聖教会 参加者 なし ROM 1人
お知らせ > イグレインさんが退室されました。 [Mon 1 May 2006 22:06:04]
◆イグレイン > ( 盗みや嘘はよくないと教えられてるから、 書置きには 修行に出ますと残すのだ。 あと、馬をお借りします!とね。 向かう先は、ヴェイトス大聖堂で、ある。 ) [Mon 1 May 2006 22:06:02]
◆イグレイン > ( 茶色いローブと茶色いブーツ 身に着けた。 鞄の中は小さなナイフとランプ。 あと少しの食料だけ――― ) 神よ、私は進みます。 どうか、ご加護がありますように。 ( エイメン。 小さな祭壇の前で祈れば 書置きを残して聖女へ部屋を後にする。 閉鎖的ではなく、自由の大地を求めて――― ) [Mon 1 May 2006 22:05:11]
◆イグレイン > ( タンスの奥に眠っていた男物のズボンとシャツ。 シスターがくれたものだ。 ) 男に なんて―――負けないぐらい。 ( 女は男におとると言う考えが、まだ残っているこの宗教。 それゆえ、たまに男装するのも良いと思いますと、気晴らしにくれたものだ。 ) ――― やってやるんだから。 ( 白い質素なワンピースを脱ぎ捨てて。 ズボンとシャツを身にまとう。 ) 長いコレ、邪魔ね・・・。 ( お裁縫道具を入れてある箱に走り寄ればはさみを取り出して ) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ( ばっつん。 ばっつん と、勢いよく。 短くしてやった。 ) [Mon 1 May 2006 22:01:00]
◆イグレイン > まず、その敵対すること 悪を作ることが間違いなのよ! ( 鼻水を啜って ベットから起き上がった。 ぼさぼさの長い髪の毛を手櫛で整えて――― 少しだけ入ってる簡素なタンス がばっとあけた。 ) 神が示してくださらないなら 示してくれるまで動くしかないじゃない。 ( クエスト様は言ったのだ。 強きものは弱きものを助けよ、と。 ) 私は強い―――私は、私は――― [Mon 1 May 2006 21:52:28]
◆イグレイン > ( ちょっと断食してみた。 が、ただお腹の音で苛々するだけだった。 ) ――― こんな、閉鎖的な場所じゃ駄目なんだ。 ( 自分だけが、もがいても無意味だと悟った。 西洋人だけで固められたここでは、人々を救うことができない――― ) かといって、私をあそこに 運んでくれるとは思わない。 ( 敵対してるヴぇイトスの大聖堂だ。 ) [Mon 1 May 2006 21:34:17]
お知らせ > イグレインさんが来ました。 『 泣きはらした後。 』 [Mon 1 May 2006 21:32:39]
お知らせ > イグレインさんが退室されました。 『 ここにいるんじゃ、 駄目なんだ。 』 [Mon 1 May 2006 14:35:58]
◆イグレイン > ・・・・・ ・・・・・ それでも、 貴方様は求めるものには無情なのですね ――― ( ぱたりと。その場に倒れこむ 身体を丸めて窓の外を床から見上げた。 鳥が鳴いている―――平和の象徴の白いはとが群れをなして空を飛ぶ。 ・・・・ 自分が、その平和の中にいるんじゃ駄目なんだ。 女は少しだけ気づいて 眠りに落ちた。 ) [Mon 1 May 2006 14:35:48]
◆イグレイン > ( 泣くのもバカバカしくって。 息ばっかりが荒くなる。 ) ――― 神は、私に何をお望みなのですか! ( 部屋に置かれた小さな祭壇、そして小さな十字架。 女はそれに縋った。 膝を付いて手を組んで 叫ぶ――― ) 私は、貴方の温もりを確かに感じ その証として痕を頂きました。 ――― 私は、それに依存はありません! ただ、ただ、 貴方様の望がわからないのです――― ( シスターに、食べる物に困ってる人がいるから わけてあげようといったら、きりがないからお辞めなさい。といわれた。 ――― 私は、神の代行人じゃないのか? 私は、貧しい人々を愛するために選ばれたんじゃないのか? ) [Mon 1 May 2006 14:29:03]
◆イグレイン > ( 後ろを見たときに、思わず蓋をしてしまった自分にいらだててるのだろうか。 ) いっそ、こっから飛び降りてやろうかしら。 あ、でも自殺は教会でお葬式あげてもらえないんだもんね。 ・・・・・ それこそ理不尽なのよ! ( 何が宗教だ 何が聖女だ。 何も出来ないでお人形みたいに座って ニコニコしてればそれで、誰かが救われるのか。 ) ―――なんで、世界は平等じゃないのっ! ( ベットの上まで走り、枕を壁に投げつけた。 ) [Mon 1 May 2006 14:21:04]
◆イグレイン > ――― なんか、考えたら、だんだん腹立ってきたわ。( 苛々したように、長い髪の毛をくしゃくしゃにした。 ) だいたいね、こう貴族だかなんだか知らないけど 肉ばっか食してないでもっと周りを見渡しなさいよ! ( 以前、こっそり抜け出して城下町のさらに下町に繰り出たことがあった。 そこで見た図はすさまじく悲惨なものがあった。 ) 富と貧困は常にあって、綺麗なものの後ろには汚いものが転がってるのよ! ( 座っていた椅子から飛び降りるように。 いったい、何がこう自分をいらだてるのだろうか。 ) [Mon 1 May 2006 14:16:22]
◆イグレイン > ( 窓から見る風景はいたって普通であった。 いつも変わらない風景に いつでも変わらない人々 ) ――― コレで良いのか。 ( 教会の中は至って幸せに満ちている。 なんの不自由も感じることなくただ、たんたんと皆日々を過ごしてる。 ) これで、許されるのでしょうか ( 与えられたことをこなす日々で、 ) [Mon 1 May 2006 14:10:22]
