ヴェイトス中央病院 参加者 なし ROM 1人
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 『( ああ、情けない )』 [Sun 1 Oct 2006 00:56:34]
フェンサー >  ………………なさけない……。 ( 右足は動かず、すぐにバランスを崩す。 体は衝撃に耐えることも出来ない。 ………物音で看護婦が来てしまうだろうか。 医者ならば……治らないだろうかと、問いかけるのだろうか。 小さく首を振り、ベッドへとずりずりと戻って。 ) [Sun 1 Oct 2006 00:56:17]
フェンサー > ( ―――ぐらり。 傾いた体は支えきれず、床に倒れこむ。 咄嗟に手が伸びて、だずん、中途半端な物音を立てて、体は倒れこんだ。 その衝撃で、げほん、げほん、咳を押さえた手は、暗くて見えはしないけれど、濡れた感触がした。 ) [Sun 1 Oct 2006 00:53:54]
フェンサー > ( ずり、と体を起こし、ベッドに腰掛ける。 小さく咳き込んでから、ひとつ、深呼吸。 いつまでも世話になっているわけにも行かない。 待っているだけでどうにかなるなどと、考えていること自体、悪。 悪は、間違いは正す。 全身に力を込めて、ゆっくりと立ち上がろうと。 ) [Sun 1 Oct 2006 00:38:19]
フェンサー > ( 剣士は――――いや、ただの怪我人はひとり、奥歯をかみ締める。 ぐい、と目元をこする。 目が疲れていたからだ。 そう、それだけだ。 ひとり、そう独り暗闇の中で。 ) [Sun 1 Oct 2006 00:28:34]
フェンサー > ( 自分の役割を悟るには若すぎた。 正義を掲げて駆け出すほどに子供ではなかった。 その間に挟まれて、ただ剣士は葛藤した。 考えても考えても、答えなど出ない。 それが、苦しい。 繰り返す諦めのそのたびに、苦しむ。 どんなに一時を楽しく過ごしたとしても、その思いは訪れる。 何度でも、何度でも。 ) [Sun 1 Oct 2006 00:21:25]
フェンサー > ( 振るわれるべき剣はなく、憤るはずの拳も力ない。 いまのところ脅威は去ったはずなのに―――……その筈なのに。 ) ………………こんなに…………こんなに……っ ( こんなにも、悔しい。 全ては自分で選んだはずなのに、それが無性に、悔しい。 ぎゅ、と握った拳に、雫は落ちる。 ) [Sun 1 Oct 2006 00:09:03]
フェンサー > ( 窓の外は暗い。 だが、紅くはない。 涼しい風が吹いてくるだけだった。 ああ、終わったのだ、そう思うには心は重い。 事件が終わっても、それに関連する事象の全てに終止符が打たれたわけではない。 取り戻せないものを失い、まだ取り戻せるものも、その怪我に苦しんでいる。 何もかもが終わったわけではない。 それに。 ) …………………私は、動けませんでしたね。 [Sat 30 Sep 2006 23:58:28]
お知らせ > フェンサーさんが来ました。 [Sat 30 Sep 2006 23:56:41]
お知らせ > 艶子さんが退室されました。 『はい、是非ッ。 ( 看護士や先生に睨まれそうな元気の良い声が響いた。 )』 [Fri 29 Sep 2006 01:00:16]
お知らせ > 騎士Aさんが帰りました。 『 ま、暇な時は騎士団にでも遊びに来な。 』 [Fri 29 Sep 2006 00:59:16]
艶子 > 成る程。仕事場に近いから―― 私が騎士で寮に住んでたらあまりのプレッシャーに引っ越してしまいそうです。 ( 上司の隣の部屋の人とかどんな思い出暮らしているんだろう。騒ぐと怒られそうだし。 ) あれまだやってたのかって… ご存知だったんですか。 でも、そこは余り触れてあげない方が…! ( 見られる度にあんな風につかつか詰め寄って居たのだろう。…もしかしたらまたやってるところを見れるかもしれない。 ) いえッ、私も傭兵とはいえ戦士の端くれ。私が背を向けるのは相手が倒れて動かないのを確認した時だけですっ。 アイリ様はそうする事のカッコよさ―― い、いえ。素晴らしさを教えてくださいました。 ( 高い給料や良い暮らしを貰っている訳では無いが、その代わり「どうだい、私ってばスゲェだろ」って言わせて貰うんだ。  ――ついつい長話をしてしまった。騎士の言葉に頷いて、廊下を歩き出す。 ) …今日は有難うございました。お目覚めの頃にまたバナナの差し入れをお持ちします。 [Fri 29 Sep 2006 00:55:55]
騎士A > 蔓の事件で家が潰されてな。 騎士団寮に住むようになってから益々仕事仕事。 とっくに新築するくらいの金はあると思うんだがね。 ( “此処に住んで居る方が何かと都合が良いですね”とのこと。 もう少し緩い生活をしたい騎士達にしてみれば良い迷惑である。 ) ――――良い事聞いたな。 ( 「あれ、まだやってたのか。」騎士Bがイカツイ顔を窓に向けて、大袈裟に歯茎をむき出しにして笑顔トレーニングの真似をした。 隊長苛めのネタがまた1つ増えたようだ。 ) ま、そういう犠牲の上に平和があるってのは覚えてて貰いたいが―――あんたは一般市民だから死にそうになったら逃げて良いぞ。 俺達は駄目だ。その為に高い給金貰って贅沢なメシ食って、いい服着てるんだからな。 明日死ねと言われても文句を言わないように、先に楽しい事を済ませてるんだ。 ( 騎士Bが立ち上がった。胸のポケットから取り出した螺旋巻き式懐中時計を一瞥し、目で廊下を促す。 送ろう、ということか。 騎士Aが頷く。 ) [Fri 29 Sep 2006 00:38:00]
艶子 > ………… 一人も…。 ( そいつはビックリだ。友達という間柄がどうやって出来るのか普段意識しないのが普通だと思うのに、やっぱりこの騎士の言うとおり仕事中毒ってヤツなのか。 ) その姿勢は立派ですが、それは身体にも心にも毒ですね。判りました、この豪天寺艶子が頑張ってアイリ様を連れ出します。目標は自然な笑顔を作らせること! …あ、でも。前にアイリ様、窓に向かってお一人で笑う練習とかしてましたし、本人は努力してると思―― はっ!? いや、げふん! ( これは失言と言わんばかりに大きく咳き込んだ。今の聞こえてなかっただろうなとか思いながらとっても挙動不審に。 ) いッ、今のは聞かなかったことにッ! ( 思わず相手の服に縋る勢いで。 ) …バナナは頭からマルカジリするから良いんだそうです。 ( 美味しいんじゃなくて良い。何が良いのかとかきにしちゃいけない。本当にどうでも良い話だ。 ) ……はい。そうします。そして、彼らの上を歩いている事を常に忘れないようにします。 ( 騎士団は壊滅した。一体何人その犠牲になったのだろう。私は騎士団の人間では無いけれど、彼らと後に残された騎士達を思うと胸が熱くなる。 ) [Fri 29 Sep 2006 00:25:55]
騎士A > ( いちいち言い返す言葉が無いだけである。気にして居る事実ばかり、しかも巧みに笑い話に混ぜてくるのがたちの悪い所で。 15の子供には無い話術スキルである。 ) 居ないな。 ( 「一人もな。」 ) 前はなんだ――――竜騎士団のオドラータ様だとか居たんだけどな。 なんせ仕事中毒患者でな、暇があれば仕事してるから騎士団監督の爺さまが勝手に休暇のスケジュールを捩じ込むくらいの重病患者だ。 多分遊びに連れてっても墓石みたいに固まってるが無理矢理担ぎ出してくれると助かる。 他の友達でも誘って囲んでやってくれ。 ( 病院で不謹慎なはなし。 大丈夫、死線をさまよっているわけじゃない、直ぐに目を覚ます筈だ。 ) ん? 俺、スプーンで食うぞ。 こうして…上側だけ剥いてだな。 デザートみたいに。 ( 心底どうでもいい話。 暗い雰囲気は好きじゃない。 まぁスプーンで食うのは本当だが。 ) ――――そか、気が向いたら墓地にでも出向いてそっちで眠ってる連中にその言葉をかけてやってくれないか。 あんたや隊長よりも若いヤツも立派に戦ったんだ。 俺達はその上を歩いてる。 [Fri 29 Sep 2006 00:07:29]
艶子 > ( それは慣れたのか諦めたのかはたして。…やはり二人のやり取りを見てみたい。 ) きりっとしてるのは良いと思うんですけど…。 でも、えと。そんなにお友達が居ないのですか? ( 思わす恐る恐る訪ねて見た。だがしかし、言われてみれば彼女の親しい間柄というのが思い浮かばない。戦友だとか勇ましい響きの関係は居そうだけれど、お友達となるとしっくりこないのは確かだ。 ) …アイリ様が退院なされたらどこかに誘ってみます。 ( 構って貰って喜ぶアイリ様を想像してみよう。何かとてつもない事のような気がする……。 ) クリスティアではバナナですらナイフとフォークで食べる方も居られると聞きました。ですが、そこをあえてそういったものは使わずにそのままぱくりとお召し上がり下さい、とお伝え下さい。 ( バナナをナイフで剥くのはバナナに対する冒涜である! ) はい、お願いします。 ……それと…。 ( 言葉を探る度に視線が落ちるので、普段言葉遣いを気にせず喋る傭兵の仕草は幾らか忙しなく見えるか。 ) 私なんかがこういう事を言って良いものか判りませんが、悪魔の侵入を最後まで許さなかった貴方がた騎士団を心の底から尊敬したい。場所は違えど、同じ目的の為に戦った事を誇りに思います。 ( これはアイリ様にも、この場に居る騎士達にも言いたかった言葉。 ) [Thu 28 Sep 2006 23:56:37]
騎士A > ( いつもこんな調子である。別に隊長が寝こけているから陰口を叩くでもなく、いつも。 その都度憤ぬしていた隊長が最近はスルーすることを覚えて少々つまらないが。 ) 皆そう言うんだよな。 あの顰めッ面で背中ピーンと伸ばして軍人口調で話してりゃま、そんなもんだろうが。 ( 「短気で頑固で潔癖だしな」 ) まぁかわいそうなこだからたまに構ってやってくれ。 多分喜ぶ。 ( そう言って受け取った篭の中を確認して、何故か軽くぷふゥと吹き出した。 あのしかめっ面がもりもりバナナを食べる姿を想像して和んだらしい。 ちなみに鳥騎士については遠からず正式に騎士団入りするという話を聞いているが、当人にはまだ正確な話を聞いていないという現状。 一応、アンデット砦ではこの騎士達も彼女と面識がある。 ) 悪いな。あんたが来た事はちゃんと伝えておく。  [Thu 28 Sep 2006 23:39:04]
艶子 > ( …兜脱いでても覚えていなかった可能性が大きい。グングニスク系の男のフォローにほっと胸を撫で下ろしたのは内緒。 あのアイリ様の部下なら生真面目な方だろうっていう思い込みがあったが、意外とフランクな性格のようで少し驚きだった。二人がいつもどんな会話をしているのか興味があるが――。 ) お、お友達だなんてそんな。まだ友達の半歩手前というか、斜め後ろというかその。 ( 自分がアイリ様のお友達だなんて考えた事もないが、ちらりと傭兵の言動に本音が出る。彼女の友人と言えばトリスたんだと思うのだが、彼女は今どうしているのだろう。魔界でも会えなかった。 ) ………そうですか…。 ( 軽い口調、冗談めかした言葉は遠まわしの―― 朱鷺の都の人が好んで使いそうな言葉だった。 ) 判りました。 じゃあ、その。これ。お見舞いのバナナです。 ( 何故バナナなのだろう、自分でも不思議だ…。 ) [Thu 28 Sep 2006 23:30:01]
騎士A > ( 「分かるわきゃねぇだろ」 常に騎士Aがレディに対してそうするように、優しく病院の外まででもエスコートしようかと思えば、座ったままのグングスニク系の男が低い声を出して口元を歪めた。 ) ―――ああ、そうか。 分かるわけ無いか。 兜、被ってたしな。 お友達の居ないアイリーン・アルベント百人長様をお尋ねになる同年代のご友人なんて珍しいからな、こっちは一方的に覚えてたけど。 顔、ね……。 ( 肩を竦めてホワイティア独特のオーバーなリアクションでおどけてみせ、直後、表情を硬くして振り返ると、座ったままの男が短く「無理だ」と切って捨てた。 ) だそうだ。 本当、ずっと眠っちまっててさ、同性ったってレディの寝顔覗き見なんてするもんじゃない。 ( 渋い顔をして頭を掻き、男は遠まわしにお引取り願う。 包帯まみれの黒髪の焼け落ちた姿など晒したくは無いだろう。あの見栄っ張り隊長はそんな少女だ。 ) [Thu 28 Sep 2006 23:19:04]
艶子 > ( これだけ体が大きかったら大剣も振るい易いのだろうな、と思う。実際強いのだろう。口調からして彼の言うとおり出立前にお互い見かけているのだろうが、物覚えの良くない私は相手の顔を覚えていなかった。甲冑でもつけていただろうか…。 ) はい。豪天寺艶子と言います。 ( オヤスミ中。…それは本当に寝ているわけでは無くて。 気さくな男を見上げる片方だけの目は少し不安そうだった。 ) ……言伝、は。 そうですね、お願いしたいのは山々ですが、口下手なもので。もし良かったら一目アイリ様の顔を見たいのですけれど。 ( もう一度伺うように見上げた。 ) [Thu 28 Sep 2006 23:10:52]
騎士A > ( 騎士鎧を脱いでいるとはいえ、180〜190pはある大柄な男二人が身なりの良い正装に帯剣して座っている。 二人ともホワイティアで、片方は金髪碧眼の逞しいロゥマ系マッチョハンサム。 もう一人はワイルドな茶色い髪をオールバックに纏めたグングスニク系の大男。 二人は訪問者を前に顔を見合わせ、幾らか社交的な顔をしたロゥマ系の男が立ち上がった。便宜上彼を「騎士A」、座ったまま様子を窺う男を「騎士B」としようか。 ) ああ、あんた門で会ったな。 隊長の知り合いの――――傭兵だったか。 部屋は此処であってるが、お姫様はオヤスミ中だ。 見舞いはありがたいし、目を覚ましたら言伝するが。 ( 男はフランクな言葉で穏やかに、小柄な娘を見下ろしながらそう告げる。 ) [Thu 28 Sep 2006 23:01:25]
艶子 > ( 地味な茶のワンピースを着て騎士を見上げる姿は、不釣合いな帯刀と右目の眼帯が無ければただの小娘に見えたかもしれない。刀とは逆の手のバスケットの中には、見舞いのバナナが入っている。自分が見舞いに来た者であろうとすぐに判断して貰えるように。 ) 失礼します。アイリーン・アルベント様の病室はここですか。 ( 考えてみれば愚問である。騎士ががっちりと護る部屋なんてこの病院には他に無いから。 イエロティアの少女の口調には緊張ともとれる堅さがあるが、場の空気に気圧されているわけではない。まだ信じられないのだ、あの人の意識が戻らないままなのが。 ) [Thu 28 Sep 2006 22:52:34]
お知らせ > 艶子さんが入室されました。 『部屋を護る騎士達に近づく、背丈の低い姿。』 [Thu 28 Sep 2006 22:45:20]
アイリ > ( 部屋の外では相変わらず屈強な騎士達が押し黙って座り、交代で少女の目覚めを待っている。 彼女が目覚め立ち上がり、また直ぐにでも次の仕事を始めるとき、既に完璧に準備が整っているように。 騎士達はひっそりと息を潜めてその時を待った。 ) [Thu 28 Sep 2006 22:33:30]
アイリ > ( 拉げて曲がった鎧は直ぐに修理に出された。 多少形状が変わるかもしれないが、竜鱗の部分だけは再利用したいところだ。 竜の口の中、高熱に耐えられたのは竜鱗鎧のお陰だろう。 【※修理費用に\50万消費】 ) [Thu 28 Sep 2006 22:23:27]
アイリ > ( 理由はハッキリしない。目を覚ますかもわからない。 此処暫らく何かと事あるごとに働きすぎたのかもしれない。 少し休めと、身体が訴えているのかもしれない。 赤みを帯びていた空は蒼を取り戻し、街は静か。 今は少しだけ眠っていても良いのかも。 ) [Thu 28 Sep 2006 22:17:32]
アイリ > ( 意識は戻らない。 身体の傷は幾らか癒えて、目を覚ましさえすれば起き上がることくらいは出来る筈だが。 個室のベッドで眠る少女は未だそうして、薄い呼吸を繰り返しながら横たわっている。 あちこちに巻かれた包帯と、焼け落ちて中途半端な長さに切りそろえられた黒髪が痛々しい。 ) [Thu 28 Sep 2006 22:10:37]
お知らせ > アイリさんが入室されました。 『 昏々と眠り続ける。 』 [Thu 28 Sep 2006 22:01:37]
お知らせ > ルゥさんが退室されました。 [Tue 26 Sep 2006 03:42:04]
お知らせ > ユリウスさんが帰りました。 『 ( 3万yen程の治療費を受付へと置いた後、Juliusという名をメモを残し。 ) 』 [Tue 26 Sep 2006 03:41:05]
ユリウス >  了解です。 …今は傷を治す事に専念しますが、公務を休む訳には行きません。 …出来る仕事はさせて頂きましょう。 ( 側へと置いた鎧を手に、其れを手際よく纏えばそう付け加えた返事を一つ。 ――入浴は兎も角、食事については些か考慮したい所だ。 美味い水が飲みたい。 何とか調達出来れば良いのだが、と思案する。 ) ――ええ。 …有難う御座いました。 また機会があれば、その時は宜しくお願いします。 ( 改めて会釈を返し、笑顔には騎士団で定番とも言える敬礼で返そう。 踵を返し、人が居るか定かではないが、受付へと歩み行く。 診療室、扉の取っ手を握る左手には確りと力が込められていた―― )  [Tue 26 Sep 2006 03:27:51]
ルゥ > そう、ですね。 (頤に指を当て、んー、と唸ると) 軽いトレーニング程度なら差し支えありませんけど、とりあえずは一週間は安静に願います。 戦闘なんてもってのほかです。 入浴や食事については、問題ありません。 食欲があるなら、是非栄養をつけるようにしてください。 …そのくらい、でしょうか。 (ふむ。 かくりと首を傾げると。 もう一度首肯した) お大事になさってくださいね? (そう言葉を添えると、にっこりと微笑んだ) [Tue 26 Sep 2006 03:15:50]
ユリウス >  ( 光の糸が傷口を見事に紡げば、傷跡が嘘であったと"傷跡自身"が証明して見せるだろう。 ちりちりと微かに残る暖かさも今では心地良いとさえ感じられるだろうか。 其の表情は色を変えない性質だが、治療を受ける以前に比べて見違える程の意思を感じられる程だ。 ) ――理論が存在する術式であるならば、其れを理論的に行使するのは当然の事。 何れ機会が在れば、俺自身で空白の知識を埋め合わせるよう、尽力します。 …理解する事は困難だが、其の行為は決して無駄ではない筈です。 ( 【…感覚的に行使せねば成らない物であろうと、理論があるなら理解は可能だと信じたい。】 ――栗色の髪を揺らして頷いた後、必死に説明する彼女の様子が何処か微笑ましくさえ思えた。 この感情の転換も、疲労が抜けた事による物から来ると理解するのは、未だ時間が足りないか。 やがて治療を終えたとの声に、軽く肩へと手を添えて。 ) ……微かな違和感はありますが、痛みは皆無です。 ―――併し、此処まで治るとは。 ……そうだ。何か、事後処置は必要でしょうか? ( 後、肩を静かに回して見せた。 何か刺々しい生き物が張り付いていた様な鋭い感覚も無く、今は只、傷という害から解放された事による違和感が残るだけだろうか。 )  [Tue 26 Sep 2006 03:11:32]
ルゥ > うーん…魔法式の構成なんかを微に入り細に入り説明するには、ちょっと時間が足りませんし──「考えるな、感じろ」って、武術の師範なんかが仰せのように。 感覚としては、そんな感じなんですよ。 理論は合理的なんですけど、実践は酷く感覚的なんですね。 このへんの説明、ちょっと口では難しいです。 (ふむぅ、と。 小首を傾げながら、処置を済ませる。 最後に【賦活】。掌を押し当てて、暖かな光を傷へと宛てよう。 溢れる光芒が総て患部へと消えていくと、こくんと頷いて) ……術式、総て終わり。 まだ痛みますか? [Tue 26 Sep 2006 02:57:37]
ユリウス >  ( 一連の行為が齎す結果を理解する為に回転を続ける思考、如かして、其の理解度が追い付く結論は、傷が癒えているという不可思議な解答。 解答を得た所で、其の過程が理解出来なければ疑問という意思を表すのが、ユリウスという男に他成らない。 ) ……其処まで大層な白魔術を? …――やはり理解し難い物です。 どの様な仕組みになっているのか。 ………非現実的過ぎる。 ( サービスという言葉の意味を理解するのは未だ先だ。 礼には礼を尽くす律儀な男故、如何なる医療費が掛かろうとも、傷を癒す代価として認めれば、頑なに其れを支払う事を求めるだろう。 尤も、其れが代価を払うに値するとの認識が在ってこそだが。 ――そして、其の認識は揺るぎ無い物へと変貌するだろうか。 内心で燻る不信感まで"癒されて"しまったのかもしれないが、白魔術という物が医療技術として成り立っている、と改めて理解する。 ) ………暖かい。 不可思議な感覚ですが、痛みが消えて行くのは確かです。 ( 其の視線は何処か遠いが、鏃が残した傷跡は確かに塞がって行くだろうか。 【―――不可思議、だ。 果たしてこれが神の成せる奇跡という物なのだろうか。】 ) [Tue 26 Sep 2006 02:46:20]
ルゥ > (先ず【治癒】。 消毒はしてあるとはいえ、浄化を施しておくに越したことはない。 続けて、【縫合】。大判ぶるまいだ。) ──本来、切り離された腕なんかを繋ぎなおす魔法なんですけどね。 (口元を少しだけ、綻ばせて) サービスです。 (細く、細く。光条が伸びる。 神経さえ繋ぐ程に細く繊細で、骨を繋ぎ合わせる程に強靭な癒しの糸。 羽毛で擽られるような感触に近いかもしれない。 瞬時に光の糸が傷口を精密に走りぬけ、きゅッと結び繋げば、ぴたりと矢創は塞がるだろう) [Tue 26 Sep 2006 02:34:33]
ユリウス >  ……く ッ …―― ……いや、何でもない。 …失礼を。 ( 抜糸作業は何の問題も無く、走る痛みに漏らす呻き声を抑え続けるだろう。 糸が綺麗に抜かれた後の傷口が力なく開こうとする様は、自然治癒力に対して縫合という処置が役目を果たして居ない証拠だろうか。 歪な塞がり方と開き方が入り混る切創は、ルゥ・ファリスの見事な手際により確実な処置が施されるだろう。 ) ―――――魔、法? ………成る程、貴女は白魔術士か。 ( 魔法という単語に反応するが、白魔術という行為は医療行為として確かに存在し、其れが効果を及ぼしている事も理解している。 今、正に自分が受けている行為も其れに等しいが、内心で燻る不信感は、傷が癒えたとて払拭されないだろう、か。 ) ………白魔術は存知ですが、果たして効果が有るのかどうか。 …確と見届けさせて貰います。 ( 切創に微かな違和感、否 【これは暖気か? ――非常識、ではあるが、この不可思議な感覚は何だ…?】 ――男の双眸が困惑の色を見せる。 ) [Tue 26 Sep 2006 02:22:51]
ルゥ > ( 薄めたブリムベリーの絞り汁を綿に付け、傷口を洗う。 続けて、先の少し曲がったピンセットで、乱れ打った杭のように酷い縫い目のそれを、丁寧に抜糸していく。 疵口は若干変色しているが、アルコール消毒はしているせいか、化膿まではしていないようだ。 若干熱を感じる。しかし炎症は起こしているらしい。) … 幸い、ちょっと休憩を摂ったあとですからね。 魔法のストックは、あります。 (胸の前で、掌を合わせると、囁くように、謳うように詠唱を始めて── 医療ミスの後処置となると、料金は取れまい。 その分は、後で医科にたっぷりといやみを言ってやる事としよう。 光を束ね、縒る。 糸をイメージして、細く、しなやかに。 酷い傷痕が残らぬよう、魔法で【縫合】せんと) [Tue 26 Sep 2006 02:10:15]
ユリウス >  ―――少々の傷に対する療養など、数少ない人手には代えられないので。 ( 其の言葉に返す態度は酷く冷静過ぎた。 低く鋭い質の声が、翡翠色の双眸を揺るがさんと、低く低く言い放つ。 対する紺碧が見据える先は、足下を見据えて微動だにしなかった。 ) …俺は不要だと思ったのですが、どうしても診て貰えと煩く言われたので。  ( 着脱した鎧を側へ置けば、会釈返して促されるままに椅子へと腰を下ろす。 【 ……任せても問題は無さそうだが、この傷は其処まで酷い状況なのだろうか。 】 床から上げられた表情が、テキパキと動く後姿を眺めて想う。 微かに左肩の酷い縫合跡を眺めて、何事も無かったかの様に視線を戻そう。 ――見習いの腕など、戦場では得てしてこの程度だ。 寧ろ、縫合処置を受け、止血材と包帯による応急処置が行われただけマシだったのかもしれない。 消毒には其の辺りに置いてあった名も解らぬ酒が用いられ、傷口が焼ける想いをしたのも、消毒という処置を代価と考えれば安い物だ。 ――末端の騎士など、所詮はそんな事実に裏づけされた存在だと垣間見れる。 )  [Tue 26 Sep 2006 01:57:24]
ルゥ > ……これ、は──。 ちょっと、ん、なんというかっっ。 ( ちょっと、あんまりだと思った。 どこの科もそうだろうが、今回の事態はインターンまで駆りだされた非常事態だ。 とは言え、白魔術科では湯の手配、布の煮沸消毒、傷口の洗浄と特殊な技術を必要としないものに限定して仕事を割り振った心算だ。 外科では、それでも手が足りなかったのだろうか。 いや、憶測を巡らせても詮無い事だ。 この処置を受けて放り出された患者が居る、という事実が総てだろう) …そちらにかけてください。 その椅子に。 (腕捲りしながら、薬棚を漁った。 医術用具など、最低限のものしかそろっては居ないが、抜糸くらいならば問題ない) [Tue 26 Sep 2006 01:48:04]
ルゥ > そんな。 処置が良くない時は、そんなに我慢しないでください。 (4,5日前って。 眉を曇らせかけて──現状を思う。 病院の待ち行列も漸く小康状態に落ち着いたのが今日の事。 それまで待たせたとすると、気の毒な話だ)  [Tue 26 Sep 2006 01:41:34]
ユリウス >  ( 更に言葉は続く。 ――見た目に反して、会話を交わす事は嫌いでは無いらしい。 併し、其の態度は何処か事務的な雰囲気も含むだろうか。 ) …無理を掛ければ鋭い痛みが。 肩は余り上がりませんし、少々の負担にも敏感に痛みを返します。 ……これでは、勤務にも差し支えるので、止むを得ず。 ( 軽さが売りのチェインメイルを取り外し、チュニックの下から晒された左肩には包帯と止血剤で固定された傷口が。 荒々しい縫合の跡は、行った者の未熟さを伺い知れる程度の物。  )  [Tue 26 Sep 2006 01:40:11]
ユリウス >  ( 先導に従い診療室へと向かう足取りに揺らぎは無い。 否…"特例"とは言えど、其の本質は些か違った様だ。 急患の類では無く、夜間診療を目当てとした事を改めて伝える意味も含めて、其の問いに一定の音域を保ち続ける声が答える。 ) ……左肩に矢傷を受けました。 尤も、傷を受けたのは、4・5日前。 …応急処置は受けたのですが、見習いの腕では些か傷に対して効果的では無かった様です。 ……頗る調子が悪かったのも有り、今日は巡回の帰りに窺った次第。 態々、この時間帯に診療をして頂けるのは有り難い事です。 ( 左肩に右手を沿え、紳士的な礼を振舞う姿は堅苦しいだろうか。 鈍い痛みが走り、微かに左眼の端がぴくりと揺らいだ。 ) …俺は、騎士団所属の生き残りです。 ( 最後にそう短く付け加えれば、此処暫くの間続いていた戦争沙汰と結び付くだろうか。 敢えて真っ直ぐには事を伝えない心境は、力及ばず潰えた騎士団の事を想っての複雑さ、故。 )   [Tue 26 Sep 2006 01:35:06]
ルゥ > あぅ。(急患、だろうか。 意識ははっきりしているようなのだけど) そうですか、ではこちらへ。 (六尺棒を杖がわり、空いた片手にランプを提げて、診療室へと先導した。) 今日は、どうされました? (自覚症状について尋ねてみよう) [Tue 26 Sep 2006 01:23:07]
ユリウス >  ( 訪れた気配、そして掛けられた声に表情を上げれば、其の色は無愛想にも似た無感情。 ――眉間に谷を築いている様子を端から見れば、微かに不機嫌なのかと思えるだろうか。 ) ……時間も時間です。 正規の受付は未だ済んでいないので、必要ならば受けましょう。 ( 其の"特例"が発した声は、未だ何処か若さを残したやや低い声質。 薄暗い廊下に浮ぶ瞳の色は蒼。 ) ――此方に来る様にと、適当に声を掛けた看護士から言われたので。 嗚呼、失礼を。 ……俺は、その。 …傷を診て貰いに来た者です。 ( 左肩を軽く押さえて見せる動作の後、其の"蒼"が見遣る先には、看護士か、それとも白魔術士かの判別は付けられないが、若い女性の姿が在った。 湛えた緑色の光を真っ直ぐに見据えれば、何か常人とは違う"神気"の様な空気を微かに感じ取れるだろうか。 其の本質は良く解らないが、双眸が微かに揺らいだ。 )  [Tue 26 Sep 2006 01:17:12]
ルゥ > (ぐるりと巡回から戻ってくると、長椅子に腰掛けた人影に気がついた。) ……こんな時間に、来診ですか…? もし、お見舞いでしたら、問題なければ、明日また──。 (普段ならば、見舞い客も普通に追い返している時間だ。 が、今は例外的に“それでは差し支えの或る状況”にも対応できるよう、周知されている。 明日の朝日を拝めるかどうかも判らない、そんな入院患者にはずっとついていたいと思うのが人情だろう。 そして近日はそんな“特例”が多すぎた。 ) [Tue 26 Sep 2006 01:05:15]
人の気配 >  ( ―――果たして、簡素な作りをした長椅子に腰掛ける男が、同じ事を思案しているとは誰が想像出来たのだろうか。 何度思い返した所で、蘇る記憶は苦痛と苦渋とで彩られた代物。 散って行った多く同胞達、尊き命。 全身を覆い尽くす嫌悪感と左肩の鋭い痛み。 ――伏せた表情の奥、眉間の皺は益々もって深さを増すばかりか。 幾分かの休息を得た故、疲弊には未だ遠い気配だが、其の空気は何処か …脆い。 ) ( 無言と沈黙が待合室を埋め尽くしている。 ――この程度の傷など、暫く立てば癒えると言い切ったのは果たして何時の事か。 生き残った団員達から、無理にでも医者に掛かる様にと推し進められ、其の男は渋々と此処に居た。 鎧の下で適度に交換されていた包帯の色は薄い紅を帯び、腕の悪い縫合技術では感知が見込めそうにない。 ――彼らが無理にでも医者を勧めたのは正しいと言える。 ) [Tue 26 Sep 2006 00:53:04]
ルゥ > ……父神とう様の御力ちからは借りられても、碌なことができませんね。 (“なんでもできる”イルダーナ、光明神の恵み子も、所詮はアイバン出の田舎娘か。 基本、無駄にポジティブな性格乍、たまにはそんな夜も或る。 少なくとも喪われた者を悼むときくらいは、燦々と照っていなくても良いと思うのだ。) [Tue 26 Sep 2006 00:48:33]
お知らせ > 人の気配さんが入室されました。 『 −待合室− 』 [Tue 26 Sep 2006 00:42:05]
ルゥ > (もう少し、あの場に留まっていれば。 魔界の門のところで遭遇したあの魔族──ええと、多分女性──から、真相の一端を得る事ができたかもしれない。事態の早期解決に貢献できたかもしれない。 が、独力でなんとかできた、と思うのは思い上がりだとも思う。 なにしろあれだけの怪異を起こしうる存在だ。 一人の力で何が出来たかと。) [Tue 26 Sep 2006 00:37:35]
ルゥ > (もう少し、早めに街に戻っていれば、つぶさに状況を見守りながら、薬剤の手配をかけたり、人員の調整を事前に行っておいたり、打てる手はそれなりあったようにも思う。 だが、それも今だからこそ思えることであって、そのときその場に居合わせたからといって、果たして実際に先手先手を打てたかどうかは疑わしい。 でも。 と思う気持ちもあるという処。) [Tue 26 Sep 2006 00:35:07]
ルゥ > ( 後悔は二つ。 「もう少し早く戻っていれば。」 もうひとつは「もう少しあの場で粘っていれば。」 二律背反する思い。) [Tue 26 Sep 2006 00:29:30]
ルゥ > ……半分は救えたと思うべきか。 半分も死なせてしまったって悔やむべきか。 (八面六臂の働きをした自負はある。 けど、自負だけでは患者は救えない。 白魔術科も、外科も、調剤科も。 食医科さえもフル稼働で未曾有の患者数に立ち向かったが──) …結果はどっちにしても、変わってくれるわけじゃありませんけどね。 (こういうときには、幾許かの無力さを覚える。 [Tue 26 Sep 2006 00:26:20]
ルゥ > ( 九死に一生を得たもの、死の淵よりもどることのできなかったもの。 いろいろ居て。 出来る限りの手を尽くしながら、天命に委ね続けて。 とりあえず、ひと段落。) [Tue 26 Sep 2006 00:20:39]
お知らせ > ルゥさんが入室されました。 『(ひとだんらく)』 [Tue 26 Sep 2006 00:18:29]
お知らせ > アイリさんが帰りました。 『 待ち受ける試練を前に、少女は眠り続ける。 』 [Sat 23 Sep 2006 10:44:20]
アイリ > ( 出来る限りやってみせた。 聖騎士でもなければ魔剣士でもなく、ましてやジャンヌ・ダルクでもない無骨な鎧騎士だが、振える限り剣を振るったし、考えうる限り考えて指揮をとった。 それでも騎士団は多くの死者を出し、長い時間をかけて育て上げた屈強な騎士達が玩具のように蹴散らされた。 再編にはどれだけ時間がかかるだろう? そして、失墜した名を取り戻すのは更に先だ。 ) [Sat 23 Sep 2006 10:42:12]
ホワイティアの少女 > ( 竜殺しだ、ヴェイトス市騎士の象徴だ、アルベントの娘だ。 少女はそう呼ばれている事を知っていたし、それが純粋に尊敬の声であっても、プロパガンダの一種であっても、与えられた役として納得し、務めた。 それで上手くいくのならそれが良い。 皆が安心できるなら、騎士団が団結するのなら、そういうものが必要とされるなら。 ) [Sat 23 Sep 2006 10:37:19]
ホワイティアの少女 > ( 彼女は15歳という若さで多忙な身の上で、こうしている今もやらなければならない事が山積みになっている。 だが、騎士達は誰も少女を無理には起こさない。 起こしてしまったら多分彼女の事だから、杖を突いてでも立ち上がって、すぐさま休息を終えるだろう。 誰が止めてもきっと止まりはしないから、今は眠らせておこう。 皆でそう決めた。 白髪の騎士団監督、ナイスミドルの紋章長、ハンサムと伊達男の騎士、血気盛んな随員、全部で5人。 少女のほかにもう一人、若い随員が欠けている。 目覚めた少女が皆の顔を見渡した時、直ぐにそれに気付くだろう。 ) ( 沢山の騎士や援護要員が死んだ。 ) ( 少女が先ず最初にしなければならないのは、その一人一人の遺族を訪ねることだ。 ) [Sat 23 Sep 2006 10:33:29]
ホワイティアの少女 > ( 相変わらず不快な空模様の朝。 ヴェイトス市中央病院個室。 ベッドに横たわったままの少女は目覚めない。 体中いたるところに包帯を巻いた小柄な少女はホワイティアで、歳の割に凛とした少し気の強そうな顔立ちをしている。 腰まである綺麗なストレートの黒髪は密かな彼女の自慢だったが、今は途中で焼け焦げて肩甲骨の辺りで不揃いに途切れていた。 部屋の外では屈強な騎士鎧の男達が毎日何人か交代で立ち、少女の目覚めを待っている。 彼女は騒がしいのが嫌いなので、皆押し黙っていた。 ) [Sat 23 Sep 2006 10:26:35]
お知らせ > ホワイティアの少女さんが来ました。 『 とある個室にて 』 [Sat 23 Sep 2006 10:19:59]
お知らせ > ピアナさんが帰りました。 『(頭の中でぐるぐる考えながら、次第に眠りについて)』 [Sun 17 Sep 2006 23:37:56]
ピアナ > ( どれくらいの時間と努力を重ねれば、その差を埋めることができるだろうか。──いや、そもそも埋められるものではないかもしれない。だけど、少しでも差を縮めなければ。 ) 負ける。だめ、それは駄目……。 ( でも、今の自分には──もう出来ることなどほとんど、ない。元々多くは無かったが……しかし。  こんな時に、足を。こんな時に!  ──唇を噛んでみたところで、怪我が治るわけでもなく。 ) ……とにかく、自分に出来ること。 ( 自分一人が戦っている訳ではないのだ。まだまだ、警邏以外にもやれることは沢山あるはず。足が駄目なら、手がある。と。 ) [Sun 17 Sep 2006 23:37:40]
ピアナ > ( あの屍天使の一団の頭と思われる者は……上空に浮いたまま結局誰とも戦わなかった。素人目から見ても、他の屍天使とは格段の差があるように感じられたが。 ) ……もし、あれが本気を出して襲撃に来ていたら……。 ( 考えるだに恐ろしい。昨夜の戦力では、とても敵わなかったのではないか。そんな考えが頭をよぎる。そしてさらに、嫌な考えが浮かんで。 ) ……あの襲撃が、下見だったとしたら? ( 可能性は十分にある。あの時正門を突破するつもりだったのなら、もっと別の戦略を取ったのではないか。──自分に対して、屍天使の頭が最後に言った言葉が響いてくる。「矮小な存在」と。潔いと言われたとて、どうして嬉しいか。それは明らかに、圧倒的に向こうの方が力が上だからこそ言える言葉だ。 ) ……怖い。 ( 自分と向こうの、圧倒的な差。その差を思い知って、ただ怖かった。 ) [Sun 17 Sep 2006 23:28:10]
ピアナ > ( ずっと働きづめで疲弊している様子の医師の話によると、左足首の骨折以外に大きな怪我は無く、一ヶ月ほどで完治するだろうとのことだった。ただ、「絶対、左足に負担をかけないこと!」と、キツく言われた……。松葉杖をついて歩くことは構わないそうだが、「とりあえず今日は大人しく休んでいるように」と、もう一度キツく言われた……。目覚めてすぐ後に、警邏に行けると言い張ったことがどうも良くなかったらしい。その時は、無理をすれば完治が遠のき仕事の復帰も遅くなる。と随分言い聞かされた。さすがに、無理だと自分でもやっと理解できた。 ) …………。 ( でも、不安で仕方ない。他の自警団員や傭兵などが正門の警備には当たっていてくれているだろうけど、実際に魔物の襲撃を目の当たりにしてしまって、不安は増すばかりだ。 ) [Sun 17 Sep 2006 23:11:11]
ピアナ > ( 九栄先輩は今どうしているんだろうか。確か、記憶が曖昧だが──怪我をしていたような、気がする。でも、ここは病院なのにあれから一度も会っていない……。 ) ちゃんと治療受けてるのかな……。 ( 大した怪我じゃない、ということならいいのだけれど。情けないことに、敵が去った後すぐ気を失ってしまったので…あの後どうなったのか解らないのだ。気がついたらベッドの上だ。病室に訪れた人は、忙しいらしく質問を幾つかしただけで帰ってしまい、ほとんど何も聞けなかった。 ) でもとにかく、休んでる場合じゃないわ。 ( ぎゅっと拳を握って小さく言った。自警団本部に戻れば、書類整理の仕事が山ほど待っているはずだ。デスクワークなら、戦闘時のように足も引っ張るまい。多分。 ) [Sun 17 Sep 2006 22:45:01]
ピアナ > ( 怪我の様子を見に来た者が帰ってから、半日近くが経ち。左足首を固定された状態で、娘はジッと天井を見つめていた。 ) ダメだなあ、本当……。 ( 正門で無茶した結果、このザマである。 ) でも、まあ…こうして生きてるだけ上出来かもね。 ( 正門も守れたし……と続け。  しかしこうなると、やり残した仕事──街の警備が気になっていて。 ) 自警団の先輩達、どうしてるだろう……。 ( もちろん警邏の最中である者が多いだろうけど、何かまたスラム辺りで事件が起こっていないか、とか。そんなことが気にかかり。そしてもう一つ、心配なこと。 ) [Sun 17 Sep 2006 22:31:07]
お知らせ > ピアナさんが来ました。 『(白いベッドの上で)』 [Sun 17 Sep 2006 22:23:49]
お知らせ > ビリー・ウォンさんが退室されました。 『結局、自分のできる治療と製薬を精一杯やるのが、一番なのだとはわかっているけれども』 [Tue 12 Sep 2006 03:05:52]
ビリー・ウォン > (そのうちこうして食べ物を確保するのも困難になってくるのではと思うと気が重い…)こうして治療に従事し続けるしかないですが・・・どもかしいものですね(手を洗い消毒して、食事は終わり…。さすがに自分は戦争参加なんてできないが…何かできるのではないかとつい思ってしまう) [Tue 12 Sep 2006 03:05:16]
ビリー・ウォン > ・・・ともあれ・・・(点心を茶で流し込みながら…)・・・そろそろ、清潔な湯が…(確保困難になってきた…と。ここ連日の赤い雨が、きちんと蓋をしているとはいえ病院の井戸にどの程度影響を与えるかわからず…、そういう意味で『汚染』は広がっている) [Tue 12 Sep 2006 03:00:23]
ビリー・ウォン > (見習い医者として主に火傷を負った人間に対しての回診と治療、専門の漢方薬剤師として新型鎮痛剤の投与のタイミングと量の指示…分野にまたがって動いているわけで…)ああ、薬品ギルドから届いた追加の火傷用軟膏の礼も、必要ですしね…(これに本来、必要な薬の調合作業も加わっているのだろうけれど、そこらは薬剤ギルドの方にお願いしているような現状だろうか) [Tue 12 Sep 2006 02:58:16]
ビリー・ウォン > (そんな立場の自分なわけで…『見習い』部分は医者として、『専門』部分は薬剤師として…本当は両方専門家であると言えればいいのだが、あいにく前者は経験不足)…ままならないものですね(落ち着いて食事をする時間が取れないせいもあり、病院従事者用に軽食を用意してある所でまた軽く点心をつまみながら一時の休憩) [Tue 12 Sep 2006 02:53:57]
お知らせ > ビリー・ウォンさんが入室されました。 『『見習い』と『専門』の間の子…』 [Tue 12 Sep 2006 02:50:16]
お知らせ > エフローナさんが退室されました。 『( 焦燥は晴れずとも。ほんの少しだけ進む力を、どうか。 )』 [Tue 12 Sep 2006 01:03:54]
エフローナ > ( よろめきながら立ち上がる最中、呪文のように繰り返す。 守るべき物の為に。守るべき者の為に。 …正直、本国の者から呼び戻されるのを期待しなかったと言えば、嘘になる。私が本当に守りたいものは、この街じゃなくて、人じゃなくて。 ――街の、人間。 先日に目撃した光景が脳裏に蘇って、吐き気すら催した。 廊下の壁に額を打ち付けて、やり過ごす。 …あんなもの守りたくない。あんなもの死んでしまえ。あんなものは――  嗚呼。でも。 )  ……ありがとうって、言ってくれる人、くらいは。 …私、だって。  [Tue 12 Sep 2006 01:02:12]
エフローナ > ( …最後に、ひとつだけ聞こえた、叫び声じゃない小さな声が。「 死にたくない 」 って言ったんだ―― )  ……当たり前。当たり前、でも、駄目だ。駄目なんだ。 ( 守るべき物の為に、命を賭さずして何が騎士か。 それは己の声でなく、何処か遠く懐かしい人の言葉。小さい頃からそれを聞いていたから、今だってこうして、かろうじていられるけれど。 …一つ破れてしまえば、何でこんなに脆いのか。 …遺品を抱えて、深呼吸。 胸がちりちりと焦げるような思いは収まらない。みっとも無く泣いた痕は、またフェイスガードに隠さなきゃいけない。 でも、こんな風にしていたくない。 していられないんじゃない。私が、嫌、なんだ。 ) [Tue 12 Sep 2006 00:59:59]
エフローナ > ( 雨が。 )    ………嗚呼、もう。情け無い……! ( ダン! 拳を叩き付けたのは、己が座るソファに向けて。柔らかな感触に吸い取られてしまう一撃は、いっそ己の無力の象徴じみている。 バッと顔を上げて、鼻の奥に残る血の匂いも振り切ってしまおうと乱暴に顔を拭うと、掌にぐしゃりと触れる、濡れた感触。 …嗚呼、もう、本当に。 )  ……… ( 雨が降っていた。カーテンは閉じられていたけど、その外はきっと真っ赤で。赤い世界から隔たれた白い白い病院の室内だったのに、暴れだしたヒトの身体はどんどん真っ赤に染まっていって。嗚呼、顔は知っているのに名前が思い出せない。先輩騎士の一人、正騎士。 きっと頼もしくて強くて大きくて、でも ) [Tue 12 Sep 2006 00:25:26]
エフローナ > ( 衣服と装備を一度引き取り、洗浄して戻す手筈だった。己以外にも数名の見習い騎士が駆け回って、最後に残された私はやっぱり、幾分トロ臭いんだろう。実働出来る騎士団の人数は減っているし、見習いとはいえ安穏としていられるご時勢じゃない。 だから、私が残って、瑣末な始末をして。嗚呼、この病室は最後に巡った場所。外では雨が降っていて、窓の外は真っ赤でこのマントに染み付いたような血みたいで――― )    ( …無言で、血の痕が残るマントに顔を埋めた。 錆汗の匂いが、散漫に千切れる思考を無理矢理繋ぎ止めてくれるように。 けれど、喉奥で詰まる浅い呼吸に混じる血の匂いに改めて自覚してしまう。 これが、つい先程、「遺品」になった物なんだって。 ) [Tue 12 Sep 2006 00:11:21]
エフローナ > ( 膝上に乗せられているものは、まだ血の痕も何処か生々しい鎧の一部にマント。 無論、己の物じゃない。サイズが大き過ぎる。 先日の攻防戦で負傷し、入院していた騎士の持ち物だ。 否―― )  ……… ( 先刻まで、彼がいた病室の扉へと、視線が上がる。睨むという程には力無く。その先が、今は空っぽなのだと確かめるように。 ) [Mon 11 Sep 2006 23:31:39]
エフローナ > ( 雨の降り続く間、病院内の空気も何処か慌しかったように思える。病に侵され、怪我に心身を削られれば、心の防壁も平生より弱くなるのが宿業か。 錯乱する病人、それを宥める病院スタッフ。そんなやり取りを、幾つも聞いた気がする―― ) ………… ( 病室の扉が幾つも並ぶ廊下。据付のソファに座り込んで俯いた姿が聞いていたのは、そんなものだ。 安穏と聞いている場合かと叱咤する理性の声は、いつもは煩いくらい強い癖に、今だけは細々と弱々しい。 武装も解かない侭の姿で、膝の上に在るものを見据える。睨むような視線で。 ) [Mon 11 Sep 2006 23:13:35]
お知らせ > エフローナさんが入室されました。 『( 雨は止んだ。 )』 [Mon 11 Sep 2006 23:08:13]
お知らせ > ルゥさんが帰りました。 『( 独り言とも、うわ言ともつかず。 そんな事を呟いた )』 [Sun 10 Sep 2006 13:45:03]
ルゥ > ( 死んだように、硬い診療室のベッドに横たわって── ) 青い、空。 取り戻すために何か出来ない身が もどかしいです。 [Sun 10 Sep 2006 13:44:32]
ルゥ > ( ぱたん、と。 戸が閉まった。 なにも言わずに帰ってしまったようだ。 ) …はふ。 (ひんやりとしたタオルの感触が心地良い。 火急の用事でも入らない限りは、このまま体力回復に努めたい処だ ) [Sun 10 Sep 2006 13:36:56]
ルゥ > (かちゃり、と 戸の開く音に…顔だけ向けて。 目の上には濡れたタオルを乗せた侭) …うー、ごめんなさい、タネ切れ中です。 (振り絞ったところで、きっと碌な力も出せない。充分な休憩を取れば、幾分力も戻るだろうか。) [Sun 10 Sep 2006 13:34:42]
ルゥ > (何か1つ片付けば、その間の2つの仕事が発生しているような、そんな状態。) …はぁ…。 (無尽蔵の体力を持っていると思っていた、けれど。 矢張り生身のイキモノであったことに、残念に思いながら。安堵しながら。) [Sun 10 Sep 2006 13:29:38]
お知らせ > ルゥさんが入室されました。 [Sun 10 Sep 2006 13:27:41]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 [Sat 9 Sep 2006 23:19:45]
フェンサー > ( まあ、その前にもう一度くらいは診てもらわないとな、なんて。 ) [Sat 9 Sep 2006 23:19:44]
フェンサー > ( だが、選んでも。 助けに行って返り討ちにあうのが関の山、ってところだろう。 そのくらいを考えるくらいには、フェンサーはまだ冷静だった。 ただそれでも、ここから出るメリットは十分似合ったし、デメリットも肉体的なものだけで済んだ。 大事なことは、納得することだった。 自分の精神が納得することが何よりも大切だった。 げほけほ、とひとつ咳き込んで。 ) [Sat 9 Sep 2006 23:19:15]
フェンサー > ( もしかしたら、誰か、自分の知っている人間が傷ついているかもしれない。 どこか知らないところで、どうにかなってしまっているかもしれない。 いまのままでは助けることは出来ない。 でも助けたいという気持ちはある。 そのジレンマを解消したい。 それが、願いといえば願いであり、欲求といえば欲求だった。 ) ……………もし、この体が無事であれば……。 ( ………否。 もしもの話をしてもそれは意味がない。 いま、ジレンマを解消するために出来るのは、心を殺すか、体を壊してでも助けに行くか。 選ぶのはどちら? 決まっている。 ) [Sat 9 Sep 2006 23:10:03]
フェンサー > ( 直接その水を身に受けたことはないが、噂に聞くには大層厄介なもののようだ。 みなの気が立っているのも、少なからずこれの影響もあるだろう。 自分が何か影響を受けているとも思えないが、どこかでは少しずつ侵されているのだろう。 それが恐ろしいと思うと同時に、この空をそんな紅にした原因をどうにかしたいと思った。 ) [Sat 9 Sep 2006 22:59:26]
フェンサー > ( 逃げ出されることもまた迷惑だ、ということに気づくまでには、遠くかかりそうだが。 ) ………………………そういえば。 ( ちらと窓の外の紅を見て、ため息を一つ。 傘の一本でも常備しておいたほうがよさそうだ、と少し思った。 ) [Sat 9 Sep 2006 22:50:02]
フェンサー > ( 完全に外出不可となったいまは、早々簡単な話ではない。 そのためには準備が必要だった。 いまはまだ全てはそろっていない。 まず重要なのが足だった。 車椅子も持って行かれてしまったから、杖のようなものがあるとありがたかった。 また、服。 さすがに病院服で外に出ればすぐに見つかる。 自分の衣服は全て、病院側で管理してもらっているから、さすがにそれは取りにいけない。 これはかなりネックだった。 病院内の構造もまだわからない。 正面玄関からだとなあ。 体の問題もある。 山積みのそれらに少し頭を悩ますが、遠からず無理にでも実行しそうではある。 ) [Sat 9 Sep 2006 22:39:19]
フェンサー > ( 自分は、ただのひとり。 されど、大きなひとりだ。 本来なら死んでいた自分を支えるのは手厚い保護と治療で、それはもう現状では厄介者でしかない。 平時でさえ既に邪魔者なのだ今となっては言うまでもない。 けほ、と小さく咳き込んで、フェンサーは体を起こす。 ) ……………………………そろそろ、出るかな。 ( フェンサーは頭の中で考えたその事柄を、自主的な退院と呼んでいた。 ) [Sat 9 Sep 2006 22:29:20]
フェンサー > ( 病院はもはや無事とはいえなかった。 そこはもう戦場で、そこにはいつも以上に死があふれていた。 かろうじて救われる命や、治療なしでは生きられない命。 戦場だった。 …………まるで野戦病院だ。 自分がお荷物になっていることを自覚して、フェンサーは唇を噛んだ。 ) [Sat 9 Sep 2006 22:19:17]
お知らせ > フェンサーさんが来ました。 [Sat 9 Sep 2006 22:16:59]
お知らせ > 蹲る人影さんが退室されました。 『 ( 帰還後。 部隊の再編成にしては、余りにも寄せ集めの集団に成り下がるだろうか。 ) 』 [Sat 9 Sep 2006 03:32:20]
蹲る人影 >  ( 不意に、背後から声が聴こえた。 丁寧な作りをした木製の扉、正面玄関の其れが開け放たれれば、すすり泣く女と、其れを支える男の後姿が、振り向く事さえしない己の視界を過ぎって行く。 【 ――嗚呼、言わずとも理解している。 】 また一つ、命が失われたのだろう。 後に残された者は、只嘆くしか出来ない 其れが今という現実なのだ。 …誰が言わずとも、理解していた。 ) ………。 ( 理由を考えるのも馬鹿馬鹿しいが、重い肩が更に重く感じられた。 漏れる筈の溜息すら漏れず、眉間の皺が深さを増すのみ。 ) ……報告に、戻ら、なければ…。 ( 重い足取りが、石作りの階段を蹴り、酷く時間を消耗して立ち上がった。 出来れば、今では機能しているかどうかも怪しい騎士団へ戻る前に 【 喉の渇きを潤さなければ――。 】 ) ……っ…! ( グリーブが、泥と血で汚れた足跡を作り始めた。 纏う外套は、相変らずの力無さで、紅の大気に揺れていた。 ) [Sat 9 Sep 2006 03:30:21]
