スラム 参加者 なし ROM 2人
お知らせ > 野良狼さんが帰りました。 『雌犬なのでマーキングはしません。が、ものそい夜鳴きします。あおおおおーーん。』 [Mon 1 May 2006 21:05:06]
お知らせ > ナナオさんが退室されました。 『おまえ、部屋の中でマーキングと化するなよ?!』 [Mon 1 May 2006 21:04:14]
ナナオ > ―――はいはい、見せモンじゃないよー?どいたどいたー。犬狩りとか言うな!! 飼い主だよ!!飼い主!!(2Mの痩せた犬?狼?を引き摺る女に、集まる野次馬を蹴飛ばしながら、スラムを堂々と通り抜けよう!…尻尾が駄目なら、耳ですよ?襟首引っ掴むのは考えたが、重そうなので止めた所存。大丈夫。ジュピターは強い子だって信じてる。 ずーりずーりずーり  ) 後でこいつの荷物探さなきゃ駄目なのか――…(犬の鳴き声と共に、溜め息を吐き出した。  ―――私が変な子連れてくる前提は、ちょっと待て。 って心で叫びつつ。ココファイッ。めがねでこファイッ) [Mon 1 May 2006 21:03:47]
野良狼 > (ええもうすこぶる純粋無垢な視線で誰だオマエみたいな世界でごめんなさい。犬に自己紹介したって無駄だよ、覚えるわけないよ!尻の下になんてひいてないよ!) ぎゃうんぎゃうんぎゃうん。(尻尾持ったまま立ち上がると下半身吊り下げ方式になるのでせめてもっと別な部分にならないでしょうか!千切れる、千切れるから! ずりんずりん引き摺られながら悲痛な叫びがスラム街に木霊する。 ――大丈夫、ナナオがへんな子連れてきちゃってもココがやんわりブロックしてくれるって信じてる。) [Mon 1 May 2006 20:58:04]
ナナオ > (きゃうーん?)……………。……うっわ。すっごい「わかんねぇ」って顔してやがる…!!いや、わかんないって言うよりも、「はじめましてー?」レベルの顔してるよね?!ね?! ナナオだよ、ナナオ!!アンタに何回自己紹介すればいいかな…!!!(過去に尻の下に引いてたような気がしたから、大丈夫だよ。証拠の無い断言しつつ、尻尾掴んだまま立ち上がる)ほらっ!取り敢えず解体とかされたくないだろ? 宿屋に帰るぞ!! ココの部屋にぶち込んでやるから!! きっと飯くれるから静かにしろ!あばれんなっ…!!! (回収決定。 数人行方不明とか、そんな事実知りませんよ?てか、今回の名簿整理で消えたよn(ry)―――つまり、大絶賛PTメンバー募集中ってことかー。ナンダッテー)……戻るのかな、コレ。(九割くらい戻らないんじゃないかな?なんて酷いこと考えながら、足が宿屋へと向かう。 無論尻尾を掴んだまま引き摺りつつ) [Mon 1 May 2006 20:54:16]
野良狼 > (もちろんふざけた設定である。でもこういうイキモノなんだから仕方ないっていうか、どうも先生が本体の知力を吸い取ってる感があるようなないような。寄生生物ですかそうですか。 箪笥の裏はともかく枕の下はどうか。つぶれませんか。) きゃうーん?(こっくり首を傾けるやせぎす狼。当然言葉なんてわかりません。戻れません。ヒトガタならそろそろ名前くらいなんとかなったかもしれないけど獣に堕ちたんで多分今頃忘れてる。 むしろ数人ほど行方不明げっふんごっふん。)  きゅーん。(じたりばたり。はーなーしーてー。) [Mon 1 May 2006 20:46:02]
ナナオ > (先生から離れたらこうなるなんて知らない赤毛は、ふざけているとすら思った。眉間の皺は更に深くなり) きゃううーんもきゃうんも無いよ!!モップみたいな犬の『先生』探しにいって戻ってこないと思ったら…!!箪笥の裏見たか!箪笥の裏!或いはアンタの枕の下!! ―――……っていうか、何?私の言葉わかんないの?(怯えるだけの犬―いや、狼の様子に首を傾げ)…戻れなくなったとか言うんじゃないでしょうね、こら。こら。(ぐいぐいぐい)………っていうか……人間の姿してても、アンタ私の事覚えてなさそうだよね。(ふ、と笑みを零して納得の溜め息を零した。 パーティー積み木崩しは、少し会わないと、互いの事を忘れてしまうような仲間でできています。入りたい人は、ぜひココまでご一報ください!(胸の下にテロップついてるような雰囲気で)――ともあれ)………だからって、置いてくわけにはいかねぇよなぁ。(尻尾をむんずと改めて掴んで) [Mon 1 May 2006 20:42:03]
野良狼 > きゃううーん。きゃううーん。(まいごのまいごの狼さん。あなたのおうちはどこですか。なまえーを聞いてもなくばかりー。おうちーを聞いてもなくばかりー。あんまり尻尾を引っ張ると腹を上に向けてあおむけになりますよ?服従のポーズ。)  きゃうん、きゃうん。(そして幾ら怒られても何でしかられてるのかさっぱり理解できてないご様子。どうも理性担当だった先生がどっかいっちゃったせいで狼になっちゃったんだってさ。山奥村の人獣不思議事情。 ちなみに先生は行方不明です。まる。) [Mon 1 May 2006 20:36:21]
冒険者風体 > (何度もON/OFF繰り返せばいいじゃない。テレビのスイッチ扱いですよ。――怯える犬コロ――いや、ジュピターだとしたら狼だっけ?――の面に、引きつり笑いを浮かべ) ジュピター。ジュピター。ジュ・ピ・タ・ァ?!(名前を呼ぶ度に、尻尾をぐいぐい引っ張るよ? 急所は野は間違いないが、大丈夫。ちょっとやそっとじゃモゲナイカラ。内臓と一緒にずるずるーとかもないから ) なぁに猫かぶり――ちがう、犬被りしてんっっっっっだよ!!お前!帰って来たらな宿屋にくればいいじゃないか!! 先生どうした!!先生!! [Mon 1 May 2006 20:32:12]
野良狼 > (動いてるときに引っ張ると電源切れるけどねネコ型ロボット。さておき。最後の晩餐おいしゅうございました。りくあわびおいしゅうございました。どこかのマラソン選手っぽい達観が頭の中でぐーるぐーると) きゃううーん、きゃうううーーん。(尻尾引っ張られてじったりばったり、動物の尻尾は急所だからそんなに乱暴に引っ張ったらダメだ!ほらもうこんなに怯えて。 道路の隅っこで頭抱えてがくがくぶるぶるしてますよ。2Mの狼が。 もう自分の名前とか覚えてないくらい立派な犬っころっぷりを遺憾なく発揮。 ええっとあんた誰だっけ。) [Mon 1 May 2006 20:26:06]
冒険者風体 > (OKOK.勘弁しよう。尻尾を引っ張ると大抵の動物は動き出すとインプットされている。 どっかの猫型ロボットもそうだし。何の話。 ――これで元気にならなかったら、そいつはもう手遅れなんだ。)――お、よしよし、ほーら、図体でかい分の根性見せっ―――…(懐かしいにおいが!)…―――(何処に隠し持ってたか知らんが、犬ががりごり齧ったソレに視線が釘付けられる)おまえ、それ……鮑…じゃなくて、陸鮑じゃねぇの?何処で売って――……(あれ。)………。(言葉が途切れる。  掴んだ尻尾の感触が、何かを引き摺り出そうとしていた。前にもこんな尻尾を引っ張った事があるような)―――――……あ。(陸鮑 尻尾 2M 鍾乳洞 洞窟の匂い      ……殴ったら逃げたあいつ)………っっっおい。おい!ジュピタァァァ?!(ぐい、と今一度尻尾をひっぱりあげた) [Mon 1 May 2006 20:22:49]
野良狼 > (いやいや不思議じゃないって居るってこのくらいの狼。人間なみの知力持った動物が闊歩してるようなところだもの、不思議じゃないからそろそろ勘弁してください。逃げようにも体力の限界、ずるぺた地面這いずって。) きゅーうーん (そして残念ながら服のきれっぱしとか刀とか何ひとつ持ってない狼さん。どっかに埋めたらしいというお話。尻尾掴まれて、ぎゅーぎゅー云いながら地面に爪たてるも哀れずるずる引き摺られ)  …きゅー。(そうかくたばるから解体されるのか。この今尻尾を引っ張るこいつが自分を解体するに違いないそうに決まった。かくなるうえは、後生大事にとっておいた最後の晩餐、死ぬ前に御馳走を食べてから死のう。隠し持っていた鮑がぽとり。がふり、ばりばりごりごり、ばくん。) [Mon 1 May 2006 20:08:33]
冒険者風体 > (まぁ、3Mの黄金鰻も居るしなヴェイトス。ちょっとくらい大きくても不思議じゃないか。――いや、やっぱり不思議じゃねぇ?赤毛の冒険者の心は、川面に浮かぶ葉っぱのように揺れ動き――ちょっと昼ドラマ風に語ってみたが、見下ろす視線は、眉間に皺を寄せた厳しいもの) ………どーっかで見たような、見てないような気がするんだよなぁ。 お前。(犬だか、狼だか知らんが謎の巨大生物の周りをぐるりと一周。 もしこの冒険者が探しているフーディならば、何処かに名残っぽいものはあるだろうか?記憶だけが頼りになると、かなり心もとない。だって、力技担当だもの…!!) 取り敢えずココでくたばると間違いなく解体されるぞ。(むんずと尻尾を掴むよ!) ……ほれ、起きれ。 [Mon 1 May 2006 20:04:30]
野良狼 > (いや犬かもしれないよ?2Mを越す犬が居たって、いいじゃない!まあ狼なんですけど、見た目には大して違いなんてありません) …きゅーん、きゅーん(なんかへんな人間に絡まれて思わず救難信号なんて発してみるが、当然助けなんてどこから来るはずもなく。今にもくたばりそうな犬かっこ仮、目前にて諦めたようにくたーと。もはや煮るなり焼くなりお好きなように、でも叩きはイヤッ! 本当にありがとうございました。) [Mon 1 May 2006 19:54:54]
人影 > (でけぇな!!2M!!!近づくにつれ、犬ではないということを確信した) (がしがしと赤毛を掻き回しながら、おそーるおそーる近づいて獣の顔を覗き込む)―――…………。(やせ細って弱っているというのが一目で判る。 同時に、何処かで見たような見ていないような――…眉を寄せて。)……おい。 おい。 生きてるか。 犬かっこ仮かっことじ。(=(仮))  [Mon 1 May 2006 19:51:57]
野良狼 > (近付く誰ぞに返事もできず、反応もできず、ただ胡乱な瞳で見上げながら、2Mを越すその巨大な狼というか薄汚れた犬っころは、やせ衰えた声ではかない抵抗をするのだ。ぐるぐるるー。ちかづいたらかみつくぞー。) …きゅうーん。(鼠だってかみ殺せやしなさそうな迫力のなさっぷりだ。) [Mon 1 May 2006 19:47:03]
人影 > ………………………。(スラムに”幽霊ガチバトル”が行われた痕がまだ残っていると聞いて、宿屋に帰る近道がてらに散策していた。――よく場所を聞いてこなかったから、適当にスラムの住人を捕まえて尋ねるつもりだった。――が。 )………………。(骨の浮いた野良犬なんて珍しくない。野良猫も珍しくない。野良人間(違)も珍しくない。―――しかし、私の両目に映るのは、見たことの無い…所謂「珍しい野良なんとか」だった。)―――――…………。(犬と呼ぶにはデカイその獣へと、ざくざく近づくのは、何か妙な胸騒ぎを覚えたから。 噛み付かれるとか、逃げられるとかさっぱり考えずに、とりあえず近くまで寄らんと、足を進める) [Mon 1 May 2006 19:44:29]
野良狼 > (今はもう思い出せないけど、遠い遠い昔、もっとしあわせだった時代があった気がした。気のせいかもしれないけれど。今はもう、いいことなんてひとつもないよ。 ゆっくりと目を閉じながら、たあいないことを野良犬さんは考えたという。) …?(耳がぴくんと動いた。なんだろう、何か足音がする。また水掛けられるんだろうか。でも逃げるに逃げれない体力の無さが恨めしい。) [Mon 1 May 2006 19:38:18]
お知らせ > 人影さんが入室されました。 『(土を踏む足音)』 [Mon 1 May 2006 19:37:31]
野良狼 > (…しばらく餌場を求めてうろついてみたが、結局ろくな得物は見つからなかった。力尽きたように道の端にへたりこむと、腹を抱えるようにして蹲り、そっと目を閉じる。)  ……ううう。(とおい、とおい故郷がまぶたの裏に浮かんだ。走馬灯ってやつだろうか。) [Mon 1 May 2006 19:23:47]
野良狼 > (ここ最近、ろくな餌を与えられていない上、元々燃費が悪いので足元が覚束ない。身体はでかいがよく見るとあちこちやせ衰えている。スラムには似合いの格好と言えなくもないのだが) ……がふー。(餌がありそうなほかの場所は、水をかけられたり追い回されたりで、結局このあたりにしか居場所がないのである。) [Mon 1 May 2006 19:08:24]
野良狼 > (齧りすぎて繊維質まで剥がれ出した骨を漸く放ると、餌を求めて鼻を鳴らす。曇り空では吼える気分にもならない。薄汚れた妙にでかい狼がのそのそ歩くのを、うっかり通りがかった住民が珍しいモノでも見るような目で見送った。)  …ぐるるる。(警戒しているわけではない。腹が減っているのだ。) [Mon 1 May 2006 19:02:31]
野良狼 > (今日は曇空。もともとあまりアクティヴな性質でないスラムの住民たちも、普段より2割増しほど元気が無いように見える。しかし、そのへんでゴミ箱を漁る野良犬風情には大して関係のないお話。) がふ、がふ。(道の隅っこに転がった骨にこびりついた肉片をがんばって齧り取るのが日課である。) [Mon 1 May 2006 18:58:13]
お知らせ > 野良狼さんが入室されました。 [Mon 1 May 2006 18:56:15]
お知らせ > ルーンヤさんが帰りました。 『「ギャルのパンティーおーくれーッ!!」 そんな事叫んで、恥ずかしさを誤魔化した』 [Mon 1 May 2006 02:09:20]
ルーンヤ > ――… (だから、顔を蛍火溢れる夜空へと向ければ… チクショウは、大きく息を吸い込んで―――…) [Mon 1 May 2006 02:08:50]
ルーンヤ > ――――…… (恥ずかしくて恥ずかしくて、口から魂吐いて死んでしまいそうな気分になった) [Mon 1 May 2006 02:08:18]
ルーンヤ > ――――――……… (それを自覚したら、チクショウは、また恥ずかしくなってきた。) [Mon 1 May 2006 02:07:42]
ルーンヤ > ――――――――………… (チクショウは此れが自分の初恋なんじゃないだろーかと、思った。) [Mon 1 May 2006 02:07:07]
ルーンヤ > あぁ… なんていうのかな。これが、恋であって、大人になるって事なのかな…(そして、やがて… そんな言葉をポツリと呟けば、恥ずかしげに顔を前足で掻き、首をフルフルと振って…) オイラは一体全体何を言ってるか。 カミサマ相手に恋なんぞ、一億光年早いってのに(―― それから、振った頭を俯かせれば、青褪めた顔を真っ赤に染めつつにボソボソ。 口に出せば… それから暫し、黙り込み…ただただ溜息を吐き出し続け――) [Mon 1 May 2006 02:06:08]
ルーンヤ > まっ、だからって好き好んで歩く訳でも無いけどね(そして、そんな自分自身の確信に苦笑を漏らせば… 屋根の上で立ち上がり、じっと… じっと空を見上げ――) ………… カミサマなんて対して気にもしてないけど…居るトコにゃ居るんだな…やっぱ(――見詰める夜空に映すのは、何時かのカミサマの姿。あの時の、約束を果たしては貰ってないが… けれども、何故だか――それ以上のモノを貰った様な気分を感じる動物は、じっと… じっと、夜空に映した彼女の姿を眺め続け――…) [Mon 1 May 2006 01:56:25]
ルーンヤ > ―――――― (良く分からないが、多分… 例のアレは終ったんだと思う。そう、この卑屈な動物は夜空を…街を彩る蛍火を見上げながらに思えば、眼を瞑り… 吐息一つ吐き出して――) 結局、アレって何だったんだろーなぁ… まっ、一応…オイラの願いは叶っちゃいないけど叶った、と思うけど(―― そして、次に瞳を開けば… 何処か清々しい顔でポツリ呟き。最近は、ヤバそうなヤツの縄張の近くも怯えずに歩けそうな気がしている。まだ実際に試してなんていないけど、多分きっと…大丈夫だろう。 そんな妙な確信) [Mon 1 May 2006 01:53:25]
お知らせ > ルーンヤさんが来ました。 『終戦後――屋根の上で夜空を見上げ…』 [Mon 1 May 2006 01:50:04]
お知らせ > カジカon_the_屋根の上さんが退室されました。 『(そして修理代を請求される前に、疾風の如く去る。)』 [Sun 30 Apr 2006 01:18:40]
カジカon_the_屋根の上 > (うあ、オチも付けずに行きやがった─!) …むぅ。 無礼なからくりでござったわっ。(ぷんすか。5秒ほど立腹して) [Sun 30 Apr 2006 01:18:13]
お知らせ > 魔神丸七号さんが退室されました。 『――そしてオチは無い。(必要なのか。)』 [Sun 30 Apr 2006 01:15:31]
魔神丸七号 > 自分自身ニ反応ナドシタラ、センサートシテ役立タズダロウ。馬鹿カ貴様ハ。(馬鹿に馬鹿って言われたよ!) マア、違ウトイウノデアレバ、仕方ガナイ。次ナル忍者ヲ、探シニ行クマデダ。(妙な掛け声と共にまた怪音響かせると回転する先端でごりごりと簗を砕く。)  ウム、邪魔ヲシタ。デハ、サラバダ!(ごごごごごー。地面を掘り進んでどこかへと消えたという――) [Sun 30 Apr 2006 01:15:13]
カジカon_the_屋根の上 > (ハイテク忍者。きっと知力とか器用度とかが偏って高いに違いない。覚醒編になってから忍術は使えない技能になったなぁ、とか思うこと頻り。※どうでもいい) …壊れてるのではござらぬかー? (そもそも、蛙獣人忍者がノーマル忍者かと言うと微妙に厳しい気がするのだけどどうなのだろう。主にガマパックン。)  きっとあれでござるよ、おぬし自身がセンサーに反応しているというオチではどうでござろ?(オチ。) [Sun 30 Apr 2006 01:08:59]
魔神丸七号 > ウム、ヨクゾ理由ヲ聞イテクレタ。 我ハハイテク忍者魔神丸。ノーマル忍者ヲブチノメシテ、我ガ最強デアル事ヲ証明シニハルバルクリスティアヨリヤッテキタノダ。 …シカシ、ドウイウ訳カ、全然忍者ガ見ツカラナイノダ。センサーニハ反応ガ出ルノダガナ。(ド○ゴンレーダー風忍者センサーかちかち。中心点のすぐ傍に反応アリ。) [Sun 30 Apr 2006 01:04:12]
カジカon_the_屋根の上 > (そこはそれ、きっと忍法で解決だ。すごいや忍法。>コレジャナイアイ) むむむ。 (ひくり、頬を引きつらせながら…すぅ、はぁ、深呼吸) …ときに、おぬしは何故忍者を狙うのでござるか? (ぎゅりぎゅり回ってたどりる(漢字で書くとド璃瑠、と言ったところか。ドはドレットノート級のド。)に注意を払いながら、一応念のため動機やらをたずねてみんとす。) [Sun 30 Apr 2006 00:55:23]
魔神丸七号 > ム、イヤハヤ失敬ヲシタ住民殿。コノ、ハイテク忍者ハ必ズヤ忍者ヲ討チ取ッテ見セマスゾ。(忍者とかどうでもいいし。スラム庶民さん困り顔。) 折角、コノ我ガ成敗シニ来テヤッタト云ウノニ、逃ゲルトハ、トンダ根性ナシデアルナ―― ン?何故、貴様ガ不満ゲナ顔ヲスルノダ。(不思議そうに傾けた顔は目のあたりに横一本溝が入っているだけで、よくこれで前が見えるとかなんとか。モノアイとか気の利いたギミックなんて存在しねえぜ!) イヤイヤ、ゴ謙遜ヲ。貴様モ負ケズ劣ラズ怪シサ卍解ダゾ? [Sun 30 Apr 2006 00:47:09]
カジカon_the_屋根の上 > (いや、踏み砕いたから屋根に大穴開けたわけで。 ぽかーんとした様子で屋根の穴を室内から見上げるスラムの庶民にひらひらと手を振った。ご迷惑をおかけして本当すみません。とりあえず今月一杯までの例の謎の倒壊事件の一つと思ってもらえれば幸い。(無理)) むぅ。 (腰抜け。チキンなのは味だけでござる、とか僅かに立腹した両生類忍者。最近焼き鳥屋さんで蛙食べてないなぁ。さておき。) や、敢えて言えばおぬしがとてつもなく怪しいのでござるが? (手甲に脚甲付きのメイド服姿に言われたくはあるまいが、それはこの際棚の上に。) [Sun 30 Apr 2006 00:39:01]
魔神丸七号 > 馬鹿メ、多少ノ小細工ヲ気ニスル等ハ弱者ノ兵法ヨ。コノ魔神丸七号ホドニナレバ、ソノ程度力ズクデ踏ミ砕イテクレルワ。(ぎゅらぎゅら喧しい右腕振り上げて、ぴたり。) ム、オカシイナ。確カニ、我ノ忍者レーダーハコノ辺リニ反応ヲ示シテイタノダガ。 サテハ、逃ゲタカ! オノレ腰抜ケメ。 貴様、コノ辺リデ怪シイヤツを見カケナカッタカ。(今この場に二人居ます。) [Sun 30 Apr 2006 00:32:13]
カジカon_the_屋根の上 > ……。 (10秒固まった。) ……ふっ。 (そして状況を利用することにした。というか、乗った。) …この程度の策も見抜けぬ程度で拙者とやり合おうと? 笑止!(月を背負って、びすっ、と指を突きつけるメイドさん。 これの何処が忍びに見えるのか教えてもらいたいものである。ともあれ) まぁ、なんというか、拙者は只の天体観測中のメイドでござるが、お人間違いでござろ? (かくりと首を傾けて見せた。(今更)) [Sun 30 Apr 2006 00:28:42]
魔神丸七号 > 改メテ、ドォォリィィィィィィィィル。(三度、轟音。屋根から跳ね上がる回転ドリル。今度は崩れぬよう慎重に足場を固め、梁の上に着地。そして変形。) フッ、流石忍者ダ、事前ニコノヨウナ罠ヲ仕掛ケテオクトハ。 シカシ、コノ魔神丸ニソノ程度ノ罠ナド、通用セヌワ!(右腕の先に取り付けられた妙な先端(ドリル)をぎゅらぎゅら回転させながら問答無用ににじりよるナニモノか。)      ククク、相手ノ心配ナドヲ、シテイル余裕ナドアルノカナ?(ぎゅいいいいいいん。) [Sun 30 Apr 2006 00:21:51]
カジカon_the_屋根の上 > ( おそるおそると埋没した孔を覗き込み )  むぅ、 息災でござるかー…? ( 懐から、カジカクナイガン棒手裏剣を抜きながら呼ばわった。 そういえば夜這いの語源って呼ばうから来てるってご存知だろうか。(※どうでもいい)) [Sun 30 Apr 2006 00:21:01]
カジカon_the_屋根の上 > (けこっ?) …な、ななっ。なー?! (びくーんっ、と 時ならぬ咆哮とゆーか絶叫というか。 現れた何かに目を丸くして─)                   (ぼすーん ↓)             (視界から消えた。) [Sun 30 Apr 2006 00:17:50]
魔神丸七号 > (突如屋根が爆砕したかと思えば、その中から回転する先端を持つ何かが飛び出した。) ――――ククク、我ノ忍者センサーガビンビンニ反応シテイルゾ! トランスフォォォム。(がこーんがこーん奇怪な音を放ちヒトガタへと変わるナニモノか。)     トウッ! ノォォォウ!?(どしゃり。屋根の上に降り立った瞬間、屋根が崩れて再び中に埋没した。) [Sun 30 Apr 2006 00:16:43]
お知らせ > 魔神丸七号さんが入室されました。 『ドォォォリルゥゥゥーーー!!』 [Sun 30 Apr 2006 00:13:45]
カジカon_the_屋根の上 > …ぶっちゃけたところ、主を見つけるのは難しくないと思うのでござるが─。(腐っても中忍である。その気になれば、贅沢を言わなければ雇用先は引く手数多であろう。 ──尤も、最近のヴェイトス事情を考えれば、そうでもないか?) …なかなか踏ん切りが付かんでござるな。 (ふむぅ、ともう一度首を捻りつつ、唸った) [Sun 30 Apr 2006 00:10:37]
屋根の上の傍観メイド > (忍びの端くれとして、存在を公開してる忍者ギルドに加わるのは負けた気がしてイヤだったし、そもそも非・アマウラ/トキノミヤコの忍びである自身が、あそこに草鞋を預ける事が出来るか──というと、微妙。 汀の術を彼等に公開する心算も無いからお互い様かもしれぬ) [Sun 30 Apr 2006 00:01:45]
屋根の上の傍観メイド > …まぁ、それはそれとして──拙者の身の振りよう、どうしたもんでござろうかねっ。 (はふ、と小さく嘆息を。 一頃は、噂くらいは耳に出来ていたのだけれど、勤め先の上役の名前もこの頃はトンと聞かない。 スラムに塒を構えていた猫獣人の棒使い。噂では男だったけど、多分メイド長の事だと思った。) [Sat 29 Apr 2006 23:57:41]
屋根の上の傍観メイド > (出遅れた。 まぁ、問題ない。) …ふむ、騒々しい足音でござった、が─。 (なんだったのだろう?とか。 気ぜわしげに去っていくヤのつく自営業(当然そう見た)の背中を見送って) [Sat 29 Apr 2006 23:49:18]
屋根の上の傍観メイド > (さもありなん。羽のある生き物や、素性の良くわからないモノがよく屋根の上に立って下界を見下ろしていたりするのだから。) …むぅ。 (けろ。) [Sat 29 Apr 2006 23:47:56]
お知らせ > 屋根の上の傍観メイドさんが来ました。 『(スラムや暗黒街の屋根の損壊率は一般地区を遥か上回るという──)』 [Sat 29 Apr 2006 23:46:51]
お知らせ > 信統さんが帰りました。 『(乱暴な足音は、やがて居住区側へ向いて)』 [Sat 29 Apr 2006 23:46:31]
信統 > (―もっとも事前に知っていないのなら着流しで乱暴な足取りでわが道を往く男を、将軍家の係累だとは誰も思うまい。せいぜい侍と見てくれれば御の字で、侍風ヤクザと思われても抗弁は難しかろう。肩で風を切っているし)面倒だわ…(捕り物は性格上向かなかった。水面下の探りあいは尚適性がなかった。何も考えずに衝動に任せて生きている普段がいかに楽か、ようやく思い至った) [Sat 29 Apr 2006 23:32:26]
信統 > (訂正・悪札→鬼札) [Sat 29 Apr 2006 23:17:51]
信統 > (念書など見なかった事にしてあの場で焼き捨てれば良かったかもしれぬ。それなら非道な野党を討った若侍達よ武門の誉れ、と誉めれば済んだのだが。既に「悪札」を引いてしまった)……(苛立ちをぶつけられた小石が軽く蹴飛ばされ、こんこんと転がる。二人目の被害がでた現場に出張って見たが成果は無かった。各現場が妙に離れているせいで手勢は分散され、屋敷の人手が足りないため一人歩き。身分を考えれば軽率極まりない行為だが本人は矢も立てもたまらず飛び出していた。結果は無残なものだが) [Sat 29 Apr 2006 23:15:57]
信統 > (その可能性に気付いたのは、諸条件に見合う野盗の取引相手を割り出した直後にまた同じような太刀筋での犠牲者が出てからだった)……(緘口令を敷いても、完全に情報漏れを防ぐのは不可能。もし念書が侍組合に渡ってから武士のものと思しき関係者抹殺が始まったら世人はどう思うか―既にこっそりとではあるがさる筋から真実を探る打診が来た)一石二鳥か、それとも最初から狙いは我らか(怨恨にしろ他の理由にしろ。疑惑が集中するのは此方・侍組合のアマウラ直系集団だ) [Sat 29 Apr 2006 23:12:15]
お知らせ > 信統さんが来ました。 『(嵌められたかもしれぬ)』 [Sat 29 Apr 2006 23:08:32]
お知らせ > さんが退室されました。 『 また、影に飲まれた者がどうなるかも、知れず―― 』 [Sat 29 Apr 2006 05:12:13]
> ――…… くしゅ 。 ( 小さな、くしゃみが一つ。 それに覚醒を覚え、日の光に追い立てられるように首輪を付けた奴隷は、暗黒と名の付いた区画にある、傾いた安普請へと裸足の足をのろのろと進めだす。 奴隷の娘は自分が何であるのかを知らず、また考える事もしない。 この奴隷にとって全ては微睡みの中で見る曖昧模糊。 ) ( 時折 この街で忽然と人が消える事があるのは、確か。 しかしその幾つかが 人に混ざり、奴隷として暮らすこの娘が原因だという事を知る人間はまだ 誰も居ない。 ) [Sat 29 Apr 2006 05:10:01]
> ( 明け始めた空に押し流されるよに塗料のような闇はその表面を滑り降り続け、現れるのは実在の黒い髪、ぼう、と浮かび上がるよな青白い肌、首元にはこれ見よがしな首輪が鈍く光り、暗い渋染めの襟下から、僅かばかり鮮やかな半襟が覗き 擦り切れかけた帯、そして裸足。 いつしかその足元に蟠っていた影も消え、塵も埃も舞わぬ冷え切った早朝の貧民窟にぼんやりと佇むのは二級性奴隷。 虚ろな眼は、半分夢の中にあるように緩慢に辺りを見回し、己の掌を見る。 裏返してみても、白く、頼りないそれ―― けれど水仕事で荒れていた筈の指先は、ささくれの一つも見えない。 それを不思議そうに、もう一度裏返し 握って、開き やがて飽いたのか、手を下ろす。 )――……   ( 直接的な暴力すら含む”奉仕”に受けた痣も、噛まれた歯型もない。塗れた性も、何もかも拭い去られ まるで生まれなおしたように、人に混ざる怪異はそこに在った。 薄汚い町並みで呆、と明ける空を眺め。 ) [Sat 29 Apr 2006 04:47:47]
> ( やがて、よくよく目を凝らさねば感じ取れないよな僅かな揺れが収まった頃に、波紋。 水飴を匙に絡めて掬い上げるよに にゅう、と伸びるのは、やはり黒い黒い黒い何か。 一抱えもありそなそれは地面から生えるよに、粘度の高い水面を突き破るよに伸び起き上がる異様。 産み出されるよに、這い出るよに突き出したそれはぬるぬると尾を引きながら、凹凸のある一塊、細く、太くなだらかな曲線描く軸、2から10へ枝分かれし、不出来な泥人形のよなヒトガタを形作る。 仰け反るよに産まれた真っ黒なヒトガタは、一番深い闇から開け行く空を見上げるよにざわざわと揺れ、徐々に形を明確にし 現れるのは髪も、鼻も、口も黒で塗り潰されたよな筒のよなシルエット。 その輪郭は振れ、ぼやけるよに曖昧。 見上げる群青から、静まり返る貧民窟を見渡すよに緩慢に塗り潰された視線を下ろす。 ) [Sat 29 Apr 2006 04:20:58]
> ( どぷん 波打つ影 蟠る影に波紋のよな震え やがてざわざわと這い上がる幾つもの掌が、闇の中茫と浮かび上がるよな白い手を覆う。 幾重にも重なって、すっぽりと覆い隠してしまえば最早それが何だったのかも判らない。 ゆっくりと、緩慢に、影のドームは泡が引くよに盛り下がってしまえば、そこにあるのは波打つコールタールのような闇ばかり――… それは人々の隙間、都市の隙間で息衝き続ける都市伝説。 現象が先であったか、出任せの噂が先であったのかは判らない。 しかし今此処で、人が忽然消えてしまうという現象は起き、それに対して何かしらの理由がつけられる事になるのだろう。 例えば、人攫いに攫われた、とか、神隠しにあった、とか、何かの弾みで世界の裏側に行ってしまった、とか――… 。 そんな事はそ知らぬよに、ぽっかりと地面に口を開けた闇はゆらゆらと揺れる。 ) [Sat 29 Apr 2006 03:58:37]
> ( そんな表現が似合いそうな光景。 まるで地面の底が抜けたような濃縮された闇の中へ、まるで溺れるよに宙を掻く手が飲み込まれてゆく――… 夜より尚暗い闇より尚暗い 暗い暗い影の中、取り込まれたのは男だったのか、女だったのか、最早知るものは誰も居ない。 引き込まれた哀れな犠牲者の悲鳴さえもう聞えない。 貧民窟の片隅で、人一人が煙のように姿を消した所で、静まり返る無関心な街。 人知が及ぶものから及ばない物まで人が消える理由等様々で人は消え、死体でも上がらなければ大した騒ぎにもならない。 けれど、今宵確実に人一人が姿を消す。 地面からにょっきりと突き出した掌に這い上がるよな黒が絡む それは掌。 黒い黒い黒い掌。 それがねっとりと、まるで愛しい人の手を取るように藻掻く掌をなぞり、指を絡め、そして引き込んでゆく―― ) [Sat 29 Apr 2006 03:40:34]
お知らせ > さんが入室されました。 『 どぷ ん 』 [Sat 29 Apr 2006 03:37:47]
お知らせ > 御夜@安酒屋さんが帰りました。 『…帰って寝るか』 [Fri 28 Apr 2006 04:26:33]
御夜@安酒屋 > 全く…人の足元を見おってな?(そしてまたリピートがかかろうかというところでようやく椀の中身が空になったことに気づく。逆さにしようが上下に振ろうが湧いて出てくるはずも無し。恨みがましく舐め回してみても無い物は無い)むぅ…(腕を組む。懐を漁る。険しい表情で悩み―) [Fri 28 Apr 2006 04:14:51]
御夜@安酒屋 > あの爺め。じきにバチが当たるに違いないぞ。いや寧ろ儂が直々に夢枕に…(できるものなら、とせせら笑われた。出来るわけがなかろう!と逆切れ返し。そしてまたちびちびと酒を舐め)ふむー…新たな仕入れ先を開拓せねばならんか…(ぶちぶち) [Fri 28 Apr 2006 04:02:09]
御夜@安酒屋 > じゃからな?儂ァ頭に来てのぅ…(でも泣き寝入った。世知辛い…と酒を一気に煽りたいところだが、勿体無いのでちびりと舐めた。酒一杯でこうしてだらだらとくだ巻いているわけで。こんなはた迷惑な客にも店主は生暖かく) [Fri 28 Apr 2006 03:52:12]
御夜@安酒屋 > (こんな時間でも営業してるってのがこの街の良いところ。欠けた椀に注がれた悪酔いしそうな安酒片手に、ぐちぐちと)―でさァ。人の足元見よってのゥ?結局こんな粗悪品をだなァ…(そろそろ何周目か、数えるのも億劫になりそうな) [Fri 28 Apr 2006 03:39:55]
お知らせ > 御夜@安酒屋さんが来ました。 『ウサ晴らし』 [Fri 28 Apr 2006 03:34:26]
お知らせ > MJさんが退室されました。 『 一皿のお値段ネ ( こうして王の手を取った ) 』 [Fri 28 Apr 2006 00:52:38]
お知らせ > 艶子さんが帰りました。 『……一食1000エンまでのヤツな。 ( めをそらしながらいった。レッツゴリューテイ。 )』 [Fri 28 Apr 2006 00:50:18]
MJ >  じゃあ―――今日の御飯宜しくネ艶子。 ( さも当然と言う形で餓鬼は告げた。 丁度お腹も鳴る、聞こえないなら何度でも鳴ってやろう。 ) 気軽に親しみを込めてMJって呼んでくれて良いから。 後は―――俺様家なんて持ってないんで、ヨロシクッ!! ( 手を離すと、一人出口へと。 既に飯を喰わせてくれるのは決定事項であり、異論は剣を以てしか変えられぬ罠。 焚き付けた責任は始まっている。 ) [Fri 28 Apr 2006 00:48:09]
艶子 > む…… じゃあ、次はちゃんとした縛り方も覚えておく。 ( ※そういう問題ではない。 腹の虫でも鳴らそうものなら全力で聞かなかったフリしてやる。ちなみに昨日は二万取られました、ぎゃふん。…それでも良心的なのが悲しい。 ) メイ・ジャスティナ――。 ( 握手を交わし、私達はこうして知り合った。 握る手は力強く、そして熱く感じられる。 ) 私字が下手だけど、それでも良ければ書いておいてやろう。勿論私の名前よりは気持ち小さいけど、気にするな。 ( 艶子にとってその名を胸に刻む事は誇らしく、そして心強かった。 ) ―― 宜しく頼む、メイ・ジャスティナ。 [Fri 28 Apr 2006 00:43:17]
MJ >  もうちょっと穏やかに出来ないのカナ……、ちゃんと話は訊いたでショ……。 オレサマが暴れるのは相手が楽しようとした時だけダヨ。 ( 丸一日昏倒していたのでお腹は空いた。 お財布は一体幾ら搾られたのだろうか。 ) 他の誰でも、そんな台詞を口にしたら……―――ホントかどうか試して見るんだけどネェ。 『メイ・ジャスティナ』 オレサマの名前デッカク理想の旗に書いておいてね。 焚き付けた責任は10割の利子つけて返して貰うから。 ( 爪を引っ込める、腹は決まった―――差し出された右手を握り、大きく振ってやろう。 決して明かさぬ本名を告げてやった、ソレが餓鬼の本気だ。 ) [Fri 28 Apr 2006 00:35:05]
艶子 > ははッ、すまんすまん。 今度暴れられたら話も出来ないよなと思って。 ( 全く恐怖が無かったと言えば嘘になる。 早めに水でもブっかけて起こしてやるべきだったんだろうけど、昨日は昨日で色々と大変だったんだ。主に財布が。 ) 覚悟なら父親の玉袋を出る前に済ませてきている。そして遣り遂げられないのなら価値の無い一生だとも思っている。 安心しろ。私の掲げた理想が潰える時は私が死ぬ時だけだ。そして私は死なん。 ( これからも危ない時はギリギリの強運が私を救うだろう。傭兵は己の幸運を信じていた。無敵だと、信じていた。 鋭い爪を見遣り、臆する事無くそう言ってのける。 ) だから爪は仕舞え。握手も出来ないじゃないか。 ( にやりと笑って見せると、右手を差し出した。 ) [Fri 28 Apr 2006 00:24:45]
MJ >  ――残念デシタ、オレサマはもう追い剥ぎは廃業しちゃったから。 ソレにさぁ遊びだったけど屈辱だなんて言う相手を縛って言う事訊かせたのは誰サ。 ( 怒ると言うより呆れた、目の前の女性はきっと此の場で斬られても受け入れる。 そんな貌をされて斬れる奴がいるならば、きっとソイツは大馬鹿だ。 深い深い溜息を吐く、毒気を抜かれるとは此の事だろうか? 痺れる腕をさすり血液を循環させてやる。 ) ―――ソレよりも、オレサマを飼い慣らすなら覚悟出来てるんだよネ。 縛りっぱなしだった事も含めてサ。 ( 蹌踉けながらも立ち上がると、剣士の脇に立つ。 鋭い爪を見せ付けながら最後に覚悟の程を訊こう。 餓鬼は剣士が王道を外れたならば即座に殺す、と言外に告げる。 ) [Fri 28 Apr 2006 00:13:58]
艶子 > ―― MJ、お前は強い。この私に二対一での勝利だなんていう屈辱を味あわせた男だ。 その力をほんのちょっとで良い、別の事に使え。 ( 懐から小さなナイフを取り出すと、ぶつりぶつりと縄を切り落としていく。 こいつの今の言葉が全て嘘偽りで、縄を解いた瞬間に襲い掛かるか逃げるかしたのならば私はそれを受け入れようと思う。 ) さぁ、解けたぞ。 …腕は痛むか?何せ一日中縛りっぱなしだったからな。 ( そしてベッドから降りて、相手が起き上がるのを待とう。 ) [Fri 28 Apr 2006 00:01:03]
MJ > ( 長い、長い逡巡。 貌を背け押し黙っている餓鬼。 ) ―――誤解してた、艶子は違ったんだネ。 ならオレサマは。 ( 熱を孕む声に、自分はヤラレタみたいだ。 振り返りハッキリと告げる 「 縄解いてくれたらオレサマのやり方で手伝うよ 」 と。 ) [Thu 27 Apr 2006 23:54:23]
MJ > ( ふて腐れた餓鬼は、暫く無言の侭に剣士の言葉を聞いている。 此の剣士は驚く事に本気で言っている。今まであった神官、神父、VHは神を言い訳に己の欲望と神をはき違えてた。 暗黒街の高名な修道女サマだろうと餓鬼は笑って斬りつけるだろう。 だから、自分の言葉で話す艶子の言う事を黙って訊いた。此処まで長く人の話を訊いた事は生まれて初めてだった。 ) ―――。 ( 目の前の剣士が告げる 「反骨の精神」 きっと、艶子自身に剣が向けられようとも満足して死ねに違いない。 自分は間違って無かったと満足げに笑みすら浮かべて。 )  [Thu 27 Apr 2006 23:50:39]
艶子 > ―― もう一度言う。私に協力しろ、MJ。 ( 声は静かに、しかし熱を孕んでいた。 ) [Thu 27 Apr 2006 23:44:04]
艶子 > 実を言うとミレディが出てきた時はまだ私はこの街には居なかったんだけどな。今度出てきたら助けてやろう、この私がな。 だがそういう害悪の化け物が現れた時以外の事は知らん。私は難民なんて助けない。飢えているからと言って施しも与えない。 ―― だが子供は助けたい。せめて一人で生きていけるぐらいまでは。 ( 半身を起こすとベッドに片膝を突いて、相手の顔を覗き込んだ。 ) …この話を知っているか?ある奴隷が奴隷ギルドに反乱を起こして、沢山の人を巻き込んだ事件があったそうだ。聞きかじった話だから私も良くは知らないんだけどな。 判るか。奴隷が、奴隷のシステムに対して反乱を起こしたんだ。覆そうとしたんだ。結局は失敗に終わったが。 ―― 私はこの話が大好きだ。 ( ゆらゆらと傭兵の黒い瞳に熱が揺れた。まるで戦っている時の眼、闘志に溢れる眼だ。 ) 私がスラムの人達に与えたいのは一つ。「反骨の精神」だ。それ以外は私は何も助けない。 救う?甘ったれるなって言ってやるね。 ( 暫しMJの瞳を見つめると、体を離した。 ) 私とお前じゃ規模が違うけどな。本質的には一緒だろう。 言っただろ、私がルールになる。スラムの人達には今まで通りそれを―― お前の言葉を借りるなら、受け入れて貰うさ。その後で私が根本的な部分から修正してやる。 [Thu 27 Apr 2006 23:40:17]
MJ >  何見て来たんだよアンタ。 ( 食いしばる歯は頭突きされたせいではナイ。 半身を起こして )吸血鬼に襲われる数以上に餓えと寒さで人死んでんだろ? 悪魔や吸血鬼が出た時、街の奴等は見捨てただろ俺等の事。( 脛に疵を持つスラムの住人に対して、市は金を払わぬと決めた事実。 縛られながらも出来るなら罠を切り噛み付きたい気分だ。 ソレ程迄に気分が悪い。 ) 仮にお前の言うルールを引いて難民が減るのか、孤児が居なくなるのか。 理想抱いて死ぬのは勝手だけどな、艶子の理想は単純なだけに複雑な街の現状を全く省みない。 進めば進む程、艶子の言う王道と現実が乖離する、気付いてる癖に見ないフリしてっから……――結局救われるのはアンタの 『 王 道 』だけだ。 ( 理想に殉じれば救われるのは理想だけだと、ハッキリ告げ。 しかし、人攫いの事を持ち出されると言葉に詰まったかのように身体を倒す。 ) ―――結局やってるのはオレサマも艶子も変わらないワケね。 オレサマの云えた義理じゃなかった。 ( 「忘れて欲しいナ」 と虚無を浮かべる瞳。 こんなに憤ったワケが今解る――、正反対なだけで自分も代わりがないと。 剣士の言う通りであった。 ) [Thu 27 Apr 2006 23:20:51]
艶子 > いや、靴下の臭いはそのぅ……。 ( でもどうだろう。好きな人の靴下。好きな人の靴下。すきなひとのくつした―― 嗅いだりしたら家出される。 ) だからって言って放っておくのか?吸血鬼に感染能力が無ければヴァンパイアハンターギルドなんて物は存在しないよ。パプテスや傭兵だけで事足りる。 二、三匹といって侮らない方が良い。 ( まぁ、感染能力のある吸血鬼というのはそれ程多くないらしいが。それでも”元・人間”の吸血鬼の存在はそんな危険な吸血鬼の存在の証明をしてくれる。 ) 仕事か―― 仕事ねぇ。学も無ければコネも無い、仕方なく傭兵として危ない目に会いながら食いつないでいる私からは”体を売れ”としか言えないな。 ( 流石の私もそこまで面倒見てやる気にはなれなかった。事実、私だって体を売って金を稼いでいたんだ。 ) 私は吸血鬼を倒すんじゃない。吸血鬼”も”倒すんだ。VHに協力したのは単純に狩人の友達が気に入ったからに過ぎないからな。 ――…人攫いのお前が言うと、スラムの人達を誘拐しやすくする為にっていう風にしか聞こえないな。お前が攫おうとしていた女は、攫われて売り飛ばされるのを受け入れたのか? ( パプテスの神官をブチのめしただなんて、アレックスが聞いたら怒りそうだななんて思った。 ) それに、私が翳しているのは王様の物差しだぞ。合うわけ無かろう。 [Thu 27 Apr 2006 23:08:21]
MJ > そうでしょ―――やっぱり安心するんだよねェ、ソレとは別に靴下の匂いも臭いけどなぁんか好きなんだよ―――ゲフッ ( 照れ隠しの頭突きは鳩尾に。 苦悶の悲鳴を上げる餓鬼。 剣士も素質アリ、だ。 ) スラムに二、三匹いる吸血鬼を倒した所でお腹は一杯にならないでしょ、VHさんが何者か知らないけど武器や人を雇うお金があるなら…仕事や食べ物を分け与えないとかね冗談にしては質が悪いよ。 吸血鬼よりも倒す『敵』がいるんじゃないの? ( 餓鬼の声は反対に暗く低いモノになる。 ) 暗黒街は兎も角ねスラムの人間が弱いなんて『恵まれたお姉さんの物差し』でしかないよ。 解るも何も――前に悪魔退治だって息巻いてたパプテスの神官をブチのめして回ったから。 スラムの人達は助けなんて求めてない、そっとして欲しいだけ。 害悪やルールに屈してるんじゃなくて受け入れてるの。  [Thu 27 Apr 2006 22:48:51]
艶子 > 好きな人のなら好きかもしれない。                      だーっ、何を言わせる!こいつめ!こいつめ!こいつめ! ( どすんどすんとヘッドシェイクでMJのぽんぽんに容赦ない攻撃を加えた! ) まァな。でも自己満足で害悪吸血鬼を退治してくれるんなら良いじゃないか、安上がりで。 それとも有名なシスター・ジャスティスぐらいにならないと感謝って貰えないのかな? ( 彼女はどうなんだろう。疎ましがられているんだろうか。 ) 私が許せないのは、弱い者がいつまで経っても弱いままな所だよ。弱い奴が虐げられるのが当たり前なこの街で、いつまで立っても街の人はおんぶに抱っこだ。一度だって自分達の手で悪魔やら吸血鬼やら犯罪者やらを何とかしようとしない。そんなんだから私みたいなのがしゃしゃり出て来るんだ、団結すれば強いのに。 …… それにしても、鋭いなMJ。私がやろうとしている事が弱いもの苛めだってどうして判った? ( 傭兵の声の口調が微妙に楽しげになる。 ) この界隈の人達が害悪やルールに屈服して生きるのなら、私がそれに取って代わってやろうと思ってる。 私が此処のルールになるんだ。 [Thu 27 Apr 2006 22:38:32]
MJ >  じゃあ反対に訊くけどサ―――、艶子は男の人の汗の臭いってキライ? オレサマは香水で臭い奴よりも全然好きカナ。 ( 届かぬ視線を餓鬼も返しながら、さも当然といった風に返す。 「 落ち着くじゃん 」 とも付け加えて。 剣士の弁には、深い溜息を吐き。 ) ならさ、歓迎されてないって事は――友人さんと艶子の自己満足デショウ? 自己満足で勿論良いけどさ……―――。 ( スラムの住人に尋ねたら、さぞかし怒るだろう。 ) 弱い者苛めだからね、そりゃあ喜ばないよ誰も……艶子達以外ね。  [Thu 27 Apr 2006 22:26:30]
艶子 > ……… 参考までに聞きたいんだけど、男の人ってそういうの好きなの? …匂いとか。 ( 少女にとっては新世界だ。どちらかと言うと香水の匂いとかほんのり香る薔薇の匂いとか、そういう匂いなら自分は好きなんだけど。 少しだけ頭を曲げて、MJの方を―― とは言っても流石に彼の顔は視界には届かなかったが。 ) ああもう!これはそういうアレじゃなくてだな――……っ! ( 不意にトーンが落ちる声に、艶子は視線を前に戻した。そして穴が開いて今にも崩れ落ちてきそうな天井を見上げる。 ) …最初は思ってた。感謝して貰えるだろう、喜んでくれるだろうってな。 けど、命張って夜警をする私と私の友人に向けられる視線は冷たいものだよ。だからもう感謝して貰おうだなんて事は期待してない。そういうものなんだと諦めてる。 …お礼言われると嬉しいけどね。 ( 自分の命が実際に危険に晒され、そしてそれを助けて貰うまでここの人間は「有難う」とは言わない。 私にはそれが理解できなかった。 ) [Thu 27 Apr 2006 22:19:49]
MJ > 汗の臭いは好きィ、良いじゃん―――靴下を脱いだ時に思わず嗅いじゃう感覚に似ているカナ? カナ? ( 知り合いの傭兵に抱き付く度に匂いを満喫してる変態はそう宣い 「ギャハハハ」 と笑う。 その笑い声も直ぐに 「 身体は肉で出来ている 」 と言わんばかりの頭突きに沈黙する。 ) 今、とっ捕まえて縛って、押し倒してるじゃないのサァ。 スケベ!変態!緊縛フェチ! やるならもっと縛れ! ( 矢次にも、散々悪態を付く餓鬼。 しかし、次の内容に言葉を失う。 ) ―――本気で言ってるの? いや、協力しろって事じゃあナイよ。 言葉の内容だよ……艶子って言ったっけ、ソレでスラムの住人が泣いて喜ぶとも―――? ( 細まる瞳、スラムの住人を前に勇者ごっこと言う腹の上の女性に、声が冷たくなる。 ) [Thu 27 Apr 2006 22:09:43]
艶子 > それは我慢できるっていう意味なのか、そういう性癖なのかどっちだ。 ( これでもお年頃、毎日お風呂は入ってます。でも石鹸の匂いとかはあまりしない。どちらかというと土臭かったりする。 重さだけは一人前だけどその中身はあんまり詰まってない艶子ヘッドを腹にどすん。二度の抗議の声も無視した。 ) お、お前はっ!私はそんなハシタナイ女じゃないぞ! そんな……男をとっ捕まえて縛り上げてベッドに押し倒してだなんて…。 ( 奴隷遊びしたことある人間が言っていい言葉ではありません。 ) 何、簡単な事さ。私はスラムに住んで一年になるが、どうにも此処の暗黙の了解だとかローカルなルールに疎い。コネも無ければ立ち回りも下手糞なんで思うようにこの辺一帯の情報が集められないんだ。 ……ああ、言い忘れたが私はVHの手伝いをしてるんだ。ま、そのついでに正義の勇者様ごっこもするがね。 だからこれから定期的にこの界隈で起きた事や情報を私に提供して欲しいんだ。 [Thu 27 Apr 2006 21:58:25]
MJ > ( 生憎と餓鬼が習得してるのは忍法イリュージョンマジックでは無い。 出来るのは芋虫の如くベットの上で這い蹲る位が関の山。 ここでは彼女の方が強者、窮極の生物だった。 ) 汗の埃の匂いは嫌いじゃないけどさ「うわっ」って思う程度ならオレサマ心広いんでバッチコイ。 ( それ以上はダメらしいよ? ) じゃあ……何が望みなのサ? も、もしかして―――― ( 振り返れば 慌てて引っ込める舌。 逃げようとした所に頭からのしかかられた、失礼ながらに重い 「重いよ!重いってば!」 二度不満を口にし。 ) オレサマの放漫な肉体が目当て!? って―――ええぇぇええぇぇぇ。 ( 一人盛り上がり掛けた所、立場も忘れて非難の声があがる。 ) えーっと手助けって何サ? [Thu 27 Apr 2006 21:47:49]
艶子 > ( 勝利して支配する。過程や方法などどうでも良いのだ。 しかし、二対一ではやはり勝った気はしなかった。一対一でやりあってたら私は負けていただろうと思う。 ) ば、馬鹿っ!私の汗臭さはその、なんだ。健康的な匂いだと思え! ヴェイトスの平和を守るために流した汗なんだ! ( 後でお風呂に入ろうと思った。ぐすん。 ) 人攫いは立派な犯罪だぞ?確かにあの女の人は助かったけどさ。 しかし幾らお前でもやっぱり自警団は怖いか。恐ろしいか。 んむ。 ( 舌を出した次の瞬間にくるっと顔をそっちに向けた。その時引っ込めてなかったらその舌引っ張ってやれ。 ) ま、自警団に引き渡すつもりならとっくにそうしてるさ。一思いにトドメを刺すっていう選択肢も有ったわけだしな。 ―― こっちの要求から先に述べようか。このまま自警団に突き出されたくなかったらMJ、私に協力しろ。 ( ベッドの端に移動して尻から脱げ出すというのなら、そのまま後ろに背を預けて枕にしてやれ! ) [Thu 27 Apr 2006 21:38:46]
MJ > ( 己は負けたのだ――、勝負を持ち出したのは自分なら不平を言うのも筋違いだろう……が不満とは募るモノ、言葉で納得出来たら苦労は無い。 勝負事に負けた剣士とは今この時だけは気持ちが一つであった―――とか思ったのは餓鬼の気のせいだったようで、見下ろす顔は支配者の貌。 「 可哀想だけど明日の朝にはお肉屋さん に並ぶのね 」 って養豚場の子豚でも見るような目つきである。) もう汗臭いって言ったの!―――な、何サ。 勝負には負けたけど自警団ってのはちょっと酷いんじゃないの? 大体、女の人は助かったんデショ。 ( 明らかにたじろぐ餓鬼 芋虫の如く這いずり、ベットの端へと移動する。 憎たらしい背中、見えぬ事を良いことに思いっ切り舌を出してやった。 ) [Thu 27 Apr 2006 21:30:38]
艶子 > ( あまりこれ以上縛り上げて置くと身体に良くないだろうなと思う。こいつをどうするか今日決めてやら無いといけないな。 テンコーでも抜け出せないような縛りとなるとそれはもう全身ロープ人間になるぐらいやらないとダメだろう。 ) お前は敵国のお姫様だからダメだ。私王様ね。 まあ、今後の態度次第では考えてやらんでも無いぞ? ( お財布が軽くなって悲しい気分だったけど、こういう一方的に相手を支配するというのは中々どうして気分が良いものだ。にっこり笑った。 ) ……… 失敬な。 …昨日入ったよ…。 ( でも自分の髪を鼻先に持ってきて匂いを嗅いだり。うーん、ミルク臭い。 ) …さてMJ君。私は君に勝って、君をこうして捕まえたわけだが。自警団に引き渡すかどうかとっても悩んでいる所なのだよ。 ( くるっと後ろ向くとMJの腹の上にどかーっと腰を下ろした。足も組んでやろう。 ) [Thu 27 Apr 2006 21:23:37]
MJ > ( 普通逆では無いのかと――そんな事を思う。 未だに後頭部がズキズキと痛み、縛られてた腕は鬱血し感覚は怪しい。 起きあがろうとして失敗したのは、己の姿が団子虫の如き様相になっている事が原因である。 テンコーヒキダなる奇術師でも抜け出すのは無理と思われる ) お姫様は待遇の改善を要求する也。 ( 鼻先を撫でる髪がくすぐったい。 身を捩り逃れようと ) お風呂入ってないネ、匂うヨ? ( とんでも無い無礼を口にしつつ、最早居直るしか餓鬼には残されてないだろう。 黒髪へと精一杯の抵抗で睨み付けてやる。 ) [Thu 27 Apr 2006 21:16:05]
艶子 > ( 眼を覚ましたらしい少年を覗き込む黒髪の娘。垂れた長い黒髪の先端がMJの鼻先を擽るようになぞっていく。 ちなみに、彼の手と足を縛るロープは物凄く無駄が多くて塊のようになっている。どうやらきちんとした結び方が判らなかったらしく、完膚無きまでにぐるぐる巻きだ。硬結びとちょうちょ結びを駆使して逃げ出せないように必死に縛り上げたらしい。 ) おはよう、MJ。気分はどうかな。 私は最悪だ。最悪というより物悲しい。 ( 財布が軽くなったから。暗黒街の授業料ってホントに高いですよね、ぐすん。 ) [Thu 27 Apr 2006 21:11:31]
お知らせ > 艶子さんが来ました。 『―― お目覚めか、お姫様。』 [Thu 27 Apr 2006 21:06:40]
MJ >  はいはい、夢オチ、夢オチ。 ( 漸く覚醒する意識、最悪の目覚めであった。 薄暗い部屋、呼吸する度に黴と埃の匂いに咳き込みそうになる。 挙げ句、後ろ手に縛られ粗末なベット寝かされている。 ) つまりはそういう事なのネ―――。 ( 虜囚と身となった餓鬼。 締まらないハナシだ。 ) [Thu 27 Apr 2006 21:06:02]
MJ > ( 武器を持った人影は高く掲げたソレを無慈悲にも振り下ろす…――― 衝撃と共に痛みが襲い意識は闇へと融けて。 ) [Thu 27 Apr 2006 21:00:52]
MJ > ( 俯せになった餓鬼の身体に影が射す 動かせぬ身体、唯一動かせる眼球が捉えたモノ―――地面に映る武器を持った細長く伸びる人影。 ) ちょ――まっ。 ( 今度は餓鬼が命乞いの悲鳴を上げる番であった。 ) [Thu 27 Apr 2006 20:58:51]
