大聖堂 参加者 なし ROM 1人
お知らせ > セレニアさんが帰りました。 『( サプライズを期待する心なんて、それが他人のものであっても、理解出来ないだろうに )』 [Sat 1 Jul 2006 00:08:48]
セレニア > ( 歌を教材に使うのは、難しかった。 …同じ聖歌隊に所属していて、けれど『話せない』彼女の口元を見つめていても… ただでさえ難しいのに、リズムの加わったその形はより複雑になって、混乱してしまう ) ―――… ―――… ――――… ―――… ――――… ( 練習相手でも居れば良いのかもしれないけれど… 聖職と関連のある事柄ではないし、助けを請うのは適当でないと思う。 …当の本人に付き合わせるのは、まるで話せない事へのあてつけのように取られてしまうのではと、不安に思ってしまって…。 彼女はそんな風に捉えはしないと理解出来ても… 何か、どこかで、引っ掛かってしまっていた ) [Sat 1 Jul 2006 00:08:03]
セレニア > ( 勿論声は出さないけれど… ゆっくりと読み上げるように口を動かして、正面に立てかけた、借り物の手鏡を見つめる。 形を意識して… 時折反芻するように、焼き付けるように、じっと目を閉じて。 …障害があれば簡単に途切れてしまう集中力で… それでも環境と性格に助けられながら、地道に、唇を読む練習を重ねていく ) ―――… ―――… ――… ――… ――――… ―――――… ( ―――〜一音一音をはっきりと感じ取るなんて、無理な話。 最終的にはそこが目標となるのかもしれないけれど… まずは、よく使う言葉の形を一まとめにして覚えて、前後の繋がりで言葉の内容を『推測』出来るようになるしか無い ) [Fri 30 Jun 2006 23:39:50]
セレニア > ( 暗黒街の教会を訪ねる事が出来ず、一万エン金貨二枚はまだ手元に置いたまま。 けれど何に使うこともなく… 平穏無事だけれど、それなりに目まぐるしく、大聖堂での生活は続いている ) ………。 ( 大聖堂図書館の最も浅い階層。 夜も遅くなれば訪れる人は少ないけれど、一般の信徒にも解放されている場所で… ウィンプルまでかっちりと着込んだ尼僧服の少女が、机に広げた装丁の良い聖書を捲っていた ) [Fri 30 Jun 2006 23:24:59]
お知らせ > セレニアさんが来ました。 『( 色々と機会を逃しっ放しで )』 [Fri 30 Jun 2006 23:18:12]
お知らせ > フレアさんが帰りました。 『何かお返ししなくちゃねェ、借りっぱなしは気持ち悪いからね――』 [Fri 30 Jun 2006 01:22:27]
フレア > ったく、全く…… どいつも、こいつも――! ( 背中に担いでウンウン唸りながら、老婆はスラムまでの家路を行く。その表情は少しだけ生き生きとしていた。それが何故だかなんて考えると、顔が火照るので考えないようにしながら。 必死に荷物を担ぐ老婆の姿は滑稽だろうし、笑われるかもしれない。スラムでの道のりでチンピラどもが何か目ぼしいものでも入ってるんじゃないかと思ってちょっかい出してきても、老婆は鬼の如く声を張り上げ怒りをあらわにして箱には指一本触れさせまいとするのだ。 ) [Fri 30 Jun 2006 01:21:05]
フレア > 全く……。折角久しぶりに神様に懺悔しに来てやったって言うのにサ。めそめそしながら罪を告白しろっていうのかい? ババァの涙なんて全く見れたモンじゃないのにサ……。 ( 木箱は少々重いが、腰に気をつけながら持って帰るとしよう。 ) あの変態がまたここに来たら伝えておいておくれよ。 ”こんな大荷物送ってくるんじゃないよ、馬鹿娘。お陰でギックリ腰になるところだったじゃないサ。 ――まあ、アタシは病気以外なら何でも貰う性質だから貰っといてやるけどね。” ってね。 ( よっこらせと荷物を持ち上げる。老体を気遣い「お持ちしましょうか」と気遣ってきたシスターを一喝した。 ) 馬鹿にするんじゃァないよっ、年寄り扱いはよしとくれ! [Fri 30 Jun 2006 01:16:22]
フレア > ………。 ( 箱の中にはワイン、葡萄ジュース、大きなチーズ、そしてオリーブがあった。それも沢山。 箱の中にはご丁寧にも”お世話になりました”と手紙まで。 ) ………………。 ( 老婆は手紙と、箱の中身と、微笑むシスターの顔を交互に見遣る。一瞬涙腺が緩くなって、慌てて目を指で押さえた。 ) ッたく、アタシも歳かね。こんな下らないこと仕出かしてくれちゃってさ?あの露出女、頭が可笑しいんじゃないのかねェ? ( ガサガサと手紙を大事に仕舞い、木箱の蓋を閉めた。 ) [Fri 30 Jun 2006 01:10:46]
フレア > ( シスターに渡された木箱には”Sanna Celestial”の名があった。この自分にパプテスの知り合いなんて―― 居たには居たが、皆私より一足先に神様の所に行ってしまった。 否、最近パプテスの知り合いが増えたじゃないか。あの小生意気な金髪の娘と、露出癖のある変態の娘。 これは変態の娘の方からだろう。こう何度も変態変態と言うと少し可哀相な気がするが。 ) ハハ、空けた瞬間”BON!”とか洒落にならないねえ。 ( 不吉な事を口走りながら、老婆は蓋を開けた。シスターは微笑みながら数歩後ろに下がる。 ……冗談なのに。 ) [Fri 30 Jun 2006 01:06:03]
フレア > このアタシに届け物だって?人間違いじゃあないのかイ。 ( 懺悔の為か、それとも何となくか。フレアは久しぶりに神様の御許へとやってきた。最後にここを訪れたのは病気で苦しむ息子を救って欲しいと祈りを捧げに来た時だったか―― その願いは果たされず、自分は結局十字架に向かって唾を吐きつける存在になったのだが。 訪れた老婆に、シスターの一人が声を掛ける。 「フレア・ロンド様ですね?貴女にお届け者ですよ。」 と。 老婆は誰かから贈り物をされるのも久しぶりだったものだから、思わず細い目が丸くなった。 ) [Fri 30 Jun 2006 01:01:14]
お知らせ > フレアさんが入室されました。 『え……?』 [Fri 30 Jun 2006 00:56:09]
お知らせ > セレニア@雨色の種さんが帰りました。 『( …何故倒れるのっ…!? 人を呼びに走った )』 [Tue 20 Jun 2006 02:39:21]
セレニア@雨色の種 > ―――奇跡は起こるべくして起こるものです。 ( 判り合う、という人の行動とは根本的に違うもの… と言うけれど、パプテス呪術やその他魔法の類だって、『奇跡』と呼んで差し支えない気もする。 自分で言っておいて、あれ?と眼を瞬く暫しの間。 ―――〜それはさておき。 『分かり合うこと』が果たして正しい行いなのかどうかは分からないのだけれど… 意思の疎通が計れるのなら脈はあると思う。 勿論存在自体が罪である吸血鬼などはさておき、こくり 頷いて ) ………。 ( 優しい微笑み… こんな表情で、自分にたくさんのものを与えてくれる人達に… では、自分は何を返せるのだろうと… 頷くように、曖昧に視線を落とした ) …ありがとうございます。 ………。 ( 『私も』 と口にするのに少しの間を空けてしまったら… 立ち上がる彼女。 全てを言いそびれて、それでも一緒に戻ろうと、修道院へと歩き出す ) [Tue 20 Jun 2006 02:38:39]
お知らせ > 黒江さんが退室されました。 『( 運は良か(ドサッ。) ――― 悪かったらしい。 )』 [Tue 20 Jun 2006 02:26:06]
黒江 > ――― 奇跡だって現実に起きているくらいですから、判り合う位出来ますよ、きっと。 ( 意思の疎通が出来るなら、それは判り合えると言う事だから。不可能なわけではないはずだから。思考の根本が違うのなら、如何しても相容れぬのならば仕方ないかも知れないけれど。 ) 礼には及びません。これも相互協力の内、と言う奴ですよ。また何かありましたらお教えください。私にできることでしたら出来うる限り協力いたしますので。 ( なんて告げる語調は変わらねど、その表情は確かに笑みを浮かべていた。柔和に。それでいてあくまでも控えめに。 ) ――― それでは、そろそろ休ませて戴きます。長々と申し訳ありませんでした。 ( 品の良いベンチから立ち上がれば、また一礼。そしてゆるりゆるりと宿舎へと戻ってゆくだろう。運が悪ければ、廊下で倒れている彼女が発見されるかも知れないけれど。 ) [Tue 20 Jun 2006 02:25:32]
セレニア@雨色の種 > …そうですね。 ( 物語だと、頷いた。 …拘るような事では無いと… けれど、現実に起こり得る、とどこかで夢想してしまう。 …自分の知らないところで… そんな事が起こっていないとは、言えない。 ―――ふと、『戦わせて欲しい』と… この身体の、本来の用途に沿った使い方をして欲しいと願う中で… こんな事を考える自分は、まだ、以前のように戦う事が出来るか疑問に思うけど… それはまだ、今は… ) …はい。 醜いだけであり、その存在だけで害悪とはならないのなら… 人は、その鬼を受け入れられるのかもしれません…。 ( ライカニアは、『醜い』というのとは少し違う気もするけれど… この街など、その発展した形なのではないかと思う。 …半ば無意識にではあるけれど… 鬼にも救いを求めていた ) …いいえ。 こちらこそ、突然の要請を請けて頂き、ありがとうございました。 ( 物語の余韻に浸る中で、忘れてしまいそうになっていた。 ハッとしたようにベンチを立って、深めに頭を下げる。 各々の務めに支障を来さない範囲で、相互協力の義務を負うとは言うけれど… これは、個人的な事でもあるから ) ―――では、クロエ様。 ありがとうございました。 ( 研究生、といった種類の人も居れば… そんなものかと疑問には思わずに、そういえばミドルネームが無かったかな?と思うけど、それこそこれから洗礼を受けるのだろうかと思えば… 無表情の中にも、仄かに穏やかに見つめよう ) [Tue 20 Jun 2006 02:18:20]
黒江 > ――― あ、それから。私、実は未だシスターではなく見習いなのであると言い忘れておりました。 ( ふと、そんな事を。 ) [Tue 20 Jun 2006 02:08:23]
黒江 > ――― 結末は人の数だけ。誰かの聞いた赤鬼は村を襲ったかも知れないし、誰かの聞いた赤鬼は人とともに一生を幸せに暮らしたかも知れません。 ( そう、可能性は無限にある。ひょっとしたら青鬼を捜しに旅立ったかも知れない。村人の方に不審を抱くものが現れるかも知れない。それでも、怒りに任せて暴れまわる青鬼の助成をしなかった赤鬼なら。幸せに暮らせるだろうと思ったのだ。 ) 私は、赤鬼は幸せに暮らせたと思っておりますけれども。 ( だって、そうでもなければ余りにも ――― 余りにも、救いが無さ過ぎるから。 ) 有難う御座います。拙い語り口では御座いましたが、最後までお聞きくださり有難う御座いました。 ( 聞かせていたのは植物だけでは無い事。聞いていたのは植物だけでは無い事。この娘はちゃんと気付いていたとも。だからこそ、疑念には解答を。そして、最後まで聞いてくれたことに感謝を。 ) [Tue 20 Jun 2006 02:02:49]
セレニア@雨色の種 > …大切な事です。 …結局鬼は鬼だと知って… それが代償であるかのように同胞を失った事に耐え切れず、愚かな夢を見た罪滅ぼしとして、今度こそ村を襲う可能性は否定出来ません。 ( 青鬼の想いを無駄にしないように、と考えられれば良いのかもしれないけれど… 赤鬼という存在にやるせなさこそ覚えるものの、自分は人で、鬼は異端という見方は捨て難い。 …物語なのに、どこか真剣… ) ―――はい。 ( 感じ入るところでも… 聞かれて応えるのは自分の返事。 だけどすぐに、それが花の事を指しているのだと気付いて、ややバツ悪そうに視線を泳がせる ) ―――そうですね。 私の話では、眼に見える変化は無かったのですが…。 …シスタークロエの語り口には、引き込まれるものがありました。 [Tue 20 Jun 2006 01:54:22]
黒江 > ( 取り合えず、後一秒早く! とか聞こえる様な風の囁きがひゅうひゅうと。 ) [Tue 20 Jun 2006 01:40:29]
黒江 > ――― でも、それで良いんだと思うのですよ。仮に何か後に足しても、なんだか不自然ですから。 ( 青鬼は、悪役を一手に引き受けた。青鬼は、村を壊した。もしかしたら人間の一人や二人は死んでいたかもしれない。きっと、青鬼は真面目で少し不器用だったのだろう。最初に打ち合わせなんてしたら、どこか白々しくなってしまう事も知っていたのだろうから。人の怨み、辛みと言うものはそう簡単に解け消える物じゃあない。赤鬼は村人のために働き、村に一度たりとも害は為さなかった。其れに対して青鬼は、確かに村に害を為したのだ。だから、青鬼は村人の前に顔を出せなかったのだろうと。そんな風に、シスター見習いは解釈した。それでも少しだけ、やるせなくはあるけれど。 ) おや、何か感じ入るところでもあったのでしょうか? ( なんて、静かに漏らすけれど。それは何処か冗談めいていたような。 ) [Tue 20 Jun 2006 01:38:40]
セレニア@雨色の種 > ( ランダムだから仕方ないのだけれど、もちょっとどうにかならないだろうかと何処かで地団駄っ…! 見つめる先で、確かに眼に見える早さで花は育つものの… 大当たりを知っている身としては、若干物足りない ) [Tue 20 Jun 2006 01:33:26]
セレニア@雨色の種 > ( 泣いた赤鬼。 ―――呆気に取られた意識の中で渦巻くのは、幼いロジックだ。 村人は赤鬼を同胞として認識した様子だけれど、そうであるのなら、青鬼もまた同胞になれた筈。 …自分達に利益をもたらす、都合の良い存在でなければ受け入れないというのは、あまりにも勝手な話だというのは感じれば… 『人間』の側が愚かしい姿で描かれていると思ってしまうその話には、教訓を感じこそすれ快くは思えない… ) ―――同胞を裏切り寝返らなければ、決して人と異端の交わることは無い… と言うのとは、違いますね。 赤鬼にも青鬼にも、双方に互いを裏切る気持ちは無いでしょう。 ……人の望んだ結末という事ですか……。 …そして… 『泣いた後』に赤鬼がどうしたかは描かれない…。 ( 一抹の寂しさと… 『語り』の余韻に感じる懐かしさに、眼を細めて… どうしたのだろうと考える。 …浅い溜息をついて、植木鉢を緩く抱いた… ) 【判定】 [Tue 20 Jun 2006 01:30:31]
黒江 > ――― 赤鬼は、総てを悟り、泣きました。静かに静かに泣きました。お終い。 ( なんだか尻切れトンボかも知れないけれど、兎に角この話はコレでお終い。 ) [Tue 20 Jun 2006 01:19:11]
黒江 > 『赤鬼へ。君に黙って消える事を許してくれたまえ。村を襲った僕が君と仲良くしていれば、君はまた村人から疑われるだろう。それでは僕が暴れた意味が無い。君を殴った意味が無い。君は村人達と生きたまえ。君が望んでいたように。君の負うはずだった悪役は、僕が総て持って行こう。遠い遠い何処かへと、僕が総て持って行こう。』 [Tue 20 Jun 2006 01:17:35]
黒江 > さぁ、如何でしょう。答えは多分、この先で見つかるかも知れません。 ( それは突き放すでも諭すでもなく。言葉はただ吶々と、されど時には躍動的に。 ) その日から村人の赤鬼に対する認識は変わり、赤鬼の家にも少しずつですが人間の客が来るようになりました。日が経つ毎に赤鬼の家を訪れる客人は増え、やがて赤鬼にも人間の友達が出来ました。赤鬼はとても幸せでしたが、一つ気になることがありました。何故青鬼はあんな事をしたのか、と言う事です。そういえば青鬼が暴れだしたあの日以来、赤鬼は青鬼の姿を見ていませんでした。 ( 吶々と、時には叙情豊かに。時には感情を込めて。語り聞かせる様は、子を寝かしつける母親にも似ているかもしれない。 ) ――― そして、ある日の夜。思い切って赤鬼は青鬼の家を訪ねました。すると戸は硬く鎖されており、家の前には看板が立てられておりました。 [Tue 20 Jun 2006 01:17:15]
セレニア@雨色の種 > ………? ( 二人して暴れて、討伐されてお仕舞いと思いきや。 仲間割れだろうか…? 無表情の中に怪訝そうな色を宿して… 〜なんだかんだで結構真剣に聞き入る様子は、子供のそれ ) ………青鬼は赤鬼に理解を示さない村人を許せなかった。 村人を許す赤鬼も許せなかった。 大切に思う同胞の願いと苦しみに、何一つ出来ない我が身を不甲斐なく思っての行動でしょうか… 軽率な… ( 間のあいだにぽつりと零すのは、やっぱり少しズレた事。 …異端の悲恋を描いたものかと、印象こそ変わっているけれど、結局間違っているとか… そんな ) [Tue 20 Jun 2006 01:13:54]
黒江 > 少し日にちが過ぎた、ある日のことです。青鬼が突如村に降りてきて、理不尽な理由で暴れ始めたのです。脆弱な村人には其れを止める手立てがありません。ただ青鬼が暴れるに任せるだけしかできません。 ( と、其処で一度言葉を切った。そして本の少し間をおいて、改めて言葉を紡ぎ出す。 ) ――― 驚いたのは赤鬼です。赤鬼は青鬼がどんな人…基、鬼であったかを知っていたのですから、彼の突然の豹変が何を意味するものなのか全く判りませんでした。兎に角、このままでは襲われた村が壊滅してしまいます。青鬼を止めなければなりません。赤鬼は人里に下り、青鬼を何とか話し合いで止めようと試みます。しかし青鬼は聞き入れません。仕方なく、赤鬼は青鬼と戦います。村人を庇いながら、村人への被害を抑えるように。村から山の方へと誘導し、最後には青鬼を追い返す事に成功しました。 [Tue 20 Jun 2006 01:04:49]
セレニア@雨色の種 > ―――。 ( 『意味』とは? …思う事は、黙っておく。 トキノミヤコ文化を教わっているわけではないし、なるべく素直に話を聞こう。 内容が内容だけに難しいけれど。 ―――御伽噺を聞くにしては硬い表情で、まず最初に思うのは、『不甲斐ない』という事だ。 …どんな文化圏の街であれ、『異端』と認定してそれを処断出来ないなど、ぞっとする…。 とは言え、丁寧な疑問の解消には感謝。 大分聞き易く、次第に話へ引き込まれて行った… )   ( 凡その察しはつく。 青鬼と結託して、理解を示さない村を襲うのだろうと… 眼を細めた ) [Tue 20 Jun 2006 01:04:09]
黒江 > 近い、かも知れませんね。元々の意味は全くの別物だったと聞いていますけれど、流石に其処までは。 ( なんて言葉を差し挟みつつ吶々と紡がれるのは、少し悲しい鬼の話。 ) それだけ鬼が怖かったと考えてください。ただの農村ですし、武器と言っても鍬やら何やらが精々です。鬼に立ち向かうには心もとなかったんですよ。 ( 当時、鬼はそれだけ強大なモノだったと。その点については教えておかねばならなかったなと。少しだけ失敗。何、聞いているのは植物だけではないのだ。疑問があるなら解消してしかるべきであろう。 ) さて、赤鬼はそれを嘆き、悲しみ、終いにはやり場の無い怒りすら覚えます。最後にはその立て札を引き抜いて、地面に叩き付ける始末。それを、その山に住んでいたもう一匹の鬼 ――― 青鬼が見ていました。青鬼は赤鬼の親友で、赤鬼の相談によく乗っていました。だから、赤鬼がどうして悲しんでいるのか、どうして赤鬼が怒ってしまったのか。青鬼はよく知っていました。 [Tue 20 Jun 2006 00:53:17]
セレニア@雨色の種 > ………なるほど。 ( と、納得したような声を発するまでにかかる暫しの時間は、その説明を飲み込めていない事の証明みたいなものだけど… ) …つまり、ライカニアのようなものですね。 ( 酷い認識。 そうでもない? とりあえず頷いて、続きを聞く ) ………。 ( その村は『クリスティアのようだ』と言いたいのだろうかと、ちょっと穿った見方。 …人と自然を愛していようが、奇形は異端だと、今でもどこかで思ってしまう… ) …村には近付けず、村人にも恐れられ、けれども所在が知られてなお、討伐はされないのですね。 ( 興味深そうに頷く視点は、どこかズレていた。 話を聞かせる必要があるのは青い花を咲かせる植物の方。 気にしないようにするといい ) [Tue 20 Jun 2006 00:48:14]
黒江 > 何、私の主観です。忘れてくださいな。 ( ひょっとしたら、それは赤子のようなモノかも知れないとは思ったけれど。 ) 鬼と言うのは、まぁ ――― そうですね。魔獣というよりは単純に獣と言った方が良いでしょう。悪魔や魔獣、吸血鬼と違い、存在が『悪』というわけではありませんから。 ( カタチこそ人であるものの、人より大きく剛力を持ち、醜い顔に大抵は一本か二本の角を持つ『鬼』。さて、シスターの考えている物とは微妙に趣の異なる話である事が、この段で判るだろう。 ) ――― この山には二匹の鬼が居りました。今回の主役は…そのうちの片方、赤鬼です。赤鬼は見た目こそ凶悪でありましたが、人と自然を愛する心優しい鬼でした。彼は少しでも人に近付きたい、少しでも人と仲良くしたいと思い、戸口に看板を立てました。『心の優しい鬼の家です。何方でもお気軽においで下さい。美味しいお菓子が御座います。お茶も沸かして御座います。』しかし、やはりその見た目からは悪い印象しかなく、村人達は其れを鬼の罠だと思い、近寄りませんでした。 [Tue 20 Jun 2006 00:37:48]
セレニア@雨色の種 > ?………いいえ、それは… ( 『花に心など』、と思ってしまうけれど… 『気持ち』の籠もらない自分の話では育たないと言われれば、なるほどと納得する節もある。 ちょっと複雑そうに、ほんの少しだけ視線を落として。 …紡がれる言葉を塞ぐまいと、頷いて話しに耳を傾ける… )   ( トキノミヤコ… 名前しか知らないが、海の向こうの島の名前だと思った。 アマウラの本国だっけと考えるけれど… 今は、そんな事はどうでもいいだろう。 …そこまで聞いただけで、そうか、鬼退治かと納得短絡思考… 『知っているか』 と問われると、吸血鬼のように目の当たりにした訳ではない。 悩むように首を傾げて ) ―――悪魔… よりは、荒野に跋扈する魔獣に近いのでしょうか…? ( 神に並ぶような普遍的存在ではなく? と、酷く曖昧な認識 ) [Tue 20 Jun 2006 00:31:19]
黒江 > 成る程。もしかしたら感動する心を持っているのかも知れませんね、その子は。 ( ゆるり、相手の隣に腰掛けつつ言葉を紡ごう。相変わらずの静かな声で。ちなみに何故助け舟らしき言葉を出したのかと言えば、先の言葉があったゆえ。恐らく、誰が喋っても構わないものなのだろうから。 ) ――― それでは、一つ。それは昔々のお話です。朱鷺京の山の麓に、小さな村がありました。 ( ゆっくりと、ゆっくりと。言葉は静かに紡がれて、文章と成る。文章は静かに連なって、一つとなりて物語と為す。 ) そしてその山奥には、村人が恐れる鬼が棲んで居りました ――― と、シスターは鬼を御存知ですか? ( パプテスで話される吸血鬼とは別物なのですが、とか問い掛けた。 ) [Tue 20 Jun 2006 00:22:30]
セレニア@雨色の種 > …はい。 思い出話でも、物語でも、即興の作り話でも、何でも良いそうなのですが… ( その割には自分の話では育たなかったと首を傾げるけれど… 確率で言えばちゃんと育った事の方が多かったし、自分の話では眼に見える成果がなかっただけだろうととりあえず納得。 じー っと相手を見つめて、個人的な事柄だけれど支援を要請しても良いだろうかと考える暫しの間。 何も言わず、無表情では伝わらないと思うけど――― 助け舟を出すように続けられた言葉に、 きょとん と眼を瞬いて ) ―――いえ、構いません。 よろしければ、シスターキリヤのお話を聞かせてください。 ( 溜息に緩く首を振ったら、促すようにベンチへ腰掛ける。 植木鉢は膝の上 ) [Tue 20 Jun 2006 00:14:33]
黒江 > ( 何しろ混沌都市ヴェイトスである。イエロティアが修道女になろうと問題あるまい。まぁ割と複雑な事情があったとかなかったとかは別の話だ。絵本と鉢植えを交互に見遣る。 ) ――― ふむ。話を聞いて育つ、と。何とも珍しいものですね、この子。 ( 鉢植えを見遣る視線は興味深いと言いたげに。とは言え、視線に込められた意思なんて余程の事がない限り判らないとは思うけれど。 ) 故郷の子供に聞かせるような話でよければ二、三くらいは知っていますが。 ( 残念ながらパプテスの教義と関連性が全く無い話しかないのですが、とは溜息混じり。 ) [Tue 20 Jun 2006 00:08:41]
セレニア@雨色の種 > ( 物静か二人のちょっとした不思議ちゃん空間? 方やそんな可愛げのあるものではないような気もするけれど… ライカニアのクルセイダー?も居るくらいだし、もう、イエロティアだって何だって、特別うろたえる事は無い。 黒瞳を見つめたまま、問われるままに… ひょいとベンチの絵本を取って ) …この話を、聞かせていました。 …『雨色の種』という、『話を聞いて育つ』植物を預かったのですが… 私には、あまり話せる事が無いものですから… ( 絵本に走る前に、大聖堂に来てからの事を話しても聞かせたけれど… どちらも、眼に見える効果は与えていない。 『これです』 と、傍らの植木鉢を指そう ) [Mon 19 Jun 2006 23:56:31]
黒江 > ( 名乗られた。此方も先ずは名乗りを入れよう。口調はあくまでも平静に、平穏に。かと言って無感動ではなく。静か、と形容するのが正しかろうか。 ) キリヤクロエと言います。その ――― シスター・セレニアは此処で何をなされているのかな、と思いまして。 ( 偶々通り縋ったところで眼に入ったのです、とかなんとか。取り合えず眼に入った発端はジト目神父(仮)のお陰(所為とも言う)である事は伏せておこう。取り合えず目が疲れた様子は無いのが気休め程度の救いと言う奴、だろうか。 ) [Mon 19 Jun 2006 23:50:04]
セレニア@雨色の種 > ( マンモス修道院であれば、口を聞いた事も無い人なんて珍しくも無い。 暫く見つめて相手が自分を目指していると知れば、そっと立ち上がる。 挨拶には ぺこん と、こちらも礼をもう一度 ) …こんばんは。 初めまして。 セレニアといいます。 ( ちょっと妙な雰囲気になってしまいそうだけど、出会い頭の自己紹介。 少し首を傾げつつ ) どうか、なさいましたか? ( 何か御用ですか?と、疲れた風でもなく見つめてる。 丁度窓の明かりが差し込んで来るとか、そんな場所だと思いねえ ) [Mon 19 Jun 2006 23:42:50]
黒江 > ( 世の中、絵本の愛好家だの何だのが存在するから大丈夫、だろうと思う。別にそれで誰かを馬鹿にするなんて思考を持ち合わせているわけでもなく。とりあえず思う事はひとつだけ。目、疲れないんだろうか ――― なんて、割かし如何でも良い事。 ) ――― こんばんは、シスター。それから初めまして。 ( ぺこり。もう一つ礼。とりあえず顔を直接合わせるのは初めてであるし、そんな言葉を出してみた。 ) [Mon 19 Jun 2006 23:33:49]
セレニア@雨色の種 > ( 礼をされれば条件反射的に会釈を返す。 膝の上には、文盲だって珍しくないご時世ではそうでもないかもしれないけれど… ちょっと歳不相応な絵本が乗っている。 脇には植木鉢。 …表情に乏しい顔で、じ と近付く彼女を見つめよう…。 ……死んだ事すら知らない人を、思い出すかどうか…… 勿論真相など知りはしないけど )  [Mon 19 Jun 2006 23:20:36]
黒江 > ( 擦れ違う神父には、立ち止まって一礼。次いで庭園の中に居る人影に気付けば、其方にも一礼しよう。普通なら此処でそのまま通り過ぎてしまうところであるが、何となく庭園に座る彼女が気になった。気になったら仕方ない。どうせ宿舎に戻っても寝るだけである。とてりとてりと足取りはゆっくり、品の良いベンチに腰掛ける彼女の元へと歩み寄ろう。 ) [Mon 19 Jun 2006 23:00:53]
お知らせ > 黒江さんが入室されました。 『( ジト目神父(仮)と入れ替わるように。 )』 [Mon 19 Jun 2006 22:57:35]
セレニア@雨色の種 > ( …仕事にかこつけて、シスターティフィスに話を聞きに行こうと思っていたけれど… よく考えたら彼女は『喋れない』。 花に耳がある訳も無く、『話を聞いて育つ』とは言っても音は関係無いのかもしれないけれど… 万一関係があったら彼女を哀しませる事になりはしないか… そんな風に考えたら、話せなかった。 そして他にあてがあるかと言うと… マリア様は加療中と聞いた気がする。 ブラザーイコトは休暇を満喫しているか、あるいは休暇を終えて再び忙殺されているか…。 シスタージャスティスは大聖堂に常駐している訳ではなく… あまりすっきり馴染めているとは言い難い身では、早々に手詰まりになってしまう。 …『必要』であればそんな事、気にもしなかったろうに… 『遠慮』するようになるというのもまた、変化の一つか )   ( 芸能横丁にでも連れ出そうかと… ちらり、周囲を伺って。 …ふと眼の合った通りすがりの司祭にジト眼で見つめられ、諦める… ) [Mon 19 Jun 2006 22:52:03]
セレニア@雨色の種 > ( 聖堂脇の庭園。 一般の信徒も立ち入り可能な… けれど時間も時間でヒトケは引いているそんな場所で… 質素だけれど上品な作りのベンチに、ウィンプルまでかっちりと着込んだ尼僧服の少女が腰掛けている )   ( ―――ぱたん。 細いけれどだんだんと通るようになった声で音読していた、聖書の名場面を子供向けにしたような絵本を閉じて――― 薄紅色の瞳で、傍らに置いた植木鉢に視線を落とした。 …青みがかった銀色と、力強い群青色の花を咲かせたその種は… けれどそれ以上の変化を見せず、静かに咲いている。 …読み聞かせではだめなのか… あるいは何か条件が整っていないのか… 途方に暮れたように浅い溜息一つ。 宙を仰いだ ) [Mon 19 Jun 2006 22:33:19]
お知らせ > セレニア@雨色の種さんが入室されました。 『( 中庭、傍らに植木鉢を置いたベンチに腰掛けて )』 [Mon 19 Jun 2006 22:26:26]
お知らせ > セレニア@雨色の種さんが帰りました。 『( 脱力したような仕草で手を振るけれど… それでも、見えなくなるまで見送った )』 [Sun 18 Jun 2006 02:07:27]
お知らせ > ベルベチカさんが退室されました。 『(ティフィスの言葉に二つ返事で答え、小人は夜空に飛び去っていった。)』 [Sun 18 Jun 2006 02:03:56]
セレニア@雨色の種 > ―――。 ( うるうるさせてたのに、花の成長を見届ければ笑顔。 …やり難い… この子は苦手だと思うけど… 人に対してそんな感想を持つのは稀で、つまり気になるという事…。 可笑しそうな微笑を、複雑そうに見つめて… 頬より手を離す。 …自然な動作だったけど… どうして、こんな事をしたんだろう。 それで解れる訳も無いのに。 『お礼はいらない』 と言われれば、そもそもお礼になるような物をあまり持っていないのだし、曖昧に頷いて… ) …ありがとうございます。 おやすみなさい。 ( 飛ぶ相手に話しかけるというのは… 30cmの相手に話しかけるというのは、やっぱり慣れない。 宙に舞う妖精を見上げて、ぎこちなく会釈する ) ―――今度は、バラ園も覗いてみてください。 ( もう笑顔だけれど… 縮こまる様子が頭から離れなくて、思いつく限りの一言を。 …水やりだけだけど、世話をしている。 お気に入りの場所の一つだ… ) [Sun 18 Jun 2006 01:59:50]
ベルベチカ > わ……ぁ……っ。 ( まるで花の時間が加速したかのようだった。目の前で力強く花を広げるその姿を見て、命の躍動を感じる。ベルベチカは、しばらくその光景に見とれていた。 ) お礼なんていらないですの。ベルベチカは、お花さんの成長が見れただけでじゅうぶんですの。 ( にっこり微笑み、頬を摘む貴女のしぐさに、おかしそうに微笑んだ。 ) それじゃあ、ベルベチカはそろそろ行くですの。おやすみなさいですの〜。 ( 色々話せて満足したのか、元気に笑って手を振った。2対の翅を羽ばたかせ、その小さな体を宙へと飛ばす。 ) [Sun 18 Jun 2006 01:53:17]
セレニア@雨色の種 > ( つぼみだった花が咲いて、また新たなつぼみが顔を出して、力強い群青色に――― 完全にランダムだけれど、そんな事を知らなければ、まるで気に入ったとでも言わんばかりに見える。 ムっとしたままでそんな様子を見守って… 『怖い人』 と言って縮こまる相手はオーバーアクションに見えるけど、これが地なのだろう。 そう言えば『最近読んだ人間の御伽噺』と言っていたし――― ) …ッ… ぁ… いえ、申し訳ありません。 ( 困惑気に視線を逸らし… 睨んでしまったらしい顔。 …確かに睨んだのだけれど… バツ悪そうに、自分の頬をむにりと摘む。 ほぐれろー ) …け…獣に『人間の信仰を』と願った男も不信心です。 おそらくこの話は、その愚かしさを描こうとしたのでしょう。 ( …うるうると見上げられるのが、酷く落ち着かない。 …残念そうにするシスターティフィスや、サンクトゥス様の顔が、少しだけちらついた… ) …ぁ、ありがとうございました。 …お礼は、どうすれば良いですか? ( 無表情、無感動、でも困ってる ) [Sun 18 Jun 2006 01:46:54]
ベルベチカ > あぅう……そんなに睨まれてもこまるですの。ベルベチカがお話を書いたわけじゃないですの〜。 ( 両手で頭をかばうようにして、おずおずとうずくまる。上目遣いにうるうると相手を見上げて。 ) セレニアさんは、怖い人ですの〜。 ( 縮こまったまま、そっと花の様子を見守ろう。 ) [Sun 18 Jun 2006 01:37:59]
セレニア@雨色の種 > ( 少し悩んで ) …ありがとう。 …おぼろげな記憶ですが、アクスもあなたのように、気を遣ってくれるヒトだったような気がします…。 ( 謝る必要性を否定するよりも、と…。 付け足すように言う。 ベルベチカが苛められていたと知らなくても、妖精の種属性とまでは思わないけれど ) ―――。 ( そして、一応最後までは黙って話を聞いて。 終わる頃には… やや険を湛えた表情で、妖精を睨むように見つめてる ) …それは誤りです。 天の父は、自身に似せて造った人に合わせて、世界を造られました。 人を恵みとして獣に与える事はありません。 ( そうしなければクマが冬を越せなかったとしても、勿論知った事ではない。 【全て<人間】 だ。 ―――けれど聞き手が頑固にそう思ったところで… そのお話の言わんとしている事を花がどう受け止めるかは別の話――― ) 【判定】 [Sun 18 Jun 2006 01:29:46]
ベルベチカ > ( ベルベチカはにっこりと笑ってうなずくと、さっそく花に向かってお話を始めた。 ) むかーしむかし、ある男の人が、森の中で大きなクマと鉢合わせになったですの。その人は必死になって逃げたけれど、クマはものすごい速さで追いかけてきました。このままでは食べられてしまう、けれど、熊に助けを求めても利いてもらえるはずもない。必死に助かりたいと願った男は、とっさに天に祈り、神様に訴えたですの。”おぉ、神よ。どうかこの熊に人間の信仰を授けてください。”そうすれば、クマを説得して自分は食べられずに済むと考えたですの。すると、突然天が光り、あたりに一瞬雷鳴がとどろきました。男が目を開けると、なんと! クマがひざまずき、天に祈りをささげていたですの。”私の祈りを、神様が聞き入れてくださったのだ”ところが、喜ぶ男の前で、信仰を授けられたクマはこう言いました。”おぉ、神よ。お恵みに感謝いたします” ( 花に向かって、ゆっくりと語る。故郷のおとぎ話は、また今度あなたにあったときにでも。 ) そうして、クマは男を食べて飢えをしのぎ、無事に厳しい冬を越せました。というお話ですの〜。 ( すべての恵みは人間にだけ与えられるものではなく、神は生きとし生けるものすべてを平等にみていらっしゃるのですよ、というお話。 ) [Sun 18 Jun 2006 01:21:23]
セレニア@雨色の種 > ( 妖精というだけで、心無い事を言ったと思う。 …それでも変わらず接してくれた彼女に会って… 謝りたいのかと考えると、少し違う気もするけれど。 …ふと、考え込むようにベルベチカを見つめたら… そのまま、二人ベンチに腰掛けて ) …危険な花ですね。 ( そして大きくなるキノコが生えてるに違いない。 楽器を弾く花とどっこいに奇妙。 踊る花はどうだろうなんて考えて、でも、もう問うことはせず――― …人間の御伽噺と聞くと、彼女の故郷の話を聞けないのを惜しくも思うけど… 何でも良いと言ったのだし。 お願いします、と会釈して――― シャンフェイ様は同じ仕事を請けた人、サンクトゥス様は大聖堂の関係者、先日会った少年には道を教えた。 …彼女には何かお礼をした方が良いだろうかと… 話の続きを待ちながら、ぼんやり考える ) [Sun 18 Jun 2006 01:07:44]
ベルベチカ > そう、でしたの……。 ( 会えるといいけれど、自分にはそれ以上何もすることはできない。ベンチのほうへと飛んでいき、腰掛の上に着地する。 ) ベルベチカの故郷には、楽器を弾くお花さんはいないですの。でも、魔法の力を宿したお花さんはいるですの。これをとると、一定時間火の玉が投げられるようになるですの〜。 ( 人はそれをファイアフラワーという。まる。ともあれ、どんなお話を聞かせようかと、あれこれ考える。 ) えぇっと、それじゃあベルベチカが最近読んだ人間さんの御伽噺のお話をするですの。 [Sun 18 Jun 2006 01:00:18]
セレニア@雨色の種 > ………。 …はい。 私はおそらく、アクスに酷い事を言いました。 ( 最適化をかけられた思考で、今の今まで会った事すら忘れていたけれど… クリスティアで目覚めてから後の事は、思い出そうと思えば思い出せる。 会いたいと言えば会いたいのだろう… その動機は、あまり良いものではないけれど… 指摘に頷いて。 でも、そうだとしたって謝ることはないから、首を振る――― あるいは、ふと感じた『引っ掛かり』の正体は、その昔持っていた人形に似ているとか、そんなオチかもしれないがっ ) …そうですか。 …どういったものなのでしょうね…。 あなた達のような種の故郷であれば、楽器を弾く草花があっても驚きませんが… ( そんなイメージを抱く場所の出身者をして不思議と言わせる。 …本当に、魔性ではなかろうなといぶかしむ僅かな間… 〜元気に同意してもらえれば、ほっとしたように少しだけ表情を和らげて ) …ありがとうございます。 目に見えて、成長しますよ。 …話すのは思い出でも、物語でも、何でも構いません。 私には、あまり話せる事がないものですから…。 ( そうと決まれば… 立ちっ放しは疲れるし、飛びっ放しもこちらが落ち着かない。 ベンチの方へと、促すように歩き出す ) [Sun 18 Jun 2006 00:49:38]
ベルベチカ > うぅ……ベルベチカには、セレニアさんがそのアクスって人に会いたがっているように思えましたの。人違いだって答えたとき、なんだか寂しそうなお顔に見えたですの。 ( 人形のような大きさとふりふり多めな服装も合わさって、ベルベチカは観賞用の奴隷にされかけたことがある。鳥かごの中に入れられ、あわやというところで脱出できたが、それ以来各地を放浪するばかりで、知り合いと呼べるほどつながりの深いものはいない。 ) うぅん、妖精の森にも、こんなお花は咲いてないですの。見れば見るほど、不思議なお花ですの〜。 ( 差し出された鉢植えを見つめて、お話を、と。 ) はいですの! ベルベチカのお話でお花さんが育つなら、見てみたいですの〜。 [Sun 18 Jun 2006 00:38:11]
セレニア@雨色の種 > …? 何故あなたが謝るのですか? ( ベルベチカ… それが彼女の名前かと、うなだれる様子に首を傾げて ) …セレニアといいます。 ここ大聖堂の、女子修道院に所属しています。 ( ごめんね、冷たいのは、地だ。 相手とは対照的に… 話す時は相手の目を見て。 じっと見つめつつ、名乗る。 …『セレニア』… そう名乗るのも、呼ばれるのも、なんだか嬉しい今日この頃 ) はい。 …人の街では珍しい花なのですが、あなたの故郷には、こういった花もありましたか? ( 『お話した』 というのが、ぶっちゃけ妄想なのか、実際にお話したのか、果たしてそれが人間にも可能なのかどうかは措いて置いて。 にっこり微笑む相手に、そっと植木鉢を差し出すように。 勿論受け取るなんて無理だろうし、見やすいようにしようとしう動き。 大して変わらないんだけど ) ―――よろしければ、あなたのお話を、この花にも聞かせて頂けませんか? [Sun 18 Jun 2006 00:30:01]
ベルベチカ > ( ベルベチカには僅かな表情の変化は読み取れないが、不思議と目の前の少女がそのあくす、という人に会いたがっているようにも思えた。 ) あぅ……ごめんなさいですの。ベルベチカ、お友達はあんまりいませんの。 ( しゅん、とうなだれて、故郷でいじめられていたことを思い出す。追い出すようなそぶりは見えないけれど、少女の目は冷たく、ベルベチカはまっすぐに見つめ返すことができなかった。 ) ほぇ、お話を聞いて育つ……ですの? ベルベチカも、故郷ではお花さんたちといっぱいお話したですの〜。 ( にっこり微笑んで、鉢植えの花をしげしげと見つめる。 ) [Sun 18 Jun 2006 00:21:39]
セレニア@雨色の種 > ―――。 ( …手を伸ばしたって届かないけど、姿を捉えるには十分な距離で、足を止め。 否定する言葉には、無表情の中に仄かにがっかりしたような… 寂しげなものを浮かべる ) …失礼しました。 知っている気が、したものですから…。 こんばんは。 ( 女子修道院の中庭であれば、男子は禁制かもしれないけれど… 『ここで何をしているの?』と、関係者かもしれないから訪ねないまでも、温もりには欠ける目で見つめつつ、追い出すようなそぶりは見せない。 …『変わったお花』… 言われて視線を落とす、自分の植木鉢 ) …『雨色の種』という種より咲いた花です。 …斡旋所の仕事でお預かりしました…。 人の話を聞いて、育つそうです。 ( …なんとなく怖がられているのは感じるけれど… それで微笑む事が出来るなら、たくさんの人に余計な心配をかけてはいない ) [Sun 18 Jun 2006 00:14:03]
ベルベチカ > ( 見つめる先には、表情の薄い女の子。ちょっと怖いなぁ、と雰囲気にのまれ気味な小人。 ) あくす? ベルベチカはそんな名前じゃないですの。人違いですの〜。 ( 槍も斧もいやに決まっている。光物は嫌いな妖精です。逃げようかなーと考えていると、その手に抱えた銀の花に目が止まる。珍しいものだ。不思議な感じを受ける。 ) そ、そのお花――変わったお花ですの。 ( 箒を胸に抱えた格好で、空中を移動しつつ近づいて。恐る恐る口を開く。 ) [Sun 18 Jun 2006 00:05:42]
セレニア@雨色の種 > ( 近付けば… 信じ難いけれどそれは、人の姿をしていると認めざるを得ない。 …ふと思い出の中に引っかかりを覚えて、緩く頭を振った…。 …また『知っている』とだけ感じる、結局は何を知っているのか思い出せない事だろうかと目を細め… いや、違うと目を瞬いた。 …研修でヴェイトス市を訪れた時… 同じように小さな人… 妖精に会った事がある。 …それほど時間も経っていない記憶なのにおぼろげなのが、もどかしいが… ) ―――アクス…? ( 別に『槍で刺されるのと斧で潰されるの、どっちがいーい?』なんて聞いてる訳じゃない。 『アクス』はその妖精の名前。 …まだ、手を振って挨拶してくる妖精?の姿はよく見えないから… コミカルに汗ダラダラさせてるのもそっちのけなクールフェイスで、すた すた すた と距離を縮めよう。 抱えた植木鉢… 胸の前で揺れる青みがかった銀の花は、花通の彼女にどう映るのか ) [Sat 17 Jun 2006 23:59:10]
ベルベチカ > ( ベルベチカは花が好きだ。綺麗だし、いい匂いがするし、蝶やミツバチが寄ってくる。故郷にいたときも、花畑の上を飛び回るのは、とても心地よかった。そんなわけで楽しげに一人飛び回っていると、ようやく気づいた人の気配。 ) ――はっ! ( 目が合った。空中でホバリングしたまま、硬い表情のシスターをしばらく見つめて……体中から汗がダラダラダラダラ。 ) こ、こんばんは……ですの。 ( あはは〜、とあいまいな笑みを浮かべて手を振ってみました。 ) [Sat 17 Jun 2006 23:55:04]
セレニア@雨色の種 > ( 人にしては小さい30cmだって、羽虫にしては大き過ぎる。 常態のヴィエドゴニャは視力もまた低いけど、少なからず修道院の灯りも差している中庭にそんなのが飛んでいたら、気付いても良いだろう。 うん、気付いた。 …開け放たれた扉の前。 ふと目に留めたそれをいぶかしむように見つめて… 廊下の先のシスターティフィスと、不審物… どちらを優先すべきか迷ってしまうのも束の間。 部屋を訪ねるには遅い時間というのもあって、さく と中庭の芝に踏み出した ) ―――。 ( 薄紅色の瞳で、温かみがあるとは言えない表情で見つめて… 両腕で植木鉢を抱えたままであれば、即危害を加える積りは無いのが分かるだろうけれど ) [Sat 17 Jun 2006 23:49:27]
ベルベチカ > ( いや、実際にはこっそり見学ついでにおくまで入ってきてしまっただけなのだけど。身長30cmは、夜ともなればなかなか発見されにくいらしい。 ) うわぁ、綺麗なお花さんですの〜。 ( 故郷の花畑を思い出して、ベルベチカは大喜び。翅を羽ばたかせて低く飛ぶと、花壇の上をくるくる飛び回る。 ) [Sat 17 Jun 2006 23:43:59]
お知らせ > ベルベチカさんが来ました。 『(その中庭に侵入者がいた)』 [Sat 17 Jun 2006 23:42:10]
セレニア@雨色の種 > ( 修道院の夜ともなれば、どこも当たり前に静まりかえるのだけれど… この辺り、『個室』の区画は… 自分の入っている大部屋の区画より、落ち着いてる気がした。 …羨んだり、移りたいと願う事はないけれど… ホッとしたような表情で、シスターティフィスの部屋を目指す。 …と言っても… ここまで足を運んでおいて、お話をねだっても良いのかどうかは、決めあぐねていた。 …決定を保留にして行動するなんて、どっちつかずな行動を取るなんて、自分の事ながら信じられない事ではあるけれど… )   ( ―――少しずつ、寝苦しい夜も訪れるようになっている。 …風通しを確保すべく、窓や扉の開け放たれている中庭を横切って… ) [Sat 17 Jun 2006 23:40:22]
セレニア@雨色の種 > ( ウィンプルまでかっちりと着込んだ尼僧服の少女が… 寝間着でもなければ枕を抱えてるなんて事も無く… 青みがかった銀の花を咲かせる植木鉢を抱えて、個室の扉が並ぶ僧房の廊下を歩いている ) [Sat 17 Jun 2006 23:25:46]
お知らせ > セレニア@雨色の種さんが入室されました。 『( 修道院、僧房 )』 [Sat 17 Jun 2006 23:21:28]
お知らせ > サンクさんが退室されました。 『( 一応僧房に部屋もある。主に執務で帰れなくなった時用に。多分、其処でばたんきゅー。)』 [Thu 15 Jun 2006 05:26:28]
サンク > その時は――…今度は、自分で気付く必要があるんだろうな、とは思います。落し物みたいな奇跡が、二度目を叶えてくれる保証なんて御座いませんし。 …それでも、一人じゃなければ大丈夫とか、思いたい訳ですわ。( えへらー、と。それこそ子供じみた理想論を、子供の顔で口にして。 沈みかけた雰囲気がほんの少しでも、和らぐのを見たら。 へらー、と聖女というよりは、やっぱり子供めいた笑みを崩して。) では、今日もよき一日を―――。 [Thu 15 Jun 2006 05:26:01]
お知らせ > セレニア@雨色の種さんが帰りました。 『( 送るように修道院へと戻る。 …けれど、彼女はここで寝泊りしているわけではないのか… )』 [Thu 15 Jun 2006 05:19:31]
セレニア@雨色の種 > ( 『忘れなければやっていられない事だったのではないか』とか、考えるようになっただけでも、進歩と言うべきだろうか。 …手を振られれば従順に頷くものの、無表情はどこか沈んでもいるような… ) …可能性と言うのであれば、もう一度間違える事もそうですが――― ( 『気付き、悔いる事が出来るなら、いつかはきっと…』 続けようとして… その表情に、覗うような眼を… )   ( そして笑い出されてしまうと、一緒になって笑う事も出来ず、どうしたものか… 目を瞬くばかり。 けれど、やはり表情は柔らかくなっている ) ―――そうですね。 ( どの部分に対しての同意か… ややしみじみと呟いて、白む空を見上げた。 …中庭で見る、二度目の夜明け… ) [Thu 15 Jun 2006 05:17:40]
サンク > それじゃ、思い出せた時に、ファイトー、ですわ。 …変な言い方ですわね。悪い事ばかり、とは限りませんもの。( 彼女の夢の内容は知らない。だから、其処に感じる不安や恐怖も。只、其処に抱いているのが肯定的な『何か』には見えなかったものだから、こんな言い方になってしまって、打ち消すように、ぱたぱたと手を振った。) ええ――猶予。足掻く為の時間が与えられた事は、僥倖の内かもしれませんわね。少なくとも――…気付く可能性は、あるのですから。( 何かに。幸せに、可能性に、それとも、別のものに。 例え話に向けるには、少しばかり哀切の混じりすぎた様子で細められた瞳が、きょとん、と見開かれた。) ……なるほど。そう、ですわね。…ええ。願っただけでは、まだ早過ぎましたわ。( ポカンとした顔が、気付かなかった、とばかりに破顔一笑。 肩が小刻みに震えて、可笑しくてたまらないといった風に、くすくすと笑みが夜明けの空気に混じって。) ――…ふふ。お役に立てたのならば、何よりですわ。 驚きましたけど、綺麗ですもの。( 淡く銀掛かった青色を見やりながら、己も膝を伸ばす。ン、と背伸びして、「戻りましょうか?」と声をかけながら、ふと。視線を空に上げ。) ……嗚呼。今日は、よく晴れた日になりそうですわ。 [Thu 15 Jun 2006 05:07:31]
セレニア@雨色の種 > ( 完全には無くさない… 思い出せないだけで… そう考えると、思い当たるのは夢の事。 …恐怖、哀しみ、怒り… そういった感情の余韻だけを残す毎夜の夢に自分の思い出があるのだとしたら… 少なくともそこに覚えるのは、思い出す事への躊躇いだ ) …私は今のところ、思い出せないことで事で困ってはいません…。 ………。 ( だからこそこんな仕事を請けて、困りたかったのだろうか。 …何を失くしたのか知らなければ… 失くした本人にとってはさして問題にならないという事、だけど…。 ごちゃり 錯綜する思考は… ふにゃり 広がった笑みに解される ) ―――猶予…。 ( 自分もまた、そうだと思う。 …形は違えど感じるものの多い『彼女』に、浅い溜息を零した… ) …いいえ。 『彼女』はまだ願っただけ。 叶えられるには早過ぎます。 ( ハッピーエンドはお約束。 でもそれは、もう少し先だ と思う。 …猶予の中で得るものがあれば、ハッピーエンドだろうか… 『彼女』は… 自分は… 与えられたものに、どれだけ報いる事が出来るだろう ) ―――説明は受けていましたが、奇怪ですね。 ( 何しろ【判定:0=5×10】だ。 『急に』なんていうのは例外かもしれないけれど、そういうせっかちな種だったということで。 …何事も無かったように咲いている、知らない花に、素直な感想… ) …ありがとうございました。 そのお話には、感じるものが多かったのかもしれません。 ( 改めて礼をしたら、植木鉢を抱えて立ち上がろう ) [Thu 15 Jun 2006 04:56:05]
サンク > ( 実際の年齢の話になってしまうと、身体はともかく、中身の方は色々と怪しい罠が此方にも。 ――…きっと、見た目だけは逆転じみた、おかしな構図だったんだろう。今のは。) ――…人は、記憶を完全に忘れる事は、無いんだそうです。思い出せない事でも、ちゃんと刻まれた上で今があるんだそうですわ。 だから、シスター・セレニアが今の日々に何か感じるものがあるのだとすれば――…きっと。消えない何かが、存在するから。なのかもしれませんわね?( それは、彼女にとっては残酷な事なのかもしれないけど。 ふにゃ、と笑みを広げて。)  ――…どうなんでしょう?彼女が目を覚ます事が出来たのは、それを知る為の猶予を与えられたという事なのかもしれませんわ。 …御伽噺ですから、本当はハッピーエンドで締めくくるのが、お約束なんですけれど。こんなので宜しかったのかしら――…て、あら?( 少女は目を覚ましても、何かが変わった訳では無い。彼女の身体が虚弱なのは変わらず、日々は何事も無く続いていく。与えられた猶予の中で得るものがあれば、それを締め括りにして御伽噺を終わらせればいいのだけど。 ――…何にしろ、ソレは御伽噺。架空の物語。 ひょいと、つられるように視線を落とした先で――急激な成長を遂げた植物に、目を丸くして。) [Thu 15 Jun 2006 04:35:20]
セレニア@雨色の種 > ( 〜しゅるりしゅるり… 音さえ聞こえて来そうな、急速な成長で… 芽は茎を伸ばし葉をつけて、花を咲かせる。 やや青みがかった、銀に近い白 ) [Thu 15 Jun 2006 04:29:39]
セレニア@雨色の種 > ( 人は経験・思い出の上に『自分』を築くとするのなら、きっと相手よりも年下になってしまうと思うけど… そもそも、歳の差とかはあまり気にしない。 自分が本当は何歳なのかも、知らないし ) …はい。 …ぁ、いいえ。 難しいですが… 仰る事は、分かるような気がします。 …私はクリスティアでの事を、あまり覚えていません…。 …日々何をしていたのかは、覚えていますが… 何を感じていたのかが、思い出せない…。 何も感じていなかったのかもしれません。 …ヴェイトスに来てからは… あっという間なようで、こうして過ごす時間を、長く感じます。 ( 『どうして覚えていないのだろう』と思うのは… あるかどうかも知らない、クリスティア以前の事。 …それを思い出した時、思い出せて良かったと思うのだろうか… ) ―――。 ( …甘い考えは、土壇場で否定されるのではと思ってしまう…。 だからこそ、『ずっと幸せに暮らした』のではなく、『頑張っている最中』である事に、ホッとした。 …贖罪と赦しのバランスは、そのくらいで丁度良い気がして…。 ただ赦されるなんて、それはそれでおっかないから ) ―――『彼女』の手で、彼女の愛している人達を幸せにせよ、という事でしょうか。 …それとも、『彼女』が生きているという事こそが、彼女が愛している人達の幸せなのでしょうか。 ( 御伽噺の余韻の中に居るように… 呟くように言って。 お耳汚し? とんでもないと、 ぺこり 礼を返す ) …ありがとうございました。 【そしてふと視線を落とす鉢植え。 判定 】 [Thu 15 Jun 2006 04:24:40]
サンク > ン、宜しい。( きょとんとした仕草は、年相応――…より、少し幼げに見えてしまったから。だから、殊更偉そうに胸を張って、満足そうに頷いた。 ――…見た目は置くとしても、実際には同年代な訳だが。) 思い出は、良いものばかりでは無いかもしれませんけれど。悲しみも苦しみも怒りも――…喜びも。ちゃんと覚えていられれば、切なくても苦しくても、温かいものが芽生えるかもしれない。それを、『思い出』と名付けていくんですもの。 だから、貴方の心を忘れないであげて下さい。貴方自身の為に。 …ううん。どうにも、私は言葉がくどくなっていけませんわ。( もうちょっと纏められれば良いのにと、苦笑いめいた顔で。 こほん、と声を整えて、御伽噺の帰結を。) ――…その願いが、届いたのかは分かりません。只、目を覚ました時には、ずっと身体を苦しめていた熱は下がって、傍らには、目を真っ赤にした両親や、心配そうな顔の兄弟がいるのが見えました。 目を覚ましている時には、側にいなくても。眠っている彼女の横には、ずっとずっと親しい人達がいたのだと、その時初めて、彼女は知ったのです。 ―――それからも、彼女の身体が弱いのは、変わりませんでした。熱で弱ってしまった身体は動かないし、前よりは少しマシになっても、ちょっとした事で直ぐに体調が崩れてしまうのも変わりません。でも、一つだけ知る事は出来ました。 絶望の断崖は絶対のようでも、必ずしもそれが終わりではないのだと。 ――…御伽噺はこれでおしまい。締めくくるなら、彼女はそれからはずっと幸せに暮らしました――…じゃなくて。 幸せになる為に、今もきっと、頑張っている最中です。めでたし、めでたし…? くらいが、丁度良いのかも、ですわ。( 先刻までのやわらかな面差しとは違う色を見せるシスターに向けて、お耳汚し、失礼しました。 そんな風に締めくくって。ぺこりと頭を下げて見せた。) [Thu 15 Jun 2006 04:07:34]
セレニア@雨色の種 > ―――はい。 ( 『めー』 随分と懐かしい感じのする仕草は… けれど、誰にそうされたのか覚えていない。 やや気圧されするように… ちょっと身を引いて、目をキョトンと瞬いて…。 …その身体の内に宿すものは分からないものの、何か説得力を感じ、素直に同意。 『思い出してあげるのも』? ) …先日、思い出話を聞かせてくださった人は… 故郷と、家族の話をして、微笑んでいました。 とても暖かく… 私は、私の思い出を話しても、恐らくあんな顔は出来ません。 ( …それでも『あなただけのもの』と言われれば… 大聖堂に来てから、見聞きしたこと… 話したことは、胸の内にある…。 少しずつだけれど確実に、『セレニア』を形作っていると思う。 頷いて。 …ちょっと状況が前後してしまっているけれど、御伽噺に耳を傾けよう… ) ―――。 ( 口は挟まないけれど。 自分だってダメなくせに厳しい思考は、救われるべき時に救われず、後で悔いたとて手遅れだと… 憂うような、それでも冷たい調子で目を細める。 ―――何故だろう。 …羨ましいと… そんな事、感じるはずも無い事なのに ) ………。 ( 話を聞いていて、その光がなんであるのかは分からなかった。 …それでも『彼女』の願いを聞いた時には… それは、きっと天使だったのだろうと… 気になる続きに、聞き入って ) [Thu 15 Jun 2006 03:50:38]
サンク > ( それが曖昧な変化でも、僅かながら動く面差しに、子供じみた笑みは嬉しげな色。 ――…頬が赤いのは、検閲した『絵本』の所為と思うが吉。堪能させて頂きましたt …パタンと閉じて。) ――…神の国は目標では無く、最後に訪れる結果ですわ。 何も知らぬ純粋だけを尊び、盲従のみを良しとするならば、主は私達をこの地上に生み出しはしなかったのでしょうから。 ――…御心を判断してはなりませんわ。それは、主の心を計る事。( めー、とオトナが子供にするような仕草で、ぴし、と人差し指を立てて。 ――…協会の教えが唯一絶対と言い切れないのは、所詮この魂が地上のモノでは無いからと自覚はあるから、口にするのはそれ以外の事。 与えられた個で精一杯もがくのがお仕事です、と言ってしまえば、大分ミもフタも無いのだが。) 皆無で無いのなら、思い出してあげるのも良い事ですわ。シスター・セレニアの思い出は、貴方だけのものですもの。( そう。これは思い出では無く、御伽噺だから。 省みる事を勧めておきながら、酷い話だが。 『御伽噺』は、続く。)  高熱が何日も続いて、彼女の身体は日に日に弱っていきました。 我侭で、人の優しさを素直に受けられなくなってしまった彼女のお見舞いに来る人間は少なく、世話をするメイドやかかりつけの医師以外は、訪れる人も少なくなって、漸く彼女は『寂しい』という事を知りました。それまでは、ベッドからは出られなくても、ずっと誰かが彼女の側にいて、楽しいお話をしてくれたり、寝苦しい夜に手を握っていてくれたりしたからです。 ――無くしたものを知って、彼女が苦しい息のしたから涙を一粒零した時です。 目の前に、やわらかな光が広がるのが見えました。それが何かは分かりません。ただ、外の音なんかを殆ど聞こえなくなっていた彼女の耳に、声が届きました。『私は貴方の声に惹かれて来たものです。どうか、願いを口にして下さい。私に出来る限り、叶えましょう』  そして、彼女は願いました。『どうか、私が本当は愛していた人達に、幸せを返してあげてください』 ――と。 [Thu 15 Jun 2006 03:36:20]
お知らせ > セレニア@雨色の種さんが入室されました。 [Thu 15 Jun 2006 03:23:43]
セレニア@雨色の種 > ………。 ( 子供のような笑みには… 黙ったまま、微笑んだような、困るような… 僅かに動く表情。 絵本を開くのも、多分ざっと検閲しているんだろうとかそんな感想で ) …よく、言われます。 悩み、考えろと…。 …それで答えを得られるとは限らずとも、主は寛容と言われますが… 御心に沿えず、神の国へ入れないのではと考えるのは、どうしても…。 ( 迷った末に、必要と判断すれば修道院を抜け出しもするけれど… それは教会の定める服務規定に、明確に反する事。 …もう決めているにも関わらず、どうしたって揺れてしまう部分に『ままならない』と目を伏せて…。 それでも示される事で少しだけ安心すれば、また勝手が出来るかもしれない。 良いのか、悪いのか ) …私には、あまり思い出がありません。 物語りも知りません。 …書物の読み聞かせや、聖書の話になってしまうでしょう。 ( それでは… 笑顔になれない自分の話では、あまり良くないと思うから…。 鉢植えを間に挟んで座るように、自分もまた、その話に耳を傾ける。 …少しずつ軽減されてはいるけれど… まだまだ愚直な意識には、『御伽噺』と言われれば『御伽噺』。 目の前の聖女様とは、まだ重ねられない ) ―――。 ( ふと、どこかで聞いたような… と思う。 …それは、その話を知っているのではなく、自分の、見失っている記憶とのほんの些細な符合点… ) [Thu 15 Jun 2006 03:13:11]
お知らせ > サンクさんが入室されました。 [Thu 15 Jun 2006 03:07:44]
サンク > ( 全てを察する事は出来ない。思いを馳せる合間の沈黙を見やるのは、祈りの形を取った聖女の目。 へらー、と笑み崩す様は、見目通りの子供じみているが。) では、お預かり致しますわ。 …ちょっと刺激が強い代物っぽいですし。( 手渡された『絵本』をぺらりと捲って、セクシィショットに、よっしゃと拳――…じゃなくて、コホンと咳払い。小脇に絵本を抱えると、意外そうな面差しに、にまー、と笑って。) 悩むのも苦しむのも、人ですから。其処を見失ってしまっては、何も出来ないと。多分、そう言われたんだと思いますわ。今考えてみると、何て耳に痛い事。 …天を見上げると同時に、地を知れだなんて。( 許容や許諾とは、少し違うのだろう。 ――…僧房や修道院に住み込んでいる訳では無いが、日常レベルの色々となると、ちょっと駄目っぷりが顕著なのは秘密だが。 背を押す事も留めもせずに、ほんの少しを示してみるだけ。それすら、絶対ではないのだと。) …どんなお話をシスター・セレニアがなさるのか、ちょっと興味は御座いますけど…では、御伽噺。( 小さく芽を出した鉢に視線を落として、) ――…昔々ある所に、とても裕福で恵まれた女の子がいました。彼女は両親にも、年の離れた兄弟にも愛されて、日々を幸せに過ごしていましたが――残念ながら、とても身体が弱くて、一年のうちの殆どを、ベッドの上で過ごしていました。彼女は幸せでしたが、自分では何も出来ませんでした。恵まれていましたが、苦しさはそれだけでは減りませんでした。 ――…だから、段々と彼女は、無口で、その癖ワガママな子へと変わっていってしまいました。 そんな、ある日の事―――( 其処で、一度息継ぎ。 読み聞かせめいた韻律は、何処か遠く。) [Thu 15 Jun 2006 02:56:23]
セレニア@雨色の種 > ―――。 ( 『闇』はただの『暗い』という状況だ。 …『恐ろしい』としか覚えていられない、具体性の無い夢の記憶に怯える間は、闇の中に夢の続きが現れる事を恐れるけれど…。 そんな風に、胸の内へと気を取られる暫しの間。 …一歩踏み出した聖女様が祈りの形を取れば、取り留めも無い思考は拭われて… 再び穏やかな調子で頷いた ) …申し訳ありません。 お願いします。 ( より適切に処理してくれるであろう彼女が申し出てくれるのなら、否応も無い。 広がる笑みに不思議そうにしつつ… 『絵本』を渡して。 『懐かしい』と続けられた言葉には、とっても意外そうに。 純粋培養とかに見えたものだから ) …そう、ですか…。 ( いけない事と、なんとなく知った上での行動。 …だから救われようなんてないのだけれど… そう言われてしまうと、かえって戸惑う事になる。 『良いのかな』 という思いと… 『罰してはくれない』という根強い思い… ) …はい。 私には、あまり話せる事がありません。 誰の話でも良く、思い出話や作り話、御伽噺など、何でも良いそうです。 ( 承諾してくれるようであれば、ホッとしたように コクン と頷こう。 …本当は思い出話が良かったな… なんて、思わなくもないけれど。 依頼内容としては、御伽噺でも良い ) [Thu 15 Jun 2006 02:35:26]
サンク > 此処に仕舞いこんである疑心とか、色々なものは結構怖いですけど、ね。 ――…答えは、きっとシスターの中に御座いますわ。望むものも、違うものも、きっと。( 私は。 其処から続かなかった言葉には、むしろ相手の方が戸惑っているようにも見えたから。トン、と一歩踏み出して、両手を胸前で組んで、祈りの形を取りながら。 唇に乗せたのはそんな言葉。) 預かってしまって宜しいのなら、此方で対処致しますわ。( かく、と小首傾げて、にぱ、と笑み広げた。 ――…その方が中のチェックも出来てゲフンゲフン。顔に出さない部分は、ともかく。) でも、ちっと懐かしいですわ。私も昔、もう少し世間に触れた方がいいって、簡単な依頼なり、請けてみる事を勧められましたもの。( ほんの少しだけ遠くなった過去を振り返るように、瞳を細めて。 規律に縛られた場所なのは確かだが、それだけでは見えなくなるものがあると――…その時に、知らされたようなもの。 共犯者とは言えないが、へらり、と笑みが緩んで。) …確かに、植物とはいえ子供に聞かせるものでは…げふ。 ――…私がお話してしまって宜しいんですの?( 体位とか上とか下とか!おとーさんおかーさんに聞いちゃイケナイヨの部分はさて置き、ふむー、と暫しの思案の後、) …御伽噺みたいなものでも、宜しいです? [Thu 15 Jun 2006 02:03:02]
セレニア@雨色の種 > …お強いのですね。 私は… ………。 ( そこまで言っておいて『結構平気』と胸を指すようにする少女に、微笑むのとは少し違うけれど… ホッとするように、眩しそうに目を細め… …『私は』… なんだっけと、ポカンと目を見開いた。 闇を恐れる? 勿論、そんな感情は抱かない… つもりだけれど… ) ―――そうですか。 …明日図書館が開いたら、司書に伝えます。 …それとも、サンクトゥス様にお預けした方がよろしいですか? ( どこがどのように?といった質問はしない。 彼女がそう言えば、そうだ。 やや困惑するように絵本を見つめるのも束の間… 今後の処置を ) …はい、それは勿論… ( 『外泊の場合は』 頷きつつ、無断外出だって十分問題なのだけどと… 突っ込まれない自分の行動に釘を刺したり。 …ただ、それでも彼女が肯定してくれるのは、後ろめたいけれど必要に迫られるような感覚から起こしてしまう行動の罪悪感を軽くしてくれる… 軽くしてしまう、と言うべきか ) ―――いいえ。 やはり、選択を誤ったようです。 …何を話すのが適切か、判断がつかず、読み聞かせにしてしまいましたが… よろしければ、サンクトゥス様のお話を聞かせて頂けませんか? ( 『中断』とは捉えない。 むしろ停止するきっかけになったのは良かったと思うから… 『代わりに』という訳ではないのだけれど… 鉢植えと相手を、交互に見て ) [Thu 15 Jun 2006 01:50:42]
サンク > 夜は安息の時間。心と身体を包む安寧の一時。 恐ろしいはの訪れる闇では無く、其処に潜む何か。 ――…もしくは。其処に疑念を抱いてしまう、己の心そのもの、かもですわ。 だから、結構平気です。( トン、と胸元を軽く指先で叩いて見せて。闇そのものは、それだけならば恐れる事は無いと。 ――…そして、続けた問いかけへの答えに、一度瞑目。) ――…むう。外から持ち込まれたものが、紛れ込んでしまった可能性が御座いますわね。ちょっぴり、子供には早いかもしれませんわ。( 対象年齢高めのオトナの絵本なノリ。別にセクシーショットを独り占めしようとしている訳じゃないですよ。ええ。 ――…コホン、と咳払いで内心は誤魔化して、) …業務に差し障りが無い範囲でしたら、世俗の事を色々と見てみるのもお勉強の内だと思いますわ。泊りがけ等で時間の掛かる場合等は、申請は出して頂けた方が、ハラハラ心配せずに済みますから、良いと思いますけれど。( あくまで己の見解ではあるが。口にしながら、鉢植えを見詰めて。) ……お話、中断してしまいました、かしら? [Thu 15 Jun 2006 01:12:16]