蹲る人影 >  ( 負傷者の血と泥と汗とで汚れたチェインメイルを、脱ぎ捨てる気力さえ沸かない。 体力の消耗が何より著しい。 ――疲弊という言葉に染められて、思考も殆ど働かない。 …力無く、紅黒い夜空を見上げた。 ) ……………。 ( 何か言葉を発するつもりが、其れすらも枯れた。 平静を纏う普段からは想像も出来ない程の疲弊振りを見て驚愕の声を上げる同僚達も、先の戦いで多くが犠牲となった。 "せめて、戦場で最後を看取れれば" という思考も、先程まで病院内で続けていた行為を思い出せば、自然と心情の奥底へ沈み行くであろうか。 【 疲れたという言葉を、口にしたくはない、が…。 】 ――併し、其れを紡ぐだけの気力すら、続く"人の死"によって容赦無く抉られていた。 紅の大気を睨む力も弱々しく、見上げる視線もやがて足下へ堕ちるだろう。 酷く、身体が熱い。 火で熱せられた熱さでは無く、強いて言うなら、夏場の太陽が岩肌を焼く熱さだ。 水が欲しい。 出来る事なら、あの色に染まっていない水が。 水が、欲しい。 ) ―――情け、ない…。 ( 力無く伸びた指先が、自分の額に触れた。 …酷い熱さだ。 余りの酷使に、身体にも相当な負荷が掛かっているのだと、改めて実感した。 併し、脳裏を埋め尽くす幾人もの死が、この負荷も軽度な物に過ぎないと強制的に思考させる理性が、今は只、只管に鬱陶しい――。 )  [Sat 9 Sep 2006 03:09:53]
蹲る人影 >  ( 紅と闇が入り混じる夜空の下、酷く不快な大気が栗色の髪を揺らしている。 一日中人の出入りが絶えなくなった中央病院。 其の玄関先を飾る小階段の脇に、頭を垂れて力無く膝を付く人影が在った。 【 ……大勢、死んだ。 ……大勢だ。 】 ――怪我人を運び続けた弓騎士は、先の苦渋を想い出していた。 夜の闇より巨大な黒竜と、想像を絶する熱を帯びた巨人が襲来した戦いを。 己の一歩が遅過ぎた故、何も出来ないという無力さを嫌という程に味わった、あの戦いを。 【 …騎士団の被害は甚大。 紅の竜殺しも、彼の黒き竜が持つ鋭き牙の前に倒れたと聞く。 …竜殺しが竜に倒されるなど、皮肉以下でしかない。 】 ――思考を続ける表情は、疲労の色で塗り潰されていた。 …先程、同部隊所属の騎士がまた1人。 傷の手当ても虚しく息を引き取り、何度目かも解らない、其の、死の淵目を看取ったのだ。 精神的な疲労が理性を突き崩し、積み重なって行くのも至極当然だ。 ) ………。 ( 【 ……視界、が…。 】 ――あれから、負傷者の救助と病院での身元確認とに奔走し続け、まともな睡眠を取っていなかった。 睡眠不足による頭痛は痛みを越え、思考を停止した瞬間に夢魔が自分を容赦無く攫うだろう。 【 ……第三弓騎隊も、果たして何名負傷し、何名が命を落とした事か。 …隊長の姿も見ていない。 彼は果たして生存しているのか……。 】 脳裏を過ぎる要素は、全てが暗い色を帯びていた。 )  [Sat 9 Sep 2006 02:49:42]
お知らせ > 蹲る人影さんが来ました。 『 ( 戦場へ続く扉の前、短き階段の隅。 )』 [Sat 9 Sep 2006 02:37:08]
お知らせ > ルゥさんが退室されました。 『(その日は普段の「はらぺこ」が嘘のような凛々しさであった、という。)』 [Fri 8 Sep 2006 02:41:52]
ルゥ > …処置、お仕舞いです。 次は何処ですか? (手袋を脱ぐと、新しいそれに取り替える。せかせかと廊下を早足に急ぎながら──) [Fri 8 Sep 2006 02:39:02]
ルゥ > (怪我による死の大きな原因は、外傷性の二次ショックだ。 それを抑えることができれば、余程拙いところを傷つけて居ない限り、どうにかできる自負はある──) (治癒の力を帯びた光を受けて、黒ずんだ患部が、血色を取り戻していく。 すかさず【縫合】まで掛けておきたい処だが、ここは外科へと廻す事としよう。 まだまだ先は長いのだ。) [Fri 8 Sep 2006 02:37:32]
ルゥ > …こんなとき、あの先生ならどうしたかしら──。 (前任の管理職の事を思う。そして首を振った。 居ない人間の力を頼ってどうしようというのか? 心を落ち着かせ、両の掌を胸の前で合わせると、ぽぉ、と白い輝きが生まれ出でて── ) [Fri 8 Sep 2006 02:31:04]
ルゥ > (重篤の患者は……残念ながら、自身の力でもどうにもならない。 意識があるならば、家族を呼ぶよう手配させるのが手一杯。 せめて痛みを忘れて眠れるよう、件の新型鎮痛剤の投与が出来るように処方に一筆添えて── ) [Fri 8 Sep 2006 02:28:55]
ルゥ > (軽傷の患者は、見習いインターンや看護士だけでも事足りる。 包帯と、清潔な湯だけは切らさぬよう念を押す。) [Fri 8 Sep 2006 02:27:14]
ルゥ > (対象は、昨日の交戦による負傷者。 弓兵に、カタパルト工兵に騎士たちだ。 怪我の度合いによって、部屋を分けさせるように指示を飛ばすと、自分は重体の患者を集めた部屋へと。) [Fri 8 Sep 2006 02:25:09]
ルゥ > (院長の含みの或る言葉──仕事が溜まっているぞ──の意味を知ったとき、一旦家に戻ってゆっくりやすんで──といった目論みは無惨に消え去ったことを知った。 手を洗い、服を着替えて旅の汚れをざっと流せば、真新しい白衣に袖を通して、早速現場に立ち戻ることとなった) [Fri 8 Sep 2006 02:22:31]
お知らせ > ルゥさんが入室されました。 『ああ、もう! (眼の回るような忙しさというのはこのことか)』 [Fri 8 Sep 2006 02:20:09]
お知らせ > ビリー・ウォンさんが帰りました。 『自分は暫く火傷の治療の方に周り、それが終われば痛み止めの量産体制だ』 [Thu 7 Sep 2006 22:49:48]
ビリー・ウォン > 巡回してきます、すぐに戻って『睡蓮』作りの方へまわりますが…(漢方は配合に変化はせず、相手の体格・体力・気の虚実などによって薬の方を変えるのだから調合は心得があればできるだろうが…仙丹まがいの、しかも痛み止めとなればそれこそ専門家の出番と言った所…本来はもっと熟達した漢方薬剤師がやっているものだが、今回ばかりは自分にも役目が回ってくる) [Thu 7 Sep 2006 22:44:25]
ビリー・ウォン > (だが、火傷ならばまだどうにか漢方でも役に立てる…一番良く使われる軟膏『紫雲膏』は火傷に良く効く。さすがに皮膚の全層が焼けて黒くなった第三度火傷までいくと焼け石に水だが水ぶくれまでの第二度火傷までなら、痛みを止めて後も残さず治療できる)…薬品ギルドの方にも追加をお願いしておいてください(まさかこんなに火傷の薬が必要になるとは想定外ではあったから、応援を頼む事になりそうだけども) [Thu 7 Sep 2006 22:38:20]
ビリー・ウォン > ルゥ先生も帰って早々、大忙しでしょうね…(でも間に合って良かったとそんな話…。白魔術による迅速な治癒は途切れかけた命の糸を繋ぎとめる確かな手段…、自分の担当する漢方医療と丁度対極に位置するわけだけども、絶対に必要になる) [Thu 7 Sep 2006 22:30:59]
ビリー・ウォン > (先日までとは中央病院内の空気が一変したと言ってもいい状況。散発的な魔族に対して人間はその結束力を見せ、特に騎士団、自警団を中心に組織だった守りによって、困難なのは『赤い雨』の方ではないかと思った矢先…)・・・ああ、余計な事を考えている暇がないのはありがたい事ですね…っ!(そんな皮肉を漏らしながらも、傷薬は完成。重態の患者は白魔術医がいま頑張ってくれている所だろうから、自分は自分でできる事を) [Thu 7 Sep 2006 22:27:39]
お知らせ > ビリー・ウォンさんが入室されました。 『ここは、もう一つの戦場…』 [Thu 7 Sep 2006 22:21:38]
お知らせ > ルゥさんが退室されました。 『(まずは、各部署に、お礼とお土産を配りに奔走せんと)』 [Thu 7 Sep 2006 18:41:38]
ルゥ > ……対症療法を進めて、様子を見る。 大掛かりな手術はその後で。 これで問題ないんじゃないかと。 (こくり。 頷いて見せた。 『結構。 ところで休暇中の仕事が随分溜まっているぞ。頑張り給え。』 ) おかげさまで。 あまり楽しい休暇とは言えませんでしたけど。 ( 失礼します、と深々と一礼をすると、その場を辞そう ) [Thu 7 Sep 2006 18:40:37]
ルゥ > ( 『で、治せそうかね?』 なんて、こともなげに問いかけてきた。 一介の白魔術士をなんだと思っているのだろう? 一度、腰をすえて話をつけなくてはいけない。絶対。 ) ──“患部”の特定ができなかったので、なんとも、ですけど。 [Thu 7 Sep 2006 18:34:38]
ルゥ > (そう、普段の調子で院長のところに顔を出すと、以外や以外、叱責の言葉は降ってはこず── 『 それで、どうだった? 』 などと、主語抜きの問いかけが返ってくる次第。 ) …んー、っと。 よくありませんね。正直なところ。 “中”まで入ってみたんですけど、そこの内側のものが、こっちまで溢れてきてる。 そんな状態です。 [Thu 7 Sep 2006 18:27:54]
お知らせ > ルゥさんが来ました。 『ただいま戻りました──』 [Thu 7 Sep 2006 18:25:21]
お知らせ > さんが退室されました。 『そして自室へ消えていった』 [Tue 5 Sep 2006 00:58:08]
> (少し考えた後、歩き出して)まずはスピードを出せるようにしなければ……(呟きながらその場を離れていって) [Tue 5 Sep 2006 00:57:58]
> (少し考えた後再び、思考上の刀を構え廊下を突進して虚空に鋭い突きを入れる)……突進力を打撃に加えられれば相手に与えるダメージは増えるな……(ポツリと呟いてから)最も此方が突進してくるのを見て黙って攻撃を受けてくれるほど馬鹿なのは屍人ぐらいしか居ないだろうから、いかにスピードを出せるかだな(考え込むように顎に指を当てて地面を見つめる) [Tue 5 Sep 2006 00:29:08]
> (ベンチに座ってのんびりとしていれば次第に落ち着かなくなってきたのか足が小刻みに震え始めて)……さて……少しぐらい体を動かした方が気分が晴れるかな……(少し考え込むようにしながら指を顎につけて天井を見上げる)ふむ……(立ち上がり、頭の中で刀を持った姿をイメージし)はぁ!!(踏み込みと共に突きを虚空に入れて)……(暫くそのまま固まっていて。やがて息を吐いて)少し考えてみるか…… [Tue 5 Sep 2006 00:04:02]
> (廊下のベンチを見つければ其処に腰を下ろして溜息をついて)病院に居たら居たで気がめいるな……体を動かしていたほうがまだ、気が楽だ……頭では私一人が頑張っていても仕方が無いとは解ってはいるのだが……(苦笑しながら溜息をつく)しかし、早く怪我を治したいが……そういった技能を持つ人間は既に仕事が山積みだろうな(苦笑して肩をすくめる) [Mon 4 Sep 2006 23:52:51]
> (ゆっくりと廊下を歩いていけば嫌でも怪我人の姿が目に映ってしまい。中には明らかに非戦闘職の人間が紛れ込んでいるのに気がつけば溜息をついて)困った事だな……ただの戦争であれば此処まで民間人に被害は出なかったかも知れないが……(溜息をついてゆっくりと歩き続ける)長期戦は此方が不利か……調査隊に期待するしか無いな……早い所、ヴァイオレートの息の根を止めなければ……(天井を見上げながら小さく呟く) [Mon 4 Sep 2006 23:34:10]
> (一人の少女が廊下を歩いていく。周囲には紅雨にやられた人間によって怪我をさせられた者も居れば、悪魔との戦闘によって重症を負った者も居て)酷いものだな……(看護士が足早に茜の隣を挨拶もそこそこに通り抜けていく。そんな看護士に挨拶をしながら)早い事けりをつけないとえらい事になりそうだな……この雨は火種に注ぐ油みたいなものらしいからな……(元々、火種は内部にあったのだ。この火種に油を注ぐように紅雨に降られてしまえば、手に負えなくなるのも時間の問題で) [Mon 4 Sep 2006 23:24:13]
お知らせ > さんが来ました。 『寝室から女が抜け出して』 [Mon 4 Sep 2006 23:19:23]
お知らせ > ビリー・ウォンさんが帰りました。 『…人知れず狂い死にさせる事はできるかも知れませんね』 [Mon 4 Sep 2006 21:40:51]
ビリー・ウォン > ああ・・・でも・・・・・(小さく呟いた) [Mon 4 Sep 2006 21:40:20]
ビリー・ウォン > ・・・喧嘩や小競り合いでの患者がここまで増えるとは思いませんでしたね…(幸い打ち身、打撲、切り傷だのその手の薬はたっぷりキープしてあるから…困る事はない、が…)『原因』が取り除かれない限り、尽きるのは時間の問題ですものね・・・(ちゃぷ…と、高価なガラス製の瓶に入ったその雨水を見ながら…) [Mon 4 Sep 2006 21:37:40]
ビリー・ウォン > 処置としては、泥酔者及び薬物中毒患者と同じような処置…になりますか(この水に含まれた毒が抜けるまで、待つしかないとそんな結論になるか) [Mon 4 Sep 2006 21:32:45]
ビリー・ウォン > 蒸留した水でも、同じです。また、蒸留元の色が濃くなると言うわけでもないようです…(これはどうしたらいいものなのか、どんなものであるかは大体は理解できた…が、どうしろと言うんだとそんな気配が色濃く部屋に漂う。医者としてできる事を模索するにしても、あまりにも手がかりが少ない) [Mon 4 Sep 2006 21:31:41]
ビリー・ウォン > 濾過すれば、色はなくなりますよ…色は。ただ、濾過した後の水を飲ませたネズミが周りのネズミに襲いかかっているんじゃ、そのまま飲ませたものと大して変わらないでしょうに・・・(門の襲撃でもそれなりに被害は出ているが『戦争』と言うほどの規模ではなく…それよりも、この『赤い雨』だ。これのせいで、どうにも街がざらついている苛立っている、そんな気配がする。怒りは容易に空気を伝わり、周りに影響を及ぼす…それが街レベルで起こっていると言える様で…) [Mon 4 Sep 2006 21:29:17]
お知らせ > ビリー・ウォンさんが来ました。 『・・・だから、先ほどから言っているとおり…』 [Mon 4 Sep 2006 21:26:08]
お知らせ > シシィさんが退室されました。 [Mon 4 Sep 2006 00:10:24]
シシィ >  ……………き、 今日、は、……………。………おうち、帰ろう………。 (猫心配だし。着替えたいし。負傷の大義名分があるし。悪魔だってそう連日連夜出血大サービスしないだろう。うん、そうしよう……。) [Mon 4 Sep 2006 00:10:23]
シシィ > (真夏のように生温い風の中、それは芝生に墜ちて見えなくなった。…こんな風潮になった以上、あんなもんを後生大事に持ってる方が可笑しい。…別に捨てなくてもいんじゃね?と言う女々しい思考は、軟弱なので却下。いつまでもあんなものに意志を委ねるのは、きっと良くない。そうして自然に、髪を掻き混ぜようと右手を挙げ――) …………ッ痛たたたたたたた!!!! (………られなかった。何これ!キザに髪を掻き上げる事も出来ないのね! 何でオネエ言葉。) [Mon 4 Sep 2006 00:02:19]
シシィ >  (窓から真っ逆様に、滑らせるように放り投げた。) [Sun 3 Sep 2006 23:41:34]
シシィ > (言わばスートリアで言う所の正式名称不明のお守り、パプテスで言う所のロザリオのようなものだ。実際ロザリオを逆さにしただけの形になっているし、神への反骨心がモリモリ窺えてちょっと面白い。 何でこんなもん後生大事に持ってんだ、と聞かれると――…) ……………。 (矢張り、お守りなのだ。神も悪魔も、実在を信じようが信仰してない自分だが。パプテスに唾を吐きかける立場だが。) ……パーパ。護ってくれてありがとう。 (今の生を、まさか死者の加護と思う程間抜けな頭をしていないけれど。つうか吸血鬼に祝福されたって何か呪いにしか思えないし。) でも、御免ね。 ……もう大丈夫だから。 (ぶツッ、と チェーンを外し――) [Sun 3 Sep 2006 23:41:20]
シシィ > (成る可く成る可く使われていない薄暗い階段を選んで、踊り場の位置で窓に持たれかかった。服は脱がされなかったのか、今朝の戦闘時と同じ、微妙に破けてボロくなった一張羅だ。 …一回家帰ンないと、服も無いな。 異常な紅い空。よくよく目を凝らすと、地面に紅い水溜まりが見える。…あれ、何?人に聞こうにも看護士怖いし。ただ、ぞわりと頬を撫でる怖気が よくないものの予感をもたらす。) ……飲み水とか平気なんだろーか。 (痣でも出来たのか痛む胸元をまさぐると、…ちり、と指先に触れる何か。) あっ。 (逆十字。……不幸中の幸いとでも言おうか、よく見付からなかったもんだ。) [Sun 3 Sep 2006 23:28:21]
シシィ > (廊下に出ると、慌ただしい人、人、人――人の海ッ。看護士達が檄を飛ばし合い、医師は半泣きになり患者が悲鳴を交わす。先日の騒ぎで当然負傷者が出なかった筈はない。街の各地で様々な、小さな争い事も勃発していると言う。…… これは、益々街中が混沌としそうだ。何より窓から差し込む紅い紅い紅い空に、眩暈。) …………すいません、ちょっと 今って何時―――(通り掛かった看護士に話しかけると、物凄い剣幕で怒鳴られついでに「11時っ!!」と返された。)―――ですか有り難う御座います――……。 (…廊下は危険だ。走る人間を細かに避けつつ、階段を目指す。怖い。病院怖いよう!) [Sun 3 Sep 2006 23:22:03]
シシィ > (先ずこれから日常生活すら困難な状況になろうと言うのに、まさか槍など握れる訳があるまい。……ぬかった。言うだけ言って去って行った、医師のいなくなった病室で、ほけりと溜息を吐いた。殆ど丸一日寝ていたのは体力を使い果たした所為だったのだろう。けれどちっとも疲れが癒えた気がしないのは、多分、右手の所為だ。ろくに寝返りが打てなかったんだろう、人体って余計な所で神秘だ。) ……… ざっけんなよ。 (一言。 立てるだけ立てて、悪口も吐ける患者に用意するベッドは無いから、これから陣営に帰るのだ。そうだ、自宅でもなく避難先でもない。) 口が動くなら、 (…椅子から何気なく立ち上がるにも苦労する。壁に立て掛けてあった槍を左手で掴み、ドアを肩で押し開けようと。) ………まだ、やれらあ。 [Sun 3 Sep 2006 23:14:55]
シシィ > (昨日、――と言うか、今朝。気が抜けたのか、腰が抜けた後でぐっすりと眠り込んでしまったのだ、と医師には聞いた。成る程、それで、目覚めた時に見慣れない天井が見えた理由は納得した。……だがこの、右手に巻かれた大袈裟な包帯と添え木はどういう事だろう?) エッ、つまり、その、もう、満足に動かない可能性もある、と? (その他の外傷は大した事が無かった。だが、自身の間抜けで受けた味方からの傷が結構な重傷だとは……いやはや、笑えない。いや、笑うしかない。) つまりその、利き腕の、危機? (何ら、上手い事は言ってない。) [Sun 3 Sep 2006 23:07:39]
お知らせ > シシィさんが来ました。 『 エッ嘘。 』 [Sun 3 Sep 2006 23:01:00]
お知らせ > さんが退室されました。 『そして、自室まで戻っていく』 [Thu 31 Aug 2006 01:26:43]
> (暫くの間、座っていれば疲労も取れて)さて……と(ゆっくりと立ち上がり松葉杖を手に取り歩き始める)此処から部屋まで歩いていくか……(ゆっくりと歩き始め廊下に移動していく。その周囲を看護士や医師が忙しそうに動き回り、患者達が各々のスペースで移動していく)……退院しても暫くは警邏中心になりそうね……(溜息をついて、ゆっくりと廊下を歩いていく) [Thu 31 Aug 2006 00:50:11]
> (入り口までくればそこから曇天を見上げ)次は必ず……足手まといにはならない(決意に満ちた表情を浮かべ独り言を続ける)さてと……少し休憩するか(溜息をつきなれない松葉杖を壁に立てかけ床の上に座り込む)やはり足が動かないのは不便よね……比較的早く直るみたいだから気にするほどじゃ無いだろうけれど) [Thu 31 Aug 2006 00:31:50]
> (廊下を歩いていればすれ違う看護士や同じように入院している、傭兵に挨拶をしていきながら)しかし……今戦局はどうなっているのかしら?(窓の外から市街地を見つめ)今の所大規模な襲撃は無いようだけれど……持ちこたえられるかしら……(溜息をつく。今の自分の力が不足している事は解っていても、落ち着いていられなくて) [Wed 30 Aug 2006 23:50:48]
> (松葉杖を使いながらゆっくりと歩き出し)でも、こうして体を動かしておかないと、修練を積むにもつらくなるだけよね……剣の腕を上げるためにも修練は必要だし、早く修練をする為にも……それにまだ戦いはまだ終わっていない……(すれ違う患者は普段とは異なり、敵との戦いで重症を負ったものが多く、中には体の一部を義肢に付け替えた人もおり) [Wed 30 Aug 2006 23:29:07]
> (溜息をついて曇天の病院の窓から空を見上げる)……怪我を早めに治したいわね。早く強くならないと……(再び溜息をついて近くの壁に背中を預けて)今の私では実力不足か……強くなる為にも……(天井を見上げて、周囲には同じように最前線で重症を負った傭兵や兵士などが簡単に見つける事が出来て) [Wed 30 Aug 2006 23:15:36]
お知らせ > さんが入室されました。 『松葉杖を突いてゆっくりと歩いていく。』 [Wed 30 Aug 2006 23:11:13]
お知らせ > 豪人さんが退室されました。 『コレも役得だと思えって?無理だよ…!(喚き乍も、そぅと、其の儘寝そべった)』 [Sun 27 Aug 2006 03:52:46]
豪人 > (喚いてもおきません。わかってるよ…!)   嗚呼   ッ!もォオオオオオォッッ……!!!!  [Sun 27 Aug 2006 03:52:09]
豪人 > (赤い髪、もう聞こえない声、見下ろせば、涎たらした寝顔※勝手に決め付けた※)     -――…いや、コランダムさん?! コランダムさん!!(抱き締めた儘)     俺、抱いたまんまなんですけど、コレ如何にーッッ?!(夜の病院で叫ンじゃいけません)      …どうやって寝ろと。つか、そうか、抱き締めた儘寝ろってことだな! …って、俺男だよ!一応、いや、別に下心とか今更無いけど、   ッてか、そういう問題でもなくって! いや!無防備すぎるよ! [Sun 27 Aug 2006 03:51:12]
豪人 > ―――…いや、勝手にそんな、無視って…(わやわや、うもうも言うてる間、に)          …あれ。(ずし、と腕に掛かる重みが増した) [Sun 27 Aug 2006 03:46:52]
お知らせ > コランダムさんが帰りました。 『 今更なんて云わずとも休む。 (※巻き添えにする気) 』 [Sun 27 Aug 2006 03:45:47]
コランダム > (子供あやす動作ひとつで、落ち着くのは現金なモンだろうか。) …空白くなって来てるっぽいしね。 (そういえば今晩、ずっと雨でしたが。いつのまにか晴れてた。)  うン、おやすみ。 (そのまま寝る。3秒でゴートゥードリーム。) [Sun 27 Aug 2006 03:44:22]
コランダム >  …だったら尚更無視して良いと思う。 (ほざいた。) うン、良かった。 (それはそれで酷いお話。そういう気分にさせないで楽だ、なんて云ってる奴は。相手がアレソレ葛藤しててもきっと気付かない。馬鹿だった。) …ゥん。 (そういう事にしといて欲しい。眠気と重量に負けて、ねじれ加減の首預け。) [Sun 27 Aug 2006 03:42:52]
豪人 > さて、こんな時間です、し。(―――背中を一撫で)     そろそろ休まなくちゃ。(今更…!) [Sun 27 Aug 2006 03:40:54]
豪人 > ………、少なくとも俺は? ほら、人それぞれですし。(倫理観なんて其の極み。)(それから、零れる声に、)     ………冗談でした。ごめんなさい。(確りきっぱりはっきり謝った)(其れは貴女にそういう魅力が無いわけでなくて―――そんな気分でないだけ。当然。)     ………なら、信じておきましょう?(そっぽを向いた顔を追いかけることはしない。くつくつと笑いを零し乍)―――…そうはいかないんですよ。男としては。(自嘲じみた微苦笑に、肩を竦めて。―――こてりと首が落ちてくるならば、其れを受け止めよう) [Sun 27 Aug 2006 03:40:23]
コランダム >  本当。 (意固地になって、そっぽ向いた。ぶすー、とか膨らせた頬から空気漏れの音。) 俺は別に…女って扱われなくて、良いンだ、が。 (微苦笑は、自嘲みたいだったろうか。隠しきれる技量も、今は無し。) …弱いもんか、なぁ。 (結局、結論は「よく判ンない」。そのうち、首を立ててる体力も勿体無くなって、こてりと預けそうだ。) [Sun 27 Aug 2006 03:31:45]
コランダム >  ───。 (むくれた。二度も。) そうかな。 (そんな、思いっきり倫理観の崩れた元剣奴。良く判らないけれど、笑った声は聞こえたから、つられて笑みの声を零した。) …冗談じゃないの? (そんなまるっきり本気の声。痩せぎすの身、欲情される可能性だとか、これっぽっちも考えて無い。男として云々ではなく、単純に自分が女だとかに無関心なだけだった。)( 箱の奥底に、残れば良い。 ) [Sun 27 Aug 2006 03:28:27]
豪人 > ……あれ?本当ですかァ…?(むくれた顔は、抱き締めた儘では見えないから、抱き締める力を緩めて、少し覗き込んでみようと)            ……、男は女の子の涙に弱いモンなんですよ。(笑ったのは、見えていなくても、空気の動きで分かる。だから、此方も僅かに笑った) [Sun 27 Aug 2006 03:25:43]
豪人 > そんなモンです。(きっぱりと言い捨てた)  其の惚れたっていうのが、キモチワルイんですッて。(落ち着いてきたのはお互い。抱き締める腕も、抱き締めた腕も、もう、震えていない、から。くすりと笑って―――)    あれ、冗談だと思ってます?(少しだけ上がったトーン。安心したように、窺うよな声音で、くつり、笑って。危機感を抱かれていないと、知れば、勿論少しは凹む。だって、男の子だもん。)(切り捨てられた希望は、焼却炉。そもそも、無かったコトにしてしまえば、それでいい) [Sun 27 Aug 2006 03:23:59]
コランダム > (…けれども。) …。 (少し、口の端で笑ッた。) [Sun 27 Aug 2006 03:20:23]
コランダム >  …泣いてない。 (…むくれた。) [Sun 27 Aug 2006 03:18:36]
コランダム >  …そんな、モン? (判らない感性は、ズレた侭。) ───惚れたなら、仕方ないじゃない、か。 (自分で想像した事は無くも、同性に慕情抱く可能性を、無いとは言い切れない頭、はじき出す答えは至極、感嘆なまま。) …またまた。 (冗談だろ、なんて声のトーンを上げようか。己が身抱き締める腕に、動けない事に危機感の一つも覚えずに。…切り捨てられた希望は、何処に仕舞われるのだろう。) …。  [Sun 27 Aug 2006 03:18:23]
豪人 > ―――無いから、目の前で泣いてる女の子を放っておけません。(コトバが飲み込まれたのをイイコトに。今更、カッコウつけても仕様が無いのに) [Sun 27 Aug 2006 03:15:02]
豪人 > ………俺が思うンですよ。キモチワルイッて。(抱き締めた儘、笑う。) だって、普通に女の子にどきどきするし、女の子好きだし、なのに、男に対して其処まで依存するなんてキモチワルイ。(此処まで話したのは貴女が最初で、きっと最後だろう。否、最後にしよう。)あ。(付け加えるように)―――勿論、今もどきどきしてますよ?(冗句めかして零すコトバ、抱き締める腕は其の儘だから、冗句の色は強くなるばかり)          無いです、無い無い。(あるなんて言ってしまったら、そうしてしまうから、希望的観測は袈裟斬り宜しく、切り捨てる。酷いとは思っても。―――…その代わり、抱き締める力を少し強めて) [Sun 27 Aug 2006 03:14:18]
コランダム >  見舞いは…、良いから。 (揺れる頭の振動、届く。) 先、そっち─── (探せよ、と。続けかけたのを、飲み込んで。) [Sun 27 Aug 2006 03:06:37]
コランダム >  キモチワルイなんて、言わせとけば、 いいの…に。 (踏み出せない後押しも、ろくに出来やしないくせ。別に役に立ちたいわけじゃ無いくせに、支えが無くて暴れてるんだ、きっと。払えるべくもない腕の中、暖かいのは人だ。) …… それ、でも。 探す術が、 無いわけ…じゃ。 (無い、だなんて希望的観測と知っているけれど。無造作に伸ばしっぱなしの髪、臭いそうだなんて妙な事考えたりするのは間の抜けた話。) [Sun 27 Aug 2006 03:05:31]
豪人 > …    いいえ、(抱き締めた儘、首を振るう。小さく。)    コランダムさんは謝る必要ないンです。俺こそ――― [Sun 27 Aug 2006 03:00:06]
豪人 > (其れが出来ないで居るからには―――まだ踏み外せない、ミチ)   逢いたい逢いたい、逢いたいッて?好きだって…? そンな、キモチワルイ。(抱き締めた儘、簿やけた視界を細めて肩をすくめた。抱き締める腕は其の儘に。)(深く呼吸する吐息、浅い空気を吸って)    …大変、ですよ。何も知らないンです。其の人が何処から来たのかも。何をしに来たのかも。(背中を撫で乍)―――それに、ヴェイトスは広すぎて。(諦めがちな声が、貴女の耳に、髪を伝って届くだろう)(―――と、) [Sun 27 Aug 2006 02:59:09]
コランダム >  ──ごめ   …ん。 (ぽつ、と) [Sun 27 Aug 2006 02:55:13]
コランダム > (踏み外して良いだなんて、思えるのは全てを切り捨てた後、なンだろう。)      …泣いて、 わめいて、 叫んじゃえば、 いいん…だ。 (相手の表情も、何も知ったものでは無いんだろう、痩躯。相手の本心、ようやく聞けたと、一瞬だけ停止した呼吸。)    …見つけるの、 そン…な、 (…ぐず。) 大変…な、ワケ? (…──── 吐息は自身を落ち着かせる為の。) … ───。 (ぐるりと、一周した思考。…言葉無くした。) [Sun 27 Aug 2006 02:54:58]
豪人 > でもね、本ッッ当に何処にいるか分からないンですッてば……、分かるなら、直ぐにでも探しに行ってます…よ―――(ぐずぐずと消えていく声)(すん、と鼻を擦る) [Sun 27 Aug 2006 02:50:45]
豪人 > (思い切り、踏み込んで、踏み出して―――何かを動かそうと、心を、身体を動かすための力は膨大で。其れを、思い切り―――落とされたときの、反する力は、更に膨大で―――。其れを知っているからこその、自己防衛。)           ………、(謝るなと聞こえる声。そして、続いて漏れた言葉に)………、(泣けばいい)―――………、     ………。(囁く唇が動きを止めて、暫しの逡巡。困り顔。)   …否、既に…泣いちゃってるンですけど、ね。(苦笑と共に、微かな声)(抱き締める腕の中で、何度も何度も繰り返される呼吸、コトバ、)     ………    …、俺だって、追いかけたい、ですよ。(本心。認めて。) [Sun 27 Aug 2006 02:49:45]
コランダム >  泣けば、いいんだ…─── (子供のように泣いた気がする。自分が泣いて如何するのだろうと、酷く弱っちく囁いたりして。) 侘びなんて、 いらな い… (おさまっては来たが。まだ呼吸が微かに揺れる。) ……侘びてる、 間に、 追っかけ…ろ。 (この期に及んで。届かないとしても動けだなんて。自分は動けないかわり、他人にそうして貰おうなんて、云う。) [Sun 27 Aug 2006 02:39:12]
コランダム > (先に進むまでに得る事を怖れる、のは。其れ以上を望めども、手を伸ばせないのは。今より落ちる事を拒むから。人の無意識の自己防衛。衝突して、叩き落される事を拒むが故の。)  (ひとつひとつ、どの言葉だって身勝手だろうが想いの断片。 一度捕らえれば逃がそうとはしないと、自分がそうする事を、知っているから得る事を怖れ。 そして失う空虚も怖がるのに。) 謝る、な   … 謝ったり、する 前、に。 (声の振動が間近な分、耳ふさぐ事もあたわず。) その、前に───…  [Sun 27 Aug 2006 02:38:27]
豪人 > 其の上、―――こんな…(泣かせてしまって)………、(其のコトバは飲み込んで、ざんばらの赤い髪越しに声を落とす)       本当に、ごめんなさい。(なだめるように、其の背を撫でて―――)      お詫びはどうしましょう、 か。 [Sun 27 Aug 2006 02:33:30]
豪人 > (抱き締めた身体の細い腕が力をなくしていくのに気付く)(罵られるも、否定など出来ようもない―――)     ……うん、卑怯だね。(寧ろ、己ですら自覚しているのだから。)   凄く卑怯だと思う…―――傍に居たいって、喚いて、喚いて、傍に縛り付けるくせに、其の理由を 分からない で、誤魔化してるンだもの。俺は。(―――だから、曖昧に掴めないでいる、関係。失ってしまうのが、怖いから。約束で相手をぐるぐると、縛り付けて雁字搦めにして、逃がさないように、しているだけ。)     俺が卑怯だから、何も手に入らないンだね。(卑怯者の、結末)(貴女に突きつけるには酷すぎるコトバ)       嗚呼、(力の抜けかけた腕に、貴女を抱くカタチのまま、抱き締めた首筋に)    俺、こんな時間まで話をさせてしまって。 [Sun 27 Aug 2006 02:31:26]
コランダム > (認めて仕舞えば、自分が張っていた堤防も全て崩れて仕舞うから。必死で自他共に認めさせまいとして居たものは。)          (嗚呼、何の根拠も無いのだと、直視した。震え止まらず、次第、泣いて無意識疲れて行くのだけは、力ぬけゆく腕に覚え。) [Sun 27 Aug 2006 02:24:13]
コランダム > (如何してと、紡ぐ事も侭ならず。選べもしないと決め付けて、選択を捨てた頃は今とは立場も状況も異なれども。痛い程判るだけ拒む事も出来ないのは、相手が痛むのが嫌だからじゃなく自分が甘えて居たいのだろう。どれだけ弱くなったものかと、自身に呆れるのも所詮は脳裏の事。助けてと云える相手は、今は姿を見て居らず。) 卑怯者、 卑怯者、だ─── …。 (相手が、判っているだろうに、続けるのは追い討ちでもかけたいように。出来ないなんて、卑怯だと。)         ────、…      (判りたくも無いと啜り泣く。) [Sun 27 Aug 2006 02:22:08]
豪人 > (―――続けるように紡いで)        でも、   出来ないンだ。 (―――貴女が拒むのなら、この腕は容易く解けるだろう。ぶつけられる嗚咽にも。コトバにも。震える声が、只同じ答えを返すばかり)(貴女の、辛い、  ココロの中の傷をえぐるようなことをしてしまった癖。自分の恐怖や痛みを拒むなンて、矢張り、身勝手。)    わかってくれるでしょう―――?(卑怯なコトバ。) [Sun 27 Aug 2006 02:16:59]
豪人 > (何処か似ていて、根本的に、間逆なんだろう。きっと。同じなのは、自分を放り出す悪癖だけ。)(震える腕で。震える肩を、震えないように。抱くなんて、―――どれだけ、誰かに依存して、傷の舐めあいをするつもりなんだろう。それでも、自分よりも小さな震える肩を離せなかった)     謝るくらいなら、コランダムさんの言うようにするべきなンだろうけど―――…、(紡ぎかけて、貴女がやめた言葉を [Sun 27 Aug 2006 02:14:24]
コランダム >  ……───ッ! (如何しようもない、止まらない。抱きしめて欲しいのだとか、そんなんじゃない、泣き声をぶつけるのは、唯の八つ当たり。 塗り固めてた氷は何処だか突き崩された。 臆病だな、なんて他人事のように笑って云えずに、 其の選択が刺さるよう、で。) [Sun 27 Aug 2006 02:08:13]
コランダム > (自分も、相手も似たものなんだろか。自分に無関心で、鈍感で。そう見えるのは、相手の気のせいだと、ある種の責任転嫁の、悪癖。) …。 (開く両の目、閉ざしているのは目前から逸らす為。しゃくりあげるのは気のせいと云う事にして欲しいと願う。伸びる腕は、人の温度から離れて久しい身に染みる。震えは止まらない。怖いのか、痛いからなのかも把握の外。 あ、ぁ。 息の合間に止まらぬ嗚咽、喉が鳴る。) 謝る、くらい   な ら─── …。  [Sun 27 Aug 2006 02:05:55]
豪人 > ―――…でも、   追いかけようがないから、……やっぱり、俺は目の前にある、しなくちゃいけないことを選ぶ、よ。(謝罪するのは、貴女が悲しいというなら。) [Sun 27 Aug 2006 02:00:28]
豪人 > ………、(返ってきた言葉は、放ったコトバも、主旨も―――恐らくは同じ意味のもの。己の放った其れと。お互い様の悪癖のぶつけ合い)     (伏せられた肩に、背中に、腕を伸ばしかけて、其の呼吸に、)      ……、(貴女の其の表情を見てはいけない気がした。だから、目を逸らす代わり、見えないように、)……   ごめん、  ごめんなさい、コランダムさん。(謝罪の言葉と一緒に、貴女の顔が見えぬよう、己の顔が見えぬよう―――に。抱き締めんと腕を伸ばした)(見えないように。震えないように。其れ以上でも其れ以下でもない、抱擁をしよう、と)       …ごめん。  [Sun 27 Aug 2006 01:59:05]
コランダム > (ッく、 引き攣れた喉の音。 痛みや過呼吸の其れとは違った、規則的。) 心配、 かけた───く、 無いだけ、 だ。 (伸びる腕は、拒まず。拒めるだけの、力も持たず。起こされたら充血した目は頑なに伏せているけれど、両頬に痕跡は残って仕舞ってるんだろう、情けない。) 俺が、 伝えよ…と、 しなかったのと、 同じッ  …、 …で。 (心身両方弱ったか。) …赦されて、 るのに。 手を伸ば さな い、なんて…  ───…( は、)  贅沢だ、よ。 (自分と重ねただけの身勝手。手を伸ばしたい気持ちが。自分の其れのように、酷く痛い。) [Sun 27 Aug 2006 01:50:29]
コランダム >  …俺は、多分、違うんだ。 (無茶の基準も何もかも。ヒトには無茶だと見えるだけだと、云ってみた。)  じゃ、ぁ。 俺が。 悲しいと、云ったら…そうしてくれる、のか。 (知って居て紡ぐ勝手はお互い様、か。所詮我侭、相手の感情なんて無視したもの。) …。 (伏せた顔面。水を良く吸う材質に押し付けたのは、らしくも無い自分を唯見せたくなかった、それだけの。) [Sun 27 Aug 2006 01:46:11]
豪人 > 如何して、    そンな風に―――(貴女の姿に狼狽えたのは、刹那の後)    如何してコランダムさんが、そんなこと ッ   、(今更、慌てふためいて、貴女の身体を起こそうと腕を今度は此方が伸ばす番)      [Sun 27 Aug 2006 01:43:29]
豪人 > 皆、そういうンです。(其れも否定するべき言葉だと。頭は横に揺れる。人のことをいえぬ癖、人には自分を大事にしろとのたまう勝手。) じゃなきゃ、俺が悲しい…―――(其れも勝手な押し付け)(全部全部理解している癖、言う我儘。貴女すら、己の我儘で縛ろうとする身勝手さが憎い。だのに、口を突くコトバは、其れ。)     行く先を言わずに、何処かに行くのは、追って欲しくないからでしょう。…俺は、一番守りたいものに、守られるのを拒まれてるンです。(細い細い腕、)   だから、守りたいものじゃなくて、守るべきものを、…(紡ぎかけたコトバは、其処で流れを止める)    (掴まれた手、固まったのは、全て。)(まるで、流れる時間、息、心音、全てが止まったような     気が     した) [Sun 27 Aug 2006 01:42:12]
コランダム >  た、頼  む、 から─── (手を伸ばした侭で。両目、閉ざして俯いた。顔面だけ、枕に押し付けるような、不自然の姿勢で。) [Sun 27 Aug 2006 01:35:32]
コランダム >  無茶は…して、ないよ。 (無茶だと感じて無いだけか。感情の無い人形になるべく。感情へと繋がる線を焼き切って、何も感じないようにした名残。支える土台も無ければ、自分を、何とも想え無い。) ───…。 (手を掴み。) 追いかけて、 欲しい、よ  ───… 赦され、る んだから。 (この混沌の街ならば。『厄介な相手』の元に赴くのならば、尚更のこと其の前に。) 頼む、 よ─── (腕を、捕らえるよな軌道の腕。掴んでも、すり抜けそうな力だけ篭めて、震え。) [Sun 27 Aug 2006 01:34:35]
豪人 >     だから、(と、言いかけた言葉)(貴女の腕が、此方の腕を掴もうと伸びてきて―――コトバが止まる。腕は拒むことすらしない、儘、固まったように) [Sun 27 Aug 2006 01:29:07]
豪人 > だって、そんなに自分に興味が無いと―――やっぱり、無茶するから。(其れも芯の強い人がよく、陥りがちなミステイク。自分を疎かにする悪癖は人にいえた義理で無い癖。)    ―――…(そう、と包まれた指先。俯いた儘の、視線が、貴女を見上げるように上がって。)……、いいえ。探さない、です。   待ちも、しない。(何かこみ上げて、視界が簿やけた)   俺には、俺のことより、しなくちゃいけないことがある。から―――  [Sun 27 Aug 2006 01:28:23]
コランダム > ( 氷解したか。 何処か。 ───… ) …。 (伸ばしたもう片手。)  (引っ掴もうとでも、するように。) [Sun 27 Aug 2006 01:22:06]
コランダム >  …そうなの? (いけない、事なんだろうかと。感覚、雲を掴むような其れ。良く無い事とは、知識としか、残らず。) …理由が、わからなくても。 何処かに、在るんだろう…さ。 (見えるものとは、限らないからと。震えた指を、手で包もぅ、と。唯どうか泣かないでと、想ったのでも無いのに。嗚呼、誰かを見ているようで、痛く思えて。) …探そ、 う。  探せない、なら…待っ、 て。 (うまく続かない。) [Sun 27 Aug 2006 01:21:20]
豪人 > ―――だから、悔しいから、悲しいから。 俺が、このキモチを認めたくない、   ンです。(貴女のように、素直になれない)(我儘を振りかざすことは、出来るのに。) [Sun 27 Aug 2006 01:18:32]
豪人 > …駄目ですよ、そんなの。(其れは何時か、自分を放り出してしまう確率の前兆。否、既に貴女は自分を放り出して、今此処に居るのやも知れないけれど)(伸びてきた指先、昨日よりも、もっと矮小な恐怖に震える指先に重なれば―――其の仄かな温もりを感じる)     理由が分からないから、もっと、おかしいンです…よ。 普通じゃない…、(貴女の指先を拒まない指先は、小さく震える)(そぅ、と水が静かに染み入るように、落ちてくる貴女の声、)       ………、(貴女のコトバに)………何処に居るか、分からないンです。いつも、そう。(合うのは、もう、逢えば大抵そうなる。)(さておき、撫でられる指先、零れる声音が速度を失って。) [Sun 27 Aug 2006 01:17:47]
コランダム > (合うのも、良いけど…むしろ、逢いに。) [Sun 27 Aug 2006 01:12:29]
コランダム >  俺、は…。 (そと、手を撫ぜよぅ、と。) 俺を叱りそうな奴に、会って来る…の。 奴隷だったくせして、 主人ほったらかして、焦がれて追った相手に。 (かける言葉は、うまくまとまらない。見透かされたよに、感じたからかも知れない。淡白には紡げず、弱い語調は、相手の其れに似てたかも知れず。) …だから、あなたも、合いに…いってよ。  [Sun 27 Aug 2006 01:11:12]
コランダム >  …───。 (かるく見開いた目。 云われて見れば、だとか。) (情けないとは、思っておらず。ただ、ただ。)  …。 (指を頬の手に、重ねよと。)   ────。 (嗚呼。) (嗚呼、ようやく思い至るのは、深に悩む其の理由。) そう、だな。 異常 ───…だろうな。 (男が、男に。) けれど、そうと知ってて、想って仕舞ったなら、それだけの…理由が、あるんじゃない、の?  [Sun 27 Aug 2006 01:08:00]
豪人 > コランダムさんは、自分に興味が無いみたい。(ぽつりと、貴女が漏らした言葉に、此方も思わず零れるコトバ。)(落とした視線は、貴女の表情の変化に気付かない。―――きっと、情けないヤツだと、呆れられているだろうと、思い乍。顔が上げられない)    確かめるのが、怖い……、(如何して。貴女から零れた問いに、反射的に零れるのが、本心。怖い。只、怖い)(伸びてくる細い指先にも、気付く筈も無い)       …………、其れは、コランダムさんが俺を知らないから。(堕ちてくるコトバを、否定する言葉ばかり、口を。)(俯いた頭が揺れる。揺れる、右へ、左へ)     男が、男にそんな風に思うのは、異常でしょう―――?(望んでいて欲しい、本心を知りたい。そう思っても、頭を擡げるのは、倫理。)   其れに、もう随分会ってない、から。 [Sun 27 Aug 2006 01:00:30]
コランダム >    俺より近しい人が、 そう、望ま無いわけ…───     (無いだろうに。) [Sun 27 Aug 2006 00:54:12]
コランダム >  嗚呼、 ───… (    )    …俺とて、 それを望んでいるのに。 [Sun 27 Aug 2006 00:53:43]
コランダム >  … 嗚呼、うん、そんなつもりは…無いのだけれど。 いや、そうなのかな。 (自分の事が遠い他人のようなんだろうな、なんて。声、漏れてる自覚も無くに。 甘い、甘い呼吸は一時の休息の。) …、   ───。 (眉間が寄った。苛立ちだとか、怒りでなく。唯、沈むように眉尻下げた。) 如何して、 確かめもしないうちに、 そう決めて…仕舞うの? (表情を包んだ手。やせ細った指先伸ばし。) [Sun 27 Aug 2006 00:52:09]
豪人 > ―――望まれてない。(視線、顔、落ちる)(口元を先程冗談半分抑えた掌が、顔を覆う) [Sun 27 Aug 2006 00:48:52]
豪人 > …自分のコトなのに。(善処する、なんて他人事のような。―――思わずくつりと喉の奥で笑って、堕ちた指が口元押さえた)    えぇ、煩いし、俺は子供らしいですから…(甘い甘い味の溶ける舌先が痺れるような感覚)(ぴり、と走る緊張)        そンな    モン …?(ばちりと開いた瞼が、貴女を凝視する)(つらつらと綴られる言葉、キモチ半分、落ち着かぬ。流れるように、耳を通って、      溶ける貴女の声に)        だって、 [Sun 27 Aug 2006 00:47:58]
コランダム >  何処かの国の言葉じゃ、人の為って書いて『偽り』…って言うんだろう? (声も、表情も。何故だか自然、やんわりと。) 自分の為に動いて、如何していけないの? 自分がした事が、相手の為になったかなんて、相手にしか…判らないんだし。 それだったら…喜んで貰いたいとか、好かれたくて、動く事の、何が…悪いんだろう。 (語尾。溶けて、消えそうに…なった。) [Sun 27 Aug 2006 00:41:09]
コランダム > (煙草禁止は、ちょっとばかし辛い。…飴は、随分と効果成した。) …善処する。 (曖昧に。) …そう? (煩い、ピンと来ない。)  …。 (抱える不安の中身には。嗚呼、と低く吐き出し。) ……そんなモン、だろ? (細くなった灰へと、はたと紡ぐは。) [Sun 27 Aug 2006 00:39:10]
豪人 > ―――…俺は、『 俺のすることで喜んで欲しい 』 とか、 『 俺の存在が意味のあるものであって欲しい 』 とか……本当に相手を思ってるンじゃなくて、只、俺という人間を必要として欲しいって、我儘を思い描いてるだけ、なんですね。(目が細まり、眉が下がる。唇だけが、笑みのカタチを象って。) [Sun 27 Aug 2006 00:36:05]
豪人 > (禁煙の為にいつも忍ばせている飴玉) ―――……そういうことですね。(びし、と立てた人差し指はへなりと落ちて)(暫しの沈黙と、貴女の声。)        ………煩いンだそうです、俺は。(上げられた語尾に、弱いコトバが続く)(それから、)    …迷惑なんじゃないかって、いつも気にして、て。只、其れを聞いて、迷惑だとか、不必要だとか、はっきり言われたら、耐えられないから、俺の心配は積もるばっかりなんです。(駄目だなァ、と付け加え、へろりと笑った)   でも、今、考えてて、気付いたンですけど… [Sun 27 Aug 2006 00:34:29]
コランダム > (果物の味は好きだ、甘い物は考え疲れた頭に染み入る。) あ、はは…こりゃ、行かないわけには、いかない…かな。 …さっさと、体力作る事にしましょう。 (そうしないと、行くにゆけない。有難う、と後押す指先に向けて告げた。) 沢山、あっても。 (嗚呼悩むのだろうなと、軽い予測立てればその通りだったりで。 思案の時間を黙して過ごす。言葉を、待つべく。) …。 (安堵したような表情を、笑みに。俯き加減の表情、瞳の色を。) じゃあ、それで…良いんじゃないか、な? 俺は、  少なくとも…そう思って貰えるだけで、嬉しいと思うんだけれど。 (如何だろう?なんて語尾を上げた。) [Sun 27 Aug 2006 00:29:03]
豪人 > (ゆる、と緩んだ笑みに、つられて飴玉を自分も口の中に放り込む。甘い、甘い、桃の味。)   行くンです。行かなきゃ駄目なんですよ。(びし、と人差し指一本おったてて。貴女の鼻先にびしーむ、突きつけよう)(泣き言には聞こえない。只、弱気には聞こえたけれど。)    何故?(―――苦手な問い。)(問いを投げるのは得意だけれど、答えを投げるのは苦手。まるで、其の人に投げられた問いみたいな、貴女の問いに、眉が寄った)―――…何故って、 …理由は沢山あります、よ。(沢山ありすぎて、どれが理由か分からないくらい。)(へにゃりと浮かべた情けない面は、次第に、眉を寄せて、俯き、考え込む様子)     どうして、欲しいか? …―――(視線が彷徨って、さまよって、彷徨って)―――……笑って欲しいし、喜んで欲しいし、     (コトバが止まる)(俯いた顔を貴女が覗き込めば、何かを見つけたような男の面が見えるだろう) [Sun 27 Aug 2006 00:21:59]
コランダム >  その人に、如何して欲しい? (意味の、ある事。) 笑って欲しい?  [Sun 27 Aug 2006 00:13:44]
コランダム > (もご、と。飴玉の味に顔面ぜんぶ、緩ませた。) …行けたら。 (良いな、なんて泣き言にでも聞こえたか。唯、可能性として直ぐでは無理だろう、なんて意味のつもりだったけど。) …。 (揺れた頭に、かるく見張る目、疑問符うかべ。)   何故、そう思う? (純粋に答えを求めて。) きっと、なんて憶測のうちだろう? 如何して、無意味だと…嗚呼。   そう、だな。 (長考。) [Sun 27 Aug 2006 00:13:05]
豪人 > ―――…どうせ、なら。 其の人にとって、意味のあることをしてあげたい。から。 [Sun 27 Aug 2006 00:09:38]
豪人 > (飴玉は開けられた口の中へ、からりと音を立てて飛び込むだろう)   はは。やっぱり。それなら、ご自分で怒られに行くべきっぽいですね。(くすくす、くすり。笑う。コレだけ素直に、正直な気持ちを話してくれると嬉しい、なンて。自分が怒る権利を戴いたワケでもないのに。)(貴女がそう望む相手をうらやましく思ってしまったのは、秘密。)   ………でも、ね。(ふるり、貴女のコトバに首を横に振るう)(―――未だ、誰にも話していないコト。もごりと唇が、戸惑いがちに動いて)    きっと、俺は、其の人にとって、何でも無いから、こそ。 俺は俺を褒められないンですよ。 無意味じゃないですか。その人にとって。(白い歯のまぶしい笑顔に、へらりと、力の抜けた笑み) [Sun 27 Aug 2006 00:08:51]
コランダム > (堕ちる先には言葉控えて。ぱくり、あけた口。子供がねだるのと大差ない動作にて、飴玉を待ち構えよう。) Bingo. …怒ってくれたらいいな、なんて、ちょっと期待してはいる。 (怒る権利は誰にでも。自分にはそれが無いと思っているような、焼き切れた脳の線。甘え方なんて何処かで知ったかどうか。よく、判らない感覚。) だから。 (小さく、頷く。乾いた声が響く中途で。) …潰されそうになるのに、そう思うのを止められないんだから。 (それは多分、強さなんだと。想う事から逃げて、赦された相手以外への、想う気持ちを何処かに追いやって仕舞った自分より。) …もっと、自分を褒めても良いんじゃないか、な? (少し、歯を覗かせた笑み方。) [Sun 27 Aug 2006 00:01:35]
豪人 >  …其れはそうですね。(己が考えていた 堕ちる先は先など無かったから、濁す言葉尻。)(ポケットから、飴玉を取り出し)    です、ね。 ご自分で動きたいときに、動きたいようにならないのは苛々するでしょうから。(―――一つ、貴女に飴玉を差し出した。口をあければ、放り込んで差し上げようと。)    ……怒られそう。 いいじゃないですか。怒られれば。その人は怒る権利もあるんでしょうし―――コランダムさんも、怒られるのはイヤじゃないでしょう?(其れは心配してくれていた、自分を思ってくれていた、証だから。)(甘えるばかりの自分には、甘えられない人が不思議でならない)    俺の場合は分不相応なお節介ですから。(感謝の言葉にひろりと掌が揺れる)(悲しいコトバを紡ぐ貴女の視線が、此方を射抜く)       思うばっかりも辛いンですよ? ―――(はは、と軽い笑いが宙を舞い)――― 勝手に心配して、勝手に思う気持ちでつぶれそうになりますから。勝手に。(射抜く視線を見ないように、目を細めて笑う) [Sat 26 Aug 2006 23:55:55]
