 それは胸にあるのか頭にあるのか。 求めるのは心臓かそれとも脳みそか。 ) [Wed 5 Apr 2006 21:32:21]
◆フェンサー > ………………恐怖に、打ち勝つこと……? ( などと、よく言う。 しかし、打ち勝つとはどういうことか。 死への恐怖を持たなければ、生きる力は希薄になるのではないか。 恐怖と感じる物事を解き明かし、恐ろしいことなどではないと暴き立てることか。 いや、それは違うだろう。 むしろ、そうして恐怖を解き明かしていく姿勢、が答えに一歩近づくもののように思える。 ) [Wed 5 Apr 2006 21:28:07]
◆フェンサー > ( しかし、実際精神修養というものはどのようなものなのだろうか。 東洋人の言うゼンだとかは、フェンサーにはいまいちわからない。 そもそも心の強さとはどういうことなのか。 何事にも動じない心を言うのか。 しかし動じないということはどういうことだ。 無感動と同じでないことは確かだ。 しかしそれは慣れとよく似ているのではないか。 人間は成長するに従い、老いていくに従い、そうして無感動になっていくのが、落ち着いてくるということなのではないだろうか。 ) [Wed 5 Apr 2006 21:23:50]
◆フェンサー > ( 強くなりたい。 そう思う気持ちは日に日に強くなり、しかしその努力をどのように行えばよいのか、フェンサーは見当もつかない。 毎日のようにアイソメトリック法で筋肉を障りない程度には鍛えているが、それは果たして強くなる道なのか。 いま大事なのは、精神修養という、未知の部門ではないのか、フェンサーはそう考えた。 ) [Wed 5 Apr 2006 21:18:02]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Wed 5 Apr 2006 21:15:48]
お知らせ > 艶子さんが帰りました。 『満ち足りた顔で寝息を立て始めた。』 [Wed 5 Apr 2006 02:01:40]
◆艶子 > ( やがて健康的な身体は相応の疲労と睡眠を訴え、まどろんでいく。意識が途切れそうになるそのギリギリまで文字が曲がり、うねり、くるくる回る。 多分もう諦めて早く寝て、早く起きた方が勉強の時間も長くなる。そっちの方が得だ。 だから訪れる睡魔には逆らわなかったが、やっぱり僅かな意地が自力で思い出そうとするのだ。…それにしてもこの豪天寺艶子が勉強という言葉を使うとは世も末よ――。 ) ……あ。 ( その時僅かに声を漏らした。 ) Fの次は……… G 、だ。 ( そして満足そうにうっすら微笑むと、かくんと首が折れて―― ) [Wed 5 Apr 2006 02:01:05]
◆艶子 > ( 一度は見ている。だから絶対に記憶のどこかに有る。 私は初めて聞いたアレックスの名前を(名字はともかく)覚えられたし、アルファベットに関しては何度もやっているんだ。だから絶対に思い出せる。 けれど頭に浮かんだ白い紐はぐにゃぐにゃと曲がり中々その形を成さず文字として完成しない。 ああ、苛立つ――。 ごろんと寝返りを打った。退院すればこんな時間の制限も気にすることもなくなるのに。 ) [Wed 5 Apr 2006 01:56:00]
◆艶子 > ( AtoZとは言ったが、それの途中が実は曖昧だ。 Fぐらいまでは思い出せるのだがそれ以降となるとちょっと自信が無くなってくる。そして最後のZとその前のYだけは覚えているのだ。 すぐにでも本を広げてその不確かな記憶を確かなものに変えたいのに今は灯りをつける事すら叶わない。 だからこうしてむず痒いすっきりしない気持ちで只管に記憶を探るのだ。 ) [Wed 5 Apr 2006 01:50:42]
◆艶子 > ( うるさい。 ) ( その一言で私の勉強の時間は大分削られてしまった。まあ確かに寝ている側で延々とチョークが黒板を叩く音を聞かされるのは堪えるかもしれない。が、これで学習の内容が遅れて将来私が王になった時に何か重大なミスを犯すかもしれないのだ。ここの奴らは未来への投資という言葉を知らんのだ。 そんな訳でこうして横になり、少しだけ痛む右手首を解しながらAtoZを思い浮かべるのだ。 ) [Wed 5 Apr 2006 01:46:57]
お知らせ > 艶子さんが来ました。 『( 頭の中を過ぎっていくAtoZ )』 [Wed 5 Apr 2006 01:43:45]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 [Tue 4 Apr 2006 12:51:10]
◆フェンサー > ( そのまま、フェンサーの意識はまた夢の中へ落ちていくのであった。 ) [Tue 4 Apr 2006 12:51:08]
◆フェンサー > ( 寝る前になにをしていたのか、いまいち思い出せない。 薬は飲んだだろうか。 思考をめぐらすも意識は一向に覚醒しない。 むしろまた、どんどんと睡魔に襲われて倒れそうになっている。 もう、目をあけているのか閉じているのかさえわからない。 ) [Tue 4 Apr 2006 12:41:26]
◆フェンサー > ( いやいやいや、文字通りその通りなのだろう。 窓の外を見れば昼時。 寝たのは確か夕方。 寝すぎた。 ―――いや、もしかすると予想以上に寝ているのかもしれない。 空白の数日間みたいに。 ) [Tue 4 Apr 2006 12:31:09]
◆フェンサー > ( 眠気にまた沈み込もうとする意識を何とか抑えながら、フェンサーはうぐうぐと唸った。 眠い。 なぜだかよくわからないがひたすら眠い。 寝すぎて体が疲れてしまったような感じに。 ) [Tue 4 Apr 2006 12:21:34]
◆フェンサー > ( なんだか長いこと寝ていた気がする。 ) [Tue 4 Apr 2006 12:19:44]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Tue 4 Apr 2006 12:19:22]
お知らせ > 艶子さんが退室されました。 『「ツヤコさん、もう遅いからそれくらいにしておきなさい。」と看護士に言われるまで続く。』 [Mon 3 Apr 2006 00:32:45]
◆艶子 > ( 早く次のステップに進みたいと思う。急ぐ気持ちがまたチョークを走らせ始めるだろう。文字を覚えたら次は言葉だろうか。 その黒板を叩く音はいつまでも途切れる事無く、簡単な文字を書き続ける。 「良くやるよ」そんな表情で同じ病室の人達は思うのだろう。しかし邪魔をするつもりも無いらしく、面白いものを見るような眼でその熱心に文字を書き続ける少女を見るのだ。 ) [Mon 3 Apr 2006 00:31:59]
◆艶子 > ( 指で瞼を圧迫して目を解しながら、黒板の上に積もったチョークの粉をベッド脇のゴミ箱に捨てた。 ……小休止を終えると、すっかり短くなったチョークで本を見ながら一文字ずつ、間違えないように書きはじめる。 それはA、それはl、それはe、それはs、それはs、それはa、それはn、それはd、それはr、最後にa。私の親友の名前。Alessandra、アレッサンドラ。 ) ………。 ( 少しだけ微笑む。 ) [Mon 3 Apr 2006 00:27:58]
◆艶子 > ( まるでそれだけを仕込まれた奴隷のようでもある。下手糞で大きな文字はすぐに黒板を埋め尽くし、それをさっとふき取ると左上からまた始めるのだ。 チョークはあっという間に磨耗していき、手は粉で白かった。 ああ、勿論言いつけどおりては洗っているが…。 そして最後のZを書き終えると、からんとチョークを黒板の上に落とし少女はぐぐ、と背筋を伸ばし痛む右手を解した。 ) ……… うわ、私目が疲れてる。腰もだ。 …… ちょっと新鮮な体験かも。 ( 声に嬉しそうな響きが混じる。 ) [Mon 3 Apr 2006 00:23:38]
◆艶子 > えい a A、びー b B、しー c C ( 繰り返し繰り返し、本を見ながら黒板に文字を書きそれを読み上げていく。 これで何往復目だろう、少なくとも同じ病室の人達は朝から晩まで、食事と健診と休憩の時以外その音をずっと聞いていた。 ) おー o O、ぴー p P、きゅー q Q…… ( まだ全てを覚えるには至らない。しかし、異常ともいえる執着でずっとそれを繰り返していた。一言も喋らず、何も考えず。 黒板を叩くチョークの音が響く。 ) [Mon 3 Apr 2006 00:18:51]
お知らせ > 艶子さんが来ました。 『カツ カツ 』 [Mon 3 Apr 2006 00:12:58]
お知らせ > 艶子さんが退室されました。 『明日からは黒板をカツカツと叩く音が病室に響くだろう。』 [Sun 2 Apr 2006 04:34:32]
お知らせ > アレックスさんが退室されました。 『一度だけ振り返って扉を閉め、静かな足音は遠ざかる。』 [Sun 2 Apr 2006 04:33:14]
◆艶子 > ( そして読めて、書けるだけではまだ足りない。”理解する”という重要な部分をクリアしない限り本を読んだ事にはならないのだ。こればっかりは沢山文字に眼を通すしかないだろう。 人によっては幸運じゃないかと言われそうな本のセレクト、暫く曲解した聖書の内容をアレックスは聞かされる事になるに違いない。 何時の間にかすっかり元気になった事に気付かない。 ) ううん、こうしてる時間はとても楽しいから。 退院したらまた夜警を手伝うからな。 ( …自慰も控えます。 もし聖剣戦争の中で親友の身に何かあったら、そしてそれを後で気付いた時にはきっとアレックスを恨むだろう。話さなかった理由を知れば、勿論自分自身をも。 けれどもそれとは関係無しに、親友の無事はいつだって祈っている。 ) おやすみなさい、アレックス。 ( 願わくばこれが最後の挨拶にならない事を。 ) [Sun 2 Apr 2006 04:28:23]
◆アレックス > ( だがしかし、今度は本の高さに唸る事になるのだろう。一文字ずつ手書きでは仕方の無い事―― 文字が読めるようになった少女は貸し本屋の常連になるのだろうか。 まず読まされるのが聖書という不運は泣いて諦めるが良い! 入ってきた時とは打って変わって元気になった艶子に機嫌を良くしたように、声をあげる彼女に微笑んで。 ) そう言って下さると救われます。 ( 胸に手をあてて、ほう、と息をつき。 好きかと応えられたら応えはYES。 多少アレな部分はあるけど、何事もやらないよりはやったほうが良いと思うよ・・・! ) さて、荷物を届けるだけのつもりが話し込んでしまいましたわ。お暇致します―― 早く良くなると良いですわね。くれぐれもご自愛くださいませ。( 自慰に非ず、と付け加えておく。 さて、聖剣戦争の中で果てる事もあるかも知れないと思うと彼女の顔を眺めるのも名残惜しいが、席を立ち 一礼してこの場を辞そう。 ) おやすみなさいませ [Sun 2 Apr 2006 04:19:55]
◆艶子 > ( これを覚えれば仕事の選択の幅が増えるだけではない。本を読むことが出来る。 今まで手を出せなかったが、本屋の前を通るたびにいつも胸を高鳴らせていたのだ。 「ここは知識と経験の宝庫だ」と。 ) アレックスにそう言って貰えると自信が沸いて来るよ。 よぅし、頑張るぞーッ。 ( アレックスの思っている通り、命懸け。きっとあらゆる回り道を制覇しながら進んでいける筈だ。 勿論、本人は近道してるつもりなのだが! ) いや、謝らないでくれ。私もその… ( 思うところがあって反抗すら出来ないのだし ) げふんっ。 判ってる、私たちは友達だもの。 嫌われてるなんてこれっぽっちも考えてないぞ。 ( ぶっちゃけ私の事好きだろう!とか言ってやれるぐらいだ! とりあえずはアルファベットの学習と同時に、彼女との握手が目標になった。…どうなんだろう、この二つ目の目標! ) [Sun 2 Apr 2006 04:06:22]
◆アレックス > そうですわね、始めるのが遅い分、時間が掛かるのは仕方がありませんわ。けれど艶子さんはやればできると信じております ( 思い込んだら命懸け、って気質だもの。 間違いも多いだろうが、不器用なりにモノにしてゆくだろう、と そんな確信。欲目かもしれないが、少し位は大目に見たい。 ) うん、良いお返事ですわ。 ( 事実はどうだか知らないが、とりあえず言っちゃう そして馬鹿みたいな馬力でとりあえず突き進む。 間違ってても気にしない。 間違ってたらまた凄い勢いで走って戻る。 それでこそ豪天寺艶子、と 握りこぶしを作る様子に両手を合わせ喜んで。 ) も、申し訳ありません… その、お断りしてしまって 艶子さんが嫌という訳ではなく、その――… つい。( 潔癖な性は恥ずかしく、罪深く 故に負い目がある。 恥ずかしそうに俯いてごにょごにょと漏らし。 ) その、きちんと清潔にしていただけるのなら 勿論。( 再度隠された手をちらりと伺い見る。 ) [Sun 2 Apr 2006 03:52:09]
◆艶子 > ん、それを聞いて安心した。時間は掛かると思うけど絶対にマスターしてみせる。 ( 最終的には詩集の一冊でも彼女の目の前で朗読できるぐらいにはなりたい。 ) や、その―――… ( こういう所は本当に敵わない。どうしてこんなにぴしゃりと叩いて姿勢を正させるのが上手いんだろう。でもこうやって助けられてきた私は、アレックスのこういう所がとても好きだった。 思わず背筋が伸びて。 ) ア、アレックスの友人はヴェイトス島一の最高の戦士だ! とっても強い、とっても名高い! ( 握りこぶしを作り、言い切ろう。 ) ……判った。ちゃんと言うとおりにするよ。 …そしたら握手してくれるか? ( 本当に、これじゃ年上の姉とか先輩とかではなくて母親だ。もしかしてそれを躾ける母が居なかったのが原因なのだろうかと傭兵は思った。 ) [Sun 2 Apr 2006 03:40:11]
◆アレックス > それは勿論、やるからにはきちんとやらせて頂きますわ ( ぎこちなさを振り切って、咳払いをヒトツ。 そんな風に言えば 少し卑屈な言葉。 彼女には似合わないと思う。 ) いいえ、艶子さんは優秀な戦士ですわ?こうして生き残っている事がその証拠ではありませんか 自信を持ってくださいませ。それとも 私は誇れないような友人にこうして会いに来ているのでしょうか?だとしたら、とても残念な事ですわ。 ( 豪天寺艶子とあろうものが少々卑屈なのが気に入らない、とばかりに少し唇を突き出し、腰に手を当てて怒るようなポーズ。 めー。 ) ( そして、穴があったら入りたいとばかりにもぞもぞと毛布の中に隠れる手に溜息が漏れる。 はーやれやれ。 自分は彼女の母親ではないはずなのだが、これも乗りかかった船。 ) 毎食前後に手を洗う事、お手洗いに行った時や、外出から帰った後にも、ですわ。 あと、食後には歯も磨いてくださいましね。( ぴしぴしと教鞭のよに指を突きつけた!それがせめての最低限。 まあ、そうであっても手袋無しには何にも触れないのだが。 ) [Sun 2 Apr 2006 03:29:51]
◆艶子 > ん、そうか――…。 退院してからも手の空いた時で良いから見てくれると嬉しい。その用事がなんだか判らないけど気をつけてな、なんて―― 私に言われちゃお終いだよな。 ( 聖剣戦争の話題を避けたのは正解だっただろう。話せばきっと、その日の晩にでも病院を抜け出してしまうに違いないのだから。 …あとでちょっとだけむすーっとしてるかもしれないが。 ) ………………… 。( 懲りるだなんて、私にとっては一番遠い世界の言葉!お断りのジェスチャァ酷くショックを受けたらしい。それが弁解しようの無い事なら尚更だ。もぞもぞと手を毛布の中に隠すように潜り込ませると小さくなった。 …きっとこれからはまめに手を洗うようになるだろう。…その件に関しては懲りたらしい、すごく。 ) [Sun 2 Apr 2006 03:17:42]
◆アレックス > 頼もしいお言葉ですわ。暫くの間 用事ができまして、何時来れるとはお約束できないのですけれど、成長を楽しみにしております。 ( 療養中の彼女を興奮させてもよくないだろうから、聖剣戦争の事は伏せる。また、命の危険もあるのだから心配させるのも心苦しい事。 )( さて、お返事は… ) ――……・・・ ・ ・ ・ ( さすがに飛び離れたりはしなかったが、一瞬目がものすごく汚い物を見るような壮絶な目になったのは見逃すと良い。 深呼吸の後、やんわりとお断りするように掌で制し。 っていうか懲りずにまたやったんですかあなた! ) [Sun 2 Apr 2006 03:07:36]
◆艶子 > うん。うん。 大事に扱うよ。 ( 成るべく…。実は結構器用だけど性格的にアレなので、多分折ってしまいそう。でも貧乏性でもあるので粉になるまで使うだろう。 ) ………い、家でも洗ってるよ……。 ( そして眼が泳ぐのだ。腹を壊しながら生水を飲み、やがてそれに順応すらしてしまった私の身体。胃腸が強いと言えば聞こえは良いが、無茶も沢山してきました。おまけに野宿時代も長い! …そんな訳で余り手を洗う習慣が無いのでした。 ) ふふん、すぐに次のステップに進めるさ。私のがくしゅーのうりょくに驚くといい! ( そして次のステップで躓く! 握手が避けられた事と、つかぬ事を聞かれた傭兵はとてもショックを受けたようだ。されども答えられない、だって洗ってないもの。というかこの手で自慰までしてしまってる。 ) ……ちゃんと洗います……。 ( しょんぼりと手を引っ込めた。 ) [Sun 2 Apr 2006 02:58:56]
◆アレックス > ( しまいにゃ鞭が唸るね! ) ええ、無くなったら次に来た時にでも教えてくださいませ。 余り丈夫なものではありませんので、握る時にあまり力を入れすぎぬように気をつけてくださいませ。 ( チョークをバキバキへし折る未来が見えたそうだよ。 ) 病院では? ( おめめがきらり。 先生はそんな怠慢許しません!子供のようにはしゃぐ様子を見れば、目元も緩むのだが余りの無邪気さに少々呆れる部分もあり 困ったように笑い。 ) アルファベットが自由に書けるようになったら、次の課題を出しますわ。頑張ってくださいませ ( 次の課題がいきなり聖書の写本というスパルタ加減なのだが、知らぬが花。 とりあえず意味がわからなくても良し。 )( 手を握ろうとするなら、やや血相を変えてちょっと身を引いた。 )――… つかぬ事をお聞きしますけれど 食事の後に手を洗いまして? ( 一時気になったらもう耐えられない・・・!そんな潔癖症だった。 ) [Sun 2 Apr 2006 02:50:54]
◆艶子 > ( あんまり遣りすぎるとBGMが変わります。最後には胸の傷口から血を噴出しながら悪あがきする感じで。 ) 取り扱いには注意ってことだな…。 も、勿論手は洗うさ!病院じゃ毎日ご飯の前に手を洗ってるんだ! ( 病院じゃ。 風呂は好きだがうがい手洗いは怠るらしい。 …これからはちゃんとやろう…。 ) え… えい、える、いー、えす… えす、えー えぅ… えぬ。 でい、あーる、えい。 アレッサンドラ。 …アレッサンドラ! ( 受け取ればまるで宝物のように。 退屈な入院の日々に持って来いじゃないか。 ) 判った。大文字と小文字を毎日、時間を置いて三回ずつだなっ。 ( 任せろと言わんばかりに元気の良い声で答えよう。 教えてくれと頼み込んだだけあって、熱心さだけはあるようだ。 ) 有難う、アレックス。 本当に感謝だ。 ( 受け取った道具を一度膝上に置くと、両手で彼女の手を握ろうと。 ) [Sun 2 Apr 2006 02:33:00]
◆アレックス > 良いお返事ですわ?( 噛み噛みな艶子ににっこりと微笑もう。細まっても微妙に笑っていない目と微妙な語尾の上がり具合に精神的な揺さぶりを見よ。 いわゆる、「待った!」だ。 突きつけるにはまだ早い。 ) ええ、くれぐれも食べたりしないように、使用した後は必ずきちんと手を洗う事。 ( 毒物を前にぷるぷる震える少女に言い放つ。だってこの子ったらあんまり清潔じゃなさそうなんだもの 手洗い、うがいはワスレルナ! ) エイ、エル、イー、エス、エス、エー、エヌ、ディー、アール、エイ。 アレッサンドラ 私の名前ですわ。( 目を輝かせる少女に頷いて、手本を示すよに布で文字をふき取って。 ) このように紙と違い、形には残りませんがチョークさえあれば何度でも使えますわ。 まずはアルファベットを覚える事からですので、これをお使いくださいませ。( と、両方を彼女に手渡して 本を開けば文字も大きく、ほんの初歩的な内容の教本。 ) 私の名前を間違えずに書くことが出来たら、次のステップに進みます。 まずは本の見本に従って、それぞれ26文字の大文字、小文字のアルファベットを毎日時間を置いて3回、最後まで書くこと。 勿論、たくさんやっても構いませんけれど、必ず毎日やること。( ぴ、と立てた手袋に包まれた一本指を彼女の鼻先に突きつけ。 ) [Sun 2 Apr 2006 02:21:51]
◆艶子 > わわ、判ってるよ! ( こっそり病室を抜け出したことは絶対に悟られてはならない。そう想う気持ちがまた言葉を噛ませる。 …怪我を早く治そう。 ) しッ、死ぬのかッ! …… おっかねェ…。 ( 白い固形物をぷるぷる震えながら眺めた。 そしてチョークが彼女の手に渡り、黒い板に刻まれる文字。 ) …… ア ……。 ( …最初の一文字だけ読めたらしい。これが筆記具で黒板が文字を書く場所、そして手渡されたのが本ならば、何をさせようとしているのか漸く理解した。 ) これで私は読み書きの練習をするんだなっ。 ( 思わず子供のように目を輝かせて、その黒板と刻まれた文字を見つめるだろう。 ) [Sun 2 Apr 2006 02:04:01]
◆アレックス > 艶子さんがそう望むのであれば、応えない訳がありませんわ。けれど―― 怪我を直してからに致しましょう。( まっすぐ向けられる信頼と、利害関係を理解している少女の好意に頷き そして「そこまで」、または「注目」と示すように立てる一本指。 だって、匂いなんか嗅いじゃって、食べちゃいそうなんだもの。 ) それはチョークと言って、筆記具ですわ。 身体に毒で、食べると死にます。 ( 別に死にゃしないが、死ぬとか言っておこう。 言っても食べそうだし。 ちょい、と摘んで彼女の手からチョークを取って 黒板の上に滑らせ、のびやかな筆記体でAlessandra と描く。 文字の読めない彼女には蔦模様にしか見えまいが ) [Sun 2 Apr 2006 01:56:51]
◆艶子 > ( 下手糞な曖昧な笑み。それに気付いてこれ以上聞いてこないのは、きっと優しさなんだろう。 いつか話そう、いつか。 ) それじゃあもっともっと私を助けてくれ。その分だけ、いやそれ以上に私はお前を助けよう。 ( 単純なもので、陰りのある笑みはすぐに消えた。悩みたくない事は嬉しいことさえあればすぐにでも頭の片隅に追いやる事が出来る。 差し出された本と板、そして見慣れぬ細く短くて白いものが入った箱に思わずきょとんと首をかしげた。故郷では見た事は無いものだ。 チョークを手にとって匂いを嗅ぐ。…美味しそうだなあ、なんて想ったり。 ) …… これは? ( 思わずそのまま食べてしまいそうな感じをアレックスに与えるだろうか。 ) [Sun 2 Apr 2006 01:43:20]
◆アレックス > ( 声が返れば椅子を引いて姿勢よく腰をおろし さらに顔を曇らせる少女の顔を見る。 今にして思えば荒削りで豪快な少女は丁度思春期の真っ只中。人に言えない悩みの一つや二つはあるのだろう 興味はそそられるけれど、それを知りたがるのは傲慢と片付ける。 話せることであれば、時がくれば話すだろう。 ) どう致しまして、こちらも助けられているのですから お互い様ですわ。 ( 彼女には似合わないけれど、イエロティアらしい曖昧な微笑で言葉を濁す少女へ 訪れた目的を切り出そう。 ) まず、これを。 ( ベルトで十字に縛られた物を、彼女に差し出そう。 縛られているのは本と、黒板と、チョークの入った箱。 ) 差し上げますわ。 [Sun 2 Apr 2006 01:34:25]
◆艶子 > しょ、精進します……。 ( きっとエレガントに振舞えるようになるには数年ぐらい修行が必要だろう。元々の性格からしてエレガントでは無いのだからっ。 側にあった椅子に”どうぞ”と勧めて。 無理して隠そうとしても友人には、いやきっと友人でなくとも判ってしまうものだ。問いかける言葉に表情が更に曇る。この上で「何でもない」なんて言ったらジョークにしかならない。 かといって「奴隷で試し斬りしようと想っているんだ」なんてもっと言えない。人として壊れている思考をどうして親友に話せようか。 ) お金は… 大丈夫だ、今のところ。 有難うアレックス、助かるよ。 ( 全部覆い隠すように微笑んだ。 ) [Sun 2 Apr 2006 01:24:38]
◆アレックス > 少々、エレガントさが足りませんわね。( いかにも不慣れな口調に口元を手で隠して少しだけ噴出しながら、座っても良いか、問い。 口篭る様子は、やはり違和感を感じる。 ) … ふむ?なら、良いのですが。 ( 自分の知る豪天寺艶子は思いついたことは口に出さずには居られない、もっと自己主張の激しい娘の筈。 何でもない、なんて 何かあるんじゃないか、と勘繰ってしまうが――… ) 私がお力になれる事ならば、いつでも相談してくださいましね?その――… お金の事とかでも、構いませんから。 ( 我ながら発想の貧困さに溜息も出るが、彼女の苦悩など知る由も無い。 ) [Sun 2 Apr 2006 01:15:08]
◆艶子 > だから。 ( だから。 ) 慣れておかなくちゃいけない。 ( それは稼ぎの為に人を斬り殺してしまった時の事だけに必要なものではない。前から考えていたことだが、夜警の時に私が剣を振り下ろすのを躊躇ったせいで私の命が―― 何より共に夜警をするアレックスの命が危うくなる事だってあるのだ。私は彼女から信頼を受け、任せられたのだからきちんと斬れるようにしておかねばならない。 ……つまり、必要なのは”試し切り”。ヴェイトスにはそれが出来るうってつけの制度がある。人ではなく、モノとして扱われる彼らが。 ) ……… っ。 ( 不意のノックの音にびくりと身体が跳ねた。まるで私自身の中にある、人間として危うい考えに対する警笛のように聞こえたから。それが親友のものともなれば、慌てふためき様は余計に大きくなる。 ) あ、あ、アレックス。 ごご、ごきげんよー。 ( 多分、初めて口にする挨拶の仕方だ。 ) いやその、別に…… 何でもない。 [Sun 2 Apr 2006 01:06:10]
◆アレックス > ( 病室のドアを叩くノックが2回 大部屋故に返事は待たぬ。 可能な限り音を控えるように、ドアをあけるのは高価そうな服を着た金髪の娘。 手には十字に縛られた本らしきもの。 ) 失礼致します、豪天寺艶子さんは居られますでしょうか―― あ… ごきげんよう。 ( 問う間にも部屋の中を見回す視線に、横たわる少女の姿が目に入るのだろう。 珍しく、考え込むような様子に感じた違和感を口に出したら怒られるだろうか。 少し、首を傾げ。 ) お腹でも痛いのですか? ( また静かに扉を閉め、歩み寄ろう。 ) [Sun 2 Apr 2006 01:03:45]
お知らせ > アレックスさんが入室されました。 『 ノック 』 [Sun 2 Apr 2006 00:57:46]
◆艶子 > ( 人の命は尊いものだとかそんな事を言っている訳じゃない。 夜警の時の私は人を斬り殺しても許される。蔦の悪魔との戦いでも、もし立ちふさがったのが人間でも殺しても良い。私は自分を納得させる事が出来る。 しかし、金の為の戦争で人を殺したらきっと私はその慣れぬ感覚にショックを受けるに違いない。ある程度慣れがあるならまだしも、それが最初だなんて私は嫌だ。 私はまるで初めて肌を重ねる時の事を美化し、夢見る処女のように初めて人を斬る瞬間の事を想っていた。 それこそ”素敵なセックスにしたい”と同じ位に”素敵な殺しにしたい”と願っている。 ) [Sun 2 Apr 2006 00:54:52]
◆艶子 > ( 傭兵としての私は本当に仕方なく人を斬り殺す事になる。私の尊厳の為に、私が自分の足で歩くために、剣を持つ。 蔓の悪魔との戦いは良かった、あれは純粋に街の役に立てたのだから。夜警も良い。援助という形でアレックスに助けて貰ったりはしているが、給与は受け取っていないし純粋に自分がそうしたいから名乗り出たのだ。それにあれも街の為を思っての事だ。 勿論両者には自分の名前を上げたいという願いが強くある事も確かであるが――。 ) 戦争に駆り出されたりしたら、私はその時人を斬って納得する事が出来るだろうか。 [Sun 2 Apr 2006 00:51:01]
◆艶子 > ( …つまり。 ) [Sun 2 Apr 2006 00:45:41]
◆艶子 > ( 自室のベッドに横たわりながら一花に言った言葉を繰り返す。そう、私は傭兵だ。 ……しかし、私は”仕方なく”傭兵だ。 学も無い、才能も無い、技術も無い私が、身体を売る以外に食っていく手段はと考えた時、命を代わりに売るしかその道は残っていなかった。 身体はもう売りたくない。それで食べている人を馬鹿にするわけじゃないが、もう嫌なんだ。 あの臭い匂い、痛み、自分の尊厳が削られていく感覚。 ) [Sun 2 Apr 2006 00:44:46]
お知らせ > 艶子さんが来ました。 『私は傭兵だ。』 [Sun 2 Apr 2006 00:41:03]
お知らせ > 園内一花さんが帰りました。 『( ずっと入院していれば良いんだ、なんて思うのは… 冗談? )』 [Fri 31 Mar 2006 04:02:41]
◆園内一花 > ―――。 ………おやすみなさい。 ( …そうだった。 …豪天寺さんは、『傭兵』だ… ) ………。 ( ちょっと曖昧になってしまう笑顔で、閉ざされる扉の前に佇んだ… ) ………。 ( 自分は家柄がそうであっただけとは言え、その中で生きて来た筈なのに… 人と人とで命の遣り取りをする覚悟を持つ者の意識は… どこか遠く、悲しい… ) ………。 ( それが避けられない事とも、分かるけど。 …遣る瀬無くて… 深い溜息をついた ) [Fri 31 Mar 2006 03:59:39]
お知らせ > 艶子さんが帰りました。 『傷ついたのが一花であっても、私は多分剣を振るう。』 [Fri 31 Mar 2006 03:49:22]
◆艶子 > …私は恨んでもいない、ただその場の成り行きで人を傷つけたり殺めたりするだろう。傭兵だからそれは避けられない。 ( 何より王の道を行くにはきっとその死体は山のように積み上げられるのだろう。若しくはその死体の一つになるか。部屋に入る直前、閉じられようとする扉を止めてふと言葉を話した。 ) そしてその人はきっと誰かの大切な人なんだ。だから私は殴られなければならない。殺意を向けられたのならそれに応えなくちゃならないんだ。さっきも言った通り、それは正当な行為だから。 稽古や試合だからと言って、私の考えは変わらないのかもしれない。 ( だから『殴れ』と言ったのだろう。 ) ああ、出来てるのは命を掛ける覚悟だ。そう簡単に死んでやるものか。 …おやすみ、一花。お前も気をつけてアマウラに行くんだぞ。 ( 笑ってそう告げると、扉はぱたんと閉じられた。 ) [Fri 31 Mar 2006 03:47:18]
◆園内一花 > …だって… その拳を振り下ろす先に居るのは、自分の大切な人にとって、大切な人なんですよ…? ( ふと、どこかで… すっきりと頷けないような空気を感じて… 苦笑を零して、少しだけ付け足す。 …怪我をするのだって、納得して覚悟の上だった… 振り上げるのが拳であれ武器であれ… それを振り下ろしてどうなると ) ―――〜ううん… 分かりませんけど… 精一杯やっているのが分かるからこその、呆れ…とか? …そういう呆れなら、見限るのとは違うと思いますよ…? ( 『精一杯やっている』のが伝わらないと… それは、仕方の無い事だけど。 ……豪天寺さんの憧れる強さには…… 自分にはもしかしたら足りないのかもしれないと、眩しそうに眼を細め… けれど同時に、複雑そうに視線を逸らす ) ……素敵な強さだと、思います。 だけど…… 命を張った上で… 生きる事を、絶対に投げ出さないで下さい…。 ( 『私に言える事じゃない』 …話しながら、強く、拳を握る事になるが… ) ……自分の為に命を張られて… 結果、その人が死んでしまったら… 誰だって、やり切れませんから。 ……『命を張る』のは良いのですけど、『死ぬ』なんて覚悟は、簡単に決めて欲しくない…… だから、『気をつけて』って言われてしまうのではありません? ( …言葉での理解に大した意味は無いし… 時として、それは隠された意味を見失わせてしまうものだから… もしかしたら彼女は、そんな事にはとうに『気をつけて』いるのかもしれないけれど ) 〜ええ、楽しみにしています。 …そういえば有名なお店ですけど… ちゃんと食べたことありませんでした… ( 甘い物好きは婦女子の嗜み? ちょっと恥ずかしそうに、笑って ) ―――〜あ、それかもしれません! ( 何か同意した ) …うん… うん。 言われてみれば… こう、二人で居るのがあまりにも自然過ぎると言うか… ある日ふと気が付いて、ちょっと切ない物語が始まったりするのかもしれない…っ ( 入院着の胸元を握って… もう片方の手でぐっと拳を。 …お年頃二人、勝手な妄想に花を咲かせる… ) ―――〜ぁ、いいえ。 …アマウラから戻ったら、また、お見舞いに来ます。 …お大事にしてくださいね…? おやすみなさい…。 ( 笑顔を少し心配そうに見つめ返して… ややあって、微笑む ) [Fri 31 Mar 2006 03:31:53]
◆艶子 > ……うん。 ( 頷くしかない。どれだけこの人が心配していたかなんて、結局私には全てを理解する事は出来ないのだから。 それでもやっぱり私は拳を振り下ろすのかもしれない。怪我の程度にもよるだろうけど恨みに任せて振り下ろすのは剣かもしれない。各々が武器を手に取って成したいことを成せば良いと考える私はやっぱり異端なのだろうか。 ) …もう呆れが入ってるかもしれない…。わ、私これでも精一杯やってるつもりなんだけど、何でだろう。 ( 親しい人達に呆れられて見放されたら、私はきっと生きていけない気がする。結局のところ王様も皆に支えられて存在が許されるに過ぎないのだ。まだ王様じゃないけど。 ) 私が好きな『強さ』は、いざって時に命を張れる覚悟だ。それが誰かの為になら尚良い。 そしてそれに立ち向かえる者は幸せだと思う。…こんな事考えてるから『気をつけろ』って言われるんだな。きっと…。 ――そう、くれめんてさんだ。 ( 名字を良く覚えてなかったのは超ナイショ。 ) 彼女も甘いのが好きだから、じゃあ四人で、だな。 ( 今から楽しみにしておこう。 ) 友達以上恋人未満って奴か! ( 眼ェ輝かせちゃうね!だってオトシゴロだし! ) でも私もココの奴を泣かせた事があるんだよな…うぅん…。 ――と。 ( 気付けば己の部屋が見えてきた。幸いにも看護士や先生の姿は見えない。 ) それじゃあ、私はこれでもう休むよ。送ってくれて有難うな。 ( 部屋の前で立ち止まって振り返り、一花に笑いかけた。 ) [Fri 31 Mar 2006 03:08:14]