セレニア@雨色の種 > …はい。 …サンクトゥス様は、夜闇が恐ろしくはありませんか…? ( それこそ大聖堂の敷地内。 修道院の中庭だって、本が読めるくらいで、『夜闇』と言うには明る過ぎるかもしれないけれど… 暗くて転んだのだろうと思えば、柔らかくそんな問いを。 『街の図書館で?』 ) ?…いいえ。 大聖堂です。 子供向けの絵本の中にありました。 特に手の込んだ挿絵だったので、これを選んだのですが… 問題がありますか? ( 受け容れやすく、分かり易くした… と、そこだけ聞けば絵本にピッタリか。 息を整える様に、逆に首を傾げ返して… 『小耳に挟んだ』と言われれば、アルバイトがバレたと思い… それは流石に、チラリと聖女様から鉢植えへと、じっと見つめていた視線を移す ) ―――申し訳ありません。 …勝手な行動とは思いましたが、通常の聖務に差し支えないと判断しましたので…。 [Thu 15 Jun 2006 00:54:44]
サンク > お気遣い感謝ですわ。…ええ。如何なる時も、油断大敵ですわね…。( 大聖堂の敷地内で、いきなり『性の不一致』という単語が聞けるとは思わなかった。油断大敵、いつも心にギヤマンの仮面。真意の先はズレながらも、しみじみと首肯。 ひょっこりと勢い良く起き上がる様は、怪我は無いと言葉以外で知らせるように。衣を払ってもらいながら、何処か穏やかに。つまり、先刻までの朗読にあんまり疑問もなさげな薄紅色に、かっくりと首傾げ。) ――…意図としては、どちらかというと一般に流布する戯画物語の一種だと思うのですけれど…街の図書館で見つけられましたの?( 有態に言ってしまえば、茶化す事で受け入れやすくしたり、分かり易くしたりの類。行き過ぎれば冒涜じみた笑いを目的としたものになるのだろうが。指し示された先に在る『絵本』に、その場で頭を抱えて蹲る事はしなかったが。 ちょっと息を整えて、傍らの鉢植えに視線を流し。) ――…嗚呼。ちょっと、小耳に挟んだやも、ですわ。 これがそうですのね。( たたっと小走りにベンチに駆け寄ると、ちょこんと鎮座している鉢植えを、しげしげと見やり。) [Thu 15 Jun 2006 00:38:42]
セレニア@雨色の種 > …こんばんは。 お気をつけ下さい… ( 何にって足元にね? 起きた先にある薄紅色の瞳は、まだ幼い(ように見える)聖女様を前にして、無表情ながらどこか穏やかに。 ぱた ぱた 転んだ彼女の衣を優しく掃いつつ… 『艶本』に首を傾げた ) …艶本…? いいえ、あれはそのような意図を持って描かれたものではありません。 …『話を聞いて育つ』という植物の種を預かったのですが… それに聞かせる為に、図書館から借りて来ました。 ( 仮にも大聖堂の図書館にそんなものがあるはず無い、のだから… ちょっとやそっとで艶本に見える事は無く、やはりあっさりと否定してのける。 どんなに滑稽であったとしても。 …そう言って指す先… 今さっきまで座っていたベンチには、例の『絵本』と… ぽつりと芽が顔を出しているだけの鉢植えが見えるだろう ) [Thu 15 Jun 2006 00:26:50]
気配 > ( 耳に優しい音律として流れ込んで来る分、内容のふっ飛びっぷりが倍増する罠。 ――…紡がれる物語自体は、「そういうもの」として認知されている筋からは、そう外れてもいないのだが。だが。 表現がちょっぴりストレートで剛速球。 思いっきり突っ伏した頭上から降って来るのは、名を呼ぶ声。本の閉じられたらしき気配を物音で察するも、復活するまで後数秒。) ――……ご、御機嫌よう、シスター・セレニア。( 降って来た声も、傍らにある態度も、何かマズイ所を見られたとか、そんな気配が微塵も無いものだから、臥した青銀色をのっそりと庭との接吻状態から解放して。) ……ええ。少々足が縺れてしまっただけですので、ご心配には及びませんわ――…というか、シスター。 どうかなされたんですか、その…このような時間に、艶本の朗読って。( 艶本とか言いましたが。) [Thu 15 Jun 2006 00:15:12]
セレニア@雨色の種 > ( 聞くのが子供でなければ、抑揚の無さは独特な雰囲気や味として捉えてもらえるだろうか? …そんな評価も、たまたま耳にしてしまった聖女様の心中も知らず、植木鉢へと語り続ける。 言っている内容を分かっていないのか、分かっていて平然としているのか――― 多分後者 ) ―――このときすでに、リリスのおなかには娘のリリムがいました。 リリムは、後に、修道女たちを夜な夜な悩ます女悪魔になりま――― ( ずべっしゃー ) ―――サンクトゥス様? ( ぱたむ、何か男女の裸体がセクシーでエネルギッシュに描かれている絵本を閉じて。 立ち上がり。 振り返った薄紅色の瞳で捉えた影の方へと、足を進めよう――― 助け起こすように傍らに屈み込んで。 気まずさの欠片も感じさせない態度。 実際、感じていないのだろうけど ) …お怪我はありませんか? ( くーるに! ) [Thu 15 Jun 2006 00:04:12]
気配 > ( 穏やかな夜気に混じる声音は密やかに、抑揚の乏しい分、耳には滑らかに届くよう。 紡がれる物語に、一瞬、ぎくりと歩みが止まりかけたのは、ナイショの話。そんな起源の物語に関与する程古い存在でも、高位の存在でもありはしないが、色々と複雑な心地に背中がちょっと痒くなった。) ――……て、ストレートな!?( そろりそろぉり、忍び足で近づこうとしていたのだけど、『性の不一致』とか、何らか割らぬ音律で聞こえた瞬間、ずべっしゃーとその場にスッコケたのが、ベンチまで後少し、数メートルの頃合。) [Wed 14 Jun 2006 23:51:18]
セレニア@雨色の種 > ―――これは、初めて会った天使と人類のお話です。 ( それは、人の罪のはじまりのお話。 発声、発音はそこそこだけれど、抑揚を欠いた声は、子供に聞かせたなら寝かし付け効果バツグンだったに違いない――― ) ―――天地創造の六日目に、初の人類アダムとエバが造られたことは誰でも知っていると思います。 でも、エバよりも前に、アダムに妻がいたことを知っている人は少ないでしょうね。 その名はリリス。 自由奔放、セクシーでエネルギッシュ。 彼女はどこから来たの?――― ( どうも雲行きの怪しい出だしだけれど、ちゃんと、大聖堂の図書館で借りて来た絵本だ。 そうであれば怖気づく事無く読み進む。 『リリスはどこから来たのか?』 かみさまは動物たちをペアでつくったけれど、アダムは一人ぼっちだった。 『仲良く番う』動物たちに嫉妬するアダムに、神様が『それでは』と造ったのだ――― ) ―――けれど二人は『性の不一致』が原因で別れてしまいます。 『今日は私が上ね』 『え、君が上、僕が下、そいつはまずいよ』 リリスはアダムでは物足りなかったのです。 リリスはウブなアダムを嘲笑い、楽園を捨てて出て行ってしましました。 ( なんの はなしを してるのか。 勿論、抜き足差し足忍び足な気配の接近には気付けない ) [Wed 14 Jun 2006 23:41:26]
気配 > ( 月明かりも、やや曇りがちの夜。そろりと、中庭に足踏み入れた小さな影。ふぁ、と欠伸混じりに外の空気を深呼吸し、のてのてと歩みを進める先――…ベンチに人影見つけて、ふと、足を止める。 暫しの沈黙の後、抜き足、差し足、忍び足。) [Wed 14 Jun 2006 23:33:51]
お知らせ > 気配さんが来ました。 『( ひょこり。)』 [Wed 14 Jun 2006 23:31:21]
セレニア@雨色の種 > ( 夜の、修道院の中庭ともなると訪れる人は少ない。 …あまり人目のあるところで『植木に話を聞かせてください』なんてお願いする事も出来ないし… 少し視線を泳がせたら、諦めたように視線を落とし、再び絵本を開く。 …基本は大事… 『信心』なんてものを持つとは考え難いけれど、『話を聞いて育つ』植物であればあるいはと… 最初のページを開く ) [Wed 14 Jun 2006 23:07:10]
セレニア@雨色の種 > ( ふと、故郷の、家族の話をしてくれた青年の表情を思い出す…。 シスターティフィスのそれとは違うけれど、優しい笑顔…。 自分には出来ない顔 ) ………。 ( よくは分からないけれど… 命を育むには、あんな表情で語られる『お話』を聞かせるのが、良いような気はしている。 …とは言え、自分にはそんな話が無いし… 聖書の物語を読み聞かせたところで、あんな顔は出来ないから… 一人では、分かっても仕方の無い事なのだけど。 …子供向けにまとめられている絵本を閉じて… 思案するような浅い溜息を零した。 どんな物語が良いのだろう ) [Wed 14 Jun 2006 22:49:46]
セレニア@雨色の種 > ( 女子修道院の中庭で。 ウィンプルまでかっちりと着込んだ尼僧服の少女は、傍らに植木鉢を置いたベンチに腰掛けて、絵本を捲っていた ) ………。 ( 傍らの植木鉢… 先日仕事で預かったその中では、水を与えてもお日様の光に当てても一向に育つ気配の無い芽が、けれど先日顔を出した時と同様に瑞々しい緑色をしている。 …本当に『お話』で育つのだと聞かされれば奇妙な気はするけれど… それでも当面の問題は、『どんなお話を聞かせるか』という事だった ) [Wed 14 Jun 2006 22:40:02]
お知らせ > セレニア@雨色の種さんが入室されました。 『( 育てる、という事 )』 [Wed 14 Jun 2006 22:31:57]
お知らせ > セレニアさんが退室されました。 『( でも、まだ先の話 )』 [Sun 11 Jun 2006 00:13:37]
セレニア > ( ―――そうして、改めて願い出る。 自分の成し得る唯一の務め… 『ヴァンパイヤを狩らせて欲しい』 と。 …一応、事が起きた時には担当官の意識する『手駒』の一つに数えられるようになるのかもしれない。 活動の中心となる捜索には使えないが、対象を特定出来る状況下では戦力になるだろう ) [Sun 11 Jun 2006 00:13:06]
お知らせ > ジャスティスさんが帰りました。 『明日がいい日でありますように。』 [Sun 11 Jun 2006 00:07:12]
セレニア > いいえ。 ありがとうございました。 おやすみなさい、シスタージャスティス。 ( 首を傾げられれば、何となく ふる と頭を振って。 礼をした ) [Sun 11 Jun 2006 00:01:09]
セレニア > ―――『正解』は、無いのでしょうか…。 ( ただ、相手を間違い、自分を正解として見ると、そのような思考は成り立たなくなる。 …そう言えば自分は、シスタージャスティスの話しに『なるほど』と思ったけれど… では彼女が正解かと言うと… 分からない ) 〜そうですね。 …それでも私は… 答えが欲しい… ―――活性化…? されているのではありませんか? ( ちょい、と羊皮紙の束を指す。 それもまた脳トレ? 力強い握手は、ホントに力強い。数字で言うと11とかそのくらい力強い。 思わず面食らったようにしつつ、そっと、弱いけれど握り返して ) [Sun 11 Jun 2006 00:00:18]
ジャスティス > (彼女の視線がうつむいた意味には気付かず、彼女の言葉にのみ答えて) ええ、同じ意見だったら、そうだよね、で終わりじゃないですか。やっぱり色んな意見を聞いて成る程とか、おやおや?とか考えるのが大切なことなんだと思うわけですよ。 しょっちゅう頭ぶつけたりするから、少しは活性化しないと全滅しちゃいますからね、脳! (なぜか最後の当たり強調した後に、力強い握手をすると、一歩下がる) それじゃあ、書類を提出してきます。お時間とらせちゃってごめんなさいね。 (少しだけ首をかしげるように青髪を揺らして、礼を言う) [Sat 10 Jun 2006 23:52:07]
セレニア > ―――。 ( 『上の人達』… やはり『主』に直結はしていないのかと… 俯いた視線は、なんとなくバラを見つめ… ) …? 私はシスタージャスティスと意識を同じくできていないと考えますが… ( それで楽しいのだろうかと。 …そう言えば『嫌な気』はしていない自分の胸元で握ったロザリオはそのままに… そんなものかな、と頷いた ) ―――はい。 …必要であれば務めを与えて頂けるよう、司祭に請願してみます。 ( それだけ付け加えて、差し出された右手に遅れること一拍… ロザリオを握っていた手を解いて、 握手 ) [Sat 10 Jun 2006 23:46:19]
ジャスティス > やっぱり難しいですね、上の人たちの苦労がうかがえます。 (うんうん、やっぱり大変なんだろうなぁ、と勝手に感心して)  あらあら、そうですか?同じくらいの立場の人と色々考えて話し合うのはとっても自分のためになると思いますけど。 (とりあえず、凄く楽しそうにまた人差し指が気を付けする) 成る程……まぁ、日々の勤めこそ聖職者の本懐ですし、お互い頑張りましょうね。 (そしてぐい、と右手を出して握手を求めた) [Sat 10 Jun 2006 23:38:41]
セレニア > ………。 ( クリスティアにはその為の土台があり、心血を注いでその維持に務め、新たな吸血鬼の侵入を防げればそれで良いと考えられていたようだけど… それだって絶対とは言えない。 …それに対してヴェイトス市は… 既に無数のクランやカヴンが根を張っているだろう。 『紛争』と言われると黙るしかなかった。 …実はミレディの事は背後単位でよく知らないのだけれど… それは措いて置いて ) …穏健派であってもヴァンパイヤの存在は御心に反しています。 交渉の余地はありません。 ……ですが…… 優先順位を履き違えてはならないというのは、理解します。 ( ジョウロを握る非力な手に、力を籠めてしまうけど… 『一斉蜂起』などされては、ヴェイトス市を制圧される可能性あるような気がしてしまって―― ……ハイトヒトノシカバネガ…… 夜に殺され、蘇り、朝に灰にされる人々の姿が脳裏を過ぎる。 …そこに覚えるのは喜びではなく哀しみ…。 朝日に銀の武具を煌かせる戦士達が、十字の旗を翻して人だったものを灰に還す。 …そこに覚えるのは喜びでなく怒り… ――何故だろう…。 思考と相反する感情に、呆けたように虚空を見つめよう ) ―――ぁ ……いえ、問題ありませんが…… 私との議論は実りあるものとなり得ません。 そういった事は上級司祭と… ( 議論したとして、方針などを変更させる力は無いのだと…。 むしろ、変更しなければならないのは自分の方なのだけど… …クリスマスには歌えるようになっているだろうか… ……『先』の事なんて、あまり考えた事が無かったと…… 胸元の大きなロザリオを握る。 『死ぬ』その時の事は、よく考えて、怖くなるけれど… 今年のクリスマスだとか、そういう事になると、ちょっと ) ……ですが、それなら、やはり私に戦闘行動の許可は下りないでしょう。 ……ヴァンパイヤを感知して戦意を堪えるのは困難です。 ( 使えないユニットだ。 …一人では、場慣れした『人間』相手には手も足も出ないという難点もある… ) [Sat 10 Jun 2006 23:30:58]
ジャスティス > ふむ……けれど、やはり上手くやらないと、犠牲者が増えます、もう一度二度吸血鬼との紛争をやるのはさすがにヴェイトス市と言えども疲弊してしまうでしょう。 (一年ほど前のミレディが起こした吸血鬼の反乱の話をして) しかもそれは、穏健派が協力しなかったおかげで一部地域にとどめられたんです。市内全域に死者の灰と人の屍が積もるようなことだけはあってはいけません。 (だから、出来る事だけをとりあえずは全力で当たるわけです。betterを少しずつでも選ぶしかないんじゃないかと意見を述べて……ちょっと周囲を見渡した) いやあ、久しぶりにこうなんか、議論が出来て楽しいですね。えぇと、お時間の方は? (少し居心地悪そうな様子にはちょっと楽しそうに、クリスマス楽しみにしています、と付け足して)  [Sat 10 Jun 2006 23:08:17]
セレニア > …それは怠惰と、よく言われます。 …迷い無く居られた事を思うと… つい、求めてしまいそうにもなりますが… ( Sir! Yes,Sir! 本気で言えればきっと幸せだ。 唸るシスタージャスティスと一緒になって、視線を落として… ) ―――今はまだ成されていないだけ。 ヴァンパイヤは殲滅しなければなりません。 『命は血の中にある』 神が血を人に与えたのは、祭壇の上で私達の命の贖いの儀式をするためです。 血はその中の命によって贖いをします。 だからこれを食べてはならず、これはを食べるものは断たれます。 …人の生を断たれ、尚も留まるものを滅ぼすのに、選別する必要はありません…。 ( 存在そのものを否定しなければならない理由があるのだと。 『どうですか』 と言われても知らないと、押し殺したように呟くけれど… 言われてみれば、『こんな事を言っているから』ハンターとしての務めを与えられないのかと、黙り込む。 …『歌声もスキ』と言われたのには… 聖歌隊の中でも補欠の補欠な歌唱力で、どこか恥ずかしいばかり。 珍しく居心地悪そうにそわそわして――― ) ………。 ( 営利目的で奴隷を生み出すのであれば、そんな事をする者こそ罪人だ。 …奴隷ギルドを教会のセクションとして組み込んでしまえと思うけど… それこそ問題を生むとまでは考えない単純思考は、黙るのみ。 でも、ホワイティア以外であればどうだろう… ) [Sat 10 Jun 2006 22:58:07]
ジャスティス > ……なれたじぶんかぁ……怖いなぁ、少し。長いものには結構弱いからねぇ……。 (たぶんSir! Yes,Sir!になるんだろうなぁ、としみじみと唸って) ふむ……つまり、社会の枠組みの中にいる吸血鬼達と正面対決したくない……、と言うところですかね……まぁ、正直なところ、ある程度の妥協は必要と私はおもいます。完全な殲滅が出来るのなら、もうこの世にはヴァンパイアはいないでしょうから……。 (一息に絶滅させられるのならば、もう不幸になる人間は増えないのだから、いいことだろうけれど) ……とりあえず、社会の枠からはみ出して血をすすっている輩を排除するのが先。彼らだけに矛先を向けるのなら、社会の枠組みで暮らす吸血鬼は、中立を保つ。むしろこちらに協力してくれることもあるかもしれない……。 どうですか?そのあたりを考えて、吸血鬼狩りに参加を申請するというのは?……まぁ、私はシスター・セレニアの歌声もスキですよ? (とりあえず、異端宣告については自分が触れる話題ではないだろう、と考えて) それも一面ですが……商業として需要と供給の上に成り立ってしまっているのも確かです、その中でホワイティアの被害者も出る……。ま、そんなのホワイティア意外でも許せませんが。 (営利目的の犠牲者。そこに限ってはやけに自信をもって言い切って) [Sat 10 Jun 2006 22:35:26]
セレニア > ( 保管気? すみません切れましたー… 『他に』 選択肢の無かった自分とは違うという事を考えもせず、『大丈夫』と嫌な太鼓判を ) ………? ( 『どうして大聖堂は』 …それは自分が仮にもパプテス教徒で… ) ―――私には、教会の他に行く場所がありません。 『家族』や『故郷』と言った概念を理解しますが、それに該当する存在が思い当たりません。 …聖教会で… ( それを口にするのは、そういえば禁じられていたっけと思うけど… 『教会が絶対でなくなる』のであれば、それは聖教会に対しても大聖堂に対しても、等しく ) …聖教会で私の配備されていた部署は、異端宣告を受けました。 …聖教会派の中に、行き場は無かったのでしょう。 教皇庁を通して大聖堂に預けられた為に… 修道女としてのスペックが低くとも、追放する事は憚られるのではないかと考えます…。 ( 言っていて、流石に不甲斐ない状況分析だけれど。 淡々と。 …そしてふと、そういう事を聞いているのではないのかな?と首かしげ… ) 『戦闘を禁じられ修道院に配属されている理由』でしたら… 私は、クルースニックです。 先天型ヴァンパイヤハンター… 御存知ですか? …人に紛れるヴァンパイヤを看破する可能性を持つ身を、戦闘要員に置くことは出来ないと判断したようです。 ……私はその判断を理解しませんが…… 『人に潜伏し人として生きるヴァンパイヤを無闇に狩り立て事を荒立てる必要は無い』と… ( 話してみれば、それだけの事。 シスターティフィスに… マリア様に、ブラザーイコト… 色々な人にぽつぽつと零していたのもあって… もう、『どうして言ってはいけないのだろう』くらいの認識。 …以前の自分であれば、死守すらしようとしたのではないかと思いつつ… 何故以前はそうしようと思ったのかが分からなくて、また困ったり ) ―――ホワイティアの罪人が奴隷にされたのではありませんか? 奴隷の子は奴隷。 その罪人の子でしょう。 ( ホワイティアの奴隷が増えるのも道理、と… そこは当たり前のように ) [Sat 10 Jun 2006 22:21:23]
セレニア > …私は、今のところ大聖堂に順応していると言えるでしょう。 …おそらく、慣れます。 ( その学派の教会に配属されたとしても、住めば都と言うか? …そもそも自主的に従っている積りで保管気 [Sat 10 Jun 2006 22:02:48]
ジャスティス > むぅ……その学派の教会にはさすがに行きたくないわね。なにさせられるかわかったもんじゃないわ……。 (鎮圧、とかいう名目が三日に一度くらい跳んできそうだ。ごめんなさい偏見です) ………そこが、前から気になっていたんですよね……どうして、大聖堂はそこまでセレニアさんをつなぎとめておくんでしょうか?大陸からこられた牧師様や神父様もたくさんいらっしゃるのに、ただでさえ人手の無い荒事要員を……。 (それが不思議でならないんですよ、とずずい、尋ねてみる) 昔のなんか偉い哲学の人は、 肉体労働をするために頑強な体を持って生まれた人、有色人種と思索をするために知恵を持って生まれた人間、まぁ私たち、ホワイティアを分けて作られた、というけれども、今の世の中は実際はホワイティアの奴隷もいるでしょ?だから逆説的に考えれば、やっぱり差なんて無いんじゃないかな?と。偉い人のいうとおりなら、分業が成立しているはずですもの。……正直このあたりは、あんまり自信ないんですけどね。 (ちょっと体を小さくして最後の余計なことを付け足して)  [Sat 10 Jun 2006 21:58:14]
セレニア > …神意を地の果ての果てまでも届け、そぐわぬものを排し、神の国を招くのが教会の務めと… そう唱える教会もあります。 …シスター・ジャスティスの仰る事は、分かりますが… ( 灯台と船の関係は… 馴染みは無いけど分かり易い。 ただ、そこで『勝手に難破するのだから放っておけ』と言うのなら納得出来るのだけれど… きっと彼女は、導こうと言うのではないだろうか。 あるいは『灯台の方へ進めば陸がある』と教えに行くか。 …聞き入ってしまって、おそるおそる周囲を見回すのが、司祭がいないのを確認しているなんて思わないっ… ) ―――無論です。 ( 次いでそう応える言葉に、『門戸を空けておかないと』という部分は含まれたかどうか… ) それがパプテスに害をなすものであれば何であれ。 …ヴァンパイヤ… アンデッド… 悪魔… その存在自体が神に背いているものにも、何を語ろうと無駄な事。 等しく滅ぼすだけです。 ( 覚悟も何も、むしろそれこそ当然だ。 …断罪と救済、どちらに重きを置くかが異なれば、どうしてぼそぼそ言う風になるのだろうと… むしろ不思議そうに ) ―――私は私の身体に適した務めを与えられていたクリスティアで、今ほど、それを感じる事はありませんでした…。 …今ではその認識自体が正しかったのかどうかも分かりませんが… ( その時ならば、恐れずに死んで神の国へ入れただろうかと… 真似る訳ではないけれど… やや眉根を寄せて。 …奴隷? 教会が後ろ盾となっている制度であれば何の問題も無い筈だけど… と、首を傾げよう ) ―――。 ( その自分の意見が間違っていたら、どうしよう。 …何度と無く口にして来た事は、もう出さず… )  [Sat 10 Jun 2006 21:39:16]
ジャスティス > ……これはあくまで私自身の考えなのですが……彼らを切り捨てるなんて私たちにする権利は無いんですよ。出来るのは神様だけ。けど神は皆を見守るだけ、罰が下るんじゃない、灯台の明かりを無視して船を進めるから難破してしまうんです。 ……。 (朗々と自説を謳いあげた後、おそるおそる周囲に司祭様とかいないか確認する。くわばらくわばら) だから、私たちは出来るだけ、彼らにに門戸を開けておかないといけないと思うわけですよ……しかし、その上で、パプテス教にあえて弓を引くなら、もう口は閉じます。そこの覚悟はやはり必要かと……。 (ぼそぼそと耳元でつぶやくようにしてにして……) そうですね、死ぬのは人間誰だっていやです。 だから……難しい。 (本能と理性の対決、といったところですかねぇ、と頬を掻いて額に皺を寄せる) ……あれは正直納得いけませんね。全員が奴隷になるために生まれたわけでもないし……彼らが人でないのなら、逆にホワイティアの奴隷がいることが社会の問題になると思います。 ……なに、そのうち自分の意見が出来ますよ、考えてればいやでも。 (要請することが出来ない、との言葉には了解とだけ告げて) [Sat 10 Jun 2006 21:14:55]
セレニア > …いえ、ですが…   …はい。 ( そんな無茶な。 言おうとするけれどー 押され 押され 押されっ よく分からないけど頷いた。 何だか二人して後退る構図 ) …はい。 ( 『危ない所に』には勿論だと、従順に頷くばかり。 墓場でもスラムでも、妙な『声』にからかわれたりで、良いことは無い。 …ただ、その後に続いた言葉には… やはり、戸惑うように視線を落とす ) ―――切り捨てるべきではないと… 考えるのですね。   …私は、今でも『切り捨てるべき』と考えています。 …ですが、『信じないもの』は論外としても… 『知らない』のでは仕方ありません。 まず教えなければならないでしょう。 『生きるために忘れたもの』の場合… 神の国へ入れずとも生に執着するというその姿勢は、過ちだと思いますが…。 …死にたくない、というのは… 分かる気もします… ( 自分も、何故だかどうしても『死にたくない』… 『神の国へ入れる』と胸を張れぬ今は特に… ) ―――けれど… 『ホワイティア』 でなければ 『パプテスを信仰する』 こと自体を容認しないという教義も…。 …私には、どちらが正当であるのか判断する術がありません… ( 『護衛』の申し出には 『ありがとうございます』 と会釈するけれど… 忙しそうな彼女の手をそんな事で煩わせる方が、問題な気もして… ) ですが ……務めでもないのに、護衛を要請する事は出来ません……。  [Sat 10 Jun 2006 20:56:02]
ジャスティス > のんのん。言葉は力ですよ、言えば友達になれます、断言しますっ。 (一押し二に押し三に押し。下がると転ぶ) く……。 (シスターセレニアが断言すると、なんだかよほど、という気がしてついつい後ずさる) そうねぇ……まぁ致命傷にならない程度なら、いいと思いますよ?けど、あんまり危ないところには行かないように。…………ふむ、そうですね、パプテスを信じないもの、パプテスを知らないもの、生きるために忘れてしまっているもの、そういう人たちです。切り捨てるべきか、掬い上げるべきか……教会の窓から良く考えています。 (まぁ、その中に住んでいるのだから後者なのだが……) まぁ、スラムの方も、いちおう護衛に順ずる人を連れて行ったほうがいいでしょう。 (声をかけていただければご一緒しますよ、と告げて) [Sat 10 Jun 2006 20:33:21]
セレニア > …私は彼女に好感を持っていますが… 『友人か』という問いに独断で肯定するのは、的確でないと判断します。 ( びし!と立てられた指にはちょっと引くように… ごにょごにょーと言って ) …失礼ですがシスター・ジャスティスを『一介の』と表現するのは的確ではありません。 ( ほんとに失礼だ。 戦闘要員と『断定』してるし。 でも気にしないっ、しれっと言う ) …服務規程には反しますが、私がそれをする事は必要です。 けれど許可を求める為に司祭の手を煩わせるわけには――― ( そして、言い訳も覚えたみたい。 『向き不向き』 …では彼女は、これからは『向いている』方に専念しようと考えているのだろうか…。 …自分はどちらに向いているのだろうと考えて… やはり、そんなのは決まっていると視線を落とす、が、今はおいておこう ) ―――『切り捨てなければいけないもの』とは…? [Sat 10 Jun 2006 20:21:41]
ジャスティス > そういうときはきっぱりと言い切っちゃいなさいよ。言葉から始まる友情もあるんですから。 (びし、人差し指元気良く立てて) いや、まぁ一介の修道女ですので、どちらかというと神学とか、日々のお勤めに精進しないといけないのですが……やっぱり人間向き不向きがあると、最近ようやく気付きました。 (むふぅ、まいったまいったとがっしり手を組む) 成る程……色々見て回られたようですね。 (ちなみにこの修道女、たぶん素行が悪いと判断しない。なにせ、なにせ好き放題自分がやってしまっているから) そうですね……一度うちの教会……いや、スラムの教会にでも言ってみるといいと思うのですよ。切り捨てなければいけないものの量を考えるのに役に立つのではないでしょうか?  [Sat 10 Jun 2006 20:12:05]
セレニア > ………。 ( 『友人?』 ごく自然な問いに、考えるような間が空いてしまう。 …知っているかと聞かれれば肯定するし、同僚かと聞かれてもそうだけど… 『友人』 …それは好感を持って親しく付き合う相手を指す言葉だろう…。 自分とシスター・ティフィスはどうなのか ) …『友人』と… その表現を肯定する事が的確かどうかは分かりませんが…  はい。  ( 慣れなければ崩せばいいじゃない。 年下だし、こんな調子だし、誰も気にしないと思うっ ) …戦闘要員でありながら、管理職を兼任するのは… 激務ですね。 ( 『おつかれさまです』と… そんな領域では助力を申し出る事も適わない ) ―――。 ……いいえ……。 …どちらが、正しいのか… ( 市内を見てる事を知っているような口ぶりは… もしかしたら、素行の悪い修道女の話を耳にしたのかもしれない? …当事者であるこちらも勿論小声になって、ぽそぽそと… クリスティアとヴェイトス、どちらが正しいのか… 秤にかけるようになっただけ、前進か後退か… ) [Sat 10 Jun 2006 20:03:43]
ジャスティス > シスター……ティフス……はて? ……ごめんなさい、存じません。ご友人ですか? (なれない丁寧語にそろそろ顎が疲れてきた) えぇ、教会の運営についてのもろもろです。いい結果が出れば委員ですけど中々……。 (変わりない、という言葉には単に小さく頷いて……) ヴェイトス市にはなれました? (一歩近づいてそっとささやく) [Sat 10 Jun 2006 19:52:23]
セレニア > ―――はい。 …以前より綴りが問題と、修道院には名を変えるよう言われていたのですが…。 聖歌隊の、シスター・ティフィスは御存知ですか? 彼女の幼名を頂きました。 ( 話題? 綴りを問題にする理由は分かるし、特に問題のある処置とは思えないと… 噂好きな子達の心理など到底理解できそうに無い思考で小さく首を傾げて、いたずらっぽい笑いを見つめる ) ―――お元気そうで何よりです。 …それは…? ( 掲げられた羊皮紙。 事務仕事?と視線を手元へ移そう。 『そちらは』と言われると… 返答に困るような、暫しの間 ) …変わり、ありません。 ( 聖歌隊に入った事は、言ってあっただろうか。 時々大聖堂を抜け出して、フラっと市内に出たりもしてるけれど、それは報告するべき事柄では無いし――― ) [Sat 10 Jun 2006 19:43:21]
ジャスティス > 改名されたんですね。 (ちょっとした話題になっていますよ?と少しいたずらっぽく笑って) ただいま。いえいえ……大聖堂の救援や騎士団の方々の活躍が主ですし。 (それに私にはこっちのほうが大変です。と苦笑いを浮かべて羊皮紙を掲げる) どうですか?そちらは? (セレニアが手入れをしていたバラの茎にそっと触れて)  [Sat 10 Jun 2006 19:31:43]
セレニア > ―――? ( 空になったジョウロを持ったまま、立ち尽くすようにしていて――― かかる声に、我に返ったように顔を上げる。 青い髪は… 元からだけど、自分の髪もこんなだから地毛だと思ってる。 彼女もまた、シスター・ティフィスのようにハーフや異種だったりするのだろうかと考えるのは内心で。 …『セレニア』と呼ばれて、知っていてくれる事に表情を柔らかく… 手を上げるのに応えるように、会釈を返した ) こんばんは。 …おかえりなさい、シスター・ジャスティス。 砦の制圧、おつかれさまでした。 ( 五体満足で帰還出来たようだと、その姿を検めて… 視線は羊皮紙へ ) [Sat 10 Jun 2006 19:22:52]
ジャスティス > こんばんは、シスター・セレニア。 (羊皮紙のスクロールを小脇に抱えた修道女は、青く染めた髪を揺らしながらセレニアに向けて手を上げる) お久しぶりですね、お元気でしたか? (当たり障りのない挨拶をしながら、渡り廊下からバラ園に入り込んでいく) [Sat 10 Jun 2006 19:14:48]
お知らせ > ジャスティスさんが入室されました。 [Sat 10 Jun 2006 19:10:16]
セレニア > ( 聖剣戦争と、打ち捨てられた砦に巣食うアンデッドの掃討も終わり… このところ、大聖堂にも静けさが戻っていた。 …とは言え水面下で動く事態など数知れず、基本的には年中無休なのだろうけど… 前者二つの話すらよく知らない修道女には、それらは関わりの無い世界。 …急ぎでない仕事… 細々した部分の掃除などを手伝って、聖歌隊の練習に加わって… 唇を読む練習は、教会とは関係の無いことだけど… それらをしていると、一日は事も無く過ぎて… ベッドに入るまでは、何のかんのと考え込んでしまう事も無い ) ………。 ( 『宿命』とさえ言えそうな、身に宿す使命を果たせずに… 『神の国へ入れないのでは』と考えるのは怖いけれど。 …環境に慣れつつあるのを、感じてる…。 本当にそれで良いのか、決めかねたまま… 流されるように ) [Sat 10 Jun 2006 19:04:32]
セレニア > ( 『バラの品種改良を手伝う』という仕事は、募集枠が一杯になってしまった。 …シスター・ティフィスは『サンクトゥス様に』と言っていたのに、修道院に許可を求めたのが失敗だったか…。 許可が下りる筈も無い ) ………。 ( 『失敗』か… サンクトゥス様であれば、許可をくれたかもしれないと思えば、確かに判断ミスではあるけれど… 却下されるのもまた教会の決定。 『失敗』は無いだろうと… 自分の意識に十字を切った )   ( 日暮れの大聖堂のバラ園で、ウィンプルまでかっちりと着込んだ修道女は… その顔を見慣れた者であれば柔らかく映っても、十分に無表情な顔で水をやっている ) [Sat 10 Jun 2006 18:34:54]
お知らせ > セレニアさんが来ました。 『( もたもたしていたら )』 [Sat 10 Jun 2006 18:27:46]
お知らせ > セレニアさんが退室されました。 『( 今夜はいつもより、安らかに眠れた )』 [Tue 6 Jun 2006 01:42:15]
セレニア > ( 『要領を得ない』のは自分の回答っ! …『好き』では答えにならないんだ…。 人形娘らしくなく。 ごめんなさいーと平たくなるのはどこかの気配 ) ………。 ( 罪を犯すでもなく… 生まれて、ただ在るように在って、枯れて行く… そんな様を見ているのが、落ち着くのかもしれない。 穏やかは穏やかでも… 寝惚け眼より視線を外して、頷くのは少し寂しげに。 …ここに来る一番大きな理由と言えば、やはり『薔薇』園だからなのだろうけど… ) ………。 ( …続く言葉… 文字に… ふと、そこに在るだけで恩を返せるようなものになれればと思い… それもまた怠惰と首を振る。 …花については、答えてくれなかった…? …引き止めるでもなく、踵を返すのを見守ろう…。 無表情は無表情のまま… でも、さっきティフィスを握っていた手は、何か、ぬくもりを握り込むようにして手を重ねてる ) …おやすみなさい。 ( それだけ言って――― 振り返る顔に、眼を瞬いた。 …よくは見えなかったけれど… 一応『アサガオ』という花がある事を知っていれば、重ねる事は出来るだろうか…。 特に珍しい花でもないかもしれないけれど… 少なくともここ数年は花を意識するような生活を送っておらず、似たような形のと一緒になってしまってる ) ………。 ( その言葉までは知らず。 …普段も尼僧服の下、花は咲いているのかな… などと考えながら――― ) [Tue 6 Jun 2006 01:40:29]
お知らせ > ティフィスさんが帰りました。 『『ア サ ガ オ。』 (花言葉は愛情のきずな・固い約束)』 [Tue 6 Jun 2006 01:19:55]
ティフィス > ( そもそもこのノーテンキ娘に要領を期待するのがナンセンス。今だって、ぽあ〜っとしてながら寝ぼけ眼でセレニアを見つめている。 ) 『花は私たちの心を穏やかにし、安らぎを与えてくれます。私たちは、花を護り、育つ手助けをすることができます。』 ( 他者へとこめた想いはめぐりめぐって、自分自身に帰ってくる。それがこの世の理であると、文字に綴って。好きな花を聞かれると、しばらく頭を右へ左へ傾けて考える。そうして、きびすを返すと、建物に戻る傍ら、肩越しに振り返って唇を動かした。セレニアには読み取れるだろうか? ) [Tue 6 Jun 2006 01:19:00]
セレニア > ( ふと思い返して、要領を得ない回答だったと思う。 …けれど、汲んでくれて…。 …頭に触れる手に、そっと手を重ねた… ) …品種改良ともなれば『神の業』… クリスティアで私の所属していた部署は、それを禁忌としませんでしたが… ( 大聖堂で許可が下りるかは疑問。 ただ、許可が下りなかったとしても… バラ園の世話を少しだけ手伝うくらいは、続けられるだろうし。 ダメならダメで良いと頷きつつ、改めてバラ園に眼を向ける ) ……はい。 我らを祝し、聖となさしめるべく与えられた糧には、感謝と慈しみをもって…… ( 子を育む事は適わぬ身だけれど… あるいはそれだって、教理によるか。 向けられた微笑を、穏やかに見つめ返す。 …最前見せていた、恐慌一歩手前のような表情は… 今は微塵も残らない ) ……シスター・ティフィスの花は、何というのですか……? ( 『好きな花はありますか?』とも。 …ちょっとナイショ話をするように、声を小さくしたり… 人形めいた顔は、少しだけ楽しそうだ ) [Tue 6 Jun 2006 01:09:29]
ティフィス > 『バラが好きなら、好きなものを育てるという経験も必要だと思います。』 ( そうして薔薇園を見渡すと、その香りに目を細めた。 ) 『この子たちも、修道女たちが代わる代わる世話をして、このような美しい園を保っているのです。』 ( ティフィスを振り返って、スケッチブックをめくりながら文字を見せる。 ) 『見方を変えれば、これも命を人の自由にしていることと同じ。けれども、命をはぐくむという行為は、人であっても植物であっても、同じだと私は思います。』 ( 貴女も、それに携わってみてはどうですか? そんなことばを続けて、にっこりと微笑んだ。 ) [Tue 6 Jun 2006 00:55:50]
セレニア > ( それなら、教理に触れないと言うのであれば… 育ててみたいと思う。 〜提案をされなけば、自分からは絶対に言い出さないであろう事だとしても ) [Tue 6 Jun 2006 00:48:35]
セレニア > ………はい。 ( 笑顔を見て、ホッとする。 ただ… 色々な事を教えてくれて、与えてくれるこの人に、何を返せるだろうと思っても… 『笑顔』というのは難しい。 人は楽しい時に笑う。 嬉しい時に笑う。 …それがどういったものであるかは理解しつつ、そうするのを禁じられているように、顔は動かない…。 …ここ何日か読唇の練習で動かしていれば、多少は表情を覗わせるようになっているかもしれないけれど… とりあえず見せるのは、微妙な困り顔。 そのうち、くすぐってしまえっ ) ……私は…… ( どうなのだろう。 バラは好きだけど… やってみたいかと言われると、また難しい。 …触れられる手に、ほんの一瞬身を硬くして… まどろむように、ホッと眼を細める ) …バラは、好きです。 ( 最低限確かな部分だけ、口にする。 …多少の引っ掛かりは残るけど… 職務に影響する程の手間は無いと思われて ) [Tue 6 Jun 2006 00:46:42]
ティフィス > 『たまには肩の力を抜いて笑ってみたらどうかしら。神様も喜んでくださるはずですよ。』 ( にっこりと微笑み、スケッチブックを見せる。セレニアの言葉にうなずくと、さっそくサラサラと文字を書き始めた。 ) 『貴女がやってみたいと思うのであれば、一度サンクトゥス様にお話してみては?』 ( それで許可をもらえれば大生でふっていけるだろうし、セレニアだって納得するだろう、と考えて。 ) 『大切なのは、貴女がそれをやってみたいと思うかどうか、です。』 ( すっと片手を伸ばして、セレニアの頭を優しく撫でてあげる。 ) [Tue 6 Jun 2006 00:35:18]
セレニア > ………。 ( また、残念そうな顔。 頬を摘んだ時と、同じ。 …そうさせたのは自分なのだと思うと… では、どうすれば良かったのか… そもそも何が原因でこんな顔をさせてしまうのかも、はっきりとは意識できないまま… 聖画を汚してしまったような気分で、僅かに視線を落とす。 渡されたジョウロは、しっかりと受け取って ) …悩んで…? ぁ…。 ………斡旋所で仲介されていた仕事の募集で、『バラの品種改良を実践する』というものがあったそうです。 シスターミーシャに参加を促されたのですが、意図及び、その要請を履行する事が適正であるかを疑問に思っていました。 ………。 ( …後に続く、微妙に何かを言いたそうな間は、気まずそうな様子に代弁される…。 『夜間外出に就寝時間違反、それらもまた服務規程に反している事は、理解してますが』 Sir ) [Tue 6 Jun 2006 00:25:19]
ティフィス > 『軽い冗談なのに……』 ( 再び看板を見せて、ちょっと残念そうな顔をする。あまりにも思いつめた様子だったから、彼女を思っての行為であった。 じょうろを渡すと、開いた両手でスケッチブックに文字を書く。 ) 『では、シスター・セレニア。いったいなにをなやんでいたのですか?』 ( きょとんと小首を傾げて聞いてみる。 ) [Tue 6 Jun 2006 00:13:14]
セレニア > ( 愚かな空想だ。 …【クルースニック】のこの身は、ヴァンパイヤの対極に位置する…。 …万一【抱擁】を受けたところで、間違っても【転向】などあり得ない――― ) ……ッ… ッ…! ( 小柄な身体を掻き抱いて… 見開いた眼で虚空を見つめ… 何かの発作のように身を屈める修道女は――― けれど近付く呑気そうな足音に顔を上げて… スケッチブックと微笑を睨んで… 〜少ししたらホッとしたように、何かに疲労するように表情を落とした ) ………申し訳ありません、 もう、正常です。 こんばんは。 ( 拾われるジョウロに、頭を下げて手を伸ばして… ) …私は、セレニアです。 …シスター・ティフィスのお名前までは、頂けません。 ( 修道院には『マリア』さんとか多いし、良いのかもしれないけれど… 生真面目な調子で答える様子は、無表情ながら柔らかい。 …うっすらと浮いた冷や汗を除けば、何の名残も無く… ) [Tue 6 Jun 2006 00:09:13]
ティフィス > ( 地味な修道服とウィンプルで全身を覆った娘は、今日も聖歌隊の練習を終えて一息つこうと表に出てきた。そうして、じょうろからこぼれた水がつま先に触れたところで、立ち止まる。 ) 『こんばんは、シスターティフィス』 ( スケッチブックにそれだけ書いて微笑むと、落ちたじょうろを拾った。 ) 『だいじょうぶ?』 ( 片手で看板を取り出してみせる。 ) [Tue 6 Jun 2006 00:01:09]
セレニア > ……品種改良……。 ( また、一人になったバラ園の中。 …ポツリと呟きを零して、瑞々しく咲き誇るバラに目を向ける…。 ―――バラは好きだった。 『どうして』と問われると困るけれど… 囲まれていると、香油を塗ると、気持ちが安らぐ。 …むしろ香油の場合は切らしてしまうと落ち着かないという、修道女の身では贅沢な事… ) ―――。 ( …『ヴァンパイヤ化を防ぐとされる』… バラの持つとされている力の、最も身近な一つに思い当たって――― 気付けば条件反射のように、細い腕を抱いている ) ―――ッ… ハ…ッ … ( ばしゃり …音を立てて、まだ水の残っていたジョウロが足元に転がった… ) [Mon 5 Jun 2006 23:58:35]
お知らせ > ティフィスさんが来ました。 『(入れ替わるようにのてのて表に出てきたシスターが一名)』 [Mon 5 Jun 2006 23:57:47]
セレニア > …個人が報酬を受け教会外での活動に参加する事は、服務規程に反するのではありませんか? …加えて、人為的な交配というのは――― ( 生命の理、科学など… 『神の業』に手を出す事は、禁忌とされる場合もある。 【16課】の掲げていた教理では、信仰とはいずれ神となる事であり、神意の地上代行機関である教会がそれを掌握するのは当然としていたが… 【16課】が自分達、限られた教会を特別視していたように、周囲はそういった存在を異端視するのだろうと… 今は少し、分かるような気がした。 ―――けれどそんな意識は露知らず? 『良いんじゃない?』 それだけ言って首を傾げた修道女は… 『それじゃ、また後で』と踵を返し、灯りの零れる建物へと消えてしまう ) ―――。 ( 相手にとっては何気ない世間話の一環だったのかもしれない。 …けれどこの聞き手は、それを何かの要請だろうかと考えて… 回答を求めるようにきょとんと見送り。 …当の相手が立ち去ってしまえば、保留するより他に無い… ) [Mon 5 Jun 2006 23:49:16]
セレニア > ( 大聖堂の広大な敷地には無数に存在するであろう中庭の、薔薇園で。 非力そうな両腕でジョウロを支えるようにして水をやっていた、ウィンプルまでかっちりと着込んだ薄紅色の瞳の少女は… 最前かけられた言葉をオウム返しにして、 『理解出来ない』 と言った風に目を瞬いた )   ( 『―――そう、薔薇。あなた好きでしょ?香油、バラのだし…。最近よくここの世話してるじゃない。請けてみたら?』 対面しているのは同じ年頃の、やはり修道女。 『斡旋所』という所で募集していたと言う、バラの品種改良の仕事を請けてはどうかと勧められたのだけれど… 〜修道院の外で、教会以外の仕事を請けるなど考えた事も無く… 知る限りの聖職服務規程、教会法などなどを総動員して否定するけれど、それにしては相手はあまりにもごく自然で。 何が楽しいのか人懐っこい笑顔さえ浮かべていたりして、戸惑ってしまう ) [Mon 5 Jun 2006 23:17:20]
お知らせ > セレニアさんが入室されました。 『 …薔薇…? 』 [Mon 5 Jun 2006 23:03:50]
お知らせ > 黒江さんが帰りました。 『( 一頻り終えれば、改めて祈りを捧げて立ち去った。 )』 [Mon 5 Jun 2006 22:19:34]
黒江 > ( 一段落着いたと言う事で、十字を切って手を合わせ、神に感謝を捧げる。休憩に入る前の儀式のようなもの。命を救われた事に対する感謝とか、日々の糧を与えてくださる感謝とか。そして夜半に騒がす事を今しばらくお許しくださいとか。そんな事を、胸の内で祈った。 ) 父と子と聖霊の御名によって。A'men. ( 十字を切って、締め。さぁて怠ける暇は無い。これから長椅子の雑巾がけが待っている。取り合えず箒を仕舞いに行こう ――― ) [Mon 5 Jun 2006 22:19:13]
黒江 > ( 一日放置するだけで、埃と言う物は結構溜まる物だ。掃除をしてみると良く判る。特に聖堂は人の出入りが激しい場所だから、当然外からやって来る埃も増えるわけだ。後で入り口に敷いてあるマットも叩いておこう。余り汚れると本来の役目を果たせなくなるし、少なくとも一日に一回か二回は叩いておくべきだ。しかしマットを叩くのには人手が居る。なので取り敢えずは後回し。先ずは箒を終わらせよう ――― と言うわけで塵取一杯に溜まった埃をくずかごに落せば、一番左の長椅子の端に腰掛けて一息吐いた。 ) [Mon 5 Jun 2006 22:12:44]
黒江 > ( 何ヶ月も寝た侭だったから、目覚めた当初は全身の痛みに悩まされた。が、取り敢えず今はもう落ち着いた。特別なリハビリに要した時間も殆ど無しに、私は日常生活に戻れるまでに回復したらしい。で、数日前めでたく修道女見習いになって現在に至るわけである。ちなみに何故掃除してるのかと言えば、だ。此処は神様に祈りを捧げる為の場所。そう言う神聖な場所が埃を被ってたりしてはいけないからである。と言うわけで、只今箒と塵取を借りて目下掃除に励んでいる次第。箒が終わったら、今度は長椅子の雑巾がけとか。勿論祈りを捧げるのも忘れてはならない。 ) [Mon 5 Jun 2006 22:02:10]
黒江 > ( いわゆる植物人間と言う奴だったらしい。で、父母は己の生活も忘れ、色々な宗教の神様に節操無く祈りを捧げていたんだとか。そして大聖堂に祈りを捧げに行った日に丁度私が眼を覚ましたんだと言う話。で、甚く感激した両親はそのままパプテスに改宗 ――― そして、私は今こうして修道女的な格好をして掃除をしているわけだった。回想終了。詰る所私は『奇跡』に救われたんだと言う。実感は余り無いけれど、現実問題として私は生きている。だからそれは多分正しいんじゃ無いだろうか。 ) [Mon 5 Jun 2006 21:52:09]
黒江 > ( 聖堂内に箒を掛けながら、思い返す。なんでも私は瀕死の重傷を負っていて、仮に治っても意識が戻る事は無いだろうとか言われていたらしい。 ) [Mon 5 Jun 2006 21:44:18]
お知らせ > 黒江さんが入室されました。 『( 『奇跡』だと言われた。 )』 [Mon 5 Jun 2006 21:42:55]
お知らせ > セレニアさんが退室されました。 『( 要請されれば従う。 でも歌った後に、聞かせてとせがむようにもなっていた )』 [Sat 3 Jun 2006 23:37:52]
セレニア > ( 自分なりの基準を持つ事もまた信仰… 『自分なり』でいいなんて、ある意味恐ろしい事だけど… 万人共通にはなり得ない事は、なんとなく感じてる。 『有害か、無害かではありませんか?』なんて、流石に異端とされる可能性のある本人を前に言う事ではないけれど――― …異端宣告を受けた16課に所属していた己もまた、その一人…。 〜ふと、あやふやであってくれれば良いのにと思う。 …大聖堂でこそ異端とみなされそうな組織だけれど… きっと、彼らは仲間だったから ) …? いいえ。 ( 話題? …それを持たない自分に、変に気を使わせてしまったか… 微笑を見つめる顔はどこか寂しげに… 建物へと消える後に続く ) [Sat 3 Jun 2006 23:35:54]
お知らせ > ティフィスさんが帰りました。 『(久しぶりに、この子の歌を聞いてみようか。なんて思いながら。)』 [Sat 3 Jun 2006 23:26:04]
ティフィス > ( セレニアの言葉を聴いて、静かにうなずく。目を閉じて、何かを考えるように間を空けると、また目を開いて。 ) 『それは事実でしょう。ですが何を持って異端とみなすかは、教会の中でも案外あやふやなものなのです。』 ( 一歩間違えば、誰もが異端の烙印を押されることを、ティフィスは知っていた。それこそ、教会の”都合”によって。 ) 『――ごめんなさい、あまりいい話題をふれなくて。冷えてきましたね。そろそろ、中に戻りましょうか。』 ( にっこりと微笑むと、きびすを返して建物の中へと入っていく。 ) [Sat 3 Jun 2006 23:25:29]
セレニア > ( 床を起き出せるようになっただけでも大したものか… 広報などとは縁遠い位置に居れば、そのあたりの事情は知らないけれど…。 …記される文字を目で追って… じっと見つめて来る瞳を、見上げる。 …『常に見つめている必要がありますか?』… 問い返そうとした言葉は飲み込んで ) ―――私も、異端だとは思いません。 …ですが、聖教会が異端とみなす可能性を捨て切れないのは事実です。 …『従うばかりではいけない』と、それは理解している積りですが… どちらがより適正な判断なのか、分かりません。 [Sat 3 Jun 2006 23:16:20]
ティフィス > ( 仮にも、不治の病を克服した奇跡の体現者とみなされている。聖堂にとってはいい宣伝材料にもなるし、今はまだ容認され続けるだろう。 ) 『――否定するのに、なぜ目をそらすのですか?』 ( 問い詰めるわけでもなく、じっとセレニアを見つめて、もう一度聞き返した。己が聞きたかったのは、セレニアの個人的な意見である。 ) [Sat 3 Jun 2006 23:08:21]
セレニア > ………。 ( それだけの歌声が彼女にはあると思う。 そして修道院は彼女を守るだろう。 …不幸だとは思わないけれど… ただ、断続的であるとは言え、自分の体質などより遥かに重そうな相手に、視線を落とすような頷き方。 …とは言え、死に至るようなものではないと把握出来ていたとしても、放って置くのは適切な処置ではないと考える…。 またその時期が来たら、今度はちゃんと看病に行こう。 ―――返される問いには、スケッチブックより顔を上げず… 思案するように表情の無い顔を固めて ) ―――聖教会で異端と判断される可能性は否定出来ません。 …ですが、あなたはシスターです…。 ( 自分もまた異端だという認識を捨て切れないけれど… 大聖堂はそう見ないのだろうと、目を合わせずに否定しよう ) [Sat 3 Jun 2006 23:02:05]
ティフィス > 『えぇ、ですが先天的なものなので、直すことはほぼ不可能だ、と。』 ( けれど、続けてこうも書いた。 ) 『ですが、死にいたるようなものでもありませんし、数日休めばまた元通りになります。今までも、そうしてきましたから。』 ( どこか願いの混ざった声音。ティフィスはちゃんと理解していた。それからまた間を空けて、今度はこちらから問うた。 ) 『シスター・セレニア。こんな私を、”異端”として見ますか?』 ( 顔は笑ったまま、穏やかなまなざしでたずねてみる。 ) [Sat 3 Jun 2006 22:52:11]
セレニア > ( …どこか残念そうにする表情の意図は、読み取れなかった。 問い返すように小さく首を傾げて… また、スケッチブックを見つめよう。 昨日の今日では、まだ唇を読めるようにはなれていない。 …と言うか、いつまでかかる事やら… ) ………医療スタッフには相談されましたか? ( 持病と言われると、問題では無いと言ってしまっても良いのかどうか…。 治療中か、手の施しようが無いのだろうけど… 念の為問う声には、どこか願うような。 …やや複雑そうな表情で、続く説明を見守ろう。 〜純粋なキリバナではなく、更に色々と混ざっているのかと思うと… まだどこかで『異端だ』と考えてしまう。 …『ではどうする』という部分の欠落した思考で… それでも、分類はそう簡単には変えられない ) [Sat 3 Jun 2006 22:44:53]
ティフィス > ( やっぱり笑わないなぁこの子、とちょっと残念そうに眉を下げる。手を離してから、またサラサラとペンを走らせる。 ) 『あれは、私の持病です。発作的なもので、数ヶ月に一度、あぁいう状態になってしまうのです。』 ( そして次に、ティフィスは己がミックスであることを説明した。ナニとナニとナニの血が混ざっているのかまでは説明しなかったが、あのときの症状は血の影響によるものである、とセレニアに説明した。 ) [Sat 3 Jun 2006 22:32:15]
セレニア > ………。 ( 『大事無い』 記される文字を追う瞳も、どこか遠くを見るような、考え事をしているもの。 …それでも何と聞いたものかと黙っていたら… 頬を摘まれて、むにぃ〜 ………。 …微妙に困ったように眉根を寄せて、遊ばれる事暫し… ) …ご自身の症状を把握されているようでしたが… ああいった状態になる事は、よくあるのですか? ( 『大丈夫』と言っていた。 …あるいは無理をしていたのかもしれないけれど… 病に侵されているにしては、妙な言葉に思える ) [Sat 3 Jun 2006 22:26:08]
ティフィス > 『ご心配なく、大事ありません。』 ( 小さくうなずき、メッセージを書く。まだ年端も行かぬ娘の顔をぼんやり見つめて、相変わらず笑わないので、両手を伸ばしてほっぺをむにーっとしてみることにした。引っ張るのではなく、軽くつまんでふにふにしてみる感じで。特に意味はないのだけれど、しいて言えば、何か問いたげな顔をしていたから。 ) [Sat 3 Jun 2006 22:18:39]
セレニア > ………。 ( 目が合って… 止められてしまう歌。 中断させてしまった事にか、ただ礼を返す為にか、やや視線を落とすように頭を下げた。 近付いてくる相手に、数歩足を進めて… スケッチを読んでから、相手の顔に ) こんばんは。 シスター・ティフィス。 お体は、もう良いのですか? ( 夜でもタオルケット一枚で良いような気候になってきたとは言え… 雨が降ったり、ふとした時には意外と冷える。 相変わらずニコリともしない顔が、何かを問うように見上げてる ) [Sat 3 Jun 2006 22:15:20]
ティフィス > 『こんばんは、シスター・セレニア。』 ( 取り出したスケッチブックに文字を書き、それを見せて微笑む。 ) [Sat 3 Jun 2006 22:09:02]
ティフィス > ( 歌う最中、ふと目を開けると、そこにセレニアの姿を見つけた。歌をとめると、小さく十字を切って会釈をする。そうして立ち上がると、ゆっくり、ゆったりとした足取りで、彼女の元に歩み寄る。 ) [Sat 3 Jun 2006 22:08:21]
セレニア > ( ウィンプルまでかっちりと着込んだ薄紅色の瞳の少女は、歌声に足を止めた。 …久し振りに聞く独唱… あれきり言葉を交わす事も無かったけれど、回復したようで、良かったと思う。 ただ部屋で見た事は… 誰に話すことも、問うこともしなかったけれど、多少なり気になっていた )   ( 歌が続くうちは声をかけるでもなく… 聞き入るように、置物のように佇もう ) [Sat 3 Jun 2006 22:02:21]
お知らせ > セレニアさんが入室されました。 『( ジョウロを片手に通りがかって… )』 [Sat 3 Jun 2006 21:57:01]
ティフィス > ( 胸に片手を当てて、目を閉じて歌う。歌は今の気持ちを、新鮮なまま形に表せる。時に言葉よりも鮮明に、人の心に語りかけるのだ。 ) Beyond the sunset, a hand will guide me, To God the Father, whom I adore ( 朝には元気が出るような暖かい歌を。夜には心が安らぐような静かな歌を。そのときその瞬間の気持ちを歌にこめて、娘は歌う。 ) [Sat 3 Jun 2006 21:56:45]
ティフィス > ( あれから数日、悪かったからだの調子も元に戻り、聖歌隊にも復帰できた。相変わらずの寝ぼけ眼で、空を見上げて―― ) Beyond the sunset, O blissful morning, When with our Saviour heaven is begun Earth's toiling ended, O glorious dawning, Beyond the sunset when day is done. ( そっと歌を口ずさむ。いい気分だ。こんな日は、たくさんたくさん歌いたい。今日も聖歌を歌ったけれど、まだまだ歌い足りなかった。 ) [Sat 3 Jun 2006 21:48:48]
ティフィス > ( 何度かかくん、と姿勢を崩してから、寝ぼけ眼で顔を上げる。今夜はいい天気だ。月も星も、よく見える。ウィンプルで金髪を隠した修道女は、目を細めて夏のさわやかな夜風を感じていた。 ) [Sat 3 Jun 2006 21:41:57]
お知らせ > ティフィスさんが入室されました。 『(中庭のベンチに腰掛けて、こっくりこっくり頭を揺らす。)』 [Sat 3 Jun 2006 21:40:09]
お知らせ > 維言さんが帰りました。 『 …歌、ですか。 ( 扉を閉じるに紛れさせ、呟き声は一つ。 )』 [Sat 3 Jun 2006 07:38:13]
維言 >  … そんな風に黙られてしまいましたら、私が凄く無茶を言っているように聞こえてしまうではないですか――と、言います。 ( 実際に無茶を言っているのだけれど、それは心の棚の上。 詭弁じみた不平等の論理は、結局矛盾という手札で山札に戻ってしまう。 …それでも、結構本気で口走っているのは秘密だ。 ひろひろとブイサインの手を振って。 )  …送り手、ですよ。本当は、望む形で――… なんてね。 ( 正確には、己の術では歌は媒介。退魔を成すは、あくまでこの身。 …戦闘現場で歌うのが主なので、覚えずば歌にアラズってしごかれたんですよ。初期に。 )  ――…夢。 夢の話は、専門外ですけれど、それは――… ( 堪えるというには儚い哀しみの色。諦観と言うには、安らいだ眼差し。アンバランスな印象は、彼女の言葉で更に助長されて。 ―― けれど、何かが引っかかる気がした。 そう。強いて言うならば、その 「 不自然さ 」に。 きゅ、と眉をきつく寄せて。 …健康状態には問題無いという言葉に、顰めつらしく頷く。 今は、言える事は無かったから。 )  …… そうですね。きっと、その為に――… ( 私は。私達は、いるのかもしれない と。 何気なく複数形を使いそうになって、少しずつ意外な面の見え始めた彼女に、忍び笑い。 そろそろ、朝日が世界を漂白する頃――  )  ええ。有難う御座います、シスター・セレニア。 どうか、貴方にも主の御加護がありますように。 ( 右手で緩く聖印を切り。 一礼を向けた後、己もその場を辞するとしよう。 ) [Sat 3 Jun 2006 07:37:37]
お知らせ > セレニアさんが帰りました。 『( 無理の利かない体だけれど、無理してしまい易い性格… このままだと )』 [Sat 3 Jun 2006 07:17:20]
セレニア >    ぁうっ   ( ちゃんと相手を見ていたって、かわせたかどうか。 微妙に情けない声を上げて、かくりっ 頭を倒した ) 〜? …な、なに… ( 『何をしますか』 と額に手を当てて。 不敬罪に問われかねないような発言だけれど… 注釈をしてくれればやっと意図を飲み込めて、とりあえずそんな意識は他所へやっておく。 …ただ飲み込めはしたけれど… 不平等という条件のみ平等なんて、詭弁だ。 だって不平等なんだから。 振り出しに戻る ) …本業…? ( 気を取り直して問うのは、『歌』の事。 …本当は歌うのが仕事だったのか、歌を以って術と成すのか… シスターティフィスの術も、まだ知らない。 歌詞は… ぇ、読んじゃダメですか? )   ( 哀しみと安堵… 諦める、と言うには安らぎ過ぎているような、そんな表情。 覗うようにされても、自分でも、沸いた思いが何によるものかは分からない… 答えようもなくて、戸惑う風に見つめ返すばかり… ) …眠ると夢を見ます。 …覚えは無いのに確かに『知っている』… そんな『何かを見た』という感覚と、それに対して抱く感情だけを残す… 奇妙な夢を…。 ( それを、恐れてる。 …なんでもなく眠れる時もあるが、そうでない時の方が多くて…。 自分でも上手く説明の出来ないこと… 混乱させてしまうばかりだろうと浅く頭を下げて…。 『ですが健康状態に異常はありません』と続けよう。 ―――ステンドグラス越しの空は、白んで来ている ) ―――はい。 …ですが『自然発生』さえするという彼等とは、恐らく… ( 戦い続ける事になる。 ブラザー・イコトの相手にするものと、自分の相手にするべきものの違いは知らないけれど。 …なんて、こんな話をしていれば、とりあえず自分が『戦闘』に携わる者という事は、いい加減察せられてしまいそう…。 ―――きょとんとした様子には、何を答えようとしたのか… 中庭への扉は開いているだろうか… 朝日を見られるだろうかと思うのも束の間… 頷いて、場を辞そうと礼をする ) ―――はい。 それでは、ブラザー・イコト… お気をつけて。 神の御加護を… ( 朝の礼拝までもうすぐだろうか… 眠れなかったけれど、大丈夫。 有給とは言え怪我人… 『お大事に』と言って、祭壇へ一礼、僧房へと歩き出した ) [Sat 3 Jun 2006 07:14:45]
維言 >    てい。 ( 緩々と落とされる視線を追いかけて、目潰しびっしー。 …と言っても、本気の目突きでは無くて。額を小突く程度のもの、だけれど。 )  侭なりませんね。本当、不平等と言う那のオールウェイズ。故に、平等だなんて。 試練というには、いじめっこですと言います。 ( 神は須らく不平等である事のみ、平等なのだ。故に世界には同じものは一つとして存在し得ず、同じ人間も存在しない。その歪さこそが、唯一与えられた平等の形―― そう。その命故に闘いを望もうとする少女と。 受け継いだ血無しには、何処にもいられない代物 とか。 )  お任せ下さい。 元々――… そっちが、本業だと。ひっそり自負しておりますから。 ( 歌詞が覚えられないんです―― そんな風に言ったら、ミもフタも無い。 生命に近ければ、それはその終焉にも近しいという事。 悲しみと安堵を湛えた、余り見たことの無い表情に、黒色がゆらりと瞬き。 伺うように首傾げ。 )  ――― ええ。 なるべく生き残れるように、善処致しますと言います。 シスター・セレニアは、うっかり徹夜とか睡眠不足とかで、ぶっ倒れないようにと付け足したり。 ( こうしている間に、すっかり朝日も昇ってしまった模様。 真摯な言葉には、真摯さを。まるで、冗句のように並べて。 )  ――… 連鎖は、何処かで断ち切られなければ。繰り返すだけ――… ですしね。 全く、時々雨後のタケノコみたいに増えるんですから、あの手の輩は。 ( ふつれと、あるべき続きをタ切れさせたような言葉が気になって、些かきょとんとした風情。 密やかな揺らぎは、戯言を口ずさむ頃には、朝日に溶けたように消えていく。 ――― ふむ。一拍、置いて。 ) そろそろ、戻られると宜しいと言います。すっかり、夜が明けてしまった模様ですから。  [Sat 3 Jun 2006 06:48:45]
セレニア > ………。 ( ぶいサインを見つめる顔は、同様に表情に乏しく… けれどやや複雑そうに、保証にはなるまいと視線を落とす。 それを言ったところで仕方無いから、黙ったままになってしまうけど ) …はい。 ( コンチクショーなんて。 聞き捨てならない筈なのに… なんだか妙に、こんもりと重くなりそうだった気持ちを軽くする…。 表情を和らげて、頷いた。 …平等とはとても言えないような不釣合いもあるように見える事はあるけれど… それもまた御心。 …どうしようもないようなそれこそ、正に…? 〜もっとも、自分は『戦え』と言われれば、喜んでそれに従うと思う。 同じとは言えないか ) …ありがとうございます。 ( 頭? 歌に知能は関係あるだろうかと首を傾げてしまいつつ… 『私が』と言われて、そっと頭を下げた。 ローティーンの少女二人が死んだ時の話を、冗談でも何でもなく交わすのは… 聖職者故か、それとも… )   ( 上げられる顔は… どこか悲しげで… けれど安堵のような色を湛えてる。 …『私が殺してあげる』… ブラザー・イコトはそんな事は言わなかったけれど… 引っかかりを覚えるフレーズが浮かび上がって、胸元に手を当てた ) …それでは、それまでは、息災で居ていただきます。 …一般の修道女の職務に携わる以上、私の死亡率は低いでしょう。 くれぐれも、お身体を大切に…。 ( 冗談か本気か… 多分本気。 ニコリともせずに… 少し和らいでる表情でそんな事を言って… ) …血を吸う者は滅ぼされます。 それが命である為に。 ……私は…… ( 神の命を啜る者を狩る… この身体はその為の物だと、最後まで言いそうになることばは伏せ… 『理解する資格』とはなんだろうといぶかしむものの、ひっそりとした雰囲気には、立ち入り難いものがあった… ) [Sat 3 Jun 2006 06:23:48]