コランダム >  …そう、全力で心配を出来たり、 心配して貰わなかったとしても、思い向けられる人の…方が。 (指差すのは、眼鏡の奥。) [Sat 26 Aug 2006 23:49:04]
コランダム >  先があるなら、それでも。 (未来が無ければ、無意味だってクギさす意味も含めよぅ。歯車ひとつ、代用を探す手間とてあるから、なんて。) です、ね。 ま、日常に差し支えの無い程度までは、せめてちゃっちゃとやらないと。 (動けないと苛々するからと、笑い含めて。ロクに立っても居ないのだとは、おそらく心配するだろうから、伏せて置こうか。) 嗚呼、…心配してたら、多分こっち聞きに来てくれるかな、なんて。 …一人、まァ、いる…けど。 ───怒られそうで。 (たはり、告げて眉下げた。嗚呼、そういえば甘え方は、良く知らない、昔からだけど。) でも、心配する相手は、幾人もいるんだろう? 心配してもらえるって、嬉しい事じゃないか。 …ありがとう。 (笑みが侭、吐息。) 俺は、強くない…ですよ。  そう感じる処が、すっかり麻痺しちまっただけで。 (虚空、視線にうろつき。) [Sat 26 Aug 2006 23:48:08]
豪人 > 一層、堕ちた方が楽かな、なンて思う俺は弱すぎますかねェ。(冗句のように、軽く乗せた言葉は、半分冗句の、半分―――)(己は世界の歯車の中の、ちっぽけなちっぽけな一つの歯車。無くとも世界は動く。其れは組織も同じこと。軽い薄い口調に載せた言葉は、それ以上の意味を持たない)    病は気から、とも言いますし、ねー。(薄く笑った)(貴女の病状、否、怪我の現状を良く知らぬが故。)     了解ですよ。 何処ぞの誰、とか、そういうのは無いンです?(遠慮は要りません、とばかり。親切の押し付け、一つ。甘えるときは甘えればいいのに。芯の強いヒトは其れが出来ぬ人が多いらしい、貴女を含めて。)         …――― 俺よりも、  強い   人は大抵心配ですよ。 芯の確りしている人は無茶をするから。(静かな声に、悪戯な笑みを返そう)    コランダムさんみたいに。(くつり) [Sat 26 Aug 2006 23:42:04]
コランダム >  心配しているのは…どんな人? (静かに、そっと語尾の後、上乗せするように問いかけた。) [Sat 26 Aug 2006 23:35:05]
コランダム >  なら、何かで堕ちるより先に、逃げ出すのも一手かも。 (逃げるのは弱さでなく、戦略で逃げでは無いのだなんて、偉そうに。一人の喪失、どれ程の重さを持つかを、駒であれども知るべきと。) …ま、自分でやる気があれば、直ぐに如何とでも。 (なりましょうよ、と。腕を自分の身に並べ。) …あ、お願いして、良いかな。 俺の事知ってる奴とか、探して居る奴が、居たら。 (手間をかけさせたいと、思うでもない。探す一旦、偶然でもまみえた時で良いとつげ。) …。 (目尻、緩めた。) [Sat 26 Aug 2006 23:34:33]
豪人 > ―――俺は、主に、     一方的に心配 する 側です。(ぼそり、落ちるように付け加えられた言葉。) [Sat 26 Aug 2006 23:30:27]
豪人 > ―――ははは。大丈夫です。俺ビビリなんで、大したコトは出来ませんから。(どーん。)(どんな宣言だ。あからさま、己が役立たずだと宣言するかのよに。ひろり、掌を顔の前で振った。己一人の損失等、然したるものでないという意味合いも篭めて)    …其れは、(細く、少し荒さを感じる赤い髪に細い指先が滑るのを眺めて、男は目を細めた。女性の仕草に。)    ………もし、宜しければ、俺、お伝えしておきましょう、か? おせっかいかな。(こうして、土産を持ってくる以外で、何かしてやれることはないかと考えた上での問い。だったのだけれど。)(―――逆に、打ち返された問い。しぱり、と瞬き、)     いえー。其れが全くー。寂しい独身男ですから。( は は は、乾いた笑いと、下げた眉。) [Sat 26 Aug 2006 23:29:47]
コランダム > (土産も、勿論。) 無茶は、禁物…なんだろうけどな。 (手数が一人減るだけで、増える不利益は知って居る。道具としてでなく動く機関に、喪失が与える影響は、心身ともに。…その一端ほどの力も無く、説得力も何も持てない言葉は、少しもどかしい。) ええ。 …嗚呼、俺は正直、何時になるやらで。 俺の動き次第、なんだそうですが。 (己が指、ざんばらに伸びた髪潜らせ。) 気になる奴は居るけど…知って居るかも判らない。 心配してるとは、思うんだが。 (瞬き。) …そっちこそ、ちゃんと顔が見られないと、心配する人は居るんでしょう?  [Sat 26 Aug 2006 23:23:29]
豪人 > (例え、土産が一の目当てだとすれど―――今は自分を受け入れてくれる、喜んでくれる存在が、何よりこの男には救い、故。)   ははは。そのとーり。流石です。(もう助けを求めない。少なくとも、眼前の床に伏せる女性に求められようもない。恐らく、嘗ては己よりも遥かに強かっただろうとしても。)(くつり、喉の奥で一度笑って)    了解、(びし、とふざけ半分敬礼を) 覚悟しておきます。 ―――…そうですね、………コランダムさん、退院は何時頃になりそうです? ほら、ご友人とか心配されてないかなァ、と。(ぼさりと髪をかき上げて、気になっていたこと、一つ) [Sat 26 Aug 2006 23:18:29]
コランダム > (何処にも無いものを、持っているのが自分という個人でなくとも。自分にとっての利になるのだから、それだけで喜ばしいのだけれど。戸惑いの気配、それとなく覚えたまま。) お迎えに行く相手がまた、厄介なんだろうな、とは。 (力量見定める目は、何処かにしばらくおいて来てしまっているけれど。震えそうでも、助けもとめない内なれば、それは彼の手の中に宿させた侭。) 有難う、ございます。 楽しみにしてますよ。 (生きて戻れば何よりなんて、それ以上は果たして無かったかも、知れないけど。) …了解しました。 忘れないんで、お覚悟を。 (返された質問。) …ああ、そうですね。 何か面白い話題でもないかな。 …何か、聞きたい事とかあれば、答えますが。 (答えられる範疇なら、だとか。それはそもそも話題づくりといえるのか。小娘もまた、話題づくりが下手だった) [Sat 26 Aug 2006 23:13:32]
豪人 > そうですねー…何がいいです?(質問に質問を返すな。)(そも、会話下手である。この男、は。つまらぬヤツ。) [Sat 26 Aug 2006 23:10:38]
豪人 > (其れは其れで愉快故。次はそうしておきましょう ――― さておき、職場、家、其の二つどちらにも無いものが此処にはあるが故、こうも足を運んでしまうらしい優男は、貴女の困惑色した笑みに、へにゃりと眉を下げた情けない面を返す) ……接待みたいなもんなんですよ。(魔界ご一行様の。と付く辺り、未だ、思い出すと指先が震えそうな感覚すら憶えるのだけれど)(軽く笑うように告げて、優しい 女性 の笑みに、)      ははは。 えぇ、勿論。これ以上食べられないってほどに。(其のコトバの裏に貼り付けられた意味を勝手に、深読みして、思わず嬉しくなるのは、自惚れだろうか。)(緩む面)     コランダムさんにお土産をお届けするために、少しでも早く次、来れるようにします。 [Sat 26 Aug 2006 23:06:45]
コランダム >  ───何から、話そうか? (切り出しは、簡素に。) [Sat 26 Aug 2006 23:06:33]
コランダム > (中が空っぽだったら、きっと唇を尖らせて拗ねていただろう、痩躯。頼りない気配よりは、何処か強張りがあったんだろか、相手の表情。…そこまで深く、見通してはいないのだろうけど。) …ン。 頑張ってるンだなぁ。 (そっか、と短く。困惑げの笑みを軽く、浮かべたその後に。) それなら、喜んで。 (ゆゥるり、表情は緩め、ながら。) そのぶん、次に来た時のお土産は、弾んで頂けるんだよね? (冗句めかした声は。無事に戻れなんて云う代用に。) [Sat 26 Aug 2006 23:00:18]
豪人 > (中は空洞にしてないのでご安心。浅く掘り込まれた笑みの表情。―――作り笑いの自分よりも、良い顔。)    えぇ。(視線がぶつかると、目を細めることで、少しの照れくささを隠そう)―――……えぇ、なまじ、一年も自警団やってませんし。 一応、体力も付いたかとは思うンで、やれる限りやってきますよ。(詳しくを語るかどうか。其れを思案しながら、コトバを紡ぐ。―――勘の良い貴女ならば、薄らとこれから起こるだろうことの  方 向 性  くらいは予想できるだろう。)    なので、今日は色々お話しましょう。(最後にならないようにするために)   コランダムさんの話と声を、次会う時までの餞別にいただけますか?(くすりと笑って零す冗句染みた台詞。限りなく、本気なのだけれど。) [Sat 26 Aug 2006 22:56:59]
コランダム > (描かれた顔は、ひどく元気そうに見えるもの。見ているだけでも気はまぎれようか。何処となく力なく見える微笑。汗腺の少ない身体に、傷の治癒の最中に沸く熱を汗に流した、赤い頬。何処となく意識ボケた侭…首かしげ。) そ、か。 (隻ツ眼、視線を絡めん。) 余程、忙しい状況と見える。 お気をつけて。 (何も知らされてはいない、けれど。…肌で、それとなく。何かが、日常と異なる程度の気配がある事ぐらいは感じられなくも、無い。) [Sat 26 Aug 2006 22:50:11]
豪人 > (デカイ西瓜には、少し気早い顔が描かれていた)(其れが、サイドボードの上から貴女を眺めてにたりと笑んでいることだろう)    …イェス。暫く。(こくり。瞬きに緩い面が頷いた。夏だというのに確り規程通り制服を着込んだ男は、ハンカチで額の汗を拭って、溜息一つ。) ―――……、えぇ、仕事で。警邏が忙しくなりそうなんですよ。(此方を見上げる視線に、灰濁の視線を合わせ乍) [Sat 26 Aug 2006 22:47:02]
コランダム > (食ってそれなり体調管理だけは。痛みはまだまだ残るけれど、それでも進展ないわけでもないし。蒼色のコートに目を細め、でかい球体に気を取られつつに。) …。 しばらく? (ぱちり、まばたきを一つ、送り。) 仕事か、遠出でも? (腰下ろすにともなって、低くなる視線の高さを、軽く見上げたそのままに。) [Sat 26 Aug 2006 22:40:47]
豪人 > (緩い笑顔を見れば、ほっとしたように。先日より、少しは顔色もよくなったよう。) ―――…そうなんですかー? まァ、お見舞いにあんまり来てもって、気を使ってる方も居るでしょうしー。(西瓜抱えた、自警団の蒼いコートを着た男がぺったらぺったら、部屋へ入る)(西瓜をどん、とサイドボードへ置いて) ………(変わったこと)……えぇ、其れが一番の土産です。で、其れに伴って。暫く、お見舞いにお伺いできなくなりそうなので、報告に。(問いかけに答え)(勝手においてある腰掛に腰を下ろした) [Sat 26 Aug 2006 22:38:33]
コランダム > (へらり、緊張感もカケラの無い笑みお返ししよう。お互い様か。) ほら、病院だといつまでも残させるのも申し訳なくて。 (子供に食べてもらってンです、とか何とかほざき。) いや、こっちは見舞い来てって云うような相手も、そんなに居ないですし、ね。 (太さもさながら、腕力差の垣間見える腕を眺めて目を細め。) 何か、変わった事はありました、か? (あまり起きていないぶん、足りない知識、埋めようとするよに問いかけ先んじ。) [Sat 26 Aug 2006 22:31:48]
豪人 > ぼんそわーる?(きっと今晩和ですね、へろん、と緩い笑みが相変わらず。)  あははははは。俺すっかり、食料調達班じみてますねー。(力無い細い腕に、此方は鍛錬帰りの疲労はしていても、漸く男らしくなった右手をひらり。)   そう言っていただけると、何よりです。 [Sat 26 Aug 2006 22:29:31]
コランダム > (震えた西瓜、その後ろ見えた黒髪眼鏡。片目の視界に入れて、にンまり口元笑みに。) Bonsoir, おなかすいてたんですよ。 (コンバンハ、改めて。片手ひらりと力なく揺らし。) いや、でもお見舞いいただけるっていいですね、本当。  [Sat 26 Aug 2006 22:23:41]
豪人 > ―――なんちゃってコンバンワー?(震える西瓜の後ろから、情けない面がハロー。) [Sat 26 Aug 2006 22:21:14]
見舞い客? > Oh! イキナリ 食テモ イイ? ナンテ、俺様ビビッチャウゼー。(ぶるぶるぶる)(西瓜がドアの間で震えた) [Sat 26 Aug 2006 22:20:18]
コランダム > (時間間隔は、もとより少しズレていた。あまり遅くなる事などは気にしない故。声は少し弾んだ雰囲気かもした侭。) コンバンハ西瓜さん、食べていい? (丸い緑へと投げかけたるは、本気の声。) [Sat 26 Aug 2006 22:19:05]
見舞い客? >    やァ!オミマイ ニ ヤッテキタ ヨ!(ドアと壁の間に、緑の丸いものが顔を出した)(―――西瓜だ) [Sat 26 Aug 2006 22:18:04]
ノック > (答えが返ってくれば、ドアが少し開いて) [Sat 26 Aug 2006 22:17:02]
コランダム >  ドウゾ。 (即刻お招きモード。) [Sat 26 Aug 2006 22:15:28]
ノック > (控え目なノックの音。こつこつこつ。)(返事があれば、入ることにしよう。――約束の時間より、少し送れた訪問を知らせる音) [Sat 26 Aug 2006 22:15:21]
お知らせ > ノックさんが入室されました。 『(こつこつこつ)』 [Sat 26 Aug 2006 22:14:17]
コランダム > (もともと頑丈な体躯にあらず、食物を少し口にしただけで、すぐに満腹を訴える。すぐに満ちる分、減るのも早く。) …腹減った。 (起きていると、すぐにエネルギー足りなくなる次第。) …そろそろ来るかな。 おなかすいたな。きっと手土産持ってきてくれる。きっと、くれる。 (ほくほく面して、何処ぞより来訪予定の手紙を思い返す。) [Sat 26 Aug 2006 22:12:08]
コランダム > (意識を軽く重くされるは、何の所為かとは判らず、とも。) …何か、妙にご飯が美味しかったなぁ。 (そりゃあ寝てる間はロクに食って無いから当たり前である。) [Sat 26 Aug 2006 22:07:57]
お知らせ > コランダムさんが来ました。 『 ───目覚めは幾日も隔て、ながら。 』 [Sat 26 Aug 2006 22:06:45]
お知らせ > ビリー・ウォンさんが帰りました。 『とりあえず、暫くは病院で泊まり込みで薬剤の確保を最優先に』 [Sat 26 Aug 2006 14:00:09]
ビリー・ウォン > 今からで…材料全部そろえれますかね…(麻酔や鎮痛剤…今から揃えきれるかどうか…きっと自分もその鎮痛剤の製作がメインになるだろうし) [Sat 26 Aug 2006 13:57:23]
ビリー・ウォン > (棚を全部確認し、戦場に必要な薬剤の不足がないようにまとめて…薬剤ギルドの方に回して、そこからまとめて一括で処理になるのだろうか)アマウラの方の薬師は、大変でしょうね・・・(荷が滞るのは仕方ないだろうが、それでもどうにか確保しないといけないわけだし) [Sat 26 Aug 2006 13:55:26]
ビリー・ウォン > ・・・フォーウンに出向いて、押さえるのもありでしょうけれど…(それこそ実家は末席と言えども大人として名を連ねているが、個人的にそこに頼るなんて死んでもご免とそんな話) [Sat 26 Aug 2006 13:52:51]
ビリー・ウォン > 今回は屍砦の比じゃありませんしね…(フォーウンからまだ荷が届くうちに、大量に押さえておかないと不足する。薬がなくなった病院なんて存在意義が問われる…) [Sat 26 Aug 2006 13:51:12]
お知らせ > ビリー・ウォンさんが来ました。 『(一足早く、こちらは戦場になっている)』 [Sat 26 Aug 2006 13:46:44]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 [Wed 23 Aug 2006 23:28:19]
フェンサー > ( 人間というヤツは本当に、昔からいままで罪というものが好きなようだ。 そんなものは、ありもしないのに。 本当の罪は、自身の心なのに。 ありもしない十字架を背負って悲観する暇があるのならば、自身の罪に早く気づくべきなのに。 くああああ。 大きなあくび。 そして、やがて寝息。 ) [Wed 23 Aug 2006 23:28:18]
フェンサー > ( 何の話かって? 薦められた聖書の話だ。 正直者のノアの話。 彼とその家族は赦され、沈み行く世界から逃げる術を与えられた。 数多くの動物の番たちとともに。 しかし、今の世界に悪人の蔓延るのを見ると、考えるにノア一行には悪人が混ざっていたらしい。 或いは、人間という種族にはあらかじめそういった血が混じっているのかもしれない。 原罪というヤツだろうか。 ) [Wed 23 Aug 2006 23:18:35]
フェンサー > ( 窓の外ではざあざあと、飽きもせず雨が降っていた。 ざあざあ、ざあざあ。 七日も続けば世界など沈んでしまうかとも思うこともあったが、こうも長く続けば、世界などそう簡単には沈むまいよと考えも改める。 急いで方舟を作るほどのことでもない。 ) [Wed 23 Aug 2006 23:08:51]
フェンサー > ( くぁあああああ。 奥歯まで見えるくらいに盛大にあくびを一つ。 ぱくん、と口を閉じれば、もにゅもにゅとぼんやりと。 変な時間に寝て、変な時間に起きてしまった。 ううむ、体内時計がいまいちすぐれない。 ) [Wed 23 Aug 2006 22:58:58]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Wed 23 Aug 2006 22:57:23]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 [Tue 22 Aug 2006 23:36:47]
フェンサー > ( 気づけば意識は夢の中。 お空の上まで旅立っていた。 ) [Tue 22 Aug 2006 23:36:46]
フェンサー > ( 実際にあの高みに近づけたならば、綿菓子のようにちぎって取ってこれるだろうか。 ああでも、あんなにふわふわと浮いているのだから、ちぎってとっても降りてこられないかもしれない。 そんな子供みたいなことを、フェンサーは大真面目にううむと考えた。 ) [Tue 22 Aug 2006 23:26:41]
フェンサー > ( ぜんたい、あの雲というものはどんなものなのだろうか。 それは、高い高い空の上のお話だから、鳥にだってわかるまい。 見下ろすお天道様ぐらいだろう、知っているのは。 窓の外をちょいと伺い、不思議だなあ、とつくづく思うのだ。 ) [Tue 22 Aug 2006 23:17:05]
フェンサー > ( 曇りの日の空が不思議だと思うのはフェンサーだけだろうか。 あののっぺりとした白いのか灰色なのかはっきりしない空模様を眺めていると、フェンサーはとても不思議に思うのだ。 その曖昧さに苛立つということもない。 ) [Tue 22 Aug 2006 23:06:26]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Tue 22 Aug 2006 23:05:13]
お知らせ > フェンサーさんが退室されました。 [Sun 20 Aug 2006 22:38:39]
フェンサー > ( 梅雨という季節は相変わらず好きにはなれなかったが、まあ、すこしだけなら、そう思う程度には、嫌いではなくなりそうだった。 ) [Sun 20 Aug 2006 22:38:38]
フェンサー > ( この世の全てを背負う神様ならば、きっとその涙もたいへんなものなのだろう。 時にはすぐ先だって見えないくらいに降り注ぐのは、そういうことだ。 雨が恵みになるのだって、そういうことだ。 神様を慰めるために大地は実るのだ。 そして神様はその実りに涙するのだろう。 喜びで涙を。 そんな風に妄想してみれば、長雨もさして悪くはない。 ) [Sun 20 Aug 2006 22:28:30]
フェンサー > ( そういえば、雨は神様の流す雨だと聞いたことがある。 それはちょっとした戯言なのだろうけれど、こうして毎日のように降るそれを見ると、あながち間違いでもないのではと思う。 たまには大泣きしたくなるときは、誰にだってあるだろう。 ) [Sun 20 Aug 2006 22:19:29]
フェンサー > ( けほっこほっ。 小さく咳き込んでから、それを飲み込む。 何気なく見やった窓の向こうは今日もまた雨で、陰鬱な気分以上に呆れさえ生まれてくる。 空は、毎日毎日雨を降らせて飽きないのだろうか。 こんなに沢山の水は何処から来るのだろうか。 あふれもせず何処へ流れていくのだろうか。 雫は語らず、雲は黙す。 ) [Sun 20 Aug 2006 22:08:45]
お知らせ > フェンサーさんが来ました。 [Sun 20 Aug 2006 22:06:38]
お知らせ > フェンサーさんが退室されました。 『( 叶うことのない夢ほど悲しくて。 )』 [Sat 19 Aug 2006 20:49:29]
フェンサー > ( 嗚呼――――――おぼろげなその向こうを垣間見て、一層涙は零れ落ちていく。 それは、悲しくて、恐ろしい悪夢でも、嬉しくて、幸せな夢でもなかった。 それは―――穏やかな夢であった。 私がいて、彼女がいて、彼がいて、晴れたり、曇ったり、時には雨が降ったり、それでもやっぱり大きな変化はなくて、毎日が、暖かくて―――絶対にありえない、悲しくて、幸せな夢。 ) [Sat 19 Aug 2006 20:49:13]
フェンサー > ( 人は意味もなく泣くことなどあるのだろうか。 少なくとも、いままでそんなことはなかった。 どんなに無意識のうちでも、小さなことが胸のうちの些細なものを呼び起こして、感情を起こしていた。 だが、今日のこれはなんだったのだろうか。 涙のヴェールの向こうで、もう少しで、もう少しで見えそうなのに、見えない。 悲しくて、恐ろしい悪夢なのか。 嬉しくて、幸せな夢なのか。 わからずにフェンサーは泣いた。 嗚咽をかみ殺して、シーツをぬらして、ぼろぼろと泣いた。 隠しようもない。 恥ずかしいと思うこともなく、ただただ、抑えきれぬ何かのために泣いた。 ) [Sat 19 Aug 2006 20:39:12]
フェンサー > ( とても怖い、悪夢だったのだろうか。 とても幸せな、夢だったのだろうか。 自分でも知らないうちに涙を流すような、そんな夢だったようだ。 まだ確たる意識を取り戻さないけれど、それでも何度も、涙を拭う。 淡い断片に、思い起こしては涙がこぼれ続けていた。 拭っても、拭っても、あふれ出てくるのだ。 それは押さえようもない嗚咽だった。 訳もわからずに、私は泣き続ける。 ) [Sat 19 Aug 2006 20:29:22]
フェンサー > ( それは、どんな夢だっただろうか。 ぼやけた記憶を恐る恐る探っても、それは曖昧にしか姿を見せてはくれなかった。 断片ですら、淡い。 ただ、確かなこととして、 ) ………………………なみ、だ……。 ( 泣いて、いた。 ) [Sat 19 Aug 2006 20:19:06]
フェンサー > ( 夢を―――夢を、見ていた。 ) [Sat 19 Aug 2006 20:17:36]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Sat 19 Aug 2006 20:17:15]
お知らせ > 豪人さんが帰りました。 『(―――そ、と肌掛けを被せて)(ぱさぱさした髪を撫でた※勿論、落書はして帰ったけれど※)』 [Thu 17 Aug 2006 00:20:35]
豪人 >  いいえ、俺は俺ですよ。やだなァ。(HAHAHA。何だかドライな笑い声響かせつつ。冷や汗にニッコニコしている。多分マヂで焦ると、貴女が女の子だって忘れて、へち殴る。それからじたばた焦る上に、勘違いされて泣きそうになる未来予想図。)        どういたしまして。(―――直ぐに、安らかな寝息。)       ……こちらこそ、有難う、かな。(其の寝顔に、口元が緩む。誰かが居ると落ち着くのは同じ。―――家の動物達には申し訳ないけれど。人の気配がする此処に、もう少し、…) [Thu 17 Aug 2006 00:19:00]
お知らせ > コランダムさんが退室されました。 『 食べかけのおやつ、食べきらないうちで後悔するのはまた別のお話。 』 [Thu 17 Aug 2006 00:15:09]
コランダム >  ───何か、人が変わ っ…た ? フジサキさん。 (笑顔で返すも冷や汗タラリ。捨てないのかとサックリ問いそうな奴は、鈍感なのでその葛藤に気付く事無く殴られるだろう。男装は趣味というか必然だがさておき、そういう趣味に思うかも知れないうえに、受け入れるので心して置くべし。いや何の為に。)  ───ありがとぅ。 (そういえば、いつぞや会った時なんかは、血みどろで目の前で意識トバしたんだったか。瞼ゆるく閉ざして、数秒後。) おやす み… (寝息、本当に直ぐ寝た一匹、落書きでもしとくと良さそうな、ヨダレ垂らした寝顔を晒して。) [Thu 17 Aug 2006 00:13:28]
豪人 >    俺の言う通りにするといいんです。(にこーッ。嘗て無いスマイル、きらきらー。―――何故捨てないのかと問われると、じたばた暴れるので気をつけるといい。今のコイツは貴女を投げるのくらいは、軽い。※酷いフラグ※つか、男装と同じ趣味だと思われたら如何しよう。そんな一抹の不安。)(小さな頷き、とろりと落ちかける瞼。)      …あ、(告げられるお願い事。其の間にも落ちる瞼)(何時だったか、貴女に出会った時のデジャヴのよに)-――えぇ、   其れくらい、お安い御用です。(もう、既に落ちきろうとする瞼に、頷いて。)      おやすみなさい。 [Thu 17 Aug 2006 00:07:45]
コランダム >  俺が眠るまで、ここに…居て?  誰か居ンの、落ち着く。 (男女の性差も年齢の程も無関係、頼めるだけの信用を、出来ると認識した相手だから頼もうと。目を閉じたら、きっとすぐに寝てしまうからと添付けて。)  …ンじゃ、頼む───…。 (…返答待つより先に、うっすら閉じ行く両目蓋。酷い確定。) [Thu 17 Aug 2006 00:03:46]
コランダム >  …俺、如何すれば良い、んだ…ろ。 (かなり真剣に悩みだした。バトル開始ならば大喜びするのに、こういった方面となると、とんと疎いというか、苦手と云うか。そんな不審な持ち物、何故捨てないのかと、経由を知れば問うだろう、男装。)(こくり、動作はやっぱり小さく。血なまぐさい話題に慣れたとしたら、落胆に似た表情を見せたんだろう。) …それが…一番、だし。 (慣れないで済めば。誰も慣れない方が良いと、慣れきって仕舞った側の。) … … 嗚呼、 ちょっと。  不躾なお願いで悪いンだけ、ど…。 (よく喋った所為か、気分は晴れて居るのに眠気を催した、模様。視界が揺れていた。) [Thu 17 Aug 2006 00:01:38]
豪人 >     本気ですよ、マヂです、マヂ。(鼻息ふんすか。拳まで握る始末。ひらひらふりふりは何故か、    何故か、未だにとってある、イン・ザ・クローゼット。いつか誰かに見つかって誤解されないか心配な持ち物、パート1。)    其れじゃ、まずは、早く退院すること、ですねッ。(何より、其れ。びし、と人差し指を立てて、にんまりスマイル。)(ほんのり安心したような顔。どうにか下手糞な嘘は伝わった様子。へにゃり、眉を下げながら視線を戻して、)     慣れる気もしません。(失礼も何も、既に自分で諦めてたらしい。肩を竦める)(―――と、)       …ン?(隻つ眼の赤が、また此方を見つめているのに首傾げ。呼び掛けの先を催促する面。) [Wed 16 Aug 2006 23:57:21]
コランダム > (…うつら、と揺れた赤銅絲の下。) …なァ。 (血色、深みの灰色見やり。) [Wed 16 Aug 2006 23:51:00]
コランダム > (蒼褪めた背景を、そっと柔らかく塗り替えよう…。ともあれ。) ほ、本気っ…! (いつしか宝石屋さんが何を持って来たのか。ひらひらふりふりの衣装か。そうか。能力値に伴い立場まで逆転すると云う。教育される側、想像もつかない世界。わたわた焦るのは目に見える世界。)  了・解───…ちゃんと、した親切を…押し売りしてくれたら、今度は、お礼するし。 (結局、あんまり変わらないのかも知れない間のソレ。サムズアップ。落ち込んでた処から這い上がれば、気力は充分。) …───そ、か。 (信じた、のだろう。仄かに、ほっとしたような表情は少し、あからさまなバカ正直。) …あまり慣れて欲しいタイプじゃ、ないしなぁ。 (とか、云うのは多分。男性には失礼なんだろうけど。) [Wed 16 Aug 2006 23:45:11]
豪人 > (既に蒼褪めていた。―――主に背後が。) [Wed 16 Aug 2006 23:37:16]
豪人 > (思わず落ちるくらい。ともあれ、)     よし、絶対にやりましょう!俺が用意しますから!衣装とか。(何時だったか、宝石屋さんに 戴いた?洋服。ふんぬ、と鼻息荒く心に決めた。歩き方から立ち居振る舞いまで、教育するらしい。自分好みに。―――わたわた焦る姿は、貴女のご想像にお任せ。)    ははは、そりゃ心して掛からなくちゃ、ですね。(肩を揺らして笑って。少し動いて落ちた腕に、無理しないでくださいよ、とでも言うように、代わりにサムズアップ。入院生活が贅沢も、娯楽も無いものならば、退院したらべたべた行きましょう。そして、食べたいだけ出来立てを戴きましょう)     です、(確認するような言葉と、貴女の頷き、同意するように頷いて)ね。 ――ンン、得意じゃ、   ないですね。(見上げる視線には、誤魔化すように、思い出すフリで視線を泳がせて。―――コレくらいの嘘はつけるようになったはず。) [Wed 16 Aug 2006 23:36:44]
コランダム > (我に返ると蒼褪めるから気をつけて…!) [Wed 16 Aug 2006 23:33:02]
お知らせ > 豪人さんが来ました。 『(我に帰って大変なことになった)』 [Wed 16 Aug 2006 23:28:33]
コランダム >  ……何ていうか、見た奴に笑われそうな気がする。 (男歩きが身に付いてたりとか、色々と自分で不安を抱く。後で我に返って大変なコトになるんんだろうか。頑張れごーたん。そろそろ大台近い痩躯、頑張る。) 不良品だったら、返品する。  新しい親切はっつけてさ。 (親指、立てたかったけど、ちょっとふるりと動かして下ろす。ぬくいデザートも、贅沢な生活から遠のいてた痩躯には、美味も美味。) そっか、他はー…特に無いか。 (ゥむ、と確認するように、一つ頷いて。) …んー。 いや、そういう話、あんまり好きじゃないかな、と思ってさ。 いや、無かった、のかな。 (まじまじと、見詰める目。) [Wed 16 Aug 2006 23:10:12]
豪人 > やってみなきゃわかりませんて!(退院したら、絶対やってみましょうよ。俺が用意しますから!とか、張り切る始末。傷は洋服で隠せばよし。鈍感さんの傍ら、何だか近頃さっぱり女ッ気の無い野郎は、勝手に考えて勝手に焦る。放っておいてよし。)      不良品にはご注意ですよ。(餡蜜の餡がどろりと溶ける。握る器が生ぬるい。)    何処にでもある名前なンですか。(逆に言うと、横文字の名前は全部同じに聞こえたりもするのだけれど。―――ぱちり、瞬き。)    らしーですけど。 まァ、ソイツが死んだとかいうお話、くらいですかね。(最近 のは。と、付け加えて、見上げてくる隻つ眼に、)      ん?(首を傾げ、て)    …俺ですか?大丈夫ですけど、ッて…   何が?(ぽかん、と。) [Wed 16 Aug 2006 23:02:05]
コランダム >  …いや、やっぱり似合わないと思うよ。 このナリだし。 それに、着られる服も無い、し。 (全身、傷だらけだなァとか軽く。アレがドレだかは無論気付かぬ鈍感は、悪意も他意も無いのでどうぞご容赦。単純に、看病やら何やらの延長の類と受け取る動作、ほぅと齎す安心感。) ありがたく買いましょ。 押し売りも、良い品を買えば、得した気分さ。 (買った側も。やンわり、緩んだ面。) ま、何処にでもある名前、かな…セオドア。 不死身? 死んだのに、そうウワサされてた? 滑稽だな。 (ともあれ。騒ぎの現況が一つ、失われたのなら、幸い等と。) …ん。 (じ、と。灰色見やった隻ツ眼。) 大丈夫、か?  [Wed 16 Aug 2006 22:51:16]
豪人 > (先程の台詞と、今の乱れた呼吸だけ、扉の外に誰か居たら ちょっと アレだな と思った。ドレ。今更。)      ……大人しくして、お洒落したら、似合うかも、知れませんよ?(くすくす笑い乍背を撫でれば、少しは楽になったんだろうか。撫でる背中より少し上から、似たような笑みが零れる)     そう受け取って貰えれば、今回の善意の押し売りは成功ッてコトで。(気の無い返事にはへろ、と気の抜けた緩い面。)       傭兵?―――……何か、不死身の魔人がどーとか、らしかったんですけど。如何せん、スラムとか暗黒街とかそっちの方のことは、よくわかりません、けど。(首を再び傾げる。)(事実はよく分からない。けれど、と。) [Wed 16 Aug 2006 22:38:02]
コランダム > (離れてたのは、ヴェイトスってか、ヴェイトスの近況から。) [Wed 16 Aug 2006 22:27:56]
コランダム > (背を撫でる手、乱れた呼吸を声にあわせて整えて。) …どうしよう、お嬢様とか、死ぬほど似合わない。 (お嬢様、に。目を見開きながら。動けないのを良い事にマイペース貫きつつ。神経どれほどひっ詰めてたか、安堵をゆるり。) 相手が善意って、受け取れたら、それは偽善でも、何でもないんじゃない、の? (くす、と今度は肺に響かぬ程度。一人暮らし、大変だなぁ。 なんて事情を知らぬ者の、気の無い返答。) 偶然、 名前が近い別人かもしれないけど…雷電所属の傭兵にー…セオドア、って、居た…から。 (それとは違うのかな、と。問い返し。痩躯も長らくヴェイトス離れてて、ちょっと自信ない。) [Wed 16 Aug 2006 22:24:27]
豪人 > もう。はい、深呼吸、深呼吸ー。(背中に伸ばした腕、すりすりと背を擦って)   ………コランダムおじょーさまですか。 (そろりと伸ばした腕は、ゆるゆると背中を撫でる。呆れたように言葉を吐く、けれど、表情は緩い。己の持ってきた甘味を嬉しそうに口にするのを、やんわり眺め乍、)    お見舞いは、俺の勝手な善意の押し付けですから。(―――雨の所為で、家に居ても憂鬱なだけだし。付け加えるように、独りモンは虚しいモンです、なンて笑って。)(次の一口を掬い乍)      え。        セオアドって、         (暫し考えて)     セオドア、なンですか。(ヴェイトス語が不自由な人から聞いた名前なので、あっさり貴女の言葉を信じた。) [Wed 16 Aug 2006 22:18:13]
コランダム >  ぐ、ちょっと…きっ、つ。 (※事実確認のみで悪意は無い。) 何か、深窓の令嬢の…気分? (留まった腕、意図を知らずに、留まるのをぼんやり眺め。そう云えば、出身と種族柄、元々それほど身体は強くない。) …だって、お見舞い来てくれた…し? (いただきます、開いた口にもぐもぐ、和風のホロ苦さを練りこんだモチモチと、西洋人には最初は不気味に映る、真っ黒な豆。口腔に含んで堪能。 …ごっくり。)  セオドアじゃなくて? (かっくりこ、お返し。) [Wed 16 Aug 2006 22:08:51]
豪人 > …つ、つか大丈夫です?(其れでも流石に心配になる心配症。背でもさすろうかと腕を伸ばし、かけ。……流石に女性相手、ちょっと戸惑って止まる腕。)    感謝されるほどのことは、俺はしてません。(感謝の言葉は伝えておきます、とだけ頷いて。)     (ぱっくり開けられた口。何処のご主人様と下僕なんだろう、なンて切なくなるのは気付かないフリ。スプーンも箱から取り出して、緑の白玉(白くないから白玉じゃないとか突っ込んじゃ駄目だ)と、小豆。掬って、そぅーっと開かれた口元へ。)        セオアドでしたっけ。(※黒獣のヒモさんから聞いた名前なので、素で間違ってるよ)(かっくりこ、首傾げて) [Wed 16 Aug 2006 22:01:59]
コランダム >  けほ、ぐえ…ゴメン、 ゴメン。 (罪深きは、あっさりと嘘をこいた痩躯なので激しく問題皆無。心の奥底に仕舞って置かずとも、きっと誰も文句は云うまい事象。) ありがとう。 …何か俺、物凄い世話になってばっかり、だなぁ。 その人にも、お礼を。 …勿論、貴方にもだけど。 (感謝は素直に告げるが筋と、定めた其れ。) べたべた…良いなぁ。 有難う、頼む。 (あんぐり、口あけた。色気の無い動作、娘としてよりは子供が強請る其れ。相手の呆れも迷惑も、全くもって考えぬ侭。) ……魔人? (…ぱちくり。) [Wed 16 Aug 2006 21:54:29]
豪人 > (酷ェ台詞の上、噴出した。床に orz ←この体勢で、じとりと見上げ)    …ほら、言わんこっちゃ無い。(咳き込む姿にざまーみさらせ、なンて言うたら酷すぎるので、心の奥に仕舞っておく。※其れでも十分酷い※)    らじゃ。知ってそうな奴が居れば。ここ来るように言っときます。(誰か居るのなら、と。とりあえず、此処に貴女が居ることを教えてくれた同僚にでも。視線を宙に回せて思考を一瞬巡らせ、直ぐに貴女の表情に視線は移る)    抹茶餡蜜ですね。(封を開けて差し上げようと、手を伸ばし掛けて、)―――べたべたのですからねー。絶対美味しいで…(聞こえた声に)…      はい ?(ぽっかーん)(理由を聞けば、仕方無いですねぇ、とか納得するのだけど。)      最近のはー…、魔人、死す。とか。 [Wed 16 Aug 2006 21:49:47]
コランダム > (伏せた、体躯を眺め見て。軽く吹いた。体に響いて咳き込む次第。) …じゃ、ないよ。 (間をたっぷり持たせてから、告げた。メタ発言。中級と初級が入れ替わった現状。) 覚えてー… あンまりだな、ァ。 何処で、拾われたのかとかも。 …知ってそうな人いたら、教えてくれるように、お願いしたいや。 (まァ、何処でもいいや、なんて思ういい加減な思考海路。会話を控えた事に気付いたのでも無いだろうが、深く問う事も、避ける。) わァ。 どっちも好き。 …どっちがいいかな …よし、、抹茶餡蜜。 (そっと、受け取って。) …ね。 食べさせて。 (ロクに動かなくて、関節の曲げ伸ばしが厳しいんだとか何とかほざいたヒョロい怪我人。…一息。) いろいろ、知った名前を…聞いた気も、しなくも、ナイけど。 …一番最近の、は?  [Wed 16 Aug 2006 21:37:41]
豪人 > … ッて、嘘?! (べっしょり)(がっくり、床におーあーるぜっと。) [Wed 16 Aug 2006 21:34:59]
コランダム >  嘘。 (さっくり。) [Wed 16 Aug 2006 21:33:02]
豪人 > …え、(目をまた見開く)   ま、マヂですか? 俺、ちったァ男らしくなりました ッ?!(やっと効果出たのかしらー!と、ぱぁっと顔を明るくさせた。そういえば、貴女と以前会った時は初級でした。なンて、メタ発言。)     ……他は覚えてますー? 同僚に聞けば、何か分かるかも知れないですけど。(其処まで聞いてこなかった。余りに立て続けに厭な話が耳に入ったモノだから、詳しく聞く気もせず。ゆるりと首を振って。)    えぇ、甘味。抹茶餡蜜と、オペラ。(矢張り、そンな部分は女性だから、という読みは正解だった様子。にへり、と笑んで、そぅっと渡そう)         えぇ、一杯。(神妙な顔に、緊張感の無い疲れた面が頷いた)何から話したらイイのかッてくらい。 [Wed 16 Aug 2006 21:32:05]
コランダム >  鍛えてた…んだなぁ、きっと。 そっちは、随分と見ないうちに、逞しくなった気が、するや。 (自分と比較するのも何だけど、自嘲でなく笑いながら。隻ツ眼細めた侭、姿勢直した。) ここに来る前の事、ホントさっぱり、覚えて無いんだ。頭でも、どつかれたのかも。 …そっちも、判ンないか。 (原因。誰も判らないなら、ワカラナイで仕方ない。心配ないからと、微苦笑へとニヤけ。…手土産に、焦点薄く定めながら。) うん、悪かった。 …甘いもの? 好き、大好き。 何、なに? (輝いた。包帯巻きの両手のばして、受け取ろう。心してかからないと、落とすから注意払いながら。)   ───…、 ま…た、話題が増えたか? (一瞬前の其れ、切り替え。神妙な面持ち。) [Wed 16 Aug 2006 21:20:26]
豪人 > ……鍛えてらっしゃったから、ですかねー。(随分と痩せたように見えるけれど、其れは筋肉が落ちた所為なのだろう。少し、以前よりは女性らしく。)    …其れ、何か危なっかしい言葉ですよ、ね。(覚えてない。―――生死に関わる出来事だというに。苦笑を唇の端、軽くなる片手、落ち着いたよな柔らかな表情ををい眺め乍、見舞いの手土産を持ち替えて)     本当ですよ。 (態とらしく呆れたように肩を竦め、持ち替えた土産を掲げる)   其れじゃ、お見舞いの甘味、なンてのも初ですね。(其れを続いて手渡すように、伸ばして、投げられた世間話に)―――   相変わらず、話題に尽きない街ですよヴェイトスは。 [Wed 16 Aug 2006 21:13:49]
コランダム >  あァ、これでも、体重は、変わってないんだ。 (骨ばった指。筋肉が落ちたぶん、丸みがあったら良いな、だとか。) 其れが…俺も、良く覚えてないンだ。 最後、どっかでドンパチやった気がー…しなくも、無いんだけどもさ。 あ、有難う。 (拾われた一品に、安堵の様相。軽く頷く程度の辞儀。) 命あってのモノダネとは、 良く言ったモンだけど。 ……あ、失礼。 (腕下げて、指差した事に悪びれもなく。紡ぐ言葉を減らしながら。) 俺も、嬉しいや。 寝てるばっかりで、退屈で、さー…。 (に。) 最近、何か、起こってる? 何か…慌しいや。 (世間話、切り出すように。) [Wed 16 Aug 2006 21:04:29]
豪人 > (ひろりと挙げられた腕は、矢張り、細い。骨格が矢張り、彼女が 彼   女   なのだとよく分かる細さ)    えぇ、そうです。(こくり、返された返事に、ほんのり嬉しくなって頷いた。―――伸ばされていた腕の先、刀。ちらりと其れを見て、扉の前からゆっくり其方へと歩む)      何があったのかは、詳しくは俺は知らないンですけど、(歩いた先、傘と見舞いの品を持つ手とは逆の手で、其れを広い上げ)――― 無事が一番です。(手渡すように伸ばそう)       …と、(聞こえた悪戯っぽい声)―――、(一瞬目を見開いて) あははは。本当ですか、嬉しいですねー。(へろん、と笑うて、付け加えるのは、『人を指差しちゃいけません』とか。勿論、くつくつと喉で笑う声で言うから、何のことない。) [Wed 16 Aug 2006 20:58:58]
コランダム >  オメデト…君が、俺が起きてる時の、最初のお見舞い。 (挙げた手で人差し指伸ばしたら、悪戯めかして。) [Wed 16 Aug 2006 20:53:29]
コランダム >  …。 (剣に伸ばしてた手を引っ込めて、軽く挙げた。) 久しぶり。 えっと─── 。 (挟む空白は記憶をなぞる分。筋力落ちた分だけ、情けない格好になってはいるけれど。ぼんやりとした視線を空中に彷徨わせて、しばしの後。) …うン、覚えてる。 バラガキー… 持ってきた時の。 (だよね? くたり枕に預けて垂れて、暢気に笑ンだ面。ふるり、頭を左右に揺らす。) 大丈夫、誰も見舞いに来た様子も…無かった、し。 (床に転がしっぱなしの刀が、一度だけ返答を黙ってた原因。に、と歯を見せて。) 大分、やられた。 情けないー…な。 (たはは。片目の視野に殺風景な景色の中、数少ない色彩を映した侭。) [Wed 16 Aug 2006 20:51:26]
豪人 > (目をこらして)コランダ       ……(一瞬言葉を失って)…ムさん。(其処には、毛布芋虫が腕を伸ばす姿)(ざら、と零れるように顔に掛かる髪の色と、微かな声、其れと傷が。彼の人だとやっと分かる程度―――痩せ細ったシルエット。其れは毛布越しにも分かる程。不自然に小さな毛布の芋虫。)    ……、と、自警団のフジサキです。覚えてます?(小さな小さな声に、ぺこり、頭を垂れて)―――…と、大分、    …。(言いかけた言葉を飲み込んで)    …… 突然ですみません。(へにゃ、と眉を下げた) [Wed 16 Aug 2006 20:46:48]
コランダム >  …お見舞い。 (以前より余程痩せた身、横たえた其れ、薄い唇に笑み一つ。) ───…こん、ばん… は。 (ひそり、肺を痛めたような、小声。) [Wed 16 Aug 2006 20:40:35]
コランダム >  っとやっぱ待っ… (遅い。)  ………。 (床に剣倒れた鞘入り日本刀、寝転がった侭にて手を伸ばす痩躯、インザルーム、オンザベッド。 傷だらけ、素肌の上に包帯ぐるぐる、その上から毛布被せた格好にて。) …あ。 (十字傷側の顔面に、髪しなだれさせた表情は。目を真ン丸くして、入室者を迎えたり。) [Wed 16 Aug 2006 20:39:08]
豪人 > え、ととととー。こんばんわー?お見舞いに来たですよー?(かっくり小首かしげて、ベッドがあるだろう方を見た)(さて、あの凛々しい紅玉の姿はあるンだろうか。) [Wed 16 Aug 2006 20:36:06]
見舞い客 > ……Σ ッ?!(びびった)(思わず何か、言葉でない言葉が出るくらい。びくり。聞こえた声に肩をすくめて、から)    ………、(聞こえた弱い声)…………、(矢張り間違いの無いらしいメモを上着へ仕舞うて。ゆっくりと)―――お邪魔しまーす…。(ドアを開ける) [Wed 16 Aug 2006 20:35:10]
コランダム >  ───…ッ痛っ! (やっと響いた人の声らしきは、痛みにうめくソレ。ただのしかばねでは無いが、ひとまず迷惑極まりないのは、室内の人物やも知れぬ。上着から取り出された部屋の番号は正確無比。) ど、どう   …ぞー… (扉越し、弱弱しく。) [Wed 16 Aug 2006 20:33:05]
見舞い客 > ……(返事が無い)………あっるぇー?(かっくり首を傾げ、) ―――ッて、うわ、間違いだったら、イイ迷惑じゃん、俺ッ。(焦る。)(がさごそと見舞いの品を傘を握る手に移して、上着のポケットを漁る。同僚から聞いた部屋のメモを取り出、し…―――)    … ?(と、物音)      ………。    …もしもーし?入りますよー?(名乗りもせずに、とりあえず、尋ねる言葉) [Wed 16 Aug 2006 20:30:26]
コランダム > (─── がたンッ。)(声の代用、雨音の占める静寂に、物が転がった音が一つ。) [Wed 16 Aug 2006 20:27:23]
お知らせ > コランダムさんが入室されました。 『 ノックに声、未だ返らず。 』 [Wed 16 Aug 2006 20:26:10]
見舞い客 > …わかんないなァ。  でも、憂鬱。(両手に傘と見舞いの品を抱えて、―――静かな廊下を。)        ………、(幾つかの角を曲がって、何部屋目かの扉。)……此処、かな。(病院等、余り慣れない場所。扉の前、聞いたとおりならば、の。場所)            ふぅ、(深呼吸、―――扉を叩こう)(コレが、三つ目の厭な話。) [Wed 16 Aug 2006 20:24:25]
見舞い客 > (ぱたり、ぱたり、雨雫が落ちる傘。外は雨)(盆休みを取ろうと思っていた矢先、厭な話が二つも三つも、懐に飛び込んできた。何もかも)―――雨の所為じゃないのかな。(そう思える程。空は鈍い灰色をしていて、見上げるたびに憂鬱になるばかり。そンな中で。追いかけ続けていた、事件は、―――死体から殺いだと思われる羽根を6枚抱き締めて息絶えていた容疑者の死亡で、真相は謎。二つ目は、家の動物達の様子がおかしい。其れに伴って、獣人である誰かの姿が消えた。何かが起こっているンだろうか。) [Wed 16 Aug 2006 20:22:06]
お知らせ > 見舞い客さんが来ました。 『(―――雫)』 [Wed 16 Aug 2006 20:17:36]
お知らせ > ビリー・ウォンさんが退室されました。 『効果を確認したいので、カタナを一本借りてきてもらえませんか?(看護婦に無茶言いました)』 [Mon 14 Aug 2006 22:38:59]
ビリー・ウォン > ・・・ああ、薬品ギルドの…戒さん、でしたね…あの方に聞くのもいいかも知れません(あやふやな口伝よりも正しいものを知っているかも知れないと、訪ねて聞いてみるのも悪くはないと思いながら…)とりあえず、私は私で作ってみるとしましょうか・・・ああ、その前に…(ふと思い出した様に…) [Mon 14 Aug 2006 22:38:22]
ビリー・ウォン > ・・・おおばこを食べる蝦蟇…つまり四六の蝦蟇ではないですが、まぁ大丈夫でしょう(とりあえず、中央病院にある薬の在庫などを見ながら、自分で改めて『蝦蟇の油』なるものを作ろうとそう言う話…) [Mon 14 Aug 2006 22:32:38]
ビリー・ウォン > 前口上の方ばかりが長くて実際に何を使っているか言わないのが困りもので…(その軟膏に触れてみて匂いをかいでみて、大体の成分を聞いて・・・一応目の前にある軟膏がソレなのであるが・・・)そもそも、蟾酥を止血に使うというのも初めてきいたのですが…(それでも目の前で実演込みで効果を見せられればそうなのであろうと) [Mon 14 Aug 2006 22:25:57]
ビリー・ウォン > (入れる物は色々口伝であったり大雑把であったりとそこが民間薬だと言えば仕方ないが…基本的には馬油で、どちらかと言えば皮膚薬のようなものだが…)これに蝦蟇の油…つまり、蟾酥(センソ)を加えたものである…と(いささか頼りなさげな口伝を自分なりにメモしたものを見ながら…)ふむ・・・。 [Mon 14 Aug 2006 22:18:19]
ビリー・ウォン > まぁ…、せっかく施薬院にも行ってきましたし…民間薬で良ければ、いくつかありますが…(それもどちらかと言えば気休め程度…)ともあれ、無事に帰ってきてもらいたいものですね・・・(それでも暫くはその刀傷にも効くと言う、施薬院から教えてもらった薬を用意しようか) [Mon 14 Aug 2006 21:56:33]
ビリー・ウォン > (アマウラあたりからの噂で、赤い柱から見た事もない化け物が出てきたなる話…その真偽はともかくも、それなりに調査にも人手は出ているのは知っている)・・・漢方には、あまり刀傷にいい薬はないんですよね…(火傷などによく効く軟膏はあったとしても、どちらかと言えば怪我より病気への対策や体質改善、健康増進が得意分野) [Mon 14 Aug 2006 21:53:39]
ビリー・ウォン > (昼間からの豪雨は夜になって少しは弱まったとはいえ降り続いて…雨音を調合室で聞く)…日が照りすぎるのも問題ですが、水が溢れすぎるのも、また問題なんですよね…(去年だったか疫病の対策として事前調査に出向いたのは、スラムの奥など汚水が大雨で溢れれば疫病が発生する事もあるだろう…) [Mon 14 Aug 2006 21:47:16]
お知らせ > ビリー・ウォンさんが来ました。 『雨が止みませんね…』 [Mon 14 Aug 2006 21:44:44]
お知らせ > フェンサーさんが退室されました。 [Mon 14 Aug 2006 20:57:16]
フェンサー > ( それに雷を切ったとしてもそれってあまり実用性がない気がするのだ。 いやだって、ないでしょ、そんな機会は。 雷がどかどか落ちてたら全部切っている暇ないし。 むしろ、避雷針をつくるとかそういった地道なこつこつとした努力が人類の発展を――――――ああ、いやなんか話が大きくなってしまった。 ふるふると頭を振って、一つため息。 難しく考えて疲れてしまった。 今日はもう寝よう。 ) [Mon 14 Aug 2006 20:57:14]
フェンサー > ( 本でも読んでいたならば、蛍雪の、ならぬ稲光の、と後に逸話を残せるかもしれないなあ、などとたわけたことを考えても見るが、生憎と書を読んで逸話を残すにはやや性質の違う人物である。 うーむ、いやいや。 雷を切ったと伝説でも残してみたいところだがさすがにそりゃあ死ぬだろう。 自然現象には勝てない。 うんうん、となにやら独り頷いて。 ) [Mon 14 Aug 2006 20:46:45]
フェンサー > ( そんな下らぬ思考を垂れ流す間に、ぴかりぴかりと稲光の差し込みそうなものであるが、幸いにして雷様は今日は重役出勤の様子だ。 それはまあ確かに幸いではあるのだがどこか残念に思う気持ちもないではない。 大方、雷は恐れるものと無関心なものと、それから興奮するものの三つに分かれるのだがフェンサーは三番目のそれであった。 ) ………………………子供っぽいとは思いますがね。 ( 雷のひとつふたつで笑顔が浮かぶのも年頃の女性としてはなかなかいいものでもあるまい。 ) [Mon 14 Aug 2006 20:36:44]
フェンサー > ( やれやれ。 窓どころか壁を打つ音さえも響いてきそうな豪雨だった。 車軸の降るような、とは正にこのような天気をさすのだろうか。 さしものメロスもこの中を走りきるにはよほどの体力がなければ無理そうだ。 ああ、それに雨のヴェールを見通す土地勘も。 ) [Mon 14 Aug 2006 20:26:28]
