大聖堂 参加者 なし ROM 1人
お知らせ > ジャスティスさんが帰りました。 『さて……私も荷物まとめよっと』 [Wed 3 May 2006 02:30:03]
お知らせ > ヒグラさんが帰りました。 『家に帰って外出の準備をしないと…』 [Wed 3 May 2006 02:29:02]
ヒグラ > うん…あの複雑な味のするお茶か…(ちょっと悩む。歓迎してくれるのは良いんだけど…と。ジャスティスも帰る、と言うことなら。自分もその話しに乗って)うん。それじゃ一緒に帰ろうか…(一緒に帰っていく事でしょう) [Wed 3 May 2006 02:25:34]
ジャスティス > ええ、是非。いつでもいらっしゃい、お茶くらいならいくらでも出せるし。 (ヒグラの問いかけには、私も帰るから、よかったら途中までいっしょに。そう提案しながら、大聖堂を後にするだろう……) [Wed 3 May 2006 02:22:07]
ヒグラ > あはは、ごめんね…(ぽりぽりと頭を掻く。此処で言うのはあんまりよくない言葉では会った)うん。また、時間があるときにでも行かせて貰うよ。そのときには教会の話し。また聞かせてくれよ?(冗談ぽく笑みをうかべれば、これで一応目的は達成したのだけれど)ジャスティスはこれからどうするの? おれは目的の物は手に入ったからそろそろ帰るつもりなんだけど… [Wed 3 May 2006 02:18:47]
ジャスティス > うぅ〜ん、うれしいようなさびしいような複雑なかんじねぇ……けどまぁ、確かに私の協会の方がこじんまりしているから、気楽と言うのは気楽かもしれないわね。 (ここは立派で、気持ちがしっかりするけれど、ちょっと気が張り過ぎるのかも、と相手の言葉にはありがとうといって) ふふ、それじゃあ、また礼拝にでもいらしてくださいね [Wed 3 May 2006 02:13:01]
ヒグラ > そっか。結構少ないんだね…(うんうん、と納得して。そして声を潜めて…)でも、やっぱり此処よりも俺はジャスティスの教会の方が居心地がいいや…って言ったら起こられるかな…?(確かに建物は立派だし綺麗だし。だけど居心地が良いか…というとそれほど良い訳でもない。やっぱり教会ならジャスティスの教会のほうが良い、と) [Wed 3 May 2006 02:05:55]
ジャスティス > うーん、そういうわけでもないかな?最近ちょっとした用事があって良く通っていたけど、その用事も終わったし、つきに2、3度ってくらいかしら。 (天井のステンドグラスみながら、何もなければね、と付け加えて) [Wed 3 May 2006 02:02:19]
ヒグラ > うん。其れはもちろん。死んじゃったら何もならないよっては伝えておいているから(あはは、と苦笑を浮かべながら、納得してくれている様子にほっとする。そして、ぶどう酒の瓶に詰められた聖水を受け取ろうかと)あ、やっぱり大聖堂から分けてもらうんだね…それじゃ、やっぱり此処に足を運ぶのは多いの?(さっきのどうして此処に…の質問も含め尋ねて) [Wed 3 May 2006 01:58:52]
ジャスティス > 成る程、なんだか、お侍さん、って感じですね。けれど、命は大事に、と伝えて置いてくださいね。 (相手の言葉を疑うことなく頷けば、勝手に得心したようにもう二度三度と小さく首を縦に振る) え?私の教会?えぇ、それはもちろん。ミサの時とかも使うし……けれど、まぁこうやって、私も大聖堂からもらって帰ってるんだけれど。 (ちょっとなさけなさそうにへたれて) [Wed 3 May 2006 01:54:52]
ヒグラ > (ないよりマシ。それでも聖堂にあるのだからそれなりの祝福はあるのでしょう)俺の友達は何でも屋かな?ただし戦闘専門の、ね…。今回はおもしろそうだからって理由で参加したいみたいだよ。強い相手と戦えるかもっていってた(本当は自分の事なのだが、それとは悟られぬように適当にはなしをでっちあげる。それらしい筋の通った放しになっていればいいなと思いつつ)暗黒街の教会のほうにもやっぱり聖水って置いてあるの?(あたりまえだろうな、とは思いつつふと思い浮かんだ疑問) [Wed 3 May 2006 01:48:52]
ジャスティス > そうですね、それでは……。 (と一礼して奥に引っ込めば、ぶどう酒の瓶に聖水を詰めてきて……ごくごく一般的な方法で作られる聖水だ) あなたのお友達も作戦に参加するのね。何をやっている方なの? VHG……じゃないか。陰陽のハラエあたりの方? (別に疑ってかかる、と言うわけでもなく、世間話程度に尋ねて) [Wed 3 May 2006 01:44:45]
ヒグラ > ん〜、どのくらいが普通なのかは分からないけど、とりあえずは2,3回相手にかけて使える分があればいいかな…(多分、そんなには使わないと思うんだけど、と奥に向かったジャスティスへと言葉を送り)うん。そうだといいね。友達もがんばるって言っていたし。備え在れば憂いなし…ってやつだから [Wed 3 May 2006 01:40:32]
ジャスティス > あぁ……あの話ね。 (うんうん。と納得がいったように二度三度と頷く。けれども、一応組織とは関係ない参加者として過ごさなければいけないと思い出せば、こちらもはっきりとしたことは言わなくて……) けど、大丈夫よ、ヴェイトス市まで被害が飛び火するなんてないわ。 (やけに力強く呟いた後、一度姿を消すだろう、聖水は量はどれくらいかと尋ねながら) [Wed 3 May 2006 01:35:00]
お知らせ > ジャスティスさんが入室されました。 [Wed 3 May 2006 01:30:32]
ヒグラ > ジャスティスはどうして…って聞くのもちょっとおかしいけど大聖堂にきたの?やっぱり報告とかがあって?(言葉を繋げるように疑問を更に口にした) [Wed 3 May 2006 01:10:37]
ヒグラ > うん。噂って言うか仕事の斡旋所覗きに言ったとき死霊の砦があって、そこの死霊が活発になってるって話しだったでしょ。知り合いもその討伐に参加するんだけど、俺にも一応ヴェイトスになんかの影響があったときのために準備しておけって言われて…(それで聖水を求めて此処に着たんだ、と結びます。この話は彼女も知っているはずで。目新しい話ではない…はず。後で神社でお札も貰いに行きます。とはいいません。神様ちゃんぽんしちゃってます)… [Wed 3 May 2006 00:34:58]
ジャスティス > ああ、聖水ですか、ちょっと待ってくださいね? (この修道女は儀式的なことはからっきし。なので、奥に聖水をもらいに行ってこようとして……ちょいと足を止める) 怖い噂……ですか?興味ありますね。 (どういった噂でしょうか、と興味と言うよりは、また何か悪いものでも出たのか、と眉をひそめて尋ねる) [Wed 3 May 2006 00:31:20]
ヒグラ > あ…ジャスティス…?(上に集中していた為に声を掛けられるまでその存在に気が付かなかった女性。教会所属なのだから此処に居てもおかしくないか…と思って)あ、うん。礼拝…もそうなんだけど…ちょっと怖い噂を聞いたから魔よけの水を分けてもらおうかと思って…(安心した口調になれば、怖い噂、とは死霊の依頼の事) [Wed 3 May 2006 00:27:58]
ジャスティス > (色々と事後報告も終わり、さて、教会に戻る前に公衆浴場にでも立ち寄ろうか、と考えて礼拝堂に抜けてでれば、どこか見たことがあるような人影が聖堂内にいて……) あら、礼拝……ですか? (控えめながら声をかけた) [Wed 3 May 2006 00:23:59]
ジャスティス > () [Wed 3 May 2006 00:22:14]
ジャスティス > () [Wed 3 May 2006 00:22:13]
お知らせ > ジャスティスさんが来ました。 [Wed 3 May 2006 00:21:03]
ヒグラ > (誰かが来るまでの間…と意識を大聖堂の中へと視線を向ける事にしました。暗黒街の教会よりもはるかに立派で綺麗な造り。ステンドグラスも昼間であればより美しく見る事ができたのでしょう)やっぱりすごいな…初めて入ったけど…(さすがはヴェイトスにあるパプテスの中心…と…感嘆の声を上げて、ぐるり、ゆっくりと視線を動かし) [Wed 3 May 2006 00:13:24]
ヒグラ > (一般信者が入れそうなところまではすぐに足を運ぶ事ができました。が…肝心の神父らしき人は姿がみえません。さすがにこれ以上奥へと行こうとすれば見張りの人が居て問答無用で逮捕とかそんな事を考え)…こまったなぁ…(普通の小刀に気合を込めればそれで大丈夫だ!と頭領は言っていたけれど今ひとつ自信はなく)ん…しばらく待ってこないなら気合と根性かな…(誰にも聞こえないように小さく呟きます。一応あの仕事は(見る人が見ればばればれですが)偽名を使って受けた仕事でしたし) [Wed 3 May 2006 00:05:51]
ヒグラ > こんな遅くにすみません…(コツ…コツ…妙に足音が響くように聞こえるのは気のせいでしょうか…。元々、広い聖堂ほど声が通りやすいように音響は考えられているそうですけれど)このまま進めば、礼拝堂かな…?(暗黒街の教会の造りを思い浮かべればそんな気がして…礼拝堂までなら気軽に入っても大丈夫だろう。と、奥へと足を進めていきます) [Tue 2 May 2006 23:54:15]
ヒグラ > (いつもの着流しの服でその扉の前へと足を運ぶ。以前に足を運んだ暗黒街の教会でのできごともあり、心なしか気分は軽い。コンコン、と聖堂の正門をノックしそして扉へと手をかけてみよう。ゆっくりと緊張しながら、中へと足を踏み入れる。目的は退魔に役立つとされる聖水。死霊退治には準備していた方がいいかなと思ったため) [Tue 2 May 2006 23:47:42]
お知らせ > ヒグラさんが入室されました。 『中で何が行われていたかは知らぬまま…』 [Tue 2 May 2006 23:44:53]
お知らせ > セクスさんが退室されました。 『( ヴァンパイヤを殺せない時は、私の死ぬ時。 …何故、生きている… )』 [Tue 2 May 2006 23:41:17]
セクス > ( …歌い終えて。 …それだけで少し上がってしまう息を整えて…。 『そんなものは必要無い』と、視線を落とす。 …必要なのは、唯一絶対と信じる事の出来る命令だ…。 …この身体の使い道を理解して、正しく導いてくれるマスターだ…。 人形で良い。 道具で良い。 …それで神の国へ入れる… ただ死ぬ事が無くなるのであればそれで良い。 …大聖堂の意思に… あなたの言葉に… 一々疑問を抱えて、思考して、罪を重ねるのはもうたくさんだ。 ………それなのに。 『これから』も… こんな状態が続くのか…。 詭弁を弄して逃げているのは大聖堂だ ) ―――私は… 私の務めを果たす事が望みです…。 ( 逃げてなどいるものか。 『正しく』命じられるのなら、それを実行する。 何であれ、喜んで――― ) [Tue 2 May 2006 23:39:50]
お知らせ > ティフィスさんが退室されました。 『ようこそ、聖歌隊へ』 [Tue 2 May 2006 23:28:29]
ティフィス > ( 合わせ鏡のように二人向き合って、不意に、そっとセクスの肩に手を伸ばそうか。そうして、もう片方の手で文字の書かれたかんばを出して見せた。 ) 『貴方に必要なのは、自信と安心感と、自分を愛せる心』 ( にっこり微笑んで、歌を続けよう。今は葬歌のようなもの悲しげなものでも、いつかきっと、喜びに満ちた歌になる。そう信じているからこそ、責めるでもなく呆れるでもなく、笑ってセクスの背中を押すように歌うんだ。 ) 我は父の 神の許を… 去りて暗き 地に下れり… 栄えも位も 我捨てたり… 何物を捨てて 汝 応えし ( そして歌が終われば、また筆談に戻る。 ) 『貴方の今の歌はわかりました』 ( ぺらっと画用紙をめくり上げて、また書く。 ) 『これから、今の歌がどう変わっていくか、そばで聞いていきたいと思います』 ( だから逃げないで欲しい、向き合って欲しい。そんな言葉を込めて、最後はこう締めくくろう。 ) [Tue 2 May 2006 23:28:16]
セクス > ( 暇さえあれば練習していて、暇だらけなら… アカペラでもそこそこ音程は崩れないが… それだけ。 声質はソプラノ?アルト?… 分類を与えられるほど上等なものでもない。 …彼女のように上手く歌えるとは思わないけれど… とても人様に聞かせられないものである事は、よく分かる。 細めの声で歌われる歌は… どこか追い詰められるような歌い手の表情と相俟って、歌詞に反して葬歌のような印象になってしまっていた )   ( 止めたい。 さっさと頭を下げて逃げ出そうと思う。 …『命令に反する』そんな事を考えてしまう自分が恐ろしくて… 重ねた手を、強く握った。 …重ねられる声には、止める事も叶わずに… ) ―――我は父の 神の許を… 去りて暗き 地に下れり… 栄えも位も 我捨てたり… 何物を捨てて 汝 応えし… ( …歌詞に疑問を抱いて… そこに説かれる喜びに、それを受ける資格があるのかと攻め立てられる…。 歌は、歌い手と聞き手の心持ち次第だ――― まだ続く歌は、何事も無ければ最後まで止まる事は無いのだろうけれど。 …芸能横丁どころか… 聖歌隊のメンバーのような顔も、ついに見せぬまま ) [Tue 2 May 2006 23:22:14]
ティフィス > ( セクスが一種の精神支配を受けているとは思いも寄らないのほほんシスター。特に突っ込むわけでもなく、おもしろいなーとか、そんな楽しげな顔で。 ) 『歌は歌うものと、聞くものの心に直接作用します。悲しいときやつらいとき、嬉しいとき、不安なとき、人はいろいろな気持ちを歌にしてきたのですよ。 ( いわば、人の感情、思いを閉じ込めて形にしたものだ。ゆえに、歌には力が宿る、魔力が宿る、奇跡が宿る。それが人の意思そのものだからだ。 ) 我 命を 汝(なれ)に与え… 血に 汝(な)が身を 清く為して… 死と黄泉の手より 汝を解きぬ… 如何なる物もて 汝 応えし ( 不安げに歌う彼女を感心させるように、セクスの声を追うように、やんわりと歌を紡ぐ。彼女の声を掻き消してしまうのではなく、バックコーラスのように裏で支え、持ち上げるように、控えめな声で、力と自身を与えるように。 ) [Tue 2 May 2006 23:11:32]
セクス > ( 彼女の『術』を行使するのであれば… 光輪は、より明瞭に姿を現すだろう。 …一つの術式の精神支配下にあるという事は、他の術式に対してはプロテクトが働くという事だ… 当人は気付かず。 それを眼にして喜ぶシスターティフィスに、不思議そうに顔を上げて ) ………。 ( 『歌を』と言われて(書かれて)… 『何故声にそのような特徴があるのか』を問おうと開きかけた口は閉じる。 …あるいは止められなかったとしても、聞けなかったかもしれないが… ) …私には… ( 『お聞かせできるような歌は…』 言いかけて、また口を噤み。 …叱られている子供のようなまごついた調子で… お腹の前で両手を重ねた。 …数度深く息をして… ) ―――我 命を 汝(なれ)に与え… 血に 汝(な)が身を 清く為して… 死と黄泉の手より 汝を解きぬ… 如何なる物もて 汝 応えし…  ( 皆と一緒に歌っている時は、周りに掻き消されてしまってよく分からない… 一人で歌っている時は、練習だから失敗も無い…。 けれど、一対一で、誰かに求められて歌うというのは、初めてで。 …多少滑らか… と言うか普通に歌えるようにはなっているものの… 声は微かに震えてしまう ) [Tue 2 May 2006 23:01:21]
ティフィス > ( 今のは説明のために短い小さな言葉だったが、仮にこれを腹のそこから思いきり叫べば、普通の人間は脳震とうをおこすだろう。歌うことでしか形にならない声。しかし、それで特に不自由を感じているわけでもなければ、ティフィスはにこにこ笑ったまま。 ) 『今度は、貴方の歌声を聞かせてくださいな』 ( のほほんとしたまま、唐突に。だって彼女も聖歌隊だし、このまま返してしまうのはもったいない、なんてことを思いつつ。光の輪には、きれいだなーとかそのくらいの感想しかない。見れば両手をぽむ、とあわせて目を輝かせるんだ。シスター・ティフィスとは、そんな性格。 ) [Tue 2 May 2006 22:47:12]
セクス > ?… ―――ッ!? ( 『歌』であれば問題無く、旋律を持たない『音』は害を為すと言うのは… 証明されなければ、どういう事かは理解出来なかっただろう。 ―――弱いだけの感覚は三半規管を狂わされたようにバランスを崩し… 手近な信徒席の背凭れに手を着いた。 刹那。 天使の光輪の位置を少し下にずらしたような、文字通り【光の輪】が浮き出るように洗われる。 …パプテス呪術に明るい者であれば、それもまた術式の一つであると理解するかもしれないけれど… その『声』が止まるのであれば、その光輪もすぐに姿を消して ) ―――。 …はい。 私には…理解の、及ばない現象ですが…。 その特異性は認識します。 ( …僅かに顔を顰めて… それはあくまで『音』の影響を受けた自分の体調に対して自然に出たものだけど… 頭をふりふり、背筋を伸ばしてシスターティフィスに向き直ろう ) [Tue 2 May 2006 22:41:57]
ティフィス > ( 『Amen』声は出さず、答える代わりに小さく十字をきってみせる。なぜ? と問われると、少し考えるように首かしげ。そしてペンを動かした。 ) 『私の声は、そのまま発すると生き物の耳に悪影響を与えるのです。たとえば――』 ( そこで一度文字を書くのをやめて、『こんにちは』と声を発してみる。しかし口がその通りに動くだけで、それは言葉にはならず。代わりに、セクスは耳鳴りのような脳を引っかかれるような、そんな不快な音波を拾うだろう。 ) 『いきなりごめんさない。でも、これでお分かりいただけましたか?』 ( 簡単に分かりやすく説明すると、またそんな言葉を紙に書いて見せた。 ) [Tue 2 May 2006 22:33:34]
セクス > ( …拍手は無い。 『Amen』 と… 微かに声になる程度に唇を動かして、浅く礼をする。 薄紅色の瞳で、やはり出されるスケッチブックを見つめ… 『Sex』 …そこに書かれた文字を見て… 少し眼を伏せた。 ……そうだ…… この名は、変えないといけない ) …こんばんは、シスターティフィス…。 ………。 …何故… 筆談をするのですか…? ( 『歌』意外には喉を使うなと… そこまでの指示を受けているのかと考えて。 …自分の事は棚に上げ、そこまでするのかと… 無表情に、僅かに不服そうな、複雑な表情を浮かべる。 それを問う声は、躊躇いがちに ) [Tue 2 May 2006 22:28:00]
ティフィス > When Thou hast given me some fort to hold. Dear Lord, forgive. ( こくり、と歌いながらうなずくと、温かみのある声音でなおも歌う。いよいよ歌も終わりに近づいてきた。 ) Forgive the sins I have confessed to Thee. Forgive the secret sins I do not see. ( キョトンとするシシター・セクス。その顔が示す意味は、なんとなく分かる。 ) O guide me, love me and my keeper be. Dear Lord, Amen.  ( 静かに、調律が薄れていく。歌が終わったのだ。広間に静寂が戻り、こつ、こつ、と彼女に歩み寄る。 ) 『こんばんは、シスター・セクス』 ( にっこり微笑むと、スケッチブックに書いた挨拶の言葉を、彼女に見せよう。 ) [Tue 2 May 2006 22:21:27]
セクス > ( 傍で、聞いていたかった。 …もっと近くで… 出来れば、どんな顔をして歌うのか、見てみたかった。 …聖歌隊で歌う人達のような顔は、自分には出来なくて… ) ―――。 ( けれど、前に回るという事は… 相手の視界にも入るという事。 向けられた微笑に、『気にしないで、止めないで』と手を出して――― 見覚えのある顔に、珍しくキョトンとした表情で眼を瞬いた ) ………。 ( …聖歌隊に所属しながら、『筆談』の彼女の事は不思議に思っていたけれど… 口パクではなく、本当に歌えたのかと驚いて。 …声を出せるのに何故筆談なのだろうと、新たな疑問に首を傾げる… ) [Tue 2 May 2006 22:16:27]
ティフィス > ( どこぞのお笑い芸人じゃないんだから、会うたび会うたびハイテンションで歌いながら話されたのでは溜まったものでは無いだろう。ゆえに、ティフィスはいつもペンと画用紙を携帯している。 ) If I have been perverse or hard, or cold. If I have longed for shelter in Thy fold. ( 歌を紡ぎながら、胸に片手を当てて、もう片方の手をなだらかに広げながら。ようやく人の気配に気づいたのは、ちょうど遠回りにやってくる人が、視界の片隅に入ったときだった。のほほんとした顔をそちらに向けて、歌声は続けたまま、挨拶とばかりに微笑む。 ) [Tue 2 May 2006 22:11:57]
セクス > ( 読めないあるふぁべっとよりは、実は客寄せになったr――― ぇ? 読める? ううっ…。 さておきっ! …当然邪魔をする積りは無い…。 よく考えての行動では無かったけれど… その歌声を、聴いていたかったのだと思う。 …自分と同じくウィンプルの後姿… その人が誰かは分からないけれど… 物音を殺して、そっと、回り込むように前列を目指そう。 …ものの役に立たないどころか、不安材料になってしまっている自分… 一般の修道女として与えられる務めの殆どをこなせず、どうにか見つけた居場所は聖歌隊。 …自主的に修道院を抜けさせようとする働きかけは、時折思い悩むようになっても教会を拠り所としている身には辛く…。 その穏やかな歌声には、心を洗われるようだった ) [Tue 2 May 2006 22:07:23]
ティフィス > Lest I myself shall suffer through the strain. Dear Lord, forgive.  ( だからといって、劇団ミュージカルのようによう〜こそ〜っ♪ 光と〜慈愛の〜我が家〜♪ だ〜い〜せ〜いどう――へ〜♪ とかやってもダメだ。第一聞いた人が即効で逃げる。 ) Lest I myself shall suffer through the strain. Dear Lord, forgive.  ( 入ってきた人物にも気づかず、ソプラノの音域で歌を紡ぎ続ける。 ) [Tue 2 May 2006 21:56:29]
セクス > ( 【アンデッド】 のカテゴリーは広過ぎる。 …吸血鬼に限定されなければ、殲滅を目的としても、仮にも『教皇庁からの預かりもの』であるクルースニックの修道女を起用する訳にはいかないという事か…。 …そんな事は知らないけれど、『聖剣戦争』の終幕を迎えて静謐を取り戻した大聖堂で… ふと耳にした歌声に誘われるように、そこへ顔を出した。 …扉の鳴る微かな音を、なるべく静かに立てて… 邪魔をしないように、そっと中へと足を踏み入れる ) [Tue 2 May 2006 21:52:20]
お知らせ > セクスさんが入室されました。 『( 小耳には挟んだけれど、きっと加わる事は許されない )』 [Tue 2 May 2006 21:45:49]
ティフィス > ( きちんと調律の取れた歌であれば、歌術でなくったって声は出せるし、だしても周囲に被害が出ることは無い。だけど、それを自分から説明する気は無い。ティフィスは好きなときに好きな歌を歌い、満足できればいいのだから。 ) If I have uttered idle words or vain. If I have turned aside from want or pain. ( そうして、相変わらず瞳はまどろむまま、気の済むまで歌を歌い続ける。 ) [Tue 2 May 2006 21:39:29]
ティフィス > ( 聞いた話では、郊外に打ち捨てられた砦に不死者がでたらしい。討伐だとか何とかの話が、聖堂でもちらっとでていた。もっとも、己はただ歌うだけ。戦いなんてできないし、己の歌術は戦闘支援に使えるほど融通の利くものでもないから。 ) If I have walked in my own willful way. Dear Lord, forgive.  ( 透き通った声が、広い空間にこだまする。他に人はいない。己だけのこっそり練習。 ) [Tue 2 May 2006 21:34:40]
ティフィス > If I have wounded any soul today. If I have caused one foot to go astray. ( それはパプテスの奇跡を行使する歌術ではなく、聖歌隊で歌われている聖歌や賛美歌、ゴスペルソングの一つ。ティフィスの声が聞けるのは、調律された”歌”を紡ぐときのみ。ウィンプルですっぽりと頭を覆い、胸のところで両手を組んで、やや天井を見上げ気味の姿勢で歌う。 ) [Tue 2 May 2006 21:24:42]
お知らせ > ティフィスさんが来ました。 『(ステンドグラスを通して漏れ込む月光を浴びて、歌を紡ぐ)』 [Tue 2 May 2006 21:21:13]
お知らせ > シェバトさんが退室されました。 [Tue 2 May 2006 14:52:11]
シェバト >  私には、私の仕事がありますから。 [Tue 2 May 2006 14:52:10]
シェバト > ……そう言えば、聖杯戦争、でしたっけ。アレは終わったんですね。 (言われるまま判子を突きながら、出たかったのかと聞く上司に) …いいえ。私では役不足です。ああ、サインも忘れないで。 [Tue 2 May 2006 14:51:59]
シェバト > 私が愚かでした。その立場に立って初めて疑問を持つなんて途轍もなく愚かです。以前は、ああやって女性が手指を皹で痛めているのが当然だと思って居た自分が気持ち悪い。掃除が足りないと小姑のように修道女を嬉々として鞭打つ司祭が気持ち悪い。あんなものはサディストじゃありません、ただの変態です。 ………当然、判子を押して頂けますよね。貴方が、わざわざ評判の悪い所を選んで私を派遣したんですから。 (修道院の現状調査も仕事のうちだ。本気で嫌悪しているのか、眉に深い皺を刻んで言った) [Tue 2 May 2006 14:50:33]
シェバト > (…いあ? 居た。) [Tue 2 May 2006 14:43:52]
シェバト > マリア・ルッカ修道院の待遇改善のための嘆願書に判子を押して頂けますか。 (マリア・ルッカとは、クリスティア滞在時に世話になった修道院の名前だ。ばん、と報告書の序でに書き上げたそれを机の上に押し付け) 主の休日たる日曜は、男性僧房を無償で掃除。ベッドメイクすら当然のようで、男性の寝所は藁を詰めシーツを被せていただけるのですが、修道女は皆硬い木のベッド。食事は必ず男性司祭の後で、待遇も微妙に悪い。オマケに処罰が男性の数倍辛い。 ………どうよこれ。可笑しくないですか!!聖書に記された原罪は確かに女性の方が重いですが、其れにしたってあのド閉鎖的で盲目な事!! (一ヶ月と少し彼女らと過ごしたエクソシストは、大分感情移入してしまっていあ) [Tue 2 May 2006 14:43:45]
シェバト > 良いでしょう。……後で、僧房の連絡先と一緒に、御返事させて頂きます。 (活動時間の問題もありますし、とこれは個人的事情にて秘す) …………で、 此処から先は個人的な御相談なのですけれど。 [Tue 2 May 2006 14:37:15]
シェバト > …… シスター・ジャスティスと。パーティを。 (この依頼は、各団体から個人として出されるものだ。パーティを組むのは当然その個人らの自由なのだが、矢張り大聖堂の者は大聖堂の者と、と言う方が上から見れば都合が良いのだろうか。…彼女とは、縁が無い訳ではない) …………、 (以前は、「最初から居なかった筈の」「不死者でありシスター」の事で口論になったのだったか。記憶の縁を掘り返す) … いいえ。私情を挟む程、私は感情的じゃない。未だ女性のように繊細にはなれないので。 (嫌味のように付け足した) [Tue 2 May 2006 14:34:26]
シェバト > 結局、此方で解っている以上の情報の譲渡は在りませんでした。一介のシスター――…語弊がありますね。一介の、それも異国のエクソシスト如きに渡す情報は何もないとでも言いたそうでしたよ。 (一ヶ月と少しヴェイトスを離れていた神父、もといシスター、もといエクソシストは、上司を前に任期報告をしていた。書類を机の上に滑らせ、未だ着替えていないシスター服で腕を組む。憮然と) で、次は不死者退治、ですか。相変わらず人使いがお荒い事で。 [Tue 2 May 2006 14:30:32]
お知らせ > シェバトさんが入室されました。 『 ―――以上。 』 [Tue 2 May 2006 14:27:27]
お知らせ > 園内一花@育成さんが退室されました。 『( それなら、出直そう )』 [Mon 1 May 2006 23:38:52]
園内一花@育成 > ( ちょっと無骨な印象のある、飾り気の無い木箱は… ビックリ箱で、その中にお土産。 …遠慮がちに奥への扉を開けて――― 大聖堂を通して送られた荷物に、返事を出したいという旨を伝える。 ……少し待たされて、驚いた…… その人は今、大聖堂へ来ているとの事――― ) [Mon 1 May 2006 23:38:10]
園内一花@育成 > ( 惜しくも何とも無い。 そして増えないのなら、白粉以外の物は食べて貰えない。 …特に増えるでもなく白粉を平らげる様子を見守って… ) ………あら。 ( …見向きもされなかった菫色を惜しそうに見つめて、小瓶へと戻す… ) ―――〜さてと… ( 行こうか。 …立ち上がって… けれど出入り口へは向かわずに――― 奥へと続く扉の方へ足を進めた ) ………。 ( パプテス絡みのもう一つの縁。 道案内をしただけで丁寧にお礼を送ってくれた… 『推定どこぞのお姫様』な教会関係者、セレスさんへのお礼のお礼が、まだだった――― ) [Mon 1 May 2006 23:23:54]
園内一花@育成 > …あなた達には… 会いに、行けるかな… ( 珍種はともかく他のと一緒になってしまうと見分けの付かなそうな綿毛達… 金魚鉢をつついて…。 …時刻を告げる鐘楼の音に、顔を上げる…。 〜そろそろ、(勝手に決めた)ご飯の時間だ ) ………。 ( 袖より二つの小瓶… 白い粉(白粉)と、菫色の粉(これまた顔料)の入った瓶を取り出して… 金魚鉢の口に被せていたハンカチを外す )   ( 白粉と… 菫色の顔料もほんの少し、小匙で差し入れて――― ) 【判定:秒数一桁指定1で――― 判定 】 [Mon 1 May 2006 23:07:18]
園内一花@育成 > ( 膝に置いた木箱の上に金魚鉢を乗せれば、胸元に来る毛玉達は持ち上げなくても荘厳な祭壇を目に出来るだろう。 …『眼』っぽいのがあるのはそのうちの一匹だけで、視覚を持つのかどうかすら、定かでないのは措いて置いて――― ) ………。 ( 何かと縁のある場所だけれど、自分の仲間とここの人達… 両方に嫌な思いをさせるかもしれないとあっては、おいそれとは出向けない。 …ヴェイトス市へ来る事になったきっかけは、パプテス宣教師の物語のようなお話で…。 冒険の持物に聖水を加えるのは殆ど当たり前みたいになっていたし… 吸血鬼『リゼル』絡みでもお世話になった… もっともそちらは、『カーン』の方が大きいけれど。 …そう言えば、『モジック』を連れて来た事もあったっけ…。 あの時に、同じ仕事を請けていた御婦人は… 『仲裁人』の彼女は、息災にしているだろうか…。 …モジック… あれっきり、結局会いに行かなかったなと… おざなりになってしまった約束に、苦笑交じりに眼を伏せた ) [Mon 1 May 2006 22:54:49]
園内一花@育成 > ( ―――ペット立ち入り禁止? 鳴かないしガラスの中に収められているのなら、大目に見て欲しい。 …陰陽寮『ハラエ』に、まだ見習とは言え正式採用された自分は… もう、ここへ来るのは控えた方が良いのかもしれない。 …船をひっくり返したようなアーチを描く天井を見上げて… 縁取るように垂れ下がるステンドグラスを見回して… 少し切なげに溜息を零す ) ……パプテスの事… 好きなんだけど… 〜嫌な思いをさせてしまうのも… 嫌だし…… ( 『仕方ないよね』 …金魚鉢の中… ふよりふよりと漂う毛玉達に微苦笑を零して… 広い聖堂内を一回りしたら、信徒席前列の隅っこに腰を下ろそう ) [Mon 1 May 2006 22:30:52]
園内一花@育成 > ( ヴェイトス市観光に、大聖堂は外せないだろう。 ハラエでの修行に、家の修復に… 忙しく過ごしていればなかなか構ってあげられないものの… 預かっている以上、日に一度は金魚鉢を抱えて散歩に出てる ) 〜大丈夫? …ん、大丈夫そうね… ( ジャンルの違いか魔性の薄さか、別段異常を示さない金魚鉢の中を一度覗き込んで… 木箱と金魚鉢を抱えた着物姿のポニーテールが、ゆっくりと礼拝堂に踏み入った ) [Mon 1 May 2006 22:17:35]
お知らせ > 園内一花@育成さんが来ました。 『( 一応『妖怪』と言われる毛玉。 連れて来て良いものか分からないけれど… )』 [Mon 1 May 2006 22:12:09]
お知らせ > オブライエン@終わりの始まりさんが帰りました。 『(残った三つの聖石が、音も立てずに崩れ去った。 戦争は終わった)』 [Mon 1 May 2006 01:17:22]
お知らせ > 巫女装束の少女。さんが帰りました。 『ばたんと扉の閉まる音で、男の言葉を聞かぬ振り。』 [Mon 1 May 2006 01:16:56]
オブライエン@終わりの始まり > それは無理だな、我々が参加する以上は。(涼しい顔でそう、背へと言葉を投げかけて─) [Mon 1 May 2006 01:15:48]
巫女装束の少女。 > ・・・漸く肩の荷が一つ下りた。 欲を言うならば―― 若し次あらば 我らにも奇跡の恩恵を、と言った所か。(はふ、と小さく息。 椅子の列から歩み出て。) 緑でない茶に興味はあるが、此処に居ると心中の夜雀が疼く。 機を改めよう。(折角の準備を悪いがな と背中向けたまま小さく誤ったら、そのまま歩み去ろう。  挨拶代わりにひらりと手を振って――) [Mon 1 May 2006 01:12:08]
オブライエン@終わりの始まり > そこを生やすが主の御稜威──と、そのようだな。 祭りも終いよ。 何にせよ、異教の祭典が起源とあらば、本来我々に責任を問われる処では無いのだがな。 戦争は恙無く執り行われた。他に何を望もうか。 (そして立ち上がった少女を見送ろう。) 茶が入ったところらしいが、飲んでは行かないか? (今更。) [Mon 1 May 2006 01:02:18]
巫女装束の少女。 > ――踏み固め過ぎればぺんぺん草一本も生えんぞ。 中庸を知るがいい。(言いながら、体で反動付けて席を立つ。)此方には代表すら居らん。迷惑さえ被らなければそれで良かろう。 何かあったら監督責任を問うとして―― そろそろ か?(時計も無いので直感に過ぎぬが、終焉の場に居合わせるのは初体験。少しだけ落ち着きなさげにこぉ。) [Mon 1 May 2006 00:56:44]
オブライエン@終わりの始まり > 皺が寄るのは歪だからだ。凡て踏み均し、後に築くが神の王国よ。 (そんな軽口を返す。まぁ、この狂信者ならば素で思って居そうなのが恐ろしいところだが。) 諾、知らぬならば知らなくとも良い事だ。 報告の結果、詳細な情報開示を求めるのならば、上にそう伝えておくがいい。 [Mon 1 May 2006 00:44:50]
巫女装束の少女。 > 型を外れれば何処かに皺寄せが来る事が判らんとは―――浅薄浅薄だガイジンめ。(此処は異国でガイジンは自分であるがさておき。 髪の毛くしゃりと掻きつつ。) その報告、詳細が回ってきていない―― が、今より悪くなる事は無い、と取ってよいのだな?  [Mon 1 May 2006 00:39:48]
オブライエン@終わりの始まり > なに、『前例が無ければ作れば良い。』 …簡単な事だ、今回の戦いでは、今の言葉と同じ事を思ったものが居ると言う事だろう。 そして、介入の目的はもう判っている。 “あの男”はこれ以上の介入はすまいよ。 [Mon 1 May 2006 00:31:33]
お知らせ > 巫女装束の少女。さんが来ました。 [Mon 1 May 2006 00:31:23]
巫女装束の少女。 > ――失礼だな。 茶漬けを薦める程度の度量はある。(故郷の流儀では帰れ、と言う意味だとか。 赴任前ではあるが、此方も知らぬ事じゃない。 情報収集に自分が派遣された時点で、それほど付き合いたくないという陰陽寮の見解は良く判る。) ――ハラエが気に掛けているのはまさにそれよ。 此処までの荒れ方は前例もあるまい?(笑い事か、とばかり呆れ顔。  事例が無ければ結果も見えないもの、下手をすれば国家の大事だろうに。) [Mon 1 May 2006 00:24:08]
オブライエン@終わりの始まり > ハラエとて、我々の来訪を茶請け付きで迎える気には為るまい?お互い様だ。 (東洋人街と西洋人街の対立。既に前の世代の確執ではあるが、未だその根は深い。) 好きにするといい。 最後まで、何が起きるか判らないのが今回の“戦争”だ。 伝説の巨神が現れて、遊戯盤ごとひっくり返すくらいの真似はやりかねん。 (く、と喉を鳴らした) [Mon 1 May 2006 00:11:29]
巫女装束の少女。 > 改宗の見込みが無いと態度が変わるな。 まあ良い――(皮肉の一つも吐きながら、自分の聞いていた状況と照らす。 何も怒らないならば、成る程急いて動く事も無いということか。) 取り越し苦労ならばそれに越した事も無いが―― 今回は例外が多いと聞いた。 期日まで後数分、此処で見届けさせてもらおうか。(この世のバランスを重く見る此方としてはこっそりと奇跡が成っても敵わない。 迷惑顧みず、改めて椅子に深く座るわけだ。) [Mon 1 May 2006 00:06:55]
オブライエン@終わりの始まり > 諾。 状況は変わらない。 陰陽寮に通達してある通りだ。 (詰り。 異教徒と見るや、オブラートの一枚くらいは脱ぎ捨てた。) 残るは3口。 奇跡は為るまい。 (肩を竦めた) [Sun 30 Apr 2006 23:59:09]
巫女装束の少女。 > ・・・流石にこの時間ならば参拝客も皆無か。 人で溢れていたら羞恥のあまり死んでいたな。(神性を象徴する服装も宗派が異なれば場違い以外の何者でもない。 安堵の溜息など漏らしつつ、大聖堂に紅白色の異物が侵入した。  適当な椅子に勝手にちょこんと腰掛けて、神父の問いに答えよう。) ――ハラエからの使いで来た。 例の件、現状を聞きたいのだが構わないか?(顛末を知る義務を果たさねば成らぬ故に  と――  質問を返そう。) [Sun 30 Apr 2006 23:56:03]
オブライエン@終わりの始まり > …ようこそ神の庭へ。 当聖堂に何の御用ですかな。 (黒い神父は、来訪者へそう告げた) [Sun 30 Apr 2006 23:51:13]
お知らせ > 巫女装束の少女。さんが入室されました。 『重い扉をそっと開けて。』 [Sun 30 Apr 2006 23:48:53]
オブライエン@終わりの始まり > (執務室の奥でなく、誰でも─(とはいえ、不浄のものはどうかと思うが)─入れる、開かれた伽藍に疵顔の神父は待つ。 日付が変わるまでは。) [Sun 30 Apr 2006 23:28:19]
オブライエン@終わりの始まり > (日付が変わるまで、あと30分) [Sun 30 Apr 2006 23:26:21]
オブライエン@終わりの始まり > (状況は変わらずとも、時計の針だけは進む。) (文献を読み、知りうることは知り得た) (問われれば、知る限りの事を話そうと思う。 何にせよ妨害は適わぬ処まで状況は進んでいるのだから。) [Sun 30 Apr 2006 22:52:45]
オブライエン@終わりの始まり > ( ともあれ、背教者や魔女、異教の徒などが勝ち残る事が無くて良かったとオブライエン個人は心底より思う。 此の役職は、そういった肩入れが許されぬ立場であるが故に。 涜神的な台詞を目の前で吐かれて、腰の佩剣を抜かぬ自信が無かった。 儀礼はきっと滅茶苦茶だ。 ──まぁ、そこのあたりは、聖剣の使い手も自粛はしてくれるものであると信じたい。) [Sun 30 Apr 2006 22:46:33]
オブライエン@終わりの始まり > (勿論、聖教会の上の者は大聖堂の脱落を望んだであろうが─ 其処までは、本業を異端審問官とするこのオブライエンにも付き合っていられない。 くだらない。) [Sun 30 Apr 2006 22:41:32]
オブライエン@終わりの始まり > (聖教会から一人、大聖堂からも一人。 奇跡は“為ら”なかったとしても、3口残った聖剣の内、2口はパプテス教権に属する剣。 聖堂としては、面目は保てたと言う事だ。) [Sun 30 Apr 2006 22:39:34]
オブライエン@終わりの始まり > (奇跡の成就を見届ける事は適わないかもしれない。 然し、これも又聖剣戦争の終わりの形の一つ。) …建築ギルドや、聖堂騎士団には可也労苦を掛けましたね。 あとで一筆したためて措かなくては。 (疵顔に笑み。 強面、狂信者で知られる神父の笑みに、周りの聖職者らは肌を粟立てたがどうでも良い話。) [Sun 30 Apr 2006 22:36:10]
オブライエン@終わりの始まり > (零時を過ぎても、1日未明のうちは未だ“戦争”の内。) ……状況は? (『変化ありません』) 成る程。 (監督を務める大聖堂、責任者の肩書きも今日で幕。) [Sun 30 Apr 2006 22:33:06]
お知らせ > オブライエン@終わりの始まりさんが入室されました。 『(あと、1時間と少し。)』 [Sun 30 Apr 2006 22:30:34]
お知らせ > オブライエンさんが帰りました。 『(今日もまた、報告と処理で明け暮れる。)』 [Sun 30 Apr 2006 12:00:38]
オブライエン > (神官の判定員らを街に放つと、昨日までの被害状況を確認。 聖剣戦争による被害については、各ギルドに通達し対処を求める。 街中の破壊事件の報告は幾つか上がっていたが追跡調査の結果、それは聖剣とはかかわりが無いとされたものは却下し、差し戻し。 一般の事件として市に突っ返されて、或いは自警団などの仕事になるのだろう。) [Sun 30 Apr 2006 11:59:15]
オブライエン > 『今日は最終日、戦いはいっそう激しいものと為るかも知れぬ。気を引き締めて係るよう。』と。) [Sun 30 Apr 2006 11:49:51]
オブライエン > (神官団を呼び、訓示を述べる  [Sun 30 Apr 2006 11:49:02]
オブライエン > …結局の処、あの死人が抱え込んだまま塵に。 (今となっては知る由も無い。一振りの剣と使い手が勝ち残れば奇跡は為り、そうでなければ古びたガラクタが2〜3振り残るだけの話。) [Sun 30 Apr 2006 11:45:55]
オブライエン > (何のために、と突っ込んで聞かれると弱いが──或いは、自分で剣を集め、人為的に聖剣戦争を起こそうとしたのかも知れない。が、偶々ヴェイトス市が“戦場”に指定されて、剣が重複した─というのは荒唐無稽だろうか。 …否、無理がある。 偶々、剣を集めた先が選ばれた“盤”とされた、なんて。天文学的な確率を必要とするだろう。) [Sun 30 Apr 2006 11:41:56]
オブライエン > (机上のヨーグルトソースと、スティック野菜に目をやって、セロリを取るとばりりと齧った。 この一ヶ月の主食はこれだった。 後始末も含めて全部片付いた暁には胡竜亭で激辛マーボーでもありつきたいものだ。 さておき) …あの巨大剣の真祖。 どうやらあの男が持ち込んだというのが正解らしいな。(今年の聖剣戦争は14本。 多すぎる。 何者かの介入を囁かれ、内偵、文献調査、それぞれの聖剣の来歴の踏査を経て、そういう結論に至った。 約半数の聖剣は、ヴェイトスに到達するまでに、なんらかの形であの灰白の髪のヴァンパイアが関わっている事が疑われる─) [Sun 30 Apr 2006 11:37:38]
オブライエン > (願い事の成就を求めて、最早普通の武器と化した聖剣を手に、殺しあう──文献を紐解けば、そういった事例は少なくなかった。) …存外に、決着の付かなかった回も多かったというのが驚きだな。 (無論、そのときは諸聖人と悪魔どもの降臨は起きる事もなく、それに伴い、諸々の混乱が生じたらしいが) [Sun 30 Apr 2006 11:21:03]
オブライエン > (聖母の涙の娘たち、14粒の石は、そのうち既に11個砕け、残りは3つ。) …聖剣戦争の期限は、開催より一ヶ月。 終了後の無用の流血の無いよう、配慮しなければ。 (期間が過ぎれば、聖剣同士が近づいても決闘空間は発生しない。 にも関わらず─) [Sun 30 Apr 2006 11:15:17]
オブライエン > …奇蹟は未だ為らず、か。 (黒い神父は、いつもの如く執務机に陣取って) [Sun 30 Apr 2006 11:10:27]
お知らせ > オブライエンさんが入室されました。 『──最終日。』 [Sun 30 Apr 2006 11:09:11]
お知らせ > 維言さんが退室されました。 『( 赴く先で、使い手と出会えるかは―― まだ分からないけれど。 では、ごー。 )』 [Fri 28 Apr 2006 02:22:34]
お知らせ > ジャスティスさんが退室されました。 『れっつごー』 [Fri 28 Apr 2006 02:22:11]
維言 > ( 一見しては書物にしか見えないソレも、聖剣の名を冠する一振り。 一振りというか、一冊とか言いたくなりそうな代物を抱えて。 )  ……む? …取り合えず、いってみましょうか。 ( 反応がゆらゆらと乏しくなったような。 …でも行く。 手を拱いている時間は、そろそろ本気で無さそうだから。 ) [Fri 28 Apr 2006 02:17:40]
ジャスティス > あははは……。 (今度はなんだかあっけらかんとした笑いになる。握手した手でそのまま維言さんが起つのを補助しながら、川辺へと向かおうか……あ、反応消えた) [Fri 28 Apr 2006 02:13:22]
維言 >  言葉が切実過ぎて、ちょっと涙がちょちょぎれそうです。 ( お互い、掌は武器を握る者のそれ。 ―― でも、握り締めた修道女の手は、力強いのに。その勇名からすれば小さい程。 …きゅっと握って、ぶんぶん。 )  ええ。ちょっと機嫌悪いんですよ、コレ。全く、決定打が無いのはいや、私の所為ですが――― ( よろめきは堪えきれず、支えの手に甘えさせて頂いた。 ぜはー。一度、大きく息を。 )  偶然で宜しいです、偶然で。 …どちらにせよ、見届けの手は必要らしいですから。 ( 猫背になりそうな背中が少しマシなのは、シスターのマッサージのおかげという事にして。 …擦れ違いっぷりに涙するのは、それこそ天の以下略視点。  ――― ともあれ。 ) [Fri 28 Apr 2006 02:07:34]
ジャスティス > ふふ……是非是非。明日があるかどうかなんてわかりませんから、今が大事、ですよね、本当に。 (差し出された手をきゅ、と握って上下に振る振る) っえ?大丈夫ですかっ!? (聖剣のせいとは一瞬思いつかずに開いての肩を支えようとする) ……そうですね、相手の方からしたら変な誤解をされそうですが、お供するとしましょう。 (懐の張りの反応を確かめつつ、一つ頷こう) [Fri 28 Apr 2006 02:02:52]
維言 > ( 「 この子 」 と。 迷子でも案内するような調子で口ずさんで、マントの下から取り出したのは。 大判の書物が一冊。 彼女が所持する聖針が反応を示すであろう、聖剣の一振り。 ) [Fri 28 Apr 2006 01:55:29]
維言 > 無論、不利益と思った場合には無理にとは申さなかったりもする訳で。でも、私的にはそれは喜ばしいので、御願い致します。 ( 中々、朝の爽やかさを壮絶に破壊する目覚ましではありそう。 想像して、思わず肩がくつくつ揺れた。 命の灯火は、消えそうになっていたら回収して下されば幸い。 ) …なら、新たな友誼の機会は逃さないとしてみます。 後から悔やむのは、結構まっぴらだと学習しましたから。 ( 小さな沈黙の中、そっとノックをするように。彼女の方へと手を差し出した。 )  記憶が飛ぶほど盛大に?それは楽しみです。 ――― 負けを楽しみにしてどうすると、なんだか怒られてる気分が痛い痛い痛い。 ( がりがり、頭蓋の中身が呪いの連句に削られる心地。 抗議の声。嗚呼、これは。 )  …では、地道な一歩の為に、少々お付き合い願えますか、シスター。 ( のそりと、長椅子から立ち上がる。 今宵の聖剣は、どうやら―― 暴れたり無いとの仰りようだ。 普通の、にんげん。 その言葉に感じた小さな苦さは、唇を吊り上げる笑みに隠して。 )  この子が、仲間犠 牲を欲しがって煩いので。 ――― 外に。 ( 此方から出向きましょうとは。 それこそ天の視点か悪魔の目線か。 ともあれ。 ) [Fri 28 Apr 2006 01:54:11]
ジャスティス > ……ちょっと想像しちゃったじゃないですか。すぐに開けます。 (最悪の目覚めだろう。朝起きて、顔を洗って、ドア開けて、死体。いやそれいぜんに命の重みとか、ほら) そうですね……わたしもあまり教会から動けませんし……。 (一度見知った顔は見ないなくなってしまったし。すこしだけ、間が空く) えぇ、なんなら、本当に忘れちゃうくらい盛大な残念会を、ぜひ。 (約束ですよ、といいつつも、恥じることはない。といわれれば、それは、えぇ。なんて胸を張ろう) そうですね、人間地道な一歩からのほうが重要ですよね、お互い普通の人間なんですから [Fri 28 Apr 2006 01:43:53]
維言 > 扉の前で冷たくなってたら、三日くらい枕元に佇む予感発生です、それって。 ( 胡乱な口調で冗談めいた事を口にしてみる。冗談。多分。 ――― 余り洒落になってない自覚はあるので、小さな沈黙を挟んでから、切り替えた。 )  ええ。仕事関係のお知り合いが主でしたから。 …いえ、主ですから。 …シスターもですか。やっぱり忙しかったり、色々で? ( 言葉に混じるのは小さな齟齬。自覚に眉を軽く寄せて、言い直す。 彼女もそうだと聞けば、意外そうに瞠目。 )  もしも叶ったら、お教えしますよ。 …叶わなかったら、残念会にでも付き合って下さい。 ( それこそ、フォーウンパスタの屋台で一杯くらい。 )  でも、貴方には実際に事を成すだけの力が存在して、貴方はそれを使ってきた。恥じる事では無いでしょう、多分。 ( 多分は余計として。 頷きの仕草は緩々と一度。 )  大体、道を選ぶ時なんて現実的なものです。 その甲斐あって、何とかこの歳まで生きてますから。結果オーライとか。  [Fri 28 Apr 2006 01:32:59]
ジャスティス > あらあら、そうなんですか? (ちょっと驚いたように首を傾げるが、よくよく考えれば自分も教会の仕事が忙しくてこちらの知人なんてほとんどいないなぁ、と納得してその旨を伝える) ……そうですか。願い事は言うと叶わない、と聞きますし、それじゃあこれ以上は聞きません。 (あ、なんかフォーウンパスタ食べたくなった) んむぅ……なんというか、凄く現実的な話ですね。まぁ、私も力が弱かったら普通の役立たずだしなぁ…… (そういう理由もOKかもしれない) [Fri 28 Apr 2006 01:21:01]
ジャスティス > 思わず〆たくなってしまいそうですけど、良く考えたら、そういうときこそ迎え入れるべきですよね (ちょっとだけその光景を想像して生唾を飲み込む) [Fri 28 Apr 2006 01:18:42]
維言 >  それは僥倖。主に私にとって。 血塗れでノックをし続けたら、速やかに入れて下さると喜びます。 ( 仕事柄、無いとは言えない所が。 教会を取り仕切っている彼女の存在そのものが、ある程度の抑止力であるからこそ、出来る事と思えば。 唇だけが、微かに緩む。 笑みと言うにはまだ足りずとも。 )  ……そうできれば、私は嬉しいんだと思います。ぶっちゃけ、真面目に職務精励し過ぎて、プライベートな知り合いとかいないんですよ。あんまり。 ( 語調はだるりと気怠げに。 只、音紡ぐ息遣いだけが細くなって、音量が少し落ちた。 …小さな深呼吸の合間に、彼女の沈黙。 ) …私のネガイゴトは、酷くちっぽけなものですから。悪用は致しませんと、主の名に誓っておきましょう。 ( あーめん。発音からすると、フォーウンの麺料理になりかねないぞんざいっぷりで、胸に手を当て、誓約の言葉。 背後からの問いかけに、こてん 首の角度がやや、斜め。 )  何故と問われましたら、結構簡単です。 ――― 他に取り得が無いんですよ。私。 ( ひょいと肩を竦めて。 マッサージ有難う御座いますと言い置いてから、くるんと顔を向け。 ) [Fri 28 Apr 2006 01:10:16]
ジャスティス > ええ、遠慮なくどうぞー。信者の宿木ですからうちはー。 (節操無く人を止めまくるセキュリティゼロの教会。さすがにあからさまな人達は入れないけど) そうですねー…… ? (どうしたんだろうか?こちらからはあいにく表情は読めない) …… (維言さんのことばには、あえて何も感想は言わない。ただ黙って聞くだけで……) ……私としては、権利を掴んだ人がただ幸せな世の中のために使ってくれることを祈るばかりです。 ……維言さんは、どうしてエクソシストに? ……あ、いや、深い意味は無いのですけれど……。 [Fri 28 Apr 2006 01:00:20]
維言 > いずれ、寝心地を試させて頂きましょうとか口にします。 あ、そーこー… ( 宿の如き利用は如何なものとか考えない。あるものは使うの精神は此処にも発生。 何だかんだで連日の何がしかー で凝っていた背がぱわふるに解されていく感覚は、痛いやら気持ちいいやら。 ああっ、そこは、そこはだめー。 )  ……交友関係につきましては、今後もお友達からー…  …と。 ( お友達から。 唇に乗せた言葉は一度、不自然に途切れる。 顰めた眉の下、眼差しは一度伏せられて。 )  此処からは、懺悔みたいなものですから、他言無用という事で。 ( ゆらりと視線を上げて、主に許しを請う彼女の姿を振り返り。 )  理不尽で多分、正しいんだと思いますよ。この世で理すら覆す理不尽を許されるのは神のみで。許されずとも成すものが、悪魔だとか言って見ますし。  [Fri 28 Apr 2006 00:43:24]
ジャスティス > そうねー。けどまぁ、昔廃棄処分の毛布たくさんいただいたのがありますから、束ねて縛り付けてみましょう。 あー、はいはい (言われたとおりに責めるポイントを変えて、愛情をもってツボをぐいぐいと押す。ええのんか、ここがええのんか) あらあら、それはそれで私としてはうれしいですね。維言さんとも仲良く慣れたかもしれませんし……え?あぁ……正直、実感が湧かないんですよ。願いが一気に叶ってしまうだなんて。だから……なんだか理不尽な印象があります……。 (その言葉を吐いた後、主に許しを請う) [Fri 28 Apr 2006 00:34:21]
維言 >  充分な休息とか睡眠は、明日への英気的に必須とか言いますから。 ――― や。別に止めません。 イイモノは安く。あるモノは利用。その上で潰す時にはバチコーンと。 ( 極自薦に出そうになって、閉じられた言葉。 ぱったんぱったんと、魚の尾鰭のよに手を振りながら、止めない聖職者此処に一匹。 だらんと曲がった背筋は、シスターの膂力に引っ張り上げられて、あっさり伸ばされ。 のぅー とか、間延びした声が漏れ出た。 ) あーふー、そこ、もうちょっとうえー。 ( そんな声が中途に挟まるのは、ご愛嬌として。 )  …もうちょっと素直な子だったら、私に回ってくることも無くて、万歳ー だったんですけれどね。その時は、多分シスターと一緒の用件で走り回っていたとも推測されますが。 ( 肯定の言葉を受けて、これでお互い暗黙は事実となった。 ぐしー と背筋を伸ばしながら、少し考えた後。 )  …シスター的には、どう思われますか。こういう、願いの為の 戦い。  [Fri 28 Apr 2006 00:24:39]
ジャスティス > とりあえず、マット変えなきゃいけませんね。もうスプリングも何も無いですし、闇い……ち……。 (一瞬自然に出てしまいそうになった言葉に動きを止め、ぶんぶんと首を横に振る。) り、利用してませんよ!? (とかいいつつ、リラックスした猫背をとりあえず引っ張りあげて真っ直ぐにしながら、マッサージ開始。ぐりぐりぐり) なるほど……じゃじゃ馬ですか。使いこなすのが大変そうですね。 (相手の言葉には、はい。と短く応える) [Fri 28 Apr 2006 00:07:22]
維言 > ……マットを足してみるだけでも、多少は改善になるのではとか、思わず驚愕のしきりにて、口出ししてみました。 ( 板。板って。 胡乱に澱む視線が、思わず見開かれて、手も、髪をぐしゃりと掻き上げた形で固まってしまいそうな。 それも、お疲れ様ですの一言で、何とか硬直解除。 )  それはとってもありがたかったりします。 面子とか色々関わると、肩こりして仕方無い訳ですよ、本当に。 ( どうにも、意識が弛んでいるという自覚はあって、けれど、別にいいかで済ます勢い。 だらん、と背中を曲げて、猫背。 )  実はの所、まだ一本もたいらげてないので、大きなことを言えないのが残念です。 …うちの相棒さんは、じゃじゃ馬の癖に、決定打に欠けていていけません。 ( 勧められるままに、ずりずりと長椅子に。シスターもどうぞ、と。 そう口にしてから、少しの沈黙の後。 )  …そういえば、シスターは見届けの役をなされているとか。  [Fri 28 Apr 2006 00:04:03]
ジャスティス > ええ、そりゃもう。ベッドじゃなくて、台ですし。 いや……お金ないわけじゃないんですが、どうも、引っ越した時に拾ってきたもので愛着が……。 (なんか、凄く情けない理由を打ち明けながら、指に巻き上げられる白い髪の毛を眺める。手は、ピッタリと太もも横に) お疲れ様です、本当に。 (今の自分には何も出来ないが、とりあえず肩でも揉みましょうか?なんて言って) 早く日常に戻れるといいですね……ま、できれば凱旋して。 (あれ、けどお互い遣ることは変わらないのかな?なんて首を傾げつつ、長椅子をすすめる) [Thu 27 Apr 2006 23:53:32]
