アマウラフリー 参加者 なし ROM 1人
お知らせ > 跡野末理さんが帰りました。 『( またね )』 [Sun 16 Apr 2006 05:23:34]
◆跡野末理 > ( 怠けて、怠けて… 重たい腰をようやく上げたと思ったら、すっ転んでしまう。 …因果応報って言うんだっけ、などと考えながら… ) ( 一路アマウラへ ) [Sun 16 Apr 2006 05:23:16]
◆跡野末理 > ( …とにかく『命が下された』… それが、全てだった。 …草になるという望み… 兄を探せないだろうかという願いは、飛燕でも叶えられるかもしれないし…。 …レッドとの事がバレての対処とも思えなければ、考えようによっては胸を撫で下ろすところかもしれない…。 〜今日里を出れば、如月との関係は断たれるけれど… それは同時に、如月からも跡野末理へ接触するのは憚られるようになる事を意味するのだから ) ( 惜しめるだけ別れを惜しんだ足取りは… けれどあまり軽くならないけれど。 …眠っている家人を起こさぬように… 気配を殺して部屋を出た ) [Sun 16 Apr 2006 05:21:00]
◆跡野末理 > ( …生きていれば、今生の別れなんて事は無い…。 明るみ始めた丸窓の向こうに苦笑して、立ち上がった ) ………。 ( 家に居る姉と、弟と、母には… もう別れを済ませてあるし。 ヒサさんの所へも行って来た。 …一之丈さんに会えなかったのは残念だけど… そのうち手料理を食べさせるなんて約束もしたような気がするし、多分また、どこかで会えるだろうと気楽に考える ) [Sun 16 Apr 2006 05:14:41]
◆跡野末理 > ( …そもそも、どういう基準で人選をしているのだろう…。 …時折外の世界に憧れる若者が、飛燕行きを志願するという話は聞くけれど… それが受理されたという話は、全く聞かない。 胡坐をかいて、足首を握るようにして… 出立まであと少しの時間… 独りぼんやりと虚空を見つめて過ごしていた ) ………。 ( 無数の隠れ里が合同で設立したと言われる飛燕だけれど… アマウラ内で隠れ里同士が敵対する事になるのも当たり前。 そこへ派遣される人間は、生まれ育った里との関わりは断たれるのだと… ついこの間聞かされた。 …滅多に里へ帰って来ない父や一つ上の姉とは、これっきり会えないのだろうかと… 割り切ってはいるけれど一抹の寂しさは拭えず、溜息を零す ) [Sun 16 Apr 2006 05:08:14]
◆跡野末理 > ( ――『跡野 末理。 飛燕への出向を命じる』―― …それはある意味で、正式に下忍として登用されたようなものだけど… 感覚的には、解雇されるのと良く似ているのだと思う。 …解雇された事が無いから、分からないけれど… 少なくとも有用だと判断される人材を、如月の里のような形態を取る組織が手放す事は無いだろう ) ………。 ( 主に国外の脅威に対してアマウラの忍び合同で設立されたと言われている忍者団体『飛燕』は、忍びを生業とする各団体そのものの権益の保護などにも携わり… 忍びのあり方としては疑問視されつつも、必要性も認識されている…。 …という話だったと思う。 ただ、『ではその為に自分達の懐刀を差し出せるか』と言われると… 実力がものを言う忍びの世界で、おいそれと有能な人材を手放す訳にはいかないのが現状だ。 …少なくとも如月の里では、その任を命じられるのは決して花形ではない… ) [Sun 16 Apr 2006 04:56:38]
◆跡野末理 > ( …クリスティアでの失敗と、それを補ってヴェイトス市へと辿り着いた事の顛末は… もしかしたら、ある程度知られていたのかもしれない。 …看板を掲げている組織と侮っていたけれど、ヴェイトス市には『飛燕』があるし… 半ば裏切るような行動は、里に報告されたとしても不思議ではないだろう ) …でも、それを知った上で見逃してくれる… なんて。 そんな風に考えるのは『甘い』でしょ…? ( 何処で、何が、如何働いたのか… 自分に下された命を反芻して、背中を壁に預け、天井を仰いだ ) [Sun 16 Apr 2006 04:34:50]
◆跡野末理 > バカみたい ( 呟いて… 我ながら情け無い声をしていると、肩を竦めた。 住み慣れた我が家… 自分に与えられた部屋で… 荷造りを終えて、くるりと部屋を見回す。 …元々家具も少ないシンプルな部屋は、いつもと変わらないようにも見えるけど… 机の引き出しや畳の下の隠し収納は、殆ど空っぽになって、部屋の入り口脇に纏めてある薬箱と行李に収められている ) [Sun 16 Apr 2006 04:23:44]
◆跡野末理 > ( ―――かなって、期待したんだけど。 ) [Sun 16 Apr 2006 04:17:19]
お知らせ > 跡野末理さんが来ました。 『( ―――下忍登用――― )』 [Sun 16 Apr 2006 04:16:01]
お知らせ > 跡野末理さんが帰りました。 『( 『大事なお話みたいだから、装束で行きなさい』 …忍び装束で? )』 [Tue 11 Apr 2006 19:06:53]
◆跡野末理 > ( …この時ですら、自分のあげた報告には何の問題も無く… ヴェイトス市には、誰の眼も無かったと思っていた… ) [Tue 11 Apr 2006 19:05:45]
◆跡野末理 > ―――〜それで、採点は…? ( ぼうっと眺めている中で、ゆっくりと… けれど気付けばあっという間に暮れている空に向かって、ポツリと零す。 …一度試されただけで評価が覆る程、数年間怠けていた事は軽く無いけれど… 単純に、『頑張ったんだけど、やっぱり落第点?』と考えるのは、ちょっと切なかった ) ( 『…マツリちゃん?』 …独り言を聞かれてた? 突然かかった姉の声に身を起こして、屋根の縁からひょっこりと顔を出す。 …自分がフラフラしているなんてよくある事… わざわざ探しに来るなんて、珍しいけれど。 『長老衆がお呼びよ』 呑気そうな笑顔で告げられる言葉に、首を傾げる… 鳥を使えば良い事なのに……… ) ………分かった。 [Tue 11 Apr 2006 18:54:00]
◆跡野末理 > ( でも、私は、忍びでいい。 …何もかもに大満足できるわけではないけれど… そんなのはきっと当たり前。 故郷が好きだし… 親しい人は少ないものの、家族や仲間が大切だ…。 …そして叶うならもう一度、兄に会いたい…。 …『抜けるのは認められない』という事も、勿論あるけれど… それでも… だから… 忍びでいい ) [Tue 11 Apr 2006 18:44:20]
◆跡野末理 > ( …『マシンマル』についての全ては案の定『飛燕』へと回され、如月は手を引くらしい…。 …当然と言えば当然… どんな結果を持ち帰ったとしても、飛燕へ預けられる事には変わり無かったろうし… やはり試された感が強く、疲れた溜息を零す ) ………。 ( …本当に、疲れた…。 …里の外で、ただの『跡野末理』を暴かれて… 決して知られてはならない事を知る他人と、当たり前のように接して… 広いようで狭く、狭いようで広い世界では、そんな事に、それ程の意味は無いのだと思い知る…。 『抜けてどうする』と疑問に思っていたけれど、抜け忍になる者の望みが少しだけ見えた気がして… 苦笑を零した ) [Tue 11 Apr 2006 18:11:08]
◆跡野末理 > ( 『久し振りに』羽を伸ばして… けれど遊ぶでもなく、お気に入りの村で一つの社の屋根に転がって、暮れ行く空を眺めていた ) ………。 ( 虫の音や風の匂いに、『帰って来た』のだと改めて実感する。 …こんな調子で『草』など務まるのかと哂われてしまいそうだけど… 無事勘繰られる事も無く報告を終えて、ホッと一息ついてしまうのも仕方の無い事だろう ) [Tue 11 Apr 2006 17:56:03]
お知らせ > 跡野末理さんが来ました。 『( …久し振りっていう気がしないけど… )』 [Tue 11 Apr 2006 17:48:24]
お知らせ > 跡野末理さんが退室されました。 『( …間違えていない事を祈って… 否、信じて )』 [Mon 10 Apr 2006 18:47:42]
◆跡野末理 > ( …それが如月に害を及ぼすものでは無いという確信を持っていれば…。 全てを明るみに出す事など出来よう筈も無いと、何食わぬ顔で… 事の顛末を報告しよう ) ( …あるいは、この思いが勘違いであったなら… それこそ、自分の命一つで償えるものではないのだけれど。 …『跡野末理』として、結論は変わらず… 他に、選択の余地は無い ) [Mon 10 Apr 2006 18:45:29]
◆跡野末理 > ( 手傷を負って部外者に助けられ… 素性を知られて口を封じられず… その事を隠し通そうとしてる。 …それだけでなく、最低一度は費用を返す為に連絡を取る積りで居て… ) ………。 ( …自分の失態は棚に上げつつ… 『いっそバラしてしまおうか』 と、唇に指先を当て、不機嫌な表情で仄かに顔を赤らめた。 …不出来な忍びだと… 哂うような溜息を零して――― 薬箱を下ろしつつ、門扉を潜り ) ―――〜御免下さい。 跡野の末理です。 [Mon 10 Apr 2006 18:37:29]
◆跡野末理 > ( …やがて見えてくる。 村の中でもそこそこ立派な部類の屋敷へと立ち入る前に足を止めて… 少し、気を入れた。 ……『嘘も方便』…… 必要な事だけれど、これからしようとしている事は、明確な里への裏切りだ。 …もう遅いとも言えるけど… 報告を済ませた瞬間に、今度こそ後には引けなくなる ) [Mon 10 Apr 2006 18:25:43]
◆跡野末理 > ( ヴェイトスバクフ領の国境。 ティアン寄りの山中に、薬草の産地にして忍びの隠れ里…如月の里はある。 …戦乱より統治へと時勢が変わり、里の在り方を問われているとは言え… 滅多な事では戦など起きぬ今、一分の老人達を除いて里の雰囲気はのどかなものだった ) ―――〜ただいまー。 ( 時折通りすがる村人の中に顔見知りを見つければ… 親しい人などほんの一握りなのに、やはりどこかでホッとする。 …驚いたようにする彼らへ、やや気まずい微苦笑を浮かべて手を振って… ) [Mon 10 Apr 2006 18:15:52]
◆跡野末理 > ( …約四ヶ月離れていたそこは、遠めに見ても、足を踏み入れても、何一つ変わっていないように見えた…。 緑の色付き方こそ違うけれど、時の止まったような、穏やかな空気に包まれている ) ………〜はぁ。 ( 『やっと着いた』 …あまりそんな風に感じた事はないのだけれど… じわじわと押し寄せて来る虚脱感に溜息をついて。 薬箱を担ぎ直し、着物姿のお下げ髪は村へと足を踏み入れた ) [Mon 10 Apr 2006 18:00:01]
お知らせ > 跡野末理さんが入室されました。 『( 夕日の沈む山間の村 )』 [Mon 10 Apr 2006 17:49:42]
お知らせ > 園内一花さんが退室されました。 『( 桜だけが、見ていた )』 [Wed 5 Apr 2006 00:27:49]
◆園内一花 > ( その思いを知れば、『いつだって菫の事を…』と言うのかもしれないけれど。 …その実… 自分の内に、内に、目を向けてしまう…。 …愛されて、一時だけでも菫だけしか感じられなくのは、どこまでも幸せな時間… ) ―――〜ゃっ… す、好きな訳じゃッ なっ… だけど… 菫が、そんな触り方ッ… ァ…! ( 熱っぽい吐息や、微かに零れる声は次第に甘く… 表情は、とうに出来上がってしまってた。 指の動きの変化には敏感に… パタパタ頭を振りこそすれ、身体は拒まず… 尻尾への愛撫を続ける ) ―――〜ふふっ… 菫の方こそ …酔っぱらってもいないのに… こんなに喜んで… …こういうの、大好きなくせに… ( 少し優位に立てればその分強気! …だけど… もう、下腹の奥に感じる切なさや、全身に走るもどかしさは、我慢出来なくなっていて… 強気を行為を止める方向へは持って行かれずに――― ) [Wed 5 Apr 2006 00:25:41]
お知らせ > 南条菫@花見さんが帰りました。 『(そうして、二人っきりの時間は続くのだ――)』 [Tue 4 Apr 2006 23:58:17]
◆南条菫@花見 > ( 溺れさせてあげたい。一時でもいいから一花の想い全てを己にだけ向けさせたい。色々と思い悩むことが多い恋人だから、その心が自分に向いていないときは、結構やきもちやきになってしまう。 ) ふふふ、やっぱり……一花もこうされるのが好きなんだぁ。ほら、そろそろ素直になりなよ。 ( 抱きしめる手は離さずに、徐々に指の動きを激しくしていく。熱っぽさを帯びてきた彼女の息遣いに、心音が高鳴った。 ) ぁ――んふぁ……だ、ダメ……ひゃんっ! ( 器用さ10の指裁きはダテじゃなかった。微妙な力加減に、ぞくぞくっと身震いしてしまう。そうしたやり取りを重ねるうちに、結局歯止めが利かなくなってしまうんだろう。 ) [Tue 4 Apr 2006 23:54:46]
◆園内一花 > …そ… そんな事、しなくたって…… ッ ン …大好き… っ だから…… ( その快感を知ってしまって…したくないわけではないけれど… 未だ、行為そのものに対するちょっとした後ろめたさも消えていなければ… 野外など特殊な環境は抵抗があって ) っん ……っふァ…… ゃ ぃじ… わるっ… ( けれど与えられる刺激は拒むに拒めず… 己の意思の弱さを恨めしく思いながら、溺れそうになる。 触れられる度… 全身を押し付けるようにくねらせたり、ぴくん と跳ねさせたり。 …交差させるようになっている顔… 表情はみえないけれど… とろんと潤ませて、少し上がった熱っぽい吐息を零した ) 〜じょ… 冗談に、ならない悪戯なんだものっ… お返しっ…! ( また一人だけ焦らされるなんて、切な過ぎるから… くにり ふにり 優しく弦楽器でも弾くように… 指先で尻尾と耳を弄んで――― ) [Tue 4 Apr 2006 23:47:54]
◆南条菫@花見 > ( 膨れた恋人を見て、愛おしそうに笑う。ほんとうに、ずっとずっとこのときが続けばいいのに。 ) じゃあ、恋人らしいことしてみる? ( 酔ってはいないから、押し倒すようなまねはしない。だけど、酔っていないぶん、イジワルもしやすかった。つぼみのように膨らみかけの胸を、手で包むように優しく揉む。時折、人差し指で乳房の先端を押すようにして。中途半端に焦らしてあげる。 ) 酔ってないよ。ただの悪戯。だから――最後まではしないよ、うん。 ( にやり、としたたかな笑みを浮かべた。つまりこのままの状態を持続させるってこと。耳や尻尾を撫でられれば、その手つきの違いさえ敏感に感じ取って、ますますぎゅうっと抱きしめるように体に力をこめた。 ) 一花だって、えっちだよぉ。手つきがやらしい。 [Tue 4 Apr 2006 23:37:38]
◆園内一花 > む…無理なんて、何も… 〜菫は、私を一番に見てくれるんだから… お土産くらい、なんでもありませんっ…。 それにお姉ちゃんは私! ( ちょっと膨れた風に。 赤くなりつつ。 そっぽを向いて。 …少しいぢわるだけど… とろけそうなくらい近くに感じる恋人の腕を、ぎゅぅっと ) ……と、言うより…… その… 私達は恋人で… 姉妹じゃ、ないから―――〜て。 …ひゃ!? …ァっ… ( 微妙に形勢不利と判断してか、折衷案など …出していたら。 するりと回される腕と、揉まれてしまう胸――― 擽ったそうに身を捩りつつ… 跳ね除けはしない。 …ただ、あんまり自由に動かれないように… ちょっと強めに抱き締めて ) ―――〜ぇ… えっち…。 …あのくらいで… もう、酔っぱらっちゃったんですか? ……今は、だめ…… ( 病院の屋上より遥かに安全(?)な場所だとは思うけど。 …それでも空の下でなんて、恥ずかしい… ) ……うん…… だけど… 一つになっちゃいたいけど… こうして、菫を感じていられるのも… 大好きだから… ( …耳元にかかる吐息にぶるると体を震わせて… お返しとばかりに尻尾や耳を、軽く撫ぜる。 …いつもの触れ方とは違う、少しやらしい手つきで…。 でも、それ以上はしないけど ) [Tue 4 Apr 2006 23:32:17]
◆南条菫@花見 > あーあ、無理しなくていいのに。もっとお姉ちゃんに対して素直になってみたら? ( あくまでも自分が姉だと下克上宣言。恋人と二人でぴったりくっつけば、いい匂いや息遣い、体温が伝わってくる。そのリズムが、とてもとても心地よい。 ) ――じゃあさ、こういうのはスキ? ( 杯を置いてするり、と一花の背後に移動すると、キモノの上から、彼女の胸を揉むように体を抱きしめんとする。酔ってはいないけど、ほんのりいい気分。だから、もっと彼女にふれたくて。 ) 私も、ずぅっと一花とこうしていたい――一緒にいるだけでもこんなに幸せなんだから、身も心も一つになれたら、どんなにステキだろうね。 ( くすっと耳元で笑った。 ) [Tue 4 Apr 2006 23:16:57]
◆園内一花 > ( 過剰な嫉妬心に駆られて辻斬りなんて、ワイドショーな事にならないよう気をつけないといけない ) ―――〜ぃっ…いいですよ、別に。 …菫は私をお花見に連れて来てくれたんだから… そこで誰にお土産買ったって、別に良い…。 ( 手を撫でる尻尾には、気持ち良さそうに擽ったそうに、身を縮め…。 ぴったりくっ付いて離れない ) ―――〜ぇ? ……ぁ…… ぃぇ、あの… そ、そこまで嫌じゃ… ぁ…… うぅ…… ( 『してあげない』と言われると、ぐらりと揺れる。 もう、掌の上? …姉のようでありたいと思う反面… 病院の屋上で見せた、妖しく艶やかな恋人の一面も、忘れられない。 ちなみにワインは、梅酒のような感じらしいです。 …自分の杯にも浅く注いで… 肩と腕に恋人の温もりを感じながら… 夜桜を見上げるように、そっとあおろう ) …ぁ… うん、飲み易い…。 …一緒に飲めて、良かった… ( 早くも赤みが差した菫の顔に笑いながら… 少しずつ飲んでいくしかないと、ちょいとボトルは避けておく ) ―――〜ずぅっと… こうしていたいなぁ… ( …そんな事を呟きながら、心地好さ気に頭を寄せて… ) [Tue 4 Apr 2006 23:08:12]
◆南条菫@花見 > ( イジワルしたくなるのは、大好きだから。でも大人っぽい変化が出来るようになったら、一花にとって恋のライバル出現となるかも? ) ほらぁ、またそうやって変な顔する。でも嬉しいな、そのくらい私のこと思ってくれてるって証だもの。 ( 尻尾を動かして彼女の手を撫でるように。稲荷寿司は大好物。もくもくと口を動かして、幸せな顔になる。 ) ふぅん、そんな風にいうんだぁ。じゃあ、もうしてあげないっ。 ( ぷいっとそっぽを向いて、まだまだ彼女に揺さぶりをかける。何だかんだいって、菫も一花を自分だけのものにしたがっているのだ。 ) ぅん、じゃあ、一口……。 ( ごくり、と喉を潤す。さすがに一口程度では酔わないけれど、しばらくすれば頬がほんのり赤みを帯びてくるだろう。 ) おいしいねぇ。うん! ( 落ちてきた桜の花びらを杯で受け止めて、そこに漂う桃色の破片を嬉しそうに見つめる。 ) [Tue 4 Apr 2006 22:53:48]
◆園内一花 > ( 最後になる予定の冒険で得たものは、それに近かったのかもしれないけれど… いかんせん、少しばかり俗っぽい話になってしまう。 …明るい笑顔を眩しそうに見つめて… 一緒にお弁当をつつこう。 やっぱり稲荷寿司は外せない? ) ……ぅん? 菫は誰に…… ぅ… ( 『ツグメさん』 …菫にとって大切な人だって分かってるし、邪悪な笑みがちょっとしたいぢわるなのも察する事は出来る…。 ただ… じわり、と湧いて来る嫉妬心も止められなくて… 凄く複雑そうな表情で菫を見つめ――― そういえば自分には、あまり親しい男性っていないなと、首を傾げた。 …反撃しようにも材料が無い…。 …もしかしたら、男女なんて関係なくこんな風に感じてしまうのかもしれないけれど… ) 〜ぇ? …ええ。 飲んでいると少しは慣れるって聞きますけど――― って、ぃ、今こんな所でそんな事はしませんよっ…! …菫じゃないんだから… ( 『外でなんて』 にやにや笑いに真赤になりながら… 突いて来た肘を抱くように ) 〜うん。 その杯に一杯だけ。 ( チョコレートでもそうなってしまったから、心配と言えば心配だけど。 …浅い杯に一杯でもダメなら、何だってダメだと思う。 …折角の良いお酒… 二人で飲める事に、幸せそうに微笑んで… ボトルを傾けた ) [Tue 4 Apr 2006 22:45:30]
◆南条菫@花見 > そうだねー。世の中にはこういう宝物もあるってことで、ひとつ。 ( にぱーっと笑って、お弁当を食べ始める。夜桜を見ながら二人でお食事。なんともたまらない情緒がある。 ) うんうん、出島にはお土産屋さんもあるから、帰りにのぞいていくといいよ。私も何か買って帰ろうかな。――ツグメさんに。 ( にやり、となんだか一花を見ながら邪悪な笑みを浮かべましたよ? もちろん悪戯モード。 ) いやでもさぁ、お酒って慣れるものなの? んー、「次は」ねぇ? ( にやにや笑って一花の腕を肘で突く。尻尾でござをぺしぺし叩きながら、杯を一花に差し出した。 ) いいよ、飲んであげる。だけどほんとにちょっとだけだけだよ? お酒入りチョコでも酔っ払っちゃうんだから。 [Tue 4 Apr 2006 22:35:43]
◆園内一花 > ―――〜宝物…ですね。 ( 持って帰れないし、換金なんて出来なくても。 …『出会った』という言葉に頷いて… ふと、そんな冒険をしたかったなと、遠くを見るような目を…… ) そうですね、ちょっと案内しただけなのに…びっくりした…。 〜お礼は…折角アマウラまで持って来て、ここで飲んだのだから… 櫛とか、見てみようと思っています。 あと、豪天寺さんと紅姫さんにお土産を――― ( 真っ先に思い付くのは漆器。 立派な物は買えないけれど、アマウラな雰囲気が出れば良いと思う… そんな事を話しつつ ) 〜だっ…だから、ちょっとだけ…? …だって… 少しずつ慣らしていかないと、何かの拍子で口にしちゃった時が大変じゃない…。 ……わ、私と一緒の時なら良いけど…… 他の誰かとなんて… ―――〜って、ち、ち、違うってば! そんな事は、全然っ… ……だって、次は私の方からって…… ( 何やら赤くなりつつ、わたわたもごもご…。 『やっぱり、やめておく?』 きゅぽんっ と栓を抜いて、ちょっと残念そうに半眼を見つめよう ) [Tue 4 Apr 2006 22:25:05]
◆南条菫@花見 > だよねぇ。私も初めてこの桜を見たとき、そう思った。子供のころね、一人で探検に行って、この桜を見つけんだ。……出会った、っていったほうがいいのかもね。 ( 久しぶりの帰郷。それも恋人を伴ってのお花見だ。このくらいの贅沢は許されるだろう。一花ににっこり微笑んで、菫は大きな耳をぴこぴこ動かした。 ) へぇ〜、ちゃんとお礼を送ってくれるなんて、律儀な人だね。何をお返しするつもりなの? ( そうして、酒を勧められれば困ったような顔でござに座った。 ) いいけどさぁ。私がお酒飲むとどうなるのか、一花が一番よく知ってるでしょ? ……それとも襲われたいとか? ( 半眼になって、ややあきれた声で返事を返す。なんだかんだいいながら、すでに栓を抜きにかかっている恋人を見つめよう。 ) [Tue 4 Apr 2006 22:14:45]
◆園内一花 > 夢を…見ているみたい… ( ウサギを追いかけてわけではないけれど… そんな事を言いながら、幹に触れて ) …私達の産まれるずっと前… 両親や、祖父母より、きっと… ( 或いは菫の母と同じくらいだろうか… 精気すら帯びているように感じられる桜を、呆けたように見上げて… ) 〜ええ。 …何だか、凄い贅沢ですね… ( 見事なお花見会場を想像してたけど。 …一本だって、それに勝るものがある…。 ござを敷いて、お弁当を広げよう。 …その間も、舞い落ちる桜を見上げてしまい… 気もそぞろ。 曇りなのは生憎だけれど… 切れ間から帯状に差し込む光は、劣らぬ雰囲気を出している ) 〜ぁ、そうそう。 …ヴァン・ドランジュ…って言うみたいです。 クリスティアの方で有名なお酒みたい。 オレンジを砂糖漬けにしたもので作るとか――― この間、道に迷っていた人を大聖堂まで送ったのですけど… そのお礼にって、くれたんです。 ( 『お返しのお返ししないと』なんて笑いつつ… その人が聖剣戦争に参加している事は、知らない ) ―――〜酔わせられないけど… ちょっと、飲んでみない? ( 用意したのがグラスでなく、アマウラの杯なのは御愛嬌… 問いながらも、栓は抜きにかかっていた ) [Tue 4 Apr 2006 22:07:26]
◆南条菫@花見 > 樹齢何年くらいかなぁ。私が両手を広げて4人くらいで囲めるくらいだから、そうとう長い間ここにあるってことだよね。 ( あいにく、今日は曇り。晴れた日であれば、もっと神秘的に月の光が降り注ぐのだけど。 ) ――ここならゆっくりできるよ。ござ敷いてお花見しよっか。 ( たとえるなら、自分たちは今つぼの中にいるような感じだろうか。中で生まれた上昇気流は、時折一陣のつむじとなって、桜の花びらを天井の穴へと巻き上げていく。そうして、ひらひらと空間全体に花びらが舞い落ちてくるのだ。 ) そうだ、一花お酒もってきてくれたんだよね。なんて名前だっけ、それ。 ( ふと思い出したように、彼女の持つワインを指差して小首をかしげた。 ) [Tue 4 Apr 2006 21:52:40]
◆園内一花 > ( 洞窟? …こんな所に桜があるのだろうかと、不思議そうに追いかけた先…。 …月明かりが柔らかく差し込む空洞に映し出される、一本きりだけれど見事に咲いた桜の大木に… 眼を見張る ) ―――…わ…ぁ… ( 周囲を岩に囲まれた幻想的な空間。 ごぉ… と上の方で鳴る春風を聞いて… 淡く輝くような桜色の下に立つ、銀の耳と尻尾の恋人に、微かに身震いする ) ……ええ… どんな所だろうって思っていたら…… こんな…。 …凄ぃ… 綺麗…。 ( 語彙の乏しさを寂しく思う瞬間だ…。 …『二人だと』に仄かに頬を染めつつ… 微笑んで。 木の根元まで、歩みを進める… ) [Tue 4 Apr 2006 21:43:46]
◆南条菫@花見 > ( 暗がりを抜けた先、見上げれば天井にできた大穴から、雲を縫うようにしてつきの明かりが僅かに降り注いでいる。スポットライトのように部分的に照らされたその場所に、一本の大きな桜の木が花を咲かせていた。 ) よかったぁ〜、ちゃんと残っててくれたんだ。来て見て何もなかったらどうしようかと思ったよ。 ( 月明かりを浴びてほんのり白くひらるような桜。その木の下まで行くと、菫は振り返って一花を見た。 ) ここが、私の秘密の場所。お花見は大騒ぎもいいけど、二人だと静かなほうがいいかなって。 ) [Tue 4 Apr 2006 21:34:37]
お知らせ > 南条菫@花見さんが入室されました。 『(そこは、村はずれの洞窟を抜けた先にある広い空間)』 [Tue 4 Apr 2006 21:31:04]
お知らせ > 園内一花さんが来ました。 『( 夜桜 )』 [Tue 4 Apr 2006 21:30:31]
お知らせ > 園内一花さんが退室されました。 『( 酔わせてどうする気? …少しは飲めるようにならないと?なんて… もごもご )』 [Sun 2 Apr 2006 23:55:51]
◆園内一花 > …ううん? …してる…かな? ―――〜あぁっ! …だから… 形ばかりとは言え、私が菫に仕えてもらうのなら… その時は、私が菫に… ちゃんとしたお仕事をお願いして、お給金を出せるようにならないとって、思ってる。 ……二人の中では『主従』じゃないって言ったって…… それこそ、『おめかけさん』みたいになるのは、おかしいじゃない…。 ( 『手伝って貰うこと』 があるような仕事と、地位に就かなければならない。 …どうすれば良いのかなんて、よく分からないけれど…。 …想いは、伝えられたと思えば… 『今後煮詰めていく』 に頷きつつ、やや引き攣った微笑を零した ) 〜ゃ、やだな… そういうの『見えるようになっちゃった』んですから… 冗談でも… ( 現実のものとして受け止めている以上、見えるようになったとは言え恐れる事も無いのだけれど… 怨霊などのイメージは、気持ちの良いものじゃない。 ややしっかりと菫の腕を抱くように… 彼女の家へと向かって ) 〜ぁ、お酒、持って来たんですよ。 びん… ヴぁん…? …あれ… ヴぉん… だったかな… ナントカ言う、ワインなんですけど――― [Sun 2 Apr 2006 23:51:26]
お知らせ > 南条菫@墓地さんが帰りました。 『(二人っきりのアマウラ旅行は、まだまだ続く)』 [Sun 2 Apr 2006 23:37:16]
◆南条菫@墓地 > ……一花、言葉の前半と後半、だいぶ矛盾してない? ( 後頭部に大きな汗をたらして、ちょっと困り顔。だけど、彼女の本音をきいて、心のそこから嬉しく思える。 ) 〜ま、そのあたりは今後煮詰めていくとして。いい加減帰らないと、おばけ出るかもよ? ( 冗談っぽく笑ったら、一花と一緒に階段を下りて帰路につく。次はお花見。自分が知っている秘密のスポットを、彼女に教えてあげるのだ。 ) お花見のお弁当、用意しないとね。 [Sun 2 Apr 2006 23:36:34]
◆園内一花 > ―――〜『やきもちやき』 かなぁ…? ( 問いには、ふと呆けたように虚空を見つめる暫しの間。 ―――〜ワタシハ… ) ( ぎこちなく、情け無さそうな苦笑を零す。 どこか冗談めかすような調子は …真剣な問いだったと分かるから… どこか気まずそうに ) [Sun 2 Apr 2006 23:35:07]
◆園内一花 > ―――〜で、でも… もっと自分を大切にって言うか… ( それはもっともなんだけど。 きっぱりとした口調にやや押されて… 切なげに腕を抱く… ) 〜わっ… わかってますよっ…! 仕方ないじゃない、性分なんだからっ… 〜も、もうっ…! そんな事言うなら、私もメイドになっちゃおうかな――― っぁ ? ( からかわれて… 顔を赤くして、少し膨れるように――― していたら。 正面を向かされて… やや戸惑ったように、少し潤んだ瞳が見つめ返す… ) …主になるって言うのは… 務めと、お給金を出す事です…。 …私は、菫に傍に居て欲しいけど… そんな『お仕事』は、嫌でしょう…? お屋敷に住んでいるわけでもなければ… 自分で家事が出来ないほど忙しいわけでもないのに… 稼げるお金だって、少ないのに… 一緒に居たいからってそんな風にするのは… 菫に失礼だと思うし… 変ですよ。 ……本当はね…… ちょっと、菫の主になりたいって、思ってる。 …菫がそれで良いのなら、だけど…。 ……恋人なんだし、対等な関係で居たいけど…… でも私は… どうせ菫が、どんな形であれ誰かに仕えるのなら… 私の傍に、居て欲しい…。 ……その願いが先にあるのなら…… 人に主従と見られたって、そうはならないって、思えるから…。 ( 楽しそうに笑う顔を見つめる瞳は… 複雑そうで… 真剣で… ) [Sun 2 Apr 2006 23:31:23]
◆南条菫@墓地 > だって、『誰かのために一生懸命になるのが私』なんだもの。 ( 自分であるということ。それは一番大事なこと。一花はどんなのが自分らしいって思う? そんな問いかけを、優しくささやいて。 ) [Sun 2 Apr 2006 23:20:13]
◆南条菫@墓地 > 大切なことのために無茶しなくて、どうするのさ? 一花のためだったら、私はどんな無茶でもするよ。 ( それは本当のことだ。だからきっぱりと言い切った。 ) やーい、一花のやきもちやきー。 ( ひとしきりからかってから、くすり、と笑ってみせる。腕を抱いた恋人を引き寄せて、己の体の正面に向ける。向き合って、見詰め合って、ささやいた。 ) だったらさ、一花が私の主様っていうのはどう? 侍でもメイドでもいいけれど、私が一花に仕えるの。あなたがそんな勝手なこと言ってばかりなら、私もそろそろ無茶な我侭いっちゃうよー? ( にまーっと笑って、一花を試すようにその瞳を覗き込む。 ) [Sun 2 Apr 2006 23:16:53]
◆園内一花 > …ぅっ… そ、それは… ごめんなさい… ( ぷいっと反らせられる顔にしゅんとして、菫の着物の裾を握る ) …でも… だけど、私の事だけじゃなくって… 大切な事の為には… 菫は、まだまだ無茶しちゃう。 …これは、違ってないと思うもの…。 ( …『刀も折れちゃった』… 追い打ちというわけではないと思うけど。 また一段、何かをズンッと乗せられたようにしょげて――― ) …侍だって… 続けていれば、誰かに仕える事になるのだと思います…。 それなら… 戦に駆り出されたりする事は無い分、お手伝いさんの方が安心だけど…。 ……ぅん…… 心配って言うより…… 妬けちゃう……。 ( …繋ぐ手をきゅっと握り返して… うつむきつつ。 空いている片手で繋いだ腕を抱くようにして、身を寄せて ) ……私を特別に想ってくれるのは…分かってる積り……。 ……だけど、菫はきっと、『主』の為に一生懸命になってしまいます…… …わがままなんだけど… それは、寂しい… ( …勝手な事言ってるって… 話す言葉は、次第に小声に ) [Sun 2 Apr 2006 23:11:54]
◆南条菫@墓地 > 一花が大人しくしててくれれば、私だって無茶したりしないよ。 ( 少しむすーっとした顔になって、腕組したままぷいと顔を逸らす。 ) どうしよっかなぁ。刀も折れちゃったし、いい機会だから侍やめるのもいいかもねぇ。でも……メイドになったら一花は心配するんでしょう? ( だから決めかねている、と小首をかしげてうなる。 ) トキノミヤコも、こんな感じで時間が止まったみたいな錯覚を覚えるのかな。ヴェイトスでは、めまぐるしく時が流れるからね。 ( 一花とそっと手をつないで、身を寄せる。 ) [Sun 2 Apr 2006 23:00:22]
◆園内一花 > ―――〜ぇ、あ…聞こえました…? ゃ…まだまだ危なっかしい所もある菫を、守ってくださいって。 私に言われるまでも、無いでしょうけどね。 ( にやにや笑いに、ちょっとギクリとしたように… けれどしれっと、言ってしまう。 だって私のせいとは言え、『あんな行動』を取ってしまうのは危うさだと思うし… 信じるのと、放って置くのは絶対に違うと思うから ) ―――〜うん。 ……ねぇ、菫は… どうするの…? …最近、私の事ばっかりだけど…… 菫は、やっぱり侍を続けるの? ( 『雇ってもらえる』 冗談でなく言ってくれるのは… 嬉しさ半分、寂しさ半分… 『もう少し口出ししてくれたって良いのに』なんて、自分がそうだからかもしれないけれど、思ってしまう。 花火の話には『楽しみ』と微笑みながら… 並んで、星空を見上げよう… ) ―――〜静かで、のどかで… ヴェイトスの賑やかさも好きですけど… こうして戻って来ると、ここはここで良い所なんだって思い知ります。 〜なんて。 初めての土地で、おかしいですけど… ( 人の灯りに照らされて、見えなくなってしまうものもある… 瞳に星を入れて、感嘆の溜息を漏らした ) [Sun 2 Apr 2006 22:56:16]
◆南条菫@墓地 > んー? 一花なんか言ったかなー? かな? ( 後半部分が妙に引っかかった。だから2回聞いてみたんだ、にやにやしながら。 ) こっちにも神社とかあるし、巫女さんやりたいっていうなら雇ってもらえるんじゃない? もちろん素質しだいだけど。一花なら大丈夫でしょ。 ( ハラエにも師事を受けたくらいだし。一花に話しかけるその口調は、決して冗談ではなかった。 ) 今すぐには無理でも、時間をかければ無理な話じゃないと思うし。もちろん、ヴェイトスで働きたいって思うのならそれもいいしね。 ( そうして、一花のマネをするようにお墓を見渡す。ここは山の斜面に沿って段々に作られた墓地で、夏にはここから綺麗な花火が見られる。そんなことを彼女に説明しながら。 ) それにしても、ほーんと田舎って感じだよねぇ。ヴェイトスだと夜でもピカピカーってな具合だけど。ここでは月明かりと僅かなかがり火だけ。 ( 空を見上げて、綺麗な星空に思わず目を輝かせる。 ) [Sun 2 Apr 2006 22:44:08]
◆園内一花 > ―――〜私も…頑張ります…。 もう、あんな想いはさせないように… 信じて、信じられるように…。 ……ですから、どうかお二人も、菫に無茶な事をさせないように…… ( ぶつぶつぶつっ! …後半、ちょっと願掛けなど入っているのはきっと気のせい…。 〜仮にも巫女の真似事をした事のある身なら、それらしい事の一つもと思わなくはないけれど… 勝手な事は出来ないし、出来るほどの能も無い。 …立ち上がる菫に一拍遅れて… 少し、名残惜しそうに目を開け、立ち上がる ) ―――〜うん。 勿論。 …もう、本当にこっちに住んじゃおうかなぁ… ( 仕事はどうするんだって、自分で言った事なのに。 ちょっと詰めていた息を吐き出すように… 大きく息をして。 菫に微笑み返し、墓地を見回しながらそんな事を言う…。 …やっぱり、久し振りに吸う故郷と似た空気には… どこか落ち着いた ) [Sun 2 Apr 2006 22:38:14]
◆南条菫@墓地 > ( 本当に久方ぶりの墓参り。だけど、今度は今までとは違う。一人じゃない。パートナーと一緒の墓参りだ。 ) また、お盆の時期に参ります。そのときまで、お元気で。 ( 墓前ににっこり微笑むと、立ち上がって一花を振り返る。 ) さ、しんみりはこれくらいにして、家に戻ろうか。今度来るときは夏だね。そのときも――一緒に来てくれるかな? ( 大きな狐耳をぴこぴこさせて、尋ねてみる。 ) [Sun 2 Apr 2006 22:28:49]
◆園内一花 > ( …菫に連れられて、着物姿でやって来た墓地は… やはり、ヴェイトス市のそれとは異なるアマウラスタイル。 …どこか身近に感じる空気に、より深く『死』を思わされてか… あるいは…そこに眠る、まだ幼い娘を遺して逝ってしまった、恋人の両親を思ってか… 菫の後に続いてお線香をあげて… 神妙な顔で膝を折り、手を合わせた ) ―――お父様… お母様… はじめまして。 園内、一花と申します…。 …ふつつか者ですが… 菫さんの傍近くで、共にあることをお許しください…。 ( …このところ、哀しませてばかりだったけど…。 両親の代わりなんて、とても務まらないとは言え… 彼女の支えになる事が出来ますように。 …こっそりと助力をお願いしつつ… 菫に習って、小さく声を零す ) [Sun 2 Apr 2006 22:20:17]
◆南条菫@墓地 > ただいま。少し遅くなっちゃったけど、帰ってきましたよ。 ( 義父上、義母上―― しゃがみこんで、目を閉じたまま手を合わせる。墓前には、菊の花束とお線香。あと、お酒。 ) ――菫は侍として、立派に精進しております。恋人もできました。どうか、これからも私たちを見守ってください。 ( それは、仏に手向ける祈りの言葉。 ) [Sun 2 Apr 2006 22:06:52]
お知らせ > 園内一花さんが来ました。 『( …墓石の周りの掃除を終えて… )』 [Sun 2 Apr 2006 22:04:59]
お知らせ > 南条菫@墓地さんが来ました。 『(育ての親が眠る墓前で――)』 [Sun 2 Apr 2006 22:03:36]
お知らせ > 馳@実家さんが退室されました。 『―――。』 [Sat 18 Mar 2006 01:45:44]
◆馳@実家 > (ガラス玉を仕舞う。ゆっくりと石から腰をあげ、)・・・・・・・・・まあ、大丈夫ではありましょう。あれで、しっかりとした男ではございますし(馳は羽織を再び肩に掛け、身を冷やさぬようにする)―――。もし、地獄というものがあるとするならば、手前はそこへと堕ちましょう。しかし、(燃え尽きる神社と煌く刀身)(脳裏に焼きつく光景は今でも鮮やかに残っている)・・・・。私怨ゆえに悔いは残りませぬ。あの悪鬼を残すというのなら、この身が地獄の業火に焼かれようと構いませぬ(明日から旅に出る。 この島の何処かに居るだろう兄弟子を探しに。 その前に剣の腕を研かなければならないだろう。そのためには――)・・・・・・先達の教えを請うことが近道ではございましょうか・・・・・(呟き、彼は店の奥へと引っ込んだ・・・・) [Sat 18 Mar 2006 01:45:12]
◆馳@実家 > (昔の夢だ。少し前の話。殺された娘の葬儀は一月も前に終わったか)(雪村 馳は机に突っ伏している自分の姿に気づく。眠そうな欠伸を洩らし、僅かに上体を傾けると、肩に羽織が掛けられていることに気づいた)・・・・・・・、(眠気眼を擦る。そういえば、まどろみの中、母上が「明日には旅立つというのに、この子はこんなところで寝て」と小さく笑っていたような気がする)・・・・・・・。少し、眠りすぎましたかな(馳は身を起こす。 何処までも遠くへ行っても故郷を忘れぬよう。何処までも遠くへといけるように、と息子に名づけた両親は今頃寝所で眠っていることだろう)・・・・・。明日、でございますな(馳は懐から取り出したガラス玉を掲げた。そっと覗くとガラス玉は馳の顔を歪めて映した)・・・・・・・。手前の進む道は、外道でございましょう(そっと、ガラス玉をくれた幼き日の少女を想う)・・・・・両親には、見聞を広めるため、と申しましたが・・・・(「OHー、それはいいネ! どこまでも遠くへと行って来るといいネ!」「お母さんもいいことだと思います。でも、せめてギルドに所属してくれないかなー?」「父上、エセ外国人的な喋り方はやめたほうがよろしいかと。母上、手前は見聞を広めるため外に出るのです。所属していては旅は出来ますまい」)(出国する旨を伝え、それを告げたときの両親とのやり取りを思い出し、馳はくすりと笑った)―――。物凄く、心配ではありますが・・・(大丈夫だろう。 なんだかんだと仲の良い両親だ。 今まで家を空けることのほうが多かったのだから、今更数年。空けた所で問題は無いだろう。たぶん) [Sat 18 Mar 2006 01:38:10]
◆馳 > (そんな、夢を見た) [Sat 18 Mar 2006 01:25:12]
◆馳 > (そこは多くの神社。その他多数の一つ。 燃え盛る紅蓮は柱を焼き、床を舐め、全てが灰燼となる)(火の山と化した神社の中、拝殿から一人の男が飛び出した。 その身は火に犯される事も無く、剥き身の刀は月光に煌いていた) どういうつもりか! (その声は拝殿の奥からだった。 剥き身の刀を携えた男はゆっくりと振り返った。 拝殿の奥、一人の少女を抱え、青年が一人境内へと躍り出た。) 師では飽き足らず、自らの恋人までその手に掛けたのはなぜでございますかっ! (彼の叫びは果たして男に届いたのか。 それを青年は知らない。)(青年は境内の――石畳の上に少女を寝かせる。首を断たれ、絶命した少女はそのがらんどうの瞳を空へと向けていた。痛々しい。青年は丁寧に、少女の瞼を落とした) 答えてはくれぬのですかっ! (彼の叫び、訴えは男には届かない。 ただ、男は口元をにやりと歪ませ、月を囲むような鳥居を背に笑った)(「魔を断つには魔に肉を与えればよい、それだけのことよ」)(それだけのために、男は自らの恋人を殺した。 その突きつけられる事実に青年は憤りを覚える。) それが正しいと申すなら、手前に言えることが一つだけございまするっ! (ほう、と男が目を細める。 それは野犬が獲物を前にした笑み。 しかし、そんなことで怯みはしない。青年は睨みつけ、) 貴公は『鬼』に憑かれておりましょう! 己が信念に准ずると申すなら、手前もその信念に准じ、貴公を斬りましょう! (刀を抜く。抜き身の刀が月光に濡れ、青年の殺気をこの世のものとする。 男が笑う。それは哄笑だった。)(「いいだろう。己が信念に則るというのならば、掛かってくるが良い」)(青年は一息に境内を走り抜ける。眼前に迫る男を肉薄し、刀を振る。 風を切る音。 一瞬にして夜に奔る銀閃は男の手首を狙う。 人を殺さず、それが活人剣であるならば。 しかし、男は青年の剣を軽く打ち据える。 甲高い音が境内に響き、青年の剣はいとも簡単に境内に転がった)(再びの、哄笑)(男は額に手をやり、髪を掻きあげつつ笑う「忘れるな。その私怨。 貴様と再び死合う日を楽しみにしておこう」)(男の蹴りが青年の腹に突き刺さる)(苦悶の声を上げる暇も無く、青年の意識は遠のく。 ただ、神社の燃える音と男の哄笑をその耳に残して――) [Sat 18 Mar 2006 01:24:34]
お知らせ > 馳さんが来ました。 『――焼け落ちる神社』 [Sat 18 Mar 2006 01:00:33]
お知らせ > 錫音さんが退室されました。 『最後に、今度は此方が居合いか合気の使い手の所在を尋ねるか。』 [Fri 3 Mar 2006 00:20:38]
◆錫音 > そらぁー、ウチも事情っとぉモンがあっとぉしぃ… 不味ゥ酒ァ呑みとゥ無ァーけェのぉ…(怒号の後、暫しの沈黙を挟んでから…何処か不貞腐れた鬼娘が口に出すのは、そんな言葉。 其の言葉に、男はふっと怪訝そうな顔を見せれば… 呼吸一つ、二つの後…こう言うだろう 『その事情も話せ』 と) おう、ちぃーっとゥ頼みもあっとぅけぇの。 話たらぁー (そして、鬼娘は待ってましたと言わんばかりに話すだろう。 ヴェイトスの暗黒街での出来事や…自分が鍛えるべきだと思った少女の事。 そして――暗黒街に蔓延するであろう、幾つもの不確定なソレの事も) [Fri 3 Mar 2006 00:19:33]
◆錫音 > ―――ぐぎぎっ… お、おっちゃん痛ァー(嘘泣きバリバリの泣き言なんぞ口に 「珍しく真面目に勤めを行った事は褒めてやるが、お前は今が何月だか分かっとるのか!? 3月だぞ、3月! 約束の月は何月だっ!?」 遮る様に男の口から飛ぶのはツバと説教。 やがて、男は一頻り言葉を吐き出せば…ジッと鬼娘を見遣り――) ……い、一月――ゥごっ!?(――鬼娘、おずおずと回答を一つ。 回答へと与えられたのは、またもゲンコツ一発と 「分かっとるなら、何で早く来ないッ!」 と言う怒号。) [Fri 3 Mar 2006 00:14:45]
◆錫音 > (それに返される返答は…「ご苦労」のソレだけ。男は、鬼娘の言葉を書き留めた紙を懐へと収めれば… その赤ら顔を眺めて、吐息を吐き出し) おぅおぅ 気ィ乗らん返事じゃぁのぉ! 『褒めてつかわす! 褒美じゃ受け取れ!』とぉ無ァとうけぇ?( 鬼娘は鬼娘で、ゲラゲラウェヘヘと笑いながら、男へと冗談を一つ。 当然、其の直後に振ってくるのは――) ウェヘ―――――― ヘグぅッ!?( 「調子に乗るなっ!」と言う怒号と鉄拳一発。 その一撃に呻き一つ漏らせば…暫し沈黙し――…) [Fri 3 Mar 2006 00:06:25]
◆錫音 > …… まっ、そう言う事ァーのォ。(正面…上司であろう男へと、ヴェイトスで仕入れたネタを口に出せば、鬼娘はグビリと何時もの様に瓢箪から酒を煽り――…) …… ウチんネタァ如何ァー使ァかぁー、おんしぃらぁに任せとぅけぇが… まっ、割かし良ゥネタじゃろう?(… ソレから、男へと見せるのは見掛けに寄らず大振りな胸を張る姿。 余程… クリスティア貴族の奴隷売買のネタに自信があるのだろう。 其の顔は、酔いどれた時以上の笑みを浮かべながら、ウェヘヘと口の端から漏らして…) [Fri 3 Mar 2006 00:00:29]
お知らせ > 錫音さんが来ました。 『欧州隊本部… その一室にて』 [Thu 2 Mar 2006 23:54:25]
お知らせ > クロコ=ソウシ@実家さんが退室されました。 『告げた願いを叶えようと思いながら。』 [Sun 8 Jan 2006 02:52:50]
◆クロコ=ソウシ@実家 > (トキノミヤコでは「プロポーズ」のことをなんと言ったっけ?そんな言葉が頭の隅によぎったが直ぐに流されて。告げた言葉への答え、それは笑みを浮かべる表情。それを見れば自身も笑みを浮かべて見せて。再び手をつなげば馬車乗り場の方へと向かっていく。) [Sun 8 Jan 2006 02:51:57]
お知らせ > 伽香さんが帰りました。 [Sun 8 Jan 2006 02:47:50]
◆伽香 > ( 優しく。抱き留めてくれる、貴方が居る。 ) 『プロポーズ』……伽香は、よく分からないけれど。 それが、貴方の気持ち……だったら。伽香は――… ( ふぅわり。浮かべる笑みは、はにかみの 其れ。 )(――…いつかの日の為。貴方に出来ること、増やしていこう。 『 伽香は、貴方の為に。 』) [Sun 8 Jan 2006 02:47:05]
◆クロコ=ソウシ@実家 > (いつかは告げようと思っていた言葉。それを想い人に告げれば)泣かないで。(涙を流して気持ちを告げた伽香がこちらに寄って来れば、足を止めそっと抱き寄せて。自身にとって目前の者は奴隷ではなく、ただ一人の想い人。それ以外の何者でもなく)ヴェイトスだと「プロポーズ」って言葉になるなのかな?・・・・・受けてくれるのなら・・・・・笑って・・ね?(抱き寄せた伽香をほんの少しだけ離せば、子供をあやす様にその髪を撫でながら。その表情は真剣な表情から照れくさそうな物へと戻っていて。) [Sun 8 Jan 2006 02:36:28]
◆伽香 > ( ――己に向けられた、言葉。告げる、貴方に見せるは ) クロコさんだけの…… (ぽろり。一筋の涙―…頬を伝う其れは やがて、ぽろぽろと 止め処なく。) 伽香は、『クロコさんの傍に居たい。』……そう、望んでいるの。でも、本当は……もしかしたら、無理なことなのかも知れない―…そうも、思っていた。 伽香は、―…貴方とは 違うから。 (どれほど望んでも。己は『奴隷』という鎖に、絡め取られているのだから―…そう、思っていた。) だから、……貴方の言葉…気持ち。とても、 嬉しい…… ( 人通りは少ないけれど。それでも、涙を見られることは耐えられず―…叶うなら、貴方へ抱き着こうと。 ) [Sun 8 Jan 2006 02:23:38]
◆クロコ=ソウシ@実家 > (自身の途切れた言葉。それに対して出た想い人の言葉は、その先に続く言葉が予測できた事を示す物で)(繋いだ手を握る力が少しずつ強くなっていく。暫しの間、沈黙が二人の間に横たわって。それを破ったのは男の方)戻る時は、伽香さんを僕だけの伴侶として迎えた時・・・・その時にしたい。(伽香に向けた顔は、照れくさそうな表情から真剣な表情に変わっていて。一緒に居たいと言う言葉は何度も言った気がするが、ここまで直球のプロポーズの言葉は初めての様な気がする。自身だけのと言う言葉に秘められるのは、伽香を縛る奴隷と言う鎖を無くしてからという意味を込めて。その日がいつ来るかは神のみぞ知る事だろうが。)(歩む足を止める事は無く。ただ、想い人が立ち止まらない限りの事だが。) [Sun 8 Jan 2006 02:10:19]
お知らせ > 伽香さんが入室されました。 [Sun 8 Jan 2006 02:08:13]
◆伽香 > ( 「『次』に戻る時は―…」 その言葉、聞いて。伽香の思うは、唯一つ ) 伽香は、……『次』に御逢い出来るなら、その時は……クロコさんの――… ( 貴方の―…続けるべき 言葉。既に見出しているのに、声に出来ない。 )( 中途に途切れた言葉は、 静寂を生じさせ。 ) [Sun 8 Jan 2006 01:54:38]
◆クロコ=ソウシ@実家 > (差し出した手はそっと握られて。離れない程度の力でそれを握り返す。そのまま並ぶように歩き)そう言ってくれると嬉しいよ。(自身の言葉に対しての返事、それを聞けば照れくさそうな表情で笑って。自身に笑みを向けてくれている伽香に)ただ、僕としては・・・・次に戻る時は・・・・・。(照れくさそうな表情を変える事無く、視線を進む方へと向けて。人気の無い通り、馬車乗り場まではもうしばらく掛るだろうか?そんな事を頭の隅で思いながら、続く言葉をどう言おうか考える。) [Sun 8 Jan 2006 01:48:27]
◆伽香 > ( こく、 頷いて―…差し伸べられた、貴方の手。そぉっと触れれば、握り返してくれる 貴方の存在。 ) 『次』は、――…伽香には分からないけれど。 クロコさんの御家族……素敵な方ばかり。御逢い出来て嬉しかったことと、 機会あれば…また。御逢いしたいわ。 ( 穏やかな笑み。貴方へ贈ろう。 ) [Sun 8 Jan 2006 01:40:45]
◆クロコ=ソウシ@実家 > (互いに準備ができている事を確認すれば、灯りを消して玄関をくぐって。)それじゃ行こう。(風呂敷包みを持たぬ方の手を伽香の方に差し出して。その手を握り返せばそのまま、意図を読めぬか拒むのであれば何事も無かったかのように歩き始めよう。)次に戻ってくるのはいつになるかな。(馬車乗り場まで向かうその道、伽香の方を向きながら。)(二人が立ち去って暫し後に、クロコの父が戸に用心棒を噛ませたのは二人が知らぬ事。) [Sun 8 Jan 2006 01:34:59]
