スラム 参加者 なし ROM 1人
お知らせ > シェーラさんが退室されました。 『 …食欲が落ちたらどうしてくれますか、John Doe. ( 見知らぬ死体にぼやいた。 )』 [Sat 1 Jul 2006 00:27:51]
◆シェーラ > ( ぶち。 ) ( …傷んでいた布地は、ある程度引っ張った所であっけなく千切れたが。 ) ( 僅かに覗く、青黒い腕。 )( 重なる木箱を蹴っ飛ばした。 ) ……埋まってる埋まってる。 ( 腕を引っ掴むと、手袋越しにずるりと皮の剥ける手ごたえが残って。 ) [Sat 1 Jul 2006 00:26:04]
◆シェーラ > ……驚かせるにも程がありますよ、Sir. ( …数分後。現場へと戻ってくる。 ) ( 驚いた拍子にうっかり数十メートル全力ダッシュしたのは、秘密だ。 ) ( 虫の群れが去って、後には重なる木箱、撃ち捨てられたガラクタ。 ) ( それと、虫の餌になっていたモノ。 ) ……。 ( 服のきれっぱしらしきものが、合間から覗く。 暫し無言で見つめた後、ぐっと手を伸ばし――。 )【判定】 [Sat 1 Jul 2006 00:24:32]
◆シェーラ > ( ぴしゃん。 ) ( 他の水溜りと比べて、濁りも酷い粘ついた水が、足元で弾けるのと、同時。 ) ( ――がさり。 ) うっ、あ! ( …黒く蟠って見えた景色が、「離散」する。 ) ( 無数の黒虫が、物音と振動を察知して地面に壁に四方八方バラバラに駆け出す光景に、硬直。 ) [Sat 1 Jul 2006 00:22:25]
◆シェーラ > ( 傷めば腐る。腐れば匂う。 )( 好き好んで、近場においておく者もいるまい。 )( あんまり。 ) それにしても―― ( 視線は暗く、月明かりも何処か澱んだ路地の先。 )( …黒っぽい塊が、蟠って見える。 )( 麻痺した筈の鼻に、ツンと来る刺激臭。 ) うげふ。 ( 眉顰めて、鼻と口を手で覆って近づいていった。 ) [Sat 1 Jul 2006 00:12:50]
◆シェーラ > ( 饐えた匂いが強くなる方を自爆気味に辿ってみたらば、人気が段々少なくなった不思議。 ) No.別に不思議でも無いのでした。 ( ある程度道幅が期待できる暗黒街と違って、人一人が何とか入れるだけの、蜘蛛の巣じみて入り組んだ道の多いスラム。 )( 荷車は無く、背負い袋だけ担いでどんぶらこ。 ) 別に、近場においておきたい訳じゃないでしょうしね。 ( …死骸。 ) [Fri 30 Jun 2006 23:45:17]
◆シェーラ > 慣れますね。十五分くらいで。 ( ぐしっと鼻の頭を手の甲で擦る。 )( 嗅覚は慣れたというより、半ば麻痺しているだけか。時折、変にむずむずする。 ) ……匂いで探るのは、無茶で無理で無謀な試みではありますが。どうしましょうか、Sir. ( ぱしゃん。 )( 足元は泥。 舗装されていない道は、あっという間に雨の洗礼に沈んだらしい。 どろりと腐った匂いが強く立つのは、雨の所為か。 )( 新しいものが溶け込んでいるせいか。 新しいのに腐るとはこれ如何に。言葉遊びはともかく。 ) [Fri 30 Jun 2006 23:28:37]
◆シェーラ > ( 数日の長雨の影響か、空気は過剰に湿っぽい。鼻を突くというより纏わり着くような匂いは、貧民窟に染み付いた独特の気配か。 しかし。 ) なるほど。依頼人の方は正しかったようです。 ( ぱしゃん。 )( 濁った水溜りの端を踏んで、水音。 人気の無い路地を囲む壁は、音を反響させるにはやわらかそうな。 ) ( 今にも崩れ落ちそうなイメージ。 ) [Fri 30 Jun 2006 23:20:45]
お知らせ > シェーラさんが入室されました。 『( 濡れた路地。 )』 [Fri 30 Jun 2006 23:18:14]
お知らせ > デュノン@塒さんが退室されました。 『(呟きは陽光に塗れ、溶ける)(―――意識の埋没)』 [Thu 29 Jun 2006 04:47:12]
◆デュノン@塒 > ―――そン、な…。まさか、大それた………(ぱたり)(文字を追っていた指先が落ちる)―――………有ってはならな い、そンな コト は………、(足りない)(血が足りない。指先が落ちると共、差し込みだした陽光に眩暈。意識が遠のく。) …明日は、狩らねば…。 [Thu 29 Jun 2006 04:46:41]
◆デュノン@塒 > 例えば、あの…首無し騎士は、魔に祈れば、魔に捧げれば済む話かも知れない…が。(狂ったように嗤った眠り姫)(血を求め、只管狂い続けた眠り姫)―――彼女の、あの、血で描いた文様が贄の印だとしたならば………(指先が動きを止める)……、嗚呼、強ち。ベヘリットは無く共、彼女は6人の乙女を贄に… 併し、贄は術者の愛した…―――嗚呼、彼女には愛したものが居ない、とすれば…彼女と同じ、羽根持ち、彼女と同じ卑しい身分、――――彼女が憎み、そして愛し続けたフェザリアンが贄だと…? [Thu 29 Jun 2006 04:43:00]
◆デュノン@塒 > ベヘリット等、無いのだから―――嗚呼、でも…(めくる書物は数頁、紛失している)(恐らくは、あの居住区の地下牢に。今も、白き肌の儘眠る 眠り姫 と共にあるのだろう) [Thu 29 Jun 2006 04:38:26]
◆デュノン@塒 > 魔が、魔に―――(嗚呼、もう、隙間から仄暗い陽光すら気配を見せる) 魔が魔に再生を祈る等―――有り得ない。有り得ない筈…否、出来る筈とて、無い。(今まで見たどの黒魔術よりも、愚かしく、禍々しい。綴られる文を追えば追うほど、其の底知れぬ恐ろしさに、背筋すら―――もう、通わぬ筈の血液すら凍りつくよな。)―――くだらない、有り得ない、筈。そンな…、ベヘリットに寄りて、―――贄を差し出し、求めた再生を乞う等…出来るはずが無い。 [Thu 29 Jun 2006 04:37:15]
◆デュノン@塒 > ―――魔が、魔に祈るなど。(語散る言葉、塒に篭り、早一ヶ月余り。)(最低限の摂取のみ、在庫の血液パックももう、其処を尽かぬ勢い。)―――…何故、愚かしい…。(唇から零れる音も、掠れ行くばかり。喉が焼け付きそうに、痛い。) [Thu 29 Jun 2006 04:33:26]
◆デュノン@塒 > (幾度も、幾度も幾度も繰り返し調べた書物)(レディ・フォールンの屋敷から持ち出した其れは、何度も繰り返し捲る男の指先で擦れ、今にも千切れんばかりのペェヂすら。) [Thu 29 Jun 2006 04:31:37]
お知らせ > デュノン@塒さんが来ました。 『―――ありえない…。』 [Thu 29 Jun 2006 04:30:42]
お知らせ > 黎明さんが退室されました。 [Thu 29 Jun 2006 01:50:16]
◆黎明 > ( 大好きな あの人の姿が脳裏に浮かんだ。けれども、立ち上がる気には ----なれなかった。 ) [Thu 29 Jun 2006 01:50:11]
◆黎明 > ( 何かに躓いたかの、ように。立ち止まれば、 薄汚れた家の壁を背に。ズルズル〜 …ぺたん、と。座り込んでしまった。 ) [Thu 29 Jun 2006 01:37:56]
◆黎明 > ( ---普段だったら、彷徨い込むコトもなかっただろう。スラムの一角。 何処か凹んだ様子の、黎明は トボトボと歩いて--- ) [Thu 29 Jun 2006 01:33:13]
お知らせ > 黎明さんが来ました。 [Thu 29 Jun 2006 01:31:16]
お知らせ > MJさんが退室されました。 『 ――何で艶子の怒った顔が瞼の裏から離れないカナァ。 』 [Tue 27 Jun 2006 03:48:30]
◆MJ > ………。 ( だが―――手に指輪を持った儘、どうしても身体が動かない。 昔から、こんな事は日常茶飯事だった。 首に掛かってる十字架だって、悪魔祓いの神父から奪ってやったモノだ。 今では餓鬼のお気に入りの一品である。 ) 何で、何でだよ……。 ( 身体を震わせ、足元の死んだ餓鬼の眼差しなんか気にならない。 アレは死んだ”物”だ。 問題はソレじゃない。 ) [Tue 27 Jun 2006 03:47:56]
◆MJ > ( 袋の中から出て来たのは、安物の指輪。 泥を拭きとれば……安物ながら、なかなか良く出来た細工。 ) ふゥン、趣味イイジャン。 ( 形見か何かだろう、子供の指には大きすぎる指輪。 売るもヨシ、身に付けるもヨシ。 満足げに懐の中へと、こんな副収入でも無ければやってられない。 ) [Tue 27 Jun 2006 03:44:30]
◆MJ > ( 片手しか使えずに難儀したが、漸くの事で泥から引っ張り出す事が出来た。 死斑の浮き出た死体、比較的新しい……子供の遺体。 餓えを凌ぐため、この地下へと降りてきたのだろう。 痩せ細った身体を申し訳程度に包まれた布きれ、腐り落ち穴の空いた眼孔が此方を恨めしそうに見据えている。 ) これじゃ、副収入も期待出来ないかなァ。 ( 唯一の持ち物だろう、肩から掛けた鞄。 泥にまみれたソレの中身を物色。 )( 【漁り判定】 ) [Tue 27 Jun 2006 03:39:16]
◆MJ > ( 地下墓地を改装した、秘密の酒場だったのだろう。 半分泥に埋まった酒樽やらテェーブルなどが確認出来た。 泥に埋もれる以前に放置されたのだろう、特にめぼしいモノなどは見あたらない。 ) 流石に誰も……。 ( カウンター奧の厨房に向かおうと足を踏み出すと、足の裏に柔らかい感触。 ) 街中でトレジャーハンタァの真似事なんてネェ……やっぱり追い剥ぎしてた方が儲かるかしらン? ( ちっとも自分に愛を注いでくれない傭兵と約束してしまった 「二度と卑怯な真似はしないでくれMJ」 ) ホンットに自分は卑怯者の癖にさァ。 ( 捨て鉢な気分で、泥の中へと片手を突っ込む。 今度絶対にあの傭兵を苛めてやろうと心に決めながら。 ) [Tue 27 Jun 2006 03:32:54]
◆MJ > ( 細い通路を進めば、腐った水の匂いと饐えた黴臭い空気が肺を満たしていく。 頼りない橙色の灯りが照らす壁にはびっしりと黴だか苔だかが顔を覗かせて。 ) くっさいナァ――カネザクサ院に戻る前に絶対にお風呂入ろう。 ( 鼻摘みながら、階段から続く通路の奧へと。 通路の途切れる先、ちょっとした大部屋へと足を踏み入れて。 )(【判定】) [Tue 27 Jun 2006 03:25:26]
◆MJ > ( 階段の底は、ヘドロの海。 ソコに降りるにはちょっとした勇気が必要だった……。 ) 新しい服と靴なのにィ―――これで死体が無かったら草臥れモウケだよネェ。 ( 意を決すれば、編み上げのブーツを脱ぎ 泥の中へと脚を踏み出す。 生暖かくて冷たい、何とも不思議な感触。 脛の辺りまで脚が沈み込む。 ) ちょっとネチョネチョ感が病み付きになりそうな……。 ( 「ぁぁン」 と一人マゾのお時間。 都会育ちのニンゲンは此だけで卒倒しそうな感触。 ) [Tue 27 Jun 2006 03:17:52]
◆MJ > ( カタコンベとしての機能は既に失われ、最近では日の目を避けるニンゲン達の溜まり場であったとか……一説には悪魔崇拝の組織だったとか、人外であったとか。 噂には枚挙いとまのない有様。 ) こんな水捌けの悪い場所なんだから……――わざわざ地下に作らなくても良いのにネェ。 ( こういうのは形から入るモノなのか、ちょっとした秘密基地みたいな憧れならば解る餓鬼ではあったが。 松明の明かりを頼りに、地下への階段をぬかるみに脚を囚われぬよう一歩ずつ慎重に降りていく。 ) [Tue 27 Jun 2006 03:06:44]
◆MJ > ( 上下水道の完備されてない貧民窟。 元々、水捌けの良い土地でもなく打ち捨てられた区画は雨が続けば泥に埋まる。 ) ……面倒臭いナァ。 ( ぽっかりと口の開いた地下への階段を前に、心底「嫌だなぁ」と言う表情を浮かべる餓鬼。 誰が作ったのか、地下墓地(カタコンベ) 泥水の一部が流れ込み埋まってしまったらしい。 ) [Tue 27 Jun 2006 02:56:44]
お知らせ > MJさんが入室されました。 『 雨上がり。 』 [Tue 27 Jun 2006 02:45:32]
お知らせ > ジザベル@死体回収さんが帰りました。 『(貧民窟に散らばるバラバラ死体。一つ運びきるまでに、要した時間は夜明けまで。)』 [Mon 26 Jun 2006 03:01:19]
◆ジザベル@死体回収 > お、重いですよよよよよー?!(ずるり、力2だって忘れてた罠。)(引き摺った死体は)―――あわわわわー!!!! 其の上、何か千切れてる!ちぎれてますよー?!(ぶちりと腕からもげた) [Mon 26 Jun 2006 03:00:40]
◆ジザベル@死体回収 > (でも、聖職者じゃないので無意味な祈り。) さ、さて…!回収しますよー。よー。(漁って何かを探すことも出来ませんSir。狙っていたのに。全裸じゃ、何もあるわけないッてお話、ぐい、と死体を引っ張って) [Mon 26 Jun 2006 02:59:04]
◆ジザベル@死体回収 > (因みに死体は全裸。全裸。ぐずぐず煮崩れしかけたアラ煮風味の全裸。気持ち悪いッたらありゃしねェ。)(上半身に伸ばした腕、服の袖に厭な雨と腐敗臭を漂わせた肉片がぺとりと。) 嗚呼、レディ・ナナシ。―――きっと、…きっと、あああああ、あまりの美しさに強姦、其れから身包み剥いで、其のたおやかで柔らかな(伸ばした腕先、持ち上げた身体は、筋肉の塊だったくさい逞しい腕)…………、たおらかで柔らかな、 お尻の肉を狙われたのですね…!!!! 嗚呼、ううううううううう、ううう、美しさは罪です!(どもるなら言うなというところ。死体を仰向けにし、腐りかけても迫力満点★な、ご尊顔に) つつつ、罪なるう、うつ、うつく…ッ、(ぶふッ。噴出した) …うつ、美しさの前に、は、儚く散った魂に幸あらんことを… A、Amen…!!!(何とかどうにかこうにか、勝手に決め付けたレディ・ナナシの最期に祈りをッ。) [Mon 26 Jun 2006 02:57:02]
◆ジザベル@死体回収 > (嗚呼、川辺だとか一言でも入れておけばよかったですよ。なンて、司祭もどきは思いませんが。) ………うーン、(眺めたご尊顔。) …………だんせ…(目が顔面から少々それて、お体を眺めて)―――おぉぅ、レディでしたよ…!!!!!(第一印象、ぶっとい(かったんだろう)眉、竦みあがりそうな三白眼、うっすい唇、妙に高い鼻。―――ご尊顔から、男性だろーなどと、判断かけて、訂正訂正。)(ついてませんでした。※何が。) [Mon 26 Jun 2006 02:50:31]
◆ジザベル@死体回収 > うひゃーん。女性だろーがー、男性だろーがー?ちょっぴり間抜けな最後で可哀相ですよよよー。(肉は雨に打たれた所為だろう。ぐずぐずと身崩れちっくな模様。其れでも、異様に凹んだ丘だったらしいモノ二つ。其処から、二本足らしきものが伸びていれば、恐らくは尻の肉がそがれているンだろうことは、莫迦でも分かった)―――ききき、きっと尻の肉を削がれた激痛と、出血でお亡くなりにー。 あわわー、Amen!!!!!(胸の前で十字。)ととと、とー、とりあえず、コレを回収するのがお仕事でスカラー?(とりあえず、ぐずぐずの死体を持ち上げようと、上半身に手を掛けん。ご尊顔とごたいめーん。)(【判定】) [Mon 26 Jun 2006 02:46:05]
◆ジザベル@死体回収 > (―――物の見事に尻の肉だけが削がれていた) [Mon 26 Jun 2006 02:40:40]
◆ジザベル@死体回収 > ………いや、いえ、お尻、ですねー?(言い直そうが何だろうが、紛う事無く、間抜けな台詞がぽとりと落ちた)―――What's happen?なンて、あめりかーんに言いたいところです、がー。(あめりかんって何。) 何なんですか。ケツ。(また言うた)(―――見下ろした先に、べちょりと雨に打たれたらしい死体が、さァ拾え!とばかりに横たわる。何が可笑しいって…) [Mon 26 Jun 2006 02:39:31]
◆ジザベル@死体回収 > ――― ケツ。(ぼそー) [Mon 26 Jun 2006 02:34:41]
◆ジザベル@死体回収 > ―――……………。(青髪司祭風貌、歩き慣れぬ貧民窟の、片隅にて。) ……………。………。(思わず間抜け面で、其れを見下ろす事暫し。約半刻。)(ぽけ、と虫でも入らん程度に開けた口から、漸く漏れた言葉は。) [Mon 26 Jun 2006 02:34:21]
お知らせ > ジザベル@死体回収さんが入室されました。 『(見下ろす死体)』 [Mon 26 Jun 2006 02:31:48]
お知らせ > レキオ@死体回収さんが帰りました。 『 雨はまだ、暫らく止みそうに無い。 』 [Sun 25 Jun 2006 11:19:05]
◆レキオ@死体回収 > ( どうせ放っておけば川に流されて魚に食べられて土に返るんだろう。 むしろ既にそんな風に沢山の死体がこの川で塵になったのかもしれない。 そんな風に考え直し、止まない雨を見上げ、増水した川を見下ろし、僕は立ち上がった。 此処は良いや。もっと街中の、衛生面で困るような場所に移動しようか。 まだ雨は止まないけれど、僕は荷車にカバーをかけて屋根の下から外に出た。 がらがらと、車輪が泥をはねながら回る。 ) [Sun 25 Jun 2006 11:09:36]
◆レキオ@死体回収 > ( ぼんやりと遠く橋の反対側を眺めていると、誰かが倉庫の中に居るのが見えた。 向こうはこっちに気付いているだろうか? 窓越しに見える人影はぼんやりとしか見えなくて、ただ、其処から動く気配も無かった。 幽霊だって言われても、「ああ、なるほどな」って思う。 あんな所で人間が何をして居るのかって言う方が、よっぽど胡散臭い話だ。 あまり関わりあいたくない。 あんまり凝視するのをやめて、なんとはなしに溝川の雑草の中に目を向けた。 【判定】 ) [Sun 25 Jun 2006 10:53:52]
◆レキオ@死体回収 > ( 暗黒街とスラムをはっきりと隔てる少し大きめの溝川がある。 煉瓦造りの赤い橋を渡った向こう側が暗黒街。 こっち側がスラムだ。 雑草の覆い茂る溝川は死体を捨てるには格好の隠し場所で。 多分攫えばウンザリするくらいの死体が上がってくるだろう。 暗黒街側は華やかな中心から離れた、人気のない寂れた倉庫街。 スラム側は元は暗黒街の一部だったと思われる廃墟の端。 兎に角、何も無くて気配の無い、本当の廃墟だ。 時折スラム側の川沿いを騎士団が馬で周回して、暗黒街の様子を窺っているらしい。 ) [Sun 25 Jun 2006 10:50:28]
◆レキオ@死体回収 > ( 酷い雨が降っていた。 何時間か前に降りだして、未だ止む気配も無い。 野晒しに打ち捨てられた死体が腐敗して甘く苦く匂いを放ち始めるのが目に見えて、憂鬱な気分になる。 僕は川沿いを歩いて辿り着いた屋根の下、暫し増水する溝川を眺めていたんだ。 屋根は元は何だったのか分からないけれど、僕と死体を乗せた荷車を風雨から守る程度には機能していた。 ばらばらと乱暴な音を立てて、雨はまだ、止みそうに無い。 ) [Sun 25 Jun 2006 10:45:37]
お知らせ > レキオ@死体回収さんが入室されました。 『 屍攫い/5th (in rainy)day. 6.25 10:40 』 [Sun 25 Jun 2006 10:40:04]
お知らせ > レイ・シェリダンさんが帰りました。 『そんなこんなで、予定を立てながら夜は更けていく…』 [Sat 24 Jun 2006 01:48:25]
◆レイ・シェリダン > ああ・・そーだ、アレも頼めるところ探しておかねぇとな・・・(アレとはジャスティスと決着をつけるべく古来から伝わる勝負方法である(嘘)とりあえず、無謀にも秒数勝負を挑むとするその準備) [Sat 24 Jun 2006 01:46:04]
◆レイ・シェリダン > (そんなこんなのでフォーウンヌードルをすすりつつ…明日は予定通りヘンルーダへ寄ってから鍛錬場か・・・なんて考えて・・・ひとまずこの鈍った体を鍛えないと不安で仕方ない) [Sat 24 Jun 2006 01:40:56]
◆レイ・シェリダン > (いつからか知らないがここではこう注文するのが流儀で・・・もし、間違えば命を落とすと言う噂があるとかないとか・・・)・・・かわりゃしねぇわな(そんな固定客であふれる店だから入れ替わりの激しいスラムの中でも残っているのかも知れず) [Sat 24 Jun 2006 01:37:44]
◆レイ・シェリダン > (店主から「いいぞ」の許可を受ければ…)「マシダブルヤサイドカモリカラメニンニクアブラマシトウガラシスクナメ」な(再び謎の呪文…漢字にすれば「増しダブル野菜どか盛り辛目にんにく油増し唐辛子少なめ」) [Sat 24 Jun 2006 01:34:12]
◆レイ・シェリダン > 「マシ」な。久しぶりだぁな・・・(挨拶の前に何か謎の言葉を加えつつ・・・忙しそうな店主を見ながら、とりあえず店主の許可が出るまでしばし待つ…) [Sat 24 Jun 2006 01:31:02]
◆レイ・シェリダン > (砦用に買って残ったたいまつに火を付け、チュニックに手斧とそんな格好でのんびりとスラムの食い物屋へ出向いて・・・)まだ潰れてなかったか(そんな失礼な感想を漏らしながら、フォーウン系のその店に入り) [Sat 24 Jun 2006 01:29:39]
お知らせ > レイ・シェリダンさんが来ました。 [Sat 24 Jun 2006 01:25:51]
◆レイ・シェリダン > (とりあえず晩飯…、胡竜亭でもいいが酒が禁止されているから、空しくも有り…)そーすっとあそこにすっか・・・(スラムの怪しげな店…昔はよく世話になったから変なものは入ってないとは思う…が) [Sat 24 Jun 2006 01:22:49]
◆レイ・シェリダン > (ほとんどが外で食べるから家の中に食料品を残してなかったのは正解だったか・・・)明日、掃除でもしねぇと・・・な(めんどくさいなとそんな顔を見せながら…、今のただ寝に戻る為の屋根と扉のある空間ってだけでももてあまし気味で) [Sat 24 Jun 2006 01:21:07]
◆レイ・シェリダン > (やや淫売窟寄りのスラムのねぐら…、もちろん自分が買ったわけでなくコロセウムから貸し出されている物件の一つ。衣・食・住にさほど頓着があるわけでもないのでそのまま使い続けているそのねぐらに一月振りに戻ってきてみれば…)・・・・・一月いねぇとこんなもんか・・・(締め切ったままのソコはやたらと埃っぽく・・・) [Sat 24 Jun 2006 01:16:35]
お知らせ > レイ・シェリダンさんが入室されました。 『久しぶりに戻ってきた塒…』 [Sat 24 Jun 2006 01:13:09]
お知らせ > プアールさんが退室されました。 [Fri 23 Jun 2006 23:59:31]
お知らせ > 錫音さんが帰りました。 『馴染みの食事処の一つへと入れば―― 「チッコい働き手ェあー要らんとゥ?」 なんて冗談一つ。』 [Fri 23 Jun 2006 23:59:09]
◆プアール > ――… ご飯、 何日ぶり だろ ゥ 。 ( 幸せの一歩目。 ―― 次に引いたカードが 幸か 不幸か どれに行くかなンて 判らないけれど。 ) … うン ッ 。 ( 行く、 の言葉に重ねる 嬉しそうな 子供の声。 ―― 彼方の歩きに、 握った手を 確かに 感じながら、 付いていくのだろゥ 。 ) [Fri 23 Jun 2006 23:54:05]
◆錫音 > おう。そンに…腹減っとゥと、気も滅入っとゥて――ロクな事も考えンとゥけぇ…の(と、互いに笑いあいながら言葉重ねれば… 握られた手を確りと握り返して先ず一歩。 二歩目と「そなァ行っとゥぞ?」なんて言葉を続ければ… ) おぅ、宜しゥ…の。(… 言葉と笑み返して、三歩四歩と歩みを重ねようとするだろう。 取り合えず、は――自分の馴染みの店にでも連れて行くか…と。) [Fri 23 Jun 2006 23:51:20]
◆プアール > ――… 切り札 ァ、 間違えると … 最後まで残すと 敗北になっちゃうから 。 ( 笑い声。 久し振りの 笑い声 ――… 明るい声が、 夜の闇に 響く。 交じり合う。 ) … ―― うン。 お腹空いちゃうと 、 歩けない し ィ。 ( 伸ばされた手。 ―― 救いの 言葉。 … 彼方の手を そっと、 握った。 ) …あたし ――… あたし、 プアール。 宜しく なの、 酔払いの 錫音 さン。 ( 笑い声が混じる 挨拶と。 ―― 笑ったのはどれ位ぶりなンだろゥ、とか少しだけ考えて。 ―― 彼方の 気紛れ に感謝した。 ) [Fri 23 Jun 2006 23:44:43]
◆酔狂 > じゃァの―― ババ札ァ…ホンマもんの切り札じゃっとゥ――切り時、間違えとォーアカンぞ?( ウチみたいにの? なんて、普段の自分の博打の腕を思い出しつつ、口に出して笑っていれば… 不意に、耳に入るのは、腹の虫。その声に、ケラケラと可笑しそうに笑い――) 金なんぞ、出世払いで良ゥとォー!食べンと、動きとゥとォも動けんけェのぉー(… 彼女の言葉の上に重ねるのは酔狂の気紛れか、それとも別のモノか? 口に出せば、一度立ち上がり… 少女へと手を、伸ばし――) 嗚呼…ウチァ、錫音さんじゃァー。困っとゥ時ァ… まっ、気分次第じゃ手ェ貸しとォ [Fri 23 Jun 2006 23:40:31]
◆プアール > ――… 世界 … 運命、 カードゲームみたいな 物 だから ァ。 … きっとあたしが引いたカード は、 … ジョーカー。 ( 言葉は、独り言の様に流れる。 ) でも、 ジョーカーは … 敗北にもなるけど、 … 切り札にも なるの。 ( 見上げた空は 瞳が乾けば埃色。 ――… 其れでも、 彼方の言葉が空に響けば、 ほんの少しだけ 希望の色。 ) … 、 ( 飯、 の言葉に お腹の虫が鳴った。 ) ―― 食べる ッ。 ( 貧乏人は欲望最前線。 ―― 彼方の方へと 顔を向けて、 ) でも、 あたし … お金 持ってないもン。 ( そンな言葉。 ) [Fri 23 Jun 2006 23:33:15]
◆酔狂 > まァ… 何もしとらンよりァー… 酒ァ飲んで夢ェ幻ン中ァ漂っとゥよりァー… 確実に前なぁ進めるじゃろゥの。進み方ァ間違えっとゥとォ… 大変かもしれんがの?(ふっと、見詰め合う形になった瞳。その瞳の奥で、何か昏いモノが薄れるのを感じたか如何かは分からない、が―― その見詰める瞳へと、笑いかければ… 嬢ちゃんは小さァから大変かもしれンがの、なんて呟き―― そして…お礼の言葉に苦笑浮べれば… ) なァン。酔狂ン気紛れじゃ まっ…気紛れついでに、飯でも食うけ? 腹ァ減っとゥたりしとゥなァ、動きとゥとも動けんとゥかもしれんけぇの (まぁ…本当なァ、知らん相手にヒョコヒョコ着いてっとゥたァ…攫われとゥかもしれンがの?――なんて冗談を言う様に、笑うか。) [Fri 23 Jun 2006 23:27:14]
◆プアール > ( ―― 両の手が 雫が 水溜りを作る。 彼方の言葉が、 耳へと、 子守唄の様に 優しく響く ――。 ) … うン、 …うン、 ( 世界は公平だ、なンて誰が云ったンだろゥ。 …――理不尽だらけの 世界。 薄汚れた 埃色の空と 一緒 な ――…。 ) … 何か、 動いたら ―― 出来たら、 前に 進める の ? … 此処から、 歩いていける、 の ォ …? ( 見遣った 瞳と瞳が 絡み合って。 ―― 少しだけ 心に秘めた 黒色の祈りが 薄れた。 ) … ―― まだ、 少ししか 信じられないけど 。 …―― でも、 少しだけは 信じて… 前に 進んでみる の 。 ( 見遣る空は 涙で歪む瞳の中で 綺麗色に映ったものだから、 ) … ありがと ォ。 酔払いさン 。 ( 空に視線上げながら、 言葉を 。 ) [Fri 23 Jun 2006 23:18:15]
◆酔狂 > ……………… (肩に手を回し、空を見上げた侭… その少女の慟哭じみた言葉を耳にすれば、暫しの間… 無言。 見上げる空に、あるのは夜闇色に彩られた雲―― その雲を眺めながら、やがて――…) ……… そう言うモンじゃ。何もしとらんとゥモン程、そう言う目にあっとゥ―― 悪ゥ奴が、好き放題しとゥて…良ゥ奴ばっかァ、阿呆を見とゥ。 理不尽が罷り通っとゥ… (吐き出す言葉が続くなか… 肩に回した手が、少女の身体を此方へと引き寄せようとする。そして、その体へと視線を落とせば… 浮べるのは、妙に朗らかな… 普段の酔狂のソレとも違う、そんな笑み。) じゃがのォ… そんな理不尽ばっかァな世の中でものォ… 何ぞォ動いとゥなぁ、何ぞする事が出来とゥなぁ… 前に進めるモンじゃァて―― 前に進めとゥなァ… 此処から歩いていけっとゥ(案外、その事を知る為かもしれんけぇの? なんて、吐き出す言葉は…笑いかける様に?或いは、勇気付ける様に? 投げ掛け、そして彼女の顔を見詰めるか) [Fri 23 Jun 2006 23:10:33]
◆プアール > ――… 残酷。 …残酷 なの。 … ―― 幸せだったものが、 全部 全部ッ … 手から零れ落ちるの …。 ( 震えた身体。 ―― 空から外した視線は 身体の前で 僅かに広げた両手 へ。 ―― … 雫が落ちる。 瞳から零れ出る雫が、 両手を濡らす。 ) … あたしッ … 何もしてない の。 悪い事なンて 何も ―― …、 ( 肩へと回される手から 僅か 伝わる体温。 ―― お父様とも、 お母様とも変わらない 人肌。 ) … ―― 何で、 あたし … 此処に居るの ォ 。 ( 声を 掛けてくれた 人が居た。――其れは 幸運だったのかも知れないし、 再び突き落とされる だろゥ不幸なのかもしれない。 ―― ぽろぽろと 零れ落ちる雫は 一時の 夢 幻。 ) [Fri 23 Jun 2006 22:52:56]
◆酔狂 > よぅ言われとゥわ アマウラでも、此処でものォ(なんて… 傍らに座り込んだ侭の彼女へと、苦笑混じりに言葉返せば… やがて、吐息一つ吐き出し… そして―――) 優しゥぞ…酷ゥ、残酷な程にのォ そんでェ、酔いが醒めとゥとォたァ後ァ…もっと、残酷じゃ―― 綺麗も優しィモンも暖かァモンも…何もかんもが、一時ン夢ェ幻…じゃかァの(… 空を見上げながらに吐き出す言葉は、酔いどれながらも、どこか自嘲気味だろうか? 吐き出し、空へと酒臭い吐息を漏らせば… 隣に聞こえるのは、嗚咽。ソレを耳にすれば…ふっと、不意に瞳を伏せ――) 嗚呼… 嬢ちゃんの言う通りじゃァの。 夢幻と分かっとゥとォも…それでも、そン夢幻に縋っとゥと酒ァ呑む… ツマラン事じゃのォ――(気が付けば、手… 彼女の肩へと回して軽く撫で叩こうとしている、か) [Fri 23 Jun 2006 22:48:03]
◆プアール > ――… 言葉も、 変 。 ( 伸びた様な彼方の口調。―― 何処か 異国の様に耳に届く。 … 己の横に 空気を感じる。 彼方が、 腰を下ろした空気。 ) ―― … ―、 ( 暫くは 無言の侭。 …ただ、 彼方の言葉が ずっと優しく 穏やかに届いたものだから。 一緒に ―― 空を見上げた。 濁った、埃色の 夜空。 ) …―― お酒の 瓶から覗く空は … 世界は、 硝子球みたいに 綺麗? ―― ねぇ、 … お母様の手みたいに 暖かい? … お父さまの、 声みたいに … ( ひく、 と嗚咽が混じった。 ) ――… 優しいの ? [Fri 23 Jun 2006 22:40:47]
◆酔狂 > 何ぞ匂いとゥ? 嗚呼…酒に決まっとゥ―――ン?しけっとゥ顔しとゥのォ(なんて、感情の見えない瞳を眺めれば… そんな言葉を苦笑する様に零し… そして、酒の匂いに彼女が顔を背ける様を見遣れば、もぞもぞと座った侭身体を動かして、彼女の横へと腰を下ろそうと、し――) 酔っ払いァー遊びとァ違っとゥわ。 まぁ、良い思いっとゥんは… 違ァ無ゥがのォ―――― まっ、辛ァモンを忘れとゥン事がァイイオモイ、っとゥんなら…のぉ(―― そして、彼女の皮肉混じりの言葉には…そんな言葉を返して、小さく…笑う。 笑えば、やがて視線を空へと向け、て――) 酒瓶の底から覗いとゥ世界程、優しゥモンはあらんとゥけェのォ―― [Fri 23 Jun 2006 22:35:47]
◆プアール > ( 異国の様な言葉を使う 姿。 ―― ただ、碧色は 感情無く 彼方を映す。 ) … ―― 臭 ァ … 何の 匂い … 、 ( 近寄って来た 彼方と、 声、 息。 …お酒の匂いが 己に吹きかかる様で 首を 彼方とは反対に 向いた。 ) … ―― 酔払い ――? … お金 持っている人の お遊び の事 ォ ? … つまんない事で お金 使って、 ―― 良い思いする お遊び ? ( ―― 皮肉の口調。 … 彼方へ向けた顔。 ―― 憎悪と 怒が織り交ざった様な 子供の顔。 ) [Fri 23 Jun 2006 22:29:15]
◆酔狂 > もぉ一軒、ハシゴでも―― ぉン?(カツンカツンと通りかかる、それだけの筈の人影。 間近で見れば、幼さ残る少女の様な風貌のソレは… ふっと耳に入った声に足を止める。足を止め… そして、視線を…通り過ぎようとした廃墟の方へ―― 其処に寄りかかる少女へと向ければ、やがて… 腰を屈め――) 何ぞゥ嬢ちゃん。 酔っ払ァ見とゥは――ハジメテけェ?(―― なんて、酒臭い吐息と共に… 言葉を投げ掛け、ウェヘヘヘと笑い声を吐き出してみせるだろうか。まるで、野良猫か何かに… 声を掛ける様な仕草で…――) [Fri 23 Jun 2006 22:24:40]
◆プアール > ( 静か過ぎるこの場所では 足音すら 届く。 耳に、響く 程に――。 ) …、 ( 力を無くした身体は 思う様に云う事を聞かない。 …―― 僅かに、 首だけを音の方。 … 開かれた碧色に移った姿は ゆらゆらと 定まらぬ姿の 小柄影。 ) ――― … 変 なの ォ 。 ( ぽッと 零れた言葉。 ―― 少女はあまり見た事の無い 姿。 ) [Fri 23 Jun 2006 22:20:10]
◆酔狂 > ――――― (匂いは… 廃墟の前の通りの向こうから。 その酒の匂いと共に響いてくるのは、不規則に響く足音。まるで、ふらふらと揺れる様な足音の方向に視線を向ければ――) ―――― ふぃ、ぁー… ちぃーっとゥ、飲み足りんっとゥけェのォ… (―― 着流し姿の小柄な人影が、一つ。フラフラと揺れるソレを目を凝らして見れば、腰に…何か長い棒の様なモノを差してるのが、見えるだろうか?) [Fri 23 Jun 2006 22:16:28]
お知らせ > 酔狂さんが来ました。 『そんな祈りの只中、香り来るのは…酒の香り』 [Fri 23 Jun 2006 22:10:04]
◆プアール > ――… 、 ( は ァ、 吐いた息は白くならない。 …凍える冬は終わった。次は 干乾びる夏の番。 ―― どっちが辛いの、 ッて聞いても 答えなんて無い。 だッて、どっちも辛いの、だから ―― 。 ) … 命。 ちっぽけな 命。 … どうせ、 消えちゃうなら、 …あたしが消えちゃうなら、 … ( 悪魔みたいに大きな命になって 全てを暗闇へ ――。 同じ位の絶望を。同じ位の闇を。 … ) ( 声に出す事なんてしないけど。 ―― ただ、 ただ願う。 弱すぎる者の 邪悪な 祈り。 ) [Fri 23 Jun 2006 22:06:55]
◆プアール > ( 空を 少し見上げた。 ―― 狭く 濁った色が見える。 本当の空の色なンて 忘れた。 … ずっと、 ずっと 埃を被る 濁った 空しか見えない。 ) … 此処で、 死んでいくの かな ァ。 ( 暖かい毛布も、美味しい食事も、 誰かの温もりも無い 寂しい世界で。 ―― 世界が歪んで、 頬を伝う 水の雫。 … 神様 なンて 本当は居ない ンだろゥ。 だって、 何も手にする事が出来ない子供が 此処にはこンなに居るのだから。 ) [Fri 23 Jun 2006 21:59:29]
◆プアール > ( お腹の虫が、一回鳴いた。 ) …あう、 ――お腹、空いたよ ぉ …。 ( スラムの片隅。 寝転んだり、 壁に寄り掛かったりする孤児たちの ほンの一部 。 ――… 埃っぽい スラムの廃墟 寄り掛かる様に 足投げ出して座る 孤児の 少女。 ) … 、 ( もう一度なるお腹の虫は、 先程よりも やや大きく。 ) [Fri 23 Jun 2006 21:49:00]
お知らせ > プアールさんが入室されました。 [Fri 23 Jun 2006 21:46:30]
お知らせ > 黒装束さんが帰りました。 『めき びき ゴシャアアアア!「キャぁぁァ?!」※屋根抜けたらしい※』 [Fri 23 Jun 2006 20:00:22]
◆黒装束 > (身のこなしは、忍者と名乗るにふさわしいものだといえよう。 ふわと軽く浮かぶ女の体。 無駄な力を一切かけずに※足元の無駄な労力(襤褸椅子)は放置の方向で※必要最低限の力で、屋根の上に―――) ………っふ。 (音もなく着地 した が) [Fri 23 Jun 2006 19:59:39]
◆黒装束 > さ、さくさく暗黒街見物を屋根の上から済ませて今日は帰りましょう。 ええ―――…。(襤褸椅子に一気に飛び乗る。体重で抜けるなんて事はなかった。足りなかった30pを補い、屋根の先端に指をしっかりと食い込ませて掴み) よい (爪を狐の逸れに一部変化。 後は、身体を引き上げれば屋根の上に登れるだろう) せっ!! (ぐ、と一気に力を入れて) [Fri 23 Jun 2006 19:56:19]
◆黒装束 > 手ごわい家でした……。(ふぅーぃ。)(額の汗を拭って、一言。黒装束がちょっぴり汚れていた)あそこで、赤い洗面器を頭に載せた男が出てくるとは思いませんでした。 ヴェイトス侮りがたし…!! ( 襤褸椅子の背に手をかけて) [Fri 23 Jun 2006 19:49:53]
◆黒装束 > (ということで) ―――――― じゃん。 (きゅー○ぃー三分間クッキング並に路地に、襤褸椅子の図。) [Fri 23 Jun 2006 19:42:28]
◆黒装束 > 此処は一つ―――”家忍の術”で、椅子を拝借や何かを拝借し、安全かつ迅速に屋根の上への逃走経路を確保すべきですね。 幸い、辺りには家忍の術がしやすそうな家ばかりですし――っ(薀蓄:家忍の術/隠忍の術の二大分類のひとつ。個人の住まいへ侵入する術である。――早い話 不法侵入 だ) [Fri 23 Jun 2006 19:38:13]
◆黒装束 > ……………。 (飛び跳ねるのやめた。 どう足掻いても30センチ上にある、屋根の一部分に届きそうにない。 ) 襤褸屋の癖に生意気な。 (ぬー と、唸りながら首を傾げ) いや、いやいやいやいや。此処で諦めてはいけませんよ。月化の忍者としては、此処は一つ―――― 忍術で。 忍術でなんとかしようじゃないですか。 [Fri 23 Jun 2006 19:35:02]
◆黒装束 > …………。 (←身長155p。) ……………。 (ぴょこら。ぴょいこら) ………っせっ てぃやー 。 (ぴょいこら。ぴょいこら) [Fri 23 Jun 2006 19:31:09]
◆黒装束 > (人一人が両手を広げたら、十分通せんぼできる路地のど真ん中。 前は暗黒街へ、後はスラムへ―――…) んー。 (壁に視線を這わせて見上げれば、そんなに高くない襤褸屋の屋根が見える。 ) 登れますか、ねー?いけますかねー……? (ばんざーい と、両手を伸ばして) [Fri 23 Jun 2006 19:27:03]
◆黒装束 > ――――――。(人の流れが不意に途絶え、スラムの雑踏が急に遠くなるような感覚に足を止めた。 これ以上進むのは危険か。 ――自分の足を止めたのは、長年培ってきた「忍」としての勘のようなもの。或いはライカニアとしての野生の勘みたいなもんだろうか。 ) んんー……。 (暗黒街を覗いてみたい――が、覗く為の予備知識が足りないのは、判っている。) ――――んむー。 [Fri 23 Jun 2006 19:21:17]
◆黒装束 > (人通りは商業地区と変わらぬくらいあるというのに、ランタンや蝋燭の類の明かりは少ない。 時折、何人かが集まって、逆さにしても転がしても使えないような屑を燃やしているのが一番明るい「灯」だろうか。 それらの人に混じるように、トキノミヤコの民族衣装によく似た黒装束を纏った女が歩く。 ) ………。 (ヴェイトスにもこう云う場所があるのだと知ったのは随分前――だが、実際に歩く事は今日が始めて。もう少し行くと「暗黒街」と呼ばれる地域があるらしい。) ………… 。 (暗黒街方面に進むにつれ、人の雰囲気も、路地の雰囲気も、”夜”の雰囲気も、半紙に落とした水が染みるように、じわり じわりと 、変わってきているのが、見て判った) [Fri 23 Jun 2006 19:14:31]
◆黒装束 > (貧民窟の細い路地は、既に暗闇に飲みこまれていた。 いまだ夜の蓋が閉じきらぬ空よりも先に、黒が建物の影から滲み出し、もう一つの夜を作っていた) [Fri 23 Jun 2006 19:06:39]
お知らせ > 黒装束さんが入室されました。 『(怪しいと力説する格好だなんて気が付いてないね)』 [Fri 23 Jun 2006 19:04:12]
お知らせ > レキオ@死体回収さんが帰りました。 『 ゴロゴロと、石畳が音を立てる―――。 』 [Thu 22 Jun 2006 00:29:09]
◆レキオ@死体回収 > ( 点と点を線で結ぶように、火球とその直線上の空間を真っ直ぐに結んで指差す。 維持する限り火球は滞空したまま。 ゆっくりとゆっくりと、その角度を斜め上に移動させてゆき、やがて真上まで持っていった。 頃合を見計らって、前へ射ち出すイメージ。 ) ……【射出】!! ( パァン、と音を立てて魔力が爆ぜ、花火みたいに火球が空へと飛んで行って、やがて消えた。 闇と静寂が戻る―――――。 ) ……この仕事終わったらまた、勉強しよう。 [Thu 22 Jun 2006 00:22:45]
◆レキオ@死体回収 > 真円、堆積(、規範(…始点、境界線、回帰点、“全ては魔力絶対座標を循環する力” 【循環】――――( 目の高さに凝縮された濃密な魔力の流動が炎を巻き込み、其処に西瓜大の炎の玉がゆっくりと渦巻いた。 サボってた割には問題は無さそうだ。 ) [Thu 22 Jun 2006 00:18:07]
◆レキオ@死体回収 > ( 暫らく魔法の鍛錬を怠っている。 荷車から少し離れて掌を翳し、精神を集中してみる。 ) ――――先ずは【点火】、そして【炎上】。 ( 指先の辺りに集中した意識に火花が散るイメージ。 かすかな音とともに小さな炎が発生した。 続けてその火種が大気中の絶対座標を伝染して炎が巻き起こるイメージを現実に変えていく。 細い尾を引いた炎が僕の指先で踊り、僅かな時間其処に燻った。 ) [Thu 22 Jun 2006 00:10:56]
◆レキオ@死体回収 > ( 目立たない茂みの中に沈んでいたのは、小さな犬の屍だった。 確か、動物も見つけたらって言っていたし、僕はそっと両手で抱え上げて荷車に戻る。 感覚が麻痺しているのか、生まれて間もないだろう子犬の死体にも感情は揺るがない。 ここ数日で僕は幾つもの死を見て、甘い屍臭に捲かれて、色んな感覚が鈍磨しているのだろう。 荷車に子犬の屍を置いて暫し、新鮮な空気を吸い込むように深呼吸をした。 ) ( スラムの空気は埃っぽくって、砂の味がした。 ) [Wed 21 Jun 2006 23:58:04]
◆レキオ@死体回収 > ( 【判定】 ) [Wed 21 Jun 2006 23:50:23]
◆レキオ@死体回収 > ( 振り返れば遠く、溝川1つ挟んだ向こうに暗黒街が聳える。 ただ其処に存在するだけで光り輝いている。 こっち側に住んでいた頃は、あの輝きが酷く綺麗に見えたものだった。 ) ………さて、と。 もう一仕事、かな。 ( 眺めていても仕方が無い。 ガタガタと車輪を揺らす石畳を荷車が鳴らし、僕は人気のない方へと歩き出した。 表通りにはあんまり転がっていないだろう。 ) [Wed 21 Jun 2006 23:45:31]
◆レキオ@死体回収 > ( 相変わらずこの辺りは埃っぽくって、屋根は低くって、路地は灯り1つ無く真っ暗だ。 荷車にカンテラを提げて歩かないととてもじゃないけど歩けない。 暗黒街側から続く石畳の大通りは徐々に歩きにくくなり、ひび割れと雑草が目立ってきている。 これが、僕の故郷だ。 今も外れには家族3人で暮らした家がある。大事なものは皆持っていってしまったけれど、今でも時々掃除をしに帰っているんだ。 いつか、皆でまた其処に住む為に。 ) [Wed 21 Jun 2006 23:39:48]
◆レキオ@死体回収 > ( 少し足を伸ばしてみた。 暗黒街での仕事を幾らかこなし、幾らか死体も減ってきた頃。 比較的見つかる躯の数も少なく、流血の痕も少ないぶんこっちの方が気分は楽だ。 餓死した浮浪者の老人なんかが多い。 この季節、凍死は無いけど食当たりはある。 また一体、痩せ細って軽い死体を荷車に載せた。 ) [Wed 21 Jun 2006 23:35:13]
お知らせ > レキオ@死体回収さんが入室されました。 『 屍攫い/3rd night. 6.21 23:30 』 [Wed 21 Jun 2006 23:30:41]
お知らせ > ヴィーダァさんが帰りました。 『(結局、この夜は何も変わらずに。)』 [Tue 20 Jun 2006 22:30:13]
◆ヴィーダァ > (一度手にしたその財布は、適当に屍体の近くへ放り投げて。 悼みの言葉、思い一つなく。) ――さて、どうしたものかな? (行く当てもない歩みを再開する。 暗く静かな径の先へと。) [Tue 20 Jun 2006 22:27:54]
◆ヴィーダァ > (周囲に、いくらかの注意を払いつつ。 屍体(男のものであった)の服へと、手を滑り込ませ。 触れたという証拠が残らぬように、と気を使う余裕はあまりなく。手っ取り早く終わらせてしまおうと。 膨らみなどに、何かが入っていないかと。又、周囲にそれらしいものが落ちていないか、と。) ――いやはや、期待していなくて正解だ。 (結局、見つかったのは、中身のない財布程度。足元に投げられていたのを見ると、すでに誰かが中身を取ったのだろう。) [Tue 20 Jun 2006 22:23:46]
◆ヴィーダァ > (否、屍体はすでに物である。ゆえに、これはノーカウント。 そんな結論を出して。) ――ふむ。 (立ち止まる。屍体を越えて数メートル。 臭気は気にせずに、佇み、もう一つ思案。) ――まぁ、無駄だろうがな。 これでは時間がたちすぎている。 (枯渇を潤すような匂いも、感じられない屍体には、さて金目のものはあるのかと。 考えていても始まらない。そのまま振り返り、屍体の衣服をあさろうとしゃがみ込む。) [Tue 20 Jun 2006 22:12:18]
◆ヴィーダァ > (では、その何れとも会わなかったら?) ――何、塒へ返して眠るだけ、だ。 (静かで暗い径。遠くで聞こえる何かの音。 湧き出てくる、枯渇による欲望は、まだ弱いものだと、無理やりに押さえつけて。) ――臭うな。 (道に倒れていた屍体を、踏まぬようにして乗り越えて。 同時にふと、これを人と数えるべきかと、思案した。) [Tue 20 Jun 2006 22:03:45]
◆ヴィーダァ > (おざなりとなっている、知人への挨拶。コロセウムへと足を伸ばして、手紙を受付にでも渡せばいいのだろうか、と。 いまさらながらに思案して。今日は手ぶらで塒より這い出たのだと思い出す。軽い左腕。) ――はじめに野良に会えば食事、人に会えば職探し。知り合いにあったなら、挨拶、とそんな決め事でもしておこうか。 (賭けに近い形で、今夜の動きを決めようかと、呟いて。 誰か来るか、何かいるかと、少々気を張って歩みを続け。) [Tue 20 Jun 2006 21:55:47]
◆ヴィーダァ > (新たな塒を出入りするたびに増えてゆく服の傷。繕うこともままならない故、日に日に格好がスラムに馴染んでいく。 そのこと自体は、どうでも良いことで。 ただ、衣服を買い換えることもできぬことに、呆れているようなもの。 仕事と食糧。そのどちらもが不足していて。 襤褸になりかけのスーツの男は、貧民窟を闊歩する。) [Tue 20 Jun 2006 21:48:05]
お知らせ > ヴィーダァさんが来ました。 『(やれやれと、ため息に似たものを吐き出して)』 [Tue 20 Jun 2006 21:42:11]
お知らせ > ジャスティスさんが帰りました。 『教会では、食べっぷりが気持ちいいと色々食べさせて……』 [Tue 20 Jun 2006 03:15:31]
お知らせ > バドラック@罰ゲーム集めさんが退室されました。 『効能については全力で誤魔化しながら、ちゃっかり握った手は離さないね!』 [Tue 20 Jun 2006 03:13:54]
◆ジャスティス > そうね、そうしましょうか。カードの効能は、道々教えてね……。 (そしてつらられて行く修道女。何も無ければこのまま境界に案内するのだが……) [Tue 20 Jun 2006 03:07:27]
◆バドラック@罰ゲーム集め > え? あっ………うん、たぶん? いや、でも………なんで? (おかしいなぁ? なんて首を傾げるが、とりあえずカードを拾い上げて誤魔化そうと) ま、まぁ………シスター、そろそろ行かないと………大分遅いしさ (パン屑を探スシスターの手を掴んで、引こうと) [Tue 20 Jun 2006 02:38:59]
◆ジャスティス > よしよし、お土産にまた何か食べ物を用意してあげようっ (なぜか胸張ってそう告げた後に、カードが光を帯びたことい目を丸くして) うわ〜っ、何々?それ。もしかしてそれが仕事の内容なの? (興味部下層に目を輝かせて、消えたパンくずを探すように視線を左右に振る) [Tue 20 Jun 2006 02:28:22]
◆バドラック@罰ゲーム集め > あ、あれ? (地面に置かれたカードが一瞬赤く輝いて、散らばっていたパン屑が幻のように消えた) [Tue 20 Jun 2006 02:26:28]
◆バドラック@罰ゲーム集め > やった! じゃ、俺行きます! (快諾いただければ、短い尻尾を振りながらシスターに駆け寄って。 しかし、どんな仕事?と聞かれた途端、尻尾はぴたりと動きを止める) あー、えっとね、このカードに………そう、噂の食べ物を集め………って、何やってんの? ポロッポロパン屑こぼれてるじゃん? (ポケットからカードを取り出してそんな説明を。 後ろめたさから目を逸らせば、視界に飛び込む双子の汚い食べっぷり。 足元にパンくずが散乱している) ほら、ちゃんとあっつめ〜〜る! だぁ〜〜めじゃん、食べれるのにもったいない! (思わずカードを地面において、パンくずを拾い集める。 が―――【判定】) [Tue 20 Jun 2006 02:24:13]
◆ジャスティス > あぁ〜、お茶ね、うん、いいかもしれないわね、殺菌作用とか有りそうだし……え?仕事? (何々?どんな仕事なの?と尋ねながら、さすがに今は持っていないので、誰か一人付いてらっしゃいと行って。帰りは危ないから、明日責任を持って送り返すつもりで) [Tue 20 Jun 2006 02:08:03]
◆バドラック@罰ゲーム集め > まぁ、毎年の事だけどね (食材の選択ミスは、即死に繋がるという裏料理会より厳しい夏場のスラムルール。 生き残ってきた信頼と実績の食材選択能力は伊達じゃないというお話) あ、そうだ! シスター、暗黒街のお茶をちょっと分けて貰おうと思って! 最近引き受けた仕事でちょっと入用になったから……… (飲むだけで人が卒倒する伝説のお茶。 さすがに罰ゲームに使うからくださいとは言わない、ばれなきゃ『世は皆事もなし』だ [Tue 20 Jun 2006 02:05:20]
◆ジャスティス > うぅ……腐ったものには気をつけるのよ?食中毒起こして脱水症状になったりしたら、下手すれば死んじゃうんだからね? だれか酷いことになったら近所の教会に行って助けてもらうのよ? (双子がパンを貪っているのを見ながら、なぜか鯉を連想してしまう) あぁ……そうそう、あなたちょっと前に、大聖堂に来なかった? [Tue 20 Jun 2006 01:56:32]
◆バドラック@罰ゲーム集め > (バスケットから取り出された丸パンを見れば、3人とも競うように殺到する) ん、この時期腐りやすいからちょっと漁るの大変だけど、まぁなんとかやってます。 な? (スラムの口汚い悪餓鬼達も、暗黒街を肩で風切るシスター・ジャスティスの前では、借りてきた猫のようにおとなしい。 もらった丸パンに齧り付く双子に同意を求めるが、食べるのに全力を尽くしている為、返事はもう少し遅れるだろう) [Tue 20 Jun 2006 01:52:30]
◆ジャスティス > ほんと元気ねー……。 (ちょっと驚いたように後に下がった後、トランプを目ざとく見つけるが、あるのがトランプだけなら、咎めはしないだろう) いやぁ、特に用事があるわけじゃないんだけど、近くに寄ったものだから。みんなちゃんと食べてる? (はい、これ。とバスケットから大きな丸パンを出して、皆で分けるようにと告げる) [Tue 20 Jun 2006 01:43:57]
◆バドラック@罰ゲーム集め > あ、れ………? (『今の声って』 『シスター?』 小熊が双子・兄をリフトアップし、双子・弟が小熊の脇の下をくすぐろうとしている体制のまま、3人共につぶやいて窓に走り寄る。) シスター! こんばんはー (うるさいといわれているのに、先ほどに倍する音量でご挨拶を。 小熊にリフトアップされた双子・兄が弟にトランプを隠すよう弟に合図を送ったのも感がよければ気がつくかもしれないくらいに丸見え) [Tue 20 Jun 2006 01:37:09]
◆ジャスティス > こらこらこらー。夜中にちょーっとうるさいわよーっ? (開けっ放しのマドから、中の大決戦を見つめながら、苦笑して) 元気がそんなに有り余ってるんなら昼間に思いっきり運動しなさい。 (ちょこちょこっとお説教した後、改めてこんばんわ、と声を駆ける。手には買い物用のバスケット) [Tue 20 Jun 2006 01:26:15]
お知らせ > ジャスティスさんが来ました。 [Tue 20 Jun 2006 01:19:30]