維言 > ( 日の暮れた後にも、祈りの声が。そして神官や聖女達が働く回廊から切り離されたような、そんな錯覚。 この礼拝堂の中にだけ、静寂が満ちていくような中。 根性足りないと言われたエクソシストは、うすぺらい身体をずいーっと反らし。 ) 根性無しと言われたらば、否定はしませんとか言って見ます。 …暗黒街の教会。噂には聞いておりますが、硬いですか、ベッド。 ( 別に、ベッドの硬さを小耳に挟んだ訳では無い。流石に、多分。 だるりと間延びしそうな口調で言葉を引きずりながら、顔の前に簾のように掛かる髪を、わしわしと掻き上げ。 )  ……なるほど。そういえば、ご存知でしたね。当然っぽく。 ( 髪を弄る手が、緩慢に止まり。礼拝席の方に向かいながら、彼女の感想に。 )  己の手が出せる領域なんてのは、楽なものだと思う時も、結構です。 手の届かない所で起こってしまったモノは、どうしようも無くて、ちょっと――… なんて、弱音ですか。これじゃ。 ( 肩を竦めて、礼拝席の端に腰下ろす。 ) [Thu 27 Apr 2006 23:46:57]
ジャスティス > (礼には礼で。扉が閉められると、余り変化は無いはずなのにやけに静かになったように感じてしまう) むむむっ、それは根性が足りませんよ維言さん。大聖堂のベッドで文句を言うのは贅沢ですっ。 (なんていいながらも、相手の口調にお疲れなのかなー、なんて当たってるんだか外れているんだかわからない感想) え?あぁ、私も……待機、でしょうか。仕事になれば、維言さん立ちのジャッジなんでしょうが……。 (最近は荒事は見るだけですが、見てるほうが逆に痛いですねぇ、なんてちょっとした感想を述べる) [Thu 27 Apr 2006 23:33:24]
維言 > ( 扉を後ろ手に閉めて、先客たるシスターに一礼。 纏めてもいない白髪がざらりと流れ、今宵もぼんやり胡乱な視線は、その陰より。 )  お勤めというか、いざとなったらこれからー かもしれませんが、それは取り合えず置くとしまして。 昨夜、ちょっと変な体勢で寝そうになったので、寝違えが心配ですが、他は概ね良好かもとか言って見ます。 ( 今もマントの下に所持している聖剣の所為で、頭痛は殆ど慢性化している気分だけれど、元々口調はだるだるー なので気づかれ辛いそれ自業自得。 はふり。吐息をひとつ空気に混じらせて。 ) シスターも、此方の方に今宵はお勤めで? [Thu 27 Apr 2006 23:23:44]
ジャスティス > ……ああ、維言さん、お勤めご苦労様です。 体のほうは大丈夫ですか? (景気良く開かれた礼拝堂の扉。ちょっと驚いたように振り向けば、エクソシストの姿に息を吐く。他に人がいないせいか、今の彼女の”勤め”について聞いてみようか、なんて思って改めて外を覗く) [Thu 27 Apr 2006 23:06:51]
足音 > ( 足音は小礼拝堂に続く扉の前で、ぴたりと止まり。 中に対して斟酌すること無く、扉が軋む音と共に開け放たれる。 ――… 扉に手を着いた侭の黒尽くめは、ぐるりと中を見渡して。 天井を見上げる影にて、視線をとめた。 )  ……おや。 ( 意外、と。 そんな風な色を孕んだ声は、微かに。 )  ご機嫌よう、こんばんはと申しましょう、シスター・ジャスティス。  [Thu 27 Apr 2006 23:03:45]
お知らせ > 足音さんが来ました。 『( カツン。 )』 [Thu 27 Apr 2006 22:51:28]
ジャスティス > (まぁ、なんにせよこれで残る聖剣は……) 五本? (残った使い手は、一体何を願うのだろうか?) …… (仮に自分が所有者だとしたら……思い浮かばない。どうも思い浮かばない。これは、今の自分が幸せということだろうか?それとも、本当に手に入れるチャンスが出来ればおのずとわいてきてしまうものだろうか? 小さな礼拝堂で立ち止まり、天井のステンドグラスを見上げる) [Thu 27 Apr 2006 22:42:40]
ジャスティス > (一、二度監督官の部屋のドアをノックする。少しだけ判事を待った後、ポストに投函してゆっくりと立ち去る。すでに昨夜のうちに大まかな報告と聖剣の封印は済んではいるが、まぁ後々残す書類というものはある程度形式的にまとめなければならないもので……) また一人、いなくなっちゃったわね。 (一人しに二人死に……聖剣で受け止めれないような一撃だったのだろうか……それとも……みな自分の命と秤にかけてしまうほどの欲求を胸に抱いて戦っているのだろうか?すこし、わからない) [Thu 27 Apr 2006 22:11:27]
ジャスティス > それでは…… (一つ二つくらい下だろうか、ちょっとおっとりした子を見送って、自分もまた歩き出す) あぁいうおしとやかな子って、なんだかいいなぁ……。 (私もああいう感じを目指してみようかな? 呟きつつ、呟きつつも、左手の重み、報告書の重みを思い出せば、ちょっと緩んだ口元もへの字。さあ、投函しておこう) [Thu 27 Apr 2006 21:59:45]
ジャスティス > (たまたま廊下で出会った年下の修道女は、青髪を見つけるとそう微笑んだ) ええ、最近は色々とこちらで勉強させてもらっているんですよ。 (なるたけ目立たないようにしてきたほうがいいのかな?そんな風に考えながらも、二言三言、たわいも無い話を交わす。戸締りとか、大変じゃないですか?とか、お化けが出るって本当ですか?とか、ほんとうにたわいない話をして分かれた) [Thu 27 Apr 2006 21:51:47]
お知らせ > ジャスティスさんが入室されました。 『(最近良く来られますね)』 [Thu 27 Apr 2006 21:46:59]
お知らせ > 維言さんが退室されました。 『( 屠る為の句しか唱えられない唇で、今だけは違う音を。少しだけ。 )』 [Thu 27 Apr 2006 04:52:14]
維言 > ( やさしい筈の願いは、誰も救え無いくらいに歪んで、傷つけるだけの呪いになった。 罪には罰を。 苦しめるものが魔なるものなら、聖なる裁きを。 もしも聖なるものが傷つけるとしたら、魔の断罪を。 歪んでくるって寄り添って、願いの形はひとつになった。  …半端に過ぎる、聖魔の融合。 癒しの奇跡だけが、まるで 叶わなかった片鱗のように。  布越し、その呪いのカタチに、爪を立てて。 )  ……分かってますよ、今更退いたりは、しませんから。 ( 囁くように、祈るように。 地に跪き、頭を垂れて。 ) [Thu 27 Apr 2006 04:51:54]
維言 > ( 夢を見た。 多分それは誰かの記憶。世界の平和なんてものを本気で願って、その為に何もかもを犠牲にしようとした、真っ直ぐでひたむきで、その分周りの見えていない誰かの物語。  …そんなありふれた物語の結末は、いつだって似通っている。 己を省みない願いなんてものは、何処か歪で。 だから、十全の形で叶うことなんて、無い。  願いの形に歪みは無く。 祈りの形は真っ直ぐで。  ――― だから、歪んでいたのはきっと、それを受け止めた世界の方。  助けたい救いたいしあわせになってほしい。 純粋すぎて理解されない願いは、いつしか呪いのように形を取った。 罪には罰を。そして報いを。  平和の形、祈りの具現。  聖も魔も全て抱え込もうとした、無茶苦茶な願いの果てに歪んだ矛盾の、それは。 )  それとも。不甲斐無い使い手に怒ってたりしますか、貴方。 …仕方無いでしょう、他に誰も、貴方を使えなかったんだから文句言うなって、煩い煩い煩い煩い――― ( マントの下に、書物の硬さを感じる。 響く聖句に、その願いと呪いの根深さを伝えられて。  …一直線すぎて折れるしか無かった祈りの言葉に、吐き気すら催しながら。 ) [Thu 27 Apr 2006 04:47:59]
維言 > ( 人死にがどう、という訳では無い。無い、筈なのに。 何気無く持ち出された話を聞いてから、胃の底が酷く冷たい。 鉛の塊でも呑み込んだように、気持ち悪い。  耳元を吹き抜けていく風の声が、轟々と。  ――… 悲鳴のような聖句と混じって、耳障り。 内側から、頭に罅が入りそう。 )  ……それにしても。 ( 死に様までは、知らない。其処までは聞いていない。 その癖、妙にはっきりと脳裏に浮かぶ気がするのは、只の幻想で、妄想だ。 …分かっている。 殷々と響く呪い。  嗚呼、そうか。 )  ……まるで、遅効性の呪いですね、偽罰誓願エクスキューター。  [Thu 27 Apr 2006 04:33:14]
維言 > ( 闇夜にひとつ、灯火のように浮かび上がる白い聖像。 祈りを捧げるように、答えを待ち望むように佇んでいた修道女の姿も無く。勇名を鉄の形で背負った修道女の姿も無い、今宵は己だけの場所。 聖像の前にて足を止め、いつかの映し鏡のように佇みかけ、て  ――… 視界が、ずるり  下方に下がった。  膝に鈍い衝撃。 座り込んでいると気付いたのは、その時の事。 )  ……なるほど、戦争――  ですか。伊達や酔狂で冠された名では無いと。 ( 口元を押さえて、目を閉じる。 こうしている間にも、がりがりと ぎりぎりと。 聖句の連ねは遠く近く、頭蓋の中。  嗚呼――… 煩い。うるさいんだ。 ) [Thu 27 Apr 2006 04:17:38]
維言 > ( 回廊を照らす灯火は薄暗い。夜は眠りと静寂の時間。眠りにて英気を養い、次の朝を健やかに迎える為の、休息の一時。  …夜が主戦場の職務にとっては、無茶なお話。 夜明け前、春の癖に温みの乏しい空気を泳ぐように歩いた先に、中庭へと続く扉を見つけた。 扉を開けると、屋内よりも冷えた空気が顔に吹きつけ、纏めてもいない髪をざらりと散らす。  細めた視線の先、綺麗に手入れの行き届いた緑の光景。確か、この先には聖像があった筈。視界と記憶は違和感無く併合されて、中庭へと踏み出す。 ――… 曇り空。月は、どちらにしろ無い夜。 ) [Thu 27 Apr 2006 04:12:49]
維言 > ( 返答は、やっぱり簡潔に否定の言葉。  ――― 白髪の陰で一度目を閉じて、多分 「 そうですか 」 とか、返したんだと思う。 成果無しの報告は、そんな四方山話をはさんで、速やかに行われて。 挨拶の言葉を残して、部屋を辞した。  ――― 扉の閉じる音は、背後で。 出てしまえば、深夜の大聖堂は酷く静か。 )  ………。 ( 己とて、何も口にしていないのだから、当然のように。 その侭僧房に戻る気分にもなれずに、緩々と廊下を歩き出した。 ) [Thu 27 Apr 2006 03:59:41]
維言 > ( 答えは、至極簡潔で。成る程と、思わせて下さるもの、でした。  ――― あながち、無関係でも無かったから。  それが、理由。 一振り、対戦者の聖剣に吸収され。もう一振りは、後程封印されるのだという、それらの使い手の名前は。  確かに、聞き覚えのあるもの。 )  ……リタイアで? ( 聖堂のどこかにある、小さな部屋。今回の 「 上司様 」は、机の前で執務中。己は、中に入ってからは動かず、扉の前。それでも声の伝達に支障の無い程度の広さ。  聞き間違いはそれ程無さそうな所。 …だから。聞き間違いでは、無いのだろう。 ) [Thu 27 Apr 2006 03:54:07]
維言 > ( 剣が原型を留めて残っているという事は、使い手が降参を宣言したか、命を落としたか――… 前者だと思いたい心地と、後者なのだろうと思う、何処か乾いた諦観。 )  …でも、何故? ( 主語の無い問いかけの意図は簡単。 それを、どうして己に伝えるのか と、いう事。  此度の聖剣戦争を監督しているのは、大聖堂。この身は一応大聖堂代表ではあるが、情報面で優遇されているという事は、無い。 その辺りが、監督役としての、せめてもの良心か。 単純に、他組織との兼ね合いかもしれないけれど。 ――― だから。それが 終わったことであっても、伝えられるのは珍しいと思った。それだけ、だったのだけれど。 ) [Thu 27 Apr 2006 03:30:24]
維言 > ( 思わず零れた音は、疑問形。 聖句充填の終わった聖剣を手に外出はしてみたけれど。 ――… 世界の何処かで軋む何かを感じはしたから、何処かでドンパチってるんだろうなー とは、思いながらも、己が出会う事は無く。 取り合えず成果無しの報告に戻った所で、この件担当の「 上司様 」 の口から発された言葉に、思わず顔を上げて、眉を寄せて――― 冒頭の声に戻る。 )  封印…ですか? ( 使い手をなくして 「 戻って 」 来る剣があるのだという、話。 監督役が聖堂所属の者だったというコトもあって、らしいが。 ) …珍しいケースですね、それも。 ( 確か、二件目―― だったろうか。 ) [Thu 27 Apr 2006 03:19:36]
お知らせ > 維言さんが入室されました。 『 ――― は? 』 [Thu 27 Apr 2006 03:15:31]
お知らせ > アレックスさんが退室されました。 『ちょッと!貴方までッ!( 私は脱ぎませんわよ! )』 [Wed 26 Apr 2006 00:54:40]
お知らせ > フレアさんが帰りました。 『( 結局老婆は上半身の服を脱いだ。 )』 [Wed 26 Apr 2006 00:53:40]
お知らせ > セレスさんが帰りました。 『 ――――Set up χ-O-WAS!! 』 [Wed 26 Apr 2006 00:51:25]
アレックス > いや、ですから カソックだけでも―― セレスティア様、セレスティア様ー!?( 変態趣味の装いのままで、元気欲外に飛び出す聖女に気が遠くなりかけた。 いくら夜遅いといっても人の出入りは0ではないのにィィィッ!脱ぎ捨てられたカソックと、外套を抱えて―― いやだって、フツーに捨て置けませんよね!いろんな意味で。 ) 貴方も此処が何処であるかを弁えなさい! ( 長い長い金髪振り乱しキィィ!二人を追っかけて ) [Wed 26 Apr 2006 00:47:50]
フレア > かみさまがもう一度アタシにチャンスを与えてくれたのサ。尤も、アンタらからすると悪魔かもしれないけどねェ。 良く見なよ、アタシの新しい聖剣を。 ( 嘗ての破壊された針と糸ではない。アレックスにとっては見覚えのある聖剣だろう。 ) おまけに露出狂たァ気合が入ってるね!アタシも若い頃はガンガン行った、嫌という程色んなセックスを味わってきた――… だけど! アンタ筋金入りだよッ! 変態! ( もう一回言っておきました。脱がなくて結構とか言われてほんのちょっとだけ淋しかったりもする婆。もしアレックスが脱ぐ事があったら神に止められてもその老いた裸体を晒すのだろうが。 ) ついてきなよ金髪ゥ! アタシに味方した神の方が、アンタらの信じてる神より強いって事を証明してやるよッ! ( そしてセレスの後を追う。 )  [Wed 26 Apr 2006 00:43:36]
セレス > ―――――事情があるようですが、何にせよ貴女と戦う以外には無いのでしょう? この音を止める為に。 ( 老婆とアレックスの会話から、何か複雑な関係が見て取れたが、全てを理解するのは到底無理な話。 難しい事よりも、今は戦うのが一番分かりやすい。 ) これから身体を動かすんです。 外套など羽織っていては邪魔になりますし―――――あっ、貴女までまら変態って…ッ!! ほんともう、皆許しませんよ! ( 歯切れの悪いアレックス含む。 釈然としないものを抱えたまま、腰の剣に手をかけた。 そこはかとなく緊張感と脱力感が同居する不思議空間である。 そのまま老婆の言うとおり、聖堂から外へ飛び出し――――。 ※外套おいてけぼり。 ) [Wed 26 Apr 2006 00:36:58]
アレックス > は、はい… ( 外套を押し付けあうよな中、不満そうに膨らんだ頬、拗ねたよな瞳が見上げて、有無を言わさぬ強さで念を押す。 混乱の極みにあった私は、思わず頷いてしまった。 そうだ、あれが厭らしく見えてしまうのは私の魂が穢れているからで、そもそも 神を模して作られたにもかかわらず、蛇に唆され知恵の樹の実を食べたことで毛皮が無い事を恥じて肌を覆い隠した事が――… 嗚呼、眩暈がする。 一体如何いう事か。 ) ( 思わず寝込んでしまいたいが、聖剣の使い手の間で買わされる言葉を察するに――… 何故だ。 ) 何故?何故貴方が?貴方の聖剣は私が破壊したはずっ! ( 負けた、と言われて歯噛みする。 あの聖剣と呼ぶにもおこがましい邪悪な針は、彼女の望みごと私が打ち砕いたはずだ。 けれど、二人の間には共振が起きているよう―― そうしている間に聖女が下がれ、と手で制す。 するりと落ちる外套 ) あっ、ちょ…  セレスティア様!?あの、お召し物を――っ ( 慌てて、外套と、脱ぎ捨てられたカソックを拾い上げ両者の間でオロオロと。一体何だというのか。 ) いえ、脱がなくて結構ですからッ ( 掲げられる杯とともに不穏な一言に思わず突っ込んだ。 いや、脱いでも構わないが聖堂内では困る。 それに私も脱げ、とか言われたら、その 何だ。 もっと困る。 ) [Wed 26 Apr 2006 00:28:52]
フレア > ( 私の若い頃の方がもっと肌が綺麗だった。第一見せりゃ良いってモンじゃないんだよ小娘、何だい聖職者だろうアンタ。そりゃ昔ッから聖職者ってだけで男どもは鼻息荒くして寄って行くもんさ。私だって相手の要望でシスター服を着て抱かれたことぐらい。 でもアンタのは卑怯だよ、反則だよ。なにさ拘束具なんて、私だって思いつかなかったよ。 ………などと、老婆は密かに思っていた。 ) ――― あん。何だィ、金髪娘はもう負けちまったのかい。 ( 杯の反応は隣のアルビノからしか感じられない。 ) ……ま、いいさね。 それじゃあアタシの相手はそっちの変態娘なん―― イチイチ脱がないと喧嘩も出来ないのかアンタ。 …アタシも脱いじゃうよ? ( 外装の下に隠し持っていた杯を掲げ、セレスを睨む。 ) 場所を移すよ。後で面倒になっても嫌だからね。 [Wed 26 Apr 2006 00:25:03]
セレス > 可笑しくありませんよね? ( もう一度少し強めに問うた。 新手の嫌がらせかと。 まともに聖衣を見ようとせず、何とか服を着せようとする彼女に非力な抵抗などして無意味に手を焼かせつつ――――不意に耳に響いた「あの音」に振り返った。 見知らぬ老婆が其処に居て、傍らでアレックスが声を上げる。 この話題は一先ずお預けだ。 ) ようこそ。 今日当たりまた来訪者があるのではと思っていた所でした。 私が剣の主です。 ( 立ち上がり、至って真面目に胸を張り。 下がって下さい、などとアレックスを手で制すれば、折角の外套がまたするりと地に落ちる。 大真面目だが、一人だけイマイチ状況把握がズレているのが締まらないところ。 老婆が一番最初に脱落した聖剣所持者だったという事情を知る由もない。 ) [Wed 26 Apr 2006 00:14:56]
アレックス > や、可笑しくないかって、ええと、お、可笑しいに――… ( 遅れて、耳に入った聖女の言葉が理解されてくる。「変態趣味の装い」「神聖な儀式を経て編出された聖衣」「可笑しくはありませんよね?」 顔はやたらに熱を上げ、思考回路は一気に混乱の極み。 で、でもでも相手は聖女様な訳で、火照った顔に自分の冷たい指が気持ちいい、とか。 聖女の薀蓄は続いているが、さっぱり訳がわからない。 あれは、その 変態性趣向の方々が着て――… 其処まで考えて、ぶん、と赤い顔を振る。 そんな事、知らないったら知らない。 と、とりあえず、服を着せなくては。 同性の裸ならまだしも、こんな格好はッ! ) あ、あのですね――… ( 不満そうに見上げる聖女の顔を見ながら、見ないように赤い顔を俯かせて説明をしようとしたら。 カツン、と杖の音。 ぞっと、背筋に悪寒が走る。 弾かれたよに紅潮の冷めぬ顔を、そちらに向けて―― こんな所を見られたら、絶対に不味い。不味すぎる。 音源を見定めるよりも前に、咳払いが響き。 ) あ、あなたは――… ッ!( 動揺し、混乱した頭がより混乱に陥りそうだ。それは、自分に呪いの言葉を浴びせ掛けた老女。 こんな場所に現れるはずのない、穢れた魂の持ち主で――… すでにこの手に聖剣は無く、その手にある「聖剣」には気付けない ) [Wed 26 Apr 2006 00:07:43]
フレア > ( 老婆はまず、堂々と聖堂の扉を潜った。今まで幾千と唾を吐きかけてきた神の目の前に立ち、杖の先端がこつりと床を叩く音が響く。そしてぐるりとその場を見渡すのだ。そして見知った顔を見つけるだろう、見知らぬ顔を見つけるだろう。 ――― 不覚にも、そのまま回れ右をして帰ろうかと思ってしまったのは秘密である。肌を露にする少女とそれを見て動揺する金髪の娘、老婆から見ればそれがどんな状況を意味しているのかは一つしか思い浮かばなかった。 ) あァ――…… ん、んんっ。 ( 老婆の咳払いが届くだろう。多分、手の中の杯が反応を示さなかったら気付かれない内に私は絶対立ち去っていた筈だ。 ) ……アタシが言うのも何だけど―― 良いのかい?聖堂でそういうコトに及ぶのは。 ま、どうでもい良いケドさぁ。悪いんだけどお楽しみはアタシとの用事を済ませてからにしてくれないかねぇ。 ( アレックスとセレスを交互に見遣る。 ) [Tue 25 Apr 2006 23:56:30]
お知らせ > フレアさんが来ました。 『( あの耳障りな共鳴音がした。 )』 [Tue 25 Apr 2006 23:53:57]
セレス > とある高名な司祭さまが、自分をコントロールできない未熟な私の為に作って下さったものです。 これ無しではまともに表を歩くことすら――――あ、ちょっ…( とってもありがたいものなんですよ?と誇らしげに空気読めずな聖女はマイペースに薀蓄を語り始め、これから詳しく説明しようという所で外套を被せられて思わず長椅子に尻餅をついた。 じゃらら、と長い鎖が床に垂れ、ナニゴトかといった困惑と不満の顔でアレックスを見上げる。 どういう意図のリアクションなのか判りかねる、と。 先ずは帰ったらその司祭様を小一時間問い詰めるべきである。 ) え、だって。 今まで誰もそんな事―――――。 ( 皆共犯である。 ) [Tue 25 Apr 2006 23:52:25]
アレックス > ええ、教えに従う事が必要なのは判ってはいるのですけれど――・・・ はい?( 「それで」、と目の前で立ち上がり、外套を脱ぎ始める聖女。 ばさり、と長椅子の背にかけられる。 其処まではまだ良い。 何事か、と話も途中で投げ出し、目を丸めて見ていれば帯に手がかけられ ) あ、あの…?セ、セレスティア様…?     ちょ、ちょっと、い、いけません。  ひッ! ( なんだかとっても憤慨した様子、というか ぷんすか怒りながら聖女は何の躊躇いも無くカソックを脱ぎさって、人気がないとはいえ大聖堂の礼拝堂でッ!慌てて止めようとしても時すでに遅く、ぱさり、と軽い音とともに露出したのは 薄い肌が透けてピンクにすら見える肌、肝心な部分を覆い隠すどころかより強調するよに切り取られた黒い革の―― 幾つものベルトと、細い鎖で止められた「変態趣味の装い」。 まだ裸の方がマシであった。 思わず祈りのポーズも崩れて小さく悲鳴を上げて身を引き、顔を覆い隠してわなわなと震え。 ) セ、セレスティア様、そ、それは何の――…… ( 指の間からちらちらと伺う、何て罪深い!まさか、聖女様は私をお試しになっているのだろうか。私の心根を読んで――… かああ、と顔が赤くなり、発熱するのが判る。 まだ裸の方がマシのよな格好で胸を張って十字を切る聖女が恐ろしい。こんなに怖い思いをしたのはどれくらいぶりだろうか。 思い切って、外套を手に取れば、彼女の姿を覆い隠すように被せて。 ) な、な なななッ 何のお戯れですかッ!!私、心臓が止まるかとッ!( 泣きそうになりながら訴える ) [Tue 25 Apr 2006 23:45:16]
セレス > 野暮ったい、ですか…??? 修道院では皆、同じような格好ですし―――あ、それでですね。 ( 見渡す限り皆あの格好をしているような所で生活している。 むしろ人並みのファッションというものを理解出来ず、うんともううんとも言えず。 さて、何なりと、と言うのなら。 おもむろに立ち上がって外套を椅子の背凭れにかけ、カソックの帯を解きはじめ――――。 ) 先日、ですね。 とあるとても失礼な方にこう云われたんです。 「それは変態趣味の装い」だとか。 失敬な、神聖な儀式を経て編出された聖衣を指して―――――ねえ、可笑しくはありませんよね? ( すとん、と曝け出されたのは、黒い革と無骨なベルト、金具で構成された複雑な形状の―――――いわゆる、拘束衣だった。 今更ながら大聖堂の講堂である。 画像参照のこと。 ) 父と子と聖霊の御許に。 Amen。 ( そして聖女はそんな風に十字を切って、誇らしげに胸を張るのである。 ) [Tue 25 Apr 2006 23:26:56]
アレックス > ああ…、どうも あの野暮ったいローブは着る気がしませんの。パプテストにあるまじき、とお怒りになられるかもしれませんが――… はい?何でしょう 私がお力になれることであれば、何なりとお申し付けくださいませ。( 傲慢の罪に当たるかもしれないが、ローブに荒縄を締め、ウィンプルを被るなんてできる気がしない。コイフも余り好きではない。 ただでさえの童顔が、さらに子供っぽく顰められるのを見て、にこやかに首を傾げ。 何事か、と。 ) それは幸い――… あの時仕留められればお手を煩わす事もなかったのですけれど。( 今一歩であったのだ、それをたかが爆発に呑まれた位で気を失って、取り逃がした。思い出せば、後悔と、口惜しさにじりじりと焦がされるばかり。 それを振り切るように頭を振り は、と息を吐き出せば 彼女に向き直り、十字を切って両手を組んで、頭を垂れ。 パプテスと、この聖女の勝利を強く願おう。 ) 父と、子と、聖霊が貴方と共にありますよう―― 正しき勝利へと導かれますよう。 [Tue 25 Apr 2006 23:13:44]
セレス > この街は2度目になりますが、本で読むのとは大違いで――――…?? いえ、はい? ああ。 貴女の格好が少し華美に見えたというか――――あ、そうそう。 そうです。 そうでした。 一つお尋ねしたい事が。 よろしいですか? ( 「格好」という言葉が不意に引っかかって、つい先日の事を思い出して子供みたいに眉を顰めた。 あのメイド姿ときたら、酷い事を言う。 ) ―――そう、その後魔女ギルドの剣も破壊されたと聞きます。 聖剣という概念から大きく外れた物を認めるわけにはいきませんし――――その悪魔というのも、耳にはしましたけれど。 私に何処まで出来るか分かりませんが――――その為のこの身体です。 ( 一つまた、誰かの願いを背負う。 それは重たい責務ではるが、誇らしいことだ。 自分の存在意義を与えられるということだ。 懺悔でもするように声を鎮める彼女の不安を拭えるよう、微笑んで見せた。 ) [Tue 25 Apr 2006 23:02:20]
アレックス > クリスティアの辺りから比べると、猥雑の極みですものね――… な… 何か?おかしいところでもありますでしょうか?( 本来ならサンドラが正しいのだが、アレックスと言い張っているせいだろうか。覚えられやすいのであれば、何よりではある。 自分も隣に座って、ヴェイトス市に染まっていない様子を好ましく思っていれば、あまりにまじまじと見つめるものだから、少々うろたえる。 落ち着かない様子でスカートを直したり、髪を撫で付けてみたり。 ) …… そう言って頂けると、心が救われるようですわ。( あれこれと騒ぎを起こして謹慎中の身だ、立派だと言ってもらえる事が、どれだけすくいになる事か。 ほう、と息をついて。 ) 神の御業に触れ、生命の樹に触れる禁忌を犯すような邪剣を破壊できた事は幸いでしたけれど、聖剣を失い、この聖堂に押し入った悪魔も取り逃がしてしまいました。 力の無さが悔やまれます。( けれども、後悔は後悔。まだ健在であれば、彼女に辛い務めを任すこともなかったろう。 ) あの――… あなたの勝利を祈らせて頂いても、宜しいですか?( 聖剣同士の戦いに踏み入る事はできないが、せめて、祈るだけでも、と ) [Tue 25 Apr 2006 22:53:54]
セレス > え?ああ…確かお名前の事で一言二言あったから―――ええ、ヴェイトス市は人も多いし料理の味も濃いし…まだ馴染めそうにありませんね。 ( 勧められら席に静かに腰を下ろし、この場において少々目立つ彼女の姿格好を物珍しげに眺める。 あまり人と触れない分、まじまじと見る事が失礼だとかそういう距離感が上手く掴めていない。 ) ―――はい、聞き及びました。 相手の聖剣諸共と……立派に戦ったのですね? ( 彼女は聖剣を二つ破壊したと聞く。 その力強い踏み込みこそが自分には足りないのかもしれない。 羨ましくある部分だ。 強く、背筋の伸びた女性だと思う。 ) [Tue 25 Apr 2006 22:41:38]
アレックス > 名前を覚えて頂けましたのね、光栄ですわ。( 長いスカートの端を摘み、会釈をひとつ。 聖堂に世話になりながら修道服を着ないのは、正式な修道士ではないから。 せめて、地味にせよと睨まれるが知ったことか。 見咎めるよなシスターの睨みを済ました顔でしれっとかわし。 歩み寄る聖女に、長椅子を勧め。 ) そうなのですか。 たしか、クリスティアから――… 旅の疲れも取れないまま、この戦い、ですものね。 疲れるのも無理はありませんわ。( 口にはし難いが、人種的にあまり丈夫ではない筈。 華奢なこのお方に戦いを任せざるをえないのは、正直痛ましい。 けれど、負けは負け。 すう、と息を吸い ) 負けてしまいましたわ。 ( たは、と少しぎこちない笑みを浮かべ ) [Tue 25 Apr 2006 22:33:49]
セレス > ――――――あ。 ああ、貴女…確か、アレックスさん。 ( 人気の少ない聖堂、かけられる声にふと視線を下ろせば、先日書庫で知り合った彼女。 あの少し後、他の所持者と相打ちになったと聞く。 顔をあわせるのは、あれ以来2度目だ。 ) …分かりましたか? 正直、こんなに長く外に出ていた例が無かったもので。 あと少し。 あと少しだけなら問題ありません。 『決まらなかったから延長する』なんて言われたら卒倒しかねませんけれど。 ( パプテスの白外套にカソック姿。 色素の薄いアルビノイアでなければ極ありふれた、シスターのような姿。 静かに歩み寄る。 ) [Tue 25 Apr 2006 22:24:56]
アレックス > ( ふと、礼拝堂に足を運べば 先日出会った聖女の姿。 あの後、自分は敗退し、聖女は誰かと一戦交えたという。 その姿が少し疲れて見えたものだから、少し気遣うように声をかけ、歩み寄るは 普段長く編みこんだ髪も解いたままの謹慎中の留学生。 フリルのあしらわれた姫袖のブラウスに、スカートという、聖職者らしくない格好だが。 ) 聖剣戦争の期限も迫っておりますが、お体の方は問題ありませんか? [Tue 25 Apr 2006 22:19:19]
お知らせ > アレックスさんが来ました。 『―― お疲れですか?』 [Tue 25 Apr 2006 22:13:48]
セレス > ( もともと身体の丈夫な方ではない。 聖剣の加護と精神力で持ちこたえているようなもので、こんなに長期に亘って修道院を離れた事も無かった。 聖剣戦争の事ばかりが頭の中にあって、ロクにヴェイトス市を見て回る余裕すら無かった。 これが終わったら何日か御休みを頂いて、街を見てみよう。 それから修道院に帰って、しばらくはゆっくりしたい。 心底、そう思う。 ) [Tue 25 Apr 2006 22:13:11]
セレス > ( メイド姿の所持者と遭遇した2度目の戦いから、殆んど動きがあったと聞いていない。 魔女ギルドの剣が破壊されたと聞くが、それは朗報だ。 魔女に聖剣など、定義自体が歪んでいる。 そんな歪んだ聖剣が未だ幾本か残っていると聞いているが―――――。 ) 残り6、だったか…あとまだ5人も。 ( 破壊力に欠ける聖剣だ。 己が持つ【聖典概念】を二度振るい、その非力さが良く分かった。 確かに規格外の存在ではあるが、他の剣を破壊するに至る決定打が無い。 なにより、他の聖剣使いときたら皆が皆、切り札を使った駆け引きをする隙すら見せやしない。 単純なドつきあいばかりだ。 ) [Tue 25 Apr 2006 22:04:40]
セレス > ( 事は須く停滞していた。 傷付いた聖剣がああも簡単に何度も何度も蘇るのでは、当初予想していたようなものにはならないだろうと世間知らずの娘にすら想像できる。 いい加減息が詰まりそうで、この残りの5日間すら耐えがたいというのが本音だ。 結局最後の一本になるまでなど、ありえるのかと。 ) ―――――…あと少し。 あと少しだけ戦いましょう。 χ-O-WAS。 ( 腰に挿した柄だけの奇妙な聖剣を軽く握り、囁いた。 聖堂の只中、静かにステンドグラスを見上げる。 ) [Tue 25 Apr 2006 21:58:00]
お知らせ > セレスさんが来ました。 『 stay night. 』 [Tue 25 Apr 2006 21:52:53]
お知らせ > アレックス@僧房自室さんが帰りました。 『 パプテスの勝利を祈るばかりが、日々の務めとは。 』 [Tue 25 Apr 2006 01:15:36]
アレックス@僧房自室 > ( とはいえ、己は謹慎中であり外出を許されないし あれが何者なのか、どこからやってくるのかも知らない。 あれの言葉を借りるなら豊穣の神、大地の神、原初母神の髪より生まれし、生命の象徴たる母なる神(?)だそうだが、そんな事認めるはずもない。 神は唯一にして無二の存在。 それ以外の神など居る物か―― 手がかりは無いに等しい。 赤い悪魔の宣戦布告で意気高かった悪魔狩りのエクソシスト達も、最近は活躍を聞かないが 一応話をして置こうか。 大聖堂の中には吸血鬼に手を出すな、と警告を寄越す物も居るから、信じるか信じないかは判らないし、どれほどの効果があるのかも知れたものではないが。 )――… パプテスの手にある聖剣はあと2本…。 ( 聖女であるセレスティア様と、華凛事件でお目にかかったエクソシストのイコト様。 両者とも残ってはいるらしいが、消耗戦を続けていると聞く。 屍の塔の推定吸血鬼は他の参戦者によって滅ぼされた、と聞くが… 神の奇跡を模したあの邪剣を砕いたのは良しとしても、なんとももどかしい話。 ) [Tue 25 Apr 2006 01:15:09]
アレックス@僧房自室 > ( 手の中にあるのは、昨年の蔦事件の時にロザリオを預けた事に対する、彼女なりの返礼なのだろう。 しかし、折れた聖剣と折れたサムライ・ブレードが重なって、何度も此れを手にしては溜息ばかり。 此れを手にしていても、聖剣を手にしていたときの万能感は――… いけない。 忘れなければ。 じりじりと身を焦がすよな欲求をふりきるよに頭を振り、手にした異国の剣を布に包んで棚の上へと置く。 聖剣が砕けたのは私の力量が足りなかったせい。 私のみを案じた彼女を恨む事があってはならない。 )――… あの悪魔を仕留められなかったのも。 ( 口惜しさに唇を噛む。 自ら神を名乗り、教えを否定し、信仰を揺るがす大罪者。 一方的な約束を取り付けられた先日も、またのうのうと姿を表したらしい。 前科があるから衛兵が出動するなどちょっとした騒ぎになったようだが、残念ながら自分は後に伝え聞いただけ。 伝言があった訳でもなく、焼き討ちに来たわけでもなく、ただ威張り散らして追い払われただけのようだが あれだけの損害を与えておいて一度ならず二度までもこの聖地に踏み入るとは―― 易々と踏み入らせる大聖堂も大聖堂だが、許すまじ。 ) [Tue 25 Apr 2006 00:55:33]
アレックス@僧房自室 > ( 折れて力を失い、本来の姿(?)へと戻った聖剣は、この手へ届けた従者の手に委ねられ、故郷へと送還された。 敗退の報を聞いて「帰国せよ」との報が下るのもそう遅くはないだろう。 無論、従う気などないが―― ) ……… はあ。 ( 溜息を一つ。 修道士達と同じ僧房の一室、簡素な寝台と、筆記用の机、小さな衣装棚が一つ。 そんな部屋の中、椅子に腰掛けた目を開く。 膝の上に置いた掌に握られているのは、異国の剣。 それも、半ばより折れたもの。 敗退したその日に、「貴女の無事と勝利を祈って」と私充ての手紙と一緒に届いた物であり、恐らくは 亡くなったと聞く父上の物だろう。 あの槍衾の中、聖剣を砕かれ神の加護を失っても生還できたのは、これのお陰なのだろうか。 手紙は代筆してもらったようだが、目標とさせていた私の名前が、直筆なのだろう 蚯蚓の這うような字で書いてあった。 要らぬ心配をかけまいと、聖剣戦争中は顔を出さなかったが 聞いた傷の具合からするとそろそろ退院している頃ではなかろうか。 何かと、タイミングの悪さがつきまとう。 ) [Tue 25 Apr 2006 00:30:21]
アレックス@僧房自室 > ( カバリスト ソフィアとの一戦で聖剣を破壊され、失格となったアレッサンドラ・クレメンテは大聖堂より謹慎を申し付けられていた。 お咎めがあったのは礼拝堂内での戦闘行為と、カバリストへの弾圧行為。 聖剣戦争中、戦闘にによる破壊行為については免罪されるが、後者への注意は厳重なものであった。 いかに他の団体よりも大聖堂の発言力は大きいとはいえ、この街では弾圧行為は許されない。魔女狩りなどもっての他である、と。 カーンの方からも、休養せよ、と知らせがきていた。 あれやこれやと大騒ぎした上で、敗退したのだ。 ヴェイトスの方針に従わぬ、疎まれがちな立場を悪戯に悪くした、と言えばそうなのだろう。 ) [Tue 25 Apr 2006 00:09:28]
お知らせ > アレックス@僧房自室さんが入室されました。 『謹慎』 [Tue 25 Apr 2006 00:09:19]
お知らせ > セクスさんが帰りました。 『( 『聖歌隊』の連絡。 …どこか、ホッとした… )』 [Mon 24 Apr 2006 22:23:41]
セクス > ( …今度は何だろう。 …目隠しをして過ごせと…? そんな想いが、顔に出たのかもしれない…。 『どうしたの?』 …そう問われて、自分の顔に険が差しているのではないかと気がついた…。 …最近、そんな眼で見られる事が多くなってきている… ) …問題ありません。 何でしょう? ( 眼を閉じて… 少し深めに息をして… 波紋の立ちっ放しな気持ちは静まらないけれど、それを表に出さずにいる事は出来る… ) [Mon 24 Apr 2006 22:22:48]
セクス > ( 『―――シスターセクス?』 …かかる声に… 一拍眼を閉じて、振り返る。 …ウィンプル被っている己… 後姿でよく判別出来るものだと思うけど。 彼女達に言わせると、歩き方が『特徴的』なのだとか ) ―――はい。 [Mon 24 Apr 2006 22:12:22]
セクス > ( けれど… 自分で自分の名を決める、というのは… 難しい。 『そう呼ばれる』から、“6(セクス)”がこの身体の名前だ。 …呼び難くなくて、個人を特定出来れば、何でも良いと思う… 今となっては意味を失ったけれど、番号というのは理想的だろう ) ―――“0(ニヒル)”… ( “1(ウーヌス)”より始まる、16課の審問官補… 先天型ヴァンパイヤハンターの少年少女達… 『0』が用いられていなければ… あるいは欠番だったのかもしれないけれど… それでもいいだろうかと呟いて ) [Mon 24 Apr 2006 22:09:52]
セクス > ………分かりません。 ( 今回だけでなく、何度と無く問われる事。 …その度にそう返して来た、接触を拒否してのものと取られても仕方の無い本当の言葉を零して… のろのろと扉の前を離れ、当て所なく歩き出す ) ………。 ( 『卑猥』 と、例えば神騙りに何と言われようと意に介さないけれど… 唐突に、司祭よりそれを言われるのは、少しだけ堪えた。 …何故今になってと思うけれど… 自分の名の綴りには、『6』だけでなく性別や性交渉の意味合いも含まれる。 …そうではないと言ったところで、聞き手にそう想起させてしまうのであれば意味がないと言われれば、それは理解出来て… ) [Mon 24 Apr 2006 21:42:31]
セクス > ( 外出許可を求めて、凄く居心地悪そうに訪れた司祭の執務室。 …訪ねた用件を切り出すより先に、いきなり名を変えろと言われて… 何の事だろうと困ってしまった。 名を 『変える』 と言われるのなら分かるけれど… 『変えろ』 というのは自分で決める事で ) ………。 ( 本名は? ファミリーネームは? 洗礼名は? …ごく当たり前の質問にも答えられず、追い出されるようにしてそこを出た… ) [Mon 24 Apr 2006 21:23:48]
お知らせ > セクスさんが入室されました。 『( ひわい? )』 [Mon 24 Apr 2006 21:16:41]
お知らせ > さんが帰りました。 『はははッ、はハハはハ―――  あー、詰まんねえ。』 [Sun 23 Apr 2006 23:19:17]
> はっはっは、頭の悪い餓鬼どもめ。手前ぇらに理解でき無えのは仕方がない。敬意の足り無え手前ぇらも、心の広いアタシは笑顔で許してやるぜ?(調子に乗って、すこぶる笑顔でターンなんぞを決めてる間に、衛兵やら神官やらが周囲にわらわら集まってくる。手にはめいめい聖書だったり槍だったり。) いや、アタシは悪魔じゃ無えんだが… まあ区別も付かんか。 聖書はどうでもいいが槍は痛えしな、そろそろ潮時か―――  んじゃあ、アタシはそろそろ失敬するぜ。 あの金髪ドリルに宜しくな?(はッ、なんて鼻を鳴らせば、そのまま机を蹴りつけて―― 跳んだ。 そして、飛んだ。) [Sun 23 Apr 2006 23:18:54]
> あん?聖剣?…あー、知らんのか一般は。そりゃあそうだな、勝ちゃあいいが大々的に謳って負けでもしたら赤っ恥だしな。判る判る。 ――んで、名前も判らんとなりゃあそりゃあ解らんわ。(深く納得すると、よいこらせとばかり立ち上がる。――机の上に。少女の金切り声が喧しい。) 仕方ねえ、業腹な事甚だしいが仕方無えから諦めよう。 ……?あん? アタシが誰かって? そんなモン、決まってるだろう。  ――――アタシが、神だ。(机の上に仁王立ち、親指で自ら指して、大聖堂のド真ん中で声高らかに宣言する。 一同、唖然。) …あん?なんだ、余りの神々しさに声も出ねえか?ん?(呆れ返っているだけだ。当然、3秒もしないうちに非難轟々雨あられ。) [Sun 23 Apr 2006 23:14:05]
> あ?名前?えーっと、何だったかな、あの卑猥な名前したヤツじゃあねえほう。卑猥?ああほら、聖女っぽいアレ、確かセック――――  五月蝿ぇ、判った言わねえからやめろ、耳遠くなんだろ。(卑猥な単語は禁句らしい。何を口走られるのか悟った少女信徒が顔を真っ赤にして喚く声に耳を塞いでしかめ面。) つか、名前とか覚えてねえしな。なんだほら、聖剣もってたアイツだ、アイツ。今日やり直すってキチンと言いつけといてやったのに、アタシに無断で勝手にヤられやがって約束破ったら聖堂燃やすってちゃんと言ったろうが、なあ?(肩を竦めて同意を求めてみたが、少女信徒は顔を真っ青にするばかりである。そりゃあ過去に2,3度焼き討ちされた経緯があればそんな顔にもなるか。) …ああ、いややらねーから落ち着け。いいから。 [Sun 23 Apr 2006 23:08:41]
> (ついさっきまで心中毒付いていた(そんな顔してた)神父は関わり合うと問答無用に面倒臭そうだったので流して置いたが、居なくなったとあれば己の天下である。周囲にまばらに残る信徒には相変らず嫌な視線を向けられたが、そんなものを気にする神では無い。) ―――あー? 何?神のおわす神聖なる…  ああ五月蝿ぇ喧しい。どうして手前ぇらは揃いも揃って皆口開けば似たり寄ったりな台詞しか出てこねえんだ。もちっと勉強しろ勉強。 あの口先ばっかりの小娘は居ねぇのか?(勇気奮い絞って話しかけてきた命知らずな少女信徒に気怠そうな視線向けると、犬でも追っ払うようにしっしっと手を振って引き下がらす。) [Sun 23 Apr 2006 23:04:30]
> 全く、詰まら無ぇーったらありゃしねえ。(ぎしりと椅子の背を軋ませて、両足揃えて机に載せる。苛立たしげでもあり呆れにも似た悪態を吐き、土埃に塗れた靴で神聖なる教卓を踏み荒らす。) ……折角このアタシが腹ぁ抱えてせせら笑いに来てやったっつーのに、肝心要の相手が居やしねえ。(がつ、ごつ、靴の踵で机を鳴らす。) [Sun 23 Apr 2006 22:59:20]
お知らせ > さんが入室されました。 『―――ハ。』 [Sun 23 Apr 2006 22:56:38]
お知らせ > 黒い神父さんが帰りました。 『(口を衝く悪態を、聖句で洗い流した)』 [Sun 23 Apr 2006 22:48:38]
黒い神父 > (肩を竦めると、十字を切って) …En el nombre del padre del hijo del espiritu santo amen [Sun 23 Apr 2006 22:48:11]
黒い神父 > (あの男が、素性確かな者であったならば、先ず所属するギルドに報告、無常を通じて大聖堂へ。大聖堂から無常に連絡が返り、必要であるならば、無常からあの男にも情報がフィードバックされる。そのような流れになった筈だ。) [Sun 23 Apr 2006 22:45:12]
黒い神父 > (つまりは、大聖堂は健全な組織である、と言う事だ。 個人とは情報や機密のやり取りはしない。) [Sun 23 Apr 2006 22:43:34]
黒い神父 > 要するに、無常には報告をしていないと─ 人の話は最後まで聞くものだと思うが? (礼と言う物を知らんサルめ。これだから黄色は。) [Sun 23 Apr 2006 22:42:36]
お知らせ > 利光さんが退室されました。 『失礼(他を当たるか。そう決めれば早々に立ち去り)』 [Sun 23 Apr 2006 22:41:36]
利光 > 犠牲者がそちらの聖職者らしかったゆえ。あと場所は墓地でしたので(答えは単純に被害者と場所の問題。東洋人街での出来事ならともかく、こういった件では関係とおぼしき団体か自警団が妥当であろうと)勿論、犠牲者が実は聖職者ではなかった、とか通報が迷惑の極みというのならこれ以上お邪魔致すつもりはないが(遺体確認の件はなされなかったのか。それとも何か仔細があるのかはわからないが。要するにまともに相手にしていられないということだろう) [Sun 23 Apr 2006 22:40:24]
黒い神父 > と、いうのも、無常からは大聖堂に連絡が来ていない。 これは事の真偽を図る事すらも容易ではないと言う事だ。 大聖堂に出入りする人間が、日に何人居ると思う? そして、彼等の言う事全てを真に受けて、人を動かすとしたら? この島の人間、全てがパプテスの入信者であったとしても到底人が足りん。 そのあたりの理屈はお分かりになろうな? [Sun 23 Apr 2006 22:37:26]
黒い神父 > 結構。(これが何であるか、などという説明はしない。怪訝に思う儘に任せておく事にした。) …アマウラかトキノミヤコの侍の方とお見受けするが、なぜ報告先が無常ではない? [Sun 23 Apr 2006 22:34:54]
利光 > む?(質問か尋問か、と思えば差し出されるのは一枚の正確に切り出された紙札。本国の『踏絵』を連想したが、それを口に出せば相手が嫌がるだろう)これでよろしいか?(手に取って見せた。生粋の人間であり、魔とは魔逆の霊力を操れることを除けば普通の存在。信教の問題でも燃え上がる、とでもいうのでもない限りは大丈夫なはずであるが・・・) [Sun 23 Apr 2006 22:32:41]
黒い神父 > 先ずはこれを。 (白い、無地のカード。 表面に銀で十字架の意匠が施されたものを差し出す) …手にとって頂こう。 (もし貴方が魔に穢れた物であれば、それは白い浄化の炎を上げ、貴方を焦がす事だろう。) [Sun 23 Apr 2006 22:29:34]
利光 > いかにも(通報した者であり居合わせた者であり、今晩の招かれざる来訪者。一部例外を除いてパプテス関係者に好意を向けられないのにはなれていて、平静を装いながらうなずいて)なんでしょう?(言葉向けてきた相手に向き直る。元から気まずかった雰囲気はさらに暗くなるか) [Sun 23 Apr 2006 22:26:26]
黒い神父 > (聞いた話に違和感を感じた。 先ず、この男は何者であるのか。 侍であるのならば、もっと適切な報告部署があるのでは無いのか?それがなぜ此処であるのか。) 質問が一つ。 宜しいですか?  [Sun 23 Apr 2006 22:24:38]
黒い神父 > (月末までは、なんら波風立たず時が過ぎればよかった物を。 苦々しい思いに胸を悪くしながら、黒い装束の傷顔の男が歩を進める。 隣の下級神官より、話の要約をささやかれながら。) ……貴方が? (相手を眺める。胡散臭そうに思う感情は特に隠しもしない) [Sun 23 Apr 2006 22:20:09]
お知らせ > 黒い神父さんが来ました。 『 ( コツ ) 』 [Sun 23 Apr 2006 22:16:17]
利光 > (しかし相手の口からの回答はどうにも要領を得ないもの)・・・全く心当たりはない、と?(侍との友好度が低いとはいえ、それだけで出し渋っている気配もない。ただでさえ人手が出払っている状態、本来なら聖職者殺しとあれば面子にかけて動くはずの彼らの反応が鈍いのは仕方無いことなのだが、そこまで事情を知らない側にはなんとも判断できず) [Sun 23 Apr 2006 22:13:34]
利光 > (侍の右肩は布で動かないよう固定されている。抉られた傷はいつものように治癒術で回復を開始しているが、治りをはやめるために厳重に処置してあった。武器は脇差を除いて大聖堂側に預けている)それで、殺害された方と犯人の関係について何かお心あたりは?(まったくの慈善事業で来訪したわけではない。伝えてやった代わりに情報寄越せ、とオブラードに包んで要求してみる) [Sun 23 Apr 2006 22:06:28]
利光 > (一つは侍のもの。もう一つは大聖堂側の渉外担当者の一人)・・・以上です(先日の墓場の一件を、より詳しく伝えるための来訪だが。元々トキノミヤコとパプテスは本国では敵対関係、この街であっても決して良好とはいえない間柄。聖職者の惨殺に関わる事の為とはいえ、そのやりとりは実に心温まるもので) [Sun 23 Apr 2006 21:59:28]
お知らせ > 利光さんが来ました。 『(むっつり顔が二つ)』 [Sun 23 Apr 2006 21:57:19]
お知らせ > セクスさんが退室されました。 『( 『御神は罪ある者をも愛し』 一度、その部分も通して歌って… 寝所へと )』 [Sun 23 Apr 2006 03:35:38]
セクス > ( 修練?そういう問題では無いのだと… 『知っている筈』 なのに 『思い出せない』 …湧いて来る恐怖心に、唇を噛んで… )   ( 『煉獄へ行かれるのならまだ良いと』… 出かかった意味の分からない言葉に、頭を押さえる… ) ―――は…はぁ…? ( 手続きをすっとばした? 独断で? …何を言っているのか分からないと言った風に眼を瞬き――― ) ……ぁ、おやすみなさい…… ( 礼をして。 …どこか呆然と、見送ろう… ) [Sun 23 Apr 2006 03:33:53]
お知らせ > ジャスティスさんが退室されました。 『(修道女の影は建物の中に消える)』 [Sun 23 Apr 2006 03:29:26]
ジャスティス > 大丈夫よ、煉獄は魂の修練場。修行をそこで積みなおせば天国にもいけるわ。 (地獄には落ちないわよ。と彼女を励まして) ……いや、それがね、色々と手続きをすっとばしつつ、独断で再建したものだから……実はまだ書類上は廃教会のままなのよね、だから助祭さまもいないし……。 (司祭代行、と聞けば、とんでもない、と心底恐ろしそうに首をふる) それじゃあ、また会いましょう? おやすみなさい (手をふれば、中庭から出て行って……) [Sun 23 Apr 2006 03:27:28]
セクス > ―――ッ… ( 『煉獄』… その一言には… 感情の凪いだような顔を一片させて、恐怖に引き攣った顔を上げる。 …確かに、それしか無いだろうと思うから… だからこそ、認められない。 …私は【人として死ななければ】神の国へ入れなければ――― …何だっけ… ) …シスタージャスティスは… 地区教会の司祭代行と認識していますが…? ( 一修道女、と言うのは不適切な気がすると… 何事も無かったように首を傾げよう ) …いいえ。 …過ぎた発言をお許し下さい…。 ( 上位聖職者に対して意見する事は、それ自体が間違いだ…。 謝罪に首を振り… 『聖歌を聞かせて』 …好き、と続いた言葉に… 戸惑ってしまう ) …ありがとう… ございます。 ( …私はあなたの意に適う信者ではないのに…。 …優しい言葉に…俯いた ) [Sun 23 Apr 2006 03:22:54]
ジャスティス > あなたの犯した罪は、煉獄であがなえばいい。 (だから、もし取り返しの付かないことをやったとしても、立ち止まらないで、と告げて) うぅ……まぁ一修道女のクセに偉そうなこと言っちゃってごめんなさいね? 今度また、聖歌を聞かせて。 (あなたの歌声好きよ、と付け加えて、そろそろ自分も戻ろうか) 何かあれば、出来ることなら手伝うから、その時は連絡ちょうだい。 [Sun 23 Apr 2006 03:15:01]
セクス > 私は……ヴェイトス市であれば容認されたと思われる異端を、処断しています……。 …彼らが隣人であったと言うのなら、私の罪を購う罰はありません… ( 殺されるが。 …殺されたからと言って許されるものではないのだと… 『遅い』 と首を振り。 …けれど… それを納得できなくとも、既に別の形で“16課”は異端であったと判決を受けている。 …連なる疑問と矛盾と、死を恐れる気持ちに負けて… 意地は、通せずに ) ……申し訳…ありません……。 了解しました。 …もう一度、ヴェイトス市を見られるように… お願いしてみます。 ( …『私は現在大聖堂の指揮下にあるのですから』… でかかった言葉は、呑み込んで ) [Sun 23 Apr 2006 03:08:20]
ジャスティス > そうね……まぁ私もクリスティアの生まれだし、あなたがなんに悩んでいるかは、ある程度わかってるつもり。 (もう遅い。その言葉に、彼女が遣ってきたことの一端が垣間見えて) 遅い?何が遅いの? どちらが本当に正しいのかは私にはわからないけれど、選択して行動するのは遅くなんてないわ。動くことは義務よ? 後ろめたいことがあるのならその分先を頑張らないと [Sun 23 Apr 2006 02:56:48]
セクス > ( それでも、今は一般の… 女子修道院の修道女だ。 …抱く礼拝式文を握る手に、力を籠めて… ) ―――では… 『布教』を理解しない私は、貴方達にとっての異端なのではありませんか…? …私は、大聖堂の指示に従うよう、指示を受けています… それを…違える事は、ありません。 …ですが… 『ホワイティアのパプテス教徒以外は異端』と… 『教会』によって、教えられた事にも…変わりはありません…。 ―――そして私は、それに従ってきました。 …異端審問官と行動を共にする中で、滅ぼしたのはヴァンパイヤだけではありません…。 ……どちらが、正しいのですか…… 聖教会が…間違いだと、言うのなら… 私は…もう…遅い… ( 訥々と語る言葉は、次第に声を詰まらせて…。 説明は理解出来るけれど… 心から承服した瞬間に、自分は取り返しの付かない罪を負う ) [Sun 23 Apr 2006 02:46:19]
ジャスティス > そっか……。 (それならば、もう自分にはかけるべき言葉はない。そして今度は自分に向けられた質問には、しっかり相手の瞳を見据えて答える) 布教のためよ。ああいうすさんだところこそ、神の教えと救いが必要だと思うから。 (治安向上にも役に立っているしね、ととりあえずの説明をしてみる) [Sun 23 Apr 2006 02:35:57]
セクス > ( ヴァンパイヤを殺せない時は、私の―――。 …ふと湧いた前提条件の一文は、『私の』何なのか、出て来ないけれど… 唯一の使命である事に変わりは無い。 …押し黙ってしまうシスタージャスティスには… やはりこの人も『大聖堂』だと俯いて ) …ヴェイトス市における研修は完了しています…。 私は、正式に執行官補に任ぜられました… ( とは言え、ヴェイトス市で見聞きした事は、靄がかかったようになってしまっているけれど。 …『市街に出て』ヴァンパイヤを狩り立てる以外に何をするのだと…躊躇いがちに、瞳を揺らす ) それに、そのような許可が下りるかどうか。 ……シスタージャスティス…あなたは何故…あのような場所に……。 ( 以前に聞いた事かもしれないけれど… 異端を即ち滅ぼすべき者としないのであれば、『布教』という考え方を理解しない意識に、その行動は不可解だった… ) [Sun 23 Apr 2006 02:25:09]
ジャスティス > ……宿命、かぁ。 (自分の使命を果たすことが出来ない状況、確かにそれは辛いだろう) …………そうね。 (調和の意味、彼女の今後。どちらともいない返答をしてしばらく押し黙る) そうね……一度、ヴェイトス市というものの空気を感じて見るというのはどう? 司祭様に許可を取って、市外に出て。 (そして、大体の仕組みを理解すれば、ヴァンパイアを駆るものとしての活動も許可されるかもしれない、と提案する) [Sun 23 Apr 2006 02:13:46]
セクス > ―――…ですが、私は…ッ… 私はクルースニックです… ヴァンパイヤを狩る為に生かされていますっ…。 …他の何にも…使えない身体です… …教会に属し、ヴァンパイヤを狩って、御心に沿わなければ… 神の国へ入る事は叶いません…。 ( …死ぬのが怖い… ただ死んで、神の国へ入れないのではと思うと怖い…。 …だから… 神の国へ【人として死ぬ】入る事が出来るなら… 喜んでこの命も投げ出そう。 けれど、大聖堂は――― 少しだけ、練習で掠れた声音が荒げられた ) ……異端を容認して、穢れながら得る調和に、何の意味が…… 私は、どうすればいいのですか…… ( 結局本音は最後の部分… そこだけだ ) [Sun 23 Apr 2006 02:06:25]
ジャスティス > (確か彼女は……。 聖教会のことについてはほとんど知らないけれど、彼女の本職だけは聴いた記憶があれば、一つ小さくうなずいて……) まぁ……この街はクリスティアの人から考えると、なかなか不思議かもしれないけど……。 (処断された部署についてはさすがに言及するのがためらわれて……) ヴェイトス市は異民族、異種族が交じり合って共生しているの。だから、ね。 ヴァンパイアといえど、一方的に滅ぼすと……。 (他の種族も、恐怖を感じてしまう。不信感が不信感を呼ぶ連鎖が始まりかねない、と説明して) [Sun 23 Apr 2006 01:54:46]