◆園内一花 > ―――なってみれば分かります。 …自分の大切な人と…その大切な人が好意を持っている相手とが…全て承知の上で試合をして… 怪我をしてしまう。 …『怪我をしないような練習では、さして経験にはならない』なんて事も理解して… 一人蚊帳の外で…。 …それで、練習相手を叩かないと気が済まないなんて… そんなみっともない事、きっと言えませんよ。 ( 『気をつけて』なんて事を言っておかないと気が済まないだけで、未熟なのだと思う…。 振り上げてしまう拳の行き場は、最初からどこにも無いと首を振って ) ―――〜『痛い目』で済むうちは良いですけど。 …あんまり繰り返していると、呆れられちゃうかも…? ( だから、『気をつけて』って苦笑を零し ) …何が『強さ』かって、難しいですね…。 …『猪突猛進』が良いように働く事だってあるのは、本当ですし…。 〜傍で見ている者にとっては、危なっかしくて仕方ありませんけど…一概に『悪い』と言ってしまう事も出来ません… ( それこそ『王になる』と言うのなら。 …その想いは知らないけれど… 『落ち着いてしまって』 平民からのし上がれるものでもないだろう ) ―――〜ええ… と、言うより… 何だかもう… 私の方が、菫を心配させて… 哀しませて、しまって…。 ……本当に、強くならないと…… ( 冒険者を辞めるとは言っても。 お互いに信じあえる強さを、持っていたいと思う。 …『ヴァンパイアハンター』の言葉には、やはり眼を瞬いて… ) ―――〜本当に…… 狭いですね、世間って……。 〜ええ… クレメンテさん、ですか? ですよね? 彼女が、リゼルの話を聞いてくれた人です… ( どこか呆気に取られた風に、コクコク頷こう ) 〜あー。 …恋、とは… どうなんでしょう? …分かりませんけど… 家族? 兄弟? ……凄く、仲が良いとは思うんですけど…… うぅん… ( ココさんとナナオさん… 恋仲って言われると、凄く違和感がある(失礼)。 …多分違うと思うんだけど… あんなに親密ならあれも恋の形かもしれないし、違っていたら困るから… ひたすら首を傾げよう ) 〜ココさん、よく泣かされてますしね……… 〜あ、是非。 三人…? …クレメンテさんも、一緒に? ( 四人では?って微笑んだ ) [Fri 31 Mar 2006 02:52:01]
◆艶子 > そうか?逆の立場だったら私は言ってしまうかも。 殴らせろーってな。 ( そんな私より、少なくとも一花は未熟じゃあないのだろう。振り上げた拳を引っ込めるのは中々に努力が必要だ。 ) …条件反射で返すようになったら酷いだろうなぁ。只でさえ痛い目見なくちゃ判らない性質なのに。 ( 私はきっと人の手が無いとすぐに転んでしまうタイプの人間だ。一人で立ち上がれるし歩けるけどすぐに転ぶ。…あれ、それってもしかして駄目人間? ) ――それは… 次に会った時が楽しみだな。確かに菫とは暫く顔を合わせていない。一番側に居た一花がそう言うのならそうなのだろう。 …でもちょっと寂しいな、そうなると私だけ猪突猛進なままか? ( 確かに私が言ったのは剣の腕前とかそういう強さだ。しかし菫が剣の強さだけではない、精神的な強さを身に着けているとしたら、友人でありライバルでもある彼女と差が開いてしまった事になる。 …いかん、いかんぞ。早く追いつかないと。 ) そうだ。そして止めるにも力が要るからな。一花自身もちゃんと強くなっておくんだぞ。 ……ああ、止めてくれる人はいる。とびっきりのヴァンパイアハンターだ。 リゼルの一件でもしかしたら一花とも面識があるかもしれないな。アレックスって言う人なんだけど…。 ( 実はもう頭が上がらない関係になっている事は本人ですら気付いていない! ) ふぅん、そうなのか。それって若しかしてコイナカって奴なのかな? ( ナナオとココ、合体してナナココ。 ) 一花と菫はとっても仲が良いんだなぁ。今度、三人でべたべたでも行こうよ。 [Fri 31 Mar 2006 02:30:09]
◆園内一花 > 〜ナナオさんも、ココさんに負けないくらい個性的で… 面白い方ですよ。 …何かと言い合いになってしまうみたいなんですけど… 不思議と、凄く仲がいい感じがするんですよね… ( ナナオさん・ココさん、単品でなくセットでお会いするのがお勧めですっ… なんて好き勝手なことをっ ) [Fri 31 Mar 2006 02:12:58]
◆園内一花 > ―――そんな事、言える訳ないでしょう。 ……こんな事を言わずに居られない、私の未熟なんですから…… ( 『一発殴らせろ』なんてとんでもないと。 やや意地を張ったような顔で、あらぬ方向を睨む ) …その言葉だけで、十分です。 …〜言われ過ぎて条件反射で返しているわけでは、なさそうですし。 ( 色んな人に言って貰えるのは… 色んな人に気に留めて貰っているという事。 微笑ましそうに、微笑み返して、冗談めかして肩を竦める ) ―――どうかな。 …強くなるとは、思います…。 …だけど、豪天寺さんと同じ種類の強さかどうかは…。 …どうかな…。 〜最近、会っていないのではありません? ( 菫についての言葉には… 同意しつつも、首を傾げた。 …以前の菫には、確かに、豪天寺さんと似た勢いと…危うさを感じたけれど… ) …私も以前は… 上手く言えませんけど… 菫の事を『そういう風に』思ってました。 ……それで… 菫、暫く家政婦の仕事をしていたんですけど…『変わった』と思っても、なかなか、その印象を拭えていなかったんですよね……。 ( そして…信じていなかった。 …勢い余っているままだと… 危ういままだと、思い込んでいて…。 …ふと、僅かに眼を伏せるけど… ) 〜もしかしたら、会ったら驚くかもしれません。 …菫は… 少し落ち着いて… でも、強くなっています。 ( そんな話をする様は、どこか誇らしげですらあるかもしれない ) 〜でも… まぁ、だからと言って…。 こんな思いをする事がもう無いとは思えませんし… 勿論… 『いけない』と思ったら、どんな事をしてでも止めます。 ……だから…… その為にも、よく見ていないといけないんですよね…… ( すぐそこに居てくれるのだから… 『自分の中の彼女』ばかりを見つめないで、そのままの彼女を見つめないと… ) ……実感、篭もってる? 豪天寺さんにも、止めてくれる人がいるのかな…… ( 『あんまり心配かけちゃかわいそうですよ?』って苦笑を零し。 ……残念そうな言葉には、やや俯いて…… けれどもはっきりと、一度頷いた ) …私一人では、決断出来なかったかもしれません… だけどそれが、菫の望みなら…。 ( …なんだか随分親密そうな事を言ってしまっているのは、とりあえず気付かない。 『気絶するんです』とにべも無く頷きつつ――― ) [Fri 31 Mar 2006 02:10:51]
◆艶子 > ( ちらりとその俯く表情を見た。いっそ火を付けてやったほうがすっきりしただろうかと考えもしたが。 ) お互い了解の上でとは言っても、それを見ている方はそうも行かないだろうしな。一花の思ってることは正当な物だ。お前が「やっぱり何か腹が立つから一発殴らせろ」というなら喜んで頬を差し出そう。でも、胸は簡便な。 ( 胸殴られたら多分痛くて泣くと思う。 ) ―― 気をつけるよ。何か色んな人に「気をつけろ」って言われて私は何度も「気をつけます」って言ってる気がするけど、気をつけるよ。 …でもあいつ、強くなるよ。だって私と同じ匂いがするもの。 ( 考えるより先に、剣の柄に手を掛けるような。技は違えど結構似てるんじゃないかとも思ってる。 ) だから一花はきっと苦労するだろうな。これからも今みたいな思いを沢山すると思う。 だから ( 一花の方に向き直って ) これは行けないと思ったら殴ってでも止めた方がいい。 ( 私もそうでもされないと止まれないから。 ) ……そうか……。 辞めるのか…。 ( 彼女が選択した事ならばあれこれ言う積もりは無い。諦めるな、なんて私が言える立場じゃないから。けれどもその言葉には何となく残念そうな響きが含まれているだろう。 ) 妙な縁もあるものだ。本当に世間は狭いんだな…… って、気絶するの。 ( やるときゃやる奴だというのは同意見だけど、気絶するって! ) ナナオさんの方にはまだ一度も会ってないんだ。機会があったら挨拶したいんだけどね。 [Fri 31 Mar 2006 01:42:54]
◆園内一花 > 〜彼、おっちょこちょいなんですか? …気が付くと気絶しちゃってたりする事はたまにありますけど… ああ見えて、強い人だと思いますよ。 …私達の到着前に、ベースキャンプをリザードマンに襲われたみたいなんですけど… そこで交渉に立ったのも、ココさんとナナオさんらしいですし。 ( 『人の言葉を話せるリザードマンが居るんですねー』なんて話しつつ… ) [Fri 31 Mar 2006 01:33:49]
◆園内一花 > ―――ッ…。 ( 素直に謝られてしまうと。 …『どうして謝るんだろう』と… 言葉を無くして、眼を伏せる。 …感情に任せて飛び出した脈絡の無い言葉に、『何の事?』なんて聞き返されたらもう少し荒れられたかもしれないが… そうならなくて、良かった ) …私の口出しする事では、無いのだと… 分かっていますけど。 ……菫はきっと…… また、豪天寺さんとそんな練習をしたいと思っているのかもしれませんけど… ( 実戦では防具を着けないのだから防具も無し。 実戦では手加減なんてしないのだから、手加減も当然無し。 それは、分かるんだけど ) ―――ごめんなさい。 …ただ… 『気をつけてください』って… それだけ、言いたかったんです…。 ……菫が怪我をするのも、菫があなたに怪我をさせるのも、嫌だから…… ( …菫は、もう『気をつけて』くれると思うんだけど。 …豪天寺さんだって、気をつけていなかったわけではないとも思うんだけど…。 だって、全治六週間はあんまりだ。 あれ? ) ………。 ( ふー と、気を静めるような溜息を零して。 『出歩いてるの言い付けちゃおうかな』という欲求はそっと抑える ) ………冒険者は、辞めようと思っているんです。 ( 練習で手傷を負うのは馬鹿げてる、なんて考えを捨て切れないのも… 『向いていない』 要素かなと、気を取り直すように苦笑を零した ) …今回…本当に危ない目に遭って… その時に私は… 生きる事を、諦めてしまったから。 …冒険者を続けていたら… きっと簡単に、命を落としてしまう。 ………菫にも、勧められたんです。 …だから… もう、いいかなって… ( 性根はどうあれ。 …より大切なものがあって、死にたくないのなら…。 どこか諦めた風でもあるけれど… 自分で自分に、一つ頷く ) ―――〜うん、クリスティアは、異邦人が観光するには向きませんね。 …土地の人達に嫌な思いをさせてしまうみたいで… ( 自分にもホワイティアの知り合いは居る。 受け入れて貰えないのを寂しく思いこそすれ、嫌悪はしない… 仕方無さそうに、首を傾げよう ) ―――〜ぁ、そうそう。 以前家財道具のサルベージを手伝って頂いたお宅の、『ラルフォーレン先生』… 彼女の遺跡調査の仕事で一緒になったのが、ココさん・ナナオさんとの初めてですね。 [Fri 31 Mar 2006 01:26:56]
◆艶子 > ふふ、面白い街か。そう感じるなんてやっぱりお前は冒険者なんだな。 ( よもやそれについて思い悩んでいる事なんて、知らないから零れる一言。まるで性根は否定できないぞと言っているようにも聞こえるかもしれない。 ) ま、クリスティアよりかはマシな街だったな。黄色や黒いのは歩いているだけで白い眼を向けられる。肌も白いのに眼まで白いなんて、笑い話だ。 ( かといってホワイティアがどうのこうのと言う積もりは余り無い。だって無二の親友だってホワイティアだから。彼女が居なかったら白い肌の人を少し嫌いになってたかもしれない。 ) そうか…。それなら良いんだ。 ココの奴はおっちょこちょいだから、また穴にでも落ちてるんじゃないかと思ってさ。 ( そして同じぐらい、もしかしたらそれ以上におっちょこちょいなのがこの私だ、ぎゃふん。 ) ……… ん? ( ピタリ、不意に立ち止まった一花に首をかしげた。次に零れだす言葉と冷たい視線に、思わず恐縮。 …何か最近、こんな眼にあってばっかりだ…っ。 ) ……… すまん。防具も付けず木刀でやりあったのは確かに危なかった。 ( 頭に強く当たれば普通に死ねる試合だったのだ。…実はいつか真剣でやりあってみたいのだけど、とは言えない。 ) 加減出来ればそんな酷い怪我にもならなかったのだろうけど―― 許せ。 ( 何か回復に掛かる日数が増えているような、気のせいだろうか…ッ。傭兵は唸った。 ) [Fri 31 Mar 2006 01:03:22]
◆園内一花 > 〜そうですね。 でも… 今回は菫と一緒だったのに、怪我で直ぐに帰って来ないといけなくて…少し残念。 …ちょっと、おっかない感じもしますけど… 面白そうな街だったのに… ( …冒険者は辞めるから、これっきりになるかもしれない…。 …旅行は出来ると思うけど… でも、アングリマーラを見て回る機会はあるだろうか…。 惜しかった、と…眼を細める顔に宿る微かな寂しさは、すぐに消すけれど… ) ―――ぇ? あれ。 世間は狭いって、よく言いますね。 …ナナオさんとパーティーを組んでいる、ココさんですよね? お二人とも、時々お仕事で一緒になるんですよ。 …んー… 今月一杯は、向こうに残っているんじゃないでしょうか? お元気そうでしたよ。 ( 共通の知り合いに、嬉しそうに微笑んで… 『助っ人が現れた』? …その悪運がいつまでも続くようにと、やはり心配そうに見つめてしまう…。 あまり深い仲ではないし、生き方に口出しなんて出来ないけど… 無事を祈って、お土産の注文に微笑もう ) 〜ええ。 ちゃんとベッドで静養出来ていたら、買って来てあげます。 ( 『気をつけて』にも頷いて… 『豪天寺さんこそ、気をつけて?』なんて。 …病院で缶詰になってしまっている彼女に、『観光です』なんて言い難い… 笑顔がちょっと曖昧になる事があるのは、お互い様 ) ―――〜あ。 ( そして運命の瞬間? と言うほど、大げさなものではないけれど。 和やかに病室への道を歩く足が、ピタリと止まる。 ―――そうだ、この人だ、菫に全治四週間(増えてる?)の手傷を負わせたのは―――。 …とは言え、菫だって同意の上での試合なんだから、そんな、勢い良くは言えない… ) …出来れば退院後も、試合なんかで大怪我するような事には、ならないでくださいね…? って言うかさせないでくださいね。 全治五週間って。 何考えてるんですか。 ( 急に温度の下がった声音と視線が、あなたを刺していた ) [Fri 31 Mar 2006 00:48:42]
◆艶子 > アングリマーラは滞在には向かない街だからな……。かといって鍾乳洞で涼むにはまだ季節は早いし。 ( 私だって傷口が傷むのを覚悟で馬車に揺られながらヴェイトスまで帰ってきたのだ。 奴隷遊びは誰にも言えぬ、言わぬが仏…。 ) ふむ、調査…。ああそういえば、私の知り合いも一緒に鍾乳洞の調査をしていたと思うんだけど、会わなかったか? ココっていうとんがり耳の奴なんだけど――。 ( まだ向こうで調査を続けているのだろうか。 ) ああ、悪運だけは強いようだ。今回もお前が助けてくれたみたいに、良いタイミングで助っ人が現われたよ。 …彼らが来なかったら私はヴェイトスに戻ってこれなかっただろうな。 ( 考えてみると恐ろしい話だ。 ) アマウラか!あそこは朱鷺の都の街みたいなものだからな、私も一度行ってみたいよ。 ちゃんとお土産買って来てくれなっ。 ( そして気をつけて、と付け加えよう。バナナに関しては多くを語らず、曖昧な笑みを返しておいた。詳しく説明すると話が下品になるから! ) う、むっ……。そうだな。 なるべく大人しくしてるよ…。 ( 一緒に立ち上がって向かう先は自分の病室。まさか運命のカウントダウンが既に秒針を刻んでいる事など、傭兵は知らなかった。 ) [Fri 31 Mar 2006 00:28:50]
◆園内一花 > 陸鮑の時は… 私、一人だったので。 さっさと帰っちゃったんですよね… ( 豪天寺さんがそんな波乱万丈な事になっていたなんて知らない。 奴隷遊びの事なんかを聞いたら、相当にショックだから、知らぬが仏。 …ただ、『胸を突かれて』という言葉に、心配そうにそこを見つめる… ) 今回のは、調査が目的で…地図作りを手伝って来ました。 あんまり、進めませんでしたけど…。 ―――〜御無事で、何よりです。 …十分に有事ですけど… 悪運が強いって言うのかな…。 ( 長い入院生活だと思うけど。 『堪らない』と笑える彼女に、苦笑を零す。 胸を突かれるなんて… 想像しただけで、ゾッとした ) 〜ごめんなさい…。 今週末にはアマウラへ行こうと思っているのですけど… 帰って来たら、顔を出してみます。 …〜って、その前に退院されているのが、一番ですけどね。 ……うん? バナナ、お嫌いなんですか? ( むしろ喜んで貰えると思ったのに。 定番なお見舞い品を拒否されて、好き嫌いはいけませんよ?と首を傾げ返す ) ―――。 ( で。 …どうやらお医者様には内緒でベッドを抜け出した様子… 半眼で見つめてから、くすり と苦笑を零そう ) 〜退屈なのは、分かりますけど。 …言いつけは守らないと。 もっと退屈な時間が増えちゃいますよ? 〜私は、少しくらい動いても大丈夫ですから… 病室へ戻りましょう? ( 病室に居難いなんて知らないから。 促すように、立ち上がった。 ―――それにしても… 菫と豪天寺さん、何かが引っ掛かるんだけど――― 思い出すのも時間の問題 ) [Fri 31 Mar 2006 00:19:52]
◆艶子 > そうだな。 そう考えるとやっぱり結構長い間会ってなかったんだなぁ。 ( 一花に会った後酒場で文無しになって鮑の依頼を受けて、そこで受けた怪我でずっと入院していたのだ。会えなくて当たり前か。 ) ふぅん?もう一度あそこに行ったのか。 私の方は蜥蜴野郎に胸を突かれてこの有様だ。蔓の事件の時にも骨折で入院してたっていうのに、全く。 ( 堪らないよ、と笑ってみせる。 微妙に口篭る様子と逸らす眼に首を傾げた。 ) そっか…… 明日退院か。暫く話し相手に付き合わせようかと思ったんだけど、仕方ないな。 偶にはお見舞いに来てくれな。でもバナナは持ってこなくて良いぞ。 ( 謎の注文。 この傭兵が立ち去った後、菫が寝ていたベッドに潜り込んで悶々とするがいいよ! 因みに菫の手を痛めつけた事に関しては綺麗さっぱり忘れているゴーテンジ。 ) 医者は勝手に起き上がったりしたら毎日の三時のおやつを抜きに…………… って、はっ!しまった! は、謀ったな一花ッ! ( 嵌められた!と悔しそうに握りこぶし一つ。 ) [Fri 31 Mar 2006 00:02:29]
◆園内一花 > …ええと… そうですね。 蔓事件の後で、先生のお宅のサルベージを手伝って頂いて以来…ですから。 ( ついこの間の事のようで、もう結構経っている。 緩く手を振り替えして… 『大した怪我じゃ無かった』? 続く言葉にはギクリと身を強張らせ、そっぽを向いた ) ―――ぁー …ええと。 ぇ、ええ。 トレジャーハンターギルドのお仕事で、二人で地下鍾乳洞へ行っていたんですけど。 …モンスターに鍾乳石を撒き散らされてしまって… それで、二人とも打撲と裂傷です…。 ( 実は菫の方が重症だったのだけど。 …その辺はもごもごと… 痒くも無い頬を掻いて、眼は合わせないっ ) 〜大丈夫、ですよ。 私も明日退院する予定です。 ( 『あ、菫のベッドに座ったっ』 なんて反応の仕方は流石にしない。 …あれ? 菫と… 豪天寺さん…? 何か、大事な事を忘れているようなー なー ) ―――? ぇ。 ゃ。 (医者の)先生は、何ておっしゃっているのです? ( 出歩いて良いの? 感覚10は伊達じゃないはず! 呟いてくれるなら聞き逃さないっ。 不思議そうに首を傾げよう ) [Thu 30 Mar 2006 23:52:30]
◆艶子 > や、こんばんは。 結構久しぶり、かな? ( 鮑の依頼を一緒に受けていた事は知っていたが、その時は会えなかった。 手を振って、ぺたぺたと素足の音と共に一花の側に寄ろう。 ) そうか、菫は退院してしまったのか。でも退院したってことは大した怪我じゃあ無かったんだな。そしてまだ入院している一花の方が…… 大丈夫なのか? ( ナニが原因で傷が悪化してるなんて知らない、しーらない。 ) いやいや、気にするな。そういうのを気にする程私も出来た人間じゃないから。 ( ははは、と笑いながら腰掛けるのは、先日まで菫が使っていた空のベッドだ。 ) 結構良くなってきてるし、もう痛みも殆ど無いんだ。だから大丈夫だって言ってたぞ。 私が。 ( 最後の一言は超小さく! ) [Thu 30 Mar 2006 23:42:40]
◆園内一花 > ―――あ。 ( 噂をすれば何とやら。 いや、してないけど。 起き上がった先にある知った顔に、数度目を瞬いて――― 『まだ入院していたんだ』なんて事を嬉しくは思えないから、複雑そうな表情になりつつ… それでもどこかホッとしたように、会釈した。 …ポニーテールは下ろして、ツナギは入院着になっているけど… 別人に見える程ではないだろう ) 〜こんばんは。 菫は、今日退院出来たんですけど… 私はまだ。 …ごめんなさい… 豪天寺さんが入院しているとは聞いていたのですけど… 気が利かなくて。 …出歩いて、大丈夫なんですか…? ( ベッドに座るように、ベッドの外へと足を下ろしながら… 思わぬお見舞いに、一応、髪とか入院着の乱れを気にしよう ) [Thu 30 Mar 2006 23:36:01]
◆艶子 > ( それは何の音?隠れてこそこそしてる音です。でも機敏な動きが出来ないからのっそりしてるんです。 ) ……… この部屋で良いんだよな。 ( 辺りを警戒しながらそっと病室に入ってくる脱走者一名。胸の傷を気遣いながら、病院の人に見つからずに此処までくるのは結構しんどかった。 確かここが二人が入院している部屋だと小耳に挟んだのだ (一人はもう退院してしまったのはまだ知らぬ事だが) 。 ) ……一花、菫。 …居るか? ( 声を掛けたと同時にそのベッドの一つがむくりと起き上がり、眼が合った。 ) [Thu 30 Mar 2006 23:29:49]
◆園内一花 > ―――っふぅ。 ( ダメだ。 …寝苦しいと言うより、横になっているのが段々嫌になって来た…。 …そういえば、豪天寺さんが入院していると聞いたっけ… ) ―――。 ( もう、退院したのかな? …そんな事を考えつつ、痛む背中に顔を顰めながら身を起こす… と ) [Thu 30 Mar 2006 23:28:09]
お知らせ > 艶子さんが入室されました。 『のそり。』 [Thu 30 Mar 2006 23:23:06]
◆園内一花 > ( …色々な事を考えてしまって… 眠れない。 日中寝過ぎている、という入院患者にありがちな理由もあるけれど… 今までの事や、これからの事で… 頭が一杯だった ) ………。 ( まずは、菫とアマウラへお花見に行って。 …戻ったら、仕事を探す… 『ハラエ』は少し抵抗があるけれど、正式に入るのを許されるのであれば、これも何かの縁かもしれない…。 …あるいは、ハンターズギルドの工房に入る事は出来ないだろうか… ) ………。 ( 紅姫さんが探してくれると言っていたけれど… 住む家の事だって、任せ切りになんて出来ないし ) [Thu 30 Mar 2006 23:21:47]
◆園内一花 > ( 院内をフラフラしていたのは、知られているから… そのせいだろうと思って貰えたようだけど。 …『本当は何が原因なのか』を知っている自分の意識まで誤魔化す事は出来ず… 恥ずかしくって仕方ない ) ―――。 ( …その時の菫の顔… 『妖狐』を感じさせる表情を思い出して… 横向きでも眠りやすいようにと貸し出してもらったもう一つの枕を抱き締めた ) [Thu 30 Mar 2006 23:03:20]
◆園内一花 > ( 何がって、まだ入院している事が ) ………。 ( …背中を中心に傷を負った身体は、仰向けで長時間横になっていると、辛くなる…。 右を向いて寝ていた身体を一度起こして、左を向いて… もう空になっている、一緒に入院した菫の寝ていたベッドを見つめ… 情けない溜息を零した ) ―――。 ( 私の方が軽傷だと診断されたのに… 途中で『動かして』しまって、退院が一日延びている ) [Thu 30 Mar 2006 22:47:50]
お知らせ > 園内一花さんが入室されました。 『( 恥ずかしひ )』 [Thu 30 Mar 2006 22:34:59]
お知らせ > 園内一花さんが帰りました。 『( ―――無職になっちゃう予定なんだけど )』 [Thu 30 Mar 2006 03:03:34]
◆園内一花 > ( 菫に布団を掛け直したら… カーテンを閉めて、自分のベッドへ戻ろう ) ―――。 ( 当たり前になっていた紅姫さんとの生活を振り返って… 暫くは、眠れなかった。 …けれどこれっきりじゃない… 恩返しだってあるんだから、これっきりには出来ない。 だったら ) ( どこかで、自分で暮らせるようになったのなら、居候は出て行くのが当たり前。 …寂しがるより、そう出来るようになった事を、喜ぼう… ) [Thu 30 Mar 2006 03:03:08]
◆園内一花 > ―――。 ( 新居で最初にする事が除霊になるのだろうかと… 意地の悪い笑顔に苦笑を返す。 冷たい小指は慣れたもの。 ちょっと我慢は必要だけど、遠慮なく絡ませて柔らかく振ろう ) ―――〜はい。 …ありがとうございました… ( これっきりと言うわけじゃない。 傷を癒したら、またあの家へ戻るのだし… あの家を出ても、遊びに来て貰う事や、遊びに行く事は出来るだろう…。 それなのに ) ………。 ( 冷たい感触の残る手を握り締めて… 居候の身だけれど、一緒に暮らしているのが当たり前になっていた生活を、改めて意識する ) ………。 ( …住み慣れたそこを出るのは、やはり『別れ』なのだろう…。 …それを寂しく思って… コノウラヤマさんの所を出て、今は宿住まいの恋人へ、視線を移す… ) ……ほんとに……私は…… ( 辛気臭く眼を伏せてしまった顔を… 自分の手でぺしんと叩いて。 ―――暫くはこんな動作がクセになってしまうのではないかと… 苦笑を零す ) [Thu 30 Mar 2006 02:52:43]
お知らせ > 紅姫さんが退室されました。 『 出逢いと別れの桜か 』 [Thu 30 Mar 2006 02:41:43]
◆紅姫 > 安心するが善い―――ちゃんとした家を探すつもりだ。精々人傷沙汰の現場で買い手の付かぬ家でも。 (嘘か真か瞳を眇めて意地悪く嗤おう、差し出された小指に雪女の冷たい小指をそっと絡ませて。 約束が有れば死ぬ訳にもいくまい、と。) 約束は決して違えぬ。 (小指を結んで誓おう。) 傷はしっかりと癒せ・・・。 (振れた小指を静かに話せば、振り返る事無く病室より姿を消して。) [Thu 30 Mar 2006 02:41:20]
◆園内一花 > ううん…。 …話してくれて…ありがとうございます。 ( 緩く首を振って… きっと、その危惧は当たっていたと、やや困った風な微笑を零す ) 〜多分、正解。 …その事を知ったとして、私が紅姫さんを好きな事に変わりはありませんけど… でも、もっと前に話されていたら… もう少し、慌てちゃったかもしれません。 ( どうにもならない事なのに、一人で変に気を遣おうとしてたんじゃないだろうかって… 思わず苦笑を零す。 ―――なんだ…私だって少しは、進歩してるじゃないか… ) ―――って…! ゃ…え? …いえ、それはー… いくら働き口を探していると言っても、いきなりヤクザは――― ( 興味が無いとは言わないけれど。 それはあくまで興味であって仕事にしたいとも、出来るとも思えない。 冗句にパタパタ、首と手を振った。 むしろ冒険者よりよっぽど危ないんじゃないかって… それを生業としている紅姫さんの事が余計に心配になり… ふと、辛気臭い表情を覗かせる ) ―――〜ええ、約束。 ( 難しい注文だと言うのは分かってる…。 けれど… 自分は一度迎えた『その時』に、生憎思い出す事が出来なかったけど…。 …無事を願う人が居る事は、その人の力になると思う…。 渋々とでも頷いてくれる紅姫さんに微笑んで、小指を出したり ) …お忙しい中、ありがとうございました。 …嬉しかったです… ( 入院した時でもないとゆっくり話せないなんて、ちょっと寂しいけど。 …それでも、話せて本当によかったと… 『信頼の証』に頷きながら… ただ、立って見送れずにもじもじしてる。 …膝の上には、恋人の頭… ) ―――え? って、そんな… 悪いですよっ… ( 言われてみると、家探しにヤクザのコネクションは心強いと言えば心強いんだけど――― 好き勝手して出て行くみたいな格好になってしまうのもあるし… スラムとか暗黒街はちょっと困るかな、なんて思いもあって… やや慌てっ (失礼)) 〜ぁ…あぁっ… は、はい、またっ… ( そーっとそーっと、菫をベッドに戻しつつ… 立ち上がって礼をしようとするけれど ) [Thu 30 Mar 2006 02:30:23]
◆紅姫 > 一花・・・お主だから話した、出来れば苦労を掛けたくなった故に今時分まで黙してた事は赦せ。 (回りにバレれば街に居られまい。だが、内心を語った同居人へ此方も伝えておきたかったと。 其れでも変わらぬ貴女に雪女は深く静かに感謝するだろう。) 破落戸は所詮破落戸、手前の身位は弁えておるよ・・・。だが、興味があると言うならば口利きしてやっても善いが? (たわいない冗句の類。桜は『川辺の桜は見事だったぞ』と )其の意気を努々忘れるなよ・・・(矢張り海岸で出逢った女性は見込み通りの者であったと、桜を胸に抱く一花を眩しげに) 偉そうに講釈を垂れてしまったからなあまり心配は掛けぬように・・・努めよう、友人の頼みとあらば (自らの職業柄難しい注文だったが、頷く他に無かった。苦虫を噛み潰した顔で渋々ながら顔を立てに振り) 久々に話せて吾も満足であったよ、心の内を語って貰えるのは信頼の証と受け取っても構わぬかな。 ・・・あまり手助けも出来ぬが。二人の住む場所位は探してみよう (ゆっくり立ち上がれば、寝入った侍の頭を優しく撫で) では・・・また、な。 (迷った末に、再会の言葉で締め括ると病室を後に) [Thu 30 Mar 2006 02:13:23]
◆園内一花 > ―――。 ( 神妙に聞いていた目が…ふと、見開かれる。 …紅姫さんが、自分を助けてくれた事や… 物言いや… やくざをしている事…。 分からなくて… 不思議に思って… だけど、聞けなかった事が、全て、繋がった気がした… ) ―――肝に、銘じます…。 ( 逃亡奴隷… あまりにも、重過ぎる過去と現在だけど…。 それを聞いたところで、今更何も、変わらない。 少しだけ、知らなかった彼女を知った…それだけだ ) ―――ゴロツキでも、紅姫さんは私よりよっぽど…って、お返ししましょうか…? ( どこかホッとしたような笑みを零して… 両手で、その枝桜を受け取った。 見つめ返す瞳は… 浮かべられた色に、一度だけ伏せて ) はい。 気をつけます。 ―――気をつけようと、思っていたんですけどね。 ………まただ。 〜ううん、届いていますよ。 ちゃんと、聞いてます。 …それは、ちょっとは引き摺っていますけど… 私は、私を信じてくれる人を信じます。 菫に、紅姫さんに… こんなに言ってもらえる私が、本当に、だめなわけはないから… ( 枝桜は、浅い胸で抱くように。 …仄かに赤らめた顔は見逃さず、ふ と微笑んで… ) 〜嫌なわけないじゃありませんか。 家主さんでなくなっても… それこそ命の恩人で… 友達です。 〜でも、出来ればあんまりお見舞いには来たくないかな… 心配だから… ( 『身体には気をつけて』なんて、今言う事でもないけれど。 …丸イスを立って… 小さなお辞儀 ) ごめんなさい。 ―――菫も… 同じことで、哀しませたばっかりなのに…。 ―――〜辞めると言っておいて、その先の事を何も考えていないのが、情けないんですけどね。 〜ただ、いい迷惑だと思いますけど… 『冒険者を辞める』って、紅姫さんにはちゃんと言っておきたかったのかもしれない… ( 行き当たりバッタリなようにも思えて苦笑を零しつつ… ) [Thu 30 Mar 2006 01:48:33]
◆紅姫 > 退くべき時に退くのもまた正しかろうな―――冒険ばかりが戦いでもあるまい、何れまた決断を迫られる事もあるだろう。 (認めるのも勇気では無いか、心の中重い溜息を。) それならば善いが、未だ引きずっているなお主。 冒険者を辞めるのを引き留めはせぬよ・・・。 ( それでも自分を責めるならば、今は言葉も届かぬかと嘆息を零し) [Thu 30 Mar 2006 01:37:26]
◆紅姫 > 死は与えれるモノではない、死を美徳するのは暗黒街では『覚悟』などと押し付ける輩も居るが・・・死とは迎え入れるモノだ。生きる事とて同じ位美しいと生を謳歌するとは其の事ではないかと・・・吾は思う。 死ぬ前に足掻け――逃亡奴隷だった吾は見苦しく足掻いて回りの者に助けられ、こうして生きて一花にでも逢えたぞ(希望の無い牢獄で開いた突如開かれた扉。飛び出したのは自分の脚。) 恵まれたなら其の知り合いを誇るが善い、余程善い巡り合わせなら感謝すれば善かろう。 大切なのは『姿勢』では無いか・・・馬に蹴られる前にお節介は辞めておくとするが。 恥じるな自分を、お主は破落戸の吾などよりも余程誇れる生き様よ。 (見舞いの枝桜を一花の前へと翳す、強い意志を宿す双眸で静かに見据え。)それ以上の謙遜は侮辱であろう(僅かに怒りの色を帯びる緋色。)莫迦を言うな色恋沙汰の焔は雪女にはちと熱すぎる・・・(腕を組むとふて腐れてながら生真面目にそう告げ横目で寝息立てる少女へ)・・・一花が嫌でないなら何時でもな(心を見透かされているようで顔を朱に染め小さな声で) [Thu 30 Mar 2006 01:23:54]
◆園内一花 > …どんな危険があるか分からない場所では… 一瞬の判断に、全てをかけないといけません…。 …戦い、とかも…そうなのだと思いますけど…。 …以前の失敗を悔やむあまりに怯えて動けなくなるような事があったら、死にますし…。 …まだ頑張れるのに頑張るのを止めてしまったら… 当たり前だけど、死んでしまう。 …がんばれば…直せるんだと思います。 でも、今、私はその両方の危険を孕んでる。 ……『あなたは冒険者に向いてない』って…… 菫に、言われたんですよ。 ……なんとなく、わかってたけど……。 …ほんとうに、死んでしまってからでは、遅いから…。 …だから… やっぱり…。 少し 未練もあるんですけどね …冒険者は、辞めようと思います…。 ( 少し言い聞かせるようになってしまう言葉は、半ば自分に向けて… ) [Thu 30 Mar 2006 01:14:43]
◆園内一花 > ―――〜ゃ…ぁの、それは…ね? …分かっているんだけど…。 …それでもやっぱり、自分が失敗したと思って、胸は張れないから…。 ……でも、そんな風に思うくせに… 土壇場では、弱くって… 生きることすら、諦めるから…… ( 約束を破る訳ではないけれど… 特に言い難く、最大の問題となった『生きる努力の放棄』は、どこまでも重く圧し掛かる ) ――― ぅん ……… ( 膝に倒される菫の頭を、反射的に撫でて… ふと… 紅姫さんは女性だから、それほど気に留めていなかったけど…。 自分が、メイドをしていた菫が男性の雇い主と同居する事に妬いて、心配していたように… 彼女も…? と思い、眼を伏せる。 ……まったく……最低だ…… ) ―――〜ううん… 何でしょうね… うん。 …『まあいいや』とは思えませんけど… そうですね。 …本当に私一人の問題だって… 深刻に考えて沈んじゃってたら、周りの人だって困りますものね。 ( いい加減に考えられるようになる訳ではないけれど。 …変に考え込み過ぎるのも悪いって、思い知ってる…。 またそうなりそうになった事に、肩を竦めて溜息を零して… ) 〜勿論。 周りの人達を信頼していないなんて事はなくて――― てゆか、周りの人達が皆さん素敵で、しっかりしているのが悪いんです。 ( 自分が余計に、凄くダメに見える。 〜勿論半分冗談だけど。 …言って… 膝に頭を乗せる菫に微笑んで ) ―――〜え? …『友達』、なんでしょう? …家を出たら、もう、怪我してもお見舞いに来てくれないんですか? ( 困った風な紅姫さんを、可笑しそうに見つめ返す。 『愛されてる』 ) ………ええ。 だから……ちゃんと、返したい……。 [Thu 30 Mar 2006 00:58:13]