◆バドラック@罰ゲーム集め > (部屋には常時開放の壊れた窓が一つ。 喋り声も騒ぐ姿もお外に駄々漏れ仕様。) (『じゃあ、やっぱりお前だわ』 ギャハハハっと左右対称で双子が笑う。 それに応じるように、小熊も笑顔で立ち上がった) オーライ、オーライフレンズ。 クソったれ双子その1・その2でこの仕事もハッピーエンド、ねぐらも静かになってますますハッピーだわ! (そうして始まる大乱闘。 トランプが宙を舞い、双子が駆け回り、小熊が追い掛け回す姿が見えるかも。) [Tue 20 Jun 2006 01:14:28]
◆ジャスティス > (近づいてみれば聞こえてくるのは、陽気な話し声。というか元気な話し声か。口元を綻ばせながら、マドがあるのなら除いてみよう。無ければ、ドアをノックしてみよう。砦から戻ってきた際聞いた、大聖堂の前に立っていた小熊の話もちょっと気になるし) [Tue 20 Jun 2006 01:02:15]
◆バドラック@罰ゲーム集め > あー、じゃさ! お前等だったらどんなの集める? (『『お前』』 綺麗にハモってびしっと指差す双子達) あー、そうね。 そりゃ最高に罰ゲームねチクショウ! そりゃあ、ほんとに最後の手段として………他には? マジでちょっと考えてよ? (『石でも入れときゃいいんじゃん?』 『後は酒とか?』) ダァメ。 アブネーのはご法度だし、金稼ぐ為に金使いたくねーよ! (全員近づいてくる足音には、まだ気がつかない。 まだ距離があるし、こんな夜中に尋ねてくる客があるとは思ってもいない。 キャハキャハ笑う双子の声と、ぶーたれる小熊の声が響くか) [Tue 20 Jun 2006 00:58:19]
◆ジャスティス > (市街地から教会に帰る途中。スラムの一角を歩いている修道女は、ふと近くに知り合いのストリートチルドレンが暮らしているねぐらがあるのを思い出して、少しだけ回り道してきたのだった。) 起きてるかな? (少し離れた場所にねぐらが見えてきた) [Tue 20 Jun 2006 00:49:19]
お知らせ > ジャスティスさんが来ました。 『とっとこ歩いてくる修道女』 [Tue 20 Jun 2006 00:47:24]
◆バドラック@罰ゲーム集め > つーかさ………罰ゲームって結構難しくね? 笑えて、安全で、あんまべたじゃないってーと、結構さぁ? しかも、おんなじ依頼のやつとかぶっちゃまずいし………パクったとか言われそうだろ? (『パクっちまえばいいじゃん?』 『パクんねーの?』 ニヤニヤと笑いながら、双子が同時に囀る) ………うっさい、ケツ蹴り上げるぞアホ [Tue 20 Jun 2006 00:46:11]
◆バドラック@罰ゲーム集め > (あ゛〜〜〜、と力なく呻きながら、小熊はねぐらの天井を見上げた。 『んだよ? まだ終わってなかったのかよ?』 『こいつって、ケツに火がつかねぇと何にもしねーからね』 隣でカードに興じる双子の悪友が肩をすくめる) いーじゃんよ、べつに? 期限まで仕事でかしゃ、万事オーライ。 世は全て事もなし、だよ (うーるせーと悪態ついて、横目で双子を睨む) [Tue 20 Jun 2006 00:28:01]
お知らせ > バドラック@罰ゲーム集めさんが来ました。 『やっべ、もう最終日じゃん?』 [Tue 20 Jun 2006 00:17:30]
お知らせ > 童子さんが帰りました。 [Mon 19 Jun 2006 23:47:26]
◆童子 > ( 語り終えた童子は ---嫁入りする一人娘を見つめる男親の如き眼差しを以って、鉢植えを見遣った。 ) [Mon 19 Jun 2006 23:47:20]
◆童子 > 魚人の女は大いに喜び、四季を通じて十二ヶ月もの間苦しみぬきながら、鱗を剥がして人間になろうとしたという。しかし、苦しみも虚しく、河の水がその血で真っ赤に染まるだけで、彼女はけっして人間にはなれなかった。---それが男の卑劣な企みであると気付いた魚人の女は恨みを詩に残して、男とその一族を呪った。 ………以来、男の一族は春夏秋冬が訪れるたびに、災厄に見舞われ、やがて衰え滅びたという--- ( 【 判定 】 ) [Mon 19 Jun 2006 23:43:58]
◆童子 > ある日、河に棲む美しい魚人---人魚...みたいなものか--の女が、彼に恋をした。魚人の女はその美しさで男を誘惑するが、彼はなかなか振り向こうとしない。そこで彼女は自分と夫婦になることを条件に、人並み外れた勉学の才能を彼に与えた。 ( 一つ 間を置けば、語り続ける。 ) 魚人に貰い受けた才能をもって、目指す試験にも合格した彼は、夫婦になる代わりに彼女に、鱗を剥がして人間になるように請うた。 [Mon 19 Jun 2006 23:36:16]
◆童子 > ---もう少しで、 お前との付き合いは終り...になるんだな 。 ( 思いを振り切ろうとするかのように。頭を振った。 ) さて... 今日の話は、---そうだなぁ... ( そして 語り始める。 ) … 昔、ある国に、一人の男がいた。彼の家の庭先には大きな河が流れていて、毎日朝から晩までその河のほとりで、勉学に勤しんでいた。 [Mon 19 Jun 2006 23:28:42]
◆童子 > ( ゆるり ゆるり---酷く緩慢な足取りが、一つ。スラムを行く童子の腕の中には 鉢植えが大切に抱えられていて... ) [Mon 19 Jun 2006 23:21:57]
お知らせ > 童子さんが入室されました。 [Mon 19 Jun 2006 23:19:46]
お知らせ > ヴァリスさんが帰りました。 『( なんに使おうかなぁ )( 頭抱えてスラムで悩むことじゃない )』 [Mon 19 Jun 2006 21:30:57]
◆ヴァリス > ( なにしてるんだろ、俺 ) ・・・・・・ ( 彼はゆっくりと首を振り、再び視線を夜空へと向け ) ・・・・・・・・・・・・ ( 再び首を振り、 ) ぅあー ( 溜息 ) ・・・・・・・あーあ ( ぐんなりと両手両足を投げ出し、彼は思う )( なにやってんだろうなぁ、と )( 間違ってないよなぁ。おかしいかなぁ。てかもうどうしたらいいんだよぉ。 ) ・・・・・・・一万円。どしよ・・・・・ ( はふー ) [Mon 19 Jun 2006 21:29:46]
◆ヴァリス > ( 静かな夜。 遠くのほうで聞こえる野犬の遠吠え。 ) ―――― ( ふっ、と彼は息を吐いて煙草の火をベンチに押し付けることで消し、携帯灰皿に捻じ込んでしまう。 )( そして、ずいぶんな間があった後、彼は額に手をやった ) ・・・・・・なにやってんだろ。俺 ( ふぅー、と漏らした息は重い ) [Mon 19 Jun 2006 21:23:49]
◆ヴァリス > ( 煙草を吸うのは久しぶりだと感じる。 一息吸い込み、彼は視線を再び空へと向けた。 変わらない夜空に彼は目を細め、紫煙をゆっくりと細く吐き出した ) ・・・・・・・・ ( そして、彼は再び何かを呟くわけでもなく、ぼんやりと夜空を眺め続けた ) [Mon 19 Jun 2006 21:17:47]
◆ヴァリス > ( 何度この場所に足を運んだろう。 彼はそう思いながら視線を空へと向けた。 夏の微風を心地よいと感じながら彼は夜空の明るさに溜息を吐いた。 ) ・・・・・・・・・いない。か ( 彼はゆっくりと視線を回し、止めていた足を進めた。 勧める方向は壊れかけたベンチ。 彼はベンチに腰掛け、ポケットから煙草を取り出して火を点けた ) [Mon 19 Jun 2006 21:09:45]
◆ヴァリス > ( ゆっくりと、歩く彼の腰には一本の長物が揺れ、足には傭兵時代に手に入れたブーツが地面を噛締めていた ) ・・・・・・・ ( そうして、彼がのんびりと歩きついた場所は小さな広場だった。 枯れた細木が一本。その足元には朽ちかけたベンチが傾いでいた。 ) ・・・・・・ ( ほっ、と彼は息を吐いた。 誰も居ない、何も無い、そんな場所 ) ・・・・・・・ ( まるで取り残されたような、静かな場所 ) [Mon 19 Jun 2006 21:00:32]
お知らせ > ヴァリスさんが来ました。 『( 彼は歩いていた )』 [Mon 19 Jun 2006 20:57:33]
お知らせ > デュラハンさんが帰りました。 『その夜二人目の候補は見つからなかったとか。』 [Sun 18 Jun 2006 23:14:33]
◆デュラハン > (通りを歩く人影は孔雀鳩の存在にもデュラハンの存在にも気付く事無く、視界の外へと消えていく。)(一応の候補は見つかったが、それが純潔であるという条件を満たしているかはまだ分からぬ事。あくまでも候補が見つかったという現状を考えれば、まだまだ探す必要はあって。)さて・・・・、また待ちましょうかね。(ポツリと呟けば再び人影の見えぬ通りへと視線を向けて。) [Sun 18 Jun 2006 23:11:49]
◆デュラハン > (純粋に糧を得るだけなら相手の後を忍びながら追いかけ事を済ませれば良いだけだが、今回は相手の素性やら何やらをある程度調べる必要がある。故に目ぼしいターゲットが居れば、それを孔雀鳩に追わせるのがベターな手であろうと考え)あの者を監視してください。(二羽いる孔雀鳩の片割れの頭に軽く触れながら指示を出せば、閉じられた両翼の先に軽く触れ飛ぶ事を促す。黒い孔雀鳩は主の指示を受け両翼を広げれば、通りを歩く小さな人影の背を追う為に屋根の端から飛び降りて。) [Sun 18 Jun 2006 23:03:21]
◆デュラハン > (無論、探査直後に都合よく対象が見つかるとは思わないが、来るか分からないターゲット候補をじっと待ち続けると言うのは思った以上に暇なものだが)・・・・・・・・む?(少しばかりはなれた場所に幾度目かの通行人の人影らしき者を見つければ、目を細めてその姿を窺い始めて。)・・・・・・。(体格からすれば子供だろうか?汚れた服と乱れた髪からは性別までは分からないが・・・・・。)(その場で黙ったまま灰色の外套の下で腕を動かせば、外套の端からシルクハットを取り出し)お出でなさい。(視線は通りを歩く人影に向けたまま、シルクハットの被る穴を下に向けて。デュラハンの言葉に一拍の間を置けば、それに呼応するようにシルクハットの唾が小さく揺れ・・・・黒い孔雀鳩が2羽、シルクハットから飛び出す。) [Sun 18 Jun 2006 22:54:15]
◆デュラハン > (やはりスラムでターゲットとなる人間を探すのは難しいが、自警団や人目に付き易い街で人間を襲うよりはリスクが低いと考え目ぼしい人間を探しているのだが・・・・・)長くなりそうですね。(通りを歩く人間には聞こえぬほどの小さな声でポツリと漏らす。やはり時間が時間と言うのもあるのだろうが目前の道を通る者自体が少なくて。当然、その中に自身が望む存在である可能性が高い者は一人も居なかった。) [Sun 18 Jun 2006 22:43:20]
◆デュラハン > (スラムと暗黒街の間に横たわる曖昧な境界の近く、古ぼけた家の屋根の上から通りを見下ろす人影があって。)・・・・・・・。(それは息を殺し、気配を隠す狩人の様に周囲の気配を伺っていた。) [Sun 18 Jun 2006 22:34:17]
お知らせ > デュラハンさんが来ました。 『見下ろす人影』 [Sun 18 Jun 2006 22:30:07]
お知らせ > プアールさんが退室されました。 『( ―― なの、 と付け加える様に 語尾を訂正した。 )』 [Sat 17 Jun 2006 21:03:40]
◆プアール > ――… 大丈夫 。 …きっと、 きっと、 大丈夫 なの。 ( 不確かな 事。 ―― 夢も、 希望も 赦されない現状。 … 大好きな人に泣き付きたくて、 けれど其の人は、 空の人。 会う事も、 触れる事も叶わない。 ) ――… 選んだ道は … きっと、 ジョーカーだったの。 ( 52枚のカードの中には無い 特別な手札。 ) … 大丈夫。 このカードは 何にだってなるんだから ッ … ( ぎゅ、と 抱き締めた縫い包みへの力 強めて。 ) [Sat 17 Jun 2006 21:03:19]
◆プアール > ―――… ぅぁ、 ( 何が起きたのか、 暫く判らなくて。 ―― 転んだままの体制で 、 ぼうっと、 前を見ていた。 … 女の人が 歩いていく。 ずっと、ずっと 此方を振り返ることも無く。 ) ( ―― 失敗したんだ、と 判った瞬間。 色々な事が 浮かんだ。 ) ――… ぁぅ、 うッ … うぇッ …、 ( 嗚咽交じりに 泣声。 ―― 聞えないほど 小さい、 音。 落ちる雫は ―― 地面を濡らす。 … 片手に持っていた縫い包みを抱き締めて、 仰向け になった。 ) ( ―― 空の星が 良く、見えた ――。 ) [Sat 17 Jun 2006 20:57:53]
◆プアール > ―― …あの人、 ( 綺麗な真白な服来た女の人。 …鼓動が 少しだけ速くなって。 息も、 速くなって。 ) ( ―― ―― ダッ ッ ) ( 駆け出した――。 …彼女の持つ 白い鞄 目掛けて。 … 少しだけ遠い。 …でも、 思い切り伸ばせば―― ッ ) … ―― あッ ッ ! ( 何かが足に引っ掛かって、 ずしゃりッ、 と思いっきり地面へと 身体がぶつかる。 … 女の人は 驚いたような顔した後、 汚い物見る様な目で 去っていった。 ) [Sat 17 Jun 2006 20:49:43]
◆プアール > ( 貪る様に 黴の生えたパンを 食べる。 ―― 味も、 何も無い。 ただ空腹を満たす為の 食事。 … 生きていく為だけの、 食事。 ) …―― ッ は 、 ( 喉の奥に詰まった感じ。 …―― どく、どく と鼓動は速い。 盗んだ事がばれたら如何しよう、 なンてずっと思ってた 呵責からの解放。 ) … お金。 ―― 今度、 お金、 少しだけ …分けてくれる ッて 考えれ、ば …――、 ( 足を進めた。 ―― 其処は、 時折奇特な 人々が通る 場所。 ) …、 ( 獲物を、 狙う様に。 ―― 早まる鼓動の音に 耳を塞ぎながら 前方を 見遣る 。 ) [Sat 17 Jun 2006 20:44:12]
◆プアール > ―― 、 ( 薄汚れたくまの縫い包みを抱き締めて 、思う。 … 考え事は 浮かび 消えて、 後には残らないけれど。 ) … お腹、 空いたの ――。 ( 抱き締めた縫い包みからは 仄かに 父の温かい匂い。 母の 優しい 手の温もり。 ―― 全て幻想で、 歪んだ視界、 地に落ちる涙は 知らん振り。 ) … ―― パン。 盗って来た、パン。 ( 縫い包みのお腹の中に入っていた 小さなパン。 数日前に盗んできて ―― 大事に、大事に食べている。 けれど、 ) … もう、ダメになっちゃう の。 ( 緑色っぽい 黴。 ―― しょんぼりと、 肩落とす。 ) [Sat 17 Jun 2006 20:34:25]
◆プアール > ―― ちょっと、暖かくなってきた の。 ( 頬に触れる風の 掌。 … スラムの路地、ぼンやりと佇む 少女は、 空に 手を伸ばした。 ) ―― このまま、 ずーっと …この季節で止まってくれると良い なの。 ( 暖かく、穏やかな気候 ―― 外でも過ごし易い 優しい季節。 伸ばした手は 星に届く事は無く、 ゆっくりと 下げた。 ) [Sat 17 Jun 2006 20:28:40]
お知らせ > プアールさんが入室されました。 [Sat 17 Jun 2006 20:26:34]
お知らせ > 童子さんが帰りました。 [Fri 16 Jun 2006 00:45:31]
◆童子 > ( くすり... 零れた笑みを、そのままに。童子は、歩き続ける 。 ) [Fri 16 Jun 2006 00:45:27]
◆童子 > … けれど彼は、素直に従ってしまったことが悔しくなった...と同時に 飴がもっと欲しくなった。 彼は、老婆の籠から一掴み飴を引っ手繰り、 逃げ出した。背後から追いすがる、 「……返しておくれよ。飴を、返しておくれよ...」という声に耳を塞ぎながら... 帰宅した彼は、早速飴を口にした。再び訪れる、至福の時間 ---と。飴を食べ終えてしまったのと、ほぼ同時に 部屋の扉がノックされた。 「...返しておくれよ...」 聞こえた声に、振り向いた 彼の目の前に老婆が 居た。 「返しておくれよ、あれは大事な飴なんだから...」 彼は、慌てふためいて答えた。「無いんだよ!もう、食べちゃったんだ...」 すると老婆は、にやりと口端を歪めて。 「 あるじゃないか。こんな美味しそうなアメダマが...」 言うと、彼の顔を掴み、その眼窩に指を差し入れ 眼球を抉り出してしまった。 ---- ……彼は今、如何しているかって? 今も噂されている、場所に居るさ。サングラスをして、噂に引かれた人相手に こう言ってるそうだ。 「 返してくれよ、あれは飴玉なんかじゃないんだ... 」 ...ってな。 ( 【 判定 】 ) [Fri 16 Jun 2006 00:41:12]
◆童子 > 「坊や...こんな時間に如何したんだい? もしかすると...この飴が欲しくて来たのかい?」 ってな... 彼は答えた。 「別に……」 すると老婆は 「素直になれない坊やは、これを食べると良い。とても美味しい飴だからねぇ...」 言って、籠から一つ飴を取り出すと、彼に差し出した。 彼は、「そんなに言うなら仕方ない...」と 渋々を装いながら飴を受け取り、口にした。 次いで老婆の尋ねた、「美味しいかい?」という言葉に 素直に頷いてしまうほど、飴は美味しかった。 [Fri 16 Jun 2006 00:21:45]
◆童子 > … その少年は、一つの噂話を耳にした。 「是々という場所に行くと、この世のものとは思えないほどの飴をくれる老婆が居るらしい...」 ってな。彼は、一笑に伏したものの やはり気になって仕方ない。夜も更けた頃、家を出ると その場所へと走った。そして ---暫く待っていると、果たして 老婆は現れた。そして、彼に こんなコトを言ったんだ。 [Fri 16 Jun 2006 00:13:37]
◆童子 > --- …… 何か、 お前との付き合いにも慣れてきたな... ( 鉢植えに語り掛けながら、歩く童子。 ) 今日の話は... そうだな、 ( 愉しそうに 笑んで--- 語り始めた。 ) …… ある所に、酷く天邪鬼な少年が 居た。他人の助言に従ったことなど、一度もない..という 筋金入りだ。 [Fri 16 Jun 2006 00:08:00]
お知らせ > 童子さんが入室されました。 [Fri 16 Jun 2006 00:03:40]
お知らせ > デュラハンさんが退室されました。 『そこに残るのは勢いをなくした焚火だけで。』 [Thu 15 Jun 2006 02:01:14]
◆デュラハン > (風と共に一瞬で消えた情報屋。それが居た場所をじっと眺め)奇術か何かなのでしょうかね?(消えた事には然程の驚きも見せず。)さて・・・・どうやって集めましょうかね。(考えクリアするべき問題は幾つもあるが、先ずは塒へと戻ろうと考えて。)(白い情報屋とは違い、灰色の依頼者は小さな足音を立ててその場を後にした。) [Thu 15 Jun 2006 01:59:58]
お知らせ > デュノンさんが退室されました。 『(来た時と同じ風が再び吹けば、姿はもう無い)』 [Thu 15 Jun 2006 01:55:32]
◆デュノン > ――― 必ず、純潔なる乙女の血を。得るのですよ。確りと。 必ず、ですよ。(今一度、釘を刺すように、声にすれば) ―――其れでは、良い悪夢を。(ひらり、白い衣装の裾を翻し) [Thu 15 Jun 2006 01:55:08]
◆デュラハン > さすがに一週間以内に集めろと言われれば相当の難題になろうが、期日が無いのならば幾らかは可能性も見えて。安直と言うわけではないが、即座に引き受けたのはその難易度を甘く見ている節があるからだろう。)悪夢の最果て・・・・ですね、了解しました。(以前どこかで聞いた記憶のあるその名前を復唱して。無論、噂話程度でしか聞いていないために、その店の不可思議さまでは思い出せなかったが。)えぇ、よろしくお願いします。(まだ始まっては居ないが、一応は結ばれた契約に此方も小さな礼で返す。頭の中では、渡すべき報酬をどう手に入れようかと考え始めて。)それでは・・・・・(契約の話が終われば互いにこの場所に長いする必要も無いだろうと考え、その場からゆっくりと立ち上がって。) [Thu 15 Jun 2006 01:50:30]
◆デュノン > ―――期日を此方だけ設けるのも、余りに不公平。故に、確りと 純潔なる乙女 の血を集めてくださるのならば、待ちましょう?(其の報酬の使い道は、眠り姫を起こす為に使うのだが。其れは貴方には関係の無い話。―――条件を飲むとは思っても見なかった故、少々愕きはしたが、其れは笑みの奥に隠そう) 用意が出来たのなら、お声をまた、―――そうですね、この先を(と、暗黒街の方を指し示し)少し行ったところにある、『 悪夢の最果て 』という酒場に手紙でも届けていただければ。(ざらり、髪を揺らし、) それでは、monsieur Dullahan…、この依頼、確かに受諾いたしました。(仰々しく貴方へ一礼を。) [Thu 15 Jun 2006 01:37:35]
◆デュラハン > (てっきり金銭の報酬を要求されるのかと考えていたのだが、告げられた報酬は高額の金銭以上に回収が難しそうな物で)牛乳瓶に一本ほど・・・・ですか。(利用目的は分からないし聞く気も無いが、不可思議な依頼報酬に内心で首を傾げつつそう答えて。まぁ、デュラハン自身の血液をくれと言われるよりは余程マシな要求かもしれないのだが。)(続けられる言葉はリスクだらけの条件提示。ただ、リスクが在ったとしても、今のところあるチャンスは其れしかない訳で)その条件飲みましょう。(依頼の仮契約を結ぶ旨を伝えれば、続くように血液の譲渡に期日があるか確認を取って。) [Thu 15 Jun 2006 01:29:27]
◆デュノン > ―――…純潔なる乙女(の血を。(報酬) 全身の血液すべてを抜けといっているワケではありませんよ。 そうですね、牛乳瓶に一本程度あれば。(200cc其れでも結構な量。さて、貴方は其れが用意できるのか。)(其れから、一息、) ―――犯罪に関わるお話、貴方のリスクは大きいでしょう。 併し、僕が 【確実に悪魔を見つけられる】確証は御座いません。 やってみなければ、わからぬ話。其れでも宜しいなら、ですよ。もう一度言っておきます、が。(釘を刺すように繰り返す言葉。必ず、ではない。見つけられぬ可能性もある。時間も掛るだろう。) 見つけて差し上げても、その後、貴方が悪魔を呼び出し、交渉出来るかも、貴方次第。(付け加える言葉は アフター・サービス は無い、と伝える。) [Thu 15 Jun 2006 01:14:54]
◆デュラハン > (受けないかと思って尋ねた最終確認に帰ってきたのは、予想していなかった言葉。驚きに声を上げそうになったが喉の辺りで止め、相手の言葉を一つ一つ聞き始めて。)ふむ・・・・・ふむ・・・・・。(可能であればとは言ったが、全く居ないと言うのは予想外であって。ただ、続くように告げられた「同胞」自体との接触の可能性を作ることを意味する言葉を聞けば、その可能性に掛けるのも悪くないと考え)リスクは構いませんが・・・・・貴方が望む報酬は?(報酬が先払いである必要があると聞けば、それが何なのか尋ねてみて。後半の「交信」をできるかできないか分からないという言葉を聞くも、まずはその存在と合流できる事だけでも良しと考え問題ないと考えれば、その報酬が払えるか払えないかで結論を決める事にして。) [Thu 15 Jun 2006 01:02:46]
◆デュノン > ―――悪魔崇拝の集う場所は知っています。(ぽつりと貴方へ返す言葉) 併し、残念乍、彼等も 悪魔 と直接交渉が出来る存在ではない、とお答えしておきましょう。(生暖かい一陣の風に泳ぐ髪を抑え、) ………ただ、貴方がどのような代価も問わない、と言うのであれば、其の希望にそぐう悪魔を探して差し上げることは可能かも。知れません。(但し、其れは上手くいけば、の話。と、付け加え。)(貴方を見下ろし) 報酬は先払い。―――貴方の望む悪魔を見つけられるか如何かは、不確定。出来うる限りはしますが。(ビジネス。報酬は先払い、客にリスクのあること。唯、ビジネスとしてやるからには、手は抜かぬ。貴方を見下ろし、問い掛け。) ―――其れでも、宜しければ。 [Thu 15 Jun 2006 00:46:33]
◆デュラハン > (真相に近いを読まれたとは考えもせず。無論、其れを知った所で情報屋にとっては何の飯の種にも使えない為にタダの情報の一つになるのだろうが。簡単に治せれるかは別と言う言葉を聞けば)溺れる者は藁をも掴む、可能性が在るのならば・・・・・・(実際、別の方法で安全に治せる可能性があるのならばそれを使うだろう。それ相応の対価という言葉を聞けば)人の魂を捧げろと言われれば、殺人鬼にでもなりますよ。(その表情は窺えぬだろうが、先ほどと同じ様に小さく肩を揺らす仕草から笑っているように見えるだろうか?「唯のヒト」そのどこかで聞き覚えのあるフレーズに妙な感触を得たが、何であるかの確証を得ていないために突っ込む事は無く。)(繰り返される問答に進展は無く、やはりこの男を口説くのは難しいかと考えながら)対価が払えぬのならば、それこそ神も悪魔も呪いながら生きましょうかね。(吹きぬけた温い風を気にする事も無くそう告げる。)(ここまで依頼を突っぱね様とするのならば、そろそろ白紙にして切り上げるべきであろうかと考え)それで・・・・結果的に受けて頂けないと?(一応は取引と言う形ゆえに、最終的な結論の確認を告げて。) [Thu 15 Jun 2006 00:37:43]
◆デュノン > (笑った)(其れを見下ろして、強ちハズレでもなかろう其の素振りに、唇を吊り)(―――なれば、尚更不思議。恐らくは仮面の下に首など、そも、無いのだろう。其の名を冠する物の如く、首無し騎士(ということだろう、が。―――其れが顔を治したい等、酷い戯言。) ふむ、―――併し、悪魔だからと 簡単に直せるワケでもなし。更に言えば、(びょゥ―――生暖かい風が吹く) 悪魔に其れを頼めば。其れ相応の代価が来るものだと思いますが。 ―――否、僕は悪魔でも無ければ、彼等を見たことがあるわけでもない、唯の ヒト です。噂程度の話ですが。(悪魔の求める代価の話。―――其れに狂った人間をつい先日見たばかりだ。彼女は、世間を束の間騒がせた件の首謀者だった。其の顛末の憐れなこと。生きながら死んでいる。今も目を醒まさぬ儘、屋敷の地下に。)(其れは口にはせねど) ―――代価に、何を奪われるか分かったものではない。 僕の情報料等、足元にも及ばぬかと。 [Thu 15 Jun 2006 00:09:02]
◆デュラハン > (情報屋から告げられる言葉に軽く笑う様な感じで肩を震わせて。見縊っていた訳ではないが、これくらいの考え方で無いと情報屋・・・・しかも、自身が求めている様な情報を扱う事は出来ないのであろう。)(情報屋が考えた事はほぼ正解と言っても差し支えは無いだろう。唯一つ外している部位があるなら、この男は異教のそれではなく、「神」と対する「悪魔」であるという事くらいか?)確かにそうですね。(この世界が神のボードゲームと言われれば、妙に納得した様な声で返して。自身もある意味では主の作った駒の一つ、ある意味ではそのボードゲームのポーンでしか無いのだろう何て思いが浮かんで。芝居染みた行動と共に告げられた言葉には)魔女ギルドはどうにもいけ好きませんでしてね。それに・・・・いざと言う時には信用が出来ない気もしましてね。(所詮は人の街に付随するギルド、自身の様な存在を簡単に受け入れてくれる様には思えずに。勿論、傷を治したいといって魔女ギルドに言った所で門前払いされるだろうという考えもあるのだが。) [Thu 15 Jun 2006 00:00:59]
◆デュノン > 彼女たちは、其処等の下らぬ崇拝者よりも、格段に悪魔に近しい。(等と。) [Wed 14 Jun 2006 23:40:59]
◆デュノン > ふ、ふふ。 機嫌を損ねないでくださいまし?(くつり、肩が再び揺れた)―――いえ、ね。 貴方がデュラハンという名をしているもので、もしや、其の名を冠したバンシーと同じイキモノかと?(其処で一度言葉を切る)(其れから、ふるりと、首を大袈裟な程に振り) 等と、余りに莫迦莫迦しすぎる想像をしてしまっただけ。(もしも、貴方が其れならば、天使や神に救いなど求められよう筈も無いから。)( ありがち な台詞に、ふす、と息を吐き) 残念乍、神はご自分のお創り賜うた世界で遊んでいらっしゃる。我等等、其のボォドゲィムの駒に過ぎません。宛ら、ポーンといったところ。(然したる 役 も無い、唯の前に進むだけの駒。) 故に、神の奇跡等信じるが愚か。其れは貴方に同意いたしましょう。(芝居がかった素振り。さて、如何したものか、等と額に手を当て) ―――悪魔なれば、魔女ギルドへでも行ってみては如何? (戯言を零す) [Wed 14 Jun 2006 23:39:31]
◆デュラハン > (貴方の見下ろす視線に対して別に物怖じする様子も無く。情報屋の続けられた問いには)神を信じていて顔を潰されたのに、さらにその神に奇跡を求めた所で無駄でしょう?ましてやその使いである天使に希望を見る事も。(予想外に順調に行かぬ交渉に少々の苛立ちを感じつつも、相手への口調を乱す事は無く。さすがに相手がパターンを組み予想を立てているとまでは思いもよらないが、どこか自身に探りを入れている様な感触だけは理解できて。)(やはり今回の依頼に関しては蹴るべきであろうか?そんな事を考えながら)それとも信じ続ければ神が奇跡を起してくれると?(神に見捨てられた者が放つどこにでもありそうな一言を返す。) [Wed 14 Jun 2006 23:28:52]
◆デュノン > ―――…ふむ。(顎を撫で) (貴方の姿を見下ろす視線で、頭から爪先まで眺める。違和感を感じるのは、何故かと思案しながら。)(仮面も、無論。其れ以前に、貴方の纏う空気すら違和感を伴う) 何故、悪魔?天使でも、神でも問題ないでしょうに。(考えた末に、貴方の質問には答えぬ儘、次ぐ問い掛け。)(―――何か 悪魔 でなければならない秘密でも? そう、貴方のややも疑問を覚える理由の端を追うように。) …、(巡る思考は、既に幾つかの想定に行き着いている。)(そして、貴方の答え次第で返す返答も、既に幾つかのパターンを。) [Wed 14 Jun 2006 23:10:35]
◆デュラハン > (微妙にある身長差故に、座れば見下ろされているように思えるのも致し方ないことか。無論、この男がそんな相手の思考を読み取る事は無いわけだが。)そうです。(復唱される言葉を確定させる為だろう、小さくしっかりと告げて。数秒の間を置く事無く尋ねられた「依頼理由」を尋ねる言葉を聞けば)かなり前に顔を酷い形に潰されましてね・・・・。しかも、医者にも匙を投げられた・・・・・。ともなれば、もはや悪魔くらいしか頼る当ては無いでしょう?(そう呟きながら貴方の腹辺りに向けられていた視線をゆっくりと上げ・・・・その顔を首筋辺りに届く辺りで止まると同時にそれを言い終える。デュラハンの顔に視線を戻せば、不似合いではないが、妙な違和感を感じる仮面の口元が見えるだろうか?)(告げた理由は、他者に仮面を外さぬ理由を聞かれた場合に使う言い訳。情報屋がそれを信じるかは少々怪しいが、それ以外に適当な文句が浮かぶ事は無く。)(遠まわしな依頼拒否と言うのもある程度は感じていたが、こちらとてそう簡単に引き下がる訳にもいかず、相手の次の言葉を待つことにして。)理由の方はご理解いただけましたか?(無論、相手が自身の顔を見せてくれとまで言えば交渉決裂になるだろう。) [Wed 14 Jun 2006 22:58:12]
◆デュノン > (平然とした儘の、 客 である貴方を見下ろす体勢。悪夢の名を冠する白い男はくつくつと笑う。―――座らぬのは、見下ろされるのを厭うが故。) 悪魔崇拝?(くつくつと笑う喉が止まる。一言目で表情は薄い笑みだけになり、付け加えられる言葉で) ―――……何故、其れをお知りになりたいと?(視線を貴方の後ろの宵闇へ飛ばした)(無理難題の依頼ではない。最近、己が調べていたことでもある。なれど、そう易々と口にして良い内容ではない。―――無理としか思えぬ報酬を突きつけたのならば、随分と遠回しで、或る意味正直な依頼の拒絶だと思うが正解。) 穏やかでないお話、ですから―――理由をお聞かせいただけませんか。monsieur Dullahan。 [Wed 14 Jun 2006 22:36:04]
◆デュラハン > (相席の勧めを拒まれれば残念と一言だけ呟き話を進めて。彼にとっての「得意分野」であるから渡されたのであれば、やはり目前の情報屋は其れなりの諜報能力を持っているという事なのだろうと勝手に推測して。男のどこか人を食った様な態度に苛立ち等を見せる様子も無く、依頼内容の事を聞かれれば)一言で言えば「悪魔崇拝者」の探査と言った所です。(続くように「可能であれば」ただの崇拝者ではなく、儀式的な事にも精通している存在であればより良い事を付け足して。依頼の受諾や報酬の件には何の異を唱える事も無く。無論、相手があまりにも無茶な要求をすれば依頼を白紙に戻すことも考えてはいるのだが。) [Wed 14 Jun 2006 22:27:53]
◆デュノン > (返ってきた声が以外だったのか、目を刹那見開き)―――成程、確かに貧民窟の道では狭すぎます。(くつくつと低い笑いと共に揺らす肩。陽光を厭う事を告げれば、眼前の貴方は然して気にするでもない風。肩を竦め、貴方の言葉に同意を表そう。) (示された木箱、それには首を軽く横に振る)―――…、(そう長くも話すべき話ではなかろう) いえ、其れが 『 僕の得意分野だろうから 』 とまでの内容しか。名も然して通らぬ僕などに分かりうる情報等、然したるものでは無いのです、が。(此方を見遣る視線に、薄い笑みを返し眉を下げる素振り。)―――先ずは、貴方の依頼内容をお伺いしましょう? 其れから、受けるか否か。報酬、其のあたりはお話させていただくことと致します。―――宜しいか?(投げる言葉は疑問系。なれど、其れを拒むならば、先程と同じ風が吹き、男は貴方の前から姿を消すだろう。 そンなニュアンスすら窺わせる、ややも強い語尾。) [Wed 14 Jun 2006 22:11:47]
◆デュラハン > (向けた視線の先の人影、背後の火が照らすのはアルビノイアと思しき男だろうか?その人型は近づきながら自身の名の元となった存在が引き連れる馬の事を尋ねてきて)生憎このスラムで馬車を走らせるのは難しいのですよ。(不可思議とも思える問答で、それが自身が待っていた対象である事を認識すれば、冗談とも本気とも取れる様な言葉を告げる。)まぁ、日が沈むのが遅くなると、気が乗りづらくなるというのは分かりますね。(以前会ったアルビノイアも似たような事を言っていたなと思いながら、自身も同じであるような意を伝えて。まるで不安感を煽るような笑みを浮かべる男が告げた挨拶らしき言葉は異国の物だろうか?暫し、考えてみたが理解できず。)(相手が目前に立っているのならば、自身の右手側に置かれた椅子代わりの木箱の様なものに座るように手で促して。)(腰掛けるのならば腰掛けてから、立ち尽くすのならばその場で)依頼内容の方は伝わっていますかね?(そう言えば相手の方をじっと見て。) [Wed 14 Jun 2006 21:58:51]
◆デュノン > (其の風は厭に生温かく、貴方が振り返った先に佇む白い男の髪を靡かせた)―――コシュタ・バワーはお連れじゃないンです、か。(くつくつと愉快そうな声が聞こえたならば、其れが貴方の問いへの答え)(底の厚い靴の音を響かせ、男は静かに貴方の間近まで。) 近頃は、自棄に宵闇の訪れが遅くて厭になります、ね。嗚呼、少し遅くなったことの言い訳じみた戯言です、が。Bon soir、monsieur Dullahan?(唇を薄く開いて吊り上げた笑み。) [Wed 14 Jun 2006 21:41:22]
◆デュラハン > (と言っても、結構適当な勘で言った言葉、そう告げた直後に来る事なんて稀な出来事であろうが。)まぁ、ゆっくりと待ちましょうかね。(灰色の外套を纏う男はそう呟けば、外套の隙間から不似合いなドギツイ色の袖を伸ばし頭があるべき場所にある外套の端を深めに被りなおせば、不似合いな腕を引っ込めて。)・・・・・・?(一つ強めの風が吹けば外套がなびき・・・・・風が収まり数秒、その風が何かを置いていったのだろうか?背に視線を感じた気がして。貴方が歩み寄り始めたとより少し遅く、そちらの方に向かいこちらも視線を向けて。そちらが先に声を掛けぬのならば、こちらから「貴方が探し手ですか?」その一言だけ投げ掛けよう。) [Wed 14 Jun 2006 21:33:41]
◆男 > (軽い足音)(廃れた広場へ響かん) …………、(其の男は白き装束、闇夜に映える其の色を纏い、周囲を見渡す)―――…。(そして、貴方の姿を見つければ静かに其方に歩み寄らん) [Wed 14 Jun 2006 21:26:26]
お知らせ > 男さんが来ました。 『(―――びょゥ、と風が流れ)』 [Wed 14 Jun 2006 21:14:51]
◆デュラハン > (スラムの中でも暗黒街に近い地域にある広場の一つ。中央によく分からないガラクタが詰まれたその場所の隅に置かれた焚火の前に灰色の外套を纏う老人風貌の男が一人座っていて。時折、周囲に視線を向け何もない事を確認すれば、再び視線を焚火の方へと戻す。)そろそろでしょうかね。(正確な時間までは分からないが、そろそろ落ち合う予定の時刻であろうか?何て事を考えれば、その考えをポツリと口に出す。) [Wed 14 Jun 2006 21:07:41]
お知らせ > デュラハンさんが入室されました。 『とある広場の中』 [Wed 14 Jun 2006 21:01:47]
お知らせ > デュノンさんが帰りました。 『(※発音記号は化けるので、突っ込まないで戴きたい。)』 [Tue 13 Jun 2006 04:11:44]
◆デュノン > L'aube est tot recemment............,C'est melancolie.(思わず愚痴も零れようもの。其れも、誰も聞かぬ戯言なワケだが。) [Tue 13 Jun 2006 04:11:24]
◆デュノン > ―――ジャン・ポールも萎びてしまう程です。(トレィドマァクの首元の白蛇が今宵は居ない。) 頼みましたよ。―――(静かに扉を開き)Bonsoir。(閉店を待たずして、白い男は黒へ消える) [Tue 13 Jun 2006 04:09:09]
◆デュノン > (文には【明日14日21時】と、場所すら指定せぬ落合場所と 取り次がれた 相手の名だけが。) 大方、己の力不足を棚に上げ、私を紹介したことの手数料でも巻き上げるつもりでしょうに。(一度読めば名は覚えた。スラムの薄汚れた情報屋に鴨にされた憐れな御仁の名は。)――― 憐れなお方だ。よりによって、この 悪夢、デュノン・シャトゥ に情報を請う等。(くゆり、くらり、指先の封書は炎に包まれ、灰と化す)(逆の手に握ったグラスの琥珀の残りを煽り、白い男は立ち上がらん) とはいえ、仕事は仕事。 私に頼むと時に、他より格安になることも、其の逆も有り得ることを確りと説明したのでしょうか、ね―――其れだけが不安ですが。 約束は守らねばならぬでしょう。(貨幣を数枚カウンタへ並べ)――― パーエント、また来ます。次は、 緋色 を少々仕入れておいてください。そろそろ在庫が。(カウンター向こうの包帯男へと声を投げ) [Tue 13 Jun 2006 04:04:58]
◆デュノン > 彼はヒト臭すぎる。眩しい。(返事の無い包帯男へ投げる言葉。視線は文字を追い)――― 嗚呼、また鬱陶しい話を。(綴られていた文字) 『 貴殿の 大得意分野であろうから、この親友 ベルローゼッタ の顔を立てるおつもりで一つ、良くして差し上げていただきたい。 』 ―――などと。( 気障ったらしい文に、思わず鼻もなろうもの。 ) 何が、『 親友 』かと。(竦めた肩を落とし、静かにカウンターの隅で燃える蝋に其れをくべた) [Tue 13 Jun 2006 03:55:21]
◆デュノン > (白い男の唇から漏れた名は、スラムを塒に、主に ヒ ト 向 き の 情報を扱っている同業者の其れ)(包帯男の腕が、静かにペーパーナイフを) …嗚呼、結構。私は、コレが。(―――ぴ、という小さな紙を裂く音。包帯男が差し出すよりも早く、白い男の爪先が封を切っていた)(爪は黒い。不自然な程に、指先、爪だけが黒く。黒く。) 正直、(肩を竦め)―――ベルローゼッタは苦手です。(封書に目を。) [Tue 13 Jun 2006 03:50:10]
◆デュノン > (声を投げるのは、先程から此方に顔を見せもせぬ、バーテンもどきに。)(否、このバーテンは顔を向けないのではなく―――) …、 …文ですか。(背を向けた儘の筈のバーテンから包帯だらけの腕が伸び、白い男に一枚の封筒が手渡される) …成程、ベルローゼッタからですか。(―――バーテンには、顔が無い。否、可視なる肉体が(無い。)(あるのは、見えぬ手足。体。だけ。) [Tue 13 Jun 2006 03:45:57]
◆デュノン > (グラスに揺れるは―――今宵は緋色でなく、半透明の琥珀。) …(静かに其れで唇を湿らせ)………其れで、時間が無いのですが、どのようなご用件で私をお呼びに?(薄く開いた唇から、言葉が薄暗い店内に。)(他の酒場と違い、喧騒等ありやせぬこの店には、僅かな物音、声もよく響く。) [Tue 13 Jun 2006 03:42:40]
◆デュノン > ―――…いつものをお願いします。(カウンター)(上から下まで、其れこそ、靴下から、斜に被る帽子まで純白で纏めた男が一人。) …、(す、と小さな音を立ててグラスがカウンターを滑る)―――……Merci...、(其れを受け止める指先も、纏う衣服と同じく白い。地の通わぬ色。) [Tue 13 Jun 2006 03:39:45]
◆『 悪夢の最果て 』 > (唯、貧民窟にも居場所が無く、暗黒街で生きるには少しちっぽけ過ぎる。そンな、塵のような存在が集う店。) (男が一人) [Tue 13 Jun 2006 03:36:12]
◆『 悪夢の最果て 』 > (其処は其の名に相応しく、暗黒街で生きるモノには、余りに何も無い所為で退屈な場所。貧民窟で暮らすモノには薄暗く、暗黒街に近く、なれど何の用も無い、僻地。) [Tue 13 Jun 2006 03:35:01]
◆『 悪夢の最果て 』 > (OPEN:2時 CLOSE:4時44分。)(そンな深夜だけ、悪夢の時間だけ開くと言う、余りに莫迦莫迦しい噂話。―――暗黒街とスラムの境に其の店はあった) [Tue 13 Jun 2006 03:33:19]
お知らせ > 『 悪夢の最果て 』さんが入室されました。 『(―――其処はスラムの片隅)』 [Tue 13 Jun 2006 03:31:25]
お知らせ > 童子さんが帰りました。 『 依頼第一日...終了。 』 [Sun 11 Jun 2006 01:27:23]
◆童子 > ---- … どんなに待っても無駄なコト。何故かって? それは... 男が答えを明かさなかったから ---コレで俺の話は終りだ。 ( 言い終え、て... 鉢植えの様子をジッと観察... ) [Sun 11 Jun 2006 01:24:14]
◆童子 > --- ある晴れた日の午後...歩いていたら向こうから 『赤い洗面器』を頭に乗せた男が歩いて来た。 洗面器の中にはタップリの水。男はそれを一滴もこぼさない様、ゆっくりゆっくり 歩いて来た。 俺は思い切って訊いてみた。「如何して赤い洗面器なんか頭に乗せて歩いているんですか?」...ってな。そしたら男は、こう答えた。 「 それは君の... 」 ( 間.... 可也の、間。次を言うか言うまいか、躊躇しているように... 。 ) [Sun 11 Jun 2006 00:39:01]
◆童子 > ( 唯只管に道を行く 童子----その手中には 『鉢植え』 ただ、今は一見何もない様に見えるだろう...けれども ) さて、と..... ( 頃合良しと見たか... 徐に足を留める。手にした 鉢植えをジッと眺めて---- 語り始める『物語』は、 ) [Sun 11 Jun 2006 00:31:07]
お知らせ > 童子さんが入室されました。 [Sun 11 Jun 2006 00:26:04]
お知らせ > デュラハンさんが帰りました。 『灰色外套が闇夜に消える』 [Sat 10 Jun 2006 03:32:28]
◆デュラハン > (無論、紹介料やら何やらを取られる可能性もあるだろうが、背に腹は変えれず。と言っても、金にあまり執着のこの男の場合は然程気にしていないかもしれないが。)さて・・・・・。(闇夜の空に浮かぶ未完の満月に向けた視線を正面に下げれば、周囲をチラリと一瞥して。自身以外に動く者の気配が無い事を確認すれば、その場でゆるりと立ち上がって。)そろそろ戻りましょうかね。(そのまま帰路に着く。)(夜が明ける前、伝手役の男に合流の伝令が記された書簡を送り届けて。) [Sat 10 Jun 2006 03:32:10]
◆デュラハン > (まぁ、簡単に情報網に引っかかってるような人間ならば、既に異端審問を取り扱う者達辺りに消されているのかもしれないとも考えたがそんな事はどうでも良く。今は次に行うべき手の事を考えなければならない訳で)やはりそちらに詳しい情報屋に依頼するべきなのでしょうかね?(考えた事を纏める為か、小さな声でポツポツと独り言を漏らす。)(今回依頼した伝手役よりも「そういう」情報に詳しい情報屋。少なくとも自身の知る範囲にはそういう存在は居ないはずだが、数日前に考えたように横の繋がりからその存在を探し当てて話をつける事は難しくないであろう何て考えて。) [Sat 10 Jun 2006 03:22:57]
◆デュラハン > (視線の先、空に浮かぶのは円を描いたにしては些かアンバランスな未完の月。自身の様に不完全だが存在しているそれにじっと視線を向けたまま)次の手を考えなくてはいけませんね。(感傷に浸ると言った柄に合わない事を行う事も無く、昨日得た伝手役からの情報の事を考え始めて。)成果は無いと言っていましたが、一つの当りが無いと言うのは、やはり探すべき対象もそれなりに気を使っているのでしょうかね?(情報屋が何でもかんでも情報を得れる存在ではないと言う事くらいは分かっているが、それでもある程度スラムや暗黒街に精通する伝手役の情報網に引っかからなかった事は予想外であって。) [Sat 10 Jun 2006 03:06:36]
◆デュラハン > (スラム一角、広場と言うには少々小さな場所に置かれる焚火の前に人影が二つ。)ではまた・・・・。(灰色の外套を纏うそれが一言告げれば、もう片割れの人影がその場から立ち去っていって。)やはり童子以外の食事というのも良いものですね。(焚火の前に残った人影は、灰色の外套から延びた不似合いな袖をその内に引っ込めポソリと漏らす。暫しの間を置く事もなく、聞き屋の仕事を終えたばかりの男は食後のゲップの様に大きく息を吐いて空を仰ぐ。) [Sat 10 Jun 2006 02:54:38]
お知らせ > デュラハンさんが入室されました。 『未完の満月の下』 [Sat 10 Jun 2006 02:46:55]
お知らせ > デュラハンさんが退室されました。 『先に居た伝手役を見つければ、その相席へと腰を下ろした。』 [Fri 9 Jun 2006 01:41:27]
◆デュラハン > (自身以外の通行人と遭遇する事もなく、やがて見えたのは一軒の酒場。その門戸の前で足を止めれば)・・・・・ここですね。(少しばかり風変わりな酒場の名前を確認すれば、その扉に手を当てて。)失礼しますよ。(灰色の外套がふらりと酒場の中に消えて。) [Fri 9 Jun 2006 01:40:58]
◆デュラハン > (人通りどころか犬や猫の気配すら無い通り、男の歩調に合わせ小さく靴音が鳴る。勿論、それなりに足音を出さぬ様に気をつけて居る事と、外套で覆われている故に近づかねば聞こえぬほどの音だが。)(灰色の外套を纏うそれは先ほどと同じ様に周囲を警戒するような感じで進み始めて。)(目的地へと向かう道、何かを見つける事が無ければ一定のリズムを維持したまま歩く事と警戒を繰り返して。) [Fri 9 Jun 2006 01:35:46]
◆デュラハン > (半円を描くように首を振り、視線を3本の通り全てへと向ける。)確か右でしたかね?(全ての通りに犬の気配すらなく、十字路の中心に侵入を試みる存在は自身以外居ない事を理解すれば、自身が向かうべき方向を思い出そうとして。記憶が確かならば自身が向いている右の方向、スラムから街へと出る道の方向に合流予定の場所があるはずだったが。)まぁ、間違えたら戻ればいいでしょうかね。(余り使い慣れていない通りを指定されると面倒だな何て思いながら、再度十字路から延びる通りに視線を送って。) [Fri 9 Jun 2006 01:26:16]
◆デュラハン > (別に聖職者か何かに正体がばれた為に狙われていると言うわけではないが、数日前に街のほうで噂の挟男の事件があった為に普段よりもどこか警戒を強くしてしまって。)確かあちらの方でしたかね?(周囲の気配に気を払いながらも、自身が目指す聞き屋の伝手役との合流地点の場所を目指す。)(一本道に近い通りを暫く歩けば、視線の先に十字路が見えて。その中心までたどり着けば足を止めて周囲を伺って。) [Fri 9 Jun 2006 01:17:30]
◆デュラハン > (空に浮かぶ月が地表を見下ろすヴェイトスの夜、人気の無いスラムの通りを灰色の外套を纏う老人風貌が一人歩いていて。)・・・・・。(老人らしき人影は時折足を止め周囲に視線を向けたかと思えば、何事も無かったように再び歩き始める。) [Fri 9 Jun 2006 01:06:34]
お知らせ > デュラハンさんが入室されました。 『通りを歩く人影』 [Fri 9 Jun 2006 01:02:51]
お知らせ > 艶子さんが退室されました。 『―― そしてまた二つ名に変なモノが追加されました。』 [Wed 7 Jun 2006 01:39:27]
お知らせ > MJさんが退室されました。 『 海の若大将 それが艶子の新しい名ダ! ( 大嘘 )』 [Wed 7 Jun 2006 01:38:22]
◆艶子 > なッ、なんだってー! ( 思わず傭兵の声がスラムの町に、暗黒街に、否ヴェイトス市全体に響き渡った。 ※カメラアングルが引いていってヴェイトス市全体が映るシーン! ) [Wed 7 Jun 2006 01:35:43]
◆艶子 > ゑ。 ( 思わず動きが固まる。これって下着なんだ。 ……どうしよう、下に思いっきり褌穿いてるヨ。それよりも今までこのまま見せて歩いていたんですけど。 ……まあ、いいや。 ) そういう事は一々言わんでも宜しいッ!お前はもう少しこう、何だ。私の顔を立てることを覚えなさいっ! ( こういう事を面と向かって言う主もどうかと思うが。思わず顔だって赤くなる。 ) まあ修理位は覚悟してたけどさ―― う、海の中ァ?一体どんな家なんだ、全然想像できな…… ( 言葉を切って指差すMJの口から飛び出したのは、これまた驚くべき新事実。 ) [Wed 7 Jun 2006 01:35:25]
◆MJ > ―――ナンて言っても漁船だからネッ ( 海沿いの家≠漁船 うぃえるかむ、ボートピープル! ビバ海の漢。 ) [Wed 7 Jun 2006 01:29:29]
◆MJ > ……これ、はみ出てるのサ。 一応下着なんじゃないの? 可愛いおヘソが出てるのは可愛いんだけどネ、うん。 ( 腕組んで、ジィと少女の体へ注がれる視線。 ゴスロリも日々進化してるみたいです。 ) 解ってるヨ、艶子はやっぱり一人じゃ不安だからオレサマに声掛けたんだからネェ。 せめて、お漏らしはしないようにオレサマがしっかり面倒みまショウ。 ( 任せなさい と胸張って。 宜しくない視線もキニシナイ。 ) じゃあ良かった、持ち主サンに聞いたら――もう使ってないって言うし処分するにも面倒だからって。 修理すれば、未だ現役だって言ってたヨ。 ( 家は修繕は必要らしい、海沿いかと問われれば 「うゥン」と唸り、考え込む。 ) 寧ろ海の中ダネ、ちょっとばかり揺れちゃうんだけど大丈夫きっと気に入るヨ――― ( 言葉を切り、指を指した方向へ顔を向けて。 ) [Wed 7 Jun 2006 01:27:49]
◆艶子 > ええ………?! …ダメか、これ。友達がくれた服の一部を流用したんだけど。 ( そういって短いスカートひらひらさせてドロワーズを見せる。これがごすろりってやつか! ) ……ふ、ふんっ。まあ、同居人の彼もアレックスも私の成長ぶりに驚くことになるだろうしな! 次に会った時が楽しみだ。 ( また脳内では背がぐぐっと伸びて身体がけしからん感じになっていたりするのだが。 荷物を叩かれてよろめきながら思いっきり恨めしそうな目で見てやった。何でこんな恥ずかしい思いをせねばならないのか! ) え…………… 海? ……好きだよ、泳ぐのも好きだし。 海岸沿いの家なのか? ( さぞかし景色が良かろうとか思うのだけど、やっぱり不安はまだぬぐえない。 ) [Wed 7 Jun 2006 01:16:07]
◆MJ > 艶子は先ず身嗜みを教わった方が良かったジャナイノ―――。 ( 「へっふーん」とそっぽ向きながら肩竦め。、何故女性の方がズボラなんだろうと思ったヨ。 ) はいはい、だから自分の脚で立てるように家を出たんデショ。 オレサマ、ちゃぁンと解ってます。 ( ヒラヒラ、と手を振り。 魅力的は、聞かぬ振りをしておいた。 きっとお兄さんがどんな気持ちだったか今、解りましたメイドお兄さん。 ) 大丈夫、ちゃんとそう言う事は人目の着かない所で―――ネ。 ( バチコーン、と背負った荷物を殴りながらモジモジと恥じ入る。 傭兵さんは時に大胆です。 ) じゃ、大丈夫ダネ。 じゃあサァ……海好き? ( この先は海岸がある、海の近くの家の事か 歩きながらそんな問いが続く。 ) [Wed 7 Jun 2006 01:08:00]
