奴隷ギルド 参加者 なし ROM 1人
お知らせ > さんが退室されました。 [Tue 2 May 2006 23:38:01]
> ・・・・・・・・・・・・(あの後何度か暇を持て余して一人遊びに明け暮れた     それにも飽きれば動く事無く座り込んで    今は唯の  「いかしたオブジェ」) [Tue 2 May 2006 23:37:54]
> ・・・・・・・・・あぁ。(どれだけ動いても 言葉を発しても 此処には反応を呉れる人は居ないのだろうか    そう思えば何処か悲しくなってくる     それでも  是ハ「独り言」、唯ノ「独り言」。  そう自分に言い聞かせようか) [Tue 2 May 2006 23:24:52]
> (  座ったまま 退屈に負けて体を揺らしてみる     何も起らなかった        )はぁ……暇だ、暇だ。(そんな事を口走ってみる) ヒ〜マ〜ヒ〜マ〜ヒ〜マ〜ヒ〜マ〜ヒ〜マ〜ヒ〜・・・・・・ [Tue 2 May 2006 23:08:27]
> (檻の中で運動  暴れるなと怒鳴られた     叫んでみる  煩いと鞭が飛ぶ     近くの奴隷に話し掛ける  殆ど無視された          こうなれば大人しく座ってるのが一番なのだろう) [Tue 2 May 2006 22:54:52]
> (  あぁ  退屈だ。   何もない檻の中  何かしなければいけない事がなければ 何もする事もなく 出来る事も殆どやり尽した) [Tue 2 May 2006 22:40:50]
お知らせ > さんが入室されました。 [Tue 2 May 2006 22:35:36]
お知らせ > ツキメさんが退室されました。 『(檻は檻でも、肉の檻からの解放を望んだのか、と。 合点した)』 [Mon 1 May 2006 22:19:50]
ツキメ > ( うにゃん、と縁側の猫のように 襤褸な着物の和風美少女(自己申告)は寝返りを打つと、ため息をそっと漏らした ) あぁ。 [Mon 1 May 2006 22:19:07]
ツキメ > ( きっと、彼女は金で贖われる身からの自由を求めたのだろう。 欲を張りすぎた。 せめて、檻からの自由だけを求めればよかったのに。 ) [Mon 1 May 2006 22:17:28]
ツキメ > ( 自由、なんてものは相対的なものだ。 平民、自由民と呼ばれる普通の市民にしてみても、不自由を感じる事は少なくあるまい。 逆に、束縛されて初めて、自由であった事を意識出来るのかもしれない。 詰り、本当の自由など何処にも無い。 水面に映った月のようなもの─なのかもしれない。) [Mon 1 May 2006 22:15:23]
ツキメ > ( 良くわからないけど、きっとその子なりに許せない何かがあったのだろー、とか。 漠然と考えた。 相手の身になって考えてみたけれど、人ならぬ身の為か、彼女の気持ちはわからない。) [Mon 1 May 2006 22:10:02]
ツキメ > ( それで、買えなかった客がかんしゃくを起こして斬り捨てたのかと思えば、それも違う。 自分を買うことになった相手が気に入らなかったのか──舌を噛んで自害した、と。) ……。 (ぐなー、と上半身を床に突っ伏す。ひんやりしていてきもちいい。) [Mon 1 May 2006 22:07:11]
ツキメ > (状況は、2人のお客さまに挟まれて、取り合い状態。 ゼイタクな。 客の目にも留まらない子がどれだけ居ると。) [Mon 1 May 2006 22:05:27]
ツキメ > ( 先日、同じ2級の檻の子が壊れた。 舌を噛んで死んだとか。 ) [Mon 1 May 2006 22:03:52]
ツキメ > (詰りは無事に1日過ごせた、と言う事だ。) …はぅ。 (昼間に来たひやかしは、やたらあちこちべたべた触ってきて疲れた。 客も居ないことだし、と ぺたし。娘座りで脱力。) [Mon 1 May 2006 22:01:32]
お知らせ > ツキメさんが入室されました。 『(そして、今日も日が暮れる)』 [Mon 1 May 2006 21:59:55]
お知らせ > ルフシュさんが退室されました。 『そして 「大地に、慈悲と安らぎを…」 布で覆われた亡骸と、虚ろな少女を伴いながら…外へ』 [Fri 28 Apr 2006 03:03:45]
ルフシュ > ――― そう言えば、彼女と一緒に連れられた者が居ると言ったな。 安心して地に還る事が出来る様に、俺が身元を引き受けよう( その光景に、慌てて何枚もの大きな布を持ってきた職員へと、そう… 言葉を投げ掛け―― 首を軽く振るう、か。) [Fri 28 Apr 2006 03:01:54]
ルフシュ > ――― (溜息を吐きながらに、職員に幾らかの金を渡せば… 息絶えた魔女へと、再び其の傍らに寄り添い―― 血塗れの頬を撫でる。それから……) 故郷とはいかないが、街の外の土の下ならば多少は近いだろう… (…… そう、言葉を投げ掛ければ、執事と共に其の身体を抱えあげるか。 大地に慈悲を―― その信念に従うならば、この硬い床の上よりは大地の下の方へと還させるべきだ… そう、思ったから。そして――……) [Fri 28 Apr 2006 02:59:46]
お知らせ > エリ=シュカさんが帰りました。 『(魔女が動く事はもう  無い )』 [Fri 28 Apr 2006 02:55:13]
エリ=シュカ > (コインの結果を見る前に、既に魔女の心は決まっていた。 ―― 45秒のタイムラグの前に。 数度体が撥ねるも、意識が遠のくのは直ぐの事。 何せ 肺を血で満たそうと、自ずから喉を上下させたのだから。 ゴプ、と 数回 床の上に赤い花を散らし)          …    。    (  そこで魔女の命の火は途切れた)    [Fri 28 Apr 2006 02:51:48]
ルフシュ > ――――― ッ 馬鹿者が。(牢の中、血反吐と肉塊を吐き出す魔女を見遣れば、毒づく様に言葉を漏らし―― その体へと足を向け……) 自ら命を絶つ事が、大地に対する一番の裏切りだと思う、ぞ―――(職員が空けた鉄格子。其処を通りて… 魔女へと言葉を投げ付ければ、その舌を拾い上げ… 懐のハンカチで包むだろう。 ソレが終われば、同じ様に魔女の身体へと寄り添う職員へと暫し言葉を交わすだろうか―― この魔女の生まれた場所や、家族について。 恐らく、大した収穫等無い、だろうが――…) [Fri 28 Apr 2006 02:47:19]
お知らせ > クーンさんが帰りました。 [Fri 28 Apr 2006 02:41:51]
クーン > ――萎えました。 帰ります。 …流石に、比喩抜きでの死体に金は払えません。(取引が成立する前に、商品が無くなったのだ。取引そのものが無効であろう。 深々と吐息をつけば、くるり踵を返す。)  …時間を浪費してしまいました。 私もまだまだ詰めが甘い。 [Fri 28 Apr 2006 02:41:43]
クーン > ――――――今迄ずるずると未練がましい生を貪りながら、気に食わない結果が出ると見るや舌を噛みますか。己に酔うが如く死人だ何だと吼えるより前に、真実そうであるなら真っ先に舌を噛むべきだ。 ――――なんたる甘えか。 お前にはこの世界に居る資格はない。 魂ともども消え失せて、二度と脚を踏みれるな。 己を持て囃し、褒めそやして甘やかす相手のみと暮らすが良い。 [Fri 28 Apr 2006 02:39:43]
エリ=シュカ > (職員が来るのと、奴隷が血反吐を吐き出すの…どちらが早かったかは記すまでも無い事。 コインが投げられた時、魔女の命も投げられたのだから) [Fri 28 Apr 2006 02:34:55]
エリ=シュカ >  ―――…… 死体を 。  そうですか。  (ふ、と吐息を滑らせ)(――出来れば、一緒に連れて来られた同族の行方を知りたかった。――だが、金を払われてしまったら其れも叶わなくなってしまうだろう。  二人から視線を外すと、明り取りの窓を仰いだ。  月は出ているか。 今宵の星は何が昇っているのだろう ―― )   地の底でお待ち申し上げる。   (浮かぶ微笑みは何処までも柔らかく――― 一拍の間を置いて魔女の顎が   ガク   と、揺れた    )          …ッ。  (床に血反吐と共に、肉塊が吐き出される。 この時代に根元より断ち切られた肉塊を元通りに出来る術師は此処に居るだろうか? 血を止める事が出来ないのならば程なく出血と窒息で。 喉の奥に引っ込む切断された舌より溢れる血 傷口を焼こうとすれども、喉を焼けば、また其れも死へと繋がる傷となろう)   (て。)  [Fri 28 Apr 2006 02:29:51]
クーン > (手を開ける。――裏、だった。)  ………私の勝ち、ですね。 (職員を呼び、支払いについて2,3話す。全財産を持ち歩くような度胸は無い、金は後日届ける旨を伝えて檻の鍵を外させる。)      ――――残念ですが、 お前の望む通りの結末は、与えられそうにありません。(手械を外させた死人とやらを、檻の外へと引き摺り出して。) [Fri 28 Apr 2006 02:29:06]
ルフシュ > ―――……… 災い、か。実際に起きた訳でもあるまい―― (等と口に出せば… ふっと、目の前――女が取り出すのはコイン。 ソレに、深く溜息を吐き出せば… 頭を掻き毟り―― ) 余り、そう言うのは好かないんだが―― 表だ。(適当に、吐き捨てる様に口に出し… それから頭を左右に振る、か。) [Fri 28 Apr 2006 02:22:20]
クーン > (―――手の甲で、受け止めた。) [Fri 28 Apr 2006 02:18:40]
クーン > 諦めのいいことです。 ―――そこまで己が死人だと言い張りたいのならそれで構いません、死体を使うまでです。 (――これ以上話したところで答えは同じだろう。どうせこれは、誰にも心を開かない。檻の中身へと背を向ければ、傍らの男の目の前、コインを一枚) …話が進まないのも詰まりません。 教育係は一人でいい――― コインを使いましょう。 (表か、裏か。 ―――ぴん、と親指でコインを弾き、) [Fri 28 Apr 2006 02:18:15]
エリ=シュカ >  ―――…(首を横に振る)私も 貴女に教える。   「其れで良い」 例え私の「呪む声」が何にもならなくとも、其れで良い。 私がこの腐敗を恨み冷たくなれるなら、それで良い。  私はさっき「死人」だと言いました。 私はもう既にこの世にある意味 ありません。 死んでいます  (刺青) (使う)    貴女には出来ません。 出来ません。  (檻の中で薄く笑いながら、それだけは、はっきりと告げた。 女児の言葉に嘲笑が混じろうと、視線で見下されようとも、視線を逸らさず断言す) ――…。 (女児へ向けていた視線を続けて、男へ) いいえ――出来ません。これ以上、私の大地を裏切る事 できません。 この体は穢れようとも、既に私の大地へと捧げたモノです。 他の大地で「生きる」をすると、ワザワイ 創ります。 栄光、繁栄、慈悲 対極にあります。    私は屍です。役目を終えたものです。 (村から追い出された時に、私の全ては終わっていたのだ。 村に仕え、村に属し、村でしか生きられぬ。 其れはこの刺青と右胸が語ろう。 ) [Fri 28 Apr 2006 02:04:54]
ルフシュ > 俺としては、コイツが此処から出て『生き』てくれるなら、どちらでも良いんだけどな… だが、一度口を出した以上…自ら引く訳にも行かないからな(なんて、金色の視線と共に女へと言葉を返せば… その視線を檻の中の魔女へと向け――) 大地に戻れぬならば、我等の御許に来い。そして、自らが離れた大地を導く者の一人になれ。 月へと栄光をもたらし、大地に慈悲と繁栄を与えよ。  大地に還る道が途切れたならば、大地と歩む新たな道を俺が与える。 (「若様!?」 後ろで声を荒げる老執事。彼を手で制せば… 視線を向けて、ポツリ) 爺。此処は金で身元を引き受ける場だったな。今は幾らまで出せる(「――― 私が持っている手持ちは、50万程ですが」 逆に老執事に言葉を投げれば…返されるのは溜息混じりの返答。 それに対する言葉は―――) 檻と言う隔たりがあるのが、コイツが死を望む原因の一つに思える。 手持ちで足りるならば一先ずは、ソレを渡してコイツを檻の外に出させろ。 俺とあの女のどちらかが身元を引き受けるのだ、金など今渡しても同じ様なものだろう(あの女が買うならば…女から引き受け金を受け取れば良い。そんな事を口に出し… 老執事へと手を一振りするだろう。) [Fri 28 Apr 2006 01:49:49]
クーン > (肩を竦めて、哂った。)  ―――この檻の中身に、選ぶなんていう真似はできません。 できたとしても、させてはいけません。 それはルールを覆す行為だ。 …どちらにせよ、我々のどちらかが引かなくてはなりません、が―――  (どうされますか?なんて、男を見上げる。職員としては実に幸運なことだろう。どちらにせよ面倒な物件が掃けてくれるのだろうから。)  ……渇望し、されど得られぬ世界を羨み、世を呪う哀れな鼠。 貴様の矜持は虫も殺せん。貴様の心は花も枯らせん。 腐れ果てて大地に帰り、意味も与えられず無為に緩慢なる死を受け入れられず己が目を曇らす愚かな鼠。 ―――私が、お前を使ってやろうと云うのだ。 その刺青の意味を、正しく活用してやろうと云うのだ。 (背筋を張り、ただ真直ぐに檻の中を見据え、声を響かせる。 尊大な迄に、見下し見降ろす。) [Fri 28 Apr 2006 01:26:37]
エリ=シュカ >  言いました…ゥッふふ…言いました。 言いました。 殺してください。 処分してください。 私の「生きる」は終わりました  (ガシャン。繋がれたままの身体を、前へと乗り出し) 『矜持を右手に 心を左手に 死して呪詛となろう。死してこの街の悪意となろう。死して毒となろう。 この街の全てを呪い、泥の中に引き摺り込む腐敗の肉となろう。 其れこそが私の望みだとも』 ―…… 魔女。   (――魔女の言う事が理解できなかった。 何を言うて居るのだろう。 死霊でも死人でもないと言う女児。 彼女が何の為にその私を買おう?と、しているのか。 殺す為に買うとしたら、其れはそれで酔狂な事だと思うくらい)――――  ……? (すると、黙っていた男まで。)  ルフェシュ。 「生きかえらせる」? …貴女は私を「生きる」させて、何をせよと言いますか…? (「大地の民」――嗚呼。懐かしい響きだ。村から離れて一ヶ月もたっては居ないというのに。 女児から水平に移る視線が男を眺め) (だからこそ、血塗れた両手を思い出さずにはいられない。先程吐いた胃液の中に混じった血を忘れる事が出来ない。  碧色の双眸が歪み)  既に 大地を離れました。(自分は禁忌を犯した、と) 最早 御許へは許されない 選べません。 道は途切れました。 残るは修羅として「生きる」 しかできません。 [Fri 28 Apr 2006 01:08:46]
ルフシュ > (途中発信失礼)―――ただし、お前に『大地の民』…いや、此方の言葉ではヒトだったか。ソレとして生きる意志があるならばだ。 選べ、見苦しいと蔑まれる死人として生きるか 生きる意志を持つか(そう、吐き捨てれば… 一度、ジロリと傍らの女を見遣るか) [Fri 28 Apr 2006 00:37:11]
ルフシュ > ―――――……… (檻の中の男と、後から来た女。 その二人の言葉を耳にしていれば…次第に感じてくるのは苛立ちの様なモノ。 同じ民を蔑み、自らを死人と呼び、醜く見苦しいと吐き捨てる。 気が付けば、壁から背を離し―― 女の言葉を遮る様に檻の前に立ち――) …… 悪いが…其の前に、俺からも一言あるんだ。(―― 女へと視線を移して言葉を吐き出せば… 今度は、じろりと檻の中の魔女――自らを生ける屍と口にしたソレを睨む様に視線を送り  ) …… 俺は、エリ=シュカと言う『生ける死人』を『生き返らせ』られる。母ヴァッフェと、父グラフツェッペリンの子ルフシュが断言する―――ただし、お前に『大地の民生きる意志があるならばだ。  [Fri 28 Apr 2006 00:35:57]
クーン > 殺せと、そう云いましたか。(かつん。踵を鳴らす。 『死霊』『呪詛』――理解できた単語は僅かばかり。然し、拒絶の意思だけが言葉を超えて尚伝わって来る。 ――その言葉を、心地良さそうに目を細めて、聴いた。) ――では、死霊。 お前は二つ、間違えている。  ひとつ。己の内に矜持を抱えるモノは、死人とは呼べまい。 ふたつ。お前に自ら死を選ぶ自由は存在しない。 ―――そして、一つ教えてやろう。 私は魔女。死霊と呪詛を統べるモノだ。 (かつん。踵を床に打ち鳴らす。直立した幼子は、高く括り下げられたモノを見下ろして。) …お前は、死霊などではない。思い上がりも甚だしい。(かつん。三度、踵を打ちつけた。)       ――然て。 この、死人に憧れる哀れな生物は酷く醜く、見苦しい。  私は、彼にこの檻に下げられた値札の値を問う積もりですが、構いませんか?(職員をちらりと見遣り、それから傍らの男を見上げる。 ――優先権などが在る訳でも無いが。) [Fri 28 Apr 2006 00:27:26]
エリ=シュカ > (男の質問に答えられなかったのは、口を開いたが最後。何を言い出すか自分でも判らなかったからだ。と、言っても…吐き出した結果、「死」が訪れるのは構わない。 自分が避けたのは、魔女――村でシャーマンとして生きた己が使うからこそ「禁忌」とされた言葉の数々。 呪詛の言葉かもしらん、運命を呪う言葉やもしらん それを使う事は、己の魂すら汚す事だ。 がちりと歯を食い縛り言葉を吐き出しす事を、懸命に堪えた。) ―――フーッ………フーッ………フーッ………フーッ………・・・ッ(女児が言葉を重ねるに、魔女の吐息は荒くなり、項垂れた頭がぞろりと持ち上がる。 揺れる赤髪が炎の如く)     ………    『貴様が我等の言葉を口にするのを聞くのが堪えられん―――…』 (ポツリと落とした言葉にしては、重い呟きが漏れた。 魔女は長の言った「溝」を埋めたいとは思わなかった)   『…… 人以外の何かに見えるとしたら 、 ”死霊” とでも名乗ろうか。 エリ=シュカと言う名の呪詛が人の形をしているだけだ。』 (単語を並べただけのところを聞くと、私の言葉はどうせ理解は出来ないだろう。 わざと村の言葉でつらつらと自己満足の為の台詞を一つ吐いた。  二人を交互に眺め)   っふ、ふ、ふ―――っ………”エリ=シュカ” は、生きる死人   です。  殺してください 。 [Fri 28 Apr 2006 00:07:46]
銀髪の若者 > (『芸術品』 其の言葉に敵意の様な視線を露にする檻の中の魔女。 其の姿に、先ほどの芸術品と言うのが、檻の中の方の魔女の事を示すのだと理解すれば―― 覚えるのは、違和感。 何故、大地の民と言うのは… 同族を物扱いするのだ?と言うソレ。そんな疑問を持ち…直接に檻の中の方の魔女へと問い掛けようと) ―――――……… む(したところで、気が付けば…後から来た女に完全に割り込まれる立ち位置。  そして、檻の外の女が口にした言葉を…途中までの聞き取れる言葉を耳にすれば―― 吐息を一つ吐き、背を壁に預けるて暫し待ちの姿勢を見せる、か) [Thu 27 Apr 2006 23:46:40]
クーン > 『―――お前はいったい、誰なのだ。』 (「あなた」「誰」 ――数少ない、書物で得たネイティブの言。) [Thu 27 Apr 2006 23:39:14]
クーン > なるほど、彼方にはこれが人に見えるのですか。 …日が浅いのなら、慣れることです。(檻を挟んで、言葉を交わす二人の男女。躾けの悪い商品だ、きっと職員は二人を相手に、ここぞとばかりに売りつけようとするだろう。 ――聞きもしないが。)  ……ほう、反応しましたね。 芸術品扱いは、気に入りませんでしたか? (人では無いと檻が云う。芸術品だと職員は言う。 しかし、そのどちらでもないと、檻の中身が睨みかえす。 ――がしゃり。 檻に手を掛けると、まっすぐに見返した先に居る「何か」へと)  ―――では、尋ねますが。 人で無い。 芸術品でも無い。 ましてや奴隷の態度でも無い。 ならば、 [Thu 27 Apr 2006 23:38:28]
エリ=シュカ > (『芸術品』 女児の口にした言葉に、僅かに肩が震えた。 家畜ですら無いというのか。 檻の中に居るという事だけで、命の存在すら認めぬと…!!!  肩が揺れた後、手錠の鎖がジャラと微かに音を立てた。…その震えが掌に伝わり、改めて拳を握った。拳が震えた) ――――― 。 (抑えきれぬ感情が、魔女の瞼を押し上げていく。 罵声を浴びせる事は抑える事ができたが、瞳の鋭さは隠せなかった。   憎悪の滲んだ緑は、といだ刃に宿る一滴のごとくギラ と揺れた) [Thu 27 Apr 2006 23:28:43]
銀髪の若者 > 『わからない』 … つまり、訳も分からずに、繋がれてる…って言う事か?―――… ん、むぅ… (嘘か真かを見抜く事は出来ない、が… 吐き出された言葉には、疑問を含んで言葉を返す。 その口調や表情に、最初に口にした原住民の言葉を咎める様子は無いか、或いは差程に気にしていない、か… どちらかだろうか。) ……… しかし、言葉が分かるなら会話するのに問題、は… ん? ああ…いや、大地の――いや、人が鎖に繋がれてるのが、少し気になって――(そして…言葉を続けようとすれば、先ほど見遣った人影――の一人。女から掛けられた言葉に、視線と言葉を返し… 此方に来て日が浅くてね…と、小さく言葉を付け加える、か) [Thu 27 Apr 2006 23:18:10]
クーン > (ネイティヴの言葉は知識に殆ど無いが、それでもこの檻の中身が嘘を吐いた事だけは理解できた。 ――ふん、と鼻を鳴らす。)  すみません、これは…――――ええ、そう。 そうですか、刺青が、芸術的だと。 反抗的なのは、見て理解ります。 状態もあまり、良くないようで……ああ、教育中なんですか。それは、それは。(納得したように頷く頃には、客と売手の立場は逆転していた。ひどく、冷徹な視線で檻の中を眺め遣りながら、傍らの男、ふと見上げて) ……アナタも、芸術品がお好みで? [Thu 27 Apr 2006 23:11:33]
エリ=シュカ > (この言葉を知るものは少ない。その事を知っていて魔女は口にした。 男の言葉を理解している事は、女の言葉の意味がわからなくとも「返事」をしたことで判るだろう。 改めて問われた時、初めて表情らしい表情―唇に笑みを乗せ)―――”わからない”、と答えました。 (この島の言葉だというのに、理解される事のなかった言葉。  彼等と我等の”溝”の現われだと長は言っていたか。  )  ……。 (男の視線が逸れた事に気配で気がついた。 響くはこれまた年若い女の声。 其れ等が犬猫を買うように此処へ来ているかと思うと、堪らなかった。 ) [Thu 27 Apr 2006 23:02:25]
銀髪の若者 > ―――…… ん… 何処の、言葉だ?(そう、返された言葉に当然の様に疑問を漏らせば… まるで、問う様に視線を向け続け…後ろでは、老人が「見た目でしか判別出来ませんが、恐らくは…此方の原住民の言語では?」 と、言葉を向けて、困った様に頬を一掻き。 っと…) ん?(… 其処で、漸く自分以外の言葉の主へと視線を向ければ… その、人影の姿を見詰め…何やら思案する様な様子を見せる、か) [Thu 27 Apr 2006 22:50:05]
クーン > (過ぎり際、檻の一角を覗き込む男に気付いた。――ちらり、その視線の先を追えば… 珍しいものが居た。)  ……。  え?ああ、すみません。少し、気になったものですから。(僅かに聞こえた会話。檻の中身が答えた言葉は、確かネイティヴの言語だったか―― 両腕、絡みつくような刺青を眺めながら、ふと脚を止めた。) [Thu 27 Apr 2006 22:43:19]
エリ=シュカ >    ―――――……。 ( 檻の中を覗き込む様に近づいた所為で、己の檻の中に反響する若い男の声 ――問うている。 閉じた瞳はそのままに、乾いた唇が吐息を吐き出すように一度 )   『さぁ』   (ヴェイティアンの言葉で一言) [Thu 27 Apr 2006 22:36:42]
銀髪の若者 > ―――――……… (一瞥されただけで、外される魔女の視線。 けれども、そんな魔女の様子を不機嫌に思う様子も無く… 逆に、見詰める金色の視線を更に強めれば、カツンと檻へと一歩近寄り――) ……… お前は、どうして壁に繋がれているんだ?(―― そう、疑問の声を投げ掛け… 更に一歩。檻の鉄格子に、顔が触れる触れない程度の距離にまで詰めるだろう…か。 後ろで何やら言葉を漏らしそうな老人や、聞こえてくる話し声を気にする様子も、無く―――) [Thu 27 Apr 2006 22:31:31]
魔女 > (納品帰りだった。)  ―――はい、御代は何時も通りに。後程、うちの者に取りにこさせますから。(話し声と、足音。職員と連れ立った、奇抜な格好をした少女が通路奥、職員用の控え室より顔を出す。) それで、次の納品ですが……ええ、栄養剤、精力剤、麻酔に媚薬……ええ、少量でもきちんと作りますよ。商売は信用が第一ですから。(商売用の笑顔を、職員相手に向け乍。) [Thu 27 Apr 2006 22:30:42]
お知らせ > 魔女さんが来ました。 『――話し声』 [Thu 27 Apr 2006 22:27:12]
エリ=シュカ > (「若様」――此処に来て何度か聞いた言葉だ。 呆れた事に自分が此処に来てから、二度三度と買っていく「若様」も居た。 興味よりも嫌悪感が先にたって、顔を見ようとも思わなかったが。)――――――……。(足音が止まった。自分の檻の前か。 俯いたまま、碧色の瞳だけを僅かに揺らし、垂れた赤髪の合間から外を見る。  ……居る。 見ている。 ) ――――……。 (懇願の声を上げるでもない。それどころか、一瞥しただけで、上げた視線を逸らし、瞼を閉じた。) [Thu 27 Apr 2006 22:23:44]
足音 > ――――― 此方に来る前に、見ておくべき場所だとは思ってた、けど… んっ… ふぅ…(「若様、御気分は優れませぬか?」 カツンコツンと言う足音に引き連れられ、やがて…両腕を繋がれ――宛ら、貼り付けの彫刻の様な感じにも思える彼女の元へと届くのは、二人分の声。 その両方ともは男のものであり… 片方は、老い… 片方は、若い、か…) ―――…… いや…まるで趣味の悪い鶏小屋の様に思えてきたな… って思ってな。 ふぅ…  ん?( そしてやがて、足音は互いに言葉を交わしながらに彼女の檻の前まで来れば… その侭に通り過ぎようと―――…… は、しなかった。 恐らく、檻の中に貼り付けられている魔女の姿にでも気付いたのだろう。 もし、顔を上げれば―― 執事風の老人を連れた銀髪の若者が、じっと魔女を見詰めているのに気が付く…だろう。) [Thu 27 Apr 2006 22:17:03]
エリ=シュカ > ――――………。 (でも、それ以上に。それが当たり前になっている奴隷ギルドの職員が恐ろしかった。 しかもこの処分された奴隷の肉が、奴隷の餌になると聞いてその場で吐いた。 吐き過ぎて胃液に血が混じる程に。人の肉だなんて思わなかった――なんて言葉では済まされない。同族食いは罪だ。 禁忌だ。 他の村では、戦に負けたものを弔いの為に食う事もあるらしいとは聞いていたが――自分の村では許されていない。  もう、大地の神の御許へはいけないだろう。  その事実が何よりも魔女を打ちのめした。 伸びた腕、力の入らぬ足。 檻の中に居る魔女は、貼り付けられた人形のオブジェのよう。 散った赤い髪に、肌に施された刺青が、更に魔女を無機質に見せる。 )    ―――――。 (顔をあげる事もしない。 近づいてきた足音には気がついたが、誰でも良い。 項垂れたまま) [Thu 27 Apr 2006 22:08:30]
足音 > ―――――……… (足音の数は2つ――その内、足早に響くのは片方だけ。 カツンコツンと彼女の居る牢まで響いてくる足音は、まるで… 処分寸前の奴隷の心臓の鼓動の様な感じに、響き渡るだろうか?) ――――― (そしてやがて、彼女の牢の前にまで伸びるのは二人分の影。 長く長く、背後の光源によって伸ばされた影は… まるで、黒い外套を纏った死神にも見えるかもしれない。) [Thu 27 Apr 2006 22:05:41]
エリ=シュカ >  ――――――。 ( 「処分してくれ」と言うだけで、従う気配の無いの奴隷に、見せてやったつもりだったんだろう。 死への恐怖で、生きたいと思うようになれば良いとでも思ったか。) ―――――………。  (恐ろしかった。 怖かった。 嗚呼、認めよう。 私は、処分風景が怖かった。 人の命が終わる瞬間を見た事はあったが、拷問紛いに刃を当てられ、生きたままに解体され絶望の悲鳴を上げながら死ぬ人なんて、見た事は無い) [Thu 27 Apr 2006 21:59:31]
お知らせ > 足音さんが入室されました。 『カツン コツン カツン コツン 足早な足音。』 [Thu 27 Apr 2006 21:54:13]
エリ=シュカ > (指先から、脈打つ肉の感触が消えない。 振り払いたくて石畳の上に叩き付けようとしたら、価値が下がるとか言われて手錠を嵌められた。――今日ばかりは檻の中でも自由にさせてはくれないらしい。 壁に両腕を貼り付けられ、今に至る。  おかげで思い出すたびに腕が振るえ、拳を握る手のひらに爪が刺さった)        ――――――…………。       [Thu 27 Apr 2006 21:50:42]
エリ=シュカ > ―――――……。 (皮膚は、思ったよりも薄いとか 砕けた骨の白さとか 途中から「人の悲鳴」だと思いたくなくて耳を塞ぎたくてもそれが出来ない。 目を逸らしたくとも出来ない。間近で見せられる「処分風景」は、悪夢なんて言葉では片付けられなかった  家畜と同じだった。 同じだった 同じだった。 人は人ではなかった 血の暖かさを感じる距離まで顔を近づけさせられ、開けたばかりの腹の中に両手を突き込まされ  震える血肉  脈動する肉がなんなのかを一つ一つ声にだされ、声にせよと命じられ         嗚呼) [Thu 27 Apr 2006 21:42:53]
エリ=シュカ > (くだけるほねのおと と こんがんするひとのこえ ひめい にくがつぶれて つぶれて  はじけて ひろがる)  [Thu 27 Apr 2006 21:36:25]
エリ=シュカ > ―――――………。 (ちのにおい が わからなくなった) [Thu 27 Apr 2006 21:30:23]
エリ=シュカ > (『教育』が始まった。) [Thu 27 Apr 2006 21:27:33]
お知らせ > エリ=シュカさんが入室されました。 『Ready yet-----------?』 [Thu 27 Apr 2006 21:27:00]
お知らせ > ツキメさんが帰りました。 『(売れ残って処分されるとしても、きっと最後まで行雲流水の侭)』 [Thu 27 Apr 2006 10:10:34]
ツキメ > 〜♪ (鼻歌混じりに、檻に肘を乗っけて廊下を眺める。 些事に囚われなければ、そんな太平楽な余裕さえ出てくるというものだ。) [Thu 27 Apr 2006 10:08:31]
ツキメ > (逆に、“そういうもの”でない事をしてしまうことをこそ恐れる。 それは己が身のみならず、座敷童という存在そのものの変質を招く──かもしれないし、そうでないのかもしれない。 どちらにしても、あえて試そうとも思わない。) [Thu 27 Apr 2006 10:07:18]
ツキメ > (仮にこの身が滅んでも。 家に棲み、人に幸を齎す妖。 座敷童という存在は滅びない。 それは、“そういうもの”であるという意識が群体としての人の心に生き続ける限り、いつでも、何度でも生まれてくるものだから。) [Thu 27 Apr 2006 09:46:46]
ツキメ > (が、存在としての普遍性には拘りはするかもしれない。 それは「己は何者か」、と自問するときに “座敷童”であると答えるということ。) [Thu 27 Apr 2006 09:43:45]
ツキメ > (その辺も含めて、あまり気にするべきことだとは思わなかった。 妖(バケモノ)である自分は、物質的な恒常性(ホメオスタシス)には拘らない。) [Thu 27 Apr 2006 09:39:13]
ツキメ > (その場合でも、気分次第で殺されたりもするのだろうが。) [Thu 27 Apr 2006 09:36:05]
ツキメ > (どうせ捕まれば、狩られる立場にある。その場で殺されず、売り物にされたというのはある意味で幸運だったのかもしれぬ。) [Thu 27 Apr 2006 09:35:38]
お知らせ > ツキメさんが入室されました。 『(難しく考えてもはじまらない)』 [Thu 27 Apr 2006 09:33:36]
お知らせ > エリ=シュカさんが帰りました。 『(私だ)』 [Wed 26 Apr 2006 23:53:24]
エリ=シュカ >    ( そうだ。「教育」されている彼女の行方を聞いたら、もう思い残す事は無い)  ―――――………。 (碌な結末は待っていないと思いつつも、彼女ならばまだ年若いから、生きていれば何とかなるだろう。 村の外では生きていけぬ自分とは違い、彼女ならば―――…)  ……… 『矛盾している』。 (ヴェイトスの地を呪いながら、ヴェイトスの地で生きていて欲しいと願う。 そもそも、本当に悪いのは誰なのか?此処に連れて来られた同族にとって、恨みの対象なのは) [Wed 26 Apr 2006 23:53:08]
エリ=シュカ > (――二級奴隷房に静寂が戻る。 此方のやり取りを聞いていた奴隷も、それ以上魔女が動かぬのを見れば、興味を失い、寝るなりなんなりするのだろう)   ……『外に…』……(「絶望と遊んでいる」「出たくは無いのか」……自分の所為で此処に連れて来られた一人は死に、一人は「教育」されている。 …自分だけ外に? そんな事、出来やしない。起こした体から力が抜ける。ふたたび石床の上に寝そべって)………。 [Wed 26 Apr 2006 23:47:24]
エリ=シュカ > (遠ざかる足音)(このやり取りが職員の誰かに聞かれていたのなら、明日には「教育」とやらが始まるか、あるいは価値無しと判断され「処分」されるか。――構いやしない。 )  ――――………。 (姿が見えなくなるまで、碧色の双眸が、少女を追いかけて) [Wed 26 Apr 2006 23:39:21]
お知らせ > 少女さんが退室されました。 『 おい、職員!冷やかしが帰るぞ―――。 』 [Wed 26 Apr 2006 23:34:21]
少女 > そうか。―――地獄には格子が無いからな。待っていろ。 (まるきり冷やかしの積もりだったのに、面白いものと出逢ってしまった。きっと次に自分が来る頃には、強引に買い付けられるか、反発して死んでいるかどちらかだろう。焚き付けたのがいけなかったのか、惜しい事をした。 けれど悔いはしまい。 彼女から仄かに香る魔力の残滓は、――確かに自分を拒むだろうから) [Wed 26 Apr 2006 23:33:56]
エリ=シュカ > (他の奴隷がこのやり取りを聞いていたのなら、愚かだと嘲笑う事だろう。 頷いてしまえば良いのにと思う奴も居るだろう。  しかし魔女は、「買ってくれ」とは言えなかった。それ即ち、このヴェイトスのシステムを認めてしまう事になると思ったから。 同族を殺したシステムを認めてしまう事になるから。 ましてや金銭の代償として自分の体を差し出す事は認められなかった。 既に自分の体は大地へ捧げたものだ。 他の誰かに捧げるような真似は決して出来ない。 ――それが 死を意味していようとも。)   地の底でお待ちする。 (魔女としてのプライドを選んだ奴隷は一言、そう答えた) [Wed 26 Apr 2006 23:28:13]
少女 > ―――― 死人の呪詛など聞こえるものかよ。 (く、と嗤う) [Wed 26 Apr 2006 23:22:11]
少女 > そうなるのもお前の人生だ。私が決める事じゃない、お前で決めろ。肉として死ぬか人の形を伴って死ぬかどちらかの話だ、簡単だろう。 ……お前の名前か。エリ=シュカ。 (ぺん、と格子越しに額を指先で弾こうとしながら。折った膝を伸ばして立ち上がる) 私を殴りたいなら、言葉でなく拳で来い。 それでは届かないぞ。 [Wed 26 Apr 2006 23:21:43]
エリ=シュカ >  ………(碧の瞳に憎悪の赤が過ぎる。少女の言葉に唇を噛み締め、顔を歪めた。) 『人として』朽ちれるのならば、それでイーです。 「モノ」として出ヨーとは思いません。 私は「エリ=シュカ」として朽ち果てたい。  (矛先を突きつけられるように覗き込まれれば、此方も同じように視線の矛先を突きつけて) ………運命を呪う事 無いです 。 私が呪うべきはこのヴェイトス。 我等の怨敵の住まう土地。 腐敗の毒に侵された人よ。        ――滅びてしまえ。 [Wed 26 Apr 2006 23:12:02]
少女 > なら、プライドを護る為にそこで朽ち果てて行くのがお前の矜恃か。さんざ穢されて、剣の試し斬りに使い果たされるのがお前の矜恃か。 ( 笑みに塗り込められた怒りを眼に、青い眼が細くなる) お前が、首を垂れて蹲って居れば何れそうなる。己の価値を提示せず、ただ身体だけが能と思われて居るままでは。 価値は磨り減り尊厳も磨り減り、その怒りすら無くなって、その声すら無くす。…幾度運命を呪ったのか、数えてみたら如何だ。 (膝を折った小娘が、顔を上げる。視線を真っ直ぐに穿ち、)   出たくないのか。其処から。 [Wed 26 Apr 2006 22:59:53]
エリ=シュカ >  ――毒に染まった証拠。 私 見えない。 貴方と私、 違うのは何処? 目?髪? (首を横に振る。――胸に手を当て)  同じ。  (貴方の胸を指差し) 同じ。 同じです。 (『奴隷』という言葉は理解していた。意味も理解していた。しかし馴染まぬ風習を直ぐに理解は出来ない。 同じ人を家畜のように扱う人々。…奴隷制度が無い人々が、この町のシステムを外から見た人がどう思うか…? この魔女の視線は、ソレだ) 絶望で遊ぶ?ふ、ふふふふっ…… では、問うます。 貴方は、私に希望を持つ為に 何をしろと?  声高々に「カッテクダサイ」と檻の外へ手を伸ばせと言いますか?       (薄い唇が笑み歪み)    私は物ではありません。 私は 人です 買うっ――?!違うっ…!!!私は拒絶します   (徐々に声が高く、熱を帯びてくる。 笑みは徐々に歪んで怒りが滲み) [Wed 26 Apr 2006 22:48:29]
少女 >  お前は既に人ではない。他のものも全て、記号で区分された『物』だ。……だがお前は今、己が地の上に在ろうとするための力まで棄てようとしている。 (格子に額を近付け、祈るような姿勢で) それは何の為だ。 [Wed 26 Apr 2006 22:38:30]
少女 > こうして格子に隔てられずとも、既に我らは隔てられていようよ。動物が隣の檻の動物を珍しがって何が悪い。 (彼女は、きっとここに入れられて間が無いのだろう。他の諦めきった奴隷より、生きた顔をしている。絶望に堕とされる間際の顔だ) ……そうして這い蹲っているままでは、お前は動物より下だ。未だ心が死んでいないくせ、絶望で遊んで何になる。…… お前の出来る事は何だ。憎しみの声を八つ当たりに投げるだけが能か。 [Wed 26 Apr 2006 22:35:31]
エリ=シュカ > (面白い言葉を使う、面白い少女。 しかも面白い事まで言う。 「憎いか」と聞かれた。 見た目に似合わぬ貴方の笑みを、隅々まで見て、ふらりと此方も笑った) ふっ ……ふふ。 ぅふ ふ (足を引き摺り、肩で床を押しながら、芋虫のように身体を起こしていく。貴方とは対照的な赤く長い髪の毛が、尾のように石床の上を流れ) 動物に見えますか 檻の中に居る人々動物にみえますか。 私は貴方が動物に見え”る”ます。 (悪魔という獣に。「憎いか」と、問う声への返答にもなろうか)  [Wed 26 Apr 2006 22:26:06]
少女 > ……それがお前の言葉だと言うなら、それでいい。鞭打ちに職員を呼びに行くのもタルいのでそのまま聞け。 (しれっと。眉を潜めて、口角を釣り上げて笑う。意地の悪い笑顔) …私は、そこらで必死に尻尾を振っている諦め顔の牛馬が嫌いだ。直ぐに爪を立てる猫も嫌いだが、お前の目は未だ人間だ。不思議な事に。――… (彼女の低い笑みが、まるで ) …私が、憎いか。 澄まし顔でお前を品定めする私が。 [Wed 26 Apr 2006 22:14:46]
エリ=シュカ > ( 見事な碧の髪が揺れると、魔女の双眸が細められた。 自分の頭を指差した人差し指が、徐らぱたりと床の上に投げ出される。 同時に客の「少女」が膝をおったおかげで、魔女の視界に漸く、貴方の顔が)  ………。 (面白い「言葉」を聞いた。 私に選択肢をくれるらしい。 此処に来てからというもの、全ては命令形で拒みようがないものばかりだったというのに。 不思議に思うよりも先に、先ほどの笑いの余韻の所為で、低く笑い声が漏れ)      ………ぅふふっ…ふっ、ふっふふふふ… っ (投げ出した腕―突き立てた指は一本でも二本でもない。 5本。―つまり、掌を思い切り広げて見せた。――態度の悪い奴隷) [Wed 26 Apr 2006 22:07:48]
少女 >  私の質問に、答える気はあるか? [Wed 26 Apr 2006 22:01:06]
少女 > ―――…いや、 (静まり返り、或いは媚びを売るように売り文句を上げる奴隷の中、彼女だけが異質だった。だから立ち止まった。嘘のような緑の髪の女は、檻の前に膝を落として) 愉快なものを見る『人間』は、そんな面をせんよ。嬢。…余程、 (憎いものでもあったか。其処までは口にせず、眉を潜める) 私の言葉が、解るのか。解るなら、答えなくていい。イエスなら指を一本立てて、ノーなら指を二本立てろ。 (身振り手振りで、己の指を一本、そして二本立てて見せながら) [Wed 26 Apr 2006 22:00:22]
エリ=シュカ >  ――――。 (問いは聞こえていた。聞こえていたからこそ、返答として指先を一本つきたてて――自分の頭を指差した。 この中にある、と) [Wed 26 Apr 2006 21:56:49]
エリ=シュカ > ふふっ―――ふぅっ…ふーっ…ふふふっ… ぅふふっ………  (一頻り笑ってから、隣の彼の言葉を思い出した。物音が聞こえないところを見ると、居ないのだろう。 毛布を引き寄せ、顔を埋めようと背中を丸めた。笑い声が毛布の中に溜まるような気がして、更に可笑しい。 その溜まった笑いが、そのまま呪詛になる気がして、愉快だった。 堪えきれない憎悪の妄想に、魔女は笑い続けた。) ―――――。 (不意に掻き消える表情。 ネジが切れたかのようにピタリと声を止め、動きを止め。一度こときれたかのように) ―――……。 (碧色の瞳が、檻の外へと揺らめいた。 職員ではない。 客の前だというのに起き上がる気配すらなかった) [Wed 26 Apr 2006 21:55:04]
少女 > 面白い? (檻の外側。廊下に立つ、緑色の髪。職員も連れず一人で来た小娘の足音は聞こえ難かっただろう、否、例え足音に気付いて居たとしても、彼女が気付くかどうかは……危うかっただろうが) 面白いものでも見つけたのか。 この、中に。 [Wed 26 Apr 2006 21:52:09]
お知らせ > さんが来ました。 『 ――― 何が、 』 [Wed 26 Apr 2006 21:49:13]
エリ=シュカ > ふふっ…ふっ、ふふふふ、あはっ……あはははははははっ (此処の職員が全て死に絶えたら、きっと胸がすっとするに違いない。 大地の毒に犯されて死ねば良い。 死んだ体からは腐敗の毒が溢れるに違いない。…その毒はヴェイトス街にゆっくりと広がり、蟲が若芽を齧るように死に絶える。 なんて愉快な) [Wed 26 Apr 2006 21:44:51]
エリ=シュカ >     ―――………。 ( 「悪い事」をすれば処分される。 ) 『悪い事』 (だったら、此処の職員達は全て処分されなきゃいけない。なんて、浮かんだものだから、人形の唇が淡く笑みを造る。 昨日、「滅んでしまえ」と何度口にしただろう。)――――っふ、ふふっ、ふ、ふ、ふ、ふぅ…… (昨日から感情が止められない、泣き出したら止められなかったように、笑うのも止められかった。次第に大きくなる笑い声。細い魔女の肩がカタカタと震え) [Wed 26 Apr 2006 21:38:35]
エリ=シュカ > ( このままだと「処分」される前に「教育」されると言っていたか。 「奉仕」を学ばされるそうだ。 奉仕すら学ばない奴隷はどうなるんだろう? 役に立たなければ、生かす理由もないだろう。 現に昨日、独房に入れられる前、職員は「教育がまだ」「近日中に態度を」とか囁いていたのをぼんやり思い出す。 「奴隷教育」とやらが、どんな事をするのかは判らない。 だけど、従う気なぞこれっぽっちもなかった) [Wed 26 Apr 2006 21:34:06]
エリ=シュカ > (  すると、動く意味がなくなる。 )( 自分は人形なのだから、動かなくて良い。 床の上に倒れたまま、瞼を閉じる事すら忘れて、無表情に横たわればいい) ……。 (泣く事も忘れた。 人形は泣かない。 ) [Wed 26 Apr 2006 21:28:58]
エリ=シュカ > (怪我をしたわけでもない。 殴られたわけでもない。 人形にならんと心を殺しただけ。 反抗する気力も全て殺された思いがした) [Wed 26 Apr 2006 21:25:41]
エリ=シュカ > (昨日あれから独房に入れられ、一晩。――再び檻の中に戻された) [Wed 26 Apr 2006 21:19:11]
お知らせ > エリ=シュカさんが来ました。 『(動けない)』 [Wed 26 Apr 2006 21:18:07]
お知らせ > M-69Xさんが帰りました。 『―――ゴメン、(消える視界に浮かぶ細い身体)(途切れる)』 [Wed 26 Apr 2006 02:46:51]
M-69X > (劈く叫び、響く叫び、)(聞こえる足音、)    ―――   …、ッ 、(来た、来た、あの人たちが来た、猫は鎖を引き摺って、)―――…エリ   =シュ、カ…ッ 。(隣の扉が開いたのが聞こえる。苛立った職員の声、喚き立てる隣の奴隷の声、足音、鎖の擦れる音、扉の開く音―――耳に一気に飛び込んでくる音に、)     ゴメン、   僕、   の、(―――眩暈)   所為 …、(一気に流れ込んできた膨大な音に、鼓膜が破れる前に、視界がブラック・アウト。)   僕が、   話し     かけた、から―――(少しずつ黒くなる視界、引き摺られる奴隷の姿が通り過ぎた、赤毛、綺麗な肌、涙、―――黒い視界に焼きついて) [Wed 26 Apr 2006 02:46:01]
お知らせ > エリ=シュカさんが退室されました。 『『 滅べ 』 (魔女は次の夜を迎えるまで、檻の中に戻ってこなかった)』 [Wed 26 Apr 2006 02:44:13]
エリ=シュカ > (やがて、扱いなれた職員が、一人の奴隷を通路に引き摺りだす。…両肩を掴まれ、脱力した魔女の姿が檻の前を過ぎっていく。――唇を噛み締めながら、涙を溢し、うわごとのように一つの言葉を呟き続ける魔女の姿は「狂っている」と思われても可笑しくない。――ヴェイティアンの言葉で、只管に「____」と繰り返す女の唇は、別室に移されるまで途絶える事は無く) [Wed 26 Apr 2006 02:41:28]
エリ=シュカ > (魔女の声は 通路に響き渡る事だろう 。 比較的静かな夜の牢屋。 その静寂を裂く魔女の声は、職員を呼ぶのに十分な筈だ。 そして、尚も魔女の呪詛は続くんだ ) 『全て死に絶えてしまえ!!!滅んでしまえ!!我等が土地を奪っただけでは足りないか…!!! 腐敗の種を蒔いたお前等の住まう場所は此処じゃない!!! 地の底に還れば良い!!! 』  (慌ただしい足音が聞こえる。 職員がきたのだろう。――叫び続ける女を見つける事は容易いだろう。 職員は檻の鍵を開け) [Wed 26 Apr 2006 02:38:13]
M-69X > (奴隷に堕ちた時から、―――不条理だろうと、何だろうと従うしか無いンだと教えられてきた。其れが 『 何故 』だとか 何が『 悪 』 だとか、そンなモノ理解する以前に)(自分が最下級の『 モノ 』だと。)   …  っ!(叩かれた壁に、当てた耳、鼓膜を劈く様な其れに思わず全身の毛が逆立った)(じゃららッ―――鎖を引き摺って、壁から離れた) …エリ=シュカ ッ、 (暫しの沈黙が酷く痛かった、己の告げた言葉の惨さが痛かった)   ―――  ッ、(また鼓膜を劈く様な、悲痛で イタイ 叫び。)(息が詰まる) エリ=シュカ、   ッ、エリ=シュカ!!(重い手首を持ち上げて、壁を)―――ねェ、落ち着い てッ…(アナタの言葉は理解出来ない。悲鳴、悲鳴、悲鳴――冷たい空気、刺さるような 呪いの叫び。)(職員が来るかもしれない、首輪をされた首を動かし、周囲を窺い、)    …     ごめ    ン。(再び、壁際、ぺとりと掌を当て、語散る) [Wed 26 Apr 2006 02:32:38]
エリ=シュカ > (『分からない』)(彼の死を説明してくれるのかと、少し期待した。それで納得ができることが少しでもあるのならば、このやるせない気持ちの一欠け程度収まるだろうと思った。――しかし返って来る答えは)…………。(ダン。)(先程よりも強く壁を叩く拳――石壁に叩きつけた拳は、力なくズルズルと床に落ちる。そして、魔女も同じように床の上に崩れた) 『奉仕』 ―――……。 (その意味を理解するのに暫く掛かった。こういう場合に使われる「奉仕」は別の意味があったはず。余り良い意味ではない筈。――言葉の意味をゆっくりと理解して)――――――………。( 冷たい水が足元からゆっくりと、己の体を浸していくような悪寒に、震えた) ―――………。 (幼いあの子が「何」をされているのか、漸くわかったから。) ……。 (絶望とは、今の瞬間を言うのか。――続く貴方の言葉に、とうとう魔女は)――――ッ………  ッ………!!!   『呪われてしまえッ……!!!   こんな街、滅んでしまえばいい!!!  腐肉に犯され朽ち果てろ……!!! 』 ( 貴方に窘められたのも忘れて、悲鳴と同じように、呪詛の言葉を吐き捨てた。――尤も、ヴェイティアンの言葉がわからなければ、ただの悲鳴にしか聞こえないだろうが) [Wed 26 Apr 2006 02:24:32]
M-69X > ―――…   ぇ、   ぁ …。(叩かれた壁、薄い其れはつけた耳と掌に震動を。)(声が震える)     … わから、   無い。(向こうから聞こえる言葉、仲間が処分されたと。戸惑う鎖)―――…『 処分 』、 …悪いこと、してなくて    も、(される―――…突きつけられた言葉は、酷く寒い)(肩を震わせ、壁に当てた掌、叩かれたンだろう辺りに這わせ)……    教育、は―――…(少し、戸惑って)    … 多分、     『 奉仕 』 か、な…。(他の奴隷ならば、須らく嫌がるだろう 教育 。己は――然したるものでも、ない、けれど。其れは、別の話、口篭る言葉端は不鮮明で。)     エリ=シュカ、(アナタの名)――イイ名前、    うン、 モノ じゃない …ね、(壁の向こう、目を細めて、唇を噛んだ)(奴隷へ 堕ちた 身を、理解していない、アナタ。)  でも、僕たち、奴隷――だから、『 商品 』な   ンだ、    よ。(堕ちる声) [Wed 26 Apr 2006 02:10:34]
エリ=シュカ > 嘘ですっ……!!!  私の同族は悪い事、ない 。 だけど「処分」されました。 良い男だった。 『処分』されました。 優しい男でした。 『処分』されました。   されましたっ…!!!  (震える声は、どちらのものか―――壁に爪を立てながら握り拳を作った。 込みあがる激情に任せて一度壁を叩き) ――… 『教育』。(同じ単語を職員が言っていた。 もう一人の同族が、今『教育」されていると。 ) 教育、何されますか…? 同族「教育」と聞きました。 「教育」されれば会えますか…。 ―――買われる 嫌です。     私は「エリ=シュカ」 「物」じゃない。 [Wed 26 Apr 2006 02:00:28]
M-69X > (壁際、ぴたりとつけた片方の耳。―――薄い壁、とン、と触れた向こうの低い体温。壁に、鎖につながれた手を、)―――…、    処分、(嗚呼、震える向こう側の小さな肩が見えるよう)―――…、あの、   ね、(戸惑う鎖はじゃらじゃらと啼く。)(じゃら   じゃ、ら   じゃ―――)    … 、悪いこと、したら しょぶん だッて、    聞いた、よ。(壁に当てた掌が震える。口にしている言葉の冷酷さに。)―――   でも、酷いこと、    され るかも   知れ ない。(声も震える)(嗚呼、壁が冷たい、冷たい――)  処分の 前、に。 教育 、がある、   から――(突きつける己達の敷かれたレールは残酷。逃げたいと願っても、死にたいと願っても。ねェ、叶わないの。)(聞こえた、消え入るような吐息に近い言葉、意味は分からない、分からない、けれど)      ……買われ たら、   出られ、 る、よ。(詰まるような声に。) [Wed 26 Apr 2006 01:51:18]