◆紅姫 > (何故か必要以上に気負う二人、無意識の其処で「ナラン!娘ハヤランゾ!」なる頑固親父じみた言動でもすれば盛り上がるのだろうか・・・悪魔が囁き掛けた、さておき。) 其の気負いと焦りが時には人を殺す、周囲に要らぬ心配と誤解を生む。生きるも一人死ぬも一人なれど少しは愉しめ顕世を、気苦労ばかりでは老いるぞ。一花は其処が美徳でもあるだけに持って回った言い回しでが回りの者を信頼して居らぬのは無いかと思うが。(必要以上に気負えば溝を生み愛する者にも負担を掛けるのではあるまいか?と)見ろ、今も菫殿がふて腐れたではないか。(焼き餅を妬かれてしまい、微笑ましさに瞳を細めて。)何もう少し経てば其の役目は菫殿であろうに。(身体を預け寝てしまう侍、心底困ったと眉を潜めて。 暫くすると小さな寝息が聞こえて) 愛されておるな一花 (寝顔眺めながら、くつくつと。) [Thu 30 Mar 2006 00:38:35]
お知らせ > 南条菫さんが帰りました。 『(――で、結局子狐は途中で寝てしまうのだった。)』 [Thu 30 Mar 2006 00:35:59]
◆南条菫 > (訂正:二人の会を似耳を傾けつつ→二人の会話に耳を傾けつつ。) [Thu 30 Mar 2006 00:31:23]
◆南条菫 > ( 二人の会を似耳を傾けつつ、時が過ぎれば再び頭がぐーらぐら。こっくりこっくり舟をこぎ始める。やはり、一度眠りに入っていた体を無理やり起こすのは、いささかたいへんなようで。 ) そんな、馬の骨だなんて……。紅姫さんが一花を家においてくれたから、私は彼女と仲良くなれたんです。もし一花が居候していなかったら、今とはきっと違う形になっていたと思うから……。 ( だから、冗談でもそんな風に言わないでください、と。少し寂しそうに告げた。 ) 私のことは、菫でかまいませんよ。ただの貧乏侍ですし。 ( そうして、一花の言葉を聞いていれば、むーっと頬を膨らませた。 ) ――もぅ、一花ったら、まだそんなこといってるの? 一人で何でも背負い込んじゃダメ。私との約束、もう破るつもりなの〜? ( もう知らない、とかヘソまげて、ぽてり……丸椅子に座る一花のほうに、その身を倒してふて寝開始。 ) 一花はいいよねぇ。家に帰って、待っててくれる人がいる。こうして入院したときに、会いに来てくれる人がいる。ちょっと……うらやましいや。 ( くすり、とわらって、意識は再びまどろみの中に沈んでいく。 ) [Thu 30 Mar 2006 00:30:47]
◆園内一花 > ( パートナーにだって面白い狐に見えた。 これが男性であったり、それ程親しくない人なら、まず起こしてから引き合わせたと思うけど… まぁ、怪我人だし、入院患者は寝ているのが普通だし、お見舞いに来てくれたのは他でもない家主さんだし。 あははは と笑ってベッドを離れ、紅姫さんと自分用に丸イスを持って来る ) ―――。 ( 『家主さん』な都合、自分からは言えない事。 『友人』と言ってくれた紅姫さんに嬉しそうに微笑んだ。 『全てを一人で?』 ) …ええ。 〜ううん、当たっていますよ。 …本当に、背負い込んじゃうんです…。 だけど、そんなの自惚れだって分かっても… なかなか、直せない。 …もしかしたら、諦めるのは早いのかもしれません… だけど、そんな性根に潰されてしまうのと、性根を直すのと… どちらが早いかって考えると――― ( 冒険は、命をかけてする事だ。 やり直す機会なんて、そうそう与えられない。 …まだ、未練を完全に断ち切れたとは言えないから、神妙になりながら… 紅姫さんの言葉に頷いて ) ―――〜と、言っても… 新しい仕事も、紅姫さんの所を出て、行く宛ても… 無いんですけどね。 ( 情けない現実。 たはーと苦笑を零し… 下ろしている髪をバツ悪そうに弄って ) ………ありがとう、ございます。 …拘束なんて…。 …ただ、助けて頂いてばっかりで… 返し方をどうしようかなって、困ってるんです。 ( 直ぐに返せるわけもないけれど… 本当にどうしようと。 『嬉しく思う』 と言ってくれる紅姫さんに… 少し居住まいを正して礼をして。 …でも、どうしようと首をかしげて… ) ―――え? ( 『偉そうな事は言えない?』 問い返した ) [Thu 30 Mar 2006 00:22:06]
◆紅姫 > ―――して行く宛はあるのかお主? 吾には其方のが不安ではあるな。(冒険者も辞めると言う一花へと顔を向け) [Thu 30 Mar 2006 00:10:50]
◆紅姫 > 話は聞いておるやも知れぬが一花の――友人で「紅姫」と言う馬の骨だ宜しく頼む「南条菫」殿。(未だ頬を赧らめた一花へと悪戯に視線を送れば寝ぼけ眼の少女へ名乗り。) 何事も上手くいかぬのは神為らぬ身ならば必然、だがな一花お主は・・・全てを一人で背負っては居らぬか?事情は知らぬ故に口出しは慎みたいが全てを一人で背負い責任を取ろうとするのは早計だと・・・余計な小言ではあるが。 (緋色の瞳を僅かに眇め、手にした枝桜を口元へと。) 同居するならば構わぬよ。元より拘束するつもりは考えて居らぬし、この街で様々な見聞を広める手助けになればと思っての事お主の決めた事だ。 此処まで決断出来るようになった事は逆に、吾にしてみれば嬉しく思う。 (申し訳なくなる一花を横目に少女のいる床へと腰を落とし) などと偉そうな事は言えぬな吾も。 [Thu 30 Mar 2006 00:08:12]
◆南条菫 > ( 漸く一花に己の言葉が届いたという安心感を得たせいか、緊張や迷い、悩み、苦しみが抜けたその顔は、歳相応の子供じみたものだった。 ) ほぇ? ――ぇ、あ……こ、ここここんばんはっ! ( しばらくたって状況が飲み込めたのか、紅姫の顔を見つめて、慌てて姿勢を正す。ベッドの上でちょこんと正座って、どうかと思うけど。 ) えぇえと、あの! わたし……わたくし、あー、わたった、たし……一花のパートナーで、あの、菫といいましてですね! ( 想いっきりしどろもどろ。だって、眼を開けたらいきなり家主さんを紹介されて、何がなんだか。真っ赤になりながらお目目ぐるぐる。一花の話にたびたび出てきた家主さん。初めて会うけれど、なるほど、気配は妖怪のものだ。 ) 紅姫さんですよね。お話は一花からたびたび伺っております。 ( そうして、両手の指先でほっぺをぷにぷにされると、顔が緩んで――いかんいかん! 家主さんの前じゃないかと、頭をぶんぶん振ったりする。きっと面白い狐にみえるだろう。 ) [Thu 30 Mar 2006 00:01:26]
◆園内一花 > ( 『信用』 何気なく使われる言葉を、重く受け止めながら… 冗談のようになってしまう本気の心配に、可笑しそうに笑ってしまおう。 …少し、切ないけど… ) ―――〜ええ… 臆病で… 失敗を引き摺ってしまう。 …改めれば良い事なのかもしれませんけど… こればっかりは、性分ですからね。 …『死にたくない』なら、『向いていない』仕事かなって…思ってしまって…。 ( 満足して辞められる訳ではないけれど… 納得して、辞められると思う。 ―――菫にそっと触れて起こしながら、紅姫さんを振り返り、悠然とした姿にホッとしたような笑みを返した。 …『大好き』その意味が伝わるのなら、変な顔をされてしまって当然の事だとも思うから… ) ―――ぁ。 やっぱり、分かりますか。 …そうですね… 不思議な縁…。 ……私… 彼女と、暮らそうと思っているんです…… ( 最後の部分は… やはり、言い難そうになってしまう。 …居候の身で恋人を連れ込むなんてあんまりだし… スラムのボロ屋だけれどタダ同然で住める場所に置いて貰って、恋人との交遊にお金を使うのもなってない話だと思うけど…。 …恩を受けて、返さないまま、自分の都合でさっと乗り換えてしまうようにも思えて… バツが悪い。 …『いなくなって清々した』とは思われない実感があるだけに、尚更… ) ―――ごめんね、菫…。 …どうしても、会って欲しくて…。 このヒトが、家主の紅姫さん… ( 寝惚け眼に微笑んで。 両手の指先で頬をふにふに ) [Wed 29 Mar 2006 23:53:27]
◆南条菫 > ――んぁ? ( まどろみの中で聞いた恋人の声。寝ぼけ眼をこすりながら、体を起こす。 ) ふぁ〜ぁ……なぁに、一花? ( けだるいあくびを一つ、まぶたを半分ほど下げた状態で、ぼんやりと一花――そしてその傍らに立つ女性を見て。 ) はー、じめまし、て? ( かくん、と小首をかしげた。銀色の毛に覆われた尻尾と、大きな三角耳が、ゆったりと動く。 ) [Wed 29 Mar 2006 23:37:05]
◆紅姫 > 解っておる故に無碍にはしておらんよ、そもそも妖怪に食事の心配をする奴がおるか・・・・・だが気には留めておこう (変わらぬのはお互い様で、苦笑は自然な笑みへと変わり。互いに顔を見合わせると可笑しそうに喉鳴らして。) 言ったであろ?お互い童ではないのだから、其処は信用しておるつもりだがな吾は (意外な言葉に眉尻を上げ驚きの声を漏らす。) 冒険者は止め他の路を目指すか・・・ (開かれた窓より差し込む銀色の淡い月明かりが寝ている同室の侍を映し出す。) 善い事では無いか、祝福こそすれ互いに好いておるなら・・・反対する理由などは有るまいて (赧らむ姿に悠然した面持ちだが、心からの祝福を。我が事ながらに素直に喜ぼう。) 一花、お主はつくづく妖怪と縁があるようじゃなぁ。 (幸せそうに眠る侍へ視線を映し、曲がりなりにも同族ならばライカニアとは思うまい。) [Wed 29 Mar 2006 23:34:01]
◆園内一花 > 〜心配に大人も子供もありませんよ。 特に身体の事とか食べ物の事なんかは… ( 変わらぬ様子の紅姫さんに安堵する反面… やくざである以上、子供みたいな心配をするのも止めてあげない、なんて… 複雑そうに眼を伏せる顔を見上げる。 苦い笑みには、人の事を言えない自分、同種の笑みを返して ) ―――それは勿論。 身体が資本ですからね。 ちゃんと治して、無理はしませんから、心配しないで。 ……ぁ、でも、トレジャーハンターは、止めようかと思っています…… ( 促されるままに、歩き出す。 笑う顔には、どこまで察せられているのかと顔を赤らめつつ――― ) 〜ぅん。 …一緒に、入院しているんですけど……… …その… 私… 彼女の事… おかしいかも、しれませんけど… 大好き、なんです…。 ( 俯く顔は、徐々に赤みを増して…。 やがて病室に辿り着く ) 〜会っていってください。 ( 照れくさそうに微笑んで、先導するように中へ入ろう ) ―――〜菫… ( 眠っているという事で、消灯前だけど半分ほど占めたカーテンを開けて… 眠っているパートナーに声をかける。 …起こしちゃいけないと思うんだけど… 彼女にも、会って欲しかった ) [Wed 29 Mar 2006 23:20:14]
◆南条菫 > ( ふかふか尻尾をゆ〜らゆらさせてお休み中の狐娘の姿があった。ベッドの上ですやすや眠っている。 ) うぅ〜ん。……むにゃむにゃ。 ( 幸せそうな寝顔。昨日のお仕置きで随分満足したらしい。ほっぺつまんで起こしてやるといいかも? ) [Wed 29 Mar 2006 23:14:25]
お知らせ > 南条菫さんが来ました。 『(そして病室には――)』 [Wed 29 Mar 2006 23:12:24]
◆紅姫 > (再会は厠の前とはシリアスも霞んで消える。 知らぬ間に大人へと蛹が華開いた蝶へと変貌したとは知らぬ女性であったが。) お互い子供でもあるまいしな無事ならば善かろうよ。 だが、見違えたな。 (一回りも大きくなったそんな寂寥感とも安心感とも付かぬ感情、目を伏せながら。 『そこそこにやっておるよ』と釘を刺されれば僅かに苦い笑みが零れるか。) ゆっくりと治療するのも仕事では無いのか「とれじゃーはんたー」と言うのは。 厠で立ち話も邪魔ではないか病室で聞きこう・・・(見舞いの品にと取ってきた桜の枝で廊下を指しながら促そう)差詰め一緒に依頼を受けた侍の話であろう?(ころころと嗤いながら廊下をゆっくりと病室へと) [Wed 29 Mar 2006 23:07:08]
◆園内一花 > ( 〜ごめんなさい。 折角の再会(?)なのにシリアスはワンテンポ前でした――― 色々と大人になっちゃった事を微妙に恥ずかしくも思う謎デンパはさておきっ ) 〜そうですね…。 私も出てばっかりでしたけど… 紅姫さんも、なかなか帰って来ないんですもの。 〜お元気そうで、何よりです。 ( 『危ない事してません?』 『ちゃんとご飯食べてます?』 なんて… ヤクザで雪女なあなたに、ナチュラルに問う… と言うか釘を刺すのもどうかと思うけど、刺しておく。 『厠』には仄かに気まずそうに ) 〜ぁ、ゃ… あの、顔を洗って… ちょっと考え事を…。 〜ギルドで治療費を出して頂けるので、入院していますけど… がんばれば、通院でも何とかなる傷ですから。 大丈夫。 ……ぁあ、そうだ…… お話したい事、あったんですけど… 今は、ゆっくり出来るんですか…? ( 手にした桜の枝… 何だか似合うなと、微笑んだ。 …お手洗いの前なのが、たまにきずだけど… ) [Wed 29 Mar 2006 22:57:07]
◆紅姫 > ―――――ぉ?(扉を開けた先尋ね人の顔が目の前に。緋色の瞳を同じく瞬かせ。心無しか何処か嫣然した様子に眉に皺を寄せ) 久方振りかな、思ったよりも息災のようだで何よりだ。一花・・・お主厠は何時も・・・・永いのか? (手にした桜の枝を手で弄びながら厠であったかと一人得心。) [Wed 29 Mar 2006 22:49:54]
◆園内一花 > ―――ただいま… ですね。 あと …おかえりなさい、と…。 〜ごめんなさい… 心配かけて。 [Wed 29 Mar 2006 22:44:02]
◆園内一花 > ( 水を流して、空になった洗面器片手に洗面所を出る。 ―――菫って、結構ませてる。 …ゃ、私のせいなんだけど… ) ―――。 ( …意地悪されて… 妖しいくらいに艶やかな顔で見つめられて… 恥ずかしいばっかりで、嫌なはずなのに… どきどきして… 気持ち良くて…。 ……菫もああされると気持ちいいのかな…なんて、ふと思う…… ) ―――ぁ。 ( 出ようとした所で。 意外でもない筈なのにちょっと意外な人の顔と出会って。 ―――数度眼を瞬いた後、嬉しそうに微笑んだ ) …こんばんは。 [Wed 29 Mar 2006 22:42:56]
◆紅姫 > (旅から帰った同居人が入院していると聞き及び脚を向けた中央病院。生憎と病室は蛻の空で通りすがりの看護婦に尋ねれば何処にいったか検討がつかないとの返答。) 何処へいったのやら (宛もなく廊下を彷徨う内、目に付くのは厠の札。) 居らぬなら、文でも置いて・・・ (仕方ないと躊躇いがちに厠の扉を開かん。) [Wed 29 Mar 2006 22:39:48]
お知らせ > 紅姫さんが来ました。 『(看護婦へと頭を下げて)』 [Wed 29 Mar 2006 22:36:33]
◆園内一花 > ( 何も、見ていなかった――― …私の望みを聞いて… 傍に居てくれる…。 …一緒に冒険に行ってくれて… 一緒に住もうと言ってくれて… 置いてなんて行かないと、言ってくれていたのに… ) ……サイテー……。 ( 『最も低い、って書くんだよ』 …鏡の向こう… 自分に投げかける言葉は胸の内に。 …けれどそれを受け止める顔は、もう、泣いてない…。 ……本当に…恋人失格だった……。 まだ許してもらえるうちに、二人を壊してしまう前に…気付かされてよかったと… だから、しっかりしろと、気を入れる ) ―――。 ( 眼を閉じて、深く息をすると… 蹲った状態で散弾を受けた、背中を中心に傷を負った身体が痛むけど… 今はそれも、福音だ。 パシン! 両掌で包むように頬を叩いた。 ―――昨日の今日で拭えるものではないけれど、もう、自責の念なんてものばかりに振り回される事は無い… ) ( …それにしても… ) ―――。 ( 眼を開けて… 顔を拭って、気恥ずかしそうな苦笑を零した ) [Wed 29 Mar 2006 22:35:52]
◆園内一花 > ( …甘えていた恋人の追い詰められた様子に、我に帰ることが出来た意識だけれど… そう簡単に、すっきりと割り切ってしまえるものでもない。 …顔を伝う水滴が洗面器に落ちるのはそのままに… 据え付けられた鏡の向こう… 睨み付けて来るような自分を、見据え返す ) ………。 ( …菫と会えずに居た数ヶ月の時間… その間に、彼女はだいぶ落ち着いた… それまで以上に強く、しっかりとして感じられた…。 ……けれど…… それに安堵し、甘えながら…その実、何も信じられてはいなかった。 …また、無茶をするのではないか… 一人で、どこかへ行ってしまうのではないか… そんな事ばかりを考えて、彼女が彼女の内に置いてくれている自分の場所を 『最初から』 信じていなかった ) ……サイテーだよ…… ( リゼルとの対峙よりも自分を。 …一時とは言え主としたコノウラヤマさんとの生活よりも、自分を取ってくれたのに…。 …それは自分が駄々を捏ねたから仕方なくそうしてくれたのだろうと… ―――菫の事を、何も ) [Wed 29 Mar 2006 22:13:24]
◆園内一花 > ―――〜はっ! ( 病院の洗面所。 冷水で叩くように顔を洗って… 下ろしていた髪をうなじで一房に纏めたイエロティアの娘が、気を入れるような息を吐き出した――― ) [Wed 29 Mar 2006 21:52:40]
お知らせ > 園内一花さんが入室されました。 『( パシャッ )』 [Wed 29 Mar 2006 21:48:47]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 [Wed 29 Mar 2006 15:05:22]
◆フェンサー > ( やがてぐーすかぷーと寝息を立てて、そして夢の中でも同じこと、考えるのだった。 ) [Wed 29 Mar 2006 15:05:08]
◆フェンサー > ( それよりも先、退院できる日が楽しみである。 とはいえまだまだ先の先の話。 本格的に「いつか」でしかない。 いやー、これで自分の金で治療費払えとかいわれたらとっくに墓の下だ。 そこら辺を感謝してなむなむ、と。 ) [Wed 29 Mar 2006 14:55:20]
◆フェンサー > ( 個室であることは致し方ないことだとわかっている。 しばらくは、そうしろと。 ただ、後一月もすれば、部屋を移れるかもしれない、とのことだった。 あくまでもかもしれない、だ。 予定は未定。 裏切られることをいつも考えて置けと言うのではなく、そもそも、あまり深く考えるなと言うこと。 ) [Wed 29 Mar 2006 14:45:08]
◆フェンサー > ( 半ば、病院が家のようなものであった。 もう、そう感じるほどに長く横たわっている。 時折、背中がベッドとくっついているのではないかとおかしな気分にもなったが、そんなことはなかった。 特に今日も、ことはなし。 ) [Wed 29 Mar 2006 14:35:02]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Wed 29 Mar 2006 14:33:17]
お知らせ > 艶子さんが退室されました。 『ああ、早く外に出たい。』 [Tue 28 Mar 2006 20:39:49]
◆艶子 > ( こっそり自慰してるのかなとかそんな失礼な事を悶々と考えている奴が居るとか、皆知らないだろうな。言ったら多分一発ずつゲンコツもらえる気がする。 ) ……少し落ち着こう、どうやら私は疲れているようだ。 ( はふー、と天井に向けて溜息を漏らした。 ) ………… ああ、暇だ。みんな今頃どうしているのかなぁ。 ( 窓の外を見遣れば、すっかり夜だ。でも最近は日が落ちる時間が遅くなっている。桜も咲き始めたとか、もう春なのだ。 こうして一人だけ停滞しているのが酷く辛い。痛みと死の危険と、そして何も出来ずに隔離され取り残されている感覚。それが現時点での最善だという現実。ヘマの代償としては大き過ぎるくらいだ。 ) [Tue 28 Mar 2006 20:36:11]
◆艶子 > ( いやいやいやいや、今のは豪天寺艶子は人様が居る部屋で自慰に耽るヤツだかそういう意味じゃなくて、どこで何をしようが私は偉いから許されるんだという意味であって。 ) ……もう絶対 (自慰なんて) やらないぞ。誓おう。誰に誓おう。 ……兎に角今まで会った人全員に誓っておこう。 ( ぐるぐると皆の顔が頭に浮かぶ。 うーん、でも別に誓わなくても良いような人居るよなぁ。ヴェルとかレイとか付いてるならやっぱり自慰ぐらいするだろうし、シスター・ジャスティスもああ見えて怪しいぞ。ルゥ先生も多分してそうだけど先生だから一応しないのカテゴリに入れておこう。ティエンはどうだろう。判らないからするってことにしておこう。ココとかヴァリスとか豪人とか男連中も一緒だ。 でも兄ぃは別…いやいや、する…に入れちゃえ。 アレックス、菫、一花も…………………。 ) ―――はッ。 ( そんなことばかり考えていたら体が火照って興奮している事に気付いた。変態か私は! ) [Tue 28 Mar 2006 20:28:23]
◆艶子 > ( ぶっちゃけ言うと、この部屋を出れる口実なら何でもいい。や、二人に顔を出したいのは勿論の事なのだが。 例えば今度はヴェイトス市の四方を蔦の悪魔が取り囲み、急遽この私の手が必要となったとかそういう物騒な理由でも全然構わない。 病院の先生に言って病室を移してもらうのは簡単だが、なんて説明すればいいのか。 ) くそ…ッ、多少入院費が高くても個室にしておけば良かった…ッ。 ( 前に個室で入院した時はまだ立って歩けたから暇を持て余す事は無かったが、今回は殆ど動けないので個室じゃ無い方が良いかなと思った私が馬鹿だった。 いやいや、そういう部屋で耽る方が悪いかもしれない。常識的には。 でも私、豪天寺艶子だし。 ) [Tue 28 Mar 2006 20:11:33]
◆艶子 > ( どうやら菫と一花の二人が病院に入院しているらしい。勿論、病室は別だが。 ここの所ずっと病院に引き篭もりっぱなしだったので、二人がどういう経緯で入院したのかは判らないが―― 大丈夫だろうか。 病室は別と言っても同じ病院内だ、歩いて会いに行こうと思って起き上がろうとしたら看護婦に叱られた。 しかしマスターベーションという一人の神聖な儀式を他の誰かに見られた私としては、そいつが居る部屋からはなるべく離れたいのだ。その目撃した当の本人はあれからずっとちらちら私の方を伺ってくるし、一日一回は必ず10分〜15分ぐらい便所に行くようになった。 つまりは、そういう事だろう。どうだろうか、自分自身がそういうネタに使われるという感覚は。 ) [Tue 28 Mar 2006 20:06:33]
お知らせ > 艶子さんが入室されました。 『( 看護士の話をちらりと耳にした。 )』 [Tue 28 Mar 2006 19:58:49]
お知らせ > 園内一花さんが退室されました。 『( 複雑な笑みに胸を打たれながら… 後に続く )』 [Tue 28 Mar 2006 19:03:37]
お知らせ > 南条菫さんが退室されました。 『(フリースペース1:病院屋上へ)』 [Tue 28 Mar 2006 19:01:21]
◆南条菫 > ( 一花がうなずけば、安堵したような、寂しさが増したような、複雑な笑みを浮かべる。今、彼女は自分のことをどう思っているのだろう。これから先、自分が恋人に「する」ことによって、どう思われていくのだろう。不安だけが広がっていく。でも、もう後戻りはしないと決めたんだ。 ) うん、平気だよ。包帯ぐるぐる巻きなのは腕だけだし、手や指は自由に動かせるから。じゃ、いこっか。 ( 一花の手を引いて、重い足取りにあわせて、ゆっくりゆっくり進む。あぁ、もう私は戻ってこられないんだな、という思いを強めながら。 ) [Tue 28 Mar 2006 18:59:36]
◆園内一花 > ( …『付き合いきれない』… そう言われてしまっても仕方ない…。 『大事な話』にドキリとして、入院着の襟を握る。 …『それでも私は一花と一緒に居たい』…そんな言葉を盾にせず、嫌われてしまう可能性を現実の物と考えて…本当に、愛想を尽かされてしまうのではないかと思った時… 自分はどうすれば良いか… どうしたいかなんて、分かっているじゃないかと。 襟を握る手を、強く 強く 握り締める。 ……もう、遅いのかもしれないけど…… ) ……ぅん……。 ( 小さく頷いて、ドアへと向かった。 …傷のせい以上に、足取りは重たい… ) ……身体…大丈夫……? ( 自分より重症の彼女だ。 …手を貸すように… おずおずと、腕を伸ばそう… ) [Tue 28 Mar 2006 18:54:24]
◆南条菫 > ( ――ダメだ、笑わなきゃ。自分がこんな顔していたら、一花がまた心配しちゃう。だけど――だけど――私は、もう。 ) あの、さ。大事な話があるの。ここじゃなんだから、屋上にいかない? ( 漸く小さな笑みを作ることができた。この時間、人が滅多にこない屋上を指定したのは、もちろん計画実行のため。 ) [Tue 28 Mar 2006 18:48:55]
◆園内一花 > ―――ぅ…ん。 大丈夫。 ( 当たり前だ。 …変に歩き出しかけたまま固まっている、やや不自然な姿勢で… ちょっと眼を逸らし、頷く。 ……菫のやや暗い表情には、自分がこうさせたのだと…胸が痛んだ…… ) ………。 ( 一人で考え込んで… 元気付けて貰えるのをないがしろにして… どこまでも、甘えてて。 ……こんな顔を見て、初めて…… 本当に、自分がどれだけ相手に依存しきっているかを思い知らされる ) [Tue 28 Mar 2006 18:46:17]
◆南条菫 > ( 尻尾も揺れていない。そう、自分はこれから、彼女にひどいことをしようとしているのだから。できることなら、このまま逃げ出したかった。 ) [Tue 28 Mar 2006 18:43:18]
◆園内一花 > ( 診察ではないと思うけど… お手洗いかもしれないし… 売店に行ったのかも、お茶を飲みに行ったのかもしれない… だけど、少し長過ぎる気がして――― 病室を出ようとしたら ) ………ぁ。 ( 開くドア ) [Tue 28 Mar 2006 18:43:04]
◆南条菫 > ( ひょこっと顔を出した狐耳。一花の姿を見つけると、軽くて招きをしてみせる。表情は、やや暗い。 ) 一花、いま――時間、いいかな? [Tue 28 Mar 2006 18:42:41]
お知らせ > 南条菫さんが来ました。 『(病室のドアが開いて――)』 [Tue 28 Mar 2006 18:41:31]
◆園内一花 > ( 寝ているくらいしかする事の無い入院生活… というわけではないのだけれど。 …起きていると、どうしても考え込んでしまって… 眠れる時は、眠っている事が多い ) ―――。 ( そしてついさっき。 …目を覚ましたら… カーテンの開け放たれている隣のベッドから、菫の姿は無くなっていた ) [Tue 28 Mar 2006 18:40:31]
お知らせ > 園内一花さんが入室されました。 『( ―――どこ――― )』 [Tue 28 Mar 2006 18:32:07]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 [Tue 28 Mar 2006 15:20:17]
◆フェンサー > ( 要するにその根源は理詰めの缶詰などではなく、よーしがんばっちゃるぞー、やっちゃるぞー、強くなったるけんねー、おいちゃんやるばいー、などというアバウトで、しかしより本音的な感情任せなものでいいのだ。 若いんだし。 その後結局フェンサーは、詰めチェスに没頭して夢に赤い女王様が出てきて混乱したとかしないとか。 ) [Tue 28 Mar 2006 15:20:09]
◆フェンサー > ( そしてそれは、思考である限り計算になってしまってはいけない。 自身が思考する存在であることの意味を忘れてはいけない。 たとえ葦だったとしてもだ。 ただただ足したり引いたり、そういうことではないのだ。 論理的な思考と同時に、非論理的な思考を同居させなければならない。 それが、多分、人として精神が強くなっていくということ。 ) [Tue 28 Mar 2006 15:10:15]
◆フェンサー > ( そもそも論理的とはなんだろうか。 それは理にかなっているということである。 AならばBになる他ないという道筋のことである。 歩兵を進める。 論理的な思考を養うためにはどうすればいいのだろうか。 それは、AならばBという道筋を覚えることでは、決してない。 AならばBになるという道筋は単なる見本でしかない。 AならばCというまったく違った場面でのしかしそうあるべき道筋を見つけ出すことの出来る力を養うことである。 フェンサーは歩兵を進める。 片手には、「サルが文字を読めるかどうか知らんが初歩詰めチェス基本変」。 ) [Tue 28 Mar 2006 15:00:13]
◆フェンサー > ( 論理的な思考を養うために、先の先を考える力をつけるために、チェス盤を借りた。 枕や布団で上体を起こして、膝の上のチェス盤に、駒たちを並べていく。 赤と白のふたつの陣営。 鏡の向こう側を思わせる。 ) [Tue 28 Mar 2006 14:50:40]
◆フェンサー > ( チェス盤を、借りた。 ) [Tue 28 Mar 2006 14:49:13]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Tue 28 Mar 2006 14:48:04]
お知らせ > 園内一花さんが退室されました。 『( 身を隠すのはそれなりに上手い。 …泣き疲れるまで何処かへ… )』 [Tue 28 Mar 2006 01:11:22]
◆園内一花 > ( 声を漏らしてしまって… 蹲りそうになるのを堪え、病室の無い方へ、人の居ない方へと、歩き出す。 …一人に、なりたかった… 今だってそうなんだけど ) ( …要求ばかり強くて… 何も、返せない…。 土壇場で菫の為に動く事が出来ず… 絶対に諦めてはいけない所で、なにもかもを疎かにした ) ………ッ。 ( どうして、『それでも一緒に』と言ってくれるんだろう…。 ……優しい人だから、かな…… ) [Tue 28 Mar 2006 01:08:14]
◆園内一花 > ( …本当に菫を愛しているのなら… 彼女の幸せと自分の幸せは、イコールじゃない筈だ。 …愛されなくたって良い筈だし… 彼女が幸せに思う事を、口出しして止めさせようとは思わない筈だ。 …菫に対して、自分の欲を満たす事を要求するなんて… 間違ってるんだ ) ―――ッあァぁ… ( それなのに…。 …そんな事、分かってるのに…。 …気持ちは言う事を聞かず… それでも自分の事を愛してくれる菫が、どこまでも愛しくて… 離れられない。 『こんなのを愛しちゃいけない』 『私は菫に相応しくない』 頭で理解したって… 気持ちで甘えてしまう ) [Tue 28 Mar 2006 00:57:57]
◆園内一花 > ( …どんなに悔やんでも… 恥じても… あれがきっと、私の本性だ…。 …綺麗だと信じていた自分は、どこまでも醜く、汚くて… …いざとなれば強くなれると信じていた自分は…あまりに弱く、脆かった… ) ………ッ…ァ……… ( …自分が信じられなくて… 嫌いで…。 …許せないのに… その事に涙してしまう。 流れるのは、自分に対する涙ばかりだ。 …本当に菫の事を想えているのか… 分からない ) ( 菫の事で頭が一杯なのに… 菫の事を想っているようで、その実、『菫を想っている自分』の事しか考えていない… ) [Tue 28 Mar 2006 00:46:59]
◆園内一花 > ( 降り注ぐ鍾乳石の散弾… それを受けてパートナー…菫が川へ投げ出された時… 頭の中は真っ白になって… 気が付いたら水の中、彼女の事を抱いていた…。 …氷のような地下水が冷たくて… 鍾乳石を受けた身体はズキズキ痛んで、動かなくて… あと少し、本当に本気で必死になればまだ動けたのに… 腕の中で脱力するパートナーの感覚に怯え、竦み… 二人で生きる事を諦めた…。 …せめて菫だけは、無事であって欲しいと願ったけれど… ) ………っふ……ぅッ……… ( 『二人でなら、死んでしまっても仕方ない』 と、確かに、そう思ってた。 …自分が生きる事を諦めて… 二人で生きる事を諦めて… 何より大切に思っていると信じていたパートナーの生すら、半ば諦めていた… ) [Tue 28 Mar 2006 00:31:45]
◆園内一花 > ………。 ( 自分に宛がわれたベッドを起き出して… パートナーのベッドを覆うカーテンの前に立った…。 …その向こうに感じる、確かな気配に安堵して… ) ―――ッ。 ( …同時に、自分は 『何を諦めようとした』 のかと… 拳を握って、唇を噛む…。 …一目寝顔を見たいと思ったけれど… カーテンに手が伸ばされる事はなく…。 そのままそっと、病室を出た ) ………ッは… ( 後ろ手に扉を閉め…堪えていた嗚咽を零す… ) [Tue 28 Mar 2006 00:18:04]
◆園内一花 > ( パートナーと負傷して戻ったヴェイトス市… 運び込まれた中央病院の、パートナーと同じ大部屋で…。 普段はポニーテールにしている髪を下ろして、入院着を着たイエロティアの娘が… そろりと自分のベッドのカーテンを開けた ) ………。 ( 診断はパートナーと同じ、打撲と裂傷。 …けれど革鎧に守られていた身はパートナーのそれより大分軽微で… 改めて… どうして 『あの時』 あと一歩を踏み出して彼女を守れなかったのかと、己を呪う ) ( …予測出来た攻撃だったのに… ) [Tue 28 Mar 2006 00:01:26]
お知らせ > 園内一花さんが来ました。 『( …初めての入院… )』 [Mon 27 Mar 2006 23:52:29]
お知らせ > 南条菫さんが帰りました。 『(思考は続き、やがて眠りへと変わる。)』 [Mon 27 Mar 2006 20:31:58]
◆南条菫 > ( 今になって改めて己を振り返ってみれば、始めてこの街にきたときに比べて、随分余裕が出てきたと思う。最初はとにかく目の前のことに対して必死で、後先も考えずに、がむしゃらに突っ走ってきた。その結果、多くの人たちを巻き込み、時に迷惑をかけ、そして己の命を危険に晒したりもした。 ) ちょっとは成長できたのかな……。 ( 侍としてではなく、イキモノとして。 ) [Mon 27 Mar 2006 20:31:28]
◆南条菫 > ( 最初は上司にどう言い訳しようかと考えていたが、時間が経つにつれて、そんなことはもうどうでもいいと思えるようになってきた。敵を斬ったわけでも、敵に折られたわけでもない。自分で折ったのだけど、立派にその役目を果たしてくれたと信じている。 ) だから、ありのままを報告しよう。それで文句言われたり怒られるようなら……一花のように、私も侍に向いてなかったってことで、ね。 ( 小さく苦笑い。 ) [Mon 27 Mar 2006 20:21:01]
