クリスティアフリー 参加者 なし ROM 1人
お知らせ > ユディトさんが帰りました。 『(最後に響いた言葉に、精神ダメージ。然し笑っていられる辺り、慣れとは怖い)』 [Mon 25 Sep 2006 22:43:04]
◆ユディト > 昔から、結構本気の積もりなのに。 (… 肩を竦め。残るワインを一気に飲み干す。 そして綺麗に空いた皿を重ねては、手に持ち席を立ち) [Mon 25 Sep 2006 22:42:00]
◆ユディト > 先に昔話持ち出したのはシェバトの方!! よってイーブンだ!! (主張! だが然し、其の間にも己の鶏は食べられてゆく。決して劣勢では無い、筈、なのに、何故こんなにも悔しく、負けた気分なのだろうか…!) … 仕方ないなあ。早く寝るよう、尽力はするよ。何ならシェバトが寝物語でもしてくれれば、嗚呼いや済みません御免なさい冗談です。 (睨まれる前に軽口は止め。 先に食堂を後にする、其の姿を眼で追っては) … 本当、酷いなあ。 (『昔っから、そんな冗句ばっかり』――) [Mon 25 Sep 2006 22:40:51]
お知らせ > シェバト@宿屋さんが退室されました。 『 馬鹿だ 馬鹿馬鹿馬鹿阿呆ッッ!! 腐れホモ!!! (非道かった。)』 [Mon 25 Sep 2006 22:38:42]
◆シェバト@宿屋 > …………あ、明日も早いんですから貴方も就寝準備! 歯は磨きなさいね!! ( …そんな、妙な捨て台詞と一緒に。) [Mon 25 Sep 2006 22:37:50]
◆シェバト@宿屋 > ッな!!?その話を持ち出す方が卑怯なんじゃないですか!?禁止!! 第一ッ、!! (鶏をフォークにブッ刺し、そのまま己の口に次々運びながら! ぐもぐもぐもぐもぐもぐも(中略)…ぐもぐも ごっくん!呑み込む!) …ッぶは、 …………昔っから、そんな冗句ばっかり、ッし、信じてませんから!! (――あの薬は、精神にも影響があるのだろうか。「男」だった頃より、嫌悪よりも羞恥が主張するのは何故なのか。手の甲で乱暴に口を拭い、食器をがちゃがちゃと重ねて手を合わす!合掌!) ……御馳走様でした今日の糧に感謝します! (足早に、食堂を後にせん。) [Mon 25 Sep 2006 22:35:45]
◆ユディト > (細腕を叩く様を、何所か眩しそうに見遣り。 浮かせた腰を戻し、改めて座り直す。) 其れを言われちゃお終いだなあ、ッて言うかシェバト、昔の失態を出すのは酷いよ! それを言ったらシェバトだって、掃除を頼まれた時に箒の柄で――… (酷いと彼女を非難する割には、愉しそうに、男は言葉を交わし。頬杖を付いては、彼女の過去を明かして行く。) 其の言葉を其の侭返すよ。『こういう言葉は好きなひとに言うもの』だろう? ッて あ、 ちょ、シェバト!! 俺の鶏…!! (皿が奪われた!!) [Mon 25 Sep 2006 22:30:02]
◆シェバト@宿屋 > ……言って要りません!何度も云わせて頂きますけど、そう言う台詞は好いた女子に言いなさい心臓に悪い、 あ、鶏要らないんなら貰いますよ! (フォークを勝手に彼の皿に伸ばして、ソテーを奪おうと!) [Mon 25 Sep 2006 22:25:20]
◆シェバト@宿屋 > 財力でなく腕力で勝つ努力をして下さいな、……まあ未だ先は遠そうですけど。 (そうして得意げに自身の細腕を叩いてみせる様を見ていると、どうやらまだ気持ちは半分くらい男同士のままらしい。幼い頃からずっとこうした遣り取りをしてきたのだ、…それこそ、彼がいつも言っていた戯れ言のよう これが自分の好意なのに。) …、? (目の前に、身を乗り出しやって来る銀糸 に) ――――…。 (ふと、ことばに詰まって 黒眼がちの眼を丸く見開き。) …な、 (声を出そうにも、音にならない。言葉にならない。) ッバ、馬鹿言ってんじゃねえですよ!!お養父さんに叱られて私の背中でピーピー泣いてた癖に、よくもまあそんな大風呂敷、 (褐色ゆえに解り難いが、頬に僅か朱を雑じらせて早口に反撃…!) [Mon 25 Sep 2006 22:23:12]
◆ユディト > いつか俺がシェバトを守ってみせるよ。 (戯言遣いの道化と思われていても、又、実際に其の道化を日頃演じて居るのだとしても。理解の上で尚、囁く。) 酷いなあ、結構痛いんだよシェバトに殴られるの! … 冗句よりこっちがお好みなら、幾らでも言ってあげるのに。 冗句より本音の方が、言うのは容易い。 (…さても、何所まで本心だか) [Mon 25 Sep 2006 22:15:52]
◆ユディト > 吝嗇も何も無いよ!! そんな時ばっかり俺を頼るのは無しだ…!! (よよよ、と嘆く仕草等を見せ。) まあ、未だ勝てる日は遠そうだけどねえ。……それこそ小さかった頃から、いつか勝ってみせると頑張っては居るんだ、俺も。 だから、 (未だ先は遠いけれど、と繰り返し乍ら。 少しばかり身を乗り出して、彼女にだけ届くよう、小声。) [Mon 25 Sep 2006 22:13:15]
◆シェバト@宿屋 > 本音もクソも、あるかッ。大体、ある筈のものが無くなって無い筈のものが増えてみなさい、客観的に自分の容姿なんぞ見られる訳が無い! (全ては戯れ言だ。彼がそうなら自分もそう返す。偶にキレる。それが幼い頃からの決まり事。) ……褒め言葉だと言うなら、そう受け取ってあげます。 私はてっきり、また頭の湧いた冗句に繋がるのかと思って殴る準備してたんですけど。 (ついと視線を逸らして呟いた。鶏肉頬張りながら。) [Mon 25 Sep 2006 22:09:15]
◆シェバト@宿屋 > あ、ケチ!! (フォークでテーブルを指してブーイング!ブー!) 主も何も何らかの磁場が歪んでこうなったとしか。…まあ良いです。 (頼られて悪い気はしない。鶏肉を弄って細かく切り、細々と啄みながら。) ……まだ、アームレスリングじゃ負けませんね。 (くふ、と嬉しそうに笑った。幼い頃から連戦連勝なのだ。以前より、自分の腕もずっと細く華奢にはなったが――まだ負けはせんよ!) [Mon 25 Sep 2006 22:06:51]
◆ユディト > 酷いなあ。俺は正直に自分の本音を言ってるだけなのに! (けたけたと笑えば、其れは戯れにしか聞こえなく 『為る』 が、) …… 冗談に聞こえる? まあ今のシェバトに取って、可愛いと云う言葉が如何届くかは、俺には推し量れないけれど。 (彼、もとい彼女は数奇な境遇を辿った。其の戸惑いや苦悩等は同じ経験をしない限り決して分からぬだろうが) でも、褒め言葉の積もり。だからあんまり自分を卑下しないでよ。シェバトを可愛いッて思ってる俺まで哀しくなっちゃう。 [Mon 25 Sep 2006 22:03:41]
◆ユディト > 割れた食器代の弁償はしないよ…!! (主張! 裕福に見えてとんだ守銭奴だ!) … 御免なさい俺が悪かったので如何か殺さないで下さい。(あ、折れた。 何時になってもこの幼馴染には敵わない。) まあね、此処で出会えたのも神のお導き、と。 … 土地も知らぬ、ろくに知人も居らぬ。如何せなら気心知れた相手が傍に居た方が嬉しいじゃない。 (掛け合う積もり、には楽しそうにそう返し。) 今ならもうちょっと、良い所も見せられる、……と、思いたいのだけれど。ね。 (腕力でこそ敵わぬが、…己の手元に視線を落とし。筋肉の薄い、自らの腕を眺める。) [Mon 25 Sep 2006 22:00:51]
◆シェバト@宿屋 > ……、 (その、昔話の延長か。宿の客はあまり居ないのか、疎らに人が居るだけの此処で 彼の声はよく聞こえた。) ……… 昔から、そう言うタチの悪い冗談ばかり言う。貴方のそう言う所は悪い癖だと思いますよ。 (諭すように呟いて、ワインを一口。) [Mon 25 Sep 2006 21:55:51]
◆シェバト@宿屋 > いっそアレだ、試してみましょうか、パーティ芸。テーブルクロス抜き。 (どう転んでも凄惨な現場になりそうだ。) 何アンタそれ私の真似ですかねえちょっと不愉快極まりないんで刺していいですか。 (言いながら片手にはしっかりフォークが握られて居た訳だが。よーしトバルカイン頑張っちゃうぞー、主に斜め上の方向に。) …まあそれは半分くらい冗談として。ほら見なさい、どうせ掛け合う積もりで居たんでしょうが。私が此処で見放そうが見捨てようが。 (じろりと不遜に彼を睨め、しかしそれも直ぐに笑うような息と一緒に破顔した。) …でも結局二人で余計に迷って、先方の司祭様が見付けて下さったんですよね。全く、男の二人連れで情け無いったら。 [Mon 25 Sep 2006 21:53:30]
◆ユディト > ――おや。 (驚いたような、声) 今も充分可愛いけれどね。いや、元々シェバトは凛々しかったし、格好良いとも思っていたけれど。 (すらすらと、然し揶揄る様な調子は無い。) 滑稽だ何て、良く言うよ。 ―― もう一度言おうか。 可愛く為った。 [Mon 25 Sep 2006 21:50:26]
◆ユディト > 凄惨な現場に為りそうなので、断固として拒否します。 (思わず敬語になった。) シェバト冷たい。酷いなあ、こう、優しく絆して、『如何してもと云うなら私も残ります』くらいの言葉をさあ…。 (無理を言った。二度言おう、無理を言った。其の上、屈辱的な程に似ていない声真似にはくねくねと良く判らぬ身振りも付いていた、と追記しておこう。) そうそう、放っておいたら何所へ行く事やら。諦めてるなら話が早い。わざわざ上に「既知だし、彼女が良い」と掛け合う手間も無くなるし。ねえ、『飼育係』さん。 (くく、と喜色宿した笑い声を洩らし。) 懐かしいね。あの時は、狼狽える俺をシェバトが手を引いてくれたっけ。でも俺なりに、如何にか良い所を見せようと必死だったよ。 (酒が、口を軽くする。懐かしき記憶を掘り起こし、両目を軽く瞑り乍ら。) [Mon 25 Sep 2006 21:46:58]
◆シェバト@宿屋 > 純粋じゃない自覚があるのは良い事ですね。……今は可愛くないとでも? (澄まして。) …まあそれもそうですよね、只さえ器量の良くない素材が、こうなった所で滑稽も甚だしい訳ですし。 (ふふん、笑い。) [Mon 25 Sep 2006 21:39:17]
◆シェバト@宿屋 > 拭いて差し上げましょうか。生憎ハンカチなんて気の利いたものが此処に無いので、テーブルクロスで。 (何処の豪快さんかと。) 何にせよ二人で仕上げなければならない仕事なら、適材適所で効率良く進めた方がいいですからね。まあそれが終わったらへばろうかくたばろうが是非にと。 ……貴方が此処で生涯過ごそうと決めようが、私は帰りますよ。 (クールと言うか、つめたい女だ。) ヴェイトスに着くまでは良いですが、それからが問題ですね。ヴェイトスは此処と違って、歓楽街が多くありますから。 (要するに遊び場が多いから、一人で野放しにするのも危険か。溜息。) 断る訳が無いでしょう。どうせ貴方の飼育係だって私に押し付けられるに決まってます。…… そう言えば昔、隣町の教会に届け物をしに行った時は、二人で迷ってしまったんですよね。 (昔話をするのは年寄りの証拠か。苦く笑い。) [Mon 25 Sep 2006 21:38:07]
◆ユディト > …… 前髪にスープが付着した俺には何の反応も無しかい いや予想してたから良いんだけど…。 (ちょっぴり目頭を押さえ乍ら嘆く。ツンツンも悪くは無いがいつかデレが雑じる日は来るのか、そんな論議も兎も角だ。) ふふん。へばって其の分の仕事量がシェバトに科されなかった分、有り難く思って欲しいね! (調子の良い事を口にしては、もう一口。中々悪くない。飲み頃だな、と思いを巡らせ。) 事後処理……嗚呼、一気に此処で生涯過ごしたくなってきた。 まあ仕方ないけれど、さあ。 (と、彼女の蒼眸が、己の其れとかち合う。) ……じゃあ聞き返すけど、俺が見知らぬ土地で迷わず目的地に辿り着けると思うかい。寄り道もせずに。 … 良かった。断られたら如何しようかと思ってたよ。 (ワイングラスを置けば、次はスープへと手を伸ばし。スプーンで一口。) 言われてみればそうだなあ。当時はまだ俺も純真で、シェバトももっと可愛かった気がする。 (余計な一言) [Mon 25 Sep 2006 21:31:43]
◆シェバト@宿屋 > ……申しわけありません主よ、私は今日豆粒一つの魂を無碍にしてしまいました。 これで宜しくて? (大袈裟に胸で両手を組んで、祈りの姿勢――から、つん、と澄まして彼を睥睨する。ツンツンだ。) …知ってますよ。あんまり押し付けてへばられても迷惑ですから、言ってみただけです。 (言いながら、スープの底に沈んだ具をフォークで掻き出して囓る。コーンと人参とキャベツ。うむ、出汁扱いなので具は食べなくてもいいのだが、中々美味い。) 此方でずっと野良仕事……と言う訳にもいきませんものね。帰ったらきっと事後処理に宛がわれるでしょうが。 (ふと視線を向け。) …… まさか小さな頃じゃあるまいし、一人じゃ行けないなんて言いませんよね? (胡散げに。) まあ、良いでしょう。馬車も空きがあるでしょうから、一緒に行きますか。…… それにしても、久し振りですね。二人で何処かに行くなんて、何時以来でしょう。 [Mon 25 Sep 2006 21:18:58]
◆ユディト > ギャッ (額と、其処に掛かっていた前髪に、スープの汁を纏った豆がクリティカルヒット! 非常に嫌な感触! 眉を顰め。) シェバト。食べ物を粗末にするなッて云われた事無い? まあ良い、……これでも俺なりに雑用請け負ってたんだけどなあ。 (まあ正直な話、腕力も余りない、前衛には及ばぬ己では、出来る仕事にも限りが在ったと云う面も在る。その点、彼女はシスターや司祭にとって使い勝手が良かったのだろう。) へえ、それは良かった。俺もいつまでも此処で過ごす訳には行かないし、……嗚呼、この状況だ、向こうも状況把握してない足手纏いが増えるのも面倒らしくてね。説明したら、急いで向かわなくても構わないとは言って貰ったんだけど。 (ワインを傾け、嚥下し。) なら俺も同じ頃合、ヴェイトスに向かうよ。同行させて貰っても? [Mon 25 Sep 2006 21:10:52]
◆シェバト@宿屋 > (パンをもしゃもしゃしながら。) レディ言うな。 (スープに入っていた豆をフォークで選り分けて、スパンッ!!と眼前の銀髪目掛けて打ち込んだ。指弾だ。最も、煮られて柔らかくなった豆如きでどんなダメージが与えられるかどうかは謎だが。敢えて言うならメンタルダメージ。) そう仰るなら、そのレディとやらの分も貴方が請け負ってくだされば良かったんです。…… 私はこう、何かを直すとかそう言う事には向いてないんですから。 (パンを呑み込んでスープを啜り乍ら喋る。器用だ。) 帰ってもやることは変わりませんよ。…… 今日連絡が入ったんですが、市の騒ぎは一応沈静化されているようです。私は来週の頭には此処を発ちますけれど、 貴方は? [Mon 25 Sep 2006 21:01:58]
◆ユディト > (勿論目の前の彼女が、『彼』だったと。昔からの付き合いで在る己は充分過ぎる程知っている筈だが。 彼女の対面に座る、男の前には同様のメニュー。鶏肉を口に運びながら其の様な事をのたまい。) まあ、俺は雑務にも慣れてるから余り苦にも思わないのもあるのだろうけれど。 (一応は助祭職。司祭に命ぜられれば雑用もする。とは云え己の使える司祭の放任主義と、己の出自の所為か、他の助祭たちに比べれば苦労も少ないが。) ……其れに、もう、戻る日も近いだろう? あとちょっとの我慢じゃない。 [Mon 25 Sep 2006 20:58:54]
お知らせ > ユディトさんが来ました。 『聖職者で、ましてやレディがそんな暴言、どうかと思うよ。 (…声は彼女の正面から)』 [Mon 25 Sep 2006 20:53:11]
◆シェバト@宿屋 > (第一自分は例の紅い雨から逃れる意味と、本部への定期連絡を兼ねてこっちに来ている筈だった。だのにこう、教会のシスターや司祭様方に使われるわ使われるわ。見た目は少女だが力は、少なくともそこらのシスターよりはある。やれ壁の修理だの、やれ蝋燭の入れ替えだの水汲みだの……ッ。) まあこれも聖務の一環―――…と思えるかッ!! (キレた。半分に千切ったパンを口に突っ込んでもしゃもしゃ。うん、美味い。) [Mon 25 Sep 2006 20:49:42]
◆シェバト@宿屋 > (食前の祈りもカッ飛ばして喰らう飯は、美味い。此の辺りの小さな宿屋は大概教会とくっついているので、其処の司祭様に見られたら頭をカッ飛ばされそうではあるが。さておき。ざくざくと切り分けた鶏肉を、行儀悪く片肘ついて頬張る。今日のメニューはチキンのソテーとパン、スープ、サラダだ。食後にココアを付けて貰っている。此の宿は規模こそ小さくあるが、元々城の料理番をしていたコックが料理を作っているので、飯は美味い。) ………嗚呼、 生き返る……。 (ワインで鶏を流し込み、少女風貌はオッサン臭く呟いている。) [Mon 25 Sep 2006 20:44:23]
お知らせ > シェバト@宿屋さんが来ました。 『 食堂。 』 [Mon 25 Sep 2006 20:39:16]
お知らせ > アシム@水樽さんが退室されました。 『( 樽に水が満ちるまで。 )』 [Fri 22 Sep 2006 21:47:32]
◆アシム@水樽 > ( ざばー。 何度か繰り返すうちにじわじわ、腕と背中と腰の辺りに懐かしい疲労痛というか。 水の乏しい土地に生まれ育った習性、水を零さないよう零さないようちまちまと掬っているので作業はことの他時間がかかる。 ) 川、掬っても 水、減らない なくならない。 不思議ー…わ。 ( 降り出した雨にも赤い濁りはさほど目立たないが、折角温まった体もこれでは雨に冷やされる。 ) …うう。 これは 丁度いい そう思う、しか。 ( 発想の逆転。 体が冷えるんならもっと働けばいいじゃない――まりー(誰) ) ( ペースを上げて ) [Fri 22 Sep 2006 21:46:23]
◆アシム@水樽 > ( 水汲み自体は経験がないわけじゃない。 馬ならぬ駱駝を連れて、貴重な水場まで足を運んだことなら何度もある。 足音を立てない歩き方とか、人の死角を突く接近とか。 そんなものの鍛錬よりはよっぽど楽しかったと記憶している。 駱駝の目は相変わらず何を考えているか分からなかったが、それでも。 ) …たまに涎 飛ぶ される、けど。 ( それも結構な異臭の消化液。 折角汲んだ甕の中身で泣く泣く洗い流したりしました、ええ。 昔のほろ苦い思い出にちょっと、膝抱えてちんまりしたくなったのは気のせい。 多分。 ) [Fri 22 Sep 2006 21:31:49]
◆アシム@水樽 > ( ヴェイトスから遠いせいか、夜を覆う不気味な赤も心なしか薄まって見える。 それが瘴気の源が断たれたからとは知らないが、とにかく。 あの「赤」が濃いと馬もどこか荒々しく、御者の手綱捌きにも余裕がなかった。 約束の期限までもいくらもないし、急げというサインなんだろう。 袖の上から腕を摩って温めて。 ) …よし。 樽。 桶ー。( 円筒型の樽の縁を接地させて、川辺まで転がしたら。 ヴェイトスのものより透明な水を汲み上げ開始。 ) [Fri 22 Sep 2006 21:20:30]
◆アシム@水樽 > これ、川ー…なのは、分かる。 ヴェイトスにも あった。 ( ヴェイトスより幾分落ち着いた雰囲気の街並みも、地方部族の目から見たらどちらも大差ない。 砂ばかりを見て育った者には山も海もベクトルが違うだけ、「珍しい」のひと括り。 ) …でも、あれ 何だろ。 ( 大きくて高くて長くて、白くてぎざぎざ。 ――山と雪。 それが何だか分からないものだから、草を食む馬の気紛れな嘶きがなければいつまでも見入っていたかもしれない。 ) [Fri 22 Sep 2006 21:10:26]
◆アシム@水樽 > ( 眼前に広がる稜線は冬にはまだ間があるにも関わらず白い。 万年雪に覆われた山、そこから流れ出る清流を目の前に臨んでいる。 いや眺めてないできりきり汲めって話だが、その。 ) 寒ー… ( 麻織の服は通気性を重んじたもの、秋風がとかく身にしみる。 ) [Fri 22 Sep 2006 20:58:27]
お知らせ > アシム@水樽さんが入室されました。 『《 クリスティア領北方 》』 [Fri 22 Sep 2006 20:51:28]
お知らせ > レッドフォックス@水樽さんが帰りました。 『さて、お得意の姿勢固定睡眠を・・・(居眠り運転は大変危険です)』 [Fri 22 Sep 2006 02:53:29]
◆レッドフォックス@水樽 > 明日の夜までにはアングリマーラに戻っちまわねぇとな。・・・お前さんもそれまでには回復しとけよ。(重労働と未成年飲酒によって完全にグロッキーして水樽と一緒に揺れている相棒を横目で見つつ、男は何時ものニヤけ笑いを浮かべた) [Fri 22 Sep 2006 02:47:29]
◆レッドフォックス@水樽 > (だが、全ては自分が選んだ修羅の道。やり遂げねばならない。何より、『ヤツ』と約束した)・・・偶然とはいえ見つけちまって、それを読んじまったんだ・・・義務は果たすぜ、「フォックスハウンド」・・・我が師匠・・・(ボウガンをマントの下に直すと、再びしっかりと手綱を握った)『漢』ってのは約束は必ず守らにゃならねぇ・・・そのためにも、まずは水樽を運び終えねぇとな。 [Fri 22 Sep 2006 02:42:19]
◆レッドフォックス@水樽 > (それにしても、今回の旅は本当に色々あった。主に自分の未熟さを晒す事が多かったが、その1つ1つが無駄なことではなく、自分の成長に繋がったと自覚している。市に戻ったら1から鍛え直すつもりだ)・・・鍛え直すと言やぁ・・・(男は腕を少し曲げて、また戻してみる)・・・あ〜、やっぱまだ痛ぇ。流石にあの水樽は重過ぎだぜ・・・ぶっちゃけ、オレとアークだけじゃ明日まで掛かっても積み込みすら終わらなかったかもな・・・(痛む二の腕。だが、今回ずっと手綱を引いていたのも併せて心なしか腕力が少しだけ強くなった気がする。ボウガン修行時代は技術を優先させて筋トレを怠ったために、修行の後半で苦労したのを思い出した)・・・もうちょっと腕鍛えとけば、あの技の習得も既に出来てたかもしんねぇからな・・・(・・・あの技。この先自分が傭兵を続けるなら必要になるであろう技。・・・いや。自分の真の目的を果たすためには大前提として必要となる技・・・)・・・どれ。(座ったまま、右手でボウガンを手に取る。肩を、肘を、手首を回し・・・戻してみる)あ痛たたた・・・ダメだ、まず帰って休んでからだな。・・・まぁ、休んでからでも無理だろうけどよ。(帰ってから毎日本気で鍛えて、早くて一ヶ月ちょいあれば習得できるだろうか。仮に習得は出来たとして、そこから実戦で使えるほどに磨き上げるには更なる時間を費やすだろう。・・・しかも、それで覚えた技は自分にとっては『大前提』の1つなのだ)・・・果てしねぇなぁ・・・(ボソリと嘆いた。溜息が夜の闇に吸い込まれていく) [Fri 22 Sep 2006 02:34:55]
◆レッドフォックス@水樽 > 早く帰らねぇとな・・・期限に間に合わなくなっちまう。(急ぎたいのは山々だが、何分行きとは荷物が違う。馬は思ったほど速くは進んでくれない)後は時間との勝負ってか・・・やれやれ、オレが一番苦手な相手だぜ。(そんな事をボヤきながら、男は空を見上げた。未だ紅い雲に覆われた空は、何時また紅い雨を降らすか分からない。さっさと消えて欲しいと思う反面、さっさと消えるとせっかく運んだ水樽が無駄になるな、とかどうでも良い事を考えていた。まぁ仮に帰った頃に水が清浄に戻っていようが、何だかんだで汚い都会の水よりは田舎の綺麗な水の方が需要はある。それなりの価値にはなるだろう) [Fri 22 Sep 2006 02:17:12]
◆レッドフォックス@水樽 > (何時ものソレを口に咥え、男は馬車を動かし始める。馬車の中には大量の水樽。後はコイツを市に持ち帰れば仕事は終了である)・・・痛っ・・・こういう言い方は何だが・・・田舎者の飲酒量を甘く見てたぜ・・・(まだガンガンと響く頭を抑えながら、今日の事を思い出した。アシムの言っていた通り、全力で馬を走らせ何とか日中にクリスティアの地方村の1つに到着する事が出来た。その後は、アングリマーラ製のチーズを手土産に村の屈強そうな男数人を買しゅ・・・協力を仰ぐ事に成功し、水樽の積み込み作業は速やかに終了。その後は、お礼も兼ねて村に唯一の酒場で手伝ってくれた男達と共に酒を酌み交わした。・・・実のところ、男は酒は得意ではないのだが嗜む程度飲めば良いだろう、後は話でもして盛り上げようと考えていた。だが、男達はそれはそれは驚くほどの豪快な飲みっぷりで、結局今の時間まで付き合って飲み続ける羽目になった) [Fri 22 Sep 2006 02:06:50]
お知らせ > レッドフォックス@水樽さんが入室されました。 『さぁ、て・・・』 [Fri 22 Sep 2006 01:50:03]
お知らせ > ユディト@城下町さんが退室されました。 『(そして、足音は夜に融け――やがて消えた。)』 [Thu 21 Sep 2006 23:52:36]
◆ユディト@城下町 > ( 心の暗殺リストに関しては、聞かなかった事にした。 厭な事は直ぐ忘れる! 都合の良い事だけ聞く! これ信条!) [Thu 21 Sep 2006 23:52:17]
◆ユディト@城下町 > (うわあやっぱりそういう扱いなのは変わらない!) …… まあ、ねえ。特に変わった事も無くて、退屈してたよ。シェバトが居るならまた面白く為りそうだけれど。 ( 騒がしく、の間違いかも知れぬ。 … 振り返る其の表情には、少しばかり虚を突かれ。) そう、かな。うん。有難う。 …… ふうん、シェバトは少しばかり、変わったかな。 (一人ごちる様に。) でも、芯は変わってないみたいで、俺も安心した。 (既知との邂逅で緊張が多少解けたのか、破顔し。) [Thu 21 Sep 2006 23:51:19]
お知らせ > シェバトさんが帰りました。 [Thu 21 Sep 2006 23:49:34]
◆シェバト > 確かにこう、心の暗殺リストには入ってましたけど。 (フフッ! 笑い。) 変わって居ないようで、何より。 (…… 言って、田舎町の暗い道を、先に歩いて行った。) [Thu 21 Sep 2006 23:49:31]
◆シェバト > 本当。嘘は吐きませんよ、貴方じゃないんだから。 (非道い事言った。) 昔からくだらねー冗談ばっかり言ってる貴方とは違うんです。……そうですね。此処数年お会いしませんでしたが、御元気そうで何より。 (先先歩いて居たが、不意に振り帰って笑った。) 少し安心しましたよ。 [Thu 21 Sep 2006 23:47:04]