セクス > …私は能率的に修道院の職務を遂行する事が… ( 『出来ません』 なので、『ここはいいから』と言われてしまうと答えようとして。 …その事を聞いている訳ではないのだろうと、空ではなくシスタージャスティスを見上げた…。 …研修でヴェイトス市に来た時に会っているこの人は… 私の、本来の『職務』を知っている? …覚えていないかもしれないけれど…。 ただ、そうであれば既に知っている事柄に対し、司祭へ開示の許可を求める必要も無いと判断された ) …聖教会で私の所属していた部署は…異端として、処断されました…。 …私は執行を免れましたが… 現在は、教皇庁より大聖堂の指揮下へ入るよう指示されています。 …大聖堂は、私にヴァンパイヤを狩る事を許可しませんでした…。 …『調和を守る為には、彼らを狩り立ててはならない』と… その真意は、私には測りかねます…。 ( 『どうして』 という根本的な理由は、挙げられない。 訥々と、呟くように話して… ) …その頃の事を、よく夢に見ます。 …その時は、何を恐れる事も、迷う事も無かったのに… 今になって、夢の中でだなんて…  [Sun 23 Apr 2006 01:45:07]
ジャスティス > そっかぁ……。 (相手の内心の葛藤には気付かないまま、続く相手の言葉に頷きながら答える。空を見上げたまま、小さく一つ息を吐く) この前は、どうして職務が停止されているか聞きませんでしたよね? どうしてですか?  (夢への言及については、ストレスとか、不安感からきているんじゃないかと憶測を話して) それとも、何か奇妙な夢なんですか? [Sun 23 Apr 2006 01:34:21]
セクス > …ですが… それと夢を見る事に関係があるのかどうかは… ( 『不明です』と… 再び視線を地面に落とし ) [Sun 23 Apr 2006 01:29:23]
セクス > 真っ暗な所には… 居たくなくて… ( 無表情・無感動の為に大人びて見えるかもしれないけれど… その言葉は、歳のそれより幼いもの…。 言い訳をするように呟いて… 叱責されない事に安堵する反面… 規則に反するのは許されない事だと罰を与えてくれるなら、喜んでそれに従えるのにと… 仄かに、じれったく思う ) …分かりません。 …ただ… これは先日もお話したかもしれませんが… 私は修道員に配属されたのに… その務めを、果たせてはいません…。 …御心に沿えない事は、辛い… ( 覗き込むようにされるかと伏せた視線は… 止めて、空を仰ぐシスターを追うように ) [Sun 23 Apr 2006 01:26:58]
ジャスティス > あぁ……まぁ、眠れないのなら……それに悪いことをしているわけじゃないですし。 (そして、急く素のすぐ横に立つ) 夢?……差し出がましいようですが……何か心配事でも? (相手の顔を覗き込もうとして、やはりやめて空を見上げながら尋ねて、相手の反応をうかがう) [Sun 23 Apr 2006 01:21:28]
セクス > (*『就寝時間外に寝所を空けて』 → 『就寝時間内に寝所を空けて』 すみません ) [Sun 23 Apr 2006 01:14:34]
セクス > ( …気にしなくて良いんだ!と眼を覚ましたかどうかは分からないけれど… あれ、言われてみるとそんなに変じゃない? と言うか、変なのがここに二人? …そう言えば… と改めて見上げる青い髪 ) …? …就寝時間外に寝所を空けています。 これは服務規程違反に当たると… ( 否定されると首を傾げてしまう… 分かっているのなら、やらなければ良いのに。 出来ない理由は――― ) …夢を、見るんです…。 最近は、毎晩のように。 ……目を覚ませば忘れてしまう夢でも、そこで感じたものだけは覚えていたり……。 思い出せる夢も…… 哀しいものばかりです。 ( それは夢というよりも記憶の再生 ) [Sun 23 Apr 2006 01:13:45]
ジャスティス > (まぁそれを言ったら自分も青い髪だったり。青髪と赤髪が出会った、中庭) いやいやっ、謝る必要なんてありませんよっ! (慌てて手をふって相手の言葉を否定しながら、眠れない、と言われれば首をかしげて) どうかされたんですか?   [Sun 23 Apr 2006 01:07:25]
セクス > ( かけられた声に、びくりっ と身を硬くして…。 …悪戯を見つかったような…と言うには神妙な顔で、薄紅色の髪と眼をした寝間着の少女が振り返る。 被り物=ウィンプルをつけていなければ、やはり奇妙な色素だろう ) こんばんは。 シスタージャスティス。 …はい… …申し訳、ありません…。 …眠れないものですから… ( そして、寝所の闇の中に居たくなくて ) [Sun 23 Apr 2006 01:02:37]
ジャスティス > あら……。 (中庭を抜けて、寮の方に行こうと思い、外に出ると、どこかから聖歌が聞こえてくる。視線をめぐらせれば、この前あったシスター、セクスの姿を見つけて) こんばんは、聖歌の練習、ですか? (ゆっくりと距離を詰めながら声をかける) [Sun 23 Apr 2006 00:57:04]
セクス > ( 人よ、自然よ、全てのものよ、主の威光を歌え… と、メロディーを繰り返して詩は続く。 つまり二番。 …そして三番… 何度も、何度も、繰り返して歌う中… その部分だけは飛ばされていた )   ( 『御神は罪ある者をも愛し』 …その一文が、簡単には口に出来ない… )   ( 私の罪は許される? …けれどそれでは、異端も許しを得る事になるのではないかと…。 …そしてそうであるのなら… 異端を狩った私は、やはり――― ) [Sun 23 Apr 2006 00:56:33]
お知らせ > ジャスティスさんが入室されました。 [Sun 23 Apr 2006 00:50:54]
セクス > …… うたがいの くもも きえて あとなし …… ( ―――そうであって欲しいと思う ) [Sun 23 Apr 2006 00:46:44]
セクス > ( 昨日の今日、記憶にある限り初めて歌に触れた身の歌声は… とても聞けたものじゃない。 幼さを残す声の質は、それにしては落ち着いたものだけれど… 細く、弱く… おまけに不慣れで、自信無さそうに歌うものだから、明るい賛美歌でさえ葬歌のようになってしまう… ) …… みかおの ひかりに まよいも きりも …… ( 人ならざるものを思わせる薄紅色の髪… 白い影… 葬歌…。 どこのバンシーだろうなんて意識は本人にも無いものの… 一般の参拝者の目に留まったらと考えるのなら、引っ込ませるべきかもしれない。 …まだまだ酷いもの… とは言え、教えられたいくつかの歌のリズムは覚えれていた ) [Sun 23 Apr 2006 00:44:00]
セクス > ( …最近少し目立つようになった… 修道院の規律を乱す問題行動は、注意されるけれど…。 …夢にうなされ目を覚ます闇の中は… そこが夢の続きでないとは思えないもので… 自然と足は灯りの落ちない礼拝堂に向き、考える事に疲れるか、起きている事に疲れるまで、長い時間を過ごす事になる… ) …… むねは ひらきたり はなの ごとくに …… ( …『歌うとすっきりする』… 表現は違ったと思うけれど、ブラザーイコトの助言は的確だったようで。 …それで思考が完全に静まる訳も無いけれど… これもまた務めなのだと思えば、少しは気を紛らわす事が出来た ) [Sun 23 Apr 2006 00:32:00]
セクス > ( …礼拝堂より通じる中庭… 一般の信徒も立ち入る事の出来るそこは、けれどこの時間になるとヒトケも引いてしまう…。 誰の目にも留まらない場所で… 修道院指定の寝間着のまま寝所を抜け出した薄紅色の髪と眼の少女は、遠目に見ればゴーストか何かかと思われてしまいそうな調子で佇んでいた ) …… みかみの あいをば うとう われらの …… ( 聖堂より漏れる光で、両腕で抱えるようにして持った楽譜に視線を落として… 少し掠れた声で… やはり誰の耳にも留まらない歌を歌う ) [Sun 23 Apr 2006 00:24:48]
お知らせ > セクスさんが入室されました。 『(』 [Sun 23 Apr 2006 00:12:32]
お知らせ > セクスさんが退室されました。 『( 朝… 両手でロザリオを握り締めたまま、眠っているのを発見される )』 [Sat 22 Apr 2006 03:04:24]
セクス > ( ―――気付いたら、視界が歪んで…。 …視線を落とす掌に、暖かな雫が零れ落ちていた… ) ……マ…スッ……タ…ァ…… ( …息が詰まって、身体が震える… 熱を帯びた頭に拳を押し当てて、背を丸め…。 …無感情に、無感動に受け止めて来られた事を… 『思い返し』て――― ) [Sat 22 Apr 2006 03:01:16]
セクス > ( 矛盾 矛盾 矛盾 …ただ、そこには不思議と… 苛立ちより、怒りより、哀しみの方が深い。 …手の中で失われた温もりに、拳を握って… ―――今、ここにこうしてあるのは、罪ではないと言い聞かせようとするけれど… 信ずるべき拠り所は、あまりに弱く、脆くなってしまっている。 ……日々の記憶はますます鮮明になって…… 回答を得られない疑問は、意識の中に沈殿し続け飽和状態になる…… 汚れていく、感覚 ) [Sat 22 Apr 2006 02:42:38]
セクス > ( …暫く異端のように勾留され、けれど拷問無しの審問会で下された決定は、奇妙なものだった…。 …『聖教会』ではなく、教皇庁より派遣されている司祭による下命は… 聖教会と対立する異端である筈の『大聖堂』へ所属し、その指示に従うようにというもの。 ……教会の意思は神の意思…… けれど、単純化された意識に、それらはあまりに食い違っていた ) [Sat 22 Apr 2006 02:34:48]
セクス > ( …ヴァンパイヤの存在を知覚しない平時においては無力化される先天型ハンターだけれど、戦う方法が無い訳ではない…。 拳銃の引き鉄を引くのに力は要らないし、無力なりの戦い方を知れば、盾になる程度の事は出来る。 …その為の執行官補だ…。 …時として撤退は必要だけれど… 『抵抗するな』 というのは、的確な命令ではなかった… ) ……なぜ……。 ( …そして背を向けた“彼”を殺したのは、敵でなく味方の銃弾… “彼”を撃った執行官は、自分へと何かを言いかけて… 敵のクロスボウに殺される。 ……きつく手を握ったまま、応急処置を拒んで自分に覆い被さった“彼”は…… ただ、『抵抗するな』と繰り返し。 …剣戟と銃火の止む頃には、その手は冷たくなっていた… ) ……マスター……。 ( …捕縛され連行された聖教会で… 『異端』と判断した襲撃者は神命を執行したのだと知らされる。 矛盾 ) [Sat 22 Apr 2006 02:10:28]
セクス > ( 昨夜旅に出る猫の娘と交わした『温もり』は… ただの握手で大袈裟かもしれないけれど、記憶にある限り最初の矛盾と共にあった。 …日々変わらなかった暮らしを壊し、現状へと至らしめた原因… 教会である“16課”を、同様に異端審問局の装備を用いた集団が襲撃したあの日。 …16課構成員の殆どは『異端』を撃退せよと叫び、市街にあってその場所は戦場と化した… ) ……なぜですか……。 ( 教会内部にも異端は存在する。 この大聖堂の腐敗のように。 …あの場で戦う事が主の御心に沿う事であるのは明白だったのに… けれど自分が補佐を担当する執行官は、『抵抗するな』と命じ…。 …痛いくらい強く手を握って… 戦場に背を向けた ) [Sat 22 Apr 2006 01:52:06]
セクス > ( また夢を見た。 …けれどそれは… いつもの正体の知れぬものとは違う、記憶の再現と認識出来る夢… フラッシュバック ) ……マスター…… ( 目が冴えて寝所を抜け出した寝間着の少女は、ヒトケの無い… けれど灯りの落とされる事も無い礼拝堂で、己の手を見つめ… ポツリ と声を漏らす ) [Sat 22 Apr 2006 01:33:32]
お知らせ > セクスさんが入室されました。 『( 温もり )』 [Sat 22 Apr 2006 01:27:19]
お知らせ > セクスさんが退室されました。 『 あなたに、神の御加護がありますように 』 [Fri 21 Apr 2006 04:32:32]
セクス > ( 迷っているけれど、それは本来あり得ない事… 『人であるから』という以前に、迷う事それ自体が間違いなのだと… 自らの現状と、理解する理の相違 ) ………。 ( 軽口に戸惑って… 戸惑いっ放しで見送って… 扉の閉まった後で、ぽつり、呟いた ) [Fri 21 Apr 2006 04:32:16]
お知らせ > ル・チャさんが退室されました。 『(――君の前途に祝福がありますように。)』 [Fri 21 Apr 2006 04:28:59]
ル・チャ > (―― 先ほど、迷ってると言ったじゃないかと、 …口に出しはしなかった。) ――真面目だ。(…容易には変えられない心芯を持ってるのに、他者の言葉に耳を傾ける心もある彼女は、…きっと大変だ。) …胃に穴が空かないように!――若いんだから。(…そんな、軽口を去り際に遺して。) ――またね、セクス。  [Fri 21 Apr 2006 04:28:13]
セクス > …私は…教会に属しています。 迷う事は、ありません。 ( …歯切れ悪く。 …あるいは戸惑っていない時であれば、迷う事は【罪】だと断じたかもしれないけれど… ) …それは…。 …分かり、ました… ( 『簡単に収まる方法』 …そう言われれば、安易に実践しようとするのだけれど… そんな事は、言われなくても何となく分かる。 では、どうすれば『知った事じゃない』と想えるようになるのかと… 分かっていなさそうな調子で、頷いて。 …困惑した調子の薄紅色の瞳は、手元と猫の間を行ったり来たり… ) …“6(セクス)”と呼ばれています。 ………。 ( 彼女が教会の戦士であれば… 再会を望むと言うより、無事を祈るのは当然の事だろう。 けれど、獣人で………。 言葉を返せずに… 手に残った温もりを握り締める ) [Fri 21 Apr 2006 04:24:54]
ル・チャ >  …迷えるのも、人だから。君が人だから、きっと迷えるんだと想うよ。(…と猫は想う。それすらも【甘え】と断じられたら、そこまでだけれども。) -――。簡単に収まる方法を教えてあげる、【御前の言う事なんて知った事じゃない】って…想うだけさ。(…ただ、それだけの事で。事で。でも、やっぱり何処か…猫は彼女が気になってしょうがなかったのだ。うん。) ――。 (…予想よりも、長く、彼女と手を繋いでいた。…きっとこの温もりを忘れない。) …名前はル・チャ。ボクが生きていて、そして君が望むなら、何時かまた逢えるといい。(――表扉へ、と。本来は見送り一人もつかぬ旅立ち。) [Fri 21 Apr 2006 04:14:43]
セクス > ( 命令に従うだけの道具には、考える事は必要無い。 …どこまでも単純化された意識は、けれど的確な命令を受けられない状況において、どこまでも脆く… どこか立ち尽くすように、言葉を失ってしまう ) …はい。 …この、迷いこそ…罪なのだと…。 ですが… 大聖堂の教理は矛盾しています… ( 大聖堂も根底にあるのは己の教えられたそれと同じであろうと思えばの発言…。 …説教かと思った彼女の言葉には… 『安心して』 と言われて、どうしてそれで安心出来るだろうと、いぶかしむように目を瞬き… ) ………はい。 ( 慰めて… 元気付けて、くれたのだろうか…? 簡単に収まると言った意味を測りかねて、曖昧に頷く。 …収めて良いのだろうか…? とも ) ………。 ( 手を離すのが… 一拍、と言うにはあまりに長い時間遅れてしまったのは、きっと考え事のせいだろう。 …何時の間にか握り返していた手を… 『初めて気が付いた』 と言った風に離して ) ……お気をつけて。 ( どこか沈んだ表情で、礼をしよう ) [Fri 21 Apr 2006 04:09:27]
ル・チャ >  …ボクは、君の世界に落ちた雫かもしれない。(…声を詰まらせたり、黙り込む様子を見れば、内面を読めぬ者でも、多少の推察はついた。) …雫は君の世界に波紋を作り出す。(…シィン、と静まり返った礼拝堂で、ゆっくりゆっくりと、…言葉を心から出していく。) …でも【安心】して。 (…ちょっぴり、ちょっぴりだけ、寂寥が混ざった声色を刹那見せ。) …波紋は意外に簡単に、収まるから。(――君が、そう望めば…だけれども。) (そして。) (…白くて細い彼女の掌と、…無骨な己の掌が重なり…一瞬、…変わらない体温を交換した。…それは、純粋に嬉しく思えた。) ―― じゃあ、行く。( …掌を離そうと。) [Fri 21 Apr 2006 03:58:39]
セクス > ………。 ( 『申し訳ありません』とは言わない。 …ただ、否定もせずに…。 また『嬉しい』… もう止めてと、無言のまま、ほんの僅かな時間目を閉じる ) ―――ッ。 ( …それでいい、とも… それではいけない、とも… 言ってくれない相手。 …勿論後者を口にされたなら、それはそれで大変だったと思うけど… ただ頷かれた事に、戸惑って。 ……今度こそ立ち去ろうとする相手に安堵する反面…… このまま別れて良いのだろうかと、漠然とした躊躇いも覚えている。 良いに決まっているのに。 …不意に差し出される手は、知らない挨拶。 …否、知ってはいるけれど… した事の無い挨拶。 …十字を切ったり、礼をしたりで… …最後に人の手を握ったのは、いつだったろう… ) ………。 ( 自分の手を見つめていて、笑った瞳には気付けない… 僅かな逡巡の後… 差し出された掌に、おずおずと手を重ねた… ) [Fri 21 Apr 2006 03:51:45]
ル・チャ > (――握手するか、どうかまで、主や、教会は、介在するかな?なんて…吊り瞳が少し笑っていた。) [Fri 21 Apr 2006 03:44:11]
ル・チャ >  何だか凄く困らせている気配がする…。(…彼女はとてもとても真面目な人に思えて。己の言葉一つ一つに凄くグルグルと考えているのではないかと、猫は想った。 ) 久しぶり、久しぶりだ、うれし涙は。 (…彼女の様相に首を傾げながら、目元を拭い。) ―――。 (…彼女が何かを言いかけて、そして口を噤む様を、…猫は静かに見ていた。そして続く言葉に、頷いた。) そうかい。 (――頷いた。)(…そして不意に。) …ボクはそろそろ行くよ。逢えて嬉しかった。 (…掌を差し出した、…剣ダコだらけの、無骨な掌。) …最後に、握手してくれるかな。 [Fri 21 Apr 2006 03:43:35]
セクス > ( あるいは大聖堂ならば… と思えてしまう。 人種と宗教の坩堝ヴェイトス市にあって、不要な波風を立てずに着実に勢力を伸ばす為には、どこまでも寛容にならざるを得ない。 …そうでなければ、『教会以外』によって教会は攻撃を受け、そうなっては取り返しの付かない事態に発展する… とも考えられるから。 …彼女の意識は知らぬまま… そんな大聖堂を不甲斐なく思い…。 『嬉しい』 …また口にされる感情に、いたたまれなくなってしまう…。 …先程とは逆に… 彼女を、『嬉しく』思わせてしまうのは、罪ではないのか… ) …私に理解される必要はありません。 大聖堂… 教会が、貴女をそう判断するのであれば… 私は御心に従います。 ( それだけだ。 …だからこれは私の意志ではないし、私の意志などどこにも無い… 喜ぶ理由は無いのだと、微かに戸惑いを宿した表情で、それ程歳も違わなそうな娘を見つめ――― 零れた雫に、驚いた ) ………ッ。 ( 『嬉しい?』 …黙って… こんなのは常套句だ。 泣いておいて、どうして笑う ) ―――私は…! ( 『ヴァンパイヤを殺す為に生かされています』 …口に出しかけた言葉は、飲み込まれる。 …その情報の開示には、高位司祭の許可が必要だ… ) …私は――― いいえ。 …私は、御心のままに… この身体が、主の道具たり得る事を望みます。 …私の為すべき事は主の御心に、教会に従う事… それ以上の推測や意思は必要ありません。 [Fri 21 Apr 2006 03:37:40]
ル・チャ >  ( …きっと、ただのパプテス信者の戦士という括り。獣人に、クルセイダー、エクソシスト、テンプルウォリアーなんて、…ちゃんとした役職なんて貰える訳も無い。それが当然で当たり前。) ( …精々教会の役に立って死んでいけ…という事なのだ、極論すれば。) 理解してくれたんだ?嬉しいな。 (…だから、許される許されないでは、無い。ただの、使い捨ての道具。) ―――――。 ( 『ご加護』を、と彼女は言った。瞳をくう、と大きくして…ぽろり、と雫。)…嬉しいなあ、…旅立ちに祝福を言われるなんて。有難う、君に逢えて良かった。(…心から、そんな言葉。にーぃ、と笑った。) 修道女をしていく事は、為すべき事とは思えないって事なのかな?君にとっては。(…疑問が浮かんだので、猫は聞いてみる。)例えばどんな事が、自分にとって為すべき事だと推測する? [Fri 21 Apr 2006 03:22:37]
セクス > ―――ッ。 ( 『残念』 …感情を表すその一言に、視線を逸らす…。 そのような目で見た事を、申し訳なくなど思わないけれど… 自分がどう考えようと、彼女は教会に=神に認められたパプテスの信徒だ。 …それを否定する、『残念』に思わせるというのは、罪ではないのか… 矛盾する教理を両立させて『御心に沿う』のは不可能で… どうすれば良いのだろうと、握る手を強くする。 クルセイダーと言っていいのだろうか… エクソシスト? その分類は、よく分からないけれど… ) …申し訳ありません。 貴女がその身を賭して教会に仕える信者である事は、理解します。 ( …何故それが許されるのかは、分からないまま… ) ……お気をつけて……。 神の御加護を――― ( 心を乱す… 思考を呼び起こす存在が目の前から立ち去る事にホッとする反面… そのまま別れる事に一抹の戸惑いを感じた矢先――― 向けられる問い 『君は何を』 ) ……大聖堂は…… 私に、私の為すべき事を与えてはくれません。 …現在は、修道院に配属されています。 ( つまり、修道女をしていくのだろうと… 俯きがちに ) [Fri 21 Apr 2006 03:15:44]
ル・チャ > ボクは、十六年、御飯と寝床と読み書きと計算を教えて貰った恩を ―― 大聖堂に返す為に、お仕事をしてくるよ。(…きっと自分は、聖職者では無いのだろうなと、…想いながら、そんな言葉。) 君は何をしていくんだい?  [Fri 21 Apr 2006 03:05:54]
ル・チャ >  ―― ああ、嫌われてしまった、残念。でも、しょうがないことだ。(…貴女の感覚は正しいモノだと、娘は想う。だから、…見慣れたものを見るような瞳で、一つ頷いた。) …ノゥ。違う違うよ、説明が足りてないのがボクの悪い癖だ。(…指を左右左右、彼女の反問に否定を返す。) …パプテスの教えを受けた戦士が人々の為に闘うっていう …ポーズというか、建前というか、そういうの。(…宣教なんかじゃ、ない。行動で一般の人々に見せるだけ。そして多分最後には、人々の為に死んでいく姿を見せる事も、…暗に求められているのだろうと。想っていた。) [Fri 21 Apr 2006 03:03:50]
セクス > ―――。 ( 大聖堂所属の一般的な修道女であれば、その可愛らしい耳には喜ぶのかもしれないけれど――― クリスティア聖教過激派に作り上げられた少女は、冷たく目を細めるのみ。 ホワイティアの中にあって尚色白な肌は、けれどアルビノイアという程ではなく… それなのに、薄紅色の髪と瞳…。 もしかしたら貴女より、奇異の視線を向けられるべきなのかもしれないが ) ホワイティアですので。 ( つっけんどん。 …観賞するような視線には、お腹の前で重ねた手に僅かに力が入る… ) …宣教師… 巡回神父… 様、ですか…? ( 宣教など必要無い。 異端には死を。 …そう考えてしまう事は変わらないけれど、大聖堂に居れば、そのような存在も理解する…。 …ただ、その任に獣人をつけるのかと… どこか信じられないと言った調子で、目を瞬いた ) [Fri 21 Apr 2006 02:59:15]
ル・チャ >  物想う乙女の邪魔をするなんて、ボクも悪いと想うんだ…って、  …う。 ( …見つめられた。見つめられた。視線が泳いでから、フードをそっと外した。多分彼女の予想は半分ぐらい当たってる。―― 猫型の耳がある。猫ではなく。) (…獣人。洗礼の証は聖印に。) 健康な事ぐらいが誇れる財産かな、ボクは――。君は肌が真っ白だね、雪みたいだ…綺麗綺麗。(ちょっと貌を寄せて、彼女の容姿を鑑賞するみたいに。) 旅というよりは、野外周り。…開拓村とか、地方村とかで、困ってる人を助けたり、魔物の跳梁を止めたり。パプテスの徒がそういう風に野外でも動いてる事を示すのが、大事なんだ―― …って書いてあった。(受け売りですと、暴露する口ぶり。) [Fri 21 Apr 2006 02:49:30]
セクス > …場にそぐわぬ行動を取っていたのは私です。 ( また 『ニーゥ』 …どうやら呼吸音ではなくて、ローブの中で蠢くものの鳴き声だろうかと推測… 視線は自然に、蠢いた部位へと移り ) …? …いいえ。 私が風邪を引く可能性は否定されません。 …健勝な身体をお持ちなのですね… ( にべも無く返しつつ。 風邪にかかった事がないと聞けば、弱い我が身を思い… 後半はほんの少し羨ましそうな呟きになる… ) …旅に…? ( そう言えば、旅装。 …さして興味は無さそうな、表情に乏しい顔で… どこに、何をしに行くのだろうかとじっと見つめる ) [Fri 21 Apr 2006 02:44:05]
ル・チャ >  えっと、…何だか謝るのはボクの方なのに、逆に謝られているミステリィ… なんて。   あ …。 ( ニーゥ … 特徴的な息が聞かれた。被っているローブの中で、ちょっと何かが蠢いた。ぴこ。) そうか、私と同じだ。ボクなんて風邪も引いた事が無いんだ。野外でも風邪を引くまい、なんていう理由かもしれないなあ。(――自分の事を勝手に語りだす、マイペース。旅装の娘なり。) 苛められてない?良かった良かった、新入りさんが たまに泣いてたりするから――。これから旅立つ身としては、何となく後ろ髪を引かれる処だったよ。(硬質な彼女とは正反対に。何だか軟質。) [Fri 21 Apr 2006 02:34:33]
セクス > …いいえ。 …申し訳ありません… ( 何が申し訳ないのか… それは寝間着である事や、就寝時間に起き出している事や、涙していた事や…色々。 …俯いたまま、お腹の前で両手を重ねて… 『ニーゥ』 …零された息に、やっとチラリと視線を上げた… 奇妙な薄紅色の瞳が、じっと ) …若干涼しくは感じますが、この程度であれば問題は無いと考えます。 ( 先日聖歌隊に所属した少女は、少し枯れてしまった幼さを残す声で… けれど硬質な物言いを。 『苛められた?』 にも、一拍その言葉の意味を考える時間を空けて首を振る。 …実際そういった扱いを受ける事も無くは無いけれど、上位聖職者の命令は絶対… 『苛め』 という認識は無かった ) [Fri 21 Apr 2006 02:29:10]
ル・チャ > …凄く、邪魔を、してしまった、かな。(…語句が途切れる、喉が乾く。…そっと、ニーゥ…と、掠れる掠れる声で猫のような息を零した。【奥】から礼拝堂へ来た者だから、…一応は関係者。) …風邪を、引いてしまうのでは、ない? 新入りさん。 ( …名前が此方は思い出せない。多分貌も一度会わせたか、会わせなかったかというぐらいだろう。) …もしかして、誰かに苛められたり、した?(…夜の礼拝堂に寝巻き姿。余り、頭の良くない心配や危惧を彼女へと向けた。) [Fri 21 Apr 2006 02:18:14]
セクス > ( …彼らがどうなったのかは、知らない…。 …銃火と剣戟に満ちた最後の時… 他の構成員が拘束されたのは、確認出来ず… 16課の一切の情報は伏せられた。 ……彼らは、神の国へ入れただろうか…… 私も、あの時に――。 …思考は、鋼の音に中断される… は と目を見開いて… 我に返れば急速に凪いで行く心… 否、『心』そのものが遠ざかる感覚。 …修道院指定の寝間着で目元を拭って、立ち上がり… 視線は合わせようとしないまま、聖堂へ足を踏み入れた者へ浅い礼を ) [Fri 21 Apr 2006 02:13:49]
ル・チャ > (…薄暗い廊下を歩いてきた瞳は、本来の吊り目から、糸のような細目へと変わった。今しも旅立つかのような装束、荷物、消しきれないのは、―― 帯びた鋼の音。) ―― あ、…。 ( でも、 …でも。 今、物想い、回顧に沈む少女に、上手く声を掛けられなかった。小さな不意打ちは寧ろ、己へだったから。) [Fri 21 Apr 2006 02:08:39]
セクス > ( …夢に感じたものなのか… あるいは、大聖堂での暮らしに感じているものか… 押し寄せてくる無力感に、きつく、きつく… でも大丈夫、銀のロザリオを歪ませもしない力で握り締めて、頭を垂れる ) ―――。 ( 聖教会の人間… 今は亡き“16課”の… 自分の担当執行官と、『仲間』の事を思い出していた。 …ウーヌス…ドゥオ…トレース…クァットゥオル…クィンクェ…   …セプテム…オクトー…… 自分と同様に原語とされる言葉の番号で呼ばれる少年少女… 名前は同時に役職であり、欠員が出てもじきに補充される彼らに、特別な感情を抱いた事は無かったと思うけど…… ふと、今に比べればずっと深い安息の中に居た記憶と共に蘇る顔に…  涙が零れた  ) [Fri 21 Apr 2006 02:06:43]
お知らせ > ル・チャさんが入室されました。 『(…奥から礼拝堂へと続く扉が、開く。)』 [Fri 21 Apr 2006 02:06:15]
セクス > ( …いくつかの扉を開けて… いくつかの部屋を通って… やがて、柔らかく灯りの点されたままになっている礼拝堂へと辿り着いた。 …夜闇に慣れた瞳にも、眩しさは感じない優しい光… 扉を開けて中を覗いた状態で、ホッと息をついて ) ………。 ( 今は誰の姿も無いことを確認したら、寝間着のまま、中へと入る… )   ( …符合する点など分からないと言うのに… 思い起こされる、神騙りの少女と人ならざる戦いを展開したマリア様の事…。 …敵への怒り… 味方への恐怖… 蹂躙される者達への哀しみ――― 思い起こされる、妖しいまでに艶やかな微笑と、哄笑に頭を振って… 隅の信徒席で膝を折った ) [Fri 21 Apr 2006 01:43:11]
セクス > ( きぃ ) ………。 ( 少し鳴ってしまう木の扉を、精一杯そっと閉めて。 …壁に手を触れながら、暗い廊下を礼拝堂目指して歩く…。 ……また、あの夢だ…… 目を覚ませば何を見たのか覚えていない。 漠然とした怒りと、恐怖と、哀しみに…ただ『知っているはず』という意識だけを根強く残す悪夢… ) [Fri 21 Apr 2006 01:31:00]
セクス > ( 重たくて寝苦しいけれど、寒さに震える事は無い… この時期になると時々ちょっと暑い、そんな毛布を跳ね除けて… 夜の帳の落ちた、だだっ広い部屋を見回す。 …弱い星明りでは良く分からないけれど… 皆、寝入っているようだった。 ……よかった…… 叫ばなかったみたい ) ……ッは ……ハぁ ( …早鐘を打つ胸に手を当てて… 毛布を跳ね退け寝汗に冷やされる身体に、軽く身震いを。 眠る時にも外さないロザリオを握り締めて …ベッドを抜け出し、部屋を出た… ) [Fri 21 Apr 2006 01:23:38]
セクス > ――――――っ… はァっ… はぁッ… ( 女子修道院僧房の、位階の低い修道女達の相部屋で… 一つのベッドから、小柄な影が勢い良く跳ね起きた ) [Fri 21 Apr 2006 01:16:34]
お知らせ > セクスさんが入室されました。 『 ―――ッ! 』 [Fri 21 Apr 2006 01:07:50]
お知らせ > セクスさんが帰りました。 『( ―――けれど、この身体の価値は――― )』 [Thu 20 Apr 2006 02:33:16]
セクス > き た り い こ え わ が しゅ の… あ い の み も と に… ( …また夢を見て… けれど何を見たのか思い出せぬまま、心だけを乱されて… 眠れぬ夜。 …誰を起こす事も、誰を眠りに誘う事も無い小さな歌は… あと少しの間、真摯に響く ) [Thu 20 Apr 2006 02:29:59]
セクス > ( 歌など歌ったことの無い喉は、慣れぬ使い方にすぐに疲労を訴えて… 満足に駆ける事も出来ない身体では、少し歌っただけで呼吸を乱してしまう…。 それでも… 折に触れ修道院からの出奔を促そうとする司祭の言葉に耐える糧にはなるし… …何より、耳に馴染んだそれを自ら口にするのは、不思議と心の休まるものだった… ) [Thu 20 Apr 2006 02:17:06]
セクス > ( …日中に願い出た聖歌隊への参加は、奇異の目で見られつつも問題なく受理された…。 時として人目に触れる配置だけれど、中二階のようになっている聖歌隊席に押し込めるのであれば、薄紅色の瞳もさして目立つまい… という判断まであったかどうかは、分からないけれど ) …つ か れ は て し た び び と…  お も に を…  お ろ し て… ( 『ここはいいから』 と言われなかった務めに… 縋るように、音階を折っていた ) [Thu 20 Apr 2006 02:09:35]
セクス > ( 曇り空の下、漏れて来る聖堂の灯火で視線を落とす少女のシルエットは、白い。 …ウィンプルは勿論無く、緩く編んだ奇妙な薄紅色の髪をまだ冷える夜風に揺らして… 修道院指定の質素な寝間着でそこに居た。 …聖剣戦争の最中とは言え、一般の修道女まで借り出される事は滅多に無く… 殆どの者は今頃枕を高くして眠っているだろう。 …司祭の執務室とも遠い、個室でなく大部屋で寝泊りする僧房に近いこの一画は、静寂に包まれていて… ) か えれや… わ がやに… か えれや… としゅは いま よびたもう… ( 風が吹けば掻き消されてしまいそうな声を遠慮がちに上げ… パイプオルガンの音色を思い出して、目を閉じる ) [Thu 20 Apr 2006 01:58:41]
セクス > や さ し く  よ び た も う… ( 深夜の大聖堂。 …一般の参拝者でも立ち入り可能な、聖母子像のある中庭で… 歌声のような、詩の朗読のような、ノリきれていない半端な声が、細く小さく上げられる ) …な ど て ぁ… あいの ひかりを さけて さまよう… ( 音符を読めない様子のその声は、隅のベンチにちょこんと腰掛けて。 参拝者用に聖堂の本棚に収められている礼拝式文の、賛美歌の収められた部分を膝の上に広げていた ) [Thu 20 Apr 2006 01:40:46]
お知らせ > セクスさんが入室されました。 『( 『我に来よ』と 主は今――― )』 [Thu 20 Apr 2006 01:28:55]
お知らせ > セクスさんが帰りました。 『( …聖歌隊… )』 [Wed 19 Apr 2006 02:55:21]
お知らせ > ジャスティスさんが帰りました。 『まぁ、確実に、は必要不可欠なセンテンス。』 [Wed 19 Apr 2006 02:53:16]
セクス > ( 難しそうな、複雑にして繊細な意味を持ちそうな『スナオクール』… ドジッ子でナントカ〜と言う表現は覚えていられなかったけれど、自分のような状態を一言で表す便利な言葉と理解して、時折興味深げに声をかけてくる修道女達をあしらう一言とする 『私はスナオクールです』 その一言で済むのは気楽だ。 …『ヴァンパイヤハンター』 『クルースニック』 といった自分の情報は、口外しないよう言われている。 …けれど、悪気無く質問して来る彼女達に 『その情報の開示には―――』 と許可を取るべき司祭の位階や名を並べるのは、多少ズレていると思わなくはないから。 …何故、隠さなければならないのだろう… ) …? …私は… 教会に属しています。 常に… 御心と、共にある事を… 許されるなら… 何を… 不満に、思うことも… ありません。 ( …謎かけには、もう届かない言葉を… 自分へ言い聞かせるように呟いて。 …『自分へのブレーキ』?… 異端を滅ぼすのに何のブレーキがいるだろうと思うけど、それを口には出さず。 …ここはヴェイトス市なのだと… 抱え込んでしまう矛盾に胸のロザリオを握って、途中までシスタージャスティスを追うようにしつつ、修道院へ戻るだろう ) [Wed 19 Apr 2006 02:51:22]
ジャスティス > 自分へのブレーキ、ですよ……。 (ちょっとうろたえているようなセクスにそう付け足して) ええ、おやすみなさい。 (黒尽くめを見送った後、あなたはどうしますか?とセクスに問いかけて……やがて宿舎の方に部屋を借りに行くだろう) [Wed 19 Apr 2006 02:44:53]
お知らせ > 維言さんが退室されました。 『( 残したのは謎かけモドキが一つ。そして、誤解を一つ。 )』 [Wed 19 Apr 2006 02:35:34]
維言 >  …取り合えず、調理中のシスター・ジャスティスの背後には立たないが宜しって事でおっけー。 覚悟完了、記憶しました。 ( 9999のダメージ! とか喰らったら、軽く死ねると真顔で首肯。 そして、了解してしまったシスターは、司祭様とかには聞いちゃいけない単語を 手に入れた! とかテロップぴろりん。 そろそろ本気で神罰執行されそうなので、黙します。 魔法の呪文はいつだって、わたしたちの強い味方。 ※ぐぐーるー )  ―― いやいやながら、確実に。シスター・ジャスティスは良い事を仰る。 ( 彼女ほど、有言実行している方も、中々いない。 無機の面相が些か愉しげな色を揺らすは、恐らく錯視の類では無し。 シスター疑惑のブラザー ( 逆。 ) は、広がる扇の陰で、小さく笑う声。 )  御心の侭にある為に、ですよ。シスター。  ―― ええ。では、どうか良い夜を。 ( Amen.  単言の聖句をひとつ残して。 黒尽くめは聖堂の方へと一足先に。 ) [Wed 19 Apr 2006 02:33:41]
セクス > …ブラザーイコトも、お気をつけて。 ( 屋外でお昼寝とか。 とか。 改めて礼をして、散る白色を見送って…。 泊まるのであれば、シスタージャスティスを通さなければと思うけど… 彼女はきっと、私よりここの事を知っている ) [Wed 19 Apr 2006 02:28:33]
セクス > …何を仰っているのか、理解が及びません。 …申し訳ありません。 了解しました。 ( 発生する度魔法の呪文ぐーぐるの偉大さを思い知ります。 大丈夫、ヴェイトス・スラング怖くない。 『スナオクール?』 と、そろそろ表情に乏しかった顔をやや難しいものにして首を傾げるけれど… 深く考えないで良いと言われれば、そうする。 …かけられた言葉に返答を返せないのを申し訳なく思いつつ… )   ( 歌ったら歌ったであっさり息切れするのはナイショ。 体力1〜2ですものっ ) …ありがとう、ございます。 明日にでも、お願いしてみます。 ( …自分から動かねば何もやらせて貰えなくなってしまう、という危機感はある…。 それでも追い出されないのは『教皇庁』を通じて押し付けられた人間だからか…。 気持ち深めに礼をして。 …あれ、でも、声と言えば… やっぱりブラザーはシスターのような気がします ) …申し訳ありません。 失言でした。 …不満など。 教会の意思は主の意思。 私は御心のままにありたいと思います…。 ( …だから…使い方を間違えないで。 …その願いが聞き入れられる事は無いが… 滲んだものを、慌てて拭き取るように、言葉を撤回する。   ヒビは、消えないけれど   )   ( 『暴力はいやいやながら振るうくらいが』 …どうして貴女がそんな事を言うのか… 何故肯定しないのかと… 別れ際、最前線で異端と戦うシスターを見つめる目は、少し寂しげになる。 …見ようによってはそう見える、という程度の変化で… ) [Wed 19 Apr 2006 02:22:50]
ジャスティス > そうそう、うっかり調理中に包丁が飛んでいくことなんてもう何度も何度も。 (え、それがヴェイトスのスタンダードな文化でしょうかっ! とりあえず、殴打の準備にシャドーなんてしつつ) いえいえ、そんな…… (淑女殺しと言われ絵羽恥ずかしそうに手をふる。ちなみにナンパ師では決して無い) シスター、だめですよ?暴力はいやいやながら振るうくらいがぴったりです。 (お前が言うな、と言うようなことを言いながら、腰のスモールソードを揺らす) あら……あぁ、そうですね、英気を養わないと。わたしも今夜はここの仮眠室をかりましょうか。 (空気で時間を計るとでも言うかのように天井の空間を見上げる) [Wed 19 Apr 2006 02:10:12]
維言 > ( すぃ と、背筋伸ばして目を閉じて。 )  では、私はそろそろ戻ると致します。 季節の変わり目、御身体には気をつけてとか、最後に。 ( 一礼。 ざらっと扇のように広がる白色を散らして。 ) [Wed 19 Apr 2006 02:03:11]
維言 >  シスター・ジャスティスもですか。普段はドジッ子。でも神の怨敵はぶっ潰しちゃうぞ★ みたいな。 ( みたいなー。 納得する青髪のシスターに合わせて語られた言葉は、薄紅色を覗かせ、隠す少女には益々意味不明かもしれないトラップ。 不思議そうと言うよりは、疑問符に近しい眼差しの前で、ちちち と、立てた指先を振り。 )  深く考えないで宜しかったりです、ヴェイトスの文化っぽいものですから。属性的には素直クール辺りで如何か。 ( 何かヴェイトス・スラングが再び発生しているのは、気にしたら負けです。 スルー&殴打推奨。これもさて置き。 )  ならば是非とも唄いましょう。あれはあれで、慣れればそれなりに発散になるものですよ。 ( 聖なる捧歌を発散呼ばわりも酷いもの。 頷く素振りに、緩く目を細め。 )  彼の淑女殺しに祝して頂けるならば、百人力とか言ってみます。 ええ。どうも慣れて鈍感になっていた模様です。シスターも、機会があったら色々と参ると宜しいのに。 ( そういえば先日、同じ名を冠する方にも会ったのだが、どうしたか――  聖堂に属せど、一参加者。まだ、詳しい情報は遠い。 緩々と握る手を解く拍子に、マントに下に装備したメイスの先は見えたかもしれない。 )  ……不満は、しっかりと形にしておかねば、いずれ足元から掬われ巣食われ、呑まれてしまいますよ。 シスター・セクス? ( 零れたものは、罅の合間から滲んだ欠片のようなもの、か。 胡乱な視線をゆらりと、上げて、そんな一言の後は。 ) [Wed 19 Apr 2006 02:00:53]
セクス > …? ……?? ( どこの魔女っ子でしょう。 可愛げはありませんが。 そんな風に言われると急に恥ずかしい不思議。 だけど理解出来ずに 『何を言っているのですか?』 と言った調子で目を瞬いて… ) …歌を、歌った事が… ( …『聖歌隊』… 見目を優先するとも聞くけれど、ヴェイトス市におけるパプテスの総本山であれば、要求されるのは両方か。 ただ、現状仕事を与えられては満足にこなせない、という状態の繰り返し… 提案される事には、コクン 頷いて。 …握手を交わす二人を、少し眩しく思う… 戦いたい… あの感覚を――― ) …許されるのなら、代わりたい… 私には、大聖堂の意思は測りかねます。 ( 司祭代行なんて出来ないし、ヴァンパイヤに対して以外は無力。 …ふと零してしまった言葉はたわ言だった… ) [Wed 19 Apr 2006 01:43:06]
影その2 > おおう、成る程、私も似たようなものですねー。 (維言の解釈をあっさりと受け入れつつ、変な親近感を抱いて。また、セクスが聖歌隊に、と言われればそれには力強く同意して) ありがとうございます。えぇ、あなたにも神の加護があらんことを。 (もしも維言の武器が何か見てわかるのなら、鈍器どうし親近感を抱くかもしれない) あらうらやましい……そうですよぉ、こんなすばらしいものを箕ながら生活できたりするだなんて。  [Wed 19 Apr 2006 01:32:02]
維言 > ( 胡乱な黒色が、己の言葉に聞き入る薄紅を見やりて、一度の瞬き。 いとけない幼子にデタラメ吹き込んだ時のような気持ちが、微か。 訂正しないけれど。だって間違ったことは言ってませんもの、まい・ごっど。 その内、本気でバチでも当たりそうなのは、さて置き。 )  ……つまり、普段はドジッ子属性。 けれど有事の際にはみらくるまじかるー ですか。 ( 彼女の 「 スイッチ 」 を知らない半分だけの該当者は、お察しします と目礼しながら、何か無茶苦茶ぶっこいた。 ) 聖堂も、今は何かと忙しい様子ですが、嵐が過ぎればのんびりとして下さるといいなぁ、とか希望的観測。 聖歌隊とか似合いそうですよ、シスター・セクス。 ( ―― 6。 聖書概念を武具にする身には、ほんの少し奇妙に響いた。 緩く傾げた首が疑問を形にする前に、思うた事はさらさら滑り出てもいたけれど。 )  ―― ええ。シスター・ジャスティスも、お忙しい中ご苦労様です。御身、怪我等には重々気をつけてとかも言って見ます。 ( 勇名を馳せるシスターが、今回のアレで見届けの目として動いているというのは、上司様よりちらりと聞いた。 故に、そんな意図も込めての言葉と、握手。 時に武具も握る手は、一般尼僧の柔らかさとは違うもの――  お互い様と言ったらしばかれますか、じーざす・くらいすと。 )  …確かに。ある程度踏み込まなくてはいけないとはいえ、毎度戦々恐々とか言います。 …御言葉、大変ありがたい。 では遠慮無く転がり込みます。非常時には。 ( 至極真顔で、握り締めた手をぶんぶんと振りながらに。 そして、誇らしげに語られる聖堂の存在。 不審人と穂ヴ得の狭間にある代物は、ぱちりと目を見開いて。 )  ……嗚呼。確かに。私は基本的に此処所属なもので、どうにも …慣れて麻痺してるのかもしれません。 ( 贅沢ですか。そんな風に、竦めた肩。 ) [Wed 19 Apr 2006 01:18:35]
セクス > ………? ( 自分の与えられた聖教会過激派版の教えには無かった言葉。 『言わなかったり』もするらしいけれど… 特に教えられている教義に反するわけでもない曖昧な言葉には、どこか真剣に聞き入る様子。 ぇ、『おかしな言い方』? …シスタージャスティスにも問われたようで、戸惑うような間を空けて… ) …はい… 平時の身体能力は、人の平均を大きく下回ります。 団体で行う通常勤務に参加した場合、全体の進行を阻害する事になるでしょう。 ……これ程、とは… 思っていませんでした…… ( お腹の前で重ねた両手に微かに力を籠めて… そっと、視線を落とす。 …色素異常のような瞳の色は、病を連想させるか… あるいは。 ブラザーイコト。 そんな風に気に留めつつ ) …“6(セクス)”と呼ばれています。 変更はありませんでした。 ( 所属先が変わると変更になる可能性もあると思っていた。 実際に1〜5、7〜は… ここには居ないのだし )   ( 暗黒街の隣人達の話… 協力者だろうかと、やや頼もしげな視線を司祭代行のシスターへ向ける。 …異端の隣人達を知ったなら、何日か寝込んでしまうかもしれない… ) …ありがとう…ございます。 ……そう、ですか……? ( 『おめでとう』と言われればそう返す『ありがとう』。 …誇らしげに求められた同意には、やはり視線を上げぬまま… ) [Wed 19 Apr 2006 01:02:25]
影その2 > 通常勤務には適さない? (青髪も、その言葉に片眉を跳ね上げる。) 維言さん……あぁ、お勤め、ご苦労様です。 (納得がいった。彼女が、聖剣戦争の、と気がつけば、とりあえず口には出さずに握手を求めて) ええ、ご近所付き合いは、死活問題ですからね。 (怪我の治療や休息が必要な時は、遠慮なくおいでください、ある程度の安全は保障できますから、と話しかける)  大聖堂に……それはおめでとうございます。ここは、いいですよね、最近は大聖堂でゆっくりする時間は少ないんですけど、この荘厳な雰囲気は素敵ですよね。 (ヴェイトスの信仰の権化、自分の息子のように誇らしげに二人に同意を求める) [Wed 19 Apr 2006 00:44:20]
維言 > ( 眠る気配は、芽吹くのを待つ種のようなもの。 ―― 火事にあって、初めて種が撒かれるという植物ではないが、焼かれて初めて芽吹く種と、命の半分を殺しながら命に寄生するような種。 違和感の波が過ぎてしまえば、飽和の甘さすら、馴染んでしまうように。夜へと溶ける。 )  …素直さは時に美徳だと、主も仰ってたり言わなかったり。 しかして、おかしな言い方をなさる様子。 ( 確かに、「 通常 」の修道女に己の任を代行とか言ったら、それこそ上司様と拳で一晩語り合う事になる。そして負ける。 冗句と言うより、いっそ本気じみていた黒尽くめも、余り人の事は言えぬモノ。 任とする何かを問うような瞬きの後、視線はもう一人の修道女へと流れていく。 )  維言、です。お二人とも、お初にお目にかかったりします。 ( 宜しくと、胸元に手を当てての一礼を二人に。 口にする発音は朱鷺京の響きで。 )  …流石にお詳しいですね、シスター。 …幾度かご近所で仕事はさせて頂いたのですが、どうにも立ち寄る時間が無くて。 ( お騒がせしております。そんな風に下げる頭は白色。 注がれる視線にふと気付いて、のろりと視線を上げた。 珍しいです? と。ちょいと長々伸びた髪を摘んで問うような仕草で。 ) [Wed 19 Apr 2006 00:37:24]
セクス > ( 火気厳禁な身には一触即発?けれど触れられぬ、陽炎でしか無いそれには… 血が沸く事も肉が踊る事も無く ) …口にしています、牧師様。 私の身体は修道女の通常勤務には適しません。 …与えられた勤めを果たせず、務めを与えられない不甲斐無さと比べれば… 疲労の方が…。 …不可能です。 私に牧師様の代行は務まりません。 ( 冗談、というのを認識出来ないような、そんな。 多分友達は居ない。 …たった一度礼拝堂にお邪魔しただけ… 覚えていてくれた様子には、僅かに驚きを表して ) …お久し振りです。 先日、大聖堂へ配属となりました。 ( それに、修道女になって、ヴァンパイヤを狩る事を禁じられたけれど… 体調に問題は無い。 一切の武装も無く、ペコリと礼を ) [Wed 19 Apr 2006 00:24:25]
影その2 > (二人に、なにかしら匂いのようなものを感じた。しかし、それはただの直感、と言った程度のもの、少しだけ動きを止めるが、すぐに普段通りに戻って)  いやいや、確かに人間休養は必要ですよ。 (腰に手を当てて、正直不快な、汗で固まりかけた髪をもう一方の手でいじる) こんばんは、シスター、神父様……ええと。 (シスターのことを頭の中で検索しながら、神父には瞳で名前を聞いて) いえいえ、あそこは○×親分の縄張りで……と、シスター、お元気でしたか? (ざ、一度床を履物でこすって尋ねる。神父風貌の姿には、あったのは初めてだが、なぜか姿の特徴は見たことがあるような気がする。白髪なのはその記憶とは違っているが) [Wed 19 Apr 2006 00:15:14]
維言 > ( 聖堂に漂う聖性そのものが、時に隠蔽布にもなる皮肉。 炙り出しの焔と、それによって生じる陽炎のような関係性。 ―― 舌先に感じる甘みめいたものに、軽く唇を舐めた。 それが、「 何故 」 かまでは、この黒尽くめにも知る手段は余り無い。 )  ………。 ( 務めを。その言葉に、思わず沈黙。そして、不思議そうに首が斜めに傾く頃には、不穏の笑みもするりと消える。 ) 羨ましいとか言ったら、ステゴロファイトになっても文句は言えないので黙っておきます。 ―― それはちょっと実感しました。風邪でお勤めオヤスミの時には、是非とも代行して下さい。 ええと―― ( シスター、と言い掛けて、其処から先に繋げる名は知らぬと気付く、今更の事。 神の言どころか、存在からして間違いだらけの代物は、傍らの修道女が口にした名前に、嗚呼 と。瞠目。 )  こんばんは、そして御機嫌よう、シスター・ジャスティス。 御名前は伺っておりますが、御目にかかるは今宵が初です。   …其方の縄張りには、まだ挨拶伺ってないのはご勘弁。 ( 完全武装も、かのシスターであらば、さもありなん。 ざらりと白髪揺らして頭を下げながら、縄張りとか言った。 ) [Wed 19 Apr 2006 00:07:55]
セクス > ( 『ヴァンパイヤとの戦闘は禁ずる』 大聖堂へ所属した際に面会した高位司祭によって下された神命は、現段階で最優先事項。 クリスティアであれば基本的に全開だった、五感とは独立した感知能力は今は働いていない ) ……務めを、与えられなくて…… ( ポツリ、と零すのは… じっと聖像を眺める暇な自分の言い訳。 …浮かべられた笑みの意味は測りかね、不思議そうに、表情の乏しい瞳が見つめ返す…。 指摘されたところで、『クルースニックです』の一点張りだけれど ) …注意してください。 日が暮れれば、まだ冷え込む事もあります。 ( …そこか? …いや、だって、牧師様の言葉は神の言葉、その行動が間違っているわけなんてありませんもの。 身体を気遣うのみ。 ―――次いで薄紅色の向ける先を移した相手には、 は と、感情の欠しい顔で、驚いたように目を瞬いた。 …私は、この人を知って… ) …こんばんは。 シスタージャスティス。 ( …それを思い出すより先に、名前が出ていた。 …暗黒街で教会を運営するその人… 何かに覆われ見失いかけていた記憶の一端が、引き摺り出される感覚。 …完全武装も、不自然とは思うまい… ) [Tue 18 Apr 2006 23:57:43]
影その2 > こんばんは……お疲れ様です。 (修道女と神父らしき人影に、部屋に踏み込みながら声をかける。室内灯に照らしだされた二人の会話に引き寄せられるように) あはは、一般の方も入ってこれますからね。 (神父姿にそう告げながら、ただの人間は、複雑な血をもつ二人に歩み寄る) [Tue 18 Apr 2006 23:47:57]
> ( 体型を加味しても、結果は余り変わらない気もしました。己の手で自爆の火種を投げ込むのも程々に。さて置き――  戒律に厳しい目からは色々と言われがちな服装ながら、悪びれもしないモノの目に、やんわりと淡く困ったような顔が映る。 つられたわに見上げる視線は、むしろ薄紅の軌跡を追うものよ。 )  全然動かなかったので。とはいえ、それ程長く見ていた訳じゃあないとも自白します。 ―― そう。 なら、「 問題ない。 」 ( 能面じみたツラの中、唇の端だけが微かに上がる。 問題、無い。 さて―― 一体、何処に向けた台詞やらだ。 祈りの邪魔にならずの事か、それとも。 彼女がまだ―――? …気付く時には、お互い様。細めた目の先、映るものは果たして、だ。 )  ……と。時には千客万来ですね、此処も。 居眠りスポットとしては些か不適格の予感。 ( 台詞の方が不適格だけれど、其処は気にしたら負け。 聖母子像の前、佇む姿は二つ。 かっちりと衣服に乱れも無いであろう、シスターの姿と。 子供じみた矮躯にマントと牧師服の影。 ) [Tue 18 Apr 2006 23:43:15]
セクス > ( その牧師服は… ブラザー? ファーザー? …いや、女性だと思うのだけど…。 けれど男装は戒律で… ええと。 近寄る『推定彼女』をじっと見つめて、状況と照らして考えて―――『女性のような顔だけれど男性』でふぁいなるあんさー。 体型無視して男性認定。 『新しい聖像』と言われると… 顔を赤らめたりはしないけれど、ほんのり困った風に母子像を見上げて ) …私は人間です。 …像のように、見えましたか…? ( 『そんなまさか』と笑い飛ばせない面白みの無さ。 そんな事を気にするでもなく、聖母子を見上げる己は『どんな像』になるのだろうと、ふと思う ) …問題ありません。 教会に属する者は各々の聖務に支障をきたさない範囲で相互に多角的支援を行う義務を負います。 ( …直訳すると『何の用ですか?』となるらしい。 …ところで… 牧師様に戻す視線は、再び『影』を凝視する。 …魔の呪いを受け、その内に因子を秘める身に『種族隠蔽』の能力は備わっていないけれど… 半魔のあなたはどうだろう? )   ( 人並み外れて鈍い感覚。 目の前の相手に集中していれば、覗き込むに留める完全武装の修道女には気付けない ) [Tue 18 Apr 2006 23:32:37]
影その2 > (粛々とした聖堂の夜。二人が言葉を交わす中、少し離れた回廊を、大またで歩く一人の修道女の姿があった。やや、元気が良すぎる足音は二人に伝わるかもしれない) …… (と、足音は人の気配を感じたのか、静かになる) ……。 (何か取り込み中かな?と完全武装した修道女は、恐る恐る覗き込む) [Tue 18 Apr 2006 23:25:37]
> ( 聖堂の灯火は届けども、ベンチの上で無く、陰に在った死体――  ならぬ、寝姿に気付かずとも、ある種当然かもしれない。 何をしているかという話は、ともあれ。  声から所作にまで、一拍の間。 振り返る頃には、黒尽くめの白髪が歩み繰る姿もそろそろ近い。 )  嗚呼、良かった。 これで新しい聖像でしたとかいうオチだった場合、私が恥ずかしさでのた打ち回るピンチでしたと述懐。 ( 反応があった事自体に感心するよに、ざらりと伸びた白色が首肯の仕草。 緋色を柔らげたよな不可思議な色に、今宵の闇とも然して変わらぬ胡乱な双眸が、鈍く、細く。 )  お月見といった風情でも無し。 お祈りのお邪魔をしたのでなければ幸いですとか、言ってみます。  [Tue 18 Apr 2006 23:21:16]
お知らせ > 影その2さんが来ました。 『こそ。』 [Tue 18 Apr 2006 23:18:08]
セクス > ( …ぼんやりと… ある意味忍耐強くすら映るかもしれない調子で、けれど何の熱も無く聖母子を見つめて。 …その人に声をかけられるまでは、その存在に気付く事すら無く――― ) ………? ( 一拍遅れた鈍いリアクションで振り返る。 …今はれっきとした修道女だ。 そう、決められた ) …こんばんは。 ( 白髪? …一瞬、老婆を連想するけれど… 声も、容貌も、若い娘。 “決闘空間”に居合わせて尚、聖剣戦争の管理運営に一切携わっていない身はその人物を知らず…。 眠たげな様子を、薄紅色の奇妙な瞳で見つめて、用件を待った ) [Tue 18 Apr 2006 23:08:01]
> ( 日暮れ、灯火の隙間を縫って緩々と夜闇が射し込む頃合に。 夜色に半ば溶け込んでいた影が、ゆらゆら動き出す。 中庭、ベンチの陰より身を起こした黒尽くめは、寝惚け眼を擦りながら、ぐるりと世界を見渡して――  そして。聖母子像の前。対のよに立ち尽くす人影を見つけた。 )  ――― 御機嫌よう、もしくは今晩は シスター? ( 呼びかけは単純に衣服から判断したもの。 そして、足音が小さく重なる。 ざす、と。 ) [Tue 18 Apr 2006 22:56:28]
お知らせ > さんが入室されました。 『( ざす。 )』 [Tue 18 Apr 2006 22:52:48]
セクス > ( 汚れて行く感覚に… お腹の前で重ねた両手を、きつく握り締める…。 『ここはいいから』 …では、どこで何をなせば…? …あちこちをたらい回しにされて… 同じ事を言われて。 …行き場を無くしてここへ来た… ) ………。 ( …このまま、こんな調子で、神の国へ入れるのかと言えば… 恐らく、否だろう ) ……ッ…… [Tue 18 Apr 2006 22:28:56]