◆南条菫 > ( 退屈な時間の大半は、他の入院患者との世間話や、一花との今後のことについての考えに当てられている。侍ギルドには今朝方連絡を入れてもらったから、これにて帰還の報告はおしまい。退院したら無常まで顔を出せ、との上司のお言葉もいただいた。 ) どうしようねぇ、これから。 ( 侍の魂ともいえる刀は折れてしまった。けれども、悲しいとか悔しいとか、そういう気持ちはない。むしろ、よくあの水流の中で二人ぶんの体重に耐えてくれたものだと、感謝したくなる。 ) [Mon 27 Mar 2006 20:14:01]
◆南条菫 > ( それにしても……ベッドに横たわりながら周囲に目をやれば、そこには己と同じくさまざまな理由で入院している人たちの顔が目に付く。一花も同じ病室になったようだし、今は寝ているようだから、また起きたときにでも今後のことを話し合ってみようか。 ) むぅ〜。暇。 ( 入院がこんなに退屈だとは思わなかった。これが半年、一年とか長期入院になったら、きっと身も心も腐ってしまうだろう。考えると、ちょっと恐ろしい。 ) [Mon 27 Mar 2006 20:06:58]
◆南条菫 > ( ハンターズギルドのベースキャンプで受けた治療が適切だったようだ。大方の処置が終わっていたのが幸いしたという。ただ、せっかくギルドから治療費を出してもらえるという手前、病院としてもなるべく通院よりは入院を進めたかったのだろう。とか、そういう裏事情を察するには人生経験が足りない子狐。 ) ま、折れた刀はすぐ元通りにはできないし、やることは全部やっちゃったし、少しの間お休みをもらおう。 ( くぁ〜っと大きなあくびを一つ、包帯の巻かれた腕を見つめた。 ) [Mon 27 Mar 2006 19:59:06]
◆南条菫 > 別に通院でもいいような気がするんだけどなぁ。 ( 着物ではなく病院服を着た狐耳の娘は、天井を見上げながらぼんやりと呟いた。鍾乳洞調査の依頼を無事に終え、街に戻ってから怪我の具合を確かめるために病院にいった。診断結果は、軽症打撲。体をかばった両腕の傷がややひどいが、3日程度で退院できるとの話だ。 ) [Mon 27 Mar 2006 19:52:57]
お知らせ > 南条菫さんが入室されました。 『(病室のベッドの上で)』 [Mon 27 Mar 2006 19:49:37]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 [Mon 27 Mar 2006 16:00:55]
◆フェンサー > ( そう、だから決して寝ているわけではない。 鼻ちょうちんなどそこには存在しないし、ぐーすかぷーなどと寝息もありえない。 むにゃむにゃとかも言わない。 言ってない。 聞こえるとすればそれは幻聴だッ! ) [Mon 27 Mar 2006 16:00:53]
◆フェンサー > ( 入院していても、可能なことはある。 それは精神修養であったり、感覚の修練であったり、時には学んで習うことであった。 フェンサーはいま、目を閉じ、耳を、肌を、いつもより鋭敏に働くようにしている。 目以外のもので、世界を把握するために。 ) [Mon 27 Mar 2006 15:54:37]
◆フェンサー > ( 月日の流れるのを早いと感じることもあれば、苦痛と思えるほど、永劫と思えるほど長く感じられることもある。 一日千秋、という言葉もある。 日常になってしまった後はもう、ただただ、入院生活は暇でしかない。 死に至る病だ。 けれどフェンサーは、いまはそれを穏やかに受け止める。 ) [Mon 27 Mar 2006 15:46:56]
◆フェンサー > ( そろそろ、入院してちょうど二ヶ月。 長いような、短いような、不思議な心地だ。 けれどあと、いままでと同じような日々が七ヶ月ほど残っている。 言葉にすればただそれだけのことだけれども、それは随分と、長く、遠い。 ) [Mon 27 Mar 2006 15:25:11]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Mon 27 Mar 2006 15:23:14]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 [Sun 26 Mar 2006 15:32:47]
◆フェンサー > ( 結局、昼日中だってのに、フェンサーはもぞもぞ足をすり合わせて、悶え悶えて煩悶して、最終的には軽いオーガズムを迎えるだけだった。 ほんのささやかなお情け程度の。 まったく情けない。 なにが情けないって、はあ、『最中』こそ亡きあの人だったというのに、初恋の人だったというのに、) …………………………フェン…さん…。 ( フィニッシュはその顔が浮かんだってんだから。 ) [Sun 26 Mar 2006 15:31:10]
◆フェンサー > ( しかしなんだ。 一度ふとしたことで思うと、完全には消えていなかった熾火がちらちらといつの間にか燃えていくように、こう、熱くなる。 お腹の奥のほう。 個室なのに、個室なのに……っ、フェンサーはちょっともだえた。 手をやってそれを慰めてやれば楽だろうけれど、そうして耽ってしまえば胴の中身が傷むのだ。 手が腰についていりゃいいのに。 すりすりと足をすり合わせながら、フェンサーは思うのだ。 ) [Sun 26 Mar 2006 15:21:05]
◆フェンサー > ( ああ、ああ、若かったなあ、青春してた。 いまは滅多にしていない。 殆どを争いごとにかまけていたし、少しでも休息が欲しかったから、本当に時たま、亡き人を思ってそれを汚しただけだ。 うーん、我ながら若かったな、となんだか思い出に羞恥するという気持ちがわかってくる。 そしてもぞ、と足をすり合わせるのだけれども、うーん、悲しきかな、自分を慰めるのもいまは、危険なのだ。 ) [Sun 26 Mar 2006 15:11:20]
◆フェンサー > ( 寝たい、とか思っても、勝手に起きてしまう。 そしてそうして起きてしまうともう眠れない。 薬の効果でもあれば別だけれども、いまはそれもない。 そうしたときに、若い人間が羨ましい。 若かった頃はもっと、惰眠をむさぼれたものだと思い返すのだ。 ―――そしてそのまどろみの中でよくまあ若さゆえのというか、耽ったりもしたことを。 そして赤面。 ) [Sun 26 Mar 2006 15:01:38]
◆フェンサー > ( 若さ、といったものが羨ましくなるときが、たまにある。 例えば、あまり長く眠れないときなんか。 ) [Sun 26 Mar 2006 14:58:43]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Sun 26 Mar 2006 14:55:52]
お知らせ > 艶子さんが帰りました。 『―――その時だ、隣の奴と眼が合ったのは。』 [Sun 26 Mar 2006 00:49:26]
◆艶子 > ( ああ…… 何だか虚しい。 得られた快感はやはりずっとあの時より小さかったが、自分の手で少しでもそれに近い物を得られた。しかし満足を覚えたのは一瞬で、すぐに言いようの無い虚しさが襲う。 汚れた手を服で拭いながら、熱を持った身体を冷ますように布団を半分跳ね除ける。ああ、新鮮な空気が美味い。 は、と疲れたような溜息を漏らし、首ががくりと横に倒れる。このまま疲労を引き摺って眠りに落ちてしまおう。 ) [Sun 26 Mar 2006 00:49:08]
◆艶子 > ( じっとりと汗を掻き、含み声が漏れ始めた。立てた右膝が倒れ、代わりに寝ていた左膝が起きる。暗闇に浮かぶ少女のシルエットは僅かに蠢いて、徐々に登りつめていく感触。 ――期待感。もう少し、もう少し。 意識が下腹部と指先に集中し、周囲の音や状況が感覚で捉えられなくなる。ぼんやりと身体が浮くような錯覚に囚われて、頭に靄が掛かったようだった。 やがてびく、とそのシルエットが小さく刎ねて、暫く余韻に震えた後―― がくりと膝が落ちた。 ) [Sun 26 Mar 2006 00:38:32]
◆艶子 > ( あの奴隷がどのように、どこに触れたのか。正に文字通り手探りの状態で思い出そうと努力しながら。 今まで自分で慰めてみた中で、今日のように気持ち良いと感じた事は無かった。嫌な言い方だが―― 恐らくあの奴隷にある程度目覚めさせられたのだろう。しかし、その奴隷と寝床を共にした時のような感覚とは程遠い。 苛立ちと誰かに気付かれるのではないかという焦りから、指使いは乱暴になる。 ) [Sun 26 Mar 2006 00:28:46]
◆艶子 > ( 今度は声など漏らさぬように毛布を硬く食いしばる。眼を瞑り思い浮かべるのは同居人の彼であり、ひしゃげた蛙亭の奴隷の指先であり――。 こんなことするべきじゃないなんて事は判っている。しかし常に誰かの目に触れる場所に置かれ、既に三週間が経つ。その間大した娯楽も無くベッドの上で只管治療に専念していれば、耽りたくもなる。 此処に入院している奴らで動けるのは絶対便所か何処かで済ませてきている筈だ。絶対そうだ。私は動けないからそれが出来ない。 だから此処でする。文句は言わせない。 ) [Sun 26 Mar 2006 00:23:34]
◆艶子 > ( ――そんな声が漏れて、私は慌てて口を閉ざす。 気付かれなかっただろうかと部屋を見渡し、じっとその寝息に耳を傾ける。…幸い同室の他の患者達はまだすやすやと眠っているようだ。ほっと安堵の溜息を漏らし、毛布を被りなおすと――― 僅かに濡れた指先をもう一度下着の中へと滑り込ませた。 ) [Sun 26 Mar 2006 00:15:53]
お知らせ > 艶子さんが来ました。 『う……。』 [Sun 26 Mar 2006 00:11:22]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 [Fri 24 Mar 2006 15:09:08]
◆フェンサー > ( 雲の流れ流れていくのを眺めながら、甘い風に撫でられ、鳥の声に耳を喜ばせ、そしてその中でうつらうつらとすることの、なんと気持ちの良いことか。 ) [Fri 24 Mar 2006 15:09:05]
◆フェンサー > …………………ああ………風が気持ちいい……。 ( ざあああああ。 吹き込んでくる風が、頬をなで、髪をばさばさとかき乱していった。 日差しは緩々かたむいていくけれど、しばらくは暖かくすごせそうだ。 ) [Fri 24 Mar 2006 14:58:13]
◆フェンサー > ( 開かれた窓の向こうからは、確かに外の空気が、季節の香りを運んできていた。 時折、鳥の鳴く声がして、心を躍らせる。 看護婦の飾ってくれた花瓶の花は鮮やかで、空の青によく映えた。 ) [Fri 24 Mar 2006 14:48:11]
◆フェンサー > ( 晴れた空の向こうに、うっすらと浮かぶ月が見えた。 その手前を横切るように、鳶がひゅう、と弧を描くように舞っていく。 切り取られた景色の向こうで、世界は踊る。 いつまでも。 ) [Fri 24 Mar 2006 14:38:04]
お知らせ > フェンサーさんが来ました。 [Fri 24 Mar 2006 14:36:38]
お知らせ > フェンサーさんが退室されました。 [Thu 23 Mar 2006 21:42:25]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Thu 23 Mar 2006 21:42:19]
◆フェンサー > ( なんにせよ、言えることは、これからの七ヶ月間をフェンサーがどうやって暇つぶしをするか、そのことに悩み続けるだろうことだ。 運動が出来るようになれば、そう悩むこともなくなるだろうけれど、そうなる日は、遠い。 ) [Thu 23 Mar 2006 21:41:57]
お知らせ > フェンサーさんが退室されました。 [Thu 23 Mar 2006 21:41:55]
◆フェンサー > ( それに、白魔術師など希少な能力の持ち主に、この身体を提供してもいいだろう。 フェンサーは怪我が治り、白魔術師は経験を得る。 どちらにとってもそれはよいことだろう。 …………そもそもの数がいないから、フェンサーのところまで来るものもまた少ないのだけれども。 ) [Thu 23 Mar 2006 21:31:29]
◆フェンサー > ( 何の障害もなしに退院できるとすれば、それはよほど神に好かれているか、もしくはゴキブリ並みの生命力なのだろう、なんてことも言われた気がする。 ―――まあ、予定は、予定だ。 予定は未定で不定だ。 気にせずにやっていくことが、身体にも心にもいいだろう。 ) [Thu 23 Mar 2006 21:21:19]
◆フェンサー > ( この調子であれば、あと七ヶ月程度で退院は出来る予定、とのことであった。 とはいえ予定は予定でしかないし、退院できるというだけだ。 身体が完全に元に戻るかという問いに、医者は苦く笑っただけだった。 ) [Thu 23 Mar 2006 21:11:03]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Thu 23 Mar 2006 21:07:23]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 [Wed 22 Mar 2006 20:17:17]
◆フェンサー > ( 剣を収め、剣士はひとつ、息を吐いた。 前途多難な明日を睨み、不敵に不適ににやりと笑って見せた。 都合上、顔の左半分だけで。 病院のひとつの病室のひとつのベッドでちっぽけな剣士がちっぽけな剣を前に、覚悟を決めた。 ) [Wed 22 Mar 2006 20:17:14]
◆フェンサー > ( ただ勝利する以上の強さが求められた。 ただ敗北する以上の強さが求められた。 そして死を恐れ逃げ出す勇気が求められた。 より高みを目指すと同時に、より長くを目指す。 より多くを守り、そして己をも守る。 それはひどく困難なことで、しかしそれ以外に満足できる道はなかった。 ) [Wed 22 Mar 2006 20:07:54]
◆フェンサー > ( 今一度、剣士は砕けた剣を手に取る。 それは敗北の証である。 死の証である。 そしてまた生まれ変わるための徴である。 過去に清算をつけ、未来へと足を向けるためのものである。 いままで以上の覚悟と信念が、そこには求められた。 ) [Wed 22 Mar 2006 19:57:28]
◆フェンサー > ( 障害を前に傷つくことを恐れぬ決意である。 必要なのは勇気である。 生き抜くことを自分に課すことの出来る勇気である。 そしてまた、貪欲さが必要である。 傲慢ともいえるほどに貪欲であることだ。 ) [Wed 22 Mar 2006 19:47:10]
◆フェンサー > ( 必要なのは決意である。 ) [Wed 22 Mar 2006 19:44:37]
お知らせ > フェンサーさんが来ました。 [Wed 22 Mar 2006 19:43:33]
お知らせ > 艶子さんが退室されました。 『そして退院したら、遅れを取り戻す為に走らねば。』 [Wed 22 Mar 2006 01:46:55]
◆艶子 > ( 何れにせよ、平穏を良しとしない豪天寺艶子の一世一代の大博打は既に始まっている。見事勝利を収めるか、再起不能になるまで負けるかしか道は無い。勝てぬ人生など要らぬ、とも思っている。その代償として命を差し出さねばならないのなら安いものじゃないか。勿論、親友との約束を守るために無駄に命を投げ出すようなことは絶対にしないが。 ) さぁ どこまでやれるかね。 ( 両目を閉じる。今日はもう寝よう、一日も早く良くなるために。 ) [Wed 22 Mar 2006 01:45:04]
◆艶子 > ( 王を目指す私を支えているものは、意外な程脆く危うい。生れ落ちて十六年、唯一片手にあった木刀で多くの物を手に入れようと我武者羅に体当たりばかりを繰り返してきた。自分にはまだ不相応なものまで手にしようと。そして幸運にも、その不相応な望みの物の一部を手にする事が出来たのだ。しかし―― ) …いつまで持っていられるだろうか。まだ手に余るというのに。 ( それを手にするに相応しくなるのが先か、重さに耐え切れず崩れ落ちてしまうのが先か。 ) [Wed 22 Mar 2006 01:39:29]
◆艶子 > ( しかし―― ふと不安に思う時がある。 いつかその信頼に応えきれず、私は潰れてしまうのではないかと。彼らは優しいから、そうなったら無理をするなと肩を叩いてくれるだろう。頭を撫でてくれるだろう。それに甘えて二度と立ち上がれなくなってしまうのでは。 ) そうなったら、私は―――……。 ( きっともう、二度と剣を握る事が出来なくなる。人様の命に刃を突きつけるなど、本当に立派な人しかやってはいけない事だから。命を奪う資格を持った人にだけ許された事だから。 それを失ってしまったら、もう―――。 ) [Wed 22 Mar 2006 01:33:50]
◆艶子 > ( 私という人間は今まで多くの人の手に助けられて此処まで歩いてきた。彼らは私より強く、私より賢く、私より立派で―― 私より素晴らしい。 そんな彼らの手を貸して貰ったこの私が、同様に素晴らしくないわけが無い。いや、素晴らしい存在でなければならない。それこそが彼らに対する私が出来る恩返しなのだ。 これから先、彼らがこの私を助けたことを後悔するような事があってはならないのだ。それだけは絶対に避けねばならないのだ。 ) [Wed 22 Mar 2006 01:27:50]
◆艶子 > ( まだ私と同じで眠りに就かない患者が居るとはいえ、夜の病院はとても静かだ。そして、薄暗い。 こういう状況だと―ー しかも寝るしかやることがないと、人間は考え事ばかりしてしまうものである。 ) ( は、と溜息を吐いた。今日も夜警に出向いているであろう親友は無事だろうか。何も無いだろうか。 鍾乳洞に再び調査に出た少年はどうしただろう。何故か奇妙な胸騒ぎを覚えるのは何故だろうか――。 ああ、私が願望の通り立派な人間だったら、剣を手にそんな己の不安なぞ打ち払うことが出来たのに! ) [Wed 22 Mar 2006 01:22:16]
◆艶子 > ( 誰よりも強いし、誰よりも賢いし、誰よりも立派で、誰よりも素晴らしい。少なからずいつもそう振舞っているし、少しでもそれが認められると私は凄く嬉しい。あらゆる者は私の前に膝を付き、そうでない者は首を失って膝を付いた者の回りに転がる。私が法であり、即ち王である。 ……けれどもそれが願望であり、その意識の裏側にはまだまだ自分は弱く、愚かであることを十分承知していた。だからその願望を真面目に口に出す事は殆ど無い。親しい友人やものの弾みで言葉にしてしまうことはあるが、それは単なる戯言だから。 ) [Wed 22 Mar 2006 01:16:58]
◆艶子 > ( ―――突然だが、私は一番偉い。 ) [Wed 22 Mar 2006 01:10:11]
お知らせ > 艶子さんが入室されました。 『天井を眺めながら。』 [Wed 22 Mar 2006 01:08:10]
お知らせ > ルゥさんが帰りました。 『(口寂しさに負けると、きっと無くなってしまう。 がんばれ理性。)』 [Tue 21 Mar 2006 15:25:23]
◆ルゥ > (都合、49包。 飴を包みあげると、─) さ、大丈夫ですよ。 患者さん入れてください。 (そう、看護士に声を掛けた。) [Tue 21 Mar 2006 15:23:08]
◆ルゥ > (流石に、それはどうかとも思う。 建前としてでも、患者に配るために買ってきたのだから。 はらぺことしての本能が疼くが。 押えきれなくなる前に、配りきってしまおう。 かゆ うま。) [Tue 21 Mar 2006 15:19:52]
◆ルゥ > (…まぁ、足りなきゃ足りないで、最初から無かったことにして全部食べてしまうのも手ではあったが。) [Tue 21 Mar 2006 15:18:51]
◆ルゥ > (入院患者なら、箱ごと渡せば事足りるのだが、診察の患者さんにも少しずつお裾分けしていこうとおもったら、20箱でも不足する。) …ああ、返す返すも、値切り失敗は痛かったですよ。 (かくり、肩を落としてひとりごちた。) [Tue 21 Mar 2006 15:18:27]
◆ルゥ > うん、美味です。 (ころり、とキャンデーを転がしながら、薬包紙なんかも利用して、2つずつ、包みなおしていく。) [Tue 21 Mar 2006 15:16:39]
◆ルゥ > (とりあえず、毒見とばかりに飴を口の中へ。) [Tue 21 Mar 2006 15:15:29]
お知らせ > ルゥさんが入室されました。 『(あむ。)』 [Tue 21 Mar 2006 15:14:59]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 [Tue 21 Mar 2006 14:23:10]
◆フェンサー > ( 枯れ草に鉄錆を混ぜたような匂いが薄く世界に満ち渡り、ぐうるりと世界が変質する。 向こう側がこちら側へと、やってくる。 音を立てて世界が異変におかされて、やがてそれが日常となる。 そして、そしてついに―――意識は休眠した。 ) [Tue 21 Mar 2006 14:23:08]
◆フェンサー > ( 多分これが、トんでるってやつだろう。 何処までも透き通った意識が、どろんと重い世界をすべる。 全ての光と闇とが七つの星のもとでその色を取り替えて、虹の外側で蟲たちがぐるぐると踊りだす。 ) [Tue 21 Mar 2006 14:13:10]
◆フェンサー > ( 世界が透き通って見える。 今まで知らなかった細部までもが、よく見える気がする。 けれどそれは単なる幻想。 閉じた瞼の裏の闇に映る、記憶の残滓。 水素よりも透き通ったその幻想のなかを、フェンサーの意識はたゆたう。 ) [Tue 21 Mar 2006 14:03:48]
◆フェンサー > ( 身体が重い。 けれど意識は、まるで翼をはためかせるかのように、軽い。 ふわふわと思考が定まらず、気だるい高揚感があった。 それは薬の副作用であるらしかった。 何の薬であるかフェンサーは知らないけれど、それはきっと知る必要のないことなのだろう。 ) [Tue 21 Mar 2006 13:53:12]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Tue 21 Mar 2006 13:50:28]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 [Mon 20 Mar 2006 16:01:11]
◆フェンサー > ( とりあえず、今のフェンサーに言えることはただひとつだった。 ―――本編読む気が起こらない。 確実に前書きと後書きだけ読んで終わる予定だ。 つまり逆に言えば前書きと後書きは読みたいと思うほどに秀逸だ。 かといってそれらは本編として扱われるべきものではない。 前書き、後書きであるからこその妙技―――実に、世は不思議なものであった。 と、フェンサーはうつらうつらしながら思ったそうな。 ) [Mon 20 Mar 2006 16:01:09]
◆フェンサー > ( まず、目次。 前書きが三頁から。 第一章が六二頁から。 ) …………………………………………………。 ( 前書きの頁数が、ほぼ二倍に増えていた。 同様に後書きも頁数ががっつり増えている。 しかし、厚さ自体は前巻と大差ない。 ………ということは本編はもはや著者にすらないがしろにされていると考えていいだろう。 ) [Mon 20 Mar 2006 15:51:15]
◆フェンサー > ( 看護婦に読み終わった旨告げると、すでに用意されていたらしくもう一冊が代わりに渡された。 タイトルは、「サルでもわかるか試す奴がいるのかは知らないが初歩頭の体操応用変」であった。 これの最後の一文字ももちろん誤字ではない。 この個性的なタイトルからしても著者は同じであろうし本編の面白くなさもまた同様であろうことは推測に難くない。 フェンサーはしぶしぶその本をめくるのであった。 ) [Mon 20 Mar 2006 15:41:23]
◆フェンサー > ( 結局、「サルでもわかるかどうかは試したことがないが初歩頭の体操基本変」は、フェンサーの脳みそを欠片ほども成長させることなくその役目を負え、フェンサーの数少ない読書暦に記されることとなる。 感想は、前書きと後書きについてだけだった。 というか前書きと後書き以外面白くなかった。 ) [Mon 20 Mar 2006 15:31:36]
◆フェンサー > ( [Mon 20 Mar 2006 15:29:14]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Mon 20 Mar 2006 15:29:02]
お知らせ > フェンサーさんが退室されました。 [Sun 19 Mar 2006 20:11:47]
◆フェンサー > ( 前書きとは違い、結局のところ結局の話、第一章に入ろうが第二章に移ろうが、問題自体は極めて無味乾燥薄っぺら。 娯楽として読むにはあまりにもつまらなすぎた。 後半なんかもう、ぺらぺらと流し読みだ。 そして最後の後書き。 それは、激しくも儚く生きたひとつの(以下略) ) [Sun 19 Mar 2006 20:11:45]
◆フェンサー > ( そして、数分、或いは数十分をかけて、フェンサーは前書きを読み終えた。 それは壮大な冒険であった。 長大な人生であり、それを生きたそのもの自身であった。 何気ない日常、死と向かい合ったとき、最も大事な宝物。 ひと一人の人生というものがそこには詰まっていた。 決してハッピーエンドではない、だからこそ自分であると認識できる充足を得て、最後に死ぬ。 名もなき冒険者の、知られざる一生であった。 時代を生きたひとつの物語であった。 ) ………………っ……………頭の体操関係ないし……っ! ( まあそれはさておき本編へ。 ) [Sun 19 Mar 2006 20:01:32]
◆フェンサー > ( よくよく見てみると後書きも二十頁ほどある。 なに考えてるんだろう、これ。 途端にその一冊の本がただの本に思えなくなってきた。 恐るべしである。 著者名は不明だが、霧の中のひとつの真実とかそういうのでないことは確かだ。 ) ……………………………どれ。 ( ぺれっと頁をめくる。 そしてフェンサーは前書きを読み始めるのであった。 ) [Sun 19 Mar 2006 19:55:04]
◆フェンサー > ( 医師が去った後、残されたのは一冊の本だった。 そのタイトルは、「サルでもわかるか試したことはないが初歩頭の体操基本変」。 やたらと長い上に意味不明だ。 ちなみに最後の一文字は誤字ではない。 身体を起こした(起こされた)状態で、ぺれっとそれをめくってみる。 目次だ。 前書きが三頁から。 第一章が二五頁から。 ) …………………………………? ( 前書きが三頁から。 第一章が二五頁から。 前書きは三頁から二四頁までということ。 ………二一頁も前書きが。 ) [Sun 19 Mar 2006 19:41:34]
◆フェンサー > ( そんな心温まる穏やかな会話がおおよそ0.2秒ほど繰り広げられ、フェンサーはちょっと考えた。 つまり現段階で運動すると死ぬということか。 ) ……………先生、せめて腕だけでも鍛えたいのですが( むしろおつむを鍛えなさい。 切り捨てられた。 ) [Sun 19 Mar 2006 19:31:17]
◆フェンサー > ( 先生運動がしたいのですが、死にたいならどうぞ。 ) [Sun 19 Mar 2006 19:29:09]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Sun 19 Mar 2006 19:27:59]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 [Sat 18 Mar 2006 21:40:05]
◆フェンサー > ( シミがぐんにゃりと哂いだし、げらげらと不愉快なしわがれた音を立てるのはそのときだった。 がたがたぎいぎいぎしぎしめきめき、病室が音を立てて歪み、軋み、崩れていく――――――夢だった。 ) [Sat 18 Mar 2006 21:40:03]
◆フェンサー > ( なにせ、ベッドに横たわったフェンサーの視線の丁度先にそのシミがある。 今にも動き出しそうな気がして怖い。 なにせ、ちょっと前まで愉快な幻覚とお話していたフェンサーだ。 いつまた似たようなことになるのかわからない。 妄想族だから。 なんとなく視線がはなせないまま、数分が過ぎた。 ) [Sat 18 Mar 2006 21:29:40]
◆フェンサー > ( 普段は単なるシミにしか見えないのに、一度その人の顔の形に気づくと、それ以外のイメージが浮かばない。 よくある現象だ。 頭の中に出来上がった固定観念が自動的にその人の顔の形を探し出すように、意識を集中させるように出来ているのだ。 知らない言葉を知った後、世の中にその言葉があふれてくるように感じるのと同じだ。 あれは単に普段気づかなかったものだ。 ―――とフェンサーは思考をそらしたが、怖いことに変わりはなかった。 ) [Sat 18 Mar 2006 21:19:08]
◆フェンサー > ( 目が覚めると、全てのものに黒い線が、落書きが見えたとか、そんなことは決してなかった。 ためしに果物ナイフでベッドを解体したとか、そんなこともなかった。 ただ、ぼんやりと天井を見上げると、そこにあるシミが人の顔に見えることを発見した。 ) [Sat 18 Mar 2006 21:09:54]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Sat 18 Mar 2006 21:07:26]
お知らせ > 跡野末理さんが帰りました。 『( …ちょっと、新しい発見だ… )』 [Sat 18 Mar 2006 07:43:24]
◆跡野末理 > ( 空元気でも… この程度の『ネガ』なら、笑顔を作ってみるだけで幾分気分が軽くなる ) [Sat 18 Mar 2006 07:43:10]
◆跡野末理 > ―――あぁ、今のは分かったわ…。 ( 難しい顔で天井を仰ぎ、窓の外へ目を向けて――― 映り込んでる自分顔に、『必要以上にネガになってる』 と、苦笑と独り言を零す ) [Sat 18 Mar 2006 07:38:28]
◆跡野末理 > ………。 ( 傷が癒えたら、どうする? …ふと湧いた意識に、足を止めた…。 …そんなの、レッドに会って、ちゃんとお礼を言って… 里へ帰るのだと思うけど… ) ………。 ( 唯一安息の場所であるそこへ戻る事を… 今、少し不安に感じてる。 …失敗と部外者の助力を悟られはしないか… それを悟られずとも、言わば大失態を犯した事で… 正式に下忍として登用されるどころか、予科生からやり直しなんて事になるかもしれない ) [Sat 18 Mar 2006 07:34:46]
◆跡野末理 > ………。 ( …もしかしたら次は無い… 何か大きな機会を逃してしまうような予感に駆られて気持ちはざわつくけれど… それが何であるかなど、知る由も無く――― ) ―――ふぅ。 ( ウォン先生の所にお茶を貰いに行こうかと、ぺったりぺったり廊下を歩き出す ) [Sat 18 Mar 2006 07:25:48]
◆跡野末理 > ―――。 ( 食い下がって、なだめられて、食い下がって…やっぱりなだめられて。 …どうしてこんなに退院したいんだろうと自分でも不思議に思いつつ… 不承不承、納得する。 …治りかけている矢傷がパックリ開くかも…? なんて脅されては、じっとしている他に無い。 ―――別キャラクターが請けた依頼の日程調整が難しく、今夜はダメそうなんていうのは不思議なデンパっ…! 自意識過剰だったら恥ずかしいけど、そうでもないって信じたいっ… そして、ごめんなさい。 だから何の話 ) ―――つ……疲れているのかしら…何にもしてないんだけど…… ( 額に手を当て頭をふるふる。 『入院をストレスに感じるのはよくある事だよ』 なんて話に相槌をうちながら… 看護婦さんに促されて、診察室を出た ) [Sat 18 Mar 2006 07:22:14]
◆跡野末理 > ―――あれ? …ぁあ、別に… 言われてみると用事は無いんですけど。 ……こう、土曜の夜…ちょうど日付の変わる、土曜と日曜の境目に、ヴェイトスあたりを散策していないといけないような気がして… ( 何やら上の空と言った調子で話す娘に、先生はいい人との約束でもあるのかと察した様子。 笑顔を少しなだめるようなそれに変えて… 『とにかく明日まで退院はさせられないから』 と言い聞かせるように繰り返す ) [Sat 18 Mar 2006 07:11:32]
◆跡野末理 > ( お芝居ではない、素っ頓狂な声を診察室に響かせて。 入院着のお下げ髪が、『ありえない』と困惑気な表情をしている。 …見た目より活発な反応に、担当医師も面食らう前で、食い下がるように言葉を続けた… ) …ぁ、いえ、失礼しました。 …だけどっ… 今晩には出られるって――― ( 『あと一日の辛抱だよ』 と、微笑ましそうに告げる医者へ口をパクパク… 『何か用事があったのかい?』 そう聞かれて、目を瞬いた ) ―――え? [Sat 18 Mar 2006 07:05:18]
お知らせ > 跡野末理さんが来ました。 『 ―――えぇっ!? 』 [Sat 18 Mar 2006 07:00:44]
お知らせ > フェンサーさんが退室されました。 [Fri 17 Mar 2006 20:38:59]
◆フェンサー > ( その中には、フェンサーの寝息も、確かに混ざっていた。 ) [Fri 17 Mar 2006 20:38:57]
◆フェンサー > ( それはまるで、いのちの音。 もっともっと、人間なんかよりも、もっとおおもとに近い、根源に近い、想像しきれない、調べ。 原始のころより、永劫をたゆたう、ひとつの奇跡。 ) [Fri 17 Mar 2006 20:38:36]
◆フェンサー > ( 元がいったいどんな音だったか、推測も出来ないような細く小さく、また遠い音々。 それらがお互いに少しずつ干渉しながら、混ざり合って、溶け合って、いつかひとつになっていく。 それは当たり前のことで、だからこそ、とても美しい。 ) [Fri 17 Mar 2006 20:28:19]
◆フェンサー > ( どこか遠くから流れてくる、言葉のちれぢれになったものが、廊下を歩くひんやりした足音と二重奏を奏でている。 しぃいん、静けさは余韻を鼓膜で震わせて、潮騒のよう。 さわさわと、かたかたと、風が窓をなぜる音が、陽気に歌う。 ) [Fri 17 Mar 2006 20:18:19]
◆フェンサー > ( 静かな室内で、静かな毎日で、だからだろうか、最近、小さな音までもが、よく聞こえた。 ) …………………………。 ( 最初、煩わしく、鬱陶しいと思っていたそれらは、歌っていた。 彼らの、彼女らの言葉で、歌っていた。 ) [Fri 17 Mar 2006 20:08:56]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Fri 17 Mar 2006 20:06:05]