維言 > ( それは残念。 とは、言わぬも華。 )  大丈夫ですよ。今日まで無事ですから、こうしてお話出来ていたりするんです。よって、大丈夫なんですと、言います。 ( ぶい。どちらかと言うと乏しい表情で、ブイサインなどかましてみる。 口にする言葉は酷い暴論で、根拠になるものですらなかったけれど。 …嘘じゃないから、良いですかじーざす。 ) …ええ。 ですから、主は我ら全てに等しく平等ですコンチクショウー。 ( 己が聖歌隊に立てるとなったら。 …それを受けるだろうか。夢物語と信じない気もする。 淡い憧れは、いつだって心で潰すだけ。 反対側の立ち位置で、少しだけ共有する想いに。 胡乱な黒色が、和みめいた色を揺らす。 )  …其処はそれ。あんまり、頭宜しくないのでご勘弁と言います。  ――… しかし、そう仰って頂けると、少し… ぅん。安心、します。 お礼に、いずれやの彼方には、私が送って差し上げましょうとか言い出しますよ。 ( いずれやの先、その時まで、己が生き延びていれば―― だけれど。 完成の歌。 その響きに救われるのは、傲慢に違いないけれど。 口元が、淡く綻ぶ。 ) …そうですね。人生は短いですけれど。ダッシュだけでは、道端の花も見えないそうですから。 ( だから、時にはスキップ。 …ちょっと違った。 息継ぎ以外にも、周囲を見る時は必要なのだと思う。 )  ――… ええ。 ( うっかりの果ては、此処に無く。 そして、果ての因子を秘めた同士は今、此処に。 それまでとは何処か赴きも違う、厳しい響きに。 ひっそりと )  …私には、理解する資格も存在しておりませんから、大丈夫ですよ。  [Sat 3 Jun 2006 05:59:54]
セレニア > ( そんな笑顔見せられたらホロリとしてしまいそう? なので言わない。 さておきっ ) …どうか、御無事で…。 ( そう返すのが精一杯。 疲労の蓄積は望ましくありません〜なんて、分かっているだろうし。 上司様だって、やむなくこき使っているのだろうと思うから。 …力になれれば良いのにと… 『やれやれ』 表現する様を見つめる眼は複雑そうな色を宿す ) …ままなりませんね…。 ( 自分はと言えば、前線に立てる彼女達に 『憧れる』 …その彼女は聖歌隊に憧れるとは。 …これも務めという思いもあって、決して疎かにしようとは思わないけれど… どちらか片方選べるとしたら… 自分はまだ、ハンターに戻ろうとするのではないかと思う ) …どんな歌であれ、歌える歌唱力があるのであれば、他の歌を覚えるのはさほど難しい事ではないでしょう。 ……それに… 私は、レクイエムが好きです…… ―――私はどんな歌で送られるのだろうと… 『無事に送られる』 事を思うと、気持ちが安らいで…。 ( 慰め?励まし? そういうものであるのかどうかすら、曖昧だけど… 落ちた肩に、人生を完成させる素敵な歌だと首を振る ) …生き急ぐことなかれ、死に急ぐことなかれとも、思いますが。 ( 続いた言葉に同意するように、注釈を加えよう。 急いてしまう現実だけど、『回っても良い』と知ると、ホッとする。 勝手な変質は、案外鋭く本質を突いてるような ) …うっかり… ( 自分とは縁の無い感覚だとふと思うけど… 『友情』ってそんなので良いのかなと、苦い笑みを浮かべる相手は何を思うのか… 友達関係で苦労してる? 勘違いしつつ、首を傾げよう。 …ただ… ) ―――そのような事は、戯れにも口にするものではありません。 ( 見つめる口元に牙は無い。 また、牧師服を纏う相手が『そう』だとは考えない…。 …それでも、血を吸う者を、神に肯定されて滅ぼす者は、今回ばかりは上司様に加勢――― ) [Sat 3 Jun 2006 05:30:11]
維言 > ( 其処におめでとうと言われたら、かつてない晴れやかな笑顔でさーむずあっぷー とか返した予感。 働くって闘いですよね。 )  …其処は、色々任せられてしまう下っ端の宿命と申しますか。 フットワークが軽い分、押し付けられ易いんだと推察します。 ( ふーやれやれ。とか言いたげな仕草を片手で表現。 …彼女の事情を知る訳では無い。けれど、微かな共振の部分が、向けられた羨望に気付いたか。 不思議そうな視線が、幾度か瞬き。 ちなみに、上司様への直談判は、実行された場合間違いなくコッチにパチキが参ります。おのれじーざすくらいすと。 ) …憧れると言ったら、おかしな話、なんですけれどね。 聖歌隊。 ( それは個人では無く。その団体へと向けられたもの。 個人の姿を浮かべる事は出来なくとも、ミサにその歌声を響かせる聖歌隊について語る時に、柔らかな棘に触れるような響きが混じる。 )  ……問題って程じゃないんですけれどね。私のレパートリーは、鎮魂歌の類しかないんですよ。 ( 送りの歌のみ、口ずさむ事の出来る身。 …謳えない訳では無いのだけれど。 かこんと、肩が落ちる。 )  …急がば回れー とかいう言葉は大好きです。サボリの口実的に。 ( 一歩ずつ進んでいく為の金言を、また勝手に変質させる。 歌の先生。 …心当たりは、どうだろう。 )  ええ。殴り合いの果てに友情はうっかり芽生えてみたりー…  …うん。するもの、でしたよ。 ( 途中で一度途切れかけた言葉は、ひっそりと、少し苦い笑み。 そうする相手は、取り合えずいないのだから。 )  …ええ、血。 今だけ吸血鬼の気持ちが分かるとか言いますと、上司様とガチンコ勝負になってしまうので、秘密でしたけれど。 ( …洒落にもならないし。 溜息をつく唇の奥、牙は存在しはしない。 ) [Sat 3 Jun 2006 05:07:34]
セレニア > ( 『有給げっと』 『おめでとうございます』 なんて返しそうになったのは内緒。 あんまりにも嬉しそうと言うか悔しそうと言うか、そんな風に見えたものだから… 当たり前なのにね ) ブラザー・イコトの部署は人材難ですか? ( エクソシストのような特務ユニットの場合、大聖堂でもそのような事が起こるのかと…。 過労を痛むような、微かに羨望の混じるような眼で見つめ… 『聞かせてあげて』なんて言われたら、それこそ馬鹿正直に聞かせに行きそうだけど… それは措いて置いて ) …彼女はよく、ミサでも歌っています…。 ( 『小耳に挟んだ事はある』という言葉に、そのシスター・ティフィスの体質を思って… それを口にするでもなく、頷く。 代わりに言葉にしたのは、歌う場面の事。 自分は当分、補欠の補欠 ) …問題が…? ( 『歌は…』 途切れさせられる言葉に… 『下手っぴ仲間?』 なんて不純な期待をしたとかしなかったとか。 続きを促すように首を傾げる ) …歌唱技能に、馬があれば良いのですが…。 ( 近道は無いだろう。 せいぜい、良い先生に師事するくらい? ぽつり、呟いて ) …どつきあい、ですか…? ( 他に無いのかと、思わずキョトンと眼を瞬いた。 あまり上手くいっていないように思っていた上司様との関係は、案外良好? その内心など知らず… でも、ブラザー・イコトにはそうする事の出来る人が居るのだろうと、少し遠くなる眼で見つめよう ) ―――血…。 ( それでは沢山食べさせないと? …ぁ、今は足りない訳じゃないのか… そんな事を考えてか、『血が足りない』の言葉にはやや敏感 ) [Sat 3 Jun 2006 04:43:13]
維言 > ( それは、互い秘められたもの。 魔を破壊する為に、内にその因子を秘めた血統の螺旋。 ――… 生真面目で真摯な少女をつついてみたくなるのは、その辺りに起因するのか。全ては可能性の一。 自主的な居残り練習とは知らず。知るは、聞こえた歌声のみ。 )  ええ。それはもう、ばっちりがっつり。有休げっとー です。 …しかし、スペック維持の為の適度な休息。是非とも上司様に聞かせて差し上げたいお言葉。 ( 前線ガチンコ担当は、いつだって修羅場風味。 自由になる右手で、ふるふる震える握り拳すら作って、あるべき権利を勝ち取った漢の微笑。 )  ……嗚呼。面識は生憎ですけれど、小耳に挟んだ事はあるかもしれませんと言ってみます。 ……私の歌、ですか。 ( 聖歌隊に、そんな修道女がいると聞いた事はあった。時に天は、奇妙な采配を下すものだと思ったもの―――。 そして、歌について問われて、む、と眉を動かす。 )  …是か否か、と問われたら、是です。 只、私の歌はー…… ( トン。喉を指先で軽く叩く。 どう言えば伝わるか、悩む素振り。 )  嗚呼、馬でも良いのです。歩き出さなければ、馬を使おうという発想も浮かばないで立ち尽くすでしょうから。それはとても正しい。 ( 須らく、己の足で歩くことを決めた者のみが、考える事を可能とするのだと。 そんな例え話。 )  その時は、どなたかと一緒にいらっしゃればいい。 どつきあいながら行けば、千里とて100メートル程の瞬きです。 ( 何か無茶苦茶言った。 少しばかり、背を預けられる存在にありがたみを感じた所、だったので。 )  ――… いたわりの言葉が、とっても心に沁みます。 あいたた… むしろ、血が足りなくて大変でしたとか、軽く愚痴ってみました。 ( 良かった、などといわれてしまったものだから。 くつ と。少し楽しげに、そんな言葉がくっついた。 ) [Sat 3 Jun 2006 04:05:09]
セレニア > ( 対して、人としてあるような身体の裏側には、血と言わず全てにその因子が潜んでる。 これもある意味では『半分』… 別たれる絆かもしれないけれど、親近感も抱こうというものか。 自覚は無いが。 …きっちり着込まれた聖歌隊服は、練習後の自主居残りという話…。 まるでさっき着替えたみたいにパリッとしてるけど ) …スペックの意地に適正な休息は必要です。 ゆっくりと、休まれてください。 ( 無事に生還したのだから、それくらいは許されると思ってる。 そんな申請すら微妙にし難い空気とか、どつき愛とか、ハードな職場環境は知らないっ ) 彼女の歌声は素晴らしいです。 …代わりに…と言うのも適切ではありませんか…言葉を発する事が出来無いのですが。 ブラザー・イコトは歌われないのですか? ( 聖歌隊に入る事は無いと思うけど… 自分に勧めてくれた人。 自分ではどうなのだろうと、見つめ…  『1000km』?  ) …馬を使う事を推奨します。 ( そういう問題じゃないけど。 …こんな風に返しつつ、意図は伝わっている様子…? 一つ頷いて。 ……ただ、それでも…… 自分の身体は聖歌を歌う為にあるのではないという変わらず根深い思いに、束の間眼を閉じる ) …歩かねば分からない事ですが… 1000km先で道が間違っている事に気付くかもしれない… 気の遠くなる言葉です。 ( …ありがたみ… 感じているだろうか。 …不思議な巡り合わせではあるし、感じているのかもしれない… どうだろう ) …良かった…。 ( 『大した事は無い』と聞けば… ごく自然にそう零す ) [Sat 3 Jun 2006 03:47:16]
維言 > ( 塩ぶつけられても成仏出来ない程度には、生身。 身体に流れる半分の血は、ともかくとして。 真夜中にも関わらず、かっちりと着込んだ隙の無い服装は、彼女の生真面目さを表しているようで。 ふむ。傾げた首は、斜め。 )  違わないと言ってみたい所です。 …流石に、私も疲れたりする訳ですよ。 ( それはもう。そんな風に言わんばかりに、頷いた。 そも、仕事の後は上司様への報告。時と場合によってはタイマンどつきあいが常の事。 …当たり前の挨拶が新鮮だったという話。 それはそれでどうなのかって職場状況。 )  ……嗚呼、聖歌隊には、とんと顔出ししておりませんで。 けれど、なるほど。 幼名――… ならば、其処には想いが篭っているのでしょう。誠意と言ってもいいかもしれませんけれど。 ( 特徴を聞けば、嗚呼 と浮かぶ事もあったかもしれないけれど、名前だけではピンと来ず、首を捻った。 細い灯りの元、淡くはにかむような面差しに、胡乱な黒も多少なりと柔らかく。 )  どこかの国に、良い言葉がありました。 千里の道も、一歩から―― だ、そうです。 一歩を刻まないものは、1000kmの踏破は出来ないとか、適当に意訳してみました。 ( 文字通り適当だった。 何事も、一足飛びで進歩してはありがたみも無いのだから なんて。 無茶な思考は内在。 ――… そこで、だらりと垂らした左腕に注がれる視線に気付いた。 )  …嗚呼。大したことは無いんです。只、失血すると面倒なので。 ( ぽん、と左腕を軽く叩いて見せて―――    …無言。 ちょっといたかった。 ) [Sat 3 Jun 2006 03:24:53]
セレニア > ( アンデッド(幽霊)だったとして、それは流石に異端で良いよね?なんて考える程度。 自分に対処する力は無いし、人を呼びに行こうか。 手を振り替えしたりしない当たり愛想は無いけれど、勿論無視するなんて事はなく、月光に青白く映える白髪を見つめる ) ………違うのですか? ( にべもなく問い返す。 気分も何も勤労して来たのだろうと。 そして『おかえりなさい』なんて、自分ですら当たり前な挨拶が新鮮と言う相手に、ちょっと親近感ぽいものを感じたり感じなかったり ) …ありがとうございます。 シスター・ティフィスを御存知ですか? 私と同じ聖歌隊なのですが… 彼女の幼名を与えられました。 ( 嬉しかったのだろう。 少し、この娘にしては、問われてもいない余計な説明が多い。 …微笑むでもなく、それでも表情をほんの少し和らげて… ) …いいえ。 私にはまだ、長く歌い続ける事は出来ませんから。 …自らその評価を下すのは困難ですが… 最後まで練習に加わっている事は、出来るようになりました。 ( とってもハードルの低い進歩だけれど… 途中で声を嗄らしたり完全に息を切らせたりして脱落する事は無くなった、と。 …鈍いけれど、扉などの扱いもあって左腕に目を止める… 戦士の負傷は当然だが、回復の見込みはどうなのだろう… なんて、また、少し珍しい思考。 …『心配』って言うんだと思う… ) ………。 [Sat 3 Jun 2006 03:09:04]
維言 > ( 月夜を背負って と言えば聞こえは良いけれど。半分夜に溶け込むように、のっそりと立つ姿は、むしろ柳か、枯れ尾花。 ひらりと、右の手を振って見せた。 )  活躍とか仰られると、何だかとっても勤労してきた気分で良い感じです。 …お帰りなさいというのも、また新鮮だと言いますから。 ( 情感の揺らぎは少なくとも、僅かな濃淡、そして発音の基礎がしっかりとしてきているから、なのか。 おや、と軽く眉を上げると、口元だけで軽く、笑みめいたものを作り。 )  ……おや。それは、おめでとう御座いますと言いましょう。 では、改めてましてシスター・セレニア。 歌唱の邪魔になっておりましたら、ご勘弁。 調子、如何ですか? ( こつ。 礼拝堂の内部へと歩みだすと、身体で押さえていた扉が緩々と閉じて、月明かりが細く、消えていく。 左腕はだらりと垂らした侭、かっこりと白色が傾いだ。 ) [Sat 3 Jun 2006 02:55:52]
セレニア > ―――。 ( 鋭くは無いどころか鈍い感覚でも、それは捉えられる。 自分の周りでは、天は眩い陽光を伴って描かれる事が多いけど… 青白い月光の帯もまた、この場所では何らかの福音のようにも見えた ) ………こんばんは。 アンデッドの討伐で活躍されたとか… おめでとうございます。 おかえりなさい、ブラザー・イコト。 ( 感情の起伏を感じさせないような声音は… 少し、聴き取りやすくなっているかもしれない。 静かに、届けるには十分な声を返して… ゆるく礼をする ) ―――“6(セクス)”では、綴りに問題があると… 先日、名前をいただきました。 今は、セレニアです。 ( 『と、呼ばれています』とは名乗らない。 まだあまり呼ばれていないし… それに、これは自分の名前だから ) [Sat 3 Jun 2006 02:44:40]
> ( 踏み入る一歩は、忍び足。 身体で扉を押さえて、彼女の歌が一段落するまで、沈黙を隣に置いて佇む次第。  やがて目を開ければ、礼拝堂の床に細く、月と夜の帯が這っているのが見えるだろうか。 )  ――― 御機嫌よう、そして今晩はもセットでつけましょう。 シスター・セクス。 ( ゆるりと、声は密やかに。 まだ、彼女の新たな名を知らないものだから、口にするのは知った方の名。 扉の傍には、ざらりと白髪を背に流した黒マントの矮躯。 ) [Sat 3 Jun 2006 02:34:22]
セレニア > ( 色々考えているようだけれど、基本は自分の声と、口の形に集中してる。 眼は閉じっ放し。 先日自分が開いた時は鳴った… 今日は油を注してある扉が開くのにも気付かずに、歌は続くだろう。 特にこれと言ってアプローチをしなければ、それこそ最後まで。 ―――ルチャと言ったか… 彼女はどうしているだろう… 巡回するような事を言っていたけれど、無事だろうか… そんな事を考えながら、眼を開けた。 …熱唱していた訳でもないのに、息は少し上がってる… ) [Sat 3 Jun 2006 02:25:10]
> ( 礼拝堂の前、真夜中には人の出入りも無いような、其処の入り口。 止まったのは足音、佇むのは影。 何気なく扉を開こうとしたらば、微かに聞こえたのは―――  歌の響き。 聞き入るような間は、数拍。 やがて、なるべく静かに扉を開き――…  細く、月明かりと夜闇が礼拝堂の中、帯を描く。 ) [Sat 3 Jun 2006 02:19:16]
お知らせ > さんが入室されました。 『( コツ リ 。 )』 [Sat 3 Jun 2006 02:16:48]
セレニア > ――― Casting down their golden crowns around the glassy sea ――― ( 初めの頃と比べると… と言っても、さほど経験は無いけれど。 …あっという間に喉を嗄らせてしまう事も少なくなった…。 シスタージャスティスや、ブラザー?ファーザー?牧師服のイコト様… 『歌』を勧めてくれた彼等と、マリア様も、件のアンデッドの巣窟へ乗り込んでいたらしい。 噂に無事に帰還したと聞いて、ホッとしたような気がした。 …神の御加護を、と祈りはするけれど… ユニットの無事に、こんな感覚を抱くのは新鮮で――― ) ――― Cherubim and Saraphim falling down before thee ―――  [Sat 3 Jun 2006 02:09:48]
セレニア > ――― God in three persons, blessed trinity ――― ( 礼拝堂の隅、備え付けの燭台の下で… ここに鏡は無いけれど、浅く眼を閉じて、口の形を意識する。 歌ではあるものの、なるべく一音一音をしっかりと音にするように… 人の想い、願いを、追って行く。 …『父と子と精霊に栄光あれ』… そう勧められたのをきっかけに、さして関心は無かったけれど参加を願い出た聖歌隊。 …そこでシスターティフィスと縁があって… その歌声と引き換えに、日常の会話を口にする事の出来ない彼女の唇を読めるようになれればと… また、歌う頻度は増えている。 滑舌を意識して、少しだけまともに歌えるようになる… 不思議な巡り合わせ ) ――― Holy, holy, holy, All the saints adore thee ――― [Sat 3 Jun 2006 02:00:11]
セレニア > ――― Lord God almighty ――― ( 大聖堂の敷地内でも隅っこの方にある礼拝堂で… 響く、と言う程大きくはなく… けれどはっきりと、賛美歌が紡がれる ) ――― Early in the morning our song shall rise to thee ――― ( 歌うのに慣れていなさそうな声は、澄んでいるとも通るとも言い難く… 重要な式典からはまず間違いなく外されるような質のものだけど… その歌い手の少し前を知る者であれば、随分マシになったという感想を持ってもらえるかもしれない。 一分の隙も無くかっちりと聖歌隊服を着込んだ薄紅色の少女は… 無表情は相変わらずだけど、少し大きく口を開けて、それでちゃんと声が出るようになっていた ) ――― Holy, holy, holy, merciful and mighty ―――  [Sat 3 Jun 2006 01:42:38]
お知らせ > セレニアさんが入室されました。 『( ――― Holy, Holy, Holy ――― )』 [Sat 3 Jun 2006 01:33:11]
お知らせ > 維言さんが帰りました。 『 とっとと染め直さないとですね。 ( 真っ白い髪を摘んで、呟いた。 )』 [Fri 2 Jun 2006 02:37:01]
維言 >  ……見過ぎましたかね。 ( 聖剣戦争、不死者砦。 少々、超常、人外、魔力に瘴気、様々なものに当てられ過ぎたか。 視る事に研ぎ澄ました感覚が、軋む感覚。 眇めた視線の先に見るのは、夜の闇。静まり返った聖堂の。 ―…聖なるかなの気配、神域のたゆたいは、まだ薄い。 )  ……養生しながら考えますか。 ( とりあえず、貴重な休暇は確保したのだし。 何をしようか。 聖剣絡みで知り合ったクリスティアの聖女に、手紙と一緒に送る本を買いに行こうか。 御同行願った方々の御無事な顔を確かめるのでもいい。 ――― しかし、何はともあれ。 ) [Fri 2 Jun 2006 02:36:41]
維言 >  無事に戻れた時点で、御の字ではありますけれど。 ( 結構洒落にならない激戦区だったと回想モード、遠い目セット。 のそのそと廊下を歩き出すと、乾いた靴音が深夜に響く。 幾許か、夜の政務に就いている人々以外は、眠りの中に在る頃。 暗がりを見通す目が、廊下の先をぼんやりと見やり――  つきん。微かに、目の奥感じる違和感に、視線を細めた。 ) [Fri 2 Jun 2006 02:28:25]
維言 > ( 実際には、傷そのものよりは、失血の方が問題だった訳だけれど。 確か、貧血ぶっ倒れ回数は二度だったか。何の自慢にもなりはしないけれど。 まだ貧血気味で白い―― 否。常々血色の悪いツラを、聊か渋面にて上司様は見やっていてくれましたが。 言葉少なく、了承は頂けた。 よっしゃ。ガッツポーズはマントの下で。 )  …では、一週間程、休暇頂きます。 何かの際には、常の連絡先に一報頂ければと言います。 ( 一礼残して踵を返し、礼拝堂を後にする。 ――― これで、一応事後報告は完了。 また詳しい話があるという場合には、呼び出しが掛かるだろうけれど。それまでは気楽な事だ。 )  …多少なりと、命の洗濯させて頂きませんと、干からびますよ。それこそ。 ( 閉じた扉を背にして、ぼそーり。 呟きが廊下に流れた。 ) [Fri 2 Jun 2006 02:14:58]
維言 > ( ――― 沈黙が、祈りの場に満ちる。 こめかみを押さえる上司様のお姿が見えましたが、しかし私は謝りません。 だって聖剣戦争から始まって、今回の不死者砦。 どれだけ馬車馬のように働いておりますか私と言います。 )  …一応、これの療養という辺りで認めて下さると、喜んだり致します。 ( これ、と言って示すのは、マントから突き出した左の腕。 あれからきちんと消毒し、止血も行ったけれど、まだ傷口は塞がりきっていない。 ) [Fri 2 Jun 2006 02:07:53]
維言 >  ――― 有給下さい。  [Fri 2 Jun 2006 02:05:28]
維言 > …ええ。現地にて、引継ぎは完了しております。情報に関しても、それと同じものを纏めて提出してありますから、きっと大丈夫だといいな、とか言ってみます。 ( その曖昧さは何なのかと言いたげな視線が、祭壇の向こう側から。 でも、今回はお小言も拳も飛んでこない辺り、それなりに評価はされているんだろう。いるって信じさせて下さい。この後、口にするべき言葉の為に。 伏せ気味にしていた視線をのそりと上げて。 )  ――― で。折り入ってお願いが一つ。  [Fri 2 Jun 2006 02:04:54]
維言 >  ――― 報告としては、大体以上って所です。 アンデッドの再生装置に関しては騎士隊が破壊なさったようですし、後はしらみつぶしでいけるんじゃないかと推測したりです。 ( 祭壇の向こう側に佇む人影は、報告先の上司様。 相手が手にした今回の報告纏めが、時折かさりと乾いた音を立てる。 ) [Fri 2 Jun 2006 01:57:52]
お知らせ > 維言さんが入室されました。 『( 礼拝堂の片隅で。 )』 [Fri 2 Jun 2006 01:53:49]
お知らせ > ジャスティスさんが退室されました。 『その場を後にした』 [Thu 1 Jun 2006 02:00:54]
ジャスティス > いったいなんの用事だったんだろ? (彼は自分の教会には中々凝れないだろう。今度スラムの方にでも足を運んでみようと決めて……) [Thu 1 Jun 2006 02:00:49]
ジャスティス > あー、それた分私の知り合いかな? えへへー、かわいかったでしょう (自慢。なぜか自慢。ちょっとうらやましそうに擦る修道女。のんびろとした時間がココでは流れている。彼女たちとも別れ、ついに大聖堂の敷地を出て……) [Thu 1 Jun 2006 01:49:28]
ジャスティス > (ばたむ。扉は閉まり、代わりに出会うのは、老年の修道女) 『シスター・ジャスティス。荷車は用意しましたけど、あの大荷物は何なの?』 あはは……アンデッドから鹵獲した武器が十振りほど……。 『ま、あきれたこと』 (ため息一つついて去っていく修道女の背中を見送りながら、よっこいしょ、と荷車を引いて、中庭から移動して出口を目指していく) え? (そんな中、出会った何人から聴いた話の中で、大聖堂の前に立っていた小熊の話が出た。) 熊? (誰かを待っているようだった。と聞いてちょっと驚いて、かわいかったよね、と言う言葉に頷く) [Thu 1 Jun 2006 01:17:56]
ジャスティス > 先遣隊の方たちの報告にもあったとおりに、大聖堂としての役目と威信はなんとかアンナ感じで保てたと思います。打ち倒しはしませんでしたが、維言さんが完全体のドラゴンに遭遇したらしいですしね。 (やたらうれしそうに胸を張って上司に報告をする修道女) それでは、報告書はまた後日。いやぁ、さすがに市に戻ると疲れがどってきました。 (書類報告シェバト様だけで十分だと思っていたらやっぱり甘かった。ちょっとショックを受けつつも、一週間以内の提出を約束して、一歩下がる) [Thu 1 Jun 2006 01:03:54]
お知らせ > ジャスティスさんが入室されました。 『というわけでですね。』 [Thu 1 Jun 2006 00:56:51]
お知らせ > バドラック@罰げ〜むさんが帰りました。 [Tue 30 May 2006 22:00:16]
バドラック@罰げ〜む > (などとぼんやり考えていたが、人の往来も段々と少なくなり始めた。 夜も遅い、今日はもう、帰ったのかもしれんと) (あくびを一つ、踵を返して)  [Tue 30 May 2006 22:00:13]
バドラック@罰げ〜む > (まぁ、悶絶するといっても、物理的な破壊力があるわけじゃなかろうし、冷ましてからカードに集めれば問題ないはず。 何をカードに入れたかを聞かれたら、暗黒街のお茶とでも言っておけばいいだろう) [Tue 30 May 2006 21:55:12]
バドラック@罰げ〜む > (今回請けた仕事で、どうしても彼女の『腕前』をお借りしたい。 そのためのお願いも含めて会いにきた。) (暗黒街の教会に伝わる『謎のお茶』、様々な人間を悶絶させたと噂のそれは、今回の罰ゲームにぴったりではなかろうかと) [Tue 30 May 2006 21:45:59]
バドラック@罰げ〜む > (門前より少し離れた所。 壁に寄りかかって、入り口から出てくる人と入ってゆく人を目で追う。 手には小さな袋を抱え、たまに伸びなどしながら聖殿が誇る威容を見上げてはまた入り口に視線をやるの繰り返し) (本日は人待ち、知り合いのシスターがどうやら仕事が終わり、旅先から帰ってくるらしいので。 暗黒街にある彼女の教会まで行くのは度胸も実力も乏しい小熊には不可能なので、こちらにて待ち伏せ) [Tue 30 May 2006 21:38:58]
お知らせ > バドラック@罰げ〜むさんが入室されました。 [Tue 30 May 2006 21:24:59]
お知らせ > セレニアさんが退室されました。 『( 時折単音が発せられるのを聞きとがめる者もなく )』 [Sun 28 May 2006 04:28:28]
セレニア > ( 開いた本は、大聖堂所蔵のものではなく、中央図書館の印を捺されている。 内部での立場がどうあれ、過去がどうあれ、大聖堂の修道院に所属しているという立派な身分証明で貸し出して貰えた、読唇について記された本。 …どちらかと言うと解剖学に近い内容なのだけど… 難解な分、理解出来れば確かな基礎とする事が出来そうだった ) [Sun 28 May 2006 04:24:39]
セレニア > ( …そうして辿り着くのは、例によって礼拝堂。 少し大きく鳴って開く扉に… 後で油を注しておかないとと気に留めて。 …光の失われない空間に足を踏み入れれば、自分の持って来た蝋燭は消して… 祭壇へ向け礼を。 備え付けの燭台に近い信徒席に腰を下ろし、本を開こう。 …このような場所でと叱られるまでもなく、不謹慎と思うけど… この場所に身を置く事で得られる安らぎは大きいし、灯された明かりを無駄にしないというのもあれば、背中を小さく丸めつつも、居させてもらえる ) [Sun 28 May 2006 04:20:21]
セレニア > ( ある時は安らぎを覚え、哀しんで… またある時は恐怖して、怒りを覚える…。 『夢』という眼前に繰り広げられる光景は、確かに『いつか、どこかで知っている』と引っかかりを覚えるものなのに… 夢から覚めれば殆どの場合何を見ていたのかも忘れ、『知っている夢を見た』という感覚と、それに伴う感情だけを引き摺り、肝心なその内容を覚えていられない… )   ( …今夜の『夢』は、追い立てられるような怯えも伴わない… ただ、一抹の切なさを胸に残すに留めるもので。 …そうであれば急ぐでもなく、暗い廊下をのろのろ歩く… ) [Sun 28 May 2006 04:02:34]
セレニア > ( …出来るなら、眠っていたい…。 …性格的な忍耐力で、寝不足であっても日中眠気に負ける事は無いが… そういう問題でも無く、ただ規則通りに寝起き出来れば、それに越した事は無いと思う。 …それでも… ) ………。 ( 生き急ぐことなかれ。死に急ぐことなかれ。 と猶予を与えられ、思い悩みはするけれど不安感に押し潰されそうになる事はグンと減った小康状態に反して… 夜毎の夢は変わらずに… 『現実』を遮断してある意味どこまでもクリアーになる意識に、『知っている筈の、覚えの無いこと』を投影し続けていた ) [Sun 28 May 2006 03:51:59]
セレニア > ( 日が長くなったとは言え、まだ暗い廊下。 一本挿しの燭台を持ち本を小脇に抱えた寝間着姿で暫く佇んで… 特に残念そうにするでもなく、すんなりとその場を後にする。 『一人では許せぬ間違いを、信ずる事で―――』 そう言った彼女の言葉を反芻するように、その時前にしていた朝日を、また見たいと思ったのだけれど…。 〜そもそも そんな事を考えるには、既に就寝時間違反の常習者になっている身は、まず身近な生活から改めないといけない ) [Sun 28 May 2006 03:47:35]
セレニア > ( 先日聖女様と昇る朝日を見た中庭へ通じる扉に手をかけて… 薄紅色の髪と瞳をした少女は、『おや?』と言う風に目を瞬いた ) ………。 ( 鍵にクセがあったのか、あるいは彼女がとんでもなく不器用だったのか… そういえば梃子摺りながら開錠していた気がするけれど… 当たり前のように鍵を持っていた事実に、その事をすっかり失念している ) [Sun 28 May 2006 03:36:42]
お知らせ > セレニアさんが入室されました。 『( 施錠 )』 [Sun 28 May 2006 03:31:07]
お知らせ > セレニアさんが帰りました。 『 ありがとうございます。 …道を修めんとする我らに、神の御加護を…』 [Sat 27 May 2006 07:43:50]
セレニア > ( 教会には、分からない事など無いと思っていた。 自分では分からない事だらけだけれど… だから、教会に従ってさえいれば良いのだと。 …今でも、その考えが本当に『間違え』であったのかは分からず、捨てきれないものの… 聖教で自分に教理を説いてくれた人達の中に… こんな活き活きとした表情で話す人は、居なかったように思う ) …選べるものなのでしょうか… ( そもそも、と呟いて… それもまた『その時次第』なのだろうかと、浅く溜息をついた。 …『御心』という漠然とした概念に沿おうとする限り、正解は分からないけれど曖昧でもいられない… ) …命の、意味…。 〜ですがそれでは… まるで主の御意思を測るようで…。 ( 自分で自分の行動を『御心に沿っている』と肯定するのも、傲慢であるような気がしてしまう。 …聖教会では、司祭は主の代弁者であるように教えられたけれど… それならそれで、自分は『自分で決めて』はいなかった。 …〜それでも… 与えられる事に従うだけといった怠惰は罪… 信仰は、追い求める事に他ならないというのも、その通りだろうと思う。 茫漠とした感覚には、やはり、立ち尽くすばかり ) ………。 ( 笑い声には困った風に見つめるのみだけど… つい と逸らされる視線は、そんなに不機嫌そうでもなく ) ―――。 ( 迎え入れられる言葉には、深く、頭を垂れた。 …じん、と染みて来るような安心感が… 光の中にある少女に、『天』を重ねてのものとは自覚出来なかったけれど… 幼ささえ残すような少女に、ふと安らいでいる ) [Sat 27 May 2006 07:42:07]
お知らせ > サンクさんが退室されました。 『 ようこそ、此処へ。共に歩みし迷える者。( それが、挨拶。この場所にいる少女への許諾。)』 [Sat 27 May 2006 07:05:06]
サンク > 分からないを認めるのが、知ることの第一歩――…ですもの。( 例え、それが届かない、叶わないものであっても。 陽光の眩しさに対してのみならず、細められる視線。 内緒が分からないなら、それも秘密。そんな、悪戯めいた物言いを重ねて。) ――…さあ。それは、その時次第、それぞれ。( 変わらぬを選ぶも選択肢。きっと、正解は全てで、同時に何処にも無い。その曖昧さに芯を入れるのが、心であり信仰とすれば。矛盾する二つ。) ――…それでも、命には意味がある。  …我らが父は、厳しくも寛容ですもの。私達は、一人では許せない間違いを、信ずる事で赦せるようになる未熟者ですから。( それでも、と。死後に重きを置いた少女の前で、それよりも幼い声はきっぱりと断言した後。 語調を柔らかくして、少しの茶目っ気を含む。 ――…鼓舞の仕草を真似る少女の姿を見て、破顔一笑。笑い声が夜明けに響く。) ふふ。これは、理由の一つ。もしくは、結果の世界。ですから、これを「貴方」の理由にする必要は、ありません。 でも、覚えていて下さると、嬉しかったりします。( 夜の先にある世界。夜にこそ勤めを果たすと言い切った少女に、夜明けの存在を見せたかったのかもしれない。 ――…光の下にあるから、その翳りを鮮やかに映してしまう様に、ほんの少し寂寥を含みながらも。 彼女が示す誇りの形を受け取って。 ――…夜明けの光に照らされる扉を閉じる前、思い出したように、一つ、付け加えた。) [Sat 27 May 2006 07:03:27]
セレニア > ―――ですが… サンクトゥス様に、そう仰って頂ける事に携われていた事を… 誇りに思います。 ( …その時は考えもしなかったのだけど… 自分は、結構頑張っていたんじゃないかって… 朝日から少女へと視線を移し…。 夜明けよりも早く起床する事もある修道院だけれど… まだ眠る時間があるようであれば、彼女の部屋まで送るように、戻る事を促すだろう ) [Sat 27 May 2006 06:49:55]
セレニア > …はい。 ( 嫌な言い方だけれど、知る事で諦めもつくと言う事か… 頷く顔は、どうしても『解決に結び付けられないのでは意味が無い』と短絡的に考えてしまい、複雑そうなものになっている。 …ただ、『ナイショ』と付け加える様子が、何を指してナイショだと言うのかと眼を瞬いてしまう辺り、0か100かの思考は、確実に崩壊しつつあるようだった… ) …変わってしまっても… ( 『良いのだろうか』 …相手が自分を知った事で、自分が変わるというのであれば… それは、どこまでも受け身な変化。 …善悪には触れないのを感じるから、それ以上は突っ込まない… ) …不甲斐ないことです。 …意味があったとしても、間違えて、神の国へ入れないのであれば… 何にもならない。 ( 死後にこそ全てがあるような物言いは、変わらない。 自分でも 『何がそんなに引っ掛かっているのか』 未だに自覚出来ぬまま…。 鼓舞するようなポーズには、無表情なままでそれに習った。 がっつ ) ―――いいえ。 …何より私は… 『この為』に務めを果たそうとは、考えていなかったでしょう。 ( 建前、というのは… 基本的にあまり無い。 正直に『自分の為だった』と口にすれば… それこそ 『自分が神の国へ入る為に』 その到来を望んでの事だったと、つながるだろうか。 …だから、夜明けに照らされる顔は、翳した手から落ちた陰のためか、物憂げで…。 けれど、改めて… その務めを果たせぬ事を、惜しく思っていた ) [Sat 27 May 2006 06:46:05]
サンク > 理解が及ばないと認識するのも、また一つの路――…かも、ですの。それだって、知らなければ分かりませんもの。( それでも、と口ずさむ。知らずとも事実が事実として存在するなら、それを受け入れるだけの下地を作って足掻かないと。 一種我侭な理屈を口にして、内緒、と舌先覗かせた。)  変わる事もありますわ。相手も、そして己も。( 良し悪しは此処では論じない。心が齎す変化は確かにあると肯定。) でも、恐ろしいからって間違わない訳には行きませんわ。私達は小さく未熟な存在ですもの。 ――…大丈夫。間違いは無意味じゃありませんもの。( がっつ。握り締めた手に力を込めて、鼓舞するように。)  ――…御存知でした?これが、夜に果たす勤めの先、ですわ。( しっかりと握られた手の温もりと質感を感じながら、夜明けの世界を背にして笑う。 夜の先には朝があり、昼を越えてまた、夜が来る。これは、その中の一つ。切り取られた時間帯。太陽が空を染める刻、今日は――…いい天気。) [Sat 27 May 2006 06:23:55]
セレニア > ―――お強いのですね。 私は… 『怪物』との溝は、埋まるものではないのかもしれないと、考えてしまいます。 理解の及ばぬ相手であると、再認識させられるばかりで。 ( 知ったところでどうしようもないのではないか、と…。 とりあえず少し前までの自分は、16課は、相手に知られたところでどうしようも無い存在だったと思い… 肩を竦める少女を、どこか遠くを見るような目で見つめ…。 …それでも、と視線を外して宙を仰いだ… ) 『知ろうとする事で相手が変わる事もある』のでしょうか。 ( 零す呟きは… 問いと言うより、確認に近い… ) …間違える事が、恐ろしいのです。 ( 簡単では意味が無いとしても。 暗中模索は堪えるって… けろっとした顔を、僅かに眩しげに見つめ返した ) …? ( どこか鍵あけに苦戦する様子には、手伝おうかとするものの… 手を繋いで後ろに続いてる状態がそれを許さず――― 『セクス』と呼ばれ、開かれる扉。 …彼女は『セクス』と呼ばれていた自分の務め… クルースニックの存在意義を知っているのだろうかと思うけど。 『守ろうとしていた先』 の意味するところが分からずに… 眩しい朝の光に、空いている手を顔の前に翳した ) ―――。 ( 夜明けを迎える空と、街並みの更に向こうで… 金色の光に、空と陸とが溶け合っている…。 …繋いだ手に、少しだけ力が入って… いつか、ちゃんと握り返していた ) [Sat 27 May 2006 05:58:13]
サンク > ――…んん。私は、知らない事を手繰るのは好きですもの。強いて言うならば、知らない侭で在る方が、怖いのかもしれませんわ。だって、未知の侭では、ずっと怖い怖い得体の知れない怪物の侭、ですもの。( 凪を崩す風を真正面から見据えて、その方向性が分かれば怖くない。むしろ傲慢の所業と自覚はあるから、ひょこりと肩を竦めて見せた。 一度見る事を知ってしまえば、盲目の徒には戻り切れないのだからと。――…人ならぬ身の、微かな苦さは笑みの底。 好奇心というには、手段にすら近しく。戦う術の無い手が持つ刃のような理屈。) ふふ。茨の道ですもの。 ――…いいんですのよ、当たり前ですもの、難しいのは。むしろ、簡単じゃ意味が御座いませんの。( 手を引いて歩きながら、途中で一度、くるんと振り返り。けろっとした顔で、困難を肯定する。) 問題無し、と。――…ん。この鍵も、問題ー…な、しっ!( 緊張めいた強張りが握り締めた手から伝わってきても、半ば意図的に知らん振りで引っ張っていく。 鍵画間違っている訳でも無いのに手間取るのは、トコトン不器用な所為。がちゃがちゃと鍵と鍵穴に睦み合いをさせた後、)  ねぇ、シスター「セクス」。貴方の務めが守ろうとしていた先が、この扉の向こう側に御座いますの。( 柔らかく、でも何処か戸惑いように握り返される手を感じながら、あえて、今の名では無い響きを唇に乗せながら。微かな軋みと共に開いた扉の先には――― )  ( 薄く青み掛かる空。地平を染める日差しの金色。 まだ空も高く遠い、それは夜明けの色。) [Sat 27 May 2006 05:38:04]
セレニア > …恐ろしくは、ありませんか? 知らぬ者、分からぬ者の話を聞くのは。 ( 限られた事だけに耳を傾けていれば、思い悩む事も少なく、日々は平穏無事に過ぎて行く。 異なる価値観、異なる視点はそれらを崩すものだと… 疑問を抱く事無く居られた頃の事を思って… 今では、そのままではいけなかったのではないかとも思えるのだけれど… 懐かしむように、そんな風に聞いてしまう。 表情の乏しい顔は、いぢわるをしているように見えるかも? とんでもない。 軽やかで明るい好奇心を心配してるんだ、これでも ) …はい。 寄宿生のマリア様に… シスターティフィスに… 信仰は自ら求めるものと教わりましたが… 私には… ( 難しい、と。 的を射てくれる聖女様に、神妙に頷いて ) ―――ぁ… いいえ。 問題ありませ…ぁ… ( 頬を膨らませる様子には、ちょっとオロリと発言を改めようとして… 握られる手には一瞬身を硬くするものの… 引かれるまま、素直について行く。 中庭へ出るまでそのままだったなら、ほんの少しは握り返すようになっているか ) [Sat 27 May 2006 05:16:44]
サンク > 挨拶、というのは正直、口実でもありますけれど。外の街からいらした方のお話聞くのは、好きですの。( 挨拶は口実、もしくはきっかけ。 街から出る事も殆ど無い者にとっては、違う景色を見てきた者の言葉は、嬉しいものだと。照れたような色合い混じる声音を、コホンと咳払いで誤魔化して。) ――…寛容だからこそ、此処の方が聖教会より、ある意味で厳しいかもしれませんわ。( 1と100。もしくは0の世界で育った少女にとっては、条件付とはいえ魔性をも受け入れるヴェイトスは、正しく魔境じみて映る事だろうと。 承知の上で、こんな言い方。そう、律されるより厳格なものが、此処にはある。) ――…もう、どっちですの。嫌と仰らないなら、こうしてしまいますもの。( むう、と頬を膨らましながらも、瞳に宿る色は変わらない。ランプを持つのとは逆の手で少女の手を、きゅっと握って。こっち、と廊下に引っ張り出そうとするのだ。 向かう先は――…中庭。続く扉が施錠されていても、あら不思議。鍵は懐にある。 見回りと名目つけているのだから、きっちりゲット済み。) [Sat 27 May 2006 05:04:31]
セレニア > ―――? そのような… ( 『御挨拶?』十把一絡げの『訳アリ組』な修道女には、勿体無い言葉。 歳は下でも位階はぐんと上に位置しているであろう少女の言葉に、戸惑うように瞳を揺らして… 『慣れない事』 考えるような間を空けて… 遠慮がちに、呟くように ) …何もかも。 聖教会よりも寛容で… 戸惑ってしまいます。 ( 特に過激派に育てられた思考であれば… 今でこそ多少落ち着いているけれど、あれも罪これも罪と、ここで暮らす事そのものに罪の意識を感じてしまうのではという程だった。 二人して視線を逸らし… もう一度合わせられる時には、『ナイショ』の言葉に 柔らかい表情ではあるけれど 困った風に首を傾げよう ) …いいえ。 はい。 ( どっちなんだって受け答えだけど。 夢見が悪く寝付きも悪く… 戻れと言われれば戻るけれど、『お付き合い』と言われてそれを拒む理由は無い。 悪戯っぽい笑みを、どんな顔して答えれば良いんだろうと途方に暮れるように… けれど別段嫌そうでもなく、ぼんやり見つめた ) [Sat 27 May 2006 04:47:31]
サンク > ( 無論、周囲を無闇に騒がせる等の行為が伴えば、注意や罰則が下る事もある。 ――…が、眠れぬ夜は誰にでもあるもの。問いかけめいた視線に、不思議そうな眼差しを返すが、揺れるランプの明かりの元、何処か整った人形めいていた面差しが和らぐのを見て、ぱ、と唇が綻ぶ。) ええ。中々ご挨拶も出来ませんでしたけれど――…今宵、この時は、主が下さったのかもしれませんわ。此方で、何か…慣れない事など、御座います?( 聖教会と大聖堂。同じ旗を仰げども、習慣や考え方の差異はあちこちで存在するだろう。 ――…彼女の事情を鑑みれば、尚の事。ひょこ、と傾げた首が、注意めいた言葉に視線だけぎぎいっと逸らし。) …ちょっと、気分転換に見回りしておりましたの。( 内緒ですわよ?悪戯めいた調子で、人差し指を唇に当てる。今は少し、忙しいのだ。前線から様々な報告も入って来るから。 ちなみに、年齢だけならほぼ同い年だったりする。見えないのは、全面的にこっちの責任だが。) ――…シスター、これからお休みになられます?そうじゃなかったら…ちょっとだけ、お付き合い願えませんかしら?( 夜にこそと、少女は言った。その理由を求める事は、出来るが。 思案めいた色合いが瞳に過ぎるは刹那。如何です?と悪戯っぽい笑みで。) [Sat 27 May 2006 04:35:04]
セレニア > ………? ( 就寝時間を破っているのは、教則違反だ。 分かっていてしている事だけど… 厳しくされるのであれば、厳格に指示を下されるのであればそれに従えるのにと… 盲目的にはなれなくなりつつある今でも、ふと思ってしまう。 …大聖堂では… 自分が、それで『遊んでいる』訳でもないからだと思うけど、あまり咎められる事が無い… 慌てる様子を、表情に乏しい顔で問うように見つめるものの、それも束の間。 『名』を呼ばれると、また少し表情を和らげて ) 覚えてくださったのですね… ありがとうございます。 サンクトゥス様。 ( 少し深めに礼を返し、『私も』と言う彼女が洗面所に用がある様子でなければ… どうしたのだろうと、また見つめよう ) どうされたのですか? …身体が成熟するまでの睡眠は大切です。 ( ようするに子供は早く寝ましょうって? 自分と大差は無いような気もするけれど――― ) 元より私の身体は、夜にこそ務めを果たすよう作られていると思いますが… ( 決して怪しい意味じゃなく。 シスターとしての務めを果たせるよう、積極的に努力するようになったとは言え… 静寂と休息の時に、それを乱す者を狩る事こそ自分の、本来の務めだろうという認識は変わらない。 そんな事を呟きつつ )  [Sat 27 May 2006 04:22:43]
サンク > ( 見た目はきっぱり子供だが、これでも聖女。名前は知られていてもおかしくは無い。 ――…視線の先にいる少女の複雑な事情は、ある程度は承知済み。それで浮かべる笑みが揺らぐものでも無いけれど。) ……? あら、やだ。謝らないで下さいましな。( しゅん、と。そんな擬音ん゛聞こえてしまいそうな仕草に、目をぱちくり。少し慌て調子でぱたぱたと手を振ると、鏡の前の彼女の元まで歩みを進めて。) 気になさらないで下さいな。夜は静寂と休息の刻。けれど――…それだけでいられないのも、また業ですもの。むしろ、それを言ったら私もですわ、シスター・セレニア。( 新しく伝えられた彼女の名。洗礼名とは、また違うか。聖人の響きを唇に乗せて。) [Sat 27 May 2006 04:02:40]
セレニア > ( 微笑む子供には、比例するようにとはいかないけれど、ほんの僅かに表情を和らげる。 子供の姿とは言えれっきとした聖女であれば、名前くらいは知っているか。 …『派遣』と言うのもおこがましい… 『聖教会派には身を置けぬ何らかの大問題』の当事者だけれど、放り出すのも哀れという事で教皇庁を通して押し付けられた厄介者という認識が一般的だろう。 それなりの地位にあれば、『クルースニックである』という補足も知る事が出来るし… 名の変更も一応伝えられていると思う。 …『お邪魔?』と尋ねられると、子供っぽい仕草に和むより、そんな仕草をしてくれるのに、叱られた子供のような雰囲気で俯いてしまう ) ―――いいえ。 申し訳ありません。 …眠れなかったものですから… [Sat 27 May 2006 03:51:56]
サンク > ( ランプを掲げていた人影は、白基調の聖衣を纏った子供のような。――…平たく言えば、子供姿。振り返る仕草を目にして、柔らかく笑みが浮かぶ。) 御機嫌よう、シスター。( 淡い灯火に浮かび上がる、特徴的な薄紅の彩。クリスティア、聖教会から派遣されたという少女。 名は聞いた事がある。報告されているのなら、「今の」名も。 会釈に応えるよう、ぺこりと頭を軽く下げ。) ――…お邪魔してしまいました、かしら?( ちろ、と舌先覗かせる仕草は、見目の侭に子供じみて。かくんと小首を傾げて見せた。) [Sat 27 May 2006 03:40:02]
セレニア > ( 今朝、眼を覚ましたシスターティフィスの状態は落ち着いていれば… 自分も眠たくてそのまま寝てしまったのだけれど… 特に、誰にも何も、報告はしていない。 …『彼女には朝顔の蔦が生えていて、キリバナと思われる』… それだけだ。 …本人に再確認する事もしなかったし、誰に話す事も無い… )   ( ただ。 …16課に所属していた頃の自分であれば、間違いなく彼女の事を『異端』と判断していただろう。 …吸血鬼を滅ぼす以外に使えぬ身体… それで何が出来るわけでもないけれど… 指示されれば、処分する事に何の躊躇いも感じなかったと思う。 …それが、少し恐ろしい… ) ―――。 ( 洗面所であれば、夜の夜中に抜け出して来ていてもおかしくは無いか。 近付けば声が漏れていたかもしれないけれど… 鏡に映った別の光源に発声を止めて、振り返る ) ―――こんばんは。 ( ちょこりと会釈 ) [Sat 27 May 2006 03:31:28]
足音 > ( 洗面所に届くのは、小さな足音。やがて、足音の主が掲げる小さな灯火が、洗面所の鏡に揺らめくのが見えただろうか。) ――…今晩は?( ひそりと、夜の静寂にまぎれるような小さな声が、共に。) [Sat 27 May 2006 03:27:31]
お知らせ > 足音さんが入室されました。 『( ――…コツ。)』 [Sat 27 May 2006 03:24:00]
セレニア > ( むにり… 自分で自分の頬を摘んで…。 ふと湧いて来る違和感に困った風に眉根を寄せる。 …それが『可笑しい』という感覚なのだと理解するのに、それ程の時間は掛からなかったけれど… 妙に、新鮮で )   ( 当たり前で大切な事を、ごっそり忘れて来たような感覚に俯き… それも束の間、気を取り直すように、練習を続ける ) [Sat 27 May 2006 03:22:46]
セレニア > ( 能力は低くとも性格的に集中し易い性質であれば、邪魔が入るか疲れるかするまでは、そうしているのだろう。 ―――最近自覚した、表情の乏しい顔をしている自分では… 変に表情に邪魔をされる事も無いものの、普通に声を発したのでは口の動きが小さく、昨日今日始めたのもあって、まるで違いが分からない。 …そこで口の動きを明瞭にしようとしたら… ) ―――。 ( 少し大きく動く自分の顔は、酷く歪に見える、見慣れないもので… そんな『表情』を引っ込めた顔が… 鏡の向こう、不思議そうに眼を瞬いた ) [Sat 27 May 2006 03:11:07]
セレニア > ( 一本挿しの燭台に照らされる薄暗い空間で、単音を発し続けて、その口の動きに眼を凝らしている。 …読唇術… そう呼ばれる技術のある事は知っているけれど、やり方なんて分からない。 …ただ、読めるようになれればいいなと… 眠れぬ夜に、鏡の前に立っていた )   ( 『信仰心』 から 『花嫁修業』 まで、大聖堂の抱える修道士には、様々な理由でそうしている人が居るけれど… 自分のように 『訳アリ』 であったりして位階が低ければ、個室など与えられずに共同の大部屋になる事もある。 ベッドと小さなサイドテーブル兼私物入れこそ与えられているものの… ドレッサーなんて勿論無く、ここに居る ) [Sat 27 May 2006 03:00:54]
セレニア > ( しん と静まった女子修道院の洗面所。 薄紅色の髪と眼の少女が、寝間着姿でじっと鏡を見つめている ) a… i… u… e… ( す と背筋を伸ばして、小さく声を漏らす様子は、発声練習のようだけれど… それにしては、声が小さ過ぎた ) [Sat 27 May 2006 02:48:35]
お知らせ > セレニアさんが入室されました。 『( 洗面所 )』 [Sat 27 May 2006 02:42:20]
お知らせ > セレニアさんが退室されました。 『( シスターティフィス? )』 [Fri 26 May 2006 00:21:44]
セレニア > ( ちろ。 ふと感じた甘味に… その唇を、舌でなぞった。 特別な意思は無く、ただそこにある、蜜の味=人の身体であれば一応は異常?を確認するように、そうして。 …そこまでして漸く、頬の、顔の、火照るのを感じる… ) ………分かりました。 ( …その裏にある種族的な衝動など知らず。 少し離れた顔を、仄かに赤い顔で… でも恥らうでもなくじっと見つめて。 掌をなぞる指に… 少し考えるような間を空けてから、コクンと頷く。 …どこか辛そうな彼女の力になれないのはもどかしいけれど… 意思の疎通も満足に図れなければ、納得するより他に無い ) ―――ッん。 …シスターティフィス? …っ… ( 重い。 意識を失って、グンと重たくなる身体。 一緒に倒れ込んでしまいそうになる非力な身体で、がんばって支えて… 一応脈を取って安心?したら、えっちらおっちらベッドへと引き上げよう )   ( …分からない事だらけで… 一抹の不安は拭えぬまま。 …『また元気に』という言葉を信じて… 特に熱も無いようであれば、ベッド脇の床に座り込み、朝まで寝顔を見つめてた ) [Fri 26 May 2006 00:19:48]
お知らせ > ティフィスさんが退室されました。 『(次に目を覚ましたときには、またのほほんとしたシスターに戻っているだろう)』 [Fri 26 May 2006 00:08:25]
ティフィス > ( しっとりと濡れた唇からは、僅かに蜜の甘みが伝わるだろう。そして顔を離すと、ティフィスは未だ自由にならない体と種付けをなぞる形だけの動作がこれ以上起こらないように、己の蔓を一本掴むと、つめを立てて傷をつけた。 ) 『少し――や、すめ、ば――また、元気に――なれます』 ( だから今日はもうお帰りなさい、と続けて。僅かでも傷をつけたことで、痛みによって多少は戻った意識。力を失ったからだはそのままセレニアに預けて、ティフィスはそっと意識を手放した。 ) [Fri 26 May 2006 00:07:23]
セレニア > ―――…いいえ。 状況を把握出来ずに… 申し訳、ありませんでした。 ( キリバナは異端とされていたけれど… ただ驚く以外の感情は、湧いて来なかった。 …そもそも本当にキリバナなのか… この状態をどう解釈すれば良いのかは、分からないまま。 …掌をなぞる指が、くすぐったい… 謝る彼女に頭を振って。 預けられる体重を支えるようにして… とりあえずはベッドへ寝かせようと、非力な身体で踏ん張ろうか――― などと考えた矢先。 …まどろむ瞳… 近付く顔を見つめ返して… 鼻先が触れそうになるから、少しだけ顔を傾けて… その動作がおよそ予想の範囲を越えるものであれば、避けるでもなく、唇を重ねてしまう。 …一応『特別なもの』という意識はあるけれど… 『自分が当事者になる可能性』を完全に否定していれば… それは『手を繋ぐ』とか『抱き締める』のとそれ程差の無い行為。 別段慌てる事も無く、眼を閉じもせずに、不思議そうに間近にある顔を見つめよう ) [Fri 26 May 2006 00:02:19]
ティフィス > ( 伸び放題になった蔓は、あとできってしまわなければいけない。痛みはあるが、また時がたてば伸び始めるから。 ) 『驚かせて――ごめんなさい』 ( セレニアの手のひらに引き続き文字をなぞり、彼女に体重を預ける。 ) 『でも、もう――だい、じょ――う――ぶ』 ( 穏やかな顔で、あなたを見つめて――そのまどろみは深く、徐々にセレニアに顔を近づけていった。それが、くちづけの動作であると、気づけるだろうか。 ) [Thu 25 May 2006 23:53:26]
セレニア > ―――? ッ…何を… ―――〜だ…い? じょう、ぶ? …いえ、これはっ… ( どう見たって、大丈夫では無いだろうと。 握る手を振り払おうとするけれど… 抱き締められると、突き飛ばしてしまう事も出来ない。 『抱き返す』と言うにはあまりに忙しない動きで、腕を、背を… 蔓の潜り込む先を、探ろう。 何か、こういった生き物に襲われている訳ではないのかと――― 口を利けないのが、じれったい ) ―――。 ( そうして探り当てた蔦の感触の先は… 背中で消えていて…。 …安心させるような、気丈とも言える微笑を戸惑った風に見つめて… キリバナかと… 知識だけの存在に、躊躇うような瞳で見つめ返す ) [Thu 25 May 2006 23:45:39]
ティフィス > ( ある意味、セレニアの認識は間違っていないのかもしれない。ティフィスは己の”血”といものに取り付かれている面もあるのだから。セレニアが蔓を掴もうとすれば、その手を掴んで首を横に振る。そうして、スケッチブックの代わりに、セレニアの手のひらを指先でなぞり、文字を描く。 ) だ――い、じょう――ぶ ( ふらふらとした動きでセレニアの体を抱き寄せよう。それができたら、間近で彼女に微笑んで、安心させるように微笑むのだ。 ) [Thu 25 May 2006 23:36:17]
セレニア > ( 1.2.3... カウントするのももどかしく、ほんの僅かな時間沈黙を確認して、ノブを捻った――― ) 失礼しま… ッ…?! シスターティフィスっ…! ( 扉を開いて、予想外の状態に身を硬くした。 …花粉が外に出された後であれば、虚弱な身体でも行動に支障は無いだろうか…? まず、修道服から伸びる蔓に対する認識は… 『シスターティフィスに取り付いている何か』だ。 精一杯素早く身を屈めて、トレイを床に置き――― そのままの姿勢で、横たわる修道女の下へと進む。 無造作に蔓を掴もうとして――― 成功すれば、そんなに力は無いものの、修道服から引きずり出そうと試みるだろう ) [Thu 25 May 2006 23:28:24]
ティフィス > ――!! ( ドア越しに聞こえてきた声に、体がこわばる。あぁ、なんということだろう。よりにもよって、一番きてほしくないあの子に――こんな姿を見られたくないのに――神様、これもあなたのもたらした試練なのでしょうか? 悲しみとやりきれなさに瞳を閉じて、かといってほかになにをすることもできない。冷たい床に倒れたまま、修道服から伸びた蔓を隠すこともできず、その醜態をさらすだろう。セレニアがドアを開ければ、シーツを握り締めて横たわるシスターの姿が見えるだろう。 ) [Thu 25 May 2006 23:21:49]
セレニア > ―――。 ( 返事は無い。 眠っているのか、あるいは部屋を空けているのか…。 まさか昏睡状態なんて事は無いだろうけれど… 仄かに覚える不安に、立ち去るでも立ち入るでもなくそこに佇んでいたら――― やや重たい音が聞こえた気がした ) …シスターティフィス? セレニアです。 今の音は――― ( 『何ですか?』 問おうとして、口を噤んだ。 彼女は声を発せ無い。 ―――ただ一言『入るな』と言われれば… また張り紙でもされていたのなら、ノックもせずに諦めたかもしれないけれど… 状況は放置しておけるものではなく。 僅かな逡巡の後、ノブに手をかけた ) …シスターティフィス、状況の確認を望みます。 入室を許可して下さい。 肯定であればノックを一度、否定されるのであれば二度、お願いします。 ( 反応が無ければ? 勿論、ドアを開ける。 緊急事態だと判断されるから ) [Thu 25 May 2006 23:16:46]
ティフィス > ・・・・・・。 ( うつろな目に、僅かだが光が宿る。ドアをたたく音。それは何者かの来訪を告げるものであった。鍵はかけられていない。何かの拍子で入ってくる事だってありえるのだ。ベッドのシーツをかぶろうとするが、掴むその手が震えて、うまくいかない。そうこうしてもがくうち、ベッドからずりおちた。その音は、ドア越しにもはっきりと聞き取れるだろう。 ) [Thu 25 May 2006 23:09:08]
セレニア > ( そんな状況は知らず… ゆっくりと、静かに、三度規則的に扉が鳴った ) ………。 ( トレイにりんごのコンポートのお皿を載せて。 ウィンプルまでかっちりと着込んだ薄紅色の瞳の少女が部屋の前に立つ。 …ここ数日伏せっているのは知っていたけれど、風邪だろうかと思えば自分が助けになれる事は、そう多くなくて… 『お見舞い』という行為に意味を見出せないものの、理由を作って訪ねている ) [Thu 25 May 2006 23:06:21]
お知らせ > セレニアさんが来ました。 『( コン コン コン )』 [Thu 25 May 2006 22:59:19]
ティフィス > ( あれだけ咲いていた花も、その役目を終えてしおれ始めている。数ヶ月に一度起きるティフィス独特の発作。ソレは、花粉飛ばしと自分で勝手に呼んでいる、一種の子孫を残そうとする行動だった。もっとも、混ざり混ざった血ではまともに種を残すことなどできるわけもなく、ただ形だけをまねる厄介なもの。体を包み込む疲労感にさいなまれながらも、ゆっくりとした深い呼吸を繰り返す。 ) [Thu 25 May 2006 22:53:25]
ティフィス > ( ベッドに体を横たえて、虚ろなまなざしをどこかへと向ける。ベッドに近い窓は開けることができたが、相変わらず部屋の鍵は開いたままだ。幸い、まだたずねてきたものは居ない。 ) ( 窓を開けたことで、部屋に充満していた花粉は外に出すことができた。あとは、症状が治まるまで、このままでいればいい。袖の下から伸びた蔓は、根のようにベッドに広がり、そのふちから垂れ下がり、床にまで届いている。 ) [Thu 25 May 2006 22:46:36]
お知らせ > ティフィスさんが来ました。 『(相変わらず、自室で動けずにいる――)』 [Thu 25 May 2006 22:43:12]
お知らせ > セレニアさんが帰りました。 『 Amen 』 [Thu 25 May 2006 03:27:42]
セレニア > ―――愛の父、慰めのもとなる神よ、病の床にあるシスターティフィスのためにささげる祈りをおきき下さい。 どうか彼女をあわれみ、み恵みによってその体と心を強め、病に打ち勝たせて下さい。 また、看護する者を助け導き、その働きを全うすることができますように、御子によってお願いします… [Thu 25 May 2006 03:27:28]
セレニア > ( ふと、やけに広く感じる聖堂で。 …こうしていても仕方ない、と… 祭壇の方へ向け歩き出した。 …信徒席にはつかず、そのまま膝を折って、胸の前で両手を重ねる――― ) [Thu 25 May 2006 03:19:02]
セレニア > ( “6(セクス)”… そう呼ばれ、ではそれが自分の名だとするのに疑問を感じた事は無く… 所属を明確にしてくれる呼び名であれば、それを便利と感じる程だった。 …それなのに、今は… その名前を、少し寂しく思ってしまう。 ―――“1(ウーヌス)”より始まる自分達先天型ヴァンパイヤハンター、16課の執行官補を担う、その実『備品』の少年少女達に与えられていた名は全て所属であり… 例えば自分が死んだとしても、その位置には別の『6番(セクス)』が配備されただろう。 …襲撃のあったあの夜に分かれて… どうなったとも知れぬ仲間達… 彼らに特別な感情を抱いた事は無かったが… 『名前を知らない』事が、胸につかえていた )   ( そして同時に… 『セレニア』はどんな人間なのだろうと、考える。 クルースニックであるとか、シスターであるとか、そういう事より、もう少し複雑な部分… 『性格』と言うのだったか。 抽象的で意味の薄い概念だと思っていたけれど… そういうところを、知りたいと感じるようになっていた。 ―――家族の話、故郷の話… 修道院の彼女達が、以前そんな事を話しかけて来ていた理由が、何となく、分かった気がする )   ( 分かった気がして… 改めてそれらを持たない、忘れてしまっている?自分の異常性に、途方に暮れた… ) [Thu 25 May 2006 03:16:22]
セレニア > ( …自分もまたその一人だけれど『そう思う者』の多いせいか、彼女自身が拒否するのか、あるいはもっと別の事情か、放って置かれているような現状は知らず…。 『協力すべき事柄は見出せない』と考えて、そして指示を与えられないのであれば、平常の職務をつつがなく遂行するべきだと結論付ける )   ( そう結論付けるしか無くて、結論付けてしまって。 …『でも、何か様子を見に行く口実は無いかな?』とどこかで探してしまう気持ちの正体は、よく分からない…。 マリア様が怪我を負った時は、それこそ近付けるような状態でも無かったけれど… 今は違うだろう ) ―――。 ( 気掛かりを拭えずに… 『セレニア』 …自分に与えられた名のぬくもりとともにある人の事を考えて、浅く溜息を零した… ) [Thu 25 May 2006 02:56:02]
セレニア > ( シスターティフィス… 自分に“Selenia(セレニア)”の名を与えてくれた、同じ聖歌隊に属する人が練習に姿を見せなくなって二日…。 勿論行方不明という事では無いようだし… 何か問題があれば病院へ運ばれるなり、大聖堂の医療スタッフに診られるなりするのだろうから、自分が心配する事など何も無いと考えるのだけれど… それでも、何故だか、気にかかる )   ( 『お見舞い』という考えは、自分が何らかの力になれる可能性を見出せなければ基本的に湧いて来ない。 病人は休ませるもので、無為に訪ねるのは負担だろうと思うから。 …ちゃんと看病はされているのだろうかとも考えるが、愚問だろう…。 ここは大聖堂だ ) [Thu 25 May 2006 02:33:05]
セレニア > ( 聖堂を出て行く皆を見送って… ウィンプルまでかっちりと着込んだ薄紅色の瞳の少女は、表情の乏しい顔でふと考え込む風に、ヒトケの引いた聖堂を見回し… 聖歌隊席を見上げた。 …観察眼が鋭かったり、その無表情を見慣れたいれば… 表情にほんのりと落ちた陰は、『心配そう』と捉えられるのかもしれないけれど… 日頃ある程度は不思議ちゃん認定であれば、今更ちょっとやそっとの事を気にされる事も無く…。 ここ数日、練習に顔を出していない修道女の事を思う ) [Thu 25 May 2006 02:09:19]
お知らせ > セレニアさんが来ました。 『( 聖歌隊の練習を終える頃 )』 [Thu 25 May 2006 01:57:49]
お知らせ > ティフィスさんが帰りました。 『(どうか、事が収まるまでの数日間、部屋に人が入ってこないように……と。 )』 [Mon 22 May 2006 23:19:47]
ティフィス > ( 薄い山吹色の花粉の層が、部屋を満たした。ベッドの上で、植物のように座り込んだティフィスは、まどろむ瞳をドアに向けたまま、ただ静かに祈った。 ) [Mon 22 May 2006 23:18:56]
ティフィス > ( やがて―― ) [Mon 22 May 2006 23:16:16]
ティフィス > ( 喉から半分露出した核が、淡い輝きとともに共鳴音を発する。それは何かの歌のようにティフィスの脳を揺さぶり、蔦を揺らし、開いた花から細かな粒子を部屋に放つ。アサガオに――いや、キリバナにだって、ここまで異質な特性を持ったものが居るのだろうか。そう考えると、たまらなく不安になる。 ) [Mon 22 May 2006 23:11:25]
ティフィス > ( しばらくは、動かないでじっとしているのがいい。今までだってそうしてきたから。深くゆっくりとした呼吸を繰り返しながら、ティフィスは不確かな意識の中で瞬きをする。幸いここは自室だ。たずねてくるものもそうそういない―― ) ( あぁ、でも――かすむ思考の中に、桃色の髪の少女が映る。あの子が来たら――どうしよう。鍵をかけておこうか。そうは思っても、ベッドからドアまでの距離がとてもとても遠くに感じられる。あぁ――あぁ――始まった。 ) [Mon 22 May 2006 23:07:52]