セクス > ( 焼き付いたその光景に感化されて見るようになったにしては、符合する点の少ない夢… 目覚めれば神騙りの少女とマリア様の戦いにすり替わっている、忘れてしまうその夢は… けれど 『似ている』 と何かを思い出そうとする感覚と。 『全くの別物』 と、知らない筈の事に対して判断を下す感覚。 …二つの実感だけを伴って、意識に靄を落としていた… )   ( 『夢を見る』事自体、滅多に無かったと言うのに。 …最近は毎夜、その掴み所の無い感覚に起こされる…。 …明瞭でない、雑多な思考の入り混じるようになった意識もあって… それらはきっと御心に沿えぬこの身の罪なのだろうと思いながら、どうしても掃えない ) [Tue 18 Apr 2006 22:07:59]
セクス > ( …破壊された筈の聖堂の『改修』工事は瞬く間に進み、非常事態に慣れっこの修道院は特に脱走者を出すでもなく、大聖堂全体を覆う忙しない空気はそのままに、けれど表向きは平静を取り戻していて… )   ( あれは夢だったのだろうかと薄紅色の目を瞑るけど… そんな筈は無い。 …閉ざされた視界には、はっきりと… 人ならざる力を振るった二人の姿と… その笑みが蘇った… )   ( これは夢じゃない。 …ただ、それ以来見るようになった『夢』に、その現実を重ねるんだ… ) [Tue 18 Apr 2006 21:57:42]
セクス > ( …日も暮れて、そろそろ一般の参拝者は引いて行く… 立ち入り制限の無い一画で。 …被り物=ウィンプルまでかっちりと着込んだ尼僧服の修道女は、ぼんやりと聖母子像を見上げていた… ) ………。 ( 神騙りの少女と、寄宿生のマリア様… 自分には理解の及ばぬ 『あの戦い』 を目の当たりにしても… それで何かが変わるわけもなく、時折務めを与えられては満足に果たせずに 『ここはいいから』 と言われてしまう日々が続いている… ) [Tue 18 Apr 2006 21:45:16]
お知らせ > セクスさんが来ました。 『( 中庭、聖母子像の前 )』 [Tue 18 Apr 2006 21:36:55]
お知らせ > 維言さんが退室されました。 『( 目を閉じてしまえば、泡沫の夢のように。 ―― 今は遠い。 )』 [Tue 18 Apr 2006 13:46:29]
維言 > ( 瞼を通して染み入る光に、ざわめくものが鎮まる頃。 緩々と瞼を上げてみれば、刺すよな眩しさの陽光と。新緑の気配を湛え始めた庭。シスター達が手入れしているのであろう花壇には、風そよぐ花の姿も。 )  ……何て言うんでしたっけ、こういうの。 ( 庭の端、設置された休憩用のベンチに向かいながら、春の景色にぼんやりと混じっていく。 血で血を洗う戦場の方が夢のような景色。 ―― 嗚呼。夢は一体、どっちだろう。 ) [Tue 18 Apr 2006 13:44:34]
維言 > ( 何ぞの事故やらで爆砕―― 恐らくは、某影響であろう区域には立ち入れず。ぐるり巡ってきたらば。 中庭へと続く扉が目に入った。 普段は余り立ち入る事の無い場所ではある。 )  ……たまには良い。働きすぎには休息も必須。 ( 最近あんまり働いてないのが何か呟いた。否、これも職務の内。  扉を開くと、真昼の陽光が目を穿つ。頭の奥、痺れるよな痛みを感じたのは――  昼に馴染めぬ、血の半分が上げた悲鳴なのか。  目を閉じて、立ち竦むに似た停止。 ) [Tue 18 Apr 2006 13:30:24]
維言 > ( 昨夜の川辺は言うに及ばずとして、各地での被害状況―― 巷では謎の幽霊跋扈やらと騒がれる、倒壊事件―― 詳細は知らねど、原因だけは激しく心当たりのある身。もとい、昨夜はむしろ犯人の一。 聖堂騎士団等がそろそろ過労死するのでは無いかといった勢いで処理・隠蔽に走り回る構図は、実は昨日の我が身で、あんまり傍観視点にも立っていられない。 )  ……当事者が傍観するなって、天の声が降ってきそう。 何にしろ、各地でご盛況な事だったり。 ( 呟きは独白。 そういえば、衣服もきっちりと新しいものが枕元に揃えられていた。 …これも後々代金徴収されるとしたら、少し切ない。それくらいは経費で落ちませんか上司様。 思考は益体も無く巡り、歩みは聖堂の通路に響く。 ) [Tue 18 Apr 2006 13:21:47]
維言 > ( それでも前回よりはかろうじてマシだと、主張はしてみましたが。 …やっぱり怒られました。 あれから、気付いたら聖堂の中の一室に安置されていた身。安置とか言うと、死体風味なのは否めないけれど、他にどうにも言い様も無い。 ―― 我が身の半分を省みれば、あながち洒落にもならない。ざらざら流れる白髪の陰で、溜息が一つ。 )  …それにしても、現状はどうなっている事やらー。 ( 大聖堂所属。そして、代表者。 とはいえ―― 聖堂にも立場がある。過剰に肩入れされる事は無い。 修理費等も後々差っ引かれるというのだから、血も涙もありませんね、まい・ごっど。 ) [Tue 18 Apr 2006 13:15:03]
維言 >  ……頑張って生き残ってきた部下に拳って、愛が足らないと思う訳ですよ、上司様。 ( 閉じる扉の音を背にて聞きながら、のそのそと頭をさする黒尽くめ。 あれから壮大な惰眠を貪って、起き抜けに現状の報告などしてみた次第。  ――― 平たく言えば。消耗戦のガン削りあいで、また半分くらい聖剣ぶっ壊しました。 ) [Tue 18 Apr 2006 13:08:28]
お知らせ > 維言さんが来ました。 『( 一夜が明けて。 )』 [Tue 18 Apr 2006 13:06:48]
お知らせ > オブライエンさんが帰りました。 『 (床にグラスを叩き付け、微塵に砕いた) 』 [Sun 16 Apr 2006 23:41:50]
オブライエン > ──奇蹟の成就、篤と見せてもらおうか。 使い手達よ。 (神の血をグラスに注ぐと、喉を潤した後) [Sun 16 Apr 2006 23:41:21]
オブライエン > ( 聖教会でなくて良かった、とあの枢機卿あたりは言うのだろうな。 口にはしなかったが、口ぶりを想像すると、自然と口元に笑みの皺が刻み込まれた) …まぁ、いい。 あと半月だ。 [Sun 16 Apr 2006 23:37:28]
オブライエン > (変な事を考えている。 殺されれば死ぬ。 それは当たり前の話。 ──忘れて、しまえ) ──ともあれ。 イレギュラーはあったが、これで晴れて八聖剣となったわけだ。 (本当にイレギュラー。 大聖堂の伽藍まで一部破壊されたとあっては面目が立たない。 監督役を請け負っておいて正解だった。 少なくとも破壊の実情は隠匿できる。) [Sun 16 Apr 2006 23:34:42]
オブライエン > (脳裏をよぎるのは、巨大剣を手にした真祖。 文献に時折姿をチラつかせる、『灰白の髪の男』とはあれの事では無かったか?) …話に尾ひれは付き物、とは言うが── (一説では神話の時代に片足つっこんだくらいの昔から、この争いは存在している─とか。 そんな昔から齢を重ねた不死の怪物が、たかが“殺されたくらいで”死ぬものか?) [Sun 16 Apr 2006 23:28:43]
オブライエン > (黒い神父は、今回の件の為に設えられた執務室。 普段ならば十字剣を手に断罪に廻っている時間だと、からくり仕掛けの時計を見て思った) [Sun 16 Apr 2006 23:20:41]
オブライエン > ……6本の聖剣が砕け、残りは8本、か。 (く、と喉を鳴らした) 少々遅れ気味ではあるか。 [Sun 16 Apr 2006 23:18:14]
お知らせ > オブライエンさんが来ました。 [Sun 16 Apr 2006 23:17:10]
お知らせ > 維言さんが帰りました。 『( 閉じた扉の中。今後の色々の話し合い。主に拳で。拳。 )』 [Sun 16 Apr 2006 01:14:42]
維言 > ( ――― 祭壇には佇む影。 報告待ちの上司様。 のたくたと逃げていた部下に注がれるのは、お約束にお怒りの視線。 まい・ごーっど。 …神は何処におはしますか? そんな問いかけは不遜。不躾で、問うたら殴られるのは分かりきったこと、以前に。 )  …報告に上がりましたよ、上司様。 ( 一夜にして綺麗に白髪化したものだから、何事かと問われ。 ちょっと怖いことがあったのでと、まるで恐怖体験の館みたいな言い訳をせざるを得ない、忌々しい白髪の頭をゆるりと下げたら。 ) [Sun 16 Apr 2006 01:14:26]
維言 > ( 祝福を連ねる筈の言葉は、刻まれ過ぎて呪いに堕した。聖人の祈りに曇りが例え無かったとしても、コレはコレでしかいられなかったのだろうと。 一度、振るったものは感想として述べてみたい。 )  刃は刃――…それが、如何な目的で振るわれようともー でしたっけ。うろ覚え。 ( そんな戯れじみた言葉を注がれたのは、昔々の物語だ。 生気の乏しい視線が黒革を舐め、のってりと目前に迫っていた礼拝堂の扉を蹴り開けた。 軽くバチアタリに。 ) [Sun 16 Apr 2006 01:07:28]
維言 > ( 修復が終わったとの知らせがあったのは昨夜。 今取りに来ているのは、色々と事情があったのだと主張したい所存。決して面倒だったわけでは―――  その辺りは黙す。 予定より大分時間が掛かったのは、それだけ損傷が大きかったということらしい。 それは納得する。殆ど、消えて壊れて失われる寸前だったと、使い手たる己が太鼓判をべったり押せる。 )  ……筈、だったんですがー。 ( 内心をその侭口に出して、冷たい革表紙をなぞってみた。  触れた部分から、悲鳴のような聖句の連ね。 本当に、オカエリナサイって感じだ。 ) [Sun 16 Apr 2006 00:47:14]
維言 > ( 昨今、侵入者があったとかいう一角は、見事な立ち入り禁止区域。とはいえ、復旧は急ピッチで進んでいるらしい。一体どれだけの勢力を突っ込んでいるのやら――― 下っ端の一人に過ぎないものには、分からないのだけれど。 立ち入り禁止の区域は避けて、別の礼拝堂に向かう足取りは軽いと言ったら偽証罪。 手にした書物は―― 然程、重量は感じないけれど。 )  ……嗚呼。こうしてるだけでも、元気になったぜやっほーう な気配が、びしびし伝わってくる予感と悪寒。 ( ざらりと長く伸びた白髪の陰で、胡乱な目付きは微細に虚ろ。 ) [Sun 16 Apr 2006 00:28:40]
維言 > ( Q→何が?  A→聖剣。 )  ……何か、聖堂の執念を見た気分ー、とか言ってみたり言わなかったり。 ( 黒尽くめの矮躯が手にするのは、黒革の装丁が施された大判の書物。 一見してはそれだけに過ぎない物体が、昨今幽霊騒ぎとして巷を賑わす色々の源とは、中々思い難くはある―― が。 ) [Sun 16 Apr 2006 00:21:28]
お知らせ > 維言さんが来ました。 『( 戻ってきました。 )』 [Sun 16 Apr 2006 00:19:43]
お知らせ > シュヴァルクさんが帰りました。 『良いご復活祭を―。 (祈りが無意味な戦地を識る傭兵は、只それだけ宣り背中を向けた。)』 [Fri 14 Apr 2006 22:59:40]
シュヴァルク > 『次の日曜日には復活祭もありまして、子供たちと共にイースターエッグも配りますの。別に気負わず、気軽にきてみてください。』 (シスターは軽い拒絶など全く気にしなかった。こういうのは、ともかくアピールしたもの勝ちなんだろうか。チラシ見せつつ、熱心に説明してくれる。ああ…ピーチク五月蝿い。) お遊戯邪魔する趣味はねーよ。話かける相手もう少し選びな。 (辟易した声だし。純真無垢な、信心深いモノの目は苦手だ。何も知らずに手を差し伸べてくる其の手が、如何に無知で滑稽かを馬鹿馬鹿しいほど感じさせてくれる。) [Fri 14 Apr 2006 22:55:45]
シュヴァルク > (シスターの胸元にちらつくロザリオには目を合わせず。信奉者でなければ、己は特に用はないだろうと去ろうとし。) 『待ってください。もし、サタニストでなければ、この機会に是非聖堂に足を運んでみませんか? 実は今日は聖金曜日といいまして、神が十字架にかかった日を記念するおめでたい日なのです』 (十字架にかけられてめでたいのか。怪訝な表情で眇め見。 腕にはチラシを持っており、どうやら、シスターたちは他通行人にも勧誘行為をしているらしい。) 興味ねーから。 (誰が進んで自殺行為をしに行くものか。) [Fri 14 Apr 2006 22:33:57]
シュヴァルク > あなたは神を信じますか?』 (なんて、お決まりの科白と共に。目の前にシスターが微笑みと共に立っていた。考えごとをしながら歩いていれば、どうやら聖堂近くの路地まできていたらしい。) …いや、俺は別に。 (フールクォーターの己にきくか、と少しばかり突っ込みたかったが、外見そう判断つかないため仕方ない。) [Fri 14 Apr 2006 22:22:34]
お知らせ > シュヴァルクさんが来ました。 『……は?(間抜けな声が漏れた)』 [Fri 14 Apr 2006 22:20:06]
お知らせ > セレスさんが退室されました。 『 夜の街へ――――。 』 [Fri 14 Apr 2006 20:05:25]
セレス > ( 瞳を開き静かに立ち上がると、カソックノ下で鎖がじゃらりと音を立てた。 此処でこうしていても仕方が無い。 主の像に向かって小さく祈りの言葉を呟き、十字を切った。 聖堂を抜け、教会の外へ―――――。 ) [Fri 14 Apr 2006 19:51:52]
セレス > ――――それでも未だ7人。私の他に7人も。 ( ようやく半分、という所か。 全ての所持者が一度は姿を見せ、剣を交えたと聞く。 自分が知っているのはその中でたった二人だけ。 片方が既に敗退したアレックス。 もう一人は一度剣を交えたターバンの男。 男の方が敗退したとは聞いていない。 ) ――――なんにしても、ああいう規模の戦いをまた幾度、潜らなければならないんですね。 ( 骨の折れる話。 あまり体は丈夫ではないが、今の所聖剣がこの身を護っているのだろう。 神聖な場所を離れても、比較的苦痛は無い。 ) [Fri 14 Apr 2006 19:27:56]
セレス > ( ※5つの聖剣が⇒6つの聖剣が ) [Fri 14 Apr 2006 19:13:47]
セレス > ( 左の腰に挿された短い柄に軽く手をかける。 万全の状態とは言い難いが、そういつまでも傍観しては居られないのも事実。 聖剣を破壊した聖剣は更に力をつけ、手のつけられないものになっているという。 ) [Fri 14 Apr 2006 19:13:17]
セレス > ( また夜が来た。 ヴェイトス市に入ってから幾度目かの宵闇。 戦いは決まって闇夜の中で行われ、そして既に5つの聖剣が破壊されたと聞いている。 その中に、先日知り合ったばかりの彼女の武器も含まれていた。 与り知らぬ間に願い潰えた彼女が今どうしているのかが気にならないといえば嘘になるが、未だ健在な己の聖剣がいつ共鳴を始めるかもわからない。 聖堂の椅子の一つに腰掛け、静かに目を閉じる。 ) [Fri 14 Apr 2006 19:10:26]
お知らせ > セレスさんが来ました。 『 更ける夜/Stay night 』 [Fri 14 Apr 2006 19:05:39]
お知らせ > キリエさんが帰りました。 『( 侵食とは、気付かぬ内に始まっている事を知らぬまま。 )』 [Fri 14 Apr 2006 01:10:49]
キリエ > ( ――― 今にも泣きそうに見えたのは、気のせいだろうか。きっと気のせいだろうと思おう。さて、ようやっと連れて来られたのは一人の神父。二三の言葉を交わせば、娘は去って行くだろう。結局、大した成果は得られなんだ。ただ一つ、悪魔は己の心の弱さに漬け込むのだという話を聞いたのだけが参考になったかも、知れない。 ) ――― 日を改めるよ。今日はこんな時間に現れて悪かった。 ( いえいえ、教会は常にその門戸を開いているのです。なんて当たり障りのない返答は背で受けよう。娘は去ってゆく。 ) [Fri 14 Apr 2006 01:10:29]
お知らせ > セクスさんが退室されました。 『( けれどそれは、許可されない )』 [Fri 14 Apr 2006 01:07:13]
セクス > …申し訳…ありません…。 …あなたに、神の…御加護を… ( …『教会は万能ではない』なんて… 認めていい事ではない。 神の威光を地の果ての果てまでも知らしめる、神意の代行機関たる教会の力は神の力… 万能でなければ、ならないのに。 ―――考えるな、何も、何も、何も――― マリア様の恍惚とした表情が… 閉ざした瞼の裏、蘇る ) ………ッ。 ( 自分の務めは果たした。 …あとは事務の修道女と、彼女の問題解決を担当する者に任せればいい…。 …自分は、悪魔の事なんて何も知らないのだから…。 …『幾らでも祈る』…どこか諦観を感じる呟きを背に受けるように、踵を返す…。 覚束ない足取りで、駆け足にならない範囲で精一杯急いで、その場を辞そう )   ( 私は、私に与えられる神命に従えばいい… ヴァンパイヤを、狩れば――― ) [Fri 14 Apr 2006 01:06:21]
キリエ > 自分は、之を手放すわけには行かない。けれど之は自分を呑んで行く。ゆっくりと。絵の具を水の中に、数秒に一度、数滴ずつ零して汚すように。 ( 実情。悪魔を宿しているのではなく、悪魔そのものである。正しくは、悪魔と魔術師を練り込んだ金属棒。製作者は、その狂気に耐え切れず自身の手で自身の頭をかち割ったと言う ――― 閑話休題。 ) それで之を抑えられるのなら、自分は幾らでも祈るよ。 ( 恐らくは、この場所で別の戦争があったのだろうよ。それを知る彼女は思う。アレは恐らく、戦争の爪痕だ。そして ――― 恐らくは、戦争の参加者は此処に滞在している。そうでないなら、こんな所で戦う理由が無いのだから。もっと開けた場所は幾らでもある。そう。それこそ幾らでも、だ。 ) [Fri 14 Apr 2006 00:51:45]
セクス > ………? ( 『コレ』? …眼を開いて、視線は自然、黒い棒へ。 …鋭いどころか妙に鈍い修道女には… 幸か不幸か、それが何であるかを直感的に理解する事は出来なかったけれど。 …話の流れて、悪魔を宿しているのだろうとは推察される… ) …私はその術を持ちません。 ですが教会が悪魔を捨て置く事もありません。 主と教会の威光を信じ、心静かにお祈りください。 …ここは神の家、何も恐れる事はありま…せ――― ( ―――『昨夜のアレは何?』――― 思考の最上層に貼り付けられた事を読み上げて、それを終える直前… 言葉を区切り、思考停止したように呆けた調子で、僅かに眼を見開いた ) ………じ…きに、司祭が参ります…。 …暫く… お待ち、ください…。 ( 暫しの沈黙の後、訥々と言葉を繋いで… もう、その眼が少女を見据える事は無く、両手をお腹の前できつく握って、礼をした――― ) [Fri 14 Apr 2006 00:42:52]
キリエ > ――― 違うんだ。アンタさん達を侮辱している心算はない。ただ ――― アンタさんは、之を壊して見せてくれるのか。 ( そして、左の袖から取り出される一本の黒い棒。眠りに付いた、ヒトを狂わす凶器の悪魔。聖剣同士の衝突でしか壊れぬとされる、禁忌の兵器が其処にある。御さねばならぬのは、それだ。 ) 問う。アンタさんは之を本当に破壊できるのか。出来るなら、今この場でやって見せて欲しい。 ( このような場で破壊されるのは聊か不本意であろうが、それが出来る相手が居るのならそれで良いだろう。ただ ――― それが不可能なのは余りに判り切った事。聖剣の選んだ主でなくば、流れ込む恐怖と憎悪で精神崩壊さえ引き起こしかねない狂気の魔具。 ) [Fri 14 Apr 2006 00:26:37]
セクス > …主と教会によって人はそれを滅ぼす術を手にしています。 お控え下さい。 神の家で… 教会を侮辱する事は許しません。 …悪魔に憑かれたような物言いですね…。 ( …では、あなたは悪魔をその身に宿した人間かと… 目の前の少女と、クリスティア聖教の一部署によって与えられた教理と矛盾する大聖堂の対応に… やり場の無い思いを封じるように眼を閉じて。 …悪魔に憑かれたと言うのなら、勿論彼女を救おうとは思うけれど… その救済手段は『これ以上悪魔に利用させぬよう殺す』という短絡的なもの。 『御する必要は無い』と言い… けれど… 昨夜目の当たりにした人知を超えた戦いに、自分の言葉は酷く薄い… 張子のように感じられてしまう ) [Fri 14 Apr 2006 00:21:56]
キリエ > ――― ヒトでは滅ぼせない。それを滅ぼすためには、それと同等の力を以て力で滅する必要がある。だから力の無い自分には滅ぼせない。だから自分はそれを御する必要がある。御する事も出来ないなら、ただ呑まれるだけ。其れは誰にとっても良い結果を引き起こさない。だから、自分はそれを御さなくてはならない。 ( 奥へと消えて行った、事務員と思われる修道女。そして己は薄紅色の娘に、改めて向き直るだろうよ。黒い作務衣に黒い髪。黒い眼に黄色い肌。典型的なイエロティアの娘。作務衣の袖の内に、先程から論じている悪魔が居るなんて事は誰も思いもよらぬであろう。しかもそれが、あろう事か聖剣と呼ばれているなんて。 ) [Fri 14 Apr 2006 00:12:07]
セクス > (*『力を借りるのは』 → 『力を借りる者は』 すみません ) [Fri 14 Apr 2006 00:07:23]
セクス > ( 用件を告げられた事務の修道女は慣れたもの。 『お約束は?』 などと確認して、適任者を探しに、あるいは責任者に判断を仰ぎに、奥へと消える。 …薄紅色の眼をした修道女は、これで役目は果たしたと、その場を辞すかどうか考えるようにするけれど… ふと、向き直って ) …『それ』は滅ぼすべきものです。 『それ』の力を借りるのは『魔女』と呼ばれます。 共存しようと言うのですか… ( 『御する』のとは違うかもしれないけれど。 クリスティア聖教の過激派に染められた意識は、侮蔑とも敵意ともつかない… 少なくとも好意ではない視線を変化に欠しい表情に乗せて、少女を見据える ) [Fri 14 Apr 2006 00:06:23]
キリエ > ( 其れは聊か答え難くあるのだが ――― まぁ、言って減るものではない。ただ、其れはきっと敬虔な信徒には聊か毒の強い言葉。果たして如何なる反応が示されるであろう。恐ろしや恐ろしや ――― なんて、内心で考える、作務衣の娘。 ) ――― 御する必要があるから。 ( 先ず核心を述べる。余計な経緯等は聞かれてから応じれば済む。だが核心だけは、問われてから答えると言う訳には行かないのだ。何よりも異端の弾圧に熱心だった聖堂教会なら ――― 毒を毒で制するように、悪魔を御する術を知る者が一人位居てもおかしくは無いと娘は踏んだ。だからこそ、態々此処まで来たのである。今此処で之が目覚めようモノなら、この傷痕癒えぬ聖堂に新たな傷が刻まれるだろうし。 ) [Thu 13 Apr 2006 23:59:02]
セクス > ( 『イエロティア』 …その少女を見つめる瞳は、どこか冷たく… 修道女にしては無表情に、無感動に… けれど『悪魔』と口にされ、怜悧な表情に僅かな険を差す ) …申し訳ありません。 私は大聖堂に所属する者の能力を把握する立場にありません。 こちらへどうぞ… ( 突き放すように言うけれど。 それは意地悪ではなく本当の事。 心当たりだって、全く、無い。 …促すように、破壊された聖堂を横目に、奥の僧房へと続く扉を目指して歩き出す…。 …その真意など知らないし、彼女もまた大聖堂によって信徒と認められるのなら… 疑問こそ抱いてしまうけれど、自分は可能な限り協力する義務を負う。 勘違い交じりの意識 ) …何故、悪魔を知りたいと思うのですか? ( その名を口にするのも忌まわしいと言った調子… を全面に出す程表情豊かではないけれど、不機嫌そうな調子で問おう… 奥への扉を潜ったなら、事務を担当するシスターに来訪者と用件を告げて、対応を頼むだろう ) [Thu 13 Apr 2006 23:53:49]
キリエ > ( 作務衣の女は心中の事項を一切廃し、目的だけを問うた。 ) [Thu 13 Apr 2006 23:42:58]
キリエ > ( それは、普通の聖職者には決して問う事の出来ない問い。そして此処は、袖の内の悪魔が眠っている今で無くば ――― 恐らく近寄ろうともしない場所。そう。問いとは、つまり ――― 悪魔を滅するのでなく、御する術。今言うか如何かはさて置いて ――― ) ――― こんばんは。悪魔とかその手の類に詳しい人って、居るかな。 ( 此処なら、きっと居る筈だ。そう踏んで此処まで来た。そう。袖の中に眠る悪魔を滅するのではなく、御する術を求めて。戦わせるのではなく、自らそれを使って戦うために。使えるだけの資質があるのだと、証明するために。そのために、他者の知識は不可欠だろう。己の知識だけでは限界がある。 ) [Thu 13 Apr 2006 23:42:07]
セクス > ( 傍目には… その身を神に捧げた信者の中の信者が、あまりと言えばあまりな光景に呆然としている風に見えるだろうか…。 勿論、それもあるのだけれど ) ………? ( 入り口の脇… 邪魔にならなそうな位置で、手伝うでもなく突っ立っていた修道女は、そう遠くない場所で零された呟きに薄紅色の瞳を向ける。 …話しかけたものかどうか、僅かな逡巡はあるけれど… こんな状態であれ、どんな状況であれ、神の家は年中無休 ) …こんばんは。 何か、大聖堂に御用ですか? ( 取り次ぎくらいしか出来ないけれど。 やや不慣れな調子で、会釈をして見つめよう ) [Thu 13 Apr 2006 23:36:28]
キリエ > ( さて、一応用事も無くくるなんて事は無いわけなんだが ――― 中の惨状を見る限りそれどころでは無いらしい。日を改めるべきだろうか。そもそも此処に来たのだって極々個人的な理由であるし ――― なんて考えながら、開いた扉の前で中を見る。此処に来たのは簡単な目的があったから。そしてそれは極個人的な理由だったから。だから、決して投げ出そうなんて意図は無い。此処まで派手な戦争の傷痕が残っているとは、流石に想定外であったが。 ) ――― こりゃ、用事どころじゃなかろうねぇ。 ( なんて、ぼんやりと呟いた。 ) [Thu 13 Apr 2006 23:29:50]
お知らせ > キリエさんが来ました。 『――― わお。 ( 結局、来た。 )』 [Thu 13 Apr 2006 23:26:59]
セクス > ( …『あの戦い』を目の当たりにして… 笑う悪魔とマリア様に感じたものは何だったのか…。 …何を、考えようとしていたのか…。 …昨夜のその光景は、眼に焼き付いて離れないというのに… そこだけが、どうしても思い出せない。 …それを記憶の底に埋没した『何か』と照らし合わせようとしては失敗する…。 『印象に残る夢を見た』という意識はあるのに、その夢の内容自体は思い出せないような、そんな感覚に侵されて… )   ( 関連付けを断ち切られた記憶を探るように… 何かを思い出そうとするように… いつもより余計に呆けた調子で、そこに立ち尽くしている ) [Thu 13 Apr 2006 23:17:48]
セクス > ( 早速急ピッチで修復を始めたとは言え… 聖剣戦争の爪痕を深く残す大聖堂。 …遠目にはささくれ立ったように見えるそこを薄紅色の瞳で眺めて… ウィンプルまでかっちりと着込んだ修道女は、包帯の巻かれた右手でそっと胸元の十字架に触れた… ) [Thu 13 Apr 2006 22:59:19]
お知らせ > セクスさんが来ました。 『( 夢じゃ、無かった )』 [Thu 13 Apr 2006 22:48:00]
お知らせ > セクスさんが退室されました。 [Wed 12 Apr 2006 23:17:27]
お知らせ > セクスさんが入室されました。 [Wed 12 Apr 2006 23:16:47]
お知らせ > アレックスさんが退室されました。 『すぐに滅ぼしてさしあげますから――。 ( 抑えられぬ高揚に声を上げて笑う。 )』 [Wed 12 Apr 2006 23:08:35]
お知らせ > アレックスさんが入室されました。 『直にそんな口も叩けなくなりますわ?』 [Wed 12 Apr 2006 23:03:24]
お知らせ > セクスさんが帰りました。 『 ( 主よ ) 』 [Wed 12 Apr 2006 23:03:15]
セクス > ( 『神と悪魔の力』 を感じさせるその光景に魅入り… にわかに騒がしくなる大聖堂を背にして、その場に立ち尽くす。 …邪悪な少女の処刑を見たいと、神の威光が示される様をこの眼に焼き付けたいと、そう思っての行動か… あるいは、別の何かか…。 …何がこの足を動かすのか意識しないまま… たまたま居合わせた修道女は、静寂を取り戻した “決闘空間” に取り残されて―――  掌に収まりきらない大きなロザリオを、握り締めた  ) [Wed 12 Apr 2006 22:59:19]
> (「人」としての楔を外れたその膂力を怖れるでも畏れるでも無く、壁に立ち尽くす神を名乗るモノはやれやれと溜息を吐いた。) ―――ンだよ、当たったは良いが引き摺られ過ぎてンじゃねえか。こりゃあいよいよ勿体無ぇーな――― まあ、手前ぇがどうしても闘るって言うなら、アタシも断れ無ぇが。(首をごきごきと鳴らし両腕を緩く拡げる。壁越しに見上げる先には化物じみた巨大な獣を構える狂った狩人。上等過ぎる御馳走を前に、じるりと舌舐めずれば指先に絡むチェーンの先、金色の杯を揺らして)          ――――但し、アタシは止めたぜ?(ヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽ) [Wed 12 Apr 2006 22:55:42]
アレックス > ( 幼女を礼拝堂の壇上から、ずらずらと長椅子の立ち並ぶ空間をすっ飛ばして門扉まで投げ放った膂力は既に、娘の本来の力では在りえない。 人間の力ではない。 それはこの神々の遊戯の間だけ、目を覚ました聖剣より分け与えられるもの―― だん!と響く、着地の音 そうだろう、そうだろう、まだ闘争は始まってすらいないのだから。 こんな物は挨拶にすらなりはしない。 神の御前、杭の突き出た鉄の塊を背負う娘は迷いもせずに、”壁の上に立つ”その姿を追う。 椅子の間に引かれた絨毯を踏む靴音は一定。 ) まあ、壁に立つだなんて何て罪深い。 神の御前でその傍若無人―― はいそうですか、と此処でお返しすると思いまして? ( と、と、と 絨毯に吸い込まれてゆく靴音。 ) それに 私、ずっと待っていましたわ…? もう待ちきれませんの。 さあ、早く早く早く早く早く早く始めましょう? ( がぱん、と聖剣の前部を跳ね上げ 装填された6本の筒への魔力の充足を確かめればロックし じゃごッ―― スライドを引いて。 ) これから始まるのはあなたの処刑ですわ。 ( オマエの満足など関係ない、と笑った ) [Wed 12 Apr 2006 22:44:30]
セクス > ―――な…!? ( 何が起きているのか、理解出来ない。 …外見にそぐわぬ身体能力など見慣れたものだったけれど… 彼女もまたそうなのかと、気圧されするように身を引いた――― が。 …軽い目眩のような違和感を覚えて… 頭に手を当てる。 …視界が二つ重なるように“ブレ”て… けれど、それはまだ完全には別たれず ) ………。 ( …理解の及ばない意識で、どこか遠くに二人の会話を聞きながら――― まだ、『ここ』に居た ) [Wed 12 Apr 2006 22:26:47]
> はッハハ――― 何だ何だ、居るじゃ無ぇか来たじゃ無ぇか、旨そうなのが手前ぇから。(横倒れたまま両手ぱちぱちと打ち鳴らし、その時既に神騙りの意識に修道女の姿は無かった。胸倉を掴む腕も其の侭に、値踏みするよう見上げた狩人の顔を覗く。)  ―――ふん?(眺める視線が、ふと歪む。訝しむ様眉根を寄せたまま、豪腕にて投棄てられればその両足は門扉の鴨居を踏み締める。だんッ、と鈍い音が響き――)  ……ははァ、成る程凄ぇ。流石パプテス、選手層が厚いってな。だが―― …参ったな、少し早ぇ。惜しいなあ、もうちょいなんだが。(そのまま門扉の縁に立ち、壁から垂直に立ち尽くした神騙りは両手をポケットに突っ込み、見上げるように狩人を仰ぐ。)  …―――おい、提案なんだがな。 もうちょっと、先にしねぇか? 手前ぇは、まだまだ旨くなんだろ。今の侭じゃあ、正直満足しきれねえ。(顎先撫でながら、値踏みを終えた少女は一方的にそう告げた。) [Wed 12 Apr 2006 22:20:02]
お知らせ > レフェリーさんが退室されました。 [Wed 12 Apr 2006 22:19:03]
アレックス > 嗚呼、嗚呼、何とお詫びを申し上げたら宜しいのでしょう?私がお客様をお待たせしてしまったばっかりに、シスターのお手を煩わしてしまったよう―― けれど、もうご心配には及びませんわ。 私がお相手を致します故―― ( 薄紅色の目をした奇異な修道女の姿も一瞥したっきり、ずらり居並ぶ椅子と変わりがないように殆ど無視したまま言葉を続け、扉も開け放したままで壇上に寝そべる幼女へと、靴音も高く歩み寄らん。 ) 下がっていてくださいませ? ( 伸ばす手は壇上で寝そべる幼女の胸倉へ、つかめるのであれば、壇上より引き摺り下ろし 細腕ではありえない膂力で投げ捨てよう。 出口の方へ。 兎にも角にも、「表へ出ろ」と、そう言う事だ。 早くもデュエルフィールドは形成されつつあるが、神の御前は不味かろう。 ) [Wed 12 Apr 2006 22:05:13]
セクス > この―――ッ! ( 押し寄せる不快感に任せて掴み掛かりそうになった矢先――― 『私のお客様』? …開け放たれる扉と、そこより現れる…あれは、確か『マリア』様…の偉容。 …視力も聴力も鈍いくらいだけれど… そこに宿した恍惚と巨大な杭に、理解が及ばず眼を瞬いて ) ………。 ( 興味を失ったように真後ろへと倒れる少女は、あるいは襲う好機だったのかもしれないけれど… 手を出せず。 一歩を踏み出そうとした姿勢を戻して、覗うような視線をマリア様へと戻す。 ……いや、あれ…… “寄宿生”の彼女に対しては、自分の方が位階は上と判断されるのだっけ…? けれど大聖堂で過ごした時間は、彼女の方が長い筈だ ) [Wed 12 Apr 2006 22:04:19]
お知らせ > レフェリーさんが入室されました。 [Wed 12 Apr 2006 22:04:19]
> はははははッ、何だお行儀が良いな。暢気にお伺いなんざ立ててる間に手前ぇらのダイキライな不敬モノが大聖堂に火でも付けたら手前ぇどうすんだ?(揶揄いそして辱る少女にとって、いちいち言葉に捉われる修道女は格好の玩具だった。吐息が掛かる程に顔を寄せ、拡げた両腕はまるで穢れ無き魂を取って喰らおうとする悪魔のようだ。)  はッは、残念だが此処は遊び場だよ。アタシにとっちゃあ――まあ、此処に限らず、世界そのものがアタシの遊び場だ。 何せ神だからな、人間の作った規則にゃあ縛られねぇし、何より手前ぇにアタシは殺せねぇ―――――ん?(きぃん。頭痛を伴う耳鳴りにも似た幻聴を覚え、振り仰ぐ。)  ……ハははッ、邪魔してるぜぇ?(ずるり、と振り仰ぐまま真後ろに倒れ、壇上に背を預け寝転ぶ様に、天地逆しまの狩人を眺める。) [Wed 12 Apr 2006 21:54:41]
アレックス > ( 震える音。 肩に下げた聖剣が戦いに呼ぶ。 闘争へと誘う呼び声に、吸血鬼狩りの娘は武装し、靴音も高く 静謐な廊下を進む。 聖剣を覆う布を剥ぎ取り、打ち捨てる。 露になるのは銀の杭と、機械的な鉄の固まり。 咎める声が聞えるが、知った事か 歩を進める毎に手をかけた聖剣より力と、高揚が湧き上がる。 嗚呼、早く、早く―― 闘争を、聖剣を手に力を振るうあの興奮を!そして邪悪を打ち砕き、神の威光を知らしめるのだ。 下卑た笑い声と、言い争うような声が聞える。 聖剣の使い手は、招かれざる邪悪?ならば好都合 諸共に打ち砕けば良い事―― 高い靴音は礼拝堂へと突き進み、扉を開け放つ。 開けた視界に修道女と、壇上に上がった不遜な幼女の姿。 共鳴は最高潮 それが使い手だと、確信する。 )―― お待たせいたしまして?私のお客様。( 頬を紅潮させすらした娘の肩に下がるは、銀の杭。 ) [Wed 12 Apr 2006 21:44:49]
セクス > …大聖堂はそれを許可しないでしょう…ッ ( 程度問題で、あるいはこの場合は、許可されるのかもしれないけれど… お伺いを立てて来るわけにもいかない。 …(審問局にして過激派な基準で見れば)明らかに異端な者であっても礼拝を許す大聖堂だ…。 一々勘に触る、まだ幼いながら邪悪(言い過ぎ)な少女の言動… 言いようの無い無力感と、忌まわしい感情に微かに震え ) ―――〜うるさい…。 …ここは遊び場ではありません… 出て行きなさい、異端…! ( ともすれば叫びになりそうな声は… このところ揺す振られっ放しだった精神で、どうにか押し殺し ) …事実を告げているまでです。 ……殺されなければ分かりませんか…… ( そんな相手に講釈をされているようで… そして、それらは所々、一々図星で… けれど、それでも出て行きそうにない相手には、思い余ってつかみ掛かりそうになる――― が? ) [Wed 12 Apr 2006 21:44:29]
お知らせ > アレックスさんが来ました。 『 キィィィ―― ン 』 [Wed 12 Apr 2006 21:36:47]
> ――ん? 何だ、やらねえのか。(顔面目掛けて拳が飛んでくるとばかり思っていたが。拍子抜けした顔をして、飽きたように机を降りる。意外にからかい甲斐が無ぇ等と嘯き、視線は再び気怠げに澱む。) ッたく、暇で暇で仕方ねぇんだ。遊び相手が悉く居ねぇしな―― 仕方ねぇ、お前で遊んでやる。 …ふん、その回答は30点だな。オリジナリティが無ぇ、感情顕わでちっとも怖く無ぇ、何より実効性がまるで無ぇ。(指折り数えて、肩を竦める。それから、出来の悪い生徒を根気良く躾ける教師然とした顔で) 言葉が下手ならぶん殴る。殴る自信が無ぇなら口先一つで相手を圧倒する。――ソレぐらいやれなきゃあ、不敬を咎める資格は無ぇぞ?(出て行く様子はまるで無く、刻一刻に押し寄せる負の感情を愉しむが如く説教を続ける神騙り。) [Wed 12 Apr 2006 21:33:20]
セクス > ( ―――ヒクリ、愉し気な笑みとは対照的に…表情を引き攣らせ…。 問答無用で排除する事は許されない環境と… 許されたとしても為し得ないであろう己の体力を思って、きつく拳を握り ) …妄言を…。 神を騙るなど、許される事ではありません。 神を侮辱する事は教会を侮辱する事… 死を以って償わせるに足る罪です。 警告します。 降りなさい。 …出て行って…! ( 静かな調子は次第に荒く。 …あくまで仄かな雰囲気レベルでの変化だけれど… 聖堂一杯の笑い声と、いやらしい笑みには、最後には小声ながら吐き捨てるような勢いを帯びた ) [Wed 12 Apr 2006 21:21:09]
> (じっと目だけ向けていたシスター殿が、『不敬』を目にした瞬間顔色を変えた――ように、少女の目には見えた。物静かな皮を被せた、獰猛な獣のようだ。その臭いを嗅ぎ取ると、半眼顔をにやりと、愉しそうに歪ませて) ―――さあて、それなら問題無ぇさ。自分の家で何しようが、自分の勝手だろ?(げらげらげら、と腹を抱えて雑音の様な笑い声を聖堂一面に響かせながら、両手を広げ) ――――初めまして、人間。 神だ、崇めな。(にたり、そんな言葉が最も似つかわしい、笑いを浮かべた。) [Wed 12 Apr 2006 21:12:37]
セクス > ( 『何か、お探しですか』 問うべきかと考えるけれど… まだ接触は持たれておらず、また、自分では修道女として大した受け答えは出来ないと… 『その行為』を目にするまでは、ただ、じっと視線を注いで ) ―――〜ここは神の家。 そのような行為はお控えください。 ( ツカツカと、摘み出さんばかり… と言うか、さっさと手を出しそうな雰囲気さえ滲ませて… 敬虔(少女に比べれば少なくともそう見える)な信徒達に睨みを利かせる少女へと歩み寄ろう。 …あるいは彼女もまた信徒かもしれないが… ) [Wed 12 Apr 2006 21:06:20]
> 何だ何だ、折角の愉快ゲームだっつーのにどいつもこいつも引き篭りやがって。ソレでも手前ぇら大地に満ちた人の子か、っつー…――あー、満々た分、個になると自信が無ぇとか、そういう話か?(面倒臭ぇとかぼやきながら、がりがりと頭を掻く真っ赤な少女は何かに気付いたようにふと振り返り) …――あん? 何か用か、お嬢ちゃん。(信徒が祈りを捧げるその尊い座席の机の上に、どかりと尻を乗せればぶらぶらと脚を揺らしながら視線向けるシスター殿へと声を掛け―― 嗜め半分軽蔑半分の罪無き信徒の眼差しに、喰いかからんばかりの睨みをくれてご退散願う。) [Wed 12 Apr 2006 21:00:34]
セクス > ( ―――“ヴァンパイヤ”を感じる時の、あの高揚感を恋しく思い… 重ねた手を、少しだけ強く握り締めた。 …『滅ぼせ』と真っ白になる意識に突き動かされる“あの時”ならば… このような罪深い意識… 捨て去ってしまえるのではと――― ) ………? ( そう、ハズレ。 『セレス』さんとは別人だ。 …その少女のような何かが何者で、何を探しているなど知らないけれど… 『ハズレ』 などと失礼に聞こえる事を呟いたのを聞き咎めれば、ふと、感情の遠い…薄紅色の視線をそちらへ向ける… ) [Wed 12 Apr 2006 20:54:45]
> (それは、気怠そうにやってきた。)  ―――あー。(だらりと両手をポケットに突っ込み、唯でさえ小さな背丈を猫背で余計に縮めながら、欠伸交じりの半眼で周囲を見渡す。) ……チッ、此処もハズレか。(敬虔であり且つ静寂を以って信心を尊ぶ信徒の疎らに参拝する中、その少女に見える何かだけが別世界の様に乖離していた。平たく言えば、浮いていた。) [Wed 12 Apr 2006 20:51:10]
お知らせ > さんが来ました。 [Wed 12 Apr 2006 20:47:20]
セクス > ( まだまだ訪れる人もいる時間。 聖堂の、信徒席の一番隅で… 被り物(ウィンプル!)までかっちりと着込んだ尼僧服の少女は、両手をお腹の前で重ね… ぼんやりと、祭壇の上に掛けられた十字架を見上げていた )   ( …クリスティアを離れて… 少しずつだけれど確実に、自我が明瞭になって行くのを感じている。 …まるで、それこそが罪だとでも言うように… 大聖堂を訪れて己の存在意義を否定された『あの日』からの一日一日が、頭から離れない… ) ………。 ( 『何故』 や 『どうして』 といった、教会に従う限り必要の無い筈の思いに苛まれて。 …また、新たに与えられた務めを果たせない我が身の不甲斐なさに、苛立ちのようなものを募らせていた…。 表面的には、どこまでも静かに ) [Wed 12 Apr 2006 20:43:14]
セクス > ( …先日、就寝時間を大幅に過ぎて戻った大聖堂では、女子修道院内の一部でちょっとした騒ぎになっていた…。 …暗黒街にあると言う『屍の塔』を目指したけれどスラムで道に迷ってしまい引き返した事を報告すれば… 無事を喜ばれるやら怒られるやら… 統一性の無い対応に、眼を白黒させてしまう )   ( 自分に指示を与えた先輩修道女は命令を撤回し… そしてやはり、罰らしい罰は与えられなかった。 …ただ、幾つかの祈りを捧げる事を命じられて… ) ―――。 ( 今、それを終え。 折っていた膝を伸ばして立ち上がる ) [Wed 12 Apr 2006 20:26:43]
お知らせ > セクスさんが来ました。 『( …ここへ来て初めて、叱られた… )』 [Wed 12 Apr 2006 20:18:12]
お知らせ > ヒグラさんが帰りました。 『(そんなことを考えつつこの場を後にしていく)』 [Wed 12 Apr 2006 02:49:01]
ヒグラ > (そして、問題は明日。少々危険を冒して暗黒外のシスター探しをしてみようか…そんなことを考えつつ。暗黒街なら、また、事件がおきるかも知れず)いってみてから、だよな… [Wed 12 Apr 2006 02:48:44]
ヒグラ > ……んっと、応答なし…だよな(扉は確かにのっくした、けれど中からの反応はない。これなら、今は眠っていて誰もいない、と考えていいだろう。ほっとしつつ)いないんじゃ仕方が無いよね(自分に言い聞かせるようにしながら、扉に背を向けた) [Wed 12 Apr 2006 02:38:27]
ヒグラ > よしっ(さんざ悩んだ少年はひとつの決意とともに扉へと近づいていく。もしも扉を叩いて誰も出てこなければかえる。誰か出てきたら思い切って見学を申し込んでみよう。もっともこんな時間だから断られるかもしれないけれど)だめもと、だよな(覚悟を決めた。ゆっくりと扉の前に近づいて扉をノックして…) [Wed 12 Apr 2006 02:23:16]
ヒグラ > (なんとなく、万人を受け入れる扉、とは思えない扉が近くにはある。あれをノックして見学したい、といえば見学させてくれるのか…)ううん…どうなんだろ…(おもいっきりトキノミヤコの出身の少年はひたすら悩む。気軽に突撃したら首だけで帰ってくるんじゃないかとかあらぬ想像ばかり) [Wed 12 Apr 2006 02:15:48]
ヒグラ > (トキノミヤコではあまり使われないガラスが夜とはいえ綺麗に見える。大聖堂のまえでうろちょろしているので思い切り怪しくはあるのだが…)やっぱりぜんぜんつくりが違うんだな…、ここなら、七つの大罪についてとか教えてもらえそうだけど(いきなりたずねて言って七つの大罪ってなんですか、なんて開口一番に聞いたら何事か、と思われるのは間違いないだろう) [Wed 12 Apr 2006 02:05:53]
ヒグラ > (見学も兼ねて…ならとヴェイトス市のパプテス本拠大聖堂の前にやってきた少年。その姿に感嘆しつつも中に入る勇気まではない)へぇ…こんなところなんだ…やっぱりすごいところだな…(本来の目的よりも見学が主になりそうな勢いでじーっとみていた) [Wed 12 Apr 2006 01:59:14]
お知らせ > ヒグラさんが入室されました。 『大聖堂の前…』 [Wed 12 Apr 2006 01:57:14]
お知らせ > アレックスさんが退室されました。 『――… へ?( おめめがまん丸に。 気の抜けない聖女だった。 )』 [Tue 11 Apr 2006 03:46:16]
お知らせ > セレスさんが帰りました。 『 ところで、宿舎を探していたのですけれど。(全く見当違いの場所である。) 』 [Tue 11 Apr 2006 03:38:01]
アレックス > ( 聖女の言葉一つ一つに頷く顔を覆っていた雲は、次第に晴れてゆくだろう。 ) ああ、目の前を覆っていた雲が晴れて行くようですわ。何故、一人きりだと… ありがとう御座います。これより先打つ鞭は、罪深さを押し込めるものではなく己の愚かさを戒めるものになりそうですわ。ああ、何て愚かだったのでしょう……!( 疑心暗鬼に陥り、誰かを恨むこころを押し込めるものではなく 差し伸べられていた救いの手に気付かなかった己を恥じるものへと 少しの興奮と、恥ずかしさに顔が火照る。 ) ええ――… 見合う前に志半ばで倒れる事とてありましょう。それでも、志を同じくする者が居ると 希望を託せますように――… 勿体無いお言葉を、ありがとう御座います。 ( ああ、やはり聖女様は聖女様。心酔すら浮かべて、頭を垂れて――… ) [Tue 11 Apr 2006 03:32:52]
セレス > あなた独りで全てを成そうとは思わないで下さいな。 私や貴女、一人一人が出来る事など、精々目に映る幾らかを救う程度でしょう。 でも、救うことが出来るんです。 ( 動き出せさえすれば。 そう続けてアレックスの前に、視線を合わせるように膝を着いてしゃがみ込む。 ) 貴女個人の戦いではありません。 一人でも多くが理想の為に立つべく与えられた、人間というもの全体の試練です。 その為のパプテス教会ですもの。 ( 願いを共にする一つの魂なのだと。先人が切り開いた世界を、その屍を超えて更に往く。 そしていつか必ず誰かが試練を乗り切るだろうと信じる、それは騎士道と同じ思想。 ) 私と貴女はいずれ戦わなければならない。 そう遠くない内に。 手を抜く事はできませんけれど、どちらが勝ち進んでも安心できるよう互いに尽くし、胸を張りましょう。  [Tue 11 Apr 2006 03:12:44]
アレックス > ( そうだった。 そうだった筈だ。 自分は何故吸血鬼を滅ぼすべきと思ったのだったか?それが誰かを救う事になると思ったからではないか 人々が安心して眠れる夜の為に。救いも得られぬまま永夜を彷徨う彼らの為に。絶える事無く続いて行かざるを得ない連鎖を断ち切らなくてはいけない、と そう思ったのではなかったか――… 何故、見失っていたのだろう? ) いえ…… そんな事はありません 貴方のお言葉で私は私の信仰と、成すべき事を取り戻せそうです。 ( その為に、身を捧げようと決めたのだった。 大願の為なら自分も含め、犠牲も厭わない、と。 取る形は違えど、願う事は同じな筈。 ) ありがとう御座います――… 再び誇りを胸に聖剣を手にする事が出来そうです。 [Tue 11 Apr 2006 03:03:44]
お知らせ > アレックスさんが来ました。 『――… そう、ですか。』 [Tue 11 Apr 2006 02:43:36]
セレス > 私ですか? そうですね…この聖剣に何処までの力が在るかは分かりませんけれど。 私は難しいことは考えられませんし、聖教会からはただ、「主の威光にかけて勝利せよ」とだけ言われています。 『全ての生きとし生ける者に安息を』では駄目でしょうか? ( 正直、勝った後の事は考えていなかった。 与えられた目的は勝利することであり、パプテス教と聖教会の威信を確たるものにする事。 願う事は当然あらゆる人の幸福以外には無い。 ) 抽象的過ぎてあまり参考にはなりませんか? 駄目なら、それを私自身がする為の力を授けて頂こうかと思います。 この身を捧げて一人でも多く、片っ端から救っていくしかありませんもの。 [Tue 11 Apr 2006 02:41:27]
アレックス > その力、で――… 。( 投げかけられる、夢見がちな答えに目を伏せて思考に陥る。 己が定めた願いは「吸血鬼の根絶」 その願いが叶えられれば、大勢の人の不安を一つ消す事にはなるだろう。 けれど、それが老婆を救う事になるのか?と言われると、少し難しい気がする。 決して、誰にも恥じる事のない願いと思うけれど、万人を救う事には繋がらない。 それが揺らぐという事は自分の在り方に疑問をもっているのかもしれぬ この街には惑わす物が多すぎる。 ややあって、視線を上げる。 ) 冒涜と知りながらお聞きします――… 聖女様は、この戦いに置いて何を成されようとしておられるのですか?( そこに、導きを見出そうとするかのように聞いた。 ) [Tue 11 Apr 2006 02:31:45]
セレス > ―――――軽率、だったでしょうか。やっぱり。 でも道に迷ってしまって、大きな宿だし安心だと思ったら娼館で、夜も遅くって、それで、それで。 ( 膝を付く娘の前で聖女は困った顔で言い訳するばかり。 その実、聖女という飾られた言葉に中身はまだまだ追いつかず、聖職者としてもあまりに知識と経験が足りていなかった。 ただ、直に触れてみた娼婦という人達が存外温かい良い人ばかりだったのが嬉しく、つい長居してしまったという話。 ) そうですね、日中の外出はあまり許可をいただけませんし、専ら夜間で歩く事にしています。 本当に吸血鬼みたいです。 ( 傍から見ればそういう風なのか、と今まで考えもしなかった認識を一つ頭の隅に置くことにした。 ) ―――…それでも。 貴女がその老婆の望みを奪ってしまったとしても。 それこそ勝ち進むしか無いでしょうに。 その上で貴女が勝者になったのならば、その力で改めて彼女を救えないでしょうか? 聖剣とはそういうものではないのですか? ( 夢想とか奇麗事とかの類だろう。 思ったままを口にする「聖女認定」はただの世間知らずの田舎娘に過ぎない。 「それが出来れば苦労しない」と思う事も出来ないような。 ) [Tue 11 Apr 2006 02:15:15]
アレックス > あの… 探しておられるのではないのでしょうか?… そ、それは、そうですけれどっ 貴方様は人々を導く立場のお方、あまり軽率な事は―― ( 聖女が高級と名が付くにしろ、娼舘と懇意だなんて気が遠くなりそう。必要な装置だという事は知っていても、潔癖な娘には娼舘、という響きへの拒否感は根深い。 十戒にも触れるではないか。 ) ええ、私もあまり見た事は無いのですけれど あまりにも食い違う事が多くて戸惑うばかりです。 日光はお体にも障りましょう。 ( そう考えてみれば、共通点もある。擬態するにはうってつけだろう 鼻の聞かぬ狩人は惑わされるばかり。 ) ええ、尤も あれを聖剣と呼んでいい物かは迷う所ですけれど――… ( 眉唾めいた言い伝えの家伝の槍、聖剣戦争の呼び声に姿を変えたそれは 剣と呼ぶのは憚られる姿形。 否、そんな事はどうでも良い ) 私は――… 約束された神の国の為と、この戦いに欲に駆られて集う邪悪を阻み、打ち砕くつもりでした。 聖剣を手に出会ったのは悪徳ばかりを食べ年老いた老婆。 私はその手の聖剣と、望みを打ち砕いた際に呪いを… 呪いの声を投げかけられ、自らの行動に、自らの信仰に迷いを持ってしまいました。 この大聖堂で導きを求めても、例え邪悪であっても人々の希望を打ち砕く事は許される事ではない、人道的であれ、と諭されるばかり。 鞭を与えられる事もありません。 大聖堂にも疑いを持ってしまいました。 聖女様… 私のした事は間違っているのでしょうか?不安で仕方が無いのです。 間違っているのであれば、どうか正しく罰を与え 正しき道にお導き下さい――… どうか…… ( 両手を組み、溢すのは己の迷い。 いくら聖なる読書を重ねても、救われる事もない。 ) [Tue 11 Apr 2006 02:02:34]
セレス > あ、あのですね。 街に来るまでは護衛の方も一緒だったのですけれど――――あ、でもとてもよくして頂いたんですよ? 皆さんとてもお話し上手で親切で。 ( ヴェイトス市来訪初日のそんなアクシデント話。 聖女も聖女であり、護衛も護衛。 呑気にも程が在る。 ) ―――――ああ。 そういう…そうですか。 貴女はハンターなのですね。 私、実際に吸血鬼も狩人も見た事が無くて…ああ、確かに本で読む吸血鬼というのは、青白い顔をしているものですよね。 そう…ご忠告ありがとう御座います。 ( クリスティアでは考えられない事だ。 吸血鬼が市民のフリをするだとか、そもそも街中を堂々と歩くとか。 狩人も必要になるというもの。 ) ――――貴女も、聖剣を。 ( 不意に飛び出した話は唐突で、暫し頭の中で整理してようやく理解することが出来た。 ああ、つまり。 ) 貴女と剣を交える事もあるということですね。 先に貴女という人となりを多少なり知る事ができて良かった。 でも、何を迷うのですか? ( 成すべき事は決まっている。 此度の聖剣戦争の聖剣であると承認された物を携えるなら、戦うか身を退くか。 彼女がどこかの所属としての代表者なら、退く事すら儘ならないが。 ならば尚更だ。 ) [Tue 11 Apr 2006 01:28:44]
アレックス > あっ、青猫…?何故聖女様がそのような所に――…?あの、付き添われた方は…?( 余りにも突拍子が無くて、面食らう。あそこの舘主は修道院出身というから、その伝かもしれないけれど、色町に聖女様をお泊めするなんて余りにも冒涜的過ぎる。 ) ええと、私は吸血鬼狩りの真似事をさせていただいているのですが、この島に現れる吸血鬼は どういう訳かアルビノイアを模す事が多いようでして… 海の向こう、私の故郷の辺りではアルビノを魔女の印しとする事もありますわ。聖女様がそんな事に巻き込まれるのは胸が痛みますもの。( 何故、聖女ともあろうお方が一人で出歩いているのかも少々疑問な所。僅か、首をかしげ。呼称には、ではそのように、と鷹揚に頷き。 ) そう、なのですか――… ( 俯く。成すべき事、と言い切る彼女に対して私は――… ) これも神のお導き―― 聖女様、私の話を聞いていただけませんでしょうか ( 十字を切れば、改めて向き直り。 ) 私も、聖剣の戦いに赴く者の一人。けれども、迷いがあるのです。どうか お導きを――… ( その場に膝を付いて両手を組んで、頭を垂れて ) [Tue 11 Apr 2006 01:13:08]
セレス > ……疑い??? あの、私が何か―――あ、いえ、確かに娼館…青猫、という所に寝泊りさせて頂きましたけれど…! ( 本人至って真面目に否定するのは何かの勘違い。 彼女の言う所の「あらぬ疑い」というのがよく分からず、何日も娼館に滞在していた事が大聖堂にバレているのかと慌て。 影ながら護衛がついているという事はバレバレなのだろうけれど、それはまた別口である。 ) あ、では覚えやすくアレックスさまと。 ああ、格好よくてお似合いかもしれませんね。 ( マリア、では覚え難そう。 アレックスの方が、背筋ののびた彼女の雰囲気には合っている気がした。 ) 今度の聖剣戦争で始めて公の場に立ちます。 未だ未熟ではありますけれど、聖剣が私を選んだのなら成すべき事ははっきりしていますから。 ( あくまでマイペースに、思う事を裏表無く述べる。 裏を作るということをあまり知らないというのが正解。 勿論、目の前に他の聖剣使いが居る事に気付いているわけもなく。 ) 知る限りの常識で見ない事にしました。 それでは頭が追いつきそうにありませんし…そうですね、これだけ人が溢れていては気付けないでしょうに。 田舎町なら直ぐに噂になってしまうのに。 [Tue 11 Apr 2006 00:47:14]
アレックス > ――… 外出の際は、お姿をお隠しになった方が宜しいと思いますわ。あらぬ疑いをかけられてしまいそう。 ( 屈託の無い笑みが眩しくて、目を逸らしてしまいそう。 降りかかった呪いに、焦がされていくこの身には無知とも、穢れのない、とれるその振る舞いが痛い。 この街は赤目を異端とする風潮はないけれど、良く似た邪悪が多すぎる ) マリアか―― もしくはアレックスとでも、お呼びください。( 自称する、あからさまな男性名を口に出す。本来ならサンドラで、ドラちゃんでもあながち間違いではないがががが ) 聖女、様――…? ( セレスティア、という名前は聞いた事がないけれど、聖女であるのならその振る舞いも腑に落ちる。その肩書きは、より神に近い超越の存在としての偶像。 ) クリスティアからいらしたのであれば、驚いたでしょう。 この街はまるで創世記にある街のよう。 そこかしこに悪魔が潜んでいるのに、人々はそれに気付かない。 ( 目を逸らし、心ここにあらず、と言った風に言葉を続けながら、単なる文字の羅列にしか映らない表紙をなぞり、我が身を省みる 退屈を感じた事はない。少なくとも、退屈と思った事は無い。 感じるのは、じりじりと焦がされるような焦燥感と、息苦しさ? 欲求不満と言ってしまえば、あまりにも俗。 ) [Tue 11 Apr 2006 00:34:30]