お知らせ > 跡野末理さんが退室されました。 『( …近々『何かある?』予感など、夢の彼方… )』 [Fri 17 Mar 2006 19:39:54]
◆跡野末理 > ( …まあ、そのお陰で危ない橋を渡り続ける事になったのだけど…っ! …思い出される『バカ』の笑顔に、苛立たしげに首を振って…。 やはりフラリフラリと当て所なく歩き出す。 『はーぶてぃ』 と言ったっけ… 美味しかったな… なんて ) [Fri 17 Mar 2006 19:39:30]
◆跡野末理 > ( ―――『涼んで来る』と、顔が火照った初心な娘の振りをして、病室を出た…。 …通り過ぎる時にチラリと見渡した室内は、皆どこかしらに包帯を巻いて… 明日にも退院する自分など、掠り傷と言って差し支え無いだろう ) ………。 ( 時折感じる。 …『よく生きているな』というしみじみとした感想を、また抱き… もうすっかり傷も塞がり痕は消え、内側にほんの僅かな痛みを残すのみとなった矢傷を撫でる… ) [Fri 17 Mar 2006 19:26:11]
◆跡野末理 > ( ただ、それはそれで琴線に触れるものがあった様子。 むしろ自分の相手としてでなく、そういった関係のカップルをどう思うかと言う問いであったのかもしれないけれど… どうでもいい。 …かしましく談笑を続ける室内から顔を背け… 幸い窓際だったベッドから、空を見る ) ………。 ( 『何を盛り上がって…』と呆れるけれど… 入院が長くなって、話し相手が今相部屋の彼女達であったなら、もしかしたら朱に交わって紅くなるのかもしれない。 …そう考えると、里で愛していた『平穏無事な時間』とは異質な『暇』に、ささやかな戦慄も覚えてしまう… ) [Fri 17 Mar 2006 19:21:20]
◆跡野末理 > ( 女性の患者が多めな病室で、問われたのは多分『少年』の事だと思うけど… 『艶事の上手そうな、けれど受けっぽい恥美な少年』 なんて噂にどう反応しろと言うのか。 盛り上がっているのに素っ気無く返しつつ病室を出る…というのは、個人を指定して問われている今の状態ではやりにくい… 恥じるように顔を逸らしつつ、その実頭の痛そうな表情で考える事暫し――― ) …ぇー… ええと。 だってバナナでしょ? やっぱり男の人の方が良いんじゃ… ゃ、いいわ、何でもない。 ( 苦し紛れに返す言葉は気の利かないもの。 …自分で言っておいて口に出したら、何だかホントに恥ずかしくなって来てヒラヒラ手を振った… ) [Fri 17 Mar 2006 19:06:47]
◆跡野末理 > ( ―――女王様は実は被虐嗜好で。 ―――加虐嗜好な女神様が降臨して。 ―――あれ、『少年』はどこへいったの? …きゃいのきゃいのとそんな噂話に花を咲かせる暇な入院患者の多い病室で…。 例に漏れず暇そうに、ベッドで上体を起こしていたお下げ髪の娘は、難しい表情で問い返した。 『〜あなたはそういう子ってどう?』と聞かれたって。 誰の事か分からないし、何が『どう?』なのかもイマイチだ ) [Fri 17 Mar 2006 18:54:58]
お知らせ > 跡野末理さんが来ました。 『 ―――はぁ? 』 [Fri 17 Mar 2006 18:47:29]
お知らせ > 艶子さんが退室されました。 『きっと早足で帰ったのは早速勉強の準備に取り掛かる為だろう! そんな勘違いが一つ…。』 [Fri 17 Mar 2006 03:38:24]
◆艶子 > ――す、すまん。 ( 優しくベッドに横たわる。こういう気遣いはとても嬉しい、良い親友を持ったと思う。 本当に…。 ) うん。…ついでに、次も宜しくお願いしますと神様に……。 ( ごにょごにょと。正直、一度聖堂で私もお礼を言いに言った方がいいかもしれないとか思い始めていた。 ) 判ってる。そんな事は絶対にしないと誓う。 どんなに大怪我を負っても私は必ず生きて帰る。お前が蔓の悪魔との決戦の時に私に預けてくれた十字架は、まだ私の胸の中にあるから。 ( だから私はきっと、殺しても死なないだろう。 ) ……う、うん!引き受けてくれるか! ( アレックスが難題に頭を一瞬抱えたことなど知らず、承諾してくれたことにただ喜んだ。吸血鬼を退治する以上の困難が今、アレックスの身に降りかかる! ) おやすみ! 私、頑張るからな! ( 去り行く友人の背に熱い視線を送った! ) [Fri 17 Mar 2006 03:37:21]
お知らせ > アレックスさんが帰りました。 『 笑顔のまま離れていく足取りが足早だったのは気のせいか――!?(神様に聞くと良い。) 』 [Fri 17 Mar 2006 03:30:56]
◆アレックス > ふふっ、光栄に思っておきますわ。偉大な王様の一番の友達だと、言わせてくださいましね?( 子供のような笑みに微笑み、長い黒髪に触れ おやすみなさい、とひと時の別れを告げようとして ) ―― 読み書き、ですの?( 突然に恥を忍んで、という風なお願いに目を丸め。 次の瞬間、彼女に勉強をさせる、という難題に一瞬顔が引きつったのは見逃すが良いよ! ) わ、判りましたわ。入院の間を無駄にする事もありませんわね。知らない事よりも知らぬままで満足する事の方が罪ですし――… ええ、次来る時にでも 準備をしておきますわ。 ( 故郷では読み書きを学ぶにはある程度の身分も必要だが、仕方あるまい。取られた手は うん、と言わねば離してくれそうもないし。 いっそ聖書の写本でもさせようか…! やや笑顔を引きつらせながら、やんわりと手を解けば、席を立って帽子を被り―― ) それでは、私は戻りますわ お休みなさいませ。 [Fri 17 Mar 2006 03:26:58]
◆アレックス > あああ、傷に障るのでしょう?大丈夫ですの?… でも、艶子さんは大丈夫ですわ。お忘れになっているようでしたら、私が思い出させて差し上げますから。( 痛そうにしながらも声をあげて笑う彼女に少しだけうろたえるように腰を浮かせ、無理せずに横になるように と背を支えてゆっくりと背を倒してやり ) ――… 聖堂に戻ったら、まず私は貴方の無事を神に感謝いたしますわ。 ( 彼女の告白を聞いて、痛ましそうに顔を曇らせそう告げ。 彼女は傭兵だから、危険な事はするなとは言えない。 自分に出来る事は、会いに来る事と―― 胸当てを直してやる事位だろう。 ) 無理なお願いとは判っていますけれど… できる事ならば、私を悲しませないで下さいましね? ( こんな時ばかり、縋るようにずるい顔を覗かせる娘も我侭を言った。 ) [Fri 17 Mar 2006 03:16:29]
◆艶子 > ……… が、頑張る。 ( 己の尻の為にも! ) 私も何人か友人は居るが、その中でアレックスが一番だよ。べすと・ふれんど、だっけ? ( 満足を更に満たして溢れ出すような答えに浮べるのは、これ以上無いくらいの満面の笑みだ。 ) うん、そうして欲しい。それなら私も安心して夜警に望めるから。 ( お互いに利害が一致したから私たちは共に剣を掲げあう。でもそれ以上のもっと何かがそこにはあると信じたい。 ) ……… アレックス、話は変わるんだけど…。次に来てくれる時でも、私が退院した後でも良い。 お願いがあるんだ。 ( 急に言いにくそうに言葉を篭らせながら、躊躇いがちに続けた。今度は此方から彼女の手を取って。 ) こんなこと頼める人はお前しか居ない。 …だ、誰にも秘密にして欲しいんだけど。 …… 私に読み書きを教えてはくれないだろうか? ( 夜も更け、そろそろ彼女も戻らねばならぬ時間になった頃に意を決して言った。 ) [Fri 17 Mar 2006 03:04:42]
◆艶子 > ふふっ ははははははっ。 すまないすまない、ちゃんと気をつけるよ。 ( 今度の笑いは胸の痛みに勝ったようだ。じくじくとした痛みを感じながらも、腹の底から漏れる笑いを堪えることが出来なかった。胸を痛めるだけの価値はある笑いだ。 ) ………う、ん。 その……。 ( 近づくアレックスの顔。 ……この人はずるいと思う。ほんのりと香る野薔薇と紡ぐ言葉を前に、私、豪天寺艶子の意地は容易く剥がれた。 ) …一歩間違えれば死んでいた怪我だった。幸運にも、蔓の悪魔を打ち倒した報酬で胸当てを買っていたからダメージは軽減されたようだ。 痛みは薬で随分和らいでいるよ。まだ動くことは出来ないが、随分回復はしたと思う。 …辛いけど、こうして会いに来てくれるなら我慢できる。 ( 今月一杯は入院が必要だろうか。ほんのちょっぴり我侭を覗かせつつ。 ) [Fri 17 Mar 2006 03:03:44]
◆アレックス > 彼は非常にナイーブである、と申しておきますわ。追い詰められれば追い詰められただけ悪い方向に走るであろう、とも申しておきます。( つまり、責任重大であると。逃げないで責任とれ、と。 逃げたら?尻を引っ叩く、膝にorzさせて引っ叩く。 ) それは勿論。 貴方はこの街で数少ない個人的な友人ですわ。 ( 一人きりと言ってしまえばそうだろう。付き合いの幅はかなり狭い部類だと思う―― 問うた答え 彼女は如何定めるのであろうか 思案する彼女を見守りて。 やがて出された答え。 ) そうですか――… 判りました。 私にとって不都合である場合には、そうさせていただきますわ。 ( 彼女の価値観に従う、という事ならば VHと傭兵という利害関係と、個人的な友人という関係が相応しいだろう。 埋まらない距離がすこし寂しいけれど、それも仕方の無い事に思う。 ) [Fri 17 Mar 2006 02:47:36]
◆アレックス > まあ、何て恐ろしい事! 艶子さんが自戒しないで生きるとするならば私はお付き合いの仕方を考えなければいけませんわ? ( 自惚れた言い方に自然、小難しげな澄まし顔に笑みが漏れた。それも、傷に障る様を見れば、直に曇ってしまうけれど。 )――… 医者に聞く手間をかけさせないで下さいまし。 痛い時は痛いと、辛い時は辛いと言っても構わないのですよ?それとも…… そこまで心は許せませんか? ( 胸を庇って、前かがみになる彼女の顔を覗き込むように 少し顔を寄せ。 彼女の意気地や、虚勢を剥ぎ取るような真似だけれど。 ) [Fri 17 Mar 2006 02:35:55]
◆艶子 > 励ます……………。 む、難しいなっ。私って誰かを励まそうと思ってもフォローになってなかったりするからな……! でもやってみる。 ( 私のせいで彼を追い詰めてしまったりしたら、その時は逃げよう。走って逃げよう。 ) ―― ふむ、そうか。つまり、私に対する優しさとは違うんだな。 それはそれで良し。 ( どこか満足気だった。その表情から優越感すら感じられるかもしれない。 私の問いに対する突き放した返事。私は一瞬酷く不安な気持ちに陥る。それは急に宙に放られたような感覚だ。 ――暫し思案し、やがてどうして自分が剣を手に取るかという根本的なものにたどり着いた。それは私の本来の目的だ、名を上げるという個人的な――。 ) 判った。じゃあ、斬る。 不味いと思ったなら渾身の力を込めて私の頬を張り飛ばすと良い。 ( 無論、最善は斬らずに捕らえる事かもしれないが。 ) [Fri 17 Mar 2006 02:27:22]
◆艶子 > 出来れば罪なんか犯さず自戒しなくても良いような人生送りたいが、今さっき「友達を心配させる」っていうとんでもない重罪を犯したばっかりだからな。 ( はは、と笑った時に少し胸の傷が疼いた。どうもこの笑いたいのに笑えないというのが腹立たしい。早く治らないかな、この胸の傷。 ) …… 大した事無いさ。すぐに良くなる。ちょっと胸を突かれただけだ。 ( そっと自分の胸を指でなぞる。私は名誉ある負傷でないと死にたくは無い。そんな事考えてると知ったら、アレックスは怒るだろうか? ) [Fri 17 Mar 2006 02:27:12]
◆アレックス > 励まして差し上げると宜しいと思いますわ。 酷な言い方ですけれど、彼が安定すれば私達も余計な苦労をせずにすみますもの。 ( ふう、と吐息を漏らし、ある種冷たく、続く彼女の言葉を否定する本音を漏らす。 吸血鬼に関わる人々の心理的な部分をカバーする為に使われる労力は正直惜しく、途方も無く広がる地平。 それら全ての病巣が原罪に起因すると思えば憂いも尽きぬ。 ) ですから、彼だけを気遣う訳ではありませんわ、一パプテス教徒として救わねば、と思う部分があった部分はありますけども。( 教えに従うことで強力な精神的な支え、自己同一性を提供してくれる宗教を否定する者が多い街だから、彼に改宗を勧めたりはしなかったけれど―― 彼のような人にこそ救いの手は必要だとは思う。 )――… どこまで。 ( 難しい問いに眉を潜める。 )―――… 私の答えを差し上げる事は簡単です。 けれど、それは貴方自身が考え、決める事ですわ。 ( 彼女はこの返事に冷たさや、距離感を感じるかもしれないが 自分にとって彼女は親しい友人ではあっても…… 身内ではない。 パプテス教徒でも、吸血鬼狩人でも、ホワイティアでもない。 理解はしあえるかもしれないけれど、決して同じにはなれないだろう。 ) [Fri 17 Mar 2006 02:15:18]
◆アレックス > そうですわね――… だからこそ我々は罪を悔い、自らを戒めて生きねばならないのです。 ( しかし 口から付いて出る自説も 始めから価値観を狭められた上で書物として読み、蓄えた物しかなく その正しさの拠り所は「神は自らに似せて人を造りだした」とする人間至上主義たるパプテスの教え。 その宿敵たる彼らに伝わる神話の一つにおいては自分達こそが世の秩序を乱す反逆の徒とされる事を娘は知らぬ。 ) そう言ってくださると心強いのですわ。 けれど、今は傷を直す事に専念してくださいまし。 その…… 酷い怪我だと聞きましたが―― ( 怪我をした経緯を知らない娘は、気恥ずかしさが残るまま伺うよに笑う彼女を見て。 ) [Fri 17 Mar 2006 01:57:35]
◆艶子 > そうだなぁ。今度会ったら私からも何か言ってみよう。 多分、凄く為にはならないような事を言うと思うけど。 ( そしてその上昇志向を支えるのは多くの人達の力である。その内の一つがこの親友だ。 ) 私たちはその支えを見つけてはやれないし。 ……でもアレックス、お前は優しい奴だな。 そこまであの男を気遣うなんて。 ( 一度は自分に刃を向けた相手だ。私だったらここまで気遣ったりはしないだろう。 とても厳しいが、そこには愛があると思った。これが彼女の言うパプテスの隣人愛というヤツなのだろうか? ) ……少し、不安だが。 なあアレックス。その…… 一応この時点で確認しておきたいのだけど、もしもう一度彼が立ちふさがったら私はどこまでやって良いんだ。 いや、彼だけでなく吸血鬼に出会ったら。 ( 前は発見次第斬る、そう考えていたが――。 ) [Fri 17 Mar 2006 01:45:35]
◆艶子 > ( すいません!マゾでごめんなさい! ) もし団結したら。アレックスの言う高い能力と意思の下で吸血鬼が団結したら―――…… 怖いな。そういう意味では他人を餌食にするような高慢さが私たちに付け入る隙を与えてくれているのかも。何だかそれも複雑な気分だけど。 ( そんな事にならぬように祈ろう。若しくは、そんな事になってしまう前に何とかしなければ。時として強力な固体が現われるのが吸血鬼の怖い所だ。淑女は吸血鬼の団結という理想の形を実現出来なかったが、それでも酷い被害を与えたという。 ) うむッ。その通りだアレックス。 私はお前に協力すると言ってから、その決意は今だ揺るいでいない。寧ろ腕に自信を覚えてより強固になった。 ( 次は怖れない。次は逃げ出さない。例え討ち取れなくとも必ず立ち向かおう。私たちならば必ずやりとげられる、そんな想いがある。握られた手は無意識の内に握り返して、それが離れた時に漸くその事に気づいた。 …顔を赤らめる様子に思わず微笑もう。 ) [Fri 17 Mar 2006 01:45:26]
◆アレックス > ( 気を取り直すように こほん、と咳払いを一つ。 )―― 本当に艶子さんのようであれば、彼も楽になれるのですけれど。( 目の前にいる彼女も父親を亡くしたと聞いた。 その喪失感を埋めるのは、父親への憧れ・尊敬と「王になる」、と言う一見馬鹿げた上昇志向のお陰なのだろう。 ) 彼が彼の支えとなるものを見つけられると良いのですが―― いえ、気付く、と言った方が良いのでしょうか。 ( それは喪失感や過剰な防衛本能と共に既に彼の中に植え付けられ、存在する筈だ。 その表れが奴隷を「家族」と呼ぶ志向に思えるが。 自ら行うそれに対して身の証を立てられないとは、因果な事。 文字通り、彼は自分に負けている。 )―― どうでしょう?監視を解き、此方の立場・考えを伝えた上で良く考えるようにと言いましたけれど、如何するかは彼次第ですわ。 ( それは彼の選択肢。 その上で立ちはだかるのならば容赦はしないつもりだ。全の為に個を救う事は善行だが、個の為に全を捨てるのは愚行。 ) [Fri 17 Mar 2006 01:31:14]
◆アレックス > ( このマゾ!( 酷い事言うた ) ) 奴ら、という表現は適切ではありませんわね―― 傾向として彼らは団結しません。 自分の目的の為ならば―― 例えば、生き延びる為なら 他人を餌食にする事を厭わない。 そういう高慢で、超個人的な性質を持つ種ですわ。( 極論だが、それが自分の言う高慢な、という言葉に込められた意味。 ) まあ、『血縁』に縛られる事はあるようですけれど―― それ程の高い能力と意識を持つ者は果たしてこのヴェイトスに存在するのでしょうか? 度々起こる事件を見るに、どうも痙攣的なものに見えますわ。 ( 血縁・血族という物の存在は噂や、知識としては覚えがあるが、実際に目にした事はない。 例えば、淑女は目的を遂行する為に「子」を量産したが、呼び起こされた吸血衝動や暴力性に翻弄される半ばグールに近い彼らは、高い意識を持つには至らなかっただろう。 吸血鬼の団結、人類にとっては由々しき自体ではある。 ) けれど、仮に存在したとして私達に未来が無いかと言えば答えはNoですわ。 少なくとも 私と、そして貴方が心を変えない限りは。 ( 長い歴史の中、人が生み出した怒れる神という概念が存在する限り答えはNo。 この身も殉教に捧げよう。 彼女を巻き込んでしまった事は少し悔やまれるが―― 何時の間にか彼女の手を握り、差し止める筈の吸血鬼の話をしてしまった事にさっと顔を赤らめて ) も、申し訳ありません――… 私ったら ( ああ、嫌だ と手を引いて 溢してしまった言葉を拾うように口に手を当てて辺りを見回し。 ) [Fri 17 Mar 2006 01:19:58]
◆艶子 > ( 痛いと泣きながらも止めてとは言えないようなイケナイ予感。教育的指導という名の下に! ) 気の緩みを奴らは突いてくるかもしれないし―― でももう少しアレックスには肩の力を抜いて欲しい気もするんだけどな。 ( またべたべたにでも行こうよと付け加えた。 ――自分の方もそういう意識がある。何処までも立場のはっきりした始末屋であるべきだという意識が。アレックスの剣であるべきだという思いが。 それに、何か色々難しい事を考えるよりその方が自分には似合ってるような気もする。やり過ぎて逆に迷惑を掛けないかと心配してたりもするのだが。 …お金を借りていた件に関して鋭い追及を予期したが、特に突っ込まないでいてくれてほっと胸を撫で下ろした。 ) ――ふぅん。何だか彼も難しく考えているんだな。 私はその……出来れば。謝るのなら迷い無く、怖れる事無く、綺麗にすっぱりと威勢良く謝って欲しかったけど。 ( 白か黒か、是か非かどちらか一方にという訳には行かないという経験が傭兵には無い。だからそんな言葉を吐いてしまった。 ) ……でもどうだろう。ヴァリスはまだ吸血鬼との関わりを続けるだろうか。 [Fri 17 Mar 2006 00:54:30]
◆アレックス > ( 突き出された尻を踏みつけて、それがイイんでしょう?とか言ったりしない。 あくまで教育的指導。ええ、教育的指導。 ) 安心しても居られませんけれど、ね。 ( 自分としてはただの始末屋ではないつもり。それこそ事件を追うだけであれば自警団に、討伐だけであれば目の前の彼女のような傭兵にでもやらせておけばいいのだ。 彼女に対する親愛とは裏腹に、そう思う部分もある。 ) ええ、精神的に追い詰められているのでしょう 大層恐縮した様子でしたわ。 ( お金を、と聞けば僅か、眉を寄せ 無視した。今はそんなにお金に困っては居ないと思いたい 思いたい。 性奴隷に手を出して大枚ボラれたなんて知らない。 ) ああ、そうだったのですか。 おかげで落ち着いて彼と話すことが出来ましたわ。 ありがとうございます ( 得意げにうなずく彼女に堅苦しげに感謝を述べ。 ) 彼は反省はしているようです。ですが―― その 未熟さと言いますか、自分をコントロールしきれて居ない部分が強く見て取れますわ。 その部分も相談に乗る、と言い含めておきましたけれど どうなる事やら―― ( ふう、とため息をつく。 自制心が無いとは言わないが――… もう少し、と思う部分は多々。 ) 事件を起した切欠は身に覚えた喪失感と、過剰な防衛意識が元のようですわ。 精神的な支えを失った事で同一性が希薄な自我と、再び身近に居る者を奪われる事への恐怖からの行動、と言った所でしょうか。 ( 彼女の横たわるベッドを眺めながら 半ば記憶を回想する独り言のように続けた。 ) [Fri 17 Mar 2006 00:37:54]
◆艶子 > ( 撫でられるとちょっと嬉しそうだった。 …こう諭される度に「もう二度と心配はかけるまい」と硬く心に誓うのだが、結果はいつもこうだ。くそ、今度こそ!今度こそ! しかし、それでもやはり鞭は振るわれるのだろう……! ) そうか……。 大人しいのならそれに越した事は無いな。 ( 束の間の平和だとしても、根本的な解決には至って無いとしても、何事も無いというのは喜ばしいことだ。不安は拭えないが…。 ヴァリス、の名前を聞いて目を丸くした。少しだけ意外そうに。 ) おお。あいつちゃんと謝りに行ったか。いやな、実は退院して直ぐに彼に会ったんだ。……お金借りてたの忘れてたから。 ( んん、と咳払い。 ) そこでアレックスに謝っておいて欲しいだなんて言って来たものだから、自分で謝りに行けィ!って言ってやったんだ。 …ちゃんと自分で出向いて謝ったんなら褒めてあげてもいいかな。 ( うむ、と偉そうに頷く。 ) [Fri 17 Mar 2006 00:11:56]
◆アレックス > ――… 良いお返事ですこと。 ( よしよし、と手を指し伸ばして小さくなった彼女を撫でてげてみても またやっちゃうんだろうなあ、とか思ってるのは超内緒。 それが彼女の良い所というのも事実だし。 だがしかし その度にビシバシが待っていると思え!鞭を握る手にも力が篭ります。 そんな信頼度補正はどうか。 ) 最近は――・・・ 大人しいものですわ。 ( カカシ同然だったVHGの脅威度が浸透したか、それとも立て続いた事件で吸血鬼の中で内部粛清が行われたのか それは判らないが。 目に見える惨劇は少ないように思う。 ちら、と伺うのは周囲の目―― 年末の蔦事件で入院している物も居よう。 吸血鬼の存在は夜の闇を濃く、恐ろしい物へと変える あまり人前でおおっぴらに話す話題でもない―― 人心を恐怖で塗り潰す程の大罪者でなければ、闇に産まれた彼らは闇に葬られるべきだ。 話題を変えよう。 ) ヴァリスと会いましたわ。 ( 声に出してみて、あまり変わっていないことに気づく。 けれど彼女も関係者であれば、話しておいたほうが良かろう。 ) [Fri 17 Mar 2006 00:01:41]
◆艶子 > ( しかし艶子にとっての神はこの親友になってしまったかもしらん!耳元に届く溜息にびく、と身体を反応させたのは決して驚いたからではない。 ) …… うん、判った……。 ( みっちりと食らわせられたぷれっしゃあにしょんぼり肩落とし、どこぞの銘柄の煙草の箱再び。元々小柄な少女が更に小柄に見えるだろう。怪我もそうだが、言動にも注意せよと受け取った!確かに受け取った! ――ともあれ、やっぱり、こうしてきてくれた事は嬉しかった。ちらりと見る久しぶりの親友の顔に浮べてしまう微笑を、反省なしと取られなければ良いが… なんて思ったり。 ) そっちも無事みたいでちょっと安心した。 ……いや、心配できる立場じゃないけど…。 私が居ない間何か吸血鬼の動きとか、変わった事とか――― いや ( 言葉を一度切る。 ) すまない、折角会いに来てくれたのに早速吸血鬼の話じゃうんざりしてしまうか。 [Thu 16 Mar 2006 23:47:49]
◆アレックス > ―― はッ・・・ ( 絶対優位の恍惚感に浸る笑顔が突如凍りつく。 何が女神か。 神は天におわすただお一人に決まっている。 朱に交われば赤くなるの言葉どおり、どうやらヴェイトス市に毒されつつあるようだ。 くるくると巻いた髪を揺らして僅か、頭を振る。 まったく、どうにかしてる。 懺悔するとともに、今宵の鞭打ちは10増やそうと心に決めた。 途端に興は冷めて、艶子苛めにも真っ赤な赤信号がビゴー。 薄れ去った恍惚感に誰にも窺い知れぬため息が一つ、彼女の耳元を擽るだろう。 後に残ったのは、呆れと心配が半分づつ。 ) まったく―― それも、死ぬような怪我だというから寿命が縮む思いがいたしましたわ。 ( 肩に置いた手を離し、ため息めいた返事とともに椅子を引き出して、姿勢よく腰掛けて。 ) それでも元気そうなのは良い事なのですけれど――… 気をつけてくださいまし ね? ( 心配と安堵を伝える中 最後だけくわわ、とぷれっしゃあ 口と行動にも!届けこの思い! ) [Thu 16 Mar 2006 23:33:30]
◆艶子 > ( ああ、数日前は見舞いに来た少年に熱い夢を語っていたのに。今日尋ねてきた親友には頭が上がらない、なんてことだ。ヘマをして怪我をしただけでなく、心配して来てくれた彼女が聞いたのはバナナの話。例えば私が神だったとして、ここで偉そうにふんぞり返ることが出来ようか?いや、出来まい。 ) はうっ。 ( 肩に置かれる手は重く、香る匂いは心地が良い筈なのにまるで蛇に睨まれた蛙のような気分なのは何故だろう。 それでも何かを意識してか、耳元に囁かれる声に少し頬が赤く染まる。 いやいや恥らってる場合ではない!抜け出さねば、この調教の連鎖に! ) そ、その――― この前腕を折ったばっかりなのに、またこんな怪我をしちゃって…… もも、申し訳ないなあって思って、その。 …し、心配掛けてごめ、ごめ、ごめんなさい…… ( …抜け出せませんでした。 ああ、王は所詮人の王!神に比べればその存在はちっぽけだ。だから「わたしはおうさまなんだぞぅ」なんて呟きは口から零れる事は無かった…。 ) [Thu 16 Mar 2006 23:18:24]
◆アレックス > ( 与えるプレッシャーを敏感に察知して返る反応が心地よい。そう、例えば磔にされた罪人が松明の灯りに怯えるようじゃないか。 我関せずのポーズを取る周囲の、ちらちらと伺うよな視線から気取る不安と期待も心地よい。 さて、舞台は整った どうしてくれようか―― そんなささやかな恍惚感を味わいながら、先ほどまでの威勢はどこへやらごにょごにょと口ごもる少女を目が笑ってない笑顔で見下ろし。 重心をずらし、腰に手を当てる そんな所作でもプレッシャーをゴリゴリと! ) ふふふ?何故そんな風に緊張なさって、口ごもるんですの?私、貴方が大怪我をしたというから せめてお見舞いを、と駆けつけたのですけれど。 ( 丸まった背中、逃げ場を探すよな視線 そんな彼女の肩へと手を置いて、耳元に囁く。 身を近づければ香るのは野薔薇の香り。 嗚呼、絶対的優位って素晴らしい―― 彼女が女王様なら私は女神。 調教は 既に完了している。 ) [Thu 16 Mar 2006 23:08:57]
◆艶子 > ( よし布団被って寝たふりしよう今の話は他の人が話していたってことにしよう私は最初から寝てたんだから今の猥談は私とは関係ないってああああもう入ってきた間に合わねェェェェ ) ……。 ( 笑顔と靴音の二つは何故かアンバランス。凄く自然な―― 好印象をこちらに与える笑顔なのに、足音は死刑宣告までの時計の針の刻みのように規則正しく正確に。それを察したのか、他の病室の人達はアレックスに会釈を返すとそそくさと寝たり、本を読んだり、眼を逸らしたりするだろう。元はといえばお前たちのせいなのに……ッ! ) あ、や、その、うん、まあ、なんだ、えっと。 ………お、お陰さまで…… 傷の具合はそこそこに……。 ( 意訳はばっちり伝わってるらしい。ベッドの上で親友を前に眼がバタフライで泳いでいる。 もうダメだ、私ダメだ。叱られる。「めっ」とかそんな可愛いレベルじゃなくて叱られる。 ああ、何か彼女と最後に大聖堂で会った時も似たような感じじゃなかっただろうか……! ) す、す、すまなかったな。その、忙しいのにそんな、お見舞いにきて貰っちゃって……。 ( 必死に話を逸らそうとするも、語尾がもごもごと口ごもってしまった。 ) [Thu 16 Mar 2006 22:50:40]
◆アレックス > ( 口の滑りが良い上に迂闊過ぎる彼女の事、何度もこの”待て”のサイン的な咳払いを聞いている事だろう。 どうぞ、と促されれば、彼女の声もバッチリ聞きながら容赦なく扉を開け―― ) 失礼致します。 ( 病室に一歩踏み込めば帽子を胸に当て会釈を一つ。 靴音も高く 命の恩人であり、友人たる彼女のベッドの脇まで進もうか。 響く靴音は死刑執行人風味。 勿論、笑顔も忘れない。 目の合う人には会釈の一つもくれてやろう だがしかし、逃げに入る少女だけは逃がさない。 ) ( カツ、カツ、カツ、カツ たっぷりと時間をかけて歩を進め 彼女のベッドサイドへ。 やがて距離は尽き、足を止める。 ) ( 間 ) ごきげんよう、お元気そうでなによりですわ。 ( にこやかに届けこの威圧感 意訳するのならば「 何を大声で恥をバラ撒いておられるのですか貴方、バナナって何ですのバナナって。しかもいやらしく?大怪我をしたというから見舞いに来てみれば何をやっていらっしゃるのかしら?かしら?いい加減、口と行動を慎む事を覚えないと私ブチキレますわよ。 」ってな所か。(長ェ) ) [Thu 16 Mar 2006 22:42:24]
◆艶子 > ( 部屋の中からの談笑というか猥談というかバナナがどうとか、その声にかき消されて誰かが部屋の前までやってきたことは気付かない。不幸にも気付けない。なので、咳払いとノックの音が聞こえるまでバナナ・トークは続いていた。 ) ―――………。 ( 一瞬「ココの奴かな?それともレイかな?」とか考えたのは、きっと希望的な観測。長く付き合っていると咳払いを聞く機会も多い、のは自分だけなのかもしれないが。そんなこんなで、誰が見舞いに来てくれたのか判ってしまったのだ。ぴしり、と固まった少女を他所に ”どうぞ、あいてますよー” なんて同室の人の気さくな声が届くだろう。そして ) ……… き、聞かれてた……ッ!?いや、今の絶対聞こえてた…! や、やばいどうしよう! 寝たふりでもしようか! ( なんて少女の呟きもきっと届くだろう。 ) [Thu 16 Mar 2006 22:20:44]
◆アレックス > )―――…… ・ ・ ・ 。 ( 帰ろうか ぐったりと壁に凭れながらそう思った。 何を喚いているかあの娘ェェ・・・! 廊下を行く看護士達には薄っすら揺らめく殺意すら見えたかもしらん。 打ちのめされる事数十秒、何とか気を取り直せば 聞えるように咳払いを一つ。 ノックを2回。 ) [Thu 16 Mar 2006 22:16:18]
◆アレックス > ( カツ、カツ、カツ 廊下を進むのは、濃緑のマントの銃士風貌。 静まり返る廊下をすり抜け、目指す病室へと進む ) ( 気がつけば、気忙しく早足になっているのは追う立場の仕事のせいだろうか?ゆっくりと時間を過ごす事を蔑ろにしているような気もする。 けれど、何処までやれば身の証になるのだろう―― わからない。 背負う罪を恐れ、自らの本質に潜む卑しさから逃げ惑うように 自ら打つ鞭に急かされる。 そんな自分を感じて、足を止め 吐息を漏らす。 ) ――・・・ いけませんわね。 ( 自然と落ちた肩。 怪我をした友人を見舞いに来たと言うのに、まるで自分が病人のようだ。 ぱちん、と軽く自分の頬を打ち 深く息を吸い、胸を張って足を進め―― 目指す病室の扉の前、笑顔の練習でも、と思えば 聞えてくるの は... ) [Thu 16 Mar 2006 22:15:05]
お知らせ > 靴音さんが入室されました。 『少し高いヒールが床を叩く。』 [Thu 16 Mar 2006 22:11:11]
◆艶子 > ( ここの所でちゃんとハッキリとした態度を取っておかないと、そのうち本物のバナナを―― ああいや、げふん。幾らなんでもそれは無いが、げふん。 ) あんまりそういう事言ってると言いつけるぞ。看護婦さんにじゃないぞ、お前たちの家族にだ! 「お宅の息子さんは同じ病室の少女に”バナナをやらしく食べてごらん”って言ったんです」なんて言われたらお前達も困るだろう。困るだろう。っていうかもう言いつける事に決めた、どうだざまーみろ!困れ!許しを請え! ( もう夜だというのに病室は賑やかだった。病院からすれば迷惑なだけなのだろうが。 ) [Thu 16 Mar 2006 22:05:52]
◆艶子 > ( 同室の男はそういって私にバナナを差し出した。私は差し出されたバナーナとそいつの顔を交互に見遣り、そのバナーナを受け取る。 相手と、その他の同室の者たちは期待するような目で私を見ている。 ) ………。 ( 言いたいことは判る。この前の時のような下品な食べ方をしろというのだろう。安い部屋なので男女がこうして同じ病室で入院しているのはまあ仕方ないとして、だからと言ってこれはセクハラという奴では無かろうか。しかも、自分の為に持ってきてくれた見舞いのバナナまで私に寄越して。 私は何も言わず皮を剥くと、フツーに食べてやった。するとどうだろう、彼らは私に対してブーイングを! ) 知るか!ばか!ばか!そういうのはその道のプロにお金を払ってやって貰え! ( ぺしーんとその男にバナーナの皮を投げつける。 ) [Thu 16 Mar 2006 22:00:03]
お知らせ > 艶子さんが来ました。 『もう一回やってください』 [Thu 16 Mar 2006 21:58:20]
お知らせ > 跡野末理さんが退室されました。 『( …いけない。 …身も心も鈍ってる… )』 [Thu 16 Mar 2006 18:32:33]
◆跡野末理 > ( …どこで何をしているのやら…。 窓の外へ向けていた視線を戻し、当て所なく廊下を歩き出す ) ………。 ( 本気では考えない。 …里を抜ける、などというのは思考の戯れだ…。 …けれどほんの少し… 怠けていた時よりも余計に、その可能性をどこか身近に感じるのは… 里の外でも、ありのままの自分で居られるのかもしれないと、知ってしまった為だろうか ) [Thu 16 Mar 2006 18:31:57]
◆跡野末理 > ( …まず、里の勢力圏外に出るまでに捕まるだろう。 捕縛が叶わないと判断されれば殺される…。 何年も怠けていた身に、まだ残っていた自惚れはすっかり消えて… 今では、そんなものだろうと思っていた ) ………。 ( けれど、そんな事を考える度に… 幼い日… 自分との試合に負け、それきり何処かへ姿を消した兄の事を、不思議に思う。 …捕まらないわけが無い… 或いは何かの拍子に命を落とし、自分にはそれが伝えられなかっただけかもしれないけれど… あの時の里の様子は、そんな風には見えなかった ) [Thu 16 Mar 2006 18:24:03]