エリ=シュカ > ( 戸惑っているような鎖の音は聞こえども、嗚咽は止められそうに無い。 額を壁に当てて涙で泣き腫らした顔を 壁の向こうの貴方へ見せるように 癖色の瞳を見開いて、両掌を壁に添え)――  何時 「処分」されますか―……? どうしたら 「処分」されますか―…?    出たい 出たい です。   出たい        出たい。    ( 大地の伴侶として生きてきた魔女は、死ぬ事で此処から「出たい」と思った。 魔女の使う言葉はたどたどしい。其れゆえに、己の希望を素直に口にした)  …… 教えてください。 デタイデス。       …… 『もう嫌』(最後、ぽつりと呟かれた言葉は、壁の中に吸い込まれるほどに小さく、弱く――村の言葉で) [Wed 26 Apr 2006 01:41:45]
M-69X > …… ン、   (聞こえた声、一度止むかと思った、嗚咽は。)(嗚呼、あの人達の話をした所為か、また―――)       …ぁ、   ぁ、あ、(壁の此方側、アナタには見えない壁の向こうで、じゃら、じゃら、鎖を鳴らして、耳が倒れた)―――…そ、  ッか。(止まらない、きてもいい、殺して欲しい、)(聞こえる 出たい 。望み。)           …うン、外。 出たい、    ね。(切実、きっと 生きたい と願う自分と違って、 生きたい ンじゃない。 外で 生きたい ンだろう、殺して欲しいというのに、出たいという、―――切実な。)    ぇ、と、   質問 …?(倒れた耳が起き上がる、ぴく、と揺れて)―――  僕、が分かる   こと、なら。(見えないのに、じゃらり、鎖を揺らして頷く) [Wed 26 Apr 2006 01:31:53]
エリ=シュカ >      ―― ありがと 。 (  聞き取る方問題なくできる。 どうやら隣の男は、私を慰めているらしい。 ――ヴェイトスにきて、職員以外の言葉を始めて聞いた。 鼻を「すん」と啜り) …… ……。 (相手が言う事は理解できる。 職員に抵抗するような気力はなかったから、殴られるような事はなかったが、他の反抗的な奴隷がどうなるかは知っていた。 それでも、今日は) うっ……ごめんなさい  ぇふっ…っ  今日 止まらないです。 来ても 良い――― 殺して欲しい  出たい 出たい  出たい ふぅっ―――…うっ…っ (グス。顔を両手で覆ったのだろう、声が幾分かくぐもって) 質問 ありますー―っ… [Wed 26 Apr 2006 01:24:11]
M-69X > (隣は少年か、少女か。どちらとも取れる薄い声。じゃらり、鎖を揺らして周囲を窺い、声は潜めたまま)(聞こえる嗚咽に、短い眉を落とした)―――…ン、ンン。 気にしない、   で。(声が近い。壁に耳と唇寄せて、)    …僕、 は    平気。でも、 泣いてると、あの人達が、    来る、よ。(壁の向こうの嗚咽に、囁くように。)   落ち着い   、て。(静かに、静かに。―――泣き声を聞きつけたなら、宿直で暇を持て余し――もしくは、忙しさに――苛立った足音が近付いてくるかも、知れない、から。そンなことになったら、アナタは尚更――) [Wed 26 Apr 2006 01:11:55]
エリ=シュカ > (職員の足音は聞こえない。客の声も聞こえない。――今の所は、と付け加えよう) …っふっ …… ぅっ ……。(突然泣き止むなんて出来ない。 しゃくりあげる声が壁の傍へ近づいたのが分かるだろう。 年若い少年のような声の持ち主は、貴方の返事に幾分か落ち着きを取り戻し) ………星高い時間 に ごめんなさい 。 寝るのを邪魔いけません。 (嗚咽は睡眠の妨げになるだろう。その事に対する文句かもしれない。そう思った。) ごめんなさい。 (もう一度謝罪を) [Wed 26 Apr 2006 01:00:38]
M-69X > (隣の檻に誰かが居たとしても、知らぬフリをするが利口。無駄なおしゃべりは 『 目 』をつけられる。)(僕達は 喋ってはイケナイ。何故なら、 商品 だから。) ―――…ぁ。(じゃら、り)―――よかった。(吐息が漏れる。じゃら、じゃらり―――小さな擦れる音を立たせるのは、何処ぞに居るやも知れない職員に気づかれぬように、嗚咽の主へ 『 此方 』 と示す音。)   …    ン、  と。 其れ   なら、   何、とか分かる   よ。(囁くよりも小さな声、冷たい空気に乗せて。) [Wed 26 Apr 2006 00:53:08]
エリ=シュカ > (檻が並んでいる事は理解している。 檻の中には誰かが居るんだろうとは思ったが、声をかける事は考えなかった。 すわ職員かとも思ったが、響く鎖の音に、そうではないと思った) ……いいえ。 理解 します。  貴方 私の言葉 理解しますか……。 (たどたどしい共通語が返事。――左右の壁に視線をめぐらせ、「こっち」だと思う方へ、そろりそろりと近づきながら) [Wed 26 Apr 2006 00:47:20]
M-69X > (月の光さえ差し込まない冷たい檻。春が来ても同じ。)(命を絶つことなど、考えもしない 嬲り者 が、じゃらり、じゃら、   り。)―――…・・・    、言葉、通じ      、無い?(詰まるような息遣い。聞いているだけで、苦しくなる―――其れが一つの声に紡がれたけれど。聞いたコトの無い言葉。)(じゃら――)(首を傾げれば、鎖が音を立てる) [Wed 26 Apr 2006 00:42:00]
エリ=シュカ > (その「何か」が怖かった。 過ぎるのは、四肢を無くして、泣きながら外へと連れ出されるあの奴隷の姿。 ―― イヤだ。 そんな事になるくらいならば、己で命を絶つ方を選ぶ。 大地の伴侶として、己の生は終わるが、「人」としての生は守られる。 )―――ぇぅっ   うっ―――   うっ     ?!(金属の掠れる音に、発条仕掛けの人形のように身体を跳ね上げた。 何処から、声、が) ―――――…… 。 『誰』( ヴェイトス共通語ではなく、ヴェイティアン特有の言葉で、囁いた。 ) [Wed 26 Apr 2006 00:37:36]
M-69X >     …じゃ、なさ、そう   ?(聞こえた嗚咽に。思わず、潜めた声。) [Wed 26 Apr 2006 00:33:12]
物音 > (其れは隣。冷たい檻から。)(じゃら、   じゃら、 じゃらり。)          (鎖の擦れる音)(無機質な。)―――…、大丈   夫 [Wed 26 Apr 2006 00:32:09]
お知らせ > 物音さんが入室されました。 『(じゃら、り―――)』 [Wed 26 Apr 2006 00:30:07]
エリ=シュカ > (  牢屋の外に連れ出された時は、『やっと死ねるのか』と安堵すらしたというのに。 買われもせず、買われようとする努力もせず、ただ横たわっていれば、何時か『処分』の日が来ると思っていたのに。  ) ―…えっ   うっ  ううぅっ  うっ…っ… ( もしかしたら 「処分」されるまでに別の「何か」をされるかもしれない。 ) [Wed 26 Apr 2006 00:28:55]
エリ=シュカ > (   乱暴に暴かれた己の体を見下ろしながら、私の値段が正しいとか高いとか…そんな事を言っていたんだと思う。途中から羞恥と、怒りで、ヴェイトス語を「聞く」のを止めてしまった。必死で足を閉じようとしたが、数人係で押さえつけられてはどうにもならない。――冷たい機具が「検査」の名目で差し込まれ、広げられて覗き込まれるのを、私はただ受け入れるしかなかった。) ――――――……ひぅっ。うっ……ぁっ 。          (検査が終わった今、早く忘れようと横になったが、暗闇にその瞬間が過ぎって眠れなかった) [Wed 26 Apr 2006 00:23:24]
エリ=シュカ > (伴侶持つ事は無い。何故なら既に「大地」という神が私の片翼なのだから。 … 生涯一度だけ「大地」に抱かれ、子供を持つ事を許されるが、其れまでは純潔を保たねばならない。 ) ――――――………っ。 (その事が、今の私の「値段」に関わっているなんて、思いもしなかった。 ) [Wed 26 Apr 2006 00:16:35]
お知らせ > エリ=シュカさんが入室されました。 『(私という存在の全ては、大地のものだ)』 [Wed 26 Apr 2006 00:08:34]
お知らせ > ツキメさんが退室されました。 『…あふ。 (小さく欠伸)』 [Tue 25 Apr 2006 21:55:56]
ツキメ > ( あまり考えない方が良い、という結論に達した。 あとは床に突っ伏したまま、意識がまどろみに落ちるまで、取り留めの無い思考を弄んでいよう。 ) [Tue 25 Apr 2006 21:55:38]
ツキメ > …さいだいたすうのさいだいこうふくー…。 (ぽそり、と。聞いたような言葉を口にする。 大多数の共有する意識こそが正気。それを外れたら狂に陥る。 ) [Tue 25 Apr 2006 21:53:59]
ツキメ > ( 自分と変わらないものが、金銭で取引されていると言う事は、自分もいつ同じ立場になるか判らないと言う事。 支配者と、被支配者であるならば、そこに敷かれた境界線は強固で明確だ。 だが、そんなあやふやなボーダーで、幾許かの金銭で以って主従関係を作りあげる。 そこらへんがどうにも理解できないところだった。 ) [Tue 25 Apr 2006 21:51:13]
ツキメ > ( 自分とあまり変わらない身の上のものを奴隷として金銭でやり取りする事には、一抹の疑問を抱く。 心に何の抵抗も感じないのだろうか?と ) [Tue 25 Apr 2006 21:47:32]
ツキメ > (が、自分と同じ種族、同じ人種、同じ民族、同じ国の。) [Tue 25 Apr 2006 21:45:40]
ツキメ > ( 普通、どこかの他民族、異種族を攫ってきて売買するものではあるまいか。 そういう意味では、ニンゲンの街で金でやりとりされる今の身の上というのは、健全だ。) [Tue 25 Apr 2006 21:43:37]
ツキメ > (たとえば、奴隷制度の事。 今更、今の境遇に文句を言うような心算は無いが─) [Tue 25 Apr 2006 21:41:27]
ツキメ > ( さすがにこれで退室だと、良心が咎める。いろいろと。 ) …。 (それで、取りとめも無い事を思い描いたりした。 ) [Tue 25 Apr 2006 21:37:56]
ツキメ >  むー。 (寝惚けているのか、其の侭またぺたしと地べたに突っ伏して、そのまま寝息を立て始める。 こちとら腐っても妖怪。 日がな一日寝ていても平気の平左。) [Tue 25 Apr 2006 21:35:37]
ツキメ > ( どうもうとうとしていたらしい。 言葉にならない寝言を口にすると、自分の声で目が覚めた ) …うー… ぅ? (目をぱちくりと。 ) [Tue 25 Apr 2006 21:33:12]
お知らせ > ツキメさんが来ました。 『ふぁう』 [Tue 25 Apr 2006 21:32:18]
お知らせ > ディーフィールさんが退室されました。 『次、彼女が目覚めるときはディーフィールの家のはず』 [Tue 25 Apr 2006 16:08:13]
ディーフィール > んっ・・・ふっ・・・(サイファの絶頂にあわせて。その肉棒を突き上げ。奥底にて精を思いっきり解き放つ。はぁ…といきを吐きながらその意識が離れた体を見て。自宅へと気を失わせたまま運ぶのだろう) [Tue 25 Apr 2006 16:07:42]
お知らせ > サイファさんが帰りました。 『(素面に戻ったとき、どれほどうろたえるのかが見ものだろうか…?)』 [Tue 25 Apr 2006 16:07:00]
サイファ > は、んぁあっ……はぅっ、……ひ、ふぁぁああぁああっ!!!! ( 諭すように囁かれた言葉には、考えるよりも先に頷いていて。 コクンと小さく頷き、すがりつくように片足はキュッと相手の腰を締め付けて。 ―――すると、最奥を貫くかのような突き上げに、悲鳴を上げながら絶頂を迎え……意識を手放して……―。 ) [Tue 25 Apr 2006 16:05:58]
ディーフィール > クスそれじゃあ、今度拒否したら絶対生かせて上げないけれど、それでいいね…?(実際にはいかせて上げることをするのだろうが。そのことを約束させようとして。それから、一気に腰を突き上げ奥を貫いていく) [Tue 25 Apr 2006 16:02:23]
サイファ > …ごめ、…な、さっ……ひぁっ……ン、ぁあっ……ゅるし、……は、ぁあんっ……ぉねがっ………( 懇願しながら、キュッと締め付け続きを促す。 焦らすような責め苦に、額からは汗が零れ。 ) [Tue 25 Apr 2006 16:00:20]
ディーフィール > さっきのお仕置き。あんなに拒否してたのに、その気になったら一気に気持ちよくしてもらえる…なんて都合が良いでしょ…?(ちろり、と耳元を舐めて快楽の火を消さないようにしながらも肉棒は動かさない。胸もゆっくりと揉んで) [Tue 25 Apr 2006 15:57:19]
サイファ > ―――ッひぁ! ( 急に止んでしまった快感に、ビクッと腰を震わせながら、戸惑いの声が零れる。 なぜ、止めたのか――と。 ) ゃ、…めちゃっ………んぁっ……ほし………もっ…と…………( 絶頂も近かったのか、嗚咽を含みながら懇願するように。 か細い声で強請って。 ) [Tue 25 Apr 2006 15:53:53]
ディーフィール > (十分に相手の反応を見た後に、ゆっくりと動きをとめて、むさぼる相手の快楽を突然中断させてしまう。そのまま相手の体を抱きしめればゆっくりと耳元を舐めて…)ふふ、気持ちいい…?こんな風にエッチなことをするの、嫌い…?(相手のことを試すように、つけた火を消さぬままゆっくりとあおるようで) [Tue 25 Apr 2006 15:50:16]
サイファ > ひぅっ……ぁ、んんっ……は、ぁぁあんっ! ( 弱い部分を、集中的に責められれば、大きく上下に体が揺れて。 久しぶりの快楽に、痛みさえも快感に変え、片足を相手の腰に巻きつけ、貪るような格好になってしまって。 ) [Tue 25 Apr 2006 15:46:58]
ディーフィール > 気分が乗ってきたのかな…?ここだね…?(感じるポイントを教えられればそのまま肉の棒は彼女の弱点を集中的に攻め立てていく。意地悪をするように旨の先端を痛みが走るくらい摘み上げて。耳も強めに噛んで痛みと快楽を与えようと) [Tue 25 Apr 2006 15:40:56]
サイファ > ( 腰が勝手に動いてしまう。 震えから来るものではなくて……自然と。 欲しい場所を突いて欲しいからなのだろうか、頭の片隅に残ってる理性が止めようとするが、既に体は快楽に委ねられており…) んぁああっ!!! は、んぁっ……っく、ぅう………ッひ、ぁ…ン…ひぁぁぁああっ!!!! ( 加速する突き上げの合間に、淫らにくねくねと腰を動かし、感じるポイントを相手に教えるように。 すると、直ぐに悲鳴に似た声をあげ、ビクッと腰を押し付け背を弓なりにして ) [Tue 25 Apr 2006 15:37:53]
ディーフィール > ふふ…気持ち良いなら、逝ってしまったら良いよ…、もっともっと感じさせてあげるから…(嬌声が部屋に響いているのを聞いて。体を押し付けながら腰を突き上げていくうごきは加速し続けて。声が大きくなる耳元。食みながら、責めはとまらない。突き上げの角度は細かく変えており感じるポイントを探していて) [Tue 25 Apr 2006 15:33:18]
サイファ > ん、ひぁっ……は、っくぅぅうぅん………はぃって…きて……ぁ、んぁあっ………っぁひぃぃいぃ……ッ!!! ( 耳元を攻められれば、それだけで声は大きくなり。 堪えきれぬほどの甘い嬌声が部屋に響き渡る。 つぅーっと、自分の腿を伝うほど、蜜があふれ出し、体が熱を帯びている。 何も考えられない状態なのか、……躊躇っていながらも、問いかけに小さく頷いて ) [Tue 25 Apr 2006 15:29:08]
ディーフィール > (更に奥へとサイファの膣の中が求めてくれば。耳元へと口付けをして。奥底を攻め立てていく。突き上げは激しさを増して。そこから生まれる快楽を喰らい。食事としていく)ふふ、気持ちよくなっているんじゃない…。そろそろおしえて、気持ちいいの…? [Tue 25 Apr 2006 15:21:45]
サイファ > ―――ひゃっ、んぁあぁあっ!!!! は、くひぃぃいぃっ………っぁああ! ( 自然と腰が震えてしまう。 そのせいで、更に奥へと誘っているような感じになってしまい、戸惑った顔を浮かべながら声を上げて、俯きながら、何度も締め付け蜜を零し始めて。 ) [Tue 25 Apr 2006 15:18:11]
ディーフィール > (がくがくと腰が震える様をみて。抜き差しは徐々に加速していく。耳元を再び攻め立てながら、背中に手を回し。秘芽を摘み上げる)気持ちよくなってきたかな…?中をかき回されて…締め付けてきてるよ?ぬるぬるしてる [Tue 25 Apr 2006 15:15:38]
サイファ > ―――ッ?!!!! ( 遠慮なく……と、震える声で反芻するように。 反論しようとしたものの、頃合を見計らったように抜き差しを始められて… ) ひぁあっ、…んぁっ……は、ぁひぃいぃっ……っく、ひぁ……ぁあんっ! ( 甘く熱っぽい声を発しながら、腰がガクガクと震えて ) [Tue 25 Apr 2006 15:13:25]
ディーフィール > だめ、だよ…最初だからね…遠慮なくしてあげないとね…(中を締め付けてくる動きに満足しているのか心地よさそうに目を細めつつ。腰をゆっくりと動かし引き抜いたと見せかけては奥まで貫いていく。ゆっくりとした動きは一定の動きで、根気良く相手の中をかき回すようにしていき)… [Tue 25 Apr 2006 15:06:19]
サイファ > …っぁあ……ぬ、ぃてっ……は、んぁっ……っく、ぅう………( 痛みは直ぐに消えたのだが、苦しいのは相変わらず。 荒い息を吐きながら、侵入を拒んでいると示すように途切れ途切れに呟くものの、無意識のうちにキュッと肉棒を締め付けてしまっていて… ) [Tue 25 Apr 2006 15:03:00]
ディーフィール > んふ…気持ちいい?痛かった…?ん…痛かったのならごめんね…腕が落ちたのかなぁ…(ぺろ…と瞳からこぼれる涙を舐め取りながら、貫かれるのは初めて、と思っていないのでほぐし方が足りなかったのだと。しばらくは動かないまま胸と、秘芽へと指を這わせ…) [Tue 25 Apr 2006 14:58:30]
サイファ > ( 涙を零しながら、相手が足を開こうとするのを必死に抗い抵抗を示す。 しかし、腕を拘束されたままの体勢で、完全に拒めるほど抵抗などできず……足元が微かにおぼついたのを良いことに、大きく足を開かせ、無遠慮に貫かれて…… ) は、ひぁっ……っくひぃぃぃいぃいぃいっ!!!! ( 痛みに悲鳴を上げながら、更にボロボロと瞳から涙が零れて ) [Tue 25 Apr 2006 14:54:22]
ディーフィール > だめだっていうなら…聞けないよ…?ふふ…(胸を強く苛みながら、片手で足を大きく開かせようとする。そのまま、肉棒を少女の中へと貫き、一気に体を引き寄せる。そのまま首筋へと口付けをして)もう少し素直にならないと…ね…? [Tue 25 Apr 2006 14:50:05]
サイファ > ( 視線を下に向け、その熱い「何か」の正体が何なのかを探り、絶句する。 目の前の主は、女ではなく……両性なのだろう。 いよいよ恐怖が一気に襲い、ガクガクと腰を震わせながら…… ) は、っぁあ……ゃめ………そ、なの……いれ、るなっ……ひぐぅうぅぅっ!!!  [Tue 25 Apr 2006 14:47:12]
ディーフィール > やっぱり、これで可愛がってあげたほうが素直になるかな…?(クス、と浮かぶ笑みは妖艶な淫魔のもの。体をサイファへと押し付けるようにしながら、その秘所へと肉の棒をこすり付けていく。そうしながら、耳元を舐め上げ…攻め立てて)どうして欲しい…かは言ってくれたら気分によっては聞いてあげるけど、今のままじゃいえないよね?(体を押し付けながら、何度も胸の先端をねじるようにつまみ) [Tue 25 Apr 2006 14:42:22]
サイファ > っふぁ………っく、ぅ…………―――。 ( 自然と零れてしまう声を、恥ずかしく思い顔を俯かせ、問いに答えようとする気配を見せず。 足りていても居なくても、素直に答えることさえも躊躇う奴隷に、其れは難題。 必死に考え、どうすれば自分にとって最良なのか思案していれば、熱く滾るものが肌を撫ぜて……― ) [Tue 25 Apr 2006 14:38:02]
ディーフィール > (逃げるような様子になれば一度手を引いて。その代わりに胸を一度揉みほぐし…)入れられて気持ち良いんじゃないの…?それとも。指じゃ足りない?(ささやきと共に次の行動は、隠されていた男性器を取り出して相手にこすりつけ) [Tue 25 Apr 2006 14:33:50]
サイファ > っく、ひ……ゃ、ぁあっ………入れちゃ……も、…ゃめ………ッ!!!  ( 中を探るように、遠慮の無い動きで探られれば、腰が後ろに引いてしまい、逃げるような体勢になってしまって。 ) [Tue 25 Apr 2006 14:31:40]
ディーフィール > 声を我慢できないくらいに感じちゃってるのかな…?クス…。良いんじゃない…他の奴隷の子にも聞かせてあげれば?こんなにエッチな子なんですって…(ささやきはじわりじわりとの責めになる。指先が締め付けられ手居ることを感じれば、その指先は、より締め付けの大きく、声の漏れる場所を探り)どこが一番感じるかな? [Tue 25 Apr 2006 14:24:16]
サイファ > はっ、ひぁっ……んぁああぁあっ!!!!!  ( 堪えきれない快感に、背中がグッと仰け反り声が部屋中に響きわたる。 若しかしたら、部屋の外にももr手居るかもしれない…と不安に襲われて。 イヤイヤと首を何度も左右に振り、否定しようとするが……掻き混ぜようと動く指先を、思わず無意識のうちに締め付けてしまい、指の形をはっきりと感じて、更に声が零れ落ちて。 ) [Tue 25 Apr 2006 14:20:09]
ディーフィール > クス、言葉とは違って体のほうはすっかりその気なんだね…。やわらかくなってるよ?それにとっても熱いね…(きゅぅっと乳首をつまみ上げ、そのまま指でころころと押しつぶしていく。中に入り込んだ指先は少女の中をかき回して、快楽を与えようとしていく) [Tue 25 Apr 2006 14:15:05]
サイファ > ( ガシャガシャ―――と、女の手首を拘束する鎖が鳴り響く。 尖り始めた乳首を甚振るように摘まれたせいであり、悲鳴にも似た声が何度も零れ… ) はっ、んぁあ……ヒッ――っくぅぅうぅう! ゃ、…はぃって……ゃぁああっ………( 相手の冷たい指先が、中へと強引に入り始め―――瞳からは涙が零れ落ちて。 蹴れど、生意気な性格故か、素直になかなか言葉に出せず。 ) [Tue 25 Apr 2006 14:12:17]
ディーフィール > 少しずつ素直になってきたかな…?クス…ちょっと激しくしてあげようか…?(胸の先端をつまみあげつつ、声を漏らし始めたことでちょっと強引にと秘所へ触れ、その中へと指を差し入れ、かき回していこうとしていく。舌は変わらず。その耳を攻め立てていき)気持ち良いなら、そういったほうが楽だよ? [Tue 25 Apr 2006 14:07:16]
サイファ > …っひぅ……ゃ、……ン………っぁあ! ゃ、だ……は、ひぁっ………( 久しぶりの快楽。 我慢しようとしても、体は云うことを聞かずに熱を発する。 今にも泣きそうな表情を浮かばせつつも、耐えようとする。 ――蹴れど、そんな自分を叱咤するように責めてを止めぬ手に、観念したように声を零し始めて。 ) [Tue 25 Apr 2006 14:04:11]
ディーフィール > じゃあ、どうして触って欲しくないのかな…?正直に教えて欲しいな…(ちろちろ、と腿が摺り寄せられれば表面を撫でるようにして一度じらす。そのまま。上半身へと責めの手を中心へとして。胸の先端を摘み上げたままこね回していく) [Tue 25 Apr 2006 14:01:09]
サイファ > そ、んな……んじゃっ………( 反論するために開かれる唇も、囁かれる言葉に微かに震え始め。 侵入しようと秘所で蠢く指先に気付けば、抗うためか腿を摺り寄せ邪魔しようとして。 自分の意思ではないにしろ、反応を始めてるのは事実。 ) [Tue 25 Apr 2006 13:58:24]
ディーフィール > 私が…?私が触ってるから、サイファの体がエッチに反応しているんでしょ…?(耳元で羞恥をあおるようにささやいていく。腰が揺れた秘所。そのまま片手で秘裂をわりひらけば、指を中へと差し入れていく。ゆっくりと空気に触れさせるようにしながら)気持ちよくないなら、それでも良いよ…。私が楽しいんだし(サイファから快楽の波動がもれていればその波動を食らおうとするだろう) [Tue 25 Apr 2006 13:54:19]
サイファ > …ち、がっ………こ、れは……アンタがっ………ひぁっ………( 擽るような感覚に、ビクッと腰が大きく揺れる。 問われたことには………答えてやるもんかっ、と睨みつけるが、噛み締める口端からは、熱の篭った吐息が零れ落ちて。 肌を段々とピンク色に染めて。 ) [Tue 25 Apr 2006 13:50:40]
ディーフィール > だめだよ、声がだんだん、甘くなってるじゃない…(やめろ、といわれても手を止めることは無く、すぅっと最初に股にそって手を這わせ撫でていく。そのまま顔をそらされれば、責めの手は耳から首筋へと降りて。強く吸い…)胸は気持ちよくないのかな?(きゅっと胸を強く絞り上げてからまた先端をなぶるように) [Tue 25 Apr 2006 13:47:04]
サイファ > っふ……ゃ、…め………っひぁ……ン、……はっ……ぁんっ…………( 耳元にから鼓膜へと、直接響く水音。 悔しさと羞恥心に襲われながら、顔を逸らそうと試みる。 ) ――っんぁあ! そ、こはっ……っく、ふ……ゃめろっ! ( 掠れる声で精一杯制止の言葉を放ち、止めさせようと。 ) [Tue 25 Apr 2006 13:44:26]
ディーフィール > ふふ、今度は我慢。かな…?良いよ我慢しても…(ちゅ…と耳元へと更に口つけ、そうしてから舌で唾液をたっぷりと耳元へと塗りつけていく。胸を揉む手はときおり、胸の先端をつまみ始め。右手はするりとサイファの秘所へと滑り降りていく)こっちはどうなっているかな? [Tue 25 Apr 2006 13:38:18]
サイファ > ―――…っるさい! 悪ふざけはよせッ! ( パクパクと耳を食みながら声を発せられれば、体の震えが止まらない。 ギュッと目を瞑りながら声を必死に抑えようと唇を噛み締め。 反応しなくなれば飽きてしまうだろう―――と思ったものの、愛撫の手は休むことは無く。 ) [Tue 25 Apr 2006 13:35:38]
ディーフィール > ふふ、奴隷だから未経験ってことは無いと思うんだけどね…(耳を食めば敏感に震えるようで。そのまま耳を噛みながら胸を揉み始める)んふ…。そうだね…サイファがおとなしくなったらやめてあげようかな…?(そんなことを言いつつも手はなれたように胸を揉みあげていく) [Tue 25 Apr 2006 13:30:58]
サイファ > ―――チッ! ( したことは……ある。 が、調教室なんて初めてのこと。 動揺しながら逃げ道が無いかと何度も身じろぎ、相手の手を煩わせようとして。 ) っひぁ……ど、こ…触ってゃがるっ……はな、せっ……ちょっ―――ッヒィィイ!!! ( 耳は、弱点らしく……食まれれば体がビクッと震えてしまって。 ) [Tue 25 Apr 2006 13:28:12]
ディーフィール > ぜんぜんしたことが無いの〜?私は淫魔だからねぇ…普通にしてるかな…?(身じろいで逃げようとするならそのまま逃げるようにしてやり、そのかわり逃げた先にある別のポイントを探すように両手を胸に這わせていく…)結構胸があるんだね…形も綺麗だよ?ん〜性格悪い…?そうかもね〜?(ある程度の自覚はあるらしく。言葉を肯定しつつ。耳たぶを噛みに行く) [Tue 25 Apr 2006 13:22:25]
サイファ > ―――したことがねぇのっ! ( 真っ赤な顔で焦りながら言い放ち、普通はねぇだろ?―と。 肌の上を撫ぜるように這う手に、くすぐったさを感じ、身じろいで逃れようと抵抗を示し ) アンタっ……そーとー性格悪ぃなっ………( と、精一杯の嫌味を呟いて。 ) [Tue 25 Apr 2006 13:18:27]
ディーフィール > こういうのは苦手…なの…?クス試してみないと判らないよね…?(脱がせた肌へゆっくりと片手を這わせていく。彼女の表情をみながら、かすかな反応を見つめ。じらすようなポイントを探して)何もできないなら、こんな風に遊ぶしかないでしょ…?(ちがうかな…?とするりするりと手を這わせ続けていく) [Tue 25 Apr 2006 13:14:00]
サイファ > …ッ!! ちょ、ちょっと待てッ! ひぎっ?!!! ( 抵抗しようとしたものの、監視の目を光らせる職員のことが気がかりで上手く行かない。 焦って制止の言葉を掛けるが、ジャラリと響く音に、背筋が凍る。 其の様子を楽しむかのように、微笑みながら服を脱がされ、真っ赤に頬を朱に染めて… ) 見るんじゃねぇッ! てか、オレにこーゆーのはっ……―――。  [Tue 25 Apr 2006 13:10:46]
ディーフィール > (調教部屋まで来れば彼女の腕を壁からかかっている鎖に拘束してとりあえず抵抗できないようにしていく。そうしながら、服を一度すべて脱がせて)ん〜。奴隷生活をしている割には結構綺麗な肌だね…(まずはその体をじっと見ることにした) [Tue 25 Apr 2006 13:07:31]
サイファ > ゃっ、……ぇっと……オレはその…遠慮するしっ! ( 逃げようとか思ったものの、半ば連行されるように連れて行かれれば其れも敵わず。 寧ろ、職員の目が光ってる此の場所で、逃げるなどしてみろ。 どんなお仕置きが待ってるか分からない。 ガクガクブルブル震えながら、連れてこられた調教室を見ないように顔を俯かせて。) [Tue 25 Apr 2006 13:04:33]
ディーフィール > (それはもう、満面な笑みを浮かべて彼女へと応える)ん?調教部屋、だよ。嗚呼、痛いことをするつもりは無いからね(そんなことを言いつつ。震え始めた彼女を調教部屋へと連行一緒に歩いていくのだろう) [Tue 25 Apr 2006 13:01:22]
サイファ > ( ちょっと待て。 何かよからぬ言葉が聞こえた気がしたのは、オレの気のせいだろうか? ) ぁー……ぇーっと? もしもし? ( 苦笑いを浮かべながら、ツンツンと目の前の主人の肩を叩いて問う。 ) ―――オレを何処に連れて行く気? ( にっこりと、笑みが見えた。 其の笑みを見た瞬間、背中がゾクゾクッと震え始めて。 ) [Tue 25 Apr 2006 12:57:53]
ディーフィール > うん。すぐに、だよ。えっと(職員に料金を支払えば、調教部屋を貸して欲しい、と頼む。相手の特徴。ナイフを使い慣れているそれなら…と)家事くらいなら手伝えるんだね。それなら良かった(にこ、と笑みを浮かべ。そして彼女の購入手続きは問題なく終わるのだろうか) [Tue 25 Apr 2006 12:55:21]
サイファ > …すぐ……に? ( いやな予感がしないでも……なぃ。 ごくりと唾を飲み、様子を伺おうか。 此の、笑顔が……何だか怖いかもしれない。 自分の問いに、曖昧な言葉を返すのを、やはり何かたくらんでいるのだろうか?と思案して。 ) 特徴? ――――ナイフは、結構使いなれてっけど? ( 野菜を切ったりするのは一応出来る――と、呟く。 ) [Tue 25 Apr 2006 12:52:32]
ディーフィール > まあ…すぐにわかるよ…、すぐに、ね(意味ありげに笑みを浮かべれば。職員には一応手と首輪との拘束具をお願いすることだろう。呟いた言葉がはっきりと聞き取れていない様子を見ればにこりとして)貴女がどんな身体的特徴があるのかな…っておもっただけだよ? [Tue 25 Apr 2006 12:48:19]
サイファ > ―――…………はぁ? ( 飯の支度でもしてくれるのだろうか? 変なところで抜けているのか、それとも此の頃退屈だったせいでぼけているのか、眉間に皺を寄せて首をかしげた。 職員を呼び止める姿を見れば、「やっと出れんのか…」と狭い檻とさよならをしようと辺りを見渡す。 ふと、なにやら粒かれた言葉。 ) んぁ? なんか、云ったか? ( 見渡していた視線を相手に向けなおし、問いかける。 ) [Tue 25 Apr 2006 12:45:36]
ディーフィール > ん〜?何もできなくても良いかな?むしろするのは私だし(その言葉を聴けばどういうことが目的なのか察することはできるだろうか。近くの職員を呼び止めればすみません、購入します。とお願いをすることだろう。それほど高くなく、容姿もそれなり、ならと)後は感度だよね(ぽつりと漏れた言葉は相手に届いたかどうか) [Tue 25 Apr 2006 12:42:06]
サイファ > …………反応、ねぇ……。 ( 変な奴変な奴―――と、言葉にはしないが内心連呼。 ジーーーッと相手のことを探るような視線を向けて考える。 若しかしたら、結構矢指日かもしれない……とか、色々。 ) 云っとくけど、オレ……何にも出来ねぇからな? ( 寧ろ、興味ないものは何にもやらない。 そんな性格。 其れでもいいのか?――と、呆れた顔で問いかけながら、名前を聞かれれば一言「合ってる」―と。 ) [Tue 25 Apr 2006 12:38:52]
ディーフィール > そうだね〜。反応を見たかったかな〜?(ナイフを投げようとしていれば特に気にした風も無く。出して欲しいと言う言葉にはうなずいた様子を見て)うん。貴女のことを買おうかな…って思って…えっと、これはサイファ…っていうのかな?あなたの名前(どこか楽しそうに言いながらからかい口調で聞いた) [Tue 25 Apr 2006 12:34:16]
サイファ > ………アンタ、オレにケンカ売ってんのか? ( 呆れたように、そう呟く。 手元に置いていたナイフを構え、客である目の前の人物に向けて投げそうな体勢。 出して欲しいか問われれば………考えた末に、小さく一度頷くだろう。 ) ―――で。 なに? オレに用なの?  [Tue 25 Apr 2006 12:31:49]
ディーフィール > クス、そうそう、貴女のこと。貴女って奴隷だよね〜?(確認するまでも無くこんなところで檻に閉じ込められているのだから間違いは無いと思う。あえて相手へ尋ね)ねぇ、ここから出して欲しい?(どんな反応をするのかと面白そうに思いつつ尋ねた。ソレと同時に彼女の名前を確認する) [Tue 25 Apr 2006 12:29:15]
サイファ > ( コツンッ―――と、小さな足音が耳に入る。 相手をする気力も無い…とゆーか、可愛らしい奴隷でも探して居るのだろう。 自分には関係ないかと思って不貞寝をしようとした矢先、声が背後から聞こえてきた。 ) ―――ッ?!!! ( 思わずビクッと背筋を震わし、がばっと起き上がって。 ) [Tue 25 Apr 2006 12:26:09]
ディーフィール > ん〜?(キョロ。と視線を彷徨わせてみる。いらいらとしている様子の奴隷が安い奴隷の地域で目に留まった。態度が悪いから安い方の奴隷に区分されているのかな…と思いつつ。その檻へと近づいてみる。うん。見た目はわるくなさそう)…こんにちは。生意気そうな奴隷さん〜?(のんびりと声をかけてみた) [Tue 25 Apr 2006 12:19:19]
サイファ > ―――くそっ。 ( 刃が欠けそうなのに気付き、舌打ちしながらつぅーっと指先をナイフの切っ先に這わす。 所詮、切れ味が悪いナイフ。 切っ先に這う肌さえも、切れぬ代物。 ムカムカと苛立ちだけを募らせて、不貞腐れたように檻の中に再度寝転べば、ブツブツ文句を言いながら檻の外を眺めており。 ) [Tue 25 Apr 2006 12:15:26]
ディーフィール > (今日は休みの淫魔はさすがに真昼から淫売窟で食事するのもなぁ…と久しぶりに奴隷ギルドへと足を運んでみた。お金はそれなりに持ち、いい子はいないかなぁと)できれば、経験少ない子がいいんだよねぇ〜(そのほうが教えがいがあるし。なんて) [Tue 25 Apr 2006 12:13:42]
お知らせ > ディーフィールさんが来ました。 『久しぶりに足を運ぶ…』 [Tue 25 Apr 2006 12:10:37]
サイファ > ( 何をするでもなく。 ただただぼーっと。 檻の中で寝転びながら、切れ味の悪いナイフを弄り、退屈しのぎ。 ) ………もーちっと、切れ味よければイーんだけどなぁ。 ( 零れる文句は後を絶たない。 否、言い出したら止まらない。 壁際の柵の方へと移動すれば、がりがりとそのナイフの切っ先で擦り、削れないかと試みる。 ―――削れるよりも、刃こぼれしそうで直ぐに断念。 ) [Tue 25 Apr 2006 12:09:24]
お知らせ > サイファさんが入室されました。 『( ぐったり―――と。 )』 [Tue 25 Apr 2006 12:06:24]
お知らせ > バルタザールさんが退室されました。 『(帰りて)』 [Mon 24 Apr 2006 22:58:48]
バルタザール >  (一瞬遅れの返答に) …愛すべきおばかさんってのは君のためにある言葉だと思うよ、リカルダ? (くっく、と小さく笑えば。奴隷を連れて、外へ) (今日から共に暮らそうというおとこは、奴隷の父親でもなんでもなかったけれど)  [Mon 24 Apr 2006 22:58:32]
お知らせ > リカルダさんが帰りました。 『 兎に角今日は、己の現状確認だ――…。 』 [Mon 24 Apr 2006 22:56:17]
リカルダ > (――妬み嫉みの視線。何故お前なんかがと問う彼らの目には答えられない。彼らはきっと、次に出逢う時、遠慮も容赦も出来ない相手だ。…空っぽの目では何も答えられない。一丁前に心痛でも在るのか、床を嘗める目に覇気はない。 文句などあるものか。悪い主ではない。掴んだ好機を逃す手はない、……けれど少し 苦しい) ……マスター・バルタザール。 (復唱。計算が出来なくても単語を覚えなくても、これだけ、) ………、 (一瞬理解出来ず、) …… どッ、どうとでも お呼びください。 (白い頬が赤らんだ。 紙幣で繋がれた主従。  ヘンゼルとグレーテルが魔女を殺して得たものは、富と、親の愛。… 可愛そうな魔女に己の姿がだぶって、首を振った) [Mon 24 Apr 2006 22:55:49]
バルタザール >  (先ほどの通った場所を再び振り返れば、他の奴隷の視線が突き刺さる。何故己を買ってくれなかったのか、何故別の奴隷を買ったのか。得てしてそう思う奴隷は弱く浅ましい。その視線に、己は薄く笑って答えるだけだ) (お前たちは要らないんだと) ん? (今まで聞いた中でもっとも大きな声。ぎょっとしないまでも、多少なりと驚いて、サングラスを少しずらす) …ああ。そういえば教えていなかったね? バルタザール=ロメロ=ノーチェス。 君の主の名だ、何を覚えなくてもこれだけは覚えておくように (ふ、と口から噴き出すのをこらえたような吐息が漏れた) …おばかさん? (またその呼び名を蒸し返しながら。三十二万エンの紙幣を職員に渡した) [Mon 24 Apr 2006 22:49:28]
リカルダ > (…子供のような笑い方をする。笑顔を見ていると、何処かくすぐったくなって此方も目を細めた。笑むようだったが、頬が引き攣って巧く笑えない。笑う場面かどうかも解らない。肩を叩かれただけで、痙攣するように揺れる。怯えとも恐怖とも痛みとも違う何かで、) (…考える内に、ごとりと手錠が落ちた。あかく擦れた手が軽くなって、遠退く背に慌てて立ち上がる) ―――あの! (上げた声が存外大きくなって、口をへの字に曲げた) …リカルダ・ザ・“バトラー”と申します。…………、 御名前を、…拝聴させて頂けますか。 (未だ、己の口から名乗って居なかった。彼の名を聞いて居なかった) ………マスター。  [Mon 24 Apr 2006 22:41:54]
バルタザール >  (フォローするにも貴族様知力3。いたーい、いたーい) そう、そう言ってくれるとこちらも嬉しいよ (望む返答を聞けば、歯を見せて笑った。子どものように。問うてもはぐらかすか、適当な答えしか返らぬだろう。それだけでなく、円盆の上以外では奴隷の生死の決定すら己のもの) …へぇ? じゃあ期待させてもらおうかな (職員の鋭い目に気付けば、軽く首を振り) 別にいいよ、独り言は痛いし (檻から出された奴隷は以外にも上背があったが、それでも華奢に見えるのには変わらず。これからよろしく、と目を細くして、軽く肩を叩こうと) …何、鍵? 嗚呼、手錠の? (差し出された鍵に手を伸ばせば、手錠を取り、鍵を差し込んで、回す) ( がち ゃ ) (戒めを解き、職員に促されれば奴隷に「行くよ」と声をかけ、受付へと向かい) [Mon 24 Apr 2006 22:35:01]
リカルダ > (フォロー出来ないのが知力2クオリティでFA) ……い、いえ。光栄、です。 (…低く、追い詰められるような声色に背筋が粟立つ。触れられている訳でもないのに。 純粋に疑問に上がるのは、「何で俺?」だ。そんなの気紛れだと返されそうだし、万が一機嫌を損ねてえらい目に遭っても困る。何せもう署名が終わってしまっている。支払いは未だだが、名義上、最早自分は彼のものだ。髪の毛から爪先に至るまでが) …… かつて、は。 嘗ては、執事の名目で、護衛の任に。 (名の由来。…赦されても居らず、問われても居ない事を喋ったお陰か、職員に睨まれたが)  ――――…。 (その睨む目も、客を見る時は直ぐに柔くなる。鍵を差し込み捻れば、重厚な音を立てて開く扉。サービスのつもりか首輪は着けたまま。項垂れていた姿勢では解らなかっただろうが、立ち上がってみると彼と同じくらいの上背があった。…其れもすぐ跪き、客に差し出されたのは、 ――重く垂れ下がる手錠の鍵) 「如何ぞ。」 (外すもお好きな様に。言って、職員が受け付けへと促す) [Mon 24 Apr 2006 22:25:06]
バルタザール >  (気にしても、おばかさんじゃないってフォローできないのでやりません) 何? ものすごく意外そうな顔をしてるけど。 俺 ン ト コ は 嫌 かな…?  …かな? (一応問いかけの形だが有無を言わせぬような、低い声。面が悪いだけで磨かれることの無い原石を磨いてみないのはもったいないこと。目を細めて、ぱっくりと口をあけた奴隷を見た。その瞳には揶揄の色が濃く) …執事、ね。どちらかと言うと従僕って感じだけど (バトラーでは無くバレット。恐らくは言葉をかけているのだろう、不似合いな取り合わせに笑い。了解を告げ、まずは署名を。書き慣れた様相で、家名まで) …オプションー? 別にいらないよ。眼帯くらいはあると嬉しいかな (その目、ついつい突きたくなりそうだから、と笑みを交えて冗句を言い、先に奴隷を出すように命令して) [Mon 24 Apr 2006 22:14:10]
リカルダ > (気にされないので何処までも流されるおばかさんの事実!お、おのれー。) (黒曜石の単眸と、空っぽの眼窩が這い蹲ったまま金色の青年を見上げた。今、何と?買うと言ったのか?この遣り取りでその流れになるのは可笑しい話ではないが、…傍に置きたい面相でもなく頭が悪いとなれば忌避されるのは当たり前で。32万なんて大金をぽんと出すくらいだから貴族だろう。尚更、この醜悪な狗を手元に置きたい気持ちが…半分くらいしか解らない。彼らは賭け事を下品な遊戯だと敬遠するが、何故かコロセウムにお忍びでやってくる貴族は後を絶たないから) …………、 (「あ」の形でぱっくり開いた口を閉じもしない。間抜け面を職員が苦笑う横で、) (…取り出されたのは一枚の書類。「0816 【Ricarda The Battler】」と、恐らくは剣奴の名前が書かれたデータベース。 署名をして頂き、支払いは受付で、と) 「『これ』を先に出しますか。オプション等、如何なさいます。」 (口枷、手枷足枷首輪、刺青やピアス等。「これ」専用の武器は貴方にお渡しします、と) [Mon 24 Apr 2006 21:58:41]
バルタザール >  (You are OBAKAさん) (凹んじゃったようだけどそんなの全く気にしないことにした) (ヘンゼルとグレーテル。ちらりと見えた懐かしい絵本に微笑ましく笑った。もっと言うなら、そんなもん読んでた良い年した奴隷にも同じような笑みを。唇を噛む姿を見ればその笑みは更に深く) …ふぅん? ちょっと高めだね。まぁ、その分働いてもらって元は取るけど ね ? (商談成立の瞬間は実にあっさりとした。色違いの双眸が、奴隷を見下ろして)(賭け、護衛、その他の面で彼らは使える。分かっているからこそ、その程度の投資は惜しみない) で、手続きはどこでー? (間延びした声が一気にその場の空気を生ぬるいものに変えた) [Mon 24 Apr 2006 21:50:19]
リカルダ > (← おばかさん。) (…ちょっぴ凹んだけど気にしないことにした。頭が良かろうが悪かろうがどうせ円盆で死ぬときは死ぬのだ。なら体の方を鍛えて居た方がいい、と言いながら、頭の悪さの象徴であるかのような絵本が其処に転がっている訳なのだが。 まるでそれと比例するように、幼児に言い聞かせるような口調。ぐっと唇を噛む。無表情なようで、案外と表情豊かだ) 「何分、未だコロセウムでも売り出せる剣奴ですので。32万エンになります。」 (見世物としての使い処が多く、特殊な戦闘手段から見栄えがするとの理由。三級の中でもやや割高め。 未だ使えるのだ。コロセウムに長く留まらせておいて、売れ頃はもっと名前が通る頃の方がいい。逆に言えば、投資になる値段。剣闘奴隷本来の、競走馬としての役割だ) [Mon 24 Apr 2006 21:40:53]
バルタザール >  …へぇ、ちゃんとお利口に口が利けるんだ? ああ、別に良いよ、そのくらい。本当に嫌だと思ったら立ち止まってないし (そのミスマッチさが可笑しかったのか、金髪は機嫌がよさそうにニコニコと笑うだけだ。よくできました、と幼子に言うように奴隷にゆっくりと言い聞かせ) …ああ、相当のお馬鹿さんだな、それは。 奴隷に教師付けるの面倒くさいし、この際頭の良し悪しは捨てておくよ (このおばかさんいくら? と職員に問う。外したサングラスを掛けなおせば、初めて奴隷から目を離して、職員に向き合い) [Mon 24 Apr 2006 21:35:23]
リカルダ > ―――……十二年前、護衛の任に就いた際に『破損』致しました。『修復』は不可能、必要も無しとされ現在まで此の侭に御座います。どうぞお目汚しの程お許し下さい。 (よく通る低音。無礼なほど慇懃な様は、見目の醜悪さにいっそミスマッチで可笑しい。手錠を重く下げ、首を垂れた口上。恐らくこう言えと躾けられているのだろうマニュアルトーク) 「従順で、在る程度腕が立つのが取り柄です。キスしろと言われれば地面にでも。頭の方は、読みは出来ても書きはてんで駄目。読みの方も時々怪しいものですが。」 (…… その通りなので口を挟まなかった。挟めば職員から鞭が飛ぶ。あれは少し嫌だ) [Mon 24 Apr 2006 21:25:05]
バルタザール >  (金髪は檻の中にいる男を軽く一瞥した。いかにも醜い面ではあったが、そんな事はまるで気にせぬという風情で、唇に笑みを浮かべた。そして、奴隷の目を見て、再度口を開いた) コンバンハ、剣闘奴隷さん。 酷い面だけど、歴戦の傷かな? (お返事は? と言葉遣いは嫌味なほど丁寧に、軽く首を傾げて返事を促す。返答を許可する) …三級の中堅ねェ。案外掘り出し物も多いって聞くけど、躾はどうなってる? (噛み付いてくる犬は嫌いだ、と、色眼鏡を外しながら笑った。暗い場所で更に視界を暗くしては見えるものも見えぬ。目の前の奴隷から目を離さずに、職員に問うて) [Mon 24 Apr 2006 21:18:29]
リカルダ > (―――正確に此方に近付いて来る足音。職員か?否、もう一つ。本を回収しに来ただけならば二人も要らないだろう。狗耳が上下に動き、会話を拾う。……客か。得意ではないが、項垂れた顔を上げて視線を持ち上げねばならん。閉じた目蓋を開くと、――薄暗い廊下に浮き立って見える、金色の麗人) …………、 (刮げ穴の空き歯肉すら露になった頬肉、抉り取られた右の眼球。育ちのよろしい令嬢ならばとても正視に耐えないような面相の、黒曜石の目の剣奴。首輪と狗の耳がアンバランスで不格好だった。 口を利けと言われない限り口は開かない。職員曰く、「三級の中堅です」とだけ) [Mon 24 Apr 2006 21:09:02]
足音 > (足音は一つ、二つ。品定めしているのか、一つの足音は時折止まり、それに続いてもう一つの足音も止まって) あれ、何か叫んでるけどいいの? (軽そうな男の声が密室空間に響く。それ以上の興味は無いのか職員からの説明も気のない返答を一つ返しただけで、再び足音が響き始めた) (着実に、眸を閉じた貴方の元へ) … (そして、一つの檻の前で足音が止まる) … 何、こいつも剣闘奴隷? ずいぶん細っこい感じだけど闘えんの? (興味深そうに、瞳を閉じた奴隷を見やる。後半は職員に向けてというよりも、檻の中の奴隷に) [Mon 24 Apr 2006 21:04:09]
お知らせ > 足音さんが来ました。 『(かつ、こつ)』 [Mon 24 Apr 2006 20:58:26]
リカルダ > (そうして二度三度と捲った絵本は、そろそろ規定時間が過ぎようかと言う頃。大姐に躾けられた律儀な職員が、本を回収に回っている。出せと言われる前に出しておくと殴られる確立が減るので、汚れないよう 擦らないよう注意して、檻の入り口付近へ寄せて置いた) ………。 (かつんこつん、誰かの足音。職員だろうか、誰だろうか。何処かから悲鳴が聞こえて、そう、と単眸を閉じる) [Mon 24 Apr 2006 20:53:07]
リカルダ > … …へんぜ、 ……、………? (…恐らく人名だろう、と読めない単語を流した。ヘンゼルとグレーテル。親に捨てられた子供たちが一度は自分で帰還を果たすものの、再び捨てられ、今度は魔女を殺してその戦利品を持ち帰り、その財をもって今度こそ家族に受け入れられる話。…曲解し過ぎではあるものの大体そんな感じだ。うん) ………。 (御菓子の家。…そんなものに住んでおきながら、何でわざわざ子供を煮て喰おうとするのだろう。肉がないなら御菓子を食べればいいじゃない。首を捻った) [Mon 24 Apr 2006 20:47:34]
リカルダ > (極偶に、本が貸し出される事がある。絶対に汚さず、折らず、規定時間内に読み終えて返却することが原則となっているが。自由に出歩ける程、未だ信頼も信用も勝利も得ていない黒狗の、檻の中の数少ない娯楽。 慇懃な口調と外見が高じて誤解されやすいが、簡単な文字しか読む事の出来ない狗に与えられたのは絵本だった。…ちらりと、手錠のはまった指先を動かし、頁を捲る) [Mon 24 Apr 2006 20:41:26]
お知らせ > リカルダさんが入室されました。 『 (稀な話ではあるが、)』 [Mon 24 Apr 2006 20:37:50]
お知らせ > エリ=シュカさんが退室されました。 『(ヴェイトスでは何を「魔」と呼ぶのだろう。)』 [Mon 24 Apr 2006 19:27:14]
エリ=シュカ > (これを悪魔の所業でないとするのなら)      っ・・・・……・・!!!!!       [Mon 24 Apr 2006 19:23:47]
エリ=シュカ > (職員に両手…いや、両肘を掴まれ、引き摺られるその姿。 ―四肢を切り落とされ、胴体だけになった「人」 …怪我か何かで切り落とされたのではないと一目でわかったのは、その切り口を綺麗に着飾られていたからだ。 誰かが望んで、誰かの為に、四肢を切り落とされた奴隷。――これが、ここで求められる「モノ」なのか―――) [Mon 24 Apr 2006 19:20:15]
エリ=シュカ > (当然猫ではない。 よく聞けば幼い子供の鳴声だと分かった。…趣味が悪いと思いつつも、本当に、本当に幼い子供の泣き声に聞こえたから、薄く瞼を開けて、近付いてくるだろうその鳴声の主を待った。 薄暗い廊下に伸びる影は三人分。真中は小さな人影――「 ぃ ゃ ぁ 」――と舌足らずの声で身体をくねらせる) ―――……。(私は、みた) [Mon 24 Apr 2006 19:12:12]