お知らせ > フェンサーさんが来ました。 [Mon 14 Aug 2006 20:25:01]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 [Sun 13 Aug 2006 21:54:05]
フェンサー > ( 知っている先生…………ルゥ先生にでも相談してみよう。 見舞い客も途絶えて久しいし、気分転換になるだろう。 …………ああ、いや、お忙しい先生を気分転換に使ってはいけない、あくまで相談だ。 独り頷いて、とりあえずとフェンサーは瞼を閉じた。 また、盲いたようになっていた。 ) [Sun 13 Aug 2006 21:53:59]
フェンサー > ( だが確かなこととして、こうやってふさいでいる自分が自分らしくない、と思う。 元気はつらつなのが自分だ、とは決していえないけれど、こうして俯いていては、雰囲気も暗くなる。 とてもじゃないが、見せられた顔じゃなくなっているのは確かだ。 すううう、と静かに息を吸い込んで、大きく吐く。 酸素がよどんだ血液を流れていく気がした。 ) [Sun 13 Aug 2006 21:43:57]
フェンサー > [Sun 13 Aug 2006 21:34:29]
フェンサー > ( 今日は一日、窓から空を眺めていた。 曇った空は灰色で、細かな濃淡を見せながらも、やはり、ああ、平坦だった。 時折それが、盲いたようにも感じられて、そういう時はきつく目をつぶった。 再び開くときには、ただの気の迷いだったという風に、世界は元の姿を取り戻している。 いや、自分が、元のように感じられている。 )( そうした一日は、とても長い。 その癖いつの間にか外は暗くなっている。 入院したことによる出会いもあった。 経験もあった。 だがそれらが時折、なにがなんだかわからなくなるのも事実だった。 ) [Sun 13 Aug 2006 21:33:49]
フェンサー > ( 後悔しているかと聞かれれば、答えはNOだった。 だが現状を受け入れられるかと聞かれれば、すぐには答えられなかった。 ) ………………………………私は………。 ( 錆付いたように思考は停止するのだ。 所詮フェンサーは独りだったから、そこまでだった。 そしてようやくおとなしく、ベッドにゆったりと横たわっていた。 ) [Sun 13 Aug 2006 21:23:20]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Sun 13 Aug 2006 21:18:11]
お知らせ > フェンサーさんが退室されました。 [Fri 11 Aug 2006 22:51:42]
フェンサー > ( 静かに扉が開いて、看護婦がきびきびと室内に入り、そしてすぐに後ろでに扉を閉ざした。 『汗を拭きにきました。やあ、暑いですねえ』 そんな言葉を聞きながら、私はゆっくりと脱力した。 ) [Fri 11 Aug 2006 22:51:39]
フェンサー > ( そんな自分も、確かに私。 まごうことなき私。 けれど、私の本質はやはり剣士だ。 否―――剣だ。 鞘はここにはない。 打算もなく、利益も求めず、損失を無視して、ただ、抜き身の剣としての私がそこにはあるのだ。 それが歪な過去で鋳造された脆い鉄塊だとしても、もうそれを否定なんて出来ない。 ) ……………っ……。 ( ゆっくりと上体を持ち上げて―――そこで、扉の向こうで気配が動いた気がして、動きを止める。 気のせいかもしれない、そうじゃないかもしれない。 ) [Fri 11 Aug 2006 22:41:20]
フェンサー > ( ――――くだらない感傷だ。 現実的な問題として再起は不可能であり、現時点での無謀な運動も寿命を縮めているだけだ。 落ち着いて勘定してみろ、私の利益は明らかに損失を下回る。 いや、私の損失は甚大であり、逆に利益など欠片もないといったほうがいいだろう。 無駄だ。 黙って眠るのが一番だ。 剣を振るうなどもってのほかだ。 )( そう、心の中の冷めた部分が言う。 それは説得力のあるものだった。 なにせ、それは自分の心なのだから。 自分の言葉なのだから。 耳を押さえて、頭を振る。 ) [Fri 11 Aug 2006 22:31:31]
フェンサー > ( もう、そんな風になれないことは誰よりも自分がわかっていた。 穏やかな平和は、何事もない平穏は、もはや自分にとって息苦しく、生き苦しい。 そこは、小鳥がほんの時折羽を休めるために舞い降りる、細い枝でしかなかった。 そこに止まり続ければ、枝はすぐに折れてしまう。 小鳥は落ちて死んでしまう。 そんな風に、行き詰ってしまう。 生き詰ってしまう。 その壊れた身体で自分はきっと剣を振るう。 ) ……………それは、きっと、いまこの瞬間でもそうなのかもしれない……。 ( 出ろといわれればすぐにでもこの身体で出て行き―――そして、死ぬだろう。 命を捨てることは出来ない。 けれど。 ああ、けれど。 ) [Fri 11 Aug 2006 22:21:47]
フェンサー > ( 入院中に筋力を鍛えても仕方がない、と運動をやめ、日がな一日ぼんやりとうつらうつらと暮らしてもいいのではなかろうか。 後遺症は残り、病弱なままかもしれない。 しかし、それを受け入れさえすれば―――埋没するように、平和を暮らしていける。 何事もなく、ただ毎日を。 穏やかに穏やかに過ごせるのではないか。 ) ………………………はっ。 ( しかし、諦念はそこまで及ぶことなく、ふわりと尻切れトンボ。 ) [Fri 11 Aug 2006 22:11:18]
フェンサー > ( もはや自分だけでなく病院にとってもお荷物でしかないこの身体が、すぐに回復してくれるというのであれば、自分はなにをかけられるだろうか。 剣士としてもう一度を願うのならば。 金も、名誉も、或いは寿命も、時間もかけられるかもしれない。 ………………だがそれはあくまでも、仮定。 叶わぬ、願い。 諦念がすっと自然に舞い降りる。 ) [Fri 11 Aug 2006 22:01:44]
フェンサー > ( せめて自分を納得させられるだけの理由付けは欲しいところであった。 例えば金銭があれば。 入院費を払っているのだと、いえた。 例えば四肢の喪失があれば。 退院など出来るはずもないのだと、いえた。 そのどちらもない。 動作の不調などは理解できても、中身の不都合は、コルセット越しでなくとも本質的に理解しにくい。 それが余計にもどかしい。 いっそ、もっとはっきりしていたら、と。 身体だけでなく、自分自身が。 ) [Fri 11 Aug 2006 21:51:35]
フェンサー > ( 窓は閉ざされていた。 それを叩くように、雨が降る。 その音をかなたに聞きながら、ベッドにひとり横たわる。 繋ぎとめられていないだけいいか、なんて思うのは、あまり常識的な思考ではないだろう。 常識的な人間でなく状況でもないし。 戸の外では看護婦さんが見張っているかもしれない。 さすがに、出るのは無理。 そして、すっかり脱力した身体では出たいとも思えない。 ) [Fri 11 Aug 2006 21:41:20]
お知らせ > フェンサーさんが来ました。 [Fri 11 Aug 2006 21:38:25]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 『( そして缶詰だ。 )』 [Fri 11 Aug 2006 15:51:15]
フェンサー > ( ヒステリックな怒りを押さえつけているだろうことがうかがえるその様子には、さすがに申し訳なく思う。 でも少しばかり、それを行動のほうにも表して欲しい。 そんなに力強くやられるとさすがに痛い。 口をつぐんで、つばを飲み込むようにごきゅりと錆臭い液体を飲み下した。 )( ………いやまったく、申し訳ない。 )( まるで軽薄に聞こえる、しかし偽りなき本心を、フェンサーは口の中でだけ呟いた。 ) [Fri 11 Aug 2006 15:51:08]
フェンサー > ( 窓を開けたところで、病室のドアが開いた。 『何をしてるんですか!?』 最近動向のおかしいことがわかっているのだろう、いつもより早い時間に病室を訪れた看護婦に、すぐにその身体を押さえつけられてしまう。 いえね、退院しようと思いましてね、そろそろ皆さんお疲れでしょうから。 そんな言い訳は考えてみたが口に出さない。 そんな建前はとてもじゃないが口に出せない。 それは……。 すぐに身体はベッドに寝かせられてしまう。 そう、抗うことも出来やしない。 唯一つ、咳き込んだだけ。 ) [Fri 11 Aug 2006 15:47:12]
フェンサー > ( 考えればフェンサーは迷惑をかけ続けているのだ。 戦いで足を引っ張ることなど山のよう。 いまも、役所に、病院に。 そしてそのツケのように自分の体。 ) ………覚悟を、決めなきゃならない。 ( この体が今度こそ本当に壊れることも。 それでも、証を立てたい。 生きているのだという証を。 壁を伝わらなければ歩くのも困難なこの体を引きずってでも。 そろそろ頃合だ。 そろそろ頃合だ。 脂肪が殆ど落ちる代わりに、無駄に燃費の悪い筋肉は増えた―――そのくせ、力は奇妙に入らない。 コワレタカラダ。 ならそんなものは引きずっていこう。 ) [Fri 11 Aug 2006 15:41:25]
フェンサー > ( 覚悟を決める。 それは実に短い言葉だ。 誰もが軽々しく使える言葉ではないが、実際問題、軽々しく使われているのが現状だろう。 フェンサーにとってもそれは同じだったろう。 覚悟などいつでも決めていると。 しかし。 ) ………………偽りを口にするのは、もう止めだ。 ( ただ自分の気持ちを和らげるだけのコトバに、覚悟なんていう大層な役割を与えてはいけなかったのだ。 だからもう、フェンサーは自分を護るのを、やめた。 ) ………………覚悟を、決める。 ( ずるり。 壁を頼りに、立ち上がった。 ) [Fri 11 Aug 2006 15:33:53]
お知らせ > フェンサーさんが来ました。 [Fri 11 Aug 2006 15:28:01]
お知らせ > 園内一花さんが退室されました。 『( 腕を抱く手に、力を込めた )』 [Thu 10 Aug 2006 01:18:09]
園内一花 > ( ナナオさんとココさんに、ラルフォーレン先生… 心配させてしまったと思う。 もしかしたらその為に、帰還を急がせてしまったかもしれない。 解決には程遠い、保留している状態で変な話だけど… 一度お礼に行って、退院した事くらいは伝えておきたい。 …菫が豪天寺と会ってからで、良いだろうか… )   (   本当に、大丈夫だろうか   ) [Thu 10 Aug 2006 01:15:59]
園内一花 > ―――〜会う時は、人目のある場所にしてください。 …豪天寺の左目は光を失ったままかもしれないけど… 気にする事、ありませんからね? 菫だって、歩けなくなっていたかもしれない。 死んでたかもしれない。 …彼女のは、自業自得なんだから… ( 不安は尽きないけれど、意外と安かった?入院費にはちょっと安心。 ルゥ先生の価格を採用させて頂きました。 ありがとうございます ) [Thu 10 Aug 2006 01:12:18]
園内一花 > ( 危険かもしれない豪天寺との面会に、菫が自分を同席させたがらないのは分かってる。 …それに、今の自分のこんな気持ちでその席に居合わせて、平静で居られるとは思えない… きっと、邪魔をしてしまうだろう )   ( だから、自分も行くと言うのはぐっと我慢する。 菫を信じて。 そして、菫の語った矜持を、その通りに豪天寺が持っているのなら… 菫と自分が彼女の物にならなかったとしても、付け狙ってまで命を奪おうとする事は無いと思いたい… ) ―――っ… もう。 真面目に聞いて。 本気ですよ? ( キスに頬を染めて、やや不服そうな。 囁きには腕に手を回して、身を寄せた ) [Thu 10 Aug 2006 01:09:00]
お知らせ > 南条菫さんが退室されました。 『(お会計2万エンを、二人で割り勘にしましたとさ。)』 [Thu 10 Aug 2006 01:00:37]
南条菫 > ( ココさんは、きっと今頃たくましく生きているのでしょう。ヴェイトスの大地がお前を死なせやしない! という名台詞を思い出した菫ちゃんなのでした。 ) どうなんだろう――”これからも”狙い続けるかどうかを確かめるために、会って話がしたい。大体、逃げ回るっていったってお金ないし色々たいへんよ? ( そうして、最後の言葉には、にっこりわらって一花の頬にキスをした。 ) ふふふ、分かってるって。かわいーんだからもうっ。 ( 大丈夫、ずっとそばにいるから。そうささやいて、レッツお会計。 ) [Thu 10 Aug 2006 00:58:53]
園内一花 > ( ココさんはどうしたって? 赤い海から這い上がって来ていたなんて知りませんよ(ぇ)。 〜同室の人達に挨拶して、部屋を出よう。 …それでも豪天寺に対しての不信を拭えない自分は、二人で神社に戻る事に不安が全く無いと言えば嘘になるけれど… 菫が退院するのなら、それ以上宿での生活を続けても仕方ない。 何らかの形で解決せずには、いられないのだし ) ―――〜ええ、退魔行の合間になら… もっとも、先生に人出が足りなければ、ですけどね。 ( あまり積極的に売り込める立場では無くなった。 アンデッドの出現が想定されるというのであれば、別として。 のんびりとした会話は、けれど豪天寺の話となると、やはり表情を少し強張らせる ) ―――〜嫌ですよ? 分かってると思うけど。 …戦ってなんて、欲しくない。 …豪天寺がこれからも菫と私の命を狙い続けるのなら、そんな狂人、まともに相手にする必要ありません。 …手はいくらだってあるんだから… 命をかけるような真似はしないで、逃げて下さい。 ……忘れないで…… 菫が死んだら、私も死にます。 『命をかける』のは、それでも良い時だけにして。 [Thu 10 Aug 2006 00:53:42]
南条菫 > ナナオさんかぁ。そうそう、あの人には私が狐だって話してあるからね。 ( うなずいて、一花と一緒に部屋を出る。並んで廊下を歩きながら、他愛ない話に花を咲かせて。 ) しかたないよ、退院手続きとかちゃんとしないと。散々お世話になったんだしね。またインディアナ先生のお手伝いで、遺跡とかいってみたいねぇ。 ( のんびりとそんなことを語る。艶子と会う――見透かされたような言葉に、くっくっと肩を揺らした。 ) えぇ、会えばまた斬り合いになるかもしれないけど、もしそうなったら、今度は全力で戦うかうつもり。艶子さんとはちゃんとお話して、その後でどうしてもきりあわなきゃいけないのなら、それもしかたないしね。 ( 覚悟なんてとっくにできている。相手を斬る覚悟も、斬られる覚悟もだ。その覚悟を持った上で、ちゃんと話し合いたい、というのである。 ) [Thu 10 Aug 2006 00:39:32]
園内一花 > 〜ん… それじゃ、行きましょうか。 結構時間かかっちゃいましたね。 ( 今日から自分も神社へ帰る。 二人で話して決めた事。 荷物の半分を受け持って、空になったベッドをほんの少しの間、しみじみと見つめてた ) ―――〜ナナオさんとラルフォーレン先生は、無事に戻られたみたいです。 ( 関係無いようで、関係のある事。 …自分が思い詰めていたのが大げさだったとは思わないけれど… 菫の見方を聞けば、大分余計な心配をさせてしまったようにも思う ) …菫の話を聞いてもね… どうして良いか分からなくって… ただ、宿に居たんだけど。 …もう少し入院が長引くようだったら、それこそナナオさんに付き添って貰って、豪天寺に会ってみようかと思っていました…。 ( ナナオさん以外の人とは、結局ちゃんと話せず仕舞い。 顔を合わせる事もあっただろう十示様とも、この件ではちゃんと話せていない。 『頼まれれば』 という言葉に甘えて、彼女に付き添って貰って。 危険の無い場所で、会う事が出来ればと思っていた ) ―――〜菫は、豪天寺と会うんでしょ? [Thu 10 Aug 2006 00:34:01]
南条菫 > ( 入院費。軽く10万エン超えると思う。その辺は割り勘で何とか払うつもり。 ) うん、今終わったところ。いつでもいけるよ。 ( 荷物を持つと、ふふっと小さく笑う。 ) いや、神社のこともそうなんだけど――ほら、艶子さんのことだよ。一花、どう思ってるのかなぁって。 ( パートナーの隣へ移動して、苦笑する。 ) [Thu 10 Aug 2006 00:25:30]
園内一花 > ( 枯れていなかった花はご近所さんに引き取って貰って、花瓶を洗って来て。 菫も身支度を済ませれば、あとは一言挨拶して入院費を支払って退院するだけだ。 一体幾らになるだろう。 仕事では無いから見舞金もあまり望めないし、傭兵ギルドにも豪天寺にも請求なんて出来ないし。 〜もっともちょっとは怖いけど収入も上がった身。 それほど意識せず、今は無事に退院できる事を喜ぼう ) 〜菫、用意出来た? ( ひょっこりと病室に覗かせる顔は、明るい。 調度肩を落としたタイミングだったりして――― ) …どうしたの? …ぁ、大丈夫ですよ? 神社の状態、そんなに酷くありませんから。 ( ひらひら手を振って、微苦笑 ) [Thu 10 Aug 2006 00:22:15]
お知らせ > 園内一花さんが来ました。 『( 来ない分けが無い )』 [Thu 10 Aug 2006 00:16:06]
南条菫 > なんなんだろう――街に出られるようになったら、詳しい情報もあつめてみなくちゃ。 ( 動物の感、というやつではあるが、とてつもなく嫌な予感がする。今までに感じたことのない、言い知れぬ不安。一花は気にするなといってくれたけれど、一人でいるとどうしても考えてしまう。 ) 勘が鋭いって、いいことばかりじゃないよね、やっぱり。 ( 小さく息を吐いて、肩を落とした。 ) [Thu 10 Aug 2006 00:09:24]
南条菫 > ( とりあえず、ほったらかしになっている神社の掃除と、浄化結界による清浄化を優先しよう。まだまだお化け屋敷といわれても仕方のない神社だけど、根気よく手入れ手直しを繰り返せば、きっとまた立派な社にもどるはずだ。 ) でも、まだ艶子さんと一花のこともあるしー、それに何よりも……。 ( 思い返すのは、やはりアマウラの方角から感じた強大な気配。天高く上がる火柱を目撃した者もいると聞く。 ) [Thu 10 Aug 2006 00:01:37]
南条菫 > ( 少ない荷物をまとめて、長かった病院生活とも今日でお別れ。院内の関係者や親しくなった患者さんにもお別れを告げて、気が付けばもう日付が変わろうかという時間帯。もともとハデに見送られるような身分でもないし、静かに家路に着こう。足を深く切られたにもかかわらず、ここまで回復できたのは、ひとえにパートナーの応急処置のおかげ。そして、ルゥ先生を初めとした病院スタッフのおかげだ。 ) [Wed 9 Aug 2006 23:55:51]
お知らせ > 南条菫さんが来ました。 『(退院の日――)』 [Wed 9 Aug 2006 23:53:46]
お知らせ > ルゥさんが退室されました。 『──と、そろそろ交代の時間ですね。 お疲れ様でした─。 (2日ぶりに自宅へと)』 [Tue 8 Aug 2006 00:07:07]
ルゥ > ( 戦士として、再び戦場に立ちたいと思う気持ちが本物であれば。 問うまでも無い質問だろうと思う。 だが、若気の至りを噛み締めて、別の道を選ぶのもまた人生。 好きな生き方を選べばいいのだ。 ) ……。 あ。 (間食のお皿が空になっていた。 大皿にこんもりと乗せてあったのに、何時の間に。) [Tue 8 Aug 2006 00:03:59]
ルゥ > (だが、それは今まで病院で過ごした分の時間を、代償として支払う必要があるだろう。 無為にベッドで寝そべっていた時間を代償に、健常な身体が帰ってくるのであれば取引としては破格だとそう考えるが──患者も同じようにそう思うとは限らない。蔦の魔と相対したとき経験も、一切合財失われて、二度と戻らない。 だが──) [Mon 7 Aug 2006 23:59:52]
ルゥ > ( おそらく、折れたり砕けたり、断絶したりした骨、血管、筋繊維。腱。 それらが互いに干渉しあいながら回復したため、現在の不具合となっているのだろう。傍目にはなかなか判りづらいが、先日整体を施した医師が、矢張りそれらしい事を口にしていた。) ……。 快刀乱麻を断つ、荒療治が必要でしょうね。 (はぁ、と嘆息。 まさしく荒療治だ。 己の白魔法の中でも 【復旧】は少し性格が違う魔法だ。 文字通り、“旧に復す”。 全力、加減抜きで、【復旧レストレイション】を発動させれば、再起不能の重傷を負う前の身体へ戻す事さえも可能であろう。) [Mon 7 Aug 2006 23:56:17]
ルゥ > (『先生、治せないんですか…?』 看護士は、酷くのんきにそんな事を口にした。 微苦笑すると、応えて) なにしろ、原因不明ですからねぇ──。 ( とは言え、治す方法は一つ、見当を付けている。 結論を言えば、病院に担ぎ込まれて来たとき、矢張り出来るだけ早期に術を施すべきだったのだ。 ) [Mon 7 Aug 2006 23:48:38]
ルゥ > (日がな一日寝台の上で、栄養価は決して高くない消化の良さだけがとりえのような粥を啜りながら、痩せ衰える事もなく、日に日に筋肉質に。腕の太さなど入院した時の倍以上もあるかもしれない。 だというのに、立つ事も歩く事も出来ないというのだ。 どこが悪いのかと問われても、医者の方が首を傾げる容態と言えよう。 詐病の線を疑う医師も居るというが、仮にもヴェイトス市を救った戦士の一人。おおっぴらに口にする事ははばかられる──) …何にしても──戦士としては現状再起不能でしょう。 (逆に言えば、戦場を駆け回れる身体を要求しなければ、社会生活自体は現状不可能では無い。1.無理は出来ず。2.根を詰めると反動が尾を引き。3.自重していても、何時唐突に血を吐くかわからない。 なんて条件を受け入れるのであれば、だが。)  一般の社会生活に馴染めるまでは、職業訓練と通院を繰り返していただいて── (だがその間、生活を繋げるだけのお金があるのかどうか。 展望は暗い。) [Mon 7 Aug 2006 23:44:12]
ルゥ > (実際、入院費、治療費の負担を申し出たヴェイトス市にしても、これほどの長期入院は想定していなかったのであろう。 入院して直ぐの頃は、治療費用を市の職員が足を運んで納めてきてくれたものが、二ヶ月目からは集金に行かねばならず。今となっては、費用を要求するのにもいちいち実費を計上して起票し、承認が降りなければ再提出が求められるような有様だ。 我が身を省みず蔓の化け物に挑んだ、名誉の戦傷。 少なくとも、市の交付課に於いては、今でもそう考えている者は殆ど居ないのだろう。 人の心は移ろいやすいもの、と言うのも酷かもしれない。 限られた予算で運用していかないと役場に於いて、想定外の出費は蛇蝎の如く疎まれるものだ。) …でも、だからって──歩く事も侭ならない患者さんを、なにやら適当な理由つけて退院だって追い出す事、出来ます? (表面上の数字はどうであろうが、本来であればあの場で、病院に運び込まれた時に死んでいた筈の大怪我。 今まで生き永らえて居ることが──白魔術士としてこう思うのも不謹慎ではあるが──何かの冗談としか思えない。腸が破れたまま半年以上経過している、のだ。) [Mon 7 Aug 2006 23:31:10]
ルゥ > ずっと病室の中に居たんじゃ、気も滅入ります。 身体だって動かしたく思うでしょう。 (『でも、先生。』 一息つく間もなく、反駁。 言いたいことは判る。 実際、駆け出しの頃は同じように先輩や上司に噛み付いた覚えもある。) ──“万一の事”を危ぶんでいるんですよね? それを回避するためには…申し訳ないですけど、頑張ってください。(息を抜けるように、病室からは時折離れ。 でも、容態急変に控えてあまり遠くへは行かない。 たった一人の患者に対するには、破格の対応である事は、管理職になった自分には判りすぎるほど判る。 看護士らへの負担が大きすぎるのだ。) [Mon 7 Aug 2006 23:14:55]
ルゥ > 好きにさせてあげましょう? (酷く立腹した様子で入ってきた看護士をそう宥めると、暫く愚痴に付き合う覚悟を決めた。) [Mon 7 Aug 2006 23:08:16]
お知らせ > ルゥさんが来ました。 『…まぁ、よろしいじゃありませんか──』 [Mon 7 Aug 2006 23:07:31]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 [Mon 7 Aug 2006 22:56:13]
フェンサー > ( 結局、その日一日フェンサーは運動し続けて、ベッドは汗でぐっしょり、看護婦さんには呆れられたそうな。 ) [Mon 7 Aug 2006 22:56:11]
お知らせ > フェンサーさんが来ました。 [Mon 7 Aug 2006 22:55:37]
フェンサー > ( モツと右足は気長にやるほかないが、体力の低下は認められない。 健全な肉体にこそ健康は訪れるのだ。 いや、当たり前だけれども。 やっているのがばれたら医者に止められそうだが、フェンサーはそれでも筋トレにいそしんだ。 軋む筋肉、飛び散る汗! そして汗疹になるんだろうなあ………かぶれろ! ) [Mon 7 Aug 2006 22:46:07]
フェンサー >  ……………101……102……103……104……っ ( 身体はじっとりと汗ばんでいて、時折止まっては額の汗を拭っていた。 右足にうまく力が入らず、たまにバランスを崩した。 そして。 ) …………………………。 ( 足音が聞こえないか、定期的に聞き耳を立てた。 ) [Mon 7 Aug 2006 22:36:34]
フェンサー > ( 部屋に独り、ボーっと………………しているほど、フェンサーはおとなしい人間ではなかった。 回診のしばらくないことを思いながら、フェンサーは筋トレしていた。 ベッドの上で、ぎ、ぎ、腕立て。 ) [Mon 7 Aug 2006 22:26:24]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Mon 7 Aug 2006 22:22:34]
お知らせ > フェンサーさんが退室されました。 [Sun 6 Aug 2006 22:32:24]
フェンサー > ( なにもないのが、いちばんだ。 そう思うのに、拳はぎりぎりと強く握られる。 こんな身になってもまだたたかいたいと思う自分が醜く、そして哀れに感じられた。 ) [Sun 6 Aug 2006 22:32:22]
フェンサー > ( 外の世界はどうなっているのだろうか。 この病院の外の世界は。 人づてに聞く事柄は、どこかかすれたようで、どこか欠けているようで、なんだか物足りない。 何も異常はないのだろうか。 そこまで考えて、フェンサーは手で顔を覆った。 ―――そうだ。 何もないのが一番じゃないか。 心ではなく理性が言う。 ) [Sun 6 Aug 2006 22:22:13]
フェンサー > ( お腹を固定しているコルセットの下で、すっかり鈍った腹筋を感じる。 腕も、足も、そこかしこ鈍っている。 わかっている、わかっているさ、いま退院しても戦えやしないなんて。 それでもどうにかならないかと考えてしまうのだ。 そんなもの、ルゥ先生どころかどんな先生でも無理だろうけれど。 ) [Sun 6 Aug 2006 22:12:23]
フェンサー > ( 結局、ルゥ先生に会うこともなく、部屋から脱出することもなく、フェンサーは悶々としっぱなしだった。 ああ、まいった。 何で自分は、こんなときに入院しているのだろう。 それはまあ、自業自得。 ベッドに寝そべったまま、アイソメトリック法で筋トレ。 ) [Sun 6 Aug 2006 22:02:28]
お知らせ > フェンサーさんが来ました。 [Sun 6 Aug 2006 22:00:40]
お知らせ > 天子さんが帰りました。 『(後に残るは、一枚の黒羽のみ。)』 [Sun 6 Aug 2006 10:14:24]
天子 > たっ!(掛け声一つ、壁を飛び越え、天狗は「外」へと脱出した。) [Sun 6 Aug 2006 10:13:51]
天子 > (すぐ其処の塀を越えれば、逃げ出す事が出来るのに。この場合逃げ出すと言う言葉は使いたくない。「警告」しに行けるのに。溜息を吐き乍ら、重い腰を上げた。)…ん?(突然中庭に広がり出した喧騒。どうやら、患者の一人が暴れ出したらしい。必死で止めにかかる看護士や医者達、其れを眺める野次馬、連鎖反応で暴れ出す他の患者。一瞬で、中庭は混沌と化した。)…こりゃ、神様の思し召しかな!(少しだけ、神様を信じたくなった。お礼を言うのもそこそこに、壁に駆け寄り乍ら、変化を解いて。背に生えるは黒翼、顔は鴉の其れ。) [Sun 6 Aug 2006 10:12:53]
天子 > 北東東…赤い円…其れに蟻塚(?)か…うん、此れだけの情報があれば信憑性も増すってもんだ!(情報源に大いなる不安要素があると言う事は少しも考えない。飛び立って行く鳥達に手を振り乍ら。)…よくよく考えたら、此れだけの情報が有っても、此処じゃ…。(そう、この場所では、そのような情報も殆ど意味をなさない。自分に病院関係者が居ないと言うのが一番の原因か。舌打ちをして、中庭を見渡す。精神科の患者達、数人の看護士や医者が何人も居る。逃げ出すのは相当難しそうだ。) [Sun 6 Aug 2006 10:03:18]
天子 > 此処から北東東に3日飛び続けた所、か…。(アマウラより更に先と言う事か。そちらの方に行った事はまだ一度も無い為、何があるのか見当もつかない。)赤い円…何かの魔法だね、きっと。(魔法についての知識はこの鳥達と同レベルなので、それ以上の事は判らんが。大雑把すぎる場所と、アバウト極まりない特徴だけでは、いまいち決め手に欠ける。何か目印は?と再度問いかけ。)…大きな蟻の巣ぅ?(大きな蟻の巣と言うと、蟻塚とかそんなか。鳥達にとっての大きいがどの程度の大きさなのか知らんが。) [Sun 6 Aug 2006 09:55:19]
天子 > (呼びかけに、2、3羽の鳥達が舞い降りてくる。今日の鳥達は、比較的落ち着いている様だ。いい加減この状況に慣れたのか、既に諦めてしまっているか。はたまた恐怖を感じぬ鈍い者だけになってしまっているのか。其れを知る術は無いが、「恐怖」の源がどのような状態にあるか、知る事は出来る。)…「怖い物」は何処にあるの?其れはどんな物?(そう鳥達に問いかけん。動物達の、危機に対しての情報伝達は並々ならない。この鳥達の記憶力がどれほどなのかが一番の問題だ。よく鳥頭と言うし。言われたし。黙れ。) [Sun 6 Aug 2006 09:43:59]
天子 > (今日は珍しく太陽が顔を覗かせている。お陰で朝っぱらかなりの暑さだ。そんな中庭の端、木陰に座り込む天狗の姿。険しい顔つきで、空をじっと見上げ。)…おいで。おいで!(声をかけるは、時折宙を横切る鳥達に向けて。端から見てると、空中に向かって話しかける危うい人だが。幸い辺りには自分をキノコだと思い込んでる人やら、敗北のショックで幼児化した人やらが大勢居るので、巧く紛れている。…全く嬉しくないが。) [Sun 6 Aug 2006 09:35:04]
お知らせ > 天子さんが来ました。 『(病院の中庭にて。)』 [Sun 6 Aug 2006 09:29:12]
お知らせ > フェンサーさんが退室されました。 『( 悶々としながら、就寝。 )』 [Sat 5 Aug 2006 22:59:06]
フェンサー > ( それは、いまだって密かに筋トレはしている。 柔軟も欠かさない。 けれど、やはり実践的な感覚というものは室内での小さな動きではどうにもならない。 剣を持って実際に動いて見なければ。 だから、今出来るのは精々イメージトレーニング。 ただ、ただ、ただ、今までを思い出してそれをこえるために。 ) ……………はあ……やっぱり……ルゥせんせいに………。 ( ああ、でもお忙しいかもしれないし。 ) [Sat 5 Aug 2006 22:58:11]
フェンサー > ( ずりずりと身体を引きずってベッドに戻り、ぼふん、枕に顔をうずめる。 前のように髪が広がることはなかった。 ) …………やはり、おとなしくしているべきなのでしょうか。 ( たとえ出られたとしてもこの足だ。 とてもじゃないがまともに動けない。 身体も鈍っている。 はああああああ。 寝返りを打ちながら、盛大なため息が漏れた。 ) [Sat 5 Aug 2006 22:52:12]
フェンサー > ( 話を聞きたい。 せめてちょっとした確認ぐらい取りたい。 そう思うがしかし、そうしてもいいものかと迷う心もある。 いいえなんにも、と答えられたらどうすればいい? そのまま精神科いきか? 少なくともいまよりもう少しはしっかりと監視されるだろう。 それはちょっといやだった。 うーむむ。 ) [Sat 5 Aug 2006 22:48:17]
フェンサー >  …………………あれ? ( そういえば。 そういえばそういえば。 あんまりにも普通に身近だったから、というかそれほど会う機会もないので忘れていたが。 ) …………ルゥせんせい……。 ( 確かあの人は、思いっきりあの日、戦ってらっしゃったはずだ。 それも、フェンサーには割となじみのない、魔法らしきもので。 ) [Sat 5 Aug 2006 22:43:54]
フェンサー > ( 自分以外の誰も何も感じていないというのならばそれはフェンサーの妄想に過ぎない。 もちろん、フェンサーとしてもそういう可能性は思慮のうちだ。 しかし、しかし自分の勘を欠片でも信じるならば、やはり確認はしたい。 誰か一人くらいは同じように思うものはいないのだろうか。 こういうとき、見舞いに来てくれるような戦友を作っていなかったのが痛い。 傭兵らしくもないミスだ。 ) [Sat 5 Aug 2006 22:38:47]
フェンサー > ( なんにせよ、はやく出たい。 予定ではあと四ヶ月は入院していることになるのだが、それでは遅すぎる。 いま、この瞬間に出て行きたい。 無論どこかでは駄目だという声がする。 けれど。 コトバであらわせないもやもやがある。 冷たい床に腰を下ろして、せめてドアの外の音を一つでも拾おうと、じっと耳をすませる。 けれど響いてくるのはいつもの平和な足音や談笑程度だ。 ) [Sat 5 Aug 2006 22:33:16]
フェンサー > ( やれやれ。 心中そう呟いて、フェンサーは鍵のかけられたドアに耳を当てた。 そう、いまフェンサーは病室に閉じ込められている。 別に犯罪ではない。 フェンサーが駄目だというのに出て行こうとするので止めるためにそうしているのだ。 とはいえ、まだ右足はまともに動いてくれないので、捕まえるのは容易なことだったが。 ) [Sat 5 Aug 2006 22:28:13]
お知らせ > フェンサーさんが来ました。 [Sat 5 Aug 2006 22:26:56]
お知らせ > 天子さんが退室されました。 『(嗚呼、やれやれだ。)』 [Sat 5 Aug 2006 20:00:50]
天子 > (ふう、と溜息を吐いて、椅子に崩れ落ちた。笑顔を引き攣らせた相手に向かって。)…どうしても駄目なら、せめてさ。今の話、あなたの同僚にも伝えておいてよ。(誰か一人でも、興味を持ってくれれば。誰か一人でも、信じてくれれば。それだけで、状況は大きく変わる。すっかり大人しくなった天狗に安心したのか、元の微笑みを浮かべて頷く相手。そして、看護士に連れられ、診察所を出て行こう。) [Sat 5 Aug 2006 20:00:27]
天子 > 兎に角…検査で、あたしが薬物をやっていない事は判ったんでしょ?まともだって証拠は其れで十分じゃない。(だからお願い、と。一寸困惑気味の相手に、手を合わせよう。しかし、それでも、相手は首を横に振った。どうしても、天狗の言う事は信じられないようだ。其れが当然なのだが。)…どうして!此れはあたしだけの問題じゃないんだよ!(思い切り椅子から立ち上がり乍ら、叫ぶ。こんな所にいる暇は無いのに、誰かに伝えなければ、誰かに誰かに誰かに) [Sat 5 Aug 2006 19:54:14]
天子 > (此処に連れられてきて、問答無用で入院させられて早2日。こうしている間にも、刻々と恐怖が迫ってきていると思うと、歯軋りしたい気分だ。眼前の看護士を睨みつけて。そんな天狗に、ますますにこやかに話しかける看護士。貴女は少し被害妄想なだけです、此処は安全だから安心しなさい、と。)…安全?そうだね、確かに此処は安全だね。でも其れは今だけだよ。放っておいたら、此処だって戦場になりうるんだ。(このまま誰も危機に気付かなければ、間違いなく其れは現実になる。相手は自分が幻覚に取り付かれているとでも思っているだろうが、確かに恐怖は迫っている。ほら、窓の外の鳥が怯えて縮こまっている。) [Sat 5 Aug 2006 19:47:36]
天子 > (此処は中央病院の、一寸頭がおかしいと言うか精神に異常をきたしている人達の診察所。其処では天狗と看護士の舌戦が繰り広げられていた。)だからねぇ、何度も言う様に、あたしは何処も悪くなっていないし、疲れてもいないから、早く退院させて。(嘘おっしゃい、とにこやかにその台詞を否定する看護士。確かに天狗の顔はゲッソリしていかにも疲れてますと言った感じだが、其れは先程から行われているこの不毛なやり取りに飽き飽きしているからだ。) [Sat 5 Aug 2006 19:38:54]
お知らせ > 天子さんが来ました。 『(押し問答。)』 [Sat 5 Aug 2006 19:32:21]
お知らせ > フェンサーさんが退室されました。 [Fri 4 Aug 2006 21:24:31]
フェンサー > ( ごきんっ ) あああづっ!? いま骨鳴りましたっ、鳴りましたからっ!! ( あー、骨ずれてますねー。 ここもそう。 )( ぺきんっ ) うぶぐふっ!? ( そうしてしばらく、病室には必殺仕事人ばりの骨の音が響いたそうな。 ) [Fri 4 Aug 2006 21:24:28]
フェンサー > ( 痛いってことは神経がつながっているってことなんですからいいじゃないですか。 ) そ、そういう問題ではなく―――づぅっ!? せ、せんせいっ、腕がありえない方向に……っ!? ( いやいや、まだいきますよ。 )( どうなっているのかは詳しくは伝えられない状況に陥っているが、すくなくとも扉の向こうから聞き耳を立てる分には、何かしら拷問でも行われているような状況ですらあった。 ) [Fri 4 Aug 2006 21:14:25]
フェンサー >  ―――あづつつつつっ!!? ( そしていまは、更にそれに苦痛が加わっていた。 普段とは違う医師らしき人物が、まるで容赦の欠片もなく整体及びマッサージをしてくださっているのだ。 いやらしい手つきはまったくないが、しかし女性だからといって手加減もない、肉体に優しく心に優しくない先生だった。 ) [Fri 4 Aug 2006 21:04:54]
フェンサー > ( 頭が軽くなった。 ちょっとした違和感を、しかし楽しむ余裕はなかった。 ぐったりと身体はうつぶせにベッドに倒れ伏していたのだ。 因みに先ほどまではリハビリをしていた。 ―――その因果関係はあえて説明するまでもないだろう。 ) [Fri 4 Aug 2006 20:54:30]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Fri 4 Aug 2006 20:52:53]
お知らせ > 園内一花さんが退室されました。 『( おやすみのキスを返して、菫が眠りに付くまでうちわで扇いでいよう )』 [Fri 4 Aug 2006 01:25:34]
園内一花 > ( 一緒に居たいのはいつもだけれど、今日は特に、ちょっとナーバスになってしまっているような菫と離れたくないのもあって… 嬉しさもひとしお。 躊躇い無く、幸せそうに好意に甘える事にする ) [Fri 4 Aug 2006 01:23:57]
お知らせ > 南条菫さんが退室されました。 『あっつぅ……。(蒸し暑さにやられるのだ。)』 [Fri 4 Aug 2006 01:23:18]
南条菫 > ――平気、一花がそばにいてくれればね。 ( そういって微笑むと、軽く一花の頬にキスをしよう。 ) おやすみなさい、先生――おやすみなさい、一花。 ( 二人にそれぞれ声をかけると、またベッドに戻って……。 ) [Fri 4 Aug 2006 01:23:01]
園内一花 > ―――。 ( その少し具体的な言葉には、束の間言葉を失ってしまう。 蔓の悪魔のような存在が、複数同時に顔を出したらどうなる? 蔓の悪魔だってヴェイトス市の街中に現れたから良いようなものの、常世の森辺りで育たれたら手の付けようが無かったのではないか… ) 〜誰かが何とかしてくれる、なんて、言いたくありませんけど… 私達はそうしました。 誰かにとっての私達がそうであったように… 私達にとっての誰かが、今も人知れず頑張っているのかもしれない…。 ( 折角菫が気を取り直したのに、自分が弱気になってどうすると緩く首を振り… 頷いて…。 名残惜しいけど帰り支度 ) ―――ありがとうございました、先生。 どうか、菫をよろしくお願いします。 ( 礼をして見送――― ろうとして。 かけられた声に、目を瞬いた ) [Fri 4 Aug 2006 01:16:27]
お知らせ > ルゥさんが帰りました。 『 ──お泊りにするなら、毛布、準備させましょうか?』 [Fri 4 Aug 2006 01:05:37]
ルゥ > ん、そうですね…では、わたしはこれで──。 (ぺこりと辞儀をすると、部屋を後にしよう。) ………。         (戸を閉めかけて、思い出したかのように振り返ると、イツカさんへとこう尋ねるのだ)   もう遅いですし [Fri 4 Aug 2006 01:05:29]
南条菫 > 今までは、茨の怪物とか、そういう夜の一滴が落ちてきた――そんな感じだったけれど――今回のは、うぅん……なんていったらいいんだろう。夜のとばりが――闇そのものが広がっていくような――そんな気を感じるの。こんなの、生まれて初めてだから、気になっちゃって。 ( だが、ルゥと一花の言葉に安心感を覚えたのも確かだ。そう、ここは人の街、人の世界。何があったって、今までだって何とかなってきた。だから――だから、今度も、きっと。 ) そう、ですね。えぇ、私もそう思います。人は一人じゃなにもできないけれど、ここにはみんなが居る――だから、平気です。 ( にっこりとうなずいて、そろそろ消灯の時間だと気付く。 ) ルゥ先生、遅くまで回診ご苦労様です。私も、そろそろ床に就きますね。一花もありがとう。少し、元気でた。 ( パートナーにも微笑んで、大きな三角耳をピコピコ動かす。 ) やっぱり、一日でも早く退院できるようにならなくっちゃ。ね。 [Fri 4 Aug 2006 01:01:42]
園内一花 > ( …再び曇る菫の表情に… 家と両親のお墓があるのはあるけれど、気にし過ぎてやしないかと… 指を絡めた尻尾、優しく撫でて… ) 〜そんなに気になるのなら、退院したら、見に行ってみましょうか? 占天台もざわついていますし、アマウラからの連絡待ちかもしれないけど、ヴェイトスのハラエだって人を出すかもしれません。 ( 〜だから、とりあえず今は気にする事は無いと。 ぽむ ぽむ あやすように尻尾を叩きつつ、ルゥ先生の言葉に頷こう ) [Fri 4 Aug 2006 00:53:17]
ルゥ > (お実家違う。ご実家。) …うん、まぁなんといいますか──胸騒ぎは感じてます。 何か起きそうな、そんな。 (その時は、最前線で支援に当たろうと思っても居る。身辺の整理も進めているところだ) ──けど、もし仮になにかあったとしても…心配は要りません、何も。 (こくり、頷いた。 こういうときの為に、力を揮い骨を折る事を惜しまない者は、それこそ星の数ほども居るだろう。 ヴェイトスには“人”がある。 その点についてはどこまでも心強く思う) [Fri 4 Aug 2006 00:47:56]
南条菫 > え、えぇ――アマウラには私の実家もありますし、両親の墓もあります……。もっとも、もうだれも住んではいませんが。 ( ほんの一瞬衝き上がる氣柱を、菫は見逃さなかった。思わずびくっと身を硬くして、霊気を蓄えた4つの尾がざわつく。 ) と、とにかく私は健康ですから、気持ちさえしっかり持っていれば大丈夫ですよ。 ( ルゥ先生が、本題を駒仮装としているのはわかる。表情こそ変わらないが、彼女もまた、この異変に気付いているのだとわかれば、無理に話題を穿り出す必要もないだろう、と。けれど、やはりアレは気のせいなどではないのだと再認識して、また表情は曇ってしまう。 ) [Fri 4 Aug 2006 00:38:51]
園内一花 > 〜待ってます。 首を長くして。 ( 『優等生』 そうかそうか、早く良くなりたいのかと… 知っている事だけど、他の人からそう言われるのはなんだか嬉しい。 ややはにかむようににっこり微笑んで、こくん、頷いた ) 〜ぅん…? 『気のせい』 という事は、ないと思いますよ? ( ハラエでも出ている話。 他は知らないけれど、自分だって言われて見れば、微かな違和感を覚える。 ふむ、と、どうにも気にしている様子に首を傾げつつ… 伸ばされた尻尾へ指先を絡めて、心地良さそうに目を細めよう。 ―――“あの”って何って、正にソレです。 一花が知っているのはごく一部だけれど、それだけだって十分に街の名士さんだ。 名実に加えてインパクトもある ) 〜二人ともトキノミヤコですけど、菫はアマウラに住んでいた事があるんです。 …そうか、何かあると家が心配ですね… ( 今は住む人も無いけれど、郊外には菫が家族と暮らした家と、育ての親のお墓がある。 ややしんみり、同じく窓の外へと目を向けた――― が、ハッと驚かされるのは、窓の向こう、ずっと先の違和感より、ルゥ先生の気の方にだろう ) ―――。 ( “あの”と形容される一端を実感。 『なるほど』って顔で見つめたり ) [Fri 4 Aug 2006 00:32:01]
ルゥ > (“あの”って何。ちょっとフードファイトでラスボス気取ったり、暴食の大罪を常時犯し気味だったり、光る槍を手に夜警の真似事をしたり、蔓の悪魔を相手取って立ち回ったりするくらいだろう。 後は、それなりに経験を積んだ白魔術士である程度では。 あと、常時身体の廻りを神氣が渦巻いてるくらいで、市井にうろついてる普通のヒトとなんら変わりはあるまい、と思う。 (※いろいろてんこ盛りですorz))     …んー。 そうですね。 そういえば、南条さんたちのお郷里は… (見たところ、黒髪、黒目。 名前の感じからしても) もしかして、お実家の方が気がかりだとか─? ( なんて、そっちの方向にシフトしようと思いつつ。 高い精神力ゆえに、表面上の動揺──同じ居心地の悪さを感じている──を悟られないようには出来ても、身を鎧う神氣までは隠し切れないかもしれない。 アマウラの方角、と口に出したほんの一瞬、氣柱を衝き上げてしまった ) [Fri 4 Aug 2006 00:22:22]
南条菫 > そんな、成績優秀だなんて―― ( 僅かに頬を染めて、ぽりぽりと指でかく。 ) 早く直したいって思うのは、待っててくれる人がいるからですよ。 ( 加減は、と問われると、どう答えていいか迷ってしまう。体の具合なら、これといってへんなところはないのだが。 ) ううん、なんといったらいいのか――体調はいたって普通です。ただ――気になることが少しだけ……。 最近、アマウラの方角が妙に気になってしまって――わずらわしい気、とでもいうのでしょうか。体に直接害を与えるものではないですし、意識しなければ感じ取れないほど微弱なものなのですが――どうにも気になってしまって。……いえ、やっぱり入院生活が長引いてしまっているから、それで気持ちが落ち込んでいるだけかもしれませんね。 ( あはは、と笑ってごまかして、それからまた尻尾を一花のほうに伸ばした。 ) [Fri 4 Aug 2006 00:14:36]
園内一花 > ―――〜分かってます。 折角菫が帰って来たのに今度は私が倒れるなんて、目も当てられない。 ( 紅潮の引いていない感じのする火照った頬を、ちょっと気まずそうにさすったりつねったり。 〜いちゃついてるのを見られてしまったかと恥ずかしく思っていたけれど、気付かなかったのか気にしていないのか、そう見せるプロの技術か… 気にした素振りも見せない先生にホッとしつつ… 『この人が“あの”ルゥ・ファリス』 と、色々と畏敬の念が籠もった瞳で見つめ、改めて礼を。 丸イスからは立って、ベッドの前を空ける。 さぁ、一分の隙も無い回診を! ) [Fri 4 Aug 2006 00:09:00]
ルゥ > ……? (目をぱちくりさせて、緩く首を傾げた。 はて、お見舞いの方はナニゆえにどぎまぎしているのだろう? よくわからないまま曖昧に微笑むと、一呼吸置いて) いえいえ、一頃の無断外出繰り返す患者さんたちに比べたら…っっっ。( アリアリトオモイダスノロワシキヒビ。 ) 南条さんなんて、成績優秀の優等生さんです。 これは、よく患者さんにも言ってる事なんですが本人の治したいって気持ちが一番大切なんですよ。 そういう患者さんの為なら、苦労のし甲斐があるってものですし。 (にっこりと応じた) ええ、そうです。 お加減はいかがですか? ( 問いつつ、顔色、声音から診断の材料を収拾。 そこからは深刻な問題は見て取れないが──) [Thu 3 Aug 2006 23:58:41]
南条菫 > ( ぷにぷに、ぷにぷに、もひとつおまけにぷぷにぷに。一通りほっぺを堪能してから、また体を戻して。 ) 一花はがんばりすぎちゃうからね――少しは休まなくちゃだめよ? ( 尻尾にじゃれつく恋人の頭を、優しくなでてやる。それから、仕事をもらえないという彼女の言葉に、可笑しそうにくすくすと笑うのだ。 ) ――あら、先生。こんばんは、回診ですか? ( ルゥ先生。病院でも有名な白魔術の先生だ。入ってくる相手に、やんわりと会釈をした。 ) [Thu 3 Aug 2006 23:52:26]
園内一花 > ―――む、ぅ… ( 遊ばれて… 嬉しいような恥ずかしいような、釈然としないような――― )   っァ … ( 手や足を撫でる尻尾の感触に、頬を染めて微かに身を震わせるのは、もう条件反射のような。 …幸せそうに、少し切なそうに、そんな尻尾を捕まえて… 桃のお皿をサイドテーブルに置いて、再びベッドに身を乗り出すようにして、尻尾にもふもふとじゃれ付いた ) 〜ぅん、ちょっときつい…。 ( 心地良さそうな声音で口にする本当のところは、重みも何も無い。 何だかすっかり落ち着いてきている菫の物言いに対して、反比例するように自分が子供っぽくなっている気がするのは気のせいと言う事にしておいて ) …と言うか、一人だとちゃんとしたお仕事を任せて貰えないんですよ。 菫が居ないと、私と十示様で組んでも、私は狐になれませんしね。 ―――〜今はしっかり養生して良くなって、早く帰って来て。 ( そんな訳で、無理はしたくても出来ていませんと微苦笑を。 『い・ろ・い・ろ』 …したい事の中にあるあれやそれを考えてしまって、ぽ と赤くなった矢先。 空いた扉に びくぅーっ!? と肩を跳ねさせてっ! 可及的速やかに丸イスへとお尻を戻し、しゃちほこばった ) ―――こ、ここっ… こんばんはっ! ぉ、お世話になっています! ( 〜そんな反応だけど、ようこそお出でくださいました! ) [Thu 3 Aug 2006 23:48:05]
ルゥ > 病状も順調に回復しているようですし、通院に切り替えても良かったんですけど── ちょっと大事を取らせていただいてます。 (ん。 と。 こくり頷きながら。 病室の戸をあけて入ってくる白魔術女医。) ──状況的には『話は聞かせてもらった!』 って処でしょうか。 (くすり。) [Thu 3 Aug 2006 23:43:25]
お知らせ > ルゥさんが来ました。 『済みませんねぇ──』 [Thu 3 Aug 2006 23:41:01]
南条菫 > ( 膨れた一花の頬を指で軽く押して遊んでみる。太く長い尾はそれぞれが触手のように伸びて、一花の手や足を撫で回す。 ) ありがとうね、ほんと――助かってる。仕事はどう? 一人できつくない? ( まるで郷里の母親のような物言いだが、最近はすっかりこんな感じ。一花に子ができれば、己も親狐になるのだ。 ) 無理しないでね? 小さな神社っていったって、一人で全部手が回るわけでもないし。私も、早く直るようにリハビリ津ず蹴るから。――治ったら、色々、したいことしようね。 [Thu 3 Aug 2006 23:33:59]
園内一花 > ( 遠い地に生じた未知の気配は、思い悩んだって、仕方の無いこと。 自分にとってはその気配より、豪天寺の事や、菫の状態の方が遥かに大問題だとか… その辺りの内情は措いて置いて ) 〜ううん。 元気付けようとするくらいしか、出来ませんけど… 菫と一緒なら、何があったって平気。 そんな気がします。 ( 微かな笑みに緩く首を振って。 『あーん』 とかしようと思っていたけれど、怪我は足だし我慢する。 ただ 『ほったらかし』 には、ちょっと膨れた ) 〜ちゃんと週に一度は掃除に帰ってますよ。 …それは、まぁ… 一人だし… 日帰りにしてるし… 雑草とかは伸びちゃっていますけど… ( 菫の掃き清めていた庭は、そこまで手が回らずに、降りに降った雨で育った草をまばらに生えさせていて… けれどそれが、とうに跡も消えたそこで流された血を覆い隠してくれるようで、少しだけホッとしてる ) 〜退院したら、今度こそ一緒にべたべたへ行ってみましょうね。 また舞踏会にも行きたいし。 神社の事も、ハラエで一緒に仕事が出来るのも、みんな楽しみ。 ( 一緒に桃をつついて、口を動かして… ) [Thu 3 Aug 2006 23:27:19]
南条菫 > ( それを一口ほおばって、ふかふした4つの尾を揺らす。 ) もうすぐ退院できるそうだから、そうしたら、私もお仕事てつだうわ。神社も、ほったらかしになってるでしょうから、また掃除しなくちゃね。 ( そんなことを、ぽつり、ぽつりと語ってゆくのだ。 ) [Thu 3 Aug 2006 23:17:36]