◆伽香 > ――… えぇ、 伽香の準備は出来てるの。 ( その手中―…貴方と同じ、或いはそれより小さな風呂敷包み。 )( 尋ねられれば、確りと 頷いた。 ) [Sun 8 Jan 2006 01:23:55]
◆クロコ=ソウシ@実家 > (玄関を照らすのは小さな灯り一つ。視界にはうっすらとではなく、しっかりと想い人の姿を捉えて)準備できた?(声を少し抑え気味に。それは眠っている家族を起こさぬ様にするための配慮で。)大丈夫だったら行こうと思うんだけど。(その手にあるのは一つの風呂敷包み。こちらは準備完了と言ったような感じで相手の返事を待つ。)(想い人の準備も終わっていれば、灯りを消して共に外へ行こうか?) [Sun 8 Jan 2006 01:18:38]
◆伽香 > ( ――… 『玄関』、にて 。 ) クロコさん、 ( 足音。聞こえたならば、其方を振り返る――貴方の姿認めるなら、 静かに微笑んで。 ) [Sun 8 Jan 2006 01:09:08]
◆クロコ=ソウシ@実家 > (他人が見れば「従えている奴隷」なのだろうが、自身にとっては想い人である者、そちらの方へとゆっくりした歩みで)(想い人が居るのはどこであろうか?男の自室ならば帰りの支度を、この家の玄関ならば家を出る前と言ったところであろうか?) [Sun 8 Jan 2006 01:05:49]
お知らせ > クロコ=ソウシ@実家さんが入室されました。 『静かな足音』 [Sun 8 Jan 2006 00:59:21]
◆伽香 > ( 『主』でもある、想い人――彼の人の実家、にて。 ) [Sun 8 Jan 2006 00:53:57]
お知らせ > 伽香さんが入室されました。 [Sun 8 Jan 2006 00:52:35]
お知らせ > クロコ=ソウシ@実家さんが退室されました。 『部屋の明かりを消して、自身もその横で眠りについた。』 [Fri 6 Jan 2006 03:01:16]
◆クロコ=ソウシ@実家 > (自分の胸の中、穏やかだが普段とはほんの少しだけ違う感じのする伽香の言葉に)そうだね・・・・。(この調子では普段から飲むのは不味いかもしれない。だが、いつか何かを祝う時がくれば、一緒に飲むのも良いかななんて考えて。)(少しの間を置いて聞こえたのは小さな寝息、想い人の髪を撫でて)おやすみなさい。(そっと抱き上げれば布団へと寝かせて) [Fri 6 Jan 2006 03:00:33]
お知らせ > 伽香さんが退室されました。 [Fri 6 Jan 2006 02:55:32]
◆伽香 > (――…抱き寄せられ、 耳元の囁き。聞いて。) ね、 クロコさん。――…お酒って、不思議ね。 でも、嫌いじゃない。うぅん、寧ろ……好き。 だって、こうして……貴方との距離、もっと近付けたように思えるから 。 ( 微笑。――…やがて。貴方に抱かれたまま、寝入ってしまい。 ) [Fri 6 Jan 2006 02:54:36]
◆クロコ=ソウシ@実家 > (猪口を取ろうとすれば、完全に酔っている風に見えるその言葉。ただ、それは普段と同じそれ、隠さない自分への気持ちで)うん・・・、大丈夫だよ。(自身と離れぬようにと願い触れる伽香の手。それをするりと抜ければ、より伽香を傍に感じる為に抱き寄せようとして。少しだけ酔いが残っているのが原因か、自身の鼓動と体温が普段よりも早く熱くなっているのを感じる。)僕も離さないから。(抱き寄せていれば耳元で、離れている状態ならば正面を向いたままその言葉を告げようか?) [Fri 6 Jan 2006 02:40:11]
◆伽香 > ( 種族の体質上、酔い易いのだろうか――そんなことを、考えられる余裕は 既になく。 猪口を取ろうとした、貴方の手に 触れる指先 ) ……とても、不思議なの。 心地良いのに、 ふわふわと…してしまって。だから――…離さないで居て欲しいの、伽香のこと 。 ( 離れてしまわぬように。貴方の手を、離さぬように。 ) [Fri 6 Jan 2006 02:29:26]
◆クロコ=ソウシ@実家 > (自身の心配の言葉を素直に受け入れれば、伽香は酒に口をつけた様で)だ・・・・大丈夫?(傍目から見ても酔っている様に見えるその表情に驚いて。伽香が口にしたのは、別に怪しい薬やら何やらが入ってるわけも無いただの酒。やはり全身が水で出来ている雪女だから酒の回り速いのだろうか?そんな事を考えながら)もう飲まない方が良いよ。(そっと伽香の手から猪口を取ろうとする。それは妙に嫌な予感がした為の行動で。) [Fri 6 Jan 2006 02:21:11]
◆伽香 > ( 猪口に注がれたお酒。無理せぬように、と聞けば素直に頷いた。――猪口を受け取り、 ゆっくりと口元に運び。 一口、含む。 )――… クロコさん、 伽香……何だか……変な感じ、みたい。( その頬は、ほんのりと紅く。目許は とろんとしていて。 ) [Fri 6 Jan 2006 02:12:49]
◆クロコ=ソウシ@実家 > (自分の勧める言葉を聞けば、伽香の視線は徳利の方に向いていて)うん、無理にとは言わないけど。(続くのは了承の言葉。それを聞けば猪口に少しばかりの酒を注いで。)今まで飲んだ事無いの?(一瞬驚いたが、それも当然と言えば当然の事かと考える。)あんまり無理したらダメだよ?(もしも下戸だった時のことを考えての心配の言葉。同時にヴェイトスで初めてお酒を飲んだと言う人間が、ものすごい暴れまわった事件があったことが脳裏によぎる。酒が入ると人は変わると言うが、想い人の場合はどうなるのだろう?) [Fri 6 Jan 2006 02:03:24]
◆伽香 > ――… お酒 。 ( 机上。置かれた徳利と、猪口。 ) えぇ、……それじゃ ( 『一杯』頂くことに。 ) 唯……伽香は、お酒を頂くことは 初めて、なの。 [Fri 6 Jan 2006 01:55:00]
◆クロコ=ソウシ@実家 > (雨戸を閉めれば置かれた徳利と猪口を手に自室へと。机の上にそれを置けば)伽香さんも一杯飲む?(首を傾げて尋ねる。その口調と表情は酔っている感じもなく、素面に近い物で。伽香が断れば自身も飲む事を控えようか?)(徳利を置いた時に襖が閉められていないのならば、伽香の背にあるであろう襖を自身の手で閉めよう。) [Fri 6 Jan 2006 01:46:47]
◆伽香 > そう、 (大丈夫、と聞けば一応は微笑んで見せたものの。「戻る。」との言葉で浮かべた笑みは、本当の『安心』。)( 雨戸が閉められ。彼が部屋へと戻るなら、その後について。 ) [Fri 6 Jan 2006 01:37:21]
◆クロコ=ソウシ@実家 > (豪雪ならば雪見酒なんて事もできないだろうが、目前を舞うのは小さくゆっくりとした雪。それは自分の記憶に残ったそれと変わりなく)変わらないねぇ・・・・。(数年離れていても変わらぬ光景に懐かしさを感じて。(数年で変わったら逆にすごい気もするが)ふと、背後の自室の方が気になり)伽香さんは・・・・・(部屋を共にする想い人のことを考えて。ふっと、聞こえた声は後ではなく自分の横から)いや、大丈夫だよ。(視線を伽香の顔に向ける。)雪・・・綺麗だよね・・・・・・。(ほんの少し微笑んで見せて。)まっ、風邪を引かないうちに戻ろうかな。(どてらを羽織ってはいるが、伽香のいう事に従った方が良いと考えて。その場で立ち上がると雨戸の方へと向かい、何事も無ければそのまま閉めよう。) [Fri 6 Jan 2006 01:28:48]
◆伽香 > ( その人影は、音もなく――…宛ら『雪』のごとくに、其処に居て )……クロコさん、 風邪を、引いてしまうといけないわ。 (彼の近く。つ、と歩み寄る。) 確かに。雪は、とても綺麗だけれど…… ( 舞い降りる雪に、瞳細めて。 ) [Fri 6 Jan 2006 01:20:04]
お知らせ > 伽香さんが入室されました。 [Fri 6 Jan 2006 01:15:07]
◆クロコ=ソウシ@実家 > (この時節のこの時間に縁側の雨戸を開けると言うのは些か酔狂な気もするが、その場所に人が居れば雪を見ていると考えれるだろう。)綺麗だねぇ・・・。(猪口を片手に雪見酒と洒落込んでいるのはちょうど背後にある部屋の主。ただ、あまり酒に強い方ではない為にペースは遅いが。)ヴェイトスにも降ってるのかな?(遠いようで近い街を思い出しながら雪の降る様を眺める。) [Fri 6 Jan 2006 01:11:34]
お知らせ > クロコ=ソウシ@実家さんが入室されました。 『雨戸が開けられた縁側』 [Fri 6 Jan 2006 01:05:09]
お知らせ > クロコ=ソウシ@実家さんが帰りました。 [Thu 29 Dec 2005 04:59:57]
◆クロコ=ソウシ@実家 > (少し触れる程度だからか、目を覚まさせるような事は無く)・・・・・・すー・・・・すー・・・・。(手を髪に触れたまま再び眠りの世界へと。) [Thu 29 Dec 2005 04:58:30]
◆クロコ=ソウシ@実家 > (ボーっとした頭で、今の時間はどれくらいだろうか?部屋の暗さからまだ夜が明ける前くらいだろうと適当に考えて。)伽香・・・・さん?(布団に横たわったままの状態。寝ぼけているのか目前の膨らみにそっと手を伸ばして)(視線の先にある黒い塊の様な物に手を触れて。感じるのは想い人である事を示す冷たい感触、そのまま髪をを撫でれば微笑んで。) [Thu 29 Dec 2005 04:56:08]
◆クロコ=ソウシ@実家 > (夜が明けていないからか、はたまた雨樋が外と家の中とを分けているためか真っ暗な部屋の中、二つ並ぶ布団の片方で眠る男の瞼が開いて。)ん・・・。(眼鏡を掛けていない事と眠りから醒めたばかりの為に視界は歪んでいた。) [Thu 29 Dec 2005 04:50:22]
お知らせ > クロコ=ソウシ@実家さんが来ました。 『ふと目が覚めて。』 [Thu 29 Dec 2005 04:45:37]
お知らせ > クロコ=ソウシ@実家さんが退室されました。 [Wed 28 Dec 2005 03:16:12]
◆クロコ=ソウシ@実家 > (自分と同じように逢えた事を、共に生きる事を望む伽香の言葉。それに小さく頷いてみせる。)(自分の身に凭れる伽香の身体、それはいつしか小さく揺れるようになって。)おやすみなさい。(その眠りを妨げぬ様に、小さく呟いて。二人が布団に入ったのはそれから暫し後の事) [Wed 28 Dec 2005 03:15:59]
お知らせ > 伽香さんが退室されました。 [Wed 28 Dec 2005 03:11:01]
◆伽香 > ( ありがとう。そう告げる、言葉には 微笑。 ) 伽香の方こそ…… 貴方に逢えて、良かった。そして、これからも―… 貴方と一緒に、生きていける。 ( それは優しく 確かな確証。 ) ――… 私も。もう少し、こうして居たい ( 支えられ、 髪を撫でて貰えば…… 静かに瞼を閉じる。心地良い想いに、包まれて――。 ) [Wed 28 Dec 2005 03:09:58]
◆クロコ=ソウシ@実家 > (自分への気持ちを伝えるその言葉は心地よく耳に響いて)(重なる唇、触れる冷たさが伽香との距離をより近くしていると感じて。口付けは抱擁ほど長くなく、そっと離れて。)ありがとう。(今まで生きてきた中で最も優しく穏やかであろう微笑の表情。今の口付けに対して、先程の気持ちに対して、そして自分と共に生きる事を望んでくれた事に対しての礼の言葉を告げると)もう少し良いかな?(再び伽香を抱きようせようとして。抱き寄せれれば、きつい抱擁ではなくそっと手をやって。伽香を支える反対の手は、その髪を撫でるだろうか?) [Wed 28 Dec 2005 02:59:49]
◆伽香 > ( 抱きしめてくれている、――彼の存在が 愛しくて。想ってくれている、――彼の気持ちが ) ――… クロコさん。大好き。 ( 囁く。 ――…触れるなら。その唇は、ひんやりとしているのだろう。 ) [Wed 28 Dec 2005 02:50:55]
◆クロコ=ソウシ@実家 > (今ならばしっかりと自分の言葉を受け取り、それで十分であったと言う言葉を静かに聞いて。続く願いと言う言葉に)伽香さんが喜んでくれるなら、僕はそれで良いんだよ。(その体をより近くに感じたいのか、無意識のうちに伽香を抱きしめる力は強くなって。暫しの沈黙と抱擁、伽香から何か行動を起こさなければそっと力を緩めて)(何を言うわけでもなく唇を合わせようとするだろう。) [Wed 28 Dec 2005 02:42:08]
◆伽香 > (――…己の言葉。優しく受け入れてくれた、その気持ち 聞けば……)( 彼に、抱き寄せられるまま。身を委ね。 ) そんな、言葉……前の伽香だったら。素直に受け取れなかった。 でも、今は違う ――…私も。貴方のこと、 愛しく想えて……だから、ずぅっと傍に居たいと。それだけで、充分だった……でも、貴方は。それ以上の――伽香の願い、知っていたの。 ( 贈るは、 一遍の偽りもない気持ち。 ) [Wed 28 Dec 2005 02:34:05]
◆クロコ=ソウシ@実家 > (伽香の言葉から出る言葉の意味、理解するには少し時間が掛って)・・・・・良いんだよ。(声震える伽香にそう言って。)あっ・・・。(頬に触れた手に伝うのは冷たい雫。それを見ればより伽香が愛おしく思え)(穏やかな表情を見せれば、そっと胸に抱き寄せようとする。拒まれる事なく体を重ねれば)愛してるよ・・・・。(伽香に対しての純粋な気持ちを囁くだろうか?) [Wed 28 Dec 2005 02:22:54]
◆伽香 > 故郷――… 私、は ( 優しく 取られた手。 ふれてくるのは、心地良いぬくもりに限らず。彼の言葉。) 私…… 慣れていた、つもりだったの。でも、 本当は慣れてなんて……なかった。だから、 ――…貴方の言ってくれたこと、 とても……嬉しい ( 頬に添えられた手。 其れは 静かに頬を濡らす涙に、濡れるだろうか。) [Wed 28 Dec 2005 02:13:20]
◆クロコ=ソウシ@実家 > (正面向かい合って座る二人。伽香の言葉を聞けば小さく頷き)そう・・・・・・。(全てを聞き終えればそう言って。暫し目を閉じて言うべき言葉を纏めて。)多分、伽香さんも僕と同じでこのアマウラが故郷だと思うよ。(そう言うとそっと手を取ろうとして。その手の如何に関わらず言葉を続ける)それに記憶が無いなら、此処を生まれた場所だと思ってもらって良いしさ。(そう言うと伽香に微笑んで見せて。家族が聞いたら止めに入りそうな一言だが、誰も聞いていないので問題ないはず。続けるように)それに・・・・君はもう独りじゃないからね。(もう片方の手でそっと伽香の頬に手をやろうとして。) [Wed 28 Dec 2005 02:05:58]
◆伽香 > ( こくりと、頷いて。) ――…えぇ、約束。 (微笑。 故郷のこと――問い掛けには、 一つ、頷いた。 机の前。促されるままに、座って。) 故郷のこと――…本当はね、 余り記憶に無いの。クロコさんの御両親、とても優しそうな 素敵な方。伽香は、……気付いた時は、独りだった気がする。 でも、 此処に来た時……懐かしい風を感じたの。ずぅっと前から、知っていたような そんな気がする。 (それは、 己の故郷が彼と同郷であることの 証。) [Wed 28 Dec 2005 01:50:24]
◆クロコ=ソウシ@実家 > (自分に心配をかけたくない故に黙る事もあるかもしれないと思ったが、その言葉で安心して。)約束だからね?(念を押す必要は無いだろうが、優しい笑みを浮かべそう言って。質問を受ける事を承諾されれば)うん、伽香さんの故郷の事なんだけど・・・・。(先程の机の前にくれば、伽香を先に座らせようとして。座らなければ先に座り同じようにする事を促そう。)最初会ったときは昔話と同じで着物を着てるから自分と同じ生まれかな?と思ったんだけど、どこに住んでるかは知らなかったから・・・・・。(奴隷ギルドからの貰った資料には出身国は書いていなかった。)言いたくないなら言わなくて良いし、気を悪くしたのなら謝るよ。(最後の言葉は立場上、故郷の話はあまり聞かれたくないだろうと考えから。) [Wed 28 Dec 2005 01:38:42]
◆伽香 > (『何かあったら…』との言葉には、) ……えぇ、 もしも。何か在ったら、きちんと伝えるから……安心して? (彼に隠し事などする筈もない。 ――…ふと。肩に触れる手。促されるまま、従って。) 伽香に聞きたいこと、――…なぁに? (小首 傾げた。) [Wed 28 Dec 2005 01:28:23]
◆クロコ=ソウシ@実家 > (仕事とは言っても、厳密に言えば自分にとっては管轄外の物である。ただ、兄に何かあって実家を継がねばならなくなった場合は、管轄外とも言ってられないのだろうが。)まぁ、親父が見とけってね。(小さく苦笑いを浮かべながらねぎらいの言葉を言ってくれる伽香を見続けて。続く言葉に)うん、だけど、何かあったらちゃんと言ってね。(やはり慣れない環境では、体調を崩したりするかもしれないと心配しつつ。礼の言葉には微笑んで頷いて。)ちょっと聞きたいんだけど・・・・・。(そう言いながら立ち上がると伽香の方へ近寄って。)いいかな?(伽香の後、開かれた戸を閉めるとそう言って。伽香の肩にそっと手をやりさっきまで自分が座っていた辺りに座るように促す。無論、伽香が別の行動を行うのなら、それに従うが。) [Wed 28 Dec 2005 01:22:34]
◆伽香 > ――…お仕事の (机隅に置かれた本。チラと一瞥し、) 御疲れさまです、クロコさん。 ……私は、 伽香は大丈夫だから……ありがとう。 (気遣いの言葉には、礼を述べて。) [Wed 28 Dec 2005 01:14:15]
◆クロコ=ソウシ@実家 > まぁ、今日はやめておくかな。(そう言うと設計図の描かれた本を閉じて。そのまま机の隅に追いやる。分からなくなった時は別の事で頭を切り替えるのが良い。そう考えて)あっ、伽香さん。(背を向けている方の戸が開いて。そこに立っているのは想い人、部屋の外の冷たい空気に紛れて愛しく思える風が頬を掠めて。)うん。ちょっと、親父の仕事の資料を見ててね。(机の隅に追いやった資料を指差してみせて。)伽香さんも大丈夫?(とは言っても、二人ともヴェイトスに居る時はこの時間起きている。それでも言ったのは、旅先での疲れを取って欲しいとのクロコの配慮。) [Wed 28 Dec 2005 01:10:09]
◆伽香 > (――… からり 。戸が開いて、) クロコさん、……起きていたの? (声を掛ける、雪女。 ひやりとした、冷気とともに。) [Wed 28 Dec 2005 01:03:47]
お知らせ > 伽香さんが来ました。 [Wed 28 Dec 2005 01:02:00]
◆クロコ=ソウシ@実家 > (起床と就寝のリズムと言うのは旅先?でも変わらないらしく)んー・・・・・。(眉を寄せて読んでいるのは件の設計図。昨日辺りに現物を見せてもらったが、仕組みをイマイチ理解できずに唸って。)(時折設計図に描かれた絵を指でなぞる様にして、頭の中でどのような仕組みになっているかをイメージする。とは言っても、この男の脳みそでは複雑な仕組み簡単に理解できるわけも無いのだが。) [Wed 28 Dec 2005 00:57:34]
お知らせ > クロコ=ソウシ@実家さんが入室されました。 『行灯に照らされる横顔』 [Wed 28 Dec 2005 00:52:55]
お知らせ > クロコ=ソウシ@実家さんが帰りました。 [Mon 26 Dec 2005 02:54:16]
◆クロコ=ソウシ@実家 > (ふと、「客人が来ているのに何故この本を遣したのか?」そんな疑問が浮かぶ。門外不出なのかは分からないが、かなり重要な物であろうからくり人形の設計図。それを今、このタイミングで渡された事を不思議に思いながら。客人がそれを盗めるような立場に無い事を考慮しても、些か無用心な気もしたが)まさかね・・・・・。(父親が暗に家業を継げと言っているような気がして。あえて客人が居るタイミングで渡したのは、客人に興味を持って欲しかったから?何て事を思って。私的には兄貴が継げば問題ないだろうと考えているが、やはり自分にも継いで欲しいと思っているのだろうか?)(思考はゆっくりと埋もれる) [Mon 26 Dec 2005 02:54:10]
◆クロコ=ソウシ@実家 > (視界に入るのは並べ敷かれている二つの布団。その片方で寝息を立てている者の顔を眺めて)それに・・・・。(何かを言おうとしたが、その言葉を飲み込んで。クロコが沈黙すれば、聞こえるのは静かな寝息だけ。今までの独り言で目前にいる想い人の眠りを妨げる事は無かった様で)僕もそろそろ寝ようかな。(本を閉じると行灯の火を消して。静かに自分の布団にもぐりこむ。) [Mon 26 Dec 2005 02:45:19]
◆クロコ=ソウシ@実家 > (ゴーレムも原動力こそ魔力ではあるが、高性能な物になれば間接などのギミック等はそれ相応の技術を必要としている。しかし、目前のからくり人形に使われている技術はゴーレムの素体に使われている技術よりも複雑かつ難解なものであり)これを上手く使えばゴーレムの能力を強化できそうなんだけどな。(ただ、それをカバラギルドが容認するかは別の問題。これはカバラギルドが求めている事とクロコが目標としている事がずれているのが原因であろう。それに結果を高いレベルまで追求するとすれば今の自分では難しいと考えて。)まぁ、もっと腕を上げてからか。(一人頷けば、ふっと後ろの方を向いて。) [Mon 26 Dec 2005 02:39:27]
◆クロコ=ソウシ@実家 > (部屋の隅に置かれた行灯、その横に置かれている机に何かの本を拡げて。本の中に描かれているのはからくり人形の設計図、それはクロコの父親が描いた物で)上手く出来てるなぁ・・・・・。(頭を掻きながらそう呟いて。祖父の代からからくり人形を扱う事を生業としているらしいが、父は創始者?の祖父を越える逸材らしく)ゴーレムの様に命を持たなくても動けるってのはすごいね。(実際の現物(お茶汲み人形の類)を見たのは数回だが、数年後の今、原理を理解できるようになれば驚きを隠せずに。) [Mon 26 Dec 2005 02:28:52]
お知らせ > クロコ=ソウシ@実家さんが入室されました。 『行灯の光に照らされて』 [Mon 26 Dec 2005 02:16:57]
お知らせ > クロコ=ソウシ@実家さんが退室されました。 『朝が来れば二人の手は布団の下で繋がれていて』 [Fri 23 Dec 2005 02:29:08]
◆クロコ=ソウシ@実家 > (自身の言葉を同意するような伽香の言葉。途切れ途切れの言葉は眠りに誘われた事を現していたのか)伽香さん?(すっとこちらに寄りかかるように倒れ掛かって。それを抱くように受け止めると)おやすみ。(左手で体を支えて、右手で髪を撫でる。その時間はしばらく続いて。)(伽香を起こさぬように布団に寝かせれば、自分ももう一つの布団に入り眠りについた。) [Fri 23 Dec 2005 02:28:18]
お知らせ > 伽香さんが退室されました。 [Fri 23 Dec 2005 02:22:52]
◆伽香 > ( 流れる黒髪 そぉっと、触れて。 ) 本当、ね ――…クロコさん。貴方に出逢って……伽香は変わったの、 それは――… ( 言葉は途切れ、 静寂が。静寂の中、彼に身を委ねるようにして――伽香は、心地良い眠りへと。 ) [Fri 23 Dec 2005 02:21:55]
◆クロコ=ソウシ@実家 > (共に願う事は同じでも、微妙に結果が違うのは思慮持つ者の性か。はたまたこの男が若すぎるだけか。)(伽香の髪を留めていた簪を外せば)最初会った時みたいだね。(出会った時の伽香が簪を付けていなかったのだから当然と言えば当然だが、普段見慣れていた髪型と違えばそういう感想が出てしまう物で。)(簪を机の上に置かれた本の横に。髪を撫でればその手には冷たさを感じたが、それが伽香と居るという事を強く実感させてくれるようで。)(一見すれば眠りに落ちる前の様な薄く開けられた目。それに従うような穏やかな表情で伽香の髪を静かに撫で続ける。) [Fri 23 Dec 2005 02:08:05]
◆伽香 > (――…それは、きっと。純粋に、 『彼と居たいから。』) (簪に触れる、彼の指先――其れが外された髪は、 はらりと 流れるように。 その髪は、 やはり冷たく感じられるのだろう。) [Fri 23 Dec 2005 01:58:57]
◆クロコ=ソウシ@実家 > (やはり伽香の方が大人だったと言うべきなのか、告げられた言葉に)そう言ってくれると・・・・うれしいよ。(自身をじっと見つめる伽香を照れくさそうな表情で見つめ返して。間を置く事無くそっと手を伸ばす。触れようとしているのは伽香の髪、簪が付けられているのならばそれを取り外そうとして。拒まれなければその髪を優しく撫でるだろう。手に触れる事ができたならば、髪の感触は体と同じで冷たいものなのだろうか?) [Fri 23 Dec 2005 01:54:16]
◆伽香 > ( 嬉々として瞳輝かせていた……刹那。続けられた言葉には、 不思議そうに ) 構わないのに、伽香は…… 伽香は、ずぅっと 貴方の傍に居たい。だから、 伽香のこと……傍に居させて欲しいの。 ( 彼の瞳、見つめたまま。告げて。 ) [Fri 23 Dec 2005 01:45:03]
◆クロコ=ソウシ@実家 > (隣に移すかどうかの確認。それに返された言葉に)伽香さんがそう言うなら・・・・・。(微笑を見せて。)ただ、僕も一応は男だし・・・ねぇ?(クロコだって腐っても(腐ってないけど)一応は男。そういう経験も無いし物理的に可能なのか怪しいけど(性別の問題から)若しかしたら事にそういう事に及ぶかも知れないと言う意味も込めて。)(まぁ、クロコの性格的に実際にそういう事になる事は無いのだが。) [Fri 23 Dec 2005 01:38:18]
◆伽香 > ( 『気にしなくて良い。』との言葉には、微笑――ふたつ並べられた布団、見て ) 如何して?――…今までは、そうだったけれど……でも。 でも、伽香は……クロコさんと一緒の部屋で眠りたい。 ( 『―…駄目?』とでも言うように、 彼を窺って。 ) [Fri 23 Dec 2005 01:28:44]
◆クロコ=ソウシ@実家 > (自分が布団を敷くといった言葉に)伽香さんは客人なんだから気にしなくて良いよ。(軽く苦笑をしながら。伽香が自身の傍に座れば)えっと・・・・この布団なんだけど・・・・・やっぱり隣の部屋に移そうか?(連ねるように並べられた布団に視線を向けながら。ヴェイトスでは自室と伽香の部屋は別だった為に共に眠る事は無かったが、こういう風に並べられていては色々と問題があってもおかしくないと言う意味も込めて。この行動が紳士的なのか純粋で初心だからなのかと聞かれれば、確実に後者であるのだろう。) [Fri 23 Dec 2005 01:21:23]
◆伽香 > ( 彼の意図、知る術もなく ) ありがとう、 …… ( チラと見遣るは、彼の背後。並べられた布団。 ) お布団まで、……言って貰えたら、伽香が敷いたのに。 ( それでも、 嬉しそうな笑みは残っていて。 促されれば、彼の傍へと座って。 ) [Fri 23 Dec 2005 01:12:11]
◆クロコ=ソウシ@実家 > うーん・・・・・(ちらりと後を見れば一人唸って。果たして誰の差し金か。内心では客人なのだから、ちゃんとした布団を隣の部屋に置いて貰いたかったのだが、誤解が解けていないのか狙ってるのかは分からないが部屋に置かれていた二つの布団。動かそうか動かすまいか考えたが、やはり伽香自身に聞くのが良いかと思って。)直球すぎるよね・・・・・。(夫婦と思われてるのだからある意味当然の応対なのかもしれないが、そういう事には奥手なこの男には刺激?が強すぎたのかもしれない。)(ため息を吐くと再び本に視線を落として。それとほぼ同じタイミングで部屋の仕切りをしていたとも言うふすまが開き)いや、大丈夫だよ。(開いていた本を閉じると伽香の方へ向き直り、傍に座るように手で促して。) [Fri 23 Dec 2005 01:05:53]
◆伽香 > (――…からり。 部屋の戸が、開いて。) クロコさん、――…お邪魔、してしまったかしら。 (ページを捲る、その姿に――部屋に踏み入れることはせず。そう、尋ねて。) [Fri 23 Dec 2005 01:02:38]
お知らせ > 伽香さんが入室されました。 [Fri 23 Dec 2005 00:58:23]
◆クロコ=ソウシ@実家 > (訂正:「布団が並べてある→布団が二つ並べてある」 に訂正をお願いします) [Fri 23 Dec 2005 00:54:11]
◆クロコ=ソウシ@実家 > (PL:初っ端から失礼しました(汗)) (部屋の隅に置かれた行灯、その横に並ぶようにある机の前の人影。それはトキノミヤコの文字で書かれた古い本を読んでいて)・・・・・。(懐かしむような表情をしながらページをめくる。)(彼が今居る場所は数年前まで彼が寝起きしていた自室。自室も含めて実家の様子はヴェイトスに発った時と殆ど変わっていなかった。ただ、違いがあるとすれば、横の部屋が連れて来た伽香の部屋になっている事と、当然の様に自分の背後に布団が並べてある事くらいであろうか?) [Fri 23 Dec 2005 00:52:52]
◆クロコ=ソウシ@実家 > () [Fri 23 Dec 2005 00:45:56]
お知らせ > クロコ=ソウシ@実家さんが来ました。 『畳敷きの部屋』 [Fri 23 Dec 2005 00:45:41]
お知らせ > 桜さんが帰りました。 『冬だな (呟く声すら、その場へ静かに響いた)』 [Thu 15 Dec 2005 13:53:43]
◆桜 > (見上げれば、雪が降りそうなそんな季節雲の流れる空) ――あぁ もう (吐く息も白く、空へ視線を上げたのは友も同じだった) ――もう―― [Thu 15 Dec 2005 13:53:19]
◆桜 > ・・・・・・・・そんなお前は、どうする? (座ったまま、見上げた。そのミミは既に布の下へと覆われて。 鬼の男は何と言うか) (『俺は、行く』) ――そうか (この半端者同士の会話は此処までのようだ。自分も何をためらっているのか分からない。 行けばいいものを) [Thu 15 Dec 2005 13:51:57]
◆桜 > ギルドに、仲間がいようと (客人途切れたその時間。頭へ巻いた布、取り払えば其方を向こう。普段は忍者の隠れ布などをあてがったその下、二つのマックロなミミが見えるか) 半端者と半端ものの間。その俺が受け入れられるとでもいう保障はあるのか? (笑う口には牙。相手の男もうっすらと笑みを浮かべた。 『俺と同じだな』 と。その仲間の覆面。とった下には小さな小さな角) ――・・・・・なんだ。闇に生きるものとは。狼やら、鬼やら、か? (あざ笑って。その角を見た瞬間酷く安心した) (それを感じて、少々の情けなさを覚えた) [Thu 15 Dec 2005 13:48:06]
◆桜 > ぁあ? (『お前は行かないのか』) ・・・・・・・・・・・・・いかん。 (会話を止めて、客人へと野菜を一本売り払う。 毎度有り 何て軽く言葉つけたして) [Thu 15 Dec 2005 13:43:12]
◆桜 > (酷く不思議な顔) ・・・・・・・・・・・・・ほお?ヴェイトスに、そんな隠れギルドが? (隣に居るのは同じ野菜売りの友人。相変わらず尋ねてしまうのは忍者について、その忍者を討伐する為に来たマシンマル。そして、ソレを買い取った女。そればかり)(情報が無いのが一番きつくも思える) [Thu 15 Dec 2005 13:41:04]
お知らせ > 桜さんが入室されました。 『大根とか売る手とめて』 [Thu 15 Dec 2005 13:34:55]
お知らせ > 大きめの犬さんが退室されました。 『夢だけで終われ』 [Sun 27 Nov 2005 01:10:39]
◆大きめの犬 > (倒れた男の横。犬のときでも落とさぬように、と持っていた袋より服を取り出し、身に着ける) ――・・・・・・クソ (ギリリ) (下唇をかみ締めた。血が滲むほどに) [Sun 27 Nov 2005 01:10:26]
◆大きめの犬 > (行動はあるのみ。一度酔っ払いへ向きなおし、そして) ――っるなぁ・・・・・・・・!!。 (腕を横へ薙ぎ払うと同時に、姿を人間のものへ戻す) (相手は目を丸めて自分を凝視し、 悲鳴をあげた。 実際これを聞きたくないから こんな惨めな思いをしたくないから 逃げ隠れをする仕事についたのだ。生き方をしているのだ) ――ザッ! (飛び上がり、後ろへと回り込んだ) 悪いな―― (振り向く前に、首下へと一撃)(男は真っ直ぐに倒れた) [Sun 27 Nov 2005 01:09:06]
◆大きめの犬 > (酔っ払いが尻尾を掴んだ。それによって前足が カクン と折れて、前のめりで倒れこむ。これには流石に驚いた) 『そんな急ぐなよ。おじさんと何か食べよう』 (食べ物の話は嬉しいが、自分は狼で過ごしているほど悠長ではない) (思いついたのは) (相手が酔っ払っていること。今ならば忘れるだろう、と) [Sun 27 Nov 2005 01:04:21]
◆大きめの犬 > ――キャイン! (激痛。何事かと後ろを振り向く) [Sun 27 Nov 2005 01:02:53]
◆大きめの犬 > ( が ) [Sun 27 Nov 2005 01:02:21]
◆大きめの犬 > (フンッ と鼻を鳴らして) ――バウッ! (とても愛想のいいとは言えない泣き声をあげれば、後ろを向いて走り出した) (別に空腹ではない。戻るために場所を選んでいただけ。走った後ろを酔っ払いが追いかけてくるのを感じる) ――グルル! (歯を向き出して、方向変換。酔っ払いの足元を走り抜けて逆方向へと全力で走った) [Sun 27 Nov 2005 01:01:57]
◆大きめの犬 > (そんな事を、道を歩く酔っ払いに言われたものだから)(プライドそっちのけで座り込んでしまった) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 (息がくさい)(目つきが悪いのが解っているであろうか、向かい合わせで立つその男) ――ゥゥ (喉下で唸るが 効果は無いようだ。頭を汚い手で撫でられる。あまりいい気持ちではないが、つい尻尾も振ってしまうわけで) [Sun 27 Nov 2005 00:56:12]
お知らせ > 大きめの犬さんが入室されました。 『お座り』 [Sun 27 Nov 2005 00:54:39]
お知らせ > 跡野末理さんが退室されました。 『( 行って来ます )』 [Sat 26 Nov 2005 03:43:28]
◆跡野末理 > ―――うん。 ( 分かっていると、首を振った。 些細な異常も見逃してはならない… 見極める事も大切だけれど、見極められるその時までは、そんな素振りも見せずに喰らい付いているものだ…。 〜今、取るに足らない出来事であったとしても… 十年、二十年、百年後に起こる事の端は、そこにあるかもしれないのだから…。 〜束にした薬包をぽんぽんと叩いて、『さてと』と伸びをする ) 〜ありがとうございます、ヒサさん。 朝には発つから… 暫く、お手伝いはしなくて済むけど、身体には気をつけて。 ( 冗談めかして言ってから、居住まいを正して、正座して、少しだけ改まって、ちょこりと頭を下げた。 『マツリも。如月の技をもって、必ず帰れ…』 ) ―――はい。 〜あぁ、そうだ。 一之丈さんによろしく。 きっと羨ましがると思うわ、彼、見聞を広めたいって言っていたし。 ( 一緒に行かれれば良かったのに、と思うけど… 目の見えぬ身に、言わば『敵地』は辛いだろうか ) [Sat 26 Nov 2005 03:42:45]
◆跡野末理 > あーあ。 せっかく堅気に戻ったのにな。 今年は本当にダメかもしれないわね… 下忍試験。 ( 今まで放棄してきた身だから、やはり仕方無さそうに、苦笑交じりに言うのだけれど… 少し、表情は硬くなってしまう。 …努めて何かしらの表情を浮かべていないと、冷たいと見られる顔がそこにあって… 〜今度は、老婆が溜息を零した。 『マツリや、忍の務めは…』 ) [Sat 26 Nov 2005 03:29:09]
◆跡野末理 > ―――だいたい、どうしてわたしなのかしら? ………〜うん。 まあ。 確かに『アレ』を拾って来たのはわたしだけど、行かせてあげれば喜ぶ人、他にいくらでも居そうじゃない。 ( 『喜ばぬからじゃろう』 ほっほ、と楽しげに笑いながら言う老婆を、複雑そうな表情で見つめて… 苦笑交じりに、肩を竦めた ) 〜意地が悪いわ。 [Sat 26 Nov 2005 03:21:39]
◆跡野末理 > 〜それにクリスティアが『ホワイティアのアマウラ』なら… 少しは西洋かぶれっぽくして行きたいし。 出島まで行っても良いけど、かえって時間かかりそうだもの…。 ( 出島までは行った事があるけれど、それも大分前の話で… 外国へ行った経験は、まだ無い。 …それを単独でクリスティアなど、いきなりハードルが高い。 …それだけ『どうでも良い仕事』で、『成果を期待されてはいない』、ある意味、訓練の一環だとも思えるのだけど…。 気は重く、溜息を零した ) [Sat 26 Nov 2005 03:16:05]
◆跡野末理 > …ええ、無理。 姉さん達…と言うか、せめて中忍ならそんな無茶も出来るんでしょうけど。 死にに行くようなものだわ、北上なんて。 ( 如月の里。 薬師の一人の家で… 旅支度に訪れた娘が、薬を薬包紙に包みながら、ヒラヒラ手を振った。 …クリスティア行きの任を与えられた娘が話しているのは、旅路の事だ…。 街道を行くのであれば、ヴェイトス市とアングリマーラを経由して常世の森を迂回し、進む事になるけれど。 …砂漠地帯を縦断してヴィジャランジャ河を越えて入る…という手もあるのだ。 もっとも後者を単独で行うには、相当な体力と腕っ節、運が必要になる。 だから、無理と ) [Sat 26 Nov 2005 03:06:15]
お知らせ > 跡野末理さんが入室されました。 『―――無理ね。』 [Sat 26 Nov 2005 02:55:59]
お知らせ > 跡野末理さんが退室されました。 『( それでいて、楽しそうに )』 [Thu 24 Nov 2005 05:21:57]
◆跡野末理 > クリスティアは…ホワイティアのアマウラだと聞いています…。 わたしには…正直、荷がおm――― ですが、手形が要らなくても関所が無くても、お国柄はどうしようも… ( ダメだ、決定なのかと。 愉快そうに申し出を却下し続ける老人を恨めしそうに見つめて。 溜息と共に、こつんと額に手を当てて ) 〜承りました。 …本当に必要無い仕事なんて滅多に無いって思って、行って来ます。 …でも… どうしようかな。 薬の行商で行くような場所じゃないし… ( 拒否は出来ないのだけれど。 一度承諾すれば、あとは仏頂面を苦笑に変えて… いかにも仕方なさそうに――― ) [Thu 24 Nov 2005 05:21:41]
◆跡野末理 > ―――目的って…だから、忍と手合わせさせる為でしょう? 真面目に送り込まれたのなら、こう、もうちょっと…。 大方、どこぞのお大臣の道楽ですよ。 ( マズイ流れだと、宙に視線を泳がせた…。 …実際、大した問題では無いのだろう。 でなければ、己などには任せない…。 多少情けなくはあるものの、自然な評価だ ) ―――何より。 あの…わたし、もう、怠けていませんよ? 務めを与えられなくても、里でちゃんと――― ( 手空きの者が居ない、と言われれば… 黙る他に無い。 俸禄だって貰っているし。 登用試験に合格していなくても、補欠の下忍である事は変わらないんだ。 …姿勢を改めた今になっての、大きな務め… 内容は大した事無くても、移動距離は半端じゃない。 嫌がらせかと思えば、少し鼻の奥がつんとした ) [Thu 24 Nov 2005 05:10:28]
◆跡野末理 > ―――いえ、そりゃ… コレが本当にくりすてぃあで造られた物なら、アマウラのそれとは違うでしょうし。 〜あぁ、それより、それならやっぱり出来ません。 だってわたし、からくりの事なんて何も――― あ、原理を調べるのではないのですか? ( 何かしら理由を見つけて、与えられそうな仕事から逃れようとする部下と、上司の図。 随分アットホームな雰囲気かもしれないけれど、この際部下にとって、そんな事は何の救いにもならなかった ) [Thu 24 Nov 2005 04:42:54]
◆跡野末理 > ( 板張りのだだっ広い部屋に、老人と、娘の域を出ない女が向かい合って座り。 傍らに敷かれた戸板の上には、例の『まっしぃーんまる』が寝かされている。 『忍者を探してやって来た』と言い、【草】と勘違いした農民に襲い掛かり、あえなく返り討ちにあったという… からくりの、彼だ。 …彼女かもしれない? どうでもいい ) …〜ようするに、『コレ』は特に問題になるような物では無いのですよね? いくら野良仕事で鍛えているって言ったって、農民に倒されたんだし…。 うん。 …それでどうして、そんな物の為にくりてぃあまで行く事になるのでしょう? それも私が。 ( 正座こそしているけれど、台があったなら頬杖でも付きそうな雰囲気の仏頂面で。 お下げ髪がからくりから老人へ、視線を移す ) [Thu 24 Nov 2005 04:34:01]
◆跡野末理 > ( ヴェイトスバクフの国境。 一見農村の忍びの隠れ里、如月の里。 そこを統べる長老衆の一人の屋敷に、素っ頓狂な声が響いた ) えぇ…っと――― あー… どこから突っ込めば良いのかしら…? [Thu 24 Nov 2005 04:20:43]
お知らせ > 跡野末理さんが入室されました。 『( くりすてぃあぁ? )』 [Thu 24 Nov 2005 04:17:25]
お知らせ > 大きめの犬さんが帰りました。 『逃走』 [Tue 22 Nov 2005 23:31:18]
◆大きめの犬 > ・・・・・・・・・。 (前足を舐めて。 やはり捨てきれないその肉を眺めた) ・・・・・・・・・・・・。 (立ち上がって、体を震わす) ( そして ) ダッ!!! (駆け出した。屋台の男が目を開く横で) ガタンガタン! ガッシャーン!! (手前で蹴った後ろ足。宙を飛んだ体は、屋台へ前足。口へは鳥の足丸ごと。後ろ足でもう一度倒れる屋台を蹴れば 屋根の上へ) ――グルルルル・・・。 (酷くいやな顔で、その屋台の有様と、主の顔を見つめて。 鼻で笑った) 『泥棒!!』 (いつか恩は返そう。そう思って) [Tue 22 Nov 2005 23:31:01]
◆大きめの犬 > (畜生) (一言でも吐いてしまいたい。それでも狼へと戻った今、そんな叫びさえも出ないほど体は衰弱してきていた) ・・・・・・・・・・・・。 (さて、どうしようか。戻るならば体力を回復しなくてはなるまい。 今の原因は? 空腹・寒さ) ――フッ。 (寒さは何とかなりそうだが) (足がふら付いた。そこらへんの家の下。倒れるかのように横になる) [Tue 22 Nov 2005 23:26:29]
◆大きめの犬 > (が) ・・・・・・・・・・・・・・・ふ。 (肉は降りてくる様子も無い。逆に店主に嫌がられた。) ( 「目つきの悪い犬だ」 ) (言われて、水をかけられる) ――・・・・・・・・・!! (叫びはしなかったが) (逆切れに近い怒りがこみ上げた。喉の奥で噛み付いてしまえと野生の本能が疼く。 唸り声を上げたくなる) ・・・・・・・・・・・ルル (辛うじて飲み込んだ状態。座り込んだ腰をあげれば、 そんな肉など要らない そんな表情で屋台より離れる) [Tue 22 Nov 2005 23:21:57]
◆大きめの犬 > ・・・・・・・・・・・・・。 (お座り。見上げた。その肉と、店主。 ほしい) ・・・・・・・・・・・・・・。 (諦めれない) [Tue 22 Nov 2005 23:18:37]
◆大きめの犬 > ・・・・・・・・ワンッ!!! (吼えた。吼えた先は) (いかにも上手そうな肉。つるしてあるだけ、金が無い。腹が減った ソレを下さい。面倒だが尻尾も振ってみる。視線を真っ直ぐ屋台の親父へ) ・・・・ウー・・・。ワンッ! (狼もこうなれば形無しである。もはやプライドも何もあったものじゃない) [Tue 22 Nov 2005 23:15:45]
お知らせ > 大きめの犬さんが入室されました。 『ある店の前』 [Tue 22 Nov 2005 23:13:04]
お知らせ > 跡野末理さんが退室されました。 『 はい ( ―――本当に。 まずは下忍になれなければ、始まらない )』 [Tue 15 Nov 2005 05:13:17]
◆跡野末理 > 〜それなら、忍者にならないと。 それで…下忍になれたら… 里を出させて貰えればって、思ってるの。 …出来れば、人の集まる所に。 …兄さんを、探してみるわ…。 ( 独り言のように言った後…『勿論、任務優先で』と付け加えて。 立って。 指南役に向き直り、深く頭を垂れた ) ―――ご迷惑、おかけしました。 ( 話す機会のあった上役には、そうしている。 …断ち切れてはいない事に、いぶかしむように顔が顰められるけれど… それは直ぐに、仕方の無さそうな苦笑に変わって。 『励めよ』とだけ返された ) [Tue 15 Nov 2005 05:12:16]
◆跡野末理 > ( 『迷いは断ち切れたのか』と、手短に問う懐かしい指南役に… ふるり 首を振る ) ……自業自得で招いた結果が気に入らないからって、意地張って、周りに当たってるのが… 嫌になっただけ。 …わたしは如月の忍びで、他の生き方なんて知らないし… したくも、ないし。 ( …兄を追い詰め、里を追い出す事になったのを、許せはしない… その原因となった忍びの技を鍛える事に、抵抗を感じなくなったかと言えば… それは無いのだけれど ) [Tue 15 Nov 2005 05:01:05]
◆跡野末理 > ( バツが悪そうに戻って来た者へ、始めは奇異の視線も向けられたけれど… 戻ってしまえば、何の事も無い。 ここに居る者の事を己が知らないように、ここに居る者の殆どは、かつての跡野末理を知らないし… それが起こした問題も、自分とは関係の無い所で起きた事として聞き、今では忘れ去っているのだろう…。 …やっかみも、煙たがられる事も無く… 一人で早々とへばっていると… どこまでも自意識過剰だったと、恥ずかしげな苦笑が漏れた ) [Tue 15 Nov 2005 04:48:21]
◆跡野末理 > ( 如月の里の、修練場。 久し振りに…本当に久し振りに訪れたそこは、以前自分の通っていた頃とはすっかり顔ぶれが入れ替わっていた。 指南役も代わり映えしないとは言え、新顔がチラホラ見えて… そこで修行に励む者の殆どが、自分より一回り年若い。 下忍登用試験に合格する以前の、忍者の卵達だ ) ……鈍ってるわ。 思っていたよりも、ずっと。 ( …でも、まぁ、当たり前ね。 って肩を竦めて。 後ろに立った指南役へ、顔を向けずに声をかける… ) [Tue 15 Nov 2005 04:31:56]
◆跡野末理 > ( =まったく。 ) ……よくやるわ…… ( 周囲を切り立った崖に覆われた、運動場のようなだだっ広い空間の端っこで。 やけにしっかりと足ごしらえをした作務衣のお下げ髪が、へばってクッタリとしゃがみ込み… 元気良く動き回る、いくつもの小柄な影を見つめている ) [Tue 15 Nov 2005 04:22:34]
お知らせ > 跡野末理さんが来ました。 『( ッたく… )』 [Tue 15 Nov 2005 04:17:46]
お知らせ > 跡野末理さんが帰りました。 『( 凪いでいた心が、動かされて… 望む事が少しだけ、見えた )』 [Fri 11 Nov 2005 06:59:32]
◆跡野末理 > それとも――― ただのマツリになる…? ( いつか辿り着いた村外れで、また呟いた。 …抜け忍として追われて、殺される事になるかも知れないが… 兄はどうやったのか、終に捕まる事は無かった。 …もしかしたら、逃げ切れるかもしれない… どこへとなり、好きに行かれるかもしれない ) ……まさかね……。 ( …でも、特にそれを望むわけではないと…首を振る ) [Fri 11 Nov 2005 06:54:48]
◆跡野末理 > ( 身寄りの無いらしい余所者を里に置いて… 彼女がどうせ居続ける事が叶わないのなら、と出て行くのを見送って… 何となく… 分かっていた事だけれど、再確認させられて… ) ……私は… 如月 跡野流の マツリでしょ…… ( 明るさを増して行く空に、呟いた。 …仕方無さそうに、肩を竦めて…。 …里に産まれた者は、里の忍びとして生きる他に道は無い… 勿論中には、どうしようも無い理由から忍びとしての任を受けない者も居るけれど… 『里に居るのであれば』、それは『例外』だ ) [Fri 11 Nov 2005 06:45:16]
◆跡野末理 > ( 今日も昨日と同じ… 明日も去年と同じ… 里にも自身にも、すっかり変わらない日常が戻りつつあった ) ( それを退屈だとは思わないし、むしろ良い事であるようにも思うけど… ただ、自分がこのままでは居られない事は…いい加減、感じている ) ……三年、か…… ( 兄が里を出て、戻らなくなってから、凡そ三年。 己が忍びの技を鍛えなくなってから、三年。 …文字にすればたった二文字で、無為に過ごした時はあっという間に思えたけれど… 短い時間では、ない ) [Fri 11 Nov 2005 06:34:10]
◆跡野末理 > ( 戦の絶えなかった時分であればいざ知らず…己が物心付いてからは、殆ど何も変わっていない家々を瞳に映し… あっちへフラフラ こっちへフラフラ …無為に、ただただ歩き回って…。 ほぅ と、まだ白くはならない息を吐き… 苦笑を零す ) [Fri 11 Nov 2005 06:24:54]
◆跡野末理 > ( 畑に出るにはまだ間のある、静まり返った村の中を… 冬物の着物に寒そうに包まったお下げ髪が、何をするでも無くのんびりと歩く ) [Fri 11 Nov 2005 06:18:53]
お知らせ > 跡野末理さんが来ました。 『( まだ暗い、けれど仄かに白んだ空の下 )』 [Fri 11 Nov 2005 06:14:13]
お知らせ > 跡野末理さんが帰りました。 『( 罪悪感を封じ込めて… 己に言い聞かせるしか、無い )』 [Sun 6 Nov 2005 06:24:43]
◆跡野末理 > ( それで、仕舞いだ。 …幸多からん事を、と祈るのみ… 〜本心からそう思えるのは、きっと、もっとずっと先の事だろうけれど… ) [Sun 6 Nov 2005 06:23:45]
◆跡野末理 > ( ただ、それでも… ある意味『へまをした』己の事を、特に責める者は居なかった。 …皆、里に置いたままには出来ないという事も、分かっているから… ) ………。 ( 〜もっとも、跡野の長女…姉には、やんわりと怒られたけれど。 『まだ出て行かせたくないのに、出て行かせてしまった』事は…相手の気持ちを操れていないという事で、それは忍としての未熟さだと… そういう次元で、たしなめられた ) [Sun 6 Nov 2005 06:15:32]
◆跡野末理 > ( …里で暮らす多くの者は、部外者が去った事にホッと胸を撫で下ろしたと思う…。 …けれど… 別れ際にあの子が名前を挙げた者の多くは…寂しそうで、心配そうな、辛気臭い顔をしていた… ) ………。 ( …自分は、どんな顔をしているのだろうと…今更、冷えた手を頬に当ててみる…。 …それで分かるわけでもないけれど… 多分、苛立たしそうな、不機嫌な顔だろう…。 …そういう顔の造りだというのもあるけれど…どこまでも、身勝手だ…。 それを自覚して、より、険悪になってしまう ) [Sun 6 Nov 2005 06:09:22]
◆跡野末理 > ( …『人里の暮らしを知る事が出来れば良い。慣れたら出て行ってもらう、後は他所の街でそれなりにするだろう…』なんて… 相手の事を考えているようで… 何にも、思い遣ろうとしていない。 …お互いに満足して別れられる形で成し遂げられればまだ良いが… 人里の事を大して知る事も無く…あの子は出て行ってしまった… 出て行かせてしまった… ) [Sun 6 Nov 2005 06:01:01]