お知らせ > イグレインさんが来ました。 『 ほんとはね、 』 [Mon 1 May 2006 14:08:22]
お知らせ > イグレインさんが帰りました。 『( そのまま寝てしまうなんて お決まりのパターン )』 [Thu 27 Apr 2006 23:26:00]
◆イグレイン > ( 椅子に座って聖書を読む。 何度も、何度も読み返してるからもう ボロボロだけど。 いいんだそれで。 信じてれば 祈ってれば またきてくれるんだ。 次はお告げを――― なんて甘い考えに浸りながら 月を見上げて 笑った。 ) [Thu 27 Apr 2006 23:25:42]
◆イグレイン > ( もう一度会いたくて。 会いたくて。 毎日 祈ってる。 ) ―――――― 辛気臭いかな。 っふん。 ( 背筋に寒さが走った。 春といえどまだ寒く 窓縁から下りれば窓を閉めることに。) あーあ。 こんな早くに就寝とか。 ( 人間、1日5時間寝れば生きて行けると思ってるから 身体が資本! ) 聖書でも読んで 明日に備えるかな。 ( 月明かりで、本を読むのは日課になっていた。 蝋燭をつけてたら お世話係のシスターに怒られるから。 ) 何処まで読んだっけ――― ( 椅子、窓辺まだ引っ張って。 足にかける毛布と一緒に ) [Thu 27 Apr 2006 23:22:12]
◆イグレイン > 私は、ここに来る前の生活が 懐かしくて、懐かしくてたまりません。 ( 大きな溜息。 金色の髪の毛は風で揺れた。 ) それを 取り戻したくてなりません。 ( 慣れない馬に乗って落ちて 笑ったことや、大きな噴水の中で水浴びをしたこと。 ) 私は多くを望みすぎなのでしょうか。 ( 月から視線を逸らす。 ――― あの日以来、神は自分の前に現れることはない。 あの、慈悲深い笑み、 そして 自分に何かを託したような顔 ) 忘れ、られない――― ( 苦しかった。 ) [Thu 27 Apr 2006 23:13:00]
◆イグレイン > ( 自室。 開け放たれた窓の縁に座り、まん丸いお月様を見上げた。 ) 私は 一体何をするために ここへ 来たのか――― ( 礼拝とか お話とか そんなことばかりで。 ) お庭を駆け回ることはいけない。 剣を振り回すことはいけない。 ――― なぜ いけないのですか。 ( まるで、ここは自分の居場所じゃないような 気がしてきたんだ。 ) [Thu 27 Apr 2006 23:09:35]
◆イグレイン > ( [Thu 27 Apr 2006 23:06:24]
お知らせ > イグレインさんが来ました。 『 ――― 神よ、私は思うのです。 ――― 』 [Thu 27 Apr 2006 23:04:35]
お知らせ > セレスさんが退室されました。 『 ――――願う事。 願い。 唯、全ての人に幸あれと。 』 [Fri 31 Mar 2006 11:29:36]
◆セレス > ( 今日中に出発の準備をして、直ぐに発てとの事。 その間、出来る限りχ-O-WASを理解し、身に着けろとも。 望んだ通り、こんなにも早くヴェイトス市を再び訪れる事になろうとは。 今度の仕事も矢張り、市を見て回る余裕など無さそうだが。 ) ――――では、期待に沿えるよう。 行って参ります。 …Amen。 [Fri 31 Mar 2006 11:26:24]
◆セレス > ( 『“16課”無き後、我々は聖教会で力を示す必要がある。』司祭はそう続けながら、少し難しい話をしている。 1年の大半を地下で過ごし、ほんの1年前までただの娘だった聖女認定にはその政治的な話は難しくて、よくわからなかった。 ただ、聖教会を正しく導く事が正義であり、そして自分に与えられた天命であるという事だけは分かる。 存在する意味を、定義を与えられるという事はとても幸せな事だ。 それが人の為、世の幸福の為だというのなら間違いない。 ) [Fri 31 Mar 2006 11:17:57]
◆セレス > ――――聖剣…剣なのですか? ( 「聖典」という言葉からかけ離れた回答に、柄に見えたのが本当に柄であると知る。 確かに鍔と柄は立派な装飾が施されたソードに見える。 だが、肝心の刃の部分には奇妙な金色の円盤がはめ込まれ、ナイフにしてもアンバランスに短かった。 立ちなさい、と命ずる言葉に従えば、二人のシスターに左右から革のベルトを腰に巻かれる。 その左の腰に申し訳程度に取り付けられたポケットのようなものが、鞘らしい。 続いて手を差し出せと言われてまた従う。 その手に、【聖典概念】がそっと乗せられた。 ) [Fri 31 Mar 2006 11:12:17]
◆セレス > ――――…カイ・オ・ヴァス。 ( 告げられたその名を反復するように口にした。 つい先日訪れたばかりの聖教会に呼び出され、足を踏み入れた事も無い奥まった部屋に招かれれば、片膝を着いて頭を垂れる。 ひととおりの話を聞いて差し出されたそれ、【聖典概念】χ-O-WASをまじまじと見詰め、それがどういった物なのか思案する。 少ない引き出しの中には、該当するものが無かった。 それはどう扱うものなのか。 いったい何なのか。 パッと見で行き当たるのは「剣の柄」。 ) [Fri 31 Mar 2006 11:06:42]
お知らせ > セレスさんが来ました。 『 “χ-O-WAS” 』 [Fri 31 Mar 2006 11:02:13]
お知らせ > ピィクさんが帰りました。 [Wed 18 Jan 2006 02:27:09]
◆ピィク > (こンな風に、誰かに頭を垂れているところを家族に見られたら、) (絶対にボコられる。…そう思いながらも、一人だけの今はうなだれずには居られなかった。) [Wed 18 Jan 2006 02:27:08]