◆艶子 > えー、うーん。 …でも女の人みたいに綺麗な一面もあったし…うーん。 ( 言われて見れば確かにそうだ。でもヴェイトスって何でもアリな感じがするし。 ) わ、判らないけどどんどん増えていくんだよっ!仕方ないよ私が魅力的なんだから! ( 単に見ていて痛々しいとかそういうのもある気がしないでもないが。沢山の人に迷惑掛け捲って今日もどっこい生きている。 ) わー!わー!ばか!ばか! 人に聞かれたらどうするんだー! ( 日付も変わった夜更けだと言うのに迷惑極まりない二人の声。まあ、わざわざそれを咎めに表に出るような奴が居ないのがこのスラムだけど。 ) ………… い、一体どんな所なんだ…!?乗り物酔いは、うん。前は乗馬とかしたことあるし強いほうだとは思うけど……。 ( 何かに乗らねば行けない場所なのだろうか。 ) [Wed 7 Jun 2006 00:57:28]
◆MJ > ―――先ず男なのにメイドさんって事に疑問は? ( 何か良からぬ図式が脳内で組み上がってそうな傭兵にソコは指摘しておいた。 趣味は人それぞれだと言うけれど。 ) 命の恩人が何人いるのさ艶子はッ! 兎に角、オレサマの口出す所じゃないでしょう? コレからの艶子は口だけじゃ済まない、とそう言う事也か。 楽しみにしてるとか言った癖に、このムッツリ! ( ケケ、と意地悪く嗤い。 牙を剥く少女にアンベェ、と長い舌を晒して。 子供の喧嘩と同じ次元。 ) 安心してイイヨ、この先――どれだけ遠くに行こうと思っても陸地は無くなっちゃうからサ。 ところで艶子って、乗り物酔いとか大丈夫な子デスカ? ( 首をふるふる、と振って、何故かそんな問いを。 ) [Wed 7 Jun 2006 00:51:19]
◆艶子 > めいど…………………。 大事そうにメイドの衣装を仕舞ってあったのはちらりと見たけど、やっぱりメイドだったんだ…。 ( メイド隊の頃の彼の事は知らない。しかし、メイド=強いという図式が完璧に出来上がってしまった。 ) ああ、大切にしてくれてたよ。彼が居なかったら私今頃のたれ死んでいたかもしれない。 ( それでもって、アレックスとは別の意味で厳しい人だった。 ) だ、だからそういうんじゃないんだってば!お前の方こそスケベ!このスケベ! キス魔!匂いフェチ! ( 同じ事そのまま返されるとぴったり当てはまってしまうのが不思議だ。むきー、と牙を剥く。 ) あっちって……… ( その指差した方角を見遣る。 ) ………… 随分、遠いんだな。 ( ちょっとだけ不安になった。 ) [Wed 7 Jun 2006 00:39:14]
◆MJ > 物件? ヤダな艶子。 全然信じてませんネ。 ( 立ち止まれば、腰に手を添えて大仰に溜息を一つ。 ) あっ―――ち、の方だよ。 気にいると思うンだよねェ。 ( 指さしたのは、貧民窟を超えた先の方まで。 街の明かりも消えた郊外へと。 ) [Wed 7 Jun 2006 00:35:17]
◆MJ > そのお兄サン? 艶子の事も解ってあげなくて、泣かしちゃうようなヤツとか思ってたけどネ。 ( 何時もの調子で悪態を吐き出すが、ソレは溜息へと変わって。 ) ソレがあの元メイドさんって言うなら、少しだけど想像は付くよ、大切にされてたのネェ艶子は。 ( 風の噂で聞いた、一時期ヴェイトス市で有名だった獣人ばかりのメイド隊。 ソレの一人と言われてるのが此の傭兵の保護者だったと言うオチ。 主に全てを捧げるのは侍ばかりではナイのだろう。 ) 艶子ったら―――まだ新居にも着かないウチに大体なんだからァ。 ( 「スケベッ!」 と顔を覆いながら恥じらう餓鬼。 荷物沢山の傭兵に比べて、緋色の方は手ぶらで荷物らしい荷物はない。 ) [Wed 7 Jun 2006 00:31:43]
◆艶子 > ……そうか、すまん。 ( こんな辛い思いは出来れば一度きりにしたいものだ。失恋しないと良い女になれないのなら、私は良い女じゃなくてもいい。 多分撫でられてたならまた涙が止まらなくなった事だろう、だからきっと正解。 ) お前、住むところ無いって言ってたから…。い、言っとくけどな。あんまり変なことはするなよ?私たち別にその―― そういうんじゃないんだから。 ( そういうんじゃ無い間柄は濃厚なキスは交わさないし、同じ屋根の下で男女が暮らすって事がどういう意味か判らないほど初心でも無い。だからきっとこれは虚勢。 ) ……それで、お前が言ってた物件ってのは何処なんだ。 ( 鼻をもう一度啜って隣の男を見上げた。 ) [Wed 7 Jun 2006 00:16:22]
◆MJ > ( チーン、と鼻水噛む音が木霊する。 泣いたり怒ったり、と常日頃から忙しい傭兵。 明かな虚勢と解っていても背筋だけは真っ直ぐだ。 ) 誰にだって失恋の一つや二つはありますヨォ? ( ベチョ、と鼻水まみれの布きれ押し付けられ 「ヨシヨシ」と撫でる振り、ホントに撫でると噛まれそうだから。 ) うんにゃ、お餅が焼けるより前に―――オレサマのが 「一緒に暮らしてくれMJ」 とか言われて吃驚デス。 ( 男女間の機微などは余り執着の無い餓鬼ではあるからして、ノリは水素並に軽い。 けども泣いてる少女は違う人種と思っていただけに意外な申し出だと感じた。 ) [Wed 7 Jun 2006 00:11:14]
◆艶子 > ( 私が自分の足で立てるようになれば、それが最大限の恩返しになる筈だから。 泣いている場合じゃない。これから泣いている暇なんて無いくらい忙しくなるんだ。 引き攣るように身体を震わせると、荷物を背負いなおす。 差し出されたハンカチを受け取るとそれで思いッッッッ切り鼻を噛んで、返した。 ) …振られてない、実らなかっただけだ。 ……行くぞ、MJ。 ( そう言って歩き出す。 せめてMJの前では未練がましくめそめそしないようにと思っていたのだが、やっぱり堪え切れなかった。彼の気分を損ねたりはしないだろうか、これだから浮気性の自分は困る。 ) …怒っても良いんだぞMJ。この尻軽女って罵っても。 [Tue 6 Jun 2006 23:57:10]
◆MJ > ( 襤褸キレが通りの角からコンニチワ、旗みたく上下に揺らめいていた。 ) ハンカチは要りようデスカ? ( にゅ、っと手が現れ、次いで緋色の髪した餓鬼が少女の視界へと躍り出る。 ハナシにだけはよく聞いた同居人の「 兄 」 ソレを語る傭兵は何時でも恋する乙女のソレだった。 ) 振られて良い女になるモンさ。 ( イキナリの失恋扱い。 餓鬼もホロリともらい泣き。 ) [Tue 6 Jun 2006 23:52:47]
お知らせ > MJさんが来ました。 『( ヒラヒラ、と揺れる布きれ。 )』 [Tue 6 Jun 2006 23:48:50]
◆艶子 > ( ――初恋だった。でも、実らないと何処かで判っていた。 意志力の弱い私の恋心は決して一途なんかじゃなかったけれど、これからだってもう同棲する相手を決めている股ッ開きの売女だけど。幸せだった。 アパートの門を潜ると、そこはいつものスラム街。思い出の場所 。有り余った金は一人立ちの軍資金、これからもっと私は成長しなくてはならない。 …鼻を啜り、涙をぬぐった。 ) [Tue 6 Jun 2006 23:43:52]
◆艶子 > ( だのにさよならを告げてドアを閉じた時、止め処なく涙が溢れてきた。荷物を纏めている最中は全然悲しくなんかなかったのに、これで彼との関係が途絶える訳なんかじゃないのに。もう、彼の膝元で甘えられないのだと思うとどうしても溢れる涙を止める事が出来なかった。 ) ――――。 ( 継ぎ接ぎだらけの背負い袋に自分の私物を全部詰め込んで、古アパートの廊下を歩き出す。 暗がりの廊下がぐしゃぐしゃに滲んでよく見えない。ちゃんとしなくちゃ、この涙だって自分で拭かなくちゃいけないのだから。 ) [Tue 6 Jun 2006 23:37:03]
◆艶子 > ( ロクな仕事にありつけず、身体を売って生計を立てていた私を救ったのは彼だ。野宿の私を引き取ってくれたのは彼だ。身分の証明の無い私を傭兵ギルドに紹介してくれたのは彼だ。一人立ちを促してくれた、私の友達ともう一人の男の人。 今度は本当の意味で一人立ちしなくてはならない。いつかはこんな日が来るだろうと薄々感づいていたけれど。彼のためにも、友達の為にも、私はこれから自分の足で立って歩かなければならない。 永劫の別れじゃない、彼は不在がちだけどここに住んでいるのだし。会おうと思えばまた会える。だから、寂しくなんか無い。これからも私の背中を見守っていてくれる筈だから。 ) [Tue 6 Jun 2006 23:32:43]
◆艶子 > ( 別れの一言は、別れの笑顔は、明るいものだったと信じたい。 彼の家に居候を始めてからもう一年以上になる。一人分だった衣類は二人分に、一人分だった食器は二人分に。話し声は二人分に。笑い声も二人分に。 気まぐれな彼は良く家を留守にする事が多かったけど、その間私はこの部屋の中で彼の帰りを待った。古い家だから、雨の日は雨漏りを受け止める皿の音が響いて。暑い日にはしたない格好で寝転がっていたら窘められて。寒いには、猫の彼は辛そうだった。 食事は外食が多く、近所の飯屋やゴリューテイに良く二人で行った。 楽しい時間だったと思う。 ) [Tue 6 Jun 2006 23:29:17]
お知らせ > 艶子さんが入室されました。 『さよなら。』 [Tue 6 Jun 2006 23:26:26]
お知らせ > 跡野末理@罰げ〜むさんが帰りました。 『( 害は無いんだけど。 誰かの悲鳴が上がる )』 [Sat 3 Jun 2006 00:49:31]
◆跡野末理@罰げ〜む > ( 今まで大丈夫だったんだもの。 ちょっと油断していたのは認めるけれど。 カッ! と… いつにない輝きを放ってカードが魔草を吸い上げる。 次いで放電するように光を放ち――― ) ―――ッ…!? ( 次の瞬間。 星明りを、 何かが遮った ) [Sat 3 Jun 2006 00:48:43]
◆跡野末理@罰げ〜む > ( 『噂好き』の中に学内壁新聞の記者が居た事に正確性を、あとは自分の勘を信じて… むんず と掴む。 うにょり ぬりゅり ブラウスの腕に絡み付く蔓に、不快そうに顔を歪めて――― それでも家庭内害虫に悲鳴を上げるような世界の人間ではなければ、躊躇い無く引っこ抜きにかかる。 腰を入れて、根の方をぐいぐい――― ) ひ…ぅ… ッく… ( 脚に、胴に、首に、顔に、髪に… ねとねとぬらぬら塗り付けられる粘液には、そのまま細切れにしてやろうかとも思うけど、別に痺れても来ないし、痛くも痒くもない。 あと少しの辛抱だっ ) 〜っあぁあぁぁぁもうっ! ( ずぼりっ 引っこ抜いたら、纏わり付く蔓を掃って印籠か何かでもつき付けるように札を翳そう! ) 〜あっつめーるだー―――っ! 【判定】 [Sat 3 Jun 2006 00:44:01]
◆跡野末理@罰げ〜む > ( とてもじゃないが触る気にはなれない。 素手で引っこ抜くシスターを尊敬って、何の話? こっちの話。 〜まぁ、罰を受けるのが美人なら絵になるかもしれない。 好みではないけれど ) あっつめーるだー。 ( 投げやりに、でも言わなきゃいけないって分かってるからちゃんと言う ) ………。 ( 言った ) ………。 ( 言ったのに、反応しない? ) ……引っこ抜けって……? ( スコップを持って来れば良かった。 かっくり項垂れよう ) [Sat 3 Jun 2006 00:16:53]
◆跡野末理@罰げ〜む > ( 『害は無い』なんて言われても信じ難い… 『益も無い』と言われれば今更何を言っているのと思いそうなそれは、ランタンの灯りを受けて、グロテスクにうねってる。 草薮一つ分くらいの大きさの、イソギンチャクを思わせる触手。 植物にしてはいやに動きが活発で、表面はぬらぬらと粘液に濡れていて――― ) ………。 ( ほんとのほんとに毒とかは持たないのかとげんなり見つめるのも暫しの間。 さっさと済ませようって、カードを取り出した ) [Sat 3 Jun 2006 00:12:05]
◆跡野末理@罰げ〜む > ( ―――廃屋の戸を蹴破ろうとして堪えて、窓から入って。 路地裏の廃材やなんかをひっくり返して。 相手を選べないチンピラに絡まれそうになって――― 必要経費なんて落ちないけれど、ちょっとくらいお金かかったって仕方ない!とは覚悟する頃 ) ―――ぅわ… ( 探し物を見つけた筈なのに、何だか酷く疲れた声で… 『ソレ』を前にしていた ) [Sat 3 Jun 2006 00:02:10]
◆跡野末理@罰げ〜む > ( 〜よく考えると曲者だ、この仕事は…。 なんだかお気楽そうなノリに誘われて、ふらっと請けてしまった事を後悔しつつある。 …『罰ゲーム』に使う『上から落とす物』を集めろというものだけれど… 外注にする以上『普通』の物は求めていないのだろう。 真剣に『タライでいいんじゃない?』と考えていたのも請けてから数日の話。 …やり直し!とつき返されるのも、変に落胆されるのも嫌な感じであれば頑張るが… 〜向き不向きを考えない安易な行動だったとは、反省してる ) 〜クラゲの死体でも良かったんだけどね…。 毒あるって言うし… 死んでも残ってるって言うし… ( これで魔草を見つけられてもあと一つ残ってる。 …やや途方に暮れるように、それでも足は休めずに… ) [Fri 2 Jun 2006 23:54:29]
◆跡野末理@罰げ〜む > ( ―――探し物は蔓性の魔草。 害は無く益も無いが、その妙にやらしい外見が、噂好きな魔術科のクラスメートの話題に上っていた。 暗黒街など混沌とした場所の片隅に発生し易いそうだけど、さすがに人外魔境に出向くリスクを冒す積りは無く、境界のような場所をうろついている。 時折表通り… ブラックマーケットに出ては、罰ゲームに使う『落ち物』に良い物は無いだろうかと探しながら… 確りとした足取りで、ふらふら ふらふら… ) [Fri 2 Jun 2006 23:44:21]
◆跡野末理@罰げ〜む > 〜あんな事の後じゃ、親の敵のように刈られちゃってる… なんて事は無いわよね。 被害に遭ったのはホワイティア居住区が中心だし。 ( 逆さになっていた空き箱の下を覗いて、何も無い地面に溜息一つ。 がたん と音を立てて手を離し… 一人ごちる ) よく考えたら割りに合わないのよ、こんな事。 ちょっとくらいお金かけても、楽にするべきだったわ。 ( とは言えここまで出向いた以上、手ぶらで帰るのも負けた気がすると… 仕方無さそうに肩を竦めて、再び歩き出す――― ) [Fri 2 Jun 2006 23:39:12]
◆跡野末理@罰げ〜む > ( 街中にあって独特の雰囲気を持つ… 夜でも表通りとは違った意味で活気の失われないような区画を、ブラウスにスラックスといった出で立ちのお下げ髪のイエロティアが、何かを探すように歩いていた ) ( 夜の夜中に大学の留学生がうろつくような場所ではないかもしれないけれど… これといって怯えた風も無く、路地の物陰や廃屋の中などを覗いてる ) [Fri 2 Jun 2006 23:32:42]
お知らせ > 跡野末理@罰げ〜むさんが来ました。 『( ランタンを手に、路地裏を歩く )』 [Fri 2 Jun 2006 23:25:55]
お知らせ > デュラハンさんが退室されました。 『黒い孔雀鳩へ労いの言葉を告げて。』 [Fri 2 Jun 2006 02:03:08]
◆デュラハン > (さらにその気配は徐々にだがこちらに近づいてくる。使い魔が馬鹿だとしても、飛び去って数分もしない内に戻ってくるものなのだろうか?)どういうことですかね?(不可視の顔その眉をしかめれば、此方へと向かってくる気配の方向をじっと睨みつけて。)(やがて訪れる孔雀鳩は先ほどと殆ど変わらぬ着地方法でデュラハンの目前へと降り立つ。)(ただ、違うのはその孔雀鳩が烏にも似た真っ黒な羽を持つ事で)・・・・・・・。(孔雀鳩ではなく、デュラハン自身が数度目を瞬かせれば、数拍の間を置いて先ほどの様に手を伸ばし) [Fri 2 Jun 2006 02:02:42]
◆デュラハン > (貧弱なカタパルトで射出された孔雀鳩は空中で数度羽ばたき、風を捉えれば鮫の様に急カーヴを切って曇った夜空の奥へと吸い込まれていく。)・・・・・大丈夫なのでしょうかね。(時折小ボケ珍妙な行動やミスを行う自身の使い魔に対し少しばかりのため息を漏らせば、孔雀鳩の消えた空をじっと眺め・・・・)・・・・・はて?(遠退いていた筈の使い魔の気配が自身の感知範囲を越えて消えた筈なのに、一瞬の間を置いて再び現れたことに気付いて。) [Fri 2 Jun 2006 01:55:32]
◆デュラハン > (緊急の依頼と言うのは多々あるのだが、緊急の合流と言う事は滅多にない聞き屋家業。何か自身が赴く必要がある問題が起きたりしたと考えるよりは、先日の依頼の件での報告の為の合流と考える方が自然で。)それでは返信をお願いしますよ。(孔雀鳩の足に筒を戻し終えれば、視線をその気の抜けた顔に向けて。孔雀鳩は数度目を瞬かせれば分かっているのか分かっていないのか、欠伸に合わせるように羽を大きく広げて閉じる。)(デュラハンはその行動を確認すれば、フリスビーを投げるように孔雀鳩の乗る腕を空に向かい放り上げて。) [Fri 2 Jun 2006 01:46:46]
◆デュラハン > (筒の中に入っていたのは暗号とも取れる記号が書かれた小さなメモ程度の紙。使い捨てではなく、何度も使い手垢やら何やらでヨレヨレになっているその紙に目を通し・・・・数秒の沈黙。)先日の依頼の事でしょうかね?(「至急合流したし」と言うべき意味を持つ記号が書かれたそれを手にした時と逆の方向に畳めば筒に入れ孔雀鳩の足に付けなおす。) [Fri 2 Jun 2006 01:38:49]
◆デュラハン > (伸ばした左手は飛来した使い魔の目前で止まり、止まり木与えられた事を理解した灰色の孔雀鳩はその腕に飛び乗る。)貴方が来た言う事は何か仕事でしょうかね?(左腕に乗せた孔雀鳩の足に付けられた筒の中身を取り出せば、周囲を見回し何かの店が客寄せに使っているであろう外灯の下にまで足を進めて。)(この場で読めない事も無いのだが、近くにそれを見やすくしてくれる物があるのならばそれを使うのは当然の事で。) [Fri 2 Jun 2006 01:29:51]
◆デュラハン > (視線を動かして数秒、ちょうどその位置から小さな鳥の様な影が現れ・・・・・大きくカーヴを描きデュラハンの前を横切る様に飛来して。)ご苦労様です。(以前の様に地面に逞しいダイヴを見せる事無く、大きな羽ばたきで速度を落としデュラハンの前に着陸する。それに対し労いの言葉を一つ告げれば、外套の隙間から相変わらず似合わぬ色の袖と白手袋が伸びる。) [Fri 2 Jun 2006 01:22:25]
◆デュラハン > (スラムの片隅、通りと呼ぶには少しばかり開けた場所の端で空を見上げる人影がひとつ。灰色の外套で全身を覆うそのシルエットは腰を曲げる老人の様に見えるだろうか?)そろそろだと思うのですがね。(曇り空をじっと見つめたまま自身に告げるようにポソリと呟けば、その不可視の瞳が向ける視線を微妙にだが右にずらして。) [Fri 2 Jun 2006 01:10:13]
お知らせ > デュラハンさんが来ました。 『空を伺う人影』 [Fri 2 Jun 2006 01:06:24]
お知らせ > 厳介さんが退室されました。 『(とりあえず脱兎―その場から走り去り)』 [Fri 2 Jun 2006 00:23:27]
◆厳介 > いかん… (踏み込みかけた足が止る。気負いすぎたせいか、どうにも頭がぼうっとしてきた。こんな状態では相手がチンピラ風情でも遅れを取るだろう。こういうときは異変の元確認よりは) [Fri 2 Jun 2006 00:23:09]
お知らせ > 厳介さんが来ました。 [Fri 2 Jun 2006 00:21:54]
お知らせ > 厳介さんが入室されました。 『(眩暈がしたのは神経張りすぎたか)』 [Fri 2 Jun 2006 00:19:21]
◆厳介 > (呼吸音すら控え目にして気配を読む。隠れている敵を察知し立会いの際はその動作を読むことができれば勝率は跳ね上がる―そんな朱鷺ノ都の武芸の理屈を生まれた直後から叩き込まれたから、常人よりは殺気などに敏感なはず) … (だがそれは神経過敏と紙一重で、常に備えるのは気疲れするもの。ほとんど山勘で何者かがいそうな感じがした裏路地へ抜ける家々(だったもの)の間にそっと近づこう) [Fri 2 Jun 2006 00:13:32]
◆厳介 > (昨今、色々と危険な噂が流れているスラムだが。ここで生まれ育った人間にとってはそんな話は子守唄代わり。廃墟と化した街並みを左右にしながら、一定の歩幅で行く足取りは澱みなし) ……おや (だったはずが突然、停止。自分以外の何かが動く音を耳が拾った。柄から肘を離しながら大小の廃屋とその合間を見渡してみて) [Fri 2 Jun 2006 00:07:48]
◆厳介 > (娼婦団体は売春業者をまとめる一方で娼婦に落ちそうな女性達(一部男性)を救済する活動をしていた。今回はその筋(女衒)に話をつけにいくというので御守り代わりの役目が浪人に廻って来た) ふんふん♪ (機嫌が良かった。彼女らのような活動や、パプテスの一部の貧民奴隷救済を偽善と笑う向きもあるが。今の御時世に面と向って人道を説く姿は清々しいと思っていた。そもそも偽善と笑う連中が何かまっとうな事をしているのを見たことがない、というのも一因。バイト代は安かったが気分は上々。それが何より良かった) [Fri 2 Jun 2006 00:00:56]
◆厳介 > (振り返しながらスラムを去り行くのは、「昔は美人だった」おば様方) さーて (安全な街並みに入ったところまで見届けると踵を返す。彼女らは娼婦団体ホープの人間達でその警護のバイトを請け負いそれが無事終了した所。肘を柄にかけながらのんびりと勝手知ったるスラム道を踏みしめて) [Thu 1 Jun 2006 23:57:47]
お知らせ > 厳介さんが入室されました。 『(手を振った)』 [Thu 1 Jun 2006 23:55:14]
お知らせ > 京さんが退室されました。 『(いってきます、ただいま戻りました、其れジョーシキでしょ。やっぱ。)(なンて。)』 [Wed 31 May 2006 04:16:13]
◆京 > ナンにせよ、さ―――(歪んだ扉を潜る) [Wed 31 May 2006 04:15:56]
◆京 > (独り言は宵闇にぷかり、浮かんで直ぐ消える)(呆、と眺めた宵闇は、見慣れた所為か、それとも刻が刻だからか。ぼんやり輪郭が見え始めるスラムの片隅。) …嗚呼、糞。もう、ンな時間か。(遠い空の麓が青くなり始めるのに気付けば、短くなった紙巻を地面へ押し付け) [Wed 31 May 2006 04:15:37]
◆京 > (つか、情調ッて何だ。⇒上長。) [Wed 31 May 2006 04:11:55]
◆京 > ま、キョーミなンざないけど。(くつくつ笑い、)―――なンか、こゆ時、情調ッて大変だよなァ。(此方も例に違わず、余り話したコトの無い、某隊長を思い出す。)(偶の気紛れ、覗いた時は、真面目に何やらデスクに向かっていらっさる様子だから、 ぶっちゃけ、隊長に関する噂の類が余り信じられねェッてな、珍しい団員が此処に。)(否、逆に、コイツ団員だったんだ、って思った人の方が多いと思う。仕事はしている、筈。主に房で。) [Wed 31 May 2006 04:11:31]
◆京 > こう、出てくときゃァ 『 何処に行ってきます。いつ戻ります 』それ言ってくのが、ジョーシキでしょ。(薄汚れた包帯男、ヒトサマにジョーシキ語れる人間でもない癖何か言った)(人付き合いは苦手だから、噂話なンかも疎い、が。) ―――…そいや、じけーだんでもそーゆー奴が居たンだっけ。(ふらーっと消えて、ふらーっと戻ってきた、とか。其の上、何か問題起こしたとか、起こしてないとか。)(生憎、親しく話せる団員なンざいやしねェ。詳しい話も知らない、が。) [Wed 31 May 2006 04:08:17]
◆京 > (そろそろ隙間風が心地よい扇風機代わりになると同時に、地面から上ってくる湿気に、体が黴そうになる頃合。毎度、厭になるお決まりのシーズン。) …、(鍵を渡した犬っころは帰ってきやしない。此処、何日?) 別に構やしねェーケド。(紫煙がくゆり、未明の空を舞う)(寝苦しくて、家の外、ぷかりと吹かした紙巻。流石にこの時間となれば、少しは静かにもなるッてもので―――) しかし、犬っころが、飼い主様に連絡も無にずっと不在ッてェなァ、戴けねェよ。ふつーに。 [Wed 31 May 2006 04:05:49]
◆京 > (犬は忠実だとか、言うけれど)―――…ンじゃ、ヒトはなンだろな。(スラムの自宅。とはいえ、可愛らしい喧嘩くれェしか無い場所。犯罪の温床からは程遠い。) [Wed 31 May 2006 04:02:40]
お知らせ > 京さんが入室されました。 『(猫は気紛れ。)』 [Wed 31 May 2006 04:01:49]
お知らせ > シシィさんが退室されました。 [Tue 30 May 2006 21:00:57]
◆シシィ > (掴み合いの喧嘩になってまじで自警団を呼ばれるのが先か、青痣だらけで家に帰るのが先か―― 何にせよ酷い、泥仕合) [Tue 30 May 2006 21:00:55]
◆シシィ > ( = 鼻フック ) (こう、ぬるりとした感触が指を伝っていったので、きっと粘膜を傷付けて出血したんだろう―― 解りやすいね。鼻血だ) ……は?は?はァ!?死ねよ本気で。泥棒扱いの次は商売男呼ばわりですか!!死ね死ね死ね死ね死ね!!! (ギャンギャン喚き立てたら、今度はチンピラA(仮名。)が罵声混じりに、自警団呼んで来い!なんて近くの娼婦に叫ぶ!) はァ?!自警団?こんな所来る訳ねーじゃんバーカ!!上ッッ等 ―――… (… 間) ……でもねえけど!! [Tue 30 May 2006 20:56:26]
◆シシィ > 俺は確かにあんまり富んでるとは言えないけど、手前ェみてえな如何にも貧乏チンピラですって顔面で語ってるやつの財布は盗まねー。 (わざわざ煽るような言葉ばっかり選ぶのはサガなのか。画面の前の皆様にはひょっとしたら二百パーセントの誤解でこの若造は温厚に思われて居るかも知れないが、その実、こんなもんだ。長旅を続けて来た冒険者が、こんな手合いにまでいちいち繊細な気遣いを見せて居てはキリが無い。よって暴言が地。童顔を苛立ちに歪めてキャンキャン喚いていると、) (何処の男娼だー なんてチンピラが言うから) ( 思わずその鼻目掛けてチョキを突き出した) [Tue 30 May 2006 20:50:39]
◆シシィ > (貧民窟には珍しい、何だかクッキーだかプリンだかの匂いがする少年風貌が居た。少年だか少女だか判断し難い面相の割に背が高く、オマケに槍の代わりに鉄棍なんかを持ち歩いている。童顔の赤い吊り眼が、顔面凶器のチンピラを睨め付けていたのだった) お・れ・がどーやったら手前ェの財布なんか盗めンだよ。どうせ目玉と一緒に落っことして来たんだろ。……あ?すいませんあんまり目が細いんで存在に気付きませんでしたァー。 (擦れ違って肩がぶつかった、ので、因縁付けられて今に至る。これではどちらがチンピラだか解らぬ舌戦繰り広げながら) [Tue 30 May 2006 20:42:49]
お知らせ > シシィさんが入室されました。 『 ――手前ェ目玉くっついてンのか? 』 [Tue 30 May 2006 20:37:34]
お知らせ > ブルーボックスさんが帰りました。 『無事に自宅に辿り着くまで、続く』 [Tue 30 May 2006 02:35:07]
◆ブルーボックス > (そして数分経過)………(埒が空かない。無性に穴を掘って潜りたかった、空間が広過ぎる、何処から襲い掛かってもおかしくないじゃないか。ぎしっ。箱蓋が持ち上がる。まろび出る二本の触手がにょろりと虚空に踊った)(宗教違うけれど、どうか御守り下さい神様)(取り敢えず此処に来てから憶えた事、地面の上に被さった砂を切って十字を描く。瓦礫の欠片を拾って其れを絵具に、壁の上にへと十字を刻む、気休めの呪いなりけり。ぴょこぴょこと跳ねる箱のスタンプは等間隔に聖なる印を大盤振る舞いに軌跡に残し) [Tue 30 May 2006 02:34:02]
◆ブルーボックス > (かさっ)……っ!?(びくうっ。普段は気にも留めない鼠の徘徊する物音にすら怯える始末。こわぁ!完全擬態状態の青き箱が、かたかたと小刻みに震える)(全部この濃密な夜の闇がいけないのだ)(景色は曖昧にぼかされ、一寸先すらも上手く感知出来ない)(ふと視界を過ぎらせた廃屋の壁の小便染みが、まるで苦悶する人の顔みたいに見えたり)(風に吹かれて転がる空っぽの素焼きの酒瓶が茶けたしゃれこうべに見えたり)(錯覚だと思いつつも気に掛かって仕方なかった。だから中々其の場から動けない) [Tue 30 May 2006 02:27:23]
◆ブルーボックス > (ちょっと前に猛威を奮った害悪吸血鬼の幽霊が怨み骨頂に彷徨っているとか、やれ夜な夜な犬みたいな二足歩行の怪物が人を襲っては血を吸って廻っているとか、鎧を着た骸骨が刀剣を振り回して追い掛けて来るとか、そんな噂話レベル、背鰭尾鰭つきまくりに誇張した捏造の類。少しばかり夜になっても蒸してきたからせめての納涼と、子供達の語らいに加わった数時間前。其の時は、へー、ふーん、みたいな感じで遣り過ごしたのに)……(何で今はこんな心細いんだろうか)(轟。薄い粉塵を巻き上げ、とっぷりと日の暮れた夜の貧民窟に、生温い風が行き交わん。人通りの全く無い荒れ果てた暗闇の中で、ぽつねんと、一つきり。子供達と別れてから数時間後の事) [Tue 30 May 2006 02:21:35]
お知らせ > ブルーボックスさんが入室されました。 『怪談を聞いた』 [Tue 30 May 2006 02:21:17]
お知らせ > デュノンさんが帰りました。 『(薄ら照らし始めた陽を避けるように、悪夢は消える)』 [Mon 29 May 2006 04:20:49]
◆デュノン > 肝試しとやらのよに。 ―――(悪戯な笑みを浮かべ、男に慇懃無礼な程の最敬礼。)―――それでは、Monsieur。僕は、溶けぬうちに失礼を。 Au revoir. また、いつか。(顔を挙げ、次の瞬間には、ひらり、白尽くめの裾がゆれ、 白尽くめは、静かに屋根の上。) [Mon 29 May 2006 04:20:29]
◆デュノン > 嗚呼、僕が探すワケでは、 ありません、が。(汚れた路地に腰掛けていた白尽くめ、汚れた裾を払い、大袈裟な程瞳を、唇を弧にゆがめ) 夏にやると宜しい―――ほら、人間どもの大好きな… [Mon 29 May 2006 04:17:57]
◆デュノン > ―――レディが目を醒ますまでに、どうです。 あなた方が出資してくださるなら……僕で 宝探し しましょうか?(くす。肩を竦め。) [Mon 29 May 2006 04:16:24]
◆デュノン > ―――如何にも関係無いように、羽根は処分すると宜しい。(くちり、煽ったグラス。)(こく、こく、と白い喉を揺らし) まァ、見つけられれば、の話です、が。 遺体とて、2つしか、発見されていない、でしょう―――?(グラスが空けば、白尽くめは言葉尻も流すように。ゆるり立ち上がる) [Mon 29 May 2006 04:14:34]
◆デュノン > 貴方方も少しレディを放っておきすぎました、ね―――(くつり。笑いが零れる。)(人の口惜しげな表情とは何と甘美なコトだろう。其れは唇の端に残る、赤のように、甘く、馨しい。) …………。 …。 まァ、幸いなコト―――…人のココロは移ろい易く、飽き易い。既に、あの事件を気に掛けるモノなど、僅か。(―――そう、既に風化した事件。誰も口にすら出さなくなった事件。)(つまれど、人は自分本位なモノで―――己に降りかからぬ不幸等、一時の話題。『 怖い 』等と囁き合うのは、一過性。) [Mon 29 May 2006 04:11:53]
◆デュノン > Monsieur―――…、正直、僕一人では情報の限界、も。(項垂れた様に瞳を伏せ)―――ほら、何分、僕は 悪夢の住人だものでしょう?(は、と嘆息。) それでも、あの書によると―――レディの儀式は終わっていない、 です、から …?( これが何を意味するか、分かりますか? 言外に其の意を。視線で伝える。)(男は眉を顰め、唇を噛んだ) [Mon 29 May 2006 04:08:26]
◆デュノン > ―――いぇ、僕も、ね。 気になってはいるモノで。昨日も、嗚呼、一昨日も、先週も―――つまりは、常に殆ど毎日?彼女の屋敷へは足を運んでいるのですよ。(邪教の信者の一人である男は、静かにグラスを白尽くめへ差し出す)(今は、小汚い襤褸布を纏い、貧民を装う彼も昼は別の顔。) …それに、羽の行方も分かりません。(肩を竦める白尽くめ、嘆息する男。) [Mon 29 May 2006 04:05:26]
◆デュノン > (其処には何も無い。何も。) …可笑しいです、ねェ。(顎に指先、溜息。) レディ・フォールンが目を覚ましません、よ。(空になったグラス、かちり、指先、対面して座る男へ返し。)(男は其れを受け取り、赤を注ぐ。) [Mon 29 May 2006 04:03:02]
◆デュノン > (舐る音。) ―――… は。(唇の端を舐って、白尽くめは顔を上げた) [Mon 29 May 2006 04:01:20]
◆デュノン > (其れはスラムでも浅い場所。) [Mon 29 May 2006 04:00:23]
お知らせ > デュノンさんが来ました。 『(―――ぴ、 ちゃ。)』 [Mon 29 May 2006 03:59:59]
お知らせ > ヘレラさんが退室されました。 『 見ィつけた―――。(哀れな犠牲者は未だ、気付かない。) 』 [Sat 27 May 2006 02:52:56]
◆ヘレラ > ( 実際、居るのだ。 どれだけこの辺りや暗黒街が危ない危ないと言われても、自分に限って大丈夫だと思って一人で出歩くようなのが。 勿論ありがたい限りである。 眼下を流れる風景の中、動くものを探して見回し――――。 ) ――――…む。 ( 不意に視界の隅に何かが動いた気がして速度を緩めながら振り返って、空中で立ち止まった。 ) [Sat 27 May 2006 02:44:47]
◆ヘレラ > ( もっとも、「お小遣い」に関してはスラムより暗黒街のほうが全然羽振りが良い。 こんな所に住む人間の財布なんて高が知れているし、こっちに来る理由はひとつ。 肉体的にも知能的にも、そして社会的にも弱いヤツばっかりで楽だから。 ヘヴィな収入が欲しいって程でもない現状、こっちで良い。 ) こうしててもしょうがない。 適当にカモ探せば何処かに居るだろう、バカの一人歩きくらい。 ( ふん、と鼻を鳴らして立ち上がり、勢いをつけて宙に舞う。 空を飛ぶのには空力学的に向いていない翼だが、実質魔力ドライブ飛行。 エネルギーを喰う代わりにそういう心配が無いのが強みか。 さて、得物は何処かに居ないか――――。 ) [Sat 27 May 2006 02:29:53]
◆ヘレラ > ( 食事をあまり必要としない代わりに負の感情を浴びる事で存在を安定させている。 ソレは街を歩いていても満ちているものだが、より強烈なものをダイレクトに受けるのが良い。 死への恐怖だとか、怒りだとか、貪欲だとか。 そういう意味では暗黒街とスラムは良い餌場であり、定期的に“食事”をするのにはもってこいだ。 なにより、おおっぴらにこの姿になるのは憚られる。 ) とりあえず適当に襲って殺すか犯すか…と、ついてにお小遣いも貰っておかないとナ。 ( ニンゲン様の営みにはどうしても必要な「お金」。 魔女ギルドに入ったものの、それだけではプラス収支にどうしても至らない。 散々ヤった上に有り金巻き上げるのが一番効率が良いって話。 ) [Sat 27 May 2006 02:21:20]
◆ヘレラ > ( ぶわ、と風を孕んで金色の光沢を持つ畸形翼が音を立てて広がる。 襤褸い建物ばかりで平坦なスラムの中で、もとは暗黒街の一角だった比較的大き目の廃墟の上、少女の姿をした紫色の悪魔は眼下の通りを見下ろす。 此処の所酷く運動不足だったし、人間に混じって生活するのにはどうしても我慢というのが必要だった。 悪魔ガルンペェラヘレラは、比較的それが嫌いだ。 ) はァい御姉様――――♪ …なァんて本当、やってらンない。 ( バカジャネーノ、ってものだ。 自分で勝手に可愛い妹キャラ設定したくせに早速拒絶反応。 ) [Sat 27 May 2006 02:09:33]
お知らせ > ヘレラさんが来ました。 『 “駆り”の時間 』 [Sat 27 May 2006 02:04:34]
お知らせ > ジュリアンさんが退室されました。 『( 翌朝、男は子供に棒で突付かれて目を覚ます。 )』 [Sat 27 May 2006 00:14:17]
◆ジュリアン > ( あと半分といったところで、男は完全に力尽きた。 すいよすいよと寝息をたて始め ―― ) [Sat 27 May 2006 00:13:38]
◆ジュリアン > ( ダラダラと階段を這い登りながら上を見上げた。 ―― 先はまだ長い。 ) … 俺の布団 … ( ほんのたまに誰かが不審者を見る目を向けて通り過ぎる。 明日のここら一帯の一大ニュースは ”ホーエイグさんは実はナメクジ?” … だったりして。 … 笑えなかった。 ) … 気合入れろ、俺ー … ( 自分で自分を励まし、一段一段、階段を這い上がる。 ) ―― いっそ、ここで寝よっかな … ( 迷惑なのは分かっているけれども。 ) [Sat 27 May 2006 00:11:14]
◆ジュリアン > ( 知らない人に変な目で見られた。 自警団に突き出されるのは避けたいな、なんてどうでもいいことを考える。 ) … だって、 また笑われるとか、 ありえねぇもんな … ( 実際は「またかよ」と呆れられるのだろうが。 男は一段、這い上がった。 あと何段あるんだろう? 男の部屋は、二階の一番奥だ。 ) … お隣さん、助けてくれねぇかな … 下の人でもいいや … ( ボンヤリ思って、ハタと気付いた。 ) … どっちも名前、知らなかった … ッ ( 大誤算だ。 こんなことなら、旅に出る前に挨拶の一つでもしておけばよかった、と男は心の中でさめざめと涙しながら、また一段這い登って。 ) [Sat 27 May 2006 00:05:19]
◆ジュリアン > … ふ、ぁ … ( また欠伸を一つ。 眼鏡の向こうの青い目に、うっすらと涙が滲む。 ) … ウチが遠い … こんな遠かったっけ … ? ( 心底眠そうな声で呟いた男の目に階段が映る。 やっと自分の棲家が見えた。 ) … 俺の、 … フカフカのベッド … !! ( 愛しい愛しい布団が待っている部屋へと男は進む。 ―― が、遠い。 足取りが覚束ない所為か、眠い余り視界がぼやけている所為なのか。 ) あアァあぁぁ … 俺の、布団 … ( 階段のすぐ前で、男は力尽きた。 … いや、まだ体力はあるけれど、気力がない。 ) … っつか、寒いし … ( 身震い、一つ。 ) [Fri 26 May 2006 23:58:24]
◆ジュリアン > ( ただし、歩みは常よりも随分と遅い。 あまりにも眠いからだ。 まだ意識ははっきりしている方ではあるけれど、注意力は散漫だし、真っ直ぐ歩けていないのは他者から見ても明らかで。 ―― そんな男の本日の睡眠時間は、6時間 ―― いつものおよそ半分だった。 ) [Fri 26 May 2006 23:49:41]
◆ジュリアン > ( 恥じることもせず、なので勿論隠すこともせずに大口を開けた男は、一言、 ) … 眠い! ( 誰に言うでもなく言った。 ”我が愛しのマイホーム”への帰り道。 あと5分程歩けば着くだろう、という場所で。 ) [Fri 26 May 2006 23:45:11]
お知らせ > ジュリアンさんが入室されました。 『( 大欠伸、一つ。 )』 [Fri 26 May 2006 23:42:14]
お知らせ > ブルーボックスさんが帰りました。 『良い考えも浮かばず暫し放置状態ナリ』 [Fri 26 May 2006 16:33:52]
◆ブルーボックス > (ぷしゅー)(力尽きた)(駄目だこりゃ。磨耗されたカロリー分だけ疲労を滲ませへろりへろりと、抵抗を断念して浮き上がる触手)(どうしたもんだろう)(半固体に濡れた皮膚にこびりつく汚れを丁寧に蓋の上顎の部分で擦り取りつつ、思い悩む空気の風情、埋め込まれた青い石にも心持ちに陰りが兆し) [Fri 26 May 2006 16:30:23]
◆ブルーボックス > …(砂埃を交えた冷ややかな夜気の気配を孕んだ風だけが、器物の目前を掠める様に悠然と過ぎ去って行く。ひゅるりらるー。しかし、何時までも此処でオロオロしている訳にも。おもむろに、虚空を当て所無く迷っていた肉の蔦を両方とも足元にへと費やした、砂利も混じった地面の上、骨の欠いた軟体を、ぐっ、と、其処に押し付けて)(ふぬぬぬぬ…!)(力一杯、其処を支えとして全身を打ち振るわせん、根付いてしまった四角い質量をどうにかこうにか浮き上がらせようと。全力の余り、粘膜の上にぴきりと走る血管の筋、小刻みに尚ぶるぶる青い輪郭を震わせながら…!) [Fri 26 May 2006 16:25:39]
◆ブルーボックス > (超困った)(剥き出しの地肌が荒野と殆ど変らぬ、乾いた歩道の隅っこにぽつねんと、たった一つで転がる青い箱、地面とぴったし仲良く接着状態の侭、無為なる時間がどれ程経過した事か。塵芥を被って薄ら白い箱蓋を押し上げ覗く触手が二本)(右)(そして左)(犇く荒家を突っ切る様に連なる一本道、空気を感覚器官で掻いて周囲一帯を探ってみるものの、幸か不幸か立ち寄る人影は探り得ない。燦々と降り注ぐ日は次第に傾き出し、塗料に弾く照り返しも弱くなり出している。そろそろ夜も来るのだ。何と無く途方に暮れたムード)(おうちかえりたい) [Fri 26 May 2006 16:18:12]
◆ブルーボックス > (青箱です!貧民窟の片隅で目立たず慎ましくひっそりと生を謳歌している青箱です!犬に追い掛けられたり、子供に石ころ投げられたり、とってもエキサイティング且デンジャラスな毎日を送っている青箱です!往来で自分の仕掛けたトリモチの罠に、逃げ惑う鼠追跡作戦途中にうっかり嵌って身動き出来ない現在知力2の青箱です!) [Fri 26 May 2006 16:16:44]
お知らせ > ブルーボックスさんが来ました。 『こんにちは!』 [Fri 26 May 2006 16:15:40]
お知らせ > デュラハンさんが帰りました。 『やがて見失う人影とは反対の方向へと灰色の外套も姿を消して。』 [Fri 26 May 2006 03:14:08]
◆デュラハン > (距離にすれば10m程、普段ならば別段興味が湧く事もないのだが・・・・・)少し・・・お腹が空きましたねぇ。(安定した糧を得て聞き屋の数を減らした為か、どこか同居人の味以外の物を急に喰らいたい衝動に駆られる。しかし、同時に以前程お腹が空いたら襲って食べると言った行動を不用意に行う事は躊躇われると言う事も頭に浮かんで。)禁欲と言うわけでは無いですが、秤に乗せるには少々重いでしょうかね。(一人呟けば近づいてくるその人影を俯き加減に目で追って。) [Fri 26 May 2006 03:11:15]
◆デュラハン > (普通の人間には見つけにくい存在かもしれないが、同業者であれば伝手として繋がりを持っている可能性もあるのだから、確実とまでは行かなくとも良い結果が得れるだろうし。そんな事を独り言を混ぜながら考え)急く必要は無いと言う事ですね。(自身に再認させるようにその言葉を呟けば、細い路地から開けた道へと出たようで。)・・・・・?(珍しくと言うべきだろうか?人影らしき者が自身の方に向かってくる事を確認して。暫し、その人影に視線を向け続ける。) [Fri 26 May 2006 03:02:46]
◆デュラハン > (まるで老人の様に腰を軽く曲げれば、焚火の前に腰掛けている伝手役の男に別れの挨拶を告げる。)(そのまま数十歩、広場から四方八方に生える路地の一つへと足を進みいれれば、明かりのない闇の中へと姿を紛らわせて。)とりあえずは、と言った所でしょうかね?(ポツリと呟くのはまだ成果を得るには早すぎる先の依頼の事。無論、ここで止まる可能性もあるが、そうなったら「そちら」の情報に強い人間を探すまでだろう。) [Fri 26 May 2006 02:50:50]
◆デュラハン > (伸ばされた拳の下に伝手役の男の手がくれば、手のひらに握られていた幾つかの硬貨を其のまま落として。)まぁ、お願いしますよ。(代金として支払ったのは2000エン。この程度の仕事ならば、これくらいで十分であろう。渡した金は伝手役の懐に治められ)「まぁ、あんたの期待に沿えるかは分かんねぇが、やるだけやってみるよ。」(依頼受諾の旨を告げる。要件を全て済ませれば、デュラハンはゆっくりと立ち上がり)さて、私は塒へと戻りましょうかね。(他に男と話す事も無く、かと言って本業を行うには時間が遅すぎるだろうと考えれば帰路につく事を考えて。) [Fri 26 May 2006 02:35:53]
◆デュラハン > (「簡単に探れる範囲で悪魔崇拝者を探してくれ。」伝手役の男からすれば唐突かつ不可思議であろうその頼み事。無論、相手も下手な事を詮索する事が好ましくないと言う事を理解している為、その理由を聞かれることはなかったが。)・・・・・・・・。(伝手役に向けた仮面の二つの穴は、その姿をじっと捉えたまま返事を待ち続けて。)「まぁ、あんたの頼みだし・・・・引き受けるよ。」(やはり腑に落ちない部分があるのだろう、伝手役の男は少しばかり困惑含む返事を返してきて。)ありがとうございます、代金は少ないでしょうが払いますよ。(外套の下から伸びた握りこぶしは男の目前で止まり、その手に掴む物を渡そうとして。) [Fri 26 May 2006 02:26:08]
◆デュラハン > (スラムの中にある広場の一つ、中央より少しズレた場所に焚火を囲う人影が二つ。灰色の外套を纏う仮面の「人でなし」は自身たちから少し離れた場所で横たわる浮浪者に視線を向けたまま)それではお願いできますかね?(視線の先を相席している男の方へと動かし返答を待つ。)(昨日考えた次にするべき行動。今日の聞き屋業に関しての相談のついでと言うわけではないが、それの件に関しての話をつけていて。) [Fri 26 May 2006 02:16:09]
お知らせ > デュラハンさんが入室されました。 『焚火の前に人影二つ』 [Fri 26 May 2006 02:07:35]
お知らせ > デュラハンさんが退室されました。 [Wed 24 May 2006 03:29:40]
◆デュラハン > (暫しの沈黙を続ければ、何か結論を出したのか止めていた歩みを動かし始めて。)まぁ、会う機会があればその時に意思の疎通を取ってみましょうかね。(これ以上の推測の域を出ない「魔人」の事を考える事は無駄という結論を出せば、靴音を響かせることなく路地を進んでいく。)(確証を得れなければ何も動かせない、今の自身の体にも言える事を思いながら塒へと戻って。) [Wed 24 May 2006 03:29:08]
◆デュラハン > (立ち止まり数分。外套の下、シルクハットとステッキを手にした二つの腕を組めば、疑問に対して小さく唸り声を上げて。少なくとも「常人」ではない名も知らぬその「魔人」の事を考える。)ただ、仮に同族としても・・・・・・(「魔人」が仮に同族であったとしても、噂になる程の過激な行動や尋常では無い立ち振る舞いを行うそれが、報酬があったとしても簡単に自身に力を貸すとも思えず。それにその手の同族は以前遭遇した猫を仲間と呼ぶあの男の様に、自身に牙を向ける恐れだってある事を考えて。) [Wed 24 May 2006 03:13:11]
◆デュラハン > (決して食指が動かぬ噂の元になった「それ」が自身にとって関わりを持つ可能性の無い存在ではないのだが、どれも自身に有益に働く存在になるとは思えず。まぁ、実際に遭遇したとしても逃避に徹するであろうが。)やはり同族なのでしょうかね?(「魔人」の人知を越えたその再生能力に、それが自身と同族である可能性がある事を一人推察して。と言っても、自身の場合は人よりは傷の治りが早い程度であって、斬られた直後から傷口が埋まり始め、物の数秒しないうちに元通りになる程の再生速度は持ち合わせていないが。(多少誇張が入るのは噂の常といったところか?)) [Wed 24 May 2006 03:00:49]
◆デュラハン > (仕事に関しての相談などは既に終わっており、半ば世間話の様に聞いた言葉に警戒の意を伝えれば)それではまた(伝手役の男にそう告げ、年寄りの様にゆっくりと立ち上がればその場を後にする。広場から少し離れた路地まで歩けば、ふと足を止めて)不死の「魔人」・・ですか。(鋏を使った猟奇殺人犯や巨大な蜥蜴男、赤い目の獣という噂には食指が動かなかったが、最も注意をするように言われたその男の噂を思い出し始めて。) [Wed 24 May 2006 02:48:42]
◆デュラハン > (徐々にだが夜の気温も上がり始めているヴェイトス。スラムの一角にある広場の端で、灰色の外套を纏う老人風貌は横に座る男にポツリと呟く。)まぁ、私も気をつけることにしますよ。(雑多な人種や種族、境遇が入り混じるこのヴェイトス島。首を失った自身の様な「人でなし」以外にも怪異や化け物の類が噂されていても不自然ではなく。聞き屋で伝手役となっている男から、最近この辺りに広まった怪異に気をつけるように忠告を受けて。) [Wed 24 May 2006 02:39:39]
お知らせ > デュラハンさんが来ました。 『「また不穏な噂ですね。」』 [Wed 24 May 2006 02:33:14]
お知らせ > 咲夜さんが退室されました。 『 月と、貴方だけが見ていた-- … 』 [Wed 24 May 2006 01:20:00]
◆咲夜 > ( ....なる 直前...差し伸べられた腕が、咲夜のバランスを助けた。 見れば、先刻まで先を疾走していた老人だった。 ) .... ありがとうございます、おじいさん。良い人ですね、貴方は本当は良い人なんですよ。だから... ( にっこり微笑んで、 ) ....返して下さいね? ( さり気なく。彼の手のうちより取り戻した、お財布片手に... 最期まで 飽くまでさり気なく。少年は彼の前から立ち去る。 そんな一幕、を... ) [Wed 24 May 2006 01:17:09]
◆咲夜 > 全財産...入ってるんですよ!? 無くしたら、これから 如何すれば..... っ!? ( 老人の背ばかり見ていた結果 足元の石に躓いてしまい、アワヤ 地面とお友達に... ) [Wed 24 May 2006 00:23:04]
◆咲夜 > .... それ 僕のですよ!?何でブツカッタだけの 貴方が持ってるんです!? っていうか...速過ぎ... 何でお年寄りの貴方に、そんな体力在るんです!? ( ...老人曰く。若いモンには負けはせんよ。 声高らかな、笑い。 ) いや... そうじゃなくって、 って.... 嗚呼...そんなの、反則だよ ( 息も絶え々々。一気に加速した背を前に 今にも膝をついてしまいそうになり...。 ) [Tue 23 May 2006 23:57:22]
◆咲夜 > ( お月さまに照らされて... ) .... ちょ、 と 待って下さいよ ... っ ( 追いかけっこさながらに。逃げるは老人、追うは少年...為れど ) [Tue 23 May 2006 23:48:10]
お知らせ > 咲夜さんが来ました。 『 月夜の逃走劇 』 [Tue 23 May 2006 23:44:51]
お知らせ > バドラックさんが退室されました。 『『裏側』に到達できなかった小熊の一夜』 [Tue 23 May 2006 00:30:30]
◆バドラック > 大体、友達の友達が見てきました〜とか嘘臭すぎなんだよ。 なんだっけ? 路地を右・左………いや、左右? 左右、左右だっけ? いや、上とか下とかもあったような………あれ? スラムじゃなくて暗黒街だっけ? (縺れ合い、絡み合う曖昧な記憶情報に、知力2は頭を抱えた) [Tue 23 May 2006 00:27:57]
◆バドラック > ………――――――散歩がてらに、ちょっと探してみた。 ただそれだけ、OK? よし、OK! (きょろきょろと辺りを見渡しながら一人ごちて、肯いた。) (探しているのは、つまらない噂話。 このスラムの路地裏の何処かに、知らない世界の入り口があるらしい。 そこに行けば、会いたい人に会えたり、欲しいものが手に入ったり、化け物に殺されたりするらしい。) [Tue 23 May 2006 00:21:10]
◆バドラック > いや、ただの暇つぶしの散歩なんだけど――――こんな曇りの日なら見つかるかもしれないじゃないか? (そう、ただの散歩。 ただの暇つぶし。 何故だか眠れなかったから、ほんの少しぶらついているだけ。 自分に呟きかけ、自分で答える。) (嘘つき。 耳元で、誰かが囁いた気がした) [Tue 23 May 2006 00:07:03]
◆バドラック > (細い路地の向こうから吹く風が、毛を撫で上げて逆立てていく。 風が、冷たい。 湿った臭いも、心なしか強くなった気がする。 それでも、進む) (雨が近いのかもしれないぞ? 自分に問いかける。 ) あの時も、こんな風に湿った臭いがしたような気がするんだよな (小さく、つぶやいて辺りを見渡す。 ここも、違う) [Tue 23 May 2006 00:00:49]
◆バドラック > (灯の消えた路地裏の向こうに、小さな協会が見えてくる。 確か、眼帯をした金髪の神父がいる教会だ。 ブラストと仲がよいらしく、なんどか一緒にいるところをみた) (足を止め、記憶の底からその教会に対する情報を引き出して、横目で眺める。 ここも違う…… ほぅ、と小さく息を吐いてまた歩き始める) [Mon 22 May 2006 23:51:22]
◆バドラック > (ふと、足を止めてひくりと鼻を鳴らす。 スラム特有の、独特の饐えた臭いに混じって、微かに湿った土の匂いが漂ってきた。) (雨が近いのかもしれないぞ? 頭の片隅で自分に問いかけながら、歩き出す。 ねぐらと正反対の方向に向かって、だ) [Mon 22 May 2006 23:36:58]
◆バドラック > (なんとなく、ただ空を見上げて、歩く。 立ち並ぶバラック小屋と入り組んだ路地の隙間を縫うように、夜のスラムを歩く。) (ただの暇つぶしの散歩だが、ここはスラム。 2mを超える大トカゲが徘徊しているだの、人食いの猛獣が出るだの、屋根の上から睨む赤い目の生き物がいるだの、得体の知れない危険が多く潜んでいる) [Mon 22 May 2006 23:31:45]