南条菫 > ――だと、いいんだけど。 ( ほぅ、と深い息を吐いてから、床に両足をつけた。 ) ごめんね、せっかくお見舞いに来てくれてるのに、辛気臭いことはなしちゃって。 ( かすかな笑みを浮かべて、切り分けられたモモを受け取ろう。 ) [Thu 3 Aug 2006 23:16:21]
園内一花 > ―――ぅん…? ( やっぱり上の空な調子に、やや心配そうに首を傾げて… 大人しく見舞い客用の丸イスへと戻り、洗って来た桃とお皿、果物ナイフを手にとって ) ―――北の方で『何か』があるのではという話は、ハラエで聞いています。 …私は、言われてみればそうかも…ていうくらいで、よく分からないんだけど…。 ―――菫の勘は当たるから。 思い過ごしでは、ないかもしれませんね。 ( ネガティブな事を口にしつつ、浮かべるのは困ったような微苦笑。 穏やかなもの。 皮を剥いて、さくさく桃を切り分けていく ) 〜だけど… 大丈夫ですよ。 蔓の悪魔に屍竜に… 色々あったけど、大丈夫だったじゃないですか。 今度もきっと、大丈夫。 [Thu 3 Aug 2006 23:13:28]
南条菫 > ( 狐の嫁入りならぬ狐のお見舞い。むしろするんじゃなくてされるほう。 ) ん? ――うん……。 ( 一花が側まできても、相変わらず上の空といった感じで、遠くを見つめている。あれから強力な気の波動は治まったものの、以前アマウラの方角から漂ってくる不可解な気の流れは、消えていない。 ) ――分からない。でも、怖い。思い過ごしならいいんだけど……。 [Thu 3 Aug 2006 23:02:27]
園内一花 > ( ―――菫のお見舞いに来ようという人の邪魔をしてやしないか心配なのは、意識の片隅。 かむひあー!? とデンパなど送信しつつ ) ―――菫? ( 今日も今日とて病室に顔を出す、着物姿のポニーテールは… どこか上の空な恋人の様子に首を傾げて、水切りして来た花瓶の花をサイドテーブルに置いた。 ちなみにミコトさんには結局『弁みて』シリーズを貸して貰いに行かれずに、図書館では貸し出し中だった。 閲覧席で空飛ぶメイドさんが読んでいたのとニアミスしてたなんて、知らない ) ―――大丈夫? ぼうっとして。 ( 覗き込むように、ベッドへ身を乗り出そう ) [Thu 3 Aug 2006 22:59:30]
南条菫 > ( 雨でじっとり湿っぽい夜。菫はベッドから上体を起こし、窓の外をじっと見つめていた。 ) あの時感じたおぞけ――アレは何? ( うわごとのようにつぶやく。だれに言うでもなく、意識はアマウラの方角へと向けられて。 ) [Thu 3 Aug 2006 22:54:12]
お知らせ > 園内一花さんが来ました。 『( 入り浸ってしまって――― )』 [Thu 3 Aug 2006 22:53:23]
お知らせ > 南条菫さんが来ました。 『(やっぱり――気になる――)』 [Thu 3 Aug 2006 22:52:16]
お知らせ > フェンサーさんが退室されました。 [Thu 3 Aug 2006 19:56:31]
フェンサー > ( しょき、しょき、しょきん。 長かった髪はおおむね切り落とされて、後はしょきしょきと形を整えられていくだけだった。 ふと視界に一房の髪を見つけて、フェンサーは少し、ほんの少しだけ寂しそうに小さく微笑んだ。 ) [Thu 3 Aug 2006 19:56:30]
フェンサー > ( しょき、しょき、しょき。 切断された灰色の髪の毛が落ちていく。 腰まであったのだから、結構なものだった。 しょき、しょき、しょき。 それは、そう、思い出だって確かにある。 綺麗だと言われたこともあるし、確かにそれはフェンサーの個性の一つでもあったのだ。 でも切る。 それは過去を捨てるためじゃない。 新しい出会いのためでもあるのだ。 ) [Thu 3 Aug 2006 19:46:10]
フェンサー > ( しかしそれでも気分転換にはなるだろうと了承し、病室にて散髪している最中であった。 )( ねえ、本当に切っていいの? ) ……はい、もう、ばっさりやってください。 ( 髪を櫛ですきながらたずねる看護婦にフェンサーはそう簡単に答えた。 もとより髪に固執する気はなかった。 むしろ邪魔ですらあった。 自分で無造作にばっさりとやってもよかったのだがあいにくと刃物の所持は認められていなかった。 ) [Thu 3 Aug 2006 19:36:54]
フェンサー > ( かねてより打診していた散髪について、ようやっと許可がでた。 ただし、それには条件がついていた。 )( しばらくは外出禁止です )( 近頃の醜態はすっかりばれていたようだった。 ) [Thu 3 Aug 2006 19:26:57]
お知らせ > フェンサーさんが来ました。 [Thu 3 Aug 2006 19:25:52]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 [Tue 1 Aug 2006 23:41:16]
フェンサー > ( それでも構わなかった。 生きていくにはそれだけで十分だった。 けれど。 ) ………っ、あ…ぐぅ……っ ( 吐き気を催す。 咄嗟に押さえた口との中は、何処か痛みを伴う酸味があった。 …………こんな醜い戦鬼の徒を、果たして彼女はどう見るのだろうか。 いまは、それが何よりも恐ろしかった。 ) [Tue 1 Aug 2006 23:41:15]
フェンサー > ( この身はきっと剣で出来ているのだ。 この心はきっと修羅に作られたのだ。 この想いはきっとそれにまとわりついた些細なしがらみ。 ただの一度の勝利もなく、ただの一度の栄光もなく、ただただ不様に這いずるように、戦場を求めて渇きに嘆く餓鬼なのだ。 そして屍骸の山にただ独り佇んで、ひたすらの空虚に許しを請う。 ―――この身はきっと剣で出来ていた。 ) [Tue 1 Aug 2006 23:31:11]
フェンサー > ( 胸のうちにだけ秘めておけばいいものを、こらえきれず漏らす言葉はただの一つ。 ) ………………たたかいたい………。 ( 戦いたい。 闘いたい。 人を殺すことは嫌いだ。 けれど戦うことからは逃れられない。 それはもはや習性だった。 強いものと戦いたい。 戦いの中で生死の狭間に立ちたい。 そのときが最も生を実感できるから。 おぞましい本能が騒ぐ。 ) [Tue 1 Aug 2006 23:21:06]
フェンサー > ( ひどく渇く。 水差しの水を何度も口にして、けれどその渇きは癒えない。 むしろ慰めなど要らぬというように、がさがさと渇いていく。 それは飢えにも似た渇きだった。 それらがちょうど重なったような感覚。 飢餓感。 焦燥感。 吐き気すら覚えるそれに、フェンサーはぐったりとベッドに横たわった。 ) ………………か…たぃ……。 ( かすれた声。 ) [Tue 1 Aug 2006 23:11:23]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Tue 1 Aug 2006 23:08:52]
お知らせ > コランダムさんが帰りました。 『 再び眠りに一直線落下。 』 [Tue 1 Aug 2006 16:46:35]
コランダム > (タイムリーに開いた扉に、頭打った。) [Tue 1 Aug 2006 16:46:19]
コランダム > ( ───…ごん。 ) [Tue 1 Aug 2006 16:46:00]
コランダム > (高低差で、再び寝台に上がるのは無理かと判断す。如何したら良いものか。いかに思うよう動こうとしても、動かんのだから仕方無い。芋虫が如くに痩せた体躯を這いずらせ、扉迄ずずりと進み行く。途中、室内に有る品物の幾つかを、狭い視界で確かめながら。こほり、咳き込むも今は進むが先と。) ───。 (今少し覚醒に馴染めば、少しは動けもしように待てず。扉の傍ら迄寄って。) [Tue 1 Aug 2006 16:45:44]
コランダム > (楽しい事が待って居る。さあ早く俺を行かせてくれ。細った身を暴れさせるが寝台の上、きしきしと軋む音色が、僅か立つばかり。覚醒を迎えたばかり、負傷昏睡隔てた末の不自由の肉体は、今直ぐ動きたい思考に追い付かぬ。思いの他、長く眠って居た? 何時もの癖で片目伏せた視界。白い天井と壁の広がる無機質な景色。) …誰、か───。 (ず、り。強引に起こした上体、支えが足りずに。) ッあだっ! (冷たい床に、転がる次第。) [Tue 1 Aug 2006 16:39:07]
コランダム > (察知するのは、本能的な危険。何かせねばならぬような、焦燥感に似た感覚。生粋の、戦闘中毒───バトルジャンキー。剣を持てと囁く脳裏。 ───俺の剣は、何処だ!) 誰、か───。 (居ないのか。細く呼ぶ声。誰でも。看護士でも医者でも。あるいは、今迄の事の経由を知る自警団だとか。誰でもいいから。) [Tue 1 Aug 2006 16:33:18]
コランダム > (まともに動かない手足、髪を掬い上げるのにも力が要る。癒えるだろうか未だ判らぬ負傷。新たな傷か、永劫と治療を受けて居たのか。筋力の低下と相俟って、酷く動きづらい理由も納得が行く…何とはなしに冷静に働く思考回路。) 参った、な。 (思い出せぬ事で、酷く苛立つ。らしくも無いだとか呟きながら、伸びた爪で頭皮を掻いた。) [Tue 1 Aug 2006 16:29:41]
コランダム > (嗚呼、スラムだったか暗黒街だったか、何処かで酷く痛い思いをしたのだったか。負った傷の理由も何も。喉が渇いて声が掠れる。水が欲しいなと虚空に喘ぎ。) …。 (…鈍感に部類する感覚にすら、酷く感じ慣れない物を、肌に背筋に覚える事だけは漠然と。理解したのは己が身に有る深い負傷、自身の居場所と状態。) [Tue 1 Aug 2006 16:24:22]
コランダム >  ッ痛…───。 (視界にかかる、伸び放題の髪。普段の感覚で、顔迄上げようと上げた腕が、何故だか重い。如何した、自分の体じゃ無いかのような。) …あ? (辛うじて顔面に持ち上げた掌で視界を覆う。指先から透かし見た景色は、随分と以前に見た覚えが有る物。一つの個室。一つ前の年の半分程を、病院にて過ごした男装痩躯。) 何故───。 (亡羊とした呟き。) [Tue 1 Aug 2006 16:19:33]
コランダム > (寝台上、開いた赤青二色。それなり回る筈だった頭は、今は酷く鈍い。随分と最近の記憶が曖昧。膝を抱え眠る生活を過ごして居たのが確か最近で。最後にまた、十字傷の瞼を伏せた…記憶は。) 如何、し…? (何が在ったか、覚えて居ない。唯、全身が痛い。) [Tue 1 Aug 2006 16:13:47]
お知らせ > コランダムさんが来ました。 『 ───長らく眠って居た、か。 』 [Tue 1 Aug 2006 16:09:18]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 [Mon 31 Jul 2006 22:33:18]
フェンサー > ( いい。 これはいい(。。)。 この身がたぎるほどに。 剣を取り、駆け出したい。 強い、力を感じる。 ―――しかし剣は鞘から抜けることはない。 それがとても悔しく、フェンサーはただひたすらに雨の向こうを睨むことしかできなかった。 ) [Mon 31 Jul 2006 22:33:11]
フェンサー > ( もしも入院という枷がなければ、そのまま走っていきそうなほどの高揚感があった。 そう、フェンサーはたかぶっていた。 この鈍い肌にも感じる、この素敵な感覚。 びぃん、と背筋を震わせるような感覚。 ) [Mon 31 Jul 2006 22:23:12]
フェンサー > ( 悪寒を感じたわけではない。 言い知れないプレッシャーを感じたわけでもない。 予感でもなければ予知でもない。 ただ、その握り締めた拳は震えていた。 ぶるぶる、ぶるぶる。 小刻みに拳は震えていた。 見据えたその先に漠然としたそれを感じて。 ) [Mon 31 Jul 2006 22:13:27]
フェンサー > ( 別に何があったというわけでもない。 病室はいつもと変わらず静かであったし、フェンサーもまた体調はよかった。 だが。 ……雨のヴェールの向こうを、じっと見据える。 そこに何があるというわけでもない。 だがフェンサーはベッドに横たわりながら、窓の外をじっと見据えていた。 ) [Mon 31 Jul 2006 22:03:29]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Mon 31 Jul 2006 22:01:53]
お知らせ > 南条菫さんが帰りました。 『(ひとしきり考えた後、急なおぞ気にいそいそと建物の中に戻っていった。)』 [Sun 30 Jul 2006 23:00:38]
南条菫 > ( 先ほどよりもずっとずっと研ぎ澄まされた五感で、再びアマウラの方角に目をやる。けれど、見ているのはそのもっと向こう側。なんだろう、風はこんなに生暖かくて、夜はこんなにも綺麗なのに――肌を時折伝う、このぴりぴりとした刺激は―― ) いやーなことなんて、あんまり考えたくないんだけどなぁ。 ( 思い起こすのは、屍砦の戦いであったり、街を突如襲った蔦の怪物だったり。 ) [Sun 30 Jul 2006 22:56:56]
南条菫 > ( こうして瞑想のように心を無にして意識を尖らせていると、空耳にも似たようなノイズが時々流れてくる。いや、ほんと白夜ちゃんに変なことを教えたりとかしてないんですよ? なんて、どこかの誰かの声も聞こえる。あ、もしかしてパートナーとの夜の営みをみ――(瞑想中断) ……ふぅ、こんなところかな。 ( 先ほどの眠気に負けた顔から一転、すっきりした面立ちになる。 ) [Sun 30 Jul 2006 22:51:41]
南条菫 > 艶子さんとも最近会ってないし、元気でやってればいいんだけど。 ( 一度は真剣で斬り合ったが、それでも菫は彼女のことを案じていた。胸騒ぎの現況があるのかないのか、本当にあるとしたら、たぶん――豪天寺艶子は真っ先に首突っ込むだろうから。 ) あたりにはだれもいないし――私なりのリハビリもしとくかな―― ( きょろきょろとあたりを見渡して、ほかに人がいないことを確認する。それから菫は目を閉じて、霊気を練り始めた。見る見るからだから青白い気がにじみ出て、体を包み込む。 ) [Sun 30 Jul 2006 22:49:21]
南条菫 > ( 神社の再建、ハラエの任務。すべてとまったままだ。体がなまらないよう、日に数時間はリハビリを行っているが、それでも屍砦にいったときと比べれば相当腕も落ち込んでいる。感だって鈍っているから、この頼りないくらいいい加減な胸騒ぎも、あてにはならない。 ) 霊力だけはちょっとずつ増えていってるようなきがするんだけどなぁ……。 ( 所詮、増えたところで使い手がこの有様では意味もない。 ) [Sun 30 Jul 2006 22:43:18]
南条菫 > ( 時折吹く風は生暖かく、夏は今が本番といわんばかりの熱帯夜である。大きな三角耳をぴくりぴくりと動かしては、長い黒髪を片手で押さえる。 ) 早く、怪我治さなくっちゃ。 ( いつまでもこうしてはいられない。霊力を蓄えた4つの尾は、菫の胸騒ぎに呼応するかのように、ゆらゆらと揺れていた。 ) [Sun 30 Jul 2006 22:38:38]
南条菫 > ――なんだろ、変な天気。 ( ぽけーっと手すりを握ったまま、何気なくつぶやく。だが、別段雨が降っているわけでもない。けれど狐娘は、漫然とした異変を感じていた。 ) やな感じ――地震でもくるのかな。 ( まぶたを半分ほど下ろして息を吐く。動物というのは少なからず、地震やらの天変地異を察することができるというが――ただ漠然と、嫌な気分がするのである。 ) [Sun 30 Jul 2006 22:35:25]
お知らせ > 南条菫さんが来ました。 『(病院の屋上で、ぼんやりと遠くを見つめる――)』 [Sun 30 Jul 2006 22:31:58]
お知らせ > ルゥさんが退室されました。 『こういうときに相談できる相手が居ないのも、不便ですねぇ。 (嘆息)』 [Sun 30 Jul 2006 13:13:43]
ルゥ > ……。 (そのまま、東北東方向にじっと見据える。 何か、大変な事が起こっている。 未曾有の何かが起ころうとしている── それは、察する事が出来ても、伝える術がない。 己は白魔術士であって、占い師ではない。) …困りました。むぅ。 (あんまり困ったようにも聞こえない、そんな呟きを漏らしながら。 根拠を問われて、真逆、神の御子と名乗る事も出来ず。 嗚呼、矢張り伝えるすべはない。) [Sun 30 Jul 2006 13:10:46]
ルゥ > ( 無論、魔界の入口が開いた影響に拠るものだった。 開いたそのときには気付かないあたりが、感覚4クオリティ。 神族であれば、無条件に気付けるというものでもないのだ。 さておき) [Sun 30 Jul 2006 13:02:15]
ルゥ > ( 身体を取り巻く神氣は、戦闘のときのようにごぉ、と渦巻き吹き上がる。 未だ呼んでも居ないのに、四つの武具がと身体の四方を護るかのように顕現して── ) ……なんなんですか。 (もう一度、同じような言葉を口にした。 本気でワケわかんない、とばかりに。) [Sun 30 Jul 2006 12:57:39]
ルゥ >  なんッ ですか… こ、れ…。 ( 凄いプレッシャーが、とある方向から迫ってくる。 反射的に睨み返した先は──北東方向。アマウラのある向き。) [Sun 30 Jul 2006 12:52:49]
ルゥ > …… (ずくん。) ……? ( ず く ん ) ……! ( ずくんッ! ) な…?! (顔色を変えた。 患者さんを看終わった後でよかった、なんて心のどこかで安堵しつつ──) [Sun 30 Jul 2006 12:49:24]
ルゥ > (午前最後の患者を送り出すと、遅い昼食。 今日は何を食べようかと思いを巡らせ──) …。 (最初は、ほんの僅かな違和感。) [Sun 30 Jul 2006 12:47:30]
お知らせ > ルゥさんが来ました。 『ではお薬出しておきますね? お大事に──』 [Sun 30 Jul 2006 12:46:41]
お知らせ > ルゥ@診療室さんが帰りました。 『(完成品は差し入れのスコーンと一緒に、餐されてしまう運命。ごちそうさまでした。(本末転倒)』 [Fri 28 Jul 2006 22:54:17]
ルゥ@診療室 > 蒸留水と、乾燥させた香草をあわせて、薬効成分を抽出して──蜂の蜜と、乳酪を、10:1:2で…って、本当にこれ、お薬なんですか? ( アンチョコにツッコミを入れた。 というか、普通にミルクハーブティな気がする。微妙に。 でも、突っ込もうにも相手は大学時代の自分なのだから仕方ない。 空しく空気ツッコミ。) [Fri 28 Jul 2006 22:52:21]
ルゥ@診療室 > (踊る炎に底を炙られて、こぽこぽと煮立っていく。 それを漏斗で集めて、結露した露を別の器へ。 ここで他の煮炊きや、薬剤などを扱うと不純物が混ざってしまう事が多い。 なんたってホラ、中世ファンタジー世界だし。 (※都合よく中世を持ち出した)) [Fri 28 Jul 2006 22:40:30]
ルゥ@診療室 > …んーと、まずは真水の蒸留から──。 (アルコォルランプに三脚を立てて、金網を敷く。ビーカーになみなみと井戸水を満たして、漏斗を逆さにし、心持ち傾けて) [Fri 28 Jul 2006 22:34:44]
ルゥ@診療室 > (神統からか、霊縁からか。 自分の治癒術は基本的に戦傷を癒すものばかりだ。 最近、【縫合】を習得したが、矢張りその系統を一歩も出る事は無い。 早い話が、病気の類には効く魔法を殆ど持ち合わせていないのだ。 過労から来る軽い風邪などなら、【賦活】が役に立つ事もあるし、毒の類に【治癒】が有効である事もある、が。さておき ) …ええと。 (記憶力にはそれなりに自信のあるほうだったが、複雑な練成術を何時までもそらんじて覚えていられる程、本業をおろそかにはしていない。 アンチョコを取り出した) [Fri 28 Jul 2006 22:10:42]
ルゥ@診療室 > お客さん、もとい患者さんの居ないときこそ、忙しくあるべきですよね──。 ( なんて嘯きつつ、久しぶりに思いっきり展開するガラス器具。 愛用の錬金術の道具たち。) …んーっと。 あれは、どういう配合でしたっけ。 (むむ。 眉根を寄せながら) [Fri 28 Jul 2006 22:03:11]
お知らせ > ルゥ@診療室さんが入室されました。 『…んしょっと。 (こぽこぽ──)』 [Fri 28 Jul 2006 22:00:58]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 『( 三つ編みしすぎてまるでドレッドヘア。 )』 [Thu 27 Jul 2006 23:26:15]
フェンサー > ( こうして髪で遊ぶというのは割と楽しい。 大昔は宿屋の娘と戯れたこともあったけれど、主に野郎衆と過ごしているうちにそういった遊びもしなくなってしまった。 今考えればそういったことが女性らしさをどんどん奪っていったのだろう。 ) ………………あ。 ( ふ、と大変なことに気づく。 ) [Thu 27 Jul 2006 23:26:03]
フェンサー > ( 考えてみれば、髪を伸ばす必要性はあったのだろうか。 運動するには邪魔だったろうに。 うーん…………未練みたいなものだったのだろうか。 セピア色に色あせる記憶をたどりながら、前髪をチョコチョコ、細い三つ編みにして遊んでみたり。 普段は全部まとめてやるためか、こう細かいのは逆になんだか難しくて、はまる。 ) [Thu 27 Jul 2006 23:16:12]
フェンサー > ( ぱ、と手を離せば視界は灰色。 灰髪に赤目、というとどこかアルビノのようだが、医者によると元々こういった色素であるらしい。 身体も丈夫であるし、少し毛色が違うというところか。 ああ………にしても長い。 邪魔なくらい長い。 そろそろ切りたいところだが、さすがに病室で切るわけにも行くまい。 刃物も持っていないし。 今度打診してみよう。 ) [Thu 27 Jul 2006 23:06:20]
フェンサー > ( 最近、髪を無造作にがっしと掴んで後頭部で束ねているか、横たわっているため気づかなかったが。 ) …………伸びたなぁ。 ( ぞろり。 なにげなく髪を手ですいていたら、前髪が鼻の下まで届いていて、結構邪魔だ。 心なし頭を動かすにも重い。 ) [Thu 27 Jul 2006 22:56:29]
フェンサー > ( [Thu 27 Jul 2006 22:54:50]
お知らせ > フェンサーさんが来ました。 [Thu 27 Jul 2006 22:54:24]
お知らせ > フェンサーさんが退室されました。 [Wed 26 Jul 2006 21:06:39]
フェンサー > ( これは、試練なのかもしれない。 そう、思う。 人間としてほんの少しだけ成長するための、ちっぽけな試練なのではないかと。 ) [Wed 26 Jul 2006 21:06:33]
フェンサー > ( フェンサーにとってそれは、足であったのかもしれない。 この身体を支えるものだったのかもしれない。 それなしでは歩けなくなるほどに。 剣がなければ何も出来ない、そう自覚できるほどに。 普段は忘れているのに、ふとした拍子にとてつもない心細さを感じる。 なんとも、情けないことに。 ) [Wed 26 Jul 2006 20:56:36]
フェンサー > ( ダメなものはダメでダメでダメ。 何度言われても、堪えきれないほどにその思いは強くなる。 だから、その代わりに、折れた剣の柄を握る。 あれからずっととってあるそれは、女々しい未練がましさの象徴であるかもしれない。 すでに剣としての一生を終えたそれをお守りのように握り締め、一つ、ため息。 ) [Wed 26 Jul 2006 20:46:15]
フェンサー > ( 素振りをしたい。 それがダメでも、せめて剣が持ちたい。 時折、無性にそう思うことがあった。 ベッドに横たわるいまも、フェンサーは唐突にその想いに囚われていた。 剣を持ちたい。 それを振るいたい。 体の一部のようであった剣を。 ) [Wed 26 Jul 2006 20:36:06]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Wed 26 Jul 2006 20:33:34]
お知らせ > フェンサーさんが退室されました。 [Tue 25 Jul 2006 23:28:20]
フェンサー > ( がーっと廊下を転がるように進んでいって―――! ) 『はいフェンサーさん病室こちらですよー』 ( ぐりん。 救助と呼ぶにはあまりにもぞんざいに看護婦に止められて、一命を取り留めたのであった。 むなしい。 ) [Tue 25 Jul 2006 23:28:19]
フェンサー > ( 幸いにして廊下には誰もいなかったが―――あ、いや、不運なのか。 誰も止めてくれない。 きぃきぃと段々速度を増していき、車椅子は廊下を進んでいく。 フェンサーは一向に起きる様子もなかった。 むしろ鼻ちょうちんとか出していそうだ。 結構、シュールな光景かもしれない。 ) [Tue 25 Jul 2006 23:18:07]
フェンサー > ( そう、フェンサーはそのとき、注意していなかった。 というより―――寝ていた。 車椅子に腰掛けたまま、こっくりこっくり。 僅かに傾斜がついているのか、それともフェンサーの僅かな身じろぎのためか、車椅子は廊下をゆっくり、ほんのゆっくり、じっくり、進んでいた。 そのうち加速して壁にでもぶつかったら事だが、肝心の本人が何にも気づいていない。 ) [Tue 25 Jul 2006 23:08:09]
フェンサー > ( 車椅子というものは、かなり危険なアイテムだ。 それは、病院内という空間ですらそうだ。 それは時に凶器となり、乗せたものを怪我させることもある。 とはいえ、それも注意していれば大分回避できる。 ―――注意していれば。 ) [Tue 25 Jul 2006 22:58:54]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Tue 25 Jul 2006 22:56:44]
お知らせ > メルビルさんが退室されました。 『 私はただ、出来るだけ苦痛を味わう事無く生きて死にたいのだ。 』 [Tue 25 Jul 2006 22:52:07]
メルビル > ( 寝起きはすこぶる悪い。 起きてからも暫らく口を開く気になれず、自慢の自宅風呂に一人でぼんやり浸かってようやく目が覚めるくらいで。 一緒に? 多分ものすごく機嫌の悪そうな顔をしてじっと動かない置物状態だが。 ) 仕事、仕事、を言い訳にはしたくないけれど――――。 ( 仕事の方が大事、なんて思うような余裕の無い人間にもなりたくない。 まぁ、もともとバリバリ働くなんて全然好きじゃないが。 魔法の余力を結構残して仕事をしているなんて当然秘密だ。 ただでさえ白魔法の専門家が少ない院内だ。 骨の髄までしゃぶりつくすみたいにカラカラになるまでコキ使われかねない。 そういういつも全力で気合を入れて云々、なんていうのは一番嫌いな考え方。 仕事人間は温存という言葉を知らない。 ) [Tue 25 Jul 2006 22:48:14]
メルビル > ( あとは少し書類仕事をして数時間待機。 急患でもない限りは遅くに帰宅して昼間でグッスリだ。 お陰様で眠りだすと本当になにをされても目が覚めないようで――――――。 ) ……まったく、趣味が悪い。 ( 珍しく不貞腐れるような小声の独り言。 暗い夜の廊下でコッソリと地の顔を出した。 たまに自宅を訪れてくれる友人は嬉しいが、眠っている所を起こすでもなく。 何が楽しいのか人の寝姿を肴に朝方まで真っ暗な部屋に座っていたりする。 お陰でゆっくり話す事だってできやしない。 ) [Tue 25 Jul 2006 22:41:23]
メルビル > ―――…お疲れ様でした。 これで施術は終了ですよ。 あくまで貴方の回復力を促すだけのものですから、激的な効果はありませんけれど―――身体が熱いのはその所為ですから、効果が出ている証拠だと思って我慢して下さいね。 ( もともと低めのハスキーな声が咽喉の酷使でいっそう渋く。 我ながら容姿と相俟って男だか女だか。 ちら、と窓に映る自分の顔を見て直ぐに視線を戻した。 では、と会釈をして病室を出ると、廊下は随分と涼しく感じた。 ) [Tue 25 Jul 2006 22:34:16]
メルビル > ………MightとMisticとMagicの三つのMの相互作用によって全ての行程を締める。(All the distances are tightened by the interaction of three M of Might,Mistic,and Magic.) ( 長い長い詠唱が終わり、静かに深呼吸をしながら汗でびっしょりに濡れた手を患者から離した。 額を伝う汗を軽く拭い、咽喉の具合を確かめる。 今の所まだ大丈夫だ。頭痛も無い。 平時には緊急の為、2、3回分くらいは余裕を残しておくことにしていた。 ) [Tue 25 Jul 2006 22:26:52]
メルビル > ( 珍しい施術ではない。 いつもどおりの一番ポピュラーな回復呪文だが、消耗が激しく時間のかかるもので、一日にできる回数は限られていた。 故に一部の重傷患者、若しくは優遇されるべき(?)患者だけに施される。 ほとんどは個室だ。 ) ―――――処置完了と同時に回路の正常化を実行。動作確認。正常ならば終了とする。(The normalization of the circuit is executed at the same time as completing treatment. Confirming the operation If it is normal, it's assumed that it ends.) [Tue 25 Jul 2006 22:22:58]
メルビル > ……24番から33番までを一時的に封鎖。その上で全てのエーテルサーキットの効率化を促す。(It blockades it from the 24th to the 33rd temporarily. The efficiency improvement of all the ether circuits is pressed on that.) 始まりから終りまでの行程を7回と半分繰り返し、継続。(continues repeating half seven times, the distance from the start to the end.) ( 一文字のミスも許されない行程は集中力と体力と精神力を同時に消耗していく。 ついでに言えば、長い長い詠唱によって咽喉の酷使も。 この辺りで中だるみを起こさないよう、意識的に文脈を読み解き、頭の中でビジュアル的にイメージを促した。 患者の呼吸が徐々に安定して行く。 続けよう。 )  [Tue 25 Jul 2006 22:19:23]
メルビル > ……斯く在るべくしてそうであり、然しそれは本質ではない。5番、6番、13番、継続。(does to break out thus, it's so, and it not essence. The 5th both, the 6th, and the 13th continue.)  更にそれは断続的に投入され、心音のリズムと等しく。(In addition. It's turned on intermittently, and is more equal to the rhythm of heart sound.) ( 胸の辺りからちりちりと、腕を通じて掌に流れ込むものがある。 静かにベッドに横たわる患者は今、熱いものが流れ込んでくるのを感じているだろう。 詠唱というには少々幻想に欠ける、錬金術か数学のような言葉の羅列が続く。 ) 一滴、二滴、三滴。 1ミリ秒待機、その後継続。(One drop, two drops, three drops. One millisecond standby and continuance afterwards. ) [Tue 25 Jul 2006 22:14:52]
メルビル > ………基礎として(As a base) ( 低く静かに、一定のリズムを維持したまま詠唱は始まる。 薄暗い部屋の中、椅子に座ってベッドの横に陣取り、右手は患者の曝け出した胸に直接触れる。 左手には片手で長時間支えるには少々重い魔術書を開いて保持。 2ページに亘る細かい文字の羅列の意味を認識しながら一語一句間違える事無く続けなければならない。 蒸し暑い季節だけに、早速患者の体温で掌に汗をかいてきた。 ) 水35ℓ、炭素20s、アンモニア4ℓ、石灰1.5s、リン800g、塩分250g、硝石100g、硫黄80g、フッ素7.5g、鉄5g、ケイ素3g、その他15元素(Water 35ℓ, carbon 20s, ammonia 4ℓ, lime 1.5s, phosphorus 800g, salinity 250g, niter 100g, sulfur 80g, fluorine 7.5g, iron 5g, silicon 3g, and 15 other elements)―――――――。 [Tue 25 Jul 2006 22:07:29]
お知らせ > メルビルさんが来ました。 『Conservation of mass and natural providence, 』 [Tue 25 Jul 2006 22:02:13]
お知らせ > 南条菫さんが退室されました。 [Mon 24 Jul 2006 22:22:18]
南条菫 > ( 恋人の応急処置のかいもあって、傷はない。ただ、未だに足に力が入りにくいのは致命的であった。ゆっくりと、けれど確実に過ぎ行く時間。菫にとってはどうということもない一瞬なのだけれど、パートナーと過ごせるのは、その一時なのだ。 ) あせってるんだろうなぁ、私。らしくない―― ( 苦笑して、また膝におでこをくっつける。夏の夜風は、どこまでも心地よかった。 ) [Mon 24 Jul 2006 22:22:12]
南条菫 > ( 妖かしの色から、透明感のある光へと変わった蝶。持続時間もいくらか増えたようで、今までのようにすぐ消えたりはしなかった。 ) もうすぐ8月。海にでもいきたいけれど……それまでになおるかなぁ。 ( 眉をヘの字にまげて、かるく包帯が巻かれた足を触ってみた。 ) [Mon 24 Jul 2006 22:11:05]
南条菫 > ( そういえば――と思い出して、顔を上げる。妖怪だったころに時々やっていた、紫色の蝶。アレは今も出せるのだろうか。機会がないから、最近試していなかった。 ) ――ん。 ( 周りに人がいないのを確かめて、そっと両手の中に霊気を練りこむ。妖気か霊気か、それだけの差なのだが、やってみると案外簡単にイメージ通りのものを作ることができた。手のひらを天に向けて、ふぅっと息を吹きかける。 ) とんでいけ〜、なぁんてね。 ( まるで命の息吹を与えられたかのように、霊気の形は青白く光る蝶へと変わり、ヒラヒラと舞い始める。 ) [Mon 24 Jul 2006 22:03:58]
南条菫 > ( 4つのもふもふした尾を揺らして、それらしい星を探してみる。しかし、字で読むものと、実際に見る夜空は違っていて――なかなかみつからない。 ) 十示さん、今頃任務かな……一花も、たぶん……。 ( 立てた両膝におでこをくっつけるようにして、軽く息を吐く。 ) 早く直さないとなぁ。 [Mon 24 Jul 2006 21:56:02]
南条菫 > ( 短い時間なら、どうにかこうにか立って歩けるようになった。久しぶりに晴れたということもあって、菫は屋上にでて、座ったまま空を見上げることにした。 ) きれい――夏の大三角形っていうんだっけ? まだみえるかな? ( 入院中、色々と恋人が持ってきてくれる本を読み漁る日々。その中で、いくつか知識も増えていた。 ) [Mon 24 Jul 2006 21:48:50]
お知らせ > 南条菫さんが入室されました。 『(久しぶりに見た星空)』 [Mon 24 Jul 2006 21:46:28]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 [Mon 24 Jul 2006 19:23:26]
フェンサー > ( そして、どさり、倒れこむ前に受け止められて、フェンサーは今日何度目かの冷や汗をかいた。 それから、さあ今日はもうおしまいと押さえつけられて、手早く汗を拭かれるのであった。 ) [Mon 24 Jul 2006 19:23:20]
フェンサー > ( いまの医学でも、リハビリなしにはどうしようもないことだという。 フェンサーはそれを身体で知っていたし、頭でも理解していた。 しかしそれで辛さが薄れるわけではない。 かつてよりはマシだと比較してみても、それはどうしようもないことだ。 いまあるのは、いまの苦痛。 そしてその向こうにかすかな希望。 それに縋るだけ縋って、フェンサーはゆっくりと腰を上げる。 ) [Mon 24 Jul 2006 19:12:07]
フェンサー > ( 足はゆっくりとだが、かつての感覚を取り戻しつつあった。 だがそれでも、いまはまだ力なき小鳥のように震えるばかり。 この身を支えるに力足らず。 筋力低下はさほど問題でもなく、やはり、神経。 ) [Mon 24 Jul 2006 19:02:12]
フェンサー > ( ぎっ。 そんな音が、自分の、人間の喉の奥から漏れるということに、すこし感動した。 ……いやいや、そんな余裕はない。 がくがくと震える足を叩いて、フェンサーはベッドから腰を上げようとしているところだった。 しかしそれは遅々として進まない。 補助の看護婦がふたり、両脇から見守る中、リハビリ。 ) [Mon 24 Jul 2006 18:52:08]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Mon 24 Jul 2006 18:49:54]
お知らせ > フェンサーさんが退室されました。 [Sat 22 Jul 2006 23:02:31]
フェンサー > ( さて、それじゃあ健康促進のためにもう一眠りしようか。 ………とまあ、最近昼寝キャラが定着しつつあるフェンサーなのでありました。 ) [Sat 22 Jul 2006 23:02:27]
フェンサー > ( ベッドサイドの鏡を覗き込めば、ふうむ、大分血色もよい。 入院したての頃はそれはもう、不健康の象徴の、かさかさした肌に骨ばった頬、色も悪いったらありゃしなかった。 それが今では、まだ見れる顔だ。 さすがは病院。 健康管理はばっちり。 順調だという医者の言葉から考えて、退院もそう遠くはないかもしれない。 [Sat 22 Jul 2006 22:52:24]
フェンサー > ( ただ、医者が去り際に残した言葉には、少しだけ微笑んだ。 予定よりも順調だ、と。 ひとりベッドに身体を横たえて、ひとつ、大きな大きな、あくび。 手で隠しはしたけれど、いやはや、人に見られたくはない姿だ。 くつくつと一人笑い。 ) [Sat 22 Jul 2006 22:42:12]
フェンサー > ( まだ数ヶ月はかかりそうだ。 医者はそういい、剣士はただ頷いた。 それは仕方のないことだったし、いままでの入院期間を考えればさして長いことでもなかった。 百里の道も九十九里から。 まだ一歩目も踏み出せてはいないのだから。 ) [Sat 22 Jul 2006 22:32:32]
お知らせ > フェンサーさんが来ました。 [Sat 22 Jul 2006 22:30:14]
お知らせ > 南条菫さんが退室されました。 『やっぱり、退屈だわ。』 [Sat 22 Jul 2006 21:23:40]
南条菫 > ( なんとなく、体を丸めてふくらはぎのあたりに触れてみる。包帯の上から、なぞるように傷の場所を確かめると、痛みももうすっかり消えている。ただ、足にちからが入らないのが致命的だった。 ) まだ、当分はこのままか。 ( 天井を見つめて、半眼でぼやく。 ) [Sat 22 Jul 2006 21:23:30]
南条菫 > ( 自分は恐れている。恋人が先に逝ってしまったあと、愛する者のいなくなった世界で生きていけるかどうか。自信がないのだ。だから子供をつくろうと躍起になっている。一花がいなくなった世界で、彼女と同じくらい愛せるものを作るために。 ) 私にとって、50年や100年、あっというまだし……ね。 ( ほぅ、と軽く息を吐いて、ベッドに体を横たえた。 ) [Sat 22 Jul 2006 21:17:17]
南条菫 > ( 大きな狐耳をピコピコ動かして、窓の外の景色をぼんやり見つめる。神社の再興、恋人との子作り、生活の安定。すべてとまったままだ。 ) だけど、時間はちゃんと進んでる。 ( 一花と己では、与えられた時間の長さがまったく違う。恋人も、それはよくわかっているようで―― ) あーあ、気持ちまで沈みがちになってきちゃった。 [Sat 22 Jul 2006 21:10:54]
南条菫 > ( 長いこと動いていないから、体がなまって仕方がない。パートナーは今頃仕事を一人でこなしているだろうし、二人分の生活費を一人で工面してくれている恋人に、静かに感謝して目を閉じた。 ) 艶子さんはどうしてるのかな……白夜のことも、気になるし。あぁ――早く退院したいわ。 [Sat 22 Jul 2006 21:01:19]
南条菫 > ( 引き続き、入院中の狐娘。ヒトガタになれるようになったとはいえ、元通り歩けるようになるには今しばらくの休息が必要。一花が持ってきてくれた本もあらかた読んでしまったので、また窓の外を見ながらの退屈な日々。 ) 街では今どんな様子なのかしら。んー、入院してるとそういう情報って、入ってこないものね。 [Sat 22 Jul 2006 20:55:15]
お知らせ > 南条菫さんが入室されました。 [Sat 22 Jul 2006 20:52:38]
お知らせ > フェンサーさんが退室されました。 [Tue 18 Jul 2006 23:34:22]
フェンサー > ( この肉体は二十四歳―――だと思う。 しかし精神はそれからただの十年しか生きていない。 肉体と魂は、記憶と魂とは関係があるのだろうか。 魂とはなんなのだろうか。 もしも私の魂が綺麗だとして……それを量り売ることは出来ないだろうか。 ふと、そう思ってしまった。 否、否、否。 首をふって、そんな考えは捨てた。 信じるべきは悪魔ではなく、神でもなく、己だ。 ) [Tue 18 Jul 2006 23:34:16]
フェンサー > ( 悪魔は人と契約する。 有史以来、彼らはそうして人間に語りかけた。 なに、難しいことじゃないですよ。 あなたが得して、私も得する。 フェアな取引って奴ですよ。 合意の下で、誠実な言葉で、契約を交わしましょう、って具合に。 願いを叶える、その報酬は魂。 それは若ければ若いほどに、つまり、人が子牛や子羊を好むように、柔らかく美味なのだろう。 そんなことを、思った。 私の魂はいくらするのだろうか。 ) [Tue 18 Jul 2006 23:24:20]
フェンサー > ( なぜそんなことを思い出したのかといえば、強いてあげるならばこの曇天のせいだろうか。 気分の沈むような曇天のせい。 つまりは特に意味もない、戯言。 ただ、最初にふと思いだしたのは、悪魔の好みもまた人と同じようである、ということだった。 ) [Tue 18 Jul 2006 23:14:10]
フェンサー > ( 悪魔、というものがこの世には存在する。 それは時には作り話であったり、妄想であったり、人の心そのものであったりするけれど………実在する、らしい。 見たこともあったこともないけれど、聞くところによればそういう種族は存在して、そして割と、気づかないうちに人ごみにまぎれているらしい。 ) [Tue 18 Jul 2006 23:04:08]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Tue 18 Jul 2006 23:02:07]
お知らせ > 園内一花さんが帰りました。 『( どうなったかは… 弁天様だけがみてる? 気が乗らなくて、まだ読んでいなかった )』 [Sat 15 Jul 2006 21:21:01]
園内一花 > ―――なっ… ( 露骨な言い方には… と言っても他の言い方なんて思いつかないけれど… かぁ と赤くなって、少し拗ねる風にそっぽを向く。 …菫が自分を求めてくれる… その幸せだけで、身体の芯が切なくなるような感じがするのは本当だけど… あんまりいやらしいみたいに言われてしまうのは、やっぱり恥ずかしい ) 〜わ、分かってますよ。 …菫こそ、怪我してるんですから、無理しちゃダメですからね。 ( ―――頬へのキスに、そのまま頭を寄せて… 囁いた ) ―――菫は、じっとしてて。 全部、私がしてあげます。 ( 本当に、消え入りそうな声だけど ) [Sat 15 Jul 2006 21:19:06]
お知らせ > 南条菫さんが帰りました。 『(早く退院したい、と心から思える幸せ。)』 [Sat 15 Jul 2006 21:11:53]
南条菫 > そりゃあ、宿命のライバルですもの。 ( クスクスと笑って、それでもつまらなそうにする一花を見れば、頬に軽くキスをする。 ) 一花にこんなにも愛してもらっている私が、一番の果報者だけどね。 ( すっきりした顔で、こちらもうなずこう。そうして、トイレに入ればひそやかに、けれども激しく愛し合うのだろう。 ) [Sat 15 Jul 2006 21:11:23]
南条菫 > 平気よ――それに、術を完成させるためにも、もうちょっと実際にまじわってみないとね。 ( 耳元でささやき、立ち上がる。一花の肩を借りて、寄り添って歩く。 ) それに、一花だって、もう私なしじゃいられないからだになってるでしょう? ( その証拠に、抜いた指はいやらしい愛液で濡れていた。 ) 分かってると思うけど、声を漏らしちゃだめよ。気付かれたら大変。 ( 意地悪に微笑んで、先輩狐さんたちから色んな知識を吸収中。 ) [Sat 15 Jul 2006 21:09:24]
園内一花 > …よく、分かるんですね… 彼女の事。 ( ちょっとつまらなそうにそんな事を言う、寄り添って歩く病院の廊下。 …菫を傷つけて… 自分の事も殺すと言った彼女へ、それでも向けられる菫の好意は、少し羨ましい。 …真似しようなんて、絶対に思わないけれど… ) ―――向かおうとする意思を持っていたって、彼女のしている事は暴走です…。 いつか辿り着くかもしれないけど… 辿り着いたって… 菫を傷つけた彼女を、私は許せない…。 ( どんな偉人になったとしてもだ。 病院の床を見つめる目は、厳しい。 …それでも菫のお願いには、コクンと短く頷いた… ) …やっぱり、甘いですよ。 …もしかしたら、私よりずっと… 甘くて、優しくて… 〜でも、強くないと、そんな風にはなれないんだと思います…。 ( だから ) ―――分かりました…。 …豪天寺は果報者ですね…。 ( 菫に、こんなにも買われてる。 …仕方無さそうに… でも、すっきりした表情で、もう一度頷こう ) [Sat 15 Jul 2006 21:03:47]
南条菫 > [Sat 15 Jul 2006 20:57:00]
園内一花 > ―――へ…? ( 笑って封じられる唇に… きょとん、と目を瞬いて。 その気になってしまった自分に、恥ずかしそうに視線を泳がせるけれど… それでも続けられる愛撫には、もどかしそうに脚を閉じた ) …ッン… ァ っ ……いじわる。 ……はい…… ( 交わる時の、あの感覚を知ってしまって… 三週間は我慢しないとと思っていたけれど、求めてくれるのを拒めるほど、気の無い身体ではなくて… はにかむように頷いたら、乱れた裾を直して、肩を貸そう ) …ぅん、がんばります…。 …だけど、菫… もう、その… 出来るように、なったの? ( 以前は、機能までは備わっていないと言っていた気がするけれど… いつのまにって。 〜ちょっと不安そうなのは、赤裸々な話をしているらしい先輩狐さん達と、試しちゃったりしていないでしょうね?などと考えたのかもしれない ) [Sat 15 Jul 2006 20:48:19]
南条菫 > そうね――彼女は結果だけを求めているから――あぁいう行動にでたんでしょうね。人は結果だけを求めると、近道したがるものよ。近道した時、真実を見失うかもしれない。やる気も次第に失せていく。 ( 一つ一つ、丁寧に一花に語りかける。豪天寺艶子がここで終わるような人間でないことを知っているし、何より彼女には立派な王になって欲しいと願うから――踏み誤った道は、彼女にしか正せない。見守るしかないのだ。 ) 大切なのは『真実に向かおうとする意志』だと思う。向かおうとする意志さえあれば、たとえ今は両手からこぼれていく命を救えなくても、いつかは誰もが笑って暮らせる世界にたどり着く。”向かっているわけだから”……違う? ( だから、今は待ってみよう。そして艶子が自分で出した答えを聞きたい。 ) もし、また艶子さんが私たちを狙ってきたら、そのときは斬る。だけど――もうちょっとだけ、彼女をみていてくれないかしら。お願い。 [Sat 15 Jul 2006 20:42:25]
南条菫 > ( そっと近づく唇を、やさしく立てた指先で静止する。 ) ――ダメ、貴女はお見舞いに来たのだから、何事もなく――ね。 ( くすっと笑って、上下に指先を動かす。見えない布団の下での愛撫。そうしてそっと、ささやくように口を動かした。 ) ねぇ、トイレに行きたいんだけど、一人じゃ足が思うように動かないわ。肩を貸してくれないかしら? ( やさしく微笑んで、極自然に、一花を人の目に付かない場所へと誘導しようとする。 ) 私は強いから――耐えられるのよ。それに、今は貴女もいる。 ( っぷ……と絡みつくように音を立てて、秘部に入れた指を引き抜いた。 ) 私と貴女の時間がともにあったことを示す証――一緒に作りましょう。 ( そういって、ゆっくりとベッドから起き上がる。 ) [Sat 15 Jul 2006 20:37:39]
園内一花 > ―――豪天寺が、そんな思想を持っていたのだとしても… 彼女は、彼女に従わない私達の幸せを、その力で壊そうとする…。 …ただの無法者と、理想とする所は違ったって、やっている事は同じじゃない…。 ( 菫の予感が正しければ、少しは考えを改めないといけないかもしれないとは、思う。 …それでも、事実はどうしたって変わらない… ) [Sat 15 Jul 2006 20:30:16]
園内一花 > …? ( かぶせられる布団に、なんとなくその意図を察して、どきりとする。 …こんな場所で、そんな積りではないのにと… 戸惑うように抱き締めていた身体を離し、じっと見つめて、その言葉を聞く…。 ―――それで良いのだろうかと、ふと、考えてしまった。 …菫には三百年の時間があって… 自分はどんなに頑張っても百年… 順当にいけばせいぜい五十年…。 そして、これは菫にも言える事だけど… 戦いに身を置いていれば、その時間はぐんと縮まる。 …きっと自分は先に死ぬ… 『順番』だから、自分が先でなければいけないと思う…。 …その後でまで、菫を縛っても良いのだろうかと… ―――考えた事は、緩く目を瞑り否定した。 …菫が望んでくれるのだから、大丈夫… 応えたいように応えて、良いのだと ) ―――ッ… ここで…? ( 案の定、撫でられて… 真っ先に口にするのは、確認の、そんな言葉。 …たったそれだけで頬は赤いし、目は潤む… 『また今度に決まってる』 なんて言われるとそれはそれでショックなのだけど、傷の具合や、場所も心配だ ) ―――菫はどうして、耐えられるの…? 私は、どうでも良いような理由でそんな事はしない… だから… もしも、そんな事になっても、耐えてみせる。 ……大切な何かの為に、仕方なくする事なら…… その穢れは、大切なもので清められると信じます…。 ( 自分は、まだなのだろうか。 …そして菫は、もう、汚れているのだろうか…。 ―――そうだとしても、自分が清めると… 愛撫に微かに身を震わせながら、囁きを返した。 …そっと、唇を重ねようと… ) [Sat 15 Jul 2006 20:19:10]
南条菫 > 艶子さんはね、たぶんだけど――見てみてぬふりができない人なのよ。今こうしている間にも、どこかで力ない者が殺されているかもしれない、乙女が陵辱されているかもしれない、子供が人買いに売られているかもしれない。そうでなくったって、目の前で人が襲われていたら、誰だって助けたいと思うわ。でも――実際そうはいかない。相手が自分よりも強かったり、大人数だったり、武器をもっていたり――誰もかれもが困っている人を助けたいと思いながらも、でも必ず助けてあげることなんて、なかなかできないわ。そうでなくったって、自分の家族、家庭、恋人を護るだけで精一杯、日々を生きることで精一杯だって言う人も大勢いる。結局、誰も彼もが幸せになんていうのは、無理なのよ。――艶子さんは、そんな現実が許せないのかもしれない。だから、あんなふうにいうのよ。どうして力を持ったものが、弱いもののために尽くさないのかって、ね。 [Sat 15 Jul 2006 20:04:04]
南条菫 > もし、本当に”私の力になりたい”と思うのなら―― ( そっと布団をかぶせて、見えないように、身を寄せてくる一花の股の間に手を伸ばす。指先で、そっと愛しく秘部なでるように。 ) 貴女には、私の子を産んでほしい。貴女が先に死んだとき、私が希望を持って生きていけるように――もし私が先に死んだとき、貴女が私の子供を、見て、悲しみを癒せるように――たくさん、赤ちゃんほしいな……。 ( そっと身を寄せて、一花の体を片手で抱くように――太く長い尾を使って、一花をつつむように。 ) 汚れるのよ……血は洗えば落ちるけれど、匂いは消えない。鼻じゃくて、頭が覚えてるのよ。幻聴や幻痛と同じように、匂いもある。肉体は滅びても思いは残る。人を殺してなお平気でいられるだけの強さがなければ、殺した命の重みに自分自身が深遠へと沈んでいく。貴女がそれに耐えられるとは、思えない。 ( 秘部ヘの愛撫を続けながら、そっとささやいて。 ) [Sat 15 Jul 2006 19:59:15]