◆跡野末理 > ( …ヴェイトスまで来れば無事を報せる事も出来るけれど、クリスティアやアングリマーラではそれも叶わず、心配をかけてしまったと思う。 …思いたい。 心配されてなかったらちょっと寂しいな ) ………。 ( つまり、里を抜けようと思ったら、それらの国へ身を隠せば良いのかもしれないと… そんな事を考えて、首を振った ) [Thu 16 Mar 2006 18:13:55]
◆跡野末理 > ( じきに完治する傷は余裕を生んで… 暇を愛せる性分も病院に入院中という環境では、焦らされるような感覚を覚える… ) ………。 ( 廊下の窓の外へ目をやって… 色付いた梅の木に、大分かかってしまったと元気の無い苦笑を零した ) ……もう、春ね…… ( 霜月の終わりに里を出て、もう弥生 ) [Thu 16 Mar 2006 18:11:29]
◆跡野末理 > ( 入院着を着たベッドの上。 気の無い返事を返すのは、相部屋の人達の噂話。 …バナナ? …女王様? …少年もバナナ? やや興奮気味によく分からない話題で盛り上がる室内に溜息を零して、もそもそとベッドを出た。 〜別に変には見られないと思うけど、自分では柄じゃないと思う…(でも気に入っている)クマさんスリッパをつっかけて、廊下へと歩き出す ) [Thu 16 Mar 2006 17:42:58]
お知らせ > 跡野末理さんが入室されました。 『―――ふぅん。』 [Thu 16 Mar 2006 17:36:26]
お知らせ > フェンサーさんが退室されました。 [Thu 16 Mar 2006 13:47:29]
◆フェンサー > ( 考えても考えても答えが出そうにないので、フェンサーはやがて、考えるのをやめた。 ) [Thu 16 Mar 2006 13:47:27]
◆フェンサー > ( いけない、そもそもなにを考えようとしていたのだろうか。 計算しようとしていた記憶はおぼろげながらも脳内の霞の向こうに見え隠れしている。 ううむ、しかし何だったろうか、フェンサーは悩む。 考えて考えて考えて………………………、) [Thu 16 Mar 2006 13:47:24]
◆フェンサー > ( OK、冷静に考えよう。 落ち着いて、素数を数えるんだ。 素数は自分以外で割れない孤独な数字、フェンサーに勇気を与えてくれるかもしれないと期待する。 2、3、5、7、11、13、17、19、23………? いけない、素数も数えられなくなってきた。 なんというプレッシャーだろうか。 ばかな、こんなことは有り得ない。 フェンサーは思った。 いやしかし、有り得ないことは起こらないのだからこの場合はこう叫ぶべきか。 おかしい、あり得る! なんだかおかしいがこれで納得はいったわけだ。 ) [Thu 16 Mar 2006 13:37:16]
◆フェンサー > ( では、次。 256かける256は…………ん? んん? んんんぅ? ええと、なんだろうか。 フェンサーは考える。 よーく考える。 考えろ、My脳! しかし都合よく働いてはくれない。 知力3がなくかもしれない。 いっそ逆に考えてみようか。 解けなくたっていいや、とか。 いやいや、だめだ。 それは知性の放棄だろう。 これが掛け算の出来ないあたし―――とかもだめだ。 うーん。 ) [Thu 16 Mar 2006 13:27:14]
◆フェンサー > ( フェンサー、今日はちょっとレベルを上げて、掛け算に挑戦だった。 4かける4は16、16かける16は………………………いきなりつまった。 ええと、ええと、なんだろうか。 ) ……………………? ( 20分ほど考え込んで、ようやく256ではないかという憶測に近い答えを出した。 ) [Thu 16 Mar 2006 13:17:24]
◆フェンサー > ( 2かける2は4。 ) [Thu 16 Mar 2006 13:15:01]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Thu 16 Mar 2006 13:14:16]
お知らせ > フェンサーさんが退室されました。 [Wed 15 Mar 2006 19:24:25]
◆フェンサー > ( ええと……ええと……はっせんひゃく…はちじゅ…きゅうじゅう、に、8192………だろう。 8192足す8192は………………………(中略)………………16384? )( 気づいたときには、フェンサーは難しい顔で眠り込んでいたそうな。 ) [Wed 15 Mar 2006 19:24:22]
◆フェンサー > ( 512足す512は1024、1024足す1024は2048、ええと、2048足す2048って………4096……で、4096足す4096は……? )( フェンサー、熟考に入る。 万里の長考。 ここまでで、十分馬鹿ではないことの証明が出来た気もするが、実際はここまで来るのに3時間ほどかかっている。 気にしちゃいけないが。 ) [Wed 15 Mar 2006 19:13:40]
◆フェンサー > ( 128足す128は……256? ええと256足す256は…………よんひゃ……512、かな。 だんだんと難しくなっていく上に、頭の中で数字を覚えるのがまた面倒くさい。 フェンサーがこの問題に入るまで、同じ過程を23回ほど繰り返しているのはどうなんだろうと思うが、まあ、本人としては少しずつ上達していけばいいのだ、というところ。 ) [Wed 15 Mar 2006 19:04:14]
◆フェンサー > ( 2足す2は4で、4足す4は8、8足す8は16、16足す16は………32? ) ………………んー……? ( フェンサーはベッドの横たわって、うなっていた。 そして頭の中では次々と計算されている。 32足す32は64、64足す64は……128。 そんな具合だ。 入院している間に少しでも頭を良くしようとか考えているらしいが、無駄な足掻きっぽい。 ) [Wed 15 Mar 2006 18:53:01]
◆フェンサー > ( 1足す1は2。 ) [Wed 15 Mar 2006 18:50:51]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Wed 15 Mar 2006 18:49:54]
お知らせ > 艶子さんが退室されました。 『”無事に戻って来いよ” と。』 [Wed 15 Mar 2006 01:44:25]
◆艶子 > ―――下駄とか? ( その真逆でした、ぎゃふん。自警団のお世話になったらきっと身柄を引き取りに来てくれると信じてる! ) ま、まあ…な。じゃあお金に余裕ができたらだな。 ( 冒険に旅立つ少年の背を見送りながら、心の底で呟こう。 ) [Wed 15 Mar 2006 01:43:50]
お知らせ > ルガリア・ココさんが帰りました。 『 目指すはアングリマーラ 』 [Wed 15 Mar 2006 01:39:44]
◆ルガリア・ココ > あっ、ゴスロリは踵の高い靴なんかがオススメですよ。 ( 高下駄とか真逆履かないと思うが、バトロリ……可愛さとかそんな次元では無く、自警団にお世話にならぬ事を祈るばかりだ。 ) 御飯より、鎧の修理した方が良いんじゃアリマセン? はい、宮廷魔術師の未来の為に頑張ってきます。 ( 手を振り返せば、ゴンザレスさんだか何だかさん達にも別れを告げて。 ) [Wed 15 Mar 2006 01:39:32]
◆艶子 > 頑張れココ、お前の涙は美しい。 と、泣かせた本人からの誉め言葉を送っておく。 ( まさに外道。 ) ははっ、そうだな。悪運というか何と言うか、出来れば金運の方も恵まれたいのだけど贅沢は言えないか。 ( 命あっての金だ。もっと贅沢言うと恋愛運も…… げふん。 ) あー…… 芸者も確かにしてるけど、果たしてこのごすろりと同じなのかどうか……。 ま、まあ良いや。これで想いが叶ったら腹一杯飯を食わせてやるからなっ。 ( 大事そうに服を袋の中に仕舞って。 木刀どころか真剣とガントレット、そしてこれから修理するであろう鎧まで着けて歩きそうだ。バトルロリータ、略してバトロリ。 ) ん。判った。 ……気をつけていけよ、ココ。 ( 席立てば、手を振って別れの挨拶を交わそうか。 ) [Wed 15 Mar 2006 01:34:14]
◆ルガリア・ココ > それじゃあ―――怪我が治ったらその洋服でも着てみて下さい。 ( 退院だけは早くなりそうだ、主に少年のせいで。 ) 僕は今日の乗り合い馬車でアングリマーラへ向かいますので。 ( 用件とお見舞いも済んだ、と席を立ち。 ) [Wed 15 Mar 2006 01:30:03]
◆ルガリア・ココ > 遠回しに真綿で首を絞められてる感覚なのは気のせいでしょうか……。 ( 何だろう、今頬を伝うのも心の背か、じゃあ僕は汗っかきなんだ。 良い方向に無理矢理考えて。 ) 遭難しても生き延びた僕達ですから運だけはありそうですよ、金運は無さそうですけども( コレが心の汗か、少年は実感した。 今回また鍾乳洞に行くのだって…懐問題もあるワケで。 ) 馴染みが無いかと思いますけど、僕がアマウラの方に行った時ですが朱鷺ノ京の人もしてましたよ?『ゲンシャガール』とか言う方々が白塗りしてて「あっ異国の人もゴスロリ好きなんだァ」って思いましたから。 ( 異国人故の過ちか、知識の間違いは兎も角、熱意は伝わって貰えたらしい。 握り拳を作る剣士に「そのイキです」と手を合わせ応援しよう! その格好で木刀なんか携帯した日には不審者丸出しだとか考えない! ) [Wed 15 Mar 2006 01:27:28]
◆艶子 > 泣き虫なのは良い。涙は心の汗だからなっ それが似合うと言ったのだよココ君。 ( まだ泣き虫野郎と罵ったほうがマシなような。 では、その策でいこうと何故か心が通い合う瞬間。第六感が働いたか同じ思考パターンだったかということにしておう。 ) 光より早く……。じゃあ明日にはもう病院の外に出てるな……。 ( 消すことの出来ない火を付けてしまったとがっくり肩を落とした。 ) うむうむ。まあ、それを達成するには余程の運が無いとダメだろうが―――そもそも王様を目指すと決めた時点で運任せな私だ。王になれるんならそれも良いかも。 ( 今、こつこつと王の座を目指すために積み上げている努力よりかは手っ取り早い気がするそ。 ) ……ごしっく?わんぴーす? ( 袋から取り出したその服は見慣れぬ服だった。スカートというものはしっているが、何やらフリフリなのが付いている。しかも黒い。 ) …私化粧したこと無いけど―― で、でもお前のセンスを信じる!私はこれを着るぞ! ( 決意を示すように握りこぶしを作った。 ) [Wed 15 Mar 2006 01:20:24]
◆ルガリア・ココ > 艶子さんが変な事言うからです……泣き虫野郎だとか。 ( やれやれと溜息を一つ。 心に棚を作ったよ。 きっと戦士ならば防御と攻撃どちらが好き?と訊けば簡単に引っかかること間違いなし。 ) 自慢になりませんから! この病院噂話は、光よりも早く広まるって訊きましたけど。 ( 心中を見る限り、矢張り攻めか剣士サマは! ) 一介の冒険者から財宝を見つけて王様になんて格好良いですよね。 ( 誰もが憧れるモノ、実現するかよりも夢想するのが楽しいのもまた事実 ) 自分で迂闊って認めちゃうんだモンな……―――ええっと、今回はゴシック調のワンピースを選びました。 ( 袋の中にはワンピースがあるだろう 黒を基調にしたデザインで 二段になったスカートにはレースとフリルが鏤められており。 ) そして、艶子さんでも大丈夫! 秘密兵器「白粉」もセットでッ!! これを着る時は顔を真っ白に塗って下さい。 口紅とかは紫色のが入ってます、アイラインは濃い目で艶子さん瞳が大きいから良く似合うと思いますよ。 ( ゴスロリでも俗に白塗りって呼ばれるタイプである。 ) [Wed 15 Mar 2006 01:09:40]
お知らせ > ルガリア・ココさんが入室されました。 『 それは―――。 』 [Wed 15 Mar 2006 01:09:23]
◆艶子 > お、お前は私にそう聞いたじゃないか…! ( でも興味はあるんだ。怒られても聞くだけの価値もある。それともなんだ、別の聞き方で誘導尋問というのも面白いかもしれないゾ。 ) 私、本当は人の名前覚えるの苦手な筈なんだけどな!不思議と全員覚えられたぞ!この記憶力を普段も発揮できればもっとマシな人生送れるのに…! ( もし見舞いにバナナが送られてきたら、全部口に突っ込んでやる。しゃぶれェ、とか言いながら。 ) 普段は王様、お忍びで冒険者ならいいぞ。 まあ、冒険者から成り上がって王様というのも悪くなさそうではあるが――。 ( どちらにせよ王様はとても手の届きにくい場所にある。王を諦めて冒険者になんて、実にあり得そうな話だった。 ) でも冒険者って大変だと思うよ。傭兵の敵は人間だけど、冒険者の敵は自然そのものだからな。 んむ。王が迂闊でも部下が有能なら意外と上手く行くものだ。 ( 王になる前からそんな事をぬかしてる時点でどうかと思われそうだが…! ) おぉ、持って来てくれたのか。どれどれ…… ( がさりと袋を開けて覗いてみた。そこには―――――? ) [Wed 15 Mar 2006 00:53:15]
◆ルガリア・ココ > 艶子さん、それ怒られますって! 戦士の人に「君って攻めか受けで言うとどっち?」とか勇者過ぎます! ( 女王だと普通なのに、世界の七不思議である。 ) うわっ名前しっかり覚えてるし、そんなちょっとバナナを見たら艶子さんを思い出して笑う程度ですって。 ( お見舞いにバナナとか皆送ってきそうだよ、とか言わない。 きっと病室のソウルブラザーはニヤニヤ笑って頷くだけだろう。 ) 王様の夢、万が一気が変わったら冒険者目指して見ませんか? ( きっと凄い冒険者になれるんじゃないかって思う。 半分本気で聞いてみた。 フォウルが言ってた将来有望ってのはホントらしい。 ) はい!宮廷魔術師になって迂闊な王様のフォローしてあげますよ。( 無理はしないつもり、片目を瞑って。 ) ―――経験者のお話は含みがありますね……頑張って!艶子さんは十分、魅力がありますよ。 ( と、持ってきた袋を取り出して。 ) これ言ってた衣装です。 ( 「使って下さい」と ) [Wed 15 Mar 2006 00:42:09]
◆艶子 > ………違うのか。…今度他の戦士の人に聞いてみるよ。それから自分がどっちなのか判断する。 ( 王様じゃなくて女王様。本当にエロイ違い。 ) くっ、おのれ! チャーリー!エルト!キャシー!タゴサク!ジョニー!ラスター!そしてココ!お前たちの名前は忘れないからな、後で変な噂流れてたら復讐しに行くんだからな! ( 順番に同じ病室の背景NPCの人達に指差していく。でも変な噂を流されてもこの中から誰が漏らしたかを特定できないに違いない。 ) それは判るさ。遺跡、財宝、冒険。迫り来る罠!傭兵の私が聞いても胸躍るものがある。 …ああ、必ず生きて帰って来い。ここでくたばったりしたら宮廷魔術師の夢が潰えてしまうぞ。 ( ぐ、とサムズアップしてみせた。 ) そ、そうだ!身も心もだ! 私はいつだって守り手には回らないぞ。剣術も恋も積極的にだな…! …まあ、一方通行だと捧げても相手は受け取ってくれないし、ましてや私に対して捧げてくてる筈も無いのだが……。 ( そんなほろ苦さも含めて全部恋だ、ちくしょうめ! ) [Wed 15 Mar 2006 00:23:12]
◆ルガリア・ココ > 戦士の人って皆――加虐趣味の持ち主とか誰か決めたんですか? そんな事したら艶子さん王様じゃなくて女王様ですよ!? ( 一文字でエロイ違いだ。 寧ろ何故悩むのか、少年ショッキングな顔だ ) 僕が欲しいのは宮廷魔術師の地位ですよ艶子さん……寧ろ手遅れかも知れませんが。 ( 泣きそうな顔で病室の他の患者を指させば、話を聞いてた背景のNPCさん「こくッ」って頷いた。 ) そりゃあ怖いですけど……冒険者の性分なんです艶子さんが戦いに求めるモノがあるように、僕等も遺跡とか財宝とか……―入院したらお見舞いお願いします。 ( 言外に「生きて帰ってきます」と、力無い笑みで。 心配は伝わったけども冒険者とは因果な商売。 ) ソレはつまり………み、身も心もって意味ですか先生ッ! ( 先生とか呼んだ ) 察せるなら聴きません! じゃあ艶子さんは積極的と……か、考えて良いんですね。 ( 同じく茹でた蛸のように赤い顔の少年。 片手を生徒のように上げ、鼓動を早めよう。 ) ソレが恋……。 ( 多分に間違ってそうな知識を会得した。 ) [Wed 15 Mar 2006 00:07:57]
◆艶子 > はっはっは。気にしない気にしない。 ( 笑いはどこまでも朗らかでした。余裕すら感じさせる。 ) 加虐って……… ううん、でも私もこれでも戦士だからなぁ。苛められるより苛める方が……? ( 本気で悩みだした! ) お、おまっ …! くそう、謀ったなルガリア・ココ!い、一体幾ら欲しいんだ……! ( 未来の王様は結構必死でした。そう考えると今まで恥を晒してきた多くの人が政敵になりかねない!今のうちにもっと仲良くしておこうとか、そんな打算的な。 ) それでもそこいらの男よりかはあるだろうさ。あの場所にもう一度出向くっていうんだからな……。 止めはしないけど、気をつけるんだぞ。入れ替わりで入院だなんて笑えないからな。 ( 多分一人じゃ無いだろうから危険は少ないかもしれないが、あの場所で実際に怪我をした身としてはちょっと心配だった。 ) す、す、す、好きな人のだっだっだったらって…。 ( 同じく紅潮しながらもその光景がもわもわと思い浮かぶ。以下詳しい描写に関しては検閲により削除ががぴー。 ) ………………………… ほ、惚れるっていうのはな!そういうことなんだよ! 察しろココ! ( 否定しても何も怒らないのに、寧ろ普通なら否定するか誤魔化すかするのに、艶子は素直に答える良い子です。 良い子? ) [Tue 14 Mar 2006 23:55:41]
◆ルガリア・ココ > 艶子さんもナニゲに酷い事言ってませんかッ! それとも加虐趣味が……隠れS? ( 「も」と言ってる辺り、多少自覚はあったよ少年。 きっちり追撃まで入って女々しく泣こう。 ) 二回繰り返す辺り相当根に持ってますね……、大丈夫ですその時は王様の恥ずかしい秘密を政界に暴露してピューリタン革命起こしますから! ( バナナで失墜、嫌な王様。 取り敢えず、カイゼル髭を付けてれば尚良し・・・しかし王様じゃなくても確かに出来る悪寒。 ) 僕は艶子さん程度胸は据わってません……―――っと今度また鍾乳洞に調査に行く事になったのでお土産に鮑でも持ってきますよ。 ( 怪我治しておいて下さいね、と。 誇らしげに嗤う剣士の姿にはちょっとだけ王様の威厳(?)みたいなモノがあった。 ) ―――じゃ、じゃあコレだけ教えて下さい! 好きな人のだったら!? ( 顔赤く、俯きながらも片手をプルプル振るわせながらお年頃だよ少年。 ) [Tue 14 Mar 2006 23:40:08]
◆艶子 > ( おおう、良く泣きおるわ。しかしココが泣いてる姿ってどうしてこうも似合うんだろう。 ) ココって涙が良く似合うよな、いやいや良い意味ではなく。 ( 思ったことを口走る、それが私のポシリーさ。しかも何気に追撃までセットに。 ) ふふん、そうだろう。でも王様をかつてゴリヱ呼ばわりした事もちゃんと残るんだからな、残るんだからな! 私が権力を握ったら酷い罰を与えてやるんだからな! ( 取り合えず孔雀の羽で全身を擽るのは基本だ。でもそれは権力を握らなくても出来るような予感。 ) 慣れておけ。あれだけ出来るんなら、今後も誉められる機会がどっと増えるぞ。 ――私はもう慣れた。 ( 謙遜なんかこれっぽっちも見せずに、誉められれば「まあな!」と誇らしげに。そして嬉しそうに笑う。 ) …… わ、私だって何でこんなに迂闊なのか知りたい…。 今聞いた事は忘れろ、忘れるんだ。良いなっ! ( 看護婦さんの噂は病院の先生に、そして入院患者に。患者が退院すれば各方面に広がっていくに違いない。 ) [Tue 14 Mar 2006 23:28:38]
◆ルガリア・ココ > ( 一度定着してしまえば払拭するのは難しモノ、決してネタにしてるとかではッと韜晦。 ) ……そりゃあ利害が一致すると言うか艶子さんだけが得しませんッ ( 迂闊にも逆に言いくるめられた、本気かも知れないと思うと涙がぶわわ、と。 ) 王様とかつて一緒に旅したなんて冒険者として箔が付きますしね…―――、余り誉められるのに慣れて無いので勘弁して下さい。 魔法があるから僕なんかでも何とか生き延びられたんです。 艶子さんの剣術のが余程凄いですよ。 ( 素直に感嘆されると、頬を掻いてまた照れる。 ) い、今なんて……―――と言うか何でそんなに迂闊なんですかッ! 僕は悪い子ですから、色々妄想しちゃったじゃないですかッ! ( 猥談というかエロ空間、きっと明日辺り看護婦さん達の間で噂に) [Tue 14 Mar 2006 23:19:17]
◆艶子 > ( どうしてそこまでゴリラなのか!ちくせう!危うく少年は鍾乳洞探検に行けない身体にされるところでした、まる。 ) そ、そりゃあまぁ…… じゃあココが庶民をやってくれ。私王様やる。 私は王様が好きで、ココは小市民が好き。ほら、利害が一致したぞ。 ( むふふんと笑った。それもどうかと思うが。 ) ……仲間、か… なんだかくすぐったいな。もう怪我をするのは嫌だけど、またああいう冒険も悪くないかもな。 ああ、王様になったら雇ってやるともさ。でも蜥蜴男の時も見たけど―― 凄いんだな、魔法っていうのは。正直そっちには疎いし実際に見るのは初めてだったんだが…。 ( …胸の傷を抑えながら睨んだ。くそう、ココめ! ) そっ、そこは照れなくていい!寧ろ咳払いとか、怒るとか、もっと別の反応があるだろうに…!? あとそんな道極めたくない!あんなの二度としゃぶったりなんか―――――― 。 ( 「あ。」と声を漏らして己の口を塞いだ。…ちょっと間違ったエロ空間、同室の人達の心を掻き乱すやり取り。個室に移されるのも近いか、私! ) [Tue 14 Mar 2006 23:05:18]
◆ルガリア・ココ > ( 脳内に真っ先に浮かんだ単語は 『キングコン○』 だったりしたが飲み込んだ、病院の床を汚さぬ為と身の保身で。 だからモテないんだぞ少年とか気にしない。 ) ―――何を云ってるんですか艶子さん、国民つまりは庶民が居ないと王様になれませんよ!? ちなみに僕は小市民とか脇役とか雑魚と言った言葉が大好きです。 ( 肩に優しく手を添え、指を顔に翳すと諭すように。 ) 何だとって……一緒に冒険をしたんだから『仲間』ですよ、将来王様になったら是非宮廷魔術師として雇って下さいね。 ( 嗤いながら、茶化すのは止めて椅子に座って。 「傷口開いちゃいますよ?」と少年首を傾げ。第六感が発動したか。 ) ―――髪を掻き上げながらだとモアベターですッ! ( 長髪ならば仕方ない、とばかりに。 大きな瞳が此方を凝視している、不思議そうに瞬きを数度―――右を見て、左を見て。 「ポッ」と頬を染め頬を抑えながら横を向いた。 ) ……艶子さんこそ、良い食べっプリでした。 其方の道も極められるのでは無いかと思います、多分同室の人は艶子さんのせいで今夜は眠れないかと。 ( 病院で淫靡にバナナを食べ合う二人、これ何て空間? )( 一人頷く剣士に親指をグッと立てて。 ) [Tue 14 Mar 2006 22:54:53]
◆艶子 > …………私、将来は王様になりたいんだけど……。庶民も小市民もヤだ! ( 一時期庶民の間にまで流行ったサンバ。そんな伝説嫌です。 ) う、うぬ…っ お前、私を一体何だと…! ゴリヱとか言ったら怒るからな。傷口開かせてでも怒るからな! ( もう少し煽れば胸から血を噴出しながら激怒する傭兵の姿が見られるだろう!でも何かする前に痛みの余り気絶、嗚呼。 ) ……………………。 ( 実行する少年を、少女の黒くて大きい瞳がまじまじと見る。そして焼き付ける。 ) ………… ココ、お前はそっちの道でも食べて行けるかもな。 ( ぽつりと漏らした。ああ、絵心が無い己が恨めしい。絵心があれば筆を取ってこの光景を絵にして万人に見せて回ることが出来るのに! ああ、文才が無い己が恨めしい。文才があればペンを取ってこの物語を本にして万人に読ませる事が出来るのに!せめて私が語り継いでやろう、今日のことを。 ) …うむ。 ( 一人頷いた。 ) [Tue 14 Mar 2006 22:35:19]
◆ルガリア・ココ > ( 少し朱鷺ノ京の文化を知っていれば「豪天寺」と言う名字でお百姓さんと言う事はあり得ないだろう、位は気付けたかもだが。) じゃあ今日から庶民艶子で決定ですねッ!! 小市民艶子でも良いですけどッ!! ( 嫌な二択であった。 そして暴れん坊ジェネラルは余生はサンバを踊り静かに暮らしたと言う朱鷺ノ京の伝説。 ) そっちのが艶子さんらしくて安心です。 ( ふて腐れ、そっぽを向かれん勢いだが。 ほっと胸に手を宛て安堵の溜息。 ) 何の命ですか……、そうですね―――。 ( バナナを食べる時まで偉そうにしてるとは流石であった。 問われれば、折れたバナナを見ながら ) こぉ、舌先で舐めとりながら優しくバナナ全体を口で包み込み愛撫するように咀嚼すれば―――良いんじゃないでしょうかッ! ( 少年、半ば実行した。 別の意味で視線が突き刺さった。 寧ろ変わってなかったよ食べ方。 ) [Tue 14 Mar 2006 22:26:35]
◆艶子 > ( 実は既に没落してしまったが、武家の娘だというのは誰も知らない事。多分、今後も一生気付かれることは無いだろう、本人ですら。 ) ど、どうしてそこで野生の方に行くんだ!まだ庶民の方がよさげじゃないか! ( 暴れん坊ジェネラルに敵うものなど居ない。その高名は何処まで轟いているのかッ! ) いや、そんな、別に………… なんだよちくしょう!事あるごとに変な方に捉えやがってからに! ばーか! ( 熱まで測られてへそ曲げたらしい。ココの脳天に怒りのチョップを叩きつけてやりたかったが、この怪我ではそれも難しい。 ) 命拾いしたな、ココ! ( なんで不穏な言葉だけ残してやった。 ) 私を怒らせるとこういう眼にあうんだ!思い知ったか! ( もぎ取られたバナナは半分に折れて、その半分をもぐもぐと飲み下す。 ) ……ところで参考までに聞きたいんだが、バナナの上品な食べ方ってどんな感じなんだ。 [Tue 14 Mar 2006 22:12:11]
◆ルガリア・ココ > ( 「ぇぇぇぇ」 とか、もしかしたら高貴な出身の人かも知れないし、と少しだけ悩んでから。 合わせる事にしたよ少年、処世術ってヤツだ。 ) あぁ……艶子さんは庶民じゃなくて野生ですからね、森の王者って感じが滲み出てますよ。 ( 一瞬だけ朱鷺ノ京の伝説の戦士 「暴れん坊ジェネラル 」 が思い浮かんだよッ! ) 艶子さん……―――病院の人に何か弱みでも握られているんですか!? 僕、大した事出来ないけど力になりますよ!? ( まじまじと剣士を見ると、熱でも測るように額に手を添え。 しかる後に自分の広めの額も確認。 オカシイ熱は無い。 ) ちょっと艶子さん―――売れないグラビアアイドルがバナナを咥えるみたいな真似はッ! 皆が、皆が見てますからッ!! ( 年頃の少年には目に毒である、寧ろ他の入院患者の視線を感じ赤くなりながらもバナナをもぎ取ろうと手を伸ばして。 ) [Tue 14 Mar 2006 22:03:50]
◆艶子 > 確かに美徳だが、それは庶民の美徳である。私は庶民じゃないので良いの。 それにだ、真面目な人間は大体真面目そうに見えるだろう。可愛らしい性格の奴はやはりどこか可愛らしさが滲み出るものだし、強い奴は矢張り強そうに見える。 だから結論!私は偉いから偉そうなんだ! ( はっきり言い切った!朱鷺の都でも将軍は偉そうだし、良いんだ! ) はは、そんな事はしないさ。病院の先生方は一日も早い回復を願って診てくれているんだし、それに応える為にも治療に専念せねば。 ( 本当は痛くて動けない、というのもあるのだけど。そこは言わない方がなんかほら、まともに聞こえるじゃない! ) ……… いや、確かにバナナ好きだけど……何か悪意を感じる。 ああ、もういい。そういう事するんだったら、下品な食べ方してやるもんね! ( 籠から一本取ると咥えた。それはもう下品に。 ) [Tue 14 Mar 2006 21:52:31]
◆ルガリア・ココ > 謙遜は朱鷺ノ京の人の美徳じゃないんですかッ!? ( どうにも規格外と言うか竹を割った性格をしている剣士は今日も我が道を行っていた。 巻かれた包帯が痛々しい、眉間に皺が寄ってしまうのは鍾乳洞の戦いを思い出したようで。 ) ……抜けだしたら駄目ですよ? ナナオさんとかしょっちゅう抜けだして怒られてたみたいですし。 ( 両者とも、大人しくしてる性格では無いだろうと。 ギコチナク笑いが漏れ。 ) あの、これお見舞いの品です―――艶子さん何が好きなのかとか解らなくて……。 ( 手に持った籠をテーブルの上に中身は勿論バナーナ ) これ、好きなんじゃ無いかなって。 ( 少年イイエガオ。 ) [Tue 14 Mar 2006 21:44:35]
◆艶子 > この私が謙虚になったら槍が降るぞ。 ( 今しがた健診を終えた看護婦の背中がドアの向こうに滑り込むのをちらりと見ながら、あんまりにも自然に本音を言うものだからすぐに理解できなかったらしく、反応は意外にフツーだった。 ) こうして病院のベッドに伏せるのは二度目だけど、やっぱりつまらないからな。良く来てくれた。 ( 歓迎するよ、とベッドに寝たままで言った。こういう時身体を起こせないのが辛い、クセで一瞬は動かそうと思うのだがすぐに傷の痛みで動かせない事を思い出し、結局は動けないままだ。 ) [Tue 14 Mar 2006 21:35:45]
◆ルガリア・ココ > ( 返事は未だ無い。 慌てて来てしまったし、もしかしたら留守なのかも知れない、視線を落とし溜息をせめて書き置きでも……と視線を上げたら看護婦さんの顔がドアップで視界一杯に広がっていた。 ) ス、スイマセン―――。 ( 目線だけで「邪魔」と諭された少年はそそくさと病室の中へと 手を上げる剣士のベットへと向かって ) 艶子さん、相変わらず偉そうで安心しました。 ( 会釈をしながら、思ったよりも元気なそうな剣士につい本音がポロリと。 ) [Tue 14 Mar 2006 21:29:11]
◆艶子 > ( ――顔を出したのは看護婦さん。看護婦さんの肩越しには何人かの入院患者のベッドが並んでるのが見えるだろう。その一つに長い黒い髪のイエロティアが寝ており、病室を訪ねてきたのが誰なのか判るとひらりと手を振った。 ) や、ココ。お見舞いご苦労! ( 怪我して入院していても偉そうなのは変わらない。まだあまり動けないが、声だけは元気が良かった。 ) [Tue 14 Mar 2006 21:24:08]
お知らせ > 艶子さんが入室されました。 『がちゃりとドアが開いて。』 [Tue 14 Mar 2006 21:19:40]
◆ルガリア・ココ > ( 病室の前、手提げの籠を手に持った少年が何度も手元のメモと病室のプレートを確認して )―――ええーっと、お邪魔しまーす。 ( 控えめなノックを返事を待とう。 ) [Tue 14 Mar 2006 21:17:27]
お知らせ > ルガリア・ココさんが入室されました。 『 お見舞い品を片手に。 』 [Tue 14 Mar 2006 21:15:06]
お知らせ > フェンサーさんが退室されました。 [Tue 14 Mar 2006 14:45:17]
◆フェンサー > ( そのシュールな光景は、結局、看護婦に目撃されて笑い話のネタにされる運命であった。 糞をかけられなかっただけマシとはいえ、額におかしな模様をつけたフェンサーは、本人が何も知らないがゆえに、長らくのちまで語り継がれるだろう。 阿呆だ、と。 ) [Tue 14 Mar 2006 14:45:15]
◆フェンサー > ( こっつんここっつんこ、額をつつかれてむにゃむにゃとフェンサーは眉をしかめた。 それでも起きないフェンサーもフェンサーだが、それでもはなれない小鳥も小鳥だ。 よほどそのデコは居心地がいいらしい。 征服感とか抱いているのかもしれないが、そこんとこは不明だ。 ) [Tue 14 Mar 2006 14:35:37]
◆フェンサー > ( 小鳥とはいえ、その足で額に立たれたらちくちく痛いんじゃないかと思うのだが、フェンサーのほうは気にした様子もなく、ぐーすか居眠りこいている。 とても穏やかでほほえましく、シュールな光景だった。 ―――あ、つつかれてる。 ) [Tue 14 Mar 2006 14:25:15]
◆フェンサー > ( 小鳥がさえずっていた。 陽気な歌を歌って、二羽の小鳥がさえずっていた。 ―――フェンサーの額の上で。 グーグー寝ているフェンサーの額の上で、ぴよぴよちゅんちゅん、小鳥が二羽、鳴いていた。 ) [Tue 14 Mar 2006 14:15:48]
◆フェンサー > ( ぴよぴよぴよ。 ちゅんちゅんちゅん。 ) [Tue 14 Mar 2006 14:14:42]
お知らせ > フェンサーさんが来ました。 [Tue 14 Mar 2006 14:14:01]
お知らせ > フェンサーさんが退室されました。 [Mon 13 Mar 2006 13:46:14]
◆フェンサー > ( あまりにもすやすやと心地よく眠りこけているフェンサー。 その姿はまるでりんごをのどに詰まらせてばたんきゅうと倒れた阿呆なお姫様のよう。 美しさは8割減。 ………薬、間違ってないわよね。 そんな囁きが、時折折に看護婦連の口から漏れるのであった。 ) [Mon 13 Mar 2006 13:46:12]
◆フェンサー > ( 家族、のような感じなのだろうか。 母親に対する愛情に、それは良く似ていた。 けれど、フェンサーは母親を知らない。 父親も知らない。 兄弟も姉妹も知らない。 義理の兄はいた。 でも彼に向けたそれは兄弟としての感情ではなかった。 だからやはり、これがフェンサーにとって、はじめて感じる愛情なのかもしれない。 夢を見ることもなく、フェンサーは安らかに眠る。 ) [Mon 13 Mar 2006 13:34:26]
◆フェンサー > ( それは激しくなく、甘くもなく、恋愛感情とはまるで違うものだ。 ただ穏やかで、全てが満たされるわけではないけれど、触れるぬくもりがうれしい。 そんな、当たり前で、でもだからこそ一生の内でも得がたい、大切なこと。 人はこれをなんと呼ぶのだろうか。 人はこれをなんと識るのだろうか。 穏やかにそれを抱いて、フェンサーはひと時の安らぎを得る。 すやすやと、小さな寝息を立てて。 ) [Mon 13 Mar 2006 13:24:20]
◆フェンサー > ( フェンサーという人間は、それを誇りとして、胸に抱けると思う。 人を好きになること。 そのただひとつの事実で、フェンサーは生きていける。 そんなことに気がついた、ある日のこと。 ) [Mon 13 Mar 2006 13:14:43]
◆フェンサー > ( 例えばそれが真心だというならば。 ) [Mon 13 Mar 2006 13:13:15]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Mon 13 Mar 2006 13:11:58]
お知らせ > 跡野末理さんが退室されました。 『…羨ましいわ。 ( …当分、眠れそうにない… )』 [Mon 13 Mar 2006 04:20:22]
お知らせ > レッドさんが退室されました。 『 寝すぎて寝れねェとかならたまに。 』 [Mon 13 Mar 2006 04:18:37]