◆跡野末理 > ( 昨夜遅くに出て行った、野良娘…。 一時的に里に置いていた野生児の少女は… 結局それっきり、戻って来なかった…。 …どうせ、出て行かされる場所だ…長く居れば居るほど辛くなる……当たり前と言えば、当たり前だろう……。 けれど、なんとなく。 初めて出会ったその場所で、森を見つめ続けた ) [Sun 6 Nov 2005 05:53:54]
◆跡野末理 > ( ヴェイトス幕府領の国境に位置する、忍びの里の一…如月の里。 …その村外れにあるお社の屋根の上で… 大きな羽織にすっぽりと包まったお下げ髪が、ぼんやりと里の外側…生い茂る木々がこんもりと影を作る森の方へ、目を向けている… ) [Sun 6 Nov 2005 05:48:04]
お知らせ > 跡野末理さんが来ました。 『( まだ暗い、夜闇の中… )』 [Sun 6 Nov 2005 05:44:34]
お知らせ > 跡野末理さんが退室されました。 『( 私に… 何を言う資格も無い… )』 [Sat 5 Nov 2005 03:02:17]
◆跡野末理 > ―――この国でダメだったらっ…上手くいかなかったら、ヴェイトス市へ行きなさい! ………あそこ、なら… ( 行った事は無いけれど。 人種と宗教の坩堝という、あの国なら… あるいは、あの子くらいの『変人』でも、やっていかれるのではないかと… ) ………役に立たなきゃ… 自分の特にならないと好いてもらえないような相手に… 好かれる必要、無いんだからね… ( …ぽつ、ぽつと… もう見えない、金色の眼をしたあの子を見送って…。 …不安で、一杯になる。 …知った事ではない… いずれこうなった… 肩の荷が下りたろう… 色々な意識が、浮かんでは消えるけど… ) [Sat 5 Nov 2005 03:01:23]
お知らせ > アカオニさんが退室されました。 『( ありがとうと最後に一言だけ残して。 )』 [Sat 5 Nov 2005 02:55:01]
◆アカオニ > ………おらぁ、もともと、なんにもね。 だがら、気持ちだけで、一杯ださ。 ( 鬼は、懸命に、涙腺を押さえつけた。 それから、皆にありがとうと伝えてください、といった。 その皆の名を挙げた。 それは鬼の知る限りの全ての名前。 それから、そう。 鬼は駆け出した。 逃げ去るように茂みの奥へと消えていった。 そうでもしなければ、心臓が破裂しそうで。 ) [Sat 5 Nov 2005 02:54:31]
◆跡野末理 > ………そう。 ( まるで、こう言い出すことを期待していたみたいだ。 そんな風に思ってしまって、目を伏せる。 …けれど…里の忍を何処ぞの土地に根付かせるのとは、訳が違う。 …彼女を、どこかで落ち着かせる段取りを…誰にも気付かれる事無く行うというのは…どこまでも、困難な事だった… ) …そうね。 それが賢明だと思う。 ( …何を築いても、ここでの事は無かった事になるんだし… 人里の事を知る事が出来れば、それだけで良いなんて… 残酷な話だ。 …誰より己が傷付かぬように、彼女を里に置いたのだと自覚して… 言い聞かせるように、頷いて ) …ごめんなさい。 …軽率だったわ。 …でも、その前に、家に寄って行ってくれる? そのまんまじゃ、ナンだしね… ( 元々、毛皮だけでやって来た娘だ… それで大丈夫だとは思うのだけど… 一応、お餞別くらいはと。 …とても、そのままでは居られそうにない…今にも泣きそうな相手から、手は離して… 言葉だけで、言う。 …行くのなら、それ以上は止めないだろう… ) [Sat 5 Nov 2005 02:49:49]
◆アカオニ > ( 鬼は、繰り返されるダメに、泣きそうになりながらも、泣かなかった。 置いて、もらえていることだけで、凄い贅沢なのだ。 泣けないし、泣いちゃいけない。 泣いちゃいけない。 ) ………ッおら、もう、行ぐださ………駄目だぁ……いづが出てくって考えでも、明日、また明日あるさ、って、思っぢまう……いまんウチに、おら、他のとごささがすだよ。 ( くしゃくしゃにした顔で、薬草を包んだ毛皮を置いて、鬼は立ち上がった。 それ以上そこにいたら、泣き喚きそうだった。 ) [Sat 5 Nov 2005 02:38:22]
◆跡野末理 > …ええ。 ダメ。 ( ネガティブに考えられてしまうのも、仕方ない。 …もっと良い方に考えて欲しい… 酷な現実を前に、夢を見させる事は罪になるまいと思うけど… ただ、頷いた ) …それも、あるわ。 いつか、あなたは出ないといけない。 出ないなら、追い出す事になる。 …ここは、そういう里だから…。 ( 他の街や村を見れば、後になって気付く事もあるだろう。 …たかが薬草の産地にしては、いささか豊かな暮らしをしていたと。 …それだって、禁止薬物の栽培や、製法の所持などで説明はつくし… お上に訴えた所で、地元では揉み消される事になるのだが ) …里に産まれた人間だけが、死ぬまで暮らす場所なのよ。 …あなたは、この里の人間じゃないから、ダメ…。 ( 泣きそうな顔に、ちょっと済まなそうに…でも、微笑んで… 頭に手を伸ばして、髪を手ぐしで梳く様に… ) 〜ただね。 あなたがここを出た後で、人里でうまくやっていかれると良いって…そう思わなければ、一時だってここに置くことは無かったんだから。 …誰もあなたに意地悪をしたいわけじゃない… あなたにはあなたで、幸せになって欲しいのよ。 ( …やはり、失敗だったか…。 今直ぐにでも、他所の村へ移せればとも思うけど… もう遅いし、何よりあてが無い…。 …許されるなら、時間をかけて、本当に『自分で学ぶ』のを待つしかないのかと思えば… 気も、遠くなった ) [Sat 5 Nov 2005 02:30:05]
◆アカオニ > ( 鬼は、じっくり、じっくり、最後までじっくりと聞いて、うぐうぐ考えた。 薬草ちまちま戻して、終わればきゅ、と丁寧に包んで。 考えた。 考えて、考えて、ちょっと、泣きそうな顔でいった。 ) …………いづが、いづが出ながったら、あかん? いづが出っがら、後腐れさねぇように優しぐしてくれるだか? ( 鬼は頭が悪かった。 底抜けに頭が悪かった。 だからいい加減、物分りが、悪かった。 もっと、いいほうに考えればいいものを。 ) [Sat 5 Nov 2005 02:14:48]
◆跡野末理 > ………んー。 ごめんね。 〜易しく言えないっていうのも… 分かっていない証拠かしら… ( 頭を抱えてしまいそうな様子に、溜息混じりに肩を竦めた。 『怪我しないようにする』には、その通りだと頷いて ) ―――あ。 あー、なるほど。 そっか… お金の話とか、しちゃったものね…。 ( 『返すもの無い』には、さてどう教えたものか…散らばっていた薬草を纏めつつ、試案顔 ) ん〜… ほら… 私も、多分皆も… 何かの代わりに何かを返せって、言っていないでしょう? 〜まあ、場合によるんだけどー… それって、『あげる』って事なのよ。 …着物だとかご飯だとか、ばかにならないって言えばそうだけど…うちは、お金あるから…大した物じゃ、ないんだし。 あなたは私達に返さなくても… いつか、あなたに余裕が出来た時に、他の困っている人を助けてあげれば、それでいいの。 …返せるようになったからって、ここを出たら、戻って来ちゃダメだからね…? ( 頑なに釘を刺すのも、妙な話だとは思うけど。 …言っておかないと、不安になってしまう… ―――いや、それより… やはり、『普通』の…正常な人里で学ばせなければならないだろうと… どうしたものか、首を捻った ) [Sat 5 Nov 2005 02:07:38]
◆アカオニ > ………………うぐぅ。 ( とかく人の世は、鬼の頭に重過ぎるらしい。 というよりは、鬼の頭が些か弱いだけのようだが。 うぐうぐと悩む悩む。 そして結果が、次のようなことだった。 ) ………ん………んだば、怪我させんようにするださ。 ( むぎゅむぎゅ。 一生分の脳みそを使ったような顔だった。 そして半眼にひゃっ。 ) えうえう…………だ、だども、おら、返すもんねぇだよ……。 ( 基本等価交換の脳みそらしい。 突き出された草履に、困ったように。 楽をする工夫というものも、いまいち理解しきれていないようで。 ) [Sat 5 Nov 2005 01:54:39]
◆跡野末理 > …だども…何? ( 嫌だと思うのなら、しなければいい。 内心と言うか…実は鬼です、なんて都合を知らなければ… どうして?と首を傾げる ) 協力し合う事は大切よ。 相手が何をして欲しいと思って、何をされたら嫌だと思うか、とか…思いやるのも大事。 〜人によって、感じ方って違うから…難しいんだけど…。 …少なくとも自分がされて嫌だと思うなら、わざわざしてあげなくて良いんじゃない? ( 何やら難しく考えているのではないかと… 微笑みながら、気楽に言って。 …相手のぎこちない笑みには、ころっと半眼になって釘を刺す… ) 〜履き物、貰ってなかったのね…。 いい? 裸足で歩いて足を痛めてしまうなら、何か履きなさい。 摘んだ薬草を毛皮に包んで運ぶのがやり難ければ、籠を借りなさい。 …人は、より楽をする為に工夫するものなのよ。 ( はい、と… 持って来た草履をグイと突き出して ) 〜怪我をしたら、悪くならないように薬を塗るとかね? 暑いなら恥ずかしくない程度に薄着になるし、寒いなら厚着するの。 [Sat 5 Nov 2005 01:47:51]
◆アカオニ > ( なんとも、訳のわからない反応であった。 鬼にとっては未知の領域。 ) ………あ………………嫌、ださ……だども、だども……っ ( ふるふる。 撫でられる頭が揺れる。 鬼は、愛される方法を知らないから、だからそれぐらいしかできないから、と。 そう考えて行動していた。 なんとも、愚かしいことに。 ) ……あ、わわわっ。 ( 言われて気付けば、もそもそ帯なおして、それから足は、えへへ、とぎこちなく笑って、誤魔化そうとしやがった。 少しばかり、血が滲んでいる。 ) [Sat 5 Nov 2005 01:34:57]
◆跡野末理 > ………。 ( 何も言うなとしたり顔で首をふりふり ) 〜うん… 嬉しいよ。 そういう風に思って貰えて、嬉しい。 ―――でもね、それで無理をされるのは、嬉しくないわ。 考えてって言っても…分からないかもしれないけど… あなただったら、どう? 自分の為に誰かが無理をしてまで何かをしてくれて…それで怪我しちゃったりするの… 嬉しいかもしれないけど、何だか困らない? ( ちまちま、屈み込んで薬草を集めながら… ぽん、ぽん…としょげる頭を、あやすように撫でる ) 〜とりあえず、帯直したら? ―――それから、足、痛くない? [Sat 5 Nov 2005 01:29:53]
◆アカオニ > ……………………………ふぇ? ( なにやら全く勘違いしたご様子の台詞に、かくんと小首を傾げる。 そも、何を指した台詞であったのか、この鬼にはまるでわからなかったのである。 なにせ未経験者。 ) む、無理……しでっけど…………だ、だども、おら、おらさ、マツリさに喜んで貰いでぇ、って……。 ( もごもご。 それはもう、今日のわんこの怒られた柴犬みたいな、そんな感じの反応だった。 帯のことなどすっかり忘れて、薬草をちまちまと戻していく。 うぐぅ。 ) [Sat 5 Nov 2005 01:21:19]
◆跡野末理 > 〜ん。 ただいま。 ( 慌てふためく様子を、微笑ましそうに、やや困った風に見つめて… すぐ傍に。 相手の爪先から足元まで、ざっと観察するように目を走らせて――― とりあえず ) 〜大丈夫。 誰にも言やしないわ。 思い当たる節はあるもの… 誰だって、そんなものじゃない? ( 頬を染める相手には、こちらも仄かに赤くなって… 全国の聖女様に謝らないといけなそうな事を、しれっと。 …勘違いも甚だしい。 着物に虫が入ったとか、そんな理由だったら逆に恥ずかしいなーなんて思いながら ) …いいのよ?無理しなくって…。 〜里の事は、基本的に里の皆で出来るんだから。 …そりゃね、手伝ってくれるのは嬉しいし、手伝って貰うけど… 役に立ってもらうために置いてるわけじゃ、ないんだから。 …農具が持てなくたって、他にする事はあるんだし… 言われてない事まで、しなくていいの。 ( 『夜はしっかり休む!』とか、自分の事は棚に上げつつ言って――― とりあえず、薬草を毛皮に戻すのを手伝おうか ) [Sat 5 Nov 2005 01:15:04]
◆アカオニ > うえ、あ、え、あ、お、おがえんなさいっ! ( 混乱した挙句の台詞がそれ。 それから何度か深呼吸。 そして半分ほど落ち着いた頭で、ようやく自分が奇天烈な状況に陥っていることに気付く。 あわわわ、と慌てて前をあわせるも、慌てすぎて帯が上手くつかめない。 それからまた、舌がもつれて困ったものだ。 邪魔だというわけではない。 わけではないが、ええと、何を言えばいいのだらうか、とか。 結局オーバーヒート気味で、頬は朱色。 ) [Sat 5 Nov 2005 01:04:30]
◆跡野末理 > ―――? ( 遠くに物音。 そして悲鳴。 獣でも驚かせただろうかとも思うけど… 他にあてがあるわけでなし、驚かせた張本人は容赦無くそちらへ歩みを進めよう。 ―――まだ遠い木々の間…そこに探している人物は居たけれど… 何だかなと眉根を寄せつつ、苦笑を零す。 あられもない格好で倒れているようだし… あの毛皮で薬草を集めていたのだろうか? 籠を借りれば良いのに… そもそも、声に驚いたのならいささかオーバーアクションだ… 突っ込みどころ満載の彼女の元へ、ずかずか近付いて―――普通に話す声が届きそうな距離になったなら ) 〜こんばんは。 って言うより、ただいまかしら? ―――邪魔しちゃった? ( もよおしたという訳でも無さそうなら、前を開けて何をしているのかと… 肩を竦めつつ ) [Sat 5 Nov 2005 01:00:20]
◆アカオニ > ( 前を開いたあたりで、呼吸や鼓動が落ち着いた。 そして一瞬後にそれは、再び激しくなった。 ) ―――ッ!? ま、まつりさッ!? ( ぎょ、としたのである。 実のところしっかり抜かりなく付いていたお目つきに気付くことはなかったが、さすがに探すことを目的として目立つ行為をしているのだから、気付かないはずがない。 そして提灯の明かりもちらちら見えてくる。 慌てて立ち上がろうとして、ほどいた帯だとか着物の裾だとかにつまずいて、倒れる。 その拍子にどこかぶつけなかったというのは奇跡的な話だが、代わりに薬草だとかきのこだとかを包んだ毛皮が解けて、中身がばらけてしまった。 ついでにひんっ、と悲鳴。 ) [Sat 5 Nov 2005 00:49:29]
◆跡野末理 > …とりあえず名前ね。 不便でしょうがないわ… ( 家の人間だけじゃない、周りの人も、よく平気だったなと口をへの字に曲げながら… いや、それだけ放って置かれているという事かと、申し訳なくも思う。 …深く関わらないように『暮らし』を教えるなんて、どだい無理な話なんだ… ) ちょっとーっ! 聞こえないー!? 野良娘ー! わたしよ、マツリー!! ( 提灯を高めに掲げて。 流石に転びはしないけれど、慣れない悪路に速度は遅く… 勘を頼りに、里から離れるように進み続けた。 …お目付け、付いているのなら『あの子』の居場所を教えてくれるくらい、しても良いと思うのだけど… 向こうからコンタクトはないし、仕方ない。 大人しく帰りを待つかと思いながら… 偶然か、立ち止まる相手との距離は確実に縮めている ) [Sat 5 Nov 2005 00:44:34]
◆アカオニ > ( もとより耳が良い方ではなかったが、いまはそれだけでなく、鼓動と呼吸で周りの音がよく聞こえない。 だから呼び声にも、気付かなかった。 ただ、道なき道の中、ちょこんと腰掛けて足を休ませ、それから、きょろりと周囲を見回した。 まだ明かりは届かない。 ) ………ん。 だいじょぶがなぁ、だいじょぶだなぁ、きっどなぁ。 ( 誰がいるというわけでもない。 違和感もない。 少女に化けた鬼は、一人そんな風に納得し、その場で、しゅるりと帯を解いた。 ) [Sat 5 Nov 2005 00:37:31]
◆跡野末理 > ( まあ、【以下省略】な感じで一仕事終えて、クリスティアから忍者を探しにやって来て農民に打ち倒されたというからくり=『ましんまる』を担いで帰って来た夜…。 長老衆への報告を終えて家に帰ってみれば、例によって『あの子』は居ないと言う。 …何故止めさせないのだと、草履と提灯を持って、悪路を進む… ) ……ねー! どこー!? ……いないー!? ( 他に探す人間なんていないし、第一、呼びかける相手の名前が、まだ特定されていない。 …適当に声を上げなら… 入れ違いになってやしないか、面倒くさそうに振り返ったり… 周囲へ視線を走らせた ) [Sat 5 Nov 2005 00:33:36]
◆アカオニ > ( 獣の匂いを嗅ぎ取ることは難しくなったが、それでも彼らの通る道とパターンは憶えている。 それらを避けて、鬼は進む。 足を痛めながら鬼は進んで、そして幾許かの薬草を手に入れていく。 そしてそれを毛皮に包んで、運ぶのだ。 ぎゅう、と唇を真一文字に結んで、時折、足を休めて。 ) [Sat 5 Nov 2005 00:29:07]
お知らせ > 跡野末理さんが来ました。 『( 速いったら…っ )』 [Sat 5 Nov 2005 00:27:29]
◆アカオニ > ( キノコなどの場所も、この辺りは覚えている。 それがまた、宝のように舌を喜ばせるのだ。 だからもって帰れば、みんな喜ぶだろう。 鬼はだから、必死で森を通る。 ) [Sat 5 Nov 2005 00:25:24]
◆アカオニ > ( 森の中、歌う深遠、静かな暗闇。 少女の姿を模した鬼が一匹、歩いていく。 足が痛むけれど、最近では少し慣れてきた。 時折、樹液など吸いに来る虫を捕まえては、鬼は口に放り込んだ。 堅く、やや口の中が痛くなるのを感じるが、でも味は変わらない。 タンパク源だ。 獣を取るのは、とても疲れるし、それに怪しまれることが、なんとなく察せられた。 だから今日は、薬草摘み。 ) [Sat 5 Nov 2005 00:15:06]
お知らせ > アカオニさんが入室されました。 [Sat 5 Nov 2005 00:11:23]
お知らせ > 桜さんが退室されました。 『喉へこびり付く咆哮の焦げ』 [Thu 3 Nov 2005 01:30:08]
◆桜 > ( 欲しい ) ( 欲しい ) ( 欲しい ) ――欲しい (言葉のない言葉。何を欲するのか、誰へ欲するのか。投げかける相手など居ない。屋根より家々の道を眺めた。) [Thu 3 Nov 2005 01:29:26]
◆桜 > (只でさえ細めの獣目は ただただ細くなるばかり) ―――・・・・・・・・・・。 (考えれば落ちてゆく。深い闇へと。獣目さえ視界を見れず、鼻など効かぬ無臭の中。音だけすれば過敏なる心) ・・・・・・・・・ルルル・・・・・・・・ (唸らずには居られなかった。どう聞こえるか等知らなかった。欲するのは 黒いモノ) [Thu 3 Nov 2005 01:27:04]
◆桜 > (此処で金を稼ぎ、遠く。中心である場へ赴くか。それともこの小さくとも誇りで溢れ返る町で、誇り高き主を探すか) ――否 金など要らぬ (欲するものは忠誠心。腕のやり場。晴らすべき相手は、銀色の光を放たずただ静かに雲の上) [Thu 3 Nov 2005 01:23:33]
◆桜 > ( 自が護るべき主は何処か それを探すのが先だ ) [Thu 3 Nov 2005 01:21:33]
◆桜 > ・・・・・・・・・・。 (一度大きく口を開けて、そのまま最初のあけた動作に似せてゆっくりと閉じる) ――主よ。月さえも消えるか (語りかけたのは昔の話。遠い遠い昔の記憶) (イラツク イラツク) (それでも貌は殺気だった目元が嘘のように無へ落ちる。一枚下には人間が居る) ・・・・・・・・・・・・。 (問題は起こすべきではない) [Thu 3 Nov 2005 01:19:53]
◆桜 > (口元が ギシギシ と音が聞こえそうなほど、ゆっくりと開けた。人間の姿。立ち尽くして月のあるべき場所を見上げる) ――・・・・・・・・グルルッ (喉元で唸った) (それは咆哮を浴びせかける、そんな相手を失ったかのような鈍い声。牙が表へ出る) [Thu 3 Nov 2005 01:15:18]
◆桜 > ( 目を細めた ) [Thu 3 Nov 2005 01:11:41]
お知らせ > 桜さんが入室されました。 『屋根の上』 [Thu 3 Nov 2005 01:11:27]
お知らせ > アカオニさんが帰りました。 [Thu 3 Nov 2005 00:25:48]
◆アカオニ > ( 明日ももっと頑張らなければならない。 そうして早く、皆と仲良くしたい。 皆に愛されたい。 皆を、愛したい。 一匹の鬼はそう暗中微笑を浮かべ、そして結局、布団に入ることなくその場でぐっすりと寝入ってしまうのであった。 ) [Thu 3 Nov 2005 00:25:47]
◆アカオニ > ( 無意識に頭をかいて、手の痛みにばっとはなした。 指先が、傷んでしまっている。 足の方が酷いが、それでも日頃よく使う手に怪我というのは、少しだけ、問題だった。 けれどその位で恩返しができるのだから、安いものだった。 鬼は一匹、闇の中でぐっと拳を握る。 そして、傷みに手をふるふると振った。 ) [Thu 3 Nov 2005 00:15:51]
◆アカオニ > ( 珍しくその眉が寄せられていた。 その悩み事は、いままでの悩み事とは、違う類のものであったから。 )( ――違和感が、ある。 )( 特にそれを意識したのは、森で鹿を獲ってきたときのこと。 あの行動は、軽率すぎたかもしれない。 異形の姿をとるのは危険だ。 ………それ以前に、こんな鈍そうなひ弱な少女が鹿など撲殺できるのが可笑しい、というのに気がついていない阿呆。 ) [Thu 3 Nov 2005 00:05:08]
◆アカオニ > ( あてがわれた、部屋。 少女の姿を模した鬼は、ぼう、と闇の中で一匹座っていた。 布団は敷かれている。 けれどそれには手がつけられていない。 ただ闇の中で、鬼は肩を抱いて座り込んでいた。 ) [Wed 2 Nov 2005 23:55:59]
お知らせ > アカオニさんが来ました。 [Wed 2 Nov 2005 23:52:09]
お知らせ > 桜さんが帰りました。 『野菜売る声。それは暗く、人の居る場所へ静かに響いた』 [Fri 28 Oct 2005 18:54:54]
◆桜 > さて・・・・・・・・・・。 (もう日が暮れた。白い息は吐いた跡を残す。闇が覆うその道、人の行き来をただ眺めて) ――野菜 (いらんかね) [Fri 28 Oct 2005 18:54:03]
◆桜 > ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 (が、今は田畑にて案山子の役目と聞く) クク・・・・・。逃げずに、話は終わりか (そのようだ) (相槌うたれ、仲間の話も終のようだ。笠を被りなおして、再び荷車を押し始める。まるでただの休憩だったかのように) (そんな、情報交換は一旦打ち切りとなる) [Fri 28 Oct 2005 18:52:58]
◆桜 > ・・・・・・・・・・ほう (やっとこれで謎は解けたわけだ。先日より、南蛮向こうよりやってきた大柄な男。忍者を探している男) ――機械とは、カラクリか? (噂は水のように染み、波紋を呼ぶ。自分も危険ならば逃げようと考えた話。それは今此処で紐を解くように、中身の見えない箱の蓋を開けた感触) [Fri 28 Oct 2005 18:49:51]
◆桜 > ましん・・・・・・まる? (売り場、基隠れ忍者仲間に言われた。機械の忍者、だと) [Fri 28 Oct 2005 18:46:12]
◆桜 > (何とも 間の抜けた声だろうかと) [Fri 28 Oct 2005 18:44:46]
お知らせ > 桜さんが来ました。 『――ぁん?』 [Fri 28 Oct 2005 18:44:34]
お知らせ > 跡野末理さんが退室されました。 『( …そういえば、『もう動かない』のだろうか…? )』 [Thu 27 Oct 2005 05:43:00]
◆跡野末理 > ―――では、そのように。 所用を済ませて、帰りに必ず立ち寄らせて頂きますので… よろしくお願いいたします。 ( 暫くして、話は纏まった ) [Thu 27 Oct 2005 05:42:07]
◆跡野末理 > ( 提示された額に眼を丸くして… けれどもお百姓、自慢話の物証を手放してしまうのは、何とも惜しい様子。 腕組みをして、悩み初めてしまい… 〜それを見て娘は、静かに、畳み掛けに入る ) ―――経緯はどうあれ、これは舶来の品。 万一お上に見咎められでもしたら、事でしょう? …ここだけの話、うちの御得意先に、舶来品に眼の無いさる御仁がおりまして… ( それなりの額を出せる理由を…いかにもナイショの儲け話ですよ〜って感じでヒソヒソと… ) [Thu 27 Oct 2005 05:35:22]
◆跡野末理 > 〜何とも、面妖な… ( ちょこちょこと、触れて捲って検めてみるけれど… ダメだ、何が何だかさっぱり分からない。 …珍しそうにカカシに触る娘を、楽しげに自慢げに見つめる赤ら顔を、チラリと盗み見て… まさか、本当に忍者なのでは… なんて思いつつ ) ―――あの。 宜しければ、このカカシ…譲って頂くわけには、まいりませんか? ( 話の全てを信じる訳ではないけれど、ついて利のある嘘とも思えなくて。 ちょいちょい指差してから、お百姓には十分な額を提示してみた…。 必要経費で落ちるといいな、落ちると思う、落とさせる ) [Thu 27 Oct 2005 05:28:08]
◆跡野末理 > ―――まぁ、カカシに? それは是非見てみたいものです。 ( …死体をカカシにって、腐ってやしないだろうか…などと考えつつ。 〜お願いするまでもなく見るまで行かせないつもりだったような相手に先導されて… 履物を脱いで、着物の裾をたくし上げ、田んぼに入る。 …『そこまでしなくても』という顔になる赤ら顔には、ただ微笑みを返して… 件のカカシの間近に寄って… ) ―――。 ( なるほど。と… にわかには信じられなかったお百姓の話に頷きつつ。 …逆に信じられない全自動のからくりの存在に… 傘を被された頭部を、ぽんぽんと叩いた。 …話が一から全部出鱈目だとは思わないけれど、担がれているのではないかとさえ思ってしまう… ) [Thu 27 Oct 2005 05:10:41]
◆跡野末理 > ( 対して赤ら顔のお百姓、ちちちっ…なんて得意げに人差し指を振り…『ちげェ、ちげェ。 まっしぃーんまる!ダよ。 まっしぃーんまる!』…オリジナルとは既に違ってしまっていたけれど、胸を張って言った。 何せおらがやっつけたダよ! ) ―――で、忍者を探してクリステアから遠路はるばるやって来て、あなたに敗れてしまったのですか…? …それでは何をしに来たのだか… ( 口元に手を当てて、ころころ笑ったら。 『百姓なめっでねぇだぞ!おら達毎日汗水垂らして米育てテンだ!お侍ェにだって負けやしねぇ!』 鼻息も荒く踏ん反り返る。 …どうも、有頂天になっているみたいだなんて思いつつ…軽く謝って、適当に誉めそやし――― ) [Thu 27 Oct 2005 05:03:12]
◆跡野末理 > ( 空の白み始めた田んぼのあぜ道で。 起き出して仕事を始めたお百姓さんと、そのお百姓さんに声をかけて回っていた薬売りの娘が、世間話をする中で… 娘のそんな一言が、一際大きく、呆気に取られたようなトーンで響いた ) [Thu 27 Oct 2005 04:51:07]
お知らせ > 跡野末理さんが来ました。 『 何…? ましんまる…?』 [Thu 27 Oct 2005 04:45:45]
お知らせ > 跡野末理さんが退室されました。 『( ………いつ寝るのかって? …そんな暇、無い… )』 [Wed 26 Oct 2005 04:37:11]
◆跡野末理 > ( …正式に伝授された訳ではない、我流の技は…当主の父親と比べれば未熟なものであり、普段なら『修得している』と見なされるものではないけれど… 〜上忍の父親は、忙殺されて家にもあまり帰って来ない。 …認められていなくとも、使えるのなら、使ってしまおうと言う事か… 父親がこの事を耳にしたのなら、良い顔はしないと思うけど…。 …どうせなら、いっそ里の誰にでも教えてしまえ…とも思う。 …向き不向き、才能や素質と言ったものを要すれば、教えられてすぐに出来るものでも無いだろうし… 〜何より、そんな事をしては『跡野』の力が落ちてしまう事になるけれど… …忍とは、そのようなものに囚われる存在なのだろうか… ) [Wed 26 Oct 2005 04:35:28]
◆跡野末理 > ( 明るいうちは薬を売り売りのんびりと進み。 日が落ちて人目が無くなったら、ペースを上げる。 …特殊な走法など身に付けれいなければ、それで精一杯だ…。 …真面目に修練を続けていたなら、今頃どうなっていただろうと… 僅かに惜しむような心持ちに、首を振る ) [Wed 26 Oct 2005 04:27:06]
◆跡野末理 > ( 『急ぎアマウラへ行け』 …言い方によっては、ここもアマウラになるのだろうか? …けれどこの場合は、ヴェイトスバクフ領の首都の事だ。 〜急ぐのであれば、己など不適格もいいところ… 他に適任が居るだろうと思ったけれど 『お前の眼が要る』 と言われれば…言われなくてもだけれど、頷く他に無い… ) [Wed 26 Oct 2005 04:18:12]
◆跡野末理 > ( 昨夜遅くに自分の元を訪れた鳥は、長老衆の一人からの急な呼び出しで… たまたま、ごちゃごちゃと考えていたのもあって、家に置いている娘の事かと飛んで行ったら… 何の事は無い。 ただ、任を下されただけだった ) ………。 ( 『帰って来たばかりなのに』という不満を、今も尚表情に湛えつつ… 〜けれど修練は怠けても、務めをないがしろにはしない…。 …できないし、したくない… ) [Wed 26 Oct 2005 04:09:29]
◆跡野末理 > ( 深夜…星空の下…人通りなど皆無な野道を、薬箱を担いだ旅装束のお下げ髪が、競歩のような勢いでスタスタ歩く… ) [Wed 26 Oct 2005 04:03:18]
お知らせ > 跡野末理さんが来ました。 『( 旅の空、再び )』 [Wed 26 Oct 2005 04:00:26]
お知らせ > 跡野末理さんが帰りました。 『( …薄く開けてあった窓の枠に、如月の紋が入った足輪をしている鳥が、止まっている… )』 [Tue 25 Oct 2005 04:05:14]
◆跡野末理 > ………。 ( ふすまを開いて、部屋に踏み入って――― ) ―――ッ!? ( 突然響いた鳥の羽音に、肝を潰して肩を跳ねさせた ) [Tue 25 Oct 2005 04:03:48]
◆跡野末理 > ………〜。 ( やめやめ、と首を振った。 …なる様になる、己の勘を信じて、後はなった時に考える… 迷うくらいなら、事を起こしてはならないと… 真っ暗な廊下で、肩を竦めて… ) ………。 ( 自分の部屋に戻ろう、もう眠ろうと踵を返し… 明かりの無い廊下をすたすた引き返して行く。 …時々爪先をぶつけたりしてしまうのだけど…慣れ親しんだ場所では、灯りもさほど必要にはならない ) [Tue 25 Oct 2005 04:02:04]
◆跡野末理 > ( …何であれ、彼女から害意や悪意は感じない。 …己の感覚はたかが知れているが… 密かに付けられているであろうお目付け役も、家に居る家族…今は、母と長女と弟だろうか…も、それは同じなのだと思う。 ……そうでなければ、とっくに消されてしまっているだろうから…… 泳がせている、という可能性も無くは無いのだけれど ) [Tue 25 Oct 2005 03:57:02]
◆跡野末理 > ( …問うことは、決まっていた。 …本当はもう、纏めるまでもなく…。 …それでも聞けないのは… 怖いのだろう。 …何かしら誤魔化している、隠している事があるのだと思えば… 突っ込んで、破れかぶれになられたりしたら、どうする… ) ………。 ( 気弱な事だと、苦笑を零した…。 …自分が気になるのに聞かないなんて、滅多にない事だ… その辺り、少しくらい自粛した方が良いような気もするけれど… ) [Tue 25 Oct 2005 03:53:35]
◆跡野末理 > ( 時折薄く唇を開いては、声をかけようと息を吸って… そのまま溜息に変えてしまう。 …そんな感じで、大分長いことそうしていた… ) ………。 ( …寝ると言って部屋に入ってから、大分経つ。 …もう眠ってしまっただろうかとも、思うのだけど… 〜このままでは次の機会があったって、簡単には言い出せないだろうと… 頭の中を整理するように、彼女の行動に対する不審点を、繰り返し纏めていく… ) [Tue 25 Oct 2005 03:45:12]
◆跡野末理 > ( 例によって例の如く、如月の里で。 家に置いている少女に宛がわれた部屋の前で… 茜色の着物のお下げ髪が、腕組みしてしきりに首を捻っている ) [Tue 25 Oct 2005 03:41:27]
お知らせ > 跡野末理さんが入室されました。 『( 楽しそうな事を(?)逃したとは露知らず――― )』 [Tue 25 Oct 2005 03:38:40]
お知らせ > 大柄な男さんが帰りました。 『――翌日、田んぼの案山子が一体増えたとさ。どっとはらい。』 [Mon 24 Oct 2005 22:13:58]
◆大柄な男 > ……………。 アー… (きまずい、沈黙。) ……イヤ、実ハ今ノハ、威嚇射撃ダッタノダ! 今ノウチニ敗北ヲ認メテ、我ガ手首ヲ拾ッテクレバ、許シテヤラナイコトモナイ。 (ドウヨ?とかふれんどりぃに両腕広げてにこやかに微笑んだ胸ぐらに、百姓の全力を込めたドロップキックが大炸裂。百姓なめっでねえだぁー!) ムオ、貴様何ヲス……ギャーーーー。(がらんごろんごんがーーん。あぜ道からすっ転がって、田んぼの中まで落ちていった。) [Mon 24 Oct 2005 22:12:56]
◆大柄な男 > フム?フムフムフム、判ッタゾ、判リマシタヨ?アナタ忍者デスネ?私ノ目ハ節穴デハアリマセーン!(ただ溝掘られただけの目で、くわッ。) ソウイウ事ナラ、遠慮ナク我ガ科学忍法ノ餌食ニシテヤルカラソウ思エ!(ばっと間合いを離すと両手の拳を打ち合わせ、百姓めがけて突き出した。忍者というよりボクサーだ。百姓も突然の展開に目玉ひっくり返しておらそっただもんでねぇだぁおたすけぇー叫びながらずりずり這いずっているが大柄な男――もといハイテク忍者マッスィーン丸は止まらない。) マッスィーン丸、オマエニハ、敵ハナイー! 食ラエ、科学忍法ロケットパンチ!(どばん! 手首から先がすっとんだ。 ――あさっての方向に。) [Mon 24 Oct 2005 22:08:31]
◆大柄な男 > (ましんまるぅ?) No!マシンマル、No!! マッスィーン! マッスィーン!! (発音にはこだわりあるタチらしい。指をちちち振りながら舌を噛むジェスチュア、しかし大男の顔はのっぺりとした木製で、目のあたりに溝が入っているだけの単純構造だったため上手くはいかなかった。) サテ、ソンナ理由デ忍者ヲ探シテイル。大人シク出スガ良イ、隠ストタメニナランゾ。(ずいと身を乗り出すと、腰を抜かしたままの百姓の上に覆いかぶさるがごとく両腕を構え、間接のぎちぎちと鳴る指をわきわきと動かして見せた。気色悪い男の様子に酔っ払いの百姓ものけぞりつつ、しかしそう言われたところで百姓ごときが忍者なんぞ知るものか。) ナニ、知ランダト?ソンナ筈ハナイ、あまうらデハ、サムライ・ニンジャ・ハラキーリガ全テダトいんぷっとサレテイル。コノヨウナ田舎村ニコソ、草トイウ忍者ガ大量ニ隠レ棲ンデイルハズダ。(説明しながら興奮してるらしく、間接のあちこちから蒸気が吹き上がる。ぷしゅーん。それ興奮してるのか。) [Mon 24 Oct 2005 22:00:52]
◆大柄な男 > (百姓、取り敢えず腰は抜かしてみたものの、相手に害が無いと見るや気を取り直し、男に問うた。忍者なんかこんな田舎に居るわけねえ、そんなもん探してどうする気だべぇ。) ウム、良イ質問ダ。我ガ名は魔神丸。ハルバルくりすてぃあヨリヤッテキタ、最新式ハイテク忍者ダ。本場アマウラノ忍者ヨリモ強イ事ヲ証明スルタメニ、戦イヲ挑ミニ来タノダ。(自慢げに誇らしげにそう語ると、大男は腰に手をあて高らかな笑いを見せながら、頭部がぐるんぐるん大回転した。真横に。) [Mon 24 Oct 2005 21:54:20]
◆大柄な男 > (ここはアマウラ、中心街からは離れた、いわば田舎村の類である。とっぷりと日も暮れ、ほろ酔い加減で歩く野良百姓の肩を叩く者が居る。野良百姓、赤ら顔で振り返っては腰を抜かした。何故なら目の前には全身黒づくめの怪しい風体の男がふんぞりかえっていたからである。) キコエルカ、キコエテイルナ。チト物ヲ尋ネルガ、コノアタリニ忍者ハイナイカ。(ざりざりと管を通して聞こえるような不自然な声をする男は、妙にささくれだったごつい指で野良百姓を指差した。) [Mon 24 Oct 2005 21:49:08]
お知らせ > 大柄な男さんが来ました。 『―――モシモシ、ソコノヒト。』 [Mon 24 Oct 2005 21:45:22]
お知らせ > 跡野末理さんが退室されました。 『―――。 ( のんびりした気分はどこへやら。 顔を顰めて、前髪をくしゃりと握る )』 [Mon 24 Oct 2005 05:31:22]
◆跡野末理 > ( あの子の様子を見ていれば… あの子によって里が被害を被る事は、まず無いように思えるけれど… ) ………。 ( では、あの子はどうなる。 ……どこでどんな話になっているか…何も知らなければ…… どちらにしても、心配で ) [Mon 24 Oct 2005 05:30:37]
◆跡野末理 > ( …気にすれば、どこまでも気になってしまって… 引っ掛かりを覚え… 不信感が首をもたげる… ) ………。 ( でも… 誰からも、何も聞かされていないし。 …こんな事、気に留めている者は一人や二人ではないだろうし。 …誰も何も考えずに、放置されている訳はないと思う… ) ………。 ( けれど、それでも安堵は出来なかった ) [Mon 24 Oct 2005 05:27:56]
◆跡野末理 > ( 履物を履く習慣が無かったなのなら… 森で生きて来た筈の彼女の足は、それに耐え得るものになっていただろう。 …何故、今更痛めてしまう…? ) ………。 ( 栽培していない、原生の薬草を採る為に…必死で頑張ってくれた? 少しでも恩返しになればと? ……単純そうな彼女の思考を思えば、頷けなくは無いような気もするけれど…… どうも、引っ掛かる。 狩って来た、打ち倒されたような鹿もそうだ。 …初めて彼女に会った時、『彼女』を確認する以前に闇の中で蠢いていたのは、人より一回りも二回りも大きな影ではなかったか…。 …纏っていた毛皮は、彼女が日常的に着るには大き過ぎた気もする… ) [Mon 24 Oct 2005 05:25:17]
◆跡野末理 > ( 今までは、どうしていたんだろう ) [Mon 24 Oct 2005 05:18:20]
◆跡野末理 > ……ちゃんと、見てるんでしょうね……? ( 『あの子』の事を…。 と、誰にと無く呟く…。 あまり親身には関われない… 必ず、別れなければならず… そして、それっきり二度と会わない方が良いのだから…。 〜けれど…皆してそう思っていて、必要な事も教えられていないのではと…首を傾げる ) ………。 ( とりあえず、森に入るのなら履物を履くことを…足ごしらえをする事を教えないといけない。 …野草を採りに出て足を破いてしまうなら、破かないようにするにはどうすれば良いかを、知らなくても考えるようにするクセを付けされば… 人里での、人としての暮らしに馴染むのも、もっと早くなるだろう ) ―――って…あれ…? [Mon 24 Oct 2005 05:17:48]
◆跡野末理 > …そういえば…名前… ( もの凄く今更なのだけど… ふと、呟く。 暫く家に置くことになった野生児の少女は、名前は無いと言っていた… 家族からは『おまえ』と呼ばれていたと…。 …今は、何と呼ばれているのだろう… ) ………。 ( 少しばかりグレている身は、あまり家に寄り付かず… もっとも、食事も寝床も他でどうこう出来る訳もなければ、毎日しっかり帰っているけれど… あまり、一緒に食事を取る事は無い…。 …延々と引き摺り続ける兄の事があっての行動だけれど… 一つ屋根の下で暮らしていて、そんな事も知らないのは… 少し恥ずかしかった ) [Mon 24 Oct 2005 05:09:17]
◆跡野末理 > ( 一之丈さんと話して… 野生児の女の子を家に置いて… ちょっと務めに出て… なんとなく、久方振りに『日常』に戻ったようで、弛緩し切った顔で ) ………。 ( 時折寒そうにしながらも、未だまどろみの中にある意識に心地良さそうに眼を細めた。 …眠ったりしたら風邪引きそうだし、それは我慢するけれど ) [Mon 24 Oct 2005 04:59:27]
◆跡野末理 > ( 何をするでもなく。 膝を抱えるように座り込んだ、茜色の着物のお下げ髪が… ぼんやりと ) ………ふぅ… ( 冷えるなら布団で丸くなっていれば良いのに、やや寒そうに深めの溜息を零しつつ… まだ明けぬ東の空を、ただ眺めている ) [Mon 24 Oct 2005 04:52:46]
お知らせ > 跡野末理さんが来ました。 『( 如月の里。 お社の屋根で )』 [Mon 24 Oct 2005 04:38:46]
お知らせ > 桜さんが退室されました。 『走った』 [Sun 23 Oct 2005 20:57:51]
◆桜 > 一度戻るしかあるまいな (仕事を探しにきた。空腹である。それ故姿が戻ってしまった) ・・・・・・カタン (裏通りにあった塀へ昇り、誰の家とも解らない屋根へ飛び移る) (さて、ここからうまい具合に服を落としてしまった場所まで戻らねばなるまい) 『屋根の上に何か居るぞ!』 (舌打ち) (人間とはしぶとい物だ。顔を軽くゆがめ そして) [Sun 23 Oct 2005 20:57:08]
◆桜 > (暫く時間が立った) ――・・・・・・・・・・。 (起き上がる) (ちらりと見たのは、手。一切服をつけていない状態だった) やはり か (結局犬に戻るときなど服の心配などしていられない。カクン 首をたれ下げれば髪の毛が揺れた。汗がポタリ。地へ落ちて染みを作る) ――仕方が 無い (褌のみとなるか。立ち上がれば唯一持ってこれた刀。それを左手で拾い上げた) [Sun 23 Oct 2005 20:51:45]
◆狼 > (口から落ちた刀。息が上がって、横になったその視界が少しずつ色づく) ――・・・・はぁ、はぁ (鮮明に。それは人間と獣の狭間の者に戻ろうとしている印。ゆっくり目を閉じた) [Sun 23 Oct 2005 20:46:36]
◆狼 > カツンッ! (咥えた刀。愛刀の鞘が木や土で固められた壁に擦れる。狼は目を細めた) ――ザッ!! (飛び上がった。塀を越えるため。後ろ足がかすり、地面へ叩きつけられる) キャインっ! (咄嗟にでた悲鳴)(頭がふらつき、鞘が無ければ舌を噛んでいたであろう。ゆっくり頭を持ち上げ後ろを振り返った) 『回れ!』 (そんな叫びが遠く聞こえて、狼はその場へ腹をついた。寝そべるかのように) [Sun 23 Oct 2005 20:44:33]
◆狼 > (犬。そうとも呼べるほどに優しい顔をしていなかった) ――ヘケ ヘケ―― (狼はひたすらに走っていた。口に咥えた刀が重く感じ、何回も落としかける) (それでも尚走らねばならない理由があった) 『待て!こそ泥め!』 (濡れ衣である) (そんな言葉は今は発せ無い。とにかく 暗く 湿っぽく 埃っぽい。そこを走り抜けた) [Sun 23 Oct 2005 20:41:05]
お知らせ > 狼さんが入室されました。 『路地裏、走る音』 [Sun 23 Oct 2005 20:38:28]
お知らせ > 跡野末理さんが帰りました。 『( 折を見て、聞いてみようと… )』 [Sun 23 Oct 2005 03:04:11]
◆跡野末理 > ( けれど――― 里に迎え入れた事に対して、一抹の不安も覚える。 …自分達を脅かすような存在なのではないか、という不安と… …あの少女が、里の人間によって害されてしまうのではないかという不安の… 両方で ) [Sun 23 Oct 2005 03:03:02]
◆跡野末理 > ( 『森で生きていた動物が、鈍いわけないわ。』 …続く姉の言葉の、『動物』に顔を顰めて… ひらり、手を振った ) 〜ま、いくら警戒する必要の無さそうな子とは言っても… 長老衆の方で、ちゃんとしたお目付けは出しているでしょうし。 …何も言って来ないなら、良いじゃない…。 …罠とか… それにほら、何かしらの異能を持っていたって、可笑しくない身の上なんだから… ( 金色の眼に、野生児だ。 …その辺りの特殊性に対する許容範囲が広ければ…務めて気楽そうに言って… ) [Sun 23 Oct 2005 03:00:36]
◆跡野末理 > 〜裸足で森に入らせたり、もう出させないで欲しいんだけど… ( 眼を逸らすように、やや抗議っぽく言ったら… また、姉の首が振られ。 『予科の子を、訓練がてら使ったみたいだけど… 見失っちゃったって言ってたわ。』 …可笑しそうに笑いながら語られた内容に…額に手を当てて、頭を抱えた ) ―――あんな鈍そうな子を見失ったの…? ( 如月の技の水準が、何となく落ちているような気もして…溜息一つ。 『狩りをして生活していた』という言葉を信じるのなら、鈍いという事も無さそうだけど… それが素直な第一印象だったから ) [Sun 23 Oct 2005 02:55:37]
◆跡野末理 > ( 屋敷に置いている野生児の少女が、鹿を獲って来てくれた。 基本的に肉は魚肉という生活…ありがたいし、それはいいのだけれど。 …農具の一つもまともに持てない彼女が、どうやって獲って来たのかと死体を検めれば… 頭だけじゃない、 所々、 強い衝撃を与えて打ち倒したような痕がある。 …今は部屋で休んでいるのだろうか? 彼女について、何の沙汰も無ければ… 深くは追求しなくても良いと判断されたか… ) …だいたい、お目付けは何をしていたのかしら? 付けてるんでしょう? ( …里に居る部外者、監視される。 …全てを知った上で、『問題ない』『気にするな』という事ではないのだろうかと… 何となしに感じる不安に、首を傾げた ) [Sun 23 Oct 2005 02:48:55]
◆跡野末理 > うぅん…石、投げたとか…? 〜だってさ、狩りしてるって言っていたし… それは、嘘じゃ、ないと思うわ。 …どうやったのか知らないけど、多分、いつもしていた事をして、獲って来てくれたんでしょう…? ( 困り顔で、口をへの字に曲げて。 首から下は、御近所さんと美味しく頂いた『鹿』の生首を、ボトリと落とした ) [Sun 23 Oct 2005 02:41:03]
◆跡野末理 > ( 幸い涼しくなって来た気候は、生物の腐敗を遅らせて、まだそれ程臭っては来ないけれど… 微妙に顔を顰めながら。 やけに冷たく、妙に重く感じる… 額上部が陥没し、顎のひしゃげたそれを、手の中で検めて… ) ………んン。 …棍棒でも使えば… どうにか、なるんじゃない? ( バカな返事だと思うから… 苦笑交じりに、背後を振り返る。 ………壁に背を凭れさせていた、藍色の着物を纏い髪をうなじで一房に纏めている長女は…緩やかに首を振って、口を開いた… 『棍棒を与えたって、出来るとは思えないわ。 …生きているうちに、そうしたみたいなの… 弓も無しに、どうやったのかしらね?』 ) [Sun 23 Oct 2005 02:34:26]
◆跡野末理 > ( 自宅の裏手で。 茜色の着物のお下げ髪が、生首を手に首を捻っている… ) [Sun 23 Oct 2005 02:25:24]
お知らせ > 跡野末理さんが来ました。 『( 如月の里 )』 [Sun 23 Oct 2005 02:13:28]
お知らせ > アカオニさんが帰りました。 [Sat 22 Oct 2005 01:12:50]
◆アカオニ > ( その日の内に、ぼろぼろになった鬼は人に化けなおして、鹿でも捕まえて里に戻るだろう。 その鹿は、荒々しい力で無理矢理に殴りつけられたような、そんな痕を残して。 嗚呼、今日も夜は更ける。 ) [Sat 22 Oct 2005 01:12:47]
◆アカオニ > ( それから鬼は、ゆっくりと顔を上げて、地形を思い出していく。 いままでは危険だったから、近づくことのなかった獣のテリトリーを。 獣の一匹や二匹を狩って行けば、里の人は大層喜ぶだろう。 鬼はそう考えて、歩き出した。 獣道を静かに、目立つ体を極力縮ませて。 ) [Sat 22 Oct 2005 01:11:08]
◆アカオニ > ――――――ッは! ( がくり。 変質を終えた鬼は、元の姿に戻った鬼は、膝をつき、荒く呼吸した。 肉体を無理矢理に変えていくその激痛は、説明しようがないほどのものだった。 鬼は暫しそうして痛みをこらえていた。 ) [Sat 22 Oct 2005 01:02:10]
◆アカオニ > ( 悲鳴は上げられなかった。 上げようにも、顎の筋肉が隆起していく際に口ががっしりと閉じられてしまい、その間からうめくような声と息とが吐き出されるばかりである。 ばきぼきみじみぎぎじゅぎしゃ。 赤い肌が広がっていき、ひとりの人間の姿をグロテスクな化物の姿に変えていく。 ) [Sat 22 Oct 2005 00:59:51]
◆アカオニ > ( 頭の中でひとつのイメージを固め、そして自分の体が内側から、外側へと広がっていくイメージを浮かべる。 本来の自分の姿を思い出していく。 やがて念は肉体に伝わり、みしみしばきばきと音を立てながら筋肉が隆起し、骨格が鉄の棒のように太く堅くなり、肌が赤く染まっていく。 誤魔化されていた質量が還元していき、ずしりと足元が沈んでいく。 ) [Sat 22 Oct 2005 00:56:52]
◆アカオニ > ( 早々に額に汗をかき、薄く塞がり始めていた足の傷が開き始めていた。 無理はするなと起こられたばかりだったけれど、ほんの少しだからと鬼は自分に言い訳した。 そして、里から離れて、すっかり森に姿を隠した頃、鬼はゆっくりと服を脱ぎ始めた。 丁寧に脱いで、それを不器用ながらもしっかりと畳んだ。 そしてそれを割と綺麗な場所においた。 そして一つ、深呼吸。 ) [Sat 22 Oct 2005 00:54:36]
◆アカオニ > ( アマウラという国の、とある忍の里に、人に化けた鬼が一匹いた。 鬼は、人目を盗むようにして森に入り、人に化けたせいで弱くなった足で森の奥へと向かっていった。 ) [Sat 22 Oct 2005 00:51:03]
お知らせ > アカオニさんが来ました。 [Sat 22 Oct 2005 00:49:58]
お知らせ > 跡野末理さんが帰りました。 『( …盛大に、欠伸をこぼした… )』 [Fri 21 Oct 2005 02:59:29]
◆跡野末理 > ( 正直、別れを思うと気が重いのは… 気楽に、気軽に話す事で幾分軽くなる… けれど… ) ………。 ( 『あの子の眼の色。 気味悪がる人も居るんだけど… それはいいの。 ただね…あんな眼をしていたら、他所の村では上手くやっていかれないんじゃないか…なんて、言い出す人も居てね…』 続く姉の、呆れた風な言葉には… ぺたし、と額に手を当てて…薄目を開けた… ) …本気じゃ、ないと思う。 …あんな年になってから、如月に入れるなんて…無理よ。 …彼女の為にも、ならないわ…。 …そんな事、分かってると思うんだけど… ( 確かに、不安にさせられる一言だ。 …ちょっとしかめっ面になってしまった己とは対照的に、呑気そうな微笑を浮かべる姉を見上げて… ) [Fri 21 Oct 2005 02:58:50]
◆跡野末理 > …分かってるわ。 多分だけど。 わたしより自覚の無い人なんて、そうそう居ないと思うもの。 ( 清清しく言うような事ではないけれど。 笑って言って。 …閉ざされた瞼は、その様子を寂しげに見つめる姉を、映さない… ) …みんなと協力して、仕事をして、稼いだお金で暮らしていく… そういうのに、なんとなく慣れたら… 出て行ってもらわないと。 ( 『わたし達には思いもよらない事を知らなかったり… お礼の為に無理しちゃったり… まだまだ先は長そうだけど』 なんて、付け加えて ) [Fri 21 Oct 2005 02:45:46]