◆ユディト@城下町 > いや、だって何か…嫌な過去として封印されてそうだなあみたいな事も、ちょっと思ってたから…。 (死ね云々の遣り取りは日常茶飯事か。そして余計な発言でしょっちゅう苛立たせている自覚は一応在るらしい。 自覚が在るが直らないのも又、事実。) 別に構いはしないよ。まあ確かに布団が変わると眠れないんだけれどね。 (話したい事も聞きたい事も、幸い沢山在るのだから。) 眠れなかったら眠れない、其れで良いよ。 (其の、己の我が儘に付き合わされるだろう、この幼馴染は難儀な事だが。 頷いては、歩を進め。其の後を付いて歩かんと。) [Thu 21 Sep 2006 23:46:21]
◆シェバト > ……私は会った人間の顔と名前を合致させるのがやたらと不得意ですが、流石に幼馴染みの名前くらい覚えていますよ。 (最初に会ったのは何時だったか、修道院にいた頃だからきっと10年よりもっと前だ。彼も故郷から遠く離れ難儀な生活を送っていたが、きっと今の自分より難儀じゃないと言い張らせて頂くまじで。) 教会の手配で、市に家くらいは買ってるんでしょうけど――お気の毒様という事で。硬いベッドと平たい布団で眠って頂く事になるでしょうね。この辺の宿、安いのはいいけど質素ですから。 (肩が凝ると一人語散、付いておいで、と手を振り。) [Thu 21 Sep 2006 23:40:50]
◆ユディト@城下町 > (然し何も知らずに巻き込まれるよりは、この都市に避難する事が出来ただけ自分は幸せだろう。ましてやその矢先に、彼(或いは彼女?)とも再会出来たのだから――此れも又、神のご加護とでも云う事か。) ……本当? 有難う、流石にこう知らない街で行き成りサバイバル野宿は勘弁だからね。そうしろとは云われなくて良かったよ。 ゆっくり、話そう。 (…余計な口も多いし、気丈に繕っては居るが。 流石に、既知の居らぬ、知らぬ街。 不安くらいは、あるのだ) [Thu 21 Sep 2006 23:35:18]
◆ユディト@城下町 > (そんな惨劇が回避された事にも気付かず、笑ったものか困ったものかと悩む男は、確かに幸せだったかも知れぬ。己ではその幸せに気付いては居らぬが、幸せなど往々にしてそのようなものだろう。) ちゃんと覚えてて貰えただけ嬉しいよ。うん、あの、だから、…いや、俺、何か悪い事言った? (云ったとも。 元気を出してと張本人に慰められた所で嬉しくあるまい。) ……まあ冗談は兎も角もだ。 (冗談なのか。) シェバトも色々大変だったみたいだね。その辺の話もゆっくり聞かせてよ。死ねとか貶されても寛大に受け容れる俺ちょう偉い! (自画自賛の余計な一言がついた) [Thu 21 Sep 2006 23:32:09]
◆シェバト > 秘密を護るも何も、別に隠してなんか居ませんからッッ。……まあいいです。そこらでトランクを枕にして眠れと言いたい所ですが、貴方も来た時期が悪かったですね。 (ヴェイトス市は戦争の真っ直中、出るのも困難だったが入るのはもっと困難だろう。教会関係者であれば幾らかマシかも知れないが、異動早々戦火の真っ直中って酷過ぎる。) …良いでしょう。私がこっちで取ってる宿に案内します。 [Thu 21 Sep 2006 23:29:35]
◆シェバト > (隠し子とか言ったら恐らく血が出るまで殴っていたので今の彼は幸運だ。そして何そのファンタジー双子!!自分の詰めの甘さにも絶望するが!) ………そうですかユディト助祭。…お久し振りです、トラウム・ニヒト・フィンスタニス。 (項垂れ打ち拉がれながら。ああ、こっちで築いた友人知人ならまだしも、母国の知りあいにまでこの体たらくなのかトバルカイン(自問)。仕方ないじゃないですか(自答)。) 誰が女装趣味かッつうか心が乙女か!!!女装で背が縮むってどんなミラクル!!?あああ親切に声を掛けた私が馬鹿でした大馬鹿でした阿呆でした!!死ね!!! (久し振りに会う竹馬の友に、死ねとか言った。溜息吐きたいのはこっちだ。) [Thu 21 Sep 2006 23:26:19]
◆ユディト@城下町 > (重苦しい、このまま地面に落下してめり込みそうな勢いの溜め息が洩れた。) で、秘密を守る代わりにでも、異動になったうえ偉い災難に巻き込まれて如何していいか見当もつかない幼馴染を助けてはくれないか。 (助けを求めてはいるようだが、非常に恩着せがましい! …空いた片腕で、がしがしと頭を掻き。如何して良いか判らぬのは事実なのだ。) [Thu 21 Sep 2006 23:21:36]
◆ユディト@城下町 > …… 其の名で呼ばれるのも、今は稀なんだけどねえ。最近はずっと洗礼名のユディトで通ってる。 (『トラウム』と言い掛けた彼女に、隠し子ならぬ隠し妹説は却下。 まだ「実は双子で、ひとりが怪我すると同じ跡がもうひとりにも!」とか云われたら騙されてたかも知れないのに!) …………シェバト。久し振り……。 (沈黙が痛い。) 大丈夫俺はシェバトが女装趣味でもいや寧ろ心が乙女だったとかそういう秘密があっても幼馴染の縁切ったりしないよ。 (開口一番 それ。)(数年前、最後に逢った時、彼は確かに『男』だった、から。) [Thu 21 Sep 2006 23:19:26]
◆シェバト > ( …… 重たい沈黙が、二人の間に漂い始めた。) [Thu 21 Sep 2006 23:12:24]
◆シェバト > はは、でも、異教の方は教会を厭いますから――見た所司祭、いや、助祭殿ですか。………………。 (何かを考え込むような難しい顔で、顎に指を添えて暫し熟考。 しばらく お待ち下さい。) ……… あの、間違えて居たら申し訳ありません。物凄く謝ります。 (フリーズから復活した頃、「そうじゃなかったらいいな」の色が濃厚な引きつり笑顔で何か宣うた。最後に会ったのは何時だ、少なくとも本国に居た頃だから二年か三年前。冷や汗とも脂汗ともつかない何かを垂らしながら、……じ、と見上げ。) その、もしかして貴方トラウ―――…、……………。 (…名前、出た……ッッ!!!褐色なので解り難いが、顔面が蒼白になる。) ……………。 (己の思い違いでなければ、目の前の彼は既知だ。幼馴染みだ。しかも「思い違い」が「確信」に変わった。…非常にまずい。) ……。…。 (妹です☆ミ、と誤魔化した所で、火傷の跡まで一緒の兄妹って、何よ―――…) ………。 [Thu 21 Sep 2006 23:12:04]
◆ユディト@城下町 > 初対面、だと、……いや、ともすると、 (ふ、と何らかの可能性に気付いたのか、顔を上げ。真っ直ぐに彼女の蒼眼を見詰める。) 『シェバト』と云う『神父』を、ご存知でしょうか。もしや、縁者で? (…… 親類と思った、様子。) [Thu 21 Sep 2006 23:07:33]
◆ユディト@城下町 > 成る程、…為らば最初から教会を訪れれば良かったかな。 (話を聞いては軽く嘆息し。 己も又、布にこそ包まれては居るが、荷物と共に鉄槌を抱えている。ゆえに得物を持って居ると気付いた所で言及もせず。然し長物を、二本も提げるとなれば護身程度では無かろう。ともなればエクソシスト等の前線か、 … エクソシスト?) …… ヴェイトスで。ともなれば、新しい同僚と云う事になるのかな。トバルカイン、殿、……。 (名前を口にしては、益々 何かを呑み込んだような表情で。聞き覚えのある名だが、いや、然し――…『彼』は男で、) [Thu 21 Sep 2006 23:04:08]
◆シェバト > ああ、連絡を兼ねて今此方に参じているのですけれど、……… あの、何処かでお会いした事は? (化石時代のナンパのようだ、と、言ってから自分で思った。) [Thu 21 Sep 2006 22:56:30]
◆女 > 嗚呼、やっぱり。この界隈、酒場なんかも少ないし、一人で出歩くのもおかしな話だと思って。失礼致しますね? (くふ、と柔らかく笑う。だが、その神父服の腰には何か長物を二本提げている。…武器だと知るのに、そう理解力も洞察力も必要無いだろう。胸の前で十字を切り、一旦腰を折り挨拶しながら。) 教会は、教徒ならずとも深く懐を広げていらっしゃいますよ。数少ない宿屋も、大概教会とくっついてますし。―――……? (歩み寄って来る彼に、一瞬火傷顔を歪め怪訝な顔をしてみせた。目が泳ぐ。) ああ、私は、ヴェイトス市で任を勤めております トバルカインと申します。……失礼、貴方、 [Thu 21 Sep 2006 22:55:28]
◆ユディト@城下町 > (――…と。通りの先、小さな教会から出てきた影に眼を瞬かせ。教会に出入りする相手で在れば、幾分信頼も置けるだろうと(此れが泥棒で在ったりしたら最早如何しようもない訳だが)、数歩近寄り。) (…女性?) (神父服を纏う彼女に違和感を覚えるものの、それ以上如何と云う事は無かった。 その時、彼女も此方に気付いた様子。掛けられた声に) 嗚呼、……助かります、よ。本当に来たばかりと云う状況で。右に行くか左に行くかも分からず、 (返答を。歩み寄らんとし乍ら) [Thu 21 Sep 2006 22:49:08]
◆女 > (黒い、黒い神父服。しかしそれを纏う人影は少々小柄で、シルエットにも柔らかみがある。女だった。男装を快く思わないパプテスの根差すこの街で、なかなか見られない服装ではあっただろう。 ヴェイトス市などの所謂『都会』に比べ、夜も昼も何処かぱっとしない街並み。丁度その女は、小さな教会から出て来た所だった。…またもあまり見られない黒色人種の肌、掌に、ほうと息を吹き掛け。) ――――…、 (ふと其方に向けた顔は、ガラス玉のような右眼を覆うように火傷が走っている。… 僅かに首を傾げ、其方に近寄って行こう、と。) …旅の方? 如何かなさいましたか。 [Thu 21 Sep 2006 22:43:30]
お知らせ > 女さんが来ました。 『 ( 夜の闇に蕩けるような。)』 [Thu 21 Sep 2006 22:37:08]
◆ユディト@城下町 > (完全に予定外だ。都市の場所程度は把握していたが、然し流石に宿や食事処の場所までは知る余地も無い。……最低限の事は如何にかしなくてはと思うものの、矢張りアクティブに歩き回る元気も無い訳で。 せめて訊ねられる人間は居らぬか、と周囲を見渡す。) … (抑もがこの時間。加えて知らぬ土地と為れば良いカモだ。他人を頼るのは少々自殺行為にも思えたが、自分の足で歩き回り宿を見つけたとしても、其処が信頼出来るかは別の話。) [Thu 21 Sep 2006 22:36:23]
◆ユディト@城下町 > (慣れない街に、然し能動的に見て回る元気も余裕も在りはしない。尤も観光しようにもヴェイトスに比べれば閉鎖的な都市で在るし、其の上、夜も更けて来ている。 だから特に目的も持たず、最低限の荷物を抱え、男は宵の路地をゆるりと歩いていた。冷たい風が、神官服の裾を靡かせる。) … 参ったな。予想外だった。 (教会から下った突然の異動要請に、故郷を離れヴェイトスを訪れる事に為ったのだ、が――まさかこんな状況に為っているとは知らなかった。荷物をのんびり整理する等と云う余裕も無く、一先ずはこの都市へ避難したかたちだ。) [Thu 21 Sep 2006 22:30:57]
お知らせ > ユディト@城下町さんが来ました。 『 (夜風が頬を撫ぜる。) 』 [Thu 21 Sep 2006 22:22:33]
お知らせ > シェーラ@水樽さんが退室されました。 『 此方でお夜食頂く約束もありますし。 ( ※食費計上。 )』 [Wed 20 Sep 2006 20:19:28]
◆シェーラ@水樽 > ( この空の色が、ちゃんと向こうでも見られるようになれば良いと思う。 汗を拭いながら見上げた空を横切る何かの影。 )( ――鴉の声。 ) ………。 ( 先日、奇妙な文書が落ちてきた時にも、こんな声が聞こえた気がする。 暫し空を見上げるが、今日は何も落ちては来ない。飛ぶ鳥の影も、もう彼方。 ) ……急ぐとしましょうか。 ( こきっと首を鳴らして背筋を伸ばす。 ) [Wed 20 Sep 2006 20:18:44]
◆シェーラ@水樽 > ( 昼間の内に農家を回って、馬蹄の打ち直しに勤しんできたという話だが。此処に来るまでに大分磨り減ってたらしい。 )( …馬の取り扱いなぞ、Masterが存命だった頃に多少、お手伝いをした程度。その後に仕えた家には、自分より詳しい方がいた訳で。 )( だから、そうなのだと言われると納得せざるを得ないのが悔しい所。 結局は適材適所か。 ) ……重い重い。 ( 口で言ってられる分、余裕があるように思えなくも無い。 ) ( 台車が空になる頃には、大分息も上がる。 喘ぐように吸った空気が、大分冷たい。 大雪山から吹き降ろす風の所為か。それとも、そろそろ秋が近いという証か。 ) [Wed 20 Sep 2006 20:07:11]
◆シェーラ@水樽 > ……何と言いますか。 ( がらりごろり。 )( 台車を引っ張りながら仰ぐ空は、久々に見る真っ当な空色といった所か。 )( それでも、視線をアマウラ方面に流してみれば、端の方からうっすらと赤い色が靡く様が見える。 )( クリスティアはヴェイトス等と比べると閉鎖的な地域性。余所者がガイジンだー、と言われるのは別の国だが。 )( 只今戦乱真っ最中のヴェイトスからの客人ならぬ代物は、胡乱げに見られる事六割、不安げに情勢を聞かれる事二割、その他が二割といった所。 ) …同じ腰に来るなら、そっちはそっちで活力にー…なるかどうか。 美味しいご飯で帳消しにしたい所。 ( 馬車の傍までやって来て、一息。 )( 御者代でパイプを美味そうに吹かす御者に、思わず恨めしげな視線も飛ぶが。 )( …この後が彼の仕事本番だから仕方ない。 とはいえ、か弱い女子を手伝う気概は! )( ※あんまりか弱くない。 ) [Wed 20 Sep 2006 19:56:24]
◆シェーラ@水樽 > ( 重いものを一気に持ち上げる時には、ぎっくり腰に充分ご注意下さい。 )( トントン腰を叩きながらの肉体労働。これでも腕力は女子の人並みよりはある方だが、中腰の作業は腰にくる。 ) 別に、腰にくるといってもやーらしぃ意味では無いのですが。 ( 誰も聞いてない。 ) ( 作業中の独り言としても、大概に阿呆な部類を呟きながら、よいせっと樽を台車に積む。 少し離れた場所で、馬車が御者と一緒に待っている。 )( 御者も馬も、もう一踏ん張り頑張って貰う所。昨夜は鋭気を養う一回休み。帰り道は、迅速かつ無理なく安全にを、より一層心がけなくてはいけない訳で。 ) [Wed 20 Sep 2006 19:49:05]
◆シェーラ@水樽 > ( 伝わるものが空気、雲、、天候。そんなものだけあって、時間の問題なのかもしれないが。 今が無事なら、取り合えずこの仕事には支障は無い。 )( 他にはありまくりだが気にするな。 しろって話か。 ) …想定して然るべきでしたが、大した重労働になりますよSir. ( 桶で汲んだ水を、水樽の中に満たしていく。一個ずつ運んでいると埒が明かないので、近くの農家で台車借りました。 ) [Wed 20 Sep 2006 19:43:50]
◆シェーラ@水樽 > ( 場所については、毎度の如く入室参照。電波みみみー。 ) ( クリスティアの都市部では無く、近隣に点在する地方村の一つ。其処を流れる川は、ヴェイトスで見たものより澄んだ透明な色。 ) [Wed 20 Sep 2006 19:14:33]
お知らせ > シェーラ@地方村さんが入室されました。 『( 川辺。 )』 [Wed 20 Sep 2006 19:10:07]
お知らせ > セレニア@聖教会懲罰房さんが退室されました。 『( マスター? )』 [Sun 20 Aug 2006 02:36:24]
◆セレニア@聖教会懲罰房 > ―――ッぃ… ぅ…っ…! ( それは、鞭の傷に比べれば何でもない痛みだったけど…。 最も信頼を寄せる人の一人に受けた暴行は、その正常に機能しているとは言い難い意識に、深い傷を残す…。 …自分の中で、何が起きているのかは知らない… そもそも、何をされたのかも分からない…。 これが誓いだと彼女は言ったけど… 自分達は神に身を捧げた存在で、性交渉はご法度だ。 これは、違うのだろうか ) ―――。 ( 呆然と虚空を見つめたまま。 枷を外されれば、 べしゃり と崩れ落ちるのみ。 …見下ろしてくるティフィスに、すがるように、そっと手を伸ばそうとするけれど… 微笑が返って、背を向けられる。 …分からない… 何も… ) [Sun 20 Aug 2006 02:36:15]
お知らせ > ティフィスさんが退室されました。 『おやすみなさい。わたしの――セレニア――』 [Sun 20 Aug 2006 02:22:46]
◆ティフィス > ( 快楽を与えるつもりも、得るつもりもない。これは神と聖教会が定めたこと。そして、ティフィスに下された命令。それをただ実行しただけ。セレニアの中に来るべき日に備えて烙印を刻み付けると、あとはさっさと肉棒を引き抜き、布でふき取る。股元通り服を着込むと、セレニアの手枷をはずした。 ) これで貴女の身は清められたわ。あとはゆっくり休んで、司教様にご挨拶をして、ヴェイトスへ戻りましょう。 ( 相変わらず、ニコニコと微笑むだけ。呆然とした瞳を惚けた瞳で見つめて、あとは彼女に背を向け、部屋を出て行く。セレニアへの目的は性交でも子をなすことでもない。ティフィスの一部を彼女の中に仕込み、吸血鬼となったそのときに発動させる。それは聖教会が表向きには記していない禁断の術のひとつであった。 ) [Sun 20 Aug 2006 02:22:29]
◆セレニア@聖教会懲罰房 > ―――っくふッ…! ヒッ…!? 〜ゃ、やめてください、マスター! …ッは…! わ、私達はっ… …ッ ……ッっ! 〜か、神に仕えっ… ( ふくく、と… 笑うというには苦しげに、その愛撫へ抵抗を続け。 何も知らない身体には、液体こそ塗り込まれてしまっても反応は鈍い――― が。 抱き締められて、その見慣れぬ器官がそそり立つ腰を押し当てられれば、ようやく何をしようとしているのか、されそうになっているのか、本当に理解したようで―――。 がしゃん! がしゃん! 鎖を鳴らし、逃れようと腰を振る。 無駄な抵抗 ) ―――ゃ、やめっ… いけません、マスタ…―――ッあァあああああああッ…! ( いきり立ったものが割れ目に当たって… 指も知らなかったその場所を無理に貫通されてしまう…。 快楽ではなく痛みに身悶えして、挿入されたそれを、ぎう!と容赦なく締め付けて… それでも聖水?によってすべりを良くされたものは、用意に最奥をこつんと叩く。 ―――そのほかには何も無い、放出… それを、感じられたかどうか…。 …呆然と、目の前で平然としているティフィスを見つめていた… ) ( 聖水と、少しの愛液と… 宿る事に失敗した種が溢れる中に、血が混じっていた ) [Sun 20 Aug 2006 02:13:26]
◆ティフィス > 受け入れなさい、セレニア。これは教会の――神のご意向なのよ。 ( やんわりとした声音で告げて、セレニアの言葉も聴かないままに、液体を塗りこんでいく。指を曲げて肉を掻き分け、膣内へと進入し液体を塗りこむ。中を十分にほぐし、それが終われば指を引き抜き、セレニアを抱きしめるようにして、ゆっくりとしたから肉棒を進入させていく。奥の奥まで到達すれば、ティフィスは身を震わせて、セレニアの中に種を注ぎこむ。”ヤドリギ”と呼ばれるその種は、セレニアの下腹部に根付いてその力が必要となるときまで眠り続けるのだ。 ) 全ては神のお心のままに。 ( ティフィスは、セレニアが吸血鬼となったとき、それを葬るための楔として聖教会が選んだのである。すべては、聖教会の謀であった。 ) [Sun 20 Aug 2006 01:58:36]
◆セレニア@聖教会懲罰房 > ( 何が、あったのだろう。 次第に明瞭になる意識は、やはりどこかに、彼女の異変を感じている。 今までスケッチブックで静かに伝えて来ていたのが、突然話せるようになったのだから、戸惑って当然と言えば当然だけど… どこか、何かが…。 ……何を、されたのだろう…… ) ―――ッ… ( じゃらり。 一度強く鎖を握って、姿勢を正す。 …正直、立っているのもやっとな状態で、これは辛い…。 ティフィスは、さっさと枷を解いてくれるような人ではなかっただろうか。 …それでもニコニコ笑顔には、それらを口に出す事が出来なくて… ただ、『意義不服』にとんでもないと首を振る ) ―――いえ… いいえ。 了解、しました。 これからは、今度のような事にならないよう、気をつけます。 …よろしく、お願いいたします。 マスター… ( 『保護者』 …今回彼女がクリスティアへ召還されたのも自分のせいと思っている…。 興奮状態に陥る意識では、確約は出来ないとしても… 彼女の指示には従うと、首を振――― ) ―――。 ( ―――何故だか、突然脱ぎ落とされる修道服。 …豊満な女性的な体と… そこにはあり得ない器官… 躊躇いも無く触れる修道女に、きょとんと、呆けたような顔をしている ) ―――は、ぁ…? …ぁの… マスター、聖教会への忠誠は… 教会への忠誠は勿論ですが… 私は現在、大聖堂所属の――― ッ!? なっ…! マスター? …ッひゃぁ!? マスターッ!! な、何をっ…… ッん…… っく ( 彼女だって、現在は大聖堂所属の筈だ。 やはり何かおかしいと思うけれど――― 続く行動は、それどころじゃない。 健康診断などで検められる事くらいあったかもしれないけれど… 自分ですら特に触れた事が無い場所に、知らない手つきが何かを塗りこむ。 くすぐったそうに身を震わせて。 背の痛む身体を、少し暴れさせる ) [Sun 20 Aug 2006 01:49:15]
◆ティフィス > ( シスター・ティフィスは神の声を聞いた。そして奇跡を授かりしゃべれるようになった。これほど喜ぶべきことがあるだろうか。だから、生じたほんの僅かな違和感だって、気にならないだろう。あの扉の向こう、あの部屋で、彼女に何が起きたのかなど、しらずとも―― ) うぅん、正確には教育係と監視役かしら。あなたが問題を起こしたときに責任を取れる保護者が必要でしょう? 一緒に戦ったりはしないけれど、私が一緒にいれば、貴女は吸血鬼を狩ることも許されるわ。この決定に異議不服をもうしたてるのなら、私も一緒に報告に行くけれど。 ( そうニコニコ笑って説明すると、シスターティフィスは修道服を緩めて脱ぎ落とした。ぱさっと布のこすれる音と落ちる音が聞こえて、ティフィスの裸体があらわになる。その股の間には、生殖器がそそりたっていた。己の肉棒に、聖水のようなものを垂らして。 ) セレニア。貴女の内側から心の穢れを取り払い、以後も聖教会にたいして誠意ある忠誠を誓うようにしましょう。 ( そういうと、ボロボロになったセレニアの修道服をたくし上げて、聖水のような液体を片手に塗って、彼女の秘部へと塗りこんでいく。丹念に、丁寧に。 ) [Sun 20 Aug 2006 01:31:49]
◆セレニア@聖教会懲罰房 > ―――申し訳… ありません、でした… ( 疑問は、嘘のように――― 無くなっているようで、今度は別の引っ掛かりがあるのだけれど、今は、それを明確に意識はしていなかった。 …『彼女は、自分がこうしているこの状態で、それでも優しく微笑むような人だっただろうか』… ) ( どうにか立ち上がっても、両手首の位置は頭の上。 『司教様の言葉』と聞けば、それでも再び片膝を折って、頭を垂れた ) ―――マスター…。 大聖堂…の… 意向は、教育…係り、では…? ( 『マスター』と呼んではいるけれど、彼女は聖女で、審問官ではない。 だから吸血鬼との戦闘を、明確に許可されるとは思っていなかった。 16課と縁のあった者が、何かしら手を打ったのかと思うけれど… これまた、それでもティフィスを指名するのは、妙な気がする。 …自分が従うという意味では、適任だけど…。 覗きこむような瞳を、ぼんやりと見つめ返して ) ( 『そればかりじゃない』 と言われるのだろうと思っていたら、自分の存在意義を、ヴァンパイヤハンターという形で肯定してくれる彼女…。 やはり妙だと思う反面嬉しくて… もう一度、もしかしたら司教様の言葉に対してよりも、真摯に礼をする ) ―――分かりました。 マスター。 ( 身体を清めると言われれば、それは当然、色々と酷い状態の身体を拭ったりする事で… 傷の痛みに、そこを洗浄される痛みを覚悟しつつ、すんなりと頷こう ) …ありがとう、ございます…。 [Sun 20 Aug 2006 01:23:14]
◆ティフィス > セレニア、貴女は一人で吸血鬼と戦い、そして大聖堂の意向に反しました。そこで、司教様からの言伝をあなたに送るわ。 ( セレニアの頭を撫でて、惚けた顔のまま言葉を紡ぐ。 ) セレニア。聖教会は貴女にヴァンパイアを狩る許可を下しました。ただし、私が共にある場合という条件付きとする。以上よ。 ( にっこり微笑んで、ティフィスは惚けた顔のまま、セレニアを見つめた。顔を近づけて、見入る。 ) 今まで辛かったでしょう? ヴァンパイアを狩りたくて、でも狩れなくて――これからは私が一緒よ。いいわね? ”私のセレニア” ( そうして、顔を離すと、ティフィスは次なる言葉を発した。 ) さぁ、あとはあなたの体を完全に清めて、この傷みは終しまいよ。 [Sun 20 Aug 2006 01:11:18]
◆セレニア@聖教会懲罰房 > ( 膝をつくような姿勢から、ちゃんと立とうと力の入らない足を踏ん張って、手枷の鎖を握る ) ―――。 ( まだぼうっとしているけれど、次第に覚醒しつつある瞳でティフィスを見つめ… 何だ、全て杞憂だったんだと、焦燥した顔に、微かにほっとした表情を乗せた。 …やっぱり、教会に間違っている事なんて、何一つ無い… 自分は理解できないだけで、きっと何か、いけない事をしてしまったんだ…。 …彼女が話せるようになるというのは、奇跡に近い事だろう… それが、起こったのだから ) ―――はい。 ( 『もうすぐ終わる?』 その意味をよく考えずに、頷いた。 …規定の回数、鞭打ちは受けた筈だけど… ) [Sun 20 Aug 2006 01:05:50]
◆セレニア@聖教会懲罰房 > ―――まス た… ( 掠れた声で切れ切れに呟く、少女の目はまだ虚ろ。 …そこが現実か、厳格化の区別も付いていない様子で… そっと頬に触れる感触に、それを確かめるように瞼を落とす。 そうだ、私はこの声で歌っているのを、知っている ) は、ぃ… ( その言葉に、わけもわからぬまま再び目を開けて。 膝を突く [Sun 20 Aug 2006 01:00:52]
◆ティフィス > ( 少女が辛そうに顔を上げるのを待って、その頬にそっと片手で触れる。 ) 神託は終わったわ。私の声が聞こえる? セレニア。 ( 優しく頬をなでて、問いかける。 ) 父なる神は私におっしゃいました。迷える貴女を私の手で正しき道へと導くのだと。そのために、神は私に奇跡を与えてくださいました。私は”話す”ことができるようになったのよ。 ( 愛しげなまなざしを向けて、ティフィスは微笑む。 ) 痛かったでしょう? でも大丈夫。もうすぐ罰は終わるわ。 ( その言葉に答えるように、二人のローブの男は扉を閉めて外に消えた。 ) [Sun 20 Aug 2006 00:54:29]