MJ >  どォしよっかなァァ。 誠意ある態度ならオレサマも考えなくは――― ( 女の顔を覗き込む、と其の時。 餓鬼の手が止まる……阿呆の如く口を開け信じられないモノを見る目で。 何時の間にか、組み伏せられてたのは餓鬼の方であった。 そればかりか四肢に力が入らない、鉛の彫像のように指一本動かせぬ身体。 ) [Thu 27 Apr 2006 20:55:42]
MJ > ( 鋭い爪に組み敷かれ、哀れにも震えるだけの獲物。 首に掛けた爪の切っ先は、力を込めれば皮膚を突き破り肉を抉るであろう。 ) ―――ほらァ、もっと一生懸命に命乞いしないと死んじゃうよォ。 ( 愉悦に口元を歪ませ、僅かばかり爪の切っ先を皮膚へと食い込ませる。 赤い筋が肌を舐め、女は狂ったように泣き叫ぶ。 餓鬼は心地良い悲鳴と嗚咽を聴きながら掌に握られた命を弄ぶのだ。 ) [Thu 27 Apr 2006 20:51:05]
お知らせ > MJさんが来ました。 『 泣いて赦しを乞う女。 』 [Thu 27 Apr 2006 20:44:23]
お知らせ > 冬矢さんが退室されました。 『 ( 逃げ切れるか。長い夜になりそうだった )』 [Thu 27 Apr 2006 01:21:06]
お知らせ > 冬矢さんが来ました。 [Thu 27 Apr 2006 01:19:53]
冬矢 >  ( どうする。斬るか、と瞬間的に思うが。その決断はつかない、もう自分は侍一族ではなく普通の学生なのだ。普通の平和に暮らす人間が、人を害せる精神状態になるのは容易ではない。衝動や感情に支配されるならともかく、それが当たり前というもの ) …… ( なら逃走しかないが。背後を見せるのは良くない、後ろから襲われたり何か飛び道具を使われたりしたら避けようがないから。青眼に刀をつけながら、じりじりと後退をはじめる。地を噛むのは草履ではなくて靴 ) [Thu 27 Apr 2006 00:54:10]
冬矢 >  ( 目的の人物を発見した時には、そいつは見事なまでに現在進行形で拉致されていた。この街は戦争捕虜でも債務不履行でもなく、犯罪によって奴隷を調達するという悪癖がある。そうでなくてもここでは犯罪なんかは日常茶飯事。心の中の悪魔が知らん振りしちまえ、というのを押さえ込んで救助に入ったのだが ) …どうした。こないのか ( 助けた学生は一顧だにせず自分を置いて逃げ去った。居ても足手まといだが、せめて一言有ってしかるべきだろ―と泣き言を言う間もない。目の前には職業・悪党な奴の殺意が。こちらが人斬り包丁所持していたのは予想外らしく、ちらつかせて見せれば動きは止まったが。それは怯んだというより隙を覗うためのよう。刀にビビって逃げてくれ!という祈りは空しく散って ) [Thu 27 Apr 2006 00:43:46]
冬矢 >  … ( 内心の動きを悟られないように表情を本心とは別に平静に装う事。カードゲームの戦法がいわれというのはその文字の通り。逆に言えば表情筋とは裏腹に思考は穏やかではないということか。この学生のように ) ―― ( 本当はバカヤロー!と叫び出したかった。前にスラムから連れ戻した不良学生の回収第二弾。だけど今回はただ行って帰る、では済まなかった。じりじりと寄って来る敵意に対してこちらも既に抜刀中 ) [Thu 27 Apr 2006 00:35:49]
お知らせ > 冬矢さんが来ました。 『 ( ポーカーフェイス )』 [Thu 27 Apr 2006 00:32:30]
お知らせ > 藍音さんが帰りました。 『「私などより先に、顛末と危険性が連中には予測できていたのかもしれんな。」  と。』 [Wed 26 Apr 2006 02:31:03]
藍音 > ・・・・然し情報が曖昧ではあるな。 癪だがいつか大聖堂の責任者を捕まえてみるか。(監督があの組織ならば最も情報が寄っているのも其処だろう。 流石にこのナリでは怒られるかもしれないが―― 生存者全員の状況が聞ければ、次に起きる事の推測もできようってものだ。) しかし、何故このような好機を捨てたのか――― 或いは。 [Wed 26 Apr 2006 02:30:07]
藍音 > ・・・・今更言っても仕方が無いか。 奪ってどうこうなる問題でもあるまいし。(一通りふてくされて気持ちが落ち着けば、闘争の跡地を確認して回る作業に戻ろうか。 気を使っているのか何なのか、大抵は人気の無い場所で行われるだけに――後で確認する側は色々大変である。 暗黒街とか此処なんて、参加者でもないのに身の危険だ。) [Wed 26 Apr 2006 02:26:27]
藍音 > ・・・それに代価の願いは望外だぞ。 ばいおーるみぃんずで勝利もぎ取ればどれだけの益が出たと思う? 衝突を恐れたな。腰抜けめ。 腰抜けめっ。(道を歩きながら手近な石蹴っ飛ばすのだが、蹴る石求めて左右に揺れるためふらふらと蛇行気味になる。 向かいから来る襤褸服の一般ピープルが興味と嫌悪の混じった視線を向けたまま避けてった。) [Wed 26 Apr 2006 02:23:40]
藍音 > (対象は、予兆をいち早く察知しつつも自陣営よりの代表者不在を良しとしたまま開始されてしまった”聖剣戦争”について。 本来ならば一大事な筈だが、自分に下された言葉は「動向を監視し、問題ありし時のみしかるべく行え。」ってだけである。よって同僚とともに定期的に情報は集めているが――) ――まずは消極的過ぎる。 何かあってからでは遅いというのに。 (監督権もパプテス連中に許し、組織としては事実上の不干渉 だ。 対応よりも予防を旨とする職種の人間としては気持ち悪いことこの上ない。) [Wed 26 Apr 2006 02:20:55]
藍音 > (陰陽寮は一応宮仕え。 しかも上下に葉結構厳しい部類。仕事に際し不満があっても出来る事といえば道すがら石ころ蹴飛ばしつつぶーたれる位しかない。) 第一貧民街など乙女を派遣する場所の筈がない。 事の中枢から離れなければこんな真似をせずとも済んだものを。 (末端に到ると上層部の主義や思想を聞かされないまま仕事に従事させられる事も多く、これもやる気をマイナスする一因だ。 服を汚したりせぬよう気をつけながら、監視と称した情報収集継続中。) [Wed 26 Apr 2006 02:17:05]
お知らせ > 藍音さんが来ました。 『これもまた最前線症候群というヤツなのか。』 [Wed 26 Apr 2006 02:16:29]
お知らせ > MJさんが退室されました。 『 人攫いが攫われた って締まらないオチ 』 [Tue 25 Apr 2006 03:04:06]
MJ > ( 男が此の後、人攫い共を追うのかどうかは彼次第。 きっと餓鬼を倒した事で恐怖に戦いている事だろう。 ) だから大丈夫だって… お金入ったし……。 ( 怪物だろうが寝ている限りは無害であった。 「ムニャムニャ」と口元から涎を垂らし引きずられている。 せめて夢の中では二人相手に大立ち回りそして、華麗な勝利を収めてる事だろう。 ――寂しい夢であった。 ) [Tue 25 Apr 2006 03:03:28]
お知らせ > フォルトナーさんが退室されました。 『せっかくだ、一人、肉を狩ろう』 [Tue 25 Apr 2006 03:02:14]
お知らせ > 艶子さんが帰りました。 『退院したばっかりだっていうのに、行き成りハードな戦いだった。』 [Tue 25 Apr 2006 03:02:10]
艶子 > ………。 ( ああ、涎。涎が。 お、おのれ……。 ) 誰よハっちゃん……。 ( さっきまでの凶暴さはどこに行ったのか。まるで子供みたいな寝顔にちょっとげんなりと肩を落とした。 ) ああ、それじゃあ。 気をつけて帰ってね―― なんて、私みたいな子供に言われたくは無いか。 ( 右手にMJを、左手に女を掴んでそのままずりずりと引き摺っていこう。 ) [Tue 25 Apr 2006 03:00:10]
フォルトナー > 物好きだな……それじゃあ……な、 (この怪物に手を出す気はないし、どうどうと女を持っていくのも無理があるだろう。家に帰ると言い残して、懐にフックを戻すと、艶子を見て、口の前に人差し指を差し出す。まぁ、黙っておいてもらえるか知らないが) [Tue 25 Apr 2006 02:56:47]
MJ >  ハッちゃん、このお肉筋ばっかで美味しく―――。 ( 男の物騒な物言いも何処吹く風、幸せな夢でも見てるのか、涎を肩口にプレゼントフォーユー最低の意趣返しをしつつ、膝で蹴り出される餓鬼。 白目を剥いた儘猫掴みされ。 野生に還った少女が獲物を 「採ったドォォ」 と勝ちどきを上げる絵にも見えなくはない。 人攫い共は結束も仲間意識もないハイエナのような破落戸。 其の最も低い底辺だったのだろう、蜘蛛の子を散らし。 女性は目立った外傷もなく恐怖で意識はとっくに手放している事だろう。 ) [Tue 25 Apr 2006 02:46:51]
艶子 > ( 戦いの緊張が去りすっかり気が抜けてしまったのと、痛めた左手のせいで這い出すのは本当に困難だった。仕方ないので膝を曲げて跳ね除けるようにMJを横へ押し退かすように。 ) ………… はァ… 何とか。助かったよおじさん。 本当に危なかった…。 ( 相手も米神を怪我してしまったようだ。大丈夫かと聞いた。 ) ―― さて、どうするかね。こいつの仲間に持って帰らせようと思ったんだけど、もう逃げ出してるし。とっ捕まえて自警団っていうのが良いんだろうけど、ちょっとこいつに興味が沸いた。とりあえずつれて帰ってそれから考える。 ( 落としたもう片方の篭手を嵌め、木刀を腰に差すと人の姿に戻ったMJの首根っこを捕まえた。 ) ……もう一人、女もか。やれやれ、今日は大荷物だ。 [Tue 25 Apr 2006 02:40:57]
フォルトナー > 止めを刺すか? (難儀そうにもう一度フックを振り上げながら、物騒なことを聞く。とりあえずこの男にとっては、開放された女のことはどうでも良くて) 抜け出せるか?下手に刺激を与えて起きられても敵わん、坊主 [Tue 25 Apr 2006 02:33:44]
MJ > ( 男が覗き込めば餓鬼の身体から鱗が消え去り、元の赤毛と頭には瘤をこさえているだろう。 ) ………キュゥ。 ( チカチカする目元、鼻の中は鉄の味が広がる。 二人の話す声は何処か遠く聞こえ。 再び襲い掛かる事はなさそうだ。 ただ、這い出ようすれば肩口に食いついた姿勢の餓鬼ごと身体が動く脱出は困難を極めそうだと……。 餓鬼が負けたとなれば静観していた人攫いも女を置き、散り散りに逃げだそうと回れ右をしている筈で。 ) [Tue 25 Apr 2006 02:29:20]
艶子 > ………ッ! ( 激痛を覚悟した。その牙は私の肩の肉と骨を易々と噛み砕くだろう。 どさりと倒れこみ、圧し掛かられ、思わず眼を瞑る。         ) …………ッ! ッ! ……? ( しかし一向にその痛みは訪れない。恐る恐る眼を開けてみると、そこには眼を回したMJとその背後に立つ男の姿が眼に入る。 ) ……… は。 ( 思わず安堵の溜息すら吐いてしまう。本当にギリギリだった、危なかった。 )   ……ナイスだ。 ( ガントレットの痛んだ左手がMJの体の下からひょっこり伸びると、親指を突き立てて見せた。そしてもぞもぞとMJの下から這い出よう。 ) [Tue 25 Apr 2006 02:22:11]
フォルトナー > ふーっ、はーっ………。 (人を殺すことには慣れている。しかし、自分より強い生き物と渡り合うことなど無い。この男が襲うのは弱者だ。 つまりは、緊張感が溶ければ、追撃を加える事も出来ず、息を吐きながら呼吸を整え、半歩下がった) ……やったか? (とりあえず艶子の無事を確認しようと) [Tue 25 Apr 2006 02:19:43]
MJ >  ギャハハ、俺様を雇いたかったら……王様の椅子位用意してくn  ( ゴン )( 後頭部に何か気配を感じた、それは獣に備わった勘に近いモノ。しかし、目の前の獲物に夢中だった餓鬼の瞳の中―――大きな火花が散りました。 人間とかけ離れた構造をしてる獣は他の部位は強くとも生物故に脳震盪の類は人間と同じく効いてしまう。 女性の肩口に掛かる牙、しかし噛み砕く事はなく押し倒す形で餓鬼も倒れ込んでしまい。 ) ―――。 ( 男の一撃は人間の力の限界、痛かったデスと言う結論。 目を回してお花畑が見えてる餓鬼。 ―――決着はついただろう。 ) [Tue 25 Apr 2006 02:13:32]
艶子 > はッ それは 残   念 ッ!気が変わったらいつでも―――  う、 ぐぁっ! ( 獣の力で弾かれた腕は、肉にその爪を突き立てられるのは免れても衝撃が骨へと伝わり、思わず苦痛の声を漏らした。 右手一本で支える相手の身体は重く、ダメージを与えたにも関わらずさらに押される。 くそ、押される。くそッ 押される。 ) くそッッ! 押される ッ!! ( 不安定な姿勢とそこに更に体重を掛けられ、木刀を再び振り下ろすことも左手で押し返す事も出来ない。鋭い牙は肩への接近を許すだろう。そして両者はそのまま縺れるように倒れる。 ) [Tue 25 Apr 2006 02:04:50]
フォルトナー > 【訂正】 ……どれほどの→ ……(当たれば)どの程度の [Tue 25 Apr 2006 02:00:46]
フォルトナー > (ノーマーク。必死に戦っている二人には、見えないだろうが、振りかぶったフックを動きが止まったMJの後頭部目掛けて、振り下ろすその瞬間、血の隈取の出来た瞳は喜悦の光をたたえる) ビュオッ! (人としては力があるほうだが……どれほどの効果があろうか) [Tue 25 Apr 2006 02:00:07]
MJ > ( 男が振り返れば、地を蹴り猛獣の如き咆哮を上げ傭兵へと襲いかかる餓鬼の姿が見えるだろう。 餓鬼には人間のような技巧は無い、大地を疾走する脚と獲物へ食らいつく牙さえあれば獣には十分だ。 ) ソレは無理――オレサマ既に傭兵王の忠信になるって約束しちゃってるからねッ! ( ガギィ )( 肉を容易く切り裂く爪が鉄の表面を抉り火花を散らす。 人外の力だろうと真っ二つには出来ない……が、腕を弾き飛ばす事は出来るだろうか? 其の儘、飛びかかる瞬間肩越しに木刀が炸裂する。 「グギィ」 鉛入りのソレは骨へと確実にダメージを通した。 勢いを殺されながら、全体重で飛びかかった爬虫類の顎、だが尻尾を支えに体勢を崩しながらも傭兵の肩口へと迫る。 前回の攻撃の半分程の速度で。 ) [Tue 25 Apr 2006 01:54:51]
艶子 > ( ここで脳天を狙うのが普通だ。しかし己の左腕が邪魔になり振り下ろす事が出来ない。振り下ろしたとしても柄で自分の左手を叩いてしまうだろう。 だから狙うのは相手の左の肩になるだろう。そこへ向けて打ち下ろすッ。 この一撃で相手の勢いを殺せなければ、今の私の体制は不安定だ。そのまま倒されてしまうだろう。 ) 代償?そうさな、私が王様になったら家来にしてやるよ ッ !  ! ( ぎらり、相手の爪が光る。さあ、ヘンルーダさん。あんたの所の作品を信じるからね。 左腕のガントレットでその爪を受止めようと。 ) [Tue 25 Apr 2006 01:44:09]
フォルトナー > (男は、初めから、今の今まで動かなかった。初めから、人外の早さには追いつけそうもないし、下手に動くわけにもいかなかった。狙えたのは、これだけ。しかし、まだだ、まだ待つ) っ!! (背後で二人が動く気配を感じて、フックを振り上げながら振り返る!) [Tue 25 Apr 2006 01:39:59]
MJ > ( 餓鬼にとって計算外だったのは、男が冷静なだけでなく此の瞬間隙を狙っていた事を僅かに失念していた事であろう。 動かぬのは怪我の為と慢心し見過ごす、飛び越え背を向けて着地してしまう。 ) 三人とも舞台に上がる為にチップは払ったからね、賭けから降りるのもまた一興でしょ。 そして傭兵さんはオレサマに見逃す代償に―――何を対価として払うのカナ? ( そして、盾の代わりに差し出された左手。 振り上がる木刀。 ) 左腕がその代償とでもッ!? ( 身体を後ろに後退させれば引き倒される事は逃れられるだろう、だが左腕へと地面へと鋭く光る爪を振り下ろす。 餓鬼は一度完全に動きを止める、爪が避けられようが脚のバネを使い真っ向から追いすがる為に身を沈める。 ) [Tue 25 Apr 2006 01:36:43]
艶子 > やっぱりそうか!そうだろうな! ――そう言うと思った! ( 壁から壁へ、相手は跳躍する。こういう多角的に攻撃を仕掛けてくる相手に私は戦いなれているとは言い難かった。細い道が蜘蛛の巣のように伸びるこのスラムはこいつの独壇場かもしれない。 翻弄の時間は私に木刀を引き抜く間を与えてくれたが、利き手の外側から仕掛けられたのでは咄嗟に打ち落とす事も出来ないだろう。 牙を剥いて襲い掛かる敵。引き倒されれば相手の爪を防ぐ術は無い。 今度は鎧も無しだ、致命傷に成りかねない。 ) ――― っ。 ( 反射的に左手を前に、木刀を上に振り上げながら後ろに飛びのいた。 ) [Tue 25 Apr 2006 01:30:38]
フォルトナー > むう……。 (そのまま、かっこよく立ち上がる、というわけにもいかない、よろよろと立ち上がりながら、頭を振って意識を完全に覚醒しようと) ……。 (正直こうなると、相手が激しく動くとこの男では捕らえられない。鈍重にステップを踏みながら、相手が艶子を襲ってくれることを祈る。そうすれば、こちらも機をうかがえる。果たして、どうやら爬虫類風貌は傭兵に襲い掛かったようで。もちろんとっさに反応は出来ない) [Tue 25 Apr 2006 01:23:21]
MJ > ( 男は冷静だった、陽動にも慌てず―――二段構えの攻撃も、不利と見るや傭兵の方へと身体を流し最悪の事態は避ける。 此の儘尻尾に掴まれば傭兵の攻撃の盾にするつもりであった。 僅か感嘆の声を上げ。 ) 通行料だって? 何言ってるかな……バカ騒ぎに身を投じ血を流したなら十二分に払っているよ? ( 傭兵は余興に賛同し、男もまた戦いへと己が身を晒した。 餓鬼に取っては十分だ、尊大にも言い放とう。 ) ―――じゃあ反対に見逃すなら傭兵さんはオレサマに ( 身を屈める、脚に力を溜め一気に反対側の壁へと跳躍。 壁に取りついたなら、また反対側へとジグザグに攪乱しながら傭兵から向かって右手上方より牙を剥き押したおさんと襲いかかる、利き手の外側からの攻撃。 身を動かさなければ対処出来まい、それを狙っての攻撃。 ) [Tue 25 Apr 2006 01:18:14]
お知らせ > 艶子さんが来ました。 『焦る気持ちを抑えつつ。』 [Tue 25 Apr 2006 01:17:13]
艶子 > ( 手に取ったのは左手のガントレット。痺れる腕に少し雑に固定する。 だが右手のまではめている余裕は無さそうだ。否、男を見捨てるならば出来るだろうが。 最初の攻撃はなんとか避けたようだが、尻尾の攻撃はどうなるか。 くそッ、格好つけて篭手を外すんじゃなかった!こんな時鎧と剣があればっ! ) 今からでも通行料払わせてこの男を見逃してやるっていう訳にはいかないか、MJッ! ( 男の怪我の具体を良く確認する余裕も無い。ここで漸く言いながら腰の木刀に手を掛ける。しかしまだ引き抜けない。引き抜いて構えるには時間が少しだけ足りない。 ) [Tue 25 Apr 2006 01:07:48]
フォルトナー > むぅ……! (しゃがみこんだところに、来た人間には無い器官の一撃。大きな体が揺れ、左目の上を切り、鮮血が飛び、左肩を打ち付ける。それでは振り向きざまの反撃も、返り討ちの可能性が高い。振り向かず、そのまま右斜め前方、艶子の方へと飛び込んで転がろうとする) [Tue 25 Apr 2006 01:04:49]
MJ > ( 襲い掛かる爪と顎は。 男の髪の毛数本と引き替えに掠めるだろう。 ―――が、一拍遅れしゃがんだ男の首へと鞭のような物体が巻き付かんと撓るだろう。 それは餓鬼腰から生えた『尻尾』だ。 二段構えの攻撃を避けられるか? ) ―――おンや、傭兵さんは来ないのネ。 ( 地に爪を立て、降り立つ餓鬼。 男には背を向けてる形。 傭兵へと顔を向け―――篭手へと手を伸ばす女性。 矢張り、修羅場を潜った数が違うのだろう第三の選択を選んだ。 ) [Tue 25 Apr 2006 00:59:32]
艶子 > ( 傭兵は――…… ”あ、これはいけない”そう思った。 鋭い爪、鋭い牙。そんなの汚いぞ!って危うく言いかけて止めた。受けた自分が悪いのだから。 そして傭兵が取った行動は男を庇うのでもなく、攻撃するのでも無く。左手の痛みを痺れを感じながら、咄嗟に足元の金属の篭手の一つに手を伸ばした。 飛び掛る影を空中で捕らえられる程私の腕は長くない。 もう少し堪えろ、そう祈りながら。 ) [Tue 25 Apr 2006 00:52:21]
フォルトナー >  ッ! (こめかみのすぐ側にブーツが当たり、上半身だけがぐらりと揺れた) ……いや、まったくだ。 (額から血を流しながらも、壁に駆け上ったバケモノのような姿の青年が飛び掛ってくるのなら、ただ、純粋にその場にしゃがみこんで回避しようとする。間に合えば、攻撃を外した相手に対応するべく足のばねを溜めるだろうし、失敗すればそれこそたたきつけられるだろう) [Tue 25 Apr 2006 00:45:52]
MJ > (投げた靴は避けなければ身体に当たる、怪我はないだろうが鉄板入りの靴は痛いだろう。 傭兵の洞察通り軽い陽動だ、当たったとしても戦闘に支障はあるまい。 )( 壁に手をついた儘、餓鬼は降りてこない。 見れば手と脚から伸びる爪が壁に食い込み壁に張り付いている ) 二対一なら―――弱い方を狙うのが常套策だよネェ ( 既に顎は耳まで避け、鋭い牙が並ぶ。 大きな声で呟けば壁を蹴り。 フックを持ち身構える男の頭上から牙と爪を剥き出しに、飛びかかるだろう。 避けられなければ、爪が肩へと食い込み押し倒される。 獣相手に其の体勢は非常に拙いと即座に解るだろうが、また傭兵も動かねば為らぬだろう、庇うか男を見捨てて攻撃に専念するか。 餓鬼の狙いはソコにある。 ) [Tue 25 Apr 2006 00:43:04]
艶子 > ( 只の少年ではない。そう考えていたが、まさか人間ですら無かったとは。爬虫類を連想させるその姿に胸の傷が痛んだ気がした。 やっぱり木刀は使ったほうが良かったかもしれないと、今更ながらに思うのだ。 ) ぬっ ――― ( そんな距離から蹴りか、と思った瞬間に飛んできたのは厚いブーツ。見え透いた陽動だ、しかし対応を迫られどうしても一瞬隙が出来てしまう。 その場から動かずに左手でそれを払い落とせば、一瞬送れて眼は壁へと跳躍した――………… 。 ) ちぃッ! ( やっぱりだ。身体能力が並みの人間とは比べ物にならない。 思わず舌打ちを一つ。 )  [Tue 25 Apr 2006 00:35:46]
フォルトナー > …… (反応、正直、余り出来るほど敏捷ではない。しかし、まずブーツ程度なら、と回避を放棄して、相手への見に回ろうとする。さすがに目に向かって飛んでくれば半身を捻るくらいのことはするだろうが。40センチほどのフックを握る手に力が入る) [Tue 25 Apr 2006 00:33:03]
MJ > (動かぬであれば、餓鬼が先ず先に―――動く。 届かぬ間合いで蹴りを出す、同時に脚を離れ飛び出すのは餓鬼の履いていた厚底のブゥツ。 左右二足が、傭兵と男へそれぞれ飛びかかる。 勿論狙いもついてない代物、避けるならば容易だろう。 そして身を翻し壁へと跳躍する餓鬼。 ) [Tue 25 Apr 2006 00:27:38]
MJ > ( 此の時点で餓鬼は人攫いなど、思考から抜け落ちていた。 自分の言ってる事は手前勝手な話、彼等が付き従う理由も無し。 傭兵の行動も、また正しいだろう ) 別にいいよォ二対一でも―――リスクがある方が得られた時の悦びも大きいしネェ。 余興なんだから敗北の辛酸も勝利の美酒も――同じ位宝になるでしょ。 ( ソレでこそ遊びだ、有利な状況など棄て楽しむ方が有意義だと。 目の前の傭兵……「王」になると言う気概、自ら棄てた利…口だけではないのだろう ) んじゃ決まり、約束はお互い守ろうネ。 でないとツマラナイから。 んじゃ――― ( 深く呼吸を、呼応するように餓鬼の全身に爬虫類じみた鱗が覆う。 縦に割れる瞳孔。 ) ―――始めますかッ!  [Tue 25 Apr 2006 00:27:27]
フォルトナー > (あぁ、柔らかそうな娘だ。連れ去られようとしている娘に視線をちらりと送る。目の前で元気に遣り合っている彼ら、彼女らは少し筋が多いかもしれない) いやいや、護身だけなら、これで十分だ、手に馴染んでいる。なに、消極的に行かせてもらうよ。 (その場からあえて動くことはせず、二人の戦士達が動くのを、木のうどのような瞳で観察する) [Tue 25 Apr 2006 00:15:04]
艶子 > はっ、言ってくれるね。 そんな事言われちゃうと私だって我慢の限界だぞ?怒りじゃあない、喜びの限界だ。 ( 手をだらんと下げて、じりじりと殺気を感じる。私の感覚にまるで刀を突きつけるかのような錯覚を覚えさせた。 ) 私の名前は艶子だ。さっき言った時に聞こえたかもしれないが。 ( そう言うと傭兵は何を思ったのか木刀を腰に戻し、ガントレットの留め具を外して地面に放った。がらん、と音を立てる。 ) お前さんがフェアを望むのなら、出来るだけ答えるのが礼儀だ。MJ。 ―― 実は武器を隠し持ってましたとか言ったら恨むからな。 ( まァ、その時はその時だ。 ) …彼は強い。私が何とかするから、暫く下がってなさい。それに彼は一対一を望んでいるからな。 ( 付き合っていられるか、と思うのなら二対一という形になるかもしれないが。 ) [Tue 25 Apr 2006 00:09:07]
MJ >  お姉さんなんてものの数秒―――いや正直戦ってみないと解らないけどね。 お姉さんは食べたら食中り起こしそうだし。 ( 鬼にして 「難しい」 と言い切る。 信念を剣に賭けるモノは厄介だ、金では動かぬし利など簡単に棄てる。 ) オレサマの武器? ナイヨ――壊れちゃったから素手だけどさ。 ( あっけらと答える。 別に自信ではない 「無いのだから仕方ない」 と。 ) お姉さんは乗る気だね……益々良いネェ。 名乗るならオレサマ「人攫い」改め「ルーン彫り師」のMJ。 二人とも生きてたら是非オレサマの所に来てよ……格安でお仕事受け持つよォ。 ( 壁際で手をだらりと下げれば。 殺気を身に纏い、重心を下げ構えよう ) 一般人なんて韜晦は嫌味だよお兄さん? 後はお兄さんのお応え次第さ。 お姉さんはソコのお兄さんに武器でも貸してあげたら如何? [Mon 24 Apr 2006 23:56:41]
フォルトナー > ……。 (とおせんぼされれば、コートの中の錆の浮いたフックに手を伸ばし、そのまま止まる) 家がそちらなんだがね、終わるまで待たねばならんのか? (しかし、相手の申し出、こちらにも声がかかり、ゆっくりと、不気味なフックを抜き放つ) いやはや……ただの一般人なんだがな……早く帰らないと、母が心配する。 (余り自分の危機に頓着が無いように言い放つと、フックを右手で水平に構え、艶子に視線で問いかける) [Mon 24 Apr 2006 23:49:54]
艶子 > ( フォルトナーの横を通り過ぎ、剣の間合いに入ろうとした時、突然傭兵の足が止まった。 寸前で止まった。 ) ――― 木刀とは言え脳天に打ち下ろされれば致命傷に成りかねない。だというのに引かぬか、臆さぬか、つまりお前――― 只の少年では無いな。 自信があるんだな、この私を足止めする自信が。或いは―― 逆に倒す自信が。 ( 殴って気絶させてそこで終り、という風に簡単には行かないようだ。つまり女を連れ去って逃げるだけの時間が埋まれてしまう。 しかし少年の思いも寄らぬ提案に、傭兵の眉がぴくりと興味深そうに動く。ちらりとさっきの男にも視線を送って。 ) 確かに面白い話だな。しかもそそられる、非常にそそられる。 あぁ、好きだな。私そういうの大好きだ。 ……… 武器は? ( 数歩引いて少年を見た。少年と言っても私より背は高かったが。 ) [Mon 24 Apr 2006 23:44:44]
MJ >  どうかなお兄さん――多分、オレサマ達は同じ穴の狢。 濡れ手に色々掴みたいんだと思うけど。偶にはお互いの身を削り血を流し合おうよ? 戦うのはお兄さんとオレサマさ。 オレサマとお兄さんが戦う限り女の人には手は出さないし……――逃げ出しもしない。 勿論お兄さんも勝負を飲むなら、戦いの後の事はオレサマの関与する事でもないし、何かする気もないよ? ( 餓鬼は男の狙いが何処にあるかは知らない、だが手数料を男にも求めた。 ) 乗るか反るか、お兄さんとお姉さんの返事次第。 時間は余りナイけど―――どーする?  [Mon 24 Apr 2006 23:38:18]
人攫い >  格好良いよお姉さん、飾らない態度は少なくとも――傍観者を装うだけで何もしない子よりは余程憧れちゃうね。 ( 辺りで息を潜めるこの貧民窟の住人達。 拍手を一つ、皮肉気な物言いだが本音のつもりだ。 ) けども―――オレサマがこのまま足止めに徹すれば、間に合うモノも間に合わないよォ。 ( 自分が盾となり、今暫く時間を稼げば良い。 男達も、ジリジリと後退を始めて。 ) お兄さんも……――通り抜けようとするなら行きがけの駄賃は置いて行って欲しいネ。 ( 腕を水平に、横湧きを通り抜けようとする男に通せんぼの形となるだろうか。 コレは最終ラインだ、通り抜ければ男達とて莫迦ではあるまい。 ) けども……こっちだけが有利で一方的な会話もまたツマラナイよね。 どうかな? タイマン勝負に勝ったら後腐れ無し、女の人も置いていってオレサマ達は尻尾を巻いて逃げ出すよ。 面白くないかなそっちのが。 ( 人攫い達は騒ぎ出すだろう、何しろ人攫いにとって得なんて一つも無い提案だから。 「イイジャン、楽しい方が」 意に返さず浮浪児は人攫い達に言い放つ ) [Mon 24 Apr 2006 23:32:57]
フォルトナー > ふむ……いや、邪魔をするつもりは無いよ? (そのまま傍観者としてゆっくりと双方の対峙を横目に師ながら人攫いの集団の横を通り過ぎようとする。否。これは先回り。機を見て、運がよければ漁夫の利を得ようとする仮面の怪人で) [Mon 24 Apr 2006 23:19:04]
艶子 > 私はカッコイイからだ。そしてこれからもカッコよくあり続ける為だ。 そう…私は名声が欲しい。誰からも尊敬される偉大な人物になりたい。 ( ずい、とフォルトナーに指を指し、その指をそのまま人攫いの男達に向けた。 ) 私は今からあいつらをばったばったとなぎ倒す。お前はこの私の活躍をしっかり見届けて、20人くらいに話して回りなさい。 ……奴隷云々の下りは抜かすんだぞ。 ( そしてそのまま走り出そうと数歩踏み出した時、ぴたりとその足を止めて。 ) 言い忘れた、私の名前は豪天寺艶子だ。 ( 続いて、人攫いの集団より一歩前へ踏み出した赤毛の少年を睨み、木刀を垂直に立てて走り出す。まだ距離はあるだろうが――。 ) [Mon 24 Apr 2006 23:05:23]
人攫い > お兄さんも傍観者ぶってないで邪魔立てするのか、利口にも立ち去るのか決めて欲しいね、ここから先の見物料は―――高いヨ? ( 見れば年若い餓鬼、ここら一帯を根城にする浮浪児だろう。 女性を攫う集団より離れ二人へと脚を踏み出す。 ) ―――こっちは忙しいんだからサァ。  [Mon 24 Apr 2006 23:01:09]
お知らせ > 人攫いさんが来ました。 『 はいはい、問答はソコまでにして下さいネ ( 色めき立つ男の一団から一人が歩み出て。 ) 』 [Mon 24 Apr 2006 22:57:53]
フォルトナー > ……助けるつもりか? (口を真一文字に結んで、ゆっくりと歩きながら、不思議なものを見るように少女を見つめる) 向こう側は暗黒街だ、何のためにそんな危険なものに手を出す? [Mon 24 Apr 2006 22:52:22]
艶子 > ――― はッ! ( くわっ、と少女の目が開いた。 何という事だ、凄い事に気付いてしまった。私ってば天才かもしれない。 ) 私は奴隷を虐げるのではないッ!奴隷の犠牲はこのヴェイトスの将来の為になる事じゃァないかっ! この艶子という人間の成長の為に必要な死だっ。きっと奴隷も満足して死んでくれる筈ッ。 ( つまり女を助けるのも奴隷を斬るのも、私の場合は善行なのだ。ならば今は女を助ける事を優先させよう。だってその方が気分的に楽だし、感謝だってして貰える。 鉄の芯が入った木刀を腰の帯から引き抜いた。それを見て人攫い達はぎょっとするだろうが。 ) ―― 違うッ、英雄だ!否、王である! ( 声を掛けてきた男に対し、少女は平然と言ってのけた。 ) [Mon 24 Apr 2006 22:47:01]
フォルトナー > …… (移動していく男達と、艶子の中間点当たりから出てきた、一人のいかめしい男。なにかの作業着のようなものを着た男は、ほんの少し眉間に皺を寄せて男達を眺め、次いでその後をついているような艶子を見つめ、足を止めている) ……傭兵か? (男は、ある程度距離が詰まれば声をかけるだろう) [Mon 24 Apr 2006 22:43:36]
フォルトナー > ten [Mon 24 Apr 2006 22:42:05]
お知らせ > フォルトナーさんが入室されました。 [Mon 24 Apr 2006 22:36:54]
艶子 > ( ……そうしている間にも、女を抱えた男達はスラムの闇へと消えようとしていた。一瞬、腕を組んで悩む私を見て警戒したようだが、動かないのを見て手を出してこないと判断したのだろう。こっちの動きに注視しつつ移動を始める。 ) ……うーん、うーん。 参ったな、私の頭じゃ判らないぞ。 あちらを立てれば此方が立たず、此方を立てればあちらが立たずー……。 ( 腕を組んだまま左右にぐんなり揺れた。 ) [Mon 24 Apr 2006 22:33:40]
艶子 > ( 難しい問題だ。私は腕を組んで唸る。 女を助ける、それは人としてとても自然な正義感だ。夜警の仕事の内にも入るだろう。でも、助けてしまうとここで矛盾が出てきてしまう。奴隷の命を簡単に斬って捨てる人間が、奴隷になる前の人間を助けるなんて。 女を助けなければやはりそれも間違いだ。私は沢山偉い事をして有名になるのが目的だし、アレックスはこういう犯罪を抑止する為にもこうして毎晩夜警の為に出歩いているのだ。そしてそれを私にも任せたのだ。こういう犯罪を見て見ぬフリがお好きなこの辺一帯の住民に対し、文句を言ってやりたい気持ちだってあった筈だ。 ) [Mon 24 Apr 2006 22:28:04]
艶子 > ( 怖いわけじゃない。剣が無くったって鎧が無くったって私は強い。すっごい強い。彼らだって余計なリスクを負ってまで女を連れ去ろうとは思わないだろうし、案外声を掛けただけで女を置いて逃げていくかもしれない。 けれど、良く考えてみよう。私はつい最近「奴隷で試し斬りをして肝練りをする」って自分ではっきり決めた。それは相手が奴隷だから許される事だ。 あの女は売られたら奴隷ギルドのあの檻の中に並ぶんだろう。もしくはもっと別の場所に流れていくのかもしれないが。 ) …… 連れ去られる前はダメで、奴隷になった後なら試し斬りの対象になるのか? ( ならば、どの面さげてあの女を助けるというのだろう。 ) [Mon 24 Apr 2006 22:19:29]
艶子 > ( 私は何処か遠くの景色を見るかのように、その様子を眺めていたんだ。 ) [Mon 24 Apr 2006 22:18:39]
艶子 > ( 女はこれから慰み者にされるんだろう。それから売り飛ばされるんだろう。暗黒街ではともかく、スラムでは珍しい事件かもしれない。 女は腹に拳を食らわせられ、がくりと体が落ちる。男の肩に担がれ、行く先は彼らのアジトか何かだろうか。 ) ………。 ( さて―― ここからは私の仕事だ。何、ちょっと声を掛けてブン殴ってやればいい。 蔓断ちの艶子様のお通りだ、私に出会った不運を嘆くがいい。神様はお前たちにだって不幸を分け隔てなく与えるんだぞ。      …でも、私は腰の木刀に手を掛けなかった。 ) [Mon 24 Apr 2006 22:11:10]
艶子 > ( 一人の女が数人の男に取り囲まれ、連れ去られようとしている。悲鳴をあげられぬように口を塞がれ、抵抗したのか女の衣服の袖の部分が破れていた。 夜警をしていた時の事だ。何処にでもありそうな路地の影に蠢く複数の影を見たと思って目を凝らすとそんな場面だったのだ。 男たちは丁度背を向けていてランタンの灯りと私の姿にまだ気付かない。だが、女は私の姿を見た。 眼を大きく見開いて。 口を塞がれていても彼女が何を言わんとしているか判る。「助けて」って言ってるんだ。 ) [Mon 24 Apr 2006 22:06:18]
お知らせ > 艶子さんが入室されました。 『( 人攫いの現場に出くわした。 )』 [Mon 24 Apr 2006 22:03:15]
お知らせ > カロンさんが退室されました。 『(煩いんだよさっきから!子供が寝てんのよトンマが!ザバーン。解決。)』 [Mon 24 Apr 2006 20:57:27]
カロン > (足の下の袋と、零れて散らばる麻薬煙草。)さって、コイツを始末しねーと。小便が出りゃぁなー。ぶっかけてやんのに。(無い物をねだりつつ、ローブの下の細い腕を組む。)水、水、水…(きょろきょろ。)この辺にゃ井戸もねーのか?ったく!(悪魔教信者のような頭から湯気出しつつっ。) [Mon 24 Apr 2006 20:55:25]
カロン > (持ち上げた皮袋をフードの下、眼窩からの視線で恨めしげに睨んだ。)腹空かした獣が、穴倉から這い出してきやがった。縄張りを広げるためか、腹空かしてしょうがねぇからか。(これだけの煙草で、何人が道を踏み外してしまうやら。そんな物で明日の旨い飯にありつこうなどと、腹立たしい限りだ。)好きにやらせるかってんだ!(地面にかなぐり捨てた袋を踏み付けた。) [Mon 24 Apr 2006 20:48:25]
カロン > オンミツコードーってのも楽じゃねーなー。仕返しされねーようになんて、男らしくねーし。(名乗った上に個性的な黒ローブは、あたかも完璧に仕事をこなしているかのようにぼやく。トサカ兜の上にフードを被るのもおかしいが、その為にフードを裁縫して改造するのもどうだろう。男はこだわるものだと言おう。)しっかし…おかしな売人が、こんなトコまで来てやがるのか…(失神した男の煙草袋を接収しつつ。) [Mon 24 Apr 2006 20:39:43]
カロン > カロンパァンチ!(ぽろっと技名を叫んだ。 ザザァ、吹き飛んで滑る男に満足げ。)うっし、黄金の右ッ。(ガッツポーズ。) [Mon 24 Apr 2006 20:34:14]
黒ローブ > (さて出発しようと、痩せた男はえびす顔で懐に袋を仕舞い込む。その時、第六感とでも言うのだろうか、背後に音も無く降り立った気配に気付き振り返る。しかしその時には、既に頬に拳がめり込んでいるのだ。第六感、失敗。 顔の見えない黒ローブは、男にぶつけた拳を振り抜き際…) [Mon 24 Apr 2006 20:32:46]
黒ローブ > (顔色の悪い男は懐から大き目の袋を取り出した。開けば中には、ぎっしりと煙草が詰まっている。そのいずれにも、麻薬入りである事を示す焼印が施されていた。それを見ては、男はちぐはぐの歯を剥き出して笑うのだ。)…(頭上、屋根の上。それを無機質に見下ろす影に気付く事も無く。 ローブを頭まですっぽり被り、フードは何故か天衝くほどに尖がっていた。) [Mon 24 Apr 2006 20:29:11]
黒ローブ > (月の無い世ならばそれは尚更。闇は誰にも平等に訪れ、見たくない物、見るに耐えない物を覆い隠してくれる。しかし、闇があればそれに身を隠す不届き者もまた存在するのだ。 辺りを神経質に見回し、裏路地に逃げ込んだ影が一つ。) [Mon 24 Apr 2006 20:25:29]
お知らせ > 黒ローブさんが入室されました。 『(夜は静かでとても暗い。)』 [Mon 24 Apr 2006 20:22:00]
お知らせ > ヴァリスさんが帰りました。 『そうやって、スラムをしばらく徘徊した』 [Sun 23 Apr 2006 20:24:13]
ヴァリス > ( それで此方が何を言いたいのか、伝わったのだろう )( その子供はズボンを話して、何処かへと歩いていった )( ・・・・・・ )( なんで )( 頼るんだよ。俺なんかに。何かをくれ、なんて )( 苛々しそうだった。 いや、苛々していた )( もしかしたら、もっとしつこかったら、蹴っていたかもしれない )( 怖くなった )( そうしてしまうかもしれない自分もそうだが、なによりそれを冷静に認めている自分がとても怖かった ) ・・・・・・嫌になる ( 本当に ) [Sun 23 Apr 2006 20:23:57]
ヴァリス > ( そうやって、しばらく歩いたところだ )( ひしっ、と誰かが自分の足を掴むような感触があった )( 正確にはズボン、だろうか )( 鬱陶しげに、そちらに視線をやると、年若い―――――どっちだろうか。 男の子なのか女の子なのか )( 「――頂戴」 )( こんなことだっけか。なにかを求めているような風な言葉だ。 中世的な声。 どっちだろうか )( それで、何を言っているのか、うまく理解できない )( 理解できなくて―― ) ・・・・・・・うっさいな ( 思わず、そんなことを言ってしまった )( 一見すれば優男風体。どちらかというと柔和な顔立ちをしているほうだと思う。童顔だし。 ) ・・・・・・・・・・・・・ うるさいって、言ったんだ ( そんな青年が口にした言葉は苛々したものだった )( あまり何を言われているのか理解できないのかもしれない。 襤褸を纏った子供はきょとんとした顔をしている ) [Sun 23 Apr 2006 20:17:37]
ヴァリス > ( 懐が、少し重い )( 増えたのは一本のダガーの分 ) ・・・・・・売って、剣でも買っちゃおうか・・・・・ ( 細身のロングソード )( で? )( それを買って、自分はどうしようというのだろうか ) ・・・・・・・・あー。誰か。 ( 誰か? )( 誰か、と言って続けて何を言いたかったのだろうか。 滅茶苦茶にしたい? 滅茶苦茶にされたい? 嗚呼。別にどっちでもいいや )( どうせ、そんなことを考えたところで、何かが変わるわけではないのだから )( そうやって、おぼろげな思考を進めながら、彼は奇異の視線を感じながらも、路地を歩いていく ) [Sun 23 Apr 2006 20:10:06]
ヴァリス > ( 歩いたところで倦怠感が晴れることは無かった。 それでも、ベンチでずっと座っているよりは気分はいい ) ・・・・・・ ( 黙々と、目的の無いままそんな路地を歩く。 此方を見る目。 羨望とか、嫉妬とか、たまに狙うような視線が合って、それでも襲えないような人間の瞳とか。 怪訝そうな視線とか、 )( いろんな視線が突き刺さる。 正直、わずらわしく思えてきた。 )    ( 今、怒鳴ったらどうなるだろうか、なんて考えた。 うるさいな、何をこっち見てるんだよ。お前らは  そんなことを叫んで、どうなるのだろうか。 そう思って、叫ぶのはやめて、溜息だけにしておいた ) [Sun 23 Apr 2006 20:02:34]
ヴァリス >  ・・・・・・・・・・ああ ( たまに、思う )( こんな鬱々とした気分を吹き飛ばすためなら、 )( 身体を動かせばいいじゃないか、と )( 身体を動かしていないから後ろ後ろへと考えるのだ、と ) ・・・・・・・ ( だから、たまに。傭兵を辞めたことを後悔することがある。 本当に、自分は、辞めたかったのだろうか、と ) ・・・・・あるこ ( 思考停止。 考えるのがやはり億劫だった。軽い倦怠感を覚えていて、ベンチから腰を上げると歩き出した。 )( 少しいくと、やっぱり人が居た。 路肩で座り込んでいる身なりの汚い奴とか。虚ろな瞳でこちらをどんよりと見上げる奴とか  ) [Sun 23 Apr 2006 19:59:34]
ヴァリス >  ・・・・・・ ( いっそのこと女でも抱けばいいじゃないか。 傭兵時代。 元気が無いのを見て知人がよく言ってきた言葉だ ) ・・・・・・抱ければ、いいけど、ね ( そんなの俺にできるわけないじゃないかっ! 違いないっ なんて会話はすでに遠く、その記憶は数年前のもの )( そんな事ばかりだよな、なんて思う。 この身体なんて、得なことなんてないじゃないか ) ・・・・・嫌になる。ほんと ( 煙草を取り出そうとして、やめた。 どうせすぐに長いまま捨ててしまうからだ。 取り出しかけた煙草の箱を懐に戻す ) [Sun 23 Apr 2006 19:53:33]
ヴァリス > ( ぎしぃ、と音を立ててベンチに乱暴に腰を降ろした ) ・・・・・・あ”ー ( 変な声を出してみる。 あまり心境は変わらない ) ・・・・・変わんないな。俺・・・・ ( ぺたん、と額に手をやる )( 静寂のような空気が流れる。 溜息をもう一度吐いてから、 ) ――――。 いっそ、・・・・やっぱ、嫌だな ( そんな言葉を漏らしたのは、どれくらいぶりだったか )( 照れとか恥とか道徳心とかそんなの全部捨てて、過去のことだけに囚われて、人を恨んで生きていたら自分はどうなっただろうか )( なんて、考えてもしょうがないことなのに ) ・・・・・ くだらないの  [Sun 23 Apr 2006 19:46:57]
ヴァリス >  ―――― ( そうやって、たどり着いた広場にあるのは壊れかけたベンチだ。 誰かが直しそうなものなのに。去年からずっとこのままだ )( 煙草を取り出す。 火を点けて一息だけ吸い込んで ) ・・・・・・ ( ぽいっ、とまだ長い煙草を捨てる。 道端にジリジリと音を立てて煙草が長い時間を掛けて短くなっていく )( それを最期まで見てる気は無い ) [Sun 23 Apr 2006 19:41:14]
ヴァリス >  ・・・・・・ ( そこから先の道は良く覚えている。 あの少女と始めて出会った場所だ )( それで、まっすぐ進めば小さな広場があるのも知っている )( とぼとぼと、歩く ) ・・・・・・・・。あーあ。 ( 歩きながら見上げた夜空は星が瞬いている ) ・・・・・雨でも降ればいいのに ( ぽつり、とそんなことを呟いて。 再び溜息 ) [Sun 23 Apr 2006 19:37:25]
ヴァリス > ( 噂話とか、世間話とか。 そんなのが耳に入ってきては抜けていく )( 殺人事件があった? もう一つのヴェイトス? 幽霊を見た? )( 正直、それらは今どうでも良かった。 それを今考えるのはどうでも良かった )( じゃあ、何を考えたいのだろうか )( そこまで考えたところで、思考は停止する )( 途端に億劫になるのだ ) ・・・・・ ( ふらり、と別の道に入る )  [Sun 23 Apr 2006 19:33:40]
ヴァリス > ( 考えるのがひどく億劫だった。めんどくさい。考えなくてもいいんじゃないんだろうか。 )( そうやって思考停止に追い込んだところで、何かが好転するわけでもなかった。 )( ・・・・・・ )( はふ、と漏れるのは溜息ばかりだ ) ・・・・・・・あ ( 気がつけば、たどり着いたのはスラムの中でも歩きなれた道だった )( 昔、スラムに住んでいたときに使っていた空き家へと続く道だった ) [Sun 23 Apr 2006 19:30:22]
ヴァリス > ( どこをどうやって )( なんで )( どうして )( 自分が此処を歩いているのかが思い出せなかった ) ・・・・・ あー ( 溜息のような吐息。 ヴァリスは一人、スラムを歩いていた ) [Sun 23 Apr 2006 19:28:10]
お知らせ > ヴァリスさんが入室されました。 『――気づいたら、こんなところを歩いていた・・・』 [Sun 23 Apr 2006 19:26:38]
お知らせ > ハロゥタックさんが退室されました。 [Sun 23 Apr 2006 09:06:55]
ハロゥタック > (黙っているのはちょっとの間だけ。) 次、次。 (仕事は未だある。) (のろいのは足だけで良い。踵を返すと、そそくさと引っ込んでいった。) [Sun 23 Apr 2006 09:06:54]
ハロゥタック > (既に仕事に出かけているから、という辺りが理由として挙げられるだろうか。人より早く出て行って、人より遅く帰ってくる人達は。) (貧民窟でも人並みに生活出来るように頑張る住民の事を思うと、) ………。 (思うと。)      (箒を動かす手を止めた。) [Sun 23 Apr 2006 09:05:28]
ハロゥタック > (街の、商業地区の方だろうか――…は賑わしい気配がする。居住区も、目が覚めているだろう。) (此処は、どちらにも近い。貧民窟にしてみれば浅いところと云えるから、そう云う気配ばかりは良く聞こえた。) そろそろ蝋燭買ってこないと…。 (逆に云えば、この辺りは静かなのだ。) [Sun 23 Apr 2006 09:00:04]
ハロゥタック > (ずきずきと疼く頭もきっと、寝違えてしまった首の所為だろうと云う事にしておいた。) (――ざく、ざく。 取り敢えず手だけは動かした。) [Sun 23 Apr 2006 08:57:06]
ハロゥタック > (空気を喰う。腹一杯にはならない。 朝飯は未だだ。) うー…、首が痛い ス…。 (傾げてみても何をしてみても、どうにも、すっきりしない。) (竹箒を片手にして、掃除が捗らない言い訳のように。) [Sun 23 Apr 2006 08:53:03]
ハロゥタック > (朝の清々しい空気とやらが目に染みる。)     (大欠伸を零した。古ぼけた教会前の路地で。) [Sun 23 Apr 2006 08:50:26]
お知らせ > ハロゥタックさんが来ました。 [Sun 23 Apr 2006 08:48:29]
お知らせ > エンジェルさんが退室されました。 [Sun 23 Apr 2006 03:47:36]
エンジェル > ( そうやって繰り返し、繰り返し思い出しては強く結びついて、血と肉に混ざりあって消える事は無いのだろう。 染み付いた妄執を吐息とともに吐き出せば いつしか道行く酔っ払いも途絶え、灯されていたランプの灯りも消えた。 芯が焦げる鼻につく匂いを感じながら、腰を浮かし、尻についた埃を払う。 まだ明日を暮らすには稼ぎが足りない、灯りのある場所を探さなくっちゃ。 適当に飲み屋を回って、上手い具合に食べ物と寝床に在り付ければ、それで上出来。 そうでなくても今日という日は保留したまま終るだろう。 寝て起きて忘れてれば、それでハッピーエンド。 案外、そんなものだと思う。 ) [Sun 23 Apr 2006 03:46:56]
エンジェル > ( ごち、と後頭部を壁にぶつける。 あの古いギターは、とても大切なもの。 こんなに長い間手元にないのは、リペアに出した時と、昨年のアレの最中くらいだろうか。 自分にとっては、手に馴染んだ実用品である事を別にしても、お金に換えられない価値のある物。 始めて手にしたときは、大きすぎて思ったように音を出せなかったのを思い出す。 その時私はまだ子供で、勝手に触って殴られたっけ―― 頬に触れてみても、痛みはない。 ) ……     ( そんな時期にも、こんな風に盛り場を歩き回ってこれを吹いていたと思う。 追い払われたり、気まぐれに優しくされたりして家に帰れば、知らない女が居るか、酔っ払ったアイツに殴られるか。 髪をつかまれ、羽根を引きちぎられそうになった時もあったっけ。 そんな、普段追い出してる記憶がぽつぽつと零れ出して、頭を振る。 それの行き着く先は、いつも同じ。 ) [Sun 23 Apr 2006 03:30:57]
エンジェル > ( ギターも荷物もないけれど、どこでだって暮らしていける、って事を思い出した。豪奢なドレス着て貴婦人の真似事するのも、ホームレスに混じって路上で生活するのも、私には変わりないし どちらにせよしみったれた過去と、現在しかないのであれば、何処で暮らそうと同じ事―― 現実逃避といえば、そうだけど。 ) ( 演奏を呼びかけるものもなく、拾った酒瓶につめた水で喉を休め、壁に背を預ける。 掌に収まるのは小さなハープ。 ハープといっても弦楽器じゃなく、吹奏楽器の方で、10ホールのハーモニカ。 演奏者の息遣いをダイレクトに音楽にするこの楽器が、今の生命線。 ギターは霧子の部屋に置きっぱなし。 )――… もう、捨てられちゃってたりして。 ( 「住所が決まったら送る」そんな風に言ってたけれど、捨てられていたらどうしようか。 それを考えると気持ちがざわつくけれど、それはそれで、一つの契機ではある。 ) [Sun 23 Apr 2006 02:55:47]
エンジェル > ( 「せめてフツーに暮らして頂戴」 そんな事を言って、面倒を見てくれようとした友達の部屋を出て行った癖に何してる、だなんて言われそうだけど 元々の暮らしに戻っただけ。 商業区で暮らしてた時のそれなりの生活水準は、単にルームメイトに合わせた生活であっただけ。 二十数年の人生の殆どはこんなゴミ溜のような場所で過ごしていた訳だ。 吊り下げられたぼろいランプで照らされる路地の寄せ集めのような場所は猥雑で、衛生的は言えたものじゃない。 路上で生活するものも珍しくはなく、下呂と、小便と、物が腐った匂いと、人の体臭が交じり合った饐えた匂いがする。 地面も剥き出しで、きちんと舗装された商業区に比べればその差は歴然。 けれど、その場所から生み出されるサウンドは耳に馴染んだものではある。 ) 貧乏で風呂に入れねェで何が悪い、ってねー。 ( 此処にあるのはそんな居直りだろうか。 そんな場所でも人は生きて居る ) [Sun 23 Apr 2006 02:34:09]
エンジェル > ( 一曲吹き終わり、二言三言言葉を交わし、歩き去っていく客に礼を言う。 ここはゴミゴミしたスラムの盛り場。 暗黒街にも程近く、名前もないよな胡散臭い飲み屋や食い物屋の、屋台なんだかバラックの寄せ集め。 そんな中で、私は呼吸していた。 ) あー… 一杯くらい、飲めるかな? ( 足元に置いたブリキのカップの中、まばらなコインを数えてみても、場所が場所だけにたいした実入りもない。 貧乏人の酔っ払い相手にハープを吹いて、時には歌い、小銭を稼いで、気が合えば適当に話をして。 そんな風に過ごしていた。 ) [Sun 23 Apr 2006 02:11:58]
お知らせ > エンジェルさんが来ました。 『ありがとう、また聴いて。』 [Sun 23 Apr 2006 02:06:09]
お知らせ > デュノンさんが帰りました。 『(悪夢の始まりに、踊る―――)』 [Fri 21 Apr 2006 02:50:03]
デュノン > (一生、如何に永き時を掛けようと―――取り戻せぬ、届かぬ憧憬は歪むばかり)      ―――さァ、素敵なEvenementの幕開けです、ね。 [Fri 21 Apr 2006 02:49:29]
デュノン > ―――Un cauchemar est toujours dans un cote. 悪夢は常に傍にある。何て愉快なこと。(くつくつ、くつり)(緩慢で、軽薄で、おぞましい、戯言だらけの下らぬ安寧に身を委ねる唯のヒトの恐怖に歪む顔。苛立ちに歪む顔。)(哀しげな嗚咽。)       愉快、愉快至極。―――(刹那、不愉快そに淑女が表情を顰めれば)―――嗚呼、其のご尊顔。ふふ、     ふ、   ふふふふふッ…! 何よりの報酬です、ね。(恭しく。慇懃無礼な一礼を。)   其の美しい表情の為なら、僕は何でも致しましょう。(己に無い、儚さを持つヒトが憎い。)(儚さの中に強さを、愚かしい夢など持つ下らぬ下賤が厭わしい)(己が嘗てはそうだッたと思えば、尚のこと。) [Fri 21 Apr 2006 02:45:27]