◆跡野末理 > …あの子を里に通したのは、わたしだから… 良いんだけど…あんまりね、情は移せないし… ( 座布団を手繰り寄せて、枕にして… 久し振りの落ち着ける空間に…気持ちの良さそうな溜息を零す…。 『末理ちゃんみたいに思える人ばかりなら、良いんだけど… あの子、好かれちゃってるのよ?結構。 里には、いない感じの子ですものね…』 閉ざした瞼の中で、姉の苦笑交じりの声を聞いて… 眠りに落ちそうになるのを堪えながら、首を振った ) [Fri 21 Oct 2005 02:37:07]
◆跡野末理 > ―――まぁ、でも、良いんじゃない? 農具や斧を持てなくたって、他にする事があるんだから。 〜気を遣って、足を潰すくらい歩き回って、原生のを採って来てくれたんでしょう? かわいいじゃない。 ( そう、仕事はあるんだ。 …怠けているくせに、平然と言ってのけて。 『そんな無理はするものじゃないって、誰か叱っておいたわよね?』なんて零しながら… 畳の上に、ぱたんと横になった。 …『人任せなのね』って、可笑しそうにする姉を見上げて… ) [Fri 21 Oct 2005 02:26:26]
◆跡野末理 > ( 報告を終えて帰って来た家で。 夜更けと言う事もあり、精々静かにしていたのだけれど… 中忍を務める長女には、あっさり悟られてしまった ) ………そう。 …おかしいな… 狩をしてるって言っていたし、体力は申し分ないと思ったんだけど…。 ( 湯上りに、櫛で髪を梳きながら… 話しているのは、屋敷に置いている娘の事。 …体力はあるはずだから、畑仕事でも何でも手伝わせればいいと、太鼓判を押したのだけど… どうも様子が違うようで…首を傾げる ) [Fri 21 Oct 2005 02:19:00]
お知らせ > 跡野末理さんが来ました。 『( 跡野屋敷 )』 [Fri 21 Oct 2005 02:09:47]
お知らせ > アカオニさんが帰りました。 [Wed 19 Oct 2005 20:50:34]
◆アカオニ > ( ここら辺を折り返しにして、戻ろうか。 鬼は少しだけ休憩して、また、来た道を引き返していく。 先程は気付かなかった薬草などをひろいながら、ゆっくりと。 ) [Wed 19 Oct 2005 20:50:02]
◆アカオニ > ( 大した足しにもならないことは知っている。 それでも、この位しかできない。 里から十分離れた頃、鬼は、包みを置いて、足元を見下ろした。 血が出ていた。 この脆い足は、普段平気で歩いていた道を、十分な悪路と受け止めたようだ。 ) [Wed 19 Oct 2005 20:40:16]
◆アカオニ > ( ついこの間まで着ていた獣の皮を風呂敷代わりに、鬼は何か、集めていた。 沢山、沢山、できるだけ沢山、集めていた。 それは薬草だとか、その類のものだった。 鬼が日常の中で知っていったものだ。 ) [Wed 19 Oct 2005 20:30:25]
◆アカオニ > ( 忍の里の近くの森で、人に化けた鬼一匹。 弱い足が木の根などで痛んでくるのを感じながら、それでも木々の間を進んでいく。 ) [Wed 19 Oct 2005 20:20:18]
お知らせ > アカオニさんが来ました。 [Wed 19 Oct 2005 20:19:07]
お知らせ > アカオニさんが退室されました。 『( 夜は、更ける。 )』 [Tue 18 Oct 2005 23:28:57]
◆アカオニ > ( こつん、と額を木に当てて、縋りつくように鬼は瞼を閉じる。 世界が闇に包まれて、ただ心の中だけがゆっくりと見えてくる。 本当に鬼がしたいこと。 本当に鬼がしてあげたいこと。 それが、ゆっくりと。 ) [Tue 18 Oct 2005 23:28:41]
◆アカオニ > ( そしてとぼとぼ歩いているうちに、木に顔面から衝突してごめんなさい。 赤くなった額をこすりながら、自分のぶつかったものを改めて見上げて、溜息。 ) [Tue 18 Oct 2005 23:18:31]
◆アカオニ > ( 考えすぎで時折ふらつきながら、それでも鬼は考え悩む。 恩返しをどうするか。 ぐるぐるぐるぐる考える。 それこそ顔が映りそうなぐらいにつるつるの脳みそには、まるでいい考えなど浮いてこない。 ) [Tue 18 Oct 2005 23:08:24]
◆アカオニ > ( それと知らずして忍の里に保護されたのは、人に化けた鬼一匹。 うぅん、うぅん、となにやら悩みながら、散策気味に歩いていく。 ) [Tue 18 Oct 2005 22:58:29]
お知らせ > アカオニさんが入室されました。 [Tue 18 Oct 2005 22:57:17]
お知らせ > 跡野末理さんが退室されました。 『( 翌朝にはつつがなく、来た時とは別の道を通って、家路につくだろう )』 [Tue 18 Oct 2005 03:19:50]
◆跡野末理 > ( 『 ―――おや、こんばんは。 いやァ、さっぱりですがね。 鶴が、かかりましたかな… 』 薄く化粧の乗った顔で愛想良く微笑んで、青年が振り返る…。 …彼が、届け物の相手だ… ) ―――嫌だ、鶴だなんて… ( コロコロと、笑い。 二言三言言葉を交わして…戯れに身を寄せ合って。 文箱を相手に渡したら、当面の目的は達成だ ) [Tue 18 Oct 2005 03:18:28]
◆跡野末理 > ( 殆どの者が寝入っている…眼を閉じている、中で。 ある者は酒を酌み交わし、細い灯りで書を楽しみ、情交に耽って、今晩の片付けをし、明日の仕込をしている。 …特異なのは釣り糸を垂らしている者のみ… そして、それや酔っ払いの娘を覗っている『視覚』は無い――― ) ………。 ( それを確認して。 頭をふりふり、瞼を開き… 釣り糸を垂らす男性の下へと、歩みを進めた――― ) ―――亀はァ、釣れますか…? ( 無駄に楽しげな、酔っ払いの口調で。 男性と少し距離を置いて、話しかけた ) [Tue 18 Oct 2005 03:09:20]
◆跡野末理 > ( 憑眼 ) ―――。 ( 闇に覆われた視界が、闇すらも認識し得ない盲の状態となり… 代わりに、己の周囲に存在する『視界』を、気配のように捉え始め――― 僅かな間の後、それらが己の視界であるかのように、視覚に反映され始める ) [Tue 18 Oct 2005 03:02:22]
◆跡野末理 > ( 通りを暫く歩いたら… 先に、ポツリと灯りが見えた。 男芸者風の青年が、灯篭を傍らに置いて、川辺に座り込み釣り糸を垂らしている ) ………。 ( 視界に捉えたその姿に眼を細め… おぼつかない歩みに足をもつれさせて、傍らの家屋に肩を当てるようにもたれかかり――― ) ……フッ…… ( 艶っぽくも何とも無い気合を入れて、眼を閉じた ) [Tue 18 Oct 2005 02:56:12]
◆跡野末理 > ―――侍ィはァ… 戦ァ 終わァれば …穀潰ゥしィ〜 ♪ ( 庶民商人の間でこっそりと流行っている戯れ歌を口ずさむ。 当の侍に聞かれでもしたら手打ちにされそうだけれど… 今の状態でこれを聞き咎める者があれば、それは意図してこちらを覗っている者だろうと判断して…遠慮なく。 〜忍びだって、人事じゃないな…なんて。 熱を帯びさせた顔で、独り可笑しそうに笑みを零して ) [Tue 18 Oct 2005 02:37:26]
◆跡野末理 > ( 更に旅人を相手に細々と商売して数日。 場所柄、夜遅くまで人通りがあるとは言え…じきに丑三つ時。 すっかり寝静まり、灯りも落ちた通りを…提灯片手に、酔った風な足取りでのんびりと歩く。 ―――勿論、酔ってはいないけど ) [Tue 18 Oct 2005 02:29:09]
お知らせ > 跡野末理さんが来ました。 『( 宿場町 )』 [Tue 18 Oct 2005 02:23:52]
お知らせ > アカオニさんが退室されました。 [Mon 17 Oct 2005 19:53:12]
◆アカオニ > ( 鬼は自分の頭の悪さに感動すらしつつ、ごしごしと目元をこすった。 放っておいたら大雨警報が出てしまいそうだったから。 そうして、結局その日のうちはどうにもならなかったそうで。 ) [Mon 17 Oct 2005 19:53:10]
◆アカオニ > ( しかし考えども考えども、よい考えは浮かばない。 そも鬼は、誰かのために何かをしたことがない。 何かをしたいという気持ちばかりが強すぎる。 しかし何をすればいいのだろうか。 鬼はいくら考えても思い浮かばない頭を叩いた。 命令だ、考えろMy脳! などと言ったところで無駄極まりない。 ) [Mon 17 Oct 2005 19:45:07]
◆アカオニ > ( 日々世話になっている親切な人たちに、どう恩返しをしたら良いかということである。 鬼は、姿を戻さなければ力が発揮できない。 しかし姿を戻せば本末転倒。 なんとか、この非力なままで出来ることはないだろうかと、鬼は考えあぐねた。 長い間、精々埃が積もった程度しか使われていない脳みそを、必死でフル回転させてのことである。 ) [Mon 17 Oct 2005 19:34:38]
◆アカオニ > ( 人に化けた鬼が一匹ばかり、人里にいた。 鬼は夜空を仰ぎ、冷たい空気を吸い、そして一匹、沈思黙考。 ) [Mon 17 Oct 2005 19:23:21]
◆アカオニ > ( [Mon 17 Oct 2005 19:21:45]
お知らせ > アカオニさんが入室されました。 [Mon 17 Oct 2005 19:21:36]
お知らせ > アカオニさんが退室されました。 『( 数時間後――外で眠りこけるのが。 )』 [Sun 16 Oct 2005 21:41:16]
◆アカオニ > ( 鬼は空のお月様に微笑んで、明日もいい日でありますようにと願った。 ) [Sun 16 Oct 2005 21:41:00]
◆アカオニ > ( 天秤にかけるまでもなく、鬼は人恋しかった。 鬼は人間と一緒にいたかった。 偽りの姿であっても、鬼は確かにそう望み、叶えた。 それは親切な人たちによって。 ) [Sun 16 Oct 2005 21:40:41]
◆アカオニ > ( 森には未練などない。 ………といえば、嘘になる。 あの風が、あの匂いが、小鳥の囀りが、忘れられない。 けれど鬼は選択した。 ただそれだけの話だった。 鬼は選択をして、それに納得していた。 ) [Sun 16 Oct 2005 21:38:58]
◆アカオニ > ( ぼう、と人に化けた鬼は、遠く森を眺めた。 そこには人里との明確な壁が存在していた。 ――鬼はそれを越えてきた。 ) [Sun 16 Oct 2005 21:35:55]
お知らせ > アカオニさんが来ました。 [Sun 16 Oct 2005 21:33:56]
お知らせ > アカオニさんが退室されました。 『( そして夜は更ける。 )』 [Sat 15 Oct 2005 22:04:25]
◆アカオニ > ( 勿論、そんな理由で鬼は姿を戻すはずがない。 人里で過ごすには、人里で過ごすための姿というものがいる。 鬼の姿で過ごそうものならば、あっという間になぶり殺し。 鬼はそういう事実を知っているから、根からしてこうして人里にいられることを幸せに感じていた。 だから、明日もきっと笑顔だ。 ) [Sat 15 Oct 2005 22:03:27]
◆アカオニ > ( さて、そんな風に頭にバカがつくほど正直で阿呆な鬼は、忍の里でこう……結構役立たずだった。 人目のないところでならば、元の姿に戻って力仕事もできよう。 だがしかし、如何せんこの身体ではひ弱すぎた。 一日に飯二膳も食えば十分に動き回れるという利点はあったが、しかし食う量が多くても鬼の身体の方が便利であることは変えられない事実だ。 ) [Sat 15 Oct 2005 22:02:23]
◆アカオニ > ( ぽつん、と一人外でしゃがんで箸などカチカチ言わせる様子は、全く持って笑うより他にない奇行だったが、鬼は極々真剣だ。 その真剣さをもう少し、お頭の方に回せたならば、どれだけよいことだろうか。 しかし残念ながら長らく森のマイナスイオンにさらされていた脳髄は、酸素こそ豊富に得ながらも、それこそつるっつるの輝きを見せているようだ。 ) [Sat 15 Oct 2005 21:59:52]
◆アカオニ > ( その技術は大分様になってきたようで、里芋なんかでなければ、まあ随分と見れるような使い方はできることだろう。 この年になって、と人は言うかもしれないが、まあ仕方あるまい。 ) [Sat 15 Oct 2005 21:56:46]
◆アカオニ > ( 人に化けた鬼が一人、忍の里と気付かずに、親切な人たちだなどと勘違いしているその人里で、一人箸を扱う練習を。 ) [Sat 15 Oct 2005 21:55:58]
◆アカオニ > ( ふるふるふる。 ) [Sat 15 Oct 2005 21:54:50]
お知らせ > アカオニさんが入室されました。 [Sat 15 Oct 2005 21:54:37]
お知らせ > 跡野末理さんが帰りました。 『( ちょっと、お酒が飲みたくなった )』 [Sat 15 Oct 2005 02:29:08]
◆跡野末理 > ( 見も知らぬ“本国”…島国と言うトキノミヤコならばまだしも、ここは陸続き。 そして異国の文化、技術が魅力的なものである事は、出島の存在が雄弁に語っている。 …この国が、この国だけの独自性を維持するのは難しく思え…縁遠いとは言え、僅かに心躍る感覚と…一抹の寂しさを覚えた。 …もっとも、鎖国派はそれこそ頑張るだろうし、当代当主の印象で締まらないものを感じるとは言え、相原の力、幕府の力は揺ぎ無い… 今日明日で変わるものとも思えなければ、それを急ぐのが倒幕派か ) [Sat 15 Oct 2005 02:25:38]
◆跡野末理 > ( …アマウラから距離のあるここは、命懸けになるには違いないと思うけど、異国の人間が入り込む事も…まだ可能な土地だろうか…。 …そこに、商人達が出張って来ている…。 …倒幕派が頑張るまでもなく、内戦と言うか、征服の一段落したと見えるこの国では、否も応も無く開国に向かうのではと… 埒も無い事を考えて、苦笑を零した ) [Sat 15 Oct 2005 02:11:14]
◆跡野末理 > ( ―――ふと、商人の動きは活発になっただろうかと… 遠く聞こえてくる、お酒の入った笑い声に目を閉じた。 …どこそこで質の良い反物をこしらえる無名の里を見つけた、うちで卸して名所にしてやるつもりだとか… …いやいや、反物などもう十分に質の良い物が出回ってしまっている、有名所に取って代わるなど容易い事ではないし、ここは煙草などの嗜好品で――― などなど。 彼らも含めて、宿場の旅籠に部屋を取っている人間の半数は商人という印象だ。 中にはただの行商も居ると思うけど…それにしては、立派な身なりの人がちらほら見える ) [Sat 15 Oct 2005 01:55:55]
◆跡野末理 > ( 久し振りとは言え、何十年も外を見なかったわけでは無いし… ヴェイトス島にあって他国との交流が欠しいこの国の、特に地方ともなれば、そう簡単には変わりようもないかと… 目新しいものも無い旅路に、欠伸交じりの溜息をついた ) ………。 ( もう遅いのだし、眠ればいいのだけれど… 何となく勿体無く思ってしまう辺り、まだ子供。 何が起こるわけでも無いと思いながら、寝静まっていそうな暗い部屋から外を眺める ) [Sat 15 Oct 2005 01:39:11]
◆跡野末理 > ( これと言って何事も無く、薬を売り売り順調に進み… 辿り着いた宿場町の、特別高くも安くも無い旅籠の二階で ) ………。 ( 湯を貰って白い浴衣に着替えたお下げ髪が、遠くに聞こえる他の客の談笑する声にそれとなく耳を立てつつ… 灯りを落とした部屋の窓辺に腰掛けて、通る人もめっきり少なくなった通りを見下ろしていた ) [Sat 15 Oct 2005 01:27:13]
お知らせ > 跡野末理さんが来ました。 『( 宿場町 )』 [Sat 15 Oct 2005 01:15:07]
お知らせ > アカオニさんが退室されました。 [Thu 13 Oct 2005 23:32:33]
◆アカオニ > ( この調子ならば、明日ごろにはなんとか、なるのじゃないだろうか。 なにはともあれ、勿論の事ながら、今日も朝まで……。 ) [Thu 13 Oct 2005 23:32:31]
◆アカオニ > ( ごろり、ころり、ころんっ。 石は嘲笑うかのように箸をかいくぐり、アカオニは額に汗なども流し始めていた。 決して無駄ではない努力を、今日も続けるのである。 ) [Thu 13 Oct 2005 23:23:28]
◆アカオニ > ( ふるふると震える手で箸を固定し、石を挟み――ごろり。 持ち上げる以前に挟むことがそも困難であった。 それでも何度も繰り返す。 真ん丸く目を見開いて、それこそその顔を見たものはつい噴出してしまいそうなほどに。 本人は真剣なのだけれども。 ) [Thu 13 Oct 2005 23:13:32]
◆アカオニ > ( 今日も今日とて、お箸の練習。 誰にも邪魔にならないように外で。 なんとか形ばかりはまあ見れるものになってきたので、今度は手ごろな石をそれで持ち上げる練習。 ) [Thu 13 Oct 2005 23:02:29]
お知らせ > アカオニさんが入室されました。 [Thu 13 Oct 2005 23:01:30]
お知らせ > アカオニさんが退室されました。 『( なんと、朝まで。 )』 [Wed 12 Oct 2005 19:33:48]
◆アカオニ > ( 誰に馬鹿にされようが、誰に哀れまれようが、誰に蔑まれようが、鬼はひとり、訓練にふけった。 箸を持つ訓練に。 こんな下らないことで面倒などかけていられない。 これから沢山、恩返ししないといけない。 鬼はだから、こしこしと目の下をこすって、頑張り続けた。 ) [Wed 12 Oct 2005 19:33:42]
◆アカオニ > ( まあとにかく、その箸を何度も何度も持ち直す。 それはもう真剣な表情で。 その年から言ってどうもその真剣すぎる態度が逆に笑いを誘ってしまうものの、鬼は真面目だった。 ) [Wed 12 Oct 2005 19:32:08]
◆アカオニ > ( それはもう、箸と呼ぶべきか棒倒しの棒と呼ぶべきかわからぬほどに哀れな扱いをされていた。 なにせまともに持てない。 ぐーで握り締めたところでうまくものが食べられない。 頬に飯粒はつける、汁はこぼす、熱くて火傷する。 ……? いやいや、最後は単に猫舌なだけか。 ) [Wed 12 Oct 2005 19:30:11]
◆アカオニ > ( そして今日、このとき、鬼は奇妙なことをしていた。 地面にちょこん、としゃがんで(胡坐よりはましだという理由で)、細い二本の棒を手の中で転がしていた。 ――箸だ。 ) [Wed 12 Oct 2005 19:27:54]
◆アカオニ > ( ぽつん。 人間の姿になった鬼は、親切な人と信じきった彼女の里に、いついていた。 ) [Wed 12 Oct 2005 19:25:17]
お知らせ > アカオニさんが入室されました。 [Wed 12 Oct 2005 19:23:26]
お知らせ > 跡野末理さんが帰りました。 『(…とりあえず、帰るまでは、里に残っていてくれるといいなと…一度だけ、廊下を振り返った。)』 [Wed 12 Oct 2005 15:22:12]
◆跡野末理 > ( …帰ってくる頃には、『彼女』も少しは人里に慣れているだろうか…? 十数年を母と、祖母とだけ暮らしてきて…そういきなりは難しいとも思うけど…反面、犬っぽいと言うか、人懐っこそうな感じもしたし、案外あっさり馴染むのではないかと期待する…。 …もっとも、馴染めたとして…必要な物を与え、必要な事は教え、特に邪険にするわけでもないけれど、肝心な所ですっぱりと一線を引く里のスタイルに気付いて、寂しい思いをするだけかもしれない… ) ………。 ( …それでも、最初に当たったのがこの里だったのが運の尽き。 必ず通ることになるであろう道なんだ。 …まさか、情にほだされるような人が続出して、帰ってみたら里の雰囲気が違っているなんて事になってやしないだろうかと一抹の不安を覚えつつ… ) [Wed 12 Oct 2005 15:20:19]
◆跡野末理 > ( 手形の必要になるような関を越える事も無く、何らかの妨害が予想されるとも聞いていない… そうでなければ、己などに任される訳が無いのだけれど… 兎に角、簡単な務めだ。 多少瞬発力があるとは言え、体術ではなく忍法としての走法も修得し切れていない身には、一息に駆け抜ける事も不可能で… 特に急ぐ必要も無し。 久し振りに見る里の外を、少し楽しみに思う余裕もある ) [Wed 12 Oct 2005 15:00:38]
◆跡野末理 > ( 『彼女』には薬の行商に出たと説明されるだろうか。 その実は、少し離れた宿場町への届け物… なのだけど。 実際に薬箱を担いでの旅路になるのだし、あながち嘘でもないと思う。 硬く締めた帯の中に仕込んだ、届け物の文箱を最後に確認して… 部屋を出た ) [Wed 12 Oct 2005 14:52:18]
◆跡野末理 > ( 野生児を拾って(?)家に置いた夜… それと関係なく与えられようとしていた務めは、結局下されて。 …『彼女』の事は気掛かりだけれど、仕方ない… 特定の人間と親密にするのが、必ず村を去らねばならない相手にとって、あまり良いことでは無いとも思えば… 挨拶も無しに、数日家を空けようとしている ) [Wed 12 Oct 2005 14:45:21]
◆跡野末理 > ( 例によって米都州幕府領の国境。 一見薬草の産地に見える忍びの隠れ里…如月の里で。 自室で身支度を整えていた旅装束のお下げ髪が、荷物と編み笠を持って部屋を見回し…一つ頷いた。 準備完了 ) [Wed 12 Oct 2005 14:38:01]
お知らせ > 跡野末理さんが入室されました。 『( 跡野屋敷 )』 [Wed 12 Oct 2005 14:33:35]
お知らせ > 跡野末理さんが退室されました。 『( 部屋を出る前…『これっきりよ?』と釘を刺す事は、忘れずに――― )』 [Mon 10 Oct 2005 18:53:14]
◆跡野末理 > ( 『お節介ねえ…』 頑なな調子で視線を合わせようとしない妹に、姉は頬に手を当てて溜息を零す…。 …他人など、どうなろうと知った事ではない… そのくらいには思えなければ、一分の隙も無く任務を完遂する事は難しい。 …何かの折に不幸にして居合わせただけの人間を、何の躊躇いも無く口を封じ、障害物や小道具としてさえ扱う事は、末理には出来ないだろう。 情けない限りと首を振り…立ち上がる。 〜何にせよ、もう長老衆の許可した事だ。 …余所者の前でボロを出さぬようにする訓練としては、得るものもあるだろうか…) [Mon 10 Oct 2005 18:51:58]
◆跡野末理 > 〜分かってるけど。 …他にしようが無いじゃない…。 私は兎に角、放って置くのが嫌だったんだから。 …よく、知らないけどさ…あの子にとっては『初めて』なのよ、たくさんの人間と、同時に接する事は…。 …良い思い出なんて作れなくていいし、歓迎してあげる事も無いわ… でも、無下に追い返してしまったら、それが『人里』の第一印象になっちゃうじゃない。 …そんなの、寂しいもの…。 …ここを出てどこかの村へ行って、そこで『ああ、前居た所より良い所だなあ』って思ってもらえればそれでいい。 ―――だからせめて、『次へ行く』事くらい、出来るようにしてあげたいの。 ( 『赤ん坊を育てる』ようなものだ。 …随分と図体の大きな赤子だし、言葉などを習得している分成長は早いと思うけど… 自分を含めて他の者も、情が移らないとは限らない。 …勿論堪えるだろうけど…姉の言う通り、約束された別れは辛いものになるだろう。 …ろくな事をしていないと分かっていれば、眼は合わせられないまま…立てた膝を抱くようにして、顎を乗せる… ) [Mon 10 Oct 2005 18:22:11]
◆跡野末理 > ( 対して座布団の上で綺麗に正座をして…穏やかな困り顔を浮かべているけれど、やんわりと厳しい雰囲気を滲ませている娘は… 藍色の着物を纏い、髪をうなじで一房に纏めている。 末理の姉で、跡野の長女、名を由理という。 『 でもね、末理ちゃん。 あの子はここで幸せにはなれないわ。 …このまま里に置いてあげることは出来ないんだから…。 酷な事よ? あの子のあの様子じゃ、きっと、お別れは辛いものになってしまう… あの子だけじゃなくて、末理ちゃんも…きっと、他の人も。 …情にほだされないのは、難しい事だもの…。 旅人を留め置くのとは、訳が違うの。 』 言って、首を振った。 この妹は、特にそうであるけれど… 今の時世は、忍びの里にもある種の意識の低下をもたらしている。 …長老衆が『あの子』の滞在を許可したのだって、随分と弱気になったと言わざるを得ないだろう…。 忍びには、情など無用だと言うのに ) [Mon 10 Oct 2005 18:07:46]
◆跡野末理 > ( 座布団の上で片膝を立てて、あぐらの崩れたような姿勢で座っている娘は…茜色の着物にお下げ髪。 咎められているような空気にそっぽを向きつつ…言葉を続ける ) …あの子は本当に何も、ものを知らない。 …それこそ、わたし達が『忍です』なんて教えたとしても、きっと理解出来ないわ…。 〜今までそうやって生きて来たみたいだし、ほっぽり出しても死にはしないでしょうけど… 人里に出るとは決めたのよ。 辺なのと鉢合わせて、関向こうの…奴隷だっけ?そんなのにされたりしたら、後味悪いじゃない。 ( 話しているのは、昨晩村の外れで出遭った野生児の娘の事。 一時的に里に置き、人里の仕組みに慣れさせる事を…無茶なくらい強引に押し通して、この屋敷に居させている… ) [Mon 10 Oct 2005 17:49:36]
◆跡野末理 > ( ヴェイトスバクフ領の国境に位置する、忍びの隠れ里の一…如月の里。 村の中で立派な部類に入る屋敷の一室で、ここの住人である二人の娘が、障子もふすまも締め切って向かい合っている ) [Mon 10 Oct 2005 17:38:25]
お知らせ > 跡野末理さんが来ました。 『―――大丈夫よ。』 [Mon 10 Oct 2005 17:33:07]
お知らせ > アカオニさんが退室されました。 [Mon 10 Oct 2005 02:16:38]
お知らせ > 跡野末理さんが帰りました。 『( いつになく騒がしく長い夜は、始まったばかり――― )』 [Mon 10 Oct 2005 02:16:10]
◆跡野末理 > ちょっと、そのまま名前にはし難い呼び名ね… ( さて、何と呼ぼうと考えながら… ) [Mon 10 Oct 2005 02:15:46]
◆アカオニ > おめえ、って呼ばれてただ。 かっちゃもばっちゃも。 とっちゃは死んじまったけぇ、わからんけど。 ( 名前がないこと自体には、それほど辛いという気持ちはないらしく、それはひどくあっさりとしていた。 ) [Mon 10 Oct 2005 02:13:51]
◆跡野末理 > ( 忍びの隠れ里…だ。 置かれただけで、半ば奇跡と言えるかもしれない。 …燃えようの無いものが、ほんの少しだけ光った奇跡は… 偶然の悪戯と、名も無い彼女の純朴さ故だろうか ) ―――え…無いって…なんて呼ばれてたのよ? ( お母さんとお婆ちゃん、居たのではないのかと――― ) [Mon 10 Oct 2005 02:10:56]
◆アカオニ > ( 少女は暫くして、ある程度慣れたと思えば、自分から出て行くだろう。 とても親切にしてくださってどうもありがとうと。 温もりを知らない鬼は、熾火を太陽と勘違いする程度には、のぼせていたそうな。 ) ……………なまえ…………なまえ………ねえだなあァ、なまえ。 ( さらり、と少女はなんでもないように言ったとさ。 ) [Mon 10 Oct 2005 02:06:14]
◆跡野末理 > ―――そういえば、あなた、名前は? …わたしは、アトノ マツリ。 [Mon 10 Oct 2005 02:04:34]
◆跡野末理 > ( 露骨に邪険にされたり、散々末理と他の人間がもめた結果。 人道的に暫くの間、彼女は里に居る事を許可されるだろう。 跡野屋敷で部屋と衣服を貸し与えられて、主に肉体労働の手伝いで少なめの賃金を得ることになるか。 …出て行くのなら、止める事は無いが… 人里に慣れたと判断されたなら、出て行かされる ) ―――。 ( もうちょっと、暖かい所に辿り着けば良かったのにね。 なんて…口には出さないけれど。 別れを思って、顔を顰めた ) [Mon 10 Oct 2005 02:00:33]
◆アカオニ > ……………………ん、わがってる………すぐだ………すごしだけで、いいんだ。 ( 少女はそう言って笑った。 見ているほうが悲しくなるような笑顔だった。 うざったいぐらいに、笑顔だった。 冷たくあしらわれても、いままでよりずっとましだなんて、そんなことがいえるぐらいに愚直で。 ) [Mon 10 Oct 2005 01:58:48]
◆跡野末理 > ………。 ( 相手の返答…と言うよりも、その調子に…一抹の不安を覚えた。 愚直というのは、この里で暫くの間を過ごす事に、かえって良く働くかもしれないけれど…。 …親密にさせる訳には、絶対にいかない… ) 〜勘違い、しないでね。 里にとっても私にとっても、どちらかと言えば面倒な事なんだから。 放っておいてどうにかなるのも寝覚めが悪いから、置くだけよ。 良い機会だと思って…さっさと常識身に付けたら、あとは他所の村で元気でやってくれるのが一番なの。 わたし達にとっても、あなたにとっても。 ( 瞳に乗せられた感情からは、眼を逸らす。 …淡々と、釘を刺す様に告げたら… この後いくつかの屋敷を回る事になるのだろう ) [Mon 10 Oct 2005 01:54:56]
◆アカオニ > ん……………でぇじょぶだぁ。 ん、一緒に暮らせるだっけで、おら嬉しいさァ。 ( 説明された全てをこくんと飲み込んで、辛いことやら何やらも、その一言で全てを片付けてしまった。 人間と一緒だったらなんでもできると。 笑顔で、言うのだ。 ) んだば、お願いできっがなあァ? どげん扱いされっても、おら構わねがら、一緒に、住まわせてもらいてぇ。 ( 今日会ったばかりの相手に、そう、例えるならば十年来の友人に対するような、信頼を瞳に乗せて。 ) [Mon 10 Oct 2005 01:44:41]
◆跡野末理 > ………ま、まあ…大丈夫よ、人里で暮らしていれば、そのうち嫌でも分かるから…多分。 ( …分かりやすく説明しようとしても、どうしたって人里で生きる人間視点で…。 二人して頭を抱えつつ、『まあ、追々』と苦笑を零す ) …人里で買ってくれる人を探すのね。 食べ物でも毛皮でも、捌き易いと思うわよ。 …ただ、まあ…最初は相当、足元見られるでしょうけど… 〜でも、それも獲れればの話で。 …じきに冬だからね… ( 確かに『お互い寒くて大変』なのだけど… やっぱり妙にも聞こえる。 …人と獣の線引きを、ちゃんとしているのだろうかと不安にもなったりして…。 …野放し(?)には出来ない…狩りが出来るくらいなら基礎体力はあるだろうと… 一つ、頷いた ) …とりあえず、この里で暫く、野良仕事でも手伝ってみる? …身体丈夫なら、重宝すると思うし…。 ……でも、覚えておいて。 ずっとは、居られないわ。 …あなたが里に慣れたなら、慣れる頃には別の村に行って貰う事になると思う。 …見ての通り、今ひとつ冴えない農村だからね… 身内だけで、十分やっていけるのよ。 ( あまり親切にはされないだろう。 …情は移さない、別れた後で、再び里へ戻って来たりすると困るからだ。 …冷たくさえ、あしらわれてしまうかもしれない。 …それでも、人里の仕組みを多少理解するまでの間、置いてもらう事は出来るだろう…。 …秘密裏に監視下に置かれ、下手な真似をしたり、偶然でも見てはいけない物を見た日には何の躊躇いもなく消されてしまうが… この少女に限って、そんな心配は無いような気がした ) ―――閉鎖的な村だしね。 居心地も悪いはず。 私だって、助けてあげられない。 …だから、少しの間、勉強するだけ。 …それでも良いなら…長老衆にかけあってあげる。 ( 掛け合ってあげる、なんて大袈裟だ。 …強引に押し通す所存… ) [Mon 10 Oct 2005 01:37:12]
◆アカオニ > うー…………あー………………わがった。 ん、わがった。 とったら、だめ。 ( 取り合えずそこら辺だけは理解したらしい。 要の部分だけ。 うぐうぐと頭を抱えて無理矢理に詰め込もうとしているらしいのが実によくわかった。 ) ………………「うる」……ってどぎゃんしてうったらええとよう? ( どうやって買ったらええよう? なんて。 うっぐうぐ。 特技に関してすら頭を抱えて、逆になんだろうと聞き返す始末であった。 ) [Mon 10 Oct 2005 01:21:16]
◆跡野末理 > ( 特技は? なんて聞いてみよう ) [Mon 10 Oct 2005 01:17:07]
◆跡野末理 > …なんでって…? …ああ、そっか…。 ええと…あれ…難しいな… ( 素直な問いに、おや?と顔を顰める。 …当たり前過ぎて、言葉にしようとすると詰まってしまって… ) …狩りをしながら、畑を耕したりは出来ないでしょう?…あ、いや…木の実を取るのでも山菜を摘むのでも、何でも良いんだけど…。 一人で全部こなすのは難しいでしょう? だから狩りをする人は、自分で獲って余ったお肉を、山菜を摘んでいる人の所で余った野菜と交換したりする。 …でも、お互いに『欲しい物』と『欲しい物』が一致しないと交換して貰えないなんて不便だから… 実際には価値の無い紙切れや金属でも、『価値がある』って事にして、物の変わりに使うようにしたの。 …それがお金…って言えば、分かる…?かしら? …だからお金があれば、大抵の物と交換して貰える。 …それは正しい手段で、自分の得意なものを『売って』手に入れなければ筋が通らないんだけど…。 たまにね、欲に駆られて奪おうとするのが出て来たりするのよ。 …くどいようだけど、しちゃダメだからね…? ( それ以前に『所有』という概念について説明しなければならないのだけれど…。 思い当たらずに。 どうにか説明しようと頭を抱えるけれど… なんだか悪の道へそそのかしているような気にもなってしまって、難しい顔で ) ………あー、そっか。 …狩りが出来るなら、毛皮や肉を売れば、お金が手に入る… そのお金で、必要な物を買うことも出来ると思うんだけど…。 …ううん… ( どうしたものか…。 まあ頑張れ、なんて言ってしまうのは、あまりにもあんまりで…かといって知恵も無く… ) [Mon 10 Oct 2005 01:15:43]
◆アカオニ > …………? なんでそぎゃんことすっと? ( 盗む、奪うという概念がそもそもから欠如しているらしい。 というよりは、自分の所有物、などという考えがないのかもしれない。 そう言ったものの必要ない生活をしていたから。 ) えど………できっけど、もう、冬さ来っから、獣さあんまとらねぇさ。 ( お互い寒ぐて大変だもなぁ、なんて、そんなことをいう。 人間らしくない。・ [Mon 10 Oct 2005 00:59:02]
◆跡野末理 > ―――? ( あれ、目の色…。 暗くて、よく分からない。 けれど一瞬、星明りを映して見えたそれは、確かにイエロティアでは見かけない色だったような…。 〜まあ、色々あるだろう…と、気楽に肩をすくめて。 …『金銭』という概念を持っている事には、善哉と顔を綻ばせた ) 〜そうそう、何は無くともお金が要るわね。 あ、無いからってある人から、ナイショでくすねたり無理矢理奪ったりしちゃダメよ? ………んンー。 ( …母性本能と言うのだろうか。 …別に男性だって、この犬のような少女を突っ撥ねるのは気が引けるだろうから、そういう事でもないと思うのだけど… 見つめられて、さて困ったと頭を掻いた…。 …如月の里は、基本的に外部の人間を受け入れない。 …それに忍びになるなんて、彼女の望むところではないだろうし… ) ………狩りとか、出来るんだっけ? ( 一時的に里に置いてもらう事も考えつつ… 情が移るの何のと言われ、難しいような気がして… しきりに頭を捻りながら、聞いてみた ) [Mon 10 Oct 2005 00:55:03]
◆アカオニ > うぐっ、んっ、ん……………わ、わがったっ! けっぱるわぁっ! ( 頑張るというのは簡単な話で、しかし実行するのは難しい話で。 何度も何度も、大丈夫大丈夫と己に言い聞かせるように頷いて。 ) うぁ………で、でもおら、頼る人さいねがら、お、おがね? おがねとがいうんもないし……。 ( 金銭というものもあまりよくわかっていないらしい。 黄金色の目を涙で潤ませて、どうしようどうしようと見上げるその態度は、まるで犬のようだった。 ) [Mon 10 Oct 2005 00:42:23]
◆跡野末理 > 〜変じゃないわけないじゃない? 人里で暮らしたこと、無いんでしょう? …でも、まぁ、大丈夫よ。 こうして話せるんだし……… 何してるの? そりゃ、毛皮をそのまま巻いてるだけの人なんて、そう居ないでしょうけど。 …着物の着方なんて、きっとすぐ覚えるわ… 難しいのは、私なんかには想像もつかない、もっと当たり前の部分だと思う…。 ( そっと身体を離して、泣きっ面に苦笑を零す。 本当に、随分と小さな子供を相手にしているような感覚で。 …自身の姿を確認する風な相手の仕草に、首を振って… その心情など露知らず、きっと社会の仕組みを理解する事なんかの方がずっと大変だと… 困った風に笑う…。 笑ってから、相手の真剣な表情に、こちらも表情を締めて。 大丈夫だと頷いた…。 …何を気にしているのかなど、気付けぬままに… ) ―――とは言え。 …ううん… いきなり一人でどうにかしろって言っても困るわよね。 ( …どうしたものか。 …どの程度の社会常識を身に付けているのだろう、などと考えつつ…顎に手を沿え、首を捻った ) [Mon 10 Oct 2005 00:37:14]
◆アカオニ > ( 回された腕に少女はぎょっとしたように身を硬直させた。 それでもすぐに、その優しいリズムに、ぽろぽろと雫を落とした。 今度は、嬉しさで。 ) ………んっ………んんっ…………人間と……暮らしてぇ……でも、でもだ、おら、変でないが? どっがおがしぐねぇがっ? ちゃ、ちゃんと、しとっと? ( ぺたぺたと少女は自身を触り、見下ろして、まるではじめて見るかのように、恐る恐るといった様子で尋ねた。 それこそ真剣に尋ねた。 石、投げられないか、と。 ) [Mon 10 Oct 2005 00:26:58]
◆跡野末理 > …こさえ…って…。 ( 狩りをするのか。 いや、別に女だって、年端が行かなくたって、珍しい事でも無いと思うのだけど…。 身に纏っているそれは、衣服ではなく単純に毛皮として見れば、それなりに立派な物のようにも思えて…。 〜いかにも嬉しそうな雰囲気には、猜疑心を殺がれ… 呆れたような視線を投げかけるのみ。 さて、どうしようか ) ……はぁ……なるほど…… ( 世捨て人の子という事か… お父さんとお祖父さんが出て来ない辺り、少し気になったけれど… 寂しいと言う相手にそんな事を突っ込む事も無いだろうと、首を傾げ…。 …何故か沈んでしまう相手に、何だどうしたと眼を瞬く ) 〜な、何? どうしたの? ……あ。 あー…そっか。 寂しかったのね… ( 困り顔→仕方ないな、と言った風な諦め気味の表情…と変われば、あまり綺麗ではないけれど… 引いた一歩を踏み出して、軽く相手の背に腕を回し… あやすように、ぽん ぽん と優しく叩く ) …ずーっと山で、ご家族とだけで暮らしてたけど…一人になっちゃった…。 寂しくなったけど、他の人と接した事が無いと…。 それは一大事。 大変だわ。 …うん… よく頑張った。 ( 軽い調子で、言ってしまうけど。 言葉は本心だ。 抱きしめているから相手には見えない表情は…穏やかに、寂しげに微笑んで ) …大丈夫よ、怖い人も沢山居るけど… そうじゃない人だってちゃんと居る。 人里は、そう怖いところじゃないわ…。 ……で、どうしたいの…?…これから。 ( 山に帰る? 人里で暮らしてみる? …後者は、そう簡単な事では無いと思うけど… ) [Mon 10 Oct 2005 00:22:11]
◆アカオニ > うぐ………………んだ、おらが自分でこさえただ。 おめさみてにきれーなかっこさしてっの羨ましかけんど、さすがにつくれねぇかんなあぁ。 ( 気恥ずかしそうにそんなことをいって、頬をかく少女。 それはもう、とても嬉しそうだった。 犬だったら尻尾が振れて千切れてしまいそうに喜んでいた。 奇妙な話だが。 ) ………あー……山さ、棲んでっだ………んで、そのう、かっちゃもばっちゃもおっ死んで、だぁれもいねがら、さびしぃて、さびしぃて、そのう、下りでぎた。 ( そこまでいって、一歩下がる様子に、なにやら勘違いしたらしく、じわりと目じりに涙がたまる。 途端にしゅん、と沈み込む。 ) [Mon 10 Oct 2005 00:02:08]
◆跡野末理 > …お互いさまね。 わたしにも、さっぱりよ。 ( 何から何までだ。 相手の言葉に肩を竦めて。 …毛皮を纏っていく様を見つめる… 野生児、というやつだろうか。 …昔々に聞いた御伽噺に、そんなのがあったような気もするけれど… ) 〜ふぅん。 …いつも、そういうの着てるの…? ( どういう事か、という問いのつもりで発した言葉だけれど… 相手にとっては毛皮を適当に縛って『着る』のが当たり前であれば、『着物を着るのが普通だ』なんていう意識の元に異常性を問うても無意味と… 困った風に首を傾げて ) …あなた、何処の人? ここで、何をしているの。 こんな時間に。 ( 手を離して…一歩だけ、相手の身体から身を引こう。 避けるのではなくて、近過ぎても話し難いとか、その程度の感覚で ) [Sun 9 Oct 2005 23:56:28]
◆アカオニ > そ、そげなもんなかっ! ただ、あぅ、あ、こ、こわぐでうれじっぐで、わ、わけわからんべさ! ( 訳がわからないことを言いながら、少女はもぞもぞと、毛皮をどうにかして体に巻きつけて、手荒く端と端とを結んで、体が隠れるようにはした。服と呼ぶにはあまりにもお粗末な代物だったけれど。 ) あぅ…………こ、転んだ拍子さぬげっちまったださっ! い、いづもはそがんことないけんどっ! ( 予想を裏切る答え、か。 少なくともいつも毛皮を纏っているらしいことは知れた。 ) [Sun 9 Oct 2005 23:48:51]
◆跡野末理 > ………落ち着いて。 あなたをどうこうしようってわけじゃ、ないんだから。 それとも、見つかっちゃマズイような事でもあるの? ( 毛皮で肌を隠そうとするのは、そのままにさせておく。 中に武器でも隠し持っていられたら、百年目だけれど… 相手のこの様子が演技なら、見事だ。 …命がお代では合わないけど、賭けなら分の良い賭けだと思う… ) …そう。 倒れたのは大丈夫だったのね。 良かったわ。 ―――で。 その格好は? 大丈夫には見えないんだけど。 ( 口が利けるらしい事には、少し安心する。 …容赦なく問いながら… 挙動不審な様子には、かなり勝手な回答を自分なりに導き出して… 痛ましそうに顔を顰めた ) ………。 ( 野党にでも襲われて、ほうほうの体で逃げ出して来たか…? ) [Sun 9 Oct 2005 23:43:14]
◆アカオニ > ぅあ、あ、あ、うぅ……っ! ( 少女はふるふると首を振ったり、その貧相な体を毛皮で包み込もうとしたりと、暫くは呆然としているようだった。 しかしそれも話しかけられるうちに落ち着いてきたのか、なんとか、言葉を話すほどには。 ) あ………で、でぇじょうぶだぁ………ち、ちこっと根っごさつまずいておっ倒れただけださァ……! ( それはあまりにも説得力のない言い訳であった。 ただかたかたと、視線を恐れるように俯いて、きょろきょろと挙動不審気味に落ち着かない。 ) [Sun 9 Oct 2005 23:34:24]
◆跡野末理 > ………。 ( 『何だ?』 影が蠢いているように見える。 関節を鳴らすより、もっと深い音が聞こえた気がした。 …わけの分からぬ状況に対して、けれど歩みを止める事は無く…。 平服で、また武器の一つも携帯していない状態だけれど警戒だけはして…身構えながら、肩に手を当てようと――― ) ―――ちょっと、大丈夫? ( 蓑でも被っているのかと思ったそれは、毛皮…不釣合いに大き過ぎる毛皮で。 …しかも、中で只事ではない顔をしている、己と同じ年頃の娘は半裸ときている… いぶかしむ様に顔を顰めて ) ………大丈夫? ( 再度。 今度は少しだけ声音を優しくして、問う。 …内心、迷っていた… 大柄に見えたのは毛皮のせい、蠢いているように見えたのも、妙な音も、毛皮のせいと言われればそう思えなくもないが――― ではどうしてそんな状態で居るのかと言うと、不審は募るばかりで。 務めて柔らかくしようとしなければ、冷たく鋭い顔立ちが、じっと見据えている ) [Sun 9 Oct 2005 23:30:16]
◆アカオニ > ――――――あ……ッ! ( ………そこには、一人の少女がいた。 随分と大きすぎる毛皮などに身を包んで、というよりは沈めて、殆ど半裸で、脂汗すら浮かべた顔で、呆然としたように見上げていた。 随分と奇妙ではあったが、そこに赤鬼の面影はなく、まるで人間のように、なっていた。 ) [Sun 9 Oct 2005 23:20:19]
◆アカオニ > ( ごぎ、ん。 )( ずるずると木陰に隠れようとする私の体は、どんどんとどんどんと小さくなっていきます。 それは体中の骨を一度全てへし折ってから、体の中で新しく組み合わせているような激痛でした。 そして私がその痛みから解放されたのは、つまり変身が終わったのは、私にも女の人の顔がはっきり見えるほどに近づいてから、でした。 ) [Sun 9 Oct 2005 23:20:16]
◆跡野末理 > 〜全ッ然、大丈夫に聞こえないわよ? それ。 ( 里の人間にしては、聞き慣れない言葉遣いで… おや?と首を傾げつつ、藪の中へ踏み入って――― ) ―――な…。 ( 我が目を疑った。 …夜闇の中、星明りの遮られる木陰では、まだ『疑う』段階に止まり、相手の異様に確信を持って警戒したりも出来ないけれど… 己の感覚が正しければ、大き過ぎやしないだろうか ) ………あなた、村の人じゃないわね……… ( 態度と、シルエットに抱いた直感的な感想で眼を細める…。 …何者で、ここで何をしているのか、確認しなければならない… ) ……人の事、言えないけれど。 こんな時分にこんな場所で、何をしてるのかしら? ( 逃げたとしても引き止める為に。 再度踏み出す足は最前よりも多少早く… 夜目にも相手の姿を捉える事が出来る距離にまで、近付こうとしている ) [Sun 9 Oct 2005 23:15:23]
◆アカオニ > ぅあ……っ で、でぇじょうぶだぁっ、き、き、きに、きにしねぇでくんろぁっ! ( 私はじたばたとなんとか起き上がって、意思を伝えようとしました。 けれど私は、随分と昔に、いい加減に習った程度の言葉しか知りませんでしたから、それはあまり、聞き取りやすいものではなかったでしょう。 私はその女の人が近づいてくるので、どうすればこのじゃまっけで、目立つ体をどうにかするか必死で考えました。 嗚呼、人間だったらこんなことにはならなにのに、人間になれたら! )( どくん、と私の体が大きく波打って、ぎしぎしと内側へと押し潰されるような感覚がありました。 それは昔母に教わった、ある感覚にそっくりでした。 )( 人化の法という、私の一族に伝わる術だそうです。 次のターンには、変身。 ) [Sun 9 Oct 2005 23:04:48]
◆跡野末理 > ………ン? ( 声が発せられ…それが人のもので、随分と気弱な種類の印象を受ければ…遠近感が少しばかり狂うような感覚の中で、ただ首を傾げて…。 逃げ出そうとしたのだろうか? 後退し、躓いたのだと察すれば肩を竦め…そちらへと一歩、二歩、歩みを進める ) 〜何よ。 気持ち悪いわね… 逃げる事無いでしょう? ―――大丈夫? ( 気遣うと言うには、ぶっきらぼうも良い所だ。 声音は険悪と言うにはあまりに、呆れた風な調子の強いものだけど… 要点は、最後だけ。 なんだか鈍くさそうな相手が、怪我でもしてやしないかと… 相手に対する興味もあれば、遠慮なく距離を縮めていく ) [Sun 9 Oct 2005 22:58:21]
◆アカオニ > ――うぁ、あ、ちが……ッ! ( 私は慌てた。 まともに話しかけられたのが随分と久しぶりだったというのもあるけれど、それ以上にこちらを見られている、というのが怖くもあったのだ。 この顔を見て騒ぎ出さないかと。 この赤い鬼を見て誰か呼ばれでもしたらと。 姿を隠そうと私は後退し、その拍子に、ああ、なんということだろう! こんなときに木の根などにつまずいて転んでしまったのだ。 ) [Sun 9 Oct 2005 22:52:34]
◆跡野末理 > ―――? …覗き見? 良いけど、良い趣味じゃないと思うわ… ( 物音にそちらを見れば、人影を捉える事は出来るだろうか。 …闇の中、相手はただ、大柄という事しか分からずに… また、里の人間以外であるなどとは思いもよらず… 鳥相手に微妙に必死になっていたのを聞かれていたかと思えば、気恥ずかしくもあって… どこか突き放すような調子で、声をかける。 けれど 『―――で、誰?』 と言った調子で、茂みの方へ身体を向けて… 距離を詰めるでもなく、相手の居る方向へ向き直った ) [Sun 9 Oct 2005 22:48:09]
◆アカオニ > ( 私は不意に、その建物の上に誰かがいることに気付き、ぎくりと身をこわばらせた。 あれは、人間だ。 近づきたいと思う気持ちと、恐れる気持ちとがない混ぜになって、私は動揺した。 流れるような動きに目を取られ、迂闊にもがさりと茂みに片足を踏み入れてしまう。 ) [Sun 9 Oct 2005 22:42:51]
◆跡野末理 > ( ………夜空の中に溶けて行くような鳥を、げんなりと見送って。 …腕にちょこちょこと小さな傷をこさえた娘が、盛大な溜息とともに肩を落とした…。 …文の内容は、暗い中でも星明りを頼りに一瞥するだけで、凡その見当はつく。 …任が、下されるのだろう… ) ……人手不足ってわけでも、無いでしょうに…… ( 怠けているのが悪い。 自覚はあるから、面倒くさそうに肩を竦めるのみ…。 お社へ近付く者の事は、鳥との騒動もあって全く気付けずに… 危なげなく屋根の上を歩いて、転げ落ちるように、静かに… 下に揃えてあった草履の上に、着地した ) [Sun 9 Oct 2005 22:39:48]
◆アカオニ > ( がさり、かさり。 この私の大きく、また赤い体はとても目だって、隠れられるようなものでもなかった。 それでも私は、精一杯に身を縮こまらせて、ゆっくりと進んでいた。 人里へ、向けて。 私はそこがどういうところなのかはよくわかっていなかった。 ただ、人間がいるというのは、雰囲気がまるで違いので、よくわかった。 なにやら建物のようなものも見つけた。 そこから鳥が飛び立つのも。 私はそれを見上げてから、ほんの少しだけ途方にくれた。 ) [Sun 9 Oct 2005 22:36:21]
◆アカオニ > ( [Sun 9 Oct 2005 22:34:35]
お知らせ > アカオニさんが入室されました。 [Sun 9 Oct 2005 22:32:41]
◆跡野末理 > ( ただの鳥と侮られたかと… 身体に乗って、無視されて。 翼で頭を叩いてやって、煩そうに手を振られ……… とりあえずある程度は、侮辱に等しい扱いにも耐えた後、以下省略で堪忍袋の緒が切れたのだ ) ―――っはぁー…はー… ( 一頻り灸を据えて。 ちょっと爪を立ててやっただけで、だらしなく息を上げた人間の肩に乗り…文が解かれれば、務めは完了する。 …返事を預かって来るようには言われていないし…何より、主の住居とこの場所が、そう離れているわけでもない。 ぺしぺしと傍らにある頭を叩いて、飛び上がり――― 帰路についた ) [Sun 9 Oct 2005 22:31:12]
◆跡野末理 > ( 鳥は主の命により、この娘を探し出し、文を届ける役を負っていた。 鳥の目にはいかんともし難い闇の中を飛び、けれど忍の鳥として培ったものの全てを使って目標の人間を探し出した。 …ところがその人間は、どういう訳か屋根の上などという場所でまどろんだまま… 己が傍らに降り立って、待って、催促する様に一声喉を鳴らしても、薄く眼を開けて一瞥をくれただけで一向に動こうとする気配が無い。 …何事か思索の最中かと、胸を張って待ってやれば… やがて気持ちの良さそうな寝息を立て始める始末で――― ) [Sun 9 Oct 2005 22:17:17]