エリ=シュカ > (  奴隷ギルドの仕組みなんて知らないから、「躾」という名の尊厳破壊が待っているなんて知らない。――「きれいなままでよごすほうほう」――が、あるなんて、知らない。  ) ……。    ……。     ……。    ( 知らない。 知らない――知らない? ふと、耳に猫の鳴声が聞こえた。 檻の前の通路に反響して、微かに、だが) [Mon 24 Apr 2006 19:07:56]
エリ=シュカ > (このままこうしていたら、どうなるんだろうか――……) ………。( 先日処分された同族のように殺されるのだろうか。 もう――それでいいとすら思う。 )―――……。 [Mon 24 Apr 2006 19:01:09]
エリ=シュカ > (起き上がるのも億劫だった。 何かを瞳に映すのも億劫だった。 職員の声に反応するのも億劫だった。 考えるのが億劫だった。 床の上に伏してばかりの私を見て、一度職員が檻の中に入ってきて、何かを言っていたが、理解しようとしなかったから、理解出来なかった。――ヴェイトスの言葉を「理解」する事を拒否した。 村の言葉で「聞こえています」と答えたが、当然職員に分かる筈も無い。――気がついたらまた床の上に転がっていた) [Mon 24 Apr 2006 18:52:33]
エリ=シュカ > (ずらりと並んだ二級奴隷房の一つに私は居る。 目を閉じている。 沈黙している。 息をしている。 タイルの上に寝転がっている) [Mon 24 Apr 2006 18:44:33]
お知らせ > エリ=シュカさんが入室されました。 『(起きる気がしない)』 [Mon 24 Apr 2006 18:40:44]
お知らせ > こよみさんが退室されました。 『何が何だかわからないまま座られて、崩れた』 [Mon 24 Apr 2006 00:07:53]
お知らせ > カメリアさんが帰りました。 『 で、最初の仕事は読書中の人間椅子だったり、するのだが。 』 [Mon 24 Apr 2006 00:07:21]
こよみ > あ、はい……。 (心の病か。余計なことをしてしまわないように、と自分に言い聞かせつつ、わかりましたと頷く。) え?あ、ありがとうございますっ! (洋装になれない娘は、店内でおそらく目を回す羽目になるだろう) ……はい。 (あくまで優しい口調で言ってくるその言葉に、緩みかけていた気持ちが引き締まり、体温が一度下がる) はっ、はいっ! (駆け出すようにして職員の方にいきながら連れられていって……戻ってきた時には嫌なにおいも取れ、人並みの姿になっているだろう) [Sun 23 Apr 2006 23:58:10]
カメリア > 一応母さんには紹介しておくけど、あんまり普段構わなくて良いわよ。 どっちかっていうと精神にキてるほうだから。 ( 家事がメイン、と感情を押し殺した声で釘を刺す。 一応正気の範疇だが、酷い鬱の症状が母にはある。 それで出歩かなくなって、何もしなくなって、日がな一日窓の外を眺めているのだ。 ) 他所の奴隷がビビるくらいの上質のブランド店だからね。 安っぽい服なんか私の所有物に着させないわ。 ( ペットに服を着せる心境か。 もう少し天邪鬼なものだが、兎に角この奴隷は見た目の素養が良い。 嫌味なくらい良いものを着せてみようと自分のいきつけのブランド店に行く事に決めた。 ホワイティア系の若者向け最新ファッション店である。 10万エンぶんは買わせるつもり。 ) 散歩? ――――ノルマこなせてれば良いわ。 ただし必ず何処に行くか告げる事。メモでも良いわ。 勝手に居なくなったら逃亡と見做して――――指の一本二本、それでも懲りなかったら耳でも鼻でも目でも殺ぎ落とすからね。 ( 声色は優しく耳元で囁くように。 然しそれを本気でやりかねないような説得力を込めて妖しく。 ほら、行って来なさい、と背中を押して職員にいったん預けようか。 ) [Sun 23 Apr 2006 23:51:33]
こよみ > はっ、はい、頑張ります! (病弱な母親の看病。ああ、人並みの仕事、いや、やりがいのある仕事じゃないか。後半の言葉は、買い物やなにやらだろう、と考えて) あぁ……本当ですか?ありがとうございます。 (給料に、服まで。拝むように手をあわせて深々と頭を下げる。単純なものだ) あ、あの……お仕事の合間に、家の周りを散歩していいでしょうか?つまり、外出許可はいただけますか? (しばらく、自分の足で歩くことが無かったものですので、と今から自分が住むところを知らない奴隷はおそるおそる尋ねて。やがてシャワー室に連れいていかれるか)  [Sun 23 Apr 2006 23:40:47]
カメリア > 先ずはアンタの仕事。 うちは身体の弱い母さんと二人暮しだから母さんの代わりに家事全般をやること。 あとは簡単よ。 私が「やれ」って言った事をするだけ。 ( その結果どうなるかは、別として。 主人――カメリア=ヘスという名前の娘の家は暗黒街北区、淫売窟傍。 中の上くらいのそこそこ大きな一軒屋で、二階の空き部屋が奴隷には宛がわれるだろう。 ) 食費、お小遣い込みで毎月4万あげるわ。 バイトしたいんだったら許可はいちいち取らなくて良し。 ただし私の用事が優先よ。 それから、野暮い格好で私の傍を歩かないで。 準備金あげるから今から服、買いに行くわよ。 細かい生活用品は最低限用意してあげる。 ( あと質問は? そう言って職員に「この子汚いから出る前にシャワーで洗ってくれる?」と指示を出し。 案外まともに管理にかんしては考えているようだ。 ) [Sun 23 Apr 2006 23:32:56]
こよみ > (自身の唾液を頬に擦り付けられながら、絶望の吐息を吐く。が給料、といわれば、瞳に光が戻る。お給料がもらえるのだ、そこまで悪い待遇ではないのかもしれない。絶望の中、ほんの些細な一言にも救いを見出して……) あ、ありがとうございます。 (麻そのままの色の服を着ながら、首輪がつけやすいように、首筋を差し出して) [Sun 23 Apr 2006 23:25:08]
カメリア > 2万、ね。 安い買い物だわ。 地道に探せば面白いもの転がってるじゃない―――――( もう遅い。 購入する側が買うといって代金を出している段階で、凡そ好人物とはかけ離れた人格の持ち主が今日から主人になるのだ。 サインを済ませて拇印を押し、手続きが終わった。 汚い、と唾液で汚れた爪先を飼ったばかりの奴隷で拭こうか。 ) 色々話す事があるわね。 やるべき事と、やっちゃいけない事と、アンタのお給料と。 ( 職員が持参した平凡な麻の奴隷服に不満そうに顔を顰めながら、その手で奴隷の首に首輪をつけんと歩み寄る。 牢は職員が鍵を開けて開いた。 ) [Sun 23 Apr 2006 23:21:15]
こよみ > あっ……。 (やっぱりその名前は呼ばないで。落ちぶれた旗本の娘は、唇を靴に押し付けられ、顔をゆがめながらそれだけを嘆願して。もっと頑張れ、そういわれれば呼吸すら辛い状態で必死に舌を出そうとするが、痛くてあきらめてしまう、自分から吐き出したのだろう、ややお梅に唾液がブーツについてしまうかもしれない) ……! (もしかして、私は凄く酷い人に買われてしまったのではないか、いまさらながらそんな不安感が鎌首をもたげる)  [Sun 23 Apr 2006 23:12:42]
カメリア > ………ッはははははははははははははははは!!!  何処までもいい子じゃない、「マツダイラ」のお嬢様はさ! ええ? ( 久しぶりに声を出して心の底から笑った。 すっきり爽快ってものだ。 下から靴を強く押し上げ、上からは頭を手でぐいぐい靴の甲に押し付けて悦。 ほら、もっと頑張らなきゃさァ、などと既に購入を決めている癖に。 ) 誰か職員、これ買うわ! 表歩かせても恥ずかしくない服、用意して! それと鎖つきの首輪! [Sun 23 Apr 2006 23:09:41]
こよみ > え!? (小さいながらも驚愕のこもった悲鳴。おろおろとカメリアの顔とブーツを交互に見つめ、やがて崩れ落ちるようにしゃがみこみ、顔を近づけてブーツを覗き込む) ぽた、ぽた。 (ブーツのつま先に落ちるのは涙。それを手の平でそっとぬぐい、埃を払いさると、観念したように震える舌を伸ばし、ブーツの先端をおっかなびっくり二度三度と舐める) [Sun 23 Apr 2006 23:04:31]
カメリア > ( 気付いた。そして内心酷くこの奴隷が欲しくなった。 心の中ではまだ希望を持ってるようなのを手元に置いて、飴と鞭で喜ばせたり突き落としたり。 どうせ遊びで買うんだからそういう楽しみ方もアリだろうと。 ) クリスティアの方じゃ従者は主人にこうして敬愛を示すのよ。 此処にキスしなさい。 たっぷりと、舌をつかってね。 ( ほら、と差し出すのは足。 革のブーツの爪先を突き出して、ほら、と顎の下で止める。 さて、何処まで馬鹿になれるか、なんてまた試すだけで意味の無い行為―――。 ) [Sun 23 Apr 2006 22:58:31]
こよみ > (カメリアは気づいただろうか、家畜だ、と呼ばれ、絶望的な顔をしながらも、何かにすがるように、痙攣じみた動きで小さく横に首を振る奴隷の動作が) ……はい。 (どうしたことだろうか、素直に出たい、といったことが何か気分を害したのだろうか。カメリアの心の動きがわからずに、戸惑いながらも、二歩、三歩と小さく歩みを進めて、鼻先が檻に当たりそうな位置まで来れば、カメリアの顔を首をかしげて見つめる) [Sun 23 Apr 2006 22:51:24]
カメリア > そうそう、そういう顔を見たかったのよ。 まだ自分が人間だと思ってるからそんな顔するのよね――――――( 家畜みたいなものでしょ、などと家畜呼ばわりされている張本人達に向けて同意を求める。 誰一人頷く事も否定する事もできず目を逸らして黙り込んだ。 弱いもの苛めがしたいカメリア=ヘスの思い通りである。 ) ―――――……ふぅん。 そう、素直に尻尾振られるとねぇ……ちょっとこっちおいで。 ( 天邪鬼の悪い虫が疼く。 買って欲しい、なんて素直に言われると「じゃぁ買ってあげる」と言いたくなくなる性格だ。 檻のすぐ手前を指差し、とりあえず手招きしてみる。 ) [Sun 23 Apr 2006 22:47:50]
こよみ > (このまま消え去ってしまえたらどれだけ楽なことか。羞恥心に頭の中をガンガンとドラが鳴り響きながら飛び回っているような錯覚に襲われ、それこそ死んでしまいそうになる。どうして私は人前でこんなことwしているのだろうか、と困惑した瞳で、目の前の、なんだか凄く偉そうな女性の瞳を見つめる) っ、はいっ。 (ここから出たいか、と聞かれれば、飛びつくように慌てて肯定する。二度、三度と首を縦に振りながら、頭の中に浮かぶのは、かつて過ごした日常) そのっ、仕事はがんばって覚えますからっ。  [Sun 23 Apr 2006 22:42:36]
カメリア > 分かった? 物分りが良い子は好きよ。 愚図は苛々するもの。 ( 足を引っ張る奴が嫌いだ。 物分りが悪い奴も嫌いだ。 何でも肯くYesマンも嫌いだ。 言っている事を奴隷が理解できたのなら、その辺はクリアーといった所か。 ) ―――――ま、そんなもんよね。 おべんきょ出来て大人しくて見た目もまぁまぁ…それで処女なら2級行ってるわ。 ( 檻の中、一人だけ裸に剥かれてわざわざ皆の前で屈辱的な検査を受けた奴隷が悔しそうに黙り込むのを見て口の端を上げ。 その実、こんな検査別にどうでも良い事だった。 ただこの場で遊んでみたかっただけ。 ) ね、コヨミ。 あんた此処から出たい? 買って欲しい?  [Sun 23 Apr 2006 22:36:24]
こよみ > あっ……。 (ようやくそのことに思い至り、思わず手を口に当てる。そうだ、それは家のためにならない) え?あ……いや、自分で。 (出来るわけはないのだが、そう断ろうとする。指名された二人の奴隷は、手際よくこよみの足を開かせると、やや乱暴にヒダを押し広げて、内部を確認する。そして、カメリアの顔を見て、無い、とでも言うかのように首を振る) …………っ! (自分の体がすでに汚れていることを再認識し、うつむいて掌を硬く握って) [Sun 23 Apr 2006 22:30:11]
カメリア > 家族とか家とかさァ…其処に入った瞬間からもう無いわけよ。 アンタには。 大層な家名じゃない? 『マツダイラの娘は貴族の性奴隷』とか広まるだけよ? ( 親切で言ってやってるつもり。 口元を歪めて笑ってさえいなければそう見えなくも無いか。 ようやく少し感情的な反応が返ってきた事に少しだけ機嫌をよくして、この奴隷で暫らく遊ぶ事に決めた。 ) あら、いい脱ぎっぷり。 ね、アンタとアンタ。 膜があるか確認してみて。 ( なんだ、苛めてやろうと思ったら。 そんな風に肩をすくめ、適当に詰め込まれた3級奴隷の女達に命令する。 流石に同じ折に牡は入っていない。 ) [Sun 23 Apr 2006 22:26:13]
こよみ > っそんな…… !! (家こそが、自分がここにいる意味なのに、と思わず口答えしかけて、慌てて口をつむぐ。) え? (そういわれると、いまさらながら恥ずかしそうに周囲を見渡すが、観念したのかゆっくりと立ち上がり帯を解く。もはやただの布でしかなかった着物はすぐに地面に音も無く落ちる) …… (顔を桜色に染める奴隷の体は、薄汚れて多少据えた匂いを発しているが、やせ細っているわけでも、たるんでいるわけでもなく、ホワイティアに比べれば平坦な体ながら、母性の象徴は胸でささやかな主張をしており、そこには奴隷の印がくっきりと……) [Sun 23 Apr 2006 22:19:41]
カメリア > ――――――――――マツダイラ? それって家の名前じゃないの? 奴隷にそんなの要らないでしょ。 ( たどたどしい自己紹介をするイエロティアの娘を偉そうに腕を組んで見下ろし、家名らしい馴染みの無い言葉に眉を顰める。 暫し黙って、溜息を一つ。 ) つまんないわ。 それだけ? 3級なんてそんなものか…ああ、そうだ。 アンタ処女? ちょっと脱いで見せてよ。 全部。 そんな汚いボロ布じゃ品定めできないっての。 ( ほら、早く。 そう続けて、壁に寄りかかって暫し待つ。 3秒以内に脱ぎ始めなければ首根っこを捕まえてやるつもり。 ) [Sun 23 Apr 2006 22:15:07]
こよみ > ……。 (奴隷は、正座、トキノミヤコ人風の座り方をして背筋を伸ばす。正直、怖い、がそれを顔に出してはいけないと自分に言い聞かせて) 松平 暦、です。茶道、それと、算学を少々。 (媚、というものはほとんど無いが、従順に自分を紹介して。ちなみに、檻からの距離は手を伸ばせば届く程度で) [Sun 23 Apr 2006 22:09:00]
カメリア > ( 赤紫色の奇妙な髪の娘が声を荒げれば荒げるほど、奴隷達は「早く行ってくれ」若しくは「誰か一人犠牲にでもなれば」などと思いながら俯くのだろう。 誰一人口を開く者も無く、面白くも無いと余計に娘を不機嫌にさせた。 ) ――――――…アンタは? ほら、命令よ。 アピールして御覧よ。 ( ふと目に留まった、目が合ってしまったか、檻の奥に繋がれたイエロティアらしい娘に目が行く。 娘、といっても自分と同じくらいの年恰好だし、年上なのかもしれない。 まぁ、奴隷が年上だからどうだというのだが。 つかつかとその檻に歩み寄り、試すようにそう問いかけた。 )  [Sun 23 Apr 2006 22:02:29]
こよみ > っ……。 (蹴られた檻、そこから少し離れた檻から、一人の奴隷がカメリアを見上げていた。鎖につながれたぼろぼろの女は、まるで異世界の生き物でも見るかのように、カメリアを見つめている。その目は、活力が残っている。まだ、なにか希望というものを捨て切れていないもので) [Sun 23 Apr 2006 21:56:49]
カメリア > ( 視線。視線。視線。 檻の中の怯えた目が、嫌悪感を含んだ目が、闇の中でゆらゆらと一様にこっちを見ているのが癪に障った。 真ん中を通る通路を一人で歩いているのだから当たり前といえば当たり前だが、そんな話は知ったことか。 奴隷は命令されたら従えば良いんだ。 ) マシなのは居ないの? いつまで経っても売れ残る不良在庫ッてのはさァ――――惨めでみっともないアンタ達の中でも特に価値の無い要らない子なんだよ。 ずっと其処に居るならさっさと食肉か銃の的にでもなっちゃいなって! ( ほら、オマエ! オマエも! オマエも! 目が合えば逸らすだけの負け犬どもを見て優越感に浸る、安っぽくて愚かなストレス解消。 その実、奴隷達は「コイツには買われたくない」と思いながら目を逸らすのだろう。 ) [Sun 23 Apr 2006 21:55:02]
お知らせ > こよみさんが来ました。 [Sun 23 Apr 2006 21:54:30]
カメリア > ――――ちッ。 …苛つく。 ( 顔も知らないアイツの事を考えるといつもこうだ。 今さっきまであぶく銭で遊んでやるって比較的よかった機嫌がいっぺんに吹っ飛んで、手近な檻を靴底で蹴っ飛ばす。 ガシャン、と派手な音がして付近の檻の中がザワついた。 ) ――――なに見てンのよ虫ケラ。 檻から出たかったらもっと畏まって媚びろッてのよ! ( ガンッ。 また一つ、気に入らない奴隷が居る檻を蹴った。 ) [Sun 23 Apr 2006 21:33:17]
カメリア > ( 使えそうなのを1つくらい買っても良いかな、とも思う。 暇だらけの日常の退屈しのぎにはなるかもしれないし、家の事をさせるのが居ても良い。 母はあんまり身体が強くないし、一人にしておくと日がな一日窓から外を見ていたりする。 顔も名前も教えてくれない男―――父親の事を考えているんだろう。 生活費だけ寄越して顔も見せない何処かのマフィア。 会いたいかっていうと、そりゃぁ会いたい。 会ってボコボコに叩きのめして母さんの前で土下座させてやりたい。  [Sun 23 Apr 2006 21:26:52]
カメリア > ( さりげなく受け取った裏金をポケットに仕舞い、不良職員と別れた。 暗黒街で拾った身元不明の旅人を、闇ルートを使って捌いたところ。 表向きには正規ルートのものに混じってリストに加えられ、暗黒街で拉致られた人間だとはわからない。 1度印を押されてしまえば、奴隷の言うことなんて誰も聞いてやくれないだろう。 顔も知らない他人のように職員と離れて逆方向に歩き、ついでだからまた檻の中でも覗いて帰ろうと決めた。 全部の檻を見て回ると、結構なボリュームになる。 年末に来た移動動物園くらいの時間つぶしにはなるんじゃないだろうか。 ) [Sun 23 Apr 2006 21:20:03]
お知らせ > カメリアさんが来ました。 『 それじゃ、ヨロシク。 』 [Sun 23 Apr 2006 21:15:50]
お知らせ > エリ=シュカさんが帰りました。 『( 意識を失うように 眠りの中へ)』 [Sun 23 Apr 2006 20:03:27]
エリ=シュカ > ( もう 疲れた。 ) ――――。  (起き上がることも出来ずに、そのまま小さく小さく身体を丸める。 夢だったらいい。 夢にしてしまおう―夢なんだ) [Sun 23 Apr 2006 20:02:55]
エリ=シュカ > ( ―そして、答えられないまま、檻の中に入れられ今に至る。 ) …っ…っ・・・っ。 ( 不思議そうな職員の相貌が忘れられない。 何を言っているのだと問いたかったのは私のほうだ。  意味もなくただ、殺める事を許容しているという事実。 己の村では、許される事のないタブーが、この街では「当たり前」) [Sun 23 Apr 2006 20:00:16]
エリ=シュカ > (同族の一人は、とっくに「処分」されたのだと、事も無げに教えてくれた。 まるで鶏の首を絞めたのと同じように、あっさりと。 余りにも簡単に答えられたので、問うたのは自分なのに、何を答えられたのかが判らなかった) (足をやられていて働けない奴隷/容姿もよくない/若くない/ヴェイトス語が理解できない― 以上により処分するのが妥当だと判断した。  つらつらと並べられる理由に瞳を見開いて驚いた。そんな私を見て、職員は逆に首をかしげる。 処分された奴隷と私の関係を知らない職員は、淡々と「どうした」と、たずねる。) [Sun 23 Apr 2006 19:53:10]
エリ=シュカ >   『どうして』――…。 ( もう一度言葉にした。鼓膜を伝って聞こえる自分の声は、まるで下手な草笛のように細い。)  ウッ………アッ…… …!! (瞼を閉じる事を忘れていた。職員が簡単に口にした言葉が信じられなかった。 タイルと髪の毛に顔を押し付けて、蹲る) [Sun 23 Apr 2006 19:43:56]
エリ=シュカ > (遠ざかる職員の足音が、通路に響いた。――此処は二級奴隷房。 扉の中に押し込まれた私は、膝から崩れるようにして、その場に転がる) ――――――。(己の長い赤髪の中に顔を埋める。――檻の中にある全てを瞳の中に入れたくなかった。) [Sun 23 Apr 2006 19:36:20]
エリ=シュカ > 『どうして』 [Sun 23 Apr 2006 19:33:08]
お知らせ > エリ=シュカさんが入室されました。 [Sun 23 Apr 2006 19:32:48]
お知らせ > エリ=シュカさんが退室されました。 『( その願いが届かなかったと知るのは、もう少し後の話しだ)』 [Sat 22 Apr 2006 20:07:13]
エリ=シュカ > ( 願いの声は、届いているはずだ。そう信じている。 ) [Sat 22 Apr 2006 20:03:41]
エリ=シュカ > ( 後は、捧げた神の元へ行くだけだ ) (明かり取りの窓を見上げた。 差し込む月光に目を細め、指先だけを軽く組んで、額に当てる。 窓の外は見えないが、窓の外の空気を感じる事はできた。 ) … 『貴方の伴侶であり、貴方の餌である兎が願う』 『二人をお助けください。』 ……。 …。 …。 [Sat 22 Apr 2006 19:56:32]
エリ=シュカ > ( もう、会えないのだろうか。「奴隷」としてどこかに買われた後なんだろうか。 それならまだいい。 生きてさえ居れば外に出れる。 「奴隷」やら「法律」なんて、この街の中での話しだ。 ヴェイトス市を出てしまえば、幾らでも逃げるチャンスはある。 彼等二人なら、元の村に戻れなくとも、何処かの村に入れてもらえる事はできるだろう。そう、彼等二人なら。…自分は無理だ。) ……。 (右腕―左腕―胸元―抉れた右胸―腹。これは村の神に身体を捧げが証だ。他の村には仕えぬ証拠でもある)(だから、あの村を追い出された以上自分には行く場所が無い) [Sat 22 Apr 2006 19:46:04]
エリ=シュカ >  ――――。 (文句なんて言っても仕方ないと判っているから、黙って芋のように洗われた。) 『……。』 『綺麗好きなのね。ヴェイトス人。』 ( ある程度は『芋のように』拭かれて拭う事はできたが、髪の毛だけはそうもいかない。濡れたままの髪の毛を肩口でまとめて絞った。ぼたぼたと床に滴が落ちる。) ――――…『いなかった』。 洗われている最中に、必死で同属の彼等が居ないか探したがとうとう見つけられなかった。) [Sat 22 Apr 2006 19:34:52]
エリ=シュカ > (身体を洗われた。一人で出来ると言ってみたものの、時間を短縮する為とか何とか言われて、並べた芋のように洗われた) [Sat 22 Apr 2006 19:20:45]
お知らせ > エリ=シュカさんが来ました。 [Sat 22 Apr 2006 19:17:52]
お知らせ > ローブの姿さんが帰りました。 『( 外に出て、空を仰ぎ。 深呼吸を一つすると歩き出した。 )』 [Sat 22 Apr 2006 03:04:52]
お知らせ > 職員さんが退室されました。 『畏まりました。またのお越しをお待ちしております。( 一礼し、見送ろう。 )』 [Sat 22 Apr 2006 03:03:36]
ローブの姿 > ああ、そうさせて貰うよ。 色々と済まなかったな、助かったよ。 ( 後は斬り損じてしまわないように、剣だけでも研いで貰っておいた方が良いだろう。一撃で仕留められず苦しむ奴隷を見て、またそこで気が挫けてしまったら余りにも哀れだ。 奴隷と、私の財布が。 斬る前は買った奴隷に美味い飯でもたらふく食わせてやろうかとも思っていたが、止めておこう。余計な感傷はこの場で斬り捨てるべきだ。 ) 質問は以上だ。また何か疑問に思ったら聞きにくる。 それと、数日掛けてじっくり選びたい。暫く冷やかしみたいな真似を繰り返す事になるかもしれないので済まないのだけど。 ( 一回斬って終り。そんな奴隷に値段以外の条件でじっくり選ぶも何も無いかもしれないが、多分気分的な問題だろう。 ) ―――今日の所はこれで帰る。さっき言った条件に見合う奴隷が居たら、手間を掛けて悪いのだが連絡をくれないだろうか。 ( フードを外し、顔を見せる。 ) 傭兵ギルド”雷電”所属、豪天寺艶子だ。 …… 宜しく頼む。 ( 一礼すると踵を返し、今日はこのまま去ろう。 ) [Sat 22 Apr 2006 02:57:10]
職員 > 畏まりました。 商品がお決まりになりましたら、ご都合の宜しい日にこちらで全て準備しておく事も出来ますので、必要であればご一報下さいませ。( 頷き、勿体無い、と普遍的な感想を盛らすローブ姿に頷き、そう告げる。 一度お客様に預け、また来てもらうよりも、此方で全て準備をしておき後は斬るだけ、の方が手間は省けるだろう、と。 お客様は奴隷の指定をするだけで良い。 なるべく接触を少なくした方が、感情移入しないまま目的を達成する事はできる。 殺害する奴隷ともっと綿密な繋がりを求めるのなら、話はまた違ってくるが――… プロとして振舞えなければ、客を混乱させ、商売を滞らせるだけ。 接客が人の手を介して行われるのは単に安心感の為であり、自分を売り物にする必要がない以上、そこに不必要な個性は求められては居まい。 後は、単に効率だろうか。 それだけの話ではある。 ) 恐縮です。 質問は以上で宜しいでしょうか?疑問や要望があれば、ご遠慮なくお申し付けくださいませ。( 疑問が解消すれば、あとはお客様の好みや趣味の領域だろう。 そこに立ち入る必要もなく、質問がなければ、邪魔をしないよう離れるつもりだが。 ) [Sat 22 Apr 2006 02:44:31]
ローブの姿 > ( この場合はそうだ。でも私は将来奴隷だけじゃなくて普通の人間も蹂躙する、蹂躙出来る立場を目指している。 そこまでに辿りつけっこ無いから無用な心配だと言われれば、確かにその通りかもしれないが、曖昧に頷こう。 ) それじゃあ奴隷を買ったらそうさせてもらおう。ただ、レクチャーはいいや。途中で気分が悪くなってやっぱり止めるなんて事になったら、お金無駄になっちゃうし……。 ( 出来るだけそういう情報は断とう。いつものように構え、いつものように振りかぶり、いつものように斬れば良い。 あくまで業務的に接されれば接されるほど、その胸の内を覗いてみたくなる。そこにはただ仕事をこなすというビジネスだけが有るだけだと知ったら、傭兵は逆に驚いてしまうのだろう。 ) ………… そうか。 ( 法を犯さずに生活していると聞いて吸血鬼を思い浮かべた。例えば、そう。血を買いに来ている吸血鬼をここで見張ったら面白いなと思う。ただし、彼らの貴重な食料源を奪ってしまう訳には行かない。それを奪ってしまったら彼らはどこでその渇きを癒す? 法に触れていないのだから問題は無いのだ。私も、吸血鬼も。だからその考えをどこかに捨ててきた。 ) それを聞いてちょっと安心したよ。そして奴隷の重要性っていうのも改めて認識できた。 [Sat 22 Apr 2006 02:23:42]
職員 > お客様の場合ですと、一度に消費してしまうのであればそれで済む事で御座いますから、それほど気になさる必要はございませんよ。( 一度の試し斬りで奴隷を消費してしまうのであれば、それで終りの話ではある。開放資金は徴収できないが、それもまた奴隷の必要性の内だろう。 ) 勿論。 別途になりますが手数料を頂ければ、用具の貸し出しから諸々の後始末まで致します。ご希望でしたら、用途に見合ったレクチャーもご用意致しております。( それこそ、手芸や絵画の講座でもやるように、だ。 職員が立ち会って指導する事も、仕損じた場合に代行する事も可能だろう。 ローブの人物と並んで歩きながら、あくまで業務的に接しよう。 ビジネスに私情は禁物。 自分がどう感想を持とう、お客の知った事ではなかろう。 ) 私共はサービスを提供するだけですので、どういった理由で奴隷を殺害なさるかは存じませんし、私共の信用に関わるお話ですけれど―― そうやって奴隷を消費する事で法を犯さずに生活していられる様な方々も居られる、とだけ。 そういった欲求は誰でも少なからずもって居るもので御座います。 ( 試し斬り、という目的に限ればそう多くは無い。 騎士団や、侍集団の腕自慢がパフォーマンスに使うくらいだろう。 それ以外にも快楽殺人からストレスの発散、中には食事まで、様々な理由で奴隷は殺される。 まさか、区画管理者である自らの上司がそうだとは言えたものではあるまい。 それ以外にも少なくは無いのは事実だが。 ) [Sat 22 Apr 2006 02:08:16]
ローブの姿 > 慣れか…… はは、それまでに時間が掛かりそうだ。 処理をして貰うのは良いかもしれないな。鎖を繋ぎ、手錠を嵌めて、それでも安心出来ないような奴隷であれば。 ( 足を切り落とすのは連れまわすのに面倒がありそうだが。…… いや、と思いなおして。 ) 試し切りの時はここの施設を貸して貰えるのだろうか。 ( とだけ聞いた。海岸か人気の無い場所でやろうかとも思っていたのだが、処分される奴隷が沢山居るこの建物内ならば誰にも見られる事無く、誰にも知られる事無く目的を達成できる。 試し切りで試すのは刀身の切れ味では無く、己の根性であると知ったらこの職員は笑うだろうか。それとも、もうその事には気付かれてしまっているのだろうか。 ふつふつと沸き起こる不快感と緊張を握りつぶしながら、職員と共に歩き出した。 ) ――― 私意外にはどういう客が多いんだ。 ( 自分は知られたくないと思ってるくせに、他人のことは知りたいと思う身勝手な欲求から、ふと試し切りのために奴隷を買いに来た客の事を聞いてみた。きっと私みたいにおどおどしては居ないのだろう。 ) [Sat 22 Apr 2006 01:40:41]
職員 > 慣れでございますよ。最初は難しく考えがちですが、慣れてしまえば大した事は御座いません。 物を買うには金銭を支払わなければいけない、それと同じ事で御座います。 生き物ですので少々手間が掛かるのは確かですが、言葉が通じる生き物だけに楽な部分も御座います。 必要であれば、適切な処理を施せば良い事です。( ちょん、とハサミでものを斬るようなゼスチャー。 問題行動を起こさない為に手足の2〜3本切り落とした所でたいした問題はなかろう。 奴隷が人形を保っている必要性は飼い主の趣味でしかないのだから。 葛藤を持つローブ姿に、業務的な態度で応じ。 ) 試し斬りでございますか。 となると、お客様の言うとおり雑多奴隷が適しております。 質を問わないのであれば、かなり値段を抑えて提供できると思います。( 対して、震えた声も大して気にせず手にしたリストを眺める。 予算は3万、とメモを取り―― ヒトの形をした物がバラされる事などこの建物の中では日常だ。 基本的には価格と質は比例する事を付け加え。 ) 抵抗するだけの元気がある物が好ましい、と―― ( 要するに、人を殺してみたい、という客なのだろう。 周囲に被害を出さず、安全に殺人を行う為には、と思考を巡らせていれば ふと感じる視線。 不安そうに伺う視線を察して笑顔を返し ) ご安心ください そういうお客様はそう珍しい物では御座いません。 究極の趣味は殺戮と言う人も居る程です。( 少し歩きますか?と首を傾げ。 どうも、自ら希望しているのにも関わらず抵抗があるようだ。 ) [Sat 22 Apr 2006 01:28:07]
ローブの姿 > 決して気軽に飼えるモノでも無いんだな。 ( 嗚呼、と思う。昔、犬を飼いたいと父に強請った事があった。旅から旅の根無し草にとって犬なんて面倒見切れないと思ったであろう父は、犬とはいえ命ある生き物を飼う事の難しさ、重要さを説いて私を諦めさせた。 そんな記憶をふと思い出す。 ) …… ふム。 ( その笑顔に対して一つ頷いた。 暫し思案し……まあ、別に良いかと思いなおす。どうせ私は気違いだ、いや、これから気違いになるんだ。奴隷一人がどうのこうのだなんてそんな小さな問題、時期にどうでも良くなるに違いない。 それでももし知られてしまった時の事を考えると少し憂鬱だけど。 ) ―― 用途は、試し切りだ。 ( 出来るだけ思い切って、そして短く用途を述べる。 声の震えを相手に悟られないようにと思っての事だったが、多分失敗に終わってるだろう。 ) 金は余り無い―― 上客で無くて済まないのだが、雑多ぐらいにしか手が届かないだろう。3万以内で何とか。 出来るだけ安い奴隷が良いな。 ( 試し切りにそんな高価な奴隷を用意する者も少ないだろうけど。 ) 死ねと言われて大人しく言うとおりに従うような奴隷は出来れば避けたい。気性が荒いの、とまでは言わないが……。 ( フードに隠れた顔が少し上がり、ちらりとその表情を見せた。多分、まだ震えているんだろう。 ) [Sat 22 Apr 2006 01:04:37]
職員 > お客様は察しが良い。その通り、基本的に奴隷に賠償能力は御座いません。 ( 例外として、長期的に金になる賠償能力を持っている場合の前借り(上乗せ)、主人が奴隷に財産の所有を認めた場合、など例外も多々あるが、基本的には賠償能力は無い、と見るのが正しかろう。 飼い犬の糞の始末は買い主の責任、と言われるのと同じ事。 犬が謝っても誰も納得しないだろう。 ) 私共も企業であり、商売でございますからね。 法に従うのは当然で御座いますよ、お客様。 ( 業務用の笑顔を浮かべたまま意図的に、質問の回答をずらす。 自警団=司法とは限らないが、そこら辺は別のビジネスであるし説明する必要もなかろう。 要するに、商売になるなら何でもするのだ。 ) ですが、私共はお客様にサービスを提供する為に存在しておりますから、お客様のご要望には出来うる限り、相談に応じさせて頂いております。( これもまた、真実ではある。 私共、の中には奴隷制度をも含む。 ) それで、どのような奴隷をお探しでしょうか?具体的な用途、値段、またはご要望等がありますとこちらとしてもお客様の希望に叶う奴隷をご用意できるかと。( さて。名を明かすのが気が向かないお買い物とはどんなものだろうか。 ) [Sat 22 Apr 2006 00:48:22]
ローブの姿 > ( 労働奴隷。性奴隷。観賞奴隷。 人間の欲の数だけ奴隷の種類も多いのだろう。ちらりと檻の中の奴隷たちを見遣り、そう思った。 ) うん……。やはり、そうか。 例えば奴隷が逃げ出して物でも壊した場合には、私が代わりに弁償しなければならないと言った所か。 ( それを考えると放し飼いというのは勇気が居るなと思う。大人しい性格をしているのならば幾分か主人も安心しても良いのかもしれないが。 ) 身分を隠さなくちゃならない訳でも無いんだ。ただ、気分的に嫌ってだけで。 でもまさか、自警団にでも開示を求められない限り顧客の情報を流したりはしないだろう?それさえしっかりしてくれるのなら構わないのだけど。 ( 要は豪天寺艶子という人間が奴隷を買い、何に使ったかと言う事が知られなくないだけだ。特に私の親しい人達に対しては。無論、ある程度名前が売れている事も自覚した上でというのもある。 ) [Sat 22 Apr 2006 00:30:36]
職員 > はい、当ギルドは用途や資金に合わせ様々な奴隷を取り扱っております。 ( 見れば、顔も覆い隠すようなローブ… この場合クロークか?どちらでも良いが にすっぽりと覆われ、表情も伺えないような小柄なお客様。 声から察すれば女性、しかも若いのだろう。声に緊張が現れているのがよくわかる。 要するに、後ろめたいのだろう。 奴隷ギルドに来て奴隷を買いたい、などと、判りきった事を言うのはなれていない証拠。 新規の顧客か。 咳払いに業務用の笑顔で応え、質問にふむ、と首を傾げ。 なかなかデリケートな問題ではある。 ) 奴隷という品物を扱う以上、何かと厄介な問題も御座います。 ( ご覧下さい、とばかり 牢を掌で指し、前置きを一つ。 ) 例えば、お客様が購入された奴隷が法に触れた場合。 その場合、何かとややこしい話になってまいります。 その際にやむを得ず責任を追及せねば事も御座いますので、サインをして頂いております。( 奴隷を買うのは自由だが、飼うのには責任が付きまとう、という話。 ) ですが、やはり奴隷という品物を扱う以上、中には「訳あり」のお客様も居られますから 応相談、と言った所でしょうか。 ( 如何ですか?とにこやかに首を傾げ ) [Sat 22 Apr 2006 00:20:31]
ローブの姿 > …………。 ( ややあって現れた職員にゆっくりと視線を向ける。不思議な安堵感があった。別世界の暗闇の中に一人取り残され、そこに漸く私と同じ所からやってきた旅人に出会えたかのような。 職員に対し此方も軽く一礼した。 ) …忙しいところすまぬ。 その…、奴隷を買おうと思っているのだが。 ( 何を当たり前の事を言っているのだと自分で思った。小さな咳払いをし、言葉を続ける。 ) 奴隷の購入時に私の身分の証明は必要か?この奴隷を買って行ったのは何処に住んでいる誰々だという記録はそちらで残ったりするのだろうか。 [Sat 22 Apr 2006 00:03:27]
職員 > ( 声を聞きつけてやって来たのは、やや早足に通路の床を踏む硬い靴音。 通路沿いに牢がずらりとまるで洞窟のような空洞に反響する声は男性のよう。 声の位置はローブの人影よりも、かなり高い。 ) 奴隷ギルド『プロスパンダ』へようこそ、お客様。 ご質問であれば、何なりと。( 現れたのはやや癖のある赤毛を纏めた少々軽薄な印象の黒いスーツ姿。 そこだけ赤いネクタイをきゅ、と締めて少々気障ったらしくお辞儀を一つ。 ) [Fri 21 Apr 2006 23:58:07]
お知らせ > 職員さんが入室されました。 『はいはい、っと――』 [Fri 21 Apr 2006 23:50:53]
ローブの姿 > 誰か――……。 ( それは奴隷に大してではなく、この建物の職員に対してだ。不運にも近くに居なければそれまでだが、その時は出なおそう。 私はもう少し奴隷に対して理解を深める必要がある。買うのはそれからでも良い。 ) 誰か、居ないか。 質問がある。 ( ぜ、 は 、 と息が荒い。それを隠すのにも一苦労だ。出来るだけ気分を沈めさせるよう努力をしながら、何時の間にかじっとりと掌に掻いていた汗を拭く。 ) [Fri 21 Apr 2006 23:39:01]
ローブの姿 > ( 数十もの瞳が私を取り囲む。途端に、あのスラムで謎の声の主を追いかけて行った時のように辺りが暗闇に閉ざされ、彼らの瞳だけが浮かび上がる。じっと私を見つめるのだ、その視線はねっとりと纏わりつき恐怖にも似た感覚を私に覚えさせる。 幻覚だ、妄念だ。判ってる、判っているが耐え難い。 ) ………。 ( ぐ、と胸に手を当て硬く眼を瞑り、息を止めて暫し沈黙した。そして解き放つように息を吐くと顔を上げる。そこには暗闇など存在しなかった。ほら、幻覚だった。 けれども、冷たい鉄格子とその中からじっと此方を見つめる瞳達は幻覚じゃない。 ) 現実だ……。 ( もう一度深く息を吐く。 ) [Fri 21 Apr 2006 23:35:10]
ローブの姿 > この 中から   一人 ―――。 ( そう、一人。選びに来た。 何も奴隷ギルドの職員に対し「お前たちは間違ってる」と言いに来た訳じゃない。この光景を眼に焼きつけ、将来奴隷の無い未来を!などと決意を堅めに来た訳でもない。 私は客としてここに赴いた。そして選びに来た。 今日一日で決めようとは思って居ないが、良いのが見つかれば或いは。 けれども躊躇いが付きまとう、このまま踵を返して家に帰りたいとも考える。 )  [Fri 21 Apr 2006 23:29:30]
ローブの姿 > ( 思わず眼を逸らした。不安、期待、恐れ、それらが入り混じった瞳は私に耐え難いプレッシャーを与える。 しかし、今眼にしているこの光景がこの街の正義なのだ。自分とさほど歳の変わらぬ、いやずっと年下の者も同様に檻の中に閉じ込められ金で売買されているという事実は大きな驚きと戸惑いと悲しみを与えたが、これこそがこの街の正義なのだ。 零した吐息は震え、そして冷たい。吐息だけではない。胸も、指先も、唇も震えていた。 ) [Fri 21 Apr 2006 23:25:32]
ローブの姿 > ( 顔まですっぽりと隠すように外装を深く被り、慣れぬ光景と気配にそのローブの下の表情は揺れていた。その影の背丈は低く、また細い。 檻の中をちらりと覗く黒い瞳は、それよりも多くの瞳に見つめ返される。 ぴたりと足を止めて暫し無言で視線を絡めあった。鎖に繋がれ、自由を奪われ… 彼らは、ここから解き放ち自分を救ってくれる事を期待しているのだろうか。それとも、酷い主人ではないかと疑って選ばれませんようにと神に祈っているのだろうか。 ) [Fri 21 Apr 2006 23:21:35]
お知らせ > ローブの姿さんが入室されました。 『―――……。』 [Fri 21 Apr 2006 23:16:34]
お知らせ > エリ=シュカさんが帰りました。 『(――祈りを)』 [Fri 21 Apr 2006 23:04:02]
エリ=シュカ > ( 昨日聞いたあの声が、夢でありますように。 どうか、夢でありますように。 毛布の下から抜き出した両手を軽く組んで額に当てる。 村の神は、村人に見捨てられた私の願いを聞いてくれるだろうか) [Fri 21 Apr 2006 23:02:56]
エリ=シュカ > ( どうせ村の外では生きられなかった。 ) …。 …。  …。 (でも、あの二人だけは。巻き込まれてしまったあの二人だけは。 どうか。) [Fri 21 Apr 2006 23:01:01]
エリ=シュカ > (「災いを呼ぶシャーマンだ」とでも、誰かに告げられたのかもしれない。 だから、隔離、或いは処分前の一時保管された…そんなものじゃないかと思った。――自分の価値を知らない女は、暗い天井に自分の未来を浮かべて、溜息をついた)……『逃げるつもりなんてない。呪うつもりも無い。処刑するなら早くしてくれた方がいいのに』… (唇の先で唱えるように一人ごちる) [Fri 21 Apr 2006 22:54:32]
エリ=シュカ > ( とうとう昨日は二人に会えなかった。 見慣れない天井。だけど、もう充分見慣れている天井。 重い空気と暗闇が溜まる天井。 きっとあの中に私が吐き出した溜息と、諦めが詰まっているに違いない。 ) …。 …。 …。 ( だけど。 二人は大丈夫なんじゃないかと思う。 …だって。 近くの牢屋の中にいる女―同じ立場なのだろう―に、片言の言葉で、問い掛けてみたところ…どうやら、二人が私から離された訳じゃなく、私が二人から離されたらしい。 ) …。 …。 ・…。 [Fri 21 Apr 2006 22:47:31]
エリ=シュカ > ( 叫び声が、檻の中に反響した。 その声に驚いて目を覚ます。 荒い呼吸。 まるで痙攣しているかのように上下する胸。 見慣れない低い天井を暫く見つめ続ける。 「此処は何処だ」 言葉に出さない自分への問いかけに答えが出る頃には、碧色の瞳に焦点が戻っていた) [Fri 21 Apr 2006 22:36:43]
エリ=シュカ > (  村で見た最後の光景。 繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し。 ) [Fri 21 Apr 2006 22:30:17]
エリ=シュカ > (  夢を見た夢を診た夢を見た夢を見た  ) [Fri 21 Apr 2006 22:28:07]
お知らせ > エリ=シュカさんが入室されました。 [Fri 21 Apr 2006 22:27:48]
お知らせ > ディシュクさんが退室されました。 『うかつにも意識を飛ばした。落ちた意識を拾い集めまたで直す』 [Fri 21 Apr 2006 03:24:48]
お知らせ > さんが帰りました。 [Fri 21 Apr 2006 03:12:07]
> ( 明日があるかは分からない、猶予の無い時間を抱えた者の群れ。息を潜めて見守る者も含めて、伽藍の洞に詰め込まれた視線は、過ぎていく足音から離れる事無い――日常に埋没する一幕。 ) [Fri 21 Apr 2006 03:12:00]
> ( 檻の中。安眠を貪れない品物が、通る足音に脅えと期待の入り混じった視線を格子の外側へと向けて来る。目の合わないよう伏せるもの。救いを求めるように手を伸ばす者。それは様々に。等級が高ければそれなりに。低ければ、あるかも知れない明日を求めて切実な程に。 ) [Fri 21 Apr 2006 02:37:00]
お知らせ > さんが来ました。 [Fri 21 Apr 2006 02:33:50]
ディシュク > (並んでいる奴隷を見て、心が晴れてくれば、無理に購入する必要もないと、衝動買いに走らないように自制もわずかながらはたらく)ええ、そうですね…ここでお金をへらして、より良いものを欲しくなったときに足りなくなれば困りますからねぇ・・(奴隷ギルドにはやや迷惑になるかもしれない話。いい奴隷が居なければ今回の購入はまた見送ると言うつもりで。等級にかぎらず奴隷たちを見ていく) [Fri 21 Apr 2006 02:26:37]
ディシュク > (そこでふと、首を振りいやいや、と…)ふ…なにも獣人じゃなければいけない、と言うわけじゃありませんからね(いらいらしていた頭に流れ込んでくる妙案。少し考えればすぐわかることなのだろうが。天使に見立てたフェザリアン、神仕えの服を着せた奴隷や付け耳をつけてソレらしく仕立て上げた雑多奴隷でも十分かと)ふ…やはり私は天才的かもしれませんね…(自画自賛。過信をしつつ。気に入った奴隷があればそれでいいかとの結論に達する。ちょうどいい奴隷に案内してくれる職員もすぐ近くには見えず。足で探すことにした。これからどんなことをするか、と空想を走らせるだけでもずいぶんと心が晴れる) [Fri 21 Apr 2006 02:08:23]
ディシュク > (苛立ちは集中力も判断力も奪い去り。考えは一向にまとまらぬ。ああ!!と檻を蹴りつけそうになるのをなんとかこらえる。冷静に、冷静に、と思えば思うほど苛立ちは募る悪循環…)まったく忌々しい…。あの犬!あの犬さえ居なければ…、はぁ…しかし犬の獣人などは人気が高いでしょうし…(ましてや、以前は神に仕えていたとか天使族らしき奴隷とか、そんな「特別」がつけば一気に値段は跳ね上がりストレス解消に…とする奴隷には向かない)やはり、醜い雑多奴隷が良いんでしょうかね… [Fri 21 Apr 2006 01:59:54]
ディシュク > (犬に咆えられるのは我慢しよう。だが、噛み付かれて、そして結局その犬はのうのうと生き延び、飼い主にもうかつに制裁を与えられぬ。いらいらとした感情をもてあまし、仕事でも小さなミスがあった。こんな時は何かにぶつけるに限る、と奴隷を身に来たのではあるが…)……(悩んでいた。一度購入してしまえば殺そうが文句は言われないがそれだと高いのだと損失が大きい、レンタルだとあまり無理はできない、など)…まいりましたね…(がりがりと頭を掻き唸り声を上げた) [Fri 21 Apr 2006 01:52:27]
お知らせ > ディシュクさんが来ました。 『この日は機嫌が悪かった』 [Fri 21 Apr 2006 01:48:02]
お知らせ > アルマさんが帰りました。 『ろくしょうで小姑ころし〜♪(まだ歌ってる。』 [Fri 21 Apr 2006 01:21:08]
アルマ > ・・・・・うふふふふ、色々教えてあげますよー?ま、それはそれとしてお仕事に戻りますわねー?いいこにしてるんですよ。ではっ♪(ん♪、と投げキッス一つ放ってすたすたと廊下を立ち去るのでした。まる) [Fri 21 Apr 2006 01:20:22]
お知らせ > 弟切草さんが帰りました。 [Fri 21 Apr 2006 01:19:04]
弟切草 > ( 着せ替え。それを聞けば、心底不思議そうに首を傾げ )……私には、着飾らせるほどの価値、無いのに。 家事、それに、夜伽は……分からない。経験、無いもの。 (自ら売り込み放棄している風にも取れる言葉。吐いて。)(  此処に居る間は。「貴女」に話し掛けて貰える機会がある訳で。 それも良いかも知れない、なんて---- … 。  ) [Fri 21 Apr 2006 01:18:27]
アルマ > ・・・・なるほど。それもまあ、うん。グ(ぐ、と右の親指立てました。うふうふふ。何が言いたいのかはよくわからない)・・・・・私だったら、とりあえず着飾らせてー、家事とかやってもらってー、夜のお供もー・・・・やーんやーんもう大胆ですわ夜のお供なんてー♪(自分で言っておいて自分でなんか恥ずかしがる。見たものは呆れてよい) [Fri 21 Apr 2006 01:02:14]
弟切草 >  困ってないわ、……如何応えれば良いのか、分からなかっただけ… (真顔。矛盾には気付いていない様子。) 綺麗?……そう、ありがとう。 暗殺用………それでも、良いの。此処から出してくれる人が、望むなら……私は、従うだけ。( クスリ…と。 ) [Fri 21 Apr 2006 00:58:30]
アルマ > あらあら、困っちゃいました?まあ、気にしない気にしない♪それより買われよー♪おー♪(また同じようなことしました。頭の中にはヘリウムガスが詰まってます(ゑ)あらら、あらららららら。それじゃどちらかというと暗殺用になっちゃいますわねー。でも綺麗ですわ♪(うふふ、なんて微笑みながら。脅威とか危険とか全く感じてないそぶり。だっていつでも頭は日本晴れ) [Fri 21 Apr 2006 00:50:02]
弟切草 > ( 応援受ければ、如何反応して良いか分からぬまま。とりあえず、表情に微笑は残した侭。 ) ---- 死んでしまうの。 蔦に触れて、私が想えば。その人の肌は、死んでしまう、から …。 ( 蔦から出る色素毒。それは最悪、皮膚の壊死をも引き起こしてしまうから。 ) [Fri 21 Apr 2006 00:45:44]
アルマ > ・・・・・・・あはは、まだって言うことはやるつもりなんですねー♪ふぁいっ、おー♪(ぐ、と右手を突き上げた(まだパン持ったまま)。そして応援してどうする職員。)あらまぁ・・・・・何で駄目なんですか?教えてもらえるとうれしいんですけどー♪(首を軽く右にかしげながらのクエスチョン。こりこりと右の角を軽く指先で掻きながらでしたが)はぁい。じゃあ全部食べちゃいます♪(もしゃもしゃ。何をしているのやら) [Fri 21 Apr 2006 00:38:54]
弟切草 >  いじめてないわ、……まだ… (ぽつりと。それこそ小声でポツリと、何か余計な一言付け加えました。) …… ダメ。蔦に触っては、ダメ……これが、枷の理由だから。きっと。 (貴女の視線から隠すように、すぅ…と蔦は消えてゆき。) ---- …ありがとう。でも、私は、良いの。 (勧められれば、小さく首を振った。) [Fri 21 Apr 2006 00:34:06]
アルマ > あらまぁ、そーなんですか♪だめですよ職員さんいじめちゃ。ご飯とかわざと抜かされちゃいますよー?・・・・あらら、なんかすごいですわねー♪(現れた蔦を目にすると、明らかに触りたいオーラがぶわりと出てきました。じー、と蔦を見つめたり)・・・・まあ、そこはそれ!ばっちり売り込んでお買い上げされましょー♪・・・・うん、なかなかアンニュイなキレェさがあるから、見た目にこだわりそうな男の人がねらい目ですわね。はい、どーもですわ♪(もしゃもしゃとパンを食べ始めました。半分にちぎって、残りを差し出して「食べます?」なんて問いかけたり) [Fri 21 Apr 2006 00:24:37]
弟切草 >  ………ワケ有りだから。多分、きっと……。(ザワリ--消えていた、蔦がうっすらと現れる。腕に巻き付くような、それは触れない方が無難---軽く、中毒症状は出てしまうだろうから。)……暖かく…?そう、これで外に出られたら良いのに。---- …… ありがとう。貴女も、頑張ってね …?( 嬉しそうに。微笑んだ。 ) [Fri 21 Apr 2006 00:17:12]
アルマ > それはなにより♪・・・あら、檻の中なのに更に枷なんて・・・・何かしました?普通は檻にとりあえずそのまんま放り込まれるぐらいのはずですのに・・・・(んぅ、首をかしげて枷までついている理由を考えてみた。しかし思いつかなかった(おばか)最近暖かくなってきましたわねー。あんまり快適ではないし、最近お客さんもあんまり来ないですけど――――がんばるんですよー♪(ぐ、とパンを握ったままの右手を掲げてみた。(いい加減離すかしまいましょう) [Fri 21 Apr 2006 00:08:04]