デュノン > ―――世を、恐怖に陥れると宜しい。 僕は、何処でも、何時までも、悪夢の傍観者。(年末の事件ですら目立ちすぎた邪教。)(其の中の異端狩り。内情を知る情報屋にはさも愉快なれど、決して愉快な思い出等ではない ヒト には、十分な種。)       ヒトは思い知るとイイのです…。 悪夢はいつでも、己たちの傍に居ると。(くつり、愉快げに肩を揺らし) [Fri 21 Apr 2006 02:36:02]
デュノン > …彼女の行おうとしている 儀式 、Non、下らぬ 自己満足 の全てを真しやかに語ると宜しいでしょう。(グラスの底、僅かに残った緋色を舌先で)―――その間、無論、僕は僕で下層階級にそれなりの 種 を撒きましょう。(グラスをカウンタァへ。)(静かに立ち上がり) ―――此処からですよ。貴女方の見せしめを篭めた、存在主張の見せ場は。 [Fri 21 Apr 2006 02:32:23]
デュノン > 混乱の種は、不透明であればあるほど、ヒトの心を掻き毟る―――…(ふつ、と漏らす言葉。)(淑女の視線に、) …嗚呼、Desole …、先ずはレディ・フォールンの所在を無くしてしまいましょう? (目を細める)(血色の瞳。)―――この世で最も、暇を持て余し、この世で最も下らぬ戯言を好み、この世で最も発言力を持つ階級。(グラスの中の緋色を唇、喉へ流し込み)―――Oui、貴女方の本領発揮です。貴族様方。(淑女へ微笑まん) [Fri 21 Apr 2006 02:30:08]
デュノン > さて、そうするならば―――何処から、どうやって 『 種 』 を撒くかが重要、です。 (肩を竦め)―――まさか、此処まで期日ぎりぎりまで、3人目を出さないとは僕も計算違い。(カウンタァの下、そっと袖の下に渡される袋はぎしりと重い。)(中は金の輝き)(―――金より、赤が欲しいと思うのは、情報屋の心の内にて、傍らの淑女には伝わらぬが。) [Fri 21 Apr 2006 02:21:32]
デュノン > …と、なると。 相当、レディ・フォールンも余裕が無いと見える。(紅いグラスを揺らす)(甘美な誘惑の香り。傍らで同じものを傾ける女性へ、)―――Oui、それでは、ようやっと僕の出番、ですね。(満足げな笑み) [Fri 21 Apr 2006 02:18:39]
デュノン > (ぽとりと落ちた声)            (スラムの小さな酒場にて) [Fri 21 Apr 2006 02:17:07]
お知らせ > デュノンさんが来ました。 『 嗚呼。―――そうですか。』 [Fri 21 Apr 2006 02:16:38]
お知らせ > 冬矢さんが帰りました。 『 ああ、まったく… ( 闇に吸い込まれる愚痴 )』 [Fri 21 Apr 2006 01:45:42]
冬矢 >  ( 昔話をふと思い出した。剣の達人が後継者を選ぶため枕落としの悪戯のような罠を仕掛けた部屋に弟子三人を呼んだ。一人は落ちてきた枕を斬り、一人は避け、一人は事前に気付いて枕をどけた。後継者に選ばれたのは三人目だった― ) つまり危険を事前に避けることが極意、か ( それとは真反対の行為。友人のそのまた友人(顔もほとんど知らない)のためにスラムに踏み込むのは早まったかもしれない。しかし他の手段―例えば自警団に駆け込む、がどれほど頼りになるかもわからないし ) [Fri 21 Apr 2006 01:29:22]
冬矢 >  ( 一体何の目的でそんな馬鹿なことをしたのか。ただでさえ危険な時間帯に治安の悪い地区に入り込むなどまともではない。かくいう自分も広い目で見ればそのまともでない口なのだが、魔除けよろしく佩いた刀を頼りに首をしきりに動かして ) これで実は帰ってました、とかいうオチだったらまとめて殴ってやる ( スラムに出かけた理由がくだらなくても殴る。そう心に決めて )  [Fri 21 Apr 2006 01:15:52]
冬矢 >  どこだよ…まったく ( 腰に人斬り包丁ぶら下げて夜の貧民窟を往く。それは傭兵にあらず、ましてツジギーリとかの犯罪者でもない。侍の子息が転じたヴェイトス大学学生 ) こっち…だよな ( 事の発端は忙しい学課を片付けて眠っていたところへ駆け込んできた顔見知りの学生。スラムに別の知り合いの学生が行ったまま帰ってこない、と叩き起こされた ) [Fri 21 Apr 2006 01:12:28]
お知らせ > 冬矢さんが入室されました。 『( 彷徨う人影 )』 [Fri 21 Apr 2006 01:09:52]
お知らせ > 蒼氷さんが退室されました。 [Thu 20 Apr 2006 01:22:33]
蒼氷 > (  何処までも。彷徨って---- …。  ) [Thu 20 Apr 2006 01:22:29]
蒼氷 >  …… (暫しの思考---やがて一つの結論に達する。 「此処にこうして居ても埒があかない。」)( ほどなく。蒼氷は歩き出した---アテもなく、何かが変わるまで。 ) [Thu 20 Apr 2006 00:48:50]
蒼氷 > (立ち止まってくれた、その人は。)……お花、要りませんか?(その、蒼氷の言葉に苦笑を一つ。無言のうちに去ってしまった。)( 吐息とともに、思う。今の言葉は相応しくない---分かっては、いるけれど。外に如何言って良いのか、分からずに。蒼氷は唯、其処に居た。 ) [Thu 20 Apr 2006 00:18:58]
蒼氷 >  ---- あの…、( スラムの片隅---恐らく迷い込んでしまったのであろう、少女は。花の入った籠をギュと抱きしめて。心許無い視線を辺りへと… ) [Thu 20 Apr 2006 00:12:45]
お知らせ > 蒼氷さんが来ました。 [Thu 20 Apr 2006 00:10:42]
お知らせ > デュラハンさんが帰りました。 [Wed 19 Apr 2006 04:47:20]
デュラハン > (その場で暫く視線を彷徨わせてみたが、誰も来る気配は無く。だからと言って仕事を放る訳にもいかず、時間つぶしと言わんばかりに再び先ほどの練習を始めて)(依頼者が彼の元に来たのはそれから半刻ほど後の事だったとか。) [Wed 19 Apr 2006 04:47:00]
デュラハン > (一人思考に耽っていると、小さな足音らしきものが聞こえた気がして)・・・・?(可視の顔を隠す仮面の穴の奥、二つの瞳が周囲を探る様に左右に動き)気のせいですかね。(依頼者らしき影がどころか何の気配すら無い事を確認すれば小さくため息を吐いて。夜では正確な時間を知る事が難しいと言うのもあるが、毎回依頼者が自身より遅れてくる事は男にとっては面倒な事でしかなく。依頼者の多くが懺悔室に行けない様な存在だから致し方ない事なのだろうが、たまには自身が到着してから1分しない内に来るという事くらいあっても良いのに何て考えてみたが)ありえませんね。(即座に出た打消しの言葉。まぁ、実際予想通りの現実が待っているのだろうから、ある意味正しい諦めなのかもしれないが。) [Wed 19 Apr 2006 04:43:03]
デュラハン > (幾許かの沈黙。ふと、何かを思い出したような感じで)十分な制御ができれば、あの異常強化も使えそうなのですがね・・・。(ポツリと漏らしたのは、不意に訪れた自身の能力の事。拘束能力の強さ故に消費や解除の手間の問題で通常の拘束能力より扱い辛さが目立つが、完全に使いこなせるのならば通常の拘束能力では行えなかった無茶な動きも実現可能では?何て考えて。)それこそ空を飛べるやもしれませんね。(軽く笑い声を上げれば、ありえなくもないその図を想像して。実際問題、解除と発動の切り替えを素早く行えるのであれば、自身にとって非常に有用な能力になるだろうし、色々と試してみる価値はあるななんて考えて。まぁ、試すとなると同居人に手伝って貰わねばならないが。) [Wed 19 Apr 2006 04:31:11]
デュラハン > (先日自身を困らせた拘束能力の異常強化から数日。拘束強化の原因が通常よりも過大に放出されている魔力である事に気がつけば、一人それに対しての対策を練って。その結果、予め放出する量を抑えておけば以前と同様に使える事を幾度かの検証で理解し、ここ数日で出すべき魔力の量も把握できた為一応の解決?に至り)後は孔雀鳩ですかね・・・・・。(もう1つの困り事を思えば眉を顰めて。と言っても、こちらは自己解決できる問題では無いので、待つしかない訳だが。) [Wed 19 Apr 2006 04:19:00]
デュラハン > (スラムの中でも比較的街に近い場所にある広場、その隅に灰色の外套を纏った老人風が一人佇んでいて。)大分・・・・安定してきましたね。(聞き屋の依頼者が来るまでの簡単な練習。外套の内側で手のひらに付いたステッキを引き放せば、再び手のひらに付け拘束する事繰り返して。)まるで・・・・・(「この能力が回復した時と同じ様ですね。」そう続いたであろう言葉を止めれば、其れに合わせる様に手を止める。) [Wed 19 Apr 2006 04:11:38]
お知らせ > デュラハンさんが入室されました。 『静かな広場』 [Wed 19 Apr 2006 04:06:09]
お知らせ > さんが退室されました。 『(繰り返して、―――また明ける夜)』 [Wed 19 Apr 2006 03:28:10]
> ―――嗚呼、うぜー。 (浮かんでは消える、瞼の裏の顔。)(布団を蹴り飛ばして、)      死ね。全員死ね。 くだらねェことしてンじゃねェ、言ってンじゃねェ。 死ね。 (呪詛のように――) [Wed 19 Apr 2006 03:27:49]
> (勝手に起こる出来事、勝手に進む時間、勝手に生きる奴等、勝手に絶望する奴等、勝手に怒る奴等、勝手に騒ぐ奴等―――)     君 ィと     は…、お別 れ     です。     最後ォ    の、 晩餐、(瞼を閉じて)(―――黒い視界に、浮かび上がる、色んな奴等の面)    楽しみ、   マ    しょ −。  (厭になる) [Wed 19 Apr 2006 03:20:55]
> 夜には    お別れ ―――…です、     林 檎と       苺  ォが 腐る     ゥ前に  −。(ごろり、転がった褥の上、見上げた低い天井。)(厭になる、何が羽根持ち娼婦の殺人事件、崩壊事件、厭になる厭になる厭になる厭になる厭に―――) [Wed 19 Apr 2006 03:18:18]
> (思わず部屋の中を見回した己へ。) …あー、だりィ。 (ブゥツを脱ぎ捨てて、部屋の奥の粗末な布団に転がる)(両腕に巻いた包帯の下が疼いた。) [Wed 19 Apr 2006 03:11:02]
> (首輪をつけても、鍵を与えて、服を与えて、うざッてェなンて、金も与えてやれば、犬だッて何処ぞをふらつく) ―――せェせェすら。 (がン、と足元に転がる何かを蹴飛ばした)(一人でも手狭だッた筈の部屋が、犬が居ないとなると――広く感じた)           …は。(息が漏れ) ―――くだらねェ。 [Wed 19 Apr 2006 03:07:52]
> (スラムの片隅、傾いだ薄い扉を開いて廃屋の如き自宅へ足を踏み入れ、語散た言葉は、ひらり宙を舞い) ―――、居ねェか。 (溜息) [Wed 19 Apr 2006 02:58:27]
お知らせ > さんが来ました。 『 ただいま。』 [Wed 19 Apr 2006 02:56:50]
お知らせ > 童子さんが退室されました。 [Wed 19 Apr 2006 00:44:09]
童子 > ( ----やがて。それらから視線外したなら。童子の姿は扉の向こう---家の中へと消えて…。 ) [Wed 19 Apr 2006 00:44:05]
童子 > ( 僅か(?)に傾いだ家。その扉を背にするようにして、童子は外の風景を眺めている。 ) [Wed 19 Apr 2006 00:24:43]
童子 > ( 夜空を仰ぐ----月が、蒼白く 在った。 視線を下ろす----時折行き交う、人の姿が 在って。 ) [Wed 19 Apr 2006 00:20:32]
お知らせ > 童子さんが来ました。 [Wed 19 Apr 2006 00:16:57]
お知らせ > MJさんが退室されました。 [Sun 16 Apr 2006 16:59:25]
MJ > あーい、じゃあねマァちゃん。 ( 小さな友達にでもするよう、大きく手を振って。 視線は焚き火にくべられた鼠へと移る。 酒場での料理と鼠、比べる迄もなかろう。 ) 楽しみにしてる也。 ( 「ゴチになります」 手を合わせ、神様仏様マァ様を見送ろう。 ) [Sun 16 Apr 2006 16:59:07]
お知らせ > マドさんが帰りました。 [Sun 16 Apr 2006 16:55:23]
マド > お前ェなら、縛ってでもやりそうだって思ったンだよ。研究熱心だからな。 ――…あいよ。連絡待ってるぜ。 (のろのろと立ち上がった。曲げっぱなしの膝が痛い。) 代わりは無くても良いさ。進んで荒事に向かわなきゃァ大丈夫。 街中でごろごろしてるよ。 (剣は後に買ったものだ。元々はダガー二振りだった男は自身の心配もしない。) 頼んだぜMJ。 あ、今日はこれからちっと飯代でも稼いでくるけどよ、また夜辺りに酒場ででも会おうぜ。酒くらいなら奢っちゃる。 (ひら、と手を振って、「それじゃァまたな」と立ち去る背。) [Sun 16 Apr 2006 16:55:22]
MJ > 信用ないなァオレサマ。 第一全身彫るなら一日じゃ終わらないしィ―― ( 鼻を鳴らし、全身じゃなかったらやると言外に言い切った。 ) 死神だってイチコロさ。 うゥーん 一、二週間は時間みてくれる? 出来たら連絡するからサ。 ( 剣をしっかりと受け取ると、僅かに鞘から引き抜き――刀身に浮かぶ刃紋を具に眺めて。 ) 代わりの剣無くても平気? [Sun 16 Apr 2006 16:50:21]
マド > お前ェに任すと、「練習だ」とか云って全身に滅茶苦茶彫られそーなンだもんよ。ゾッとしねェや。 (自分で云っておいて何だが、身体に彫るのをOKしていたら本当にやられそうで。冷や汗がどっと滲み出た、はっきりとは聞こえなかった小声に、みな聞こえずとも確信する。) そりゃァ頼もしいな。別に死出の門に喧嘩売りに行く訳じゃねェけどよ。 (剣を引き渡すと、) ――何時頃出来るンだ? [Sun 16 Apr 2006 16:39:16]
MJ > ( その日を思えば自然と素振りを開始、ペットをノイローゼにするタイプである。 ) アレ? 彫らないんだ――折角人体実験出来るかも知れなかったのに ( ちぇ、と至極残念そう ) おっけぇ、じゃあ地獄の亡者だろうと皆殺しに出来るヤツ彫っておいてあげるゥ。 発動は文字をなぞるでオッケー。 ( 「毎度ォ」 屈託のナイ笑顔で、引き受けよう。 ) [Sun 16 Apr 2006 16:35:09]
マド > (その時は思う存分撫でられる覚悟は出来ている。…進んでハゲたい訳でも無い が。) そっかァ。まァ、当然だわな。 じゃァ剣に彫ってもらおうか。刺青は痛ェから勘弁だ。 (提げている剣をベルトから外す。) ――不可視を斬る方で頼むよ。 (実用的なものも魅力的だったが、最終的に好奇心が勝った。) 発動は文字をなぞる…で、良いかな? [Sun 16 Apr 2006 16:28:45]
MJ >  中途半端に禿げるなら剃るって男らしいわマァちゃんオレサマ見直しちゃった。 ( 小さな拍手と共に、一点尊敬した眼差し。 ) ルゥーンに限らずに魔法は万能じゃないからね。 そ、ルゥーンを彫れば力の代償として無くすモノもあるって事さァ ( 「うひひひひ」 脅かすよう、低く意地の悪い人相。 ) で、強くするので良いの? [Sun 16 Apr 2006 16:23:54]
マド > 丸坊主はハゲて来てからするつもりだから良いのッ、急がなくても。 (ハゲるまで長生き出来たら良いなァと暢気に思いながら、) 刀身強くしようとして逆に脆くしちまうとなると困ったもんだな。 ――…ン? 身体に? (ぽりぽりと腕を掻きながら、) そっちだと、俺がもたなくなるンじゃねェか? (彫る場所も関係してくるのかと、受講生のように真摯に聞く。) [Sun 16 Apr 2006 16:18:42]
MJ >  ……スキンヘッドのマァちゃんは逆にモテるかもよォ? 可愛いじゃん丸坊主。 ( 「その時は触らしてね?」 と遠慮無くスキンヘッドを撫でくり回す所存。 ) 身体に彫ればまた違うんだけどネ。 言った通りずーっと強度を上げ続けると刀身が直ぐにダメになっちゃうから。 必要に応じて発動だね、お化けを斬る方も同じ。  [Sun 16 Apr 2006 16:15:09]
マド > やだよそンな坊さんみてェな生き方…。 (同情の視線に涙を禁じ得ない。未練たらたらでは坊さんにもなれないが。) (そして、説明に納得した。) 成る程な、俺自体の魔力が云々じゃ無ェのか。ふゥン…。 (自分で考えた、付加して欲しい効果は二つ。さてどちらにするべきかと悩む。) ――…MJ、こっちの効果は必要に応じて、ッて事だが、「剣の強度を上げる」ッて効果もやっぱり似たような発動になるのか? [Sun 16 Apr 2006 16:10:28]
MJ > いっそ潔く生きれば良いんじゃないのカナ 「モテない」のではない「女を棄てた」……マァちゃん格好良い。 ( 両手を顔の前で合わせると瞳潤ませ。 尊敬よりも同情の念が見てとれる眼差し。 ) マァちゃんらしいねェ。 蝋燭に火を点けるみたいに、文字を指でなぞるか発動の言葉を決めるのさ。 マァちゃんが魔法を使うワケじゃないからお呪いの言葉とかは必要ないよ。 [Sun 16 Apr 2006 16:05:21]
マド > 古今東西女無し、だよもう何其の花の無い人生。 毎日楽しく生きてェよ、其の代わりに剣は派手じゃなくて良いンだ。使わねェに越した事ァねェしなァ。 (地味より実用性。) ――…。ほほう。 蝋燭使うみてェなもんなンだなァ、そうなると。 (芯が切れたら武器も終わりだ。) だが必要に応じて出すとすると、其の切っ掛けはどうやって与えてやりゃァ良いンだ? [Sun 16 Apr 2006 15:59:41]
MJ >  御利益もありそうなのに……、ソレに強そうじゃん? 古今東西敵なしって感じだしサァ。 ( 一歩も動かずモテたりするんだろうモテ王。 ) お化け? 変わった注文だけどやってみる―――何か地味だね。 ( 派手好きは、ちょっと思案顔。 魔力付与辺りだろうかそうなると。 ) ルゥーンの効果が出来るのは一時的なモノだから、必要に応じて力を引き出すって感じ。 永久に効果を与え続けるようにすると剣の寿命を縮めかねないよ? [Sun 16 Apr 2006 15:55:43]
マド > (自己完結してもらってホッとした。失恋など諸々、瘡蓋を引っ掛かれるのは ちと痛い。 「過去の事は云いッこなし」で頷いた。) ――ば、馬鹿ッ! 言葉の効果が出るってェのに失恋経験煽ってどーすンだッ! (せめてモテ王にしてくれとか一体何処のサーガ。) …にしても、炎とか氷とか、か。 魔法染みたもんは考えたこと無かったが…、 (腕を組む。) うゥン、じゃァよォ、幽霊も切れるようになるか? 其れか、剣自体を丈夫に出来ねェかな。鍛冶じゃ限度があるだろうしよ。 [Sun 16 Apr 2006 15:48:25]
MJ > ( 膨れたお餅が破れるみたいに突かれれば頬の膨らみも小さくなって ) ナァニその誘導尋問みたいな物言い、マァちゃん可愛くなァーい。 ( ぷいす、そっぽ向き ) そうそう、マァちゃんすっかりしょげかえってオレサマ胸が痛かったからネ――。 うん、過去の事は言いっこナシ ( 自分から言い出して、自分で言い終えたよ餓鬼) じゃあ―――今度彫る文字は 「失恋番長」 とかで良いかな? ルゥーンは彫った文字で効果が出るのさ、炎とか氷とかネ。 希望があったら聞くよー? 無かったら失恋番長。  [Sun 16 Apr 2006 15:42:05]
マド > 証拠? そンなの、今MJがムキになってるッて事が証拠だろ。覚えが無けりゃ笑って聞き過ごせる筈だぜ。 (ぶに、と河豚を突付こう。) 世の中ギブアンドテイク! お前ェの口癖だろ。失恋した時に慰めてくれたのは感謝してるけどよ、あの時もちゃんとお礼云ったじゃねェか。 (都合の良い記憶も思いで。へら、と笑った。) ――だから、日頃のお礼はありがたくいただくって。何処に何を彫るンだ? 今度は素面だからちゃんと話聞いてるぜ。 (前みたいに川に落ちたりはしない。) [Sun 16 Apr 2006 15:32:03]
MJ > 何時何分何秒に損させたのサッ、地球が何回回った時!? 証拠はあるの証拠? ( 座ったまま。地面をベチベチと叩き此方も可愛くないが河豚のように膨れた。 ) ちょ、何さァ。 お薬売った時も奢ってあげたじゃん―――ホラ、マァちゃんが盛大に失恋して時に。 ( 自分の奢った時は、しっかり憶えてたよ。 笑い出す青年に口を尖らせるのが推測が当たってるという事実に他ならないだろう。 )  そんな言い方酷くなァい、日頃の御礼だってば失礼しちゃう。  [Sun 16 Apr 2006 15:26:38]
マド > 「ある」ッて云っても忘れるだろうから もう云わねェ。 (ぶ、と膨れた。可愛かないが。)     (ついカメラを探した。コレはドッキリか!? 彼の口から「奢り」とか云われると落ち着かなくなる。) (――が、直ぐに「あ」と思い当たる。) そーか、俺がお前ェさんの第一歩の踏み台になるってェ事だな。俺自身を投資ってか。 (ぶは、と笑った。) ならアレだ、乗ってやらァ。 小汚いナイフを武器に変えてみたりするか? [Sun 16 Apr 2006 15:19:56]
MJ > オレサマがマァちゃんに損させた事あるゥ? そんな小汚いナイフは棄てちゃおうよ。( たった今棄てたパチモンのダガーとか記憶と共に棄てたね餓鬼 脚組み直して ) オレサマとマァちゃんの仲だモン、奢ってあげる。 これからはMJじゃなくて『神』って呼んでくれてもイイヨ! ( 胸張ってる自称尊大な神は、ウィンクばちこーんカメラ目線。 ) 実際―――試作品で品質の保証出来ないからね ( ぼそっと注釈付け加えつつだ。 ) [Sun 16 Apr 2006 15:15:36]
マド > ルーンって芸術なのかよ。 (其の辺は全く疎い。きょとん、としたが、) わァッ!! こらこら俺の大事な武器ッ! (パチモンが彫り込んであっても、島に来た時から持っている得物だ。…何より、ダガー一本とて粗末に出来ない。) (放られたダガーを慌てて拾い、鞘に収めつつMJに振り返る。) “正真正銘のルゥーン”? (巻き舌。) それも新しい武器、ッて。本当に彫れるようになったってのか?      … そりゃ、良い武器があるなら其れに越した事ァねェがよ…――金は無ェぜ? 新しい一歩を踏み出す若者に投資する余裕とか、残念ながら持ち合わせておりません。 [Sun 16 Apr 2006 15:07:31]
MJ > クリエイタァじゃなくて、そうアァァティスト。オレサマの芸術的感性が花開き、レフトハンド団扇な人生ってヤツを爆進。 ( お? 引き抜かれたダガー、随分昔に自分が彫った『パチモン』である。 青年の手からブン取ると曇り空に翳してシゲシゲと眺めながら感慨深そうに溜息を吐こう。 ) ああ、コレね? 懐かしいねオレサマの出世作―――でもこんなマァちゃんのより小さい青っちょろいモノじゃ無くて正真正銘ホンモノのルゥーン。 ( 巻き舌でどうぞ発音してください。 ダガーをポーイと後方に投げ捨て。 ) マァちゃんはオレサマが随分お世話したけど( して貰ったって意識は零 ) 新しい武器欲しくない? [Sun 16 Apr 2006 15:02:34]
マド > そ、…其れはめでてェ事だがよ…。 (ああ、急に立派に見えるものなのだなあと ポカン な顔が。) ンッ? 併しMJよ。お前ェさん、前も“ルーン彫り師”って云ってたじゃねェか。 (徐に、ダガーの一本を抜く。刀身には「唯我独尊」の文字。間違い無く、目の前の彼が彫ったものだ。) コレ彫った時も「ルーンだ」って。 (自分は酔っ払っていたから信じたが、) まさか、真っ当な仕事って詐欺じゃあるめェな。 (真っ当かどうかは兎も角として。) [Sun 16 Apr 2006 14:55:33]
MJ > オレサマ……、タダ飯食い逃げとか卒業の季節を迎えちゃったワケですよ。 ごめんねぇマァちゃん―――オレサマはもう『ルーン彫り師』なの、ルゥゥーン、解る? ( フッレッシュマンが、スラムで鼠喰ってるかどうかはさておき。 二の句を告げぬ程に呆けた青年の肩へとポムスと手を置いて ) コレからの時代はクリエイターって言うのカナ? オレサマもその仲間入りってヤツ。 ( 心無しか優雅に鼠を食しつつ。 インテリジェンス溢れるオゥラ纏ってる、つもり。 ) [Sun 16 Apr 2006 14:51:05]
マド > 街でも花見やってたンだろ? そう云う時はなァ、ちゃっかり宴席の輪に混じってタダ飯をいただいたりすれば良い訳でd――… ン何ィッッ?!! (思わず身を乗り出した。か、と口を開いた面で。) アウトロー卒業ッ? 真っ当な仕事に桜咲くフレッシュマン?! (ぱくぱくと口が鯉のように。) どーしたどーしたMJッ! 何があったンだ! [Sun 16 Apr 2006 14:43:52]
MJ > ――ココには桜もなぁんにもナイしぃ? お酒とビィルそして酔っぱらいとゲロ、そして美味しい御飯。 食べたかったナァ。 ( 「あ、そ」 と痩せた鼠を囓る。 やせ細って筋だらけ、不味そうに口動かしながら。 ) もうねマァちゃん――オレサマは追い剥ぎを止めたのです。 これからは真っ当に生きようかなッテ。 ( 髪掻き揚げながら、脇のマドへと有りもしない眼鏡を直す仕草を一つ。 ) [Sun 16 Apr 2006 14:40:31]
マド > 春に愁いる奴ッてのァ初めて見たかもしンねェ。 (ひょい、と彼の傍へしゃがみ込む。差し出された鼠には首を横に。「お前ェの飯だろ」) ――食欲まで減っちまったのかよ。カモが居ねェだけでそンなに凹むか。 [Sun 16 Apr 2006 14:36:02]
MJ > ( どんより曇り空、焚き火の煙と同じ灰色。 ) マァちゃん――、オレサマだってセンチメンタル?な気分の時もあるヨ。 失礼しちゃうなホント。 ( くるぅり振り向くと褐色の厳ついお知り合いがいた。 鼠を一匹差し出し。 ) 食べる? [Sun 16 Apr 2006 14:33:40]
マド > (だらだらと貧民窟の道を行く男が。) MJが弱気な事云ってるよ。 そりゃァ天気も悪くなるわな。 (彼の方へと歩み寄る。) (煙ばかり上がる焚火に ゲホ と咽た。「お前ェさんだけでなく枝もシケッてるな」) [Sun 16 Apr 2006 14:28:54]
お知らせ > マドさんが入室されました。 『 ――珍しいねェ。 』 [Sun 16 Apr 2006 14:26:33]
MJ > ( パキ、枯れ枝を折る乾いた音。 目の前で煙を上げる焚き火へと放り込み。 ) 最近シケてるのネ、ホントにさァ。 ( 今日の昼ご飯である、鼠を火へくべながら。 街では昨今、倒壊事件やら連続殺人事件やらが続き・・・スラムでは少なからず影響が出ている。 ) 獲物がちっとも掴まりません。 [Sun 16 Apr 2006 14:25:24]
お知らせ > MJさんが入室されました。 『 スラムの一画 』 [Sun 16 Apr 2006 14:22:15]
お知らせ > クリストファーさんが帰りました。 『( 自分が下ってのが気に食わないのかもしれない。 )』 [Sun 16 Apr 2006 00:00:41]
クリストファー >  …………………いつか…………いつか、必ず……。 ( 必ず、そうやって見下ろしてるてめえを見返してやる。 クリスは月を睥睨する。 下界のものの命など、十把一絡げ束でいくらの使い捨て、茶の間で眺めてげはげは笑う程度のものだと考えていやがる、あのクソッタレの月に、クリスは心中で中指突き立てた。 それは或いは、神だとか、運命だとか呼ばれるものに対する、挑戦だったのかもしれない。 また或いは―――、) [Sun 16 Apr 2006 00:00:08]
クリストファー > ( 生き延びるための、手段の一つでしかないのだ。 吸血鬼になることが目的だったのではない。 それは単なる手段でしかない。 生き延びることこそが、最大の目的だ。 人間として生きること。 そのためには、あの時はまだ死ねなかった。 無様でも、生きなければ。 ただし、格好よく、な。 かは、とクリスはひとつ笑って、朽ちた屋根から差し込む月明かりを睨んだ。 ) [Sat 15 Apr 2006 23:55:10]
クリストファー > ( 喉が、渇く。 あのクソ不味い血などを飲まなければならないことを考えると気分は憂鬱だが、求めるのだ、この身体は。 そういう生態に変わってしまったのだ、この身体は。 忌々しい。 こんなくそったれなことになるならば、身体だけとはいえ人間を止めることになるならば、最初からやるのではなかった。 憤りのままに廃屋の床を叩いてから、ひとつ、クリスは息を吐いた。 いや、あれは仕方がなかったのだ、と。 ) [Sat 15 Apr 2006 23:50:01]
クリストファー > ( 何故だろうか。 なぜ、人間の血でなければならないのだろうか。 クリスは極たまに、それを考える。 考えてもしようがないことを考えるのは、ぽっかりと、日常に出来た空白みたいに余裕があるときだけ。 ………思考の結果、いつも出る結果は決まってひとつ。 クリスの人間としての本能が、失われてしまったものが、「そう」でなくなってしまったものが、人間としてのなにかを、求めているのではないのだろうか、と。 そう考えればクリスにとってはむしろ誇らしかった。 自分の精神だけでなく、身体もまだ、人間として考えてくれているのだから。 ひとつ咳き込んで、ごろりと楽な姿勢を探して寝返る。 ) [Sat 15 Apr 2006 23:45:19]
クリストファー >  ………………っは……ぁ………。 ( ひどく喉が渇いた。 喉が張り付いてしまいそうに、渇く。 それは空腹を伴う、如何ともし難い飢餓であった。 この身体は血を求めていた。 血液を求めていた。 それは、少なくともこのクリストファー・クローヴィス・クライドという吸血鬼になってしまった人間にとって、人間のものでなければならなかった。 動物の血では、クリスのこのくそったれな身体を潤してはくれなかった。 それが、不足していた。 ) [Sat 15 Apr 2006 23:40:03]
クリストファー > ( 幸いにして、今日は狩人にも見つからず、家の追っ手にも悟られず、半殺しにしてやった吸血鬼に嗅ぎ付けられることもなく、あの恐怖の怪力シスターのリベンジもなかった。 けれど、疲れた。 ひどく、疲れた。 最近はいつも、この疲労感に悩まされている。 鉛のように身体が重い、そんな夜ばかり。 夜しか、動けないというのに。 ) [Sat 15 Apr 2006 23:35:06]
クリストファー > ( 風が、吹いていた。 まだ少し肌寒く、けれどどこか、生ぬるい風。 腐敗したようなどろどろとした、いやな風だった。 クリスはその風を聞きながら、スラムの朽ちかけた廃屋の中、ひとり、横たわっていた。 ) [Sat 15 Apr 2006 23:30:43]
クリストファー > ( ざああああああああ―――…… ) [Sat 15 Apr 2006 23:29:07]
お知らせ > クリストファーさんが入室されました。 [Sat 15 Apr 2006 23:28:42]
お知らせ > 野良狼さんが退室されました。 『お おおおおおおう』 [Sat 15 Apr 2006 03:42:45]
野良狼 > ( はしるはしる、かぜをきるようにきもちいい。 はしってはしってめのまえにいただれかをつきとばして、はしるあたしはどこまでも。 おおかみはほえながらかぜになってとおくとおくどこまでも、はしりつづけてかぜになってかけぬける。 ) [Sat 15 Apr 2006 03:42:25]
野良狼 > ( あたしのなかのおおかみは、だんだんとあたしにかさなってきて、まえあしのさきにまでぴったりとみちていくとあたしはすっかりいっぴきのおおかみになってしまっていた。 ) あおおおおおう―――――。 ( ほえればほえるほど、あたしはたけりくるってまたほえたくなって、どうしようもないくらいあつくなったからだをさますためにあたしはやねをけってじめんへととびおりながらぜんりょくではしる。ほえたけるじぶんのこえが、うしろからついてくるみたいだ。 ) [Sat 15 Apr 2006 03:38:51]
野良狼 > ( まるいまるい、まっしろなまんげつをながめていると、あたまがどんどんすきとおっていって、うれしくなったあたしはまた、まんげつにむかってほえるのだ。 )  あおおおおおう、あおおおおお―――――う。 ( ほえるたびに、あたしのなかのおおかみがおおきくなっていって、あたしはまたすこしずつ、おおかみにもどっていく。 ) [Sat 15 Apr 2006 03:33:21]
野良狼 > ( こうこうとかがやく、つきよのばん。 すみわたったよぞらには、とてもきれいなまんげつがうかんでいる。)  ――――あおおおおおう。 ( くちはてたこやのやねにのぼり、まんげつにむかってほえた。 ) [Sat 15 Apr 2006 03:29:05]
お知らせ > 野良狼さんが入室されました。 『あおおおお ん』 [Sat 15 Apr 2006 03:27:08]
お知らせ > デュノンさんが帰りました。 『Bonne nuit!(―――ひらりと白いコォトは闇に。)』 [Sat 15 Apr 2006 00:06:05]
デュノン > ―――僕は、情報屋(Denonciateur)。 求められれば、何処にでも馳せ参じます。 (肩を竦め)―――勿論、Information…情報は何処でもお話しますよ。報酬さえ戴けるのならば。(困ったよに、薄い眉を下げてみせる。其れから、歪める唇。)(仰々しいまでに、白装束達へ一礼を) ―――其れでは、dame et Monsieur。 またお会いしましょう? [Sat 15 Apr 2006 00:02:48]
デュノン > …羽根を己がもがれたからと。(其の 堕天使 はこの場にはおらぬ。凡そ、何処ぞで次のアプローチでも思案しているンだろう。) ―――…新月の夜に、7つの羽根を揃えるなど。 なぞらうならば、伝説の大天使のよに9枚羽根にすればいいのに。(ぐぃ、ワインを煽り)―――ともあれ、皆様に少々追手が来る可能性はあるでしょう。(グラスを返そう。はたり、白いコォトが揺れ)     暫くは、ミサも中止しては如何かと。(『 貴様が此処を教えるワケではないだろう。 なれば、問題等――― 』)(口を開く白装束に) Non、Monsieur。 御分かりで無いようだ。(首を振るう) [Fri 14 Apr 2006 23:52:19]
デュノン > Vulgaire。 ―――悪癖極まり無い、ですねェ。 (狂信者達の近くへ降り立てば、赤い ワ イ ン が零れそうな程次がれたグラスが差し出され、) ―――Merci beaucoup。(礼を述べて受け取る。波々と次がれた ワ イ ン を口に。舌の上で転がせば、甘い鉄の香りが広がる)    ン、delicieux! (こくり、喉を鳴らし、にたァ、と白装束達へ唇を歪め) 悪夢の巣窟は悪夢の巣窟であるべきです、それ以上でもそれ以下でも無い。(グラスを掌の上、揺らし)―――要らぬアプローチ等、切り捨てるが吉。 皆様のご判断は至極正しかったかと。 [Fri 14 Apr 2006 23:42:04]
デュノン > (先日の奇妙な紳士との遭遇を思いだし乍。)(己の笑いに同調して肩を揺らす白装束に、)Comme votre proverbe。 ―――…、少し目障りですね。堕天使様は。(―――陽光が浴びられぬといっていた、あの紳士。恐らくは、己と同族か、悪しきモノであることは間違いなかろうと。そう思考をめぐらせ) 話は、(トレィドマァクのスカァフの如き黒蛇が蠢く。)―――面白くなッてはきました、が。(肩を竦める)         …余り、気分の宜しいモノでは御座いませんよ。僕としては。 [Fri 14 Apr 2006 23:28:26]
デュノン > (ひらり、白いコォトがはためいて―――) …自警団でも、探偵でも、司法でもなく…―――…一 般 の 方 で、件を調べている風な方がいたので、『 堕天使(Ange baisse) 』のお話、しておきましたから。(くつり、揺れる。) [Fri 14 Apr 2006 23:22:15]
お知らせ > デュノンさんが入室されました。 『(其処に華麗に着地しようとして、屋根から足滑らせた)』 [Fri 14 Apr 2006 23:07:21]
デュノン > ―――Oui,其の通り。(声)(スラムの奥、暗く照らされる一角。)(―――とある、狂信者達の集会所の一つ。) [Fri 14 Apr 2006 22:40:29]
お知らせ > デュノンさんが来ました。 『(スラムの奥。)』 [Fri 14 Apr 2006 22:38:07]
お知らせ > ヴェイルードさんが退室されました。 [Fri 14 Apr 2006 02:25:01]
お知らせ > ハロゥタックさんが帰りました。 [Fri 14 Apr 2006 02:24:32]
ハロゥタック > ええ、まあ案の一つとして覚えておいてくだされば幸い。 では、おやすみなさい。佳い夜を。 (去る背に一礼を。)       (彼が見えなくなったら、己も踵を返して教会へ戻ってゆく――…。) [Fri 14 Apr 2006 02:24:31]
ヴェイルード > ・・・花見・・・か?(勧められて、キョトンとすれば・・・少しだけ考える仕草のあと) 家主と、相談してから・・・行ってみる(と返して緩やかに笑いながら)・・・今日は、もう休むことに・・・する。(おやすみなさい・・・と続けて挨拶しながら、踵を返して。) [Fri 14 Apr 2006 02:22:54]
ハロゥタック > 今は其れに付いての説教だとかは、まァ…置いといて。 (のジェスチュア。) 賑やかなのが苦手だとなると、…お花見とかされてませんか、若しかして? だとしたら勿体無いス。公園や川辺の方はもう、満開も過ぎてしまう頃スよ。 (夜中なら静かだろうし、行ってみてはとか勧めた。少なくとも、スラムをウロ付くよりは危険もなさそうだ。) 偶然とは云え、今宵はお会い出来ましたね。びっくりしました。 (相手の笑顔に、笑みを深くして。) …で、この後はどうなさるのでスか? [Fri 14 Apr 2006 02:02:52]
ヴェイルード > ん・・・実際、神父と牧師の違いは・・・良く知らない。(宗派の違いだったか・・・と、記憶の棚をあさって呟いて。) 賑やかなのも嫌いじゃ無いが・・・確かに、静かな方が好きだな。(彼の言葉に小さく納得の頷きをして。) ・・・一応、知っているつもりだ・・・神父殿にも、会ったわけだし。(少しだけ驚いたが・・・と、小さく笑いながら溢して。) [Fri 14 Apr 2006 01:57:15]
ハロゥタック > とは云え、信者で無い方にはよく間違われまスので余りお気になさらず。 (そうして、間近の彼を見遣っては「いえいえ」と礼に首を振る。) うーん、確かに貴方は、静かな場所の方が似合うかもしれませんね。何だか、そンなイメージがありまス。 (何故かは考えない。) でもたまには、一人じゃ無い夜って云うのにも触れてみて欲しいス。夜に起きてるのは世界に貴方だけじゃない。 (へら、と隻眼が笑む。) [Fri 14 Apr 2006 01:49:40]
ヴェイルード > ・・・そうなのか。(間違いを指摘されるとすまない、と逆に頭を下げて。) ん・・・そうだな。(ありがとう、心配してくれて・・・と、緩やかに笑みを向けてから、また紅い視線を空に戻す。) 落ち着く、し・・・余り、人が居ないから・・・な。(言ってから、少し言葉が過ぎたと思えば・・・少しばかり、人見知りなのかもしれない、と・・・適当な理由を付け足して。) [Fri 14 Apr 2006 01:46:09]
ハロゥタック > (肩を掴まれ、ひょい、と上げられる顔。) あ、ちなみに僕、牧師ではなくて神父でス。 (と突っ込みつつも、) ――…机に向かっていても耳に噂は飛び込んできますが、貴方の探し人に付いては聞こえてきません。無事であると云う証拠だと良いのでスが。 (彼の視線を追うように空を見上げた。) 夜が落ち着きまスか? 確かに静かでスけれど…、未だ、少し風が冷たいスね。 [Fri 14 Apr 2006 01:36:28]
ヴェイルード > ん・・・無事だとは、思う、が・・・牧師さんが、謝ったりしなくて良い。(頭を下げた彼にわたわたと、情けなく慌てて、肩を持って顔を上げさせようとして。) あ、そう・・・だな。(気をつける、と言ったのは良いものの、言葉を守れる自信は無い。) でも、夜の方が・・・良いんだ。(ポツリと、付け足すように言葉を紡げば、なんとはなしに・・・暗い空を見上げ。) [Fri 14 Apr 2006 01:33:00]
ハロゥタック > アレから随分経ちまスけれど、そうでスか…未だ見つかりませんか…。 (しゅん、と項垂れる。) 実は最近、僕の方もちょっと多忙で。貴方の探し人とか全然調べる事が出来ませんでした、…お力になれず申し訳無いス。 (べこ、と深い礼を。) ――ただ、この時間に「散歩」ッて余り感心出来ませんね。幾ら男性だからって、この辺も一応 貧民窟ス。危険なのは誰でも一緒スよ? [Fri 14 Apr 2006 01:25:22]
ヴェイルード > (夜に体操をする牧師・・・中々に珍しい光景だろうが、此方にそれを堪能する余裕が無い。)あ・・・あぁ。(あっさり見つかった男・・・気まずさに少しばかりおろおろしてから) あ・・・その・・・それも、有るが・・・散歩、を・・・。(言いにくそうにもごもごと口ごもって) [Fri 14 Apr 2006 01:21:33]
ハロゥタック > (夜中にラヂヲ体操してるような人影が見えた事だろう。裏口から漏れる灯りで、照らされる人間は誰かも明白だ。) ――ぬ? (気配に顔を向ければ、) あ、どもー。お久し振りスねェ! (へら、と表情を崩す。) 若しかして、こンな時間まで、探していらっしゃるのですか? (腕を下ろしつつ。) [Fri 14 Apr 2006 01:14:58]
ヴェイルード > (スタン・・・微かになった着地音は丁度死角である曲がり角の向こう・・・そこから、周囲を伺うようにひょっこりと・・・顔を出した男は、キョロキョロと見渡した時)・・・ぁ。(牧師さんが居て・・・びっくりしたような、顔を) [Fri 14 Apr 2006 01:12:12]
お知らせ > ヴェイルードさんが来ました。 [Fri 14 Apr 2006 01:08:13]
ハロゥタック > (ぐるりぐるり と両腕を回す。) ふふふー、後何枚残ってるンでしょうねーうふふふふー。 (棒読み。) ――…。逆らえない自分が悲しいス…。 (げんなりとした。 自室には、 誰からとは云わないが回ってきた仕事がたンまり残っている。) [Fri 14 Apr 2006 01:06:07]
ハロゥタック > (貧民窟も浅い場所の、古ぼけた教会。其の裏口から路地の方に出てきたのはひょろっこい僧衣の男だった。) (三段程しかない階段を降り、それから―― ぐ! と伸びをする。)     (ぎし、ぼき。肩が鳴った。) あたたたた…。 (いつになく肩凝りが酷いようだ。) [Fri 14 Apr 2006 00:57:05]
ハロゥタック > 天気、いまいちスねェ…。 (眼を擦りながら、欠伸交じりの声音。) [Fri 14 Apr 2006 00:55:00]
お知らせ > ハロゥタックさんが入室されました。 [Fri 14 Apr 2006 00:54:22]
お知らせ > フォルトナー@マスクさんが退室されました。 『ずる…… (イタイは麻袋に詰められて……)』 [Thu 13 Apr 2006 00:33:07]
フォルトナー@マスク > (怪人の前方を横切ったのは、男、だった。とはいえ、ようやくハイティーンになったばかりと言うところか。申し分ない。) …… (そっと体を起こし、その青年以外の人気が無いことを確認した後、息を殺して大またで近づいていく。もうすぐ、青年は足跡に気付くだろう。そして、振り返りざまに、奇怪なマスク姿を網膜に刻み付けて、鉄のフックの一撃を頭部に喰らうのだった) [Thu 13 Apr 2006 00:32:48]
フォルトナー@マスク > (足音、聞こえる。その場にうずくまり、地面に耳をつける。確かに人のものだ、こちらに来る。しかし、足音から、相手の体格までは予想できなくて……先ほどの猫を追い払うと、屑箱の脇に身をかがめて、自分自身もガラクタの一部であるかのように息を殺して、自分がいる路地と交差する道からの人物が通り過ぎるのを待つ) [Thu 13 Apr 2006 00:17:39]
フォルトナー@マスク > ガタッ! (背後からの小さな物音に、一メートルほどの木の棒にくくりつけたフックを構えて振り向く。そこには、倒れた屑箱の陰に隠れこちらを見つめる猫がいた。猫は、男の異様な風貌にも怯まずに、ガラス玉のような瞳でただただじっと男を見ていて……) す……。 (構えを説き、再び歩き出す。) [Wed 12 Apr 2006 23:56:37]
フォルトナー@マスク > (死に際に出会った男の肉。結構な量だったが、男の肉であり、余り調理には剥かない部分もあったりしたので、早々に調理しつくしてしまった。やはり、若い肉、若い女の肉がいい、母のケガも直りが良くなるだろう。そんなことを考えながら足を止めて、他の通行人の足跡を探してみようと) [Wed 12 Apr 2006 23:41:27]
フォルトナー@マスク > (ココ最近の事件は、この男にとっては都合が良かった。建物がいきなり勝手に壊れ、謎の人影のようなもやが目撃される。都市伝説のようなものだが、実際破壊されている。そのせいか人通りも普段より少し少ない。自警団に気をつければ、普段より狩りもやりやすい) [Wed 12 Apr 2006 23:40:06]
お知らせ > フォルトナー@マスクさんが入室されました。 [Wed 12 Apr 2006 23:38:22]
フォルトナー@マスク > ざく、ざく。 (正体不明の破壊が起きているこのごろ。夜な夜な怪人が現れても誰も怪しむまい。不気味な皮のマスクをつけた大男は、ゆっくりと、息を殺して路地を徘徊する。ブーツはしっかりと大地を踏みしめ、コートは路地を抜ける生暖かい風邪にあおられて) [Wed 12 Apr 2006 23:17:12]
お知らせ > フォルトナー@マスクさんが来ました。 『足音を殺して』 [Wed 12 Apr 2006 23:07:52]
お知らせ > シシィさんが帰りました。 [Wed 12 Apr 2006 19:40:40]
シシィ > …… 話のネタが増えるかも、と、 (芽を撫で、椅子から立ち上がれば) よォ、何してんのー? (噂話の輪に入ろうと、のらくら歩み寄っていった) [Wed 12 Apr 2006 19:40:38]
シシィ > 昨日無かった穴ぼこに足取られて転びそうになった、 胡椒瓶の蓋が外れてブッ込んじゃって胡椒なくなったからまた買いに行かなきゃ、……あと何があったっけ、 (昨日のばんごはんを思い出せないとアルツハイマーにかかりやすいって誰が言ってたんだっけ) ボケの進行かよ……。…ッと、 ? (ちょいちょいと芽をつつきながら“会話”していたのだが、ふ、と遠目に見えた人集り。…と言っても数人程度のものに一瞬眼を奪われ) [Wed 12 Apr 2006 19:32:59]
シシィ > ええと。商業地区に新しく出来てた、旨そうな串焼き屋が気になった。 用心棒で雇ってくれてる『天使のわけまえ』のおっさんに頭ぶたれて脳震盪起こすかと思った。 つうかおっさん息臭い。人間のものとは思えない。何か眼に染みる。 (聞いてないからって言いたい放題だった。) …青いコートを着た人といっぱい擦れ違った。 帰り道でいつも見る娼婦さんに今日は会わなかった。 ……。大丈夫だよ。此処らは平和だから。保証しないけど。 [Wed 12 Apr 2006 19:26:30]
シシィ > (しかし最近、一部の地域は元気がない。矢張り娼婦殺しの波があらゆる部分に波紋を呼んでいるのか。足を踏み入れた記憶は無いが、色街はもっと閑散としているのかも知れない。 …フェザリアン。 己の城の信奉していた宗教でも、何か意味を持ったような。服の下に潜り込ませた逆十字をぎゅっと握り締める) ……今の御時世、こんなもん見つかったらマズイよな。 (ひとり語散、庭に出した椅子に腰掛けて路地を眺める。一日、あった事をこの種に話しかける事にしていた) ……えーと。 今日も昨日と大体同じ。 [Wed 12 Apr 2006 19:14:54]
シシィ > 芽ェ、出てる! すっげ! (そりゃあそれが植物の種で、土に植わって水を得ている限りそんなこと当たり前なのだけれど。植物を育てた事のなかった若造に、ちょこんと庭先に生えた鮮やかな緑色は新鮮に映ったらしかった。何時も通りマグカップに注いだ水をちろちろと垂らしながら、沈むのが遅くなった陽の方向をぼんやり眺めた。…と言ってももうこの時間、陽は沈んでとうに真っ暗、そろそろこの街が目覚め出す頃合い) [Wed 12 Apr 2006 19:07:17]
お知らせ > シシィさんが来ました。 『 ―――あっ。 』 [Wed 12 Apr 2006 19:04:34]
お知らせ > デュラハンさんが退室されました。 『(残った火を消したのが人か雨かは男の知らぬ事で。)』 [Wed 12 Apr 2006 04:58:32]
デュラハン > (無論、何らかの事情で聞き屋が必要な人間と言うのは多少の金くらい要求しても文句を言わないという事もあるからこの決断が出来るのでもあるのだが)はて・・・・(ふと見上げた空は酷く機嫌が悪そうに見えて。それがまだ涙こそ流していないが、すぐに泣いてもおかしく無い様な状態である事に気づけば)そろそろ戻りましょうかね。(本業を行うにも聞き屋として動くにも遅すぎる・・・・いや、早すぎると言うべきか時間なのだ、素直に塒に戻る事にして。)食事は・・・・・・まぁ、後で考えましょう。(ポツリと呟けば、火の付いたままの焚火を背にその場を立ち去った。) [Wed 12 Apr 2006 04:58:05]
デュラハン > (伝手役の男に話したのは無料でやっていた聞き屋を有料化する話。と言っても、聞き屋の仕事内容が素晴らしくなったわけでもなければ、他国でも来てくれる等のサービスが付いた訳でもない。その理由は良くも悪くも男に告げた通り「少し貪欲になっただけ」の為。)(前から伝手役に「金を取ってやってみたらどうだ?」と言われていたが、他に糧の供給が無く代金を無料にすることで糧の入手頻度を上げる必要性もあった為その提案を蹴っていた。しかし、糧の供給が安定した今はそこまで入手頻度を上げる必要性も無く有料しても問題ないと考えて。) [Wed 12 Apr 2006 04:51:12]
デュラハン > (「まぁ、おれっちとしては問題ないけどさ。何かあったのかい?」尋ねられた男は、少しだけ驚いている様な感じでデュラハンに尋ねて。)いえ、ただ少し貪欲になっただけですよ。(小さく肩を竦めれば、軽い感じで返して見せる。「それじゃ、次から来る依頼人にはそう言っておくよ。」男はそう告げれば、その場で立ち上がり広場から立ち去っていった。) [Wed 12 Apr 2006 04:42:44]
デュラハン > (人に紛れるなら街中、貧民に紛れるなら貧民街といった所か?街を被う薄暗い雲を纏う空の下にあるのはスラムの中でも比較的浅い階層と呼ぶべき場所にある小さな広場、その中心に置かれた焚火の前に座るのは二人の浮浪者風貌で。その片割れ、ヨレヨレの灰色外套を纏った「人でなし」である聞き屋は視線だけを動かし隣の男に)今更といえば今更ですが、問題は無いですよね?(そう尋ねれば返事を待って。) [Wed 12 Apr 2006 04:36:29]
お知らせ > デュラハンさんが来ました。 『焚火の前』 [Wed 12 Apr 2006 04:30:19]
お知らせ > エンジェルさんが退室されました。 『( やがて、地面にSlothの文字を残して、女の姿は路地から消えた。 )』 [Wed 12 Apr 2006 01:06:11]
エンジェル > ( あとは、手の届かない場所へ行ってしまうのが良い。 私の痕跡に、名前の響きに、投げ掛けた言葉に、筆跡に、交わした約束に、戸を叩く音に、よく似た姿に、歩くリズムに、抱きしめた温度に、長い髪に、楽の音に、白い羽根に、取り憑かれ――… 呪われてしまえば良い。 ねェ、今頃 どうしているの。 不必要が溢れた部屋を片付けている所かしら、名前も知らない奴隷をバラしているの?本を読んでいるのかな。それとも、冷たく、暗い部屋の広すぎるベッドで 一人横たわっているのですか? その思考の片隅に、私の姿はあるのでしょうか ねェ。)( 一人でも平気だと言う。 要らない私は、切れ捨てられて忘れられてしまうのでしょうか。 嗚呼、嗚呼――… ゆっくりと、大事に大事に育てた幻想は、崩れてしまった。 あの言葉の意図は――… 細く吐き出す息は震え 雫が伝う 狭く切り取られた空は遠く、暗い。 また、私は薄汚い地べたに蹲って 空を見ている。 ) [Wed 12 Apr 2006 00:36:07]
エンジェル > ( 思えば 1年2ヶ月の同居生活で積み重ねた日々は愛に良く似た別の物――… 一体周りにはどう見えていたのか、知らないけれど。 煩わしく、理解など到底及ばない粘性を与えられる事無く、確かな物だけを必要最低限に詰め込まれたよな少女に、多大な無駄と不必要を際限無く注ぎ込んで、要求して、そしたらどうなる?なんて実験。 冷たい表情や態度の端々に表れる、僅かな変化に母親か、姉のような顔をしてその実暗い悦びを得ていた性根の悪い遊び。 )―― ッ……  ふふ…… ふふふっ(確信は得ていた。 予定は少し早まったけれど、概ね予定通り。 ねェ 植え付けて、長い時間をかけて水をやり、育んできた物は、不機嫌を露にさせるまでに大きくなったじゃない。 タイミングを見て、何も言わずに居なくなるつもりだったけれど、そう思えばこのさよならも、良いタイミング。 薄汚い裏路地を僅か揺らす笑い声 蹲った女の肩が揺れる。 ) [Wed 12 Apr 2006 00:07:21]
エンジェル > ( 乾いて、張り付いた服の下、もう痕も残っても居ないだろう。 口を開いた傷痕は私の物なんかじゃない。 このまま干乾びていったら、どんな顔をするの。 ねェ――… 今、如何しているの。 長い髪が覆い隠す口元が僅か、上がる。 我ながら、悪趣味な事。 試すよに、確かめさせるよにさよならをしても、きっと、彼女は探しには来ない。 何時ものように、理解し難い感情を持て余しながら、定められたままに日常をなぞり 誰かをバラしながら、この指先で触れて生み出した歪みは狂わせて行くのだろう―― けれど ) 気づいた時にはもう遅いわ。 手を伸ばしても、届かないのよ。 ねェ、『霧子』 ( まるで、復讐のようだ。 声なき笑いが、空間を震わせて ) [Tue 11 Apr 2006 23:42:25]