園内一花 > ―――力で護るというのは、その規模が大きくなれば、支配するのと同じです。 護っているつもりで加害者になって… 時には『誰を護るか』を選ばなければならなくなって… 結局、分裂してしまう…。 色々な国があって、組織があって… それぞれに自衛して、その規模は、小さく見れば個人のそれと変わらないと思います…。 …傍に居る人を守る… その為の立ち位置が、違うだけ…。 それでは、足りないんですか…? [Sat 15 Jul 2006 19:56:49]
園内一花 > …『獲物』や、『侵入者』としてでなく… 『菫』を狙われるのは、堪えられない。 …リゼルの時は、私はリゼルを知らなくて、その人は私の前に居なかったけど… でも、今回は違います。 …ずっとそうして、守って貰って… だけど私だって、菫の力になりたい。 ……菫がそれで良くても、菫だけに汚れさせるなんて、嫌……。 ( 包まれる指先を尻尾に絡めて… 傷に触れないように細心の注意を払いつつ… ベッドの上、身を寄せる ) ―――ええ、ありません。 ( 『人間』を相手にすると考えれば、傷付けた事すら、稀だ。 …『ある』と呟いた菫に… 繋ぎ止めるように、腕を回す ) ―――私にだって、そうしなければならない理由があったなら… その相手の想いも、甘んじて受けるしかありません…。 ―――そのくらいは、できるって、思いたい…。 …戦わなければならない時に、その力が僅かでもあるのに何もしないなんて… そっちの方が、きっと、ずっと後悔するもの。 ……迷っちゃ、いけない事です…… ( それでも… そう思って戦ったとして、勝てたとして… 菫の願いを知っていて尚、更に自分の正直な気持ちを封じ込め、迷い無く命を断てるかと言われれば… 躊躇わないとは、言えなかった。 …それが、情けない… ) ―――でも、それなら尚更…。 菫にだけ、そんな思いをさせるなんて… 出来ない。 …ねえ… 『汚れる』事なんですか? …大切な人を守る事が… その敵の命を絶つ事が…。 誰かに恨まれるかもしれなくたって… そんな人と菫を秤にかけるなんて、出来ません… ( 『ごめんなさい』 菫にばかり押し付けて、と… 小さく付け足して… 虚ろな横顔を見つめ、抱き締める )  [Sat 15 Jul 2006 19:49:45]
南条菫 > 貴女が戦わなくて済むように――殺さなくてすむように――汚れやくは全部私が引き受ける。いままで、ずっとそういうスタンスだったから……。 ( 愛する人を護るということ。同時に、愛する人に人をあやめて欲しくないとも思う。大好きだから―― ) 私が心配しているのはね、貴女が人を殺した後、その重みに耐え切れるのかってことよ。貴女はまだ、人をあやめたことはないのでしょう? ( 私はある、と短くつぶやいて。殺すということは、それだけで終わるものでは決してない。長く長く、後に尾を引く。 ) 殺してそれで終わりなら、そんなに楽なことはないわ。だけど実際には、殺した相手の関係者――たとえば恋人であったり家族であったり、仲間であったり――ねぇ一花、貴女にはできるの? もし私を護るために誰かを殺して――その後で、もし殺した人の関係者に逆に狙われる形になったら―― ( 尻尾を動かして、一花の手をくるむように優しくなでる。 ) 今度は貴女が殺された相手の”敵”になるの。憎んでもいない――もしそれが、自分が好意を持って接していた相手だったら? 貴女はそれを斬って、なお平気でいられる? 剣を握るもの誰しもが、強い心を持っているわけではないわ。時には自分が殺した死者に足を引っ張られることもある。誰かの一生を奪い去るというのは、つまりそういうことなの。 ( 菫はうつろな目で、どこか遠くを見るように語った。過去を思い出しているのだ。自らの過去――ヴェイトスにくる前のことを。 ) 私だってエスパーじゃないんだし、はっきりしたことまでは分からない。ただ――”どうしてお前達は力を振るわない、どうしてお前達はそれだけの強さを持っていながら、全体の為に尽くさない”雨の中、艶子さんはそういっていた。たぶんだけどね……彼女がしようとしていること、やりたかったことは、誰もが思うような、ごくごく当たり前のこと。強いものが弱いものを護る――それが当たり前にできる世界。彼女が作ろうとしているのはね、たぶん、そういう世界よ。 ( 一花の言葉には、その通りだとうなずいた。もう一度茶をすすって、息を吐く。 ) [Sat 15 Jul 2006 19:24:25]
園内一花 > ………『平気』、では、ありませんけど…。 …だけど、私も、菫を失うのは怖い…。 …殺したくなくたって、傷付けたくなくたって… そうしなければその相手が菫を傷付けるなら、悩む事なんて無い…。 菫は、豪天寺がこの先も私達の脅威になるとは思えなかったと言いますけど… 私はあの時の彼女の態度に、命ある限り喰らい付いてくるような気迫を感じました…。 ( 『諦めない、引かない』といった、それらの言葉… 冗談だとは、思えなかった ) …菫は… 嫌じゃない? …菫を殺そうとしている誰かを、それでも私が殺せないなんて… そんなのは、あなたの事を一番に考えていたら、出来ない事。 ―――私は、菫がそうしたいなら、それでも良いけど… だけど私を殺そうとしている誰かを、菫が、それでも殺せないなんて… よく分からないけど、少し寂しいと思う…。 ( 秤にかけろなんて、残酷な言葉。 …でも… そうして欲しくないと言われる戸惑いは、それを口にさせる。 …他の何よりも強く愛する事が、相手にとって最良の形で愛されている事にはならないと知るのは、初恋の身には難しい… ) ―――どうすれば、良いのかな。 …菫には誰より私の事を好いていて欲しいと思うけど… でも、その為に菫を諦めたりは、出来ない…。 当たり前じゃない…。 ( 彼女を意識するより以前の自分が、日々何を考えて、どんな風に過ごして来たのか… 上手く、思い出せない ) ……そうですよ… そんなの、私より甘い… 自分勝手ですよ、本当に…。 菫を失うのが私にとってどういう事か… ( …そういう自分もまた、自分勝手…。 ―――だけど――― ) …でも… 少しだけ、安心した。 ……菫の願いは…… きっと、私にしたいようにさせておくより、ずっと難しいものだと思う。 …弱い私を、受け入れて、愛してくれるのは… 嬉しい。 ( だからと言って、菫を諦めることは、やっぱり出来ないのだけれど…。 丸イスからベッドへお尻を移して、尻尾の一本にそっと手を乗せる。 …戸惑うような… 嬉しそうな、曖昧な表情で ) ―――彼女は、何をしようと言うんですか? …『全体の為に』なんて言っていたけど… その為に、自分に従わない人一人の、ごく普通の幸せをないがしろにする人に… 何を言う資格も無いはずです…。 [Sat 15 Jul 2006 19:06:37]
南条菫 > 私はね、一花――私が愛した貴女の姿が汚れるのが怖かったの。私のために必要とあらば、誰かを平気で殺す。私が好きなのは――私が愛したのは、そんな貴女じゃない。やさしくて、可愛らしくて、まじめでちょっとおっちょこちょいで、誰かを殺したり傷つけたりすることを、誰よりも嫌う人。 ( ぽつり、ぽつり、とつぶやいて。 ) ごめんね、こんなこといいたくないのに。私は一花のすべてを受け入れているつもりなのに――まだ心の中で、私が描いた理想の貴女であって欲しいと思っている。人なんて殺して欲しくない。――甘くて、自分勝手よね、こんな考え方って。 ( うつむいて、それから寂しさに満ちた顔で、お茶をすすった。 ) ――艶子さんが、自分でまっとうな道に戻ってくれればそれでいいわ。よく憶えておいて、一花。あの子は自分の力を過信しすぎている。他の人がやらないのなら、自分が何かをやらなければとかたくなに考えている。そして、自分の絶対的な価値観を当然のこととして他人に押し付ける――艶子さんが本当にそれでいいと自身で思えるような、天衣無縫の剣豪なら、私はそれでもいいと思うわ。でもそうじゃない。彼女は己の行為に無自覚なだけ。気づいてくれれば――まだいくらでも歩みなおせるけれど――無自覚な悪というのはね、一花。自分が悪いことをしていると気づいているものよりも、何倍もタチの悪いものなの。 [Sat 15 Jul 2006 18:39:31]
園内一花 > ………。 ( 何をしでかすか分からないという、その認識は、同じ。 …狙いは菫と自分だと言ったって、神社や白夜ちゃんに手を出さないとは言い切れない…。 …それでも、自分だって『殺したくはない』けれど… 菫と自分では、決定的に違っている部分があった。 …殺せなくても良いけれど、殺してしまっても構わない、自分はもう、豪天寺艶子を『障害』以外の何かとは見ていない… ) ―――私には… よく、分かりません。 …豪天寺の考えている事は、何も… 狂っているとしか思えないくらい、怖いんです。 …それに、たちの悪い冗談や、何かの例えだとしても… 菫を殺すかもしれないと言った彼女を、あなたを斬った豪天寺を、私は絶対に許さない。 ( …許しちゃいけないんだ…。 …それを許すのは、菫を失う事を肯定してしまう事だから… ) …私は… …私にとっては、それだけなんです。 …菫には、豪天寺の気持ちが分かると言うけど… それは、私と菫の命を危険に晒してまで、思い直させないといけないものですか? …そもそも、思い直せるものなんですか…? ―――私も… あの時に豪天寺を殺そうとしなくて、今では、良かったと思うけど… でもそれは、菫が止めたから。 ……菫の願いを聞けて良かったと思うけど…… でも菫さえ望まないなら、勝てたかどうかなんて分からないけど… 機を逃さずに、殺してしまいたい相手と言うのが本音です…。 [Sat 15 Jul 2006 18:28:36]
南条菫 > ( 一花ガ入れてくれたお茶を受け取って、それから湯気の立つ水面を見つめて、つぶやく。 ) 艶子さんが神社に来たときは、奥に白夜もいたし――逃げることはできなかった。だけど、決闘を断っても帰ってくれそうになかったから――貴女を護るために、あの場は戦うしかなかった。 ( だけどね、と自嘲するように。 ) 私は艶子さんを殺したくはなかった。元侍っていうのもあったけれど、彼女と私はよく似ていて、そのせいかな……彼女の考えも、なんとなくだけど分かる気がするから。 ( 耳を弱弱しく倒したまま、4つの大きな尾で己の体をくるむようにする。 ) 艶子さんが、この先も私たちの脅威になるとは、どうしても思えなかったの。敵っていったけどね、ほんとうにそうなら、不意打ち食らわしてでも切り捨てておかなくちゃ。だけど、なによりも――艶子さんに止めを誘うとしている貴女を見たときにね、怖くなったのよ、私。 [Sat 15 Jul 2006 18:10:39]
園内一花 > …ううん。 …私が入り浸るのを、煩いと思わないなら… ずっと、ここに居たいくらい…。 ( 一番好きな人で、恋人で… この想いは当然と考えていたけれど… 最近、自分は何故か、相手に執着し過ぎているのではないかという自覚も生まれてる。 …自分にとっては当然で、そうでないなど理解出来ないのだけれど… そう考える『自分』がズレているとすれば話は別だ。 …白夜ちゃん本人が、自分を前にしてそれを言う事は無かったものの… 菫の微笑の中に陰りを感じる度、遣る瀬無い思いに身体の芯がヒヤリとする。 …そんな事を口に出すのも、やっぱり相手の負担なら… 『面白かったですか?』 下巻の入っていなかったミコトさんのお見舞いに、感想を聞いてみたり ) ―――ぅん? …何を、甘いと思うの? ……似てるけど、違うんじゃないかな…… ( 拒む事だって出来たのに、白夜ちゃんを奴隷ギルドへ返したし… 豪天寺と戦った時だって、『甘い』ところなど無かったと思う ) …豪天寺を『蹴った』事を言っているなら… あれは、強くなければ出来ない事です。 ( こぽこぽと… 貰って来たお湯で、お茶を煎れて ) [Sat 15 Jul 2006 18:02:45]
南条菫 > (白夜を送り出してから、少しだけ寂しそうに笑う日々が続いた。菫の中では、割り切っても割り切れない気持ちがまだある。 ) うん、ごめんね、一花だって仕事あるのに――頻繁にきてもらって。 ( 読み終えた本をベッドの端に置くと、パートナーに微笑みかけた。 ) ねぇ一花。私は、やっぱり甘いのかな。やさしさと甘さは違うよね? (ふと、そんなことをつぶやいて。 ) [Sat 15 Jul 2006 17:50:12]
園内一花 > ( そんな声をかけて、病室へひょっこりと顔を出すのは… 例によって、着物姿のポニーテール。 お見舞いに来てくれる人が、もっとあれば良いのだろうけど… 一人になる入院生活で塞いでしまいがちにならないかと、自分だったらと考えると心配だった )   ( 白夜ちゃんの事… 『売れた』とだけ、律儀な職員から連絡を受けている。 …彼女の友人が、自分のせいで手の届かぬ場所に、最悪の形で送られたのではないかという危惧を拭うことは出来なくて… 少し、怯えるように微笑んだ ) [Sat 15 Jul 2006 17:42:13]
お知らせ > 園内一花さんが入室されました。 『 本、読んじゃいました? 』 [Sat 15 Jul 2006 17:35:52]
南条菫 > ( 入院着の格好で、ベッドから上半身を起こした姿勢で窓の外をぼんやりと見つめる。 ) 退屈。 ( はふぅ、とため息を吐いて、けれどどうにもならない現状を憂う。 ) [Sat 15 Jul 2006 17:35:01]
お知らせ > 南条菫さんが来ました。 『(ようやっと変化ができるようになった)』 [Sat 15 Jul 2006 17:32:13]
お知らせ > バドラック@カビさんが帰りました。 『そんなこんなでカビ殺し3日目終了』 [Thu 13 Jul 2006 23:40:08]
バドラック@カビ > ………うむ! OK! カンペキ! (もはやカビのかの字もないほどに掃除が完了した食堂を見て、小熊は満足げな笑みを浮かべた。 やはり物量作戦は有効らしい)  [Thu 13 Jul 2006 23:39:31]
バドラック@カビ > (判定結果6 わりと落ちたほうじゃなかろうか? カビ 0/25 根絶成功) [Thu 13 Jul 2006 23:37:02]
バドラック@カビ > ん〜〜〜〜……… まぁ、こんなもんかな (目に見えるカビは大分洗い流せたようなので、コレでよしとする。 最後は洗い場。 カビだけでなく、水垢も丁寧に布でふき取り、洗い流す) 【判定】 [Thu 13 Jul 2006 23:35:56]
バドラック@カビ > (判定結果5 いまひとつか? カビ 4/25) [Thu 13 Jul 2006 23:31:41]
バドラック@カビ > ほんじゃ、まずは調理台から………っと (調理台の足元から石鹸を塗りつけて水拭きし、洗い流す) 【判定】 [Thu 13 Jul 2006 23:30:45]
バドラック@カビ > おお……… だいぶ綺麗になったんじゃね? すごくネ? (アレだけあったカビが、見た目にはもう殆どない状況 満足げに頷いて、周囲を見渡し) もう床はこんくらいでいいんじゃね? この勢いなら水周りもすぐ終わっかもね (うんうんと頷きながら、部屋の中を見渡す。 後は、調理代についたカビや洗い場のカビを拭き落とそうと用意したバケツに水を汲み、雑巾を絞る) [Thu 13 Jul 2006 23:27:30]
バドラック@カビ > (判定結果7 そこそこ落ちたんじゃね?といったところか カビ 9/25) [Thu 13 Jul 2006 23:22:01]
バドラック@カビ > このままッ!! ブラシを! カビの! 巣の中に………… つっこんで! こすりぬけるッ!  (追撃の手を緩めず、更にカビの巣を清掃) 【判定】 [Thu 13 Jul 2006 23:20:27]
バドラック@カビ > (なんということでしょう! あんなに暗くジメジメしていたカビの巣が、今では真っ白なタイルが見える程綺麗に磨き上げらています。) 俺、匠名乗っちゃっていいかな? (あっさり調子に乗った小熊は満足そうに切れになった床を眺め、ふんぞり返りました) [Thu 13 Jul 2006 23:17:14]
バドラック@カビ > (判定結果9 驚くほど落ちた。 カビ 16/25) [Thu 13 Jul 2006 23:10:25]
バドラック@カビ > (清潔第一の病院で胞子が巣を作り、黒かびが蔓延する。 湿気と水垢をもって繁殖を企てるカビを ベノム雑貨店臨時従業員われわれが! ベノム印の清掃員われわれが!  このカビキラーが許しておけるものか!!。 カビ取り石鹸をグリグリとブラシにこすり付け、あまつさえカビ本体に直接塗ったくって擦り上げる!)  【判定】 [Thu 13 Jul 2006 23:08:49]
バドラック@カビ > (ヴェイトス中央病院内食堂。 昨日泣きながら逃亡したはずの小熊は、なぜか余裕の表情で腕組みし、未清掃ゾーンの下に蔓延るカビの巣と対峙していた) 昨日は、確かにお前らを甘く見てた………まさか、あんなに石鹸が効かないとは思わなかったし、こんだけいっぱいあるとも思ってなかった――――でも今日は違うぜ! (ビシ、と指を突きつけて吼える。 浮かぶのは勝利を確信した笑み、そして『ベノム雑貨店』の刺繍が輝くエプロンより鳥居だし足る石鹸は3つ) 今日は石鹸3つ………昨日の3倍だぜ! (ぶっちゃけ物量作戦。 もっとも単純に勝率を上げる方法だ) [Thu 13 Jul 2006 22:51:18]
お知らせ > バドラック@カビさんが入室されました。 『決戦再び』 [Thu 13 Jul 2006 22:38:26]
お知らせ > エリアルさんが退室されました。 『物覚え悪い看護婦に、悪戦苦闘。』 [Thu 13 Jul 2006 00:43:44]
エリアル > (案の定怒られましたとさ。仕方ないからタバコを消して、出口へと向かう途中の事。呼び止められた。なに?)…もっかい?なに?…水に濡らすなとアレだけ言ったのに(頭痛がした。自分もここで治療受けて帰ろうかと思うぐらいに。先程いったばかりの事を守らなかった看護婦見やり)わかった、わかったからそんな目で見るなっ!(もう最後まで付き合うしかないんだな…とほほ。ならば行くまで) [Thu 13 Jul 2006 00:43:27]
エリアル > (庭に出れば、タバコを咥えて。火をつければようやく落ち着いて大きく深呼吸。タバコの味が口いっぱいに広がる。嗚呼―‥‥美味)特に、やる事やった後のは格別ネ(ニヤリと笑えば不気味に見える。タバコの煙見られりゃ怒られる事は確実) [Thu 13 Jul 2006 00:39:59]
エリアル > (その声の主はようやく一息つける所に辿り着く。そうしたら外を見ようか)……なんか今夜も遠出したな(エリアルさん、ありがとうございました。そう声をかけられれば会釈のみ。別に何したわけでもないが)あー…お礼言われるの、ダルイ…(項垂れた。お礼なんて言われたくないというより、言われなれちゃいないから) [Thu 13 Jul 2006 00:37:18]
お知らせ > リュンメルさんが退室されました。 『(何か聞こえた。が、関係は無さそうだ。そう思い、得物支えに外へと。)』 [Thu 13 Jul 2006 00:35:06]
> (病室の入り口で話しをしていた。白い服を着たここの職員と、だ)じゃ…あの怪我が現れるまでの刻はここに書いてあるから。…は?お礼?…イラナイ、イラナイ。また呼んでくれれば来るから(そう告げれば、その声は静まるだろう。代わりに、靴音が響く) [Thu 13 Jul 2006 00:33:11]
お知らせ > さんが来ました。 『とある病室から聞こえる話声…小難しい話。』 [Thu 13 Jul 2006 00:31:27]
リュンメル > ん……(左足を半ばずる様に、右足だけでトントンと跳ぶ様に歩けば、得物の横へ。そして、それをガシリと掴み取る。) んじゃまぁ……川辺にでも行きますかね。(ついでに商業区にも脚を運ぼう。何時も付けてる色眼鏡、今は壊れたそれをそのままにしておくのは心理的に辛いから。) [Thu 13 Jul 2006 00:29:58]
リュンメル > (長さにして6フィートを超えるそれは、白い布によって姿を隠していた。だが、中身は良く知っている。己の獲物だからだ。) ……振る位ならいいよな。 (パイプをぴこぴこと揺すりながらの物騒な独り言。自分で無理矢理治療受けさせておいた癖に、と見る人が見れば突っ込まれる事請け合いだが、この男は気にしない。そう言う男であるからだ。) [Thu 13 Jul 2006 00:25:52]
リュンメル > (傷ガンと見せたのが良かったかねぇ。そう、昼頃の事を思い出しながら一服。実に良い身分だ。)……ん……ふぅ……(鼻から白い煙を吐きながら、紫がかった右の瞳で、包帯巻かれた左手や、左足を見る。昨日の夜での一戦において負った傷は、深かった。傭兵として鍛えられた筋肉で無ければ、完全に機能を喪失していただろう。今はどちらも動かせないが、一ヶ月もすれば…跡は残るだろうが…完治はすると思われる。尤も、そんな悠長に待っている暇は無かったが。) このハンサム顔に傷跡こさえてくれたあんにゃろうを締めんとな。 (そう、己の母国語で独白すれば、ぽんとパイプの中に積もった灰を、窓の外へと叩き落し。すっと、右目を動かし眺めるのは、布で包まれた長物だ。) [Thu 13 Jul 2006 00:16:54]
リュンメル > (そう、良い笑顔で答えて、思いっきり門前払いされたのが今日の朝。) いや、解った、金は払う。何時かだ。だが、絶対だ。それならいいだろう。(いい訳無いと断られるも、多少の有り金を渡しながら、延々頼み込んだのが今日の昼頃。) ふぅ……(そして、左腕、左足、左顔に包帯を巻いた姿で窓辺に佇み、思いっきりパイプ吸って寛いでいるのが、今日の夜、つまり今だ。) [Thu 13 Jul 2006 00:01:16]
お知らせ > リュンメルさんが入室されました。 『早急に治してくれ、金は払えんが。』 [Wed 12 Jul 2006 23:56:09]
お知らせ > フェンサーさんが退室されました。 『( 額に「肉」。 )』 [Wed 12 Jul 2006 23:40:19]
フェンサー > ( 顔色でも見てみようかと取り出した手鏡。 そこには―――! ) [Wed 12 Jul 2006 23:40:08]
フェンサー > ( 腹の減り具合からなんとなく推測してみようと試みるが、燃費の悪い体のこと、何時だって大抵少しはお腹が減っている。 いまいちよくわからなかった。 もしかすると意識不明で数日眠り込んでいたのかもしれないなあ、そんな阿呆な妄想もしてみるが、現実感はまるでない。 天の上から誰かに見下ろされるような気分でぼんやり。 ) [Wed 12 Jul 2006 23:30:20]
フェンサー > ( はっ。 フェンサーは鈍い頭ながらもそこで気づいた。 もしかすると一日眠りこけていたのではなく、さっき寝て、すぐ起きたのではないだろうか。 数分しか寝てないとか。 時計などというものはそもそも見方がよくわからないし、今日の日付もわからないから、実際どれだけ寝ていた」のか不明だ。 うにゅうにゅと頭を悩ませる。 ) [Wed 12 Jul 2006 23:20:24]
フェンサー > ( うん、なんだかおかしな言葉だ。 正確に言うならば、夜寝て、目覚めたとき夜だった。 寝すぎたのか、少し頭が鈍い。 ううむ、下手すると二十四時間寝ているかもしれない。 これはこれですごいのかもしれない、とフェンサーは少し思った。 少なくとも連続睡眠時間の記録は更新されている。 ) [Wed 12 Jul 2006 23:10:13]
フェンサー > ( 朝起きると―――夜だった。 ) [Wed 12 Jul 2006 23:08:50]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Wed 12 Jul 2006 23:07:38]
お知らせ > バドラック@カビさんが帰りました。 『三度目のリベンジは黒かびに阻まれた』 [Wed 12 Jul 2006 23:06:50]
バドラック@カビ > (小熊は泣きながら逃げ出した) [Wed 12 Jul 2006 23:06:05]
バドラック@カビ > よ、よし………! 少しだけど落ちてる! Ok! この調子…………―――――で? (必死で擦り倒し、どうにかこうにかカビをこそげ落とした小熊は、額を拭って残り僅かな未清掃ゾーンに視線をやり) え? えぇっ!? (そして、見てしまった。 未清掃ゾーンの調理台の下を支配する巨大なカビの巣を) [Wed 12 Jul 2006 23:04:46]
バドラック@カビ > (判定結果4 しかし、ここに来てゾロ目…カビの巣にぶち当たる カビ 25/25) [Wed 12 Jul 2006 22:57:18]
バドラック@カビ > うわ………こんだけ石鹸つけてコレしかとれねぇの!? このカビ絶対なんかやばいっ! (ぞわっ!と、おもわず毛を逆立てて呟いた。 7割本気で戦術的撤退も考えたが、さすがに仕事でそれは拙かろうと思いとどまった) コレで落ちなかったら帰るっ! 本気で帰るっ! OK? OK! (自問自答しながらブラシに石鹸を全力で塗りたくり) (判定) [Wed 12 Jul 2006 22:53:44]
バドラック@カビ > (判定結果6 そこそこ落ちたんじゃなかろうか?という程度 カビ 12/25) [Wed 12 Jul 2006 22:47:14]
バドラック@カビ > んー!? なにコレ………なんか実験中の変な薬とか零してやばいカビになったとか? 5倍くらいの勢いで増えるとか………そのうち怪物とか生まれてくるんじゃねコレ? (カビ取り石鹸さえ物ともしない強靭なカビに慄きつつ、偏見に満ちた戯言を呟いた。 しかし、それでも仕事は仕事。 水周りは後日に回して、今日は床だけでも片付けようと、先ほどの二倍くらいブラシに石鹸をこすり付けた) 【判定】 [Wed 12 Jul 2006 22:45:46]
バドラック@カビ > (判定結果1 殆ど効果なし。 カビ 18/25) [Wed 12 Jul 2006 22:37:11]
バドラック@カビ > よっし! じゃ、さっさと終わらせっか! (目的はどうあれ、やる気が出たのは間違いなく。 再びブラシでゴシゴシと床をこすり始める) 【判定】 [Wed 12 Jul 2006 22:35:31]
バドラック@カビ > ん、そういえば………リベンジって今日やってもアリかな? (こそげ落ちていくカビを尻目に、小熊はふと手を休めて考えた。 夜警を掻い潜って宿直室の扉に何か書いて戻ってくるという肝試しはまだやっているんだろうか? 小熊は2度のチャレンジをルゥ先生に阻まれ、入院中のリベンジはならなかったのだが。) うん、多分アリだろ、アリ! (フスー、と一人気を吐いた) [Wed 12 Jul 2006 22:32:15]
バドラック@カビ > (判定結果6 そこそこ落ちたんじゃなかろうか? という程度 カビ 19/25) [Wed 12 Jul 2006 22:24:50]
バドラック@カビ > とりあえず床から   っと! (『ベノム雑貨店』の刺繍がデカデカとなされたエプロンより取り出したるは、特製カビ取り石鹸。 ブラシにたっぷりとこすり付けて、床をこすり始める) 【判定】 [Wed 12 Jul 2006 22:23:26]
バドラック@カビ > んー、あの激にが薬膳粥はここで作られてたのか……… (感慨深げに呟いて、小熊はあたりを見渡す。 入院生活の中でもっとも過酷な思い出の一つ、激にが薬膳粥―――食す者の味覚を震撼させる強烈な味が舌に蘇るようだ) ………嫌な事思い出した。 さっさとかたづけっか (頭を一つ振って、小熊は作業に取り掛かった。 本日のターゲットは床と水まわり)  [Wed 12 Jul 2006 22:20:12]
お知らせ > バドラック@カビさんが来ました。 『食堂』 [Wed 12 Jul 2006 22:10:34]
お知らせ > ミコトさんが退室されました。 『( ともあれお大事に。 )』 [Mon 10 Jul 2006 12:49:41]
ミコト > ( 反応をめっさ愉しみに ... 。 ) さて、 帰ろぅかしら。 ( ... 廊下をゆるり、ゆるりと、歩いて。 馬尾の髪を ふぁさ、ふぁさ ――。 ) [Mon 10 Jul 2006 12:48:38]
ミコト >  ... ほら、全部入れたら、本当は菫さんの趣味に合わなくても、無理やり読ませる感じになりますし ... 。 ( 中巻迄で、気に入ったら 『下巻!』とお手紙来るかな、と 思う次第。 )  ( ちなみに 一花さん用にも一冊。 とある神道系学園の中で巻き起こる、おにゃご同士のあれこれを描いた小説 マリ ――  もとい、 弁天様が見てる! という小説である。 ) [Mon 10 Jul 2006 12:46:43]
ミコト >  日延べし過ぎるのも、非礼ですし、 ... 。 ( 近くを通りかかった看護婦さんに、『南条菫さんにお願いします』と ... 見舞い籠をお願いしておく。 ) 喜んでくださるかしら ... 。 ( こう 見た目は普通の高級果物籠だけども。 なんと 果物の底には ...!  厳選された 剣客小説達が ...!  マニア、もとい剣の本職をも、納得させる、リアリティある動きと知識、それでいて小説の愉しさ、面白さを損なわぬ ベストセラー達である。 ちなみにミコトさんは、保管用・鑑賞用・布教用*2 と 一つの小説を四つ持っています。 その内の布教用。 上巻・中巻と入れてある。 ) ふふ ...  。 ( しかし、ちょっと策士な所は クライマックスな 下巻を入れてないところだ。 ) [Mon 10 Jul 2006 12:43:47]
ミコト >  何で 狐さんが ご飯たべてらっしゃいますん、、 ? ( ... つい 病室閉めちゃった。 ) ... 菫さんのペット ... ? ( ――本人です―― ) [Mon 10 Jul 2006 12:37:13]
ミコト > ( ある病室の扉をそっと閉めて、廊下で困り貌 ... ) あ、あら、、  ?? ( ... 病室のネームプレートをちらり。 スミレ・ナンジョウ。 ... 間違って無いはず。 ) ( ... 己が刀を鍛え直してあげた相手が、入院したと聞いて。 まず、メイドを遣わした後、時間を見つけて自分でも、お見舞いに来たのだけれど。 ) [Mon 10 Jul 2006 12:36:05]
お知らせ > ミコトさんが入室されました。 『 ( 困っていました。 )』 [Mon 10 Jul 2006 12:33:10]
お知らせ > ルゥ@診療室さんが退室されました。 『( 少し気になったようで、明日あたり白魔術ギルド経由で照会かけてみようかと。 )』 [Mon 10 Jul 2006 01:57:39]
お知らせ > ナナオさんが帰りました。 『(向かう先は病棟―眠っている友人の顔でも見て帰ろう。)』 [Mon 10 Jul 2006 01:56:12]
ナナオ > ――怪我人を担いで来た時もお願いします。(医者の見送りに、手を振って――) …じゃあ、私はこれで。夜分遅くにごめんなさい。お仕事がんばってくださいね。(椅子から立ち上がると、頭を下げた。)今度はもう少し気の利いたお土産持ってきます。 [Mon 10 Jul 2006 01:55:43]
ルゥ@診療室 > いいえ、どういたしまして。 (こっくりと頷いて、ドーナツに齧りついた。結局喰い気重視) …はい、御武運を。 生きて戻ってくる限りは、最善を尽くしますから── 安心して、怪我してらっしゃいです。 (にっこりと。送り出そう) [Mon 10 Jul 2006 01:52:47]
ナナオ > お願いします。(彼女にも話を聞きたかったが、もう時間がなかった。――砦に行った友人も心配だし。) ………うぅん。 最前線に立っているルゥ先生がそういうなら…もし他にいたとしたら、噂くらいは耳にしそうですよね…。(独り言のように、早口で低く呟いて) ……目に針と糸を使って縫い合わせるわけには、いけませんよね。 どっちにしたって………私が目を怪我したら、失明は避けたいとおもうから、絶対に此処にくると思ったんですけどねぇ…。完璧に治る可能性が低くても、一縷の望みをかけて?――そっか。すいません、ありがとうございました。(この話はおしまい、と一息。 にっこり微笑んで) ――明日から外へ――砦のほうに行くんです。怪我したら、宜しくお願いしますね。 [Mon 10 Jul 2006 01:48:56]
ルゥ@診療室 > あ、はい。 心に留めておきますね? (どんな子だったか。 名前からするとトキノミヤコ系のようだけど。) 病院の外となると、ちょっと事情に明るくないんですけど─ 一時的に、とか。 急場凌ぎで、とかの言葉が頭に付かない、欠損箇所補遺の術者って寡黙にして聞きません。 勿論、魔法自体はあるんですけど、使いこなせる術士は数えるくらいしか居ないような状態ですから…。 (自身の【接合】にしても、腕や脚なら兎も角、目や耳なども同じように繋げるかと言われれば自信が無い。やってできない事は無いかもしれないが、良くて五分、と言ったところだろう) [Mon 10 Jul 2006 01:40:42]
ナナオ > いえ、そんな事ないです。――ルゥ先生の顔、久しぶりに見れただけでも嬉しいですし。それにっ…友人が―南条菫っていうんですけど、今此処に入院しているんですよ。その子を宜しくお願いしますって言いたかったのもあるし。(顔をぶんぶん横に振る。――そして、目の話になると、途端真剣に) ――…。(言葉が終わるまで黙って聞いた。 ドーナツの甘い匂いがやけに鼻につく。――首を捻り) ………。(瞳。話によると結構深い傷のように思うんだけど――…瞼を切っただけなのだろうか。 それとももう「失明する」と覚悟をしている? 視界が半分になる恐怖など、想像するだけでもぞっとする)―――……。あ。じゃあ、ヴェイトス病院以外で、それを直せる白魔術師の噂って言うのは…? [Mon 10 Jul 2006 01:31:40]
ルゥ@診療室 > ええ、お役に立てなくてごめんなさい。 (残念そうな様子をみて、そんな言葉を添えた) …うー…ん、程度にもよりますね。 ざっくりいってると、ちょっと無理です。 薄皮一枚程度なら、処置が早ければ視力低下くらいでなんとかなるかも、ですけど。 (一般論での話では、そんな所だろう。) クランクを入れる、って方法もありますけど、女の子が顔にメスを入れるのはちょっとお奨めできないですね。 感覚器の類は、腕とか脚とかに比べて、性能も微妙みたいですし。  [Mon 10 Jul 2006 01:26:18]
ナナオ > ―――来てない。( 中央病院に来ていない。 住所がわからないので、せめて様子くらい聞いて置ければと思ったのだが…内心舌打ちしたい気分だった。早朝には砦に出発しなければならない。菫の見舞いをかねての病院訪問だったのだが――)……そっか。個人系の病院回ってるのかな。そっか―…ありがとうございます。―――…。(ふと、一瞬沈黙がおりて)  ルゥ先生。目を―――切ったら、「治る」ものなんでしょうか。白魔術や、その他の技術で。 [Mon 10 Jul 2006 01:19:31]
ルゥ@診療室 > ええ、蔓のとき、担当したの私ですからよく心得てます。(こくこく、と重ねて頷いた。 やっぱり、最近は看てない筈。入院患者にも居なければ、診断書は院内回覧なので、他の医師が担当したとしてもそこで気付く筈──) はい、こちらにはみえてないみたいですけど──。 中央病院の他にも、幾つか病院はありますし、そちらに掛かられてるのもしれませんね? [Mon 10 Jul 2006 01:15:27]
ナナオ > いえいえいえいえいえ、何時も大変でしょう。こんなものでスイマセン。(心の中で ヒット!と叫んだ釣り人の気持ちナウ。 お菓子に釣られる軍神様の姿は、いろいろな意味でレアだけど、病院だと当たり前の姿とか聞こえない。) え。 ――あれ?傭兵ギルド所属の――蔦断ちの女傭兵ですよ。来てませんか?(此方もきょとんとした顔で、聞き返す) [Mon 10 Jul 2006 01:06:56]
ルゥ@診療室 > ああっ。 ありがとうございます。 (いい人だ。 お菓子を呉れる人はいい人です、とか知力8とも思えない短絡回路を働かせた。(ダメ。)) (はむり、ドーナツをほおばりながら─ ああ、そういえば以前に看た事があった、かもしれない。 ナから始まった筈、ナナ…ナタレシオン…ナインハルテン。何だっただろう。まぁもう少し出思い出すと思う。頭の中でそんな検索平行稼動。) 艶子さん、ですか…? (はて。 最近は看てない筈だけど。 目を大きく瞬かせて) [Mon 10 Jul 2006 01:02:57]
ナナオ > で、そのですね――。(受け取らなくても、机の上において、ずいずいと差し出すね) …聞きたいことというのは、最近病院に「豪天寺艶子」っていう人が来たと思うんですよ。(目を怪我したと聞いていたから。すぐに此処に来たのだろうと思っていた)その人の様子を知りたいなーなんて―・・・ [Mon 10 Jul 2006 00:58:41]
ナナオ > ――肩の時はお世話になりました。(左肩を無意識に撫で)それに、フードファイトのときも。あの時の壮絶な姿は忘れられません――(爽やかに営業用スマイルを浮かべながら、イスに座った。 名前を呼ばれない意味に気がつけるのはもう少し後だ。 今はそれよりも先生の言葉が止った意味を探るのに、女の勘が使われて)…………。(ぴーん)…あ、これ、お夜食です☆(即座に差し出した。オールドファッションが一番美味しいと思うんです――五つくらいが組み立て式の箱の中にはいってゆ) [Mon 10 Jul 2006 00:56:41]
ルゥ@診療室 >  あ、えーと… はい、お久しぶりです。 (こくんと大きく頷いて─ 患者の顔ならそうそう忘れない自信があるものの、顔と名前が微妙に結びつかない様子で。 とりあえず名前で呼ばずにお茶を濁そうと。 姑息。) ん、この時間でしたら──大丈夫、ですよ。 飛び込みの急患でもない限… (そして、決して人より秀でているわけでもない感覚に、菓子の存在がHitした。 大人ですから要求はしないですけれど!) [Mon 10 Jul 2006 00:52:22]
ナナオ > ――ええと、ちょっと、こー…込み入った話なんで、もし答えられないって時は遠慮なく――…(なんて、らしくもなくまごまごしていると、聞き覚えのアル腹ペコ先生女医の声だと気がついて、瞳を輝かせた)――あ。ルゥ先生…お久しぶりです!(ぺこりと頭を下げた)…で、その、治療のお願いとかじゃないんで、他に患者さんがいるんだったら、おとなしく終わるまで待ってます。(申し訳なさそうに後ろ頭を掻きながらイスの傍へ。手には――ドーナツだ。見舞い客に装う為のカモフラージュ兼、本当の見舞い品) [Mon 10 Jul 2006 00:45:54]
ルゥ@診療室 > あ、はいはい、どんなお話です? (まぁ、どうぞどうぞと 空いてる椅子をぽふぽふ叩きつつ。 ) [Mon 10 Jul 2006 00:40:45]
ノック音 > (あ、人いるじゃん。)(廊下から聞こえる独り言。――看護士と患者さんの顔が扉という壁が取り払われて、間近に見えた。)――あ、ゴ、ごめんなさい、どうぞ、どうぞー…(カニ歩き。二人が通り過ぎるのを待って中を覗く赤毛の女が一人)―――こ、こんばん、は―…。ちょーっと聞きたいことがあるんですけどいいですかー…?(恐る恐る中の医者に声をかける。まだルゥ先生だということは気がついていないらしい) [Mon 10 Jul 2006 00:38:30]
ルゥ@診療室 > (ノックの返答より先に、がちゃりと扉が開いて。) ……あ、はいー? (はいってます、と小さく挙手をして。) [Mon 10 Jul 2006 00:36:24]
ルゥ@診療室 > ( 黒っぽい、どろりとした膏薬を盛った貝殻の口をぴったりと閉じると、化粧布で包んで差し出した ) 患部が熱を持ってるときに使ってくださいね。 炎症が少し治まりますから。 薬が切れたら、今度は薬剤師の先生に処方をお願いしてください。 (さらさらと診断書にペンを走らせると、看護士にそれを手渡した) …じゃ、お大事に。  (患者を連れ立って、部屋を後にする看護士を、にっこりと見送った) [Mon 10 Jul 2006 00:34:43]
ノック音 > コン――ココン―――(一回目は、普通に。二回目、三回目は、中に人がいるか居ないかを調べるように。) [Mon 10 Jul 2006 00:34:42]
お知らせ > ノック音さんが入室されました。 『――。(扉の傍に佇む人物は中の様子を伺うように)』 [Mon 10 Jul 2006 00:33:49]
ルゥ@診療室 > ええと、それじゃお薬出しておきます。 (言いつつ戸棚へと向かう。 錬金術で拵えた魔法薬の一種だ。 尤も、専業錬金術師に比べれば、それ程目覚しい効果を発揮できるような代物ではないが。) [Mon 10 Jul 2006 00:30:18]
お知らせ > ルゥ@診療室さんが入室されました。 [Mon 10 Jul 2006 00:28:08]
お知らせ > クロアスさんが帰りました。 『我が家(テント)に・・・!』 [Sat 8 Jul 2006 14:26:06]
クロアス > (久しぶりの外は風がふいて、なんだか湿っぽくて、曇天で、薬品の臭いがかすかに香る そんな外だった。)―――うむ、帰ろう。 [Sat 8 Jul 2006 14:25:51]
クロアス > (それから扉を開けて廊下へと出る。 複数の患者と看護婦が行き交う中を、僕はすり抜けながら出口を目指す。 広いホールを抜けるとそこはもう玄関だ。とどまることなく玄関からは患者が入り、また出てゆく・・・・) さて、釈放された気分だな・・・・って、僕は罪人かっ (一人乗りツッコミをしつつ、玄関から外へと・・・・) [Sat 8 Jul 2006 14:20:04]
クロアス > (もともとあんまり荷物なんて物は無い。 だいたいから何ももってないからね。財産と言えばこの余計に長いナイフと弓くらい)(壁にかけてあるハンガー、それにかかっている真紅のコート。ハンガーからそれを外すと、バサリと振り回して腕を通す。 腹部辺りが無残にも切れている、ついでに言えば肩もズタズタだ。しかし、紛れもなくこのコートも僕の財産だった) 拾ったものだけどね・・・ (小さくて、中身の余り入っていないバックを肩にからうと 一度部屋を見渡して・・・) [Sat 8 Jul 2006 13:56:25]
クロアス > (次に行くのは精神科か?) とりあえずは、傷も大体治ったし・・・・やっと元の生活に戻れる (完治はしていないけれども、腹部の傷は塞がり、肋骨もなんとか繋がっているようだ。仕事に復帰するのはまだずっと後の話になりそうだけど・・・)(自分の病室、荷物をまとめながら。 無駄に時間を過ごしたこのベットも、魂が抜けたかのように見つめていたこの窓とも、お見舞いに貰ったりんごくらいしか入っていなかったこの引き出しとも、今日でお別れだ) [Sat 8 Jul 2006 13:43:27]
クロアス > 長かった闘病生活も(病気じゃなかったけど)今日でおしまい。暇で暇で仕方なかったこの病院とも今日でおさらば・・・・ (思えば暇な思い出しかないこの病院。お見舞いに来てくれたのは僅か一名と、自分の余りにも友達の少なさに精神的にボコボコにされたものだ) [Sat 8 Jul 2006 13:38:54]
お知らせ > クロアスさんが入室されました。 『(退院)』 [Sat 8 Jul 2006 13:36:39]
お知らせ > 園内一花さんが帰りました。 『( 飾り付けを終えた笹には、短冊が一枚 ) 【幸せでいられますように】 』 [Sat 8 Jul 2006 02:55:22]
園内一花 > ( …怖い…。 …菫を信じよう。 自分を信じられなくても、菫なら信じられると思っても… 自分で知る『自分』は、あまりにもロクでもなくて…。 …本当なら三行半だって、おかしくないと思う… ) ………。 ( だけどそれでも、まだ、菫は自分の傍に居てくれる。 …白夜ちゃんの真意がどこにあるかは分からないけれど… 少なくとも菫は、私の嫉妬が原因と思った様子なのに、それでも私に『出て行け』とは言わなかった…。 …それなら… 菫は納得したようだけど… 自分は、納得出来ないから…。 白夜ちゃんが目を覚ましたら、話をしてみよう。 …本当に帰りたいと言うのであれば、仕方ないけれど… まだ迷っているのなら、つなぎ止めるのは――― ) [Sat 8 Jul 2006 02:53:34]
園内一花 > ( でも ) …そんな風に菫を縛って… 私だけのものにして… それで菫が本当に幸せかって言うと、違うんだよね…。 …私には菫だけで良くても… 菫には… 菫の『幸せ』には、私だけじゃ足りないのかな…。 …私を一番にしてくれた上でも、他の誰かも居ないと、幸せにはなれないのかな… ………そう? ( 応えは返らないって、分かってる。 …二人の寝顔を見つめて… 取り残されたように、一人七夕飾りを作るついでと言った調子で… 口を動かした ) ―――そうでないと、いけないんだよね…。   私… 先に、死んじゃうんだもの…   ( 三百年の、今となってはそれ以上の寿命を持つ彼女と添い遂げる事は、人間でしかない自分には出来ない。 …自分にとっては菫が全てで良いけれど… 菫にとっては……… ) …菫を独り占めして… 私ばっかり幸せになれたって… そんなんじゃ… 私っ… 安心して… ッ……死ねないよね…… ( 思わず考えてしまう、『その時』の事… 胸が張り裂けそうになって… 声を詰まらせた ) [Sat 8 Jul 2006 02:41:04]
園内一花 > ( 怪我をしている菫に抱きついてしまったからじゃ、ない。 …私の嫉妬に気圧されしたというのとも、違う…? だけど、敏感な子だ。 ―――優しいからいちゃいけない… それが本心だろうかと思うけど、では何が不満なのかと… 『奴隷ギルド』の方が良い… どういう事か分からないけれど、『買われて殺された方が良い』と言う白夜ちゃんの言葉に… 黙々と手を動かしていく )   ―――譲りたく、ありません…   ( 随分と遅れて返す言葉は、しおれたように元気無く。 …勘違いかもしれないけれど… それが何を招くのか、感じているところだから… )   …私は… こんなだし…。 …菫が、誰か他の人と仲良くしてると… そのまま、どこかへ行っちゃうんじゃないかって、思ってる…。   ( 聞こえていないだろうけど… だから、ぽつぽつと… )   ばかだね   ( バカだって思うのだけど… 怖いんだ。 相手を信じようと思う… 何度も思った… それでも、菫は情が深いから ) [Sat 8 Jul 2006 02:28:54]
園内一花 > ―――な… ( 何を言っているのか分からない… 菫も、何故すんなりと受け入れるのかが分からない…。 …抱き合う二人を、今だけは嫉妬も忘れて、口を曖昧にぱくぱくさせ、見守って… ) ……わたし… 私の… せい? ――それは、ヤキモチ焼きましたけど…っ… ( 眠ってしまう白夜ちゃんと… 『疲れた』と言う裸の菫… …悲しげな笑みを見送って… 二人にタオルケットをかぶせて… 上の空で、七夕飾り作り… ) [Sat 8 Jul 2006 01:46:37]
お知らせ > 銀色の狐さんが退室されました。 『私は、この子をかえしてあげたい。』 [Sat 8 Jul 2006 01:12:40]
銀色の狐 > ( それから一花をみて、力の抜けた笑みを浮かべる。 ) ――ごめん、ちょっと、疲れた。 ( 無理をして変化をしたことで、体に負荷をかけたのだ。 ) ねぇ、一花。私は――この子のしたいようにさせてあげたいの。私はこの子の家族に慣れると思っていた。でも――白夜が帰りたいっていうのなら、私は―― ( そうして微笑むのだ。悲しげに、けれど、どこか納得したように。 ) [Sat 8 Jul 2006 01:12:24]
銀色の狐 > ( そういえば、白夜がいっていた。優しかった人――白夜を買っていった人は、みないつの間にかいなくなってしまったと。それがナゼなのかは、菫にもわからない。だけど、そのことが白夜にとって、深いトラウマになってしまっているようだ。何度も優しく背中をなでて、あやしながら……白夜の言葉にうなずく。 ) ――わかった。それが、あなたの望みなのね。でも、これだけは憶えておいて――私はどこにもいったりしない。いなくなったりもしない。だけど、あなたがそう望むのなら、縛り付けておくことなんてできない。 ( 一度おでこにキスをして、また抱きしめた。お別れの日が近いのだな、とかみ締めながら。 ) [Sat 8 Jul 2006 01:10:17]
お知らせ > 白夜さんが帰りました。 [Sat 8 Jul 2006 01:06:18]
白夜 >  --- … ぅ、の。 ( 二人の言葉聞きえる、と-- ふるり。頭を、振った。 ) ちがう、の...そうじゃない、の。 (一花さんへ、訴えるように 瞳を向けて..) --- … つやこおねぇちゃん、わるくないの。だって、 ぼくのこと、かえるって... おそと、でてなかったら”かえた”って...いってくれたもん。  すみれおねぇちゃん、いつかおねぇちゃん.... だいすき。でも、やさしいから... ぼく。いちゃいけないんだ。やさしかったひと...みんな、いなくなっちゃったから …… (ゆっくりと、菫さんへと向き直れば...) --- … ぼく...  ”かえりたい。”... ぼく。”もとのとこ”...もどりたい。  おねぇちゃ.... ごめんなさい... ( 涙で滲んだ瞳、懸命に擦りながら。ぺこんと頭を下げて、それでも、本心を 告げた。 )(  感情の昂ぶりゆえか、一気に告げてしまうと 気が抜けたように。菫さんに抱かれたまま、その温もりを忘れないように--- …。  ) [Sat 8 Jul 2006 01:04:12]
園内一花 > ( 黙って、白夜ちゃんの話を聞いて。 …自分は 『やめなかったら しんじゃってた』 の部分に気を留めたけれど… 続く菫の言葉には、『まさか』 と俯いた ) ―――違うでしょ…? …白夜ちゃんが言っているのは、菫を苦しめた事ですよ…。 怪我してる菫に、抱きついちゃったから… 違う? ( 板挟み… 確かに菫の事を独り占めしたいとは思うけど… それでも、今はそれを口にしなかったし、白夜ちゃんの前でそんな様子を見せる事、一体何度あっただろう。 …菫の大切な人だと、そこだけはわきまえている積りだ… 気に入らない事があったって、追い出そうとは、思わない。 ―――無理をして… そして白夜ちゃんを抱き締めて… 自分に向けられるのは、悲痛な――― ともあれ、そういう問題じゃない。 きっと ) …ッ… ふざけないで。 …どういう、事ですか。 『やめなかったら、しんじゃってた』 って、どういう事? 豪天寺と、何を話したの? ……それは、自分が死ねば良かったんだって… そう言ってるの……? …あなた…ッ… 白夜ちゃん、こんなに菫に想われて… ッ それなのに死ねば良いなんて、贅沢よ! ( 菫が抱き締めていなければ… 引き剥がして、平手の一つも浴びせていたと思う。 …まだ、間接的という面は拭えないけれど… 自分だって、この子の事を一応、大切には思ってる。 …菫とべたべたするのが気に入らないだけで、大切なものは大切だ…。 だから… 死ねば良いなんて… そんな事を言うのは許せない ) [Sat 8 Jul 2006 00:41:31]
銀色の狐 > ( 嗚咽をこらえるように紡がれる白夜の言葉。それガうそ偽りのない言葉出ることは、菫も良く理解できた、だからこそ、胸が痛かったのだ。艶子に足を切られたときよりも、ずっと。 ) 白夜は――私と一花の板ばさみになるのがつらい? ( そっと、やさしく問いかける。所詮、無理だというのか。パートナーの嫉妬がどれほどのものかは知っていたが、それでも変わってくれると思っていた。白夜を受け入れてくれると思っていた。だが――実際は――菫は胸の痛みをこらえながら、静かに霊気をまとい始める。それはあっというまに彼女の全身を包み込み、その身を人へと変えた。まだ体力が戻りきっていない中での、無理をしての変化だった。それでも顔色一つ変えずに、菫は母親のような目で白夜をそっと抱きしめる。 ) ごめんね――白夜。私、結局貴女を苦しめることしかできないみたい。どうしたら――いいんだろうね。 ( 悲しい声で、つぶやいて。 ) ねぇ一花――貴女も、譲れないの? 私にはいつも貴女だけを見ていて欲しいのは分かるわ。だけど、他を排除して二人だけの世界を作ったって、それは内側に閉じこもるだけの世界よ? 家族って、そういうものじゃないでしょう? ( どうにかならないのか、と悲痛な訴えを一花に投げかけて。 ) ――白夜、貴女は、どうしたい? ( 悲しげな笑みで、ウサギの貴女を見下ろして。 ) [Sat 8 Jul 2006 00:29:45]
白夜 > ( ふかふかな尻尾、すっぽりと包まれたなら ) …  ごめん、なさい。すみれおねぇちゃん...ぼくのこと、だしてくれたの、うれしかった。---でも.. ぼく。だしてくれたの、つやこおねぇちゃんだったら よかったかなぁ... このまえ、つやこおねぇちゃん、きたの。ぼく、おねぇちゃんが やめなかったら...しんじゃってた、でも...  ぼく。つやこおねぇちゃんとこ、いってたほうが よかったのかなぁ... (しゃくりあげながら、呟くのは 白夜の”本心”。) [Sat 8 Jul 2006 00:19:18]