弟切草 >  ----- ……。( 「分からない。」 彼の戦争とやらには疎いのか、先刻までの笑みは 消えて。 )……こんばんは。 今は痒くはないけれど。だから……そう、痒くなって貰っては困るの。( 手首を軽く動かせば。カチャ--僅か、硬質な手応え。枷のある、この手を満足に動かせはしないのだから。 ) [Fri 21 Apr 2006 00:03:47]
アルマ > お塩を効かせて姑殺し〜お塩を効かせて姑殺しぃ〜♪(何か歌が物騒な方面へとシフトしました。嫁姑戦争はこの頃からあったに違いない、と信じながら(だから何)・・・・・・・はい、こんばんはー♪お元気ですか?指とか足とかが妙に痒かったりしませんか?痒いのが収まったらたぶん腐ってるので切らないとダメですわよ♪(くすくすと小さく零れる笑い声を聞きつけたのか、檻の前でしゃがみこんで話しかけてみる。相変わらずモップとパンという意味不明な組み合わせで) [Thu 20 Apr 2006 23:55:35]
弟切草 > ( ふと---足音が聞こえる。それと、歌声が聞こえた。 ) ……しおしおの、ぱ……? ( 意味。そして、意図は分からずとも。その語調が可笑しく思えたのか、クスリ……笑みを零す。此方に近付く、足音を聞き乍。 ) [Thu 20 Apr 2006 23:51:32]
アルマ > 千切りってしてー、塩で茹でてしおしおのぱ♪(右手にブラシ、そして左手になぜかパンを持って、陰鬱なギルドの廊下を歌いながら歩く。一応見回りもしているようで、檻を眺めながら歩いていた。じきにそちらの檻の前に来るはずである。) [Thu 20 Apr 2006 23:47:16]
お知らせ > アルマさんが来ました。 『葉もののりょうりは〜』 [Thu 20 Apr 2006 23:45:06]
弟切草 > ( 冷たい檻の床。指先で感じ乍。 ) ………馬鹿みたいだね、私……。 ( いつしか、蔦は消えて。 クスクス。可笑しそうな、嗤いだけが其処に在った。 ) [Thu 20 Apr 2006 23:43:34]
弟切草 >  -----「馬鹿みたい」---- (呟いた。 己の手首。両の手首に付けられた、枷を感じ乍。)……無駄なのに、こんな事しても……(ザワ---。白皙の腕を伝うようにして。緑の蔦が床に伸びてゆき……やがて。動きを止める。) [Thu 20 Apr 2006 23:37:28]
お知らせ > 弟切草さんが入室されました。 [Thu 20 Apr 2006 23:33:17]
お知らせ > 珠香さんが帰りました。 『( それは、雪白に散る緋色の匂い。 記憶の景色も、遠い朧。 )』 [Thu 20 Apr 2006 22:11:25]
珠香 > ( 深い深い山の奥、雪荒ぶ世界にも似た、銀の。 緩々、格子をなぞる指先が、落ちて。 床の上にて沈黙す。 )  ……冷えたものは、好ましい、けれどぉー…… ( 朧の記憶をなぞるよう、最初から熱など無い指先を、唇に。  ツンと、赤錆の交じり合ったような匂いは、格子の金属、鉄の匂い。  懐かしいのは、何故だろう。 ) [Thu 20 Apr 2006 22:09:03]
珠香 > ( ずうっと触れていると、指先が張り付いてしまうのだ、そうな。 鉄の檻、氷の指。  山奥で、金属を見る事は余り無かった。 時折、母様の「コイビト」達が、寸鉄を帯びている事はあったのかも、しれない。  でも、こんな真っ直ぐな棒ではなくて。もっと歪な形をしていた気がする。 )  ……そう。これより、ずうっと冷たい――…色。 ( 鈍色、銀色。  雪娘は知らずとも、それは退魔の剣だったのだろう。 記憶の中の、銀の色。 ) [Thu 20 Apr 2006 22:03:37]
珠香 > ( ゆらりと揺れる、白い影。 装束の袖が床に朧の影落とす。 指先が、格子に伸びて。そうっと、触れた。 )  ……冷たい、冷たい…… でも、氷程じゃ、無いー……か。流石に。 ( 触れる指先にも熱は無く。移る温度が端から無い。  だから、氷の熱は氷の侭で。 鉄の温度もその侭で。 ) [Thu 20 Apr 2006 22:00:38]
珠香 > ( 銀色の、鈍色の、鉄格子。 檻の中と、檻の外。 人として扱われる者と、物として扱われるモノを区分する。 無上と言えば何処までも冷え切って、生前と目の前に並んでいる。 格子の前までやって来た雪娘が、ややも乱れた白髪の陰より、見やるもの。 ) [Thu 20 Apr 2006 21:53:26]
お知らせ > 珠香さんが来ました。 『( 冷えた格子。 )』 [Thu 20 Apr 2006 21:51:40]
お知らせ > エリ=シュカさんが帰りました。 『(聞き慣れた言葉で「助けて」と叫ぶ男の声。…耳にこびりついて離れない )』 [Thu 20 Apr 2006 18:46:09]
エリ=シュカ > ( でも、もし幻聴の類いなのだとしたら――もう少し「都合の良い」声を聞かせてくれていいと思った。だって) [Thu 20 Apr 2006 18:44:27]
エリ=シュカ > ――――…。(その思いが通じたか 風の流れに微かに混じる声を聞いた。思いつめた私が、都合よく拾った幻聴の類いかもしれないが) [Thu 20 Apr 2006 18:42:36]
エリ=シュカ > (どちらも「あいつ」のつまらぬ謀に引っ掛かった被害者だ。出来る事なら助けてあげたい。自分は如何でもいいから、彼等だけは。 彼等だけは。彼等だけは。 彼等だけは          彼等だけは。 ) [Thu 20 Apr 2006 18:40:58]
エリ=シュカ > (セズ=ジラはその彼の孫。まだ10にもみたぬ少女だ。 怪我も何もしていないが、見知らぬ空気に酷く怯えていたのを覚えている。きっと一人だったら泣いているに違いない。 )   ――――っ。 (嫌な想像を打ち消す為に首を横に振った。パサパサと音を立てる髪の毛が煩わしい。……せめて何か聞こえないかと耳を澄ます。) [Thu 20 Apr 2006 18:33:19]
エリ=シュカ > (ジャン=ラは、怪我人だ。村を追い出される前に、災いを起こした犯人として濡れ衣を着せられ、村の人々の責めにあっていた。 特に足。 逃げられぬように、酷い怪我をしていた筈。 一緒の部屋にいたのなら、幾らか手当ても出来るのに。爪を噛む) [Thu 20 Apr 2006 18:30:20]
エリ=シュカ > (他の者はどうなったんだろう。自分と一緒にいた同族達は何処へ?膝を引き摺り鉄格子に近寄った。廊下は小さな松明が揺れるのみ…左右を見ようにも限度がある。)…『どこ』…(自分と違って、他の同族はヴェイトス語を理解出来ないだろう。自分は両親が他族と交渉する事が多かった為に、なんとか「聞き取る」事は出来るが…)………『ジャン=ラ』『セズ=ジラ』(囁くように、同族の名を呼ぶも返事はない) [Thu 20 Apr 2006 18:23:41]
エリ=シュカ > 『何処…だろう』 (恐る恐る声を出す。私の問いに返事をしてくれる人はいなかった。)…『何故此処に』…『あれからどうなったんだ』…(自分が「奴隷」というモノになったのは理解していた。理解せざるをえなかった。ただ、この腕輪―プレートが揺れている―を付けられる前にいた所と違う部屋だったから、とても戸惑った) [Thu 20 Apr 2006 18:13:20]
エリ=シュカ > (碧色の瞳が部屋の中を写す。私はどうして此処にいるのかを思い出すまで暫く時間がかかった) [Thu 20 Apr 2006 18:07:49]
お知らせ > エリ=シュカさんが入室されました。 [Thu 20 Apr 2006 18:06:00]
お知らせ > ツキメさんが帰りました。 [Wed 19 Apr 2006 23:29:08]
ツキメ > ( 自分とは関係の無い、その喧騒を眺めながら── ) ヴぇいとすって、へいわだなぁ─。 (なんて、呟いた) [Wed 19 Apr 2006 23:29:00]
ツキメ > ( どやどやと、足音が狭い廊下を行きかう。 ) [Wed 19 Apr 2006 23:28:23]
ツキメ > ( お金を出し合って奴隷を買って、一晩楽しもうとする場合(その場合、コトが終わった後にすぐ払い戻しである。) 自分みたいな、歳若い…というのも言いづらいよーな、ようするにょぅじょが購入のターゲットになることは、滅多に無い。 言いだしっぺが炉理扱いだからだろう。) [Wed 19 Apr 2006 23:27:14]
ツキメ > ( ともあれ、 そんな懐と下半身の事情で、パパ上様と兄くんはどやどやと廊下を行きかう─ ) [Wed 19 Apr 2006 23:24:53]
ツキメ > ( 細君への言い訳を考えたら、きっと怪談だと思う。持って帰る事もできまいし。 ) [Wed 19 Apr 2006 23:23:47]
ツキメ > ( なんで帰らないんだ?と尋ねたら、女の子を身柄ごと買ってた、なんてジョークもあるらしい。 ジョークかどうかはしらないけど。 ) [Wed 19 Apr 2006 23:22:14]
ツキメ > ( ヴェイトス市外の騎士様が、女の子を買って、ちょっと高いなぁとか思いながらも一晩楽しんで、事が終わっても女の子が帰らない。 ) [Wed 19 Apr 2006 23:20:58]
ツキメ > ( 気の大きくなったおにーさん、おとーさん方が『一丁奴隷でも買うべぇ』と繰り出す時間帯。) [Wed 19 Apr 2006 23:19:38]
ツキメ > ( この時間、仕事を終えて、食事も終えて。 軽く一杯やらかして。 ) [Wed 19 Apr 2006 23:18:00]
ツキメ > (床に座り込んで、檻の前に) [Wed 19 Apr 2006 23:17:39]
お知らせ > ツキメさんが来ました。 『(ぺたし)』 [Wed 19 Apr 2006 23:17:10]
お知らせ > 珠香さんが退室されました。 『( 世界を埋める湯黄色を夢見て、今は瞼も閉じられる。 )』 [Mon 17 Apr 2006 02:34:22]
珠香 > ( 本能が謳うこと。別に、それを厭いはしないのだから――… とは、いえ。 隠す術も身に着けた。 檻の中で会得した、一種の処世術。 丁寧な言葉遣い、しおらしい態度。 それ程長けている訳では無い為、直ぐに化けの皮は剥がれるけれど。今、みたいに。 ) [Mon 17 Apr 2006 02:32:14]
珠香 > ( さくら――…桜、とか言うのか。氷に閉ざされた高地には、可変゛のひとひらも届かない淡い淡い紅の花。 大体、アレがこの檻に運ばれてくる辺りから、温い温い息苦しさが始まる。 知らせの如き、忌まわしい花。 でも、それが終われば、余計に熱は増していく。 全く――… ) 花の季節、なんて。早く閉じてしまえばぁー… いい、の にぃー……? ( そして。何も見えないくらい、真っ白な冬がくればいい。 男の女も、綺麗な柱に閉じ込めて。 いや。 見目が良いものだけを、選んで。 )  ……夢、ねぇー……  [Mon 17 Apr 2006 02:25:06]
珠香 > ( 違う用途を求められる事になる、もの。 扱いは何処までも便利な道具。 溜息を隠す事にも、いい加減慣れたもの。 ) 嗚呼――… 余計に、忌々しい季節、ねぇー…… ( 冷たい石の床が、熱を好まない身体に心地良い。 べったりと友好関係を深めながら、白い吐息が愚痴零す。 ) [Mon 17 Apr 2006 02:19:48]
お知らせ > 珠香さんが入室されました。 『( 花の盛りが過ぎればまた )』 [Mon 17 Apr 2006 02:18:14]
お知らせ > ツキメさんが退室されました。 『(当分はまだフリーだろう、なんて思った)』 [Sun 16 Apr 2006 14:44:55]
ツキメ > こうにゅうのそうだんはししょばこまで、ってばっちゃがいってた─。 (ぽそ、とそんな言葉を添えて) [Sun 16 Apr 2006 14:44:10]
ツキメ > (もっともこのカッコ内発言も怪しいものである、と忠告しておこう。嘘を嘘と見抜けない人には、(括弧無い発言を読むことは)難しい──) …そと、でたいな──。 (かなり高いトコにある、明かり取りの窓を見上げながら、そんな言葉を一人呟き) [Sun 16 Apr 2006 14:42:40]
ツキメ > (ナレーションに嘘をつかせる事が出来るほどの妖力を備えた、ある意味で世界への干渉力さえそなえた大妖怪であるが、実際の所はこんな体たらくである。ごはんも抜かれる事があるし、すきっ腹抱えて泣きながら眠るし。あと殴られる。) [Sun 16 Apr 2006 14:39:30]
ツキメ > (嘘である。) [Sun 16 Apr 2006 14:37:27]
ツキメ > (海路をヴェイトスより遥か三ヶ月。そこより陸路で大陸行路にそって一ヶ月。 苦難を乗り越えてたどり着いた先、ンジャダムナン皇国の第三皇女。それがツキメと呼ばれているかの美少女なのであった。) [Sun 16 Apr 2006 14:37:20]
ツキメ > (目の上に三日月形の疵のある少女。 現在は奴隷に身をやつしているが、かの美少女は実は皇女なのである。) [Sun 16 Apr 2006 14:35:28]
ツキメ > (ペースとしては一日一撃だが、安心は出来ぬ。 とりあえず今日はもう殴られる事はさけよう。 暴力は暴力を呼ぶのである。) …そういういみだった かなぁ。 (違う気もする。 [Sun 16 Apr 2006 14:30:52]
お知らせ > ツキメさんが入室されました。 『あふっ。 (とりあえず殴られた)』 [Sun 16 Apr 2006 14:27:56]
お知らせ > ツェレンさんが帰りました。 『 ( 望まない事ばかりが、現実になる。 ) 』 [Sun 16 Apr 2006 02:04:08]
ツェレン > (緊張で突っ張っていた身体の力が抜ける。がくんと頭が垂れ、懲罰房の扉に礼をしているかのような。) ぅ、あ―――― (ふつりと途絶えていた意識が、少しずつ浮かび上がってくる。)(起きたくない。このまま休ませて。痛みを感じるのは嫌だ。)(望みとは裏腹に、思考の彼方此方で暴れる自分のモノではない思考が意識を引き戻していく。右腕に受けた鞭の跡が疼く。腰元に受けた鞭の跡が疼く。連鎖反応していくように各所の痛みが、疼きが蘇っていき――― )         ア、あ…  (このまま、狂ってしまえたらいいのに。) [Sun 16 Apr 2006 02:00:38]
ツェレン >  か―――ひあ、ふ……ッ、くぅ……ッ (ぞわりと身体が震えた。首筋を冷たい『何か』が這いあがる感覚。)( ――――来る。)(予感に近い其れを感じると同時に。触れている其処から、小さな毛穴を通して少しずつ体内に潜り込んでくる、ような――― ) は、ひ  は     あ、あ―――― (自分の体が自分の体じゃなくなっていくような。自分の思考が自分の思考じゃなくなっていうような。びりびりとした痛みばかりが頭の中を支配していく。望まない声が響きだす。それは望んでいるものじゃない。私のものじゃない。来るな、来るな、来るな来るな来る―――― ) [Sun 16 Apr 2006 01:53:28]
ツェレン > (引き攣れるような痛みは"躾"が終わった後でも長く尾を引く。常人ならば気付かぬ、気付けぬであろう怨嗟の篭った念、この懲罰房で命を落とした者の無念や恨みが一つの『何か』となって狭い室内を這い回る感覚。冬の風よりも冷たく感じる『何か』の尾を引く動きにヒリヒリと刺す痛みを寄越す。) ……――――あ、 ぅぁあ、あ……ふ―――― (常に取り付けられている口枷の所為で傷みを誤魔化せる程の声が出せない。商品として並べられている時と違い、両の腕は顔の両横上部に備え付けられている、天井から垂らされた手枷に嵌められ、声を上げる度に共鳴するようにじゃらじゃらと音を立てる。) [Sun 16 Apr 2006 01:44:30]
ツェレン > (闇が視界する懲罰房の中。僅かに入る光源など鉄の扉の上部、ギルド職員が中の様子を確認する為だけに存在する細長い隙間からの灯りのみ。) ひ――――ィ あ、ぁあ、あ、あ―――…… ッ (故に幾ら叫んだとしても、悲鳴を上げたとしても一般の客へと届く事は無い。もし懲罰房の中が明るければ、銀の髪の下に隠された肢体の彼方此方に赤く長い蚯蚓腫れの跡が見えるだろう。 ―――言わずもがな、鞭で調教された痕跡。) [Sun 16 Apr 2006 01:36:32]
お知らせ > ツェレンさんが入室されました。 『 ――― 懲罰房 ――― 』 [Sun 16 Apr 2006 01:33:18]
お知らせ > ティエンさんが退室されました。 『( そんな。託の一幕。 )』 [Sat 15 Apr 2006 19:41:45]
ティエン > ( うねるような漣は、きっと 誰かの心の糸。 掴むことも出来ない癖に、揺らぎだけが 酔わされそうな程に強くて、深くて。  ――… 先にあるのだろう、ヒトの気配に。無数のそれらを     ―――… 思考はノイズ。其処で止まってしまう。否。 当たり前すぎるから、自覚すらしないようにしている、そんな欺瞞。 唇が乾いて、牙が疼いて。 手袋越し 左手の指先をきつく、噛み締めた。 )  ……だめ。今は、まだ。 ( 黒い手袋に じわり、滲む錆の味。 糧にもならない身食いの味を沁みさせて 息遣いだけの呟きの後は。 ちゃんと、戻らなきゃ。 ) [Sat 15 Apr 2006 19:41:17]
ティエン >  …だ、大丈夫だよねー…多分。 ( へろり ちゃんと膝を伸ばして。 荷物を持ち直したら、来た道を辿る。 分かれ道まで戻れたら、後は真っ直ぐ帰れば大丈夫。 ―…別に、迷宮探索に来ている訳じゃないけれど、覚悟の量は 似たような気分だ。 それぞれの、品物――… 奴隷達がいるのであろう区画に通じる通路を、見やる。 灯りに照らされている筈の道が。暗闇なんて苦にしない筈の目にすら、暗く見えたのは。只の錯覚なんだろう。 ) [Sat 15 Apr 2006 19:35:26]
ティエン >  ――……… ( 沈黙が、色々な意味で痛い。 何だか、思いっきり踵返して逃亡したくなる。 流石にやってしまうと、怪しさ炸裂し過ぎて 言付けの意味も無くなるから、ぎりぎり堪えた。結構ぎりぎり。 フードの陰、人だったら 冷や汗だくだく、流れそう。 )  …… えっ? あ、ぅん。 そう…う、動けない、からって。あの、わたし、代理。 ( 本当だったら、一筆書いて貰ったのを届けるなり、が一番だったのだろうけれど。 そもそも、此処に来たのだって独断なんだから、前提からどうしようも無い。 挙動不審塗れの白外套にむけられる 怪訝な視線は余り和らがないけれど。 )  後で、本人ー… から、も。 連絡、多分。 今、ちょっと酷い、から。先に。 ( しどろもどろのやり取りに、忙しい職員は長くは付き合ってられないんだろう。 「 分かりました。 」 そう、頷いた後で。 念の為にって、名前を問われた。 )  …えと。ティエン。ティエン・ギニー。 霧子、復帰したら。確認して、貰って いいから。 ( お騒がせ、しました。 へっしょり頭を下げると、最後に営業スマイル向けて去っていく職員の、後姿と 足音と。  ――… ちょっと、その場にへたり込みたくなった、へっぽこいの。  この辺りのていたらくは、もう あんまり思い出したくない。 ) [Sat 15 Apr 2006 19:23:46]
ティエン > ( 春の気配と 人の気配と。 酔っ払ったのは、どっちになんだろう。 曖昧の基準は、定める事も無い侭で。 へろり 歩んだ先で 丁度、事務処理が終わった所 なんだろう。 紙束を抱えた人影が、廊下の先に見えた。 )  ――… あ、あの っ、と ちょっと、すいま、せ んー……っ ( 廊下の端に べったし 寄りかかるような、妙な体勢から。 廊下の先に歩いていこうとする人影に、つっかえながら声かける、決死行。  ――… かろうじて届いたみたいで、足は止まった。振り返った顔は、やたらと怪訝そうだったけれど。 えぅ。 )  …あ、あの。 その  ( 「 商品を御所望でしたら、あちらになりますが? 」 いや、そうじゃないから。 ぶんっ と、頭を横に振ったら。 )  …こ、此処の 職員ー…で。あの、霧子って。 ( ――… 怪訝そうな視線が、深くなったような気がして、ちょっと蹲りたくなった。 「 …本日は、まだ出勤しておりませんが。 」 そんな返事に、かくかく 頷いて。 )  あの、言付けー…風邪、で。数日、おやすみ っ、て。  [Sat 15 Apr 2006 19:02:58]
ティエン > ( 案内板を良く見てみると、下の方 目立つ書き方では無いけれど ちゃんと表示は存在していた。 方向、道行き確かめて、頷きがひとつ。 )  …よし、こっち。 ( 檻の群れから離れられるのは、正直――… 有難くもある。 流石に事務処理等を檻と隣接した区域で行っている事は無さそうで、少し距離はあるけれど。 その長さに、今は少しだけ安堵する。 ――… 地続きの怨嗟、慟哭 ――… 嘆きにも良く似た、諦観と 羨望と。 名前を付けられない感情の海が ひたひたと。 足元にまで押し寄せて来る気がして 酷く――…  よぎったものを振り払うみたいに、一度強く頭を振った。 まだ、少しくらくらしてる。 ) [Sat 15 Apr 2006 18:31:51]
ティエン > ( 入り口から、両脇に檻が並んでいる訳も無く。ある程度進んだ先に、区画分けの分かれ道。案内の職員がいない時でも、ある程度 お客が目的や予算に合わせて選べるようにとの配慮、なんだろう。「 一級区画 」「 二級区画 」 …etc. 分かれ道が、何処に繋がっているのかを示す案内板もある。 とは、いえ ) ……用があるのは、此処の人に…なんだよね。 ( 分かれ道の前で立ち止まり、一度荷物を足元に下ろして 案内板と睨めっこ。 ) [Sat 15 Apr 2006 17:57:04]
ティエン > ( 買い物も終わって、今はもう 夕暮れ時。空を見上げてみれば、薄く靡いた雲の端が 少しずつ茜に。朱色に染められる刻。 日を巡る陽光の、餞めいた彩りが過ぎれば 薄闇、紫 夜が来る。 ――… 少なくとも、その前には戻らないと。相変わらず背、鈍い痛みで抗議する人差し指と中指の悲鳴を 意図的に無視して。 ぐっ と、荷物を持ち上げて、ぎくしゃく ギルドの扉を潜る。 )  …ごめんください とか、言うんだっけ…こういう時って。 な、何か違う、か。 ( 一歩、中に足を踏み入れて。思わず びくり 挙動が止まる。 まだ、ほんの入り口なのは分かっているのだけれど。 深く深く、奥深く 満ちた気配は人のような もしくは違う、モノの。 ――…一歩目で絶好調にへこたれそうになりながらも、ずりずり 摺り足の緩慢さで進んでいく。 ) [Sat 15 Apr 2006 17:49:07]
ティエン > ( 数日前。買い物帰りに奴隷ギルドまで足を伸ばした時の、事。 数日前の過去情景。 ――… 多少反則風味なのは 見ないふりで。 )  ……あ、あったー……ぅん、此処だ。 ( 縁が無い訳じゃないけれど、自分の足で訪れる事は殆ど無い場所。 器奴隷を購入する心算も、今の所無いのだし。館は一人住まいには広過ぎても、ヒトを入れるつもりも余り無い。 ――… なら、何をしに来たというお話。理由は、至極単純な事。 ) ……誰か、職員の人に預ければー…大丈夫、だよね。 ( ギルドの建物、入り口の前で。 重たげに荷物ぶら下げて、もそもそと自分に言い聞かせる白外套。 何かと怪しいのは、今の所どうしようも無い。 ) [Sat 15 Apr 2006 17:42:48]
お知らせ > ティエンさんが入室されました。 『( 例えば、これは数日前の光景。 )』 [Sat 15 Apr 2006 17:38:50]
お知らせ > ツキメさんが帰りました。 『(ごす) 『やかますい』』 [Sat 15 Apr 2006 11:50:44]
ツキメ > ( そしていつものように、職員に鉄拳制裁。 そして黙るのであった。) [Sat 15 Apr 2006 11:50:27]
ツキメ > (緑のクレヨンと画用紙を貸してもらえていたら、きっとハタハタ振りながら唄っただろう。それでもきっと誰にも分かるまいが。) [Sat 15 Apr 2006 11:45:47]
ツキメ > あぼーん、あぼーん、 はいもうあったりー♪ (何を唄っているのか。 いやいろんな意味で、本当。) [Sat 15 Apr 2006 11:41:52]
ツキメ > ぶーるーま いい! ぶーるーま いい! あぼーんあぼーんあぼーんだ、あっぼーんっ♪ [Sat 15 Apr 2006 11:41:16]
ツキメ > あんぱんをあんぱんといったてきもあたりー あんぱんとりんご くって たいほもありー♪ [Sat 15 Apr 2006 11:40:43]
ツキメ > ここは あんぱん とった てきもあたりー ここは りんご くって たいほはありー♪ [Sat 15 Apr 2006 11:40:21]
お知らせ > ツキメさんが来ました。 『あんぱーんは あん、ぱん♪』 [Sat 15 Apr 2006 11:39:30]
お知らせ > ツキメさんが退室されました。 『(小娘の思惑など取り合うものもなく、売れたり売れなかったりしつつ夜は更ける)』 [Sat 15 Apr 2006 00:22:04]
ツキメ > (まぁ、売れなきゃ売れないで、どこかのタイミングでお仕舞いだろう。多分、楽にすっぱりとは終わらせてもらえないだろうけど) いやだなあ。 わたし、そんなのきらい。 (ごろり、寝転がって) [Sat 15 Apr 2006 00:20:15]
ツキメ > (興味引かないのも辛いが、衆目があつまればそれはそれで怖い。なんだったら試しに檻の中に入ってみるが良い。 さておき) あふ。 うれるのはいったいいつのひかー。 (見込み薄。) [Fri 14 Apr 2006 23:57:52]
ツキメ > ……。 (視線が集まってきた。) みー。 [Fri 14 Apr 2006 23:55:36]
ツキメ >  にじゅーまんですよー、おかいどくですよー、とか。 いってみるてすとっ。 ( ばびばびばび。 格子を敲きながら、冷やかし半分、ギルドを行きかうお客様に売り込んでみた。 みた。) [Fri 14 Apr 2006 23:52:40]
ツキメ > …ほぁー。 (三度目。) [Fri 14 Apr 2006 23:50:05]
ツキメ > ひゃくにじゅうごまん。 あるところにはおかね、あるんですねぇー。 (ほぁー、ともう一度感嘆を洩らした。) [Fri 14 Apr 2006 23:49:56]
ツキメ > ほぁー。 ( そんな感嘆 ) [Fri 14 Apr 2006 23:49:20]
お知らせ > ツキメさんが入室されました。 [Fri 14 Apr 2006 23:49:02]
お知らせ > フェイロンさんが帰りました。 『(其の侭馬車へ乗り―。)』 [Fri 14 Apr 2006 21:54:51]
お知らせ > ルミニアさんが退室されました。 『(フリースペース2へ)』 [Fri 14 Apr 2006 21:54:31]
フェイロン > (主である女性に手を取られれば引っ張られる感じで続いて歩くようで)…はい、判りました、ご主人様…。(こくり、と小さく頷きながらも其の侭つれていかれるようで―。) [Fri 14 Apr 2006 21:54:13]
ルミニア > ( 職員の言葉に、満足げにうなずく。そうしてフェイロンの手を握ると、彼を連れて歩き出す。 ) とりあえず、馬車に乗りましょ。私の家に着くまでに、色々と話しておきたいこともあるしね。 ( こんな辛気臭い場所に長居は無用。といわんばかりに。その足は真っ直ぐに出口へと。 ) [Fri 14 Apr 2006 21:52:57]
フェイロン > (歩み寄ってくる女性を見上げては頭をなでられるそれには瞳を細めていた。そして僅か俯き気味でもあり)…はい、判りました…。(こくり、と小さく頷きながらも尻尾が揺れそうにもなったけれど、場所を考えて其れは直ぐに押さえ込んでいるようでもあって。主の言葉を耳にした職員は「はい、確かに。」との確認をした台詞を向けることか―。) [Fri 14 Apr 2006 21:47:55]
ルミニア > ( 書類に必要事項を記入し終えたころ、奥から出てきた狐耳の男の子に気づいて立ち上がる。それから彼の元に歩み寄ると、その頭に優しく手を置いて、撫でようと。 ) ――無理しちゃってぇ。でも、ここから出るまではそれで正解よ。 ( にこっと微笑み、ウインクをしよう。 ) さ、お金も一括払いしたし、今日から私がこの子の主よ。問題ないわね? ( 職員に軽やかな口調で問うた。 ) [Fri 14 Apr 2006 21:43:15]
フェイロン > (今宵、主になる人が現れた、そして職員から呼ばれれば表に出てきた、そして軽く視線を動かした後、女性の姿を捉えた、そして…)ぁ…お待ちしておりました…ご主人様…。(職員からの話も聞いてでてきた己、そして礼儀正しくか小さく頭を下げての挨拶をするようで。) [Fri 14 Apr 2006 21:37:12]
お知らせ > フェイロンさんが来ました。 『(ゆっくりと奥から現れて―。)』 [Fri 14 Apr 2006 21:29:39]
ルミニア > ( 金の運び込みは終わった。後は椅子に腰掛けて、職員の応対の続きを待とう。 ) [Fri 14 Apr 2006 21:25:29]
ルミニア > とりあえず、必要事項の記入……と、お金の確認よろしくね。 ( 手近な職員を呼ぶと、簡潔に用件だけを告げた。 ) 125万エン――単純に10倍したとして、開放金額は1250万エン、か。 ( 確かに何年かかるか分かったものじゃない。大金と引き換えに得た大切な駒だ。せいぜい有効利用させてもらおうか。腕組をしながら、女は口元の端に小さく笑みを浮かべた。 ) [Fri 14 Apr 2006 21:16:29]
ルミニア > ( あの一級剣闘奴隷フェイロンに、ついに買い手がついた。にわかには信じがたいであろう知らせに、ギルド職員たちも心なしかざわついている。 ) われながら、高い買い物したものね、ほんと。 ( 財産のほとんどをつぎ込む決断である。今後のことを色々と考えなければいけない。 ) [Fri 14 Apr 2006 21:04:50]
ルミニア > さすがに125万エンは持ち運びだけで時間がかかるわねぇ。 ( 両手に抱えるほどの袋に、たっぷりと金を詰めて。それを従者が二人係で馬車からギルドへと運んでいく。 ) ほらほら、見世物じゃないんだから。 ( 帽子をかぶったアルビノイア風の女は、片手を軽く払ってけだるそうに言った。 ) [Fri 14 Apr 2006 21:01:38]
お知らせ > ルミニアさんが来ました。 『(その日、奴隷ギルドに大量の金が運び込まれた)』 [Fri 14 Apr 2006 20:59:19]
お知らせ > ディシュクさんが退室されました。 [Fri 14 Apr 2006 02:50:07]
ディシュク > (特に際立った奴隷が見つからなければ10万エンほどの3級奴隷を購入し、その場を去っていくことだろう。そしてその奴隷は店番へと当て、自分が自由に動ける時間を増やすためへと使われることだろう…) [Fri 14 Apr 2006 02:49:43]
ディシュク > (ある程度のものを購入する、となれば大体は10〜15万はどうしてもかかってしまうだろう。できる限りいいものを安く、商売の基本ではあるが、奴隷たちをじっくりと観察し、選んでいく)…… [Fri 14 Apr 2006 02:33:37]
ディシュク > ( [Fri 14 Apr 2006 02:31:18]
ディシュク > (ての中からすり抜けた名簿。それは特に気にせぬまま、視線を三級から雑多の奴隷たちのいるばしょへと向ける。おびえるもの、強い視線をうかべるもの、とさまざま、口元へと笑みを浮かべながら)さて、どれにしましょうかね…(心底楽しげにつぶやいた。予算は多く取らない) [Fri 14 Apr 2006 02:23:41]
お知らせ > 職員さんが退室されました。 『( 残されたのは、お客様と。足音に脅えや反発の視線を向ける「商品」達。)』 [Fri 14 Apr 2006 02:18:15]
職員 > どうにも、あの類の代物は相性やら――色々と選ぶものでして。と、蛇足でした。( 主次第で悪化する事があるのかどうかは知らない。昨夜の訪問、そして「再教育」の判断――…少ない情報から想像力を働かすのは、職員としては早計。失礼、と肩を竦めると、一歩引き。) では、ごゆっくりどうぞ―――。( 無理を言って、の言葉には、いえ、とにこやかに笑みを向ける。そして、一度見せた奴隷の名簿をお客の手から引き取ると、一礼残して職員は、その区画から去っていく。) [Fri 14 Apr 2006 02:17:32]
ディシュク > こちらの希望、としては、ですね。できないのならかまいません(ふぅ、と小さく息を吐く。こまめに様子を身にくるのが一番か・・・と彼女への執着に少々自嘲の笑みを浮かべ)それも、理想としては、ですからね。さて…どうなっておりますか…(こちらと案内された区画の向こうへとゆっくり足を運ぶ、その前に職員へは)いろいろと無理をいってすみませんね(謝罪の言葉口にしつつ、奥へと向かう) [Fri 14 Apr 2006 02:11:04]
職員 > その辺りは何とも――…何時、と確約出来ない物をお待たせするのも、逆に申し訳ない次第でして。( 連絡が欲しいとの言葉には、困ったように職員は眉を下げる。何を以って完了となるのかは、この職員とて知らされてはいない事。あの類の超常的な代物は、どうにも先を予測するには向いていないモノ。万が一、安定しているからと連絡した後で悪化しましたでは、今度こそギルドの信用問題。 言葉を濁す事自体を返答に代えて、二級の檻から離れ、三級の辺りへとお客を案内していく。) 体力に優れた女――…ですか。では、この先にあるモノの中でお気に入られたものが御座いましたらば、どうぞお呼び下さい――。( 女子となると、体力面で優れたモノは中々入荷し辛い為、軽く眉を寄せたが、それは直ぐに消えるもの。皆無では無いのだから、顔に出す事じゃない。では、此方でどうぞと区画を示した後は、一礼して引き下がるだろう。職員に延々ついて来られては、ゆっくりと品定めをするのも叶うまいと。) [Fri 14 Apr 2006 02:06:13]
ディシュク > いないものを出せ…とは無理強いできませんから…そうですね…。できれば、『教育』が終わったことは連絡していただけると嬉しいですが…(そこまでを職員に求めるのは酷か。そして、三級か雑多、ということであれば)そうだな、体力にすぐれたもの、できれば女、のほうがいい、客受けが良いからな(外見、もそれなりにあったほうが良いがそこは過度の期待は禁物であろう。条件としては「売り子ができそうな女の奴隷」それなりの体力と必要最低限の教養があればなんとかはなるだろうと) [Fri 14 Apr 2006 01:57:36]
職員 > はい。ご理解頂ければ、此方としても幸いです。( 何が起こったのか、という事については、不用意に口を開きはしない。再教育――そのような事が必要となるのは、ギルドとしても本来望むべきでは無く。されど、その侭出荷するよりは利になるとの事。不満げな表情を見やりて、申し訳なさげな態度は崩さずに。) はい。働き手として優秀なもの――となりますと、体力に優れたモノは、主に此方の檻に。お値段とご相談の上との事でしたら、三級辺りにも中々掘り出し物は御座います。( お客も既に見たかもしれないが、「再教育」中の奴隷が昨夜までいた檻は、今は空っぽ。 別の奴隷を所望するというのであれば、働き手に求める特性等を尋ねながら、安値の三級、もしくは雑多の檻へと案内するだろう。) [Fri 14 Apr 2006 01:51:49]
ディシュク > そんなことがあったのですか…再教育…それはしかたがありませんね…(トラブルがあった、となれば自分が帰ったあと、彼女の精神が耐え切れないような何かがあったのでは、との推測が走る。ふむ、、とやや不満そうな表情をしつつ)では、代わりに、といってはなんですが、彼女の変わりになるような働き手はおりませんか?気に入った彼女が購入できないのは残念ですが、もともと人手を求めておりましたので…(職員へとしかり向き直ればそのようにたずねる。彼女を気に入ったのはその体質ゆえ、彼女がいないというのであれば適当に安い奴隷でもと) [Fri 14 Apr 2006 01:42:12]
職員 > ( 平たく言うとそういう事デスと遠い目したのは何処の誰やら。ともあれ、反応見せたお客の前で、職員は足を止めて、括られた髪を揺らしてまずは一礼。) 夜分に御足労願いまして、有難う御座います。――…しかして、少々申し訳ないのですが。( 顔を上げ、浮かべるのは言葉通りの、申し訳無さそうな表情。それと共に、す、と男の前に名簿を差し出し。) あれから少々トラブルが御座いまして、お客様が御所望になられていた「ツェレン」は、再教育との判断が、「上」から下った次第です。( 差し出した名簿には、簡易的にその旨とギルド上層部からの捺印が記されている。 仮にも「二級」の値をつけたもの。火中に栗を投げ込むが如きを出荷してしまえば、当座は良くとも後々の為にならぬ――そんな判断が下されたが故だ。) [Fri 14 Apr 2006 01:34:40]
ディシュク > (ツェレンの名簿の書き込みに今気がついた所存。とは背後のつぶやき。奴隷の檻前にて見物をしていた男はやってきた職員へと視線を向けた)はい、私のことでしょうか?(す…と視線を細め、やってきた職員を見る) [Fri 14 Apr 2006 01:28:25]
職員 > ( カツコツと、奴隷ギルドの廊下に響くのは硬質の足音。昨夜訪れ、とある奴隷を所望したというお客様がいらしているとの事だが――名簿を手にしたスーツ姿の職員が、その姿を探しながらやって来る。程なくして、奴隷の檻前に在る職員以外の姿を見つけるか。) [Fri 14 Apr 2006 01:25:06]
お知らせ > 職員さんが来ました。 『 ―――御客様?』 [Fri 14 Apr 2006 01:22:40]
ディシュク > (今回はガラスのみで作られた伊達めがねをつけていた。くぃ…と目元を押し上げて)さて…どなたかいらっしゃいませんかね…(まさか今日はお休みです。そんなことになるのは悲しいが。ふらりと奴隷見物でもしながら、目的の奴隷の担当者が現れるのを待つとしようか…) [Fri 14 Apr 2006 01:08:30]
ディシュク > (改めて奴隷ギルドへと現れた身、目的はツェレン、と名づけられた冷媒体質の奴隷。すでに売られてはいまいかとの不安も抱えつつ出入り口へと訪れる) [Fri 14 Apr 2006 01:03:39]
お知らせ > ディシュクさんが来ました。 『金を準備して…』 [Fri 14 Apr 2006 01:02:04]
お知らせ > リカルダさんが退室されました。 [Thu 13 Apr 2006 19:41:27]
リカルダ > (明日は未だ此処で眠っていられるだろうか。明後日はきっとコロセウムの護衛か何かに出されるんだろう。明明後日はきっと同じで、弥明後日になればまた試合。その先の未来に終わりは見えず、今生きている証さえ朧で、)  ………痛、ァ、 (ただ、この傷だけを愛しいと思う) [Thu 13 Apr 2006 19:41:22]
リカルダ > …………、 (昨日の試合は、客の眼にどう映っただろう。職員にはそこそこ褒められもしたし(勿論それ以上の欠点を指摘されもしたが)、今日は試合に出さず静養させてくれると言うから、きっとあれで正解で、有り難いのだ。未だ使い捨てにされない幸運。生きていられる証は、きっと両腕に重く垂れ下がった手錠と首輪なのだろう。これが、自分を知恵ある獣と区別させてくれる。管理されず、必要とされない剣奴など、「知恵在る獣」も同然なのだ)(瞼を伏せ、じんじんと熱を持つ傷口に鼻先を埋めた。嘗めると、血の染みた包帯から鉄錆びの味がする) …………。 (長く味わった味だが、旨いと感じた事も無い) [Thu 13 Apr 2006 19:37:55]
リカルダ > (…そこそこ『使える』と判断された剣奴は、それに比例して多少なりと良い扱いを受ける事が出来る。体調管理のための食餌、鍛錬の為ならコロセウムとギルド以外にも行けるし、貢献している剣奴には其れなりの自由も与えられる。自由。檻の向こう側の単語であり、産まれた時から誰かに仕えていた黒狗にはよく解らない単語だ。味気無いぱさぱさしたパンをスープで流し込み、嘗めたみたいに綺麗になった皿を出入り口近くに押し遣った。直に職員が食器を回収しに来て、罵倒なり世間話なり嘲弄なりを投げ掛けてくれる。ともすれば珍しいことに客の一人も来るが、…このご面相の所為か、長くみつめられた事はない。 それまでの暇な時間。 空想遊びももう厭いた) [Thu 13 Apr 2006 19:27:43]
リカルダ > (肉の欠片は四つで、豆の切れっ端が十一。味の付いているスープが飲めるだけ、まだ自分の立場は同級奴隷や雑多剣奴よりは良いらしい。怪我をした直後と言う事もあり、何の肉だか解らないスープと硬い黒パンが頂ける。傷口に擦れて痛い手錠を気にしながら、折れ曲がった匙でスープをすくい、パンに齧り付いた) ……… ッふ――…… ふ、ぅ。 (…消毒薬と、乱暴に巻かれた包帯が傷口に沁みて痛かった。がり、とかじりつき、曲がった匙を矯正する 手慰み) [Thu 13 Apr 2006 19:23:17]
お知らせ > リカルダさんが来ました。 『 スープに浮いた肉片と豆を数えてみた。 』 [Thu 13 Apr 2006 19:19:58]
お知らせ > ツェレンさんが帰りました。 『 ( 暫しの休息も、『何か』に直ぐ妨害される日々。 ) 』 [Thu 13 Apr 2006 04:04:46]
ツェレン > (はい、と職員は頷き、それでも暫く来店いただけない場合は―――と言うと最後には深く頷いて。) ………ふ、ッ (微かに残った呟きに反応したのか何なのか、意識の落ちている筈の奴隷は、ひくりと肩を震わせて。) [Thu 13 Apr 2006 04:04:00]
お知らせ > ディシュクさんが退室されました。 『さて、急いで戻るとしますか・・・』 [Thu 13 Apr 2006 04:02:28]
ディシュク > クス…それでは、また、のちほど出直しをさせていただきます。そうですね。そのときには35万・・・その値段での予約で・・・(クス・・・と笑いなにかを引き寄せるようにてを動かす。逃がしませんよ・・・とちいさな呟きを残し。一度はその場を立ち去っていく) [Thu 13 Apr 2006 03:59:56]
ツェレン > (にこりと職員は笑みを浮かべ、書類はお客様のいる限り準備しておく事、ただもしその前に購入者が現れた場合や、同席しても好条件で買う他のお客様が現れた場合には、其方の方が優先されてしまうという事を告げて。)(いつの間にか奴隷は、苦痛は消えないが既に慣れざるを得ない座した体勢のまま、気を失うかのように眠りへと。『何か』の残滓なのか、動かぬ奴隷の髪がふわりと揺れた。) [Thu 13 Apr 2006 03:57:04]
ディシュク > それでは、すぐに取りにいきますので、このままお待ちいただけますか・・・?(本日、日付がかわるまで、この場で予約、今日が過ぎても現れなければ、予約を解除してもらっても。と。もしもそれで了承が得られれば、2時間ほど後に必要な代金を手にしてこの場にまた、現れる。ツェレン・・・と。かかれたその奴隷へ、楽しげな視線をまた、送り) [Thu 13 Apr 2006 03:34:28]
ツェレン > (えぇ、と職員も頷き返し、後は場所によっても症状の違い、出る頻度が変わると付け加え。墓地や病院ならば場所が場所故に様々な事が起こり得るが、人が疎らな所ならば逆に起こり難くもなる。名前等は檻の前に書かれているプレートで分かるだろう。職員としても、手に余るタイプの奴隷、購入する意に頭を下げる。)( ―――それでも。)(持ち合わせが無いならば、その場で即座に契約というのは難しい。時折契約し代金は後日―――といった場合で、代金を払われないままのバックレ等も起きる。 それならば、書類は準備しておくので契約、引渡しはその時に―――と告げて。) [Thu 13 Apr 2006 03:30:52]
ディシュク > なるほど、リスクはあるわけですね・・・ (霊によって症状がちがうのだろう こくり、とうなずき 見えていれば対処もなにかとできるだろうと) 構いませんよ 購入させていただきます ただ、現金は今持ち合わせが無いので小切手、もしくは少々お時間をいただければすぐにご用意させていただきますが・・・? (ネクロマンサーの技能を鍛えるにはちょうど良い、と) [Thu 13 Apr 2006 03:21:32]
ツェレン > (ゆっくりと旋回した『何か』は、そのまま闇にすぅ、と溶け込んでいき。)(興味深げに尋ねてくる貴方に、職員は値段は30万エンと答えた後に、それでも毎日悲鳴というわけでも無く時には何を起こすか分からない、と告げ。)(奴隷の精神に進入してくる『何か』は怨嗟を持ったモノだけではない。時には口枷をされたまま笑い声を上げたり、さめざめとすすり泣くばかりの時もある。)(奴隷はただ静かに、檻の中で座してるばかり。口枷で言葉を発せぬのも理由の一つだが、先ほどの交霊で意識が朧気だというのも。) [Thu 13 Apr 2006 03:15:54]
ディシュク > (これ以上こちらに近づいてこないと視るややや、残念そうに手を下ろし)毎日・・・?それはそれは・・・楽しいですね。非常に興味深い・・・。よろしければお値段を聞かせていただけませんか?毎日女の悲鳴を聞ける。というのも、また一興ですから(クス・・・と笑みを浮かべる。何か問題でも?と職員を見つめる) [Thu 13 Apr 2006 03:08:26]
ツェレン > (揺らめく『何か』は呼ばれれば貴方の元へ向かうが、一定の距離で止まれば、またゆらゆらと。)(ぐらつく意識の中、奴隷は貴方と職員を交互に。時折また一寸近づく『何か』には、大きく動けないにしろ身動ぎし逃れんと。チャリ、と響くのは足枷の鎖が地面と擦れた音。)(問われれば職員は、まぁ、と少し曖昧な表情を浮かべ―――毎日この調子で、目には毒でしょうと答え。) ……ぅ、あ… (冷たい瞳が自身を見る度に、びくんと身体を竦ませ銀の前髪に表情隠すようにして。) [Thu 13 Apr 2006 03:04:49]
ディシュク > ほう・・・霊媒体質ですか・・・おもしろいじゃないですか・・・(この死霊は自分に扱えるか・・・と試すように、「来い」と小さく呟いた)さきほどの様子は霊のせいなのでしょうか?(片手を中途半端になにかにさしだすようにしたまま、ちらり、と職員を眺めてから、また奴隷へと視線を移し) [Thu 13 Apr 2006 02:56:45]
ツェレン > (視えるのならば、奴隷から抜け出ていった『何か』はゆらゆらと檻の中に留まらず、揺れているのが見えるだろう。先ほどので消耗された身体は細かく震え、長い髪の隙間から見上げるのは金の瞳。) ひ、ぅ―――…… (疲れの所為か、所々途切れたように聞こえる言葉。それでも語気から、その雰囲気から感じ取れたものは先ほどの『何か』と通じるものが。自然と、息を飲み。)(後から送れてやってきた職員は貴方に伝えるんだろう。あまり見かけぬ霊媒体質である事、故に貴重で、あまり刺激するような事は―――と。)(もしその間視線が絡むような事があれば、怯えるように瞳を伏せ。) [Thu 13 Apr 2006 02:53:24]
ディシュク > (蒼き瞳が細められ…どこかへと向かっているようで)なかなか、面白いですね・・・。さっきの人の影響なのでしょうか・・・?よろしければ、また呼んで差し上げれば・・・同じ姿が見られるのでしょうかね・・・(説明をうけぬままではあるが、状況は「視て」いた。クス・・・と冷たく笑みを浮かべ・・・あわてて事情を知る職員がくるのだろう。妙なことをされて壊されては困る、と) [Thu 13 Apr 2006 02:45:39]
ツェレン > (尾を引く声を上げた後。ぽつぽつと涎が襤褸に染みを作っていくのを見ていた。)(…出て行ったんだ。)(伸びるだけ伸びた銀の髪で覆われた表情の奥では、荒い呼吸が繰り返されて。虚ろとはいえ鮮やかな金の瞳は溢れた涙で僅かに赤く。) ―――ッふ、ひは ぁ…  ッ (短い間とはいえ、精神を他所の何かに侵食された後は消耗が激しい。 説明を読まぬままである初見の客ならば、大抵が発狂した奴隷だと感じるだろう事象はこの檻の中では何時もの事。近くなのに何処か遠くに聞こえた言葉に、ひくんと肩が跳ねた。) [Thu 13 Apr 2006 02:41:43]
ディシュク > ( ・・・ヴェイトスの生活もなれ、そろそろ手足となるものが欲しくなっていた地方村に住み着いていた男。 足を運んだ奴隷ギルドの奥でちょうど少女の演奏会を聞いていた。拷問でも受けているのかと思ったが、見た目では拘束されているだけ、そう、普通にみただけ、では)ほぅ。面白いものが見えますね・・・(こんなものが早々見えるのならめがねでも準備すればよかったか) [Thu 13 Apr 2006 02:36:17]
お知らせ > ディシュクさんが入室されました。 『足を運び聞いた声』 [Thu 13 Apr 2006 02:30:49]
ツェレン > (前屈みになれば少しは楽になれるかもしれない。)(僅かに浮かんだ期待は既に何度も試している行為。殆ど意味を成さないのが常だったのだ、が――― ) ヒぁ、う――― (背筋が膨らむような感覚。自分に入り込んでいた何かが抜け出ていくような。じっとりと暑いわけでも無く、寧ろ寒いというのに、じわりと肌に汗が浮かぶ。) ぁ あぁあ、あ、あ  あ  …ッ!! (ずるりと、音が響いた、気が。) [Thu 13 Apr 2006 02:28:55]
ツェレン > (少しの、辛抱。理解はしている。過去に此処で死を遂げた奴隷なのかそれともまた別の何かなのか分からない、しわがれた声を持った『奴』はそう長い間身体の中にいるわけではない。ただ好き勝手に人の精神に入り込んで好き勝手に恨み言をぶちまけ好き勝手に精神から出て行く。それだけの話だ。) い、あぁ  ぅ、あ―――  ッ! (それでも。)(身体を楽な体勢に休めたい。 震えた息と共に言葉にならぬ声が溢れる。開きっぱなしにされている口の感覚はもう殆ど無い。艶を失った銀の髪は自身の涎と涙と埃に汚れてしまっている。) [Thu 13 Apr 2006 02:21:37]
ツェレン > (頭の中でしわがれた声が響く。)(『此処は苦しい、悔しい、俺が何故―――』) ひ、は―――ふぁ、ぇ、う… (気持ち悪い。吐き気がする。頭の中を内側から鈍器で殴られる感覚―――暴れろと強い命令が神経に下る。けれど動けない。ぎちぎちと拘束具が音を立てる。素肌にベルトが擦れて赤く腫れ、熱い、刺すような痛みが―――それでも、大人しくなれない。)(苦悶に歪む表情はこの周囲の檻を見張っている職員にとっては見慣れたもの。) [Thu 13 Apr 2006 02:13:00]
ツェレン > (静かに響くのは、苦悶に満ちた声。)(虚ろな眼はぼんやりと天井を見上げたまま。がくがくと暴れる事を許さない拘束具に捕らわれた奴隷は一人、閉じる事すら叶わぬ口端と金の瞳から透明の雫を零し冷たい地面を色濃く染める。) [Thu 13 Apr 2006 02:05:21]
お知らせ > ツェレンさんが入室されました。 『 ――――ッは、ぁあ あ ふぅ……ッ 』 [Thu 13 Apr 2006 02:03:35]
お知らせ > ツキメさんが帰りました。 『( 石畳にぺたし、うつぶせになって寝息を立てはじめ )』 [Thu 13 Apr 2006 00:10:45]
ツキメ > … む… んぅ… …(zzzz。) [Thu 13 Apr 2006 00:10:26]
ツキメ > (でも、こんな時間でも尋ねてくるお客様は居たりするわけで──) あふ。 まだ…ねちゃ……ぁ ( 寝たら売り込みも出来なくなってしまう。 というか、寝入ったところをけり起こされるのが可也つらかったりする。マジ話。) [Thu 13 Apr 2006 00:10:04]
ツキメ > (さすがにこんなに遅いと、掃除も洗濯も。 何か出来るというわけでもなく) …むぐー。 ( 口をxの字にして、うつぶせでぼーっとするより他に無いのである。 である) [Thu 13 Apr 2006 00:04:34]
ツキメ > (そんな事を思いつつ。) …あふ。 (眠そうに目をこすった。) [Wed 12 Apr 2006 23:48:06]