エンジェル > ( 出て行ったまま、何処へも行かず、幽鬼のようにただ闇雲に歩き回って、やがて疲れて、座り込んで、もうどれ位経ったのだろう。 薄れがかる夢の残滓は、青い目の処刑人。 幼い体格に不釣合いな衣装。 手に握られていたのは、妙な形の十字架。 表情を変えぬまま、それを突き立てられ、果物の芯を抉り抜くように何度、切り落とされた? 嘲笑う口元 垣間見るタトゥ 壁に描かれる文字は――… 嗚呼、違う、違う違う。 じっとしているのに頭がくらくらして、気持ちが悪い。 目の裏に白と黒が躍る。 立ち上がる気力も沸かず、立てた膝に額を預けて座り込んでいれば、左腕から染み出した赤 できそこないの自殺者にでも見えるんだろう。 強ち間違っても居ない。 ) [Tue 11 Apr 2006 23:17:17]
エンジェル > ( ねっとりとした闇の中から浮かび上がる表層、水面。 薄っすらと目を開ければ、少し霞んだ 薄汚い路地。 ) ( 「 ああ、まだ生きてる。 」 ) ( それが感想。 視線を僅か滑らせれば、赤黒く染まった袖口と乾いた血が張り付いた掌が大層汚らしい。 これはもう、落ちないだろう―― 小雨のよな音に重い頭をずらし、顔にかかる髪の間より視線を上げれば狭い隙間から覗く空から雫は落ちぬ。 途端に、意識は昇りながら墜ちていき、目の前は弾けた白から黒へ変わる )―― ぁ… ( ザラついた声 遅れて響く鈍く痛み。 項垂れて、唇を舐めて潤せば にちゃり 生乾きの音。 ) [Tue 11 Apr 2006 23:11:09]
お知らせ > エンジェルさんが入室されました。 『( 浅い覚醒 )』 [Tue 11 Apr 2006 23:10:25]
お知らせ > カロンさんが退室されました。 『(彼女の母には見失ったと報告した。それでも嘘を吐いてしまった事に、後悔は無かった。)』 [Tue 11 Apr 2006 22:03:37]
カロン > 奴等の幸せを壊す権利は…俺には、無い、っつーか。(ぶつぶつ。急に彼らの応援をしたくなったのは、彼女がゴリーラに似ていたからだとか、そういう理由ではないのだ。 そういえばあの子の母ちゃんゴリ…動物に似てたな、とか。遺伝子強え。) [Tue 11 Apr 2006 21:59:52]
カロン > (振り下ろした拳が、すーぅと降りた。はち割れんばかりの風船のような闘志は、口を開いてしぼんでしまった。)…いや、身分違いでもまぁ…ロマンがあるよな。人の恋路を邪魔する奴は…死ね。とか、いうしな。(すごすごと引き下がる。逢引の彼女が、フードを取っ払った瞬間だ。) [Tue 11 Apr 2006 21:58:00]
カロン > (娘が駆け寄る所から見ても、まず犯人はあの男で間違い無かろう。身分がなんだのと五月蝿い貴族に、スラムの者を幸せに出来るものか。彼女の事を思えばこそ、骨は鬼にも悪魔にもなるのだ。怪物大変身。 ここぞとばかり、出て行かんと!) [Tue 11 Apr 2006 21:53:19]
カロン > (カップルバスターは嫉妬ややっかみからではなく、彼女の母親に頼まれたからだとココに明記した。 辺りを窺いながら近付いてきたのは、痩せた男だ。フードを外すと、いい男。)…(ギリッ。拳の硬度を上げた。嫉妬じゃないともう一度書きつつ。) [Tue 11 Apr 2006 21:50:35]
カロン > ったく。スラムのビンボー娘たぶらかすたぁどういうキゾクだ!見付けたらケチョンケチョンのメタメタに…!(壁の影で一人士気を上昇させてはいるが、痩せても枯れてもトレジャーハンター。勘付かれるなどというヘマはしないのだ。 フードから湯気立ち上らせる程、娘が浮かれているせいでは断じて、無い。はず。)…むう?(眼窩からの視線を鋭くした。) [Tue 11 Apr 2006 21:45:40]
カロン > (暗色のローブに身を包み、フードをすっぽり被った小柄な姿。それが、骨男のターゲットだ。肩の幅から察するに、女。本来ならば一人の夜歩きすんじゃねーとかお節介を言いに行く所だが、今日は泳がせておく必要があった。)チクショー…!男め!待ち合わせの時間は過ぎてんだろーが…!(イライライラ。) [Tue 11 Apr 2006 21:41:04]
カロン > っと、いけねーいけねー。(トサカを右手で押さえ、自己顕示力を抑圧。それでも天を突こうとするトサカの意気にはまったく惚れ惚れさせられた。 今は別におかしな陶酔をしに来た訳ではなかった。そう、スラムの壁に張り付いて、息を潜めるまでする理由が。 ちら。)…動きがねーな。(尾行。) [Tue 11 Apr 2006 21:36:06]
お知らせ > カロンさんが入室されました。 『(にゅう、赤い兜飾りが突き出た。)』 [Tue 11 Apr 2006 21:33:03]
お知らせ > セクスさんが帰りました。 『( 『屍の塔』の存在は確認出来ず。 ……また、務めを果たせない…… )』 [Tue 11 Apr 2006 01:05:38]
セクス > ( 日も暮れてしまったし、自力で何とかするのは不可能という判断。 …基本的に、民間人へ助力を要請するのはよしとしないけれど、道を訪ねる程度は問題無いだろう。 …ましてや、『案内してくれる』のはネズミだし… ) ………。 ( 弱く、滑らかには動かない足でも付いて行ける… 見失わない場所を進むネズミの背中を、冷ややかに見つめて。 …けれど、後を追うのは止めず… 淡々とその後を追う。 …そうして表通りへと辿り着ければ… どう考えたって妙だけど、悪意と紙一重なくらい遠回しだった『善意』に感謝しよう。 その主が何であり… ネズミが何であるかも知らず… ) [Tue 11 Apr 2006 01:04:34]
お知らせ > 赤眼のネズミさんが帰りました。 『(セクスが見失わない程度の速度でちょこちょこ動く。その進路は、しっかりと表通りへと――)』 [Tue 11 Apr 2006 00:51:24]
赤眼のネズミ > ( 結局のところ、この娘がどうしたところで、スラムから抜け出すには何かの情報に頼らざるを得ない。自力で何とかする、とかここで返してくれたのなら、それなりに彼女への認識を改めるけど。『なるほど――ただの駒ね』自分ひとりじゃろくに決められない、動けない。ならば、ゆくゆくは己の傀儡として取り込んでしまうのも一興か、と思案する。何はともあれ、今回はこの娘の一面を知るいい機会になってくれた。暇つぶしにもなったし、ここは外の世界へ返してやろう。『だけど――次はないわよ』ひそかな呟きは、ネズミの主以外には聞こえずに。 ) [Tue 11 Apr 2006 00:51:20]
セクス > ………。 ( 言い返したい訳ではないけれど、反論出来ない。 …主に指示に従い動くだけのユニットに、それ程の応用力は無く… 漠然とした縄張り意識は理解するけれど、それがどの程度厳密で、また守られるべきものかという事も、理解の外の事だった…。 …ただ、それを受け止めて… 悔しがるでも怒るでもなく… “声”以外にも周囲に気を配っている。 …鈍い感覚では、たかが知れているが… ) ………。 ( 『それ以外に進路を決定出来る方法』 その言葉すら、信じて良いのかは疑問だけれど ) ……ネズミを見つける事自体、容易な事ではないと思いますが…… ( ぁ、居た。 周囲に視線を走らせて… それが足元を向けば、用意されたかのようにネズミが一匹。 …あるいはこれが何らかの方法で使役されているネズミとして… それこそ、これに着いていくのが安全とも思えない。 …戯れにからかわれているようで、憮然とした… 元々ソレっぽいけれど、不機嫌な声を返す ) ……御忠告、感謝致します。 あなたに神の御加護がありますように…… ( 助けてくれているのなら、という話だけれど。 …他に行動の指針を持たないのも本当… ツンデレな気配を感じつつ ネズミの後を追い始めた ) [Tue 11 Apr 2006 00:44:34]
赤眼のネズミ > なるほど、どうやら君はスラムや暗黒街の”しくみ”を理解していないらしい。それでは私を襲ってくださいと言っているようなものだ。 ( 今度は前方から。ネズミはちょこまかしすぎてちょっと休憩中。少し間をおいてから、また動いた。 ) テリトリーというものを知っているか? たとえば私が君に偽りの情報を与え、仲間たちが待つテリトリーに誘導する。そこでゆっくり金目のものを剥ぐなり犯すなり殺すなり、好き放題できる。暗黒街やスラムには、いくつもの集団が存在し、それと同じ数だけテリトリーがある。わかるかな? ( くっくっと楽しむような声。でもベッドの上ではだいぶ頭が痛くなってきた。さんざん走らせて回ったから、使い魔も本体も疲労が激しいのだ。 ) さて、私の言葉に黙って従うことが愚かなのはわかっただろう。そこで、だ。君にそれ以外で進路を決定できる方法を一つ教えてやろう。――ネズミを見つけて追うといい。 ( だいぶ動きは鈍ってきたけれど、体が小さいから物陰には隠れやすい。何とか彼女の背後に回りこむと、再び息を整えた。 ) ネズミはスラムから表通りに食べ物を探しに出て行く。彼らを追えば君の世界に帰ることができるだろう。私が案内するより、よほどいい方法だろう? ほぅら、ちょうど君の近くにも一匹いるぞ。よぅく探してみるといい。それが面倒なら、自力で脱出するか別のものに聞くことだ。 ( そうして声は途切れる。足元を注意深く探せば、近くをちょこまかと動くネズミを見つけられるだろう。 ) [Tue 11 Apr 2006 00:21:52]
セクス > ―――ッ! ( 後方からかかる“同じ声”… 驚いたように向き直る身体は… けれど警戒心こそ露にしているものの、怯えてはいない。 鋭いとは言えない身体の動きと、事あらば立ち向かう姿勢はミスマッチだった。 …怜悧な表情に、ほんの少しだけ忌まわしそうな険を差して… ) ―――。 ッ!? ―――〜不可能です。 ですが私は、現在他に進路を決定する目安を持ちません。 …仮にあなたが私に害を為す意思を持ったものだとして、ここでそれをせず、嘘を教えて誘導する事に意味はありますか? ( ミッチーがお茶目に息切れしているなんて知らない。 一々声に向き直りつつ… 静かに… けれど、若干口数を多めに返す ) [Tue 11 Apr 2006 00:03:16]
赤眼のネズミ > ( 建物の隙間や溝、瓦礫の合間を縫って、ネズミは女の後方へと回り込む。『――どうでもいいけど、走らせるのって結構神経使うのよね』たぶんあと数回ちょこまかと同じことを繰り返せば、ぜーはーいってバテる。どこか抜けてるのが悪女様。 ) あぁ、それならば知っている。だが、ここでそういう聞き方をするのは愚かだ。 ( 前方から聞こえてきたはずの声は、今度は彼女の後ろから聞こえる。そして更に移動! ちょこまかちょこまか。 ) その問いに対して返ってきた答えが”確かな情報である”と、君は判断できるのかな? もし嘘を教えられれば、二度と帰れなくなる。――よって、あまりも迂闊で、無知で、そして愚かだ。 ( 今度は彼女の左側からの声。そしてまた移動! ぜーはーっ。 ) [Mon 10 Apr 2006 23:54:51]
セクス > ( 質素だけれど清潔な尼僧服を一分の隙も無く着込み、胸元には掌より一回り大きな銀のロザリオが揺れている。 場違いも甚だしく、それだけに不気味であるかもしれないけれど… 『何者か』 と対話を始めるまでは、これと言った奇行も見せないただの修道女=カモだったろう ) ―――。 …大聖堂へ戻る道を探しています。 表通りに出られるだけでも構わないのですが、御存知ありませんか? ( 声の主を探して… 顔を向けるのは、もうネズミのいない闇の先。 変わらず静かな声音で返しつつ… 気配には、どこか身構えるようなものがある ) [Mon 10 Apr 2006 23:44:28]
赤眼のネズミ > ( こんな場所、教会の関係者の来るところではない。それこそ、暗黒街のシスターでもない限りは。けれど娘の印象から、こういうところで生きている住人にはとても思えなかった。あるいは、聖堂からなにか密命でも設けてきたのかとも思ったが……。 ) 『ありえないわね。どうみてもただの迷子』 ( 半ば呆れてため息をついた。武器らしいものも持たず、あたりを警戒するそぶりもない。襲ってくださいといっているようなものだ。しばらく様子を見ていたミッチーネズミは、やがて物陰に身を潜め、娘に届くくらいの声で言葉を発した。 ) こんな場所で何をしているのかな? お嬢さん。 ( 声を発したら、彼女の周囲を回るようにすぐさま移動。そうして、声の出所を分かりづらくする。『少し遊んであげましょうか』 ) [Mon 10 Apr 2006 23:36:51]
セクス > ( …とは言え、まだパニックを起こす程ではない…。 …クリスティアにも、これ程とは言わずとも街である以上似たような場所は存在するし、そういった場所が自分達の狩場になる事は珍しく無かった…。 成人男性…担当執行官と行動を共に出来ないのはハンデだし、非武装では心許無いけれど、それも起こり得る可能性の内。 …もっとも、高位司祭によって『ヴァンパイヤとの戦闘を禁止』されている現在… やはりこんな場所に居る事は、無駄でしかないのかもしれないけれど ) ………。 ( 闇の中のネズミには、まだ気付けない。 …表情は変わらず怜悧なままに… 少し上がっている息を整えるように、足を止めた。 …周囲を窺う様は… 目的の何かを探すと言うより、迷い人のそれだろう ) [Mon 10 Apr 2006 23:27:21]
赤眼のネズミ > ( それは、”偵察”の一環だった。暗黒街からスラムにいたるまで、小汚いネズミなんてありふれている。だからこそ潜伏が可能なのだ。 ) 『さて、あの娘――何をやっているのやら』 ( 思わぬ場所で思わぬ人物に出会った。使い魔を介して送られてくる映像に、女はベッドの上でかすかな笑みを浮かべた。こっちに向かって歩いてくる尼の顔は、以前教会で見たことがあった。 ) [Mon 10 Apr 2006 23:19:05]
お知らせ > 赤眼のネズミさんが来ました。 『(闇の中から見つめる視線――)』 [Mon 10 Apr 2006 23:15:31]
セクス > ( 危険は、理解している。 とうに日も暮れた闇の中… 他の灯りを避けるように、ランタンを灯して歩くのは、言いようの無い心細さを覚える。 …ヴァンパイヤを狩る為だけに存在するこの身体は、他の一切に対して無力… 急所などの知識があり、そこを躊躇い無く攻撃する事の出来る意識を考えても、その辺のゴロツキに襲われるだけで十分危険だろう。 …『要請』を受理し足を運んだはいいけれど… やはり暗黒街までの到達は困難と判断して撤収を開始したのが少し前。 …元の街並みに付け足すようにして家屋の建てられた混沌とした街路に、方位を失っていた… ) [Mon 10 Apr 2006 23:13:48]
セクス > ( 被り物…(ウィンプルと言うみたい、マリア様ありがとう)…までかっちりと尼僧服を着込んだ、場違いな印象の修道女が独り。 心持ち足早に… けれど結局もたもたと… 廃れて寂れた貧しい印象の街を歩く。 …一見して非武装の、非力そうなシスターが無事なのは… ひとえに、この先にあるという目的地… 暗黒街に教会を構えるという、シスターの影響だろうか )   ( そういえば。 …前回ヴェイトス市に来た時には、そこに立ち寄って、そこを管理するシスターと話が出来たような気がする…。 その行動は理解し難いものがあるけれど、大聖堂に対して覚える漠然とした不安より… 幾分、安らげるものを感じられた ) [Mon 10 Apr 2006 23:05:42]
セクス > ( 『屍の塔』 という単語に興味を示していたその娘に、先輩修道女は自分の聞いた噂のままを吹き込んだ。 『嘘か真か知らないけれど、暗黒街に文字通り “屍の塔” が現れたらしい』 と。 そして “従順” であるという噂の新米修道女をからかうように、付け足した。 『ねえ、あなた、確かめて来てくれない?』 ) [Mon 10 Apr 2006 22:51:58]
セクス > ( [Mon 10 Apr 2006 22:46:29]
セクス > ( 無表情で、無感動で… 自身の事を問われれば 『知らない、分からない、覚えていない』 といった、とても本当とは思えないあからさまな拒絶を返す。 きちっとして有能そうに見せかけて、その実どこまでも無能で… 掴み所が無く、可愛げのない、新入りの 『ワケアリ』 修道女。 …そんな娘をからかっての、ちょっとした意地悪だったのかもしれない… ) [Mon 10 Apr 2006 22:45:52]
お知らせ > セクスさんが来ました。 『( それは、ちょっとした意地悪だったのかもしれない )』 [Mon 10 Apr 2006 22:40:26]
お知らせ > デュノンさんが退室されました。 『(―――なれど、悪夢にとっての悪夢は今からの時間。)(そう、昼は悪夢)』 [Mon 10 Apr 2006 05:34:04]
デュノン >    ふ、ふ、  ふ  ははッ。 貴殿は素敵な御仁ですね。(軽い跳躍、屋根の上) ―――嗚呼、とろけそうな程素敵な陽光が見える。 ごきげんよう、麗しの「 夜歩き 」様。 (くつりと笑いすら漏らす余裕など無い。)(屋根の上、一目散に塒へ堕ちよう) [Mon 10 Apr 2006 05:33:21]
お知らせ > ミカドさんが帰りました。 『(帰りの馬車の中、それこそ悪夢に引き込まれぬように身体を抱いた。)』 [Mon 10 Apr 2006 05:31:53]
ミカド > ―――――嘘はつかないよ。「今度」きちんとお誘いするさ。(引き止めることはしない。先程と同じように、視線だけで姿を追って――)―――……覚えておく。今度はどんな道化を見せてくれるのか楽しみだ。(朝日の気配に頭を押さえつけるような眠気が襲う。――だが、此処で倒れるわけには行かない。遠くで、己の使い魔が、呼ぶのを聞きながら、此方も踵を返した)僕の名前は―――約束のしるしに「今度」お伝えしよう。ご機嫌よう?悪夢の貴方。 [Mon 10 Apr 2006 05:30:26]
デュノン > ―――(貴方が繰り返す言葉を聞きながら、)―――…(くらりと襲う白の恐怖を感じた。嗚呼、嗚呼、朝が来る、忌々しい陽光が。)……嗚呼、其れは(浮いたつま先、しゅるりと蛇は此方へ身を寄せ…―――る、余裕は無いようだ。蛇とて、日光の気配にすらやられる程の悪夢の住人。)   Monsieurがご満足したのならば。(跪いた儘、肩を竦めた。動かぬ蛇は、拾い上げて首にでも引っ掛けておくとしよう)(スカーフ然と。)       … ふ、ふふふ…!(後ずさった貴方を眺め) 貴殿も意地の悪いお方です。(よろりと立ち上がる。)(―――貧民窟に立ちこめ出す、朝の、ヒトの時間の匂いに眉を顰めん) Monsieur、貴殿に僕はもう用無しでしょうから―――(肩を竦め)―――貴殿のように聡明な方は、僕のような卑しい情報屋等使うことも無いでしょう。(さらりと白状されたそれに、然程愕かず―――くらくらと朝の気配に眩暈を感じ乍、嗤うた)    なれど、僕でお役に立てることがあれば? Monsieur―――僕は、貴殿の為にいつでも、馳せ参じましょう。卑しい者の名等不要かもしれませンが。(一歩、二歩、廃屋の壁際へと下がり)―――デュノン・シャトゥ。 denonciateur de cauchemar(闇の情報屋)。 覚えていただいておいて、損は無いかと。(ト、―――来た時と同じく、軽い音) [Mon 10 Apr 2006 05:19:58]
ミカド > ――――……『貴族』『刺青の女』―――奴隷、か。いや、まさか――(拾い上げた言葉の欠片を独り言で反芻する。「奴隷が貴族に成る」世界をひっくり返すような話しだと、首を横に振って打ち消した。――実際そんな輩が居るとしたら、別の意味でも見てみたい。ただ、一つ確実な事は…「貴族」――おいそれ手が出せない地位にいるような輩だと、口実を見つけても、捕まえるのが難しいと言うことか。――内心、舌打ちしたい気持ちだった。男の言葉が終われば、漸く爪先を浮かせて)―――有り難う。これで愛しい人を探しやすくなった。さすが悪夢の主だ。色々詳しいね?助かったよ。(世間話の延長線上にあった「良い話」を聞き終わったかのような表情で、穏やかに笑って)――……さて、では朝食を取りにいこうか――と、言いたい所なのだけど――…(ふと空を見上げれば、白み始めた夜が見える。)――実は、君に一つ黙っていた事がある。(数歩足を後へ引いて)――「夜歩き」は「悪夢」と同じく、朝日が昇ると消える運命にあるんだよ。だから、朝食は共に出来ない――いやぁ、実に残念。(幾らか距離を取ったなら)「今度」お会いした時にでも、今度は僕から誘わせていただくよ。それでいいかな?(長い三つ編みを揺らして、さらりと白状) [Mon 10 Apr 2006 05:07:35]
デュノン > ―――…(爪先の下の憐れな蛇。)………―――…そう、ドルーチ。(貴方が其の言葉に合点がいったようならば、こっくりと頷き、そろそろ、といった目で訴えかけるが―――其れも無駄だろうか。)(じたばたとするのすら、其の内蛇はやめそうだが。) ……キチガイもキチガイ。(貴方の言葉に頷く。)(静かに吹き抜ける風に、目を細め)―――…今回は其のキチガイの中でも、異端。 (ぼそりと呟く)(そして、) ―――貴殿がもしも、ヒト共の貴族に詳しいのならば―――…刺青のある、そも卑しい出の女貴族をお探しになるといい。ソイツが、キチガイの中のキチガイ。(確信に触れる其れを口走ろう。)(―――其れは貴方の質問に直接には答えていない、が。貴方が聡明なれば分かるだろう。)( 名前は知らぬ、娼婦の行方も知らぬ。ドルーチ派が何処にいるかも知らぬ。ということを。)―――ドルーチ派は闇の中を常に動いております。 名も、伏せて洗礼名で呼び合う。 なれば、分かるのは、 貴族、 女 、 元は卑しい出(―――其れは貴方が克明にご友人から話を聞いているなら分かるだろうか) …其れのみしか、僕には分かりかねます。Monsieur。  [Mon 10 Apr 2006 04:47:34]
ミカド > 僕にしてみれば幸運な出会いだったよ。――何せ、僕の想い人は、手掛かり無しじゃ、見ることさえ難しそうだったしね。(もし此処で下りてこなかったなら、蛇の頭を踏み潰すか、握り潰すかしていたやもしれん。――足元へ跪く男を見下ろしても、まだ、蛇から爪先を浮かそうとはしなかった。)――『ドルーチ』。(口に出して繰り返した。確か――貴族のだれそれが、そんな話しをしていたような。――記憶の中から拾い上げる物が「何」なのかを理解したのなら、盛大に思い切り、わざとらしく見える程に溜息を一つ吐き出して)――――成る程。それが本当なら、キチガイもキチガイだ。やりそうな事だとは思う。―――……という事は、この騒ぎはまた、年末のクリスマスツリ―を呼び出す儀式か何かなのかね?飽きもせず良くやる―――……宜しい。理解できた。追加質問をさせてもらおう。1:彼等が何処に居るか知ってるかい?それと…スラムを塒にしていると言ったね…?攫われた娼婦達の行方なんぞ知っていたら助かるのだが。 [Mon 10 Apr 2006 04:21:50]
デュノン > ―――貴殿に目を奪われたのが間違いだったようですね。(肩をがくりと落とす)(冷たい瞳は背筋の悪寒をはやし立てる) ―――畏まりました。(観念したよに肩を竦め)貴殿が如何して其処までこのキチガイのお話に興味を示すのか、気になるところ、ですが。(己の使い魔たる蛇が踏まれようとしているのを、眺め)(―――尾をぐぃ、と磔にされるように止められる蛇) ……僕の友人が(――黒蛇――)痛い目に合うのも、少々悲しいので。(揺らした足を一振り、貴方の元へと降り) ―――Oui、キチガイについてお話しましょう。Monsieur。(其の足元へ跪かん。)(可哀想に踏みつけられた蛇を見つめ乍)     ……恐らく、貴殿も僕も時間はもう僅かでしょうし。手短に。(―――貴方の足元、跪いた体制で見上げ、一言漏らす) …―――ドルーチ。 (まるで呪文のように) [Mon 10 Apr 2006 04:04:27]
ミカド > 如何だろう…?(首を傾げ)臆病者で、その上愚か者ならば、逃げながら深みに嵌まる事もあるだろう…?僕は、それなのかもしれないよ?(チェーンを持って掌から十字架を掬い上げる。目の前まで吊り上げて――揺らし)拾ったのではないと言うのなら、質問が変わるだけだ。「これを誰から貰ったのか?」「これを何処で買ったのか?」(此処で初めて、色を変えなかった瞳に冷えた空気が混じった。笑い続ける貴方へ、一歩近付いて)さっき、君の質問に「探偵ではない」と言うたのは覚えているかい?…これを調べろと言われても…(肩を竦め)困るんだよ。理由を是非知りたいね。……夢は夜にこそあるべきだ。昼間は滴と消えるものだろう?春の夜は短い―――――焦らされるのは嫌いだ。(もう一歩――足元の蛇を追いかけて――否、出来るならば、爪先で踏みつけんと) 時は金なりだよ。悪夢の王。――朝露になる前に、お願いしたいね? 晩餐―いやいや朝食はその後でも結構だろう? [Mon 10 Apr 2006 03:54:08]
デュノン > (柘榴の瞳が宵闇、否、燦然と輝く月に磔にするよう―――ぞくり、背筋に走る何か。) Non、臆病者は、この時間に此処をうろついたりしませんよ。Monsieur。(くつくつと屋根の上、貴方の視線で動けないのは道化の仕草の下。)(貴方が確りと贈り物を受け止める様を確認すれば―――)      其れを何処で拾ったかと?(くつくつ)―――嗚呼、貴殿は矢張り聡明なお方のよう。(くつくつ、くつり。肩を揺らして、貴方を見下ろし。貴方の足元の蛇は、しゅるしゅるととぐろを解く)  貴殿の質問に。ふム…―――(またも態とらしく顎を摩り)―――……貴殿とお近づきになれるのは、至極光栄。其れはなかなか悩めるお話です、ねェ。(足はぶらりぶらりと子供のように揺れる、揺れる。)(夜半を過ぎ、明け方さえも近付いた貧民窟。人通りは無い) ―――晩餐をご一緒できるのも至極魅力的。 Je comprends。お話に応じましょう?(くつり、もう一度肩を揺らして) ―――Mais…、今宵僕は未だ食事をしていないのですよ。Monsieur。(ゆるりと弧を描く唇。細められた血色は眉を下げる) [Mon 10 Apr 2006 03:34:17]
ミカド > (張り付いた視線は、貴方の動き一つ一つを追い掛けて追い掛けて追い掛けて追い掛けた。一歩もその場からは動かず、ただ只管に石榴の双眸が貴方を追いかける。――徐々に視線が上へと傾いて――)何を言うのやら――臆病だと言っただろう?臆病者の瞳に何を怖がる事がある。(『同族』)―…生憎僕は蛇を友人のように扱う事も出来なければ、奇術師の真似事も出来ないさ?それでも僕を「同族」と見るのならば、「夜歩きの一人」とでも言うておこうか。(曖昧な言葉を吐きながら、漸く一歩足を進めた――視界を過ぎる飛来物を受け取る為に。)―――どうやら君は、「狂信者」様に詳しいらしいね。――少なくとも僕よりは。(歪む唇を見たのなら、受け取った物が何なのかを確かめる為、ゆっくりと掌を開いて)―――……。君の質問に答えたんだ。今度は僕の質問に答えて暮れたって良いよね?――これは何処で拾ったのかな。紅い十字架なんて見た事が無い。――どうせなら、知っていることを全て僕に教えてくれないかな?そうすれば、幾らか君と親しくなれる気がするよ――少なくとも、晩餐を共にする程度には。 [Mon 10 Apr 2006 03:18:53]
デュノン > (―――貴方が其れを手にしたのなら、其れが 『 赤い円に縁取られた赤い十字架 』を模したネックレスだと分かるだろう。)―――其れをお調べになると、宜しいかと。  [Mon 10 Apr 2006 03:02:14]
デュノン > (一歩身を引く)(白が闇夜に揺れる)            ……、恐ろしい瞳をなさる。(肩を竦めん)(貴方の眼下まで這った蛇は、貴方へぱかりと開く口を横へ引き―――そう、まるで人なれば、微笑んだかのように―――貴方の足元とぐろを巻く) ……道化、嗚呼。 失礼を致しました、紳士に聞くのならば、此方から?(竦めた肩は其の儘に、微笑む貴方に) …成程、ご多忙。そうとは知らず…―――お暇ならば、ご一緒に晩餐でも。等、初見の殿方をお誘い出来る程僕は己に自信はありませんが。(ト、と―――最初、そう今宵貴方の後ろに降り立った時と同じ音)(答えがどちらもNon、ならば) 貴殿がもしも、僕と同族ならば(そう、其れは人外だと。其れなら、貴方に目が惹かれた理由もわかる)―――是非にもお近付きになりたいところですが(軽く跳躍、背後の崩れかけた廃屋へ飛び上がり)―――キチガイに如何しても急ぎで会いたいと見える。(屋根の上、足をぶらりと垂れ下げ) 此処で貴殿が、何をしようとしていたかは、僕の知り得ることでは無いでしょうから―――尋ねる等無粋な真似は致しません。 なれど、此処にはもう、我等のワインしか残っていませんよ。(月を背に見下ろす貴方の肌の美しく白いこと。柘榴のような瞳も、嗚呼、頷ける。)(眺める赤は細く、細く) もしも、貴殿が聖なる穢れたモノをお探しなら、コレを差し上げましょう。(―――にたりと唇は弧を描き、貴方の方へと放るモノ一つ。) [Mon 10 Apr 2006 03:00:09]
ミカド > (戯言も軽口も消える瞬間。――白い男が、此方を”何”と思っているかは知らないが、常に揶揄するような態度に余裕が滲んでいる事は確かだろう。その余裕を欠片でも感じた時に、大抵の相手は何らかの態度を示すのだろうが――貴方の前に立つ男は「そのまま」だ。何もかもが「そのまま」。余裕が在るようにも見えない。かと言って恐れているようにも見えない。血文字に触れた指先はそのまま、薄い笑みを張り付かせたままの、曖昧な石榴の瞳が、貴方を見詰め) 道化じみて居るとは思ったけれど…?蛇まで出てくるとなると、強ち間違いでも無いらしい。――……。(眼下に這い寄る蛇を視線で追って)(『質問』)(男は、再び貴方へ向き直る。)妙な事を聞くね?僕の事を聞いてどうするのやら。――それともこれは遠回しに誘われているのかな?生憎、今は忙しいから、遠慮していただきたいところだが――まぁ、いい。答えは どちらも外れだ。 (ニコリ、微笑んで)  [Mon 10 Apr 2006 02:47:20]
デュノン > (失敬。理由は歴然)(申し訳なく…!!)―――…Oui。其の通り、 僕 達 の 時 間。(こくりと頷く白髪頭に、貴方が 何 であるか。等知らぬコト。)(貴方が笑う様を眺め怪訝な視線を) ―――…思い出し笑い? 其れは、卑猥。(くつりと肩を揺らし、怪訝な視線は外し)………ははははッ。Inviteを捕まえるとは、そンな恐れ多い。貴殿が逃げられようと、僕には関係の無いお話。(血文字を眺め、指を這わす貴方の動きを眺め。―――ほゥ、と息を零し)    Monsieur…、(何事か呟きかける)(が―――開いた口は一度唇をつけ、)狂信者に会いに来た、と。(ふゥム、等と態とらしい程の息を一つ。指先で己の顎を摩り)(しゅるりと、ロングコォトの襟元から) …ジャンポール、如何思う?(長く黒い蛇が顔を出さん)(其れは、長く紅い舌をシャァと出し、するりと男の体を伝って貴方の足元へ) ―――……Monsieur、貴殿のご質問にお答えする前に、一つ僕から質問を宜しいですか?(春が近付けども、この時間はまだ息は白い。ほゥ、と吐いた息が宙を舞い) …貴殿は、―――人では無い? それとも、好奇心旺盛な探偵さんか何か?   [Mon 10 Apr 2006 02:29:19]
・ヌ・螂ホ・ > ィDィDィD。ュOui。」ニ荀ホヘィ、遙「。。ジ。。゚_。。、ホ。。瓶。。馮。」」ィ、ウ、ッ、熙ネh、ッーラ基^、ヒ。「ルFキス、ャ。。コホ。。、ヌ、「、、ォ。」オネヨェ、鬢フ・ウ・ネ。」」ゥ」ィルFキス、ャミヲ、ヲ筈フ、盪ヨモ、ハメ弊、」ゥ。。ィDィDィD。ュヒシ、、ウ、キミヲ、、」ソ。。ニ荀、マ。「アー筬。」」ィ、ッ、ト、熙ネシ遉兎、鬢キ。「ケヨモ、ハメ弊、マヘ筅キ」ゥ。ュ。ュ。ュ、マ、マ、マ、マ・テ。」Invitィヲ、イカ、゙、ィ、、ネ、マ。「、ス・、ハソヨ、カ爨、。」ルFオ、ャフモ、イ、鬢、隍ヲ、ネ。「ジ、ヒ、マ騅4、ホ殪、、、ェヤ庁」」ィムェホトラヨ、フ、癸「ヨク、゚@、、ケルFキス、ホモ、ュ、フ、癸」ィDィDィD、ロ・・。「、ネマ「、チ网キ」ゥ。。。。。。。。Monsieur。ュ。「」ィコホハツ、ォロ、ュ、ォ、ア、」ゥ」ィ、ャィDィDィD饑、、、ソソレ、マメサカネエス、、ト、ア。「」ゥソミナユ゚、ヒサ皃、、ヒタエ、ソ。「、ネ。」」ィ、ユ・・・爍「オネ、ネ腺、ネ、鬢キ、、ウフ、ホマ「、メサ、ト。」ヨクマネ、ヌシコ、ホ、トヲ、凜ゥ」ィ、キ、螟、熙ネ。「・・・ー・ウ・ゥ・ネ、ホスヤェ、ォ、鬟ゥ。。。ュ・ク・罕・ンゥ`・。「ネ郤ホヒシ、ヲ」ソ」ィ餃、ッ\、、ノ゚、ャ、ウ、オ、」ゥ」ィニ荀、マ。「餃、ッシt、、ノ爨・キ・罕。、ネウ、キ。「、ケ、、熙ネトミ、ホフ螟⊇、テ、ニルFキス、ホラ耿ェ、リ」ゥ。。ィDィDィD。ュ。ュMonsieur。「ルFオ、ホ、エル|巳ヒ、ェエ、ィ、ケ、ヌー、ヒ。「メサ、トジ、ォ、鰮|巳メヒ、キ、、、ヌ、ケ、ォ」ソ」ィエコ、ャスクカ、ア、ノ、筍「、ウ、ホ瓶馮、マ、゙、タマ「、マーラ、、。」、ロ・・。「、ネヘツ、、、ソマ「、ャヨ讀ホ隍、」ゥ。。。ュルFオ、マ。「ィDィDィDネヒ、ヌ、マ殪、、」ソ。。、ス、、ネ、筍「コテニ賻トヘハ「、ハフスに、オ、、ォコホ、ォ」ソ。。。。 [Mon 10 Apr 2006 02:28:38]
ミカド > ――――僕達の時間――――…(白から瞳を離して、狭い路地―自分が両手を広げれば充分通せんぼが出来る広さ―の壁を眺めた。 視界に飛び込んでくる血文字「Lust」が囁きかけてくるような気がして、内心笑ってしまう。――「僕達の時間」に自分は入っていないらしい。)(肩を揺らして笑う数秒)――いや、失敬。色々思い出してしまって。(僅かに視線を戻して微笑み)…勇敢だなんてとんでもない。臆病さ。――臆病だから疑うんだよ。例えば(す――と、指先が貴方を指差して)君が今から僕を捕まえようとしたら、きっと逃げられないだろうしね?もし、そのつもりなら、言ってくれると助かるよ。今から逃げるから。(――もし本気でそうするつもりなら、こんな会話等ないだろうと思っているからこその戯言だ。――証拠に、「逃げる」と言いながらも、あっさりと貴方から視線を外し、当初の目的たる壁へと向き直る)此処が悪夢の巣窟で、君の塒ならば、君とて主の一人には違いないだろう?――何よりも名前を知らないからね。――まぁ、今宵限りの出会いならば、その名前で充分だろう?気に入らなかったら、別の名前にするけれど―――…(言いながら、白い手袋を嵌めた指先で、血文字をなぞり)―――知っているよ。(軽く頷いた)その狂信者様に会いに来た―――……?(『聖なる穢れたモノ』)―――……。(内心の愕きは心の内側にしまいこんだ。)「そうだ」と言ったら、君に捕まえられたりするのかな。 [Mon 10 Apr 2006 02:17:23]
> (左様、貧民窟の猥雑で汚れた其の眺望の中、落ちた白は目立つだろう。目立つだろう、からこそ―――) ……大歓迎ですとも。この僕達の時間に、敢えて此処へ踏み込むような、奇特なお方。(くつりと肩を再び揺らし)―――嗚呼、失敬。勘違いなさらないでください? 随分と勇敢な方だと述べたいだけ。(―――この、夜半を過ぎた、暗闇の舞台でこそ映える白を好む。)( 赤が綺麗に映えるのも、白故。)          …お疑り深い方。(漏らされた吐息に眉を下げん) Non,Monsieur。僕こそ、何かお邪魔をしてしまったようで。(ふるりと首を横に振るい、貴方が先程視線を向けていた血溜りに、己の視線を飛ばし薄く笑む) 特に、今はこの界隈、狂信者(キチガイ)の噂で持ちきりですから。(貴方の声に殊更肩を揺らし)   は、は   は。 僕が悪夢の主だとは―――(人差し指を唇に、周囲を窺うように首を振るい)―――恐れ多いことを仰る。 僕も唯のキチガイの一人。 …と、(貴方のインバネスに視線を投げかけ)―――もしや、貴方も聖なる穢れたモノ(フェザリアン)では無いですよ、ねェ?(問う)(無論、そンな危険を冒す莫迦が今時居ないとは、薄々思い乍のこと。) [Mon 10 Apr 2006 01:45:46]
ミカド > (此方が目立つというのなら、貴方も同じくらい目立つのではなかろうか。…スラムの景色に白は目立つに違いない。特に黒満ちる夜には、尚更だ。現に、幽鬼のように浮かび上がる白は、石榴の瞳を吸い寄せる――もう一歩足を引き、対面する白―貴方と黒―此方。) ふぅん―……? (道化の仕草に瞳を細め)勝手に入った此方を咎めずに、歓迎してくれるとはありがたい――…尤も、どのように「歓迎」されているかは、判らないけどね。(ふ、と短く吐息をもらし)先ずは此方の非礼を詫びたらいいかな?――悪夢の主。 [Mon 10 Apr 2006 01:34:24]
> (貧民窟。その場に不似合いな色を一つ見つけたのならば、この界隈に住まうものとしては声を掛けぬわけにはいくまい。―――何せ、この近辺は今さざめき立つ水面の如く。)(何ぞやしようとしていた貴方を妨害せんと話しかけたワケでは無い。ワケでは、無いが。結果そうなっただけのこと。恨むならば、余りに目立ちすぎる其の風貌を恨むと良い) ―――嗚呼、(笑みを漏らす其の表情に、くつりと肩が揺れ) ……そう見えますか。 (おどけたよに肩を竦めん)(さて、貴方を品定めするよに頭の先から爪先まで嘗め回すように、赤い瞳が這う。)     僕は此処が塒ですから? ―――Bonsoir、Monsieur。(品定めが終われば、貴方の評価は『 紳士 』。深々と慇懃なまでの礼を一つ。) 今宵、悪夢の巣窟へヨウコソ? 住人として、歓迎いたしましょう。  [Mon 10 Apr 2006 01:20:06]
ミカド > (貴族のサロンでも、「幽霊同士の喧嘩」と「娼婦の惨殺死体」の話は有名だ。――様々な憶測含めて飛び交う話の中に、娼婦の殺人事件と幽霊の喧嘩話をうまく結びつけて、つらつら述べる輩が居たのを思い出した。――在り得ない話しじゃないから、それも視野に入れなければならない。――取り敢えず今日のところ、人々の噂になる程度の話のネタは手に入れられたと思う。――だが、己が望むのは更にもう一歩進んだ情報。なんせ犯人まで辿り付かなければならないのだから。―――甘い薫りの漂う路地で、浅い呼吸を繰り返し)―――――……。(「糸」を掴まなければならない――……此処に肉体という”入れ物”を捨てられた娼婦を、視る為に。己を見せる為に。言葉を聞くために。聞かせる為に。)(――精神の海に浸る無数の糸を、一本指に絡みつかせたならば―――) ―――― ! (瞼を開く前に響く声――これは違う。『彼女』の声じゃない。踵を引いて、僅かに振り返れば、其処には) それはお互い様じゃないかな? (白いコートに月光を纏って佇む男。軽く笑みを洩らし) 君だってこんな所を歩くような人には見えない。 [Mon 10 Apr 2006 01:10:25]
> (―――インバネスはためく其の後ろ。馨しいばかりの其の残り香に甘美を感ずるのは貴方だけでない。) ―――… 其れは、また、(こつ、こつ、かつん――)(足音は貴方が前後左右、どちらでもいい。歩みを進めぬのならば、貴方の真後ろまで。)……別の素敵な、お話。 (とはいえ、別のお話が何なのか知るわけでは、無いが。)           こンな場所に、紳士が何の御用でしょう?お散歩にはオススメできかねる場所、ですが。(声は嗤う。)(貴方の小奇麗な紳士然とした風貌を。)(―――貴方が振り返れば、其処には、上から下まで白尽くめ。温かくなったというに、ロングコートを纏った男が見えるだろう) [Mon 10 Apr 2006 01:04:50]
お知らせ > 人影さんが入室されました。 『…無い、ですねェ?(声、と―――ト、)(と軽く背後に響く音)』 [Mon 10 Apr 2006 00:50:04]
人影 > (響く靴音はスラムの路地にやけに甲高く響く。――周囲の気配も今のところ、自分に働きかけるような雰囲気のものはない。ゆっくりと歩を進めながら、頭上を仰ぎ見ると、己の使い魔たる梟が旋回しているのが見えた。きちんと付いてきているらしい。使い魔の能力ドアストッパー視界共有は良好――問題無し。)―――……さて。(スラムを歩くのは久し振りだった。ヴェイトスに着た当初はこそ、此処いらを歩き回ったものだが――今思うに良く犬どもに嗅ぎつけられなかったものだ。知らなかったからこそできた行動。今となっては考えられない事 ―― そんな事を考えながら、件の娼婦が発見された現場に立ち)――――……自警団は引いた、か。(――調べた跡や、血を流した跡が生々しく残る其処。…消しきれなかった血文字―『Lust』―が影の中に浮かんでいた。)…「幽霊同士の喧嘩」には関係無いのかね。 [Mon 10 Apr 2006 00:43:40]
人影 > (幾らか時間が薄れさせた鉄錆の臭いも、夜の血族たる男からしてみれば、目の前で香水を振り撒かれているようなものだった。まだまだ臭う――それこそ甘ささえ感じる程に) [Mon 10 Apr 2006 00:14:43]
お知らせ > 人影さんが入室されました。 『――血溜まりの痕が残る路地裏で――』 [Mon 10 Apr 2006 00:08:10]
お知らせ > イッパイアッテナさんが帰りました。 『―――ふにゃあっ!?』 [Sun 9 Apr 2006 22:50:07]
お知らせ > ソードさんが帰りました。 『ぬぷ、と指を全部入れて色々しつつ二人は帰路の付いて…』 [Sun 9 Apr 2006 22:49:41]
イッパイアッテナ >  ―――ひゃっ……え!? あ、その、――――――ぇえっ!? ( ぐりぐりぐりぐりぐり。 孔が、少しずつほぐれてしまうのを感じると同時に、勢いでごまかそうにもごまかせない高ぶりを感じてしまう、いけないイッパイアッテナでした。 ) [Sun 9 Apr 2006 22:47:14]
ソード > (息が少し乱れてる相手に笑いかけて、腰の下を撫でてる手を更に降ろして…指先をお尻の割れ目…というか孔にぐりぐりと押し付けながら促して)んじゃ家までこうしててみよっか…(にっこりと…敏感な相手に微笑んで…多分黙っててくれる、というお礼らしく…) [Sun 9 Apr 2006 22:44:15]
イッパイアッテナ >  はあ……あの……ぁ…。 ( こうして抱きしめられていると、幼い頃の母のぬくもりを思い出して、安堵する―――するはずなのにっ。 背をなでおろしたり、尻尾の辺りを撫でられたり………どうもその、けっして安堵とは違う。 もっと熱い。 ) え? あ、え、はい……そう、ですね……にゅう……。 ( すっかり俯いたままもごもごと。 ) [Sun 9 Apr 2006 22:39:28]
ソード > 薬湯だと、喉に直接当たるしねぇ・・・・・・(そういう風に利く効果もあるのらしくて。抱きしめると直ぐに赤くなってくれる相手…好意をもたれてる位は分かるのでちょっと嬉しそうに表情を崩しつつ,相手の言葉によしよし、と頭を撫でてやって)うん。まあ心配されても…余りね…(何かできるとは…余り思わない訳で。 赤くなった相手の背を軽く撫で下ろしつつ)…少し冷えてきたし、そろそろ戻ろうっか?(尻尾の辺りを円のように撫でながら声をかけ) [Sun 9 Apr 2006 22:35:48]
イッパイアッテナ >  ええ―――あっ。 ( 手を伸ばされ、そして抱きしめられる。 それだけで、かぁ、と頬が火照るのだ。 嬉しさと、恥ずかしさで。 ) 一長一短、といったところでしょう……無論、言いませんとも。 心配をかけてしまいますし。 ( イッパイアッテナにしてみれば、自分の弱っているところなど、そうそうさらせるものではないという気持ちが強いのだろうけれど。 ) [Sun 9 Apr 2006 22:30:12]
ソード > そうだね〜…住むところがない奴だっているわけだし…(軽く相手の肩と腰に手を回して抱きしめようと手を伸ばし…)ちゃんとした薬より楽なんだよ。保存が余りできないのだけどね〜(単に薬草お茶だし、と笑って…)あ、そうだ、こまやシロには言わないでね、直ぐ治るだろうし(と。子供に流石に心配させるのもー…と思ったようで) [Sun 9 Apr 2006 22:27:27]
イッパイアッテナ >  小生たち猫は、大したことは出来ませぬから、そこは羨ましいものですなぁ。 ( つ、と少し何処かを見やって。 それは或いは何処かではなく、遠い何時かだったかもしれない。 ) 薬湯などをお作りになれるのですから、便利ですな。 小生も子にそのようなことが出来ればよかったのですが。 [Sun 9 Apr 2006 22:23:06]
ソード > その分、薬とか色々知ってるけどね〜(動物では助からないような怪我や病からも復帰できるのが人の強み。が薬を作る少年が風邪を低いのはちょっとなぁ…と本人思ってて)…ん……やっぱり…か…(ありがと、といいつつ診断された言葉を聞いて小さく頷く。大体そんな感じだろうと想像していたらしくて…)喉を痛めると薬利きが悪いからな……とりあえず薬湯でも帰って作ろうかな…。 [Sun 9 Apr 2006 22:20:49]
イッパイアッテナ >  ははぁ、なるほど。 人間は病にかかりやすいとは聞きますが。 ( 免疫力の問題だ。 それに、動物の基本的な健康体、というのは往々にして何らかの病をすでに持っている。 ) ふむ、ふむ……………よろしいですよ。 ( まじまじと覗き込んで、少しの後、そう。 ) 小生、医の心得はございませんが、喉が少々腫れておられるよう。 舌も少々、依然見たときと違い白みがかっておられるかもしれませんな。 ( ぶっちゃけ、単なる経験だった。 ) [Sun 9 Apr 2006 22:17:16]
ソード > 僕は…半分は人だしね。(小さく笑って…まあ別に野生の獅子でも風邪はひくのだけど)健康なのが一番だよ……う、うん…。(口をあけて、といわれて…この猫は医の心得が?と一瞬不思議に思いつつも言われるまま口をあけて…専門的な知識があれば喉が少し腫れているのが分かるだろう) [Sun 9 Apr 2006 22:13:17]
イッパイアッテナ >  喉が………ふむ、小生、あまり頭がよろしくないので風邪を引いたことはありませぬが……しかし健康そうな主殿が。 ( 医者の不養生、という言葉がイッパイアッテナの脳裏をよぎったかどうか走らないが、心配げに。 ) どれ、少し口をあけてみてください。  [Sun 9 Apr 2006 22:10:35]
ソード > (そこそこ勘がいい獣人のはずなのだけど、喉が悪くて鼻も駄目だったらしく背後の気配に全く気が付いておらず、突然の呼びかけに尻尾を膨らせて)う、うわ…っ?!………(瞳を大きくしつつ振り替えると見覚えある着流しの子がいて、大きく息を吐こうとして軽く咳き込んでしまう)…けほ……ん、いや、ちょっと…喉が痛くて…(少し掠れた感じの声で答えながら心臓に手を当ててる辺りかなり驚いた様子) [Sun 9 Apr 2006 22:07:56]
イッパイアッテナ > ( ――どろん。 なんて音はしないけれど。 ある程度近寄れば、イッパイアッテナは人の姿を取って、声をかけた。 ) ―――どうなさいました、主殿。 お風邪でも召されましたか? ( 後ろからなものなので、心臓に悪いかもしれない。 ) [Sun 9 Apr 2006 22:05:05]
ソード > (風邪というより喉が腫れているだけ、なら余り移る心配は無いのだけど…)ケホ…けほ……なんか嫌な咳…だね…(流石に同居人達に見られると心配されそうで…早めに直さないと、思いつつ鞄に薬が無かったかを探そうとしていたら、何処からか猫の声が聞こえた気がした…が風邪のせいか勘が鈍っていて何処から近寄ってくるのか察する事ができず、辺りをきょろきょろ) [Sun 9 Apr 2006 22:01:24]
イッパイアッテナ >  ―――なぁご。 ( なんて。 灰色の猫一匹、ふらりと二股の尾を揺らして、においを頼りにやってくる。 ) [Sun 9 Apr 2006 21:58:32]
お知らせ > イッパイアッテナさんが入室されました。 [Sun 9 Apr 2006 21:55:31]
ソード > (天を仰ぐ額に自分の手を当てて…どうやら熱は無い、と診断)喉かな……調子悪いの…(ぅー…と小さく唸る。原因を考えれば部屋を閉めて薬を焼いたりしてたので乾燥していたかな、と反省) [Sun 9 Apr 2006 21:51:54]
ソード > (ここ数日、薬草を探しては届けたり、医者や薬師に掛かるほど金が無い人からは直接自分が調合するのを頼まれたりで体力が落ちていたかな…と眉を少しゆがめつつ何度か小さな咳をして)…薬草売ってるくせに風邪とか引いたらまずいよね…(ちょっと苦笑してしながら道の端、壁に背を預けて空を見上げた) [Sun 9 Apr 2006 21:43:57]
ソード > (夜のスラムの通り。灯りが少なく静かなその通りに小さな咳が聞こえて…)…んー…ぅ……(喉を押さえている獣人の少年がいた) [Sun 9 Apr 2006 21:41:24]
お知らせ > ソードさんが入室されました。 『けほ、と小さな咳が』 [Sun 9 Apr 2006 21:40:29]
お知らせ > リジュナさんが退室されました。 『(薄甘い期待などは、最初から持たせないのが慈悲だと思う。)』 [Sat 8 Apr 2006 18:14:04]
リジュナ > (夜が更けてから、ギルドに引き渡す事となっている。) …娑婆っ気を抜くためにも、何か見せといた方が良いかしらん。 (ギルドの殺処分の光景なんか妥当だろうか。都合よく最中であれば良いがと、足を向けた) [Sat 8 Apr 2006 18:13:39]
リジュナ > (懐には、まだ証文が十数枚。 本当に珍しくもなんとも無い話なのだろう。)……厄介な割りに、金になんない話だけどね。(全員分、回収して漸く5万。1日で片付けられれば、どうにか利益が出る。その程度。) ──たく。次からは断ろ。 (ぼやきながら、数珠繋ぎにした子供を引き連れて) [Sat 8 Apr 2006 18:07:39]
リジュナ > (最近、拐しと勘違いしたのかどうかは知らないが。人買いの仲介業者や奴隷ギルドの職員に斬りかかる通り魔が居ると言う。物騒な話だ。)…ま、おかげで仕事が回ってきたんだろうけどさ。 (中年夫婦に見送られ、肩を竦めて、煤けた街並みを歩く。『本職なら、多少は安全だろう』という事だ。ネジの外れた通り魔相手に、本職も何も無い事だが──) [Sat 8 Apr 2006 18:06:00]
リジュナ > (当然ながら痩せている。服はボロボロだがせめて洗濯くらいはしてきたのだろう。あまり臭わない。)…わかった。じゃあ、この証文はチャラね。ウチの方で処分します。(証文を懐に仕舞い込んだ。“差し押さえ”は、歳もまだ若いし、口の利き方や家事などを、きちんと仕込めば3級くらいにはなるだろう。雑多として査定されたら、最高でも5万にしかならないが…そのときはハズレを引いたという話。もう少し顔の作りが好ければ、2級になったかもしれないが…がこの程度じゃ、見込みは無さそうだ。) [Sat 8 Apr 2006 18:05:10]
リジュナ > (『へぇぇ。なにぶん貧乏人の子沢山てぇなもんでして。へぇ。』スラム住人の仕事なんて、キツくて儲からないものばかり。歳を食って衰えれば途端に食い詰める。働けなくなってからも生きていくために子供を一杯作る。自然、生活は苦しくなる。悪循環。)……まぁ。ウチが口挟む事でもないけど。(視線を中年夫婦から、子供へと落とす) [Sat 8 Apr 2006 18:04:36]
リジュナ > (実際、珍しい事じゃない。食い詰めた貧民が子供を売り飛ばすなんてものは。だから、そんな非難は筋が違う。わかってはいるけれど──) [Sat 8 Apr 2006 18:04:24]
リジュナ > (…目の周りをぽってりと腫らした子供は、その面に何の表情も浮かべず、ただこっちを伺うように見ている) …10万くらい、ちょっとどうにかすりゃ稼げるだろ。 違うの? (思わず、そんな言葉が口をついて出る。) [Sat 8 Apr 2006 18:03:56]
リジュナ > (少し前ならば、寝てる間に袋に詰めて連れ去るような乱暴な真似でも大丈夫だったと聞くが。さておき) 期日に払えない場合は、子供を売って支払います、ってある。 貴方のサインが此処。 間違い無いね? (中年男は、卑屈に何度もこくこくと頷くと、小突くようにして、まだ小さな子供を前に押し出してきた。『…へぇ。こいつがうちのせがれで。こう見えても数の勘定も出来やすし、自分の名前も書けますで。へぇ。』) [Sat 8 Apr 2006 18:03:27]
リジュナ > …で。 (揉み手せんばかりの態度の男女を一瞥すると、手の中の証文を相手に見えるように広げて示した) ローヴ商会からの借金10万エン。 払えないって言う話だけど。(いいのね?と。確認を取る。 言質を押さえないと法に抵触する。 厄介な時代だ。) [Sat 8 Apr 2006 18:00:42]
お知らせ > リジュナさんが入室されました。 『(目の前には、愛想笑いを貼り付けた中年夫婦)』 [Sat 8 Apr 2006 17:59:43]
お知らせ > アスールさんが退室されました。 『興味深いものを見られたから、よしとするか…』 [Thu 6 Apr 2006 15:34:43]
アスール > …つい先日、此処へ流れ着いてきた身だからな…さまざまな奴がいるだろうことは承知してる。(理由もなしに人を殺めるところも幾度か見た、と淡々とした言葉を返し)そうだな、お互い気をつけるに越したことはない…(マントをなびかせ歩き出す彼へ己もああと頷くと。こつりと足音を立てて歩き出すだろう) [Thu 6 Apr 2006 15:33:55]
お知らせ > カロンさんが帰りました。 『あー、何か、冒険に行くかなー。(センチメンタルじゃないが。)』 [Thu 6 Apr 2006 15:32:56]
カロン > 間違っちゃいねーよ。化け物がいるってのは、ホントらしいしなー。(それでも嘘を付いた不快感が胸に淀んだ。溜息吐いて、家路を辿り始める。)俺も帰る。日も落ちてきやがったし。…またな。(アスールに一瞥くれて、マント靡かせ歩き出す。) [Thu 6 Apr 2006 15:31:53]
カロン > 冒険に出てみな。そんな行儀のいいヤツばっかじゃねーって事が分かるぜー。(ひひ、と笑い。)今も気を付けてらぁな。お前も気をつけろ。訳も無く人を殺すヤツだって居んだからな。 [Thu 6 Apr 2006 15:30:12]
アスール > (泣きながら走り去った子供から視線を流し)……多分、本気でさっきの話、信じたな…(あの様子じゃ、と微苦笑なんぞしつつ頭をかいてる彼へぽつり呟いて) [Thu 6 Apr 2006 15:29:30]
カロン > (後姿を見送っては、ばつの悪そうに顔を背けて兜の上から頭を掻いた。) [Thu 6 Apr 2006 15:27:53]
お知らせ > こまさんが退室されました。 『凄い速さでソードさん家へ泣きながら入っていったのでした。』 [Thu 6 Apr 2006 15:26:53]
アスール > アンデッドだったら、こんな昼日中に外へ出るとは思えんが……(ちょっと偏見かもしれないが、己の中ではアンデッド=夜もしくは胡散臭い館にいるもの というのが概念で)…確かに勘違いもされそうだが…(せいぜい気をつけてくれと呟きつつ歩き出す彼を視線で追って。びえええと泣きながら走り去る子供に一瞬ぽかんと) [Thu 6 Apr 2006 15:26:06]