セレス > ( 正気の人間がある日いきなり押し込められたら精神を蝕まれるような環境を日常としている。 絶望的に余す時間と閉じられ遮断された空間に、教会が許可した本が100冊程度。 どれも飽きるほど読んだし、内容のバリエーションも薄い。 世間一般からどんどん浮世離れしていく事に焦りや恐怖を感じられないのは、かえって幸せかもしれない。 観察するような視線に気付いて小さく首を傾げ、また笑ってみた。 自分に向けられる視線というのはだいたいこういうものだという自覚がある。 ) アレッサンドラ…ア、アレ…マリアさん? ええと、なんとお呼びすれば良いでしょう? ( パッと浮かんだのは「ドラちゃん」だったが即座に打ち消す事にした。 なんだか怒られそうな気がする。 可愛いけれど。 ) あ、はい。 ご存知でしたか。 “聖女認定(Sanna recognition)”セレスティアです。 ( 丁寧な会釈に慌てて真似てみせつつ、再度自己紹介し直し。 益々彼女の素性がよくわからなくなってきた。 寄宿生と言っていたけれど―――。 ) ヴェイトス市で暮らす方は皆、忙しげですね。 それに料理の味も濃くて驚きました。 こういう大きな街はクリスティア以外知りませんでしたけれど―――都会は、苦手みたいです。 [Tue 11 Apr 2006 00:12:09]
アレックス > ( その隣に居並びながら、足の進みと、目線の遅さに随分おっとりした方だと思うと同時、どれだけ自分の歩調がせかせかと早いかを思い知る。うっかりすると気付かないまま追い越してしまいそうだ―― それが、我ながら罪に追われるようだと彼女の後ろ姿を見ながらに思う。 つい、おかしい部分がないか―― 吸血鬼的な部分はないかと観察したりしてしまうのも職業病のような悪い癖。 信じる事を説くべきなのに、疑って掛かる自分の罪深さに俯いて 思い出したように振り返る邪眼と言われる赤目と、切り出される自己紹介に少したじろいだ。 ) ぇ ?あ 申し訳ありません。少しぼんやりしておりました―― 私、寄宿生として代聖堂から指導を受けております アレッサンドラ・クレメンテ――… いえ、マリアと申します。( スカートを摘み、会釈を一つ。 ) あなたが、クリスティア正教会の――… 聖剣の使い手、ですか。 ( 大聖堂にいれば耳にも入る。 正教会と大聖堂の確執は聞き及んでいるが、島外からの客である自分にはあまり関係のない事ではあるが――… ) 退屈――… ですか?考えた事も、ありませんでしたわ。 ( 視線を外し、つ、と本の背表紙をなぞる。退屈を感じる事は、罪深い事だと思う。それと同時 なんだか、彼女の言葉が新鮮に聞えた  [Mon 10 Apr 2006 23:57:15]
セレス > ( 一冊一冊熱心に見上げて背表紙の文字を読むスピードは遅く、それこそ子供みたいにたどたどしい。 日がな一日修道院の地下で一人過ごすのが日常ともなると、自分の動作が酷くマイペースであることとか、時間の感覚がゆっくりしすぎている事など気付けるわけもなく。 ) ……あ、そういえば自己紹介がまだでした。 クリスティア聖教会派遣の、セレスティアと申します。 そう長い滞在にはならないと思いますけれど―――暫らく此方でお世話になります。 ( 相手の素性は分からないが、物腰と口調からして教会関係者だとは思う。 胸の前で小さく十時を切り、柔らかく微笑んだ。 ) 羨ましい話です。 これだけ本があれば退屈もしないで済むでしょうに――――。 ( 書棚に視線を戻し、心底羨ましそうに。 どこかズレた言葉の真意は、極個人的な事情故。 ) [Mon 10 Apr 2006 23:38:03]
アレックス > ( 見上げる視線に会釈を一つ。 此方の印象としては恐らく相手は年下―― いや、先天的に虚弱な人種故に年上なのかもしれない。兎も角年齢不詳な感じ、口調からすれば幼めに見えるけれど。 ) と、言うと――… 他の教会からの?( 通りで見た事がないはずだ、と腑に落ちる。 なんだか、世慣れしていない感じが微笑ましい ) ふふっ、今度からは誰かに申し付けてくださいまし。 きっと案内してくださいますわ。 ( 折角気付いたのだから、自分が と横に並びながら 会話は密やかに。 聖堂内は沈黙が良しとされる場所ではある。 ) そうですわね、恐らく ヴェイトス島の中では一番の貯蔵量なのではないでしょうか? ( 見回せば、壁面にそってずらり並ぶ書架はすべて本の山。 それでも、此処だけで全てではないのだから、呆れた物ではある。 場所が場所だけに中には、俗なものも、毒すらも混ざるけれど ) [Mon 10 Apr 2006 23:28:48]
セレス > あ、は、はい、すみません。 少し時間が空いていたもので…大聖堂というところ、ちゃんと見て回った事もありませんし――――( ハキハキと喋る相手の口調に、悪い事でもしたみたいに縮こまりながら俯き、早口で言い訳した。 ちらりと視線を上げて見れば、案外若い娘だ。 自分と同じかむしろ若いくらいにも見える。 ※あくまで主観。 ) ―――…これだけ大きな書庫になると、読みきれませんね。 目移りしてしまう。 ( 口調と雰囲気は硬いけれど、邪険にされているわけではないようだ。 気を取り直して本棚の間を見て周り、その背表紙を丹念に端から全部見て回ろうとゆっくりと頭を回し始める。 沈黙するのもなんだから言葉をかけてみたが、読書の邪魔かもしれない。 反省。 ) [Mon 10 Apr 2006 23:07:55]
アレックス > ( 見上げるた先にはあからさまな色素欠乏症の人物。薄っすらと金色の面影のある髪、薄い皮膚から血色が透けてピンク色の肌、淡紅の瞳も色素の無い瞳の血色がそのまま見えているのだという―― 改めて見るその人々は、奇異だと思う。 体のラインを覆い隠してしまう白いカソックから覗く掌は細く、大聖堂の大仰な扉は重そうだ――。 相対するのは、典型的な金髪碧眼のホワイティア。 鮮やかに白いパフスリーブのブラウスに、足首までの丈の長いスカートは一般の信徒のように見えよう。 ) お散歩、ですか?あまり興味本位で歩き回るのに歓心は致しませんけれど――… ( 大聖堂の人員をすべて覚えている訳ではないが、あまり見た覚えが無い神官風貌に首を傾げ。来客にしても、誰も案内が付いていないは違和感。 ) どうぞ、聖なる知識を求めるのであれば 何時如何なる時でも扉は開かれておりますわ ( 自分が許可を下せる立場ではないけれど、神官であるのなら 読書は推奨されよう、と 重そうな扉を押す彼女に手を貸して ) [Mon 10 Apr 2006 22:57:37]
セレス > あ、はい。 未だ不慣れなもので――――。 ( 半開きの扉からキョロキョロと中を覗きこみ、返ってきた言葉に顔を向ければ見知らぬ女性。 大半は見知らぬ人ではあるが。 シスターでもないような、素性の知れない学生風貌。 ) しょ ( びぅッ。 なにやらショックを受けて一文字発した。 書庫の反対方向を目指していた心算だったのに。 ) あ、あの、いえ、はい。 特別何処を目指してというわけでもなく…少し歩いて回ろうかとか、そんな。 折角来たのですから、本を見せていただくのも良いかもしれませんし。 ( お邪魔してよろしいですか? と遠慮がちに続け、一歩だけ室内に足を踏み入れる。 白外套にカソック。真っ白な髪に矢張り色素の薄い肌の、アルビノイアの娘である。 ) [Mon 10 Apr 2006 22:39:38]
アレックス > ( 見ればわかるだろうに。 そんな言葉は引っ込めて、目を通す本から顔を上げ 声をかける幼さ残した顔を見上げる。 ) ここは――… ( どこをどう迷ったのだろうか、礼拝堂からは外れ、壁一面に高い書架が立ち並ぶ書庫―― ) 書庫ですわ。 ( 恐らく、そういう事ではなく 大聖堂と呼ばれる広大な宗教施設の何処なのか、を聞いているのであろう。 読んでいた分厚い本をちらりと省みて 聖なる読書を中断する事よりも、助けを求める人を見捨てる方が罪深かろう。 ) よろしければ、ご案内致しますわ。 何処に行かれたいのです?( ウィンプルもかぶらぬ、修道女とも呼べない学生風貌は席を立ちて。 ) [Mon 10 Apr 2006 22:29:07]
お知らせ > アレックスさんが来ました。 『――… 迷われたのですか?( 長い三つ編みがゆれた。 )』 [Mon 10 Apr 2006 22:18:54]
セレス > ……あの、此処は何処でしょうか? ( 即座に道に迷った。 ) [Mon 10 Apr 2006 22:15:44]
セレス > ( そして ) [Mon 10 Apr 2006 22:15:04]
セレス > ( 大聖堂という建物。訪れるのは二度目になるが、何度見ても豪奢なものだ。 聖教会も決して小さなものではないが、純粋に街の規模そのものが影響しているのだろう。 何もかもが一回り大きく、塗りなおされた壁は白く、金色の装飾がそこかしこに目に付いた。 祭壇から離れ、少し歩いてみようか。 聖剣の所持者が現れたならば、直ぐに分かること。 今日は多分此処で寝泊りすることになるのだし――――。 ) [Mon 10 Apr 2006 22:08:11]
セレス > ――――…勝ち残る事が出来るでしょうか。 ( 瞳を開いて立ち上がり、主の像を見上げる。 腰に挿した聖剣の軽さが頼りなく、最初に対峙した男の見下したような言葉の羅列ばかりが頭に浮かんだ。 最初から酷く勝算の低い勝負だが、降りることは許されない。 クリスティア聖教会の威信を背負って此処に立つ限りは。 ) [Mon 10 Apr 2006 22:01:56]
セレス > ( 聖剣が返ってきた。 2度の打撃に耐え、疲弊した剣も幾らか命を取り戻し、今はまた左腰の短い鞘に納まっている。 僅かな休息の日々は終わり、また試練に立ち向かわなければならない。 だからその前に、祈りを捧げていた。 教会こそ違えど、天にまします我らの主は唯一のもの。 戦いを終えるまでの僅かな間、力を与え賜えと真摯に祈る。 ) [Mon 10 Apr 2006 21:54:15]
お知らせ > セレスさんが来ました。 『 祭壇の前、一人膝を折る――――。 』 [Mon 10 Apr 2006 21:46:46]
お知らせ > セクスさんが退室されました。 『( 『屍の塔』とは…? )』 [Mon 10 Apr 2006 00:25:43]
セクス > ( 丹精込めて育てられた風な花壇の影に、その人達は居た。 …ワインとは違う知らない形の瓶や葉巻を転がして、抱き合うように寄り添う男女… 多少軽薄な印象を禁じ得ない、修道女と修道士の二人組み…。 …何をしているのか理解が及ばず見つめていたら、修道士は慌てたような、激昂するような素振りを見せて――― 対照的にホッとした表情を浮かべる修道女に『あの子は大丈夫』とたしなめられる…。 …疑問は湧いて来る… けれど、彼らだって、自分よりは天の国に近いのだと…。 小さく会釈して、前を通り過ぎた ) [Mon 10 Apr 2006 00:25:02]
セクス > ( …あらぬ評判や推測を、過剰には生まない、という意味では… 訪れたのが他に沢山の話題を提供する『聖剣戦争』の最中であった事は、もしかしたら幸いだったのかもしれない…。 そうでなかったなら、それはそれで、しかるべき部署に預けられたのかもしれないけれど。 …実在を感じられる『神』や『悪魔』を前にして… 多少髪や眼の色が珍しいくらいでは、話題性としては弱かった ) ―――? ( 無為に足を踏み出した中庭… 清潔な感じに刈り揃えられた芝生を踏んで、少し進む ) [Mon 10 Apr 2006 00:04:41]
セクス > ( 薄紅色の奇妙な髪と瞳は、ここ数日で話好きな修道女達の間に『呪い』という漠然とした噂を生んで。 ――皮肉にもあながち間違ってはいないのだけれど―― 修道院長達を困惑させ、そこからポツポツと愚痴を零される、事情を知る高位司祭達のちょっとした頭痛の種になっているだろう。 …『教皇庁』からの預かりものを、本人の希望無しに勝手に転属、あるいは除名するのは簡単な事では無く… それとなく、多少誘導するように本人の意向を聞いても 『御心のままに』 の一点張りだった ) [Sun 9 Apr 2006 23:53:50]
セクス > ( 変に仕事が遅く、妙に失敗が多く、何となく居場所を無くして出て来た中庭で、ぼんやりと晴れた星空を仰ぐ。 修道女は皆、それぞれに務めを果たしているのに… )   ( やる気がない訳でも、悪気がある訳でもなく、それなのにどういう訳か無能過ぎる新米修道女は… 罰を与えるには真剣で、けれど働かせていたのでは、いつまで経っても仕事が終わらない…。 それどころか、仕事を増やしてしまう事さえ珍しく無い…。 加えて人当たりも良くないと来れば、どこまでも使い難い人間だった ) [Sun 9 Apr 2006 23:37:52]
セクス > ( ふとした機会に、ある司祭に聞いてみた。 その名前を聞くのは、あの時が初めてだったけれど… もしかしたら、何かの比喩だろうかと。 ラケル様その人の印象とあいまって、気に留めていた事 )   ( 司祭は 『知らない』 とも 『答えられない』 とも、『知る必要は無い』 とも言わず… ただ曖昧にはぐらかすようにして… 奇妙な薄紅色の瞳を困惑気に見る表情は、何事か考える風でもあったけれど、結局答えは与えられない ) [Sun 9 Apr 2006 23:24:13]
お知らせ > セクスさんが来ました。 『( 『屍の塔』とは、何ですか? )』 [Sun 9 Apr 2006 23:14:50]
お知らせ > セクスさんが退室されました。 『( どうすれば )』 [Sun 9 Apr 2006 00:14:41]
セクス > ( 参拝者の多い時間帯には… 髪のようにウィンプルで隠してしまえない薄紅色の瞳を持つ修道女が、このような場所に出る事を、あまり良く思われないけれど…。 …この時間であれば、急ぐ仕事でもないし、『ここはいいから』とは言われない。 …本当に久し振りに、務めを果たせて… 気付いたら、就寝時間を破ってしまっていた ) [Sun 9 Apr 2006 00:13:54]
セクス > ( …ぱしゃ、ぱしゃ… 桶の水で布巾を濯いで… 重厚な長椅子を拭いて行く。 …まるでやる気が無いかのような緩慢な動作だけれど… 表情だけは、真剣だった ) [Sat 8 Apr 2006 23:59:53]
セクス > ( 『教会の命令は絶対』だけれど… それを受理する為の意識は、矛盾を容易には受け入れられない。 『異端』の中で『異端』の命に従って… けれどそれは正当なもので、他にしようもなく… ただ、穢れていく… 正体の知れぬ狂おしい思いに、胸が詰まった。 …御国は私を迎えてくれますか…? 不安は大きくなるばかりで、そして、何かが引っ掛かる。 ……それは、人であれば当然の望みである筈なのに ―――どうして御国へ入らなければならないの――― )   ( …だって私は死んでしまったら――― 何だっけ。 …だって、そうしないと私は教会に――― 何だっけ。 ………。 ―――そうだった、何をしているんだろう…… ヴァンパイヤを狩らないといけないのに――― )   ( 『ヴァンパイヤを狩るなど許さんぞ』 ) ………。 [Sat 8 Apr 2006 23:57:17]
セクス > ( 聖教会で目覚めて、何年になるだろう。 …それ以前の事は勿論… 研修としてヴェイトス市に派遣された時の事でさえ、はっきりとは覚えていないのだけれど )   ( 唯一絶対の真理を、平易明快に与えてくれていた“16課”が消滅して以来… 日々の記憶は次第に鮮明になり、聖務の最中でさえ、気もそぞろに余計な事を考えるようになっている。 …アルビノイアの信徒が… マリア様が… ラケル様が… 司祭や修道女達の事が、頭を離れなかった…。 …“思考”というのは疲労感を伴うものだと知って… それが実は解放である事など知らず… 手放せるものならそうしたいと、心から願う )   ( なぜ 『抵抗するな』 と命じられたのですか… マスター。 ……“16課”を襲撃した彼らは、異端の筈だけれど…… 銃火と剣戟の中、命令を受け、死を恐れ、ただ震えている事しか出来なかった自分を捕縛したのは、教皇庁の組織だった。 …そして教皇庁より、大聖堂への所属を言い渡される… 『こんな場所』 への所属を ) [Sat 8 Apr 2006 23:40:32]
セクス > ( それは違う。 …ここ“大聖堂”であれば、彼女の言う通り 『教会とは神の声を世に伝え、祈る場所』 と、そう言うのかもしれないけれど… それだけでは、足りない。 …届く主の御心を実行し、教会と神の威光を地の果ての果てまでも届けようとしないのであれば… その声を聞く事に意味は無く… 声に従わぬ事は、罪深い事だ。 …司祭で無い自分には及び知らぬ世界だけれど…教会の意志は、神の意思に他ならない…。  そうでなければならない、それなのに  )   ( 私は、何をしているんだろう )   ( …多少は人の出入りがあるとは言え、礼拝に訪れる者はそろそろ少なくなる時間… 信徒席の長椅子を、時間がかかってしまうけれど丁寧に拭いていた尼僧服は、音にならない溜息を零した ) [Sat 8 Apr 2006 23:12:12]
お知らせ > セクスさんが入室されました。 『( ―――不遜? )』 [Sat 8 Apr 2006 22:55:54]
お知らせ > マルガレーテさんが帰りました。 『 一人になれば調べ物へと意識を没頭するだろう。 』 [Fri 7 Apr 2006 20:27:13]
マルガレーテ > 矢張り―――『屍の塔』は想定外? だとして、教会が捨て置くのは屍の王が聖剣所持者だから……。 ( 一人、思考を巡らす。 王の性格は見ての通り、だとしたら。 教会の狙いは聖剣に依る駆除? ) 何れにせよ――難儀だな。  [Fri 7 Apr 2006 20:26:30]
マルガレーテ > ( ある者は呪いを恐れ、ある者は祈りなさいと告げた――。 祈るだけでは駄目なのだと、教会を離れた身彼女を責めたりはしない。  ) 代行など……それこそが不遜で在りましょう。 教会とは神の声を世に伝え、祈る場所でありましょうよ。 ( 修道女の読んでいた本へと顔を向けながら、人に出来る信仰とは祈りである。 ) 不躾な質問を重ね重ね申し訳ない……知らぬのであれば結構。 ( 項垂れる姿に、内心で「矢張り」と。 去っていく修道女を見送るだろう。 ) [Fri 7 Apr 2006 20:23:16]
お知らせ > セクスさんが帰りました。 『( …別の修道女に呼び出されて… )』 [Fri 7 Apr 2006 20:21:57]
セクス > ( …『屍の塔』なんて、嫌な感じの名前だけれど…何だろう? そう思っていたら… ) [Fri 7 Apr 2006 20:19:55]
セクス > ( 疑う、と言うよりは… 単純な恐れ。 …感染を恐れるのとも違う…。 神を信じながら、救われぬ苦しみを受ける人を目にするのは、恐ろしい。 ……疑問を抱いてしまいそうで…… その彼女(?)は、受け入れているというのに ) …いいえ。 …神意の…代行、機関でありながら… 教会の、無力を… お許し下さい… ( パプテス教徒ならば…救われなければ…。 …だって…よき信徒であろうとして、それでも救われない事があるとしたら ―――私は?―――。 …老婆だと思っていた… 仕方の無い事だと思いながら… また、逃げ出したい思いに駆られてる ) ―――申し訳ありません。 私は、それを知る立場にありませんので… ( ただ、相手の様子は『質問したい』と言うより、『知っているかどうかを確認した』と言った風に感じたけれど…。 …ここでも力になれない事に、俯いて… ) [Fri 7 Apr 2006 20:15:05]
マルガレーテ > ( 杖の上に両手を置き、シスタァの対面へと腰を落ち着け。 吸血鬼も人狼も病気の生み出した迷信も含まれている―――そんな時代の出来事、シスタァが疑うのも無理はないだろう。 ) 自身を省みて―――神を試すのは、最大の背徳。 不平を零したのは聞き流してくだされ……しかし、此でも貴女様と同じ年頃なのですよ。 ( シスタァセクス? ローブが揺れる、嗤っているのだろう。 ) お聞きになっておりませんか……、聖剣の伝承も一般信徒には普及しておりませんな。  [Fri 7 Apr 2006 20:02:50]
セクス > ……それは…… ( 伏せた視線を上げられず。 …体の前で両手を重ねるようにして、戸惑いがちに言葉を探す… 『お気の毒に』 くらいしか、出て来ないだなんて ) ……ぃ、いえ…… ( 『神の試練』 その通りだ。 その通りだけど… でも、あの手は… 肌は… あまりにも ) 申し送れました …“6(セクス)”と、呼ばれています。 …何の、事でしょう? ( 『屍の塔』? 知りません、と首を振る。 聖剣戦争の話は聞こえて来るけれど… それでも噂話に加わるような事もしない新米修道女には、初めて耳にする言葉――― ) [Fri 7 Apr 2006 19:52:25]
マルガレーテ > 数年前でしたか――悪い『痘瘡』に掛かりまして、命だけは助かりましたが皮膚は膿み肌は崩れ二目と見れぬ姿に。 以来人目を忍んで細々と生きております。 ( 翳した手を見せ付けるよう指を折り、そして広げて。 僅かに緊張の走るシスタァへ喉を鳴らす音も病気の為かくぐもった息を吐く音が響く。 ) 失礼を――神の試練につい、我が身を嘆いてしまいました。 シスタァ…で宜しいか? ( 「お名前は?」 と 老女らしき人物の名乗ったラケルとは一般的なセイントの名、つまりは女性の洗礼名である。 樫の木の杖を付き、手近な椅子へと。 ) 『屍の塔』をご存知で? [Fri 7 Apr 2006 19:45:43]
セクス > ………。 ( 大丈夫。 落ち着いて。 …ここに居るのなら、パプテス教徒であるには違いないのだから…。 はっきりと言い聞かせる必要があった訳ではないけれど… 表情の乏しい顔に僅かな緊張を走らせて… その指先と、フードの奥に僅かに覗く肌を見つめよう。 …見つめてしまっている事に気付いて、視線を落として… 非力そうに椅子を下げて、立ち上がる ) …いいえ。 ようこそお出で下さいました、ラケル様。 …私は書庫の管理を担当していませんので、お答え出来るか分かりませんが… ( 『何でしょう?』 問い返す言葉は途切れさせ――― 『神にも見捨てられた』? ) …そのような事を、戯れにも口にされるものではありません…。 [Fri 7 Apr 2006 19:35:03]
マルガレーテ > ( 包帯の巻かれた指先を翳す、包帯の隙間より覗くのはささくれ立ち変色した肌地 ) 不躾でしたか? 少しお聞きしたい事がありましてな―――怪しいモノではありません『ラケル』と申します。 ( ローブの奧より僅かに見えるは、手と同じ変色した肌。 巻き舌のような、息を吐く発音で。 ) お目汚しを……病気を患っている身です。 神にも見捨てられた者ですが。 ( 不審そうな顔に、冗談めいた言葉被せて。 ) [Fri 7 Apr 2006 19:24:52]
セクス > ( 聖教会であれば… “16課”であれば、どう答えよと教えられただろう…。 …そもそも、自分が信徒への対応を迫られるなど想定外な事だし… 担当執行官以外と口をきく事すら、稀だった…。 …きっと、簡単な事だ…。 …保護するべき者を保護し、それを害する者は滅ぼす…。 …実効性を持った宣言に…最高の救いに… 一切の慰めや、ましてやはぐらかすような言葉など不要。 ……けれど……大聖堂は保護こそしても、滅ぼしはしない。 であれば、そのような宣言をもって救済する事は不可能だ。 ……どうすれば良かったのだろう…… ) ―――。 ごきげんよう? ( 靴音を耳にして、それとなく音の主の確認はしてしまったけれど…。 …声をかけられるとは思っておらず、どこか首を傾げるように… 姿勢を正して、一拍遅れて挨拶を返す。 …相手の『顔』はまだ見えないだろうか… ただ、おかしな声だな、と内心で思いつつ ) [Fri 7 Apr 2006 19:15:48]
マルガレーテ > ( 一般の信徒ならば許可される区画、全身を紺色のローブ包んだ老婆らしき人影。 樫の木で出来た杖を付きながら、虚空を見上げるシスタァの脇へと通るだろう。 ) ご機嫌ようシスタァ……。 ( 顔までローブに包まれた奧から、しゃがれた…息を吐きながら言葉を発するような発音の声が響くだろう。 ) [Fri 7 Apr 2006 19:10:12]
お知らせ > マルガレーテさんが来ました。 『 静謐な空気に響く足音 』 [Fri 7 Apr 2006 19:05:37]
セクス > ( 『火を放て』 …間違いなく、間髪入れずにそう命じられていたであろう頃を懐かしく思い… 奇妙な感覚に、胸に手を当てる。 平静にしているのに…心拍が、少し上がっていた… )   ( …『昔の事を思い出す』… 『一つの事を気に留め続ける』… 神命の矛盾に対して生じた疑問に端を発する自身の異常は、少しずつ顕著になっている。 …それはまるで、罪に塗れていくようで… ) ………。 ( …『差別・偏見』…の項に目を通し終えたところで、溜息混じりに本を閉じる。 不条理な迫害にあい、怒り、哀しむ者への言葉は… 『解決』こそを務めと信じる自分に口に出せる事ではなく… 得られぬ答え… 深まる混乱に… 途方に暮れて。 …質素だけれど頑丈そうな、重たくて引っ張るのに苦労した椅子の背凭れに身体を預けて… 虚空を仰いだ ) [Fri 7 Apr 2006 19:04:59]
セクス > ( けれど熱中しているようで… 情緒に欠しい表情はいつもに増して冷たく… 見ようによっては不機嫌そうですらあって… そしてそれは、今この時に限っては、当たっていた )   ( 自分でも立ち入りの許されるこの階層は、一般の信徒へも開放されている。 それでも立ち入りに一応の申請を必要とする事と、何より威圧的なまでに静寂を守る空気に、利用者は多くないようだけど…。 …そんな場所で広げているのは、新米助祭の心強い味方になりそうな問答集…。 先日、シスター…ではないのだっけ…寄宿生マリア?ううん… とにかく、そんな感じの人に引っ張り出して貰ったのと、同じもの。 …“大聖堂版”の、ヴェイトス市に対応出来るよう記されたそれには… 意識を汚されるような感覚を覚える ) [Fri 7 Apr 2006 18:52:04]
セクス > ( 聖剣戦争の最中にあっても変わらず静謐を守り続ける、周囲の流れより隔離されたような一角で… 新米以前の問題が山積みな修道女は、やはり現場を追われてしまい、その雰囲気を些かも損なう事無く、其処に居る ) ………。 ( 今日は一人で引っ張り出す事に成功した(大袈裟)、大判の硬表紙本を丁寧に捲り… 其処に記されている一言一句を、余す事無く丁寧に拾い上げていく。 …読む速度は遅く、些細な状況の変化で簡単に集中を途切れさせてしまうようだけど… かと言って他の事を始めるわけでも、姿勢を崩すわけでもなく… 疲れたら休みながら、止まったような時を過ごしていた ) [Fri 7 Apr 2006 18:27:06]
お知らせ > セクスさんが来ました。 『( 書庫 )』 [Fri 7 Apr 2006 18:15:44]
お知らせ > シルドさんが帰りました。 『(監督も、楽ではないのだろう)』 [Thu 6 Apr 2006 22:16:27]
シルド > (「なんとも」を連発し生真面目に言葉を発する騎士に、助祭も苦笑を禁じえないようだ。とにかくこの件は担当者や扱いが既に上層部で決定して実務者も動いている。こうして談義することはできても流れはもう見守るだけしかない)騎士団にも出動命令が下るかもしれませんね(見届け人や審判・あとは巻き添えを食いそうな人々の避難誘導や後始末。どことなく大聖堂が閑散としているのもその影響かもしれない) [Thu 6 Apr 2006 22:04:05]
シルド > しかし、聖剣とは…なんとも(「聖剣」という一般に流布している呼称にひっかかりがある。その部分を再び口にして)単に強大な力を持つだけで『聖』の名を冠するのはなんとも…(異教徒やパプテスへの異論に寛容な気風の派を信奉するとはいえ身命を捧げるほどの信徒には違いなく。そこがしっくりとこないのだ)聖の名を冠するに相応しいのは、力もさることながら神の御心を現すか…つまり苦しむ民や迷える者を導いて初めてそう呼ぶに値すると愚考いたしますが [Thu 6 Apr 2006 22:00:55]
シルド > (辺境区廻りより帰還後、騎士団に復命しそして信仰の場である大聖堂へ礼拝にやってきた騎士の耳にようやくその話は入った)それはなんとも。大掛かりですね(顔見知りの助祭が懇切丁寧に説明してくれる事情を聞くにそう短く感想を漏らした。既に出た被害と予測されるさらなる損害を思いやっただけで当事者でもないのに頭痛が) [Thu 6 Apr 2006 21:56:26]
お知らせ > シルドさんが入室されました。 『聖剣、ですか―(騎士の首が傾ぐ)』 [Thu 6 Apr 2006 21:53:29]
お知らせ > アレックスさんが退室されました。 『 聖なる読書へと戻るだろう。 』 [Thu 6 Apr 2006 20:25:51]
アレックス > ( 寄宿生という立場は留学生に等しいだろう。 他所の人間ではあるが、大聖堂から指導を受けて勉強をする―― ようするに、シスターである彼女から指導を受ける立場にある。 他所の国の貴族の娘であるから、政治的な問題で義務を負う事はなく、殆どお客さん扱いでVHとして活動したりと勝手に過ごしているが―― 罰を与えてもくれない、と聞けば、少し沈痛に。 己も、人道的であるように、と促されるばかりで罰を与えられる事もない。 ) 大聖堂は人道主義の立場のようですから …それでも、許しを得られない事は辛く、悲しい事ですわ。 ( 思うところはあるが、世話になっている以上陰口を叩くような事はできずに少し言葉を選ぶ けれども己の抱く物と似ていた物だから 貴方に正しき導きが示されますよう、と十字を切り ) マリアです。 シスターセクス ( ”6”?洗礼名としてもあまり耳慣れない名乗りをややいぶかしみながら 教会内であるから、洗礼名を名乗り 会釈を返し。 呼ぶ声に、それでは と別れを告げて―― ) [Thu 6 Apr 2006 20:22:43]
お知らせ > セクスさんが帰りました。 『( …それを証明するように… どこか遠慮がちに呼ぶ声が届く )』 [Thu 6 Apr 2006 20:10:01]
セクス > (*『途方に暮れる ) …“6(セクス)”と』 → 『途方に暮れる ) 申し遅れました。 …“6(セクス)”と』 すみません ) [Thu 6 Apr 2006 20:04:35]
セクス > …寄宿生… ( 馴染みの無いポジションに反芻するように呟いて。 …けれど、そう言われれば、今までの拒絶は嘘のようにすんなりと受け入れる…。 聖職者同士であるのなら、それぞれの務めに差し支えの無い範囲で、相互協力の義務を負うのだと… 冗談のように引き抜かれる本を、少し羨ましそうに… 『浮かない』、という感情を浮かべた顔で見つめて…。 差し出される本を、両手で大切そうに、しっかりと受け取った ) …ありがとうございます。 …思い違いをして…すみませんでした。 ……大聖堂は、罰を与えてもくれません……。 ご助力に、感謝いたします。 ( …それは失敗だ、罰を与えると言ってくれるなら…罰を受けても救われる。 正しい、唯一つの道を示してくれるなら、それに従う準備は出来ているのだから。 けれど…『何故、罰を与えられないのか』…なんて… そんな疑問を持ってしまうと、頼り無くて、途方に暮れる ) …“6(セクス)”と呼ばれています。 ( 相手も大聖堂の所属(?)と知れば… 一応、一拍遅れて名前らしきものを、ちょっと不自然な形で口にした ) [Thu 6 Apr 2006 19:57:01]
アレックス > ( 修道士と同じ宿舎で寝泊りしていても、ほとんど宿代わりの寄宿客扱い。一切の義務も負わず、日常の殆どをギルドに詰めている己との接点も薄かろう―― ここ数日を聖剣戦争の為に聖堂に留まっていれば、密やかに交される噂話のようなものは小耳に挟むかもしれないが。 何かと煩わしいような話を聞けば頭を振り ) 煩わしい話。 私、この大聖堂の寄宿生ですの。 シスターのお手伝いをさせていただくのは当然だと存じますわ。 まして、本を取る事位―― ( 特例であっても、シスターよりも下位にある、という事を伝えれば 掌を見つめて、そう見える事に今始めて気付いた、ようなシスターを前に 屈み込んで先ほどの本を引き抜く。 ) たいした事ではありませんもの。 ( そして、動揺する様なシスターに、本を差し伸べよう。 手伝うのは私の勝手、とばかりに。 ) 何か罰を受けるような事があれば、私が無理に手を貸したと仰れば宜しいですわ。 [Thu 6 Apr 2006 19:45:09]
セクス > ( もしも被り物…ウィンプルを取り払えば、瞳と同色の髪が覗く事になる。 …浴場でそれを目にする者もあれば、多少話題にはなるのかもしれないけれど… 上からの紹介は簡単なもので、本人に質問しても『知らない・分からない・答えられない』とにべもない答えを通すばかり。 良い噂は一切無いに違いない ) ―――ぁ… 申し訳… ありません。 ( 『残念』 そう言われ、つられるように視線を落とす。 …けれど、規則は守らなければならない… ) …ですが、私は上位聖職者の指示無しに一般の方の手をお借りする事を許されていません…。 …お心遣い、感謝いたします。 この身体は、そのように出来ていますので… 御心配なく。 ………これ程、不甲斐ないものだとは…思っていませんでした… ( ふと視線を移すのは自分の手… 『枯れ枝のような』 というような事は、決して無い。 …逞しくも無いけれど、弱りきってもいない、頑丈そうではないだけの普通な手を… 重ねるように握って。 謝る相手には、ふるふる、ただ首を振る。 …突っ撥ねておいて、謝られる事には、動揺を隠し切れずに… ) [Thu 6 Apr 2006 19:22:47]
アレックス > ( シスターが引き出そうとする本に目をやれば、ヴェイトス市では珍しくもない類の。 パプテスも一勢力でしかない現実から生まれた書物か―― 即刻裁判にかけられ処刑されるような質問にも、当り障りなく答えねばならぬのだろう。 僅か眉が寄る。 どこか反応が鈍いシスターの反応を待ちて。 修道士達と同じ宿舎で寝起きしていても、余り見ない顔だと思う―― 少なくとも、その薄気味の悪い瞳の色は一度見れば忘れまい。 ) そう――… ですか。 お手伝いさせていただきたかったのですけれど、残念です。( 助力の申し出を断られれば、僅か視線を落とし、なんだか回りくどい語り口に、少し怪訝な顔を。 ) こう申しては失礼なのですけれど、どこかぼんやりとして居られるように見え… なんだか危なっかしいものですから。 その… 具合でも悪いのではないか、と。 ( しかし何でもない、というのならお節介に過ぎないのであろう。 差し出がましい事を言って申し訳在りません、と付け加え。 ) [Thu 6 Apr 2006 19:02:55]
セクス > ( 取り出そうとしている本は、問答集のようなもの。 開けば告悔や問い掛けへのパプテス的模範解答が集められているだろう… 勿論、大聖堂版の。 …もしも目を通したなら、どうして異端の書物が教会の書庫にあるのだろうと首を傾げるのだけれど… それはまた別の話? ちょっとだけ引き出せた本を前に膝を付いていた娘は、知恵遅れか何かのような鈍い反応で、薄紅色を瞬かせる )   ( やがて す と立ち上がり、礼をする。 その出で立ちで推定信徒と判断すれば――― ) ありがとうございます。 …ですが、このような事で信徒の方のお手を煩わせる訳には参りません。 ………? …問題、ありません。 私は私の状態を正常と判断しますが…? ( どこかおかしいのだろうか? 語尾はやや問う風になりつつ… 覗う信徒を見つめ返して、微動だにしない ) [Thu 6 Apr 2006 18:46:34]
アレックス > ( 掛かる声は、その様子を目にとめた娘より。 暫し眺めていたのだが、とても大変そうにみえたものだから―― ) もし宜しければお手伝いを、と思いましたのですけれど――… ( 建前の上では、修道士未満の寄宿生が 呆けるよに虚空を見つめるシスターにそう声をかけるだろう。 修道士達と同じ宿舎を使っているのにも関わらず、ウィンプルも被らず、装いも修道士達に比べれば派手なまま侭で過ごす問題児の上に、今は聖剣の使い手ですらある。 ) あの、大丈夫――… ですか?どこか、体の調子でも悪い所が?( 見れば、桃色の瞳 違和感を感じながら、あまり見ない顔のシスターの様子を伺う ) [Thu 6 Apr 2006 18:32:59]
セクス > ( …クリスティアでは、こんな事無かったのに… ) ………は。 ( …待機命令を出される事はあったけれど… 道具の手入れをして、聖書を読んでいれば、じきに命は下された。 …待機もまた、務めの内だった…。 …でも、ここでは違う… ) ………。 ( 修道女として配属されて。 するべき事はそれなりに見えてくる。 …それなのに自分が手伝うと邪魔になってしまって、その結果として 『ここはいいから』 と言われるだけ。 …ただの放置で… ただ怠けているだけで… 務めを、果たせてはいない ) ―――? ( …『疑問に思う』 『不満を感じる』 といった事を、新鮮に思う。 …そんな感情を覗うことは出来ないだろうけれど… 休むような、ぼんやりするような… 呆けた調子で虚空を見つめていた、奇妙な桃色の瞳は――― 掛けられた声に、一拍遅れて振り向いた ) [Thu 6 Apr 2006 18:24:26]
お知らせ > アレックスさんが来ました。 『シスター。( 掛かる、声。 )』 [Thu 6 Apr 2006 18:17:37]
セクス > ( けれど時間をかけて )   ( …方針は曲げず。 ちょっと人に頼めば良い事を要領悪く、一途に挑み続けている… ) ………ッ! ( 新米修道女はそんなに暇な訳も無いのだけれど。 …きちっとしていそうな性格に反した、あまりと言えばあまりな無能は… 早くも、周囲に呆れられつつあって。 人知れずそんな事をしていても、誰も気に留めないし… …また、指示を与えられなければ何一つ行動出来ない意識には、他に集中して取り組むべき事が見つからなかった… ) [Thu 6 Apr 2006 18:15:55]
セクス > ………っん。 ( 間違っても本を傷付ける事が無いように、そおっと そおっと… けれど硬く押し込められた本を、そんな風に気を遣って引っ張り出すには… 日常生活にギリギリ問題の無い範囲とは言え限りなくレッドゾーンに近い筋力はあまりにも頼り無く… 危なっかしい ) [Thu 6 Apr 2006 18:08:29]
セクス > ( 聖剣戦争… それによって破損した聖剣の修復… それらに追われる大聖堂の、どこか忙しない空気は… 普段は殊更に静謐な筈の場所にまで、僅かながら及んでいる… )   ( けれどその渦中とは外れた、ヒトケの無い一画。 …一般の信徒でも閲覧を願い出れば立ち入りを許されるであろう浅い階層で… 被り物までかっちりと着込んだ尼僧服の娘が、重たそうに大判の硬表紙本を引っ張り出していた… ) [Thu 6 Apr 2006 18:01:25]
お知らせ > セクスさんが入室されました。 『( 書庫 )』 [Thu 6 Apr 2006 17:52:37]
お知らせ > ジャスティスさんが帰りました。 『……似ちゃダメよ? そこは……』 [Thu 6 Apr 2006 14:42:24]
お知らせ > アザリーさんが帰りました。 『 時々物事をゴリ押しで解決しようとする所も似て(以下略。 』 [Thu 6 Apr 2006 14:41:30]
ジャスティス > それじゃ、お風呂にしましょう! (あー、私凄く汗臭いでしょ?なんていいながら大聖堂前の大通りに出て行って……) あら、そうよかったー。 (何か一瞬心に引っかかったが、考えたらダメだ、と言うことでスルーした) あら、そう? (ジャネット様みたい、といわれれば、驚いたように自分の口に手を当てて……やがてにへらと頬が緩む) あはは、そうかな? (元気良く大股で公衆浴場へと続く道を進む……) [Thu 6 Apr 2006 14:39:41]
アザリー > ですねっ。 あ、御飯の前にお風呂の方がいいってお婆ちゃんが言ってました! 先に入ると消化に悪いんだって。 ( 両方行きましょう!と即決即答。神聖な大聖堂の中で出す声にしては少々五月蝿い感。 お婆ちゃんのしわ袋つき。 ) はい、ご近所のおばさんとかも手伝ってくれますし、掃除とか料理に関してはかえって楽…一人分の食事とか作るの楽ですしね! あ、なんかそういう言い方ジャネットみたい。 ( ジャスティスは「さま」。ジャネットは呼び捨て。 お姉ちゃんみたいな人だったから。 口煩くて理屈っぽい故人の名前が自然と出て、小さく微笑んだ。 )  [Thu 6 Apr 2006 14:35:58]
ジャスティス > そうねぇ……お腹すいちゃったわね、どこがご飯でも食べに行きましょうか? (時間があったらお風呂にもはいりたいな、なんて呟きながら廊下を歩いて、昼食の相談なんかして) えぇ、とりあえず、今月中には終わるはずなんだけど……本当に大丈夫? (日が落ちたら戸締りするのよ?ヘンな人が来たらあけちゃダメ、お金使いすぎもダメよ?なんてすらすらと言葉が口から零れ落ちる) [Thu 6 Apr 2006 14:29:29]
アザリー > ほんらことよい(そんなことより)おらかふきまひぇんか(おなかすきませんか)〜? ( そんな事扱い。 未だに偉い人というのに具体的にどう接するのが正解か分かりかねる感じ。 村じゃお爺ちゃんお婆ちゃんとだってそんなに口調とか態度とか改める事もなく。 そんな事より暗黒街からはるばる尋ねて立ちんぼして、お昼まだだなぁとか。 ) まだ暫らく続くんですよね? 教会の方は特に異常なしです。 任ぁかせちゃってくださいな! ( 手を引かれて立ち上がり、何処に根拠があるのか胸を張ってドンと胸板を叩いてみせる。 ) [Thu 6 Apr 2006 14:24:50]
審判員 > あぁ〜ざぁ〜りぃ〜〜。 (前吹き飛ばした人もそうだけど、偉いのよ?監督官なんて負かされちゃうくらいの人なのよ?とあざりーの柔らかいほっぺたをぐいぐい引っ張りながら恨めしげにうなって) ……けどまぁ、ちょっと時間かけちゃったわね、ここ数日は教会のこともまかせっきりだし。 (ごめんね?と謝りながらアザリーを引っ張り起こして) [Thu 6 Apr 2006 14:18:50]
アザリー > あ、終わりましたかっ? ちょーっと長いかなぁとかそんな感じで自分なりに今出来ること(※盗み聞き)をしてました! あ、どうもー。 ( ようやく話が終わったのが心底嬉しげに。 一瞬扉の向こうに見えたイカツイおじさんに、尻餅ついたまま挨拶などなど。 初めて見る人である。 ついでに手を振ってみる。 ) [Thu 6 Apr 2006 14:15:01]
お知らせ > オブライエンさんが帰りました。 『(狂信者とも揶揄される傷顔の神父は、目を細めて二人を送りだし─)』 [Thu 6 Apr 2006 14:11:48]
審判員 > あれ? ってア〜ザ〜リー! (何をしていたのよ!と腰をかがめてしりもち付いたシスターをにらみつけて『もちろん手は腰』) あっ……失礼しました! (その後おお慌ててでドアを閉めて……) ひゃーっ、偉いところ見られちゃった [Thu 6 Apr 2006 14:09:59]
付き添いシスター > ( また「相当の保証金」なんてものを都合したりしようなんて考えないだろうか? 最近は少し余裕があるとはいえ、暗黒街の教会は半ば孤立無援。イザという時のお金をドンと出してしまったりとか――――。 ) なきにしも あ ら にゅう…わ あ あ ああああー!!! ( 恐るべき腕力の差が今此処に! 11-5=6! なにそのパワー。 ぺったり扉にくっつけた頬が押し返され、弾むようにシスターが尻餅を着いた。 また尻だ。 ) [Thu 6 Apr 2006 14:06:57]
オブライエン > …期待していますよ。 それでは。 (机上の報告書に目を落とし…… そのときたいへんなことが!(ぼうよみ)) [Thu 6 Apr 2006 14:04:30]
審判員 > 難しいですね、それは。お気遣いありがとうございます。 (職務を第一に動きますので、そのあたりはご心配なく。そう告げて、廊下に出れば……付き添いシスターは吹き飛ぶか、転がり込むか…… この発言の秒数下一桁が奇数なら外開き、偶数なら打ち開き [Thu 6 Apr 2006 13:59:43]
付き添いシスター > ( 末端も末端、限りなく端っこに在籍するシスターにも漠然と聖剣戦争の話は伝わってくる。 幸いというか、その審判員の教会で暮らす身でもあり、大まかな流れだけは掴めるくらいで。 ようするに、聖剣所持者の一人が逃亡奴隷であると。 この街に来るまで無縁だった奴隷と言う制度。馴染めないというのが本音ではあるが――――――事の顛末を聞き届けようと、それはもうどっしりと扉に身体を預けて耳をくっ付けて。 ) [Thu 6 Apr 2006 13:57:59]
お知らせ > 審判員さんが来ました。 [Thu 6 Apr 2006 13:57:31]
オブライエン > ……もし仮に。 剣を放棄し、当聖堂の庇護を受けたいというのであれば。 当月末までは身の安全を保障できるでしょうが。( 引き出しから、書類を取り出した。 「執行停止中」 の印の押されたものを数枚 ) …余罪も数件。聖堂での拘留中に身元の保証の出来る者が現れたとしても、相当の補償金が必要になるでしょうな。 (ふぅ、と息を尽いて) …雑多剣奴に、そこまで懐を痛めるものが居れば、或いは。 (監督の職責から。誠意で以って。この武僧にしては、破格のサービスで言葉を添えると、尼僧の礼に頷いて、見送ろう) [Thu 6 Apr 2006 13:55:57]
審判員 > やはり無理ですか……聖剣のせいで心神喪失状態だった、というのも無理がありますか……。 (残念です、と首をひねるが、納得はしたようです) それでは、彼の勝利を願うまでにしておきます。 (もちろん大聖堂の候補者の勝利が一番ではあるのだけれど) それでは、また職務に戻ります、失礼します。 (そう告げて、頭を下げる) [Thu 6 Apr 2006 13:52:41]
オブライエン > …逃亡奴隷は極刑と相場が決まっています、シスター。 (裁判を行うのは、王と教会。ヴェイトス市は議員共和制である為、それは専ら教会の仕事となるだろう。詰り─) 勝利者となり、奴隷身分からの解放を望むのであれば、或いはそれは叶うのかもしれませんが。 (法は、法。大聖堂のもとに下された死罪判決。それを最も多く蒙ったであろう魔女ギルド等が、先ず黙っては居まい。) [Thu 6 Apr 2006 13:45:54]
付き添いシスター > ( *いっぽうそのころ。 ) 難しいお話しっぽいなぁ。 長そう―――――。 ( 扉一つ隔てた外では、審判員の付き添いで(半ば強引に)ついてきたシスターが一人、立ちんぼ。 時折行儀悪く扉に耳をつけて中の会話を盗み聞きしては、よくわからない内容に首を傾げている。 たまに一緒に外に出たんだから何処か行きたいなあ、とかあまり聖職者的ではない事を考える、シスター1年生。 ) [Thu 6 Apr 2006 13:41:58]
お知らせ > 付き添いシスターさんが入室されました。 『 聞き耳。 』 [Thu 6 Apr 2006 13:37:53]
審判員 > 成る程……セレス様が買った場合以外は、聖剣はこちらのものに、と。最後にもう一つ……聖剣所有者の中に奴隷が一人……混ざっていたと思いますが……彼、このまま勝ち残っていくのなら、なんとかして大聖堂に引きこむことは出来ないでしょうか? (確か、一度共闘した事のある人物のはずだ、と他の監視員の報告書に出ていた名前を挙げて) [Thu 6 Apr 2006 13:35:52]
オブライエン > 聖剣の数、所有者などについては── 調査を進めています。 良くあるイレギュラーの範疇で納まるのであれば、それに越したことはありませんが。 ( とはいえ、取りあえずは文献を追いかける事くらいしか出来まいが。 いかにも怪しい、あの大剣の男を審問に掛けられれば──とは思うが。 現時点では規則的にも、戦力的にも無理だ。) [Thu 6 Apr 2006 13:35:38]
オブライエン > …とりあえず、奇蹟を見届けた事を教皇庁に届けます。 それから、当教会からの【偽罰誓願】が残った場合は、聖遺物の一つとして納められる事になるでしょうね。 (リベリウス神官が以前探索で手に入れた聖遺物“聖母の涙”。それを蓄蔵することで、パプテス大聖堂の勢力・威光は実際に強まった。今回の聖剣戦争に関っているギルドの目的も、そういった意図の比重は大きいだろう。) [Thu 6 Apr 2006 13:28:37]
審判員 > はい、よろしくお願いします。 (修道女は、オブライエンの言葉に肯定の言葉を返すと、ちょっとためらいがちに何度か唇を開いて) オブライエン神父様……今回、この戦争の後、大聖堂はどうされるおつもりでしょうか? (聖剣の数も、所有者もいままでとはだいぶ違うそうですが、と尋ねた後、自分も十字を切って神父の加護を願って) [Thu 6 Apr 2006 13:21:00]
オブライエン > 秘蹟を監視する、我々信徒にとって重要な仕事とはいえ─…危険も又大きい。 御身を労りなさい。 主の御加護が共にありますよう。 (そう、十字を切りながら) [Thu 6 Apr 2006 13:18:40]
オブライエン > これはどうも。(頷いて応じた)…ええと、確か。(…ヴェイトス市番外区画。言う所の暗黒街にある教会。そこを守っている名物尼僧が居た筈だ。)…シスタージャスティス、でしたか。 [Thu 6 Apr 2006 13:14:29]
審判員 > 失礼します。 (室内に入ってきたのは、報告書を携えた審判員。まだ若い修道女だった) オブライエン神父様、報告を。 (そういって羊皮紙を差し出すが、その視線は興味深そうにオブライエンの卓上に視線を走らせようとして) [Thu 6 Apr 2006 13:08:37]
オブライエン > (──もとい、14本だったか。 もっとも、公式発表は13本であるから、聖剣戦争について知るもの──宗教・魔術系ギルド員らも、『今回は8本より多い』。或いは、『13本である』、と認識している筈。) …はい? (戸を叩く音に誰何の声を) [Thu 6 Apr 2006 13:02:27]
お知らせ > 修道女さんが入室されました。 『ノック』 [Thu 6 Apr 2006 13:01:14]
オブライエン > (聖剣戦争にはイレギュラーは付き物。±1本くらいは当たり前のように起こるという話だが──今回は不可解な事に多すぎる。 13本。 聖剣戦争を2度起こせそうな勢いだ。) [Thu 6 Apr 2006 12:57:19]
オブライエン > (教会圏の聖剣は3振りだったか、どれも未だ健在。なによりな事だ。) ……文献の調査の方は進んでいますか? (下級神官の一人に、そう声を掛けた) [Thu 6 Apr 2006 12:55:04]
オブライエン > (審判員は、聖堂騎士団や、下級神官、侍祭と様々だが、いつ、何処で始まっても対応できるよう、相当数の人員を割いていると聞く──他にも、魔女ギルドなど、有力団体が審判員を派遣しているとも。 聖剣戦争の監督管理責任は大聖堂にあるが、なにぶんこれだけの事。実際には其々の団体も運営に深く関っている。) [Thu 6 Apr 2006 12:52:50]
オブライエン > …全ての聖剣は、一戦を交えたようですね。 (審判員からの報告書類をぱらり、捲って吟味する。 決闘は七戦。 砕けた剣は二振り。) [Thu 6 Apr 2006 12:50:22]
お知らせ > オブライエンさんが来ました。 『一通り──』 [Thu 6 Apr 2006 12:47:08]
お知らせ > 維言さんが帰りました。 『( 手元に無い間の、束の間の休息。 …居眠りしてる所をしばき起こされるまで、とも。 )』 [Wed 5 Apr 2006 16:11:27]
維言 > ( 俯いた拍子、視界に流れ込んできた髪。 ざらざらと、やたらと長く伸びた白色。 ―― 少し眉を顰めて、指先で摘む。 )  多少の長期戦覚悟はともかくー。 …染め直す暇が無いってのが、ちょっと痛いような気がしたりしなかったり。  ( この色はあんまり好きじゃない。夜に紛れるには、不都合があり過ぎる。 光も遮断するくらいの黒で、丁度良いのに。 一度「死んで」、巻き戻される時に不純の要素が弾かれでもしたか。 すっかりと色の落ちてしまった髪を眺めて、溜息一つ。 )  染め粉のストックも足りなかったりします、しー。 …後で作って頂かないとってな感じでしたり。 ( ―― それもまた、常の日々に戻ってからの展望。 暢気な思考は、手元にアレが無い所為か。 それとも、只の逃避か。 …どっちでも一緒だと、喉奥が揺れる。 ) [Wed 5 Apr 2006 16:07:05]
維言 > ( 細かいことは良く分からないが、喪失した分の聖句概念を無理矢理に補充する―― らしい。色々説明された気はするのだけれど、半分も覚えていないと自信を持って断言出来る。理解の仕様が無いと言った方が、正しいかもしれない。 一つ確かなのは、こんな無理強いの補填、二度は不可能だということ。 )  …明日には元気に帰って来るって訳ですね。 善し悪しにも程があったという感じ。 ( 殆ど概念が消える寸前にまで損耗していた書が、十全にまで戻る―― という事は、考え辛い。 となれば、同じくらいに損耗し合った過日の対戦相手も、似たような状況か。 あちらは、多少なりと支援を受けるこっちとはまた別の苦労があるのだろうけれど。 )  ―― 何にしたって難儀なお話。 ( 膝に乗せた式典を代替みたいに軽く撫でた。 ―― 呪いの詩は聞こえない。 ) [Wed 5 Apr 2006 16:00:23]
維言 > ( 行儀悪く椅子の上で膝を抱え込みながら、手にしていた包みをぱらりと解く。包みの外装は新しいマント。中身は―― 鍵穴の無い封を施された書物。 聖性と魔性が入り混じったアレでは無く、普段の任務で使う聖歌式典の方だ。ずしりとした重みを指先に感じながら、体裁だけは同じ「書物」」の形を取るものを、思う。 )  句式の概念を補填って。大丈夫なんですかね、そんな事しちゃって。 ( ならば其処まですり減らすなとしばかれそうでしたので、口にしなかった本音をぼっそーり。 ) [Wed 5 Apr 2006 15:51:32]
維言 > ( まだ使用予定の無い礼拝堂。 信徒が紛れ込んでいる、ということもなく静寂と沈黙。 静けさが懐かしい等と思ってしまうのは、暫く聖句詠唱の書物と付き合っていた所為かもしれない。 …あんなものに馴染みすぎても、困る気はしたけれど。 緩々と足を進めて、礼拝席の一つに適当に腰を落ち着けた。 ) [Wed 5 Apr 2006 15:45:16]
維言 > ( ―― へんなところで切れた。 ともかく、そんな風に聞いてみたら、余り見た事の無いおえらいさんがえっらい渋い顔しました。 でも実際、ずりずりと頭に聖句連唱を叩き込まれる身としては、これがもう、断末魔に近いって分かっていた訳でして。 どうしたものかと思っていたらば、下った通達は。 )  ……あんなもの、どうやって修復なんぞ、するんだかとか呟いちゃいますよ。 ( 辿り着いた扉の前で足を止めて、溜息。 重厚な扉を、低い位置から力を込めてゆっくりと開いていく。 ) [Wed 5 Apr 2006 12:02:38]
維言 > ( 此処数日、延々と脳髄に沁み付いて離れなかった聖句の謳いは、聞こえない。  ―― 先日、初めて体験した、あの戦い。跡形も無く消えるような一撃を受け止め、放ち、削りあって傷つけ合ってズタズタになっても結局何とか生きている、無茶苦茶なていたらく。 マントこそ真っ二つにはされたが、終わってしまえばまるで夢のように傷ひとつ無い――  否。  呪いの如く連ねられていた聖句が、半ば消えかけている事に気付いたのは、報告に戻ってからだ。 「 で、これもう終わりっぽくないデスカ・ [Wed 5 Apr 2006 12:00:40]
維言 > ( 時刻はそろそろ、太陽が中天を示す頃。 祈りの声が、祝福の聖歌がちらほらと聞こえて来る中、黒い包みを抱えた牧師服が通路を歩く。 男装と言うには、子供じみた矮躯と背中を覆ってざらりと伸びた白髪が、おかしな代物。 足音も何処か投げやりなままに、向かう先は礼拝堂。 )  ……この時間空いてるのはー…確か、こっちだったような記憶記憶。 ( 真面目に祈りに参加するつもりもなさそうな独白。 時折すれちがうシスターや司祭に頭を下げながらも、伏せた眼差しはずっとり胡乱。 ) [Wed 5 Apr 2006 11:57:03]
お知らせ > 維言さんが来ました。 『 ――― はあ。 』 [Wed 5 Apr 2006 11:44:46]
お知らせ > アレックスさんが退室されました。 [Tue 4 Apr 2006 23:37:56]
アレックス > ――… ( やがて自分の立場の微妙さを思う。 自分は大聖堂から選出された訳でもない。 本来なら監督役であり、寄宿させてもらってもいるこの大聖堂から出た聖剣を立てねばならないのだろう。 しかし、協力体制にあるとはいえVHGから出ているのだから半ば敵に回っているに等しい。 己の持つ聖剣が島外から持ち込まれた物である事と、大聖堂から出た使い手の持つ聖剣が曰くつきである事も含め集団に所属する以上、そういった柵は存在してしまう。 煩わしい事だと思う―― 祈るだけでは居られないのもまた、罪深さか 十字を切り、重い聖剣を手に立つ。 今宵も己を戒め、鞭打つばかりで過ぎてゆきそうだ。 ) [Tue 4 Apr 2006 23:37:55]
アレックス > 空いた空間で言えば、海岸――…?仕舞いには他所でやれ、と言われますか。 ( 唇がゆがむ。 どちらにせよ、人の手に余る過ぎた力は忌み嫌われるよう―― 足元に伏せた鉄塊を見やる。 いかに聖剣であろうとも、祈りの場であるこの場所で晒してはおけず 布をかけてあるが―― これを振るうあの感覚をどう例えた物だろう。 一度握れば彼らも魅了されるに違いないのに――… そんな自分の思考に溜息をつく。 いけない、これでは狂戦士のようではないか――。 ) [Tue 4 Apr 2006 23:36:45]
アレックス > ( 頭を振り、鬱々とした思考を切り替える―― 己が呪いの声に足を止めているうちに複数のデュエルが行われたと聞く。 仮にも大聖堂に寄宿生としているのだから、デュエルの審判を司るジャッジ隊が齎す戦闘結果は耳に入りやすい。 また、修道士と助祭、一部の僧兵・騎士等で構成されるジャッジ隊が危険を推してなお最前線で避難誘導していても、人知を超えた戦いに伴う被害に市民から不安の声が寄せられていると言う―― 市の介入を拒み、自治を主張する場所までは知った事ではないと思うが、何らかの対策が取られるのだろうか? デュエルを推奨される場所、等が制定されるかも知れぬ。 )―― 市内であればコロセウムあたりでしょうか。 ( 剣戦奴隷と同じ場で、見世物として戦う事は当然好まないが 営利に敏感な彼らの事だ。 自ずから働きかけるかも知れぬ。 ) [Tue 4 Apr 2006 23:12:15]