◆跡野末理 > ―――〜あー… はいはい。 ( ふぅん、高いんだ。 と気に留めつつも…こう、直ぐにそんな話へ飛べる神経を疑う。 〜むしろ初めから気にしていないのだと思えば、それも当然なのだけど… 危ない橋である事に変わりは無い ) …いくつか、考えておくわ…。 ( …ただ、それでも… 不思議とこのまま姿を晦ますと言う選択肢は、出て来なかった ) …無理よ。 あなたと一緒にしないで。 ……気にならないわけないじゃない…… ( 仮にも恩人。 好奇心猫を殺すではないけれど… 自分の事に首を突っ込んで、里の、他の人間に殺されるなんて、寝覚めが悪いったらありゃしない。 …もっともその時は、自分も生きてはいないのだろうけど… ) ―――〜分かった。 気が無たらね。 ( と言うか、退院したら一度は顔を出すのだろうけど。 そんな風に、ぞんざいに言って ) …(送ってくれて、お見舞いに来てくれて、色々)ありがと。 おやすみなさい。 ……ねえ、眠れない事なんて無いでしょ……? ( 考え事とか悩み事とか、無さそうだ。 …無いわけ無いと思いながら、別れ際には呆れた風に肩をすくめる… ) [Mon 13 Mar 2006 04:16:09]
◆レッド > 連絡手段、なんか考えれば良いだろ。 デジマまでなら入れるし…っていうか入ったことあるし。 アマウラの漆器ってこっちじゃァ高いんだぜ? あの黒はアマウラ人じゃなきゃ出せない色なんだってさ。 ( まぁ手紙でもよし、人を使っても良し、とファジーな具合。 はっきりいってこのままアマウラに帰って音信不通になってしまう事も可能だろうが、そりゃァフラれたって事だろうという覚悟であり。 同時にフラれないだろ、なんて根拠の薄い自信だったり。 ) アブねぇ目にはあってないからなー。 まぁ、あんま気にすんな。 そんなに簡単に死にゃしねぇって――――さて。 ( 長居した。 一応まだ怪我人だし、ゆっくり寝たほうがいい。 長椅子から立ち上がり、手を差し出し。 ) 暫らくはヴェイトス市に居ると思うからさ。 月の滴にでも顔出してくれりゃァ。 とりあえず商業区と港で新しい仕事でも売り込んでくるわ。 金はまだあるから急がなくて良いからさ、なんかあったら相談しに来な。 ( とりあえず話は纏ったし、今日は御休みだ。 病室まで送って、退散しようか。 ) [Mon 13 Mar 2006 04:03:45]
◆跡野末理 > ―――〜だいたい里はアマウラで、ホワイティアのあなたがどうやって――― …ぁ、そう。 …それなら… ( 十分と言ってくれるなら、もう良い。 遠慮はしない。 遠慮なくこれっきりに、と痛むわけではないけれど痛み出しそうな頭をふるふる振って。 ……折衷案……? ) ……安いわね……。 ( 自分の命の値段。 そんなものかもしれないけど、具体的に提示された額に…ポツリと呟く。 …で、さっきの条件も消えないのかと… また頭を振った ) ―――バレて殺されても知らないから。 危なくなってから後悔したって遅いわよ… ( 命を拾われたと思えば、請けられない願いではないけれど… 命懸けな状況が継続するような、生き地獄に置かれる感覚と言って、あながち大袈裟でもないかもしれない ) ―――〜物好き。 …ほんとに… もう… どうなっても知らない。 ( 繰り返すのは、どこか自分に言い聞かせるように。 …上機嫌な相手に対して、かなり凹んで影背負って… …でも…。 何故だか理解し難いけれど… ここまで言ってくれるのは、悪い気はしない。 …それだけが、ほんの僅かな救い… ) [Mon 13 Mar 2006 03:53:44]
◆レッド > ブッちゃけさァ、十分楽しんだし面白いのと知り合えたし、貰うもん十分貰ってンだよな。( いや本当困ったネ?などと馬鹿、開き直る。思った事を全部口にしてるぶん本当に困った話―――。 ) あー、それじゃ闇医者代、宿代、馬車代その他手間賃で8万くらいでいいや。 危険は結局無かったし。 とりあえず金払えばそっちもスッキリすんだろ? それ+さっきの条件。 オレが殺されないように頑張るのも報酬の一部ッて事で。 ( ンンー、ナイスアイディア。 とか上機嫌でふんぞり返り、足を組みなおす。 はっきりいってものすごい面倒な報酬かもしれない。 命助けた分だもの。 ) オレはさ、マツリともっと仲良くなりたいわけよ? OK? 報酬で「ヤらせろ」とかいうの楽しくねぇもの。 [Mon 13 Mar 2006 03:41:24]
◆跡野末理 > 〜べっ、べつにっ! 別にそんな事言って無いでしょ…! 〜(そ)んな風に笑われるから嫌だったのよっ… ( わざとらしい仕草。 からかわれているのだとは思うけど… 色々頭に血が上って、かぁ…と赤くなり全力否定。 でも直後に肯定。 なりきる『役』をはがされていると、こんなものか ) ―――〜ええ、バカよ。 分かってくれた…? ―――って全然分かってな… ぁあぁー… ( 素直にバカを肯定した事に、『恥ずかしがらなくて良いのよ、これから少しずつ賢くなっていけば』なんて胸を撫で下ろしそうになって… 続いた言葉に、そのままへなへなとソファーにもたれる ) 〜そ、それとこれとは話が別で… お礼はするわよ。 するから… ……お願いだから、無茶言わないで……。 何? 連絡先を教えろとでも言う積り? 本ッ当に!殺されるわよ? ( て言うかどこの世界に連絡先教える忍者が居るって言うの。 …別に泣き出したりはしないけど、心底困り果てた様子で脱力して… ) [Mon 13 Mar 2006 03:32:38]
◆レッド > 素直に「くまが可愛くて欲しくなった」って言ゃぁ良いのに……( ぷ。などと軽くわざとらしく噴き出しながらそっぽを向き。 まぁた深刻になってら、などと内心軽く溜息。 真面目なんだろうけど、さ。 ) へぇよ。 馬鹿でーす。 ………決めた。 報酬は『オレと縁を切らない事』。 それ以外いらね。ああいらね! ぜってェ―――受け取らね! もうとっくにバレちゃってんじゃん。 で、オレを殺せないんだろ? だぁったらソレを前提に器用に立ち回んなよ。 逢引しようぜー? ( 最後ので台無しなのはデフォか。 だって一言思いついちゃうんだもの―――。 ) [Mon 13 Mar 2006 03:22:14]
◆跡野末理 > ―――〜ぅ…うるさい。 そんなの、あなたに言われたくない…。 ………。 ( 言い返しこそするものの… 『痛いところ』を突かれているのも事実。 …それを有効と知りながら、『忍びのくせに』女の武器を使う事に否定的だった自分を後ろめたく思っている節もあり… 何か言いたそうにするものの、言葉が見つからず黙り込む、暫しの間 ) ―――〜だ、だから…。 その…。 〜ぁ、あるでしょ? こう、目が合うって言うかっ…! ( 足元からつぶらな瞳が二人を見上げてる。 ちょっとオーバーリアクションな相手に、『もう聞くな』って感じで、小声ながら勢い良く… 墓穴を掘った。 で、拒否する言葉に面食らったように、怪訝な顔をする ) ―――〜ばっ… あなたバカ? ……ぁ、あぁ、良いわ、そうだったわね忘れてた……。 いい? 私は忍びなの。 〜なんて堂々と言ってるけど、そうだって知られちゃいけないの。 分かるでしょう? 色々コソコソしなきゃならない職業なんだから――― べ、別に… レッドの事が嫌いとか、そういうわけじゃなくて… ゃ、別に好きだって言ってる訳じゃないからね? 誰にだって、そうしないといけないのよ。 掟なの。 ( 打算込みの問いかけとは思わず… 物凄い小声で、生真面目に言い聞かせるように話してしまう。 …けれど、表情や口数の多さの中に殺意は無く… ただ困惑の色だけを濃くして ) [Mon 13 Mar 2006 03:14:19]
◆レッド > 時々さ、すげェ必要以上にネガになるじゃんさ。 適当成分足りないぜ。 もっとオンナを武器にしても良いくらいだ。 ( 適当成分を過剰摂取している人間の言葉だと説得力は無いが。 偉そうだし。 ) どれだよ。 ( 無かったのか衝動なのかついなのか。 珍しいリアクションに口元が緩めば、払われた手を撫でながら大袈裟に肩を竦めるホワイティアっぽいリアクションで。 ちょっと語気がトンがった謝礼の言葉もそれくらいが丁度いい。畏まられるのはなんか他人っぽいっていうか。 ) 困るったってなぁ。 ヤだ。 無理。 十分知り合いだしさ。 そんな風にいつも他人との関わり切っちゃうわけ? オレのこと嫌い? ( 不貞腐れた子供みたいな顔で横に座って足を組み、むくれてみせる。 そんなん嫌いならとっくに死んでるわなオレ、とかそんな打算込みの卑怯な問いかけ。 ) [Mon 13 Mar 2006 02:54:45]
◆跡野末理 > ( 【ぽっ】のところを【ツン】に変えるとただのツンツン。 でも卑下するのは嬉しさ恥ずかしさの裏返しかもしれない ) …卑下? ……してるかしら? ( そう? と首を傾げる無自覚は… けれど『クマ』の指摘にもじもじと顔を赤らめて ) ―――ゃ、こ… これは、他に無かったって言うか、ついって言うか、衝動買いよ。 別に趣味じゃない。 ( …でも多分、しっかり里まで持って帰る。 ほら、捨てるなんて勿体無いし? 〜玩ばれるお下げには、『いい加減にして』とやんわり手を払いつつ、むっつり ) ―――〜おかげさまでね。 ………ありがとう。 ( その前の会話が会話で心の篭もらないものになってしまうけど、お礼は言う。 報酬に『面白さ』を求めているらしい事にイライラを募らせつつ――― 『ストック』にひくりと顔を引き攣らせた ) ―――〜ぁ…あのね。 私の仕事、分かってる? …そんな貸しをストックにして、いつでも返して貰えるなんて思ったら大間違いよ? 〜お礼してこの件が片付いたら、あなたとわたしは… 今だってそうだけど赤の他人。 見ず知らずって事にして貰わないと困るんだから。 ( 『ちょっとこっち来て座りなさい』的な。 クドクドモードで、面倒臭そうなレッドを見上げる ) [Mon 13 Mar 2006 02:43:24]
◆レッド > ( 「一緒にいるところみんなに見られて恥ずかしいから…(ぽっ)」という絵に脳内変換完了。 ツンですか。デレですか。 アホの子一人で悦。 ) だー。 オマエさ、なんだってそういつも自分を卑下するわけよ。 ああ悪かったOKOKオレの表現が悪くて臍曲げたんだな? 普段は「凛々しい」今日は「可愛い」で―――いいじゃん、クマとか。 そのセンスは意外。 ( 好き放題言いたいことは言う性質で。 無抵抗だったおさげを暫し玩び、ほら笑えー? などと毛先で頬を擽ってみたり。 ) ん。 大事に至らなくてなにより。 あー…それな。 勢いで言ったは良いけど面白い報酬が思いつかないンだよなー。 金で済ますのもつまんねぇし。 貸しストックじゃ駄目? ( エスコートするからには先ずレディを先に座らせて、と。 ソファの前で考えるの面倒臭そうに頭を掻き。 ) [Mon 13 Mar 2006 02:30:52]
◆跡野末理 > ( 挨拶もそっちのけで、例え押し出すようになってしまっても部屋を出たら、それはもうさっさと扉を閉める。 軽薄そうな調子と男の子のようにも見える容貌… 勘違いでも良い仲に見られるのは不本意と言うか恥ずかしいと言うか。 良いなあ、画像更新。素敵、なんてマツリは言わないけれど ) 辛気臭い顔は生まれつきよ。 …こんな格好、褒められたって嬉しくないわ…。 ―――。 ( 『あなたも格好良いじゃない、男の子って感じ』 冗談めかして返そうとした言葉は、なんだか冗談でもないような気がして飲み込んで ) …少し痛むけど、それだけ。 もう、さっさと退院したいくらい。 施術を中断すると面倒な事になるみたいで…まだ何日かは居る事になると思うけど、順調よ。 ( …お下げに伸ばされる手は、微妙に気恥ずかしそうにしつつ放置…。 松葉杖も車椅子も無く、いくつかソファーの並べられている一画を目指して、すたすた歩き――― ) …だから、お礼の話、決めておかないと。 〜それで来たんだと思うけど、もう、決まった…? [Mon 13 Mar 2006 02:21:43]
◆レッド > ( 細かい事を気にしない(気付かないわけじゃない。)訪問者は、一瞬見えた室内を覗き込んで「ドウモー?」などと挨拶。直ぐに扉が閉じられれば、マツリをエスコートするように傍らに立って歩き始める。 おおっと画像更新。街中じゃこっちだ。 ) よ、しばらく。 今日はなんていうか――――可愛いじゃん。 女の子って感じ。 具合どう? ( へぇ、などとマツリのおさげに気安く手を伸ばして褒め言葉など囁く姿はケーハクな少年そのもの。男にしては女っぽい、女にしては男っぽい、中性的な顔立ちがまた、そんな具合で。 ) [Mon 13 Mar 2006 02:05:59]
◆跡野末理 > ―――ッ!? ( やれやれ情けない事だ…と苦笑を零す顔は、けれど唐突に上がった別の声にびくりっ!と引き攣って… そしてそれを聞き覚えのある声だと認識すれば、もう一度盛大に溜息を。 …少しの間を空けて、自分から扉の方へと足を進める… 扉を開けて覗いた顔は、直ぐに逸らされて。 後ろ手に扉を閉めようと ) ―――〜いらっしゃい。 来てくれてありがとう…かしら? 〜外で話しましょ。 もう、寝てる人も居るし。 ( 暇をもてあまして、丁寧に丁寧に編み込んだお下げ髪は自信作。 入院着にカーディガンを羽織って無機質な廊下を歩く姿は、妙にスッキリと型にはまっていて… 足にひっかけている真新しいクマさんスリッパが無ければ、長年病室で暮らしていそうな雰囲気だ ) [Mon 13 Mar 2006 01:58:02]
◆レッド > ( 長旅を終えて十二分に身体を休め、ようやっと。 病院に入ったとは聞いていたし、顔くらい出しておかないとッてなわけで参上するのは深夜帯。 夜型だもの。 ) おっす、オレ。 マツリいるかー? ( 一応場所も場所だし声は小さめに控えているが、個室じゃあるまいしやや迷惑だろうか。 気にしない。 ワリィワリィで済ませる所存。 部屋の外、暫し返事を待つ。 無くても結局開けるが。 ) [Mon 13 Mar 2006 01:51:40]
お知らせ > レッドさんが入室されました。 『 ノックしてもしもーし。 』 [Mon 13 Mar 2006 01:49:03]
◆跡野末理 > ( …梅に桃に桜の季節になる頃… 気温は日増しに暖かくなるけれど、夜ともなればまだ冷える。 …未熟とは言え忍びの感覚を研ぎ澄まし… もう何も感じなければそれっきり ) ―――〜ったく。 ( …巨大な診療所という環境でナーバスになっているのかと… ぺたりと額に手を当てため息を零した ) ( …すっかり冴えてしまった眼を、寝台と廊下に往復させて… 何をするでもなくフラリと廊下へ歩き出す頃には――― 例えば怪しげな研究室っぽい場所で何かの黒幕っぽいドクターが高笑いしている不思議な気配なんて、忘れ去っている ) [Mon 13 Mar 2006 01:44:53]
◆跡野末理 > ( ゾクリと身体を駆け抜けた感覚に、嫌な気分で眼を覚ます。 …因縁の場所(大袈裟?)だけあって、寝覚めの悪い事はよくあるけれど… それとはまた違う、『嫌な予感』 ) ………。 ( とは言え、灯りの落とされた部屋で身を起こして、カーディガンを羽織って立ち上がり、大部屋の寝台と寝台を区切るカーテンをそろりと開けても、別に何も居ないし、何も起こっている様子は無い ) [Mon 13 Mar 2006 01:36:36]
お知らせ > 跡野末理さんが来ました。 『( ―――寒気 )』 [Mon 13 Mar 2006 01:28:12]
お知らせ > 艶子さんが退室されました。 『暫くすると、また悩みのあまり唸りだす。』 [Mon 13 Mar 2006 00:13:29]
◆艶子 > ( 周りからは迷惑な奴と一緒になったなあ、なんて生暖かい視線を向けられながら。 ) … 考えていても仕方ない。悩んでも解決しないのなら考えるのを止めてしまおう。 ( うん、よし。そして寝よう。明日になれば何か閃くかも知れない。 ぴたりと瞼を閉じて、頭の中から不安を追い出し空っぽにする。後は眠気が訪れるのを待つだけだ。 ――しかし…… ) [Mon 13 Mar 2006 00:13:04]
◆艶子 > ( これで誰かを助けようとして負った傷だとかならばまだマシなのだが、一人(正確には三人)で穴に落ちて迷って怪我しただなんて呆れる以外にあるだろうか。いや、無い。かといって嘘を付けばすぐにばれてしまう。 ) …… やっぱり素直に言うしかないよなぁ、事実なんだから。 ( ああ、私の評価が!評価が! ) うう、 う うーうーうー ううぅぅぅ…… うー! うー! う(唸ってたら傷口に痛みが走った)うぎゃーっ! 痛いーっ! ( ちょっとベッドの上で悶絶。 ) [Mon 13 Mar 2006 00:10:06]
◆艶子 > ( でもとにかく私はヴェイトスに戻ってこれた。それだけで随分と落ち着くというか、安心できる。同じ空の下に私を知ってる人が居ると思うと――。 ) …… ああ、畜生。馬車で揺られる間に何か良い言い訳を考えようと思ってたのに、痛くてそれどころじゃなかったせいで何も考えて無いぞ。 どうする艶子、何て皆に説明すれば良いんだ。 ( 素直に言うのは良いが、そうすると叱られたり…最悪、今後一人で依頼を受けるのを禁止されかねない。 ) こ、この間退院したばっかりなのに――― うううう。 [Mon 13 Mar 2006 00:04:09]
◆艶子 > ( 瞼を開いた時にみる天井はアングリマーラの病室のものではない。とはいえ、前とは違い個室ではなく大部屋なので、見知ったものという訳でも無いのだが。 ) ………。 ( とりあえず、寝返りを打った時に傷口が開いて危なかったとか、その他の何らかの原因で傷が悪化したとかそういう事は無いらしい。ただ、アングリマーラから此処まで運ばれてくる間はまさに地獄だったが。何度意識を失いかけた事か、思い出しただけでも顔を顰めてしまう。 ) [Sun 12 Mar 2006 23:58:40]
お知らせ > 艶子さんが来ました。 『………う。』 [Sun 12 Mar 2006 23:55:36]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 [Sun 12 Mar 2006 15:34:33]
◆フェンサー > ( いえ違いますよ、うふふふ気にするな処女め、うわ処女とかストレートに、なんだ違うのかい、いえ否定はしませんが、なら問題ないな。 そんな不可解な会話は妙な電磁波を発しているのかもしれない。 フェンサーの脳髄をぢっこぢっこいじくりまわしていやがる。 よしよしお姉さんが恋愛のアドバイスだいうなればおねーさん恋のアドバイザーまさにキューピッドだなアーチャーばりに撃ち抜いてやろう、いや死にますからそれ。 フェンサーのささやかな抗議を無視して、看護婦はにやりと笑うのだ。 なんてことはない、ちょいとベッドに押し倒して睦言のひとつやふたつ囁けばちょろいものさ、女は子宮で考えろ。 フェンサーは激しく後悔した。 ) [Sun 12 Mar 2006 15:34:32]
◆フェンサー > ( いいことといわれても特に思いつかない。 まあ屍風味であったことは認めるが、しかしいい事となると、フェンさんとの会話で気分が明るくなったということしか思い浮かばない。 思い出してみればあの時じかに触られていたのだよなあ、とか思い出して頬を染めていると、看護婦Bがニヤニヤ笑う。 ほほう、その顔はあれだな、恋する乙女かミスヴァージンめ、遅めの春が到来か。 この看護婦の直接的な表現はあまり用いないもののどう考えてもあからさまに直接的な態度と台詞にはさすがに頬が引きつる。 恋ではない。 故意でもない。 だがおそらくはこの勘違いは解消されないだろう。 きっと、あえて信じ込んだふりをするからだこの看護婦は。 ) [Sun 12 Mar 2006 15:20:49]
◆フェンサー > ( 汗を拭き終えて服を着せて、そこでようやく看護婦Bはフェンサーの困惑に気づいたらしく、極度に顔を近づけてそのぐりぐりと大きな目でまっすぐ見つめてきた。 かなりの近眼であることに気づいたのはつい最近だ。 いやなに、最近まるで近所の生ける屍風味、まさにリビングデッド・ザ・スミスな雰囲気だったのだが、いいことでもあったのかい、と尋ねる看護婦がどうしてまともに看護婦になれたのかフェンサーは知らない。 ) [Sun 12 Mar 2006 15:10:24]
◆フェンサー > ( 名も知らぬ看護婦Bは、入室してフェンサーの顔を見るなり、そんなことを言った。 反応に困るフェンサーを置いて、看護婦Bはなんでもないかのように体温を測り服を脱がせ汗を拭いた。 あまりにも作業的過ぎて不快感すら感じないその手際は見事としか言いようがない。 これでメイドであればなおさらだったが、生憎と病院にメイドはいないし、フェンサーもメイドに対して劣情を抱いたりしないということを明記しておく。 ) [Sun 12 Mar 2006 15:00:39]
◆フェンサー > ( おや、生き返ったのかな。 ) [Sun 12 Mar 2006 14:58:44]
お知らせ > フェンサーさんが来ました。 [Sun 12 Mar 2006 14:58:25]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 [Sat 11 Mar 2006 23:36:21]
お知らせ > フェン・メイフォンさんが退室されました。 『この時代の香辛料は、多分ワリと高級品かもです、サー! (ギャフン 確証は、考えてない)』 [Sat 11 Mar 2006 23:35:51]
◆フェンサー > ( フェンサーはすやすや眠って、子供のよう。 難攻不落の要塞の、その柱になれるだろうか? )(狩りのコツは、香辛料さえあれば割と何でもいける、ということだとかいいそうだった。 ) [Sat 11 Mar 2006 23:34:26]
◆フェン・メイフォン > うん… 頼もしいかもしれないね(強い柱が何本もあれば、それはもう…難攻不落の要塞にも匹敵するかもしれない。 そんな事をふっと思っていれば――― ふと、聞こえてくるのは…「おかあさん」と言う言葉と、寝息の様な吐息。 ) 眠っちゃった…か。 まぁ、此処まで言った手前――自力で…頑張るか(野外の狩りのコツとか、そう言うのは… 呟きを漏らせば、暫しの間…彼女の寝顔を見詰めながら、その場に居続けるだろうか) [Sat 11 Mar 2006 23:29:09]
◆フェンサー > ……………ふふ………私も、だから……同じくらい、守ります……。 ( 強い土台のある家は、壊れない。 強い柱のある家は、崩れない。 土台と柱がお互いを支えあったら、それ以上いい家はないだろう。 ) …………………確かに………私も…………こういう風に言うのも……いいかもしれない……。 ( おかあさん。 小さく囁いて、かくん、と頭が落ちた。 すぅ、すぅ、と小さな寝息が聞こえてくるのは、すぐのことだった。 ) [Sat 11 Mar 2006 23:24:26]
◆フェン・メイフォン > 分かった… あの子も、アイツも、そんでもって、フェンサーも…全部纏めて面倒見てやるから。 何時か、きっと(ソレ位出来なくては、いけないと…やらなくては、いけないと そう素直に思い、彼女の言葉に強く頷きを見せれば… 浮べるのは、満面の笑み。まるで、顔全体で「あたしに任せろ」とでも言う様な、其れ ) … いいって。こう言う事には、年の差なんてモン関係ないんだし… それに―――たまには、こう言う風に言われるのも悪くないから、さ( そう、もうじき21歳のソレは、その満面の表情を浮べた侭… 彼女が添えた手に自分の手を更に重ねて包んでやろうとしながら、言葉を吐き出し… 気にするなー。と笑って見せるだろうか) [Sat 11 Mar 2006 23:19:25]
◆フェンサー > ………………守ってあげて、ください………私には、出来なかったから。 ( 大切な人を守れないことほど、苦しいことはない。 辛いことはない。 決めた上でなら、なおさら。 彼女のそんな顔は見たくない。 ) …………………本当は……私のほうが………お母さんしなきゃなんですけれど……。 ( 24歳、今年で25歳になる剣士。 中身が10程度だとしても、なんとも、情けない光景ではあった。 彼女がなにを思い返しているのかはわからないけれど―――頬を撫でる手に、そっと自分の手を添えて。 ) [Sat 11 Mar 2006 23:10:39]
◆フェン・メイフォン > …… うん。例え、自分の腕の中だけでも… 守れるんだったら、守りたいから…ね(先ずは、同居人の彼女。それに出稼ぎ中の彼女と、入院中のこの子… 凄い難しい気がするけど、それでもフェンサーにそう言われてしまえば、何処か… 何故か、やれる様な気がしてしまい、気が付けば…決意する様に、撫でているのとは逆の手を握り締めて…) …… ん? そうなんだ… まぁ、ホンモノの母親には遠いけど、さ。それでも――少しでも母親ってモノを感じてくれるなら… (感じてくれるなら、嬉しくて恥ずかしい。 言葉に出せず、少し俯いた顔を見せれば… ふと、故郷――自分の所為でバラバラに離散した家族の姿を、久しぶりに…はっきりとした形で思い返すだろうか。 ) [Sat 11 Mar 2006 23:06:18]
◆フェンサー > ……………そうできたら、いいですね……………フェンさんなら、みんな、救えます。 ( 欠片も微塵も一ナノメートルも疑いのない視線で、言葉で、フェンサーはそんなことを言うのだ。 ) ……………私……お母さんって………知らないですから……なんだか、うれしいです……。 ( いない、でもなく、知らない。 どんなものなのか、想像でしかない。 いるとは、思うけれど。 ) [Sat 11 Mar 2006 22:59:41]
◆フェン・メイフォン > … なら、嬉しいね。 仲良い子には、全員救われて欲しいからさ、あたしは(ほら、あたしってば我侭だから…と、何処か恥ずかしげに、何処か自慢げに口に出してみせれば…頬を撫でる手を其の侭に、瞳を細めて彼女を見詰め―――) おかーさん…か。なんでだろ、よく言われる気がするんだよなぁ… (そんな柄じゃないのに…と、苦笑を漏らすだろう。 けど、大きな料理屋でも作って皆を招きいれて、母親役みたいな事をするのも悪くないかも…と、一瞬だけ思ったりしつつも…) [Sat 11 Mar 2006 22:56:18]
◆フェンサー > ………いえ……………救われました………。 ( はなれていく温度に、フェンサーも少し、名残惜しい。 静かに冷たい室内の空気が、少し、身体を冷ましてくれる。 頬を撫でる手に、フェンサーは心地よさ気に目を閉じた。 ) …………フェンさん……なんだか………よく、わからないけれど……………「おかあさん」、みたいだ………。 ( この時点で、フェンサーの中での評価は、お母さんみたいに優しい人、となったか。 ) [Sat 11 Mar 2006 22:51:45]
◆フェン・メイフォン > ん… うん、分かった。 何て言うか、えらそうな事ばっかり言っちゃったって気がするかな…(大丈夫。その言葉を聞けば…ゆっくりと、名残惜しげに身体を離し、ふぅ…っと、短い吐息を一つ。 吐き出し、椅子へと座り直せば… ベッドの上の彼女を見詰め――…) ―――――…… (色々と、教えて欲しい事とかあったけど…また今度。次の機会とかでも良いかな、と思えば… 今度は彼女の頬へと手を伸ばし、ゆっくりと撫でてやろうとするだろうか ) [Sat 11 Mar 2006 22:48:02]
◆フェンサー > ( しばらくして、フェンサーはやっと、泣き止んだ。 その泣きはらした情けない顔をごしごしこすって。 ) ……………………ごめん、なさい………もう…大丈夫、です…………。 ( まだぬれた瞳でやっと、彼女の顔を見ることが出来た。 少しぼやけていたけれど、すごく暖かい。 すごいなさけない顔をしているだろうことを考えて、フェンサーは恥ずかしくて視線を落とした。 ) [Sat 11 Mar 2006 22:43:42]
◆フェン・メイフォン > ―――…… ふぅ… んっ(啄ばむような唇を離し、彼女の顔を見詰めてやれば… 其処にあるのは、赤子の様に泣きじゃくる彼女の姿。 その姿を見詰めれば、まるで赤子をあやす母親の様に背を撫で…肌を撫で… ) …… もう暫くは、このままで良いか… な(… 今、離れてしまえば…容易く壊れそうな彼女の姿見下ろし、そんな事を呟けば――ふっと 嗚呼、あたしってば、身内にはやっぱり甘くてチョロイやつなんだな…と、心の中で苦笑を漏らすだろうか。 それも悪くないと、思いつつ――…) [Sat 11 Mar 2006 22:39:07]
◆フェンサー > ( 回された腕は、とてもいたわってくれていて、ひどく、温かかった。 いつか感じたことのあるような、懐かしく思えるあたたかさ。 啄ばむような唇がくすぐったいような、心地よいような、フェンサーはそれがうれしくて、うれしくて、また、泣いた。 優しさというものを、初めて受けた子供のように、泣いた。 ) [Sat 11 Mar 2006 22:33:52]
◆フェン・メイフォン > ――――― んっ(やがて、彼女の口から嗚咽が漏れるのを耳にすれば… ゆっくりと身体を寄せ、彼女の身体へと優しく負担を掛けない様に… まるでガラス細工を壊さない様にと、腕を回そうとし… ) あったかい、か… じゃあ、もっとあったかいの感じて いいよ (… そんな中で囁き一つ。 囁きかけ、更に身体を寄せれば… 頬へと啄ばむ様に唇を触れさせようと、して… ) [Sat 11 Mar 2006 22:30:25]
◆フェンサー > ………………………っ……………… ( もう、何もいえなかった。 俯いたまま、フェンサーは何もいえなかった。 あふれ出る嗚咽が、言葉を全て、流してしまった。 ) ………っ……ううっ、うううう……っく……ふぅ……えぅ……ぅあ………っ ( 涙が止まらなかった。 自分の愚かさと、そしてそんな愚かな自分でも、許してくれる人がいることに。 涙が止まらなかった。 ) うっく……ぅ、あ……ふぐぅ…………あったかい………あったかいよ……っ ( 掌のぬくもりが、フェンサーの涙腺を壊してしまったかのようだった。 ) [Sat 11 Mar 2006 22:22:21]
◆フェン・メイフォン > ……… あたしが、許す。 泥まみれで、薄汚くて、欲張りで、自分勝手なあたしだけど、あたしは許してあげる。 (彼女が一体、どんな人をどれだけ殺したかなんて知る訳も無い。 けれども、真っ直ぐに彼女を見詰めながらに言葉を投げ掛ければ… 彼女の肌の温もりを感じようとする様に、胸に掌を押し当てた侭に瞳を閉ざし――…) それでも、罰が欲しいなら… 元気になった時に、考えれば十分じゃない、かな?(… ポツリ。呟きを、まるで独り言の様に吐き出せば… 瞳を開き、笑いかけるだろうか) [Sat 11 Mar 2006 22:17:09]
◆フェンサー > …………………わたし…………………わたし……………………ゆるされるの、かな………? ( フェンサーは、ぎゅっと目を閉じる。 フェンサーは恥じないようになんて、とてもじゃないけど、いまは、無理だ。 でも確かに、そういうことなんだと思う。 肌に触れる掌の温度に、フェンサーは震えが収まっていくのを、感じた。 とても―――とても、あたたかい。 ) [Sat 11 Mar 2006 22:08:07]
◆フェン・メイフォン > ――― でも、そうしないと生きられなかったから、でしょ? もし、生きる為に誰かを殺したりしたのを悔いてるなら… 悔いた分だけ、真っ直ぐに…殺した相手に恥じない様に生きれば良いと、あたしは思う (頭を抱えて震える彼女へと言葉投げ、それから… ゆっくりと、掌を服の中へと滑り込ませようと蠢かし… ) あたしは、フェンサーの事は殆ど知らないし、フェンサーだって…そうだと思う。 だから、無責任な事を言ってると思うけど… (俯き加減な顔で呟く言葉。其の言葉を進めながら… 服へと滑り込ませようとした手は、肌に直に触れる事が叶うなら…其の侭、弄る事も蠢かす事もせず、彼女の震えを直に感じる様に触れ続けようとするだろうか) [Sat 11 Mar 2006 22:02:52]
◆フェンサー > ………………………でも……でも、私は……………私は…………たくさんのひとを…………ころ、して………っ ( フェンサーは頭を抱えて、ふるふると振った。 自分を認められない、そういうふうに。 自虐して、自罰して、そうしてやっと自分だとわかるような。 )( 胸に落とされた掌に、身体の小刻みな震えが伝わるだろうか。 ) [Sat 11 Mar 2006 21:51:14]
◆フェン・メイフォン > 汚くない人間なんて、何処にも居ないわよ、現にあたしだって、十分に汚いんだから。 男に騙されて全部亡くして… 泥水啜って雑草を噛んで、野犬を襲って飢えを凌いで… (口から吐き出されるのは、そんな… どうでも無い事を言う様な、そんな言葉。 一頻り言い終えて、吐息一つ吐き出せば… また、真っ直ぐに彼女を見詰め ) …人間、誰だって汚れや重荷を背負って生きていくのよ。 大小、関係無しに…ね( そんな呟き。 漏らせば、ビクつく彼女の体へ―― 胸の辺りへと、優しく掌を落とそうと、して…―――) [Sat 11 Mar 2006 21:45:25]
◆フェンサー > …………………でも………フェン、さんは……私と、違う……………私は、こんなに……汚い………。 ( 強い視線と、強い言葉にさらされて、フェンサーは萎縮する。 でもそれは彼女が強いからなのだ、自分は違うのだ、そう、殻がある。 自分は弱く、醜く、汚いと。 伸ばされた手に、びく、と。 ) [Sat 11 Mar 2006 21:37:23]
◆フェン・メイフォン > ―――………… (視線を逸らされれば、其の視線を追うことはせずに…じっと、逸らした顔を睨みつけて、其の侭に沈黙。 そんな中で、耳から入り聞こえてくるのは… 求めても求めても、結局は誰も居なくなる そんな風に聞こえてしまう彼女の独白。 ) ……… 居なくなってしまうのが嫌なら、ずっとしがみ付いてやれば良いじゃない。 忘れられてしまうのが嫌なら、忘れられない様に身体に刻み付けてやれば良いじゃない。 少なくとも…あたしは、そうしないと…気が済まないよ。それに―――天罰なんてモノ、あって溜まるもんか(カミサマなんて陳腐なモンが、人のやる事成す事にケチつけるなんて、タチの悪い冗談よ… 相変らずに、睨む視線の中…はっきりとそう言い斬ってしまえば… ベッドの上、彼女の体へと手を伸ばそうとするだろうか…) [Sat 11 Mar 2006 21:33:25]
◆フェンサー > ( 睨むような視線に、フェンサーは自然、目をそらした。 ) ……………………いつも…………そうですから…………………みんあ、いなくなる………みんな、忘れる……優しくしてくれる人ほど…………あっけなく、いなくなってしまう………。 ( それでもフェンサーは求めてしまうのだから、求めた先からいなくなっていくのだから、これ以上の天罰はないだろう、と。 ) [Sat 11 Mar 2006 21:27:02]
◆フェン・メイフォン > んむ、で… 今日は、本当はそのアドバイスでも…って思ってたんだけどね(と、苦笑と共に言葉を吐き、それから…「けど、あたしよりも…」との呟きをポツリ小さく漏らせば、やがて表情を彩るのは真剣なそれ。 そんな表情の侭に彼女の言葉を耳にし続け、彼女の問い掛けを耳にすれば…… 少し、彼女へと顔を近づけ――) …… 誰が、そんな事を決めたのよ?(――鼻先が付き合うギリギリまで顔を寄せ、真っ直ぐに… 真っ直ぐに言葉を投げ付けた。表情は真剣なソレの侭、見詰める視線は…何処か睨む様に ) [Sat 11 Mar 2006 21:21:34]