ティフィス > ( 身にまとう黒の修道服。その袖口からは、普段腕に巻きつけて隠している蔦が伸びて、ベッドの上を這うように広がっていた。いずれも青々とした力強い色をして、小さな葉と花を広げている。 ) ( ティフィスには分かっていた。それが一種の「花粉付け」と呼ばれる準備段階に入った合図であることを。いわば発作のようなものだが、もっとたちが悪い。これが始まると、キリバナの特性たる花粉飛ばしの準備に入る。ただのアサガオのキリバナは、己のうちに混ざり合ったバンクルと眠り姫の血の影響を受けて、奇妙にその特性を変えてしまった。 ) [Mon 22 May 2006 23:02:50]
ティフィス > ( ベッドの上で足を崩して、両腕をだらりと落とす。部屋のドアをぼんやりと見つめる瞳のまどろみは、いつにもまして深い。けだるさよりも、宙に浮かぶような頼りない感覚が体を包む。 ) ( 数ヶ月に一度くらいの周期で、ティフィスはこんな状態になることがあった。また、アレが始まったのだろう。本人ははっきりしない意識の中で、そんな思いを強くしていた。 ) [Mon 22 May 2006 22:51:20]
お知らせ > ティフィスさんが入室されました。 『(自室で、一人)』 [Mon 22 May 2006 22:47:16]
お知らせ > セレニアさんが退室されました。 『( 無断外泊には、ならないと思うのだけど )』 [Mon 22 May 2006 01:19:59]
セレニア > ( ―――だから、知らない。 …その詩の歌われる間、自分の頭上にノイズが走るように朧気な光輪が浮かんでいた事を…。 〜見る者が見れば、それは精神支配を担う術式が、他の術式より己を守ろうとしているのだと知れるだろうけれど… 術の構成それ自体を侵害する事が無いと判断されれば、そのまま…。 …術の為か、添い寝の為か、安らかな眠りへと沈んでいった… ) [Mon 22 May 2006 01:19:15]
お知らせ > ティフィスさんが帰りました。 『(ティフィス自身も眠くなるという性質上、結果として二人で添い寝する格好になるのだ)』 [Mon 22 May 2006 01:10:57]
セレニア > ( セレニアは、ただ名乗るだけ。 洗礼の有無を問わず… 祈りと共にあるという点で、似たようなものだけれど… ファミリーネームもファーストネームも知らないのだから、あまり『洗礼名』と限定する意味は無い。 担当司祭もまた、興味無さそうに、あっさりと受理するのだろう ) ―――っ… いいえ。 あなたは、私の… ( 手本、とは違うけれど… 強いて言えば、希望なのだろうか。 触れる手にはやはり身を硬くして… それでも振り払ったりはしないのも、同じ ) ………申し訳… ありません。 …ありがとう、ございます… ( 抱かれて、暖かくて… 安らげるのに… 同時に、狂おしい思いに駆られてしまう。 …何か、大切な事が胸の奥でつかえて、大切な事を忘れていると『確かに感じる』のに思い出せない…。 …しゃくりあげてしまいそうになるのを、息を殺すように堪えながら… のろのろと時間をかけて、躊躇いがちに抱き返そう―――。 …自分だって… 訳が分からない。 …平静でいてくれるけれど、混乱させてしまうと思う…。 そもそも訪ねてしまったのがこんな時間であれば、帰らなければと思うのに… なかなか言い出せず )   ( 歌声を聴いていたら… 信じ難い睡魔に襲われ始めた。 …さして高くもない精神力では抗う事も適わず… 気付けば、朝になっているだろう ) [Mon 22 May 2006 01:08:18]
ティフィス > ( 簡素な儀式。己は司祭でもないし、勝手にこんなことをしたと知れれば、それこそ謹慎で済むのか怪しいだろう。けれど、それでも目の前の少女の思いに報いてあげたいと。己が後悔しない選択をしたまでだ。 ) 『貴女の手本となるような、立派なシスターではありませんが』 ( 苦笑して、こぼれたセレニアの涙をそっとぬぐおう。 ) 『せめて、貴女にとっての心やすらぐ居場所でありたいと――願います』 ( そうして、ふわり――身を寄せて。やさしくセレニアの体を抱きしめよう。そして耳元でささやくように歌うのだ。パプテスの奇跡たる歌術がひとつ、"試行と錯誤のロンド”つむがれる歌は、徐々にティフィスとセレニアを眠りへと誘う。眠っているものを目覚めさせ、起きているものを眠りへといざなう歌―― ) Well might the sun in darkness hide And shut His glories in, [Mon 22 May 2006 00:53:59]
セレニア > ―――。 ( 『失われた』 …そうか、呼ばれなくなった名は消えるのかと… 覚えていない自分の名前… 『セクス』だけだったかもしれないけれど、他にもあったかもしれない名前を恋しく思う。 …本当に、もう呼ばれないのだろうか…? 少し寂しげに、御使いであると付け足される文章と、まどろむ顔を往復させて ) ―――ぇっ… ( 押し当てられた十字架に、対照的に は と眼を開いて。 せめて床に膝をと思うけど… 座っている人間は額の位置を動かさずに立ち上がれない。 ―――唄のように紡がれる祈りに、目を閉じたら… ぽろ、と涙が零れた ) ………はい。 “Selenia(セレニア)”の、名の想いに背く事のないよう… 努めます…。 ( 記号とは違う… 温かみのある名前。 大聖堂へ来てそういう評価をされるまでは、“6(セクス)”の名に感想を持つ事は無かったけれど… 『呼ばれています』という言い方には、元よりそんな思いもあったのではないかと思う。 …『セクス』… 記憶の中でそう呼ばれる『16課』を思い出し。 …そんな名前だったけど… もう『6』の居場所はそこには無くなってしまったのだと、涙を零した )   ( 滲む視界でスケッチブックを見て… 笑顔を向けられても、暫くは顔を上げられず――― ) [Mon 22 May 2006 00:40:07]
ティフィス > 『えぇ、もう失われた名ですが、そのまま消してしまうには惜しい意味もこめられていますから。』 ( そうしてまたペンを走らせると、セレニアという名が父なる神の身使いの名であることを記した。 ) 『――では、貴女に神の祝福を――』 ( セクス――改めセレニアの額に、十字架飾りを軽く押し当て、聖句を静かに口ずさむ。目を閉じ、祈りをささげ、文字の羅列でしかなかった名前を、この子のものとして加護を与えてくれるように、と。 ) 『さぁ、これから貴女はシスター・セレニアです。もう自分の名を恥じることも、嫌な思いを感じることもありませんよ』 ( にっこりと、微笑んで。 ) [Mon 22 May 2006 00:21:52]
セクス > ( …頬まで下ろされた手には、やや擽ったそうに眼を瞑って… 安堵するような息をつき。 …けれど薄く開かれた瞳は… とても、とても、哀しげに… 遠くを見てる。 …懐かしさを感じるぬくもりは… その記憶まで辿り着く事が出来ず。 何故だか湧いてくる哀しみの正体も知らぬまま… 『姉』というのは、こんな感じなのだろうかと考えたら… 酷く、胸が痛んだ ) ―――。 ( けれどそんな想いは、そこに記される文字への注意に、一時逸らされる。 “Selenia(セレニア)” 綴りと読みを理解して… ) …いいえ、不服ということは… 何も…。 問題、ありません。 ……ですが、良いのですか……? ( 幼名が大昔の名という年でもないように思う。 自分の名を他人がというのは… どうなのだろうと、どこか困惑気に )   ( 渡された紙を、じっと見つめよう ) [Mon 22 May 2006 00:14:18]
ティフィス > ( やさしく彼女の頭を、そして頬をなでる。まるで愛らしい妹のように感じられて、目を細めた。そうして、サラサラとスケッチブックにペンを躍らせる。セクスに見せたそれには、こうかかれていた。 ) 『Selenia』 ( その文字を、しっかりとセクスに見せてから、紙をちぎって手渡す。 ) 『セレニア、と読みます。私の幼名なんですよ、それ。――お下がり見たいで不服かもしれませんが』 ( もともと深く考えたり悩んだりするには向いていないお気楽思考。とっさに出てきた名前といえば、己がヴェイトスに来る際に捨て去ったその名だった。 ) [Mon 22 May 2006 00:03:43]
セクス > ( 腰掛けたベッドは… 中に触れなければ温もりなんて分からないけれど、なんだかさっきまで眠ろうとしていた様子? …良い迷惑だと思う…。 ひとより眠ることの大切な体質… と言っていた気がするし… 何をしているんだろうと目を伏せて。 …触れられる手に、ぴくり 身を硬くした ) ………。 ( 撫でられるのを拒むでもなく… けれど緊張するように受け入れて… 『思い浮かぶ名前』 そこに記された文字の意味を理解するのに暫しの間… サラサラペンが滑るのと、理解するの、どちらが早かっただろう――― ) ………ありがとうございます。 ………。 ( と、言って良いのだろうか。 歯切れ悪くお礼の言葉を口にするけれど… それでも、拒んでいる様子は全く無い。 どこかキョトンとした表情で、首を傾げがちに。 白いスケッチブックを見つめた。 …頼んだ相手が悪かったのか、洗礼は断られ、けれど自分では名乗れずに途方に暮れている…。 …付けて貰えるのであれば、助かるのだけれど… 『助かる』 以上に大切な瞬間なのではないだろうかと思いつつ… それを、ちゃんと認識することも出来ない ) [Sun 21 May 2006 23:57:34]
ティフィス > ( セクスの言葉に丁寧にうなずきながら、彼女の頭をなでてあげようと、そっと手を伸ばす。 ) 『私にひとつ、思い浮かぶ名があります』 ( 自分が勝手にこの子の名前を決めてしまってよいものか迷ったが、それでも悩み迷う彼女の姿を見れば、いたたまれない気持ちになってしまう。 ) 『あなたさえ望むのであれば、私が貴女に名を与えましょう』 ( セクスの隣に腰掛けて、そう文字を書き連ねた。 ) [Sun 21 May 2006 23:47:21]
セクス > ( 特に、と言うべきだったろうか。 珍しく困った風な顔を見せた相手に… 相手のそんな様子には概ね動じないのだけれど… 何故だかいたたまれなくなって。 表情の欠しい顔の、視線を落とす ) …私は “6(セクス)” と呼ばれています。 綴りに性という意味を持ち… それを、大聖堂はよしとしないようですが… 私には他に、名乗るべき名前がありません。 ( あったのかもしれないし… あるいは初めから『セクス』だったのかもしれないけれど… それを、知らない。 覚えていない。 …自分にとってはどうでも良い事で… なんと呼ばれようと、不便でなく、判別の容易な名前であれば良い程度に思うけれど… 『自分で決めろ』と言われるのは、難しかった。 …機会があれば聞いてみようと思っていた事を… 大部屋だけれど『一人寝』が怖くなってしまう眠れない夜に、訪ねに来ている ) …いいえ。 聖者の名を頂くのは、適切ではないとも考えますが… 何にも頼らず決めるのも、困難です。 ( だから『聖者名鑑』… 促されるまま、申し訳無さそうに入った部屋で… 『床で良いのに』と躊躇ってから、 ぽすり ベッドに腰を下ろそう ) [Sun 21 May 2006 23:42:41]
ティフィス > ( 好きな聖人と問われると、困ったように眉を動かす。聖人は尊敬こそすれど、好き嫌いであらわすようなものではないと思っているから。 ) 『名前を――?』 ( そういわれて、なんとなくスケッチブックをめくって『Sex』の文字を見つめる。彼女がこの名を気に入っていないというのは、すぐに分かった。 ) 『それで、名前の候補はみつかっているのですか?』 ( どうぞ、とセクスにベッドへ腰を下ろすよう促す。ここには二人が座れる椅子もテーブルも置くスペースがないから、やむ終えまい。 ) [Sun 21 May 2006 23:34:09]
セクス > ( 『Sex』 文字にされる名前に、胸元の本へ目を落として… 促されるまま、おずおずと部屋に入る ) ―――ぁの… ……… …シスターティフィスは、好きな聖人が、いますか? ( 横丁やホールのアイドルにうつつをぬかすのはダメだけれど、聖人なら良いという話? 歳相応の少女の話題として考えるなら、そんなものだろう。 夜遅くにこっそり訪ねて、聞くような事では… …いや聞くような事かもしれないけども、それは親しい友達に限定されると思う…。 非常識な訪問を、そう思って欲しく無くて、訥々と言葉を重ねよう ) いえ、なまえ… …名前を、変えるように言われていて。 …洗礼名を頂ければと思ったのですが… 私は聖教会の出であるからと、司祭は… ( 『自ら名乗るのも不遜』とは、クレメンテさんの言葉だったろうか… そうとも思うけど… 拒まれるのであれば仕方ない。 そもそも修道女をしているこの時点で、まだ洗礼名を持っていないというのが奇妙な話ではあるけれど… それは措いて置いて。 自分で付けようとしているのだと… 『聖者名鑑』 と表紙にある本を、重たそうに見せよう ) ―――。 ( …そんな事でわざわざ深夜に訪ねたのは、また別の理由… 例によって例の如く夢見が悪かったのだけど… それも措いて置く ) [Sun 21 May 2006 23:27:47]
ティフィス > 『どうぞ――』 ( 遅い時間だが、せっかく来てくれた子を返してしまってはかわいそうだ。身を引いて、片手で入室を促す。 ) 『用があって私の部屋を訪ねてきたのでしょう? 遠慮しないで。』 ( スケッチブックの文字を見せながら、やさしく微笑んだ。 ) [Sun 21 May 2006 23:18:06]
セクス > ( 少しの間。 やっぱり帰ろうと、踵を返そうとするけれど――― 遅い ) ……ぁ……。 申し訳… ありません。 夜分遅くに… ( 修道院指定の簡素な寝間着姿で。 胸に大判の硬表紙本を抱いて。 薄紅色の髪と瞳の少女が、泣いた後のような、虹彩の色とはまた違う… 少し赤い眼でまどろむ瞳を見つめてる。 …そう言葉にする声が聞こえそうな文字を眼で追って… 深く頭を下げた ) [Sun 21 May 2006 23:15:22]
ティフィス > ……。 ( ノックの音に、か細い歌声がやむ。来客かと身を起こすと、そのままふらふら立ち上がってドアを開けに行く。 ) 『まぁ、こんばんは。シスター・セクス』 ( 眠たいのか文字も心なしふにゃふにゃだ。少女の姿を見るや、にっこりと微笑んで、まどろむ瞳で貴女を見よう。 ) [Sun 21 May 2006 23:03:37]
セクス > ( タグは無効だったけれどー… くすん / 眠っていれば起こす積りは無さそうな、控え目にドアを叩く音が鳴る )   ( 室内の歌は、少なくともドアの前に立つ寝間着の娘の聴力で捉えられるものではなく…。 歌声に掻き消されなければ、中断させてしまう事になるのだろうか ) [Sun 21 May 2006 22:59:53]
お知らせ > セクスさんが入室されました。 『( <small>コン コン コン</small> )』 [Sun 21 May 2006 22:52:23]
ティフィス > Jerusalem, Jerusalem, Lift up your gates and sing And then methought my dream was chang'd, The streets no longer rang ( つむがれる聖歌は、自分自身への子守唄として――なにより、たくさん歌った後は気持ちよく眠れるから。 ) The sun grew dark with mystery, The morn was cold and chill. As the shadow of a cross arose Upon a lonely hill ( 屍砦へ赴いた聖堂関係者たちの無事を祈り、静かに歌い続ける。 ) [Sun 21 May 2006 22:45:29]
ティフィス > Last night I lay asleeping, There came a dream so far, I stood in old Jerusalem, Beside the temple there. ( ベッドに仰向けに寝転んで、天井を見つめながら歌を口ずさむ。歌っているうちにそのうち眠るだろう、とはいつものこと。 ) I heard the children singing, And ever as they sang, Methought the voice of angels From heav'n in answer rang, [Sun 21 May 2006 22:34:40]
ティフィス > ( いくつもの血が混ざり合ったこの体。それらが日常生活に与える影響は、明らかにメリットよりもデメリットのほうが大きい。それでも、ティフィスは自分の体のことについて嘆くことも不平不満を漏らすこともなかった。 ) ( ただ、残念だな、とは思う。歌う以外に声を出すことがかなわず、睡眠時間の関係上、一日の行動時間も大幅に制限させる。それでも、シスターとしてできる限りの人と接し、勤めを果たしたい。 ) [Sun 21 May 2006 22:25:34]
ティフィス > ( 短い祈りの時間を終えると、そのままベッドにぽてっと横倒しになった。修道服姿のまま、眠たそうな目を半分ほど開けて、胸を静かに上下させる。 ) ( 今日は少し歌いすぎたか、あるいは起きている時間が長すぎたか、妙に眠い。 ) [Sun 21 May 2006 22:19:01]
ティフィス > ( ベッド、タンス、鏡台。生活に必要なものを四隅に押し込んだ質素な個室で、ベッドに腰を下ろし、ウィンプルを脱いだ格好で祈りをささげる。 ) [Sun 21 May 2006 22:13:11]
お知らせ > ティフィスさんが入室されました。 『(今日は自室でのんびりと)』 [Sun 21 May 2006 22:11:36]
お知らせ > セクスさんが退室されました。 『( そういえば 『神の国へ』と、何故そう願うのだろう。 それは当然の事だけれど… 何か )』 [Sun 21 May 2006 16:41:50]
セクス > ( …戦う事を許されれば… と、思ってしまう。 …修道院に配属されてシスターとなったのであれば、まずはその務めを果たす事が優先されると… 努力しようと考えられるようになって尚、ただ一つの存在意義を果たせぬ状況には、燻るような焦燥を感じてしまう。 …それしか知らなかった… 人には過去があるという当たり前の事を気にもせず、教会に居て…。 その為だけに生かされて… そう在る事が出来なければ――― 【殺して野にはn】 ―――出来なければ… 神の国は私を拒む、と。 …平易明快な決まりごとの中で、生かされていたから… ) ―――生き急ぐことなかれ。 死に急ぐことなかれ。 ( 聖画も何も無い、素っ気無い枕元にただ一枚貼ってある画用紙に書かれた文字を呟いて。 …シスターティフィス… マリア様… スケアクロウ(かかし)と名乗る男性… 迷え、考えろと肯定してくれる… 猶予を与えてくれる言葉を反芻する。 …ではそれで良いと、それを確信する事も出来ないのだけれど… 信仰を、持ちたいと思う ) [Sun 21 May 2006 16:38:57]
セクス > ………。 ( 自分の与えられた『教え』以外にも考え方は存在する。 …そして、それぞれの正当性は否定出来ない…。 いくつかの思考を知り、その上にも成り立つ世界があるのを知ったことで、取り留めも無く湧いてくる意識に覚える苦しみは幾分和らいだけれど… 根本は、そう簡単に変われるものでも無くて… )   ( 結局、日常動作にも支障を来す… ただ一つの事しか為し得ない身体が変わる事も無ければ… 『最適な配置』を望むのも相変わらず。 …その手の内にある… 夜を往く人類の敵にとって、個体差はあれど忌むべき元素を握る手に… 少しだけ力が入った ) [Sun 21 May 2006 15:53:46]
セクス > ( 天下の大聖堂であれば、『曇る前に磨いておく』のだろうし、それをして目に見えて変わる事は無いのだけれど… ロザリオは別にして、その輝きにじっと眼を落とす事はあまり無い。 ―――別に光り物が好きな訳では無いし、装飾品が欲しいとか、そういった欲求も皆無なのだけど… こうして触れていると、どこか心が休まるようだった )   ( 純銀だろうか、銀鍍金だろうか… 肩にかかる重さからでは、そこまでは分からない。 純銀製となると… などと思わず考えるのは、『矛』として見た場合の使い勝手 ) [Sun 21 May 2006 15:39:11]
セクス > ( 日が長くなって、まだ当分は暗くならない。 ステンドグラス越しの柔らかな自然光に包まれるようなその場所で… 静かに、そっと、火の落ちた燭台を傾けて… 蝋を取り、銀磨きを滑らせる ) ………。 ( ゆっくりで良い。 …機敏には動いてくれない手に、じれったく思ってしまうのを静めながら… せめて手元を狂わせて倒したりしてしまわぬよう気をつけて。 やはり力を入れられないからなかなか磨けないのだけれど、時間をかけて、曇りを拭っていく ) [Sun 21 May 2006 15:22:21]
セクス > ( ウィンプルまでかっちりと着込んだ薄紅色の瞳の少女が、司祭の部屋や礼拝堂を回って、燭台などの銀細工を磨いていく。 急がなくても良い、遅れてしまってもあまり迷惑にならないような務めを、そうして多少は積極的にやらせて貰うようになっていた ) …失礼します。 ( 全体に届けるようにではなく、とりあえず傍に居る人への挨拶として小さく礼をして… 礼拝堂の一つに歩み入る。 …大聖堂の中でも端にあるこの場所は、他の礼拝堂が式典などで埋まっていなければあまり人が来る事も無く… 中に居た数人の修道士が出て行けば、一人きり。 ―――そうなれるのが落ち着いて、たまに、用も無いのに訪れている場所だ ) [Sun 21 May 2006 15:14:38]
お知らせ > セクスさんが来ました。 『( 銀磨きの布を手に )』 [Sun 21 May 2006 15:04:16]
お知らせ > セレスさんが退室されました。 『 帰ったら司祭様にきいてみよう。(軽く丸め込まれて終了。) 』 [Thu 18 May 2006 03:39:10]
セレス > ―――そういえば。 ( ふと、カソック越しに自分の胸元を触ってみる。 質素なカソックの下には、黒い革と金具の組み合わせでできた聖衣(※どうみてもボンテージ)が着せられている。 これそのものが聖域結界であり、コントロールの上手く行かない神性を内の留めるために必要不可欠なものだ。 これ無しでは満足に呪いの封印も出来ないし、内側から溢れるものを抑えきる事もできない。 そんな、聖域から出ることの出来ない自分の体質を見てとある高司祭さまが用意してくださったありがたい代物である。 ) ……それを皆で、卑猥だとか変態趣味だとか、まったくもぅ…! ( この街での方々からの評価。 信じて疑わぬ辺り、見事に洗脳されている感。 高司祭、人格に問題あり。 ) [Thu 18 May 2006 03:30:59]
セレス > ( 1つ深呼吸。 気持ちを落ち着けて、自分を客観的に見てみよう。 贅沢は言えない立場だ。 主に祝福され、聖女と認定されて。 唯それだけで敬われ、糧を作る営みを免除され。 衣食住すら施される身の上。 その不平等を吊り合わせるのは、主に与えられた天命を真っ当する事以外にない。 聖女認定たる役目を果たし、日々その為に生きること。 この数日間は、過ぎた贅沢だったと戒めるべきだ。 ) [Thu 18 May 2006 03:18:02]
セレス > ( 酷く寂しい気持ちになって、胸の辺りがシクシクする。 旅の終わり、旅の帰り道は決まってこんな気持ちになるものだが、今度のそれはいつもより随分と辛い。 此処に馴染みすぎただろうか? 「お別れ」というのは本当に寂しいものだ。 なにより、去っていくのは自分の方で、この街から自分だけがポッカリと消えるというのがなんだか酷く寂しかった。 もう自分の為にあの部屋は使われないし、自分の為に朝食は用意されない。 珍しがって声をかけられたりもしない。 独り何日も過ごす、修道院の地下が待っている。 ) [Thu 18 May 2006 03:08:15]
セレス > ( 知り合いも沢山できた。 青猫でよくしてくれた人達。 大聖堂の面々。 聖剣戦争でまみえた聖剣所持者達。 そういえばアレックスやイコトは大きな仕事が入ったようで、残念ながら挨拶が出来そうも無い。 手紙でも残して行こうか。 それから、以前初めてこの街を訪れた時よくしてくれた、ソノウチイツカというトレジャーハンターの方。 1度此処を訪れているらしい。 矢張り、擦れ違いだ。 戦いの後散り散りになった聖剣所持者達はどうしているのだろう? あの老婆は、心穏やかで居られるだろうか。 ) ………いっぺんに色々あり過ぎて、とても全てを見届けられそうにありません。 ( 誰も居ない聖堂の長椅子に座って一人、主とでも話しているかのように苦笑いしながら囁いた。 ) [Thu 18 May 2006 03:02:34]
セレス > ―――…結局、だらだらと長居してしまいましたね。 ( もう少しあちこち見て回りたかったのだけれど。 そんな名残惜しさとは裏腹に、此処暫らくは大聖堂でずっと大人しくしていた。 慣れない戦いの連続の疲労もなかなか抜けなかったし、聖剣が力を失ってからは体調もあまり良くなかった。 神聖な場所から離れるとその分余計な負荷がかかってしまうし、また迷子にでもなられたら困るという警護側の悲痛なまでのお願いもあり。 それでも、十分外で暴れたといえばそうだろう。 今までこんなにあちこち一人で歩いた事は無かったし、満足している。 ) ( そろそろ、帰らなければ。 ) [Thu 18 May 2006 02:57:08]
お知らせ > セレスさんが入室されました。 『 さて、少し長い休暇の後聖女は。 』 [Thu 18 May 2006 02:46:51]
お知らせ > 咲夜さんが退室されました。 [Tue 16 May 2006 02:04:45]
咲夜 > (  ほどなく、影は踵を返した。 扉が、開き---そして 閉じる。  ) (  静寂が、戻った--- …。  ) [Tue 16 May 2006 02:04:41]
咲夜 > (  上げた視線。聖像を、ひたと仰ぎ 囁いた。  ) --- お願いだ。僕を、見ていて欲しい……『あの人』に逢える、その時までは --。 [Tue 16 May 2006 01:49:30]
咲夜 > (  双眸の蒼が惹かれた先 其処には、聖像が静かに 在った。其方へと歩を進め 手前で立ち止まる。  ) (  そ、と--- 伏せた瞳は。『何か』を想い願って……。  ) [Tue 16 May 2006 01:36:06]
咲夜 > (  扉が、開く。そろりと踏み入れた影は  )  教会 ---? (  ゆるりと巡らす瞳。其処を窺うように眺めたら ぽつり 零れる呟き。  ) [Tue 16 May 2006 01:29:33]
お知らせ > 咲夜さんが入室されました。 [Tue 16 May 2006 01:26:16]
お知らせ > イグレインさんが退室されました。 [Thu 11 May 2006 23:08:12]
イグレイン > ( 今日こそ安眠を! 夜が明けるまでの数時間。 眠りにつこう。 ) [Thu 11 May 2006 23:08:10]
イグレイン > ( 突然の訪問者に優しくしてくれるほど、多分甘いものじゃないと思うけど、 でも いいんだ。それで――― ) 世界から戦いをなくし、そして貧しい物に富を少しでも分け与える国に。 ( 私はしたい。 ―――それをするために、ここに来たのだ。 多分、ここが この街が最後の砦だろう。 ) ―――さって、寝床なんてないから 聖堂の椅子で眠らせてもらうかな。 ( 何処だって良い。 神が自分を見てくれる場所なら 何処でもいいんだ。 ) [Thu 11 May 2006 23:06:05]
イグレイン > ( 一応聖女として女の子らしく扱ってもらってた数年。 久々に、こう男女差別なく扱ってもらった気がした。 ) ――― でも、レディにはもっと優しくしてよねッ! ( 植木から一言。 馬はきっとおいしそうな草でも見つけて飛んでいったことでしょう。 別にいいんだけどね! ) これぐらいのこと、どうってことないもの。 ( おいしょっと 掛け声をつけて植木からどうにか這い上がって。 頭や服についた葉を手でパンパンっと払いのける。 ) ここが、ヴェイトス大聖堂ってわけね――― ( 教会独自の空気が風に乗って流れてくる。 しばらく離れていたけど、やっぱりこれがたまらなく好きみたい。 ) [Thu 11 May 2006 22:59:14]
イグレイン > ( クリスティアからヴェイトスを目指したまでは良かったが、この馬性能良すぎて、乗り手の言うことをきかんとです。 自分が休みたいときに、食べたいときに、眠りたいときに 好き勝手してやっとここまで来れたのは良いんだけど ) だ、誰か――― ( 規律厳しく生きる教会の人々。おきてるわけないじゃないですか。 合唱 ) うわぁぁぁぁぁああああああ! ( 馬、何かを目掛けて前足を上げた。 そのまま女は 大地に――― 叩き落された。 )       ( ぼふ。 )           ( 運良く植木の上だったのは、神様の慈悲ってやつかしら。 ) [Thu 11 May 2006 22:51:01]
イグレイン >  お、 ね が い ィィィィィ! ( お借りした馬がいように気性が荒く―――(でも足は速いのだ。) 休める暇もなくヴェイトスに降り立った。 ワケなのですが――― ) 止まらないッッッ! ( 大聖堂の静かなる夜に突如としての悲鳴。 ざっくばらんに短くされた髪の毛が揺れた。 ) [Thu 11 May 2006 22:48:35]
お知らせ > イグレインさんが来ました。 『 暴れ馬に乗った 聖女現るの巻 』 [Thu 11 May 2006 22:45:19]
お知らせ > セクスさんが退室されました。 『( きっと慌てて、ちゃんと寝かせようとする。 小康の内に潜む乱れは、あなたしか知らない )』 [Tue 9 May 2006 06:05:32]
お知らせ > ティフィスさんが帰りました。 『(そしてセクスが次に目覚めるとき、傍らで眠りこけているティフィスをみるだろう)』 [Tue 9 May 2006 06:01:57]
セクス > …定かではありませんが。 ( 『多分』 と頷こう。 …自分の歳を、知らなかった…。 そこに感じる温もりには… 確かに感じる、肌を通じて胸の内を温める想いには… けれど、僅かに耐えるように表情を歪ませて ) ………も しわけ  ません… ( いけない、帰れ、とは言えなかった。 毛布をかけてもらって… 身体を横にする。 手を握ってくれる手に、もう片方を重ねて…。 …消え入る声で呟いたら… 今度こそ、深く眼を閉ざす。 …温もりの中で… 『冷たい手』の感触は遠く。 ……また、『あの人』の夢を見られそうだった……。 もしかして、あれはシスターティフィスの夢なのだろうか… 違うと、思うのだけど… ) [Tue 9 May 2006 05:58:02]
ティフィス > 『あなたはまだ幼いのですから、もう少し私に甘えてくださいな。』 ( くすっと笑うと、その頬を撫で、髪を撫で、手を優しく握り、傍にいる、ということを実感させる。ぬくもり――体温とは別の温かみを、感じてくれるだろうか。 ) 『大丈夫。貴女が眠るまでは――私も』 ( 毛布をかけてあげると、ベッドの隣に椅子を持ってきて、そこに座る。手を握って、あとはじっと、セクスが眠るのを待とう。 ) [Tue 9 May 2006 05:47:47]
セクス > ………すみません。 ( …そんな事であなたを拘束できないと、拒否しようとするけれど… 握った手を、離せずに。 謝って。 文字通り『飛び出した』と言った感じの、乱れて、毛布の端が落ちたベッドへ… 言われるまま、横になる。 …少しずつ冷めた表情を取り戻しつつある顔は… 暖かな微笑を戸惑うように見つめて… きゅ …もう一度確かめるように手を握ったら、頭を撫でられながら、眼を閉じよう ) …シスターティフィスは… 眠らなくても…? ( ―――でも、やっぱり… と薄く眼を開ける。 …歌いながら眠ってしまうようなあなただ… そういう体質だと言っていたし、睡眠時間は貴重じゃないかって… ) [Tue 9 May 2006 05:44:20]
ティフィス > ( セクスの傍に寄り添うように、彼女に暖かい眼差しを送りながら、共に部屋まで歩く。その大部屋にくると、彼女のベッドを見つけて、そこに寝るよう指示しよう。 ) 『さぁ、手を握っていて上げますから、安心して眠りなさい。何かあったらすぐにおきて、私に知らせてくださいね。』 ( にっこりと微笑んで、彼女の頭を撫でようか。今は傍にいて、この子の不安を取り払ってやりたかった。 ) [Tue 9 May 2006 05:35:07]
セクス > ( …頭を撫でる手に… 困るのとも違う、ぼうっとした視線を虚空に向けて。 …ぽろ… と、涙を零した ) …分かっています。 …分かって… いるのに… ( 離される身体に… 離れる優しい目を心細げに見上げる。 …その一時は、無表情でも無感動でもなく… 年相応より若干頼り無く見えるような、幼さを残す顔。 ―――ぞ く り。 …闇の中で確かに感じた… 錯覚だと言うのなら『思い出した』温度の感覚が蘇って… 取られる手をきゅっと握り返して ) ―――はい。 ( 闇の中へ戻るのは気が引けるけど、我侭は言えない。 …もうじき夜も明ける… 並んで歩くように、『自分の部屋』へと向かおう。 …そこは大部屋… 身体や環境や、様々な『訳』があって修道院に居る、中でも位階の低い修道女達の部屋。 …特に仕切りも無い部屋に、あまり用の無い私物入れとベッドが、整然と並べられているような場所…。 皆、まだ眠っているようだった ) [Tue 9 May 2006 05:21:04]
ティフィス > ( セクスを安心させるように、不安を取り払うように、頭を優しく撫でる。母が娘にそうするように、暖かなまなざしを向けて。 ) 『もう、大丈夫。ここに貴女が恐れるものは、なにもありませんよ。』 ( にっこりと微笑んで、体を離そう。 ) 『さぁ、お部屋に戻りましょう。私がついていて上げますから、安心して眠って、体と心を休めるべきです。』 ( 柔らかな声音で諭すと、彼女の手をとって、その部屋へと導くようにあるきだそうか。 ) [Tue 9 May 2006 05:09:07]
セクス > ( 深く項垂れたままで… 胸の前で握る、掌から零れる大振りなロザリオを見つめて ) ―――ッヒ… ( 優しく回される手に、逃れるように身を捩るのも一瞬… そこに、確かにある温もりに… 『はぁ』と深く… 安堵した子供が泣くような溜息を吐き出して )   ( おずおずと手を回して… 暫くしがみ付いたら。 …傍らのペンの音に、スケッチブックへ眼を向ける。 …『夢』…と言われると。 …どこまでが夢で… どこからがそうで無いのか… 光の下で思い返す闇の中での事は、境界が曖昧に思えて ) ……はい…… ( 曖昧な調子で、頷いた ) ……何を、見たのか… 思い出せ無いのですが… 私は、あれを恐れています… [Tue 9 May 2006 05:04:56]
ティフィス > ( 断片的に聞こえてくるセクスの声。 だが、何を言っているのか、その意味を汲み取ることはできない。ただ、彼女がひどく不安になっているのはわかった。静かに近づくと、優しくセクスを抱きしめようとする。 ) 『落ち着いて。なにか怖い夢をみたのですか?』 ( 彼女をおちつかせてから、寝巻き姿を見つめて、そんな問いかけをしよう。 ) [Tue 9 May 2006 04:54:58]
セクス > ( 半ば転ぶようにして、礼拝堂隅に配置された長い燭台の下で小柄な身体を丸めた少女は… 『声』をかけられなければ、近付く気配にも暫く気付かずに――― 別の燭台からの灯りで落ちる影に身を硬くして顔を跳ね上げて。 …恐怖に引き攣ったような顔で、呆然とスケッチブックを見つめる暫しの間… ) ―――は…っ…… は…… ( たっぷりと時間をかけて… ようやく状況を判断したように、ただ俯いて、弱々しく首を振った ) …何か…が… そこ、に… 私は… 知って…る…… …あいつが… …あいつ…… …あれは……… ( うわ言のように零す言葉は、要領を得ないまま消え入って…。 膝を付いた状態で、きつく両肘を抱くように… 改めて、首を振った ) ………申し訳… ありません。 [Tue 9 May 2006 04:51:05]
ティフィス > ――! ( けたたましく開いた扉を、思わず振り返った。ウィンプルで髪を覆い、黒い修道服に身を包んだ娘は、きょとんとした顔で知り合いのシスターを見つめた。 ) 『いかがなさいました? シスター・セクス』 ( 筆談を交えながら、心配そうに彼女に近づいてゆく。 ) [Tue 9 May 2006 04:41:43]
セクス > ―――。 ( バン!と… 礼拝堂には似つかわしくない音を立てて、乱暴に奥へと続く扉が開かれる。 修道院指定の簡素な寝間着を来た、薄紅色の髪と眼をした少女は、転がり込むように。 中で静かに祈る人にはまだ気付かず …暖かな燭台の光に柔らかく照らされる中… 運動によるそれとは異質な、浅く短い息をついていた ) [Tue 9 May 2006 04:36:42]
ティフィス > ( 普段は歌わぬこの娘。一人十字架に向かい、膝を突いて祈りをささげていた。ただ静かに、何の迷いもなく。 ) [Tue 9 May 2006 04:31:22]
お知らせ > ティフィスさんが来ました。 『(礼拝堂では、一人の娘が祈りをささげていた。)』 [Tue 9 May 2006 04:28:52]
セクス > ―――ッハ! …ィャッ…! ( 小さく悲鳴を上げて、逃れるように身体を暴れさせる少女は… 悪い『夢』でも見ていたように見えるだろう。 けれど、この数分確かに意識は覚醒していて… 眠ろうとしても眠れていなかった。 転がり落ちるようにベッドを抜け出して、廊下へと走る。 乱暴に開けた扉が結構な音を立てるけれど、気にしない。 いつか手は、きつくきつくロザリオを握って。 裸足で駆けて、盛大に躓きながら、礼拝堂を目指した ) [Tue 9 May 2006 04:27:15]
セクス > ( 眠ろう、眠ろうとするものの… 目は冴えてしまって。 重たくて硬い毛布の中で何度も姿勢を変えて、枕を抱き締める )   ( 時折開ける目… そこにある闇が、次第に怖くなって来た。 教会の寝所で、何を怖れると思いながら… 夜毎の夢に抱く『知っている』という感覚同様、拭えない… )   ( 『そこ』には誰もいない。 …悲鳴の一つも上がらなければ唸り声も無く…。 否、何人もの修道女達が、近くのベッドで眠っている筈なのに ) ―――ッ! ( 『抱き起こされる』感覚に、毛布を跳ね除けた。 …『錯覚』だと… そんな事は分かっているのに、冷たい… 氷のような感触が、身を包んで――― ) [Tue 9 May 2006 04:21:26]
セクス > ……ッ……。 ( 少し詰まる息… ぽしょぽしょする目… 顔は僅かに濡れていて、泣いていたのだと知れる。 …『殺す』というその言葉には、不思議と『死』に対して抱く恐怖心は無かった。 ただ安らいで… 自然にではなく、その『誰か』によってもたらされることを、受け入れようと思っている )   ( それが何処で、誰で… 何故そんな思いになるのかは、分からない。 …『知っている』という予感はあるものの… そんなのはいつもの事だから、これだってただの夢かも知れないのだけれど )   ( 続きを見たくて 枕を抱き締めた ) [Tue 9 May 2006 04:04:02]
セクス > ( 一時は毎晩のようにうなされた… 怯えさせられるばかりの夢… 怒りと哀しみで思考など塗り潰される夢… けれどその内容を覚えていられない、正体の知れぬ『夢』を見る頻度は下がり。 変わりに… やはり覚えてはいられないのだけれど、ひどく暖かく、懐かしい夢を見る…。 …寝転んで見上げる木漏れ日の中、頭を撫でられて… 頬に暖かい手が触れて… 逆光になって顔に影を落としたその人は、不思議なことを口にした。 『―――私が殺してあげる―――』 ) ―――。 ( 大聖堂女子修道院僧房… 位階の低い修道女達の大部屋で… 闇の中、目を開けた ) [Tue 9 May 2006 03:54:09]
セクス > ( 無力感に付き纏う、それを『罪』と思う気持ちは変わらないけれど。 凝り固まった思考にも受け容れ易く与えられた時間の猶予と意識の幅は、少なからず落ち着ける時間を与えてくれる――― ) [Tue 9 May 2006 03:44:07]
お知らせ > セクスさんが入室されました。 『( 小康 )』 [Tue 9 May 2006 03:41:58]
お知らせ > ルシェーナさんが退室されました。 『(逃げるように、後にする―――)(Awakening:1)』 [Mon 8 May 2006 02:29:35]
ルシェーナ > (苦しい苦しい苦しい―――祈りを捧げているだけなのに、頭が、背中が、喉が痛い。)(よろ、と立ち上がり)―――如何したの、か、   な。 邪念でお祈り、出来ない    や…。(人じみた言い訳、呟いて) [Mon 8 May 2006 02:26:34]
ルシェーナ > ―――皆、幸せで無いから( それは人の所為 )、 悲しい出来事が起こる ( 其れはヒトの手によって。 ) ――全能たらん父は、天上で ( 地を這いずり回るモノを )      愛し御子を見守ってらっしゃる―――( 愚かだと、過ちを正せと。 諦めに似た傍観。 )(ヒトじみた言い聞かせ) [Mon 8 May 2006 02:24:40]
ルシェーナ > (動悸、息が詰りそうになる)(―――夜明かりを落とす頭上を見上げることも出来ない。)                     (悲しい出来事が続くから、其れが無くなればイイと、ヒトが幸せに暮らせればイイと祈りを捧げにきて―――数刻。) [Mon 8 May 2006 02:21:29]
ルシェーナ > だから、―――美しい …の、(目を閉じる)(違う違う違う違う違う違―――)       (指を握り締める。爪先に熱が走る)―――違う、ヒトは尊いもの。 いつか救われるべき、美しい魂。(ぎち、絡み合わせた己の指が痛い。)(背が痛い。) [Mon 8 May 2006 02:19:17]
ルシェーナ > (愚かだ。蔑む、見下す、区別する、奪う、妬む、恨む、―――そンな世界に染まったなンて。)(そンな人間 如き を儚くて美しいと思うなンて。)   … ヒトは、強い  ・・・ [Mon 8 May 2006 02:17:08]
ルシェーナ > (羽根があるというだけで蔑み、見下し、傷つけ、摘み取り。)(同じ人間をモノのように売り買いし、人の物を奪って日々を生きている) ―――  あたし、   は。(己は違うと言い切れるのか。)(否、言い切れない。―――尊顔見上げて、じりじりと何か迫ってくるような、感覚。動悸。) [Mon 8 May 2006 02:15:31]
お知らせ > ルシェーナさんが入室されました。 [Mon 8 May 2006 02:13:31]
ルシェーナ > (まるで人間じみた自分本位な祈りは。) [Mon 8 May 2006 02:11:19]
ルシェーナ > (人にまぎれて、地を這いずるような生活をして、人を殺めて、守ることなど何一つ出来ずに?)       …あたしは、何をしてるの。(跪いて、見上げた尊顔。)(じくり)(―――祈るのは、自分の幸せ?どうか素敵なお仕事が見つかりますように?どうか生き延びれますように?)     (なんだ、その祈りは。) [Mon 8 May 2006 02:11:05]
ルシェーナ > (少しずつ貯めた金を切り崩して、へらへらと表情を取り繕って、人にまぎれて。) ―――… 何を祈ると …、 ?(見上げた尊き像が哂った気がした) [Mon 8 May 2006 02:08:31]
ルシェーナ > (―――そして、)     ……、(ふと顔を上げた)    ……、(きらめく聖像が眩しい。夜なのに。)(小さな雑用みたいな仕事、其れで何とか食い凌ぐ毎日、一人だけなら未だしも、…―――背負うものがある今、少しの稼ぎでは生活なンて儘ならない。) [Mon 8 May 2006 02:07:24]
ルシェーナ > (跪いて。目を閉じて。) [Mon 8 May 2006 02:05:21]
お知らせ > ルシェーナさんが入室されました。 『(―――祈り。)』 [Mon 8 May 2006 02:05:00]
お知らせ > セレスさんが帰りました。 『 先程食堂を訪れた別の一団に、茶葉を少し分けたとうことだろう。 』 [Sun 7 May 2006 11:11:54]
セレス > ( そして、問題がもう一つあるとしたら。 ) [Sun 7 May 2006 11:10:26]
セレス > ( その問題のお茶である。 ) ( 被害者はそのお茶以外には何も口にしていない。 むしろ、そのお茶で派手な霧吹きなど舞い上がらせたくらいで。 その怪しげな、何処から舞い込んだとも知れぬお茶に容疑がかけられた。 まるっきり銘柄も出所も分からない、酷く茶葉の統一性のないブレンド茶葉。 勿論フルリーフ(全葉の茶葉)でもブロークン(砕いた茶葉)でもない、一番安いファニング(粉砕した茶葉)である。 年配のシスターが一人一人に尋ねても、その出所はハッキリしなかった。 ) [Sun 7 May 2006 11:07:12]
セレス > ( 調査の結果浮かび上がったのは、遅れて起きてきて一人朝食を求めた被害者に急ごしらえの一食を振舞った何の変哲も無い、ちょっと世話焼きのシスター。 申し訳無さそうに長いテーブルの席の一つに座って待つ被害者は、いつもどおりのんびりとした口調で青猫だとかべたべただとか、珍しい場所の話などをしていたという。 世話焼きシスターはそんな話を聞きながら、残り物の在り合わせで一人分の朝食をでっちあげる傍ら、先ずはお茶を振舞ったのだという。 ) [Sun 7 May 2006 11:01:51]
セレス > ( 現場に残された物証は以下。 聖教会からのゲストにして迷子の常習犯たる被害者。 手のつけられないまま冷めた遅めの朝食。 床に転がるティーカップ。 ガイシャが意識を失う直前に指で書いたと思われるダイイング(?)メッセージ。 ) ( 「 不     味    い 」 ) ( 意味深な単語を口に出して読み上げる名探偵気取りの若いシスター。 被害者をずるずると運ぶ先輩シスター。 現場を封鎖する年配のシスター。 色々大変である。 ) [Sun 7 May 2006 10:55:44]
セレス > ( もともと肺活量の大きくない、食の細そうなアルビノイアの娘がそんな音を立てて力ない噴水を口から噴き出した。 その後ごとりと床に倒れ付し、口元から変な色の液体をこぼしながらびくんびくんと蠢いている。 そんな爽やかな大聖堂シスター寮食堂の朝。 ) ( テロルは突然そんな所で起きた。 ) [Sun 7 May 2006 10:48:03]
お知らせ > セレスさんが入室されました。 『 ぶぱー。 』 [Sun 7 May 2006 10:44:19]
お知らせ > サンクさんが退室されました。 『 はい。貴方もどうか、良い夜を。』 [Sat 6 May 2006 23:52:52]
サンク > 期待致しておりますわ。――…そして。貴方の。そして皆様の御無事な姿こそが、何よりの土産ですから。( だから、その通りですと。入ってきた神官達にロングメイスを預けたら、シスターに向かい一礼し。) [Sat 6 May 2006 23:52:35]
お知らせ > ジャスティスさんが帰りました。 『それでは、良い夜を。』 [Sat 6 May 2006 23:51:56]
ジャスティス > ええ……色々と、大聖堂のためになるお話をお土産にしたいと思います。まぁとりあえずは、全員無事の帰還が目標ですね。 (それでは、儀式の方よろしくお願いします。と聖女の祝福を祈って一歩下がる) [Sat 6 May 2006 23:44:39]
サンク > ( 特攻野郎なチームが頭に浮かんでしまったので、色々な意味で全力土下座。) …芽生えた際には、是非ともお土産話を。( ひそひそと、内緒話の音量で。ぴし、と立てられた人差し指を前に、きょとんとした顔。) ――……。シスター。素敵です。それは役得…! では、無く。分かりました。私に押し倒されないように、御無事に戻ってきて下さいませ?( 全力で飛びつく弾丸に吹っ飛ばされない足腰で。ぱ、と綻ばせた顔は、見目相応に近く。でも頬を赤らめたりしない辺りが駄目っぽく。) …街中でしたら、ほら。血ヘムワークで即座命の危機とかではないですし。トバルカイン様にも慣れが必要という名目で。 …ふふ。では、気合を込めて儀式を執り行わせて頂きます。( 扉の外から、複数の足音。準備が出来たとの声が扉の外から。) [Sat 6 May 2006 23:41:06]
ジャスティス > (リーダーは維言さんでいかがだろうか。いやごめんなさい) ……そうですね。色々と芽生えたら面白いと思います。 (うらやましい、と言われれば、何をおっしゃられますか、と人差し指を立てる) 留守番されるならされるで、帰ってきた相手に勢い良く飛びつくという重要な役回りがですね……。 (この場合どうかとは思う) ……大丈夫ですよ、コンパクトで。 (見下ろしながらフォロー入れて、少し顔赤らめて無言で通す。) 街中ならいいのですか…………いやぁ……それにしてもこの子もついにパワーアップですよ、聖なる一撃におまけに打撃もついてくる。ううんお得ですよねっ! [Sat 6 May 2006 23:34:41]
お知らせ > ジャスティスさんが来ました。 [Sat 6 May 2006 23:29:45]
サンク > ( 頑張れチーム大聖堂。戦闘能力は疑いようも無いのに、この微妙な不安は一体…!) 戦いの中で芽生えるものもあると言いますし…ちょっとだけ、羨ましいですわ。( 愛とか恋とか友情とか。女性三人?のパーティに期待するにはちょっとズレた。――…前線には立てない身。ほんの少しの羨望は、小首傾げる仕草に紛れさせて。) 男性のですと、ぴたっとするか、すーすーするか?( 何がだ。) ……いいですね、身長。( 未だ140cmに届かないちみっこは、ちょっと血涙流しそうな切実さで、ぐぐ、と拳を握った。同時に、すらりと身長伸びたシスターを夢想してみる。あ、カッコイイ。) …重心的には、下にあった方が動き易い気も。( 何がとか聞いたらいけない…!) …ですね。少なくとも、街中でにしておきませんと。( むぅ、と唸る声が名残惜しさを滲ませるが。拗ねたような表情は、問いかけに解けて、メイスをじっと見やり。) …非公式ではありますけれど、聖堂として放置すべきものでは無い物に相対する準備ですから――…こんな所で。( ぴ、と立てる指七本。三割引とか言うと、有難味が無くなるので黙する。) [Sat 6 May 2006 23:26:56]
ジャスティス > (実際この呼び方で挑んでみたら、チームワークが致命的な被害を覚えるかもしれない) ……まぁ、数日間侵食を共にするわけですし、機会があれば、そっちも報告書に……。 (実際そんな余裕も暇も無いし、そんな方向に労力使っちゃダメなのだろうけれど……) そうですよねぇ……とりあえず、男性の下着ッてどうなんでしょう?もう少しシンプルにはなると思いますけどね。もうちょっと身長伸びるのかな? (身軽そう、といわれれば、二通り意味を考えて……) 確かに、ですね。まぁ増えたりもするんでしょうけど。 (サラッと言った。大聖堂内で!) まぁ……本人からすれば深刻な問題ですし、正面気っていじるのはやめておきますか。 (時にサンク様。このメイス聖別してもらうのですが、どれくらい喜捨すればいいと思いますか?なんて尋ねて)  [Sat 6 May 2006 23:10:57]
サンク > ( 呟くシスターの横顔を見やりながら、脳内でテカテカと展開される聖母様も見てらっしゃる光景。あら素敵。) 共同戦線となられましたら、交友関係や信頼関係等も重要ですもの。まずは、形から入ってみるのもきっと、良い事ですわ。( ぴかー、と笑顔。残念なのは、その現場をこの目で見られない事。) はい。全ては御心の侭に。 ――…実際、大変だとは思います。それまでの価値観等が、足元からひっくり返されるにも等しいでしょうし。( ほつりと過ぎる憂いの色は、嘘では無いのだが。下着の話に及んだ途端、ぱっと輝く辺り。) スタイルが宜しいんですから、時には目のほよ――…こほこほっ!虚飾ならぬ、馴染む為の行為であらば、天とてきっと否定は致しませんし。…ううん。男性に、ですか――…身軽そうだとは思うのですけれどね。色々な意味で。( ちょっと素の感想が混じりかけて、けふけふ咳き込んで誤魔化してみる。――…しかし、性転換。中々重いテーマ。社会的には動き易くなるかもしれないと、思わず真顔。) [Sat 6 May 2006 23:05:08]
ジャスティス > シェ……シェバトおねえさま。 (シェバトお姉さま。あさっての方向を向きながら、何度か呟いてみる。あぁ、ごろがいいようなわるいような……。) ……まぁ、神のお思し召しなら仕方が無いですよね、神の思し召しなら。 (けど、なぜ?男性に出来て女性に出来ないこと……) しかし、異性になってしまうというのは本当に大変そうですね。昨日も話題になったのですが、下着とか色々と……逆に、男性になっちゃったら、どのあたり、勝手が違うんでしょうね? (とりあえず目の前の少女の髪の毛を少し短めに想像してみる……うーん、けっこういけるかもしれない。) [Sat 6 May 2006 22:56:08]
サンク > 常夜の闇を惑う者に、どうか安息を。…私は今回、準備の手助けと此処から祈る事しか出来ませんけれど。どうか、お気をつけて。( 胸元で十字を切り、両手を組む祈りの形。――…流石に郊外となると出辛いというか、年末から体調崩してちょっと長いお休みを頂いていた身、無茶は禁物。むう、と歯痒そうな面持ちは、少しの間だけ。) 流石にあそこまでたゆんたゆんですと、ブラザーと御呼びするのも何かと罪な気が致しますし。呼び辛ければ、普通に敬称で宜しいのでは無いでしょうか。様とか、さん、とか。氏とか嬢とかお姉様とか。( 最後何か混じった。) ……何と言うか。悪戯心を起こされた神の思し召しと申しますか――…。( 嗚呼、気持ちは分かるとしみじみ頷く青銀頭。納得するなという話だが、加速する井戸端会議。 ちなみに神は神でも、ネタの名を冠する秒数神の思し召しなのは秘密の話。※黙っとけ。) [Sat 6 May 2006 22:48:09]
ジャスティス > いえいえ……今回は、打って出るというイメージですし、働き甲斐がありますよ。 (サンクに白い葉を見せて……んで接近) うぅ〜ん……そうですね、シスター……ですよね……抵抗あるなぁ……。 それにしても一体なんでまたあんなにスタイル良くなっちゃったんですか? (維言さんにそうとういじられてましたねー。なんてもはや井戸端会議みたいなテンションで) [Sat 6 May 2006 22:40:59]
サンク > ( ちょっとタグ指定とかいう魔法の呪文を間違えてるけど、気にしたら負け。) [Sat 6 May 2006 22:30:25]
サンク > それだけ、なんてご謙遜。健やかである事は、それだけで恵みの一つですわ。( 変わらぬ様子に安堵したように、胸前で手を組んで。ぱ、と顔に笑み広げ。 ) ――…ええ。お話は、少しばかりですけれど聞いておりますわ。暫く留守にしていたのですけれど、一難去ったらまた一難、といった感じですね…。( きょとんと幾度か瞬きした後、嗚呼、と得心いった表情を浮かべた。聖堂からも、幾人か退魔の先遣隊が行くとは聞き及んでいる。お気をつけてと口にしかけた唇が、ずい、と距離を詰めるシスターの挙動に一度止まり。) ――…嗚呼。( 耳元で囁かれた名と言葉に、バッチリ思い当たった。) ……ブラザーとは呼べませんし。シスター?( かくっと首を傾げた。当人の前で呼んだ日には、全力で抗議が来るのだろうけど聞こえない…!) [Sat 6 May 2006 22:29:56]
ジャスティス > あぁ……今はなんとお呼びすれば。 [Sat 6 May 2006 22:22:36]
ジャスティス > ええ、それだけが取り柄ですから。 (笑みを返しながら、遠くの喧騒に耳を傾けて) ……あぁ、ええそうです。他にも何人か……シェバト神父に、色々勉強させていただこうと……。 (少し勘違いしたのか、聖別ではなく仕事辞退の話を切り出して…………ふと真顔になる) ……。 (大股でサンクに近づくと、鼻先がぶつかるほどに姿勢を低くして、そっと耳元でささやく) その……シェバト神父のことですが……。 [Sat 6 May 2006 22:22:18]
サンク > お久しぶりです、シスター・ジャスティス。お元気でいらっしゃいましたか?( 深々とした礼に、此方も一礼を返し。面差しに笑みを広げて、待合室の中へと。聖堂内部も、静寂を常とする雰囲気からすれば、多少の喧騒が漂うもの。) もしかして――…シスターも?( 視線は、己では持ち上げるのも出来なさそうなロングメイスに添えられる。主語を省いた物言いは、昨今この類の依頼が増えている事の証明。 ――…慌しさで言えば昨年末の蔓騒動が勝るが、雰囲気は少し、似ている。) [Sat 6 May 2006 22:15:45]
ジャスティス > (教会については、おおむね大丈夫だろう。物取りの心配も、きっと大丈夫。牛が少し心配なくらい……かな?食料やなにやらも購入してきた……と) あ、サンク様。お久しぶりです……。 (その少女、とはいえ上司の姿を認めれば、からだを折り曲げるようにして一礼する)  [Sat 6 May 2006 22:08:11]
サンク > シスター・ジャスティス?( 入り口から待合室の中を覗き込んだ視線の主が、少しの驚きを声音に含ませて名前を呼んだ。ひょこりと顔覗かせているのは、十代前半――…と言えばまだ聞こえはいいが、まだ子供のような姿。) [Sat 6 May 2006 22:05:33]
お知らせ > サンクさんが入室されました。 『 ――…あら、』 [Sat 6 May 2006 22:03:44]
ジャスティス > ……そう言えば、お金とられるのかなぁ?一応身内だし、大丈夫だと思うけど……。 (なにぶんロングメイスなんてものだ、勝手が違うだろう。まぁ1万エンほど浄財として差し出すことにしよう) ……さて、後何かやっとか無いことあったっけ? (人気の無い廊下、しせんはその突き当たり、暗い窓を見て考え込む)  [Sat 6 May 2006 21:48:22]
ジャスティス > しかしまぁ……ところどころの赤錆が地に見えないことも無い……かなぁ?……錆だよね? (たまにちゃんと油塗って拭いてるもの、と自分に言い聞かせるようにぶちぶち言って。それにしても、ネビュラのときほどではないにしろ、なかなか忙しそうだ。他の人たちも性別に来ていたのかもしれない。まぁ非正規の先遣隊とは言え、フォローしてくれる人たちもいるのだろうから、人数としては結構な数なのだろう) [Sat 6 May 2006 21:33:11]
ジャスティス > (出発の準備。今日は武器を性別してもらいに来て……待合室のようなところでぼんやりと立って待っている。) 昨日はブロウンさんに悪いことしちゃったなぁ。 (今度お礼を言わなきゃ。メイスをぶらぶらさせながら、一つ頷いて。それにしてもこのメイス。先ほど見せたら、先に浄化が必要じゃないですか?なんていわれてしまった。失礼な話だ) [Sat 6 May 2006 21:26:55]
お知らせ > ジャスティスさんが来ました。 [Sat 6 May 2006 21:22:24]
お知らせ > セクスさんが帰りました。 『( そうして、罪に慣れて行く… 大袈裟? )』 [Sat 6 May 2006 01:48:35]
セクス > ―――〜はい? ( 今から? え? 許可は? …突然の言葉に呆気に取られる一瞬に、手を取られてしまって…。 温もりを振り払えず、足をもつれさせるようにして何とか後に続く。 『きっと断られる』 を 『迷惑になる』 と変換して。 …それなら仕方ない、仕方ないんだと言い聞かせる暫しの間の後――― 就寝時間に加えて、もう一つの服務規程違反が重なった ) [Sat 6 May 2006 01:47:43]
お知らせ > ティフィスさんが退室されました。 『(そうして、少しずつ彼女を外に連れ出して、色々教えていこう)』 [Sat 6 May 2006 01:41:06]
ティフィス > 『そうなのですか。初めて知りました』 ( なんだかよく分からないけれど、重みのある言葉にしては妙に響きがおかしいような。ともあれ、納得してしまえば葬深く考えることもなく、そういうものかと納得する。 ) 『では、早速今から参りましょう。』 ( 夜風に当たって、散歩がてらお話でもしようか。 ) 『こんな時間ですし、今から外出許可をとっても、きっと断られます。それなら、こっそりでましょう。』 ( 実は先日も怒られたばかり。でもきにしない。セクスの手をとると、先導するようにのてのて歩き出そう。なに、今日のところはちょっといってすぐ帰ってくれば、問題あるまい。 ) [Sat 6 May 2006 01:40:17]
セクス > …普段は必要の無い特性を持つ故に、日常の生活に支障をきたしてしまう人の事を、そう言うのだそうです。 ( 違うけど。 そんな事は知らない。 重たい言葉だと思って、俯きがちに知るままを口にした。 正しくは『素直クール』だろうか? ) …私はその重要性を認識出来ませんでしたが… 今は、必要な事であると判断します。 ( 何を、どう見れば良いのかなんて、分からないけれど…。 彼女と一緒に行かれるというのは、心強い。 改めて礼をして、続く言葉には… 冷たい顔の目を、やや不機嫌そうに細めた ) 虚偽の報告をする事は拒否します。 私は同意して動向するのですから、『勝手に連れ出した』と言うのは不適切でしょう。 ……? …外出許可を取らずに、出かけると言う事ですか…? ( そもそもどうして『怒られる』のだろうと… まどろむ瞳に、首を傾げた ) [Sat 6 May 2006 01:32:37]
ティフィス > 『すなおくーる???』 ( なんだろう。少なくとも己の辞書にはそんな単語はない。頭の上にでっかい?マークを浮べて、きょとんと小首をかしげる。 ) 『神様のおつくりになったこの世界を、己が目で見て知るということは、とても大切なことなのです』 ( 彼女を連れて、色々と見て回りたいところもあるし。 ) 『まぁ、怒られたら私が勝手に連れ出したと言えば問題ありません』 ( こともなげにそう前置きして、ティフィスはうなずいた。まどろむ瞳が貴女をじっと見つめる。 ) [Sat 6 May 2006 01:22:18]
セクス > ………あなたも…スナオクールなのですね… ( それは『体質』と受け止められる言葉。 素晴らしい歌声だけれど、話せない上に、そのようなハンデまで負っているのかと思えば… ちょっと親近感。 軽く目を伏せて、ヴェイトススラングッ。 『スナオクール』=『一つの特性と引き換えに、その他大部分で不利になる体質の人の事』だっ ) …? …ですが、私は――― ぃぇ… はい。 ( お話したい事? なんだろうと首を傾げれば… それはシスタージャスティスに勧められた事。 許可を貰おうとしてもなかなか許されず、言い出し難くなってしまっていた事で…。 …『許可をされないのだから、それはいけない事なのだ』と思いながらも… 僅かな逡巡の後、二つ返事で承諾する ) …ありがとう、ございます。 ヴェイトス市を、見てみたいと思っていました。 ( 所用で外出させてくれる事は、あるのだけど ) [Sat 6 May 2006 01:17:53]
ティフィス > 『ご心配なく、おきているときも、半分眠っているような体ですから。』 ( それは眠り姫の血の影響。そしてのほほんとしているのはキリバナの血の影響。雑種といえば聞こえはいいが、その実、行動を極端に制限されてしまう。 ) 『そうそう、シスターセクスにお話したいことがあったのです。』 ( ぽむ、と両手を合わせて、やんわりと微笑む。 ) 『せっかくですし、お外にでて街を歩いてみませんか?』 ( ちょうど先日、ろくに街を出歩いたことも無いような聖女様に出会い、どうせならこの子にも、という思いを強くしていたところだ。 ) [Sat 6 May 2006 01:08:35]
セクス > ………歌いながら、ですか…? ( それはそれで何かの病気なのではないか、なんて。 …あるいは冗談なのかもしれないけれど… そういったものを上手く理解出来ずに、キョトンと驚きをあらわにする ) …それは… お気をつけて。 休息が不十分なのではありませんか? ( 何と言えばいいのだろう、こういう場合。 …くすくす笑うシスターティフィスに、それを不謹慎とは思わないものの… 休息は大切だと十字を切り返した。 ああ見えて、忙殺されているのだろうか… なんて。 そう言えば、自分も寝不足なんだけど ) [Sat 6 May 2006 01:05:00]
ティフィス > 『これはこれは、みっともないところをお見せしてしまいましたね。』 ( ちょっと恥ずかしそうに頬を染めて、にこにこ笑顔のままスケッチブックを見せよう。 ) 『えぇ、眠くなってしまって。つい意識を手放してしまいました。』 ( くすくす、と小さく笑って。小さく胸の前で十字をきった。ゆっくりと、貴方のほうへ歩み寄る。 ) [Sat 6 May 2006 00:58:12]
セクス > ( 『Amen』 同意を表す言葉を呟いて。 …振り返るシスターティフィスに浅く礼をし、じっと見つめる…。 …死地に赴く戦士を見るような目は… 少し前なら羨望を宿したのかもしれないけれど、少し寂しげで…。 …恐らく死亡した仲間達に対して抱く感情も、もしかしたら同じものなのかもしれないと… 今更のように思う。 〜ただの居眠りを目撃しただけなのに、その意識はちょっと大袈裟っ ) こんばんは… 申し訳ありません。 邪魔をしては、いけないと思って。 …お倒れになる少し前からです。 体調に異常はありませんか? ( 一度スケッチブックに視線を落として、すぐに青い瞳へと薄紅色の瞳を向ける ) [Sat 6 May 2006 00:53:28]
ティフィス > ( 実際、眠くても歌うんだから無理はしている。ちなみにこのシスター、よく朝になると広間で眠っているところを発見されてそのつど起こられているという。 ) They live ! they know ! they see ! They shout with ev'ry breath. ( 紡がれる歌は、ついに最後の歌詞にさしかかった。 ) All is Eternal life ! There is no death. ( 歌を歌い終えると、上機嫌で振り返り、部屋へ戻ろうと―― ) 『あら?』 ( カリカリ、ペンを走らせて。きょとんとしたまま小首をかしげる。 ) 『こんばんは、シスター・セクス。いつからそこに?』 [Sat 6 May 2006 00:47:02]
セクス > ( だって他に無表情っぽい顔を思い付かなかったんだもの。 えへんおほん。 …気付いて中断されないのは救いだったけれど… まさかさっきのパッタリいったのが居眠りだとは思わなければ… 無理をしているのではないかと心配そうに。 …ただ、それでも止められない… 無理をするのなら、するだけの価値があるという事だから。 …祈るように、胸の下… 大振りな十字架の上で手を重ねて、その歌が終わるのを待った。 …人の最後の輝きを目に焼き付けるような心境… そんな感動を抱く心ではないけれど、高く響く… けれど穏やかな歌声に、耳を澄まして ) [Sat 6 May 2006 00:42:54]
ティフィス > ( 見てたにしても、セクスさんはそんな顔はしないでしょう。と突っ込ませていただく! やっぱりとろい娘が、貴方の存在に気づくはずもなく、変わらぬ調子で歌い続ける。聞くものに安らぎと心地よさを与えるように、練習といえども手はぬかない。 ) They are now but glorified, They have become divine. ( 喉のコアが、歌声を増幅してくれるので、実際は少ない音量で歌うことが出来る。喉をからさず、長時間歌い続けられるヒミツがこれだ。 ) [Sat 6 May 2006 00:38:24]
セクス > ( 今度は邪魔をしないように。 柱の影でも半開きの扉の向こうでも何でも良いけれど、ちょっと物陰に隠れるようにして――― ) ………。 ( そして、困っていた。 …次第に消え入って途切れさせられる歌声は、そういった技法なのかとも思うのだけど… 舟をこいで、ぽてりと倒れる頭には、もしや急病かと物陰を出てそちらへ足を進めて――― 起き上がり服を掃う様子に安心しながら声をかけようとしたら、再開される歌っ ) ………。 ( 自分は知らない歌だけれど、メロディーに繋がりがあればそういうものなのかと… 背後で静かにわたつこう ) [Sat 6 May 2006 00:33:56]