◆跡野末理 > ( お社の上…屋根の上で。 一羽の鳥に襲われて、茜色の着物を着たお下げ髪が頭上で両腕を出鱈目に振り回している ) ―――わかったッ! 分かったからっ…起きる、起きるってばッ…〜てゆか起きてるじゃないっ! やめてッ! ( 若いと言っても、小柄と言っても、鳥よりは余程有利であろう五体満足な身体を持つ人間を翻弄する鳥の足には…枷の様な、紋所の掘り込まれた飾りがはめられていて…その飾りには、ごく小さな細く畳まれた紙が結ばれていた ) [Sun 9 Oct 2005 22:04:57]
◆跡野末理 > ( 米都州幕府領の国境に位置する農村…に見える忍びの隠れ里、如月の里…。 とうに寝静まった風な村の外れにあるお社で… 鳥の羽音と、若い娘の細めの声が、場違いな感じにやかましく響いた ) [Sun 9 Oct 2005 21:53:49]
お知らせ > 跡野末理さんが来ました。 『―――痛ッ…! ぃたタっ、ちょっ、こらっ、痛いったらッ…!』 [Sun 9 Oct 2005 21:49:24]
お知らせ > 跡野末理さんが帰りました。 『( そうなれば、兄がひょっこり帰ってくるのではないか… そんな事を考えて )』 [Sun 9 Oct 2005 00:09:11]
◆跡野末理 > ( …仕えた主に用済みと見限られてしまうのは、嫌だ。 …口封じに里を焼かれるのも御免だ。 仮に、武家のような地位、仕官の先を与えられたとして… 多くの者にとって悲願である、表の世に出でることも、それで忍と言えるのかと、納得は出来ない――― ) ………。 ( それでも、このままこの村で、『忍』である部分だけを捨てて生きて行くのであれば… もしかしたら、己はその道でなら、忍である事に対する執着も、技に対する興味も捨てられるのではないかと思う――― 己一人が思ったところで、何になるわけでもないのだけれど ) [Sun 9 Oct 2005 00:08:02]
◆跡野末理 > ( ふと…いつか、このまま本当に、ただの農村になる日が来るのだろうかと考える事がある。 …忍であることを捨て…特産の薬草をはじめ、畑の具合に一喜一憂し…稀に訪れる旅人を諸手を挙げて歓迎するような、そんな村になるのではないかと… ) ………。 ( 勿論、錯覚なのだけど。 …そうなるのなら、それはそれで良いような気もしていた… ) [Sun 9 Oct 2005 00:02:44]
◆跡野末理 > ( 眠気を覚えそうになり…。 コピー&ペーストにして確認の習慣を付けようよと言うのは何の話か。 …覚めやらぬ意識で、淡い星明りに映し出される里を見回し… のどかなものだと、あくびを噛み殺した ) ………。 ( かつては里を挙げ、まるで戦のような状況になった事が幾度と無くあったと…耳にした事はあっても、知らぬ己には、昔話に他ならない。 …世情に通じる地位にある者にとっては、今尚忍びの生きる場所は、生き馬の目を抜くような世界なのかもしれないけれど… 生活の為もあって見事に擬態を果たしている村では、そんな実感さえ得られなかった… ) [Sat 8 Oct 2005 23:49:18]
◆跡野末理 > ( だんだんと、修練を怠けるにしても屋外でごろごろしているのは、難しい季節になって来て…。 今更だけれど、どこか所在無い気持ちになりながら…お下げを指先で弄いつつ、空を仰ぐ ) ………。 ( 晴れ渡った満天の星空は… 占術などの知識は無いけれど、何処までも静かなもので…。 …そよ風が優しく吹き抜けて行けば、また際限も無く眠気を覚えそうなもので… 上掛けの一枚も持って来ていないのが、いかにも惜しい ) [Sat 8 Oct 2005 23:38:29]
◆跡野末理 > ( バチ当たりな感じのする…てゆか思いっきりバチ当たりな場所で。 冷えて来た夜気も我慢して、膝を抱えるように縮こまって眠りこけていた茜色の着物のお下げ髪が… 流石に眼を覚まして身を起こし、寒そうに二の腕をさすった ) [Sat 8 Oct 2005 23:22:35]
お知らせ > 跡野末理さんが来ました。 『( 如月の里、お社の屋根 )』 [Sat 8 Oct 2005 23:18:14]
お知らせ > 跡野末理さんが帰りました。 『( …思わず零れた心からの笑みを、また嫌悪するのだろう… )』 [Sat 8 Oct 2005 00:51:11]
◆跡野末理 > ―――っよっしゃ! ( 一泊遅れて、 ぐっ! と拳を握って浮かべる笑みは…冷たげな顔形をものともしない、明るく楽しげなものだった ) [Sat 8 Oct 2005 00:50:02]
◆跡野末理 > ( 浅く長い…平時なら息苦しささえ感じそうな息遣いの中で…音が、景色が止まる瞬間。 呼び動作の緩慢さを全て吹っ切るような鋭さで、クナイを投じる ) ―――。 ( パシャッ! と勢いのある水音を一つ上げ、穏やかとは言え流れのある水面を割って入った刃は…魚の、腹を刺し貫いた ) ―――ぁ。 ( 二晩程繰り返し繰り返し投じて、ダメだった事。 …たった一度の成功は、まぐれ当たりかもしれない… そう思うからだろうか、きょとんと、暫く呆気に取られたように目を瞬いて…。 それでも ) [Sat 8 Oct 2005 00:47:18]
◆跡野末理 > ( 自然と一体、と言うには稚拙な陰行だし… 集中力や精神力だって良くて人並み、お世辞にも高いとは言えないけれど… 慣れ親しんだ感覚の中に身を置いて、ゆっくりと水中の足を滑らせた ) ( 黒く揺れ、満足に底も見えないような水面に目を凝らす事暫し…。 そこそこの大きさの、食べられる種類の魚に眼をつければ… 動きを止めて。 全身の神経を集中させて微動だにせず… けれどクナイを持つ右手の肩から先だけは、そうっと…風にでも流されるかのように、横へ振り被り――― ) [Sat 8 Oct 2005 00:25:08]
◆跡野末理 > ( 風を全身で、水流を素足に感じて… 水のせせらぎ、木々のそよぎに耳を澄まし、眼を瞑る…。 …深く、長く息をして… それを少しずつ浅くしながら… ) ( 今日もよく晴れてくれた、満点の星明りの中で…眼を開く ) [Sat 8 Oct 2005 00:12:18]
◆跡野末理 > ( 忍装束とまでは言わなくても、せめて作務衣で来れば良さそうなものだけど… ここ数日そうしているように、たすきをかけて、裾をたくし上げ… 草履を脱いで。 冷たさを増して来た川の中へ、簡単に踏み入った ) ………。 ( 少し歩いて、膝下まで水に浸かる頃… 帯の間に忍ばせていたクナイを一本、するりと取り出し、手の中で弄ぶ ) [Fri 7 Oct 2005 23:57:52]
◆跡野末理 > ( まったく別の場所かもしれないし、何が遅かったのかなんて知らないけれど。 …形ばかり…本当に形ばかりの、灯りを落とした提灯を持って… 茜色の着物のお下げ髪が、里を少し離れた川辺を訪れる ) [Fri 7 Oct 2005 23:47:40]
お知らせ > 跡野末理さんが入室されました。 『( 一足遅かった、川辺 )』 [Fri 7 Oct 2005 23:40:10]
お知らせ > アカオニさんが帰りました。 『( そして夜はふけて。 )』 [Fri 7 Oct 2005 21:38:27]
◆アカオニ > ( 人間になったとして、私は認められるだろうか。 認められなかったときが、私はひたすらに怖い。 私はカタカタと震える肩を感じながら、それでも緩やかに覚悟を決めていくほかになかった。 これ以上の孤独は耐えられなかった。 ) [Fri 7 Oct 2005 21:38:20]
◆アカオニ > ( こんな恐ろしい顔をした、こんな恐ろしい生物などが、どうして人間たちに認められようか。 私は嘆き、そして空を仰いだ。 私は私の母が死ぬ間際にいった言葉を思い出す。 どうしても……) 「どぎゃんしても独りば辛いとぎは、いまがら教えったごとばさ唱えて、人間さなりてェ、て強く思え。 んだば、なれる。 だけんど、もっど、辛い」 ( 母はかつて人間になったことがあるのだという。 でもそれはとても辛いことなのだという。 私はそれを選択するべきなのだろうか。 否か。 ) [Fri 7 Oct 2005 21:28:21]
◆アカオニ > ( 自分の外見のことなど恐れず、勇気を出して人間に自分の意思を伝えるべきだろうか。 自分は友好的ですと。 私はすぐ傍の川を見下ろす。 流れの緩やかなそれは私の顔を映す。 私は耐えられなくて、水面を弾いた。 そこには歪んだ像で怪物が映っていたから。 ) [Fri 7 Oct 2005 21:18:07]
◆アカオニ > ( 私は勇気を出すべきなのだろうか。 そう考えた。 ) [Fri 7 Oct 2005 21:08:59]
◆アカオニ > ( [Fri 7 Oct 2005 21:08:43]
お知らせ > アカオニさんが来ました。 [Fri 7 Oct 2005 21:08:39]
お知らせ > 跡野末理さんが帰りました。 『( …今夜は、魚を取れるだろうか… )』 [Thu 6 Oct 2005 14:58:52]
◆跡野末理 > ( …そんな事、自分自身が許せる筈も無いと知りながら… 背負っているのは、許されようもない事だとも分かっていて… 叶わぬ本音が他人の前に零れた事に、辛くなったのかと…冷えた手で、膝に頬杖をつく ) ………。 ( …そう思うようにした頃から、変わっていない…変われていないという事なのだけど… まるで己が弱くなっているようにも思えて、やり切れなくて…。 …『願ったりじゃないか、ダメになってしまえ』と虚勢を張るのも、空しいばかりだった… ) [Thu 6 Oct 2005 14:57:36]
◆跡野末理 > ( …『誰かに対して相談出来る、口に出せる事は、もう己の中では解決している事なのだ』と…そう聞いたのは、何の折だったか。 …そう、解決してる… 好きだけど、好いてはならぬと決めた事… 彼に対して思わず口にした事だって、嘘と言うわけじゃない… 悩んでなどいないし、それで良いのだと…拳を握って ) ―――。 ( …いい加減、意地を張るのは止めたらどうだと…呆れた風に己を見ている部分もある。 …今からでも何食わぬ顔をして、当たり前のように里の人間の中へ入って行けば… 時間はかかるかもしれないけれど、そのうち、馴染めもするだろう。 …ふと沸いた思いに、苦笑を零した… ) [Thu 6 Oct 2005 14:45:17]
◆跡野末理 > ―――〜ん。 …こんなものかしら… ( 雑念混じりだけれど、それが影響する程の業物というわけでもない。 丁寧に研ぎ上げたクナイをパシャリと桶の水ですすいで… 土間に差し込む日の光を映し、出来栄えを一瞥。 …他の研ぎ終わったものと並べれば、とりあえず一仕事終えた感じに伸びをする――― ) ………。 ( 畑仕事が一段落して、手透きの若い者は指南所で修練を積んでいる頃だろうか…。 ……片付けるわけでもなく、砥石を見つめる暫しの間…… ) [Thu 6 Oct 2005 14:36:50]
◆跡野末理 > ( 単調に、丁寧に砥石へ刃を擦り付けて… 垂らした水が鉛色になるのを見つめながら… どうして、あんな事を言ったのだろうと…少しの悔いる気持ちとともに、溜息をついた ) ………。 ( 『忍術が好き』と、他人に、そう言ったのだ…。 …好きだという自覚はあるし、本当の事だとも思うけど… 『好いてはいけない』というのもまた、本心で。 そういう建前を持つのであれば、口にして良い事じゃない。 …怠けていながら、独り隠れるように稽古をしているのを見られたせいか… あるいは、それを言った彼が、それを言えば喜んでくれるであろう事を当てにしてか… ) ( 何にしても情けなくって、首を振った ) [Thu 6 Oct 2005 14:18:42]
◆跡野末理 > ( 如月の里の、自宅。 野良仕事を終えた作務衣のままで、土間に座り込んで、クナイを研ぐ ) ………。 ( 昨夜は結局、一匹も仕留められず… それでも投げたり突いたりした結果、クナイだけはしっかりと痛んでしまっていた。 冴え冴えと冷えた桶の水を砥石にかけて…刃を滑らせる ) [Thu 6 Oct 2005 14:10:53]
お知らせ > 跡野末理さんが来ました。 『( 忍びの隠れ里 )』 [Thu 6 Oct 2005 13:59:41]
お知らせ > 跡野末理さんが退室されました。 『( ちゃぷ――― と、静かに水の中へ… )』 [Wed 5 Oct 2005 22:22:09]
◆跡野末理 > ( …今でも、好きなのだろうと思う。 …『身に付けてはならない』と強く思ってしまい、自制する事が出来るだけで…『身に付けたい』という欲求も、そのままだろう。 …でも… ) ………。 ( 『身に付けられる』と信じて疑わない事は、出来なくなっていた。 ……それでいいとも思いながら…この身はもしかしたら、もう本当にダメになっているのではないかという意識が、辛い…… ) ……やってやろうじゃない……? ( ―――修練じゃない、ちょっとした遊びだと言い聞かせて、少しむきになる。 …昔、似たような事をしていたような気もするけれど…すっかり忘れていた目新しい課題に…クナイを握り直して、立ち上がった。 …暗くて難しいのだから、明日にすればいい…? 難しいからこそ、今するんじゃないか ) [Wed 5 Oct 2005 22:21:01]
◆跡野末理 > ( …昔から、そうだった。 …与えられた課題を一刻も早くこなしてしまいたくて… いつも、憑かれたように修練に打ち込んで、誰より早くものにした…。 …出来ない事が、許せなかった… …けれど、強迫観念と言うのとも違う…ただ、心から、大好きだったんだ…。 …技を身に付けるのが嬉しくて…身に付けられないものなど無いと、信じるまでも無く一片の疑いも持っていなかった ) [Wed 5 Oct 2005 22:13:20]
◆跡野末理 > ( ぱしゃっ と水音一つ。 上部が水面から露出した岩の上に飛び上がり、腰を下ろす。 …体力や技術だけじゃない…集中力だとか精神力だって、気を抜けば衰えるのだという実感に…寂しげな苦笑を零した ) ………。 ( もう、暗くなって…水中は見難いし、風も水も冷たいし、今日は止めにしようかと思うのだけど… それでは、すっきりしない。 握ったクナイを手の中で弄んで…せめて一匹はとって帰りたいと、首を傾げた。 …水の中からでなく、岩の上からなら難易度も下がるような気もするけれど… 妥協も、したくなくって。 …ふと、去来する懐かしい感覚に…自嘲気味な笑みを零す… ) [Wed 5 Oct 2005 22:06:12]
◆跡野末理 > ( すぐ傍…けれど手は届かぬ場所で、流れの中で位置を変えずに漂う魚を見つけ… じり…と、爪先だけで移動するかのように、ゆっくりと体勢を変えるけれど… クナイを向ける頃には、弾かれたように他所へ移動されてしまって ) ………〜んー。 ( 殺気丸出しということか、あるいは隠行が未熟なせいか… 満足に『突く』ところまでこじつける事すら出来なければ… 難しい顔で構えを解いて…肩を叩きつつ、首を回した ) [Wed 5 Oct 2005 21:54:10]
◆跡野末理 > ( ヴェイトスバクフ領の国境にある、忍びの隠れ里…如月の里を流れる川の、少し村を離れた下流で… 茜色の着物の裾をたくし上げたお下げ髪が、脛の中ほどまで水に浸かりながら身を屈め、微動だにせずクナイを構えていた ) ―――。 ( 満点の星空の下。 涼やかな風に吹かれて…冷たくなって来た水の中で、息を殺し、気配を抑え… とうの昔に日も沈んで、星明りでは見難い水面を凝視する ) [Wed 5 Oct 2005 21:41:55]
お知らせ > 跡野末理さんが入室されました。 『( また、川辺 )』 [Wed 5 Oct 2005 21:28:01]
お知らせ > アカオニさんが退室されました。 『( 私はそうして、暫し嘆いた。 )』 [Wed 5 Oct 2005 20:26:38]
◆アカオニ > ( 嗚呼、お月様。 嗚呼、嗚呼、お月様。 ) ああ…………なんでだァ……? ………なんで、おらがコトこげに醜女に生んださァ……。 ( 私は顔を覆う。 まるで醜くてしょうがない顔を。 悲しくて、悲しくて、悲しすぎて涙も出なかった。 ) [Wed 5 Oct 2005 20:26:26]
◆アカオニ > ( 赤い肌は酷く目だってしょうがないけれど、それを隠す気にもならないぐらい、夜空は広かった。 満天の星空は宝石屋が隠しておいたダイアモンドを残さず黒いビロウドにばらまいたかのようで、その真ん中でお月様が大きく笑っていなさった。 ) [Wed 5 Oct 2005 20:17:22]
◆アカオニ > ( 私はひとり、その町から幾らか離れた小さな山のような丘のような、森のような林のような、そんな地で、寝そべって空を仰いでいた。 ) [Wed 5 Oct 2005 20:06:22]
◆アカオニ > ( ―――広いなあ。 ) [Wed 5 Oct 2005 20:04:51]
お知らせ > アカオニさんが入室されました。 [Wed 5 Oct 2005 20:04:34]
お知らせ > 一之丈さんが帰りました。 『(――しばし後、彼女を見送った男も、その場を跡にした……)』 [Wed 5 Oct 2005 02:20:44]
お知らせ > 跡野末理さんが帰りました。 『( …後で少し落ち着いて、送ればよかったと思うのだけど… あとのまつり )』 [Wed 5 Oct 2005 02:19:29]
◆跡野末理 > 体術、忍術、忍道と…言ってしまえば全部先人の知恵でしょう。 ( 変遷していくものでもあるけれど、それでも、受け継がれて来たものだ…おろそかには出来ないと、半ば本気で笑って ) …そりゃ、美味しい方が良いでしょうけど。 マズくても平気って言うと、大分印象違うわね… ( 多分、性別性格両方の問題だろう。 双方代表一名ずつの状態では、いかんともし難い ) 〜そうそう。 一悶着あれば良いなと思うけど…里の者にだって、それで命を落とす者は出るんだし…。 …思い悩んだって仕方ないことだけど… とりあえず、色々難しいわね… ( 人としてどうか、などどいう話…忍には意味を持たないけれど…。 心苦しくないと言えば、嘘になる… 半人前という事か… ) ……〜まぁ…楽しいとも思う…けど、でも、面倒くさいのもそうだから… ( 特別、好きなことじゃないんだと思うと… 喜んでくれた相手に、何だか申し訳なく思いながら…否定して ) ―――ええ、またね。 おやすみなさい。 [Wed 5 Oct 2005 02:18:05]
◆一之丈 > 先人の知恵に学ぶ、と……はっは、爪の垢でも残ってれば煎じて――呑みたくはないか(冗談混じりに、そんな返答をした 本当に不味くても、と聞かれれば、苦笑浮かべて肩を竦めた)美味いに越した事は無い、がね……まあ、嬉しいことに変わりはない、と思うよ(――さて、男女の性格の差、なのかもしれないし……単純に個人の性格の差なのかもしれない その辺りは、この場だけでわかるわけもなく)…………む、そうなのか?(真顔で首を傾げた――良くわからない、といった様子 続いて、かえってきた冗談混じりの言葉に、頷いて)そうだな……うん、というわけで結局は他人様が戦乱を起こしてくれるのが良い、となるんだろうなあ――まあ、戦を望むのも、個人的には嫌なのだがね(周辺諸国との関係を密にしていけば――となれば、反乱を起こしたところでよってたかって鎮圧されてしまうだろう 机上の空論、といったところか)いや『競い合い』ならば問題は無いとおもうが? ようは『鍛錬』の一貫だろうし――それが『楽しい』からといって、誰も咎めはしないだろう 『私利私欲のため』ではないのだから、ね(無論、捉え方にも寄るのだろうけれど、とは思う それに――彼女の事情を知っていれば、もっと違うことを言っただろう、とは……男にとっては知る由も無いことだったが)――――……? あ、ああ……そうか、いや――(少しだけ考えて、頷いた 彼女の言った意味……事情があるのだろう、とそう思ったのだ 進んで調べよう、などとは思わないが)――それでは、また……な [Wed 5 Oct 2005 02:00:25]
◆跡野末理 > うん、いいじゃない。 見習わないと。 ( 察しと思いやり、謙譲の心はトキノミヤコ人の美徳だとか。 あまり見習えなさそうな調子で、呟いて ) ―――って、本当にマズくてもいいの…? ( 突っ込もうよ、とか容赦なく考え、怪訝な表情を。 …一之丈お手製のおにぎりを食べても、何とも思わなかった。 …普通に美味しかったけど、特に感慨は無かったと思う…。 …自分の為に作ったわけではないからかもしれないけれど、では作ってくれたら特別に思うかと言うと…今ひとつ確信は持てなくて。 …要するに、性格の問題なのかもしれないと思いつつ…難しい顔で頷いた。 …そうか、多少アヤしくても全部食べるのか…とか ) とりあえず………一之丈さんは、恋とかしたら大変な事になりそうなタイプね。 ( 肩を竦めて、苦笑交じりに言って… 冗談ついでというように、続けよう ) 〜もちろん、そんなの無しよ。 …私の浅知恵だけど、それで御前が得る物は何も無いわ。 …相原党相手に下克上でも狙うなら別として…そんな事してヴェイトスバクフの天下を取ったって、陸続きで異国の街が並んでいるこの島では、ね… ( 例え今は小康状態、アマウラはノーマークと言え、脆くなったと見るやあっという間に潰されてしまうだろう…と思う。 良い知恵を持つ人は居るかもしれないけれど、己にそれが無ければ… ナイナイ、と首を振る ) 忍道からも微妙に外れるけどね。 敵方との勝負なら良いようにも思えるけど… 楽しみで忍術を使うのは、ダメじゃなかったかしら… ( 喜んでいる? 相手の様子に眼を瞬いて…どこか冷めた調子で言い、首を振る ) …やりたい事は、やっちゃいけない事なのよ… ( 忍道に外れるというのも、勿論ある… けれど何より大きいのは、やはり兄の事だ――― ) ええ…慣れない事したものだから、少し疲れたわ…。 おむすび、ごちそうさま。 [Wed 5 Oct 2005 01:50:00]
◆一之丈 > そうだなあ……昔のヒトは謙遜する意味で言ったのだとは思うが――難しいな、言葉という代物は(苦笑しながら、此方も首を捻った いや、自分が言葉を知らないだけかもしれないが……ともかくとして)ああ……多分、男の場合は――女性が自分の為に料理を作ってくれる、という事を嬉しいと感じる生物なんだろう(そう言って、笑って見せて――不味くても良いの、と聞かれれば、少し考えた後、頷いて見せた)そうだなあ……例え不味かったとしても嬉しいと思うだろうし、きっと全部食べる……とは、思うよ 勿論、美味いに越した事はないだろうけれど、問題は其処じゃあないんだよ、男にとっては(それは無理をしていると言えば、そうなるのだろうけれど……嬉しいと感じることには間違いは無い筈だ ふむ、と彼女の言葉に頷いて、冗談混じりに語ってみせる)いっその事、戦を起こすよう画策する――というのもアリなのかもしれないけれども、ね 実際に行うかどうか、と考えれば……『無し』だろうさ(あくまで『案』の一つではあるが、実行する気はさらさら無い いやまったく、本当に難儀な時代に生まれたものだ、と男は笑って見せた)……腕を磨いて、競い合う、か――……いや、良いんじゃあないか? 楽しいと思えるのなら、それが――末理の『やりたい事』なんだろう(それが確かならば、それがわかったという事ほど嬉しいことはない――そうか、そうか、と何度か嬉しそうにつぶやいて――たちあがったのを気配で感じたのか、見上げるように首を動かした)――行くのか? [Wed 5 Oct 2005 01:33:39]
◆跡野末理 > ん〜…そうね。 ちょっと失礼だとも思うんだけど。 ( 『粗末』じゃないじゃない? 立派な白いご飯だって、首を捻りながら ) 〜ふぅん? 恋人だけじゃないのね… ( 友達が作ってくれたらどうだろう、なんて考えて…今ひとつ、ぴんと来なかった。 恋人も許婚もいないし、最近特に人との関わりに疎ければ、そんなものだろうかと…不思議そうにするのみで ) 〜じゃあ、不味くてもいいの? ( 困らせる極論を出して来るお約束。 真剣に突っ込んでいるわけでもないのだけれど、『上手い下手じゃない』というのはどうも、どこかで無理をしているようにも聞こえてしまったりして ) …要するに、誰かがもう一悶着起こしてくれれば良いのよね、欧州隊程度の規模じゃなくって……… なんて。 それが良いわけないのも、分かるんだけど。 ( 頬杖をついて、溜息混じりに。 冗談半分で。 …こういった話をするのも、自分達の世代故、だろうか。 …思い悩むわけではないけれど、煮え切らないものは感じている… ) ………俳人や絵師が腕を競うのと同じ…そういう感覚で、わたしは忍で居たいんだと思う。 …他の生き方知らないっていうのもあるけど……楽しい、のよね……忍法勝負……。 〜散々怠けておいて、何なんだけど。 ( …促されて…なんとなく流せなくて、答えて。 …ぱん、と一つお尻を叩いて…立ち上がる ) [Wed 5 Oct 2005 01:21:49]
◆一之丈 > ……お粗末様、というのかな、この場合は(少し首を傾げながら、そう返した 彼女が眼を合わせようとしているのか、していないのか、それすらも判断できないまま――うん、と頷いて)まあ、男の場合……なのかどうかは、良くわからないがね 親しい女性――妻や恋人に限らず、友人や知り合いであろうと――が作ってくれた料理、というのは凄く嬉しいものなんだよ、巧い下手の以前に、ね(手料理、というわけだ――それを喜びこそすれ、嫌だと思う男などいる筈もない、と思うのだが、自分は)まあ、な……全く、難しい時代に生まれてしまった、とつくづく思うよ、私は(苦笑しつつも、諦めた節は無い うん、と彼女の言葉にうなずいて)それに、『忍』であることを――皆、大なり小なり、心の柱にしているだろうから……調子は狂ってしまうだろう そうだな、私もそうだよ――(だから、こそ、『忍』として生きる道を模索するのだ……例え、それがとてつもなく険しい道でも、だ)……おしゃべりしているより、は?(静かに、咎めるでもなく、ただ促すように、彼女の言葉を待とう) [Wed 5 Oct 2005 01:07:01]
◆跡野末理 > (*口調が崩れて→言葉を止めて…です、すみません) [Wed 5 Oct 2005 00:56:49]
◆跡野末理 > ………ごちそうさま。 ( どういたしまして、なんて気恥ずかしいし。 言うほどの事でもない。 多少やり難そうに、あまり眼を合わせずに言って ) …? …どうして? どうせ食べるなら、美味しいのが良いじゃない? ( 『素朴な味』が好みと言う事だろうかと…不思議そうに首を傾げたりして。 『機会があったら』には、どこか仕方なさそうに苦笑を零して ) …主がコロコロ変わるっていうのは、どうも…。 …でも、お侍が野武士にまで身をやつす時代なら、そうもなるでしょう… 『わたし達』なんて言うのは失礼かもしれないから、言わないけど… わたしは、忍でなくなったら…多分、調子、狂ってしまう…。 ( 如月の里ぐるみで見れば、今も、傭兵団のようなものかもしれない… ただ、この傭兵を雇う者は、この傭兵が忍である事を知り、多少なり尊重ししてくれて、使い方を大きくは誤らない。 …もし誰にでも雇われるようになったなら… 忍道は方向性を失って、ただの野党にまで成り下がるような気がした… ) 〜そう? …なら、いいんだけど…。 …でも、わたしは…おしゃべりしているよりは… ( …任に就くのと、どちらが良いのだろう。 …思わず口調が崩れて、押し黙ってしまった…。 …怠け続けている、己だ ) [Wed 5 Oct 2005 00:52:27]
◆一之丈 > ……ありがとう(そう言って、笑った 純粋に嬉しかったから、それを誤魔化す必要も無いし、隠す必要も無い)いや、ふむ……別段、その『巧いヒト』の作った料理を食べたいわけでは無いんだが……ああ、機会があったら(そう言って、頷いた いや、と首を横に振った――が、苦笑を浮かべて)傭兵などをして生きている忍も、いると聞くがね……それは、まあ『忍』ではないのだけれども――それでは、意味が無い、な(苦笑しながら、そう告げた 傭兵集団となるのも、ある意味では選択のひとつなのだろうが――……)秤にかけているつもり、も無いが……ふむ、なんと言えば良いのやら――(むう、と唸って首を傾げて――しばらく考えた後、うん、と小さく頷いた)ともかく、話すことができて嬉しい、という事さ [Wed 5 Oct 2005 00:37:17]
◆跡野末理 > 〜うん。 そう思う。 ( 眼が見えない…それもずっと。 …自信も無くすだろうと、それ以上は言わず…頷いて。 指先に付いたご飯粒をついばみながら…『凄く嬉しい』などと素直に口にする相手に、微笑ましそうに笑って ) …そういうものかしら…? 一線を画して巧い人って、居ると思うんだけど… まあ、そうね。 機会があったらね。 ( 無さそうだ、とも思いながら…確かに、頷く ) ―――平穏になってしまったら…忍は…消えるしか、ないんじゃないかな。 …表の世界に出るって言ったって、その時点で、もう『忍』ではないと思うし… ) 〜話すのは…まぁ、嫌いじゃないけど。 それに、不真面目とも思わないけど… それを任と秤にかけるっていうのはね… [Wed 5 Oct 2005 00:27:30]
◆一之丈 > まあ、それでも自信は無いさ――まあ、うん、そうやって美味いと言ってくれると、凄く嬉しいのだけれどね、私は(そう言って頷いて、握り飯の残りを口へ入れた すっぱさに少し顔を顰めながらも、心配無いと笑う様子が、とても嬉しく思えた)それを言うならば、世の中の手料理はみんな『特別』ではないだろうさ まあ、機会があれば是非食べさせて欲しい、という事でね(そう言って笑ってみせた 『特別』だから食べたい、と思うわけじゃあ無いのだから、気にしなくても良い、という事)……まあ――以前も話した通り、さ 平穏な世の中を喜ぶのと、忍びとして生き残ること、両立させねばならない(かなり骨の折れる――簡単に答えのでる問題でも無いが、考え続けなければならないだろう)む、可笑しな事か?――不真面目と思うかもしれないが、ね 誰かと会話することは良いモノだと、思うのだが、私は? [Wed 5 Oct 2005 00:08:31]
◆跡野末理 > …確かに、彩りなんかを見る事は出来ないかもしれない――― でも、形は分かるでしょう? 匂いも。 きっと一之丈さんのそれって、目の見える人より自然に敏感になっていると思うし……… ( 眼が見えないなんて、当然不自由だらけだろうけど… お米を炊く時に変な色の水を使っていたりしなければ、色合いも大丈夫なはず。 心配ないと、気楽に笑って――― ) ―――特別なものは、出来ないわ。 わざわざ食べたがって貰う程のものじゃない… ( 必ずしも自ら調理する必要が無いとは言え、良い料理を作れれば作れる程、毒殺の成功率は上がる…。 けれど、そんな料亭で出すようなものが作れるわけでもなし… 『期待しないで』と手を振って ) ……良いんだか、悪いんだか。 …やっぱり怖いわよ…『そんな事は起こり得ない』と思っていても…忍が必要とされなくなったら、って考えると…。 ――〜何それ? ( ゆっくり話せる事を、『犬神』の務めと秤にかけるのかと… 可笑しそうに、笑った ) [Tue 4 Oct 2005 23:57:15]
◆一之丈 > ふむ……そうだと、良いのだけれどね――どうにも『見て確認』ができないから、見た目や握り具合がちゃんとしているのか、わからないんだよ、私は(苦笑混じりに、そう告げた まさか確認するために全部その場で食べるわけにもいかないだろうし――まあ、そういう事だ これで味覚も変だったら、もう目も当てられない故――味は大丈夫だと、思うのだが)へぇ……何時か食べてみたい、と思うな、末理の料理は(別段、女は料理ができなければダメだ、とは言わないが――それでも女性が作った料理というのは、また違う物がある……と、思うのだが――さて?)まあ、最近は……『犬神』に任せるような仕事も少ない、という事さ そろそろ働かないといかんとも思うのだけれどね(苦笑混じりに、そう告げた 今時『暗殺』も『始末』も流行らない、という事だろうか ヴェイトス市とアングリマーラ、クリスティアならともかく……アマウラ付近は、平和なものだ 欧州隊や掻首隊やらできな臭くは、あるけれど)ただ、まあ……そのお陰で末理とゆっくり話せるわけだから、そう悪いモノでもないだろうさ [Tue 4 Oct 2005 23:37:37]
◆跡野末理 > ―――ン。 すっぱ… じゃなくて、美味しい。 別に『こんな上手い握り飯は生まれて初めて〜』なんて言えないけど、自信なくすような出来じゃないと思うわよ? ご飯ちゃんと炊けてると思うし、握れてるし… 〜どの辺で自信が無いの? ( 好みもあるだろうけど。 問題にするような事は何も無い…と思う…と、頷いて。 もしかして己が味おんちなのだろうかと、首をかしげた ) ―――そりゃ…するわよ、普通に。 得意じゃないけど…多分、そんなにヒドイ出来のものも作らないと思う…。 ( 男らしく、女らしくなんて言うのは、お武家さんの発想だろうか。 …女だから料理が出来る、なんて言わないけれど… くノ一としてあった方がいい技能である事は、確かだ。 食べる相手の様子をそれとなく観察しつつ… ひょいと手を伸ばして、沢庵を一切れさらった ) 〜あっはは…気ままなんだ。 私と一緒じゃない。 ( 『それでいいの?当主様』てな感じで。 笑いながら、肩を竦めよう… 会話が出来ないわけじゃないし、嫌いなわけでもない… 作ってしまった近寄り難い雰囲気が、なかなか拭えないだけで… ) [Tue 4 Oct 2005 23:28:27]
◆一之丈 > (目が見えない故、彼女の様子はわからない――が、黙っていることから、食べているのだろうという事は、理解できた なら、と首を傾げて問いかける)美味い、と良いのだけれど……あまり自信はなくて、ね どうかな?(ふむ、と少女の言葉に声を漏らした――なるほど、確かにそれは……複雑な気分になるに違いない そう思ったため、素直に頷いてみせた)あまり、考えた事もなかったが――……それは確かに複雑な気分になる、な(と、其処まで言って、ふと思ったので、素直に問いかけてみる)――末理は、料理はするのか?(握り飯を手に取り、頷きながら口へと含む 一口齧って、ああと答えた)まあ、実際に上手く説明できるわけでもない、のだけれどね――まあ、その内眠くなるから、それまで歩き回るだけだな うん、だから――今夜は、末理と逢えて良かったかもしれない(そう言って、笑って見せた 独りで歩きまわるより、誰かと会話するほうが自分は好きだったから) [Tue 4 Oct 2005 23:17:07]
◆跡野末理 > ( 遠慮なく、頷いて… もそもそと、口を動かす。 具は何だろうと思った矢先… すっぱい感覚が舌を走って、思わずきつく眼を瞑り、口を窄めた。 …隣に居る相手の眼が見えなくてよかったなんて…半ば冗談で思ったり。 白いおにぎりを、美味しそうに頬張って ) 〜ん…そう? 分かり易いと思うんだけど――― ええと、男の人だって、自分より体力のある女の人が居るのは、複雑な気分じゃない? ( 置かれたままのおにぎり見つめて…一緒に食べないのだろうかと ) 〜うん、言ってたわね… 月を感じたりするんだっけ。 ………。 ( 今日の月は丸くない。 それはそれで良いのだけれど… 他の原因もあるのかと、野生を思う ) [Tue 4 Oct 2005 23:08:39]
◆一之丈 > (遠慮無く、と告げて――彼女が受け取ったのなら手を引っこめた 単なる握り飯であろうと、誰かに食べてもらえると言うのは嬉しいものだったから)どういたしまして――……と、まあ……礼を言われるほど、凄い物でも無いけれども、ね(包みを解けば、其処にあるのは白い握り飯が二つ並んでいる あとは端のほうに沢庵が二切れほど、だ 具は……梅干だが、外側からではわからない、だろう)――言うのか? まあ……末理が言うのなら、そうなのだろうなぁ――男には、其処ら辺は良くわからないから(苦笑しながら、膝の上の置かれた握り飯――それが落ちたりしないよう気をつけながら、並ぶように座った彼女へと首を向けた)いや……どうもこれは『犬神』だからだろうな 野生の犬狼の類は、夜に動くと聞くから――(そう言って、笑って見せた 視力の有無は、あまり関係ない……と思うのだけれど) [Tue 4 Oct 2005 22:52:31]
◆跡野末理 > ―――ぅ。 ( 差し出された包みを、思わず受け取って。 ちょっと固まる。 …やっぱり、何か気恥ずかしかった ) 〜な…何よ、だって、ほんとに勿体無いじゃない…食べないままダメにしちゃうかもしれないんでしょ? 味も落ちちゃうし―――…あ、いや…そうじゃないわね。 〜ありがとう、いただきます… ( 可笑しそうにする相手に、抗議っぽく言ってしまってから… 一度首を振って、礼をして… 包みを解こう ) 〜まあ、男の人だもの。 そのくらいでいいんじゃない? 料理の得意な男性なんて、女性の敵だって言うし。 ( 言うのか? …見えないだろうけれど、肩を竦め返して… おにぎり一つ取ったら、残りはとりあえず、一之丈さんの膝の上に。 …立ち食いもアレだし… 己も並ぶようにして、手近な岩に腰掛けた ) ……目を、閉じられないからかな…… ( 閉じたままだから、と言うべきか…。 眠る準備に入る感覚も、視力のある己とは違うのだろうかと… 首をかしげて ) [Tue 4 Oct 2005 22:45:56]
◆一之丈 > ――ふむ、それなら(と、しまおうとしていた手を止めて、そのまま先ほど同様、彼女の方へと包みを差し出した 悩んでいるような雰囲気は伝わって来る――可笑しそうな様子で、それを感じて……悪意はないが、彼女にとってはどうなのだろうか? まあ、それはともかくとして)いやいや、弁当として……ではなく、料理全般として、だ 作り方も知らないし、知っても作れそうに無い(小さく肩を竦めて見せた それから、傍に来るのを感じたら,其方へと首を巡らせて)まあ、一番夜が遅いのは私……だろうね どうにも中々眠れなくて――こうして色々うろついているわけだ [Tue 4 Oct 2005 22:36:20]
◆跡野末理 > ―――あ、それなら… ( …うん、無駄にしてしまうなんて勿体無い。…と頷こうとして…もごもご。 懐に戻されるなら、がっつくのも… でも、無駄にしてしまうのは本当に勿体無いと思うんだ。 …貧乏性…? いやいや、一応畑仕事しているし ) 〜この程度も何も、お弁当なら定番でしょうに。 握り方に具の混ぜ方、海苔の巻き方、奥も深いと思うわ。 …夜更かしは、当主さまくらい…? ( 起きているなら頼んでしまっても…と思うのは非常識か。 クナイと的を一くくりに纏めて… 傍へ ) [Tue 4 Oct 2005 22:32:08]
◆一之丈 > ああ、いや……私は、あまり腹は減っていないので、ね 用意してきたが――無駄にしてしまうのもアレかな、と(ただ、少女の言葉に笑みを浮かべた まあ、太ってしまうというのなら――仕方が無い、と頷いて、包みを元通り懐へとしまおうとし――的を回収している少女がいるだろう方向に、首を向けて)……というより、この程度の代物しか作れない――のだけども、ね 夜遅くに、腹が減ったからと誰かに作ってもらうわけにもいくまい? [Tue 4 Oct 2005 22:22:11]
◆跡野末理 > ( とってやろうじゃない… なんて内心こっそり思いつつ。 …そんな風に思う事に、少なからず驚いた… ) 〜嬉しいけれど。 それ、一之丈さんの夜食でしょ? いいわよ、寝る前に食べると太っちゃうらしいし。 ( やはり笑って、要らないと首を振る。 …夜食持参…長い夜に、まだまだ頑張るつもりなのだろうと思えば、大してお腹も空いて居ないし、ご相伴に預かる事もないと… ) …〜って、お弁当、自分で作ったの? ( マメね…。 なんて、地味に失礼かも知れないことを呟きつつ。 吊るしてあった的を解いて、クナイを拾い集める ) [Tue 4 Oct 2005 22:18:40]
◆一之丈 > (訂正:勘違いなら→勘違いだから) [Tue 4 Oct 2005 22:14:12]
◆一之丈 > ……そうか――ああ、いや、勘違いなら、それで良い(彼女の言葉に苦笑して、小さく横に首を振った 魚云々――まあ、意図が通じなかったのは仕方が無いと頷けば、困ったように笑って見せた それなら、と手近な大き目の岩を杖で探って――其処に腰を下ろした さすがに気配だけで的とクナイを見つける事はできない為、手伝えることは無さそうだ、と)それでは――……良ければ、握り飯なんかは、どうだ? 魚じゃないぞ(と、笑って付け加えて、夜食のつもりで用意してきた握り飯の包みを、取り出して見せた) [Tue 4 Oct 2005 22:08:37]
◆跡野末理 > ―――気にしないで。 ( 自分で言っておいて、ヒラリと手を振った。 知られたく無かったし、自分で分かっている事だけど、気付かれるというのは未熟な証拠でもある。 …相応の努力もせずに未熟を恥じるなど、お門違いも甚だしいが… ) …さ…魚ぁ…? ( 言葉には、思わず怪訝そうな表情で、流れる水面に目を落とした。 …石の様にじっとして、機会を窺い一刀の下に仕留める… そういえば、いつかそんな事をした事があったような気もするけれど… 一人でこうするようになってからは、すっかり忘れていて… ) ―――え、ぇえと…ほら、今は魚を食べたい気分じゃないって言うか… 狩ったなら食べてあげないと、可愛そうでしょ? ( 多分、出来ないだろうなぁ…なんて思って。 微妙に話を逸らしつつ。 『クナイと的、片付ける』と一声かけて…ごそごそと片付け開始。 普通に話して声の届く範囲には居るだろう ) [Tue 4 Oct 2005 22:01:53]
◆一之丈 > む……(彼女の言葉に、一瞬困ったような声を出した 知られたくなかった、のだろう――末理自身がそう言っているのだから――どうしたものかと、少し考えて……さて、と小さく首を傾げた)…………てっきり、私は魚獲りでもしているのかと、思ったのだけれど? クナイを使って、魚を獲る忍びもいると聞く……が?(そう言って、笑ってみせた 自分は、目が見えない――故に、彼女が言ったことを……自分の中で事実として、認識しようと、考えたのだが) [Tue 4 Oct 2005 21:54:00]
◆跡野末理 > あー… なるほど。 …うん…そっか、聞こえちゃったのね… ( 視力を失った彼は、それを補おうとして聴力がより鋭敏になると言え… せせらぎ以上の音を立ててしまって、言い訳も無い。 苦笑を浮かべてそうな声音で言って… 声音のままの表情で肩を竦める ) …ううん。 邪魔なんて事はないけど。 気付かれちゃったのは嬉しくないわね、色々と… ( 首を振りつつ、やや情け無さそうに…どこか可笑しそうに答えよう ) …足を水につけて、クナイを放りながらフラフラ回ってね、最後に的に当てるの。 そっちの出来栄えもさっぱりだったし…そろそろ帰ろうと思ってたところ。 [Tue 4 Oct 2005 21:47:15]
◆一之丈 > (彼女の内心――それを知る事はなかったし、知ったところで、どうなるモノでもない……とは、思う 結局は、彼女自身の問題なのだろうから)いや、少し水の跳ねるような音が聞こえたから――……邪魔して、しまったかな?(夜の山でただ座して耳をすませる、聴覚の鍛錬――目が見えない自分にとって、耳は数少ない外界の状況を知る道具ゆえに鍛錬は欠かさないのだが――……そうしていると、水の跳ねる音が聞こえたのだ 確信を持って理解できるほどの実力はまだ無い為、こうして確かめにきたのだけれど……) [Tue 4 Oct 2005 21:39:16]
◆跡野末理 > ( …課せられる修練を怠け続けて…それでも、どうしようもなく焦燥感が募ったり、衰えを感じた時には… こうして、少しだけ、忍の技を鍛える事がある…。 当然、そんなことではまるで足りない ) ―――。 ( 声をかけられて…意外そうに目を見開きつつ、早速口はへの字になって… 気まずそうに、痒くも無い頭を掻いた。 …声に聞き覚えがある… 彼は、目が見えない… このままこっそり帰ってやろうかしらなんて考えつつ、考えるだけで――― パシャパシャと、最前とは打って変わって無遠慮に水音を立てながら、水から出よう ) ………たまにはさ…やっぱり。 …嫌だけど、一応忍だし…それで俸禄貰ってるんだから… ( 別に恥じることも無い筈だけど…言い訳がましく、呟くように言って。 …水から足を上げたなら、拭きもせずに草履を履きつつ、会釈する ) 〜こんばんは。 何してるのかしら? こんな所で。 [Tue 4 Oct 2005 21:32:34]
◆一之丈 > (そんな風に声をかけながら、近くの茂みから男が歩み出てきた 杖を片手に、川原へと脚を踏み出し――岩に少しばかり躓きそうになりながら、鍛錬を行っていたらしい『誰か』へと声をかけた) [Tue 4 Oct 2005 21:26:57]
お知らせ > 一之丈さんが入室されました。 『――精が出ますね』 [Tue 4 Oct 2005 21:24:15]
◆跡野末理 > ―――ッ! ( 一頻り身体を動かして… いい加減、すっかり目の回りそうな頃。 宙に放り続けていたクナイを一度全て受け止めて――― あらぬ方向の、川辺の木に吊るしてあった的へ、続けざまに投じた ) ( 一投目は糸で吊るされた宙ぶらりんの木の的に、浅く突き刺さり。 二投目は的にこそ当たるものの、刺さらず地面に落ちて… 三投目以降は当たらなかった ) ………〜まぁ、ね…こんなものよね… ( 下手になっている…なんて、みもふたも無い自己評価を下しつつ。 溜息混じりに、くしゃりと前髪を握った… ) [Tue 4 Oct 2005 21:22:36]
◆跡野末理 > ( 提灯は持って来ているけれど、川辺より少し離れた場所に置いてあるそれの灯りは落ちて… 星明りを頼りに、芸事の様に複数のクナイを放っては、身体を踊るように旋回させつつ受け止める。 …足元で立つ水音は、まだまだ未熟と声を上げるようだけれど… お下げや着物の裾の揺れ具合の割には、不釣合いに静かなものだろう ) [Tue 4 Oct 2005 21:14:14]
◆跡野末理 > ( ヴェイトスバクフ領の国境にある、忍びの隠れ里の一… 如月の里を流れる川を少し下流に行った、人気の無い場所で…。 茜色の着物を着たお下げ髪が、くるぶしまで水に浸かって、クナイを弄ぶ ) [Tue 4 Oct 2005 21:09:08]
お知らせ > 跡野末理さんが入室されました。 『( 川辺 )』 [Tue 4 Oct 2005 21:04:45]
お知らせ > アカオニさんが帰りました。 『( おやすみなさい。 )』 [Mon 3 Oct 2005 22:24:55]
◆アカオニ > ( 私の体でもなんとか隠すことができる程度の穴倉に、私はもぐった。 ) [Mon 3 Oct 2005 22:24:48]
◆アカオニ > ( がさがさと葉を枝を掻き分けて、私は獣道を複雑に巡りながらねぐらへと向かう。 まるで保護色にならない、どころか目立つこの赤い肌はどうしようもないけれど、それでもあがき程度には、帰り道を誤魔化すように。 ) [Mon 3 Oct 2005 22:24:11]
◆アカオニ > ( すぐ傍の木の幹をゆっくりと歩いていく甲虫を手にとって、私はそれを口にほうる。 味などはもう真面目に考えることを放棄した。 ただ、たんぱく質を手軽に、危険なく摂取できるものとして重宝しているだけだ。 ) [Mon 3 Oct 2005 22:14:29]
◆アカオニ > ( 今日も今日とて世に事はなく、ここにあるのは静かな日常だけだった。 最近は討伐の人間もそう訪れなくなり、私は酷く、退屈だった。 遠目にでも人間を見ることのできない毎日はとても寂しいものだった。 まあでも、こんなに恐ろしい姿をした私が、こんなにも醜い姿をした私が、生きていられるだけでも贅沢なのかもしれない。 ) [Mon 3 Oct 2005 22:05:10]
お知らせ > アカオニさんが入室されました。 [Mon 3 Oct 2005 21:58:01]
◆アカオニ > ( 山というにはやや低く、丘というにはやや高い。 森というにはやや寂しく、林というには木が多い。 そんな何の変哲もないような、アマウラ近くのとある場所。 私は今日もまたぼんやりと空を仰ぐ。 ) [Mon 3 Oct 2005 21:54:40]
お知らせ > アカオニさんが入室されました。 [Mon 3 Oct 2005 21:52:10]
お知らせ > 跡野末理さんが帰りました。 『( 薪を割る手付きが、少し乱暴になった )』 [Mon 3 Oct 2005 17:14:57]
◆跡野末理 > ( 他の事と比べようとすると、実感する。 …忍の技を…忍道を諦める事など、出来よう筈も無い。 …五体満足に産まれて、如月の里に生き、それでも忍にはならぬ者も、中には居る。 とびきり鈍くさかったり、己のように修練を怠けたり、あるいは忍として生きる事を望まぬ者だ…。 …ならぬ事を、なれぬ事を恥に思うと言うよりは… やはり、未練だと思う ) ………。 ( 学ぶ事に拒否反応を示さずには居られずに… けれどどこかで…どこまでも昔のままに、その道を好いている… ) [Mon 3 Oct 2005 17:14:05]
◆跡野末理 > ( 薬師の知識は貴重… 書では決して遺せない技術も、多くあるという。 けれど忍びの里…薬師は彼女だけではなく、彼女もまた、秘伝の製法などを持っていたりはしないようであれば… このまま絶えてしまうのだろうと、少し切なくなる… ) ………。 ( 味は酷いものだけど、彼女の渇き止めは…よく効くんだ。 …もし… もしも、彼女がその気なら… そして己が、本当に忍になる事を望まぬのであれば… 薬師になるのも道だろうかと考えて――― 斧を振るう手を休め、パタパタと首を振って…前髪を揺らした ) [Mon 3 Oct 2005 17:04:33]
◆跡野末理 > ( …この程度の事、彼女一人でこなせない筈は無い…。 …何せ己が全力で逃げようとしても、力付くで連れて来るような人なのだ…。 勿論労働力があれば助けになるだろうけれど、露骨に嫌な顔する人間を無理に引っ張って来るのと秤にかけて、どちらが面倒でないかと言えば… 微妙だと思う ) ………。 ( …この家には、跡取りが居ない。 …夫は早くに病死して、子も忍の務めの最中に死んで、迎えた養子は誤って毒を飲んだと、いつか聞いた気がした。 …嘘か真か知らないけれど、とにかく今は、彼女は一人で暮らしている… ) [Mon 3 Oct 2005 16:55:58]
◆跡野末理 > ( 街娘に毛が生えた程度の筋力では、それなりに難儀もするけれど… 『慣れて』いれば、そこそこ順調に… パカン パカン と木を割っていく。 …ちなみに、ここは自宅の庭じゃない。 …修練を怠けていると引っ張って来られる、薬師のお婆ちゃんの家だ… ) ………。 ( 日々涼しさを増す時分とは言え、まだ日が傾いたばかりで風の向きも違えば… 少し動くと汗が噴き出す。 …額を手拭で拭いて… なんだかんだで結局真面目にこなしてしまう事に、苦笑を零した… ) [Mon 3 Oct 2005 16:39:25]
◆跡野末理 > ( ―――って。 今この瞬間も誰かが誰かに言うのだろう。 そんな詮無い事をぼんやりと考えながら… 茜色の着物のお下げ髪が、通りに面した庭で斧を振るい、薪を割る ) [Mon 3 Oct 2005 16:28:23]
お知らせ > 跡野末理さんが来ました。 『 ―――ありがとう――― 』 [Mon 3 Oct 2005 16:23:48]
お知らせ > 一之丈さんが退室されました。 [Sun 2 Oct 2005 10:34:53]
◆一之丈 > (それに何より、戦を行うものにとって『獣憑き』は縁起が悪いのだろう 『悪魔』と共に戦っても良い戦士なんて、とてもじゃないが――いるわけが無いだろう いたとしても、少数派である筈だ)…………さて、そろそろ仕事を始める、かな……(小さく呟いて、傍らに置いていた杖を握って立ち上がる やるべき事は、まだ残っているのだ) [Sun 2 Oct 2005 10:34:51]
◆一之丈 > (人間というのは『境界』を拠り所にして生きる存在なのだと、いつか聞いたことがある 境界を越えてくるモノを恐れ、また境界を越えることを恐れる……他人との境界、自然との境界、国と国との境界――――『犬神』は、ヒトと獣、ヒトと妖の境界を、酷く曖昧にしてしまう存在なのだと、自分は思う)……故に疎まれる 境界を越えてきた獣は恐ろしく、境界を越えてきた妖は忌むべき存在だから(小さく呟いて、空になった椀を傍らにおいた) [Sun 2 Oct 2005 10:28:18]