ツキメ > …(何を溜めてたんだろう。) [Wed 12 Apr 2006 23:46:37]
お知らせ > ツキメさんが来ました。 [Wed 12 Apr 2006 23:45:07]
お知らせ > アルマさんが退室されました。 『「とりあえず保管続行」を採択(つまりどこかへ行った)』 [Wed 12 Apr 2006 22:09:55]
アルマ > しかしまあ――――よくこんなに集めましたわねー♪なんかバカの所業ですよねこれ。あははははははははは♪(べちべちと樽をたたきながら大笑い。というか集めたのもここに溜めたのも全部自分ですよ。しかし自虐を肴に笑っているわけでもなく、ただおかしいから笑う。おかしなことがあったから笑うのではなく、おかしいから笑う。ひとしきり笑うと、まるでスイッチを切り替えたかのように笑い声がぴたりと止んで――――) [Wed 12 Apr 2006 22:09:19]
アルマ > (蓋を閉じて、ふー、と大げさに額の汗を拭ってみる。そんな運動してません。もちろん) [Wed 12 Apr 2006 21:58:17]
アルマ > えーっとぉ・・・・・・1.普通に捨てる 2.無理やり使う 3.このまま貯蔵続行。・・・・・・・・んぅ、なんか、いい案が浮かびませんわぁ・・・元手は完全にタダですから、別にどうしようとも誰にも何も言われないんですけどぉー・・・・(樽の中に入っているのは液体。正確に言うと粘液。軽く揺らせばたぷんたぷんと揺れるそれを、なんとなーく眺めつつ)ある種の危険物ではあるんですけどねー♪(とりあえず蓋を閉じて [Wed 12 Apr 2006 21:57:48]
アルマ > 溜めるだけ溜めて使わなかったから・・・・大変なことになってますわ・・・・・これはもうまさに、そう、まさに(奴隷ギルドの一角、樽の蓋を開けて中を覗き込む者が一人。こりこりと困った様子で右のこめかみの辺りを指先で軽く掻くが、あんまり困っているように見えないのはその顔に張り付いた笑顔のせいか) [Wed 12 Apr 2006 21:53:56]
お知らせ > アルマさんが来ました。 『あや――――・・・・・』 [Wed 12 Apr 2006 21:51:36]
お知らせ > ツキメさんが帰りました。 『( そしてもう一発殴られた ) あふっ 』 [Tue 11 Apr 2006 22:42:31]
ツキメ > ( ギルド職員を眺めながら、小声でぽしょりと── ) ここからいなくなれー ! ( 『 出てこなければ殴(や)られなかったのに! 』 聞こえたらしい。 ) [Tue 11 Apr 2006 22:42:02]
ツキメ > (げんこつで黙らされて、それでも待つ事数十分。 今日はお客さまの入りもなさそうな気配──) [Tue 11 Apr 2006 22:36:38]
ツキメ > ( 『やかますい。』 ごづ。 ) あふっ! (殴らりた。 [Tue 11 Apr 2006 22:28:25]
ツキメ > おーい、だしてくださぁい、ねぇっ。 (ぺちぺち。べちべち。) [Tue 11 Apr 2006 22:27:54]
ツキメ > せまっくるしいなぁ…ここ、出られないのかなぁ。 (ぺたり。ちいさな手のひらで、格子をぺちぺち叩いてみた) [Tue 11 Apr 2006 22:26:59]
ツキメ > おおきい。 水性かな? ちがう。ちがうなぁ。 水性のはもっとばぁーっと滲むもの。 (落書きの染みの痕跡の話ですが何か?) [Tue 11 Apr 2006 22:26:19]
ツキメ > ……。 あー。 大きなしみがついてたり消えてたりしてる。 [Tue 11 Apr 2006 22:25:09]
ツキメ > (天井を見上げて、しみの数なんかを数えてみました。) [Tue 11 Apr 2006 22:17:34]
ツキメ > (呆っ、と。) [Tue 11 Apr 2006 22:16:42]
お知らせ > ツキメさんが来ました。 [Tue 11 Apr 2006 22:16:21]
お知らせ > ツキメさんが退室されました。 『( 今日は何とかご飯にありつけました )』 [Mon 10 Apr 2006 23:02:36]
ツキメ > …それはそれとして、おなかすいたなぁ。 (ぽつり。 なんだか食べる事ばかり考えてる気がする。) [Mon 10 Apr 2006 22:49:14]
ツキメ > ( ここら辺の不便さが、ばけものなんだと思う。 にんげんみたく、見た目に傷が残っていれば、手心のひとつも加えられるかもしれないのに。 ) [Mon 10 Apr 2006 22:46:36]
ツキメ > ( まぁ、ふつうの暴力は── げんこつで思いっきりひっぱたかれて、壁に頭をぶっつけたとしても ) ……。 (さす、と昨日ぶつけた場所を撫でてみた。 痛い。 けど、もう痕は消えている。) [Mon 10 Apr 2006 22:45:07]
ツキメ >  えーえーりゃく。 (ぽそり。 何それ)  [Mon 10 Apr 2006 22:42:20]
ツキメ > ( 前向きにいろいろがんばると、大抵何か裏目を見る。 奴隷身分になってからこっち、のろわれてるのかしら、なんて思わなくも無い。そんなふうに思っていたころがつきめにもありました。) [Mon 10 Apr 2006 22:41:08]
お知らせ > ツキメさんが来ました。 『( ほぉ )』 [Mon 10 Apr 2006 22:39:47]
お知らせ > ギルド職員さんが帰りました。 『…さて、何があった? (襟を正すと、奴隷に事情を聞こう)』 [Sun 9 Apr 2006 23:48:18]
ギルド職員 > とんでもございません。 又のお越しをお待ち申し上げております──。 ( 骨惜しみの無い、きっちりとした一礼で見送ろう。 藍蒼大姐の薫陶の行き届いたギルド職員は、冷やかしか、などといった悪態などは吐かないのである。) [Sun 9 Apr 2006 23:47:17]
お知らせ > アンジュさんが退室されました。 [Sun 9 Apr 2006 23:42:30]
アンジュ > (----それを聞けば。一つ、頷いて) ありがとうございます、勉強になりました。………如何も、私は世間を知らない節があるようでして……。 (苦笑い。----そうして、檻より離れる。先ほどの少年には、視線も向けず。 ほどなく。職員へ会釈すれば、ギルドの出口へと歩を進め---。) [Sun 9 Apr 2006 23:42:17]
ギルド職員 > …然様でございますか。 (難しい顔をして、頷いた) 失礼ですが、そのご予算では殺処分前の奴隷くらいしかご用意いたしかねます。 お客様のような方へ自信を持ってお出しできる奴隷とは言いかねる代物でして。 (また、日を改められた方がよろしいかと、と。やんわりと言葉を添えた。) 勿論、ごゆるりと御覧になっていただいて結構でございますので─。 (では、と一歩退き。 何か声が掛かるまでは沈黙を保つだろう) [Sun 9 Apr 2006 23:29:47]
アンジュ >  …… あぁ、 (ゆるり---其方を見遣れば。職員の姿を認め。) 私の方こそ、申し訳ないことを。まだ、手続きを済ませた訳ではないものに……手を挙げてしまいました。 (済まなそうに、告げれば。値札にゆく、視線は幾分翳ってしまう。) ----折角の御好意。申し訳ありませんけれど……手持ちでは、如何も苦しいようです。 (「手持ち金は5万エンであること。」を、職員に告げる。) [Sun 9 Apr 2006 23:23:26]
ギルド職員 > …申し訳ありません、お客様に失礼を働きました奴隷は、当ギルドの査定では3級でして。 ご無礼がありましたならば、後でよく躾けを施しておきますので─。 (そう謝辞を述べると、一礼して、踵を引いた。 檻に書かれた値札は10万。) …もし、もっと良い奴隷をお望みでしたら、1級、2級の奴隷などをご案内いたしますが…? (そう、売り込んでみる) [Sun 9 Apr 2006 23:16:57]
お知らせ > ギルド職員さんが来ました。 『失礼。 何か粗相でも…?』 [Sun 9 Apr 2006 23:11:57]
アンジュ >  止めなさい、無駄な抗いは見苦しいですよ?----私は敢えて、ストレスを買ってでるほど酔狂ではない。 「貴方」でなくとも、良いのですよ? (クスリ---笑みを零せば。彼より一時視線を外す。外された、それが見つめるのは連なる檻の数々。それらに、ゆるりとした視線を向けて…。) [Sun 9 Apr 2006 22:43:21]
アンジュ > ( けれども。返されたのは、鋭い、刺すような一瞥---様々な艱難を目の当たりにしてきたであろう、彼の態度は至極自然なものだった---から。 )( 笑みを残した、柔らかな表情のまま----平手で、彼の頬を 一つ、打った。 ) [Sun 9 Apr 2006 22:33:15]
アンジュ > ( キィ--- …檻の一つが開かれた。中から出たのは、一人の少年奴隷。 蒼の瞳は彼を見据える。そうして ) ………初めまして…? ( にこやかに。微笑みかけた。 ) [Sun 9 Apr 2006 22:27:54]
お知らせ > アンジュさんが来ました。 『( 開かれた、檻の一つ。 )』 [Sun 9 Apr 2006 22:25:16]
お知らせ > ツキメさんが帰りました。 『(でも、ごはんの時間はもう終わってた。)』 [Sun 9 Apr 2006 18:55:16]
ツキメ > (きがつけば、寝てた。 何時かたずねたら、もう夜だった。 退屈な時間を潰せたのは得した気分──) [Sun 9 Apr 2006 18:54:59]
ツキメ > (どうやらお客様らしい。職員も間に入ってくれそうにない。) ほ、ほうけんしゃかいのかんせいけいとは、少数のさでぃすとと、だいたすうのまぞひすとで── ( 『何言ってんだごるぁー』 ごす。ごす。 そこまで怒らなくってもいいのになぁ、とか思いながら赤く、白く、視界が瞬いて ) [Sun 9 Apr 2006 18:54:00]
ツキメ > ( 『何が「あー」だ、てめ。ズボンの裾が濡れちまったじゃねーか』 ずかずかと大股で歩いてくる。 ) ご、ごめ── (ごす。 鈍い音。目から火が出た。) [Sun 9 Apr 2006 18:47:34]
ツキメ > (あと少し。もう少しでおしまい。 そこの角で曲がって、階段の手前まで磨けばおしまい。) (そんなところで── ─だぱー。 バケツがひっくり返っていた。) あー。 [Sun 9 Apr 2006 18:45:59]
ツキメ > (立って半畳、寝て一畳。その程度の広さの独房では掃除も直ぐ終わってしまう。いっそ渡りに船というやつだったと思う。) ん、しょ…っ。 (とてたたた。ぱたぱたと駆けまわってモップがけ。床を磨き込んでいく) [Sun 9 Apr 2006 18:35:45]
ツキメ > (箒とちりとり、モップを使って、狭い独房を片付ける。 本当は、武器にする可能性があるから、と長柄のものは貸してもらえないらしいけれど、なにぶん10才少女風貌。 家事の実習だから、と理由を着ければ断る理由は無くなったらしい。 その代わり、廊下も掃除するように言われたが。) [Sun 9 Apr 2006 18:34:00]
ツキメ > ( ギルドの職員さんに言って、掃除道具を借りてみた。 ) (とてたた…(→) ててちて…(←)) [Sun 9 Apr 2006 18:31:01]
お知らせ > ツキメさんが入室されました。 『あふ。』 [Sun 9 Apr 2006 18:29:24]
お知らせ > ツキメさんが帰りました。 『(膝におでこをくっつけて、空腹を堪えるために仮眠を始めた)』 [Sat 8 Apr 2006 23:14:07]
ツキメ >  おなか すいたなぁ。 (きゅるー、とかわいらしくお腹が鳴いた。食事の時間まで、あとどのくらいだろう…?) [Sat 8 Apr 2006 23:13:16]
ツキメ > ( が、怨んでしまうとダメかもしれない。 家主に不幸を望んでしまうようになると、自己矛盾を起こして破綻してしまうような気がする。そうなっては、もうザシキワラシではいられない。きっとオトナになってしまったりするのだろう。違うか。 ) [Sat 8 Apr 2006 23:07:03]
ツキメ > (本質が、人に幸せを与えて回るものである以上、家に入って何かしてあげる分には抵抗無い。 どんな人であろうと、それは問題ない。) [Sat 8 Apr 2006 23:02:41]
ツキメ > (奴隷は、金子を支払った人をあるじとして、その人に仕えないといけない、という。 ルールは理解できた。) やさしいひとだと、いいんだけど。 [Sat 8 Apr 2006 23:00:32]
ツキメ > (とりあえず、自分の身の上というのは理解できた。奴隷。人の街で、金でやりとりされる存在。) [Sat 8 Apr 2006 22:58:10]
ツキメ > (…だからといって、どうなるわけでもない。 そもそも、祟ったり危害を与えるのは自分の力ではない。)  [Sat 8 Apr 2006 22:55:50]
ツキメ > (とりあえず、なんとなくで売り飛ばす感覚は理解できない。 これが人と妖の感覚の違いというやつだろうか。(多分違)) …ぅー。 (上目遣いで、ぢー、と。恨めしげに格子戸を睨んだりした。) [Sat 8 Apr 2006 22:54:02]
ツキメ >  ここ、さむい。 ( ぎぅーっ、とひざを抱きしめて、どうしてここに来る羽目になったのか、回想する── ) ( 住んでた古い家屋が取り壊し。→5年くらい熟睡してた時だったので気付かず。→なんとなく売られる。→現在に至る 回想終了)  [Sat 8 Apr 2006 22:51:31]
ツキメ > (ぺたし、と座り込んだ床は冷たい。 ヒトでなくてもそれは同じ事。) …あぅ。 (体操座りというか、両膝を抱え込むように座り直す。) [Sat 8 Apr 2006 22:46:22]
お知らせ > ツキメさんが来ました。 『(右目の上に、三日月の疵。)』 [Sat 8 Apr 2006 22:44:18]
お知らせ > 珠香さんが退室されました。 『( もしも溶けない氷の中、永劫だけの意味なら馴染んだもの。 )』 [Fri 7 Apr 2006 22:08:14]
珠香 > ( 愛した人間を、氷付けにして。 永劫の中に閉じ込めて。 子供は入ったら駄目といわれていた洞窟の奥深く。こっそり覗いた場所で、永久を過ごす愛人達。 たまに、迷い込んだ人間がうっかり見つけて、大変な事になっていたのも昔話。 伏せた髪がゆらめくのは、さざめく何かを隠すから。 )  ……そう思えばぁー…少しは、懐かしい、かしらー…? ( 薄紅の花に馴染みは無いけれど。 ) [Fri 7 Apr 2006 21:53:34]
珠香 > ( 今は確か、春とかいう季節。 赤子の頬みたいな色した花が、咲くのだという。 深い雪山では見るべくも無いそれの名は、さくら――…とかいったか。 氷付けの仕事を、此処最近良くさせられる。 )  …ああいう、淡い花がぁー… すき、なのかしら、ねぇ… ヒトは。 ( 花を愛でるという発想が、雪娘には余り無い。 雪山の奥深く、咲き綻ぶ花は少なくて。 僅かに吹雪きに耐えうるものとて、吐息触れれば凍りて落ちる。  永劫に閉じたものを鑑賞するくらい、とすれば。 )  ……母様達が、やってたようなもの、かしらぁー…?  [Fri 7 Apr 2006 21:44:18]
珠香 > ( たゆたう情報は、檻の格子を通らない。 人いきれにへばった雪娘は、べったりと床に伏せていた所を荷物のように引きずり出されて、今いるのは独房じみた、ひとりの檻。  熱を持つイキモノは嫌いじゃあ、無い。 けど――…こんな温い季節には、ずうっと傍にいたら、溶けてしまいそうになる。そんなのは叶わないとは、知る癖に。 )  ……イキモノの熱って…案外に、強いの、ねぇー…… (だらりと広がった白髪の中、埋もれた唇がさざめいた。 ) [Fri 7 Apr 2006 21:34:54]
お知らせ > 珠香さんが来ました。 『( 言葉は流れず。 )』 [Fri 7 Apr 2006 21:32:34]
お知らせ > 黒外套さんが退室されました。 『ドリル、ツンデレ、12人の妹…(ぶつぶつ)(嫌なシメ)』 [Fri 7 Apr 2006 03:46:32]
黒外套 > ―――まぁ、確かに暇潰しにはなった、ね?(傍から見れば、奴隷と奴隷の主と短い会話をしただけ。――どうやって噂の真相に辿りついたのか、お伽噺の最後を知ったのか?等は判らない事だろう。)――――……さて。 [Fri 7 Apr 2006 03:40:27]
黒外套 > (そして静寂が訪れる。) [Fri 7 Apr 2006 03:36:52]
お知らせ > 信統さんが退室されました。 『(出会って別れてまた出会って。そんなありふれた世界の一幕)』 [Fri 7 Apr 2006 03:32:50]
信統 > うむ。なんでもない(こくりとうなずいた時には笑みから不純物は消えていようか)眠い…ああ、確かにもうこのような刻限か(わかったともう一度うなずく。屋敷につけば布団を敷いて寝かしつけるだろう。生活の手配などは明朝以降)ふ…む。とりあえず意味はわからぬが。この子が礼を言ったのなら何か世話になったのであろうの(また、不自然な視線の使い方をする男を見やる。が、その所作に狂人めいたものは感じない。理屈より直感に従い、最後の不機嫌さを心から消した)うむ、ではまたいずれ会う事もあれば(目礼を交わせば、見送られながら彼女の手を引きながら帰路へと) [Fri 7 Apr 2006 03:31:55]
黒外套 > (奴隷の主となった男の、問いかけの視線に気が付く。――が。今は答える事が出来ないだろう。例え真実を述べたとしても、其れこそ妄執、妄言と取られかねない。…もし、答える事が出来る日がくるとしたら…貴方の奴隷が、今日の事を語った後だろう。)(―――と、不意に、男の視線が虚空へ飛んで)『何。私が気が付けば宜しい事です――その時は「始めまして」から始めましょう。――そして貴方を友と呼べる日が来た時にでも、ひっそりとネタ晴らしをさせていただきます。―――…それまでは、お休みなさい。良い夢を―――』(金の砂が時間と共に溶けてゆく。――もう声も、姿も何も無い。この世からエニシス=クゥエル=ルーザードという女が消えた瞬間だ。人はこうして終わるのか――羨望の眼差しが混じるのも一瞬)―――出来れば、名前をお聞きしたい所ですが――このような所で名乗りあうのは、本意じゃない。何時か、何処かでお会いできましたら、その時にでも。(奴隷と帰るのだろう男を、牢屋の前で見送る。――帽子を胸に、道を空け) [Fri 7 Apr 2006 03:25:14]
お知らせ > アルストロメリアさんが帰りました。 『( ―――さ よ う な ら 。 おかあさま。 )( お や す み な さ い )』 [Fri 7 Apr 2006 03:22:08]
アルストロメリア > ( ――― …さようなら、さようなら。 )( きらきらひかるなにかが、 みえた、の。 ) ―――…なんでも、 ない、   です か。 ( あたらしいごしゅじんさま、のぶむねさまの、おかお、のぞきこんで ) ………( きらきらきえる、 えにすさま、 だった、 ひと。 ―――さようなら、 もう、みえなく、きこえなく、なったら )      ……のぶむね、さま。 ゎたし、ねむい、 です。 ( かえりましょう ? のぶむねさまの、おうち。 )( ―――それから、 くろい、やさしい、まっくらなひと。 ) ―――………、おやすみ、 なさい。 くろい、かた。 ( あなたにも、 ありがとう、と さようなら、 と。 おやすみなさい。 )        ( それから、のぶむねさまと、いっしょにかえるの。 )(――― のぶむねさまの、おうち。 きょうから、ゎたしの、あたらしい おうち。 ) [Fri 7 Apr 2006 03:21:37]
お知らせ > エニスさんが帰りました。 『(後に残るのは、静寂のみ)』 [Fri 7 Apr 2006 03:14:03]
エニス > 『――あらまぁ、こんな風にして消えていくのね。とっても綺麗だわ』 ( 体から舞い散る金色の粒は、徐々にその量を増し、エニスの足から頭へ向かって、その身を粒子へと変えてゆく。ゆっくりと、ゆっくりと。自分のことなのに嬉しそうに喜ぶところが最後の最後まで奥様っぽい。 ) 『貴方にあっても気づけるかしら。自信がないけれど、夢のある話は好きですよ。短い時間でしたけど、貴方には本当に感謝しています。――では、ごきげんよう』 ( 足が消え、腰が消え、腹部が消え、胸が消え、肩から上まで光の粒になって宙に解けていくその最後まで、柔らかな笑みは崩さずに。幸せそうな表情を浮かべるのであった。――やがて、エニスの体は完全に粒と消え、そのきらめく光もすぅっと消えていった。 ) [Fri 7 Apr 2006 03:13:41]
信統 > む…?(なんとなく胸の奥がざわついた。生前の貴賎は違えど同じ心残りがあった魂同士が僅かに共鳴したのかもしれない。宿主には今起こった善き偶然を知る術が無いのは変わらないのであるが)――ん?ああ、何でもない(単に剣呑な気配に怯えただけ―と我が手にかかった小さな手の感触をそう捉えれば。怒気を歯の奥で噛み殺して笑って見せた…やや引き攣り気味なのはどうにも消せなかったが)む……?(その時耳が拾ったのは青い娘の礼の言葉。頭下げる姿を見つめる黒い目はしきりと瞬きし、ついでどういうことかと問うように黒い男に向けられるが)ふむ……ま、よいわ(段々頭を使うのが面倒になったので、男に軽く手を振って見せて気にしていないと伝えた) [Fri 7 Apr 2006 03:06:20]
黒外套 > (素直に生前のエニスからの言葉として伝えた方が、この場は色々収まるだろうが、彼女と交流が一切なかった事が露見した時、ややこしくなりそうで避けた。――結果、ころりと放り投げられたかのように、フォローの類い一切無く伝えられた。――2人から引いた男は、姿亡き女をチラリと見上げ)――――……。(名を探り当てられた。)(肩を竦めて)『此方こそ。珍しいものが見れた。』『ああ、もう逝かれますか―――心安らかに。ご機嫌よう。また来世でお会いできたら、その時は――薔薇でも用意してお待ちしますよ』(青筋をたてた男には気が付いているから、笑う事はできねども、内心、カラカラと笑いたかった。)――――気分を害されたのなら、申し訳ない。―――触る事をお許しいただき有り難う御座いました。(これは、男に投げかけた言葉。――最後に軽く頭を下げ) [Fri 7 Apr 2006 03:03:56]
アルストロメリア > ( ………くろいひと。 かなしそうなかお? どりる。 )( なんだか、いわなくちゃいけない、きが、 したの。どりる。 )  …………、 ( ぞわってする。 )( おみみのちかく。 ひくくて、つめたくて、 ―――くろくて、きれいな、 おこえ。 )      ―――  … 、 ( おかあさん。 )( そんなふうに、 よんで。 って、おねがいするひと ――― あまくて、つめたい、くろいひとのことば、 すこし、 ひやってして )    ……  あな た … ( きっと、 ―――このくろいひとには、えにすさまが みえる ? ) ――― … ( また、ぞわ、 ってして ) のぶむね、さま ッ … ( ちがうの。 すこぅし、おこったみたい?な、のぶむねさまの おてて、 つかめるかしら。 ちがうの、って つたわるかしら。 ) ――― ………くろい、かた。 ( おみみのそばで、 おしえてくれた、 つめたくて、くろくて、やさしいひと。 おぼうしのしたの、おかおをみれるかしら。 ) ―――     ………ありがとう ご ざい    ます。 ( えにすさまが ちかくにいるの、 しってるひと。 おじぎ、おれい、しなく ちゃ。 )     ( すこし、 おててが、きゅぅって、いたいの。どりる? )( ちがう 。 あれ? )( どうしてかしら。 ――― のぶむねさま、おこらないで。 )   だいじょうぶ、 です。 のぶむね、さま。 ( ―――だいじょうぶ です。 えにすさま、 ううん。 )  ( ――― おかあさま。 ) [Fri 7 Apr 2006 02:57:28]
エニス > 『――ありがとうございました』 ( 全てが終われば、ミカドにささやくように例を述べて、深々と頭をさげる。たとえ最後のわがままが適わなくとも、心置きなく逝けるだろう。世を離れる直前に彼のような者に出会えたのも、神様の書いた御伽噺の賜物か。 ) 『ほんとうに、貴方とは生きている間にお会いしたかった……なんて、今更野暮でしょうね。素敵な御伽噺をありがとう、”西園寺”ミカドさん』 ( ようやく、今になって思い出せた彼のこと。貴族の中でも己とはまた違った意味での変わり者で有名だった。柔らかな声音で答えて、微笑を浮かべるのだ。その半透明に透き通った体からは、徐々に金色の粒が散り始めていた。きっと、普通の人間には見えないであろうその光景。――いよいよ、そのときが来たのだ。 ) メリア――私の想いは、いつでもあなたと共にある。貴女は一人じゃない……だから、前だけを見て進みなさい。 [Fri 7 Apr 2006 02:56:12]
信統 > (その黒い衣装の者が名を名乗れば、本国の貴家筋と思い出したかもしれないが。名乗らぬ間柄ではわかるのは互いの容姿のみか)ふむ…確かに顔の広い方だったらしいからの(娘というのは、娘のように可愛がっていたという意味ならば通る。記憶を探る娘を見守りつつ、男と相対して)…それは、恐らく勘違いでは?いや、もし真に肉親がいれば是非紹介を頂きたいが(が、男の言葉聞く限りどうも違う。しかし、もしやと思えばやや色を変えた顔でその反応を探り―そして肩透かし)……(額に見事な青筋が立った。裏の事情を知れば逆の感情をその者に抱いただろうが) [Fri 7 Apr 2006 02:47:03]
黒外套 > (一時間ぐらい、全ての言葉の後に「ドリル」をつけろと命令しようと思う。閑話休題もいいところだ。――さて。男は沈痛な表情で俯いて)こうして今日、奴隷ギルドなぞに来たのも、もしや…と思っての事でして…(首を横に振る)もしこの娘が、友人の娘だったとしたら、一大事。私はすぐさま、彼に伝えなくてはならない。――まぁ、でも「エニス」ですか…?前主人が居るところを聞くと、勘違いの可能性が高いのですが――本当に万が一の為に。(「失礼」と奴隷の主人に軽く頭を下げて、奴隷に近付いた)―――耳の、後に、痣があるらしいと聞いて―――……(奴隷の背後に回ると耳元に顔を寄せ)(小さく、呟いた。――説明など一切なく、ただ母と呼んで欲しいと願う人が傍に居る事を伝えた。 普通に聞けば、意味の判らぬ囁きだろう。妄人の戯言。或いは、空耳や独り言――)―――やぁ、違ったようです。失礼を。これで私も今日は此処を心置きなく去れる [Fri 7 Apr 2006 02:42:32]
アルストロメリア > ―――   はぃ。 ( のぶむねさま、は。 やさしい ―――えにすさまと、おなじ。 ) ………はぃ。 のぶむね、さま。 ( にこにこ、にこにこ、する―――こぁひと。 あたらしい ごしゅじんさまの、うしろ。 ) らーら。さん。 ( あたらしい、おなまえ。 おぼえられるかしら、 あたらしいこと。 こんどは、なにを おべんきょう できるかし ら。 )      ……… ( のぶむねさまのおはなし、 きいていたら。 )( まっくろな、よるのひとが ――― )      ……… よるのいろ。 よるの ひと。 ( こころあたりは? のぶむねさまの、おこえ。 )( えにすさまの、おしごとで、 あったことのあるひと かもしれない? それとも、えにすさまのおともだち? ――― こんな、まっくらないろのひと、 おぼえていないけど。 ) ―――えにすさまの、おしりあい、 の   かた、   かもしれませ ん。 ( だから、おもいださなくちゃ。 )( おぼうしかぶった、くろいよるのひと。 ) [Fri 7 Apr 2006 02:25:01]
エニス > ( ドリルによってさらにツンデレ度が増すとひそかな期待。さておき。 ) 『素敵な御伽噺ですね。でも、輪廻というものがよく分からないので、どのくらい先の話になるのかしら』 ( 死出の門をくぐって、再び輪廻の輪をくぐり、現世に戻ってくるのはいつか。もっとも、そのときには記憶なんてすっかりなくなっているけれど。 ) 『ありがとうございます。こうして貴方と出会えたのも、御伽噺の効果でしょうか?』 ( 二人の下へと歩み寄るミカドの行動を、じっと見守る。エニスがメリアに直接声を届けることもできるけれど、それはしたくない。これ以上、彼女を死者が引っ張るようなまねはしてはいけないのだ。だから、ミカドのとなりにすーっと移動すると、蒼の少女を微笑と共に見守ろう。 ) [Fri 7 Apr 2006 02:22:41]
信統 > (無言の会話(霊交信?)は気づけない。だから合いの手も突っ込みも入れられない。閑話休題)…以後はその礼はしなくてよいぞ(バンクルの命の宝石を探る仕草に気付けばそう言葉をかけながら、出てくる彼女を迎える)やはり難しいか…(解放と聞いても反応は良くない。独り立ちは厳しいかと考えるならその話は据え置き)さて、では行くかの(用が済めば此処に用は無い。職員の笑顔は逆に癇に触りそうであるし)―屋敷にはラーラという唄歌いがおっての。もし顔を合わせたら仲良くしてやってくれ(彼女と近侍頭を従え、道すがら屋敷やそこに住まう者達のことを話しながら帰路につかんとする。書院(執務室)と書庫(図書館)の違いなどを相手が実物を見るまで理解できるか不明ではあるが)―む?何用か?(が、それは早速中断される。先程から近くにいた相手と見れば小首を傾げる。とりあえず害意はなさそうなので、「心当たりは?」とアルストロメリアに水を向ける) [Fri 7 Apr 2006 02:15:55]
黒外套 > (南無。悪女様。――せめてドリルで勘弁して差し上げようと思った今日この頃。今頃クシャミでもしていると思うと、微笑ましい気持ちで胸がいっぱいになります。)『出来れば、生きているうちにお会いしたかったのですが――色々と残念です。まぁ、貴方が輪廻を信じているのならば、もしかしたら…お会いできるやも知れませんが――…はは、これこそお伽噺ですかね。』(言葉を一度止めて)『薔薇の花やら、百合の花やら、詳しくご説明したいところですが――さて、貴方の娘の方にも時間がないらしい。承りました。――これでお伽噺に綺麗なENDが書き加えられる』(カツ、と足を引き、奴隷と、奴隷の主人となった男へ向き直り――)―――もし。突然割り込んで申し訳ないのですが、少し宜しいでしょうか?お時間は取らせません。…と,言うのも…其処の奴隷――(指差す)…先日突然消えた知人の…娘に似ているのですよ。(眉を潜め)―――…少し、確かめさせていただいても宜しいでしょうか…?(断わられたら其れまで。ちら、とエニシスへと視線を流して) [Fri 7 Apr 2006 02:13:26]
アルストロメリア >  ―――はぃ。 こころの、 なか。 ( のぶむねさまもおなじ? むねに、おててあてて。 )    はぃ。 ( ごちん、 うった おでこ。 すこしだけ、いたかった、けど。 だいじょうぶ。 ―――おでこ、ぴかぴかがこわれてないか、ぺち、さわるの )( だいじょうぶ。 )      かいほう ? ( よくわからない、 わからない。 )( でも、つめたい、とりかごがひらいて。 )    ………ありがとう ござ い ます。 ( つめたい ゆかと、さようなら。 )( こぁいひとが、にこにこしてて ――― いつもより、こぁかった、けれど。 )     のぶむね、さま。 ( きょうから、 のぶむねさま、が。 ごしゅじんさま。 )     ( あとは、えにすさまのときとおなじ。 いっしょに、こことさよなら、するの。 ) [Fri 7 Apr 2006 02:02:35]
エニス > 訂正:薔薇の花愛好家のかしら?→薔薇の花愛好家の方かしら? [Fri 7 Apr 2006 02:02:30]
エニス > 『そんなに改まらないでください、私はもう当主でもなければ、貴族でもありませんから』 ( くすくす、と口元に手を当て、可笑しそうに笑って。この時点で悪女吸血鬼様のツンデレの旅が決定した模様。そんな約束は知らないけれど。檻を出される娘の姿を、愛しそうに見守る。小さく、小さく手を振った。 ) 『まぁ! 素敵なお名前ですね。薔薇の花愛好家のかしら?』 ( 髪かきあげてまで名乗るほうもそうだが、こっちはこっちでものすごい勘違い。ボケてるって? いつものことです。ぽむ、と口の前で合わせた両手。心底楽しそうに驚くのだ。 ) 『――そうですね、現世に留まる理がなくなった今、じきに私の魂も死出の門へと運ばれるでしょう』 ( それから、また信統とアルストロメリアのほうを見て、そのままミカドに語りかける。 ) 『私は、あの子が幸せに生きてさえくれれば、何も望むことはありません。でも、せっかくですから――』 ( 初対面の、しかも亡霊である己と親しげに話してくれたのだ。最後のわがままを、伝えよう。 ) 『あの子に――メリアに伝えてください。私のことを、お母さんと、呼んで欲しい……と』 ( おねがいできますか? やんわり微笑んで、問いかけた。 ) [Fri 7 Apr 2006 02:00:31]
信統 > 心の中、か…うむ。そうじゃの…(半ば無意識に自分の胸の部分に手を当てる。精神的な意味ではなくこの奥底に別の霊魂達を住まわせた時の実感が蘇る。それは暖かくも無く、単なる無念の共有であったが。それを手がかりに実感を持つことはできた)……ま、とにかく来ればわかるだろうの(言葉で説明するのは得意ではないため、見たほうが速いだろうと苦笑い)…うむ。よろしく頼むぞ(深く頭を下げる姿。それをトキノミヤコ式の深い叩頭の挨拶と勘違いした男は、背筋を伸ばしてそれを受けるように鷹揚にうなずいた)さ…そんなところに頭をつけていては冷たかろう。もうよいから面を上げよ(そしてすぐに体起すよう勧めてから、近侍と職員のほうを見る。値段が6万エンと示されればその分を渡せば檻が開かれるか)…解放とやらもできぬわけではないが(耳にした値にふと考え込むが。自由民になるということは責任も伴う。果たしてこの子が一人立ちできようか、と頭悩ませて首を左右に捻り) [Fri 7 Apr 2006 01:47:27]
黒外套 > 『やぁ、本当にお会いできるとは思いませんでした。始めましてルーザード当主レディ,エニシス様。』(律儀にも、帽子を脱いで、密やかに目礼。虚空に目を向けたままでは可笑しく思われるだろう――そ、と視線を逸らして、檻の中へ。雑多奴隷達を眺める振りをしながら、言葉を続ける。)『私は―――』(本来貴族同士の会話ならば、普通に名乗る所だが――相手はもう死んでいる。北斗七星が輝くくらいに。ってなんの話。ふ、と笑うと、黒髪を掻きあげて)『深紅薔薇の使者ミカド――――に、ございます。細かい話はまぁ、秘密という事で一つお願いしたく。聞く必要も無いことでしょう。――いや、聞きたいというのならばお話しますが――…』(流れ聞く会話の内容から、奴隷と話は済んだのだろう。)『此方に居られる時間は短いでしょうし。……残り時間をどうぞ有効に使う意味でも、あまりお勧めできませんね』(これで、自分の目的は終わった。成る程、良い暇つぶしにはなった。御伽噺だと思っていた事が、今、目の前で起きている。奴隷と、奴隷の主人になるのであろう男を流し見て)『……貴方の奴隷――いや、娘でしたか。彼女はこのまま買われていくことでしょうね。』『……どうせです。お伽噺の結末に――彼女に伝えたい事があるのならば、お伝えできますが?』 [Fri 7 Apr 2006 01:43:38]
アルストロメリア > ( まっくろなよるのいろ。 まっくろ、まっくろ ――― ちかくに いくと、なにもみえなくなりそうな、 まっくらな よるのいろ。 )( あたまがくらくらするの。 だから、 ) ―――………、 いぃぇ、えにすさまは、 ( おでこの、ぴかぴか おてて、あてて。 ) こころのなか。 ( のぶむねさまに。 いうの。――― だって、 いまも えにすさまの おこえはきこえる、 から。 )( やさしい、のぶむねさまのおこえ。 ) ――― …ときの み やこ  ? ( きいたことの、 ない、 ことば。 なんだろう。 )( なんの、なまえだろう。 ―――のぶむねさまの、おやしき。 くろい、やさしいよるいろが、 やさしく、 おつきさまみたいにほそくなった の )       のぶ むね  さ ま。   よろ し  く、おねがい  しま す。 ( こぁいひとに、おそわったこと。 )( えにすさまのとき、から ――― にかい、め。 あたまを さげなさいって。 だから、 つめたい つめたい ゆかに、 ごちん、    ってするまで。 ) [Fri 7 Apr 2006 01:35:00]
エニス > 私に出来るのは、ここまで――幸せになるのよ、メリア……。 ( 振り返って、ぽつりと呟いた言の葉は、冷たい風に乗って消える。母親として、最後まで彼女の行く末を見届けたかったが、死者が生者につきまとうのはよくないから。ここで、お別れ―― ) 『まぁ、私のことが見えるだけでなく、お話までできるのね』 ( そうして、死霊術士の声が聞こえれば、驚いて目を瞬かせるだろう。母の想いと意思は強い。だから、半透明で透けている以外は、生前とほとんど変わりない姿だ。もちろん、性格もほわほわ〜っとしたまま。全ての束縛から解放された魂は、死霊術士の男の問いにうなずいた。 ) 『えぇ、生前はそういう名前で呼ばれていました。貴方様は、一体……』 ( 不思議なひとだなぁ。きょとんと小首をかしげて、でも雰囲気はほんわか。とことん幽霊らしくない。 ) [Fri 7 Apr 2006 01:32:16]
信統 > (訂正:出せれば→出られれば) [Fri 7 Apr 2006 01:27:32]
信統 > む…(ここで漸く新たな人物に気付くが。他の客だろうと不思議な挙動にも深く考えず)会いたかろうな…(故人とはもう会えぬのであれば尚更―と、傍にいるエニスを知覚できない男は小さく鼻を鳴らした。近侍頭から聞いたところによると、他の者達はまだ健在のはず。「此処から出せれば顔合わせの機会もあろう」、と慰めるように口にして)…おお、おお、そうかそうか!(いきます、という言葉に目を細めてうなずく。そして控える近侍頭に目配せすれば値を訊くため彼は職員のほうへ歩み寄るだろう)住む所はワシの屋敷じゃ。朱鷺之都風ゆえ、慣れるまでかかるかもしれんが辛抱してくれよ?(もし彼女の縁の深い者が引き取りたい、と申し出れば融通を利かそうか、とか男所帯では不都合だろうから女中あたりに世話を頼もうか、などと脳裏で算段を既に弾きはじめて) [Fri 7 Apr 2006 01:25:46]
黒外套 > (噂は本当だった――と、言って良いのだろう。 もし姿だけではなく、顔の造形まで確りと保っていられる程度の”意志”と”思い”があるのならば、死霊術士の目には、そのままの姿で映る筈だ。――同じように、貴方からも此方の存在が、周りの生者より、はっきりと捉える事が出来るだろう。細く細く笑む唇の形まで) ―――。 (姿亡き女の意識の先を辿ると――今まさに、買われようとしている奴隷の姿がある。 安堵の表情を見れば、この取引は悪いモノでは無いのだろう、と――推測。ならば口を挟むことは無い。…沈黙を保ったまま、視線は、奴隷から姿亡き女へと戻り)―――『レディ,エニシス様でいらっしゃいますか』――(声亡き言葉で問い掛けた。) [Fri 7 Apr 2006 01:18:46]
アルストロメリア > ( あしおと )( きこえる。 こえ ) ………。 はぃ、 ゎたしの かぞく、 えにすさま、 と ほかの、 みんなだけ だ   ったの、 で。 ( はい、はおくびを、 たて。 )   ……( ちかづいてくる あしおと )( よるのいろ )  ( のぶむねさま、が ちがうところをみ、て 。 ―――またゎたし、に。 ) …………    のぶむね、さまの   ところ ? ( やさしい、よるのいろ。 )( ―――… でも、きこえてきた、 あしおと。 )( まっくろな、まっくろな、 まっくろな―――なにも、 みえない、 よるのいろ。 )   ……のぶむね、さま。 ( やさしいよるのいろの、 のぶむねさま。 その、うしろの ―――くらいよるのいろ。 ゎたしの、うしろの、えにすさま。 )( ぁたまが、くらくらする ―――)  のぶむねさまの、 ところ。 いき   ます。  [Fri 7 Apr 2006 01:15:45]
エニス > ( 己のところへ来るか? 信統の発したことばに、ぴたり――と動きが止まる。表情は穏やかなまま、やがて安堵の顔で小さく息を吐いた。これでいい。メリアとの別れは、もう済んでいる。だから――もう……。再び移動しようとしたところで、こちらを見つめる男性に気がついて。彼が自分に気づいているとは分からなかったが、生前と同じような感覚で、丁寧にお辞儀をして見せた。死霊術士である貴方にはみえるだろう。生前と同じ質の良い服とゆったりとしたスカートをはいた女の姿が。 ) [Fri 7 Apr 2006 01:09:47]
信統 > まだ幼子のようではないか(外見だけではなく、中身や仕草も。思わず呟くと一瞬だけ目を閉じて、そして開いて)…そうか、誰もおらぬのか(そいういう者が入れば貴族家撤退の際に、既に何らかの動きをしているだろうと今更思い立つ)奴隷…(その言葉に、ふと顔を逸らす明後日の方向を向いた顔には再び怒りの色が塗りたくられるが、息を整えてそれを暴発させず抑えて)では、ワシのところへ来るか?…と、いっても大したことはしてやれぬが(桃色の瞳を穏やかな黒が覗き込む) [Fri 7 Apr 2006 01:04:05]
黒外套 > (ややあって、皮靴の硬い足音と共に、黒衣の男が同じ通路に姿を表す。――黒のインバネスに、ボウラーハット。一目で質が良いと判る服に身を包み、黒壇の杖を片手に歩く。)―――ふむ―……。(雑多の檻の中も、じっくりと視線を巡らせて―― 一見、真剣に品定めをしているようにも見えるかもしれない。)(―――そして) ――――― ! (奴隷でも、奴隷を買おうとしている男でもなく、何も無い空間を見て目を見開いた。 ―― へぇ、と小さな感嘆すら洩らして) [Fri 7 Apr 2006 00:58:16]
アルストロメリア > ( これが、 あたりまえ。 ) ――― …? ( のぶむね、さまは むつかしい、 ことば。 わからないから、 かく、 おくびかしげてみるの。 )( あやまる、おこえ。 もっと ――― わから な い。 )       ………。 ( のぶむねさまの、ほっぺは、 えにすさまと ちがう でも、 あったかい。 ) ――― えんじゃ ? …… いいぇ、 ( いいえは、 おくびを よこ。 ) ………ゎたし、 は。 どれい、 です  か ら。 ( おこえが、もうひとつ。 )( ―――すこしだけ、きこえるの。 でも、 おはなしをするときは、 おはなし するひとの おめめを みなさい。 って。 ) [Fri 7 Apr 2006 00:56:54]
気配 > ( おや、と小首をかしげた。気のせいか、信統の様子がそわそわしているような……。その原因までは明確に分からないけれど、なんとなく自分がここにいるのは場違いである、と。ある意味当然といえば当然の結論を出した。『縁者』己が生前傍においていた4人がそれにあたるか。だけど、奴隷を買って暮らしてくれる様なことは期待できない。一人、悲しく頭を振った。遠くのほうで別の声が聞こえれば、ここは二人に任せて、己は少しギルド内を彷徨うか、と水平移動で動き出す。とりあえずは、声のしたほうを覗いて見よう。この男性ならば、メリアを悪いようにはしないだろうと思えたから。 ) [Fri 7 Apr 2006 00:53:20]
信統 > おう、きちんとした子じゃの(頭を下げたりする様子を素直に誉める。その裏にある商品の躾という現実を知覚し得ないから)…すまんの(言葉の背後から知るということが無い相手らしい。直接的に語るのは酷かと悩んだところへ、頬に触れる柔らかくて心地良い軽い熱。怒りはせず、優しい目でしたいようにさせて―もし職員が咎めようとしたら一転、其方には殺気の篭った一瞥を向けようが)それで、の。嬢は誰か縁者…一緒に暮らしてくれそうな者はおるか?(買う、といわなかったのは身の振り方を制約する気がなかったから。遠間の会話は一応聞こえるが意識を向けはせず) [Fri 7 Apr 2006 00:47:34]
黒外套 > (鼠に何処から見張られているかは知らん。――まぁ、常に馬車で移動する男は、小動物の足の速さに合わせて行動するわけも無く――。ふらりと気紛れに思い出した『暇潰し』の為に、何気なく訪れた。)―で―――だ―…だよ…ね。(ギルド職員に「商品が見たい」「お勧めは?」等など、差し当たりの無い会話が、受付の方から幾つか聞こえる事だろう) [Fri 7 Apr 2006 00:43:49]
アルストロメリア > ( あしおと。 たくさん。 ―――ゎたしのまえで、 きえたの。 )   ( やさしい、おこえ ? ) ―――……は  、ぃ。 ( おへんじは、 はい、 いいえ。 こぁいひとが、おしえてくれた )   … ( それから )……あるすとろめりあ、と 申し ま す。 ( ―――おなまえ、あたまをさげる。 こぁいひとが、いつもいうこと。 おこら れ るのは いや、 だ から。 )( おそとの、おつきさまのまわりみたいな、いろのおめめ。 ゎたしの、 めのまえ。 )  のぶ む ね …さま。  ……おしごと ? ( くるしそうな、かなしそうな、おかお。 )( のぶつね、さまのいってる言葉は、よく、わからない、 けれど――― )     ……、 ( おてて、 ほっぺ、さわったりしたら、おこられる、 かし ら? )( でも、かなしい とき は、 なでなで、すると・―――あったかい、から。 ) [Fri 7 Apr 2006 00:41:12]
お知らせ > 黒外套さんが来ました。 『(訪れたのは暇潰し。その程度である。聞こえる売買を邪魔する気は一切無い。)』 [Fri 7 Apr 2006 00:39:10]
気配 > ( 檻をはさんで信統と向かい合うメリアを、その隣で静かに見守る。死者が生者の進む道にまで介入してはいけないと、知っているから。ここからは、黙ってことの次第を見守ろう。両手を体の前で重ねた格好で、女はたたずむ。 ) [Fri 7 Apr 2006 00:35:54]
信統 > (根源不明の怒りとは別の理由でやや落ち着きが無かった。前に亡霊の塊と出会った時と近似した感触が神経にひっかかる。普段以上に情緒不安定の気配を発する主を気が気でない、と近侍頭は見守る)おう、こんばんわ…嬢がエニス殿の傍に仕えておった…いや、一緒に暮らしておった子かの?(声を上げたのは、いかにも線が細そうな娘。腰を降ろし視線の高さをあわせながら会話を試みて)ワシの名は信統。嬢の主だった人に仕事を頼んだものじゃが…(つまり間接的に死亡原因を作った男。苦渋の色を目に浮かべ) [Fri 7 Apr 2006 00:32:36]
アルストロメリア > ( おめめをとじて。 )( ―――ゎたしのなまえ? おとこのひとのこえ。 たくさん、あしおと。 )( こぁいひと? ちがう。 ―――えにすさまの、おこえがきこえる。 )    ちが   う。 ( ―――えにすさまは、もういないって。 みんな、いってた、から。 )( おめめ、とじて ねたふり なのに ―――おこえ、だして )    ……・・・ぁ。 ( おくちに、おてて。 しずかにしな く ちゃ。 おこら れ る。 )       ……… こんばん、わ。 ( だから、しずかなこえで。くろいかみの、おとこのひと。 ――― ごあいさ つ 。 ) [Fri 7 Apr 2006 00:29:09]
気配 > ( 檻の前に姿を見せた男を見れば、ただただ惚けた顔で目を瞬かせる。徐々に、拡散していた意識は人の形を取り始める。 ) 『大丈夫、あの人は怖い人じゃないわ』 ( メリアの頭に、直接響かせるように、そっと優しく語り掛ける。 ) 『いきなさい、メリア。貴女を呼ぶ人のところへ。そしてご挨拶をするの』 ( やんわりとした声音が、少女の頭に響くだろう。他の人たちを驚かせないためにも、ここでは声は出せないから。 ) [Fri 7 Apr 2006 00:24:16]
信統 > (そこまでしてから「違います、「あるすとろめりあ」でございます」と修正が近侍から入るか) [Fri 7 Apr 2006 00:21:25]
信統 > (それは近侍が持ち帰った知らせ。仲介を頼んだ貴族の家は引き上げたが、その家で働いていたりした者達の幾人かは未だ街に残留しているとの事。そしてそのうちの一人は奴隷ギルドに返却されたと)『あすとろめりあ』とはどの者じゃ?(檻の前に陣取れば、意外と優しげな声…似合っているかはともかく…を中へとかけて目をあちこちへ)む…?(そこでふと、何か眠っている奴隷達以外の『何か』を感じたように思えて顔を上げるが―視線はそれに当たっても突き抜けるのみ。見えず) [Fri 7 Apr 2006 00:19:45]
アルストロメリア > ( でも、 もう、 )( ―――えにすさまは、だれにもみえない。 もう、ここにいないひと。 ) [Fri 7 Apr 2006 00:16:49]
アルストロメリア > ( あしおと )( たくさん。 ―――こぁいひと、かしら。 )     ………ねんねの ふり、しな く、   ちゃ。 ( おめめをとじて、 だいじょうぶ。 えにすさまは、いつも ちかくにいる って。 )   ―――………    。 (  だから、おでこにおてて、あてて。 ―――おめめ、とじれば。 )( ほら、―――あったかいの。 しってるの。 えにすさまは、ちかくにいる。 )       ……、  [Fri 7 Apr 2006 00:15:39]
気配 > ( あしおと……わがまま……情報が、整理されることなく広がっていく。ただ、今の己に出来るのは見守ることのみ。だから少女を後ろから優しく抱きしめるように、まとまりのない意識の形はそこに留まっているのだ。 ) [Fri 7 Apr 2006 00:14:53]
お知らせ > 気配さんが入室されました。 『(それは、アルストロメリアを包み込むように、淡く存在していた)』 [Fri 7 Apr 2006 00:12:55]
信統 > (―この場所に入った途端、顔つきが不機嫌そのものに変わる。理由はわからないが、奴隷の檻を見ていると腹の底がむかむかして暴れ出したくてしょうがなくなる。職員に対しては気の弱い者なら卒倒しかねない鬼面を向けるが)―む。わかっておる(近侍に袖を引かれれば我に返りうなずいて。顎をしゃくり案内を促す)間違いないのだな?あの女貴族殿の奴隷というのは?(話し声とともに、バンクルのいる檻の前へと移動する。) [Fri 7 Apr 2006 00:11:32]
アルストロメリア > ( かわいそう )( ―――だれが ? )    …………、 ( ぁしおと。 ) [Fri 7 Apr 2006 00:11:13]
お知らせ > 信統さんが入室されました。 『(足音。複数)』 [Fri 7 Apr 2006 00:08:27]
アルストロメリア > ( しずかで、 みんなの ねんねしてるいきがきこえる の。 )      ……… おふとん。 ( ほしい。 )( えにすさまのおうちにいたときは、 あったかくて、 ふわふわで。 ―――いっぱい、すてきな ゆ め のみられた、ばしょ。 )      … おはなし、 ききたいの。 (   わがまま 。 わがままだって、おとなりのおともだちに、おこられたの。 )( そんなの、わがまま、だって。 )       ……… わがまま ? ( もとめちゃいけないのよ、って。 )( かなしそうなおかおして、おともだちはいってたの。 ――― めりあは、かわいそう、 だけれど。って。 )         かわいそう ? ( わからない ) [Fri 7 Apr 2006 00:06:22]
アルストロメリア > ( 『 オマエ も ハ やク  かワレ ろヨ 』 )       …………、かわれる 。 ( だれかに、 か わ れ た ら、またたくさん、ごほん、よめるのかしら。 )( また、いっぱい、 う れ し い きもち、もらえるのかしら。 ) ―――…  はやく、 かわれる。  [Fri 7 Apr 2006 00:03:36]
アルストロメリア > ( あしおとと、うれしそうな、こぁいひと。 )     ………。 ( 『 お前も早く次の主人に買われろよ 』 ――― こぁいひとが、いつもいうことば。 )( えにすさまと、みんなと、さよなら、して ――― ここにきてから、ほとんど、まいにち。 ) [Fri 7 Apr 2006 00:01:49]