ティフィス > ( それでも――歌っていると、心地よいから。眠くなるほど、心が落ち着くから。 ) I tell you they have not died, Their hand crasp yours and mine. ( さっきの続きから、また歌いだす。 ) [Sat 6 May 2006 00:30:06]
お知らせ > セクスさんが来ました。 『( 見てた→ (・-|壁 )』 [Sat 6 May 2006 00:29:09]
ティフィス > ( こっくりこっくり、ふらつく頭。やがて、バランスを崩して。 ――ぽてっ ) ( 倒れたところで、頭を振って身を起こす。 ) ( やはり深夜の一人練習は控えるべきか、と思案しつつ、とろい動きで服の汚れを払った。 ) [Sat 6 May 2006 00:20:35]
ティフィス > ( 目を閉じて、耳で己の息遣いを感じるほどに、静かな場。 ) Why dream of poppied sod, When you can feel their breath. ( やがて――歌声が―― ) When flow'r and ……soul and God, Knows ……there is no death……. ( ちいさくなって言って。 ) I tell you……Zzzzz。 ( 歌っているうちに眠くなってきたというオチ。もとよりおきているときでも半覚醒状態。夜もおそいし、無理も無いのだが。 ) [Sat 6 May 2006 00:14:08]
ティフィス > ( あたりの静寂も、今は歌の透明度を高めてくれる。聖堂の雰囲気、匂い、広間の空間。己のありとあらゆる周りの全てと波長を合わせるように、声は高く高く響き渡る。 ) I tell you they have not died, They live and breathe with you. They walk now here at your side, They tell you things are true. [Sat 6 May 2006 00:04:10]
ティフィス > ( ウィンプルで金髪を多い、黒の修道服を着込み、首元には宝石つきの首輪飾り。まどろむ瞳で遠くを見つめるように。 ) and the rebuke of his people shall he take away from off all the earth. Ther Is No Death. [Sat 6 May 2006 00:00:52]
ティフィス > He will swallow up death in victory. and the Lord God will wipe away tears from off all faces. ( 大聖堂の広間に響く歌声。それは筆談の娘のもの。歌術ではなく、聖歌隊で歌われている歌の一つだ。ステンドグラスを見上げるように、祈るようなポーズで。今日も今日とて聖歌の練習。 ) [Fri 5 May 2006 23:53:10]
お知らせ > ティフィスさんが入室されました。 『(広間にて、歌を紡ぐ)』 [Fri 5 May 2006 23:49:59]
お知らせ > セクスさんが帰りました。 『( ―――それは… 本当に… 『救い』 ? )』 [Fri 5 May 2006 05:17:51]
お知らせ > アレックスさんが帰りました。 『そう、残らず滅ぼされる事、ですわ。( 振り返り、花の様に笑った。 )』 [Fri 5 May 2006 05:15:02]
セクス > ( 肩に添えられる手に、微かに震え… けれど元の調子へ戻れば、そのまま。 …どこか遠くを見るようではあるけれど、取り乱すことも無く… ) …ありがとうございます。 ( 反面教師? それでも良いと思う。 …フォローのように聞こえて、言葉少なにお礼を返すだけ… 『不甲斐ない修道女で』 とは続けまい。 …もっとも、ハンターである事を許されていたとしても、確かな『信仰』を感じる彼女に、教えられる事があるとは思えなかったが…。 …教えられなくても、学び取らせるだけのものがあったのなら、それを喜びたい… ) …私の方こそ…。 申し訳ありません、夜分遅くに… ( 立ち上がるマリア様に習って立ち上がり… 向き直って礼をする ) ―――おやすみなさい。 マリア様。 ( 『宜しければ』? 『勿論』 …頷こうとして… 固まって… ) ………不死者の… 救いは… ( 滅ぼされる事だ。 …けれど… 彼らが許される事は、無いだろう。 …存在そのものが、どうしようもなく神に反した者達… 不死者は、『救われない』――― …考え事は、『私の無事を』と言う相手に… やはり討伐に加わるのかと、結局、羨望の混じった目で見つめてしまう ) はい。 …神の、御加護を… ( 十字を切って、見送った ) [Fri 5 May 2006 05:10:59]
アレックス > ( 宗教改革真っ只中の欧州からやって来たのだ、教会の在り方について思う事は多々ある。 聖教会にも、大聖堂にもだ。 自分の進行の形は、どちらにも寄らぬスタンスではあるのだろう。 ある一言から、安定しつつあった様子がおかしくなり、声も震えんばかりの彼女を心配そうに見つめ。 そ、と宥めるように肩に手を置く。 ) シスターセクス?どうか、なされました――… ?( さすれば、放心したような間を置いて俯く彼女。 環境の激変、自らの在り方への疑問符、そして漸く、革命の入り口に立ったのでは仕方の無い事だが どうにも、不安定のよう。 ) いえ、そんな事はありませんわ。 私も、貴方との在り方の中で学ぶ事は多いように思います―― その… とても感激しています。 交流をもてた事を嬉しく思いますわ。 ( フォローのように聞えるかも知れないが、人を通して己を見る事によって学ぶ事は多い事は確かな事である。 ) 随分話し込んでしまいましたわね ここまでに致しましょう。 長々と話しましたけれど、貴方が修道を通してよりクルストに近づける事を祈っています。 是非また、お話を聞かせてくださいませ。 ( そう言えば、立ち上がって部屋に戻ろうとし―― あ、と声を上げて、振り返り。 ) 宜しければ不死者の討伐へと向かう者の無事と――… 不死者が救われる事を祈ってくださいませ。 これは我侭なのですけれどその中で、私の無事を少しでも祈っていただけるのであれば、幸いですわ。 では、おやすみなさいませ。 ( にこり、と微笑めば くるり 長い髪と、長衣の裾を翻し、宿舎へと去ってゆくだろう。 ) [Fri 5 May 2006 04:56:16]
セクス > ………。 ( 『教会は神意の代行機関』 …そう言った時、今のマリア様と同じように返した人は… ラケル様だったか… 些細な事すら覚えている事の出来る、クリスティアを出てからの『記憶』には戸惑うけれど… 口にされるのはこれまでにも触れて来た事。 斬り込まれはせずに、塞いでしまった言葉。 ……勿論、急には変われない…… 彼女の言葉は、『16課』であれば教会に対する侮辱と断じるものだろう。 それでも、ヴェイトス市に居て、大聖堂で暮らして、まだ少しだけれど街を見て… …ここで集約されるように彼女の口をついて出る言葉の方が、真理には近いような気がしていた… ) ……はい―― ( …それを一分でも受け入れるのであれば、自分は罪人だ…。 けれど悔い改めるのであれば許される。 シスタージャスティスも、そう言っていた―― そう信じようと頷いて   何かが、引っ掛かった   ) ―――。 …全ての… 罪は…? ……だめ…… 私は…… ( 許される。 そう言ったけど… でも… 本当に? ……私は、許されるのだろうか…… )   ( どうしてそんな事を考えるのか、分からない。 何が引っ掛かっているのか、分からない。 …ただ、確かに何か、大切な事を忘れている感覚だけが、押し寄せる…。 何か、とんでもなく大きな、私の死にたくない理由。 神の国へ入らなければならない理由。 原罪よりも身近な、罪を犯したのではなく、これから犯す避け得ぬ罪が――― )   ( ―――は と呆けたように虚空を見つめる、暫しの間。 …けれど辿り着けない思いに… また、表情の無い顔で俯いた ) ……いえ。 ……何でも、ありません。 ……私は、クリスティア以外の事を知りません。 ……それも、ここ数年の事です。 教えられるような事は、無いでしょう。 …こう言うのが正しいのか、分かりませんが… 勉強に、なります。 ( ふ と、気の抜けたような表情になる。 …僅かとは言え涙の跡を残す顔では、微笑んだようには見えないと思うけど… ) …そのような信仰は、知りませんでした… ( 一般の信徒でさえ、認識している事かもしれないけれど… それを言う様子に、冗談めかすようなところは無い ) [Fri 5 May 2006 04:26:31]
アレックス > ( 返答を見れば、あからさま過ぎるのは確かな事。 真実に迷い悩んでいるのであれば、剣となり、塞がれた茨の道を切り開いてやろう。 それは、辛く苦しい道ではあるけれど。 ) シスターセクス。 「神の声を聞く」等と言ってはなりません。 神は「語らぬもの」 その御心は決して計り知れるものではありません。 ( 十字架を握りうつむくシスターに何と罪深い、と眉を潜め、十字を切る。 神の思し召し、や奇跡などと、軽軽しく口にしてはならぬのだ。 それは計り知れぬ筈の神を計り知れるレベルにまで貶める行為に他ならぬ、と。 ) 過ちを犯す事は、誰でも恐ろしいものですわ。 ですが、その過ちを悔い、自らの行いを改めるのであれば神は全ての罪を許されるでしょう。 そも、人は生まれながらにして皆罪人です。 間違っているのです。 この私も――… そして、生きるという事は罪を重ねる事に違いありませんわ。 だからこそ、せめて贖罪の道を往く事を恐れないで下さいませ。 その道を歩みきってこそ、神の国は実現され、信仰を持ちえた人々は福音をもって迎えられるのですわ。 ( はじめから間違っているのであれば、1つ2つ増えた所でどうという事は無い、と言ってしまえば不遜。 だが、間違えているからこそ、正しき教えに従い歩む道なのだ、と。 ぽたぽたと、雫が零れる。 彼女にとっての価値観の崩壊を招いたかもしれないが、この隣人を許す為には必要な事だと感じ、為した事。 自らの信仰故に出た行動に後悔はない。 薄紅の視線が、此方を伺う―― 述べられたのは感謝の言葉。 それに、微笑んで。 ) いえ――… 指導を受ける立場にも関わらず、偉そうな事を言って申し訳在りません。 貴方の信仰の道標となれば、幸いですわ。 ( 異端は滅びるべき、とする娘ではあるが、隣人を愛するパプテス教徒ではあるのだ。 隣人とは、パプテス教徒の事ではあるが―― 信仰の下に皆平等である。 それがパプテスの解く人道主義であり、融和であると考える ) [Fri 5 May 2006 03:51:50]
セクス > …いいえ。 ( 本当に、何故話してはいけないのだろうと。 …教会の上意下達を今でもどこかで信じていれば、マリア様に『こちらこそ』と緩く首を振る…。 その自主性の無さと血の希少性故に生存を許されているとは、本人も意識しない部分。 スパイにしては『あからさま』だろう ) ―――。 ( 『自主性』? 仕方ないじゃないか、私には神の声は聞こえない…。 僅かに目を伏せるけれど… それは最近、時折聞かされる言葉。 …胸に下がる妙に大振りな十字架を握って… ) …私には、神の声は聞こえません。 …教会の指示に従う事が、御心に沿う事だと… ( それで良いと、思っているけれど。 …『修道とは』 『与えられる事ばかりを望むのは怠惰』 『自分の信仰を』… 重ねられる言葉に、目を伏せる。 身を切る言葉は… だからこそ、その刃が深く達して ) …でも… 私は… 間違えるのは、怖い… ( 『それならば導こう』と言ってくれる人が居る… けれど… その人に依存してしまうのでは、それもまた怠惰。 …分かるけど… 与えられる事に慣れ切って… 与えられていない事を忘れさせられた意識は困惑してしまう ) ………はい。 ( けれど… それを受け止めるのが修道かと… ただ一言肯定して、頷いた。 …道標を欲する心はそのままに… それでも、与えられずに迷い悩む事も一つの信仰なのだと肯定されて、それを受け入れる。 …それは同時に『今まで』を罪として見る事で、耐え難いものでも… 今周りにあってそれを説いてくれる人達が、異端だとは思えなかったから ) ……(許して下さいますか?マスター)……。 ( 俯いて、十字を握る手に雫を零し…。 …ごし、と目元を拭って… ふと、視線だけを横へ向けた ) …ありがとうございます…。 ( 神騙りの少女と戦った、あの愉悦の表情は、そこには無い。 …厳しさは… それ故に、信じられるものだった。 …それもまた盲信なのかもしれないけれど… きっと、信頼に近いもの ) [Fri 5 May 2006 03:21:41]
アレックス > 立ち入った部分でしたわね――… 申し訳ありません。 ( とはいえ、クリスティア、解体された部署、緘口令。 其処まで聞けば、大体の材料は揃う。 要するに、何かしらの厄介事だという位には。 クリスティア聖教会とは折り合いが悪い筈のヴェイトス大聖堂に居る時点で、切り捨てられた、と見なされてもおかしくはないだろう。 今齎された全ての情報が虚偽である可能性も否めないが、両者の間にスパイを送りあう程の事は無いように思う。 そんな思考をしながらも、彼女の言葉は流れてゆく。 )――… 貴方に足りないのは、自主性ですわ。 ( 言い切った。 ) だからこそ、務めも果たせず、迷惑になるのです。 貴方には自らの信仰が感じられない。 全て、与えられた信仰ではありませんか? それをなぞるだけの形ばかりの修道が何になりましょう? 与えられる事ばかりを望む怠惰は罪。 それを重ねるばかりでは、神の国に入る事は許されないでしょう――… 貴方は学び、そして信仰を見出さなくてはいけない。 ( 斬るように厳しい言葉を連ねる。 彼女の悩みが深ければ深いほど、深く斬りつけんとするように。 ) 幸いにして、貴方はシスターです。 為し得る事を望む前に、今一度修道を通して”神を感じる”と良いでしょう。 そして十字に篭められた意味を知り、偶像を捨てなさい。 神は、何時も貴方と共に在る事に気付くのです。 ( 彼女は形のある物しか見ていないように思う。 神に形は無い事を知れ、と。 ) [Fri 5 May 2006 02:47:38]
セクス > …はい。 所属していた部署は解体されました。 聖教会には、身の置き場が無かったようです。 ( それは少し、他人事のように。 『異端宣告を受けて物理的に消滅させられる』 という解体だったのは伏せるけれど…。 怪訝な顔もあって、要領を得ない話だとも自覚し… 思考を始めた意識は、それを申し訳なく思うようにもなっている ) …申し訳ありません。 …詳細の開示は――― ( 司祭の位階を挙げて、緘口令を受けている事を伝えよう。 …修道女達と暮らしていて、こんな話を聞かれるのは珍しくない… その度にそう返して、距離を置いてしまっている ) …私は… ただ、その為にだけに生かされていると教えられました。 それこそが主の御心に適う事であり… それを為せないのであれば、私に神の国へ入る事は許されないと…。 …事実、ただ一つの事を為す代わりに… この身は、他のあらゆる事に適しません。 …一般の修道女に求められる務めを満足に果たす事が出来ず… 今も、御迷惑をかけてしまっています。 …私は私を定義するその支持を正しいものと認識しますが… 大聖堂もまた教会です。 …為し得る事を為せないのは、許されない信仰… 罪と感じますが、それを指示するのもまた、大聖堂です。 …私は、何に従えば良いのか、分かりません… ( …それを探していくのだと、説いた人が居た…。 …そうしようと、思うけれど…。 それは、とても辛い道 ) [Fri 5 May 2006 02:20:14]
アレックス > ( 配備、という言葉に思わず怪訝な顔。 まるで物のような言い方だ それとも、彼女に付随する何かなのだろうか?とも思うが憶測は憶測、隣に並び座り、彼女の話を聞こう。 ) クリスティアで… では、その任を解かれて此方へ?( 話せる範囲で、と聞いたのは自分だが、肝心な部分のすっぽ抜けた曖昧な話だと思う。 が、話を追えば何かしらの理由で任を解かれ、”為し得る事”を許されない立場にある、という所か。 そうであるのなら、彼女の居た堪れないような様子も理解できる。 ) そう、ですわね。 ( 問いに対しての応えは、模範解答。 それこそ、告解の後に唱えられる定型文のような模範解答だ。 けれど、その後に続けられるのは今現在の在り方に不満を感じさせるもの。 そして、薄紅の瞳に宿るのは羨望。 それに対し、どこか含みのある肯定を返し。 ) では、貴方の為し得る事―― それを体現する信仰とするのであれば、許されない信仰とは、何でしょうか。 ( パプテス教徒にとって、生活や労働の全てが信仰に繋がる事。 食事を取る事も、眠る事も、子を産み育てる事、老いて死ぬ事も全て。 それらが全て神の奇跡であるのなら、全てが信仰に繋がる。 彼女がパプテス教徒である事は明白、その上で許されない信仰とは何だというのか。 ) 貴方の中に、確かな信仰があるのであればそれに従うべきですわ。 ( 行わない、というのであれば、それは信仰を断つ事に違いはあるまい。 ) [Fri 5 May 2006 02:00:33]
セクス > 私の知る限り “1(ウーヌス)” から “8(オクトー)” まで配備されていましたが… ( …何気なく始めた話は、司祭より緘口令の出されている事柄…。 …名前と数字に纏わる話であり、直接の関わりが無くて口には出してしまったけれど… さて、どう話たものかと、暫し虚空を見つめて。 …薦められるまま、長椅子に腰を下ろす…。 『16課』の全貌を、知っている訳ではない。 この身は審問官を補佐する為の道具であれば良い――― ) …私は… クリスティア聖教で、務めを与えられていました。 …この名は、司祭の補佐を担う『物』を識別すると同時に、所属を明らかにするものです。 ( 『助祭』ではなく… 遠回しな言い方になってしまう。 『審問官補』 というのは『16課』所属に繋がるNGワードだろうと考えて。 ……どうして、話してはいけないのだろうと…… 再び虚空を見つめる僅かな間 ) …? …主と教会を信じ、仕える事と考えますが… ( 『信仰とは』 難し過ぎる問いだ。 …当たり障りなく言って、他にあるだろうかと、問うように見つめる…。 信じるも何も『答えを与えてはくれない』という考え方もあるようだけど… シスターティフィス、彼女であれば、何と答えただろう。 『為すべき事とは』 ) …広義には、御心に沿えるよう努める事でしょう。 …ですが人には、適正があります。 …より有効に配置する事もまた、為すべき事なのではないでしょうか。 …私はそれを外されていて… あなたは、きっと、それを為す事を許されているのだろうと思います… ( 見つめ返す目は、冷た気であるものの… どこか眩しいものを見るように ) …いいえ。 …私には、迷うだけのものはありません…。 この身に為し得る事は、限られています。 ……それを許されないのが…… ( 不安だ。 …神の国へ入れないのではないかと。 …それを助けてくれると、そう言ってくれる人は居たけれど…。 …許されるのであれば、確かな道を進みたいと願っている…。 …十字架を見上げて… ) [Fri 5 May 2006 01:35:59]
アレックス > ふむ――… という事は、少なくとも貴方の他に5人が?もし良かったら、差しさわりのない範囲でお聞かせくださいませ。 ( 彼女の言動からするに、そう言う事なのだろう。少々変わった名前だとは思っていたが、俄然興味が出てきたよう 立ち話も何だ、長椅子を薦め。 世間話をする事は躊躇われる神の御前ではあるが、隣人を理解する事はお許しになるだろう。 )( 羨ましい、と その言葉に首を傾げる。 途切れがちに口に出される言葉は、失意に彩られるような気がする。 ) シスターセクス 信仰とは、一体何でしょう?そして、私達一人一人の為すべき事とは? ( 口に出したそれはパプテストに取って永遠についてまわる答えのない質問ではあるが―― 先に長椅子に腰を下ろし、十字を見上げ。 そして、溜息の合間に溢される言葉に、彼女の顔を見る。 ) 貴方は――… 自分の在り方に迷いを…… いえ ( 長い金髪を揺らし、顔を振り ) 不安、でしょうか。 ( 視線を落とす。 修道に生きる、という事は拠り所を見出す事も含むのだろう。それが成されていない事は哀しい事だ ) [Fri 5 May 2006 01:10:58]
セクス > ( 装飾に対する知識は乏しい。 ただ、中身がパプテスであればそれを信じられる。 …その色素もあって表舞台に立たせるには適さない、寄る辺も無い修道女は、何かの名代という事も無く… 地味に、地味に ) …分かりません。 変更の指示はされましたが… ( 『こう変えろ』という指示ではなかった。 そして指示を与えられれば、よほどの事でなければ『こうしていただけませんか?』と進言は出来ない。 …『お忙しいのでしょう』と首を振り… ) …今は、この名の意味も失われています。 他の数が無ければ“6(セクス)”が『6』である必要は無いのですから。 ( 厳密に言えば、洗礼名ですら無い、ただの記号。 迷うように視線を落とし ) …あなたに、神の御加護がありますように。 …為すべき事を為すために、力を振るえる事を… 羨ましく思います。 …大聖堂は私に、それを許してはくれません…。 …許されたとしても、私では及ばないと思いますが…。 ( あなた達の力は、及ばぬ領域だと… その実体を知らないまま、それでも全く変わらない事実を口にする。 …習うように十字を切って… ) ―――そう…ですか… ( 『お仲間』だなんて、ホッとするような事ではないのに。 くすりと笑うその顔に、僅かに表情を緩ませる。 …それで良いのかと問う声は収まらないものの… 彼女の笑む通り、それは『罪』と言われる程の事ではないのかもしれないと、思えるようになっていて ) ………。 ( 髪を撫でる微かな感触に、少し肩に力は入ったままだけど… 束の間心地好さ気に溜息をついて ) …私は…人間です。 ( 独り言のように、呟いた ) [Fri 5 May 2006 00:55:08]
アレックス > ( パプテス的であるか、と問われれば定義が難しいが、確実に西洋圏に属するものではあろう。 ”それなり”に振舞わねばならぬのは確かな事。 ) ふむ?確かに、少々問題がありますわね――… 司祭様から与えては頂けないのですか?意味はそのまま、読みを改めるだけでも違うとは思いますけれど。( 自ら名乗る、というのは少々おこがましいような気がする。新たに洗礼を受け、名を授けて頂けば良いのではないか?と ) …そうである事を祈りますわ。この聖地で神を騙るなど――… ( 十字を切りながらも、憎々しげに。 衛兵に追い払われたようだが、討ち取った、という報告は聞かぬ。 ) ふふっ、私もですの。 お仲間ですわ ( あくまで咎められているように恐縮して見せる彼女にくす、と笑い、その髪を一房掌の上に載せ ) 炎のように熱いのかと思ったら――… 冷たいのですね。 すこし、残念ですわ。 ( 掌に載せた薄紅をなぞるようにす、と指を滑らせて、やがて途切れて何もなくなった掌を少しだけ握り ) [Fri 5 May 2006 00:33:44]
セクス > ( 権威を示す為に、あるいは正当な権利として、華美な装飾に対する抵抗感は、『それがパプテスのものであれば』特に無い。 …むしろ、やはり寄宿生とは言うけれどそれなりの立場のだろうと、そんな事を考えるくらいで… ) …はい。 そう呼ばれています。 …綴りに、問題があると… 変更を指示されていますが… まだ… ( どう付ければいいのか分からない。 何でも良いのだけれど、どれでも良くって、一つに選べず… そして『呼ばれているからそうだ』というのではなく… 『名乗る』のに抵抗があるというのは、自分でさえ意識出来ない事…。 本当の名を忘れた人間の、最後の拘りか ) …あの者があのように不遜な言動を続けるのであれば、また、必ず機会は訪れます。 ( 苦笑に対する慰めか…? あるいは励まし…? 引き分けに終わったけれど、双方痛み訳に終わった様に見えていて、『次は必ず』と頷こう。 あれは、こそこそ隠れるような性質ではないと思うから ) ……はい。 ……眠れなくて。 ……服務規程違反であることは…… ( 『理解していますが』 …ぽそぽそ。 …咎められたわけでもないのに、あの闇の中には居たくなかったと、視線を落とす。 …? 歩み寄ってくるマリア様に、視線を上げて――― 手に取られる髪に、僅かに身を硬くした。 …染料や薬品のようなニオイはしない… 強いて言えば、あなたと同じ薔薇の香りがするくらい ) [Fri 5 May 2006 00:12:24]
アレックス > ( 此方も寝巻きといえば寝巻きだが、指定の物に在らず、胸の下あたりで一度絞りの入った長衣。 尻ほどまでもある長い金髪は解かれ、ゆるいウェーブを描く。 質素倹約を嫌い、未だに装飾的な格好を好むのはあまり良くは思われないだろう。 気にしないけれど――。 縮こまるようにして、一礼する少女に傅いていた体を起して会釈を一つ。 ) いえ、構いませんわ。 ええと、確か―― シスター・セクス でしたかしら? ええ―― 神のご加護があったのでしょう。 ( ご無事で、と言われれば、少しだけ苦笑めいた笑み。 聖剣戦争での戦果は、余り喜ばれたものではなかったから )( 彼女との面識は二度ほどか。 新入りだという事は知っているが、あまりこのシスターの事を良く知らない。 ) シスターセクスもお祈りに? ( 僅かな喜びを硬い表情に浮かべる彼女へとしゃらしゃらと衣擦れとともに歩み寄り、おもむろに薄紅の髪の一房を掌に乗せんと手を伸ばし――… 珍しい色だったものだから、触ってみたくなった。 ) [Fri 5 May 2006 00:00:04]
セクス > ( 指定の寝間着姿… 白い簡素な長ズボンと長袖のシャツを着て… ウィンプルを被っていなければ、薄紅色の瞳と同色の髪が、緩く一房に編まれて垂らされている。 …戸惑いがちに踏み入った、尼僧服の時より若干幼く見えそうな少女は… 礼拝の邪魔をしてしまっただろうかと、待つ素振りを見せるけど…。 就寝時間も過ぎていて、それも不自然だ… 少し気まずそうに身体の前で両手を重ねて、浅く礼をした ) …申し訳ありません。 御無事だったのですね… 良かった… ( その場での無事は確認していたけれど。 …あれだけの事を目の当たりにして、無事である事だけを確信するのも難しい…。 …あの神騙りの少女に殺されてしまったのではなかったと分かれば… それを『喜ぶ』という気持ちは希薄であるものの、安堵して ) [Thu 4 May 2006 23:43:43]
アレックス > ( 戦いを前にして、いくら祈っても祈り足りはしない。 謹慎中だという事ももはや頭にもなく、酷くそわそわした時間を過ごしている。 鎧が出来上がるのが楽しみでならない。 初めての野営。 押し寄せる不死者を神の威光を身に宿し、打ち倒していく事。 それらを思うと、胸が高鳴って、寝付けない。 だから父の加護を沢山得られるよう、少しでも長く祈る―― そういえば、行方をくらました聖女様の事も気に掛かる。 また、脱いでは居ないかと思うと気は気ではないが…。 き、と軋む 扉の音に、顔を上げ。 ) ――…  あら ? ( 消灯時間はとうに過ぎ、修道士は眠る時間。 見咎められたのではないかと肝を冷やせば、なにやら、様子が違うよう。 修道女の姿であれば、遠目に瞳位では区別はつかないし、露出しているのであれば、その髪の色を奇異に思うだろう。 ) [Thu 4 May 2006 23:31:39]
セクス > ( 奥へと続く扉を少しだけ開けて、中を覗う。 …まだ、参拝者も居るかもしれないし… そうであれば、こんな格好で出て行く訳にはいかない。 …いかないのだけれど… その中に見つけた知っている金髪には、表情の無い顔に『驚き』を浮かべて、目を瞬いた )   ( 愉悦の表情を思い出して…。 身を硬くして。 …でも、そのまま立ち去ってしまう事も出来ずに… そろり… 中へと足を進める ) [Thu 4 May 2006 23:31:10]
お知らせ > アレックスさんが来ました。 『礼拝堂の中、祈りを捧げる金髪の娘。』 [Thu 4 May 2006 23:25:48]
セクス > ( 珍しく嫌な夢ではなかったと言うのに、その行動は、半ば条件反射。 …嫌な夢でなくても、引っ掛かって目が冴えてしまう事に変わりない… )   (  キィ  少し鳴る扉を、そっと開けてそっと閉めて。 …例によってまだ灯りの点されているであろう礼拝堂の一つを目指し… 壁に手をついてのろのろと歩く )   ( …『焦らなくて良い』と… ループを繰り返し歪を生んだ意識へ出された助け舟は、救いになるけれど…。 それで本当に、そう思い込める訳も無い… 日中より少し長く感じる廊下を歩き… 蝋燭の灯りに柔らかく照らされる礼拝堂へ踏み入った時は、やはりホッとした ) [Thu 4 May 2006 23:08:04]
セクス > ( …もそもそ… 足を抜き出して、ベッドを下りようとして… ふと、枕元へ目を向ける。 …『汝、生き急ぐことなかれ。死に急ぐことなかれ。』… 暗くてよく見えないけれど… そこには、そう書かれたスケッチブックの紙が一枚、貼り付けられている筈だった。 …筆談をする、自分同様『訳アリ』の修道女に貰った物…。 美形な聖人の聖画も、予定表も何も無い枕元に、それが一枚だけ )   ( あの人の夢じゃない… 『だとしたら、知っている筈だから』 …手と手を重ねて… 一度握って。 …意識の片隅で何かが引っ掛かる感覚に首を傾げながら… 寝間着のまま、寝所を抜け出した ) [Thu 4 May 2006 22:52:52]
セクス > ( …もそり… 暖は取れるけれど、重たくて寝苦しい毛布を除けて、身を起こす。 …勿論周りには誰もいない… いや、居るのだけれど、皆寝静まっていた ) ………。 ( …布団の中で温まっていた手を、頬に当てる…。 …つい、さっきまで… 誰かがこうしていた気がした。 …何か、とても安心させられる言葉を囁いて…。 …『誰』だと思ったのかも思い出せないけれど… 知っている筈の人。 『夢だった』事をどこかで寂しく思いながら… 曖昧過ぎて、深くは考えられない… ) [Thu 4 May 2006 22:37:44]
セクス > ( 女子修道院… 中でも位階の低い修道女達の、合同の寝所で。 …闇の中、薄紅色の髪をした少女は、同色の目を開けた… )   ( …悪夢にうなされた訳ではなく、呼吸も乱れていない…。 ただ、それを夢だと知った時に、どうしても『起きたい』と思った…。 起きて、それが現実である事を確認しないといけない気がしたのだけれど――― )   ( …例によって、何を見たのかは覚えていない… ) [Thu 4 May 2006 22:30:54]
お知らせ > セクスさんが来ました。 『( 誰だろう――― )』 [Thu 4 May 2006 22:26:04]
お知らせ > アイリさんが帰りました。 『 調子に乗った騎士団員が次の日お尻を押さえて来ない事を祈る。 』 [Thu 4 May 2006 00:04:45]
お知らせ > トリスさんが退室されました。 『分類はやたら喰う騎士団員の方。 そして大切な部分だけは守りきるさきっと――』 [Thu 4 May 2006 00:03:53]
アイリ > ああ…私も叔父の別邸を借りていたのですけれど、年末のあれで見事に無くなってしまいまして。 では、参りましょうか? ( あまり豪勢なものではありませんけれど、と苦笑を漏らしつつ聖堂を後に。 途中、ウィンプルを被ったシスター達が此方を見て何か口を開いているのを見れば、軽く会釈をして十字を切った。 ちなみに食堂では騎士団ごとに団の円卓テーブルを用意して、量だけは多いパンだの豆スープだの味付けの濃い保存肉だのが振舞われるだろう。 それらをあまり多く口にしない少女騎士と、やたら食い、やたら飲む騎士団員の姿が拝める筈。 勿論、安酒は山ほどある。 ) ( 女流騎士、と言い切れない部分が剥がされないことを祈ろう。 ) [Wed 3 May 2006 23:58:33]
トリス > ・・・・家は此方に借りていますが、今夜の食事に関しては決めていませんね。(寧ろ考えてるのはマナーとか大丈夫だろうかって事と、家で帰りを待ってる可能性のある妹に御免なさいである。  異端の自分がこちら在住の騎士から誘われるのは希少だ。――2〜3秒迷った。) ・・・折角の機会ですし、私も同席させて頂けると。(主に固まってるのは此方の側、なんだか合戦前みたいな緊張した面持ちで参加申し出たり。 食事が済む頃には化けの皮の数十枚ぐらい剥がされてる事だろうが。) [Wed 3 May 2006 23:49:29]
アイリ > ( それと聖水を随員達に持たせる事にする。 彼らは騎士見習いの立場上、剣も盾も持つことを許されない。 そして護身程度のクラブと短弓、クロースアーマーが全装備だが、軽装だからといって戦地には連れて行かないのではそれこそどう騎士になるのかという話。 ) さて…では後日受け取りに参ります。 トリスさんは騎士団寮に御住まいでしたか? よろしければこれから皆で食事を、と思うのですけれど――――。 ( 年末に家を潰されて以来、皆と共に寮で暮らしている。 少し会話が固い気がするし、折角歳の近そうな女流騎士の面識を持つのだから仲良くなっておいて悪い事は無いだろうと。 いわゆる、食事のお誘い。 ) [Wed 3 May 2006 23:34:48]
トリス > 遊歴として故郷に居た頃はもう少し違うかと思って居ました ――偏り過ぎた私には、その言葉が励みです。(百人長の言葉は少数派たる騎鳥兵の存在意義でもある。 なんかちょっとぐっと来た。) 功を焦っても仕方のない事案ですからね。 ――了解しました。 (アイリーン隊に続いて、見た目から太い鞘に収められた広刃の剣を預ける。 騎鳥の上から振り下ろすのがメインだが、徒歩でも使えないこともないって重さの品だ。 台車の上で奇妙に目立つ。 これで合計六本、一晩そこらは掛かるだろうから、出発前に受け取りに来る事になるか。) [Wed 3 May 2006 23:27:27]
アイリ > 軍隊とはそういうものですから。 騎士たるもの全てに於いて模範で在れとは言いますが――――その実、汎用の兵は役にはたちません。 少なくとも、構成員としては。 ( 彼女のような特殊兵装の騎士が居るからこそ出来る事というものもある。 剣は剣の役目を果たし、槍は槍の役目を果たせば良いのだ。 そんな持論。 ) 無理をして怪我などしないのも仕事です。 出来る範囲でこなしましょう―――その為の準備も今此処でするのですし。 ( やがて司祭級のローブを纏った壮年の男が現れ、胸の前で十字を切って挨拶をした。 各々、腰から鞘ごと剣を抜いて台車の上に並べて行く。 随員二人は戦闘要員に含まれず、実質アイリーン隊の剣は5つ。 )  [Wed 3 May 2006 23:12:33]
トリス > 正規の騎士団とはあまり組みませんから―― 騎士団も、隊が違うと大分関わりの薄いものですね。 (騎馬隊の中に鳥騎士がいたりするとそりゃ扱い辛い事この上ない――基本的に仕事は各騎士団の側面サポート。 普段は接する機会もなかろう――) 期待に沿えるよう努力します。  ・・・・剣と槍で叩き伏せられる相手ならばまだ楽なのです が――(腰に吊るした大型の剣をちらりと見つつ。 その為の大聖堂集合でもあるが――あまり敬虔でない部類の人間としては効果の程は少し不安ではある。) [Wed 3 May 2006 23:03:52]
アイリ > 嗚呼…そういえば直接お話しする機会はありませんでしたけれど。 ( そういえばあの時も確かに彼女の姿があった筈。 フルプレートランニングに参加していたりとか。 ) 此方こそ、一人でも力のある騎士の助けが欲しかった所です。 アンデットの相手など私達も未経験ですから―――――。 ( さて、聖堂から奥に進み、先だって依頼をした騎士団の者だと名を告げる。 誰か担当の人間が来るのを待とうか。 ) [Wed 3 May 2006 22:51:48]
トリス > (ほ、と少し安堵っぽい吐息がもれたような。 慌てて飲む。 作ってる作ってる。) ――こうして声を聞くのは前の合同訓練以来ですね。 任務の間、宜しくお願いします 百人長。(6対1ということで少し圧され気味だが、同僚となる其々の名前と姿を頭に叩き込んでおく。 自己紹介が終わったら、共に大聖堂に入ってくわけだ。) 有事の際には人を守るが騎士の役目。 こういう事態となっては数は一人でも多い方が良いと思ったので――(この手の化け物との戦歴はあまりないですけどね、と頭かりり掻きつつ。) [Wed 3 May 2006 22:37:20]
アイリ > ――――と、来たようですね。 ( てっきり件の騎乗鳥でやってくるものだとばかり思って通りを眺めていれば、此方に向かってくる正装の女性(?)の姿。 挨拶を向けられれば、こちらも会釈を返し。 ) お待ちしておりました。 統括百人長、アイリーン=アルベントです。 私達も今しがた到着したばかりですのでお気になさらず。 ( 外見の幼さの割に背筋を伸ばした良く通る声でそう返事を返し、やや固い笑みを作る。 続いて少女の後ろで背の高い男達が次々と自己紹介を始めた。 若い騎士の男が二人。 壮年の騎士団監督。 髭面のやや全盛期を過ぎた程度の男が紋章長。 そして随員の少年が二人。 アイリーン隊計6人が整列する。 ) さて、討伐隊に加わっていただけるという話ですが――――。 ( 早速本題を切り出して、自然に大聖堂の入り口を潜る。 自分より歳の上らしい女性を見上げながら歩く。 ) [Wed 3 May 2006 22:22:44]
トリス > コレは・・・遅れた、かしら―――私としたことが。(騎士たちの到着に少しだけ遅れて、”待ち人”は、歩いてやってきた。 着替えに梃子摺って慌ててきた田舎者っぽさというか―― 他の騎士との共同作戦に慣れない事もあり、少しばかりそわそわが見え隠れ。) お待たせしてしまったみたいで―― 申し訳ありません。 此度の作戦に増員として参加します、ヴェイトス市騎士団所属 騎士、トリスです。(そんな訳で頭下げる謝罪から始まる挨拶となる。 よろしくお願いしますもちょっと固めか。) [Wed 3 May 2006 22:03:45]
アイリ > 今度の戦いは少々特殊になります。 各自考え付く限りの可能性を考慮しておくように。 人間相手のセオリーは忘れなさい。 ( アンデットが相手だという。 今まで怪物の類、竜、人間、それなりに殺し合いになるような戦いの場数をこなして来たが、今度の相手は未知数。 存在こそ知っていたが、戦ったことは無かった。 聖属を持たない騎士の相手としては専門外だったからだ。 聖騎士団なりエクソシストなりVHなりに任せるものだった。 だが、徒党を組んで土地を占拠するというのなら話は別だ。 ) [Wed 3 May 2006 21:53:08]
お知らせ > トリスさんが来ました。 『何時もより良い服と、少しの緊張と。』 [Wed 3 May 2006 21:52:35]
アイリ > ( 大聖堂前の大通りを騎馬隊が蹄を鳴らして進む。 先頭を紅と黒の女性騎士用礼服を着た小柄な娘が仕切り、その後ろに4騎が続く。 そして馬の後ろにはまだ若い随員のような青年が随っていた。 先頭の少女が無言のまま片手を軽く上げ、それを下ろすと騎馬は一斉に足を止め、大聖堂の横につけるようにして整列する。 ) 少女と騎士達が馬上から降りると、随員達が厩に騎馬を繋ぎに行った。 ) ――――待ち人はまだですか。 さて。 ( 聖堂脇、邪魔にならない程度に退いて待つ一団の中、一人の騎士が聖堂から戻り、それらしき人物はまだ来ていないと告げる。 ) [Wed 3 May 2006 21:44:44]
お知らせ > アイリさんが入室されました。 『 馬上の騎士少女、騎士団員6名を後方に従え。 』 [Wed 3 May 2006 21:36:34]
お知らせ > セレスさんが帰りました。 『 “聖女認定”失踪 』 [Wed 3 May 2006 20:59:56]
セレス > ( そして ) [Wed 3 May 2006 20:59:33]
セレス > ( むりそう。 ) ( 5分程そのポーズのまま思案して、ちょっと現実的な気分になった。 聖女ですけどやっちゃ駄目な事もある気がしてきた。 とりあえずもう一回右側の壁に手をつきながら外を目指してみようかと思った。 ) ―――――…ご加護をっ。 ( 気合を入れて、再出発。 ) [Wed 3 May 2006 20:55:38]
セレス > ――――――行けますよね? ( *だれにきいているのだ。 自身の身体能力を果てしなく度外視したミッションを真面目に考え始め、ガラスの嵌った上質な窓を開けてみる。 身を乗り出して、何処か掴む所は―――などと周囲を見渡しつつ。 ) …「聖女ならやってやれ」です! ( 窓枠に足をかけた。 ) [Wed 3 May 2006 20:45:02]
セレス > ああっ…!? 無いんですか出口この建物…!! ( 暫しして何故か出発地点である部屋の前に戻ってくる。 口語の順番が逆な上にそんな馬鹿なである。 何処から入ってきたのだ。 ) ……広い建物、苦手です。 でも人様の手を煩わせるわけにもいきませんし―――――。 ( 窓から出ようか。 宛がわれた部屋の窓から外を覗き見れば、此処は2階。出られない事も無い気もする。 まるっきり不審者であるが。 そのルートで護衛のひとに声をかけられるかも怪しい。 ) [Wed 3 May 2006 20:35:07]
セレス > ( そして迷った。 ) [Wed 3 May 2006 20:30:34]
セレス > ( 暫しベッドに凭れたまま、窓の外を眺める。 すっかり日も落ちて、外に出るには良い頃合ではある。 休暇の内に少しでもゆっくりと街の散策をしてみたかった所で―――護衛つきの条件で許可を頂いた。 暫しのんびりとベッドの上で身体を伸ばし、運動不足にしては頑張った身体を解す。 未だ筋肉痛気味ではある。 ) ――――食事は……あ、そうそう。 外食、してみよう。 ( ベッドから降りてカソックを纏い、独り言。 大聖堂の食事のサイクルとは完全にズレてしまっているだろうし、折角だから外で何か食べてみようとか。 外食なんて、そもそも自分で食べるものを選ぶなんて事自体殆んどした事が無い。 少し楽しくなって、軽い足取りで部屋を出た。 ) [Wed 3 May 2006 20:29:14]
セレス > ―――――……生は食べられないから……歯ざわり無くなるまで炒め…あぁっ、もうちょ……無理…むり…ッは!!? ( 悪い夢に魘されてのそりと飛び起きると(ガバっと起きられない低血圧。)、其処は何処とも知れぬベッドの上。 否、そう、大聖堂の女子寮だったか。 帰還までの暫しの休暇を頂いて、未だ此処に居たのだった。 暫し記憶の混乱と気持ちの悪い夢の後味に目を瞑る。 ) ――――そう。 そうでした。 終わったんですね、聖剣戦争。 ( 無意識に左の腰に当てていた手が空を切り、其処には既に共に戦った聖剣が無い事を思い出す。 軽い喪失感だ。 ) [Wed 3 May 2006 20:19:14]
お知らせ > セレスさんが来ました。 『 ……玉葱は炒めて…っ!! 』 [Wed 3 May 2006 20:13:17]
お知らせ > ジャスティスさんが帰りました。 『さて……私も荷物まとめよっと』 [Wed 3 May 2006 02:30:03]
お知らせ > ヒグラさんが帰りました。 『家に帰って外出の準備をしないと…』 [Wed 3 May 2006 02:29:02]
ヒグラ > うん…あの複雑な味のするお茶か…(ちょっと悩む。歓迎してくれるのは良いんだけど…と。ジャスティスも帰る、と言うことなら。自分もその話しに乗って)うん。それじゃ一緒に帰ろうか…(一緒に帰っていく事でしょう) [Wed 3 May 2006 02:25:34]
ジャスティス > ええ、是非。いつでもいらっしゃい、お茶くらいならいくらでも出せるし。 (ヒグラの問いかけには、私も帰るから、よかったら途中までいっしょに。そう提案しながら、大聖堂を後にするだろう……) [Wed 3 May 2006 02:22:07]
ヒグラ > あはは、ごめんね…(ぽりぽりと頭を掻く。此処で言うのはあんまりよくない言葉では会った)うん。また、時間があるときにでも行かせて貰うよ。そのときには教会の話し。また聞かせてくれよ?(冗談ぽく笑みをうかべれば、これで一応目的は達成したのだけれど)ジャスティスはこれからどうするの? おれは目的の物は手に入ったからそろそろ帰るつもりなんだけど… [Wed 3 May 2006 02:18:47]
ジャスティス > うぅ〜ん、うれしいようなさびしいような複雑なかんじねぇ……けどまぁ、確かに私の協会の方がこじんまりしているから、気楽と言うのは気楽かもしれないわね。 (ここは立派で、気持ちがしっかりするけれど、ちょっと気が張り過ぎるのかも、と相手の言葉にはありがとうといって) ふふ、それじゃあ、また礼拝にでもいらしてくださいね [Wed 3 May 2006 02:13:01]
ヒグラ > そっか。結構少ないんだね…(うんうん、と納得して。そして声を潜めて…)でも、やっぱり此処よりも俺はジャスティスの教会の方が居心地がいいや…って言ったら起こられるかな…?(確かに建物は立派だし綺麗だし。だけど居心地が良いか…というとそれほど良い訳でもない。やっぱり教会ならジャスティスの教会のほうが良い、と) [Wed 3 May 2006 02:05:55]
ジャスティス > うーん、そういうわけでもないかな?最近ちょっとした用事があって良く通っていたけど、その用事も終わったし、つきに2、3度ってくらいかしら。 (天井のステンドグラスみながら、何もなければね、と付け加えて) [Wed 3 May 2006 02:02:19]
ヒグラ > うん。其れはもちろん。死んじゃったら何もならないよっては伝えておいているから(あはは、と苦笑を浮かべながら、納得してくれている様子にほっとする。そして、ぶどう酒の瓶に詰められた聖水を受け取ろうかと)あ、やっぱり大聖堂から分けてもらうんだね…それじゃ、やっぱり此処に足を運ぶのは多いの?(さっきのどうして此処に…の質問も含め尋ねて) [Wed 3 May 2006 01:58:52]
ジャスティス > 成る程、なんだか、お侍さん、って感じですね。けれど、命は大事に、と伝えて置いてくださいね。 (相手の言葉を疑うことなく頷けば、勝手に得心したようにもう二度三度と小さく首を縦に振る) え?私の教会?えぇ、それはもちろん。ミサの時とかも使うし……けれど、まぁこうやって、私も大聖堂からもらって帰ってるんだけれど。 (ちょっとなさけなさそうにへたれて) [Wed 3 May 2006 01:54:52]
ヒグラ > (ないよりマシ。それでも聖堂にあるのだからそれなりの祝福はあるのでしょう)俺の友達は何でも屋かな?ただし戦闘専門の、ね…。今回はおもしろそうだからって理由で参加したいみたいだよ。強い相手と戦えるかもっていってた(本当は自分の事なのだが、それとは悟られぬように適当にはなしをでっちあげる。それらしい筋の通った放しになっていればいいなと思いつつ)暗黒街の教会のほうにもやっぱり聖水って置いてあるの?(あたりまえだろうな、とは思いつつふと思い浮かんだ疑問) [Wed 3 May 2006 01:48:52]
ジャスティス > そうですね、それでは……。 (と一礼して奥に引っ込めば、ぶどう酒の瓶に聖水を詰めてきて……ごくごく一般的な方法で作られる聖水だ) あなたのお友達も作戦に参加するのね。何をやっている方なの? VHG……じゃないか。陰陽のハラエあたりの方? (別に疑ってかかる、と言うわけでもなく、世間話程度に尋ねて) [Wed 3 May 2006 01:44:45]
ヒグラ > ん〜、どのくらいが普通なのかは分からないけど、とりあえずは2,3回相手にかけて使える分があればいいかな…(多分、そんなには使わないと思うんだけど、と奥に向かったジャスティスへと言葉を送り)うん。そうだといいね。友達もがんばるって言っていたし。備え在れば憂いなし…ってやつだから [Wed 3 May 2006 01:40:32]
ジャスティス > あぁ……あの話ね。 (うんうん。と納得がいったように二度三度と頷く。けれども、一応組織とは関係ない参加者として過ごさなければいけないと思い出せば、こちらもはっきりとしたことは言わなくて……) けど、大丈夫よ、ヴェイトス市まで被害が飛び火するなんてないわ。 (やけに力強く呟いた後、一度姿を消すだろう、聖水は量はどれくらいかと尋ねながら) [Wed 3 May 2006 01:35:00]
お知らせ > ジャスティスさんが入室されました。 [Wed 3 May 2006 01:30:32]
ヒグラ > ジャスティスはどうして…って聞くのもちょっとおかしいけど大聖堂にきたの?やっぱり報告とかがあって?(言葉を繋げるように疑問を更に口にした) [Wed 3 May 2006 01:10:37]
ヒグラ > うん。噂って言うか仕事の斡旋所覗きに言ったとき死霊の砦があって、そこの死霊が活発になってるって話しだったでしょ。知り合いもその討伐に参加するんだけど、俺にも一応ヴェイトスになんかの影響があったときのために準備しておけって言われて…(それで聖水を求めて此処に着たんだ、と結びます。この話は彼女も知っているはずで。目新しい話ではない…はず。後で神社でお札も貰いに行きます。とはいいません。神様ちゃんぽんしちゃってます)… [Wed 3 May 2006 00:34:58]
ジャスティス > ああ、聖水ですか、ちょっと待ってくださいね? (この修道女は儀式的なことはからっきし。なので、奥に聖水をもらいに行ってこようとして……ちょいと足を止める) 怖い噂……ですか?興味ありますね。 (どういった噂でしょうか、と興味と言うよりは、また何か悪いものでも出たのか、と眉をひそめて尋ねる) [Wed 3 May 2006 00:31:20]
ヒグラ > あ…ジャスティス…?(上に集中していた為に声を掛けられるまでその存在に気が付かなかった女性。教会所属なのだから此処に居てもおかしくないか…と思って)あ、うん。礼拝…もそうなんだけど…ちょっと怖い噂を聞いたから魔よけの水を分けてもらおうかと思って…(安心した口調になれば、怖い噂、とは死霊の依頼の事) [Wed 3 May 2006 00:27:58]
ジャスティス > (色々と事後報告も終わり、さて、教会に戻る前に公衆浴場にでも立ち寄ろうか、と考えて礼拝堂に抜けてでれば、どこか見たことがあるような人影が聖堂内にいて……) あら、礼拝……ですか? (控えめながら声をかけた) [Wed 3 May 2006 00:23:59]
ジャスティス > () [Wed 3 May 2006 00:22:14]
ジャスティス > () [Wed 3 May 2006 00:22:13]
お知らせ > ジャスティスさんが来ました。 [Wed 3 May 2006 00:21:03]
ヒグラ > (誰かが来るまでの間…と意識を大聖堂の中へと視線を向ける事にしました。暗黒街の教会よりもはるかに立派で綺麗な造り。ステンドグラスも昼間であればより美しく見る事ができたのでしょう)やっぱりすごいな…初めて入ったけど…(さすがはヴェイトスにあるパプテスの中心…と…感嘆の声を上げて、ぐるり、ゆっくりと視線を動かし) [Wed 3 May 2006 00:13:24]
ヒグラ > (一般信者が入れそうなところまではすぐに足を運ぶ事ができました。が…肝心の神父らしき人は姿がみえません。さすがにこれ以上奥へと行こうとすれば見張りの人が居て問答無用で逮捕とかそんな事を考え)…こまったなぁ…(普通の小刀に気合を込めればそれで大丈夫だ!と頭領は言っていたけれど今ひとつ自信はなく)ん…しばらく待ってこないなら気合と根性かな…(誰にも聞こえないように小さく呟きます。一応あの仕事は(見る人が見ればばればれですが)偽名を使って受けた仕事でしたし) [Wed 3 May 2006 00:05:51]
ヒグラ > こんな遅くにすみません…(コツ…コツ…妙に足音が響くように聞こえるのは気のせいでしょうか…。元々、広い聖堂ほど声が通りやすいように音響は考えられているそうですけれど)このまま進めば、礼拝堂かな…?(暗黒街の教会の造りを思い浮かべればそんな気がして…礼拝堂までなら気軽に入っても大丈夫だろう。と、奥へと足を進めていきます) [Tue 2 May 2006 23:54:15]
ヒグラ > (いつもの着流しの服でその扉の前へと足を運ぶ。以前に足を運んだ暗黒街の教会でのできごともあり、心なしか気分は軽い。コンコン、と聖堂の正門をノックしそして扉へと手をかけてみよう。ゆっくりと緊張しながら、中へと足を踏み入れる。目的は退魔に役立つとされる聖水。死霊退治には準備していた方がいいかなと思ったため) [Tue 2 May 2006 23:47:42]
お知らせ > ヒグラさんが入室されました。 『中で何が行われていたかは知らぬまま…』 [Tue 2 May 2006 23:44:53]
お知らせ > セクスさんが退室されました。 『( ヴァンパイヤを殺せない時は、私の死ぬ時。 …何故、生きている… )』 [Tue 2 May 2006 23:41:17]
セクス > ( …歌い終えて。 …それだけで少し上がってしまう息を整えて…。 『そんなものは必要無い』と、視線を落とす。 …必要なのは、唯一絶対と信じる事の出来る命令だ…。 …この身体の使い道を理解して、正しく導いてくれるマスターだ…。 人形で良い。 道具で良い。 …それで神の国へ入れる… ただ死ぬ事が無くなるのであればそれで良い。 …大聖堂の意思に… あなたの言葉に… 一々疑問を抱えて、思考して、罪を重ねるのはもうたくさんだ。 ………それなのに。 『これから』も… こんな状態が続くのか…。 詭弁を弄して逃げているのは大聖堂だ ) ―――私は… 私の務めを果たす事が望みです…。 ( 逃げてなどいるものか。 『正しく』命じられるのなら、それを実行する。 何であれ、喜んで――― ) [Tue 2 May 2006 23:39:50]
お知らせ > ティフィスさんが退室されました。 『ようこそ、聖歌隊へ』 [Tue 2 May 2006 23:28:29]
ティフィス > ( 合わせ鏡のように二人向き合って、不意に、そっとセクスの肩に手を伸ばそうか。そうして、もう片方の手で文字の書かれたかんばを出して見せた。 ) 『貴方に必要なのは、自信と安心感と、自分を愛せる心』 ( にっこり微笑んで、歌を続けよう。今は葬歌のようなもの悲しげなものでも、いつかきっと、喜びに満ちた歌になる。そう信じているからこそ、責めるでもなく呆れるでもなく、笑ってセクスの背中を押すように歌うんだ。 ) 我は父の 神の許を… 去りて暗き 地に下れり… 栄えも位も 我捨てたり… 何物を捨てて 汝 応えし ( そして歌が終われば、また筆談に戻る。 ) 『貴方の今の歌はわかりました』 ( ぺらっと画用紙をめくり上げて、また書く。 ) 『これから、今の歌がどう変わっていくか、そばで聞いていきたいと思います』 ( だから逃げないで欲しい、向き合って欲しい。そんな言葉を込めて、最後はこう締めくくろう。 ) [Tue 2 May 2006 23:28:16]
セクス > ( 暇さえあれば練習していて、暇だらけなら… アカペラでもそこそこ音程は崩れないが… それだけ。 声質はソプラノ?アルト?… 分類を与えられるほど上等なものでもない。 …彼女のように上手く歌えるとは思わないけれど… とても人様に聞かせられないものである事は、よく分かる。 細めの声で歌われる歌は… どこか追い詰められるような歌い手の表情と相俟って、歌詞に反して葬歌のような印象になってしまっていた )   ( 止めたい。 さっさと頭を下げて逃げ出そうと思う。 …『命令に反する』そんな事を考えてしまう自分が恐ろしくて… 重ねた手を、強く握った。 …重ねられる声には、止める事も叶わずに… ) ―――我は父の 神の許を… 去りて暗き 地に下れり… 栄えも位も 我捨てたり… 何物を捨てて 汝 応えし… ( …歌詞に疑問を抱いて… そこに説かれる喜びに、それを受ける資格があるのかと攻め立てられる…。 歌は、歌い手と聞き手の心持ち次第だ――― まだ続く歌は、何事も無ければ最後まで止まる事は無いのだろうけれど。 …芸能横丁どころか… 聖歌隊のメンバーのような顔も、ついに見せぬまま ) [Tue 2 May 2006 23:22:14]
ティフィス > ( セクスが一種の精神支配を受けているとは思いも寄らないのほほんシスター。特に突っ込むわけでもなく、おもしろいなーとか、そんな楽しげな顔で。 ) 『歌は歌うものと、聞くものの心に直接作用します。悲しいときやつらいとき、嬉しいとき、不安なとき、人はいろいろな気持ちを歌にしてきたのですよ。 ( いわば、人の感情、思いを閉じ込めて形にしたものだ。ゆえに、歌には力が宿る、魔力が宿る、奇跡が宿る。それが人の意思そのものだからだ。 ) 我 命を 汝(なれ)に与え… 血に 汝(な)が身を 清く為して… 死と黄泉の手より 汝を解きぬ… 如何なる物もて 汝 応えし ( 不安げに歌う彼女を感心させるように、セクスの声を追うように、やんわりと歌を紡ぐ。彼女の声を掻き消してしまうのではなく、バックコーラスのように裏で支え、持ち上げるように、控えめな声で、力と自身を与えるように。 ) [Tue 2 May 2006 23:11:32]
セクス > ( 彼女の『術』を行使するのであれば… 光輪は、より明瞭に姿を現すだろう。 …一つの術式の精神支配下にあるという事は、他の術式に対してはプロテクトが働くという事だ… 当人は気付かず。 それを眼にして喜ぶシスターティフィスに、不思議そうに顔を上げて ) ………。 ( 『歌を』と言われて(書かれて)… 『何故声にそのような特徴があるのか』を問おうと開きかけた口は閉じる。 …あるいは止められなかったとしても、聞けなかったかもしれないが… ) …私には… ( 『お聞かせできるような歌は…』 言いかけて、また口を噤み。 …叱られている子供のようなまごついた調子で… お腹の前で両手を重ねた。 …数度深く息をして… ) ―――我 命を 汝(なれ)に与え… 血に 汝(な)が身を 清く為して… 死と黄泉の手より 汝を解きぬ… 如何なる物もて 汝 応えし…  ( 皆と一緒に歌っている時は、周りに掻き消されてしまってよく分からない… 一人で歌っている時は、練習だから失敗も無い…。 けれど、一対一で、誰かに求められて歌うというのは、初めてで。 …多少滑らか… と言うか普通に歌えるようにはなっているものの… 声は微かに震えてしまう ) [Tue 2 May 2006 23:01:21]
ティフィス > ( 今のは説明のために短い小さな言葉だったが、仮にこれを腹のそこから思いきり叫べば、普通の人間は脳震とうをおこすだろう。歌うことでしか形にならない声。しかし、それで特に不自由を感じているわけでもなければ、ティフィスはにこにこ笑ったまま。 ) 『今度は、貴方の歌声を聞かせてくださいな』 ( のほほんとしたまま、唐突に。だって彼女も聖歌隊だし、このまま返してしまうのはもったいない、なんてことを思いつつ。光の輪には、きれいだなーとかそのくらいの感想しかない。見れば両手をぽむ、とあわせて目を輝かせるんだ。シスター・ティフィスとは、そんな性格。 ) [Tue 2 May 2006 22:47:12]
セクス > ?… ―――ッ!? ( 『歌』であれば問題無く、旋律を持たない『音』は害を為すと言うのは… 証明されなければ、どういう事かは理解出来なかっただろう。 ―――弱いだけの感覚は三半規管を狂わされたようにバランスを崩し… 手近な信徒席の背凭れに手を着いた。 刹那。 天使の光輪の位置を少し下にずらしたような、文字通り【光の輪】が浮き出るように洗われる。 …パプテス呪術に明るい者であれば、それもまた術式の一つであると理解するかもしれないけれど… その『声』が止まるのであれば、その光輪もすぐに姿を消して ) ―――。 …はい。 私には…理解の、及ばない現象ですが…。 その特異性は認識します。 ( …僅かに顔を顰めて… それはあくまで『音』の影響を受けた自分の体調に対して自然に出たものだけど… 頭をふりふり、背筋を伸ばしてシスターティフィスに向き直ろう ) [Tue 2 May 2006 22:41:57]
ティフィス > ( 『Amen』声は出さず、答える代わりに小さく十字をきってみせる。なぜ? と問われると、少し考えるように首かしげ。そしてペンを動かした。 ) 『私の声は、そのまま発すると生き物の耳に悪影響を与えるのです。たとえば――』 ( そこで一度文字を書くのをやめて、『こんにちは』と声を発してみる。しかし口がその通りに動くだけで、それは言葉にはならず。代わりに、セクスは耳鳴りのような脳を引っかかれるような、そんな不快な音波を拾うだろう。 ) 『いきなりごめんさない。でも、これでお分かりいただけましたか?』 ( 簡単に分かりやすく説明すると、またそんな言葉を紙に書いて見せた。 ) [Tue 2 May 2006 22:33:34]
セクス > ( …拍手は無い。 『Amen』 と… 微かに声になる程度に唇を動かして、浅く礼をする。 薄紅色の瞳で、やはり出されるスケッチブックを見つめ… 『Sex』 …そこに書かれた文字を見て… 少し眼を伏せた。 ……そうだ…… この名は、変えないといけない ) …こんばんは、シスターティフィス…。 ………。 …何故… 筆談をするのですか…? ( 『歌』意外には喉を使うなと… そこまでの指示を受けているのかと考えて。 …自分の事は棚に上げ、そこまでするのかと… 無表情に、僅かに不服そうな、複雑な表情を浮かべる。 それを問う声は、躊躇いがちに ) [Tue 2 May 2006 22:28:00]
ティフィス > When Thou hast given me some fort to hold. Dear Lord, forgive. ( こくり、と歌いながらうなずくと、温かみのある声音でなおも歌う。いよいよ歌も終わりに近づいてきた。 ) Forgive the sins I have confessed to Thee. Forgive the secret sins I do not see. ( キョトンとするシシター・セクス。その顔が示す意味は、なんとなく分かる。 ) O guide me, love me and my keeper be. Dear Lord, Amen.  ( 静かに、調律が薄れていく。歌が終わったのだ。広間に静寂が戻り、こつ、こつ、と彼女に歩み寄る。 ) 『こんばんは、シスター・セクス』 ( にっこり微笑むと、スケッチブックに書いた挨拶の言葉を、彼女に見せよう。 ) [Tue 2 May 2006 22:21:27]
セクス > ( 傍で、聞いていたかった。 …もっと近くで… 出来れば、どんな顔をして歌うのか、見てみたかった。 …聖歌隊で歌う人達のような顔は、自分には出来なくて… ) ―――。 ( けれど、前に回るという事は… 相手の視界にも入るという事。 向けられた微笑に、『気にしないで、止めないで』と手を出して――― 見覚えのある顔に、珍しくキョトンとした表情で眼を瞬いた ) ………。 ( …聖歌隊に所属しながら、『筆談』の彼女の事は不思議に思っていたけれど… 口パクではなく、本当に歌えたのかと驚いて。 …声を出せるのに何故筆談なのだろうと、新たな疑問に首を傾げる… ) [Tue 2 May 2006 22:16:27]
ティフィス > ( どこぞのお笑い芸人じゃないんだから、会うたび会うたびハイテンションで歌いながら話されたのでは溜まったものでは無いだろう。ゆえに、ティフィスはいつもペンと画用紙を携帯している。 ) If I have been perverse or hard, or cold. If I have longed for shelter in Thy fold. ( 歌を紡ぎながら、胸に片手を当てて、もう片方の手をなだらかに広げながら。ようやく人の気配に気づいたのは、ちょうど遠回りにやってくる人が、視界の片隅に入ったときだった。のほほんとした顔をそちらに向けて、歌声は続けたまま、挨拶とばかりに微笑む。 ) [Tue 2 May 2006 22:11:57]
セクス > ( 読めないあるふぁべっとよりは、実は客寄せになったr――― ぇ? 読める? ううっ…。 さておきっ! …当然邪魔をする積りは無い…。 よく考えての行動では無かったけれど… その歌声を、聴いていたかったのだと思う。 …自分と同じくウィンプルの後姿… その人が誰かは分からないけれど… 物音を殺して、そっと、回り込むように前列を目指そう。 …ものの役に立たないどころか、不安材料になってしまっている自分… 一般の修道女として与えられる務めの殆どをこなせず、どうにか見つけた居場所は聖歌隊。 …自主的に修道院を抜けさせようとする働きかけは、時折思い悩むようになっても教会を拠り所としている身には辛く…。 その穏やかな歌声には、心を洗われるようだった ) [Tue 2 May 2006 22:07:23]
ティフィス > Lest I myself shall suffer through the strain. Dear Lord, forgive.  ( だからといって、劇団ミュージカルのようによう〜こそ〜っ♪ 光と〜慈愛の〜我が家〜♪ だ〜い〜せ〜いどう――へ〜♪ とかやってもダメだ。第一聞いた人が即効で逃げる。 ) Lest I myself shall suffer through the strain. Dear Lord, forgive.  ( 入ってきた人物にも気づかず、ソプラノの音域で歌を紡ぎ続ける。 ) [Tue 2 May 2006 21:56:29]
セクス > ( 【アンデッド】 のカテゴリーは広過ぎる。 …吸血鬼に限定されなければ、殲滅を目的としても、仮にも『教皇庁からの預かりもの』であるクルースニックの修道女を起用する訳にはいかないという事か…。 …そんな事は知らないけれど、『聖剣戦争』の終幕を迎えて静謐を取り戻した大聖堂で… ふと耳にした歌声に誘われるように、そこへ顔を出した。 …扉の鳴る微かな音を、なるべく静かに立てて… 邪魔をしないように、そっと中へと足を踏み入れる ) [Tue 2 May 2006 21:52:20]
お知らせ > セクスさんが入室されました。 『( 小耳には挟んだけれど、きっと加わる事は許されない )』 [Tue 2 May 2006 21:45:49]
ティフィス > ( きちんと調律の取れた歌であれば、歌術でなくったって声は出せるし、だしても周囲に被害が出ることは無い。だけど、それを自分から説明する気は無い。ティフィスは好きなときに好きな歌を歌い、満足できればいいのだから。 ) If I have uttered idle words or vain. If I have turned aside from want or pain. ( そうして、相変わらず瞳はまどろむまま、気の済むまで歌を歌い続ける。 ) [Tue 2 May 2006 21:39:29]
ティフィス > ( 聞いた話では、郊外に打ち捨てられた砦に不死者がでたらしい。討伐だとか何とかの話が、聖堂でもちらっとでていた。もっとも、己はただ歌うだけ。戦いなんてできないし、己の歌術は戦闘支援に使えるほど融通の利くものでもないから。 ) If I have walked in my own willful way. Dear Lord, forgive.  ( 透き通った声が、広い空間にこだまする。他に人はいない。己だけのこっそり練習。 ) [Tue 2 May 2006 21:34:40]
ティフィス > If I have wounded any soul today. If I have caused one foot to go astray. ( それはパプテスの奇跡を行使する歌術ではなく、聖歌隊で歌われている聖歌や賛美歌、ゴスペルソングの一つ。ティフィスの声が聞けるのは、調律された”歌”を紡ぐときのみ。ウィンプルですっぽりと頭を覆い、胸のところで両手を組んで、やや天井を見上げ気味の姿勢で歌う。 ) [Tue 2 May 2006 21:24:42]
お知らせ > ティフィスさんが来ました。 『(ステンドグラスを通して漏れ込む月光を浴びて、歌を紡ぐ)』 [Tue 2 May 2006 21:21:13]
お知らせ > シェバトさんが退室されました。 [Tue 2 May 2006 14:52:11]
シェバト >  私には、私の仕事がありますから。 [Tue 2 May 2006 14:52:10]
シェバト > ……そう言えば、聖杯戦争、でしたっけ。アレは終わったんですね。 (言われるまま判子を突きながら、出たかったのかと聞く上司に) …いいえ。私では役不足です。ああ、サインも忘れないで。 [Tue 2 May 2006 14:51:59]