園内一花 > ―――ッ…だけど… ( 分かっているから、引き剥がしそうになるのは堪えたけれど… 菫に言われると、辛い…。 白夜ちゃんが寂しかったのも、怖かったのも分かるけど… だからって…。 …けしてちゃんとは咎めない菫に… その必要は無いという事だろうけれど… ちょっと むすっ として、丸イスに腰を下ろす…。 …自分に向けられるのは悲しそうな目で… そうさせているのは自分で… 悪気は無かったとは言え、考え無しな行動を取った白夜ちゃんは、撫でてもらってる…。 ―――バカみたいな感情だと思う一方で、それでも胸の燻りはどうしようも無くて… それがますます、菫を哀しませてしまうのだと思うから、『ごめんなさい』と微苦笑を浮かべるけれど… ―――そんな風にする自分が嫌いだ )   ( 急速に燃え上がった炎は、暫く耐える事が出来れば次第に鎮火する…。 …ちゃんとお使いだって出来る白夜ちゃんの、勝って来てくれた色紙を取り出して、七夕飾りを作ろうと。 …二人の方はあんまり見ないように… それでも、もう少しはあのままで居させてあげないと、いけないような気がしたから ) [Sat 8 Jul 2006 00:07:41]
銀色の狐 > コラ一花、子供相手になんて顔してるのよ。私なら平気だから――怪我してるのは足だしね。 ( でも体をぎゅってされると肺も圧迫される。それでも、白夜が不安で不安でたまらない毎日を過ごしたことを思えば、そういうふうにはできなかった。 ) まぁまぁ、白夜もいっぱい怖いの我慢してきたんだもの。でも、次からはもう少し優しく抱いてくれるとうれしいかなー。……なんてね、あはは。ほんとは頭なでなでしたり、抱きしめてあげたいんだけど。この姿だとできることって限られるから。 ( これで我慢して、と泣きそうな白夜の顔にふかふか尻尾をかぶせる。四つの尾はそれぞれに動き、それぞれが白夜の体を撫で回す。 ) 一花――貴女もう少し肩の力を抜いたほうがいいわ。確かに艶子さんの一件でいつも以上に過敏になっているのは分かるけれど。でも、だからこそそんな顔しちゃだめよ。 ( ね? とお願いするように、悲しい目で一花を見た。 ) [Fri 7 Jul 2006 23:54:02]
白夜 >  ……  ぇ、と... ばいばい? (急いで出て行ってしまった、彼女に手をフリフリとして --- 抱きつこうとした、刹那...一花さんの声が聞こえた、”ダメ” と---けれど、時既に遅し。抱きついてしまった、菫さんは ちょっぴり苦しそうな表情を瞬時に隠してみても...) ---  ごめ... なさ、い。ぼく...いたいこと、しちゃったの。 ぼく...おねぇちゃんのこと、かんがえらんなかった... (怪我をしている、それを聞かされてから。心配の毎日、だった。菫さんの姿を見た途端、何も考えられなくって ---思わず、抱きついてしまった。白夜は今、泣いてしまいそうなのを、懸命に堪えて。) [Fri 7 Jul 2006 23:47:55]
園内一花 > ―――〜ん、ありがとうございます。 ―――?ぁ、ヴェルセリオスさん…? 〜ぁあっ、いえ、お気になさらずに? お急ぎ下さい。 …あの… また、来てくださいね。 ( 紙袋を受け取る方も、受け取る瞬間にそっと手を重ねて、ニッコリと。 そうして、急な用事を思い出したというヴェルセリオスさんに礼をして、見送っていたら――― 菫に抱きつこうとする白夜ちゃんに、ハ と色を失って、止めようと手を伸ばす――― ) ―――ダメッ! ( けれど、遅かった。 …ちょっと苦しげな菫の表情に、一瞬全ての表情が失せる… こんな顔をさせた『敵』は――― ) ―――。 ( ………暫く、戸惑うように、笑って顔を舐めている菫を見つめて… そ、と… けれどしっかりと、白夜ちゃんの肩に手を置こう ) …菫は、怪我をしているの… そんな風に抱きついたら、きっと痛い………。 ―――何言ってるの。 家族でしょう? ( 奴隷である以上、その自覚を失わせる事は危険だと考えている。 …だから、奴隷である事について教えるのは躊躇わないけれど… それでも家の一員として ) [Fri 7 Jul 2006 23:36:41]
銀色の狐 > ( 白夜に抱きつかれて、ちょっと苦しげな狐。でも笑って顔をペロペロ舐めるあたりはお姉さんっぽく。 ) お見舞いに来てくれてありがとう。白夜、心配かけてごめんなさい。 ( スリスリと尻尾で撫でるようして、あやす。 ) 一花もありがとう。白夜のこと任せられるの、一花しかいないから。それで――えぇとヴェルセリオスさんは用事かな。 ( 色々思い出したらしいメイドさんの突然の退場に、やや困惑気味。 ) [Fri 7 Jul 2006 23:27:49]
お知らせ > ヴェルセリオスさんが帰りました。 『色々おもいだしてしまって、慌てて帰りました。ぺこぺこあやまりつつ』 [Fri 7 Jul 2006 23:12:48]
白夜 >  … (優しく呼び掛けられれば、扉は開いて...そぉ、と顔を覗かせた兎は。ベッドの上の狐さん→一花おねぇちゃん→知らないおねぇちゃん。と向けられた。)( とてとて。入って来れば、一花さんに紙袋を手渡して、 )  おつかい、できたの。 ( にこぉ、と笑んで見せた。見知らぬ女性にも、ぺこんと頭を下げて、 ) ぇと...  こんばんは。ごめんなさい、 ぼく。おねぇちゃんの”おなまえ” しらないの... ( くるり。振り返るは、狐さん。ととと...と駆け寄れば。ぎゅう、と抱きつこうとして...。 ) [Fri 7 Jul 2006 23:06:14]
お知らせ > ヴェルセリオスさんが来ました。 『こほん、と気を取り直して』 [Fri 7 Jul 2006 23:02:23]
ヴェルセリオス > ・・・・・・・・あ、ああ、あぼう・・・・・・(やっと全部繋がった。色々と変わっていた事も有ってか、パズルのピースをさかさまにして「入らない」と言っていたようなもの。改めて菫に向き直り)ミコトさまに召抱えられてから、結構なお時間を共にすごさせて降ります・・・・・この度の負傷、命に別状無しとのことで何よりです・・・(そうして、また深々とお辞儀を一つ。相手が狐状態でも全くお構いなし) [Fri 7 Jul 2006 23:01:58]
園内一花 > ( そう、そう 『い』 であってますよー なんて。 がんばって思い出してくれるのを、固唾を呑んで見守ってみる。 『そのうちいつか』 良い名前と言ってくれる人が多いけれど、ともすればいい加減にも聞こえる名前。 それでも思い出してくれた相手に微笑んで。 さり気なーく、明らかにイスを持つのとは異なる手つきで持ち上げていた丸イスを、床に置いた ) 〜とんでもありません。 覚えていてもらえて、嬉しいです。 …不思議なご縁ですね。 その節は、ありがとうございました。 …まだ、飛べませんし… 冒険者は辞めてしまいましたけど… 今は、ハラエで巫女をしています。 菫と一緒に。 ( いや、いや、会ってますっ、メイド=戦闘職というヴェイトス市の常識に則った勝負を、鍛練所でー! お見舞いに来てくれたヴェルさんにイスを勧めつつ… 扉の向こうの気配に… 無事にお使いを済ませられたのだろう。 ホッとしたような微笑を零して、呼びかける ) 〜おかえりなさい? お使い、ありがとう。 …こっちへ来て、一緒に七夕飾り、作りましょう? [Fri 7 Jul 2006 22:59:22]
ヴェルセリオス >     ぅ(むぐ。どうやらあちらはこちらをご存知のよう。しかししかしああしかし。ゴメンナサイ記憶にございません。「すみません忘れました」なんていえないので内心ガクガクブルブルしつつ必死に記憶掘り返し大工事第二回。きっと芯までスポンジ状(駄目)・・・・・・・・・・・も、申し訳ございません。やはりキツネの方に面識は・・・・・・・・・(あせっているので、変化して狐娘になる人、ということをすっかり失念。ひたすらキツネの面識を探して探して当然見つからず。がっくりとうなだれながら申し訳なさそうに呟いた) [Fri 7 Jul 2006 22:59:21]
銀色の狐 > (じつはメイドさんやってたときに鍛錬所で一回あってたりもする。メイド対メイドというよくわからない試合をやった。 ) [Fri 7 Jul 2006 22:56:22]
銀色の狐 > ミコトさんだったらこの場で刀のお礼もできるね。 ( そして入ってきたメイドさんをみて、目を丸くした。 ) ――ヴェルセリオス、さん!? じゃ、じゃあ貴女の主はミコトさんだったんですか。 ( 目をしばたかせて、狐は驚嘆する。以前己と試合をしたときから、独特の雰囲気が印象に残っている。 ) ――あ、えーと。南条菫です。たぶん信じられないでしょうけれど。 ( 一泊遅れて自己紹介。それから、扉の向こうでおどおどしているような気配も、またあの子独特のものであって。 ) 白夜でしょ? はいっても大丈夫よ。別に怖いことなんてないから。 ( もう一人の家族であるだろうと見当をつけて、優しい声で呼んでみる。 ) [Fri 7 Jul 2006 22:52:35]
ヴェルセリオス > ・・・・・・・・ああ、そういえば・・・・確か、園内・・・・・・園内、園内・・・・・・・い、い・・・・・・・・(むむむ、と首をかしげて記憶を掘り出し始めた。名前が出てこない。聞けば早いのだけど、それはなぜか負けたような気がするから(意味不明)・・・・・イツカ。イツカですわ。園内一花様。苗字が印象的でございましたので、すっかりそちらのほうばかり・・・・・無礼をお許しくださいませ(そう告げると、また深々と頭を下げた。そして人間形態でも、菫さんとはたぶん面識が無かったはず) [Fri 7 Jul 2006 22:52:01]
気配 > (   もぞもぞ。もじもじ。---そんな擬音が相応しい、その気配は。病室の内部を窺っている様子---扉にぴたりと、くっつくようにして。  ) [Fri 7 Jul 2006 22:47:07]
園内一花 > 〜私達が屍砦へ行ったと知って、方々歩き回って探してくれたみたいです。 …『落ち着いたら』と思っていましたけど… 挨拶くらい、しておくのでしたね。 …ナナオさん自身は、豪天寺と直接面識は無いそうです…。 ただ、ココさんが助けられた事があるみたいで… そんな事をする人だとは思わなかったって、驚いていました。 ( …同じ気持ちだ…。 やや複雑そうになりかける表情は… くすぐるような尻尾の動きに、すぐに微笑へと変わって。 …応えるように、指先を尻尾に絡ませる… ) ―――そうみたいですね。 …そうだ、ミコトさんへお手紙出しておきました…。 〜近々、お見舞いに来てくれるそうです。 …でも、違うかな… ( そうして、立ち上がり、迎えるお客さん。 扉の向こうの人物は、とりあえずミコトさんでは無さそうだと思えば… …扉が開く時には… 病室に置かれていた丸イスを、まるで鈍器か何かを扱うように手にとって――― ) ―――? ( …現れた人… 確かに見覚えのある人… 名乗りを聞くのも上の空で、ポカンとして――― ) あーっ! 空飛ぶメイドさんっ!? ( どうしてココに! …だからお見舞いなのだけどー… 素っ頓狂な声を上げて、びしり!指差そう。 …彼女に会ったのはかれこれ、一年前だろうか… ―――〜そして子狐モードでなくなれば菫ちゃんともお知り合い? 広いようで狭い島だっ ) [Fri 7 Jul 2006 22:46:08]
お知らせ > 気配さんが来ました。 [Fri 7 Jul 2006 22:45:18]
ヴェルセリオス > ・・・・・・(顔を上げてしばしのシンキングタイム。はて、”ニンゲン”の方はどこかでお会いしたことが有るような――――) [Fri 7 Jul 2006 22:43:49]
ヴェルセリオス > ・・・・お初にお目にかかります。商業区坂の上工房”ぎるがめっしゅ”が主、ミコト仕えがメイド、ヴェルセリオスと申します・・・・・・本来は主に付き従い来訪する予定でございましたが、急な用事により主の来訪はほぼ絶望的となりまして・・・・せめてもの代わりに、とわたくし一人で参りました(ドアをパタン、と閉め、長い説明交じりの挨拶を終えると、スカートの両端を均等に摘み上げながら部屋の中の二人に深々とお辞儀を一つ) [Fri 7 Jul 2006 22:43:02]
見舞い客 > (来訪者からすれば部屋の中からの返答は無く、暫く考えるような少しの時間を経て、静かにドアが開かれる)失礼致します・・・・・(静かに、しかし横幅のある服が幽かにドアに触れて起こした衣擦れの音を響かせて、入ってきたのは――――) [Fri 7 Jul 2006 22:38:29]
銀色の狐 > え、ナナオさんって神社の場所知ってたんだ。それで? 艶子さんのこと、なにか言ってた? ( 興味深げに耳を傾けて、撫でてくれる優しい手使いには、尻尾で一花の手を絡めとるように、くすぐるような動きを見せる。 ) インディアナ先生もあいかわらずね。 ( クスクスとおかしそうに笑って、それからノックの音に耳を立てた。 ) ――あの人なら、きっと無事よ。ナナオさんもすぐ後を追ったんでしょう? ……お客さん、かな? [Fri 7 Jul 2006 22:35:52]
園内一花 > ―――。 ( 白夜じゃない。 …外の気配… けれど菫を探しているらしい『誰か』には、自然、ベッドより立ち上がる――― ) [Fri 7 Jul 2006 22:32:12]
園内一花 > ―――〜見られないのは残念ですけど… 雲の向こうにしてみれば、落ち着いて会えているかも? ( 織姫と彦星。 何かを憂うような目… 自分はそんな目をしないように、静かに見つめて… 笹を固定したら、ぽふん、促されるままにベッドへ腰掛けた。 …そっと身体を撫でて… 尻尾に触れる ) 昨日、神社にナナオさんが来てくれました。 …ラルフォーレン先生が、一人で屍砦の調査に行ってしまったみたいで… 地図や、現地の事を聞きたいって。 ( 微苦笑を浮かべて話し出すのはそんな事。 …溜息には元気付けるように、尻尾をもふもふして… ) …ナナオさんも、豪天寺との話を知っていました…。 …菫によろしくって… 本当に、心配してました。 〜ぁ、栗饅頭、お土産に貰ったんですけど… 食べられる? ( 荷物より取り出すのは、昨日貰った、笹に包まれた栗饅頭――― これを残して、彼女は旅立った…。 ぇ、無駄に大袈裟? ) [Fri 7 Jul 2006 22:31:21]
見舞い客 > (ノックの音に続いて、ドアの向こうから声が聞こえてくる。夜の病院ということを考慮してか――――静かな、囁くような――――声が)南條菫様の病室は、こちらで間違いございませんか・・・?(と) [Fri 7 Jul 2006 22:30:27]
お知らせ > 見舞い客さんが来ました。 『”こん、こん”(不意に響く、ノックの音』 [Fri 7 Jul 2006 22:28:40]
銀色の狐 > 調子は――相変わらず変化できない。 ( 付け足すように、ため息を吐いた。くてっと鼻先をベッドに落とす。 ) [Fri 7 Jul 2006 22:26:54]
銀色の狐 > うん、最近どんよりしてばっかりだから――こんな日ぐらい晴れてもいいのにね。 ( 促すように窓の外を見やり、何かを憂うような目をする。短冊も何もないただの笹は、星の見えない空のようで、なんだか味気なく感じられた。 ) 白夜もきてくれたんだ。うれしいな――家族に見舞ってもらえるのは。 ( そうして、前足でぽむぽむとベッドをたたくと、まぁすわりなよと言わんばかりにくわぁ〜っと口をあけた。 ) [Fri 7 Jul 2006 22:22:12]
園内一花 > 〜うん。 …生憎の雨で、天の川は見えませんけど…。 神社の笹ですよ。 ( 揺らされる尻尾に微笑んで… 枝葉を括っていた糸を解いたら、その糸で、笹を窓際に立てかける。 まだ七夕飾りも何も無い、ただの笹だ ) …調子、どうですか…? 今日は、白夜ちゃんと一緒なんですよ。 ちょっと飾り紙を買いに行ってもらっています。 ( すぐに来るかもしれないけれど、ここへ来るのは少し遅れるかもしれないと。 …つまりはその間に、少し話しておく事があるという事で… ) [Fri 7 Jul 2006 22:17:29]
銀色の狐 > ( 近づく音を聞けば、大きな三角耳がぴくりぴくりと動いた。頭をあげて、入り口をみやる。 ) ――こんばんは。あぁ、そっか。今日は七夕だったっけ。 ( お見舞いに来てくれたパートナー彼女が抱えた笹は、願い事をつるす媒体だ。目を細めて、尻尾をパタパタと揺らした。 ) [Fri 7 Jul 2006 22:12:38]
園内一花 > ( 病室に、広がらないよう枝葉を糸で纏めた『笹』を持って… 着物姿のポニーテールが、顔を出す。 病院であれば、一応神職の服装で来る事は遠慮したみたい ) 〜こんばんは…? ( 起きてるかな?と伺うような、小さな声で挨拶して… 目指すベッドへと、足を進めよう ) [Fri 7 Jul 2006 22:10:19]
お知らせ > 園内一花さんが入室されました。 『( カサリ、葉の擦れる音を立てて )』 [Fri 7 Jul 2006 22:06:43]
銀色の狐 > ( 一花と白夜は無事に過ごしているだろうか。艶子は今頃何を思っているのだろうか。この怪我はいつごろ治るのか。そんなことを考えつつ、いまだにからだの力は戻っていない。この現状にため息をしつつ、そっと窓の外を見つめた。 ) [Fri 7 Jul 2006 22:04:44]
お知らせ > 銀色の狐さんが来ました。 『(ベッドの上で丸くなる狐が一匹。)』 [Fri 7 Jul 2006 22:03:09]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 『( そして明日、また決まった時間に起きるのだろう。 )』 [Thu 6 Jul 2006 23:27:40]
フェンサー > ( とにかく、この調子では、明日もあさっても、いや、一週間は動きたくない。 ため息とともにそう思いながらも、明日になれば起き上がり、あさってになれば散歩ぐらいは出来るだろう、自分の丈夫さが恨めしい。 入院してからは寝ることだけに専念していればよかった。 ………いや、健康である、ということなのだから喜ぶべきことなのか。 やや意識に問題を感じて、緩慢に頭を振る。 途端、ずきん、と前頭葉のあたりが傷んだ。 といっても、ゼントウヨウなんてのは精々聞きかじった名前で、それが脳みそというのはわかっても、何処かとかそういうのは知らないし、何の働きを持つのかも知らない。 フェンサーに言わせれば全部同じようなものだ。 ただ、音が気に入っただけで。 なんにせよ、もう寝よう。 そう思えばすぐに瞼が落ちて、驚くほどに意識は簡単に落ちた。 ) [Thu 6 Jul 2006 23:27:20]
フェンサー > ( リハビリを終え、身体はすっかりと脱力して、まるで鉛のようだった。 いや、その緩慢な死を連想させる、全身を酷く柔らかく拘束する重みは、世間一般の表現に難癖をつける気はなかったが、むしろ同等の重量を持った真綿に押しつぶされているようであった。 しかもその上で、血液の代わりに油の浮いた、質の悪い、それもかなりぬるいスープを流し込まれたような気分だ。 ―――一言で言えば、もっさり。 いや、どんな表現だろう、それは。 ) [Thu 6 Jul 2006 23:17:07]
フェンサー > ( であるからして、その限界に衝突することは仕方のないことであって、それは恥ずべきことではない。 むしろ自分がこれから何をすべきか考えるいい機会となるであろう。 ) ………………だか、ら……これは別に……自然なこと、なのです………。 ( ぐったりとベッドに伏せるフェンサーは、誰かにそんな言い訳をした。 ) [Thu 6 Jul 2006 23:07:08]
フェンサー > ( 人には限界というものが存在する。 それはどうしようもなくどうしようもないことで、それの存在しない人間というのは、恐らく急激な成長過程にありまだその存在を知らないでいるだけか、最初から何処にも進んでいない人間だけだ。 或いは、生まれてくる前には限界などないのかもしれないが。 さて。 なんにしても、限界というものは条理である。 道理である。 法理である。 論理である。 公理である。 合理でもある。 定理である。 摂理であり、節理である。 ) [Thu 6 Jul 2006 22:57:11]
お知らせ > フェンサーさんが来ました。 [Thu 6 Jul 2006 22:51:28]
お知らせ > クロアスさんが退室されました。 『(そんな暇人の独り言)』 [Wed 5 Jul 2006 18:58:19]
クロアス > ―――柄じゃないな・・・・ [Wed 5 Jul 2006 18:58:05]
クロアス > もし今私が風になれたなら 険しい山の頂を越えたら やがて愛する人の下に何を届けるのでしょう・・・・ (旋律は夕暮れに溶け、僕の歌は寂しく響く。 元から寂しい歌だから、こんなに孤独感に浸ることも仕方のないこと・・・) [Wed 5 Jul 2006 18:57:51]
クロアス > 遥かなる時を越えていく思いが 降り止まぬ雨に耐えうる強さが―――(柄にもなく歌う自分が滑稽に思えてくる。決して上手ではない歌だけれども、それでも下手じゃない分だけいくらかましかな?) やがて愛する者の全てに注がれてゆけばいい・・・・ちぎれて逸れてく雲が鏡の水面を横切る 自らを疑わず羽ばたく旅鳥は最果ての地へ  [Wed 5 Jul 2006 18:37:42]
クロアス > 昨日まではあんな降ってたのに・・・ (見上げる空は夕焼け空だ。 綺麗と言う言葉が頭に浮かぶ。 こんな光景を見ていると自分のふるさとのことを思い出す・・・ )―――――大地を駆け抜ける風に 黄金の穂波がうねる 幾戦も費やした人々の祈りを確かめている・・・・ (自然と口から紡ぎ出されるのは懐かしい歌。 僕がまだトキノミヤコにいた頃の・・・) [Wed 5 Jul 2006 18:28:29]
お知らせ > クロアスさんが来ました。 『今日は晴れてる・・・』 [Wed 5 Jul 2006 18:23:01]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 [Tue 4 Jul 2006 23:26:47]
フェンサー > ( そうして、フェンサーはその後、なぜかしら逆に汗をかくくらい微妙なくすぐったさを与えられ、それでも何も気づかずにいたのであった。 ) [Tue 4 Jul 2006 23:26:46]
フェンサー > ( これ以上うだうだといっていると、いまリハビリしていることが結構危険なのだということをじっくり説教されてしまうことを知っていたので、閉口するほかない。 ) ………あ…っ……。 ( ぴくん。 どうもこの看護士は、うまいのか下手なのか。 汗を拭いているだけのはずなのに、時折言い知れないくすぐったさなどを感じる……なぜだろう。 ) [Tue 4 Jul 2006 23:16:41]
フェンサー > ( 素振りダメです。 再度のチャレンジもあえなく潰える。 服を脱がせてもらい、汗を拭いてもらっている最中なのだから、それほど強くもいえないし。 うーむ。 コルセットが一時開放され、ほう、と思い切り息を吸う。 まだどこか引きつったような感じはしたけれど、もうそろそろいいだろう、とか思ってしまうのだ。 けれど答えは、ノー。 せめてあと一月は、リハビリと車椅子での散歩以外の運動はしてはいけない、と。 それは、まあ、いまの段階でリハビリもさせてもらっているのだし、これもまた強くはいえない。 ) [Tue 4 Jul 2006 23:06:11]
フェンサー > ( 素振りさせダメです。 ベッドの上で、剣士と看護士の、そんな心温まる会話があったそうな。 会話時間一秒未満。 ) [Tue 4 Jul 2006 22:56:12]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Tue 4 Jul 2006 22:54:26]
お知らせ > クロアスさんが帰りました。 『(今日のところはもう寝よう・・・)』 [Tue 4 Jul 2006 22:23:56]
クロアス > 雨はやんだけど・・・・梅雨はまだまだ続くよなぁ 嫌な時期だ (いいかげん独り言も飽きてきた。 こう毎日が暇だと、独り言も自然と増えるもので・・・・そうやって自覚したのも最近のこと。 いよいよ末期か?) あ〜・・・何か入院中でも暇つぶしできる趣味作らないとなぁ・・・(と、独り言ポツリ) [Tue 4 Jul 2006 22:23:31]
クロアス > おっ・・・雨やんでる。 (部屋に入り、まず気がついたのはそんなことだった。 窓の外はシンと静まり返り、雨の音はもうしない。先ほどまではあんなに降っていたのに・・・それが嘘のように、だ) (良かった良かったなどとぼやきながら、車椅子をベットの横に縦列駐車。そのまま腕力を使いベットへと おりゃーっ! 腰を下ろすとくるりと方向転換して、枕のほうに頭を向ける)  [Tue 4 Jul 2006 22:05:14]
クロアス > ああ・・・お菓子が食べたい。 ケーキ、シュークリーム、チョコレート、モンブラン、ようかん、餡蜜、クレープ・・・・誰か僕の代わりに外へ行って買ってきてくれないかなぁ? (それ以前に、僕にはお見舞いに来てくれる人自体が少ない。と言うか、今までに一人しか来ていない。 いきなり『僕には友達がこんなにも少なかったんだ・・・』と言う現実を押し付けられて、少々凹み気味の自分。)(なんだかんだ言っている内にもう自分の部屋の前についた。 スライド式のドアをあけて中へと・・・) [Tue 4 Jul 2006 21:45:23]
クロアス > (僕はそれに乗って廊下を自由に行き来できるようになった。トイレにも自分ひとりで行けるようになった。 いつまでも尿瓶を使うのは恥かしくてたまらなかった・・・だから、随分とこの椅子には感謝している。―――今はトイレの帰り道。) 今日のご飯も美味しかった・・・気がするなぁ って言うか、早く肉が食いたいなぁ・・・・(それよりもお菓子が欲しくてたまらない。) [Tue 4 Jul 2006 21:37:11]
クロアス > 車椅子って便利だよなぁ・・・ (松葉杖はまだ。傷が開いちゃうからね、その代わりに車椅子。 両サイドの車輪を回すと前進・後退・左旋回・右旋回が出来ると言う椅子。随分と便利な発明品である。) [Tue 4 Jul 2006 21:34:00]
お知らせ > クロアスさんが入室されました。 [Tue 4 Jul 2006 21:31:23]
お知らせ > 園内一花さんが退室されました。 『( ただ一人の、特別なひとに )』 [Mon 3 Jul 2006 00:50:46]
園内一花 > ―――菫… 私も、菫を守ります。 …どんな事をしても、何になってでも、菫を守る…。 ( 『止めて』 あの時にそう叫んだ彼女の意思は、分かっている積りだけれど… それに応えて菫を失うのは、耐えられない。 …万一、本当に、どうしようもない事になったとしたら… その時はと…。 貫いて譲れぬものを定めた目で… 今は、これ以上負担をかけたくはないから… おそらく届いていないであろう言葉を――― ) [Mon 3 Jul 2006 00:45:18]
園内一花 > ―――んっ… ( 唇に触れる感触に、ふっと微笑んで… くすぐったそうにする様子は… 昨夜より今までで一番幸せそうなもの。 …よかった、生きてる…。 …決闘として処理されるであろう流れになっているのは、不服といえば不服だけれど、言動の順序などを証明するのは難しい…。 束の間切れる緊張状態に、礼によって ぐすん と涙ぐみそうになるのを、やっぱり堪えて…  え、嫉妬?  ) ―――なっ…? な、なんでそうなるんですか。 分かってますよ、もうっ… 〜そんな、白夜ちゃんに嫉妬なんて… ( 図星なんだけど、ばかみたいな感覚というのも分かる事。 仄かに赤くなり、しどろもどろに否定して、こくこく頷く。 …まだ距離はあったって… 菫の好きな人を『家族と思いたい』というのは前程 ) ―――〜うん? でも、その言葉、使い方合ってます? …だって、菫は王様になりたいわけじゃないでしょう…? 豪天寺さんが王様になった時に、不安要素になるとか、そういう風に考えたのかもしれませんけど… ちょっと、突飛過ぎますよ。 ( 『合わない』のは当たり前。 けれどそれが問題になるのは、同じ領域に身を置く場合だ… と、思う。 やっぱり分からない… 首を傾げて ) ―――そうですよ。 『ライバル』は、そう。 …片方を絶対に殺さないといけないなんて… そんなの、ただの敵。 殺し合いです。 ―――でも、豪天寺さんが、どこかおかしくなっちゃって… 片方しか残れないなんて、なんでか本気で考えてしまうなら… 狂ってしまった彼女を斬る事を、躊躇わないで…。 …菫が、生きて… ( 本当に… どうしてこんな事になった…。 …誤解もあるけれど、それだけではなければ、例え今後真実を知ったとしても『無かった事』には出来ない事実に、哀しむ事には変わりない。 …そして今は、それが直ぐに、怒りへと書き換えられてしまう…。 ―――眠りへと落ちるのを見送っても… 暫くはそのまま、脇に上体を横たえていよう ) [Mon 3 Jul 2006 00:38:52]
お知らせ > 銀色の狐さんが退室されました。 『だいじょうぶ――私はずっと、貴女と一緒よ。(寝言のように、つぶやくのだ。)』 [Mon 3 Jul 2006 00:21:53]
銀色の狐 > ( 鼻先に唇が触れると、くすぐったそうにちょっと身を引いて。だけどすぐに鼻先を押し当てて、ペロペロと唇を舐める。 ) とりあえず、落ち着くまでは一花が白夜を護ってあげて。私が怪我したことで、あの子も不安がっているはずだから。嫉妬するのは分かるけど、あの子も私たちの家族なの。お願いね。 ( そっとささやくように、つぶやいた。 ) まぁね。でも――艶子が本当に私を恐れているのなら――ねぇ、一花。トキノミヤコの言葉、覚えてる? 世に二人並び立てぬ者あり、それすなわち天の定めなり――ようは、いろんな人がいる中で、どうやったって合わない人が一人はいるんだよって意味なんだけど。 ( だけど、と目を伏せてため息を吐いた。 ) もしそうなら、本当にどちらか片方が倒れるまで戦わなくちゃいけないのかな……私は、そんなのやだよ。ライバルって、殺しあうんじゃなくて、お互いを高めあう関係でしょう? 私は――英雄になるつもりもないし、そんな自覚もない。だけど、艶子は私を恐れている。外見的なものは一花に近いと自分でいっていたけれど、もっと奥底では、私と艶子は似通っているんだって、自覚してるんだと思う。 ( それこそ良い迷惑よ、と付かれきった声でいうと、意識を手放して。 ) [Mon 3 Jul 2006 00:21:11]
園内一花 > ………ありがとう… 菫… ( 幸い… と言うか何と言うか、自分は怪我一つしていない。 …守る為に、戦ったんだ…。 あれは、決闘とは違うと…。 そ と顎を落とす頭を撫でて、鼻先に唇を ) ―――ぅん、連れて来る。 …あれで、結構しっかりしていますから… 一人でも来られるかな。 ( …『あの子に会って話が』そんな一言にすらちょっと妬けてしまうのは、ナイショの話…。 そんな自分に苦笑を零し… ベッドの隅に上体を預けて、腕で緩く包むように、菫の身体を抱く ) ―――信念を貫かれるのも怖い。 …良い迷惑ですよ。 …従わなければ殺す、なんて、そんな信念。 …王様なら正しいの…? 個人と個人の間では、どう考えたって間違ってる。 だったら、そんな事をする王様も、ろくな王様じゃありません。 ( 狂人との差が、よく分からない。 何故、自分達が従わせるか、殺さなければならない者になるんだろう ) ―――菫、忘れないで。 …どう思っての行動であれ、彼女は私達を殺そうとしました…。 〜それが凶行であれ何であれ、私達にとっては… 紛れも無く、敵です。 ( …その言葉を聞いて… 別の事が、怖かった。 迷いの無い刃であれば、殺されても良いと言っているようで… 迷いの無い刃の前にであれば、平伏しても良いと言っているようで… ) ごめんなさい。 ―――私… 菫を誰にも渡したくない… 誰かの為に戦って、誰かの為に命を投げ出して… 私を置いて行っちゃうなんて、嫌ですからね…? ( …疲れた様子には、もう、傷に障らないようにそぉっと抱き締めるのみ…。 …囁くように、不安げに言って… 大丈夫だと思えているのに、胸に燻る火を消せない ) ―――おやすみなさい。 [Mon 3 Jul 2006 00:12:26]
銀色の狐 > しばらくは働けないし……でも、まだよかった。二人そろって入院なんてことになったら、目も当てられないもの。 ( 顎をぺったりとベッドにくっつけて、鼻先を舌で湿らせる。 ) あー、あと。白夜もお見舞いにこさせたほうがいいわね。私の怪我の状態も把握しておいてほしいし。なにより、あの子に会って話がしたい。 ( 少しだけ笑うように声を出して。 ) 艶子さんはね、迷っているのよ。自分自身に迷っている。信念を貫き通そうとしているけれど、揺らいでしまう。私はね、それが怖いの。 ( 狂人と呼ばれるようなものたちは、英雄にも咎人にもなれる。まさしく表裏一体なのだ。艶子は王になるといった。彼女が望み、信じてやまない王そのものに。それこそ、己の思うがまま、迷いなく突き進むのであれば、それはそれでいい。だが―― ) 犯罪者だろうとうそつきだろうと英雄だろうと、これと決めた確固たるものが胸にあるのなら、迷いなくそれに向かってひた走る。行動を一貫させ、主義主張を変えず、時には他者をたたき伏せてでも前に進む。尖りに尖った鋭い刃は、けれど迷いが生じれば、ぽっきりと折れてしまう。自分が信じるもの――自分自身がしていることを疑ってしまえば、もうそれはただの狂行でしかない。艶子さんが神社で私たちに見せたのは、その片鱗よ。 ( 言い終わると、疲れたといわんばかりに、またぐったりと横になる。 ) [Sun 2 Jul 2006 23:53:21]
園内一花 > ―――ありのままを。 ( 止むを得ない事情だ。 問題は、今自分の信じている『ありのまま』が、真実とは異なっているという事だけれど… その擦れ違いを埋める材料は欠けていて、事実、目の前には傷付いた菫が居る。 ……改めて考えるだけで、哀しみと、それを覆い隠す怒りに身が震えた…… もう一度豪天寺さんと相対した時に、自分は正気で居られるだろうか――― ) 〜仕方の無い事ですもの。 そんな事は、気にしちゃだめ。 …そうですね、こんな形でのそんな機会は、御免ですけど… ( 『仲良く』 には、ちょっと困ったような微苦笑を零すけれど… 二人きりになれば、嫌でも色々話す事になるのだし、そもそも別に嫌じゃないし。 少しは距離も縮められるだろうか。 それよりも問題は ) ―――ええ。 でも、魔術治療にクランク技術… 色々ありますから、隻眼だって過信してしまうのは危ないんじゃないかな…。 十分に、気をつけて。 ……そもそも彼女が、私達を、無茶な願いに従わないからって殺そうとするなんて、考えませんでした……。 どんな手で来るか、分かりません。 ( 信頼など、とうに崩れ去っている。 自分にとっては、自分達に害意を抱いている事だけは確かな、ただの危険人物だ。 …菫の言葉には、『いまでもそうと言える?』 と… やや苦しげに… ) [Sun 2 Jul 2006 23:40:28]
銀色の狐 > こまったね。十示さんになんて報告しよう。友達と久しぶりに再会したら成り行きで斬りあって怪我したので任務には就けません――なんていってもねぇ。 ( 耳をくたっと横に倒して、尻尾をぱたり、と一度だけゆらした。 ) 一花、あんまり白夜とまともにお話してないでしょう? 良い機会だから、親しくなっておきなって。ね? 艶子さんがまた神社に来る可能性は十分にあるんだし。それに――片目をつぶせただけでもよかったんじゃないかな。隻眼に慣れるまでは、動かないとは思うんだけど。 ( 保障はできない。さすがに病院にまで乗り込んできたりはしないだろう。 ) 平気だよ。艶子さん、不意打ちやだまし討ちでまで私たちを殺したりはしないよ。そんなことしたって、私たちを超えたことにはならない。”殺すだけ”でいいのなら、だれにだってできるしね。 ( 遠い目をしたまま、ほぅ、と息を吐いた。 ) [Sun 2 Jul 2006 23:25:26]
園内一花 > ( ――― 一体何を『阻む』と言うのか。 自分達の他に、気にしなければならない事はある筈だ。 自分は決して武人ではなく、彼女の真意を理解出来るような思考はしない。 …ただ、その意味では落ち着いている菫の態度に、少しは気を楽に持てるのだけど… それ以上の事は、思い至らないまま。 誤解したまま ) ―――そんな事、ありません。 …自分と、私を守る為に、菫は戦ってくれた… だからあれは、決闘じゃない。 巫女とか何とか言う以前に、必要な対処でした。 …蹴って… あんなの、まともに受けて… まだ、刃を向けるなんて… ( ―――『仲良かったのにね』 …あの人の事、好きだった…。 菫の言葉と、けれど『本物の殺意』として受け止める相手の行動に、自分の内にも未だに残る感覚が絡まって… 思わず涙ぐみそうになるのを、ぐっと堪える ) ―――誰かに何か吹き込まれちゃったのかも? …それで、殺しに来る程度にしか人の命を考えられないなら… どちらにしても、そこまでの人だけど… ( 〜単純そうな人だし。 それはそれで嫌だけれど、可能性として無くはないと考える。 重くなる空気に、冗談めかして言うのも虚しく、しんみりと目を閉じて――― 一呼吸置いたら、笑って首を振った ) 〜治ったら、二人で行きましょう? また、お手紙出しておきます。 ―――〜白夜ちゃんは… うん、分かってる。 …本当はね、ずっと菫と一緒に居たいけど… ここでの武器の携帯は禁止されているし、人目もあるし、流石に、ここまでは殺しに来ませんよね… 〜とりあえずハラエに、護衛を付けてもらえないかどうか、お願いしてみます。 〜お金の事は心配しないで? 屍砦の報酬もありますし、私、あの件でお給料上がったんですから。 ( 毎日お見舞いに来るけれど、泊り込みは禁止されてしまうだろうし、白夜ちゃんを一人にも出来ない。 溜息を払うように、その点については気楽に、ヒラヒラてを振ろう ) [Sun 2 Jul 2006 23:17:45]
銀色の狐 > とりあえず、ハラエから見ても巫女失格の対応だったのは間違いないわね。 ( 自分で清めた神社を自分で怪我したのでは世話ない。いつものように冗談を言う元気もないらしく、頭を倒して前足を一花のほうに伸ばした。 ) ――昔は仲良かったのにね。どこで道が別れちゃったんだろう。 ( やるせないよね、とつぶやいて、目を閉じた。 ) それより、ミコトさんはどうするの? まさか病院まで来てください、なんていえないでしょう? それに白夜だって、私が入院している間は一花に任せるつもりだし。あと、治療費ね。貧乏暮らしには結構きついわ。 ( 出てくるのはため息ばかり。 ) [Sun 2 Jul 2006 23:05:36]
園内一花 > ―――完治するんです。 …障害も残らないという事ですし… まだ、良かった…。 ……死んじゃうかと思いましたよ……。 ( 失血死だって十分に有り得た… 血を噴き出し倒れる菫を思い出し、ふと、遠くなる意識に頭を振って…。 ちょっと無理した、ほっとしたような笑みを零し、丸イスからベッドへお尻を移し、弱った身体にそっと手を当てる。 ―――死んじゃうかと思った。 菫が… そして、そんな状態の菫を前にした、自分が… ―――でも今は、自分がしっかりしないといけない ) ―――…だけど… それで、解決になりますか? …諦めてくれれば良いんですけど… 豪天寺さんは、また、殺しに来る。 ……従わなければ…… きっと、殺される。 …でも従うなんて嫌だし… だけど、自警団も、ハラエも雷電も、これは決闘だって… 助けてくれない…。 …リゼルじゃありませんけど… 豪天寺さん… あの人が生きている限り、ずっと怯えてないといけない…。 ……話したって…… 言葉が通じたって、私達の願いを聞き入れてくれるとは、思えないんです…。 ( 『関わらないで』 と… それだけ、なのに。 …自分達は、何も彼女が王になる事をはばもうという訳では、ないと言うのに…。 ―――だって、それ以前に『なれない』と思っているから ) [Sun 2 Jul 2006 23:00:33]
銀色の狐 > ( 片足に包帯を巻いた格好で、おとなしく横になっている。 ) 全治3週間だってさ。 ( 小さな声で、そっと一花に声をかけた。彼女の応急処置のおかげで、大事には至らなかったが――それでもしばらくはこのまま。ハラエの任務もできなければ、変化を保つ力もない。傷はふさがっても、失った血までは、そうそう元通りにはならないのだ。4つの尾にも、元気はなく。 ) 神社で流血沙汰なんていやだから――でも艶子さん、説明したって帰ってくれないだろうし……だから、顔面に蹴りいれて気絶でもしてくれれば万事解決、と思ったんだけど。 ( 甘かったなぁ、と力のない声で。 ) [Sun 2 Jul 2006 22:47:18]
園内一花 > ( ―――そう主張したけれど、そのまま通ったとは思えない。 今は巫女だけれど、自分は元冒険者、菫は元侍… 好戦的な印象を持たれる可能性のある来歴の二人であれば、こちらも罪に問われない代わりに、相手も罪に問えないという事で、当局との話はつきそうだった。 …不服があるのであれば、今度こそ本当に決闘をすれば良いと、そういう事かと… 神社を出る間際、背中に聞いた咆哮を思い出して、絶望に身が竦む ) ………。 ( 『―――従わなければ殺すと言って来たんです!』 一度は解けかけたけれど、今度こそ凝り固まってしまった自分の主張… 自分でそう口にした事を何度も反芻して――― ベッドの脇… 丸イスに腰掛けて、丸くなるパートナーを見つめながら、浅くて重い溜息を吐き出した ) [Sun 2 Jul 2006 22:43:20]
お知らせ > 銀色の狐さんが入室されました。 『(病室のベッドの上で、丸くなって休む狐が一匹。)』 [Sun 2 Jul 2006 22:35:22]
お知らせ > 園内一花さんが来ました。 『( あれは、決闘ではありません。 )』 [Sun 2 Jul 2006 22:34:40]
お知らせ > フェンサーさんが退室されました。 [Sun 2 Jul 2006 21:03:10]
フェンサー > ( 結局、そのままその場で死んだようにぐっすりと眠り込み、翌日看護師の悲鳴が響いたとか。 ) [Sun 2 Jul 2006 21:03:08]
フェンサー > ( って寝てはいけない。 こんなところで寝たら後々問題だ。 うーむむ。 身体を支えるべく両腕に力を込めるけれど、持ち上がりそうにない。 うーむ。なんて素敵に怠惰な堕落した倦怠感。 ごろごろ。 そういえば晩御飯は食べただろうか。 日は暮れているが何時だろう。 くるくる考えるけれど体は起き上がりたくない、そんなある日のラプソディ。 ) [Sun 2 Jul 2006 20:53:26]
フェンサー > ( そういえば、右足はまだ全然動かないのだということを、寝ぼけて失念していた。 咄嗟に受身を取らなければかなり痛いことになっていた。 うーむむ。 ずりずりと床の上で身を起こして、もう一度、ぱたり。 床に頬が張り付く。 そのひんやりとした感触が気持ちよくて、思わず瞼が閉じかける。 ) [Sun 2 Jul 2006 20:43:57]
フェンサー > ( 目が覚めると、既に日は暮れ、窓の外は暗かった。 ぼう、とした意識を何とか引き起こそうと、ふるふると一つ頭を振り、ぱちくり。 それから何気なくベッドから立ち上がろうとして―――ぐしゃり。 崩れ落ちた。 ) [Sun 2 Jul 2006 20:33:23]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Sun 2 Jul 2006 20:31:26]
お知らせ > クロアスさんが退室されました。 [Sat 1 Jul 2006 17:18:21]
クロアス > ・・・・・・・・・・・・・。 [Sat 1 Jul 2006 17:18:17]
クロアス > ・・・・少し、眠ろうかな。まだ夕食までには時間がある (窓の外を眺めるのを止めて、ゆっくりと仰向けになる。 夕食までは雨と会話でも楽しむとしよう・・・) [Sat 1 Jul 2006 17:18:12]
クロアス > 雨は良い・・・僕に語りかけて来る (もちろん本当に語りかけてくるわけではないけれど、雨音が僕の心に響いている・・・それだけで、雨と会話している気分になる) [Sat 1 Jul 2006 17:16:35]
クロアス > (なおも雨はしとしと降り続ける。 ヴェイトスは今、雨の色に染まる。 静かな雨音は路地を駆け、公園を抜け、処刑台を流し、聖堂を穿ち、タットワ川に還元されるのだ。) [Sat 1 Jul 2006 17:15:27]
クロアス > (まずは病院前の中庭、さすがに誰もいない。この時期青々としている垣根や木々が植えられている。  そしてその向こうには病院前の道があって、いくつ物水溜りが見える。そこを行き交う馬車は、どこか急いでいるように見える。  ずっとずっと先に霞んで見えるのが、多分暗黒街の時計塔。そこからずーっと右のほうに大聖堂の屋根がかろうじて見える) [Sat 1 Jul 2006 16:41:15]
クロアス > (雨が窓を打つ。 その叩くような音が、僕の暇を埋めてくれる気がして。 少し体を起こして外の様子をうかがってみようかな・・・・痛むお腹を手で押さえ、もう一方の手で自らの体を支えて上半身を起こす。さて、何が見えるかな?) [Sat 1 Jul 2006 16:34:55]
クロアス > (僕はベットに横たわったまま、首だけを窓に向けて。 もうそろそろ梅雨明けが来ると、誰かが言ったような気がする。 僕は雨が好きだ。だからちょっとだけ悲しい) [Sat 1 Jul 2006 16:29:40]
クロアス > (病室の窓越しに見える外の風景は薄暗く染まり、ただ雨の降る音だけが耳まで届いた。 時折、道急ぐ馬車の音や、廊下で人々がざわめく声も聞こえる・・・) [Sat 1 Jul 2006 16:24:46]
クロアス > ―――雨・・・か  [Sat 1 Jul 2006 16:22:50]
お知らせ > クロアスさんが入室されました。 [Sat 1 Jul 2006 16:22:31]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 [Thu 29 Jun 2006 22:31:10]
フェンサー >  ………………ん・…………さん………。 ( 不意に少し寝返りを打ったかと思うと、なにやら呟き、そしてまた、死人にかえる。 まったく、剣士の休息は不気味であった。 ) [Thu 29 Jun 2006 22:31:07]
フェンサー > ( 王子様の口付けで目覚めるような美しさも清楚さもなければ、戦士としての威厳もなく、ただ人形のように眠り続ける。 ただただ、くう、くう。 もしかすると、それは風の音で、本当はとっくの当にその身体は死に絶えているのではないかと錯覚させるくらいには。 ) [Thu 29 Jun 2006 22:21:16]
フェンサー > ( 何の夢を見ているのかは知れないが、その表情は、まるで、死んだように穏やかだった。 起伏もなく情動もなく、ただ、規則正しく、ゼンマイで動くからくり時計のように。 くう、くう、くう。 ) [Thu 29 Jun 2006 22:11:12]
フェンサー > ( くう、くう。 ベッドにゆったりと身を預けて、フェンサーは寝入っていた。 規則正しい寝息だけが室内には響き、僅かに開いた窓から流れる風が、時折額の上の前髪を揺らした。 ) [Thu 29 Jun 2006 22:01:03]
フェンサー > ( [Thu 29 Jun 2006 21:58:48]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Thu 29 Jun 2006 21:58:23]
お知らせ > フェンサーさんが退室されました。 『( ……ぐう。 )』 [Wed 28 Jun 2006 19:51:03]
フェンサー > ( そして―――ぐらり。 とすん。 立ち上がった、と思った瞬間、気の緩みか身体はベッドに落ちていた。 腰が少しはね、パタン、と全身がベッドに沈む。 決して心地よくはないが、しかし、達成感のある疲労だった。 そしてそのまま疲労に任せて……。 ) [Wed 28 Jun 2006 19:50:55]
フェンサー > ( ゆっくり、ゆっくり、決して慌てない。ただその一動作を、それだけを行うために身体を動かす。 ぶるぶると右足が震えるのを押さえつけ、力を込めていく。 全然こもらないのはわかっていても。 ) [Wed 28 Jun 2006 19:40:55]
フェンサー > ( 順調といってもいいだろう。 だが、この先に大きな壁が待っていることを、フェンサーは知っていた。 必要なのは忍耐と、体力と、ささやかな希望だ。 深呼吸を数度繰り返して、フェンサーは腰をゆっくりと上げる。 左足がすぐに反応するのに、右足は何度も何度も命令して、それでもゆっくりと力なく動くばかり。 バランスが悪かった。 ) [Wed 28 Jun 2006 19:30:44]
フェンサー > ( 非常にゆっくりと、そして力なくではあるものの、右足は、徐々に動かせるようになってきていた。 今では、時間さえかければ、横たわった状態から、一人でベッドに腰掛けることができるようになった。 とはいえ、それには数分以上はかかる。 まだ看護師の補助を受けるか、自分の手で足を動かすことが多い。 ベッドに腰掛けて、フェンサーは汗を拭う。 ) [Wed 28 Jun 2006 19:20:44]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Wed 28 Jun 2006 19:18:29]
お知らせ > クロアスさんが退室されました。 [Wed 28 Jun 2006 18:46:37]
クロアス > っていうか暇だ、寝よう。夕食の時間まで寝よう・・・・ [Wed 28 Jun 2006 18:45:31]
クロアス > 今度連絡してみようかなぁ・・・・っていうか生きてるのかなぁ? 吸血鬼に殺されちゃってたらどうしようかな・・・・いやそりゃもちろん仇をとりに行かなきゃ・・・・あ、でもその前に怪我を治すのが先かなぁ (独り言ブツブツ) [Wed 28 Jun 2006 18:44:14]
クロアス > いや、きっと今も忙しいだろうし・・・・他の人に頼もうか。 (だからと言って看護婦さんに頼むのもちょっと気が引けるなぁ・・・ そうなると、残るのは) ・・・・・・・・ノイ そうだ、彼がいたなぁ・・・・そういや最近めっきりと連絡取れないなぁ、どうしたんだろ? [Wed 28 Jun 2006 18:39:39]
クロアス > 帰るといったらあのテントくらいかな? (僕の全財産。 だけどそんなにお金にはならない財産。  ふと思い出して壁にかけているコートを見る。バッサリと腹部辺りが裂かれているコート。ついでに言えば肩口もぼろぼろになっている) 直さなきゃなぁ・・・・・レェナに頼んだらやってくれるかな? [Wed 28 Jun 2006 18:32:48]
クロアス > (うん 恥ずかしいなぁ・・・どこかで聴いている人もいるかもしれない、よしやめよう。) っていうか、久しぶりにトキノミヤコ語使ったなぁ・・・・うぅむ、たまには里帰りでもしたほうがいいのかなぁ? (言ってから気がついた。 僕にはもう故郷は無かったんだった。全部なくなってしまったから・・・僕には帰るところが無いんだ) 今も帰るところ・・・ないよなぁ [Wed 28 Jun 2006 18:20:58]
クロアス > (クロアスは、久しぶりに故郷の歌を歌おうと思った。 余り上手じゃないけど、とってもとっても暇だったから歌うことにした。 歌う曲はトキノミヤコの『桟橋』と言う曲。目を閉じると今でも夕方の桟橋を思い出す・・・・・) 街の灯の夕方と・・・蛍の光・・・・悲しみは 波をこえて会いに来ます・・・・・僕らはいつでも 待っている・・・・・いとおしき宝物・・・・・・・・・ (予想どうり余り上手じゃなかった。 ) [Wed 28 Jun 2006 18:14:25]
お知らせ > クロアスさんが入室されました。 [Wed 28 Jun 2006 18:07:50]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 [Tue 27 Jun 2006 19:48:13]
フェンサー > ( そんな自分であったならば、きっともっと、素敵な人生を送れていたんだろう。 こんな怪我を負うこともなくて、苦しみを背負うこともなくて、罪を刻むこともなくて………そして、何も知らないはこの中の少女になっただろう。 きっとそれは、どんなにがんばっても「私」じゃない。 私はただの剣士だ。 名もなき一人の剣士だ。 最前線で一歩ずつ進んで、何時か成り上がる夢を見るただの歩兵だ。 そしてきっとそれが、私らしい生き方なんだ。 きぃ、きぃ、車椅子は病室へと帰っていって。 ) [Tue 27 Jun 2006 19:48:09]
フェンサー > ( もしも、記憶があって、きちんとした家に生まれていて、毎日、小鳥と戯れ花と歌い、優しい笑顔を浮かべられている、そんな想像できないような生活を送れていたら………もっと、女性らしい、魅力的な人間になっていたのだろうか。 ) ……………ふふ………く、ふふふ……っ。 ( それはあくまでも、仮定の世界。 もしもの世界。 ありえなかった世界。 どれだけ望もうとももう手に入らない世界だ。 そして、いまの自分からは酷く滑稽にすら見える夢だ。 自分自身が可笑しくてたまらない。 ) [Tue 27 Jun 2006 19:38:13]
フェンサー > ( 古傷が痛むというようなことはなかったが、関節が軋むような気はする。 年だろうか。 ………最近そう思うことが多くなって、なんとなく、自己嫌悪。 頬に手を当てれば、その感触は決していいものではない。 荒れ気味だ。 魅力なんてものは、何処にあるんだろう。 答え、どこにもない。 いっそ男であればよかったのかもしれないな、なんてことをつらつらと考えながら、廊下をきぃきぃ。 ) [Tue 27 Jun 2006 19:28:10]