お知らせ > バドラックさんが来ました。 『散歩』 [Mon 22 May 2006 23:22:24]
お知らせ > ブロウンさんが退室されました。 『その後、結構長い時間歩いたおかげか、浮浪者集団に会えたらしい。微妙に会話に花が咲いたとか。』 [Sat 20 May 2006 02:55:19]
◆ブロウン > さぁてと、もうちょっとおくの方行ってみっかねぇ(腹ごなしついでにそのまま路地を進んでいくことにした。何か他に無いだろうか? 貧民屈で面白そうなものを見つけるのは非常に困難だと思うのだが、見つけることが出来ればそれ幸い。見つからずとも暇つぶしにはなるだろう。) [Sat 20 May 2006 02:52:52]
◆ブロウン > (何が起こったのか理解できない子猫は、牙の並んだ口内でほんの少しプルプル震えていたが。喉の奥から出てくる炎によってその身を焦がすことに。)(毛が燃えて火も通る。一石二鳥だな)(2〜3回火を噴けば、鋭い牙で親猫同様ガリゴリと身を潰して飲み込んでしまう。)んぅ・・・小さすぎて味がどうのこうのって話にもならねぇ・・・(とりあえずお腹にはたまった) [Sat 20 May 2006 02:47:53]
◆ブロウン > (ちょうど小腹もすいてたしな、などと思っていたのか。バキバキ、グヂュ、などなまなましい音が口の中で展開されて行く。一瞬だけ猫の断末魔が聞こえたような気もしたが、特に気にすることも無くそれを飲み込んで)うわ、骨と皮ばっかだ・・・しかも毛邪魔だし(ふぅ・・・とおやつを食い終わった目に留まったのは小さな子猫。)(このまま置いていっても、他の奴に食われるだけかな?)(そう思えば、容赦なく伸ばした手。親猫を食った口にその子供もほおりこむ。) [Sat 20 May 2006 02:41:59]
◆ブロウン > (それでもちょっとしたことでムカツク竜。なでてやろうとしただけだった。こんな仕打ちをされるいわれは無い。と、子猫を守る親猫の心境はそっちのけ。)ふ〜ん・・・(と、一言漏らせば伸ばした手を親猫へと向け広げそしてむんずとつかみ上げる。その後、顔も見ることなく口の中へとほおりこんで) [Sat 20 May 2006 02:36:28]
◆ブロウン > (おぅおぅ、敵意剥き出しだぜこいつ)(近づけば逃げるだろう、と思い距離を詰めても一向に逃げる気配のないネコ。不思議に思いながらもその距離はすでに足元。視線との距離なら2メートル半といったところ。フギーとうるさくなくネコのうしろには、生後間もないであろう子猫がいて)あぁ、そういうことね(その場にしゃがみこみ、親猫の頭でもなでようかと手を伸ばせば問答無用で引っかかれる。残念ながらうろこの一枚も剥がすことは出来なかったようだ) [Sat 20 May 2006 02:31:07]
◆ブロウン > (路地を曲がり、物音のしたほうへと進んでいこう。とりあえず普通に歩ける程度の道幅はあったため、躊躇は無い。しいて言うならちょっと暗いかなぁ〜、程度の感想しか持ち合わせておらず──)だれかいんのか?(誰かいたらどうするつもりなのか。そんなことは、会ってから考える。行き当たりばったりの人生──「ニャァッ!」威嚇するようなネコの鳴き声が聞こえてきた。目を凝らせば路地の隅にうずくまるようにしてこちらを見ている白くてやせ細ったネコ一匹。)人じゃねぇし・・・ [Sat 20 May 2006 02:24:37]
◆ブロウン > まぁ、たまにゃぁこっちも歩いてみるか。なんも無さそうだけどな・・・(ふんっ、と鼻息一つ漏らせばゆっくりと足を進めて行く緑の巨躯。立ち並ぶ家屋はとりあえずドアがしまっているようだが、中に人がいるのかどうかは謎である。鉤爪の音だけがはっきりと聞こえた──そしてしばらく歩くと、小さな路地から物音が聞こえた。)(なんかいんのか?)(すでに物音の先が『人』である可能性を捨てている [Sat 20 May 2006 02:15:00]
◆ブロウン > ゴミだめ・・・っつうより、たまるゴミすらねぇ場所か。(キョロキョロ辺りを見回せば、なんとも寂れた感がぬぐいきれない建物がずらりと並ぶ。月明かりの下、見晴らしはいいようで大通りは奥のほうまで見えている。が、通りには人の姿が一人も見えない。)ゴーストタウンかよ?(夜中ということも手伝ってか、動くものといえば時折吹く風ばかり。) [Sat 20 May 2006 02:09:07]
◆ブロウン > (暗黒街を歩いていたら、いつの間にかこんな場所へ)おぅ・・・また行き過ぎっちまった(ブラブラと重たい雰囲気の消えない町を探索してたら、たどり着いた先は貧民屈。モラルの無さは暗黒街とにたようなものでも、ここは人が生きるにはいろいろ物がたりなそうな雰囲気。奪い合いや殴り合いは、あっちに比べて少なそうなそんな感覚を覚える) [Sat 20 May 2006 02:03:43]
お知らせ > ブロウンさんが入室されました。 [Sat 20 May 2006 01:59:42]
お知らせ > 豪人さんが退室されました。 『(返す言葉は、次の月の裏側。)(※気にしないでください、と。誰かが誰かへ土下座。)』 [Fri 19 May 2006 05:23:57]
◆豪人 > (真面目も真面目。本気以外の何物でもない、から、)――― … 、(鉄錆の香りと、味。)(少し、其の味に眉が寄る、けれど。) ――― あはは、そうだね。(大莫迦だといわれれば、不意に確かにそうだと、思わず笑ってもしまう。)(問われた言葉、頬に這う指、) …メリットなンて、無いけど、さ。(返答を紡ごうと唇を動かし、) [Fri 19 May 2006 05:21:54]
お知らせ > ジェダさんが帰りました。 『(金色は次の月を待つ―To be continued.)』 [Fri 19 May 2006 05:19:15]
◆ジェダ > ――――――。(貴方の瞳は揺れなかった。それどころか嘘や冗談でその言葉を口にしたわけではないだろう。 不意に) ――――。 (唇の先へ己の唇を軽く触れさせて) ヒデト 。 思うにお前は大馬鹿なのだと思う。 馬鹿ではなく、大馬鹿だ。 ……何故、他人の為に、自分を差し出すのかがさっぱり判らん。 それで何かメリットがあるのか? それとも―――俺が本当にお前を殺さないとでも思っているのか?(顎に添えた指を滑らせて、頬を撫で) [Fri 19 May 2006 05:14:54]
◆豪人 > (きっと、見透かされている。考えてることなんて。) ………、(金色の双眸、同じような黒髪。間近、)――― 、 (少し口を噤んで、其れから、) 真面目に言ってるなら?(正直な結論は、其れ。)(きっと何もかも見透かされているなら、コレも一笑に付される、だろうか。) [Fri 19 May 2006 05:07:40]
◆ジェダ > ……。 ……。 (頷く事もしない。首を横に振ることもしない。じっと視線を合わせつづけ) ―――――「そうだ」と言ったら、ヒデトは俺に身体を渡すのか? [Fri 19 May 2006 05:03:30]
◆豪人 > (泳いだ視線、嗚呼、きっと、)――― …(近付くのは、見慣れた顔。なのに、香る鉄錆に、ん、と息が詰まるような感覚。) … …、(間近、濃い鉄錆の香りと、零れた 戯れ。)…… 、(何処まで冗句か、何処まで本気か。いつも計れない。鋭くない己。)(瞬き、)――― … 其れで、ヒト、襲わなくなる?(なンて、少し笑む。からかわれるのは慣れたもの。) [Fri 19 May 2006 04:59:21]
◆ジェダ > (黒い瞳が物語る判りやすい逡巡。――もっと覗き込めば心の奥まで見えそうだ。澄んだ水の中を覗き込んでいるような気分になる。顔を近づける。――獣からは、生々しい鉄錆びの臭いがすることだろう)―――――………。 (互いの前髪が触れるほど、顔を近づけて) ヒデト。 (戯れを溢した) [Fri 19 May 2006 04:52:39]
◆豪人 > (じゃァ、捕まえればイイ、と言われれば、其れまで。其れが出来無いのは下らない 情 だ。曖昧な正義感と。)(ずっと指先を眺めていたものだから、視界に伸びた細く長い指先に、意図も容易く掬われる) ――― 例えば?(掬われた先に、あるのは、宵闇の中の月のような金色が二つ見えるンだろうか。かくて、空の月はもう薄くなっている、けれど。) …、ぇ、と。 (普通に人間食を喰え、とでも言うのが正解だろうと思い乍、其れはそれで 牛や豚に感情があるなら、矛盾した話。故に、言えず)――― 例えば、 …逆に、何なら、イイの、 かな。(濁す言葉尻。) [Fri 19 May 2006 04:46:06]
◆ジェダ > (『自警団だし』――そう結ばれた言葉の先は、声にされずとも判る。 唇の端を更に吊り上げた。――俯く貴方の顎を掬おうと、指を伸ばし)(他のもの) ――――― 例えば? [Fri 19 May 2006 04:38:14]
◆豪人 > (見上げた表情は酷く愉快そうで、分かり易い己のことだから、とうにバレている思考。)(其の表情に、)――― …なんか、もう、凄ェ強制力とか皆無なコト言うけどさ、笑ってくれればイイんだけど。(眉をへにゃり、落として)――― …、他のモノだけじゃ、駄目、かなァ ?(食事、の話。)(視線を落とし、指先を握ったり開いたり、其れを眺め乍。)―――俺、こンなでも自警団だし …、(詰まる。) [Fri 19 May 2006 04:34:04]
◆ジェダ > (何に戸惑っているかは、当に気付いている。しかしあえてそれを持ち出す事無く、座った貴方の傍に近寄って) ……毎日というよりは、腹が減ったらだな。 (返答はあっさりしたものだった。) (言いたい事は他に在るんだろう?――愉快げに細められた金色の瞳が語る。 悩む貴方の様子すら楽しんでいるようだ。) [Fri 19 May 2006 04:30:20]
◆豪人 > (差された方を、目を細めて眺め―――) ぁは、は。 そう、だね。軟弱モノだ。(極自然な人懐っこそうに見える笑顔で投げられた言葉は、否定するべくもない。事実。)(軟弱者は妙な脱力感、路地に転がる瓦礫だか、何かに適当に腰掛ることに。―――其れから、金色の双眸を見上げ) うーン、 …上手くいえない、ンだけど。(ぼさ、と頭を掻き毟る)―――…(唇が何度か様々な形を象って、)…やっぱり、食事ッてさ、毎日、だよね?(辿り着いた言葉は、結局、そんなもの。) [Fri 19 May 2006 04:22:23]
◆獣 > いいや?構わんよ。 (唇を横に引く。裏の無い笑みだと直ぐに判ることだろう。 人を一人殺しておいて、綺麗に笑う姿は、それだからこそ性質が悪いとも言うかもしれないが) ――して、ヒデト。話しとはなんだ?顔色が悪いな。―――人の死体は見慣れておらんか。 軟弱者め。 ここより少し先にいったところでは、ゴロゴロしておるぞ?(と、暗黒街のほうを指差して) [Fri 19 May 2006 04:15:49]
◆豪人 > (後は返事も儘ならぬ儘に、指示されたとおりに歩もう。ふらつくのは、濃厚な鉄錆の香りと悪夢の情景の所為だけでもない。)――― 、(待つ間、拳を開いては握り、開いては握り、繰り返す。保管場所があるなど知らない、から、嗚呼、一体人一人食べるのにドレくらい時間が掛るンだろう、だとか、よく己は今まで喰われなかったものだとか、取り留めない逡巡。)(と、早飯喰らいには早すぎる間、姿が見える) …、(見えた姿が見慣れた人に近しい姿だったからか、)――― ごめんね。邪魔して。(息を吐くと同時、ふ、と何処か身体の力が抜ける) [Fri 19 May 2006 04:09:00]
◆獣 > (目を背ける仕草。顔を覆う掌。―――黒い獣は大人しく貴方の言葉を待っていた。) ――んんん?左様か。それは良かった。此方も苛つかずに済む―――だが、ヒデトの前で食事をする程、餓えてもおらん。 しかも俺に話か。 (男が自分を落ち着かせる為の呼吸を繰り返すのを眺めながら)……よかろう? ここより三つ先の路地で待っておれ。……直ぐ戻る。(言うが早いか、黒い獣は、少女の亡骸と共に空へと消える。――重い物を引き摺る音が暫く響くことだろう。どうやら獣は幾つか保管場所(――!)を持っているようだ。)――――……。(程無くして、言われた通り三つ先の路地に一人の男が現れた。 ――誰かから剥いだんだろうチュニックと、大きめのハーフズボン姿。… 黒豹の名残らしき耳と尻尾を揺らして) [Fri 19 May 2006 04:01:08]
◆豪人 > (ぐらりと揺らいだ視界、黒の中に厭に鮮やかに見える赤から目を背け)―――…知り合い、 じゃ、ない、よ。(さらさらと口から零れる言葉に目を伏せて、両手で顔を覆る。怒るというよりも、捕まえて然るべきなのだろうと、ふと思う、が)――― 狩り …、(聞こえる言葉に、コレが 貴方に取っては自分の食事なのだと、) ……、(気づけば、暫しの沈黙の、後)―――…いいよ、 『 食事 』済ませて、よ。(両手で顔を覆った儘、) それから、少し、 話したい、ンだけど。(呼吸を整える。)(彼にとっての、少女は、先程己が口にした牛や豚、鶏と同じなのだから。なれど、曖昧な正義感が頭を擡げる。仮にも、―――自警団員、だ) [Fri 19 May 2006 03:47:51]
お知らせ > 豪人さんが入室されました。 『(―――眩暈)』 [Fri 19 May 2006 03:41:36]
◆獣 > (指差された方向は、見るまでも無い。ゆらりと尻尾が動くのみ。 黒い毛皮、口の周りについた血を、赤い舌が舐めて) ―――― この人間、ヒデトの知り合いなのか。 (チロリと流した視線) もしそうならば、流石にこのまま喰うわけにもいかんな……? 困った。もう一回狩りのし直しだ。 (さらりと言ってのけた。 …人間の感情が理解できないわけじゃない。 もしこの少女が貴方の知り合いの類であったら、怒るか、嘆くかするのだろう…とは思っている。だが、罪悪感を感じているわけではない男は、こう言う返答しかできぬ) [Fri 19 May 2006 03:33:59]
◆豪人 > (ぐら、と視界が歪んだ気がした)(目の前に居る黒豹の所為か、視界が酷く 黒 い。) ――― は、 はは、(投げられた言葉に)…会いに? 出来れば、今、此処では会いたくなかった、かな …、(声が掠れる。己と然して変わらない大きな黒い身体の向こう、人形のような少女を指差し)―――彼女、に会いに(――助けに――) 来たンだけど、間に合わなかったみたい。(ぐるりぐるりと頭の中を巡るのは、目の前の惨状と、アナタの言葉と、貴方がこういうイキモノなのだと分かってた筈という言葉、其れと曖昧な正義感。)(余りの軽い口調に、返答も何処か 正しく、無い) [Fri 19 May 2006 03:21:12]
◆獣 > (金色の瞳が、酷く人間臭く歪んだ。大きな身体を旋回させて、まるで猫のように腰を落ち着ける。ひくりと鼻を動かして「いかにも」と無言の肯定) ......ゥルァ ... (喉を鳴らして、一歩近付いて) 久しいな。会いに来たのか?ヒデト。 (背後の少女の事など、欠片も気にしてはいないようだ。 軽い言葉が獣の口から漏れる。) [Fri 19 May 2006 03:13:12]
◆豪人 > (其処から微動だに、出来ぬ儘)ジェダ、―――さん?(思い当たる名。) [Fri 19 May 2006 03:09:41]
◆男 > ( 、口は動けど声にならない制止は、背を向ける獣に届く筈等無く。)(先程まで細い悲鳴を上げていた少女の最後の景色は、壁と黒い獣、其れと同じ風景を逆から眺めて、) …、 !(獣が動こうとしたのに、身構える)(救えなかった少女の最後を眺め、乍、 と、)――― ぇ 、 …?(振り向いた見紛うことない猫科の獣の面、其れから聞こえた、声、に) … ま、さか、(先程まで微塵も及ばなかった目の前の獣の名が不意に浮かぶ) [Fri 19 May 2006 03:08:38]
◆獣 > (ギュチ) (水に濡れた管が潰される音が木霊する。黒い獣の向うで、少女の四肢が一度大きく跳ねて――弛緩したのが見えるだろうか)(立ち去ったと思われた足音が、再び此方に近寄ってくるのを聞いていた。得物が力を失ったら屋根の上に飛び乗ってしまおうと思っていた。 人間にすれば高い壁も、黒豹のライカニアである自分になら難しいことではない。振り向く事無く後ろ足に力を入れた時――――だ) (聞き覚えのある声だと、気が付いた。四足は、首から顔を上げると、緩く振り向いた。金色の瞳が背後の人物を見上げて) ――――― ハッ ッ ハッ……ハッハッハッハッハッハッハッハッハッ・・・…!(獣の姿を持ちながら、人の声で笑い始めた) [Fri 19 May 2006 03:02:23]
◆男 > (―――時既に遅し、其れが刺さる瞬間。) ………、(程なく香るだろう鉄錆の香りに眉を顰めて、獣の背後、佇む、しか。) [Fri 19 May 2006 02:56:58]
◆男 > (逆へ駆け、小さな悲鳴が刹那―――) …畜生、真逆ッ…!(結局は大した勘でもないのに、頼った所為、握り締める拳に汗が滲む) …―――(ざ、と駆け込んだ逆の路地、聞こえた筈の少女の声は、もう、―――) … 待、 (て、と言葉を発しようと見詰めた先、)(言葉を失う) …ッ !(其処には、既に呼吸が一つだけ。)(揺れる黒い、獣の後姿だけ。) [Fri 19 May 2006 02:55:37]
◆獣 > (暗闇を苦にせぬ金の瞳は、程なくして袋小路の奥で震えて座り込み、失禁している少女を見つける。足音の無い獣は、「獣の面」で笑った。即ち――喉で低くクラクラと笑って見せた。 それを聞いた小娘は、一度身体を跳ねさせると ゆっくりと振り向き) ――――……… 。 (吐息が触れるほど近くにある獣の顔に、悲鳴―――)(しかし、その悲鳴も一瞬で終わる。背後から小娘の細い首を咥えて、気管ごと潰したから) [Fri 19 May 2006 02:47:44]
◆男 > ―――違う ッ、(歩みを進めた先は、バラックの続くスラム。少女も、追跡者の姿も無い。)(踵を返さん) [Fri 19 May 2006 02:41:41]
◆男 > (走り乍、左右を窺う。耳を澄まし、周囲を。走る己の息すら煩く聞こえる) ―――どッち、 …?!(少女の悲鳴とあれば、この場所、この時間。追いかける何かが居ることは明確、なれば走る足は己の力の限りに。)(ちいさな足音。徐々にスラムの奥、普段は足を踏み入れないだろう方へ―――この先は、他に増して勝手が分からん。) どっちだ、どっち、どっち…!(十字路、左右を見回す) …?(闇の中だ。あるものも、ないように見える。ないモノも、あるように見える。ましてや、目はよくない。ただ、眺めた方向に何とはわからぬが、影が揺れた気が、した。) えぇい儘よ…!(其の 「 気 」 に頼ってみる)(発言秒数下一桁が偶数ならば、正解。奇数ならば、逆。) [Fri 19 May 2006 02:39:23]
◆獣 > (娘は咄嗟に右へ飛び込むしかなかった。パタパタと小さな足音は路地の奥へと遠ざかる。 遠ざかると言っても、直ぐに袋小路にぶち当たるだろうから、足音が止まるのはもう直ぐの事だろう。四足は内心ほくそ笑みながら、足を進めた。――大人の男が両手を広げるのも辛い路地。逃げ場はもう無い――。 ) (と。) (耳が別の足音を拾って、震えた。――此方に近付いてくる?邪魔されては敵わないと、路地の奥へと足を速めた。――もし貴方がこの路地を見つけることが出来るなら、揺らぐ長い尻尾の先端が見えたかもしれない) [Fri 19 May 2006 02:28:40]
◆男 > (白いシャツに緩んだタイ、足音は恐らくは小さく、周囲を窺い乍歩くのは、極個人的な警邏のようなもの。)(この地区はそんなモノ、するべきでないとは知っていても。) (ゆっくりと、今宵も何も無さそう――己の目の前、では。の話、――だな、と勝手な安堵感。何かが間違った正義感。)(ゆっくりと歩みを進め、) ―――何も無さそうだし、今日も帰ろ、(と、耳を劈くか弱い悲鳴。) うかなァー、とか言ってる場合じゃないッぽい?(―――根本緩い表情は其処まで締まらないが、きり、と唇を引き、其の声の方へ。)(獣が既に少女の前に下りているのなら、頭上に其の影は見えぬから、声だけが頼り) (――走る。) [Fri 19 May 2006 02:18:33]
お知らせ > 男さんが来ました。 『(カツ、カツ―――)』 [Fri 19 May 2006 02:13:55]
◆獣 > (やがて――小娘は、生死をの別れ道に立つ。右に行けば袋小路。左に行けば、やや人通りの多い道へ出ることだろう。 無論、屋根の上の黒い獣は其方に行かせる気などサラサラ無かった。――ライカニア特有の変形――獣の姿へのチェンジ――を緩やかに行いながら、黒豹は四足で、左の路地先へ降り立った。)――――― ウル ァ … ( 揺らす尻尾。娘の悲鳴に、耳が揺れた) [Fri 19 May 2006 02:13:34]
◆獣 > (もう少し行けば、路地に入る。――その先は、スラムにしては珍しい高い壁に囲まれた袋小路。――… 娘は、屋根の上でちらちらと揺れる金の瞳と、長い尻尾を見ては、足を止めて、進む先を迷い、助けを求めて視線を辺りにめぐらせては、走り出す――ココはスラムだ。しかもこの時間――。一目で金が無いと判る娘を、危険を冒してまで助けようと思うような輩は少ないだろう。)―――……。(故に、獣は追い詰めていく。違う道を選びそうになったなら、先に進み待ち構える素振りを見せて) [Fri 19 May 2006 02:06:04]
◆獣 > (夜に紛れ、月に紛れ、黒い獣は行く。――スラムの襤褸屋の上を、軽い足響かせて――眼下の路地には)――――……。(逃げる小娘一匹。) [Fri 19 May 2006 02:00:22]
お知らせ > 獣さんが来ました。 『(と、と、と、と――爪先で屋根を踏む音)』 [Fri 19 May 2006 01:58:35]
お知らせ > バドラックさんが帰りました。 『呟いた言葉は、夜風に流されていった』 [Fri 19 May 2006 00:31:10]
◆バドラック > (浮浪児なんて、ある意味底辺のスラムでも、更に最下層の存在だ。 ヴェイトス市の市民権も、金も、家族ももたないまま死ぬのはイヤだ。 口には出さないけれど、皆思っていることだろう) 暗黒街か…… [Fri 19 May 2006 00:30:32]
◆バドラック > そろそろ、身の振り方考えないとな・・・ (スラムを出て、まともな暮らしがしたい。 浮浪児の多くが夢見る未来に、小熊もずっと憧れて来た。 残飯を漁り、ほんの僅かな食料や金をかっぱらって追いかけ回され、芸能横丁で芸をするにもギルドにも入っていないから、ギルド製の奇術の種や新しいネタを仕入れることも出来ないし、芸をする場所も人通りの外れた小さな区画しかない) ならどうする? ヤクの売人でもやる? マフィアの使いっ走りでもやる? (暗黒街にコネのある奴に紹介してもらえば、そのくらいの仕事はもらえるかもしれない。 20まで生きられれば運がいいという、ハイリスク・ハイリターンの世界。 最低条件が、暗黒外で生き抜ける事と言うハードルの高さがネックか) [Fri 19 May 2006 00:18:45]
◆バドラック > どっか涼しい所で住み込みの仕事とか無いかな、三食昼寝付きで仕事が簡単で危なくないの………無いだろうけどさ (ただでさえ、スラム在住者は雇用制限がかかるというのに。 そんな高待遇の仕事なんぞ、あったとしてもまともな人達(市内在住の方々)で埋まってしまうだろう) [Fri 19 May 2006 00:05:11]
◆バドラック > 怒ッ科涼しいところで [Fri 19 May 2006 00:00:31]
◆バドラック > (スラムの夏は過酷だ。 慢性的な栄養失調と不衛生の為、疫病が発生したり、大量に発生する蝿や蚊が病気を媒介したり、陽射しと熱で野垂れ死にが出たり、残飯が腐りやすかったり、腐った残飯を食って食中毒になったりetc) 去年は雪山に行ったんだっけ? アレはアレで死にかけたけどさ (懇望振り回すマッシブな爺さんに追い掛け回されたり、とんでもない化け物に遭遇したり) [Thu 18 May 2006 23:59:19]
◆バドラック > (少しだけ冷たい夜風がスラムの悪臭をかき混ぜて流れていく。 見上げた月は、煌々と白く輝く下弦の月だ。 地方村のほうからは、蛙の声が聞こえる) もう、夏が近いのかな (ごろりと身体を横たえて、呟いた) [Thu 18 May 2006 23:48:30]
お知らせ > バドラックさんが来ました。 『ねぐらの屋根に腰掛けて』 [Thu 18 May 2006 23:37:02]
お知らせ > ヴァリスさんが退室されました。 『そうして、裏路地の向うに彼は歩いていった・・・』 [Wed 17 May 2006 21:36:23]
◆ヴァリス > ・・・・・・・ ( そうやって、見回したけれど返事もない ) ・・・・・・・・まあ、そんなのは自意識過剰とだとは思うけど――― ( そっと溜息を漏らし、 )( どこで誰が聞いてるかもしれないそんな世の中でもあるのだし、 ) ・・・・気をつけないと、ね ( そっと漏らした呟きは自分への物 ) [Wed 17 May 2006 21:36:01]
◆ヴァリス > ( そんな、小さな棘が足の裏に刺さっている程度の不快感と違和感 ) ――――― ( そんなのが心の中に渦巻いているのを確認しながらも、彼は薄暗い路地裏を歩く。 ) ――――――なぁ、 ( つと彼は足を止め、 ) ・・・・・・・・・こうして喋りかけると、誰か聞いてるんじゃないかと思うんだけどな? ( そういって、彼は裏路地を見回すだろう )( 誰か居るだろうか・・・・。 ) [Wed 17 May 2006 21:28:15]
◆ヴァリス > ( スラムの裏路地はとても静かで、屋根の上と比べても大差ないほどだ )( 屋根から下りた彼はあても無く適当にスラムを歩く )( 一見優男風体の彼の中、 )( 心情は決して穏やかなものではなかった )( 疑問と不安。 しっくりこないような、ジクソーパズルの最後のピースが当てはまらないような )( そんな感覚が纏わりつくのがとても不快 ) ―――― ( それでも、決して表に出ないことでもないのだし、この程度の感情は誰でも持っているものだと思う。 ストレスなんて、もっと高いと思う ) [Wed 17 May 2006 21:23:50]
◆ヴァリス > ――――当たり前、か ( かちゃん、と腰の模造刀が屋根を小さく叩き、 ) ――――――これが、本物なら―――― ( そっと溜息を吐き、 ) ・・・・・鍛錬場に通うかな、やっぱ ( そうなれば、一人旅を可能にすることも夢ではなくなるのかもしれない。 )( そうすれば、取材旅行も夢ではないのかもしれない ) ――――それにしても、静か、かな ( こんな日も悪くはないかもしれない。 そんなことを思いながら、彼は屋根上から路地裏へと梯子を使っておりる )( ちなみに、この家は名前も知らない他人のものだ。ごめんなさいと心の中だけで謝っておくっ ) [Wed 17 May 2006 21:17:34]
◆ヴァリス > ――――正直、さ ( 嫌なんだよね ) ――――でも、ね ( 嫌でも、なんでも呑み込んでしまうのが世間様って言うやつで ) ―――俺一人の悩みなんてのは小さくて、ね。 正直――――いや、なにを言ってるんだろ、俺 ( こりっ、と首の骨を鳴らして煙草の火を屋根に押し付けてから路地裏へと放り捨てよう ) [Wed 17 May 2006 21:08:01]
◆ヴァリス > ( そっと懐から取り出した煙草に火を点ける ) ―――それで、暗黒街もそうだよね。ある意味 ( 最初の一度だけ吹かされた煙草は指に挟まれてゆらゆらと小さな光点を一つ、スラムの屋上で踊る ) ――――――――なんて、ほっんと、ガラでもないことを思ったり、してみたり ( そっと、彼が呟いてもスラムが変わることもないし、なにも起こらないのだろうか ) [Wed 17 May 2006 20:58:49]
◆ヴァリス > ・・・・・・・・・・・・・。おかしな場所、だね ( そっと、彼の呟きは闇に融けていく ) ――――曖昧な境界線の上だって言うのに、存在できてるんだもんな ( それは人間と亜人の境界線の場所だというのに、 ) ――――ある意味、俺にとっての理想郷でもあるかもしれなくて、 ( ふっと息を吐き、 ) ――――それでいて、理想郷とは程遠い・・・・・。 ( そっと目を瞑り、 )( 間を空けてから瞼を持ち上げ、 ) ――――ヘンな場所だよね、今更だけど―― [Wed 17 May 2006 20:53:10]
◆ヴァリス > ( 傍らに置いたバックに手を置いて、これから何をしようかと考える。 そういうのも、彼はいい刺激になると考えている。 ) ――――― ( 余っている薬を売ってもいいし、腰の模造刀持って見回りの真似事をしてもいい。 ) ・・・・・・・ ( もちろん、このままここでぼぉとしていてもいいわけで ) [Wed 17 May 2006 20:43:33]
◆人影 > ( どちらにしても、何かが頭に浮かぶまでぼぉとしているわけだけど ) [Wed 17 May 2006 20:39:29]
◆人影 > ( 何かが起こればいいし、何も起こらなくてもよかった )( 彼はたまにぼぉとしたい時もあるし、歩き回りたいときもある )( とにかく、仕事に行き詰ると彼は煙よろしくスラムの屋根の上に登った。 )( スラムが危険なところだという一般常識的なことは知っているし、スラムでこんなことをしてどうなるもんでもないこともしっている ) ・・・・・・。静かだねぇ ( 静かというのもいい。 それでも、何かが起きるにしろ起きにないにしろ、 ) [Wed 17 May 2006 20:39:16]
◆人影 > ( それは敵対関係を結んだ少女でもよかったし、自分の刀を持っていったメイドでも良かったし、 )( 名前も知らない誰でも良かった )( 喋りたいわけでもないが、かといって誰とも喋りたくないわけでもない ) ―――― ( 彼はただ、待っている )( 何かが起こるのを ) [Wed 17 May 2006 20:34:37]
◆人影 > ( そうして、夜空をひとしきり眺めた後、 )( 彼は視線をスラムの屋根群に移した。 ひしめき合うようにして立ち並ぶ屋根群を見つめながら、 )( 彼は人影を探す ) [Wed 17 May 2006 20:32:26]
◆人影 > ( ぶらぶらと揺らした足は屋根からはみ出して暗い路地裏に垂れていた。 ヘタに落ちれば捻挫ではすまないかもしれない高さにあって、彼の視線は夜空へと向けられていた ) ・・・・・・・・・・・・・・ ( 他人から見てもつまらないと思うだろう、夜空 )( それに何かを見出しているわけでもなく、星を眺めることに熱心なわけでもない ) [Wed 17 May 2006 20:31:04]
◆人影 > ( スラムの夜空はとてもよく見える )( それは光源となる明かりが少なく、あるとしても焚き火のようなものばかりで夜空の星を隠してしまわないからだ ) ―――― ( そんなスラムの夜。夜風を心地よく感じながら青年は一人スラムの屋根の上に陣取って夜空を眺めていた ) [Wed 17 May 2006 20:27:44]
お知らせ > 人影さんが来ました。 『屋根の上の人影――』 [Wed 17 May 2006 20:24:41]
お知らせ > 紫さんが退室されました。 [Mon 15 May 2006 04:43:26]
お知らせ > 紫さんが入室されました。 『 二人が立ち去った後、老人の姿は街から消えた 』 [Mon 15 May 2006 04:43:22]
お知らせ > デュラハンさんが帰りました。 『(同伴出勤とか言う単語が似合いそうな光景は店に着くまで続いて)』 [Mon 15 May 2006 04:41:11]
◆デュラハン > (ある意味ではそうなのかもしれない。ただ、冷徹な人間も居れば、妙に人情に厚い「人でなし」もいるのだから、一概には言えないのかもしれないが。)(其処にあるのはデュラハンが感じたと言う事実と分からないという紫の事実だけ。少なくとも「何か」の正体すら理解できていない今は真実を得れる時ではなく。)雨が止みましたね。(湿気は残っているが、ぐずる程度にまで機嫌を直した空を見上げればポツリと呟き。)依頼者が居れば良いのですがね。(叩き出されていたとしても、逃すには惜しすぎる故に待ち続けているだろう。故に問題ないだろう何て思って。)(同伴する意を告げ、自身の手に絡められた紫の小さな腕。それを軽く引けば、外套の中に誘うようにして)いきましょうかね。(男の躯に何かをする訳でもなく、その場から立ち去ろう。) [Mon 15 May 2006 04:33:49]
◆紫 > ( それが判らないという事は、人間性が薄いという事か。僅か、その理解できない事に対して浮かんだ疑問符に少しだけ、目を伏せて。 ) …… もうしわけありません。( 期待に添えぬ答えを事に、頭を下げる。 自覚がないと言ってしまえばそれまでで、薄っすらとした言葉に出来ない理解が真実であるという事を確かめる術も無い。目の前の作り物の目をした奇妙な人物は、何かしらを得ているようだが… 全ては暗がりの曖昧模糊の中。 ) …… ぁ。 ( 男の言葉に、は、と顔を上げる。 もう空は薄っすらと明るくなる時間。 その薄明かりすら眩しいように目を細め――… 店を閉める時間はとっくに過ぎているように思う。 飼い主はもう休んだだろうか。 ) …… お供、します。 ( そう言えば、彼の腕に手を回し、ぴたり、寄り添う。 遊んで行くかどうかは判らないけれど ) [Mon 15 May 2006 04:22:54]
◆デュラハン > (それを言葉にするならば人情と言ったところだろうか?紫も自身と同様な意見であると言う事を見れば、小さく頷いて。)いえ、分からないのなら構わないのですよ。(不意に尋ねた質問に返って来たのは当人にも分からないと言う答え。その小さな手を見ていた紫を薄目で眺め)やはり私の気のせいでしたかね。(口ではそう言ってみたが、あのぬるく粘性を持つ様な空気は勘違いではないだろう。肌に纏わり付く「何か」が変わる条件・・・それは未だ理解できぬままで。)そろそろ店の方に戻らなくても良いのですか?(少女にとっては理解し難い質問の後に続いたのは、簡単に理解できる質問。)戻るのならば私も一緒に行きますが。(聞き屋の依頼者を蛙亭に待たせていた事を思い出しながら、紫に確認の意を伝えて。) [Mon 15 May 2006 04:08:45]
◆紫 > … はい 。 ( 奇特な方、という意味が良く判らず、押し黙る。 自分でも、何故この老人がそう言う行動を取ったのかは判らない。単なる親切心か、それとも同情か ただ、貧しいスラムであっても全てが損得勘定で動いている訳ではないのは判るが、それを上手く説明できないし、老人を弁護するような気持ちも自分の中には無いように思う。 理解できないの言葉に同意し。 )――… ぇ ?( 何時の間にか降り止んだ雨に天を仰げば 降りかかる質問に首を傾げる。 指。 そうして、自分の掌、指先へと視線を落し―― なまっちろい掌がぼんやりと闇に浮かぶ。 そして、問う彼の作り物の顔を見上げ。 よくわからない、と首を振り。 ) [Mon 15 May 2006 03:57:51]
◆デュラハン > (本当はどこから現れたか分からぬ闇。それが指から出ていた様に思えたのは、自身が行うそれとどこか重ね合わせていたからかもしれない。ただ、それにこの男が其処まで気づく事は無く、尋ねた問いに返事が返ってくるのを静かに待って。) [Mon 15 May 2006 03:55:40]
◆デュラハン > (別に自身の顔を覚えて貰い愛想を振りまかれたいと言う訳でもなく、忘れているならそれはそれで構わないかなんて考えて。ある意味予想通りの返事が返ってくれば)また奇特な方なのですね。(目を閉じさせればゆっくりと立ち上がり呟く。客でもないのに少女に世話を掛ける・・・・其処には損得勘定という物は存在していなかったのだろうか?)どうにも理解できませんね。(止む気配を見せぬ雨に少々の不快を感じながら、理解できない男の行動への疑問を口に出して。)ところで・・・・・(話を変えるように言葉を呟き)先ほど貴女の指から出ていた闇・・・・あれは何だったのですかね?(外套の端から見える仮面は老人だったそれではなく、紫の方にしっかりと向いて。それはもしかしたら自身に近い存在であるかもしれないという疑問からでた言葉。ただ、貴女が分からないと答えるのならばそれ以上尋ねることも無いだろう。) [Mon 15 May 2006 03:48:01]
◆紫 > ( その推測は恐らく正しい。 精々お店で良くみる人位の認識だろう。 何をしているのか、どういう人なのか、そんな事までは判っていない。 店の中では給仕や性奴の仕事をしているか、呆けているか 頭も悪く、舌の滑りも悪ければ、あまりお客と会話する機会は無い。 「常連客か?」と聞かれれば否、と顔を横に振る。 ) …起こして、くれたり …… 身体を拭いてくれたり。 時々。 よく、知りません。 ( 口にしてしまえばそんなもの。 老人が何を考えていたのか、そして何者であったのか 一切知らないし判らない。 近所の顔見知り、くらいの付き合いだろうか。 ) お客様では、ありませんでした。 ( かり、と首に下げた看板を引っ掻いて ) [Mon 15 May 2006 03:33:50]
◆デュラハン > (顔を拭い此方の姿を確認している紫を、不可視の瞳でじっと見つめて。もしかしたら、自身が誰なのか理解していないのかもしれない・・・そんな事を考えて。)(返された言葉「世話になった」と言う言葉を聞けば)ふむ、常連客だったということですかね?(少なくとも自身がこの男を店で見た事は無いし、この男の身なりから考えても蛙亭に来ているとも思えなかったが聞いてみて。)(その言葉を告げると同時、その場で少し屈めばそれの目を閉じさせる。それは死体にじっと見つめられると言うのも決して気分がよい物ではないという考えからで。) [Mon 15 May 2006 03:22:50]
◆紫 > ( 下げた頭 ばっさりと切落とされた濡れた髪を伝って雫がぽたりと垂れる。 顔を起こしても、闇色の瞳は彼を捕らえているのに遠くを見るように焦点を失って―― 名前を呼ばれ、漸く像を結ぶ。 そしてまるで朝起きた時に眠気を拭うよう、顔の雫を掌でぬぐって、ぱちぱちと数度瞬きをした。 「この方は――」 その言葉に促されるように、老人へ視線を戻し。 ) … 何度か、お世話になりました。 ( 老人と、自分との縁を、何と表現した物かよくわからない風に口篭り、舌に乗せたのはそんな言葉。 ) [Mon 15 May 2006 03:14:15]
◆デュラハン > (風に靡くように闇が揺れ・・・・・同時に肌に纏わり付く「何か」がぬるい粘性を持ったそれに変わったような気がした。ただ、それも数秒の出来事、闇が消えると同時に「何か」は元の感触へと戻っていて。そんな状況を不思議に思っていながらも、お辞儀をし濁る言葉で挨拶をしてきたウェイトレスに)こんばんは紫さん。(外套を纏ったまま此方も礼を返して。数歩近づき、横に並ぶように立てば)この方は貴女の知り合いですか?(老人だったそれに視線を落としながらそう尋ねて。) [Mon 15 May 2006 03:06:32]
◆紫 > ( 歩み寄る彼には、奇妙な光景が目に入るだろう。 夜雨の中ぼう、と妙に浮かび上がる奴隷の肌色の先、蹲る誰かの周辺 ざわざわと”闇が揺れる” それも、独り言のように発せられた声で、次の瞬間には何事も無い雨の風景へと戻り――… 傘も持たず、髪も服もずぶ濡れの奴隷が其方へと視線を向け そして、思い出したようにのろのろとお辞儀をしよう。 )…… こん、ばんわ ( 久しぶりに出した声は、上手く発音できずに引っかかるような、掠れるような 妙な音を出し。 ) [Mon 15 May 2006 02:59:43]
◆デュラハン > (少女から見れば背後、足音を雨音に掻き消されたそれは一人と一人だった物の方へと向かっていて。)雨と言うのは・・・・・(あまり好ましくないですねなんて言葉を呟く。数日前から纏わり付く「何か」の気配に加え、湿気が肌に纏わり付く感触にため息をもらし。)(外套だけを纏うそれは、傘も差さずにゆっくりと歩を進め・・・・・やがて貴女と蹲るそれを目にして。しかし、別に警戒の色を見せるわけでもなく、歩調は変わらぬまま貴女の背後へと近づいていくだろう。) [Mon 15 May 2006 02:54:00]
◆紫 > ( 雨の中、どれ位見下ろしていただろうか。 もう動かない唇が何かを言ってくれる事を待っていたのかもしれないが、その場に言葉は無い。 路上生活の果てに野垂れ死んだ老人と、雨に降られた奴隷が居ただけ。 やがて 闇色の小袖から覗く白い腕が緩慢に上がり、物になった老人の頬を撫でた。 ) ( ゆらり、と 闇が揺れる。 夜を覆う影が、雨音に紛れてざわざわと揺れ、て――… ) [Mon 15 May 2006 02:49:53]
お知らせ > デュラハンさんが入室されました。 『灯りも持たぬ影が一つ』 [Mon 15 May 2006 02:46:52]
◆紫 > ( 雨は降り止まない。 雨脚は弱まらず、道は少しぬかるむ。 人影は見つからない。 濡れて帰っては飼い主に叱られるだろうか? 言葉を忘れそうだ。 まだ、少し寒い。 ぴちゃり、ぴちゃり 足を勧めれば、道の端に蹲る何か。 )――… ( 目をとめて、足をとめ、見つめる先は垢と、白い物が混じった体毛に埋もれたやせ細った男性。 やはり垢のこびり付いた擦り切れた衣服に埋まるように蹲っていて 壁に埋まるようにして、ぴくりとも動かない。 ひたり、寄る。 数日前には声をかけてくれた唇は半開きになり、黒い闇が覗いている。 もう、動かない。 ) [Mon 15 May 2006 02:35:43]
◆紫 > ( 初心そうなの、と聞いてまるっきりの子供をかどわかすようにして路地裏に連れ込み、乗った事もある。 けれどもそれではダメらしい。 世捨て人のような路上生活者とは仲良くなった。 フラフラと出歩く内に顔を覚えられたのか、一方的に声をかけられたりする。 大概は頷いたり、首を横に振ったりするだけのやり取りなのだけど、それでも彼らの一部には通じていたりするから不思議な物。 道端で気を失っていれば、身体を拭いたり、服を着せたり、世話をしてくれたりもする。 けれど、お金がないと言って肌を合わせる事はしなかった。 店に顔を出す事も無い 彼らには彼らなりのテリトリーがあるのだろう。 ) [Mon 15 May 2006 02:08:57]
◆紫 > ( 暫く呆然と空を眺めていた奴隷の娘は やがて、裸足の足を雨に濡れた道へと踏み出して、のろのろと歩き始める。 暗黒街にある傾いた酒場に買われて以来、端物のゴロツキ相手の性奴隷兼給仕として過ごし、時折こうして店の宣伝がてらに出歩いている。 特に取り得もなく、愛想もなく、頭も悪い。 用途にしてみても偏った趣向相手の商品だけに売れ行きも良くない。 こうして宣伝目的で歩いていても、よくわからなくて 道往く人の裾を物陰からそっと摑んで驚かすような事ばかりをしている。 殆どは気味が悪いと振りほどかれ、稀に引っ掛けられたとしても金を取る意欲に乏しければ結果は知れたもの。 ひしゃげた蛙亭、とぼそりと呟くだけでは成果が上がっているかはあやしい物だ。 ) [Mon 15 May 2006 01:50:10]
◆紫 > ( 髪を伝い、顔を伝い滑り降りた雫が唇を擽るのが煩わしく れ、と舌先で舐め取る。 舌先に感じる雨水は、少し埃っぽい味がする。 動く物に見上げた顔を傾ければ雨を避けるように忙しく駆けてくる人が居る。 濡れたくないと頭を庇うよなその人は 生っちろい手をぬるりと差し伸べ呼び止めて 安物の夢を売りつける間もなく、駆け抜けていった――… それをぼんやりと見送りて、また暗い空見上げる。 この雨では出歩く物はなくなり、やがて疎らな灯りも消えるだろう。 一人の客もつかずに、ただずぶ濡れて帰るだけ。 溜息も出ず。 ) [Mon 15 May 2006 01:25:56]
◆紫 > ( ぽつぽつと地面を濡らした雫が、さあ... と広がる雨音とともに数を増し やがて剥き出しの地面をしっとりと濡らして、雨水と泥を弾けさせる。 傘も靴も持たぬ奴隷は道端に棒のように突っ立ったまま、曇った空より落ちつ粒に打たれ 泣き出した空を見上げた。 ちゃり―― 首に下げられた金属が鳴く。 身につけた厚い布地は水を吸って重く、ごわごわとした感触。 開いた襟元より滑り込んだ雫が滑り降りて肌を擽る。 ) [Mon 15 May 2006 01:10:57]
◆紫 > ( 雨 ) [Mon 15 May 2006 01:09:33]
お知らせ > 紫さんが来ました。 [Mon 15 May 2006 01:09:02]
お知らせ > ヴァネッサさんが帰りました。 『もう少し…暗闇を満喫してから…帰ろうか』 [Sat 13 May 2006 19:02:42]
◆ヴァネッサ > (まわりに反応は) (ない) …………減ってるのかな (犬とかの数が…何だかその原因がすごく身近な存在な気がするけど) ……………………………… (ふと見上げれば、すでに太陽は空に無く…あたりには暗闇が広がっていた。 夜の方がよく見えるせいか…気がつかなかった) [Sat 13 May 2006 18:57:15]
◆ヴァネッサ > ……………んー… (喉元を押さえながらそんな声をあげて) …ちょっと、乾いたかな… (ここのところ、あまり吸ってないような気がした…。血自体はしっかりと飲んでいるが…やっぱり、生きている生き物に牙を突きたてて吸うのと比べれば遥かに劣る)(たまには自分で獲ってみるかな…と思って) (あたりを見渡してみた) [Sat 13 May 2006 18:48:08]
◆ヴァネッサ > (銀髪外套の吸血鬼は広場のベンチのところで立ち止まる。 空を見上げることはできない…。その代わり、目の前のベンチを見下ろした) …あの頃は…良かったな… (ポツリと漏らす。 まだ、何も知らなかったあの頃…きっと、自分自身が塗り替えられて、消えていこうとしても…何がなんだかわからないで、それを迎えてたことだろう…)(でも) …時間、戻らないからね… (独り言…。時間を戻すなんてことはできない…。戻せたらどれだけ楽だろうか…いや、もしかしたら戻したところでまた今に行き着くだけかもしれない) [Sat 13 May 2006 18:38:39]
◆ヴァネッサ > (と、言うわけではなかった)(一度こっそりと戻って、着替えたりしてからまた家から出てきた。 同居人の彼女は家に居なかったから、彼女にとっては私は一日家に帰ってないことになる) ………………………… (何でここにいるんだろう…。 そう思いながら少女は…吸血鬼はスラムにある広場にいた。 今日から敵になったあの青年と初めて会ったあの広場にいた) ……敵…か… (しょうがないよ。それが自分にだって、彼にだって一番良いことなんだ。 最低でも彼にとっては良いことのはずだ) [Sat 13 May 2006 18:25:59]
お知らせ > ヴァネッサさんが入室されました。 『まだ、家に帰っていない』 [Sat 13 May 2006 18:19:44]
お知らせ > 茶外套さんが帰りました。 『 色々と不安で胃が痛くなりながら。 』 [Fri 12 May 2006 18:07:49]
◆茶外套 > …嗚呼、そろそろ行くべきよね。そうよね。 (…意を決して、屋敷へと向かう段取りを、脳裏に描かん。) [Fri 12 May 2006 18:07:15]
◆茶外套 > (ゆるく、頭を揺らす。居るだけで、有益な情報が得られるかと居えば、其れは否。如何に鋭くとも、見える物が多いだけでは意味が無い。己が中で処理しきれぬ情報は、集中を途切れさせるばかり。頭の回転と、集中が。現状に耐えうる精神が必要なれど。未だ追いつかないか。前提条件としての知識も含めて。) …さて。 (宿を悩む。其れとも屋敷に足を運ぶか。…悩む。乳白の髪、内側に潜め。)【次回出現場所判定。時間末尾、奇数で宿。偶数で屋敷へ。】 [Fri 12 May 2006 18:05:08]
◆茶外套 > (己が名とフード、被り直しつつ。唇の内側、誰ぞの名を呼びて。特定の既知の姿を探す事は、あたわぬ。浮浪の者、親の無い仔。珍しいものでもない、何処にでも末端は在る。嗅覚を刺激する臭いに、いくばくか集中は途切れつつ。腰に下げた剣、一振りは身を包むマントの内側。人の気配在らば、何者かの気配あらば。其処に視線を注ぐ。…間近の壁の、向こうにでも。) [Fri 12 May 2006 17:55:28]
◆茶外套 > (底辺に、世の皺寄せは来ると云う。其れを見出しに訪れた足。隠匿の身は、深くかんばせに翳を落として、探すは世界。暗黒街等の、情報網の張り巡らされた意味で物騒な場所には近寄らねども。見える物は無いかと、彷徨わせる視線は布地の内側にて輝き落とし。翳り、僅かな褐色。) …駄目ね。 (頻繁に見て居なければ、違いも然程判るまい。過去ログを追う空白の時間の知識を埋めるのも、一苦労、と云う処か。) [Fri 12 May 2006 17:40:58]
◆茶外套 > (何処かの窓が、一気に砕けた音を聞いた。) …嗚呼、いけない。 (意識をしっかりと保たねば。 そう、耳を澄まして居た。人にはいささか手の余る、獣の程の感覚を澄ませ、街内側をせしめる音を拾うべく。) 嗚呼…。 (他の者に訊くは容易かろうが、其れでは相手に面倒をかけ、徒労をさせる事にもなる。己が足を運び、直接見て確かめるも必要と。) [Fri 12 May 2006 17:36:10]
お知らせ > 茶外套さんが来ました。 『 …何をして居たのだったか、暫し思案する。 』 [Fri 12 May 2006 17:31:00]
◆茶外套 > (沈黙の中、足音ばかりは硬く、高く。隠匿の身は、かんばせに深く翳落とし。静寂とは懸け離れ、不似合いにも背筋の伸びた姿勢は、紛れ込むにはいささか不利の。) …もっと、他に。 (行って、確認して見た方が良い処が在るやも知れぬと。) 矢張り、永らく離れて居ると…如何とも。 [Fri 12 May 2006 17:24:11]
◆茶外套 > …ふ、む。 (彷徨の足、街を眺めやる其の為に。…その、下方を見れば判ると云う。其れ故に、訪れた足が一つ。すすけた外套の下、不似合いな固い足取りを、地に落とし。) [Fri 12 May 2006 17:19:55]
お知らせ > 茶外套さんが入室されました。 『 彷徨う、足。 』 [Fri 12 May 2006 17:15:10]
お知らせ > 翠碧さんが退室されました。 [Fri 12 May 2006 00:07:13]
◆翠碧 > ………迷子さんなだけ、だもん…( 呟く。そして、てくてく…歩き出した。御主人様の家まで、行けるだろうか…? ) [Fri 12 May 2006 00:07:09]
◆翠碧 > ( 『彼』は、立ち止まり。翠碧を一瞥。 「如何した?主人に捨てられたか…?」 ) ち、違うもん!---翠碧……道、分からなくなっちゃっただけ、だもん…。 ( 右腕の刻印。それを目にした彼の一言に、ふるふると頭を振った。表情は既に泣いてしまいそうで。 )( 「……そうかい。」 言い。彼は再び歩き出す。その姿はほどなく、何処かへ消えて。 翠碧は、ぽつねんと佇んでいた。 ) [Thu 11 May 2006 23:40:49]
◆翠碧 > ( ふらふらと。彷徨い込んでしまった其処は、スラムの一角。心細い思いで、きょとりとしていると--- )( 向こうから一人。歩いて来る人、発見。 ) [Thu 11 May 2006 23:35:17]
お知らせ > 翠碧さんが来ました。 [Thu 11 May 2006 23:32:53]
お知らせ > 熊のライカニアさんが帰りました。 『その夜、パンツ一丁で逃げ回る小熊の姿が目撃されたとかしないとか』 [Sat 6 May 2006 23:46:55]
◆熊のライカニア > ―――――………それはその、ズボンの下の部分………とか? そういう感じ? ( 『そうですね』 ) パ、パンツ………は? ( 『そうですね』 ) ちょっ、あの……… ( 『そうですね』 ) [Sat 6 May 2006 23:45:16]
◆熊のライカニア > もうやめっ! 人を遊び道具にすんなっ! もう寝るからなっ! ( 『贅沢言うな』 『丸刈りにされないだけありがたく思え』 『大体、背中だけやったってすぐ下のほうに逃げるだけだろ、この際下のほうも行っとくか?』 ) 下? 下って? ( 『下半身』 ) [Sat 6 May 2006 23:36:59]
◆熊のライカニア > ( 『よっし! 3匹一気にゲットだぜ!』 『あ、今そっち行ったぞ! 脇の下のほう!』 『次オレ、次オレの番!』 ) ちょ………番ってなに番って!? ねぇ、ちょっとなんでじゃんけんしてんの!? なんで並んでんの!? いや、なんで空気よめみたいな顔してんのさ!? (ベッドの脇には順番待ちが。) [Sat 6 May 2006 23:25:56]
◆熊のライカニア > いだっ!? 今ブチっていった! ブチっていったよ!? (『黙れ、喋るな、動くな』 涙目で苦情を訴える小熊に返ってくるのはそんな返事。 上半身を裸に剥かれ、ベッドにうつ伏せにされたままテンションが下降し続ける本人をよそに、なぜか蚤取りはエキサイトしていた。) [Sat 6 May 2006 23:15:32]
◆熊のライカニア > (いつの間にやらひっそりと退院し、古巣のスラムに帰還を果たしていた小熊。 栄養に富んだ病院食と、他にやることがない分たっぷりと取れる睡眠のおかげで毛皮もつやつやだったおかげか、春先の陽気のおかげか。 小熊の毛皮は蚤のパラダイスと化していた) ………あのね、一応病み上がりなんでね、もっとこう………デリケートな扱いを要求したいんだけど? (塒の中、ボロボロのブラシで力任せに毛を梳かれながら小熊は溜息をはいた。) [Sat 6 May 2006 23:08:37]
◆熊のライカニア > ( [Sat 6 May 2006 22:57:30]
お知らせ > 熊のライカニアさんが入室されました。 [Sat 6 May 2006 22:55:51]