◆ピィク > (田舎、と云う言葉が違和感無く合致するような村で、) (神と云えば全てであり、自然であり、其の一部として自分の一族があり、そして村人達だった。 ピラミッドは無く、ただ日輪のようなサークルの関係があった。) [Wed 18 Jan 2006 02:26:16]
◆ピィク > (省みると根本的なところから矛盾している気がした。) (それでもこうして、赦しを求めて十字架に頭を垂れるのだからオメデタイ話だ。) (幾ら空気が似ていたとしても、故郷には教会と云うものが無かった。) [Wed 18 Jan 2006 02:22:42]
◆ピィク > (何時からこンな熱心な教徒になったのだろう。 ――尤も、それは形だけのものだ。そもそも吸血鬼の友人を許容している時点で、敬虔な人間からは弾かれてしまうのだろう。) (そもそも、人間ですら無い身だ。) [Wed 18 Jan 2006 02:20:02]
◆ピィク > (故郷の空気に近いところで、) (其の教会で、跪いて居た。) [Wed 18 Jan 2006 02:18:21]
お知らせ > ピィクさんが来ました。 [Wed 18 Jan 2006 02:17:20]
お知らせ > シギさんが退室されました。 [Thu 24 Nov 2005 18:07:17]
◆シギ > (一人の中年は雑踏へ消えた。) [Thu 24 Nov 2005 18:07:16]
◆シギ > (そうまでして両親に取り繕わねばならない事なのだろうか。) …………。 (若しかしたら、畏れているのかもしれない、と思った。) (神以上に。純粋で愚かな両親を。) [Thu 24 Nov 2005 18:07:05]
◆シギ > (歩き出すが、誰かを追い詰めるような靴音は一切立てなかった。そんなものは今必要ない。) (あくまで影のように立ち去れれば良い。 必要なのは、「聖教会へ祈りを捧げに行っていた」と云う事実だけだ。そうすれば心置きなく夕食にありつける、年老いた両親(未だ生きていたのが驚きだ)とも笑顔で顔を付き合わせられる。) (出口を潜りながら、ふと思った。) (嘘を付く事は容易いのに、何故わざわざ此処へ来ているのだろう。) [Thu 24 Nov 2005 18:05:56]
◆シギ > (形ばかりのパプテス信徒。ロザリオなンかとっくに何処かへやってしまった。) (座っている間、両手を擦り合わせたのは祈りの回数を数えて居る訳ではなくてただ単に寒いからだった。 指先が冷える。手袋をして来れば良かった。) (静かに席を立った。 一瞥すれば、聖堂の中は祈りに満ちているのが嫌と云うほど解る。) …ヴェイトスとは大違いだな。 (此処は、箱の中で飼われるのが好きだと云う連中が多いらしい。) [Thu 24 Nov 2005 18:02:05]
◆シギ > (ずっと座っていてもちっとも温かくならない。 多分気持ちがこの上なく冷めているからだ。) 信じても居ないのに、未だこのポーズをしていないといけないのか。 (解ってる。こうしてパプテス信徒の振りをしていれば、敬虔な信者である両親は疑いもせずに安心すると云う事。) ………。 (洗礼をされてから、そうして、もう何十年になるンだ。) [Thu 24 Nov 2005 17:59:19]
◆シギ > (ヴェイトスの大聖堂の方が、見慣れてしまっていたようだ。) ………、実に久し振りだ。 (故郷の教会の方に違和感を覚えるとは。) (着慣れた自警団の制服ではなく、黒尽くめの――ただの中年が、礼拝堂の長椅子に腰掛けていた。) [Thu 24 Nov 2005 17:56:34]
お知らせ > シギさんが来ました。 [Thu 24 Nov 2005 17:53:34]
お知らせ > レッドさんが帰りました。 『 遠からずレッド立ち入り禁止令が出る可能性、大。 』 [Fri 11 Nov 2005 02:36:24]
◆レッド > ありえないだろその武装はッ! ちょっとこの子の生活環境なんかを気に掛けて声かけてデートに誘ってそんだけ…ぁあ。 わりィわりィ。 あんたもまぁ結構美人だしいっそ三人で( 「で」と同時に横っ面にメガヒット。 あまりの容赦なさにクリスティアの冗談通じないお国柄をオレサマ実体験。 いやまて洒落んなんねェ―――!!! ) てめ、このッ、大人しくしてりゃァ無茶苦茶しやがってッ! そんなにハードプレイが好きな ら゛ッ 痛 痛い 痛い痛い、ちょ、ま、蝋燭ヤメテ蝋燭ヤメテ洒落ンなんねェ畜生―――――ぎゃふンッ!! ( そして、見事にほっぽりだされた。 すげぇぜ聖教会。 ぎぃ、ばたんと大扉が閉じる瞬間、可愛いほうの子が心配そうに見てたのだけはバッチリ見えた。 諦めない、ぜー。 ) [Fri 11 Nov 2005 02:35:12]
◆レッド > マジで?毎日? 駄目だッて、こんなとこで豆スープばっか食ってたら早死にするぜ? あのさ、大通りに美味しい店見つけたんだ。 クリスティアにしちゃ気の利いたパスタの店でさ、今度オレと一緒に゛ぎ…ィ……ッ!!!!? ( 調子よくぺらぺらとまくし立て、さり気無く肩に手なんか置いて距離を詰めながら囁きかけ、れば、だ。 ) いッでェェェェェ――――誰だてめ…ってナニソレ? なにその鈍器…って火、ついてる! 蝋燭ついてる…ッ!!! ( お局様登場ってわけだ。 オレより5つ6つは年上っぽい姉ちゃんだが、明らかにすごいダークオーラを聖堂に蔓延させながら、なんか2m近くある金色の長細い燭台を手に仁王立ち。 蝋燭挿してあるんですけど。 ) [Fri 11 Nov 2005 02:25:19]
◆レッド > ( ――――ふと。 ふと。 折角ここんところインテリ路線に進みはじめていた脳が隙を見せた。 本を手におもむろに立ち上がり、真っ直ぐにシスターの方へ。 警戒させないようにこぅ、自然にニッコリとか笑いながらゆっくり歩み寄るわけだ。 一応下地は貴族出身。それらしく優雅に振舞おうじゃぁねェか。 ) こんな遅くまでご苦労さまだな、シスター。 毎日こんな時間まで働いてるのか? ( と、小さく竦んだシスターの手をとり、かじかんだ指を温めるように包み込み。 最初は驚いたシスターも、なんとかぎこちない笑みを返してくる。 Yes,よし、グッド。 可愛いぞ。 ) [Fri 11 Nov 2005 02:11:11]