◆フェンサー > …………………いえ………お気持ちだけで……うれしいです。 ( 面白いものがあって、どんなに面白かったか、それはきっと、顔を見ればわかるだろう、なんてこともまた、フェンサーは思った。 そういうものなのだ、面白いのって。 ) ……………? …………だって………私はひとごろしで………あなたは、きっといつか……私の前からいなくなってしまうでしょう……? ( かく、と小首をかしげて、フェンサーは微笑んだ。 自虐的で、それゆえに極自然な微笑。 寝たきりの変化のない生活は、フェンサーの気持ちを暗く沈ませるのに十分だったらしい。 ) [Sat 11 Mar 2006 21:17:28]
◆フェン・メイフォン > うん… 何か、面白いの見付けたら、世間話と一緒に持って――は、入れないかもしれないのかぁ…此処だと。(どうせ日帰りだから、心配しなくて良いよ… と、微笑みと共に言葉を投げれば、彼女の手へと自分の手を伸ばし… 軽く触れようと、して) …… てん、ばつ? なんで、また…(けれども、彼女の言葉に其の手が思わず止まってしまえば… 窺う様な視線を彼女へと向けるだろうか。何で、『天罰』なのかと、を…) [Sat 11 Mar 2006 21:12:29]
◆フェンサー > そう、ですか……………お気を、つけて。 ( 離れていかないで欲しい。 そんな弱気から来る言葉を、フェンサーは自ら封じた。 分不相応な言葉だ。 ) さあ…………………………………私への、天罰じゃ、ないでしょうか。 ( なんて、フェンサーは便箋を眺めながら囁いた。 きっと、そうなるようにしてそうなったのだと。 ) [Sat 11 Mar 2006 21:09:48]
◆フェン・メイフォン > うん… ちょっと家計の足しに、街の近くで――とか、思ってね(まぁ、そうそう上手くなんていかないんだけどね… と、肩を竦めて言葉を漏らせば、次には苦笑を漏らし… それから、また便箋を眺め――) … 一体全体、どう言う偶然のタマモノなんだろうね、コレって(――そんな事をポツリ。 偶々、偶然通りかかった自分の頭に、彼女が投げた紙飛行機が当たって…なんて、ドラマチックも良い所過ぎて可笑しいモンだ…と、そんな事を思ったりして) [Sat 11 Mar 2006 21:05:17]
◆フェンサー > ……………それは、少し残念です。 ( 少し位の言葉に、視線を落として。 くすりと零れた笑みに、ふと便箋を眺め、同じように思い出して、苦笑を一つ。 阿呆なことをしていたと。 ) [Sat 11 Mar 2006 20:59:18]
◆フェン・メイフォン > んむ… そう言って貰えると嬉しい、かな? まぁ… 少し位しか居られないんだけど、さ( と、言葉に出して照れた様に視線を落とせば…其処にあるのは、白紙の便箋。それを見れば… つい何時かの事を思い返してか、クスッと笑みを零して――…) [Sat 11 Mar 2006 20:57:04]
◆フェンサー > ………………いえ……来ていただけただけで……うれしいです。 ( むしろ、救われたというべきか。 見知った人間と会話するだけでも、十分よいことだった。 暗い気持ちが、少しは明るくなる。 手に持っていた便箋に気づいて、白紙のそれを膝の上において。 ) [Sat 11 Mar 2006 20:53:45]
◆フェン・メイフォン > …… それ言ったらお終いだって。うん(と、彼女の… 笑みだろうか?そんな表情をじっと見遣りながら言葉を返せば、此方も笑みを返すべきかと… 何故か一瞬迷い… ) …… えっと、さ… ごめんね、オミヤゲも何も持ってこなくって(その迷いの後、口から出たのか… 少しだけぎこちない笑みと、そんな冗談の様な言葉。 吐き出し終えれば、コホンっと咳払いの様な吐息を一つ) [Sat 11 Mar 2006 20:50:26]
◆フェンサー > ………………はい……入院中ですが。 ( 窓の外を眺めていた視線を、ゆっくりと振り向かせて、フェンサーは微笑んだ。 本人としては微笑んだつもりだ。 はたから見ればぎこちなく唇が吊り上げられただけだけれども。 ) [Sat 11 Mar 2006 20:45:37]
◆フェン・メイフォン > んむ? う、ん…分かった (彼女の返事… 妙に虚ろなソレに、何処か小さく違和感を感じながらも、彼女の言葉に応え、ドアを開いて姿を現すのは… 傭兵の彼女に色々と野外でのアドバイスを貰おうとでも考えていた偽少女一人。 ドアを潜れば、薄暗い部屋の中へと静かに足を踏み入れ…彼女のベッドへと近寄り――…) …… 元気、だった?(口から漏れたのは、当たり障り無い様な言葉。 吐き出し、ベッドの傍の椅子へと腰掛ければ…彼女の姿をじっと見詰めようと…) [Sat 11 Mar 2006 20:43:02]
◆フェンサー > ………………………………………嗚呼………はい、どうぞ。 ( 囁くような声は、いつもどおりだった。 どこかぼんやりと、どこか空ろに響くけれど。 ) [Sat 11 Mar 2006 20:38:54]
◆足音 > ――――― (その足音が止まれば、やがて… 暫しの間と共に鳴り響くノックの音。 その音を響かせれば、次には―――…) フェンサー、入って大丈夫…かな?(…――ドアの向こうから響くのは彼女が聞いた事のあるであろう声。 其の声を投げれば、まるで返事を待つ様に沈黙し…) [Sat 11 Mar 2006 20:37:28]
お知らせ > 足音さんが来ました。 『 コツン コツン コツン コツン コツッ… 不意に、ドアの前で止まる足音。』 [Sat 11 Mar 2006 20:34:03]
◆フェンサー > ( 入院ゆえの情緒不安定か。 一度悪い方向に物事を考えてしまうと、どんどん悪く悪く考え込んでしまう。 その考えを否定してくれる人間は誰一人誰一人いないし、そもそも会話する相手すらいない。 空ろな視線で、フェンサーは天井を見上げた。 まるで堕ちてきそうなほどに薄暗い。 ) [Sat 11 Mar 2006 20:27:11]
◆フェンサー > ( 曇り空、何も輝きの見えないその空に、フェンサーは視線を向け、思考を飛ばす。 幾つもの言葉が頭に浮かんでは、泡のように消えていった。 つなげようとしてもそれらは空しく指の間をすり抜けていってしまう。 ――それはどうしようもない空虚だった。 ) [Sat 11 Mar 2006 20:18:20]
◆フェンサー > ( けれど、便箋に文字がつづられることはなく、フェンサーの視線は窓の外を眺めるばかりであった。 DearのDの一文字さえ書かれていない便箋と同じように、フェンサーは、無表情に。 ) [Sat 11 Mar 2006 20:07:47]
◆フェンサー > ( 手紙を書こうとした。 Dearではじまる、手紙を一通。 ) [Sat 11 Mar 2006 20:06:56]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Sat 11 Mar 2006 20:05:45]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 [Fri 10 Mar 2006 21:56:54]
◆フェンサー > ( どうすればいいのか。 フェンサーは生まれて初めて、神様という存在に問いかけた。 ―――答えは、ない。 ) [Fri 10 Mar 2006 21:56:52]
◆フェンサー > ( これが罰ならば、フェンサーは悔い改めなければならない。 償わなければならない。 罪名を明らかに、彼女は償わなければならない。 ―――だが、どうやって? 殺したものは戻らない。 殺人がなによりも、他のなによりも邪悪で劣悪なのは、殺した命はもう戻ってこないから。 もう償いようがないから。 どうすればいいのだろうか。 どうすればいいのだろうか。 フェンサーは答えの出ない問題に、絶望するように細く長く息を吐いた。 ) [Fri 10 Mar 2006 21:50:15]
◆フェンサー > ( けれどきっと、そんなことはないのだろう。 フェンサーはきっと、世界の醜い部分にいるのだ。 狭く、醜く、飛び切りに現実的な、そんな場所に。 だからフェンサーはいま、こんな風に罰を受けているのだろうと。 だって、フェンサーは思い返してみても、人を生かすことも、癒すことも出来なかった。 殺して、虐げることしか、出来なかった。 これは罰なのだ。 窓の外を見下ろして、輝く月から目をそらして、独り、ため息を。 ) [Fri 10 Mar 2006 21:37:39]
◆フェンサー > ( 果てを知らない星々と、悠久の時を照らし続ける月と、そしてそれらの下で息づく世界を思い、フェンサーは自分がとても矮小なものに思えた。 世界は広く、世界は美しく、世界は飛び切りに不可思議だ。 もしも―――と仮定して、フェンサーは思う。 もしもその広く、美しく、飛び切りに不可思議な世界の、たとえ端のほうでも、自分という一つの存在が確かに意味を持っているのならば、それはどれだけ素晴らしいことだろうかと。 ) [Fri 10 Mar 2006 21:26:54]
◆フェンサー > ( 今日の日記を書き終えて、ふとフェンサーは、窓の外を眺めた。 星空と、そこに浮かぶ月とが、暗い夜を照らしていた。 ) [Fri 10 Mar 2006 21:23:32]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Fri 10 Mar 2006 21:21:55]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 [Thu 9 Mar 2006 21:03:59]
◆フェンサー > ( あの時フェンサーが走ったのは、あの時フェンサーが無理無駄承知でナイフを投げたのは、全ては敵を倒すためであった。 緑の王を倒すためであった。 生き残ることを、求めていなかった。 生き残ったのは奇跡だろうか。 フェンサーは自らそれを否定した。 世界の意思というものを言葉にすることは不可能であろうが、恐らく、近いものとしては、そう、) ………………天罰、かな。 ( 命を粗末にしたことに対する、罰。 死を許さず、妥協を許さず、徹底的な。 なんて辛い道を用意するのだと、フェンサーは苦笑いした。 ) [Thu 9 Mar 2006 21:03:57]
◆フェンサー > ( 仮に存在するにしてもそれはただで与えられるものではないだろう。 可能な限り最善の努力を尽くし、可能な以上の全てを模索して、そして駄目だったとき、そのときにのみ神は手を貸すのではないだろうか。 ―――それでは、フェンサーが生きているのは奇跡だろうか、否か。 ) [Thu 9 Mar 2006 20:54:20]
◆フェンサー > ( ではその、奇跡と呼ばれる現象は存在するのか。 実際にその奇跡とやらを見たことは、少なくともフェンサーは一度とてない。 重症だが命を取り留めた、というものは見たことがあるが、奇跡というほどではないだろう。 より酷ければ死ぬ。 それだけのことだ。 死人がよみがえったらそれは確かに奇跡だ。 ある意味で吸血鬼は擬似的な奇跡と言えなくもないかもしれない。 ) [Thu 9 Mar 2006 20:43:44]
◆フェンサー > ( 存在するにしてもしないにしても、その定義を明らかにしなければならない、とフェンサーは独り、ベッドに横たわって思考する。 奇跡とは、奇跡的に助かった、という使い方があるように、極めて確率が低いことや、通常有り得ないことが発生している状況を指す、と考えていいだろう。 神が起こすとも言われるし、聖人が起こすとも言われる。 聖人が起こすのならばそれはひいては神の御力なわけだから、結局は同じ話ではある。 ) [Thu 9 Mar 2006 20:28:43]
◆フェンサー > ( 奇跡は存在するのか。 ) [Thu 9 Mar 2006 20:25:11]
お知らせ > フェンサーさんが来ました。 [Thu 9 Mar 2006 20:24:02]
お知らせ > 跡野末理さんが帰りました。 『( あと、少し )』 [Thu 9 Mar 2006 03:46:10]
◆跡野末理 > ―――恐れ入るわ… ( 良いあんばいに、笑ってしまうくらい回復の早い傷を、そっと撫ぜて… あまりもたもたしなくて済む事に、感謝しよう。 ―――トン、と手摺から降りたら、やっぱり少し痛んだけれど。 …薬も無しにこの程度で済むなんて、嘘みたいだ… ) ………。 ( よく眠れそうな精神的疲労感に… 凝りもしない首を回して、病室へと歩き出す ) [Thu 9 Mar 2006 03:43:29]
◆跡野末理 > ( …『旅慣れない素人が胡散臭い隊商に引っ掛かってしまったのだけれど、たまたま傷を負った為に奇跡的に無事だった』… という事でどうだろう? などと考えつつ。 このところのノンビリとした時間の流れで、麻痺して来ていたけれど… あまりもたもたはしていられない、という事に変わりは無いのを自覚する ) [Thu 9 Mar 2006 03:32:50]
◆跡野末理 > ( …冷たい壁で、上がっていた鼓動に温められた身体を冷まし…。 傍迷惑な話だと、自分の事はすっきり棚に上げて先程までの会話を反芻する ) ………。 ( 要するに、最近ヴェイトス市内・近郊で起きているらしい『魔人』騒動の調査らしい。 旅路で随伴していた隊商が襲撃を受けたという人間に、魔人事件との関連性が無いかを探りに来た…それだけだ。 『突然の事で何も覚えていません(怯)』 の一点張りで通したけれど… そもそも証言した日に都合良く襲撃に遭ってくれた隊商が無ければ、自分に別の方向から疑惑の目を向けられる可能性もある… 安心は出来ないか ) [Thu 9 Mar 2006 03:28:33]
◆跡野末理 > ( 焦燥した様子は何処へやら… ただただ『疲れた』と言う表情を前面に押し出して――― 廊下に据え付けられている手すりを後ろ手に両手で掴み、お尻を乗せて、背中を壁に預ける ) ―――何よ… 【魔人】って… ( 死ぬ… もとい、殺されるかと思った。 …数時間前に、『騎士団』の人間が面会に来ていると知らされた時には… それこそ形振り構わず逃走を図ろうかとも思ったけれど、今は取り乱さなかった自分を褒めてあげたい ) [Thu 9 Mar 2006 03:12:12]
◆跡野末理 > ( 治療とは別に、空き病室へ呼び出されていた入院患者… 旅の道中に矢傷を受けて入院しているお下げ髪のイエロティアは、どこか焦燥した表情でしずしずとその部屋を出て… 自分の病室へと戻る廊下を歩き、曲がり、また曲がり… 先程まで通されていた部屋と大分距離が開いた頃、周囲に人が居ないことを確認して――― ぜはっ っと盛大に溜息を吐き出した ) [Thu 9 Mar 2006 03:02:17]
◆跡野末理 > ( 丑三つ時ではあれなので、せめて消灯時間少し前でっ…! という謎な電波はさておき ) [Thu 9 Mar 2006 02:57:59]
お知らせ > 跡野末理さんが入室されました。 『( 消灯時間少し前 )』 [Thu 9 Mar 2006 02:56:35]
お知らせ > フェンサーさんが退室されました。 [Wed 8 Mar 2006 19:50:55]
◆フェンサー > ( そうしてその日一日、フェンサーはただうつらうつらとして過ごしていた。 時間感覚はとうに消えていた。 夢魔にでもからかわれているのではないかという時間を、眠った。 ) [Wed 8 Mar 2006 19:50:53]
◆フェンサー > ( 半分起きて、半分寝ている、それが今のフェンサーの状態だ。 うつらうつら。 とろとろ。 うにゅむにゅ。 その表情の間抜けっぷりはいつもの比ではない。 いま見舞い客などあれば、後々までからかわれても文句は言えないような気の抜けっぷりだ。 ) [Wed 8 Mar 2006 19:40:43]
◆フェンサー > ( ああ疲れた、というほどの疲労はないが、かといって久しぶりに多く話したものだから、少しばかりの疲労はある。 困憊でもないが万全でもない。 その微妙なけだるさはかすかな眠気と、心地よい脱力をフェンサーに与えていた。 ) [Wed 8 Mar 2006 19:30:05]
◆フェンサー > ( 殆どの検査の間、フェンサーは眠っていたので、実際殆どといってもなにをやったのかまったく不明だ。 起きている間に行われた検査は、大体が自分の身体をどう感じてどう判断しているかということを聞かれたぐらいだった。 つまるところ、痛みを感じるか、熱を感じるか、その他もろもろ。 ) [Wed 8 Mar 2006 19:20:48]
◆フェンサー > ( 検査が終了し、その翌日。 ) [Wed 8 Mar 2006 19:18:52]
お知らせ > フェンサーさんが来ました。 [Wed 8 Mar 2006 19:18:29]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 [Mon 6 Mar 2006 20:38:51]
◆フェンサー > ( 死に至る病―――と、人は退屈をさしてそう呼称する。 まさしく、いまのフェンサーにとって死に至る病であった。 それも真綿でじっくり首を絞めるような。 首なんて斬ろうが絞めようが吊り上げようが大差ないのに。 )( やがてフェンサーは、身の危険と退屈と、どちらを選ぶか真剣に考えたそうな。 ) [Mon 6 Mar 2006 20:38:49]
◆フェンサー > ( 最近は薬に慣れてきてしまったせいか眠気も訪れず、眠くもないのにじっとこうしているというのはある意味苦痛である。 寝返りだって打てないのだ。 まあ、言ってみればフェンサーは退屈だったのである。 ) [Mon 6 Mar 2006 20:28:53]
◆フェンサー > ( 身体を起こすことや手を使うことが禁止されてしまったので、歌ったり独り言を言ったりカーテンや天井と話したりするほかにやることがない。 だからフェンサーは、ぼけーっとしていた。 一見眠っているか、死んでいるか。 ) [Mon 6 Mar 2006 20:18:11]
◆フェンサー > ( 朝起きてすぐの言葉は、それだった。 明日、検査を行うので今日一日は黙って安静にしていろ、と。 今日何かあって、体調を崩しても仕方がない。 フェンサーはそれにしたがって、ベッドに独り横たわっていた。 瞼を閉じているけれど、眠ってはいない。 ) [Mon 6 Mar 2006 20:08:46]
◆フェンサー > ( 今日は一日安静にしていてください。 ) [Mon 6 Mar 2006 20:06:45]
◆フェンサー > ( [Mon 6 Mar 2006 20:06:35]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Mon 6 Mar 2006 20:05:24]
お知らせ > 跡野末理さんが退室されました。 『( 最前の溜息はどこへやら。ちょっと寝た振りをして遊ぶ予定。…だって退屈なんだ… )』 [Mon 6 Mar 2006 06:36:25]
お知らせ > ビリー・ウォンさんが退室されました。 『空が白みはじめた中、カモミールティーを病室に運ぶ事になるだろう』 [Mon 6 Mar 2006 06:34:21]
◆跡野末理 > ( ―――さて、戻ろうと… 踵を返した瞬間 ) ―――? ( 自分で指差した窓の方。 …何か、人影が映っていたような… ) ………。 ( でも、改めてそちらを見ても、何も映っていない。 …見間違い? …勘違い…? ) ………。 ( 病室へ引き返す足取りは、同様にやや速めだった… ) [Mon 6 Mar 2006 06:33:13]
◆ビリー・ウォン > (お互いに牽制と言うか脅かしあいと言うかそんなクロスカウンターが飛び交いつつ存外打たれ弱いタイプなのを露見させつつ)…見える人は大変ですね…(一息深呼吸をして…あくまで他人事と言うかのような態度で…あえてそっけなくと)・・・そうですね、もし届けられなければ途中で取って食われたものとでも思っておいてください(ひらっとそう手を振って…速いテンポで戻る足音を響かせて…) [Mon 6 Mar 2006 06:25:59]
◆跡野末理 > ………。 ( 否定を否定せずにしれっと言われると、かえって怖い。 …実害が無いのなら放って置けばいいと、本心からそう思える現実主義者だけど… 気持ち悪いものは気持ち悪いし、思わず想像して沈黙する暫しの間。 ……本当に殺人鬼が潜んでいたのを見つけて、知らぬ振りをしつつ外へ出て警察に通報、事無きを得た…という実話があったような気もするけれど… ) 〜良い事ね。 見えない方が幸せって言うじゃない? ( 上ずった声には、少し得意げ。 年若いとは言え自分よりは明らかに年長者。 口調を選ぼうとしていたけれど、それが次第に片方へ傾きつつあるのは… 遊び相手と認識してか。 …本当に動揺させる事が出来たのかは微妙なまま嬉しそうにするれば… もしかしたら相手が気を遣って、『下手な怖がる振り』をしていた可能性は頭に無く ) 〜ええ、勿論。 ウォン先生も気をつけて? ( 結局、響きの好きな方を取る事にした。 ギクシャクと立ち去る様を可笑しそうに手を振って見送って… ) ―――は。 ( ―――『何してるんだろう、私』 …一人になって湧くそんな思いに、浅く溜息を零す… ) [Mon 6 Mar 2006 06:20:22]
◆ビリー・ウォン > (万が一がある以上、大丈夫とは言いきらず…子供を寝かしつける方便のようにも使われる「ねないこだれだ」とかそんなと)・・・まぁ、そういう事にしておきましょう(個室でベッドの下から誰かが見ているなんて、たとえ実害がないにしても気分の良いものではなかろうと、もちろん入院によるヒステリーによる幻覚と言う線もあるだろうがと)・・・。あ、あいにくと、その手の感覚は鈍い方ですので…私は見つける事はできないでしょうね(反対に最初の「あ」が上ずってしまいながら、示された「そこの窓」は意地でも見ない方向で、そのまま目を細めたまま眼鏡を軽く持ち上げて…、冷静なそぶりは崩さない努力をっ! 朝は、朝はまだかっ!?(そこまでかっ))まだ夜は冷えますので…ほどほどに。ビリーでも、ウォンでもどちらでも構いません(とりあえず、ギクシャクとそんな雰囲気で、人のいる詰め所へ向かおう) [Mon 6 Mar 2006 06:05:38]
◆跡野末理 > ( どこかで我が道を行っているんだと思います。 行ってくれているといいな、なんてマツリは考えないけれど… さておき。 『それなら大丈夫じゃない』なんて話をループさせようとしてしまうのをぐっと堪えて。 続く怪談には… ) ―――ぁ、もしかして怖がらせようとしてる? ( 笑いながらそんな事を言う可愛げの無さ。 …『きゃ〜怖〜い』なんて言っておいた方が無難だったかな、と思い直すのはまた後での事で… 『その程度じゃあ怖がれない』などと首を振りつつ… ) 〜知らないの? ……オバケっていうのはね、『誰の目からも見えない所』に居て、わたし達を見てるのよ… それをたまーに見つけちゃう人が居るだけで… ほら今だって例えばそこの窓に居たりして―――? ( 声のトーンをやや落とし、それを少しずつ上げながら、一緒にペースも上げて最後の方では早口になるような… あまりにも単純でお約束な怖がらせようとする話し方。 流されちゃったら寂しい、迫真の演技だっ ) ―――困らせちゃうのは不本意だから…また夜の廊下で会っても、あまり気にしないで? 〜ありがとう。 ちゃんと起きて待ってます、ビリー…ウォン先生? ( 流されたらちょっと悔しそうに。 脅かせたら、してやったりと言った風に…。 ウィリアムなのにビリー? 英名に馴染みの無い頭では理解し難く、『ウォン先生』と呼ぼうと思ったのだけど、どっちが苗字か分からずに両方言ってしまうような、そんな雰囲気 ) [Mon 6 Mar 2006 05:57:14]
◆ビリー・ウォン > (その謎のかみさまはルゥ先生が見かけたらしいがその後の顛末は知らず…)人に害を及ぼすほどのものは存在し得ないとは思いますね…ベッドの下に何かいるとかそんな話は小耳に挟んだりはしますが…(少なくとも、それが原因と思われる死者が出ていないのだからきっとそうだろうと)…そうですね。饅頭とお茶が怖い時もありますよ(その解釈で間違ってはいないが、認めるのも一人の男として悔しいのでそんな風に冗談としてごまかすことにして)ええ、助かります…眠っているのでしたら、それに越した事はありませんので。私は、漢方薬剤師のウィリアム・ウォンです。ビリー・ウォンで構いませんので(名乗られたのなら名乗り返し、プレートは多分素材的にないかも知れないので…木とかですと重いですし) [Mon 6 Mar 2006 05:41:14]
◆跡野末理 > ( ふと、内心では… 『何かある』 と言うのが、ここに自称『かみさま』が居る事を黙認しての言葉かとも思うけど… それは勘繰り過ぎだろう。 …入院が決まって真っ先に、記憶を頼りに確かめた病室は全て、空き部屋か、患者が入院していたのだから…。 そんな事を考えながら、実年齢を聞いたら驚く年若い先生の話を聞いて ) 〜そうみたいですね。 …便利だと思うし…それに助けられているのだけれど… ああいう治療には馴染みが無くて、少し怖い。 〜ところで『死霊』が居たとして、病室の中には入って来ないのですか? ( 暴漢が出没すると言うなら分かる気もするけれど、死霊についてはどこに居ても同じな感じがすると、けれど今度は真面目に首を傾げて ) ―――気が強かろうが弱かろうが、苦手なものはある、と言う事ね。 ( 向けられた笑みには、少しホッとしながら微笑み返して。 型を竦めて、『気が弱いわけではないけど幽霊は苦手』と解釈。 …介護されるのに慣れていない身は、院内を歩き回るくらいぴんぴんしてるのに、わざわざ持って来て貰うのを申し訳なく思いつつ… 他にしようが無いかと頷いた ) 〜分かりました。 何だか悪いけど…戻ります。 〜眠っていたら、笑ってやって? アトノ マツリ といいます。 部屋番号は――― ( 笑いながら、名前と病室を告げ。 ネームプレートを探すように白衣へ眼を走らせよう。 あるかな? ) [Mon 6 Mar 2006 05:31:43]
◆ビリー・ウォン > ええ、ここは色々な医者がいるところですよ。白魔術ギルドの本部でもありますから…死霊などがいるとは思えませんが、まったくいないと言いきれるほどではありませんので、できれば寝ていてくださると助かるのですけれども(ヴェイトス市の中で一番『死』が溢れている場所ではある。かの奴隷ギルドと言えども無駄には殺さないのだから…それを考えればまだ夜は人の領分とは言いきれない…退屈なのはわかる所だが)冗談です…本当に気が弱いのでしたら医者などできるものではありませんから(気まずくなったそちらに今度はこちらが笑みを向ける事にして)そうですね…一度、病室にお戻り願えますか? すぐに持ってきますので(他の人間も見まわりはしているし、ついでに薬湯作成の名目で他人に見まわりを押し付ける気でいるのは入院患者には見せないけども) [Mon 6 Mar 2006 05:17:02]
◆跡野末理 > ―――へぇ、荒事も出来るお医者様が居るのね…。 そしてここは、『何かある』事もある場所なんだ? それなら気をつけないと。 ( 妙な話には、素直に可笑しそうに…困り顔へ微笑を向けて。 どこまで本気なのか分からないような軽い調子で、気をつけると言いながら――― 次に出歩く時も、きっと灯りは持ち歩かない。 …でも… ) ―――あれ? …ゃ、やだな、素直に認められちゃうと… 何だか、悪いって言うか… ……ごめんなさい……。 ( しれっと答えられてしまった事には、一人で勝手に気まずくなった様子。 …改めてもう一度、今度はちょっと本気な謝罪を…。 『ハーブティー』には、好意を快く受け入れよう ) 〜ありがとう… それなら、頂きます。 ぁ、どうすれば良いのかしら… このまま先生に付いて行くのは、まずいでしょう? ( 見回り中みたいだし、と首をかしげて。 むしろヴェイトス市民でも無ければ、何か本格的に失礼をしたとしても、圧力がかかる心配は全く無い ) [Mon 6 Mar 2006 05:07:30]
◆ビリー・ウォン > なにぶん私は荒事が出来ない方の医者ですので…何かあった時に対応しきれるとは言えませんから(荒事ができる医者と言うのも妙な話だが、そこはそれ。覗うような目とその言葉には少し困ったような顔を見せながら)いえ…私は気が弱いと言うだけですので(しれっとそんな返答を、幽霊だと思ったと言うのと驚かせた事への謝罪にそう答えて)ああ…薬湯と言っても…いわゆるハーブティですよ。医者の処方なしに薬の提供はできませんので…(カミツレ(カモミール)などいかがでしょうか?と漢方の処方ではないハーブティの名前を上げながら…。大病院で名の有る人間も入院しているとついそんな気を回す必要も出てくるとかそんな話…もしそうだとしたら自分も無事ではすまないところではあるけども) [Mon 6 Mar 2006 04:51:26]
◆跡野末理 > こうして、見回ってくれる先生が居るのに? 大丈夫ですよ――― …それとも…幽霊だと思ってしまうから、かしら? ( 灯りを持たないと? ちょっと悪戯っぽく…覗うような眼で楽しげに聞く、いぢわる。 少し神経質そうな…硬質な印象を受ける人だけど、その雰囲気の端々には、ふと柔らかいものを感じる。 〜謝られた事には首を振り ) ううん。 気にして無いわ。 〜こちらこそ、驚かせてごめんなさい? ……痛みで眠れないとか、そういう事じゃなくて… 寝過ぎて、眠れないんです。 薬で無理に眠ったりは、しない方が良いのではありません? ( まさか暗殺者の線まで考慮されているとは思わずに。 …仕事で来ているわけではないし、その線は消えたから別に良いのだけれど… 提案には『ありがとうございます』と返しつつ首を振る ) [Mon 6 Mar 2006 04:41:51]
◆ビリー・ウォン > (無表情ゆえか人形のような雰囲気と思いはしたが、具体的にどんな人相かと言われたら困るようなそんな娘…と言える年齢の女性を目の前して…)こんばんは…、こんな夜更けに明りもなく出歩くのはお勧めはできませんので…(カランコロンなるより睡眠を妨げないだろうが、その音の正体が判りもう一つ安堵して…)いえ、聞きなれない音がしたので、何事かと…幽霊呼ばわりして申し訳ございませんね(とりあえず話も通じる普通の相手だとわかればいつも通り余裕をとりもどしつつ…)眠れないのでしたら、薬湯をご用意いたしますが…?(入院患者にまぎれた暗殺者の線も消えればそんな提案を) [Mon 6 Mar 2006 04:27:27]
◆跡野末理 > ( 無表情は、全体的に線の細い顔立ちが冷たげに見えるだけ。 男性の、何かうろたえたような雰囲気を感じ取れば… それはすぐに怪訝そうなものへと変わり。 逆に『どうしました?』とでも言う風に首をかしげて… ぺこり、会釈する ) 〜こんばんは。 ―――いえ、特に何も… ただ、目が冴えてしまったので、散歩でもと。 …いけませんでしたか? ( まあ、良くはないと思うけど。 ぺったり ぺったり 変わらない調子でお医者様?へと近付いて ) 〜幽霊に見えました? そんなに辛気臭いかしら… ( 怪談の舞台にはうってつけと思うものの、故郷の診療所とは少々趣の異なる施設。 …闇を味方にする職業であれば尚更、そういった意識は薄く… とりあえず、普通の患者が散歩しているだけとは思わなかったらしい相手に、微笑んだ ) [Mon 6 Mar 2006 04:19:06]
◆ランタンの明り > ……あぁ…確か、こう言う時には…(こういう時は何と言うのだったか思い出す…「べとべとさん、先に行きなさい」っと言うか、前から来るんだが、前からっ!と、同僚のトキノミヤコの薬師(NPC)に心の中で突っ込み、さすがに病院で騒ぐ事はしないが、どんどん間合いが詰ってくる…物取りや、もしかして暗殺などであれば足音はさせまいと思うからこそ緊張は高まり・・・)…あ? ・・・ああ・・・(一瞬身構えて…足を止めた自分の目の前に現れたクマ…と言うか履物を見て、次に浮かび上がる相手がわかれば驚いた表情はすれども…、そういえばそんな履物が売っていたような気がするなんて、張り詰めていた緊張感が抜けていく…)まさしく、幽霊の正体見たり枯れ尾花…ですかね…こんな時間にどうしましたか?(安堵のあまり座り込みそうになったのを隠しつつもおそらく入院患者のそちらに声をかけて) [Mon 6 Mar 2006 04:08:48]
◆跡野末理 > ( その足音は… 『歩く』 と言うにはあまりにも緩慢に… 一瞬止まったのではないかと錯覚させるような間を置きつつ… けれど単調に…確実に…あなたとの距離をじわじわ縮め――― いえ、暇に任せてのんびり歩いているだけなのですけど ) ………。 ( 無言のまま… 雰囲気にはちょっとミスマッチで、だからこそ変に不気味に映るかもしれないクマさんスリッパを、丁度影になっていてランタンに慣れた眼では捉えられなかったであろう闇の中から現して…… 次いで、入院着の良く似合う、病弱そうな無表情の娘が顔を出す ) [Mon 6 Mar 2006 04:03:40]
◆ランタンの明り > (病院と言う舞台上色々怪談話にもなるが…白魔術ギルドの本部も兼ねているここではそんな存在はそうそう現れはしない。それだけでも助かると言うもで憂鬱なものと言えば重症病棟のうめき声くらいなもので…、と)・・・・・・・(ひくっとその音に頬が引きつった、ランタンを持つ影はその足を止めて…まだランタンに照らされていない廊下の先から聞こえる音に困惑してみた)……こういうものは、ルゥ先生かジン・ノヴァ先生の担当だと…(いつもの呟き…ええ、思いっきり警戒してやがりますが) [Mon 6 Mar 2006 03:55:57]
◆跡野末理 > ( 別に身を潜めなければならない理由がある訳でなし、クマさんスリッパをぺったりぺったり言わせて、単調に同じような扉の続く廊下をのんびりと歩く。 …闇の中、ランタンの灯りは目立ち… 向かい側からそれが近付いても、特に避ける事は無く。 相手の姿を認められる距離まで近付けば会釈の一つもするだろうけれど… まだ、灯りも持たずに近付く足音があるのみ ) ………。 ( ぺったり… ぺったり… ぺったり… ) [Mon 6 Mar 2006 03:50:49]
◆ランタンの明り > (コツコツコツ…と、夜勤の漢方薬剤師(漢方医見習い)はそんな靴音を立て深夜病室の様子を見て周り異常がないか確認する…軽度の症状の病室を見てまわるランタンの明りが病院の廊下を照らして) [Mon 6 Mar 2006 03:46:27]
◆跡野末理 > ( まだ痛みこそすれ、歩き回るのに支障は無い。 …外科手術と自然治癒に任せるのに比べれば、ほんの短期間の入院で傷は消え完治するというのも、嘘ではないだろう…。 その技術に感心すると同時に、ささやかな恐怖も覚えるけれど… 助かるものは助かる ) ………。 ( 銭湯と言えば… そこで会った、自分と同じ時期にクリスティアに行くと言っていた植物な女性は、無事に帰って来られたのだろうかと… そんな事を考えて ) [Mon 6 Mar 2006 03:46:21]
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