こま > うわあああああああ〜〜〜んん!!!!!カロンお兄たんがああああ〜〜!!怖いおばけたんがあああああ〜!!!(ぽろぽろ泣き始めたかと思った瞬間大きな声で泣きだし。泣きながら全速力で近くのソードさん家へ向かって走り出す) [Thu 6 Apr 2006 15:20:50]
カロン > 俺の子供とは言ってねーけどな。(ともあれ分かって貰えたようだ。)アンデッドって選択肢はねーのか。ま、俺としちゃありがてー訳だが。念仏唱えながら追っ掛けて来るハゲもいたし。(顔怖かったなー、とか、そんな思い出。) [Thu 6 Apr 2006 15:19:04]
カロン > だったら言っとけ。ソードだかソーダだか言うヤツに、表に引っ越そうって。でもなきゃもっと暗黒街から離れろ。(つっけんどんに言い放つと、ポケットに両手を突っ込んだ。歩き出す。) [Thu 6 Apr 2006 15:17:00]
アスール > …別にあんたの子供なんて事は言わないさ。(どう考えても見た目が違うし、と彼の言葉にあっさり納得)普通、骨がうぞうぞ動くはずはないからな…とすれば魔法生物ぐらいしか思い当たらん。(どうみても人間とかでない以上、思い当たるのは其処しかないと言葉を返し) [Thu 6 Apr 2006 15:13:43]
こま > こま・・・死ぬのいやなの・・・死ぬのいやです・・・(カロンさんの嘘を疑う事無く神事込んだ様子で、さらにしゅんとし、ぷるぷるし始めたかと思うと下唇を噛み締め今にも泣き出しそうな表情になっていく) [Thu 6 Apr 2006 15:11:46]
こま > こま・・・死ぬのいやなの・・・死ぬのいやです・・・(カロンさんの嘘を疑う事無く神事込んだ様子で、さらにしゅんとし、ぷるぷるし始めたかと思うと下唇を噛み締め今にも泣き出しそうな表情になっていく) [Thu 6 Apr 2006 15:10:59]
カロン > あー、知り合いの子供だ。…俺の知り合いが産んだ子供じゃなくて、俺の知ってる子供って事で…(変なところで几帳面。)俺もそう思う。(良く出来てると自慢。)どうやって作ったかは知らねーんだけどな。…良く分かったな。俺が魔法生物って。 [Thu 6 Apr 2006 15:09:19]
カロン > 少なくともココよかマシだろ。スラムじゃなきゃぁ、人攫いもいねー。化け物もいねー。赤い眼で青い体の化け物に血ぃ吸われて…そんな死に方してーのか、お前!(聞きかじった噂を真実っぽく味付け。嘘をこまの脳天にこれでもかと降らせた。) [Thu 6 Apr 2006 15:07:04]
アスール > …なるほど、しかしこういう悪戯は場所を選んだほうが賢明と思う…(ええと、ええと…と一生懸命に己たちへ事情を説明していく子供へ視線を向け。事情は理解したと微かな笑みを向けるだろう)此方も、二人が知り合いとは思わなかったからな…(失礼をした、と改めて言葉を紡ぎ。剣を収める様子を見届けるだろう)……しかし、良く出来てるな…(流暢に言葉を話すうえ動きも滑らかなどうみても骨な彼をまじまじと見つめて) [Thu 6 Apr 2006 15:03:45]
こま > いいの!こまもいけない事したからいいの!(そこは自分もちょっと反省しようと思ったらしい。)出て行けっていっても・・・こま・・・ソードお兄たんのおうち出ていったらお外で暮らす事になるの・・・・(これは困ったやっぱり許してもらえないらしい・・・でも聖堂って言うところは行きたくないし・・さらに『とさか』を触っちゃいけないといわれると二重にしゅんとしてしまった。そんなこんなで今はアスールさんに意識がいっていない) [Thu 6 Apr 2006 15:03:28]
カロン > …でもまぁ、ガキに剣向けんのは、いけねぇよ…(自省し、俯き加減に剣を収めた。安っぽく抜いて、自分の剣の価値が下がってしまった気がする。いや、それ以上に。)あー、さっきは悪ぃな。こま。知らなくってよー…(背後、こまを振り返り…ふと気付く。)…てか、まだ居たのか。スラムは出てけっつったろ。触んな。(掌返して、握った小石をポイと捨てた。) [Thu 6 Apr 2006 14:57:23]
こま > ァスールさん>アスールさん [Thu 6 Apr 2006 14:53:39]
こま > ええと!こま、前カロンお兄たんに怒られたけど、あそこのソードお兄たんのお家に住まわせてもらっているのでここに来ないといけないの!だからカロンお兄たんに許してもらおうって思って。(と、近くのソーダさんちをびしっと指さした)で、お家に帰るときにカロンお兄たん見つけたのでお話しにきました!!あと・・ちょびっと頭の赤いのむぎゅってしたいな〜って思ったの!でも、ちょびっとなの!ちょびっとむぎゅ〜!!したいな〜って・・・・ええと。いいですか?(ァスールさんとなにやら真剣なようなので大きな声でわかりやすく説明していく。険悪な雰囲気だとは思っていないのか意外と冷静で) [Thu 6 Apr 2006 14:52:39]
アスール > (子供の拍手にサムズアップを返す骨男。もしや意外と調子がいい性格だろうかとひっそり考える己がいて)どうやら…顔見知りのようだが…(二人の会話から顔見知りと察し。子供を背にかばいつつ此方へ視線を向ける骨男と向き合って)…まあ、此処でならそう思うのも致し方がないことかも知れない…よく考えれば此処は危険度の高いスラムの一角。ゆえに骨男がそう思うのもやむなしと渋々頷いてから無礼を詫びるように軽く頭を下げて) [Thu 6 Apr 2006 14:52:01]
カロン > (拍手にぐ、とサムズアップを返した。は。)いや、つーか帰れ、こま!危ねーだろ!(背中に庇いつつ、アスールへ意識を向けた。ガタイはいい…)え、いや、お前…こんなトコで足音殺して後ろから来てんだぞ?盗賊かなんかだと思うだろ、そりゃ!(骸骨、力説。行き場の無くなった剣が、溜息を吐いたように思えた。) [Thu 6 Apr 2006 14:46:12]
アスール > (己が投げた小石、薙いだ左手のうちに納まる様子に軽く瞬いて)近くを通っただけの行きずりとでも。…子供の悪戯に刃を向けるというのは、感心しないが……(敵意丸出しの骨の一瞥。それにたじろぐでなく問われるままに言葉を向けて。凄い凄いと手を叩いてはしゃぐ子供に視線を向ければやれやれと肩を軽く揺らし) [Thu 6 Apr 2006 14:41:43]
こま > こんにちは!こんにちは!!(たじろぐ相手に遠慮なしに元気に挨拶。と)!!あきゃ!(小石が飛んでくるのがわかった。がそれより速くカロンさんが小石を掴み取ったのがわかった瞬間)おぉ〜!!凄いの!(尊敬の眼差しで小さな手を大きく鳴らして拍手。) [Thu 6 Apr 2006 14:39:03]
カロン > (同時が多いな、とふと思う。どうでもいい。 どこの追剥かと顔を睨み付ければ。)あ…!(知った姿にたじろぐ。その瞬間、視界の端に映る姿の動作に気付いた。左手を薙ぎ、顔の隣で小石を掴む。 こまとアスールの間に割り込み、アスールに敵意を向けた。)…なんだ。テメェ。 [Thu 6 Apr 2006 14:35:01]
アスール > (ベンチに座る白っぽい影、それがベンチを踏み台に振り返った姿がはっきりと見て取れ)骨が、動いてる…(流石にちょっと吃驚。骨が子供の姿をした人物の咽喉元に刃を突きつける姿、距離2のところから見ればどう動くかを思案し。足元に転がる小石を気取られぬよう拾い上げれば、骨へ向かって投擲するだろう。狙いは細かく定めず、骨の何処かに当たればいいが、というくらいのもので――) [Thu 6 Apr 2006 14:31:35]
こま > ・・・・・(頭のとさかをむぎゅっとしようとつま先立ちし右手を伸ばした瞬間。)!!!(鳴かれた!!そして喉元へ突きつけられる剣先。逃げようと思えば後に飛べたかもしれないけれど『動くな!』といわれたのでうごかづにいた。)はい!こま、動きません!動きません!!(真面目な表情を見せ命令には従うの!!とアピールしてみる。お利巧と思われたいのだ) [Thu 6 Apr 2006 14:27:16]
カロン > (ベンチを踏み付け、素早く振り返る。それと同時、抜き放たれた剣が太い声で鳴いた。ゥオッ、犬の猛り声。それと同時、煌く刃は飛ぶようにこまの喉元へと掛けた。)動くんじゃねー!畜生ッ!(首筋に刃を添えんと。) [Thu 6 Apr 2006 14:22:37]
アスール > (こつ、と足音を鳴らし広場の一角にあるベンチへ座るか、と其処へ近づいていき――)……何をしてるんだか…(やや遠くから見ている状態の己、ベンチに座っている姿へ子供が後ろから悪戯で目隠しを仕掛けているように見えて。口調とは裏腹に何処か楽しそうにそれを眺め) [Thu 6 Apr 2006 14:21:16]
こま > !!(じわじわとかがんでカロンさんに近づいていたけれどカロンさんの動きが止まった!一瞬ビクっとするが生唾をゆっくり飲み込みさらに近づいていこうと歩きだす。手を伸ばせば届く距離へと・・・) [Thu 6 Apr 2006 14:16:58]
カロン > 調子に乗り過ぎたかー?オモチャじゃねーんだから、俺の首…(しゃがみ、首を元に戻した。捻りつつ、接続を確り確かめて… ふと、一瞬だけ動きを止めた。マントの影、右手が剣の柄を握る。) [Thu 6 Apr 2006 14:13:39]
アスール > (飯の種を探して歩き、いつしかスラムの広場へ踏み込んでしまった模様。微風にはためく洗濯物、これが黄色だったらちょっと楽しいかもしれないとどうでもいい思考が巡って。ベンチに座する骨男やその背後から歩みよる子供の姿に未だ気づかず) [Thu 6 Apr 2006 14:12:49]
こま > (子供の姿でソードさんの家に帰る途中カロンさんを見つけ早速身をかがめて息を殺して近づいていく。じわじわと。首がえらいことになってますが気にしない) [Thu 6 Apr 2006 14:09:34]
お知らせ > アスールさんが来ました。 『(食い扶持探して三千里(少し間違っているような…)』 [Thu 6 Apr 2006 14:08:05]
カロン > (拳を固める、首無しトレジャーハンター。)お、おわーぁ!?俺の首が!遺跡とか言ってる場合でもねー!(低い位置で騒ぐ首を拾い上げっ。) [Thu 6 Apr 2006 14:06:09]
お知らせ > こまさんが来ました。 『ベンチの背後から抜き足差し足』 [Thu 6 Apr 2006 14:05:24]
カロン > (徐に立ち上がる。ゴトッ。変な音がした。)いや、そんな事で燻ってる訳にゃ行かねー!喩えどうなっちまおうが、俺はトレジャーハンターとして全ての遺跡を…(視界がおかしい。空はあんなに高かったっけ?)制覇… [Thu 6 Apr 2006 14:03:34]
カロン > 大分慣れてきたってカンジだなー。前は外しただけで失神モンだったし。(満足げに心だけで微笑むと、兜を抑えて右左、首を鳴らした。この街に来た当事よりも、周りの事、そして己の事についての理解が大分深まったように思える。)…つっても、人間離れしてくってのも考えモンだよなー…(フー。かぶりを振りつつ切実な溜息…) [Thu 6 Apr 2006 13:59:36]
カロン > いきしッ。(風圧に顎の骨が歪む幻想。実際は微風すら起きてはいなかったから。ガチンと頭を首に嵌めると、ズズと鼻を啜り上げては穴の下を擦った。)あー、これが花粉症ってヤツか…(そんな訳はなかった。人間ぶってみたくもなる、素晴らしい陽気の春の午後。) [Thu 6 Apr 2006 13:52:28]
カロン > ( [Thu 6 Apr 2006 13:50:09]
カロン > (スラムの広場。何本もの洗濯紐が渡り、そよかぜにはためくボロは万国旗のよう。そんな影の下、腐り掛けたベンチで頭を抱える骨男が一体。)…ううーん…(頭が僅かに上下していた。よくよく見れば、首が浮いたり、戻ったり。パ○ルダーのオンとオフ。) [Thu 6 Apr 2006 13:48:14]
お知らせ > カロンさんが来ました。 『(オン・オフ・オン・オフ。)』 [Thu 6 Apr 2006 13:44:23]
お知らせ > 童子さんが退室されました。 [Thu 6 Apr 2006 01:43:57]
童子 > ( ----ほどなく。 )( 花と童子は、何処かへと。 ) [Thu 6 Apr 2006 01:43:53]
童子 >  …… 花 (見つめる、 白き花。純白のソレを見つめる、瞳は何処か柔らかく。寂しそうな翳を、含んでいる。)( つめたい、夜気が通り過ぎた。 ) [Thu 6 Apr 2006 00:30:34]
童子 > ( しろい。純白の小さな花。----童子の手の内。確りと握られた花は、やはり。此の場には釣り合わず。 ) [Thu 6 Apr 2006 00:19:11]
童子 > (   スラム。----『此処』に不釣合いな童子、一人。もう一つ、此の場に不釣合いな   ) [Thu 6 Apr 2006 00:16:43]
お知らせ > 童子さんが入室されました。 [Thu 6 Apr 2006 00:15:07]
お知らせ > アスールさんが帰りました。 [Tue 4 Apr 2006 23:13:45]
アスール > (地べたーズの独りが己に気づいたか、助けを求めるように伸ばす手。悪いが、とそれをやんわり断じて背を向け。こつり、と踏み出す足はやがて裏路地をあとに) [Tue 4 Apr 2006 23:13:43]
アスール > (警戒を抱きつつ先を進んでいけば、少しばかり先の路地、地べたに転がる人影――)……噂に聞くとおりだな、此処は…(地べたに転がる男達、恐らくはならず者なのだろう。己よりも先に此処を通った誰かに痛い目に合わされたと見えて) [Tue 4 Apr 2006 22:57:05]
アスール > (この国にきてまだ日が浅い身、多少の危険は覚悟しつつ進む裏路地。やや硬質の足音が路地に響いて) [Tue 4 Apr 2006 22:42:35]
お知らせ > アスールさんが来ました。 『(何とはなし、付近を通りかかって)』 [Tue 4 Apr 2006 22:31:01]
お知らせ > 利光さんが退室されました。 『(本日の戦果。幾人かのチンピラ。以上)』 [Tue 4 Apr 2006 22:27:51]
利光 > ん・・・(迷い無く進んでいた足が止まった。スラムで暮らしていた時期もあるため、土地鑑はある。止めさせたのは異様な破壊跡)例の聖剣戦争というやつの傷跡か(迷惑な、と鼻を鳴らした。有名な兵法書に「神仏は尊し、神仏に頼らず」という一節があるとおり、超越的な存在を恐れ敬いはしても即物的に頼ることは好まぬ侍らはこの騒動に対しては静観の姿勢。組合からも特に指示は回ってきていない)早く終わって欲しいものだが(邪な想いを持った者が勝ち残った日には厄介なことになろう。ついでに心良きものが勝ち残ればよいと思えば。また歩みを再開して) [Tue 4 Apr 2006 22:16:03]
お知らせ > 利光さんが来ました。 [Tue 4 Apr 2006 22:11:24]
利光 > (裏路地から裏路地へ。草履の音を残しながら進み行く)・・・(事件のこともそうだが。最近はスラムでひからびた死体が発見されたりと、異様な事件が頻発しているとか。元々スラムの者達とも縁が何かとあるので、手すきの時間を見つけて見廻りをしているのだ。自主的に回っている騎士や傭兵・VHの後追いといえばわかりやすいか。不吉さを感じさせる曇り空を背に、闇の中を孤影が進み) [Tue 4 Apr 2006 22:00:01]
利光 > (かつては奴隷ギルドの正規職員が堂々と誘拐行為を働いていたこともあるスラム、人攫いの種はつきない。大方侍を集団で袋叩きにして捕え、高価な剣奴としてどこぞに売り飛ばそうと考えていたのだろうが)さて、と・・・(何事も無かったかのように裏路地を歩き出す。峰打ちとはいえ容赦なく肩口や腕の骨を砕いてやった。暫くは悪さもできまい、その間他の者達に襲われようとこやつ等の自業自得と冷淡に切り捨てるだろう。親しい者の前では見せなくとも、やはり武士―幼少から戦闘者として訓練を受けた者。冷酷さはあった) [Tue 4 Apr 2006 21:53:14]
利光 > (フェザリアンと聞けば瞼に浮かぶのは、かつて共にいたある人の姿。何時の間にか縁が切れてしまったが侍に少なからぬ思想的影響を与えた相手)猟奇的な殺人、か(表情を硬質に固めながら呟きを落とす。様々な事件が起こるヴェイトス、胸の悪くなる事件は多い。個人的な思いに触れる要素があれば、その事件の輪郭も見せぬ犯人への印象は嫌悪まで高まる)ま、こいつらではあるまいが―(チン、と太刀を納めた。足元に転がるのは、手に得物を持った人影が複数。平服を着ているが人相気配は裏社会の者達独特のそれ) [Tue 4 Apr 2006 21:49:45]
お知らせ > 利光さんが来ました。 『フェザリアン殺し、か―』 [Tue 4 Apr 2006 21:45:37]
お知らせ > 屋根の上にうずくまる影さんが退室されました。 [Mon 3 Apr 2006 21:44:36]
お知らせ > 劉・龍さんが退室されました。 『(果たして私はこの劇に最後まで立っていられるのだろうか?)』 [Mon 3 Apr 2006 21:43:08]
屋根の上にうずくまる影 > (よっしゃこのタイミング、勢い良く立ち上がる)  さあ、この闘いは私、いや大聖堂が管理します、遠慮なくおはじめなさい! (そうして瞳を凝らしてかすみ行く二人を観察する) [Mon 3 Apr 2006 21:42:25]
お知らせ > キリエさんが帰りました。 『(かくして、歪な人形劇は幕を開ける。)』 [Mon 3 Apr 2006 21:41:50]
キリエ > ええ。そして殺し、殺されましょう。(戦争とは、それだ。地獄とは、此処だ。廃墟を舞台に、歪な人形は棒を躍らせる。棒は、気が付けば1メートルほどの長さに伸びていよう。)さぁさ皆さんお立会い―――戦争の夜が始まるよ。(そんな言葉を吐き、娘は意識を失う。だが―――その足は地に付いたままだ。そして、黒き魔の聖剣から瘴気が滲み、空間を満たす―――決闘空間の展開だ。) [Mon 3 Apr 2006 21:40:38]
劉・龍 > どうやら、和平には応じる構えは無さそうだね…(威嚇の意味も込めていたが、やはり狂気に憑かれたものには言葉など無意味と言うことなのだろう、ふぅ、と軽く息を吐き彼女の問いに答えよう)…分かった、では始めるとしようか。 互いの欲望に塗れたこの決闘と呼ぶにはあまりにも薄汚れ、浅ましい演舞を…(そう言い終わると、今度は威嚇ではなく互いに傷つけあうために、龍は刀を構えた…) [Mon 3 Apr 2006 21:36:43]
キリエ > (嗚呼、実に素晴らしい。素晴らしい騎士道精神と言う奴だ―――見知らぬ女、ましてそれが敵であっても忠告を怠らぬその高潔な精神には敬意を表そう。だが―――その声は、今の彼女には届かない。)ええ。確かにそう。確かに此の侭続ければ私は何か、本当に大事な何かを失うかも知れない。(言いながら、ゆっくりと右手を抜く。其処には一本の、真っ黒な棒。長さは50センチ程だろうか。如何見ても武器とは思えぬ一見用途不明のそれを、円で刀でも突きつけるかのように突きつけながら、更に言葉を続けるのだ。)でも、役者が一度も踊らないままに舞台を降りるのは―――観客に失礼でしょ?(嗚呼、もう待てない。一刻も早くあの悦楽を感じたい―――そんな経験は微塵も無いのに、何故だかそれがとても心地良いモノであると知っている。無意識に入り込んだそれは、徐々に深く根を伸ばすのだ。) [Mon 3 Apr 2006 21:28:53]
劉・龍 > (目の前に現れたのは一人の少女と呼ぶにふさわしい、姿に声色だった)…君が私の最初の相手か。(と言うよりも相手の目、アレが…目を合わせているのが辛いほどにギラギラと輝きを放っている、それは血に飢えた獣がやっとの事手ごろの餌を見つけたかのように…)随分と血気盛んだな。(己はこういうことには耐性がある、だからまだ冷静さは失っていないのだが。そうすると相手は若く、そして素人なのだ、それを瞬時に感じ取ることが出来た、早いうちに止める必要を龍は感じていた…)…君が誰かは知らない、何を思い何を望むのかも…だがこれだけは言える、君はこれ以上こんなことをしていてはいけない!…これ以上いけば君はあまりにも大きすぎる物を失ってしまうぞ!(とそう少女に刀を向けようとする自分を叱咤する意も込めてそう叫び、両腰に下げた聖剣へと手を掛けそれを抜き取った…) [Mon 3 Apr 2006 21:18:19]
お知らせ > 屋根の上にうずくまる影さんが入室されました。 [Mon 3 Apr 2006 21:15:35]
屋根の上にうずくまる影 > (聖針が反応している。その強い反応を追って、二つの人影を見つめた。どうやら二人ともただならぬ気配。じっと息を潜めて二人の会話を伺おうとして……) [Mon 3 Apr 2006 21:13:17]
キリエ > (ドクン。己の自我を侵食する意思が、自身に高揚を促す。敵が居る。獲物が居る。戦える。殺し合える。地獄へ逝き、また逝かせる事ができる。嗚呼、何とも甘美な響きだろう―――そんな、己が普段決して思わぬ様な思考が浮かぶ。来るぞ。来るぞ。戦争が来るぞ。嵐が来るぞ。敵は一人、されど万軍に比肩するモノ。そんな、えも言われぬ高揚感。そして迫り来るは、一対の業物を下げた騎士。)―――良い剣下げてるね。アンタさんが、嵐の正体かな?(左袖の内に隠した、黒い棒を右手で握り締める。嗚呼、早く戦いたい。早く殺し、殺されたい。そんなえもいわれぬ高揚感―――) [Mon 3 Apr 2006 21:06:46]
お知らせ > 屋根の上にうずくまる影さんが入室されました。 『……』 [Mon 3 Apr 2006 21:02:49]
劉・龍 > (龍は当初その少女の存在には気が付かないだが、不意にアポカリプスが『聖剣だ!近いぞ!』と脳裏に呼びかけて来た)何!?近くだと?…(噂をすれば何とやら、『まさかお前が私の死神では無いだろうな?』とつい己の聖剣に問いかけてしまった…)死が近づいて来たか…。だが、仕方ない、これも何かの縁と言う奴だろう。(と、龍も覚悟を決め聖剣の言葉どおりに歩みを進めて行く、未だ見ぬ己と刃を交える相手の方へ…) [Mon 3 Apr 2006 20:59:16]
キリエ > (ふらふらと、当ても無くただ足を進めるだけ。ただ、足の向くままに進むだけ。そんな、一見無意味とも取れる行為。されど其れは決して無意味な物にあらず。何故なら―――敵を求め、袖に隠した黒い棒が無意識下で導くのだ。こっちだ。こっちに行けば良い。こっちに進んだ方が落ち着く。あっちは何だか気分的に良くない。その程度の違いを以て、さり気無く道を示し続けた黒い棒。ついに辿り着いたのは、未だ決闘の残滓が残るスラムの何処か。其処まで来て、女は立ち止まりキョロキョロと視界を巡らした。)―――此処、何処だっけ。(なんて、右手を袖の内に入れながら呟いた。) [Mon 3 Apr 2006 20:53:47]
お知らせ > キリエさんが来ました。 『(当ても無く、ふらふらと歩く女。)』 [Mon 3 Apr 2006 20:49:51]
劉・龍 > 確かに…これは人間業じゃあないな。(恐らく昨日から大して整理されたとは思えない、スラムに住む人々の塒の壁が無残にも破壊されている)…誰が持っていたとしても必ずこの位は出来るようになるのか。(聖剣の生み出す空間の話もアポカリプスから聞いている、だが実際に目にするとやはり恐怖心は抑えることは出来ない、龍は知らず知らずのうちに自ら後ろへと下がっていた)仕方ないとはいえ、やはり死を己の間近に感じるのは好い気はしないな…。(と頬を引きつらせるように微笑し跡地にたたずむ…) [Mon 3 Apr 2006 20:49:33]
劉・龍 > (騎士ギルドに昨日、スラムにて奇妙だが恐ろしい事件が起こったと今日はその話題で持ちきりだった、基本的に詳細は皆知らないようだが、上層部が『下手な散策はするな。』と言う報を聞いて多少勘付いた者も居たようだが…)流石に、俺がその渦中に居るとは誰も思わなかったようだな。(自分はその事を聞いてすぐに事を理解し、是非参考に、と現場へと足を向けてみたのだ) [Mon 3 Apr 2006 20:43:21]
お知らせ > 劉・龍さんが来ました。 『…こいつは、中々酷いもんだな。(と決闘跡地に足を踏み入れて呟いた)』 [Mon 3 Apr 2006 20:38:13]
お知らせ > 紅姫さんが退室されました。 『前途は多難か―』 [Mon 3 Apr 2006 03:14:28]
紅姫 > 出来ればあの二人には平穏に暮らして欲しいとは・・・些か不遜か (溜息が零れ、破壊の爪痕を背に) にしても、急がねば為らぬか家探しも・・・予算は訊いて無かったが (余り多くは望めない、だが自分も懐は心許ない) [Mon 3 Apr 2006 03:14:18]
紅姫 > (悪党とて通す義はある、無法者なれど何も省みぬならば・・・) 外道になるより他はあるまい (幸いにして貧民窟では未だ死傷者は出て居ない) 何やら幽鬼の如く彷徨う影を視たと申す者もいたが・・・此の様子では神々の戦争なる莫迦げた世迷い言も案外真実やも知れぬ (抉られた地面と視ているとそんな感傷すら沸き上がる。此の街はどうなってしまうのか・・・気がかりなのは同居人とその想い人である小さな侍) [Mon 3 Apr 2006 02:58:20]
紅姫 > (先日だったか、暗黒街の牛耳る頭目の荷が紛失した事件が遭った。頭目は中身を決して語る事は無かったのだが―裏では戦争の為の武器であるなど根も葉も無い噂が流れたものだが。 ) 何か知らんが、裏で起こってるのあろうが・・・通す筋があるのではないのか、此では只の破壊だ (怒りに任せ握った爪が肌に食い込む、被害は此だけでは留まらぬ事は明白) 嘆いても仕方あるまい、か。 (被害は決して表沙汰にされる事はないのだろう、事故や自然災害として処理される聖剣戦争。知った事ではない・・・ない筈だが遣り切れぬ胸の内) [Mon 3 Apr 2006 02:08:59]
紅姫 > 質の悪い冗句でも視ているのか・・・ (忌々しげな舌打ち、スラムの一画は嵐にでも遭ったかの破壊痕を晒している) ガンビエ共の言ってたのは此の事か・・・迷惑な (同居人が遠方へと出払っているのは寧ろ僥倖であったとも言える、厚底ブゥツの先で破片を蹴り飛ばせば削られた大地の溝へと落ちて) [Mon 3 Apr 2006 01:58:20]
お知らせ > 紅姫さんが来ました。 『破壊の爪痕』 [Mon 3 Apr 2006 01:51:01]
お知らせ > 黒外套の背に掴まる獣さんが帰りました。 『「オイラ、リタイアできねぇぢゃん」 教会になんぞ寄り付けない己の身体を呪った。 ギャフン』 [Sun 2 Apr 2006 22:52:36]
黒外套の背に掴まる獣 > ―――――― きょ、今日は… 寝よう。 うん、寝て、考えよう…( で、出た結論。 今日の所は塒で大人しくして…明日にでもゆっくり考えようと言う所存。ソレを決めれば、従う様に自分の聖剣である黒外套が屋根の上で踵を返し――) ―――――… いっそ、誰かと手を組んで、始末して… 組んでくれそーな人、いるかなぁ――(―― タンッ タンッ 情けない言葉を残し… 黒外套は、背に獣を乗せて、その場を跳び去って行くだろうか――… そして、塒に戻れば思うだろう――) [Sun 2 Apr 2006 22:51:44]
黒外套の背に掴まる獣 > ど、どうしよ… コレ(で、次に考えるのは… こんなヤツに当たった時、どうするか…という事。正直言えば… こんな、象かサイかシロナガスクジラかティラノサウルスみたいな相手と戦うなんてマッピラゴメンだ。それには聖剣を手放すのが一番だろう、けれど―― 流石に、聖剣を手放すのは惜しい。此処最近は…コイツのお陰で、安心して狩にもいけるし… ガラクタの枕だって普段より少し高いんだ。) ―――――……… どうしよ (―― 手放せば、多分楽になれる。 けれど、手放せば以前のヒクツな生活を続けるし、気兼ねなく女の子を抱くと言う夢も消えうせる。 人から見ればチッポケな夢だが、ケモノにとっちゃ大野望。  だから、迷う。 迷えば、また同じ言葉を口から吐き出し――…) [Sun 2 Apr 2006 22:47:19]
黒外套の背に掴まる獣 > ――――― マジか (何か、凄い惨状のスラムの一角。建物とか壊れたり、地面に一本道の荒地が出来てたりとか、そんな感じの…いやもっと酷いかも。いや酷い。 ※人は傷付かなくっても地形は普通に破壊されるそーですって、マジか?) ちょ… これ、いや… 他の聖剣って、こんなシロモンばっかなのかぁーッ!?(その惨状に、流石に顔を青褪めれば… 屋根の上でまた絶叫を一つ。 そりゃ自分の自信と安全が一日二日でガラスの如く撃ち砕かれたのだから、そうなるのも無理は無いだろう。) [Sun 2 Apr 2006 22:40:34]
黒外套の背に掴まる獣 > ――――― なんじゃこりゃああぁぁっ!!?(屋根の上。 開口一番に上げた悲鳴は夜空高く天高く。某金色の優しい王様候補っぽく歯の根が合わずにガチガチ鳴らす震動で身体まで震え――) いや、まてオイ。 コレはイクラナンデモ…やりすぎでしょ? いやいやいやいや… その、死ぬって!(そんな様子で捲くし立てる中… ケモノの目に浮かぶのは恐怖とか、そこ等辺。 そして、彼が見下ろす先に広がるのは――) [Sun 2 Apr 2006 22:33:35]
お知らせ > 黒外套の背に捕まる獣さんが来ました。 『―――ガチガチガチガチガチガチガチ… ッ!!』 [Sun 2 Apr 2006 22:30:15]
お知らせ > フレアさんが退室されました。 『―― さあ、幕開けだ。』 [Sun 2 Apr 2006 18:59:37]
お知らせ > アレックスさんが帰りました。 『 To be 』 [Sun 2 Apr 2006 18:59:22]
アレックス > ( 老婆の口上はこの風景に似つかわしい物。たっぷりと嫌らしさと卑しさを含み、罪に塗れ それで居てこの場の汚らわしい不浄さを聖域と主張するするような、邪悪。 恐らく、問えば神を冒涜する言葉が吐き出される事であろう。 嘆かわしい、と頭を振る娘は鐘を仕舞い、そして無骨な鉄塊を背負い直す。 )――… 仕方がありません。( 判りやすい嫌悪の形をぶつけられても尚、済ました顔の娘は溜息のように漏らし。 ) 己の罪深さはその身で味わわねば判らぬもの。 良いでしょう、罪の苦さを思い知りなさいッ! ( 老婆より広がる特異な空間。 されど、聖剣より沸きたち伝わるのは戦いへの渇望か 突き上げる衝動に身を任せ 娘は吼える。 そして広がるデュエルフィールドは二人を飲み込んだ。 → 決闘空間1へ。 ) [Sun 2 Apr 2006 18:58:00]
フレア > ( 驚いたのは寧ろ老婆とて同じこと。娘に比べれば随分と小さな驚きだっただろうが。身形の良い服、しゃんとした姿勢、訛りの無い言葉遣い、育ちの良さそうな娘。どれもスラムには不釣合いなものだけれど、老婆は思い出す。そういえばこの界隈を歩いて周り夜警をしているVHが居ると。小耳に挟んだ狩人の特徴とピッタリじゃないか。 「高く売れるだろうな」とちらりと思う。しかし、今はもっと優先すべき事がある。 ) 嫌だね。 折角拾ったお宝さね、返せと言われてハイそうですかと素直に頷く奴はこの街には居ないよ。 それにアンタも聖剣に選ばれたのなら判ってるんだろう?あと何本あるか知らないが、すぐに聖剣を手放さなかった奴は皆やる気だってことをさ。 ( この小娘も含めて、だ。あの肩に背負ったごついのがこの娘の剣だろうか。左手の杖を放り捨て、腰に当てていた右手を開くとそこには縫い針が光を放っている。聖剣と呼ぶには頼り無い代物だが――。 ) それに――― お前みたいな生意気な小娘はあたしは大ッ嫌いなんだよ! ( 老婆の一喝と共に、両者が立つその丁度中間点から別空間が広がり二人を包み出す! ) [Sun 2 Apr 2006 18:47:07]
アレックス > ( 元は8本と言われていた聖剣、しかし聖遺物は14の珠を産み、禍々しさとともにその所在を示した。そこには邪悪な意思が感じられてならない――… 元はと言えば、両親からの挑戦に参加を決めた娘であっても、予想外の出来事にそう感じ取るのは容易い事。 なれば、自分はその邪悪を打ち砕く剣となろう。 ヴェイトス市大聖堂から選出された使い手の持つ聖剣も、穢れたヴェイトスに相応しく聖遺物と言うには憚られる物であったらしい。 また、この戦いは邪悪な存在をも引き付けよう。ならば全て、打ち砕いてみせる―― そして神の威光をこの世に示すのだ。 羊飼いの使途たる娘は決意を固め、聖槍を手にした。 )( 各々の望みと、思惑を胸に聖剣の使い手は導かれ、そして一本の通りにて対峙するのだろう。 共振は尚強く、そして目に見えるのは一人の老婆。 )――… あなたが聖剣の使い手?( その姿を見て、驚きを隠せない様子の娘は問う。 少し、迷う。 ) 警告します、聖剣は貴方のような方が持つには過ぎた代物。今すぐに大聖堂へ返還し、戦場を離れなさい。( 育ちのよさそうな貴族然とした娘は、やはり癇に障る気位の高さでそう言った ) [Sun 2 Apr 2006 18:35:04]
フレア > ( 恐怖は無い。いや、命を掛けるのだからある程度はあるだろう。しかし老い先短いこの命、目的のためならば投げ打っても良いと老婆は考える。 こんな思いになったのは本当に久しぶりだ。若い頃、愛する子供を守るためならば命を犠牲にしても構わないと思っていた日々があった。結局息子は死んでしまったが―― もう一度だ。もう一度アタシは息子の為に命を掛ける。 ) …… どうせあたしゃ地獄行き。くたばったって天国の子供にゃ会えやしない。 だからせめて死ぬ前にもう一度あの子と―――……。 ( 上空を見上げる。あの雲の向こうにあの子は居るんだろうか。 あんな空からこの薄汚い貧民街を這いずり回る、薄汚い老婆が見えるだろうか? ) ――――ッ! ( その時不意に右手の剣が反応した。見上げていた視線を前に落とし、同じように歩みを前へと進める。 一歩踏み出す度にその共鳴は強くなっていくだろうか。 ) …… は、はははは、早速かィ、上等じゃないか――。 ( さて、こんな界隈をうろつく聖剣の戦士は一体どんなヤツなのか? )  [Sun 2 Apr 2006 18:17:26]
アレックス > ――…ッく !?( 耳鳴りのような共振が意識に叩きつけられる。思わず耳を抑えてみてもそれは鳴り止む事は無い――… 鐘を手にし警戒を促して回る貴族然とした娘は足を止め、肩に食い込む【聖剣】を見る。 それは物言わぬ銀杭の突き出た無骨な鋼鉄の塊。 それから伝わるのは、戦いの意思か――? 誰に説明された訳でもない しかし、近い。 そう悟る。 )… こんな場所に聖剣の使い手が?( 見回す風景は、隠しようもない貧困が色濃く見て取れる廃墟めいた貧民窟。 目に見える人気は無くとも、ひっそりとした人の気配、そして視線を感じるのが何とも不気味な風景―― だが、手にした聖剣から伝わるのは確信めいた導き それに従い、金髪の娘は足を進めた。 ) [Sun 2 Apr 2006 18:13:53]
お知らせ > アレックスさんが来ました。 『 ―― キィィィィン ―― 』 [Sun 2 Apr 2006 18:07:30]
フレア > ( 春になり日が落ちるのが遅くなったとはいえ、やはりスラムは暗い。街の明かりが少ないのと雰囲気もあるだろう。 そんな路地を老婆は一人歩いていた。ただ、歩いていた。今まで用事が無い限りは滅多にスラムを歩かなかった老婆が。 …否、用事はある。目的と言った方が正しいかもしれない。 左手で杖を突き、右手を腰に回し、そしてその右手には”聖剣”が握られているのだ。その剣が共鳴するのを老婆は待っていたのだ。 後何本あるのか知らないが、自分が手にした聖剣がこういう掌に隠れる形状なのは便利かも知れぬ。ガンビエの子分のように誰かに狙われて襲われないとも言い切れないのだから。  ) [Sun 2 Apr 2006 17:59:50]
お知らせ > フレアさんが入室されました。 『落ちかけた日の下を。』 [Sun 2 Apr 2006 17:56:06]
お知らせ > セレスさんが帰りました。 『 願うことは一つ。 ただ幸在れと。 』 [Sun 2 Apr 2006 16:52:05]
セレス > ( 人影は見当たらない。 微かに遠く子供達の声が聞こえていたが、近付くにつれてその声も息を潜めたように聞こえなくなってしまった。 一人歩くパプテス教徒の白外套の靴音と、その背中で鳴る鎖のこすれるじゃらじゃらという音ばかりが通りに響いている。 ) ――――寂しい世界だ。 悲しい世界だ。 我が身を捧げて満たす事が出来るのなら、全て差し出しましょう。 私の命で足りないのなら、未来永劫終わることの無い痛みで私を切り裂けば良い。  [Sun 2 Apr 2006 16:30:33]
セレス > ( 煤けた色のない石畳を真っ直ぐに歩いていく。 だだっ広いそのストリートは閑散としていて、商店だった痕跡の残る廃墟、襤褸布で隔たれた裏通り、難く閉ざされた家屋、そんなものが延々と先まで並んでいる。 かつて此処も華やかな通りだったのだろうか? 枯れた小さな川の痕に橋がかかり、其処に水は全く流れて居なかった。 草木すらくすんで、何もかもが色を持たない。 空気すら埃っぽい匂いのする道。 こんな所が街中に存在するのだ。 言葉も無くその現実の光景を瞳に焼き付けていく。 ) [Sun 2 Apr 2006 16:21:51]
セレス > ( 考えてみればおかしなバランスなのだ。 誰もが幸福であるのなら、それが正解。 だが現実には世界の全てがヴェイトス市のようにはなっていない。 それは何処か矛盾を孕んだ幸福論の上に成り立っている街だからだろう。 強い者が弱い者を守らない。 守りきれない。 そんな弱肉強食が露骨に上下を隔てる世界。 此処はその底辺にある地の底。 遠く聳える街並が、黒い影になってスラムに多いかぶさっているように見えた。 ) [Sun 2 Apr 2006 16:15:53]
セレス > ( 大聖堂。 商業区。 青猫。 今まで見てきたヴェイトス市の光景というのは大層華やかで、まるで世界中の栄華が凝縮されたみたいなそんな街だと思っていた。 ) 嗚呼………。 ( その裏にある世界など、どんな本をひっくり返してみても書き記されて居ないという事を聖女は知らなかった。 目の前に広がるくすんだ灰とセピアの中間色の光景をどう受け入れて良いかわからない。 ただ、無性に悲しいと感じて路地の真ん中に膝を折り、雲間から微かに見える天に向けて祈りを捧げた。 ) [Sun 2 Apr 2006 16:09:08]
お知らせ > セレスさんが来ました。 『 其処には闇が横たわっていた。 』 [Sun 2 Apr 2006 16:03:00]
お知らせ > デュラハンさんが帰りました。 『(貴方に与える報酬を告げれば、自身の事は他言無用である事も付け加える。)』 [Sun 2 Apr 2006 03:14:31]
デュラハン > (自身の笑いに不快感を見せる事無く笑う童子に)えぇ、その通りですよ。(微笑を浮かべた童子の瞳をじっと見ながら告げる。興味があった・・・だからこそ童子を自身の生活の一部に組み込もうと思いついたのかも知れない何て考えて。続く言葉には)そうでしょうね・・・・「人でなし」ですから。(手を軽くヒラリとさせれば、おどけたような口調で言って。)(組み交わされた握手、それは悪魔奇術師の活動に一つの基盤が生まれた瞬間であり・・・。) [Sun 2 Apr 2006 03:12:59]
お知らせ > 童子さんが帰りました。 [Sun 2 Apr 2006 03:07:34]
童子 > (----微かな笑い、耳にすれば) --- それゆえ、貴方は俺に興味を抱いてくれたのでしょう。 (うっすら、薄く微笑んだ。) でも、俺が面白い…とすれば。貴方は不思議な方です、見も知れぬ俺を助けてくれた…。 (差し出された、手。ヒンヤリとした握手を交わせば、貴方より告げられた『許可』。 「ありがとうございます。」 そう、告げる。---薄い、笑みは口元に残した侭。) [Sun 2 Apr 2006 03:07:27]
デュラハン > 途中送信です(汗)訂正の方お願いします(平伏) [Sun 2 Apr 2006 02:50:02]
デュラハン > PL訂正:(塒に事を→塒として使う事を) [Sun 2 Apr 2006 02:49:29]
デュラハン > (この話の結果如何によっては客人を暗黒街に住む化け物への糧にしようかとも考えていたが、童子から返ってきた言葉はデュラハンの予想の範囲から大幅に飛びぬけた物で)・・・・・・っくくく。(表情の描かれていない真っ白な仮面は小さな笑い声を出して。)やはり貴方は面白い方ですね。(普通の人ならば今の言葉に驚愕や疑問だけしか返さぬであろうが、目前の少年はそれを快く引き受けて。時折見かける人として何かが欠けた者の行動は彼に好奇心と興奮を与えてくれるな何て考えれば)貴方が良いと言うのならば、よろしくお願いします。(小さな笑いを抑えればそう告げ、貴方の方に握手を求めようと。内心、この少年が自身を裏切る様な事はしないであろう感じながら。)(ただ、少年は天邪鬼であるのだから、デュラハンを裏切る可能性もあるのだろうが・・・・)(契約成立の意を示す握手を終えれば、この契約が続く限りは食事とこの家を貴方だけが出入りし塒に事を許すと告げよう。) [Sun 2 Apr 2006 02:48:24]
童子 > (貴方からすれば、簡潔極まりない説明。為れど、それを聞き終えた童子の表情。----驚愕よりも嬉々として。) 良かった。 それは……「俺に出来るコト」だから、俺は--- 貴方の役に立つ存在になれる。 デュラハン。---俺は、貴方の役に立ちたい。いつか……俺が最期を晒す、その時までは ( 天邪鬼---自身がこのような言葉紡ぐなど。露ほども思っていなかった。 ) [Sun 2 Apr 2006 02:31:25]
デュラハン > ふむ・・・・。(童子の返答に軽く頷いてみせて。二言目に大きな反応を示さないという事は、この少年は悪魔ではないのであろう。悪魔ならば自身の説明がしやすかったのだが・・・・・。無論、生まれの問題から理解できない者もいるだろうが、トキノミヤコ風の姿からすればその可能性も限りなく低いと考え)では、簡潔に説明しましょう・・・・聞き屋というのは他者から奪った感情を糧に生きる「人でなし」の事、そして聞き屋というのは私なのですよ。(簡潔すぎる言葉を告げれば、相手がそれを理解したかすら確認せずに続けて)で・・・貴方には私が飢え死にする事ないように感情と言う糧を提供する存在になっていただきたい。(矢継ぎ早に告げられるのは、あり得ないを通り越して妄言かと思えるような言葉。ここまで言い終えれば、貴方の反応を窺おうか?) [Sun 2 Apr 2006 02:16:23]
童子 >  ……「聞き屋」……その、存在は…風の噂、その程度だったら聞いたコトがあります。 (為れど、現実に遭遇した経験は無い。そう続けるのだろう、貴方のコトなど知る術もなく。)(----次いでの、「ソレ」には不思議そうに瞬いた。何かが聞こえたような気もするけれど…単なる雑音のようでもあったから。) [Sun 2 Apr 2006 02:06:03]
デュラハン > (灯りを灯し終えれば種火を消し、窓を開け外に放り投げて。問いの答えはすぐに出さず、椅子に腰掛け直し)貴方は・・・・聞き屋という者の存在を聞いた事がありますか?(唐突に投げかけるのは、自身が糧を得る手段に使っている物の事。)どうですか?(続く言葉は貴方が自身と同族であるかを確かめる為の言葉。要するに「悪魔が使う言葉」で放たれて。貴方にそれを聞き取る能力が無ければ、それは一瞬の雑音か何かに聞こえるのだろう。) [Sun 2 Apr 2006 01:56:13]
童子 > (----一旦立ち上がる、貴方の姿を追うように。ゆるりと移した、視線はほどなく戻して。) 「ある事」?………それが、俺の出来るコトであれば…。 (貴方の言葉には、 そう。応えを返そう。) [Sun 2 Apr 2006 01:48:52]
デュラハン > (童子から告げられる謝罪の理由を聞けば)そうですね・・・・では(まるで後でその先を告げると言ったような感じでことばを切って。一旦椅子に座ったが、普段使わぬ壁隅の蜀台の存在を思い出して。)ちょっと失礼。(その場で立ち上がれば、部屋の隅にある蜀台の方に向かい。)貴方には私が許可を出すまで、ある事を続けて頂きたい。(童子に背を向け灯りをつける作業を行いながら言って。色々とありえない事の起きる家だが、それを当然と考えてしまったのは貴方がそれに触れ続けたからだろう。) [Sun 2 Apr 2006 01:42:59]
童子 >  俺……貴方に助けて貰った、お礼のコト…まだ何も出来ていない。なのに、勝手に外に出て……貴方には、余計な手間を取らせてしまってばかり…… (貴方の後について……室内に入る。)(不意に---硬質な音が聞こえた、と思う内。貴方の手には小さな灯り。それを「不思議。」と思う間もなく。) ……… はい、 (促され、椅子に座る。---既に思考が麻痺し始めているのか。極々自然に腰掛けていて。) [Sun 2 Apr 2006 01:29:03]
デュラハン > (童子からの謝罪の言葉に)何か謝られる事でもされましたかね?(外套を脱ぎ部屋の隅に放り投げればそう返して。デュラハンとしては同時が外に出た事を咎めるつもりは無い。無論、まだまだ糧を得れる存在を手放すのはあまり好ましくは無いが、既に持て成しに見合う相応の糧は彼から得ているので、自身に害を為す者の存在さえ運んでこなければ童子が何をしようが止める義理も義務も無く。逆に自身に害を為す者を運んできた場合は、それ相応のペナルティを受けてもらうつもりでもあるが。無論、それを童子が知る由も無いのだが)さて・・・・。(そう呟けば暗闇の中を足音が動き・・・・・硬い音と共に数度の火花が散ったかと思えば、小さな灯りを持ったまま振り向いて)ちょうど良い・・・・椅子に座ってください、話があります。(昨日浮かんだ悩みの事を相談しようかなんて考えて。灯りを片手にしたまま、壁際とは反対にある打ちつけられた椅子に腰掛けよう。)(普通に考えれば前に倒れる様な状態に貴方がどう思うかは男の知らぬ所。) [Sun 2 Apr 2006 01:19:02]
童子 > (----自身を認識しての、貴方の言葉。次いで、告げられるは入室を促すもので…) はい。………ごめんなさい。 (促される侭、家に入り乍。貴方に贈る、謝罪の言葉。----先ほど、勝手に外に出てしまったコトへの、謝罪。) [Sun 2 Apr 2006 01:06:09]
デュラハン > (少しばかり離れた位置からはそれが客人であるとは認識できず、万一の可能性を考えれば外套の下でステッキの柄を数度叩いて。)(歩調も気配も素人目には大して変わらない様に意識しながら目前の人影に近づけば)・・・・・貴方でしたか。(耳に入る「おかえりなさい」と言う言葉と共に認識したのは自身を待っていたのであろう童子の姿。警戒の色を残したまま貴方に近づけば)・・・・・まずは中に入りましょう。(童子の言葉に返された言葉は何処か冷たく感じるだろうか。貴方が止めなければ玄関の扉を開き、傾いた家の中に入る様に促そう。) [Sun 2 Apr 2006 01:00:31]
童子 > (「 コツ…コツ… 」 足音が近付いて来れば、自然……其方に視線は向いて。----ほどなく。貴方の姿確認したなら、) --- ……おかえりなさい。 ( そう、声を掛けよう。 ) [Sun 2 Apr 2006 00:51:09]
デュラハン > (傍目から見れば誰かを待っているように見える少年の左手側、そちらから歩いてくるのは灰色の外套を纏う老人風の人型で。)おや・・・?(自身の家の前に小さな人影を認めれば首を傾げて。自身の家を目印に待ち合わせをしているのかと思いながらも、その足を止める事無くあなたの方へと向かって。) [Sun 2 Apr 2006 00:47:48]
お知らせ > デュラハンさんが来ました。 『少年の前を掠める孔雀鳩』 [Sun 2 Apr 2006 00:40:41]
童子 >  --- 。 ( こうして、彼の人の帰宅を待っている。玄関の扉の近く。----ほんのちょっぴり傾いだ家を背にし乍。 ) [Sun 2 Apr 2006 00:25:00]
童子 > (   『 何処かの場所。 』  )(それは今も同じ、だった。----唯異なる点があるとすれば、それは「仮初とはいえ、居場所がある。」というコト。) [Sun 2 Apr 2006 00:22:50]
お知らせ > 童子さんが来ました。 [Sun 2 Apr 2006 00:20:56]
お知らせ > 炎涼さんが帰りました。 『――本部。 (齎す言葉。)』 [Sat 1 Apr 2006 22:11:56]
炎涼 > ―――だ。 (邪魔するものは退いて貰う、自分の中にある強欲な感情ですら叩き潰し力の糧としてしまおう。七つの大罪ですら飲み込んで仕舞おう、強欲と傲慢を食らうは護る力へ変えよう―――。) 一人、一人で無く (更に続く言葉が在ったが内心で囁き上げる。両手に持つ二刀は振り回すのでも無く防具の代わりの様なものだ。 そして、己が進む道が決めれば躊躇いを持たず足向けていこう。目指すは我が家とも言える場所―――) [Sat 1 Apr 2006 22:11:17]
炎涼 > ―――もうどうにもなれ (神、悪魔を考えて仕方ない。割り切れば、目に映るのは知らぬ分かれる道にのみだけ。正当な真ん中の道では回り道になるかも知れない気がした―――) 結局、私が選ぶのは―――、    [Sat 1 Apr 2006 22:02:55]
炎涼 > (扉へ足向ければ、総てを警戒するように感覚を己の限界まで研ぎ澄まして進めていき。建物の内部へ踏み込めば、異常な出来事が無いものか警戒しながら降りて行き崩れぬ廃墟から出てはどの方向から来たものか。思い出そうとしており、行く道と戻る道は非常に異なる上に光景が違ってみえた。) 来た道は、………あっちか?いや、こっちだった……ような (自信ですら曖昧へ加速させていった。教われぬものか心配なのだろうだが、一人でならば行動し易くなる。足の動きを止めてはどの方向で戻るのだろうか。小さく傾けながら悩みだしており。) [Sat 1 Apr 2006 21:57:02]
お知らせ > 炎涼さんが来ました。 [Sat 1 Apr 2006 21:50:32]
炎涼 > (心の叫んでも叶わぬ。叶えてくれるとすれば神――或いは悪魔如かない。神はそんな事を許してくれるはずが無い、寧ろ許されないだろう。悪魔は特価交換の様に何かを犠牲にすれば得られる物はあるのだろうか?自分の中身ではそう感じ思える。悪魔とは実際に会った事は無いのだから知らない。 内心で語り続けるのも終止せば、寡黙になる其の口を閉じた。角灯の灯りを奪えば腰元へ、二刀を両手に持ち構えて建物から出ようと来た道の扉へ足向けた。) [Sat 1 Apr 2006 21:49:08]
炎涼 > もっと、もっと……強く在りたい! (傷負う片手を握り潰せば血が尚更に流す。至って表情はそれ程云って、無表情であり力んでいる様子くらいだろう。感情がそう強く願っても表に出す事は決してしない。) 力が欲しい、護れるだけの力を…っ! (もう限界に近づいている身体に不満がある。心の何処かで感じていた、黒い其処の気付けぬ森羅が在る事すら自覚する事を叶わぬ。) [Sat 1 Apr 2006 21:43:02]
炎涼 > 傷…、癒えたら戻るか。 (癒えてない間に本部へ戻れば、如何なるかは知らないが念の為に考えた。傷口に微かだが微熱が篭りつつ、細胞が新しく再生して行くような感覚がある。が、其れは気のせいなのかもしれない。本部へ戻る迄は完治すれば良い、と云う願望。余計な心配をされても仕方ないし、させるのはあまり好きではないのだから―――) 未熟の故、闇深くなる前に――戻る必要があるな。 (見上げる夜空は闇に染まり始める。) [Sat 1 Apr 2006 21:29:32]
炎涼 > ……暗くなってきた。 (見上げる先は闇深くなってゆく夜空にだ。そうなれば、灯りになる角灯を付けて光り出そう―――。) ――眩しいな。 (自然に口元に笑みを浮かべた。どういう理屈なのか如何かではなく、ただ闇の中で負けぬように照らし続けているように思えたからだ。今は周囲からの目標にされやすいが移動の際は消す――。) [Sat 1 Apr 2006 21:15:26]
炎涼 > 深入りするな、か……。 (余計な事を起こすな、と考えてもいいのだろうか。踏み込んではいけない領域が何処かで出会う事になるのかは知らない、もう遅いのかまだ早いのかですら決められない上に理解が難しい。) 傷付くのは自分だけで良い。 (輝き失えた金眼は細くなり、己の手を見詰めた。己の血で微かに染まる片手、刃物を押さえ付けようと触れて握ってしまったんだっけ、と微かに苦笑を零した。それから小言を呟いて、苦笑から出る笑みさえ伏せており―――二刀を抜刀し、地面へ差し込もう。) [Sat 1 Apr 2006 21:02:08]
炎涼 > ―――迷いそうな場所。 (開ける口から多く語らない。着物に自警団の羽織りをしており目立つだろうだが、茶衣で纏い隠せており。屋上の端っこに立ち尽くして、彼方の方まで見遣りつつ小さき光が彼方此方とある。今日も晴天となればランタンを必要しないくらいに感じる。精神が問題だ、一度でも気を緩めてしまえば殺めてしまいそうだ。そうなれば狂気の有りの侭でしかなくなってしまう。だが、耐える事は如何にかに出来た。ただ――小さな溜息を吐いた。) ―――、………。 [Sat 1 Apr 2006 20:54:27]
炎涼 > ―――此れ以上、負傷したら戻れ……ですか。 (当然の言葉であった。罪人が少ない傷で済んだのだが、取り押さえ込む自身が傷付いていれば意味が無い。何時かは命が落とす危険がある、と云う警告が下され条件付きでならば個人での行動を続ける事は認められた。だが強引な願いをしていた自身も悪いのだが、少しでも良いから手っ取り早く進みたい。幾つの時が経てば、この場で解散をせよう。同僚と先輩とだ、後は自分為りの行動を行おうか。背を向ければ、見晴らしが良い屋上を目指して足を向けていこう―――) [Sat 1 Apr 2006 20:46:03]
炎涼 > 問題は無い。 ―――場を引くのですか。 (己の身体から血流す傷口を舐め取り、此れ以上続けるかどうかと問いだ。先輩の言葉、「連れて行くほうが荷物になる」だ。同僚も先輩も無事な姿があれば安息を零して、血に染まることがない綺麗な刀身を鞘へ二つ同時に潜めた。最近に起きた事件とはまた別人ではあるのだが罪人なのだから連れて行かねばならない。先輩から言葉を下されれば――) ―――もう少し、捜査させて下さい。 (下された言葉に合った返答では無く己の答え。) [Sat 1 Apr 2006 20:36:54]
炎涼 > ――――違うんだな。 (崩れさぬ事が無き建物。其処の更に奥深い部屋の中にて、知性が長けた先輩と同僚二人が立会いとしている。己の二刀が容疑者、又は罪人の首を斬首刑の様に構え出しており。抵抗させる以前に指一本すら動かせぬように、貫き殺すように睨み輝ける金眼。先輩が尋問をし終えては、罪人から目を逸らす事すらせずに、同僚が拘束をするの確認をせば二刀を引いて。最小限の怪我だけ済まさせる事は出来た。が、此方にも傷が多く負わされており――。) [Sat 1 Apr 2006 20:27:25]