お知らせ > MJさんが帰りました。 『 さて、お仕事、お仕事。 引き受けた武器の製造に取りかかろう。 』 [Sat 6 May 2006 15:08:22]
お知らせ > 艶子さんが帰りました。 『そして飴を舐めながらのランニング。危ないので良い子の皆は真似しちゃダメだ!』 [Sat 6 May 2006 15:05:53]
◆MJ > ――王様が乗ってる馬より早く無くちゃイケナイ理由はないよォ。 解らなかったら下僕達が勝手にやってくれるし。 ( コイツも知識も教養もない、だが人一倍偉そうだ。 MJの王様の心得一つ。 噎せ返るとは行かない迄も、鼻につく汗の匂い、顎乗っけたのはその辺りが理由だろう、ギリギリ変態行為の餓鬼。 でも満足気に隠そうともシマセン。 ) 漸く調子出て来たネ、その調子。 ちゃんとオレサマだって信頼してますヨォ。 ( ひひ、と自信に漲る少女を満足げに見遣り。 身体を離して見送るだろう、飴は選別に。 ) 大丈夫だって、か弱いオレサマだけどきっと艶子が守ってくれるからネェー。 ( 胸を叩かれ、誇らしげにフンぞり返る。 ) じゃ、走り込み頑張って。 ( ひらーり、手を振ると気まぐれな猫みたく、見送る事もせず何処かへと消えていくだろう。 ) [Sat 6 May 2006 15:01:48]
◆艶子 > ……私のお腹って何なんだ……! ( それ出来たらもう大道芸人として食うに困らなさそう。現状が食うに困りかねないギリギリのラインだけに情けない話だ。 漸く両頬の拘束が解かれれば、その肌にMJの手の痕が少しだけ残って。 ) 戦いに関しては自信あるんだけどな。もうちっとちしきときょーよーを付けないと自信が育たん。 ま、うん。頑張る。 ( 肩に顎を乗せられた時点で漸く自分が汗だくだったことに気付いた。もう乾き始めては居るが、ちょっと女の子として気になる。あれでもこいつ体臭って好きなんだっけ? ) 判ってるさ。なーに、私は強運の持ち主だから多分なんとかなる。 コロセウムの雑多剣闘奴隷達は砦の殲滅に狩り出されるみたいだし、似たようなものだろう。 ( 雑多と人気剣闘士では大きな差があるだろうが、まあ深く考えても仕方ない。でもMJの忠告だけはありがたく受け取っておこう。 ) ……うむ。でも気をつけるんだぞ、私の役に立たない内に死ぬんじゃないぞ。 ( 軽く握りこぶしでMJの胸をトン、と叩いた。 ) ――さ、いい感じに休憩できたところでもう一っ走りしてくるか。 [Sat 6 May 2006 14:51:21]
◆MJ > 艶子のお腹で胡桃も割れそうネ、ほら――筋肉の割れ目に挟んで。 ( エイヤとお腹を捩ると胡桃が弾ける一発芸。 撫でても良いけども噛まれぬように猛犬注意。 ) じゃあ赦してアゲル。 ( 両腕の拘束をパッと解き、一転して満面の笑み。 尊大なのは餓鬼も同じで。 ) もっと自信持ちなよ艶子。 流され過ぎ。 ( 唾液の溶けあった飴、どんな味だろ?とか横目に、剣士の肩に顎乗せれば餓鬼は「 うひひ 」をからかいの声。 ) バレないけども、責任は艶子にも掛かって来るヨォ。 有名な剣闘士でも…身体はコロセウムと主人の所有物でしょ。 つけ込まれないように気をつけてネ。 ( 飴で膨らむ頬を指で突きながら 友達とか知り合いとか、其処を抜いたちょっとビタァなお話を一つ。 ) パプテスにVHおっかない人と知り合いなのね艶子。 気にしないで行ってキナよ。 行くならオレサマ、勝手について行くだけだから。 ( 「 ね? 」 と可愛くもない小首を傾げながら ) [Sat 6 May 2006 14:41:02]
◆艶子 > つまりお前は女として私の腹はどうよと言いたいのか!お、おのれェ――ッ! ( でも、男の腹はそこそこ引き締まってる方が私は好きだ。うん。 こんどこっそりなぞってやれ。 ) うむ……。 今までの余の振る舞いを許せ、MJ。 ( どこかで聞きかじったような尊大な口調で謝るのはまあ、愛嬌としてくれィ。 ) 奴隷と犯罪者はダメって奴か――。でも、かの有名な剣闘士トゥー・ハンドも一緒に行くんだよな。 …はっきり言ってこっそり連れて行く分にはバレないと思うんだ。私の名前で参加表明しているだけなんだし。 ( 何も砦の中での行動を見張られているわけでもなし。 ) ただもう一人、前に話したパプテスのVHの人も一緒だから…。 お前、とっても彼女と上手くいかなさそう。 ( 二人の唾液と溶け出した飴でもう蕩けている飴を、今更気にする必要も無いと言わんばかり。もう一度自分の口に咥えさせて。 ) [Sat 6 May 2006 14:29:11]
◆MJ > 言ったねマッチョ腹の癖に! 硬くてゴツくて逞しいに決まってるジャン! ( ※お腹のハナシです。 でもきっと鱗とかあるよ餓鬼の腹。 ) じゃあ―――ちゃんと頼りになるオレサマにヒトコト謝ればイイジャン。 言い訳ばっかしてない、でッ! 艶子は謝れない王様? ( 左右から頬の肉を押し出せば拉げた飴細工みたく 「プッ」 と独りで受けてる餓鬼。 拗ねたのはオモシロクなかったからって餓鬼みたいな理由。 ) そりゃオレサマの力が欲しいなら、ちゃァんとお願い出来たなら手伝ってあげるけどサ。 ( 着いていきたいじゃなくて 「手伝ってあげる」 尊大なお子様。 ) でも、残念「犯罪者お断り」也。 ( 目の前の飴、唾液に濡れたソレをちろり赤く長い舌が掬い上げ、下から覗き込む小憎たらしい瞳。 ) [Sat 6 May 2006 14:18:12]
◆艶子 > そういうお前はどうなんだっ!硬いのか、硬いんだろう。 ( 結構鍛え上げられると見た。でも粘土叩く音って…… ぐすん。 ) どういう積もりってそんな ( むに、と傭兵の頬が寄る。目を白黒させた。 ) お前を邪魔だなんて思ってない、頼りにだってしてるぞ。でも、私が居ない間にスラムを守っておいてくれだなんてちょっと虫が良すぎるじゃないか。だから言わない。そういうのは私と一緒の時だけで良い。 それとも強く命令すれば喜んでやってくれるのか? ( ご飯奢るのは決定事項なのか… ちょっと財布が心配になった。 ) でも、お前はアレだ。要するに連れて行って欲しいんだな?行きたいんだろう、私と一緒に。 ……来る? ( 口の中から飴を引っこ抜くと、酷い事言ってきたMJの口元にずずいと突きつけてやった。さあやらしく咥えてご覧! ) [Sat 6 May 2006 14:05:42]
◆MJ > 触り心地はとっても良いのヨ? 叩くと良い音するしネェ…艶子のは粘土叩くみたいな嫌な音がしそう。 ( でも面白がって叩くと嫌がられるのはナンデ? と悩む餓鬼であった。 「 艶子はきっと腹から上も硬いんだ 」可哀想なモノを見る目つき。 ) じゃあ…――どういうつもりサ? 言ってみ、オレサマ怒らないから正直に話してヨ。 ( ペチ、近付いて来た傭兵の頬を万力みたいに両手で挟まんと。 軽い力で拘束するだろう。 ) ナニイッテルのさ、オレサマが手助けするんだから御飯奢るのは当然デショ。 尽くすのは当たり前。 ( 顔を寄せると汗と土埃の匂いがした、艶子の匂い。 「ハァ?」 と既に決定事項だったらしい餓鬼の中で ) うわッ、バッチぃ。 間接チッスだ、ヤーイ ( 頬を染めたのに、酷い仕打ち 一瞬、明るい顔になるも直ぐにふて腐れた表情で 「 ムゥ 」 ご機嫌は傾斜がキツクなっております。 ) [Sat 6 May 2006 13:51:14]
◆艶子 > …悪かったな!でもお酒の飲みすぎで膨らんだお腹っていうのもどうかと思うんだ、うん。 ( たゆんたゆんしてるよりは引き締まった方が良いじゃないと!でも腹から上の場合は間逆。くそう、俗世間め! ) い、いやっ。そういう積もりじゃあ……! ( そういう態度を取られると途端に弱くなる傭兵。今まで甘える事は多々あったが、こういう反応をされるのはあまり経験が無い事で。 汗臭いくせにこうずずいと近くに寄って何とかフォローしようと焦った。 ) 戻ったら入った報酬でまたたらふく飯を食わせてやるから。でも今度は一皿1000エンは勘弁してくれお願いします。 ( 1000エンで一食分が平均的なゴリューテイで一皿1000エンはかなり高い部類のメニューになる。 ) な、なんでお前そんなに……!そんなにはっきり嫌いって言わなくてもいいじゃないか! …ええい、この私を舐めるな! ( はむっ、と涎でべとべと、否ヴェトヴェトの飴をほうばった。でもこれって間接キッス?みたいな。顔が赤くなりました。 ) [Sat 6 May 2006 13:39:41]
◆MJ > ( 好む好まざるに関わらず、酷く歪んだ愛情表現をするのが緋色の餓鬼の特徴。 置いて行かれれば 「寂しい」と隠す事なく不平を零す。 相手の負担よりも先に感情の吹き出す質で。 掌をベチョベチョにする少女を尻目に 「 フン 」 と鼻を鳴らすだけで。 ) ―――オレサマの飴が食べれないんだ艶子は。 ( じぃ と赤い双眸が細くまる。 腕を組み斜に構えるのは身体全体で怒ってますと体現している。 ) オレサマも好きな人は多いヨ、でも――艶子は キライ 。 ( 日によって好きな子が変わる不思議なシステム。 ) [Sat 6 May 2006 13:31:53]
◆MJ > ―― 硬いヨ お腹! マァちゃんのお腹は、お酒の飲み過ぎで適度に膨らんでて触り心地良かったのにッ! ( 突いた指の感触に眉を顰めながら文句を垂れる。 酷い事言ってる自覚は無し。 ) イイヨ、イイヨ。 どォせ…――オレサマが邪魔なのね艶子は。 口先だけの理想でオレサマ独りに全部背負わすのな [Sat 6 May 2006 13:24:44]
◆艶子 > ひゃん! ( ものすっごい変な声上げた。突っつかれて飛び跳ねた。 慌てて腹を隠す。 ) スラムの平和も守る。いや…… 勿論、留守にしてしまうのは駄目だっていうのは判る。判るが、ちょっとそ ( ぬちょり。手に何か生暖かい感触。 ) ……… な、何て事をォ―――ッ! ( べとべとした飴が手に。思わず払いのけそうになるけど、食べ物は粗末にしてはいけません。 ) せめて棒の方を差し出せ!うう、くそう……。 ( 手に付いた飴と涎を拭きながら、受け取った飴をどうしたものかと睨んだ。 ) …… 金が無いんだよっ。だからスラムの平和は戻ってきてから守る。 ( で、依頼を受けた理由は切実でした。 ) お前も連れて行こうかと考えたんだが、そういうの嫌いそうだし。 ……し、失敬な。これでも想い人の一人や二人は… いや、二人居るのは不味いか。 ( それに問題はその人達から好かれてるかっていう事だ。 ) …お前を捕まえても硬くて食え無さそうだ。私損じゃない。 ( そんな危ない鬼ごっこ出来ない出来ない、と言わんばかりに手を振った。 ) [Sat 6 May 2006 13:14:09]
◆MJ > ( 「 寒くない? 」 と脇腹を指で遠慮無く突く。 甘酸っぱい反応は餓鬼には無理と言うモノで……。 ) なァにさ、お化け退治の依頼受けちゃったんだ ―― スラムの平和はどォすんの? ( 差し出された掌を凝視する事数秒。 口に含んだ飴その掌に乗せてやる、勿論唾液まみれの飴を。 他の依頼を口にすれば途端に機嫌の悪くなる餓鬼、理由は言わずもかな。 ) オレサマ、奉仕されるのは好きデスヨ? 艶子こそ、筋肉ばっかりで恋とか無さそうジャン。 ( 恋=尽くされる事、 そう信じて疑わぬ餓鬼だ。 スラムの恋愛事情はシビアである。 ) お互いに全力で? 捕まったら喰うか喰われるかのリアル鬼ごっこなら愉しそうネ。 ―― ヤりたいのカナ? カナ? ( 唇の端を釣り上げ、バカなので全力でしかお相手出来ない赤毛さん。 命がけの方がきっと愉しいとばかり ) [Sat 6 May 2006 13:05:10]
◆艶子 > ( そ、そこは顔を赤らめるトコじゃないのか!げふん! ) 追いかける時も必要だぞ。 …国境付近にある砦に不死者が屯すようになってな、今度それの様子見って事で仕事を請けたんだ。だからそれに向けてのトレーニング。 ( ん、と手を差し出した。キャンディーを私にも寄越せと言ってるらしい。 ) ……… もうちょっとこう…なんだ、青春を謳歌するような…。 愛とか!恋とか! ( 言ってて恥ずかしかった。 ) しかし私が思いつく暇つぶしっていうと、鬼ごっことかかくれんぼとかそういった方面ばっかりに。 …やりたい? ( この歳でかくれんぼ。や、子供の頃とは違って知能が高くなってるので中々ハイレベルなゲームになるのだが。 ) [Sat 6 May 2006 12:52:21]
◆MJ > ( 見事に割れた腹筋が見えましたとさ、オッカネェ! ポケットからからスティックキャンディーを取り出すとタバコ代わりに口に咥え。 ) イヤ 疲れるし汗臭くなるから ―― 走るなんて逃げる時だけで十分デショ。 ( プイ とそっぽを向いた。 餓鬼の脳内に鍛錬や努力と言う文字はない。 濡れ手に泡が信条である。 ) えーっと、寝て起きて…ご飯食べるデショ? 懐が寂しかったら追い剥ぎして、お友達のお店を冷やかしにいってェ。 ( 指折り数えるもロクな事はしていない。 最近は此にルーンを彫りと目の前の少女に協力する って事柄が加わった。 ) じゃなくてさァ、走り込みなんて独りでも出来るじゃん。 そーすっと、オレサマが暇なの、解る? ( 腕を組み、河豚みたく膨れた。 でっかいが鬼そのまま。 ) [Sat 6 May 2006 12:44:41]
◆艶子 > ( シャツの裾で顔の汗を拭いながら、声がした方へと顔を向けた。――おへそが見えても気にしない。 ) ………一緒に走るか? ( それは暇じゃあ無くなるだろうが、とっても疲れるというか。 ) ……ううん、暇だと言われてもなぁ。普段お前はどんな事で日常を過ごしているんだ。 ( 息を切らしながら壁に寄りかかるMJの方へと歩いていった。 私なんて起きて、身体動かして、ご飯食べて、身体動かして、字の勉強して、夜警―― なんていう日常を繰り返しているだけで、良く考えてみたらもう少し他の事もやってみた方が良いのかもなんて思ったり。 ) [Sat 6 May 2006 12:31:48]
◆MJ > ( 珍しいモノでも見るかのように遠巻きから、奇異の視線を送る少年少女達。 其処に混じる緋色の双眸。 ) ――…… ネェ艶子ォ ( 壁に凭れながら 視線はぐるぐると動きに合わせて渦巻を作る ) 『 暇 』 ( 餓鬼の置かれている状況を端的に言い表してみた。 ) [Sat 6 May 2006 12:25:35]
お知らせ > MJさんが入室されました。 『―― 視線 。』 [Sat 6 May 2006 12:19:32]
◆艶子 > ―― はッ ―― はッ…… ( 汗を吸い取ったシャツと、荒い呼吸。長い黒髪を後ろで束ねて、傭兵はスラムの道を走りそして広場へとたどり着いたところでその足を止めた。小休止だ。 遠征の日は近い。長い入院で落ちた体力と筋肉を取り戻しその時に備える為に、最近は明るいうちにこうして体力づくりに励んでいる。短期的な戦闘ならば遅れは取らないだろうが、今回の仕事では長い戦いになるだろうから、途中でへばってしまわぬようにせねば。 ) ……… はッ…… はぁ、 はぁ。 ふー………。 ( こめかみを伝い頬を通り、顎からぽたりと汗が地面に落ちて小さな染みをつくる。 広場には自分と同い年ぐらいの少年少女達が屯して、そんなトレーニング風景を興味なさそうに見遣っていた。 ) [Sat 6 May 2006 12:15:03]
お知らせ > 艶子さんが入室されました。 『スラムの広場にて』 [Sat 6 May 2006 12:08:56]
お知らせ > ミカドさんが帰りました。 『(何も答えない。)』 [Fri 5 May 2006 23:58:00]
◆ミカド > ―――……私は 、( まだ、覚えていますよ。 ) ―――……。(届かぬ声を言葉にしても仕方ないだろう?「諦め」で言葉を途切らせて、俯く。……黒い外套が衣擦れの音をたてて) (一世紀生きた鬼が、漸く会えた虚像の中の主は――) [Fri 5 May 2006 23:57:47]
◆ミカド > (朱鷺乃都では―…かの一族は既にこの十字と同じだ。いや――信仰の離れた神の抜け殻は、もう十字と並べる事も出来ないだろう。そして、あの涼やかな黒髪の青年は、もう居ない。……自分の生きた時代は既に終わっているのだと、自覚する。) ―――……お久しぶりです。 (漸くこの十字の前に――この空気の前に立てるようになった自分が、郷愁と共に紡いだ言葉は、再会を喜ぶ言葉)――――気がつけば、貴方と初めてお会いしてから随分経ちました。 貴方の顔を覚えている人は、都にはもう居ないでしょう。 同じく、私を覚えている”人”も、もう居ないでしょう―……。(十字という信仰の象徴に声をかける。…鬼に身を窶した男が囁くのは、その向こう――…) [Fri 5 May 2006 23:40:04]
◆ミカド > (それはこの教会が清浄では無いとか、不道徳な輩が多いとか、そういう意味じゃない。神は居ないが、人々の『信仰』は此処にある。むしろ貧民窟だからこそ、想いの濃度は濃いように思う。――ただ、その『信仰』を恐れる心が鬼に「無い」だけ。 )―――……(爪先が一歩、礼拝堂の中へと踏み込んだ。二歩目は体重移動の結果として。――その後は、己の意思で誘われるように、三歩、四歩。 小さな礼拝堂だった。長椅子の数も多くは無い。蝋燭の灯が照らし出す空間は、外の雑音を遮り、耳を塞さがれるような静寂に満ちている。 死した身体を包む静謐さは大きな箱の中に閉じ込められたようにすら思う。)――――………。(正面に浮かぶ十字架。漸く「会えた」虚像)(―――これと似た空気を知っている。 朱鷺乃都――顔を見た事の無い我が主 ――人だった僕にとって、神に等しい存在。――皇の王。もう死んでしまったの我が主。) [Fri 5 May 2006 23:21:13]
◆ミカド > (そう、今更だ。彼の前で言葉を紡ぎ、戯言を混じらせて人の振りをした事が既に「黒い足跡」に違いない。そう思えば、漸く手袋をはめた掌が)――――……。(ノッカーに手をかけて、三回叩いた。一応返事を待って、それから磨かれた引き手を握る。 ……返って来る声は無い?らしい。…そもそも此処は教会。扉を開けて直ぐに礼拝堂が広がっているんだろう。声が返って来る方が可笑しいか。――…時間が時間なだけに、鍵が掛かっている可能性もあったが、恐る恐る押してみると、直ぐに油の注してある蝶番が軋み) ―――……。 ―――……。(僅かに吸い込んだ空気で喉を焼かれるような気がした。幾ら血の濃さが変わろうとも、「信仰」の生まれる場所では、黒い血の本性がじりじりと騒ぎ出す。思わず目を細めて――)………。(だけど)(見た瞬間、入った瞬間に身を焼かれるような強烈な「信仰」は感じ無い。) [Fri 5 May 2006 22:58:19]
◆ミカド > …想像通りと言ってはなんだが。( 石榴の双眸がふらりと、辺りを眺める。隅まで拭かれた窓、丁寧に磨かれた蝶番やノッカー。 周囲は塵一つ落ちてない…とまではいかないが、掃除された後の清潔感がある。周りが貧民窟だから、その清潔さが更に際立つように感じた。……まるで、彼の人格が滲んでいるようだ、と内心で呟く。 ) ………。 (これだったら、大聖堂に行ったほうが良かったかもしれない。 そっちの方が罪悪感が少なくて済んだだろう。…彼が白く塗った後に、黒い足跡を付ける居心地の悪さが、更に男の心に広がって、自然と苦笑が浮かんだ)―――…。 (今更だとは、思うけれど。) [Fri 5 May 2006 22:35:19]
◆ミカド > (『誰が訪れても問題ない』――とは云えども、まさか「死者」が己から門を叩くとは思うまい。 件の助祭様に今日の来訪を告げていないのは、彼の居場所を汚すような気がして、少しばかり気が咎めたからだ。 居なかったらそれでいい。 自分の目的である「聖画見物」をして去ればいいだけ)――――……ん。(あばら屋の作る影が少し開けた。 使い魔の視界にも己の姿が映る。 晴れた夜空を一度見上げて空からの場所を確認。 此処で間違いない。 立派とは云えないが、整った印象を受ける扉を見上げて) [Fri 5 May 2006 22:16:38]
◆古びた教会 > (視界を共有した梟が、とある教会周辺を映し出している。 場所が間違っていなければ、其処にいるのは以前墓場で知り合った、金色の髪した聖職者がいる筈だ。 尤も向こうは此方の事を忘れているだろうが――教会というのならば、誰が訪れても問題ないだろう) [Fri 5 May 2006 22:05:34]
◆古びた教会 > (旋回する使い魔の瞳が、其処を見つけるのは難しい事ではない。 ――薄暗い貧民窟を、昼間の街を歩くような足取りで進む人影が一つ。 ) [Fri 5 May 2006 21:58:57]
お知らせ > 古びた教会さんが来ました。 『(場所は大体聞いていた)』 [Fri 5 May 2006 21:52:27]
お知らせ > ブルーボックスさんが帰りました。 『今日は大猟でした』 [Fri 5 May 2006 20:44:01]
◆ブルーボックス > (にゅるん。骨の欠いた長い肉が嬉々として踊る、顔という器官の無い体に示す乏しき感情表現。じたばたと懸命に暴れる小動物に指の無い手を伸べていただきまーす)……(首に絡めてこきゃっと捻り一息に、シメてしまうのも繰り返すに従って慣れたもの。ぢーぢー煩かった鳴き声もあっという間に黙り込み、屍に口無しとはこの事也、ねばつくトラップから半ば無理矢理に引き毟って取り上げて、オープン状態の顎の中に引き摺り手繰って飲み込まん。これが本来の箱の役目、モノの収まる充足感にはかとなく満足そうに身を揺すり)……(さて、他にも獲物は居ないかな)……(其の場でがしゃんがしゃんと騒々しく跳ねて跳ねても一度跳ねて180度に回れ右、そして前進!路地より飛び出した夜空の下に、次なる仕掛け場所を目指しスラムを爆走する蒼い箱、其処にあり) [Fri 5 May 2006 20:43:20]
◆ブルーボックス > (二本の触手から分泌する粘液がトリモチ代わり。鼠の通り道に塗りたくっておけばこの通り、運が良ければ獲物をゲット、日の触れぬ陰であれば水分も飛ばずそこそこ長持ち!)……(捕まえてどうするって?)……(勿論食べるに決まってる、不衛生だろうが黴菌の苗床だろうがお肉はお肉、貴重な動物性蛋白質、自分は余り口にしないけれども、スラムの知人に配ったりするのだ。黒い悪魔を筆頭に、虫の干物にもバリエーションが出てきた今日この頃、温暖な気候になって獲物も増えてきた、喜ばしい事。感謝の気持ちに思わず蔦と蔦を合わせて合掌、有り難う、神様。ぎぃ、と、蓋を内側から押し開けて) [Fri 5 May 2006 20:33:05]
◆ブルーボックス > (辺りに人影は疎ら也、もし見掛けたとしても疲労困憊の無気力感を漂わせ、跋扈跳梁する箱にも振り向きもしないのが殆ど。こちらも一顧だにもせぬ自由気侭、老朽化の一途を辿りがっくり傾いだ家宅の物陰に立ち入らん、両側から挟み込む建物に通行するには一寸窮屈で狭っ苦しいけれども。それが却って心地良い、ぎゅうぎゅうに我が身を押し込み奥底に、月明りも届かぬ闇の中)…(ぢぢぢ)……(何かの鳴き声)………(通り道の真ん中で、鼠が一匹立ち往生) [Fri 5 May 2006 20:30:55]
◆ブルーボックス > (貧民窟の片隅で。桜も葉ばかりと成りて、次第に夏の足音も聞こえ出して来た気がする、これから一層に空気が乾燥するんだろうか、世界を炙る日照も、今は地平線の彼方に沈んでしまっているけれども。理路整然という言葉には縁遠く、混沌の極みに塵芥や荒家で溢れ返った区画の一角にて、暗闇に紛れ活動中のブルーカラー。舗装されていない剥き出しの地面に跳ねる四角いスタンプを圧しながら) [Fri 5 May 2006 20:27:51]
お知らせ > ブルーボックスさんが入室されました。 『生きてた』 [Fri 5 May 2006 20:26:44]
お知らせ > ヴァネッサさんが退室されました。 『そして、日常に戻る』 [Fri 5 May 2006 19:53:31]
◆ヴァネッサ > ………………………………… (やっぱり、減っているのかもしれない。犬が…。同居人も結構獲っていると聞く。 しかも、最近は世の中も物騒らしい…。活きの良い人間までも減るのはちょっと困る)(まぁ、いないならどうしようもない…もう少しだけあたりを探って…それで見つからなかったら帰ろう…。一応同居人の彼女よりも先に家についてはおきたい…) [Fri 5 May 2006 19:42:11]
◆ヴァネッサ > …………………………………… (楽しめて、尚且つ餌となる生き物の気配は感じられない)(正直、餌のことは別に良い。同居人がちゃんとくれるし、それに最近はそこまでお腹もすかない。 ただ、ずっと、部屋の中にいたんだ。少しくらいは身体を動かしたい。そのついでに餌も見つかれば尚のこと良い。そんな感じだ) [Fri 5 May 2006 19:26:01]
◆ヴァネッサ > ………………………………………… (スラムに住む人間の気配。そのあたりで倒れている人間の気配。そんなものはまったく興味の無い。求めているのは動くもの犬でもなんでもいい。生きの良い生き物だけだ。 自分が求めているというよりも身体が求めている。食えなくても良い。暴れることができれば何だって…)(そんな思いもどこかにありながらその場で周りを警戒し続ける) [Fri 5 May 2006 19:06:08]
◆ヴァネッサ > (あたりを見渡してみる。見渡すといっても、さほど広くないから、細かいところ、何か動くものが無いか見ている…その方が正しいかもしれない) ……………………………… (懐かしい感覚。動くものを探るこの感覚。動くものがあれば即座に反応するだろう) [Fri 5 May 2006 18:52:22]
◆ヴァネッサ > (もちろん同居人に無断ということ。 ばれたらきっと怒られる、絶対怒られる、どっかの人曰くコーラを飲んだらゲップが出るのと同じくらい確実に。 コーラってなんだろうね) …………………………… (外套を羽織ったひとりの吸血鬼。久しぶりのスラムだ。同居人が目を光らせてるから最近は殆どひとりでは外に出なかった。 普段は怖くてこんなことはできない。 でも、今はそういったものは一切無い。気が付いたら外に出ていたのだ。そして、ここに来ていたのだ。かつて、食料を、餌をとっていたここに) [Fri 5 May 2006 18:38:27]
お知らせ > ヴァネッサさんが来ました。 『今回も無断で』 [Fri 5 May 2006 18:34:10]
お知らせ > 黎明さんが帰りました。 [Thu 4 May 2006 23:57:47]
◆黎明 > ……… さぁ。一緒に行こう?( 差し伸べる手。少女が触れるのを確認すると、確り握った。 ----狩猟本能ならぬ、帰巣本能。自分に何処まで出来るものか---。 )……ルシェ……ちゃんと帰るから。( 呟く、と。少女と連れ立って--- …。 ) [Thu 4 May 2006 23:57:43]
◆黎明 > --- ……ねぇ、如何したの?(スラムの一角。しゃがみこんでしまっている、一人の少女。その傍らには、銀糸の少年。)( ---迷子になってしまった。もう、家に帰れない。 訊けば、そんな理由。少年は、軽く笑い。 )……君が、家に帰れないなんて事は、ないよ。大丈夫。こうやって、僕に逢えたじゃないか。 大丈夫だから……帰ろう、君の家に。( 言ってやると。少女は、俯いていた顔を上げた。 ) [Thu 4 May 2006 23:45:06]
◆黎明 > (僅かな月光さえも。もとより雲に隠されてしまっている、今宵のスラム--- …其処で繰り広げられるは……) [Thu 4 May 2006 23:38:35]
お知らせ > 黎明さんが来ました。 [Thu 4 May 2006 23:36:46]
お知らせ > 野良狼さんが帰りました。 『雌犬なのでマーキングはしません。が、ものそい夜鳴きします。あおおおおーーん。』 [Mon 1 May 2006 21:05:06]
お知らせ > ナナオさんが退室されました。 『おまえ、部屋の中でマーキングと化するなよ?!』 [Mon 1 May 2006 21:04:14]
◆ナナオ > ―――はいはい、見せモンじゃないよー?どいたどいたー。犬狩りとか言うな!! 飼い主だよ!!飼い主!!(2Mの痩せた犬?狼?を引き摺る女に、集まる野次馬を蹴飛ばしながら、スラムを堂々と通り抜けよう!…尻尾が駄目なら、耳ですよ?襟首引っ掴むのは考えたが、重そうなので止めた所存。大丈夫。ジュピターは強い子だって信じてる。 ずーりずーりずーり ) 後でこいつの荷物探さなきゃ駄目なのか――…(犬の鳴き声と共に、溜め息を吐き出した。 ―――私が変な子連れてくる前提は、ちょっと待て。 って心で叫びつつ。ココファイッ。めがねでこファイッ) [Mon 1 May 2006 21:03:47]
◆野良狼 > (ええもうすこぶる純粋無垢な視線で誰だオマエみたいな世界でごめんなさい。犬に自己紹介したって無駄だよ、覚えるわけないよ!尻の下になんてひいてないよ!) ぎゃうんぎゃうんぎゃうん。(尻尾持ったまま立ち上がると下半身吊り下げ方式になるのでせめてもっと別な部分にならないでしょうか!千切れる、千切れるから! ずりんずりん引き摺られながら悲痛な叫びがスラム街に木霊する。 ――大丈夫、ナナオがへんな子連れてきちゃってもココがやんわりブロックしてくれるって信じてる。) [Mon 1 May 2006 20:58:04]
◆ナナオ > (きゃうーん?)……………。……うっわ。すっごい「わかんねぇ」って顔してやがる…!!いや、わかんないって言うよりも、「はじめましてー?」レベルの顔してるよね?!ね?! ナナオだよ、ナナオ!!アンタに何回自己紹介すればいいかな…!!!(過去に尻の下に引いてたような気がしたから、大丈夫だよ。証拠の無い断言しつつ、尻尾掴んだまま立ち上がる)ほらっ!取り敢えず解体とかされたくないだろ? 宿屋に帰るぞ!! ココの部屋にぶち込んでやるから!! きっと飯くれるから静かにしろ!あばれんなっ…!!! (回収決定。 数人行方不明とか、そんな事実知りませんよ?てか、今回の名簿整理で消えたよn(ry)―――つまり、大絶賛PTメンバー募集中ってことかー。ナンダッテー)……戻るのかな、コレ。(九割くらい戻らないんじゃないかな?なんて酷いこと考えながら、足が宿屋へと向かう。 無論尻尾を掴んだまま引き摺りつつ) [Mon 1 May 2006 20:54:16]
◆野良狼 > (もちろんふざけた設定である。でもこういうイキモノなんだから仕方ないっていうか、どうも先生が本体の知力を吸い取ってる感があるようなないような。寄生生物ですかそうですか。 箪笥の裏はともかく枕の下はどうか。つぶれませんか。) きゃうーん?(こっくり首を傾けるやせぎす狼。当然言葉なんてわかりません。戻れません。ヒトガタならそろそろ名前くらいなんとかなったかもしれないけど獣に堕ちたんで多分今頃忘れてる。 むしろ数人ほど行方不明げっふんごっふん。) きゅーん。(じたりばたり。はーなーしーてー。) [Mon 1 May 2006 20:46:02]
◆ナナオ > (先生から離れたらこうなるなんて知らない赤毛は、ふざけているとすら思った。眉間の皺は更に深くなり) きゃううーんもきゃうんも無いよ!!モップみたいな犬の『先生』探しにいって戻ってこないと思ったら…!!箪笥の裏見たか!箪笥の裏!或いはアンタの枕の下!! ―――……っていうか、何?私の言葉わかんないの?(怯えるだけの犬―いや、狼の様子に首を傾げ)…戻れなくなったとか言うんじゃないでしょうね、こら。こら。(ぐいぐいぐい)………っていうか……人間の姿してても、アンタ私の事覚えてなさそうだよね。(ふ、と笑みを零して納得の溜め息を零した。 パーティー積み木崩しは、少し会わないと、互いの事を忘れてしまうような仲間でできています。入りたい人は、ぜひココまでご一報ください!(胸の下にテロップついてるような雰囲気で)――ともあれ)………だからって、置いてくわけにはいかねぇよなぁ。(尻尾をむんずと改めて掴んで) [Mon 1 May 2006 20:42:03]
◆野良狼 > きゃううーん。きゃううーん。(まいごのまいごの狼さん。あなたのおうちはどこですか。なまえーを聞いてもなくばかりー。おうちーを聞いてもなくばかりー。あんまり尻尾を引っ張ると腹を上に向けてあおむけになりますよ?服従のポーズ。) きゃうん、きゃうん。(そして幾ら怒られても何でしかられてるのかさっぱり理解できてないご様子。どうも理性担当だった先生がどっかいっちゃったせいで狼になっちゃったんだってさ。山奥村の人獣不思議事情。 ちなみに先生は行方不明です。まる。) [Mon 1 May 2006 20:36:21]
◆冒険者風体 > (何度もON/OFF繰り返せばいいじゃない。テレビのスイッチ扱いですよ。――怯える犬コロ――いや、ジュピターだとしたら狼だっけ?――の面に、引きつり笑いを浮かべ) ジュピター。ジュピター。ジュ・ピ・タ・ァ?!(名前を呼ぶ度に、尻尾をぐいぐい引っ張るよ? 急所は野は間違いないが、大丈夫。ちょっとやそっとじゃモゲナイカラ。内臓と一緒にずるずるーとかもないから ) なぁに猫かぶり――ちがう、犬被りしてんっっっっっだよ!!お前!帰って来たらな宿屋にくればいいじゃないか!! 先生どうした!!先生!! [Mon 1 May 2006 20:32:12]
◆野良狼 > (動いてるときに引っ張ると電源切れるけどねネコ型ロボット。さておき。最後の晩餐おいしゅうございました。りくあわびおいしゅうございました。どこかのマラソン選手っぽい達観が頭の中でぐーるぐーると) きゃううーん、きゃうううーーん。(尻尾引っ張られてじったりばったり、動物の尻尾は急所だからそんなに乱暴に引っ張ったらダメだ!ほらもうこんなに怯えて。 道路の隅っこで頭抱えてがくがくぶるぶるしてますよ。2Mの狼が。 もう自分の名前とか覚えてないくらい立派な犬っころっぷりを遺憾なく発揮。 ええっとあんた誰だっけ。) [Mon 1 May 2006 20:26:06]
◆冒険者風体 > (OKOK.勘弁しよう。尻尾を引っ張ると大抵の動物は動き出すとインプットされている。 どっかの猫型ロボットもそうだし。何の話。 ――これで元気にならなかったら、そいつはもう手遅れなんだ。)――お、よしよし、ほーら、図体でかい分の根性見せっ―――…(懐かしいにおいが!)…―――(何処に隠し持ってたか知らんが、犬ががりごり齧ったソレに視線が釘付けられる)おまえ、それ……鮑…じゃなくて、陸鮑じゃねぇの?何処で売って――……(あれ。)………。(言葉が途切れる。 掴んだ尻尾の感触が、何かを引き摺り出そうとしていた。前にもこんな尻尾を引っ張った事があるような)―――――……あ。(陸鮑 尻尾 2M 鍾乳洞 洞窟の匂い ……殴ったら逃げたあいつ)………っっっおい。おい!ジュピタァァァ?!(ぐい、と今一度尻尾をひっぱりあげた) [Mon 1 May 2006 20:22:49]
◆野良狼 > (いやいや不思議じゃないって居るってこのくらいの狼。人間なみの知力持った動物が闊歩してるようなところだもの、不思議じゃないからそろそろ勘弁してください。逃げようにも体力の限界、ずるぺた地面這いずって。) きゅーうーん (そして残念ながら服のきれっぱしとか刀とか何ひとつ持ってない狼さん。どっかに埋めたらしいというお話。尻尾掴まれて、ぎゅーぎゅー云いながら地面に爪たてるも哀れずるずる引き摺られ) …きゅー。(そうかくたばるから解体されるのか。この今尻尾を引っ張るこいつが自分を解体するに違いないそうに決まった。かくなるうえは、後生大事にとっておいた最後の晩餐、死ぬ前に御馳走を食べてから死のう。隠し持っていた鮑がぽとり。がふり、ばりばりごりごり、ばくん。) [Mon 1 May 2006 20:08:33]
◆冒険者風体 > (まぁ、3Mの黄金鰻も居るしなヴェイトス。ちょっとくらい大きくても不思議じゃないか。――いや、やっぱり不思議じゃねぇ?赤毛の冒険者の心は、川面に浮かぶ葉っぱのように揺れ動き――ちょっと昼ドラマ風に語ってみたが、見下ろす視線は、眉間に皺を寄せた厳しいもの) ………どーっかで見たような、見てないような気がするんだよなぁ。 お前。(犬だか、狼だか知らんが謎の巨大生物の周りをぐるりと一周。 もしこの冒険者が探しているフーディならば、何処かに名残っぽいものはあるだろうか?記憶だけが頼りになると、かなり心もとない。だって、力技担当だもの…!!) 取り敢えずココでくたばると間違いなく解体されるぞ。(むんずと尻尾を掴むよ!) ……ほれ、起きれ。 [Mon 1 May 2006 20:04:30]
◆野良狼 > (いや犬かもしれないよ?2Mを越す犬が居たって、いいじゃない!まあ狼なんですけど、見た目には大して違いなんてありません) …きゅーん、きゅーん(なんかへんな人間に絡まれて思わず救難信号なんて発してみるが、当然助けなんてどこから来るはずもなく。今にもくたばりそうな犬かっこ仮、目前にて諦めたようにくたーと。もはや煮るなり焼くなりお好きなように、でも叩きはイヤッ! 本当にありがとうございました。) [Mon 1 May 2006 19:54:54]
◆人影 > (でけぇな!!2M!!!近づくにつれ、犬ではないということを確信した) (がしがしと赤毛を掻き回しながら、おそーるおそーる近づいて獣の顔を覗き込む)―――…………。(やせ細って弱っているというのが一目で判る。 同時に、何処かで見たような見ていないような――…眉を寄せて。)……おい。 おい。 生きてるか。 犬かっこ仮かっことじ。(=(仮)) [Mon 1 May 2006 19:51:57]
◆野良狼 > (近付く誰ぞに返事もできず、反応もできず、ただ胡乱な瞳で見上げながら、2Mを越すその巨大な狼というか薄汚れた犬っころは、やせ衰えた声ではかない抵抗をするのだ。ぐるぐるるー。ちかづいたらかみつくぞー。) …きゅうーん。(鼠だってかみ殺せやしなさそうな迫力のなさっぷりだ。) [Mon 1 May 2006 19:47:03]
◆人影 > ………………………。(スラムに”幽霊ガチバトル”が行われた痕がまだ残っていると聞いて、宿屋に帰る近道がてらに散策していた。――よく場所を聞いてこなかったから、適当にスラムの住人を捕まえて尋ねるつもりだった。――が。 )………………。(骨の浮いた野良犬なんて珍しくない。野良猫も珍しくない。野良人間(違)も珍しくない。―――しかし、私の両目に映るのは、見たことの無い…所謂「珍しい野良なんとか」だった。)―――――…………。(犬と呼ぶにはデカイその獣へと、ざくざく近づくのは、何か妙な胸騒ぎを覚えたから。 噛み付かれるとか、逃げられるとかさっぱり考えずに、とりあえず近くまで寄らんと、足を進める) [Mon 1 May 2006 19:44:29]
◆野良狼 > (今はもう思い出せないけど、遠い遠い昔、もっとしあわせだった時代があった気がした。気のせいかもしれないけれど。今はもう、いいことなんてひとつもないよ。 ゆっくりと目を閉じながら、たあいないことを野良犬さんは考えたという。) …?(耳がぴくんと動いた。なんだろう、何か足音がする。また水掛けられるんだろうか。でも逃げるに逃げれない体力の無さが恨めしい。) [Mon 1 May 2006 19:38:18]
お知らせ > 人影さんが入室されました。 『(土を踏む足音)』 [Mon 1 May 2006 19:37:31]
◆野良狼 > (…しばらく餌場を求めてうろついてみたが、結局ろくな得物は見つからなかった。力尽きたように道の端にへたりこむと、腹を抱えるようにして蹲り、そっと目を閉じる。) ……ううう。(とおい、とおい故郷がまぶたの裏に浮かんだ。走馬灯ってやつだろうか。) [Mon 1 May 2006 19:23:47]
◆野良狼 > (ここ最近、ろくな餌を与えられていない上、元々燃費が悪いので足元が覚束ない。身体はでかいがよく見るとあちこちやせ衰えている。スラムには似合いの格好と言えなくもないのだが) ……がふー。(餌がありそうなほかの場所は、水をかけられたり追い回されたりで、結局このあたりにしか居場所がないのである。) [Mon 1 May 2006 19:08:24]
◆野良狼 > (齧りすぎて繊維質まで剥がれ出した骨を漸く放ると、餌を求めて鼻を鳴らす。曇り空では吼える気分にもならない。薄汚れた妙にでかい狼がのそのそ歩くのを、うっかり通りがかった住民が珍しいモノでも見るような目で見送った。) …ぐるるる。(警戒しているわけではない。腹が減っているのだ。) [Mon 1 May 2006 19:02:31]
◆野良狼 > (今日は曇空。もともとあまりアクティヴな性質でないスラムの住民たちも、普段より2割増しほど元気が無いように見える。しかし、そのへんでゴミ箱を漁る野良犬風情には大して関係のないお話。) がふ、がふ。(道の隅っこに転がった骨にこびりついた肉片をがんばって齧り取るのが日課である。) [Mon 1 May 2006 18:58:13]
お知らせ > 野良狼さんが入室されました。 [Mon 1 May 2006 18:56:15]
お知らせ > ルーンヤさんが帰りました。 『「ギャルのパンティーおーくれーッ!!」 そんな事叫んで、恥ずかしさを誤魔化した』 [Mon 1 May 2006 02:09:20]
◆ルーンヤ > ――… (だから、顔を蛍火溢れる夜空へと向ければ… チクショウは、大きく息を吸い込んで―――…) [Mon 1 May 2006 02:08:50]
◆ルーンヤ > ――――…… (恥ずかしくて恥ずかしくて、口から魂吐いて死んでしまいそうな気分になった) [Mon 1 May 2006 02:08:18]
◆ルーンヤ > ――――――……… (それを自覚したら、チクショウは、また恥ずかしくなってきた。) [Mon 1 May 2006 02:07:42]
◆ルーンヤ > ――――――――………… (チクショウは此れが自分の初恋なんじゃないだろーかと、思った。) [Mon 1 May 2006 02:07:07]
◆ルーンヤ > あぁ… なんていうのかな。これが、恋であって、大人になるって事なのかな…(そして、やがて… そんな言葉をポツリと呟けば、恥ずかしげに顔を前足で掻き、首をフルフルと振って…) オイラは一体全体何を言ってるか。 カミサマ相手に恋なんぞ、一億光年早いってのに(―― それから、振った頭を俯かせれば、青褪めた顔を真っ赤に染めつつにボソボソ。 口に出せば… それから暫し、黙り込み…ただただ溜息を吐き出し続け――) [Mon 1 May 2006 02:06:08]
◆ルーンヤ > まっ、だからって好き好んで歩く訳でも無いけどね(そして、そんな自分自身の確信に苦笑を漏らせば… 屋根の上で立ち上がり、じっと… じっと空を見上げ――) ………… カミサマなんて対して気にもしてないけど…居るトコにゃ居るんだな…やっぱ(――見詰める夜空に映すのは、何時かのカミサマの姿。あの時の、約束を果たしては貰ってないが… けれども、何故だか――それ以上のモノを貰った様な気分を感じる動物は、じっと… じっと、夜空に映した彼女の姿を眺め続け――…) [Mon 1 May 2006 01:56:25]
◆ルーンヤ > ―――――― (良く分からないが、多分… 例のアレは終ったんだと思う。そう、この卑屈な動物は夜空を…街を彩る蛍火を見上げながらに思えば、眼を瞑り… 吐息一つ吐き出して――) 結局、アレって何だったんだろーなぁ… まっ、一応…オイラの願いは叶っちゃいないけど叶った、と思うけど(―― そして、次に瞳を開けば… 何処か清々しい顔でポツリ呟き。最近は、ヤバそうなヤツの縄張の近くも怯えずに歩けそうな気がしている。まだ実際に試してなんていないけど、多分きっと…大丈夫だろう。 そんな妙な確信) [Mon 1 May 2006 01:53:25]
お知らせ > ルーンヤさんが来ました。 『終戦後――屋根の上で夜空を見上げ…』 [Mon 1 May 2006 01:50:04]
お知らせ > カジカon_the_屋根の上さんが退室されました。 『(そして修理代を請求される前に、疾風の如く去る。)』 [Sun 30 Apr 2006 01:18:40]
◆カジカon_the_屋根の上 > (うあ、オチも付けずに行きやがった─!) …むぅ。 無礼なからくりでござったわっ。(ぷんすか。5秒ほど立腹して) [Sun 30 Apr 2006 01:18:13]
お知らせ > 魔神丸七号さんが退室されました。 『――そしてオチは無い。(必要なのか。)』 [Sun 30 Apr 2006 01:15:31]
◆魔神丸七号 > 自分自身ニ反応ナドシタラ、センサートシテ役立タズダロウ。馬鹿カ貴様ハ。(馬鹿に馬鹿って言われたよ!) マア、違ウトイウノデアレバ、仕方ガナイ。次ナル忍者ヲ、探シニ行クマデダ。(妙な掛け声と共にまた怪音響かせると回転する先端でごりごりと簗を砕く。) ウム、邪魔ヲシタ。デハ、サラバダ!(ごごごごごー。地面を掘り進んでどこかへと消えたという――) [Sun 30 Apr 2006 01:15:13]
◆カジカon_the_屋根の上 > (ハイテク忍者。きっと知力とか器用度とかが偏って高いに違いない。覚醒編になってから忍術は使えない技能になったなぁ、とか思うこと頻り。※どうでもいい) …壊れてるのではござらぬかー? (そもそも、蛙獣人忍者がノーマル忍者かと言うと微妙に厳しい気がするのだけどどうなのだろう。主にガマパックン。) きっとあれでござるよ、おぬし自身がセンサーに反応しているというオチではどうでござろ?(オチ。) [Sun 30 Apr 2006 01:08:59]
◆魔神丸七号 > ウム、ヨクゾ理由ヲ聞イテクレタ。 我ハハイテク忍者魔神丸。ノーマル忍者ヲブチノメシテ、我ガ最強デアル事ヲ証明シニハルバルクリスティアヨリヤッテキタノダ。 …シカシ、ドウイウ訳カ、全然忍者ガ見ツカラナイノダ。センサーニハ反応ガ出ルノダガナ。(ド○ゴンレーダー風忍者センサーかちかち。中心点のすぐ傍に反応アリ。) [Sun 30 Apr 2006 01:04:12]
◆カジカon_the_屋根の上 > (そこはそれ、きっと忍法で解決だ。すごいや忍法。>コレジャナイアイ) むむむ。 (ひくり、頬を引きつらせながら…すぅ、はぁ、深呼吸) …ときに、おぬしは何故忍者を狙うのでござるか? (ぎゅりぎゅり回ってたどりる(漢字で書くとド璃瑠、と言ったところか。ドはドレットノート級のド。)に注意を払いながら、一応念のため動機やらをたずねてみんとす。) [Sun 30 Apr 2006 00:55:23]
◆魔神丸七号 > ム、イヤハヤ失敬ヲシタ住民殿。コノ、ハイテク忍者ハ必ズヤ忍者ヲ討チ取ッテ見セマスゾ。(忍者とかどうでもいいし。スラム庶民さん困り顔。) 折角、コノ我ガ成敗シニ来テヤッタト云ウノニ、逃ゲルトハ、トンダ根性ナシデアルナ―― ン?何故、貴様ガ不満ゲナ顔ヲスルノダ。(不思議そうに傾けた顔は目のあたりに横一本溝が入っているだけで、よくこれで前が見えるとかなんとか。モノアイとか気の利いたギミックなんて存在しねえぜ!) イヤイヤ、ゴ謙遜ヲ。貴様モ負ケズ劣ラズ怪シサ卍解ダゾ? [Sun 30 Apr 2006 00:47:09]
◆カジカon_the_屋根の上 > (いや、踏み砕いたから屋根に大穴開けたわけで。 ぽかーんとした様子で屋根の穴を室内から見上げるスラムの庶民にひらひらと手を振った。ご迷惑をおかけして本当すみません。とりあえず今月一杯までの例の謎の倒壊事件の一つと思ってもらえれば幸い。(無理)) むぅ。 (腰抜け。チキンなのは味だけでござる、とか僅かに立腹した両生類忍者。最近焼き鳥屋さんで蛙食べてないなぁ。さておき。) や、敢えて言えばおぬしがとてつもなく怪しいのでござるが? (手甲に脚甲付きのメイド服姿に言われたくはあるまいが、それはこの際棚の上に。) [Sun 30 Apr 2006 00:39:01]
◆魔神丸七号 > 馬鹿メ、多少ノ小細工ヲ気ニスル等ハ弱者ノ兵法ヨ。コノ魔神丸七号ホドニナレバ、ソノ程度力ズクデ踏ミ砕イテクレルワ。(ぎゅらぎゅら喧しい右腕振り上げて、ぴたり。) ム、オカシイナ。確カニ、我ノ忍者レーダーハコノ辺リニ反応ヲ示シテイタノダガ。 サテハ、逃ゲタカ! オノレ腰抜ケメ。 貴様、コノ辺リデ怪シイヤツを見カケナカッタカ。(今この場に二人居ます。) [Sun 30 Apr 2006 00:32:13]
◆カジカon_the_屋根の上 > ……。 (10秒固まった。) ……ふっ。 (そして状況を利用することにした。というか、乗った。) …この程度の策も見抜けぬ程度で拙者とやり合おうと? 笑止!(月を背負って、びすっ、と指を突きつけるメイドさん。 これの何処が忍びに見えるのか教えてもらいたいものである。ともあれ) まぁ、なんというか、拙者は只の天体観測中のメイドでござるが、お人間違いでござろ? (かくりと首を傾けて見せた。(今更)) [Sun 30 Apr 2006 00:28:42]
◆魔神丸七号 > 改メテ、ドォォリィィィィィィィィル。(三度、轟音。屋根から跳ね上がる回転ドリル。今度は崩れぬよう慎重に足場を固め、梁の上に着地。そして変形。) フッ、流石忍者ダ、事前ニコノヨウナ罠ヲ仕掛ケテオクトハ。 シカシ、コノ魔神丸ニソノ程度ノ罠ナド、通用セヌワ!(右腕の先に取り付けられた妙な先端(ドリル)をぎゅらぎゅら回転させながら問答無用ににじりよるナニモノか。) ククク、相手ノ心配ナドヲ、シテイル余裕ナドアルノカナ?(ぎゅいいいいいいん。) [Sun 30 Apr 2006 00:21:51]
◆カジカon_the_屋根の上 > ( おそるおそると埋没した孔を覗き込み ) むぅ、 息災でござるかー…? ( 懐から、カジカクナイガン棒手裏剣を抜きながら呼ばわった。 そういえば夜這いの語源って呼ばうから来てるってご存知だろうか。(※どうでもいい)) [Sun 30 Apr 2006 00:21:01]
◆カジカon_the_屋根の上 > (けこっ?) …な、ななっ。なー?! (びくーんっ、と 時ならぬ咆哮とゆーか絶叫というか。 現れた何かに目を丸くして─) (ぼすーん ↓) (視界から消えた。) [Sun 30 Apr 2006 00:17:50]
◆魔神丸七号 > (突如屋根が爆砕したかと思えば、その中から回転する先端を持つ何かが飛び出した。) ――――ククク、我ノ忍者センサーガビンビンニ反応シテイルゾ! トランスフォォォム。(がこーんがこーん奇怪な音を放ちヒトガタへと変わるナニモノか。) トウッ! ノォォォウ!?(どしゃり。屋根の上に降り立った瞬間、屋根が崩れて再び中に埋没した。) [Sun 30 Apr 2006 00:16:43]
お知らせ > 魔神丸七号さんが入室されました。 『ドォォォリルゥゥゥーーー!!』 [Sun 30 Apr 2006 00:13:45]
◆カジカon_the_屋根の上 > …ぶっちゃけたところ、主を見つけるのは難しくないと思うのでござるが─。(腐っても中忍である。その気になれば、贅沢を言わなければ雇用先は引く手数多であろう。 ──尤も、最近のヴェイトス事情を考えれば、そうでもないか?) …なかなか踏ん切りが付かんでござるな。 (ふむぅ、ともう一度首を捻りつつ、唸った) [Sun 30 Apr 2006 00:10:37]
◆屋根の上の傍観メイド > (忍びの端くれとして、存在を公開してる忍者ギルドに加わるのは負けた気がしてイヤだったし、そもそも非・アマウラ/トキノミヤコの忍びである自身が、あそこに草鞋を預ける事が出来るか──というと、微妙。 汀の術を彼等に公開する心算も無いからお互い様かもしれぬ) [Sun 30 Apr 2006 00:01:45]
◆屋根の上の傍観メイド > …まぁ、それはそれとして──拙者の身の振りよう、どうしたもんでござろうかねっ。 (はふ、と小さく嘆息を。 一頃は、噂くらいは耳に出来ていたのだけれど、勤め先の上役の名前もこの頃はトンと聞かない。 スラムに塒を構えていた猫獣人の棒使い。噂では男だったけど、多分メイド長の事だと思った。) [Sat 29 Apr 2006 23:57:41]
◆屋根の上の傍観メイド > (出遅れた。 まぁ、問題ない。) …ふむ、騒々しい足音でござった、が─。 (なんだったのだろう?とか。 気ぜわしげに去っていくヤのつく自営業(当然そう見た)の背中を見送って) [Sat 29 Apr 2006 23:49:18]
◆屋根の上の傍観メイド > (さもありなん。羽のある生き物や、素性の良くわからないモノがよく屋根の上に立って下界を見下ろしていたりするのだから。) …むぅ。 (けろ。) [Sat 29 Apr 2006 23:47:56]
お知らせ > 屋根の上の傍観メイドさんが来ました。 『(スラムや暗黒街の屋根の損壊率は一般地区を遥か上回るという──)』 [Sat 29 Apr 2006 23:46:51]
お知らせ > 信統さんが帰りました。 『(乱暴な足音は、やがて居住区側へ向いて)』 [Sat 29 Apr 2006 23:46:31]
◆信統 > (―もっとも事前に知っていないのなら着流しで乱暴な足取りでわが道を往く男を、将軍家の係累だとは誰も思うまい。せいぜい侍と見てくれれば御の字で、侍風ヤクザと思われても抗弁は難しかろう。肩で風を切っているし)面倒だわ…(捕り物は性格上向かなかった。水面下の探りあいは尚適性がなかった。何も考えずに衝動に任せて生きている普段がいかに楽か、ようやく思い至った) [Sat 29 Apr 2006 23:32:26]
◆信統 > (訂正・悪札→鬼札) [Sat 29 Apr 2006 23:17:51]
◆信統 > (念書など見なかった事にしてあの場で焼き捨てれば良かったかもしれぬ。それなら非道な野党を討った若侍達よ武門の誉れ、と誉めれば済んだのだが。既に「悪札」を引いてしまった)……(苛立ちをぶつけられた小石が軽く蹴飛ばされ、こんこんと転がる。二人目の被害がでた現場に出張って見たが成果は無かった。各現場が妙に離れているせいで手勢は分散され、屋敷の人手が足りないため一人歩き。身分を考えれば軽率極まりない行為だが本人は矢も立てもたまらず飛び出していた。結果は無残なものだが) [Sat 29 Apr 2006 23:15:57]