アルストロメリア > ( いつかみたことがある の ) ( おもいだす、の。 ―――あったかい、おててにひかれて。 )            ………、おめでとう。 ( ちいさなおこえで、みおくるの )(      ちかくに、いるわけじゃないから、みえたわけじゃないけれど ) [Fri 7 Apr 2006 00:00:25]
お知らせ > アルストロメリアさんが入室されました。 『(――― かわれていったひと )』 [Thu 6 Apr 2006 23:57:21]
お知らせ > クラリスさんが帰りました。 『( これから『外』での新生活が始まるのだ。一体全体どうなる事やら――― )』 [Thu 6 Apr 2006 23:36:34]
お知らせ > ウィンフォートさんが退室されました。 『「あぁ、宜しく頼むよ――クラリス」 言えば、少し背の高い彼女に笑みを向けた。』 [Thu 6 Apr 2006 23:34:58]
クラリス > 判りました。色々と拙い所はあるでしょうが、宜しくお願いいたします。( 先を歩く、暫定的な己の主人に遅れぬように歩き出す。まぁ―――労働目的で育てられたため、夜伽なんかは当然教育されていない。あろう事か、処j―――(プスリ。何かが刺さる音。)まぁ、其れは兎も角。之で主人が確定、はれて処分は免除される。何しろ―――既に、奴隷ギルドの所有物では無くなったのだから。命の恩人と言っても過言じゃあない。まぁ―――喜んでるのか否かは、判別のしようも無いが。 ) [Thu 6 Apr 2006 23:26:09]
ウィンフォート > うん。 まぁ… 今日は、あたいの家に慣れて貰えりゃ良いよ。仕事は、明日からみっちり…だろうけどね(まぁ、そこ等辺は名義が自分であるとは言え、母と父の管轄になるだろう… 元々は、工房の雑用欲しさに通った奴隷ギルドなのだし。 まぁ―― その分、夜のご主人様は自ぶ(ピーガー)) あぁ、こっちこそお世話様。それじゃあ、行くよクラリス(… と、そんな思考を打ち切る様に職員の声が耳に入れば―――適当に手を振り返しながらに言葉を返し、彼女の前を歩いて行くだろう。 着いて来て、と彼女を促しながらに) [Thu 6 Apr 2006 23:19:39]
クラリス > ( ちなみに職員はと言えば―――『お買い上げ、有難う御座います。』なんて、律儀に一礼して受付へと戻っていった。三本の鎖と書類、そして現金を抱えて。 ) [Thu 6 Apr 2006 23:12:44]
クラリス > ( 言われるまま、渡された上着を羽織る。今までこの衣服―――と言っても、一応成長する毎に合う物に換えられては居たのだが―――しか着た事が無かった上、鎖を外したままで労働するわけでも無く立つ事が無かった故、何となく不思議な気分だ。違和感と言う奴だろう。何れ慣れると言うものだ。 )―――判りました。内容などを教えて戴けるなら、すぐにでも。( と、当然の如く述べるのだ。住み慣れた場所とも之でさよなら、だ。着慣れた服も今日で着納めと言う奴だろう。何だか、不思議な気分になるのだった。其れが名残惜しい、なんて感情であると言う事を知らないのは、まぁ仕方の無い事で。 ) [Thu 6 Apr 2006 23:11:13]
ウィンフォート > (言わなければ気付かないのに。 言われても気付けないのに… とは、何処のだれの台詞だろうか?) [Thu 6 Apr 2006 23:02:09]
ウィンフォート > ふぅ… ま、こっちこそ宜しく。(と、職員に12万を渡してから… 一礼する奴隷――改めクラリスの姿を見遣り、手をヒラリと一振り返す。それから、拘束を外された彼女に近寄れば――) 着替えは家にあるから…一先ずは、コレを上に羽織っておく事。(自分の作業着の上着を脱げば彼女に渡し… 仕事とかの内容は、明日からみっちりだからね。と、少し背の高い彼女の胸を軽くコツンと叩いてやるだろうか――― ) ん、まぁ… そうするよ。こっちも女選んだ以上は下心もあるんだし…ゲフンゲフン――― [Thu 6 Apr 2006 23:01:44]
クラリス > ( まぁ、『と』が二つ重なってるなんて無粋な突込みを入れないで欲しく、あり。 ) [Thu 6 Apr 2006 22:58:55]
クラリス > ( 『了解しました。クラリス。来なさい―――この方が、新しい主人だ。今日からはもう、此処に戻ってこなくて良い。』なんて言いながら、手招く。それに応じ、寄って来たのを確認すれば牢の鍵を開き、外に出るように促した。 )―――よろしく、お願いします。( そう言って、一礼する。職員は鍵束から鍵を探り出し、ガチャガチャと音を立てて鎖を三つ、綺麗に外す。ボロボロの衣服は―――まぁ、向こうが換えてくれると言うから問題ないのだろう。『之で、お客様との契約は完了しました。後は―――そう、好きな時にお好きなよう、使ってやってください。後でどのような教育を為さろうと、お客様の自由で御座います。』最後に、良い主人に当たったと思うぞ。なんてこっそりとと耳打ちした。 ) [Thu 6 Apr 2006 22:53:51]
ウィンフォート > ―――…… また、物騒な話で… 或いは、何かミスしてバっくれたか…( 聞けば聞くほど、一部分のズサンさの目立つ奴隷ギルドの一面。扱うモノがモノで、入れ替わりが激しいから仕方ないのだろうか… なんて思いつつも、渡された書類にささっと『ウィンフォート・チェインスターズ』の名を書き記せば… 貯金全部入れてきた財布を懐から取り出し――) 鎖?うるさいそうだし作業の邪魔になるから外しといて。(―― 困った様な問い掛けには、即座にそう答えた。服の替えは、コッチで用意するからと付け加えつつ…) [Thu 6 Apr 2006 22:47:56]
クラリス > ( 『―――さぁ。数年前に使いに出たきり、その職員は消息を絶ってしまいましたから。』どうなったのかなんて、知るはずも無いのである。処分の仕様も無い。なんて職員は思ったとか。『それから値引きについては問題ありません。そこら辺は職員の手落ちもありますし、十分に可能な範囲であると。』とか言って、何やら手に持った書類に書き込む職員。手渡すのは、何やら小難しい規約だ何だがずらっと並んだ物。『此方の書類にサインを戴き、料金をお支払い戴く事で、契約は完了します。それから――― 一応、聞いておきますが。その、鎖は如何致しましょう。』なんて、少しばかり困ったように尋ねたとか。 ) [Thu 6 Apr 2006 22:41:40]
ウィンフォート > …… それってさ、買われた後どうする積もりだったのよ。だって、買われる=外に出す、って事だろ? あのさ―――こいつよりも、育てた職員の方を処分するべきなんじゃないの? なんて、ね―― (なんて、思わず少し辛辣な軽口一つ叩きつつ… 相手が示した値段と値切りの事を聞けば――コクン頷き。予算内で十分対応可能だが…値切れるなら値切るべきか…  そこ等辺の思案は、矢張り商売人の子、か。) … んー、2〜3万くらいなら値引き出来ると思うけど… 如何よ?(さっきの職員の教育ミスの分も含めて…と、指立てて一つ。 内心は、少し(自分の感覚で)大きめに値引きして…相手の反応を窺う積もりだろうか?) [Thu 6 Apr 2006 22:36:45]
クラリス > ―――はい。『外』は本来立ち入ってはならない所だと教わりました。でも仕事をして欲しいと向こうから言われた時だけ、特別に出て良いのだと。( それに疑問を抱くほどに、世界を知らず。其れが事実で無いと、知ることも無く。そうして育った娘であった。しかし之を教えた職員は買われた後の事を全く考えなかったんだろうか?そしてかけられる声に『―――15万です。が、処分前と言う事もありますし、ある程度は値切る事も可能ではあるかと。』なんて、円で何事も無いように応える職員。存外に、ビジネスライクな回答だ。 ) [Thu 6 Apr 2006 22:28:58]
ウィンフォート > ――― つまり、は… そー言う事ね。檻の中で生まれた…と。( 其の言葉の意味を理解し、はっきりと口に出してやれば… 次に、奴隷が口にした言葉に、苦笑一つ。) まっ…簡単に潰れないなら上等か。 それに、案外環境が変われば、マシな程度にゃ何とかなるか… ならなきゃならないで、昼間は倉庫整理やら材料運びとかやらせときゃ良い…か。(それに、下手に火薬に手を出して指吹っ飛ばす好奇心バカよりは応用力が薄くても従順な方がマシか…今まで聞いた情報を自分の頭で判断し、色々と思案し…少しばかりの期待を思い浮べれば そんな呟き一つつけたし、吐息を漏らせば… やがて、視線をチラリと職員へと向け――) 幾ら?( 問うた ) [Thu 6 Apr 2006 22:23:29]
クラリス > (それに一切、疑問を抱かなかったのが―――異常と言えば、異常なのかも知れない。) [Thu 6 Apr 2006 22:11:46]
クラリス > ( 『その点については問題ないと思いますが―――環境が違いすぎれば、戸惑う事も当然あるとは思います。何せ彼女は―――檻の中以外の世界をそれほど知らないので。』なんて、割と聞き逃せぬような事をあっさりと白状したとか。どうやら、今まで言っていなかったのをすっかり忘れていたらしい。最初に言えよとかは、別の話である。 )―――はい。職員の方からもお墨付きを戴きました。( なんて、口調を変えぬままに述べる。人と付き合い、まともに話す事など殆ど無かった故に。人と付き合うと言う事自体が、余りに遠くの世界だった故に。極力外の人とは会話を交わさず、ただ指示と返事だけをする毎日。 ) [Thu 6 Apr 2006 22:11:24]
ウィンフォート > ―――…… はー。毎日毎日、同じことの繰り返し…と。そんな事させてばっかじゃ、応用力もクソもある筈ないなァ… うん、わかったアリガト。(と、奴隷が口に出した言葉に… ハァっと、溜息混じりに言葉を吐けば―― 取り合えず、与えた仕事はこなせるだろうけど…それ以外の時間での付き合い方が問題か…と、思い一つ。 それから、やがて姿勢を直立に戻し) ――― まっ、けど… そんな生活やってて今までヘコたれてないンなら体はかなり丈夫だよね?例えば… 急に今までと違う環境に放り込まれて、体調崩したりしない程度には (… そして、徐に職員と奴隷の両方に言葉を投げ掛ければ… 職員からは詳しい答えを求める為に、奴隷からは――半分興味本位に 其々の答えを待つだろう。) [Thu 6 Apr 2006 22:07:40]
クラリス > 此処で眠って、仕事を言い渡される度に眼を覚まして、連れて行かれて―――鎖を外されて、仕事を始めます。終わったら、鎖を付け直して―――また此処に、戻ってきます。そして少しでも体力を温存するために、眠っています。そう言う風に、教えられました。( 之までずっと続けてきた、生活。寝不足も何も考慮されず、決まった時間に決まっただけの仕事をと言うわけでも無く、ただ安くこき使われる―――ただ、壊れない程度である事が、唯一の救いでは、あるのだが。 ) [Thu 6 Apr 2006 22:00:10]
ウィンフォート > …… いや、普段の―― で構わないよ。ガキの頃の事なんぞ、思い出深くなけりゃ覚えてもいないだろ?(そう… 奴隷と視線を合わせる様に、じっと其の顔を見詰めながらに言葉を続ける少女の中にあるのは… 今後の付き合い方の指針、その他の参考でも…との事。 一応、買う気はあるらしく――) まっ… あたいもあんたと付き合うなら、一つ二つ程度…予め知っておかないとって思うしさ(そして、其の言葉をサラリと口から外に吐き出せば… 例えば、ソロバンで頭しばかれながら育てられただのナンダノと…ロクでも無い例えを一つ出すだろう) [Thu 6 Apr 2006 21:55:38]
クラリス > ―――何処から、言えば良いのでしょうか。( どういう風に育てられたのか、と言うのはつまり誰から育てられたのか、なんて事だろうか。何処から連れてこられた、と言う事―――そもそも、彼女は檻の中に最初から居たのだが―――だろうか。良く判らない。そもそも、何故そんな事を問うのだろう。己の人生は、誰かに疑問を抱かせるほどに特殊なのか―――なんて事を考えられるほど、外の人間を知っているわけでもなく。 ) [Thu 6 Apr 2006 21:49:59]
ウィンフォート > 応用力…ね。 応用力―― ふーん…… まぁ、当面は与えた仕事やらせときゃ問題は無いとしても―― それで処分…ねぇ(と、職員が口に出す言葉に… それで処分ってのも厳しいと思うけどね、と呟きつつ―― 暫し、檻の中の奴隷を凝視。それから――) …… どういう風な育て方された。(―― 奴隷へと、そう… 少し大胆に言葉を投げるだろう。傍らの職員の目も気にせずに…) [Thu 6 Apr 2006 21:46:42]
クラリス > ( 『はぁ。それがですね。正式な理由としては―――重要なファクターの一つである、応用力が致命的に欠けているんですよ、それ。』なんて、職員は言った。空気を読むと言う事が一切出来ないのだと。其れは何処からか連れてきたのではなく、最初から牢の中で生まれ育った弊害とも言うもの。幾ら教えようとしても、其れは決して学習される事が無かったとか。担当した職員曰く、『この子は生れ付き何かが欠如しているんじゃないのか?』なんて言うほどに、指示には従順に従うのだが―――柔軟な思考が、一切出来ないのだ。それが発覚したのは、極最近になってからのことだった辺りは―――担当した者の責任かも知れないが。 ) [Thu 6 Apr 2006 21:40:19]
ウィンフォート > ふぅん… それなりに力仕事は出来るのか。見た目以上に体力はありそうって事――か(それなら、作業場に銃の材料を運び込んだり… 銃の入った箱を整理したり何かも十分に出来るか、なんて思案すれば… 満足気に頷きを一つ二つ。 それだけ出来るなら、身内も十分に納得するだろう… なんて――) … 一応は、それだけ出来れば十分だね。必要になったら、後で覚えさせりゃ良いんだし―― で、何で処分対象なワケ?(… そして、其処で不意に頭に浮かんだ疑問を… 傍らの職員にぶつける。 観賞用には致命的であろう傷か何かがある訳でも無いだろうし…―――? と、じっと見定めしながら) [Thu 6 Apr 2006 21:35:44]
クラリス > ( 姓は無く、名だけが右手の甲に刻まれている事からも伺えよう。他に自己を定義づける名など、此の娘には思いつかぬ――― )―――大桶を用いた水汲み、荷車を用いた荷物運び、倒壊箇所の瓦礫の除去及び運搬等を一通り。特に瓦礫運びは、最近男手が足りないとかで―――割と、多いです。( 『一応男手と同じくらいの仕事は出来ますよ。』なんて、まだ近くにに居た職員から声が掛かる。余計な言葉かも知れぬが、まぁセールスポイントではあろう。何気に腕力4ですよ、4。そこらの男よりよっぽど在りますよ、こいつ―――なんて、管理者的な電波。閑話休題とも言う。まぁそれはさておいて。 )  [Thu 6 Apr 2006 21:30:35]
ウィンフォート > うん、キッチリ名乗れて良し。 じゃあ、クラリス… そうだね(名前を名乗った奴隷に、何処か満足気に頷きをみせてから… 先ずはどんな事から声を掛けるか、と言う事を思案。 暫し、彼女の前で天井を見上げながらに考えていれば―― )  んー――そうだね。取り合えず、どう言う仕事が出来るか――それか、こんな仕事をした事があるか… 適当に言ってくれる?( やがて、天井から視線を戻せば… 掛ける言葉は―― 第一優先事項の労働面。 理由は、第二優先事項である外見面は――問い掛けるよりも目で見た方が早いだろうと判断して、だろう。) [Thu 6 Apr 2006 21:22:56]
クラリス > お早う御座います―――はい。名はクラリスで間違いありません。( とは言え、観賞用としての仕事は殆ど遣った事が無い。此の所謎の倒壊事故やら何やらで、肉体労働の可能な者はネコの手だろうとイヌの手だろうとサルの手だろうと借りたい時節。彼女のような、男手に匹敵する腕力の持ち主は貸し出される事が多い。当然、何の疑問も無く連れ出されるのだが―――存外に優遇される事に少しばかり戸惑った事もあったとか。その辺は職員から、『彼らはとても心が広いのさ。感謝するんだな。』なんて言われた事で納得も出来た。 ) [Thu 6 Apr 2006 21:18:01]
ウィンフォート > (暴発失礼を。 其の中に眠る少女が件の奴隷と示されれば… 良く見る様に、彼女へと近寄り――)  おはよ。あんたが――労働兼、観賞用奴隷のクラリス… だよね(― 身体を起こす姿を見遣りながら、当然の事を問い掛け… それから暫し、彼女の顔を見詰めるだろうか) [Thu 6 Apr 2006 21:11:02]
ウィンフォート > ――― うん。(コクン… 促される様に頷き、職員の背を追う様に足を進めていけば―― やがて辿り着くのは、件の奴隷の眠る檻の前。 其処に立ち止まり… 其の中に眠る少女が件の奴隷示されれば) [Thu 6 Apr 2006 21:08:27]
職員 > ―――では、此方へどうぞ。( やれ、ゆっくりと促しながら歩き出す。カツン、カツン、なんて足音が響こうか。着いたのは二級の奴隷が雑多に眠る牢獄。その壁際で眠る、首と手首から鎖の伸びた娘を示しながら、こう言った。 )アレです。今はまだ眠っているようですが―――クラリス。お前を見たいと仰る御客様が来た。聞こえているなら起きなさい。(なんて、努めて無表情に呼び掛ける。ややあって、ジャラリと言う鎖の音と共に―――娘は目を覚まし、身体を起こした。娘は無言で客人に一礼する。) [Thu 6 Apr 2006 21:06:18]
ウィンフォート > ――― そりゃまぁ、ね。気にならなきゃ、態々口になんぞ出しやしない。( 素っ気無く言葉を返してやれば、口篭る様子の職員をまたジロリ。 ウチの工房の作業員だったら親父がブン殴ってるよ、と…そんな風な言葉投げ掛けつつ、案内する―― との言葉を聞けば、コクン。) うん、案内して。ここでダベってるよりは時間が無駄にならなくって済むからね(… 後はテメェで見て判断する――と、促す様に言葉を投げ掛けるだろう。) [Thu 6 Apr 2006 21:00:37]
職員 > ( 以前遣って来た客、曰く。『二級にしとく程良い奴隷とは思えない。』それを重く見た責任者が、その決定を出したのだ。雑多に落すよりは、いっそ潔く殺してやった方が幸せだろうと言うのが、言い分である。 ) 其処まで言うのでしたら、御案内しましょう。ただ―――いえ、ご自分で御判断下さい。( 牢獄の中で生まれた娘を育て、奴隷として育てる。偶然にも子供が生まれた物だから、試験的に試した結果があれだ―――他人から言われなければ何も出来ない、他人の言葉以上の事が出来ない。ある種理想の奴隷、だろうか。しかし―――応用力が無いと言うのが、最大の欠点。 ) [Thu 6 Apr 2006 20:55:38]
お知らせ > 職員さんが来ました。 『そんなに、気になりますか?』 [Thu 6 Apr 2006 20:48:46]
ウィンフォート > うん… 如何考えてもさ、あたしが言った条件にそれなりに見合ってると思うんだけど… 今まで、あんたに紹介されてきた子よりは(コツコツ トントン コツコツ トントン そんなリズムでカタログを叩きながら、言葉吐きだし続けていれば… またジロリ。 その視線に、職員はむっと顔を歪めた後… 暫し、天井を見上げて考え込み―― 「まぁ… 私達としましても、処分するよりは購入して貰った方が良いものだとは思いますが… 」 と) まぁ… 買うか買わないかは、実物見てからになるけどね。で… 今からその子の場所に連れてって貰える訳?その、えっと… クラリス、であってる?(その職員の言葉を耳にして、さっさと言葉を返してカタログを返せば… 職員は職員で「もしかしたら、もう眠ってるかもしれませんし―― 他の職員の業務中かもしれませんが…」と、言葉を一つ。 その言葉に、暫し… 職員の顔を見詰めれば―― やがて、大きく吐息を吸い込んで…) 取り合えず、そっちに案内して。ダメっぽい様だったら、日を改めるから―― 処分されるよりも早い内にね。 [Thu 6 Apr 2006 20:48:20]
ウィンフォート > ――― ブラティリア… 二級… 労働及び観賞用… ね。ふむ…(強硬手段と言う無かれ。 見詰める視線の先の文字を読み上げれば…自分の希望のソレと照らし合わせ―― 勿体無いな、とポツリ。チラリ横目を見遣れば、職員は… 「そんな事より、次の奴隷なのですが―― 」と、接客業務を続けようとする様子で… ) ……… いや、そんな事よりさ… こっちの子の方が気になるんだけど―――( ソレを遮り、カタログに記された名前をコツコツと叩いてみせれば… 職員をジロリと睨み、「今はコッチが重要」と言葉一つ。 耳にすれば職員は意外そうな顔を浮かべ――…) [Thu 6 Apr 2006 20:27:09]
ウィンフォート > ―――――…… (「えぇはい… と、言っても一週間の猶予はありますが」 そう、言葉を返す職員に、少し驚いた様子でもみせる作業服の少女―― 今日は名乗ります、ウィンフォートは…ふむぅっと、そんな声音一つ。 カタログ片手に、先日紹介された奴隷を見て周る中… ふと、目に止まった――カタログの隅に記された奴隷の名前を指差して問いを投げた所… 処分決定の旨を伝えられ、そして先ほどの問答。) 処分…ね。 んー… 処分、か。(それを一頻り終えて、改めてカタログの…奴隷の特徴を見遣れば、何やら首を傾げたり… 捻ったり、そんな様子を始める。) [Thu 6 Apr 2006 20:21:52]
お知らせ > ウィンフォートさんが入室されました。 『「この子…もう直ぐ処分な訳?」 職員と共に通路を歩きながら、カタログ片手に声を一つ。』 [Thu 6 Apr 2006 20:17:30]
お知らせ > 気配さんが退室されました。 『(二つの想いは、複雑に絡み合い――やがて気配は消える)』 [Thu 6 Apr 2006 18:59:31]
気配 > ( たぶん、この子のそばを離れるのは、その一度きりになるだろう。何事もなく戻ってくればよし。何かあってこのこと離れてしまえば――それはそれである意味踏ん切りがつくのかもしれない。今の己は、メリアの幸せと己の消滅、二つの想いを抱えて存在している。 ) [Thu 6 Apr 2006 18:57:16]
気配 > ( ここで幾人もの奴隷たちの様子を見て、買われていくものが決して幸せになれるわけではないと再認識させられた。この子は、どんなヒトに買われていくのだろう。ただ、それだけが気がかりで。『そういえば、一度くらいお墓参りに行ったほうがいいのかしら?』ふと、思い出す。誰の墓参り? もちろん、自分の。 ) [Thu 6 Apr 2006 18:54:13]
気配 > ( 今、己を現世にとどめているのは、この子への強い想いだけ。傍を離れて一人彷徨うことも出来るけれど、それを長い時間続ければ、つなぎとめている想いその者が弱まって消えてしまう。だから、想いの対象から離れる気はない。今の姿を人が見たら、どう思うだろう。冷たい床に座ったまま、暗い天井を見上げた。 ) [Thu 6 Apr 2006 18:50:37]
気配 > ( 今日もまた、近くの檻から奴隷が連れ出されていった。買われていったのではない。処分されるためにだ。思えば、メリアと同化してここにきてからもう1ヶ月以上経つ。未だ、約束の言葉が果たされる兆しはない。膝元で眠る蒼の少女の頬に、透き通った手を添えて。今日も女はそこに在った。 ) [Thu 6 Apr 2006 18:45:00]
お知らせ > 気配さんが来ました。 『(ここにあるのは、冷たい静寂)』 [Thu 6 Apr 2006 18:42:07]
お知らせ > クラリスさんが退室されました。 『( 座して、死を待つ。 )』 [Thu 6 Apr 2006 18:01:42]
クラリス > ( 思えば、今まで庇護を与えられた事の方が不自然だったのかも知れない。もしかしたら、其れが彼女を育てた職員の贖罪のような物だったのかも知れないが―――そのような事は、娘の知るところではない。じっとりとした感触。娘の身体は、汗で湿っていた。『一週間。それが君に残された時間だ。それまでに主人が見つかれば良し―――見つからなけりゃ、君は死ぬ。』無表情に、職員は続けた。娘も表情を変える事無く、その話を黙して聞く。之で良いのだ。己の存在は、結果としてギルドに利益をもたらさなかったのだから。 ) [Thu 6 Apr 2006 17:58:08]
クラリス > ( 眼を覚ました娘の身体は、妙な虚脱感と疲労感に包まれていた。長い事夢など見ていなかった故、其れが夢なのだと実感する事さえ知らずに―――娘は、職員から宣告を受ける。『君の処分が決まったそうだ。』余りに、冷淡な宣告。娘はそれに表情一つ変える事無く返答を返す。『今まで食事を与え、眠る場所を与えて下さった事を感謝します。有難う御座いました。』死への恐怖は無い。其れが決まった事だと言うのなら、如何する事も出来ないからだ。 ) [Thu 6 Apr 2006 17:52:32]
クラリス > ( ―――そんな夢を、見た。 ) [Thu 6 Apr 2006 17:48:52]
クラリス > ( 祝福はやがて怨嗟へと変わる。その子だけは許して―――記憶に残る、『母親』の、最後の声。ありきたりな話。獄中で生まれた子の定めか、子は奴隷となるべく育てられた。子は、それに疑問を抱くだけの知識を持ち合わせておらず―――生まれながらに牢から出られぬ己に絶望する事さえ出来なかった。娘にとって、世界は牢獄の中だけ。『外』の人々と自分は違う生き物なのだと教えられて育つ。そして今に至る――― ) [Thu 6 Apr 2006 17:48:33]
お知らせ > クラリスさんが来ました。 『( ―――誕生は、祝福と絶望に包まれていた。 )』 [Thu 6 Apr 2006 17:45:04]
お知らせ > ヴァイクさんが退室されました。 『(やがて、呼び出しの声がかかれば。踵を返して御仕事再開だ)』 [Wed 5 Apr 2006 23:56:01]
ヴァイク > (「品物」が見付からないのは買い手にも問題があった。よくいる使い捨て同然の単純労働奴隷は今のところ必要ない。優先順位としては暇つぶしに趣味の対象になりそうな女が第一、仕事を手伝えそうな知的な者が第二、最後に護衛といったことろか) と、いってもな… (護衛は本気で必要としていない。屋敷の警護があれば心強かろうが、要するに危ないところへ近づかなければという考え。一番リーズナブルな安全確保手段) [Wed 5 Apr 2006 23:42:40]
ヴァイク > (檻の中を覗き込む視線の色は、よくある客のもの。冷やかしではないが、望んだ「商品」が見受けられないからいずれ探す気力も減退。後は職員の目を気にしたお義理の品定め) ……ま、こんなものだろうな (何であれ、掘り出し物というのにぶつかる確率は低い。気力の無い目で見返す奴隷から冷たく視線を外せば、さして熱心でもない足取りで次の檻の前へ) [Wed 5 Apr 2006 23:26:34]
ヴァイク >  … (解放の証明書類を用意させる間、暇つぶしに檻が左右に存在感を示す通路を靴音鳴らして行き来) 解放、ね (利権が絡む自由民同士の関係に比べれば隷属一方である奴隷との関係は気楽なのかもしれない。また、苦楽をともにすれば情が湧くということもあるだろう。どちらにせよ予め遺言を出しておいてまで自由の身にさせてもらえるその奴隷(顔は合わせていない)は恵まれているのだな、と未だ鎖につながれた者達を見やりながら思う) [Wed 5 Apr 2006 23:15:09]
ヴァイク >  ふううー… (職員がその姿を裏のほうへと消せば眉間を揉み解して胸が空になるほど溜息一つ。疲労感吐き出し) これで終りか。手間だったな (遺言執行の代行。それが今回の仕事であった。ある商人が死んだために開封された遺言の内容。それは遺産相続人による奴隷買い取りと解放手続きを義務づけていた。生前の自分を支えてくれた秘書の奴隷を解放してやれと。法律専門の区分がまだ不明分なこの街、お鉢が回ってきたのは末席議員。委任状を取り、金を振り込んで手続き。それが今終わったところ) [Wed 5 Apr 2006 23:10:31]
お知らせ > ヴァイクさんが入室されました。 『では、よろしく(書類を職員に預けて)』 [Wed 5 Apr 2006 23:06:52]
お知らせ > 作業服の少女さんが退室されました。 『そして、暫し…職員と奴隷を見て回る、か。』 [Wed 5 Apr 2006 21:59:07]
作業服の少女 > …… ああそう、企業秘密、ね。 それなら深く聞かないけど(ウチだって、銃の構造やらナンやら聞かれても困るし… と、肩を竦めて返せば、また暫し… カツンカツン コツンコツンと 歩き続け――) で、次のは…どんなの?(―― その最中…此方からの問い掛け。 それに職員は 「えぇ、次のは――」 と、言葉を漏らしながら… 何やら目的のモノを探す様に、檻の中へと視線を巡らせ始め―――) [Wed 5 Apr 2006 21:38:46]
作業服の少女 > ――― まぁ、多少なりの部分にゃ目は瞑るって昨日… いや、今日か。 兎に角、言った手前、贅沢は言わないけど…さ。 (「えぇまぁ、出来る事ならお早めに。 他の方に買われたりと言う事もありますので」 と、職員と問答を繰り返しながら… 檻の並ぶ通路を歩き続け。途中でチラリと檻の中を一瞥。 其の中に居る奴隷を横目で眺め――) …… しかし、まぁ… 何処から調達してくるのか(そんな言葉一つ吐き出し、気紛れに檻へと手を伸ばし…… そして、職員が返す「それは、企業秘密ですよ」 の言葉と同時に、軽く…コツン。 コツン。 足音に混じって檻を叩く音が響くか) [Wed 5 Apr 2006 21:24:26]
作業服の少女 > ――― ま、いいけどね。 あのナリなら、パっと見女で通用するし(一瞬、男でも良いかなって思ったし… と、吐息吐き出しながら呟きを漏らせば、職員はパッと営業スマイルを浮べて 「いやいや、ほんとですね。 私もちょっと一瞬、これくらいなら男相手でも――なんて。 ところで、今の所…何か良さそうなモノは?」 と、問い掛け一つ。) ん? そーだね… んー、迷ってる最中かな?うん まっ、あたいが色々と条件付けすぎてる所為なんだろうけどさ… (と、問い掛けに肩を竦めて言葉を返せば… 悪いね。と苦笑一つ。 ソレに職員は「そうですか…」 と、短く応え―― カツン… カツン… 檻が並ぶ通路を歩き――) [Wed 5 Apr 2006 21:09:00]
作業服の少女 > ――― さっきの奴隷。男だったネ(「いや、私の手違いで」 と、視線を逸らして言葉を漏らす職員へと言葉を投げる作業服姿の、恐らく少女であろう人影。 先日――と言うか、今日の夜更け… 接客サービス精神(或いは、地道な点数稼ぎ精神)旺盛な彼のチョイスした奴隷を見て回っている最中なのだが――  ) ―――― いや、確かに見た目は女の子だったけどさ。 男だったよね、アレ。あたいは、女の子って言ったよね?( ―― ちょっとしたミスをしたらしく…職員の顔色はヨロシク無い様子。 そりゃまぁ、相手の希望の性別とは違う相手を紹介したのだから――バレれば色々と致命的に拙いだろう。 尤も、問い詰める様な様子の少女には、そんな積もりは無いかもしれないが――) [Wed 5 Apr 2006 20:53:19]
お知らせ > 作業服の少女さんが入室されました。 『カツン… カツン… 少し早めに訪れ、先日(否、今日の真夜中)の職員と共に歩く人影。』 [Wed 5 Apr 2006 20:48:11]
お知らせ > ルミニアさんが帰りました。 『(Unseenがヴェイトスでもっと優位に活動できるように)』 [Wed 5 Apr 2006 18:19:08]
ルミニア > ( 屋敷のことを任せられるものよりも、どちらかといえば裏の仕事に役立つようなモノを。どのような形で役立てるのかはともかく。 ) ――足りないわね。まだまだ―― ( くすくす、と小さく笑って、職員に次の檻へと案内をさせる。時間は十分にある。ゆっくりと準備を整えれば良い。 ) [Wed 5 Apr 2006 18:18:12]
ルミニア > ( 奴隷に視線を向けたとき、相手がそれに気づいてこちらを見返すかどうかをみる。己の存在に気づいていても、うずくまって下を見ているようなものはいらない。そんなものを買ってもろくな駒にならないのは目に見えている。 ) ――ふぅん、それっぽいのは何人かめぼしがついたけど、まだ決め手にかけるのよねぇ。 ( 真っ白な髪を揺らして、頬に片手を当ててぼやく。 ) ――他には……。 [Wed 5 Apr 2006 18:06:11]
ルミニア > ねぇ、ここらへんに出るっていう幽霊の噂、どう思う? ( 何気なく職員の男性に尋ねてみるが、相手は肩をすくめて首を横に振るだけ。聞けば、そういう証言をしているのは奴隷や職員のごくごく一部であり、本気にしているものはいないという。 ) それもそうね。幽霊なんてお目にかかるほどのものでもないし。ま、その件はもういいわ。それより、もう少し品定めをさせてもらうわよ。 ( これから先、己の手足のなって動いてくれる駒を選定する。赤い瞳でじっと檻の中を見つめて、中にいる奴隷たちの顔を一つ一つ確認していく。 ) [Wed 5 Apr 2006 17:59:02]
ルミニア > どれもぱっとしないわね。ま、すぐに良い駒が見つかるとは思ってないけど。 ( 軽く息を吐いて、腕組する。ちょくちょく立ち止まって奴隷たちを観察してみるが、大抵は黙って俯いたまま。覇気も生気も薄い。 ) そういえば、あの奴隷……なんていったかしら。 ( 確か、アル……? アルスト……ロ……メリア、だったか。ミカドと幽霊探しの競争をする気はないが、駒を集めるためには奴隷ギルドはうってつけ。ついでに噂の真相を探ってみるのも面白い。 ) [Wed 5 Apr 2006 17:53:06]
お知らせ > ルミニアさんが来ました。 『(職員に案内されて、奴隷たちの檻を見て回る女が一人。)』 [Wed 5 Apr 2006 17:47:55]
お知らせ > 作業服の少女さんが退室されました。 『暫しの問答の後、近い内の他の子も見ると伝え、一度ギルドの外へと足を向けて行くか』 [Wed 5 Apr 2006 02:59:25]
作業服の少女 > ――― ん? うん、多少の問題とかには目は瞑りはするけど…?(歩きながらに、不意に職員が口にした 「少々、性格に難があるかもしれませんが…」 と言う言葉に、適当にそんな風に返しながら、作業服の少女は彼の後を着いて行く。 そして、職員は…彼女の言葉を耳にすれば、満足気に頷きを見せ… 「えぇ、矢張り…完全に条件に合わせると言うのは難しいモノですので、安心しました」 と、また営業スマイル) …… んー、装威や人間扱ってるんだよね?それなら仕方ない…か(その笑みを見ながら、納得した様に頷いてみせれば… やがて辿り着くのは一つの檻の前。 先ずは此方等いかがですか? …と、職員は檻の中の奴隷を手で指し示して――) [Wed 5 Apr 2006 02:46:23]
作業服の少女 > まぁ…頼めるなら。御願いするよ(と、手にしたカタログを差し出し―― 其の姿に、職員はあからさまな営業スマイルを浮かべながらカタログを受け取り…手馴れた手つきでパラパラと。 暫しの沈黙の後、選び出すのは――) ……ふぅーん。(やがて、読み上げるのは数人の奴隷と、その簡単な特徴。 そろそろ…性格やクレーム等でランクが落ちそうなモノをピックアップして選んでいる辺り職員としては―― 多少、高い内に処理したいと言う積もりなのだろうか。 そして、そんな思惑を見抜けもしない作業服の少女は、職員の言葉に頷きを何度もしてみせ―― じゃあ、とりあえず今日は、其のうちの一人のトコに連れてってと…口にするだろう。) [Wed 5 Apr 2006 02:35:03]
作業服の少女 > ――― で、そうだなぁ… やっぱ現物見ないと分からないけど―― あんたから見て、条件に当て嵌まりそうなのはありそう? 可愛くて、それなりに仕事もこなせて、ヘバらなさそうな子。 できれば、あたい好みの(と、カタログを適当に流し見し… 飽きたと言わんばかりにパタンと閉じれば、また視線を職員に。その問いを投げられれば――職員は暫し、思案し… 「その条件になると、少々値が張りますね。少なくとも、使い潰すにしても雑多以上――使い潰さない積もりなら、それなりのランクでは無いと… 」との返答。 その答えに、暫し…考え込む様な様子を見せ――) 予算20万。その範囲なら大丈夫そう? ちょっと、ココの相場詳しくなくってね…(―― 「それだけあれば、大丈夫でしょう。流石に――」 返された職員の返答には、僅かな期待。っと―― 不意に職員は何かを思いついたのか、手をポンと打ち――「その予算内で、幾つか商品を程お選び致しましょうか?」と、提案を一つ。 それに、作業服の少女は、暫し思案し――…) [Wed 5 Apr 2006 02:28:40]
作業服の少女 > それに、お袋は兎も角として、親父はこういう場所が苦手だからさ… まっ、こういう場所はあんまり好きになれるヤツぁ居ないだろうけど、さ。 っと、悪い悪い。何か、関係ない事言っちまってさ(と、檻から視線を外し… 職員へと視線を戻せば、困った様な笑み一つ。 対する職員は、あからさまに眠たげな様子を見せながらも、特に文句も言わず…適当に相槌を打ちながら彼女の傍を歩き続け――) まっ、あたしが買いに出るなら…面倒だし、名義はあたしにするとして… さて、どうせ買うなら可愛い子が良いな。 多少の事じゃヘバらない体力があって、作業雑用こなせて… あと、可愛い(と、軽口吐く様に言葉投げてから、一度立ち止まり… ちょっと、軽く見せて貰うわ、と壁に背を預けてカタログに目を通し始めれば―― 職員は、何処か疲れた様子で吐息一つ。きっと、椅子に座って読めと言いたいのだろう。) [Wed 5 Apr 2006 02:19:52]
作業服の少女 > ――― まっ、そう言う訳でさ。ウチの店って雑用とか力仕事出来るヤツが必要なモンなんだけどさ… けど、扱うモンが扱うモンでさ。怪我とかも多くて、ね… (と、職員に渡されたカタログを見ながら… 会話を交わすのは作業服姿の――恐らくは少女。途中途中で欠伸を漏らしそうになりながらも堪えれば、時折渡されたカタログを見下ろし――) まっ… 本来なら親父かお袋が来るのが妥当なんだろうけどさ…親父は工房に篭りっきり、お袋は朝早いから、この時間は寝てる。 で、あたしは―――この時間しか時間がね。悪いね、起こしちゃってさ(…と、同じ様に欠伸を噛み殺している職員に肩竦めて言葉を投げれば… チラリ、通りすがりの牢屋を一瞥。 其の中の様子に、吐息一つ吐き出して――…) [Wed 5 Apr 2006 02:09:43]
お知らせ > 作業服の少女さんが入室されました。 『カツン カツン 職員と同伴しつつ、廊下を歩き―――』 [Wed 5 Apr 2006 02:03:24]
お知らせ > 珠香さんが帰りました。 『( 僅かな涼感求めて、またべったりと床に伏せた。 )』 [Wed 5 Apr 2006 01:08:04]
お知らせ > クラリスさんが帰りました。 『( そして、彼の奴隷は地に臥して眠りに付く。三秒くらいで。 )』 [Wed 5 Apr 2006 01:04:20]
お知らせ > カメリアさんが退室されました。 『 うわ、マジで休憩してるし。(詰め所にて、そんな呆れ声。職員に用件を伝え―――。) 』 [Wed 5 Apr 2006 01:02:30]
珠香 >  ――… 春、ですからー…… ( ぐらぐらと揺れる頭を止めようと、額に指先を当てても。 触れる肌同士は同じ温度で、冷たいも熱いも正直、遠い。  日頃は作業がてら、隔離じみて一人の檻に入れられているコトが多い所為で、ヒトが多数いる環境においては、軟弱と言ったら、それまでの、コト。  緩々と唇から滑らせた言葉は、紛う事なき事実では、あった。 )  ――……  ( ぐうらりと、揺れるに任せて、今度は頭を下げて。 遠ざかる足音を聞くに終始する事に、なるか。  波風の波及が広がらなかったことを、幸運とする。 それも、此処での生き方。間違いは、きっと何処にも無い。 …だから、救いが無いとも言えのだけれど。 ) [Wed 5 Apr 2006 01:00:07]
クラリス > ( 嗚呼。確かに彼女の言う事は正しいだろう。自発的に何も出来ないモノ。そんな風に育てられた事に疑問すら抱かないモノ。其れが人と言う種族としてどれほど間違った物なのか、自身は知らない。処分されるのも時間の問題だろう。言われた以上の事は決してしないのだし、良くても何れ雑多の身に落されるのは間違いない。ただ―――お陰で、周囲の奴隷達は結果的に救われる。結果として、白装束の仲間は体調の不良を訴えられる事に成功した。周囲の奴隷が八つ当たりの矛先になる事も無かった。ただ―――無表情な此の奴隷が、其れを自覚しているとも思えない。故に―――これ以上興味を抱かれないのはむしろ幸いとも言うべきだった、わけで。 ) [Wed 5 Apr 2006 00:53:30]
カメリア > あぁ、あぁ、もう分かった。 そうしてずっと「私の所為じゃ無いし」って澄まし顔してれば? そのうち勝手に周りが動いてあんたを処分するだけ。自発的になにもしなくても誰も困らないんだから。 ( 表情の変わらないブラティリアにひらひらと手を振って顔を背けた。 殴ってやろうかとも思ったが、檻を開けてもらうのも面倒。 弁償?殴れるならしても良いくらいだが。 ) それじゃ――――…ん。 アンタ具合悪いんじゃないの? さっきからぐらぐらしてたけど。 ( 興味の対象を珠香一人に絞ろうか、と目を向けた所でようやく異常に気がついた。 ) …ったく、折角外に出してあげようかと思えば。 纏めて職員に報告しといてあげるから待ってなよ。 じゃあね。 ( 言いたい事を言い尽くすと、面倒くさげに壁から腰をあげる。 返事を待たずして廊下を歩き出し――――。 ) [Wed 5 Apr 2006 00:47:08]
珠香 > ( 売り物としての用途も大分異なるもの。最初から檻の中で生きているもの、外から無理矢理に引っ張り込まれたもの――  同じ、商品という枠組みにあっても、彼女と己との違いは、ぐらぐらと胡乱な頭でも感じ取る。 …間延びした口調を隠して喋るだけで、息切れしそうな春の気配。 少し前に職員に釘も刺されている代物は、かろうじて受け答えはこなせる。二級としては、拙いかもしれないが。 ―― 品物同士で庇いあうことは出来ない。 かような「喜劇」は、大概の人間が期待しないから、起こるとしたら雑多の檻か。もしくは――  こんな事を考える時点で、削られている尊厳のカタチを自覚して。 伏せかけた唇が少し、歪む。 自嘲のような笑みの残滓に。 ―― 辛辣な言葉を突きつけられている、彼女。 でも、此処で買われるよりは幸せなのだろうとは、ぼんやりと巡る。 …己にも当て嵌まるであろう事、でもだ。殺す吐息が、薄闇に白く溶けた。 ) [Wed 5 Apr 2006 00:41:12]
クラリス > 売り文句は、教わりませんでしたもので―――何と言えば良いのか、いまひとつ図りかねるのです。( 教わった事も無く、特に経験した事も無い物を知っている人間等居ない。ただ牢屋の中に居て、用事が在るときだけ引きずり出される。そんな毎日の中で、誰かに自分を売り込むような暇は差し挟まれない。何よりも、別段買われる事を望んでいるわけではなかった。穀潰しと罵られるのも判る。そもそも二級と言う地位だって、望んで得た物ではない。ただ職員が勝手に付けただけの物。別段其れが撤回されて雑多になろうが、彼女自身は気にしないのだ。そう決定されたのなら、それに従うだけ。買わないと言うなら、それでも良い。何を言われようと、表情は変わらなかった。 ) [Wed 5 Apr 2006 00:24:50]
カメリア > ―――――ふぅん。 ( 珠香と名乗った奴隷ははっきりと自分がどういう商品なのか理解しているようだ。 成る程、見た目はそこそこ、手先は器用でレア種族となれば2級も頷けるが――――。 ) ……で、アンタ。 なんなの? まただんまり? 売り文句の一つも出てこないで2級なんてさ―――――それが穀潰しだってのよ。 誰が高いお金払って買うかって。 ずっと其処に居な。 ( 「上等な教育を施されている」でもいい。「そつなく何でもこなせる」でもいい。「従順で見た目も良い」と言い切っても良い。 それすら出来ない奴隷に、2級の価値を感じるものかと。 ) クラリスだっけ? 職員に伝えとくよ。 2級の価値無いって。 [Wed 5 Apr 2006 00:15:53]
珠香 > ( 例え格子の外から投げかけられる声が、言葉が、その並びが理不尽なものであろうとも、其処に公平性が生まれるのは、互いが「ヒト」であるという前提を置いての物語。 ヒトとモノ。その境界は、雪娘の指先よりも、隔てる格子の冷たさよりもずっと厳然として、其処にあるのだから。 売り込み――  この手にあるのは、酷く簡単な一。 買われることへの希望よりも、不安が大きいのは、確か――… でも。 )  ……出来る事は、多少の細工物を作る事と、後は――  ( ゆらりと、光の届き辛い薄闇から手を伸ばす。 指先に込めるのは、意志の力。種の業。  はらりと雪の結晶が零れ出て、微かに煌いて落ちた。 )  ……雪の属、ですから。 かような手品は。  [Wed 5 Apr 2006 00:01:09]
クラリス > ―――。( さて、非常に困った。二級ともなれば、とは言うものの―――生まれた頃より牢の中、そもそも特別と言うのが如何言う事なのか今一判らぬ。出来る事と言ってもたかが知れているのだよ。何せ―――そこらの男より少々力が強く、外見もそれほど悪くなく、教育も行き届いていて、不平不満を漏らさないと言うのは確かに長所ではあるのだが、押すにはやや弱い―――要するに、短所が余り無いというだけの器用貧乏と言えば正しいのだろう。故に、売り込むべき長所が在るわけでも無く。と言うよりも、そんな特別なものを持った物がホイホイ居られても困る物なのではあるが。 ) [Tue 4 Apr 2006 23:49:47]
カメリア > ( はっきり言って奴隷を差別する観点から言っても二人に非は無い。 問いかけに対して的確に返答をしなかった事が火に油を注いだが、それこそ人と人のコミュニケーションではありがちな擦れ違い程度で。 15になるただの小娘のヤツアタリの口実が、たまたまそれだったというだけの話。 ) もっと売り込んで。 2級にもなれば何かあるんでしょ? 出来る事とか。 特別なこととか。 どっちか買ってあげよっか? あはは、嬉しいでしょ? ( 煙たがられているのを分かっていて言うのだ。 口の端を歪めて笑い、暫らく此処を離れないぞ、といわんばかりに腕を組んで檻の前で壁にもたれかかった。 ) [Tue 4 Apr 2006 23:42:03]
珠香 > ( 頭の髄を締め付けるよな響きが、一際高く。 垂れた頭が小さく揺らいで、緩々と面相上げる仕草はまだ緩く。 )  ……後は、そんな 冷えた鉄なら――… いいのに、と。  ( 重ねた言葉は、その主軸だけを。 促される先が己でもあると、理解に至るはやや遅い。思考が、油を挿していない歯車みたいに遅いのだから。 )  私は雪の属。 名は、珠香と申します。 ( 自己紹介。 端的な特性と、呼ばわる為の名。 向けられる視線は、刻まれるような棘の痛みより、やり場の無い熱情じみたものが、熱くて痛い。 細々と名乗って、目礼に伏す。 ) [Tue 4 Apr 2006 23:35:08]
お知らせ > 珠香さんが入室されました。 [Tue 4 Apr 2006 23:29:53]
クラリス > ―――鉄の塊にでもなれれば楽にはなるかも知れないですね、と言っていました。( 言った処で理解はされまい。ただ―――如何しても聞き出したいと言うのなら言う他無いだろう。勿論―――相手の期待するような答えで無い事は言わずもがな、と言ったところであるが。 )クラリス、と言います。( 奴隷として、不平不満を漏らさず寡黙に働かせるために教育されたモノ。不平不満を述べると言う概念など無いし―――本来、誰かに逆らうような事は無い。単に、行動が逐一彼の紫の少女の気に食わぬだけ。最も、其れこそが罪と言えば罪なのだろう。奴隷に不平不満を述べる権利など、最初から無いのであるし―――弁明の機会も、決して与えられないのだから。 ) [Tue 4 Apr 2006 23:28:16]
カメリア > それが気に食わないっての。 なにそれ? なに謝ってんの? 「聞かれたことを答えろ」ってんのに其処スルーして薄っぺらいゴメンナサイとかさ。 そっちの白いの! あんたもだよ。 ダンマリで終わるの待ってるわけ? そっか、隠し事があるってこと。 ( いっぺんにまくし立て、へぇ、などとそっぽを向いて肩を竦める。 別にヒソヒソ話の内容なんて期待してないが、単に適当な返事でやり過ごそうって雰囲気が気に入らなかっただけ。 勿論被害妄想である可能性もあるが、娘はそうは考えない。 ) 名前は? 自己紹介。 ( ほら、と苛立ちを抑えて顎で促す。 ブラティリアと、白い着物の二人に向けて。 ) [Tue 4 Apr 2006 23:20:37]
珠香 > ( 扱いには難があるが、使い出はあるからと二級に処されているモノは、特性を生かした雑多仕事に従事している事も多い。 閉塞感はその分少ないが―― だからといって、対等ではありえない。例えば、今、鮮やかな髪色の少女のかたちをとって現れた現実。 これは希少の論理では無く、むしろ普遍を特化させた一。 )  ……… ( 礼の状態で上げぬ顔が、沈黙の手を借りた肯定。 火炙り、など。 考えるだけで恐ろしい。意識など一分も持たないであろうから、逆に楽かもしれねども。 薫陶は、品が上位になる程に届いている。多少すれた品でも、それ程例外は無い。 それ程、は。 )  ―――― ( 求められずば、応えずは定説。 言葉には出せずとも、耳障りな金属音に、ぐらぐらと重い頭が揺れる。 吐き気と言うには鈍重な塊が詰められていく感覚に、そっと目を眇めて、潜めた吐息が白く漏れる。 ) [Tue 4 Apr 2006 23:11:27]
クラリス > ( ―――嗚呼、丁度良い。他への悪意が全部此方に向いたわけだ。まぁ眠れぬのは仕方なき事、諦める他あるまい。 )―――申し訳、御座いません。( そもそも、物心ついた時から檻の中で鎖に繋がれていた者が、其れを本当に不幸と思うのだろうか。本当に不幸な人間は、結局の所自身が不幸である事を一切自覚していない物なんだと言うのだが―――其れは、却って幸福なのでは無いだろうか。少なくとも、今此の状況を不幸と思えるほどに幸福と言う概念を理解していない段階で。そう―――本当に、特に疑問を抱くでもなく今の状況を受け入れているだけなのだ。そういう意味では、自由を求める他の奴隷に比べれば確かに異質かも知れない。 ) [Tue 4 Apr 2006 23:07:45]
カメリア > は、冗談よ。 頷いてたら笑えなかったけど。 ( 二人を含め、流石に誰もが脱走などという事を肯定しなかった。 去年も確か、主人の元を逃げ出した奴隷が中庭で火焙りにされて処刑されたというし――――そういう意味じゃ、奴隷ギルドは良い仕事している。 「脱走なんてまさか」と奴隷が自然に思える環境だ。 ) だけど――――なにそれ。 ( 機嫌よさげに笑っていた娘の目元が、不意に細められる。 ) 聞いてるのよ。私は。 「気にかけてる」の。 何でアンタが判断するわけ? 質問されたら答えろってのよ。 ( 視線はすまし顔のブラティリアへ。ああいう「別になにも」って無表情が1番ムカツク。 奴隷なんかになっちゃった惨めなイキモノだって泣き喚けっていう話だ。 苛立たしげに檻を爪先でガンガンと2回蹴った。 ) [Tue 4 Apr 2006 23:03:05]
クラリス > ( 貸し出しなら、何度も経験している。と言うより、する事は基本貸し出されて所定の仕事を行い、戻ってくるだけ。雑多者に比べればだいぶ優遇されている方だろう。ドングリの背比べとも言えなくも無いが。それにしても、嗚呼―――何と言うか、とてつもなく厄介な客に出会った物である。そんな折でも一切表情を変えぬのは大した物と言うか―――処世術だ。奴隷として育てられた者なりの。 )―――御客様が気にかける程の事は、何も。( ただただ、静かに粛々と言葉を紡ぐ。逃亡して、捕まったらどうなるかなんて事くらいは知っている。逃げる者は、其れを覚悟して逃げるのだ。そんな覚悟も何も無く、ただただ日々を流れるままに生きるだけの―――鍵の掛け忘れを自己申告するほどだ―――己には、そんな大それた真似は出来はしない。 ) [Tue 4 Apr 2006 22:52:14]
珠香 > ( 多少の銭子は稼げようとも、売れずに長くあり続ければ、不良在庫。時折、生産性の問題から、あえて貸し出し専用に絞っているのかと思うようなモノも、いるらしいけれど。 それは、また別のコト。  檻の片隅から顔を上げてみれば、鮮やかにヴァイオレットが、薄い明かりの元に見えた。 )  …… 鉄は、冷えていればー… 嫌いじゃない、わねぇー…… 溶かされるのは、苦手、だから。  ( 囁くようないらえも、格子の外から降り注ぐ少女の声に、陽射しに晒した雪のようにひそりと、潜めて。 気怠さの抜けきらない顔をゆるりと下げて、礼の後。 )  かようなことは――… 考えませぬ、わ。 ( 言葉は粛々と、しおらしく。 付き纏う気怠さを払拭するには、足りずとも。 ) [Tue 4 Apr 2006 22:48:25]