◆レッド > んー…なんかもう、身につけた知識を直ぐに使いてェ――――( もともと技術系の分野は得意なのだ。 何をしたら何が出来るかというのを理解してしまえば、あとは想像できてしまう程度には。 ああもう、あと1冊なんて読んでらんねぇよ、などと脚をぱたぱたさせながら小さく独り言など漏らせば、聖堂の向こうのほうでこっちを見ているシスターと目が合った。 ハァイ、なんて手を振ると困ったような顔をして縮こまる。 ) むぅ、結構カワィィーじゃんー♪ [Fri 11 Nov 2005 02:01:57]
◆レッド > ( 別に教会になんか大した用事は無かった。 一応パプテス教徒として顔出ししてお祈りくらいしておいて、と思って食後の散歩に立ち寄ったものの―――――その天井に吊るされた1tはありそうな1000本挿しのシャンデリアの灯かりと暖かい室内。 それから適度な静けさと清楚なシスター。 読書空間にもってこい、って話だ。 遠くで時々こっちをちらちら見てるヤツが居るけど関係ねー。 口出ししてこないってェことはOKって事さ。 だいたいこっちも真面目に勉強してるとこだし。 ) [Fri 11 Nov 2005 01:49:27]
◆レッド > ( 難解な基礎錬金術書の一冊目をようやく読破出来そうだ。 あと何十ページかあるが、いっそのこと今日読みきってしまおう。 柄にも無く真面目な顔で文字の細かい本に読み耽り、物事を真に理解する喜びなんかを味わっている。 少年だか少女だか、小奇麗なジャケットに身を包んだ10代位の若者が一人、もうずっと聖堂の長椅子に陣取っていた。 遅めの夕飯の後ずっとだから、かれこれ4時間近くになる。 ) [Fri 11 Nov 2005 01:44:19]
お知らせ > レッドさんが来ました。 『 聖堂の長椅子に、一人。 』 [Fri 11 Nov 2005 01:40:29]
お知らせ > バーナードさんが退室されました。 [Wed 13 Jul 2005 01:31:14]
◆バーナード > ―――アーメン(最後の最後に其の言葉が紡がれると其れは主へと向ける筈の言葉が尽き、半ば自己満足ではあるのやもしれないが胸中が何かに満たされたような感覚に陥った為か。最後の台詞を口としてから数秒後、想像より空想より一旦は信仰すべき『人物』の姿を遠退かせると重い瞼は静かに持上げられる。そして、軽く吐息を零してから絡めていた指先を解くと片腕が傍にある剣を掴み上げる事か。空いた方の腕の先で頭部と身体に二本の指先を触れさせて、始めと同様に十字を切ってから其の場からも腰を持ち上げる。そして、全てを終えたかのような感覚にも囚われながら、剣を腰に帯びると向かうのは出入口の処か。金属音と靴音を響かせ、仕事場へと戻り――…) [Wed 13 Jul 2005 01:31:12]
◆バーナード > (双眸は何処か気分を落ち着けんとする為か、此の場所に浸り切るまでの時間を要するのか定かではないが、瞼を多少重くさせれば、静かにそっと閉ざされた。数秒の間隔を置いて、腰に帯剣する鞘付の剣を己の真横へと置くと今度は両の膝頭の上へと、片腕が軽く十字を切ってから両肘を軽く付いて立てると僅かに前傾姿勢を取った。指先軽く絡めて額へと静かに押し付ける。そして、精神すらも落ち着けてから己の信仰すべき『人物』を想像にて空想にて思い浮かべれば、其れからの事。唇は薄く開き、動作を見せて。)…主よ――また今日も逢える事を幸福と思う(其処で聞き取れるであろう言葉は途絶えた。代りに無言ではあるが唇が静かに休み休みではあるものの動作していた。祈りというべきか、其れを例え毎日同一の事を願おうとも言葉は普段と代わり映えも無く、同様の物が紡がれて。) [Wed 13 Jul 2005 00:56:29]
◆バーナード > (城下町内の警備兼見廻りの最中、途中で仲間内との交代で一時の休息を得れば、迷う事も無く先ず赴いたのは偶々最寄にと位置していた教会の処。支給品である西洋甲冑を兜も外しはせずに身に纏った侭、重厚なる扉を押し開いては入口から最も近距離に在る木製の長椅子へと徒歩で歩む事か。甲冑の擦れ合いによる多少、小煩く教会内に響く物音の中に靴音を響かせつつ、長椅子の元まで行けば、姿勢を軽く整えてから腰を椅子の端の方へと静かに下ろした。) [Wed 13 Jul 2005 00:35:44]
お知らせ > バーナードさんが入室されました。 [Wed 13 Jul 2005 00:26:48]
お知らせ > スフェーンさんが帰りました。 [Sat 2 Jul 2005 12:47:37]
◆スフェーン > ( 七色の光が、廊下を彩る。 ) [Sat 2 Jul 2005 12:47:33]
◆スフェーン > (一つの小さなケースがあった。其れも又綺麗な彫り装飾が施されていて…――中にはあの、長年見慣れた十字の光。差し出され、受け取るも、何一つ今までとあの頃と変りの無い十字架。己にはそう見えた。) 有難う。 司祭にも伝えておいてくれ…――手数をお掛けした。 (首へと潜れば、思いの外冷ややかな感触があった。 感謝の言葉と共に、微笑もう。目前の彼も又、歳相応の幼い笑顔で返してくれた。) それじゃぁ…――又、何時の時には宜しく、頼む。 (何て、僅か苦笑浮かべて、踵を返す己は背後の彼に振り向き手を振った。 背後から帰ってくる優しげな返答に、安堵が胸を占める中…――) [Sat 2 Jul 2005 12:46:24]