◆信統 > (その可能性に気付いたのは、諸条件に見合う野盗の取引相手を割り出した直後にまた同じような太刀筋での犠牲者が出てからだった)……(緘口令を敷いても、完全に情報漏れを防ぐのは不可能。もし念書が侍組合に渡ってから武士のものと思しき関係者抹殺が始まったら世人はどう思うか―既にこっそりとではあるがさる筋から真実を探る打診が来た)一石二鳥か、それとも最初から狙いは我らか(怨恨にしろ他の理由にしろ。疑惑が集中するのは此方・侍組合のアマウラ直系集団だ) [Sat 29 Apr 2006 23:12:15]
お知らせ > 信統さんが来ました。 『(嵌められたかもしれぬ)』 [Sat 29 Apr 2006 23:08:32]
お知らせ > 紫さんが退室されました。 『 また、影に飲まれた者がどうなるかも、知れず―― 』 [Sat 29 Apr 2006 05:12:13]
◆紫 > ――…… くしゅ 。 ( 小さな、くしゃみが一つ。 それに覚醒を覚え、日の光に追い立てられるように首輪を付けた奴隷は、暗黒と名の付いた区画にある、傾いた安普請へと裸足の足をのろのろと進めだす。 奴隷の娘は自分が何であるのかを知らず、また考える事もしない。 この奴隷にとって全ては微睡みの中で見る曖昧模糊。 ) ( 時折 この街で忽然と人が消える事があるのは、確か。 しかしその幾つかが 人に混ざり、奴隷として暮らすこの娘が原因だという事を知る人間はまだ 誰も居ない。 ) [Sat 29 Apr 2006 05:10:01]
◆影 > ( 明け始めた空に押し流されるよに塗料のような闇はその表面を滑り降り続け、現れるのは実在の黒い髪、ぼう、と浮かび上がるよな青白い肌、首元にはこれ見よがしな首輪が鈍く光り、暗い渋染めの襟下から、僅かばかり鮮やかな半襟が覗き 擦り切れかけた帯、そして裸足。 いつしかその足元に蟠っていた影も消え、塵も埃も舞わぬ冷え切った早朝の貧民窟にぼんやりと佇むのは二級性奴隷。 虚ろな眼は、半分夢の中にあるように緩慢に辺りを見回し、己の掌を見る。 裏返してみても、白く、頼りないそれ―― けれど水仕事で荒れていた筈の指先は、ささくれの一つも見えない。 それを不思議そうに、もう一度裏返し 握って、開き やがて飽いたのか、手を下ろす。 )――…… ( 直接的な暴力すら含む”奉仕”に受けた痣も、噛まれた歯型もない。塗れた性も、何もかも拭い去られ まるで生まれなおしたように、人に混ざる怪異はそこに在った。 薄汚い町並みで呆、と明ける空を眺め。 ) [Sat 29 Apr 2006 04:47:47]
◆影 > ( やがて、よくよく目を凝らさねば感じ取れないよな僅かな揺れが収まった頃に、波紋。 水飴を匙に絡めて掬い上げるよに にゅう、と伸びるのは、やはり黒い黒い黒い何か。 一抱えもありそなそれは地面から生えるよに、粘度の高い水面を突き破るよに伸び起き上がる異様。 産み出されるよに、這い出るよに突き出したそれはぬるぬると尾を引きながら、凹凸のある一塊、細く、太くなだらかな曲線描く軸、2から10へ枝分かれし、不出来な泥人形のよなヒトガタを形作る。 仰け反るよに産まれた真っ黒なヒトガタは、一番深い闇から開け行く空を見上げるよにざわざわと揺れ、徐々に形を明確にし 現れるのは髪も、鼻も、口も黒で塗り潰されたよな筒のよなシルエット。 その輪郭は振れ、ぼやけるよに曖昧。 見上げる群青から、静まり返る貧民窟を見渡すよに緩慢に塗り潰された視線を下ろす。 ) [Sat 29 Apr 2006 04:20:58]
◆影 > ( どぷん 波打つ影 蟠る影に波紋のよな震え やがてざわざわと這い上がる幾つもの掌が、闇の中茫と浮かび上がるよな白い手を覆う。 幾重にも重なって、すっぽりと覆い隠してしまえば最早それが何だったのかも判らない。 ゆっくりと、緩慢に、影のドームは泡が引くよに盛り下がってしまえば、そこにあるのは波打つコールタールのような闇ばかり――… それは人々の隙間、都市の隙間で息衝き続ける都市伝説。 現象が先であったか、出任せの噂が先であったのかは判らない。 しかし今此処で、人が忽然消えてしまうという現象は起き、それに対して何かしらの理由がつけられる事になるのだろう。 例えば、人攫いに攫われた、とか、神隠しにあった、とか、何かの弾みで世界の裏側に行ってしまった、とか――… 。 そんな事はそ知らぬよに、ぽっかりと地面に口を開けた闇はゆらゆらと揺れる。 ) [Sat 29 Apr 2006 03:58:37]
◆影 > ( そんな表現が似合いそうな光景。 まるで地面の底が抜けたような濃縮された闇の中へ、まるで溺れるよに宙を掻く手が飲み込まれてゆく――… 夜より尚暗い闇より尚暗い 暗い暗い影の中、取り込まれたのは男だったのか、女だったのか、最早知るものは誰も居ない。 引き込まれた哀れな犠牲者の悲鳴さえもう聞えない。 貧民窟の片隅で、人一人が煙のように姿を消した所で、静まり返る無関心な街。 人知が及ぶものから及ばない物まで人が消える理由等様々で人は消え、死体でも上がらなければ大した騒ぎにもならない。 けれど、今宵確実に人一人が姿を消す。 地面からにょっきりと突き出した掌に這い上がるよな黒が絡む それは掌。 黒い黒い黒い掌。 それがねっとりと、まるで愛しい人の手を取るように藻掻く掌をなぞり、指を絡め、そして引き込んでゆく―― ) [Sat 29 Apr 2006 03:40:34]
お知らせ > 影さんが入室されました。 『 どぷ ん 』 [Sat 29 Apr 2006 03:37:47]
お知らせ > 御夜@安酒屋さんが帰りました。 『…帰って寝るか』 [Fri 28 Apr 2006 04:26:33]
◆御夜@安酒屋 > 全く…人の足元を見おってな?(そしてまたリピートがかかろうかというところでようやく椀の中身が空になったことに気づく。逆さにしようが上下に振ろうが湧いて出てくるはずも無し。恨みがましく舐め回してみても無い物は無い)むぅ…(腕を組む。懐を漁る。険しい表情で悩み―) [Fri 28 Apr 2006 04:14:51]
◆御夜@安酒屋 > あの爺め。じきにバチが当たるに違いないぞ。いや寧ろ儂が直々に夢枕に…(できるものなら、とせせら笑われた。出来るわけがなかろう!と逆切れ返し。そしてまたちびちびと酒を舐め)ふむー…新たな仕入れ先を開拓せねばならんか…(ぶちぶち) [Fri 28 Apr 2006 04:02:09]
◆御夜@安酒屋 > じゃからな?儂ァ頭に来てのぅ…(でも泣き寝入った。世知辛い…と酒を一気に煽りたいところだが、勿体無いのでちびりと舐めた。酒一杯でこうしてだらだらとくだ巻いているわけで。こんなはた迷惑な客にも店主は生暖かく) [Fri 28 Apr 2006 03:52:12]
◆御夜@安酒屋 > (こんな時間でも営業してるってのがこの街の良いところ。欠けた椀に注がれた悪酔いしそうな安酒片手に、ぐちぐちと)―でさァ。人の足元見よってのゥ?結局こんな粗悪品をだなァ…(そろそろ何周目か、数えるのも億劫になりそうな) [Fri 28 Apr 2006 03:39:55]
お知らせ > 御夜@安酒屋さんが来ました。 『ウサ晴らし』 [Fri 28 Apr 2006 03:34:26]
お知らせ > MJさんが退室されました。 『 一皿のお値段ネ ( こうして王の手を取った ) 』 [Fri 28 Apr 2006 00:52:38]
お知らせ > 艶子さんが帰りました。 『……一食1000エンまでのヤツな。 ( めをそらしながらいった。レッツゴリューテイ。 )』 [Fri 28 Apr 2006 00:50:18]
◆MJ > じゃあ―――今日の御飯宜しくネ艶子。 ( さも当然と言う形で餓鬼は告げた。 丁度お腹も鳴る、聞こえないなら何度でも鳴ってやろう。 ) 気軽に親しみを込めてMJって呼んでくれて良いから。 後は―――俺様家なんて持ってないんで、ヨロシクッ!! ( 手を離すと、一人出口へと。 既に飯を喰わせてくれるのは決定事項であり、異論は剣を以てしか変えられぬ罠。 焚き付けた責任は始まっている。 ) [Fri 28 Apr 2006 00:48:09]
◆艶子 > む…… じゃあ、次はちゃんとした縛り方も覚えておく。 ( ※そういう問題ではない。 腹の虫でも鳴らそうものなら全力で聞かなかったフリしてやる。ちなみに昨日は二万取られました、ぎゃふん。…それでも良心的なのが悲しい。 ) メイ・ジャスティナ――。 ( 握手を交わし、私達はこうして知り合った。 握る手は力強く、そして熱く感じられる。 ) 私字が下手だけど、それでも良ければ書いておいてやろう。勿論私の名前よりは気持ち小さいけど、気にするな。 ( 艶子にとってその名を胸に刻む事は誇らしく、そして心強かった。 ) ―― 宜しく頼む、メイ・ジャスティナ。 [Fri 28 Apr 2006 00:43:17]
◆MJ > もうちょっと穏やかに出来ないのカナ……、ちゃんと話は訊いたでショ……。 オレサマが暴れるのは相手が楽しようとした時だけダヨ。 ( 丸一日昏倒していたのでお腹は空いた。 お財布は一体幾ら搾られたのだろうか。 ) 他の誰でも、そんな台詞を口にしたら……―――ホントかどうか試して見るんだけどネェ。 『メイ・ジャスティナ』 オレサマの名前デッカク理想の旗に書いておいてね。 焚き付けた責任は10割の利子つけて返して貰うから。 ( 爪を引っ込める、腹は決まった―――差し出された右手を握り、大きく振ってやろう。 決して明かさぬ本名を告げてやった、ソレが餓鬼の本気だ。 ) [Fri 28 Apr 2006 00:35:05]
◆艶子 > ははッ、すまんすまん。 今度暴れられたら話も出来ないよなと思って。 ( 全く恐怖が無かったと言えば嘘になる。 早めに水でもブっかけて起こしてやるべきだったんだろうけど、昨日は昨日で色々と大変だったんだ。主に財布が。 ) 覚悟なら父親の玉袋を出る前に済ませてきている。そして遣り遂げられないのなら価値の無い一生だとも思っている。 安心しろ。私の掲げた理想が潰える時は私が死ぬ時だけだ。そして私は死なん。 ( これからも危ない時はギリギリの強運が私を救うだろう。傭兵は己の幸運を信じていた。無敵だと、信じていた。 鋭い爪を見遣り、臆する事無くそう言ってのける。 ) だから爪は仕舞え。握手も出来ないじゃないか。 ( にやりと笑って見せると、右手を差し出した。 ) [Fri 28 Apr 2006 00:24:45]
◆MJ > ――残念デシタ、オレサマはもう追い剥ぎは廃業しちゃったから。 ソレにさぁ遊びだったけど屈辱だなんて言う相手を縛って言う事訊かせたのは誰サ。 ( 怒ると言うより呆れた、目の前の女性はきっと此の場で斬られても受け入れる。 そんな貌をされて斬れる奴がいるならば、きっとソイツは大馬鹿だ。 深い深い溜息を吐く、毒気を抜かれるとは此の事だろうか? 痺れる腕をさすり血液を循環させてやる。 ) ―――ソレよりも、オレサマを飼い慣らすなら覚悟出来てるんだよネ。 縛りっぱなしだった事も含めてサ。 ( 蹌踉けながらも立ち上がると、剣士の脇に立つ。 鋭い爪を見せ付けながら最後に覚悟の程を訊こう。 餓鬼は剣士が王道を外れたならば即座に殺す、と言外に告げる。 ) [Fri 28 Apr 2006 00:13:58]
◆艶子 > ―― MJ、お前は強い。この私に二対一での勝利だなんていう屈辱を味あわせた男だ。 その力をほんのちょっとで良い、別の事に使え。 ( 懐から小さなナイフを取り出すと、ぶつりぶつりと縄を切り落としていく。 こいつの今の言葉が全て嘘偽りで、縄を解いた瞬間に襲い掛かるか逃げるかしたのならば私はそれを受け入れようと思う。 ) さぁ、解けたぞ。 …腕は痛むか?何せ一日中縛りっぱなしだったからな。 ( そしてベッドから降りて、相手が起き上がるのを待とう。 ) [Fri 28 Apr 2006 00:01:03]
◆MJ > ( 長い、長い逡巡。 貌を背け押し黙っている餓鬼。 ) ―――誤解してた、艶子は違ったんだネ。 ならオレサマは。 ( 熱を孕む声に、自分はヤラレタみたいだ。 振り返りハッキリと告げる 「 縄解いてくれたらオレサマのやり方で手伝うよ 」 と。 ) [Thu 27 Apr 2006 23:54:23]
◆MJ > ( ふて腐れた餓鬼は、暫く無言の侭に剣士の言葉を聞いている。 此の剣士は驚く事に本気で言っている。今まであった神官、神父、VHは神を言い訳に己の欲望と神をはき違えてた。 暗黒街の高名な修道女サマだろうと餓鬼は笑って斬りつけるだろう。 だから、自分の言葉で話す艶子の言う事を黙って訊いた。此処まで長く人の話を訊いた事は生まれて初めてだった。 ) ―――。 ( 目の前の剣士が告げる 「反骨の精神」 きっと、艶子自身に剣が向けられようとも満足して死ねに違いない。 自分は間違って無かったと満足げに笑みすら浮かべて。 ) [Thu 27 Apr 2006 23:50:39]
◆艶子 > ―― もう一度言う。私に協力しろ、MJ。 ( 声は静かに、しかし熱を孕んでいた。 ) [Thu 27 Apr 2006 23:44:04]
◆艶子 > 実を言うとミレディが出てきた時はまだ私はこの街には居なかったんだけどな。今度出てきたら助けてやろう、この私がな。 だがそういう害悪の化け物が現れた時以外の事は知らん。私は難民なんて助けない。飢えているからと言って施しも与えない。 ―― だが子供は助けたい。せめて一人で生きていけるぐらいまでは。 ( 半身を起こすとベッドに片膝を突いて、相手の顔を覗き込んだ。 ) …この話を知っているか?ある奴隷が奴隷ギルドに反乱を起こして、沢山の人を巻き込んだ事件があったそうだ。聞きかじった話だから私も良くは知らないんだけどな。 判るか。奴隷が、奴隷のシステムに対して反乱を起こしたんだ。覆そうとしたんだ。結局は失敗に終わったが。 ―― 私はこの話が大好きだ。 ( ゆらゆらと傭兵の黒い瞳に熱が揺れた。まるで戦っている時の眼、闘志に溢れる眼だ。 ) 私がスラムの人達に与えたいのは一つ。「反骨の精神」だ。それ以外は私は何も助けない。 救う?甘ったれるなって言ってやるね。 ( 暫しMJの瞳を見つめると、体を離した。 ) 私とお前じゃ規模が違うけどな。本質的には一緒だろう。 言っただろ、私がルールになる。スラムの人達には今まで通りそれを―― お前の言葉を借りるなら、受け入れて貰うさ。その後で私が根本的な部分から修正してやる。 [Thu 27 Apr 2006 23:40:17]
◆MJ > 何見て来たんだよアンタ。 ( 食いしばる歯は頭突きされたせいではナイ。 半身を起こして )吸血鬼に襲われる数以上に餓えと寒さで人死んでんだろ? 悪魔や吸血鬼が出た時、街の奴等は見捨てただろ俺等の事。( 脛に疵を持つスラムの住人に対して、市は金を払わぬと決めた事実。 縛られながらも出来るなら罠を切り噛み付きたい気分だ。 ソレ程迄に気分が悪い。 ) 仮にお前の言うルールを引いて難民が減るのか、孤児が居なくなるのか。 理想抱いて死ぬのは勝手だけどな、艶子の理想は単純なだけに複雑な街の現状を全く省みない。 進めば進む程、艶子の言う王道と現実が乖離する、気付いてる癖に見ないフリしてっから……――結局救われるのはアンタの 『 王 道 』だけだ。 ( 理想に殉じれば救われるのは理想だけだと、ハッキリ告げ。 しかし、人攫いの事を持ち出されると言葉に詰まったかのように身体を倒す。 ) ―――結局やってるのはオレサマも艶子も変わらないワケね。 オレサマの云えた義理じゃなかった。 ( 「忘れて欲しいナ」 と虚無を浮かべる瞳。 こんなに憤ったワケが今解る――、正反対なだけで自分も代わりがないと。 剣士の言う通りであった。 ) [Thu 27 Apr 2006 23:20:51]
◆艶子 > いや、靴下の臭いはそのぅ……。 ( でもどうだろう。好きな人の靴下。好きな人の靴下。すきなひとのくつした―― 嗅いだりしたら家出される。 ) だからって言って放っておくのか?吸血鬼に感染能力が無ければヴァンパイアハンターギルドなんて物は存在しないよ。パプテスや傭兵だけで事足りる。 二、三匹といって侮らない方が良い。 ( まぁ、感染能力のある吸血鬼というのはそれ程多くないらしいが。それでも”元・人間”の吸血鬼の存在はそんな危険な吸血鬼の存在の証明をしてくれる。 ) 仕事か―― 仕事ねぇ。学も無ければコネも無い、仕方なく傭兵として危ない目に会いながら食いつないでいる私からは”体を売れ”としか言えないな。 ( 流石の私もそこまで面倒見てやる気にはなれなかった。事実、私だって体を売って金を稼いでいたんだ。 ) 私は吸血鬼を倒すんじゃない。吸血鬼”も”倒すんだ。VHに協力したのは単純に狩人の友達が気に入ったからに過ぎないからな。 ――…人攫いのお前が言うと、スラムの人達を誘拐しやすくする為にっていう風にしか聞こえないな。お前が攫おうとしていた女は、攫われて売り飛ばされるのを受け入れたのか? ( パプテスの神官をブチのめしただなんて、アレックスが聞いたら怒りそうだななんて思った。 ) それに、私が翳しているのは王様の物差しだぞ。合うわけ無かろう。 [Thu 27 Apr 2006 23:08:21]
◆MJ > そうでしょ―――やっぱり安心するんだよねェ、ソレとは別に靴下の匂いも臭いけどなぁんか好きなんだよ―――ゲフッ ( 照れ隠しの頭突きは鳩尾に。 苦悶の悲鳴を上げる餓鬼。 剣士も素質アリ、だ。 ) スラムに二、三匹いる吸血鬼を倒した所でお腹は一杯にならないでしょ、VHさんが何者か知らないけど武器や人を雇うお金があるなら…仕事や食べ物を分け与えないとかね冗談にしては質が悪いよ。 吸血鬼よりも倒す『敵』がいるんじゃないの? ( 餓鬼の声は反対に暗く低いモノになる。 ) 暗黒街は兎も角ねスラムの人間が弱いなんて『恵まれたお姉さんの物差し』でしかないよ。 解るも何も――前に悪魔退治だって息巻いてたパプテスの神官をブチのめして回ったから。 スラムの人達は助けなんて求めてない、そっとして欲しいだけ。 害悪やルールに屈してるんじゃなくて受け入れてるの。 [Thu 27 Apr 2006 22:48:51]
◆艶子 > 好きな人のなら好きかもしれない。 だーっ、何を言わせる!こいつめ!こいつめ!こいつめ! ( どすんどすんとヘッドシェイクでMJのぽんぽんに容赦ない攻撃を加えた! ) まァな。でも自己満足で害悪吸血鬼を退治してくれるんなら良いじゃないか、安上がりで。 それとも有名なシスター・ジャスティスぐらいにならないと感謝って貰えないのかな? ( 彼女はどうなんだろう。疎ましがられているんだろうか。 ) 私が許せないのは、弱い者がいつまで経っても弱いままな所だよ。弱い奴が虐げられるのが当たり前なこの街で、いつまで立っても街の人はおんぶに抱っこだ。一度だって自分達の手で悪魔やら吸血鬼やら犯罪者やらを何とかしようとしない。そんなんだから私みたいなのがしゃしゃり出て来るんだ、団結すれば強いのに。 …… それにしても、鋭いなMJ。私がやろうとしている事が弱いもの苛めだってどうして判った? ( 傭兵の声の口調が微妙に楽しげになる。 ) この界隈の人達が害悪やルールに屈服して生きるのなら、私がそれに取って代わってやろうと思ってる。 私が此処のルールになるんだ。 [Thu 27 Apr 2006 22:38:32]
◆MJ > じゃあ反対に訊くけどサ―――、艶子は男の人の汗の臭いってキライ? オレサマは香水で臭い奴よりも全然好きカナ。 ( 届かぬ視線を餓鬼も返しながら、さも当然といった風に返す。 「 落ち着くじゃん 」 とも付け加えて。 剣士の弁には、深い溜息を吐き。 ) ならさ、歓迎されてないって事は――友人さんと艶子の自己満足デショウ? 自己満足で勿論良いけどさ……―――。 ( スラムの住人に尋ねたら、さぞかし怒るだろう。 ) 弱い者苛めだからね、そりゃあ喜ばないよ誰も……艶子達以外ね。 [Thu 27 Apr 2006 22:26:30]
◆艶子 > ……… 参考までに聞きたいんだけど、男の人ってそういうの好きなの? …匂いとか。 ( 少女にとっては新世界だ。どちらかと言うと香水の匂いとかほんのり香る薔薇の匂いとか、そういう匂いなら自分は好きなんだけど。 少しだけ頭を曲げて、MJの方を―― とは言っても流石に彼の顔は視界には届かなかったが。 ) ああもう!これはそういうアレじゃなくてだな――……っ! ( 不意にトーンが落ちる声に、艶子は視線を前に戻した。そして穴が開いて今にも崩れ落ちてきそうな天井を見上げる。 ) …最初は思ってた。感謝して貰えるだろう、喜んでくれるだろうってな。 けど、命張って夜警をする私と私の友人に向けられる視線は冷たいものだよ。だからもう感謝して貰おうだなんて事は期待してない。そういうものなんだと諦めてる。 …お礼言われると嬉しいけどね。 ( 自分の命が実際に危険に晒され、そしてそれを助けて貰うまでここの人間は「有難う」とは言わない。 私にはそれが理解できなかった。 ) [Thu 27 Apr 2006 22:19:49]
◆MJ > 汗の臭いは好きィ、良いじゃん―――靴下を脱いだ時に思わず嗅いじゃう感覚に似ているカナ? カナ? ( 知り合いの傭兵に抱き付く度に匂いを満喫してる変態はそう宣い 「ギャハハハ」 と笑う。 その笑い声も直ぐに 「 身体は肉で出来ている 」 と言わんばかりの頭突きに沈黙する。 ) 今、とっ捕まえて縛って、押し倒してるじゃないのサァ。 スケベ!変態!緊縛フェチ! やるならもっと縛れ! ( 矢次にも、散々悪態を付く餓鬼。 しかし、次の内容に言葉を失う。 ) ―――本気で言ってるの? いや、協力しろって事じゃあナイよ。 言葉の内容だよ……艶子って言ったっけ、ソレでスラムの住人が泣いて喜ぶとも―――? ( 細まる瞳、スラムの住人を前に勇者ごっこと言う腹の上の女性に、声が冷たくなる。 ) [Thu 27 Apr 2006 22:09:43]
◆艶子 > それは我慢できるっていう意味なのか、そういう性癖なのかどっちだ。 ( これでもお年頃、毎日お風呂は入ってます。でも石鹸の匂いとかはあまりしない。どちらかというと土臭かったりする。 重さだけは一人前だけどその中身はあんまり詰まってない艶子ヘッドを腹にどすん。二度の抗議の声も無視した。 ) お、お前はっ!私はそんなハシタナイ女じゃないぞ! そんな……男をとっ捕まえて縛り上げてベッドに押し倒してだなんて…。 ( 奴隷遊びしたことある人間が言っていい言葉ではありません。 ) 何、簡単な事さ。私はスラムに住んで一年になるが、どうにも此処の暗黙の了解だとかローカルなルールに疎い。コネも無ければ立ち回りも下手糞なんで思うようにこの辺一帯の情報が集められないんだ。 ……ああ、言い忘れたが私はVHの手伝いをしてるんだ。ま、そのついでに正義の勇者様ごっこもするがね。 だからこれから定期的にこの界隈で起きた事や情報を私に提供して欲しいんだ。 [Thu 27 Apr 2006 21:58:25]
◆MJ > ( 生憎と餓鬼が習得してるのは忍法イリュージョンマジックでは無い。 出来るのは芋虫の如くベットの上で這い蹲る位が関の山。 ここでは彼女の方が強者、窮極の生物だった。 ) 汗の埃の匂いは嫌いじゃないけどさ「うわっ」って思う程度ならオレサマ心広いんでバッチコイ。 ( それ以上はダメらしいよ? ) じゃあ……何が望みなのサ? も、もしかして―――― ( 振り返れば 慌てて引っ込める舌。 逃げようとした所に頭からのしかかられた、失礼ながらに重い 「重いよ!重いってば!」 二度不満を口にし。 ) オレサマの放漫な肉体が目当て!? って―――ええぇぇええぇぇぇ。 ( 一人盛り上がり掛けた所、立場も忘れて非難の声があがる。 ) えーっと手助けって何サ? [Thu 27 Apr 2006 21:47:49]
◆艶子 > ( 勝利して支配する。過程や方法などどうでも良いのだ。 しかし、二対一ではやはり勝った気はしなかった。一対一でやりあってたら私は負けていただろうと思う。 ) ば、馬鹿っ!私の汗臭さはその、なんだ。健康的な匂いだと思え! ヴェイトスの平和を守るために流した汗なんだ! ( 後でお風呂に入ろうと思った。ぐすん。 ) 人攫いは立派な犯罪だぞ?確かにあの女の人は助かったけどさ。 しかし幾らお前でもやっぱり自警団は怖いか。恐ろしいか。 んむ。 ( 舌を出した次の瞬間にくるっと顔をそっちに向けた。その時引っ込めてなかったらその舌引っ張ってやれ。 ) ま、自警団に引き渡すつもりならとっくにそうしてるさ。一思いにトドメを刺すっていう選択肢も有ったわけだしな。 ―― こっちの要求から先に述べようか。このまま自警団に突き出されたくなかったらMJ、私に協力しろ。 ( ベッドの端に移動して尻から脱げ出すというのなら、そのまま後ろに背を預けて枕にしてやれ! ) [Thu 27 Apr 2006 21:38:46]
◆MJ > ( 己は負けたのだ――、勝負を持ち出したのは自分なら不平を言うのも筋違いだろう……が不満とは募るモノ、言葉で納得出来たら苦労は無い。 勝負事に負けた剣士とは今この時だけは気持ちが一つであった―――とか思ったのは餓鬼の気のせいだったようで、見下ろす顔は支配者の貌。 「 可哀想だけど明日の朝にはお肉屋さん に並ぶのね 」 って養豚場の子豚でも見るような目つきである。) もう汗臭いって言ったの!―――な、何サ。 勝負には負けたけど自警団ってのはちょっと酷いんじゃないの? 大体、女の人は助かったんデショ。 ( 明らかにたじろぐ餓鬼 芋虫の如く這いずり、ベットの端へと移動する。 憎たらしい背中、見えぬ事を良いことに思いっ切り舌を出してやった。 ) [Thu 27 Apr 2006 21:30:38]
◆艶子 > ( あまりこれ以上縛り上げて置くと身体に良くないだろうなと思う。こいつをどうするか今日決めてやら無いといけないな。 テンコーでも抜け出せないような縛りとなるとそれはもう全身ロープ人間になるぐらいやらないとダメだろう。 ) お前は敵国のお姫様だからダメだ。私王様ね。 まあ、今後の態度次第では考えてやらんでも無いぞ? ( お財布が軽くなって悲しい気分だったけど、こういう一方的に相手を支配するというのは中々どうして気分が良いものだ。にっこり笑った。 ) ……… 失敬な。 …昨日入ったよ…。 ( でも自分の髪を鼻先に持ってきて匂いを嗅いだり。うーん、ミルク臭い。 ) …さてMJ君。私は君に勝って、君をこうして捕まえたわけだが。自警団に引き渡すかどうかとっても悩んでいる所なのだよ。 ( くるっと後ろ向くとMJの腹の上にどかーっと腰を下ろした。足も組んでやろう。 ) [Thu 27 Apr 2006 21:23:37]
◆MJ > ( 普通逆では無いのかと――そんな事を思う。 未だに後頭部がズキズキと痛み、縛られてた腕は鬱血し感覚は怪しい。 起きあがろうとして失敗したのは、己の姿が団子虫の如き様相になっている事が原因である。 テンコーヒキダなる奇術師でも抜け出すのは無理と思われる ) お姫様は待遇の改善を要求する也。 ( 鼻先を撫でる髪がくすぐったい。 身を捩り逃れようと ) お風呂入ってないネ、匂うヨ? ( とんでも無い無礼を口にしつつ、最早居直るしか餓鬼には残されてないだろう。 黒髪へと精一杯の抵抗で睨み付けてやる。 ) [Thu 27 Apr 2006 21:16:05]
◆艶子 > ( 眼を覚ましたらしい少年を覗き込む黒髪の娘。垂れた長い黒髪の先端がMJの鼻先を擽るようになぞっていく。 ちなみに、彼の手と足を縛るロープは物凄く無駄が多くて塊のようになっている。どうやらきちんとした結び方が判らなかったらしく、完膚無きまでにぐるぐる巻きだ。硬結びとちょうちょ結びを駆使して逃げ出せないように必死に縛り上げたらしい。 ) おはよう、MJ。気分はどうかな。 私は最悪だ。最悪というより物悲しい。 ( 財布が軽くなったから。暗黒街の授業料ってホントに高いですよね、ぐすん。 ) [Thu 27 Apr 2006 21:11:31]
お知らせ > 艶子さんが来ました。 『―― お目覚めか、お姫様。』 [Thu 27 Apr 2006 21:06:40]
◆MJ > はいはい、夢オチ、夢オチ。 ( 漸く覚醒する意識、最悪の目覚めであった。 薄暗い部屋、呼吸する度に黴と埃の匂いに咳き込みそうになる。 挙げ句、後ろ手に縛られ粗末なベット寝かされている。 ) つまりはそういう事なのネ―――。 ( 虜囚と身となった餓鬼。 締まらないハナシだ。 ) [Thu 27 Apr 2006 21:06:02]
◆MJ > ( 武器を持った人影は高く掲げたソレを無慈悲にも振り下ろす…――― 衝撃と共に痛みが襲い意識は闇へと融けて。 ) [Thu 27 Apr 2006 21:00:52]
◆MJ > ( 俯せになった餓鬼の身体に影が射す 動かせぬ身体、唯一動かせる眼球が捉えたモノ―――地面に映る武器を持った細長く伸びる人影。 ) ちょ――まっ。 ( 今度は餓鬼が命乞いの悲鳴を上げる番であった。 ) [Thu 27 Apr 2006 20:58:51]
◆MJ > どォしよっかなァァ。 誠意ある態度ならオレサマも考えなくは――― ( 女の顔を覗き込む、と其の時。 餓鬼の手が止まる……阿呆の如く口を開け信じられないモノを見る目で。 何時の間にか、組み伏せられてたのは餓鬼の方であった。 そればかりか四肢に力が入らない、鉛の彫像のように指一本動かせぬ身体。 ) [Thu 27 Apr 2006 20:55:42]
◆MJ > ( 鋭い爪に組み敷かれ、哀れにも震えるだけの獲物。 首に掛けた爪の切っ先は、力を込めれば皮膚を突き破り肉を抉るであろう。 ) ―――ほらァ、もっと一生懸命に命乞いしないと死んじゃうよォ。 ( 愉悦に口元を歪ませ、僅かばかり爪の切っ先を皮膚へと食い込ませる。 赤い筋が肌を舐め、女は狂ったように泣き叫ぶ。 餓鬼は心地良い悲鳴と嗚咽を聴きながら掌に握られた命を弄ぶのだ。 ) [Thu 27 Apr 2006 20:51:05]
お知らせ > MJさんが来ました。 『 泣いて赦しを乞う女。 』 [Thu 27 Apr 2006 20:44:23]
お知らせ > 冬矢さんが退室されました。 『 ( 逃げ切れるか。長い夜になりそうだった )』 [Thu 27 Apr 2006 01:21:06]
お知らせ > 冬矢さんが来ました。 [Thu 27 Apr 2006 01:19:53]
◆冬矢 > ( どうする。斬るか、と瞬間的に思うが。その決断はつかない、もう自分は侍一族ではなく普通の学生なのだ。普通の平和に暮らす人間が、人を害せる精神状態になるのは容易ではない。衝動や感情に支配されるならともかく、それが当たり前というもの ) …… ( なら逃走しかないが。背後を見せるのは良くない、後ろから襲われたり何か飛び道具を使われたりしたら避けようがないから。青眼に刀をつけながら、じりじりと後退をはじめる。地を噛むのは草履ではなくて靴 ) [Thu 27 Apr 2006 00:54:10]
◆冬矢 > ( 目的の人物を発見した時には、そいつは見事なまでに現在進行形で拉致されていた。この街は戦争捕虜でも債務不履行でもなく、犯罪によって奴隷を調達するという悪癖がある。そうでなくてもここでは犯罪なんかは日常茶飯事。心の中の悪魔が知らん振りしちまえ、というのを押さえ込んで救助に入ったのだが ) …どうした。こないのか ( 助けた学生は一顧だにせず自分を置いて逃げ去った。居ても足手まといだが、せめて一言有ってしかるべきだろ―と泣き言を言う間もない。目の前には職業・悪党な奴の殺意が。こちらが人斬り包丁所持していたのは予想外らしく、ちらつかせて見せれば動きは止まったが。それは怯んだというより隙を覗うためのよう。刀にビビって逃げてくれ!という祈りは空しく散って ) [Thu 27 Apr 2006 00:43:46]
◆冬矢 > … ( 内心の動きを悟られないように表情を本心とは別に平静に装う事。カードゲームの戦法がいわれというのはその文字の通り。逆に言えば表情筋とは裏腹に思考は穏やかではないということか。この学生のように ) ―― ( 本当はバカヤロー!と叫び出したかった。前にスラムから連れ戻した不良学生の回収第二弾。だけど今回はただ行って帰る、では済まなかった。じりじりと寄って来る敵意に対してこちらも既に抜刀中 ) [Thu 27 Apr 2006 00:35:49]
お知らせ > 冬矢さんが来ました。 『 ( ポーカーフェイス )』 [Thu 27 Apr 2006 00:32:30]
お知らせ > 藍音さんが帰りました。 『「私などより先に、顛末と危険性が連中には予測できていたのかもしれんな。」 と。』 [Wed 26 Apr 2006 02:31:03]
◆藍音 > ・・・・然し情報が曖昧ではあるな。 癪だがいつか大聖堂の責任者を捕まえてみるか。(監督があの組織ならば最も情報が寄っているのも其処だろう。 流石にこのナリでは怒られるかもしれないが―― 生存者全員の状況が聞ければ、次に起きる事の推測もできようってものだ。) しかし、何故このような好機を捨てたのか――― 或いは。 [Wed 26 Apr 2006 02:30:07]
◆藍音 > ・・・・今更言っても仕方が無いか。 奪ってどうこうなる問題でもあるまいし。(一通りふてくされて気持ちが落ち着けば、闘争の跡地を確認して回る作業に戻ろうか。 気を使っているのか何なのか、大抵は人気の無い場所で行われるだけに――後で確認する側は色々大変である。 暗黒街とか此処なんて、参加者でもないのに身の危険だ。) [Wed 26 Apr 2006 02:26:27]
◆藍音 > ・・・それに代価の願いは望外だぞ。 ばいおーるみぃんずで勝利もぎ取ればどれだけの益が出たと思う? 衝突を恐れたな。腰抜けめ。 腰抜けめっ。(道を歩きながら手近な石蹴っ飛ばすのだが、蹴る石求めて左右に揺れるためふらふらと蛇行気味になる。 向かいから来る襤褸服の一般ピープルが興味と嫌悪の混じった視線を向けたまま避けてった。) [Wed 26 Apr 2006 02:23:40]
◆藍音 > (対象は、予兆をいち早く察知しつつも自陣営よりの代表者不在を良しとしたまま開始されてしまった”聖剣戦争”について。 本来ならば一大事な筈だが、自分に下された言葉は「動向を監視し、問題ありし時のみしかるべく行え。」ってだけである。よって同僚とともに定期的に情報は集めているが――) ――まずは消極的過ぎる。 何かあってからでは遅いというのに。 (監督権もパプテス連中に許し、組織としては事実上の不干渉 だ。 対応よりも予防を旨とする職種の人間としては気持ち悪いことこの上ない。) [Wed 26 Apr 2006 02:20:55]
◆藍音 > (陰陽寮は一応宮仕え。 しかも上下に葉結構厳しい部類。仕事に際し不満があっても出来る事といえば道すがら石ころ蹴飛ばしつつぶーたれる位しかない。) 第一貧民街など乙女を派遣する場所の筈がない。 事の中枢から離れなければこんな真似をせずとも済んだものを。 (末端に到ると上層部の主義や思想を聞かされないまま仕事に従事させられる事も多く、これもやる気をマイナスする一因だ。 服を汚したりせぬよう気をつけながら、監視と称した情報収集継続中。) [Wed 26 Apr 2006 02:17:05]
お知らせ > 藍音さんが来ました。 『これもまた最前線症候群というヤツなのか。』 [Wed 26 Apr 2006 02:16:29]
お知らせ > MJさんが退室されました。 『 人攫いが攫われた って締まらないオチ 』 [Tue 25 Apr 2006 03:04:06]
◆MJ > ( 男が此の後、人攫い共を追うのかどうかは彼次第。 きっと餓鬼を倒した事で恐怖に戦いている事だろう。 ) だから大丈夫だって… お金入ったし……。 ( 怪物だろうが寝ている限りは無害であった。 「ムニャムニャ」と口元から涎を垂らし引きずられている。 せめて夢の中では二人相手に大立ち回りそして、華麗な勝利を収めてる事だろう。 ――寂しい夢であった。 ) [Tue 25 Apr 2006 03:03:28]
お知らせ > フォルトナーさんが退室されました。 『せっかくだ、一人、肉を狩ろう』 [Tue 25 Apr 2006 03:02:14]
お知らせ > 艶子さんが帰りました。 『退院したばっかりだっていうのに、行き成りハードな戦いだった。』 [Tue 25 Apr 2006 03:02:10]
◆艶子 > ………。 ( ああ、涎。涎が。 お、おのれ……。 ) 誰よハっちゃん……。 ( さっきまでの凶暴さはどこに行ったのか。まるで子供みたいな寝顔にちょっとげんなりと肩を落とした。 ) ああ、それじゃあ。 気をつけて帰ってね―― なんて、私みたいな子供に言われたくは無いか。 ( 右手にMJを、左手に女を掴んでそのままずりずりと引き摺っていこう。 ) [Tue 25 Apr 2006 03:00:10]
◆フォルトナー > 物好きだな……それじゃあ……な、 (この怪物に手を出す気はないし、どうどうと女を持っていくのも無理があるだろう。家に帰ると言い残して、懐にフックを戻すと、艶子を見て、口の前に人差し指を差し出す。まぁ、黙っておいてもらえるか知らないが) [Tue 25 Apr 2006 02:56:47]
◆MJ > ハッちゃん、このお肉筋ばっかで美味しく―――。 ( 男の物騒な物言いも何処吹く風、幸せな夢でも見てるのか、涎を肩口にプレゼントフォーユー最低の意趣返しをしつつ、膝で蹴り出される餓鬼。 白目を剥いた儘猫掴みされ。 野生に還った少女が獲物を 「採ったドォォ」 と勝ちどきを上げる絵にも見えなくはない。 人攫い共は結束も仲間意識もないハイエナのような破落戸。 其の最も低い底辺だったのだろう、蜘蛛の子を散らし。 女性は目立った外傷もなく恐怖で意識はとっくに手放している事だろう。 ) [Tue 25 Apr 2006 02:46:51]
◆艶子 > ( 戦いの緊張が去りすっかり気が抜けてしまったのと、痛めた左手のせいで這い出すのは本当に困難だった。仕方ないので膝を曲げて跳ね除けるようにMJを横へ押し退かすように。 ) ………… はァ… 何とか。助かったよおじさん。 本当に危なかった…。 ( 相手も米神を怪我してしまったようだ。大丈夫かと聞いた。 ) ―― さて、どうするかね。こいつの仲間に持って帰らせようと思ったんだけど、もう逃げ出してるし。とっ捕まえて自警団っていうのが良いんだろうけど、ちょっとこいつに興味が沸いた。とりあえずつれて帰ってそれから考える。 ( 落としたもう片方の篭手を嵌め、木刀を腰に差すと人の姿に戻ったMJの首根っこを捕まえた。 ) ……もう一人、女もか。やれやれ、今日は大荷物だ。 [Tue 25 Apr 2006 02:40:57]
◆フォルトナー > 止めを刺すか? (難儀そうにもう一度フックを振り上げながら、物騒なことを聞く。とりあえずこの男にとっては、開放された女のことはどうでも良くて) 抜け出せるか?下手に刺激を与えて起きられても敵わん、坊主 [Tue 25 Apr 2006 02:33:44]
◆MJ > ( 男が覗き込めば餓鬼の身体から鱗が消え去り、元の赤毛と頭には瘤をこさえているだろう。 ) ………キュゥ。 ( チカチカする目元、鼻の中は鉄の味が広がる。 二人の話す声は何処か遠く聞こえ。 再び襲い掛かる事はなさそうだ。 ただ、這い出ようすれば肩口に食いついた姿勢の餓鬼ごと身体が動く脱出は困難を極めそうだと……。 餓鬼が負けたとなれば静観していた人攫いも女を置き、散り散りに逃げだそうと回れ右をしている筈で。 ) [Tue 25 Apr 2006 02:29:20]
◆艶子 > ………ッ! ( 激痛を覚悟した。その牙は私の肩の肉と骨を易々と噛み砕くだろう。 どさりと倒れこみ、圧し掛かられ、思わず眼を瞑る。 ) …………ッ! ッ! ……? ( しかし一向にその痛みは訪れない。恐る恐る眼を開けてみると、そこには眼を回したMJとその背後に立つ男の姿が眼に入る。 ) ……… は。 ( 思わず安堵の溜息すら吐いてしまう。本当にギリギリだった、危なかった。 ) ……ナイスだ。 ( ガントレットの痛んだ左手がMJの体の下からひょっこり伸びると、親指を突き立てて見せた。そしてもぞもぞとMJの下から這い出よう。 ) [Tue 25 Apr 2006 02:22:11]
◆フォルトナー > ふーっ、はーっ………。 (人を殺すことには慣れている。しかし、自分より強い生き物と渡り合うことなど無い。この男が襲うのは弱者だ。 つまりは、緊張感が溶ければ、追撃を加える事も出来ず、息を吐きながら呼吸を整え、半歩下がった) ……やったか? (とりあえず艶子の無事を確認しようと) [Tue 25 Apr 2006 02:19:43]
◆MJ > ギャハハ、俺様を雇いたかったら……王様の椅子位用意してくn ( ゴン )( 後頭部に何か気配を感じた、それは獣に備わった勘に近いモノ。しかし、目の前の獲物に夢中だった餓鬼の瞳の中―――大きな火花が散りました。 人間とかけ離れた構造をしてる獣は他の部位は強くとも生物故に脳震盪の類は人間と同じく効いてしまう。 女性の肩口に掛かる牙、しかし噛み砕く事はなく押し倒す形で餓鬼も倒れ込んでしまい。 ) ―――。 ( 男の一撃は人間の力の限界、痛かったデスと言う結論。 目を回してお花畑が見えてる餓鬼。 ―――決着はついただろう。 ) [Tue 25 Apr 2006 02:13:32]
◆艶子 > はッ それは 残 念 ッ!気が変わったらいつでも――― う、 ぐぁっ! ( 獣の力で弾かれた腕は、肉にその爪を突き立てられるのは免れても衝撃が骨へと伝わり、思わず苦痛の声を漏らした。 右手一本で支える相手の身体は重く、ダメージを与えたにも関わらずさらに押される。 くそ、押される。くそッ 押される。 ) くそッッ! 押される ッ!! ( 不安定な姿勢とそこに更に体重を掛けられ、木刀を再び振り下ろすことも左手で押し返す事も出来ない。鋭い牙は肩への接近を許すだろう。そして両者はそのまま縺れるように倒れる。 ) [Tue 25 Apr 2006 02:04:50]
◆フォルトナー > 【訂正】 ……どれほどの→ ……(当たれば)どの程度の [Tue 25 Apr 2006 02:00:46]
◆フォルトナー > (ノーマーク。必死に戦っている二人には、見えないだろうが、振りかぶったフックを動きが止まったMJの後頭部目掛けて、振り下ろすその瞬間、血の隈取の出来た瞳は喜悦の光をたたえる) ビュオッ! (人としては力があるほうだが……どれほどの効果があろうか) [Tue 25 Apr 2006 02:00:07]
◆MJ > ( 男が振り返れば、地を蹴り猛獣の如き咆哮を上げ傭兵へと襲いかかる餓鬼の姿が見えるだろう。 餓鬼には人間のような技巧は無い、大地を疾走する脚と獲物へ食らいつく牙さえあれば獣には十分だ。 ) ソレは無理――オレサマ既に傭兵王の忠信になるって約束しちゃってるからねッ! ( ガギィ )( 肉を容易く切り裂く爪が鉄の表面を抉り火花を散らす。 人外の力だろうと真っ二つには出来ない……が、腕を弾き飛ばす事は出来るだろうか? 其の儘、飛びかかる瞬間肩越しに木刀が炸裂する。 「グギィ」 鉛入りのソレは骨へと確実にダメージを通した。 勢いを殺されながら、全体重で飛びかかった爬虫類の顎、だが尻尾を支えに体勢を崩しながらも傭兵の肩口へと迫る。 前回の攻撃の半分程の速度で。 ) [Tue 25 Apr 2006 01:54:51]
◆艶子 > ( ここで脳天を狙うのが普通だ。しかし己の左腕が邪魔になり振り下ろす事が出来ない。振り下ろしたとしても柄で自分の左手を叩いてしまうだろう。 だから狙うのは相手の左の肩になるだろう。そこへ向けて打ち下ろすッ。 この一撃で相手の勢いを殺せなければ、今の私の体制は不安定だ。そのまま倒されてしまうだろう。 ) 代償?そうさな、私が王様になったら家来にしてやるよ ッ ! ! ( ぎらり、相手の爪が光る。さあ、ヘンルーダさん。あんたの所の作品を信じるからね。 左腕のガントレットでその爪を受止めようと。 ) [Tue 25 Apr 2006 01:44:09]
◆フォルトナー > (男は、初めから、今の今まで動かなかった。初めから、人外の早さには追いつけそうもないし、下手に動くわけにもいかなかった。狙えたのは、これだけ。しかし、まだだ、まだ待つ) っ!! (背後で二人が動く気配を感じて、フックを振り上げながら振り返る!) [Tue 25 Apr 2006 01:39:59]
◆MJ > ( 餓鬼にとって計算外だったのは、男が冷静なだけでなく此の瞬間隙を狙っていた事を僅かに失念していた事であろう。 動かぬのは怪我の為と慢心し見過ごす、飛び越え背を向けて着地してしまう。 ) 三人とも舞台に上がる為にチップは払ったからね、賭けから降りるのもまた一興でしょ。 そして傭兵さんはオレサマに見逃す代償に―――何を対価として払うのカナ? ( そして、盾の代わりに差し出された左手。 振り上がる木刀。 ) 左腕がその代償とでもッ!? ( 身体を後ろに後退させれば引き倒される事は逃れられるだろう、だが左腕へと地面へと鋭く光る爪を振り下ろす。 餓鬼は一度完全に動きを止める、爪が避けられようが脚のバネを使い真っ向から追いすがる為に身を沈める。 ) [Tue 25 Apr 2006 01:36:43]
◆艶子 > やっぱりそうか!そうだろうな! ――そう言うと思った! ( 壁から壁へ、相手は跳躍する。こういう多角的に攻撃を仕掛けてくる相手に私は戦いなれているとは言い難かった。細い道が蜘蛛の巣のように伸びるこのスラムはこいつの独壇場かもしれない。 翻弄の時間は私に木刀を引き抜く間を与えてくれたが、利き手の外側から仕掛けられたのでは咄嗟に打ち落とす事も出来ないだろう。 牙を剥いて襲い掛かる敵。引き倒されれば相手の爪を防ぐ術は無い。 今度は鎧も無しだ、致命傷に成りかねない。 ) ――― っ。 ( 反射的に左手を前に、木刀を上に振り上げながら後ろに飛びのいた。 ) [Tue 25 Apr 2006 01:30:38]
◆フォルトナー > むう……。 (そのまま、かっこよく立ち上がる、というわけにもいかない、よろよろと立ち上がりながら、頭を振って意識を完全に覚醒しようと) ……。 (正直こうなると、相手が激しく動くとこの男では捕らえられない。鈍重にステップを踏みながら、相手が艶子を襲ってくれることを祈る。そうすれば、こちらも機をうかがえる。果たして、どうやら爬虫類風貌は傭兵に襲い掛かったようで。もちろんとっさに反応は出来ない) [Tue 25 Apr 2006 01:23:21]
◆MJ > ( 男は冷静だった、陽動にも慌てず―――二段構えの攻撃も、不利と見るや傭兵の方へと身体を流し最悪の事態は避ける。 此の儘尻尾に掴まれば傭兵の攻撃の盾にするつもりであった。 僅か感嘆の声を上げ。 ) 通行料だって? 何言ってるかな……バカ騒ぎに身を投じ血を流したなら十二分に払っているよ? ( 傭兵は余興に賛同し、男もまた戦いへと己が身を晒した。 餓鬼に取っては十分だ、尊大にも言い放とう。 ) ―――じゃあ反対に見逃すなら傭兵さんはオレサマに ( 身を屈める、脚に力を溜め一気に反対側の壁へと跳躍。 壁に取りついたなら、また反対側へとジグザグに攪乱しながら傭兵から向かって右手上方より牙を剥き押したおさんと襲いかかる、利き手の外側からの攻撃。 身を動かさなければ対処出来まい、それを狙っての攻撃。 ) [Tue 25 Apr 2006 01:18:14]
お知らせ > 艶子さんが来ました。 『焦る気持ちを抑えつつ。』 [Tue 25 Apr 2006 01:17:13]
◆艶子 > ( 手に取ったのは左手のガントレット。痺れる腕に少し雑に固定する。 だが右手のまではめている余裕は無さそうだ。否、男を見捨てるならば出来るだろうが。 最初の攻撃はなんとか避けたようだが、尻尾の攻撃はどうなるか。 くそッ、格好つけて篭手を外すんじゃなかった!こんな時鎧と剣があればっ! ) 今からでも通行料払わせてこの男を見逃してやるっていう訳にはいかないか、MJッ! ( 男の怪我の具体を良く確認する余裕も無い。ここで漸く言いながら腰の木刀に手を掛ける。しかしまだ引き抜けない。引き抜いて構えるには時間が少しだけ足りない。 ) [Tue 25 Apr 2006 01:07:48]
◆フォルトナー > むぅ……! (しゃがみこんだところに、来た人間には無い器官の一撃。大きな体が揺れ、左目の上を切り、鮮血が飛び、左肩を打ち付ける。それでは振り向きざまの反撃も、返り討ちの可能性が高い。振り向かず、そのまま右斜め前方、艶子の方へと飛び込んで転がろうとする) [Tue 25 Apr 2006 01:04:49]
◆MJ > ( 襲い掛かる爪と顎は。 男の髪の毛数本と引き替えに掠めるだろう。 ―――が、一拍遅れしゃがんだ男の首へと鞭のような物体が巻き付かんと撓るだろう。 それは餓鬼腰から生えた『尻尾』だ。 二段構えの攻撃を避けられるか? ) ―――おンや、傭兵さんは来ないのネ。 ( 地に爪を立て、降り立つ餓鬼。 男には背を向けてる形。 傭兵へと顔を向け―――篭手へと手を伸ばす女性。 矢張り、修羅場を潜った数が違うのだろう第三の選択を選んだ。 ) [Tue 25 Apr 2006 00:59:32]
◆艶子 > ( 傭兵は――…… ”あ、これはいけない”そう思った。 鋭い爪、鋭い牙。そんなの汚いぞ!って危うく言いかけて止めた。受けた自分が悪いのだから。 そして傭兵が取った行動は男を庇うのでもなく、攻撃するのでも無く。左手の痛みを痺れを感じながら、咄嗟に足元の金属の篭手の一つに手を伸ばした。 飛び掛る影を空中で捕らえられる程私の腕は長くない。 もう少し堪えろ、そう祈りながら。 ) [Tue 25 Apr 2006 00:52:21]
◆フォルトナー > ッ! (こめかみのすぐ側にブーツが当たり、上半身だけがぐらりと揺れた) ……いや、まったくだ。 (額から血を流しながらも、壁に駆け上ったバケモノのような姿の青年が飛び掛ってくるのなら、ただ、純粋にその場にしゃがみこんで回避しようとする。間に合えば、攻撃を外した相手に対応するべく足のばねを溜めるだろうし、失敗すればそれこそたたきつけられるだろう) [Tue 25 Apr 2006 00:45:52]
◆MJ > (投げた靴は避けなければ身体に当たる、怪我はないだろうが鉄板入りの靴は痛いだろう。 傭兵の洞察通り軽い陽動だ、当たったとしても戦闘に支障はあるまい。 )( 壁に手をついた儘、餓鬼は降りてこない。 見れば手と脚から伸びる爪が壁に食い込み壁に張り付いている ) 二対一なら―――弱い方を狙うのが常套策だよネェ ( 既に顎は耳まで避け、鋭い牙が並ぶ。 大きな声で呟けば壁を蹴り。 フックを持ち身構える男の頭上から牙と爪を剥き出しに、飛びかかるだろう。 避けられなければ、爪が肩へと食い込み押し倒される。 獣相手に其の体勢は非常に拙いと即座に解るだろうが、また傭兵も動かねば為らぬだろう、庇うか男を見捨てて攻撃に専念するか。 餓鬼の狙いはソコにある。 ) [Tue 25 Apr 2006 00:43:04]
◆艶子 > ( 只の少年ではない。そう考えていたが、まさか人間ですら無かったとは。爬虫類を連想させるその姿に胸の傷が痛んだ気がした。 やっぱり木刀は使ったほうが良かったかもしれないと、今更ながらに思うのだ。 ) ぬっ ――― ( そんな距離から蹴りか、と思った瞬間に飛んできたのは厚いブーツ。見え透いた陽動だ、しかし対応を迫られどうしても一瞬隙が出来てしまう。 その場から動かずに左手でそれを払い落とせば、一瞬送れて眼は壁へと跳躍した――………… 。 ) ちぃッ! ( やっぱりだ。身体能力が並みの人間とは比べ物にならない。 思わず舌打ちを一つ。 ) [Tue 25 Apr 2006 00:35:46]
◆フォルトナー > …… (反応、正直、余り出来るほど敏捷ではない。しかし、まずブーツ程度なら、と回避を放棄して、相手への見に回ろうとする。さすがに目に向かって飛んでくれば半身を捻るくらいのことはするだろうが。40センチほどのフックを握る手に力が入る) [Tue 25 Apr 2006 00:33:03]
◆MJ > (動かぬであれば、餓鬼が先ず先に―――動く。 届かぬ間合いで蹴りを出す、同時に脚を離れ飛び出すのは餓鬼の履いていた厚底のブゥツ。 左右二足が、傭兵と男へそれぞれ飛びかかる。 勿論狙いもついてない代物、避けるならば容易だろう。 そして身を翻し壁へと跳躍する餓鬼。 ) [Tue 25 Apr 2006 00:27:38]
◆MJ > ( 此の時点で餓鬼は人攫いなど、思考から抜け落ちていた。 自分の言ってる事は手前勝手な話、彼等が付き従う理由も無し。 傭兵の行動も、また正しいだろう ) 別にいいよォ二対一でも―――リスクがある方が得られた時の悦びも大きいしネェ。 余興なんだから敗北の辛酸も勝利の美酒も――同じ位宝になるでしょ。 ( ソレでこそ遊びだ、有利な状況など棄て楽しむ方が有意義だと。 目の前の傭兵……「王」になると言う気概、自ら棄てた利…口だけではないのだろう ) んじゃ決まり、約束はお互い守ろうネ。 でないとツマラナイから。 んじゃ――― ( 深く呼吸を、呼応するように餓鬼の全身に爬虫類じみた鱗が覆う。 縦に割れる瞳孔。 ) ―――始めますかッ! [Tue 25 Apr 2006 00:27:27]
◆フォルトナー > (あぁ、柔らかそうな娘だ。連れ去られようとしている娘に視線をちらりと送る。目の前で元気に遣り合っている彼ら、彼女らは少し筋が多いかもしれない) いやいや、護身だけなら、これで十分だ、手に馴染んでいる。なに、消極的に行かせてもらうよ。 (その場からあえて動くことはせず、二人の戦士達が動くのを、木のうどのような瞳で観察する) [Tue 25 Apr 2006 00:15:04]
◆艶子 > はっ、言ってくれるね。 そんな事言われちゃうと私だって我慢の限界だぞ?怒りじゃあない、喜びの限界だ。 ( 手をだらんと下げて、じりじりと殺気を感じる。私の感覚にまるで刀を突きつけるかのような錯覚を覚えさせた。 ) 私の名前は艶子だ。さっき言った時に聞こえたかもしれないが。 ( そう言うと傭兵は何を思ったのか木刀を腰に戻し、ガントレットの留め具を外して地面に放った。がらん、と音を立てる。 ) お前さんがフェアを望むのなら、出来るだけ答えるのが礼儀だ。MJ。 ―― 実は武器を隠し持ってましたとか言ったら恨むからな。 ( まァ、その時はその時だ。 ) …彼は強い。私が何とかするから、暫く下がってなさい。それに彼は一対一を望んでいるからな。 ( 付き合っていられるか、と思うのなら二対一という形になるかもしれないが。 ) [Tue 25 Apr 2006 00:09:07]