◆セレニア@聖教会懲罰房 > ( 鞭で打つ、という単純な罰だけれど… クリスティア聖教会のそれは、大聖堂よりも過酷。 …少なくとも、『道具』として扱われていた少女にとって、今更驚くような処罰ではない… ) ( 違うのは、それを心静かに受け入れて、その痛みに、充足を得る事が出来ないという事だった ) ( 間違ったことをしたとは、思えない。 鞭で打たれて、皮が裂けて、声も出なくなり、終には失神して、冷水や熱湯で叩き起こされ、上体を起こしていられずに鎖で吊るされても… その罰が正当なものであると思えずに。 それで、何が赦されると言うのか分からずに。 ただの拷問でしかなかった ) ( 大聖堂へ移された時、ものの役に立たない我が身を呪って、いっそ与えて欲しいとさえ思った罰だけど… その感覚が、酷くおぼろげになっている。 教会は絶対だ。 肯定する声は、今なお胸の内で高らかにそう唱えているけれど。 そうでない部分が生まれて、ここへ来て、抱く疑問が膨らんでいた ) ( もっとも今は、何も考えられない。 ただ罰を終えて、最低限刺激から開放された身体を弛緩させるのみ ) ―――。 ( 遠くに、声が聞こえる。 どこかで聞いたような、けれど『話している』のは知らない声。 …その声で連想する、『母』と呼べる存在の記憶は無く… その代わり、一人の人を思い描いた…。 …ティフィス… マスター。 そうだ、彼女はどうなった。 『何をされた』 ) ―――ぁ… ( 重たそうなまぶたを薄く開けて、垂れていた頭を起こす。 チャリ チャキ 体重を支える鎖が鳴った ) [Sun 20 Aug 2006 00:49:16]
◆ティフィス > ( 重たい鉄の扉が二人のフードを目深にかぶった男たちの手によって開かれる。彼らに付き従われ部屋に入ったのは、金髪をウィンプルで覆い隠した女性だった。こつ、こつ、と靴音を響かせて、気を失ったセレニアに近づく。その手には金の装飾を施されたビンが抱えられていた。 ) セレニア――起きなさい、セレニア。 ( 気を失った少女の耳に、母親のような穏やかな声音が届く。それはスケッチブックに描かれた文字ではなく、はっきりと発音された言葉であった。 ) [Sun 20 Aug 2006 00:41:41]
お知らせ > ティフィスさんが入室されました。 『(ひとの気配が近づき、扉が開く。)』 [Sun 20 Aug 2006 00:38:30]
◆セレニア@聖教会懲罰房 > ( 窓が無いから通気性は極めて悪く、石造りの室内であればそこそこは涼しい筈が、生温い空気が滞っている ) ( 水と、鉄の匂いが充満するその場所で、鞭で何度も荒く裂かれた背を自らの血で塗らし、薄紅色の髪と瞳が奇妙な半裸の少女が、両手首を天井から下がる枷で吊るされて、ぐったりと気を失っていた ) [Sun 20 Aug 2006 00:36:46]
お知らせ > セレニア@聖教会懲罰房さんが来ました。 『( 昼も夜も分からない )』 [Sun 20 Aug 2006 00:31:45]
お知らせ > シャルレ@住み込み宿さんが退室されました。 『(瞼を閉じる)(それでも昔の夢を見るのだから、贅沢をまだ望ンでいるのだろう―――)』 [Mon 10 Jul 2006 02:12:01]
◆シャルレ@住み込み宿 > (絶対にやってみせると、啖呵を切って出て来たから。) 絶対、戻ったらへんねん! (ぐ、と拳を握って、反動をつけて寝そべった床から起き上がる)(それから、褥へ上がって) [Mon 10 Jul 2006 02:10:50]
◆シャルレ@住み込み宿 > ……… ものすごい、恵まれとった。(服、飯、本、菓子、呼びつければ何でもしてくれる従者が居て。)(そンな環境、―――) 贅沢は敵や!(何其の、戦時中な台詞) 贅沢を抜けられたら―――其処から、スタートやな。(鍛錬を幾らしても。幾ら自分で働くコトを覚えても。)(雨風を凌げる屋根や、床や、―――固くても、ゆっくりと身を横たえられる褥があるコトが、有難いのだと思えるようにならなくては。もしも、憧れた冒険譚のように、外へ出て行くのならば、そンなモノは一つとしてない場所だって、有る…―――否、全部無いと思って正しい、筈。) [Mon 10 Jul 2006 02:09:34]
◆シャルレ@住み込み宿 > (ぺぺーい)(投げ捨てるように並べた本は―――小さい頃に憧れた、冒険譚ばかり。) ヴォケ … ッ。(両腕を投げ出して、硬い床へごちん、と背中から転がる)(薄い床。階下の秘め事まで筒抜けになり兼ねない床。それに、薄い壁。薄い天井は、じりりと照らす灼熱の陽光を遮るだけで、熱はこの部屋に篭る一方。それに、硬い褥。) 贅沢はやめられへん、て、―――セシルはんが言うとったけど、(宿の常連客)―――………ウチはそないヤワや無いねん。絶対、 抜け出したる。(贅沢)(―――今まで、華美な程の装飾、無駄に豊富に使われた資材、寝転がれば、体が沈んでしまうような褥。勿論、天蓋だって愛らしい薄桃色で。そンな、環境が当たり前だった。だから、) 贅沢やなンて、思うたコト無かった、けど―――(今なら、贅沢だったと胸を張って言える。) [Mon 10 Jul 2006 01:49:37]
◆シャルレ@住み込み宿 > ちィとくらいなァ 『 手伝いを出したろか? 』くらい言えへんのか、あの、ヴォケオヤジはッ。(がんがんと本を並べる手元。)(そンな優しい言葉は愚か、) なァーにが、 どーせ直ぐ逃げ戻ってくるンやさかい、持って行くだけ無駄とちゃうかー? やねんッッ。 ヴォケ!(ばす!と本を並べた拍子、指を強か木箱で打撲。) ッたァ … ! ―――うぬァーッッ。 アレも。コレも、ソレも、ドレもッッッ…!(誰かの所為にしようと、癇癪を起こしかけた苛立つ拳が) ウチの自業自得やけど ッッ …!(―――ばうン。褥の側面を打つ) [Mon 10 Jul 2006 01:44:21]
◆シャルレ@住み込み宿 > ンまに、おとーはんも、イケズやで。ホンマ。(白い外套に身を包んだ儘、正に出掛けから帰って来たばかりといった服装。外の湿気と、重々しい雲を背中にくっつけた儘、室内へ入ってしまったのではないかと思う程、蒸し暑い天井裏。其処が自室として宛がわれて長い部屋。)(落ちた本は実家の屋敷から持ち出した己の本棚にあった書籍。) と、と、とー…、コレでやっと半分っちゅートコロやろか。(乱雑に積まれた木箱。横向けに、丁度本棚代わりに使えるように並べた其れ。其処へ、褥の上に落とした本を納め乍) まァ、…自立の為やー、言うて家出とンのに、こないなコト、屋敷の人間使てやっとったら、何が自立やー言う話やけど。( せやけどなァ。―――思わず愚痴っぽくなる。) [Mon 10 Jul 2006 01:40:05]
◆シャルレ@住み込み宿 > ―――ッこいしょー ッとォ。(ばたばたと音を立てて、声と同時に褥の上に本が数冊落ちる) [Mon 10 Jul 2006 01:35:30]
お知らせ > シャルレ@住み込み宿さんが来ました。 『(―――住み込み宿の一室)』 [Mon 10 Jul 2006 01:34:47]
お知らせ > セレス@修道院地下さんが帰りました。 『 そうだ、これ以上は分不相応だ。 』 [Wed 21 Jun 2006 02:01:01]
◆セレス@修道院地下 > ( なんにせよ、あの街で少し想い出を作り過ぎただろうか。 あんなに長く外に出て、一箇所に留まったことは今まで1度も無かった。 出会った人達とお別れするのが寂しいことだと、自由に空の下を歩けないことが不自由だと、自分は物を知らなさ過ぎるのだと、教えられてしまった。 生きていく上で、聖女としての天命をまっとうする上でそれは必要の無い事だけれど―――――。 ) [Wed 21 Jun 2006 01:57:14]
◆セレス@修道院地下 > ( その後、アレックスにもその格好はどうか。どうか。と諭されたが、これはさるご高名な司祭様が作り出した聖衣である。 暴走し易い“奇跡”を体内にとどめる結界の役目を果たし、この修道院地下のような神聖な場所以外で脱ぐ事の出来ないもの。 とっても由緒正しいオーダーメイドなわけで。 帰ってくるなり聖教会の司祭様にも聞いてみたが、大丈夫。問題なし。それはそれで。というお言葉を授かっている。 ) ――――…変態趣味、だなんて。 ( 結構気にしていた。 眉の根を顰めてぷぅ、と頬を膨らまし。 ) [Wed 21 Jun 2006 01:49:24]
◆セレス@修道院地下 > ( とりあえず大聖堂と青猫にはお礼の品を贈っておいた。 もう届いた頃だと思う。 色々考えた結果、どちらも人の多い所だし、食べ物が良いだろうという結論。 …それと、フレア・ロンドの所在は分からなかったが、彼女の分もどうにか届くようにと大聖堂にお願いしてある。 喜んでもらえると良いのだが――――。 ) …お元気だと良いけれど。 ( なにせあの戦いをご老体で最後まで生き抜いたのだ。見事としか言いようが無い。 ) ( とっても失礼なメイド姿の聖剣使いの顔がフィっと浮かんだが、お世話になったかと思い返すと絶対なっていないという結論に至った。 凄い失礼なことを言われただけだ。 変態趣味、とか。とか。とか。 だから何も送らない。 頬紅でも送って差し上げればよかっただろうか? ) [Wed 21 Jun 2006 01:36:49]
◆セレス@修道院地下 > ( 昼夜の感覚は薄いが、少しだけ眠気があるのと、上の修道院から物音があまりしないのが恐らく夜であるという確証。 日付の感覚もあまりないが、訪ねれば数時間おきに様子を見に来る世話係のシスターが教えてくれた。 ヴェイトス市での“聖剣戦争”終結から1ヶ月と20日。 帰国からは20日。 麻痺した感覚ではそれが早いのか遅いのか計りかねるが、市で世話になった人たちの顔と名前が少しぼやけてきているくらいだ。 大聖堂で出会った人々。 アレックサンドラ、維言、ティフィス、オブライエン神父に審判のシスター・ジャスティス。 娼館「青猫」の娼婦達。 それから、最後までその後が気になっていたフレア・ロンド。 その前の訪問で世話になったソノウチ・イツカというアマウラ人の娘には会えず仕舞いだった。 ) [Wed 21 Jun 2006 01:27:36]
◆セレス@修道院地下 > ( じりり、と音を立てて蝋燭がまた溶け落ちた。 久しぶりに体調がよく、痛みも我慢できる程度に収まっている。 頭痛は無いし、許可を頂いて枷の一部を外してもらった。 部屋の隅に置かれた木製の椅子に座り、蝋燭の灯りで本を読む。 何度も何度も読んだものだが、気に入った本をこうしてサイクルさせる分には今の所飽きは来ていなかった。 ) [Wed 21 Jun 2006 01:20:16]
お知らせ > セレス@修道院地下さんが入室されました。 『 比較的穏やかな、夜 』 [Wed 21 Jun 2006 01:16:08]
お知らせ > セレス@修道院地下さんが帰りました。 『 ( そしてじりじりと時間は流れ、纏らない思考は繰り返す。 ) 』 [Wed 14 Jun 2006 01:28:56]
◆セレス@修道院地下 > ( この地下室に居る時間は安心できる。 19にしては童顔だと言われる自分の顔が安心できる。 自分の未来だとか、こうして行き続ける先の想像だとか、世間の流れだとかが怖いのだと、先のヴェイトス市訪問から帰ってきてようやく理解した。 私はこのまま、変化する事無く同じ事を繰り返しながらある日突然終わりたいのかもしれない。 寿命が長くないと言われているアルビノの身体が、それを叶えてくれる気もする。 私は「未来」「将来」が怖い。 そしてこんなことを考えるのも怖い。 だから、あえて痛みがぶり返してくる事を望んだ。 考える暇もなくなるようにと。 ) [Wed 14 Jun 2006 01:25:03]
◆セレス@修道院地下 > ( 時々疑問に思う事もある。 聖女であるとされる身体。 祟りを飲み込む力。 呪いを飲み込む力。 出生の定かではない私。 何故その神聖な力がこれ程身体を蝕むのか。 痛みを訴えるのか。 そも、これは何なのか? 司祭様は「ただの人の身には余る力」だという。 何故それを「ただの人」である自分が授かったのか。 分からない。 考え出すと怖くなるから考えない事にしている。 我が身が求められ、世界から1つ、また1つ不幸の種を摘み取るという事実があれば良い。 それが天命だと、人が言うのだからそれで良い。 正しいことをして生きているのだから、それで、良い。 ) [Wed 14 Jun 2006 01:17:29]
◆セレス@修道院地下 > ( そういえば最近少し暑くなって来た。 少し肩の辺りが痛い。 季節なんて感覚も外に出ないと忘れがちだが、もう夏になるのだ。 ヴェイトス市で世話になった人達に贈り物をするんだった。 ああ、姿勢を少し変えようか。 苺大福、美味しかった。 気がつけば直ぐに秋になっているんだろう。 ゆっくりと、ゆっくりとだ。 お腹の中の何かを刺激しないように、ゆっくりと。 ああ、なんだっけ。 やっぱり思考が定まらない。 早く眠ってしまえば良いのに。 どうせ痛みで起こされるけれど。 ) [Wed 14 Jun 2006 01:06:05]
◆セレス@修道院地下 > ( 床の冷たさを頬に感じる。 小刻みな波がお腹の辺りで起きては引いて、今は少し遠ざかっている。 音は聞こえず、世話役のシスターが来る足音も無い。 時間の感覚は無く、今が夜なのか昼なのかもわからない。 多分、夜だろう。 身体と耳を通して微かな振動を捉える。 まだ誰か起きているのだろう。 なにか思考を巡らせようと思うが、いつ次の波が来るかと思うと長考はできそうにない。 色々な人の顔が脳裏を横切った。 口枷が少しキツイのか、だらだらと涎が垂れて筋を作っている。 ) ( いつもどおりだ。 ) [Wed 14 Jun 2006 00:58:28]
お知らせ > セレス@修道院地下さんが入室されました。 『 なにひとつかわらぬにちじょう 』 [Wed 14 Jun 2006 00:50:26]
お知らせ > セレス@修道院地下さんが退室されました。 『 ( 聖女のくぐもった呻き声と鎖のじゃらじゃら鳴る音は、暫らく続いた。 ) 』 [Sat 3 Jun 2006 03:07:09]
◆セレス@修道院地下 > ( 今日はお祈りの後、お世話になった人リストを作ってお礼の品を考えようと思っていた。 ヴェイトス市での長い長い2ヶ月間は、少なからず世間ズレしている自分の感覚を再確認する有意義な時間だった。 それを考えると、隠蔽された地下室で何時間も何時間も呻き続ける自分の境遇に僅かな疑問が浮かんでしまった。 違う。 これは間違いではない。 聖女という特殊なものとして、神に祝福されるという特例を頂いた身だ。 これはその代価であり、義務。 そして神の加護を皆の為に行使するのも義務。 一般的な生活を自由に送ることができないのもそう。 その代わり食事も家も教会が世話してくれているのだから、間違いない。 ) [Sat 3 Jun 2006 03:01:24]
◆セレス@修道院地下 > ( どれくらいこうしているんだろう? 問いかける事もできない、知ったところで意味の無い疑問が頭を過る。 何度経験してもそうだ。 あらゆる自由を奪われた状態で出来ることなど考えることしかないし、早く終われ、ということで結局頭は一杯。 苦痛の時間が去るのをひたすら待つ以外無いのだから、今がいつかなんて何の意味も無かった。 ) ――――…ぅあ、あ、あ、あ……んッ! ( 断続的な責め苦は続いている。 声を潜める意味も無く、鍵のかかった地下室にひたすら淫猥な声が響いた。 ) [Sat 3 Jun 2006 02:54:53]
◆セレス@修道院地下 > ( もう延々何時間もその責め苦に耐え、石床の上でのた打ち回っている。 絶え間なく体中に苦痛を与え、気絶と覚醒を繰り返す。 鉄の扉はしっかりと封印され、長い事誰も入ってこない。 汗でびっしょりになった身体を拭いたり、僅かに何かを食べさせてくれたりという数時間おきの世話はあったが、朦朧とした意識では殆んどその記憶すら薄く。 その実、自分が失禁している事にすら気付けずに居た。 聖女、というにはあまりに卑猥な姿だ。 ) [Sat 3 Jun 2006 02:43:05]
◆セレス@修道院地下 > ( 暫らく調子が良かったのに。 ヴェイトス市に向かって帰ってくるまでの2ヶ月間、聖剣のお陰もあったのかもしれないけれど、もう安定してしまって発作的に体調を崩すような事は無いんじゃないかって勝手に思い込んでいた。 いい加減な根拠だった。 ) ――――――ゥ…ぐ…うふゥゥ―――――――。 ( まるで体内から何かが飛び出そうとしているみたいだ。 熱を帯びて体の隅々まで侵す正体不明の何かが暴れ回るたび、枷を嵌められた口の端からくぐもった声が洩れる。 掻き毟るように指を引き攣らせ、身体を反り返らせながらひたすら苦痛に耐え、石畳に突っ伏した。 身体にはその「逆流」を抑えるための黒い拘束衣。 右手首と右足首、左手首と左足首を枷で繋がれ、首から伸びる幾重もの鎖は、猛獣でも縛めているかのように壁に繋がっている。 目隠しと口枷すら、流出を押さえる為のものだ。 “聖女認定”セレスティアの体内には、何か正体不明の、人間の身体では本来抑えきれないようなものが封じられていた。 ) [Sat 3 Jun 2006 02:36:17]
お知らせ > セレス@修道院地下さんが入室されました。 『 ―――揺らぐ――― 』 [Sat 3 Jun 2006 02:27:06]
お知らせ > シャルレ@宿の裏さんが帰りました。 『(―――だから、早朝、誰にも見つからないように、鍛錬。)』 [Wed 31 May 2006 04:33:08]
◆シャルレ@宿の裏 > (50迄拳を叩き込んだら)――― ごじゅ ッッ…!(包帯に、薄らと赤が滲む) ふしー。ほな、次はランニングやなッ。(其れも厭わない。其の儘、部屋着―――薄手の中チュニックに、薄手のショートパンツ―――で、城下町をぐるりと走る。父親に見られでもしたら、きっと父親号泣する。はしたない格好で!!と。) [Wed 31 May 2006 04:32:39]
◆シャルレ@宿の裏 > (早朝。朝の仕込みをする前に、一時間早起きの鍛錬。4時に起きて、0時に寝る生活。4時間睡眠の宿屋稼業にも慣れてきた。) いち、にぃ ッ さん、 し!(テンポを上げて、拳を叩き込む。)(無論、痛みは増す。) [Wed 31 May 2006 04:30:13]
◆シャルレ@宿の裏 > (宿の受付に立つ度、宿の客に心配される始末。夜は夜で、食堂に出れば、『 嗚呼、相変わらず包丁でざっくりいってんだ 』ッてな視線を浴びて。) ご ッ ろくー しちッはち!(いや、来た当初より切る位置も頻度も高くなッてるッてどれだけ成長ないンだって話。)(箱入り娘だッたお陰で、働き出した当初は炊事なンてからっきし。当然。) きゅー よんじゅッ!!(がつーん。)(思いっきり打ち込む) [Wed 31 May 2006 04:27:40]
◆シャルレ@宿の裏 > (それに拳を打ち込む) ―――しッ、 しッ、 ッ、 し …!!(痛い。痛い。普通に痛い。)(打ち込む度、ぎゅ、と眉を顰め乍。―――随分と炊事は上達した。きっと今なら、自分で作った飯も食える。そう思うくらいには。) ッし、 ―――三十ッ。(がん、ぶつける拳。幹に巻いた布は、着古した自分の洋服だったもの。其れを幾重にか重ねただけの、幹は、まだ然して鍛えられていない拳には結構堪える。) いち ッ、 にッ、 さんッし…!(毎日続けてるうちに、少しは痛みに鈍くなるかと思ったけれど。マメが出来たり、出来たマメが潰れたり、手の甲は包帯巻き。) [Wed 31 May 2006 04:23:52]
◆シャルレ@宿の裏 > (右、左、右、左―――)(規則的に、リズミカルに。住み込み宿の裏、薪やら何やらをストックする納屋の前、一際太くて大きな樹木の幹に巻きつけた布。) [Wed 31 May 2006 04:20:00]
お知らせ > シャルレ@宿の裏さんが来ました。 『(拳。)』 [Wed 31 May 2006 04:18:48]
お知らせ > セレス@街外れの修道院外さんが退室されました。 『 「いちごだいふく」の衝撃に対抗できるようなクリスティア名物は何か――――。 』 [Tue 30 May 2006 23:07:27]
◆セレス@街外れの修道院外 > ―――…あ、そうだ。 個人的にまた贈り物、しよう。 ( 前にお世話になったソノウチイツカさんも大聖堂を訪ねてきてくれていたらしい。彼女にも手紙を書いて、それからお世話になった大聖堂の面々に、青猫に、…できればあの老婆にも。 ちゃんとしたお別れが出来なかったのだから、これくらいはしておきたいと思う。 皆、元気だろうか? ) [Tue 30 May 2006 23:00:40]
◆セレス@街外れの修道院外 > ( 苔生した大きな岩の上に腰掛け、空を見上げれば星空。 そういえばヴェイトス市ではこんなに星が見えなかったものだ。 この空は確かに、あの街に続いているのに。 ) ――――…楽しかったな。 ( 色んな人と出会った。 色んな所を歩いた。 色んな事を考えて、知らないものを見て、食べて、それから何故か沢山怒られた。 思い出すと無性に胸の辺りが寂しくなるけれど、最初から分かっていた事。 知り合いの多くが街を離れていた所為か、帰りの見送りは無かった。 一言二言でもお話をしておきたかった人が何人か居たけれど、タイミングが悪く、それも叶わない。 次にまた会う保障も無いのが心残りか。 ) [Tue 30 May 2006 22:51:58]
◆セレス@街外れの修道院外 > ( 冷たい湿った空気と静かな夜。 味の薄い質素な料理と垢抜けないシスター達。 1ヶ月も離れている事は今まで無かったし、酷く懐かしくすら感じる。 少し離れた所に見える修道院の建物を見遣り、帰ってきたんだな、と再確認した。 これからまた、地下室に閉じこもって過ごす生活が始まるが、それが今までどおり。普通なのだ。 余暇を頂いてのこの数週間は、贅沢そのものだった。 戒めるべきこと。 ) [Tue 30 May 2006 22:42:01]
◆セレス@街外れの修道院外 > ( 力を失った聖剣“χ-O-Was”を聖教会に収め、労いの言葉を頂いた。 奇跡こそ成就しなかったものの、聖剣を破壊されず最後まで残ったという成果は、聖剣と聖女、そしてその選出をした聖教会の評価を上げるに足るものだったと。 隠匿されがちだった聖女認定の名も公にされた事で、今後は広く喧伝されるのだろう。 聖剣戦争終結から1ヶ月。 ようやく帰ってきたのは夜も遅い時間。 ヴェイトス市でならまだまだ宵の口であるが、クリスティアでは人気の無くなる頃だった。 真っ白なアルビノの聖女は馬車を降りて修道院で食事を摂った後、暫し風に当たると言って外に出ていた。 聖霊の泉の湖畔が近く、その辺りを散策する心算だ。 ) [Tue 30 May 2006 22:30:24]
お知らせ > セレス@街外れの修道院外さんが来ました。 『 静かな帰還。 』 [Tue 30 May 2006 22:25:10]
お知らせ > シャリオット@研究所さんが退室されました。 『(楽しそうな狂的技師をよそに、そっとため息。)』 [Thu 4 May 2006 01:49:06]
◆シャリオット@研究所 > (『あーくまのちーからー♪ みーにー、つーけたーっ♪』) としがばれますよ?はかせー。 (きゅぃーん、きゅいーん。 迷子の子犬が鳴く声でなく、どりる。(オーパーツ)の音を響かせて。) [Thu 4 May 2006 01:47:25]
◆シャリオット@研究所 > (『魔改造は男の浪漫なんだよ。うはぁ、燃えてきたぞうー』) …手が動いてたら、あたまどやしてますよぅ? はかせー。 (とりはずされてるのが辛いところだ) [Thu 4 May 2006 01:42:32]
◆シャリオット@研究所 > (『従来、馬の部分をナイトメアのそれに変えようと思うんだ。どう?』) いや、どうっていわれましてもー。 (困る。) [Thu 4 May 2006 01:41:17]
◆シャリオット@研究所 > (今度のオーバーホールは、生体部分にもかなり手を入れるらしい。 よくわからないけれど。) [Thu 4 May 2006 01:40:38]
◆シャリオット@研究所 > …あんまり、いじって壊さないでくださいねー? (『いや、待って。造ったの僕だから。』 そんな反駁) [Thu 4 May 2006 01:35:21]
◆シャリオット@研究所 > (銀色の髪に、メタリックブルーの瞳。人に造られた娘は、手術台の上で、自分の体を眺める) あのですね、はかせー。 [Thu 4 May 2006 01:34:34]
お知らせ > シャリオット@研究所さんが入室されました。 『むー。』 [Thu 4 May 2006 01:33:09]
お知らせ > シャルレさんが退室されました。 『(人込みは、ヴェイトスよりも歩きやすいのは確か。)』 [Wed 29 Mar 2006 20:21:13]
◆シャルレ > ―――蜜柑、小麦粉、醤油に、海ぶどう? 海ぶどう?(首傾げた)―――そないなもん、何処に売ってンねん。(余り見慣れない食材に首を傾げ、)ま、しゃーないか。探そう。 クリスの店にあるかも知れんし、聞いてみよ。(メモをポケットの中に突っ込み)(歩き出す) [Wed 29 Mar 2006 20:20:00]
◆シャルレ > ………。(己の足と、行き交う人の足を見ながら、)(―――ドンッ) あ、(視線を落とせば人にもぶつかるというもの。落とした視線は気落ちの証、やかる気力も無く。) すみません…。(殊勝な態度は何処へやら。しゅんむり謝れば、相手も難なく「 いいえ 」と微笑む。) ―――…アカンアカン。 買いモンや、買いモン。(ぺこりと、ぶつかった人に頭を下げ、その人を見送れば、ふるり首を振るうて) ぇええぇーと。 [Wed 29 Mar 2006 20:14:20]
◆シャルレ > (ヴェイトスはクリスティアと違い、危険な場所だと。まだ未熟なじゃじゃ馬娘には早いと―――しらけた半目で告げらりた。) おばちゃんも、おっちゃんも(下働きの宿の夫婦)好きやけど、(ずるり、荷物が音を立て)―――早う、ヴェイトスに行きたいンや。(視線は地に落ちる。) [Wed 29 Mar 2006 20:11:38]
◆シャルレ > (両手の荷物は地にする程に袋は膨れ上がり、ずるりずるりと音を立てん)(不満げな顔は時折、行き交う人にぶつかれば『 何処見とンねん、我ェ 』とでも突っかかりかけん、三白眼に変わり果て。) 結局、まだ無理やとか、何でやねん。(不満、不満、不満も不満。)(少々の小銭をため、何とか生きる術というものも学んだような気もすると言うに。父親に下された判断は) ヴェイトスがなんぼのもんやねん! 否、行きたいけど。 [Wed 29 Mar 2006 20:06:17]
◆シャルレ > ―――なんでやねん、なんでやねん、なんでやねん、なんでやねんッ。(突っ込みの練習ではない。) [Wed 29 Mar 2006 20:03:29]