◆一之丈 > (――――『犬神』とは、すなわち『獣憑き』の家系である パプテス風に呼ぶのなら、つまりは『悪魔憑き』の家系であると言って良い ……『犬神』は、かつて山伏などによって用いられた呪術の産物であるとも、そのような妖の類が憑いたのだとも言われるが、真偽は定かではない……問題は『犬神家』がこれを使役し、その力を振るうことができる、という事だ)……(ズ、と茶を啜る――『犬神』であることを気にせずに自分と接してくれた少女は、はたしてこれから先もそう接してくれるだろうか、ふと疑問が沸いて、苦笑を浮かべた) [Sun 2 Oct 2005 10:25:15]
◆一之丈 > (屋敷の離れ――庵と呼ぶべきだろうか?――で、一人静かに茶を啜る 天気は良く、もうそろそろ葉も赤く色づきはじめる季節だが……)……盲目とは、こういう時に厄介だな(思わず、苦笑してしまう キレイな景色が見れないのは、少しばかり残念だ……大分涼しくなった空気を感じながら、何をするでもなく、ただ茶を啜った) [Sun 2 Oct 2005 10:19:46]
お知らせ > 一之丈さんが入室されました。 [Sun 2 Oct 2005 10:16:20]
お知らせ > 跡野末理さんが帰りました。 [Sun 2 Oct 2005 05:07:54]
◆跡野末理 > ( 無論、生得恐ろしい術を持つ者に対して、畏怖を抱くのは当然だ。 …ただ、そういった者達は味方となれば優秀で、頼もしい存在となる。 …血族の枠を超えれば、如月一族の仲間だ…。 …やっかみも生まれようが、それで忌み嫌うとはどういう了見かと… 割と遠慮会釈の無い己の意思を周囲に押し付けるように、首を傾げる…。 …好き嫌いで事の起こせる性根なれど、己と共感できぬ他人の心の機微には、どこまでも疎かった… ) [Sun 2 Oct 2005 05:01:27]
◆跡野末理 > ( 人当たりが悪いわけでも、癖の強い人とも思えない… よくなんて知らないけれど、その異能を毛嫌いされているのみであるのなら… 忍とは何かと、考えてしまった ) ………。 ( 組織でも、社会でも… 人の作る秩序は、聖と俗、晴と穢、相反する二つの物の上に成り立つ事が多い …と思う。 …けれどそれらは明確に線引きを行えるようなものではなく、必ず、曖昧なグレーゾーンが生まれる… ) ( 忍はそこに属するものと、思っていた… 間違っても聖や晴ではないだろうと肩を竦めつつ… 断じて俗や穢でもなしと胸を張る。 …そうさせるのが、忍道だろう… ) [Sun 2 Oct 2005 04:36:49]
◆跡野末理 > ( 答えは返されず… それが忌まわしいものであるように、ただ、視線を落とした首が振られるのみ…。 問う相手を間違えたのだと、思う… ) ………。 ( けれど同時に、どこか、己の認識不足も感じていた…。 『犬神』という、異様の術を持つ者が如月に居る事は知っていた。 …獣に変じるというその者達を、良く思わない者も多いということも… けれど当代の当主と口を利いてみれば、疑問にも思う… ) [Sun 2 Oct 2005 04:28:31]
◆跡野末理 > ( そのまま薄く目を閉じても…温度を持たぬ月光は、感じようもなく… 叫びたくなったりしないのだって、何も新月が近いからじゃない。 多分、当たり前の事だ… ) ……犬神―― ( 『――とは、何なのですか』 俸禄の礼に顔を出した、長老衆の一人の家で…ついでに、問うてみた。 …否、俸禄の礼の方こそ、ついでだったのかもしれないけれど…どうでもいい… ) [Sun 2 Oct 2005 04:04:03]
◆跡野末理 > ( 小川にかけられた欄干も無い橋の縁に腰掛けて、足を遊ばせる… 満点の星空の下、灯りは持たず… じっと、細くなった月を見上げる ) [Sun 2 Oct 2005 03:56:51]
お知らせ > 跡野末理さんが来ました。 『( 俸禄を受け取った旨、長老衆の一人に伝えた帰り――― )』 [Sun 2 Oct 2005 03:47:56]
お知らせ > 跡野末理さんが帰りました。 『( ……お風呂に入って、さっぱりしよう…… )』 [Sat 1 Oct 2005 16:18:01]
◆跡野末理 > ( 貯める以外にする事は無く… だから、というわけでもないけれど… 貰い過ぎだとも、正直思う ) ………。 ( 平均的な下忍の俸禄は月二十万程度だろうか。 …命の値段としてみるとどうか…なんて知らないけれど… それより少ないとはいえ、己の働きで十五万は、ない… ) ………。 ( ひとえに家柄と…戒めの意味もあるのだろう。 …いつまでも塞いでいないで、乗り越えて見せよと… ) ………。 ( 忍のくせに、『家柄』なんて考えを持つ… 一子相伝の技を持つ異能者集団であれば、当然の事かもしれないけれど… そんな意識が、兄を余計に追い詰めていたのではないかと思えば… 責任転嫁と知って…苛立たしさも覚えた ) [Sat 1 Oct 2005 16:17:00]
◆跡野末理 > ( 書き物机の上に置かれている、小さな紙の包みに目を留める…。 今月分の俸禄だろう。 〜あまり意味は無いと思うけど、己の場合、形式的には『前払い』という形になっている。 …受け取りに行かなかったから、どうせ来ないだろうと届けられたか… あるいは家人の誰かが預かったか… ) ………。 ( 作務衣の前を開けたまま… さして興味も無さそうに、無造作に包みをそのまま引き出しに放り込んで… 変わりに、一万エン金貨を八枚取り出して、机の上に置いておく。 …家に納める分…役、半分だ。 …もっともこの村で、遊ぶ金の使い道など、無いも同然… 里を滅多に離れぬ己では、尚更だ ) [Sat 1 Oct 2005 16:06:42]
◆跡野末理 > ( 広いと言ってもそうは遠くない己の部屋に辿り着くまでに、何度そうしただろう… 〜ふぁふ、と口元に手こそ当てるものの、噛み殺そうともせずにあくびを漏らし… ごし、と手の甲で涙を拭う。 ……しょぼしょぼした表情をする間だけは、ちぐはぐの一部が埋められた。 鈍くさそうなお下げと、よく合っているかもしれない。 表情一つで印象の極端に変わる顔は、忍びとして恵まれていると言えるのかもしれないけれど…… ) ………。 ( 自室のふすまを開けて、着替えようと作務衣に手をかけ――― ) [Sat 1 Oct 2005 15:56:57]
◆跡野末理 > ( ちぐはぐだった。 色々と… ) ………。 ( 掃き清められた庭を横切って、のそのそと上がり込む作務衣は…この家の人間のようではあるのだけれど… 気だるそうに、疲労を隠そうともしない姿には微塵の威厳も無く――― けれど怠惰で人間的な所作とは対照的に、小作りで怜悧な印象のある顔は、ほんの少し顰めるだけで、近寄り難い雰囲気を作り出していた ) ( 曰く不良。 …しかしそう言うには、かっちりと編まれたお下げ髪は、あまりにも大人しそうで… ) ( みすまっち ) [Sat 1 Oct 2005 15:44:16]
◆跡野末理 > ( そう…平屋の立派なアマウラ風建築は、屋敷と呼んで差し支えない。 代々上忍を務めるだけの貫禄がある、そこで… 畑仕事を手伝っていて紺色の作務衣を着たお下げ髪が、あくび交じりに敷居を跨ぐ ) [Sat 1 Oct 2005 15:28:52]
お知らせ > 跡野末理さんが入室されました。 『( 如月の里、跡野屋敷 )』 [Sat 1 Oct 2005 15:15:55]
お知らせ > 跡野末理さんが退室されました。 『( ただ、その性根や意思に… 一抹の寂しさや、情けなさを覚えるんだ… )』 [Fri 30 Sep 2005 21:57:01]
◆跡野末理 > ( …『下忍にされる』なんて思い上がりだ…。 今となっては本当に、それだけのものを持っているかすら…自信も無くなっている…。 望んでした事だろうに――― ) ………っふぅ… ( 風に吹かれて流れて来た飛沫が冷たくて…腕をさすり、立ち上がった。 …『どうすれば』とは思わない。 …確かに望んで『そうしている』のだと…頷いて ) [Fri 30 Sep 2005 21:56:14]
◆跡野末理 > ………。 ( 怠けていたのだから、当然だ。 …惜しむのはお門違いだし、何より望んでそうなったのだろうに…。 …それでも… 気にならないと言ってしまうのは、嘘だ ) ( 何とも情けなく感じる性根に、苦笑を零した…。 …最低限の修練は、自主的にして来たつもりで居たけれど… それで保てるわけもなし。 実力は確実に落ちている ) [Fri 30 Sep 2005 21:42:40]
◆跡野末理 > ―――。 ( とりあえず。 夜気の冷たさに指が悴んで、どうにか扱える楽器の一つもまともに弾けなくなってしまうのでは…話にならないだろう。 ベロン… と重たい音を最後に、腕と肩を落として… 溜息をついた ) ………。 ( 薄い膜に包まれたように感覚のぼんやりとした手を…握って、開いて… 随分大きくなったと思う ) ( 昔の私は… まだ幼い身体で、それを扱う必要は無くとも… 今よりは、ずっと上手かったと思う ) [Fri 30 Sep 2005 21:35:28]
◆跡野末理 > ( 忍の務めには、技芸が要求される場面も多い。 それも、三味線弾きの一つを取っても…あらゆる場所、あらゆる状況で、あらゆる事を要求されて…それらをそつ無くこなしてのける事を求められる…。 何かや誰かに化けるとして… 『化ける』のではなく、事実本職顔負けである事を求められる ) [Fri 30 Sep 2005 21:26:02]
◆跡野末理 > ( ちょっとした滝のようになって水が流れ落ち、飛沫が舞う…その傍で――― ) ( 小岩の上に腰掛けた、場所柄ちょっと薄着に見える茜色の着物のお下げ髪が… 腿に乗せ、左手で首を支えた弦楽器にバチを振るう ) [Fri 30 Sep 2005 20:49:11]
◆跡野末理 > ( ヴェイトスバクフの国境に位置する、忍びの隠れ里の一… 如月の里 ) ( その川辺… 涼やかと言うには冷え込む場所に、やや調子の外れた三味線の音が響く ) [Fri 30 Sep 2005 20:41:21]
お知らせ > 跡野末理さんが入室されました。 『( ペペン… ベィン… )』 [Fri 30 Sep 2005 20:35:10]
お知らせ > 錫音さんが退室されました。 『『首ィ斬られなかっただけ有り難く思え!阿呆ッ!!』 その声を合図に、暫し…お説教開始』 [Fri 30 Sep 2005 18:46:20]
◆錫音 > ―――――………… (「そんなに余らせてるなら、来月から…コレで十分だろ? ほれ、コレで頑張れよ」 やがて、キッパリとした声で吐き出される男の通達。 それに、真っ青な顔が真っ白になれば…ポトリ、手から財布が落ちて………・・・・・・) か、勘弁しとぉっ! う、ウチにぁ、老いた孫と生まれたばかりン旦那とぉが、家で帰りィ待っとぉ! だから、堪忍な?堪忍、堪忍しとぉ―――― おぶっ!(床へと落ちる財布。その音を合図に、タックルする様に、男の腰にすがり付いて泣き言を吐き出し―― 潤んだ瞳で見上げた瞬間、顔面にめりこむ肘打ち一発。 ゴメシャと肘が着弾した部分から上がる煙。 両者、その侭の姿勢で、暫し…動きを止め――……) [Fri 30 Sep 2005 18:45:00]
◆錫音 > い、いあー… 酒ァ、ちぃとぉ抑えとぉね? いや、嘘じゃぁ無かとぉ… ホ、ホレ。(無言で睨み付ける男。 その眼前へと恐る恐る財布を突き出せば… 中身をチラリ。 中身には―― 45万あるか無いか程度(うち、30万は遺品着服)の大金がギッシリ。 「良く、こんな大金持って街道歩いて大丈夫だったな」と…目の前の男は呆れた顔を浮べれば―― 何やら帳簿を取り出し……) ウルサァッ!ホレぇ、酒ァ抑えとぉから、こんなに財布がパンパン――……っとぉ、ちょ… 何しとぉ? えっと、ナニ、17を15に書き換えとぉ?(鬼娘の言葉を右から左に聞き流しつつ、目の前で帳簿の17に二重線を引き、隣に15を書き込む男。 その仕草に、青褪めて引き攣った顔を浮べれば、財布を握る手もピクピクと震え――…) [Fri 30 Sep 2005 18:38:04]
◆錫音 > まぁー… ウチぁ、一匹と一度顔ァ突合せとぉ程度じゃぁてぇ…詳しァ事ォ知らんとぉがな。 マァ、騒がしかぁのぁ(多分、心の中で漏らせば… チラリ、男の顔を見遣――… ろうとした所で、顔面にゲンコツ一発。 追い討ちで「詳しく調べるのがお前の仕事だろうが!この阿呆ッ!!」との一言。) い、いあー… ぢゃぁてぇ、ウチ…バテレンさんとぉ顔突合せとぉ無かとぉし。 ほれ、ウチらぁとバテレンさんとぉ、仲ァ悪いとね? ―――…… ぅっ(と、真っ赤な拳の跡を付けた顔を引き攣らせながら、わたわたと手を振ったりして言葉を返せば… 「お前の事だから、面倒臭いと酒でも呑んでたんだろう。」 と、迎撃一つ。 ソレに、言葉に詰まれば―― 本当は、小僧の財布の中身におびえてたんだけど、とは口が裂けても言えない訳で。) [Fri 30 Sep 2005 18:30:59]
◆錫音 > ホレ、どうせだぁしのぉ、おんしゃあも呑まんとぉ? ホレ、旨いもんじゃぁてぇの――ォん?(そう、酒瓶の口を突き付けて男へと酒を薦め様としていれば、当の呆れ顔の男は… 「で、他には?」 と、酒瓶の口を退けて言葉を返す。 言葉を返されれば、鬼娘は暫しほけらーっとした顔を浮かべ――……) おー…そぉ、じゃぁてのぉ…うむ。 後ァ…吸血鬼ちゅうもん、かぁのぉ? 最近ァ、向こうじゃぁてちぃっと…ソイツがぁ、騒がしかとぉの。(暫しの沈黙の後、思い返した様に返すのは… そんな言葉。 その言葉を吐き出しながら、思い返すのは―― いつか、そっ首落とした小僧の顔。) [Fri 30 Sep 2005 18:20:16]
◆錫音 > ―――――……… っとぉ、まぁーのぉ… ヴェイトスん内情はぁ、そう言うこっちゃぁの…(序でに言えば、その一室。酒瓶片手に、目の前の男に言葉を投げるのは… 小娘にしか見えぬ鬼娘一匹。街道を行く最中は一時ほど酒断ちしたが、今ではすっかり真っ赤っか。 その顔を見る目の前の男は、呆れた様な様子を一つ。) ンぁ?あー… だいぢょーぶぢゃーってぇ。ほぉれ、ウチァ…酒ァ切れンと上手ァ喋れんとぉね。(けれども、肝心の鬼娘は…その顔に対して、ケラケラと酔狂丸出しの様子で笑えば、手をパタリパタリ。 ソレを見れば、男は溜息を…一つ――) [Fri 30 Sep 2005 18:12:41]
お知らせ > 錫音さんが入室されました。 『侍ギルド…欧州隊本部にて――』 [Fri 30 Sep 2005 18:04:47]
お知らせ > 跡野末理さんが退室されました。 『( …けれど、望んでの事だ… )』 [Thu 29 Sep 2005 17:10:36]
◆跡野末理 > ( …この感情は、悩みとは違う。 許されようも、詫びようもない事だと知って尚… では仕方ないと諦める事も、自分で自分を許すことも、出来ない ) ………したいこと……… ( ないわけじゃない。 …でも、叶えられるわけもないと思ってしまって…他の事に足踏みする。 …愚かだと、思う… ) [Thu 29 Sep 2005 17:10:09]
◆跡野末理 > ( …ふと、いつまでこうして居るんだろうと思う。 …怠け続けて、試験に落ち続けて…それでも里で生きるのであれば、それが本当に『無理』でない限り、下忍にはされてしまうだろう…。 …いつまでも補欠で、俸禄を貰いながら怠けているなんて、出来ない… ) ………。 ( それが嫌なわけでは、無かった。 …むしろそうなれば、堂々と忍としての修練を積めるかもしれないとも思う…。 ……ただ、気がかりを拭えなくて…俯いた。 どこで何をしているとも、生死すら知れない兄の事を想うと…… いつも、どうしても、修練に励む気が起きない――― 否、励んではならぬと、頑なに拒んでしまう ) [Thu 29 Sep 2005 17:00:06]
◆跡野末理 > ( 普通、老人というのは夜も朝も早いものではないかと思えば…やっぱり、一線を退くには早過ぎる気もした。 本気で。 …枝の上で足を遊ばせながら腰掛け直し… 昨夜のお駄賃に貰ったハッカの飴玉を口に放り込む。 初めは少し辛く感じて…すぅっとして… また眼が覚めるんだ、これが ) ………。 ( 夕焼け空をぼうっと眺めて… もう少ししたら、屋外で寝るのは厳しい季節になってしまう。 …毛虫が少ないのは助かるけれど、少し名残惜しいと… 木の枝を、ぽんぽんと叩いた ) [Thu 29 Sep 2005 16:45:38]
◆跡野末理 > ( 昨夜、合同訓練を怠けていて借り出された製薬のお手伝いは、丑三つ時まで続き…。 リズムなんて言えるほど、まともな律は持っていないけれど…生活のテンポを狂わされた茜色の着物のお下げ髪は、気だるそうに前髪を弄って… 首を回す ) ………。 ( 立派な家があるのだから、眠るのならそこで眠れば良いとも思うのだけど… 家に居難いくらいでなければ、こんな事にはなっていない ) [Thu 29 Sep 2005 16:24:23]
◆跡野末理 > ( 背の高い常緑樹の、太目の枝に身を横たえていた影が…もっそりと起き上がり、盛大に伸びをした ) ンー――ッ! 〜ッあぁ、寝た気がしない… ( 勿論、散々寝こけていた上での、この発言だ。 グニグニと柔らかい身体を曲げて、伸ばして。 …今ひとつな寝床だったと、しょぼしょぼする瞼を擦る… ) [Thu 29 Sep 2005 16:12:29]
お知らせ > 跡野末理さんが来ました。 『( 如月の里、お社裏手の林の中で――― )』 [Thu 29 Sep 2005 16:04:40]
お知らせ > ミコトさんが帰りました。 『 ... それは 切なィ。。 』 [Thu 29 Sep 2005 01:39:54]
◆ミコト > けれど、夜な、夜な、鉄を探り出す女。 …季節外れの怪談にでも、されてしまいそうですぇ。 ( ... たは、と。 苦めに笑う音。 ) ... 怪異、鉄舐め女。 ... ...。 ( 集中力が乱れているのだろうか。 ) [Thu 29 Sep 2005 01:39:39]
◆ミコト > 嗚呼、 按摩が欲しい ... 。 ( ... 此処にはメイドは居ない。 ヴェイトス近郊でも良かったのだが、この一振りは、アマウラの鉱物が欲しかった。 ) ... 腰が ――。 ( ちょっと 痛い。 女の指先は、女らしさなんて無い。 触り続けた鉱物で、黒ずむ。 そして 硬い。 ) [Thu 29 Sep 2005 01:35:33]
◆ミコト > ... 。 ぽた。 ( ... ぐら、ぐら、と 燃える松明。 浮かぶ汗、落ちる汗、地面に沁みになる。 ) ... ウ、 ン。 ( また 一つ。 また 一粒。 選んで、分けて。 ) [Thu 29 Sep 2005 01:33:09]
◆ミコト > ( 人気【ひとけ】も めっきり少なくなった時刻。 ) ... 。 ( 鉱石の一つ一つ。 ) ... 。 ( 砂鉄の一粒一粒。 ) ( 探り、選り分け、探り、選り分け。 昼間にやっては、他人様の邪魔にもなる。 此方の組合にも、届けをして、詫び代を払っての行い。 ) [Thu 29 Sep 2005 01:29:49]
お知らせ > ミコトさんが来ました。 『( アマウラ領内で採れた鉱石が集められる場所の、ひとつ。 )』 [Thu 29 Sep 2005 01:27:28]
お知らせ > 一之丈さんが帰りました。 [Thu 29 Sep 2005 00:49:14]
お知らせ > 跡野末理さんが帰りました。 『( 真面目に…と言うか、普通に訓練に参加した方が、気分的にずっと楽な気がする――― )』 [Thu 29 Sep 2005 00:48:57]
◆一之丈 > 『御前の意のままに』……その通りだな、本当に(苦笑して、肩を竦めた 手と首を振る仕草、気付かないまま、共に帰路につこうとして――このやりとり 柔和な笑み浮かべて、二人に向かって会釈をした)それじゃあ、また――機会があれば、今度は、私がお茶を淹れるよ(そうして、男は――夜の中へと脚を踏み出した) [Thu 29 Sep 2005 00:40:51]
◆跡野末理 > …本当は、『御前の意のままに』なんでしょうけど… ( 苦笑を返し、礼には首と手を振ろう。 この家のお茶だ。 それにどうも、今ひとつな煎れ方だったみたいだし ) …うん、一緒に――― ( と、付いて行こうとするのだけれど。 はっしとお婆ちゃんに着物の裾を掴まれて…固まった ) 〜も、もういいでしょっ!? 夜も遅いし! ( 平気で夜更かしするくせに、なんかのたまって――― それで解放される訳も無く、玄関先で元気なく見送ることになったとか――― ) [Thu 29 Sep 2005 00:37:00]
◆一之丈 > さて……結局、最終的にソレを判断するのは御前だろうさ 私たちは、自分で考えて、自分なりの決断を下すのみ……かな(決断をするときは、いずれ必ず来るのだから――覚悟はしておくに越した事はない、が焦る必要もないだろう 立ちあがったら、末理の方へと頭を向けた)ふむ……全て通して一枚岩であれば、それは――ヒトではないのだろうよ(それが忍びに求められているのかもしれないが、と口には出さずに苦笑して……末理に礼を述べようか)茶、とても美味しかった――ありがとう(立ちあがったのがわかったのか、それなら共に帰るべきかと一瞬考え――)それなら、途中まで一緒に行こうか? [Thu 29 Sep 2005 00:31:15]
◆跡野末理 > …草働きに徹する事が出来ない、不出来な忍びかしら。 …それとも、働き口さえ無くなってしまうなら忍ですら居られないのだから…正しい抵抗…と言うか、拒否反応なのか。 ( …形になんてしなくても、大丈夫だとも思う。 …一之丈ではないけれど、その時になれば、嫌でも心から望む事に会うのだろう… 感じるままにあれば良いと、首を振り ) ………そうね。―――『偽って』しまうのは良くないと思うけど…相反する事くらい、いくらでも。 ( …悩んでいるのだろうかと、思う。 …考えてはいるけれど… その時が来たら、きっと、迷わないと思うから… ) 〜あ、それなら私も…そろそろ… ( なんて、立ち上がり。 便乗してずらかろうと――― ) [Thu 29 Sep 2005 00:25:01]
◆一之丈 > 両立するのは難しい――いやまったく、難儀な職業だよ、本当に(小さく笑って、肩を竦めて見せた 戦乱の世であれば忍びは――『駒』は生きつづけることが出切るだろう だが太平の世になれば……なにかに『成る』か、盤面から排除されることになるだろう さて、どの選択肢が1番良いのやら)自分のことだからこそ、本音と建前があるのだと思うよ? 実際、自分でも気付かないうちに自分を偽っていることもあるし、ね……うん、私もあるから、そういう事は(どういう道が良いのか どういう生き方が良いのか 本音と建前、どちらもマンゾクさせるのは――きっと難しいことだろう)……ふむ――……はは、『駒』であったら、ここまで悩むことも無いのだろうけれど、ね(そう言って、両手を畳についてからゆっくりと立ちあがった 老婆に薬の礼を述べて――)それじゃ、私はそろそろ…… [Thu 29 Sep 2005 00:10:51]
◆跡野末理 > そうね…。 忍でありたいと、胸を張って言うのも、難しいしね。 ( そしてまた、答えのあるようなことでは無いと…思おうとして…。 …もしかしたら、これについては答えがあるのではと、首を傾げたり。 …言ってしまえば、太平の世なんて来なければ良いという事だから…やっぱり、口にはしたくなくたって… でも、そう思う部分も確かにあるのだから、仕方ない――― ) …自分自身の事なのに、本音と建前ってあるものだしね。 …よく、分からないわ…。 ( 渇き止めについても、そうだ。 …必要ないなら使いたくなんて無い… でも、必要な場面に借り出されるようにもなれば、それが忍として一人前になる事だとも思う… ―――では、そうなりたいのかと思うと… 忍術を高めようと思う気持ちは、どうしても萎えてしまっていた。 …兄がいなくなって以来、ずっとだ… ) ううん。 一之丈さんが言っている事、なんとなくだけど…分かるつもりよ? 『上手く説明』するには、私達の立場じゃ、どうしたって無理が出ると思うし… ( 自分を立てれば主が立たず、主を立てれば自分が立たず… 否、『己』などという意識を持つべきではないのかもしれないけれど… 例え両立出来たとして、 今度は世界の敵になりかねないんだ…。 …飲み干した湯飲みを所在なげにフラフラさせて… ) [Thu 29 Sep 2005 00:03:59]
◆一之丈 > (うん、と其処までいってから、微苦笑浮かべた)……すまない、上手く説明できてないなあ――どう言えば良い、か……(そう言って、帯越しに眉間を揉んで) [Wed 28 Sep 2005 23:48:22]
◆一之丈 > (気をつけるという言葉似頷いて、ふむ、と小さく唸った 言いたいこと、それはよくわかる――から、だからこそ、簡単に答えは出せないし、それに自分が出した答えでは、彼女の役には立たないだろうし)難しいことだと思うよ、それは……この前も言ったけれど『やりたい事』を見つけるのは大変だからね (それならば、と思考する やはり――忍びとして、生き延びる道を考えるべきだろうか 自分も、忍びでなくなったらどうなるか、と考えると……簡単に答えはだせそうにもない 難儀な生業と状況だ、と考えると苦笑した)いずれは武家かもしれない、か……切り捨てられないよう、巧く切り抜けるしか無い……か(さて、となれば頑張らねばなるまい 彼女の言葉に、笑って、首を横に振った)その辺りは末理次第、だとは思うよ 使わないで済むなら、それで良いと私は思うが――末理が使うべきだと思うなら、そうなるよう努力すべきだろうし、使いたくないと思うなら――……それで良いのだろうし [Wed 28 Sep 2005 23:46:57]
◆跡野末理 > うん、気をつける。 ( 程々にするのは勿論だ。 特別食欲旺盛なわけでもなし、素直に頷いて… ) ……一之丈さんが言っている事、正しいんだと思う。 …だけど、私は… 私がもし忍でなくなったら… 本当に、何をどうすれば良いのか、分からないから…。 不要になってしまうのは、やっぱり困るわ…。 …始末されなければ良い、って…素直に考えるのも…なかなかね。 ( …サボり魔のクセに、何を言うと。 苦笑を零しつつ、首を振る ) …御前は…やっぱり利用価値があるかどうか…じゃない? 利用価値が無くなれば、それこそ眼の上のたんこぶだし…あまり大事にはしてもらえない気がする。 ……多分、そういう印象の間を取って…武家の一つとして組み込まれる、ってところだと思うんだけど……始末しようとすれば、相手だってタダでは済まないんだし…… 〜まあ、そう。 当面はこのままでしょうね… それでいいわ。 ( くっ、と…習うようにお茶を飲み干して… ) …早くそういうのを使えるようになるべき…とも、思うわ。 …私の場合、そういう任に就くだけの実力がないっていう意味で、使っていないんだし。 ( だったら真面目にしようと言われそうで、バツが悪くもあるけれど… ) [Wed 28 Sep 2005 23:36:18]
◆一之丈 > ふむ……まあ、それで良いなら、それで良いのだろうけれど(程ほどに、と笑いながら、ずずと茶を啜った――その否定に、否定を返す)良いことさ――そも、世間様から見れば、忍びは影の部分……戦があるからこそ必要になる存在であるし、戦を納めることとは無縁の存在だ――故に、こうして落ちついていく世の中から見れば『不要』で良いのだと思うよ、私は 戦の駒は、戦が無くなれば消えるのが道理だ(そう言って、もう一度静かに茶を啜り――もっとも、と付け加えて苦笑した)だからと言って、自分や知り合いが、そうやって『始末』されても良し、というわけじゃないのが難しい――どうにかして、生き延びる道を見つけねばならないが――……さて、御前は我らについてどう考えているのやら(主であるところの大名を思い、里の状況を思考し、そして目の前の少女を含めた知り合いのことを考え、小さくため息を吐いた)さて、となれば当面は幕府転覆をたくらむ連中が当面のお相手となるだけだろうさ――ああ、いや、御前が其方へ回る可能性もあるのだろうけれども、ね(ともかく、『戦う』という事で生きる道はできるだろう――無論、負ければ死ぬし、生き残ったところで――今と同じような状況になるだけか)相原か……ふむ、悪い噂は聞かないが……良い噂も聞かないな(やれやれ、と小さく首を横に振って、空になった椀をそっと置いた)勿論、末理が”コレ”を使うようなことがなければ、本当に良いのだろうけれどね [Wed 28 Sep 2005 23:19:51]
◆跡野末理 > それってつまり、寝る前に何か食べると太る…って事じゃない? それなら大丈夫よ、まだ寝ないし。 ( お婆ちゃんの気遣いも何のその。 お盆捌きを尻目に、楽しげに笑って ) ―――よく無いわよ。 ( …続く言葉には、真顔でお茶を啜った ) …太平の世に、忍は要らないわ…。 …もしかしたらそれなりの仕官の先でも容易して貰えるかもしれないけど… 大名衆から見れば、自分達が汚れ仕事を任せた、自分達の裏の部分を知っている存在で、尚且つ時代錯誤な武力を持っている。 …この上なく面倒な組織じゃない…。 …忍である事を忘れて生きるか、忍として殺されるか。 考えたくないわね…。 ( …忍として生きられない忍など、死んでしまうようなものだと思う…。 …とびきり不真面目な自分が言うのは、笑止だけれど… ) …〜まあ、とは言え、まだまだね。 …征服は果たせた、でもこの国は、統治に時間がかかると思う…。 掻首隊と欧州隊みたいな事が、六大名の間で起こらないとも言い切れないでしょう…。 アイハラの現当主もとびきりの優男だって言うし…。 ―――いえ、わたしは、使いたくないけどね。 美味しくないし。 ( 自分が使わないに越した事はない…という部分にだけは、肩を竦めて頷こう ) [Wed 28 Sep 2005 23:09:12]
◆一之丈 > はは……まあ、夜に何か食べると太ると聞くし、末理にとっては――無いほうが良かったんじゃないかな?(なんて、からかうような口調でそう告げて、此方にも盆が振るわれる ポコン、という音――曰く女子の気持ちを考えろ、との事だそうで)まあ、世が世だから、ね……太平なのは良いことさ わざわざ渇きを抑えこんでまで潜むような務めも、減ってきたからね(言って、ズズと茶を啜った 戦でもあればまた違うのだろうけれど、アマウラ近辺はそういった噂も聞かない ヴェイトス市とアングリマーラの間はきな臭いと聞くが……かといって火は今のところつきそうにも無いらしい)だから、末理が使わないに越した事は無い……と思うのだけれどね ヒサ婆さんはそう思わないか?(次の瞬間お盆が振るわれる――照れ隠しなのか、怒っているのかは、わからなかったけれど) [Wed 28 Sep 2005 22:49:34]
◆跡野末理 > うん、さすが薬師の家ね。 お茶請けの一つも無いなんて感心しないけど――― ( ポペンッ、とまたお盆が鳴って。 暫く黙る。 変わりにお婆ちゃんが、煎れ方が悪い、本当はもっと美味しい、なんて返したり。 険悪な感じではなく、からかうように ) …あ。 なんだ、そう。 ( 備えあれば…その通りだと頷いて…少し、残念にも思う。 …いや、別に、物見遊山で里を空ける事を許されたとしても… そんな事に乾き止めは必要ないと思うし、残念に思う事も無いはずなのだけど ) …わたしは…家にあったと思うけど…まあ、わたしの場合、必要になる事も早々ないでしょうし、いいんだけどね。 ( ポペンっ、とまたお盆が鳴った ) [Wed 28 Sep 2005 22:40:43]
◆一之丈 > (相手の心情はわからぬもので、あくまで想像でしかない――結局は、神と……目の前の老婆のみぞ知る、だ 戻ってきた彼女の様子――物音からして、座っただろう位置に向けて)ありがとう――……お、それは良いな 最近、良い茶とは縁がなくて(なんて笑って礼を述べながら、手探りで湯のみへと手を伸ばし、茶を啜ろう うん?と末理の問いかけに首傾げ、横に振って否定した)いや、『備えあれば憂いなし』という事だよ いざ務めが与えられた時『薬が無いので暫く待ってください』じゃあ、情けないし、怒られてしまうからね(冗談めかして説明し、茶を啜った)……うん、美味い [Wed 28 Sep 2005 22:28:19]
◆跡野末理 > ( サボって暇にしている人間なんて、里にはそう居ない。 だから、それが理由だと思っているのだけれど… おばあちゃんの本心は分からない。 睨み付けてみても、笑みが返るのみで ) ………。 ( 人数分の湯飲みに取ったお湯を少し冷ましてから急須に移す…。 …そうか、丸薬にしてあるのかと…ぼんやりと、聞いていた。 未だ補欠の下忍の己には…長期の潜伏や潜入のような任務は殆ど回されない。 人手不足になった時に、届け物などの簡単な仕事をするだけだ。 …それでもしっかり俸禄を貰ってる… ) ………。 ( 湯飲みに茶を注いで… お茶請けも、と戸棚を漁ったけれど…何にも無くて。 微妙に拗ねつつ、二人のもとへ戻ろう ) …どうぞ。 粗茶じゃないわ。 清水の上物よ。 ( だとしても粗茶ですが〜って言うものだと思わなくもないけれど。 無駄に胸を張って言ってやる ) …一之丈さん、何処か、行かれるんですか…? ( ただの備えかとも思うけど。 なんとなく。 自分も畳みに座って…お茶を啜りながら… ) [Wed 28 Sep 2005 22:22:00]
◆一之丈 > 暇なだけなら、他にもいると思うけれど?(実際、暇であったのは本当だろうけれど、だからといって彼女を選ぶ理由は無いだろう、と思うのだが……ばあ、それはともかくとして 招かれた部屋、敷かれた座布団にゆっくりと腰を下ろして、礼を述べた)ありがとう――……それは、ほら、良薬口に苦し、という事で?(ポヘンという音に、一瞬首を傾げ、それから合点がいった 気配が一つ増えている――なら、ヒサ婆さんに違いない 畳に両手拳を突き深く頭を下げるのと、末理が奥へ下がったのはほぼ同時、だったか)どうも――ヒサ婆さんも、かわりないようで……(『お前さんもな』なんて挨拶を交わした後、無言で老婆が差し出した袋を受け取って、懐へしまう 丸薬にしたててあるとの事――長期の潜伏、潜入をする際、渇き止めは必需品だ) [Wed 28 Sep 2005 22:08:21]
◆跡野末理 > 〜まさか。 私が一番暇そうだからよ、多分。 ( 事実、一番暇だと思うから、声のトーンは諦め気味に。 にべも無く返して…笑う。 〜経験の無い事だから、ややまごつきながら一之丈を中へ連れて…座布団を敷く ) …ンー…そう? 私はもうちょっと、味を何とかして欲しいんだけ―――ッ。 ( 見えないだろうけど、肩を竦めて見せた所で… ポペン、といい音をさせて、何時の間にか背後に来ていたおばあちゃんに、お盆で頭を叩かれた。 お茶でも煎れて来いと言う事か、そのままお盆を押し付けられて、頭をさすりつつ奥へ引っ込む。 月並みに挨拶が交わされて、薬の受け渡しがされるのだろうか――― それとなく聴覚を二人の方へ集中しつつ。 …煎じるのに沸かしてあったお湯で、お茶を煎れよう。 …高目のお茶葉を選ぶのは、一之丈への気持ちより、おばあちゃんへの仕返しか ) [Wed 28 Sep 2005 22:01:45]
◆一之丈 > では、お邪魔します……と(頭を下げてから、草鞋を脱いで家へと上がろう そう、正直に言えば驚いたのだが……それが手伝っているのだという事がわかれば、なんだか微笑ましくも、思う 手を貸されれば、ありがとうと礼を述べて)しかし、わざわざ末理に手伝って貰おうとしたわけだろう? 頼りにされてる、と考えても良いんじゃないかな、と私は思うけれどね(不満を漏らす様子に、こんな言葉を返しながら、彼女について家の中を歩き――問われた言葉に頷いた)ああ、大分前にヒサ婆さんに作って貰った薬が、そろそろ無くなってきてね……また作ってもらっていたんだ(そんな風に説明をしてみせ――それから、笑って付け加えた)ヒサ婆さんの渇き止めは、良く効くからね [Wed 28 Sep 2005 21:43:42]
◆跡野末理 > 〜ええ、どうぞ、中でお待ち下さい。 ( まともに話をしたのも一度きりだし、ここにサボり魔の自分が居るなんてまず思わないだろうし… 露骨に驚かれても、気にはしなかったろう。 ややすました調子で、一之丈へ手を貸すようにしつつ…中へ通そうと ) 〜なんて。 私の家じゃないけどね。 ……そうよ。 半ばって言うか、殆ど完全に無理矢理。 あれで一線退いてるって言うんだから、怠けてる私と大差ないと思うんだけど… ( 大部分冗談だ。 ちょっと本音だけど。 不満そうなのを隠そうともせずに零して ) …一之丈さんは、薬を…? ( この家に用と言えば、他にはあまり思いつかないけれど… 違うかもしれないし。 何の薬だろうとも思う ) [Wed 28 Sep 2005 21:37:11]
◆一之丈 > ふむ……?(声をかけてから、ほんの少しの間があったので、首を傾げた 煙の香りはするから、眠っているということは無いだろうけれど――と、何やら此方へ向かって来る足音と、声に、微笑浮かべて)そうですか、では待たせてもらっても――……と、末理だったか、こんばんわ(一瞬、声を認識するのに間があった 彼女には少し悪いけれど、『意外』だったからであるけれども……同じく――といっても其方がしたのは見えていないが――此方も会釈をして、問いかけよう)ひょっとして、ヒサ婆さんの手伝いに駆り出された――のかな?(なんて、笑いながら) [Wed 28 Sep 2005 21:29:11]
◆跡野末理 > ( 奥で薬草を煎じているおばあちゃんへ眼をやったら…微笑ましそうにこちらを見ている瞳と、眼が合った。 …せいぜい不服そうに見つめてやると、相手の笑みは濃くなって… しぶしぶ、乳鉢に向き直る。 …ああ、眠たい… あれ、声がする ) ―――? あ、ヒサさん、お客さん――― ( 奥のお婆ちゃん…ちなみに、末理の祖母ではありません…に声をかけたら、火の前から離れられないと手を振られ…… 腰を上げて、表に向かった ) ハーイ。 ―――〜すみません、今、ヒサさん火を見てて―――…って一之丈さん。 こんばんは、マツリです。 ( 先日眼にした帯に、微笑んで… 見えないだろうけど、ちょこりと会釈した ) [Wed 28 Sep 2005 21:23:25]
◆一之丈 > ああ――っと、すみませんが、お婆さんはいらっしゃいますか?(――家の表側から、男の声が聞こえた 製薬技術というものは、あまり犬神の家には伝わっていないため、こうして他の家の者に製薬をお願いすることも、多々あった 黒を基調とした着物に身を包んだ盲目の男は、そういった次第でこの家を尋ねたわけなのだが――) [Wed 28 Sep 2005 21:18:01]
お知らせ > ____さんが入室されました。 [Wed 28 Sep 2005 21:10:03]
◆跡野末理 > ( 例によって例の如く怠けていたら。 暇なら手伝えと、この家のおばあちゃんに引っ張って来られてしまった ) ……十分現役じゃない、まったく…… ( 一線を退いたとは言え、ベテランの忍だ。 比喩でも何でもなく本当に『引っ張って来られて』しまったのには、恥ずかしさや悔しさが大きのもあって、ぶちぶち零しつつ… コリコリ、ゴツゴツ、乳鉢の中の木の実を細かく細かく砕いていく ) [Wed 28 Sep 2005 21:04:41]
◆跡野末理 > ( 裏手に薬草畑を持つ、製薬をしている家で…。 背の低い生垣の向こうに通りが見える縁側に腰掛けて、茜色の着物のお下げ髪がコリコリと乳鉢にすりこ木を立てている ) ………はぁ… ( 手はちゃんと動かすものの、行灯の灯りに照らされる顔は覇気が無く… と言うか、さも面倒くさそうに、ため息まで零してみせた ) [Wed 28 Sep 2005 20:51:45]
お知らせ > 跡野末理さんが入室されました。 『( 忍びの隠れ里の一、如月の里 )』 [Wed 28 Sep 2005 20:46:49]
お知らせ > 跡野末理さんが帰りました。 『( 月見をする時間くらい、いくらでもある。 …早く眼の覚めた夜は、長い… )』 [Tue 27 Sep 2005 19:05:06]
◆跡野末理 > …でも…まぁ、綺麗って言えば、綺麗よね。 うん。 ( 歌人や俳人たちが多くの月を詠み、風雅として愛でられるだけの事はある。 十五夜は過ぎてしまったし、お月見するまでもなく毎日顔をつき合わせているのだから…今更感慨も何もあったものではないけれど… どんちゃん騒ぎとは違う、静かな趣きの祭りを前にする感覚と言えば… これは、合っているだろうか ) [Tue 27 Sep 2005 19:03:48]
◆跡野末理 > ( 野犬や狼が月に吠えるとは聞く。 月に吠えているのかどうかは知らないけれど、月夜によく合う音だとも思う。 …それでも、その気持ちが分かるかと言うと… 分からない ) ………。 ( 彼は旧い友に会うような感覚、とも言った。 …里に産まれ里で生きている己には…疎遠にこそなれ、全く顔を合わせない友というのも少ない…。 …何にせよ、会わせる顔が無いと感じてしまえば… それも、ピンと来なくって ) [Tue 27 Sep 2005 18:51:44]
◆跡野末理 > …お天道さまなら、分かるけど… ( 涼やかな風に吹かれながら、誰にとなし小さな声で呟いて…抱えた膝に顎を乗せる ) …月を感じる、か… ( 『分からないや』と苦笑を零し思うのは…半人半獣―――あるいは忌むべき魔獣でしかないと見るか…ここで言葉を交わした男の事だった。 情け容赦無く流れる時の中で、停滞している己の日々に僅かな変化となって訪れた…犬神家当主の事だった ) [Tue 27 Sep 2005 18:33:39]
◆跡野末理 > ( 寝過ぎて眠れないと言ったことは、ここ最近経験していない。 …身を横たえて考える事を止め、眼を閉ざせば…無理にでもいつしか意識は手放される… それが、心地好い ) ………。 ( けれど今は… 冷気に当てられ眼が冴えて、とても、このまま寝直すような気にはなれなくて… ふ と浅く息を漏らし… 晴れた山間に浮かんで来た月を眺める ) [Tue 27 Sep 2005 18:15:50]
◆跡野末理 > ―――〜。 ( 人気の無いお社の上で、唐突にくしゃみが響く。 秋の夜長と言うように、すっかり日も落ちて冷たくなって来た瓦の上で… 茜色の着物のお下げ髪が両腕をさすった ) ………。 ( 例によって例の如く。 薬草畑を手伝ったりしてお茶を濁しつつ…指南所には顔を出さない。 …軍であれば訓練も義務だ。 怠けるなど許されない事だし…それ以前に、意図的に放棄する事などありえないはずなのだけれど… 少なくともここに一人、それが居た ) [Tue 27 Sep 2005 18:06:44]
お知らせ > 跡野末理さんが入室されました。 『( ッくしゅ! )』 [Tue 27 Sep 2005 17:57:56]
お知らせ > 一之丈さんが退室されました。 『(――そして、音も無く男は鍛錬を続けて――……)』 [Tue 27 Sep 2005 00:14:30]
◆一之丈 > ズ……(――存在が希薄になり始める 物的存在から霊的存在へ……『獣』の存在へと、より近付いていく感覚――無論、この状態であっても両の眼が開くことはない――が自身の存在がだんだん消失していくことは、感覚として理解できる)ズズ……ッ(――例えるなら、それは霧のようなモノだろうか もしも、この光景を見ている者がいたとするのなら、男の身体が四肢の末端から解けて空中に消えて行く様子が見えただろう) [Tue 27 Sep 2005 00:04:00]
お知らせ > 一之丈さんが入室されました。 [Mon 26 Sep 2005 23:59:50]
◆一之丈 > (――そも、忍びの術とは他者に対して知られてはならないモノである たとえ仲間であろうとも、家族であろうとも、使い手以外が知ってはならない代物だ それは自分の手札切り札を相手に晒しているも同様のこと……折角の鬼札も、人に知られていては役に立たない捨て札になってしまう こと、犬神の場合はそうだ――術がばれて敵側に霊刀などを用意されては溜まったものではない)……《臨》《兵》《闘》《者》《皆》《陣》《列》《在》《前》……(ついで指を二本だけ立てた刀印を結び、それで空中に縦四本横五本の図を描く ――そして、それが終わると、次第に……) [Mon 26 Sep 2005 23:31:17]
◆一之丈 > (そう、まずは『獣』の力を抑えることから始めねばならない あまりにも昂ぶった『獣』は、文字通りの獣となってしまう――それでは、この鍛錬の意味も無くなってしまうと言うモノだ)…………天元行躰神変神通力(ぶつぶつと、口の中で呟くのは精神統一の為の文句だ 精神統一を容易に行えるのであれば唱える必要も無い、が……自分は、未だその高みにまで到達していない 尚、この場合の精神統一とは、『精神を集中する』のではなく『《獣》の精神と同調する』ことである) [Mon 26 Sep 2005 23:25:23]
◆一之丈 > ……さて(す、と片手に杖を握ったまま歩みを進めれば、近くの茂みの傍――この辺であったろうか、と杖で突ついて探り当てたのは、腰をかけるのに調度良い大きさの岩であった そこに、ゆっくりとした動作で座りこむと、男は目を覆う眼帯に手を宛てた 月光、夜気、そういった物を胸の奥まで吸いこめば、自然と『獣』は活性化する それを抑えるべく、帯越しに眉間を強く揉んだ) [Mon 26 Sep 2005 23:07:53]
◆一之丈 > (如月の里を一望できるような丘――夜ともなれば、静かになる小さな村……所々に明りが灯っていることは、ここからならば一目でわかる……景色を眺めるのであれば、中々に良い場所といえるだろう だが、男の場合は関係が無い 周囲に物がなく、誰もおらず、そしてある程度以上里から離れている場所といえば、ここくらいしか無かったからだ) [Mon 26 Sep 2005 22:53:29]
お知らせ > 一之丈さんが入室されました。 [Mon 26 Sep 2005 22:50:20]
お知らせ > 跡野末理さんが帰りました。 『( 昨日は一昨日と同じ、明日はきっと去年と同じ。 …でも今日は、少し違ってた… )』 [Mon 26 Sep 2005 04:33:51]
◆跡野末理 > 結論、出るような事じゃないんじゃない? 私がいい加減過ぎるのかもしれないけど… ( 話す事でなんとなく気が落ち着けば、それだけで良いのだろう。 悩み疲れて考えるのを休む事で気が落ち着くのなら、それで良いのだろう… その程度の受け止め方だ ) …祟りだ何だって、迷信なんて一々気にしていたら、忍は務まらないわ。 …わたしが言っても、凄く説得力無いでしょうけど。 〜よく分からないけど、何も人を取って食うわけじゃないんでしょう? 祟りだ何だで天災を呼ぶでもなし、ちょっと見た目がおっかないって言ったって、人相悪いのくらいその辺にいくらでも居るじゃない。 ( 無神経、なのだろう。 昔も今も… 実際に顔つき合わせて話していても、別段一之丈さんにおかしな所は感じなかった。 …なら、それでいいと、本気でそう考える。 同じ忍軍の仲間だ。 …とりあえず修練サボってるような自分とは、違うのだと ) ?あ…そうよね……見えないと難しいかな…… ( お洒落に関して。 むむ…と唸って顎に手を添える。 家の人に選んでもらう…というのもアリだと思うけど。 自分ひとりでは難しいかもしれない ) ………。 ( 話せないわけじゃない。 笑えないわけじゃない。 話す機会があれば、普通に振舞えていると思う。 …でも、その機会を放棄するように独りで居れば、それは次第に縮められない距離を作っていて… 心地好くもあるから、諦めているけれど… こうしていると、少し惜しくも思ってしまう。 …ただ、兄の事…引き摺らぬわけにはいかぬと、それだけは譲れずに… ) 〜あれ…でもこの場合、私が送って行く方が良いんじゃないかしら? ( 一之丈さん、目、見えないし。 …笑顔に首をかしげて……調子が狂うと、肩を竦めた…… ) [Mon 26 Sep 2005 04:32:14]
お知らせ > 一之丈さんが退室されました。 [Mon 26 Sep 2005 04:07:49]
◆一之丈 > まあ、あまり気にしなくとも良いし、拘らなくても良いさ 多分、誰でも悩むことなのだろうから(無論、任務じゃなくてもそうだ――例えば『彼もしくは彼女とだったら死んでも良い』などという恋だって『やりたいこと』には違いないだろうから 其処までの相手を見つけるのも大変だろうけれど)礼を言われることでもない、かな……私は、なんだかんだ言って、こんな結論しか出せなかったしね(笑って見せる 杖を突き、共に歩きながら――自分にとっては意味もないけど――彼女の方へと顔を向けた)気が弱いというより、迷信深いのかもしれんね――まあ、実際に迷信めいたモノであるのは確かだけれど……噂じゃあ、『獣』を祓う事を専門にしている職もあるそうだから、やはり皆敏感なのだろうさ(仕方が無い、といった様子――自分自身は、殆ど気にしていないけれども、『悪魔祓い』なんてものが西洋の人の間で重宝されているらしいのだから、多少の差はあれ朱鷺之都も同じなのだろう、と)ははは……私の場合、普段はあまり見た目は関係無いからね 女性には怒られてしまうかもしれないが、見た目よりも中身――しいていうのならば『声』が重要なもんで(楽しげな様子を感じれば、此方も楽しくなるのは自然なことだ むう、と困ったように小さく唸って)お洒落といっても、こう――なんというのか、色々あるだろう? 私には、どれが良いのやらさっぱり(ゆるゆると首を左右に振る 叩かれた肩の感触――)そんな事もないとは思うけれど? まあ、気にしないというのなら、私も気にしないからあまり何も言えないけれどね(『疎まれている』という彼女に対し、自分はそう悪い感情は持っていないから、共に歩きながら、彼女へと笑いかけ)『刹那的』というのは少し言葉がわるかったかもしれないけれど、これでも一応は考えた結果の提案なのだけれど? 末理を送って帰ろう、と思ったのも本当だしね――わからないかもしれないけれど、これで中々私は嬉しいんだ、一緒に帰ることができて(柔和な笑みと共に告げて、二人でゆっくりと家路につこう……) [Mon 26 Sep 2005 04:07:38]
◆跡野末理 > ええ、これまた拘るとキリがないけど… ( 最上は、『その為なら死ねる』事だろうか。 …見つけるのは、簡単じゃない…。 …何だか誠実に話してくれる相手に、微笑んで… ) …ありがとう。 …大丈夫よ、本当に、別に気にしているわけじゃないから… ( いや、気にしていないと言えば嘘になるのだけれど… そんなに気にしてもらう程は、気にしていない…と、思う ) 〜それも大丈夫。 皆、忍のクセに気が弱いのよ。 ( 異能者を抱える忍軍で、姿が半獣に変わるからと怖れられるのは、どうも何か違うような気がして…首を振る。 半獣になるのはナシで、人の視界を盗み見るのはアリなのか… ) ふうん…? …やっぱり男性より女性の方が敏感なのかしら… まあ、美女と野獣って言うくらいで、女性の方が綺麗な事が重要なのかもしれないけど… でも男性だって、綺麗な方が素敵よ? どう?がんばってみたら。 いい線いくかもしれないわ。 ( まあ、男性でも極度に関心を示す人が居るし、女性でもあまり関心を持たない人は居る… ここに居る二人がそうなのか。 楽しげに笑う。 …人とこんなに話すのは、随分久し振りな気がした… ) 〜あらら。 がんばれ当主さま。 それなら尚のこと、こう、お洒落してみるとかさ。 ( 竦められた相手の肩を、ポンと叩いて… 仕方なく、一緒に歩き出そう ) …ううん。 良いんだけど。 …でも、ほら、疎まれる形が違うわよ。 一之丈さんのは仕方ない。 私は自業自得。 …んン? でも、『刹那的な、やりたいこと』でしょう。 もうちょっとよく考えてから行動する事をお勧めするわ。 ( とは言えこんな時間だ。 一緒に歩く所を見られることも、あまり無いだろう。 …別に感慨がある程のことではないけれど、見飽きた夜道が、少し新鮮に感じられた ) [Mon 26 Sep 2005 03:54:27]
◆一之丈 > いや――私の『やりたいこと』だからね(なんて、笑ってみせた 杖でとん、と地面を叩く)それに、何時も一人で帰っているのなら、稀には二人で帰ってみるのも面白くはないかな?――無論、君が良ければ、の話だけれど [Mon 26 Sep 2005 03:33:16]