カメリア > ( カツカツと軽快に進んでは時折檻の中を覗きこんで無遠慮な視線を奴隷達に向けてみる。 少しでも何らかのリアクションがあったらわざと意地の悪い言葉を投げかけてみたり、挑発してみたりするのが此処での暇潰しだ。 正直、じりじりと明けない夜の苛々を解消できれば何だって良い。 そんな事を思いながら娘は二人の檻の前でまた立ち止まり、覗き込んだ。 今の所二人が特別気にかかるという程でもない。 ) ハァイ? 何の話してんのよ? 示し合わせて脱走の相談? あはは、手伝ってあげようか。  [Tue 4 Apr 2006 22:44:01]
クラリス > ―――鉄の塊にでもなれれば、楽かも知れないなぁなんて思ったことはありますよ。(なんて白装束の品に向け、呟く様に応えたとか。) [Tue 4 Apr 2006 22:37:57]
クラリス > ( 穀潰し、か。確かにそうかも知れぬ。確かに全く売れぬと言えば間違いなくそうなのだから。だから何も言わない。否、言えない。ただ―――余りに、之は惨すぎやせぬであろうか。そんな感情すら、抱くだけ無意味だと知って居る故に―――武骨な鎖に飾られた娘は、何も言わない。表情にも一切の変化は無い。如何なる者であれど、御客様が御客様であることに違いは無いのだ―――たとえ其れが、単なる冷やかしだったとしても。買ってください、とか不用意に言えるならどんなに幸せな精神構造だろうと思える。無愛想なんてわけじゃあない。単に、こうする事が一番良い方法であると知っているだけ。挨拶も、ただ一礼するだけ。向こうから話し掛けてでも来ない限り、此方からは言葉を紡がない。不用意に変な事を言ってしまっては、話にならないから。 ) [Tue 4 Apr 2006 22:36:19]
珠香 > ( 足音と共に、此処にいる品の―― 少女が纏う鎖とは違う金属の音色が、耳にも響く。 高らかに足音、そして声。嗚呼、コレは、生きたヒトと認識される、お客様の、到来? )  ――… 氷になれれば、良かったんだけれど、ねぇー……?  ( きしきしと空気を軋ませたような笑い声に紛れるよに、雪娘はそっと、苦笑いじみて、呟いて。  棒切れと格子の悲鳴に、重たい頭痛がまた、一滴重みを増したよう。  檻の片隅、床に寝そべり、時に弾かれたように身を起こす奴隷達。 そして、その片隅に鎖の少女と、白装束。 ) [Tue 4 Apr 2006 22:33:33]
カメリア > ( 女―――実際はまだ少女といっていい歳の娘は、別段労働力だの性奴隷だのを必要としているわけでもない。 稀にこうして気紛れに奴隷ギルドにも足を踏み入れ、結局何も買わないで帰っていくのがいつものことで。 単に自分より明らかに格下の存在だと社会が保障してくれるイキモノを観賞して、安心したいだけなのかもしれない。 ロクにイキモノの世話をする気が無い、身勝手な娘に気紛れで買われてしまう奴隷の行く末は不幸だろう。 ) ほら。 ほら。 ほら。 ほら。 お客様が来たんだから起きていい子の顔して媚び売らなきゃ。 2級ったって何時までも売れない穀潰しなんか直ぐに転げ落ちてくでしょ? ( 遅い時間。 昼間は重労働、夜は檻に閉じ込められてしまう奴隷達の多くはもう眠っていた。 それを知った上で、棒っきれで鉄格子をガンガン叩いて周るのだ。 小馬鹿にしたような笑い声の主が、やがて二人の眼にも見える頃。 ) [Tue 4 Apr 2006 22:26:24]
クラリス > ( どうやら、こんな時間でも来る客は居るらしい。声を聞く限りは、余り良い印象の持てない声。他人を見下し、小馬鹿にする事を何とも思っていない声だ。其れでも―――御客様は御客様である。視界に入るようならば客の方へと向き直り、なるたけ静かに一礼するだろう。とは言え、首に着いた鎖が音を立てるのは避けられぬ事であるが。 )―――溶けるって、氷じゃ無いんですから。( なんて、小さく突っ込みを入れる。それで場が和むなら、其れでも良いだろうよ。 ) [Tue 4 Apr 2006 22:20:24]
珠香 > ( 奴隷――職員達の目から見れば、「品物」同士が馴れ合うのは、余り良しとされないものだから。 漂う冷気が無くても、それくらいの距離で丁度良いのかも、しれない。 …それは、「品物」達の意思と、合致するかは別のコト。 )  …一週間、ねぇー…… 冬場ならともかく、夏とかだったらぁー… 金属に篭る熱で、溶けて しまい、そ。  ( それ以前に、直射日光を浴びた時点で力尽きそうなのは、根性なしの肖像。 お約束の構図であるような鉄球こそ無くても、充分に枷としての役割は果たせそうな鎖に触れかけて、熱の無い指先を思い出して所作が止まる。  ――… 微かに笑みさざめいた唇が、ふと動きを止めるのは。 近づく足音、それに遠くの声が、届いたから。 ) [Tue 4 Apr 2006 22:17:51]
> 冷やかし? ……ロクな売り物が無いのは私のせいじゃないんじゃない? 勝手に見てくからさ、詰め所で遊んでなよ。 万引きできるものでもなし―――買うものあったら呼ぶからさ。 ( カツカツと廊下を歩く足音と共にそんな声が長い廊下に響く。 声の主は若い女のようで、何処か他人を小馬鹿にしたような響きが含まれていた。 気紛れに奴隷の檻にカツンカツンと指を滑らせ、二人の二級奴隷が居る方へと足音は近付いていく。 ) [Tue 4 Apr 2006 22:11:30]
クラリス > (腰を下ろしたのは幸か不幸か、辛うじて顔が見える程度の距離。手を伸ばして鎖にでも触れよう物なら、本当に凍ってしまうかも知れないね。確かに―――夏場は引っ張りだこになりそうだ。ちなみに彼女、労働奴隷の一人。仕事をさせられる時だけ、一時的に鎖を外されるのだ。その時を除いて―――此の重い鎖を外す事は無い。先に鉄球が着いていないのは、行動にある程度問題が無いお陰であろう。鉄球など着いてよう物なら、もう動く気力も残らない。しかし―――何のためについているんだろうね、此の鎖。)―――心配せずとも一週間で慣れます。問題はありません。(なんて、さも当然の如く口にした。だがしかし、余程の事が無い限り其れは無いだろう。) [Tue 4 Apr 2006 22:10:04]
お知らせ > さんが来ました。 『 廊下の向こうから、若そうな女の声。 』 [Tue 4 Apr 2006 22:06:59]
珠香 > ( 金属の音自体は、冷えた心地でそれ程、嫌いでは無いけれど。  頭も身体もだるだると重い季節には、ちょっと堪える。  …元々顔色も白いから、大丈夫。 大差は無い。 近づいてくれば、互いの輪郭は分かるだろうか。 )  …私が引きずったらぁー……三日で力尽きるわ、ねぇー……  嗚呼、そうだ。  ( 体力と根性に自信の無い雪娘からすれば、その鎖を引きずってでも動こう、と思う体力に感心してしまう、程。  感嘆符を含めた吐息がほう、と白く。 鎖の音色と共に座る姿に、薄惚けた視線を向けて。  )  金属ー…肌に触れながら、余り私に近づいたら、だめ…よ?  冷えすぎたら、凍ってしまう、かもー…?  [Tue 4 Apr 2006 22:03:04]
クラリス > (声が届く。間違い無く、先程何やら呟いていた声だ。ジャラジャラジャラ。耳障りな音―――好きな人も居るかも知れないが―――を鳴らしながら、相手に近付いた。)―――好い加減、慣れました。(物心ついた時から、成長する毎に一回り大きな物に換えられて、更に成長したら換えられて。それを繰り返した末、今に至る。一体何のために着けたのか、此の年になっても判らない。ただ―――おかげさまで体は鍛えられたわけで。相手の目の前に辿り着けば、極力静かに腰を下ろした。しかし矢張りと言うか何と言うか、ジャラリ。) [Tue 4 Apr 2006 21:54:47]
珠香 > ( 作業中には個別の場にいるが、今は只の売り物。  とはいえ、体力が弱った奴隷と同じ檻に入れては、凍死体が量産されるだけであろうから、ここにいるのは比較的元気なもの、なんだろう。 …多分?  じゃらりじゃらり、引きずる響きは重奏。音の源は、灯火も遠い薄闇に目を凝らして、探すもの。 )  ……重そうー…ねぇー……?  ( 身に着けているのは白装束。鎖の主よりは余程に身軽そうな癖、ぐったりと倦怠感を漂わせた雪娘が、そろりと囁くように、声を。 ) [Tue 4 Apr 2006 21:50:04]
クラリス > (のそのそ。ジャラジャラ。嗚呼もう五月蝿いったらありゃしない。しかし外す事も侭ならない。着けっぱなしの所為で、自然と猫背になったのを責められるものは居るまいよ。装飾にするには余りに無骨なそれ、何のために着けられているのかは定かならぬ。ともあれ、声の主は同じ牢に居たわけだ。ジャラジャラ、ジャラジャラ。相変わらずの鎖の音―――しかし眠る仲間達は好い加減慣れたらしく、鎖の音など知った事かと言わんばかりに寝息を立て続ける。まぁ、雑音程度で目覚めるようなら体力も持つまい。) [Tue 4 Apr 2006 21:44:13]
珠香 > ( それは、殊更に人が近づく事も無い檻の片隅。 何故って、とても簡単な事。近づくにつれて、酷く身体が冷えるから。 外の空気は春に近づいている筈なのに、その白装束が這い蹲る一角だけが、石壁よりも冷たいから。 )  …恋請うる――…  なんて、ねぇ……  、  ? ( 笑みと言うには密やかに、唇だけでたゆたわせ。 呟く声より尚高く、響くは金属、鎖の音。  音を探るように、雪娘がのっそりとろり、顔上げた。 ) [Tue 4 Apr 2006 21:39:30]
クラリス > (―――眼を覚ます。体を起こす。首の鎖がジャラリと響く。耳に辛うじて届いた、誰かの声。御客様でも参られたのだろうか?なんて思った物の、そんな気配は無い。声に向かってのそのそと歩き出す。声の主を探るため。こんな所に泥棒なんて入るまいし、泥棒ならもう少し静かにしている物だろう。つまり―――声の主は、不法侵入者ではない。ジャラジャラと音を立て、地面に転がる仲間達を踏ん付けたりしないように留意しながら歩く。ジャラ、ジャラ、ジャラ、ジャラ。ともすれば、此方の方がお化けか何かと勘違いされそうな―――) [Tue 4 Apr 2006 21:32:42]
お知らせ > クラリスさんが入室されました。 『(―――ジャラリ。)』 [Tue 4 Apr 2006 21:27:19]
珠香 > ( 商品。売り物。 そんな規定には、大分慣らされたけれど。  腹立たしいというよりは、純粋にこの気候が堪える。  いっそ、本当に雪水の塊でしか無い、母様のような純正の雪女であったなら、溶けて溶けて、水になってでも、逃れる事は出来たでしょう、に? )   ……それが叶わないのも、父様の呪いか、因果ってやつなのかしらぁー… ね?  ( 顔だけしか知らない、母様のコイビト。 思い出して、唇だけで笑った。 ) [Tue 4 Apr 2006 21:20:56]
珠香 > ( 温い空気は、重しでも飲み込むように呼吸すら、し辛い。 遅々とした呼吸で肺に空気を溜め込んで、這いずっていた身体を起こす。 ざらざらと髪が零れるのすら、鬱陶しい。 いっそ、気化して抜け出られたら、楽なのに――…  それは、無理か。 )  ……不都合が、好都合。 また、侭ならない季節ねぇー……  ( 視界に掛かる邪魔な髪を掻き上げながら、雪娘は一人ごちる。 放っておいても朝方には氷が張るような季節より、春先、夏にかけてが売り時の商品が存在するという、こと。 ) [Tue 4 Apr 2006 21:16:12]
珠香 > ( それだって、湯の中に沈め殺されていくような感覚に陥る程には、好かない温度。  熱は、嫌い。 雪の色した髪はべったりと床に這い、白装束も、冷たい石に懐くように、床の上。 気怠い吐息が、微かに白い。 ) [Tue 4 Apr 2006 20:58:51]
珠香 > ( それすなはち、雪娘にとっての煉獄の季節の開始点。 空気が日々、夜と昼を重ねるたびに温く温くなっていく。 )  あぁー……  本当に、もぅ。  ( 其処は、檻の一角。殊更に太陽からも見放された、冷えた冷えた一角。 ) [Tue 4 Apr 2006 20:55:12]
お知らせ > 珠香さんが入室されました。 『( 花見の季節。 )』 [Tue 4 Apr 2006 20:54:04]
お知らせ > 気配さんが退室されました。 『(やがて、気配は少女の中に溶けて、消えた)』 [Tue 4 Apr 2006 17:53:34]
気配 > ( 普段は周りの奴隷たちや職員を驚かせないように、少女の額の宝石の中にその魂を押し込めて、彼女と同化している。けれど、時折こうして表に出てきては、娘同然に可愛がってきた彼女を愛しむ。彼女が幸せになるまで――約束の言葉が果たされる日は、いつか……。 ) [Tue 4 Apr 2006 17:52:50]
気配 > ( 気温の変化と奴隷ギルド職員たちの話から、時期は春になったようだ。これから、奴隷の買い手も増えていくことだろう。今の自分に何が出来るわけではない。ただ、こうして少女の傍らで、彼女が買われていくのを見届けるしかない。――アルストロメリアが目の前でひどい目に合わされても、それを見続けなければいけない。どんなことがあっても、己は彼女の傍を離れることは出来ないのである。ともすれば、死ぬよりつらいこと……だけど、それがこの世に留まるために女が払った代償の一つである。 ) [Tue 4 Apr 2006 17:50:04]
気配 > ( 呼吸と共に上下する少女の胸を、やさしく見下ろして。頭を撫でるように、そっと手を動かしている。けれど、透き通ったそれは決して相手に触れられることはない。今の女にできるのは、少女の頭を撫でてあげるという”しぐさ”だけ。それでも、女は悲しむでもなく、いつくしむような顔でその動作を繰り返す。 ) [Tue 4 Apr 2006 17:45:58]
気配 > ( 冷たい鉄格子の中に、僅かに感じられる気配。それは”見える”者にしか見えなくて、見えない者には気配がそこにあると感じるだけ。そして、見える者にはこんなふうに見えるだろう。冷たい床で眠る蒼の少女の傍らで、足を崩した格好で座る女の姿が。 ) [Tue 4 Apr 2006 17:42:21]
お知らせ > 気配さんが来ました。 『(檻の中で――)』 [Tue 4 Apr 2006 17:39:35]
お知らせ > クローチェさんが帰りました。 『(多くの人が好むように、都合の良いように。 改良は進んで・・・・る?)』 [Mon 3 Apr 2006 12:06:58]
クローチェ > (微妙に間違えた結び方の帯を解いたら、再び着付けの授業が始まる。 今までの努力の成果で、ある程度の人間らしさ+”覚えるまで学ぶ”という真摯な心くらいは仕込む事ができたらしく―――まだ問題は多々あるものの、近日をもって商品枠への正式な追加がなされるという。 高値で売り払われるのか、特級品クラスまで成熟させられるのか。  授業担当の職員ほぼ全員が前者であってくれと思ってることなど、本人は知りもしないのだ。) [Mon 3 Apr 2006 12:06:08]
クローチェ > はいー できましたー。 (「前が逆だよこの馬鹿。」職員がくらくらする頭を振りながらダメ出しすると、奴隷はあからさまにがっかりと項垂れる。 教えれば覚えるのだが、教えるまで何も出来ないというのがこの奴隷の欠点だ。 加えてどこかオーバーなその仕草。 人の真似事自体が餌を得るための擬態だからだろうが、長く見てると眠くなってくるそれも日常を重ねさせることで改善する事になろう。) [Mon 3 Apr 2006 12:02:43]
クローチェ > (娯楽とモラルに欠けるご時世では誘惑の手段としての着衣を磨く必要が低かったのだろうか。 この夢魔にはそうしたスキルがしっかりと欠落していた。  ――良くぞ今まで乾かず飢えず生きてきたものだ と、サキュバス独楽と化して一人回転を続ける奴隷を見張る奴隷ギルドの職員は頭を抱えてたりするが。 稽古が始まって早数時間、当の本人は楽しそうに楽しそうに。) [Mon 3 Apr 2006 11:59:41]
クローチェ > (着衣の技術は、一級品ならば躾けておかねばならない常識だ。 生活水準が上になると、奴隷もそれに見合った格好をさせられる。 高い金を取るのだし、いざという時に主を煩わせることがあってはならない。) むむ、 むー(だから上質な着物の帯を持ったままぐるぐる回転しているのも、見た目はどうあれ調教の一環である。) [Mon 3 Apr 2006 11:56:05]
クローチェ > (市井標準型の普段着に始まってフォーウン風のドレス、朱鷺の都の着物、メイドさん装束、変わったところではアングリマーラから取り寄せたサーリーなんかまで。 無機質な筈の特別種専用の檻は、着せ替え人形の格納庫に様変わりしていた。) [Mon 3 Apr 2006 11:54:33]
お知らせ > クローチェさんが入室されました。 [Mon 3 Apr 2006 11:54:02]
お知らせ > 青年さんが帰りました。 『( 靴音は、出口へと向かう。 )』 [Mon 3 Apr 2006 02:01:49]
青年 >  ………貴女が謝るコトなんて、ありませんよ? (横たわる、貴女を見つめ乍。) おやすみなさい、いつか---逢いたいですね。貴女とは、また。 (それが「何処」で、かは定かでないけれど。寝息が聞こえれば、今度こそ 貴女を起さぬよう。そ、と檻から離れよう。)( そうして。僅か、吐息を一つ。 ) [Mon 3 Apr 2006 01:39:37]
お知らせ > クラリスさんが退室されました。 『(―――そして眠りに付く。泥のように、夢のない眠りに。)』 [Mon 3 Apr 2006 01:32:48]
クラリス > (ジャラリ。少しだけ大きな音が鳴る。当然、生きているからには眠気もあろう。娘とて同じだ。黒い肌の娘。比較的ゆっくりと地面に転がる。鎖の音が鬱陶しいが、仕方の無いことだ。本当に申し訳ないけれど、きっと職員には黙って居てくれる事だろう。この人は、良い人だ。)―――申し訳ありません。少しでも体力を温存しなくてはならないので。(なんて言えば、数秒後には寝息が聞こえるだろう。少しの時間で休めるように適応した故だ。) [Mon 3 Apr 2006 01:32:22]
青年 > (それを聞けば、) --- そう、ですか。 (吐息を、一つ。ゆっくりと--) それが貴女の経験、という訳ですね。 (貴女に視線贈れば、瞳は刹那。スゥ、と細められる。) あぁ、でも。……こんな時間だ。私も正直、眠気が無い訳じゃないんですよ。 (それも、ほどなく。微笑の下に隠されて。) [Mon 3 Apr 2006 01:27:06]
クラリス > いえ。偶然眼が覚めただけです。お客様に非は御座いません。(体を少しでも動かせば、ジャラリと鎖が鳴る。何処に繋がっているわけでもなく、ただ両手と首から垂れるそれは、装飾にしては無骨すぎる拘束用の代物。一体何のために付いているのだろう。それは己の知るところではなかった。例えば逃亡された際にある程度行動を拘束するため。例えば折檻の際の拘束を容易にするため。どちらにせよ、とても良い理由とは思えない。ただ―――良し悪しを評する権利など、己には無いのだけれど。) [Mon 3 Apr 2006 01:19:21]
青年 > (己の近く、貴女からしても近い位置に居る職員、へ) 何か在ったら、声を掛けますから……。 (言った。職員が去って行くのを見送ったなら、) --- …こんな時間に起して、しまいましたね。 (貴女へ向き直る。第一声は、謝罪の言葉。) [Mon 3 Apr 2006 01:14:01]
クラリス > ―――こんばんは。(静かに、可能な限り感情を廃した声で挨拶を返す。実の所眼が覚めたばかりであって、まだ少しばかり眠い。だがしかし、話し掛けられた以上は眠るわけには行かぬ。お客様に不快な思いをさせれば、折檻の名を借りた職員のストレス解消の被害を受けるのは避けられないだろうから。だから、可能な限り眠そうな素振りは見せないように。それが、過去十数年に渡って積み重ねられた教育の成果。) [Mon 3 Apr 2006 01:03:51]
青年 >  あぁ…… (冷たい、鎖の音に其方を見れば……貴女と目が、合った。) ……こんばんは、お嬢さん…? (貴女の一礼には、 薄く笑みを浮かべて。言葉を返そう。其方、貴女の方へと数歩歩み寄り乍…。) [Mon 3 Apr 2006 00:59:33]
クラリス > (静かな眠りを妨げるほどに大きくは無い声。されど、その声で眼を覚ます、奴隷の娘が一人。地面に布団も無く寝転がっていた娘は、むくりと体を起こした。体に繋がる鎖が、ジャラリと冷たい音を立てる。視界にその青年が入るならば、静かに何を言うでも無く、ただ一礼しよう。それだけ。ジャラジャラと、首に繋がった鎖が耳障りな音を立てた。お客様、と言う事は矢張り―――誰かを買いに来たのだろう。それがこの牢に居るのかなんて、己の知るべきところでは無いだろう。) [Mon 3 Apr 2006 00:55:21]
お知らせ > クラリスさんが来ました。 『(もぞりと動けばジャラリと音。)』 [Mon 3 Apr 2006 00:51:02]
青年 >  ………特にコレといった「拘り」は、ありませんよ。性別も、構わない--- … 「用途」? 面白いコト、訊きますね。 人形は愛でる為に在るモノ…でしょう? ( 再び。零れる、笑みは……職員、或いは檻中の「貴方」に贈ろう。 ) [Mon 3 Apr 2006 00:20:44]
青年 > ( 「 今日はどの様な者を御探しで? 」 ----一見装いの良い、彼に対する職員の対応は至極丁寧。それに返すは、 ) 「人形」を、捜しに。---唯の人形では………つまらないでしょう。 ( クスリ。洩らす笑みは可笑しそうに、嗤う。 『手持ちは5万エン。はてさて、「何か」見つかるだろうか。』---蒼の双眸を僅かに細めて。 ) [Mon 3 Apr 2006 00:05:07]
青年 > (  「 コツ…コツ… 」 ----硬質な靴音。それに目覚める者が一人、二人……廊下を歩く職員。そして客人らしき「青年」の姿を見つけるだろう。  ) [Sun 2 Apr 2006 23:55:03]
お知らせ > 青年さんが来ました。 [Sun 2 Apr 2006 23:52:03]
お知らせ > カメリアさんが帰りました。 『 まぁ、こんなもんだろう。 期待していなかったんだから―――。 』 [Sat 1 Apr 2006 03:46:28]
カメリア > ふん…つまんない連中。 ( そして、暫らくそうしているうちに簡単に飽きてしまった。 どいつもこいつも大差ない、所詮雑多連中。 もっと上に行けば少しは個性も出てくるだろうか。 最初っから壊すつもりで買うにしては、少々高くつくが――――。 ) [Sat 1 Apr 2006 03:41:49]
カメリア > ( 鼻歌なんか歌いながら悠々廊下を抜けていく。 ワザと奴隷達に自由気侭を見せ付けるようにステップは軽く、気侭に立ち止まっては覗き込み。 ) アンタなんで此処入ったの? 犯罪者? 親が奴隷? 馬鹿みたいに浚われてきた? 売り込まないと処分されちゃうんじゃないの? 動物のエサとか吸血鬼の血袋とかになりたいわけ? ( 無遠慮な言葉を投げかけ、大抵返って来ない返事もわかりきった事といった風に気にしない。 まともなコミュニケーションなんて最初から望んでいないのだから。 コイツラは人間の欠陥品。 ) [Sat 1 Apr 2006 03:27:05]
カメリア > ( ドレもコレもやっぱ奴隷、って顔してる。 小汚く、負け犬の目をした動物だ。 もとは人間だとか言い張っても、こうなっちゃったら人生終わり。 最下層の存在。 そんな連中がナニゴトかと目を覚ましてこっちを見る視線を睨み返し、気に食わなければ檻を蹴っ飛ばした。 ) は…こんなの要らないわ。 安物ッてやっぱ価値無いね――――。 ( 物としての価値も、底値だと。 雑多奴隷の檻を見下ろして、鼻で笑った。 次だ。 ) [Sat 1 Apr 2006 03:13:59]
カメリア > ( 手にした棒が鉄格子一本一本の上を滑り、静まり返った廊下に一際大きく音を立てる。 別に大した意味は無い。 奴隷の癖に気持ち良さそうに寝入る檻の中の連中の顔が気に食わなかっただけ。 こんな時間に眠気の一つも無く、今日も夜が明けるまで眠れないんだろう。 ヤツアタリかウサ晴らしか気紛れか、奴隷ギルドの前を通った時に自然と足が建物の方に向いた。 まぁ冷やかし気分だが、適当なの買ってヤツアタリの道具にしてもいい。 最後まで世話しきれるかなんか知らないけど。 ) [Sat 1 Apr 2006 03:08:43]
お知らせ > カメリアさんが来ました。 『 かん かん かん かん かん かん 』 [Sat 1 Apr 2006 03:03:39]
お知らせ > スカーレットさんが帰りました。 『(――会いたい)』 [Thu 30 Mar 2006 02:21:06]
スカーレット > (まずはこの檻から出ないことには始まらないのだ)  早々はやくに出られるなんて思って…ないけど (また呻きながら。怒られると怖いからやはり小さな声で。眠っている誰かを起こしたくもなかった) …会いたい (それは奴隷にとっては出たいと同義) [Thu 30 Mar 2006 02:19:21]
スカーレット >  … (きっと会えると信じたならば信じて進み続けるしかないのだろう。でなければココからは出られない。そんな気がした) …… (少し赤くなった目をそっと腕から離した。大丈夫、泣いてない。泣いてない、泣いてない) …ぅー… (小さく呻いて軽く壁にもたれた) [Thu 30 Mar 2006 02:12:14]
スカーレット > (ずっと考える余裕は無かったけれど、皆無事だろうかとそればかり考える。気絶して、気がついたらココに売り払われていた。目を閉じて浮かぶのは、カゾクの笑顔) …もしも良い人に買われたら… (頼んで調べてもらえないだろうか、と。そんな淡い希望だってみる。殺されたのだとは考えないようにした。泣きたい気分になったけれど、それすらココでは禁止されている。腕に顔を押し付けるように、落涙の衝動をやり過ごした) [Thu 30 Mar 2006 02:04:22]
スカーレット > (四角い折の中で朝も昼も夜も、同じ風景ばかり朝も昼も夜も。そんなの耐えられない。眠ることも出来ずに、床に座り込んでぼんやりと暗い通路を見つめた。そこにあるのは闇ばかり。興味を引くものなど見出せなかった) …… (己の膝を抱きしめる。寒いのかもしれない。露出した足が寒いような気がする) [Thu 30 Mar 2006 01:58:05]
お知らせ > スカーレットさんが入室されました。 『なんて狭い世界だろう』 [Thu 30 Mar 2006 01:55:57]
お知らせ > ヤツサキさんが帰りました。 [Wed 29 Mar 2006 01:59:43]
ヤツサキ > (パプテス教では、自らの命を絶つことは主への重大な反逆とされ、決して許可ゆるされない。 平伏し、天に死を乞う剣奴の祈りを、 雲は静かに遮っていた) [Wed 29 Mar 2006 01:59:16]
ヤツサキ > (剣奴の命は剣奴の命に非ず、奴隷ギルドのものなれば、観衆を一時歓喜よろこばせしめる為に死ぬ事こそ剣奴の誉。 しかし、試合前夜のヤツサキの表情は沈痛そのものである。 パプテスの教えから遠くかけ離れたその美意識を、ヤツサキは理解できないのだ) 嗚呼、いえす様は何故自害する事を御許可ゆるしくださらなんだか。 嗚呼、主よ。 どうか拙者をぱらいそへお連れください [Wed 29 Mar 2006 01:53:10]
ヤツサキ > (食事の際に与えられる箸と飲み水を用い、床に聖書の言葉を書いて学ぶ。 毎日欠かさずである。 紙は高級品である為、奴隷の身のヤツサキには使用は許可ゆるされないのだ。) いえす様、嗚呼いえす様。 お救いください、隣人を斬らねば生きられぬこの浅ましき苦界から拙者をお救いください。 [Wed 29 Mar 2006 01:38:09]
ヤツサキ > (格子の狭間から見上げた夜空は、星一つ見えない曇天だった。 ヤツサキは牢の中ほどに座し、空を見上げて十字を切った) 我らの恵みと救いの方であられる全能の主なる神よ、日頃からの御言葉による全ての恵みに主の霊による全ての恵みに感謝仕りまする、どうか主よ御言葉による恵みを頂いているこの主の群れに牧者に主の豊かな恵みが与えられますやうに、どうか全ての主の真の羊たちに平安と平和が諭しが希望が与えられますやうにお願い申し上げまする、この祈りを主いえすの御名のおいて、この願いを父と子と精霊の御名においてお祈り仕りまする えいめん [Wed 29 Mar 2006 01:26:42]
お知らせ > ヤツサキさんが来ました。 『曇天』 [Wed 29 Mar 2006 01:17:37]
お知らせ > 霧子@毟さんが退室されました。 『 そうしよう。それがいい。 』 [Tue 28 Mar 2006 10:14:38]
霧子@毟 > ( 四方を囲む大きな壁が無ければ其処が奴隷ギルドの真ん中だという事を忘れてしまいそうな、そんな晴天。涼風。静寂。 暫し黙って地道な作業を続け、上空で渦巻く風邪がごうごうと音を立てるのを聞いて顔を上げる。 帰って珈琲を飲んで、少し同居人と話をして、それから夜まで眠ろう。 そんないつもどおりの計画を立てて立ち上がると、夜勤明けの脚が少し重くて痛かった。 ) [Tue 28 Mar 2006 10:14:24]
霧子@毟 > ( のどかなものだ。 ) [Tue 28 Mar 2006 10:07:23]
霧子@毟 > ( そして此処でお薬箱とか発掘したら色々事件だなとか思いつつ、おもむろに【判定】。 ) [Tue 28 Mar 2006 10:07:07]
霧子@毟 > ( のどかな朝の中庭で、娘が独り草を摘んでいる。 その場面だけを一見すれば、何か微笑ましいつくし狩りかなにかに見えるかもしれないが、残念ながらそんなに可愛げのある話でもなく。 娘はいつもギロチンを設置する辺りを重点的に見て周り、今度こそマンドラゴラでも生えて居ないかと熱心に探していた。 件の迷信を信じているわけではないが、そういう伝承が多く残るということ。マンドラゴラという植物が実在し、魔女ギルドが重宝しているという事実。 全くの事実無根だと言い切るのは早計であると判断した。 ) [Tue 28 Mar 2006 10:02:48]
霧子@毟 > ――――――。 ( アルバイトの仕上げは此処でやろうと決めていた。 もう少し集めれば薬草はもう十分だろう。 幸い、というか予想通りというか、其処は全くの手付かずのまま雑草を隅に覆い繁らせている。 奴隷達の運動を促す中庭。 大きな競売をするときに使う中庭。 公開処刑の火刑台やギロチンが置かれる中庭。 最初から目をつけていた隠れた穴場を独占。 ) [Tue 28 Mar 2006 09:55:39]
霧子@毟 > ( ぼんやりと眠い夜勤明けの朝。シャワーを浴びて珈琲を飲んで(帰宅後もう一杯飲むが)一息ついた後、中庭に出た。 風はだいぶ生温くなっていて、程好い心地。 暫し目を閉じて陽光に濡れた髪を晒し、一瞬意識が落ちてカクンと膝を曲げた所でまた目を開いた。 いつもなら真っ直ぐに帰る時間。 ) [Tue 28 Mar 2006 09:51:18]
霧子@毟 > ( こびり付いたものをよく洗い落とすとして。 Take2 ) [Tue 28 Mar 2006 09:48:16]
お知らせ > 霧子@毟さんが来ました。 『 帰宅する前に 』 [Tue 28 Mar 2006 09:47:27]
お知らせ > フェイトさんが退室されました。 『( あは。熱を潜ませた吐息に掠れて消えた。)』 [Mon 27 Mar 2006 23:13:03]
フェイト > ( 不満はある。でも、そんな枷があるのは、悪い気分じゃない。締め付けられてる感じが、ちょっとそそるコトもある。) ……それに、ね。( 檻の中では、楽しげな笑みなんて何処までも不釣合いではあるのだが。込み上げるものを押し殺し、肩を震わせながら頬を膝に押し付けた。) ……もっと、キモチイイ方法だって知ってるんだから、焦らないってコトよ、ね?( 殺しきれなかった笑い声は、闇の中に微か。) [Mon 27 Mar 2006 23:12:01]
フェイト > ( 指先を軽く犬歯に引っ掛けてみる。牙がある訳では無いから、少し尖った感じが引っかかる、それだけ。でも、強く強く噛み締めたりすれば、血を滲ませるくらいは、カンタン。)   ( ――…でも。)  ……悪戯で傷つけると、怒られちゃうのよ、ね。( カツ。歯先と爪がぶつかる小さな音がして、それだけ。 売り物を売り物自身が傷つけるなんて、馬鹿みたいなコトは大概許されないコトだ。どうせ傷つくなら、見世物になる舞台で。何て正しい理屈。) [Mon 27 Mar 2006 23:01:37]
フェイト > ( 唇に触れるざらりとした感触。そっと舌を這わせてみると、小さな痛みと共に乾いた皮膚の味。) ……あ、残念……。( 試合後、今度は「売り物」として檻に詰められた身体は綺麗に洗浄してあるから、味も匂いも薄い薄い――…鉄の気配。 試合中の興奮を思い出せるあの味は、結構嫌いじゃないのに。) [Mon 27 Mar 2006 22:53:55]
フェイト > ( 檻の中は殺風景。決まった居住では無くて、備品を必要になる時まで詰めて置く場所なのだから当然。一応、薄っぺらい毛布程度は転がされているが。)  ( 今はそれに見向きもせず、角が安住の地とばかりに膝を抱えた不審物。 …では無く、ハーフエルフ。皮の堅くなった部分を指先で辿り、吐息と共に唇へと押し付けた。) [Mon 27 Mar 2006 22:46:05]
フェイト > ( 蹲るのは薄紫色の塊。)   ( ――…もとい、人影。) ……やっぱり、手が寂しい。( 我泣き濡れずとも、じっと手を見る。一見か細くはあるが、たおやかさは縁遠い手。少し前、ショウ・タイムに振るった鞭の感触が、まだ色濃く残った指先。) [Mon 27 Mar 2006 22:41:24]
お知らせ > フェイトさんが来ました。 『( 檻の隅。)』 [Mon 27 Mar 2006 22:35:42]
お知らせ > スカーレットさんが帰りました。 『(戻れないなら先に進むために)』 [Mon 27 Mar 2006 02:01:00]
スカーレット > (せめて腹の音が他者に聞かれないことを祈った。静か過ぎるこの空間にそれは無駄な努力だったかも知れぬが。ともあれ膝と共に言いようの無い空しさも全て抱きしめて再び静かに瞼を閉じる。空腹を感じたくなければ眠るしかないのだ。空腹の所為で眠れないと言う事実と戦いながら、意識を暗い底へと落としていく。――ゆるり、そろりと) ……、 (過去の幸せな夢など見ませんように。そう片隅で祈りながら) [Mon 27 Mar 2006 02:00:43]
スカーレット > (ちりちりする) (何かが、頭が、体が) ……う (その理由が分かったような気がした。膝を抱く手が解けて、右手は肉付きの悪い胴をなでる。正確には、腹を。空腹だった。腹に飼っている虫は酷いリズム感の無さ。そして、食事の必要性を訴えていた。己は見た目の割りに大食いだった故に、ここの慎ましい食事は耐えられなかったのだろう) [Mon 27 Mar 2006 01:46:44]
スカーレット > (ただの睡眠不足ならいい。重い頭を固い床に寝かせたまま、何度か瞬いて小さな欠伸する。眠りたくても眠れない、なんて生涯体験することのないものに思っていたが、現実はそう甘くはないらしい。一座にいた時だってこんなに不自由な生活じゃなかった、と、ふかふかするベッドの感触を思い出せば擡げるのは過去への羨望ばかり) ……ぅ、ん (呻く様な――吐息のような小さな声は、他者を決して刺激しないように) [Mon 27 Mar 2006 01:39:21]
スカーレット > (何かが、頭が、体が。病ではあるまい。体力莫迦になった覚えはないが、深窓の令嬢の病弱を受け継いだ覚えはないから。病特有の悪寒があるわけでも無し、膝を抱えたまま寝転がった。つまらぬ事で呼び立てて職員に罵詈を浴びせられるのはごめんだ) ……、 (もしかしたら、禁断症状やも。もうどのくらい楽器に触っていないのか。考えようとして、思い出そうとして――頭が、それを頑なに拒否した) [Mon 27 Mar 2006 01:34:12]
お知らせ > スカーレットさんが来ました。 『――ちりちりする』 [Mon 27 Mar 2006 01:30:26]
お知らせ > 珠香さんが帰りました。 『( やらねば、只の役立たず。ヒトに謗られるは、雪娘の矜持も許さじよ。 )』 [Sun 26 Mar 2006 01:59:23]
珠香 >  温い水にもぉー…あんまり ねぇー…… ( 零す嘆息が、また白い。 床の冷たさを奪い取って、漸くに動く気力を取り戻した身体を大儀そうに持ち上げて、バケツのある場所まで這っていく。 立ち上がる気までは、相変わらずなさげに。  ついで、引きずっていくは花篭。 片手に桜花を一輪乗せて、水の中に差し入れる。 美味酔うな加減が必要になる作業は、正直余り得意でも無いが――… ) [Sun 26 Mar 2006 01:58:49]
珠香 > ( ちらりと視線を部屋の隅に。幾つかのバケツが置かれている。中身は水。無色透明から、うっすらと色付けされたものまで。 水と花を使って、飾り物の氷を作る。 それだけの、簡易なこと。  基本的に嗜好品。それも、余り安価な代物でも無い。とはいえ―― 風流な宴などの際には、そこそこの数が必要になるもの。雪女族や氷術使いの手が足りぬ時等に、安価な労働力として使われる事も、ある。  むしろ、ギルドが品卸をしているのではないかとも。 備品、もしくは労力として使われる雪娘には、知ったことではないにしろ。 )  ……温くならんと咲かない花、なんてぇー… 毒みたいなもの、だわ。 ( 一輪。温度の無い指先で摘んでいると、ぴしぴしと水分を凝固させていく。 身体の回りに薄く張った冷気は、大概の植物にとって心地良いものではなかろうて。 ) [Sun 26 Mar 2006 01:55:16]
珠香 > ( ずず、ず――… 大分に横着して籠を手元まで引き寄せると、ふわり漂う桜香。 )   …あら。もう、花の季節が変わってるのねぇ――…早い、こと。 ( 春の花になど、詳しい訳も無い。 けれど、この類の雑用では、触れる機会はある。 籠の中に盛られているのは、薄紅色の小さな花。 ほんの少し枝を残したものも、ある。 ) [Sun 26 Mar 2006 01:35:06]
珠香 > ( 菅家イ゛  ――… 歓迎。 自分で一瞬分からなかった過ちを封印完了。  石の冷たさは、この肌に心地良いが。冬も盛りと空気が冷えた頃に比ぶれば、かような温度は微温湯にも似て。 虚空見やる水色が焦がれるは、もっと冷えた無情の冷気。 )  ……それでも…する事はぁー…あるのよ、ねぇー…… ( 吐息は白く、雪の色。 床を這う指先が緩々伸びて、置き去りにされた籠をなぞる。 ) [Sun 26 Mar 2006 01:09:30]
珠香 > ( 概ねの住人には菅家イ゛されるそれが、致命的になる輩もたまには存在する。 )  ――…嗚呼ー…… もぅ 本当にぃー…忌々しいー…… ( 檻の中、白く広がる長い髪。床面の冷たさを求めて、べったりと這った雪娘。 ) [Sun 26 Mar 2006 01:02:52]
お知らせ > 珠香さんが入室されました。 『( 小春日和の続く日。 )』 [Sun 26 Mar 2006 01:01:29]
お知らせ > 黒霧さんが帰りました。 『(このまま堕ちる事の出来ない眠りを待とうか)』 [Fri 24 Mar 2006 01:28:35]
黒霧 > ・・・・・・・・・・・・・・・――――――――――――・・・・・・・・・・・・(そのまま一つ   音も無く大きく息を吐出せば目を開いて天井を見つめる     いつもと変わらないその景色に再び深く息を吐けば静かに目を閉じる) [Fri 24 Mar 2006 01:20:34]
黒霧 >    はぁ・・・ はぁ・・・   はぁ・・・・・・・・・(やがて落ち着いた痛みに目を閉じれば壁に頭を預けたまま深く早い呼吸を繰り返す        やがてそれも落ち着けば頭を抱えていた手をズルリと落して     床に手の当る軽い音が響く) [Fri 24 Mar 2006 01:08:13]
黒霧 >    う、 ぅああ・・・・・・    (頭に走る痛みに頭を押さえれば壁に頭を預ける    ゴリゴリと頭蓋と石の擦れる音を立てながら目を見開いて痛みに堪える)    は、  アあ・・・・・・あ・・・       っは・・・あっ      はぁ・・・ はぁ・・・       ・・・・・・ぁあ・・・・・・・・・ [Fri 24 Mar 2006 00:56:23]
黒霧 > (  此処まで体が不調を訴えかけて来ては気になるのは   己の本体   無事だろうか?      捕獲された時にギルドに押収されてから行方を知らない        無事なのか     それとも既に何処かへ売り飛ばされたか     捨てられてしまっているのか                                               せめて無事かどうか  それだけでも知りたい) [Fri 24 Mar 2006 00:37:33]
黒霧 > (       頭が       イタイ      ギリギリと締め付けられる様な   内側から握りつぶされるかの様なそんな痛み         吐き気がする)      うぅ・・・・・・    (痛みに頭を振ろうとしてもそれは固定された首が許してくれない) [Fri 24 Mar 2006 00:30:15]
黒霧 > (首が痛い    括られた首  ギリギリと締め付けられるソコは首輪が擦れて赤くなっている) [Fri 24 Mar 2006 00:24:37]
お知らせ > 黒霧さんが来ました。 『(檻の中)』 [Fri 24 Mar 2006 00:22:43]
お知らせ > スケィルさんが帰りました。 『( 此処に血の味が混じるのは、遠くない夜の事。)』 [Thu 23 Mar 2006 01:00:48]
スケィル > ( 単品で檻の中に在る時分には大人しい代物ではある。尤も、その大半は損傷と貧血に呻いているようなモノであるから、元気に囀れといわれるのも無茶な事。 今はかろうじて、やや白い程度の顔色。月明かりも届かない箱の中、格子の向こうからかろうじて届く灯火がそう見せるだけかもしれないが。) ……だから――…少し、だけ 協力、して――… ( 慰撫めいた指先は、それこそが機構仕掛けのように緩々と止まらず。囁く声も乏しい音律の侭で微かに流れ続ける。刃物耽溺者じみた奇妙な光景は、この後に続く「儀式」の一環。 ――…それの意味は分かっているのに、何処かでそれを望む性を薄く自覚して。言葉の合間に小さく、溜息が混じった。) [Thu 23 Mar 2006 00:55:39]
スケィル > ( なぞる指先に感じる疵は、細かなものであれば幾つも。それは刃より、むしろ柄に。巻かれた帯も、何代目かは分からないが良く馴染んだ様相。 ――…手入れも悪くない。愛用されている類の器物だ。触れてみれば、ある程度は分かる。理解しているつもりの推測に過ぎないかもしれないが。何せ、己の感覚は大分壊れている。) ……悪いように は、しない――…よ。 出来る事、なんて ほんの、少し。 ( 言葉の音節ごとに息を継ぐような、切れ切れの話し声。 密やかに、見えぬ気配と会話するような流れは、その実檻中には一人しか人影も無く、気配も無い奇矯。 只の独白癖。括れば、それまでではあるが。) [Thu 23 Mar 2006 00:42:53]
スケィル > ( 交差させた腕の合間から除く刃は、良く鍛えられ、磨かれた鋼色。良く見れば他生の疵が目立つソレは、新品では無く誰かの使い古し。もしくは、現役で使用しているものなのだろう。 壁に背を預け、卵を孵化させる前の親鳥のようにこうしている。時間の感覚は、何時だって乏しい。只、鋼に体温が移る程度の時間はとうに経っている。) ……大分、誰かの手に馴染んでるね、君――…は。 ( 語りかけるような声は、静寂に満ちた空間の中でも音律に乏しく、薄い声色。 凝ったように動かなかった腕が緩々と揺れて、指先が鋼の輪郭を辿る。 伏せた眼差しと声音に微か混じるは、憧憬に近く。) [Thu 23 Mar 2006 00:34:18]
スケィル > ( 同じ檻の中に有り得べからじ、奇妙な取り合わせ。物が、一級ともなれば尚更に。反逆の可能性、商品自体を傷つける可能性、自傷、自殺――「器物」に悪戯に刃物を持たせる難点を挙げればキリが無い。だから、厳重な見張りがついている時や、「作業時」を除いてその類の物が檻に持ち込まれる事すら稀。)  ( ――…しかし。その観点で言えば、これは「作業中」に分類はされる。その内容が、些か奇妙なだけで。 ――それは一級分類の檻中。薄い白金色の髪をした娘が、白い布の張られた寝台の上で、腕にナイフを抱き締める姿。) [Thu 23 Mar 2006 00:26:46]
お知らせ > スケィルさんが入室されました。 『( 奴隷とナイフ。)』 [Thu 23 Mar 2006 00:22:21]
お知らせ > 黒霧さんが退室されました。 [Tue 21 Mar 2006 01:25:21]
黒霧 > あぁ………(慣れるまでの辛抱かなどと思いながら項垂れようとすれば壁に首を引かれる       きっと当分は首を痛めて眠るのだろう) [Tue 21 Mar 2006 01:21:00]
黒霧 > (このまま人の来る気配が無ければ眠ってしまおうか      静かに伏せていた瞳薄く開けば檻の外に目を向ける       首は壁に括られた所為で回らない) [Tue 21 Mar 2006 01:10:17]
黒霧 > (壁偽を預ければ規則正しい呼吸を繰り返し  耳は通路に響く音を聞き漏らさないようにと働かせる   瞳は伏せたまま虚ろに床を見つめ) [Tue 21 Mar 2006 00:50:40]
黒霧 > (今は言葉を発する事は無く静かなもので    だからと言って言葉を話せない訳では無く 今は話す必要が無いだけ      檻の外見つめたまま動く気配も無く    檻の中自由に動けた体は格子際の壁に括られた) [Tue 21 Mar 2006 00:40:11]
黒霧 > (檻の中に有る黒の山    其所から少し外れた場所に黒の塊) [Tue 21 Mar 2006 00:30:50]
お知らせ > 黒霧さんが来ました。 [Tue 21 Mar 2006 00:24:40]
お知らせ > スケィルさんが退室されました。 『( これが解かれる頃、新たな傷を作る儀式が始まるのだ。)』 [Thu 16 Mar 2006 00:19:37]
スケィル > ( ――…尤も、短くすればするだけ、復元が働いて伸びるのが早くなるのだから、意味が無い。貴重な体力を、砂粒一つ分でも裂くのは避けたい事。一粒の重みで生死の分水嶺が分かれた日には、笑えもしない。髪を弄るのをやめた指先が、重力の枷に引かれる侭に寝台の上へと落ちた。長い袖口から覗く包帯、今は無い傷を保護する為のもの。) [Thu 16 Mar 2006 00:18:29]
スケィル > ( 何とか上体を起こして、壁に凭れ掛かる。自力で起こしているのは、まだ少し辛い。だからといって動かないでいると、鈍るばかり。血肉を持った身体は、どうにも不便だ。ぐらりぐらりと揺れる頭は、地の重力に惹かれて垂れ落ちそうになる。視界に掛かる白金の格子。 もう少し、切って貰った方が良いのかもしれない。血に塗れてしまうと、手入れが大変だからという理由で切られた髪。元は長いものとして存在を規定されている所為で、伸びるのは些か早い。ぎこちない指先で、零れる糸を弄る。) [Thu 16 Mar 2006 00:11:54]
スケィル > ( 起きているのだと気付いたのは、更に数十秒後。薄く漂っていた視線を一度閉じて、深呼吸。 乾いた空気が喉を僅かにひりつかせるが、何処かが痛む訳でも、傷んでいる訳でも無い――…らしい。万全とはまだ言えぬかもしれないが、顔色も大分、人肌の白に戻っては来たか。 確認は、自分じゃ出来やしないが。)  ……おかしな、感じ。( 緩々と身を起こすと、暫く動いていなかった所為で身体の節々錆付いたように軋む。) [Wed 15 Mar 2006 23:41:10]
スケィル > ( 当人によれば、いつも同じ理由で眠っている訳では無いとの事。普段は体力を確保する為に。「儀式」の最中は、苦痛で意識を焼き切らない為の防衛本能として。「儀式」の後には、消耗を回復する為の急速手段として。――…そんな酔狂なサイクルを知りたがったのは、備品の手入れを担当する職員くらいだが。おかしな代物でも、仮にでも一級に格付けされた品。変に傷めて賠償沙汰になったら堪らないという事だろう。ある意味懸命ではある。)  ( 四方山はともかく、今は体力の蓄積期。前回の傷と消耗は大分癒えた。そろそろ次の「儀式」が舞い込んでも、おかしくない頃合。)  ……ぁ……( 昏睡じみていた眠りが浅くなって、一日に何度も目覚めるようになる頃合。今も、不意に訪れた目覚めに意識が順応しきれず、薄い視線が虚空を惑う。) [Wed 15 Mar 2006 23:23:13]
スケィル > ( それとは無関係に、一日の大半を眠った侭過ごしている代物も存在する。 ――…色彩が薄い所為で、眠り姫の種と誤解された事も、実は一度二度では無い。今も、他の檻からやや離れた、奇矯な品を集めた一角にて、安寧と言えるかは分からない束の間を貪る代物が在る。) ――、ふ――……( 品が傷まないよう、清潔さにだけは気を使われた白い檻。粗末な寝台の上で、丸くなって薄い眠りに漂う。) [Wed 15 Mar 2006 23:04:57]
お知らせ > スケィルさんが入室されました。 『( 春眠とかいう言葉があるが。)』 [Wed 15 Mar 2006 23:01:04]
お知らせ > 黒霧さんが帰りました。 『(それもこれも刀が折られなければの話だが)』 [Wed 15 Mar 2006 01:03:37]
黒霧 > (暫くそうして居れば再び檻の外に瞳を向けて    職員に何も言われなければ一応はまだ生きていてもいいのだろう          売れるのが早いか  それとも生きたまま他の物の胃袋の中に入るのが早いか  はたまたゴミとして捨てられるか      行き先はその3つのどれか・・・・・・・・・) [Wed 15 Mar 2006 00:59:36]
黒霧 > (外を見るのに飽きれば内に瞳を向ける    有るのは     年端も行かぬ子供  腐り掛けの老人  痩せこけた男に壊れた女  そして一番多いのが   眼の死んだ大人         生きた物は数える程しかない       己ははたしてどっちに入るのかは理解していないがまだ腐ってはいないのは確かだろう) [Wed 15 Mar 2006 00:43:18]
黒霧 > (檻の外を見やると通路から仄かに灯が漏れて薄暗く檻の中を照らしている    見回りの職員の靴音や他の檻や自分の要る檻の物が騒ぎ喚く音が空間を支配する      自分には関係あって関係のない音     大人しくして居れば今は鞭を食らう事も無い) [Wed 15 Mar 2006 00:26:17]
黒霧 > (此処に来てからどれくらいこうして居ただろう    売られて来たのか 拾われたのか   もう解らない        ただ一つ言えるのは  自分はまだ運がいいのかも知れない     刀は捨てられる事も無く未だ此の建物の何処かに有る    そして己自身未だに切り刻まれる事も無く此処に有る      もっとも刻まれたとて本体が折れぬ限り死ぬ事は無いのだが・・・・・・      本体が無事なら運がいいのだろう) [Wed 15 Mar 2006 00:13:55]
黒霧 > (いつもと同じ空間 景色      別にする事も無ければただいつもの様にそこに居る     力が無ければ仕事に出されてもただの役立たず 図体がデカければ置き物としても邪魔なのか  己の使い道も解らぬままここに有る) [Wed 15 Mar 2006 00:00:10]
お知らせ > 黒霧さんが入室されました。 『別にする事も無く』 [Tue 14 Mar 2006 23:54:59]
お知らせ > クラリスさんが帰りました。 『(そして、泥のような眠りについた―――)』 [Mon 13 Mar 2006 20:04:20]