お知らせ > シャルレさんが来ました。 『(どッさり荷物を両手に)』 [Wed 29 Mar 2006 20:02:49]
お知らせ > セレス@修道院地下さんが帰りました。 『 ――――ぁ。 ( 傾け過ぎた椅子の重心が後ろに傾きすぎて――――。 )』 [Mon 27 Mar 2006 02:32:46]
◆セレス@修道院地下 > ――――――…また仕事、来ないかな。 ヴェイトス市辺りから。 ( ぎ、と行儀悪く軋ませた椅子を傾け、殺風景な石の天井を見上げる。 自分に仕事が回ってくるという事はそれだけ不幸があるという事に他ならないが、ほんの数日間だけ滞在したあの騒がしくて料理の味が濃い街が、何となく恋しくなった。 ) [Mon 27 Mar 2006 02:31:33]
◆セレス@修道院地下 > ( 読み古した本を棚に戻した。 聖人が起こした奇跡についての伝承本で、繰り返し読み過ぎてすこしボロくなっていた。 100冊少々ある本はどれもそんな具合で読みつくしていて、そろそろ新しい本を何冊か取り寄せてもらいたい所。 最近はアマウラとかヴェイトス市とかに少し興味があるのだけれど、多分検閲を通らないだろう。 外国文化に関しては全く通してもらえない。 ) ( 少しだけ、この部屋を狭苦しいと感じる。 ) ( 一瞬だけ芽生えた棘がちくりと胸に刺さり、直ぐに首を振って目を閉じる。 それは考えてはいけない事だ。 それは贅沢だ。 ) [Mon 27 Mar 2006 02:23:11]
◆セレス@修道院地下 > ( 体調が良い日は室内で身体を動かしたり、修道院の傍の湖畔まで散歩させてもらえる。 食事もちゃんと日に3回。 祈りを捧げる時間もあるし、検閲が通れば物を取り寄せてもらう事も出来る。 ただの娘だった自分を聖女様(と呼んで皆が必要としてくれる。 十二分に幸せな筈だ。 ) [Mon 27 Mar 2006 02:16:08]
◆セレス@修道院地下 > ( この身に余る力がこの身体の中に在るという。 それを安定させる為の拘束衣であり、人工的に聖域化された地下室。 此処を尋ねたとある司祭はその姿を見て「まるで囚人のようだ」と嘆いたが、何と言われようとこれは自ら望んだこと。 こうしていれば誰かに迷惑をかけるどころか、皆の幸福の為に役立てるんだよ。 生まれてきた意味を、天命を与えられるという事はとても幸せな事なんだよ。 いつか誰かがそう言って、その言葉に頷いたのだ。 だから、これは自分の意思に他ならない。 ) [Mon 27 Mar 2006 02:10:41]
◆セレス@修道院地下 > ( 外は今日も雪だろうか。 この地下室に戻ってから何日目だっただろうか。 疑問形が多くなってしまうのは、日の光の届かない部屋に独り暮らす故。 そろそろ春だと言うし、もう雪も振りはしないか。 なにもかも想像の範疇で独り物思い、読みかけの本にまた視線を落とした。 質素な木の机の上でキャンドルがぼんやりと灯り、無音の室内を仄かに暖めている。 何事も無い比較的穏やかな、聖女認定の日常。 外界を隔てる鉄の扉さえ自由に行き来できればそれこそ幸福そのものの。 ) [Mon 27 Mar 2006 02:03:58]
お知らせ > セレス@修道院地下さんが入室されました。 『 比較的穏やかな日々 』 [Mon 27 Mar 2006 01:58:00]
お知らせ > シャリオットさんが帰りました。 [Sun 26 Mar 2006 14:35:08]
◆シャリオット > …とりあえず、もう暫くは帰りを待ちますかっ。 (はふり。 嘆息しながら 楯を操る流儀の型稽古を繰り返して─ ) [Sun 26 Mar 2006 14:35:00]
◆シャリオット > (ホヴァー馬……ちょっとすわりが悪いのでエアロホース。 ちょっと格好いいかもしれない。(そうか?)) [Sun 26 Mar 2006 14:34:00]
◆シャリオット > …まぁ、はかせも リプレイスに向けていろいろ改修考えてるって言ってましたし─。 (若干のジャンプ機能がつくとかなんとか。腕に仕込んでる圧縮エア機構を足にも積もうか、とか。) [Sun 26 Mar 2006 14:31:59]
◆シャリオット > (それまでに散々酷使された丸太は、その一撃で半ばから折れ、無惨に爆ぜ飛んだ。) …く、ふぁいなる・じゃすてぃす、まだ試してませんのにっ。 (軟弱な、と丸太をなじった。) [Sun 26 Mar 2006 14:27:36]
◆シャリオット > Honorable-Valentianus!(すたーず&すとらいぷす!って感じのノリで前へ弾けるように駆け出していく。銀色の楯が、残像を引きながら立ちふさがるものを撥ね飛ばす勢いで。対人だと10対0で保険料此方持ち。何の話。) [Sun 26 Mar 2006 14:26:02]
◆シャリオット > (例によって、ちょくちょく攫われる王女様を取り戻すための小部隊編成に、同行して留守の間、何があったのか──戻ってきたら、相方が居なくなっていたという) …便りが無いのは元気の印、っていいますけど──。 (楯を構えなおす。両腕を眼前に組むようにして、楯を正面に掲げる─) [Sun 26 Mar 2006 14:12:40]
◆シャリオット > (錬金合金製。シャリオの部位の中で、最堅を誇る箇所。クリスティアの王家の印章が刻まれた楯。) [Sun 26 Mar 2006 14:09:43]
◆シャリオット > (遠心力で加速された一撃が、がつん、と重く丸太に叩き付けられると、反動でじぃんと腕に響いた。) [Sun 26 Mar 2006 14:03:18]
◆シャリオット > せぇ、のっ! (丸盾を、円盤投げのようにぐるんぐるん振り回す。) [Sun 26 Mar 2006 14:01:09]
お知らせ > シャリオットさんが来ました。 『光る!廻る!』 [Sun 26 Mar 2006 13:56:59]
お知らせ > セレス@とある邸宅さんが帰りました。 『 少し後味の悪い仕事。 』 [Tue 21 Mar 2006 21:47:28]
◆セレス@とある邸宅 > ( 疲れきった子供を抱えて邸を出ると、聖教会からの迎えが来ていた。 子供を預け、ようやく一息ついて空の屋敷を見上げる。 結局、誰が悪かったのか。 少なくとも、幼子が犠牲になるなど罷り通るべきでは無い筈だ。 ) [Tue 21 Mar 2006 21:47:13]
◆セレス@とある邸宅 > 知らぬ者の眼が魅惑する、我がか弱き子羊を……去りなさい、夜、小麦の中に毒麦を蒔く嫉妬深い者。 神の御名に膝を折りなさい、大罪を煽る者よ。 ( それそのものは幼子を衰弱させる程度の力しかない弱い呪いが身体の中に吸い上げられていく。 決して気持ちの良いものではないし、風邪をひいたみたいに頭がぼんやりとしてくる。 気を引き締めて、幼子の頬に触れれば、其処から這い出すように最後の悪霊が此方に流れ込んできた。 びくん、と腕が引き攣るように跳ねたが、幸い折れはしなかったようだ。 ) ――――もう大丈夫です。 貴方も、この御邸も。 でも今夜だけ、教会にお泊りしましょう? 怖い夢を忘れるよう――――。 [Tue 21 Mar 2006 21:43:09]
◆セレス@とある邸宅 > ( 「子供部屋が1番おかしい」「子供部屋に何か住み着いている」。それで真っ先に憑り付かれたのがこの子か。 それを黙っていたのだ。両親は。 そして醜く豹変した我が子すら怖くなって、置いてきた。 此方を向いて歪に顔をゆがめて奇妙な声を出す子供は、笑っているのか泣いているのか怯えているのか、分からなかった。 ) ――――……嗚呼。 貴方を迎えに来ました。 一緒に参りましょう? ( 室内に足を踏み入れると、爪先から一斉に小さな悪霊たちが這い上がってくる。 それを自らの体内に片端から吸い上げながら、幼子に歩み寄った。 ) [Tue 21 Mar 2006 21:33:38]
◆セレス@とある邸宅 > ――――――――……なんて事。 ( 扉を開けてあまりの信じ難い光景に絶句した。 退去しろと言った筈だ。 男爵も夫人も使用人も出て行った筈だ。 ) 何故ッ!! 何故子供を残す……!!! ( ベッド。木馬。積み木。絵本。色とりどりの遊具。 その中でその幼子は、床に座り込んで遊んでいた。 醜怪な赤子のような姿をした悪霊に囲まれて。 ) [Tue 21 Mar 2006 21:27:49]
◆セレス@とある邸宅 > ―――――――…! ( 何かが微かに静寂を乱した。 僅かな声。 それはボソボソと未だ続いていて、酷く陰鬱に胸に響く。傷みを訴えて。 ) ………でも、これは。 ( 嫌な予感がして少し足を速めた。 声は間違いなく、件の子供部屋から聞こえてくる。 ま さ か―――――。 ) [Tue 21 Mar 2006 21:21:16]
◆セレス@とある邸宅 > ( 返事の無い静寂が支配する廊下を一人、そのまま歩いて二階へ。 外観から予想できたとおり、二階も矢張り同じように長い廊下が続いていた。 等間隔に並ぶ窓から月明かりが差し込み、真っ暗な廊下を黒と白のコントラストに切り分けている。 そのまま進んだ。 特に酷いのは廊下の半ばにある子供部屋だという。 ) [Tue 21 Mar 2006 21:10:19]
◆セレス@とある邸宅 > ( とある貴族の邸宅で始まった、小さな怪現象。 いわゆるポルターガイスト的な物音、揺れ、囁くほどの幻聴、それから悪夢。 典型的な呪いの一種で、恐らくは人災。 家人が誰かの恨みを買ったのだろう。 解呪を生業とする自分にとっては大した事の無い見慣れた物だが、一般市民からすればいざ己が身に起きればそれは恐ろしい事だろう。 ) [Tue 21 Mar 2006 21:02:11]
◆セレス@とある邸宅 > "Glory to God in the highest heaven, ( and on earth peace( among those whom he favors(." ( こつ、こつ、と革のブーツが床を鳴らす。 淀んで濁った空気がドロリと滞留しはじめて、招かれざる客を観察している。 ぴりぴりと肌を刺す視線は聖句に顔を顰め、よりいっそう嫌悪感をこちらに向けた。 ) 居るのは分かっています。 姿を現しなさい。 神の御名に於いて命じます。 [Tue 21 Mar 2006 20:47:14]
お知らせ > セレス@とある邸宅さんが来ました。 『 一人静かに、長い廊下を歩き―――。 』 [Tue 21 Mar 2006 20:39:54]
お知らせ > セレスさんが帰りました。 『 ひとまず、聖教会へと。 』 [Thu 16 Mar 2006 02:14:00]
◆セレス > ( 『Sanna Selestial、そろそろ。』 不意に背後からそんな声をかけられ、教会からの迎えが来たのだと気付く。 確かにこれ以上表を歩いても何も無いだろうし、あまり頑丈じゃない身体は風邪を引いたり筋肉痛で悲鳴を上げたりしそうだ。 小さく頷き、踵を返した。 明日以降、空いた時間があったらゆっくりと見て周れば良い。 ) [Thu 16 Mar 2006 02:13:36]
◆セレス > ―――――寒い国は発展が遅いって本に書いてあったけれど―――――。 ( そんなものかもしれないと納得。 クリスティアの皆が寒さを凌ぐ為に家に篭る間、ヴェイトス市は毎日その時間をフル活用するのだ。 暑過ぎてもやっぱり作物が育たなかったりして大変だと言うが、アングリマーラはどうなのだろう? 暑いとも寒いとも聞かないティアンは?アマウラは? 外国の文化に関する本は許可が下りなくて全く分からないけれど、1度くらいはこの目で見てみたいと思う。 適わない夢だろうか。 ) [Thu 16 Mar 2006 02:00:07]
◆セレス > ( 聖教会からあまり離れてはいけない。 それが一人で歩く条件だった。 一際目立つ教会の、尖った屋根を目印にそれを見失わないようにその周辺を歩く。 場所柄よく整理されていて治安はよさそうで、そのぶん面白みの無い道が続く。 それでもただ単純に、普通の民家が連なるだけの道でさえ普段見ることが出来ないもので。 安上がりといえば安上がりな観光である。 ) [Thu 16 Mar 2006 01:43:03]
◆セレス > ( それが良い事か悪い事かは分からない。 どんどん変わっていくという事は新しくなっていくという事で、単純に素晴らしいと言っても良いかもしれないが――――多分世界という器は有限で。 何かが其処に生まれる時、何かが消えて失われるのだと思う。 無くなったものというのが、目に見えないけれど其処に「ある」という事。 そんな大層な話、小娘一人考えた所でどうというものでもないけれど。 暫し黙々と黙って、久しぶりの散歩を楽しむ事にした。 普段出歩けない分、こういう時に動いて見て触っておかないと。 ) ―――どんどん置いていかれそう。 [Thu 16 Mar 2006 01:37:49]
◆セレス > ( クリスティア市内での小さな仕事を請けた。 とある邸宅のポルターガイスト現象の様子を見て、場合によっては浄化を、と。 規模はそれほどでもない、との事だ。 仕事は明日からとして、今日は聖教会に寝泊りする事になっている。 ) ――――市街も久しぶり、ですね。 ( 誰に言うでもなく白い息を吐いて街並を見渡す。 先日訪れたヴェイトス市はこんな時間でもお構いなしに灯りが灯され、ヒトが波を作っていたものだ。 5年前の案内書も役に立たなかった。 それに比べてこの街は見る限り大した変化も無く、何時来ても静かな物で。 ) [Thu 16 Mar 2006 01:32:12]
◆セレス > ( 深夜に到着した馬車は聖教会の敷地の中へと消えていった。 我儘を言って一人、少しだけ散歩させて貰う許可を得れば、未だ寒いクリスティア市内の路地を見渡す。 皮の拘束衣の上にはあまり防寒用とは言えないカソックと、パプテス教会の関係者である事を表す白い外套を羽織っている。 暫し石畳の続く静かな路地を見渡し、先ずは気侭に歩いて見る事にした。 ) [Thu 16 Mar 2006 01:23:28]
お知らせ > セレスさんが来ました。 『 街へ。 』 [Thu 16 Mar 2006 01:18:57]
お知らせ > マド@郊外さんが帰りました。 [Tue 14 Mar 2006 06:49:33]
◆マド@郊外 > 風呂入ろ。 (朝風呂って贅沢。 また帰るまで垢を溜めるのだから。) [Tue 14 Mar 2006 06:49:32]
◆マド@郊外 > こンな寒ィトコに居たら折角の春も過ぎっちまうな。 ――…此処からヴェイトスまでは5日くらい、かァ。馬車の護衛でも探してくるかな、1日2日分は短縮出来るだろ。 (踵を返す。) [Tue 14 Mar 2006 06:48:32]
◆マド@郊外 > (「寒いから」と云って巻き取られてしまった布団。 どうやら、早起き出来たのは其の所為らしい。) (未だ眠い眼を擦って、ボサ付いた髪を其の手で梳いて。冷たい空気が頭皮に触れて スゥッ とする。) うひ。 (首を竦めた。) [Tue 14 Mar 2006 06:46:45]
◆マド@郊外 > (数日前、夜の内に到着したクリスティアは、当然、門を硬く閉ざしていた。他所者が入れてもらえる訳も無く、連れと一緒に郊外の安宿に泊り込んだと云うオチ。) ふ クァ、…――ぁぁあ ふ。 (伸びをしながら、すがすがしい空気の中で盛大に欠伸。) (宿の裏手の小さな庭に男は居た。) MJは未だ寝てンだろなァ。アイツ何時起きるンだ? [Tue 14 Mar 2006 06:36:16]
◆マド@郊外 > ッても、この辺の人達にしたらコレは当たり前の景色で、 (城壁の外とは云え、朝の息遣いが壁越しに聞こえてくる。) もっと早い時間に起きてるのが普通、ッてか。 …すっげ。クリスティアってやっぱ、丸ごと修道院か何かみてーな。 (ハァ、と吐息は感嘆か何か。) [Tue 14 Mar 2006 06:31:55]
◆マド@郊外 > (白い城壁が眼に痛い。) うっわ、超早起きじゃね? (自分的に快挙。) (朝日に眼を細めた。) 大雪山が眩しーッ!! (吐く息が白い。此処は未だ春の足音が遠い。) [Tue 14 Mar 2006 06:24:35]
お知らせ > マドさんが入室されました。 [Tue 14 Mar 2006 06:23:13]
お知らせ > セレス@修道院地下さんが退室されました。 『 びく、びくっ。 痙攣する爪先が石畳を擦って音を立てた。 』 [Mon 13 Mar 2006 00:55:09]
◆セレス@修道院地下 > ( ちょっとだけ。 ちょっとだけ見逃して欲しい。 そうしたらまた此処で大人しくしているから。 そんな妥協案を神様にお願いするのは心の弱さ。 祀り上げられて聖女などと呼ばれ、それらしい肩書きを与えられただけの田舎娘には、所詮限界があったという。 せめて人の見て居ない所でだけ、快楽に溺れさせて欲しいなどと―――――。 ) [Mon 13 Mar 2006 00:50:43]
◆セレス@修道院地下 > はー はー はー あぁ―――――ふンぅ…!! ( 指先まで覆う手袋と股間を覆うベルトがもどかしい。 無闇に外す事を許されて居ない拘束衣には若しかして自慰行為をさせない為でもあるのかと勘繰ってしまう程に。 両手を前と後ろから股の間に差し込んで強く擦りながら、直接其処に触れられたらどれだけ気持ちが良いかと身悶えた。 ) [Mon 13 Mar 2006 00:43:18]
◆セレス@修道院地下 > ( 浄化の仕事をしていない時でもこういう事は多々ある。 今まで消滅させてきた呪いがまだ残っているのか、それとも体質なのか。 ――――単に禁欲生活に対する欲求不満が溢れ出しているだけだとしたら、聖女などとは程遠い。 戒めなければと思う意思を裏切るように、コソコソと指先は中指を立てて乳房を弄りだす。 その都度声を殺して息を潜め、鉄の扉の外に声が聞こえないようにと唇を噛んだ。 これは身体の中の悪魔がそうさせているんだと自分に言い訳をしながら。 ) [Mon 13 Mar 2006 00:35:42]
◆セレス@修道院地下 > ( 鈍痛はいつも胸からお腹の辺りにかけてやってくる。 血管を通って体中に響くように、其処からジワジワと身体を這い回っては勝手をしはじめるのだ。 ) ――――う…はァ……ぁ―――――。 ( 身体中の皮膚という皮膚が敏感に刺激を感じ取りはじめ、軽い衣擦れに淫靡な声が洩れ始める。 呼吸に合わせて僅かに動くだけであっという間に高揚して、口の端からとろりと唾液が落ちてもそれどころではなく。 早く終われと只管時が過ぎるのを待った。 ) [Mon 13 Mar 2006 00:28:13]
◆セレス@修道院地下 > ( 酷い眩暈がして読みかけの本を机に伏せ、額に手を当てる。 ふとした瞬間、こんな風に酷く体調が崩れる事がある。 ああ、カップが倒れそう。 机の上の陶器のカップが傾いている気がして手を伸ばすと、急に頬になにかがぶつかってきた。 酷く冷たいそれは重く圧し掛かる壁。 ) ―――――……あー、あ、あ。 ( ではなくて。 ごろんと音を立てて椅子が転がる音を聞いて、ようやく自分が石畳に倒れたのだと理解した。 ぼんやりと思考は麻痺して、身体を起こす事とか、なにが起きているのかとかを考える事なく、暫らく奏して居る事にした。 未だぐるぐる目が回っていて、やがていつもどおりお腹の辺りが傷み始めるのを待って身体を丸める。 ) [Mon 13 Mar 2006 00:17:15]
お知らせ > セレス@修道院地下さんが入室されました。 [Mon 13 Mar 2006 00:10:23]
お知らせ > 黒幕(忍者マニア)さんが退室されました。 『 ――イエス、ドクター―― 』 [Sat 11 Mar 2006 04:27:13]
◆黒幕(忍者マニア) > と、言う訳である…貴様の任務は、忍者を見敵滅殺である。判ったのであるなッ、四号…!(がたんッ!とひときわ強くボタンを叩けば、フラスコがぼんやりと光り…――。) [Sat 11 Mar 2006 04:26:48]
◆黒幕(忍者マニア) > まあ、良いのである。既に完成済みの四号のボディには、どのような強敵も吹き飛ばす「世界絶対破滅砲 〜アンリミテッドスペシャル湯煙温泉美人女将は見た〜」が標準装備であるからな。くっくっく、誰が邪魔をしているのかは判らぬであるが、我輩の知的探究心の邪魔立てをするような愚か者どもは、軒並み吹き飛ばしてやるのであるぞッ…!(くるりと椅子を回し机に向かえば、フラスコに浮かぶ三つの小石とそれに繋がる小さなボタンのたくさん並んだ板へと手を伸ばし)…くくく、この超ド級天才である我輩に掛かれば四号の魂などあっというまに作成可能であるッ!…そうであるな、来週あたりには完成しているのであるな。では、来週の土曜の夜…ちょうど日付の変わる、土曜と日曜の境目に、ヴェイトスあたりを探索させてみるとするのであるッ。(独り言をつぶやきながら両手はがたがたと板の上のボタンを流れるように叩き、その指の動きに合せフラスコの中で泡が爆ぜ背後で稲妻が踊る。) [Sat 11 Mar 2006 04:25:34]
◆黒幕(忍者マニア) > やっと!やっと、壱号から参号までの記憶メモリーが手元に揃ったのであるッ! これにより、新たな我が作品を完成させることが可能であるッ!(再び稲妻、がらがらびしゃーん) …壱号から参号は、どう言う訳だか判らぬのであるが、情報収集の段階で倒れてしまったのであるからな。…首尾よく忍者に遭遇できた訳でもなし、おかしな話なのである。(椅子にどかりと腰を下ろせばふんぞりかえってつまらなそうに鼻を鳴らす。我が渾身の自信作が、三体揃って行方知れずとはどういう理屈か。) [Sat 11 Mar 2006 04:16:36]
◆黒幕(忍者マニア) > くっくっく、かっかっか、はーーっはっはっは!(白衣を着た男が一人、暗がりの中で吼え猛た。吼え声に合わせその背後でがらがらがしゃんと稲妻の映像が流れる。叫び声には稲妻だろうという美学だが、地下では稲妻が見えないので仕方なく映像にした次第だ。そうそれが彼のジャスティス。) 葉ーっはっはっふっげふげほごほッ!!(そして叫び続けてから咽た。) [Sat 11 Mar 2006 04:10:48]
お知らせ > 黒幕(忍者マニア)さんが来ました。 『クリスティア市内 某所地下550m』 [Sat 11 Mar 2006 04:07:02]
お知らせ > セレス@修道院地下さんが帰りました。 『 それでも本が無ければとっくに狂っていて不思議ではない環境だという自覚は、無い。 』 [Mon 6 Mar 2006 02:13:35]
◆セレス@修道院地下 > ( 聖女本来の仕事が無い間はかなり退屈なもので。 身体的な理由であまり長く此処を出ることは出来ないし、修道女に混じって同じ仕事をする事も出来ない。 祈りを捧げ、本を読み、適度に身体を動かし、内職じみた簡単な手作業を暫らくこなして過ごす日々。 自分が特殊な環境にあるという理解はあるが、一般平均が何処にあるのかというのはイマイチピンと来ない。 なにせ、知識の大半は本で読んだ話ばかりである。 娘のイメージする「世間一般」とは、物語の中の世界に近かった。 ) [Mon 6 Mar 2006 02:04:27]
◆セレス@修道院地下 > ( 体調は悪くない方だ。 今現在抱えている呪いや崇りは無いし、身体を拭くくらいの時間なら拘束衣を脱いでも堪える事が出来る。 あまり酷い時は鎖で繋いで手枷足枷目隠し口枷という凡そ聖女らしからぬ姿で暴走を食い止めなければならない。 この拘束衣は内側に閉じ込めた負の力を抑えると同時に、無軌道に発散されつづける聖属性の封印の意味もあった。 良いものだからといって駄々洩れにしておいて持つわけもない。 あくまでそういうエネルギーの一種である。 ) [Mon 6 Mar 2006 01:57:25]
◆セレス@修道院地下 > ( 来訪者は限られている。 修道院のごく一部、聖女認定の素性を知る数人か、何処かでその存在を耳にして尋ねてくる人達か、聖女の存在を知るパプテス教会の関係者か。 滅多に他人に触れる機会のない娘は、どんな人間が来るにしても案外、楽しみにしていた。 あまり明るい用事で来る人は少ないけれど。 ) [Mon 6 Mar 2006 01:51:21]
◆セレス@修道院地下 > ( 部屋は殺風景で、窓は無い。 通風孔程度の小さな穴があるが、寒い時は閉じてしまう。 家具は本棚と机、それからベッドとクローゼット。 何れも修道院で暮らすシスター達が作った素朴な物で、クローゼットの中には同じようなカソックが数着あるのみ。 部屋の半分は石畳剥き出しで、それこそ牢獄の如く壁に打ち付けられた板から数本の鎖が垂れている。 誰の目にも異様な部屋だ。 ) [Mon 6 Mar 2006 01:47:19]
◆セレス@修道院地下 > ( 燭台の蝋燭に照らされて本を読む。 学と言うものがあまり無いからあまり難しくない本が多く、そして修道院の検閲が入る為にパプテスの教えに反する物は置かれて居ない。 自然、クリスティア以外の国の情報は少なく、精々ホワイティア文化が地盤にあるヴェイトス市の本が数冊。 それも5年前のもので、先日訪れた印象として、情報としては少し古かった。 クリスティア領南、精霊の泉の畔に建つ修道院の地下。 鉄の扉で仕切られて内側からは開く事が出来ない牢獄のような部屋。 其処が“聖女認定”セレスティアの部屋。 ) [Mon 6 Mar 2006 01:43:13]
お知らせ > セレス@修道院地下さんが入室されました。 『 今日も独り其処で。 』 [Mon 6 Mar 2006 01:37:09]
お知らせ > セレス@湖畔さんが帰りました。 『 やがてカンテラを持ったシスターが迎えに来る。 』 [Fri 3 Mar 2006 23:53:00]
◆セレス@湖畔 > ( 景色は変わる事無くたださわさわと冷たい風が吹き、白い息がゆっくりと流れていく。 暫しそれをぼぅっと眺め、何も考えないでそうしている。 他に出来ることも思いつかないし、残りの自由な時間はそうしていようと思った。 それが良い。 ) [Fri 3 Mar 2006 23:50:00]
◆セレス@湖畔 > ――――はぁ…はァ…ンは……身体、鍛えないと。 ( 少し歩いただけで簡単に息が上がり、脚がガタガタ言い出した。雪の積もって居ない所に1度座ってしまうと、もう立ち上がる気も失せた。 意識して自室でも身体を動かしているつもりだったが、実際はこんなものだ。 お城と月と針葉樹林をぼうっと眺め回しながら、暫し休む事にする。 静かで寒く、何も無い所だ。 修道院は視界ギリギリの距離に微かに灯りを灯しているのが見える。 ) [Fri 3 Mar 2006 23:22:56]