◆MJ > お姉さんなんてものの数秒―――いや正直戦ってみないと解らないけどね。 お姉さんは食べたら食中り起こしそうだし。 ( 鬼にして 「難しい」 と言い切る。 信念を剣に賭けるモノは厄介だ、金では動かぬし利など簡単に棄てる。 ) オレサマの武器? ナイヨ――壊れちゃったから素手だけどさ。 ( あっけらと答える。 別に自信ではない 「無いのだから仕方ない」 と。 ) お姉さんは乗る気だね……益々良いネェ。 名乗るならオレサマ「人攫い」改め「ルーン彫り師」のMJ。 二人とも生きてたら是非オレサマの所に来てよ……格安でお仕事受け持つよォ。 ( 壁際で手をだらりと下げれば。 殺気を身に纏い、重心を下げ構えよう ) 一般人なんて韜晦は嫌味だよお兄さん? 後はお兄さんのお応え次第さ。 お姉さんはソコのお兄さんに武器でも貸してあげたら如何? [Mon 24 Apr 2006 23:56:41]
◆フォルトナー > ……。 (とおせんぼされれば、コートの中の錆の浮いたフックに手を伸ばし、そのまま止まる) 家がそちらなんだがね、終わるまで待たねばならんのか? (しかし、相手の申し出、こちらにも声がかかり、ゆっくりと、不気味なフックを抜き放つ) いやはや……ただの一般人なんだがな……早く帰らないと、母が心配する。 (余り自分の危機に頓着が無いように言い放つと、フックを右手で水平に構え、艶子に視線で問いかける) [Mon 24 Apr 2006 23:49:54]
◆艶子 > ( フォルトナーの横を通り過ぎ、剣の間合いに入ろうとした時、突然傭兵の足が止まった。 寸前で止まった。 ) ――― 木刀とは言え脳天に打ち下ろされれば致命傷に成りかねない。だというのに引かぬか、臆さぬか、つまりお前――― 只の少年では無いな。 自信があるんだな、この私を足止めする自信が。或いは―― 逆に倒す自信が。 ( 殴って気絶させてそこで終り、という風に簡単には行かないようだ。つまり女を連れ去って逃げるだけの時間が埋まれてしまう。 しかし少年の思いも寄らぬ提案に、傭兵の眉がぴくりと興味深そうに動く。ちらりとさっきの男にも視線を送って。 ) 確かに面白い話だな。しかもそそられる、非常にそそられる。 あぁ、好きだな。私そういうの大好きだ。 ……… 武器は? ( 数歩引いて少年を見た。少年と言っても私より背は高かったが。 ) [Mon 24 Apr 2006 23:44:44]
◆MJ > どうかなお兄さん――多分、オレサマ達は同じ穴の狢。 濡れ手に色々掴みたいんだと思うけど。偶にはお互いの身を削り血を流し合おうよ? 戦うのはお兄さんとオレサマさ。 オレサマとお兄さんが戦う限り女の人には手は出さないし……――逃げ出しもしない。 勿論お兄さんも勝負を飲むなら、戦いの後の事はオレサマの関与する事でもないし、何かする気もないよ? ( 餓鬼は男の狙いが何処にあるかは知らない、だが手数料を男にも求めた。 ) 乗るか反るか、お兄さんとお姉さんの返事次第。 時間は余りナイけど―――どーする? [Mon 24 Apr 2006 23:38:18]
◆人攫い > 格好良いよお姉さん、飾らない態度は少なくとも――傍観者を装うだけで何もしない子よりは余程憧れちゃうね。 ( 辺りで息を潜めるこの貧民窟の住人達。 拍手を一つ、皮肉気な物言いだが本音のつもりだ。 ) けども―――オレサマがこのまま足止めに徹すれば、間に合うモノも間に合わないよォ。 ( 自分が盾となり、今暫く時間を稼げば良い。 男達も、ジリジリと後退を始めて。 ) お兄さんも……――通り抜けようとするなら行きがけの駄賃は置いて行って欲しいネ。 ( 腕を水平に、横湧きを通り抜けようとする男に通せんぼの形となるだろうか。 コレは最終ラインだ、通り抜ければ男達とて莫迦ではあるまい。 ) けども……こっちだけが有利で一方的な会話もまたツマラナイよね。 どうかな? タイマン勝負に勝ったら後腐れ無し、女の人も置いていってオレサマ達は尻尾を巻いて逃げ出すよ。 面白くないかなそっちのが。 ( 人攫い達は騒ぎ出すだろう、何しろ人攫いにとって得なんて一つも無い提案だから。 「イイジャン、楽しい方が」 意に返さず浮浪児は人攫い達に言い放つ ) [Mon 24 Apr 2006 23:32:57]
◆フォルトナー > ふむ……いや、邪魔をするつもりは無いよ? (そのまま傍観者としてゆっくりと双方の対峙を横目に師ながら人攫いの集団の横を通り過ぎようとする。否。これは先回り。機を見て、運がよければ漁夫の利を得ようとする仮面の怪人で) [Mon 24 Apr 2006 23:19:04]
◆艶子 > 私はカッコイイからだ。そしてこれからもカッコよくあり続ける為だ。 そう…私は名声が欲しい。誰からも尊敬される偉大な人物になりたい。 ( ずい、とフォルトナーに指を指し、その指をそのまま人攫いの男達に向けた。 ) 私は今からあいつらをばったばったとなぎ倒す。お前はこの私の活躍をしっかり見届けて、20人くらいに話して回りなさい。 ……奴隷云々の下りは抜かすんだぞ。 ( そしてそのまま走り出そうと数歩踏み出した時、ぴたりとその足を止めて。 ) 言い忘れた、私の名前は豪天寺艶子だ。 ( 続いて、人攫いの集団より一歩前へ踏み出した赤毛の少年を睨み、木刀を垂直に立てて走り出す。まだ距離はあるだろうが――。 ) [Mon 24 Apr 2006 23:05:23]
◆人攫い > お兄さんも傍観者ぶってないで邪魔立てするのか、利口にも立ち去るのか決めて欲しいね、ここから先の見物料は―――高いヨ? ( 見れば年若い餓鬼、ここら一帯を根城にする浮浪児だろう。 女性を攫う集団より離れ二人へと脚を踏み出す。 ) ―――こっちは忙しいんだからサァ。 [Mon 24 Apr 2006 23:01:09]
お知らせ > 人攫いさんが来ました。 『 はいはい、問答はソコまでにして下さいネ ( 色めき立つ男の一団から一人が歩み出て。 ) 』 [Mon 24 Apr 2006 22:57:53]
◆フォルトナー > ……助けるつもりか? (口を真一文字に結んで、ゆっくりと歩きながら、不思議なものを見るように少女を見つめる) 向こう側は暗黒街だ、何のためにそんな危険なものに手を出す? [Mon 24 Apr 2006 22:52:22]
◆艶子 > ――― はッ! ( くわっ、と少女の目が開いた。 何という事だ、凄い事に気付いてしまった。私ってば天才かもしれない。 ) 私は奴隷を虐げるのではないッ!奴隷の犠牲はこのヴェイトスの将来の為になる事じゃァないかっ! この艶子という人間の成長の為に必要な死だっ。きっと奴隷も満足して死んでくれる筈ッ。 ( つまり女を助けるのも奴隷を斬るのも、私の場合は善行なのだ。ならば今は女を助ける事を優先させよう。だってその方が気分的に楽だし、感謝だってして貰える。 鉄の芯が入った木刀を腰の帯から引き抜いた。それを見て人攫い達はぎょっとするだろうが。 ) ―― 違うッ、英雄だ!否、王である! ( 声を掛けてきた男に対し、少女は平然と言ってのけた。 ) [Mon 24 Apr 2006 22:47:01]
◆フォルトナー > …… (移動していく男達と、艶子の中間点当たりから出てきた、一人のいかめしい男。なにかの作業着のようなものを着た男は、ほんの少し眉間に皺を寄せて男達を眺め、次いでその後をついているような艶子を見つめ、足を止めている) ……傭兵か? (男は、ある程度距離が詰まれば声をかけるだろう) [Mon 24 Apr 2006 22:43:36]
◆フォルトナー > ten [Mon 24 Apr 2006 22:42:05]
お知らせ > フォルトナーさんが入室されました。 [Mon 24 Apr 2006 22:36:54]
◆艶子 > ( ……そうしている間にも、女を抱えた男達はスラムの闇へと消えようとしていた。一瞬、腕を組んで悩む私を見て警戒したようだが、動かないのを見て手を出してこないと判断したのだろう。こっちの動きに注視しつつ移動を始める。 ) ……うーん、うーん。 参ったな、私の頭じゃ判らないぞ。 あちらを立てれば此方が立たず、此方を立てればあちらが立たずー……。 ( 腕を組んだまま左右にぐんなり揺れた。 ) [Mon 24 Apr 2006 22:33:40]
◆艶子 > ( 難しい問題だ。私は腕を組んで唸る。 女を助ける、それは人としてとても自然な正義感だ。夜警の仕事の内にも入るだろう。でも、助けてしまうとここで矛盾が出てきてしまう。奴隷の命を簡単に斬って捨てる人間が、奴隷になる前の人間を助けるなんて。 女を助けなければやはりそれも間違いだ。私は沢山偉い事をして有名になるのが目的だし、アレックスはこういう犯罪を抑止する為にもこうして毎晩夜警の為に出歩いているのだ。そしてそれを私にも任せたのだ。こういう犯罪を見て見ぬフリがお好きなこの辺一帯の住民に対し、文句を言ってやりたい気持ちだってあった筈だ。 ) [Mon 24 Apr 2006 22:28:04]
◆艶子 > ( 怖いわけじゃない。剣が無くったって鎧が無くったって私は強い。すっごい強い。彼らだって余計なリスクを負ってまで女を連れ去ろうとは思わないだろうし、案外声を掛けただけで女を置いて逃げていくかもしれない。 けれど、良く考えてみよう。私はつい最近「奴隷で試し斬りをして肝練りをする」って自分ではっきり決めた。それは相手が奴隷だから許される事だ。 あの女は売られたら奴隷ギルドのあの檻の中に並ぶんだろう。もしくはもっと別の場所に流れていくのかもしれないが。 ) …… 連れ去られる前はダメで、奴隷になった後なら試し斬りの対象になるのか? ( ならば、どの面さげてあの女を助けるというのだろう。 ) [Mon 24 Apr 2006 22:19:29]
◆艶子 > ( 私は何処か遠くの景色を見るかのように、その様子を眺めていたんだ。 ) [Mon 24 Apr 2006 22:18:39]
◆艶子 > ( 女はこれから慰み者にされるんだろう。それから売り飛ばされるんだろう。暗黒街ではともかく、スラムでは珍しい事件かもしれない。 女は腹に拳を食らわせられ、がくりと体が落ちる。男の肩に担がれ、行く先は彼らのアジトか何かだろうか。 ) ………。 ( さて―― ここからは私の仕事だ。何、ちょっと声を掛けてブン殴ってやればいい。 蔓断ちの艶子様のお通りだ、私に出会った不運を嘆くがいい。神様はお前たちにだって不幸を分け隔てなく与えるんだぞ。 …でも、私は腰の木刀に手を掛けなかった。 ) [Mon 24 Apr 2006 22:11:10]
◆艶子 > ( 一人の女が数人の男に取り囲まれ、連れ去られようとしている。悲鳴をあげられぬように口を塞がれ、抵抗したのか女の衣服の袖の部分が破れていた。 夜警をしていた時の事だ。何処にでもありそうな路地の影に蠢く複数の影を見たと思って目を凝らすとそんな場面だったのだ。 男たちは丁度背を向けていてランタンの灯りと私の姿にまだ気付かない。だが、女は私の姿を見た。 眼を大きく見開いて。 口を塞がれていても彼女が何を言わんとしているか判る。「助けて」って言ってるんだ。 ) [Mon 24 Apr 2006 22:06:18]
お知らせ > 艶子さんが入室されました。 『( 人攫いの現場に出くわした。 )』 [Mon 24 Apr 2006 22:03:15]
お知らせ > カロンさんが退室されました。 『(煩いんだよさっきから!子供が寝てんのよトンマが!ザバーン。解決。)』 [Mon 24 Apr 2006 20:57:27]
◆カロン > (足の下の袋と、零れて散らばる麻薬煙草。)さって、コイツを始末しねーと。小便が出りゃぁなー。ぶっかけてやんのに。(無い物をねだりつつ、ローブの下の細い腕を組む。)水、水、水…(きょろきょろ。)この辺にゃ井戸もねーのか?ったく!(悪魔教信者のような頭から湯気出しつつっ。) [Mon 24 Apr 2006 20:55:25]
◆カロン > (持ち上げた皮袋をフードの下、眼窩からの視線で恨めしげに睨んだ。)腹空かした獣が、穴倉から這い出してきやがった。縄張りを広げるためか、腹空かしてしょうがねぇからか。(これだけの煙草で、何人が道を踏み外してしまうやら。そんな物で明日の旨い飯にありつこうなどと、腹立たしい限りだ。)好きにやらせるかってんだ!(地面にかなぐり捨てた袋を踏み付けた。) [Mon 24 Apr 2006 20:48:25]
◆カロン > オンミツコードーってのも楽じゃねーなー。仕返しされねーようになんて、男らしくねーし。(名乗った上に個性的な黒ローブは、あたかも完璧に仕事をこなしているかのようにぼやく。トサカ兜の上にフードを被るのもおかしいが、その為にフードを裁縫して改造するのもどうだろう。男はこだわるものだと言おう。)しっかし…おかしな売人が、こんなトコまで来てやがるのか…(失神した男の煙草袋を接収しつつ。) [Mon 24 Apr 2006 20:39:43]
◆カロン > カロンパァンチ!(ぽろっと技名を叫んだ。 ザザァ、吹き飛んで滑る男に満足げ。)うっし、黄金の右ッ。(ガッツポーズ。) [Mon 24 Apr 2006 20:34:14]
◆黒ローブ > (さて出発しようと、痩せた男はえびす顔で懐に袋を仕舞い込む。その時、第六感とでも言うのだろうか、背後に音も無く降り立った気配に気付き振り返る。しかしその時には、既に頬に拳がめり込んでいるのだ。第六感、失敗。 顔の見えない黒ローブは、男にぶつけた拳を振り抜き際…) [Mon 24 Apr 2006 20:32:46]
◆黒ローブ > (顔色の悪い男は懐から大き目の袋を取り出した。開けば中には、ぎっしりと煙草が詰まっている。そのいずれにも、麻薬入りである事を示す焼印が施されていた。それを見ては、男はちぐはぐの歯を剥き出して笑うのだ。)…(頭上、屋根の上。それを無機質に見下ろす影に気付く事も無く。 ローブを頭まですっぽり被り、フードは何故か天衝くほどに尖がっていた。) [Mon 24 Apr 2006 20:29:11]
◆黒ローブ > (月の無い世ならばそれは尚更。闇は誰にも平等に訪れ、見たくない物、見るに耐えない物を覆い隠してくれる。しかし、闇があればそれに身を隠す不届き者もまた存在するのだ。 辺りを神経質に見回し、裏路地に逃げ込んだ影が一つ。) [Mon 24 Apr 2006 20:25:29]
お知らせ > 黒ローブさんが入室されました。 『(夜は静かでとても暗い。)』 [Mon 24 Apr 2006 20:22:00]
お知らせ > ヴァリスさんが帰りました。 『そうやって、スラムをしばらく徘徊した』 [Sun 23 Apr 2006 20:24:13]
◆ヴァリス > ( それで此方が何を言いたいのか、伝わったのだろう )( その子供はズボンを話して、何処かへと歩いていった )( ・・・・・・ )( なんで )( 頼るんだよ。俺なんかに。何かをくれ、なんて )( 苛々しそうだった。 いや、苛々していた )( もしかしたら、もっとしつこかったら、蹴っていたかもしれない )( 怖くなった )( そうしてしまうかもしれない自分もそうだが、なによりそれを冷静に認めている自分がとても怖かった ) ・・・・・・嫌になる ( 本当に ) [Sun 23 Apr 2006 20:23:57]
◆ヴァリス > ( そうやって、しばらく歩いたところだ )( ひしっ、と誰かが自分の足を掴むような感触があった )( 正確にはズボン、だろうか )( 鬱陶しげに、そちらに視線をやると、年若い―――――どっちだろうか。 男の子なのか女の子なのか )( 「――頂戴」 )( こんなことだっけか。なにかを求めているような風な言葉だ。 中世的な声。 どっちだろうか )( それで、何を言っているのか、うまく理解できない )( 理解できなくて―― ) ・・・・・・・うっさいな ( 思わず、そんなことを言ってしまった )( 一見すれば優男風体。どちらかというと柔和な顔立ちをしているほうだと思う。童顔だし。 ) ・・・・・・・・・・・・・ うるさいって、言ったんだ ( そんな青年が口にした言葉は苛々したものだった )( あまり何を言われているのか理解できないのかもしれない。 襤褸を纏った子供はきょとんとした顔をしている ) [Sun 23 Apr 2006 20:17:37]
◆ヴァリス > ( 懐が、少し重い )( 増えたのは一本のダガーの分 ) ・・・・・・売って、剣でも買っちゃおうか・・・・・ ( 細身のロングソード )( で? )( それを買って、自分はどうしようというのだろうか ) ・・・・・・・・あー。誰か。 ( 誰か? )( 誰か、と言って続けて何を言いたかったのだろうか。 滅茶苦茶にしたい? 滅茶苦茶にされたい? 嗚呼。別にどっちでもいいや )( どうせ、そんなことを考えたところで、何かが変わるわけではないのだから )( そうやって、おぼろげな思考を進めながら、彼は奇異の視線を感じながらも、路地を歩いていく ) [Sun 23 Apr 2006 20:10:06]
◆ヴァリス > ( 歩いたところで倦怠感が晴れることは無かった。 それでも、ベンチでずっと座っているよりは気分はいい ) ・・・・・・ ( 黙々と、目的の無いままそんな路地を歩く。 此方を見る目。 羨望とか、嫉妬とか、たまに狙うような視線が合って、それでも襲えないような人間の瞳とか。 怪訝そうな視線とか、 )( いろんな視線が突き刺さる。 正直、わずらわしく思えてきた。 ) ( 今、怒鳴ったらどうなるだろうか、なんて考えた。 うるさいな、何をこっち見てるんだよ。お前らは そんなことを叫んで、どうなるのだろうか。 そう思って、叫ぶのはやめて、溜息だけにしておいた ) [Sun 23 Apr 2006 20:02:34]
◆ヴァリス > ・・・・・・・・・・ああ ( たまに、思う )( こんな鬱々とした気分を吹き飛ばすためなら、 )( 身体を動かせばいいじゃないか、と )( 身体を動かしていないから後ろ後ろへと考えるのだ、と ) ・・・・・・・ ( だから、たまに。傭兵を辞めたことを後悔することがある。 本当に、自分は、辞めたかったのだろうか、と ) ・・・・・あるこ ( 思考停止。 考えるのがやはり億劫だった。軽い倦怠感を覚えていて、ベンチから腰を上げると歩き出した。 )( 少しいくと、やっぱり人が居た。 路肩で座り込んでいる身なりの汚い奴とか。虚ろな瞳でこちらをどんよりと見上げる奴とか ) [Sun 23 Apr 2006 19:59:34]
◆ヴァリス > ・・・・・・ ( いっそのこと女でも抱けばいいじゃないか。 傭兵時代。 元気が無いのを見て知人がよく言ってきた言葉だ ) ・・・・・・抱ければ、いいけど、ね ( そんなの俺にできるわけないじゃないかっ! 違いないっ なんて会話はすでに遠く、その記憶は数年前のもの )( そんな事ばかりだよな、なんて思う。 この身体なんて、得なことなんてないじゃないか ) ・・・・・嫌になる。ほんと ( 煙草を取り出そうとして、やめた。 どうせすぐに長いまま捨ててしまうからだ。 取り出しかけた煙草の箱を懐に戻す ) [Sun 23 Apr 2006 19:53:33]
◆ヴァリス > ( ぎしぃ、と音を立ててベンチに乱暴に腰を降ろした ) ・・・・・・あ”ー ( 変な声を出してみる。 あまり心境は変わらない ) ・・・・・変わんないな。俺・・・・ ( ぺたん、と額に手をやる )( 静寂のような空気が流れる。 溜息をもう一度吐いてから、 ) ――――。 いっそ、・・・・やっぱ、嫌だな ( そんな言葉を漏らしたのは、どれくらいぶりだったか )( 照れとか恥とか道徳心とかそんなの全部捨てて、過去のことだけに囚われて、人を恨んで生きていたら自分はどうなっただろうか )( なんて、考えてもしょうがないことなのに ) ・・・・・ くだらないの [Sun 23 Apr 2006 19:46:57]
◆ヴァリス > ―――― ( そうやって、たどり着いた広場にあるのは壊れかけたベンチだ。 誰かが直しそうなものなのに。去年からずっとこのままだ )( 煙草を取り出す。 火を点けて一息だけ吸い込んで ) ・・・・・・ ( ぽいっ、とまだ長い煙草を捨てる。 道端にジリジリと音を立てて煙草が長い時間を掛けて短くなっていく )( それを最期まで見てる気は無い ) [Sun 23 Apr 2006 19:41:14]
◆ヴァリス > ・・・・・・ ( そこから先の道は良く覚えている。 あの少女と始めて出会った場所だ )( それで、まっすぐ進めば小さな広場があるのも知っている )( とぼとぼと、歩く ) ・・・・・・・・。あーあ。 ( 歩きながら見上げた夜空は星が瞬いている ) ・・・・・雨でも降ればいいのに ( ぽつり、とそんなことを呟いて。 再び溜息 ) [Sun 23 Apr 2006 19:37:25]
◆ヴァリス > ( 噂話とか、世間話とか。 そんなのが耳に入ってきては抜けていく )( 殺人事件があった? もう一つのヴェイトス? 幽霊を見た? )( 正直、それらは今どうでも良かった。 それを今考えるのはどうでも良かった )( じゃあ、何を考えたいのだろうか )( そこまで考えたところで、思考は停止する )( 途端に億劫になるのだ ) ・・・・・ ( ふらり、と別の道に入る ) [Sun 23 Apr 2006 19:33:40]
◆ヴァリス > ( 考えるのがひどく億劫だった。めんどくさい。考えなくてもいいんじゃないんだろうか。 )( そうやって思考停止に追い込んだところで、何かが好転するわけでもなかった。 )( ・・・・・・ )( はふ、と漏れるのは溜息ばかりだ ) ・・・・・・・あ ( 気がつけば、たどり着いたのはスラムの中でも歩きなれた道だった )( 昔、スラムに住んでいたときに使っていた空き家へと続く道だった ) [Sun 23 Apr 2006 19:30:22]
◆ヴァリス > ( どこをどうやって )( なんで )( どうして )( 自分が此処を歩いているのかが思い出せなかった ) ・・・・・ あー ( 溜息のような吐息。 ヴァリスは一人、スラムを歩いていた ) [Sun 23 Apr 2006 19:28:10]
お知らせ > ヴァリスさんが入室されました。 『――気づいたら、こんなところを歩いていた・・・』 [Sun 23 Apr 2006 19:26:38]
お知らせ > ハロゥタックさんが退室されました。 [Sun 23 Apr 2006 09:06:55]
◆ハロゥタック > (黙っているのはちょっとの間だけ。) 次、次。 (仕事は未だある。) (のろいのは足だけで良い。踵を返すと、そそくさと引っ込んでいった。) [Sun 23 Apr 2006 09:06:54]
◆ハロゥタック > (既に仕事に出かけているから、という辺りが理由として挙げられるだろうか。人より早く出て行って、人より遅く帰ってくる人達は。) (貧民窟でも人並みに生活出来るように頑張る住民の事を思うと、) ………。 (思うと。) (箒を動かす手を止めた。) [Sun 23 Apr 2006 09:05:28]
◆ハロゥタック > (街の、商業地区の方だろうか――…は賑わしい気配がする。居住区も、目が覚めているだろう。) (此処は、どちらにも近い。貧民窟にしてみれば浅いところと云えるから、そう云う気配ばかりは良く聞こえた。) そろそろ蝋燭買ってこないと…。 (逆に云えば、この辺りは静かなのだ。) [Sun 23 Apr 2006 09:00:04]
◆ハロゥタック > (ずきずきと疼く頭もきっと、寝違えてしまった首の所為だろうと云う事にしておいた。) (――ざく、ざく。 取り敢えず手だけは動かした。) [Sun 23 Apr 2006 08:57:06]
◆ハロゥタック > (空気を喰う。腹一杯にはならない。 朝飯は未だだ。) うー…、首が痛い ス…。 (傾げてみても何をしてみても、どうにも、すっきりしない。) (竹箒を片手にして、掃除が捗らない言い訳のように。) [Sun 23 Apr 2006 08:53:03]
◆ハロゥタック > (朝の清々しい空気とやらが目に染みる。) (大欠伸を零した。古ぼけた教会前の路地で。) [Sun 23 Apr 2006 08:50:26]
お知らせ > ハロゥタックさんが来ました。 [Sun 23 Apr 2006 08:48:29]
お知らせ > エンジェルさんが退室されました。 [Sun 23 Apr 2006 03:47:36]
◆エンジェル > ( そうやって繰り返し、繰り返し思い出しては強く結びついて、血と肉に混ざりあって消える事は無いのだろう。 染み付いた妄執を吐息とともに吐き出せば いつしか道行く酔っ払いも途絶え、灯されていたランプの灯りも消えた。 芯が焦げる鼻につく匂いを感じながら、腰を浮かし、尻についた埃を払う。 まだ明日を暮らすには稼ぎが足りない、灯りのある場所を探さなくっちゃ。 適当に飲み屋を回って、上手い具合に食べ物と寝床に在り付ければ、それで上出来。 そうでなくても今日という日は保留したまま終るだろう。 寝て起きて忘れてれば、それでハッピーエンド。 案外、そんなものだと思う。 ) [Sun 23 Apr 2006 03:46:56]
◆エンジェル > ( ごち、と後頭部を壁にぶつける。 あの古いギターは、とても大切なもの。 こんなに長い間手元にないのは、リペアに出した時と、昨年のアレの最中くらいだろうか。 自分にとっては、手に馴染んだ実用品である事を別にしても、お金に換えられない価値のある物。 始めて手にしたときは、大きすぎて思ったように音を出せなかったのを思い出す。 その時私はまだ子供で、勝手に触って殴られたっけ―― 頬に触れてみても、痛みはない。 ) …… ( そんな時期にも、こんな風に盛り場を歩き回ってこれを吹いていたと思う。 追い払われたり、気まぐれに優しくされたりして家に帰れば、知らない女が居るか、酔っ払ったアイツに殴られるか。 髪をつかまれ、羽根を引きちぎられそうになった時もあったっけ。 そんな、普段追い出してる記憶がぽつぽつと零れ出して、頭を振る。 それの行き着く先は、いつも同じ。 ) [Sun 23 Apr 2006 03:30:57]
◆エンジェル > ( ギターも荷物もないけれど、どこでだって暮らしていける、って事を思い出した。豪奢なドレス着て貴婦人の真似事するのも、ホームレスに混じって路上で生活するのも、私には変わりないし どちらにせよしみったれた過去と、現在しかないのであれば、何処で暮らそうと同じ事―― 現実逃避といえば、そうだけど。 ) ( 演奏を呼びかけるものもなく、拾った酒瓶につめた水で喉を休め、壁に背を預ける。 掌に収まるのは小さなハープ。 ハープといっても弦楽器じゃなく、吹奏楽器の方で、10ホールのハーモニカ。 演奏者の息遣いをダイレクトに音楽にするこの楽器が、今の生命線。 ギターは霧子の部屋に置きっぱなし。 )――… もう、捨てられちゃってたりして。 ( 「住所が決まったら送る」そんな風に言ってたけれど、捨てられていたらどうしようか。 それを考えると気持ちがざわつくけれど、それはそれで、一つの契機ではある。 ) [Sun 23 Apr 2006 02:55:47]
◆エンジェル > ( 「せめてフツーに暮らして頂戴」 そんな事を言って、面倒を見てくれようとした友達の部屋を出て行った癖に何してる、だなんて言われそうだけど 元々の暮らしに戻っただけ。 商業区で暮らしてた時のそれなりの生活水準は、単にルームメイトに合わせた生活であっただけ。 二十数年の人生の殆どはこんなゴミ溜のような場所で過ごしていた訳だ。 吊り下げられたぼろいランプで照らされる路地の寄せ集めのような場所は猥雑で、衛生的は言えたものじゃない。 路上で生活するものも珍しくはなく、下呂と、小便と、物が腐った匂いと、人の体臭が交じり合った饐えた匂いがする。 地面も剥き出しで、きちんと舗装された商業区に比べればその差は歴然。 けれど、その場所から生み出されるサウンドは耳に馴染んだものではある。 ) 貧乏で風呂に入れねェで何が悪い、ってねー。 ( 此処にあるのはそんな居直りだろうか。 そんな場所でも人は生きて居る ) [Sun 23 Apr 2006 02:34:09]
◆エンジェル > ( 一曲吹き終わり、二言三言言葉を交わし、歩き去っていく客に礼を言う。 ここはゴミゴミしたスラムの盛り場。 暗黒街にも程近く、名前もないよな胡散臭い飲み屋や食い物屋の、屋台なんだかバラックの寄せ集め。 そんな中で、私は呼吸していた。 ) あー… 一杯くらい、飲めるかな? ( 足元に置いたブリキのカップの中、まばらなコインを数えてみても、場所が場所だけにたいした実入りもない。 貧乏人の酔っ払い相手にハープを吹いて、時には歌い、小銭を稼いで、気が合えば適当に話をして。 そんな風に過ごしていた。 ) [Sun 23 Apr 2006 02:11:58]
お知らせ > エンジェルさんが来ました。 『ありがとう、また聴いて。』 [Sun 23 Apr 2006 02:06:09]
お知らせ > デュノンさんが帰りました。 『(悪夢の始まりに、踊る―――)』 [Fri 21 Apr 2006 02:50:03]
◆デュノン > (一生、如何に永き時を掛けようと―――取り戻せぬ、届かぬ憧憬は歪むばかり) ―――さァ、素敵なEvenementの幕開けです、ね。 [Fri 21 Apr 2006 02:49:29]
◆デュノン > ―――Un cauchemar est toujours dans un cote. 悪夢は常に傍にある。何て愉快なこと。(くつくつ、くつり)(緩慢で、軽薄で、おぞましい、戯言だらけの下らぬ安寧に身を委ねる唯のヒトの恐怖に歪む顔。苛立ちに歪む顔。)(哀しげな嗚咽。) 愉快、愉快至極。―――(刹那、不愉快そに淑女が表情を顰めれば)―――嗚呼、其のご尊顔。ふふ、 ふ、 ふふふふふッ…! 何よりの報酬です、ね。(恭しく。慇懃無礼な一礼を。) 其の美しい表情の為なら、僕は何でも致しましょう。(己に無い、儚さを持つヒトが憎い。)(儚さの中に強さを、愚かしい夢など持つ下らぬ下賤が厭わしい)(己が嘗てはそうだッたと思えば、尚のこと。) [Fri 21 Apr 2006 02:45:27]
◆デュノン > ―――世を、恐怖に陥れると宜しい。 僕は、何処でも、何時までも、悪夢の傍観者。(年末の事件ですら目立ちすぎた邪教。)(其の中の異端狩り。内情を知る情報屋にはさも愉快なれど、決して愉快な思い出等ではない ヒト には、十分な種。) ヒトは思い知るとイイのです…。 悪夢はいつでも、己たちの傍に居ると。(くつり、愉快げに肩を揺らし) [Fri 21 Apr 2006 02:36:02]
◆デュノン > …彼女の行おうとしている 儀式 、Non、下らぬ 自己満足 の全てを真しやかに語ると宜しいでしょう。(グラスの底、僅かに残った緋色を舌先で)―――その間、無論、僕は僕で下層階級にそれなりの 種 を撒きましょう。(グラスをカウンタァへ。)(静かに立ち上がり) ―――此処からですよ。貴女方の見せしめを篭めた、存在主張の見せ場は。 [Fri 21 Apr 2006 02:32:23]
◆デュノン > 混乱の種は、不透明であればあるほど、ヒトの心を掻き毟る―――…(ふつ、と漏らす言葉。)(淑女の視線に、) …嗚呼、Desole …、先ずはレディ・フォールンの所在を無くしてしまいましょう? (目を細める)(血色の瞳。)―――この世で最も、暇を持て余し、この世で最も下らぬ戯言を好み、この世で最も発言力を持つ階級。(グラスの中の緋色を唇、喉へ流し込み)―――Oui、貴女方の本領発揮です。貴族様方。(淑女へ微笑まん) [Fri 21 Apr 2006 02:30:08]
◆デュノン > さて、そうするならば―――何処から、どうやって 『 種 』 を撒くかが重要、です。 (肩を竦め)―――まさか、此処まで期日ぎりぎりまで、3人目を出さないとは僕も計算違い。(カウンタァの下、そっと袖の下に渡される袋はぎしりと重い。)(中は金の輝き)(―――金より、赤が欲しいと思うのは、情報屋の心の内にて、傍らの淑女には伝わらぬが。) [Fri 21 Apr 2006 02:21:32]
◆デュノン > …と、なると。 相当、レディ・フォールンも余裕が無いと見える。(紅いグラスを揺らす)(甘美な誘惑の香り。傍らで同じものを傾ける女性へ、)―――Oui、それでは、ようやっと僕の出番、ですね。(満足げな笑み) [Fri 21 Apr 2006 02:18:39]
◆デュノン > (ぽとりと落ちた声) (スラムの小さな酒場にて) [Fri 21 Apr 2006 02:17:07]
お知らせ > デュノンさんが来ました。 『 嗚呼。―――そうですか。』 [Fri 21 Apr 2006 02:16:38]
お知らせ > 冬矢さんが帰りました。 『 ああ、まったく… ( 闇に吸い込まれる愚痴 )』 [Fri 21 Apr 2006 01:45:42]
◆冬矢 > ( 昔話をふと思い出した。剣の達人が後継者を選ぶため枕落としの悪戯のような罠を仕掛けた部屋に弟子三人を呼んだ。一人は落ちてきた枕を斬り、一人は避け、一人は事前に気付いて枕をどけた。後継者に選ばれたのは三人目だった― ) つまり危険を事前に避けることが極意、か ( それとは真反対の行為。友人のそのまた友人(顔もほとんど知らない)のためにスラムに踏み込むのは早まったかもしれない。しかし他の手段―例えば自警団に駆け込む、がどれほど頼りになるかもわからないし ) [Fri 21 Apr 2006 01:29:22]
◆冬矢 > ( 一体何の目的でそんな馬鹿なことをしたのか。ただでさえ危険な時間帯に治安の悪い地区に入り込むなどまともではない。かくいう自分も広い目で見ればそのまともでない口なのだが、魔除けよろしく佩いた刀を頼りに首をしきりに動かして ) これで実は帰ってました、とかいうオチだったらまとめて殴ってやる ( スラムに出かけた理由がくだらなくても殴る。そう心に決めて ) [Fri 21 Apr 2006 01:15:52]
◆冬矢 > どこだよ…まったく ( 腰に人斬り包丁ぶら下げて夜の貧民窟を往く。それは傭兵にあらず、ましてツジギーリとかの犯罪者でもない。侍の子息が転じたヴェイトス大学学生 ) こっち…だよな ( 事の発端は忙しい学課を片付けて眠っていたところへ駆け込んできた顔見知りの学生。スラムに別の知り合いの学生が行ったまま帰ってこない、と叩き起こされた ) [Fri 21 Apr 2006 01:12:28]
お知らせ > 冬矢さんが入室されました。 『( 彷徨う人影 )』 [Fri 21 Apr 2006 01:09:52]
お知らせ > 蒼氷さんが退室されました。 [Thu 20 Apr 2006 01:22:33]
◆蒼氷 > ( 何処までも。彷徨って---- …。 ) [Thu 20 Apr 2006 01:22:29]
◆蒼氷 > …… (暫しの思考---やがて一つの結論に達する。 「此処にこうして居ても埒があかない。」)( ほどなく。蒼氷は歩き出した---アテもなく、何かが変わるまで。 ) [Thu 20 Apr 2006 00:48:50]
◆蒼氷 > (立ち止まってくれた、その人は。)……お花、要りませんか?(その、蒼氷の言葉に苦笑を一つ。無言のうちに去ってしまった。)( 吐息とともに、思う。今の言葉は相応しくない---分かっては、いるけれど。外に如何言って良いのか、分からずに。蒼氷は唯、其処に居た。 ) [Thu 20 Apr 2006 00:18:58]
◆蒼氷 > ---- あの…、( スラムの片隅---恐らく迷い込んでしまったのであろう、少女は。花の入った籠をギュと抱きしめて。心許無い視線を辺りへと… ) [Thu 20 Apr 2006 00:12:45]
お知らせ > 蒼氷さんが来ました。 [Thu 20 Apr 2006 00:10:42]
お知らせ > デュラハンさんが帰りました。 [Wed 19 Apr 2006 04:47:20]
◆デュラハン > (その場で暫く視線を彷徨わせてみたが、誰も来る気配は無く。だからと言って仕事を放る訳にもいかず、時間つぶしと言わんばかりに再び先ほどの練習を始めて)(依頼者が彼の元に来たのはそれから半刻ほど後の事だったとか。) [Wed 19 Apr 2006 04:47:00]
◆デュラハン > (一人思考に耽っていると、小さな足音らしきものが聞こえた気がして)・・・・?(可視の顔を隠す仮面の穴の奥、二つの瞳が周囲を探る様に左右に動き)気のせいですかね。(依頼者らしき影がどころか何の気配すら無い事を確認すれば小さくため息を吐いて。夜では正確な時間を知る事が難しいと言うのもあるが、毎回依頼者が自身より遅れてくる事は男にとっては面倒な事でしかなく。依頼者の多くが懺悔室に行けない様な存在だから致し方ない事なのだろうが、たまには自身が到着してから1分しない内に来るという事くらいあっても良いのに何て考えてみたが)ありえませんね。(即座に出た打消しの言葉。まぁ、実際予想通りの現実が待っているのだろうから、ある意味正しい諦めなのかもしれないが。) [Wed 19 Apr 2006 04:43:03]
◆デュラハン > (幾許かの沈黙。ふと、何かを思い出したような感じで)十分な制御ができれば、あの異常強化も使えそうなのですがね・・・。(ポツリと漏らしたのは、不意に訪れた自身の能力の事。拘束能力の強さ故に消費や解除の手間の問題で通常の拘束能力より扱い辛さが目立つが、完全に使いこなせるのならば通常の拘束能力では行えなかった無茶な動きも実現可能では?何て考えて。)それこそ空を飛べるやもしれませんね。(軽く笑い声を上げれば、ありえなくもないその図を想像して。実際問題、解除と発動の切り替えを素早く行えるのであれば、自身にとって非常に有用な能力になるだろうし、色々と試してみる価値はあるななんて考えて。まぁ、試すとなると同居人に手伝って貰わねばならないが。) [Wed 19 Apr 2006 04:31:11]
◆デュラハン > (先日自身を困らせた拘束能力の異常強化から数日。拘束強化の原因が通常よりも過大に放出されている魔力である事に気がつけば、一人それに対しての対策を練って。その結果、予め放出する量を抑えておけば以前と同様に使える事を幾度かの検証で理解し、ここ数日で出すべき魔力の量も把握できた為一応の解決?に至り)後は孔雀鳩ですかね・・・・・。(もう1つの困り事を思えば眉を顰めて。と言っても、こちらは自己解決できる問題では無いので、待つしかない訳だが。) [Wed 19 Apr 2006 04:19:00]
◆デュラハン > (スラムの中でも比較的街に近い場所にある広場、その隅に灰色の外套を纏った老人風が一人佇んでいて。)大分・・・・安定してきましたね。(聞き屋の依頼者が来るまでの簡単な練習。外套の内側で手のひらに付いたステッキを引き放せば、再び手のひらに付け拘束する事繰り返して。)まるで・・・・・(「この能力が回復した時と同じ様ですね。」そう続いたであろう言葉を止めれば、其れに合わせる様に手を止める。) [Wed 19 Apr 2006 04:11:38]
お知らせ > デュラハンさんが入室されました。 『静かな広場』 [Wed 19 Apr 2006 04:06:09]
お知らせ > 京さんが退室されました。 『(繰り返して、―――また明ける夜)』 [Wed 19 Apr 2006 03:28:10]
◆京 > ―――嗚呼、うぜー。 (浮かんでは消える、瞼の裏の顔。)(布団を蹴り飛ばして、) 死ね。全員死ね。 くだらねェことしてンじゃねェ、言ってンじゃねェ。 死ね。 (呪詛のように――) [Wed 19 Apr 2006 03:27:49]
◆京 > (勝手に起こる出来事、勝手に進む時間、勝手に生きる奴等、勝手に絶望する奴等、勝手に怒る奴等、勝手に騒ぐ奴等―――) 君 ィと は…、お別 れ です。 最後ォ の、 晩餐、(瞼を閉じて)(―――黒い視界に、浮かび上がる、色んな奴等の面) 楽しみ、 マ しょ −。 (厭になる) [Wed 19 Apr 2006 03:20:55]
◆京 > 夜には お別れ ―――…です、 林 檎と 苺 ォが 腐る ゥ前に −。(ごろり、転がった褥の上、見上げた低い天井。)(厭になる、何が羽根持ち娼婦の殺人事件、崩壊事件、厭になる厭になる厭になる厭になる厭に―――) [Wed 19 Apr 2006 03:18:18]
◆京 > (思わず部屋の中を見回した己へ。) …あー、だりィ。 (ブゥツを脱ぎ捨てて、部屋の奥の粗末な布団に転がる)(両腕に巻いた包帯の下が疼いた。) [Wed 19 Apr 2006 03:11:02]
◆京 > (首輪をつけても、鍵を与えて、服を与えて、うざッてェなンて、金も与えてやれば、犬だッて何処ぞをふらつく) ―――せェせェすら。 (がン、と足元に転がる何かを蹴飛ばした)(一人でも手狭だッた筈の部屋が、犬が居ないとなると――広く感じた) …は。(息が漏れ) ―――くだらねェ。 [Wed 19 Apr 2006 03:07:52]
◆京 > (スラムの片隅、傾いだ薄い扉を開いて廃屋の如き自宅へ足を踏み入れ、語散た言葉は、ひらり宙を舞い) ―――、居ねェか。 (溜息) [Wed 19 Apr 2006 02:58:27]
お知らせ > 京さんが来ました。 『 ただいま。』 [Wed 19 Apr 2006 02:56:50]
お知らせ > 童子さんが退室されました。 [Wed 19 Apr 2006 00:44:09]
◆童子 > ( ----やがて。それらから視線外したなら。童子の姿は扉の向こう---家の中へと消えて…。 ) [Wed 19 Apr 2006 00:44:05]
◆童子 > ( 僅か(?)に傾いだ家。その扉を背にするようにして、童子は外の風景を眺めている。 ) [Wed 19 Apr 2006 00:24:43]
◆童子 > ( 夜空を仰ぐ----月が、蒼白く 在った。 視線を下ろす----時折行き交う、人の姿が 在って。 ) [Wed 19 Apr 2006 00:20:32]
お知らせ > 童子さんが来ました。 [Wed 19 Apr 2006 00:16:57]
お知らせ > MJさんが退室されました。 [Sun 16 Apr 2006 16:59:25]
◆MJ > あーい、じゃあねマァちゃん。 ( 小さな友達にでもするよう、大きく手を振って。 視線は焚き火にくべられた鼠へと移る。 酒場での料理と鼠、比べる迄もなかろう。 ) 楽しみにしてる也。 ( 「ゴチになります」 手を合わせ、神様仏様マァ様を見送ろう。 ) [Sun 16 Apr 2006 16:59:07]
お知らせ > マドさんが帰りました。 [Sun 16 Apr 2006 16:55:23]
◆マド > お前ェなら、縛ってでもやりそうだって思ったンだよ。研究熱心だからな。 ――…あいよ。連絡待ってるぜ。 (のろのろと立ち上がった。曲げっぱなしの膝が痛い。) 代わりは無くても良いさ。進んで荒事に向かわなきゃァ大丈夫。 街中でごろごろしてるよ。 (剣は後に買ったものだ。元々はダガー二振りだった男は自身の心配もしない。) 頼んだぜMJ。 あ、今日はこれからちっと飯代でも稼いでくるけどよ、また夜辺りに酒場ででも会おうぜ。酒くらいなら奢っちゃる。 (ひら、と手を振って、「それじゃァまたな」と立ち去る背。) [Sun 16 Apr 2006 16:55:22]
◆MJ > 信用ないなァオレサマ。 第一全身彫るなら一日じゃ終わらないしィ―― ( 鼻を鳴らし、全身じゃなかったらやると言外に言い切った。 ) 死神だってイチコロさ。 うゥーん 一、二週間は時間みてくれる? 出来たら連絡するからサ。 ( 剣をしっかりと受け取ると、僅かに鞘から引き抜き――刀身に浮かぶ刃紋を具に眺めて。 ) 代わりの剣無くても平気? [Sun 16 Apr 2006 16:50:21]
◆マド > お前ェに任すと、「練習だ」とか云って全身に滅茶苦茶彫られそーなンだもんよ。ゾッとしねェや。 (自分で云っておいて何だが、身体に彫るのをOKしていたら本当にやられそうで。冷や汗がどっと滲み出た、はっきりとは聞こえなかった小声に、みな聞こえずとも確信する。) そりゃァ頼もしいな。別に死出の門に喧嘩売りに行く訳じゃねェけどよ。 (剣を引き渡すと、) ――何時頃出来るンだ? [Sun 16 Apr 2006 16:39:16]
◆MJ > ( その日を思えば自然と素振りを開始、ペットをノイローゼにするタイプである。 ) アレ? 彫らないんだ――折角人体実験出来るかも知れなかったのに ( ちぇ、と至極残念そう ) おっけぇ、じゃあ地獄の亡者だろうと皆殺しに出来るヤツ彫っておいてあげるゥ。 発動は文字をなぞるでオッケー。 ( 「毎度ォ」 屈託のナイ笑顔で、引き受けよう。 ) [Sun 16 Apr 2006 16:35:09]
◆マド > (その時は思う存分撫でられる覚悟は出来ている。…進んでハゲたい訳でも無い が。) そっかァ。まァ、当然だわな。 じゃァ剣に彫ってもらおうか。刺青は痛ェから勘弁だ。 (提げている剣をベルトから外す。) ――不可視を斬る方で頼むよ。 (実用的なものも魅力的だったが、最終的に好奇心が勝った。) 発動は文字をなぞる…で、良いかな? [Sun 16 Apr 2006 16:28:45]
◆MJ > 中途半端に禿げるなら剃るって男らしいわマァちゃんオレサマ見直しちゃった。 ( 小さな拍手と共に、一点尊敬した眼差し。 ) ルゥーンに限らずに魔法は万能じゃないからね。 そ、ルゥーンを彫れば力の代償として無くすモノもあるって事さァ ( 「うひひひひ」 脅かすよう、低く意地の悪い人相。 ) で、強くするので良いの? [Sun 16 Apr 2006 16:23:54]
◆マド > 丸坊主はハゲて来てからするつもりだから良いのッ、急がなくても。 (ハゲるまで長生き出来たら良いなァと暢気に思いながら、) 刀身強くしようとして逆に脆くしちまうとなると困ったもんだな。 ――…ン? 身体に? (ぽりぽりと腕を掻きながら、) そっちだと、俺がもたなくなるンじゃねェか? (彫る場所も関係してくるのかと、受講生のように真摯に聞く。) [Sun 16 Apr 2006 16:18:42]
◆MJ > ……スキンヘッドのマァちゃんは逆にモテるかもよォ? 可愛いじゃん丸坊主。 ( 「その時は触らしてね?」 と遠慮無くスキンヘッドを撫でくり回す所存。 ) 身体に彫ればまた違うんだけどネ。 言った通りずーっと強度を上げ続けると刀身が直ぐにダメになっちゃうから。 必要に応じて発動だね、お化けを斬る方も同じ。 [Sun 16 Apr 2006 16:15:09]
◆マド > やだよそンな坊さんみてェな生き方…。 (同情の視線に涙を禁じ得ない。未練たらたらでは坊さんにもなれないが。) (そして、説明に納得した。) 成る程な、俺自体の魔力が云々じゃ無ェのか。ふゥン…。 (自分で考えた、付加して欲しい効果は二つ。さてどちらにするべきかと悩む。) ――…MJ、こっちの効果は必要に応じて、ッて事だが、「剣の強度を上げる」ッて効果もやっぱり似たような発動になるのか? [Sun 16 Apr 2006 16:10:28]
◆MJ > いっそ潔く生きれば良いんじゃないのカナ 「モテない」のではない「女を棄てた」……マァちゃん格好良い。 ( 両手を顔の前で合わせると瞳潤ませ。 尊敬よりも同情の念が見てとれる眼差し。 ) マァちゃんらしいねェ。 蝋燭に火を点けるみたいに、文字を指でなぞるか発動の言葉を決めるのさ。 マァちゃんが魔法を使うワケじゃないからお呪いの言葉とかは必要ないよ。 [Sun 16 Apr 2006 16:05:21]
◆マド > 古今東西女無し、だよもう何其の花の無い人生。 毎日楽しく生きてェよ、其の代わりに剣は派手じゃなくて良いンだ。使わねェに越した事ァねェしなァ。 (地味より実用性。) ――…。ほほう。 蝋燭使うみてェなもんなンだなァ、そうなると。 (芯が切れたら武器も終わりだ。) だが必要に応じて出すとすると、其の切っ掛けはどうやって与えてやりゃァ良いンだ? [Sun 16 Apr 2006 15:59:41]
◆MJ > 御利益もありそうなのに……、ソレに強そうじゃん? 古今東西敵なしって感じだしサァ。 ( 一歩も動かずモテたりするんだろうモテ王。 ) お化け? 変わった注文だけどやってみる―――何か地味だね。 ( 派手好きは、ちょっと思案顔。 魔力付与辺りだろうかそうなると。 ) ルゥーンの効果が出来るのは一時的なモノだから、必要に応じて力を引き出すって感じ。 永久に効果を与え続けるようにすると剣の寿命を縮めかねないよ? [Sun 16 Apr 2006 15:55:43]
◆マド > (自己完結してもらってホッとした。失恋など諸々、瘡蓋を引っ掛かれるのは ちと痛い。 「過去の事は云いッこなし」で頷いた。) ――ば、馬鹿ッ! 言葉の効果が出るってェのに失恋経験煽ってどーすンだッ! (せめてモテ王にしてくれとか一体何処のサーガ。) …にしても、炎とか氷とか、か。 魔法染みたもんは考えたこと無かったが…、 (腕を組む。) うゥン、じゃァよォ、幽霊も切れるようになるか? 其れか、剣自体を丈夫に出来ねェかな。鍛冶じゃ限度があるだろうしよ。 [Sun 16 Apr 2006 15:48:25]
◆MJ > ( 膨れたお餅が破れるみたいに突かれれば頬の膨らみも小さくなって ) ナァニその誘導尋問みたいな物言い、マァちゃん可愛くなァーい。 ( ぷいす、そっぽ向き ) そうそう、マァちゃんすっかりしょげかえってオレサマ胸が痛かったからネ――。 うん、過去の事は言いっこナシ ( 自分から言い出して、自分で言い終えたよ餓鬼) じゃあ―――今度彫る文字は 「失恋番長」 とかで良いかな? ルゥーンは彫った文字で効果が出るのさ、炎とか氷とかネ。 希望があったら聞くよー? 無かったら失恋番長。 [Sun 16 Apr 2006 15:42:05]
◆マド > 証拠? そンなの、今MJがムキになってるッて事が証拠だろ。覚えが無けりゃ笑って聞き過ごせる筈だぜ。 (ぶに、と河豚を突付こう。) 世の中ギブアンドテイク! お前ェの口癖だろ。失恋した時に慰めてくれたのは感謝してるけどよ、あの時もちゃんとお礼云ったじゃねェか。 (都合の良い記憶も思いで。へら、と笑った。) ――だから、日頃のお礼はありがたくいただくって。何処に何を彫るンだ? 今度は素面だからちゃんと話聞いてるぜ。 (前みたいに川に落ちたりはしない。) [Sun 16 Apr 2006 15:32:03]
◆MJ > 何時何分何秒に損させたのサッ、地球が何回回った時!? 証拠はあるの証拠? ( 座ったまま。地面をベチベチと叩き此方も可愛くないが河豚のように膨れた。 ) ちょ、何さァ。 お薬売った時も奢ってあげたじゃん―――ホラ、マァちゃんが盛大に失恋して時に。 ( 自分の奢った時は、しっかり憶えてたよ。 笑い出す青年に口を尖らせるのが推測が当たってるという事実に他ならないだろう。 ) そんな言い方酷くなァい、日頃の御礼だってば失礼しちゃう。 [Sun 16 Apr 2006 15:26:38]
◆マド > 「ある」ッて云っても忘れるだろうから もう云わねェ。 (ぶ、と膨れた。可愛かないが。) (ついカメラを探した。コレはドッキリか!? 彼の口から「奢り」とか云われると落ち着かなくなる。) (――が、直ぐに「あ」と思い当たる。) そーか、俺がお前ェさんの第一歩の踏み台になるってェ事だな。俺自身を投資ってか。 (ぶは、と笑った。) ならアレだ、乗ってやらァ。 小汚いナイフを武器に変えてみたりするか? [Sun 16 Apr 2006 15:19:56]
◆MJ > オレサマがマァちゃんに損させた事あるゥ? そんな小汚いナイフは棄てちゃおうよ。( たった今棄てたパチモンのダガーとか記憶と共に棄てたね餓鬼 脚組み直して ) オレサマとマァちゃんの仲だモン、奢ってあげる。 これからはMJじゃなくて『神』って呼んでくれてもイイヨ! ( 胸張ってる自称尊大な神は、ウィンクばちこーんカメラ目線。 ) 実際―――試作品で品質の保証出来ないからね ( ぼそっと注釈付け加えつつだ。 ) [Sun 16 Apr 2006 15:15:36]
◆マド > ルーンって芸術なのかよ。 (其の辺は全く疎い。きょとん、としたが、) わァッ!! こらこら俺の大事な武器ッ! (パチモンが彫り込んであっても、島に来た時から持っている得物だ。…何より、ダガー一本とて粗末に出来ない。) (放られたダガーを慌てて拾い、鞘に収めつつMJに振り返る。) “正真正銘のルゥーン”? (巻き舌。) それも新しい武器、ッて。本当に彫れるようになったってのか? … そりゃ、良い武器があるなら其れに越した事ァねェがよ…――金は無ェぜ? 新しい一歩を踏み出す若者に投資する余裕とか、残念ながら持ち合わせておりません。 [Sun 16 Apr 2006 15:07:31]
◆MJ > クリエイタァじゃなくて、そうアァァティスト。オレサマの芸術的感性が花開き、レフトハンド団扇な人生ってヤツを爆進。 ( お? 引き抜かれたダガー、随分昔に自分が彫った『パチモン』である。 青年の手からブン取ると曇り空に翳してシゲシゲと眺めながら感慨深そうに溜息を吐こう。 ) ああ、コレね? 懐かしいねオレサマの出世作―――でもこんなマァちゃんのより小さい青っちょろいモノじゃ無くて正真正銘ホンモノのルゥーン。 ( 巻き舌でどうぞ発音してください。 ダガーをポーイと後方に投げ捨て。 ) マァちゃんはオレサマが随分お世話したけど( して貰ったって意識は零 ) 新しい武器欲しくない? [Sun 16 Apr 2006 15:02:34]
◆マド > そ、…其れはめでてェ事だがよ…。 (ああ、急に立派に見えるものなのだなあと ポカン な顔が。) ンッ? 併しMJよ。お前ェさん、前も“ルーン彫り師”って云ってたじゃねェか。 (徐に、ダガーの一本を抜く。刀身には「唯我独尊」の文字。間違い無く、目の前の彼が彫ったものだ。) コレ彫った時も「ルーンだ」って。 (自分は酔っ払っていたから信じたが、) まさか、真っ当な仕事って詐欺じゃあるめェな。 (真っ当かどうかは兎も角として。) [Sun 16 Apr 2006 14:55:33]