アレックス > ( しかしながら、使い手が打ち倒すべき邪悪であれば在るほど 聖地であるこの場からは遠ざかるのだろう。 この建物には、この場の土には主を讃える祈りが深く根付いている。 その祈りは邪悪を阻み、その身を滅ぼすだろう。 そうでなくてはならない。 ここはパプテスの聖地。 招かれざる邪悪は踏み入ったその瞬間に罪の報いを受け滅びるが良い。 ) ( そうであるならば ) ( こうして座っているのは邪悪は打ち滅ぼすべき、とす己の信仰にただ迷っているに過ぎないのか―― 幽かに吐息が漏れる。 瞳を開けば、十字架を望む事ができる。 代弁者の言葉が繰り返す。 ) [Tue 4 Apr 2006 22:50:51]
アレックス > ( ヴェイトス市最大のパプテス系建造物である大聖堂 その荘厳な礼拝堂にずらり並ぶ長椅子の最前列 長い金の髪を二本の三つ編みにして垂らす娘は背筋を伸ばし、瞳を閉ざして座す。 それは祈りを捧げているのではなく、神の御前で己の罪深さを押し込めているだけに過ぎない。 同時に、むやみに歩き回るよりは聖剣の使い手と遭遇する確率の高いであろうこの場所で 次なる闘争を、再び聖剣の使い手として力を振るうその時を待ちわびている。 それは懺悔の場で窘められ、悔い改めよと自分で自分を鞭打った末の、自己弁護のような妥協案とでも言おうか―― 受動的であれば、己に罪はないとでも言うような。 ) [Tue 4 Apr 2006 22:29:12]
お知らせ > アレックスさんが入室されました。 『 長椅子の上 』 [Tue 4 Apr 2006 22:28:38]
お知らせ > セクスさんが退室されました。 『( ……申し訳ありません…… )』 [Mon 3 Apr 2006 18:56:29]
セクス > ( 『異端審問を受けては?』 と問うのは…例えそれによってあらぬ迫害から身を守る事が出来るとしても…信徒に対する侮辱。 現時点で信徒と信じ込んでいる娘は、それを薦める事も、調べる事も無く。 ……人を慰めた経験など『無い』身を不甲斐なく思い…… 『どうして私を修道女に』 意識はそこに帰結してしまう。 …一つの事にこれ程拘るのは『初めて』だ… ) …私にその権限はありませんが、教会は信徒の方に対し、可能な限り多角的な支援を惜しみません。 お困りの際には、お越しください… ( 笑みに、胸がざわついた。 けれどそれは『天敵』を感じ取ってのものではなく …守るべき者を守れない、自分と大聖堂の無力さに…。 ……『私の、心と体を通して』……。 …不可能です…なんて、正直に返してはいけないのは、何となく分かるけど ) ―――Ms… ( それは司祭の役割です。 …私には出来ません…。 逃げ出したい思いで、その場に立ち尽くして ) ―――。 ( …『教会の敵は殺す』… それだけを教えられ、魂の救済など知らない娘は、かける言葉を失った ) [Mon 3 Apr 2006 18:55:25]
お知らせ > ルミニアさんが退室されました。 『(教徒の真似事も、中々に面白い)』 [Mon 3 Apr 2006 18:44:01]
ルミニア > ( どうやら、最初の関門は突破できたようだ。あくまでも己をアルビノイアで通して、教会の関係者とパイプをもてるまでに接触する。そこから吸血鬼たちにとって有益な情報――たとえば狩人たちの動きであったり、聖堂の動き出会ったりをそれとなく引き出す。長期的なプランで頓挫する危険も高いが、ルミニアはあえてその土台を如こうとしているのである。 ) とんでもありません。その言葉だけで、心に一時安息を得られたようです。 ( 僅かに笑みを浮かべて、胸に片手を当てて見せた。それにしても――この娘、なにか普通の人間と違う感じを受ける。それが何かまでは分からないが、漠然とした違和感を覚えたのは事実だった。 ) それには及びません。今、街では聖剣なるものを持った者たちが戦っていると聞きます。聖堂の方々も、それらに関わってお忙しいでしょう。 ( そうして、目の前の彼女の言葉に、うなずいた。 ) 願わくば、あなたの体と心を通して、私の言葉を父なる神にお届けください。 ( そうして、ルミニアはまた膝を折ると、胸のところで手を組んで、実かに言葉を紡ぎ始めた。語られるのは、神はなぜアルビノイアと吸血鬼、似た風貌のモノをこの世につくりたもうたのか、とか。自分たちが迫害を受けることも、神の与えた試練なのか、とか。そんな他愛もない内容。 ) [Mon 3 Apr 2006 18:41:57]
セクス >  ………いいえ。 アルビノイアは知っています。 教会はその存在を異端と認識していません。 ( 珍しいけれど、それ程特別なものでもない。 伸ばされる手より視線を逸らすのは、失礼にあたると思っての事。 修道女にしては、その返答は味気ないものだろうか ) …あなたが主の御心に沿うよう努めるのであれば、何も恐れる事はありません。 …神意の代行機関たる教会の膝元で、信徒の方を哀しませた事をお許しください…。 ( この街には、異端が多過ぎる。 …彼女がパプテス教徒であるのなら、それを迫害するのはパプテス教徒でなく異端者であろうという短絡的な思考…。 …怯えと戸惑いを見せる婦人には、対して、僅かな動揺を見せた…。 …『どなたもいらっしゃいませんでしたので』… その一言を反芻して。 …もしかしてそれは、思わず見つめてしまった事に対する言い訳のようなものだったのかもしれないけれど… ) 司祭を呼びますか? ( …用件は覗いました。 では、修道女の自分に対するリクエストは?と… やや落とされた視線は、もう婦人を凝視する事は無い ) [Mon 3 Apr 2006 18:30:22]
ルミニア > ( まさか向こうも吸血鬼が一人で聖堂に礼拝に訪れる、などとは思うまい。ばれればその場で灰にされてしまう危険な接触。しかし、その薄い氷上を歩くような行為も、駆け引きに成功すれば思わぬ利益をもたらしてくれる。微笑みのない相手を少しだけ見つめて、彼女の視線が己の肌に向けられているのに気づいた。 ) ――まるで病人のようでしょう? ( 細い腕を顔の前で伸ばしてみせる。 ) この街では、吸血鬼と間違われて迫害を受けるアルビノイアが数多くいます。私も、その一人。今日ここを訪れましたのは、父なる神に私の涙を受け止めていただきたいと。そう思った次第です。 ( 胸元に手を入れ、あらかじめ用意していた十字架を見せる。これも、演技。その瞳には怯えと、戸惑いと、悲しみの色をにじませて。己の演技がどの程度通じるのか。下手をすればこの場で吸血鬼ではないかと調べられることになる。 ) [Mon 3 Apr 2006 18:10:47]
セクス > ( そうして教会との関係をそれなりに発展させた相手が、『実は吸血鬼でした』 などという事にならぬよう。 …暴く可能性を持つユニットが有効活用される事は無く、一般の尼僧服に押し込められている…。 …聖堂へ入ると、まず目に留まるのはアルビノイアの女性…。 ここがクリスティアであったなら、或いは種族看破を試みたのかもしれないけれど 『戦闘は禁ずる』 という、現段階で最高位の指示に従い… 深く目を閉じて、礼をした ) ………ようこそ、お出でくださいました。 あなたが御心と共にありますように。 ( 急ぐでもなく… と言うより、やや遅いくらいの足取りで近付いて。 …普通に話す声の届く距離で、もう一度礼をする…。 …微笑みは無い… ただ、あらゆる事に興味の無さそうな顔が… どこか動揺した風に、婦人の色素へ注がれる ) [Mon 3 Apr 2006 17:59:21]
ルミニア > ( 一応、十字架も聖画も平気。ニンニクや聖水振りかけられたらひとたまりもないけれど。 ) ハイリスクハイリターンだけど、この街で動くには天敵とも表向きの関係をつくろっておかないと、ね。 ( 小さく呟いて、唇の端を僅かに歪める。片膝をついて十字を切ると、両手を組んで祈りをささげた。祈る神など知らないけれど。 ) ――あら。 ( 扉を開けて大聖堂に入ってきた人物のほうを見る。立ち上がって、小さく会釈をしよう。 ) ごきげんよう、シスター。どなたもいらっしゃいませんでしたので、一人静かに祈りをささげておりました。 ( 桃色の目をした彼女に、やんわりと言葉をかける。 ) [Mon 3 Apr 2006 17:49:34]
セクス > ……ッ…。 ( ガチャンッ! …質素な食器の割れる音に、身を強張らせた… )   ( ヴァンパイアの存在を知覚しない限り、ものの役に立たない身体… 不器用な自分の手元… これで何枚目かの皿が、手を滑り落ちて砕けている… ) ―――っ。 ( 表情の乏しい顔に動揺が走り… 恐怖とも怒りともつかない歪な感情を覗かせるが――― 『怪我はありませんか、シスターセクス』 先輩修道女に柔らかく声をかけられ… 振り向いた時には、どこか欠落したような表情に戻っている ) ………申し訳ありません。 ( …どこまでも淡白…。 そんな調子や、ミスの数々を… 先輩修道女は不慣れな環境や緊張、クリスティアからやって来たという旅の疲れのせいと考えてか… やんわりと首を振り、『ここはいいから』 ただ、外へ出るよう促した ) ―――いけません。 ………私の…務めです… ( また、口答え。 …けれど意に反して零してしまった言葉は飲み込みようもなく… きつく拳を握って俯いた。 …『聖堂にお行きなさい。あなたはまず、気持ちを落ち着けないと』… 微笑みながら与えられる、奇妙な指示に… 違和感を覚えながらも、頷く他に無い ) ―――分かりました。 失礼します。 ( ―――被り物まで一分の隙も無くかっちりと着込まれた修道服。 …髪は隠されて見えないが、桃色の目が奇妙な娘が、僧坊へ続く扉より大聖堂へ――― ) [Mon 3 Apr 2006 17:43:16]
ルミニア > ( カツ、カツ、とヒールの音を響かせながら、建物の奥へと。なんで吸血鬼がこんなところへ来るのかって? 情報収集のために決まっている。 ) 聖堂はいま聖剣のことであわただしくなっているはず。となれば、ゆるりと礼拝の真似事もできるというもの。 ( 女は秘密を抱えたまま妖しく、時に大胆に。本来であれば夜の眷属が進んで近づかない場所にさえ、入っていく。欲しいのは、情報。途中までいったところで、帽子を取って凛とした面持ちで辺りを見渡す。 ) [Mon 3 Apr 2006 17:30:57]
お知らせ > ルミニアさんが入室されました。 『(聖堂を訪れたのは、帽子を被った白髪の女)』 [Mon 3 Apr 2006 17:27:44]
セクス > ( …この身体は、ヴァンパイヤを狩る為に存在している…。 …教会に従い主の御心に沿うよう努めるのは当然の責務であり… それを果たす限り、天の国は私を迎え入れてくれる。 ……『迎え入れて貰えないのでは』 と考えると…… そんな筈は無いのに… 渦を巻くように漠然とした恐怖が押し寄せて来る ) ―――(そんな筈は無い)―――。 ( …洗い物をする手は休めずに、深く息をする…。 …修道院に入るのが教会の意向であれば、それに従えば良い… 私などがそれを疑問に思う事こそ、罪だ )   (分かっている事なのに)    [Mon 3 Apr 2006 17:20:15]
セクス > ( …大聖堂を訪れたのが 『この時期』 でなかったなら…。 …そして… たらい回しにされた挙句、自分の大聖堂配属を承認したのが 『あの司祭』 でなかったなら…。 状況は違っていたのかもしれないけれど )   ( 『教皇庁の紹介状を持って現れた “クルースニック” とされる娘』 は、聖剣戦争の最中に来訪し、その配属を承認したのはとびきり穏健派(?)な司祭だった )   ( …かつて、『そうしなければ殺す』 と選択を迫られた職責を奪われて… 解かれて… ―――それは、あと数年早ければ何より救われる事だったろうに。 …己が 『そうしている』 経緯すら忘れてヴァンパイヤハンターである事に盲従していた人間には、『感じた事の無い』 虚無感と焦燥感を募らせるだけのものだった… ) [Mon 3 Apr 2006 17:01:54]
お知らせ > セクスさんが入室されました。 『( あるいは )』 [Mon 3 Apr 2006 16:45:42]
お知らせ > 維言さんが退室されました。 『( 後は、顔も知らなかった司祭様に祝福を頂いて。 知らない夜を駆ける時間の始まりだ。 )』 [Sun 2 Apr 2006 22:34:20]
維言 > ( この辺りを上司様に進言してみると、戦争前に首が無くなりそうな気がしたので、流石に黙っていました。 延々と、何処までも呪いのように連ねられた聖句の海から顔を出すよに、本を閉じた。   少しは、頭痛も治まってくれる気がすると、自己暗示自己暗示。 )  ……ちゃんと、それなりには頑張らなくも無いので、怒らないで下さいね。 ( 一応、望みが無い訳では無い。 単純にも程があって、上にしか進言していないが。 頭蓋に反響する聖句の嵐が、使い手への文句のような気がして。言い訳のよに、一言ぼそりと呟いて。 扉の方へと視線を投げた。 ) [Sun 2 Apr 2006 22:33:47]
維言 > ( …多分、だ。 私はアレなモノであるからして、聖性に刻まれるという感覚ではあるけれど、これって普通の人間―― 聖職に或る者が手にした場合は、きっと逆になるのだろう。  溶ける事無く混在する違和感は、一方で使い手に祝福を与え、その反面では破滅へと引きずり込もうとする。 聖性と魔性は、糾える縄の如く絡み合って此処に在る。 )  ……もうちょっとふつーのを手に入れてらっしゃったんなら、お鉢とか回って来なかったんでしょうねと、幼児にも分かる推測コーナー。  [Sun 2 Apr 2006 22:29:44]
維言 > …まー、所属を積極的に名乗らなきゃ済むってコトですと、結論付けてみたりしました。 ( もしも顔見知りが参加していた場合、一見でバレる事にはなるけれど、その時はその時。選ばれてしまったんだから仕方無いーとか言い張るべきかもしれない。 …戦場を目前に控えて、我ながら余計な思考に余念が無いとは思うのだけれど。雑念でも凝らしてないと、聖性に刻まれそうになる。 解体して分解して別のモノに構成し直されるような、違和感。こうして、ページを手繰る指からもぎしぎし感じる軋み。 ) [Sun 2 Apr 2006 22:26:51]
維言 > ( 数多の聖句を片っ端から叩き込まれている気分。 …あながち間違ってもいなさそうな所が、更に堪える。 ――… どうしたものやら。 否、やるべきことは決まっているのだけれど。 )  ……そも、大聖堂の代表とかって名乗ってよいものか駄目なのやら。 ( 一応、今回の件において、大聖堂は監督役。 監督役が自ら選手出していいのかなー、とか余計なことを考えてみたりもした。 進言もしてみました。 上司様には、 「選手言うな」って怒られました。 私が言うのも何ですが、ツッコミ所はきっと其処じゃないです。 ) [Sun 2 Apr 2006 22:24:17]
維言 > ( …使用されている言語が古過ぎて読めはしないのだ。読めは。 でも、こうして文字列を目で追っていくと、頭の中に込められた意図が意思が遺志が流れ込んで来る。 最初にコレを手にした時のような、暴発的な知識の奔流では無い。けれど―――  )  ……既に呪いですね、これ。 ( 呟く声すら、頭蓋に反響する言葉に紛れて、雑音だらけ。 ―― Sanctus, Sanctus, Sanctus ――  響く音色は聖なる呪い。おかげで、頭が痛くて仕方無い。 簾のよな黒髪ざらりと流して、ぐってりと俯いた。 ) [Sun 2 Apr 2006 22:17:10]
維言 > ( 常に携帯している聖歌式典とは違い、封が施されている訳では無い。だから、こうして表紙に手を掛ければ、その中身を伺い見るのは誰にだって簡単。 ――― とは、いえ。 )  ……いえ、訂正訂正。 ( ぱらり――  紙の捲れる乾いた音が響く。少し重たい表紙の下、重なるものは古びた羊皮紙。本の体裁を取る物に記されているものは、文字列には違いない。 ) [Sun 2 Apr 2006 22:09:25]
維言 >  ――… こうして見ると、いつものとあんまり変わらないんですけれど。 ( 奥まった場所にある礼拝堂。呼吸すら憚られる程の静寂が満ちた場所に、もっそりと黒い影は蹲っていた。 床にではなく、礼拝席の上で。 視線が落ちる先は、黒革の書物。もしくは、その外観を纏った何か。 ) [Sun 2 Apr 2006 22:04:32]
お知らせ > 維言さんが入室されました。 『( 一つの帰結が訪れた頃。 )』 [Sun 2 Apr 2006 21:59:56]
お知らせ > キリエさんが退室されました。 『(人が殺したい?そんなことは無いよ。きっとね。)』 [Sun 2 Apr 2006 15:52:07]
お知らせ > オブライエンさんが帰りました。 『(必要な事を告げると、黒神父は離れていった。幾許か、空気が軽く感じられるかもしれない)』 [Sun 2 Apr 2006 15:49:16]
キリエ > ―――了ー解。そんじゃ、気が変わったらまた来るかもね。そんときゃ宜しく。(ひらひらと手を振って、踵を返した。恐らくは、もう言うべき事も無いだろう。気になるのはあの怪しい男。あいつは一体何を考えて、自分に此の戦争の話をしたのだろうか?―――まぁ良い。どうせ気にしたところで劇は止まらぬのだ。舞台裏の事は、裏方に任せれば良い。そう―――今、自分は此の下らない人形劇の役者なのだから。そんな風に思っているのは己なのか武器なのか、それはもはや判らないけれど。) [Sun 2 Apr 2006 15:47:11]
オブライエン > ──話が早いのは助かる。私とてそれほど暇ではない。(くく、と低く笑うと、頷いた) それでは、君を聖剣の使い手と認めよう。 君の聖剣戦争への参加は受理された。他の使い手と【決闘】を行い、聖剣の奇蹟を行使する事を許可する。 自身の誇りに従い、存分に競い合え。 [Sun 2 Apr 2006 15:39:45]
キリエ > あー、つまり最後の生き残りになれば願いが一個叶うって奴ね。(規則には、ガンダ○ファイ○国○○約のような文章がずらりと並んでいる。それを見て、『この『!』の数は何とかならんのかなぁ』なんて食傷気味に思ったとかは、また別の話。そして―――既に彼女の常識に武器の常識が同化し始めてるってのも、また別の話。)―――最後の一人になるまで劇は続くと言うのなら、踊り続けた方が得って物。判りきってるとは思うけど―――参加するよ。(袖の内に黒い棒を直しながら、至極あっさりと述べた。ここまで順応できているのも、何処か不自然ではあるのだけれど―――そんな事は、如何でも良いことだ。) [Sun 2 Apr 2006 15:34:06]
オブライエン > ──ルールの説明は此処までだ。 多々良霧江。 ──君はこの『聖剣戦争』に参加するかね? 若し、聖剣を放棄するのであれば、期間中、大聖堂が君の身の安全を保障するが。 [Sun 2 Apr 2006 15:30:04]
オブライエン > ──“諸聖人”と悪魔は、聖剣が最後の一振りと為ったときに現れよう。 或るいは七本の聖剣を砕く、比類なき聖剣の現れた時に。 ──細かい規則は、此処にある。後で眼を通しておけ。 ( 聖剣戦争の七条の規約の記された、畳んだ紙片を手渡そう。 そして、一瞥する ) [Sun 2 Apr 2006 15:26:58]
キリエ > ―――否、聞いてるってのはちょっと違うかな。最初から知ってたような気がする。(まるで、常識として最初からあったような感じさえするのだ。不自然極まりなくは、あるけれど。) [Sun 2 Apr 2006 15:20:08]
キリエ > (なんとゆーか、詐欺だ。此処まで大手を振って怪しいと、逆に怪しくなくなるんだから。やっぱり詐欺だ。)其処までは聞いてる。取り敢えず他の聖剣、若しくは使い手を壊せば良いって事も教えられはした。(それで良く乗り気になった物。普通なら殺されるのは嫌だからってんで真っ先にリタイヤしそうな物である。ただ―――殺す覚悟が在るのかと言われれば何とも言えないだろう。おそらく、己自身は手を下さないだろうから。だからきっと、殺したという自覚の無いままに罪を重ねるんだろうと思う。勝てるか如何かさえ、そもそも怪しいけれど。) [Sun 2 Apr 2006 15:18:47]
オブライエン > ──尤も、今回はイレギュラーだ。八振り以上の聖剣が存在しているが。 [Sun 2 Apr 2006 15:12:59]
オブライエン > 多々良霧江。 (頭一つ以上違う目線。自然と見下ろす形となってしまうが、威圧的になっている事など、気に留める様子も無く続ける) …君が巻き込まれたこの戦いは、『聖剣戦争』と呼ばれるものだ。8振りの聖剣と、その使い手によって繰り広げられる生存競争──という事くらいは、その宝具から聞いているか? [Sun 2 Apr 2006 15:12:00]
キリエ > (聖堂内で唯一つ、異質な空気を感じた。そもそもそんな大層な能力も無い己でさえ異質だと感じ取れるのだから、それはきっと隠そうともしていないのだろうよ。ともかく、その空気のそもそもの発生源に向けて言葉を発したのだった。)自分の名前は多々良霧江。こいつの名前は知らん。(なんて、袖の内から黒い棒切れのような物を出してくるくる回しながら応えよう。何ともやる気があるのか無いのかはっきりとしない態度ではある。その望みさえ何処か如何でもいいと言うか、なんでも良いからとか言われたからしょうがなくって感さえ漂うのだから笑えない。) [Sun 2 Apr 2006 15:05:08]
オブライエン > ──私は、この大聖堂の神父の一人。 今回の聖剣戦争の見届けを任されているオブライエンと言う者だが。 君の名はなんというのかな、聖剣の使い手よ。 [Sun 2 Apr 2006 15:02:42]
オブライエン > (現れた、黒い神父は。 …とは言え、神父の法衣は皆黒いのだが、そういう意味でなく。彼の纏う空気そのものが黒い。 ともあれ、その黒い神父は、参加表明に現れた聖剣の使い手へ、歩を進める。 かつり、かつり。 ゆっくりと、一歩ずつ。) [Sun 2 Apr 2006 15:00:15]
オブライエン > (普段であれば、神経質なまでに静穏を保とうとしている空間。礼拝堂。 どれほど急いでいても走る事は許されない。 自然、このような時ではせかせかとした足取りの侍祭らが慌しく行き交う事となるのだが。) [Sun 2 Apr 2006 14:58:12]
お知らせ > オブライエンさんが来ました。 『(かつり、かつり。) ……成る程。』 [Sun 2 Apr 2006 14:55:35]
キリエ > (とは言え、具体的に何をしろというのだろうか。単に名前だけ述べれば良いのか、目的まではっきりと述べなきゃならんのか。其処が今一はっきりしない。何しろってんだ。そもそも何の参加表明とか言ってないのに通じるのかと言うお話。まぁ―――面と向かって聖剣戦争云々とか言っても頭がちょっと可哀想な人で済まされそうな気もするし。それで、具体的に何をすれば良い。名前だけ述べれば帰っても良いんですか。ただ拾っただけで巻き込まれた哀れな人形師には、いかんせん知識が少なすぎる。戦争自体の概要は剣―――と言っても良いのかわからないが、兎に角そこから流れ込む情報で何となく判る。だが、之は知識の中に無かった。もしかして番外なのか、これ。いや確かに剣と言うより棒ですが。) [Sun 2 Apr 2006 14:52:36]
キリエ > (何処から嗅ぎ付けたのか、工房にまで現れた教会の使者とやらから話を聞いたのは、先日青猫でおもちゃにされた後、何とかかんとか工房まで辿り着いた時の事であった。なんでもお前は聖剣に選ばれたわけだから、正式な参加表明をしに来いと言うのだ。そう通達されたのが、かれこれ二時間ほど前。それ以前にも再三来いとか言われてたのを忘れていたわけでもあるが。と、言うわけで聖堂内に入る。そもそも神なんて信じてない―――と言うよりたとえ信者だったとしてももう信じていられない―――己には、聖堂内の空気が異様に重く感じられた。『あのー、正式な参加表明云々って言われて来たんですけどー。』なんて、司祭に向かって無遠慮に切り出したとか。) [Sun 2 Apr 2006 14:45:24]
お知らせ > キリエさんが入室されました。 『(そういえば、顔を出せとか言われていた記憶があった。)』 [Sun 2 Apr 2006 14:39:38]
お知らせ > オブライエンさんが帰りました。 『(神官の一人が言った 『神父、お痩せになったのでは?』 真逆、とは笑い飛ばせなかった)』 [Sat 1 Apr 2006 20:28:14]
オブライエン > (生のセロリに乳酪(ヨーグルト)を付け、ばりばりと齧る。 それが15時間ぶりの食事である。) …商業ギルドや建築ギルドにも、話を入れておかねばなるまい。 (街中で闘りあうな、と指導は出来ても、それに従うかどうかはわからない。 想定すべきは、最悪の事態の斜め上) [Sat 1 Apr 2006 20:24:41]
オブライエン > (まだ、戦いは始まっては居ない。 だが、聖剣の使い手として届け出のあったもの、無かったもの。 無かったものについては身元の確認。背後関係の調査、彼の者が法に触れているのならば、市などとの折衝。 あらゆる事が、今回の監督者であるところの大聖堂の管轄にあった。 そして、監督者を一任されたオブライエンの。) [Sat 1 Apr 2006 20:20:38]
オブライエン > …それらをぶつけ合い、互いに壊しあう、というのは。 (最後に残る聖剣は一振りのみ──とは言い切れぬ。最悪、7本は残ってしまうが) 賢明な方策なのかもしれない。 楽ではあるな。 [Sat 1 Apr 2006 20:15:48]
オブライエン > (本来の職を全うするのであれば、さぞや大忙しであったことだろう。 異端じみた“聖”遺物が出るわ出るわ。) …或る意味──。 [Sat 1 Apr 2006 20:13:53]
お知らせ > オブライエンさんが来ました。 『…やれやれ。(ため息を吐いた)』 [Sat 1 Apr 2006 20:12:21]
お知らせ > セクスさんが帰りました。 『( 『目は止むを得んが、髪は出すな。なんだその色は』 )』 [Sat 1 Apr 2006 06:40:47]
セクス > ( 唯一の存在意義であると信じて疑わぬ職責を奪われる事に… 恐怖している。 ……それが、己の死を意味する事だから……。 …もう、『殺せなければお前を殺す』と言われている訳ではないのに… 自分の意識がどこから来るのかも忘れさせられた者には、その指示に安堵する事は出来ない )   ( 気味悪そうにする司祭は… 不要な言葉を発した事に、そうした反応を見せるのだと考えたけれど… 戸惑いがちに発せられた言葉は、小動物をあやすかのように、慰めるものだった…。 『そこまでは言っておらん』 『女子修道院に入れ』 ) ―――。 ( 指示は下された。 …ならば、それに従えば良いのに… 疑問も戸惑いも無く肯定出来ない事が、信じられない。 ……短絡的に整えられた意識は、ここに綻びを生じて…… 長いのか… あるいは、もう短いのか… 忘れ難い時が、動き出した ) [Sat 1 Apr 2006 06:38:57]
セクス > ( 乱暴に荷を解かれ、取り上げられる道具に… 愛着があるわけでは無かった。 …高度な祝福儀礼を施されたそれらは、高価といえば高価だけれど… 有効に扱いヴァンパイヤを屠る為の、消耗品でしか無い。 けれど ) ―――私は… ヴァンパイヤを殺す為に、生かされています。 …殺せないのであれば… 私の生に価値はありません。 ( 躊躇いがちに口を開いた自分の言葉は… 随分と、近くに聞こえた。 …上位聖職者より発せられる指示には、可能な限り従わなければならない… 今、私の与えられた指示が現段階で最高のものであるのなら… 『はい』 と肯定すれば良いだけだ。 …それなのに… ) [Sat 1 Apr 2006 06:22:00]
セクス > ( …久しく感じていなかった… 『感情の起伏』に、足が竦むけれど…。 それは直ぐに凪いで… 理解の追い付かない思考にだけ、支配された ) ………。 ( 『無限の時を生きる彼らは、その中で力を培う』 …そんな事は分かっている… 『社会の根幹に根を張る彼らを刺激する事は不利益でしか無い』 …何を、言っているのだろう… 『クルースニックの異能など邪魔なだけだ』 ……… 『我々はそれと知れる行動を取るヴァンパイヤを狩ればそれで良い』 『潜む彼らを探り、追い立てるような真似は調和を乱す事でしか無いのだ』   『聞いているのかシスターセクス』   ) ………はい。 ( 『戦闘は禁ずる』 『荷物を出したまえ』 ) [Sat 1 Apr 2006 06:09:51]
セクス > ( そして夜も明ける頃… 上位聖職者の執務室へ、呼び出された ) ………。 ( 弓につがえられる矢に喜びは無く… 的を射る矢に恐れは無い…。 …ただ、どのような人が今度自分の仕える担当執行官であるのか… それだけを考えて、年配のシスターに促され、やや豪奢な印象のある部屋へと入る )   ( 恰幅の良い司祭は気味の悪そうな目でこちらを見つめ… 忌々しげに切り出した。 ―――『ヴァンパイヤを狩るなど許さんぞ』――― ) [Sat 1 Apr 2006 05:53:50]
セクス > ( まず【聖剣】の所持者であると勘違いされ… その勘違いが拭われた後には、『クルースニック』という特異体質の扱いの難しさから、各所をたらい回しにされている…。 教会に転がり込んでくる『訳有り』の娘など珍しくも無いのだろうけれど… 『先天型ヴァンパイヤハンター』 という個性は、混沌としているようでデリケートなこの街において… 慎重を要するものだった )   ( 待たされて… 待たされて… 待たされて… 早朝の礼拝に向かう人々が不審そうな視線を向ける中、彼らの眠る前から変わらぬ姿で腰掛けている ) [Sat 1 Apr 2006 05:46:28]
セクス > ( 昨夜遅くに到着した、この辺りでは見慣れない尼僧服の娘は… 奇異な薄紅色の髪と目をして、『教皇庁』の紹介状を手にしていた )   ( 折悪く、大聖堂は【聖剣戦争】への対応に追われ… また『【聖剣】の使い手が聖教会より派遣される』という報せもあった為に、この娘の来訪に混乱した ) [Sat 1 Apr 2006 05:37:36]
セクス > ( [Sat 1 Apr 2006 05:30:40]
お知らせ > セクスさんが入室されました。 『( どこか忙しない空気の、執務室の並ぶ区画 )』 [Sat 1 Apr 2006 05:29:47]
お知らせ > 司祭さんが帰りました。 『(そして、此方はまた話し合いの続きだ。嗚呼―――頭が痛い。)』 [Fri 31 Mar 2006 12:10:25]
お知らせ > ジャスティスさんが帰りました。 『足取り軽く』 [Fri 31 Mar 2006 12:09:45]
ジャスティス > よろしくお願いします。司祭様にも、祝福を。 (同じく十字を切って、深く頭を下げると、背を向けてスタスタとねぐらに向かって歩き出した……) [Fri 31 Mar 2006 12:09:09]
司祭 > 確かに。相手が相手ですから、此方としては少しでも格好を付けたいのでしょうね。しかし―――いえ、これ以上はやめて置きましょう。視線が痛い。(なんて、クスクス笑いながら冗談交じりに放たれた言葉。此の話は此処まで。)―――わかりました。貴女の善行は、必ずや貴女の人生に得をもたらすでしょう。(A'men.軽く十字を切る。此の金は誰の懐に入れるのでも無く、間違いなく貧しい者達のために使われなくてはならない。そのためには―――先ず、土地が必要だろう。そして畑を耕す人材―――そうか。貧しい者達に土地を与えて開墾させれば―――なんて思索が渦巻いた。)教会は誰にでも、常に門を開いております。貴女が天におわす我らが主のために何かをしたいのであれば、それは広く受け入れられるべきでありましょう。(貴女に神の祝福があらん事を、と十字を切って一礼した。) [Fri 31 Mar 2006 12:06:19]
ジャスティス > ……クリスティアが故郷なんですが、聖教会だと、凄くフォーマルな人材を送ってきそうですね。 (あわただしい周囲を今一度見渡して) まぁ……確かに切り売りっていうのは言いえて妙ですね……まぁ、ウチもやくざな聖職者はおおいですから、きっと見つかりますよ。 (失礼活フォローになっていないフォローを入れながら、司祭の言葉には大喜びで頭を下げて) とりあえず、50万エンほど用立てますね。 (パンを配るのもいいけど、小麦をたくさん作れるようにするような研究に寄付できたりしたら、一番なんですけどね、と呟いて) それじゃあ、お話を邪魔して申し訳ありませんでした。 (審判なり、なんなり手伝えることがあったら遠慮なくおっしゃってください、そう告げて一歩下がる) [Fri 31 Mar 2006 11:58:42]
司祭 > 之はあくまで噂なのですが、聖教会は既に適合者を発見したとか、既に申請も終了し、此方へ派遣されているとか―――そんな噂が流れているのです。あくまで噂に過ぎないのですがね。(耳にした連中が、ああして焦っているんですよ。とまた溜息吐息。こうして居る間にも適正の確認は着々と失敗しているらしい。着々と適合者は発見されて行く。大聖堂の外で。焦るだけでは何も変わらないと言うのに―――)ええ。私もそうは思っているのですが―――歴代の聖剣戦争において、奴隷の類が選ばれたと言う話は聞いた事が無いのですよ。(ですから、傭兵等の金で命を切り売りするような連中なんかは丁度良さそうなんですが、なんて聖職者にあるまじき事を呟いたとか。)試してみる事は悪い事ではないと思います。それは兎も角、貴女の寄付は、貧しい人々を救いたいと言う願いとして預かりましょう。(書類を若い助祭に渡せば、柔和な微笑を湛えつつ応えよう。) [Fri 31 Mar 2006 11:51:33]
ジャスティス > (死に物狂いで戦ってくれるだろう) あはは、もしも適合者が見つからなかったら、試してみようかな?最後のほうにチョコっと。 そして奇跡は是非仕事の手際を……って普通に頑張ったほうがいいですね、仕事。 (あはは、と少し空気を読まずに笑う) [Fri 31 Mar 2006 11:42:10]
ジャスティス > そうですね、素行に問題なくてパプテスなら……剣闘奴隷の人でもいいんじゃないでしょうか? (それこそ、勝ち残れば自由の身なのだから) [Fri 31 Mar 2006 11:40:26]
司祭 > 意地を張り合って、得られる物など何も無いと言うのに―――まったく、困った話ですよ。(書類を受け取りながら、会話に応じる。苦笑を浮かべながら、ではあるが、少しフランクな感じが否めない。)格好を付ける事など、後からでも出来ます。むしろ私としては『野に眠る逸材を掘り起こし、有用に活用した』なんて言えば済むと思うのですがね。(肩書きに余りにこだわりすぎる故だろう。聖教会からは既に適合者が見つかったと言う話も聞いている。肩書きに囚われすぎて居ては、そもそも適合者が見つからぬままに終わってしまうのかも知れないと言うのに。) [Fri 31 Mar 2006 11:36:04]
ジャスティス > あ……こんにちは。 半分くらい、聖教会との意地の張り合いですもんね。 (とりあえず、司祭様たちの話の切れ間をついて、司祭に書類を私て、おずおずと話に割ってはいる) やっぱり優勝した時に、雇った傭兵とかじゃ格好が使いですものね。 (司祭様はどうするおつもりなんですか? 選考する人間、そして大聖堂が得る軌跡の使い道) [Fri 31 Mar 2006 11:32:04]
司祭 > 適正があるならば傭兵でも何でも構わない、なんて言う考えは―――残念ながら受け入れがたいのでしょうね。(肩書きに拘って、碌な目に合わないのが常だと言うのに。嗚呼、肩が重い。そんな事を、他の司祭と話し合う司祭一人。どうも彼の少しばかり革新的、と言うか大聖堂にあっては革命的な思想が受け入れられ難い事を嘆いている様子。最終的に奇跡が得られるのならば、別段誰にやらせても一緒では無いのだろうか、なんて思っているのだとか。) [Fri 31 Mar 2006 11:27:30]
お知らせ > 司祭さんが来ました。 『適正があるのなら肩書きは問わなくても良いと思うのですがね。(溜息吐息。)』 [Fri 31 Mar 2006 11:23:25]
ジャスティス > (けど、君にも話が知らされたのなら、御鉢が回ってくるかも知れないよ? 冗談めかして助祭は言う、冗談として言えるのは、自分が肩書きはただの一修道女でしかないから、なんせこれは威信を書けた戦いだもの) うわぁ……プレッシャー弱いんですよ、わたし。 (助祭様だったら、どんなお願い事します?不謹慎な方向に話は流れ、更に声を潜める) [Fri 31 Mar 2006 11:19:18]
ジャスティス > それでこちらも選定を急いで大急がし……と。 (そういえばもう武器は確保しているんですか?なんて尋ねるけれども、さすがに若い助祭様は詳しいことはわからなくて……) 運営はウチがやるんですよね、それなら、審判とか手伝いますよ。 (のんびりとそんなことを告げながら、耳を澄まして、やれ聖騎士から〜だ、いやエクソシストから、なんて意見が飛びかうのを聞いて) [Fri 31 Mar 2006 11:15:37]
ジャスティス > あ、おはようございます。はい、ちょっと、懐があったかいんで、大聖堂に寄付なり役立てる方法について司祭様に相談があってきたんですけど……なんだかあわただしいですね。 (まだ幾分若い助祭に声をかけられて、胸の書簡を抱きしめながら、周囲を見渡す。聖剣戦争の話、だろうか) え? (なにやら、聖教会から、戦争に参加する、との発表があったらしい) 成る程成る程。  [Fri 31 Mar 2006 11:06:43]
お知らせ > ジャスティスさんが来ました。 [Fri 31 Mar 2006 11:02:44]
お知らせ > オブライエンさんが帰りました。 [Thu 30 Mar 2006 23:24:18]
オブライエン > ( 『よかった。そう言ってくれると思ってたよ』 にっこりと笑う雌狸。 隣でこくこくと首肯する司教を一瞥すると、容ばかりの礼を取って── ) [Thu 30 Mar 2006 23:24:10]
オブライエン > ……。 (薄ら甘い、他の者に任せる事など出来る筈もない。況してや、不浄なる者共の暗躍を看過するなど。 大聖堂主導でこの件を完遂させるのも具合が悪いが、今はそんな事を言っているときでは無い。) …異端審問官グレッグ・オブライエン神父、聖剣戦争監督の任。拝命致します。 [Thu 30 Mar 2006 23:22:23]
オブライエン > ( 『それに、神々…おっと、諸聖人だったっけ。』 そう、諸聖人。神は天上におわす我らが父のみ。 『…それが、悪魔の奸計で好きなようにされて構わないってのかい? いや、あたしゃ構わないんだよ。あんたが無理だってぇなら、ほかの誰かに頼むのも。でもね、異端審問で磨いたあんたの眼力を買っての事なんだけど、それでも駄目かねぇ?』) ……。 [Thu 30 Mar 2006 23:06:46]
オブライエン > (が、隣の女は何処吹く風、とばかりに視線を受け流すと。 『いいかい、オブライエン神父。 聖剣戦争は、教皇庁の奇跡認定局で、正式に認められている“奇跡”だ。 それを見届けるのは聖職者としての務め。 その大任をあんたに任せるといってるんだ。名誉な事じゃないか。ねぇ。』 ずず、と茶を啜りながら、聖女らしからぬ口調でそのような言葉を紡ぐは、テトス・エデン。中級聖女。 事実上のこの大聖堂のトップだった) [Thu 30 Mar 2006 23:00:57]
オヴライエン > (ヴェイトス大聖堂主席司教。カテドラル・アレオパギタに呼ばれて出向けば、その件だった。) 面倒ですな。 それとも、主席司教猊下は、私の執務がそれ程に閑職とお思いで。 (じろり、視線を鋭くすると、椅子の上で身を縮めた。 俗物め。) [Thu 30 Mar 2006 22:53:47]
お知らせ > オヴライエンさんが来ました。 『…聖剣戦争…?』 [Thu 30 Mar 2006 22:50:34]
お知らせ > 維言さんが帰りました。 『( 何がいけないのかと問うて、本日のたんこぶはトリプル重ね。 )』 [Sun 26 Mar 2006 00:51:55]
維言 > ( 暫く無言でこめかみを揉み解していた司祭様が、名を呼ばわるのが聞こえた。 顔を上げてみると、沈鬱な眼差しが降って来る。この手の憂い顔にいたいけな信者さん達が騙され     ―― 眼光で黙らせられた後、質問が来た。 「 真面目に考えてますか? 」 問いかけへの答えは、いつだって決まっている。 )   ――― はい。それは、もう。  [Sun 26 Mar 2006 00:51:01]
維言 > ( 羊皮紙に描かれているのは、稚拙な絵。力量レベルで言うと、棒人間が精一杯といった所でFA。 かろうじて見とれる範囲で言えば、それは長い棒の丈夫にガラス瓶が取り付けられた構図。瓶の周囲にやたらトゲトゲしたものが描かれているのは、支えと威力を増す為の一石二鳥…らしい。 )  取り合えず、仮名で聖水君RXとか。 ( 瓶の中身は聖水らしい。 )  それで魔物を殴るとあら不思議、衝撃で砕けた瓶から聖水シャワー。そして瓶の破片も何気にざくざく痛いという抹殺武器。 欠点は、破片を踏むと自分も痛いという辺りなので、使用の際には底の丈夫な靴を履きましょう。 ( 製作上の欠点は、一々瓶を破壊するので、実質使い捨てというコストの微妙さでした。まる。 ) [Sun 26 Mar 2006 00:46:03]
維言 > ( 二段になったコブを押さえて、てーいくつー。 )  …で、如何な感じだったりしますか。 ( 手渡した羊皮紙を見詰める司祭の足元で、やる気無くしゃがみ込んでたら軽く蹴っ飛ばされましたので、今度は礼拝席の最前列に陣取りながらに、問いかけてみる。 前案のようにいきなり拳がストレート等という事は無さそうだけれど、やっぱり眉間に皺の養殖場が出来ている気配。 ) ……こっちだと、如何程掛かるでしょうね? ( 沈黙がいい加減耳に痛いor飽きたので、問いかけその一。  したらば答えは 「 其処が問題 」 との事。 )  ……そんなけちけちせず。  [Sun 26 Mar 2006 00:40:23]
維言 > ( たかが数歩分の距離を横着するなと怒られました。 ) [Sun 26 Mar 2006 00:32:09]
維言 > 否。惜しいとは思ったりするお天気も心に吹き荒れますが、私も過去ばかりを見据えて明るい未来を否定はしないといいなーと思う日もそれなりに。 ですから―― ( 一度言葉を切り、ひたりと司祭を見やる。 眠たげな半眼だけはかろうじて止めた目は、やはりやる気は乏しいけれど。 話題が過去のあやまちから離れたとは判断されたか、司祭の口も沈黙する。 )  こんな感じのものを考えてみた訳です。 ( マントの内側から取り出した羊皮紙を、まずは半分に折って、その折り癖に沿って―――   数分後、出来上がったかみひこーきは、何せ材質が羊皮紙。へろりと浮いて、直ぐ様床へと落下した。 )    …………。  [Sun 26 Mar 2006 00:31:37]
維言 > ( ――― とはいえ。 ) 良いアイディアだと思ったのですけれどね。金属補強型聖書Type-Aとか。 ( 其処まではともかくと、司祭様からのお声が独白を遮る。やる気や覇気は何処までも乏しい視線を向けると、こめかみに青筋がひくついてらっしゃるのが見えました。Why? )    ……駄目でしたか。聖句がこれでもかーと刻まれたページを爆砕させて、四方八方からバラバラに攻撃させてあわよくば爆死計画とか。 ( 名付けて聖書爆弾。新型に機能内蔵とかさせません? と所案提出して、その段階でしばかれたのはまだ記憶に新しい。  …ふざけてはいないのですとたまには弁解してみましたら、尚悪いと言われました。そんなメモリアル。 ) [Sun 26 Mar 2006 00:21:52]
維言 > ( そも、聖書に新型とつける時点で冒涜だとは、諸案提出時にとうにツッコミ喰らっている部分。其処で「 ならば、新約で一丁 」 とか申した日には、上司様とガチンコステゴロファイトでした。負けました。 ―― 何の話をしているのかと言えば。 退魔の装備新案。この類の開発には、現場の意見がやはり貴重重要として聞き入れられる傾向がある。勿論予算や技術的制限等との兼ね合いを計った上でとは、大前提。 ) [Sun 26 Mar 2006 00:15:04]
維言 > ( 結局どちらなのかと向けられる視線が、中々素敵に氷点下。 司祭様、かようなくーるびゅーちーな眼差しを信者の方々に向けた日には、新たにえむっぽい層を開拓するか、びびられて信者がレミングスのように海に向かってダイビング逃亡なされます―――   と此処まで口に出して喋ったらば、脳天に拳骨喰らいました。じーざすくらいすと。 )  ……どちらなのかと尋ねられましたら、新型聖書案は既にそれってどうなのよとハネられ済みだったり致しますけれども。 ( ずりずりと脳天をさすりながら、視線明後日で黒影が弁明した。まずは拳から始まる対話。男弁ならぬとも語れいざふぃすとおんふぃすと。 ) [Sun 26 Mar 2006 00:07:49]
維言 > ( 其処は聖堂の一角。信者達がミサの際に集う大礼拝堂では無く、もっとささやかな神事の際等に使われ、場所を提供されるこじんまりとした小礼拝堂にて響く言葉。 ) ……いえ。もう、却下はされていたりいなかったりするような気がしなくもなかったり。 ( 祭壇には、書類の角を揃える司祭の姿。 そしてもう一つ、礼拝席の隅に蟠る黒い影。 ) [Sat 25 Mar 2006 23:59:17]
お知らせ > 維言さんが来ました。 『 ―― で。如何程かかると思いますか?』 [Sat 25 Mar 2006 23:56:54]
お知らせ > フォーナインさんが帰りました。 『( 閉 )』 [Thu 9 Mar 2006 21:43:20]
フォーナイン > ( 主がお創りになったこの世界は、美しく、不思議で、無限の可能性に満ち溢れた―――リアルだ。 主は、あらゆることを、全てを全て、かくあるようにかくあることを世界に命じられたのだろうか。 信じれば信じるほどに、世界から幻想は奪われていく。 救いという夢は、幻想は、もはやフォーナインから失われて久しい。 ただ、原因と、結果があって、それが時には人に喜びを、時には人に悲しみを与える、ただそれだけのこと。 必死になって自分を認めさせて―――それだけで終わるんじゃないかという予感めいたものがあった。 )( 世界に希望を見出せない。 それがフォーナインという半端者の、足りない1だと知るには、どれだけの時と出会いが必要なのだろう。 ) [Thu 9 Mar 2006 21:43:10]
フォーナイン > ( 誰も、フォーナインの他には誰も礼拝堂にいなかった。 その場にあるのはただの広い空間と、ちっぽけな半端モノと、そして『私はある』という方への信仰だけがあった。 救いはない。 少なくとも、フォーナインにとってはそう思えた。 求めても、扉をたたいても、与えられないし開かれない。 神聖な場所であるはずなのに、神聖な場所であるから、その空間はひたすらにリアルだった。 そこに詰まっているのはただの、空気だった。 窒素や二酸化炭素、酸素など、そこには神秘などなかった。 ) [Thu 9 Mar 2006 21:33:27]
フォーナイン > ( 恨みではないと思う。 自分というものを自覚したそのときからすでに『そう』だったフォーナインは、自分の境遇を受け止め、むしろバネとして胸に秘めた。 向上心を呼び起こすこととなっても、恨みはわかなかった。 自身が他者と違うことを知り、半端モノと嘲られ、それを覆すことと主への信仰だけが、その情熱を支えていた。 だがしかし、大聖堂は嫌いだった。 ―――ここには救いがないから。 )( 礼拝堂で独り、フォーナインは腰掛けていた。 虚空を見上げて、静かに。 ) [Thu 9 Mar 2006 21:24:23]
フォーナイン > ( しかしフォーナインは、大聖堂そのものはむしろ嫌っているといっても良かった。 主を信じ、主を敬い、主のために生き、そしていつか主のために死ぬ。 だが、大聖堂は嫌いだった。 ) [Thu 9 Mar 2006 21:13:25]
フォーナイン > ( 信仰の心に偽りはない。 ) [Thu 9 Mar 2006 21:09:44]
お知らせ > フォーナインさんが来ました。 [Thu 9 Mar 2006 21:09:28]
お知らせ > シェバトさんが帰りました。 [Mon 27 Feb 2006 20:01:55]
シェバト > (しかし、これも試練だ。試練なのだ。最近逆接の言葉を遣う事が多くなってきたが、これも主の思し召しと思って色々チャレンジしろって啓示なんだろうか。ちょっと思考にノイズ雑ざって来ちゃったので、好い加減立ち上がって決意が揺らがないうちn)  ………!!! (またシスターがきゃいきゃい言いながら歩いて行ったので、慌てて潜り込んだのだった。… 前途多難だが、今夜中にどうにかしなければならない試練である)    (疑う事などあってはならないが、ちょっと、主を怨んだ日だった) [Mon 27 Feb 2006 20:01:52]
シェバト > (シスター服の一枚や二枚、申請すれば経費だって落ちるだろう。だが箝口令の敷かれた現在どうかは知らないが、自分が元々男だと識っている人間にそれがバレたら      ちょっと自力で穴掘ってでも埋まりたい衝動に駆られると思う。よもやあのシェバトが!シェバト=デュ・トバルカインが女装などと!噂される想像をしただけで羞恥に首を掻きむしりたくなる。… 故にこうして、内密に頼み込んで貸して貰おうと思ったのに。勇気が出ないまま、あーだのうーだの唸ってしゃがみ込んで暫くになった) …………。 別に、いいじゃないですか。衣装一枚で信仰心が薄くなる訳でもあるめーし。 (口調も思わず崩れて、ヤンキー座り) [Mon 27 Feb 2006 19:50:28]
シェバト > (正直に言おう。死にたい。シスター服と言えばあの、脹ら脛までをすっぽり覆うロングスカートだ。動き難くて且つめくれるもの(めくれるもの。)だ。楚々とした敬虔な修道女が纏えばさぞ清廉として美しいのだろうが、自分は、その、) …………… おえ。 (己の中のイメージ映像は、未だに196cmのかっちりした胸筋の悪魔祓いなのだ。…故にそんなものは視覚の暴力だ…!) [Mon 27 Feb 2006 19:43:15]
シェバト > (きっちりかっきり聖書にも記述されている。ヴェイトスのカオスごった煮感が否めない宗教観とは違い、クリスティアはパプテスに対し閉鎖的で盲目だ。そも、自分の今の身体の事実を知れば 潔白で敬虔な信者は卒倒するかも知れない。魂と身体の性の不一致。今に始まった事ではないが、性同一性障害に優しくない宗教だ…。 閑話休題。 蹲っていると関係無い事ばっかり考えていた。つまる所、今現在女性の身体の自分が、しかも聖職者としてクリスティアを訪れる為には ) ……… シスター服、かあ……。 (頭痛が痛い。御免共用語まちがった。それくらいの心境) [Mon 27 Feb 2006 19:31:15]
シェバト > (クリスティア行きの嘆願書は受理され、半ば休暇のような扱いで自分はクリスティアに行く事が決定した。馬の手配も既に済み、旅行支度も殆ど終わっている。ただ一つ、問題を残しては) ………。 (寮の中から数人のシスターが談笑しながら出て来る。はっとすると其所から慌てて退き、木陰の傍らに蹲った。何やってんだ自分は。これではまるっきり変質者だ…!!) ( 今や小娘と化した悪魔祓いではあるが、元は野郎だ。その主張であるかのように神父服、男の僧衣に袖を通して居たが、限界だ。 ――… パプテスには、「男の女装、女の男装を禁ず」と言う戒律があったのだった) [Mon 27 Feb 2006 19:25:57]
シェバト > (平たく言うと寮のようなものだ。良家の子女子息が神官や修道女になるのはよくある話だが、貧しい産まれが放り込まれるのも同じくらいよくある話だ。よって寝泊まりのため、男女別の寮に入れられるのは当たり前の話。… 己が突っ立っているのは、修道女らの住まう僧房の前だ。頭を下げ倒し、無理を言って男子の方に寝泊まりする自分が居るべき場所ではない) ……………。 (思い詰めた顔で。) [Mon 27 Feb 2006 19:18:39]
お知らせ > シェバトさんが入室されました。 『 …僧房の前。 』 [Mon 27 Feb 2006 19:14:26]
お知らせ > シェバトさんが退室されました。 [Wed 22 Feb 2006 20:55:19]
シェバト > (しかし、久し振りに会うって言うのにとんだ醜態だ。膨れた胸やら誤魔化した義眼やら、そう言えばこの火傷が出来てから一度も面と向かって会話した事が無かった気がする――…  … この際だ、ぶん殴られておくのも悪く無いだろう。思いっきり鷲掴みにされるかも知れないが、その時はその時で思いっきり蹴らせて貰おう。そう言う仲だ) ……… ヴェイトスに、名物なんてあったっけ。 (少なくとも自分の記憶には思い当たらず、首を捻った。立ち上がった。 空は矢張り真っ暗のままだった) [Wed 22 Feb 2006 20:54:27]
シェバト > (養父の手紙だ。今クリスティアに居るらしい。会いに来いと、いつものきったねえ口語で書いてあった。何で命令形か、こっちだって予定とか仕事とか色々あるんだクソ親父。 … 此処から出した手紙は、クリスティアに届くまで何日かかるだろうか。二、三日で着く訳はない、短く見積もって五日か一週間――…。 「今から行く」と書いて出した手紙が、着くと同時に届くくらいが一番面白い。 クソと呼んでおきながら、行く気満々の自分も面白いが) 仕事、……もあるしなァー……。 (嘆願書はどれくらいで上に聞き届けられるだろう、早くて三日だろうか。馬のレンタルはギルドがあるし、旅支度なんて遠足みたいなもんだ。…定期馬車じゃなくて、独り旅とかそんな感じがいい。思わずにんまり笑んだ) [Wed 22 Feb 2006 20:42:00]
シェバト > (…右眼に未だ違和感。硝子玉を嵌め込んだ伽藍は、何故か内から細い爪で壁を引っ掻かれているような、むず痒い気色悪さがある。今更、この鈍重な色の夜空を映す事も無い、空っぽの飾りだ) 馴染むまで―――…(頬を掻き、煙草臭い息を吐いた。後でミントでも噛もう。煙草臭い男――いやさ、女はどうかと思う)… いや、関係無いか。 (井戸の傍にほっぽり出しておいた羊皮紙をちょいと摘み上げ、透かすよに眺めてみた。 手紙 ) [Wed 22 Feb 2006 20:34:57]
シェバト > (聖堂の裏側。丁度傍らに井戸が佇む裏庭。その井戸に腰掛けて、煙草を咥えている僧衣の女が居た。…本当に咥えているだけの煙草は、見る見る灰になってゆく。半分ほどになった煙草に漸く気付いて、井戸に落とさないよう注意しながら灰を落とす。結局此方では見る事の無かった、雪に似ていた) …………証拠隠滅。 (呟いて、ぐりぐりと庭に埋め込む。肥料にはならないだろう、余った半分は指で火を消して袖の中に放り込んだ) [Wed 22 Feb 2006 20:29:04]
お知らせ > シェバトさんが来ました。 『 ――紫煙。 』 [Wed 22 Feb 2006 20:23:32]
お知らせ > 艶子さんが退室されました。 『( そんでもってそのお誘いに物凄く嬉しそうな顔を返してしまうのだ…! )』 [Fri 3 Feb 2006 03:21:20]
お知らせ > アレックスさんが退室されました。 『( 夜警が終わったら一緒に甘いものを食べに行こう、とか 案外捻くれていたりするのだった )』 [Fri 3 Feb 2006 03:19:01]
艶子 > ――はぅっ。 ( 逆を向かれてしまった!此処で更に逆に回りこむとエンドレスの罠に陥る予感がする。弱ったような表情で右往左往するのだった…! ) ――や、だから、その、それは、えと、つまり、この、そんな、何と言うか、あの   ……… ぎゃふん。 ( 凄まじい勢いで次々にアレックスの口から飛び出してくる言葉の雨。相変わらずうろたえたままの少女は、ついに眉を八の字にしてへにょりと肩を落としてしまう。 ) す、すびばぜん……! ごめんなざい……! ( 余りの勢いに思わず涙目だ。へなへなと両膝を地面に付くと頭を項垂れて大人しく正座(大聖堂で正座する人間も中々珍しいかもしれない…!) 何故かその姿がしゅるしゅると小さくなっていくように見えるのは多分きっと錯覚だ。隣に大きさを比較対照するのに適した何処かの煙草の箱とか並べられそうな、そんな感じだった! ) ―― えっ あ、はいっ! い、行きます!ご、ご一緒します! ( そんなんなので、ぴしゃりと言い放たれれば飛ぶ勢いでぴしっと立ち上がり、思わず言葉遣いが丁寧になってしまうのもきっと仕方の無いことだ。後についていこうと慌てて走り出して思い切り長椅子の足を蹴っ飛ばし、爪先を押さえながら悶絶しながら必死についていった…! ) [Fri 3 Feb 2006 03:13:00]
アレックス > ( バタバタとそっぽ向いたほうに回り込んでくるのなら長椅子の上姿勢よく揃えた両足の上に両手を重ね、またつーん 逆の方向向いた。 ) わたくし、貴方が突入部隊に志願したと聞いてものすごく心配しましたわ。迂闊な貴方の事ですから、絶対に大怪我をすると思っておりました。それでも誰かがやらねばならぬ大事な勤め、それに貴方が往くと言うのであればその心を殺す事など出来ないと、止めたい気持ちを我慢して父上から頂いた大切なロザリオをお守りにと託してまで送り出しました。そして予想通り大怪我をしたと聞いても、私情を断って会いに行くのは我慢しました。わたくしがどれだけ心配した事か。だのになのに―― わたくし、傷つきました。ええ、傷つきましたわ。艶子さんはそんな事はしないと信じていましたのに。言い難い事をお話してくださった事は嬉しく存じますけれども、懺悔というにはまだ余裕があり反省が足りないご様子。悪かったと思うのであれば、感謝をしているのであれば、まず貴方の半生を聞いて痛んだ私の胸の痛みを如何にかするのが先ですわ。ええ、先ですわ。あと礼拝堂で騒いではなりませんし大声を上げるのも駄目です。もうセイザですセイザ、反省なさい。( そっぽ向いたまま雪崩のように一気に言うた。 そしてシャキンと音がしそうな勢いで彼女を正面から見て立ち上がり、腰のベルトに剣を差して―― ) そうですわね、罪滅ぼしとして今夜の夜警を手伝いなさい。さあ、準備は宜しいですわね?参りますわよ ( オロる艶子残してさっさか歩いてく ) 何をしているのですか、置いて行きますわよ。( 振り返ってぴしゃー!もう鬼かと。 ) [Fri 3 Feb 2006 02:55:44]