◆セレス@湖畔 > ( 振り向けばまだ修道院は見えている。 遠くに見えるクリスティア城を見上げながら、針葉樹の間をゆっくりと歩いていく。 別にこのまま歩いて徒歩で街まで行こうと言うわけでもない。 それなりに距離はあるし、それこそ朝までに辿り着けるかどうか。 院長に怒られてしまうし、そんな体力だって無い。 ただ少し、城や街というものを思い出しながら、其処で普通に営む人達を想像して楽しむだけ。 さく、さく、と足元の雪が音を立てて足跡を残した。 ) [Fri 3 Mar 2006 23:18:21]
◆セレス@湖畔 > ( 一つ長い仕事を終えた翌々日。 身体は軽く、幾らか体調も良い。 カソックの下の拘束衣を脱ぐ事は基本的に出来ないが、それにはもう慣れてしまった。 ) ――――…外はこんなに寒いのね。 ( 冬は寒い物。 雪は冷たいもの。 子供の頃は当たり前だったし、知識としてそれは当たり前の事として知っている。 ただ、それに実際触れる機会があまりにも少なく、たまに体感してようやく冬というものを思い出す。 季節に限らず、多くの物に対してそうだ。 ) [Fri 3 Mar 2006 23:12:25]
◆セレス@湖畔 > 湖畔て3回もイッテル。_| ̄|○ [Fri 3 Mar 2006 23:06:13]
◆セレス@湖畔 > ( それだけの事が単純に楽しいと思う。 凍える冬の湖畔を一人、厚手のケープを羽織ったカソック姿の娘はそんな事を考えながらゆっくりと湖畔を歩く。 修道院が見える範囲までという規制つきの外出ではあるが、外気に触れ、地下室より広い空間に出る事自体が気分転換になった。 所々雪の残る湖畔は針葉樹に囲まれ、その中にひっそりと修道院が建っている。 月明かりが雪に反射して、案外明るかった。 ) [Fri 3 Mar 2006 23:05:19]
お知らせ > セレス@湖畔さんが来ました。 『 ただ、歩く。 』 [Fri 3 Mar 2006 22:57:41]
お知らせ > セレス@修道院地下さんが退室されました。 『 ――ああ、そういえば手紙は出して頂けましたか? 』 [Wed 1 Mar 2006 23:53:14]
◆セレス@修道院地下 > ( 「問題ありません、ご立派でした」と柔らかく返る返事にただ、そうですか、と答えて目を閉じた。 また暫らくは休息を戴けるだろう。 読みかけの本でも読みながら、裁縫でも勉強しながら、静かに過ごせると良い。 ) [Wed 1 Mar 2006 23:52:37]
◆セレス@修道院地下 > …。 ……。 ………。 …………。 ( 「お疲れ様でした、Sanna」と声をかけられて、ぼやけていた意識が戻ってきた。 目隠しが外され、口枷も無い。 垂れっぱなしだった唾液も拭われて、今は拘束衣を脱がされて身体を拭いてもらっているようだ。 いつも通り、何かパプテス呪術を行使しているという感覚も無いまま、浄化は終わっていた。 ) ―――…特に、問題ありませんか? ( 脱力して身体を任せたまま、世話係を担当しているシスターに尋ねる。 悪夢を見て記憶が混乱している時みたいに未だ思考が混乱しているが、反射的にそれだけ口を吐いて出た。 ) [Wed 1 Mar 2006 23:48:35]
◆セレス@修道院地下 > ( 思考が断続的に途切れてちかちかする。 もういい加減慣れてきた、限界を超える痛みに対するリミッター。 失神直前の合図。 口枷の隙間から唸るような声と零れ落ちる唾液。 痛覚を刺激される度にびくんびくんと跳ね上がって痙攣する身体。 手首と足首が枷で繋がれて満足に姿勢を変える事も儘ならず、いっそ意識が落ちてしまった方が楽になれるのだが―――――。 ) [Wed 1 Mar 2006 23:23:53]
◆セレス@修道院地下 > ( だが悪くなるよりは良い。 何もしないよりはずっと良い。 結局は無駄な努力だとしても、何も為さぬ者がそれを馬鹿にするよりはずっと良い。 良い方へ、良い方へ、誰かが歩き続ける限り、いつかその意志を継いだ誰かが辿り着くだろう。 こうして一つ痛みを消して、一つ幸福を祈って、積み重ねた先の世界にきっと誰かが辿り着くだろう。 ) ―――――…う、うぅァ……!! ( ぶり返す痛みに思考は断絶される。 がちゃがちゃと音を立てる鉄の枷が石畳を擦り、自由の利かない手足の指が藻掻くように引き攣った。 ) [Wed 1 Mar 2006 23:15:08]
◆セレス@修道院地下 > ( 内側から突き上げる害意を外に出さぬよう、無闇にばら撒かれる事無くこの身体の中で塞き止めて消してしまう為にこうしている。 人目につかぬ修道院の地下に人口的な聖域を造り、その中に依代となる「聖女」を隠し、駄々洩れの悪意が毀れださぬよう拘束衣を着せる。 誰の目にも付かぬその奉仕は人に讃えられるものでもなく、誰かが気付ける程大きく世界を浄化出来る程の奇跡でもなく、ちっぽけなものだ。 ) [Wed 1 Mar 2006 23:03:13]
◆セレス@修道院地下 > ( 最後の山場だ。 再び聖縛鎖で壁に繋がれ、両手両脚には枷。 目隠しと口枷を嵌められて石床に座ってただ耐える。 弱まって消えかかった呪詛が、最後の抵抗とでも言うかのようにお腹の奥から鈍痛を響かせる。 その波がもう何時間も続いていて、酷い周忌が訪れる度に脂汗が滲み出した。 死にはしない。 死にはしないだろう。 ただ、終わりはいったい何時なのか、どれくらいこうしているのか、泥泥とした時間が無闇に精神をすり減らした。 ) [Wed 1 Mar 2006 22:55:03]
お知らせ > セレス@修道院地下さんが入室されました。 『 Phantom Pain 』 [Wed 1 Mar 2006 22:50:49]
お知らせ > セレス@修道院地下さんが退室されました。 『 何が届くかはついてのお楽しみ。 』 [Mon 27 Feb 2006 23:09:29]
◆セレス@修道院地下 > ―――…あ、そうだ。 ( 不意に舞い降りる天啓。 アドヴァイスありがとう某PL神様。 かたん、と椅子を鳴らして立ち上がり、傍らの本棚から幾つか本を引っ張り出した。 色々調べてから、次の巡回が来た時に頼んでおこう。 ぱっと視界が晴れたようにスッキリして、その夜はあれこれと忙しかった。 ) [Mon 27 Feb 2006 23:09:15]
◆セレス@修道院地下 > ――――贈り物。 ( 何故にこんな簡単なものが未だ決まらないのか。思わず机に突っ伏して頭を抱える。 今回は色々特殊なのだ。 司祭様でもなければクリスティア貴族の方でもない。 イエロティア、ヴェイトス人、トレジャーハンター、若い女性。 受け取り手のあらゆる要素が複合して余計に頭を悩ませる。 何が喜んでいただけて、何が駄目なのだろう。 世話係の修道女に聞いてみても。やっぱりヴェイトスやイエロティアの事は詳しくなかった。 ) [Mon 27 Feb 2006 22:54:39]
◆セレス@修道院地下 > ―――――ふぅ。 ( ひとしきりの祈りを終え、目を開けて立ち上がる。 自分の声が静まれば、また静かで何も無い自室の景色ばかり。 それを不満だと思う感覚は麻痺しているし、屋根と食事と着る物があるという事と相殺だと思う。 少なくとも自分は与えられた使命を真っ当する限り、餓えたり凍えたりして死ぬ事は無いのだから。 ) ―――さて。 ( と、一つ呟いて部屋の隅の質素な椅子に腰掛ける。 此処暫らくの悩み事というか、考え事に今日も頭を悩ませる。 ) [Mon 27 Feb 2006 22:48:13]
◆セレス@修道院地下 > 謂れなき暴力が弱き者を打ち据えぬよう。 欲望が誰かの眼を濁らせぬよう。 歪む事無く健やかに子供達が在るよう。 悪魔の囁きに徒に愛を疑わぬよう。 信頼を裏切り、誇りを失う者の無いよう。 試練を前に勇気が振り絞れるよう―――――( 言葉は力。形成す事でより祈り願う事を確かにするだろう。 殺風景な地下室に、その声は静かに反響する。 天に届かすには些か狭く低く暗い所からの祈りではあるが。 ) [Mon 27 Feb 2006 22:32:23]
◆セレス@修道院地下 > ( 比較的安定した体調が続く。 よく身体を動かして解し、ゆっくりと休み、修道女達の裁縫を手伝って気がつけば夜。 夕食の後、暫し祈りを捧げる事にした。 自ら出ることの出来ない地下室で、誰かの為に出切る事はそう多くは無い。 だからそんな時は祈る事にしている。 一つ祈ることで誰かの身に降りかかる不幸が一つ、退けられますようにと。 大した事でなくてもいい。 なるべく誰かが心を痛めて荒んでしまうような事が無いように。 ) [Mon 27 Feb 2006 22:21:06]
お知らせ > セレス@修道院地下さんが来ました。 『 It prays, it sings, and it dedicates it. 』 [Mon 27 Feb 2006 22:15:34]
お知らせ > セレス@修道院地下さんが帰りました。 『そしてクリスティアにある物は大抵ヴェイトス市にもあると知る。地盤がクリスティア文化故か。 』 [Thu 23 Feb 2006 00:45:26]
◆セレス@修道院地下 > ――――うぅん、降参。 ( 考えても調べても、「これが正解」という結論は出なかった。 贈り物なんてそんなに悩む物ではないのかもしれないが、滅多に無い機会に酷く気を入れてしまうのは矢張り隔離された穴蔵生活故だろう。 そろそろ見回りが来る頃だろうか? 彼女に聞いてみるもよし、今度は違った角度から攻めてみよう。 聖女は案外、楽しんでいた。 ) [Thu 23 Feb 2006 00:38:31]
◆セレス@修道院地下 > ( 都市といえばクリスティア。そう思っていたし、他の国なんて今度のヴェイトス市訪問がはじめてだった。 クリスティアより栄えている国は無いと思っていたし、本棚には外国の資料が殆んど無い。 正直、あの豊かなヴェイトス市に住む彼女にいったい何を贈ったら恥ずかしく無いものか。 自分が普通に良いものだと思って贈ったら、「なんて質素なんでしょう」などと笑われやしないだろうか。 ヒントを求めて次々と本棚の本を引っ張り出しては無為に時間を浪費している。 これはこれで指を動かし頭と目を使って独り言を呟き、拘束されていた間に溜まったストレスを解消しているのだが。 ) [Thu 23 Feb 2006 00:20:43]
◆セレス@修道院地下 > …現ヴェイトス市民というのもポイント、かしら。 ( ヴェイトス市民。やたら沢山居て、大きな高い建物に住んでいて、味の濃い食べ物を食べる。 人種や宗教の観念が雑多で、あらゆる文化が出鱈目に混ざっていて、夜も眠らない。 そんな印象。 ほんの数日の滞在だったし、手元にあるヴェイトス市案内の本は5年も前のもの。 実際目にしてきたものとは随分と違っている。 思ったよりも治安は良かったし、魔女狩りとか奴隷馬車とかも見かけなかった。 ) ―――――全然参考にならないし。 ( そして夜になっているわけである。 ) [Thu 23 Feb 2006 00:15:50]
◆セレス@修道院地下 > ――――アマウラ人で、トレジャーハンターで、女性で。 それから…うぅん。 ( やっぱり誰かに聞いたほうが良いだろうか。 読みつくした本をまた引っ張り出しながら一日中考えていたこと。 ヴェイトス市でお世話になった方へのお礼の件だが―――正直何を贈れば良いのか分からない。 なにしろ全く縁の無い文化圏の人だったし、ああいった人がどんな物で喜んでくれるのか。 自分が動かせるお金でどれくらいまで可能なのか。 その辺りが特に難しく。 ) [Wed 22 Feb 2006 23:51:55]
◆セレス@修道院地下 > ( そして今居るもう半分側がいわゆる「自室」と呼べるスペース。机と椅子、本棚、ベッド。全て修道院のシスター達の手作りで、本棚には取り寄せて頂いて検閲の通った本が100冊程度納まっている。当然窓は無く、内側から開けることの出来ない鉄の扉が一つ。換気用の穴が天井に幾つか。 殺風景な部屋だ。 ) [Wed 22 Feb 2006 23:47:00]
◆セレス@修道院地下 > ( 室内ははっきりと半分、二つの空間に分かれている。 半分は昨日まで鎖で壁に繋がれて転がっていた、戒め拘束する為のスペース。むき出しの石畳と壁から垂れる聖鎖のレプリカ。水桶、枷、そんなものしか無い。 色々と「汚して」しまう事も多く、世話係のシスターにまめに掃除してもらっている。 ) [Wed 22 Feb 2006 23:43:55]
◆セレス@修道院地下 > ( 小康状態が続いている。 今朝から具合が良く、許可を頂いて枷を外してもらった。 その代わり2時間おきに見回りが来るという手間をかけさせてしまう、申し訳ない状態でもある。 今のところはバランスを崩す兆候も無く、久しぶりに修道服に袖を通して暫し身体を動かした。 聖域であるこの部屋を出る事が叶わぬ都合どうしても身体が鈍ってしまうし、拘束されている間は尚の事。 入念にストレッチを繰り返し、骨と筋の具合を確かめた。 自立して歩くのは何日ぶりだろう。 矢張り少し感覚が鈍い。 ) [Wed 22 Feb 2006 23:40:15]
お知らせ > セレス@修道院地下さんが入室されました。 『 Lull 』 [Wed 22 Feb 2006 23:35:32]
お知らせ > セレス@修道院地下さんが退室されました。 『 Continuance 』 [Tue 21 Feb 2006 00:06:24]
◆セレス@修道院地下 > ―――――――…ゥ。 ( 口枷で拘束された唇が僅かに震えて音を出す。 また大きな波が来そうだ。 闇の向こうから、呪いの中心から、10数える暇の無くある種慣れてしまった感覚が来るのがわかった。 抗う術は無い。 浄化そのものはただこの身体に呪いを封じている間に既に勝手に行われている事であり、自分に出来ることはただひたすら時が過ぎるのを待つ事だけ。 息絶えぬよう。 ) あ、ううゥ う ア あ゛ あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!! ( ドン、と中から破裂するような断続的な痛み 気が遠 り な意識 維 不可 。 激痛 痙攣 耐え そういえ 、 だ お礼 イツカ ――――――― ―――。 ) [Tue 21 Feb 2006 00:04:58]
◆セレス@修道院地下 > ( 教会の関係者や噂を聞いて訪れる人々が幾らか居る。 森と泉に近い、クリスティアの僻地にある修道院をわざわざ訪れるのは、悪魔憑きや呪い、土地への呪詛、崇りに悩むような人達。 必ずしも力になれる程ではないが、矢張り何かしらの形で彼らの役に立ちたいと思う。 不幸の芽を一つでも多く摘み取り、誰かの安息を守る事はきっと素晴らしい事だから。 誇らしく生きる事だから。 ) [Mon 20 Feb 2006 23:54:36]
◆セレス@修道院地下 > ( 此処暫らく来訪者は無い。 もっとも、浄化中の今のような酷いコンディションの時はあまりまともなコミュニケーションは取れないかもしれないし、そもそも修道女達が規制しているのかもしれない。 上の事は分からないが、彼女達に悪意が無い事だけは知っている。 皆が良かれと思って祈り、捧げ、営んでいる。 地下室に閉じ込められて束縛される事が自分なりの奉仕なら、彼女等を怨むのは筋違いだ。 役に立てる事を悦びとして、生き甲斐として生きる事が出来るのは幸せな事だった。 ) [Mon 20 Feb 2006 23:49:55]
◆セレス@修道院地下 > ( 石床に転がったままだった背中が痛い。 熱でもあるのか思考する度に頭が痛い。 お腹から胸にかけてもやもやと存在している誰かの呪いが無理矢理拘束衣に封印されていて暴れまわっている。 そんな複数のストレスの前にまともな思考は5秒と続かず、右手首と右足首、左手首と左足首を繋ぐ拘束ベルトがぎしぎしと音を鳴らすばかり。 これを軋ませているのは自分なのか、体内の呪いが拘束を解こうと暴れているのか区別はできない。 暫らくこうして悶えているうちにまた、気絶するのだろう。 何処か他人事みたいな視点は痛みと共に直ぐに掻き消された。 ) [Mon 20 Feb 2006 23:42:54]
◆セレス@修道院地下 > ( 長い長い闇から覚醒すると、其処は相変わらず暗く冷たい地下室だった。 どれくらい意識を失っていたのか見当もつかないが、それを考えるのはあまり意味の無いこと。 未だ体内に呪詛の存在を感じるということは、手足目口を塞ぐ拘束具が外されて居ないという事は、己の仕事を続けなければならないという事だ。 それ以外に存在意義は無く、それが正に与えられた天命に他ならなかった。 取り込んだ呪いの浄化は、今日も続いている。 ) [Mon 20 Feb 2006 23:37:33]
お知らせ > セレス@修道院地下さんが来ました。 『 Continuance 』 [Mon 20 Feb 2006 23:33:45]
お知らせ > 影さんが退室されました。 『(―――数ヶ月ぶりに、邸宅の門を潜る)』 [Wed 15 Feb 2006 01:14:08]
◆影 > ―――そろそろ認めて貰うで。(決意と共に口にした言葉。駆ける足は心なしか速くなろう) [Wed 15 Feb 2006 01:13:56]
◆影 > (僅か乍、島の中心、一番の賑わいを見せる ヴェイトス市 で、恥じるべき失態を犯し、―――其れでも、家を大人しく継ぐよりも自由奔放、一人で自力で生きる世界へ憧れを抱いた小娘は、) お金も溜まったンや。コレでも。(―――生まれて此の方、労働の苦労も知らず、書物で知っただけの『 冒険 』に憧れた小娘が、束の間逃走の日々の追憶の中、学んだことは) ( 自由 は 責任 の上に成り立つものだということ )( 人 との 関わり が 如何に重要であるかということ ) ―――何より、知ったンやから。(学んだ) [Wed 15 Feb 2006 01:09:18]
◆影 > (其れは商業の下町を抜け、―――悠々と宵闇の中聳える城の裾元、立ち並ぶ貴族の屋敷の中へと。) ―――ッ、迎えくらい寄越してくれはッたらえぇのに。(ほンにイケズな、お父上。)(舌打ちすら密やかに、闇夜の中を。) [Wed 15 Feb 2006 01:03:54]
◆――― > (誰にも気付かれること無く。其の影は ざァ―――と、弄るよに吹き荒ぶ風の中、揺れるカイトのよに、) ………、(下町風な宿、店、立ち並ぶ其の中を駆ける。)(一目に付かぬように) [Wed 15 Feb 2006 01:01:57]
◆――― > (闇)(宿―――) (漏れる光)―――……、(殺した息も微かな音よ。其れに気付く者も無き今、白き精霊すら見えぬ闇夜の中、宵闇に溶け入る黒の外套はひらひらとはためかん) [Wed 15 Feb 2006 00:59:27]
お知らせ > ―――さんが入室されました。 『(―――宿)』 [Wed 15 Feb 2006 00:56:47]
お知らせ > セレス@修道院地下さんが帰りました。 『 貰って嬉しい、もの……。 』 [Sat 11 Feb 2006 23:53:42]
◆セレス@修道院地下 > ( 手に取った本は“ヴェイトス市案内”。 5年前の本。 地下の暮らしにあまりに鈍磨し過ぎて、5年なんて時間の感覚が分からない。 ただ、先の仕事で訪れたヴェイトス市という街は―――――。 ) …こんなに田舎じゃなかったわ。 ( 思い出して小さく笑った。 5年、という時間はこんなに世界を変えるのだ。 出発前にひと通り、予習のつもりで読んだその本を、今度は僅かな滞在の間の思い出を振り返るつもりで読み返す事にした。 人の波に酔って吐き気を催して路地の隅に座り込んだのも、過ぎてしまえば思い出だ。 あの時の親切な女性―――ソノウチさんといったか。 彼女は元気だろうか。 ) …あ、お礼。 ( 間違いなく何かお礼を送ると言ったのだ。 トレジャーハンターギルドを通して、と。 ) ……何が良い、かしら。 ( トレジャーハンターの女性が喜ぶものとは何ぞや? そも、トレジャーハンターというものを物語の中でしか知らない。 ) …後で報告して、何が良いか相談してみよう。 [Sat 11 Feb 2006 23:49:50]
◆セレス@修道院地下 > ( 部屋の隅に置かれた質素な木の机と椅子。 それから200冊程度の本が納められた本棚。 この部屋の家具といったらほぼそれくらいのもので。 大抵のものは誰かに頼んで一時的に借りてすぐに返す事になっている。 それで事足りるし、読書、睡眠、食事、お祈り、軽い運動、考え事、それから稀に請ける事を許される簡単な内職の仕事。 それだけする事があれば問題も無く。 視覚的に単調な分は、時折訪れる来客をまじまじと観察したり、外に出る仕事を貰った時に纏めて堪能する事にしている。 ) …さて、3時間。 ( 読みかけの本があった。また暫らく拘束されるかもしれないし、貴重な時間を楽しもうか。 机の上のキャンドルに火を灯し、本棚から一冊の本を引っ張り出した。 ) [Sat 11 Feb 2006 23:37:00]
◆セレス@修道院地下 > ( 鈍った身体を解すように、しばらく手足を伸ばし、腰を捻り、肩を解す。 久しぶりに外された目隠しと口枷が無いと、蝋燭の灯りくらいしかないこの部屋ですら少し眩しく感じ、ただの呼吸も上手く行かない感じ。 何度繰り返しても慣れないのは、これが不自然な生活だからだろう。 ) [Sat 11 Feb 2006 23:26:54]
◆セレス@修道院地下 > ( シスターは胸の前で小さく十字を切ってから鉄の扉を閉じる。 ガン、と重い金属音がして鍵がかかると、足音はすぐに離れていった。 拘束を緩めた状態の聖女と長く同室している事は危険だという判断からだろう。 最悪、この部屋に閉じ込めておきさえすれば聖女が食い破られても呪いが流出する事は防ぐ事が出来る。 ) [Sat 11 Feb 2006 23:23:01]
◆セレス@修道院地下 > ( その夜は幾らか体調も安定して、浄化が順調に経過している事を示していた。 胸からお腹の辺りにかけて未だ異物が侵食している感じはするが、普通に生活して我慢できないほどでもない。 勿論、この地下室で拘束衣を身に着けての話ではあるが。 ) …はい、分かりました。 では3時間後にまた。 ( 世話係のシスターにひと通り身体を拭いて貰って、汚れた部屋を掃除して貰って、拘束衣の上に修道服を着ながらそう答える。 3時間の休息。 久しぶりに鎖を解かれて過ごす時間だ。 ) [Sat 11 Feb 2006 23:19:22]
お知らせ > セレス@修道院地下さんが来ました。 『 静けき夜 』 [Sat 11 Feb 2006 23:12:34]
お知らせ > セレス@修道院地下さんが帰りました。 [Tue 7 Feb 2006 22:56:05]
◆セレス@修道院地下 > ( そして聖女の正体を知る者もその行為に罪悪感は無く、むしろより実際的な形で神への奉仕をする事が出来る彼女の特別せいを純粋に尊んでいる。 此処には誰一人として、悪意ある者は居なかった。 ) ―――――……ぅ、ァ…あ。 ( いつもの彼女が身体を拭いていってくれたのだろう。 咽るような暑さもべたつく汗も無く、幾らか楽になっていた。 今日も聖女はそうしてあらゆるものに感謝しながら床に横たわっている。 ) [Tue 7 Feb 2006 22:56:00]
◆セレス@修道院地下 > ( 修道院はクリスティア城下町から南に下り、精霊の泉と永世の森に囲まれた湖畔に建てられている。 その名の通り修道院として機能し、外界から離れて集団生活をするパプテス教徒集団の家。 時折教会からの遣いが来る以外、あとは迷い込んだ旅人か噂を聞いて尋ねる者くらいしか来訪者は無い。 大半の修道女は地下の聖女がどんな存在なのかよく知らず、兎に角自分達とは違っていて、立ち入る事を禁じられた地下で祈りを捧げているのだと聞かされている。 ) [Tue 7 Feb 2006 22:52:18]
◆セレス@修道院地下 > ( 地下の聖域、身体中を拘束する皮の拘束衣、それから娘自身が僅かに持つ神性。 その三重の封印をもって呪いや崇りの類を浄化する。 誰がそんな事を最初に考えたのか、“聖女認定”セレスティア自身も知らない。 娘はただ、先天的に負の力を吸収する魔法の使い方を知っていて、僅かに聖属性を持っていただけの村娘だった。 高い知性があるわけでもなく、高貴な出身でもなく、お金があるわけでもなく、与えられた「聖女」という称号もまた、形ばかりのもの。 実質上「道具」若しくは「儀式の一部」だという事は誰の目にも明らかだった。 ) [Tue 7 Feb 2006 22:45:43]
◆セレス@修道院地下 > ( 僅かに胸が上下し、引き攣ったみたいに手足が時折痙攣している間はまだ大丈夫。 ただ苦痛が限界に達して気絶しているだけだ。 世話係を任されているシスターはそれだけ確認して、鉄の扉の小窓を閉じた。 その足音が遠ざかり、かつかつと階段を登っていく音で部屋の主、セレスティアは目を覚ました。 相変わらず目隠しと口枷で顔は覆われていて、右手首と右足首、左手首と左足首が繋がれている。 少し身体を動かすと、首の後ろから鎖が壁に繋がっているのも確認できた。 まだたったの2日目…2日目、だと思う。 ヴェイトス市近郊の隠し祭祀場の呪いを身体に封じ込めて帰り、浄化をはじめて2日目。 修道院地下の自室は人口的に作られた聖域になっている。 ただひたすら此処で、浄化が進むのを待つだけ。それが与えられた仕事だった。 ) [Tue 7 Feb 2006 22:39:12]
お知らせ > セレス@修道院地下さんが来ました。 『 死んだように眠っている。 』 [Tue 7 Feb 2006 22:30:45]
お知らせ > セレス@修道院地下さんが退室されました。 『 それは浄化というのはあまりにも――――。 』 [Tue 7 Feb 2006 01:45:26]
◆セレス@修道院地下 > ( 泥泥。 泥泥。 泥泥。 泥泥。 泥泥。 泥泥。 泥泥。 泥泥。 泥泥。 泥泥。 泥泥。 泥泥。 泥泥。 ) ………い、ぎッ…ぁひ…ッ!! ( 泥泥泥泥泥泥泥泥泥泥泥泥泥泥泥泥泥泥泥泥泥泥泥泥泥泥泥泥泥泥泥泥泥泥泥泥―――――――………何時終わるのか分からない。 それは明日明後日ではない事だけが確かな事で。 流れる時間はただひたすら遅く、長く、重く、暗く。 気絶と覚醒を繰り返し、数時間おきに誰かが来て身体を拭いたり食事を流し込んだり水を飲ませたり、下半身の拘束を外して排泄を促したりする。 感覚の壊れた頭ではそれについて何か考える余裕は無く、時間の感覚も無く、どれがどんな順番に訪れたかすら分からない。 不意にアンモニア臭に気付いて、自分が失禁してしまった事に気付いてはまた意識を失う。 ) [Tue 7 Feb 2006 01:36:33]
◆セレス@修道院地下 > ン…ゥ、ぁ、あ――――! ( 暴れだした激しい責めに娘の身体が跳ね上がり、紅潮した顔が苦悶に悶え、口枷の脇から唾液の筋が零れ落ちた。 ) ……! ………! …………!! …………ンふゥッ!!! ( じゃらじゃらと音を立てて壁に繋がれた鎖が鳴り、手首と足首で繋ぎ合わされた両手両脚がもどかしげに拘束具を捩る。 お腹を上下させながら息苦しげに息を吐き、もじもじと脚を内股に擦り合わせながら、堪えきれずに声を上げた。 ) [Tue 7 Feb 2006 01:02:59]