フェンサー > ( 車椅子できぃきぃと、廊下を進んでいく。 今日は生憎の曇り空で、薄暗かった。 そしてなによりこの低気圧が、身体をなんとなくだが気だるく感じさせる。 ) [Tue 27 Jun 2006 19:18:51]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Tue 27 Jun 2006 19:17:27]
お知らせ > ランさんが帰りました。 『(黄金色の犬と、小さな猫を連れて、水色のフードの青年は病院を去っていった)』 [Mon 26 Jun 2006 23:19:45]
お知らせ > フェンサーさんが退室されました。 『( そのまますやすやと、寝入って。 )』 [Mon 26 Jun 2006 23:18:36]
ラン > ええ。おやすみなさい。(優しく笑んで、そう交わすと、クレイシャを抱き、フロエルを手招きしてこちらへ静かに引き寄せる)僕らはここで失礼しよう。(と小声で言うと、そっと踵を返し、広がる服を翻して) [Mon 26 Jun 2006 23:17:13]
フェンサー >  …………いえ、こちらこそ。 私は、少し、寝ますので………ごゆるりと。 ( ゆるりゆるりと、今度こそ瞼を下ろして、沈黙。 半分意識の覚醒した、浅い眠りだ。 ) [Mon 26 Jun 2006 23:13:53]
ラン > (さえぎられた手に、僅か驚いたように目を開くが、苦笑いをした彼女に)いいえ、軽々しく触れようとしてしまいましたし、僕がいけませんでした(と首を振り微笑んで、申し訳なさそうに謝った) [Mon 26 Jun 2006 23:11:16]
フェンサー > ( 頭にやられた手に、反射的に左手がそれをさえぎった。 目はパッチリと開いて、少しだけ、苦笑い。 ) …………すみません。 習性でしてね。 ( 人前で、あまり無防備になれない。 たとえ寝るときであっても、ふとしたことでぱっと目が覚めてしまう。 そういう習性が身体に染み付いてしまっていた。 ) [Mon 26 Jun 2006 23:08:41]
ラン > そうなんですか…(やはり、完全に良い状態ではないようだ。少し深刻に受け止めたかのような声色で呟く。半分まぶたが落ちながら告げられた言葉に、くすっと笑みを深め)こうすると、よく眠れると思いますよ(そう囁くと、そっと頭を撫でようとし) [Mon 26 Jun 2006 23:05:13]
フェンサー >  受付で聞いてみるといいですよ。 忙しいときは、よく失踪しているようですけれど。 ( 医者の数が足りないというのは何時の時代も変わらないものだ。 病院に完全に満足できる時代はしばらくは来ないだろう。 ) いえいえ……私は動物には嫌われるタイプでしてね………好いていただいたのなら、何よりです。 ( 半分瞼が落ちながら。 ) [Mon 26 Jun 2006 22:57:17]
ラン > (相手の言葉にはクスクスとおかしそうに笑って)そうなんですか…今度はそちらに行ってみるべきですね(焦っていたもので、全然探さなかったという顔で微笑い。一方フロエルは、匂いを嗅ぐと苦笑する相手をじっと見つめて尻尾を振り続ける。それを見たランは思わず苦笑し)こらこら、フロエル。ダメですよ?レディに軽々しく触れちゃ(諭すように言うと、フェンサーを見遣り)すみません。(と軽く苦笑してまるで保護者のように謝り) [Mon 26 Jun 2006 22:54:03]
フェンサー >  そうですね。 とはいえ、私は最近は一日の大半は寝ていますが……寝心地がいいもので。 ( 冗談めいた笑み浮かべて、冗談めいたことを。 ) いえ、私は何もしていませんし。 この病院には獣医さんもいらっしゃるそうですから、そちらでしたらもっとしっかりとした手当てもしていただけるかもしれませんね。 ( とはいえ、余り縁のない話だ。 正に他人事的に。 においをかぐ犬には、運動したばかりで汗臭いだろうに、と苦笑して。 ) [Mon 26 Jun 2006 22:48:00]
ラン > ありがとうございます。そうですね。体の調子が良くないときは、沢山寝るのが一番ですから。(相手の言葉には、同意するように答えて微笑み。ゆるりと微笑んで言われた名前には、優しい笑みを深め)ええ、フェンサーさん。今日はありがとうございました(にっこり笑ってとり忘れていた頭に被ったフードを取り挨拶して。フロエル(犬)がフェンサーに歩み寄って、尻尾を振った。どうやら、気に入ったらしい。顔を手に近づけて、匂いを嗅ごうとした) [Mon 26 Jun 2006 22:43:57]
フェンサー >  ええ、構わないです。 ただ、そのうち寝入ってしまうかもしれませんので……それでもよろしければ。 ( 最近睡眠欲が旺盛だ。 まあ単純に疲労から来るものなのだろうけれど、それは最初に伝えておき。 ) ランさん、ですか。 私は、……フェンサー、とでもお呼びください。 ( いつものような自己紹介を返して、ゆるり微笑んで。 ) [Mon 26 Jun 2006 22:39:17]
ラン > (良くなりますように。その言葉に、ふっと笑みを深め)ありがとうございます。(と、礼を告げ)せっかくだから、少しここにいてもよろしいですか?(と、尋ね。そういえば自己紹介が遅れていた、と気がつき)申し遅れました。僕のことはランと呼んでください。(愛猫の命の恩人だ。ここで部屋を借りなければ、出血多量になっていたかもしれなかった。感謝の念をこめて、自己紹介した) [Mon 26 Jun 2006 22:35:27]
フェンサー > ( 随分となつかれているようだ。 ほほえましく眺めて、しかし思う。 自分は動物にそれほど好かれるタイプではないのだ、と。 少し羨ましい。 ) いえいえ、大したことはないですよ。 そちらの猫も早く良くなりますように。 ( まあ、骨折よりは見る分に優しいし、実に本音だった。 骨折のほうがいくらか楽であろうことは確かだが。 ) [Mon 26 Jun 2006 22:30:47]
穏やかな面目の青年 > (少し痛そうに小さく動く猫、それを心配するように青年の顔をぺろりと舐める犬)いい子だ。大丈夫だよ(どこか不安そうな面持ちの犬に、優しく微笑みかける青年。心配をかけないように、大切な猫を、優しく介抱していく)…そうですか。それにしても大きな傷です。早く治りますように(心底心配するように、彼女のケガを負った足を見て告げると、最後の仕上げに取り掛かり、包帯を巻き終え。)よし…がんばりましたね、クレイシャ(笑みを深め、その猫の名前を呼び。頭を撫でると、ベッドにおいたままの左手に猫がぺろっと小さく舌を出して舐めた) [Mon 26 Jun 2006 22:26:28]
フェンサー > ( 猫に対する慣れたような手つきと、そして猫のおとなしさに、ほう、フェンサーは感心した。 それは、人間に対して薬塗ったり包帯巻いたりは、多少荒いが職業柄なれている。 しかし、動物に暴れさせずにやると言うのは、なかなかにいい腕だ。 あるいは、動物に好かれると言うことか。 フェンサーはそういうところはてんでダメだ。 ) ……………いえ、なんでもないことですよ。 ( 怪我と言うよりは障害であるが、訂正は特にしない。 そして語ることもない。 語られてもしょうがないだろうし。 ) [Mon 26 Jun 2006 22:20:29]
穏やかな面目の青年 > (相手の返した言葉にはあまり深く返さずに微笑み返し。ベッドをあけてもらえれば)すみません。ありがとうございます。(少しの間だけ、お願いします。。。と付け加え、猫をそこにゆっくり下ろした。青年は座り込んで、猫の頭を撫でると、そっとハンカチをはずす。猫は痛がるようににぅ・・・と鳴いた。犬が心配そうに歩み寄ってくる)…すぐ、終わるますからね(猫を安心させるかのように話しかけると、小さなリュックから、包帯と塗り薬を取り出し、手当てをしていく。優しく、慣れた手つきで行いながら、ケガを負った女に話しかけた)足をケガしているんですね(何があったかは詳しく聞かないが、その口調はどこか労わるようで) [Mon 26 Jun 2006 22:15:48]
フェンサー >  ふふ、別に優しいわけではないですよ。 ただ…………そう、暇つぶし、気まぐれ、ですよ。 ( そう、少しばかり困ったように笑った。 真正面からの感謝の言葉は、思いのほか、苦手意識を覚えた。 慣れていないからだ。 ) ええ、構いません。 ………………よい、しょ。 ( 足を手で持ち上げて、ベッドの隅を少しあけよう。 よいしょ、とつい言ってしまうのは、年か。 ) [Mon 26 Jun 2006 22:06:15]
穏やかな面目の青年 > (相手の優しい言葉と態度に、優しげな柔らかい微笑を深めると、)ありがとうございます。君は、優しいですね。(と、心底感謝をするように告げると、そっと後ろに身体を傾かせ)フロエル。(と、ともに旅するパートナーを呼ぶと、フロエルは落ち着いた足並みで青年に近づいた。近づいてくると頭をなで)少し、休ませて貰おう。(と、優しく告げる。そして・・・ここへきた用は、胸に抱いた猫のため。表情が、少し真剣なものになる)すみません。少し、ベッドの隅をお借りしてもよろしいですか?(レディの寝ているベッドの隅をお借りするなど、無礼だと解っていても、頼むまざるお得ないと思ったのか、申し訳なさそうに尋ね) [Mon 26 Jun 2006 22:02:23]
フェンサー > ( 青年の言葉に、口を開き代えた看護婦をそっと手で制して、フェンサーはゆるく微笑んだ。 ) ええ、構いません。 何もない病室で、お見舞いもたまですし、……お客さんは、いつでも歓迎です。 ( 個室ともなれば、患者同士の会話と言うものもない。 ちょうどリハビリも終えようかと思っていたところ。 さして気にするようなことでもない。 看護婦にはベッドに右足を乗せることを手伝ってもらってから、今日は戻っていただいた。 ) [Mon 26 Jun 2006 21:53:05]
穏やかな面目の青年 > (猫を抱いて、病院の病室に足を運んだ青年。猫の前の左足に細くハンカチがまいてある。そこからは赤黒いしみができていた。休む場所がもらえないだろうか・・・と思っていたとき、怪我をしているらしい女性と目が合い)大丈夫ですか?(と、心配の声をかける。隣に付き添った看護婦に)この場を少しお貸しくださいませんか?猫の手当てだけ、させてください(真剣だが丁重で、穏やかな品のある口調。紳士な態度で頼み。) [Mon 26 Jun 2006 21:47:20]
お知らせ > 響く足音さんが入室されました。 [Mon 26 Jun 2006 21:39:32]
フェンサー > ( ぐぐぐ―――とすん。 少し前かがみになり、経験的にそれ以上は転倒しそうだったので、また、腰を落ち着ける。 余り無理をしても問題だ。 額の汗を拭って、深呼吸。 ) [Mon 26 Jun 2006 21:38:19]
お知らせ > 響く足音さんが来ました。 『(病院の廊下に、一つの足音)』 [Mon 26 Jun 2006 21:35:36]
フェンサー > ( しかし、それですぐに立ち上がれると言うわけでもない。 額に汗を浮かべながらも、遅々として動作は進まない。 何度も無駄に転ぶようなことはなくなったが、その代わりに、鼓動がうるさいほどに静かだ。 付き添いの看護婦がついているが、これはあくまでリハビリ、勿論手を貸すことなどない。 ただ、無言の励ましがあった。 そしてそれだけで十分だった。 ) [Mon 26 Jun 2006 21:35:07]
フェンサー > ( ぎっ。 ゆっくりと、ベッドに下ろした腰を持ち上げていく。 ゆっくり、ゆっくり、そうしているのだと身体にわからせるように。 動かそう、とするように。 右足は、徐々に、ほんの数ミリ程度、もしくはその以下かもしれないが、少しずつ反応し始めている。 ) [Mon 26 Jun 2006 21:25:49]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Mon 26 Jun 2006 21:24:27]
お知らせ > フェンサーさんが退室されました。 [Sun 25 Jun 2006 20:16:02]
フェンサー > ( 退院したときには、作ってみようか。 バイトしていたパン屋さんに場所を借りられたら、そうしよう。 そのぐらいの融通は利かせてくれたっていいだろう。 うん、と一人頷いて、フェンサーはとてもいいことを思いついたというような顔で病室に戻っていった。 ) [Sun 25 Jun 2006 20:16:00]
フェンサー > ( でも実は、そういった料理より、甘いお菓子のほうが得意だったってことは、当時の仲間たちだって全然知らなかった。 いまだって多分、知り合いたちはみんな知らない。 だって教えていない。 それにもう随分と、そんな女の子らしいことからははなれているし、女の子自体からもはなれつつある。 いや、とっくに離別しているか。 ) そういえば、フェンさんは、甘いものは好きなんだろうか……。 ( ぼう、と一つの姿を思い浮かべて。 ) [Sun 25 Jun 2006 20:07:08]
フェンサー >  久しぶりに、何か作りたいですね……嗚呼………食べさせたい、かも知れないですね。 ( 自分だけで食べるのはなんだか美味しくなかったけれど、作ったものを食べてもらったときは、とても美味しかったのを覚えている。 でも、フェアリンはあまりものがなくて、覚えたフィッシュアンドチップスも脂っこくて苦手。 でも、スコーンは人気だった。 旅燕にそうそう作れないって言ってるのに。 思い出すと、少しだけ苦い。 ) [Sun 25 Jun 2006 20:01:45]
フェンサー >  ああ…………こういう日は、外でご飯を食べると、美味しいのですよ。 ( ううん、思い出して、少し口内が潤う。 こう見えてフェンサーは、料理できないわけじゃない。 それは、本当に美味しく作れるかと言われたら自信はないけれど、そこそこの味は出せる。 男たちが酒場で笑っている頃、フェンサーはいつも、自分で作ったパニーノだとか、そういうのを外で食べてたもんだ。 どこだったか忘れたけれど、大分前に教えてもらったクロケットの作り方だって覚えてる。 まあ、アレは元々苦手だったけれど。 ) [Sun 25 Jun 2006 19:58:18]
フェンサー > ( そういえば私の思考は擬態語が多いなあ。 そんなことをフェンサーはゆったり考えた。 あ、いまのゆったりもそうだ。 もしかすると、あまり言語を用いて思考していないのかもしれない。 だから普段、余り言葉が出ないのだろうか。 もっと快活に喋れるようになったほうが、会話も弾みそうだなあ。 そんなこともにゃもにゃ考えるけれど、今更簡単に変えられたら苦労はしないのである。 ) [Sun 25 Jun 2006 19:49:43]
フェンサー > ( 世間は梅雨入りしたとのことだったが、今日は幸いにも晴れ。 だからどうだと言うわけでもないけれど、少なくとも雨の日よりは気分がどんよりはしない。 それに、お布団も干せる。 洗濯物も干せる。 家庭的な感じだが、傭兵時代の経験からの弧t場なので余り家庭的じゃない。 うーん。 きぃきぃと車椅子で廊下を進み、そんなことをふわふわ考えて。 ) [Sun 25 Jun 2006 19:47:05]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Sun 25 Jun 2006 19:45:14]
お知らせ > フェンサーさんが退室されました。 [Sat 24 Jun 2006 19:54:10]
フェンサー > ( 食生活。 そのキーワードには確かに心動かされる。 別に食い意地がはっているわけでもないし、食いしん坊キャラでもないが、日頃あまりいい生活を送っているとはいえないし、栄養バランスなどもしっかりと管理された病院の飯は感涙ものですらあった。 そこら辺は密かに勉強させてもらっているが、日頃の粗雑さから、その知識が生かされることはないだろうと推測される。 うーん、残念だ。 しかし食生活と天秤にかけるわけにはいかないいろいろなものがあるのだ。 そんなことを、半分うつらうつらとよだれをたらしながらフェンサーは思うのだ。 ばっちい。 ) [Sat 24 Jun 2006 19:54:06]
フェンサー > ( 病院の廊下は涼しくて、心地よかった。 どこかひんやりとして、でも寒いわけではない。 拒絶するようなものではない、極自然な涼しさ。 ただすこし、薬臭いようなにおいがするだけだ。 ずっといてもいいかな、と一瞬思い、首を振る。 ) いやいや………剣士が病院に居座るのは……。 ( まあ職業柄よく来ることにはなりそうだが、出歩くのを面倒くさがるようになっては色々と終わってしまってるだろう。 それは、健康的な食生活も送れているが。 ) [Sat 24 Jun 2006 19:44:21]
フェンサー > ( なんだかこういう日は、曇っていそうな按配なのだけれど、ところがどっこい空は澄んで、晴れていた。 必ずしも登場人物の心情が天候に表されるわけではないというそういう見本だろう。 いや、雨だから悲しいとか、悲しいから雨だとか、そういった単純な表現技法でないのは確かだが――― ) ………何、言ってるんでしょう。 ( どうも電波を受信しているようだ。 瞼を下ろして、深呼吸。 ) [Sat 24 Jun 2006 19:34:20]
フェンサー > ( ぎしぎし。 熱は引いたものの、身体はやはり何処か気だるさを残したままであった。 車椅子に乗って病室を出たはいいが、なんとなく動く気になれない。 意味なし。 廊下の窓の傍に止めて、ほう、と一つため息。 ) [Sat 24 Jun 2006 19:24:47]
お知らせ > フェンサーさんが来ました。 [Sat 24 Jun 2006 19:22:55]
お知らせ > フェンサーさんが退室されました。 [Fri 23 Jun 2006 23:16:14]
フェンサー > ( 自虐的で自嘲的で、歪な笑み。 体調が悪いときに暗い気分になるのは、どうしようもないことなのだろう。 それはたとえば雨の日になぜか物悲しくなるような。 しかし、それでも、生きていく。 おぼろげな幻を見ながら、剣士は一人、目を閉じる。 ) [Fri 23 Jun 2006 23:16:12]
フェンサー > ( しかしどんなツケであるにしても………今までの所業を思えば軽いものなのだろう。 傭兵とはかくも罪作りな職だ。 金と契約の続く限りにおいて見知らぬ正義と見知らぬ名の下に人殺し、それすらないときは略奪と虐殺とが生業となる。 引きつったような笑いが不意に漏れた。 ) [Fri 23 Jun 2006 23:06:20]
フェンサー > ( 水差しから水を摂り、ほう、ため息。 頭がぼんやりするのは、この気だるい熱のせいだろう。 筋肉痛で体が熱を出すなんて、いったいどれだけぶりだろう。 楽な戦い方ばかりしていたツケかも知れない。 ………前からツケばかり口にしているな、と一つ苦笑を。 ) [Fri 23 Jun 2006 22:56:13]
フェンサー > ( いつつつ。 筋肉痛は長引いた。 寄る年波とかそういう単語が浮かんでしまうが、ブルーになりそうなので気にしない気にしない。 体の節々を重たい手でさすって、はあ、とため息。 渇いた喉が少し痛かった。 ) [Fri 23 Jun 2006 22:46:58]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Fri 23 Jun 2006 22:45:35]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 [Thu 22 Jun 2006 20:20:29]
フェンサー > ( しっかり鍛えなおさなくてはなあ。 ぼんやりと思いながら、くたり、額を拭おうとした手は、落ちる。 全身が重く、鈍い痛みがある。 まずはこの筋肉痛を治してしまわないと。 再び苦笑を浮かべて、フェンサーはやや曖昧な意識で夢の向こうを垣間見るのであった。 ) [Thu 22 Jun 2006 20:20:14]
フェンサー > ( まったく、なんて様だろうか。 十代の頃は、三日程度無茶して戦い続けても、倒れ伏すことなどなかったのに。 例えいま、後ろを護る彼がいないにしても、これではあまりにも情けなかった。 年だ、というには無理がある。 若いと言い張るにも無理がある。 才能が固まりつつあるのを日々感じる。 その結果が、これだろうか。 ぬるい寝汗を感じて、不快感よりも前に苦笑が浮かんだ。 ) [Thu 22 Jun 2006 20:11:06]
フェンサー > ( リハビリに精を出しすぎたせいか、鈍った身体は筋肉痛に悩まされていた。 看護師の言うことは聞いておくべきであった。 うんうんとなんともいえぬ痛みに唸り、寝返りすら億劫だ。 そしてぐったりとだるい。 ) [Thu 22 Jun 2006 20:00:24]
フェンサー >  あいたたったたたっ………。 ( フェンサーはその日、朝からベッドに沈んでいた。 そして時折、眉をひそめてはそんなことを呟いていた。 怪我をしたわけではない。 傷が開いたわけでもない。 原因は―――筋肉痛。 ) [Thu 22 Jun 2006 19:50:08]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Thu 22 Jun 2006 19:48:58]
お知らせ > レイ・シェリダンさんが退室されました。 『そんなこんなで明日へ思いを馳せて・・・レッドブル、翼を授ける〜♪』 [Thu 22 Jun 2006 00:29:54]
レイ・シェリダン > 『胡竜亭』で頼むと言うのも…手だぁな・・・(たとえば一つだけ辛い饅頭とか…)しばらく行けなかったし、な(相談してみっか、と) [Thu 22 Jun 2006 00:22:23]
レイ・シェリダン > ・・・あと、どうにかしてジャスティスに仕返ししてやりたいような気もするんだけど、な・・・(悪気があったわけでもないし、それは以前からでそれはわかってる・・・けども、なんか悔しくもあり…)商業地区でなんか探すのもいいわな・・・(にっと笑って…きっと何かあるはずだと) [Thu 22 Jun 2006 00:17:36]
レイ・シェリダン > やる事は・・・一杯、だぁな・・・(改めて確認する様に口にして…、緊急を要するのは、入院で動かしていなかった体の鍛錬のし直しと、買いなおしたトマホークになれること、か)しばらくは鍛錬所通いだぁな・・・(その中で昨日のヴェルとの約束を果たせればそれでよし。一つづつ指折り数え声に出してする事を確認して…) [Thu 22 Jun 2006 00:15:34]
レイ・シェリダン > ・・・あたしの部屋どーなってっかな・・・(この気候の中一月締め切ったスラムの自分の狭い部屋の事を考えて…そこだけが憂鬱な気にもなるが、目下のところ問題はそれくらいのはず) [Thu 22 Jun 2006 00:10:01]
レイ・シェリダン > (ようやく、これでヴェイトス市へと戻ってきたと言えるものだと…無傷で済む方が少ない自分の戦い方のせいとは言え、存外掛かった入院…気持ちはすっかり明日のことへ向けられて)・・・コロセウムに復帰報告と詫びを入れて…鍛練場言って、ヘンルーダで鎧も・・・だぁな・・・(する事は一杯溜まってる、ヘンルーダでまたのんびりと武具を見るのもいいだろうし、と) [Thu 22 Jun 2006 00:08:22]
レイ・シェリダン > それなりに結構な出費だったけど、な・・・(約2万エン。10日の入院費・食事代・治療費もろもろ込めてそんな所…、これがきちんとした市民であればもう少し市から援助があるだろうがあいにくそれはない) [Thu 22 Jun 2006 00:01:29]
レイ・シェリダン > (最後の診察を受けて、とりあえず当面の禁酒と耳にダメージを受けるような事を禁止されて、苦い薬をたっぷり出されたが退院の許可が下りればそんな多くない手荷物をまとめて…)とりあえず、今夜一晩泊まって…明日にゃ出れるってか・・・・(自然と笑みも浮かぶってモノで…それでも・・・) [Wed 21 Jun 2006 23:58:55]
お知らせ > レイ・シェリダンさんが来ました。 『んっ・・・さーて、もういいんだよな・・・っ!』 [Wed 21 Jun 2006 23:57:17]
お知らせ > クロアスさんが退室されました。 『まだ病院生活は長いんだ、気長に・・・』 [Wed 21 Jun 2006 20:06:46]
クロアス > (声にならないため息を一つ) [Wed 21 Jun 2006 20:06:25]
クロアス > (退院の見込みは7月くらい。あくまでも退院は、だ。 実際お腹の傷は塞がるけれど、肋骨の骨折はなかなか治らないらしい。完全完治はもっと先のことだそうだ) 早く復帰して・・・・ (何をしようか? 退院したてはもちろんVHの仕事は出来ないだろうし・・・・) [Wed 21 Jun 2006 20:04:39]
クロアス > (訂正:左と右、あわせて十でした) [Wed 21 Jun 2006 19:59:59]
クロアス > (上半身の服を全部脱いでしまうと、水に浸して絞ったタオルで体を拭くのだ。 これだけでも随分と涼しくなるのだ。)(左と右であわせて五つの傷が残っている肩。まだ治りきっていないお腹の傷(包帯で巻かれている)が随分と生々しい。ヴェイトスに来て歴戦の証とでも言うべきか・・・そんなものをつけながら、僕は今まで戦ってきた。 そっと自分の体の傷に触れながら・・・) [Wed 21 Jun 2006 19:56:57]
クロアス > (さすが公共施設、蛇口があるとは便利なものだ。小さなバケツとタオルを借りて、蛇口からバケツに水を汲むとそれを持ってそのまま自分の病室へ)(―――移動―――)(病室へついたらひとまずバケツとタオルをテーブルに置いて) [Wed 21 Jun 2006 19:53:21]
クロアス > (大き目の玄関をくぐると大きなホールに出る。ここは患者がお医者の診察を受けるときに待つ場所。現に今は何人かがいくつも並べられたソファーに座っているが・・・・もうそろそろ夜と言うこともあって、そんなに多くはない)(このご時世、クーラーなんで便利なものは無く、どこへ行っても気温は同じだ。むあぁぁ〜〜〜って熱が・・・)(他の人は水あみでもするけど、僕は怪我しているからそうも行かない。そんなときは・・・) [Wed 21 Jun 2006 19:48:15]
クロアス > (あの時看護婦さんに殴られて出来たこぶはまだ僕の左後頭部にしっかりと残っている。  ゆるぅりとしたスピードで病院の正面玄関へと、あらかじめ車椅子の横のポケットに入れておいたタオルで汗を拭きながら・・・・) [Wed 21 Jun 2006 19:38:52]
クロアス > (そして、やはり疲れてしまったのか車椅子の速度は落ちて行く。 ひぃふぅ と荒く息を切らしながら大空を仰いで。沈み行く太陽は夜を呼び、段々と体から熱を奪ってゆくのだ)――――ふはぁ・・・疲れた (一度、病院の廊下でこれをやったら随分と怒られて、それからと言うもの病院の周りを暇つぶしにぐるぐると) [Wed 21 Jun 2006 19:31:45]
クロアス > (巧みに車椅子を操って病院前の道を走り抜ける。カーブだってお手の物だ、病院の周りを5週まわってからと言うもの、ドリフトが随分と気に入ってしまった。 軽い土煙を立てつつも、病院前と言うこともあり十分に舗装された道を車椅子は走る) [Wed 21 Jun 2006 19:27:28]
お知らせ > クロアスさんが入室されました。 『(―――疾走―――)』 [Wed 21 Jun 2006 19:24:23]
お知らせ > レイ・シェリダンさんが退室されました。 『また一つ早く治りたいと言う気持ちを重ねて…』 [Wed 21 Jun 2006 03:10:56]
レイ・シェリダン > ああ・・・そーだな、足音がしたら覚悟を決めるしかねぇわな・・・大魔王からは逃げられないらしいし、な(大魔王扱いはともかくも、たぶん聞かれたらぐーで殴られているかも知れず、笑って見送ればそのまま眠りに落ちるように) [Wed 21 Jun 2006 03:10:33]
お知らせ > ヴェルセリオスさんが退室されました。 『深夜のお見舞い、終了。』 [Wed 21 Jun 2006 03:07:13]
ヴェルセリオス > ・・・・全くです。ええ。では、噂に聞いた「光る槍を持った巡回女医(超強い)」とやらに遭遇しないうちに退散いたします・・・・では、ごきげんよう。お大事に・・・・(ドアを開け、スカートの両端を摘み上げてお辞儀を一つ。そうして、静かにドアを閉めて――――) [Wed 21 Jun 2006 03:06:59]
レイ・シェリダン > ・・・互角じゃ教えられやしねぇし、な(それこそ免許皆伝とかそんな世界だなんて笑って)ん・・・確かに、な・・・。そういうタイプなんだろうしな(握手の形になれば手を握り…予想以上にしっかり帰ってきた力に笑みを浮かべて…手合わせの時も油断しないに越した事はない、と)・・・ちぇ・・・ん、見舞いありがとよ(笑って…手合わせの約束も果たすべく…眠りにつこう、早く退院できる様にと) [Wed 21 Jun 2006 03:04:38]
ヴェルセリオス > ・・・・・大丈夫ですよ。場数が違いますから。ええ(もちろん自分がはるかに少ない、という意味。そしてそのハングリーさも眩しかったり)・・・・・これでも、結構力はあるんですよ。そう見えないのは自分でも解ってるつもりですけど(右手を握手の形に差し出した。相手が握れば八割ぐらいの力で握ってみる。見た目どおりの華奢な娘ではないというのがわかってもらえるはず。もちろん力で真っ向勝負できるわけないので、本気は出さない)・・・・・・・・・・私はほら、名も知られていない只のメイドですから。情報は流れません。病院を張り込むのが唯一の方法ですね(なんて、意地悪っぽく小さな反撃を一つ。そして椅子から腰を上げドアへと向かった) [Wed 21 Jun 2006 02:55:34]
レイ・シェリダン > ん・・・りょーかい。手負いでも負けねぇようにしとかねぇと、な(それだけは意地と言うもの…とりあえず、闘いが終わるまでは動き続ける限りはきっと戦うバーサーカーなのは間違ってない)筋肉とか、つくタイプでもねぇしな・・・(種族までは知らないにしてもやっぱりメイド服の上からでもわかる膨らみに落ち着いたはずの気持ちが少し揺らいだりしつつ)・・・ヴェルセリオスが入院したらやってやるから覚悟しとけよ(どんな脅し文句かはともかくも笑われればより恥ずかしく拗ねた様にベッドに横になって毛布に丸まってやる)ん、ああ・・ありがと、な・・・退院したら、よろしく、な(顔を向けてひらっと手を振って…なんか悔しいので見送らない(えー)) [Wed 21 Jun 2006 02:50:37]
ヴェルセリオス > ・・・・手負いなら勝てる、などとは思いませんが・・・・・・・その、治療はちゃんとしてくださいね?(ちょっと心配になったので念のため。結構な怪我をしていてもかまわず戦いそうなイメージがあるので。勝手なイメージですが)・・・・ありますね・・・・・・ええ(身長は殆ど変わらないけど、それでも色々とイメージの違いというものは出てくるものである。一番は肌の色か。種族柄あんまり健康的でない色)・・・・・・ふふっ。なんか、ちょっと可愛いですね(両手で口元を覆い隠しつつうふふふふふふ。面白がってます。うふ)・・・・さて、と。夜中に長居するのも難ですし、そろそろ失礼いたしますね [Wed 21 Jun 2006 02:40:33]
レイ・シェリダン > ああ…そうすると・・・早くここから出たくなっちまうな(なんて軽く笑って…、単純に闘うのが好きな人間で)・・・うん、向き不向きはあるわな・・・(入れ替えたら…なんか別のショーのような気もしなくもなかったりとか言ってみる)・・・・・・おぼえてろよ・・・ったく(恥ずかしいからだよっ!ときっと大声で叫んでいたかも知れない未来はとりあえず回避されて…珍しく赤くなった顔をそむける格好で羞恥の余韻に耐えてみつつ) [Wed 21 Jun 2006 02:36:18]
ヴェルセリオス > はい。その際は、宜しくお願い致します・・・・・・・・・・・(座ったまま居住まいを正して、太ももの上に両手を添えて深々と頭を下げた)・・・・・・・す、すみません。自分でも馬鹿なことを考えたとは思うのですが・・・・・・・・・・(今度は逆に自分がレイの格好をしているところを想像してみた。微妙に似合うような気がしないでもないが、やはりしっくりこない。取替えっこはそろそろやめにしておいたほうがよいようだ)・・・・・・・はい、よくできました・・・・・なんて(なんで目を閉じるんですか?なんて聞いてみたかったけど胸にしまう。林檎を食べさせると、ぺろ、と指に残った林檎の甘さを舌先で舐め取った) [Wed 21 Jun 2006 02:28:02]
レイ・シェリダン > ん・・・、ああ、いいぜ…あたしで良ければ、よ(前に一度止めとけと言った事だけど、それでもいいと言うなら…教えるほど器用でもないから手合わせ中心になったりするのだろうけれども)ん・・・まぁな、確かにあたしがヴェルセリオスのようになれと言われても・・・って、無理、ぜってぇ似合わねぇからよ(自分で言って笑うなよと、きっと想像の中で愉快な事になってるのだろうと自分も想像して笑うしかない気分になりつつも)・・・・う。・・・・・・あーん(ひとしきり笑った後で、差し出されたリンゴに「そうきたか」と眉を寄せて、困った顔をしてしばし…、観念して目を閉じて口を開けた。や、目を閉じる必要はないんだろうけれども) [Wed 21 Jun 2006 02:23:53]
ヴェルセリオス > 身体がしっかりとよくなりましたら・・・・・・手合わせというか、ご教授、願えますか?(少し真面目な顔つきになって、頼み事を一つ投げかけた。大分前に頼んだこと、忘れてはいない)・・・・まあ、そうですね。私には私の。レイ様にはレイ様の行き方というものがありますものね。・・・・くるぶしまであるスカート、履いてみます?(言い終わるのと同時に浮かび上がったイメージにちょっと噴出した。失礼ですよ)・・・・というわけで・・・・はい、あーん。とか言って見ます(とかいいつつウサギ林檎差し出しました。なにをしているのやら) [Wed 21 Jun 2006 02:17:07]
レイ・シェリダン > せいぜい…獅子とかの動物とかが混じるくらいだぁな…あたしがやってた中でもそんな感じだし、よ(この傷が癒えたら戻る先を思い出しながら…さすがに化け物類はそうは多くはないだろうし、闘いなれない相手は困るのも確かだけども…)ん、いや…あたしのは適当だし、よ。ん・・・(とりあえず、ヴェルが皮むきをはじめれば言葉を途切れさせしばし注目…真似をしろと言われても多分越えられない壁が存在してそうな手つきを見やりながら)ああ…こう言うのとか、な(ウサギリンゴの耳の部分を軽く指で弄りながら、自分がやってみたらきっと妙な顔されるだろうとは思う) [Wed 21 Jun 2006 02:11:52]
ヴェルセリオス > コロセウムですと・・・・・大体は普通の人間とか、人型から外れないものですよね・・・・・・・・・・・・・毒もあったんですか。随分とまあ本当に凄い相手だったのですね・・・・・・(何かポジティブな効果音が鳴りました。尊敬度上昇っぽく)・・・・・はい。わざわざすみません。譲っていただいて。ではまず一切れは普通に・・・・・(しゃくしゃくさりさり。林檎の皮むきと聞いて、大体の人間が連想するそのイメージそのまんまの基本的な皮むき光景が繰り広げられました。そして一匹だけうさぎ林檎ができてました。お約束)・・・・・・・・ご清聴ありがとうございます(清聴とは微妙に違うが、剥き終えてしずしずとお辞儀を1つ) [Wed 21 Jun 2006 02:05:42]
レイ・シェリダン > コロセウムじゃそうそう戦えないモノばかりだぁな(なんて、笑いながら…さすがに相手の中で愉快なことになっているのは気付かずに)ああ、毒ってのもあったな…幸いそのブレスは未遂だったけど、な(ほとんど外に出る機会がないせいか、自分も素直に世界の広さに感心しながら土産話ちっくに話をしつつ)ん、それじゃ本職の手さばきでも見せてもらうとすっかな(ナイフを拭ってヴェルセリオスに手渡せば、自分もリンゴを齧り…後学の為とそんな気配で) [Wed 21 Jun 2006 01:59:45]
ヴェルセリオス > ・・・・・・・色々な経験を積まれたのですね・・・・・・・・・(ゾンビとかスケルトンとかにまみれつつドラゴンと戦うレイの姿を想像した。大変だなーと思った。まる)吼え声・・・・・炎とか雷とか毒の類ではないのですね・・・・・・(世の中は広いものだ。ほえー、とか言い出しそうな表情でレイの話を聞いている。やはり人生経験の量が違うなぁ、なんて感じてもいたり)・・・・あら、なんだか嬉しいですわね。でも、1つはやらせていただけませんか?その、ちょっと・・・・・・・・見てたらやりたくなってきてしまいまして(うずうず。うずうず。しゃく、と剥いて貰った林檎食べつつ) [Wed 21 Jun 2006 01:55:24]
レイ・シェリダン > 本当は…ゾンビやスケルトン相手だと思ってたんだけどな…(結局闘い続けたパーティではあったしいい経験になったとそんな話、いくつか命を落としかけてただろうが戻ってこれたのでよし、と)ん・・・あれ、だ…吼え声のごついの、な(思い出しても一体何を受けたのかは知識がないためわからず、とりあえずヤバイから雇い主の盾になって離脱しただけのことではあったし)皮を剥く分だけ人がいる事をきちんと意識してるんだけど、な(ヴェルセリオスの方が綺麗に剥いてくれるだろうけれども、さすがに見舞いにきてくれた人間にそこまでやらせるのも気が引ける。剥いたリンゴをナイフを借りた時に受け取っていた皿に並べて一つもらいつつ) [Wed 21 Jun 2006 01:48:29]
ヴェルセリオス > ・・・・・ドラゴン。随分とまあ、いろいろなものと事を構えていらっしゃるのですね・・・・・・(実はやれ砦だやれ不死者の陰謀が云々、の方は良く知らなかったりする。知っていても面識が無いので見舞いその他のアクションを起こす事は無いのだけど)魔法ですか・・・・・どのような魔法を受けたのですか?どちらにせよ五体満足で帰られるのはやはりすごいと思いますけど・・・・(肉体を鍛えても、鎧を纏っても防ぎきれないものはある。ということなのだろう。結果的に生き残ることが大事といえば大事)・・・・・・・・・・随分とまぁ・・・・・大雑把ですのね(くすくす。ダイナミックに剥かれてゆく林檎の皮を見て笑みを浮かべた。手近な椅子に腰掛けて、静かな談笑をば) [Wed 21 Jun 2006 01:41:46]
レイ・シェリダン > ま・・・それなりに、出向いた先でもやってたしな…、あいにく本物のドラゴンが現れたようだから龍殺しとは大手を振って言えないとこだけど、な。ああ…そっか、そろそろ戻ってきてたんだっけか(砦の方もいささか話題に上れば少しは自分が参加させてもらったパーティも話題になるかと、まさかそんなギャンブルがあるとは知らずたっぷり完治目指してやがりますが)身体は頑丈でも…やっぱり、魔法の類とかはどうにもならねぇななんて思ったりよ。ん、ありがたく、な(リンゴを受け取れば、皮を剥いていこうか…大雑把に皮を剥くと言うか剥ぎ取る気配なのは性分で…ウサギリンゴなんて夢のまた夢) [Wed 21 Jun 2006 01:35:15]
ヴェルセリオス > ・・・・ああ、レイ様は、無名というわけではございませんし・・・・・私もまあ、仕えている主の打つ物が武器で無ければ耳にしなかったと思いますが・・・・・(華やかりし、というほどではないが、剣闘奴隷の看板スターとも言える存在だ。入院でもすれば多少話題にはなる。今回は何日で退院するかのギャンブルとか)・・・・・・流石に身体が頑強ですね。その強さは本当、素晴らしいです・・・・・・・・・・・・あら、ありがとうございます。遠慮されましたら帰りに一人で寂しく食べるところでした(何故持ち帰ってある自得食わないのか、とか考えちゃダメ。そして籠から取り出したのは、林檎とかそう言ったありふれた果実) [Wed 21 Jun 2006 01:29:41]
レイ・シェリダン > あ・・・・あ、あ・・・よう、珍しい・・・ってか、あたしがここにいるのよくわかったな(入ってきたメイドを見れば一瞬驚いたような顔をしたけれども笑って手を上げて)ん、どうにか、そろそろここから退院できそうだぁな…今、耳の具合も確認できたしな。まぁ…入院しててやれる事はほとんどねぇし、よ(退屈していると言われれば、きっと見るからにそうなのだろうし、実際そうであって、見舞いにきてもらえるだけで十分にありがたく)ん…、もらえるなら、な。ふだんこう言うものを食べる機会もねぇし…(剥こうか?とまだ返していないナイフを手に) [Wed 21 Jun 2006 01:20:04]
ヴェルセリオス > ・・・・・失礼致します・・・・・・・お加減は・・・・・・・・・・・・・よろしいようですね。少なくとも身体はお元気なようで安心しました(ドアを静かに開け、また静かに閉じてレイに向き直り、手に持っていた籠を手近な棚の上に置いて、スカートを両手で左右均等に摘み上げてお辞儀を1つ)しかし・・・・・・・・・退屈していらっしゃるようですね(くすくす。口元を掌で隠しつつ軽く微笑んだ。そして籠を手に持って差し出した)・・・・・とりあえず、適当に見繕って・・・・・まいりましたけど間に合ってますか?(よく見れば、刺し入れ物らしい果物を食べている最中。バッティングしちゃったかなーとか内心考えてた) [Wed 21 Jun 2006 01:14:33]
レイ・シェリダン > (退院してから先の事ばかり考えながら、ぽんぽんと軽くナイフをジャグリング…、ノックの音に危うく取り落として脚に刺しそうになりつつも)・・っとぉ? ノックは、いらねぇところだぜ?(うん、ノックの音も遠慮がちな声も聞こえる、前の耳鳴りやぼわぁんとした音に遮られる事もなくなったのを感じながら…そんな声をドアへ向けて) [Wed 21 Jun 2006 01:06:52]
見舞い客? > ・・・・・・夜更けに失礼いたします・・・・入ってもよろしいですか?(病室のドア越しに届く声。知らない仲ではないが親交というほどは無い。そんな相手が誰だかわかるだろうか?) [Wed 21 Jun 2006 01:05:06]
お知らせ > 見舞い客?さんが来ました。 『”こん、こん”小さく響くノックの音』 [Wed 21 Jun 2006 01:03:51]
レイ・シェリダン > ・・・出来映えも楽しみだし、な(入院する前に注文しておいたソフトレザーのチュニックに想いを馳せながら…とりあえずナイフを洗って返すとして) [Wed 21 Jun 2006 00:57:51]
レイ・シェリダン > (食事に文句を言うほど愚かではないが、ちょうど病院の食事に飽きそうになっていた身からすればありがたい見舞いの品…とりあえず一通り平らげて…)ん・・・、ある程度問題ないって言われれば・・・とっとと出たいところだぁな…(さすがに身体が鈍るし動き回りたい欲求は高まるばかり…) [Wed 21 Jun 2006 00:55:10]
レイ・シェリダン > (がぶっとそのまま中を齧りつつ、溢れる汁をすすりながら…行儀が悪いが勘弁してもらおう)・・・こう言う甘味ならいいんだけど、よ(べたべたの菓子や砂糖そのものと比べたら遥かに乏しい甘味ではあるがこちらの方がしょうに合うのも確かで…退院したら礼を言っとかねぇとななんて) [Wed 21 Jun 2006 00:45:59]
レイ・シェリダン > (くるくるくる…と小器用に手の中でナイフを回転させつつ…どうやって剥いたらいいのかしばし思案…)・・・これでいっか(皮を剥くとは言ったが…面倒だしマクワウリをそのまま四つ切りにしつつ・・・) [Wed 21 Jun 2006 00:43:26]
レイ・シェリダン > (色々無理言って借りてみた、昨日のジャスティスの見舞いの品であるマクワを剥くちゃんとした理由があるからどうにか貸してもらえた…それでも本来なら持たせはしないんだろうが)ん・・・久しぶりだぁな…(こうして自分で何かするのはと、それまではそれどころではなかったし、そんな気力もわかなかったから…良くなってきてる実感を感じつつ) [Wed 21 Jun 2006 00:37:41]
お知らせ > レイ・シェリダンさんが来ました。 『借り物のナイフを弄びつつ…』 [Wed 21 Jun 2006 00:34:48]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 [Tue 20 Jun 2006 23:16:10]
フェンサー > ( 嗚呼―――ふと目の前がゆれたかと思うと、また看護師の世話になっていた。 さあ、これでおしまいですよ。 口を開くよりも前に、先を取られた。 ベッドに押し付けられて、結局、眠りにつくまで見張られるのであった。 ) [Tue 20 Jun 2006 23:16:08]
フェンサー > ( そして、看護師が何か言おうとする前に、フェンサーはもう一度、挑戦する。 いやいや、これはこれでなかなかに挑戦し甲斐がありますよ、なんて、声にもならないくせに強がって、ず、と腰を持ち上げる。 力の入らない右足は、まるで反応してくれない。 ぎしぎしと体が軋むようですらある。 補助があっても、立つことが酷く困難。 ) [Tue 20 Jun 2006 23:06:11]
フェンサー > ( 骨も、筋肉も、身体を支えるはずのそれらは、神経という仲立ちが麻痺してしまったせいで、ぴくりともしない。 まるでストライキだ。 日頃いたわらなかったツケが帰ってきているのだらうなあ。 ふらふらと看護師の手でベッドに座って、深呼吸。 ) [Tue 20 Jun 2006 22:56:27]
フェンサー > ( 地に足が着かないとは、或いはこんな感じかもしれない。 倒れかけたところを助けられて、フェンサーは内心苦笑した。 表情にまでそれを表す余裕はなかったが。 ) …………ぜ、…は………っ……。 ( 底なしの真綿に片足だけ突っ込んでいるような感覚さえあった。 ) [Tue 20 Jun 2006 22:46:17]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Tue 20 Jun 2006 22:44:02]
お知らせ > ルゥ@診療室さんが帰りました。 『(もぐもぐと咀嚼。 幸せそうな顔をした。)』 [Mon 19 Jun 2006 21:56:10]
ルゥ@診療室 > ……結局のところ、間食でもしながら患者さんを待つより他にないわけですよ。 (んむ。 (そして菓子器に手を伸ばす。)) [Mon 19 Jun 2006 21:50:52]
ルゥ@診療室 > …だからって何が変わるってわけじゃないんですよ、ね。 (こくり。) [Mon 19 Jun 2006 21:35:33]
ルゥ@診療室 > ……まぁ。    うん。    (何だ。) [Mon 19 Jun 2006 21:35:12]
ルゥ@診療室 > (自分にあてがわれた診療室は、前の侭。 大きな部屋にお引越し、を期待してたわけじゃないし、ここでも充分ではあるが。) ふむぅ。 (椅子に深く腰掛けて、くるくると廻ってみた。(※オーパーツ)) [Mon 19 Jun 2006 21:28:54]
ルゥ@診療室 > (と、言っても何か変わるわけでもない。 白魔術科に何か厄介事が起きたときに、出張って責任を引っ被る必要が出てきたくらいのものだ。 あと、お給料が少し上がったような気もしなくは無いが、気休め程度のものだ。) [Mon 19 Jun 2006 20:58:23]
ルゥ@診療室 > (管理職。) [Mon 19 Jun 2006 20:57:13]
お知らせ > ルゥ@診療室さんが来ました。 『さてと─』 [Mon 19 Jun 2006 20:56:44]
お知らせ > フェンサーさんが退室されました。 [Mon 19 Jun 2006 20:54:29]
フェンサー > ( だから、フェンサーはそうした。 ) ………えいっ。 ( ばらっ。 逆さに引っくり返された画は、呆気なくその身をばらばらのピースへと変貌させていった。 完全にそれがばらけるのを見て、満足そうに一つ頷き、そしてフェンサーは再度それを組み立て始めるという、ひたすらに不毛な行為を始めるのであった。 ) [Mon 19 Jun 2006 20:54:27]
フェンサー > ( しかし、予想外に早く終わってしまった。 願掛けは無駄のままに終わった。 なんとなくぼんやりと眺めていたが、挑戦している最中のあの奇妙な感覚はどこにもなかった。 完成してしまっては、それはただの妙な色をした妙な画でしかない。 もっとわかりやすく言うなら、つまらない、だ。 ) [Mon 19 Jun 2006 20:43:06]
フェンサー > ( 幾何学模様のような魔方陣のような、或いはただ無意味に幾つもの線を記したような、また或いは複雑な言語でしたためてあるような―――すなわち、理解不能な画であった。 完成した今となっても、結局これがなんなのかわからない。 全体として調和を保っているからにはこれで完成なのだろうが、どうにもいままでの困難さから、まだ何かあるのではと懐疑的にもなってしまった。 しかしなにもない。 そりゃそうだ。 ) [Mon 19 Jun 2006 20:33:31]
フェンサー > ( ぱちり。 その最後の音が響いて、フェンサーは一度、パズルを持ち上げてその下を確認した。 ピースの入っていた、今は空の箱を引っくり返して軽く振った。 無論、何もそこにはない。 気づけば、黙々と続けた結果、ジグソーパズルは完成していた。 ) [Mon 19 Jun 2006 20:23:08]
お知らせ > フェンサーさんが来ました。 [Mon 19 Jun 2006 20:21:32]
お知らせ > ジャスティスさんが帰りました。 『(それじゃあ、また元気になって合いましょうね、とえ手を振る)』 [Mon 19 Jun 2006 02:58:23]
お知らせ > レイ・シェリダンさんが退室されました。 『その後ジャスティスを見送って…眠れる事を期待してベッドにもぐりこもうか』 [Mon 19 Jun 2006 02:46:24]
レイ・シェリダン > まぁ・・・しばらくはおとなしくしてるさ・・・もっと判りやすい怪我なら良かったかもしれねぇんだけどな(端からみたらただぼーっと寝てるだけってのも苦痛気味で…編物はイメージに合わねぇから遠慮、とにべもなく)ん、おかげさまでってとこ、だぁな(笑いながら周りを見渡すジャスティスに、みんな寝てるぜ?なんて答えて)ん・・・また、明日にでももらうとするから、よ(ジャスティスの皮むきを信用していないわけではないけれども、ないけれども時間も時間だしそう答えるに留まって) [Mon 19 Jun 2006 02:25:38]
ジャスティス > あぁ言うところは、汗を掻いたりしても駄目そうだからやっぱり仕方ないんでしょうね。 (いっその事編みもでもやってみたら?とからかうように笑って) いやいや、そんなこと無いわよ人肌恋しさ満足した? (まくわ、向いてあげようか?と聞いて、大部屋のほかの客を見渡して) [Mon 19 Jun 2006 02:20:11]
レイ・シェリダン > まぁ、噂は色々ついてまわるもんだし、な(相手がそれだけでびびってたじろいてくれれば助かる事もあるだろうしと)入院してると、なおさら・・・な。手や足ってんなら動かしていい方で動けるんだけどよ(耳や頭はわかりゃしねぇと。食事は出されたものを有りがたくいただく習慣が身にしみているので文句はないけども)ん、なんか見舞いにきてもらったのにわりぃな(自分はベッドに腰掛けて、軽く受け取ったバスケットを持ち上げる様にして) [Mon 19 Jun 2006 02:13:37]
ジャスティス > うーん、確かに、そういう話は減って来たかな? (未だに単なる都市伝説だと思われたりもするけれど) あー、確かに、体動かさないでいると欲求不満になるわよねぇ。人間運動って大事。 (動くとご飯も美味しいしね、と歯を見せて笑って) よいしょ。 (手を離されれば半歩下がろうか) [Mon 19 Jun 2006 02:07:17]
レイ・シェリダン > ああ・・・、でも、前みたいにゴリラのような、なんてのはねぇだろ?(暗黒街以外でも大聖堂の人間として動いたりしてるのだから、そろそろちゃんと顔と名前が売れてきているだろうしと)ああ・・・とりあえず、身体動かしてぇな・・・どれくらい鈍っちまったか、な。ん・・・なんとなく、な(ああやっぱり染めてるのかなんて当たり前の事を今更のように確認しつつ、そこでようやっと手を放すけども) [Mon 19 Jun 2006 02:04:25]
ジャスティス > うーん、反れど頃じゃなかったかもしれないけど特別そんな感じは無かったわねー。大げさな噂話を先行して聞いてた、とかじゃないかしら。 (とりあえず自分の意見を述べつつ) そうねぇ……速く退院できるといいわね。まぁそれはそれで大変でしょうけど……なにすんのよ〜? (髪をいじられれば、生え際の当たり、くすんだ金色の地毛が見えるだろう) [Mon 19 Jun 2006 02:00:14]
レイ・シェリダン > たぶん、艶子はびっくりしてたんじゃねぇのか?(自分だってジャスティスの力に驚かされたことだってあったのだから、妙に実感がこもって)・・・ここじゃ酒飲んでごまかすなんてできやしねぇし、な(ジャスティスの言葉は否定はしないでそう返しつつ…。メイスはやっぱり印象の問題だとここに書き足しつつ、見上げたジャスティスの前髪を軽くいじってみつつ) [Mon 19 Jun 2006 01:56:25]
ジャスティス > そうそう。まぁ投げなかったわよ?落としただけ。 (一応付け足しておいて。そして相手の返事には、首をかしげて。まぁ大部屋だし、レイだし大丈夫だろう。と抵抗はしない) けっこうレイもさびしがりやさんなのねぇ。 (いつも振り回して無いやい。抱きとめられた上体でレイの顔を見上げる) [Mon 19 Jun 2006 01:51:06]
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