クラリス > (なんて思いながら、ゆっくりと倒れて横になる。今日も今日とて疲れたのだ。これ以上体をいじめちゃあいけない。休めるなら休める内に休む物だ。と言うか、休まないととても持たない。鉄だって何度も何度も曲げてれば何時かは折れる。少しずつ叩いてれば釘も少しずつ減り込んで行く様に。人の体は総じてそれらのどれよりも脆く、そして頑丈に出来ている。不思議な物だ。よくもまぁ、今まで壊れないでもっていた。まぁ今も壊れる音なんて聞こえないけれど。というか聞こえても困るけれど。) [Mon 13 Mar 2006 20:00:06]
お知らせ > クラリスさんが入室されました。 『(THE.失敗―――)』 [Mon 13 Mar 2006 20:00:02]
お知らせ > クラリスさんが帰りました。 [Mon 13 Mar 2006 19:59:32]
クラリス > (そういえば、鍵を掛け忘れる事が多い間抜けな監視役もいたような。今でも時々鍵を掛け忘れては、周囲の人間に注意されてたりするのを覚えている。勿論、鍵が開いてるからって勝手に出て行っちゃあいけない。一度経験があるだけに良く判るよ。よほど運が良くない限り、それは逃亡と看做されて重い、とても重い罰を受ける。再三言われた事だ。鉄格子に凭れながら思い返す。ジャラリジャラリ。首と両手首についた鎖が鳴った。自然と、背に鉄格子がついていながら前屈みに―――要するに、猫背に―――なる。これは装飾なんかじゃあない。れっきとした実用的な拘束用の鎖だ。ま、何処に繋がってるってわけでも無いんだけれど。) [Mon 13 Mar 2006 19:54:47]
クラリス > (物言わぬ監視。物言わぬ奴隷。まさにモノと言ってしまえばそれまでだ。どうせどっちも言われた事しかしないと言う点で一緒だし。監視役は極力奴隷と話してはならない。情が移ると色々面倒だからだ。だから喋らない。静かにこっちをじろじろ見てるだけ。こっちは其れを見返す気にもなれない。何しろ―――呼吸は落ち着いたが、未だ疲れてることに変わりは無いのだし、見返したところで何が変わるってわけでもない。だったら最初からそっちの方なんて見ない方が良いだろう。向こうもその方が気兼ねなくこっちを見ていられるってわけだ。) [Mon 13 Mar 2006 19:46:27]
クラリス > (先日から、全く変わり映えしない面子。ま、当然だ。貸し出されることこそあれど、買い取られて行かれるってのは本当に少数だ。だから大抵は、この檻の中で一生を過ごす事になる。檻の外の事を見聞きする事は叶うだろうが、帰るべき場所は檻の中。一日中監視付きで働いて、檻の中に入って鍵を掛けられてなお監視は付いたまま。違うのは顔と声くらいで、本質的に彼らのすることは変わらない。奴隷の行動を見ていて、逃げようものなら即座に捕えるのだ。それだけ。逃げようとしない限り、特に問題は無い。着替えとか何とかは無いし、トイレに行くのは順番に一人ずつが原則だ。勿論監視が見張ってる。まぁ、そんなのは大した事じゃあないんだよ。逃げずに粛々と言われた事だけこなしていれば。) [Mon 13 Mar 2006 19:41:16]
クラリス > (いわゆる『レンタル』の仕事。いつものように荷物を運ぶだけ。そう。たったそれだけの仕事だ。ま、強いて言うなら普通一般人が背負って歩く量よりは多く、馬に乗せて運ぶよりは少ないくらいの荷物を、だ。そんな馬に積まないと運べないような物を運ぶなんて、物理的に無理が生じるからね。まぁ兎に角、奴隷としての仕事が終わった後はこんな物だ。倒れ臥して息を整える。そしてごろりと寝返りを打ち、天井を見上げるよ。今日も疲れましたとさ。嗚呼、そういえばこんな所に転がってるのは迷惑だね。そんな事を考えれば、立ち上がって隅の方に移動し、檻の格子を背にして座り込んだ。) [Mon 13 Mar 2006 19:31:44]
お知らせ > クラリスさんが入室されました。 『(どさり。崩れるように倒れる体。後ろでは鍵の閉まる音。)』 [Mon 13 Mar 2006 19:27:05]
お知らせ > スケィルさんが帰りました。 『( 虚ろを埋められない鞘が、まどろみに溺れて沈む。)』 [Sun 12 Mar 2006 23:52:57]
スケィル > ( 痛むのだから、結局は。) ――…また、はずれ……( 奴隷の身分で、何を選り好み等と職員に聞かれたら詰られそうな台詞。吐息の薄さで唇に乗せて、緩々と瞳を閉じた。 どろりと意識に膜が張る感覚。消耗の分を取り替えそうとする、イキモノとしての生理反応。 ――…叶わないのは、もう一つの本能。) [Sun 12 Mar 2006 23:51:19]
スケィル > ( 剣は、鞘に収められている時点では血を見ない。その鞘自体が血肉そのものであったとしても、血がしぶくのは剣を引き抜いた時。異物が齎す絶え間無い苦痛の終焉は、いつだって臓腑ごと血肉が抜き取られるような錯覚、もしくは現実によって下される。 ――…元より「そういうモノ」でなければ、とっくに絶えていておかしいのだ。不死身では無く、一定の手順を経た時にだけ、かろうじて死なずに済むだけの様式。もしくは儀式の祭具。緩慢に揺らす指先を、永劫から数秒を引いただけの迂遠さで引き上げて。鈍痛だけを今の残す腹部へと、衣服越しに触れてみる。 ――…ツキンと痛み。もう存在はしない傷の、幻覚。) [Sun 12 Mar 2006 23:45:03]
スケィル > ( 変り種の「商品」を仕舞って置く檻の一つ。三級、二級の檻の先、やや奥まった場所にそれは居る。もしくは、在る。寝台の上にだらりと横たわる姿だけを見れば、与えられた等級は過分とすら言えようもの。 粗末ではあるが、品が傷まぬように清潔ではあるシーツに伏せた顔色はお世辞にも良いとは言えない上、目を開いている時間は眠り姫でもないのに少な過ぎる。 ――…顔色の原因は、至極簡単に求められる。慢性的な貧血状態。) [Sun 12 Mar 2006 22:24:10]
スケィル > ( 僅かに零れた声はがさついて、余り音として聞こえが良いとは言い辛い。見目やらの用途で与えられた等級では無いから、声の一つや二つ潰れた所で別段支障は無いのか――とは、感覚を意識から切り離す事を覚えてからの、何処か遠い他人事の思考回路。簡素な寝台の上で、もそりと身じろぐ。――…まだ、身体は動くらしい。むしろ、もう、と言った方が正しいのか。他人の腕に糸を巻きつめて繰るような奇妙な違和感を纏わせながら、指先を意識する。 ゆらりと、床上で影が揺れた。)   …は。( 安堵のような薄い吐息。) [Sun 12 Mar 2006 22:04:37]
スケィル > ( 苦しいと思う事すら忘れた癖に、遠い水面に手を伸ばした無為に気付いて、喉奥が引き攣れたような音を立てた気がした。吐息にも届かないそれは、きっと己の耳にだけ反響した音色。笑い声を立てる力は、まだ無い。) ――……あんまり、かわら…ない、か。( 薄く霞掛かった視界に映るのは、素っ気無い石の壁。殺風景な箱の中、それでも寝台らしきものが存在するのが、仮にも一級を詰めた箱といった所。 それ以外の理由も、一応存在してはいるが。  住人ではなく、物品。そう、定義されたものが寝台の上で僅かに身じろぐ。だらりと垂れた腕が、格子の外から僅かに射し込む灯火を受けて歪な影を床へと伸ばす。) [Sun 12 Mar 2006 21:49:50]
お知らせ > スケィルさんが入室されました。 『( どろりと、濁った海に溺れる夢。)』 [Sun 12 Mar 2006 21:44:44]
お知らせ > ミートさんが帰りました。 『(つかの間の、休息。)』 [Sun 12 Mar 2006 12:01:59]
ミート > ……少しだけ、こーしてそばにいても良いか? ン、少しだけ。 今だけでいいから。 ( ―と、隣の子に寄り添いながら微笑んで。 邪魔にならないように丸まり、静かにフッと目を閉じて) [Sun 12 Mar 2006 12:01:25]
ミート > ( そういえば昨日、夜遅くに人が何人か来てて眠れなかったぞ? ) 誰か買われてッたのかなぁ? ( でも、それならどーして職員さんは不機嫌だったんだろう? 首をかしげる。 ) ますたー・・・かぁ。 ( 何だか懐かしい響きだけど……関係ないゃ。 不貞寝するように、毛布の上に丸まれば、同じ檻に入れられてる子に寄り添って) [Sun 12 Mar 2006 11:54:04]
ミート > ( んーっと、猫のように背中を伸ばしてごろごろ。 残飯処理というか、此の頃処理するものがすくなくて、退屈。 檻の中でごろごろしながら、仕事がないかなぁ?と呟く。 ) でも、仕事がないってことは、誰もしんでなかったりでイイコトだしなぁ〜…。  [Sun 12 Mar 2006 11:46:33]
ミート > ( しばらくすると、他の人に呼び出されて奥へと向かっていく職員の人。 その様子を、檻の中からジーッと。 たまには外の散歩もしてみたいと思いながら、迷子になったら…って思うとやっぱりココがいいのかなぁ? ) ぅむー。 考えるって、やっぱり難しいぃ〜。  [Sun 12 Mar 2006 11:40:17]
ミート > ( 瞼こすって起きて見たら、何だか職員さんの機嫌がよろしくない。 何だか機嫌悪そう? ) ねぇねぇ? どぅかしたのかぁ? お腹減りすぎで、機嫌悪いのぉ? ( 檻の柵に近づいて、檻の外の職員さんに首を傾げて聞いてみる。 ) ・・・・・・・・・・・・・。 ( 返事はない。 やっぱり、商品と人じゃ会話は出来ないらしい。 ) [Sun 12 Mar 2006 11:29:29]
お知らせ > ミートさんが入室されました。 『ぁぐぅ〜〜………――』 [Sun 12 Mar 2006 11:25:22]
お知らせ > ヴァイクさんが退室されました。 『(そんな一幕)』 [Sun 12 Mar 2006 01:28:29]
ヴァイク >  いや、自業自得だろうどう考えても (職員からかわいそうに…と同情を買える性格とは到底思えないし。いっそと思われても当然だとこの短い時間でもよ〜く理解していて) ………だあぁぁ (隠れていることにもならない毛布隠れに。一気に怒気が消えうせた。俗に言う毒気が抜かれた状態) …もう、いい。次に来た時に先延ばしだ (銀貨を残った気力を振り絞って返却させてから。もーどうでもいい、という体で早々に立ち去ろう) [Sun 12 Mar 2006 01:27:55]
お知らせ > サイファさんが退室されました。 『(そしてそのまま、寝たふり。またがあるかは……誰も知らない。)』 [Sun 12 Mar 2006 01:27:38]
サイファ > ぁ、てめぇっ! オレのこと厄介払いするつもりだなっ! ( 職員が貴族側についたのに気づけば、裏切り者〜!と叫びます。 懐から飄々と銀貨を取り出すのが少しムカついたし。 ) だ・れ・が・買・わ・れ・るかっつーのっ。 ( アッカンベーと脇にあった毛布を取り出して身を隠す。 ) [Sun 12 Mar 2006 01:22:28]
ヴァイク >  …末席とはいえ議員たるものが値切るとでも? (今度は職員の態度がカンに障った。なぜ今夜はこうも、と一瞬天を仰いだが、生憎と目に飛び込むのは天井だけ。『買った』と顔を戻すと同時に答えれば、懐から銀貨を取り出して職員に向けて放るように渡して) …こういうとき執事がいないのはな (値切ったり直接金品をやり取りしたり、というのは庶民の買い物という歪んだ価値観をさり気なく発露させつつ) まーて。今更逃げられると思うなよ (空笑いに返すのは底冷えするような喉の奥からの笑み) そうだな…ここで懲罰にかけるか (奴隷は勿論、大勢の客の目がある。なれば逆に相応しいと決め込んで) [Sun 12 Mar 2006 01:15:32]
サイファ > ( 冷や汗を額から垂らしながら、見事な低姿勢で「左様ですか……。」と職員も呆気に。 いやいや、ココでコレを売っておけば――と考えが浮かんだのか、ゴマをすりながら貴族へと近づき…「お幾らにいたしましょうか?一応、3級に成り上がったばかりなので……コレくらいなのですが?」―と、指で6万を掲示。 ) ( 一方、懲罰云々の言葉に、青ざめた表情なのは奴隷のエルフ。 から笑いでアハハハハと笑えば、檻の奥へとズルズルズル。 ) [Sun 12 Mar 2006 01:09:03]
ヴァイク >  …つまりだな。ここまで侮辱された以上、懲罰を与えるなりしなければ体面が保たれん。当方の手で何とかすべきことである以上。買い取るといったのだ (すーはすーは、とやや荒い息は奴隷買いに興奮しているから?いやいや、エルフ(?)の言葉についつい地で怒りをぶちまけそうなのを堪えるため) …これが買わせるための戦術なら大したものだな (そのとばっちりを喰らうのは職員。小さな皮肉投げつけてから、値段と詳しいデータなどの説明を要求して) …さて、ど・う・し・て・く・れ・よ・う・か・な (暗い炎が灯った碧眼がチラリ、と娘に注がれる) [Sun 12 Mar 2006 01:04:23]
サイファ > ( 怒られた怒られた――と、くっと小さな笑みが悪びれもせずに浮かんで消える。 キゾクさまの言葉を聞けば 「おぉ〜、怖い怖い。」―と、ナイフを手入れしていた手を止め、両手を挙げて再度笑みを浮かべてクスクス。 ) そーそー。 オレって誰かに何か云われて、「はぃ、そーっすか。」ってすぐヤル子じゃねぇからね。 ( 首に繋がれている首輪から垂れる鎖をガチャガチャ鳴らし、いつものよーにお客イジメ。 ) ( 今すぐにでも切れそうな職員が、腰の鞭に手を添えた瞬間――「・・・・・は?」と聞き返してしまう言葉が耳を過ぎり、目を丸くした。 「……ぃ、いま……何と?」 ) [Sun 12 Mar 2006 00:58:24]
ヴァイク >  こいつ…! (奥歯で罵声を噛み殺そうとして、失敗して半ば口から漏れる。言葉の次は視線で馬鹿にされたことはまず間違いなかろう) 少なくともお前よりはマシなことは確かだ、奴隷 (半ばまでしか聞こえなかった言葉に、声を低くしながら返答。その一方で職員からの言葉を聞けば) …確かに躾てあるとは信じ難いが (トキノミヤコならば無礼打ちが既に五回ほど敢行されているような態度。ここまでくると逆に怒りとは別に感心も生まれるか) で、値段は? (そして職員の平身低頭を眺めながら問う。極端な話、侮辱を雪ぐためには買って所有権を手にするしかなくなっているのだ。ここで奴隷ギルドに殺処分でも要請した日にはそれこそ「自分では何も出来ない」ことになる。体面というやつだ) [Sun 12 Mar 2006 00:51:51]
サイファ > ・・・・・はぁ・・・・・・・・・・・。 ( 耳を引っ張られて力説されても・・・自分の普通は、エルフとしての普通だ。 まぁ、そりのあわなそうなキゾクさまには分かるまい。 ―とか、そんな視線を向けてみよう。 ジトリ―と、そんな視線。 ) ふぅん・・・。 ( 咳払いしながら、クールに決めようとするキゾク様を、欠伸をしながら観察。 ) で、どれくらいエライんだ? ココの職員よりもか? ( と、小ばかにするように問いかけるが、「黙ってろっ!」――と、職員に叱咤されたので、しゃべってる途中で言葉を殺す。 ―――――そして、精神的体勢を立て直したであろう貴族様へヘコヘコと何度も何度も頭を下げて…「所詮雑多からの成り上がりでして…。粗相のないよう躾けてはいるのですが……どぅも上手くいかず…。」―と、言い訳が放たれる。 ) [Sun 12 Mar 2006 00:44:28]
ヴァイク >  … (落ち着け、いつでもクールにと自分に言い聞かせる。怒りを抑えて職員に改めて話を聞こうとしたところで、抗議の声と明らかな侮辱の囁きがしっかりと耳に入ってくれば) ―耳長を耳長といって何が悪い!これが人間の耳だ、これと比べれば耳長だろうが! (あっさりと地が出て、檻に向けて自分の耳を引っ張ってみせる。職員の宥めはその伸ばした耳にすら入らない模様) 生ぬるいとはなんだ!奴隷が直答を許されただけでもありがたいと思え! (言ってから、ようやく自分の狂態に気付いた。殆どが奴隷のものとはいえ、集まった視線が痛い。「ビー・クール」と脳内で繰り返しながら、コホンと咳をして精神的体勢を立て直し) …この耳長の奴隷は? (さり気なくもう一度侮辱しながら。職員にナイフ持つエルフ(?)の詳細を訪ねる。横目でジロっと娘を睨みつけるが、迫力があるかは自信が無い) [Sun 12 Mar 2006 00:35:45]
サイファ > ・・・・・・・・・・・ン? ( なんだ、なんだ? これが所謂「キゾク」さまの反応か? ) ( こっちもこっちで眉をひそめる。 眉間に皺一本。 ) ぁ、てめぇっ! エルフをバカにしやがったなっ! ( 「耳長」の単語に、眉間に皺が一本増えた。 ) ・・・・・・んぁ? ( 相手に面と向かって怒れねぇのか? ―と、呆れ顔。 ) うわさでは聞いてたけど、キゾクってのはゃっぱ生ぬるいんだねぇ? (―と、ぼそぼそ。職員が『奴隷ごときの戯言、聞いてはいけませんっ。こ、これは・・・調教途中の奴でして・・・。』と、青ざめた表情でヘコヘコと謝り、檻の中で尚も悪態吐く奴隷を叱咤して。 ) [Sun 12 Mar 2006 00:28:21]
ヴァイク >  …… (帰って来た言葉を吟味すること二秒。眉根を寄せてその意味を理解したことを示すのが一秒弱。そして、背景にガガーンという効果文字でも浮かびかねないほどの勢いで仰け反るのに数瞬) な、なんだねこの生意気な耳長は!? (怒りをぶつけるのは、目の前の本人ではなく後ろに控えていたギルド職員へ。直接話すのが怖いわけではなく、奴隷は物という固定観念ゆえ説明を求める相手に人間を選んだのだ―それが相手にどう見えるかはともかく) [Sun 12 Mar 2006 00:22:16]
サイファ > ( ナイフといっても、人を殺せるほどの殺傷能力などない。 腕が鈍らないよう、切先が丸められた可愛い刃物。 手入れといっても、ただ単に襤褸布で拭くだけのこと。 キュッ キュッ―と、半ば無我夢中で磨いていれば、声がした。 さっきの客か? と顔を上げれば、何故か問われる。 一瞬わけが分からず、首を傾げるが、相手の顔を暫しジーッと眺め…) 人に聞く前に、自分で考えれば? それくらぃの頭くらい、あんだろ? ( 布を持つ手で、コツコツと自分の米神を突きながら、どーなんだ?と口の悪いエルフがほざく。 ) [Sun 12 Mar 2006 00:17:41]
ヴァイク > (かける声は、「上から見下ろすような」もの。拒否や無視などされるはずもない、と信じきっている者特有のそれで) [Sun 12 Mar 2006 00:13:40]
ヴァイク >  …ん? (その檻を通りすぎようとした足がカッと音を立てて止る。エルフの特徴をもった相手のスマイルに魅了されたわけではなく、その裏の思考を読んだわけでもない) それは? (目が向くのは、ナイフだ。奴隷に刃物を持たせては危険ではないだろうか。そんな素朴な疑問が生まれたため。そしてそれを解消すべく、檻の中の娘に声をかける) [Sun 12 Mar 2006 00:12:32]
サイファ > ( なんでも、今晩は大物が来てるとか来てないかとか。 愛想よくしてろと、叩き起こされるこっちの身にもなってもらいたい―と、誰かがボソリ。 呟きながら、練習用に貸し出して貰っているナイフの手入れ中。 お客に挨拶? 通りかかる人に、「教わった」通りの笑顔を向け、一応愛想よく。 けれど、声は掛けない。 面倒くさい。 寧ろ―許可が出るまでは声は掛けない。 )   [Sun 12 Mar 2006 00:08:30]
ヴァイク > (対等の相手としてはともかく。奴隷として見るのならば、異種族が多いのは物珍しく興味が行く。視線を向けただけで泣き出しそうな顔になるのは、エルフだろうか?逆に感情を殺して見返してくるのはレプチリアンか(これはこちらが表情を読めないだけという可能性大だが) [Sun 12 Mar 2006 00:05:15]
お知らせ > サイファさんが入室されました。 『(粋狂な者たちを見る視線を向けながら、とある檻の中で――)』 [Sun 12 Mar 2006 00:04:46]
ヴァイク >  … (場慣れした先輩議員のうちでも有能とされる者は。こんな僅かな移動の間にも職員と談笑し、己が話すことで相手から情報を引き出そうと試している。そこまで有能でも勤勉でもない末席議員は、黙然としたまま檻の立ち並ぶ通路へと足を踏み入れて) さて… (奴隷を買う。人を買う、という意識は無い。そういう意味での『敏感さ』とは無縁だった) 護衛か、仕事を手伝わせられる頭が良く信頼のおける秘書か。あるいは性奴隷か (もっとも基本的に貴族的な人間が欲しがるであろう三つを想定しながら、檻を覗き込んでいく。目の端に先輩議員が既に『買い』に入っている姿が映った) [Sun 12 Mar 2006 00:00:17]
ヴァイク > (対応する職員は、生粋の人間。当然だ、多民族どころか異種族都市ともいえるヴェイトス市でさえ、社会を形成する大多数が人間であるという構図に変わりはない。ここは人間の権力者が迎え入れられる部屋であるのだから) …よくわかりました。貴殿らの街への貢献、しっかりと議会で報告いたしますゆえ今後もよしなに… (切りのいい所で、用意してきた言辞を並べ立てる。相手も心得たもので、形式的辞令を表面上だけは恭しく返してくる。「―よろしければポトス議員も見物していかれませんか?」と、誘われる。別に値引きを受けるわけではないが、優先度を上げるくらいの便宜は図ってもらえる。それが議員の見えざる特権の一つだった) …… (父上はこの程度さえお嫌いだったな、と頭の隅で冷笑混じりに病身の人間のことを浮かべつつ。それでは、と応じて奴隷達がいる檻のほうへ向うため部屋を後に) [Sat 11 Mar 2006 23:50:10]
ヴァイク > (奴隷ギルドが困窮な立場に追い込まれて奴隷を値上げして久しい。今も基本的状況は変っていない。にもかかわらず、ここは繁栄の二文字しか思い浮かばぬ。奴隷ギルドの手が黒い―とはいかなくても灰色であり、方々から恨みを買っているのも誰もが知っている。しかしここが揺らいだ試しはない。それこそが『力』の証明かもしれない) …… (応接室。名目上の仕事をこなすため、ギルド職員に適当な現状報告をさせながら、思考は別なものを探っている。自分なんぞはまだ聞いているフリをしてるだけマシなほうで、先輩議員などは既に席を外して奴隷を物色しにいっている) [Sat 11 Mar 2006 23:44:37]
お知らせ > ヴァイクさんが入室されました。 『(視察―という名の遊興)』 [Sat 11 Mar 2006 23:41:24]
お知らせ > クラリスさんが帰りました。 『(自由って何だろう?なんて思いながら、寝返りを打った。)』 [Mon 6 Mar 2006 21:34:35]
クラリス > (何も考えずに過ごせる時間と、考えるしかする事のない時間。幸福なのはどっちだろう―――そんな事を考えながら、視線を巡らせていると異変に気付く―――扉、キイキイと音を立てながら揺れてるよ。また、鍵の掛け忘れだ。何時ごろか自分が抜け出した時以来である。警備員が通り掛かったら教えなくてはなるまい。そしたらまた面倒になるんだろうけれど、それも仕方無い。何しろ―――抜け出すよりは素直に教えた方が色々と良い事ってありそうだし。)―――しかし、無用心ですね。最近物騒だといってたのは何処の誰でしたっけ。(なんて物々と呟くだけ。少しでも体力は残しておかないと、きっと明日持たない。ジャラリ。ごろり。) [Mon 6 Mar 2006 21:30:36]
クラリス > (―――最初に戻ろう。最近はことさらに物騒だ。物騒って事は当然、市民にとって害があるということだ。以前歩いた商業地区を思い出す。あそこを歩いていた人間には、家族とか仲の良い友達とかそういう人が居るんだろう。ごろり。ジャラリ。死んだら泣いてくれる人が、きっと何人もいるのだろう。ジャラリジャラリ。ごろり。そういう人は幸福なのだろうか。眼に見える檻がある奴隷と、それが無い人。ジャラリ。ごろごろ。幸福なのはどっちで、不幸なのはどっちなのだろう。考えた。する事も無いので考えた。) [Mon 6 Mar 2006 21:25:33]
クラリス > (こうして考えると、一定の水準の奴隷って言うのは幸せなものだ。そこいらに撃ち捨てられた雑多奴隷などを鑑みれば頷けよう。大体―――今が不幸だなんて考えるようなら、生きていけなくなるもんだ。そう考えれば、己が十分に幸せなのか、それともどうしようもなく不幸なのかは判らなくなるんだ。そもそも幸せな状態というのが判らない。自分にとって今の状況は別に不幸でもなんでもないんだから、幸福と言っていいのだろうか。判らない。ただ―――自分が不幸だと思えないのなら、それでも良いんじゃないだろうか。そんな風に考えないと、きっと生きて行けない気がする。) [Mon 6 Mar 2006 21:14:10]
クラリス > (日々を惰性に任せ、ただ己のすべき事だけに従事出来る生活。己のすべき事を最初から誰かが決めてくれている生活。きっと、これはこれで幸せなのかも知れない。勿論、すべき事ってのは普通の人間に比べて遥かに重い労働なのだけれど。それでも慣れてしまえば問題にならなくなるものだ。水汲みだの荷物持ちだの、全部人間に出来る範疇でしかないのだ。明らかに無理だとわかる仕事をやらされているわけじゃあない。そういう観点から考えれば、己は奴隷とカテゴライズされる人種の中じゃあ十分に幸福なんだと思われる。主人はいない、住居は檻の中。それでも人ってのは十分生きていけるわけだ。) [Mon 6 Mar 2006 21:06:57]
クラリス > (ただでも、奴隷を買おうって人は少ない。無理に高い奴隷を買わなくったって、自分で出来ない事ってのは思った以上に少ないものだ。特に労働奴隷なんかはそう。その場の人員だけで結構済んでしまうもので、奴隷の出る幕が無い、なんて事さえ稀にある。つまりだ―――奴隷ってのは、要するに金持ちの道楽みたいなもんなのさ。生きている人形みたいに扱われる場合もあるし、虐めて楽しむケースもある。酷いのは上から粘土とか色々くっつけて見た目だけ人形に似せたモノとか。そんなのに比べれば、きっと己はまだ良い方なんだろう。きっと。考える間も無くひたすら働いて、泥のように眠って、開いた時間は好きに考える。おや?そこらの人間よりよっぽど人間らしい生活を送っているんじゃあないか、自分。) [Mon 6 Mar 2006 21:01:29]
クラリス > (モノが壊れて泣く持ち主がいるか?大抵は壊れたら買い換えるだけだろう。よっぽどの思い出だの、思い入れだのが無いとまず誰も泣いちゃくれない。それに―――主人を泣かすって言うのは、奴隷として最もやっちゃならないこと、なんだそうだ。つまり、いざって時は体を張って―――死ねって事だろう、これは。その結果自分が死んだら?また新しい奴隷を買えばいい。自分は所詮取替えの効く『モノ』でしかない。地面に寝そべって、そんな事を思う。普段そんな風に考えていられるなら、きっとどんな理不尽な事を言われたって絶望しなくて済むから。望みを抱くから絶望する。なら最初から望みなんて抱かなければいい。理不尽な命令だって、粛々と受け入れろ。理不尽な死だって―――納得できなくっても、受け入れるしかないんだから。) [Mon 6 Mar 2006 20:55:31]
クラリス > (兎に角、聞いたのは『物騒』という単語だけだ。どんな風に物騒なのかは聞いちゃいないし、正直なところ聞いたところでどうにもならないんじゃないだろうか。外が危険だという事実は何一つ変わらないし、仮にそれが人間の所為で無いと言うのなら―――ただの人間に過ぎない自分がどう足掻いたって、死は逃れえないのだろうから。)―――死ねば、誰かが泣いてくれるんでしょうか?(ふと口にして、馬鹿な事をと溜息。そんなの、商品が減ったと担当の職員が嘆くだけに過ぎないんだろう。奴隷ってのは結局モノなんだから、どう嘆いたところで現状が変わる訳じゃあない。) [Mon 6 Mar 2006 20:50:41]
クラリス > (何時ごろか職員から言われた言葉である。最近檻の外は物騒なんだと。檻の中でごろごろと転がりながら考えた。物騒と言うのはつまり、モンスターやら何やらが居て危ないって事なんだろうか?それとも悪人と分類される連中が増えたって事なんだろうか?それとも―――考え出せばキリが無い。檻の中は平和そのものだが、仮に檻が無ければどうなのだろうか。ただ鎖で柱に繋がれるだけ。誰でも自由に蹂躙出来る。身を守る術も無い。そういう意味で、このギルドという檻は途方も無く親切なところらしい。とりあえず衣食住のうち、衣と住は保障されているんだから。) [Mon 6 Mar 2006 20:46:56]
お知らせ > クラリスさんが来ました。 『(最近、ことさらに物騒なんだそうな。)』 [Mon 6 Mar 2006 20:42:06]
お知らせ > M-69Xさんが退室されました。 『(変わらない檻の中)』 [Fri 3 Mar 2006 01:17:20]
M-69X > ―――寝よ、(転がった床は冷たくて、)        ………、(明日は何か 「 退屈 」 じゃないことがありますように。)(なンて祈っても) [Fri 3 Mar 2006 01:17:05]
M-69X > (退屈な朝から始まって、退屈な夜。)(優しい隣人も居なければ、)      カミサマも居ない。(退屈だ)(だから、きッと指先を暖めても仕方無い。だから、誰も暖めない。) [Fri 3 Mar 2006 01:15:41]
M-69X > (名前すら無い己)(―――職員の巡回の足音も聞こえない)………、退屈。          (どうせ買われやしない、なンて諦めばかりが先行するのは、昔から。)(買われたッて、何も変わりはしない。)                (存在価値が、『 奴隷 』でしかないのだから。) [Fri 3 Mar 2006 01:14:42]
M-69X > (そンな呟き)          (優しい隣人なンて居ない、から。)(凍えた手を、指を。温めるのは自分の息。) ―――   は      、ふ。(何度も冷たい床に寝そべって、冷たい枷をされた手首、掌、指先、―――息を吐きかける)     は     ふ。 [Fri 3 Mar 2006 01:10:54]
M-69X > (かしゃり)(か ちゃり)―――………、寒、(ふる、と猫耳震わせて指先を擦り合わせた。其の度鳴る鎖。)(冷たい夜半の牢獄に響く)        ………、何で、(ボクは生まれてキタンだろう。―――落ちぶれて、こうやって――、日がな一日、檻と檻の外の行ったりきたり。夜も、眠れない。)(泣く子が居るンだ)       ………、泣くならもッと、イイ声で鳴かなくちゃ。 [Fri 3 Mar 2006 01:05:14]
M-69X > (嬲りモノは時折思う。)         (聖書なンて知らなくてよかったな、と。)(そう思うのは、知っているからこそ、行き着く結論なのだが) [Fri 3 Mar 2006 01:01:09]
お知らせ > M-69Xさんが来ました。 『(優しい隣人)』 [Fri 3 Mar 2006 01:00:18]
お知らせ > ルヤフさんが退室されました。 『( 訓練一日目。総論と基礎の触り )』 [Thu 2 Mar 2006 22:34:24]
ルヤフ >  拳の突き方一つをとっても、先程の蝿掴みのようなコツがある。五指を力一杯握るのではなく、軽く曲げこんだ指三本を親指と小指で締める ( 皆の注意を十分引けた、と判断すれば。具体的な行動の教授に入る。ベアナックルは拳闘試合では必須であるし他の試合でも武器を失った時使う機会が多い。そして己の専門でもある ) 力一杯握りこまなければ敵に聞かない、という固定観念をまず捨てろ。拳に篭める力は今の締めでコントロールするのだ。それで十分打倒は成る ( ヒュッと。軽く鋭く拳を空に向けて打ち出し。言葉通りの方法で、空想の打撃の威力を搾り出してみせる ) [Thu 2 Mar 2006 22:31:58]
ルヤフ >  いいか、頭を使え。勿論頭突きのことじゃないぞ? ( ベタ過ぎる冗談口を叩きながらも、その目はあくまでも真剣で ) お前達の中には剣奴としては体格に恵まれてない者もいる。だがそれを嘆く暇があれば、補う方法を考えろ。疑問があれば時間が許す限りオレにぶつけて来い。答えられる限り答えるし、訓練にも付き合おう ( 中には、明らかに殺され役候補と見られるような、貧弱な者もいる。しかしそういった者達に最初から悲観を与えては活路は見出せない。一人一人に、噛んで含めるように諭して ) [Thu 2 Mar 2006 22:18:54]
ルヤフ > (PL訂正:無視→虫 立たれた→絶たれた) [Thu 2 Mar 2006 22:13:29]
ルヤフ > ( 「目がいいからですか?」一人のまだあどけない顔つきの少年がようやく口を開くが。答えるのは横に振られる首 ) 確かに目がまったくついていかなければ掴むのは難しいが。それだけでは中々上手くいくものではない ( 曇天のせいで役目を果たせない明り取りの窓から、蝿を外に放り出す ) 答えは、今の蝿の性質だ。あの手の無視は斜め上に伸び上がるように飛ぶ習性がある。それを知っていれば位置を予想して簡単に捕まえられるというわけだ ( なぁーんだ、それだけか、といいたげな顔つきが並ぶ。それに順に鋭い一瞥をくれていって ) だが、知らなければわからない事だ。現にこれからコロセウムに立とうという若手のお前らが、故障して道を立たれたオレが出来たこともできなかった。戦理における知識や技術とはこういうものだ ( 知っていればその程度、と思うことでも。知らなければ圧倒的な差となることもある、と ) [Thu 2 Mar 2006 22:11:02]
ルヤフ > ( ある檻の中。比較的広いそこで一人の男が拳を突き出していた。手首を返して開いてみれば、そこには先程まで機敏に飛びまわっていた蝿の姿が ) …どうだ?なぜ蝿をあっさりと掴まえることができたかわかるものはいるか? ( 呼びかける先は、周囲で息を整えている新米の剣奴。彼らに蝿を捕えてみろ、と命令した男は。いつまで経っても彼らがその手にできなかった虫を冗談のように抑えて見せた。一様に首を振る彼らに、男の口元が僅かに緩んで ) [Thu 2 Mar 2006 22:05:14]
お知らせ > ルヤフさんが入室されました。 『( パシッ )』 [Thu 2 Mar 2006 22:01:19]
お知らせ > ホセさんが退室されました。 『(瞼を閉ざして、夢に描く鳥の羽。死んだ奴隷は明日の己。)』 [Thu 2 Mar 2006 01:06:08]
ホセ > ――― 文字を教えるやつがおらんと、 (顎を立てた膝の上に乗せ。) つまらん…ものだな。 (殺された奴隷が居る。物覚えが悪く、おつむが弱かった奴隷の記憶なんぞ。誰もが忘れるだろう。覚えても生きる足しになどならない事柄だから。此処では生死が軽すぎる。羽根のように。) [Thu 2 Mar 2006 01:03:57]
ホセ > (己の剣の腕は、クリスティア騎士団において、群を抜いていたとは言えない。) 目の冴える夜は、嫌な物だな。 (膝を立て、掌をその上に乗せる。かつての己の剣技は、フットワークの軽さを生かした戦法だった。だが落馬の経験がそれを殺したろう。剣を手に敵に挑む時の緊迫感と、胸の奥に渦巻く闘争心の記憶に、檻の中で瞳を細めた) [Thu 2 Mar 2006 00:57:11]
ホセ > (腕を上げて、傷と節のある掌を目の前に翳せば、ジャララ ラ。 耳に馴染みすぎた連続音。)―――…ああ、もう相当に。 (剣の腕は鈍った事だろう。掌を返せば、また鎖の音。戒めの鳴る音で目を醒ますような神経質なヤツは、新入りの奴隷ぐらいだろう。) [Thu 2 Mar 2006 00:47:37]
ホセ > ―――……。(不安、なのだろう。この檻に居る者達は、同じ命運を辿る。) 遅いか早いか、とは。誰の言葉だったかな。 (死の鎌が首を藁束のように刈り取る瞬間。無慈悲な収穫を、ランクの低い奴隷たちは常に畏れている。奴隷には、名誉の死など赦されていない。) ―――…名誉の死、か。 (言葉を舌先で転がすように。) [Thu 2 Mar 2006 00:41:01]
ホセ > (ジャラ ン 耳障りな金属音。奴隷男は腕を上げて、がり、頭を掻いた。) …あいつが、なあ。 (昨晩、己が収容されている檻から、奴隷が連れ出された。そして、それきり。クソッタレな檻の中では変化に乏しいが、こういったことがあった前後は、皆、一様に口を閉ざして不機嫌になるものだ。) …ああ、不機嫌、なんかじゃないのか。 (うそりと呟き) [Thu 2 Mar 2006 00:35:20]
ホセ > (閉ざされた雑多奴隷檻。外界の天候など窺い知れん。前方の鉄格子を、薄汚れた金髪の奴隷が眺める。背中の石壁は冷たく、尻を置く床はじっとりと溜まる湿気。床で雑魚寝する奴隷達の手足には、揃いの鉄の戒め。) [Thu 2 Mar 2006 00:28:59]
お知らせ > ホセさんが入室されました。 『( ――奴隷が一人死んだ。 )』 [Thu 2 Mar 2006 00:24:15]
お知らせ > 霧子さんが帰りました。 『 完璧な機械に一抹の不純物が紛れ込むかのように。 』 [Tue 28 Feb 2006 00:36:48]
霧子 > ( 処刑対象に対する興味だとか興奮だとか、熱意のようなものが薄れている。 それは斬り子本人も自覚する所で、理由もわかっている。 「斬り子」という器が空虚だったから他人の死を疑似体験として愉しめた。 自分の生活、というものが限りなく0だったから他人の境遇に浸る事が出来た。 今の斬り子がソレを楽しもうとすると、意図して切り離していた何人かの顔が浮ぶようになってしまった。 ) ( その都度軽いノイズが走る。 ) [Tue 28 Feb 2006 00:33:36]
霧子 > ( ただ。 ) ――――――。 ( この1年、斬り子の中で少しだけ変化があった。 職場とプライベートを完全に分断するような生活をしている所為か、その両方を知る者もないが。 擬似家族と友人「らしきもの」の存在が少なからず影響している。 不純物が混じったような、微かな変化として。 ) [Tue 28 Feb 2006 00:26:08]
霧子 > ( 相変わらず。相変わらず処刑人斬り子はただ淡々と、地下の“処理場”に篭って仕事をしている。 もともと誰も寄り付きたがらない区画で、斬り子が其処でどんな事をしているかなど知る人は少ないが―――その無表情は、一見していつも通りに見えるだろう。 迷う事無く切り開き、寸分違わず切り落とす。 精密機械の如くそれは何百回と繰り返されてきた作業。 今更変化するような代物でも無い。 ) [Tue 28 Feb 2006 00:18:11]
霧子 > ( こんな仕事を何年もやっていると、下らない事に詳しくなる。 何処が美味だとかどんな肉が良いだとか、病人や酒飲みの区別の仕方だとか。 バラバラに惨殺された変死体の殺害方法について意見を聞きたいと、市病院から呼ばれた事もある。 惨殺の専門家、という事になるが。 皆が言うように、これは「奴隷」であって「人間」ではないのだから、殺人を犯した事は1度も無かった。 少なくとも、この街の常識としては。 ) [Tue 28 Feb 2006 00:04:31]
霧子 > ( からんからんからん。 何本目かのナイフが放り出されて棄てられた。 脂と血で滑り、刃毀れしたナイフは、後で誰かが研ぐなり棄てるなりするのだろう。 処刑人の興味は其処には既に無く、大きな木のテーブルの上に横たわる肉塊の処理に向けられていた。 それは既に俎板の上で捌かれた魚のように切り分けられた「肉」で、死体というカテゴリには無い。 実際、それ用に雑多の中から選ばれて来たものだし、このまま肉屋と獣使いギルドと動物園に送られる、文字通り「肉」だ。 今しがた纏めて捌き終え、パーツごとに分ける作業を残すのみ。 面白くも無い仕事だ。 ) [Mon 27 Feb 2006 23:58:38]
お知らせ > 霧子さんが入室されました。 『 Representative entering prohibition. 』 [Mon 27 Feb 2006 23:51:32]
お知らせ > さんが帰りました。 『rakuninaritakerebasinukotoda .』 [Sun 26 Feb 2006 04:48:05]
> ――… ( そんな言葉にするよりももっと曖昧な思考のまま、首輪に触れてぼんやりと温く曖昧な思考の海に没していれば、体が揺れて 現実に引き戻される。 ) っ  ?  ( 少しよろけて、膝をつく。 見上げれば見下ろす職員の顔と、目の前に落とされる風呂敷。 ) …もうしわけありません。 ありがとうございました。 ( 身についた動作をなぞり、膝をついたまま頭を下げ、手にとる包み。 金額の事までは確認しない限り不透明だが、あまり興味もない。 首に下げたタグを確認されて、上乗せの手続きに必要な情報を取られればあとはお帰り。 きっと今の飼い主も、如何に少ない出費でどれだけ利潤を搾り取れるかだけを考えているのだろうし、日々重ねる交接で身をいくら擦り減らした所で返済できる見込みも無い。 結局、私は奴隷のままだろう。 ごく一部に過ぎない幸せな例を除けば、ヴェイトス市の根幹を支える奴隷の多くの一生はそんなもの。 特に不満は無い。 緩慢に立ち上がれば、もう一度頭を下げ ぺたりぺたりと冷たい石畳を踏み、ギルドを後にした。 ) [Sun 26 Feb 2006 04:47:14]
> ( 前向きな未来へ突き進む強い意志も、体制への反感も、自由を求める欲求も 何もない。 そもそも確かな記憶すら無いのだから、与えられた物が全てではある。 ) ( たどり付くことの出来る一番古い記憶は境界線を失った感覚と、揺れる視界に見えた圧し掛かる影。 それが誰だったかまで覚えていないし、判らない。 人攫いや人買いの類だったのかもしれないし、性奴を仕込む調教師だったのかもしれない。 考えようとしても頭の中はまるで霞みがかかった様で、現実感が無く、ふわっとしている。 曖昧で、飛び飛びで、それが現実か、それとも夢なのか判断がつかない。 ふと気がつけば三級性奴として此処にいて、それすらも確かなものか良くわからない。 時間の経過すら曖昧な薄れ行く欠片達を苦労してつなぎ合わせても知れるのはその程度のもの。 だから、あまり考える事をしない。 毎日目を覚まして触れる首輪の冷たさが圧倒的なリアル。 ) ( だから、特に不満も持っていない。 それしかないのなら、そんなもの。 与えられる義務を遂行していれば良いのならこんなに簡単な話はない。 ) [Sun 26 Feb 2006 04:26:21]
> ( その金額に対しての価値と、返済能力が無いとみなされれば最終的には血と肉で購う事になる―― 惰性な奴隷は死ぬだけだ。 自分はまだ、3級の価値で生きている。 ) ( 「同じ物でいいな?」 ) ( 頷く。 大雑把に寸法を測られ、種類とサイズ別にカテゴライズされた高い棚の間に職員が消えるのを見送り 待つ。 ベンチは用意されているが座る事は許されない。 ) ( これで、バイクツで働いていた間に積み立てていた金額は元に戻るだろう。もしかすれば高くつくかもしれないがそれも仕方あるまい。 元より、開放を望んでいるわけでもない。 された所で何が変わるのだろうか―― 身についているのは性技ばかりで、娼婦にでもなる他無い。 なら何も変わるまい。 ) [Sun 26 Feb 2006 03:58:18]
> ( 娘は着たきり雀。 バイクツでは形も色も様々、沢山の仕事着が用意されていたが今はただ買われた時の1枚きりを擦り切らせているばかり。 元より着道楽が出来る身分でもなく、バイクツでは客が望むままに着せられていただけだが 代えも無ければ困るというもの。 連日の務めにおちおち洗濯もできぬ。 特に、汚す事も多いとなれば、その都度拭いてやりくりするにも限界がある。 ) ( ついて来い、と顎をで指され 職員の後へと続く―― 連行されるのは衣裳部屋。 奴隷に与えられる服や、購入時にドレスアップする為の衣装が収められた場所。 「予算は?」 問われる ) ( 首を横に振る。 ) ( 「上乗せされるが、判っているな?」 ) ( 首を縦に振る。 要するに借金して買うという事だ。金額は開放までに必要な金額に上乗せされる。 買われても開放されるまでは奴隷のまま。 勘違いされがちだが買い上げられたと言えども完全に個人の持ち物になる訳ではなく、市の持ち物に手付金を払って貸し与えられているような状態な訳だ。 その上で奴隷がやっていくのに必要な金子は借金という形で膨らんでゆき、誰かに与えられないのならば雪達磨式の借金地獄が続く事になる。 )  [Sun 26 Feb 2006 03:33:45]
> ( 素足が踏むのは冷たい石の廊下。けれどそこは牢の中ではない。ヴェイトス最大の規模を誇る奴隷ギルドの入り口であり、受付へと続く道。 首につけた首輪の鈍い光や、暗い色の小袖から覗く白い手足が寒々しい。けれど寒さを感じないのか、それとも単に慣れているのか 脱力したように手をだらりと下げた俯き加減、ぺたりぺたりと緩慢に歩く娘が一人。 受付へたどり着けば首輪と、それに付けられたタグに表される身分に、冷たい声 「出戻りか?」 ) ( 否、首を横に振る。 ) ( 「じゃあ、どうした。」 ) ――… 着物を都合して頂きたく、参りました。( 面倒な事だ、とため息をつく職員。 ) [Sun 26 Feb 2006 03:07:41]
お知らせ > さんが来ました。 『 ぺたり。 』 [Sun 26 Feb 2006 03:02:09]
お知らせ > 有毒少女さんが帰りました。 『(勿論 手に入れるものなど 何も 無い。)』 [Thu 23 Feb 2006 03:02:35]
有毒少女 > ――― … するな、と いう  コト ? (ぺた り。 もつれた足 は。 床と 仲良くなった。) …、 (零れる 吐息 一つ。) [Thu 23 Feb 2006 03:02:03]
お知らせ > 有毒少女さんが入室されました。 『(珍しい事 は。)』 [Thu 23 Feb 2006 02:59:45]
有毒少女 > (鼻歌さえ、微か。 動く体は、歌に 合わせて。  ――こんなコトをしたから と。 いって 自分が 人であるとは思わない けど。)  ――― 、 (歌声が 響いていた から。 人、の。 姿が 見えなかった から。 ――ヒトガタの毒は 一級の部屋… 否、檻の  中。)  (踊る。) [Thu 23 Feb 2006 02:00:28]
有毒少女 > (歌声が 響いていた から。) ―――― 。 (客の姿も 職員の姿さえも 丁度 見かけることが 稀な、時だったから。) (響く 歌声に。 伴い 響く 靴音。) [Thu 23 Feb 2006 01:53:00]
お知らせ > 有毒少女さんが来ました。 『(一級奴隷のフロアに)』 [Thu 23 Feb 2006 01:46:43]
お知らせ > 黒霧さんが退室されました。 『(やがて近付いて来た足音に目立たぬ様にと蹲る)』 [Tue 21 Feb 2006 15:12:57]
黒霧 > 此処にあるのは間違いないはずなんだが・・・(そう呟けば溜息一つ これも考えたところでどうにもならないのだから) [Tue 21 Feb 2006 15:11:34]
黒霧 > このままで居ても後は朽ちるだけか・・・・・・(刀が存在する限り死ぬ事はないにしてもそれも場所が解らぬ今いつ処分されてもおかしくない訳で) [Tue 21 Feb 2006 15:07:41]
黒霧 > (此処に来てどれくらいになるだろう そんな事を考えてみても答えなど出るはずもなく もう時間の感覚も曖昧になって来たようだ) [Tue 21 Feb 2006 15:05:15]
黒霧 > (する事がなければただ此処でジッとしている 他の奴隷に混ざって大人しくして居れば無駄に鞭打たれる事もないと そう静かに格子の向こう見つめて) [Tue 21 Feb 2006 14:56:49]
黒霧 > (檻の中 ただいつもの様にそこに居る) [Tue 21 Feb 2006 14:52:01]
お知らせ > 黒霧さんが来ました。 [Tue 21 Feb 2006 14:50:27]
お知らせ > ホセさんが退室されました。 [Fri 17 Feb 2006 02:01:49]
ホセ > ―――…馬車馬の生活が、これほど快適とは知らなかったな。 (昼の労働は、奴隷馬車の”馬役”だ。動かした首の骨がごり、と鳴った。 静かに瞼を閉じて、睡魔の腕が眠りへと引き込むのを待った。) [Fri 17 Feb 2006 02:01:43]
ホセ > (通路は確かに外に続いている道だが、独力での脱走はまず不可能だ。外へ労働に連れ出される度に観察し、得た結論だ。分厚い鉄の門扉や、錠の掛かった鉄柵をくぐらねば外には出られん。ガタイの良い守衛も何人も揃えてある。稀にある、鍵の掛け忘れで奴隷が抜け出したという話も聴くが。奴隷ギルドの子飼いの追跡者がいるのだという。) ―――…実に素晴らしい”管理”体制だ。 (それも、監獄も顔負けの。垢に塗れ顔を顰め、首を動かした。) [Fri 17 Feb 2006 01:54:20]
ホセ > (…眠っているのだろう。脳味噌が。身体を起こしても、だ。) (目玉を動かして、前髪越しに鉄格子を見据えた。黒の縞模様の向こうにも、暗闇に沈んだ奴隷檻。檻と檻の間に貫くように横たわるのは、通路だ。通路灯に照らされる道は、外へと続いている。) [Fri 17 Feb 2006 01:44:02]
ホセ > (身体を起こしたら、寒さも少しもマシにならん。暖気は上へと溜まるというが、低ランクの奴隷檻の暖かさは、ギルドの遥か上階へと登っているのだろう。話に聴く一級や、特級奴隷らがいる場所へ。) ―――…ハッ (小さく鼻で笑った。冷気は足腰に堪えるし、身体は請け負わされる労働で痛んでいくばかりだ。) 消耗品、…ね。 (鞭を喰らっている最中に浴びせられる罵倒語のひとつ。嗄れた声で反芻する。) [Fri 17 Feb 2006 01:40:10]
ホセ > (手足の鎖枷。鎖の先には繋がった、赤ん坊の頭程度の大きさの鉄球。”ベビィ・ヘッド”と、奴隷たちの間で呼ばれている戒めの鉄球。奴隷になってからこっち、一言たりとも泣き喚かないこの赤ん坊とは、寝食を共にし続けている親密な中だ。それこそ、切っても切れない鋼鉄の縁で結ばれている。よいせ、と、口の中で掛け声を潰しながら。鉄球を引き寄せる。身体を起こした分、もっと鉄球ベビィに近づいて貰う必要がある。) [Fri 17 Feb 2006 01:25:54]
ホセ > (この檻のモノは、すぐさま使い潰される命運にあると思っていた。だが、クリスティアよりもヴェイトスでは、奴隷の扱いが「良い」らしい。…今だ、生き長らえれる程度には。) チ… 今日は冷えやがる。 (冷気の溜まる床で寝転がるのも難儀だ。落馬で脚をやってから、湿気や冷気が特に堪える。身を起こせば、耳障りな鎖の音が響いた。) [Fri 17 Feb 2006 01:16:20]
ホセ > (夜か昼は、でなく。夜か昼かは、だ。)  (瞬きが視界をクリアにする。細い鉄格子の黒、薄橙色の明りは通路から差し込む光。寝転ぶ壁際の奴隷男までは届かない、弱い光。) [Fri 17 Feb 2006 01:08:27]
ホセ > (暗闇の中での覚醒。瞼を押し上げた視界に写るのは、鉄の格子。夜か昼は判らない。窓も無い淀んだ檻の底では、時間の流れさえ停滞する。) ―――…。(ごく近くの人の気配は人の形をしたモノだ。奴隷という名で、己と境遇を同じくする者。昼間の重労働で疲れきった奴隷どもは、深い深い眠りに浸っている。そのような中で、なぜ覚醒したのか。不意に訪れた深夜の覚醒に、ゆるりと目を瞬いた。)  [Fri 17 Feb 2006 01:05:55]
お知らせ > ホセさんが来ました。 『( 雑多奴隷檻 )』 [Fri 17 Feb 2006 01:00:32]
お知らせ > 1201さんが帰りました。 [Sun 12 Feb 2006 15:59:25]
1201 > まだ早いけど…寝ようか (鉄格子の中ではやることがあまりない。視線先は限りなく青い空へ向けたまま、両目をゆっくり閉じていきながら顔を膝へ預けて埋める。丸くしたまま寝に至ろう。) [Sun 12 Feb 2006 15:59:22]
1201 > しゃべっていないと忘れてしまいそう (ボツリボツリでは無く、職員がいないかみわたらしてから言葉を発している。名前さえ忘れてしまいそうになるのに言葉まで忘れたらどうなってしまうのか分からないからだ。) [Sun 12 Feb 2006 15:56:57]
1201 > 寒いですね、とうでもいいか (呟きながら、小さな窓を通して限りなく青い空を見眺める。思わず蒼眼も紅眼も柔らかめに微笑んでみていた。そのまま足を折りたたみ抱えるようにしている。) [Sun 12 Feb 2006 15:55:35]
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