お知らせ > 炎涼さんが入室されました。 『( 崩れ去らない廃墟 )』 [Sat 1 Apr 2006 20:19:23]
お知らせ > ヴァリスさんが帰りました。 『(去っていく背を見送る。それだけしかできない・のが―――)・・・・・』 [Fri 31 Mar 2006 05:01:15]
お知らせ > さんが退室されました。 『 …That's all? ( 消える間際の呟きが 冷えた風に流れていった。 )』 [Fri 31 Mar 2006 04:58:16]
> ( 振り返って見えたものは、俯いた姿。 ――… 小さな声は その欠片だけが耳に届いて。 一瞬だけ眉が跳ねるけれど。 小さな嘆息を、言葉に代えて。 後はもう、振り返らない。  さよなら。  それは、今日のおしまいの言葉。 ――… 次があるかなんて、きっと 誰もわからないのだから。  最後に届いた言葉には 「 遅いんだ。 」 また、そんな言葉を小声で呟いて。  広場の端に辿り着いたら  トン――…  地を蹴って、翻る白色が 屋根上へと消えていく。 ) [Fri 31 Mar 2006 04:57:25]
ヴァリス > (少女の言うことはわかるし、頷ける。 そうやって、思ってることを言われて、苦々しく吐き捨てるように言う少女に対して、ヴァリスは俯き、その表情を見せることは無く。わかってる、なんて小さく呟くといえないほど小さく、) ――――――、 (少女が振り返る。その気配を感じても、ヴァリスは顔を上げない)(次は助けなんて無くて、これはだから最後のチャンス。 もう失敗するなという釘刺し)(気配が離れていく。そして、最後の別れの言葉。)(次、聞くときはとても恐ろしいとき) ・・・・・・さよう、なら (答えた声は僅かに苦みが滲み出ているもので、) 元気で――。彼に、よろしく―― [Fri 31 Mar 2006 04:42:27]
>  貴方は夢を囀るだけだもの。 こうしたい、どうしたい、こうだったらいい、でも、だから――― なんて、ね。  …希望的観測を、まず止めてみたら? 囀る夢ばかりが、ぷかぷか浮かんでて それを形にする心と頭が欠けてたら、どうしようも無いでしょう? ( 無茶苦茶を言ってる自覚はあるけれど、込み上げる苦々しさが言葉を止めない。 吐き捨てるように口にして、浮かぶものは渋面。  ――… 思い通りに路がある、なんて思う時点で前提が間違ってる。此処は、彼が作り上げたい 都合の良い世界じゃないんだから。  踵を返して、背を向けて。 緩々と離れていくその前に、一度振り返って )   ――…  Aide-toi et le ciel t'aidera.   …貴方の貯金は、もう尽きた。 そういうことだよ。次が無いってのはね。 ( 「 天は自らを助けるものを助く。  」 呟いたのは、そんな意味の言葉。 助けてと祈るだけじゃ、誰も手なんか差し伸べてくれないってこと。 そんな薄氷は、いつか崩れるに違いないのだから。 ――…だから? 其処から先は、わたしの物語じゃあ、無い。  片手に握り締めていた赤い短剣は、袖口に隠して。 広場の端まで歩いていく。 )  それじゃ、さよなら。  [Fri 31 Mar 2006 04:22:42]
ヴァリス >  ―――あ、うん。 や、そんなことを言われても・・・ (ぼそぼそと。 地に足をつけて立って歩くこと。それをするためにも、やっぱり―― 、)(少女が苛立ちを憶えるのをなんとなしにわかっても、なぜだかわからない。 ただ、自分が自分に自信があまり無いのもわかってる。どちらかというと、自分の思いどおり道にいける自信が無いのかもしれない。それが、いけないというのに) ――――。うん、努力、――善処、します (短刀が振るわれるだけで彼の顔に小さな怯えの色が浮かぶ。 口元に添えて笑う姿を見て、背筋がぞっとする) ――――― (それで満足なのだろうか? 自分だけの世界なんて、そんなのは―――。そこに―――。)(少女が踵を返す。その僅かな足音を聞いて、背を見て、何も言うことができない。 言う資格とか、そんなもん、自分にはない) [Fri 31 Mar 2006 03:53:50]
>  希望願望、囀るばっかりじゃなくて、まずは 地に足を着けることから始めたら?  ――… なんてね。わたしみたいのに言われて、どうするんだ。 ( 彼の色々な事情は知らないから、淡白を通り越して やっぱり結構薄情かもしれない。 クスリ売りが悪いとは言わないけれど ――…ぅん。  何処までも希望形ばかりを口に出す彼に、苛立ちめいた色が 眼差しを過ぎる。 )  ……忘れるよ。 うぅん、思い出さないっていうのが、正しいのかな。 願わくば、思い出すような事をしないでくれるといいな。 ――… ねぇ? ( ヒュン  ――… 空を切った短刀を掴み取って、赤い刃を口元に添えて、笑う。 )  ――… 貴方がそうやって、事故憐憫に浸ってる間は、顔向けなんかで出来そうも無いね。  ――… 貴方は、貴方の世界で生きればいい。  それで、満足でしょう? ( くるり。 踵を返す。  ――… 最初から芽生えもしなかった期待が、諦観で枯れた。 それだけの事。 ――… 次は無い。 もう、優しい誰かが助けてくれることなんて、無いのだから。 ) [Fri 31 Mar 2006 03:39:53]
ヴァリス >  ―――――――――う、ん ( 自分はなにを言っているのだろうかと思う。 何か得心の言った様子の少女に何を言ったらいいのかがわからない。 居心地が悪くて、それでいて短剣が怖くて、)  ――――――え? (なにを言っているかがわからない。いや、わかる。これって―――。 呟いた言葉。耳に途切れ途切れに聞こえたけれども、)(その言葉を聴いて、ちくりと胸が痛んだ。) ―――う、ん。胸を張って、生きたい、けど、ね・・・・・・・ って(言い返せないのがつらい。 そりゃあクスリを売っちゃいましたが、あれには事情があるのだと、主張したところでなにが変わるわけでもない。) 忘れてくれると、うれしい・・・・かなぁ (もういいけどさ。薬売ってたのは) ・・・・・・うん (ごめん、の答え。 それがなんで少女が答えられるのか、彼は知らない。) ――――え、 (足から力が抜けたような錯覚。ふらっ、と視界が揺れるような衝撃。だって、恨み言を言われたっていいじゃないか。むしろ、罵倒の言葉を投げられるぐらいなごとじゃないか――。 なのに、だから、もう、良いよ、なんて)(涙腺が、緩むなってのが無理で。 だからといってだらだらと涙を流すのはどうにもいただけない。 だから、堪えて、力の限り堪えて、コートの袖で目元を乱暴に拭い、) ・・・・・ありが、とう (という言葉はどちらに対してのものか。呟いたような言葉は静寂に置き去りにされた広場に小さく呑まれていく・・・・) [Fri 31 Mar 2006 03:00:12]
>  「 …置き去りは平気。 だから、もう良いよ 」   ――… それが、貴方が捨てたもの。 置き去りにして、省みないでいたもの。 貴方を助けてくれたものだ。  二度目は、無いけどね。 (  それは、先日に その 彼 と会った時の、問いかけの答え。 置き去りにしたものに、ごめんって謝られたら、どうするの?  ――… その、答え。  嘆息で言葉を閉じて、また一歩 距離を開ける。 ) [Fri 31 Mar 2006 02:45:33]
> ( ――… この前、姿を見せたというのも 多分あるんだろう。 あの時には辿り着かなかった答えの一端に、彼の声が触れたから。 細めた視線はその侭に、紡がれる夢を聞く。  それは、何処までも甘く、優しく、だからこそ  ――… 辿り着けない、理想郷のように 苦い。 )  ――… そっか。 それが、貴方の世界だったんだ。 ( 「 彼に、彼の世界を返してやってほしい。 」  ――…同族の一人は、そう言って。 その約束を、わたしは容れた。 その源になったのが この言葉だとしたら。 かつて、あの同族に語られたこともあったんだろうか。 甘い夢。  ――… ) 悪夢に突き落としたんじゃなくて、夢から覚ましただけ か。  夢を見させて、突き落とすくらいなら。 最初から、そんなのは見せなければ良かったんだ。 ( これは、単純にわたしの言葉。 恨み言、繰言。 小さく呟いたら )  ――… そう。なら、せめて胸を張れる生き方くらい、したらいいんじゃないかな。 一歩も進めないで、おかしなクスリ売ってるより、マシなコト。 ( ふん、だ。 感傷をぶった斬るように口にするのは、海岸に場所を移す前の、彼の姿。 びやくー、びやくいりませんかー? ――… そんな、純然たる嫌がらせの後は。 )  ……ありがとう は、しらないけど。 ごめんの返事は、今上げる。  [Fri 31 Mar 2006 02:43:30]
ヴァリス > (逸らした瞬間に見えたような気がした何か。それを何か理解する前に、言葉が来た) ・・・・・・・。だ、(れ、という言葉は出てこなかった。 海岸での出来事を思い出せば、それが誰かってことは―――・・・・・。)( 嗚呼、なんということか。彼は、まだ―― ) 俺の世界は――。俺が望んだことは――。亜人であっても、安心できるような、場所を造りたい――という、(首を小さく振る。 語尾はややかすれてゆき、空気を吐く音だけになる)(夢)(あったらいいなという願望。)(赤い色。それは、短剣で彼にとって、死の象徴とも言うべき影。恐怖の対象。) ―――――。 (告げられた言葉はまるで区切りのように、仕切りのように。 指された左手は先ほどから幻痛を彼に訴え続けている。)(終わりという少女の言葉は突きつけるような。 もので、痛い) ――――俺は。 やっぱり、居られる場所を、造りたい。 彼に――――― (ゆるりと首を振るのはぎこちなく、) 結局、夢のままで終わったなんて思われないよう、に。 ・・・・・・。かな (やっぱり生き方というのか。 そりゃあ、でかくなるのは無理でも、少しずつでも、そういうことを、していきたい・・・・・のだろうか、自分は) あの、彼に伝えてもらえたらうれしいのだけど――― (というのは、もう会えないだろう彼に言いたかったことで) ・・・・・ごめん、とありがとう、って―――(もし、また会えることがあったら、自分で言いたいことなのだけど――。) [Fri 31 Mar 2006 01:52:01]
> ( 赤色は、見据えることを止めて逸らした直後に 鏡の風合いを消して。 其処に宿るのは諦観じみた色。  ――… 子供の悪戯。そんなモノに対して、対処を諦めたような疲労感。 尤も、小さい子を眺める時のような情愛は 其処から欠け落ちていたけれど。 )  ――… やくそく。 貴方に、貴方の世界を返してあげてって。 …わたしたちに脅かされる事の無い世界かな?それって。 ( くすくすくす。 歪んだ侭で、夜に混じる笑い声。 その度に、佇む白色の後ろで 刃の影が躍る。 いつかと同じように、赤い色をちらつかせて。 )    ん。 ( 震えながらも絞りだされた承諾の言葉に、片目だけを軽く細めて。 す、と 背筋を伸ばす。 )  …貴方は、貴方が切り捨てたものに生かされた。 でも、それも 此処まで。 ( 告げて、指し示すのは 彼の左手。 いつか傷つけた場所。 痕だけを残して、癒えた其処を示して。 )  その傷に追われる日は、終わらせてあげる。 その先は、知らない。 ( 追われる不安から逃れて、平穏に堕落して繰り返すのか。 それとも――…  短く、息を吐いて。 )  ……最後に一つ。 貴方は、貴方が置き去りにしたものに対して どんな姿をこれから見せるつもりなんだろうね? [Fri 31 Mar 2006 01:31:31]
ヴァリス > (赤色の瞳の奥に何があるのか。まるで中身を見せないとしているかのような、逆に自分の姿でも見てろというような鏡をみて、) ――― (自分から視線を外しそうになった、瞬間には視線が外された。どっと冷や汗が流れ落ち、深呼吸をしたくなるのを我慢して、短く息を吸った) ・・・・・・・・・・。 (静かに聞いている事しかできないのだろうか。少なくとも、自分ごと気が何かを言えるわけもなく、)(ただ、自分の有り様と、これからのための有り様と、)(白の少女との距離があく。嗚呼、これだけのことなのになんでこうも安堵できるのか。 後ろ手に組んだ姿なんていうのは女の子で、一瞬だけ自分の左手を刺した相手なんだってことを―――)(その歪んだ笑み、そんな思いは霧消した) ・・・・・・やくそ、く? (ぞくり、という何か悪い前触れのような予感)(もう、此方に関わるなというような言葉。 嗚呼、予感がだんだんと―――) ――――つっ (殺してあげるという言葉と同時に現れた短剣が視界で踊る。その短剣にどうしたって後ずさる。 左手に激痛。 女の子らしい仕草がなんだって? どんなであっても、女の子であっても、今、自分は、恐怖している。ひくっ、と喉が無意味に息を飲み込み、喉が張り付くような感覚)(意識せず、彼は顔に恐怖を僅かに浮かべつつ、一歩、二歩、と後ずさるだろう) わ、わ、わかっ、た・・・・・ (という声は、どうにか絞り出した震えた声) [Fri 31 Mar 2006 00:53:43]
>   もしも、それを破ったら。 お願いだから死なせてって、魂が壊れて泣き叫ぶまで弄んでから―――  殺してあげる。  ( 暗い昏い夜の其処。 星だけが落とした僅かな灯りを 外套姿の後ろで遮ったのは。 ゆらゆら、踊る 短剣の影。 ) [Fri 31 Mar 2006 00:39:02]
>  当たり前だ、馬鹿。 ( 台詞としては、本日二度目。 けれど、剣呑さは飛躍的に含有量を増していく。  ――… もう一度 見上げる赤は、血色。 睨むような光をちらつかせながらも 何とか見返そうとする彼の目を映す、硝子の鏡面。  彼がどんな顔をしているのか 彼自身に見せ付ける鏡。 )  ――… は。 ( 突きつけるような眼差しは、吐息一つで外れた。  諦観に似た響きを混じらせて。 )  崖っぷちに立ってる人間から差し伸べられる、助けの手なんて 危なっかしくて取れる訳無いじゃないか。 二人して谷底に転げ落ちるのが 関の山。  それだから、結局都合の良い世界しか見えてない子供だって言うんだ。  ――… でも。 ( トン。 詰めていた距離を一歩、離して。 両手を後ろで組んだ。 子供が大人を見上げる時のような格好で、唇だけが歪に笑う。 )  「 約束 」 、しちゃったしね。 貴方に、貴方の世界を返してあげるよ。 ――… わたしの。わたしたちの領域を侵さない限り、平穏に生きていけばいい。 でも―――   [Fri 31 Mar 2006 00:37:03]
ヴァリス >  ――――― (呟く声に、ヴァリスは小さく頷き、首を振り、そしてまた首を立てに振る) ――――。起こしたら殺してもらっても――いい。 (そんなのは当たり前。むしろ、己の死を第三者の手に委ねている時点で、それはとても情けないことなのだけど)(自分を見上げる赤色の双眼。 それをまっすぐに受け止めるだけの自信が無いけれど、怖いけれど、精一杯、できるだけ、見つめ返そう。少なくとも、そうしようと努力する) ――――そ、それは・・・・ (矢継ぎ早に叩きつけられた言葉にヴァリスは怯んでしまう。 自分でも言葉が頭に浮かんでいないのに、言い返そうとすることができなくて、) ・・・・・・・・・ (言葉が出なくて、それでもなにかを言いたくて、) ―――――。ごめん (なんて、謝ってしまう。)( 自分の面倒が見れない人間が、どうやって他人の面倒をみれるっていうのだろうか。 そんなのは、欲張って両手で持ちきれない荷物を無理矢理持つのと大差ない。そんなのは、すぐに崩れて荷物は地面に落ちてしまう) ―――――。・・・・・・・・・。ごめん。 (謝罪しか口から出てこないのが情けない。) [Fri 31 Mar 2006 00:20:13]
> ( 勿論、その積み重ねの先にあるのが、今。 起きてしまった事を責めるのが 大人気無いだなんて、知ってる。  ――… 冷えた空気を、一度肺の中に満たして。 剣呑さを乗せた赤色を一度瞬かせた。 )  ……聞いたよ。 ( 起こしたくない、と。 それを覚悟と言うには、まだ足りなくても。 その意思は、今此処で耳にした。 それが、追い詰められて 口先から零れ出たその場凌ぎで無いのを、確かめるように。 )  …… それが嘘だったら、首落とすよ。  ( ぼそり。 呟く言葉は、やっぱり嘆息混じり。 何処までも自信が無さそうな声は、多分 彼にとっての最善が、これまでの色々で裏切られ続けた所為なんだろうって。 それくらいの推測は、出来るけれど。  ――… それでも、苛々させられるのは、否めない。 打つ句顔を確かめるように、一歩踏み込んで。 下から睨み挙げる赤色は、闇に心を紛れさせるのも許さない。 )  ……貴方は、全然変わってないよ。 ( 悔恨を紡ぎながら、それでも 助けたいのだと。 望みを口にした言葉に重ねる、声。  前提を叩き潰すように、澱みは無く。 )  自分の足元もしっかりしてないモノが、何をどうする気? あの海岸で、 自分は種族なんかで云々とか言ってた時と、それは何が違うんだ?  何かがあったら、助けたい。 でも、自分はもうマークされてて動けない。 そんな自分でも、彼女は――…?  貴方はどんなお姫様? 悩んで苦しんでたら、誰かが答えを示してくれるって信じてるのかな。  ――…  ま、いいや。 ( 矢継ぎ早にまくしたてた言葉は、その始まりのように唐突に終わりを迎えて。 すい 視線を、彼の顔から外した。 )  大変な事になるまで、何もする気は無し、と。  …そんな棚ボタな気持ちで関わられるなら、やっぱり迷惑。  …貴方が選んだ 「 彼女 」 を どうするかまでは、わたしは知らないから。 それは好きなようにしたらいい。  [Fri 31 Mar 2006 00:00:54]
ヴァリス >  ――――― (そんなこと無いなんていえるものじゃない。 過去のことであろうと、確かに足らなかった。一人であろうと、足りてればまた変わったであろうし・・・)(昔の話がここで終わっても、やっぱりそれがあったから今の自分が居て、それでも目を向けるのはこれから前のことしか向けられなくて) お、起こさないよ。もう、起こしたくない――。です。 (半眼で睨まれれば居づらそうに、申し訳ないように)(あんなこともう起こしたくない。 それも本当で、どうしようもなくて、) 俺は―――。 (静かに、戸惑うように首を小さく振る) ・・・・・・・・。もう、あんなことは起こしたくない、っていうのは本当で。 (視線は再び地へと向かい、)(自信が無さそうで。 もし、自分が関わって行きたいと思うのなら――) ・・・・・・・・・・ (言いたいことは沢山あって、それでもそれを言ったらどんどん泥沼にはまりそうで、黙ったまま、やっぱり俯いてしまう) ・・・・・でも、もし、彼女であれ、彼であれ―――。大変なことになったら、助けたい――――。というのは、ほんと、どの口が、というのだけど・・・・ [Thu 30 Mar 2006 23:26:18]
> ( 無味乾燥な言葉を裏付けるのは、彼に据えた視線。 ――… 基本的にわたしは臆病で。きっと、同じくらいに薄情だから。 嘆息じみた言葉は きっと 只の事実。 )  それもちょっと勘違い。 あの時の貴方には、個人としてのすら、足りて無かったよ。 ――… ま、いいや。 あの時のは、もう過ぎた事だから。 今の事を、話そうか。 ( 過去、後悔、贖罪、懺悔――… 悔やみ続けたのであろう彼の心も その心情に思いいれの薄い薄情なモノからすれば だから、言ったのに。  その一言で集約されてしまうのだ。  だから、昔話は キリが無いからおしまい。  ――… 複雑な心情を秘めて、けれど それが唇から出る前に凝ってしまったような顔を見た。 )  ………… ( 見上げる方の顔が、覿面に半眼になった。 )  起こすな馬鹿。  ――… 似たようなこと繰り返したら、本当に殺すよ。 ( 基本的に、彼の痛みを斟酌する程 優しくなんてないものだから。 睨むような半眼の侭で )  ――… 良かったじゃないか。見捨てられてなくて。 「 関わりたいと思っても、もうマークされてるし。 」 「 彼女は、まだ関わりたいと思ってる。 」   全部受身。貴方の覚悟は何処にも無いね。  [Thu 30 Mar 2006 23:04:14]
ヴァリス >  ―――――うん (悪戯に死体を増やしたくなかっただけ、と言われれば、ヴァリスは頷くことしか出来ない。その本意が本当であれ別であれ、彼が知ることができないのだから) ・・・・。言われた。だけど、それは、個人とかそこで考えるものじゃないのかって――思ってた (一人だけの覚悟なんてどれだけのものだろうか。 そんなのは覚悟と呼ぶことすらおこがましい。 心情だけでどうにかできるなら、現実はここまで酷くない) 罪深いモノだって、気づくのが、遅かった・・・・・。知ろうとしたのだって―――遅かった (それは全てが終わった時。 夏の出来事が全て終わった後。嗚呼、もしこのことに海岸のときに気づけたのだったら。もし、あの時、スラムで言わなければ、そう、思ったことが幾夜あったことか)(ただ、それは後悔で、それを更に反省と変えるのにさらに時間が掛かったのだけれども) ――――― (嗚呼、どうしてだろうか。自分は思ったはずで、すでにマークされている自分がこれ以上関わるのは危険で、)(どうしたってまた、修復したくたって、)(・・・・・心が痛い) ―――そんな、ことは―――。 関わりたい、と思っても・・・・・・。 また、同じことが起きないという保証だってなくて――。もう、マークだってされてるし・・・・。 ・・・・・・・・(どこか痛みを堪えるような、顔をし) ・・・・・・なのに。彼女は―――まだ、関わりたいなんて・・・・・ (漏れた言葉は酷く小さいものだった。それはまるで口の中で転がしていた、もしくは心の内が零れたような、) [Thu 30 Mar 2006 22:43:58]
> ( 粛々と萎れて項垂れて言葉を受け止める姿を目にして はふ。 息継ぎの間。 投げつけられる言葉を 懸命に受け止める事に精一杯な姿は 本当に余裕が無いんだなって。 ――… わたしに言われたら、おしまいな気も 少し。 )  …勘違いは、しないで。 悪戯に死体を増やしたくなかっただけ。 ( ――… リスクとメリット。前者の方が大きいなら、動きたくない。それだけ。 別に、そんなものは慈悲でも情けでも無い。 ――… 本当に、時期を逃してしまった。別にそれを、惜しみも喜びもしないけれど。 )  …別に、わたしがすべての基準って訳じゃないけど。 でも、私は無理だった。 だから、最初から言ったじゃないか。 その程度の覚悟で、何をするつもりなんだって。 ( 理想と夢だけを目視して、足元も見えていない子供の綱渡り。否、まるで刃の上を渡るような遊戯劇場。 至近で見守る度胸も、その先のハッピーエンドを安易に信じられる心も無かった。 )  ――… 知ろうとしなかったのが、罪深い事だと思うなら その後は知ろうとしたの? ( 意地悪な質問には違いない。 それが叶っていたら、暑い夏のスラムで起こった顛末は、違う結末だった筈。  く。 喉奥だけで呼気をくぐもらせて。 )  ――… なら、そうすれば? 貴方はヒトに近いものだし、その侭で生きていけば受け入れてくれる人だって 見つかるかもしれないしね。 ( 贖罪を求め、懺悔を呟くような声に 返すものはいっそ あっけらかんとした端的な響き。 )  ――… 一人を選んで、後の一人を切り捨てたんだから。 選んだ後一人を捨てるのだって、簡単だよね。 うん。 [Thu 30 Mar 2006 22:25:53]
ヴァリス >  ―――ごもっともです ( 投げつけられる言葉のたびに、ヴァリスは「 その通りです 」「 ごめんなさい 」「 馬鹿です 」等々。小さく呟くほどの声で俯いたまま罵倒を肯定する。) ―――――。う、ん。 (なんと言えるだろうか。運が良かった、と言われても。その後現れた影にしろ、当時の少女にしろ、自分は本当に、赤子の首を絞めるほど簡単に殺せたはずだ。 少なくとも、刀なんて持っていても役に立たなかっただろう) ―――――――。うん。 (肯定。)(どれだけ綺麗な言葉を並べたところでそれは現実には影響しない。 湖に投石したら水面は揺れるだろうが、湖の形が変わるわけじゃない。)(なんて、頭の中で作った例えが悪くて、どうにも恥ずかしい思い) ・・・・・・・・。そんな、最初からあんなことをしたのだし・・・・・。 (そういうこと、か。 彼ら彼女らと関わるというのなら、それだけ大きな覚悟が必要なのだろう。 自分は子供だった。年齢とかそういうのじゃなくて、全てが子供だった。いつか見た夢ばかりを見つめていて、現実が見えていなかった。そんな夢が、どれだけ現実に難しいことか。難しい、なんて口で言うのは簡単だけど、それは筆舌し難いほどのことだろう。むしろ、無理に近い。 そんなことがわからなくて、だから、あんな安易な『信じる』なんていう言葉が薄っぺらか。現実を見ないで、言うだけならどれだけ簡単だっただろうか)(今は、そう思う) ――――。気づかなかった。 ・・・・・知ろうとしなかったから・・・・・ (伏せた顔は上げられない。 どう言い繕ったところで、変わらないのだから) ごめんなさい、なんていうのは簡単で――。 だから、俺は――もう、自分から関わらないほうがいいんだって――思って・・・・・(小さく漏れるような言葉。自分はこれからどうするべきだろうか、という言葉。安直に、簡単に、会いにいくなんて、昔のように、なんて、馬鹿な話で――) [Thu 30 Mar 2006 22:02:00]
> ( 跳ねる鼓動。規則正しく、時折不規則に響くそれは 命の音。 ――… 澄ました耳には良く届いて 青褪めたような皮膚の下に流れるものを 刹那思う。  ――… あんまり美味しくないって思い出して、軽く唇を舐めた。 )  ――… 当たり前じゃないか、ばか。 隠してることを、いきなり初対面の人間に暴かれて気持ちいいって、そんな露出趣味の変態知らないもの。 ばか、おーばか、考え無しー。 ( 彼に比すれば大分小柄な外套姿が、塩掛けられた菜っ葉みたいな風情の彼に対して、言いたい放題。 ひとしきり、安直な罵倒を口ずさんだ後 ――… は。 区切るように呼気を吐き出して。 )  謝らなくていいよ。あの時のわたしには、そんな度胸も力も無かっただけ。 …運が良かったね。 ( 礼じみた言葉に一際眉を寄せて、遮断するように呼気を継いだ。 )  ……なら、あの時 わたしが貴方を信じられなかった理由も。 …今だって変わらない理由も、気付いたかな。 子供の夢物語を真に受ける程、純真じゃなかった。  それだけ、だね。 ( 彼が口にした、いつかの言葉。 信じる、信じてる、裏切らない。 そんな言葉を 何も見えていなかった子供の理想と締め括ったら。 )  …… 本当、懲りてないから、繰り返したんだね。 ( はー。 嘆息に肩が落ちる。 ) [Thu 30 Mar 2006 21:36:11]
ヴァリス > (声だけが届いて姿が見えない空間。怖い。静寂の中というのに、うるさいこの音は何だ? それは、自分の心臓の音。 届きはしないだろうが、自分の心臓が静寂をぶち壊しているようで申し訳ない。)(気配が遠のいているような錯覚は、此処と周りが隔離されているような気がするからなのだと、ヴァリスは思う。)(下げた頭を上げることは無く、細められた赤色の瞳に気づかない。 いや、この暗闇の中、例え面を上げていたとしても気がついたかどうかは怪しいものだが) ―――それは、 (言葉を選ぶような間のあと、) ・・・・・・。もし、俺が――キミの立場だったら――不快だから――・・・・・ (思い出すのは、海岸の出来事とスラムでの言葉だったか。自分で考えて、殺したくなるほど憎くなったら云々。確か、そんな感じの) ・・・・隠していることを暴かれるのは、不快だし――。 その、種族とか――。宗教とか――。そういう立場の人にとって――。それは、とても危険で、あの時――。・・・・俺を殺したとしても、キミには良かったことかもしれなくて――。それは、ありがとうで―― (支離滅裂になってきた言葉に自分でも戸惑う。小さく息を吸い、吐き、) その、不快にさせてしまったということと――。軽んじての行動でキミを危険にさらしてしまうかもしれないことと――。あまり、うまく、言えない・・・・けど (頭の中で組み立てたはずの言葉が出てこないもどかしさを感じつつ、) 今更で、ほんと今更だけど――。ごめんなさい―― (それで、そうした忌避すべきことを、自分は他の少女にしてしまって――) [Thu 30 Mar 2006 21:17:51]
> ( 人の手で灯された光が無いのだから 足元すら朧な暗闇。 ――… 非現実と言うには遠い これも只の現実。 左手をきつく握り締めた彼も その前に在る外套姿も。 手を伸ばしても届かない距離は、でも この静寂の中でなら声が届くには充分。 辺りは静寂。 まるで見放された荒野か何かのように 他の気配は何もかも遠い。  ――… ほんの少し冬を巻き戻したように。風の温度も冷たい日。 )  ………… ( 音を挟まずに、彼が言葉を紡ぐのを待つ沈黙の後。  形にされた謝罪に、赤色が少し 細くなる。 )  ――… 遅いよ。本当に。 ( ぼそり。 零れた言葉に熱は無い。 見上げる角度も変わらない侭、視線だけが細く。 )  言い訳なんかしたら、ちょっと約束を破りたくなるとこだったけど。 ――… 一応聞くけど、 どうして、それが 「 悪い事 」 だって、貴方は思った?   [Thu 30 Mar 2006 21:01:41]
ヴァリス > (人工的な明かりは夜空を鈍く見せてしまう。だからこそ、スラムのような場所で見る空はきれいなのだと、彼は思っている。 しかし、今の彼にはこの風景はどこか幻想的な非現実感というには些か現実過ぎる不思議な空気を感じた)(足音が止む。立ち止まったのは僅かに相手の姿が見えようかという境界線。それでも、彼女からすれば瞬く間に零にできる距離なのかもしれない)(落ちる静寂。耳が痛いほどの) ―――――。その、 (うまく舌が回らない。口から出た言葉は僅かに震え、喉がまるで渇いた空気だけを吸っているようにすぐに乾いた。何度目かになるかわからない生唾を呑み、) ・・・・・・・・海岸で。その、キミのことを安易に知ったこと・・・・・ (それは初めて出会った時の話。 あの時とは立場が反対のような滑稽さ。今、怯えているのは自分だ) その、―――言い訳は、しない、です。ごめん、なさい―― (左手を知れず握り、気づいたことに僅かな戸惑い。一番汗を掻いているのは左手ではあるような、そんな感覚) [Thu 30 Mar 2006 20:46:36]
> ( 人工の灯火の少ない貧民窟の夜。 光源は空より落ちる光だけ。 新月の今宵は、その片方すら射し込まず。 ――… 音すらも呑み込むような、夜の闇。  溶け切れない白色は、緩々とベンチの方に近づいて 互いの姿、その輪郭が目視出来る辺りで ひたり 立ち止まる。 ――… 呼吸や心拍の緊張すらも伝わりそうな沈黙の後 )  ――… ん。 それで――…  ( 他愛無い挨拶めいたやり取りを 小さな首肯で閉じて。 唇に乗せようとした何かは 彼が口にした言葉で 止まる。 )  ……何について? ( こうして対峙していれば いっそ滑稽なくらいに 体格差などは明瞭で。 向ける視線は、どうやったって見上げるものだ。  此方を見なかった視線から外れて、ゆらりと下がる眼差しが見たものは  ――… 約束の刻限を示した、左の手。 ) [Thu 30 Mar 2006 20:30:44]
ヴァリス >  ―――――あ (衝撃を吸収するように、屈めていた身を起こす白色の影。矮躯といえるほどの小さな身体。 その姿を視界に捉えた瞬間、ビリッ、と身体に電気が走った様に固まる。いや、これは緊張。そう、緊張だ。 知れず、米神から零れた一粒の汗が顎を伝って地に落ちた) ――――。あ、う、うん (意識が引き起こされ、ヴァリスは近寄る白い影に対して立ち上がるだろう。 天壌にあるのは夜空。星明りと月明かりしかないスラムの広場で、その姿は不思議とヴァリスの緊張を更に引き上げさせる。あまり緊張しすぎるのは良くないと、経験が語るもそれは意識だけの話だった) え、えーと。お久しぶり・・・・・です、こんばんわ (まるで中身が抜けたような言葉に、薄ら寒さを感じる。 何かの前触れのような、それでいてその前触れが良くないものであるような、そんな錯覚) その。えーと (頭の中で組み立てられる言葉がでてこない。 上手く回らない舌に少しだけ焦りを感じる) その、俺は――。キミにも、謝らないと―― (という言葉は地に視線を飛ばしながらの。 ぴりっ、と知れず握った左手に幻痛を感じつつ、) [Thu 30 Mar 2006 20:19:24]
> ( 広場に端に落ちた もしくは 降りたものは、ちっぽけな白色。 衝撃を吸収する為に屈んだ姿勢は 刹那、淑女の礼じみた戯れ。  ――… 瞬きの一瞬後には、背筋を伸ばした白外套。 目深に被ったフードに半ば隠れた筈の視線が 設えられた古いベンチに。 もしくは、其処にある姿へと据えられて。 )  ――… お久しぶりって、こんな言葉で合ってるのかなー……? ( 芯の無い声音が 半ば疑問形で口にするのは ありふれた挨拶じみた言葉。 其処に何を感じ取るかは、きっと彼次第で。 まだ、声を届けるには遠過ぎる距離を詰めるように 緩々、歩みは中央へ。 ) [Thu 30 Mar 2006 20:05:10]
ヴァリス > (溜息を吐き、取り留めの無い思考の世界へと没入しようとした、矢先)(ト――――ン、と。 軽やかな着地音に沈みかけた意識は現実へと引き上げられた) ・・・・・・? (音の発生源は? むしろこれは危険のあるものかどうかという判断。彼女か? 彼女ではないか? 考える前に行動しろ)(くるり、と音の発生源へと首を廻らそう。その視線の先には―――?) [Thu 30 Mar 2006 19:56:49]
> ( それはいつかの模式図のように ゆらゆら 其処に蟠っていた。  ――… 膝を抱えて座っていただけ とか言うと、途端に緊迫感は崩れるけれど。  空は晴天 月無しの夜。  灯火が無ければ闇に沈む、新月の日。  ――… 一抹の灯りも必要としない目が ぼんやりと見下ろした広場に捉えたものは  )   ――…… (  ――…  トン。  翻る白色と、着地の音は 広場の端。 ) [Thu 30 Mar 2006 19:53:01]
ヴァリス > (ベンチの上に立ってあたりを見回した。思えば、あちらの方がかなり身を隠すのが上手だし、もし『 期限 』だと思うのなら、現れてくるだろうか。それまでに、自分はずっと待つのだろう。一分後か、一時間後か、明日か、明後日か、一週間後か、一ヵ月後か。時間間隔はあちらとはずいぶんと違うのかもしれない。だからといって、流石に一年はやめてほしいけど) ・・・・・・。まあ、それは判らないしね (そう溜息を吐き、踏み抜きそうだったベンチに腰掛けた) [Thu 30 Mar 2006 19:49:56]
お知らせ > さんが来ました。 『( 広場を囲う、建物の上。 )』 [Thu 30 Mar 2006 19:48:53]
ヴァリス > (―――――さて)(ヴァリスは広場の中心にやってくる。中心というのは木の根元であり、ベンチの上ということになる) ――――― (ぐるり、と視線を一周。 建物と崩れかけた建物と崩れた建物と建物ですら何かと人間の気配と人間じゃない気配と奇異の視線と無関心の視線と。あらゆる情報を目から通して頭の中で整理して、目的の白い影を探そう。  居るなんて保証はない。むしろ、居ないほうが普通かもしれない。 もし仮に、ここで「 やぁ、お兄さん、私達と遊ばないかな 」とか「 金目のもん出せっ 」とか「 めぐめっ!(偉そう) 」とか。あらゆることも想像できる。想像し、それらについてどう反応するか、一手二手先の未来を読むのは剣を握ったことのある人間なら誰だってしたことがあると思う。 そんな取り止めの無い想像も、15種類を超えたあたりでめんどくさくてやめた) [Thu 30 Mar 2006 19:46:20]
ヴァリス > (しばらくそうやって歩き、ヴァリスはある広場で足を止めた)(彼女と出会った場所であり追われた場所であり・・・・・・。ヴァリスにとって、いい思いでも悪い思いでも一緒くたに煮詰めたような場所だった) ・・・・・・・・・。変なの。スラムに来るとどうしてもここに来る (元々スラムのこの広場はスラムに住んでいたときのお気に入りの場所の一つだった。憩いの場所にしようとして失敗した壊れかけたベンチと緑を取り入れようとして失敗した枯れかけた何かの木。そんな風に見える。昔がどうだったのかは知らないが、今では葉なんてつけていない。もうすぐ春なのに) むしろ、火種に使われてないのが奇跡かな (それだけここは人気が無かった。それと同時に結構危険な場所でもあると思うか、人気が無いからこそ安全と思うのかは、人それぞれだ)  [Thu 30 Mar 2006 19:39:28]
ヴァリス >  ・・・・・・・? (なんだか物騒な噂が小耳に入る。娼婦がどうの、とか。クスリを売りに行ったこともあり、まったく関係の無い話ではないのだけど。それでも、事件に関与した憶えはない。当たり前だけど)(むしろ、色街にいったところで娼婦に話しかけるのが物凄い恥ずかしい。これでも、クスリを売るという建前があったから少しは話せたけど、基本的に抱きつかれたり手を握られたり覗き込まれたりという女の人の女性らしい表情や仕草、接触にはめっぽう弱いほうだ。 『対女性赤面症』 なんていうのは自分で勝手につけた自分への皮肉っぽいのだ。どうしたって、流される) ・・・・・・・・。それにしても、まあ、変わらないな、ここは (それで公衆浴場がお気に入りの場所だというのだから、鼻血キャラにでもなりそうな気がする)(あ、いいかも、鼻血ネタ)(置いとけ) [Thu 30 Mar 2006 19:33:54]
ヴァリス > (もちろん、苦い思い出だってある。思い出せば難しい顔になるのが自分でもわかった。やっぱり、自分は顔に出やすい)( ポーカーフェイス。勉強しなきゃ )(今更のように思い、どうしたものかと考えれば簡単な話。人に会う前に精神安定剤なりを呑めばいい話) ・・・・・・・。っと、そういうわけにもいかないんだけどね (一人呟いて髪を掻き揚げる。最近、前髪がうぜぇ、的なカッコつけ――客観的観測。童顔だから背伸びをしている子供。ほっておいて――。そろそろ切らないと) ・・・・・・。まあ、これも努力してみようかな。ポーカーフェィス、無表情。嘘の表情・・・・・・ (・・・・・。路地を歩きながら青年が一人百面相。笑い、苦い笑み、無表情、疲れたような溜息、満足そうな顔をした一瞬後の納得いかない顔。ポーカーフェイスは遥か遠い。ポーカーなんてやったら、すぐ負ける。というか、勝ったこともない。それ以前にやったこともない) [Thu 30 Mar 2006 19:27:30]
ヴァリス > (肩に掛かるリュックの重みは慣れた物。去年と比べれば入っているものは驚くほど少ないのだから、楽といえば楽だ) すいぶんと、変わったよね。俺も、生活も (根無し草が音を張る場所を決めた。そんな感じ。 今思えば、何もこの街で孤児院チックな、身寄りの無い子供を引き取ったりなんだってことをしなくてもいいと思う)(それでも、この街でしよう、なんて思ったのは――) やっぱり、うん。良くも悪くも、色々あったから (なんて、舌にすることが難しいほどの思い出と感情。自然と笑みがこぼれるのは、都合よくも良い思い出ばかりが思い出されるからか) ほんと、色々あったかな (言葉にしてみて、もう一年たつのかと再認識する。そうするとどこか感慨深いものがある。そういえば、去年の今頃はスラムでレバー片手に徘徊していたんだっけ)(なにやってたんだか)  [Thu 30 Mar 2006 19:19:57]
ヴァリス > (や、目的はあるのだけどそれは流石に他人に言えない。別にやましい事とかしているわけでもないし、法に触れることをしているわけでもない。正直、星を見るためだけにスラムに来ることは一ヶ月に二、三回の割合で来ることもあるけど、それも最近はとんと無い。居住区にも明かりが少ないところもあるし、そこで済ましてしまうことも多いし、何よりそんな暇が無いからだ) ―――――。 (目の前を餓鬼が通り過ぎていく。此方を見て、少し怯えたような感じだった。 黒コートと丈夫な革靴といういかにも軍属チックな格好だとは思うけど、元々兵士の経歴があるのだからしょうがない。というのは言い訳で、こういう制服じみた格好が好きなだけだ。個性が強調されなくていい。とか。まあ、色々。流石に冬限定だけど)  [Thu 30 Mar 2006 19:13:37]
ヴァリス > (それじゃ、と別れたのはそれから数分してからだ。親父は「 つまんねぇけど、仕事仕事 」と言って何処かへと出かけ、ヴァリスはそのその背を見送ってから路地を歩き出した)(目的ない徘徊。 まるで夢遊病者のようだとか、白痴のようだとか、まあ言われる。 理由なんて話さないし、どうしてもと聞かれれば「 残ってるのももったいないし、売ってる 」とか適当に誤魔化したり、「 あー、ここは星がよく見えますよね 」とか言って屋根の上に逃げたり。 流石にスラムの中をナイフ一本でぶらぶらと散歩ためだけで歩く気にはなれない。 まあ、去年の今頃はは此処に家があったのだからナイフ一本でも歩いていたわけだけど) [Thu 30 Mar 2006 19:08:46]
ヴァリス > (「 何しにきたんだ。前に住んでた事は知ってるけどよ、もおう居住区に家を借りちまってるんだろ? 」)(そう言われ、ヴァリスは曖昧に笑ってから答えた) えーと、まず、クスリの話し、ね (と、前置きをし、スラムに住んでいた頃に知り合った親父の焚き火で手の平を暖める) うん。積極的にはもう売ってないかも。とりあえず、どうにかなったし (それで、二つ目のね? と続け、) ・・・・・・。人探し、かな。何処にいるかわからないけど (「 ふぅん、難儀だねぇ 」)(親父は深く立ち入ったことは聞いてくれないから助かる。) まあ、そんなわけで、売ってないことも無いけど、買うの? (前は買ってくれなかったのに? そう言うと、親父は笑い声をあげ、 「 俺はそんなのを使わないでも女は寄ってくるのさ 」 )(短い間のあと、二人して笑った) [Thu 30 Mar 2006 19:04:32]
お知らせ > ヴァリスさんが入室されました。 『「 なんだ。にいちゃんもう売ってないのか? 」 とか、聞かれた』 [Thu 30 Mar 2006 18:57:39]
お知らせ > フェン・メイフォンさんが退室されました。 『本当に『オイシイ仕事』なんて滅多に回ってこないもの。けれども働かなければ生きて行けない。』 [Mon 27 Mar 2006 21:52:54]
フェン・メイフォン > ―――…… ふぅ。 じゃあ、行って来る(ソレが終われば、台車を引いて老人に背を向けて歩いて行く。 ガラガラと車輪の音と共に揺れる三つのソレに震動を感じながら、ゆっくりとゆっくりと台車を引き続け―――) あのジジィ。絶対、ロクな死に方しないね(―― ボソリ。遠くまでくれば、そんな事を一つ呟いてやる。 勿論、ソレに加担してる自分の事は棚に置きつつ―――或いは、少しでも複雑な感情でゴチャゴチャになっている自分の気を紛らわせる様に。 そんな風に、台車を引いて、老人が示した広場へと歩いて行くだろうか―――…) [Mon 27 Mar 2006 21:49:42]
フェン・メイフォン > まぁ… 良いけどね。うん… スラムでオイシイなんて、結局はこんなモンなんだろーし… (そして、顔を顰めた侭に小声でボソリと吐き出していれば… やがて、自分の前にぞんざいに持ってこられた台車を一瞥。 コレに乗せれば良いのか…と、思えば、ゆるゆると死体inズタ袋sへと手を伸ばし――) …… はぁー… (―― 一つ一つ、ゆっくりと台車へと乗せて行く。直に触る訳では無いとは言え…持ち上げた手に残るのは――嫌悪とも違う、何処か恐怖めいた様な感触。 それに、更に顔を顰めながら… やがて、三つ全てを台車の荷台へと載せて…) [Mon 27 Mar 2006 21:45:22]
フェン・メイフォン > …… なんだかなぁ…(『運ぶ代物』=ズタ袋入りの死体が三つ。 それも、依頼人…大分前に世話になっていた医者のおばちゃんの知人で、藪だがこれまた医者の老人の診療所で出たと言うモノ。 そして、仕事内容は、コレを『捨ててくる』事。 バチアタリにも程がある) ……… で、何処まで『持って行けば』良いのよ?墓地?(… 『捨てる』と言えない、そんな心境の中、問い掛けてみれば、老人が返す言葉は 「向こうの広場に捨ててくれば良い。後は獣共が始末する」との酷く無責任なソレ。 返されれば… 大きく顔を逸らし、思いっきり顰めておく。 ようは――死体に診療所のベッドを占領されたくないだけか、とか…そんな風に) [Mon 27 Mar 2006 21:38:56]
フェン・メイフォン > ……… マジですかぃ。 あー… まぁ、其れが仕事の内容だから、仕方ないけど… まぁ、仕方ないか(で、また視線をソレへと落とせば… 再度の溜息。流石にスラムで暮らしてる以上は目にしない訳でもないし、最近は妙にズ太くなっている自分… 気持ち悪くはなるが、吐きはしない事に少し驚きつつ――) ………… はぁー… あたしとしちゃ、供養の一つも、してやりたいんだけどねぇ…(―― そんな複雑な心境の中、やがて、『運ぶ代物』へと視線を向けて呟きを一つ残せば… 三度目の連続での溜息。何せ、息を吸えばすっぱい空気が肺に入ってきそうなのだ――― そう。) [Mon 27 Mar 2006 21:32:18]
フェン・メイフォン > いや、その… また、凄いモンを持って来てくれたなぁ…あいつ等も。(けれども今回…何時もの少女連中が、何時もの犬肉タイムに持ってきた『凄くオイシイ仕事』は、雑用とかそう言う次元の代物では無くて。 けれども、スラムで仕事と言うのだから… こう言う仕事があるのも仕方ないんだろうなぁ、とも妙に納得してる訳でもあり…) いや、台車とか用意してくれるなら持ってけない訳じゃないけど… その、マジ?(とりあえず、「運んでくれ」と言われたソレを指差しながら、隣に立つ老人に問い掛けてみれば… 「当然だ」と言う風にジロリ。 其の様子に、げふーっと溜息吐き出し…) [Mon 27 Mar 2006 21:27:22]
お知らせ > フェン・メイフォンさんが来ました。 『便利屋=雑用。 この偽少女の場合、あながち間違いでは無いかもしれないが…』 [Mon 27 Mar 2006 21:22:57]
お知らせ > カロンさんが退室されました。 『ま…待て待て待てェェ!(服を汚しながら追う。)』 [Mon 27 Mar 2006 10:50:56]
カロン > おーーー!(曇りがちな空に舞う、白いシーツ!) [Mon 27 Mar 2006 10:48:23]
カロン > (春一番。)わぶ。 ぺっぺっ!(砂が口に。)あー… …ん?(きょろ。) [Mon 27 Mar 2006 10:45:20]
カロン > (間断なく振り下ろされる棒切れの向こう、酷い有様の彼女達の手を思う。あかぎれだらけの、老婆のような手。大丈夫かと手を掴んでも、いつもの事だと笑いながら払われる。いつもこうなっているのか。)…(ぶんっ。素振りに力が篭る。手荒れにいい油脂があると聞く。今度買って来こよう。) [Mon 27 Mar 2006 10:41:32]
カロン > (近所にちょっとした手伝いに行ったらば、汚れた格好を指摘され、洗濯婦達に色々ひっぺがされて洗われたのだ。パンツまで奪われそうではあったが、そこは定評のあるディフェンスで阻止。 代金を払おうとしたら、いいんだよ、と背骨を叩かれた。地域の仲間になれたのだろうか、としみじみ噛み締める。おっと、素振り素振り。) [Mon 27 Mar 2006 10:35:21]
カロン > (百数十を数えようかという素振りを行う骨の隣では、春風に身を傾けるグレートヘルムとバタバタと靡くマントとシーツ。大分くたびれてはいるものの、これから脂が乗ってくるとは骨の談。) [Mon 27 Mar 2006 10:29:11]
カロン > ふんっ。ふんっ。(真剣な横顔。とはいえ、しゃれこうべから表情を読み取るのは至難の技という物だが。シャツ一枚とパンツ一枚で、棒切れ持って素振りの最中。 服なんてあっても無くても、隠す場所などハナから無いのだが。) [Mon 27 Mar 2006 10:25:14]
お知らせ > カロンさんが来ました。 『(風を切る。切る。)』 [Mon 27 Mar 2006 10:23:08]
お知らせ > フォルトナーさんが帰りました。 『怪人は暗がりに消える』 [Sun 26 Mar 2006 23:25:18]
フォルトナー > ふむ……リエイ、リエイ……。 (忘れないように、と見上げた夜空の月の姿と共に胸に刻み込み、懐から取り出したズタ袋に物言わぬ肉塊を収めると厨房へと急いで……。 数日後、市内の寺院に、木箱に収められた白骨と遺品。そして”リエイ”と書かれた羊皮紙が届けられるだろう……) [Sun 26 Mar 2006 23:24:49]
お知らせ > リエイさんが退室されました。 『(野垂れ死に。スラムではありふれた死に方にまた一例加わった)』 [Sun 26 Mar 2006 23:21:19]
リエイ > (肉を食材に、と聞いたとしても別に拒絶はしなかっただろう。悟者が前世で飢えた虎の親子に我が身を食わせたという『捨身飼虎』の功徳は有名な説話)リ…エイ(この世で最後の名乗りを呟けば、首が力を失って落ちる。その瞳を見返すこともなく) [Sun 26 Mar 2006 23:20:08]
フォルトナー > (しに行く人間には、無意味なことだろうと、口にはしない。最後に、料理し、弔う人物の名前を聞こうとして、顔をより近づける。仮面の奥、覗く瞳は感情は薄いながらも紛れも無く人間のもので……) [Sun 26 Mar 2006 23:18:19]
フォルトナー > 骨は寺院に収めよう…………名前は。 (肉は食材にするという事実は、死に行く) [Sun 26 Mar 2006 23:16:55]
リエイ > 申し出はありがたいが…傷から入った毒にやられた。こうなったら…無理だ(埋葬してくれる、というのだからスラムの人間としてはかなり良心的な提案だろう。が、それに答える体力がもう無かった。小さな傷と侮ったツケは命で払わされることに)金なら…23万ある。これはお前のものだ…あとは…どこぞの寺にでも投げ込んで…くれ(スートリアの寺院で供養されるのが最後の願い。無縁仏でも上等だ。言い終えれば、瞼が落ちる。呼吸が細くなり、何もしなくてもやがて途切れそうで) [Sun 26 Mar 2006 23:14:18]
フォルトナー > ……お前が死ぬなら、骨と遺品は埋葬し、それ以外はもらおう……。 もしお前が生きたいと思い、体力が持つなら、条件付きで助けてやろう……。 (フックを結びつけた木の棒の柄をゆっくりと地面に打ち付けてしゃべるさまは、どこかネイティブの呪術師を思わせるような動きで……) [Sun 26 Mar 2006 23:08:28]
リエイ > …魔術は知らないが…拳法と医術なら使えていた(過去形が自分でも驚くほどすんなりと出た。見たところ、鉤状の武器で殺そうとしているらしいが、特に恐怖も危機感も湧かなかった。むしろ自分を楽にしてくれそうな―)…頼みがある。殺そうが懐のものを奪おうがかまわないが。金以外の持ち物には手をつけんでくれんか?(生命力を掻き集めて舌に載せる。どうせ死人は金をあの世に持っていけないが。思い出のある品々だけはせめて遺骨の傍に置いておきたい、と) [Sun 26 Mar 2006 23:01:29]
お知らせ > リエイさんが入室されました。 [Sun 26 Mar 2006 22:58:18]
フォルトナー > イエロティアか……。 (フックを振りかざそうとしながらも、その衣装や肌の色を認めれば少し興味を抱いたのか、手を止めて) ……東洋の、魔術は使えるか?  (その後の説明は、なにやら漢方についての西洋人のイメージのようで)  [Sun 26 Mar 2006 22:57:52]
リエイ > (不気味、と称して差し支えない姿をかろうじて視界に捉える。京劇の怪物面に似ているな、と余計なことを考えるのも億劫な中思う)…見ての通り(死にかけの行き倒れだ、と続けたかったが口が上手く動かない。話し掛けてきた意図が掴めないためと衰弱の相乗効果で答える口調にも力はなく) [Sun 26 Mar 2006 22:50:49]
> (闇の中そびえ立つのは、ロングコート姿の、いかつい体格の人影。やや腰を丸めるようにしてリエイを覗き込む顔は、なにやら都市伝説にでも出てきそうな、奇怪なつぎはぎだらけのマスクに覆われている) ……お前は何だ。 (マスク越しにやけに白目の目立つ瞳で見据えながら、くぐもった声で質問をする) [Sun 26 Mar 2006 22:45:36]
リエイ > …(襟が何かに引っ張られてから―つまりフックにひっかけられてから異変に気付いた。そこまで感覚も低下していた)―?(懐を探られるのでもなく、息の根を止めてやろう、という動きとも違うような。僅かに残った力を掻き集め、目を見開いて異変の元を探ろうと首を左右に揺らす) [Sun 26 Mar 2006 22:42:01]
> (ス、とゆっくりした動きで、建物の影、薄暗い路地から棒の先に括られたフックがリエイに伸びる。それはリエイのエリを引っ掛け、他の浮浪者たちの視界からリエイを隠そうとしているようにも見える……少し体をひねれば難なくかわせるだろうが……) [Sun 26 Mar 2006 22:39:17]
お知らせ > さんが来ました。 『伸びるフック』 [Sun 26 Mar 2006 22:32:59]
リエイ > (記憶を辿るにつれて、僅かに口が緩んだ。あの時は、自分を奴隷に売ってしまおうという者がやってきた。その時から再び時間が動き出した。だが今は誰も寄り付きもしない。懐にある金銭はスラムの住人にとってはかなりの大金であるのに。あるいは完全に動けなくなるのを待っているのかもしれないが) [Sun 26 Mar 2006 22:30:57]
リエイ > (寄生生物に乗っ取られていた一時期を例外として、戦いで他者に遅れをとったことがない拳士でも。病には屈するしかないのだろうか)……ぅ(僅かに瞼が上がる。霞がかった記憶の中で、この街に辿り着いた時の光景が再生された。記憶を失いスラムで野宿していた頃のこと。あるいはここに戻ってきたのは運命なのかもしれない) [Sun 26 Mar 2006 22:15:23]
リエイ > (背中を廃屋の壁に預けたまま身じろぎもしない大男の口から漏れるのは、安定しない吸気と呼気の連続)……(手傷から拾った雑菌が体内で暴れまわった結果、既に体力は限界点に達しつつあった。熱は確実に抵抗力を奪い、着実に死への階段を踏み昇らせていく) [Sun 26 Mar 2006 22:10:39]
お知らせ > リエイさんが入室されました。 『(浅く荒い呼吸)』 [Sun 26 Mar 2006 22:07:20]
お知らせ > MJさんが帰りました。 『 そんなコンナでルーン彫り師を目指す事になった餓鬼んちょであった 』 [Sat 25 Mar 2006 15:58:32]