◆スフェーン > (廊下を歩む最中、途中目前に空間が広がった。 中央の間、祭壇。 先日の夜来た時とはまるで違う。規則正しく並ぶ長椅子には、多くの人影が望めた。中央ではオルガンを奏でる誰かの姿がある。 今は、日中の日の光を前面に浴びて、輝く、ステンドグラスの鮮やかな彩度。) ――…嗚呼。 (此方です。告げる彼の言葉に慌て我に帰る己は、祭壇を抜け、より細い通路へと向う。 やがて一つの扉の前に来れば、己を残し、彼は部屋の中へと姿を消した。 随分と装飾の施された、木製の扉。随分と腕の在る彫り職人なのだろう…――) (重い音と共に、其の戸の向こうから現れた彼。其の手には…) [Sat 2 Jul 2005 12:39:19]
◆スフェーン > (唐突に問われて戸惑う彼。苦笑混じりに己の名を告げれば、既に聞いていたのか慌てた様なはにかみが帰ってきた。 司祭は留守だと言う…――) ――…そうか。 楢、又出直して来るよ。 (予想は付いていた事。済まさそうにする彼に、右手はヒラリ空を舞い。背を向け歩もうとした最中。) …え? 嗚呼、預かっている、のか? (彼の言葉に鸚鵡返しに返す己の言葉。肯定、として頷く彼。 再び彼へと向き直れば、己が言葉を捜すより先に、彼が促した。) 嗚呼、頼む。 (導かれる先に、己の十字架を保管してくれている部屋があるのだろう。彼の後に、続き歩む。) [Sat 2 Jul 2005 12:33:23]
◆スフェーン > (日中、太陽は空にて煌々と。併し、直ぐ傍に雪山が聳えている故なのだろう。夏近き筈が随分と空気が心地良い。ともすればコートを羽織っていても違和感は無いかも知れない。) 今日和。 ――…氏は、いらっしゃるかな? (其れは涼やかな外気がより一層冷ややかに感じられる教会内部。廊下の途中にて。一人の聖職者に問おう。 約束の時間より未だ幾分早い。其れは、暇潰しに立ち寄った程度の事。) [Sat 2 Jul 2005 12:26:15]
お知らせ > スフェーンさんが入室されました。 [Sat 2 Jul 2005 12:20:07]
お知らせ > スフェーンさんが退室されました。 [Thu 30 Jun 2005 22:21:46]
◆スフェーン > ――…自由に、為りたい…っ (“貴女”は尚も、夢の中で俺を縛り続ける…――) [Thu 30 Jun 2005 22:21:41]
◆スフェーン > (滑稽な事だけれども、こうでもしないときっと、己は一生乗り越えられると、思ったから…――もう二度と悩まぬ様に、もう二度と過ちは犯すまいと…。 彼女と“彼女”の為、に。) Amen …―― (懐かしい言葉。もう何年も口にしていなかったと言うのに、この日を待ち侘びてでも居たのだろうか、自然と…余りにも自然と、其れは昨日まで当たり前の様に口ずさんででも居たかの様に…零れた願いの言葉であった。) ――…俺は、 俺 で在りたい。 (其れが恐らく、此れ程に回り道をして生きてきて、ようやっと見付けた “答え” なのだろうと、思う。見つけるのに余りにも長い月日を、使ってしまったけれど、も。) (組んだ諸手の向こう、顔を上げた先。 “貴方”は微笑みと共に、俺を迎えてくれるのか。 主を信じる事の出来なかった己を、温かく迎えてくれると言うのか。 伏せた瞳の奥、熱い溜息が口を付いて、零れ落ちた。) [Thu 30 Jun 2005 22:17:55]
◆スフェーン > (其の行為すら、幼き事は毎日の様に行っていたと言うのに…――懐かしい――…其の一言でしかなく。十字を切る其の手に何故か、震えがあった。) (この時間帯だからだろう。中央の間、長椅子に腰掛ける人影は随分と疎らだった。熱心な信者の姿もあるが、どちらかと言うと長椅子に身を横たえている姿の方が多く目に止まる様に思える。 其の誰からも離れた長椅子、館内の隅に、己は腰を下ろした。あの町の大聖堂にも何度か訪れた事はあったが…) 何か、違うよな…―― (気の持ち様である事は知っている。只、落ち着く、と言うのだろうか…―― 長椅子に腰下ろし、諸手を組めば、瞳を閉ざした先…闇の中に“貴女”が浮ぶ。 口の中でこっそりと、彼女の名を呼べるのも、きっと時が過ぎた今だから、だ。) (口ずさむのは何年振りかの聖書の一片で、想い描くのは何年振りかの鮮明な“貴女”の笑み顔。) [Thu 30 Jun 2005 22:05:11]
◆スフェーン > 二日後? ――…分った。 急な用件で、申し訳無い。 宜しく頼む、よ。 (日にち、其の他詳細の書かれた紙を受け取れば。己の垂れた頭の向うで、微笑と共に何事が告げる司祭の言葉が聞えた。軽い握手を交わした後に、其れは何事も無かった様に、司祭は廊下の向うへ、己の歩みは中央の間へ…――) (無くなって分かる事もある様だ。首もとの、先に司祭に預けた銀光。軽くなった其れに、何と無しに寂しさがあった。) ――…懐かしい、な。 (この香り、この空気、そして静寂と闇。目前に広がる厳粛な色合いに、細めた瞳は、足を止める。 長椅子の綺麗に並ぶ、中央に 其れ を掲げた間。) ――…。 (“貴方”を疑い、無神を唱えて幾年が過ぎていったのだろう。) 主 よ …―― (赦しを請う、今の資格が己に有るのだろうか。 右手は、十字を切った。) [Thu 30 Jun 2005 21:56:02]
◆スフェーン > (薄暗い教会の中、其れは中央の間にての会話ではない。) ――…嗚呼、頼む。何時頃、出来そうかな? (交わす、声音も自然小さなものになる。 この場からでも未だ、中央の間から低く低く響くオルガンの音。零れ来る、蝋燭の光。 それすらも僅かにしか差し込まぬこの場。中央間より僅か離れた細廊下の隅で…――己は一人の司祭に手渡す、小さな銀の輝き。) (己の言葉に暫しの後、緩やかに帰ってくる同意の言葉と微笑み。自然と己の面にも安堵の表情が、浮んでいた。) [Thu 30 Jun 2005 21:44:03]
お知らせ > スフェーンさんが入室されました。 [Thu 30 Jun 2005 21:39:15]