シェバト > 私が愚かでした。その立場に立って初めて疑問を持つなんて途轍もなく愚かです。以前は、ああやって女性が手指を皹で痛めているのが当然だと思って居た自分が気持ち悪い。掃除が足りないと小姑のように修道女を嬉々として鞭打つ司祭が気持ち悪い。あんなものはサディストじゃありません、ただの変態です。 ………当然、判子を押して頂けますよね。貴方が、わざわざ評判の悪い所を選んで私を派遣したんですから。 (修道院の現状調査も仕事のうちだ。本気で嫌悪しているのか、眉に深い皺を刻んで言った) [Tue 2 May 2006 14:50:33]
シェバト > (…いあ? 居た。) [Tue 2 May 2006 14:43:52]
シェバト > マリア・ルッカ修道院の待遇改善のための嘆願書に判子を押して頂けますか。 (マリア・ルッカとは、クリスティア滞在時に世話になった修道院の名前だ。ばん、と報告書の序でに書き上げたそれを机の上に押し付け) 主の休日たる日曜は、男性僧房を無償で掃除。ベッドメイクすら当然のようで、男性の寝所は藁を詰めシーツを被せていただけるのですが、修道女は皆硬い木のベッド。食事は必ず男性司祭の後で、待遇も微妙に悪い。オマケに処罰が男性の数倍辛い。 ………どうよこれ。可笑しくないですか!!聖書に記された原罪は確かに女性の方が重いですが、其れにしたってあのド閉鎖的で盲目な事!! (一ヶ月と少し彼女らと過ごしたエクソシストは、大分感情移入してしまっていあ) [Tue 2 May 2006 14:43:45]
シェバト > 良いでしょう。……後で、僧房の連絡先と一緒に、御返事させて頂きます。 (活動時間の問題もありますし、とこれは個人的事情にて秘す) …………で、 此処から先は個人的な御相談なのですけれど。 [Tue 2 May 2006 14:37:15]
シェバト > …… シスター・ジャスティスと。パーティを。 (この依頼は、各団体から個人として出されるものだ。パーティを組むのは当然その個人らの自由なのだが、矢張り大聖堂の者は大聖堂の者と、と言う方が上から見れば都合が良いのだろうか。…彼女とは、縁が無い訳ではない) …………、 (以前は、「最初から居なかった筈の」「不死者でありシスター」の事で口論になったのだったか。記憶の縁を掘り返す) … いいえ。私情を挟む程、私は感情的じゃない。未だ女性のように繊細にはなれないので。 (嫌味のように付け足した) [Tue 2 May 2006 14:34:26]
シェバト > 結局、此方で解っている以上の情報の譲渡は在りませんでした。一介のシスター――…語弊がありますね。一介の、それも異国のエクソシスト如きに渡す情報は何もないとでも言いたそうでしたよ。 (一ヶ月と少しヴェイトスを離れていた神父、もといシスター、もといエクソシストは、上司を前に任期報告をしていた。書類を机の上に滑らせ、未だ着替えていないシスター服で腕を組む。憮然と) で、次は不死者退治、ですか。相変わらず人使いがお荒い事で。 [Tue 2 May 2006 14:30:32]
お知らせ > シェバトさんが入室されました。 『 ―――以上。 』 [Tue 2 May 2006 14:27:27]
お知らせ > 園内一花@育成さんが退室されました。 『( それなら、出直そう )』 [Mon 1 May 2006 23:38:52]
園内一花@育成 > ( ちょっと無骨な印象のある、飾り気の無い木箱は… ビックリ箱で、その中にお土産。 …遠慮がちに奥への扉を開けて――― 大聖堂を通して送られた荷物に、返事を出したいという旨を伝える。 ……少し待たされて、驚いた…… その人は今、大聖堂へ来ているとの事――― ) [Mon 1 May 2006 23:38:10]
園内一花@育成 > ( 惜しくも何とも無い。 そして増えないのなら、白粉以外の物は食べて貰えない。 …特に増えるでもなく白粉を平らげる様子を見守って… ) ………あら。 ( …見向きもされなかった菫色を惜しそうに見つめて、小瓶へと戻す… ) ―――〜さてと… ( 行こうか。 …立ち上がって… けれど出入り口へは向かわずに――― 奥へと続く扉の方へ足を進めた ) ………。 ( パプテス絡みのもう一つの縁。 道案内をしただけで丁寧にお礼を送ってくれた… 『推定どこぞのお姫様』な教会関係者、セレスさんへのお礼のお礼が、まだだった――― ) [Mon 1 May 2006 23:23:54]
園内一花@育成 > …あなた達には… 会いに、行けるかな… ( 珍種はともかく他のと一緒になってしまうと見分けの付かなそうな綿毛達… 金魚鉢をつついて…。 …時刻を告げる鐘楼の音に、顔を上げる…。 〜そろそろ、(勝手に決めた)ご飯の時間だ ) ………。 ( 袖より二つの小瓶… 白い粉(白粉)と、菫色の粉(これまた顔料)の入った瓶を取り出して… 金魚鉢の口に被せていたハンカチを外す )   ( 白粉と… 菫色の顔料もほんの少し、小匙で差し入れて――― ) 【判定:秒数一桁指定1で――― 判定 】 [Mon 1 May 2006 23:07:18]
園内一花@育成 > ( 膝に置いた木箱の上に金魚鉢を乗せれば、胸元に来る毛玉達は持ち上げなくても荘厳な祭壇を目に出来るだろう。 …『眼』っぽいのがあるのはそのうちの一匹だけで、視覚を持つのかどうかすら、定かでないのは措いて置いて――― ) ………。 ( 何かと縁のある場所だけれど、自分の仲間とここの人達… 両方に嫌な思いをさせるかもしれないとあっては、おいそれとは出向けない。 …ヴェイトス市へ来る事になったきっかけは、パプテス宣教師の物語のようなお話で…。 冒険の持物に聖水を加えるのは殆ど当たり前みたいになっていたし… 吸血鬼『リゼル』絡みでもお世話になった… もっともそちらは、『カーン』の方が大きいけれど。 …そう言えば、『モジック』を連れて来た事もあったっけ…。 あの時に、同じ仕事を請けていた御婦人は… 『仲裁人』の彼女は、息災にしているだろうか…。 …モジック… あれっきり、結局会いに行かなかったなと… おざなりになってしまった約束に、苦笑交じりに眼を伏せた ) [Mon 1 May 2006 22:54:49]
園内一花@育成 > ( ―――ペット立ち入り禁止? 鳴かないしガラスの中に収められているのなら、大目に見て欲しい。 …陰陽寮『ハラエ』に、まだ見習とは言え正式採用された自分は… もう、ここへ来るのは控えた方が良いのかもしれない。 …船をひっくり返したようなアーチを描く天井を見上げて… 縁取るように垂れ下がるステンドグラスを見回して… 少し切なげに溜息を零す ) ……パプテスの事… 好きなんだけど… 〜嫌な思いをさせてしまうのも… 嫌だし…… ( 『仕方ないよね』 …金魚鉢の中… ふよりふよりと漂う毛玉達に微苦笑を零して… 広い聖堂内を一回りしたら、信徒席前列の隅っこに腰を下ろそう ) [Mon 1 May 2006 22:30:52]
園内一花@育成 > ( ヴェイトス市観光に、大聖堂は外せないだろう。 ハラエでの修行に、家の修復に… 忙しく過ごしていればなかなか構ってあげられないものの… 預かっている以上、日に一度は金魚鉢を抱えて散歩に出てる ) 〜大丈夫? …ん、大丈夫そうね… ( ジャンルの違いか魔性の薄さか、別段異常を示さない金魚鉢の中を一度覗き込んで… 木箱と金魚鉢を抱えた着物姿のポニーテールが、ゆっくりと礼拝堂に踏み入った ) [Mon 1 May 2006 22:17:35]
お知らせ > 園内一花@育成さんが来ました。 『( 一応『妖怪』と言われる毛玉。 連れて来て良いものか分からないけれど… )』 [Mon 1 May 2006 22:12:09]
お知らせ > オブライエン@終わりの始まりさんが帰りました。 『(残った三つの聖石が、音も立てずに崩れ去った。 戦争は終わった)』 [Mon 1 May 2006 01:17:22]
お知らせ > 巫女装束の少女。さんが帰りました。 『ばたんと扉の閉まる音で、男の言葉を聞かぬ振り。』 [Mon 1 May 2006 01:16:56]
オブライエン@終わりの始まり > それは無理だな、我々が参加する以上は。(涼しい顔でそう、背へと言葉を投げかけて─) [Mon 1 May 2006 01:15:48]
巫女装束の少女。 > ・・・漸く肩の荷が一つ下りた。 欲を言うならば―― 若し次あらば 我らにも奇跡の恩恵を、と言った所か。(はふ、と小さく息。 椅子の列から歩み出て。) 緑でない茶に興味はあるが、此処に居ると心中の夜雀が疼く。 機を改めよう。(折角の準備を悪いがな と背中向けたまま小さく誤ったら、そのまま歩み去ろう。  挨拶代わりにひらりと手を振って――) [Mon 1 May 2006 01:12:08]
オブライエン@終わりの始まり > そこを生やすが主の御稜威──と、そのようだな。 祭りも終いよ。 何にせよ、異教の祭典が起源とあらば、本来我々に責任を問われる処では無いのだがな。 戦争は恙無く執り行われた。他に何を望もうか。 (そして立ち上がった少女を見送ろう。) 茶が入ったところらしいが、飲んでは行かないか? (今更。) [Mon 1 May 2006 01:02:18]
巫女装束の少女。 > ――踏み固め過ぎればぺんぺん草一本も生えんぞ。 中庸を知るがいい。(言いながら、体で反動付けて席を立つ。)此方には代表すら居らん。迷惑さえ被らなければそれで良かろう。 何かあったら監督責任を問うとして―― そろそろ か?(時計も無いので直感に過ぎぬが、終焉の場に居合わせるのは初体験。少しだけ落ち着きなさげにこぉ。) [Mon 1 May 2006 00:56:44]
オブライエン@終わりの始まり > 皺が寄るのは歪だからだ。凡て踏み均し、後に築くが神の王国よ。 (そんな軽口を返す。まぁ、この狂信者ならば素で思って居そうなのが恐ろしいところだが。) 諾、知らぬならば知らなくとも良い事だ。 報告の結果、詳細な情報開示を求めるのならば、上にそう伝えておくがいい。 [Mon 1 May 2006 00:44:50]
巫女装束の少女。 > 型を外れれば何処かに皺寄せが来る事が判らんとは―――浅薄浅薄だガイジンめ。(此処は異国でガイジンは自分であるがさておき。 髪の毛くしゃりと掻きつつ。) その報告、詳細が回ってきていない―― が、今より悪くなる事は無い、と取ってよいのだな?  [Mon 1 May 2006 00:39:48]
オブライエン@終わりの始まり > なに、『前例が無ければ作れば良い。』 …簡単な事だ、今回の戦いでは、今の言葉と同じ事を思ったものが居ると言う事だろう。 そして、介入の目的はもう判っている。 “あの男”はこれ以上の介入はすまいよ。 [Mon 1 May 2006 00:31:33]
お知らせ > 巫女装束の少女。さんが来ました。 [Mon 1 May 2006 00:31:23]
巫女装束の少女。 > ――失礼だな。 茶漬けを薦める程度の度量はある。(故郷の流儀では帰れ、と言う意味だとか。 赴任前ではあるが、此方も知らぬ事じゃない。 情報収集に自分が派遣された時点で、それほど付き合いたくないという陰陽寮の見解は良く判る。) ――ハラエが気に掛けているのはまさにそれよ。 此処までの荒れ方は前例もあるまい?(笑い事か、とばかり呆れ顔。  事例が無ければ結果も見えないもの、下手をすれば国家の大事だろうに。) [Mon 1 May 2006 00:24:08]
オブライエン@終わりの始まり > ハラエとて、我々の来訪を茶請け付きで迎える気には為るまい?お互い様だ。 (東洋人街と西洋人街の対立。既に前の世代の確執ではあるが、未だその根は深い。) 好きにするといい。 最後まで、何が起きるか判らないのが今回の“戦争”だ。 伝説の巨神が現れて、遊戯盤ごとひっくり返すくらいの真似はやりかねん。 (く、と喉を鳴らした) [Mon 1 May 2006 00:11:29]
巫女装束の少女。 > 改宗の見込みが無いと態度が変わるな。 まあ良い――(皮肉の一つも吐きながら、自分の聞いていた状況と照らす。 何も怒らないならば、成る程急いて動く事も無いということか。) 取り越し苦労ならばそれに越した事も無いが―― 今回は例外が多いと聞いた。 期日まで後数分、此処で見届けさせてもらおうか。(この世のバランスを重く見る此方としてはこっそりと奇跡が成っても敵わない。 迷惑顧みず、改めて椅子に深く座るわけだ。) [Mon 1 May 2006 00:06:55]
オブライエン@終わりの始まり > 諾。 状況は変わらない。 陰陽寮に通達してある通りだ。 (詰り。 異教徒と見るや、オブラートの一枚くらいは脱ぎ捨てた。) 残るは3口。 奇跡は為るまい。 (肩を竦めた) [Sun 30 Apr 2006 23:59:09]
巫女装束の少女。 > ・・・流石にこの時間ならば参拝客も皆無か。 人で溢れていたら羞恥のあまり死んでいたな。(神性を象徴する服装も宗派が異なれば場違い以外の何者でもない。 安堵の溜息など漏らしつつ、大聖堂に紅白色の異物が侵入した。  適当な椅子に勝手にちょこんと腰掛けて、神父の問いに答えよう。) ――ハラエからの使いで来た。 例の件、現状を聞きたいのだが構わないか?(顛末を知る義務を果たさねば成らぬ故に  と――  質問を返そう。) [Sun 30 Apr 2006 23:56:03]
オブライエン@終わりの始まり > …ようこそ神の庭へ。 当聖堂に何の御用ですかな。 (黒い神父は、来訪者へそう告げた) [Sun 30 Apr 2006 23:51:13]
お知らせ > 巫女装束の少女。さんが入室されました。 『重い扉をそっと開けて。』 [Sun 30 Apr 2006 23:48:53]
オブライエン@終わりの始まり > (執務室の奥でなく、誰でも─(とはいえ、不浄のものはどうかと思うが)─入れる、開かれた伽藍に疵顔の神父は待つ。 日付が変わるまでは。) [Sun 30 Apr 2006 23:28:19]
オブライエン@終わりの始まり > (日付が変わるまで、あと30分) [Sun 30 Apr 2006 23:26:21]
オブライエン@終わりの始まり > (状況は変わらずとも、時計の針だけは進む。) (文献を読み、知りうることは知り得た) (問われれば、知る限りの事を話そうと思う。 何にせよ妨害は適わぬ処まで状況は進んでいるのだから。) [Sun 30 Apr 2006 22:52:45]
オブライエン@終わりの始まり > ( ともあれ、背教者や魔女、異教の徒などが勝ち残る事が無くて良かったとオブライエン個人は心底より思う。 此の役職は、そういった肩入れが許されぬ立場であるが故に。 涜神的な台詞を目の前で吐かれて、腰の佩剣を抜かぬ自信が無かった。 儀礼はきっと滅茶苦茶だ。 ──まぁ、そこのあたりは、聖剣の使い手も自粛はしてくれるものであると信じたい。) [Sun 30 Apr 2006 22:46:33]
オブライエン@終わりの始まり > (勿論、聖教会の上の者は大聖堂の脱落を望んだであろうが─ 其処までは、本業を異端審問官とするこのオブライエンにも付き合っていられない。 くだらない。) [Sun 30 Apr 2006 22:41:32]
オブライエン@終わりの始まり > (聖教会から一人、大聖堂からも一人。 奇跡は“為ら”なかったとしても、3口残った聖剣の内、2口はパプテス教権に属する剣。 聖堂としては、面目は保てたと言う事だ。) [Sun 30 Apr 2006 22:39:34]
オブライエン@終わりの始まり > (奇跡の成就を見届ける事は適わないかもしれない。 然し、これも又聖剣戦争の終わりの形の一つ。) …建築ギルドや、聖堂騎士団には可也労苦を掛けましたね。 あとで一筆したためて措かなくては。 (疵顔に笑み。 強面、狂信者で知られる神父の笑みに、周りの聖職者らは肌を粟立てたがどうでも良い話。) [Sun 30 Apr 2006 22:36:10]
オブライエン@終わりの始まり > (零時を過ぎても、1日未明のうちは未だ“戦争”の内。) ……状況は? (『変化ありません』) 成る程。 (監督を務める大聖堂、責任者の肩書きも今日で幕。) [Sun 30 Apr 2006 22:33:06]
お知らせ > オブライエン@終わりの始まりさんが入室されました。 『(あと、1時間と少し。)』 [Sun 30 Apr 2006 22:30:34]
お知らせ > オブライエンさんが帰りました。 『(今日もまた、報告と処理で明け暮れる。)』 [Sun 30 Apr 2006 12:00:38]
オブライエン > (神官の判定員らを街に放つと、昨日までの被害状況を確認。 聖剣戦争による被害については、各ギルドに通達し対処を求める。 街中の破壊事件の報告は幾つか上がっていたが追跡調査の結果、それは聖剣とはかかわりが無いとされたものは却下し、差し戻し。 一般の事件として市に突っ返されて、或いは自警団などの仕事になるのだろう。) [Sun 30 Apr 2006 11:59:15]
オブライエン > 『今日は最終日、戦いはいっそう激しいものと為るかも知れぬ。気を引き締めて係るよう。』と。) [Sun 30 Apr 2006 11:49:51]
オブライエン > (神官団を呼び、訓示を述べる  [Sun 30 Apr 2006 11:49:02]
オブライエン > …結局の処、あの死人が抱え込んだまま塵に。 (今となっては知る由も無い。一振りの剣と使い手が勝ち残れば奇跡は為り、そうでなければ古びたガラクタが2〜3振り残るだけの話。) [Sun 30 Apr 2006 11:45:55]
オブライエン > (何のために、と突っ込んで聞かれると弱いが──或いは、自分で剣を集め、人為的に聖剣戦争を起こそうとしたのかも知れない。が、偶々ヴェイトス市が“戦場”に指定されて、剣が重複した─というのは荒唐無稽だろうか。 …否、無理がある。 偶々、剣を集めた先が選ばれた“盤”とされた、なんて。天文学的な確率を必要とするだろう。) [Sun 30 Apr 2006 11:41:56]
オブライエン > (机上のヨーグルトソースと、スティック野菜に目をやって、セロリを取るとばりりと齧った。 この一ヶ月の主食はこれだった。 後始末も含めて全部片付いた暁には胡竜亭で激辛マーボーでもありつきたいものだ。 さておき) …あの巨大剣の真祖。 どうやらあの男が持ち込んだというのが正解らしいな。(今年の聖剣戦争は14本。 多すぎる。 何者かの介入を囁かれ、内偵、文献調査、それぞれの聖剣の来歴の踏査を経て、そういう結論に至った。 約半数の聖剣は、ヴェイトスに到達するまでに、なんらかの形であの灰白の髪のヴァンパイアが関わっている事が疑われる─) [Sun 30 Apr 2006 11:37:38]
オブライエン > (願い事の成就を求めて、最早普通の武器と化した聖剣を手に、殺しあう──文献を紐解けば、そういった事例は少なくなかった。) …存外に、決着の付かなかった回も多かったというのが驚きだな。 (無論、そのときは諸聖人と悪魔どもの降臨は起きる事もなく、それに伴い、諸々の混乱が生じたらしいが) [Sun 30 Apr 2006 11:21:03]
オブライエン > (聖母の涙の娘たち、14粒の石は、そのうち既に11個砕け、残りは3つ。) …聖剣戦争の期限は、開催より一ヶ月。 終了後の無用の流血の無いよう、配慮しなければ。 (期間が過ぎれば、聖剣同士が近づいても決闘空間は発生しない。 にも関わらず─) [Sun 30 Apr 2006 11:15:17]
オブライエン > …奇蹟は未だ為らず、か。 (黒い神父は、いつもの如く執務机に陣取って) [Sun 30 Apr 2006 11:10:27]
お知らせ > オブライエンさんが入室されました。 『──最終日。』 [Sun 30 Apr 2006 11:09:11]
お知らせ > 維言さんが退室されました。 『( 赴く先で、使い手と出会えるかは―― まだ分からないけれど。 では、ごー。 )』 [Fri 28 Apr 2006 02:22:34]
お知らせ > ジャスティスさんが退室されました。 『れっつごー』 [Fri 28 Apr 2006 02:22:11]
維言 > ( 一見しては書物にしか見えないソレも、聖剣の名を冠する一振り。 一振りというか、一冊とか言いたくなりそうな代物を抱えて。 )  ……む? …取り合えず、いってみましょうか。 ( 反応がゆらゆらと乏しくなったような。 …でも行く。 手を拱いている時間は、そろそろ本気で無さそうだから。 ) [Fri 28 Apr 2006 02:17:40]
ジャスティス > あははは……。 (今度はなんだかあっけらかんとした笑いになる。握手した手でそのまま維言さんが起つのを補助しながら、川辺へと向かおうか……あ、反応消えた) [Fri 28 Apr 2006 02:13:22]
維言 >  言葉が切実過ぎて、ちょっと涙がちょちょぎれそうです。 ( お互い、掌は武器を握る者のそれ。 ―― でも、握り締めた修道女の手は、力強いのに。その勇名からすれば小さい程。 …きゅっと握って、ぶんぶん。 )  ええ。ちょっと機嫌悪いんですよ、コレ。全く、決定打が無いのはいや、私の所為ですが――― ( よろめきは堪えきれず、支えの手に甘えさせて頂いた。 ぜはー。一度、大きく息を。 )  偶然で宜しいです、偶然で。 …どちらにせよ、見届けの手は必要らしいですから。 ( 猫背になりそうな背中が少しマシなのは、シスターのマッサージのおかげという事にして。 …擦れ違いっぷりに涙するのは、それこそ天の以下略視点。  ――― ともあれ。 ) [Fri 28 Apr 2006 02:07:34]
ジャスティス > ふふ……是非是非。明日があるかどうかなんてわかりませんから、今が大事、ですよね、本当に。 (差し出された手をきゅ、と握って上下に振る振る) っえ?大丈夫ですかっ!? (聖剣のせいとは一瞬思いつかずに開いての肩を支えようとする) ……そうですね、相手の方からしたら変な誤解をされそうですが、お供するとしましょう。 (懐の張りの反応を確かめつつ、一つ頷こう) [Fri 28 Apr 2006 02:02:52]
維言 > ( 「 この子 」 と。 迷子でも案内するような調子で口ずさんで、マントの下から取り出したのは。 大判の書物が一冊。 彼女が所持する聖針が反応を示すであろう、聖剣の一振り。 ) [Fri 28 Apr 2006 01:55:29]
維言 > 無論、不利益と思った場合には無理にとは申さなかったりもする訳で。でも、私的にはそれは喜ばしいので、御願い致します。 ( 中々、朝の爽やかさを壮絶に破壊する目覚ましではありそう。 想像して、思わず肩がくつくつ揺れた。 命の灯火は、消えそうになっていたら回収して下されば幸い。 ) …なら、新たな友誼の機会は逃さないとしてみます。 後から悔やむのは、結構まっぴらだと学習しましたから。 ( 小さな沈黙の中、そっとノックをするように。彼女の方へと手を差し出した。 )  記憶が飛ぶほど盛大に?それは楽しみです。 ――― 負けを楽しみにしてどうすると、なんだか怒られてる気分が痛い痛い痛い。 ( がりがり、頭蓋の中身が呪いの連句に削られる心地。 抗議の声。嗚呼、これは。 )  …では、地道な一歩の為に、少々お付き合い願えますか、シスター。 ( のそりと、長椅子から立ち上がる。 今宵の聖剣は、どうやら―― 暴れたり無いとの仰りようだ。 普通の、にんげん。 その言葉に感じた小さな苦さは、唇を吊り上げる笑みに隠して。 )  この子が、仲間犠 牲を欲しがって煩いので。 ――― 外に。 ( 此方から出向きましょうとは。 それこそ天の視点か悪魔の目線か。 ともあれ。 ) [Fri 28 Apr 2006 01:54:11]
ジャスティス > ……ちょっと想像しちゃったじゃないですか。すぐに開けます。 (最悪の目覚めだろう。朝起きて、顔を洗って、ドア開けて、死体。いやそれいぜんに命の重みとか、ほら) そうですね……わたしもあまり教会から動けませんし……。 (一度見知った顔は見ないなくなってしまったし。すこしだけ、間が空く) えぇ、なんなら、本当に忘れちゃうくらい盛大な残念会を、ぜひ。 (約束ですよ、といいつつも、恥じることはない。といわれれば、それは、えぇ。なんて胸を張ろう) そうですね、人間地道な一歩からのほうが重要ですよね、お互い普通の人間なんですから [Fri 28 Apr 2006 01:43:53]
維言 > 扉の前で冷たくなってたら、三日くらい枕元に佇む予感発生です、それって。 ( 胡乱な口調で冗談めいた事を口にしてみる。冗談。多分。 ――― 余り洒落になってない自覚はあるので、小さな沈黙を挟んでから、切り替えた。 )  ええ。仕事関係のお知り合いが主でしたから。 …いえ、主ですから。 …シスターもですか。やっぱり忙しかったり、色々で? ( 言葉に混じるのは小さな齟齬。自覚に眉を軽く寄せて、言い直す。 彼女もそうだと聞けば、意外そうに瞠目。 )  もしも叶ったら、お教えしますよ。 …叶わなかったら、残念会にでも付き合って下さい。 ( それこそ、フォーウンパスタの屋台で一杯くらい。 )  でも、貴方には実際に事を成すだけの力が存在して、貴方はそれを使ってきた。恥じる事では無いでしょう、多分。 ( 多分は余計として。 頷きの仕草は緩々と一度。 )  大体、道を選ぶ時なんて現実的なものです。 その甲斐あって、何とかこの歳まで生きてますから。結果オーライとか。  [Fri 28 Apr 2006 01:32:59]
ジャスティス > あらあら、そうなんですか? (ちょっと驚いたように首を傾げるが、よくよく考えれば自分も教会の仕事が忙しくてこちらの知人なんてほとんどいないなぁ、と納得してその旨を伝える) ……そうですか。願い事は言うと叶わない、と聞きますし、それじゃあこれ以上は聞きません。 (あ、なんかフォーウンパスタ食べたくなった) んむぅ……なんというか、凄く現実的な話ですね。まぁ、私も力が弱かったら普通の役立たずだしなぁ…… (そういう理由もOKかもしれない) [Fri 28 Apr 2006 01:21:01]
ジャスティス > 思わず〆たくなってしまいそうですけど、良く考えたら、そういうときこそ迎え入れるべきですよね (ちょっとだけその光景を想像して生唾を飲み込む) [Fri 28 Apr 2006 01:18:42]
維言 >  それは僥倖。主に私にとって。 血塗れでノックをし続けたら、速やかに入れて下さると喜びます。 ( 仕事柄、無いとは言えない所が。 教会を取り仕切っている彼女の存在そのものが、ある程度の抑止力であるからこそ、出来る事と思えば。 唇だけが、微かに緩む。 笑みと言うにはまだ足りずとも。 )  ……そうできれば、私は嬉しいんだと思います。ぶっちゃけ、真面目に職務精励し過ぎて、プライベートな知り合いとかいないんですよ。あんまり。 ( 語調はだるりと気怠げに。 只、音紡ぐ息遣いだけが細くなって、音量が少し落ちた。 …小さな深呼吸の合間に、彼女の沈黙。 ) …私のネガイゴトは、酷くちっぽけなものですから。悪用は致しませんと、主の名に誓っておきましょう。 ( あーめん。発音からすると、フォーウンの麺料理になりかねないぞんざいっぷりで、胸に手を当て、誓約の言葉。 背後からの問いかけに、こてん 首の角度がやや、斜め。 )  何故と問われましたら、結構簡単です。 ――― 他に取り得が無いんですよ。私。 ( ひょいと肩を竦めて。 マッサージ有難う御座いますと言い置いてから、くるんと顔を向け。 ) [Fri 28 Apr 2006 01:10:16]
ジャスティス > ええ、遠慮なくどうぞー。信者の宿木ですからうちはー。 (節操無く人を止めまくるセキュリティゼロの教会。さすがにあからさまな人達は入れないけど) そうですねー…… ? (どうしたんだろうか?こちらからはあいにく表情は読めない) …… (維言さんのことばには、あえて何も感想は言わない。ただ黙って聞くだけで……) ……私としては、権利を掴んだ人がただ幸せな世の中のために使ってくれることを祈るばかりです。 ……維言さんは、どうしてエクソシストに? ……あ、いや、深い意味は無いのですけれど……。 [Fri 28 Apr 2006 01:00:20]
維言 > いずれ、寝心地を試させて頂きましょうとか口にします。 あ、そーこー… ( 宿の如き利用は如何なものとか考えない。あるものは使うの精神は此処にも発生。 何だかんだで連日の何がしかー で凝っていた背がぱわふるに解されていく感覚は、痛いやら気持ちいいやら。 ああっ、そこは、そこはだめー。 )  ……交友関係につきましては、今後もお友達からー…  …と。 ( お友達から。 唇に乗せた言葉は一度、不自然に途切れる。 顰めた眉の下、眼差しは一度伏せられて。 )  此処からは、懺悔みたいなものですから、他言無用という事で。 ( ゆらりと視線を上げて、主に許しを請う彼女の姿を振り返り。 )  理不尽で多分、正しいんだと思いますよ。この世で理すら覆す理不尽を許されるのは神のみで。許されずとも成すものが、悪魔だとか言って見ますし。  [Fri 28 Apr 2006 00:43:24]
ジャスティス > そうねー。けどまぁ、昔廃棄処分の毛布たくさんいただいたのがありますから、束ねて縛り付けてみましょう。 あー、はいはい (言われたとおりに責めるポイントを変えて、愛情をもってツボをぐいぐいと押す。ええのんか、ここがええのんか) あらあら、それはそれで私としてはうれしいですね。維言さんとも仲良く慣れたかもしれませんし……え?あぁ……正直、実感が湧かないんですよ。願いが一気に叶ってしまうだなんて。だから……なんだか理不尽な印象があります……。 (その言葉を吐いた後、主に許しを請う) [Fri 28 Apr 2006 00:34:21]
維言 >  充分な休息とか睡眠は、明日への英気的に必須とか言いますから。 ――― や。別に止めません。 イイモノは安く。あるモノは利用。その上で潰す時にはバチコーンと。 ( 極自薦に出そうになって、閉じられた言葉。 ぱったんぱったんと、魚の尾鰭のよに手を振りながら、止めない聖職者此処に一匹。 だらんと曲がった背筋は、シスターの膂力に引っ張り上げられて、あっさり伸ばされ。 のぅー とか、間延びした声が漏れ出た。 ) あーふー、そこ、もうちょっとうえー。 ( そんな声が中途に挟まるのは、ご愛嬌として。 )  …もうちょっと素直な子だったら、私に回ってくることも無くて、万歳ー だったんですけれどね。その時は、多分シスターと一緒の用件で走り回っていたとも推測されますが。 ( 肯定の言葉を受けて、これでお互い暗黙は事実となった。 ぐしー と背筋を伸ばしながら、少し考えた後。 )  …シスター的には、どう思われますか。こういう、願いの為の 戦い。  [Fri 28 Apr 2006 00:24:39]
ジャスティス > とりあえず、マット変えなきゃいけませんね。もうスプリングも何も無いですし、闇い……ち……。 (一瞬自然に出てしまいそうになった言葉に動きを止め、ぶんぶんと首を横に振る。) り、利用してませんよ!? (とかいいつつ、リラックスした猫背をとりあえず引っ張りあげて真っ直ぐにしながら、マッサージ開始。ぐりぐりぐり) なるほど……じゃじゃ馬ですか。使いこなすのが大変そうですね。 (相手の言葉には、はい。と短く応える) [Fri 28 Apr 2006 00:07:22]
維言 > ……マットを足してみるだけでも、多少は改善になるのではとか、思わず驚愕のしきりにて、口出ししてみました。 ( 板。板って。 胡乱に澱む視線が、思わず見開かれて、手も、髪をぐしゃりと掻き上げた形で固まってしまいそうな。 それも、お疲れ様ですの一言で、何とか硬直解除。 )  それはとってもありがたかったりします。 面子とか色々関わると、肩こりして仕方無い訳ですよ、本当に。 ( どうにも、意識が弛んでいるという自覚はあって、けれど、別にいいかで済ます勢い。 だらん、と背中を曲げて、猫背。 )  実はの所、まだ一本もたいらげてないので、大きなことを言えないのが残念です。 …うちの相棒さんは、じゃじゃ馬の癖に、決定打に欠けていていけません。 ( 勧められるままに、ずりずりと長椅子に。シスターもどうぞ、と。 そう口にしてから、少しの沈黙の後。 )  …そういえば、シスターは見届けの役をなされているとか。  [Fri 28 Apr 2006 00:04:03]
ジャスティス > ええ、そりゃもう。ベッドじゃなくて、台ですし。 いや……お金ないわけじゃないんですが、どうも、引っ越した時に拾ってきたもので愛着が……。 (なんか、凄く情けない理由を打ち明けながら、指に巻き上げられる白い髪の毛を眺める。手は、ピッタリと太もも横に) お疲れ様です、本当に。 (今の自分には何も出来ないが、とりあえず肩でも揉みましょうか?なんて言って) 早く日常に戻れるといいですね……ま、できれば凱旋して。 (あれ、けどお互い遣ることは変わらないのかな?なんて首を傾げつつ、長椅子をすすめる) [Thu 27 Apr 2006 23:53:32]
維言 > ( 日の暮れた後にも、祈りの声が。そして神官や聖女達が働く回廊から切り離されたような、そんな錯覚。 この礼拝堂の中にだけ、静寂が満ちていくような中。 根性足りないと言われたエクソシストは、うすぺらい身体をずいーっと反らし。 ) 根性無しと言われたらば、否定はしませんとか言って見ます。 …暗黒街の教会。噂には聞いておりますが、硬いですか、ベッド。 ( 別に、ベッドの硬さを小耳に挟んだ訳では無い。流石に、多分。 だるりと間延びしそうな口調で言葉を引きずりながら、顔の前に簾のように掛かる髪を、わしわしと掻き上げ。 )  ……なるほど。そういえば、ご存知でしたね。当然っぽく。 ( 髪を弄る手が、緩慢に止まり。礼拝席の方に向かいながら、彼女の感想に。 )  己の手が出せる領域なんてのは、楽なものだと思う時も、結構です。 手の届かない所で起こってしまったモノは、どうしようも無くて、ちょっと――… なんて、弱音ですか。これじゃ。 ( 肩を竦めて、礼拝席の端に腰下ろす。 ) [Thu 27 Apr 2006 23:46:57]
ジャスティス > (礼には礼で。扉が閉められると、余り変化は無いはずなのにやけに静かになったように感じてしまう) むむむっ、それは根性が足りませんよ維言さん。大聖堂のベッドで文句を言うのは贅沢ですっ。 (なんていいながらも、相手の口調にお疲れなのかなー、なんて当たってるんだか外れているんだかわからない感想) え?あぁ、私も……待機、でしょうか。仕事になれば、維言さん立ちのジャッジなんでしょうが……。 (最近は荒事は見るだけですが、見てるほうが逆に痛いですねぇ、なんてちょっとした感想を述べる) [Thu 27 Apr 2006 23:33:24]
維言 > ( 扉を後ろ手に閉めて、先客たるシスターに一礼。 纏めてもいない白髪がざらりと流れ、今宵もぼんやり胡乱な視線は、その陰より。 )  お勤めというか、いざとなったらこれからー かもしれませんが、それは取り合えず置くとしまして。 昨夜、ちょっと変な体勢で寝そうになったので、寝違えが心配ですが、他は概ね良好かもとか言って見ます。 ( 今もマントの下に所持している聖剣の所為で、頭痛は殆ど慢性化している気分だけれど、元々口調はだるだるー なので気づかれ辛いそれ自業自得。 はふり。吐息をひとつ空気に混じらせて。 ) シスターも、此方の方に今宵はお勤めで? [Thu 27 Apr 2006 23:23:44]
ジャスティス > ……ああ、維言さん、お勤めご苦労様です。 体のほうは大丈夫ですか? (景気良く開かれた礼拝堂の扉。ちょっと驚いたように振り向けば、エクソシストの姿に息を吐く。他に人がいないせいか、今の彼女の”勤め”について聞いてみようか、なんて思って改めて外を覗く) [Thu 27 Apr 2006 23:06:51]
足音 > ( 足音は小礼拝堂に続く扉の前で、ぴたりと止まり。 中に対して斟酌すること無く、扉が軋む音と共に開け放たれる。 ――… 扉に手を着いた侭の黒尽くめは、ぐるりと中を見渡して。 天井を見上げる影にて、視線をとめた。 )  ……おや。 ( 意外、と。 そんな風な色を孕んだ声は、微かに。 )  ご機嫌よう、こんばんはと申しましょう、シスター・ジャスティス。  [Thu 27 Apr 2006 23:03:45]
お知らせ > 足音さんが来ました。 『( カツン。 )』 [Thu 27 Apr 2006 22:51:28]
ジャスティス > (まぁ、なんにせよこれで残る聖剣は……) 五本? (残った使い手は、一体何を願うのだろうか?) …… (仮に自分が所有者だとしたら……思い浮かばない。どうも思い浮かばない。これは、今の自分が幸せということだろうか?それとも、本当に手に入れるチャンスが出来ればおのずとわいてきてしまうものだろうか? 小さな礼拝堂で立ち止まり、天井のステンドグラスを見上げる) [Thu 27 Apr 2006 22:42:40]
ジャスティス > (一、二度監督官の部屋のドアをノックする。少しだけ判事を待った後、ポストに投函してゆっくりと立ち去る。すでに昨夜のうちに大まかな報告と聖剣の封印は済んではいるが、まぁ後々残す書類というものはある程度形式的にまとめなければならないもので……) また一人、いなくなっちゃったわね。 (一人しに二人死に……聖剣で受け止めれないような一撃だったのだろうか……それとも……みな自分の命と秤にかけてしまうほどの欲求を胸に抱いて戦っているのだろうか?すこし、わからない) [Thu 27 Apr 2006 22:11:27]
ジャスティス > それでは…… (一つ二つくらい下だろうか、ちょっとおっとりした子を見送って、自分もまた歩き出す) あぁいうおしとやかな子って、なんだかいいなぁ……。 (私もああいう感じを目指してみようかな? 呟きつつ、呟きつつも、左手の重み、報告書の重みを思い出せば、ちょっと緩んだ口元もへの字。さあ、投函しておこう) [Thu 27 Apr 2006 21:59:45]
ジャスティス > (たまたま廊下で出会った年下の修道女は、青髪を見つけるとそう微笑んだ) ええ、最近は色々とこちらで勉強させてもらっているんですよ。 (なるたけ目立たないようにしてきたほうがいいのかな?そんな風に考えながらも、二言三言、たわいも無い話を交わす。戸締りとか、大変じゃないですか?とか、お化けが出るって本当ですか?とか、ほんとうにたわいない話をして分かれた) [Thu 27 Apr 2006 21:51:47]
お知らせ > ジャスティスさんが入室されました。 『(最近良く来られますね)』 [Thu 27 Apr 2006 21:46:59]
お知らせ > 維言さんが退室されました。 『( 屠る為の句しか唱えられない唇で、今だけは違う音を。少しだけ。 )』 [Thu 27 Apr 2006 04:52:14]
維言 > ( やさしい筈の願いは、誰も救え無いくらいに歪んで、傷つけるだけの呪いになった。 罪には罰を。 苦しめるものが魔なるものなら、聖なる裁きを。 もしも聖なるものが傷つけるとしたら、魔の断罪を。 歪んでくるって寄り添って、願いの形はひとつになった。  …半端に過ぎる、聖魔の融合。 癒しの奇跡だけが、まるで 叶わなかった片鱗のように。  布越し、その呪いのカタチに、爪を立てて。 )  ……分かってますよ、今更退いたりは、しませんから。 ( 囁くように、祈るように。 地に跪き、頭を垂れて。 ) [Thu 27 Apr 2006 04:51:54]
維言 > ( 夢を見た。 多分それは誰かの記憶。世界の平和なんてものを本気で願って、その為に何もかもを犠牲にしようとした、真っ直ぐでひたむきで、その分周りの見えていない誰かの物語。  …そんなありふれた物語の結末は、いつだって似通っている。 己を省みない願いなんてものは、何処か歪で。 だから、十全の形で叶うことなんて、無い。  願いの形に歪みは無く。 祈りの形は真っ直ぐで。  ――― だから、歪んでいたのはきっと、それを受け止めた世界の方。  助けたい救いたいしあわせになってほしい。 純粋すぎて理解されない願いは、いつしか呪いのように形を取った。 罪には罰を。そして報いを。  平和の形、祈りの具現。  聖も魔も全て抱え込もうとした、無茶苦茶な願いの果てに歪んだ矛盾の、それは。 )  それとも。不甲斐無い使い手に怒ってたりしますか、貴方。 …仕方無いでしょう、他に誰も、貴方を使えなかったんだから文句言うなって、煩い煩い煩い煩い――― ( マントの下に、書物の硬さを感じる。 響く聖句に、その願いと呪いの根深さを伝えられて。  …一直線すぎて折れるしか無かった祈りの言葉に、吐き気すら催しながら。 ) [Thu 27 Apr 2006 04:47:59]
維言 > ( 人死にがどう、という訳では無い。無い、筈なのに。 何気無く持ち出された話を聞いてから、胃の底が酷く冷たい。 鉛の塊でも呑み込んだように、気持ち悪い。  耳元を吹き抜けていく風の声が、轟々と。  ――… 悲鳴のような聖句と混じって、耳障り。 内側から、頭に罅が入りそう。 )  ……それにしても。 ( 死に様までは、知らない。其処までは聞いていない。 その癖、妙にはっきりと脳裏に浮かぶ気がするのは、只の幻想で、妄想だ。 …分かっている。 殷々と響く呪い。  嗚呼、そうか。 )  ……まるで、遅効性の呪いですね、偽罰誓願エクスキューター。  [Thu 27 Apr 2006 04:33:14]
維言 > ( 闇夜にひとつ、灯火のように浮かび上がる白い聖像。 祈りを捧げるように、答えを待ち望むように佇んでいた修道女の姿も無く。勇名を鉄の形で背負った修道女の姿も無い、今宵は己だけの場所。 聖像の前にて足を止め、いつかの映し鏡のように佇みかけ、て  ――… 視界が、ずるり  下方に下がった。  膝に鈍い衝撃。 座り込んでいると気付いたのは、その時の事。 )  ……なるほど、戦争――  ですか。伊達や酔狂で冠された名では無いと。 ( 口元を押さえて、目を閉じる。 こうしている間にも、がりがりと ぎりぎりと。 聖句の連ねは遠く近く、頭蓋の中。  嗚呼――… 煩い。うるさいんだ。 ) [Thu 27 Apr 2006 04:17:38]
維言 > ( 回廊を照らす灯火は薄暗い。夜は眠りと静寂の時間。眠りにて英気を養い、次の朝を健やかに迎える為の、休息の一時。  …夜が主戦場の職務にとっては、無茶なお話。 夜明け前、春の癖に温みの乏しい空気を泳ぐように歩いた先に、中庭へと続く扉を見つけた。 扉を開けると、屋内よりも冷えた空気が顔に吹きつけ、纏めてもいない髪をざらりと散らす。  細めた視線の先、綺麗に手入れの行き届いた緑の光景。確か、この先には聖像があった筈。視界と記憶は違和感無く併合されて、中庭へと踏み出す。 ――… 曇り空。月は、どちらにしろ無い夜。 ) [Thu 27 Apr 2006 04:12:49]
維言 > ( 返答は、やっぱり簡潔に否定の言葉。  ――― 白髪の陰で一度目を閉じて、多分 「 そうですか 」 とか、返したんだと思う。 成果無しの報告は、そんな四方山話をはさんで、速やかに行われて。 挨拶の言葉を残して、部屋を辞した。  ――― 扉の閉じる音は、背後で。 出てしまえば、深夜の大聖堂は酷く静か。 )  ………。 ( 己とて、何も口にしていないのだから、当然のように。 その侭僧房に戻る気分にもなれずに、緩々と廊下を歩き出した。 ) [Thu 27 Apr 2006 03:59:41]
維言 > ( 答えは、至極簡潔で。成る程と、思わせて下さるもの、でした。  ――― あながち、無関係でも無かったから。  それが、理由。 一振り、対戦者の聖剣に吸収され。もう一振りは、後程封印されるのだという、それらの使い手の名前は。  確かに、聞き覚えのあるもの。 )  ……リタイアで? ( 聖堂のどこかにある、小さな部屋。今回の 「 上司様 」は、机の前で執務中。己は、中に入ってからは動かず、扉の前。それでも声の伝達に支障の無い程度の広さ。  聞き間違いはそれ程無さそうな所。 …だから。聞き間違いでは、無いのだろう。 ) [Thu 27 Apr 2006 03:54:07]
維言 > ( 剣が原型を留めて残っているという事は、使い手が降参を宣言したか、命を落としたか――… 前者だと思いたい心地と、後者なのだろうと思う、何処か乾いた諦観。 )  …でも、何故? ( 主語の無い問いかけの意図は簡単。 それを、どうして己に伝えるのか と、いう事。  此度の聖剣戦争を監督しているのは、大聖堂。この身は一応大聖堂代表ではあるが、情報面で優遇されているという事は、無い。 その辺りが、監督役としての、せめてもの良心か。 単純に、他組織との兼ね合いかもしれないけれど。 ――― だから。それが 終わったことであっても、伝えられるのは珍しいと思った。それだけ、だったのだけれど。 ) [Thu 27 Apr 2006 03:30:24]
維言 > ( 思わず零れた音は、疑問形。 聖句充填の終わった聖剣を手に外出はしてみたけれど。 ――… 世界の何処かで軋む何かを感じはしたから、何処かでドンパチってるんだろうなー とは、思いながらも、己が出会う事は無く。 取り合えず成果無しの報告に戻った所で、この件担当の「 上司様 」 の口から発された言葉に、思わず顔を上げて、眉を寄せて――― 冒頭の声に戻る。 )  封印…ですか? ( 使い手をなくして 「 戻って 」 来る剣があるのだという、話。 監督役が聖堂所属の者だったというコトもあって、らしいが。 ) …珍しいケースですね、それも。 ( 確か、二件目―― だったろうか。 ) [Thu 27 Apr 2006 03:19:36]
お知らせ > 維言さんが入室されました。 『 ――― は? 』 [Thu 27 Apr 2006 03:15:31]
お知らせ > アレックスさんが退室されました。 『ちょッと!貴方までッ!( 私は脱ぎませんわよ! )』 [Wed 26 Apr 2006 00:54:40]
お知らせ > フレアさんが帰りました。 『( 結局老婆は上半身の服を脱いだ。 )』 [Wed 26 Apr 2006 00:53:40]
お知らせ > セレスさんが帰りました。 『 ――――Set up χ-O-WAS!! 』 [Wed 26 Apr 2006 00:51:25]
アレックス > いや、ですから カソックだけでも―― セレスティア様、セレスティア様ー!?( 変態趣味の装いのままで、元気欲外に飛び出す聖女に気が遠くなりかけた。 いくら夜遅いといっても人の出入りは0ではないのにィィィッ!脱ぎ捨てられたカソックと、外套を抱えて―― いやだって、フツーに捨て置けませんよね!いろんな意味で。 ) 貴方も此処が何処であるかを弁えなさい! ( 長い長い金髪振り乱しキィィ!二人を追っかけて ) [Wed 26 Apr 2006 00:47:50]
フレア > かみさまがもう一度アタシにチャンスを与えてくれたのサ。尤も、アンタらからすると悪魔かもしれないけどねェ。 良く見なよ、アタシの新しい聖剣を。 ( 嘗ての破壊された針と糸ではない。アレックスにとっては見覚えのある聖剣だろう。 ) おまけに露出狂たァ気合が入ってるね!アタシも若い頃はガンガン行った、嫌という程色んなセックスを味わってきた――… だけど! アンタ筋金入りだよッ! 変態! ( もう一回言っておきました。脱がなくて結構とか言われてほんのちょっとだけ淋しかったりもする婆。もしアレックスが脱ぐ事があったら神に止められてもその老いた裸体を晒すのだろうが。 ) ついてきなよ金髪ゥ! アタシに味方した神の方が、アンタらの信じてる神より強いって事を証明してやるよッ! ( そしてセレスの後を追う。 )  [Wed 26 Apr 2006 00:43:36]
セレス > ―――――事情があるようですが、何にせよ貴女と戦う以外には無いのでしょう? この音を止める為に。 ( 老婆とアレックスの会話から、何か複雑な関係が見て取れたが、全てを理解するのは到底無理な話。 難しい事よりも、今は戦うのが一番分かりやすい。 ) これから身体を動かすんです。 外套など羽織っていては邪魔になりますし―――――あっ、貴女までまら変態って…ッ!! ほんともう、皆許しませんよ! ( 歯切れの悪いアレックス含む。 釈然としないものを抱えたまま、腰の剣に手をかけた。 そこはかとなく緊張感と脱力感が同居する不思議空間である。 そのまま老婆の言うとおり、聖堂から外へ飛び出し――――。 ※外套おいてけぼり。 ) [Wed 26 Apr 2006 00:36:58]
アレックス > は、はい… ( 外套を押し付けあうよな中、不満そうに膨らんだ頬、拗ねたよな瞳が見上げて、有無を言わさぬ強さで念を押す。 混乱の極みにあった私は、思わず頷いてしまった。 そうだ、あれが厭らしく見えてしまうのは私の魂が穢れているからで、そもそも 神を模して作られたにもかかわらず、蛇に唆され知恵の樹の実を食べたことで毛皮が無い事を恥じて肌を覆い隠した事が――… 嗚呼、眩暈がする。 一体如何いう事か。 ) ( 思わず寝込んでしまいたいが、聖剣の使い手の間で買わされる言葉を察するに――… 何故だ。 ) 何故?何故貴方が?貴方の聖剣は私が破壊したはずっ! ( 負けた、と言われて歯噛みする。 あの聖剣と呼ぶにもおこがましい邪悪な針は、彼女の望みごと私が打ち砕いたはずだ。 けれど、二人の間には共振が起きているよう―― そうしている間に聖女が下がれ、と手で制す。 するりと落ちる外套 ) あっ、ちょ…  セレスティア様!?あの、お召し物を――っ ( 慌てて、外套と、脱ぎ捨てられたカソックを拾い上げ両者の間でオロオロと。一体何だというのか。 ) いえ、脱がなくて結構ですからッ ( 掲げられる杯とともに不穏な一言に思わず突っ込んだ。 いや、脱いでも構わないが聖堂内では困る。 それに私も脱げ、とか言われたら、その 何だ。 もっと困る。 ) [Wed 26 Apr 2006 00:28:52]
フレア > ( 私の若い頃の方がもっと肌が綺麗だった。第一見せりゃ良いってモンじゃないんだよ小娘、何だい聖職者だろうアンタ。そりゃ昔ッから聖職者ってだけで男どもは鼻息荒くして寄って行くもんさ。私だって相手の要望でシスター服を着て抱かれたことぐらい。 でもアンタのは卑怯だよ、反則だよ。なにさ拘束具なんて、私だって思いつかなかったよ。 ………などと、老婆は密かに思っていた。 ) ――― あん。何だィ、金髪娘はもう負けちまったのかい。 ( 杯の反応は隣のアルビノからしか感じられない。 ) ……ま、いいさね。 それじゃあアタシの相手はそっちの変態娘なん―― イチイチ脱がないと喧嘩も出来ないのかアンタ。 …アタシも脱いじゃうよ? ( 外装の下に隠し持っていた杯を掲げ、セレスを睨む。 ) 場所を移すよ。後で面倒になっても嫌だからね。 [Wed 26 Apr 2006 00:25:03]
セレス > 可笑しくありませんよね? ( もう一度少し強めに問うた。 新手の嫌がらせかと。 まともに聖衣を見ようとせず、何とか服を着せようとする彼女に非力な抵抗などして無意味に手を焼かせつつ――――不意に耳に響いた「あの音」に振り返った。 見知らぬ老婆が其処に居て、傍らでアレックスが声を上げる。 この話題は一先ずお預けだ。 ) ようこそ。 今日当たりまた来訪者があるのではと思っていた所でした。 私が剣の主です。 ( 立ち上がり、至って真面目に胸を張り。 下がって下さい、などとアレックスを手で制すれば、折角の外套がまたするりと地に落ちる。 大真面目だが、一人だけイマイチ状況把握がズレているのが締まらないところ。 老婆が一番最初に脱落した聖剣所持者だったという事情を知る由もない。 ) [Wed 26 Apr 2006 00:14:56]
アレックス > や、可笑しくないかって、ええと、お、可笑しいに――… ( 遅れて、耳に入った聖女の言葉が理解されてくる。「変態趣味の装い」「神聖な儀式を経て編出された聖衣」「可笑しくはありませんよね?」 顔はやたらに熱を上げ、思考回路は一気に混乱の極み。 で、でもでも相手は聖女様な訳で、火照った顔に自分の冷たい指が気持ちいい、とか。 聖女の薀蓄は続いているが、さっぱり訳がわからない。 あれは、その 変態性趣向の方々が着て――… 其処まで考えて、ぶん、と赤い顔を振る。 そんな事、知らないったら知らない。 と、とりあえず、服を着せなくては。 同性の裸ならまだしも、こんな格好はッ! ) あ、あのですね――… ( 不満そうに見上げる聖女の顔を見ながら、見ないように赤い顔を俯かせて説明をしようとしたら。 カツン、と杖の音。 ぞっと、背筋に悪寒が走る。 弾かれたよに紅潮の冷めぬ顔を、そちらに向けて―― こんな所を見られたら、絶対に不味い。不味すぎる。 音源を見定めるよりも前に、咳払いが響き。 ) あ、あなたは――… ッ!( 動揺し、混乱した頭がより混乱に陥りそうだ。それは、自分に呪いの言葉を浴びせ掛けた老女。 こんな場所に現れるはずのない、穢れた魂の持ち主で――… すでにこの手に聖剣は無く、その手にある「聖剣」には気付けない ) [Wed 26 Apr 2006 00:07:43]
フレア > ( 老婆はまず、堂々と聖堂の扉を潜った。今まで幾千と唾を吐きかけてきた神の目の前に立ち、杖の先端がこつりと床を叩く音が響く。そしてぐるりとその場を見渡すのだ。そして見知った顔を見つけるだろう、見知らぬ顔を見つけるだろう。 ――― 不覚にも、そのまま回れ右をして帰ろうかと思ってしまったのは秘密である。肌を露にする少女とそれを見て動揺する金髪の娘、老婆から見ればそれがどんな状況を意味しているのかは一つしか思い浮かばなかった。 ) あァ――…… ん、んんっ。 ( 老婆の咳払いが届くだろう。多分、手の中の杯が反応を示さなかったら気付かれない内に私は絶対立ち去っていた筈だ。 ) ……アタシが言うのも何だけど―― 良いのかい?聖堂でそういうコトに及ぶのは。 ま、どうでもい良いケドさぁ。悪いんだけどお楽しみはアタシとの用事を済ませてからにしてくれないかねぇ。 ( アレックスとセレスを交互に見遣る。 ) [Tue 25 Apr 2006 23:56:30]
お知らせ > フレアさんが来ました。 『( あの耳障りな共鳴音がした。 )』 [Tue 25 Apr 2006 23:53:57]
セレス > とある高名な司祭さまが、自分をコントロールできない未熟な私の為に作って下さったものです。 これ無しではまともに表を歩くことすら――――あ、ちょっ…( とってもありがたいものなんですよ?と誇らしげに空気読めずな聖女はマイペースに薀蓄を語り始め、これから詳しく説明しようという所で外套を被せられて思わず長椅子に尻餅をついた。 じゃらら、と長い鎖が床に垂れ、ナニゴトかといった困惑と不満の顔でアレックスを見上げる。 どういう意図のリアクションなのか判りかねる、と。 先ずは帰ったらその司祭様を小一時間問い詰めるべきである。 ) え、だって。 今まで誰もそんな事―――――。 ( 皆共犯である。 ) [Tue 25 Apr 2006 23:52:25]
アレックス > ええ、教えに従う事が必要なのは判ってはいるのですけれど――・・・ はい?( 「それで」、と目の前で立ち上がり、外套を脱ぎ始める聖女。 ばさり、と長椅子の背にかけられる。 其処まではまだ良い。 何事か、と話も途中で投げ出し、目を丸めて見ていれば帯に手がかけられ ) あ、あの…?セ、セレスティア様…?     ちょ、ちょっと、い、いけません。  ひッ! ( なんだかとっても憤慨した様子、というか ぷんすか怒りながら聖女は何の躊躇いも無くカソックを脱ぎさって、人気がないとはいえ大聖堂の礼拝堂でッ!慌てて止めようとしても時すでに遅く、ぱさり、と軽い音とともに露出したのは 薄い肌が透けてピンクにすら見える肌、肝心な部分を覆い隠すどころかより強調するよに切り取られた黒い革の―― 幾つものベルトと、細い鎖で止められた「変態趣味の装い」。 まだ裸の方がマシであった。 思わず祈りのポーズも崩れて小さく悲鳴を上げて身を引き、顔を覆い隠してわなわなと震え。 ) セ、セレスティア様、そ、それは何の――…… ( 指の間からちらちらと伺う、何て罪深い!まさか、聖女様は私をお試しになっているのだろうか。私の心根を読んで――… かああ、と顔が赤くなり、発熱するのが判る。 まだ裸の方がマシのよな格好で胸を張って十字を切る聖女が恐ろしい。こんなに怖い思いをしたのはどれくらいぶりだろうか。 思い切って、外套を手に取れば、彼女の姿を覆い隠すように被せて。 ) な、な なななッ 何のお戯れですかッ!!私、心臓が止まるかとッ!( 泣きそうになりながら訴える ) [Tue 25 Apr 2006 23:45:16]
セレス > 野暮ったい、ですか…??? 修道院では皆、同じような格好ですし―――あ、それでですね。 ( 見渡す限り皆あの格好をしているような所で生活している。 むしろ人並みのファッションというものを理解出来ず、うんともううんとも言えず。 さて、何なりと、と言うのなら。 おもむろに立ち上がって外套を椅子の背凭れにかけ、カソックの帯を解きはじめ――――。 ) 先日、ですね。 とあるとても失礼な方にこう云われたんです。 「それは変態趣味の装い」だとか。 失敬な、神聖な儀式を経て編出された聖衣を指して―――――ねえ、可笑しくはありませんよね? ( すとん、と曝け出されたのは、黒い革と無骨なベルト、金具で構成された複雑な形状の―――――いわゆる、拘束衣だった。 今更ながら大聖堂の講堂である。 画像参照のこと。 ) 父と子と聖霊の御許に。 Amen。 ( そして聖女はそんな風に十字を切って、誇らしげに胸を張るのである。 ) [Tue 25 Apr 2006 23:26:56]
アレックス > ああ…、どうも あの野暮ったいローブは着る気がしませんの。パプテストにあるまじき、とお怒りになられるかもしれませんが――… はい?何でしょう 私がお力になれることであれば、何なりとお申し付けくださいませ。( 傲慢の罪に当たるかもしれないが、ローブに荒縄を締め、ウィンプルを被るなんてできる気がしない。コイフも余り好きではない。 ただでさえの童顔が、さらに子供っぽく顰められるのを見て、にこやかに首を傾げ。 何事か、と。 ) それは幸い――… あの時仕留められればお手を煩わす事もなかったのですけれど。( 今一歩であったのだ、それをたかが爆発に呑まれた位で気を失って、取り逃がした。思い出せば、後悔と、口惜しさにじりじりと焦がされるばかり。 それを振り切るように頭を振り は、と息を吐き出せば 彼女に向き直り、十字を切って両手を組んで、頭を垂れ。 パプテスと、この聖女の勝利を強く願おう。 ) 父と、子と、聖霊が貴方と共にありますよう―― 正しき勝利へと導かれますよう。 [Tue 25 Apr 2006 23:13:44]
セレス > この街は2度目になりますが、本で読むのとは大違いで――――…?? いえ、はい? ああ。 貴女の格好が少し華美に見えたというか――――あ、そうそう。 そうです。 そうでした。 一つお尋ねしたい事が。 よろしいですか? ( 「格好」という言葉が不意に引っかかって、つい先日の事を思い出して子供みたいに眉を顰めた。 あのメイド姿ときたら、酷い事を言う。 ) ―――そう、その後魔女ギルドの剣も破壊されたと聞きます。 聖剣という概念から大きく外れた物を認めるわけにはいきませんし――――その悪魔というのも、耳にはしましたけれど。 私に何処まで出来るか分かりませんが――――その為のこの身体です。 ( 一つまた、誰かの願いを背負う。 それは重たい責務ではるが、誇らしいことだ。 自分の存在意義を与えられるということだ。 懺悔でもするように声を鎮める彼女の不安を拭えるよう、微笑んで見せた。 ) [Tue 25 Apr 2006 23:02:20]
アレックス > クリスティアの辺りから比べると、猥雑の極みですものね――… な… 何か?おかしいところでもありますでしょうか?( 本来ならサンドラが正しいのだが、アレックスと言い張っているせいだろうか。覚えられやすいのであれば、何よりではある。 自分も隣に座って、ヴェイトス市に染まっていない様子を好ましく思っていれば、あまりにまじまじと見つめるものだから、少々うろたえる。 落ち着かない様子でスカートを直したり、髪を撫で付けてみたり。 ) …… そう言って頂けると、心が救われるようですわ。( あれこれと騒ぎを起こして謹慎中の身だ、立派だと言ってもらえる事が、どれだけすくいになる事か。 ほう、と息をついて。 ) 神の御業に触れ、生命の樹に触れる禁忌を犯すような邪剣を破壊できた事は幸いでしたけれど、聖剣を失い、この聖堂に押し入った悪魔も取り逃がしてしまいました。 力の無さが悔やまれます。( けれども、後悔は後悔。まだ健在であれば、彼女に辛い務めを任すこともなかったろう。 ) あの――… あなたの勝利を祈らせて頂いても、宜しいですか?( 聖剣同士の戦いに踏み入る事はできないが、せめて、祈るだけでも、と ) [Tue 25 Apr 2006 22:53:54]
セレス > え?ああ…確かお名前の事で一言二言あったから―――ええ、ヴェイトス市は人も多いし料理の味も濃いし…まだ馴染めそうにありませんね。 ( 勧められら席に静かに腰を下ろし、この場において少々目立つ彼女の姿格好を物珍しげに眺める。 あまり人と触れない分、まじまじと見る事が失礼だとかそういう距離感が上手く掴めていない。 ) ―――はい、聞き及びました。 相手の聖剣諸共と……立派に戦ったのですね? ( 彼女は聖剣を二つ破壊したと聞く。 その力強い踏み込みこそが自分には足りないのかもしれない。 羨ましくある部分だ。 強く、背筋の伸びた女性だと思う。 ) [Tue 25 Apr 2006 22:41:38]
アレックス > 名前を覚えて頂けましたのね、光栄ですわ。( 長いスカートの端を摘み、会釈をひとつ。 聖堂に世話になりながら修道服を着ないのは、正式な修道士ではないから。 せめて、地味にせよと睨まれるが知ったことか。 見咎めるよなシスターの睨みを済ました顔でしれっとかわし。 歩み寄る聖女に、長椅子を勧め。 ) そうなのですか。 たしか、クリスティアから――… 旅の疲れも取れないまま、この戦い、ですものね。 疲れるのも無理はありませんわ。( 口にはし難いが、人種的にあまり丈夫ではない筈。 華奢なこのお方に戦いを任せざるをえないのは、正直痛ましい。 けれど、負けは負け。 すう、と息を吸い ) 負けてしまいましたわ。 ( たは、と少しぎこちない笑みを浮かべ ) [Tue 25 Apr 2006 22:33:49]
セレス > ――――――あ。 ああ、貴女…確か、アレックスさん。 ( 人気の少ない聖堂、かけられる声にふと視線を下ろせば、先日書庫で知り合った彼女。 あの少し後、他の所持者と相打ちになったと聞く。 顔をあわせるのは、あれ以来2度目だ。 ) …分かりましたか? 正直、こんなに長く外に出ていた例が無かったもので。 あと少し。 あと少しだけなら問題ありません。 『決まらなかったから延長する』なんて言われたら卒倒しかねませんけれど。 ( パプテスの白外套にカソック姿。 色素の薄いアルビノイアでなければ極ありふれた、シスターのような姿。 静かに歩み寄る。 ) [Tue 25 Apr 2006 22:24:56]
アレックス > ( ふと、礼拝堂に足を運べば 先日出会った聖女の姿。 あの後、自分は敗退し、聖女は誰かと一戦交えたという。 その姿が少し疲れて見えたものだから、少し気遣うように声をかけ、歩み寄るは 普段長く編みこんだ髪も解いたままの謹慎中の留学生。 フリルのあしらわれた姫袖のブラウスに、スカートという、聖職者らしくない格好だが。 ) 聖剣戦争の期限も迫っておりますが、お体の方は問題ありませんか? [Tue 25 Apr 2006 22:19:19]
お知らせ > アレックスさんが来ました。 『―― お疲れですか?』 [Tue 25 Apr 2006 22:13:48]
セレス > ( もともと身体の丈夫な方ではない。 聖剣の加護と精神力で持ちこたえているようなもので、こんなに長期に亘って修道院を離れた事も無かった。 聖剣戦争の事ばかりが頭の中にあって、ロクにヴェイトス市を見て回る余裕すら無かった。 これが終わったら何日か御休みを頂いて、街を見てみよう。 それから修道院に帰って、しばらくはゆっくりしたい。 心底、そう思う。 ) [Tue 25 Apr 2006 22:13:11]
セレス > ( メイド姿の所持者と遭遇した2度目の戦いから、殆んど動きがあったと聞いていない。 魔女ギルドの剣が破壊されたと聞くが、それは朗報だ。 魔女に聖剣など、定義自体が歪んでいる。 そんな歪んだ聖剣が未だ幾本か残っていると聞いているが―――――。 ) 残り6、だったか…あとまだ5人も。 ( 破壊力に欠ける聖剣だ。 己が持つ【聖典概念】を二度振るい、その非力さが良く分かった。 確かに規格外の存在ではあるが、他の剣を破壊するに至る決定打が無い。 なにより、他の聖剣使いときたら皆が皆、切り札を使った駆け引きをする隙すら見せやしない。 単純なドつきあいばかりだ。 ) [Tue 25 Apr 2006 22:04:40]
セレス > ( 事は須く停滞していた。 傷付いた聖剣がああも簡単に何度も何度も蘇るのでは、当初予想していたようなものにはならないだろうと世間知らずの娘にすら想像できる。 いい加減息が詰まりそうで、この残りの5日間すら耐えがたいというのが本音だ。 結局最後の一本になるまでなど、ありえるのかと。 ) ―――――…あと少し。 あと少しだけ戦いましょう。 χ-O-WAS。 ( 腰に挿した柄だけの奇妙な聖剣を軽く握り、囁いた。 聖堂の只中、静かにステンドグラスを見上げる。 ) [Tue 25 Apr 2006 21:58:00]
お知らせ > セレスさんが来ました。 『 stay night. 』 [Tue 25 Apr 2006 21:52:53]
お知らせ > アレックス@僧房自室さんが帰りました。 『 パプテスの勝利を祈るばかりが、日々の務めとは。 』 [Tue 25 Apr 2006 01:15:36]
アレックス@僧房自室 > ( とはいえ、己は謹慎中であり外出を許されないし あれが何者なのか、どこからやってくるのかも知らない。 あれの言葉を借りるなら豊穣の神、大地の神、原初母神の髪より生まれし、生命の象徴たる母なる神(?)だそうだが、そんな事認めるはずもない。 神は唯一にして無二の存在。 それ以外の神など居る物か―― 手がかりは無いに等しい。 赤い悪魔の宣戦布告で意気高かった悪魔狩りのエクソシスト達も、最近は活躍を聞かないが 一応話をして置こうか。 大聖堂の中には吸血鬼に手を出すな、と警告を寄越す物も居るから、信じるか信じないかは判らないし、どれほどの効果があるのかも知れたものではないが。 )――… パプテスの手にある聖剣はあと2本…。 ( 聖女であるセレスティア様と、華凛事件でお目にかかったエクソシストのイコト様。 両者とも残ってはいるらしいが、消耗戦を続けていると聞く。 屍の塔の推定吸血鬼は他の参戦者によって滅ぼされた、と聞くが… 神の奇跡を模したあの邪剣を砕いたのは良しとしても、なんとももどかしい話。 ) [Tue 25 Apr 2006 01:15:09]
アレックス@僧房自室 > ( 手の中にあるのは、昨年の蔦事件の時にロザリオを預けた事に対する、彼女なりの返礼なのだろう。 しかし、折れた聖剣と折れたサムライ・ブレードが重なって、何度も此れを手にしては溜息ばかり。 此れを手にしていても、聖剣を手にしていたときの万能感は――… いけない。 忘れなければ。 じりじりと身を焦がすよな欲求をふりきるよに頭を振り、手にした異国の剣を布に包んで棚の上へと置く。 聖剣が砕けたのは私の力量が足りなかったせい。 私のみを案じた彼女を恨む事があってはならない。 )――… あの悪魔を仕留められなかったのも。 ( 口惜しさに唇を噛む。 自ら神を名乗り、教えを否定し、信仰を揺るがす大罪者。 一方的な約束を取り付けられた先日も、またのうのうと姿を表したらしい。 前科があるから衛兵が出動するなどちょっとした騒ぎになったようだが、残念ながら自分は後に伝え聞いただけ。 伝言があった訳でもなく、焼き討ちに来たわけでもなく、ただ威張り散らして追い払われただけのようだが あれだけの損害を与えておいて一度ならず二度までもこの聖地に踏み入るとは―― 易々と踏み入らせる大聖堂も大聖堂だが、許すまじ。 ) [Tue 25 Apr 2006 00:55:33]
アレックス@僧房自室 > ( 折れて力を失い、本来の姿(?)へと戻った聖剣は、この手へ届けた従者の手に委ねられ、故郷へと送還された。 敗退の報を聞いて「帰国せよ」との報が下るのもそう遅くはないだろう。 無論、従う気などないが―― ) ……… はあ。 ( 溜息を一つ。 修道士達と同じ僧房の一室、簡素な寝台と、筆記用の机、小さな衣装棚が一つ。 そんな部屋の中、椅子に腰掛けた目を開く。 膝の上に置いた掌に握られているのは、異国の剣。 それも、半ばより折れたもの。 敗退したその日に、「貴女の無事と勝利を祈って」と私充ての手紙と一緒に届いた物であり、恐らくは 亡くなったと聞く父上の物だろう。 あの槍衾の中、聖剣を砕かれ神の加護を失っても生還できたのは、これのお陰なのだろうか。 手紙は代筆してもらったようだが、目標とさせていた私の名前が、直筆なのだろう 蚯蚓の這うような字で書いてあった。 要らぬ心配をかけまいと、聖剣戦争中は顔を出さなかったが 聞いた傷の具合からするとそろそろ退院している頃ではなかろうか。 何かと、タイミングの悪さがつきまとう。 ) [Tue 25 Apr 2006 00:30:21]