◆セレス@修道院地下 > ( 胸の奥でどす黒くて鋭利なものが、細かく細かく内側から攻め立てる。 我慢していればいずれ溶けて消えてしまうものだとは理解しているが、先に自分の身体が参ってしまわなければの話。 これは自分の中に取り込んだ呪いとの闘いであり、天に課せられた義務でもある。 生き永らえ、恵みを受ける事を許された身に出来る、唯一の奉仕。 だからこの苦痛は耐えるものではなく、受け入れるべきもの。 存在意義を明確にする刺激であると、娘の脳は置き換えた。 ) [Tue 7 Feb 2006 00:54:36]
◆セレス@修道院地下 > ( 泥泥泥泥泥泥泥泥。 ただドロドロと、絶望的に緩慢な時間が流れている。 それは終わる保障も無い拷問を待つ、ただ他になにもせずに待つだけの時間の責め苦。 括り付けられた手足に意味は無く、塞がれた目と口に意味は無く、ただ穢れを浄化する為だけの器として娘が横たわっている。 ふーふーと息苦しそうに呼吸を荒げ、淫猥な黒い拘束衣の胸を上下させながら、ただその時間が終わる事だけを待っていた。 森と泉の畔に囲まれた修道院の地下室に、そんな人間が居る事を知るものは少ない。 ) [Tue 7 Feb 2006 00:48:59]
お知らせ > セレス@修道院地下さんが入室されました。 『 泥泥と。 』 [Tue 7 Feb 2006 00:43:31]
お知らせ > セレス@修道院地下さんが退室されました。 『 あ、ぐ ゥ…!! ( じゃら、と鎖が音を立てた。 ) 』 [Mon 6 Feb 2006 00:01:28]
◆セレス@修道院地下 > ( 自分の置かれている立場が異常であると自覚している。 この修道院地下が異常であると理解している。 然し、この立場や境遇、彼女達を怨む気持ちは無かった。 少なくとも自分の身体が少しでも世界を浄化していくのだという実感があったし、存在意義を持つという充実感がある。 そして修道院の皆にしても、これが正しい事だと心から信じての行いならば、それは憎むべき事ではない筈だ。 ) ―――ン…ぐ、ゥ… ( そして、最初の痛み(が身体を苛み始めた。 閉じ込められた数多の怨念が矛先を内側から向けてくる感触。 石畳に横たわりながら、長い長い浄化の時間が始まった。 ) [Sun 5 Feb 2006 23:58:19]
◆セレス@修道院地下 > ( 石壁に繋がれた4本の金鎖が首の後ろに全て繋がれる。 右の手首と右足首、左手首と左足首が各々拘束用の金具で接続され、最後に目隠しと口枷が嵌められて完全に自由を奪われる。 6時間おきに窺います、と残してシスターが部屋を出て、鉄の扉に鍵がかけられた。 足音が去れば静寂――――其処で出来る事はただひたすら、呪いに打ち勝つべく耐えることだけ。 この状態では食事どころか排泄すら、6時間後に来る(筈の)彼女に頼る他無い。 矢張り全て赤裸々。 ) [Sun 5 Feb 2006 23:45:04]
◆セレス@修道院地下 > ( 物を隠し持つどころか、此処では心一つ隠す事もできない。 文字通り赤裸々。 シスターの指が簡単に奥まで入ってしまう程に、この羞恥プレイに濡れている事さえ隠しようが無いこと。 卑猥な水音が饒舌に状況を語っている。 ) ――――……それでは、浄化にかかります。 聖縛鎖(で繋いでしまって下さい。 少々今回は量が多かったみたいです。 ( やがてチェックが終わり、再び拘束衣を着せられると、ようやく自室である聖域に入る事を許された。 此処で聖鎖のレプリカに繋がれて居る限り、最悪呪いの暴発だけは防ぐ事が出来る。 ) [Sun 5 Feb 2006 23:34:40]
◆セレス@修道院地下 > ( 「身体検査」を受けていた。 帰還して先ず最初に、身体に異常は無いか。 それから余計な物を隠し持って部屋に持ち込まないかを調べられるのだ。 “聖女認定”と呼ばれ、僅かな地位を与えられる身も、実質囚人のようなもので。 或いは道具かもしれない。 股間部を覆うベルト状の拘束を外され、脚を広げてくださいと下からかかる声。 言うとおりにして目を閉じる間、世話係のような立場のシスターが、慣れた手つきで秘所の中を確認する。 ぐ、と指を二本入れて奥まで左右に拡げて。 びくん、と身体が震えるのを数人に注目されながら耐え、声が洩れないように細く細く吐息を溢す。 震える身体と紅潮した顔を見れば、我慢している事など皆分かっているだろう。 ) [Sun 5 Feb 2006 23:27:20]
◆セレス@修道院地下 > 少し料理の味が濃くて、人が多過ぎたくらいです。 ヴェイトス市の資料本、5年前のでしたよね? 新しいの、今度入れて頂けますか? ( クリスティア城から離れ、森と泉の畔に建てられた静かな修道院の、その地下に聖女の部屋はある。 帰還して間も無くその鍵のかかった部屋の前で修道服を脱ぎ、数人のシスターに囲まれてそんな風に報告を始めた。 修道服の下から露になった身体には、一見して卑猥な黒の拘束衣。 聖女を聖女たらしめ、呪いをその体内に封印する為の装具であり、それを自発的に脱ぐ事は許されて居ない。 何箇所かに設けられた鍵を外されて部分が露出されると、聖女は苦しげに顔を顰めた。 呪いを吸収して帰ってきた直後で未だ浄化を行って居ない身体。 あまり長時間鍵を外されるだけで暴走してしまうだろう。 ) [Sun 5 Feb 2006 23:18:38]
お知らせ > セレス@修道院地下さんが来ました。 『 ええ、特に問題ありませんでした。 』 [Sun 5 Feb 2006 23:11:10]
お知らせ > 跡野末理さんが退室されました。 『 ―――ぁ、そうだ…。 …女の子は、身体冷やしちゃだめ… 』 [Wed 1 Feb 2006 04:53:17]
お知らせ > レッドさんが退室されました。 『 ...to be Next⇒クリスティア街道/T(この〆も久しぶり。) 』 [Wed 1 Feb 2006 04:53:03]
◆跡野末理 > ―――バカよ…。 ( えっちらおっちら身を起こして。 …多分本音と思える言葉に、改めて、弱っているものの可笑しそうな苦笑を零す… ) …そうね… 惚れたりは、しないけど… なんとなく… 少しだけ、分かったような気がするわ。 …あなたのこと…。 ―――な…何よ。 寝てばっかり、だったから…調子悪いだけ。 一人で、歩け――… ………んッ… ( 意地で立ち上がろうとするものの、肩を貸されればそれ以上は拒まず――― 小屋を後にした ) [Wed 1 Feb 2006 04:50:47]
◆レッド > オレが逃がしたってバレなきゃ良いンだよ。 だいたいこっちの方が面白そうだ。 身体鈍ってるし。 ( 相変わらず毎朝ストレッチと抜き撃ちの練習は欠かさないものの。 本ばっかり読んで実験して、の暮らしもまぁまぁ面白かったが生来の流れ者気質。 旅の口実に使わせてもらってるようなもんだ。 ちなみに礼の内容に関してはまだ全然ッ考えて無い。 ) あー? 惚れた? こっちが素だよ。 街じゃああいう恰好の方が色々やり易いけどさ。 ( 太いベルトを巻いて火薬の詰まった筒の中身を確認。 久しぶりの本気衣装に気が引き締まる気分。 ) ほら、またお姫様抱っこ御所望か? 足引っ張るくらいなら我慢すんなよ? ( そのほうが迷惑、とばかりに先ずは自然に肩を貸し。 ゆっくりと先ず、街外れのボロ小屋を出るだろう。 脱走幇助、本格的なはじまり――――。 ) [Wed 1 Feb 2006 04:43:05]
◆跡野末理 > ―――そうだけど……… ( 『少し考えれば分かるでしょ?』なんて繋げそうになって、流石に止めた。 …とりあえず、自分の出せる『お礼』で、錬金術の決め台詞『等価交換』は成立させられそうにない。 …一生尽くすとか言うなら話は別かもしれないけれど…。 何やら言いたそうに、でも食事中なのもあってもごもごと濁される言葉は… 着替える少女を無遠慮に見つめて、絶句させられた ) ………凄い…化けっぷりね…。 なんだか… わたしがつくづく一般人だって、思い知らされるわ…。 ( むしろこの子がスパイなんじゃなかろうかとか、飛躍した意識で怪訝な顔をして――― 微かな苦笑を零しつつ、ちょっぴり本音の軽口。 …指示にはあくまで従順に… 生まれたての牛だか馬だかみたいな、力の入らない様子で身を起こす… ) ………ッく… [Wed 1 Feb 2006 04:34:48]
◆レッド > ( 宿には「用事が出来た。向こうの宿に一端戻る」とだけ言伝してきた。 「向こう」がヴェイトス市で「宿」が月の滴亭だと分かるのは相棒くらいだろう。 なに、もともと常に一緒ってわけじゃない。 狭い島の中なら居場所さえわかれば会うのは難しく無いだろう。 そんな感じで色々奔走してきた二日間。 スパイが素性を知られたら相手を殺す、というセオリーはアマウラ程はっきりしていないし――――。 ) だって別にオレがなんか探られたわけじゃなし。 クリスティア国民でもなし。 礼ができるか出来ないかはオレが判断すンの。 貸しのままにして後でなんかしてもらうかもしれないし。 ほら、そろそろ行くぞ。 ( こんなジャケットじゃ動き辛ェや、とおもむろにその場でジャケットを脱ぎシャツを脱ぎ、申し訳程度に少女の形をした身体を晒す。 荷物の中から着替えを取り出して、ブーツにはナイフを、腰の後ろにはハンドアックスを、左の腰にカットラスを提げて旅支度完成。 画像参照のこと。 元に戻っただけだが。 ) [Wed 1 Feb 2006 04:23:02]
◆跡野末理 > ( 昏々と眠って、たっぷり休ませて貰った。 …今まで死んでいなければ、馬車旅にだって耐えるだろう… 折角、助けてくれたのだし。 経費については里に請求するかどうか悩むところ――― いや、そもそもレッドを生かしておくわけには… まぁ、待とう ) ………ん。 …わかった。 ( 警備と聞くと、緊張の色も浮かぶ。 …一応涙はせき止めて、そこは素直に頷こう… なるべく早く、貰った物を口へ運ぶ。 …食欲なんて無いし、なんだか咀嚼するだけで疲れるし、味も何もよく分からないんだけど… 一応、命かかっていればそれくらいは。 でも ) ……クリスティアの、忍者…スパイ?は、よっぽど…甘いのね…… ……助けたって…… ( …堪え切れず、そんな事を言ってしまう。 …生きたいという素直な気持ちと… 死ぬ勇気も無いから、いっそ殺してくれという気持ちの板挟み… ) ……助けられたって… 大したお礼なんて出来ないんだからね…… ( 沈黙を開けて、微妙に前後で繋がらない言葉を続けた。 『亀のようにはいかないわ』なんて無駄なフォローも。 ウラシマタロウ ) [Wed 1 Feb 2006 04:14:12]
◆レッド > ( こんだけ動いて考えて出来りゃ良いか、と内心は一安心。 樽を開けたら中で死んでるのとかマジ勘弁だ。 だいたい医者だの馬車だの出費だって後できっちり払ってもらわないと―――いや、死んだらアリ金全部貰って…まァ待て、待て。 ) うん、屈葬状態で。 ワイン樽に混ざって貰うわ。 街道警備詰め所が当分無い所だけ出してやるからさ。 例は成功してからだ。 ( 街外れに馬車が待っている。 ちょっとしたら出発するぞ、という素振りで荷物を纏め始め。 ) …森は迂回して2日もありゃ普通につくからさ。 まぁ適当に―――ん? なにってなにさ。 クリスティア出るんだろ? ちゃんとやってンじゃんか。 [Wed 1 Feb 2006 03:59:59]
◆跡野末理 > ………ッ。 ( 痛みに構わず、腕を上げて乱暴に顔を拭う。 …拠り所を無くして、自信を無くして… 『ただの末理』にされた忍びはどこまでも情けなく… 小さく笑うその様子に、大泣きしてしまいそうになっていた ) …は―――た…る? ( もう少し、居心地の良さそうな所は無かったのかと… 別の理由で泣き出しそうな、不服そうな顔で復唱してしまうけど… 贅沢は言えない ) ………………ありがと。 ( 言いたく無さそうに、言い難そうに。 搾り出すようにそう言って。 …そっぽ向きつつ、渡されたものを味わうでもなくもそもそと口に運んだ… ) ……何、考えてるの……? ( ぽそりと、それだけ ) [Wed 1 Feb 2006 03:51:40]
◆レッド > ( 空気を読まない無遠慮な声など投げかけつつ、室内に上がりこむのはいつもの金髪。 よう、などと適当な挨拶を後から付けたしながらベッドに座り込み、怪我の具合を確かめる。 まだ生きているようで何よりだ。 ) 馬車の手配、できたからさ。 今から出発すンぞ。 怪我は樽ん中で治せ。 ( 思いやり不足。 出る前に食っとけ、と干しぶどうパンとチーズなど差し出しつつぶっきらぼうに。 ) こんなしょっぱい闇医者に期待すんなよ。 向こうでまともな治療受けるまで我慢我慢、と。 ( 泣き顔に、ぷ、と小さく笑ってやる。 ) [Wed 1 Feb 2006 03:42:21]
◆跡野末理 > ( …もしかしたら、ここまでは、まだ良いのかもしれない…。 …それでも早々と嘆くのは… 利用するだけ利用して、助けてくれた者を殺める覚悟も無いからだ ) ………。 ( …身の危険を顧みず、よく知りもしない相手である自分を助けてくれた人を、殺す事など出来るものかと思ってしまう…。 それだけは、やらねばならぬ事であるにも関わらず――― ) …泣いてない。 ( …そう言った声が泣いていて ) ……痛み止めの、効きが…悪いのよ…… [Wed 1 Feb 2006 03:39:35]
お知らせ > レッドさんが来ました。 『 おッす。何泣いてンだ。 』 [Wed 1 Feb 2006 03:37:23]
◆跡野末理 > ( もし忍の末理が明るみに出る事があれば… それを知った者の口を封じるか、でなければ自らの口を永遠に閉ざす。 …その覚悟も、当然の事として持っている積りで居た… ) ………。 ( それでも現実には… 良いように弄んでくれた暴漢の事を殺せもせず… 不覚にも傷を負い、どうあっても逃げおおせぬと言う状況になっても命を断たず、己を忍と知った者に助けを乞うて生き延びている… ) [Wed 1 Feb 2006 03:33:17]
◆跡野末理 > ( …何があったって、どんな事になったって自分は大丈夫だと思ってた。 …跡野末理は、アマウラの片田舎の薬師の娘… しかしてその実態は、如月忍軍・跡野流のくノ一なのだから… ) ………。 ( 薬師の娘がどんな目に遭ったって… その裏にしたたかで狡猾な忍の末理が居れば、大丈夫だと思ってた… ) [Wed 1 Feb 2006 03:27:10]
◆跡野末理 > ( …自分の里でも、ねぐらでも、隠れ家でもない場所で何をしているんだ…。 …ふと、そんな風に考えたら鼻の奥がツンとして… 濡れた顔はそのままにしておいた ) ………。 ( 酷く、心細い ) [Wed 1 Feb 2006 03:20:36]
◆跡野末理 > ………。 ( どこか遠い感じのする痛みに疼く傷に顔を顰めて… 寝床の脇に手を伸ばす。 水差しを手にとって、そのまま口を付けた ) ………。 ( からからに渇いた喉が急に潤され、痛みを訴えるのも構わずに… コクコクと喉を鳴らす。 勢い余って口の端から水が零れ出し… 口を離した。 ……タイミングを謝って、仰向けの顔にパシャリと水がかかる…… ) [Wed 1 Feb 2006 03:14:05]
◆跡野末理 > ( 怪我のせいか… 質が良いとは言えない痛み止めのせいか… 抗生物質だか何だか、その他の薬のせいかは分からないけれど… そんな感想と一緒に目を覚ます ) ………。 ( 昼尚暗く、狭苦しいこの場所で目を覚ますのは何度目か… 数えようとして、止めた。 …この場所へ運び込まれてからどれくらいの時間が経ったのかも、判然としない… ) [Wed 1 Feb 2006 03:07:44]
お知らせ > 跡野末理さんが入室されました。 『( ―――だるい )』 [Wed 1 Feb 2006 03:01:11]
お知らせ > 跡野末理さんが帰りました。 『( 服の中からは、『マシンマル』の調書――― )』 [Mon 30 Jan 2006 04:32:45]
お知らせ > 跡野末理さんが来ました。 『(』 [Mon 30 Jan 2006 04:32:06]
お知らせ > 跡野末理さんが帰りました。 『( 運を天に任せて――― なんて、性に合わないけど )』 [Mon 30 Jan 2006 04:24:10]
お知らせ > レッドさんが帰りました。 『 さて、ちょっと忙しくなる――――悪くは無いか。 』 [Mon 30 Jan 2006 04:20:54]
◆跡野末理 > ………似合ってる… ( それなら、あっさりと受け入れよう。 …後半部分には『嫌』と内心で答えて。 …気を失ったフリをして、あと暫くは気を保つように頑張るのだろう… 一応姿勢が制御されて重たくならない体と、だからこそある痛みへの反応で、バレバレかもしれないけれど ) ―――。 ( こういう時、小さな声が気持ちを落ち着かせるのはどうしてか…。 …闇医者の元へ運び込まれる頃には、本気で気を失っていて――― 応急処置を受けられれば、当分死にはしないだろう。 ―――裸? 大丈夫。相手が相手だけに気にならなくはないけれど…それでも女の子だったし ) [Mon 30 Jan 2006 04:18:44]
◆レッド > ん、そうだよ。 あとな、寝る前にこんだけ。 助けるからには洗いざらいッ話してもらうからな。 ( 馬鹿みたいにアッサリ肯定の言葉。 もともとそんなに気合入れて男装しているわけでもなし、結局最終的にはバレるんだし、とか。 なんだ最終的って。 暫らく見つからずに済めば、やがて胡散臭い区画へと足を踏み入れるだろう。 こういう所、下見しておいて良かった。 「まぁ、寝ちまえ」と小声で呟いて―――市街地から離れのスラムへ姿を眩ませていく。 目覚めれば何処か、狭苦しい潜伏先で応急手当を受けているだろう。 よし、裸見る。 ※台無し。 ) [Mon 30 Jan 2006 04:10:46]
◆跡野末理 > ……ッ! …ッ…… ( 動かれれば、反応はより希薄になる。 自分で歩くよりずっと楽だけど、痛いものは痛い。 …ただ… 聞こえる言葉と抱かれる感触に、怪訝な顔をする ) ……女の子……? ( 掠れた声で、それだけ。 今の今口にしている内容からは、意外な結論だけど… ) ……ごめん…… ( ご迷惑をおかけします、お世話になります、ぶっちゃけずっと男の子だと思ってたよ、などなど… 一杯含めた短い一言を発して… 頷く ) ( 勘付かせてしまったり、そもそも失敗したり。 未熟なのだろう。 ……見習いの仕事は大丈夫?と思わなくもないけれど…… 自分の命がかかっていれば、余計な事は言わず――― ) [Mon 30 Jan 2006 04:03:11]
◆レッド > 別に。 一緒に飯食った人間が死ぬのは好きじゃねぇってだけ。 まぁ正直オマエが可愛くなかったら微妙。 いじょ。 ( 今更国とか法律とかに拘る気も無い。 だいたい何をやらかしたのかは知らないが、そんな大それた悪事をするヤツはもっとこう…悪ぶらない(もんだ。 本当に怖い悪ってヤツは、一般人の顔をしているもんだ。 ) じゃ、直ぐいくぞ。 先ずは闇医者、それから馬車の調達。 なんかの箱にでも寝てて貰うか、ね。 ( とりあえずは潜伏先を用意しなければ。 自分は何食わぬ顔をして宿に戻り、機を見て国外まで護送する。 国家機構士になるのは――――もうちょっと御預けになりそうだ。 闇夜を静かに、駆け出した。 ) [Mon 30 Jan 2006 03:55:31]
◆跡野末理 > ( うるさい、余計なお世話、仕方ないじゃない誤魔化しようもない状態なんだから――― 誰だって上手い言い訳なんか出来やしないと言い返そうとするものの、やっぱりそんな元気はなく… 何か言いたそうな目で見据えるのみ。 …でもそんな想いは全部吹き飛んで、『正解』の言葉に耳を疑った… ) ………いい、の…? …どうして……… ( ばかと言うか、かわいそうな子を見るような目で、思わず呟いた。 …この時点で相手を信じてしまいかけている自分がばかなのかもしれないけれど…。 〜この少年がしようとしている事は、間違いなく犯罪だ。 裏ルートとか言ってるし、やっぱり本当にカタギじゃなかったか――― ) …わかった。 ……ちゃんと返させてよ……? ( 途中で死なせてくれるなと、どこまで本気か分からない相手に… けれど、精一杯冗談ぽく微笑み返し。 …抵抗はせず、されるがまま… 抱えてくれるなら、任せるだろう。 …時折苦しげに、身を強張らせて… ) ……無いわ…任せる……。 ………ぁ。…ありがとう……… [Mon 30 Jan 2006 03:45:53]
◆レッド > ほんッ…と、強情なー。 しかも言い訳下手過ぎ。 ( というより頭を働かせる余裕が無いのか、と。 心配げな顔は見せない。 傍から見てまだ全然大丈夫、という態度で薄く笑うのが患者への気遣いってヤツで。 ) そうそれ、正解。 こういう時はとりあえず生き延びろ。 で、利用できそうなヤツは何したって良いから利用する。 今からオレは“レディの味方”レッドだ。 ( 貸しはでけェから覚悟しろよ? などと冗談っぽく(元気になったら本気で言うが。)続け、マツリの肩に手をかける。 抵抗しないなら、とりあえず抱きかかえてこの場を離れようか。 さて、場所の問題もあるが―――――。 ) …どっか希望は? 無きゃ裏ルートでヴェイトス市に逃げるぞ。 [Mon 30 Jan 2006 03:35:15]
◆跡野末理 > ―――じゃぁ… それに… するわ…… ( ふ、と。 くれた模範解答?に、自嘲気味な笑みを零した。 …立っているのがやっとと言う様子で、今の所両手は手ぶら… それとなく少年の腰に拳銃がささっているのを確認すれば、それ以上動く事もなく… ) ……人違いよ…… 嬉しくない… 偶然だけど…。 …私のは… ( …ああ、カマかけられたのかな?と、ここで気付くけど… 黒髪のさほど多くないクリスティアで、特に小柄で、矢で怪我してるなんて他に居ないだろう。 … 『私のは、もうちょっと脇の方。自分で縫えないけどね』 なんて、切れ切れに答えた… ) …どうしよう、かな…。 ……頭、ぼうっとして……。 ……自決は、まだ…嫌……。 ……でも、あなたを……どうにかして…… ( 『どうにかして逃げるなんて無理そうだし』 相手の大袈裟な態度に、軽口で返そうとしたものの… 余計な体力は使いたくないと、じ…と少年へ視線を戻す ) ……助けてくれる……? ( 静かに、本題だけ。 …命運は相手に握られていると言って、良いだろう…。 口を封じられるとも思えないし、もし封じられたとして逃げおおせるとも思えない。 …捕まれば良くて奴隷ギルド行きか… ) [Mon 30 Jan 2006 03:23:56]
◆レッド > ( 深夜の誰も居ない静かな路地。多少足音に気を使っても気を張っているニンジャの耳には聞こえても仕方が無い、かも。 さて。 ) ……十字架を円で囲む覆面の連中にボコられたッてんじゃなけりゃその怪我はねェだろ。 騎士団、探してたぞ。 「黒髪黒ずくめで、小柄な女」…それから―――背中に矢傷。 ( 下手な言い訳、と大袈裟に溜息など吐きつつ。 矢傷は見て居ない。 大袈裟な反応も含めてただのカマかけだ。 ) …で、どうすんのさ。 ( そんな抽象的な問いかけ。 先ずはそれを聞いておかないと。 大怪我をして騎士に追われ、目の前に敵になるか味方になるか、立場を曖昧にする顔見知り。 こちらも決めかねるが、どうする?と。 ) [Mon 30 Jan 2006 03:08:59]
◆跡野末理 > ( ごめんなさいっ… きっと意識が過敏になってとか、そんな。 何にしても、どちらにしたって隠れられやしない。 …何か聞かれたら、『持病の癪で…』なんてアマウラテイストな言い訳で通じるのだろうか…などと思いつつ。 …聞き覚えのある声に、苦しげな溜息を一つ付いた… ) ……スパイじゃ、ない…ったら……。 …これは…… ( これは… どういう事にしよう。 物取り?外国人嫌いの過激派の仕業?ギャングの抗争に巻き込まれて? …言っても無駄だと思うから… 口を噤んで。 …クリスティアの平和を守る?正義の味方の登場に… どうにか、立ち上がるだけは立ち上がる。 …腰より少し高い位置に巻き付けられた黒い上着は、ぐっしょりと重そうだった… ) ―――奇遇ね…… ほんと…… ( 自分で情けないくらい、声も弱い ) [Mon 30 Jan 2006 03:00:29]
◆レッド > ( あんまり靴音を響かせると探し回ってる連中にこっちまで追いかけられるかもしれない。 そもそも、そんな格好良く見参出来るなんて期待はしてないから、爪先でとッ、とッ、とッ、と軽い音を立てながらゆっくりと走っていく。 なにもかもが推測の範囲で、若しかしたらあの娘は今も普通に宿の自室に――――――。 ) ……よう、女スパイ。 しくじったか? ( そして、そんな凡そセイギノミカタじみたシチュエーションが巡ってくれば、身を縮めて動けない既知の娘にゆっくりを歩み寄って声をかけた。 暗くて状況を判断し難いが、できるだけ穏やかに、声を潜めて。 冗談でも言うように軽く首を傾げる。 ) [Mon 30 Jan 2006 02:50:16]
◆跡野末理 > ( そう遠くへ行っていない、という騎士団の目星は間違っていたのだろう。 …パプテスの巡礼者のような事を言っていたイエロティアの宿の傍… 少し行った先で路地を駆け回れば、きっとそこに居る。 …色々と飛ばして犯人が追い詰められる時のテーマでも流れるのだろうか… もしくは一番最初に犯行現場と真犯人の映ってしまうあそこのテーマ ) ……ぇ?ッ―――!? ( 駆ける足音に、ぎょっとした。 騎士団の靴音とは違うと思うけど、誰だこんな夜中に走るのは―――。 身を隠そうとするものの、身体は動かずに。 …寒空の下…夜の影の中に、白いブラウスがポツンと浮かぶ。 …お下げ髪ではなくポニーテールにして、ヘアピンで前髪をかっちりと留めていれば印象は大分変わりそうだけど… 息苦しい覆面を取り払った顔は、そのまんま。 …風向き次第では血の匂いすら届けるだろう… ) [Mon 30 Jan 2006 02:41:13]
◆レッド > 待て、待て――――( 自分に向けて一つ制止。 まだあった。 キーワード。 ) 「騎士」だ。「騎士団」が捕えた仲間。 騎士が拘束していた仲間。 国営の施設。 ( ―――――んん、と道端で立ち止まって胸の前で腕を組み、額に指を当てて黙り込む。 此処暫らく急速に性能を上げはじめている脳細胞がぐるぐる回転している感。 フルハタニンザブローのテーマでお楽しみ下さい。 ) ――――――。 ( 黙って駆け出す。 幾つかあるうちの、キーワードに当てはまらないものを除外して、ある程度行動範囲を絞ろうと。 自分が足を運ぶ国営錬金術研究所も除外。 それらしき話に覚えが無い。 キーワードは「アマウラ人の女」「騎士団」「国営」「自我のあるカラクリ」「捕虜」「マツリの宿」。 必ず出くわすなんて期待は出来ないが、ヒトが身を隠す可能性がありそうな裏路地や暗い通りを率先して駆け回り――――。 ) [Mon 30 Jan 2006 02:32:37]