艶子 > ……… なっ。 ( 鳩が豆鉄砲食らったような顔になった。 ………ああ、そうか……丁度節分のシーズンだ……。 言葉は確かに心からの感謝であり、その思いをここで改めて伝えたかったからだった。剣を折り、絶望を体験し、今こうして無事に戻ってきたからこそ改めて、改めて伝えたかった一番の言葉だったのに。 …一言で切り捨てられてしまった。しかもつーんとそっぽまで。 ) そっ    そっ    そりゃ、 あんまりじゃ……ッ! ( 酷くうろたえている。静かにせねばならない大聖堂の中で、思わず声が上ずってしまった。 …もう他に人影は居なさそうなので、もしかしたら構わないのかもしれないが。 握っていた手を一度放しドタバタとアレックスがそっぽ向いた方向から… とはいっても、座ってるのが長椅子なので偉く回り込まねばならないわけだが!その方向に回って。 ) ―― た、確かにその、お前の言うとおりかもしれないけどっ。 でもこぉ、なんていうかその……。 ( 必死に両手をばたばたさせるが、続く言葉が出てこないのは何故だ!イエロティアは己の人生の中で五本の指に入るンじゃないかってくらいに動揺していた! ) [Fri 3 Feb 2006 02:35:02]
アレックス > ( 失敗に誤魔化すよに見せる苦笑、そして自分の表情を見て言葉を失い、痛そうな顔へと変化していく艶子の表情を見て、そして続く謝罪と、一人辛い道を歩いてきたと身の上話。 そんなものを経た後の笑顔と、自分への感謝の言葉。それに対する返事は )――… 知りません( 事もあろうかツンとすました顔でそっぽ向いた。もう何だ、一人で浸りおってからに!彼女の歩いてきた辛い道のりに比べれば自分はなんと恵まれていただろう、と胸が締め付けられるよな部分もあるし、その上での感謝の言葉が言葉が嬉しい部分もある。 駄菓子菓子! パプテス信者や、責任のあるVHという建前を一度抜いた18歳の一人の娘はガッツリとヘソ曲げた。 ) 反省しているのであればセイザでもドゲザでもセップクでも懺悔でも鞭打ちでも何でもしたら良いと思いますわ。( 悪いと思うなら浸るなと、自惚れた言い訳垂れ流す前に「売春なんてもうしません」とドゲザしてでも詫びろと!アレだ、その上で有難うだとかそんなものに感動しちゃったら一本取られたようで気に入らない、とか―― 何て酷い話。 ) [Fri 3 Feb 2006 02:20:49]
艶子 > ――有難う、アレックス。 [Fri 3 Feb 2006 01:59:00]
艶子 > ( やはり此処では不味かっただろうかと、面食らったような顔を見て苦笑した。或いは鞘は置いて柄の部分だけ布に包んで持ってきたほうが良かったか。折れているとはいえ鞘に納まったままでは驚かれても仕方ない。 再び鞘へと収められた私の剣は、きっと暫くは抜き放たれることは無いだろう。何かに挫けそうになったその時まで。 ) …… 有難う。 ……折ってしまった事を謝る前に言われてしまったな。ふふ、アレックスには叶わない。 ( 剣と右腕と、それと同時に心が砕けてしまったけれど、心と右腕は取り戻すことが出来た。ならば確かに、この剣は代わりに砕けたのだろう。あの強大な蔓の悪魔にその半身を残して。 ) ………。 ( アレックスがこんなに悲しそうな表情を見せるのを見るのは初めてかもしれない。思わず続ける言葉を失ってしまった。 叱られるか、責められるか、或いは同情の言葉か。それのどれかを彼女は零すだろうと予想はしていたけれど、その表情までは予想できなかった。酷く胸が痛む、右腕をへし折られた時以上に痛い。 こんなの、初めてだった。 ) ――…… すまん。 ( 握られた掌を握り返して、その上にもう片方の手をそっと重ねよう。 ) ……私には両親は居ない。母は物心付く前に死に、育ててくれた父は野党に斬られた。…文字の読み書きも出来ない、数字を数えるのも覚束ない。 腕っぷしはそれなりに自信はあったけど、木刀振り回しているだけの小娘にまともな傭兵の仕事なんてまわって来なかった。盗みを働くか体を売るかどちらが良いか選ばざるを得なかった。 …一番自分で腹立たしいのは、体を売って食いつなぐことに抵抗が無くなり掛けていた自分だったんだけどな。 ( 友の言葉に対する言い訳染みたものになってしまったかもしれない。けれど気持ちを切り替えるように短く吐き出した吐息の後の言葉は明るかった。 ) そんな私を救ってくれた一人がアレックス、お前なんだ。この剣なんだ。 傭兵としてやっていける力を、そして愚かな事だと気付かせてくれた。 ( もう一人は私を傭兵ギルドに紹介してくれた同居人の彼だ。男性と同居しているだなんて言うのは少し言い辛かったので、口には出さなかったが――。 ) だから。 私は心の底からこう言いたいんだ。 [Fri 3 Feb 2006 01:58:39]
アレックス > ( そんな神の御心任せにしてしまう受け答えをどう思うかは様々であろう。主体性のない定型文とも取れるし、まったく気持ちが篭らぬと感じ取るものも居るだろう。それを好意的に受け止めてくれる事が親愛の証かも知れぬ。内緒話のような仕草に察したような仕草、落とされる声のトーンに頷いて、解かれていく布を見る―― 取り出されたのは剣。 それには見覚えがある。 仕事を手伝うにあたって丸腰は良くないと自分が資金を用意して買わせ、突入の前日に祈りを捧げ願いを託したものだ。 それを聖堂内で抜き放つ度胸というか根性というかぶっちゃければ罰当たりに少々面食らったが、折れた剣を見れば 折れてしまった事に申し訳なく思っているのだろうか? 見せられる折れた刀身を手にそっと手を添えて鞘へと収めさせた後 ) 剣に纏わる思いは人それぞれ様々にありますけれど… ( 王に与えられた騎士の誇りと責任の証であるとか、武士の魂であるとか。 ) これは道具ですわ。例え剣が砕けても艶子さんの心根が挫けなければ剣に込めた想いは死にません。違いますか?( それどころか彼女が挫け、果てる代わりに剣が砕けたのだ、と。そうであるのならば自分の祈りは確かに天へと届いたのだろう。だから折れてしまった事を悔いて思い悩む事はない、と。 だが、それだけではなく告白は続く。 )――…   ( 告げられるのは苦い事実か。僅か、悲しそうに眉が潜められ、顔を左右に振る。 そう言うものが遥か昔から存在し、そして今も尚続けられている事は知っているし、それが存在する理由も、また存在しなければならない理由も判っている。 だが、潔癖な性からくる拒絶感と、悲しさは止めようがない。 彼女の手に添えられた手が責めるように少しだけ強く握られ。 確りと見つめられた目はそらせない、彼女が懺悔をしているのならば、私はそれを許し、罪を浄化してやらねばならない―― 否、彼女は神に許される事は求めては居ないのだろう。それなら、それなら? )――… 貴方は愚かですわ。 ( 目を伏せて、友人として責めた。馬鹿だと。強く手を握って ) [Fri 3 Feb 2006 01:35:06]
艶子 > ( 少しだけ予想していた事ではあるのだが、歯切れの悪い言葉をそういうものだと受け止め、流してくれるこの気遣い。私も見習わなくてはならないと思うと同時に、彼女のこれに頼ってしまうような癖だけはつけないようにしようと思った。友としてなるべく腹の底を見せるようにしよう。 口に指を添える仕草に同じように周囲を見渡す。その理由をああそうか、と内心で理解した。 ……これから話そうとしていることはこの場には相応しくないかもしれないが、極力小声で話すようにしよう。 ――艶子の丁度後ろの席に立てかけられている、白い布に巻かれた長い何か。それを手に取り、布を解いていく。 中から顔を覗かせたのは少し傷と汚れが目立つ鞘に収められた剣だった。しかしその剣を抜き放つも、刀身は僅かしか無く大部分が折れて無くなってしまっている。 ) 見覚えはあるだろう。 ――お前にに与えられて祝福してもらった剣だ。蔓との戦いで折れてこんな姿になってしまったが。 ( 少し申し訳無さそうな笑みを見せる。手入れはしていたし、使わぬ時も大事にしていたが、如何せん肝心の使ってるときの扱いが悪すぎた。自身の腕のせいもあるのだけど。 例え直接受け取ったものではなく、援助金のような形だったとしても艶子にとっては変わらない事実だった。 ) 私、この剣を受け取る前は…… 傭兵として生計を立てられるようになる前は、体を売って食いつないでいたんだ。 ( 場違いな言葉だ。他の誰にも聞かれないように言葉だけは囁くようだったが、眼だけはしっかりとアレックスを見て。 ) [Fri 3 Feb 2006 01:01:00]
アレックス > ( そんな思い上がりに似た考えを口に出せば嗜めるのだろうが、浮かれたり、落ち込んだり、等身大の自分のままであり続ける彼女に抱く憧れめいたものが無いとは言い切れない。考えも文化も違うのに交友が続いているのは、命の恩人という大層な理由のほかにもそんな単純な理由もあるのだろう。 ) そう、ですか―― それもまた計り知れぬ聖霊の御心なのでしょう。( なんとなく歯切れの悪い言葉を追求することなく、人知の及ばぬ領域で彼女を生かす決断が下された、そうである事を祈って感謝を捧げよう。それが異教、己にとっては邪教の神族よってもたらされた奇跡であれど、無事で在る事が何よりの喜びである事に変わりは無い。 ) ――… ( 彼女の言葉を聞いて し、と立てた一本指を己の唇に添え、僅かに辺りをうかがう。救いを求めて不安を抱える人々が訪れる聖域で語るには聊か不穏な内容故に。まだ突如降りかかった理不尽が残した人々の心の傷跡は癒えて居まい。 あまり率直な言葉はまずい、と。 ) ええ、伺わせてくださいませ ( 改めて向き直って居住まいを直し ) [Fri 3 Feb 2006 00:50:12]
艶子 > ( 理想であると知っているからこそ、アレックスの愛と感謝はこうして傭兵の少女の力になったのかもしれない。それはあくまで自身が無事に帰れたという結果に浮かれた挙句の、自分の調子の良い考えだと言われかねない。それこそ、ギャップを生み出してしまう一因かもしれない。 ) ああ―― うん。折り方が思いのほか良かったのと、腕の良い病院の先生が精一杯治療してくれたから。 ( 白魔術で治したということを明かさぬ約束を守らねばならないが、そうするとどうしても言葉の歯切れが悪くなってしまい、一瞬言葉が詰まりそうになる。 もし腕があのままだったら、私たちはどんな言葉を交わしていたのだろうか。それとも何も語れなかったのだろうか。 それは今後も起こり得る危険だということを一つだけ心に止めておくとしよう。せめて、覚悟だけはしておかねばならない。 ) 敵は私の調子なんて待ってくれないさ。確かに本調子では無いけど、大丈夫。 ……じ、自分で言うのもなんだけどさ。 ( んん、と咳払いを一つ。 ) 私、強くなったと思うんだ。自惚れないように気をつけなくちゃいけないけど、前以上にアレックスの手伝いが出来ると思うんだ。 ( 輝くような子供の目は頼もしげな言葉とは裏腹に、逆に相手に不安を与えてしまうかもしれないが。 ――そう、お互いの理想をここで一つはっきりさせる必要があった。そこまで真剣に捉えていないとはいえ、艶子にも似たような思いが少しだけ。 ) …… アレックス。一つだけ、お前に話したいことがあるんだ。 [Fri 3 Feb 2006 00:26:05]
アレックス > そうであれば宜しいのですが――( 気を紛らわすような言葉に微笑に添えて返す言葉は控えめ。教会に関わる人間として寄せられた祈りを奉仕という形で還元するのは当然の事。そんな考えを支えるのは隣人への親愛に親愛を、感謝に感謝を連ねていく理想論。だが、そんな理想だけで世の中が動いていない事は明白。結果口に乗せる言葉は希望系となる。 そんな憂鬱な理想と現実のギャップはさておき、力強く握られる拳に目を見張り ) もうお加減は宜しいのですか?その… とても剣を握れるような状態ではなかったと聞いていましたが ( 面会に行かなかったのにある意味で幼い憧れのような高い理想を持つ彼女が直面した物理的な障害、そして挫折を見たくなかったという心理が働いて居なかったかと言えば嘘になるのだろう。何より、そんな彼女に何を言えばいいのか判らなかった部分もあろう。 差し出される自分のロザリオを両手で受け取りれば、聖母の祈りの型をなぞる様に連なる珠を指先でなぞり―― 胸に寄せ。 ) 有難う―― 心が救われます。( 己を戒める事を忘れる訳ではないが負担を軽くするような心遣いと、寄せられる親愛に感謝を捧げ ) でも…… 宜しいのですか?まだ、本調子ではないのでしょう?( 一度考える必要があるかと思うた。何時死ぬかもわからぬ危険の伴う仕事。闇に怯える必要のない夜を作る事に情熱を傾ける自分の理想と、そして自分とは別の彼女の理想。それは決して重なり合う事はなく、交わりでしかないのだから。 ) [Fri 3 Feb 2006 00:06:31]
艶子 > ( まだ居住区も元の街並みを取り戻しては居ないが、それでも聳え立つ蔓に切り取られた空を見上げねばならないという事は無くなりつつある。復興はもう少し先になるだろうが、これもアレックスを含む全ての人達の力だ。前線に立った身としてはとても嬉しい限りであった。 入院の間は確かに寂しくはあったけど―― でも、それで良い。私もアレックスも自分の出来る事を命をかけて全力でやっていたのだから。そしてアレックスがこの自分を案じていてくれているのはあの決戦前夜、受け取った約束とロザリオが教えてくれていたのだから。 ) 気にしないでいいさ。私たちは居住区に住む人達の為に頑張っていたんだ、アレックスはそれを精一杯やっていただけなんだから。 …それに、入院中の私はちょっと荒んでたから、見っとも無い所を見せずに済んでそれはそれで良かったのかも。 ( 腕が治ると判ってからはそうでもなかったが、親友に八つ当たりだけはしたくないから。 右手は特に何の異常も無いように曲がり、視線に気付けば力強く拳を握って見せるだろう。 ) 許したり、責めたりなんかするものか。逆に感謝してるよ。 怪我も何事も無かったのだし、またスラムの警戒を手伝える。きっとアレックスが預けてくれたロザリオのお陰かもしれないな。 ( そ言って、懐から丁寧にそのロザリオ取り出し、それを彼女に差し出した。 ) [Thu 2 Feb 2006 23:43:36]
アレックス > ( 蔦事件よりはや一月余りを過ごし、撤去や事務処理も終わった頃。事件の場であったホワイティア居住区では撤去よりも再建への動きが本格化し、蔦を中心とした大規模な結界の展開や中心核突入作戦に携わっていた娘も、それ以後の作業から解放され本来の仕事である吸血鬼狩りへと立ち返ろうとしていた。命の恩人であり、個人的な友人である彼女に最後に会ったのは突入作戦の前に戦いに赴く彼女へ祝福と、ロザリオを預けて以来。大怪我を負って入院して居た事は聞いていたが、私情を切り捨てた結果見舞いに赴く事は無かったというのは、まったくもって友達甲斐の無い堅物ぶりであろう。 謝罪する謂れなど無いのに、謝罪を口にする彼女から身を離して、一度改めて彼女の姿を見てから首を横に振り。 ) いいえ、責められるべきは私の方ですわ。怪我をなされた事を聞いていたにも関わらずお見舞いに行かなかったのですから―― ( 申し訳ありません、と頭を垂れ 気遣うように見やるのは右手。聞けば二度と剣を握れぬような有様だったらしい。 ) それも、私の祈りが足りなかったのですわ。お許しくださいとは申しません―― ( 痛ましそうに目を伏せた。 ) [Thu 2 Feb 2006 23:27:17]
艶子 > ( その横顔を、凛とした顔立ちを、軽く頭を下げた彼女から零れる金糸を。神様の前で美しいと感じてしまうのは悪い事だろうか。 祈りの句が十字と共に終り、薄く白い瞼から除かせた瞳の青さは本当に、本当に久しぶりに見たような気がした。 この姿で、この剣を携えて、彼女は私が戦えなかったこの一ヶ月間の間何度もスラムに赴いたのだろう。真面目なアレックスのことだ、それはまるで日課のように、例え蔓の撤去やら何やらで忙しい身であっても行っていたのだろう。その間に怪我でもしてないかと少し心配もしていたのだが、少なくとも久しぶりに見るこの瞳の青さだけは何も変わっていなかった。 応えるように微笑を浮かべ、軽くアレックスの背に手を回した。 ) … もう少し早く来る積もりだったのだけど、すまない。 遅くなった。 ( そしてこの薔薇の香りも久しぶりだ。 お互いに軽く抱き合ったまま、まだ祈りを終えぬ他の人を気遣って囁くような声で言った。 ) [Thu 2 Feb 2006 23:11:52]
アレックス > ――… et ne nos inducas intentationem. sed libera nos a malo ( 足音を消してしまう絨毯を踏み、目を閉じて軽く頭を垂れた金髪の娘へと近づけば囁くような祈りの声が聞こえるのだろう。それは彼女の耳に慣れない異国の言葉で理解は出来ないかもしれないが―― その姿を見れば準備を整え、夜警に向かう前だったのだろうか?椅子には灯りを受けて銀に輝く装飾的な細剣が立てかけられている。 衣擦れと人の気配、軋む椅子 けれど尚も祈りの言葉は続けられ、やがて結びの句とともに静かに十字を切る。 ) amen――… ( そして、ゆっくりと青い目をあけて 隣に座った少女へと顔を向けるだろう。 )――…… 艶子さん。( は、と息を呑む僅かな間。驚いたように目が見開かれてそれが直ぐに再開の喜びに満ち、緩められ―― それがとても言葉にならないように、隣に座った少女の肩に手を回して軽く身を寄せるだろう。 ) [Thu 2 Feb 2006 23:00:10]
艶子 > ( 絨毯の上を行く足音は完全に飲まれ、聖堂内はまるで静寂に包まれているのかと錯覚してしまうぐらいに。他の誰かの気配なんて見落としてしまいそうになりながら、ゆっくりと吐いた溜息はきっと感嘆のものだったのだろう、それを自覚する事は無かったが。 やはり場違いだったと心の何処かで思いつつも、無意識のうちに踏み出してしまったこの足は一体何なのだろう。誘われるようにこの空間へと入る私の体は一体どうしたのだろう。 漸く気付いた幾つかの人影が囁く祈りは私の知らぬ神への言葉。その中の一つに、見知った姿を見つけたときに私はやっと本来の目的を思い出すことが出来た。もっとも、その姿もこの祭壇の前では見違えるような雰囲気すら感じさせ、一瞬話しかけるのすら躊躇ってしまったのだが。 音を立てぬように、彼女の祈りを妨げてしまわぬように、ゆっくりと隣に腰を下ろした。最も、僅かな人の気配と衣擦れの音と、軋む椅子の感触は例え目を瞑っていたとしても気付いてしまうだろうけれど。 ) ………… アレックス。 ( そっと静かにその名を呼んだ。 ) [Thu 2 Feb 2006 22:40:38]
アレックス > ( 悪徳の潜んだ俗世と、それから切り離された禁欲的な修道の場とが交じり合う―― 否、隔絶する 聖域と謳われる大聖堂の名にふさわしい礼拝堂。広い空間に幾つもの長椅子が整然と列をなし、中央に延びる緋色の絨毯を辿ればその正面には壮麗な祭壇。上を見上げれば幾つもの灯りが灯されたシャンデリアの向こう側、描かれるのは楽園のような天上の光景が薄闇に見えるか―― 絶やすことなく灯された灯りに浮かび上がるのは人の罪を背負って磔にされた救世主の像。壁に面しした扉には部屋には灯された明かりに人影が写る、長椅子にはちらほらと祈りをささげる人が見える。 その中に、鮮やかな緑の羽根帽子を胸に当て 目を閉じて祈りの句を捧げるVHの姿が見えるか―― ) [Thu 2 Feb 2006 22:25:13]
お知らせ > アレックスさんが入室されました。 『( 少女の目の前に広がるのは―― )』 [Thu 2 Feb 2006 22:23:49]
艶子 > ―――わぁ。 ( と、思わず出してしまった声は小さいものだと思いたい。 吹き抜けるような高い天井に、空間の一番奥の祭壇。そして十字架。 日も落ち、蝋燭の光でそれが照らされ、大聖堂内は自分がこれまで一度も見たことのないような厳粛な美しさに染まっていた。 ――そもそも、建物のスケールからして祖国にあったものとは大きく違う。私は思わずその広い空間の中で、天井と、壁と、床と、そして祭壇に見惚れ―― 暫し立ち尽くしていた。思わず言葉も失ったほどだ。 ) [Thu 2 Feb 2006 22:19:36]
艶子 > ……留守か。 或いは――… ( 部屋の中から返答が無い。寝ているのでなければ、VHの方に居るか、スラムを見回りしているか、もしかしたら聖堂の方に居るのかもしれない。そこに居なかったら後日出直すとしよう。 歩む先を変え、再び石造りの廊下を歩き出した。 ――……しかし、考えてみたら聖堂の方に入るのは初めてだ。アレックスの私室ならば気兼ねなく尋ねることが出来たが、聖堂の方となると流石に場違いだったりはしないだろうか。 途中、すれ違ったシスターに聖堂の場所を尋ねながらそんな心配をした。何にせよ、覗いてから決めよう。 目的の場所にたどり着くとそっとドアを押し明け、首だけ中を覗かせてみた。 ) [Thu 2 Feb 2006 22:06:55]
艶子 > ( 此処に来るのも久しぶりだ。 まだ春が訪れない夜の寒さはやや殺風景な石造りの廊下を一層冷たいものにしていた。その廊下の中央を黒髪のイエロティアが、時折すれ違うシスター達に頭を下げながら歩いている。一度訪れたことがあるとはいえやはり珍しいのだろう、彼女らの振り替える視線を時々感じた。 腕の具合は良く、もう右腕の包帯はつけていないがやはり今ひとつ本調子では無い。なので荷物を持つ手は左手だ。その左手には白い布でぐるぐるに巻かれた長い物が握られている。腰には武器もつけておらず、身軽な服装だった。 やがてその足は一つの部屋の前で立ち止まる。緊張した素振りも無く、けれどなんだか少し照れくさい感じがしないでもない。その扉に響くノックの音が少し控えめになってしまうのは、決して自分がそういう慎ましやかな性格だからというわけではなく、単に無意識に右手を庇ってしまうからなのだが――。  ) [Thu 2 Feb 2006 21:57:31]
お知らせ > 艶子さんが入室されました。 『そういえば。』 [Thu 2 Feb 2006 21:56:40]
お知らせ > セレスさんが退室されました。 『 やがて、通りに馬車が一台停車する。 』 [Thu 2 Feb 2006 14:34:42]
セレス > ( その違和感自体に娘は気付けなかった。 ただ、皆忙しそうで話しかけ辛くて、向こうも話しかけられるのを望んで居ないような気がした。 都会は難しいな。 それが始めてのヴェイトス市の感想。 そして迎えが来ればこの街を理解する暇も無くまた修道院の地下に閉じ込められて過ごす日々が始まるのだ。 ) [Thu 2 Feb 2006 14:24:27]
セレス > ( 数人のシスターが近くを通り過ぎ、ちらりと視線を寄越して直ぐに目を逸らした。 歩きながら小声で耳打ちしあう仕草は、「結局あれ、誰なの?」といった感じか。 クリスティア方面の何処かからやってきた表向き修道女。 兎のように白過ぎるアルビノイアは目立ち、ふと居なくなったり帰ってきたと思ったら身動きすらせずに椅子に座っている。 そして、もう帰るのだという。 直接話しかける者も無く、食事も黙々と食べ辛そうにゆっくりと。 都会のシスター達の目にはさぞかし珍しいのだろう。 ) [Thu 2 Feb 2006 14:21:18]
セレス > ――――簡単な仕事だなんて嘘ばっかり。 ( 一人でこなせるような仕事だから、と付き添いも無しではじめて外に出されて来てみれば。 このヴェイトス市という所、あまりにも肌に合わない。 人は多すぎるし道は複雑だし料理の味は濃いし、先に本で読んでおいた知識とはなんだかだいぶ違っていた。 5年前のヴェイトス市案内みたいな薄い本だったが、娘にとって5年なんて言われても世界がどれくらい変化するのか理解もできない。 少なくとも修道院地下の自室には5年で変化したものなど精々幾らかの本くらいのもので。 5年も5ヶ月も50年も似たようなもののような気がする。 ) [Thu 2 Feb 2006 14:12:04]
セレス > ( ああ、修道服を着ているのだし一応お祈りのポーズだけでもとっておかないと見栄えが悪いだろうか。 そんな事を考えながらも意識は少し朦朧としていた。 「仕事」はここまでで半分。 残りは帰ってから時間をかけて済ませなければならない。 思いの他重めの呪詛を体内に取り込んで、それを宿している現状。 この大聖堂を出て修道院に戻るまでの旅路が一番キツイだろう。 修道服の下、全身を拘束する皮の拘束衣が無ければとっくに身体がどうにかなっているところ。 ) [Thu 2 Feb 2006 14:03:33]
セレス > ( 薄く細く、ゆっくりと呼吸を繰り返す。 他の事は考えずに意識して、空気を吸い込んで肺を満たし、入れ替えるようにして吐き出した。 濃密さに吐き気を催さないように少しずつ。 昼下がりの聖堂には遠くパイプオルガンの音色が聴こえ、仄かに温かい。 神聖な空気が体内の淀んだものを抑えてくれる場所、聖堂に居座ってお迎えが来るのを待っていた。 ―――…別に天国に招かれるわけではない。 仕事を一つ終え、今日帰るというだけの話。 ) [Thu 2 Feb 2006 13:59:36]
お知らせ > セレスさんが来ました。 『 聖堂に並ぶ木のベンチの一つに座り。 』 [Thu 2 Feb 2006 13:55:10]
お知らせ > サンクさんが退室されました。 『( それも毎度とか言ったら、いい加減しばかれそうな日々ではある。)』 [Thu 2 Feb 2006 04:56:59]
サンク > ( 其処で情感が込められる程には、人生経験が足りない。詐欺スキルとも言う。 へふー、と溜息は微かに白く。) ( 青と黄色に重ねるのが赤ではなく、白。 ――…インクで埋める作業は暫し続くが、余り考えたくない光景。)  ――…とりあえず、お黙りやがりなさいませひよひよ様。( やっぱり、本調子は遠い。半眼で述べる一言が、恫喝未満なのだから。)   ……ええ。では、参りましょう?( 噛み付きそうな様相は、聖堂に入る頃にはしれっとしたツラ。――…内部ではまだ鉄壁。朝日に照らされての回収は切なくもある為、同意。) [Thu 2 Feb 2006 04:56:47]
お知らせ > ハロゥタックさんが退室されました。 [Thu 2 Feb 2006 04:50:40]
ハロゥタック > (朝は彼女の邸宅で迎える事になるのだろうか。 またメイドさんと執事さんが溜息を付きそうな景色ではある――…。) [Thu 2 Feb 2006 04:50:39]
ハロゥタック > (棒読みの響きが哀しい。 眉間に手を当てて。) (さて青い花と黄色い花は並んで植木鉢を抜け出してはこれから書類を引き取りに。) ご謙遜がお上手になりましたね。うんざりする程に云ってみたら自覚してくださるンでしょうか? (意地悪な笑みを浮かべた一瞬。)      ――…では、代理の方。 仕事場へご案内致しまス。 (演技がかって、) (そしてクスクスと笑いながら、朝日が昇る前に早く持ってきてしまおうと。) [Thu 2 Feb 2006 04:49:44]
サンク > …いーじゃないですか、まだまだ夢見るお年頃ですわよ、じゅーよんさい。( そういう台詞は、せめて拗ねた口調で言うか、真っ向から目を向けて言う事だ。目ぇ逸らして虚ろな口調で言うものじゃあない。多分、きっと。) ( 言わぬが花と唱えるのは、異国の言葉だけど。)  そーゆー言葉は、ホントに可愛らしいものに言って差し上げなさいと。( 中身が相応しくないチンピラ聖女が、こめかみ押さえて。) ……かも、ですわね。…どうせ成長するなら、真っ当にー…て、無理か。( 無理とか言ってるが。ぐり、とこめかみ押さえて、)  …「サンクトゥス」はまだ、おやすみ中ですもの。私は縁合って訪れた代理ですわ。( 正々堂々とした嘘だが。別に誰かに言って回った訳でも無い。まだ。)   えぇ。その手のは、得意ですわ。( にっこりと自慢になりゃしない事をのたまって、同じ仕草で他愛無く秘密の共有。)  ( そして、少しは足取りも軽く。) [Thu 2 Feb 2006 04:44:46]
ハロゥタック > たまには現実にも眼を向けてやってくださいねサンク嬢。 (とか切なさ加速。 童顔で許されるのは可愛い女の子だけじゃないでしょうかと自論を吐き出しかけて黙る。) (全て曝け出せを種が唱えている訳でも無いから、どンなに信用出来る相手にも零せない秘密を抱えて。そうやって言い訳する。) ――僕は正直なだけでスけどね? (可愛いものは可愛いのです。…ロリ好きとか禁句。) そちらこそ、今日はちょっと反撃が弱いのではありません? やっぱり未だ本調子では無いのでスね、ご無理はなさらず。…一介の助祭なンぞが手伝ったとバレたらえらいこっちゃでスよ、貴女、立場的に。 (それでも其のきゃるるん★スマイルに負けて、) …事実を揉み消して下さるなら、お手伝いしまス。 (「シィ、」と口元に人差し指。) [Thu 2 Feb 2006 04:35:44]
サンク > ――…なンか、色々な体質とかしがらみとかを根本から見直したくなるくらい切ないですから、やめて欲しいトコですわ……。( 但しソレは願望であって、事実では無いから溜息も出る。童顔は若く見えて良いじゃないですかと、取り合えず育ったものだから、喉元過ぎたる熱さ忘れてのたまいかねない。) ( 聖なるかなを唱えるのに、秘密塗れというのも体裁がアレだ。世界に夢を壊さない為に嘘吐き続行の矛盾大会。) …ホントならこっちの姿が標準でしょうしね。まあ、それが出来たら苦労しないという。――…、とと。   …やっぱり、街に毒されすぎですわ、タック様。( 可愛らしいとか。調子が子供姿に向けるのと変わらないから、すっこけかけるで済むが。)   ええ。その時はその時。( 過ぎる苦味は溜息で誤魔化して、) ――…ウフフ。助かりますわ。てか、むしろ一緒にお片づけまでしません?( 影から踏み出しながら、きゃるるん★ と無茶言った。冗談半分で。)   ( 半分本気。) [Thu 2 Feb 2006 04:29:38]
ハロゥタック > ヴェイトスの気候にタンポポは捻じ曲がりましたと云うオチで宜しい? …色々あったンでスよ、色々…。 (涙が出なくなったのも、気が付けば笑顔より無表情の方が多くなったのも。後改善すべきは童顔のみだと此方も思わず拳の片手。) (――思い出諸々はさて置いた。 お互いに正体についてはお口にチャックの嘘吐き聖職者。主に懺悔する毎日如何お過ごしでしょうか。) 折角伸びたンでスから、其れでも良いような気がしまスけどねェ。其の姿だったら「幼女」とは誰も云いまスまい、程よく見違えられて。 歳相応でも可愛らしいでスよ。 (そうして、) ――…ンー、戻らなかったら其の時は其の時で。 (投げっぱなし了解。)    … 書類、スゴそうでスから僕もお供しまスね。 (一緒に取りに行こうと彼女の仕事場を指差し。) [Thu 2 Feb 2006 04:21:57]
サンク > ええ。貧民窟に咲いた一輪の花のようなひよひよサマのお話ですわ。( 返して私のオアシス!そっと目頭押さえた。本気で。) ――…で、ホントに何処いっちゃったんですかと、それはもう涙を呑みますわ。( 言い分が正しいと認めるからこそ、負け惜しみ。おのれ。一体何が彼を変えてしまったのかと、全てではなくとも一端にはなれそうな聖女が歯軋りした。) ( 秘密の事情。公然とするには、何もかもが微妙すぎて黙するしか無い。つまり嘘ついてばっかりの失格聖女も、つられたようにはぁ、と息を抜いて、) ――…あ。その手も御座いましたわね。( 中身が違うものだから、貴族の肩書きはあっても人を使う事が前提として頭に無い。私事になると、顕著になる。ぽん、と手を叩く。そんな仕草も逃避かもしれない。腕に掛かる重みが痛いぜ…!) ――…。( 黙った。) ……まあ。今回のは、主のサービスかもしれないって事で。( つまり、天のみぞ知る。唱える祈りも、見事な投げっ放しジャーマンの一手。) [Thu 2 Feb 2006 04:14:45]
ハロゥタック > 何処のヒヨコのお話やら。 (口笛でも吹かんばかりの面で眼ソラシ。) こンな所で大騒ぎしたら貴女の方が分が悪いのでは?と笑ってみまスねウフフ! (ここ一年でものすごく根性が捻じ曲がったと云う自覚はある。)     …、 (天使の魂と人間の器が云々、そンなトップシークレットに向かってノックした位では鍵は外れない。知らぬはヒヨコばかりなり。) (濁る答え、ベ と突き出された舌には「むむ」とへの字。 併し、) …何だ、 (ハ、と肩がなだらかになる。) 書類系の仕事でしたら、云って下さればお屋敷に持って行きましたのに。 (でも「ご愁傷様でス」と合掌はした。) ところで、治るものなンでスか。其の、伸びた身長。 (もう痩躯の中では、原因は怪しげな薬の服用 と勝手に決着しているようだが。) [Thu 2 Feb 2006 04:08:29]
サンク > ――…くっ!タック様ってば、何時の間にそんな口を叩きになられるように…!純真無垢っぽいひよひよサマはいずこに!?( 胸前で両手を組む。こんな仕草だけは元の格好と変わらずに。涙流さんばかりの勢いで視線を逸らすと、) ――…ウフフ。流石に聖堂の敷地内ではマズイでしょうから、表に出ろやゴルァ?なんて。ええ。言いませんとも。言いませんわよ?( ウフハハハー。きらきらと、月より眩しく輝きそうな笑顔対決。何処まで本気か。)  ……一応、何というか。疲れが溜まって床に臥して――…たんですのよ?ホントに。( 嘘じゃない。今出られないのも、同根の異樹。説明のしようがないのが難点で、眉は顰めたが。)  ……何らかの形で、あっちにも顔出すとしますわ。本気で殺されそうですから。( 子供等の頭の中で。まだ星になる気はないというのに。 んべ、と舌を出すのが、形にされない心への、ひねた返礼。) や。それが分かったら苦労しねーですわよ。心当たりが無い訳じゃあないンですが。( 前者は、薄々気付いていることがあれど仮説。ただし、後者には関しては。) ……そろそろ、シゴト回収しとかないと、本気で死にそうなので…( 復帰した時に。沈痛な面持ちをそっと伏せた。) [Thu 2 Feb 2006 04:00:14]
ハロゥタック > (結構血の気は多いゼ聖職者。 ともあれ、) この記憶は貴女自らが頭に刻んでくれたのでスよとか云う。 (小癪に。そして、) ――僕が貴女の事を如何見ているか? いやだなァ、そンなのはもう云わなくたって解ってらっしゃると思ってました が! (ニコ! 偽善者の笑み。) ちなみに何しに来たかと云えば、   … お言葉を返すようでスが貴女こそ毒の所為で本当に逝ってしまわれたのかと其れを確かめに。…こう毎日のように子ども達から確認されては、いい加減僕も気になってしまいまして。 (「心配した」と素直に云えない。) でスがまァ…お元気そうで何より。 そして白状していただけまスか、どうして突然歳相応になられたのかと云う事。…それから忍び込んだ訳とか。 (後者は出勤ですかと思ったが一応。) [Thu 2 Feb 2006 03:42:09]
サンク > ( 内心を読む素敵パワーがあったら、聖堂の一角を使用して第一回大人気なく掴み合い大会になりそうな所が。それで良いのか聖職者。)  ( 言葉に詰まった理由からして、一度あっちの姿を見せた事のある既知を発見してしまった事に対するもの。苦い色はしれって隠して、) ――…記憶力、ンなトコで使うなよと第三者の如く言うね!  ……てか、うン。言いたい事は色々あるけど、タック様。貴方、私をどンな目で見て下さってやがられますか。( ちょっと想像してみて、なんだか冗句にならなそうなのが怖かった。ウフフー、と微笑浮かべて小首傾げ。目が笑ってないって?月夜の見せた幻です。)   ――…流石に生々しいよな、あの辺りは…。( 生と死が無関係の彼岸じゃないと、知っている子供達。どの界隈の事なのかは、容易く想像がついて隠したはずの苦い色が滲み出た。)  ――…タック様。( きゃるるん★ パワーアップという名の悪化を繰り返すのでそろそろ止めないといけない。だから、真顔で。)  例の蔓の毒にでもやられました?とかいうイヤガラセはさて置き。( イヤガラセとか言うな。) どうしましたの、こんな時間に?( 人様の事は言えやしない。) [Thu 2 Feb 2006 03:35:35]
ハロゥタック > (とりあえずお互いの認識と云うかそンな所が遺憾なく暴露されたところで、) (「やっぱり、」と聞こえた舌打ちに答え合わせ。) ――こンな所で、あの姿を覚えておいて良かったと思わされるとは。 併し、年末の騒動からもう一ヶ月は余裕で経ってまスよ? 直後から一週間位なら兎も角、…。貴女なら、其の姿で「サンクトゥスです★」とか云っても案外此処の人達も納得すると思うンでスよ、急激に伸びたとか云って。 (そンな大聖堂へのイメージ。)     … 子ども達も心配してましたよ、「死んだの?」ッて洒落になンない台詞、何回聞かされたと思いまス? 血縁って誤魔化しても良いンで、たまには顔出してやって欲しいス――…お久しぶり。 (きゃるんッ★ とおぞましい擬音で返してみた。ややパワーUP。) [Thu 2 Feb 2006 03:29:09]
人影 > ( 朧の月明かりの下でも、見間違いはしない。ひよこみたいな金色の頭。其処なのかとツッコミ喰らったら正々堂々目を逸らす。――…今、しているみたいにだ。)  ――…チッ。( そして、視線を露骨に逸らした状態で、あろうことか舌打った。仮にもまだ聖堂の敷地内だというのに、いつもの猫毛皮では、この体躯にはサイズが合わないらしい。――…嘘だが。 半眼に返すは、空とぼけたツラ。) まあ、分かるよなァ――…ちぇ。遠縁のものなのですけど、とか言ってみようかと思ったンだけど。( 今より更に身の丈やらがあったとはいえ、過日のアレはつまり今の姿の発展形。バッチリ知られているのだから、そりゃバレない筈も無い。わしわしと髪を掻き上げる仕草は、誤魔化すのは投げ飛ばしたようだ。バレてるし。) 仮病って訳でもねェさ。この風体で、いつもの名前名乗れねェだろ。てな訳で――お久しぶり?( きゃるん。 何か変な擬音重ねた。) [Thu 2 Feb 2006 03:22:00]
ハロゥタック > (すとン、と影が立ち上がったらこンな襤褸僧衣の色。彼女は見慣れて居るだろう痩躯の面が其処にある。)      (振り返った色違いの青、そしてすらりと高くなった身長。 彼女の知己は最初、「姉」かと云う選択肢を浮かべたようだが、) …………随分遅いお出ましではありませんか、 (半分にまで瞼の落ちた眼が知る、) サンク嬢。 (何故解ったかと云えば、以前彼女が薬でオイタしたのを見ているから…! 其の雰囲気は忘れていない。) さては此処最近のは仮病でしたか? そして其の間にまた妙なものに手を出されたとか? (原因ばかりは流石に見抜けないが。) [Thu 2 Feb 2006 03:05:27]
人影 > ( 昼間には陽光が薄めていく澱みと翳。月明かりだけの世界には、冴え冴えと浮かび過ぎる矛盾。包み隠すのが闇の筈なのに、清浄の漆黒からは浮き上がってしまう体たらく。 気の無い素振りで、視線だけが睨むように眇められていた影の佇まいは、掛けられた声に小さく肩を揺らし、呼吸二つの合間で平静を繕った。ゆるりと振り返るのは、青み掛かった銀の色。) 今晩は。遅くまで、ご苦労様――…で、   ( す。 最後まで言葉は紡がれかけて、飲み込む息に音は止まる。闇月夜に、金の色。見やる先の姿に、「待てどうしてここに?」と浮かぶのは失敬な話だが。)   ( 十五歳程の小娘が、まじまじと不躾な視線を。) [Thu 2 Feb 2006 03:00:47]
ハロゥタック > (多分、こう云う薄暗い感触を欲して此方側から帰ろうとするのだろうと云うのは自覚した。とんでもない欲求だと思って、零れたのは自嘲でなくて諦観の色の濃い吐息。) (踏ん付けたら糸を引きそうな影の中をゆっくりと歩いていた、)      (――その足を止めた。) (精密なカラクリのように、人影が在る方に顔を向ける。…最初は、仕事帰りの異端審問官かとも思ったが。) こんばんは。 (声を。) [Thu 2 Feb 2006 02:49:18]
人影 > ( 紛れるように佇む黒衣。等しく大地に降り注ぐ筈の月光すら翳りを帯びる景色の中、生気に乏しい幽霊の如くに、闇よりも濃く地に伸びた影が。) [Thu 2 Feb 2006 02:47:15]
お知らせ > 人影さんが入室されました。 『( 澱む影の中、)』 [Thu 2 Feb 2006 02:43:56]
ハロゥタック > (灯りも遠ざかってゆくようなところだ。 大聖堂は、冷たいほど清んでいると感じさせるような空気を持っているのに、それが段々生ぬるくなってくる錯覚に陥る。) (向かう先は裏口の方で、どちらかと云えば祈りよりも祓い清めと云う名の拷問をするところ。 槍を持った守衛さんの居る表から帰る気にはなれなかった。)     (まるで茂みの奥に隠された小屋のようなものを横目に。 この辺りは一等暗い。ざわ、と背が粟立つような感じだ。) [Thu 2 Feb 2006 02:38:28]
ハロゥタック > (知己の聖女様を最近見かけない。 まさか、疲れすぎて身体が成長してるとか云う、文字で書くとさっぱり意味の解らないことになっているとは知る由も無い。) (聖女でありながら良家の令嬢でもある彼女は、それだのに結構普通に(変装はするが)貧民窟にまで足を伸ばす。そして子どもたちと遊んではちょっと服を汚したりして帰って行く。 ――子ども達に訊いてみたが、最近は其れも無いと云う。)    (居ないとは知りながら、重い足を向けたのは、大聖堂の敷地の隅っこの方だった。) [Thu 2 Feb 2006 02:30:01]
ハロゥタック > (回廊を渡り、まるで学校のような僧房に向かうシスターが一人、遠目に見えた。こンな時間だと云うのに、未だ礼拝堂の方からは祈る人の気配がするし、懺悔室の在る辺りの窓からも光が零れている。)      (いつ眠るのだろうと思わなくも無い。…自分も、そうだが。) ――… はァ…。 (溜息。) 風邪でも引かれたンスかねェ…。 (呟きは夜気に浚われた。) [Thu 2 Feb 2006 02:20:54]
ハロゥタック > ――そうでスか、未だいらっしゃらない と、 (大聖堂の中庭辺り。 立ち話に興じる聖職者風貌。) …解りました。有難う御座いまス。 (蝋燭を手にした神父に一礼。) 見かけたら此方も伝えておきまスので。 (目礼して了解を示す神父は、そのまま礼拝堂の扉の向こうへ。) [Thu 2 Feb 2006 02:14:51]
お知らせ > ハロゥタックさんが来ました。 [Thu 2 Feb 2006 02:09:01]
お知らせ > セレスさんが退室されました。 『 そして、目的の扉を見つけてこんこん、とノック。 』 [Mon 30 Jan 2006 01:18:42]
セレス > ( その肩書きは表向きのもの。 先日普通に「シスターではない」と公言してしまったのは反省物か。 教会に保持される「形のある奇跡」の一つというのが正式な扱いだろう。 壊れないよう、紛失しないよう、それでいてその正しい性能をもっと引き出せるよう、管理運用されているのだ。 ) …あ、イツカさんにお礼ってどれくらいが適当なんでしょう。 ( イエロティアのひとは何をお送りすれば喜ぶんだろう、という何処かまだ別世界の住人を計りかねる感覚でもある。 ) [Mon 30 Jan 2006 01:10:56]
セレス > ( 明るく照らされた聖堂から1つ扉を潜れば、肌寒くて少し暗い廊下。 決して粗末な造りというわけではないし、建物としては立派な部類だろう。 単に聖堂が明る過ぎただけだ。 時折廊下で擦れ違う関係者に会釈をして、少し迷っては周囲を見渡して思案。 そしてまた歩き出す。 時折向けられる視線は「クリスティア近郊から来た修道女」を物珍しげに見る視線か。 単にアルビノが目を引くだけかもしれない。 ) [Mon 30 Jan 2006 01:02:31]
セレス > さ、て……ご挨拶回りでも。 ( ぼぅっと座っているようでしっかりと主への感謝の祈りを済ませ、席を立つ。 明日には去るのだし、お世話になった人達に礼を言って周ろうか。 正直色んな人と次々と顔を合わせて周るというのは慣れないものだが、「普段篭ってますし」というのは言い訳として使いたくなかった。 ) ……一人でも出来ますもの。 ( 子供のお使いのようだ。 ともあれ、聖堂から関係者以外立ち入り禁止の棟へ向かおうと足を向けた。 ) [Mon 30 Jan 2006 00:48:29]
セレス > ( 同行者は無い。 今度の仕事は一人で遂行してくるのが目的であり、言い方は悪いがそういう難度の「丁度良い」レベルのものだった。 聖女に修道院から逃げる理由は無いし、そもそも修道院の助けがなければそう長く外で暮らして行けない。 修道服の直ぐ下に着せられた拘束衣だけでは、心身の安定は維持しきれなかった。 ) [Mon 30 Jan 2006 00:35:38]
セレス > ( 此処、大聖堂に部屋を借りて2日目。 そう長居は出来ないし、観光気分も今日までだ。 明日にでも現場に向かって仕事を始めなければならないだろう。 街でも特に神聖な場所だけあって身体の具合は悪くは無いが、外である事には変わり無い。 ) ………。 ( もっと見て周りたい、とかそういう欲求は無い。 与えられた天命を真っ当する方が大切だし、どのみち直ぐに帰って人の目に触れる事の無い自分が多く世間と関わりを持つ意味は無いだろう。 なにより、多大な手間をかけて満足な暮らしをさせて下さる修道院に対してこれ以上を望む方が不遜というもの。 特に言葉を発する事も無く、暫し長椅子に腰掛けて主を模った象を見上げる。 ) [Mon 30 Jan 2006 00:23:16]
セレス > ……Cathedral(だいせいどう)とはよく言ったものですね。 ( 誰に語りかけるでもなくそう呟いて、広い聖堂の天井に吊るされた巨大な燭台を見上げる。 その橙色の灯りに照らされた堂内は明るく温かく、荘厳な金色に耀いていた。 クリスティアの聖教会とどちらが立派か、と言われれば正直に此方だと言うだろう。 あまりクリスティア在住のホワイティアに聞かせないほうが良い話だが、世間知らずの聖女認定にはそういう複雑な事情はわからなかった。 ) [Mon 30 Jan 2006 00:11:29]
お知らせ > セレスさんが入室されました。 『 Cathedral. 』 [Mon 30 Jan 2006 00:04:06]
お知らせ > 維言さんが帰りました。 『( 故に、微塵も反省しちゃいない。 )』 [Sun 29 Jan 2006 22:31:54]
維言 > ( 小部屋を出て、回廊を経て正門へと向かい行く。 風体は聖職―― と言うにも、何処かがおかしい。異郷の装束を纏うで無く、黒々と在るマントの下には、きちんと神父服を身に着けているのだが。 …問題はマントかもしれない。全身をすっぽりと包む代物の前では、その下に何がとか余り関係無きものよ。 闇に紛れる風体は )  ……却下されてしまったのならば仕方なきこと。やはり問題点は重量であったと推測。 板金加工―― 希少金属を上手く扱えれば、満点だったり。 ( 緩やかな韻律を以って歩む身が紡ぐ推測は、それはもう南極観測店のつもりで赤道直下に旗を立てる程度には間違っていた。 ) [Sun 29 Jan 2006 22:31:28]
維言 > ……何がいけなかったのか。回想の終了を以ってしてもいまいち分からないこれが人生の罠。 ( でっけぇこぶの出来ていそうな脳天をさすりながら、聖堂の廊下を歩く影は黒、黒の影。 やたら迂遠な回想を経て、偲ぶよに密やかな足音が静寂に木霊する。 ) [Sun 29 Jan 2006 22:17:31]
維言 > ( ――――   沈黙が何かと痛い空間。 しかして、構わず喋る声は存在する。 )  まずは表紙から改造しましょう。板金加工とか素敵に無敵。 無論勿論、角は特別仕様。殴打一発額も割れる。ちょっと桃色掛かった脳漿とか食み出るくらいででふぉーるとですよ。れっつ・提案。 ( ぴっ。 これが〆とばかりに取り出し樽は、考案書。 概念存在のみならず、実体を得た悪性存在にも効果的板金加工強化済み聖書。お値段税込み―――   上司様が文字で目を追ったのは、この辺りまでだったと後程証言。   煙吹きそうな鉄拳の一撃が脳天へと下りました―――  )      ( 以上、回想終了。 ) [Sun 29 Jan 2006 22:16:13]
維言 > 概念が物理的に通用するのは、同じく概念の集合体として存在する代物限定。受肉を経た魔性には、やはり全般的に効果が薄いものだったりするので。 ( 概念を削るには概念を以ってする。しかして、概念以外にて存在する事が可能になったものに適用されるのは、物理法則。これは純然たる法則順位。逆転の例が存在しない訳では無いが、やはり実態無きと称される無形の思念存在に対するよりは、格段に落ちるのである。効果が。 )  装備としては、簡略化するのがまだまだ難しい部類だったりしますから、身一つで参る場合に微妙に。積載量的にも軽量とは言い難く。 ( 分厚い書物なんて、重たいと相場が決まっている。 いっそ、殴った方が痛そうだと。 冗句めいた意見もあったとは、戯言であれど。 )   ――― ええ。まさにそれ。 ( 本気で進言する馬鹿野郎様も、存在する。 ) [Sun 29 Jan 2006 21:58:18]
維言 > パワー一発、一撃放射。理念の直照射は結構に有効手なケースは、こっちに纏めた通りに。 ( マントの下から取り出したるは、報告書。実験といえば聞こえは悪いが、試行錯誤と言うと中々聞こえが宜しく。 )  従来通りに聖別儀式を必要とはしますが、理念を形にする事が叶えば、それなりに効果は挙げられるとの推測が現時点。 ――― ですが。 ( 此処までが前振り。よって、本題に入る前に簾の向こうで暗色湛える双眸が、真剣味を僅かに増す。 どろりとやる気のなさげな風貌が、一転して真面目一徹とまでは行かぬの微々たる粒子。 ) [Sun 29 Jan 2006 21:45:49]
維言 > 込められた理念を強化する事によって、霊体等を相手にする時にはそれなりに効果的だったり違ったり。 ( 結局どっちなのかとツッコミ一発。 簾の如く垂らす黒髪をがくがく揺らしながらに、説明継続。答えはCMの後で。クラスチェンジモニュメント。 )  …例外は勿論あったりなかったりですが、 ( だからどっちなのか。両方ですよ。 ) 基本的に悪霊―― スペクター、レイスの類は剥きだしの思念が、核を中点に存在を常に書き換えて保たれる代物だったりするような気がしたり。 例外ケースはサイドステップで横に置けば、肉体という外装の無い代物だったりですから。 ( だから。 ) [Sun 29 Jan 2006 21:42:18]
維言 > ( 古びた拍子、端の傷んだ様相は信仰の年月を示す。使い込まれ読み込まれ信念の沁み込んだ物体は、それ自体が一つの現象。 ――― 願う事祈る事信じる事殉じる事。 人に与えられ許された、稀有の力。 ) つまり、これが示すは概念。形無く尊き理念が、人の心と年月を経て具体化した、非常に分かり易くありふれた奇跡の形。 ( 無論、例え話。 認定が云々といったレベルの話では無き事よ。 それは、口にする者も、無言にて聞く者も承知の上で紡がれし事。 ) [Sun 29 Jan 2006 21:32:36]
維言 > ( 聖堂の一室で交わされる会話内容の抜粋。 机と椅子が部屋の中央に。壁際の本棚には経典の並べられた、何の変哲も無い一室において。 )  まずはやはり、基本から行くべきだと思った訳です。信仰を形とするのは言葉。聖句を刻むは聖書。書という形を為して万人へと言葉を伝えるに足る形式の制定。 ( 殷々と響くは人の声。紡がれるは考案の一。 本棚から抜き出した聖書をトン、と机の上に置く。 ) [Sun 29 Jan 2006 21:27:27]
お知らせ > 維言さんが来ました。 『( 考案その1。 )』 [Sun 29 Jan 2006 21:23:50]
お知らせ > ジャスティスさんが帰りました。 『ぶらり、大聖堂の門を潜る』 [Thu 26 Jan 2006 23:14:19]
ジャスティス > (どうしようかな?のんびりと中庭を眺めながら、礼拝堂へと向かう。祈りを捧げて、それからどうしようか?商業区で買い物をしていこうか、それとも早く帰ろうか、そんなことを考えながら礼拝堂へのドアを開ける) [Thu 26 Jan 2006 23:01:01]
ジャスティス > (いつも通りの道順で、無意識に廊下の軋む部分をさけ、普段どおりのやりかたで小脇にかかれた報告書をポストに入れる。最近はようやく教会の報告書らしくなって来た、うれしい限りだ) さて……と (どうしようかな) [Thu 26 Jan 2006 22:59:42]
ジャスティス > (暗黒街の教会を歩く人たちは、いつも早足、治安が悪いからだと思っていたけれど、なかなかどうして、目の前の通りを歩いていく人々も存外に早足で、場所によって、人々が急ぐ理由はいくらでもあるのだろう) なんたって、大都会だもんね。 (風情のあるメインストリートのさきぼそる先を眺めていると、なんだか吸い込まれそうになった) あ、お帰りなさい、ありがとうございましたー。 (束の間の遊びも終わり、休憩どころか迷惑かけたような気もするが、まぁ大目に見て欲しい。そのまま大聖堂へと修道女は入っていく) [Thu 26 Jan 2006 22:44:38]
ジャスティス > (大きな通りの向こうには、石畳のしっかりした建物が並んでいる。しかし、大聖堂の照らし出す明かりと、月明かりを遮る長い影は、そのどの建物よりも長くて。石畳を歩いていく通行人達は、大聖堂の前を、歩調を落として、大聖堂を見上げていく。しばし立ち止まる人、一瞥をくれてまた歩調をあげる人、様々だ) ……。 (こうやって毎日見ていれば、日々同じこと、違うこと色々あるのだろう。そう考えると、意味も無く愉快な気分になった) [Thu 26 Jan 2006 22:32:20]
ジャスティス > ねえねえ守衛さん。 (まだまだ寒い、大聖堂の正門前、普段どおりに立ちんぼしている初老の男性に声をかける) 良かったら……なんですけど、少しだけ変わってもらえませんか? (不思議そうに目をしばたかせる守衛さん。トイレに行くくらいの間でいいですから、と食い下がる修道女。…………なんともぎこち無い空気) ……ごゆっくりー。 (儀杖槍を受け取ると、背筋を伸ばして定位置に立つ……なんのことはない、守衛さんがいつも眺めている風景が見てみたかっただけだ) [Thu 26 Jan 2006 22:21:33]
お知らせ > ジャスティスさんが入室されました。 [Thu 26 Jan 2006 22:12:56]
お知らせ > アシャ・ネビィさんが退室されました。 [Thu 26 Jan 2006 03:24:06]
アシャ・ネビィ >  けど、主が居れば何も居らないンだよねぇ。全ては主の御心のままに、…か。 手の中で転がされる男みたいだよなぁ…。恋人に近い…?いや、でも…全てを愛す人だし。 (信仰の熱い他の神官が聞いたら、烈火のごとく怒ったかも知れない。だから、今話す。日が昇る前に起き出すシスター達に見つかる前に、紡げるだけの言葉で。) うん、でも 結局残るのは地面の上のお肉で。其れは万物の生物達の糧になって消えるンだけど。 やっぱり、お肉なんだよねぇ…。 (まるで酔っ払いの話。重い体を掛け声と共に起こし、胸の上で十字を切ると、ゆったりとした足取りで帰路へとつこうか。冷えた夜風が身に染み、凍え死にそうになりながら―) [Thu 26 Jan 2006 03:23:49]
アシャ・ネビィ > (色々浮かんで、消えて、また浮かぶ。教会の屋根の修繕や、壊れた椅子の修理、そろそろ其処が付きそうな勢いの食料。) 気侭に旅してた頃がなつかしーわ…。その日暮らしだったもんなぁ。 今も似たようなもんだけど…主様がいるもんなー。 (揺らめく蝋燭の光に目をやりながら、呟き続ける言葉は、愚痴に近い。今の神様はさしずめ酒場のママぐらいの位置でしかないのか。下っ端神官はだらけきった態度を止める事無く、淡々とした口調で続ける。) コレだ!って思って飛びこんだし、後悔もしてないつもりだけど…。あー、やっぱり後悔してんのかな。うわぁ…未練たらしい男って嫌われるワー。いやーん。  [Thu 26 Jan 2006 03:11:44]
アシャ・ネビィ > (何時もは参拝者で賑やかな大聖堂も、深夜ばかりは静まり返り。高みからじっと見下ろす神像と、身体は大きくとも小さな神官。) 何かおっきな懺悔室にいる気分…。まだまだ懺悔しなくてはいけないことは、沢山あるんだけど、 も。 (全てを語り尽くし、全てを償う事が出来るか。と言えば、そうでもない。少々険しい顔を浮かべながら、コトリと長椅子の背へと頭を預け。) 色々。うん、色々…。 ココまでくると、寝つけないもんだなァ…。  [Thu 26 Jan 2006 02:58:44]
アシャ・ネビィ >  夢遊病って奴?やだなー、そんな病気になるほど弱くないつもりなんだけどなー…。 (つい軽い口調になるのは、周りに誰もいないと思ったからか。困った様にボリボリと頭を掻きながら、何度も思い出そうと頭を捻るが、ベットに潜り込んだ後からココへと来た記憶が無く。) 主がお呼びになった…ってコトは、無いか。所詮、下っ端だし…。 えー、うわー、大聖堂に現れた幽霊とか怪談話になったらどうしよ。 (そんなことは無いと分かっても、つい独り言が続く。) [Thu 26 Jan 2006 02:49:56]
アシャ・ネビィ > (何時の間にか其処にいて、祈りを捧げていたコトに気が付いたのは、つい先ほどだっただたろうか。誰もいない静まり返った大聖堂に灯る、聖なる灯りに照らされた大柄の男の姿。) 参ったな……。 (其れは己へと告げた言葉。変わらず、瞳は閉じたまま命を捧げているようにも見えたが。) [Thu 26 Jan 2006 02:43:05]
お知らせ > アシャ・ネビィさんが入室されました。 [Thu 26 Jan 2006 02:38:37]
お知らせ > ジーウさんが帰りました。 [Thu 26 Jan 2006 02:05:25]
ジーウ > ( カツ、 ――…、 )     (細い杖が刻む足音。 娘は絵の前から遠ざかって行った。) [Thu 26 Jan 2006 02:05:24]
ジーウ > (罪を負わねば主の愛を受けられぬと云うのなら、)    (きっと聖女の罪は無知だったのだろう。) …。 (手を離し、) [Thu 26 Jan 2006 02:04:52]
ジーウ > (何にも知らない無垢さは、手の届かないところにあるように思える。其の絵に触れても、あたたかさを感じられないような。)     (指先で、聖女の爪先に触れた。) 原罪を負ったひとから生まれたのに原罪を負っていないなんて、どんな気持ちなんでしょうね。 (そしてずっとずっと、無垢であり続けた。 御子ですら、罪を負って逝ったと云うのに。) [Thu 26 Jan 2006 02:03:59]