◆MJ > オレサマ……、タダ飯食い逃げとか卒業の季節を迎えちゃったワケですよ。 ごめんねぇマァちゃん―――オレサマはもう『ルーン彫り師』なの、ルゥゥーン、解る? ( フッレッシュマンが、スラムで鼠喰ってるかどうかはさておき。 二の句を告げぬ程に呆けた青年の肩へとポムスと手を置いて ) コレからの時代はクリエイターって言うのカナ? オレサマもその仲間入りってヤツ。 ( 心無しか優雅に鼠を食しつつ。 インテリジェンス溢れるオゥラ纏ってる、つもり。 ) [Sun 16 Apr 2006 14:51:05]
◆マド > 街でも花見やってたンだろ? そう云う時はなァ、ちゃっかり宴席の輪に混じってタダ飯をいただいたりすれば良い訳でd――… ン何ィッッ?!! (思わず身を乗り出した。か、と口を開いた面で。) アウトロー卒業ッ? 真っ当な仕事に桜咲くフレッシュマン?! (ぱくぱくと口が鯉のように。) どーしたどーしたMJッ! 何があったンだ! [Sun 16 Apr 2006 14:43:52]
◆MJ > ――ココには桜もなぁんにもナイしぃ? お酒とビィルそして酔っぱらいとゲロ、そして美味しい御飯。 食べたかったナァ。 ( 「あ、そ」 と痩せた鼠を囓る。 やせ細って筋だらけ、不味そうに口動かしながら。 ) もうねマァちゃん――オレサマは追い剥ぎを止めたのです。 これからは真っ当に生きようかなッテ。 ( 髪掻き揚げながら、脇のマドへと有りもしない眼鏡を直す仕草を一つ。 ) [Sun 16 Apr 2006 14:40:31]
◆マド > 春に愁いる奴ッてのァ初めて見たかもしンねェ。 (ひょい、と彼の傍へしゃがみ込む。差し出された鼠には首を横に。「お前ェの飯だろ」) ――食欲まで減っちまったのかよ。カモが居ねェだけでそンなに凹むか。 [Sun 16 Apr 2006 14:36:02]
◆MJ > ( どんより曇り空、焚き火の煙と同じ灰色。 ) マァちゃん――、オレサマだってセンチメンタル?な気分の時もあるヨ。 失礼しちゃうなホント。 ( くるぅり振り向くと褐色の厳ついお知り合いがいた。 鼠を一匹差し出し。 ) 食べる? [Sun 16 Apr 2006 14:33:40]
◆マド > (だらだらと貧民窟の道を行く男が。) MJが弱気な事云ってるよ。 そりゃァ天気も悪くなるわな。 (彼の方へと歩み寄る。) (煙ばかり上がる焚火に ゲホ と咽た。「お前ェさんだけでなく枝もシケッてるな」) [Sun 16 Apr 2006 14:28:54]
お知らせ > マドさんが入室されました。 『 ――珍しいねェ。 』 [Sun 16 Apr 2006 14:26:33]
◆MJ > ( パキ、枯れ枝を折る乾いた音。 目の前で煙を上げる焚き火へと放り込み。 ) 最近シケてるのネ、ホントにさァ。 ( 今日の昼ご飯である、鼠を火へくべながら。 街では昨今、倒壊事件やら連続殺人事件やらが続き・・・スラムでは少なからず影響が出ている。 ) 獲物がちっとも掴まりません。 [Sun 16 Apr 2006 14:25:24]
お知らせ > MJさんが入室されました。 『 スラムの一画 』 [Sun 16 Apr 2006 14:22:15]
お知らせ > クリストファーさんが帰りました。 『( 自分が下ってのが気に食わないのかもしれない。 )』 [Sun 16 Apr 2006 00:00:41]
◆クリストファー > …………………いつか…………いつか、必ず……。 ( 必ず、そうやって見下ろしてるてめえを見返してやる。 クリスは月を睥睨する。 下界のものの命など、十把一絡げ束でいくらの使い捨て、茶の間で眺めてげはげは笑う程度のものだと考えていやがる、あのクソッタレの月に、クリスは心中で中指突き立てた。 それは或いは、神だとか、運命だとか呼ばれるものに対する、挑戦だったのかもしれない。 また或いは―――、) [Sun 16 Apr 2006 00:00:08]
◆クリストファー > ( 生き延びるための、手段の一つでしかないのだ。 吸血鬼になることが目的だったのではない。 それは単なる手段でしかない。 生き延びることこそが、最大の目的だ。 人間として生きること。 そのためには、あの時はまだ死ねなかった。 無様でも、生きなければ。 ただし、格好よく、な。 かは、とクリスはひとつ笑って、朽ちた屋根から差し込む月明かりを睨んだ。 ) [Sat 15 Apr 2006 23:55:10]
◆クリストファー > ( 喉が、渇く。 あのクソ不味い血などを飲まなければならないことを考えると気分は憂鬱だが、求めるのだ、この身体は。 そういう生態に変わってしまったのだ、この身体は。 忌々しい。 こんなくそったれなことになるならば、身体だけとはいえ人間を止めることになるならば、最初からやるのではなかった。 憤りのままに廃屋の床を叩いてから、ひとつ、クリスは息を吐いた。 いや、あれは仕方がなかったのだ、と。 ) [Sat 15 Apr 2006 23:50:01]
◆クリストファー > ( 何故だろうか。 なぜ、人間の血でなければならないのだろうか。 クリスは極たまに、それを考える。 考えてもしようがないことを考えるのは、ぽっかりと、日常に出来た空白みたいに余裕があるときだけ。 ………思考の結果、いつも出る結果は決まってひとつ。 クリスの人間としての本能が、失われてしまったものが、「そう」でなくなってしまったものが、人間としてのなにかを、求めているのではないのだろうか、と。 そう考えればクリスにとってはむしろ誇らしかった。 自分の精神だけでなく、身体もまだ、人間として考えてくれているのだから。 ひとつ咳き込んで、ごろりと楽な姿勢を探して寝返る。 ) [Sat 15 Apr 2006 23:45:19]
◆クリストファー > ………………っは……ぁ………。 ( ひどく喉が渇いた。 喉が張り付いてしまいそうに、渇く。 それは空腹を伴う、如何ともし難い飢餓であった。 この身体は血を求めていた。 血液を求めていた。 それは、少なくともこのクリストファー・クローヴィス・クライドという吸血鬼になってしまった人間にとって、人間のものでなければならなかった。 動物の血では、クリスのこのくそったれな身体を潤してはくれなかった。 それが、不足していた。 ) [Sat 15 Apr 2006 23:40:03]
◆クリストファー > ( 幸いにして、今日は狩人にも見つからず、家の追っ手にも悟られず、半殺しにしてやった吸血鬼に嗅ぎ付けられることもなく、あの恐怖の怪力シスターのリベンジもなかった。 けれど、疲れた。 ひどく、疲れた。 最近はいつも、この疲労感に悩まされている。 鉛のように身体が重い、そんな夜ばかり。 夜しか、動けないというのに。 ) [Sat 15 Apr 2006 23:35:06]
◆クリストファー > ( 風が、吹いていた。 まだ少し肌寒く、けれどどこか、生ぬるい風。 腐敗したようなどろどろとした、いやな風だった。 クリスはその風を聞きながら、スラムの朽ちかけた廃屋の中、ひとり、横たわっていた。 ) [Sat 15 Apr 2006 23:30:43]
◆クリストファー > ( ざああああああああ―――…… ) [Sat 15 Apr 2006 23:29:07]
お知らせ > クリストファーさんが入室されました。 [Sat 15 Apr 2006 23:28:42]
お知らせ > 野良狼さんが退室されました。 『お おおおおおおう』 [Sat 15 Apr 2006 03:42:45]
◆野良狼 > ( はしるはしる、かぜをきるようにきもちいい。 はしってはしってめのまえにいただれかをつきとばして、はしるあたしはどこまでも。 おおかみはほえながらかぜになってとおくとおくどこまでも、はしりつづけてかぜになってかけぬける。 ) [Sat 15 Apr 2006 03:42:25]
◆野良狼 > ( あたしのなかのおおかみは、だんだんとあたしにかさなってきて、まえあしのさきにまでぴったりとみちていくとあたしはすっかりいっぴきのおおかみになってしまっていた。 ) あおおおおおう―――――。 ( ほえればほえるほど、あたしはたけりくるってまたほえたくなって、どうしようもないくらいあつくなったからだをさますためにあたしはやねをけってじめんへととびおりながらぜんりょくではしる。ほえたけるじぶんのこえが、うしろからついてくるみたいだ。 ) [Sat 15 Apr 2006 03:38:51]
◆野良狼 > ( まるいまるい、まっしろなまんげつをながめていると、あたまがどんどんすきとおっていって、うれしくなったあたしはまた、まんげつにむかってほえるのだ。 ) あおおおおおう、あおおおおお―――――う。 ( ほえるたびに、あたしのなかのおおかみがおおきくなっていって、あたしはまたすこしずつ、おおかみにもどっていく。 ) [Sat 15 Apr 2006 03:33:21]
◆野良狼 > ( こうこうとかがやく、つきよのばん。 すみわたったよぞらには、とてもきれいなまんげつがうかんでいる。) ――――あおおおおおう。 ( くちはてたこやのやねにのぼり、まんげつにむかってほえた。 ) [Sat 15 Apr 2006 03:29:05]
お知らせ > 野良狼さんが入室されました。 『あおおおお ん』 [Sat 15 Apr 2006 03:27:08]
お知らせ > デュノンさんが帰りました。 『Bonne nuit!(―――ひらりと白いコォトは闇に。)』 [Sat 15 Apr 2006 00:06:05]
◆デュノン > ―――僕は、情報屋(。 求められれば、何処にでも馳せ参じます。 (肩を竦め)―――勿論、Information…情報は何処でもお話しますよ。報酬さえ戴けるのならば。(困ったよに、薄い眉を下げてみせる。其れから、歪める唇。)(仰々しいまでに、白装束達へ一礼を) ―――其れでは、dame et Monsieur。 またお会いしましょう? [Sat 15 Apr 2006 00:02:48]
◆デュノン > …羽根を己がもがれたからと。(其の 堕天使 はこの場にはおらぬ。凡そ、何処ぞで次のアプローチでも思案しているンだろう。) ―――…新月の夜に、7つの羽根を揃えるなど。 なぞらうならば、伝説の大天使のよに9枚羽根にすればいいのに。(ぐぃ、ワインを煽り)―――ともあれ、皆様に少々追手が来る可能性はあるでしょう。(グラスを返そう。はたり、白いコォトが揺れ) 暫くは、ミサも中止しては如何かと。(『 貴様が此処を教えるワケではないだろう。 なれば、問題等――― 』)(口を開く白装束に) Non、Monsieur。 御分かりで無いようだ。(首を振るう) [Fri 14 Apr 2006 23:52:19]
◆デュノン > Vulgaire。 ―――悪癖極まり無い、ですねェ。 (狂信者達の近くへ降り立てば、赤い ワ イ ン が零れそうな程次がれたグラスが差し出され、) ―――Merci beaucoup。(礼を述べて受け取る。波々と次がれた ワ イ ン を口に。舌の上で転がせば、甘い鉄の香りが広がる) ン、delicieux! (こくり、喉を鳴らし、にたァ、と白装束達へ唇を歪め) 悪夢の巣窟は悪夢の巣窟であるべきです、それ以上でもそれ以下でも無い。(グラスを掌の上、揺らし)―――要らぬアプローチ等、切り捨てるが吉。 皆様のご判断は至極正しかったかと。 [Fri 14 Apr 2006 23:42:04]
◆デュノン > (先日の奇妙な紳士との遭遇を思いだし乍。)(己の笑いに同調して肩を揺らす白装束に、)Comme votre proverbe。 ―――…、少し目障りですね。堕天使様は。(―――陽光が浴びられぬといっていた、あの紳士。恐らくは、己と同族か、悪しきモノであることは間違いなかろうと。そう思考をめぐらせ) 話は、(トレィドマァクのスカァフの如き黒蛇が蠢く。)―――面白くなッてはきました、が。(肩を竦める) …余り、気分の宜しいモノでは御座いませんよ。僕としては。 [Fri 14 Apr 2006 23:28:26]
◆デュノン > (ひらり、白いコォトがはためいて―――) …自警団でも、探偵でも、司法でもなく…―――…一 般 の 方 で、件を調べている風な方がいたので、『 堕天使( 』のお話、しておきましたから。(くつり、揺れる。) [Fri 14 Apr 2006 23:22:15]
お知らせ > デュノンさんが入室されました。 『(其処に華麗に着地しようとして、屋根から足滑らせた)』 [Fri 14 Apr 2006 23:07:21]
◆デュノン > ―――Oui,其の通り。(声)(スラムの奥、暗く照らされる一角。)(―――とある、狂信者達の集会所の一つ。) [Fri 14 Apr 2006 22:40:29]
お知らせ > デュノンさんが来ました。 『(スラムの奥。)』 [Fri 14 Apr 2006 22:38:07]
お知らせ > ヴェイルードさんが退室されました。 [Fri 14 Apr 2006 02:25:01]
お知らせ > ハロゥタックさんが帰りました。 [Fri 14 Apr 2006 02:24:32]
◆ハロゥタック > ええ、まあ案の一つとして覚えておいてくだされば幸い。 では、おやすみなさい。佳い夜を。 (去る背に一礼を。) (彼が見えなくなったら、己も踵を返して教会へ戻ってゆく――…。) [Fri 14 Apr 2006 02:24:31]
◆ヴェイルード > ・・・花見・・・か?(勧められて、キョトンとすれば・・・少しだけ考える仕草のあと) 家主と、相談してから・・・行ってみる(と返して緩やかに笑いながら)・・・今日は、もう休むことに・・・する。(おやすみなさい・・・と続けて挨拶しながら、踵を返して。) [Fri 14 Apr 2006 02:22:54]
◆ハロゥタック > 今は其れに付いての説教だとかは、まァ…置いといて。 (のジェスチュア。) 賑やかなのが苦手だとなると、…お花見とかされてませんか、若しかして? だとしたら勿体無いス。公園や川辺の方はもう、満開も過ぎてしまう頃スよ。 (夜中なら静かだろうし、行ってみてはとか勧めた。少なくとも、スラムをウロ付くよりは危険もなさそうだ。) 偶然とは云え、今宵はお会い出来ましたね。びっくりしました。 (相手の笑顔に、笑みを深くして。) …で、この後はどうなさるのでスか? [Fri 14 Apr 2006 02:02:52]
◆ヴェイルード > ん・・・実際、神父と牧師の違いは・・・良く知らない。(宗派の違いだったか・・・と、記憶の棚をあさって呟いて。) 賑やかなのも嫌いじゃ無いが・・・確かに、静かな方が好きだな。(彼の言葉に小さく納得の頷きをして。) ・・・一応、知っているつもりだ・・・神父殿にも、会ったわけだし。(少しだけ驚いたが・・・と、小さく笑いながら溢して。) [Fri 14 Apr 2006 01:57:15]
◆ハロゥタック > とは云え、信者で無い方にはよく間違われまスので余りお気になさらず。 (そうして、間近の彼を見遣っては「いえいえ」と礼に首を振る。) うーん、確かに貴方は、静かな場所の方が似合うかもしれませんね。何だか、そンなイメージがありまス。 (何故かは考えない。) でもたまには、一人じゃ無い夜って云うのにも触れてみて欲しいス。夜に起きてるのは世界に貴方だけじゃない。 (へら、と隻眼が笑む。) [Fri 14 Apr 2006 01:49:40]
◆ヴェイルード > ・・・そうなのか。(間違いを指摘されるとすまない、と逆に頭を下げて。) ん・・・そうだな。(ありがとう、心配してくれて・・・と、緩やかに笑みを向けてから、また紅い視線を空に戻す。) 落ち着く、し・・・余り、人が居ないから・・・な。(言ってから、少し言葉が過ぎたと思えば・・・少しばかり、人見知りなのかもしれない、と・・・適当な理由を付け足して。) [Fri 14 Apr 2006 01:46:09]
◆ハロゥタック > (肩を掴まれ、ひょい、と上げられる顔。) あ、ちなみに僕、牧師ではなくて神父でス。 (と突っ込みつつも、) ――…机に向かっていても耳に噂は飛び込んできますが、貴方の探し人に付いては聞こえてきません。無事であると云う証拠だと良いのでスが。 (彼の視線を追うように空を見上げた。) 夜が落ち着きまスか? 確かに静かでスけれど…、未だ、少し風が冷たいスね。 [Fri 14 Apr 2006 01:36:28]
◆ヴェイルード > ん・・・無事だとは、思う、が・・・牧師さんが、謝ったりしなくて良い。(頭を下げた彼にわたわたと、情けなく慌てて、肩を持って顔を上げさせようとして。) あ、そう・・・だな。(気をつける、と言ったのは良いものの、言葉を守れる自信は無い。) でも、夜の方が・・・良いんだ。(ポツリと、付け足すように言葉を紡げば、なんとはなしに・・・暗い空を見上げ。) [Fri 14 Apr 2006 01:33:00]
◆ハロゥタック > アレから随分経ちまスけれど、そうでスか…未だ見つかりませんか…。 (しゅん、と項垂れる。) 実は最近、僕の方もちょっと多忙で。貴方の探し人とか全然調べる事が出来ませんでした、…お力になれず申し訳無いス。 (べこ、と深い礼を。) ――ただ、この時間に「散歩」ッて余り感心出来ませんね。幾ら男性だからって、この辺も一応 貧民窟ス。危険なのは誰でも一緒スよ? [Fri 14 Apr 2006 01:25:22]
◆ヴェイルード > (夜に体操をする牧師・・・中々に珍しい光景だろうが、此方にそれを堪能する余裕が無い。)あ・・・あぁ。(あっさり見つかった男・・・気まずさに少しばかりおろおろしてから) あ・・・その・・・それも、有るが・・・散歩、を・・・。(言いにくそうにもごもごと口ごもって) [Fri 14 Apr 2006 01:21:33]
◆ハロゥタック > (夜中にラヂヲ体操してるような人影が見えた事だろう。裏口から漏れる灯りで、照らされる人間は誰かも明白だ。) ――ぬ? (気配に顔を向ければ、) あ、どもー。お久し振りスねェ! (へら、と表情を崩す。) 若しかして、こンな時間まで、探していらっしゃるのですか? (腕を下ろしつつ。) [Fri 14 Apr 2006 01:14:58]
◆ヴェイルード > (スタン・・・微かになった着地音は丁度死角である曲がり角の向こう・・・そこから、周囲を伺うようにひょっこりと・・・顔を出した男は、キョロキョロと見渡した時)・・・ぁ。(牧師さんが居て・・・びっくりしたような、顔を) [Fri 14 Apr 2006 01:12:12]
お知らせ > ヴェイルードさんが来ました。 [Fri 14 Apr 2006 01:08:13]
◆ハロゥタック > (ぐるりぐるり と両腕を回す。) ふふふー、後何枚残ってるンでしょうねーうふふふふー。 (棒読み。) ――…。逆らえない自分が悲しいス…。 (げんなりとした。 自室には、 誰からとは云わないが回ってきた仕事がたンまり残っている。) [Fri 14 Apr 2006 01:06:07]
◆ハロゥタック > (貧民窟も浅い場所の、古ぼけた教会。其の裏口から路地の方に出てきたのはひょろっこい僧衣の男だった。) (三段程しかない階段を降り、それから―― ぐ! と伸びをする。) (ぎし、ぼき。肩が鳴った。) あたたたた…。 (いつになく肩凝りが酷いようだ。) [Fri 14 Apr 2006 00:57:05]
◆ハロゥタック > 天気、いまいちスねェ…。 (眼を擦りながら、欠伸交じりの声音。) [Fri 14 Apr 2006 00:55:00]
お知らせ > ハロゥタックさんが入室されました。 [Fri 14 Apr 2006 00:54:22]
お知らせ > フォルトナー@マスクさんが退室されました。 『ずる…… (イタイは麻袋に詰められて……)』 [Thu 13 Apr 2006 00:33:07]
◆フォルトナー@マスク > (怪人の前方を横切ったのは、男、だった。とはいえ、ようやくハイティーンになったばかりと言うところか。申し分ない。) …… (そっと体を起こし、その青年以外の人気が無いことを確認した後、息を殺して大またで近づいていく。もうすぐ、青年は足跡に気付くだろう。そして、振り返りざまに、奇怪なマスク姿を網膜に刻み付けて、鉄のフックの一撃を頭部に喰らうのだった) [Thu 13 Apr 2006 00:32:48]
◆フォルトナー@マスク > (足音、聞こえる。その場にうずくまり、地面に耳をつける。確かに人のものだ、こちらに来る。しかし、足音から、相手の体格までは予想できなくて……先ほどの猫を追い払うと、屑箱の脇に身をかがめて、自分自身もガラクタの一部であるかのように息を殺して、自分がいる路地と交差する道からの人物が通り過ぎるのを待つ) [Thu 13 Apr 2006 00:17:39]
◆フォルトナー@マスク > ガタッ! (背後からの小さな物音に、一メートルほどの木の棒にくくりつけたフックを構えて振り向く。そこには、倒れた屑箱の陰に隠れこちらを見つめる猫がいた。猫は、男の異様な風貌にも怯まずに、ガラス玉のような瞳でただただじっと男を見ていて……) す……。 (構えを説き、再び歩き出す。) [Wed 12 Apr 2006 23:56:37]
◆フォルトナー@マスク > (死に際に出会った男の肉。結構な量だったが、男の肉であり、余り調理には剥かない部分もあったりしたので、早々に調理しつくしてしまった。やはり、若い肉、若い女の肉がいい、母のケガも直りが良くなるだろう。そんなことを考えながら足を止めて、他の通行人の足跡を探してみようと) [Wed 12 Apr 2006 23:41:27]
◆フォルトナー@マスク > (ココ最近の事件は、この男にとっては都合が良かった。建物がいきなり勝手に壊れ、謎の人影のようなもやが目撃される。都市伝説のようなものだが、実際破壊されている。そのせいか人通りも普段より少し少ない。自警団に気をつければ、普段より狩りもやりやすい) [Wed 12 Apr 2006 23:40:06]
お知らせ > フォルトナー@マスクさんが入室されました。 [Wed 12 Apr 2006 23:38:22]
◆フォルトナー@マスク > ざく、ざく。 (正体不明の破壊が起きているこのごろ。夜な夜な怪人が現れても誰も怪しむまい。不気味な皮のマスクをつけた大男は、ゆっくりと、息を殺して路地を徘徊する。ブーツはしっかりと大地を踏みしめ、コートは路地を抜ける生暖かい風邪にあおられて) [Wed 12 Apr 2006 23:17:12]
お知らせ > フォルトナー@マスクさんが来ました。 『足音を殺して』 [Wed 12 Apr 2006 23:07:52]
お知らせ > シシィさんが帰りました。 [Wed 12 Apr 2006 19:40:40]
◆シシィ > …… 話のネタが増えるかも、と、 (芽を撫で、椅子から立ち上がれば) よォ、何してんのー? (噂話の輪に入ろうと、のらくら歩み寄っていった) [Wed 12 Apr 2006 19:40:38]
◆シシィ > 昨日無かった穴ぼこに足取られて転びそうになった、 胡椒瓶の蓋が外れてブッ込んじゃって胡椒なくなったからまた買いに行かなきゃ、……あと何があったっけ、 (昨日のばんごはんを思い出せないとアルツハイマーにかかりやすいって誰が言ってたんだっけ) ボケの進行かよ……。…ッと、 ? (ちょいちょいと芽をつつきながら“会話”していたのだが、ふ、と遠目に見えた人集り。…と言っても数人程度のものに一瞬眼を奪われ) [Wed 12 Apr 2006 19:32:59]
◆シシィ > ええと。商業地区に新しく出来てた、旨そうな串焼き屋が気になった。 用心棒で雇ってくれてる『天使のわけまえ』のおっさんに頭ぶたれて脳震盪起こすかと思った。 つうかおっさん息臭い。人間のものとは思えない。何か眼に染みる。 (聞いてないからって言いたい放題だった。) …青いコートを着た人といっぱい擦れ違った。 帰り道でいつも見る娼婦さんに今日は会わなかった。 ……。大丈夫だよ。此処らは平和だから。保証しないけど。 [Wed 12 Apr 2006 19:26:30]
◆シシィ > (しかし最近、一部の地域は元気がない。矢張り娼婦殺しの波があらゆる部分に波紋を呼んでいるのか。足を踏み入れた記憶は無いが、色街はもっと閑散としているのかも知れない。 …フェザリアン。 己の城の信奉していた宗教でも、何か意味を持ったような。服の下に潜り込ませた逆十字をぎゅっと握り締める) ……今の御時世、こんなもん見つかったらマズイよな。 (ひとり語散、庭に出した椅子に腰掛けて路地を眺める。一日、あった事をこの種に話しかける事にしていた) ……えーと。 今日も昨日と大体同じ。 [Wed 12 Apr 2006 19:14:54]
◆シシィ > 芽ェ、出てる! すっげ! (そりゃあそれが植物の種で、土に植わって水を得ている限りそんなこと当たり前なのだけれど。植物を育てた事のなかった若造に、ちょこんと庭先に生えた鮮やかな緑色は新鮮に映ったらしかった。何時も通りマグカップに注いだ水をちろちろと垂らしながら、沈むのが遅くなった陽の方向をぼんやり眺めた。…と言ってももうこの時間、陽は沈んでとうに真っ暗、そろそろこの街が目覚め出す頃合い) [Wed 12 Apr 2006 19:07:17]
お知らせ > シシィさんが来ました。 『 ―――あっ。 』 [Wed 12 Apr 2006 19:04:34]
お知らせ > デュラハンさんが退室されました。 『(残った火を消したのが人か雨かは男の知らぬ事で。)』 [Wed 12 Apr 2006 04:58:32]
◆デュラハン > (無論、何らかの事情で聞き屋が必要な人間と言うのは多少の金くらい要求しても文句を言わないという事もあるからこの決断が出来るのでもあるのだが)はて・・・・(ふと見上げた空は酷く機嫌が悪そうに見えて。それがまだ涙こそ流していないが、すぐに泣いてもおかしく無い様な状態である事に気づけば)そろそろ戻りましょうかね。(本業を行うにも聞き屋として動くにも遅すぎる・・・・いや、早すぎると言うべきか時間なのだ、素直に塒に戻る事にして。)食事は・・・・・・まぁ、後で考えましょう。(ポツリと呟けば、火の付いたままの焚火を背にその場を立ち去った。) [Wed 12 Apr 2006 04:58:05]
◆デュラハン > (伝手役の男に話したのは無料でやっていた聞き屋を有料化する話。と言っても、聞き屋の仕事内容が素晴らしくなったわけでもなければ、他国でも来てくれる等のサービスが付いた訳でもない。その理由は良くも悪くも男に告げた通り「少し貪欲になっただけ」の為。)(前から伝手役に「金を取ってやってみたらどうだ?」と言われていたが、他に糧の供給が無く代金を無料にすることで糧の入手頻度を上げる必要性もあった為その提案を蹴っていた。しかし、糧の供給が安定した今はそこまで入手頻度を上げる必要性も無く有料しても問題ないと考えて。) [Wed 12 Apr 2006 04:51:12]
◆デュラハン > (「まぁ、おれっちとしては問題ないけどさ。何かあったのかい?」尋ねられた男は、少しだけ驚いている様な感じでデュラハンに尋ねて。)いえ、ただ少し貪欲になっただけですよ。(小さく肩を竦めれば、軽い感じで返して見せる。「それじゃ、次から来る依頼人にはそう言っておくよ。」男はそう告げれば、その場で立ち上がり広場から立ち去っていった。) [Wed 12 Apr 2006 04:42:44]
◆デュラハン > (人に紛れるなら街中、貧民に紛れるなら貧民街といった所か?街を被う薄暗い雲を纏う空の下にあるのはスラムの中でも比較的浅い階層と呼ぶべき場所にある小さな広場、その中心に置かれた焚火の前に座るのは二人の浮浪者風貌で。その片割れ、ヨレヨレの灰色外套を纏った「人でなし」である聞き屋は視線だけを動かし隣の男に)今更といえば今更ですが、問題は無いですよね?(そう尋ねれば返事を待って。) [Wed 12 Apr 2006 04:36:29]
お知らせ > デュラハンさんが来ました。 『焚火の前』 [Wed 12 Apr 2006 04:30:19]
お知らせ > エンジェルさんが退室されました。 『( やがて、地面にSlothの文字を残して、女の姿は路地から消えた。 )』 [Wed 12 Apr 2006 01:06:11]
◆エンジェル > ( あとは、手の届かない場所へ行ってしまうのが良い。 私の痕跡に、名前の響きに、投げ掛けた言葉に、筆跡に、交わした約束に、戸を叩く音に、よく似た姿に、歩くリズムに、抱きしめた温度に、長い髪に、楽の音に、白い羽根に、取り憑かれ――… 呪われてしまえば良い。 ねェ、今頃 どうしているの。 不必要が溢れた部屋を片付けている所かしら、名前も知らない奴隷をバラしているの?本を読んでいるのかな。それとも、冷たく、暗い部屋の広すぎるベッドで 一人横たわっているのですか? その思考の片隅に、私の姿はあるのでしょうか ねェ。)( 一人でも平気だと言う。 要らない私は、切れ捨てられて忘れられてしまうのでしょうか。 嗚呼、嗚呼――… ゆっくりと、大事に大事に育てた幻想は、崩れてしまった。 あの言葉の意図は――… 細く吐き出す息は震え 雫が伝う 狭く切り取られた空は遠く、暗い。 また、私は薄汚い地べたに蹲って 空を見ている。 ) [Wed 12 Apr 2006 00:36:07]
◆エンジェル > ( 思えば 1年2ヶ月の同居生活で積み重ねた日々は愛に良く似た別の物――… 一体周りにはどう見えていたのか、知らないけれど。 煩わしく、理解など到底及ばない粘性を与えられる事無く、確かな物だけを必要最低限に詰め込まれたよな少女に、多大な無駄と不必要を際限無く注ぎ込んで、要求して、そしたらどうなる?なんて実験。 冷たい表情や態度の端々に表れる、僅かな変化に母親か、姉のような顔をしてその実暗い悦びを得ていた性根の悪い遊び。 )―― ッ…… ふふ…… ふふふっ(確信は得ていた。 予定は少し早まったけれど、概ね予定通り。 ねェ 植え付けて、長い時間をかけて水をやり、育んできた物は、不機嫌を露にさせるまでに大きくなったじゃない。 タイミングを見て、何も言わずに居なくなるつもりだったけれど、そう思えばこのさよならも、良いタイミング。 薄汚い裏路地を僅か揺らす笑い声 蹲った女の肩が揺れる。 ) [Wed 12 Apr 2006 00:07:21]
◆エンジェル > ( 乾いて、張り付いた服の下、もう痕も残っても居ないだろう。 口を開いた傷痕は私の物なんかじゃない。 このまま干乾びていったら、どんな顔をするの。 ねェ――… 今、如何しているの。 長い髪が覆い隠す口元が僅か、上がる。 我ながら、悪趣味な事。 試すよに、確かめさせるよにさよならをしても、きっと、彼女は探しには来ない。 何時ものように、理解し難い感情を持て余しながら、定められたままに日常をなぞり 誰かをバラしながら、この指先で触れて生み出した歪みは狂わせて行くのだろう―― けれど ) 気づいた時にはもう遅いわ。 手を伸ばしても、届かないのよ。 ねェ、『霧子』 ( まるで、復讐のようだ。 声なき笑いが、空間を震わせて ) [Tue 11 Apr 2006 23:42:25]
◆エンジェル > ( 出て行ったまま、何処へも行かず、幽鬼のようにただ闇雲に歩き回って、やがて疲れて、座り込んで、もうどれ位経ったのだろう。 薄れがかる夢の残滓は、青い目の処刑人。 幼い体格に不釣合いな衣装。 手に握られていたのは、妙な形の十字架。 表情を変えぬまま、それを突き立てられ、果物の芯を抉り抜くように何度、切り落とされた? 嘲笑う口元 垣間見るタトゥ 壁に描かれる文字は――… 嗚呼、違う、違う違う。 じっとしているのに頭がくらくらして、気持ちが悪い。 目の裏に白と黒が躍る。 立ち上がる気力も沸かず、立てた膝に額を預けて座り込んでいれば、左腕から染み出した赤 できそこないの自殺者にでも見えるんだろう。 強ち間違っても居ない。 ) [Tue 11 Apr 2006 23:17:17]
◆エンジェル > ( ねっとりとした闇の中から浮かび上がる表層、水面。 薄っすらと目を開ければ、少し霞んだ 薄汚い路地。 ) ( 「 ああ、まだ生きてる。 」 ) ( それが感想。 視線を僅か滑らせれば、赤黒く染まった袖口と乾いた血が張り付いた掌が大層汚らしい。 これはもう、落ちないだろう―― 小雨のよな音に重い頭をずらし、顔にかかる髪の間より視線を上げれば狭い隙間から覗く空から雫は落ちぬ。 途端に、意識は昇りながら墜ちていき、目の前は弾けた白から黒へ変わる )―― ぁ… ( ザラついた声 遅れて響く鈍く痛み。 項垂れて、唇を舐めて潤せば にちゃり 生乾きの音。 ) [Tue 11 Apr 2006 23:11:09]
お知らせ > エンジェルさんが入室されました。 『( 浅い覚醒 )』 [Tue 11 Apr 2006 23:10:25]
お知らせ > カロンさんが退室されました。 『(彼女の母には見失ったと報告した。それでも嘘を吐いてしまった事に、後悔は無かった。)』 [Tue 11 Apr 2006 22:03:37]
◆カロン > 奴等の幸せを壊す権利は…俺には、無い、っつーか。(ぶつぶつ。急に彼らの応援をしたくなったのは、彼女がゴリーラに似ていたからだとか、そういう理由ではないのだ。 そういえばあの子の母ちゃんゴリ…動物に似てたな、とか。遺伝子強え。) [Tue 11 Apr 2006 21:59:52]
◆カロン > (振り下ろした拳が、すーぅと降りた。はち割れんばかりの風船のような闘志は、口を開いてしぼんでしまった。)…いや、身分違いでもまぁ…ロマンがあるよな。人の恋路を邪魔する奴は…死ね。とか、いうしな。(すごすごと引き下がる。逢引の彼女が、フードを取っ払った瞬間だ。) [Tue 11 Apr 2006 21:58:00]
◆カロン > (娘が駆け寄る所から見ても、まず犯人はあの男で間違い無かろう。身分がなんだのと五月蝿い貴族に、スラムの者を幸せに出来るものか。彼女の事を思えばこそ、骨は鬼にも悪魔にもなるのだ。怪物大変身。 ここぞとばかり、出て行かんと!) [Tue 11 Apr 2006 21:53:19]
◆カロン > (カップルバスターは嫉妬ややっかみからではなく、彼女の母親に頼まれたからだとココに明記した。 辺りを窺いながら近付いてきたのは、痩せた男だ。フードを外すと、いい男。)…(ギリッ。拳の硬度を上げた。嫉妬じゃないともう一度書きつつ。) [Tue 11 Apr 2006 21:50:35]
◆カロン > ったく。スラムのビンボー娘たぶらかすたぁどういうキゾクだ!見付けたらケチョンケチョンのメタメタに…!(壁の影で一人士気を上昇させてはいるが、痩せても枯れてもトレジャーハンター。勘付かれるなどというヘマはしないのだ。 フードから湯気立ち上らせる程、娘が浮かれているせいでは断じて、無い。はず。)…むう?(眼窩からの視線を鋭くした。) [Tue 11 Apr 2006 21:45:40]
◆カロン > (暗色のローブに身を包み、フードをすっぽり被った小柄な姿。それが、骨男のターゲットだ。肩の幅から察するに、女。本来ならば一人の夜歩きすんじゃねーとかお節介を言いに行く所だが、今日は泳がせておく必要があった。)チクショー…!男め!待ち合わせの時間は過ぎてんだろーが…!(イライライラ。) [Tue 11 Apr 2006 21:41:04]
◆カロン > っと、いけねーいけねー。(トサカを右手で押さえ、自己顕示力を抑圧。それでも天を突こうとするトサカの意気にはまったく惚れ惚れさせられた。 今は別におかしな陶酔をしに来た訳ではなかった。そう、スラムの壁に張り付いて、息を潜めるまでする理由が。 ちら。)…動きがねーな。(尾行。) [Tue 11 Apr 2006 21:36:06]
お知らせ > カロンさんが入室されました。 『(にゅう、赤い兜飾りが突き出た。)』 [Tue 11 Apr 2006 21:33:03]
お知らせ > セクスさんが帰りました。 『( 『屍の塔』の存在は確認出来ず。 ……また、務めを果たせない…… )』 [Tue 11 Apr 2006 01:05:38]
◆セクス > ( 日も暮れてしまったし、自力で何とかするのは不可能という判断。 …基本的に、民間人へ助力を要請するのはよしとしないけれど、道を訪ねる程度は問題無いだろう。 …ましてや、『案内してくれる』のはネズミだし… ) ………。 ( 弱く、滑らかには動かない足でも付いて行ける… 見失わない場所を進むネズミの背中を、冷ややかに見つめて。 …けれど、後を追うのは止めず… 淡々とその後を追う。 …そうして表通りへと辿り着ければ… どう考えたって妙だけど、悪意と紙一重なくらい遠回しだった『善意』に感謝しよう。 その主が何であり… ネズミが何であるかも知らず… ) [Tue 11 Apr 2006 01:04:34]
お知らせ > 赤眼のネズミさんが帰りました。 『(セクスが見失わない程度の速度でちょこちょこ動く。その進路は、しっかりと表通りへと――)』 [Tue 11 Apr 2006 00:51:24]
◆赤眼のネズミ > ( 結局のところ、この娘がどうしたところで、スラムから抜け出すには何かの情報に頼らざるを得ない。自力で何とかする、とかここで返してくれたのなら、それなりに彼女への認識を改めるけど。『なるほど――ただの駒ね』自分ひとりじゃろくに決められない、動けない。ならば、ゆくゆくは己の傀儡として取り込んでしまうのも一興か、と思案する。何はともあれ、今回はこの娘の一面を知るいい機会になってくれた。暇つぶしにもなったし、ここは外の世界へ返してやろう。『だけど――次はないわよ』ひそかな呟きは、ネズミの主以外には聞こえずに。 ) [Tue 11 Apr 2006 00:51:20]
◆セクス > ………。 ( 言い返したい訳ではないけれど、反論出来ない。 …主に指示に従い動くだけのユニットに、それ程の応用力は無く… 漠然とした縄張り意識は理解するけれど、それがどの程度厳密で、また守られるべきものかという事も、理解の外の事だった…。 …ただ、それを受け止めて… 悔しがるでも怒るでもなく… “声”以外にも周囲に気を配っている。 …鈍い感覚では、たかが知れているが… ) ………。 ( 『それ以外に進路を決定出来る方法』 その言葉すら、信じて良いのかは疑問だけれど ) ……ネズミを見つける事自体、容易な事ではないと思いますが…… ( ぁ、居た。 周囲に視線を走らせて… それが足元を向けば、用意されたかのようにネズミが一匹。 …あるいはこれが何らかの方法で使役されているネズミとして… それこそ、これに着いていくのが安全とも思えない。 …戯れにからかわれているようで、憮然とした… 元々ソレっぽいけれど、不機嫌な声を返す ) ……御忠告、感謝致します。 あなたに神の御加護がありますように…… ( 助けてくれているのなら、という話だけれど。 …他に行動の指針を持たないのも本当… ツンデレな気配を感じつつ ネズミの後を追い始めた ) [Tue 11 Apr 2006 00:44:34]
◆赤眼のネズミ > なるほど、どうやら君はスラムや暗黒街の”しくみ”を理解していないらしい。それでは私を襲ってくださいと言っているようなものだ。 ( 今度は前方から。ネズミはちょこまかしすぎてちょっと休憩中。少し間をおいてから、また動いた。 ) テリトリーというものを知っているか? たとえば私が君に偽りの情報を与え、仲間たちが待つテリトリーに誘導する。そこでゆっくり金目のものを剥ぐなり犯すなり殺すなり、好き放題できる。暗黒街やスラムには、いくつもの集団が存在し、それと同じ数だけテリトリーがある。わかるかな? ( くっくっと楽しむような声。でもベッドの上ではだいぶ頭が痛くなってきた。さんざん走らせて回ったから、使い魔も本体も疲労が激しいのだ。 ) さて、私の言葉に黙って従うことが愚かなのはわかっただろう。そこで、だ。君にそれ以外で進路を決定できる方法を一つ教えてやろう。――ネズミを見つけて追うといい。 ( だいぶ動きは鈍ってきたけれど、体が小さいから物陰には隠れやすい。何とか彼女の背後に回りこむと、再び息を整えた。 ) ネズミはスラムから表通りに食べ物を探しに出て行く。彼らを追えば君の世界に帰ることができるだろう。私が案内するより、よほどいい方法だろう? ほぅら、ちょうど君の近くにも一匹いるぞ。よぅく探してみるといい。それが面倒なら、自力で脱出するか別のものに聞くことだ。 ( そうして声は途切れる。足元を注意深く探せば、近くをちょこまかと動くネズミを見つけられるだろう。 ) [Tue 11 Apr 2006 00:21:52]
◆セクス > ―――ッ! ( 後方からかかる“同じ声”… 驚いたように向き直る身体は… けれど警戒心こそ露にしているものの、怯えてはいない。 鋭いとは言えない身体の動きと、事あらば立ち向かう姿勢はミスマッチだった。 …怜悧な表情に、ほんの少しだけ忌まわしそうな険を差して… ) ―――。 ッ!? ―――〜不可能です。 ですが私は、現在他に進路を決定する目安を持ちません。 …仮にあなたが私に害を為す意思を持ったものだとして、ここでそれをせず、嘘を教えて誘導する事に意味はありますか? ( ミッチーがお茶目に息切れしているなんて知らない。 一々声に向き直りつつ… 静かに… けれど、若干口数を多めに返す ) [Tue 11 Apr 2006 00:03:16]
◆赤眼のネズミ > ( 建物の隙間や溝、瓦礫の合間を縫って、ネズミは女の後方へと回り込む。『――どうでもいいけど、走らせるのって結構神経使うのよね』たぶんあと数回ちょこまかと同じことを繰り返せば、ぜーはーいってバテる。どこか抜けてるのが悪女様。 ) あぁ、それならば知っている。だが、ここでそういう聞き方をするのは愚かだ。 ( 前方から聞こえてきたはずの声は、今度は彼女の後ろから聞こえる。そして更に移動! ちょこまかちょこまか。 ) その問いに対して返ってきた答えが”確かな情報である”と、君は判断できるのかな? もし嘘を教えられれば、二度と帰れなくなる。――よって、あまりも迂闊で、無知で、そして愚かだ。 ( 今度は彼女の左側からの声。そしてまた移動! ぜーはーっ。 ) [Mon 10 Apr 2006 23:54:51]
◆セクス > ( 質素だけれど清潔な尼僧服を一分の隙も無く着込み、胸元には掌より一回り大きな銀のロザリオが揺れている。 場違いも甚だしく、それだけに不気味であるかもしれないけれど… 『何者か』 と対話を始めるまでは、これと言った奇行も見せないただの修道女=カモだったろう ) ―――。 …大聖堂へ戻る道を探しています。 表通りに出られるだけでも構わないのですが、御存知ありませんか? ( 声の主を探して… 顔を向けるのは、もうネズミのいない闇の先。 変わらず静かな声音で返しつつ… 気配には、どこか身構えるようなものがある ) [Mon 10 Apr 2006 23:44:28]
◆赤眼のネズミ > ( こんな場所、教会の関係者の来るところではない。それこそ、暗黒街のシスターでもない限りは。けれど娘の印象から、こういうところで生きている住人にはとても思えなかった。あるいは、聖堂からなにか密命でも設けてきたのかとも思ったが……。 ) 『ありえないわね。どうみてもただの迷子』 ( 半ば呆れてため息をついた。武器らしいものも持たず、あたりを警戒するそぶりもない。襲ってくださいといっているようなものだ。しばらく様子を見ていたミッチーネズミは、やがて物陰に身を潜め、娘に届くくらいの声で言葉を発した。 ) こんな場所で何をしているのかな? お嬢さん。 ( 声を発したら、彼女の周囲を回るようにすぐさま移動。そうして、声の出所を分かりづらくする。『少し遊んであげましょうか』 ) [Mon 10 Apr 2006 23:36:51]
◆セクス > ( …とは言え、まだパニックを起こす程ではない…。 …クリスティアにも、これ程とは言わずとも街である以上似たような場所は存在するし、そういった場所が自分達の狩場になる事は珍しく無かった…。 成人男性…担当執行官と行動を共に出来ないのはハンデだし、非武装では心許無いけれど、それも起こり得る可能性の内。 …もっとも、高位司祭によって『ヴァンパイヤとの戦闘を禁止』されている現在… やはりこんな場所に居る事は、無駄でしかないのかもしれないけれど ) ………。 ( 闇の中のネズミには、まだ気付けない。 …表情は変わらず怜悧なままに… 少し上がっている息を整えるように、足を止めた。 …周囲を窺う様は… 目的の何かを探すと言うより、迷い人のそれだろう ) [Mon 10 Apr 2006 23:27:21]
◆赤眼のネズミ > ( それは、”偵察”の一環だった。暗黒街からスラムにいたるまで、小汚いネズミなんてありふれている。だからこそ潜伏が可能なのだ。 ) 『さて、あの娘――何をやっているのやら』 ( 思わぬ場所で思わぬ人物に出会った。使い魔を介して送られてくる映像に、女はベッドの上でかすかな笑みを浮かべた。こっちに向かって歩いてくる尼の顔は、以前教会で見たことがあった。 ) [Mon 10 Apr 2006 23:19:05]
お知らせ > 赤眼のネズミさんが来ました。 『(闇の中から見つめる視線――)』 [Mon 10 Apr 2006 23:15:31]
◆セクス > ( 危険は、理解している。 とうに日も暮れた闇の中… 他の灯りを避けるように、ランタンを灯して歩くのは、言いようの無い心細さを覚える。 …ヴァンパイヤを狩る為だけに存在するこの身体は、他の一切に対して無力… 急所などの知識があり、そこを躊躇い無く攻撃する事の出来る意識を考えても、その辺のゴロツキに襲われるだけで十分危険だろう。 …『要請』を受理し足を運んだはいいけれど… やはり暗黒街までの到達は困難と判断して撤収を開始したのが少し前。 …元の街並みに付け足すようにして家屋の建てられた混沌とした街路に、方位を失っていた… ) [Mon 10 Apr 2006 23:13:48]
◆セクス > ( 被り物…(ウィンプルと言うみたい、マリア様ありがとう)…までかっちりと尼僧服を着込んだ、場違いな印象の修道女が独り。 心持ち足早に… けれど結局もたもたと… 廃れて寂れた貧しい印象の街を歩く。 …一見して非武装の、非力そうなシスターが無事なのは… ひとえに、この先にあるという目的地… 暗黒街に教会を構えるという、シスターの影響だろうか ) ( そういえば。 …前回ヴェイトス市に来た時には、そこに立ち寄って、そこを管理するシスターと話が出来たような気がする…。 その行動は理解し難いものがあるけれど、大聖堂に対して覚える漠然とした不安より… 幾分、安らげるものを感じられた ) [Mon 10 Apr 2006 23:05:42]
◆セクス > ( 『屍の塔』 という単語に興味を示していたその娘に、先輩修道女は自分の聞いた噂のままを吹き込んだ。 『嘘か真か知らないけれど、暗黒街に文字通り “屍の塔” が現れたらしい』 と。 そして “従順” であるという噂の新米修道女をからかうように、付け足した。 『ねえ、あなた、確かめて来てくれない?』 ) [Mon 10 Apr 2006 22:51:58]
◆セクス > ( [Mon 10 Apr 2006 22:46:29]
◆セクス > ( 無表情で、無感動で… 自身の事を問われれば 『知らない、分からない、覚えていない』 といった、とても本当とは思えないあからさまな拒絶を返す。 きちっとして有能そうに見せかけて、その実どこまでも無能で… 掴み所が無く、可愛げのない、新入りの 『ワケアリ』 修道女。 …そんな娘をからかっての、ちょっとした意地悪だったのかもしれない… ) [Mon 10 Apr 2006 22:45:52]
お知らせ > セクスさんが来ました。 『( それは、ちょっとした意地悪だったのかもしれない )』 [Mon 10 Apr 2006 22:40:26]
お知らせ > デュノンさんが退室されました。 『(―――なれど、悪夢にとっての悪夢は今からの時間。)(そう、昼は悪夢)』 [Mon 10 Apr 2006 05:34:04]
◆デュノン > ふ、ふ、 ふ ははッ。 貴殿は素敵な御仁ですね。(軽い跳躍、屋根の上) ―――嗚呼、とろけそうな程素敵な陽光が見える。 ごきげんよう、麗しの「 夜歩き 」様。 (くつりと笑いすら漏らす余裕など無い。)(屋根の上、一目散に塒へ堕ちよう) [Mon 10 Apr 2006 05:33:21]
お知らせ > ミカドさんが帰りました。 『(帰りの馬車の中、それこそ悪夢に引き込まれぬように身体を抱いた。)』 [Mon 10 Apr 2006 05:31:53]
◆ミカド > ―――――嘘はつかないよ。「今度」きちんとお誘いするさ。(引き止めることはしない。先程と同じように、視線だけで姿を追って――)―――……覚えておく。今度はどんな道化を見せてくれるのか楽しみだ。(朝日の気配に頭を押さえつけるような眠気が襲う。――だが、此処で倒れるわけには行かない。遠くで、己の使い魔が、呼ぶのを聞きながら、此方も踵を返した)僕の名前は―――約束のしるしに「今度」お伝えしよう。ご機嫌よう?悪夢の貴方。 [Mon 10 Apr 2006 05:30:26]
◆デュノン > ―――(貴方が繰り返す言葉を聞きながら、)―――…(くらりと襲う白の恐怖を感じた。嗚呼、嗚呼、朝が来る、忌々しい陽光が。)……嗚呼、其れは(浮いたつま先、しゅるりと蛇は此方へ身を寄せ…―――る、余裕は無いようだ。蛇とて、日光の気配にすらやられる程の悪夢の住人。) Monsieurがご満足したのならば。(跪いた儘、肩を竦めた。動かぬ蛇は、拾い上げて首にでも引っ掛けておくとしよう)(スカーフ然と。) … ふ、ふふふ…!(後ずさった貴方を眺め) 貴殿も意地の悪いお方です。(よろりと立ち上がる。)(―――貧民窟に立ちこめ出す、朝の、ヒトの時間の匂いに眉を顰めん) Monsieur、貴殿に僕はもう用無しでしょうから―――(肩を竦め)―――貴殿のように聡明な方は、僕のような卑しい情報屋等使うことも無いでしょう。(さらりと白状されたそれに、然程愕かず―――くらくらと朝の気配に眩暈を感じ乍、嗤うた) なれど、僕でお役に立てることがあれば? Monsieur―――僕は、貴殿の為にいつでも、馳せ参じましょう。卑しい者の名等不要かもしれませンが。(一歩、二歩、廃屋の壁際へと下がり)―――デュノン・シャトゥ。 denonciateur de cauchemar(。 覚えていただいておいて、損は無いかと。(ト、―――来た時と同じく、軽い音) [Mon 10 Apr 2006 05:19:58]
◆ミカド > ――――……『貴族』『刺青の女』―――奴隷、か。いや、まさか――(拾い上げた言葉の欠片を独り言で反芻する。「奴隷が貴族に成る」世界をひっくり返すような話しだと、首を横に振って打ち消した。――実際そんな輩が居るとしたら、別の意味でも見てみたい。ただ、一つ確実な事は…「貴族」――おいそれ手が出せない地位にいるような輩だと、口実を見つけても、捕まえるのが難しいと言うことか。――内心、舌打ちしたい気持ちだった。男の言葉が終われば、漸く爪先を浮かせて)―――有り難う。これで愛しい人を探しやすくなった。さすが悪夢の主だ。色々詳しいね?助かったよ。(世間話の延長線上にあった「良い話」を聞き終わったかのような表情で、穏やかに笑って)――……さて、では朝食を取りにいこうか――と、言いたい所なのだけど――…(ふと空を見上げれば、白み始めた夜が見える。)――実は、君に一つ黙っていた事がある。(数歩足を後へ引いて)――「夜歩き」は「悪夢」と同じく、朝日が昇ると消える運命にあるんだよ。だから、朝食は共に出来ない――いやぁ、実に残念。(幾らか距離を取ったなら)「今度」お会いした時にでも、今度は僕から誘わせていただくよ。それでいいかな?(長い三つ編みを揺らして、さらりと白状) [Mon 10 Apr 2006 05:07:35]
◆デュノン > ―――…(爪先の下の憐れな蛇。)………―――…そう、ドルーチ。(貴方が其の言葉に合点がいったようならば、こっくりと頷き、そろそろ、といった目で訴えかけるが―――其れも無駄だろうか。)(じたばたとするのすら、其の内蛇はやめそうだが。) ……キチガイもキチガイ。(貴方の言葉に頷く。)(静かに吹き抜ける風に、目を細め)―――…今回は其のキチガイの中でも、異端。 (ぼそりと呟く)(そして、) ―――貴殿がもしも、ヒト共の貴族に詳しいのならば―――…刺青のある、そも卑しい出の女貴族をお探しになるといい。ソイツが、キチガイの中のキチガイ。(確信に触れる其れを口走ろう。)(―――其れは貴方の質問に直接には答えていない、が。貴方が聡明なれば分かるだろう。)( 名前は知らぬ、娼婦の行方も知らぬ。ドルーチ派が何処にいるかも知らぬ。ということを。)―――ドルーチ派は闇の中を常に動いております。 名も、伏せて洗礼名で呼び合う。 なれば、分かるのは、 貴族、 女 、 元は卑しい出(―――其れは貴方が克明にご友人から話を聞いているなら分かるだろうか) …其れのみしか、僕には分かりかねます。Monsieur。 [Mon 10 Apr 2006 04:47:34]
◆ミカド > 僕にしてみれば幸運な出会いだったよ。――何せ、僕の想い人は、手掛かり無しじゃ、見ることさえ難しそうだったしね。(もし此処で下りてこなかったなら、蛇の頭を踏み潰すか、握り潰すかしていたやもしれん。――足元へ跪く男を見下ろしても、まだ、蛇から爪先を浮かそうとはしなかった。)――『ドルーチ』。(口に出して繰り返した。確か――貴族のだれそれが、そんな話しをしていたような。――記憶の中から拾い上げる物が「何」なのかを理解したのなら、盛大に思い切り、わざとらしく見える程に溜息を一つ吐き出して)――――成る程。それが本当なら、キチガイもキチガイだ。やりそうな事だとは思う。―――……という事は、この騒ぎはまた、年末のクリスマスツリ―を呼び出す儀式か何かなのかね?飽きもせず良くやる―――……宜しい。理解できた。追加質問をさせてもらおう。1:彼等が何処に居るか知ってるかい?それと…スラムを塒にしていると言ったね…?攫われた娼婦達の行方なんぞ知っていたら助かるのだが。 [Mon 10 Apr 2006 04:21:50]
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