◆跡野末理 > ( ―――どれくらい、こうして居ただろう。 …ほんの一瞬だと思いたいのだけれど、気を失っている間はいつも『ほんの一瞬』だ。 …落ちた塀の下… 熱を帯びて身体を苛み続ける傷を庇うように身を起こす。 庇いようなんてないのだけれど ) ―――ッ! …!! ( 無謀にも、宿へ戻ろうとしていた。 傷の手当てをしなければならないし… 夜明けまでにどこかを身を隠せば――― 何処かって、何処だ ) ハッ ハ… ( 浅く息をついて、簡単に通りを覗う。 …その姿勢に無理があって、塀にもたれるように膝を折った… ) ………。 ( マズイな…と思うのだけど。 本当にマズイ事に、じわじわ感覚が遠くなっている。 闇の中、灯りも持たずに蹲るブラウスが独り――― ) [Mon 30 Jan 2006 02:24:54]
◆レッド > ―――ふぅん。…ああ、ご苦労さん。 ( 変に詳しく聞こうとするのも相手に印象を残す。 騎士も急ぎ足のようで、止める事も無く見送った。 暫し、その背中が遠くなるのを眺め――――。 ) …仲間ァ? ( アマウラ人のスパイでも捕まえていたのだろうか? 黒髪の娘を「アマウラ人」と断定するならそれくらいしか思いつかない。 要人を捕虜にしたなんて話は耳にしないし、そもそもアマウラとはそれほど交流もなければ敵対関係にも無い。 ) ……アマウラ、女、捕虜……カラクリ? ああ、「自我のあるカラクリ」だ。 ( 並ぶキーワードから明確な答えは出てこない。 さて…少し気になる所だが、見失ったというのなら何処かに隠れているのだろう。 宿に戻るにしても手負いで、しかもイエロティアの客は目立ちすぎる。 ) ……ちっ。 その辺転がってねェかな。 [Mon 30 Jan 2006 02:16:03]
◆跡野末理 > ( 『ああ…どうも、我々に捕らえられた仲間を助け出しに来たようで――― ぁ、いや。 ご協力に感謝します。』 取り戻さなければならないような要人は居ないはずなのだが…という疑問が顔に出てか、簡潔に応えながらも騎士の表情はいぶかしむようなものだった。 …最後だけ表情を引き締めて、貴方に敬礼をして、見方に『ダメだった』とジェスチャーを送り、足早にその場を去って行く――― ) [Mon 30 Jan 2006 02:09:08]
◆レッド > は? 何なんだよオマエら。 何かあったの? ( 何かあったんだろうけどさ。 そんな呟きと共に声をかけてきた騎士に向き直る。 態度が不遜なのはいつものことだが、身なりはそんなに悪く無い、はず。少々薄汚れているものの。 黒髪の少女、というだけなら心当たりはあるし、矢、ときた。 前に話した時既に胡散臭い匂いを感じ取っていたが―――――。 ) まぁ、しらね。 今宿から出てきたばっかだよオレ。 [Mon 30 Jan 2006 02:02:37]
◆跡野末理 > ( 『ああ、君。 黒髪黒ずくめで、小柄な女を見なかったか―――』 少し進めば、貴方が宿から出て来たばかりと知らない騎士団が声をかけて来る。 帯剣だけして飛び出して来たような騎士は続けた 『背に矢を受けているはずなんだが―――』 ) [Mon 30 Jan 2006 01:57:06]
◆レッド > ――――――最近多いのか、ああいうの。 ( こんな夜中に慌ただしく通りを走る騎士団。 ヴェイトス市じゃ兎も角(?)この静かな街に似つかわしくない光景だ。 前にもなんだかこんな騒ぎがあったっけね、などと不信けに視線を送るも、流石にその騒ぎの正体がなんであるかはわからなかった。 犯罪者でも隠れてンのか、と。 そんな発想をしても別に部屋でじっとして居ようとは思わない辺り、肝が据わっているのか危機感が足りないのか。 人気の無い方へ、騎士団に背を向けて歩き出す。 ) [Mon 30 Jan 2006 01:52:31]
◆跡野末理 > ( 宿を出る少女の前を、数人の騎士団が通り過ぎて行く。 『見失った…』だの『まだ近くに…』だの、そんな話をしながら… 歩調には、早くも諦めムードが出ていた ) [Mon 30 Jan 2006 01:48:12]
お知らせ > 跡野末理さんが入室されました。 『( 死ぬ思いをしているその頃――― )』 [Mon 30 Jan 2006 01:43:27]
◆レッド > ( ねぇんだってさ、そういう施設。少なくともこの辺じゃ。 宿のショボいシャワーとお湯張った桶で我慢しろと。 仕方なくそのまま歩きだし、夜の街へと。 何処か人気の無い広場でも探して其処で射撃テストだ。 ) ……ま、別に誰に会いに行くでもなし。 ( 成果を見せに行くのはまた今度だ。 どうせ夜だしそんなに目立ちゃしないだろう。 ) [Mon 30 Jan 2006 01:39:51]
◆レッド > ちょっと出かけてくるわ。 夜の内に帰ると思う―――あ、どっか風呂とか無い? ( 一階、食堂のマスターも兼ねる宿主に声をかけておく。 ヴェイトス市的な感覚だと市内に公衆浴場なんて施設が当たり前みたいに存在したが、こっちでは見当たらなかった。 あれは便利なものなんだが―――。 ) [Mon 30 Jan 2006 01:33:17]
◆レッド > ( 分量を計り、擂鉢で丹念に調合した硫黄と硝石。 出来上がった黒い粉末を油紙に拡げて丁寧に分配し、今度こそ出来た、と満足げに頷いた。 読み終えた基本的な専門書はベッドの上。 メモが床に広がり、少年風貌の両手は真っ黒に汚れていた。 胡坐をかいていた足を解して立ち上がる。 ) ……早速試してみるか。 腕、鈍ってねーだろうな。 ( 自作火薬の完成である。 暫らく出番の無かったフリントロックを1度バラして組みなおしてから何回か抜き打ちの練習をしてまた腰の帯に挿すと、そのまま宿の自室から廊下へ出た。 ) [Mon 30 Jan 2006 01:31:09]
お知らせ > レッドさんが来ました。 『 ……よし。 』 [Mon 30 Jan 2006 01:26:12]
お知らせ > 跡野末理さんが退室されました。 『( 数瞬、気を失いかける――― )』 [Fri 27 Jan 2006 02:53:16]
◆跡野末理 > ( ―――よしっ、越えた…! ) ―――ッはっ… はァッ…! ぁ…ッ!? ( そんな安心感を覚える塀の上。 …僅かに緩んだ気は、消耗しきった身体をグラつかせ… ) ――――――−- ( ドサリ、と影が地面に落ちるのと同時。 …形容し難い… けれど苦悶のそれである事は疑いようも無い悲鳴が上がる ) [Fri 27 Jan 2006 02:47:25]
◆跡野末理 > ( 腕を上げただけで、脇腹に開けられた穴に火種でも入れられたような痛みを覚えるけれど… 迂回するリスクに対する危機感は、どうにか痛みを堪えるに足りた ) ―――ッあ゛っ! …ッ゛ぁアぁ゛―――ッ!! ( もう、一息で超えてしまわなければ、絶対に再挑戦する気にはなれない――― 呻き声を漏らしてしまうのも構わずに、塀に身を乗り上げる。 …あまりと言えばあまりな声は、遠くの一般人には猫の喧嘩にも聞こえたろうか… 近くに居れば、隠しようもないけれど ) [Fri 27 Jan 2006 02:42:43]
◆跡野末理 > ( 騎士団達へ向けた言葉をそっくり己に返して… 灯りも持たず、夜道を進む。 …この先塀を一つ飛び越えて、その向こうの大通りを横切れば、自分が部屋を取っている宿の筈だった…。 …当然フロントを通っては出て来ていないし、こんな格好で戻る訳にもいかないから… 二階の自分が泊まっている部屋へ戻るには、テラスを登らなければならないか… ) ( 『飛び越えて』? 『登って』? …無理を言うと、表情の険を濃くして… 当面の難関、行き止まりの壁へ手をかけた ) ―――ッぐ… [Fri 27 Jan 2006 02:37:40]
◆跡野末理 > ( 時折背後を確認する… 大丈夫、血痕は残していない。 さっきまで近くへ迫っていた足音も、もう遠くへ消えている。 …脇腹に受けた矢は幸い内臓に深刻な損傷を与えはしなかったようだし… 毒なども塗られていなかったようで、今の所異常は無い…。 『詰めが甘いわ』 笑みを作って呟こうとするけれど… 傷の痛みに、それは叶わなかった ) ―――ッハ… ッ [Fri 27 Jan 2006 02:29:56]
◆跡野末理 > ( 石造りの街には珍しいイエロティアのお下げ髪は… この寒いのに上着も持たず、着ていたらしいセーターすら腰より少し高い位置に【きつく】巻いて、白いブラウス一枚になっている ) ―――ふッ… ぅ… ( 苦しげに息を漏らす顔は険しく… 時折崩れそうに、足をもつれさせた ) [Fri 27 Jan 2006 02:14:34]
◆跡野末理 > ―――ッ…! ッ… ( ともすれば上げそうになる呻きを堪えて… 細い路地を足早に進む ) [Fri 27 Jan 2006 02:09:35]
お知らせ > 跡野末理さんが入室されました。 『( 長い夜の一幕 )』 [Fri 27 Jan 2006 02:07:18]
お知らせ > 跡野末理さんが帰りました。 『( …長い夜の始まりは、二十五日の事でなくてもいいですか…? )』 [Wed 25 Jan 2006 03:53:59]
◆跡野末理 > ―――ッ!? ( ―――脇腹に鋭い衝撃と、一拍遅れて灼熱感が走った――― ) [Wed 25 Jan 2006 03:50:56]
◆跡野末理 > ( 鎖帷子も何も無く、クナイが数本と、忍具がある程度だ。 さっきまでは心細くも感じていたけれど、少しでも身軽なのが幸いすれば、追って来る騎士団員達との距離は開いていく ) ―――ッ。 ( 煙幕でも撒き菱でも使うべきかもしれないけれど… 折角、捕らえられた悪人の奪還に来たフリをしたんだ。 アマウラの『忍』と思わせるような印象は、極力与えたくない。 ―――追い詰めた、という空気の走った騎士団員達を背に… 鍵縄を投げて、壁を登る。 目端の利く者が早くも壁の向こうへ周ろうとするのを、視界の隅に捉えながら… 壁を登り切ろうとしたその時 ) 【 矢が飛来する。 秒数一桁偶数で命中、奇数でハズレ――― 判定 】 [Wed 25 Jan 2006 03:49:12]
◆跡野末理 > ( …相手と己の位置関係を確認して… 咄嗟に、【建物の方】へと駆け出した。 『待て!』 慌てたような僅かな間の後、当然のように後を追って来る。 …ブラックアウトしたような思考の中で、忍びとして育てられた本能に近いものが、身体を動かしていた…。 ―――何度と無く騎士団員達の目を借りて垣間見た建物の構造を思い描き… 捕縛した人間を捕らえておく一角へと向かう。 …騒ぎを聞きつけて、向かう先からもランタンの灯りが覗いた… ) ………ッ! ( それでも、建物の窓へ飛び付いて… 飛び付くだけ飛び付いて… ここから先は芝居でも何でも無く、諦めるように窓枠を離れて――― 今度こそ、【建物の外】へと走り出す。 …精一杯のフォローだ… 最初に己を見つけた彼は、出て来たところか、入って行くところかは確認出来なかったと思うから… あとは、捕らえている人間の中に、少しでも奪還される可能性のある人物が居る事を祈る… ) [Wed 25 Jan 2006 03:35:33]
◆跡野末理 > ( 『誰だ!』 …頭へ冷水を注ぎ込まれたような感覚に襲われた…。 …闇の向こう… 建物の影になっている角から、ランタンを提げた騎士がこちらを覗うように身を屈めている――― ) [Wed 25 Jan 2006 03:26:08]
◆跡野末理 > ( ―――鍵のかかっていない窓から、外へ出た。 …肌をひりつかせるような冷気も、今は心地良くさえ感じられる…。 ここまで来れば、成功したも同然。 …さっさと宿へ戻って、一番早くアングリマーラへ向かう隊商へ混ぜて貰えるように話を通す…。 ―――レッドにも一応、挨拶して行こうか。 何しろ跡野末理は忍なんかじゃない、ただの旅行者だ。 そろそろ路銀が尽きてしまうと言え、焦る事なんて何も無い――― ) 【 気を抜いた。 …秒数一桁偶数で、守衛の騎士団員に発覚、奇数で発覚しかけて物陰へ――― 判定 】 [Wed 25 Jan 2006 03:21:34]
◆跡野末理 > ( 騒然とした空気の中では…姿さえ見られねば、多少の物音など問題にならない。 通路を駆け、事務室へ飛び込む。 あらかじめ確認してあった書類棚へ飛び付いて、中を手早く… けれども丁寧に、漁る――― ) ―――ぃよしっ! ( あった。 几帳面なクリスティア気質に感謝しつつ――― 拳を握って小さく声を発してしまうのは、未熟さ故だろうか ) ………。 ( 油で消え難いとは言え、ほんの小さなボヤは沈静化しつつあるようだった… 長居は無用だ。 …服の中に書類を押し込んで… 少し乱れさせてしまった書類棚の中身を、整える。 …一見、何事も無かったように… ) [Wed 25 Jan 2006 03:10:09]
◆跡野末理 > ( 踵を返して、来た道を小走りに戻る。 深夜とあって、いくつもある使われていない部屋の一つへ潜り込み、息を潜めた… ) ………。 ( にわかに騒がしい声が上がったのを確認して――― また、目を閉じる ――― ) ―――。 ( 火を見て踵を返し、駆け出す者… 慌てて跳ね起きて、扉へと向かう者… 事務室に居た二人も、今、己の身を隠している部屋の扉の前を通って行って…角を曲がった ) [Wed 25 Jan 2006 02:59:49]
◆跡野末理 > ( ドガシャッ! と、重たい金属音交じりのガラスの割れる音を響かせて… ランプが床に落ち、水溜りのように小さく炎が広がる。 …放って置けば本格的な火事になるけれど… 待機所などのあるこの付近には、今の物音を聞きつける者も居るだろう ) 【 それだけに、秒数一桁が1、5、6、0で身を隠すのが一足遅れ騎士団に侵入が発覚――― 判定 】 [Wed 25 Jan 2006 02:52:23]
◆跡野末理 > ( 中には二人。 二人とも非武装で、特に警戒はしていないけれど… これでは、発覚せずに調書を盗み出すのは難しい ) ………。 ( そ、とその場を離れ… 増改築でもされたのか、一部板張りになっている廊下へと進む。 …薄暗い廊下を照らすランプの金具を乱暴に緩めて――― ランプを落とした ) [Wed 25 Jan 2006 02:48:16]
◆跡野末理 > ( 何ら異常無く、今日もこの詰め所は平常運転なのだろう…。 罠なども無ければ、難なく事務室前へ辿り着く ) ………。 ( 元々、タチの悪い要人を捕縛するなりしていない時には、襲撃などとは無縁の場所らしい。 外面こそ整えているけれど、さほど緊張した警備体制はとられていない…。 …それでも、ここから先は別だ。 …警戒云々以前に、大抵常に一人ないし二人程度の人が居る… ) ―――ッ。 ( 扉に手を置いて、身体を預ける姿勢で… 一つ深く息をして、目を閉じた――― ) 【 秒数一桁が偶数で中の人間は二人、奇数で一人――― 判定 】 [Wed 25 Jan 2006 02:40:28]
◆跡野末理 > ( 他人の視覚を通して見慣れた通路へ踏み出せば… 遮る物の無い石造りの廊下。 ここは早く通り抜けるしか無いと、靴音も気にせず、やや足早に奥を目指す――― ) ………。 ( やはり忍び装束くらいは持って来るべきだったと、今更ながらほぞを噛んだ ) 【 秒数一桁が1、5、6、0で不運にも騎士団と遭遇――― 判定 】 [Wed 25 Jan 2006 02:20:13]
◆跡野末理 > ( キィ… と、鉄の蝶番が音を立てる。 周囲に人の気配は無い… と思うけど、自分の感覚などまだまだだ。 扉に頬を当てるようにして、通路に人影の無い事を確認し… 廊下へ踏み出した ) 【 秒数一桁が1、0で勘の良い騎士団に発覚――― 判定 】 [Wed 25 Jan 2006 02:15:34]
◆跡野末理 > ( 判定は成功だけれどはじめてのタグ挑戦は失敗。しくり。何の話。 ―――すっかり闇に慣れた目は、部屋の中にある物の影ををある程度捉え… 他人の視覚を通して見知ったそこを、静かに歩く ) ………。 ( ほんの僅かに立ててしまう靴音や、自分の纏う洋服の衣摺れですら…静寂の中では耳障りだ。 その程度の音が外へ漏れる事は無いと分かっていても勘に触るのは、気が昂っているのだろう… もう、戻れない。 戻らない。 …落ち着けと深呼吸して、重たい扉へ肩を当てた… ) [Wed 25 Jan 2006 02:12:00]
◆跡野末理 > ( 騎士団詰め所。 マシンマルの連行されたと思われるそこで… 黒ずくめに覆面の娘が、潜んでいた屋根裏から天井板を外した ) ………。 ( 灯りの落ちた暗い室内の空気は、まだ暖かいけれど… この時間、この場所に来る者が滅多に無いことは、確認してある。 …今一つパッとしない筋力でぶら下がり、片腕で屋根板を戻しつつ床へと降り立てば… <EM>カタン</EM> と僅かに音がした ) 【 秒数一桁が1、0で部屋の前を通る騎士団に発覚――― 判定 】[注意:そのタグは使用を禁止しております。ご了承下さい] [Wed 25 Jan 2006 01:58:58]
お知らせ > 跡野末理さんが来ました。 『( …その日は、ただ篭もってはいなかった… )』 [Wed 25 Jan 2006 01:50:10]
お知らせ > 跡野末理さんが帰りました。 『( 二十時、六名交代。それに――― )』 [Thu 19 Jan 2006 20:53:54]
◆跡野末理 > ( ―――やがて、闇の中で眼を明ける ) ………。 [Thu 19 Jan 2006 20:53:10]
◆跡野末理 > ( …溶け出すように、その『拠り所』を抜け出して…。 最寄の『拠り所』…おそらくは最前『こちら』へ笑いかけていた彼を素通りし、その向こうにある、二人組みへ接近しつつある別の『拠り所』に意識を這い寄らせていく――― ) ( ―――広めに造られた、やはり石造りの通路を歩く『こちら』に、続いて三名…やはり武装したホワイティア男性が合流し、重厚そうな扉が開かれた。 武具保管庫のような其処には、先に二人の男性が居て… 内一人は、さっき見た彼だった ) [Thu 19 Jan 2006 20:50:34]
◆跡野末理 > ( 柔らかなランプの灯に照らされた、石造りの堅牢な印象がある一室で… 『こちら』へ笑いかけながら口を動かす、品の良さそうなホワイティアの男性を見つめる。 焦点は顔にあるけれど、見慣れないホワイティア圏らしい鎧と剣、それらを身に付けるがっしりとした体躯は、彼が騎士と呼ばれる人間である事を思わせた。 …腰の剣に手をかけて、それを外すのを見たところで… 『こちら』もまた自身の身体に視線を落とし、武装を解き始める ) [Thu 19 Jan 2006 20:28:08]
◆跡野末理 > ( 下方広範囲に分布する、馴染みのある感覚の拠り所――― 視力や聴覚や触覚や、五感を持つ、『おそらくは人間の身体』に自身の意識を這わせ、染み入るように優しく侵す… ) ―――。 ( …音の無いままの世界で急にぼんやりと戻った『視覚』は、けれどもう、闇の中には居なかった――― ) [Thu 19 Jan 2006 20:16:48]
◆跡野末理 > ( ―――一度深呼吸をして…全身の力を抜いた… 意図的に、抜き過ぎる程に弛緩させ、その意図も取り払う――― 細く浅く長く…巡らせた気の中へ、自身が溶け込むような錯覚を覚え… 感覚が遠退いていく… ) ( 瞼の裏で闇を認識していた視力が失われ、柱時計の音が消え入るように途切れ、細い身体を蝕んでいた冷気さえ曖昧なものとなり… 拠り所を無くしたような意識は、けれど確かに其処に在って、溶け込むことのできる同種の感覚の存在を捉えていた ) [Thu 19 Jan 2006 20:05:18]
◆跡野末理 > ( 黒一色で覆った身体を横たえて、小柄な影は身動き一つせず気配を抑え、けれど眠ることもなく… それだけを生きている証に、浅く胸を上下させていた ) ( …遠くに柱時計の鳴る音を聞き…明けているのか閉ざしているのか覚束無い眼を閉ざす ) [Thu 19 Jan 2006 19:51:18]
お知らせ > 跡野末理さんが来ました。 『( …夜より暗いその場所で… )』 [Thu 19 Jan 2006 19:38:11]
お知らせ > ピィク@鍛錬場さんが帰りました。 [Thu 19 Jan 2006 02:55:50]
◆ピィク@鍛錬場 > (咽喉に赤い味が込み上げてきたら、多分この衝動も止まるのだと思う。) (動けなくなるまできっとこの調子。) [Thu 19 Jan 2006 02:55:48]
◆ピィク@鍛錬場 > (血を見たいと思わないだけ未だマシか。 護る筈の剣が聞いて呆れる。) (――ォン!! 思考ごと空を断ち切る。) [Thu 19 Jan 2006 02:53:58]
◆ピィク@鍛錬場 > (戦わずには居れぬ血が滾る。 たまに其処へおぼれそうになってしまうから、) (剣を振るうのは、或いは予防のような気がした。) [Thu 19 Jan 2006 02:49:52]
◆ピィク@鍛錬場 > (目の前に敵を想定して剣を振るう。…最近コレは中毒なんじゃないかと思い始めた。) (短く呼気。空は曇っているし風の冷たい夜には、雪以外に白いものは城壁と吐息ばかり。) [Thu 19 Jan 2006 02:46:11]
◆ピィク@鍛錬場 > (馬鹿の一つ覚えのように。場所が変わってもやる事はいつも一緒だ。) [Thu 19 Jan 2006 02:41:32]
お知らせ > ピィク@鍛錬場さんが入室されました。 [Thu 19 Jan 2006 02:38:29]
お知らせ > 跡野末理さんが退室されました。 『( カラのカップを屑篭へ放って――― オーパーツじゃなかろうかと焦ったとか )』 [Mon 16 Jan 2006 02:18:25]
◆跡野末理 > ( …もしかしたら、失敗するかもしれない。 殺されるかもしれないし、もっと酷い事になるかもしれない。 …それでも… 自分の人となりや忍というものを、『こういうものなのだ』と、何となく納得してる ) ―――何だっけ。 目隠し裸鞭打ち? ( マストなんかも出て来てたような気がする、どうでもいいけど。 面白いやらしい罰〜と、知り合いが挙げていたものを思い出して… それで死なない程度で済ませて貰えるのなら楽なものだと、可笑しそうに苦笑を零す ) [Mon 16 Jan 2006 02:10:32]
◆跡野末理 > ( …『マシンマルは騎士団に連行された』… ならば、騎士団に記録や調書が残る筈だ。 それを、頂戴する ) ―――。 ( それを足掛かりに本拠を探り出せれば良いが、そこまで出来るとは思えなかった。 …悠長に構え過ぎていたと、今更ながらほぞを噛むけれど… 何も無いよりはずっと自己満足になる。 …それに、騎士団に挑むのは楽しみだった… ) [Mon 16 Jan 2006 02:06:00]
◆跡野末理 > ( シュミレート ) ( 目を閉じて、立ち上がる自分を想像した… ―――遊歩道を周って、施設の正面へ行く。 守衛に呼び止められるだろうけれど、一応、用があると言う人間を中まで通す事に問題は無いだろう。 で、何の用か。 …自分はアマウラからの旅行者で、機構学に興味を持っている、以前父がお世話になった人がここに勤めている筈なのだけど、見学させては貰えないだろうか――― カット。 自分が受付の人間であったなら、こんな怪しいの通さない。 …アマウラかぶれの研究者(推定)が、本当にここに居れば話は別かもしれないけれど… 何より、それを確認するのが先だろう ) ( ただ、一々確認しているだけの余裕も無い。 賭けに出て時間切れなんて、御免であれば… 危険ではあるけれど、『確か』な一点に絞るべきだろう ) [Mon 16 Jan 2006 01:58:43]
◆跡野末理 > ( 石造りの街にしては街路に木々の多い一画にある、装飾用のレンガで外壁を覆われた瀟洒な建物は【国立機構学研究所】。 …自分の追っている【マシンマル】シリーズの生み出された場所として、候補に挙げている機関だ。 施設の設備・規模を見る限り、技術的に可能であれば巨費を投じて造り出す事も可能と見える… ) ………。 ( …けれど、それだけでは、張り付いて地道に探るには根拠が弱い…。 時間さえあれば粘着する所だけれど… 切実な話し、復路の路銀を考えると、お金がそろそろ尽きそうだった ) [Mon 16 Jan 2006 01:43:14]
◆跡野末理 > ( ユニセックスのカジュアルな洋服に身を包んだお下げ髪のイエロティアが、湯気を上げるテイクアウトしたコーヒーのカップに口を付けた ) ………ふぅ… ( 散歩をする人も無い時間。 白く煙る息を長く吐き出して… 視線の先、木々の間に覗く建物に、目を細める ) [Mon 16 Jan 2006 01:27:08]
お知らせ > 跡野末理さんが来ました。 『( 遊歩道のベンチに腰掛けて )』 [Mon 16 Jan 2006 01:21:45]
お知らせ > 跡野末理さんが退室されました。 『( では、何処か? それをどう調べる――― )』 [Sat 14 Jan 2006 03:17:15]
◆跡野末理 > ( 八方塞で、何もしようが無いように思えても、手ぶらでは帰れないと… ベッドに横たえていた身体を、グンと起こした ) ……RALは、除外して良いわね……? ( …思考を纏めるように、何度目になるか、少ない情報を整理し始める。 マシンマルの造られた場所として、最有力候補だった王立錬金術研究所=RALの可能性は、すっかり低くなっていた。 …一度ならず二度までも騎士団に拘束されたらしい。 王室主導の計画だったとすれば、いかに失敗が重なったとしてもこれは無いだろう。 それに、RALで師事しているという錬金術師見習いの軟派な少年も、何一つ知らないと言っていた… その言葉は信じて良いと思う。 あそこまで目立つ存在を知らないのなら、RALは中心的な役割を担う場所ではないとみていいだろう ) [Sat 14 Jan 2006 03:16:31]
◆跡野末理 > ( …試されている。 …勝手にグレて修練をサボっていた補欠の下忍が、ちょっと心を入れ替えて… それで使い物になるかどうか、量られているのだろう。 …成果は期待されていないはずだ… ) ………。 ( そう思うからこそ、意地になる部分もある ) [Sat 14 Jan 2006 03:07:03]
◆跡野末理 > ( …つまり… ) [Sat 14 Jan 2006 03:00:22]
◆跡野末理 > ………。 ( 元より、大した成果は期待されていないだろう。 …国内の問題であれば、あるいは如月の仕える大名に直接関わる問題であれば、如月の忍がクリスティアにも来るだろうけれど… 『ましんまる』の一件は、どちらかと言えばアマウラとクリスティアの問題だ。 そういった規模の大きな事へ当たる為に、忍者団体【飛燕】があると思っている。 …如月も【飛燕】に人を出してはいるけれど、自分は違うのだし、アマウラで活動を停止した『ましんまる』の身体を持ち帰ったとは言え、ここに居るのはお門違いだ ) [Sat 14 Jan 2006 03:00:03]