アレックス@僧房自室 > ( カバリスト ソフィアとの一戦で聖剣を破壊され、失格となったアレッサンドラ・クレメンテは大聖堂より謹慎を申し付けられていた。 お咎めがあったのは礼拝堂内での戦闘行為と、カバリストへの弾圧行為。 聖剣戦争中、戦闘にによる破壊行為については免罪されるが、後者への注意は厳重なものであった。 いかに他の団体よりも大聖堂の発言力は大きいとはいえ、この街では弾圧行為は許されない。魔女狩りなどもっての他である、と。 カーンの方からも、休養せよ、と知らせがきていた。 あれやこれやと大騒ぎした上で、敗退したのだ。 ヴェイトスの方針に従わぬ、疎まれがちな立場を悪戯に悪くした、と言えばそうなのだろう。 ) [Tue 25 Apr 2006 00:09:28]
お知らせ > アレックス@僧房自室さんが入室されました。 『謹慎』 [Tue 25 Apr 2006 00:09:19]
お知らせ > セクスさんが帰りました。 『( 『聖歌隊』の連絡。 …どこか、ホッとした… )』 [Mon 24 Apr 2006 22:23:41]
セクス > ( …今度は何だろう。 …目隠しをして過ごせと…? そんな想いが、顔に出たのかもしれない…。 『どうしたの?』 …そう問われて、自分の顔に険が差しているのではないかと気がついた…。 …最近、そんな眼で見られる事が多くなってきている… ) …問題ありません。 何でしょう? ( 眼を閉じて… 少し深めに息をして… 波紋の立ちっ放しな気持ちは静まらないけれど、それを表に出さずにいる事は出来る… ) [Mon 24 Apr 2006 22:22:48]
セクス > ( 『―――シスターセクス?』 …かかる声に… 一拍眼を閉じて、振り返る。 …ウィンプル被っている己… 後姿でよく判別出来るものだと思うけど。 彼女達に言わせると、歩き方が『特徴的』なのだとか ) ―――はい。 [Mon 24 Apr 2006 22:12:22]
セクス > ( けれど… 自分で自分の名を決める、というのは… 難しい。 『そう呼ばれる』から、“6(セクス)”がこの身体の名前だ。 …呼び難くなくて、個人を特定出来れば、何でも良いと思う… 今となっては意味を失ったけれど、番号というのは理想的だろう ) ―――“0(ニヒル)”… ( “1(ウーヌス)”より始まる、16課の審問官補… 先天型ヴァンパイヤハンターの少年少女達… 『0』が用いられていなければ… あるいは欠番だったのかもしれないけれど… それでもいいだろうかと呟いて ) [Mon 24 Apr 2006 22:09:52]
セクス > ………分かりません。 ( 今回だけでなく、何度と無く問われる事。 …その度にそう返して来た、接触を拒否してのものと取られても仕方の無い本当の言葉を零して… のろのろと扉の前を離れ、当て所なく歩き出す ) ………。 ( 『卑猥』 と、例えば神騙りに何と言われようと意に介さないけれど… 唐突に、司祭よりそれを言われるのは、少しだけ堪えた。 …何故今になってと思うけれど… 自分の名の綴りには、『6』だけでなく性別や性交渉の意味合いも含まれる。 …そうではないと言ったところで、聞き手にそう想起させてしまうのであれば意味がないと言われれば、それは理解出来て… ) [Mon 24 Apr 2006 21:42:31]
セクス > ( 外出許可を求めて、凄く居心地悪そうに訪れた司祭の執務室。 …訪ねた用件を切り出すより先に、いきなり名を変えろと言われて… 何の事だろうと困ってしまった。 名を 『変える』 と言われるのなら分かるけれど… 『変えろ』 というのは自分で決める事で ) ………。 ( 本名は? ファミリーネームは? 洗礼名は? …ごく当たり前の質問にも答えられず、追い出されるようにしてそこを出た… ) [Mon 24 Apr 2006 21:23:48]
お知らせ > セクスさんが入室されました。 『( ひわい? )』 [Mon 24 Apr 2006 21:16:41]
お知らせ > さんが帰りました。 『はははッ、はハハはハ―――  あー、詰まんねえ。』 [Sun 23 Apr 2006 23:19:17]
> はっはっは、頭の悪い餓鬼どもめ。手前ぇらに理解でき無えのは仕方がない。敬意の足り無え手前ぇらも、心の広いアタシは笑顔で許してやるぜ?(調子に乗って、すこぶる笑顔でターンなんぞを決めてる間に、衛兵やら神官やらが周囲にわらわら集まってくる。手にはめいめい聖書だったり槍だったり。) いや、アタシは悪魔じゃ無えんだが… まあ区別も付かんか。 聖書はどうでもいいが槍は痛えしな、そろそろ潮時か―――  んじゃあ、アタシはそろそろ失敬するぜ。 あの金髪ドリルに宜しくな?(はッ、なんて鼻を鳴らせば、そのまま机を蹴りつけて―― 跳んだ。 そして、飛んだ。) [Sun 23 Apr 2006 23:18:54]
> あん?聖剣?…あー、知らんのか一般は。そりゃあそうだな、勝ちゃあいいが大々的に謳って負けでもしたら赤っ恥だしな。判る判る。 ――んで、名前も判らんとなりゃあそりゃあ解らんわ。(深く納得すると、よいこらせとばかり立ち上がる。――机の上に。少女の金切り声が喧しい。) 仕方ねえ、業腹な事甚だしいが仕方無えから諦めよう。 ……?あん? アタシが誰かって? そんなモン、決まってるだろう。  ――――アタシが、神だ。(机の上に仁王立ち、親指で自ら指して、大聖堂のド真ん中で声高らかに宣言する。 一同、唖然。) …あん?なんだ、余りの神々しさに声も出ねえか?ん?(呆れ返っているだけだ。当然、3秒もしないうちに非難轟々雨あられ。) [Sun 23 Apr 2006 23:14:05]
> あ?名前?えーっと、何だったかな、あの卑猥な名前したヤツじゃあねえほう。卑猥?ああほら、聖女っぽいアレ、確かセック――――  五月蝿ぇ、判った言わねえからやめろ、耳遠くなんだろ。(卑猥な単語は禁句らしい。何を口走られるのか悟った少女信徒が顔を真っ赤にして喚く声に耳を塞いでしかめ面。) つか、名前とか覚えてねえしな。なんだほら、聖剣もってたアイツだ、アイツ。今日やり直すってキチンと言いつけといてやったのに、アタシに無断で勝手にヤられやがって約束破ったら聖堂燃やすってちゃんと言ったろうが、なあ?(肩を竦めて同意を求めてみたが、少女信徒は顔を真っ青にするばかりである。そりゃあ過去に2,3度焼き討ちされた経緯があればそんな顔にもなるか。) …ああ、いややらねーから落ち着け。いいから。 [Sun 23 Apr 2006 23:08:41]
> (ついさっきまで心中毒付いていた(そんな顔してた)神父は関わり合うと問答無用に面倒臭そうだったので流して置いたが、居なくなったとあれば己の天下である。周囲にまばらに残る信徒には相変らず嫌な視線を向けられたが、そんなものを気にする神では無い。) ―――あー? 何?神のおわす神聖なる…  ああ五月蝿ぇ喧しい。どうして手前ぇらは揃いも揃って皆口開けば似たり寄ったりな台詞しか出てこねえんだ。もちっと勉強しろ勉強。 あの口先ばっかりの小娘は居ねぇのか?(勇気奮い絞って話しかけてきた命知らずな少女信徒に気怠そうな視線向けると、犬でも追っ払うようにしっしっと手を振って引き下がらす。) [Sun 23 Apr 2006 23:04:30]
> 全く、詰まら無ぇーったらありゃしねえ。(ぎしりと椅子の背を軋ませて、両足揃えて机に載せる。苛立たしげでもあり呆れにも似た悪態を吐き、土埃に塗れた靴で神聖なる教卓を踏み荒らす。) ……折角このアタシが腹ぁ抱えてせせら笑いに来てやったっつーのに、肝心要の相手が居やしねえ。(がつ、ごつ、靴の踵で机を鳴らす。) [Sun 23 Apr 2006 22:59:20]
お知らせ > さんが入室されました。 『―――ハ。』 [Sun 23 Apr 2006 22:56:38]
お知らせ > 黒い神父さんが帰りました。 『(口を衝く悪態を、聖句で洗い流した)』 [Sun 23 Apr 2006 22:48:38]
黒い神父 > (肩を竦めると、十字を切って) …En el nombre del padre del hijo del espiritu santo amen [Sun 23 Apr 2006 22:48:11]
黒い神父 > (あの男が、素性確かな者であったならば、先ず所属するギルドに報告、無常を通じて大聖堂へ。大聖堂から無常に連絡が返り、必要であるならば、無常からあの男にも情報がフィードバックされる。そのような流れになった筈だ。) [Sun 23 Apr 2006 22:45:12]
黒い神父 > (つまりは、大聖堂は健全な組織である、と言う事だ。 個人とは情報や機密のやり取りはしない。) [Sun 23 Apr 2006 22:43:34]
黒い神父 > 要するに、無常には報告をしていないと─ 人の話は最後まで聞くものだと思うが? (礼と言う物を知らんサルめ。これだから黄色は。) [Sun 23 Apr 2006 22:42:36]
お知らせ > 利光さんが退室されました。 『失礼(他を当たるか。そう決めれば早々に立ち去り)』 [Sun 23 Apr 2006 22:41:36]
利光 > 犠牲者がそちらの聖職者らしかったゆえ。あと場所は墓地でしたので(答えは単純に被害者と場所の問題。東洋人街での出来事ならともかく、こういった件では関係とおぼしき団体か自警団が妥当であろうと)勿論、犠牲者が実は聖職者ではなかった、とか通報が迷惑の極みというのならこれ以上お邪魔致すつもりはないが(遺体確認の件はなされなかったのか。それとも何か仔細があるのかはわからないが。要するにまともに相手にしていられないということだろう) [Sun 23 Apr 2006 22:40:24]
黒い神父 > と、いうのも、無常からは大聖堂に連絡が来ていない。 これは事の真偽を図る事すらも容易ではないと言う事だ。 大聖堂に出入りする人間が、日に何人居ると思う? そして、彼等の言う事全てを真に受けて、人を動かすとしたら? この島の人間、全てがパプテスの入信者であったとしても到底人が足りん。 そのあたりの理屈はお分かりになろうな? [Sun 23 Apr 2006 22:37:26]
黒い神父 > 結構。(これが何であるか、などという説明はしない。怪訝に思う儘に任せておく事にした。) …アマウラかトキノミヤコの侍の方とお見受けするが、なぜ報告先が無常ではない? [Sun 23 Apr 2006 22:34:54]
利光 > む?(質問か尋問か、と思えば差し出されるのは一枚の正確に切り出された紙札。本国の『踏絵』を連想したが、それを口に出せば相手が嫌がるだろう)これでよろしいか?(手に取って見せた。生粋の人間であり、魔とは魔逆の霊力を操れることを除けば普通の存在。信教の問題でも燃え上がる、とでもいうのでもない限りは大丈夫なはずであるが・・・) [Sun 23 Apr 2006 22:32:41]
黒い神父 > 先ずはこれを。 (白い、無地のカード。 表面に銀で十字架の意匠が施されたものを差し出す) …手にとって頂こう。 (もし貴方が魔に穢れた物であれば、それは白い浄化の炎を上げ、貴方を焦がす事だろう。) [Sun 23 Apr 2006 22:29:34]
利光 > いかにも(通報した者であり居合わせた者であり、今晩の招かれざる来訪者。一部例外を除いてパプテス関係者に好意を向けられないのにはなれていて、平静を装いながらうなずいて)なんでしょう?(言葉向けてきた相手に向き直る。元から気まずかった雰囲気はさらに暗くなるか) [Sun 23 Apr 2006 22:26:26]
黒い神父 > (聞いた話に違和感を感じた。 先ず、この男は何者であるのか。 侍であるのならば、もっと適切な報告部署があるのでは無いのか?それがなぜ此処であるのか。) 質問が一つ。 宜しいですか?  [Sun 23 Apr 2006 22:24:38]
黒い神父 > (月末までは、なんら波風立たず時が過ぎればよかった物を。 苦々しい思いに胸を悪くしながら、黒い装束の傷顔の男が歩を進める。 隣の下級神官より、話の要約をささやかれながら。) ……貴方が? (相手を眺める。胡散臭そうに思う感情は特に隠しもしない) [Sun 23 Apr 2006 22:20:09]
お知らせ > 黒い神父さんが来ました。 『 ( コツ ) 』 [Sun 23 Apr 2006 22:16:17]
利光 > (しかし相手の口からの回答はどうにも要領を得ないもの)・・・全く心当たりはない、と?(侍との友好度が低いとはいえ、それだけで出し渋っている気配もない。ただでさえ人手が出払っている状態、本来なら聖職者殺しとあれば面子にかけて動くはずの彼らの反応が鈍いのは仕方無いことなのだが、そこまで事情を知らない側にはなんとも判断できず) [Sun 23 Apr 2006 22:13:34]
利光 > (侍の右肩は布で動かないよう固定されている。抉られた傷はいつものように治癒術で回復を開始しているが、治りをはやめるために厳重に処置してあった。武器は脇差を除いて大聖堂側に預けている)それで、殺害された方と犯人の関係について何かお心あたりは?(まったくの慈善事業で来訪したわけではない。伝えてやった代わりに情報寄越せ、とオブラードに包んで要求してみる) [Sun 23 Apr 2006 22:06:28]
利光 > (一つは侍のもの。もう一つは大聖堂側の渉外担当者の一人)・・・以上です(先日の墓場の一件を、より詳しく伝えるための来訪だが。元々トキノミヤコとパプテスは本国では敵対関係、この街であっても決して良好とはいえない間柄。聖職者の惨殺に関わる事の為とはいえ、そのやりとりは実に心温まるもので) [Sun 23 Apr 2006 21:59:28]
お知らせ > 利光さんが来ました。 『(むっつり顔が二つ)』 [Sun 23 Apr 2006 21:57:19]
お知らせ > セクスさんが退室されました。 『( 『御神は罪ある者をも愛し』 一度、その部分も通して歌って… 寝所へと )』 [Sun 23 Apr 2006 03:35:38]
セクス > ( 修練?そういう問題では無いのだと… 『知っている筈』 なのに 『思い出せない』 …湧いて来る恐怖心に、唇を噛んで… )   ( 『煉獄へ行かれるのならまだ良いと』… 出かかった意味の分からない言葉に、頭を押さえる… ) ―――は…はぁ…? ( 手続きをすっとばした? 独断で? …何を言っているのか分からないと言った風に眼を瞬き――― ) ……ぁ、おやすみなさい…… ( 礼をして。 …どこか呆然と、見送ろう… ) [Sun 23 Apr 2006 03:33:53]
お知らせ > ジャスティスさんが退室されました。 『(修道女の影は建物の中に消える)』 [Sun 23 Apr 2006 03:29:26]
ジャスティス > 大丈夫よ、煉獄は魂の修練場。修行をそこで積みなおせば天国にもいけるわ。 (地獄には落ちないわよ。と彼女を励まして) ……いや、それがね、色々と手続きをすっとばしつつ、独断で再建したものだから……実はまだ書類上は廃教会のままなのよね、だから助祭さまもいないし……。 (司祭代行、と聞けば、とんでもない、と心底恐ろしそうに首をふる) それじゃあ、また会いましょう? おやすみなさい (手をふれば、中庭から出て行って……) [Sun 23 Apr 2006 03:27:28]
セクス > ―――ッ… ( 『煉獄』… その一言には… 感情の凪いだような顔を一片させて、恐怖に引き攣った顔を上げる。 …確かに、それしか無いだろうと思うから… だからこそ、認められない。 …私は【人として死ななければ】神の国へ入れなければ――― …何だっけ… ) …シスタージャスティスは… 地区教会の司祭代行と認識していますが…? ( 一修道女、と言うのは不適切な気がすると… 何事も無かったように首を傾げよう ) …いいえ。 …過ぎた発言をお許し下さい…。 ( 上位聖職者に対して意見する事は、それ自体が間違いだ…。 謝罪に首を振り… 『聖歌を聞かせて』 …好き、と続いた言葉に… 戸惑ってしまう ) …ありがとう… ございます。 ( …私はあなたの意に適う信者ではないのに…。 …優しい言葉に…俯いた ) [Sun 23 Apr 2006 03:22:54]
ジャスティス > あなたの犯した罪は、煉獄であがなえばいい。 (だから、もし取り返しの付かないことをやったとしても、立ち止まらないで、と告げて) うぅ……まぁ一修道女のクセに偉そうなこと言っちゃってごめんなさいね? 今度また、聖歌を聞かせて。 (あなたの歌声好きよ、と付け加えて、そろそろ自分も戻ろうか) 何かあれば、出来ることなら手伝うから、その時は連絡ちょうだい。 [Sun 23 Apr 2006 03:15:01]
セクス > 私は……ヴェイトス市であれば容認されたと思われる異端を、処断しています……。 …彼らが隣人であったと言うのなら、私の罪を購う罰はありません… ( 殺されるが。 …殺されたからと言って許されるものではないのだと… 『遅い』 と首を振り。 …けれど… それを納得できなくとも、既に別の形で“16課”は異端であったと判決を受けている。 …連なる疑問と矛盾と、死を恐れる気持ちに負けて… 意地は、通せずに ) ……申し訳…ありません……。 了解しました。 …もう一度、ヴェイトス市を見られるように… お願いしてみます。 ( …『私は現在大聖堂の指揮下にあるのですから』… でかかった言葉は、呑み込んで ) [Sun 23 Apr 2006 03:08:20]
ジャスティス > そうね……まぁ私もクリスティアの生まれだし、あなたがなんに悩んでいるかは、ある程度わかってるつもり。 (もう遅い。その言葉に、彼女が遣ってきたことの一端が垣間見えて) 遅い?何が遅いの? どちらが本当に正しいのかは私にはわからないけれど、選択して行動するのは遅くなんてないわ。動くことは義務よ? 後ろめたいことがあるのならその分先を頑張らないと [Sun 23 Apr 2006 02:56:48]
セクス > ( それでも、今は一般の… 女子修道院の修道女だ。 …抱く礼拝式文を握る手に、力を籠めて… ) ―――では… 『布教』を理解しない私は、貴方達にとっての異端なのではありませんか…? …私は、大聖堂の指示に従うよう、指示を受けています… それを…違える事は、ありません。 …ですが… 『ホワイティアのパプテス教徒以外は異端』と… 『教会』によって、教えられた事にも…変わりはありません…。 ―――そして私は、それに従ってきました。 …異端審問官と行動を共にする中で、滅ぼしたのはヴァンパイヤだけではありません…。 ……どちらが、正しいのですか…… 聖教会が…間違いだと、言うのなら… 私は…もう…遅い… ( 訥々と語る言葉は、次第に声を詰まらせて…。 説明は理解出来るけれど… 心から承服した瞬間に、自分は取り返しの付かない罪を負う ) [Sun 23 Apr 2006 02:46:19]
ジャスティス > そっか……。 (それならば、もう自分にはかけるべき言葉はない。そして今度は自分に向けられた質問には、しっかり相手の瞳を見据えて答える) 布教のためよ。ああいうすさんだところこそ、神の教えと救いが必要だと思うから。 (治安向上にも役に立っているしね、ととりあえずの説明をしてみる) [Sun 23 Apr 2006 02:35:57]
セクス > ( ヴァンパイヤを殺せない時は、私の―――。 …ふと湧いた前提条件の一文は、『私の』何なのか、出て来ないけれど… 唯一の使命である事に変わりは無い。 …押し黙ってしまうシスタージャスティスには… やはりこの人も『大聖堂』だと俯いて ) …ヴェイトス市における研修は完了しています…。 私は、正式に執行官補に任ぜられました… ( とは言え、ヴェイトス市で見聞きした事は、靄がかかったようになってしまっているけれど。 …『市街に出て』ヴァンパイヤを狩り立てる以外に何をするのだと…躊躇いがちに、瞳を揺らす ) それに、そのような許可が下りるかどうか。 ……シスタージャスティス…あなたは何故…あのような場所に……。 ( 以前に聞いた事かもしれないけれど… 異端を即ち滅ぼすべき者としないのであれば、『布教』という考え方を理解しない意識に、その行動は不可解だった… ) [Sun 23 Apr 2006 02:25:09]
ジャスティス > ……宿命、かぁ。 (自分の使命を果たすことが出来ない状況、確かにそれは辛いだろう) …………そうね。 (調和の意味、彼女の今後。どちらともいない返答をしてしばらく押し黙る) そうね……一度、ヴェイトス市というものの空気を感じて見るというのはどう? 司祭様に許可を取って、市外に出て。 (そして、大体の仕組みを理解すれば、ヴァンパイアを駆るものとしての活動も許可されるかもしれない、と提案する) [Sun 23 Apr 2006 02:13:46]
セクス > ―――…ですが、私は…ッ… 私はクルースニックです… ヴァンパイヤを狩る為に生かされていますっ…。 …他の何にも…使えない身体です… …教会に属し、ヴァンパイヤを狩って、御心に沿わなければ… 神の国へ入る事は叶いません…。 ( …死ぬのが怖い… ただ死んで、神の国へ入れないのではと思うと怖い…。 …だから… 神の国へ【人として死ぬ】入る事が出来るなら… 喜んでこの命も投げ出そう。 けれど、大聖堂は――― 少しだけ、練習で掠れた声音が荒げられた ) ……異端を容認して、穢れながら得る調和に、何の意味が…… 私は、どうすればいいのですか…… ( 結局本音は最後の部分… そこだけだ ) [Sun 23 Apr 2006 02:06:25]
ジャスティス > (確か彼女は……。 聖教会のことについてはほとんど知らないけれど、彼女の本職だけは聴いた記憶があれば、一つ小さくうなずいて……) まぁ……この街はクリスティアの人から考えると、なかなか不思議かもしれないけど……。 (処断された部署についてはさすがに言及するのがためらわれて……) ヴェイトス市は異民族、異種族が交じり合って共生しているの。だから、ね。 ヴァンパイアといえど、一方的に滅ぼすと……。 (他の種族も、恐怖を感じてしまう。不信感が不信感を呼ぶ連鎖が始まりかねない、と説明して) [Sun 23 Apr 2006 01:54:46]
セクス > …私は能率的に修道院の職務を遂行する事が… ( 『出来ません』 なので、『ここはいいから』と言われてしまうと答えようとして。 …その事を聞いている訳ではないのだろうと、空ではなくシスタージャスティスを見上げた…。 …研修でヴェイトス市に来た時に会っているこの人は… 私の、本来の『職務』を知っている? …覚えていないかもしれないけれど…。 ただ、そうであれば既に知っている事柄に対し、司祭へ開示の許可を求める必要も無いと判断された ) …聖教会で私の所属していた部署は…異端として、処断されました…。 …私は執行を免れましたが… 現在は、教皇庁より大聖堂の指揮下へ入るよう指示されています。 …大聖堂は、私にヴァンパイヤを狩る事を許可しませんでした…。 …『調和を守る為には、彼らを狩り立ててはならない』と… その真意は、私には測りかねます…。 ( 『どうして』 という根本的な理由は、挙げられない。 訥々と、呟くように話して… ) …その頃の事を、よく夢に見ます。 …その時は、何を恐れる事も、迷う事も無かったのに… 今になって、夢の中でだなんて…  [Sun 23 Apr 2006 01:45:07]
ジャスティス > そっかぁ……。 (相手の内心の葛藤には気付かないまま、続く相手の言葉に頷きながら答える。空を見上げたまま、小さく一つ息を吐く) この前は、どうして職務が停止されているか聞きませんでしたよね? どうしてですか?  (夢への言及については、ストレスとか、不安感からきているんじゃないかと憶測を話して) それとも、何か奇妙な夢なんですか? [Sun 23 Apr 2006 01:34:21]
セクス > …ですが… それと夢を見る事に関係があるのかどうかは… ( 『不明です』と… 再び視線を地面に落とし ) [Sun 23 Apr 2006 01:29:23]
セクス > 真っ暗な所には… 居たくなくて… ( 無表情・無感動の為に大人びて見えるかもしれないけれど… その言葉は、歳のそれより幼いもの…。 言い訳をするように呟いて… 叱責されない事に安堵する反面… 規則に反するのは許されない事だと罰を与えてくれるなら、喜んでそれに従えるのにと… 仄かに、じれったく思う ) …分かりません。 …ただ… これは先日もお話したかもしれませんが… 私は修道員に配属されたのに… その務めを、果たせてはいません…。 …御心に沿えない事は、辛い… ( 覗き込むようにされるかと伏せた視線は… 止めて、空を仰ぐシスターを追うように ) [Sun 23 Apr 2006 01:26:58]
ジャスティス > あぁ……まぁ、眠れないのなら……それに悪いことをしているわけじゃないですし。 (そして、急く素のすぐ横に立つ) 夢?……差し出がましいようですが……何か心配事でも? (相手の顔を覗き込もうとして、やはりやめて空を見上げながら尋ねて、相手の反応をうかがう) [Sun 23 Apr 2006 01:21:28]
セクス > (*『就寝時間外に寝所を空けて』 → 『就寝時間内に寝所を空けて』 すみません ) [Sun 23 Apr 2006 01:14:34]
セクス > ( …気にしなくて良いんだ!と眼を覚ましたかどうかは分からないけれど… あれ、言われてみるとそんなに変じゃない? と言うか、変なのがここに二人? …そう言えば… と改めて見上げる青い髪 ) …? …就寝時間外に寝所を空けています。 これは服務規程違反に当たると… ( 否定されると首を傾げてしまう… 分かっているのなら、やらなければ良いのに。 出来ない理由は――― ) …夢を、見るんです…。 最近は、毎晩のように。 ……目を覚ませば忘れてしまう夢でも、そこで感じたものだけは覚えていたり……。 思い出せる夢も…… 哀しいものばかりです。 ( それは夢というよりも記憶の再生 ) [Sun 23 Apr 2006 01:13:45]
ジャスティス > (まぁそれを言ったら自分も青い髪だったり。青髪と赤髪が出会った、中庭) いやいやっ、謝る必要なんてありませんよっ! (慌てて手をふって相手の言葉を否定しながら、眠れない、と言われれば首をかしげて) どうかされたんですか?   [Sun 23 Apr 2006 01:07:25]
セクス > ( かけられた声に、びくりっ と身を硬くして…。 …悪戯を見つかったような…と言うには神妙な顔で、薄紅色の髪と眼をした寝間着の少女が振り返る。 被り物=ウィンプルをつけていなければ、やはり奇妙な色素だろう ) こんばんは。 シスタージャスティス。 …はい… …申し訳、ありません…。 …眠れないものですから… ( そして、寝所の闇の中に居たくなくて ) [Sun 23 Apr 2006 01:02:37]
ジャスティス > あら……。 (中庭を抜けて、寮の方に行こうと思い、外に出ると、どこかから聖歌が聞こえてくる。視線をめぐらせれば、この前あったシスター、セクスの姿を見つけて) こんばんは、聖歌の練習、ですか? (ゆっくりと距離を詰めながら声をかける) [Sun 23 Apr 2006 00:57:04]
セクス > ( 人よ、自然よ、全てのものよ、主の威光を歌え… と、メロディーを繰り返して詩は続く。 つまり二番。 …そして三番… 何度も、何度も、繰り返して歌う中… その部分だけは飛ばされていた )   ( 『御神は罪ある者をも愛し』 …その一文が、簡単には口に出来ない… )   ( 私の罪は許される? …けれどそれでは、異端も許しを得る事になるのではないかと…。 …そしてそうであるのなら… 異端を狩った私は、やはり――― ) [Sun 23 Apr 2006 00:56:33]
お知らせ > ジャスティスさんが入室されました。 [Sun 23 Apr 2006 00:50:54]
セクス > …… うたがいの くもも きえて あとなし …… ( ―――そうであって欲しいと思う ) [Sun 23 Apr 2006 00:46:44]
セクス > ( 昨日の今日、記憶にある限り初めて歌に触れた身の歌声は… とても聞けたものじゃない。 幼さを残す声の質は、それにしては落ち着いたものだけれど… 細く、弱く… おまけに不慣れで、自信無さそうに歌うものだから、明るい賛美歌でさえ葬歌のようになってしまう… ) …… みかおの ひかりに まよいも きりも …… ( 人ならざるものを思わせる薄紅色の髪… 白い影… 葬歌…。 どこのバンシーだろうなんて意識は本人にも無いものの… 一般の参拝者の目に留まったらと考えるのなら、引っ込ませるべきかもしれない。 …まだまだ酷いもの… とは言え、教えられたいくつかの歌のリズムは覚えれていた ) [Sun 23 Apr 2006 00:44:00]
セクス > ( …最近少し目立つようになった… 修道院の規律を乱す問題行動は、注意されるけれど…。 …夢にうなされ目を覚ます闇の中は… そこが夢の続きでないとは思えないもので… 自然と足は灯りの落ちない礼拝堂に向き、考える事に疲れるか、起きている事に疲れるまで、長い時間を過ごす事になる… ) …… むねは ひらきたり はなの ごとくに …… ( …『歌うとすっきりする』… 表現は違ったと思うけれど、ブラザーイコトの助言は的確だったようで。 …それで思考が完全に静まる訳も無いけれど… これもまた務めなのだと思えば、少しは気を紛らわす事が出来た ) [Sun 23 Apr 2006 00:32:00]
セクス > ( …礼拝堂より通じる中庭… 一般の信徒も立ち入る事の出来るそこは、けれどこの時間になるとヒトケも引いてしまう…。 誰の目にも留まらない場所で… 修道院指定の寝間着のまま寝所を抜け出した薄紅色の髪と眼の少女は、遠目に見ればゴーストか何かかと思われてしまいそうな調子で佇んでいた ) …… みかみの あいをば うとう われらの …… ( 聖堂より漏れる光で、両腕で抱えるようにして持った楽譜に視線を落として… 少し掠れた声で… やはり誰の耳にも留まらない歌を歌う ) [Sun 23 Apr 2006 00:24:48]
お知らせ > セクスさんが入室されました。 『(』 [Sun 23 Apr 2006 00:12:32]
お知らせ > セクスさんが退室されました。 『( 朝… 両手でロザリオを握り締めたまま、眠っているのを発見される )』 [Sat 22 Apr 2006 03:04:24]
セクス > ( ―――気付いたら、視界が歪んで…。 …視線を落とす掌に、暖かな雫が零れ落ちていた… ) ……マ…スッ……タ…ァ…… ( …息が詰まって、身体が震える… 熱を帯びた頭に拳を押し当てて、背を丸め…。 …無感情に、無感動に受け止めて来られた事を… 『思い返し』て――― ) [Sat 22 Apr 2006 03:01:16]
セクス > ( 矛盾 矛盾 矛盾 …ただ、そこには不思議と… 苛立ちより、怒りより、哀しみの方が深い。 …手の中で失われた温もりに、拳を握って… ―――今、ここにこうしてあるのは、罪ではないと言い聞かせようとするけれど… 信ずるべき拠り所は、あまりに弱く、脆くなってしまっている。 ……日々の記憶はますます鮮明になって…… 回答を得られない疑問は、意識の中に沈殿し続け飽和状態になる…… 汚れていく、感覚 ) [Sat 22 Apr 2006 02:42:38]
セクス > ( …暫く異端のように勾留され、けれど拷問無しの審問会で下された決定は、奇妙なものだった…。 …『聖教会』ではなく、教皇庁より派遣されている司祭による下命は… 聖教会と対立する異端である筈の『大聖堂』へ所属し、その指示に従うようにというもの。 ……教会の意思は神の意思…… けれど、単純化された意識に、それらはあまりに食い違っていた ) [Sat 22 Apr 2006 02:34:48]
セクス > ( …ヴァンパイヤの存在を知覚しない平時においては無力化される先天型ハンターだけれど、戦う方法が無い訳ではない…。 拳銃の引き鉄を引くのに力は要らないし、無力なりの戦い方を知れば、盾になる程度の事は出来る。 …その為の執行官補だ…。 …時として撤退は必要だけれど… 『抵抗するな』 というのは、的確な命令ではなかった… ) ……なぜ……。 ( …そして背を向けた“彼”を殺したのは、敵でなく味方の銃弾… “彼”を撃った執行官は、自分へと何かを言いかけて… 敵のクロスボウに殺される。 ……きつく手を握ったまま、応急処置を拒んで自分に覆い被さった“彼”は…… ただ、『抵抗するな』と繰り返し。 …剣戟と銃火の止む頃には、その手は冷たくなっていた… ) ……マスター……。 ( …捕縛され連行された聖教会で… 『異端』と判断した襲撃者は神命を執行したのだと知らされる。 矛盾 ) [Sat 22 Apr 2006 02:10:28]
セクス > ( 昨夜旅に出る猫の娘と交わした『温もり』は… ただの握手で大袈裟かもしれないけれど、記憶にある限り最初の矛盾と共にあった。 …日々変わらなかった暮らしを壊し、現状へと至らしめた原因… 教会である“16課”を、同様に異端審問局の装備を用いた集団が襲撃したあの日。 …16課構成員の殆どは『異端』を撃退せよと叫び、市街にあってその場所は戦場と化した… ) ……なぜですか……。 ( 教会内部にも異端は存在する。 この大聖堂の腐敗のように。 …あの場で戦う事が主の御心に沿う事であるのは明白だったのに… けれど自分が補佐を担当する執行官は、『抵抗するな』と命じ…。 …痛いくらい強く手を握って… 戦場に背を向けた ) [Sat 22 Apr 2006 01:52:06]
セクス > ( また夢を見た。 …けれどそれは… いつもの正体の知れぬものとは違う、記憶の再現と認識出来る夢… フラッシュバック ) ……マスター…… ( 目が冴えて寝所を抜け出した寝間着の少女は、ヒトケの無い… けれど灯りの落とされる事も無い礼拝堂で、己の手を見つめ… ポツリ と声を漏らす ) [Sat 22 Apr 2006 01:33:32]
お知らせ > セクスさんが入室されました。 『( 温もり )』 [Sat 22 Apr 2006 01:27:19]
お知らせ > セクスさんが退室されました。 『 あなたに、神の御加護がありますように 』 [Fri 21 Apr 2006 04:32:32]
セクス > ( 迷っているけれど、それは本来あり得ない事… 『人であるから』という以前に、迷う事それ自体が間違いなのだと… 自らの現状と、理解する理の相違 ) ………。 ( 軽口に戸惑って… 戸惑いっ放しで見送って… 扉の閉まった後で、ぽつり、呟いた ) [Fri 21 Apr 2006 04:32:16]
お知らせ > ル・チャさんが退室されました。 『(――君の前途に祝福がありますように。)』 [Fri 21 Apr 2006 04:28:59]
ル・チャ > (―― 先ほど、迷ってると言ったじゃないかと、 …口に出しはしなかった。) ――真面目だ。(…容易には変えられない心芯を持ってるのに、他者の言葉に耳を傾ける心もある彼女は、…きっと大変だ。) …胃に穴が空かないように!――若いんだから。(…そんな、軽口を去り際に遺して。) ――またね、セクス。  [Fri 21 Apr 2006 04:28:13]
セクス > …私は…教会に属しています。 迷う事は、ありません。 ( …歯切れ悪く。 …あるいは戸惑っていない時であれば、迷う事は【罪】だと断じたかもしれないけれど… ) …それは…。 …分かり、ました… ( 『簡単に収まる方法』 …そう言われれば、安易に実践しようとするのだけれど… そんな事は、言われなくても何となく分かる。 では、どうすれば『知った事じゃない』と想えるようになるのかと… 分かっていなさそうな調子で、頷いて。 …困惑した調子の薄紅色の瞳は、手元と猫の間を行ったり来たり… ) …“6(セクス)”と呼ばれています。 ………。 ( 彼女が教会の戦士であれば… 再会を望むと言うより、無事を祈るのは当然の事だろう。 けれど、獣人で………。 言葉を返せずに… 手に残った温もりを握り締める ) [Fri 21 Apr 2006 04:24:54]
ル・チャ >  …迷えるのも、人だから。君が人だから、きっと迷えるんだと想うよ。(…と猫は想う。それすらも【甘え】と断じられたら、そこまでだけれども。) -――。簡単に収まる方法を教えてあげる、【御前の言う事なんて知った事じゃない】って…想うだけさ。(…ただ、それだけの事で。事で。でも、やっぱり何処か…猫は彼女が気になってしょうがなかったのだ。うん。) ――。 (…予想よりも、長く、彼女と手を繋いでいた。…きっとこの温もりを忘れない。) …名前はル・チャ。ボクが生きていて、そして君が望むなら、何時かまた逢えるといい。(――表扉へ、と。本来は見送り一人もつかぬ旅立ち。) [Fri 21 Apr 2006 04:14:43]
セクス > ( 命令に従うだけの道具には、考える事は必要無い。 …どこまでも単純化された意識は、けれど的確な命令を受けられない状況において、どこまでも脆く… どこか立ち尽くすように、言葉を失ってしまう ) …はい。 …この、迷いこそ…罪なのだと…。 ですが… 大聖堂の教理は矛盾しています… ( 大聖堂も根底にあるのは己の教えられたそれと同じであろうと思えばの発言…。 …説教かと思った彼女の言葉には… 『安心して』 と言われて、どうしてそれで安心出来るだろうと、いぶかしむように目を瞬き… ) ………はい。 ( 慰めて… 元気付けて、くれたのだろうか…? 簡単に収まると言った意味を測りかねて、曖昧に頷く。 …収めて良いのだろうか…? とも ) ………。 ( 手を離すのが… 一拍、と言うにはあまりに長い時間遅れてしまったのは、きっと考え事のせいだろう。 …何時の間にか握り返していた手を… 『初めて気が付いた』 と言った風に離して ) ……お気をつけて。 ( どこか沈んだ表情で、礼をしよう ) [Fri 21 Apr 2006 04:09:27]
ル・チャ >  …ボクは、君の世界に落ちた雫かもしれない。(…声を詰まらせたり、黙り込む様子を見れば、内面を読めぬ者でも、多少の推察はついた。) …雫は君の世界に波紋を作り出す。(…シィン、と静まり返った礼拝堂で、ゆっくりゆっくりと、…言葉を心から出していく。) …でも【安心】して。 (…ちょっぴり、ちょっぴりだけ、寂寥が混ざった声色を刹那見せ。) …波紋は意外に簡単に、収まるから。(――君が、そう望めば…だけれども。) (そして。) (…白くて細い彼女の掌と、…無骨な己の掌が重なり…一瞬、…変わらない体温を交換した。…それは、純粋に嬉しく思えた。) ―― じゃあ、行く。( …掌を離そうと。) [Fri 21 Apr 2006 03:58:39]
セクス > ………。 ( 『申し訳ありません』とは言わない。 …ただ、否定もせずに…。 また『嬉しい』… もう止めてと、無言のまま、ほんの僅かな時間目を閉じる ) ―――ッ。 ( …それでいい、とも… それではいけない、とも… 言ってくれない相手。 …勿論後者を口にされたなら、それはそれで大変だったと思うけど… ただ頷かれた事に、戸惑って。 ……今度こそ立ち去ろうとする相手に安堵する反面…… このまま別れて良いのだろうかと、漠然とした躊躇いも覚えている。 良いに決まっているのに。 …不意に差し出される手は、知らない挨拶。 …否、知ってはいるけれど… した事の無い挨拶。 …十字を切ったり、礼をしたりで… …最後に人の手を握ったのは、いつだったろう… ) ………。 ( 自分の手を見つめていて、笑った瞳には気付けない… 僅かな逡巡の後… 差し出された掌に、おずおずと手を重ねた… ) [Fri 21 Apr 2006 03:51:45]
ル・チャ > (――握手するか、どうかまで、主や、教会は、介在するかな?なんて…吊り瞳が少し笑っていた。) [Fri 21 Apr 2006 03:44:11]
ル・チャ >  何だか凄く困らせている気配がする…。(…彼女はとてもとても真面目な人に思えて。己の言葉一つ一つに凄くグルグルと考えているのではないかと、猫は想った。 ) 久しぶり、久しぶりだ、うれし涙は。 (…彼女の様相に首を傾げながら、目元を拭い。) ―――。 (…彼女が何かを言いかけて、そして口を噤む様を、…猫は静かに見ていた。そして続く言葉に、頷いた。) そうかい。 (――頷いた。)(…そして不意に。) …ボクはそろそろ行くよ。逢えて嬉しかった。 (…掌を差し出した、…剣ダコだらけの、無骨な掌。) …最後に、握手してくれるかな。 [Fri 21 Apr 2006 03:43:35]
セクス > ( あるいは大聖堂ならば… と思えてしまう。 人種と宗教の坩堝ヴェイトス市にあって、不要な波風を立てずに着実に勢力を伸ばす為には、どこまでも寛容にならざるを得ない。 …そうでなければ、『教会以外』によって教会は攻撃を受け、そうなっては取り返しの付かない事態に発展する… とも考えられるから。 …彼女の意識は知らぬまま… そんな大聖堂を不甲斐なく思い…。 『嬉しい』 …また口にされる感情に、いたたまれなくなってしまう…。 …先程とは逆に… 彼女を、『嬉しく』思わせてしまうのは、罪ではないのか… ) …私に理解される必要はありません。 大聖堂… 教会が、貴女をそう判断するのであれば… 私は御心に従います。 ( それだけだ。 …だからこれは私の意志ではないし、私の意志などどこにも無い… 喜ぶ理由は無いのだと、微かに戸惑いを宿した表情で、それ程歳も違わなそうな娘を見つめ――― 零れた雫に、驚いた ) ………ッ。 ( 『嬉しい?』 …黙って… こんなのは常套句だ。 泣いておいて、どうして笑う ) ―――私は…! ( 『ヴァンパイヤを殺す為に生かされています』 …口に出しかけた言葉は、飲み込まれる。 …その情報の開示には、高位司祭の許可が必要だ… ) …私は――― いいえ。 …私は、御心のままに… この身体が、主の道具たり得る事を望みます。 …私の為すべき事は主の御心に、教会に従う事… それ以上の推測や意思は必要ありません。 [Fri 21 Apr 2006 03:37:40]
ル・チャ >  ( …きっと、ただのパプテス信者の戦士という括り。獣人に、クルセイダー、エクソシスト、テンプルウォリアーなんて、…ちゃんとした役職なんて貰える訳も無い。それが当然で当たり前。) ( …精々教会の役に立って死んでいけ…という事なのだ、極論すれば。) 理解してくれたんだ?嬉しいな。 (…だから、許される許されないでは、無い。ただの、使い捨ての道具。) ―――――。 ( 『ご加護』を、と彼女は言った。瞳をくう、と大きくして…ぽろり、と雫。)…嬉しいなあ、…旅立ちに祝福を言われるなんて。有難う、君に逢えて良かった。(…心から、そんな言葉。にーぃ、と笑った。) 修道女をしていく事は、為すべき事とは思えないって事なのかな?君にとっては。(…疑問が浮かんだので、猫は聞いてみる。)例えばどんな事が、自分にとって為すべき事だと推測する? [Fri 21 Apr 2006 03:22:37]
セクス > ―――ッ。 ( 『残念』 …感情を表すその一言に、視線を逸らす…。 そのような目で見た事を、申し訳なくなど思わないけれど… 自分がどう考えようと、彼女は教会に=神に認められたパプテスの信徒だ。 …それを否定する、『残念』に思わせるというのは、罪ではないのか… 矛盾する教理を両立させて『御心に沿う』のは不可能で… どうすれば良いのだろうと、握る手を強くする。 クルセイダーと言っていいのだろうか… エクソシスト? その分類は、よく分からないけれど… ) …申し訳ありません。 貴女がその身を賭して教会に仕える信者である事は、理解します。 ( …何故それが許されるのかは、分からないまま… ) ……お気をつけて……。 神の御加護を――― ( 心を乱す… 思考を呼び起こす存在が目の前から立ち去る事にホッとする反面… そのまま別れる事に一抹の戸惑いを感じた矢先――― 向けられる問い 『君は何を』 ) ……大聖堂は…… 私に、私の為すべき事を与えてはくれません。 …現在は、修道院に配属されています。 ( つまり、修道女をしていくのだろうと… 俯きがちに ) [Fri 21 Apr 2006 03:15:44]
ル・チャ > ボクは、十六年、御飯と寝床と読み書きと計算を教えて貰った恩を ―― 大聖堂に返す為に、お仕事をしてくるよ。(…きっと自分は、聖職者では無いのだろうなと、…想いながら、そんな言葉。) 君は何をしていくんだい?  [Fri 21 Apr 2006 03:05:54]
ル・チャ >  ―― ああ、嫌われてしまった、残念。でも、しょうがないことだ。(…貴女の感覚は正しいモノだと、娘は想う。だから、…見慣れたものを見るような瞳で、一つ頷いた。) …ノゥ。違う違うよ、説明が足りてないのがボクの悪い癖だ。(…指を左右左右、彼女の反問に否定を返す。) …パプテスの教えを受けた戦士が人々の為に闘うっていう …ポーズというか、建前というか、そういうの。(…宣教なんかじゃ、ない。行動で一般の人々に見せるだけ。そして多分最後には、人々の為に死んでいく姿を見せる事も、…暗に求められているのだろうと。想っていた。) [Fri 21 Apr 2006 03:03:50]
セクス > ―――。 ( 大聖堂所属の一般的な修道女であれば、その可愛らしい耳には喜ぶのかもしれないけれど――― クリスティア聖教過激派に作り上げられた少女は、冷たく目を細めるのみ。 ホワイティアの中にあって尚色白な肌は、けれどアルビノイアという程ではなく… それなのに、薄紅色の髪と瞳…。 もしかしたら貴女より、奇異の視線を向けられるべきなのかもしれないが ) ホワイティアですので。 ( つっけんどん。 …観賞するような視線には、お腹の前で重ねた手に僅かに力が入る… ) …宣教師… 巡回神父… 様、ですか…? ( 宣教など必要無い。 異端には死を。 …そう考えてしまう事は変わらないけれど、大聖堂に居れば、そのような存在も理解する…。 …ただ、その任に獣人をつけるのかと… どこか信じられないと言った調子で、目を瞬いた ) [Fri 21 Apr 2006 02:59:15]
ル・チャ >  物想う乙女の邪魔をするなんて、ボクも悪いと想うんだ…って、  …う。 ( …見つめられた。見つめられた。視線が泳いでから、フードをそっと外した。多分彼女の予想は半分ぐらい当たってる。―― 猫型の耳がある。猫ではなく。) (…獣人。洗礼の証は聖印に。) 健康な事ぐらいが誇れる財産かな、ボクは――。君は肌が真っ白だね、雪みたいだ…綺麗綺麗。(ちょっと貌を寄せて、彼女の容姿を鑑賞するみたいに。) 旅というよりは、野外周り。…開拓村とか、地方村とかで、困ってる人を助けたり、魔物の跳梁を止めたり。パプテスの徒がそういう風に野外でも動いてる事を示すのが、大事なんだ―― …って書いてあった。(受け売りですと、暴露する口ぶり。) [Fri 21 Apr 2006 02:49:30]
セクス > …場にそぐわぬ行動を取っていたのは私です。 ( また 『ニーゥ』 …どうやら呼吸音ではなくて、ローブの中で蠢くものの鳴き声だろうかと推測… 視線は自然に、蠢いた部位へと移り ) …? …いいえ。 私が風邪を引く可能性は否定されません。 …健勝な身体をお持ちなのですね… ( にべも無く返しつつ。 風邪にかかった事がないと聞けば、弱い我が身を思い… 後半はほんの少し羨ましそうな呟きになる… ) …旅に…? ( そう言えば、旅装。 …さして興味は無さそうな、表情に乏しい顔で… どこに、何をしに行くのだろうかとじっと見つめる ) [Fri 21 Apr 2006 02:44:05]
ル・チャ >  えっと、…何だか謝るのはボクの方なのに、逆に謝られているミステリィ… なんて。   あ …。 ( ニーゥ … 特徴的な息が聞かれた。被っているローブの中で、ちょっと何かが蠢いた。ぴこ。) そうか、私と同じだ。ボクなんて風邪も引いた事が無いんだ。野外でも風邪を引くまい、なんていう理由かもしれないなあ。(――自分の事を勝手に語りだす、マイペース。旅装の娘なり。) 苛められてない?良かった良かった、新入りさんが たまに泣いてたりするから――。これから旅立つ身としては、何となく後ろ髪を引かれる処だったよ。(硬質な彼女とは正反対に。何だか軟質。) [Fri 21 Apr 2006 02:34:33]
セクス > …いいえ。 …申し訳ありません… ( 何が申し訳ないのか… それは寝間着である事や、就寝時間に起き出している事や、涙していた事や…色々。 …俯いたまま、お腹の前で両手を重ねて… 『ニーゥ』 …零された息に、やっとチラリと視線を上げた… 奇妙な薄紅色の瞳が、じっと ) …若干涼しくは感じますが、この程度であれば問題は無いと考えます。 ( 先日聖歌隊に所属した少女は、少し枯れてしまった幼さを残す声で… けれど硬質な物言いを。 『苛められた?』 にも、一拍その言葉の意味を考える時間を空けて首を振る。 …実際そういった扱いを受ける事も無くは無いけれど、上位聖職者の命令は絶対… 『苛め』 という認識は無かった ) [Fri 21 Apr 2006 02:29:10]
ル・チャ > …凄く、邪魔を、してしまった、かな。(…語句が途切れる、喉が乾く。…そっと、ニーゥ…と、掠れる掠れる声で猫のような息を零した。【奥】から礼拝堂へ来た者だから、…一応は関係者。) …風邪を、引いてしまうのでは、ない? 新入りさん。 ( …名前が此方は思い出せない。多分貌も一度会わせたか、会わせなかったかというぐらいだろう。) …もしかして、誰かに苛められたり、した?(…夜の礼拝堂に寝巻き姿。余り、頭の良くない心配や危惧を彼女へと向けた。) [Fri 21 Apr 2006 02:18:14]
セクス > ( …彼らがどうなったのかは、知らない…。 …銃火と剣戟に満ちた最後の時… 他の構成員が拘束されたのは、確認出来ず… 16課の一切の情報は伏せられた。 ……彼らは、神の国へ入れただろうか…… 私も、あの時に――。 …思考は、鋼の音に中断される… は と目を見開いて… 我に返れば急速に凪いで行く心… 否、『心』そのものが遠ざかる感覚。 …修道院指定の寝間着で目元を拭って、立ち上がり… 視線は合わせようとしないまま、聖堂へ足を踏み入れた者へ浅い礼を ) [Fri 21 Apr 2006 02:13:49]
ル・チャ > (…薄暗い廊下を歩いてきた瞳は、本来の吊り目から、糸のような細目へと変わった。今しも旅立つかのような装束、荷物、消しきれないのは、―― 帯びた鋼の音。) ―― あ、…。 ( でも、 …でも。 今、物想い、回顧に沈む少女に、上手く声を掛けられなかった。小さな不意打ちは寧ろ、己へだったから。) [Fri 21 Apr 2006 02:08:39]
セクス > ( …夢に感じたものなのか… あるいは、大聖堂での暮らしに感じているものか… 押し寄せてくる無力感に、きつく、きつく… でも大丈夫、銀のロザリオを歪ませもしない力で握り締めて、頭を垂れる ) ―――。 ( 聖教会の人間… 今は亡き“16課”の… 自分の担当執行官と、『仲間』の事を思い出していた。 …ウーヌス…ドゥオ…トレース…クァットゥオル…クィンクェ…   …セプテム…オクトー…… 自分と同様に原語とされる言葉の番号で呼ばれる少年少女… 名前は同時に役職であり、欠員が出てもじきに補充される彼らに、特別な感情を抱いた事は無かったと思うけど…… ふと、今に比べればずっと深い安息の中に居た記憶と共に蘇る顔に…  涙が零れた  ) [Fri 21 Apr 2006 02:06:43]
お知らせ > ル・チャさんが入室されました。 『(…奥から礼拝堂へと続く扉が、開く。)』 [Fri 21 Apr 2006 02:06:15]
セクス > ( …いくつかの扉を開けて… いくつかの部屋を通って… やがて、柔らかく灯りの点されたままになっている礼拝堂へと辿り着いた。 …夜闇に慣れた瞳にも、眩しさは感じない優しい光… 扉を開けて中を覗いた状態で、ホッと息をついて ) ………。 ( 今は誰の姿も無いことを確認したら、寝間着のまま、中へと入る… )   ( …符合する点など分からないと言うのに… 思い起こされる、神騙りの少女と人ならざる戦いを展開したマリア様の事…。 …敵への怒り… 味方への恐怖… 蹂躙される者達への哀しみ――― 思い起こされる、妖しいまでに艶やかな微笑と、哄笑に頭を振って… 隅の信徒席で膝を折った ) [Fri 21 Apr 2006 01:43:11]
セクス > ( きぃ ) ………。 ( 少し鳴ってしまう木の扉を、精一杯そっと閉めて。 …壁に手を触れながら、暗い廊下を礼拝堂目指して歩く…。 ……また、あの夢だ…… 目を覚ませば何を見たのか覚えていない。 漠然とした怒りと、恐怖と、哀しみに…ただ『知っているはず』という意識だけを根強く残す悪夢… ) [Fri 21 Apr 2006 01:31:00]
セクス > ( 重たくて寝苦しいけれど、寒さに震える事は無い… この時期になると時々ちょっと暑い、そんな毛布を跳ね除けて… 夜の帳の落ちた、だだっ広い部屋を見回す。 …弱い星明りでは良く分からないけれど… 皆、寝入っているようだった。 ……よかった…… 叫ばなかったみたい ) ……ッは ……ハぁ ( …早鐘を打つ胸に手を当てて… 毛布を跳ね退け寝汗に冷やされる身体に、軽く身震いを。 眠る時にも外さないロザリオを握り締めて …ベッドを抜け出し、部屋を出た… ) [Fri 21 Apr 2006 01:23:38]
セクス > ――――――っ… はァっ… はぁッ… ( 女子修道院僧房の、位階の低い修道女達の相部屋で… 一つのベッドから、小柄な影が勢い良く跳ね起きた ) [Fri 21 Apr 2006 01:16:34]
お知らせ > セクスさんが入室されました。 『 ―――ッ! 』 [Fri 21 Apr 2006 01:07:50]
お知らせ > セクスさんが帰りました。 『( ―――けれど、この身体の価値は――― )』 [Thu 20 Apr 2006 02:33:16]
セクス > き た り い こ え わ が しゅ の… あ い の み も と に… ( …また夢を見て… けれど何を見たのか思い出せぬまま、心だけを乱されて… 眠れぬ夜。 …誰を起こす事も、誰を眠りに誘う事も無い小さな歌は… あと少しの間、真摯に響く ) [Thu 20 Apr 2006 02:29:59]
セクス > ( 歌など歌ったことの無い喉は、慣れぬ使い方にすぐに疲労を訴えて… 満足に駆ける事も出来ない身体では、少し歌っただけで呼吸を乱してしまう…。 それでも… 折に触れ修道院からの出奔を促そうとする司祭の言葉に耐える糧にはなるし… …何より、耳に馴染んだそれを自ら口にするのは、不思議と心の休まるものだった… ) [Thu 20 Apr 2006 02:17:06]
セクス > ( …日中に願い出た聖歌隊への参加は、奇異の目で見られつつも問題なく受理された…。 時として人目に触れる配置だけれど、中二階のようになっている聖歌隊席に押し込めるのであれば、薄紅色の瞳もさして目立つまい… という判断まであったかどうかは、分からないけれど ) …つ か れ は て し た び び と…  お も に を…  お ろ し て… ( 『ここはいいから』 と言われなかった務めに… 縋るように、音階を折っていた ) [Thu 20 Apr 2006 02:09:35]
セクス > ( 曇り空の下、漏れて来る聖堂の灯火で視線を落とす少女のシルエットは、白い。 …ウィンプルは勿論無く、緩く編んだ奇妙な薄紅色の髪をまだ冷える夜風に揺らして… 修道院指定の質素な寝間着でそこに居た。 …聖剣戦争の最中とは言え、一般の修道女まで借り出される事は滅多に無く… 殆どの者は今頃枕を高くして眠っているだろう。 …司祭の執務室とも遠い、個室でなく大部屋で寝泊りする僧房に近いこの一画は、静寂に包まれていて… ) か えれや… わ がやに… か えれや… としゅは いま よびたもう… ( 風が吹けば掻き消されてしまいそうな声を遠慮がちに上げ… パイプオルガンの音色を思い出して、目を閉じる ) [Thu 20 Apr 2006 01:58:41]
セクス > や さ し く  よ び た も う… ( 深夜の大聖堂。 …一般の参拝者でも立ち入り可能な、聖母子像のある中庭で… 歌声のような、詩の朗読のような、ノリきれていない半端な声が、細く小さく上げられる ) …な ど て ぁ… あいの ひかりを さけて さまよう… ( 音符を読めない様子のその声は、隅のベンチにちょこんと腰掛けて。 参拝者用に聖堂の本棚に収められている礼拝式文の、賛美歌の収められた部分を膝の上に広げていた ) [Thu 20 Apr 2006 01:40:46]
お知らせ > セクスさんが入室されました。 『( 『我に来よ』と 主は今――― )』 [Thu 20 Apr 2006 01:28:55]
お知らせ > セクスさんが帰りました。 『( …聖歌隊… )』 [Wed 19 Apr 2006 02:55:21]
お知らせ > ジャスティスさんが帰りました。 『まぁ、確実に、は必要不可欠なセンテンス。』 [Wed 19 Apr 2006 02:53:16]
セクス > ( 難しそうな、複雑にして繊細な意味を持ちそうな『スナオクール』… ドジッ子でナントカ〜と言う表現は覚えていられなかったけれど、自分のような状態を一言で表す便利な言葉と理解して、時折興味深げに声をかけてくる修道女達をあしらう一言とする 『私はスナオクールです』 その一言で済むのは気楽だ。 …『ヴァンパイヤハンター』 『クルースニック』 といった自分の情報は、口外しないよう言われている。 …けれど、悪気無く質問して来る彼女達に 『その情報の開示には―――』 と許可を取るべき司祭の位階や名を並べるのは、多少ズレていると思わなくはないから。 …何故、隠さなければならないのだろう… ) …? …私は… 教会に属しています。 常に… 御心と、共にある事を… 許されるなら… 何を… 不満に、思うことも… ありません。 ( …謎かけには、もう届かない言葉を… 自分へ言い聞かせるように呟いて。 …『自分へのブレーキ』?… 異端を滅ぼすのに何のブレーキがいるだろうと思うけど、それを口には出さず。 …ここはヴェイトス市なのだと… 抱え込んでしまう矛盾に胸のロザリオを握って、途中までシスタージャスティスを追うようにしつつ、修道院へ戻るだろう ) [Wed 19 Apr 2006 02:51:22]
ジャスティス > 自分へのブレーキ、ですよ……。 (ちょっとうろたえているようなセクスにそう付け足して) ええ、おやすみなさい。 (黒尽くめを見送った後、あなたはどうしますか?とセクスに問いかけて……やがて宿舎の方に部屋を借りに行くだろう) [Wed 19 Apr 2006 02:44:53]
お知らせ > 維言さんが退室されました。 『( 残したのは謎かけモドキが一つ。そして、誤解を一つ。 )』 [Wed 19 Apr 2006 02:35:34]
維言 >  …取り合えず、調理中のシスター・ジャスティスの背後には立たないが宜しって事でおっけー。 覚悟完了、記憶しました。 ( 9999のダメージ! とか喰らったら、軽く死ねると真顔で首肯。 そして、了解してしまったシスターは、司祭様とかには聞いちゃいけない単語を 手に入れた! とかテロップぴろりん。 そろそろ本気で神罰執行されそうなので、黙します。 魔法の呪文はいつだって、わたしたちの強い味方。 ※ぐぐーるー )  ―― いやいやながら、確実に。シスター・ジャスティスは良い事を仰る。 ( 彼女ほど、有言実行している方も、中々いない。 無機の面相が些か愉しげな色を揺らすは、恐らく錯視の類では無し。 シスター疑惑のブラザー ( 逆。 ) は、広がる扇の陰で、小さく笑う声。 )  御心の侭にある為に、ですよ。シスター。  ―― ええ。では、どうか良い夜を。 ( Amen.  単言の聖句をひとつ残して。 黒尽くめは聖堂の方へと一足先に。 ) [Wed 19 Apr 2006 02:33:41]
セクス > …ブラザーイコトも、お気をつけて。 ( 屋外でお昼寝とか。 とか。 改めて礼をして、散る白色を見送って…。 泊まるのであれば、シスタージャスティスを通さなければと思うけど… 彼女はきっと、私よりここの事を知っている ) [Wed 19 Apr 2006 02:28:33]
セクス > …何を仰っているのか、理解が及びません。 …申し訳ありません。 了解しました。 ( 発生する度魔法の呪文ぐーぐるの偉大さを思い知ります。 大丈夫、ヴェイトス・スラング怖くない。 『スナオクール?』 と、そろそろ表情に乏しかった顔をやや難しいものにして首を傾げるけれど… 深く考えないで良いと言われれば、そうする。 …かけられた言葉に返答を返せないのを申し訳なく思いつつ… )   ( 歌ったら歌ったであっさり息切れするのはナイショ。 体力1〜2ですものっ ) …ありがとう、ございます。 明日にでも、お願いしてみます。 ( …自分から動かねば何もやらせて貰えなくなってしまう、という危機感はある…。 それでも追い出されないのは『教皇庁』を通じて押し付けられた人間だからか…。 気持ち深めに礼をして。 …あれ、でも、声と言えば… やっぱりブラザーはシスターのような気がします ) …申し訳ありません。 失言でした。 …不満など。 教会の意思は主の意思。 私は御心のままにありたいと思います…。 ( …だから…使い方を間違えないで。 …その願いが聞き入れられる事は無いが… 滲んだものを、慌てて拭き取るように、言葉を撤回する。   ヒビは、消えないけれど   )   ( 『暴力はいやいやながら振るうくらいが』 …どうして貴女がそんな事を言うのか… 何故肯定しないのかと… 別れ際、最前線で異端と戦うシスターを見つめる目は、少し寂しげになる。 …見ようによってはそう見える、という程度の変化で… ) [Wed 19 Apr 2006 02:22:50]
ジャスティス > そうそう、うっかり調理中に包丁が飛んでいくことなんてもう何度も何度も。 (え、それがヴェイトスのスタンダードな文化でしょうかっ! とりあえず、殴打の準備にシャドーなんてしつつ) いえいえ、そんな…… (淑女殺しと言われ絵羽恥ずかしそうに手をふる。ちなみにナンパ師では決して無い) シスター、だめですよ?暴力はいやいやながら振るうくらいがぴったりです。 (お前が言うな、と言うようなことを言いながら、腰のスモールソードを揺らす) あら……あぁ、そうですね、英気を養わないと。わたしも今夜はここの仮眠室をかりましょうか。 (空気で時間を計るとでも言うかのように天井の空間を見上げる) [Wed 19 Apr 2006 02:10:12]
維言 > ( すぃ と、背筋伸ばして目を閉じて。 )  では、私はそろそろ戻ると致します。 季節の変わり目、御身体には気をつけてとか、最後に。 ( 一礼。 ざらっと扇のように広がる白色を散らして。 ) [Wed 19 Apr 2006 02:03:11]
維言 >  シスター・ジャスティスもですか。普段はドジッ子。でも神の怨敵はぶっ潰しちゃうぞ★ みたいな。 ( みたいなー。 納得する青髪のシスターに合わせて語られた言葉は、薄紅色を覗かせ、隠す少女には益々意味不明かもしれないトラップ。 不思議そうと言うよりは、疑問符に近しい眼差しの前で、ちちち と、立てた指先を振り。 )  深く考えないで宜しかったりです、ヴェイトスの文化っぽいものですから。属性的には素直クール辺りで如何か。 ( 何かヴェイトス・スラングが再び発生しているのは、気にしたら負けです。 スルー&殴打推奨。これもさて置き。 )  ならば是非とも唄いましょう。あれはあれで、慣れればそれなりに発散になるものですよ。 ( 聖なる捧歌を発散呼ばわりも酷いもの。 頷く素振りに、緩く目を細め。 )  彼の淑女殺しに祝して頂けるならば、百人力とか言ってみます。 ええ。どうも慣れて鈍感になっていた模様です。シスターも、機会があったら色々と参ると宜しいのに。 ( そういえば先日、同じ名を冠する方にも会ったのだが、どうしたか――  聖堂に属せど、一参加者。まだ、詳しい情報は遠い。 緩々と握る手を解く拍子に、マントに下に装備したメイスの先は見えたかもしれない。 )  ……不満は、しっかりと形にしておかねば、いずれ足元から掬われ巣食われ、呑まれてしまいますよ。 シスター・セクス? ( 零れたものは、罅の合間から滲んだ欠片のようなもの、か。 胡乱な視線をゆらりと、上げて、そんな一言の後は。 ) [Wed 19 Apr 2006 02:00:53]
セクス > …? ……?? ( どこの魔女っ子でしょう。 可愛げはありませんが。 そんな風に言われると急に恥ずかしい不思議。 だけど理解出来ずに 『何を言っているのですか?』 と言った調子で目を瞬いて… ) …歌を、歌った事が… ( …『聖歌隊』… 見目を優先するとも聞くけれど、ヴェイトス市におけるパプテスの総本山であれば、要求されるのは両方か。 ただ、現状仕事を与えられては満足にこなせない、という状態の繰り返し… 提案される事には、コクン 頷いて。 …握手を交わす二人を、少し眩しく思う… 戦いたい… あの感覚を――― ) …許されるのなら、代わりたい… 私には、大聖堂の意思は測りかねます。 ( 司祭代行なんて出来ないし、ヴァンパイヤに対して以外は無力。 …ふと零してしまった言葉はたわ言だった… ) [Wed 19 Apr 2006 01:43:06]
影その2 > おおう、成る程、私も似たようなものですねー。 (維言の解釈をあっさりと受け入れつつ、変な親近感を抱いて。また、セクスが聖歌隊に、と言われればそれには力強く同意して) ありがとうございます。えぇ、あなたにも神の加護があらんことを。 (もしも維言の武器が何か見てわかるのなら、鈍器どうし親近感を抱くかもしれない) あらうらやましい……そうですよぉ、こんなすばらしいものを箕ながら生活できたりするだなんて。  [Wed 19 Apr 2006 01:32:02]
維言 > ( 胡乱な黒色が、己の言葉に聞き入る薄紅を見やりて、一度の瞬き。 いとけない幼子にデタラメ吹き込んだ時のような気持ちが、微か。 訂正しないけれど。だって間違ったことは言ってませんもの、まい・ごっど。 その内、本気でバチでも当たりそうなのは、さて置き。 )  ……つまり、普段はドジッ子属性。 けれど有事の際にはみらくるまじかるー ですか。 ( 彼女の 「 スイッチ 」 を知らない半分だけの該当者は、お察しします と目礼しながら、何か無茶苦茶ぶっこいた。 ) 聖堂も、今は何かと忙しい様子ですが、嵐が過ぎればのんびりとして下さるといいなぁ、とか希望的観測。 聖歌隊とか似合いそうですよ、シスター・セクス。 ( ―― 6。 聖書概念を武具にする身には、ほんの少し奇妙に響いた。 緩く傾げた首が疑問を形にする前に、思うた事はさらさら滑り出てもいたけれど。 )  ―― ええ。シスター・ジャスティスも、お忙しい中ご苦労様です。御身、怪我等には重々気をつけてとかも言って見ます。 ( 勇名を馳せるシスターが、今回のアレで見届けの目として動いているというのは、上司様よりちらりと聞いた。 故に、そんな意図も込めての言葉と、握手。 時に武具も握る手は、一般尼僧の柔らかさとは違うもの――  お互い様と言ったらしばかれますか、じーざす・くらいすと。 )  …確かに。ある程度踏み込まなくてはいけないとはいえ、毎度戦々恐々とか言います。 …御言葉、大変ありがたい。 では遠慮無く転がり込みます。非常時には。 ( 至極真顔で、握り締めた手をぶんぶんと振りながらに。 そして、誇らしげに語られる聖堂の存在。 不審人と穂ヴ得の狭間にある代物は、ぱちりと目を見開いて。 )  ……嗚呼。確かに。私は基本的に此処所属なもので、どうにも …慣れて麻痺してるのかもしれません。 ( 贅沢ですか。そんな風に、竦めた肩。 ) [Wed 19 Apr 2006 01:18:35]
セクス > ………? ( 自分の与えられた聖教会過激派版の教えには無かった言葉。 『言わなかったり』もするらしいけれど… 特に教えられている教義に反するわけでもない曖昧な言葉には、どこか真剣に聞き入る様子。 ぇ、『おかしな言い方』? …シスタージャスティスにも問われたようで、戸惑うような間を空けて… ) …はい… 平時の身体能力は、人の平均を大きく下回ります。 団体で行う通常勤務に参加した場合、全体の進行を阻害する事になるでしょう。 ……これ程、とは… 思っていませんでした…… ( お腹の前で重ねた両手に微かに力を籠めて… そっと、視線を落とす。 …色素異常のような瞳の色は、病を連想させるか… あるいは。 ブラザーイコト。 そんな風に気に留めつつ ) …“6(セクス)”と呼ばれています。 変更はありませんでした。 ( 所属先が変わると変更になる可能性もあると思っていた。 実際に1〜5、7〜は… ここには居ないのだし )   ( 暗黒街の隣人達の話… 協力者だろうかと、やや頼もしげな視線を司祭代行のシスターへ向ける。 …異端の隣人達を知ったなら、何日か寝込んでしまうかもしれない… ) …ありがとう…ございます。 ……そう、ですか……? ( 『おめでとう』と言われればそう返す『ありがとう』。 …誇らしげに求められた同意には、やはり視線を上げぬまま… ) [Wed 19 Apr 2006 01:02:25]