◆一之丈 > ん? わかりやすかったかな? それなら、良いが(どちらにしろ、何時かは『やる気を出して』やらなければならない事に出会うはずだ 望むと望まざるとに関わらず、だ 勿論、それよりも前――後でも良いが――に見つけることができたら、それは素晴らしいことだ)だから、まあ……そうだな、なんというべきか……(杖を片手に、むうと唸る 彼女のいう事はもっともだし、つまり自分は何を言いたいのかといえば――)つまりは、まあ――『あまり気にしなくても良い』――かな、私の言いたいことは(誰だって悩むし、『やりたいこと』など簡単にみつけられる人はいないのだろうから 話そうとしないのなら、此方も無理に聞き出そうとはしないで、笑った)ああ、楽しみにしておくよ……君の方こそ、驚かないように、ね(なんて冗談めかして告げる――犬神だ 容姿からして、怖がられるし、忌むべき存在といわれることもあるのだから)ふむ……なるほど、飽くなき探求、か――頭が下がる思いだね 『奇麗なほうが良い』とは思うが、私は其処までして追求しようとも思わないから――うん、恋人? ああ、いや……どうにも私を好いてくれるような人とは、未だに逢ったことがなくてね(安心させようにも相手がいなくては、と肩を竦めて――それなら、とゆっくり歩き出そうか 里の土地の位置関係は、頭に入っているから)大丈夫、元々私は皆から好かれていないようだしね――ああ、いや、それともかえって迷惑をかけてしまうか、私が送ると(犬神――『獣憑き』だ そうそう人好きのする者でもないだろう) [Mon 26 Sep 2005 03:31:56]
◆跡野末理 > ―――って、だから私は何時もの事なんだってば。 大丈夫よ。 ( わざわざ送ってもらう程の事も無い。 別に用事があるわけじゃないけれど… 家に居難いというのも大きくて ) [Mon 26 Sep 2005 03:29:35]
◆跡野末理 > あ、いいわね、それ。 分かり易い。 ( 『仕方ない』と前置きしたとしても、『やろう』と続ければそれはやる気だ。 その程度問題。 …自分には、本当にやりたい事なんて、やっぱり無いのだと思うけど… ただ、別に無いならないで良いと思うんだ。 見つけられたら素敵かな、程度で。 いつも『本日のお勧め定食』とか、そういうのを頼むに違いない ) …そうね、意識的に振り回されるのは、結局本人次第だとも思うんだけど…仕方の無い事もあるか。 ……え?〜あ、いや…私は、別に悩んでるわけじゃ… ( ない、と思うのだけど。 …言い切ろうとして、ふむ?と首を傾げ…それっきり ) 〜完全に抜け切っちゃう人なんて、そうそう居ないんじゃない? …きっと悩みが無くなったら、悩みが無いという事を悩むのよ、人間て。 だから深刻じゃないなら、『悩み』なんて呼ばなくて良いんだと思う。 ( よく分からないけど。なんて付け足しつつ…肩を竦める。 …続く問いには答えない。 …無神経だったという事実は変わらず、それによって傷付けた兄とは、二度と会えないだろう。 …話したくない… 『やりたいこと』があったって、それが人を傷付けるなら、傷付く人が好きな人なら尚更、我慢しなきゃならない…我慢したい。 …その人が、もう傍に居なかったとしても…これは罪滅ぼしだ…。 声を褒められたら、とりあえず可笑しそうに笑っておこうか ) ―――はは、ありがと。 〜まぁ、いつか犬神さまになった時のお楽しみね。 がっかりしないように覚悟しておいて? ( 卑下するわけじゃあないけれど…くノ一の術を得意とするお姉さま方を見ていると、自信も無くなるというもので。 〜特に興味の無い事だから、気軽にくっくと笑いながら ) 〜うん…多分? 素敵になれるならさ、なりたいじゃない? 『細い方が綺麗』っていう意見が一般的なら、食事制限しないと気が済まない。 例えほっそりしている人だって、太らないようにと気を遣う。 〜ま、恋人が居るならそう言ってあげれば? 安心させてあげられるかもしれないし。 ( …怒らせる可能性もあるけど、伏せておく。 提案には、物好きだと苦笑を零そう ) 〜気をつけてね。 私、あんまり好かれてないし…あんまり仲良くしてると、居心地悪くなるかもしれない。 ( 自業自得…塞ぎこんで黙っていたら、自然、こうなった ) [Mon 26 Sep 2005 03:21:04]
◆一之丈 > 『やりがい』を見出せるか、という事でもあるよ 怠けていてもいなくても『やる気』になれれば――それが『やりたいこと』なのだろうさ(食わず嫌いは良くない――と、もの凄く簡単に言ってしまえば、そういう事だ 食べてみるまで、美味いか、不味いか、それもわからないのだから)振りまわされてしまう、とも言うね まあ……皆、悩む時期というのはあるさ 私もそうだったし――多分、まだ完全に抜け切ってない(なんて、冗談めかして笑ってみせた 思春期、なる代物だ 誰だってなるし、誰だって悩むモノだから)ふむ……まあ、何故か、は聞かないけれどね 『頑張って身に付ける』ことで喜んでたのか、『ひけらかして誉められる』ことで喜んでいたのか、どちらだったのかな、君の場合は?(無論、両方という事もあるだろう それ次第だ……『人を傷つける事になった』のはどちらなのか? 無論、男にはわからない ただ『どちらが喜びだったのか』――それは『やりたいこと』だろうと、思うから)さて……私には君の体型も顔もわからないので何とも言えないが――声は魅力的だと思うけれど? 少なくとも、卑下するものじゃあない――しかし、其処まで体型を気にするものかな、女性諸君は(よくわからない、と呟いた 規則正しい生活をしていれば、普通の体型になるだろうし、それぐらいが調度良いのだと思うのだが)では、もしもそういう状況になったら、提案をしてみるよ 誰かと共にする旅も、なかなか楽しいと聞くし(なんて笑って見せる――偉そうではないといわれれば、そうかな、と首を傾げて、大変だ、と冗談めかして頷いた)末理がこれ以上夜更かししない内に、君の家へと送り届けること――さすがに、もう夜も遅いから、ね [Mon 26 Sep 2005 02:48:33]
◆跡野末理 > …でしょうね。流石に任に当たって怠けたりはしないわ… ( 見つかるか、見せつけられるか… 何だかろくなものでは無いように思えて…勿論、忍びとしての任務は大切に思うけど…すっきりしないと首を振る ) …でも人間は、ごちゃごちゃと小難しいことを考えて、それに振り回される事が出来る動物よ。 その辺の本能だけで生きてる獣と一緒、というわけにはいかないでしょう。 ………。 ( …自分で言って、つまり若くして怠けている人間は死に体なのだろうかと…溜息を漏らす。 …我ながら、ろくなものではないと思うから。 …でも、もう忍びの技は要らない。 …持っていては、いけないのだと… ) …昔はね。 がんばって身に付けて、ひけらかして喜んでたわ。 …もう、そんな事はしない…。 ( …ひけらかして喜んでいたわけでもない…ただ純粋に楽しんでいたと、思うのだけど…。 それは結果、人を傷付けることに繋がったと思ってる…。 理屈じゃなく、要らないと思わざるを得ないんだ ) 〜うん、私なんか痩せぎすで魅力ないわね…。 好みは人それぞれだと思うけど… まぁ、でも、そう言わずに。 頑張って痩せている人の事は、ちゃんと評価してあげてもいいと思うわ。 ( どうしてそこまで?と思うくらい、必死になる人が居る。 己のように体質として痩せ型なのではなくて、努力や忍耐を重ねて、痩せていようとする人達だ…。 美しいかどうかは別にしても、がんばってるのは凄いと思う。 勿論冗談だから、可笑しそうに笑いながらなんだけど ) ―――物好きって思われて、評価が下がりこそすれ上がる事は絶対にないと思うけど。 …そうね…一之丈さんが嫌じゃないなら、私も、そうしても良い。 ( まあ、許可は下りないだろうと気軽に返す。 そうしても良いというのは本当だけど、あんまり、現実味が無い。 …任務の補佐としてならそれこそ、居ない方が良いとすら言われてしまうかもしれないし… そんな評価だ ) 〜うん?別に、偉そうではないと思うけど… ( 肩を竦める様には、きょとんと目を瞬いて ) ―――ええ。 当主様は大変だ。 ( それは…したいことではないのだろうかと、思いながら… 切られた言葉の続きを促そう ) 〜眠たい、とか? ( 冗談だ。 さあ、続けて ) [Mon 26 Sep 2005 02:35:14]
◆一之丈 > ふむ……なら、まあ――君も里の一人だ 嫌でもその内、『するべきこと』が見つかるさ(自嘲した様子に苦笑しながら、そう告げる 『使命』だろうと、なんだろうと、忍びの里に生きるのならば、嫌でも、必ず、見つかる筈だ)そうでもない、さ……人も、こうして暮らしていてもやはり動物の一種ではあるからね 『怠けている』動物なんて、そうはいないだろう?(気性の違いでのんびりしていたりはするだろうけれども――老いていたりしなければ、怠けている動物など皆無に近い、だろうから)……なんだかんだ言って、忍びの技術が好きな気も、するけどね、私には――まあ、身体を動かすのは良いことだな 昔はふくよかな女性が美しいとされていたらしいけれど、今はそうでもないらしいし(なんて、冗句を交えてそう告げて――残念だ、と肩を竦めて見せた)もしも、見聞を広めることが許可されたら――同行者として末理の名前を出してみようか?(そんな事を提案しつつ、問われた言葉に、そうだね、と考えて――とん、と地面を杖で突いた)そうだね……『どうしたいか』というのは、私にもわからないよ 偉そうなことを言っていても、ね(申し訳無い、と告げながら肩を竦めてみせた そして、でも、と言葉を続け)『するべきこと』は、ある――よ これでも、犬神の長、だからね……と、ああ、そうだ 『刹那的な』『どうしたいか』なら、一つはわかっているよ、私も [Mon 26 Sep 2005 02:16:04]
◆跡野末理 > …そう。 暇の潰し方って言うのかしら。 …まぁ、寝るの好きだし、別に悪くはないんだけど。 ( …大変だから、そうしない。 …その通りよと、帯の向こうで自嘲気味に苦笑を零す… ) …それは嫌。 …疲れるの、嫌いだし。 なるべく少ない方が楽だと思うけど。 ( 異端になる事は、始めは辛かった…今では、どうか分からない… ―――理解するのが辛いから、分からないで済ませるとも言えるのか ) …うん、知ってる。 だから、好きな時に好きなように動かしてる。 ( 課せられた修練は、放棄するが。 一人、こっそり、鈍らない程度に動いてる… 忍びの技はもう要らないと思いながら、それでも捨てきれずに。 言い訳がましくて、肩を竦めてから ) 〜そう、ダメなんだ。 残念ね。 ( それなら、そういった命が下されるように期待しようと…微笑んで ) ……友達か。 ……一之丈さんは…『どうしたいか』、ご自分の気持ち、御存知ですか…? ( 本当に聞きたい事だけれど、話を逸らすのに使う。 …以前は友達が居たけど…今は、どうだろう… ) [Mon 26 Sep 2005 02:06:43]
◆一之丈 > ふむ……『どうしたいか』がわからない、か……まあ、自分で考えることは、大変だからなぁ――(そも、明確に『どうしたいか』がわかってる人間も、あまりいないだろう 『なにがしたいか』『どうしたいか』 刹那的なソレではないのを自分で理解するには、かなりの時間がかかる ならば、と――自分の考えを、伝えることにする)なら、目の前にあって、『やれ』といわれていることをやるのが、一番楽だと思うよ、私は――自分で考えるよりも、それから『サボり魔』をするよりも、ね(そういって小さく笑う 怠けられるのは楽だけれど、やっぱり動いていないのは『辛い』のだ――そして『自分で何をするべきか考える』のも)身体を動かすのは良いことだよ――と、ああ……最近、だな なって、色々と大変だということがわかったよ(無論、里での『家』としての地位は然程高くはない――むしろ低い――が、仕事はある 初めて会話をする彼女の言葉に、いや、と首を横に振った)下手に責任があるから、あまり里を開けられない――無論、使命とあれば別だがね(黒帯越し――彼女はどんな顔をしているのだろう――ふと、そう思う ふむ、と小さく考えて)『旧い友人と逢う』という所かな? 楽しいけれど、落ち着く――懐かしい、というべきか [Mon 26 Sep 2005 01:47:57]
◆跡野末理 > ……里を出たとしてね…きっと、やっぱり、務め以外の事は出来ないわ…。 …例えば、その土地に越して来た娘として、必要なら必要な事をすると思う。 泣いて笑って、遊んで仕事して、年頃の子らしくすると思うけど…。 どうしたいかって、言われると…どうもね…。 ( 出たくないとも言えない。 出たいとも言えない。 案外彼の言うように、体のいい厄介払いとしてあっさり許可してくれるような気もするけれど… 忍びとしての生き方以外、知らなかった。 サボり魔のくせに ) …うん、だから、このまんまで…。 …ただこれ以上合同修練怠けていると、忙殺する為に下忍にされそうね…。 〜一之丈さんは、ご当主になられたのは最近でしたっけ…? ( 立派に責任ある立場だ…と、思う。 ちらちら見た事がある程度で、言葉を交わすのなんて初めてだし、家族の事も知らないけれど… 笑う相手に苦笑を返そう ) 責任ある立場になるに当たって、見聞を広めたいーって言えば、出島辺りに行かせて貰えるかもしれませんよ? ( 相手と目が合わせられない、というのが…ちょっと妙な感じだ。 …それでも、目の当たりを見つめて。 …あなたは出たいのだろうかと、思う ) ―――本当に難しいわね。 で、どっちなのかしら? ( 安心したり落ち着いたりするのと…昂ぶるの… 深く考えなければ、正反対に思えて、肩を竦めた ) [Mon 26 Sep 2005 01:37:18]
◆一之丈 > さて――……ね(小さく肩を竦めてみせた 『抜ける』でなくとも『見聞を広める』ならば里を出る許可は出るかもしれない――無論、彼女が『里を出たい』のであれば、だけれど――まあ、素行の問題については、此方としても何も言えないが)まあ、適当でいられるうちは、適当でも良いさ――実際、多少なりとも責任ができると、そういう事もできなくなるからなあ(クツクツと、少し残念そうに笑ってみせた それから、少し考えて――)感覚としては近い、かな? ああ、でも……安心したり落ちついたりする半面、少し昂ぶる部分もあるから、難しいところだけど(それから、月を見上げていた首を、彼女の方へと向ける 立ち位置は、わかっているつもりだから、見当違いのほうを向きはしないだろうけど) [Mon 26 Sep 2005 01:23:26]
◆跡野末理 > …無理ね。 跡野の家は、如月の根っこに絡み過ぎてる。 勿論私なんて、何にも教えてられてないし… 父上や姉上が今どんな任に就いているのかも知らないくらいだけど… 少なくとも抜け忍になって見逃して貰える年齢じゃないわ。 そう思わない? ( …失踪した兄にも追ってはかけられた筈だ。 …何故か、見つけられなかったが…。 あるいは任務であれば里を出ることにもなるかもしれない。 ただ、単独で何かを任されるには素行に問題が有り過ぎる。 …本当にギリギリの最低限をこなしているから、まだ『困り者』で済んではいるけれど… 何の救いにもならない ) …退屈と言えば退屈だけど…でも、遊びたいとも思わないのも、本当だから。 このまんま、適当でいいわ。 ……んー…生憎、狼が遠吠えをする気分っていうのもピンと来ないんだけど……〜お風呂に入った時に盛大に溜息が漏れるような感じかしら? ( なんとなく近そうなものを挙げて、首を傾げよう。 …意図したわけではないけれど、イメージ台無しだ ) [Mon 26 Sep 2005 01:16:10]
◆一之丈 > わかった――では、末理、と(頷いて、何とも為しに此方も空を見上げた 無論、見えるわけでもない……ただ、体内の『獣』がそれを感じとる、だけだ――それを犬神の所以といえば、そうなのだろうが)昼寝のし過ぎ、ね――……飽きてきたのなら、里を降りるのも手の一つ、ではないかな?(くる、と手のうちで杖を転がしながら、問いかける 田舎の村だ――年頃の子が退屈に思うこともあるだろうし、提案自体は間違いではない……だろう 何となく、彼女の返答を想像しつつ、ふむと首を傾げた)むしろ『獣』の感覚に近い……か 狼が遠吼えするような気分、とでも言えば近いのだろうけれど [Mon 26 Sep 2005 01:04:42]
◆跡野末理 > ええ。 それなら、マツリで良いわ。 アトノでも良いけど、一緒に呼ぶのはだめ。 ( 答えながら、感じると言われた月を見上げよう。 …こうしなければ、空模様だって満足に分かりゃしない… 見えない事で他の部分が鋭敏になるのか、あるいは犬神の所以か… ) …まさか。 遊びたいわけでもないし… 面白いモノも特には…と言うか、いい加減飽きてくるくらいで。 ただ、夜更かしになっちゃってるだけよ。 昼寝のし過ぎでね。 ( 変に咎める調子でないのが、やり易くもあり…少し、気まずくもある。 人の動きこそ活発だけれど、殆ど偽装のものである為か、田舎村はどこもこんなものなのか…とかく変化には乏しくて。 ナイナイと、手と首を振る ) 〜その為に視力を失うんじゃ釣り合わないと思うけど。 …気になるわね、月を感じるって… 想像もつかないわ… [Mon 26 Sep 2005 00:56:56]
◆一之丈 > こんばんわ……ああ、一之丈で良い 影房は、まだ慣れなくてね(ならば、2m程の距離まで近付こうか 声にのみ頼っていると、どれほどの距離をとれば良いのかが時々わからなくなる 笑う様子に、此方も笑み浮かべて)何時もの事――にできるほど、ここには夜遊びできるモノも無いだろうに……何か面白いモノでも見つけたのかな?(笑みはそのまま、問いを投げかける 危険が無いのは重々承知の上、だ 無防備になるほどではないが、警戒する必要もあるまい だから、咎めることもしないのだ 夜回りか、と問われれば否、と首を横に振った)月を見ていた――無論、私の場合は、感じる、となるのだけどね [Mon 26 Sep 2005 00:46:28]
◆跡野末理 > ああ、そうだった。 一之丈影房さん。 こんばんは。 ( 犬神…までしか、出て来なかったんだ。 声質は細いけれど、か細い訳じゃない。 相手の動作は正確だろう… それを見ながら、相手の言葉…『冗句でしかない』に同意して、笑って頷いた ) 〜そうね。 でも、心配してくれるのはありがたいけど――― 私は、いつもの事だから。 ( 特に積極的に問題を起こすわけではなくたって、常習のサボり魔は立派な問題児だ…ワケがあっての事だって、いつまでそれを引き摺っているのかという話――― 肩を竦めて、首を振ろう。 …生憎身内ばかりと言っても過言では無い場所、そうそう危険もないだろうし ) …あなたこそ、こんな時間にこんな場所で、何をしていたんです? 夜回りかしら。 [Mon 26 Sep 2005 00:39:01]
◆一之丈 > イヌガミ イチノジョウ――カゲフサ、だ(彼女の名前は、聞き覚えがある どんな娘――声からして――だったか、までは思い出せぬが、謝る様子からみて、男にとっては少し好感が持てた す、と杖をつきながら一歩前へ踏み出そう 恐らく、此方に娘はいると思うのだが、さて?)まあ、我らの生業を考えれば冗句でしかないのだろうが――それでも、夜半に用も無く娘が出歩くのは、あまり感心できないな(咎めるような語調はなく、柔和な笑みを浮かべながら、そう声をかけて) [Mon 26 Sep 2005 00:29:33]
◆跡野末理 > ( ふと… 見られているような気になって足を止めるけれど… 己が何処で何をしていても、その質にさして変わりが無い事は周知の事実…今更何を気にする事も無い。 …ただ、己の目元に手を当てて――― ) ―――ッ。 ( 笑う形になりかけた目が、見開かれた。 実際すぐ其処に誰か居るなどとは、夢にも思っていなかったものだから ) ―――誰、って言われても。困るわ――― ( 言いながら、声の方へと向き直る。 …とりあえず相手の言葉は、外部の者が発する言葉ではないけれど… 抱く気持ちは、相手と同じものなのだろう。 とりあえず声を発する事を目的にした言葉を口にしながら… 相手の姿を認められれば、『ああ』と頷いた ) アトノのマツリよ。 …ええと…ごめんなさい。 ( 名前は、なんだっけ。 考えても思い出せず。 問う変わりに謝った ) [Mon 26 Sep 2005 00:25:32]
◆一之丈 > (社近くの茂みから、すぅと足音も無く歩み出たのは目に帯を巻いた盲目の男だった 忍びの一人でもあるが故、少女は男のことを知っているかもしれぬが、此方は盲目――気配で何者かがいることを察知することはできたが、それが誰かまではわからない さて、この里に忍び込む者もいないだろうから、さほど警戒はしなくても良いだろうが……) [Mon 26 Sep 2005 00:20:15]
お知らせ > 一之丈さんが来ました。 『――其処にいるのは誰だ?』 [Mon 26 Sep 2005 00:17:43]
◆跡野末理 > ( 怠ける事を恥じる気持ちも、叱責される事を面倒に思う事も…気遣われる事に申し訳なく感じる事にも…いつしか、慣れてしまった。 …着崩れた着物を直しもせずに立ち上がり。 瓦の上を、裸足で危なげなく歩く。 縁で身を屈め、転げ落ちるように身体を捻って… 静かに、揃えて地面に置いてあった草履の上に着地する ) ( 気だるそうにもう一度伸びをして… 頭を垂れたのか、ただ首の裏を伸ばしたのか微妙な姿勢で小さなお社を後にした ) [Mon 26 Sep 2005 00:07:30]
◆跡野末理 > ( 村の灯りは殆どが落ちていても… 奥の修練所では、任に就いていない者が己を高めている頃だろうか。 …今日も、昨日と同じ…明日も、去年と同じ… 灯りの要らぬ星空の下で茫洋と宙を見つめる娘は、課せられた修練を放棄し続けている…。 大切なものを失って…否、壊して以来、流れる時間すら止まっているようだった ) [Sun 25 Sep 2005 23:55:35]
◆跡野末理 > ( バチ当たり? そうかも知れない。 けれどもこのお社に限って言えば、さして信仰を集めてはいないと思う。 打ち捨てられているわけでもないけれど、それだけだった ) ………。 ( わざわざ口に出して言う程の事でもなく、神も仏もあるものかと考えるのかもしれない。 …考え方一つで如何様にも己の見方に付けられる存在とは言え、忍がそれをするのはあまりに厚かましいだろう… 何より意味が無いし ) ……ふぁ…… ( 何より、バチ当たりな事をしているらしい当人は、そんな感覚を覚える事も無く… ただ眠りの余韻に浸って、欠伸を噛み殺すだけなのだから ) [Sun 25 Sep 2005 23:46:31]
◆跡野末理 > ( 首を回しても見えるのは、高く生い茂る木々と、満点の星空のみ。 今何時?と問う相手など、居るはずもないけれど… 晴れているなら空を見上げれば、いかにも寝覚めの悪そうな仏頂面には十分だった ) ………。 ( 寝ていた者が起き出すには妙な時間。 とは言え、それがいつもの事であれば驚きも、慌てもしない。 …ただ、寝直すには少し冷え込むとだけ考えて… 屋根の上で身を起こす ) [Sun 25 Sep 2005 23:34:31]
◆跡野末理 > ( とうに日は沈んで、いい加減冷え切って… そろそろ日付も変わろうかと言う頃に、村に一つのお社の屋根で。 今の今まで眠りこけていた茜色の着物のお下げが、欠伸交じりに大きく伸びをした ) [Sun 25 Sep 2005 23:29:01]
お知らせ > 跡野末理さんが入室されました。 『( 忍びの隠れ里、お社の屋根 )』 [Sun 25 Sep 2005 23:21:45]
お知らせ > ミコトさんが帰りました。 [Tue 20 Sep 2005 07:45:00]
◆ミコト > ( チマチマチマチマチマチマチマチマチマチマ ――。 一石、一粒、選り分けていく。 ) [Tue 20 Sep 2005 07:44:55]
◆ミコト > ( まあ、コツコツコツコツコツコツコツコツコツ ――。 ) [Tue 20 Sep 2005 07:44:19]
◆ミコト > あぃな。 御金払えば、良い鉄は買えるんですけれども ――。 今回は一片に渡るまで、目を行き届かせたくて。 ( ... 数分に一個、数十分に一個、数時間に一個? 割合は解らない。 ... ただ、朝が始まり、夜が来るまで。 ずっとこうしている。 ) ... 今回は商売抜きの、造りなんです、よ。 [Tue 20 Sep 2005 07:41:17]
◆ミコト > ... 何時もはこんな事しなぃですけど、ぇ。 ( ... うず高く積まれた鉄鉱石の山。 掘り出された石達を積んでいる処。 ) ... お久しぶりですんに、 我侭聞いて頂いて、 申し訳ありません、なあ。 ( ... 昔馴染みの親方さんに、また御辞儀して。 山の前に屈み込み、一つ一つ見て、軽く槌で小突き。) [Tue 20 Sep 2005 07:38:12]
お知らせ > ミコトさんが来ました。 『( ... アマウラにある鉱山にて。 )』 [Tue 20 Sep 2005 07:35:31]
お知らせ > ザブ@浴場さんが帰りました。 [Fri 26 Aug 2005 19:27:57]
◆ザブ@浴場 > (…湯気に噎せた。) [Fri 26 Aug 2005 19:27:56]
◆ザブ@浴場 > (暇そうにして居た湯女は、ころころと可愛らしく笑った。…笑ってくれた。) (「睨めっこならタダでお付き合いいたします」) はっは! 見てろよ、絶対ェ笑わしてやっから。 (久々に、人の作る町の空気を胸一杯に吸い込んで、) [Fri 26 Aug 2005 19:27:49]
◆ザブ@浴場 > (ぼさーっと眠そうな面は、) ――あ、おねーちゃん おねーちゃん、 (湯女の一人に声を掛ける。) 綺麗に洗ったから、後で相手してくれる? (軽口を。) [Fri 26 Aug 2005 19:25:31]
◆ザブ@浴場 > (樹の匂いがする。そして、ヴェイトス市に比べてより清潔…否、潔癖と云った方が正しいか、そンな雰囲気の浴場は本当に別世界に感じた。汚れを寄せ付けない、と云うか。) お国柄かねェ。 (出島ゆえ、様々な人種が見て取れるが。) [Fri 26 Aug 2005 19:19:11]
◆ザブ@浴場 > (垢と云う垢をこそぎ落とした。さっぱりした、と云うより、脱皮したくらいの清々しさだ。) あ゛ー…、 (思わず鼻から声が抜けた。) 極楽極楽、ッて云うンだったか…。 (視線は天井。) [Fri 26 Aug 2005 19:14:51]
◆ザブ@浴場 > こ、擦り過ぎたかな…。 (肌が赤いのは湯の温かさの所為だけではない。) (確り隈なく身体を洗った後だ。 湯船から突き出す生首の如く。どっぷりと浸かっていた。) [Fri 26 Aug 2005 19:10:35]
◆ザブ@浴場 > (――無論、出島の中にある公衆浴場である。) [Fri 26 Aug 2005 19:08:03]
お知らせ > ザブ@浴場さんが入室されました。 [Fri 26 Aug 2005 19:07:10]
お知らせ > マリアさんが退室されました。 [Thu 23 Jun 2005 04:27:25]
お知らせ > 悠さんが帰りました。 『 錆びた短刀 其処に残して。 』 [Thu 23 Jun 2005 04:27:02]
◆マリア > ( 彼の後に続く。 帰り道は、往きより力の抜けた会話が出来そうだ。 ) [Thu 23 Jun 2005 04:24:45]
◆悠 > ( ……そうして、この部屋を立ち去るその最後、一回だけ部屋の方振り向いて。 ) …有難う。 ……さよなら。 ( そして二度と振り向くことなく、瓦礫の隙間を潜って――。) [Thu 23 Jun 2005 04:23:01]
◆マリア > ( 抱きしめていた腕を解いて離れたら、ふんわり おもむろに手だけ握った。 けして楽しいだけの気分ではなく、相変わらずノドに物が詰まったような 鬱とした気持ちはきれいに晴れないけれど。 ) …。 (この状況、を見回して。) ( 一回だけはっきりと頷きと一緒に、笑みを返した。 ) 帰ろう。 (声もはっきりと、あなたに告げて。) [Thu 23 Jun 2005 04:19:08]
◆悠 > ( 彼女の背を撫でる内、ふっと強張った身体から力抜けたなら、そっと身を放して。) …いや、この状況じゃあ調べられる事無さそうだし、ね。 ( ……それに、此処が廃墟のままで手が付けられた様子がないという事は、ここを管理していた組織がもう離れているという事だから。 調べる事はほぼ調べたから。) ……帰ろうか、ヴェイトスに。 ( 微笑みを向けて。) [Thu 23 Jun 2005 04:11:06]
◆マリア > ( こくんこくんと首を縦に揺らし、背に回した腕ぎゅう と、力込めて抱きしめた。 撫でられるのが心地よくて力抜けたら、どッ と緊張していた疲れを感じた。不自然に感覚忘れていた気持ち悪さも なくなる。 ) (きゅ、と目を瞑り、涙を終わりにしよう。) … あと、なにか調べることある? ( 赤くなった目彼に向けて、大丈夫だよ と言葉の変わりに小さな笑顔作ってみせよう。 ) [Thu 23 Jun 2005 03:49:48]
◆悠 > ( 抱き付いた自分に確かな力で抱きしめ返してくれる彼女の気持ちがとても嬉しくて。 両親を失った悲しみも少しだけ癒されるようで。) ……うん。 ずっと、一緒に居よう。 ( …そう、彼女は何時も自分に言ってくれた。 その度に辛いのも苦しいのも和らいでいた。 彼女は両親の代わりに離れないけど、両親が彼女の代わりになる事だってない。 それぞれが、大切なんだから。) ( 今だ昂ぶったままの感情が収まるように、そっと彼女の背を撫でる。 君の悲しいのが収まるまで、こうしているから。) [Thu 23 Jun 2005 03:40:23]
◆マリア > ( 大丈夫だという彼をぎゅう、と抱きしめ返す。こんなときにも必要としてくれたのが、嬉しくて切なくて 胸がぎゅうと詰まるようだと思った。 ) … 私が、ずっといるよ。 ( 何度も口にしたかも知れぬ言葉。両親の変わりには、努力してもなれそうにないけれど。 ) (高ぶったままの感情は、少しずつ流れる涙を止めてくれぬまま。) [Thu 23 Jun 2005 03:31:00]
◆悠 > ( ……零れ落ちる涙は、一体誰の為のものか。 自分の為か、両親の為か。 ) …… ッ 。 ( 涙も枯れ果てたかと思う頃、ゆっくり彼女の方に振り返るとぎゅっと目を瞑り、手で目元擦りながら立ち上がる。 …ずっと泣いては居られない。 此処から連れ出してくれた、そして恐らく、此処を潰して自分の未来を作ってくれた両親の為にも。 其れにも増して後ろで涙を流してくれている彼女の為にも。) 有難う……もう、大丈夫だから。 ( 涙でぐしゃぐしゃの顔笑みの形に歪め、彼女に抱き付いた。 ……彼女を支えるために、じゃなくて彼女に支えられるようになっていたけど。) [Thu 23 Jun 2005 03:20:46]
◆マリア > ( ここまで来てしまったのなら、認めるのも逃げるのも難しい。 ぽつ と彼が漏らした言葉から、目を逸らしたくなったのは寧ろ自分。 ) …。 ( 黙った。何一つ良いと思う言葉が出てこなかったのが、何より悲しかった。 傍に行って抱きしめることすら 今は邪魔になる気がして、その場から動かないまま彼の背を見つめた。 ) ……。 (つられて頬を涙が伝う。彼の表情は、見えないまま なのに。) [Thu 23 Jun 2005 03:07:31]
◆悠 > ( …信じたくは無かったけど、 認めないといけない。) … 多分、このうちのどれかが俺の両親なんだと、思う。 ( …多分、この遺跡が崩壊して部屋が塞がれる直前まで此処に居たのだろう。 そして恐らく誰かと争って、 命を落としたのだろう。 自分の為に此処に来たのかもしれないし、他の誰かの為に来たのかもしれない、或いは無理矢理此処に連れて来られたのか。 いずれにせよ、自分が両親と再会する事は、もう叶わない。) … 。 ( 言葉も発さず、ただ黙りこくって床の白骨の傍らに屈み込んで、其れを眺める。 やがて両目に溢れてきた涙が拭われる事も無く、ぽたり、ぽたりと頬を伝って床に零れ落ちる。) [Thu 23 Jun 2005 02:57:51]
◆マリア > ( 短剣が持つ話は聞いた事はないけれど。何か考え事に沈んだような、眼の前が一色になったような、彼の様子を見て良くないことなのだと思った。 そして考えた頭の中身は、けして口には出てこない。出したくない。 振り返らない後ろ側にある骨は、一切蹴飛ばしてはいない。 ) …。 ( 錆びた短剣をよく見て、確認はしないけれど彼の持つものと似たものだと知れた。 黙ってひとつ頷いて。 ) [Thu 23 Jun 2005 02:46:30]
◆悠 > ( ……自分の持つ短刀は、自分の両親所縁のものだと育ての親である師匠に教えられた。 ……其れと同じものを持つものが両親だろう、という事も。 ) … … … ( 背後からの彼女の声にもすぐには反応できない。 暫くして、呆然とした様子で何とか言葉を搾り出して。) ……うん。 俺のと、同じもの みたい。 ( 信じたくは無かったけど。) [Thu 23 Jun 2005 02:36:36]
◆マリア > ( 光に照らされて見えるところだけを、しっかり見るのが怖くて サーと目に映し。 光るほうに向かう彼を追いかけようと、踏み出す一歩は躊躇した。周りの骨を蹴飛ばしてしまわぬよう 。 ) … 剣? ナイフ? ( 遠目から、そのうち間近に。 彼の驚いた様子に気が付くのには、少し遅れた。 ) [Thu 23 Jun 2005 02:23:49]
◆悠 > ( 後を追って入ってきた彼女が周囲を見回す間、足元の白骨を調べる。 …とは言っても所詮は素人、大した事は判らない。 辛うじて骨の形などからこの骨の人数が三人位だと解ったくらいで。 ) …そういえば。 ( さっき見た光るものを探す……あった。 それは) …… ッ ( 息を呑む。 ―――それは、装飾が施された、酷く錆付いた短刀。 その形には見覚えがある。だって) ( 無意識に腰の後ろに括り付けた短刀に手を伸ばす……足元の短刀のものととそっくりの装飾が頬越されたそれに。) [Thu 23 Jun 2005 02:16:29]
◆マリア > ( 後追いかけるように、細い隙間に足通らせていたところで聞いた返事。 どんなに大きな台詞はいても 結局戦う術を持たない自分は、彼の傍を離れるとどうしても不安になるから。 こんなに少しの距離だというのに、隙間からしか姿が見えないだけで駄目だ なんて。 ) よいしょ、 と …… 。 ( 部屋の中に入ったら、黙って中を見回した。 暗いのがはっきり見えなくて良かったのか、良くなかったのか。 その部屋には幸せな空気はなかった。 ) (崩壊の跡に、いらぬ想像も働く。) …。 (顔を顰めて。) [Thu 23 Jun 2005 02:05:12]
◆悠 > ( 彼女の小さな笑い声に、ほんの少し緊張が解ける。 少し気分が楽になった。) …よいしょ。( 身体を隙間から完全に抜け出させて、部屋の中に。 ……ああは言ったけれど、きっと彼女はそれでも付いて来てくれるんだろう。それが嬉しくもあり、ちょっと心配の種でも有り。) …大丈夫そうだよ。 来ても平気みたい。 ( 他の部屋より少し広めな其処は、他の部屋より一際壊れ方が激しい。 ランプを翳して部屋の中を眺めれば、壁には焼け焦げた布の欠片、床には打ち砕かれた家具の残骸、そしてあちこちに残る戦いの跡。 …昔、此処で誰かが争い合ったのだろう。 床に転がる白いもの…… 崩れかけた白骨は、その敗者のものか、或いは両方のものか。 あまりにぼろぼろで和の判別すら難しいけれど。) [Thu 23 Jun 2005 01:53:48]
◆マリア > ( ふふ、と小さな小さな笑い声。 なんでもない会話でも、気持ちに余裕を作ってくれる から。 ) ん。 ( 頷いて、部屋の中に進む彼を見守ろう。 危険があるのは承知で来た、なんて、言っても言わなくても考え方は変わらないのだろう。彼も、自分も。 ) … …… 大丈夫ー? ( 隙間から部屋の中を覗き込もうと試みながら。 彼が部屋に入ったなら返事を待つ前に自分も通り抜けよう と。 ) [Thu 23 Jun 2005 01:43:47]
◆悠 > ずいぶん歩かされたもんね……。 ( 何の飾り気も無く、真っ暗な中をランプの光頼りに進めば距離感もおかしくなるもの。 魔法とかの作用と思っても不思議じゃあない。) …うん。 じゃあ、先に行くから。 …何かあったら、急いで下がって。 ( 繋いでいた手を放し、隙間に身体滑り込ませつつ。 ……万が一、という事もある。彼女まで危険に晒したくないし。) ( よ、と身体を隙間にねじ込み、ランプを部屋の中へと向ければ 広い部屋の真ん中に白い何かと光る物が。 はっきりとは解らないのだけど。) [Thu 23 Jun 2005 01:34:01]
◆マリア > ( どれたけ進んだのかよく分からなくなっていたけれど、緊張で余計に感じる疲れの量は もう随分歩いたような気がした。 ね、と頷き返して。 ) (そして突然道は終わる。暗闇と周囲の崩れ加減で、それすらも分かりにくい。) 良かったー。 迷っちゃったのかと思った。 ( 通路か建物自体に魔法掛かってるとかで。 彼に習って周囲見回して、続いて見つけるのは同じ隙間。 視線を彼に向けて。 ) これしか、ないねー… (繋いでいた手を離して、先どうぞ と隙間を示そう。) [Thu 23 Jun 2005 01:25:13]
◆悠 > ( 自分の動きに付いてきてくれる彼女の動き。 …ペースを落としてあげられないのが心苦しい、けど。) ……大分進んだ筈だけどねぇ……。 ( 床を気にしながらではあるが、結構な距離は進んだ筈。 けどまだ先は長く―――) …… と、終点かな…… ( そう言った矢先に唐突に通路は終わりを迎える。 通路の最後、一際大きい部屋への入り口……の前に崩れた瓦礫の山。 ) … 入れそうな場所は…… 此処かな。 ( それでも諦めきれずに周囲を見回して…その影に、人が一人ぎりぎり潜り抜けられるか否か、その位の小さな隙間を見つけ出す。) [Thu 23 Jun 2005 01:16:31]
◆マリア > ( 彼が止まれば止まる足。進めば進む。 自分が先を進むことは、どうやら出来そうにない。並んで進むのが 精一杯。 ) うん。 ……、どこまであるのかなぁ…。 ( 周囲の暗さも手伝って、外からだと広さがハッキリしなかった。 足元慎重に、前方に緊張してゆっくり進んでいると、どれだけ進んだのかという感覚も狂う。 ) (通り過ぎる部屋の中を、確認するように視線通らせながら。) [Thu 23 Jun 2005 01:08:11]
◆悠 > ( …足を止め、視界を通り過ぎた部屋部屋に向けて。 まるでそれは、何かの本で読んだ地下墓地の群れのようで。 ) ……うん。 ( …でも自分は生きている。 此処で終わってしまったそれらとは違い、今を生きている。) …ありがと、行こう。 ( だから終わってしまったそれらに縛られちゃいけないから、前に進みだした。) [Thu 23 Jun 2005 00:59:09]
◆マリア > ( 僅かにランプの光が射して確認できる 通り過ぎる部屋の中は、不気味に切なく寂しく 見えた。 ここは人が暮らしていたところなんだ ということが、事実なのだとやっと実感する。 ) …。 ( 普段見ることのない、生き物の骨を見ないように両目が細くなる。瞑ってしまいたかったけれど、それも恐ろしい。 ) … でも、こうして生きてる。 ( そんな事は考えるだけで悲しすぎる。 今になってこの場所を訪れるのが、寂しい事にならないことを祈り。 ) [Thu 23 Jun 2005 00:43:51]
◆悠 > …うん。じゃあ、行こう。 ( 彼女が体勢を立て直したのを確認すると更に奥に。 通路を進む内に幾つかの扉、幾つかの部屋を目にする。その中にあるのは大抵瓦礫とか壊れた家具とかが大半では有るのだけど、時に人の物か動物の物か解らないような骨とかが転がっていたりもして。) ……俺も、ずっと此処に居たならああなっていたのかな……? ( 骨の傍らを通り過ぎながら呟く。 こんな辺境の廃墟で誰にも見られることも無く朽ち果てていく……それはとても寂しい事だろう、と思う。 同時に、其処から連れ出してくれた両親を有り難く思う。) [Thu 23 Jun 2005 00:35:13]
◆マリア > ( 沢山の意識を進む先に向けて 彼も緊張しているだろう事も、やはり自分も気付けなかったからお互い様。 ) うん、平気。 ( 躓いた姿勢はすぐに元に戻りながら、奥に 奥に 。 何度か小さく躓くけれど、そのたび歩みは慎重になる。 ) (相変わらず暗闇が続く。眉間にはしわ寄せた まま。) [Thu 23 Jun 2005 00:25:31]
◆悠 > ( …意識は殆ど闇の先に向けられて。 それ故に隣を歩く彼女の微妙な緊張には中々気付けないのだけど。) …そうだね。 でも、きっと大丈夫だよ。( 地震でもない限りはきっと、そう思う事にしておく。 地震が起こったときは、その時だ。) …ッ、大丈夫? ( 僅かに体制崩したの見て一瞬ひやりとしたけれど、大丈夫そうなら緊張を解いて、更に建物の奥へと進んで行こうと。) [Thu 23 Jun 2005 00:17:45]
◆マリア > ( きゅ と繋いだ手を握り、彼に続いて入口を潜った。 気配がなければ音もない。やけに響く歩く音が、緊張を煽るように耳を通して全身に届いて。 硬く口結んだ。 ) ね。出る前に建物壊れちゃったらやだね。 ( これまでもずっとこうあったのだから突然にはないだろうけれど、そう考えが浮かばずにはいられない。 元天上だったらしいものを、よいしょ と跨いで。 ) ッ…。 ( 躓いたけれどまあ問題ない程度に。 ) [Thu 23 Jun 2005 00:08:26]
◆悠 > うん……行こう。( 緊張に表情強張らせる彼女の手を取り、ランプの光で暗闇を切り裂きながら、建物の中へと足を踏み入れる。 ……周囲からは何の気配も感じられない。少なくとも、自分達以外の生物の存在は。) …相当酷いなぁ…… 何が、あったんだろう…?( 建物の中も外見に負けず劣らず酷い物。 割れ砕け、剥がれ落ちた天井や壁面の構造物によって歩き辛い事この上ない。 …先程の外装といい、この内装の様子といい、何がこの建物で起こったのか。 その答えはこの先で見つかるのだろうか……?) [Wed 22 Jun 2005 23:59:25]
◆マリア > ( 地図は古くて理解するのに困難だったけれど、それでもようやく見つけた場所は堂堂と目の前にある。 歴史を感じるその場所は、ランプの小さな灯りに照らされて恐ろしく両目に映り 。 ) あったね…。 ( 地図は古いけれど間違ってなかった。 だけれど安心する気にはなれず、 暗さと緊張で軽く眉間にしわ寄せた。 入口から先の闇は、暗さに慣れた目でもまだ見えない まま。 ) [Wed 22 Jun 2005 23:54:58]
◆悠 > ( ……師匠と共に暮らした家で、彼女と共に探し出した一枚の地図。それを元に更に山の奥に立ち入って……小さな岩山の袂、周囲を切り立った岩壁で囲まれた所にその遺跡は存在した。) …… ここが ( 漸く何かが掴めるのか、そう思うと緊張と興奮が湧き上がってくる。 手に掲げたランプに照らし出される壁面や敷石には焼け焦げたような痕や黒っぽい染みが幾つも。 視線を床から上げれば、目の前には真っ暗な口を開けた建物の入り口が其処にあって。) [Wed 22 Jun 2005 23:47:02]
お知らせ > マリアさんが入室されました。 [Wed 22 Jun 2005 23:41:57]
お知らせ > 悠さんが来ました。 『――― アマウラの外れ とある廃墟にて ―――』 [Wed 22 Jun 2005 23:41:33]
お知らせ > マリアさんが退室されました。 [Sat 18 Jun 2005 01:06:09]
お知らせ > 悠さんが帰りました。 『 ――― そうして 夜は更けていく ――― )』 [Sat 18 Jun 2005 01:05:54]
◆マリア > ( ランプの色は暖かくて、それに照らされている間は安心できるもの。彼がすぐそこにいるというのも、自分の中で恐怖を消す大きな存在になっているし。 ) はーい。 ( 小さな室内、先に重要な手がかりを見つけるのはどっちか。 張り切って積まれた本を開いた。 ) [Sat 18 Jun 2005 00:57:07]
◆悠 > ( ランプの光が部屋の中を淡く照らし出す。 …思ったとおり、それ程傷んではいないようで。) …うん、お願い。 ( 日記とかそれっぽいものを調べて貰う事にして……自分は地図などを調べる事にした。) ( そうして二人で部屋を捜索すれば、小さな部屋の事手掛かりはきっとすぐに見つかるんだろう。 それを実際に捜しに行くのは明日以降になるだろうけど。 [Sat 18 Jun 2005 00:47:34]
◆マリア > ( 真っ暗な空間はどうにも苦手。何ヶ月も昔の図書館の地下を思い出すようで、 思わず彼のほうにキュウ と寄り。 ) (大丈夫だよ、と言葉には、小さな頷きと笑みを返し。) じゃあ隅っこからそれっぽいの調べてみれば良いね。 私も手伝うー。 ( 中を開いてみても、難しい内容だと読むことができないけれど。全く関係ないものを除くことくらいは出来ると思う から。 ) … このへん見てみるよー。 ( 服掴んだままの手と逆の手で、埃掃いながら。 ) [Sat 18 Jun 2005 00:38:44]
◆悠 > ( 小屋の中の暗闇を掻き消さんとランプを突き出しながら一歩踏み出し……服の裾掴まれている事に気付く。) …大丈夫だよ。( だからそんなにしょげないで、頷き返して。 ……とりあえず此処に至るまでの道中で調べた限りでは、この小屋から更に山奥に立ち入った場所にあるという施設、そこで自分は生まれた(…或いは、生み出された。)様だ。 だから……) この山の地図とか、地形図とか……後は、日記とかそう言う物にそれに関する手掛かりが無いか、だね。( それ以外の本は今回の事にあまり関係して無いだろうから。) [Sat 18 Jun 2005 00:29:01]
◆マリア > ( 久しぶりに動くのだろう扉が開けば、使わなかった時代分の埃がふわり。 吸い込まないよう、自然に呼吸は小さくなった。 暗い中を彼の後ろから覗き込むように確認し、大丈夫そうだね、と一回頷き返して。 ) ……。 ( 悲しい思い出だったのなら、変な質問してごめんね。と、言葉にならずにしょげたように眉下げた。今は私がいるよ、ときゅう と上着の裾掴み。 ) … 何から探す ッ? ( 落ち始めた気持ち持ち上げるように声出した。 そうでなくても、今回の旅の目的に合うのに緊張していたから。 ) [Sat 18 Jun 2005 00:20:15]
◆悠 > ( 月明かりの下、良く目を凝らしてみれば流石にあちこち痛んでいる様子はあるけれど。) …中は…… 大丈夫、かな。 ( ギィ、と扉軋ませながら開き、中の様子を確認して、頷く。 ……とりあえずこれで調べるべき資料の保存状況と寝る場所の心配はしなくて済みそうだ。) ……ううん、昔は師匠が一緒に住んでいたけど……。 ( 彼女の問いに、何処か困ったような表情向けて。) …今はもう、居ないよ。 ( …感情表さぬようにしつつ、坦々と答える。 ) [Sat 18 Jun 2005 00:08:33]
◆マリア > ( 背の高い草を腕で除けながら歩いて歩いて、出島を出て半日経った頃 そこに居た。 彼の言葉が指す場所に、頭上げて視線を向け。 ) 着いたねー。 ( 月の明かりの下で見る知らない土地は神秘的に眼に映る。 相変わらず草分けながら彼の横歩き、真ん中の小屋を中心に、くるり周囲見回して。 ) …今でも、誰かいるー? ( 人がいる様子はないけれど、それでも聞く。 ) [Fri 17 Jun 2005 23:53:31]
◆悠 > ( ――その山村の更に奥、生い茂る草木を掻き分けるようにして漸く辿り着く、その場所―― ) ――… … ふぅ。 ( 僅かに開けた広場、その真ん中に立つ小さな小屋こそが、今回の旅の目的地の一つにして…… ) ……ここが、俺がヴェイトスに行くまでずっと住んでた場所だよ。 ( 人生の大半を過ごしてきた場所。 …そう、一緒にここまで来てくれた彼女に説明しながら見つめる小屋は、ここから出て行ったときと殆ど変わった様子は無い。 まるで、その時から時が止まっていたかのように。) [Fri 17 Jun 2005 23:44:05]
お知らせ > マリアさんが来ました。 [Fri 17 Jun 2005 23:34:43]
お知らせ > 悠さんが入室されました。 『 ――― アマウラを少し離れた小さな山村にて――― 』 [Fri 17 Jun 2005 23:34:10]
お知らせ > _さんが退室されました。 [Mon 9 May 2005 02:14:57]
お知らせ > _さんが来ました。 [Mon 9 May 2005 02:14:50]
お知らせ > 一心@道場さんが帰りました。 『巻き込まれる形で受ける事になった罰――』 [Mon 2 May 2005 14:27:17]
◆一心@道場 > (ああ、二人を止めなかったのは、俺も巻き込まれるから。 ――ごめんよ、今日の俺は物品収集という、目的のため、城下町に。昼寝という目的のため神社にいかなけれ――)――がらッ!(ばなら――)「一心! 貴様は何故止めなかった!」(ないんです――)「止めなかったということは、貴様も同罪だ!」(――だから――首根っこを捕まえないで――師範)――やめてぇ〜! 師範! 俺は今日用事が―― 「問答無用!」(ぎゃーと叫び声を後に、一心は道場の中に消えていった。 ――後に残るのは、桶と、布と、曇天と――) [Mon 2 May 2005 14:26:43]
◆一心@道場 > (――ついで、)「ばっかもーんッ!道場をなんだと思っておる!」「「はいっ!」」(師範の雷が落ちた。 それを聞きながら――)――ああ、やっちゃたな(呟き、やれやれと頭を振る)「貴様ら、わかってるんだろうな?」「「ひー!」」(終わったな。南無。 なんて他人事だから、聞こえてくる言葉に、笑みを零す)「まずは正座2時間だ!」(師範の罰はいつもきつい。 正座から入ったということは、)――夜中までだな(ああ、よかった。と思いつつ、どこ吹く風で空を見あげ)――雨が降りそうだなぁ・・・(適当なことを言ってみたりした) [Mon 2 May 2005 14:20:17]
◆一心@道場 > (――トキノミヤコのように海産物があるわけじゃなし、トキノミヤコからの品だってティアンを経由しなきゃいけない。 ――ということは、この街。 ――実は、外国人相手の観光で稼いでるんじゃないか? とちょっと言いたくなるんだけど――。 それはそれ、道場で言ったらどうなるかわからないから、心の中だけにしておく)「うおっ! 山内が暴れ始めたぞ!」「――ああ! ちょい待ち! なんでそこに古居が入る!」「ぎゃー!」(――ああ、道場が騒がしくなってきた。 竹刀と竹刀が打ち合う音が聞こえてくる・・・・。 今日は、午前中で終わりだから、たぶん――山内(突きに弱い友人)が古居(先ほど頷いてたヤツ)に追いついたんだろう。 「やれやれ!」という声に混じって、悲鳴まで聞こえる) [Mon 2 May 2005 13:56:49]
◆一心@道場 > (――今日の天候は曇天。つまりは曇り。 北西に広がる砂漠の乾いた空気と、東の方から流れてくる潮の香り。 ――とは言ってもだ。 潮の香りなんざ嵐でも来ない限り片鱗すら感じない! ――つまり、ここは砂漠の近くで、小さな川がある貴重な水源を確保して、西南にティアン、東南にヴェイトスがあり、北東に廃れた城がある。 ――そして、トキノミヤコ、アマウラ人以外は出島しか入れないという街である。 ――貿易がさかんと言うわけでもなく、ティアンからヴェイトスに向かうのに、わざわざこの街を経由する人間なんてそうそう居ない。 ――だから、出島は観光旅行者や冒険者。たまに古城見学・・・・ってのはあるかしらないが、そんなことをする人間ぐらいなもの。 ――出島から近いとはいえ、一応城下町にある道場。 ――見ることが多いのはイエロティア系の人間ばかりで、外国人なんざ見た回数なんて数えるほどだし、外国の知り合いなんて皆無といっていい) [Mon 2 May 2005 13:49:04]