MJ >  ………。 ( 観念したのか溜息を吐くと、折れた武器を腰に釣り下げ。 進む方向を切り替え――目指すは、スラムに転がってた自分にルーンを教えてくれた不思議な老人の住む場所へ。 ) お爺ちゃん、天に召されてないとイイナ。  [Sat 25 Mar 2006 15:57:58]
MJ > (ルーン彫り師と偽っていかがわしい武器やら呪いの道具を売り捌く―――ペテン師、響きは小洒落てるが実際の所餓鬼のオツムではトラブルが絶えない。 その為には自衛程度ではあるが剣は必要であった。 ) ココはハッチャンに頼って死亡フラグ 「オレが守ってやる!」 を発動させるべきカシラカシラ。 ( ※効果:結局守られずに相手が死亡します )( 折れた剣をブラブラと振り回しながら。 珍しく思案顔、第一守って貰うのはガラじゃない。 かと言って武器屋にいって 「 すっげぇ格好良い武器くれ 」 とか言っても追い出されるのは目に見えて居た。 ) ムゥ……困った、普通の稼ぐ位しか道が残ってない。 ( 出来るなら、本当に出来るなら紛いモノで楽して儲けたかった。 だが此の儘では奴隷の子にも 「主偶には肉が食べたいぞ」など嫌味の一つでも貰いかねない。 ) [Sat 25 Mar 2006 15:52:38]
MJ >  ケッ―――性転換の薬でも飲んで男に戻れなくなって挙げ句女装させられて自分の価値観でも疑っちゃえェェェ。 ( 取り敢えず、壊した神父さんの悪口を叫び心を落ち着かせた餓鬼。 真逆、事実その神父さんがシスタァさんになって苦しんでるなんて知りません。 自分は、神父から十字架を奪っているので寧ろ悪いのは餓鬼の方ではあるが。 ) でも、困ったナ―――商売上がったりダシ。  ( 追っ手を撒いたのを確認すると、路地へと降り立ち辺りをキョロキョロと。 ) [Sat 25 Mar 2006 15:39:44]
MJ > ( 何時だったか風潮に乗っ取って銀メッキの武器を売りつけた傭兵さんから御礼参りされました。 そんな締まらない話……―――降りかかる火の粉は払おうと腰の剣を抜いたら 「 パキッ 」 小気味のいい音と共に折れてしまった剣 その後は回れ右の敵前大逆走。 ) 破片合わせたらくっつかないカナ? カナ? ( 未練がましく欠損部分を合わせて見るも、とーぜん直りゃシマセン。 大昔神父さん(現シスタァさん)に厚底ブーツで踏まれ罅入った儘にしてたのが悪かったのだろうが―――餓鬼は不満一杯。 ) [Sat 25 Mar 2006 15:32:50]
MJ > (遠ざかる足音) 何もさ怒る事無いよネ? (屋根からひょこりと顔を出す緋色の髪餓。頬に出来た切り傷をさすりながら溜息をほふーりと。 手には中程から破損して折れてしまった自分愛用の『剣』 ) [Sat 25 Mar 2006 15:25:08]
お知らせ > MJさんが入室されました。 『 折れた。 』 [Sat 25 Mar 2006 15:22:14]
お知らせ > リエイさんが帰りました。 『(重くなってきた瞼を閉じる。命など儚きものか―)』 [Sat 25 Mar 2006 00:15:16]
リエイ > (一旦体が弱ってしまえば鍛えた体も役には立たない。内部からの攻撃には人体は驚くほど無力だ)せめて…歩けるまでに…(このままだと、衰弱して食を探すこともままならない。春とはいえ夜気は体から容赦なく力を奪っていく。死神の見えざる鎌が研ぎ始められた頃合いか) [Fri 24 Mar 2006 23:54:24]
リエイ > (体全体が熱っぽい。どこかで汚れた気(=雑菌)を拾ってしまったのだろう。金を惜しんで病院にいかなかったことが悪かったのかもしれない。どちらにしろ、現在はかなり体力が低下している)……(こんな時でも、天界の星は明るい。それをややぼんやりした目で見上げてから、瞼を軽く閉じた) [Fri 24 Mar 2006 23:39:37]
リエイ > (油断だった、己の体力や医術を過信したのかもしれぬ―ある廃屋の軒先に体を埋めながら悔恨の思いを抱いていて)ぅ…く…っ…(両腕を組めば丁度十文字に走った傷。魔人と自称する相手につけられたそれは、悪化の一途だった。スラムという不衛生な場所での生活が響いたことは確実で、化膿の気配が濃厚。痛み止めを使ってから背を崩れそうな壁に預けた) [Fri 24 Mar 2006 23:35:18]
お知らせ > リエイさんが入室されました。 『(小さな手傷のはずだったが)』 [Fri 24 Mar 2006 23:32:23]
お知らせ > フェン・メイフォンさんが帰りました。 『結局のところ… 便利屋、始めました …と、言う事らしい』 [Thu 23 Mar 2006 20:39:12]
フェン・メイフォン > あんたらも、偶に手伝ってくれるんならね? (「ゑー…っ!」 半眼で言葉一つ。言ってやれば、何だか一斉に不満の声を上げてブーイング。 其の姿を見れば、流石に――) あんたらもちったぁ仕事しろぉぉぉおおっ!! (――大声で、泣きそうな声で、力の限りに吼えた。) [Thu 23 Mar 2006 20:38:31]
フェン・メイフォン > ―――……… つか、あんたらの言葉聞いてるとさ、あたしって…適当にそこ等辺で色々と力仕事とか、そこ等辺のコトをやってりゃ、それなりに稼げるとか…そんな錯覚に陥りそうなんだけど?(で、視線を逸らした一同へと、言葉一つ投げ掛けてやれば… チラリ数名が視線を戻し…「間違ってないんじゃないかな? うん、実際、何でも屋みたいな感じでやれば… ソコソコに稼げるだけの力はあるんじゃないの? あ、あたしらはロハでヨロシク」とか、そんなお返事。 ソレに、またまた溜息を漏らして項垂れれば、ガシガシと頭を掻き毟り――) まっ…よぉは、斡旋場で仕事を待つんじゃなくって、逆にあたしから仕事を貰いにって感じ…で、やれば良いのかなぁ… ハァ、狩りも一人じゃ少し自信持てないからなぁ… (… そして、項垂れながら、垂れ流す用にボソボソと。 言葉を漏らしていれば、少女連中は「儲けが出たら、奢りヨロシク」 と、手をパタリパタリ。チラリと視線を上げて、そんな様子の彼女達を睨み据えれば―――) [Thu 23 Mar 2006 20:35:56]
フェン・メイフォン > …… あたしって、そんなに馬鹿力?(「うん。そりゃもう、一緒に居ると安心する位に」 キッパリ、頼もしいのかそうじゃないのか微妙な色の返答一つ) ……あたしって、普段からそんなイメージなの?(「うん。だって、こぉ… 犬肉姐さんって、便利で頼りになる人だからね。」 またキッパリ。全員が全員、真顔で言い切れば、コクコクと頷きを見せ…) ………… つか、そう思ってるあんたらから金取りたくなってきたんだけど(「――――― ソレはカンベン。隣の通りの連中にやって」 これまた即座に返答し、一同一斉に視線を逸らす。 それはもう、どこかに指揮者でも居るんじゃないのか?って位に鮮やかな感じに) [Thu 23 Mar 2006 20:27:02]
フェン・メイフォン > ――――― いや、あたしの怪力って… あたしの力なんて人並みちょっとがイイとこ――( 「あ、ソレ良いかも! ドカタとか、荷物運びとか…!」「スラムに家とか建てるお手伝いとか…凄い似合うかも…」「あとは人間馬車とか良いかもしれないね。おばーちゃんとかおんぶして、走ったりとか」「対チンピラ用の護衛とか良いんじゃない? 犬肉姐さんに殴られたら、どんな悪餓鬼も一発でノックアウトだろーし」「うんうん、ノックアウト強盗とか押し込み強盗とか…強請りに恐喝に893キック」 づらづらづらづら。 人の話を聞く様子も無く焚き火を囲んで楽しげに言葉を続ける少女達。 其の姿に、少しコメカミの辺りが痛くなる感覚を覚えつつ… また、地面をバシンと叩き) ちょっと人の話を聞いてくれるかなーってか…最後の物騒なオンパレード言ったヤツ誰よ!(… っと、息を荒げ、声を荒げてやれば… 一度、一応は止まる少女達の言葉。其の姿を見れば… ふぅっと、一先ず溜息を落とし――…) [Thu 23 Mar 2006 20:22:32]
フェン・メイフォン > (で、暫し彼女らの言葉を待っていれば――― 「斡旋場の仕事は?」「今は、金になりそーなのは無いっぽい」 「コロシアム賭博でもやる?」「いや、流石に賭け事は…」 「体売れば?」「フザケロ」 「……… ノックアウト強盗」「ナメルナ」 ………―――) あんたら、マトモに応える気ある?(と、地面をバシバシ叩きながらに投げ掛けてやれば、「犬肉姐さんが贅沢なだけー」 との、御生意気なお返事一つ。 それから、全員で一斉に溜息を吐き出せば… 手の中の犬肉へ齧りつき――― っと、不意に少女の一人…最年少らしい少女が、顔を上げ 「犬肉ねーさんの、かいりきを生かすしごと…」 と、ボソリ) [Thu 23 Mar 2006 20:12:52]
フェン・メイフォン > … あー、いや。あんたらから借りるつもりは無いから… そこ等辺は安心しときなさいよ(で、視線を逸らす彼女らに言葉を投げれば… 一斉に此方へと戻って来る視線の数々。 其の光景に、やっぱりかコンチクショウドモめとか頬を引き攣らせつつに思っていれば、犬肉を齧る手を止めた侭… チラリと彼女らを見回し――) 何か金策が無いか、とかはちょっと相談に乗ってもらうけどね。流石にタダで(―― これで金取るとか言ったら、アタシ泣くからね。とジロリ… 睨んでやれば、少女達のうちの数人が思わず「 チッ 」 と、舌打ち一つ。 それに、また頬がヒキッ) [Thu 23 Mar 2006 20:05:48]
フェン・メイフォン > ……… ふー… そろそろ、ヤバイかも(そんな、何時の少女連中と何時も通りに犬肉を齧っていた犬肉姐さんこと、偽少女一匹。 不意に、犬肉串を齧る手を止めれば… 不意にボソリと呟きを漏らし、また犬肉をカジカジカジカジ。 その様子に、一同が何事かと目を向け、問う様に視線を送っていれば…やがて、また犬肉を齧る口と手を止め…) ……… 家賃が…うん( 何か、今日…大家さんと顔合わせたら溜息とか吐かれちゃった… と、視線を逸らしながら、ボソリ。 そりゃまぁ…滞納してるご身分なのだし、今まで追い出されなかっただけでも、御の字なんだけどね… と、ボソボソ。 呟けば、周りの少女連中は… あー… と、言葉を漏らして視線を逸らし――) [Thu 23 Mar 2006 20:02:44]
お知らせ > フェン・メイフォンさんが入室されました。 『パチパチ パチパチ 犬肉通りに、何時もの焚き火』 [Thu 23 Mar 2006 19:56:02]
お知らせ > ラジーさんが帰りました。 『(“世界”にはそんなこと、しったことじゃないのである。)』 [Tue 21 Mar 2006 18:24:35]
ラジー > ( 男が一人、街から姿をくらまし──数日後、またひょっこり現れた。 ただそれだけの、たわいない話。 ) [Tue 21 Mar 2006 18:23:17]
ラジー > (それは、誰かが語ることをやめた物語。 誰も語ることのない物語。 酔漢の戯言として、酒場の喧騒に埋没する物語。) [Tue 21 Mar 2006 18:19:29]
ラジー > (早い話が、儲からないことに骨を折った。 それだけの言葉で片がつく話だ。) おめェなぁ。 恩に着せようってわけじゃねェがよ、考えようによっちゃ英雄サマだぜ、俺ぁよ。 (『ハイハイ、じゃあ英雄サマよ、包帯巻くんで腕揚げやがれコラ。』) [Tue 21 Mar 2006 18:10:37]
ラジー > (街を取り巻く環境の変化と、その収拾。 金が出るならそれに越したことは無いが、出ないときは出ない。 最悪街を捨てて逃げるのもアリだが、そこらへんは勘定次第。) [Tue 21 Mar 2006 18:08:18]
ラジー > (もぐり医師の所に身を寄せて、苦痛に呻く) ってェな、もう少しそっとやりやがれこのヤブ。 (『そっちこそでけぇ図体しやがってなんてザマだ。娘ッ子みたいにぴぃぴぃ泣いてんじゃねぇぞ。』) け。 [Tue 21 Mar 2006 18:05:22]
お知らせ > ラジーさんが入室されました。 『っ、つつ…。』 [Tue 21 Mar 2006 18:02:11]
お知らせ > 野良狼さんが退室されました。 『 うるせぇー今何時だと思ってんだぁー!(ばっしゃー。) 』 [Tue 21 Mar 2006 03:31:10]
野良狼 > (何かを喪い、何を喪ったのかも忘れ果て、獣に成り果てて尚、遠く過去に置き去った面影を追って) ―――――あおーーーーー・・・・・う。(吼えた。) [Tue 21 Mar 2006 03:29:15]
野良狼 > (掘り返しては獲物を喰らい、喰らってはまた次の餌場を求めてゴミの山を渡る。狼としての誇りも無く、野良犬となんら変わり無い食卓を迎えながら、ふと何かを思い出すように、遠く空を見上げた。) [Tue 21 Mar 2006 03:26:00]
野良狼 > はっ、はっ。(飢えた狼は、その合間を縫うように道の片隅に打ち棄てられたゴミの山へと鼻先を突っ込み、その中に埋もれている何かを探す。 ずるり、引き摺り出されたゴミの一部は、かじりかけのチキンの破片。がふがふと咀嚼しながら、次の獲物を求めて更に奥へと掘り返す。) [Tue 21 Mar 2006 03:23:28]
野良狼 > (月夜に響く、狼の遠吠え。スラム街は暗く静かで、それでも、片隅に小さな気配がいくつも、身を寄せ合っている。) [Tue 21 Mar 2006 03:19:19]
お知らせ > 野良狼さんが入室されました。 『わおー。』 [Tue 21 Mar 2006 03:18:01]
お知らせ > リエイさんが帰りました。 『(疲労感に肩を押されて座り込み―今日はここで休もう。全てはまた明日だ)』 [Sun 19 Mar 2006 23:34:12]
リエイ > ………(覚悟した背中の痛みは、無い。手に収まるランタン。再び床を踏みしめれば刃替わりとでもいうような笑い声)……(普段は表情が乏しい男も、このときは悔しさを満面に滲ませて振り返るが。そのときには既に影も見えないだろうか。敗北感を抱えて立ち尽くして) [Sun 19 Mar 2006 23:33:07]
お知らせ > セオドアさんが退室されました。 『(魂を奪われた浮浪者の死体が一つ、付近で見付かるだろう。)』 [Sun 19 Mar 2006 23:32:38]
セオドア > (にたぁ。宙を舞う灯りは、悪魔の笑みを教会の壁に投影する。 ランタンはリエイの両手に収まるだろう。そして、悪魔の剣は… チン、リエイの背後、鞘に収められる。)あっはははは!信じてたぜリエイッ。武人気取りってーのはこれだから面白れー。また遊ぼうぜー。(既に踵を返していた。背中越しの視線と笑顔を投げて、去っていく。) [Sun 19 Mar 2006 23:31:02]
リエイ > なっ…こいつっ!(敵の意図を、その口からはじめて理解した。火災が起これば、まともな消防装置など望めないスラムは炎の蹂躙を受けるだろう)――(判断ミスだ。突撃してしまったため、武器を取り上げた相手に近い。もしランタンを受け止めに向えば背中から刺される。相手がその気になればそれができそうな距離。引き伸ばされる時間と思考…そして決断)ぬぅ!(床に爪先を叩きつけるように急ブレーキ。セオドアに広い背中見せながら向きを変えて、ランタンに向かって飛び掛ろうと) [Sun 19 Mar 2006 23:27:09]
セオドア > (左手の短刀を仕舞い込むと、床に突き立った剣を掴んだ。 突っ込んでくるリエイににやりと笑むと、たっぷりと油を注いだランタンを投げ上げた。放物線、頂点に達し、下降を始めた。)スラムを救え、リエイ!お前が取らなきゃ、教会から燃え移って火炎地獄だッ。(出入り口を背に、リエイの選択を突っ立って眺める。) [Sun 19 Mar 2006 23:24:00]
リエイ > ない!(左腕を盾のように前に突き出し、右拳は腰へと。左腕一本を犠牲にしてでも右拳を叩き込む構えで) [Sun 19 Mar 2006 23:20:11]
リエイ > あうぇー…(そういえば、ここは打ち捨てられたとはいえ教会。魔と名乗る相手の力を抑える効果でもあったのだろうか)…今度は―(ならばなおさらだ。ランタンの炎が不自然なまでに盛んなことに一抹の不安を覚え―あるいは深追いは危険かもしれないが、それ以上にこの魔人を野放しにするのは危険だと。再度、決死の覚悟を武器とした突進をかけんと、激しく床を踏みつけて駆けんとする) [Sun 19 Mar 2006 23:19:06]
セオドア > (口元をだらりと流れる血を拭い、笑みを浮かべた。)ま、今日ントコはアウェーって事で、これくらいにしとくぜ。今度は、本気で相手してやろうじゃねーの。俺の修練は何だったんだ…ってツラぁ、見せてくれよゥ?(にいい。)…ところでよ、燃える十字架…って、好きか。そこから散る火の粉とかよぉー。(掲げて見せるランタンの炎は、猛々しい。) [Sun 19 Mar 2006 23:14:41]
リエイ > ぬっ…っ!?(顔を防御したのは賭け。そこへ来たのは打撃ではなく赤い液体。予想外の反撃に、腕でカバーしたので目潰しにはならなかったものの拳が鈍り。篭めた力ごと、繰り出した一撃は空を打つのみか)――!?(振り返った時には、魔人は武器の元へ。しまった、と思うも相手が取ったのはランタン。行動の意図が読めず、その場で停滞して) [Sun 19 Mar 2006 23:09:43]
セオドア > (捨て身の気迫がひしひしと伝わってきた。ちょっとやそっとでは止まらないあの攻撃を受ければ、行動不能に陥ることは確実だ。)プッ!(噛み切っておいた口の中、溢れる血を霧にして噴き出した。目潰しも気休めだ。 動け動けと急かす頭に、リエイの拳が掠る。衝撃に眼が眩んだが、リエイの脇をくぐりぬけ、剣に到達する事に成功した。 しかし取るのは、その脇、ランタン。) [Sun 19 Mar 2006 23:06:02]
リエイ > おおおおおっ!!(吼えた。敵の手に武器があり此方は手傷という構図は、剣と相手の間を遮断したくらいではまだひっくり返らない。今度こそ乾坤一擲の勝負と、気勢を上げて突進する)―ハァァ!(反撃は覚悟の上で、左腕で顔をカバーしながら右拳を相手の頭目掛けて振り下ろさんとっ!) [Sun 19 Mar 2006 23:02:05]
セオドア > (パフォーマンスで飛び込みを誘う…そんな古典的な手には引っ掛からないらしい。歯軋りをするよう、口をもごと動かした。 低く構えた体勢のまま、逆手の左手と手負いの右手、蟷螂のようにリエイを向いた。 床に突き立った剣への道を塞がれた、か。) [Sun 19 Mar 2006 22:58:43]
リエイ > (気功などの特殊な技法を用いたのならともかく。ただ腕を立てただけでは、浅くとも確実に切り裂かれた。腕に縦横二筋の傷が走り。一瞬送れて血液が流れ出るか)……(そう深手ではないとはいえ、痛みで動きは鈍り出血も続けばまずい)―ハァツ!!(一方で痛みを感じていないかのような相手の態度。しかし、自身の指を弄るために短時間だが隙ができよう。短剣ならば、先程よりはリーチに差はなかろうと気合とともに突撃―と、見せかけセオドアの直前で相手の左側に大きく横に飛ぼうと) [Sun 19 Mar 2006 22:54:23]
セオドア > (腕のみで二度振るわれた短刀は、編みこまれたリエイの筋肉をさほどの深手は負わせられまい。ごろん、とマント靡かせ地面を転がり、後退。れえろ、と短刀を舐めた。)酷でー事してくれっちまって。木槌みてーなアッパーで、俺の右手がこんなんだぜー。(示す右手は、小指が明後日の方向にねじれていた。)まったく…(それを平然と、左手で摘み、ねじる。静かな場に、骨の音が響いた。) [Sun 19 Mar 2006 22:50:21]
リエイ > なっ…!?(予備武器!。その輝きが男の糠喜びを嘲笑うように閃くか。腰を落とした姿勢では、安定感がある反面動きが鈍くなる。顔の前に腕を十字に組み、体を切り裂かれるのを防ごうと。服の切れ端に混じって鮮血が飛び教会の床を濡らすか)ぬぉ!(両膝を跳ね上げ、重心を上げて敏捷性を取り戻そうと試みて) [Sun 19 Mar 2006 22:46:19]
セオドア > (ヒットした、と目ざとく察すれば、猫のように這い蹲った。素早くマントの中に突っ込まれた左手が、腰裏から、振り抜かれるっ。歯の間から漏れる気合。)シッ!(煌く逆手の曲短刀。 リエイを追い払わんと振るわれるそれは、浅い間合いにてもう一度振られ十字を描いた。) [Sun 19 Mar 2006 22:43:07]
リエイ > (武器を跳ね飛ばした!拳に伝わる感触。これで装備の差は消えたか、と思い込む)…!?(が、一撃が成功したところへ先程自分が蹴り飛ばした瓦礫が。突撃と打撃を行った直後、かわせず直撃)くぅ…!?(顔に衝撃を受ければ、敏感な神経が抗議の悲鳴を。一瞬低い腰を落とした姿勢のまま硬直し) [Sun 19 Mar 2006 22:40:04]
セオドア > (デカい図体で何という瞬発力。リエイは筋肉の塊なのだろう。他人事のように考えている暇は無かった。)ッ。(身をかわす暇も無く、右手に衝撃が走り、曲刀が宙を舞う。)あらあら。(間合いに潜り込んだ格闘家を調子付かせる訳には行かない。 下方、手首のみで放る瓦礫がリエイの顎を狙って飛ぶ。) [Sun 19 Mar 2006 22:36:48]
リエイ > ―(ふざけているように見えて、懐を深くして刃を体の前に晒す素手にとっては嫌な構えを取られた。軽薄な外見とは裏腹にやはり魔人と名乗るだけの力はあるのだろう、と観た)ハァッ!(命についての言い合いは中断。瓦礫を蹴った足をそのまま戻しざま地面を蹴るそれに変えて。姿勢を思い切り低くして、相手の足元目掛けて突撃せんと。蹴りの間合いに入れたのなら、剣を持った右手目掛けて下から拳を跳ね上げんとする) [Sun 19 Mar 2006 22:31:49]
セオドア > シャムシールなら、そうだろうなぁ、どうだかねぇ。(にやにや。殺傷力の塊を前に出し、間合いを深く取る。)大事な玩具だ。(ふざけて返す。 先んじられた、とホゾを噛む。間合いを詰めようとするリエイの鼻先に蹴り上げてやろうとしたものを…顔を顰め、左手で瓦礫を掴む。左手で、一瞬視界が塞がれた。) [Sun 19 Mar 2006 22:27:56]
リエイ > ガンディアン剣術か(触れれば切れる刃に身を晒せば、僅かな時間でも心身に負担がかかる。相手の剣を殆ど見慣れてもいないゆえ見切っても踏み込めず、後退されれば間合いを詰めきれない)大事なものだ(あくまでも生真面目に返しながら。そっと視線を床に。壁から剥がれ落ちたであろう瓦礫を見つければそれに爪先を近づけて。妨害がなければ、それを相手の顔に向けて蹴り上げんとするだろう) [Sun 19 Mar 2006 22:24:16]
セオドア > カッコイイだろ。(素手に対し武器。圧倒的なアドバンテージがあるが、相手は対武器の場数も踏んでいるはず。油断はできない。)じゃあ、何だ。玩具じゃなけりゃぁよぉー。(かわされた。上手いと舌を巻く暇も無い。弾かれたように、間合いを離すべく後退した。) [Sun 19 Mar 2006 22:21:08]
リエイ > …(額に汗が滲む。饒舌な相手に対して口数がなくなったのは、性格もあるが緊張が主たる原因)シャムシールか(武器を持った相手に素手で立ち向かうリスクは大きい。と、いって隠し持った武器を取り出す隙もなく、敵からの先制が―)積み木―人の命は玩具ではないぞ!(寄られれば、応じるように前に出た。後ろに逃げてはリーチの差はいつまでも埋まらない。髪の毛を切らせるほどな近い見切りで身を沈めて、その一撃をかわし。体を起せば床を蹴って飛び込まんとする) [Sun 19 Mar 2006 22:16:37]
セオドア > ご名答。(嬉しそう。刃物プラプラさせつつ。)随分自信があるみてーだなー。テメーの拳によ。分かるぜ。身ごなしなんかも、そこから滲み出てる。でもな。(にいい。)積み木は高けりゃ高いほど、倒した時気持ちイイんだ…(コツ、コツ。ブンッ。リーチで先制。無造作に歩み寄り、顔面を切り裂かんとする薙ぎを放った。) [Sun 19 Mar 2006 22:12:10]
リエイ > 本物の魔か!(抜き放たれる白刃を見れば声のトーンとともに緊張の水位は一気に上がる)…断わる。魔だか何者だか知らんが(左半身を相手に向けながら、拳を握った腕を胸の高さに揃えて構えた)そうやすやすと喰われはしない(じゃりっと靴底で地面を踏みしめて) [Sun 19 Mar 2006 22:08:39]
セオドア > 嘘だと思ってるだろ。馬鹿だと思ってるだろ。証拠を見せてやろうじゃねぇか。(しゅらぁ、欠伸でもするかのように、躊躇いも無く剣を抜く。置いたランタンに輝く三日月刀。)悪魔や魔人に喰われた魂は、天国にも地獄にも行かないって事…(身構えた。)テメェで確かめな。 [Sun 19 Mar 2006 22:05:02]
リエイ > 魔…人?(名前より、その自称のほうが気になった。好んで魔を名乗る人間とはお近づきにはなりたくない。そう思ったが)魂…!?(タチの悪い冗談でからかおうとしているのか。それとも本物の―反射的に一歩後退しながら顔に緊張の色を浮かべて) [Sun 19 Mar 2006 22:02:07]
セオドア > よくできました。(にやり。)俺はセオドア。魔人。好きな物は破壊と混沌。趣味は、せっかく並べたドミノを倒されっちまったようなツラをさせる事。(笑顔。眼は、リエイの隙を窺っていた。)好物は、人間の魂。(舌なめずり。) [Sun 19 Mar 2006 21:59:50]
リエイ > …リエイ。ここを一夜の塒に借りようと思って入ったのですが(いかにも、な笑みにはむっつり顔を返すだけ。が、口は名乗りまた目的を伝える。そちらは?と黒い眼を向けて)…(もしかしたら暗黒街から流れて来たそちらの筋の人間だろうか。だとしたら厄介な、と胸中で呟き) [Sun 19 Mar 2006 21:56:49]
セオドア > あんまり神神言うのは止めとくぜ。頭悪ぃ連中と一緒にされんのは御免だしなー。(ひひひと歯を出して笑う様は、軽薄なチンピラさながら。)人の事を尋ねる時ぁ、まずテメーの名前くらいは言うモンだろう。オッサンよ。(首を前に突き出して、へらりとリエイの胸を指差す。) [Sun 19 Mar 2006 21:53:22]
リエイ > は、はぁ…(陽気な声は、どう見ても古い教会を守る聖職者や信者といった風情ではない)見ているだけ…(目が行くのは、建物同様汚れた像。信者でないこともあり、敬謙な思いはわかず)どうも…貴方は?(一方此方は教会に不釣合いな男。返す声は低く) [Sun 19 Mar 2006 21:50:27]
セオドア > (フォーウンではなくてアマウラであると力説。) [Sun 19 Mar 2006 21:46:31]
セオドア > あっはっはっ。打ち捨てられてらぁなー。人間には。(ランタンの光を下に向け、笑いながら男が祭壇から降りてくる。黒い髪、黒い眼。リエイよりも一回り小柄なフォーウン人風。)神様は案外見捨ちゃいねーかも…つまり見てるだけって事だ。 おっす。(血塗れの右手をあげた。) [Sun 19 Mar 2006 21:45:52]
リエイ > ―ッ!?(目を打つ突然の光。さほど強いものではなさそうだったが不意に向けられれば反射的に掌を顔の前にかざして)失礼、打ち捨てられた所かと思い…(廃教会に見えて人がいた、と取って。その姿勢のまま声をかけてみるが) [Sun 19 Mar 2006 21:42:35]
セオドア > (彼の胸を、腹を滑り、像が安置された像へとブーツを乗せた。 カタ、と音。ランタンの光を、踏み入らんとするリエイの顔に照射せんっ。) [Sun 19 Mar 2006 21:40:27]
リエイ > (意識せず、先客の足跡を辿るようにしながら。教会の前に立つ大男は、その建物を見上げた)…ここにするか(スラムに相応しい荒廃の色に染まった神の家。異教徒であるから些か気が引けるが屋根がありそうなのは捨てがたく。中へ足を踏み入れようと―まだ先人には気付いておらず) [Sun 19 Mar 2006 21:37:59]
セオドア > エイメンッ!(振り上げたブーツを、)ん。(止めた。) [Sun 19 Mar 2006 21:35:16]
お知らせ > リエイさんが来ました。 『(足音―一夜の塒を求めて)』 [Sun 19 Mar 2006 21:34:22]
セオドア > いらねーけどな。安住の地なんて!殺し合いの無い世界なんて消えっちまえばいい。(割れた窓からひょいと腕を突き出すと、たちどころに傷は塞がり血は止まる。)うーん、さっすが俺。(満足そうに治った腕を眺めると、数歩ステップ。像への距離を詰めた。)そんじゃな! [Sun 19 Mar 2006 21:32:54]
セオドア > (豪雨が屋根を打つのに似る音で、床に垂れる血の粒。ランタンの灯りの中でそれを暫く眺めると、にやりと不敵に笑んで見せる。)まーだ見てやがるのか。いやらしい野郎だね。欲張りすぎだ。(虚空を刺すように短刀の血を払うと、慣れた仕草で鞘に収める。)お前の聖域は、俺が保証してやろー。その代わり。(風でうねる曇天を見上げた。)俺の安住の地を、お前に保証して貰いたいねぇ。 [Sun 19 Mar 2006 21:27:41]
セオドア > 乞食もいねー。きっとお前の下僕が怖えーんだぜ。単なる人殺しに粛清とかいう名前つけるからよ。(背中の彼にニヒヒと笑い、もぞと腰の裏に手を突っ込んだ。)だぁれも見てないトコでーぇ、(引き抜く左手で回る、銀色の輝き。掴めば、曲短刀。)悪い事をしよーぉ。(スパー。自らの右腕を、手首に向けて深く裂く。湯気を上げそうな赤い血が溢れ、零れる。) [Sun 19 Mar 2006 21:21:14]
セオドア > (窓は何れも打ち破られ、象徴であったはずのステンドグラスは破壊されたか持ち去られたか…見上げて認められる闇は、神の家の屋根が高いからではなく、神の座す空が見えるから。)今日は曇りだぜ。俯いてちゃぁ分かんねーんだろーけどよ。(ぺちぺちと像の頭を引っぱたき、くるりと踵を返した。)もう誰も住みゃしねーなー。神様だってよ、いねぇだろ。 [Sun 19 Mar 2006 21:14:30]
セオドア > (バカみたいに同じ方向を向いて並ぶ長椅子と、それらが望む薄汚れた像がある。長椅子が作る中央通路を、我が物顔で通行する。像を眺めては、口の端を吊り上げた。)聞いてる?お前の家だろ、ここはさ。(ここは教会。) [Sun 19 Mar 2006 21:09:38]
セオドア > (軋んで開くドアを大げさにかわし、ドンドン、と木の床にブーツを打ちつける。)おっ邪魔ーぁ。(手をポケットに突っ込んだ黒髪男が、ランタン携え一人現れた。) [Sun 19 Mar 2006 21:05:55]
お知らせ > セオドアさんが来ました。 『(ギギ。)』 [Sun 19 Mar 2006 21:03:09]
お知らせ > コバンさんが退室されました。 『(そのまま、猫の形は夜の闇に溶けていった。)』 [Sat 18 Mar 2006 23:56:21]
コバン > (そんなこんなで、襤褸屋根の端も緑色の瞳に捕らえられ。) にゃぁ (なんて、隠れて動くときのものではないような、軽い鳴き声を立てて。ぴょん、と襤褸屋根の端から猫妖精はとびたって。そのまま地面へと飛び降りる。 ひたり、と軽い着地の音だけ残して。) [Sat 18 Mar 2006 23:51:09]
コバン > (たとえば、ほら。この屋根だって、いつかは終わりが来る。 その先には、どんなことが待っているのか。 猫妖精は、どきどきわくわくしながら、でもちょっとだけすまし顔で、その先を確かめにいくのだ。)(『にゃぁ』なんて、軽い挨拶をしながら。) [Sat 18 Mar 2006 23:46:39]
コバン > (猫妖精が考えるのは、とても簡単なこと。『次の寝床はどうしようか?』だとか『次の食事はどこでとろうか?』だとか『今度は何をして人間をからかってみようか?』だとか。はて、それ以外には何を考えているのだろう、という塩梅かもしれぬ。)(気まぐれに道をたどって。そうやって訪れる、新しい世界に目を輝かせる。) [Sat 18 Mar 2006 23:42:41]
コバン > (にゃぁにゃぁ、と何度か続けて小さく鳴き声を零した、猫の形をした猫妖精は、声を上げるのにも飽きてしまって。 見上げていた空の月からも視線を外し立ち上がる。) ぅなぁ (そして、小さく、今度は唸るように声を零して。 ひたりひたりと音も無く屋根の上を歩いてゆく。) [Sat 18 Mar 2006 23:36:39]
コバン >  なぁ〜 (それは、かすかに猫もどきが喉を震わせた音。 犬の類の遠吠えとは、趣向の違うものであり。鳴き声にはたいした意味も無い。 ただ、ちょっと叫んでみたかった、でもなんとなく大声は出したくなかった。 そんな、気まぐれの声。) [Sat 18 Mar 2006 23:32:35]
コバン > (もちろん青い色した未来の魔法静物ではなく。その、猫の形をした猫でないものは、茶色の毛皮を身にまとい、普通の猫を超えた体をもっていて。今は襤褸屋の屋根の上、座り込んで晴れた夜空を見上げている。 緑色の瞳が、空に浮かぶ月の光を反射して、爛々と輝いている。) [Sat 18 Mar 2006 23:28:33]
お知らせ > コバンさんが来ました。 『(空を見上げる、猫形が一匹)』 [Sat 18 Mar 2006 23:24:22]
お知らせ > ポチ公さんが帰りました。 『 主は、何をしたら喜ぶか? 考えてたら寝ちゃった。 』 [Sat 18 Mar 2006 03:59:42]
ポチ公 >  ・・・・ マフラーあげちゃったから、きっとそれ知ったら京ちゃんまた怒るんだろうなァ。 げんこつで はたかれるかな。 その前に寝た振りしておくかな。 ( もぞもぞ。 自分の寝床を決めてる犬は 白いもふもふした毛布にくるまって横になる。 何もしてないって疲れるな って思った。 自分が、誰かになにかしたい。 そんな要求が産まれる。 ) [Sat 18 Mar 2006 03:59:25]
ポチ公 > ( 最後まで、笑ってくれなかったけど いいにおいのおんなのこ。 今度会うときは笑顔で会いたい。 ) ばいばい。 気をつけてね ( ここから離れることは出来ないけども、 ちゃんと見えなくなるまで 見送るよ。 沢山たくさん手を振って。 ) ・・・ 皆、色々 たくさん、 考えてるんだなぁ。 ( ふあ って欠伸。 眠いわけじゃないのに 疲れちった。 ) 大変なのねー。 ( 春風吹いた。 首元が寒くって 鳥肌たった。 ) ・・・ おうちのなかに 入りましょ。 ( ボロボロだけど あったかくて いいなって 思う。 ) [Sat 18 Mar 2006 03:54:01]
ポチ公 >  俺が ついてってあげると、俺が怒られちゃうから。 別にいいんだけど、 でも怒ると疲れちゃうしょ?疲れちゃったら 仕事から帰ってきてるのに可哀想だから。( 肩を竦めて溜息。 良い方法なんて 何にもないから だから、自分が出来ること。してあげようと思う。 ) ・・・ これあげるから、帰ってちゃんと謝ったほうが良いよ。 ( 首に巻いていたマフラー。 主のだけど、自分のもののように使ってたんだ。 あげちゃうもんね。 ) 泣きたくなったら、 仕事終わってから ここきて泣けば良いよ。 でも、大きな声で泣くと 怒っちゃう人がいるから こっそりね? ( 微笑んであげた。 俺って優しいのかもー なんて思っちゃう。 ) [Sat 18 Mar 2006 03:48:11]
ポチ公 > ( しばらく 間があったから 空見てた。 今日は曇り空だな、って思った。 ) ・・・・ ( 京ちゃんは 何を食べさせてくれるかなって 考えてた。 ら、 )( インバイクツ って答えが帰ってきた。 ) ・・・・ 逃げ出してきたの? ( って 聞いたら頷いてた。 ちっちゃく。 ) ・・・ 早く かえんないと もっと しかられちゃうね。 ( しゅんってした。 放浪してたとき よく女の子が怒られるのみて 嫌な気持ちになったから。 ) 本当はさ、俺が一緒に行ってあげたいんだけど 俺行けないからさ。 ( 不甲斐なさにも しゅんって肩を落とした。 ) [Sat 18 Mar 2006 03:36:22]
ポチ公 >  ここは、 あんまり治安ってゆうのもよくないから いちゃ駄目なんだよ。 ( 溜息ついた。 女の子の扱い方なんて わかんないから 正直戸惑う。 ) ( 少しだけ 落ち着いたのかな。 女の子は泣き止んだ。 顔をそっと 盗み見したら たいそう綺麗なお嬢さんだった。 ちょっと、胸がドキドキした。 ) ・・・・ どこから きたんですか。 ( スラムの子じゃないなって 思ったの。 ) [Sat 18 Mar 2006 03:27:38]
ポチ公 > ( 綺麗で、なんかイイ匂いした 少女。 ) ・・・ ここ、寒くないですか。  えっと、あの・・・・ ( たじたじ。 しちゃうけど、隣に腰を落とした。 ) なんで、 泣いてるの? ( ハンカチなんて しゃれたもの持ってないから。 着てるシャツの袖で 涙を拭ってあげたんだ。 ) ( 少女は、びっくりして 顔をあげた。 ) えっと、ここ俺のご主人の家だから ずっとそこにいられたら ちょっと 困る。 ( 怒られちゃうから。 俺が! 少女はまた泣いちゃった。 ) ・・・・。 んっと、 あっと、 ( 言葉が続かない。 犬は首をかしげた。 ) [Sat 18 Mar 2006 03:22:15]
ポチ公 >  どーしたンですかー。 ( 外と中を繋ぐ扉、開けちゃった。  泣き声の聴こえる 後ろのほう。 春だと言うけど夜は冷える。つい最近まで新しかったマフラーを巻いて 顔を覗かせた。 ) おなか、すきましたか。 ( 膝を抱えて泣くのは 少女、だった。 ) [Sat 18 Mar 2006 03:15:53]
ポチ公 > ( 夜勤の多い主はまだ帰って来ず。 襤褸屋の家で 犬は戸惑っていた。 ) ・・・  ( 壁に寄りかかって 誰かが泣いているんです。 襤褸屋だから 風の通りはいいうえに、壁も薄くって。 近所で喧嘩なんてあったらすぐに分かっちゃうぐらいにさ? ) ――― 。 ( 寝てるふり、したかったけど。 でも、 ) [Sat 18 Mar 2006 03:14:18]
お知らせ > ポチ公さんが来ました。 『 誰かが 泣いているんです。 』 [Sat 18 Mar 2006 03:12:33]
お知らせ > フェン・メイフォン@草毟ラさんが帰りました。 『胸には確りと刻まれる。地味な作業には似合わぬ光景か。』 [Sat 18 Mar 2006 02:09:03]
フェン・メイフォン@草毟ラ > ―――――…… んむ(握り締めるのは、何の変哲も無い草。 ソレを引き抜けば、何時も通りに自分の足元へと投げ落とし…次の草へと手を伸ばし。 それから、またブチブチと草を毟る音を響かせて… ) ……… うん。弱いから なんて言い訳したくない、からね( …そんな中で、自分の言葉を固める様な呟きを一つポツリ。 吐き出されたソレは、やがて夜空へと消え―― けれど) [Sat 18 Mar 2006 02:08:34]
フェン・メイフォン@草毟ラ > 強くなれれば… うん、強くなれれば… (きっと、自分の手や目の届く範囲は守れる気がする。 其の範囲を、誰かに土足で踏み躙られる事も無い気がする。 此処最近みたいに、日々の食事に困ったり、誰かの行動に心配する事も無くなる気がする。 そんな、子供染みた思い。 それを、草を毟りながらに思い描けば… やがて、口から長く永く吐息を一つ吐き出し――――………) ……… うん、強くなろう。 どんな風に強くなれば良いか、考えながら…( 草を握り締めた侭の拳をギュっと強く握り…コクンと頷きを見せるだろうか。 ソレが終われば、草を毟る手を動かし… ぶちぶちぶちぶち と、音を響かせ   【判定】) [Sat 18 Mar 2006 02:03:49]
フェン・メイフォン@草毟ラ > (――― けど) 実際に目の前に出て来たらどうするかなぁ?(心の中にはそんな不安。 最近は、自分が並外れた怪力の持ち主では?と、微妙に自覚はしてきてるが… 実際にはバケモノ級なのだが、自覚の範囲は未だ一般人に毛が三本生えたか生えないか程度で―― もし万一、クダンのソレがバケモノとかだったら、と思えば…少し背筋が寒くなったりして――) ………… はぁ… もちっと、強くなりたいモンだな… おっと(―― 零れるのはそんな溜息。自分が強ければ、こんな心配も… 他の心配もしなくて済むんじゃないだろうか?なんて事を考え―――て、いれば…ふと気が付くのは止まってしまった自分の手。ソレに慌てた様に手を動かし… 草を毟る行為を再開して――…) [Sat 18 Mar 2006 01:54:55]
フェン・メイフォン@草毟ラ > ――― 女喰うなってのよ、女を… 食うくらいなら男で我慢しろ…と。(で、口から愚痴る様に言葉を漏らしつつ… 頭の中では聞いた噂の続き話…何でも、買い物中が一番ヤバイらしい。 柔らかい部分を持ってかれるらしい。 正体なんて分からないらしい。 そんな、所詮はスラムの少女の噂話―― 実際の所は、現状…居るのか如何かも分からないグレーな色合いのソレだが、だが…―― Q.もし実際にそんなモノが居るとしたら? A.可能ならば死なす) ……… 女、舐めンなってのよ(… 自分が遭遇するか…彼女らに危害が加わった場合に限るだろうが。  まぁ、あの少女連中は暫くは群で動き…解決は自警団任せと言う事にはしているらしいし、自分も無闇に探しに回って余計なモン(VH然り、パプテス然り…)と面と向かうのはゴメンなので、あくまでも自分や身内に火の粉が掛からなければと言う事にしている。 勿論、スラムでは護身用のグルカナイフは手放さないが) [Sat 18 Mar 2006 01:44:07]
フェン・メイフォン@草毟ラ > ………… んむ(そんな風に…相変らずの何時もの様子で草を毟る偽少女一匹。 ただ、本日頭に思い浮かべる事は、ちょっとばかり何時もと違って――― ) ―――…… ヤな世の中だなぁ…(―――今日、脳裏に過ぎるのは… 『何でも、此処最近…女を狙って殺す何かが居るらしい。』 と言う、昼飯の犬肉タイムで聞いた噂。 スラムでは人死になんてモノは珍しくないが、狙われた女は喰われる為に殺されたのでは?との少女達のご推測。 この噂を口にした、力の無い少女達は『群れ』て行動するのだと言うし、教われない為に『多少は戦えそうな人(自分の事だろう)と頻繁に行動して』、自衛していると言う。 其の所為か、彼女らの中では被害にあったと言う話は今の所は無いとの事だが―― それでも、個人的には気持ちの良い話では無い。) [Sat 18 Mar 2006 01:30:50]
お知らせ > フェン・メイフォン@草毟ラさんが来ました。 『ぶちぶち黙々 スラムの広場 ぶちぶち黙々 草毟る』 [Sat 18 Mar 2006 01:21:13]
お知らせ > ポチ公さんが退室されました。 『( 心臓の音は 心地の良い 子守唄 )』 [Fri 17 Mar 2006 02:37:05]
ポチ公 >  うん。 ごめんね。 ( 主が、もう死になさいって 言ったら死ぬよ。 それまで、殴られても 蹴られても 腕なくなっても ついてきます。 だって、ポチは 貴方の犬です。 ) [Fri 17 Mar 2006 02:36:33]
お知らせ > さんが帰りました。 『(瞼を閉じて、惰眠に堕ち乍、思うのは其れだけだ―――)』 [Fri 17 Mar 2006 02:34:52]
> (―――知らない。知らない。人の温もりなンざ知らない。落ち着くのは、)(     己の赤だけ)(擦り寄る感触、顔を歪めて)―――捨てる前に、俺がブッ殺してやる。(低く唸るように。そうやッて、求められれば求められる程、壊したくなるのは、悪い癖。一人が怖い癖に、一人になりたがるのも、悪癖。)                         寝やがれ。(―――愛情なンざ無い。)(同情すらも無い―――唯、苛立ちをぶつける、 何か が欲しくて拾っただけ。頬を打って、髪を毟って、腕をもいで―――何処まで、この拾いモノはついてくるンだろう。) [Fri 17 Mar 2006 02:34:28]
ポチ公 > ( 胸に ぴたって 顔をくっつけちゃうんだ。 心臓の音、 どくんどくん って聴こえてくれば安心する。 嗚呼 生きてるンだなって ) 役に立たないと 俺捨てられちゃうのかなぁ。 ( 役に立つようにしなきゃ! って思った。 一人がもてあます時間は酷く長いから 怖い。 ) うん。 寝る。 ( くちだけなんだ。 嬉しくて嬉しくて、 うれしくって 眠れるわけなんてないから 目を瞑って こっそり顔を盗み見する。 今なら 何をされても笑って ありがとうって言えるよ。 ) [Fri 17 Mar 2006 02:29:30]
> (何時からだッけか、歪んだのは。)(家の傾きは、何も襤褸いからだけじゃァない―――何度、女が泣き叫んで逃げただろう。其の度、包帯は増える)           ―――………役に立たねェな、テメェは。(小さな身体、本人の言うとおり、然して温度は高くなくて)        ……うるせェ。寝ろ。(嬉しそうにしている面なンざ見ない。泣きたくなる犬の気持ちなンざ知らない。如何でもいい―――)(ただ)            ……お前みてェに、言うことよく聞く奴隷じゃァ、(溜息)―――甚振り甲斐ねェだろォが。(―――泣き叫んで、許しを乞う姿が見たいだけ。)                   ヴォケが。寝ろ。マジで寝ろ。(目を閉じて、―――此の儘、引き寄せた細い首を絞めたら如何なるンだろう、等と考える思考を断ち切ろう)(眠らなくては。)(眠らなくては―――  シテシマウ。) [Fri 17 Mar 2006 02:24:07]
ポチ公 > ( 突然聴こえた大きな音と、 叫ぶ声。 ) ――――――きょうちゃ ・・・・。 ( 自分のせいで こんなに怒ってるのかな。 怖いな、悲しいなって思う。 でも ) うん でも、 あんまり 高くないよ。 ( くしゃ ってなった。 なんか、胸が押しつぶされるってゆうか 嗚呼 こんなとき なぜか すっごい 泣きたくなるンだよ。 ) うん。 なる。 ( 心の中で 沢山叫ぶ。 きょうちゃん 京ちゃん。 引き寄せられた身体は ちっこいし ガリガリだし 多分、主が思ってるより体温は低い。 でも 犬は凄く凄く 嬉しそうにするんだ。 でも、涙が出るのは なんでだろうね? 嬉しいのに。 ) きょうちゃん、なんかいいにおいするね。 [Fri 17 Mar 2006 02:16:34]
> ―――……           ……、(あッさりと認められて、頷かれて。黙られて。)        ………、(其れが余計に苛立つのは何故?余計に傷つけたくなるのは、何故?)            ……わかッ…(言い掛けた言葉、言い淀まん)(―――苛付くのは、其れが 誰か と重なるから。よく知った誰かと。もッと傷つけたい、そンな衝動―――もうやめて、涙で歪んだ様が見たい。)(見たいみたいミタイミタイミタイ…―――!!)                           ………、(目を瞑って。肩を落としたワン公)……(其れを眺めて)……………、               (前髪の白髪と、黒髪をぐしゃぐしゃに掻き毟ッた)―――だァアアアァアアアァ!!!畜生、テメェ、マジでブッ殺してェ!!!!(だンッ)(―――唯でさえ、風でゆれる壁だ。薄い壁だ。傾いた壁だ。―――其れを蹴りつけ)               …。(ワン公の隣。)(近くに転がる、己の薄い毛布を引っ張り)―――………、テメェ、餓鬼だから、体温高ェンだろう。(隣へ転がった)         ……湯たんぽ代わりに、   なれ。(小さな身体を引き寄せよう) [Fri 17 Mar 2006 02:10:02]
ポチ公 >  うん。 俺って ばかだから いけないんだね。 うん。 ・・・ ごめん。 ( 馬鹿なのは、本当だから。 その先は何もいえないのだ。 これが、主をイラ付かせる原因だって気づけないんだ。 ) 楽しいよ。 ( こぶし、本当は怖い。 殴られるこわさって知ってる。 でも、 ) だって、命令されるのが 俺のいきがい なんだよ。 ( 目を瞑った。 きっと、次の瞬間はぶっ飛ばされるって 思った。 んだけど? ) ・・・。 それが、 命令なら 俺寝る。 ( 肩を落とせば 元の位置に戻ろうと。 ) ( ” ポチは 馬鹿だから犬になりなさい。 ポチは 聞き分けの良い子だから命令を聞きなさい。 ” あたまんなか、思い出して ぐるぐるしてきた。 ) [Fri 17 Mar 2006 02:01:51]
>  ―――所詮欺瞞だよ、テメェが莫迦だから分からねェだけだ。(―――イラつく。)(見上げる犬のような視線が。従順に何でも信じて、何でも従う其の澄んだ瞳が。)(    うざッてェ   )         ……犬ッコロがチョーシにのッからだ。(むすりと見上げる涙目に、さも当たり前だというように。)        ……………、(従順に)………は   、(純粋に)        …………テメェは、(主に従うだけ)其れで、何が楽しい? (―――拳握り締めん)(思わず、其の拳が、力いっぱい―――ワン公を打ちそうになッて。)      なら、大人しく寝てやがれ。犬らしく。(―――留まって、其の金糸を軽く小突いた) [Fri 17 Mar 2006 01:55:12]
ポチ公 >  でも、優しかった。 俺が、悪いことしなかったら 優しかった。 ( 傍に座ってじっと 顔を見上げる。 何が、そんなに貴方をイラ付かせるのかな。 )      ( 本当は、膝の上に顔乗っけたいんだけどなぁ なんて 考えてたら、 )   いて! ( 平手、やってきました! 涙目 むっすり )  もし、京ちゃんが 俺を はたきたい って思うならすればいいんだよ。 ( それじゃ なきゃ、 ) 俺は 京ちゃんの 犬だから。 ( なにも おかえしが できないよ。 ) [Fri 17 Mar 2006 01:49:05]
> ―――へッ。 腐れパプテスが、奴隷飼ってやがったのか。大した信仰心だよ、ッたく―――(今度は本当に唾を吐き捨てた)(ぶーたれたワン公には気付かん。奴隷制度、パプテス、善悪、―――何もかもが煩わしく思う瞬間) ―――……(寄って来た。直ぐ近くにワン公が座り込んで、)………、(尋ねられた言葉)―――……。 …………、       (暫し、)(苦虫を噛み潰したよな面で、紫煙を吸うて)―――ヴァァアアアァカ。 (べしり!)(平手を額に打ち付けんと) テメェなンざ相手じゃ、勃つモンも勃たねェよ。(吐き捨てる)          苛々すンのは、職場で発散すらァ。 [Fri 17 Mar 2006 01:44:41]
ポチ公 >  ・・・そうなんだ? 前のご主人様はね、死んだら天国に行くか地獄に行くかは 日頃の行いで決まるんだってゆってたから。 俺は、天国だって言われてたんだもん。 ( 前の主人を馬鹿にされたみたいで、ちょっとぶぅたれた。 唇突き出して。 ) ・・・・ へへへ。 ( 炎から、視線は変わり家主へ向けられる。 いいよってゆってもらえることが、凄く嬉しくて嬉しくて。 立ち上がって 傍によって座るんだ。 本物のいぬっころのように。 ) ・・・ ばいくつ。 ( ちゃんと知ってる。何するところか。 ) 京ちゃんは いんばいくつで できないぶん、 俺にするんじゃないの? ( まえは、そうだった。 ) だから、京ちゃんは苛々するの? [Fri 17 Mar 2006 01:37:30]
> ―――ヴァァカ。天国も地獄もあるか。死んだらソレまでだッてェの。(ゆらゆら炎を小さくあげる暖炉。時折、吹き込む隙間風に消えそうになッては、再び灯る)(莫迦にした口調で言うた包帯男、)―――………、別に窓の外眺めるくらい文句言わねェし、玄関で待ってるのも文句言わねェよ。(炎を見つめるオッドアイを、肩肘ついて眺めた)(―――莫迦なところを覗けば、其れなりの見た目なのだろう。)          ……やだ。(一緒に。)(―――添い寝を希望するワン公に、舌突き出して)    テメ、仕事続きで、テメェがきてからバイクツにも通ってねェで。(再び煙草取り出し)―――テメェみてーな。弱ッこいのと一緒に寝たら、どうなるか。(―――男だと思っていても、そも、男でも女でもイイのだから。)(手を出してしまいそうだ。)       だから、一人で寝やがれ。 [Fri 17 Mar 2006 01:32:02]
ポチ公 > 知らないよ。 死んだたら、俺は天国に行くんだもん。 ちゃんと、ご主人様の言いつけを守ってたから 天国に行くんだもん。 ( 灰が付いた毛布でも かまわず包まることにした。 後で外で払ってこよう。 顔をちゃんとだして。 ) ・・・ 。  ひとりで 窓の外 見るのも駄目? おうちの、玄関で 京ちゃん待ってるのもだめ? ( 冷たい視線。 見返すことが出来ない犬は 誤魔化すように 暖炉でだんだんと増す炎を見つめるふりをした。 ) ・・・・ 一緒に、 寝てよっ。 ( 小さな呟きは、犬の願いだった。 ) [Fri 17 Mar 2006 01:22:27]
> (拒否する)(だッてサドだもの。)―――知らねェのか。閻魔様。(くつくつ肩揺らして笑うた)(焦って手を離したり、何だりしているワン公を背に、暖炉にお愛想ばかりの小さな薪と―――紙束放り込んだ)            (この紙の束が、処理し切れなかった過去の書類の束だなンて、秘密。)(其処に煙草を放り込んで)   ―――……普通奴隷と、主は一緒に寝るモンじゃねェだろォが。(け、と唾吐き捨てるように言い捨てて)(早々と近所の悪餓鬼どもと馴染んだらしいワン公に冷たい視線。)            ………それに俺、犬と一緒に寝る趣味はねェの。(――放り込んだ煙草が、紙の束(元書類達)と薪に着火し。)(暖炉が煌々と。) [Fri 17 Mar 2006 01:18:20]
ポチ公 > ( 優しくしてよ。(※切実) ) え!舌は抜いちゃだめ・・・ ううう。 ( 口を両手で塞いだ。舌を引っこ抜かれないためだ! これで安心だけど、息もすえないことに気づいたんで 焦って手をすぐに離しちゃいました。 ) だって、京ちゃん 一緒に寝てくれないンだもん。 寒いンだもんー。 ( くしゃみこいたら、お外で遊んでたちびっこ達がくれたんだ。 金持ちの家からパクってきたから!ってさ? ) [Fri 17 Mar 2006 01:11:54]
> (ありえねェ!)(煙草の煙で一気に黒ッてどンな毛布ですかと!嘘つくと舌引っこ抜くぞ、マジで。)(さておき)―――嘘こけ!テメェ、嘘つくと、舌ぶっこぬくぞ!!!(言い訳をつらつら並べるワン公へ、指先わきわきさせ乍)    寒いとか、我儘言うンじゃねェよ!!(酷ェ事言った)つか、言えよ、寒いッて。(―――溜息ついて、襤褸家屋の隅。申し訳程度に付けられた、暖炉らしきもの。其れへ近付く) [Fri 17 Mar 2006 01:07:53]
ポチ公 > ( まっしろくてふわふわしてた 毛布は、いっきに真っ黒になりました。灰のせいだ! 毛布に身を隠して防いだ! ) っぎゃ! ひ、拾ってないよう〜 貰ったんだよ! も、もらったんだっ! ( こっそりと 顔だけ出して言い訳を並べてみようじゃないか。 ) 寒かったんだもん。 京ちゃん、お布団くれないから 寒かったんだもん。 ( ちっこいから 燃費も悪いうえに、新陳代謝も悪いから いっつも冷たいんだよ。 ) [Fri 17 Mar 2006 01:01:46]