お知らせ > バーナードさんが帰りました。 [Tue 3 May 2005 02:31:02]
◆バーナード > (暗闇の世界から薄くとも灯りが零れる世界へと瞼を起こす事で舞い戻れば、一度の瞬きの後、先程まで張り詰めていたかの様に途絶えさせていた物音を再開させた。兜を両の掌で挟む様にして抱えなおし、そして其れを己の頭部へと嵌めて武装を深めたならば背に背負う様にしていた丸盾を片手へと持ち直した。そして、踵を返して扉の方へと反転させれば其の重厚な出口歩み寄って行き。)そろそろ、交代の時間か…(独り言を呟きて、扉を片腕が押し開ければ我が身体を外へと出でた。武装を確認し、軽く前傾姿勢を取れば、教会を後にすると共に身を走らせた。金属音に混じる靴音を響かせながら、小走りの速度にて主の在る場所を去りて…) [Tue 3 May 2005 02:30:58]
◆バーナード > (静かなる声は木霊する事も無く、己の聴覚にのみ響き。眼が捉える其の先、闇―――闇でしか無く。其の闇が示すのは対話の成功か、現実的な結果の所為か。一旦閉じた唇は其の間を適度に置くと再び、立ち尽くした侭、会話を。)…我が愛する母と父に、何らかの幸福を与え給え。其れが我が身を少なからず削る結果になろうとも構いはしません…例え、其れが小さき事であったとしても我が愛すべき者達が至福を得ん事を祈らん…(願い、毎日の様に託す其の気持を一方的に押し付けて、一種の自己満足とも似た心持を少なからず抱けたならば、謝礼と云うべきか、主に対し胸元に添えた侭であった右の掌で静かに十字を切った。そして本日の役目、祈り事を満足に終えたならば閉ざしていた瞼を徐々に灯りの元へと誘う様に起こして行き。) [Tue 3 May 2005 01:55:28]
◆バーナード > (両の掌が軽く触れた我が私物を静かに頭部より脱げば、其の鉄製の兜は左側の腕の中、脇へと抱え込まれた。既に陽が落ちて暫くの時間が経過した故に良くは見えぬ天井を顎を浮かせて未だ見上げた侭、右腕をそっと持ち上げれば、其の掌を鉄板へと我が胸元へと軽く宛がい、眼を瞼落とす様にして一時的に閉鎖した。)―――主よ、素朴ながらも私の願いを聞き届け給え(発した声音は其の面を象徴する如く、若干ではあるが重低音の響き。口元が声に合わせて動作すると瞑想する侭に見えぬ、聞こえぬ、知らぬ、其の『主』へと会話の声を向けた。) [Tue 3 May 2005 01:37:25]
◆バーナード > (夜、城内での一度目の巡回を終えてから得た余暇を費やしに向かう処とは聖教会の方角。重厚なる扉を両の掌を添えて静かに押し広げれば、其の奥へと歩を進めた。小さな靴音と甲冑から洩れる金属音を静かに響かせながら聖堂内へと更に数歩、身体を進めれば突如物音は此の場から消え失せる。主、其れを示す何かを発見したのであろうか――否、其の様な訳では無い。ただ主に対する信仰心故に、其の主を想いて何も無き、己の頭上より高々と伸びた場所に在る暗闇へと天井へと視線を向かわせた。両手、静かに伸ばせば己が身に纏う私物の一部である兜へと触れて。) [Tue 3 May 2005 01:27:32]
お知らせ > バーナードさんが来ました。 [Tue 3 May 2005 01:16:43]
お知らせ > ハロゥタックさんが帰りました。 [Thu 31 Mar 2005 21:30:29]
◆ハロゥタック > (宿。取り敢えず宿に戻ろう。 緊張から解き放たれた脚は上手く動いてくれなくて、歩くのには普段の倍以上が掛かりそうだったけれども。) (教会から痩躯は遠ざかって行った。厳格な空気に背を押されながら、何とか。) [Thu 31 Mar 2005 21:30:28]
◆ハロゥタック > (すると女性は去って行った。余計な言葉を話さぬ内に。 足早に去るフードの陰、長いローブの裾が少しだけ捲れて、其の下の黒――シスター装の裾――が覗いて居た。) (…細い背を見送って(彼女の足は鈍かった)、痩躯は深く溜息を付く。重い緊張と浮き足立つような事柄が同時に襲ってきたのだ。) は、 ァ… ――……、 (ゆら、とおぼつかぬ足取りで陰からまろび出る。) [Thu 31 Mar 2005 21:27:01]
◆ハロゥタック > それで、司祭様が此方に戻ってきていると伺ったもので。…今、どちらにいらっしゃるス? (最後にそう付け足すと、フードの女性は教会ではなく城の方を示した。つられて其れを追う視線であったが、まさかあそこまでは入れない。) (フードの奥から女性の声が可聴域ギリギリの声音で零れる、「宿でお待ちなさい」。 したらば待ち人が戻ってきた時に知らせを寄越そうと云うのだ。) …あい。 (痩躯は其の言葉に従う事にした。) [Thu 31 Mar 2005 21:18:09]
◆ハロゥタック > (――教会の入り口からは窺がえないだろう、植え込みの向こうの陰に引き込まれた。) 何ス…! (云い掛けたところで口を塞がれる。其の手は細くて白い手だった。 隻眼が瞬いて、やっと相手が女だと認識する。) (フードを払い除けるのではなく、少しだけ持ち上げる所作。下から覗いた貌に、痩躯は声を上げる代わりに眼を見開いた。) (痩躯の様子に、クリスティアへ来た理由が そう で無い事を悟ったフードの女性は、また貌を隠すと、改めて何をしに来たのかと問うた。) …、 (痩躯は暫らく言葉も出せなかったが、「かくかくしかじか」で事の経緯を伝えた。) [Thu 31 Mar 2005 21:10:36]
◆ハロゥタック > (不審者だと思われたのだろう、…教会の前で何時までも立ち竦んでいたらそう見られても可笑しく無い。幾ら僧衣を着ていても、だ。) い、や、えっと、…怪しい者じゃ無いス…。 (控えめにおずおずと伝えるのだけれど、肩を叩いた人物――フードを目深に被って居て貌は良く見えない――は黙したまま手を離さない。) あの、 (冷や汗がだらりと米神を伝った。) …? (肩に置かれていた手が腕に伸び、そのまま ぐい 、と引っ張られた。) (――ぺけ、と足音が入り口の前から遠のいて。) [Thu 31 Mar 2005 21:00:37]