影その2 > 通常勤務には適さない? (青髪も、その言葉に片眉を跳ね上げる。) 維言さん……あぁ、お勤め、ご苦労様です。 (納得がいった。彼女が、聖剣戦争の、と気がつけば、とりあえず口には出さずに握手を求めて) ええ、ご近所付き合いは、死活問題ですからね。 (怪我の治療や休息が必要な時は、遠慮なくおいでください、ある程度の安全は保障できますから、と話しかける)  大聖堂に……それはおめでとうございます。ここは、いいですよね、最近は大聖堂でゆっくりする時間は少ないんですけど、この荘厳な雰囲気は素敵ですよね。 (ヴェイトスの信仰の権化、自分の息子のように誇らしげに二人に同意を求める) [Wed 19 Apr 2006 00:44:20]
維言 > ( 眠る気配は、芽吹くのを待つ種のようなもの。 ―― 火事にあって、初めて種が撒かれるという植物ではないが、焼かれて初めて芽吹く種と、命の半分を殺しながら命に寄生するような種。 違和感の波が過ぎてしまえば、飽和の甘さすら、馴染んでしまうように。夜へと溶ける。 )  …素直さは時に美徳だと、主も仰ってたり言わなかったり。 しかして、おかしな言い方をなさる様子。 ( 確かに、「 通常 」の修道女に己の任を代行とか言ったら、それこそ上司様と拳で一晩語り合う事になる。そして負ける。 冗句と言うより、いっそ本気じみていた黒尽くめも、余り人の事は言えぬモノ。 任とする何かを問うような瞬きの後、視線はもう一人の修道女へと流れていく。 )  維言、です。お二人とも、お初にお目にかかったりします。 ( 宜しくと、胸元に手を当てての一礼を二人に。 口にする発音は朱鷺京の響きで。 )  …流石にお詳しいですね、シスター。 …幾度かご近所で仕事はさせて頂いたのですが、どうにも立ち寄る時間が無くて。 ( お騒がせしております。そんな風に下げる頭は白色。 注がれる視線にふと気付いて、のろりと視線を上げた。 珍しいです? と。ちょいと長々伸びた髪を摘んで問うような仕草で。 ) [Wed 19 Apr 2006 00:37:24]
セクス > ( 火気厳禁な身には一触即発?けれど触れられぬ、陽炎でしか無いそれには… 血が沸く事も肉が踊る事も無く ) …口にしています、牧師様。 私の身体は修道女の通常勤務には適しません。 …与えられた勤めを果たせず、務めを与えられない不甲斐無さと比べれば… 疲労の方が…。 …不可能です。 私に牧師様の代行は務まりません。 ( 冗談、というのを認識出来ないような、そんな。 多分友達は居ない。 …たった一度礼拝堂にお邪魔しただけ… 覚えていてくれた様子には、僅かに驚きを表して ) …お久し振りです。 先日、大聖堂へ配属となりました。 ( それに、修道女になって、ヴァンパイヤを狩る事を禁じられたけれど… 体調に問題は無い。 一切の武装も無く、ペコリと礼を ) [Wed 19 Apr 2006 00:24:25]
影その2 > (二人に、なにかしら匂いのようなものを感じた。しかし、それはただの直感、と言った程度のもの、少しだけ動きを止めるが、すぐに普段通りに戻って)  いやいや、確かに人間休養は必要ですよ。 (腰に手を当てて、正直不快な、汗で固まりかけた髪をもう一方の手でいじる) こんばんは、シスター、神父様……ええと。 (シスターのことを頭の中で検索しながら、神父には瞳で名前を聞いて) いえいえ、あそこは○×親分の縄張りで……と、シスター、お元気でしたか? (ざ、一度床を履物でこすって尋ねる。神父風貌の姿には、あったのは初めてだが、なぜか姿の特徴は見たことがあるような気がする。白髪なのはその記憶とは違っているが) [Wed 19 Apr 2006 00:15:14]
維言 > ( 聖堂に漂う聖性そのものが、時に隠蔽布にもなる皮肉。 炙り出しの焔と、それによって生じる陽炎のような関係性。 ―― 舌先に感じる甘みめいたものに、軽く唇を舐めた。 それが、「 何故 」 かまでは、この黒尽くめにも知る手段は余り無い。 )  ………。 ( 務めを。その言葉に、思わず沈黙。そして、不思議そうに首が斜めに傾く頃には、不穏の笑みもするりと消える。 ) 羨ましいとか言ったら、ステゴロファイトになっても文句は言えないので黙っておきます。 ―― それはちょっと実感しました。風邪でお勤めオヤスミの時には、是非とも代行して下さい。 ええと―― ( シスター、と言い掛けて、其処から先に繋げる名は知らぬと気付く、今更の事。 神の言どころか、存在からして間違いだらけの代物は、傍らの修道女が口にした名前に、嗚呼 と。瞠目。 )  こんばんは、そして御機嫌よう、シスター・ジャスティス。 御名前は伺っておりますが、御目にかかるは今宵が初です。   …其方の縄張りには、まだ挨拶伺ってないのはご勘弁。 ( 完全武装も、かのシスターであらば、さもありなん。 ざらりと白髪揺らして頭を下げながら、縄張りとか言った。 ) [Wed 19 Apr 2006 00:07:55]
セクス > ( 『ヴァンパイヤとの戦闘は禁ずる』 大聖堂へ所属した際に面会した高位司祭によって下された神命は、現段階で最優先事項。 クリスティアであれば基本的に全開だった、五感とは独立した感知能力は今は働いていない ) ……務めを、与えられなくて…… ( ポツリ、と零すのは… じっと聖像を眺める暇な自分の言い訳。 …浮かべられた笑みの意味は測りかね、不思議そうに、表情の乏しい瞳が見つめ返す…。 指摘されたところで、『クルースニックです』の一点張りだけれど ) …注意してください。 日が暮れれば、まだ冷え込む事もあります。 ( …そこか? …いや、だって、牧師様の言葉は神の言葉、その行動が間違っているわけなんてありませんもの。 身体を気遣うのみ。 ―――次いで薄紅色の向ける先を移した相手には、 は と、感情の欠しい顔で、驚いたように目を瞬いた。 …私は、この人を知って… ) …こんばんは。 シスタージャスティス。 ( …それを思い出すより先に、名前が出ていた。 …暗黒街で教会を運営するその人… 何かに覆われ見失いかけていた記憶の一端が、引き摺り出される感覚。 …完全武装も、不自然とは思うまい… ) [Tue 18 Apr 2006 23:57:43]
影その2 > こんばんは……お疲れ様です。 (修道女と神父らしき人影に、部屋に踏み込みながら声をかける。室内灯に照らしだされた二人の会話に引き寄せられるように) あはは、一般の方も入ってこれますからね。 (神父姿にそう告げながら、ただの人間は、複雑な血をもつ二人に歩み寄る) [Tue 18 Apr 2006 23:47:57]
> ( 体型を加味しても、結果は余り変わらない気もしました。己の手で自爆の火種を投げ込むのも程々に。さて置き――  戒律に厳しい目からは色々と言われがちな服装ながら、悪びれもしないモノの目に、やんわりと淡く困ったような顔が映る。 つられたわに見上げる視線は、むしろ薄紅の軌跡を追うものよ。 )  全然動かなかったので。とはいえ、それ程長く見ていた訳じゃあないとも自白します。 ―― そう。 なら、「 問題ない。 」 ( 能面じみたツラの中、唇の端だけが微かに上がる。 問題、無い。 さて―― 一体、何処に向けた台詞やらだ。 祈りの邪魔にならずの事か、それとも。 彼女がまだ―――? …気付く時には、お互い様。細めた目の先、映るものは果たして、だ。 )  ……と。時には千客万来ですね、此処も。 居眠りスポットとしては些か不適格の予感。 ( 台詞の方が不適格だけれど、其処は気にしたら負け。 聖母子像の前、佇む姿は二つ。 かっちりと衣服に乱れも無いであろう、シスターの姿と。 子供じみた矮躯にマントと牧師服の影。 ) [Tue 18 Apr 2006 23:43:15]
セクス > ( その牧師服は… ブラザー? ファーザー? …いや、女性だと思うのだけど…。 けれど男装は戒律で… ええと。 近寄る『推定彼女』をじっと見つめて、状況と照らして考えて―――『女性のような顔だけれど男性』でふぁいなるあんさー。 体型無視して男性認定。 『新しい聖像』と言われると… 顔を赤らめたりはしないけれど、ほんのり困った風に母子像を見上げて ) …私は人間です。 …像のように、見えましたか…? ( 『そんなまさか』と笑い飛ばせない面白みの無さ。 そんな事を気にするでもなく、聖母子を見上げる己は『どんな像』になるのだろうと、ふと思う ) …問題ありません。 教会に属する者は各々の聖務に支障をきたさない範囲で相互に多角的支援を行う義務を負います。 ( …直訳すると『何の用ですか?』となるらしい。 …ところで… 牧師様に戻す視線は、再び『影』を凝視する。 …魔の呪いを受け、その内に因子を秘める身に『種族隠蔽』の能力は備わっていないけれど… 半魔のあなたはどうだろう? )   ( 人並み外れて鈍い感覚。 目の前の相手に集中していれば、覗き込むに留める完全武装の修道女には気付けない ) [Tue 18 Apr 2006 23:32:37]
影その2 > (粛々とした聖堂の夜。二人が言葉を交わす中、少し離れた回廊を、大またで歩く一人の修道女の姿があった。やや、元気が良すぎる足音は二人に伝わるかもしれない) …… (と、足音は人の気配を感じたのか、静かになる) ……。 (何か取り込み中かな?と完全武装した修道女は、恐る恐る覗き込む) [Tue 18 Apr 2006 23:25:37]
> ( 聖堂の灯火は届けども、ベンチの上で無く、陰に在った死体――  ならぬ、寝姿に気付かずとも、ある種当然かもしれない。 何をしているかという話は、ともあれ。  声から所作にまで、一拍の間。 振り返る頃には、黒尽くめの白髪が歩み繰る姿もそろそろ近い。 )  嗚呼、良かった。 これで新しい聖像でしたとかいうオチだった場合、私が恥ずかしさでのた打ち回るピンチでしたと述懐。 ( 反応があった事自体に感心するよに、ざらりと伸びた白色が首肯の仕草。 緋色を柔らげたよな不可思議な色に、今宵の闇とも然して変わらぬ胡乱な双眸が、鈍く、細く。 )  お月見といった風情でも無し。 お祈りのお邪魔をしたのでなければ幸いですとか、言ってみます。  [Tue 18 Apr 2006 23:21:16]
お知らせ > 影その2さんが来ました。 『こそ。』 [Tue 18 Apr 2006 23:18:08]
セクス > ( …ぼんやりと… ある意味忍耐強くすら映るかもしれない調子で、けれど何の熱も無く聖母子を見つめて。 …その人に声をかけられるまでは、その存在に気付く事すら無く――― ) ………? ( 一拍遅れた鈍いリアクションで振り返る。 …今はれっきとした修道女だ。 そう、決められた ) …こんばんは。 ( 白髪? …一瞬、老婆を連想するけれど… 声も、容貌も、若い娘。 “決闘空間”に居合わせて尚、聖剣戦争の管理運営に一切携わっていない身はその人物を知らず…。 眠たげな様子を、薄紅色の奇妙な瞳で見つめて、用件を待った ) [Tue 18 Apr 2006 23:08:01]
> ( 日暮れ、灯火の隙間を縫って緩々と夜闇が射し込む頃合に。 夜色に半ば溶け込んでいた影が、ゆらゆら動き出す。 中庭、ベンチの陰より身を起こした黒尽くめは、寝惚け眼を擦りながら、ぐるりと世界を見渡して――  そして。聖母子像の前。対のよに立ち尽くす人影を見つけた。 )  ――― 御機嫌よう、もしくは今晩は シスター? ( 呼びかけは単純に衣服から判断したもの。 そして、足音が小さく重なる。 ざす、と。 ) [Tue 18 Apr 2006 22:56:28]
お知らせ > さんが入室されました。 『( ざす。 )』 [Tue 18 Apr 2006 22:52:48]
セクス > ( 汚れて行く感覚に… お腹の前で重ねた両手を、きつく握り締める…。 『ここはいいから』 …では、どこで何をなせば…? …あちこちをたらい回しにされて… 同じ事を言われて。 …行き場を無くしてここへ来た… ) ………。 ( …このまま、こんな調子で、神の国へ入れるのかと言えば… 恐らく、否だろう ) ……ッ…… [Tue 18 Apr 2006 22:28:56]
セクス > ( 焼き付いたその光景に感化されて見るようになったにしては、符合する点の少ない夢… 目覚めれば神騙りの少女とマリア様の戦いにすり替わっている、忘れてしまうその夢は… けれど 『似ている』 と何かを思い出そうとする感覚と。 『全くの別物』 と、知らない筈の事に対して判断を下す感覚。 …二つの実感だけを伴って、意識に靄を落としていた… )   ( 『夢を見る』事自体、滅多に無かったと言うのに。 …最近は毎夜、その掴み所の無い感覚に起こされる…。 …明瞭でない、雑多な思考の入り混じるようになった意識もあって… それらはきっと御心に沿えぬこの身の罪なのだろうと思いながら、どうしても掃えない ) [Tue 18 Apr 2006 22:07:59]
セクス > ( …破壊された筈の聖堂の『改修』工事は瞬く間に進み、非常事態に慣れっこの修道院は特に脱走者を出すでもなく、大聖堂全体を覆う忙しない空気はそのままに、けれど表向きは平静を取り戻していて… )   ( あれは夢だったのだろうかと薄紅色の目を瞑るけど… そんな筈は無い。 …閉ざされた視界には、はっきりと… 人ならざる力を振るった二人の姿と… その笑みが蘇った… )   ( これは夢じゃない。 …ただ、それ以来見るようになった『夢』に、その現実を重ねるんだ… ) [Tue 18 Apr 2006 21:57:42]
セクス > ( …日も暮れて、そろそろ一般の参拝者は引いて行く… 立ち入り制限の無い一画で。 …被り物=ウィンプルまでかっちりと着込んだ尼僧服の修道女は、ぼんやりと聖母子像を見上げていた… ) ………。 ( 神騙りの少女と、寄宿生のマリア様… 自分には理解の及ばぬ 『あの戦い』 を目の当たりにしても… それで何かが変わるわけもなく、時折務めを与えられては満足に果たせずに 『ここはいいから』 と言われてしまう日々が続いている… ) [Tue 18 Apr 2006 21:45:16]
お知らせ > セクスさんが来ました。 『( 中庭、聖母子像の前 )』 [Tue 18 Apr 2006 21:36:55]
お知らせ > 維言さんが退室されました。 『( 目を閉じてしまえば、泡沫の夢のように。 ―― 今は遠い。 )』 [Tue 18 Apr 2006 13:46:29]
維言 > ( 瞼を通して染み入る光に、ざわめくものが鎮まる頃。 緩々と瞼を上げてみれば、刺すよな眩しさの陽光と。新緑の気配を湛え始めた庭。シスター達が手入れしているのであろう花壇には、風そよぐ花の姿も。 )  ……何て言うんでしたっけ、こういうの。 ( 庭の端、設置された休憩用のベンチに向かいながら、春の景色にぼんやりと混じっていく。 血で血を洗う戦場の方が夢のような景色。 ―― 嗚呼。夢は一体、どっちだろう。 ) [Tue 18 Apr 2006 13:44:34]
維言 > ( 何ぞの事故やらで爆砕―― 恐らくは、某影響であろう区域には立ち入れず。ぐるり巡ってきたらば。 中庭へと続く扉が目に入った。 普段は余り立ち入る事の無い場所ではある。 )  ……たまには良い。働きすぎには休息も必須。 ( 最近あんまり働いてないのが何か呟いた。否、これも職務の内。  扉を開くと、真昼の陽光が目を穿つ。頭の奥、痺れるよな痛みを感じたのは――  昼に馴染めぬ、血の半分が上げた悲鳴なのか。  目を閉じて、立ち竦むに似た停止。 ) [Tue 18 Apr 2006 13:30:24]
維言 > ( 昨夜の川辺は言うに及ばずとして、各地での被害状況―― 巷では謎の幽霊跋扈やらと騒がれる、倒壊事件―― 詳細は知らねど、原因だけは激しく心当たりのある身。もとい、昨夜はむしろ犯人の一。 聖堂騎士団等がそろそろ過労死するのでは無いかといった勢いで処理・隠蔽に走り回る構図は、実は昨日の我が身で、あんまり傍観視点にも立っていられない。 )  ……当事者が傍観するなって、天の声が降ってきそう。 何にしろ、各地でご盛況な事だったり。 ( 呟きは独白。 そういえば、衣服もきっちりと新しいものが枕元に揃えられていた。 …これも後々代金徴収されるとしたら、少し切ない。それくらいは経費で落ちませんか上司様。 思考は益体も無く巡り、歩みは聖堂の通路に響く。 ) [Tue 18 Apr 2006 13:21:47]
維言 > ( それでも前回よりはかろうじてマシだと、主張はしてみましたが。 …やっぱり怒られました。 あれから、気付いたら聖堂の中の一室に安置されていた身。安置とか言うと、死体風味なのは否めないけれど、他にどうにも言い様も無い。 ―― 我が身の半分を省みれば、あながち洒落にもならない。ざらざら流れる白髪の陰で、溜息が一つ。 )  …それにしても、現状はどうなっている事やらー。 ( 大聖堂所属。そして、代表者。 とはいえ―― 聖堂にも立場がある。過剰に肩入れされる事は無い。 修理費等も後々差っ引かれるというのだから、血も涙もありませんね、まい・ごっど。 ) [Tue 18 Apr 2006 13:15:03]
維言 >  ……頑張って生き残ってきた部下に拳って、愛が足らないと思う訳ですよ、上司様。 ( 閉じる扉の音を背にて聞きながら、のそのそと頭をさする黒尽くめ。 あれから壮大な惰眠を貪って、起き抜けに現状の報告などしてみた次第。  ――― 平たく言えば。消耗戦のガン削りあいで、また半分くらい聖剣ぶっ壊しました。 ) [Tue 18 Apr 2006 13:08:28]
お知らせ > 維言さんが来ました。 『( 一夜が明けて。 )』 [Tue 18 Apr 2006 13:06:48]
お知らせ > オブライエンさんが帰りました。 『 (床にグラスを叩き付け、微塵に砕いた) 』 [Sun 16 Apr 2006 23:41:50]
オブライエン > ──奇蹟の成就、篤と見せてもらおうか。 使い手達よ。 (神の血をグラスに注ぐと、喉を潤した後) [Sun 16 Apr 2006 23:41:21]
オブライエン > ( 聖教会でなくて良かった、とあの枢機卿あたりは言うのだろうな。 口にはしなかったが、口ぶりを想像すると、自然と口元に笑みの皺が刻み込まれた) …まぁ、いい。 あと半月だ。 [Sun 16 Apr 2006 23:37:28]
オブライエン > (変な事を考えている。 殺されれば死ぬ。 それは当たり前の話。 ──忘れて、しまえ) ──ともあれ。 イレギュラーはあったが、これで晴れて八聖剣となったわけだ。 (本当にイレギュラー。 大聖堂の伽藍まで一部破壊されたとあっては面目が立たない。 監督役を請け負っておいて正解だった。 少なくとも破壊の実情は隠匿できる。) [Sun 16 Apr 2006 23:34:42]
オブライエン > (脳裏をよぎるのは、巨大剣を手にした真祖。 文献に時折姿をチラつかせる、『灰白の髪の男』とはあれの事では無かったか?) …話に尾ひれは付き物、とは言うが── (一説では神話の時代に片足つっこんだくらいの昔から、この争いは存在している─とか。 そんな昔から齢を重ねた不死の怪物が、たかが“殺されたくらいで”死ぬものか?) [Sun 16 Apr 2006 23:28:43]
オブライエン > (黒い神父は、今回の件の為に設えられた執務室。 普段ならば十字剣を手に断罪に廻っている時間だと、からくり仕掛けの時計を見て思った) [Sun 16 Apr 2006 23:20:41]
オブライエン > ……6本の聖剣が砕け、残りは8本、か。 (く、と喉を鳴らした) 少々遅れ気味ではあるか。 [Sun 16 Apr 2006 23:18:14]
お知らせ > オブライエンさんが来ました。 [Sun 16 Apr 2006 23:17:10]
お知らせ > 維言さんが帰りました。 『( 閉じた扉の中。今後の色々の話し合い。主に拳で。拳。 )』 [Sun 16 Apr 2006 01:14:42]
維言 > ( ――― 祭壇には佇む影。 報告待ちの上司様。 のたくたと逃げていた部下に注がれるのは、お約束にお怒りの視線。 まい・ごーっど。 …神は何処におはしますか? そんな問いかけは不遜。不躾で、問うたら殴られるのは分かりきったこと、以前に。 )  …報告に上がりましたよ、上司様。 ( 一夜にして綺麗に白髪化したものだから、何事かと問われ。 ちょっと怖いことがあったのでと、まるで恐怖体験の館みたいな言い訳をせざるを得ない、忌々しい白髪の頭をゆるりと下げたら。 ) [Sun 16 Apr 2006 01:14:26]
維言 > ( 祝福を連ねる筈の言葉は、刻まれ過ぎて呪いに堕した。聖人の祈りに曇りが例え無かったとしても、コレはコレでしかいられなかったのだろうと。 一度、振るったものは感想として述べてみたい。 )  刃は刃――…それが、如何な目的で振るわれようともー でしたっけ。うろ覚え。 ( そんな戯れじみた言葉を注がれたのは、昔々の物語だ。 生気の乏しい視線が黒革を舐め、のってりと目前に迫っていた礼拝堂の扉を蹴り開けた。 軽くバチアタリに。 ) [Sun 16 Apr 2006 01:07:28]
維言 > ( 修復が終わったとの知らせがあったのは昨夜。 今取りに来ているのは、色々と事情があったのだと主張したい所存。決して面倒だったわけでは―――  その辺りは黙す。 予定より大分時間が掛かったのは、それだけ損傷が大きかったということらしい。 それは納得する。殆ど、消えて壊れて失われる寸前だったと、使い手たる己が太鼓判をべったり押せる。 )  ……筈、だったんですがー。 ( 内心をその侭口に出して、冷たい革表紙をなぞってみた。  触れた部分から、悲鳴のような聖句の連ね。 本当に、オカエリナサイって感じだ。 ) [Sun 16 Apr 2006 00:47:14]
維言 > ( 昨今、侵入者があったとかいう一角は、見事な立ち入り禁止区域。とはいえ、復旧は急ピッチで進んでいるらしい。一体どれだけの勢力を突っ込んでいるのやら――― 下っ端の一人に過ぎないものには、分からないのだけれど。 立ち入り禁止の区域は避けて、別の礼拝堂に向かう足取りは軽いと言ったら偽証罪。 手にした書物は―― 然程、重量は感じないけれど。 )  ……嗚呼。こうしてるだけでも、元気になったぜやっほーう な気配が、びしびし伝わってくる予感と悪寒。 ( ざらりと長く伸びた白髪の陰で、胡乱な目付きは微細に虚ろ。 ) [Sun 16 Apr 2006 00:28:40]
維言 > ( Q→何が?  A→聖剣。 )  ……何か、聖堂の執念を見た気分ー、とか言ってみたり言わなかったり。 ( 黒尽くめの矮躯が手にするのは、黒革の装丁が施された大判の書物。 一見してはそれだけに過ぎない物体が、昨今幽霊騒ぎとして巷を賑わす色々の源とは、中々思い難くはある―― が。 ) [Sun 16 Apr 2006 00:21:28]
お知らせ > 維言さんが来ました。 『( 戻ってきました。 )』 [Sun 16 Apr 2006 00:19:43]
お知らせ > シュヴァルクさんが帰りました。 『良いご復活祭を―。 (祈りが無意味な戦地を識る傭兵は、只それだけ宣り背中を向けた。)』 [Fri 14 Apr 2006 22:59:40]
シュヴァルク > 『次の日曜日には復活祭もありまして、子供たちと共にイースターエッグも配りますの。別に気負わず、気軽にきてみてください。』 (シスターは軽い拒絶など全く気にしなかった。こういうのは、ともかくアピールしたもの勝ちなんだろうか。チラシ見せつつ、熱心に説明してくれる。ああ…ピーチク五月蝿い。) お遊戯邪魔する趣味はねーよ。話かける相手もう少し選びな。 (辟易した声だし。純真無垢な、信心深いモノの目は苦手だ。何も知らずに手を差し伸べてくる其の手が、如何に無知で滑稽かを馬鹿馬鹿しいほど感じさせてくれる。) [Fri 14 Apr 2006 22:55:45]
シュヴァルク > (シスターの胸元にちらつくロザリオには目を合わせず。信奉者でなければ、己は特に用はないだろうと去ろうとし。) 『待ってください。もし、サタニストでなければ、この機会に是非聖堂に足を運んでみませんか? 実は今日は聖金曜日といいまして、神が十字架にかかった日を記念するおめでたい日なのです』 (十字架にかけられてめでたいのか。怪訝な表情で眇め見。 腕にはチラシを持っており、どうやら、シスターたちは他通行人にも勧誘行為をしているらしい。) 興味ねーから。 (誰が進んで自殺行為をしに行くものか。) [Fri 14 Apr 2006 22:33:57]
シュヴァルク > あなたは神を信じますか?』 (なんて、お決まりの科白と共に。目の前にシスターが微笑みと共に立っていた。考えごとをしながら歩いていれば、どうやら聖堂近くの路地まできていたらしい。) …いや、俺は別に。 (フールクォーターの己にきくか、と少しばかり突っ込みたかったが、外見そう判断つかないため仕方ない。) [Fri 14 Apr 2006 22:22:34]
お知らせ > シュヴァルクさんが来ました。 『……は?(間抜けな声が漏れた)』 [Fri 14 Apr 2006 22:20:06]
お知らせ > セレスさんが退室されました。 『 夜の街へ――――。 』 [Fri 14 Apr 2006 20:05:25]
セレス > ( 瞳を開き静かに立ち上がると、カソックノ下で鎖がじゃらりと音を立てた。 此処でこうしていても仕方が無い。 主の像に向かって小さく祈りの言葉を呟き、十字を切った。 聖堂を抜け、教会の外へ―――――。 ) [Fri 14 Apr 2006 19:51:52]
セレス > ――――それでも未だ7人。私の他に7人も。 ( ようやく半分、という所か。 全ての所持者が一度は姿を見せ、剣を交えたと聞く。 自分が知っているのはその中でたった二人だけ。 片方が既に敗退したアレックス。 もう一人は一度剣を交えたターバンの男。 男の方が敗退したとは聞いていない。 ) ――――なんにしても、ああいう規模の戦いをまた幾度、潜らなければならないんですね。 ( 骨の折れる話。 あまり体は丈夫ではないが、今の所聖剣がこの身を護っているのだろう。 神聖な場所を離れても、比較的苦痛は無い。 ) [Fri 14 Apr 2006 19:27:56]
セレス > ( ※5つの聖剣が⇒6つの聖剣が ) [Fri 14 Apr 2006 19:13:47]
セレス > ( 左の腰に挿された短い柄に軽く手をかける。 万全の状態とは言い難いが、そういつまでも傍観しては居られないのも事実。 聖剣を破壊した聖剣は更に力をつけ、手のつけられないものになっているという。 ) [Fri 14 Apr 2006 19:13:17]
セレス > ( また夜が来た。 ヴェイトス市に入ってから幾度目かの宵闇。 戦いは決まって闇夜の中で行われ、そして既に5つの聖剣が破壊されたと聞いている。 その中に、先日知り合ったばかりの彼女の武器も含まれていた。 与り知らぬ間に願い潰えた彼女が今どうしているのかが気にならないといえば嘘になるが、未だ健在な己の聖剣がいつ共鳴を始めるかもわからない。 聖堂の椅子の一つに腰掛け、静かに目を閉じる。 ) [Fri 14 Apr 2006 19:10:26]
お知らせ > セレスさんが来ました。 『 更ける夜/Stay night 』 [Fri 14 Apr 2006 19:05:39]
お知らせ > キリエさんが帰りました。 『( 侵食とは、気付かぬ内に始まっている事を知らぬまま。 )』 [Fri 14 Apr 2006 01:10:49]
キリエ > ( ――― 今にも泣きそうに見えたのは、気のせいだろうか。きっと気のせいだろうと思おう。さて、ようやっと連れて来られたのは一人の神父。二三の言葉を交わせば、娘は去って行くだろう。結局、大した成果は得られなんだ。ただ一つ、悪魔は己の心の弱さに漬け込むのだという話を聞いたのだけが参考になったかも、知れない。 ) ――― 日を改めるよ。今日はこんな時間に現れて悪かった。 ( いえいえ、教会は常にその門戸を開いているのです。なんて当たり障りのない返答は背で受けよう。娘は去ってゆく。 ) [Fri 14 Apr 2006 01:10:29]
お知らせ > セクスさんが退室されました。 『( けれどそれは、許可されない )』 [Fri 14 Apr 2006 01:07:13]
セクス > …申し訳…ありません…。 …あなたに、神の…御加護を… ( …『教会は万能ではない』なんて… 認めていい事ではない。 神の威光を地の果ての果てまでも知らしめる、神意の代行機関たる教会の力は神の力… 万能でなければ、ならないのに。 ―――考えるな、何も、何も、何も――― マリア様の恍惚とした表情が… 閉ざした瞼の裏、蘇る ) ………ッ。 ( 自分の務めは果たした。 …あとは事務の修道女と、彼女の問題解決を担当する者に任せればいい…。 …自分は、悪魔の事なんて何も知らないのだから…。 …『幾らでも祈る』…どこか諦観を感じる呟きを背に受けるように、踵を返す…。 覚束ない足取りで、駆け足にならない範囲で精一杯急いで、その場を辞そう )   ( 私は、私に与えられる神命に従えばいい… ヴァンパイヤを、狩れば――― ) [Fri 14 Apr 2006 01:06:21]
キリエ > 自分は、之を手放すわけには行かない。けれど之は自分を呑んで行く。ゆっくりと。絵の具を水の中に、数秒に一度、数滴ずつ零して汚すように。 ( 実情。悪魔を宿しているのではなく、悪魔そのものである。正しくは、悪魔と魔術師を練り込んだ金属棒。製作者は、その狂気に耐え切れず自身の手で自身の頭をかち割ったと言う ――― 閑話休題。 ) それで之を抑えられるのなら、自分は幾らでも祈るよ。 ( 恐らくは、この場所で別の戦争があったのだろうよ。それを知る彼女は思う。アレは恐らく、戦争の爪痕だ。そして ――― 恐らくは、戦争の参加者は此処に滞在している。そうでないなら、こんな所で戦う理由が無いのだから。もっと開けた場所は幾らでもある。そう。それこそ幾らでも、だ。 ) [Fri 14 Apr 2006 00:51:45]
セクス > ………? ( 『コレ』? …眼を開いて、視線は自然、黒い棒へ。 …鋭いどころか妙に鈍い修道女には… 幸か不幸か、それが何であるかを直感的に理解する事は出来なかったけれど。 …話の流れて、悪魔を宿しているのだろうとは推察される… ) …私はその術を持ちません。 ですが教会が悪魔を捨て置く事もありません。 主と教会の威光を信じ、心静かにお祈りください。 …ここは神の家、何も恐れる事はありま…せ――― ( ―――『昨夜のアレは何?』――― 思考の最上層に貼り付けられた事を読み上げて、それを終える直前… 言葉を区切り、思考停止したように呆けた調子で、僅かに眼を見開いた ) ………じ…きに、司祭が参ります…。 …暫く… お待ち、ください…。 ( 暫しの沈黙の後、訥々と言葉を繋いで… もう、その眼が少女を見据える事は無く、両手をお腹の前できつく握って、礼をした――― ) [Fri 14 Apr 2006 00:42:52]
キリエ > ――― 違うんだ。アンタさん達を侮辱している心算はない。ただ ――― アンタさんは、之を壊して見せてくれるのか。 ( そして、左の袖から取り出される一本の黒い棒。眠りに付いた、ヒトを狂わす凶器の悪魔。聖剣同士の衝突でしか壊れぬとされる、禁忌の兵器が其処にある。御さねばならぬのは、それだ。 ) 問う。アンタさんは之を本当に破壊できるのか。出来るなら、今この場でやって見せて欲しい。 ( このような場で破壊されるのは聊か不本意であろうが、それが出来る相手が居るのならそれで良いだろう。ただ ――― それが不可能なのは余りに判り切った事。聖剣の選んだ主でなくば、流れ込む恐怖と憎悪で精神崩壊さえ引き起こしかねない狂気の魔具。 ) [Fri 14 Apr 2006 00:26:37]
セクス > …主と教会によって人はそれを滅ぼす術を手にしています。 お控え下さい。 神の家で… 教会を侮辱する事は許しません。 …悪魔に憑かれたような物言いですね…。 ( …では、あなたは悪魔をその身に宿した人間かと… 目の前の少女と、クリスティア聖教の一部署によって与えられた教理と矛盾する大聖堂の対応に… やり場の無い思いを封じるように眼を閉じて。 …悪魔に憑かれたと言うのなら、勿論彼女を救おうとは思うけれど… その救済手段は『これ以上悪魔に利用させぬよう殺す』という短絡的なもの。 『御する必要は無い』と言い… けれど… 昨夜目の当たりにした人知を超えた戦いに、自分の言葉は酷く薄い… 張子のように感じられてしまう ) [Fri 14 Apr 2006 00:21:56]
キリエ > ――― ヒトでは滅ぼせない。それを滅ぼすためには、それと同等の力を以て力で滅する必要がある。だから力の無い自分には滅ぼせない。だから自分はそれを御する必要がある。御する事も出来ないなら、ただ呑まれるだけ。其れは誰にとっても良い結果を引き起こさない。だから、自分はそれを御さなくてはならない。 ( 奥へと消えて行った、事務員と思われる修道女。そして己は薄紅色の娘に、改めて向き直るだろうよ。黒い作務衣に黒い髪。黒い眼に黄色い肌。典型的なイエロティアの娘。作務衣の袖の内に、先程から論じている悪魔が居るなんて事は誰も思いもよらぬであろう。しかもそれが、あろう事か聖剣と呼ばれているなんて。 ) [Fri 14 Apr 2006 00:12:07]
セクス > (*『力を借りるのは』 → 『力を借りる者は』 すみません ) [Fri 14 Apr 2006 00:07:23]
セクス > ( 用件を告げられた事務の修道女は慣れたもの。 『お約束は?』 などと確認して、適任者を探しに、あるいは責任者に判断を仰ぎに、奥へと消える。 …薄紅色の眼をした修道女は、これで役目は果たしたと、その場を辞すかどうか考えるようにするけれど… ふと、向き直って ) …『それ』は滅ぼすべきものです。 『それ』の力を借りるのは『魔女』と呼ばれます。 共存しようと言うのですか… ( 『御する』のとは違うかもしれないけれど。 クリスティア聖教の過激派に染められた意識は、侮蔑とも敵意ともつかない… 少なくとも好意ではない視線を変化に欠しい表情に乗せて、少女を見据える ) [Fri 14 Apr 2006 00:06:23]
キリエ > ( 其れは聊か答え難くあるのだが ――― まぁ、言って減るものではない。ただ、其れはきっと敬虔な信徒には聊か毒の強い言葉。果たして如何なる反応が示されるであろう。恐ろしや恐ろしや ――― なんて、内心で考える、作務衣の娘。 ) ――― 御する必要があるから。 ( 先ず核心を述べる。余計な経緯等は聞かれてから応じれば済む。だが核心だけは、問われてから答えると言う訳には行かないのだ。何よりも異端の弾圧に熱心だった聖堂教会なら ――― 毒を毒で制するように、悪魔を御する術を知る者が一人位居てもおかしくは無いと娘は踏んだ。だからこそ、態々此処まで来たのである。今此処で之が目覚めようモノなら、この傷痕癒えぬ聖堂に新たな傷が刻まれるだろうし。 ) [Thu 13 Apr 2006 23:59:02]
セクス > ( 『イエロティア』 …その少女を見つめる瞳は、どこか冷たく… 修道女にしては無表情に、無感動に… けれど『悪魔』と口にされ、怜悧な表情に僅かな険を差す ) …申し訳ありません。 私は大聖堂に所属する者の能力を把握する立場にありません。 こちらへどうぞ… ( 突き放すように言うけれど。 それは意地悪ではなく本当の事。 心当たりだって、全く、無い。 …促すように、破壊された聖堂を横目に、奥の僧房へと続く扉を目指して歩き出す…。 …その真意など知らないし、彼女もまた大聖堂によって信徒と認められるのなら… 疑問こそ抱いてしまうけれど、自分は可能な限り協力する義務を負う。 勘違い交じりの意識 ) …何故、悪魔を知りたいと思うのですか? ( その名を口にするのも忌まわしいと言った調子… を全面に出す程表情豊かではないけれど、不機嫌そうな調子で問おう… 奥への扉を潜ったなら、事務を担当するシスターに来訪者と用件を告げて、対応を頼むだろう ) [Thu 13 Apr 2006 23:53:49]
キリエ > ( 作務衣の女は心中の事項を一切廃し、目的だけを問うた。 ) [Thu 13 Apr 2006 23:42:58]
キリエ > ( それは、普通の聖職者には決して問う事の出来ない問い。そして此処は、袖の内の悪魔が眠っている今で無くば ――― 恐らく近寄ろうともしない場所。そう。問いとは、つまり ――― 悪魔を滅するのでなく、御する術。今言うか如何かはさて置いて ――― ) ――― こんばんは。悪魔とかその手の類に詳しい人って、居るかな。 ( 此処なら、きっと居る筈だ。そう踏んで此処まで来た。そう。袖の中に眠る悪魔を滅するのではなく、御する術を求めて。戦わせるのではなく、自らそれを使って戦うために。使えるだけの資質があるのだと、証明するために。そのために、他者の知識は不可欠だろう。己の知識だけでは限界がある。 ) [Thu 13 Apr 2006 23:42:07]
セクス > ( 傍目には… その身を神に捧げた信者の中の信者が、あまりと言えばあまりな光景に呆然としている風に見えるだろうか…。 勿論、それもあるのだけれど ) ………? ( 入り口の脇… 邪魔にならなそうな位置で、手伝うでもなく突っ立っていた修道女は、そう遠くない場所で零された呟きに薄紅色の瞳を向ける。 …話しかけたものかどうか、僅かな逡巡はあるけれど… こんな状態であれ、どんな状況であれ、神の家は年中無休 ) …こんばんは。 何か、大聖堂に御用ですか? ( 取り次ぎくらいしか出来ないけれど。 やや不慣れな調子で、会釈をして見つめよう ) [Thu 13 Apr 2006 23:36:28]
キリエ > ( さて、一応用事も無くくるなんて事は無いわけなんだが ――― 中の惨状を見る限りそれどころでは無いらしい。日を改めるべきだろうか。そもそも此処に来たのだって極々個人的な理由であるし ――― なんて考えながら、開いた扉の前で中を見る。此処に来たのは簡単な目的があったから。そしてそれは極個人的な理由だったから。だから、決して投げ出そうなんて意図は無い。此処まで派手な戦争の傷痕が残っているとは、流石に想定外であったが。 ) ――― こりゃ、用事どころじゃなかろうねぇ。 ( なんて、ぼんやりと呟いた。 ) [Thu 13 Apr 2006 23:29:50]
お知らせ > キリエさんが来ました。 『――― わお。 ( 結局、来た。 )』 [Thu 13 Apr 2006 23:26:59]
セクス > ( …『あの戦い』を目の当たりにして… 笑う悪魔とマリア様に感じたものは何だったのか…。 …何を、考えようとしていたのか…。 …昨夜のその光景は、眼に焼き付いて離れないというのに… そこだけが、どうしても思い出せない。 …それを記憶の底に埋没した『何か』と照らし合わせようとしては失敗する…。 『印象に残る夢を見た』という意識はあるのに、その夢の内容自体は思い出せないような、そんな感覚に侵されて… )   ( 関連付けを断ち切られた記憶を探るように… 何かを思い出そうとするように… いつもより余計に呆けた調子で、そこに立ち尽くしている ) [Thu 13 Apr 2006 23:17:48]
セクス > ( 早速急ピッチで修復を始めたとは言え… 聖剣戦争の爪痕を深く残す大聖堂。 …遠目にはささくれ立ったように見えるそこを薄紅色の瞳で眺めて… ウィンプルまでかっちりと着込んだ修道女は、包帯の巻かれた右手でそっと胸元の十字架に触れた… ) [Thu 13 Apr 2006 22:59:19]
お知らせ > セクスさんが来ました。 『( 夢じゃ、無かった )』 [Thu 13 Apr 2006 22:48:00]
お知らせ > セクスさんが退室されました。 [Wed 12 Apr 2006 23:17:27]
お知らせ > セクスさんが入室されました。 [Wed 12 Apr 2006 23:16:47]
お知らせ > アレックスさんが退室されました。 『すぐに滅ぼしてさしあげますから――。 ( 抑えられぬ高揚に声を上げて笑う。 )』 [Wed 12 Apr 2006 23:08:35]
お知らせ > アレックスさんが入室されました。 『直にそんな口も叩けなくなりますわ?』 [Wed 12 Apr 2006 23:03:24]
お知らせ > セクスさんが帰りました。 『 ( 主よ ) 』 [Wed 12 Apr 2006 23:03:15]
セクス > ( 『神と悪魔の力』 を感じさせるその光景に魅入り… にわかに騒がしくなる大聖堂を背にして、その場に立ち尽くす。 …邪悪な少女の処刑を見たいと、神の威光が示される様をこの眼に焼き付けたいと、そう思っての行動か… あるいは、別の何かか…。 …何がこの足を動かすのか意識しないまま… たまたま居合わせた修道女は、静寂を取り戻した “決闘空間” に取り残されて―――  掌に収まりきらない大きなロザリオを、握り締めた  ) [Wed 12 Apr 2006 22:59:19]
> (「人」としての楔を外れたその膂力を怖れるでも畏れるでも無く、壁に立ち尽くす神を名乗るモノはやれやれと溜息を吐いた。) ―――ンだよ、当たったは良いが引き摺られ過ぎてンじゃねえか。こりゃあいよいよ勿体無ぇーな――― まあ、手前ぇがどうしても闘るって言うなら、アタシも断れ無ぇが。(首をごきごきと鳴らし両腕を緩く拡げる。壁越しに見上げる先には化物じみた巨大な獣を構える狂った狩人。上等過ぎる御馳走を前に、じるりと舌舐めずれば指先に絡むチェーンの先、金色の杯を揺らして)          ――――但し、アタシは止めたぜ?(ヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽ) [Wed 12 Apr 2006 22:55:42]
アレックス > ( 幼女を礼拝堂の壇上から、ずらずらと長椅子の立ち並ぶ空間をすっ飛ばして門扉まで投げ放った膂力は既に、娘の本来の力では在りえない。 人間の力ではない。 それはこの神々の遊戯の間だけ、目を覚ました聖剣より分け与えられるもの―― だん!と響く、着地の音 そうだろう、そうだろう、まだ闘争は始まってすらいないのだから。 こんな物は挨拶にすらなりはしない。 神の御前、杭の突き出た鉄の塊を背負う娘は迷いもせずに、”壁の上に立つ”その姿を追う。 椅子の間に引かれた絨毯を踏む靴音は一定。 ) まあ、壁に立つだなんて何て罪深い。 神の御前でその傍若無人―― はいそうですか、と此処でお返しすると思いまして? ( と、と、と 絨毯に吸い込まれてゆく靴音。 ) それに 私、ずっと待っていましたわ…? もう待ちきれませんの。 さあ、早く早く早く早く早く早く始めましょう? ( がぱん、と聖剣の前部を跳ね上げ 装填された6本の筒への魔力の充足を確かめればロックし じゃごッ―― スライドを引いて。 ) これから始まるのはあなたの処刑ですわ。 ( オマエの満足など関係ない、と笑った ) [Wed 12 Apr 2006 22:44:30]
セクス > ―――な…!? ( 何が起きているのか、理解出来ない。 …外見にそぐわぬ身体能力など見慣れたものだったけれど… 彼女もまたそうなのかと、気圧されするように身を引いた――― が。 …軽い目眩のような違和感を覚えて… 頭に手を当てる。 …視界が二つ重なるように“ブレ”て… けれど、それはまだ完全には別たれず ) ………。 ( …理解の及ばない意識で、どこか遠くに二人の会話を聞きながら――― まだ、『ここ』に居た ) [Wed 12 Apr 2006 22:26:47]
> はッハハ――― 何だ何だ、居るじゃ無ぇか来たじゃ無ぇか、旨そうなのが手前ぇから。(横倒れたまま両手ぱちぱちと打ち鳴らし、その時既に神騙りの意識に修道女の姿は無かった。胸倉を掴む腕も其の侭に、値踏みするよう見上げた狩人の顔を覗く。)  ―――ふん?(眺める視線が、ふと歪む。訝しむ様眉根を寄せたまま、豪腕にて投棄てられればその両足は門扉の鴨居を踏み締める。だんッ、と鈍い音が響き――)  ……ははァ、成る程凄ぇ。流石パプテス、選手層が厚いってな。だが―― …参ったな、少し早ぇ。惜しいなあ、もうちょいなんだが。(そのまま門扉の縁に立ち、壁から垂直に立ち尽くした神騙りは両手をポケットに突っ込み、見上げるように狩人を仰ぐ。)  …―――おい、提案なんだがな。 もうちょっと、先にしねぇか? 手前ぇは、まだまだ旨くなんだろ。今の侭じゃあ、正直満足しきれねえ。(顎先撫でながら、値踏みを終えた少女は一方的にそう告げた。) [Wed 12 Apr 2006 22:20:02]
お知らせ > レフェリーさんが退室されました。 [Wed 12 Apr 2006 22:19:03]
アレックス > 嗚呼、嗚呼、何とお詫びを申し上げたら宜しいのでしょう?私がお客様をお待たせしてしまったばっかりに、シスターのお手を煩わしてしまったよう―― けれど、もうご心配には及びませんわ。 私がお相手を致します故―― ( 薄紅色の目をした奇異な修道女の姿も一瞥したっきり、ずらり居並ぶ椅子と変わりがないように殆ど無視したまま言葉を続け、扉も開け放したままで壇上に寝そべる幼女へと、靴音も高く歩み寄らん。 ) 下がっていてくださいませ? ( 伸ばす手は壇上で寝そべる幼女の胸倉へ、つかめるのであれば、壇上より引き摺り下ろし 細腕ではありえない膂力で投げ捨てよう。 出口の方へ。 兎にも角にも、「表へ出ろ」と、そう言う事だ。 早くもデュエルフィールドは形成されつつあるが、神の御前は不味かろう。 ) [Wed 12 Apr 2006 22:05:13]
セクス > この―――ッ! ( 押し寄せる不快感に任せて掴み掛かりそうになった矢先――― 『私のお客様』? …開け放たれる扉と、そこより現れる…あれは、確か『マリア』様…の偉容。 …視力も聴力も鈍いくらいだけれど… そこに宿した恍惚と巨大な杭に、理解が及ばず眼を瞬いて ) ………。 ( 興味を失ったように真後ろへと倒れる少女は、あるいは襲う好機だったのかもしれないけれど… 手を出せず。 一歩を踏み出そうとした姿勢を戻して、覗うような視線をマリア様へと戻す。 ……いや、あれ…… “寄宿生”の彼女に対しては、自分の方が位階は上と判断されるのだっけ…? けれど大聖堂で過ごした時間は、彼女の方が長い筈だ ) [Wed 12 Apr 2006 22:04:19]
お知らせ > レフェリーさんが入室されました。 [Wed 12 Apr 2006 22:04:19]
> はははははッ、何だお行儀が良いな。暢気にお伺いなんざ立ててる間に手前ぇらのダイキライな不敬モノが大聖堂に火でも付けたら手前ぇどうすんだ?(揶揄いそして辱る少女にとって、いちいち言葉に捉われる修道女は格好の玩具だった。吐息が掛かる程に顔を寄せ、拡げた両腕はまるで穢れ無き魂を取って喰らおうとする悪魔のようだ。)  はッは、残念だが此処は遊び場だよ。アタシにとっちゃあ――まあ、此処に限らず、世界そのものがアタシの遊び場だ。 何せ神だからな、人間の作った規則にゃあ縛られねぇし、何より手前ぇにアタシは殺せねぇ―――――ん?(きぃん。頭痛を伴う耳鳴りにも似た幻聴を覚え、振り仰ぐ。)  ……ハははッ、邪魔してるぜぇ?(ずるり、と振り仰ぐまま真後ろに倒れ、壇上に背を預け寝転ぶ様に、天地逆しまの狩人を眺める。) [Wed 12 Apr 2006 21:54:41]
アレックス > ( 震える音。 肩に下げた聖剣が戦いに呼ぶ。 闘争へと誘う呼び声に、吸血鬼狩りの娘は武装し、靴音も高く 静謐な廊下を進む。 聖剣を覆う布を剥ぎ取り、打ち捨てる。 露になるのは銀の杭と、機械的な鉄の固まり。 咎める声が聞えるが、知った事か 歩を進める毎に手をかけた聖剣より力と、高揚が湧き上がる。 嗚呼、早く、早く―― 闘争を、聖剣を手に力を振るうあの興奮を!そして邪悪を打ち砕き、神の威光を知らしめるのだ。 下卑た笑い声と、言い争うような声が聞える。 聖剣の使い手は、招かれざる邪悪?ならば好都合 諸共に打ち砕けば良い事―― 高い靴音は礼拝堂へと突き進み、扉を開け放つ。 開けた視界に修道女と、壇上に上がった不遜な幼女の姿。 共鳴は最高潮 それが使い手だと、確信する。 )―― お待たせいたしまして?私のお客様。( 頬を紅潮させすらした娘の肩に下がるは、銀の杭。 ) [Wed 12 Apr 2006 21:44:49]
セクス > …大聖堂はそれを許可しないでしょう…ッ ( 程度問題で、あるいはこの場合は、許可されるのかもしれないけれど… お伺いを立てて来るわけにもいかない。 …(審問局にして過激派な基準で見れば)明らかに異端な者であっても礼拝を許す大聖堂だ…。 一々勘に触る、まだ幼いながら邪悪(言い過ぎ)な少女の言動… 言いようの無い無力感と、忌まわしい感情に微かに震え ) ―――〜うるさい…。 …ここは遊び場ではありません… 出て行きなさい、異端…! ( ともすれば叫びになりそうな声は… このところ揺す振られっ放しだった精神で、どうにか押し殺し ) …事実を告げているまでです。 ……殺されなければ分かりませんか…… ( そんな相手に講釈をされているようで… そして、それらは所々、一々図星で… けれど、それでも出て行きそうにない相手には、思い余ってつかみ掛かりそうになる――― が? ) [Wed 12 Apr 2006 21:44:29]
お知らせ > アレックスさんが来ました。 『 キィィィ―― ン 』 [Wed 12 Apr 2006 21:36:47]
> ――ん? 何だ、やらねえのか。(顔面目掛けて拳が飛んでくるとばかり思っていたが。拍子抜けした顔をして、飽きたように机を降りる。意外にからかい甲斐が無ぇ等と嘯き、視線は再び気怠げに澱む。) ッたく、暇で暇で仕方ねぇんだ。遊び相手が悉く居ねぇしな―― 仕方ねぇ、お前で遊んでやる。 …ふん、その回答は30点だな。オリジナリティが無ぇ、感情顕わでちっとも怖く無ぇ、何より実効性がまるで無ぇ。(指折り数えて、肩を竦める。それから、出来の悪い生徒を根気良く躾ける教師然とした顔で) 言葉が下手ならぶん殴る。殴る自信が無ぇなら口先一つで相手を圧倒する。――ソレぐらいやれなきゃあ、不敬を咎める資格は無ぇぞ?(出て行く様子はまるで無く、刻一刻に押し寄せる負の感情を愉しむが如く説教を続ける神騙り。) [Wed 12 Apr 2006 21:33:20]
セクス > ( ―――ヒクリ、愉し気な笑みとは対照的に…表情を引き攣らせ…。 問答無用で排除する事は許されない環境と… 許されたとしても為し得ないであろう己の体力を思って、きつく拳を握り ) …妄言を…。 神を騙るなど、許される事ではありません。 神を侮辱する事は教会を侮辱する事… 死を以って償わせるに足る罪です。 警告します。 降りなさい。 …出て行って…! ( 静かな調子は次第に荒く。 …あくまで仄かな雰囲気レベルでの変化だけれど… 聖堂一杯の笑い声と、いやらしい笑みには、最後には小声ながら吐き捨てるような勢いを帯びた ) [Wed 12 Apr 2006 21:21:09]
> (じっと目だけ向けていたシスター殿が、『不敬』を目にした瞬間顔色を変えた――ように、少女の目には見えた。物静かな皮を被せた、獰猛な獣のようだ。その臭いを嗅ぎ取ると、半眼顔をにやりと、愉しそうに歪ませて) ―――さあて、それなら問題無ぇさ。自分の家で何しようが、自分の勝手だろ?(げらげらげら、と腹を抱えて雑音の様な笑い声を聖堂一面に響かせながら、両手を広げ) ――――初めまして、人間。 神だ、崇めな。(にたり、そんな言葉が最も似つかわしい、笑いを浮かべた。) [Wed 12 Apr 2006 21:12:37]
セクス > ( 『何か、お探しですか』 問うべきかと考えるけれど… まだ接触は持たれておらず、また、自分では修道女として大した受け答えは出来ないと… 『その行為』を目にするまでは、ただ、じっと視線を注いで ) ―――〜ここは神の家。 そのような行為はお控えください。 ( ツカツカと、摘み出さんばかり… と言うか、さっさと手を出しそうな雰囲気さえ滲ませて… 敬虔(少女に比べれば少なくともそう見える)な信徒達に睨みを利かせる少女へと歩み寄ろう。 …あるいは彼女もまた信徒かもしれないが… ) [Wed 12 Apr 2006 21:06:20]
> 何だ何だ、折角の愉快ゲームだっつーのにどいつもこいつも引き篭りやがって。ソレでも手前ぇら大地に満ちた人の子か、っつー…――あー、満々た分、個になると自信が無ぇとか、そういう話か?(面倒臭ぇとかぼやきながら、がりがりと頭を掻く真っ赤な少女は何かに気付いたようにふと振り返り) …――あん? 何か用か、お嬢ちゃん。(信徒が祈りを捧げるその尊い座席の机の上に、どかりと尻を乗せればぶらぶらと脚を揺らしながら視線向けるシスター殿へと声を掛け―― 嗜め半分軽蔑半分の罪無き信徒の眼差しに、喰いかからんばかりの睨みをくれてご退散願う。) [Wed 12 Apr 2006 21:00:34]
セクス > ( ―――“ヴァンパイヤ”を感じる時の、あの高揚感を恋しく思い… 重ねた手を、少しだけ強く握り締めた。 …『滅ぼせ』と真っ白になる意識に突き動かされる“あの時”ならば… このような罪深い意識… 捨て去ってしまえるのではと――― ) ………? ( そう、ハズレ。 『セレス』さんとは別人だ。 …その少女のような何かが何者で、何を探しているなど知らないけれど… 『ハズレ』 などと失礼に聞こえる事を呟いたのを聞き咎めれば、ふと、感情の遠い…薄紅色の視線をそちらへ向ける… ) [Wed 12 Apr 2006 20:54:45]
> (それは、気怠そうにやってきた。)  ―――あー。(だらりと両手をポケットに突っ込み、唯でさえ小さな背丈を猫背で余計に縮めながら、欠伸交じりの半眼で周囲を見渡す。) ……チッ、此処もハズレか。(敬虔であり且つ静寂を以って信心を尊ぶ信徒の疎らに参拝する中、その少女に見える何かだけが別世界の様に乖離していた。平たく言えば、浮いていた。) [Wed 12 Apr 2006 20:51:10]
お知らせ > さんが来ました。 [Wed 12 Apr 2006 20:47:20]
セクス > ( まだまだ訪れる人もいる時間。 聖堂の、信徒席の一番隅で… 被り物(ウィンプル!)までかっちりと着込んだ尼僧服の少女は、両手をお腹の前で重ね… ぼんやりと、祭壇の上に掛けられた十字架を見上げていた )   ( …クリスティアを離れて… 少しずつだけれど確実に、自我が明瞭になって行くのを感じている。 …まるで、それこそが罪だとでも言うように… 大聖堂を訪れて己の存在意義を否定された『あの日』からの一日一日が、頭から離れない… ) ………。 ( 『何故』 や 『どうして』 といった、教会に従う限り必要の無い筈の思いに苛まれて。 …また、新たに与えられた務めを果たせない我が身の不甲斐なさに、苛立ちのようなものを募らせていた…。 表面的には、どこまでも静かに ) [Wed 12 Apr 2006 20:43:14]
セクス > ( …先日、就寝時間を大幅に過ぎて戻った大聖堂では、女子修道院内の一部でちょっとした騒ぎになっていた…。 …暗黒街にあると言う『屍の塔』を目指したけれどスラムで道に迷ってしまい引き返した事を報告すれば… 無事を喜ばれるやら怒られるやら… 統一性の無い対応に、眼を白黒させてしまう )   ( 自分に指示を与えた先輩修道女は命令を撤回し… そしてやはり、罰らしい罰は与えられなかった。 …ただ、幾つかの祈りを捧げる事を命じられて… ) ―――。 ( 今、それを終え。 折っていた膝を伸ばして立ち上がる ) [Wed 12 Apr 2006 20:26:43]
お知らせ > セクスさんが来ました。 『( …ここへ来て初めて、叱られた… )』 [Wed 12 Apr 2006 20:18:12]
お知らせ > ヒグラさんが帰りました。 『(そんなことを考えつつこの場を後にしていく)』 [Wed 12 Apr 2006 02:49:01]
ヒグラ > (そして、問題は明日。少々危険を冒して暗黒外のシスター探しをしてみようか…そんなことを考えつつ。暗黒街なら、また、事件がおきるかも知れず)いってみてから、だよな… [Wed 12 Apr 2006 02:48:44]
ヒグラ > ……んっと、応答なし…だよな(扉は確かにのっくした、けれど中からの反応はない。これなら、今は眠っていて誰もいない、と考えていいだろう。ほっとしつつ)いないんじゃ仕方が無いよね(自分に言い聞かせるようにしながら、扉に背を向けた) [Wed 12 Apr 2006 02:38:27]
ヒグラ > よしっ(さんざ悩んだ少年はひとつの決意とともに扉へと近づいていく。もしも扉を叩いて誰も出てこなければかえる。誰か出てきたら思い切って見学を申し込んでみよう。もっともこんな時間だから断られるかもしれないけれど)だめもと、だよな(覚悟を決めた。ゆっくりと扉の前に近づいて扉をノックして…) [Wed 12 Apr 2006 02:23:16]
ヒグラ > (なんとなく、万人を受け入れる扉、とは思えない扉が近くにはある。あれをノックして見学したい、といえば見学させてくれるのか…)ううん…どうなんだろ…(おもいっきりトキノミヤコの出身の少年はひたすら悩む。気軽に突撃したら首だけで帰ってくるんじゃないかとかあらぬ想像ばかり) [Wed 12 Apr 2006 02:15:48]
ヒグラ > (トキノミヤコではあまり使われないガラスが夜とはいえ綺麗に見える。大聖堂のまえでうろちょろしているので思い切り怪しくはあるのだが…)やっぱりぜんぜんつくりが違うんだな…、ここなら、七つの大罪についてとか教えてもらえそうだけど(いきなりたずねて言って七つの大罪ってなんですか、なんて開口一番に聞いたら何事か、と思われるのは間違いないだろう) [Wed 12 Apr 2006 02:05:53]
ヒグラ > (見学も兼ねて…ならとヴェイトス市のパプテス本拠大聖堂の前にやってきた少年。その姿に感嘆しつつも中に入る勇気まではない)へぇ…こんなところなんだ…やっぱりすごいところだな…(本来の目的よりも見学が主になりそうな勢いでじーっとみていた) [Wed 12 Apr 2006 01:59:14]
お知らせ > ヒグラさんが入室されました。 『大聖堂の前…』 [Wed 12 Apr 2006 01:57:14]
お知らせ > アレックスさんが退室されました。 『――… へ?( おめめがまん丸に。 気の抜けない聖女だった。 )』 [Tue 11 Apr 2006 03:46:16]
お知らせ > セレスさんが帰りました。 『 ところで、宿舎を探していたのですけれど。(全く見当違いの場所である。) 』 [Tue 11 Apr 2006 03:38:01]
アレックス > ( 聖女の言葉一つ一つに頷く顔を覆っていた雲は、次第に晴れてゆくだろう。 ) ああ、目の前を覆っていた雲が晴れて行くようですわ。何故、一人きりだと… ありがとう御座います。これより先打つ鞭は、罪深さを押し込めるものではなく己の愚かさを戒めるものになりそうですわ。ああ、何て愚かだったのでしょう……!( 疑心暗鬼に陥り、誰かを恨むこころを押し込めるものではなく 差し伸べられていた救いの手に気付かなかった己を恥じるものへと 少しの興奮と、恥ずかしさに顔が火照る。 ) ええ――… 見合う前に志半ばで倒れる事とてありましょう。それでも、志を同じくする者が居ると 希望を託せますように――… 勿体無いお言葉を、ありがとう御座います。 ( ああ、やはり聖女様は聖女様。心酔すら浮かべて、頭を垂れて――… ) [Tue 11 Apr 2006 03:32:52]
セレス > あなた独りで全てを成そうとは思わないで下さいな。 私や貴女、一人一人が出来る事など、精々目に映る幾らかを救う程度でしょう。 でも、救うことが出来るんです。 ( 動き出せさえすれば。 そう続けてアレックスの前に、視線を合わせるように膝を着いてしゃがみ込む。 ) 貴女個人の戦いではありません。 一人でも多くが理想の為に立つべく与えられた、人間というもの全体の試練です。 その為のパプテス教会ですもの。 ( 願いを共にする一つの魂なのだと。先人が切り開いた世界を、その屍を超えて更に往く。 そしていつか必ず誰かが試練を乗り切るだろうと信じる、それは騎士道と同じ思想。 ) 私と貴女はいずれ戦わなければならない。 そう遠くない内に。 手を抜く事はできませんけれど、どちらが勝ち進んでも安心できるよう互いに尽くし、胸を張りましょう。  [Tue 11 Apr 2006 03:12:44]
アレックス > ( そうだった。 そうだった筈だ。 自分は何故吸血鬼を滅ぼすべきと思ったのだったか?それが誰かを救う事になると思ったからではないか 人々が安心して眠れる夜の為に。救いも得られぬまま永夜を彷徨う彼らの為に。絶える事無く続いて行かざるを得ない連鎖を断ち切らなくてはいけない、と そう思ったのではなかったか――… 何故、見失っていたのだろう? ) いえ…… そんな事はありません 貴方のお言葉で私は私の信仰と、成すべき事を取り戻せそうです。 ( その為に、身を捧げようと決めたのだった。 大願の為なら自分も含め、犠牲も厭わない、と。 取る形は違えど、願う事は同じな筈。 ) ありがとう御座います――… 再び誇りを胸に聖剣を手にする事が出来そうです。 [Tue 11 Apr 2006 03:03:44]
お知らせ > アレックスさんが来ました。 『――… そう、ですか。』 [Tue 11 Apr 2006 02:43:36]
セレス > 私ですか? そうですね…この聖剣に何処までの力が在るかは分かりませんけれど。 私は難しいことは考えられませんし、聖教会からはただ、「主の威光にかけて勝利せよ」とだけ言われています。 『全ての生きとし生ける者に安息を』では駄目でしょうか? ( 正直、勝った後の事は考えていなかった。 与えられた目的は勝利することであり、パプテス教と聖教会の威信を確たるものにする事。 願う事は当然あらゆる人の幸福以外には無い。 ) 抽象的過ぎてあまり参考にはなりませんか? 駄目なら、それを私自身がする為の力を授けて頂こうかと思います。 この身を捧げて一人でも多く、片っ端から救っていくしかありませんもの。 [Tue 11 Apr 2006 02:41:27]
アレックス > その力、で――… 。( 投げかけられる、夢見がちな答えに目を伏せて思考に陥る。 己が定めた願いは「吸血鬼の根絶」 その願いが叶えられれば、大勢の人の不安を一つ消す事にはなるだろう。 けれど、それが老婆を救う事になるのか?と言われると、少し難しい気がする。 決して、誰にも恥じる事のない願いと思うけれど、万人を救う事には繋がらない。 それが揺らぐという事は自分の在り方に疑問をもっているのかもしれぬ この街には惑わす物が多すぎる。 ややあって、視線を上げる。 ) 冒涜と知りながらお聞きします――… 聖女様は、この戦いに置いて何を成されようとしておられるのですか?( そこに、導きを見出そうとするかのように聞いた。 ) [Tue 11 Apr 2006 02:31:45]
セレス > ―――――軽率、だったでしょうか。やっぱり。 でも道に迷ってしまって、大きな宿だし安心だと思ったら娼館で、夜も遅くって、それで、それで。 ( 膝を付く娘の前で聖女は困った顔で言い訳するばかり。 その実、聖女という飾られた言葉に中身はまだまだ追いつかず、聖職者としてもあまりに知識と経験が足りていなかった。 ただ、直に触れてみた娼婦という人達が存外温かい良い人ばかりだったのが嬉しく、つい長居してしまったという話。 ) そうですね、日中の外出はあまり許可をいただけませんし、専ら夜間で歩く事にしています。 本当に吸血鬼みたいです。 ( 傍から見ればそういう風なのか、と今まで考えもしなかった認識を一つ頭の隅に置くことにした。 ) ―――…それでも。 貴女がその老婆の望みを奪ってしまったとしても。 それこそ勝ち進むしか無いでしょうに。 その上で貴女が勝者になったのならば、その力で改めて彼女を救えないでしょうか? 聖剣とはそういうものではないのですか? ( 夢想とか奇麗事とかの類だろう。 思ったままを口にする「聖女認定」はただの世間知らずの田舎娘に過ぎない。 「それが出来れば苦労しない」と思う事も出来ないような。 ) [Tue 11 Apr 2006 02:15:15]
アレックス > あの… 探しておられるのではないのでしょうか?… そ、それは、そうですけれどっ 貴方様は人々を導く立場のお方、あまり軽率な事は―― ( 聖女が高級と名が付くにしろ、娼舘と懇意だなんて気が遠くなりそう。必要な装置だという事は知っていても、潔癖な娘には娼舘、という響きへの拒否感は根深い。 十戒にも触れるではないか。 ) ええ、私もあまり見た事は無いのですけれど あまりにも食い違う事が多くて戸惑うばかりです。 日光はお体にも障りましょう。 ( そう考えてみれば、共通点もある。擬態するにはうってつけだろう 鼻の聞かぬ狩人は惑わされるばかり。 ) ええ、尤も あれを聖剣と呼んでいい物かは迷う所ですけれど――… ( 眉唾めいた言い伝えの家伝の槍、聖剣戦争の呼び声に姿を変えたそれは 剣と呼ぶのは憚られる姿形。 否、そんな事はどうでも良い ) 私は――… 約束された神の国の為と、この戦いに欲に駆られて集う邪悪を阻み、打ち砕くつもりでした。 聖剣を手に出会ったのは悪徳ばかりを食べ年老いた老婆。 私はその手の聖剣と、望みを打ち砕いた際に呪いを… 呪いの声を投げかけられ、自らの行動に、自らの信仰に迷いを持ってしまいました。 この大聖堂で導きを求めても、例え邪悪であっても人々の希望を打ち砕く事は許される事ではない、人道的であれ、と諭されるばかり。 鞭を与えられる事もありません。 大聖堂にも疑いを持ってしまいました。 聖女様… 私のした事は間違っているのでしょうか?不安で仕方が無いのです。 間違っているのであれば、どうか正しく罰を与え 正しき道にお導き下さい――… どうか…… ( 両手を組み、溢すのは己の迷い。 いくら聖なる読書を重ねても、救われる事もない。 ) [Tue 11 Apr 2006 02:02:34]
セレス > あ、あのですね。 街に来るまでは護衛の方も一緒だったのですけれど――――あ、でもとてもよくして頂いたんですよ? 皆さんとてもお話し上手で親切で。 ( ヴェイトス市来訪初日のそんなアクシデント話。 聖女も聖女であり、護衛も護衛。 呑気にも程が在る。 ) ―――――ああ。 そういう…そうですか。 貴女はハンターなのですね。 私、実際に吸血鬼も狩人も見た事が無くて…ああ、確かに本で読む吸血鬼というのは、青白い顔をしているものですよね。 そう…ご忠告ありがとう御座います。 ( クリスティアでは考えられない事だ。 吸血鬼が市民のフリをするだとか、そもそも街中を堂々と歩くとか。 狩人も必要になるというもの。 ) ――――貴女も、聖剣を。 ( 不意に飛び出した話は唐突で、暫し頭の中で整理してようやく理解することが出来た。 ああ、つまり。 ) 貴女と剣を交える事もあるということですね。 先に貴女という人となりを多少なり知る事ができて良かった。 でも、何を迷うのですか? ( 成すべき事は決まっている。 此度の聖剣戦争の聖剣であると承認された物を携えるなら、戦うか身を退くか。 彼女がどこかの所属としての代表者なら、退く事すら儘ならないが。 ならば尚更だ。 ) [Tue 11 Apr 2006 01:28:44]
アレックス > あっ、青猫…?何故聖女様がそのような所に――…?あの、付き添われた方は…?( 余りにも突拍子が無くて、面食らう。あそこの舘主は修道院出身というから、その伝かもしれないけれど、色町に聖女様をお泊めするなんて余りにも冒涜的過ぎる。 ) ええと、私は吸血鬼狩りの真似事をさせていただいているのですが、この島に現れる吸血鬼は どういう訳かアルビノイアを模す事が多いようでして… 海の向こう、私の故郷の辺りではアルビノを魔女の印しとする事もありますわ。聖女様がそんな事に巻き込まれるのは胸が痛みますもの。( 何故、聖女ともあろうお方が一人で出歩いているのかも少々疑問な所。僅か、首をかしげ。呼称には、ではそのように、と鷹揚に頷き。 ) そう、なのですか――… ( 俯く。成すべき事、と言い切る彼女に対して私は――… ) これも神のお導き―― 聖女様、私の話を聞いていただけませんでしょうか ( 十字を切れば、改めて向き直り。 ) 私も、聖剣の戦いに赴く者の一人。けれども、迷いがあるのです。どうか お導きを――… ( その場に膝を付いて両手を組んで、頭を垂れて ) [Tue 11 Apr 2006 01:13:08]
Reload : off Line : 1000
TeaChat 1.8.3b
<noscript><noscript><noscript><noscript>