> ……(煙そうに咳をされようが、無視。)(すっぱーッと紫煙吐き出して)―――あ、そ。寝てた。 へェ、寝てた。(毛布に身を包むワン公へ冷たい視線と、冷たい声を飛ばして、)(足元に転がッていた、灰皿。)          ―――寝てた、ッて(持ち上げ)   テメ、(大きく振りかぶってェー!)其の毛布、何処で拾ってきたァアアアァ?!(―――ピッチャー投げた!!)(弧を描いて、ワン公目掛け飛ぶ灰皿ッ) [Fri 17 Mar 2006 00:59:21]
ポチ公 > ( せまぼろの家。 すぐに煙は充満するのだ。 ゲッホゲホ ) ぅん。 寝てた。 寝る子はさ 育つんだってさ! ( むくむくしてる毛布は、こっそり拾って洗った一品。 身体をそれで丸めて気持ちよさげに 目を細めた。 ) [Fri 17 Mar 2006 00:56:01]
> ―――……ぁン?    (無視してたのに…!)(声が、して)   ―――あァー? テメェ、居たのか。(面倒臭そうな面。)(煙を吐き出し) [Fri 17 Mar 2006 00:53:51]
ポチ公 >  きょおぉぉぉぉぉぉ ちゃぁぁぁぁぁぁん!   ( 自己主張をしてみた。 ) [Fri 17 Mar 2006 00:53:31]
> つか、存在を無視。)(酷い) [Fri 17 Mar 2006 00:53:06]
ポチ公 > ( 本当に寝てたらしいです。 ) ・・・ きょうちゃん? 京ちゃん。 ( 上半身だけ起して。 ぼさぼさの頭で主人を 探す。 ) [Fri 17 Mar 2006 00:52:51]
> (呆気に)―――はは。拾いモノに執着してどーすンだかッ。(己を笑い飛ばすように呟けば、手にした煙草を咥え燐寸を擦らん)   (シュ    ボ) (燐の香りが宙を漂い、静かに火を灯す)                       ……静かな、いい夜じゃねェか。(満足げに。)(部屋の隅、転がってる犬にァ気付いてない。 [Fri 17 Mar 2006 00:52:46]
お知らせ > ポチ公さんが来ました。 『( へやのすみ。 ねっころがってる お犬様 )』 [Fri 17 Mar 2006 00:52:01]
> (近頃、この近辺で怪しい人影を見かけたモノが続発している、らしい―――)    ま、(はふり。溜息ではなく欠伸を白く浮かべて)―――其れがスラム、だ。(懐の煙草に手を伸ばさん)(―――一人だッた部屋は、一匹、ペットが増えて少し手狭に感じる。なれど、住み替える程の余裕なぞ無い)       あーンま、安全なトコロでもねェし、アイツ(――思い浮かべるは、拾いモノ。)莫迦臭ェから、ちと不安なンだ    け――( 言いかけて)    ……、(澱んだ)(        開きかけた口)     心配する筋合いやァねェじゃねェか。(呆気に取られた面。)(其れも自分自身に) [Fri 17 Mar 2006 00:50:49]
> (塒)(―――賊でも、獣でも、無いが。包帯男は其の呼び方が好きだった。)        ……変なもの( もの )拾っちまったし、塒ッてェ言葉が尚の事ピッタリ。(くつり、笑うて肩を竦めるのは、己の其の 塒 の中。)(崩れかけた襤褸い家屋は、例によって例の如く。貧民窟に相応しい隙間風と、傾き具合。―――其の傾いた壁に凭れ)………、休みだッてェのに。(何処にも行く気にならない)(はふり、溜息一つ) [Fri 17 Mar 2006 00:42:41]
お知らせ > さんが来ました。 『(其れはスラムの入口)』 [Fri 17 Mar 2006 00:40:01]
お知らせ > 危ない目の男さんが退室されました。 [Thu 16 Mar 2006 21:22:13]
危ない目の男 > (ぼた… ぼたぼたり…  男の歩いた後、何か白く小さいものが零れている…) [Thu 16 Mar 2006 21:17:57]
危ない目の男 > 「ハァ〜… ハァ〜…」 (右手には黄ばんだ杖。左手にはくすんだ杯。空…に見える杯を時折あおる。更に深くなる歓喜の表情) [Thu 16 Mar 2006 21:16:03]
危ない目の男 > 「うひ…  うひひ…」 (よだれをたらし、時折嬉しそうに笑みをこぼす) [Thu 16 Mar 2006 21:13:48]
危ない目の男 > (うろうろ…  風体の汚い、危険な目つきをした男が、うろついている…) [Thu 16 Mar 2006 21:13:17]
お知らせ > 危ない目の男さんが来ました。 [Thu 16 Mar 2006 21:12:25]
お知らせ > フェン・メイフォン@草毟レさんが帰りました。 『それが終われば、一度居住区まで足を伸ばし… 気紛らしがてらに何時もの探索へと…』 [Thu 16 Mar 2006 01:21:01]
フェン・メイフォン@草毟レ > ――――― んむっ(ぶちん そんな音を立てて引き抜くのは… ちょっとした大きさ草。一瞥し ああこれは、食べたらそれなりに美味しい草だったなー なんて思ったりしながら、自分が落とした草の中へと放り投げ… それから、一歩…二歩分と後ろへと下がり…) … あたしの御飯と納品用で分けるかなぁ…( そして、誰かに。主に自分に言い聞かせる様な事場を漏らしつつ…足元に散らばった草へと手を伸ばし、選り分けを開始するだろう。 コレマタ黙黙黙々と… 無言で、時折吐息混じりに…) [Thu 16 Mar 2006 01:17:25]
フェン・メイフォン@草毟レ > ――――…… ふぅ(そして、その吐息を締める様に… 短く、短く吐息を吐き出せば…首を軽く左右に一振り。 其の後で拳から力を抜き、八つ当たり気味に殴りつけた地面を見下ろし―― ) ―――――…… そろそろ、次の草を抜いたら草の選り分けでも…しようかな( ―― ポツリ… 呟きながら、其の地面へと手を伸ばし… やがて、ろくに確認もせずにソレを掴んで引き抜こうとするだろう   【判定】) [Thu 16 Mar 2006 01:13:10]
フェン・メイフォン@草毟レ > ――――― ふぅ( そんな中で、不意にまた手を止めれば… 視線を落とすのは、自分の泥まみれの手。 次に思うのは… 自分はあの子の何なのだ? とか、そんな思いで―――…… 暫し、其の侭の姿で動きを止めれば… 頭の中でグルグルグルグル回って、脳を軋ませ摩擦で煙を上げさせる思考。 やがて、痛みを堪える様に、顔を顰め――) ―――――― ッ!!( 苛立たしげな様子で、殴りつけるのは地面。 素人丸出しの拳が打ち込まれれば、ドスンと嫌な音を立てて――…… その音の少し後に、拳に伝わるのは、ちょっとした痺れ。 其の痺れの余韻に、長く、長く吐息を吐き出し――…) [Thu 16 Mar 2006 01:01:29]
フェン・メイフォン@草毟レ > ――――― ( その作業の手を動かす中、ふっと頭の中を過ぎるのは―― 自分の事や、件の少女の事や、何時かの事や… あの少女は一応…ちゃんと戻ってきてる様子らしいので、其の点は安心なのだが… それ以上に―――) ――――― あー (―― っと、其処で不意に声を上げれば…思考を無理矢理に中断させ、意識を草に。 手元の草に。ソレを暫し…薄闇の中三秒程見詰めれば―――… また、ぶちぶちぶちぶちぶちぶちぶちぶち。 草を抜き、そして足元に落とし… とりあえず、上手く集中出来ないので、適当に抜いて後で選り分ける所存らしく。) [Thu 16 Mar 2006 00:51:00]
フェン・メイフォン@草毟レ > ――――――― (傍から見れば、凄い熱中してるような勢いで 或いは、凄く不機嫌そうな様子を晒しつつ、スラムの道端の草を抜くのは偽少女一匹。 その手は、手当たり次第に草を引き抜き引き千切り… そして何故か傍らの籠に入れず、其の侭足元へと落としてる様子で――) ――――――…… むぅ( そんな作業の途中で、不意に足元に散った草に視線を向ければ… 唸り一つ漏らし、そして呼吸一つ。 ソレが終われば、またスラムの道端の草を引き抜く作業を再開し始め―……) [Thu 16 Mar 2006 00:45:48]
お知らせ > フェン・メイフォン@草毟レさんが来ました。 『ぶちぶちぶちぶち スラムの道端 ぶちぶちぶちぶち 黙黙黙々』 [Thu 16 Mar 2006 00:38:32]
お知らせ > シシィさんが帰りました。 [Wed 15 Mar 2006 21:18:01]
シシィ > (こんなことばっかりしてるから怨みを買うんだなんて知らない。傭兵なんて所詮ならず者なんだよ!仕方がなかったんだよ!最低レベルの言い訳だった)  だーーー………  畜生ッッ!!!  (俺、最近、ろくなことしてないな。) [Wed 15 Mar 2006 21:17:59]
シシィ > (股間を押さえて蹲った破落戸のお陰で、拘束は外れたがつんのめるように落ちた。尻をしたたか打ち付けて、咳き込む間も無く) かはッ、がへッ、つ ゥ―――………―――あばよ ○○○野郎!! (―――画面の前の皆さんは思い付く限りのひどい単語を当て嵌めてください―――) (放送禁止用語吐き捨てて、踵返した。脱兎の勢いだった) [Wed 15 Mar 2006 21:14:58]
シシィ > (問うた言葉に、色々と不条理な返答が帰って来たので苦笑いした。“自警”の枠を乗り越えたこんな処で気を失ったりしたら、次に起きた時の身の安全は保証出来ない。酸素不足に潤んだ目が、ぎッ、と自分より幾らも背の高い破落戸を見上げ)    …………… 死にさらせッッ!!! (股間目掛けて垂直に足を振り下ろした) [Wed 15 Mar 2006 21:10:13]
シシィ > このッ、てめッ、好い加減にしねえと役立たずの目ン玉抉り抜いて犬に喰わすぞ!!そら女にだって逃げられるっつうの!! (然しスラムに居座ってそろそろ長い若造も、下品な言い合いには慣れっこだった。中指立てて吼え立てると、破落戸を益々怒らせたのか胸倉が締め上げられる。少し、爪先が浮いていた。――まずい、) …… こ、こまでして、人違いだったら、どうする気だッ、てめ……!! (咳き込みながら、藻掻く) [Wed 15 Mar 2006 21:04:45]
シシィ > 違うッて言ってんだろ!ブン殴るぞ、手前ェ……!! (何だか、よくある光景と言えば物凄くよくある光景ではあった。己の胸倉を掴み上げて詰め寄る男は、自分の全然知らない名前を早口に捲し立てて罵声を張り上げている。鼓膜が破れそうだ) だからッ、俺は違うんだってば……!き、金髪に赤い眼なんてこの街に何人いると思ってんだよ!! (要するに、人違いされて絡まれていた) [Wed 15 Mar 2006 21:00:03]
お知らせ > シシィさんが来ました。 『 ―――ッ離せ、よ !! 』 [Wed 15 Mar 2006 20:53:18]
お知らせ > 豪人さんが退室されました。 『(暫し見回れば、異常の無いことを確認して職場へ戻る)』 [Wed 15 Mar 2006 19:43:47]
豪人 > (存在を知ってしまったら、記憶から消すことは出来ン)       (一人、二人)(女性の姿を見かける度、周囲に不審な影は無いか。目を忙しなく動かし乍) [Wed 15 Mar 2006 19:43:20]
豪人 > (『 人食い 』かも知れぬ、と聞いた瞬間、真っ先に過ぎったのが、己の知り合いじゃなかろうか、という心配にも似た、何かだった)           ……やりかねないもんな。(其の知り合いなれば。)(女が好きそうだし、肉が好きなのは確かだろうから。―――それ以外にも、)   もしかしたら、アレ、かもしれないし。(己が遭遇した、人食いらしきイキモノ。) [Wed 15 Mar 2006 19:38:29]
豪人 > (小奇麗な格好でうろつけば、住民に訝しげな瞳で見られるのも、いつものこと。)          ……。(正直、―――)(この事件の話を聞いたとき、真っ先に担当したいと言い出したのは、理由がある) [Wed 15 Mar 2006 19:34:31]
豪人 > (スラムで起こる若い女性の惨殺―――)(よくある事件の類だ。感覚が可笑しくなっているとそうとしか思わない、けれど。―――よくあってはならない、話。やり口は常に一緒。)      何でこの時間帯かな、(夕飯時、買出しに出た女性を狙うンだろうか―――付近に必ず、買出したらしい食料が散乱しているという)惨殺ッていうよりは―――(『 人食い 』の方が正しかろう。柔らかな、腕、足、胸、―――頬。男が喜ぶような部分が無残に食い千切られるように、抉られていたという。)(其れの犯人を捕まえられないとしても、)女の子とって食うなんて、敵だ…!(其れを防ぐことくらいは。)(其れが自警というもの。)             (流石に、今は自警団の制服を纏って歩く度胸は、ない。) [Wed 15 Mar 2006 19:32:28]
豪人 > (強いわけでもない。)(唯、―――暗黒街は流石に、踏み入れるのが間違っている、とは言えど。スラムは比較的、普通の、唯貧しいだけの人も居る場所。放っておけない、だけ。)          寒ッ(肩を震わせて。歩く周囲は、未だ時間も早いというに、静まり返っている)(暗闇は相変わらず、奥へと誘うように続き、ようやっと歩き慣れたか、という男には少々の恐怖感。)(かたことと周囲の家屋が、吹き抜ける小さな風で鳴るたびに反応をしてしまうのも。) [Wed 15 Mar 2006 19:22:32]
豪人 > (右手に酒瓶、左手に煙草)(コォトとスーツの間には、見えぬように蒼い制服もまとっている。お陰でぶっくりと着太り。)        ………うゥン、と。(懐から手帳一冊)(丸い文字で綴られた走り書きは、とある事件のメモ)      ……この時間帯、其れもスラムの浅いところ、と。(ふむ、其れを読み上げれば、懐へ戻し)(―――自警、あくまで自警、と言えど。この区域ならば、未だ。)(煙草も懐へしまい、ゆっくりと歩き出した)         ……。(真面目なわけでもない。正義感があるわけでもない。) [Wed 15 Mar 2006 19:17:49]
豪人 > (そンな効果音つきで。)(此処のところ、また冷え出した。私服のスーツの上から、もっふしコォトを羽織った姿で男が一人) [Wed 15 Mar 2006 19:11:59]
お知らせ > 豪人さんが来ました。 『(どーん)』 [Wed 15 Mar 2006 19:11:01]
お知らせ > 桜炎さんが退室されました。 『(そのまま、通りから走り去っていく吸血鬼が一人――)』 [Tue 14 Mar 2006 23:15:56]
桜炎 > ……まあ、危険な賭けはしないほうが懸命だよね(思えば即行動。視線からくるりと背を向けて、一気に駆け出す。果たして追いかけられるだろうか……内心そう思いながらも、走るスピードは緩めない。)……取り合えず……今日は、お預けだね……(呟く言葉は誰に向けてだろうか、自分でも愉快できないけど) [Tue 14 Mar 2006 23:14:56]
桜炎 > (すぅ…と、目を細めてじっと見つめる。只の浮浪児なら良いけれど……別な可能性もあるだろう。無闇矢鱈というわけではないがそれなりに襲ってきてたんだし)こういう時って、何か実感するよね(本来は狙われる立場だと。普段が襲うほうだから、時々忘れそうになる。)食事して何が悪いって言うのさ(口の中で毒づき。心の中では逃げようか、それとも好奇心に任せて近づいてみようか思案する。……その視線の主が動く前に……。) [Tue 14 Mar 2006 23:05:00]
桜炎 > (不意、と……何か視線を感じた気がしてゆっくりと其方に視線を向ける)……なんだろうね?(ちりちりと感じるのは、なんだろうか? 好奇心か、警戒か、それとも――)こそこそ、っていうのは好きじゃないんだけどね…(ぽつりと、一人ごちて) [Tue 14 Mar 2006 22:57:37]
桜炎 > さて、と。どうしようかな(小さく笑みを浮かべながら呟くのは楽しげなもので。今のところVHに見つかったためしは無い……かといって大っぴらに襲うのも気が引ける。というか、まず間違いなく狙われる。それはかなり困る)まあ、とりあえずは歩いてみようかな(何かあるかもしれないし……と歩くのは、やはり、ヒトの少ないほうへ) [Tue 14 Mar 2006 22:53:27]
桜炎 > たくさんいるのはいいことだけど、此処だと多すぎるよね。(辺りを見回しながら小さく呟く。もし、襲おうものなら最低でも2,3人目撃者が出そうだと考えながら、足取りは自然と人気の少ないほうへと向かう。)まあ、不振人物いないだけでもましかな?(自分がその不振人物に入ってることは棚に上げて、ゆっくりとした仕草で伸びをする) [Tue 14 Mar 2006 22:48:51]
桜炎 > (何処かゆったりとした足取りで、通りを歩く吸血鬼。子供はもう寝る時間。これからは大人の時間、とは良く言うが……)大人も寝てるよね(そこかしこで寝転がるのは見間違いでなければ大人だろう。この場所では別段珍しい光景ではないけれど) [Tue 14 Mar 2006 22:43:43]
お知らせ > 桜炎さんが入室されました。 『ふらりふらり…』 [Tue 14 Mar 2006 22:40:22]
お知らせ > フェン・メイフォンさんが帰りました。 『そして、コレが終われば… 彼女が戻っている事を願いながら、家へと帰るか』 [Tue 14 Mar 2006 21:20:11]
フェン・メイフォン > (「何か、また無理してる?」 との少女の一人の言葉には、曖昧な笑みと軽く振った手で答え… それから、真っ直ぐに廃屋から外へと出ようと足を向けて行くだろうか―― そして、出入り口で立ち止まれば、振り返り――) じゃあ、御願いね(何処か困った様な笑みでの、言葉。 それには「きちんとお金貰ってから「一晩一緒に居て、グチグチ言いながらに飲んでた」って言っておく」との返答。 ソレを聞けば、安心した様に吐息を大きく吐き出し――) …… あんまり、高いお酒期待しないでよね(――其の言葉を残して、廃屋から外へと… そして、市街地へと歩いて行くだろうか。 途中、何度もよろけながら――) [Tue 14 Mar 2006 21:19:27]
フェン・メイフォン > んじゃあ、買出しついでに行ってくるから… おっと(と、手をヒラリと振りつつ前に進もうとすれば、急なよろけ一つ。 その様子に、少女連中が「どうしたのよ?」 と、怪訝そうに問いかければ…不意に苦笑を一つ浮べて見せ―――) いやまぁ… 昨夜一晩、その…寝てないからね。(そう、口に出せば… ふっと  逃げた少女を探し回って、走り回って… 彼女が家に戻ってきても良い様に犬を狩ってる最中に、コイツラに捕まったんだっけ …と、頭の中で暫し思い返し… ソレが終われば、両の頬をピシャンと平手で叩いて…) [Tue 14 Mar 2006 21:14:34]
フェン・メイフォン > ―――… 分かった。後で買って来る! ってか、人が生活苦しいの知ってるんでしょーが(と、投げ返し… むすぅっと顔を歪めて見せれば、対する少女連中の「けど、犬肉姐さんだって苦しいんでしょ?あたしらが口裏合わせないと」 との、ナマイキなお言葉。ソレに、更に顔を引き攣らせてから、溜息を吐けば… 一先ずは、と酒瓶を廃材の上に置き――) ったく、最近は仕事も無いって言うのに… (そして吐き出すのは、ボヤキ。 そんな言葉を吐いてみれば… 少女の一人が手をヒラリと掲げて一言 「仕事なら掲示板に一枚あったよ?」 とのお言葉) …… ホント?(「うん、ホント」 そんな、ちょっとばかし短い遣り取り。 ソレを行えば、やがて廃材から腰を上げ… 深呼吸する様に、胸に廃屋の辛気臭い空気を一つ二つと取り込み――…… ) [Tue 14 Mar 2006 21:09:55]
フェン・メイフォン > (で、項垂れていれば… やがて耳に入ってくるのは 「犬肉ねーさん、とーとー器物損壊かー」だの 「自覚無いのが危なかったけど、これで多少は自覚が出てくるんじゃないの?」とか 「うん、自覚無いけど、割りと便利だよね犬肉姐さんの馬鹿力って」だのなんだの 好き勝手な少女連中のお言葉。それに、酒瓶を掲げた手がピクピクと震え――…) ……… ま、まぁ兎に角… 口裏合わせ…ってかまぁ、あんまりこう言うのって好きじゃないんだけどさ…うん。(何とか、顔色に平静を保ちつつ… 言葉を続ければ―― 少女連中の視線は、偽少女から酒瓶へと移り――…… やがて、立てられる指は3本。 そして 「それじゃあ、足りないなぁー」 と、言う様ないやらしげな表情) …… あんたら… 人の足元見やがって…(その顔に、此方は表情を歪ませれば… 後で買って来ると、気だるげに言葉を投げ―― ソレに続くのは「あと、おつまみに晩御飯に、それと… 」 と、ぞくぞくと続く注文の雨霰。) [Tue 14 Mar 2006 21:00:54]
フェン・メイフォン > (掲げられた酒瓶へと一斉に向けられる視線。 それが、やがて偽少女の方へと移れば―― 「何やったのよ?」 と、再度の問い掛け。それに、ゆるゆると顔を上げれば… 其の顔色はやや戸惑い色で…) 詳しくは、話すの辛いんだけどさ… もめて、何かあたし…墓石壊したとかどーとか… そんな怪力ある筈無いのになぁ…(と、胃の辺りを辛そうに押さえつつ…また、ガクリと頭を垂れる。 対する少女連中は、「墓石を壊した」の言葉を聞けば…妙に納得した様な表情を浮かべ――… 「そりゃ犬肉姐さんの馬鹿力なら墓石くらい壊せるわよ」 と) ……… ってか、マテコラ。あたしぁそんなに馬鹿力か(―― 其の言葉に、また顔を上げれば… 皆一斉に「うん」 と頷きを見せて 「この廃屋程度なら五分で解体出来るんじゃないの?」 「多分、牛ぐらいなら殺せると思う」 だの、何だの…と、やや誇張混じりに言葉を吐き出し…其の言葉に、また頭をガクリ) [Tue 14 Mar 2006 20:54:03]
フェン・メイフォン > (そして、暫しの沈黙の後で投げられた言葉は 「とうとう、誰か殺したの?」 とか言う物騒なモノ。) 違うわよ。 いや、ちょっとヘンな事になったら嫌だからね。トラブルを避ける為に…と それに――(巡り巡ってまた、アレと…と、俯きながらに何やらゴニョゴニョ。 呟けば、また溜息を吐き出し… 視線を前に向け――) うん、昨夜一晩… 皆で飲んでたって感じで良いんだけど、さ…(… こう言うのを飲んで…と、彼女達の前に掲げるのは、酒瓶一本。ソレが高く掲げられるにつれ、偽少女の頭もガックリと垂れ下がって行って……) [Tue 14 Mar 2006 20:46:48]
フェン・メイフォン > …… ふぅー(適当な廃材に腰を下ろしつつ、溜息を吐き出せば視線を前に。 其処に居るのは―― 何時ものスラムの少女連中。 何時もの様に犬肉焼いた後で、急にこんな所に連れ込まれて何事か? と、皆、怪訝そうに問う様な視線を向けて……) いやまぁ… ちょっと、口裏あわせを御願いしたく(で、そんな視線にさらされながら、呟く言葉は何処か弱々しく… 大分、辛そうな感じだろうか? そして、対するスラムの少女連中はと言えば――― はぁ?と言う様な様子を浮かべ、問う視線を更に強めて…) [Tue 14 Mar 2006 20:40:41]
お知らせ > フェン・メイフォンさんが来ました。 『とある、スラムの廃屋にて…』 [Tue 14 Mar 2006 20:36:14]
お知らせ > 白髪の少年さんが退室されました。 『(響き渡る野犬の悲鳴。そして数秒後の静寂。)』 [Tue 14 Mar 2006 17:16:46]
白髪の少年 > ――――  (やがて目に入ってきたのはゴミ箱を漁る野犬たち。ようやっと望みのものを見つけた少年は気配を殺すようにしながら徐々に野犬に近づいていく。) (喰らうために、ただその血を欲するためだけに少年は野犬を狙う。その瞳は狂気に赤く輝いていた。) [Tue 14 Mar 2006 17:16:03]
白髪の少年 > (よろめきながらも路地裏の更に奥に向かう道を歩いていく。何か。何でもいいから何か血が流れている生き物がいないかと。)(既に理性は失いかけて、少年を突き起こしているのは本能だけ。それは生きるための、吸血鬼としての本能。それだけが少年の体を動かしている。) [Tue 14 Mar 2006 17:09:30]
白髪の少年 > (人気の無い路地裏で、倒れ伏した名も無き少年は血に餓えていた。それは比喩ではなく、成り立ての吸血鬼にとって必要不可欠なもの。)   人は……駄目だ…   (荒い息を吐きながら熱に浮かされたようにうわごとを言う。血が必要なことは青年に聞いてわかっていた。けれどどうしてもそれをすることの踏ん切りがつかない。)  …駄目…なんだ……  (少しずつ限界は近づいてきている。少年は人以外の何かから血を吸うために壁に手をつけて立ち上がろうとする。) [Tue 14 Mar 2006 17:03:16]
白髪の少年 > はぁ…はぁ…あぁ…… ( 喉が渇く。 餓えを感じる。 昨日からずっと。 ) [Tue 14 Mar 2006 16:51:41]
お知らせ > 白髪の少年さんが入室されました。 『血が――疼く――』 [Tue 14 Mar 2006 16:49:07]
お知らせ > デュラハンさんが退室されました。 『結局追跡者の正体は分からぬまま』 [Tue 14 Mar 2006 02:26:05]
デュラハン > (聞こえる事は無くとも追ってきているかもしれないと考え、暗黒街とスラムのどちらでもある灰色の境界にたどり着けば)撒きましたかね。(肩を上下させ息を乱しながら確認するように呟いて。一体何者だったのだろうか?そんなことを考えながら自身を覆う外套を外し)今日は塒に戻らない方が良いやもしれませんね。(不機嫌な空を見上げれば暗黒街の方に歩を進めて。雨を凌げる場所なんてあっただろうか?と思い出しながら、夜の闇に紛れ込んでいって。) [Tue 14 Mar 2006 02:25:42]
デュラハン > (一応は人並みよりも速い足。真面目に走れば相手が余程早くない限り簡単に追いつかれることはない。)(どうやら人並み程度の速さしか持たなかった追跡者の足音は徐々に遠退いて。目的の崩れた家らしき物の前まで来れば、まるで斜面を登る猿の様に素早くに駆け上がり。登りきった屋根の上から走り去る頃には追跡者の足音が聞こえる事は無かった。) [Tue 14 Mar 2006 02:18:56]
デュラハン > (追跡者の存在に気づいてから通った場所に来ても、追跡者の足音の調子が変わる様子は無く。勘違いの線が確実に消えた事を認識すれば、男が老体でないことを示すようにいきなり駆け出して。それは追跡者にとっては予想もしなかったであろう突然の変移、一瞬の間を置けば背後の足音も追うように調子を上げ始めて。) [Tue 14 Mar 2006 02:10:14]
デュラハン > (通る道に眠っている浮浪者が居れば自身からそちらにターゲットが移ったかもしれないが、そんな都合よくスケープゴートが落ちているわけも無く。万一の事を考えながら、外套の下に潜ませたステッキの握り手を数度叩き)確か・・・・。(この先に暗黒街の屋根上を歩く為に使っている潰れた家か何かがあったことを思い出して。さすがに追跡者と言えども、暗黒街の方面まで行けば追ってこないだろうと考えてそちらの方へ向かう事にして) [Tue 14 Mar 2006 02:01:11]
デュラハン > (自身も「人でなし」でありそういう存在の伝手を欲してはいるが、少なくとも背後から自身を追う存在に対してこちらから接触を取ろうと考える事は無く。)あの一件もありますからね。(そう呟き思い出すのは、猫を仲間と呼ぶ「人でなし」と思しき者の事。ただ、背後の存在がソレと同類かは分からないが)(曲がり角を曲がっても、距離を途絶える事無く聞こえる足音。先程から音の大きさが変わらないのは同じ距離を維持しているからか?このまま進めば先程通った道に出るという事を知ってかしらずか、追いかける追跡者に対して次の手を考えながら歩を進めて。) [Tue 14 Mar 2006 01:52:21]
デュラハン > (スラムの一角、ヨレヨレの外套を纏った老人風の男らしき者は歩きながら)・・・・・尾行されてますかね。(後から聞こえるのはひとつの足音。それは先程から自身の背を追うようにピタリと張り付いてきているようで。)(偶々道が同じだったと言う可能性も無くはないが、今の自身の姿は「人でなし」にとっての獲物に見えなくも無い。)はてさて・・・。(どうしようかなんぞと考えながら曲がり角を曲がって。) [Tue 14 Mar 2006 01:44:41]
お知らせ > デュラハンさんが来ました。 『追われる者』 [Tue 14 Mar 2006 01:37:48]
お知らせ > マルガレーテさんが帰りました。 [Mon 13 Mar 2006 04:39:20]
マルガレーテ > (路地に消えた魔女の嗤い声が木霊する、悪い予感とは良くあたるモノである。) [Mon 13 Mar 2006 04:39:18]
お知らせ > ハロゥタックさんが帰りました。 [Mon 13 Mar 2006 04:37:59]
ハロゥタック > (全貌じゃ無いよ羨望だよ。) (うっかり誤字りながら、併し悪夢はこれからだと云う事に男は未だ気が付いていなかった。――本当に眠れなくなる。) (胸騒ぎは、或る意味で的中し たのだった。) [Mon 13 Mar 2006 04:37:58]
ハロゥタック > (一瞬でもノッてくれた彼女の属性を垣間見た気がした。 併し其れは本当に一瞬で、瞬きの後には間違った少女漫画風味の画風はどこにもなく。)     … なッ、何をなさッ   ウワァアアアァァ投げちゃったッッ?! (呪詛を呟くように台詞を吐き出す様は魔女そのもの。彼女が そう だとは知らないが、形相にただならぬものを感じた。) (そして、やらかされた事に驚愕!) ちょ、ちょっとッ!! 折角集めたのに貴女ッ!! (伸ばした手は届くことなく、) 餌じゃ無かったンでスかァァアアァァアァァッッ!!? (誰ぞは空腹で待っているのでは無いかと思うも、呼び止める事叶わず。) (ローブを着ているとは云え逃げる時のあのスピード。全貌の篭もった視線が、茫然と見送った。) [Mon 13 Mar 2006 04:36:23]
マルガレーテ > うむ、大丈夫だ――冬場とか手を繋ごうとするとパチッと来る奴に似ていたな。 (律儀に「コイツゥ」みたいなノリで、それから漸く後ろに数歩下がろうか。) この姿を視たからには…――ただでは済まないと知り、地獄の業火に身を焦がす程の苦痛を与えねばなるまい。 (手で顔を隠しながら、それでも恐る恐る袋を奪うようにひっ掴む。 そして教会に向かって袋を上げると投げつけた、おもっきり。 ) 呪われて向こう三軒から噂され、ご近所からは「蟲屋敷」と蔑まれ、回覧板は貴様の家だけを避けられてしまえェェェェ!! (それは正しく呪いであった。それから「ウワァァァァン」と文字通り其の儘の意味で 尻尾を巻いて逃げ出した魔女であった。 四つ足で意外に早かったヨ? ) [Mon 13 Mar 2006 04:29:30]
ハロゥタック > (我に返れたのは彼女の短い悲鳴のお陰かもしれなかった。) ほんのちょッと、バチッとやっちゃいま した。お、お怪我はありませんか。 (えへ、とかやっても誰も許してくれないけど。) (尻尾を気遣い、袋も渡そうと差し出した ら、) ――…え? (突如豹変したのは、今度は彼女の番だった。) ひ、秘密ッて何でスか!? 蟲を逃がした事ッ?! (まさか其のトカゲの貌の事だとは知らず。) その事だったら気になさらないでください、放っておいたッてどうせ其の内に湧くものでス し…――! (両手を肩ほどまで挙げて降参のポーズのように。) [Mon 13 Mar 2006 04:22:25]
マルガレーテ >  ―――ギャッ。 (隠していた尻尾の先から感電したらしい、閃光と共に虫の声に連なる悲鳴第二弾。 ローブから細長い尻尾を出すと、必死でフーフーと息を吹きかけて冷やすトカゲ人間、矢張り天罰だろうか。) 熱いぞ?そしてちょっとピリっと来たぞ? (爬虫類とて泣くのだ、取り敢えずは無事だろう神父に小さな恨み言を。) だが、嫌な事は誰にもあるモノだ……私の方こそ蟋蟀の素晴らしさを語るのにうっかり配慮が………。 (袋受け取ろうと、一歩脚を踏み出し。気付く、肌を撫でる夜風がいやに気持ちいいと言う事実に。) 私の秘密を、み、見たな神父ゥゥゥ!! (尻尾が警戒でうねり、低い威嚇音が鳴り。) [Mon 13 Mar 2006 04:16:51]
ハロゥタック > (彼女に罪は無い。蟲にも罪は無い。) (そして無益な殺生は駄目だと主は説かれたが、この場合、其れは蟲に対しても であったろうか。ヒトだけだッたろうか。)      (とまれ、蟲がざわざわと逃げ出した分だけ軽くなった袋を持った男は、) (彼女の和やかなお話に答える前に先ずは力を解放してしまった。) ( ―― !! ) (一瞬、男の周りで光が幾つか弾け、焦げた蟲がぽろぽろと地面に落ちる。焦げ臭い煙が白く細く立ち上っていた。)     (彼女が金属のものを身に付けていたら、ちょっとピリッとしたかもしれない。) ――…あ、嗚呼…、 (溜息を吐くように。) 驚かせて申し訳ありません。 ちょ、ちょっと嫌な事を思い出しまして、お、思わず…ッ。 え、えへへ。 (笑って誤魔化そうとした。) と、取り敢えずッ、袋は縛っておきましたンでッ、もう蟲が逃げる事は無いと思いまスッ。幾らか逃げちゃって、 (幾らか焦がしちゃって。) …せ、折角捕まえられた分、残念でしたね…。 [Mon 13 Mar 2006 04:07:37]
マルガレーテ > (トカゲ人間は眉斑(人間でいう眉)を顰め、飛んでいったか歩いて逃げたか…蟲達の追う事は諦めて。) 何、可愛いモノだ蟲と言うのは―――特に私は蟋蟀に眼が無くてな。 冬場などは妖精の森にまで探しにいったのが。 (と、また喋り出す。 別に神父サマの努力を無に帰す為に故意では無く、諦めただけだが。 指に乗った蜘蛛を愛おしげに眺めながら、未だローブが剥がれた事に気付かない。) 過ぎたる事は及ばざるが――などと言った。御協力に感謝………―――。 (見ると冬場セーターを脱ぐと起きる現象、ソレのデッカイ版が起きている。) どうした神父ッ? ちゃんとソフ○ンで衣服は洗っているk (何か身を危険を感じるのは何故だろうか。) [Mon 13 Mar 2006 03:59:07]
ハロゥタック > (蟲自体は平気だ。好き好んで触るほどではないが、腰が抜けたり何かが弾けたりする事は無い。) (普段なら。) い、いえッ、あの謝罪は良いでスから早く捕ま えt――…、 (ぱちくりとする可愛いトカゲの表情に、和む間も無かった。 開けっ放しの袋の口を大急ぎで縛った。袋越しに手の内で くちゃ とか嫌な感触があったのも我慢しよう。) (だが、) …ッ!!!! (逃げた幾匹が ぞわ と手を伝い、或いは頬へ上って来、)      ( ――…、  … ! ) (何か思い出したのか、内側で ブチ と音がした。) (手は袋を押さえ、顔は彼女に向けて突っ立った格好は変わらず。 …ただ、パチリと青白いものが迸り始めた。) (只今放電準備中…。) [Mon 13 Mar 2006 03:50:28]
マルガレーテ > (蟲と付けば何でも捕まえた結果、あまり鳴かない虫だったと寧ろ『黒い侵略者』もいたとそんな話で御座います。 春先は1匹見たら30匹の法則。) 忝ない神父サマ、これを頼みます。 (慌てていた、それは認めよう。 だから――うっかり袋の口を開けっ放しで投げ渡してしまったのも赦して欲しい。)直ぐに捕まえると言ってもコレでは……どうにも。(教会の隙間に逃げ込んだ黒い悪魔、後日殺虫剤を撒く事になるのもご容赦願いたい。 自分が素顔のトカゲ顔を晒しているとも知らず、愛嬌のある顔を神父へと向け。) スマナイ神父、少しばかりお宅に移民が増えるやも知れない。 (下顎に指を添え、トカゲなので表情までは不明だが詫びているらしい。) [Mon 13 Mar 2006 03:43:25]
ハロゥタック > (遠くで鳴いていた様に聞こえていた内の何割かは袋の底の方で篭もった響きを。でも鳴かない蟲が大半のような気がするが気の所為で済ました方が良いのだろうか!) だッ、 (春の陽気に元気になった蟲が動く動く。) ギャァァッ!! 教会の中に数匹ッ!! (蝋燭の火に焼かれる蛾の悲鳴が聞こえた気がした。) ふブッ!! (ローブの下の、円らな瞳のお顔に驚かされつつ、) あ、あのッ、僕 袋押さえときまスンでッ! (彼女の機敏な動きを見て。代わりに袋を受け取ることにした。) [Mon 13 Mar 2006 03:35:17]
マルガレーテ > (遠くで鳴いていた虫の数割がこの袋の中に――とか分かりにくい伏線。 嫌味のない黒衣の神父に老婆も頷こうか。) 何も陽気に誘われるのはヒトだけではありますまい…… (『ウゾウゾ』)(袋の口から出るわ出るわ、正に陽気に誘われたと云う事だろうか。) 急に大きな声を上げて如何しました―――ギャー! (老婆の叫びも連なって) 捕まえてェェェ (以外にもソレは若い声であった、機敏な動きでしゃがむと足元の虫を素手で掴み、その拍子に剥がれるローブ。) [Mon 13 Mar 2006 03:30:17]
ハロゥタック > (目の前の老婆が不審である事には間違いない。だが、決定的に嫌な感じは受けない。 決めかねてもどかしいのは内側に仕舞いこんで、) 其れは勿論、気になりまスとも。 夜とは云え、春の陽気に誘われて外に出ていらッ、    … しゃッ、 (黒いものが袋の口から。) たァァアアアァァアアッ!!!! (近所迷惑な悲鳴ッ!) 出ッ、出てきてまスよ閉じて閉じて! (ビーン、と羽音が耳元を掠めて行った。 慌てて、老婆の袋の口を押さえようとッ。) [Mon 13 Mar 2006 03:22:14]
不審な老婆 > 冷たい冬が終わるかと思うと…寝付けないのも解ります。 あの寒さが響きまして……。 (妙な胸騒ぎの原因がこの老婆であるかは不明、神父らしい説法には身を揺らし嗤っているのだろう。) ――袋の中身が余程気になるとお見受けします。 (揶揄するようまた身を揺らし、しかし指摘通りであった…開けた儘の口から黒く蠢く『モノ』が這い出て) 冬場はなかなか見つかりませんで困っていた所でして……。 (ソレは蟲だった、黒い触覚のアレや蛾などがワサワサと話に夢中で気付かない老婆。 覗かなくて正解である。) [Mon 13 Mar 2006 03:17:46]
ハロゥタック > さァ、…でもそうかもしれませんね。 (妙な胸騒ぎがしたとは云えずに。「主の御手は何処に在っても届きまスよ」) ――…、 …、 (開かれた袋を覗くことはしなかった。) いいえ、結構でス。 …それより、「生餌」でスよね? 袋の口、開けたままでは逃げてしまうのでは? [Mon 13 Mar 2006 03:10:15]
不審な老婆 > 春の日差しか気温が高くなってきた影響でしょうか。こんな場所では神の救いは届きますまい。 (襤褸のローブが年若い神父の視界を覆うだろう。距離はもう幾ばくもない。) ソレは――― ( 『お前の事だよ神父』 )( そんな幻聴だったやも知れぬ、無言の侭袋を胸の前に小さく口を開け。 老婆は手招きをする、ささくれ立ち変色した指で。) ご覧になりますか? [Mon 13 Mar 2006 03:06:10]
ハロゥタック > (声から老婆とは知れるが、其れ以外はさっぱり解らない。何者だ、と無意識の警戒。) いえ、僕はただ何となく眼が覚めてしまっただけで、――…、 (言葉は途切れた。) 「生餌」? (見えた鱗と共に、眼を丸く。 鱗の皮膚は、珍しくない訳では無いが居てもおかしくは無い。 ともあれ、) ど、どンなものでしょう? (生餌とは。) [Mon 13 Mar 2006 02:58:48]
不審な老婆 > (燭台に照らされた影法師が膨らむ――老婆は背を伸ばしたのだろう先程よりは高くなる目線。) ――夜分遅くに神父サマこそ、如何しましたかな。 (酷く巻き舌で空気の抜ける感じの発音であった。 何者にも染まらぬ漆黒の法衣に身を包む青年へと歩みを向け。) 少々『生き餌』を探しておりまして。 (質問の答えにはなっただろうか、と袖口から鱗状になった皮が覗いている。) [Mon 13 Mar 2006 02:54:57]
ハロゥタック > (影が立ち上がって動いているのかと思った。が、生きているものとそうでないものの区別くらいは付く。) ――…こ、こんばんは。 (同じようにしてしまうのは条件反射。) あの、 (そして、距離は詰めずに、) こンな時間に、何をなさっているのでスか…? (問わずには居れなかった。) [Mon 13 Mar 2006 02:48:10]
不審な老婆 > (闇一色に染まった貧民窟の路地の奧、灯りもナシに歩くローブ姿の影法師が、頼りない蝋燭の灯りに浮かび上がるだろう。) ――― (声も無く、這うように背負ったズタ袋を担ぐ姿は御伽噺で視る人攫いにも似て。 神父に気が付けば脚を止め、会釈だろうゆっくりと身体が上下に。 ) [Mon 13 Mar 2006 02:43:45]
ハロゥタック > ( ――ぴた。 ) (と効果音が付きそうな。)      (先までは視界に映らなかった姿に、教会へ戻る足が止まった。今まさに、裏口の扉に手を掛けたところであったが。) [Mon 13 Mar 2006 02:40:05]
お知らせ > 不審な老婆さんが入室されました。 『 踵を返した視線の先、袋を担いだ老婆の姿が見えるだろう 』 [Mon 13 Mar 2006 02:38:28]
ハロゥタック > (近所は寝静まっている。) …。 (そして、胸騒ぎのような何と云うか、奇妙な感じは、気の所為であるなら其れに越した事はない。) …、蝋燭、無駄に出来ませんね。 (くるりと踵を返し、尖りすぎた神経を抑えながら戻ろうと。) [Mon 13 Mar 2006 02:35:17]
ハロゥタック > (こうしていると、自分の方がよっぽど不審者だが。) (僧衣は便利だ、と何となく思った。)      (窺った後に、ひょいと路地に出てみる。) 特に変わったところは、 (無い、と云える。) (晴れている以外はいつもどおり。灯りなど、自分が出てきた裏口から蝋燭の炎色が燃えているだけ。) [Mon 13 Mar 2006 02:23:10]
ハロゥタック > (貧民窟の内でも、この辺りは未だ治安の良い方である。夜が静かだと云うのがその証拠。) (チリチリと聞こえるのは蟲の声だろうか。)      (古ぼけた教会の裏口よりそっと顔を出して、辺りを伺った。) [Mon 13 Mar 2006 02:15:44]
ハロゥタック > (――遅い時間。)     (と云うのは解っているのだが。) (妙に寝付けなくて起き出してきてしまった。) [Mon 13 Mar 2006 02:10:23]
お知らせ > ハロゥタックさんが来ました。 [Mon 13 Mar 2006 02:09:22]
お知らせ > ポチ公さんが帰りました。 [Mon 13 Mar 2006 00:23:53]
ポチ公 > ( 帰ってきて、血でシャツ汚したのと 部屋汚したので怒られるに決まってるのに。 やめられないったら ありゃしないよ ) [Mon 13 Mar 2006 00:23:48]
ポチ公 > ( 力いっぱい、 大きく 惜しすぎて、 )       ( ずるっとな! )      ・・・・・ あべしっ!!! ( 鼻をぶつけちゃいました。 ) ・・・・・ 俺ってば ついてないのね。 ( 奪った真っ白いシャツの袖。 鼻を押さえながらなんだかなぁって 思うんだ。 ) ・・・・ このまんまじゃ、血が足りなくて しんじゃうかも。 ( その前に肉を食べよう! 主人の帰りを待たずに、肉を食らう決心をした犬。 台所荒らしに今ならん! ) [Mon 13 Mar 2006 00:23:09]
ポチ公 >  なんか、 飽きちゃった。 ( 手に持ってた石、少ない力で思いっきり投げた。 誰も通らないし、何も考えてはいなかったわけで、 ) 石もついでに よけちゃうかな。 ( 帰ってきて、家に入れネェ!って怒られたら怖いもんね。 両手で唸りながら腰掛椅子をずらそうか。 ) [Mon 13 Mar 2006 00:17:51]
ポチ公 >  餅をついたら、 うささんたちの毛だらけの餅になるのかな。 ・・・毛餅はいやだなぁ。 ( ぺっぺ ってしながら、食べるのは面倒だと心の底から思った。 月の餅を食べるのはあきらめて。 ) ・・・ なんか 落ちてないかな。 あ、 駄目か! ( 人からものを貰っちゃ駄目だゴラァ って言われたばかりなのを思い出した。 首をぶんぶん振ってから 膝を足に乗せてちっちゃな溜息 ) 別に 我慢できるもんねー。 [Mon 13 Mar 2006 00:09:10]
ポチ公 > ( ちゃんと 帰りを待つことは出来るんだけど。 寂しがりやサンは 一匹でいることが苦手なのでした。 ) 今日の夜御飯は な〜にかな〜。 ( 読み書きもロクにできないから 本を読んで気を紛らすこともできない。 ) ・・・ 頭ってイイほうが イイのかい。 うううー ・・・。 ( 足元に転がった石ころ。 自分の名前ぐらいなら・・・・ ) ・・・・ 書けないかァ。 ( 別にいいもんねー。 なんて言いながら 石で夜空に浮かぶ星を描く。 ただの点々なんだけど。 ) あ、あと 今日は真ん丸い。 ( 星の中心にはお月様。 ) あすこで、餅付いてるのかな。 ( じゅるり ) [Mon 13 Mar 2006 00:04:47]
ポチ公 > ( 犬というものは、主人より先に寝ててはいけない。 必ず帰りを従順に待っているものだ。 ) きらきら ひかーるー よぞらの ほし! ( この犬とて例外ではなく。 家の中は飽きてしまったらしく。家の前、腰を掛けるには丁度良い石を置いて 空を見上げていた。 ) ・・・ 外に出ちゃ駄目なんだっけ。 ・・・ ここならいいかなー。 ( 人通りもなく。 ましてや、ないから危ないのかスラム。 ) [Sun 12 Mar 2006 23:59:39]
お知らせ > ポチ公さんが来ました。 『 襤褸屋の入り口 で 待ち構え。 』 [Sun 12 Mar 2006 23:57:56]
お知らせ > さんが帰りました。 『ぺたり ぺたり 素足は貧しい風景を行く。 身に覚えるは正体に届かない違和感ばかり。』 [Sun 12 Mar 2006 22:27:29]
> ( マーキングのよに痕を残されるのを拒む事は無い。 殴る、蹴る、首を締める、加減をしないで薬や酒を流し込む そんな風にもっと乱暴な客は幾らでも居るし、所有欲が行き過ぎて顔を切り刻まれた娼婦や、加減を知らない暴行の果てに殺された奴隷も見た覚えがある。 それに比べれば大したことは無いけれど―― 暫く消えずに、思い出させるよに主張する印を少しだけ煩わしい。 思考を停止したまま日々を送る奴隷の娘にとって極珍しいそんな物思いが付きまとっている。 )――     ( は、とため息をついて 体も冷え切った頃に漸く素足の足は一歩を踏む。 次は何処へ行こう? ぺたりぺたりと足は進めど、当ては無い。 ) [Sun 12 Mar 2006 22:13:20]
> ( そして何も聞えなくなって 吐き出されたものが下りてくるのを感じながら奴隷は立ち上がり、一度帯を解き、手ぬぐいでぞんざいに拭い取って布の合わせを直す。 拭えども一度洗い落とさねば大層気持ち悪い事になるが、”他所者”の奴隷に井戸はつかわせてもらえぬ。 川か、一度店に帰るしかない、か――  ぺ、と吐き捨てるのは白と透明の混じる唾。 首に下げられた粗末な木板を掛け直す。 全品一割引、と雑に書かれてはいるが、この界隈に住む者のどれだけが文字を読めるのだろうか。 文字の読めぬ奴隷は暫く意味をなさない模様めいた文字を逆さに眺め。 脈打つたびに微かな痛みを残す肩に触れる。 ) [Sun 12 Mar 2006 21:59:26]
> ( やがて弾けるよに脈打ち、何度目か。 吐き出されるのは実ることのない生命。 震える肌にぴたりと身を合わせ、受け入れる排泄行為。 ) ( 呼吸が長く、遠くなってゆく。 張りのある肌に僅かに刻まれた眉間の皺、半開きの唇から漏れていく意味をなさない音達  とくん、とくん 伝わる弾む心音 )―― ひしゃげた    かえる てい   …。 ( 意識を虚空に彷徨わせる少年の耳元で囁くのは科せられた義務。 口付けヒトツ 腰を浮かせ、後始末に掛かる。) ( 纏わりついた粘液と白濁を、丹念に舌を這わせて舐め取って のろのろと漸く終える作業。 ズボンを引き上げベルトを締めようとしたら―― 突き飛ばされる。 「いいよもう」 つっけんどんに降りかかる言葉に顔を上げれば 幼い表情は硬く、握り締められた掌。 傷つけられた自尊心と、持て余す感情が渦巻く視線が肌を刺す。 それもつかの間、目の合った瞬間にその顔は直に逸らされ 首輪をつけた奴隷は地に膝をつき、へこりと頭を下げる―― まるで逃げるよう、遠ざかる足音が聞えなくなるまで。 ) [Sun 12 Mar 2006 21:44:46]
> ( 嗚呼。 )――  っ ふ   ( 痛みに呼び起こされ繋がる回路。 薄明かり、影絵のよに蘇る情景―― 雑な作りの部屋、試されるような戯れ事。 無い腕の代わりに絡む脚 舌に覚えた歪な欠損部  躍る。 ) ( そして過去よりつながる現在 弾む呼吸。 眼下に跨り犯すまだ幼い少年。 広がる布地に隠された接合部に ぬるぬると滑り、肉を割る異物感。 ぼやけた思考で確かめていく認識に、輪郭は明確に描かれる。) ぅ  ン…  ( 捲り上げた薄汚れたシャツの下へと指を這わせれば、吐息が引きつり、切迫。 体を屈め、助けを求めるよに切なげに喘ぐ少年の呼吸を阻害するよに唇を合わせ、ぬるりと舌を絡ませる。 どうすれば良いのかわからないよう小さな手はただ強くしがみ付かれ、少しだけ苦しい。 ) [Sun 12 Mar 2006 21:39:33]
> ( すがるよに裾をつかんだ小さな手が荒い布地を握り締める―― 布は引っ張られ、ずるりと合せがズレて露出するか細い肩。 そこに刻まれた痕が痛みを伝え、娘の境界を失いつつあった意識は一応の輪郭を取り戻す。 )――   ん   ( つきん、つきん 焦点が合わないようにぼやけて揺れる世界に、鮮明な痛み。 体が揺れるたびに弾む息。 痛む部位を視界に納めれば刻まれているのは小さな歯形。 それも戯れでつけられたよな薄いものではなく、喰らい付くよに肉まで歯を食い込ませた痕。 ) [Sun 12 Mar 2006 21:35:40]
お知らせ > さんが入室されました。 『 つきん 』 [Sun 12 Mar 2006 21:34:38]
お知らせ > フォーカさんが帰りました。 『(報告書に「逃走」のに文字を書き込まなければいけない)(溜息)』 [Sun 12 Mar 2006 21:15:44]
フォーカ > ―――………ッッッッッ。(踵はそれ以上、地面を踏もうとしなかった。最後の最後―――遠ざかる背中に向って、苛立ち半分で鎚を投げつけて、最後。)―――――………。(立止まり) [Sun 12 Mar 2006 21:13:19]
フォーカ > (手にした鎚を握り締める力が強くなる。)――――……・・・。(犬の如き低い唸り声一つ。――今は、負け犬の遠吠えと同じ) [Sun 12 Mar 2006 21:09:22]
フォーカ > (爪先が迷った。)(商業地区で起こった窃盗事件。目の前を走っている男は、その犯人の一人。――此方方面に逃げてくるとの連絡があり、うろついていたらドンピシャリ。――しかも盗品を抱えてる。逃がしたくなかった)――――……ッ。(スラムの空気がそろそろ変わる頃だ。――緊張と疲労で、吐き出す息が弾んだ。)(この先、2ブロック――其処から先は)   (進めない)  (ココまで明確に判断できるのは、この自警団員が、スラムの住人だからだ) [Sun 12 Mar 2006 21:01:17]
フォーカ > (自警団はあくまで「自警」である。――権力の大小でいったら、そこ等のギルドと同じくらいだとか、なんとか聞いた覚えがあった。――尤も、日々変化するヴェイトス市。今現在、自警団の地位がどうなっているかまでは知らないから、断言は出来ないが―― ともあれ、だから、「自警」の範囲を越えた所まで切り込むわけにはいかない。 まさしく薮蛇な結果が待っていることだろう)――――――……ハァッ……っ(姿は見えている。追い掛ける事はできる。体力も大丈夫。―――だけど。これ以上追いかけることは――) [Sun 12 Mar 2006 20:53:23]
フォーカ > (住民の声に、へらりと挨拶代わりに笑みを返し、暗闇を走る――走る。ガタガタと薄い木の板と、襤褸切れの家が並ぶ、この通り。大男が走れば、風圧で壁が揺れたり、屋根が震えたりなんとも頼りない。それでも、それらの下には其々に住民が居り、少し大きく揺れ過ぎたりすると、怒声が飛んできた)――……っっ……!(あぁ、もう少しでチェックメイトだ――スラムの奥。自警団では手の出せぬ部分に入り込まれてしまう) [Sun 12 Mar 2006 20:43:21]
フォーカ > (今日、コートを着て来たのは失敗だと思った。青いコートが足に巻きついてどうにも動き辛い。それに―今日はコートが必要なほど、寒くも無い。――少し走ったらこの通り)―――――……っ。(汗だくに) [Sun 12 Mar 2006 20:35:16]
お知らせ > フォーカさんが入室されました。 『『向こうにいったぞ』』 [Sun 12 Mar 2006 20:32:15]
お知らせ > ウォンカさんが帰りました。 『(陽光を避けて、小さく壁際に寝返りを打とう)』 [Sat 11 Mar 2006 15:46:23]
ウォンカ > まァ(―――ナンにせよ)     今は(この陽光の憎い存在がある時間は、)―――俺の時間じゃねェ。(語散て) [Sat 11 Mar 2006 15:46:05]
ウォンカ > (昼は嫌いだ)(―――人々の楽しげな声が聞こえる。)       まるでェ、(怨々と唸る)―――耳鳴りみてェだァ。(耳鳴り。)(昼に目を開けば、地獄のよな光景すら浮かぶ程に。如何して人ッて奴は、不愉快なンだろう。)(ちっぽけで、弱くて、下らない癖、)―――幸せだと思ってやがらァ。(喰い尽くしてやりたい)(消してやりたい。―――己が人間だ等と思わぬ。己が何かもよく分からねど。)      ナンだッて構いやしねィよ。人じゃねェなら。(募る衝動は、暖かな臓物を啜りたい。それだけ。血肉を。) [Sat 11 Mar 2006 15:44:16]
襤褸家 > (其れを避けるように、静かに寝返りを打たん。壁の隅、夕刻が近付き、傾き出した陽光を避けるために。) [Sat 11 Mar 2006 15:36:14]
襤褸家 > ……、未だ、(眩しい。光を感じる。)(焼けるような感覚を。)     ―――………I'm Sleepy.(襤褸家の隙間から、細い光が差し込まん。其れが、皮膚に当たれば、 身の毛の弥立つよな感覚すら。)(――吸血種族ではないが、日光は有毒。) [Sat 11 Mar 2006 15:33:38]
襤褸家 > (擦られた瞼は、青白い肌。吊りあがった一重の瞳は、薄く開いて―――)       …。(閉じた) [Sat 11 Mar 2006 15:31:12]
お知らせ > 襤褸家さんが入室されました。 『(―――瞼をこする)』 [Sat 11 Mar 2006 15:28:39]
お知らせ > 瓦礫さんが帰りました。 『(PL:プラウザが落ちてましたすいません(土下座)』 [Fri 10 Mar 2006 01:01:04]
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