ジーウ > どうして聖女さまは微笑んで居られるの。 (聖母、ではない。そうなる前の少女の絵の前。) …未だ、御子の事をご存知なかったから? [Thu 26 Jan 2006 01:58:53]
ジーウ > (何か誤字ッた。…ともあれ、)       (小さい呼吸も全て、白く揺れて暴かれる空気の中。) (祈りの声すら届きそうな静寂。) [Thu 26 Jan 2006 01:56:05]
ジーウ > まず此処へ来てしまう辺り、わたしは不信人なのかしら。 (娘の目の前に十字架は無く、微笑む聖女が絵の中に。) (礼拝堂から少し離れた回廊の途中。) [Thu 26 Jan 2006 01:52:49]
ジーウ > (月が半分眼を閉じた明るさ。星が代わりに伸びをする。) (そして荘厳な佇まいの大聖堂へ足を踏み入れると、天使の歌の幻聴。 未だ夢の中に居るのかと、薄まっても呪われた血の娘は思う。) [Thu 26 Jan 2006 01:49:30]
ジーウ > (――フと、足を伸ばしてみる夜は。) [Thu 26 Jan 2006 01:47:17]
お知らせ > ジーウさんが入室されました。 [Thu 26 Jan 2006 01:45:35]
お知らせ > 維言さんが帰りました。 『 ではまた。Dear God. 』 [Wed 18 Jan 2006 22:53:25]
維言 >  …どうせ寝るなら、近しき場所でって言い訳もそろそろ通じませんか、駄目ですか。 ( 冬眠前後の熊が如き足取りでのたのたと扉に近づいていく。夢遊病患者と言われたら、五割くらいの確率で肯定される勢いで。 扉を開けてその場を後にしようとする刹那に、簾の黒、くるり 振り返って ) [Wed 18 Jan 2006 22:53:02]
維言 >  Requiem aeternam dona eis Domine et lux perpetua luceat eis――… ( 欠伸混じりのとんでもなくデラタメな発音で口ずさむ聖句。 比較的日式ゆかしき退魔の業なもので、暗記は大切だったりもする。 だからといって罰当たりには違いなしと胸も張る勢い也。まったく威張れはせずの事。 )  ……永遠の安息ってのは、どうせ終わりの後ですと仮定。 ――… 至るは遠く、送れば罪人。 遥かなる高みの方よ、どうか祝福されざる子羊の業もついでだから許しやがって下さいな――  と、くらー。 ( 祈りは最早形式すらぶち壊し。面倒そうに立ち上がると、再び欠伸が漏れた。 ) [Wed 18 Jan 2006 22:46:54]
維言 > ( 壮麗の景色は人の手が作り上げしもの。人が規定する聖性。神に規定されし静謐。聖なるかなとは一体誰の唱えしものぞ。 )  ……私が言えば、余りにも不遜なのが難点難問。 ( ふーやれやれ。肩竦めては、立ち上がる。 人目無いのを酔い事に遠慮会釈無く大欠伸。 …否。人目あろうとそれくらいは。 ) [Wed 18 Jan 2006 22:40:25]
維言 > ( 下っ端がひーこら言うてる間に、もっとご苦労様な方々はいらっしゃるとも世界の法則。但し下っ端はそれを理解しませんMrマーフィー。   すぴすぴと貪る惰眠の塊は、礼拝席の片隅に。  …不意にもぞりと影が蠢く。  )    ……。 ( むくり。 覚醒は唐突に、予兆も乏しく。ぐらぐらと黒簾が揺れて、やぶ睨み標準装備の寝起き面相が聖堂を仰ぐ。 ) [Wed 18 Jan 2006 22:32:06]
維言 > ( パシリは辛いよ年代記。止めてくれるなおとっつぁん。ヴェイトス市には各種宗教観が混在しているが為、新年の祝い事等も混ざったり中庸だったり反発したり異端審問バチコイミサだったりと、賑やかしい事この上無かったと回想するは夢の後。   今はモノホン、夢の中。  人気が無くなったのを良い事に忍び込んでの睡眠補給。 項垂れて重々しく垂れ下がる黒簾の髪下で、涎垂らす面相は神の使途とか称すれば天罰喰らいそうな代物よ。 ) [Wed 18 Jan 2006 22:26:47]
維言 > ( 影は黒。粛々と其処に在りて、僅かな肩の上下と淡やかな息遣いのみが、それが生体の端くれであると示すが如く。纏うは沈黙、満ちるは静寂。生命の証というには余りに微弱の様は、それを崩さぬが如くの )        す ぴー  ( …いっそ堂々とした、睡眠の体勢也。 ) [Wed 18 Jan 2006 22:22:25]
維言 > ( 蟠るものは影の黒。澱む影は夜の黒。 月光のみが淡く照らす礼拝の席には、今は神の教えを語る神官もおらず、恭しく頭を垂れる敬虔な信徒も見当たらない。 片隅には黒く、矮躯の影が蟠るのみ。 ) [Wed 18 Jan 2006 22:19:59]
お知らせ > 維言さんが入室されました。 『( 礼拝堂の片隅にて。 )』 [Wed 18 Jan 2006 22:18:10]
お知らせ > 黒い外套さんが帰りました。 [Wed 18 Jan 2006 00:39:26]
黒い外套 > (「天使」 ) ( 彼らに似た翼を持った楽師様。 ………あれから如何なったろう。 この場合、会わない方が良い と あの後が気になる とは――おそらく矛盾はしない筈、…多分。 何時だって自信からは程遠い、「参ったね」 これも愚痴。 ) [Wed 18 Jan 2006 00:39:02]
黒い外套 > ( 膨大な数の愚痴の聞き手。 千と六百を越える年月の間、その内容が何であれほぼ一方的に願いやら泣き言やらを聞かされて更に尚、人が在る限りおそらくそれは続く――新たな宗教に彼らが飛びつかない限り。 或いはそれに耐え得るからこそ神なのかも知れないけれど、だとしたら。 御疲れ様です≠ニか言ってみようか、畏れ多さを問うならそれ以前の問題なのだし )     ( ふと )  ( そう云えば、「天使」なる種族なら、その御声も聞けたりするんだろうか )( ――会わない方が良さそうな気もするけれど ) [Wed 18 Jan 2006 00:34:11]
黒い外套 > ( ……………………… ) ( 貴方の信徒ですらなかなか御声を聞けないものを。 答えをくれと言ってもそりゃ無理でしょうね? )( だから――…古木に空いた洞 庭先に掘った穴みたいに、今日も此処で愚痴らせて戴くんだ。 ) ( ほら、不遜。 ) [Wed 18 Jan 2006 00:24:30]
黒い外套 > ( 敬虔な信者様がもし見たなら、寝るなボケと怒られそうな。 …寝ちゃいないんだが。 体勢的には講義の合い間に転寝の学生。 ) ……Liebe den Schlaf nicht, das du nicht arm werdest: las deine Augen offen sein, so wirst du Brot genug haben. ( 小声で繰り返してみるのは先日耳にした聖句。 極めて乱暴に言うなら投げずに生きてりゃ良い事あるよ、だとかそんな程度、………なんだろうか )( 乱暴にも程が。 )    ( 伏した頭を僅かに上げて ) ……Is it really true? ( 視線の先には神の像。 ) [Wed 18 Jan 2006 00:16:16]
黒い外套 > ( 奉仕と云う名の清掃活動が毎日絶えず行われている此処はきっと、今朝も清潔に掃き清められて磨かれて埃っぽさの片鱗もない。 神の座は空気までも清浄か、肺に送ったそれは冬の温度で針のように突き刺さる。 決して狭くはない聖堂を毎日 毎日 ――信仰の強さを感じるのはこんな時。 神そのものよりもその信徒の敬虔な信仰心こそが魔を退けるのだと、そんな説を生む土壌。 だってそんな核がなければ、人はこんなに真摯かつ執拗に一個の点に向けて働きかけはしないだろう? 的と認識した異質に石礫を投げつける時以外には。 ) ( …的には的とされるだけの充分な理由があったりするのだけれど。 それはあまり愉快な記憶ではなくて、行儀良く並んだ横長の椅子の末席に座り込んだ。 殆ど空席ばかりなのを良い事に、前の座席の背凭れに両手をかけてその上に頭を乗せ ) [Wed 18 Jan 2006 00:02:12]
黒い外套 > ( 後ろ手に扉を、真っ当な礼拝客の邪魔にならないように静かに閉めた。 開放から閉鎖。 耳の奥に生じる違和感は気圧の僅かな変化であって、耳鳴りなんて気の利いたものじゃない。 雪の降り落ちる空を見上げ続けると上に昇って行く錯覚、それの反対――目に見えない狭い箱の中に閉じ込められて、それごと下へ下へと沈む錯覚も同じ事。 頭の血が落ちただけで、この場が持つ拒絶 神性に当てられた訳じゃない。 そんな圧力を感じる可愛げは今ではもう過去のもの、神像を見上げて )   ( ………… )  ( 言葉にもならない謝罪。 清浄の場に不浄が1匹。 ) [Tue 17 Jan 2006 23:39:50]
黒い外套 > ( 日付の変わる少し手前。 夜が賑やかな街であれ、だからこそ この時間の礼拝客の姿は少ない時間帯。 人々の多くは繁華街の方に行っているのだろう、おそらくは。 雲の少ない晩に冴えた月の光がステンドグラスの描く聖母や天使の姿を柔らかく照らして、大扉をくぐった辺りで立ち止まったまま思わずその光景に見蕩れた。 すぐに1歩中に進み入るのは「入り口で立ち止まらない」 そんな身に染み付いた社会規範に過ぎないが。 扉を閉める前、ちらと背後を振り返るのも後続が居るならその鼻先で戸を閉めるべきではない それもひとつの道徳の話。 ) [Tue 17 Jan 2006 23:20:09]
黒い外套 > ( ――或いは、ただの不遜。 ) [Tue 17 Jan 2006 23:11:19]
お知らせ > 黒い外套さんが入室されました。 『( 夜半の礼拝客 )』 [Tue 17 Jan 2006 23:07:30]
お知らせ > アザリーさんが帰りました。 [Tue 17 Jan 2006 13:39:44]
アザリー > ( 何処で演奏しているのだろう。 暫らく耳を傾け、不意に演奏者に会ってみたくなった。 演奏を教えてもらえたらもっと素敵だし、傍で聴かせて貰うだけでも良い。 まだ少し時間はあるし、寄り道していこう。 何度か泊り込んで勝手知ったる大聖堂。 聞き耳を立てて方向を探り、おもむろに関係者用の扉を開いて小走りに駆け出した。 ) [Tue 17 Jan 2006 13:39:39]
アザリー > ( 災厄から護り給え。 悪魔を祓い給え。 邪まなる者の誘惑から護り給え。 日々が静かで平穏であるよう。 嘆きの少なきよう。 最後にもう一度繰り返し、ゆっくりと瞼を開く。 相変わらず聖堂内は静かで、遠い大扉の向こうに見える通行人の小さな人影が遠い世界のようだ。 まだゆっくりと続いているパイプオルガンの柔らかい音が浮世離れしていて、そう感じるのかもしれない。 何処か現実離れした荘厳な聖堂と相俟って、田舎娘には相変わらず実感し難い。 この街はまるで、遠い異世界のようだ。 ) [Tue 17 Jan 2006 13:32:27]
アザリー > ( パプテス教徒としてばかりの成長ではない。 先輩から学び、(時に反面教師的にも。)共に喜び、街の人々と言葉を交わし、子供達と歌い踊る。 村では見た事の無かった海や、聞いた事しかなかった大きな建物、ホワイティア以外の人種、様々な文化。 そんなものに触れて広がっていく見識。 感謝しなければ。 きっかけを与えてくれたのは紛れも無く主の遣わした宣教師であり、導いたのはシスターだった。 出会いがなければ、今もきっと何も知らず小さな森の奥の村で何も知らずに過ごしていただろう。 ) [Tue 17 Jan 2006 13:25:12]
アザリー > ( 目まぐるしく移り変わる都会の日常に目を回す日々は忙しくもあり、不安でもあり、しかし楽しくもある。 日々未知の体験が訪れ、時に不幸の中からも多くを学ばされる。 暗黒街という場所に間借りすることで凝縮された都会的な明暗をはっきりと間近で見て、祈るべき事、起こすべき行動をその都度確認した。 ) [Tue 17 Jan 2006 13:19:43]
アザリー > ( 低く、静かに。 誰かが遠くでパイプオルガンを奏でている。 ふと途切れた人の気配の中に一人、シスター・アザリアは膝を折り、主に祈りを捧げる。 昼下がりの大聖堂は幾らか暖かく、穏やかで静か。 いまいち集中力に欠けるシスターも、安心して祈りに集中することができた。 ) [Tue 17 Jan 2006 13:12:40]
お知らせ > アザリーさんが来ました。 『 昼下がりの大聖堂にて/Quietly Solemnly. 』 [Tue 17 Jan 2006 13:06:50]
お知らせ > アズライトさんが帰りました。 『( 見届け、気配は 緩やかに去る。  )』 [Fri 13 Jan 2006 21:32:03]
アズライト > ( 地に在りて聖を謳う地においても、純化されないものは ある―――  今触れたものも、その一端。  地に大いなる嘆きの訪れし時に、信仰は如何程に 救いと成り得るか   決めるのは、天ならず 魔でも無く。  )     et in terra pax hominibus bonae―――  ( 浄化の一節を囁きかける。  凝る思念が、緩く解けて 散っていった。  ) [Fri 13 Jan 2006 21:31:48]
アズライト > ( 聖に紛れれば、むしろその気配は薄くなる。  白に白が、黒に黒が混じり融けるよに。  礼拝堂――― そう、呼ばれる場所の、天井近く。  今は灯りも落とされた空間を、見渡す意識。  嗚呼、此処は 祈りの場所。  真摯に純粋に濁りきって澄み渡って   混ざる、意図。 意識の残滓に、存在しない手を伸ばすイメージ。 ) [Fri 13 Jan 2006 21:15:21]
アズライト > ( 此処は、模式図のようだ。  ――― それは、前に聖堂を訪れた時にも感じた事だと、記録している。 白亜 聖像 ステンドグラス――  威光を表す為のそれら自体には、意味は無い。 されど、表す事には意味がある。 内包される矛盾すら見据えた世界の片隅。 祈り手の集う場所へと気配は漂っていく。  勘の良い者や、高位の聖職者は気取る事も出来る気配だが―― 今はまだ、薄過ぎる。 派生したばかりの聖属。 ) [Fri 13 Jan 2006 20:57:56]
アズライト > ( 仮初としての姿はあれど、受肉せぬ今は、意味も成さない。  見守る視点が、天よりは近き 端末のような魂の欠片。  此処は、人が地に在りて 天を仰ぐ為に作り出した聖地の一つ。 )    ( その視線は、今は人気の無い一角へと、漂っていた。 ) [Fri 13 Jan 2006 20:50:00]
アズライト > ( 曖昧に 祈る者たちを見守るように、片隅に在る。  ) [Fri 13 Jan 2006 20:45:22]
お知らせ > アズライトさんが入室されました。 『(  気配 は  ―― )』 [Fri 13 Jan 2006 20:44:56]
お知らせ > ジャスティスさんが帰りました。 [Wed 11 Jan 2006 23:08:06]
ジャスティス > (あなたもいい年なんだからそろそろ落ち着かないと。後輩だって出来たんでしょ?人差し指を立てて注意する先輩の横を歩きながら、全くです。と頭を下げて) 神学の勉強だって不十分ですもんね……。 (いつまでも剣活劇の真似事なんてやっているとだめだ。修道女の心得を教えられながら、ゆっくりと二人で出口のほうへ歩いていって……) [Wed 11 Jan 2006 23:08:04]
ジャスティス > 仇敵、ヴァイオレートのこともあるが、今一番気になっているのは、自分が実際に戦闘した魔人の方で。闘っていて得たいの知れない恐怖を感じた。普通じゃない。相手について何もわからないままでは、今一度対峙したとて歯が立つかわからない。幸い人相は覚えたので、相手が顔を自由に変えられるのでもない限り役に立つだろう。) そして …… (勘九朗。彼は……どうも危険はないように見えたが……。彼女とのかかわりがなんらかあるのだろう。そこまで考えたところで、聖堂のシスターに声をかけられ頭を下げる。またケガをしたの?と尋ねられれば恥ずかしそうに苦笑して) [Wed 11 Jan 2006 22:54:56]
ジャスティス > ガコン。 (昨日であった悪魔達に関する報告書。悪魔ヴァイオレートと遭遇、戦闘に入ったこと。 自分を魔人と名乗る、男女二名を殺害した通り魔に、自分の打撃は一切効果がなかったこと、銀のナイフによる攻撃は少しは効果があったようだが、痛がったりは一切しなかったこと。 そして、その場に現れた二人の人間についての大まかな外見。そのうちの一人とは一度病院で出会ったことが書かれてあった。上司の部屋のポストにそれらを入れる) [Wed 11 Jan 2006 22:41:06]
ジャスティス > ん……。 (ケガと疲労のためか、体が熱っぽい。うっとうしそうに目をしかめながらも、右手に抱えた羊皮紙に視線を落とす。昨日であった、悪魔ヴァイオレート、自警団が追っており、かつて自分も一度世話になった犯罪者。そして魔人と名乗る謎の通り魔。今になって考えてみれば、まるで魔女の釜を引っ掻き回したような状態だった) [Wed 11 Jan 2006 22:27:16]
ジャスティス > …… (廊下を一人の修道女があわただしく歩いていく。普段とは違い防寒着をまとったその姿は左手を三角巾で吊っている。普段とは違いその表情は険しくて……) [Wed 11 Jan 2006 22:21:37]
お知らせ > ジャスティスさんが入室されました。 [Wed 11 Jan 2006 22:16:02]
お知らせ > ノイさんが退室されました。 [Sun 1 Jan 2006 23:00:10]
お知らせ > クロアスさんが帰りました。 [Sun 1 Jan 2006 22:59:32]
クロアス > センキュー♪ 恩に着るよ(笑顔でノイの後を追うように・・・) [Sun 1 Jan 2006 22:59:21]
ノイ > 部屋の物もってたり、食べ物を勝手に食べたりしないならね・・・・来るならついてきて(ゆっくりと出入り口のほうへと歩き出す) [Sun 1 Jan 2006 22:57:32]
クロアス > そんなぁ・・・(カクーンと気分が転落。次の言葉に表情を緩ませて) ホントか? 遠慮はしないぞ? [Sun 1 Jan 2006 22:54:45]
ノイ > だーかーら。ダメだってば・・(ためいきをつく)・・そんなに室内で寝たいなら僕のところくればいいでしょ? [Sun 1 Jan 2006 22:52:36]
クロアス > ・・・・・・・。(なんだったんだろ? 今、ノイの顔にかげりが落ちたような・・・・気のせい、か?) そ、そうか・・・レェナは大丈夫か・・・・・・?(何がだ?) とにかく、今日はここで一泊させてもらうよ。いいだろ? [Sun 1 Jan 2006 22:49:48]
ノイ > (魔力を込めるのを終了すると暗い笑みを浮かべ)おかげで夜も眠れなくなったよ・・・・そして女の子は時に恐いと知ったね・・・・(悟ったようなそんな口調)・・・・まぁ・・・レェナさんは大丈夫だと思うよ。(ぱっといつもの感じに戻る) [Sun 1 Jan 2006 22:45:51]
クロアス > (へいへいと、生返事を返して。 あんまりいう通りにはしないつもり。少なくとも冬の間は・・・) ・・・・・ノイに一体何があったかは知らないけど、遠慮しとこう。 それでレェナが恐ろしくなったら・・・・ダメだ、魔眼は中止。(ノイの顔を手で覆うようにして) [Sun 1 Jan 2006 22:43:34]
ノイ > 神聖な聖堂で寝るなんて事はそれでもいけないの(めっっと本人なりに厳しく注意)・・・・魔眼使って生々しく説明してあげようか?(魔力を込め始める) [Sun 1 Jan 2006 22:39:52]
クロアス > 同じような職業中じゃないか。宿の提供ぐらいしてもいいじゃないか(一般人じゃなくて、VHなんだし・・・)  なぜ男であるはずのノイがそんなことを言える。 しかも自信満々で・・・・(そういえばノイは以前、女になってた頃があったなぁ) [Sun 1 Jan 2006 22:37:36]
ノイ > 聖堂を借りるのは感心しないなあ全部テントで我慢して。(一応教会の関係者だから注意しておくそして・・・)・・・・レェナさんのほうが危なかったりして女の子って怖いんだよ?(冗談と本気が半々・・・・いろいろ合って) [Sun 1 Jan 2006 22:33:26]
クロアス > 相変わらずで結構。(首筋を撫でながら後ろを振り向く。そこにはやっぱり自分のパートナーであるノイが立っていた) いや・・・・・テントだな。時々聖堂をかりて寝させてもらったりしたけど・・・・・僕は男だよ?レェナと一つ屋根の下だったら何をするかわかんないから・・・(ハハハと苦笑) [Sun 1 Jan 2006 22:26:40]
ノイ > もう・・・・(ぱっと手を離す)相変わらず・・・だね。ずっとレェナさんのとこにいたの?(首をかしげた、からかってるわけではない) [Sun 1 Jan 2006 22:22:12]
クロアス > うぎゃっ (ノイの腕を掴んで、情けない声を上げる。パシパシとタップして) ギブ・・・ギブだよ、ノイ。 (半笑いでそう言って) [Sun 1 Jan 2006 22:20:19]
ノイ > ・・・・・・・・そんなこといっていいの?(ちょっと怒ったのかすすーっと手を首を辺りまで下げてぐっと首を掴む・・・顔にはちょっと怖い笑み) [Sun 1 Jan 2006 22:16:23]
クロアス > (所詮人間は世界に『生かされている』んだ。えらそうな顔して、自分達が一番弱いことに気が付かない。  爆笑だ。)・・・・・クク・・・・っ (小刻みに肩を揺らして、体をくの字に折り曲げた拍子に 前にある長いすで頭をぶつけて盛大に悶える) うぐぅ・・・・!(額を押さえながら・・・・突然の目隠し。しかも だーれだ? と来たもんだ。 声を聞いたらわかる。自分のパートナーだ、間違えるはずもない)・・・・・・・・・・・誰だろうな。もしかしたら女顔のエクソシストだったりして (しばらく思案してそう口走る) [Sun 1 Jan 2006 22:12:30]
ノイ > (見える位置まで来れば知った顔・・・ここは一つ驚かせようと)・・・・・だーれだ?(後ろから飛びついて目隠ししようと) [Sun 1 Jan 2006 22:09:06]
クロアス > (何が面白かったのか・・・  人間が、余計にちっぽけに見えたからだ。)(人間は動物みたいな鋭い感覚はもっていない。魔物のようにニヒルなパワーも持っていない。エルフのような冴えた知識も持っていない。 すべてにおいて劣っている。人間の自慢すべきところは何か?) ・・・・。(神にすがるのも、賢い行動か・・・・。   生物の中で一番弱い人間が、何を粋がっている。) ただの自己満足だよな・・・・。(頭を掻いて呟く) [Sun 1 Jan 2006 22:03:19]
ノイ > (見回りが終わったらここでお祈りをして帰る・・・・それが日課)あ・・・・誰かいる。(視界の中に何者かをおさめれば少し早足でそちらへと向かった) [Sun 1 Jan 2006 22:00:44]
お知らせ > ノイさんが来ました。 『『(扉をあける)』』 [Sun 1 Jan 2006 21:59:12]
クロアス > (別に祈りにきたわけじゃない。ただ、長いすに腰掛けてただただステンドグラスを見上げていた。   雲ひとつない空から月が顔を出し外側から描かれたガラス細工を照らし出す。それが美しく感じられ、同時におかしくも思えた) ・・・・フフッ。(思わず鼻で笑ってしまう。 こんなところ他の人に見られたらただじゃすまない。軽く咳払いをして、笑い声を紛らわす) [Sun 1 Jan 2006 21:54:22]
お知らせ > クロアスさんが来ました。 『(ステンドグラスを見上げて)』 [Sun 1 Jan 2006 21:49:01]
お知らせ > サンクさんが退室されました。 『( 次に目が覚めたら、病院か自室か。 締まらないなァ、と溜息の一つも、後に漏れそうな話。)』 [Sat 31 Dec 2005 01:47:51]
サンク > ( 道理で、軋む訳だ。 此度、容赦無く酷使した部分が悲鳴を上げている。足りないのだと。支えるにも動くにも。元より騙し騙しだったのだから、此処まで持った時点で充分だ。苦さと諦観が半々の感慨を噛み締めて、方法を忘れかけた呼吸を無理矢理に絞り出した。 ――…動くだけの色々が足りない身体を稼動させる霊力が枯渇して、内在する魂の一つと肉体の接続がブチ切れていく気色悪い感覚。だからといって、吐き気なんてものも実行出来ない。額を当てた椅子が、妙に冷たくて、それは悪いものじゃなくて。 嗚呼、新年の祝い酒くら、い  断片の思考は、泡沫の侭にブラックアウトする。椅子の端、浅い呼吸を絞りながら、だらりと腕が椅子から落ちた。) [Sat 31 Dec 2005 01:44:36]
サンク > ( 背凭れに掛けようとした手が、空を切った。)  ―――あ ( 操り糸が切れた人形の腕のようにガクンと垂れて、支え損ねた身体が、礼拝席に転がった。 呆然としたのは、恐らく一瞬。次に込み上げたのは、しまったという苦い感慨。 ――…合間に休息は取れど、何日ぶっ続けで動いていた?全身の神経と稼動域の繋がりが寸断される感覚が、まるで他人事のように伝わってくる。認識、する。 ――…嗚呼、全く。) [Sat 31 Dec 2005 01:35:46]
サンク > ( 冷えた空気が胸郭を満たして、軋むような痛みと共に少しだけ意識を支えてくれる。だらけきっていた背筋を伸ばすように、深呼吸。 意識の端に食いつく痛みの中、微かに思う。 ――…此処からは、ヒトの世界だ。否、元より。 その意味では、知らぬ事ではあるが、かの波状網に最後の一撃を叩き込んだのが、神ならぬ人の子の手であったも一種の象徴か。 それを尊ぶのか、喜ぶのか――…それは、己でも良く分からない事なのだが。) ……おやすみなさいませ、地の魔王。人の子等の世界は、貴方にも荷が勝ちすぎました。( そっと、囁くように形にするのは、哀悼ですら無くいっそ淡々とした言葉。それが、手向けにもなれぬ花束の代わりだ。感傷?良く分からない。 言葉の尾が消える前に、立ち上がろうとして、) [Sat 31 Dec 2005 01:31:39]
サンク > ( 失われたものは。多く。だから、残された者は進んでいくしかない。茫漠とした明日は、顔を上げれば待ち構えている。 これから此処が出来る事はささやかな手助けと。後は――…嗚呼、駄目だ。思考が上手く纏まらない。熱を冷ましたかったのに、悪化している気がする。) ……暫く、考えるなって事――…かも、ですわ、ね……?( 息遣いだけで零す、苦笑い。 此処からは、本当の意味での総員業務。天が与え賜うは恩恵と試練。組織としての聖堂がすべき事はまだ続いていくが、少し休みも欲しい所。 ――…贅沢と言えば贅沢なんだろうが。復旧は続くのだし。) ……まあ、あんまりへろった姿を御見せする訳にも参りません、し。( 漸く、広がり続ける蔓の恐怖から解放された所だ。けれど、倒壊した家の復旧はまだ掛かるだろうし、繁茂した蔓は残っている。動かなくなっているから、後は本当に作業だが。 一番根強いのは、人々の心に刻まれた爪痕。それでも、この街の人々は逞しいと信じてはいる。) ――…ええ。ちゃんと、進んで下さると。信じてはおります、わよ。( 苦難の元にありて、迷い傷つきながらも正しき道を選んでくれると。 何かに言い聞かせるように呟いて、すう、と大きく息を吸い込む。) [Sat 31 Dec 2005 01:22:40]
サンク > ( 抜け出してが二度重複している。 二度目は逃げ出してというか、脱走というか。まあ、見ないフリで一つ。 それはともかく。) あー…もう。祝勝会は、オアズケですわー……( 最終的に中心部へと辿り着いた五人は、重傷三名、軽傷二名だそうだ。無傷とは望むべくも無い。むしろ、中核に至って欠けず戻って来たというのを評価すべき。 突入の前、言葉を交わした者がその、中核に至った一人とは知らないが。拗ねたような物言いは、子供の我侭と言うにも覇気が足りずに、語尾は溜息に変わった。) [Sat 31 Dec 2005 00:54:15]
サンク > ( 無論、拠点設置に聖別儀式。それに、避難民達の御世話や相手。アレに聖なるものが効果を表すと判明してからは、嵐のような数日間だったと思う。ぐらりとブレる視界の先、静かに夜色を透かすステンドグラスを見上げながら、細く長い息を吐く。) 聖誕祭、ミサは出来ても…お祝いが足りなかった分は、新年の儀で。 後は――…… ( 慰霊祭。此度の事件で命を落とした方の御霊を慰める為の。 ――…淑女の時といい、気分の良い事では無い。けれど、大切な事。 尤も、その辺りは司祭様方にお任せだ。信仰は確かなれど、パプテスの奇跡に通じてはいない方々が、決戦時の歯痒さを撤回すべく、精力的に動いている様子。 だから、こうして抜け出したりする余裕もあった訳だ。いや、抜け出してきたんじゃないかと問われたら、目を逸らすが。) [Sat 31 Dec 2005 00:49:08]
サンク > ( 気の緩みに触発されたかのように、ズキンと痛みが走って視界が揺らぐ。思考をぼやかす熱を冷まそうとして出歩いた先が、此処。 ――…まだ、避難民達も多く残っている。あまりみっともない姿は見せたくないのだ。礼拝席の片隅に座り込んで、背の部分にぐたりと凭れ掛かる。気の抜け切った姿は、どうにも格好宜しいものじゃない。元からと言えばそれまでだが。) ――…後は、今後の展望……司祭様達が、其方は張り切っておられます、し――……( 音にする声は掠れ気味。結界維持の為に聖句を唱え続けていたせいだろう。声を張り上げる形式のものでは無いにしろ、長時間やっていればそりゃ、声も枯れる。己だけならず、結界発動、維持に携わったパプテス呪術の使い手は多かれ少なかれそんな状況ではあろうが。) [Sat 31 Dec 2005 00:41:16]
サンク > ( 漸く、落ち着く事が出来た。 作戦決行当日には、結界敷設とその維持、そして術式展開と縦横に走り回っていた目まぐるしい記憶。正直、前後関係に自信が無い。頭の芯に響く鈍い痛みを自覚しながら、聖堂内にある小規模な礼拝堂の片隅に潜り込む。 昨日の夜には、此処にも祈る者が多数集っていたという。今も、大礼拝堂の方には今宵の無事と感謝を湛え、喝采を上げた人々の姿が見られるが、此処は流石に静かなもの。台風一過―― そう言ってしまうには、残された課題もまだ大きいとはいえ。) ……取り合えず、良かった。( 掠れた息と共に、今更の安堵が零れ出た。) [Sat 31 Dec 2005 00:27:09]
お知らせ > サンクさんが来ました。 『( 一夜が明けて、一夜を越え。)』 [Sat 31 Dec 2005 00:22:56]
お知らせ > グエンダムさんが帰りました。 『せめて今夜は祈り続けよう』 [Wed 28 Dec 2005 23:58:31]
グエンダム > 父と、子と、聖霊の御名において――― [Wed 28 Dec 2005 23:57:42]
グエンダム > (僕は、彼等の為に何もできない。 一緒に戦う事も、傷を癒す事もできない。 こうして何度十字を切って祈っても、何の意味もないかもしれない――――でも) 天の上に幸いの満ちるが如く、地にも成さしめ給え (どうか――――どうか神様、彼らが無事帰りを待つ人の元へ帰れますように) [Wed 28 Dec 2005 23:49:13]
グエンダム > (聖堂は静寂に満ちていた。 同じヴェイトス市の空の下で決死の作業が行われているというのに) 主よ、彼らを災いに会わせず、苦難より救い給え (神様。 今、撤去作業の為に中心部へと向かう人達を、どうかお守りください) [Wed 28 Dec 2005 23:42:38]
お知らせ > グエンダムさんが来ました。 『祈る』 [Wed 28 Dec 2005 23:35:52]
お知らせ > ハロゥタックさんが退室されました。 [Tue 27 Dec 2005 11:34:41]
ハロゥタック > (内からふつふつと、何かが滾る。)       ――…休憩終わり。 (そしてやる気が出たところで、また仕事に戻って行くのだ。) [Tue 27 Dec 2005 11:34:40]
ハロゥタック > (列の最後尾へ向かってゆく背を見送って、)       (にこ、とした笑みが、) …。 (ちょっと引きつった。) (剣士の名前を覚えた。其の剣に順番が回ってきたら、やらせてもらおう。) ありったけ込めてやるス…!! (聖職者にあるまじき面で呪詛のように呟く。) [Tue 27 Dec 2005 11:33:39]
ハロゥタック > (後ろ頭を石で強打された気分だ。 パッと見、間抜けそうな面をした自分がミドルクラスの呪術者とは思えない…なンて自覚済みだけれども。) …は、はっきり云われると結構ズシッと来るスね…。 (おまけに、大聖堂勤務ではなくて貧民窟の古ぼけた教会の所属、まさしく隅っこから集められた一人に過ぎないから。) (気を取り直して、)    ――…ええと、貴方のお名前は?     … そうでスか。 いいえ、何でもありません。ささ、お早く手続きを。 (にこ、と笑んで背を促した。) [Tue 27 Dec 2005 11:27:16]
ハロゥタック > (「聖別は?」 剣士が云う。) あ、嗚呼…――今 僕はちょっと空っぽに近いので、手続きを行ってお待ちいただけます? (剣士は憮然とした表情だったが、納得が行った様子。頷くのに少し時間は空いたけれど。) 何か書き添えておいて下されば、僕がやりますけど、 (「いいよ、アンタ弱そうだし」) ………ははは。やっぱ、そう見えまス? (今度は間髪入れず頷かれた。) [Tue 27 Dec 2005 11:15:32]
ハロゥタック > (一日経ったら、帰してもらえるだろうか。そう云えば大聖堂に篭りっぱなしで、スラムの教会の方には帰っていないのだ。) …。 (無事に帰れると良いなー、とは飛びかけた思考で以って暢気に。)       (――物思いに耽っている暇など無い。) (ぽんぽん、と肩を叩かれた。) あ、あい? (振り返る先。) [Tue 27 Dec 2005 11:04:53]
ハロゥタック > う゛ー…、そろそろ辛いスねェ…。 (かつてこンなに聖職者としての仕事をした事があったろうか? 否、無い。…反語で云うと余計に強調されてしまうのが何とも。) でも、あと一日…、あと一日…。 (突入の日は決まっている。 其れまでだ。) [Tue 27 Dec 2005 11:01:34]
ハロゥタック > (中庭の片隅で、深呼吸をした。)       (武器聖別を待つ人の列が未だ見える。…初日よりは減ったか。) (もう一つ、深呼吸。 技を一つ使う度に、自分の内から抜けて行った力を吸い込むように。) [Tue 27 Dec 2005 10:51:09]
お知らせ > ハロゥタックさんが来ました。 [Tue 27 Dec 2005 10:46:05]
お知らせ > レイ・シェリダンさんが退室されました。 『その日に向けて…休んでおくのも、仕事だと思う…やれるだけの事はやった上で、だ』 [Tue 27 Dec 2005 01:29:36]
お知らせ > サンクさんが帰りました。 『( その日に向けて。やるべき事は、きっとまだ。)』 [Tue 27 Dec 2005 01:27:46]
レイ・シェリダン > ああ、さすがに化けてたらせっかくの酒も飲めやしねぇしな(にっと笑ってひらっと手を振って…)あたしの身に過ぎるものだけど・・・今は縋り付かせてもらうとするぜ(自分も町へ戻って…) [Tue 27 Dec 2005 01:26:22]
サンク > 化けていらしたら危険ですから、どうぞ生身でお願い致しますわ。( ちょっとタチの悪いジョークも励ましの内、になるかは受け取り手次第だが。呼応するように笑みを深め、) ええ。一時なれど、主の御業を。 ――…それでは。どうか、良き御加護が御座いますように。( 物言いに、くす、と小さく笑みが零れた。十字を切ると、感謝の言葉に代えて笑みを綻ばせ。そして、踵を返す。) [Tue 27 Dec 2005 01:23:12]
レイ・シェリダン > ああ、楽しみにしているぜ(にっと笑って…、作戦は最終段階に進んでいるがまだ先の見えない不安を少しでも振り払えればよし)ああ、了解な、大事な相棒をよろしくな(なんてしばらくポールアックスに浮気されてた相棒なんだけどもそんな事を行って)それじゃ・・・頑張って、な(相手は休む暇はないのだろう、その労力に頭を下げて…自分は来るべき日に備えよう) [Tue 27 Dec 2005 01:19:13]
サンク > では、お待ち申し上げておりますわ。――…ええ。悪魔を奈落に叩き返して差し上げましたら、シャンペンでも空けましょう?( 実際に作戦行動が始まれば、後は祈るだけの身。実際には、結界の準備と発動があるから、前線近くにいるのかもしれないが――それもまだ先の事。少しでも明るい未来を想定して、軽口に乗った。景気の良いお話は大好きだ。それが酒絡みは尚更。真摯の中にもそれはある。)  では、武具は確かにお預かり致しました。明日の朝…ええ。昼前には出来ていると思いますので。 ――…あ、準備、出来ました?( 先刻、話をしていた神官が戻ってきた。どうやら、儀式準備が整ったらしい。) [Tue 27 Dec 2005 01:13:40]
レイ・シェリダン > (役に立てて→自分が役に立てて) [Tue 27 Dec 2005 01:06:03]
レイ・シェリダン > 端くれって…まぁ、そうやって祈っててもらえるだけでも嬉しいもんだしな…(役に立てているのだからなと軽く笑って、さすがに普通なら両手で持つ戦闘用の斧を手渡すつもりはなく)ああ、あとついでに戻ってきた時の祝勝会の用意も、な(なんて軽口を漏らして…それはもちろん冗談だが、周りの人間の心にもある「もしこれでだめだったら」みたいな気持ちを吹き飛ばすのはそれくらい景気のいい言葉がいい、弱気は死神の餌食になるのは身にしみてわかっているからこそ) [Tue 27 Dec 2005 01:02:20]
サンク > ええ。自慢にはなりませんが、それは得意ですもの。こう見えても聖女の端くれですから。( 天の御加護を、と両手を胸前で組み合わせる。こくりと頷いて、受付に置かれたバトルアックスを見た。受け取りたい所だが、流石にこれを一人で支える自信は無くて断念。見やる視線に、悔しげな色が混じるのは一瞬の事。) ――…ふふ。頼もしいお言葉を頂いてしまいましたわ。では、私は――私達は、全力でそれを援護すると致しましょう。( その力強さは、今まで生き抜いてきた彼女の命が思わせる重みか。ちらりと視線を走らせて、ン?と小さく唸る。知っている名前だと思った。直結しては出てこなかったが。) [Tue 27 Dec 2005 00:58:03]
レイ・シェリダン > ああ・・・今回で、あいつをぶっ倒せるように…祈っててくれ、よ(だから、こいつを頼む、なと笑って受付にバトルアックスを置いて…)大丈夫…ぶったおしてやるさ、そして生きて帰る、約束するぜ(そんな確証はなくても言いきって笑って…名前も受付に書いて…) [Tue 27 Dec 2005 00:48:31]
サンク > ( その辺りの区別は上手くついていない。意識していないというより、する暇が無い現状のせいかもしれないが。逸らされた視線に不思議そうな面持ちは浮かぶも、追求はせず。) …どうか、無事にお戻りになられますよう。主の加護が御座いますように。 出来る限りの準備は致しますから、お使いになって下さいませ。( 一瞬眼差しに苦いものが翳るのは、それが揶揄とも言い切れない危険度を誇るが為。咆哮と共に暴れだした巨大な恐怖は、まだ記憶に新しい所。) 聖誕祭は残念ながら過ぎてしまいましたけれど、新年のお祝いは後顧の憂い無く行いたいもの、ですもの。( 微かに綻ぶ笑みが、ふと真剣な色帯びて。) どうか、お願い致します。 [Tue 27 Dec 2005 00:44:52]
レイ・シェリダン > (どうも、謙り過ぎて奴隷だとばれないように傭兵っぽいのを演じようとすればするほど言いまわしが変になってる事を自覚して頬を掻いて視線を逸らして見つつ・・・)ああ…何か「決死隊」とかロクでもない言い方されてる方、な(確か中心にコアがある悪魔であると言う事は報告あがっているのは見ていて、その報告を出した人間が目の前にいるとは思いもしないまま)ああ、そう言ってもらえると助かる・・・な(聖別してもらうのにどうするか躊躇していたのが馬鹿らしいくらい真摯な対応に笑って…) [Tue 27 Dec 2005 00:37:05]
サンク > ( 大丈夫。その言葉に、一度瞬き。軽く首を傾げて、) もしかして…中腹に至る作戦に、参加なさる御方ですの?( 日々掃討戦は続いている。けれど、むしろ何かを先に控えたような物言いが、少しだけ気になって。自分では支えるのも難しそうなアックスを見上げて、少し声を潜め。) いえ。前線にて困難に立ち向かう方々の御無事の為ですから。 ――…一応、補助程度ですけれど対処法は幾つか見つかりましたし。( 毒の緩和法に、突入作戦中の周囲被害の足止め。その辺りだが。ょ [Tue 27 Dec 2005 00:32:46]
レイ・シェリダン > ああ…わかった、だったら大丈夫だぁな…(今回の作戦の間だけ持てば十分と、独り言のように漏らして…)武器は…新品でなくても、大丈夫です?(フードをかぶったままでそんな事を尋ねながら、軽く武器を持ち上げて…)聖堂の方も大変そうだ・・・(漏れ聞いたのは何かの作戦のようだどこも大変そうだと) [Tue 27 Dec 2005 00:23:36]
受付 > ええ…パプテス呪術を使える人員を集めて――…結界を、アレの周囲に……( 小声という訳でもない。会話の内容自体は少し耳を傾ければ、幾らかは聞き取れるもの。 一度話が途切れて神官がその場を離れた後は、子供が、む、と考え込むような仕草。その顔が、かけられた声にひょこりと上がる。) あ、はい。多少時間差は御座いますが、半日程あれば完了致しますわ。永続するものでは御座いませんので、其処だけご了承頂ければ。( 簡易聖別の類。それでも、今回の作戦行動が終わるくらいまでは持つもの。口にするのは澱みなく、柔らかな笑みを湛えての事。) [Tue 27 Dec 2005 00:18:10]
レイ・シェリダン > (あんな子供まで駆り出される事態か、どこも大変そうだとそんな様子を見せて…その発言の内容からまたちょっと違うのかと首を傾げるが…あいにく聖堂関係者はジャスティスとシェバト、アザリーしか知らない身故に…)すまない…聖別は、どれくらい掛かるものなのか?(あまり謙って言うのもなんだと思ったのか、話が途切れればその受付の隣の貴方にそんな声を掛けて) [Tue 27 Dec 2005 00:08:22]
受付 > ( 近く作戦が決行されるらしいとは、伝え聞いている。その影響か、聖別希望の武具を持ち込む手も絶えない様子。) ――…では、何とか人員は調整して……ええ。あの毒ガスの対策は、何とか。( その受付の横。十字剣を抱えた神官と話しているのは、小柄な聖女装束の影。見た侭では、丸っきり子供だが。) [Tue 27 Dec 2005 00:04:14]
レイ・シェリダン > ・・・(色々と考え事をしながらでも、列は進み先の方が見えてきた頃合…聖別がどれくらい掛かるかまったく見当が付かないのでその点も聞いておく必要はあるかと思いながら少し顔を上げてその先を見やる) [Mon 26 Dec 2005 23:59:40]
お知らせ > 受付さんが入室されました。 『( 列の先。)』 [Mon 26 Dec 2005 23:57:48]
レイ・シェリダン > (迷宮状になっている中でポールアックスは振るえまいとの判断でこっちを持ってきたが…)ま・・・だめならだめで言ってくるだろうしな(ダメだから悲観するつもりもなく、あったら便利程度の考えなのだから) [Mon 26 Dec 2005 23:50:36]
レイ・シェリダン > (暗い中でも荘厳な大聖堂の姿が見えて…やはり場違いだと思いながら、それ故にいまだ一度もここを訪れた事はなかったのだが…今回は、少しでも効果を求めて並んでいる…)・・・信心なくても意味あるのか、な(そもそも聖別できるのかと…、ポールアックスを手にする前に持っていた、コロセウムで散々闘奴の血を吸ったこの斧が、と) [Mon 26 Dec 2005 23:44:50]
レイ・シェリダン > (ジャスティスに頼めるなら頼んでおくってできたかも知れなかったが…彼女も忙しい身だろうからそうは手放せないだろうし…)・・・しかたねぇな(並ぼう、考えていても列はなくならないのなら、こうフード付きマントの利点を生かして並ぼう、ばれたらばれたで諦めようと、列に加わって) [Mon 26 Dec 2005 23:39:38]
レイ・シェリダン > ……どうするか…(先に自警団に寄って書状したためてもらった方が良かったか、なんて後悔先に立たず…しばしその列を見ながら考え中) [Mon 26 Dec 2005 23:34:55]
レイ・シェリダン > ・・・こそっと預けてこそっと持ってかえるなんてできやしねぇしなぁ…(かぶった革のフード越しにその列を眺めて…まだ途切れる気配もなく) [Mon 26 Dec 2005 23:30:07]
レイ・シェリダン > (中央突入をするのにできる事は一通りしておくのも悪くはないと言う気分で聖別と思ったのだが…そもそも奴隷がひょいひょいきていい場所ではないのだから…) [Mon 26 Dec 2005 23:29:19]
レイ・シェリダン > (大聖堂の前にはまだ聖別をしてもらおうと並んでいる人間の列、列…)参ったな…(こんなにいるとは思わなかったと言うのが本音で、研ぎ直しが終わったバトルアックス(notポールアックス)を片手に居辛そうに) [Mon 26 Dec 2005 23:27:59]
お知らせ > レイ・シェリダンさんが来ました。 『さて…どーすっかなぁ…(革鎧に革マントで斧を一本ぶら下げた闘奴が一人)』 [Mon 26 Dec 2005 23:26:24]
お知らせ > サンクさんが退室されました。 『 了解致しましたわ。( ふらつかないように勧める歩み。そして、広く通達を。)』 [Sun 25 Dec 2005 23:06:26]
お知らせ > オブライエンさんが帰りました。 『剣は、聖堂の方へでも (遠ざかっていく足音と、そんな声)』 [Sun 25 Dec 2005 23:04:02]
オブライエン > …ええ、では剣はお預けしましょう。 (唇を引き絞り、会釈。)(通達の内容を承れば、くるりと踵を返す。 疲れを感じさせぬ足取りで歩み去って行くだろう) [Sun 25 Dec 2005 23:01:57]
サンク > 時と共に傷が癒えた時にこそ、見えるものもある――…そう、信じておりますわ。( 剣を抱えた状態では十字は切れない。だから、緩く首傾げての笑みを祈りの仕草に代えた。 突然の災厄に天を呪うと同時、齎されるものに御手を感じる者もいるのであろう。――…何を感じるかは、彼ら次第。だから、これも先の話。) ……ええ。もう、傷つく方の出ないように。( 世迷言、夢物語。承知の上で呟いた。突入作戦はこれからだ。全員怪我も無く無事だなんて事は、ありえない。それでも、1ミリでも良き方向に傾くように、届くように、願う。 ――…見上げた先、獲物を喰らう牙が見えた。いや、幻視だ。見えたものは、疵だらけで笑う貌。) ( カツ、と小さく踵を鳴らして、)  …では、生き延びる為の一歩。毒ガスへの対策を各地に通達致します。お疲れの所申し訳御座いませんけれど…お手伝い、頂けますか?( 聖堂内部、前線、自警団、そして各ギルド。 その内過労死が出そうとは、洒落にもならない冗句。) [Sun 25 Dec 2005 22:55:55]
オブライエン > …かもしれませんね。 ( こくり、緩く頷くと、賛同した。 平信者が、我々聖職者のようにあるのは流石に無理がある。その程度のことは判る ) 承知しました。 生き延びねばなりませんからね。 (彼にしてみれば、蔓が片付いてからが忙しくなる。 件の異端どもを狩りだして、鏖殺して廻らねばならぬ。虱を一つずつ潰すように。 知らず、鮫のような笑みを浮かべていたかもしれない) [Sun 25 Dec 2005 22:48:31]
サンク > 分かりました。では、お預かり致しますわ。( 差し出された柄に手を伸ばし、受け取る。歴戦を経たそれは、この手にはずしりと思い。薄めたとはいえ、ガスを吸ったばかりの身体がふらつきかけて、がっ!と足を踏みしめて、堪えた。 ほんの少し、息が乱れる。) ――…これを試練と言うには、些か苛烈に過ぎるでしょう。天意では無く、魔の策謀ですから。けれど――…泥に塗れて見つけ出す尊き物も御座います。( それが、信仰という心の在り方であればいい。愛情、友愛、恋情――…別に、名前はどうついても良いが。 両腕で剣を抱え、信仰の形を見上げて。) …近々、騎士団の攻勢に合わせて結界を巡らせます。拠点設置の際、お世話になると思いますわ。( 蔓を囲むようにして聖属拠点を設置して展開する封魔結界。侵食を一度止める程度だろうが。拠点設置の際、前線の守人として彼が駆り出される事もあるかもしれぬ。その時はお願いしますと、緩く頭を下げた。) [Sun 25 Dec 2005 22:33:44]
オブライエン > ええ、今朝方の出掛けにお願いしたのですが。 (そのときに感じられた霊験は、すっかり穢れに拭い去られている。今は威光を感じる事が出来なかった) お手数ですが、お願いして良いでしょうか? (剣を持ち替え、柄を相手の方へ向けて差し出そう) …それが、真実の信仰に変わってゆけば良いのですが。 (微苦笑。 神の罰を体現する身ではあるが、若干は神の寛容さも学ぶべきかも知れない。己の狭量さに自嘲気味に笑うと、十字を切った。) [Sun 25 Dec 2005 22:22:05]
サンク > …ええ。形となる御加護の形も、与えられました。これも、自らを助く人々の尽力と、天の思し召しです。( 強面の一つや二つで足の竦む程、可愛げのある聖女では無い。己も先刻の実験で蔓の体液を点々と袖に付着させている。その手が、胸前で組まれた。) 頼もしいお言葉、有難う御座います。オブライエン様の剣は、聖別の儀は?( 今行われている突貫のものは、簡易聖別だ。数度汚濁に触れれば効果を失う。永続するような協力なものは、時間も人も足りないのだ。) ――…それも、皆々様の心の裡に主がいらっしゃる証拠ですわ。( それが文字通り寄る辺無き迷い子となった時であれ、地に在りし全ての子らが迷い子なのだから、とは戯言の内としても。混じる喧騒は、いっそ賑やかな程。浮かべたものは、やわらかい。) [Sun 25 Dec 2005 22:08:39]
オブライエン > ははは、なに。我らには神のご加護がありますれば。 (酷いナリの侭、歯を見せて笑う。疵が無ければ爽やかな笑い、と言って問題無かったかもしれない。(ヒント:シチュエーションが絶望的)) …況してや神敵。 神罰の地上代行者としては腑抜けた姿は見せられませんのでね。 (懐から雑布を取り出すと、剣の汚濁を拭い清めていく) …俄か信徒も、また信者─…といったところですね。 (武器の聖別、聖水の販売。 かつて無いレベルでの盛況を見せている聖堂の伽藍から、もれ聞こえてくる声に、苦笑ともなんとも付かない表情を浮かべ) [Sun 25 Dec 2005 21:57:22]
サンク > ( 部屋から出掛けて、視界に射した影に何気無く顔を上げた。其処に佇むは、ある意味「此処」を領分とする神父の姿。 ――…彼の場合は、迂遠な審問等を行う事は少ないとは聞いているが。しかして、その様相を見れば何処に行って来たかは、容易に知れる。 審問室の名残は机と椅子程度。すっかり、蔓虐待現場蔓を調べる為の実験室と化した室内を背に、) 御厚意、有難う御座います。オブライエン様も、御無事に戻っていらして何よりですわ。( 中央突破の令が出された後も、侵食を抑える為の掃討対は出ているし、波状攻撃は続いている。 厳しいものを浮かべていた顔が笑みを湛えて、目礼を。) [Sun 25 Dec 2005 21:45:49]
オブライエン > (異端審問室。 …たしかに、まぁ、使わない。 そもそも審問を掛ける以前に愛用の剣で鏖す事の多い黒神父。 いつもはどす黒い返り血で汚している衣を、今日は蔦の緑黒の樹液に汚して。 実験室に模様替えされた室内に入ってくる。劇的ビフォーアフタァ。匠の技でこんなに禍々しかった部屋が。(略)) …どうも、陣中見舞いをと。 (鍔広の帽子を持ち上げて、疵顔に笑顔を浮かべた) [Sun 25 Dec 2005 21:35:53]
お知らせ > オブライエンさんが来ました。 『(ずり。)』 [Sun 25 Dec 2005 21:29:44]
サンク > それと――…浄化の、使える人員を集めて下さい。( 息が掠れる。喉の抗議を無視して、深く吸い込んだ。) 浄化で、アレのガスが中和出来ます。他にも、手段はあるかもしれない。有益と思われる法を考え付いたなら、駄目元でも宜しいですから、立案を。( 余り時間は無い。けれど、試行錯誤はするべきだ。丸っきり分からない状態から、此処まで来られたのだって悪足掻きの成果なのだから。 部屋から足を踏み出す。此処から先は、またみっともない姿は見せられない世界。 祈る者が入る。聖夜の賑わいを願う者も。この棟から一歩出れば、聖歌の調べとてこの耳に届くのだから。) [Sun 25 Dec 2005 21:29:08]
サンク > ( 重々しい音を立てて扉を開くと、廊下の方に控えていた助祭達が心配気な顔で駆けて来た。何か大きな物音が聞こえたら、息を止めて飛び込めと指示しておいた者達。やけに慌てた顔で駆けて来る――どうせ、今はロクな顔色をしてないンだろう。まあ、仕方無い。 せめてみっともない姿を見せないよう、小さな息を吸った。 ガスに毒されていない空気は、痛む喉にざらりとして、けれど美味い。) 対策が練れそうです。後、剣の準備の程は如何ですか?( 「順調に進んでおります」 ――…なら、いい。何とか間に合うだろう。) 騎士団の攻勢に合わせて、陣を張ります。魔封じ用の聖属結界を。( 補助には違いない。けれど、退路を確保する事は出来る。中核に至る者達への支援も。) [Sun 25 Dec 2005 21:23:58]
サンク > ――…ッ、は…はは……ッ!( 肩が震えに似て揺れた。毒素の薄れた空気は、掠れた息で笑うくらいは許してくれる。重たく締め付ける胃の中身が出口を探して逆流しそうになるのを、苦い味と共に胸元掴んで押さえ込む。) ざまぁ、みろ……ッ!( 対処法は無い訳じゃない。あの圧倒的な大軍を見てしまえば動じずにはいられずとも、絶対的にどうしようも無いものなんかじゃ、ないじゃないか。 見つけた希望は欠片程度でも、それを繋いでいく事が重要だと知っている。よろめくように陣から離れ、扉へと向かう。) ( ガスを吐き出す事を止めた蔓は、浄化光の影響かもう、動こうともしない。枯れているのか、沈静しただけか。確認は、後回し。) [Sun 25 Dec 2005 21:16:44]
サンク > ( 睨むように見やる先、浄化光の中でもがくように紫色のガスが揺らめいている。蔓から噴出されるガスはやがて弱々しく、蟠る空気も次第に薄くなっていくのが、見えた。) ……いける……。( 呟きは掠れた響き。喉の奥、何かがつっかえているような心地は消えず、胸がむかむかする。けれど――…目の前の光景が気分的には打ち消してくれそうだ。く、と唇の端が吊り上がる。) [Sun 25 Dec 2005 21:04:36]
サンク > ( 目に沁みる、胸がむかむかする――吐き出されたものは、けれど前線で戦うものが浴びた同質のそれと比べれば、何分の一かの割合。それでも逃げたくなる足を懸命に踏み止まらせて、陣に手を翳す。浄化の光が強く放たれるにつれて―― 光と紫色の空気が、「食い合う」ようにぶつかり合って、双方をじりじりと薄れさせていく。) ……くは…ッ!( 無理矢理に詰めた息を吐き出した。本能的に流れ込んでくる空気の味は、まだ濁りを残してはいたが――それでも初撃に比べれば、呼吸は可能な程度には薄くなっていた。) [Sun 25 Dec 2005 20:53:00]
サンク > ( ごふぉ。 聞こえた音は、喉の悪い老人が無理矢理に咳をしたような。嗚呼、先刻、あんな資料を見たばかりだから、そんな風に思うのだろう。蔓が噴出した毒々しい紫色のガスが、目の前を染めていく。) ―――ッ!( 息を詰めて、飛び退いた。)【スタン判定】 [Sun 25 Dec 2005 20:49:59]
サンク > ( 元より非力な上に、狙いも定まっていない。培養された小さなものとはいえ、一撃では蔓の外皮を削る程度。だから、繰り返す。振り上げては突き刺し、抉っては振り上げる。うねる蔓が加虐者の手を鞭のように叩き、幾度かナイフが弾かれる。カランと転がったそれをかがんで拾い上げたら、再び――― ) 観念しろって、の……!( ザンッ!狙いすら荒い幾度目かの攻撃に、蔓が不気味に身震いし―― その裂け目が、内圧で開いたように、見えた。) [Sun 25 Dec 2005 20:48:06]
サンク > ( 陣の外円、その前に立って銀で十字を切る。鍵を通されて発動した浄化結界が淡く光を放ち、同時――中央に置かれた鉢植えが悶えたように見えた。) ………。( 躊躇いはある。仮説は仮説。まだ、実証されきった訳では無い。蔓の毒性自体をある程度緩和出来る事は、実験で分かってはいるが――…ええい。迷っていて、埒があくものか!) ハ――ッ!( 気合一閃。振り上げたナイフを、鉢から伸びる蔓へと突き刺した。) [Sun 25 Dec 2005 20:42:07]
サンク > ( 物音――…動物の鳴き声?この付近に早々いる筈も無いかと、意識を切り替えて立ち上がる。 調べるべき事は、此処までだ。 類似性、特徴、此処まで来て外れの可能性も薄いだろう。だから――…後は。) …確認と参りましょうか。( 壁近く、窓の近くに描かれた小さな陣は浄化結界。まだ発動はさせていない、媒介としての代物。それを前に、呼吸を整える。)  ――…清め給え。遍く満ちる不浄なるを、許さじは地の約定。( 規定句の一部を口にしながら、持ち込んだ銀のナイフを取り出した。) [Sun 25 Dec 2005 20:24:28]
ヴァル > トントン [Sun 25 Dec 2005 20:11:04]
サンク > ( それは、魔界での「アレ」の姿を記した一文。) 広大に、何処までも続く蔓の――… 、蜘蛛の巣の如き様相、と。 橙色に輝く、核を――… ( 見つけた。バラバラに文字を追いかけていた一文を、意味が繋がるように置き換えてみる。焦る、な。) 橙色に耀く核を護り、広大に何処までも続く蜘蛛の巣の如き蔓の塊である―――  [Sun 25 Dec 2005 20:09:58]
お知らせ > ヴァルさんが来ました。 『ゃー・・・』 [Sun 25 Dec 2005 20:08:34]
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