◆ハロゥタック > (ぞく、とする。堅い信仰がそのまま教会の形を成しているのだと思わせる。大きさはヴェイトスの聖堂の方が大きいのだろうか、併し、何故か其れよりも大きく見えるのは気の所為か。) (襤褸僧衣を着た痩躯は肌が震えるのを感じた。耳に届く聖歌は幻聴では無いかと思う程だ。) ――ッひ?! (変な声を上げて振り返った、のは、肩に手を置かれたからで。) [Thu 31 Mar 2005 20:52:34]
お知らせ > ハロゥタックさんが入室されました。 [Thu 31 Mar 2005 20:46:30]
お知らせ > ロイさんが帰りました。 [Sat 5 Feb 2005 20:47:32]
◆ロイ > ――ハ… (教会から少しでも遠くへと離れるために吸血鬼は重い体を引きずるように歩く。宿へ。宿へ。――きっと、部屋に入った瞬間意識を手放してしまうのだろうけれど) [Sat 5 Feb 2005 20:47:29]
◆ロイ > ――失礼 (顔を上げぬまま告げる) 申し訳ございませんが 今日は これで 。 返答があるまで 行動しませんので、ご安心 を (では、と早々に頭を下げて出て行く姿に、さて相手は何を思うか。失礼と思うならば仕方なかろう。しかし、それよりも正体が露見する方が余程恐ろしい。――もしかしたら相手は気づいているかも知れぬが)(今来た道を引き返す。覚束ない足取りで回廊を歩く吸血鬼の姿を看破できた者はいるだろうか。その間にも吸血鬼は先を急いだ) ――ッ (右手で扉を押し開け、漸く地獄から解放される。中と外の世界はこんなにも違う。――こんなにも) [Sat 5 Feb 2005 20:45:43]
◆ロイ > (当然クリスティアの調査を願うなど、正教会は良い顔はしないだろう) 正教会の方々に対する越権である事は承知しています。なれど強い力はそれだけ濃い影を落とす事になると思われます (厳しい監視の中を掻い潜ってクリスティアに潜入するメリットはほとんど無い。けれど。『噂』は――) クリスティアに吸血鬼が紛れ込んでいるという噂も耳にしております (「莫迦な」と相手は言うだろう。所詮噂だ。けれど、万に一つ可能性があるかも知れぬ噂だ) どうかご協力を (更に頭を下げたところで嘔吐感がこみ上げる。辛うじて吐瀉するのを堪えた。吐瀉するのが胃液ならば良い。けれど、吸血鬼の場合は恐らくは鮮血だろう。そろそろ限界だった。此処は余りにも吸血鬼には明るく、聖らか過ぎた――) [Sat 5 Feb 2005 20:37:54]
◆ロイ > (相手の階級は分からぬ、助祭か司祭かあるいはそれ以下か。分からぬが、ともあれ、吸血鬼は深々と頭を垂れた。決して相手に表情を悟られぬよう。感づかれぬよう。) 此度は――謁見を快諾してくださり感謝しております (顔は上げぬ。上げたくは無かった。神の寵愛とやらを一身に受ける彼らを直視する事は怖い) 此方を (僅かに顔を上げ、懐から取り出すのはギルド長から預かった書簡だ。銀の封緘がなされたそれ。吸血鬼の世にでてくる数が増加している事に対して注意を促すそれ、と。一時期クリスティアの調査を要請するものの二つ。そしてギルド長のサインが入っている、それ) [Sat 5 Feb 2005 20:29:33]
◆ロイ > (謁見を申し出て、今日漸くその返答が帰ってきた。ヴェイトスの、しかもVHギルドの使者に対して教皇や枢機卿が出てくることはなかろう。高をくくるまでも無く)(一室の扉を軽く叩けばぞんざいな誰何の声。「ギルドからの使いです」とだけ答えれば、あっけなく入室は許された) 失礼、します (血の気の失せてしまった顔。それを見れば吸血鬼と看破される事は容易かろう。これは賭けだ。『消滅』を命じられた己の、生き残れるか否かの賭けだった。僅か眩しい燭台の光に目を眇めつつも、吸血鬼は滅びの一歩を踏みしめて) [Sat 5 Feb 2005 20:17:48]
◆ロイ > (己が巨大な業の深さをそのまま形にした威圧感が目の前にあった。さすが、パプテスの信仰が深い教会なだけあって、ヴェイトスのそれとは比べ物にならぬような気が、する。扉前に立ってまでも感じる嘔吐感に顔を険しく歪めながらも、右手で軽く教会の扉を押した)(重厚な音と共に、嫌な気配を伴って開く扉。目を細めて、しかし、聖教会の中に体を滑らせて、奥へと進んだ。まるで、地獄へと続く回廊のような――) [Sat 5 Feb 2005 20:08:07]
お知らせ > ロイさんが入室されました。 『立ち竦む』 [Sat 5 Feb 2005 20:03:58]
お知らせ > リーフさんが退室されました。 [Wed 2 Feb 2005 00:23:28]
◆リーフ > さて・・・することは済んだし・・・(席を立つ)・・・行くよ・・・(それに対して親しみを込めた口調で) [Wed 2 Feb 2005 00:23:12]
◆リーフ > 眼を開け、適当に座るところを見つけると再び眼を瞑った)平和だ…(その声が教会内にこだまする) [Wed 2 Feb 2005 00:21:18]
◆リーフ > (しばらく眼を瞑り、ただただ教会の空気を味わう)・・・スゥ・・・ハァ・・・ [Wed 2 Feb 2005 00:18:57]
◆リーフ > こんな飾りつけ・・・見たことないぞ(誰かに見られたら恥ずかしいな、こんなキョロキョロした姿) [Wed 2 Feb 2005 00:18:04]
◆リーフ > (それははるか昔に作られたであろう装飾台を感心しながら見つつ)これは・・・すごい。一体どうやったらこんなものが・・・(一度口を閉ざすと再び装飾台を見はじめる・・・) [Wed 2 Feb 2005 00:17:01]