◆一心@道場 > (騒がしい友人二人が道場に消えると、裏通りに面した道場裏は静かになった。 遠くのほうで、城下町のざわめきが聞こえるけど、それは少し近いようで遠い感じだった。 ――たぶん、やけにでかい道場が壁になって、城下町の雑踏をこちらまであまり届かないのだろう。 桶やら布やらを片付けると、大きく伸びを一回する。 肘の擦り傷は少し痛いが、なに、これぐらいたいした事はない)――おお、さぶ(ブルッと肩を震わせると、折りたたんで置かれていた上半身の服を縁側から乱暴に取り、すぐに着替えた) [Mon 2 May 2005 13:35:56]
◆一心@道場 > 「――たしかに、じゃねぇ!」「――っで、ぎゃーー!」(なんて突きに弱い友人は井戸水が入った桶を思いっきり頷いた同門の人間におもいっきり投げ、同門の人間はそれを叫びながらすたこらさっさと道場の方に走って逃げていった。 むろん、それを許す友人でもなく――)「――一心!かたずけは任した! 俺はあいつを成敗してくれる!」(と、俺にかたずけを押し付けて、自分は竹刀片手に道場のほうに矢のように飛んでいってしまった)――・・・・あ(ややあって、体よくかたずけを押し付けられたことに気づいた)なんだよ! 今度団子でもおごれよな!(道場に消えた友人の耳に届いたかは知らないが、とにかく、「貸し一つ」と呟いて、3つの桶の水を地面に捨て、桶を重ねる。 布は、井戸水で軽く濯いで、桶の中に纏めて入れておく) [Mon 2 May 2005 13:27:16]
◆一心@道場 > (言われたい放題でも、返せないのが痛いところ。 たしかに、自分は師範の初撃で打ちのめされた。 ――というか、思いっきり、竹刀を構えた直後、師範の居合いが飛んできたわけだ。 ――竹刀でも居合いは居合い。 そりゃあ確かに竹刀で居合いなんて全然意味ないけど――。 それがまた、普通の竹刀じゃなくて、 居合いを中心的に学ぶものには、竹刀にこれまたやすっちい鞘までついてたりする。 ――こんなところは、西洋文化の賜物だ足りするのだけれど――。 それを言っちゃいけないのがこの道場でもあって――。 とにかく! 師範の居合いは文字通り目にも止まらない速さで、瞬く間に床を舐める結果になってしまったのだった)「そーそ、一心は弱いんだから、もうちっと練習して出直してこ〜い」うるへぇ、お前こそ、突きに弱いんだから、もうちっと避け方を考えろや「――ぐっ」「――うむ、それは確かに」(と、どうにか反撃成功。 ちなみに、彼らは初撃を竹刀で止めたといってるが、二撃目で道場の床を舐めていたのだから、どっこいどっこいでもあると思う) [Mon 2 May 2005 13:18:01]
◆一心@道場 > ――いってぇ・・・(井戸水で濡らした布で身体の汗を拭く際、擦り傷を拭いてしまい、傷口にひんやりとした冷水があてられ、傷口の痛みが自己主張を強めてしまった)――師範も本気でやらなくても――なぁ?(傍らにいる同門の友人に言うが、友人はくっくっくと笑い、)「いや、あれは一心が弱すぎだ」「そうだ、お前は弱すぎる!」(とさらに他の人間にまで言われてしまう)――な、俺だって弱いさ! また、『小太刀』だからな!「理由になんないべ?」「ならねぇならねぇ」(げらげら笑う友人達を半眼で睨みつけた後、)――お前らだって同じ『小太刀』だろう? お前らだって弱いじゃねぇかよ(と、小さく反撃したが、)「は? なに言ってんのお前?」「俺らはちゃんと、師範の初撃を竹刀で受け止めたからな! 初撃で打ちのめされたお前とはわけが違うんだよ! ばぁ〜か」(言われたい放題だ) [Mon 2 May 2005 13:09:02]
お知らせ > 一心@道場さんが入室されました。 『――道場の井戸近くにて――』 [Mon 2 May 2005 13:01:58]
お知らせ > ルガリア・ココさんが退室されました。 『朝気が付くと、見知らぬ天井―――多分気が付いたら絶叫、悲鳴で胃がぐるぐる。』 [Mon 25 Apr 2005 02:02:23]
お知らせ > ライ@宿の酒場さんが退室されました。 『(起きたとき、少年の第一声は どんなのだろう――。楽しみにして寝たのは添い寝の形。)』 [Mon 25 Apr 2005 02:01:43]
◆ライ@宿の酒場 > (漕ぎ出した船。ドワーフの血とはいえど、やはり酒量もエルフの血が強いようで。)あーぁ… (潰れちゃった。店のヒトに断りを入れ、一緒に部屋まで運んでもらう。――どこの部屋かって? そりゃ、自分の部屋ですよ。) [Mon 25 Apr 2005 01:59:24]
◆ルガリア・ココ > (どんどん、口に運ぶ量は減っていく。 何か視界がぐるぐると―――酔ってるって自覚はあっても、旅先って緊張感が我慢に繋がったけど。 時既に遅し、赤い顔で船をこぎ出して。) そ、そうですね―――(生返事で、暫くすればカウンターに突っ伏して寝てしまうだろう。 夜も更けて、店主は暖簾をしまい出す。 そろそろ店終い、少年結局は此処の宿で一泊となりそう。) [Mon 25 Apr 2005 01:55:44]
◆ライ@宿の酒場 > クックックックック……(必死に食べて、飲んで――ココの仕草が可笑しくて。ぽろぽろ落ちる度に減っていくココのお食事。)ヴェイトスはピンからキリまであるからな。 ―――まぁあとは……冒険者相手にぼったくってる場合があるけどな…(値段のことを聞かれれば声を潜め―。 それからぐいっと酒を煽った。) [Mon 25 Apr 2005 01:51:39]
◆ルガリア・ココ > (料理と格闘だ、唸りながらも箸で突いて…摘もうと箸で挟んでも、口に運ぶ迄に落とす度に悲鳴が漏れる。 ライの内心は知らず。) 不思議ですよねぇ、普段呑んでる飲み物や食べ物の方が安いんですから……。(箸と料理の格闘を止めて、塩其れも内陸部で見られる岩塩で無くて海から取り出した物だと云う。 交互に塩と杯を。) じゃあお言葉に甘えて…、にっ苦ッ! かっ辛ッ!! (同時に舐めて呑んだ感想、口を押さえて。頑張れココ!大人の味だ!) [Mon 25 Apr 2005 01:43:03]
◆ライ@宿の酒場 > (片方半分ほどの長さの箸は見るからに持ち辛そうで。ましてや箸の握ったのも初めてだろうに。―デモオシエナイ。)あぁ――(自分の酒は向こうの物で。こちらの日本酒、頼めばよかったと内心後悔しつつ。勢いのよいココを楽しげに見る。)あぁ、その酒にはこれ――(取り出したのは、アマウラ特産の 塩 。 のんべぇが好む飲み方ですな) いいよ。 少し嘗めながら、飲む。美味いよきっと(にやにやにやにや) [Mon 25 Apr 2005 01:33:54]
◆ルガリア・ココ > (素直に感心、本当にライさんで良かったと。励まされて――箸を握ると、やっぱり持てないのだが不器用ながらもプルプルと震えながら食べ物を口に。) た、食べにくいですね……。(これならフォークのが楽だなぁって、口を動かして。 半分に折れた箸でも信じました、コレも文化だって信じて。) 大丈夫です……トキノミヤコのお酒ってちょっとキツいですね。 (辛い、けど口当たりは良く。慣れれば大丈夫ですともう一口、危険危険!!) [Mon 25 Apr 2005 01:25:29]
◆ライ@宿の酒場 > (つぶらな瞳に気圧されて、先ほど抱いた邪心を反省したりしなかったり。)くす……っ(心配通りに不恰好になった割り箸を見て)大丈夫、そのまま使える(今の彼ならきっと信じる――。確信のし、きらきら瞳輝かせ。)――ん。どうした? (酒の強さは言われたとおり―ドワーフの血と思い、気にせずにいて。そわそわし始めた少年に)どうした、お手洗い? [Mon 25 Apr 2005 01:20:27]
◆ルガリア・ココ > (木片を裂くと云う発想は思いつかなかったらしく、少年素直な子犬のような純真無垢な尊敬の視線を銀髪の女性に向けるだろう。 今なら何でも信じそうな勢い、えいやっと割り箸に指を掛けて力を込める)凄いですライさん、流石ガイドを務めてくれるだけは――あっ? (べきっ)(と中程で折れてしまった割り箸、ぷるぷると涙の溜まった瞳でライを見て。 「どうしよう?」って顔。) ボクは母親に似たみたいで、髭も全然生えて来ないですね。 (視線を感じれば、俯いて。 気恥ずかしいと誤魔化すように丁度運ばれた「鬼ごろし」を口に。) まだ、寒いと思いますし。 そうしま―しょう……。 (キツイお酒、喉が焼け付く感覚に机でポムポムと叩いて全く落ち着きが無い) [Mon 25 Apr 2005 01:09:24]
◆ライ@宿の酒場 > (割り箸を目の前に固まる少年、このまま教えなければ、割らずにそのままフォークのように使うかな――見てみたい…――衝動に駆られたが。この二人組みでいればどう見ても保護者は自分で。ここで恥じ曝したら、狭い界隈何言われるか――むしろ、来るかもしれない(願望)依頼が来なくなるかもしれず――っ。)こうやるんだ。(自分が使っている割り箸(醤油付き)を元のように合わせ、割る仕草を見せた。)――へぇ、ドワーフ。エルフの血の方が濃いんだねぇ―…(解した焼き鳥を口に放り込み、しげしげと細い少年の顔を眺め。)ジュピターが入る寝袋を用意してくれたら、持って行ってあげるよ。 [Mon 25 Apr 2005 01:02:28]
◆ルガリア・ココ > (夜中に得体も知れぬ金髪の子供が泊まりたいと云えば、誰しもが断るだろう―――ヴェイトスが大らかであって、アマウラが別段オカシイと云うワケでも無いだろう。 折角の料理、銀髪の女性が美味しそうに食べてるのを見れば自分も手を伸ばす……。) あの、コレってどうすれば? (木製の割り箸を手に、また固まった。 箸は聞き及んでいても割り箸は知らず。食べる前から、難儀だった。) ボクですか? 全然――でも半分ドワーフの血が入ってますので嫌いじゃないです。 (森では呑んだとしても蜂蜜酒や果実酒ばかり、鬼殺しがキツめの酒なんて知らなくて。 軽く手を振って。) ―――後で寝袋とか持っていってあげるべきでしょうか? (たらーり、と冷や汗を尤もな話。 気のせいか此の街は作りが全体的に小さい。) [Mon 25 Apr 2005 00:51:51]
お知らせ > ライ@宿の酒場さんが来ました。 [Mon 25 Apr 2005 00:45:17]
◆ライ@宿の酒場 > (一見さんお断り……どんな店に行ってきたんだと内心突っ込みを入れ。運ばれてきた料理に顔を綻ばす。アマウラはとにかく口に入るものは逸品揃いで――ここに来たのも半分は此れ目的だったりした訳で――) ――ココ、結構いけるクチ?(にやり笑みをこぼし板前にメニューを指し一本指を立て「コレ、ヒトツ」――片言のトキノミヤコ語で注文してみたり。――通じたかどうかは知らないけれど。) あぁ、ジュピター?(生魚の切り身を口に運び後ろを指差した。)体が入らないから他の場所で野宿している。 [Mon 25 Apr 2005 00:44:49]
◆ルガリア・ココ > (無言で固まってると、店主…板前と云うらしいから、小さな料理が目の前に運ばれて。 「?」の連続、未だ頼んでも無いのに。 そして注文を尋ねられば、右往左往と視線を泳がせて。) ボクは宿が決まらなくて―――、一見さんお断りって何処も云われて。 (困りながらも、助言に従い。 「米発酵酒:品名「鬼殺し」」と書かれたメニューを指して。 兎に角頼まないとって思ったのだろう。) 有り難う御座いました、えと…ソレじゃあジュピターさんもここに? (小さく首を動かして、薄暗い店内を見渡す。 あの長身ならば目立つだろうと) [Mon 25 Apr 2005 00:34:43]
◆ライ@宿の酒場 > どうしたって、宿でくつろいでいただけだよ。(気付いたように付け加えた。) [Mon 25 Apr 2005 00:29:58]
◆ライ@宿の酒場 > (どうもその客はアマウラが始めてのようで。おっかなびっくり「タタミ」に登りヒトを掻き分け歩いてくる様子が可笑しくて――……歩いてくる? ――僅かな光にも照る金髪、まるっこい眼鏡、そして触りの良さそうな緑のローブ……。) ――ココ。(見っけた。 するすると隣に座る彼を見て、最初逢ったときとは大分変ったなぁと見やり) ぁぁ、メニュー…(以前来たこともあり、アマウラの文字は書けこそしないけどいくつか読めて。でも漢字の隣には小さく人間標準語も書き添えてあり。)こっち見れば判るよ。(指差してみた。) [Mon 25 Apr 2005 00:28:59]
◆ルガリア・ココ > (物珍しそうに、奧の座敷を見て。 靴を脱ぐらしい―――ベットみたいな物なのか? 見る物全てが珍しい、引っ込み思案な性格でも眼を奪われて。 丁度空いているのは女性の隣―――「相席……。」と言い掛けた所で眼を丸く。) アレ――ライさん、此処にどうしたんですか? (素っ頓狂な声、注目を浴びれば。顔を赤らめて彼女の隣へと。) えと…注文は―――。 (漢字が読めなかった、固まって。) [Mon 25 Apr 2005 00:18:42]
◆ライ@宿の酒場 > (明日の朝、今夜泊まったパーティーがないか宿に聞き歩こう。ついでにもう少し薬剤揃えてもいいだろうし。――こういった場所は交易も盛んで、見て歩くだけで楽しく。)―――ん? (響いた扉の音、揺れる布先。 こんな時間にやってくる旅人もいるのだと、やはり再度の探索は必要だと確信しやってくる客をぼんやり眺める。 探しヒトも、あんな感じでおどおどしてるなぁ――などと考えながら。) [Mon 25 Apr 2005 00:12:54]
◆ルガリア・ココ > (「暖簾」 ここ、アマウラでは店の扉に必ず暖簾という旗とも云えぬ布が垂れ下がっている。 ヴェイトスで云えば看板に近いのか―――と思えばまた違うと云う。 暖簾を潜ると、仄かに暗い店内。 空いている席を捜そうとおっかなびっくり脚を踏み入れて。) [Mon 25 Apr 2005 00:09:17]
お知らせ > ルガリア・ココさんが来ました。 『 深夜の宿、扉が開かれる音が響く 』 [Mon 25 Apr 2005 00:06:51]
◆ライ@宿の酒場 > 明日は――(そう、明日。外国人が泊まれる宿は少なく、それらを覗いてみたけれど、知ってる姿――と言ってもココしか顔も判らないが―もなく。) まずは顔合わせから、か――。(大丈夫なのだろうか。――幾度も繰り返した疑問。確かに、砂漠に入った経験はある。しかしそれはあくまで薬師(くすし)としてであるし。癒す方よりも攻撃の薬師としてであったし――。) 期待…されてるのかなぁ…… ( 期待。……苦手な言葉だ。 再び眉間に皺を作った。) [Mon 25 Apr 2005 00:05:08]
◆ライ@宿の酒場 > (その大女は、狭い出島の数少ない宿では巨躯が入れる宿が見つけられず。 ――自分は野宿するからと言い、自分をこの宿に残したまま何処かへ去った。) ――ちゃんと寝れているのだろうか。(眉間に皺を寄せて心配するが、まぁ大丈夫だろうと、砂漠を越えた体だし、と。――期待が過ぎる部分もあるかもしれないが――考え。) 今は、自分の体を休めることが先決だな。(なんせタフネス2だからね。このまま夜更かしなんてしたら明日は使い物になりません。) [Sun 24 Apr 2005 23:56:39]
◆ライ@宿 > (お世辞にも座り心地がよいとは言えない馬車に20時間を越える時間揺られ続け、遠くアマウラまで着いた。 連れの大女が狭い馬車をいっそう狭くさせ、最初は他の客の視線も痛かった――が ) ――結局は、好かれていたよな。小さな子どもたちに。( 小さな苦笑を一つこぼしジン・ライムを口に含んだ。) [Sun 24 Apr 2005 23:49:52]
お知らせ > ライ@宿さんが入室されました。 『(―――――疲れた。)』 [Sun 24 Apr 2005 23:45:21]
お知らせ > ナナオ@宿さんが帰りました。 『一日目終了(うわぁ)』 [Sun 24 Apr 2005 22:38:58]
◆ナナオ@宿 > …………。(桜色の便箋に封をすると、小間使いを呼んで―チップと共に、手紙を頼んだ。) [Sun 24 Apr 2005 22:38:25]
◆ナナオ@宿 > [Sun 24 Apr 2005 22:37:44]
◆ナナオ@宿 > 『帰って貴方に会う時に、この手紙がどうぞ笑い話にできるくらい、すっきりできていますように―――――ナナオ』 [Sun 24 Apr 2005 22:37:41]
◆ナナオ@宿 > 『あんまりにも悔しいので貧弱デコ魔術士(この辺りで、一度ペン先が折れたらしい。ぐにりと墨が零れている)に、あの芸者紹介してやろうと思います。まる。―――――勢いでこの手紙投函します。マヂで。』 [Sun 24 Apr 2005 22:35:05]
◆ナナオ@宿 > 『帰るのは当分先になりそうです。―愚痴お土産話はかなり多くなりそうv(←本当にハー(略))とりあえず、此方の酒は美味いということが救いです。本当に美味い。―あと芸者さん、おかまでした。騙されたショック。』 [Sun 24 Apr 2005 22:31:12]
◆ナナオ@宿 > 『あんまりにも嬉しくなっちゃったので、一人、砂漠に突っ込んできましたv(←本当にハートマークが(略)砂漠の月は、そっちで見る月より白く見えました。――今日は満月だから、特に綺麗に見えたようです』 [Sun 24 Apr 2005 22:29:01]
◆ナナオ@宿 > 『まぁ、流石に次の日になれば誰かしら来るだろう……と、思っていたのですが―簡素なメモ一枚で「来た」という知らせのみで、結局今日も顔合わせしていませんv(←本当にハ―とマークがかかれている)) [Sun 24 Apr 2005 22:27:27]
◆ナナオ@宿 > 『貴方と別れて(ねぇさん候補絞ったらしい!)その日の夜にはアマウラにつきました。』『正直一番最後に出発だと思っていたので、まさか誰もついていない(←震える文字)とは思いませんでした』 [Sun 24 Apr 2005 22:26:20]
◆ナナオ@宿 > 『ねぇさんって誰?って言われると困るわけで―――ネタって事にしておいてください。ねぇさん』 [Sun 24 Apr 2005 22:24:32]
◆ナナオ@宿 > 『―――今日も誰にも会えなかったわけで――――ねぇさん』 [Sun 24 Apr 2005 22:23:19]
お知らせ > ナナオ@宿さんが入室されました。 『『――――ねぇさん』』 [Sun 24 Apr 2005 22:21:37]
お知らせ > 胡蝶@山道さんが帰りました。 『何とか無事に帰り着き、お使いもきちんとこなせました。』 [Wed 23 Mar 2005 22:18:44]
◆胡蝶@山道 > (もう少しで神社に帰り着く。あと少し。もう少し。)・・・・・・・・・(自然に歩く足が早くなる) [Wed 23 Mar 2005 22:18:01]
◆胡蝶@山道 > (夜道に響く足音。やけに耳につく。けれどその音を振り払いながら、心の中で必死に平常心を保ちながら山道を下っていく) [Wed 23 Mar 2005 22:12:23]
◆胡蝶@山道 > はあ・・もう少し・・(手に持っていたちょうちんを翳し、位置を確認すれば山道を下り始め) [Wed 23 Mar 2005 22:06:02]
◆胡蝶@山道 > ・・・・・・。(もう少しで山の頂上。高い山ではない。山の山頂部分には大きな桜が植えてある。それを目印に村人などは歩いていく。あそこを過ぎればただ、下るだけ。山頂から自分がいる神社が見える) [Wed 23 Mar 2005 22:00:28]
◆胡蝶@山道 > ・・・・・・・(疲れているけれど、野犬などの生き物にきがつかれては厄介なので息を殺しつつ夜道を急ぐ。ただ、ちょうちんを持っているので気がつかれやすいということがあるのだけれど、本人の何かがちょっと足りないためか、そのことに気がついていない。ただ、黙って歩き続ける) [Wed 23 Mar 2005 21:55:42]
◆胡蝶@山道 > (例の事件の一件で負傷していた巫女だけれど、傷もすっかり癒え、謹慎中だったけれど今日は神主さんの御遣いで隣の神社まで行っていた。日が暮れるまでに帰ってこれる予定だったのだけれど、何分足が遅いので今の時間となってしまった。) [Wed 23 Mar 2005 21:52:08]
お知らせ > 胡蝶@山道さんが来ました。 『夜の山道を急いでいた』 [Wed 23 Mar 2005 21:48:17]
お知らせ > コノハナ@町の外へと続く道さんが帰りました。 [Thu 10 Feb 2005 21:00:18]
◆コノハナ@町の外へと続く道 > わーん、真っ暗なのです怖いのですー!明かり買ってくるのです〜〜〜〜!!わーん!! ものすごい勢いで町へと戻ってゆく姿と泣き声だけが響いていた。) [Thu 10 Feb 2005 21:00:06]
◆コノハナ@町の外へと続く道 > (やがて闇にその姿消え、静かな冬の道はまるで何も無かったかのように。暗く静かにふけて・・・) [Thu 10 Feb 2005 20:58:10]
◆コノハナ@町の外へと続く道 > (準備といっても、袋を背負うだけ。片手は腰の脇差に添え、もう片方には飴玉袋を握り締め。)準備かんりょー!では出発なのです!おー!(真っ暗な道を歩き出す少女の歩みは迷うことを知らず、まっすぐ街道目指して歩いてゆきました。) [Thu 10 Feb 2005 20:56:48]
◆コノハナ@町の外へと続く道 > (口の中の飴玉、すっかり小さくなったところでがりばりごっくん。飲み込んだと同時に立ち上がり、先ほどとは真逆の方向へと視線を向けます。)おいしかったのですっ。これで元気が出ました。コノハナはこれから、町のお外に、父様を探しに行くのですっ!(右手に飴玉袋を握り締め、ぐぐぐーっと力をこめて暗い夜空に宣言。)さー、決めたら速いのです、早速準備なのですっ! [Thu 10 Feb 2005 20:51:35]
◆コノハナ@町の外へと続く道 > 〜〜♪〜〜♪(先ほどの石に腰掛け鼻歌を。おなか一杯にはならない飴玉。だけどおじさんの気持ちは胸にいっぱいなのです。)アメは・・・まらいっぱいあるれすね。(手に握った飴玉袋。1つの袋に10個は入っているだろうか。それが背負い袋の中に両手一杯分突っ込んであるのだから。)よぉ〜し、コノハナはきめましたのです! [Thu 10 Feb 2005 20:44:59]
◆コノハナ@町の外へと続く道 > (袋を開けて、真っ白な飴玉を一個取り出すと、しばし指にはさんで眺めます。)真っ白なのですー。きれいなのですね〜。食べるのがもったいないです〜〜。(ぱく)れもたべひゃうなのれふ〜。(大きめのアメは、一粒で少女の口一杯。)おいひ〜 [Thu 10 Feb 2005 20:37:46]
◆コノハナ@町の外へと続く道 > (ずっしりかんじる荷物の重さ。背中に担ごうとしてふと思い出した。)そうでした!食べ物ありますです!(どさと荷物を降ろして、中味をさぐる。取り出したのは色とりどりの飴玉。袋に入ったそれを嬉しそうに眺めて。)おじさんありがとうなのですー。 [Thu 10 Feb 2005 20:30:45]
◆コノハナ@町の外へと続く道 > (右手方角を見れば、かすかに町の明かりがみえました。)おなかすきました・・・戻ってなにか食べるです。いまならまだまにあうです。(よいしょと荷物を取り立ち上がる。) [Thu 10 Feb 2005 20:26:41]
◆コノハナ@町の外へと続く道 > お正月には父様と帰れると思ってましたのに・・・父様かくれんぼがお上手すぎです。はぁ・・・。(出てくるものはため息ばかり。何度目かのため行き着いたとき、おなかも一緒にぐーという音。)うう、ゆうげがまだでした。でも食べる物なんてもってないですう。 [Thu 10 Feb 2005 20:24:10]
◆コノハナ@町の外へと続く道 > はぁ・・・やっぱりアマウラに父様はいなかったです。(アマウラの町から外れた道。道端の石をイス代わりにちょこんと腰掛け、ため息ついてる少女がいます。)トキノミヤコから出てきてひいふうみい・・・お船に乗って、出島について・・・アマウラでもいーーーっぱい探してもう3ヶ月になります。 [Thu 10 Feb 2005 20:22:30]
お知らせ > コノハナ@町の外へと続く道さんが入室されました。 [Thu 10 Feb 2005 20:19:19]
お知らせ > 茨黄@隠れ家さんが退室されました。 [Wed 2 Feb 2005 22:12:46]
◆茨黄@隠れ家 > (彩姫が目を覚まさないようならば今日はこれ以上することもなく。後で使用できる出入り口へ深い落とし穴を掘り始めるだろう。 一方から攻めてこられたときには少しはなんと名なるだろう) [Wed 2 Feb 2005 21:57:38]
◆茨黄@隠れ家 > (とりあえずはどっしりと構えて食事をすることにする。 暗闇を利用すれば案外何とかなるかもしれないと考えたからだが。 ニエはまだもう一人残っている。 彼女は手放すわけにはいなかくなったと) [Wed 2 Feb 2005 21:33:09]
◆茨黄@隠れ家 > (討伐隊が結成されるとしても数日の時間はひつようになるかとおもいつつ洞窟のなかと外の気配に気を配る。 偵察の人間が来ているかもしれないからだ。 ) まずは最初の人間が来てから、だな ( あの巫女姫はもう一度在ったときには…と思考をめぐらせ) [Wed 2 Feb 2005 21:17:29]
◆茨黄@隠れ家 > (一番手っ取り早いのは此処を引き払うこと。だが地熱がこもっている快適な洞窟などそうそうはないだろう。夏場なら悩む必要もないのだが思案しつつ、大広間の中に座っていた) [Wed 2 Feb 2005 21:09:33]
◆茨黄@隠れ家 > (どのような道順をたどったか不明だが外の雪の様子をみて通りがかった人物を判断していたが どうやら一人外に出た様子。足跡をたどれば奇襲をかけることもできるかもしれないが、先日の神社の件は伝わっているだろう。 手だれがいれば勝つのは難しそうだと思案中) [Wed 2 Feb 2005 21:04:45]
お知らせ > 茨黄@隠れ家さんが来ました。 [Wed 2 Feb 2005 21:01:35]
お知らせ > 胡蝶さんが退室されました。 [Tue 1 Feb 2005 22:52:37]
お知らせ > こいるさんが帰りました。 [Tue 1 Feb 2005 22:49:03]
◆こいる > (そのまま、彼女を抱いて村を目指す。 しばらくして、どのくらいのときがたったか。村に着いたのならば、彼女を薬師などのもとにあずけるだろうーともかく今はひたすらに歩いて) [Tue 1 Feb 2005 22:40:51]
◆胡蝶 > はい・・・有難う御座います・・・・(三日三晩歩き続けた為披露がピークにきていたにか、彼女の性格に何か安心できるものを感じたのか腕の中、意識を手放し深い眠りへと落ちていく) [Tue 1 Feb 2005 22:35:05]
◆こいる > そうですね。できるだけ、いそぎましょう(相手の真剣な表情にはこちらも真剣に答える。足の速度を強めるが、でも、倒れては元も子もない。 村までたどり着けるくらいのスピードででも懸命に足を動かす。)んーどういたしましてー。でも、申し訳ないとか、思わなくても、いいですよー。旅は道連れ世は情け、袖刷りあうも他生の縁ですしー(なんて、ほのぼのした口調で返しつつ) [Tue 1 Feb 2005 22:29:30]
◆胡蝶 > はい。大きな鬼です・・・早くしなければ危険です・・もう一人の方が危ない・・(身体は甘く痒いような感じでもどかしいが懸命にたえながら、真剣な表情で説明し。)はい・・・・ありがとうございます・・・(申し訳なさそうに礼を言うと顔を見られないように俯いたまま落ちないようにとこいるさんの首に腕をまわし、しがみ付いて。彼女の行為に甘えることにする) [Tue 1 Feb 2005 22:23:31]
◆こいる > 一匹だけど、大きい鬼なのですね、わかりましたー(一瞬眉を寄せるものの、相手を元気づけるために笑う。 聞こえてきた声。痛さを感じさせるのとは別の声に眼をぱちくり。それがどういう種類のものか気づく。 抱き上げたまま、移動し始める。)…自分で歩けますか?でも、お姉さん、足元ふらふら〜ですよね? 早く、村まで着くには僕が担いでいったほうがいいのですよー? 赤ちゃんみたいでお嫌かもしれませんですが、でも、西洋ではお姫様もこのように抱っこするというらしいので我慢してくださいなー、それに、すぐ着きますですから(のんきな声で話しながらも、でも、足は緩めない、洞窟から出て、洞窟から遠ざかろうと。先ほど地図で確認した村の方角へと。女性にかかる振動をできるだけ少ないように年ながら、でも、急ぐ) [Tue 1 Feb 2005 22:18:47]
◆胡蝶 > い、一匹です・・・でも・・大きくて・・・・(今さっきまで恐怖で怯えていたのだけれど彼女の話し方に何故か癒され落ち着いていき、ゆっくりと鬼のことを説明できた。)!!んん、あっん・・(抱き上げられれば身体に塗りこまれた媚毒の聖で敏感に体が反応して締まった。恥ずかしそうに顔をふせ)あ、あの・・私・・思いですよね・・自分で歩きますから・・(身体に触れられた部分が熱い、それをごまかすように話をそらし) [Tue 1 Feb 2005 22:12:23]
◆こいる > 鬼がたくさん? それとも一匹? (どの程度の強さの鬼かわからない。ここは悪鬼妖怪の本場―アマウラ。中級や上級などという存在がしかも複数でいるやも知れぬ。ならば1人で探しに行くのは危険か。そもそも目の前の相手の安全を確保しないと)わかりましたー。すぐ、ふもとの村までいきましょう…大丈夫ですよ、ふもとの村まで行って、助けを呼んできましょう、だいじょうぶですよ(相手に言い聞かせ。 倒れこむ相手の前にしゃがみこみ、よっこいしょと持ち上げてようと。持ち上げられたならば姫抱きにして移動しようとするが。)村までれっつごーなのですよ [Tue 1 Feb 2005 22:06:19]
◆胡蝶 > 早く!早く御願いします!!(すがりついて助けを願い。中に居るのは女性だけかと聞かれればはっとした表情になり)!!鬼が!鬼がいます!!女の人と、私は掴まって・・!!貴女もここに居ては危険です!早く逃げて下さい!そして助けをお願いします!!(大粒の涙を流し、情けない表情でなきじゃくると、気が緩み、倒れこみ) [Tue 1 Feb 2005 22:00:52]
◆こいる > 洞窟の中に人がいるので、早く助けを呼ばないといけないのですね――? (一転まじめな顔になる。眼を細めて、奥を見る。神経を研ぎ澄ます。近くには何もいないようだ、自分が感じれる範囲では。) えっと、中にいるのは女の人だけですか、それとも…? (静かな口調で問いかける。 もしただ単に広い洞窟内で迷っているのか、それとも―) [Tue 1 Feb 2005 21:55:25]
◆胡蝶 > (近づいてくれば相手が自分より少し若い女性だということがわかった。わかった瞬間)!!!た、助けて!!まだ、中に!中に女の人が!!助けを呼ばないと!!早く!!御願い!!(涙流しながらこいるさんにすがるように一気にまくし立てるように助けてと懇願する。相手との会話が成り立っていないようだけれど、混乱しているのであまり相手の話を落ち着いてきけていないようで) [Tue 1 Feb 2005 21:49:12]
◆こいる > はい、ぼくですかー(見上げた顔を覗き込みつつ、自分の胸元あたりを指差して)はい、僕はこいるといってヴェイトスの町の巫女さんなのですよー。この近くの村のオヤシロまでごようじなのです(なんて、先ほどとほぼ同じ内容をゆっくりと繰り返す。) お姉さんはええっとどうしましたですか(相手の顔を心配そうに見つめて。) ご飯とか傷の手当てとかはいりますですか? ごはんはですね、日持ちのするホシイイとか梅干とか、そんなのしかないですが [Tue 1 Feb 2005 21:44:47]
◆胡蝶 > !!!いやあ〜!!!(しゃがみ込んで身体を抱え怯えきっている。相手の声も耳に届いていないようで。ただただ怯えていく。近づいてくる足音にも敏感に反応し、近づいてくる鬼であろう、其の影を見上げる。覚悟をきめるしかないのかと。)!!!・・・・・・(けれど見上げた影は明らかに鬼のそれとは違う。目を凝らし、その姿を確かにしようとする)・・・だ・・れ・・・ですか・・?(鬼のそれとは違う影に震える声で声をかける) [Tue 1 Feb 2005 21:38:36]
◆こいる > ……何が嫌なのですか?(ぼへぼへ、そんな擬音が聞こえそうな感じの問いかけ。気が抜けたような声は相手を怖がらせないようにとの、配慮もあるのだが、だが、半分以上は天然だったりする。足は強く足音を立てないようにしながら、とん、たん、とん。相手へと近づく。)大丈夫ーなのですよー。僕は巫女さんで近くの村まで御用事できたのですー。怪しいものではないのですよー、あ、でも、お友達からは変なのって言われますけれど、それって怪しいものとは違いますですよね、微妙に(顎に指を当てて、どうでしょう、なんて、相手にといかけながら近づいていく)で、僕は怪しくなくて大丈夫なのですが、お姉さんは大丈夫ですか、怪我とかされてないのでしょうかー?(迷子か何かだと相手のことを判断して。相手を安心させようと笑顔を見せつつ、でも、眼は心配そうに相手に外傷がないかどうかをみて) [Tue 1 Feb 2005 21:32:29]
◆胡蝶 > (出口に。これで開放される!と思った瞬間)!!!!!いやあああ〜!!!!!(聞こえてきたのは人の声。明らかに女性の声だけれど朦朧としていたのでそこまで判別できなかった。ただただ怯え、大きな声でその場に叫んでしゃがみこんでしまった) [Tue 1 Feb 2005 21:24:37]
◆こいる > (見る。どうやら、人間に見える。こちらに近づいてくる。 どうしたものかと考えたのは数秒。) えとえとえと、今晩は―?(まずはちょこんと礼儀正しくお辞儀する。) こんなところでこんな晩にどうしましたのでしょう?(手で口元を多いメガホンのようにして声をかけて) [Tue 1 Feb 2005 21:21:12]
◆胡蝶 > (自分が出てきたのは何も障害のない方の出口。暗闇の中、目を細めれば月明かりで女性とわかる人影が見えるかもしれない。こちらは限界に近いので自分のほかに誰かがいるとは全く気づかず、外に向けて歩きだす) [Tue 1 Feb 2005 21:17:28]
◆こいる > おややや? やっぱりどなたか、いらっしゃい、ますですよ?(足音が聞こえた。はっきりと誰かいる。 逃げるべきかどうか。しかし、現状で強い悪意のようなものは感じられない。また、仮に悪意あるものだったとして、ここから逃げたとたんに後ろから切りかかられるというのもありうる話。 袂からお札をとりだして。 中を覗き込んだ。 洞窟の出口には何か障害物が置いているだろうか、おいていなければ姿が確認できるだろう――) [Tue 1 Feb 2005 21:13:37]
◆胡蝶 > (こちらは朦朧としているため、他のものの気配を感じることはできなくなっている。)・・・んん・・・・(最後の力を振り絞るかのように、手探りで最後のカドをまがる。)!・・・・(夜なのだけれど晴れている成果月の光が差しこんでいる。)外・・・・(目の前には暗い中に差し込む月の光がはっきり感じられた。が、出口付近に居る人影には気づく様子なく) [Tue 1 Feb 2005 21:08:40]
◆こいる > はてさて、村はもうすぐのはずなのですが――むぅ(山道を歩いていた1人の女性。出口の前で立ち止まり、地図で道を確認していた。 寒いのと不安なのとで顔はしかめられていて)ええっと方角は―(などとぶつぶつと呟く。 )ん?(音が、人の歩くような音が聞こえた様な気がして首をかしげた) [Tue 1 Feb 2005 21:05:05]
お知らせ > こいるさんが来ました。 『出口近くにて――』 [Tue 1 Feb 2005 21:00:02]
◆胡蝶 > ・・・・・風が・・(冷たく、さらに強く吹き抜けてくる、もう限界に近い足。けれど歩みを速めていき、洞窟の入り口を目指す) [Tue 1 Feb 2005 20:58:23]
◆胡蝶 > ・・・んふっ・・・もう少し・・・(壁に手を置き、歩いていく。頬を伝う風がじょじょに冷たくなっていく。外の風が流れ込んできているのだと思われた。さらに地面につく足に力が入る) [Tue 1 Feb 2005 20:36:53]
◆胡蝶 > ・・・・・(重い足を引きずりながら、歩き続け体力も限界にきていた。しかしもう少しでここから抜け出せると考えれば、まだ足を前に出せることができる) [Tue 1 Feb 2005 20:26:30]
お知らせ > 胡蝶さんが来ました。 『巫女の体力も限界。歩き続けて48時間、気を緩めれば倒れこみそうで』 [Tue 1 Feb 2005 20:22:30]
お知らせ > 胡蝶さんが帰りました。 『順調に行けば、あと一日かければこの場から逃れることができるだろう。歩き続けなければ、後一日』 [Tue 1 Feb 2005 00:58:40]
◆胡蝶 > ・・・・・んくっう・・・・・(よろりと立ち上がると、また前を向いて壁に身体を支えられながら歩き出す。) [Tue 1 Feb 2005 00:51:38]
◆胡蝶 > ・・・・・ひくっ・・・・(けれど泣いている場合ではない。今、立ち上がらなければ確実に見つかり掴まってしまう。歯を食いしばり動かない体に全身の力込め、壁伝いに立ち上がろうとする) [Tue 1 Feb 2005 00:41:12]
◆胡蝶 > ・・ん・・んぐっ・・・!・・んくっ・・(起き上がろうにも体が言うことを聞かない。不甲斐ない自分に腹が立つ。悔しくて悲しくて今迄我慢していた涙が溢れ出し頬を伝って流れる。くやしくてしかたない。土を掴みながら両手の拳を握り締めうつ伏せで声を殺して泣いた) [Tue 1 Feb 2005 00:20:12]
◆胡蝶 > もう少し・・・もう・・少し。(ぐっと自分の拳に力こめ、歩きつづける)・・はあ・・は・・!!!(暗い洞窟内、突き出した石に気がつかずにつまずき転んでしまう。普段であれば踏みとどまる程度のものだけれど、今は体力も限界、大きな音を立てて倒れてしまった。)・・・・・・・・・・・・・。(起き様とするけれど、その力がでない) [Tue 1 Feb 2005 00:08:55]
◆胡蝶 > ・・はあ・・・。(大きくため息をつき、顔を上げ自分がこれから向かう方向を見つめ、先が見えない暗闇に絶望感さえ漂う。けれどここまできて戻るわけにはいかない) [Mon 31 Jan 2005 23:47:07]
◆胡蝶 > (体力も限界に来ていた、立ち止まって座り込みたい衝動をなんとか押さえ、歩き続ける。ここから逃げなければ、そして助けなければという思いだけで足を進めていた) [Mon 31 Jan 2005 23:40:53]
◆胡蝶 > ・・・・・!・・!・・・・(裸足の為、洞窟に転がっている小石を踏んでしまいさらに足に傷が増えていく。)・・・・・んんっ・・・(歯を食いしばり、唇を噛み締め、岩の壁に手を這わせながらなんとか前へと向かっていく) [Mon 31 Jan 2005 23:14:21]
◆胡蝶 > (この洞窟から逃げ切れることができたのなら、きっと助けをつれてここに戻ろうと、弱音を吐きそうな自分に言い聞かせ歩き続ける。一晩中歩き続けたためか足は所々擦りきれ血がにじみでている) [Mon 31 Jan 2005 23:03:38]
◆胡蝶 > ・・んっ・・・あっ・・・・(荒い息をなんとか押し殺すようにし、鬼に自分の気配を悟られないように、鬼の気配に気をつけながら歩いていく。もしかしたら鬼の住処、あの鬼の他に危険な存在がいるかもしれない。気を張り詰めたまま前だけを見つめ脱出をはかろうとしていく) [Mon 31 Jan 2005 22:54:35]
◆胡蝶 > はあ・・はァ・・・・んっ・・(体が重い。けれど逃げ出すわけにはいかない。自分だけでなくもう一人の女性の命がかかっているから。また一歩、また一歩、出口を探しながら歩いていく。身体は鬼の薬で美味く力が入らない。体が熱を持っているのがわかる) [Mon 31 Jan 2005 22:46:57]
◆胡蝶 > ・・・はあ・・はぁ・・・。・・(汚れ、破れかけた巫女服を着た女性が重い足を引きずりながら洞窟の中を昨晩から洞窟の中を彷徨い歩いている。足は疲労で棒のように重い。けれどここで足を止めるわけにはいかない。早くここからでなければと壁に手をつき、体支えながらも歩き続ける) [Mon 31 Jan 2005 22:39:56]
お知らせ > 胡蝶さんが入室されました。 『鬼の住処の洞窟の中』 [Mon 31 Jan 2005 22:35:29]
お知らせ > 茨黄@隠れ家さんが帰りました。 『鬼は眠りに就く』 [Mon 31 Jan 2005 02:01:32]
◆茨黄@隠れ家 > (だれにも会わぬままに大広間まで戻ってきた鬼。 常にもう一つの出入り口を見張っていればそうそう逃げられることはないだろう) … 見つけたら仕置きだな (そう呟き) [Mon 31 Jan 2005 02:01:07]
◆茨黄@隠れ家 > (途中何者かとすれ違わないか気を配りつつ元の大広間へ。 帰り道巫女姫と会うことができれば面倒なことにはならないのだろうが…) [Mon 31 Jan 2005 01:47:40]
◆茨黄@隠れ家 > (一番の奥こちらは山の斜面に面した出入り口まで歩き進んでいけば出入り口に大きな岩を積み 一時的にふさいで置く。 隙間から風は漏れるようにはして在るが 力がなければどけるのは難しい状態へとしていく。 出入り口にはほしにくを置いておき。 食べられるように。 ) これで簡単には逃げられないだろう ( 作業を終えればまたもと来た道へと帰っていく ) [Mon 31 Jan 2005 01:40:34]
◆茨黄@隠れ家 > ( 入り組んでいる迷路の中に入ったとしたら追いかけても偶然会う可能性は低い。 それでも 対策はできる。 もう一つの出口の方へと足を進めて行く。ぼろぼろの女なら二日は迷いかかる道も道をきちんと知っていれば片道は三時間ほどで到着できる) [Mon 31 Jan 2005 01:26:05]
◆茨黄@隠れ家 > ( ニエを扱っているので当然、彼女らがどうして居るかは確認する。 彩姫が鬼の動向に気がつくのが先かどうかだろうか) 巫女姫は居ないな… (表の雪には足跡は着いていなかったからまだ中か。 そう思いながら食料を置き、もう一つの出口のほうか?と視線をめぐらせて) [Mon 31 Jan 2005 01:13:55]
◆茨黄@隠れ家 > ( 外は新雪。 腐りやすい食料は外に保管して在るためそれを掘り起こし戻って来た所。 胡蝶が逃走を図ったのにはまだ気がついていないが、眠って居ないのを見れば気がつくだろう状態 ) [Mon 31 Jan 2005 01:00:30]
お知らせ > 茨黄@隠れ家さんが来ました。 [Mon 31 Jan 2005 00:53:09]
お知らせ > 彩姫さんが帰りました。 『触れられ、疼いてしまう体を持て余し…手を、伸ばす…』 [Sun 30 Jan 2005 22:32:33]
お知らせ > 胡蝶さんが帰りました。 『無駄な体力を使わないように黙って気配けしながら、おぼつかない足取りで一歩一歩外へと』 [Sun 30 Jan 2005 22:29:41]
◆彩姫 > (胡蝶が暗闇に消えたのを見、またその場へと横になる。また一人、残されたけれど…本の僅かな希望が胸に芽生えて…) [Sun 30 Jan 2005 22:23:22]
◆胡蝶 > ・・・・貴女も・・(声だけかけ、振り返らずに一歩一歩前へと歩いていく。洞窟の中はどうなっているのか、遅い歩み、けれどうまく鬼に見つからなければ二日もあれば脱出することも可能だろうか) [Sun 30 Jan 2005 22:19:39]
◆彩姫 > 有り難う…貴女も、生きて帰ってください…(決意し、前へと踏み出した胡蝶へ僅かな期待を込めて笑顔を向ける。鬼が気づいたのなら自分のみを呈してでも、と、彼女の強い意志に、こちらも勇気付けられるようだった) [Sun 30 Jan 2005 22:13:03]
◆胡蝶 > 誤)隊長>正)体調 [Sun 30 Jan 2005 22:10:25]
◆胡蝶 > (隊長が思わしくないと思われる彼女の手をひっぱるのをやめた)・・・・・・(そして彼女の提案に冷静になり、二人が助かる可能性の高い方はどちらなのかと考えを廻らせていく)・・・・・・・・・・・・・わかりました。私が助けを求めに行きます!・・・絶対に助けにきますからそれまで・・頑張って生き延びて下さい・・(そういうと重い体で彼女に頭を下げれば、振り返り足を引き鶴様にゆっくりゆっくり、けれど確実に前へ向かい歩きはじめる) [Sun 30 Jan 2005 22:09:51]
◆彩姫 > …っふ…!(大量に刷り込まれた媚毒はいまだ僅かに体に残っていて、触れられただけで体を震わせたけれど)…ならば…なら…貴女は里へ行き、伝えてください。ここに鬼がいると…(2人で分の悪い賭けに出るよりは可能性が高いはず。お願いするように、胡蝶の目を見て) [Sun 30 Jan 2005 22:04:38]
◆胡蝶 > !!遅いなんて事はないです!後のことは後考えればいいじゃないですか!?今は、逃げることがけ考えて下さい!!(もう一人監禁されている女性がいるとわかれば自分だけ逃げるわけにはいかない。神に仕える身としてはそれは夜去れないと思えた。)さあ!(少し強引だけれど彼女の腕を掴み変えあだを支えて起そうとする) [Sun 30 Jan 2005 21:59:42]
◆彩姫 > もう、もう遅いかも知れません…(そう言って自分のお腹に手を当てる。あれほどのものを受け入れたのだから…ゼロとは言い切れない)無事に帰り、鬼の子を生んでしまったら…(どちらにしろ生きては居られないだろう。自分ひとりで済むのなら・・・と御免なさい、声なんかかけてしまって。一人なら、逃げられるかも知れません(行って下さい、と) [Sun 30 Jan 2005 21:55:40]
◆胡蝶 > (彼女の言葉を聴けば悲しそうな表情になり)それでも逃げなければいずれ・・・鬼の子供をこの身に宿らされてしまいます・・・それに・・命も・・・・それでも逃げないといわれるのですか?(這ってでも逃げなければと、彼女の元へ歩み寄り) [Sun 30 Jan 2005 21:49:12]
◆彩姫 > それは…(道具。確かに、ここに居れば鬼の思うままに扱われてしまう。けれど…)外は深い雪。それに…私は今、満足に歩くことも出来ませんから…(差し出された手に、また目を伏せる。昨日処女をあの凶悪なもので貫かれ、犯されたばかり。体は満足に動かなくて) [Sun 30 Jan 2005 21:45:51]
◆胡蝶 > (ニエという言葉を口にする女性。自分より少し若い感じがする。)逃げないのですか?・・・・ここに居れば本当に鬼の道具になってしまいますよ?(優しく彼女に向けて手を差し伸べ)今なら・・逃げられるかもしれません・・・一緒にここから・・・(諭すような口調。彼女の次の行動を待つ) [Sun 30 Jan 2005 21:45:22]
◆彩姫 > 私、は…鬼の、ニエ…(それだけ告げて、悲しげに目を伏せた。自分の現状を口にするのは、酷く残酷で。それでもまた顔を上げ、胡蝶へと)…逃げるの、ですか? [Sun 30 Jan 2005 21:38:04]
◆胡蝶 > ・・・・・・(泣きそうになりながら身構えていたが、それが女性の声だと気づくとゆっくりと振り返る。)・・・・・・(そしてその姿確認すれば、裸の女性で)ええと・・・貴方は・・・(少し警戒しつつ問い返してみる) [Sun 30 Jan 2005 21:35:22]
◆彩姫 > (ゆっくりと置くから姿を現したのは裸の女性。手で体を隠しながら、這うようにして)ぁ…御免なさい。驚かすつもりは無かったのだけれど…(そのことに済まなさそうな顔をし、頭を下げ)あなたも…鬼に…? [Sun 30 Jan 2005 21:28:56]
◆胡蝶 > !!ひィっ!!(神経を集中させ鬼の気配を意識しながらゆっくりと脱出していた所で声をかけられ、不意をつかれ情けない声を上げ腰を抜かしそうになりながらその場に座り込んでしまう。鬼だったらと・・) [Sun 30 Jan 2005 21:24:39]
◆彩姫 > (胡蝶の背後、大部屋の方からか細い女の声。外へ向かおうとするのを見て) [Sun 30 Jan 2005 21:24:32]
お知らせ > 彩姫さんが入室されました。 『あ、の…』 [Sun 30 Jan 2005 21:21:00]
◆胡蝶 > ・・!!・・・・ッ!・・・・・・・(今なら緒にも居ない。逃げ切れるかもしれないと淡い期待をもちながら、大きな部屋になっていた部分をでて迷路のような通路へと、風がかすかに吹き込んでくる方へと歩いていく) [Sun 30 Jan 2005 21:14:22]
◆胡蝶 > ・・・・・・・・!!!(意識がはっきりしてくればよみがえってくる恐怖。慌てて身体を起し、身構えて辺りを探るように見渡す。)・・・・・・・・・・・・・(鬼の気配はない。逃げなければと立ち上がろうとする)!!んっ。(無理矢理犯されたそこがなれずに痛む。けれど立ち止まっている場合ではない、岩の壁に手をつき体を支えながら一歩一歩逃げようと、重い足を前に出していく) [Sun 30 Jan 2005 21:10:50]
◆胡蝶 > んっ・・・・・・(乱れた巫女装束で洞窟に横たわっていたが、意識を取り戻しながらゆっつくりと瞼を開けていく)・・・・・・・・ここは・・・・(状況がつかめない。けれどじょじょに頭がはっきりしてくる) [Sun 30 Jan 2005 21:06:42]
お知らせ > 胡蝶さんが来ました。 『巫女は一人、深い洞窟の奥、目を覚ます』 [Sun 30 Jan 2005 21:04:04]
お知らせ > 彩姫さんが退室されました。 [Sun 30 Jan 2005 02:46:49]
お知らせ > 茨黄@隠れ家さんが退室されました。 [Sun 30 Jan 2005 02:44:37]
◆彩姫 > ぁっ…(去っていく鬼になにかいいたげに声を出すが…自分でも何が言いたかったのか分からず、そのままで。一人静寂と闇に残され、ようやく自分を取り戻し始め、自分の状況を思い出す。これから、どうなるのだろう…裸の体を抱くようにして丸まり、いつしか嗚咽を…) [Sun 30 Jan 2005 02:36:55]
◆茨黄@隠れ家 > しっかり体力は回復させろ それでは ゆっくり休め( そういい残して 鬼はこの場を去っていく。 後には彩姫が残されることとなるだろう。 もう一人の巫女姫と共にどこまで闇に捉えられることになるか…) [Sun 30 Jan 2005 02:34:11]
◆彩姫 > んっ…!ふ、む…(いまだ熱の収まらない体は撫でられるだけでも快楽がよみがえる状態なのに、更に刷り込まれる媚毒。たまらずと息を吐き出して。接吻が終わった後の言葉には何も答えられず…ただ、本人の気づかないところで、体は期待したようにまた秘所を湿らせていた) [Sun 30 Jan 2005 02:22:53]
◆茨黄@隠れ家 > (反射的に甘えるようにか求めるようにか手を握ってきた彩姫の体を軽く左手でなでてやることにする。口を離せば) 何度でも犯してくれるからな。 (にやりと顔は笑みを浮かべて) [Sun 30 Jan 2005 02:19:25]
◆彩姫 > は…ぃ…(生きろ、ということは、少なくとも喰われたり殺されたりは無いのだろうと本の少しの安堵。しかしそれはまた、今日のようなことが繰り返される、ということなのだろうか…層思うと、意に反して体の芯が疼いてしまって)あ…む…!(奪われた唇も勿論初めて。反射的にきゅう…と手を握り) [Sun 30 Jan 2005 02:12:49]
◆茨黄@隠れ家 > 後で身なりを整えるための湯へ連れて行ってはやろう 俺のために生きろよ…?(そういえば彩姫の体を床に寝かせる。先ほどまで処女だった彼女の体力はそろそろ限界だろうと見ていて。最後に娘の唇も奪ってしまい) [Sun 30 Jan 2005 02:07:04]
◆彩姫 > 彩、姫…(まだ霞のかかる頭で、己に与えられた新しい名前を口にした。あぁ、鬼の言うとおり、自分はもう、人には帰れないんだ…頭より体が、それを理解してしまって。ゆるりと、膨らんだお腹を名で擦る) [Sun 30 Jan 2005 02:00:53]
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