◆リーフ > 教会…洗練された気持ちになるな…あっと(視界に広がるその装飾を見て)まいったな・・・ [Wed 2 Feb 2005 00:14:05]
◆リーフ > なんて豪華な飾りつけなんだ…(綺麗過ぎる・・・) [Wed 2 Feb 2005 00:11:57]
お知らせ > リーフさんが入室されました。 [Wed 2 Feb 2005 00:10:59]
お知らせ > 月璃@渡り鳥調査さんが退室されました。 『(ちなみに。パプテスの教えとは別に関係ないらしい)』 [Thu 16 Dec 2004 21:16:56]
◆月璃@渡り鳥調査 > ………数?(聞き返してみた。――力強く頷きが帰ってきた。何故?と問い掛けてみると、返った答えはこうだった。「教会の屋根に奇数、あの鳥が止まっている時に共に祈りを捧げた男女は幸せな恋人同士になれるんだそうです――」 ――…と。そんなことを語る彼女の姿は敬虔な信徒と言うよりは、やはり年頃の娘さんらしく見えた。目が、きらきらとしている。――で。無粋な野生動物には、もう一つの疑問があった) ……偶数ダッタ時にはドウするンだ?(答え――「適当に慎重に追い払ったり、エサで何羽か釣ってみたり…?」 …げに恐ろしや、色恋世界。何とはナシに、見上げた屋根の上で。今は奇数の数だけ止まっているツルは、そんな下界の都合を知ってか知らず、のんびりと楽しげだった――…) [Thu 16 Dec 2004 21:16:38]
◆月璃@渡り鳥調査 > 「――ああ、あれはいいんですよ。奇数ですから」(――…さらりと言われた言葉は、意味が良く分からなかった。奇数?偶数? 丁半博打が咄嗟に頭に浮かんだ。サイコロ二つと適当な器があれば出来る遊びは、前線の手慰みでたまにやる。――…時に血を見る殴り合いに発展するのが玉に瑕) ……数が、関係アルのか? 「大アリですよ!」(――…重要らしい。はて?と首を捻りながら教会の屋根を見る。一羽、二羽、三羽……沢山?) [Thu 16 Dec 2004 21:00:59]
◆月璃@渡り鳥調査 > (怒られたので、指差すのは止めてみた。聞きたいことはまだあるのだから、怒らせてはいけないだろう) ……で。アレ、何ダッケ?(――…深い溜息の後、「此処はパプテスの聖教会です」 と、説明を受けた。ほうほう、と感心したように頷く姿に、娘さんが何処かぐったりとしているのは気のせいなのか、どうなのか) フムム……モウ一つ、良いカ?(毒を喰らわば皿までという言葉はあるが。疲れたように頷いた娘さんを横目に、教会の屋根へと止まる幾羽ものツルを指し示し) アレって、いいンだろうカ?(鶏肉ハ喰うノカ?真剣な問いに、「いや、確かに食べはしますけど…っ」 と、口篭られた。屋根の上のツル自体に関しては、驚いた様子も無い。それ程変わった事でも無いのだろうか) [Thu 16 Dec 2004 20:52:56]
◆月璃@渡り鳥調査 > ア――…怪シイ者ジャ、無いゾ。(に、と歯を見せて笑う顔は、年頃の娘さんの華やかな笑顔とは違う。素朴と言えば言えるのかもしれない。動物に近くはあるが) 此処、何ノ教会ダ?(――…素朴な疑問に返ってきたのは、絶句だった。アレ、アレ、と聖教会の扉を指差した途端、『いけませんっ!』 と怒られた。――…何故だろう) [Thu 16 Dec 2004 20:02:09]
◆月璃@渡り鳥調査 > (――丁度、教会の中へと礼拝に来たような感じの人影がちらほらといるので、とっ捕まえて聞いて見る事にした。決めてしまえば行動が早い) ――…オイ、チョット良いカ?(声を掛けたのは若い娘に。いきなり肩を叩かれたものだから飛び退く勢いで驚かれたも、声を掛けて来たのが同じ年頃の娘と見て、安堵して貰えた模様。おっかなびっくり、には違い無いが) [Thu 16 Dec 2004 19:48:43]
◆月璃@渡り鳥調査 > (前に夜食――…じゃなかった、夜食にしかけた…でも無く、夕飯、エサもまた違う。ともかく、悪魔が言っていた名前があった気がする。天敵だと言っていた。多分、恐らく。記憶力は大してアテにならない。眉を寄せ、教会見上げて思案する。扉の真ん前になど立っていては追い返されそうな気もしたので、多少斜めな位置に立っている。風呂にでも入ってきたか、格好はこざっぱりとしているが――…) …ぱーぷ…、 ん?(それでも所詮中身は、敬虔な信者にハリセンでしばき倒されそうな代物なのに違いは無い) [Thu 16 Dec 2004 19:26:51]
◆月璃@渡り鳥調査 > (日は暮れて、地に影を落とすのは月の光か、街灯か。地に落ちる屋根のシルエットが時折動くのは――屋根の上に止まっているツル達が動くから、である。――身繕いでもし合っているように見えなくも無い) ナンだっケカな…確か、コノ手の教会だノ宗教ダの、名前が――…(唸る。空を仰いで、唸る。権威や何やらより以前に、思い出すのは其処からだ) [Thu 16 Dec 2004 19:20:49]
◆月璃@渡り鳥調査 > (――何をしているのかと言えば、追っかけである。相手は役者や歌手とは違うものではあるが) ……イインだろウカ……?(ぶっちゃけ、宗教には全く明るく無いが、この手の建物が何となく堅苦しい場所であるのだけは、野生の勘で悟っている。だから、教会自体には立ち入らずに、見上げているだけ。傍から見ると、立派におのぼりさんだろう) [Thu 16 Dec 2004 19:11:50]
お知らせ > 月璃@渡り鳥調査さんが入室されました。 『(頬にでっかい絆創膏を貼り付けて、教会の屋根を見上げていた)』 [Thu 16 Dec 2004 19:08:04]
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