◆跡野末理 > ……どうしろって言うのよ…… ( ポツリと呟いて…冷たい手を額に当てる…。 クリスティアにアマウラ人… ただでさえ街並みに溶け込めはしないのに、何かを嗅ぎ回るなんて無謀なんだ。 …未熟とは言え、自分も多少の変装は心得ている。 変え易い顔立ちというのもあって、化粧と髪型で年齢や性格的な印象などを多少なりと変える事は出来るだろう…。 それでも、ホワイティアに化けるのは流石に無理があった ) [Sat 14 Jan 2006 02:50:14]
◆跡野末理 > ( クリスティア市内の旅人向けの宿。 アマウラ人の娘の泊まる一室で、控え目に… ごくごく控え目に、隣近所に聞こえない程度の奇声が発せられて… ) 〜もー―――っ! ( それをもう一声続けた後――― ベッドの上にあぐらをかいて地図を広げていたお下げ髪が、ぼふりっ と仰向けにベッドへ倒れ込んだ ) [Sat 14 Jan 2006 02:45:35]
お知らせ > 跡野末理さんが来ました。 『 あ゛ー―――っ! 』 [Sat 14 Jan 2006 02:41:41]
お知らせ > 夜未@宿屋さんが帰りました。 [Fri 13 Jan 2006 14:02:30]
◆夜未@宿屋 > (異形であることは痛いほど悟っていた。) あのー、すみません? (控えめに掛けた声に、明るく答えてくれる誰かがいると、いいな。) [Fri 13 Jan 2006 14:02:28]
◆夜未@宿屋 > (鍛錬は、肉体的な向上を願ってではなくって、今の時点では限界調べ。何処までやって、この機械の腕がきしまずにすむだろうか、とか。) 腹減ったなぁ。 (一人でいる青年は、案外おしゃべりだった。口下手というわけじゃないと自分ではひそかに思っているけど、人前に出れば無言になりがちなのは否めない。) (扉を開いて廊下に出た。中途半端な時間だけど、何か用意してもらえるだろうか。 ―… 町に出るのは、嫌だった。) [Fri 13 Jan 2006 13:59:19]
◆夜未@宿屋 > (こういう仕事を請けると、旅人みたいで楽しいね、とか言われることがある。実際、旅人と何処が違うのか、真剣に考えたことはなかった。 ―― たぶん、何にも縛られないのが旅人で、どこまでいっても使役される身分となる自分たちとは、違うだろうな。) はぁ......。 (額に汗の雫が浮かんだ。手を休めて、そのまま床にぺたんと。疲れるのは金属の腕だけではない、連結した肩の筋肉は、ちゃんと疲労を感じる。) [Fri 13 Jan 2006 13:53:28]
◆夜未@宿屋 > (どうしてわざわざ夜に、とも疑問に思ったけど、先輩の彼が決めたことなら間違いはなかろう。きたときと違って、多少なりとも戦いを糧にしている傭兵だけの帰路だから、端的に恐れを感じる必要もなさそうだ。) うぃ…っしょ。 (自室、といっても三人との共同利用だけど。他の二人はまだ、クリスティアの町を堪能しているよう。クランクは一人、腕立て伏せを床の真ん中でしていた。) [Fri 13 Jan 2006 13:48:36]
お知らせ > 夜未@宿屋さんが入室されました。 『( 出発は、今夜。 )』 [Fri 13 Jan 2006 13:45:57]
お知らせ > 夜未@城下町さんが退室されました。 [Wed 11 Jan 2006 22:01:37]
◆夜未@城下町 > (この世界で生きる事は容易くない。人は皆誰かを殺しながら生きている。それを、八歳の時に思い知らされた。) (城下町の賑わいの中、小柄なクランクの姿が紛れ込んでいった。出発の日は、近い。) [Wed 11 Jan 2006 22:01:35]
◆夜未@城下町 > (別段、体の不具を卑下しているわけではない。なにより近い場所に、母の慈しみを感じられる己の体を、青年はある種の憧憬に似た親愛の情を抱いている。 ―… ただ、トラブルは無いに越した事がない。) (己の存在そのものが、誰かに不快な思いをさせるかもしれないなら。それが自分をも伝染してしまうのなら――。) [Wed 11 Jan 2006 21:57:04]
◆夜未@城下町 > (手入れは欠かしていないが、安物の四肢はともすれば冷たい風に軋んだ。すれ違う人々から視線を受けて、なんとなしに居心地の悪さを感じる。誘い出した仲間は酒場へと入っていった。無論誘われたが、断った。明るい灯火の元に、異形の手足が曝されるのを恐れた。) [Wed 11 Jan 2006 21:48:37]
◆夜未@城下町 > (異郷の店先を一つ一つ、何気なしに歩く。夜闇が異端の証である黒い肌と黒い髪を覆い隠してくれる。) (折角だからと出てみたのは良いが、元来遊びまわる癖などない。露店の店先を覗いたりしては、通り過ぎていく。) [Wed 11 Jan 2006 21:43:35]
お知らせ > 夜未@城下町さんが入室されました。 『( 賑わい中。 )』 [Wed 11 Jan 2006 21:40:41]
お知らせ > 夜未@宿屋さんが退室されました。 [Tue 10 Jan 2006 15:59:39]
◆夜未@宿屋 > (――…今度は中々眠れなかった。夕日が部屋をくれないに染めていくのを、灰色の双眸は見つめ続けた。) [Tue 10 Jan 2006 15:59:36]
◆夜未@宿屋 > (町を歩けば、言われこそしないものの、機械の四肢を持ち黒髪でブラッティリアの血を引くひきうとは視線を浴びる。気にする事無いよと肩を叩いてくれた仲間も、気まずそうに目をそらしての事だ。) (もう少し、眠るとしよう。そして夜闇が、肌や髪の色を全て多い尽くしてくれる夜が来たら――町へ繰り出そう。) [Tue 10 Jan 2006 15:55:30]
◆夜未@宿屋 > うわぁ…、もう昼過ぎ? (目を上げた窓に、既に紅くなりつつあった太陽が見えた。なんだか一日損した気分。折角のクリスティア、遊ばないと。遊ぶといっても、何を?) 酒場…くらいかな。 (教会や城にはめっきり縁が無い。仲間は皆ホワイティアのなか、ひきうとは多少なりともこの国でやりにくさを感じている。) [Tue 10 Jan 2006 15:51:24]
◆夜未@宿屋 > (それから数時間眠っていたわけだ。) う、…うん? (暖かい布団の中から、こそり動き出した青年。結局道中何事もなく、平穏無事のうちに送り届ける事が出来た。此処にて二日滞在し、同じ道をひき戻る。今度は馬と傭兵だけなので、来た時の倍のスピードで帰れるわけだ。) [Tue 10 Jan 2006 15:46:15]
お知らせ > 夜未@宿屋さんが来ました。 『( 到着したのは、早朝。 )』 [Tue 10 Jan 2006 15:44:17]
お知らせ > 跡野末理さんが帰りました。 『 馬に『宜しく』? ( 何の例えかと、馬面な大男なんぞを想像したり――― ) 』 [Mon 9 Jan 2006 05:29:27]
お知らせ > レッドさんが帰りました。 『 馬だよ馬。 大飯喰らいの駄馬!(酷い言われようだ。) 』 [Mon 9 Jan 2006 05:24:47]
◆跡野末理 > 分からないわよー? こう、すっかり足を洗って忘れた頃に、まだ悪さしてる昔の仲間に出会っちゃったり――― ( 冷や冷やさせられた事への仕返し気分で、膨れる少年にからかう様に言いながら… 『ごちそうさま』と席を立って、お代をカウンターに ) ―――〜シャリオ? ( 少なくとも今さっき、不審者の一人は捕まったみたいだから… それ程、心配する事も無いと思う。 不穏な言伝も、注意が向くのは相棒?らしい人の名前で… もしかしたらご家族?などと首を傾げつつ ) [Mon 9 Jan 2006 05:22:25]
◆レッド > 証拠ねェもん――――今悪い事してないし。 何処の誰がオレ見て海賊だとか言うもんかよ。 ( ぷー、と軽く膨れてみせる。 犯罪っぽいことは長らくやってないし、むしろ真面目に労働してたことの方が多いくらい。 いや露骨にやべぇヤツを撃ち殺したりはしたことあるけどそれは正当防衛で。 殺意はあったが。 ) んじゃぁちゃゅちゃと行くか――――オヤジ、帰ってこなかったらシャリオに宜しくー。 ( 半分は本気で夜道の護衛気分で。もう半分は軽い夜のデート気分で。 先に席を立ち、腰に挿した銃の具合を確かめてからそんな不穏な言伝ひとつ。 此処で言わなきゃ良いのに、というのはご愛嬌。 ) [Mon 9 Jan 2006 05:14:47]
◆跡野末理 > …人の事よりあなたはどうなのよ。 本当に元海賊なんでしょ? 〜お縄にならないように気を付けた方が良いんじゃないの? ( あろう事か吹聴するとは何事かと、目は表の騒乱を追うようにしながら、どこか上の空っぽく返して… ) ―――ええ、お願い。 ( 戦わずして負けた感じを覚えつつ…思わず頷いてしまった。 〜今なら、面倒事に巻き込まれても、遠慮なくこの元海賊の少年を囮に使えそうな気もするし ) [Mon 9 Jan 2006 05:06:24]
◆レッド > ( なんか来たワアアァァァァア!! しかもこんな時間に!微妙に☆増えて! グッバイお疲れ会おうぜ! ※打ち切り最終話っぽく。 ) 長い事船を降りられない海の上じゃ、約束事とか規律ってのは大事なんだぜ? それくらい罰が厳しくないと違反者続出ッつーか―――――――やっぱ送ってった方がよくね? ( なんか今。 明らかにおかしい姿とか。 声とか。 未だ遠くで聞こえる騒ぎとか。 普通に心配になって裏心なしに思ったりした。 いや、何処に泊まってるのかチェックできるというアレはあるが。あるが。あるが。 ) [Mon 9 Jan 2006 04:57:44]
◆跡野末理 > ―――そう、残念。 …仕方ないわね、見習いなんだし… ( 信用無くても、仕方ない。 別に嫌味とかでなく、これと言って失望なんかでもなく… ただ、しみじみと呟いて。 ―――実は晴れて居ないんじゃないか忍者疑惑 ) ………何それ。 あなた、そんな事してたの? …わたしにされる心配がなくたって、どこかで誰かがされてるって考えるのも嫌じゃない…そんなの… ( 何だかすごく楽しそうな少年の笑顔に、何故か気分はまな板の上の鯉。 …むすっと、内心の動揺を隠すように不機嫌な表情を作って…紅茶を啜り… ) 〜勿論、帰るわ。 送ってくれなくても大丈夫よ、って言うか今の話聞いた直後に送って貰うのも何だか嫌だし。 勝手に押し掛けて来たのもわたしの方なんだから、気にしないで。 〜それにこの街には、夜だってそんなに不審者は居ないんじゃない? ( 規律だ何だと、厳格な印象のある街だ。 そんな事を言う娘の背後… 宿の一階の窓の外を歩むのは、大柄な男で――― 振り向いた時には、視界の外で騎士団と何やら騒ぎつつ遠ざかって行くような――― ) ………。 [Mon 9 Jan 2006 04:52:17]
お知らせ > 魔神丸参号★3さんが帰りました。 『⇒騎士団登場。 マタカァァァァァァ!?』 [Mon 9 Jan 2006 04:47:05]
◆魔神丸参号★3 > (セクハラシーン見ても反応するレバーが存在しないって言う話。最低。) ……ムウ、オカシイ。一号モ、二号モ、戻ッテ来ナイデハ、ナイカ。一体、ドコデ油ヲ、売ッテイルトイウノダ。(忍者と元海賊が宿屋で愉快な会話を繰り広げている丁度その頃! 宿屋の外をボロクズを羽織ったヒゲヅラの巨漢がのっしのっしと歩いていた。) …ククク、我、三号ハ、アヤツラトハ、モノガ違ウゾ。何故ナラ、街ナミニ溶ケコムタメニ、ツケヒゲト、ローブヲ、用意シタノダカラナ。(そして見事な浮浪者ファッション。しかもがっしりした巨漢がのしのし歩くモンだから、ある意味先日の超科学忍者合体DX超合金とかよりよっぽど目だってたり目だってなかったり。) [Mon 9 Jan 2006 04:44:16]
お知らせ > 魔神丸参号★3さんが来ました。 『イヤ、ベツニ。ダッテ、我、繁殖機能無イシナァ――。』 [Mon 9 Jan 2006 04:40:31]
◆レッド > まあ、結論から言うとマジでアレはうちじゃ見た事ね、って事。 余程の機密でオレには見せてくれないってンなら別だけど―――現物ちゃんと見てないからなんとも言えないか。 ( 馬子と同じ感じなら雰囲気で解かるかもしれないが――――などと内心。 未だNINJA疑惑は晴れて無いし結果を教えるかは別として。 ) うん、だから忍者じゃないんだろ? ( ※すごい満面の(邪悪な)笑み。 ) だったら目隠し裸マストも全裸鞭打ち晒し者も心配いらねェし―――――♪ ( いらねぇし―――♪ ※エコー。 でもほら、皆見たがってると思うよROMのひととか…! そんな異界からの電波はさておき。 冷め切った珈琲を飲み干し、カップをテーブルへ置いた。 そろそろ遅い時間だし、と。 ) そんで、今日もこのまま御帰り? 送ってっても良いし、泊めても良いし。 [Mon 9 Jan 2006 04:38:04]
◆跡野末理 > ………。 ( 何よ? 何っ! さっさと信じて納得しなさい全部偶然よ! …前回よりちょっと愛想良く、唸る少年に微笑みながら、内心は大焦り。 …祝言を挙げた後の事を心配するくらいなら既に許婚が居て…許婚が居るのならやはりそう簡単に旅などさせて貰えないだろうし… 深く深く突っ込まれればボロが出てしまう。 追求を避ける為にも可能な限り綺麗に整えようとした結果は、整い過ぎてしまうという未熟さで――― 沈黙に堪えて、続く言葉が騙されてくれたようであれば、ホッと胸を撫で下ろす ) ―――ゃ、だからっ… それは、あのマシンなんたらを作ったのがあなたの師事している所かもしれないって思っただけで… ( …緊張が解れたせいもあってか、ニヤけ顔に思わずじりりと身を引いて。 …誤魔化すように紅茶に口をつけて――― 罰がどうのという言葉に、噴出しそうになった ) 〜あ…あのね。 何でか有名になっちゃってるみたいだけど、忍者なんてアマウラにだってそうそう居ないのよ? わたしだって見た事無いし。 …こんな所にそれと分かる格好してうろうろしてるわけないじゃない… ( ごにょごにょもごもご ) [Mon 9 Jan 2006 04:28:20]
◆レッド > ちなみに「やっぱり嘘だった」とかだったら容赦なく面白いやらしい罰を考える。海賊式で…! ( ついでに最悪なことを宣言した。 ) [Mon 9 Jan 2006 04:18:07]
◆レッド > んー……―――――( 綺麗に回答が返って来るような、口が回りすぎるよう、な。 なんとも言えないがこれ以上問い質す材料も無い。 こっちの勘繰りすぎだったらそれこそ格好悪いし。 暫し沈黙の後、口を開いた。 ) まぁ、いいか。 勘繰りすぎたかな。 いや、でもそりゃ、それじゃぁ今日はオレに会いに来たッてことで。 ほほぅ…ッ! ( 途端にニヤけたエロ顔になるあたり、非常にわかりやすい性格なのは相変わらずで。 ) [Mon 9 Jan 2006 04:16:22]
◆跡野末理 > ううん。 ぁー、今のもちょっと違… あ、そうそう、そんな感じそんな感じ。 ( 発音に可笑しそうにしつつ… 内心は、どきどきしてた。 重なった偶然を『そんなものか』と片付けてしまわずに繋げて来る人間は、案外多くないというのに… ) 〜あれ、言っていなかった? …面白くなくてもね… やっぱり、一生に一度くらいは出ておきたいじゃない。 本場クリスティアの、聖誕祭礼拝。 …祝言上げちゃったら、まず旅なんてさせて貰えないし…。 ( …言いながら、ごそごそと胸元を探って… ほら、と見せるのは平凡なロザリオ ) …家は薬師をしているわ。 わたしには一人で食べていけるだけの腕も無いし…手伝いだけだけどね。 ( 不思議な偶然が、重なっただけだ。 問い質す少年を楽しそうに見つめ返すポーカーフェイス… ただ、直球な相手の姿勢には、背中がじっとり汗ばんでしまう ) [Mon 9 Jan 2006 04:07:59]
◆レッド > NINJA↑? ニンジャ↓? 忍者。 OKOK。 ( 平坦でヘンな発音。 そんなどうでもいい感想など。 ホワイティアにアマウラ独特の抑揚の無い発音は困難也。 ) それだ。 なんでさ。 こんな面白くも無い僻地にわざわざ観光? 親戚が居るとも思えないし、アマウラ人の観光客なんて聞いた事ねー。 マツリ、なにしにクリスティアまで来たのさ? オシゴトなーに? ( なんにせよ目的不明過ぎるぜ、と行儀悪くテーブルに肘を着いて頭を乗せて問い質す。 流石にこっちから声をかけた都合、出会いは偶然だとしても―――アマウラ人にアマウラ風機械。 腑に落ちない。 ) [Mon 9 Jan 2006 03:53:47]
◆跡野末理 > 〜ニンジャ、ね。 に、ん、じゃ。 ―――そうね、こっちの方で言うなら、スパイかしら? …で、どうしてわたしがニンジャになるの。 ( 微妙な発音を直しつつ――― 続いた相手の言葉には、キョトンと目を瞬いて。 …肩を竦めてつまらない冗談に付き合って笑うような、そんな微笑を零す… 今日も今日とてユニセックスな、色気も飾り気も無いカジュアルな服装で、マフラーと上着を脱いで、隣の席に ) …まさか、本気じゃないでしょ? 〜ある意味、探していたと言えばそうだけど…興味の対象を探していたって言うか。 『アレ』が空から降って来る事なんて、どうして予想出来る? ―――聖誕祭は、来た甲斐があったけど。 …他に見所もないし、そのまま帰るのも惜しいと思ってたから、あなたの所に来て見ただけよ。 …あんなの作る人は、いかにもアマウラが好きそうじゃない? そんな人が居るのなら、あなた達の仕事場も見せて貰えるかもしれないって、思っただけ。 ( 『ストーカーでもないから、安心して?』などと、冗談めかしつつ… 面倒事は持ち込んでくれるなと言いたげなマスターに、『本気にしないで』と笑いながら、紅茶を注文した ) [Mon 9 Jan 2006 03:45:37]
◆レッド > ( ふと、かかる声に言葉を止める。 こんな時間に起きている人間も少ないし、その声は――――。 ) マツリじゃんか。 遅いのはお互い様ッつーか――――( ああ、1つ線が繋がった。 というより、まぁ当然の線だ。 わざわざアマウラから来て夜中に動き回る女。 機械だのなんだの凡そ一般向けじゃないものに興味を持つ女。 カラクリニンジャ。 ニンジャ。 そして入ってくるなりの台詞。 暫し緊迫した表情で眉間に指を当て、事態の整理。 ※古畑任○郎のテーマでお楽しみ下さい。 ) あんなの知らねェよ。 探し物はアレだったのか? 女スパイさんよ。 ( 座れよ、と隣の椅子を引いてカウンター側にまた向き直る。 夜中に宿を訪ねてくる女を追い返す程粗野じゃないつもりだ。 ) [Mon 9 Jan 2006 03:32:45]
◆跡野末理 > ( ひょっこりと後ろから。 まさに求めていた話題の真っ最中な知人を見かければ、話が早いと挨拶も抜きに声をかけて ) ―――こんばんは? 随分遅いわね。 ( 初めて会った時もだけれど。 身体大丈夫?なんて苦笑を零しつつ… 『隣、いい?』と首を傾げた ) [Mon 9 Jan 2006 03:25:17]
◆レッド > そんで、ニンジャ↑?( 発音要注意。 ) わけわかんねぇ。 まて、ソイツがニンジャなの? ソイツがニンジャ探してたの? どっちよ。 ( 話が非常にややこしくなってきた感。 空を飛んでーとか合体してーとかもう、いや、質量無視して馬になるロリも居るからまぁ……いややっぱ駄目だろ。 ) [Mon 9 Jan 2006 03:22:06]
お知らせ > 跡野末理さんが入室されました。 『 あなたの所のものじゃないの? 』 [Mon 9 Jan 2006 03:19:04]
◆レッド > ( 珈琲を啜りながら思索に耽る。 “研究所”じゃ聞かない名前だ。 もっとも、まだ正式に其処の研究員だとか職員だとかじゃないし、知らないことなど幾らでもありそうなものだが。 それにしたって聞く限りじゃそんな胡散臭ェもの、作ってるとは思えないが――――。 ) パンチの効いた駄馬なら居るけどな。 ( 肉とか好きなヤツが一頭な。 ) [Mon 9 Jan 2006 03:18:28]
◆レッド > ( 宿の一階食堂。迷惑な時間に軽食を摂りながらそう尋ねた。 暫らく前になんかあったらしく。 ソーセージを突付きながらそんな話に耳を傾ける。 ) マンとマシンが1つになって…じゃねぇ。 “ましんまる”ねぇ。 ( メカは弾けたのかもしらんが。 ) [Mon 9 Jan 2006 03:14:49]
お知らせ > レッドさんが来ました。 『 なにマル? 』 [Mon 9 Jan 2006 03:11:33]
お知らせ > エミリア@自宅さんが帰りました。 『(そうして、数日後には、学生寮へと戻るのだ。)』 [Wed 4 Jan 2006 22:45:15]
◆エミリア@自宅 > (新興宗教勢力『ドルーチ派』及び『劣等種狩り』。 それらの情報は、明らかに少ない。新しく、表立った動きが無いためだ。 それでも、ヴェイトス市よりも信仰の強い街でならば、情報を得やすいだろうと。 既に両親にも、何か無いか、と掛け合った。旨くいけば、ヴェイトス市へと戻るときには、新たな情報を得ていることだろう。) とりあえず、ちゃんとしたレポートを提出したいですね。 (そんな、近未来の理想像を実現させるためにも。エミリアは、本へと目を向ける。) [Wed 4 Jan 2006 22:44:15]
◆エミリア@自宅 > (いつからここでこうしていただろう。 食事は、両親に呼ばれて、調べ物を中断して皆で食べた。そうして、またここに戻ってきた。 ああ、その前に、甘いものを口にしたっけ。 いやいや、そんなことよりも、今はこの本を調べることが) そろそろ、区切って。 もう一つのほうでも。 (時折、確かめるように見直すメモの束。そこに書かれた文字に符合するものは、今のところ全くと言っていいほど見つからない。 どこかが似ていても、他のところで、別物だと、解る程度のものしかない。 この本を探し終えれば、次は、もうひとつの道。とある新興宗教勢力のことについて。そちらを調べ始めたほうがいいはずだ。 直に、ヴェイトス市に戻らなくてはならない。それまでに、いくつかを手にしたい。) [Wed 4 Jan 2006 22:38:15]
◆エミリア@自宅 > (いまは、改めて悪魔関係の本を漁っているところ。 教会、魔女ギルドあたりほど詳しい本は無いかもしれないが、それでも数冊、珍しい本があった。 問題なのは、読めない本は無い、と言うこと。即ち、ナンテコッタ、彼女が口にした本は、決して見つかることが無い、と言うこと。) 見当違いも、甚だしいんですけど。 (エミリア自身、徒労、だとも思っている。 ヴェイトスの古い伝承に残る悪魔。『“波状網”NetBewt/R/R/R 』 メモされた文字を、片っ端から開いたページの文字となぞり合わせてゆく。 ぱらり、と、静かに、書庫に響く音。そうして、頁が捲られる。) [Wed 4 Jan 2006 22:23:00]
◆エミリア@自宅 > (何冊もの本とともに自宅へと着いたエミリアは、新しい年を祝うこともそこそこに、持ち帰った本を、書架―物によっては自室の―へと並べ、書庫で数冊の本を読み始めた。)(エミリアは、両親に事を知らせ。同時に、いくつかのことの、口止めをした。 両親は、そんな彼女のことを、微笑んで、見守った。「あまり危ないことはするな」と、忠告も交えながら。) [Wed 4 Jan 2006 22:08:49]
◆エミリア@自宅 > (規則正しく、林立する書架。所狭しと並べられ、本と本棚でないものは、一つ置かれた机と、換気用の窓、入り口の扉程度の場所である。 この家に収められた本の数は、数えられるものでなく。この部屋と似た部屋が、他にもある。出版された本の全てが集まるわけでもないが、それらの多く―特に学術的意味を持つもの―が広く集められている。)(そんな場所で、外より持ち込まれたランプの灯りが、机と、その上に広げられた本、そしてヴェイトス市より、久々の帰郷を果たしたエミリアの姿を、照らしている。) [Wed 4 Jan 2006 21:50:12]
お知らせ > エミリア@自宅さんが入室されました。 『(それは、書庫の中。)』 [Wed 4 Jan 2006 21:40:49]
お知らせ > 跡野末理さんが帰りました。 『( より奥を目指す事になるのなら… まだ、無理は出来ない )』 [Tue 3 Jan 2006 04:30:44]
◆跡野末理 > ( 建物の造りを見られただけでも、前進か。 …忍び込んでの下見など、リスクを高めるばかりかもしれないけれど… ) [Tue 3 Jan 2006 04:28:03]
◆跡野末理 > ( 今のは、守衛の視界だっただろうか。 …この地において数少ない知り合いの、軟派な少年の顔が飛び込んで来れば… 直感的に、ここに何かあると感じるものの――― ) ……引き際ね……。 ( さらりと決断を下せば、素早く部屋を後にする…。 身体能力的にもボーダーラインだし、この状況での手応えは、ろくな結果を招かないと感じたから。 巡回する警備の位置を確認して、静かながら飛び出すように部屋を出て、鍵を閉める。 …慣れない工法の鍵に、少し時間がかかってしまうけれど… それ以外は、慣れたもの。 付近に人が居ないのを確認してあれば、多少の物音は気にせずに… 通路を突っ切って、夜闇に消えた ) [Tue 3 Jan 2006 04:25:58]
◆跡野末理 > ( カーテンを閉めて。 今度は重厚な机の裏側に身を隠して… 深く目を瞑る。 過負荷に悲鳴を上げる身体に鞭打って…『視界』候補の位置を探り出し、数人の目を盗んで行く。 有効範囲内には書き物をしている研究員らしき人物の視界もあるけれど… 注視される一点のみを途中から追ったところで、内容を知るのは困難な場合が殆どだ ) ………。 ( 屋根裏に潜むなり何なり、その方法で探り出すには途方も無い時間と労力が掛かってしまう。 …自分には、ハードルが高い… ) ―――レッド…!? ( は、と思わず眼を開いて… 術を解いてしまって… 冷えた手を熱っぽい額に当てた ) [Tue 3 Jan 2006 04:10:18]
◆跡野末理 > ( …建物全体に染み付いたような、火薬と鉄のニオイが気に障る…。 酷使している異能に、ふらつく脚にしっかりと力を入れて。 窓に寄ってカーテンを薄く開き、星明りを取り入れる… 散乱するファイルや本の表題に、申し訳程度にざっと目を通した。 手に触れずに確かめられる範囲のものを改めて… さっぱりだと頭を振る。 …比較的容易に入り込めたこの区画は、それ程重要な研究は行われていないのだろう… 総合的な技術の結晶と言うよりは、部分部分の特化を思わせる名前が目立つ。 分かることなんて、その程度なんだ ) ―――。 ( 『マシンマル開発計画』なんてベタな名前の資料が転がっていれば良いのだけれど ) [Tue 3 Jan 2006 04:00:12]
◆跡野末理 > ( 目安は、アマウラかぶれの研究室。 大量の本・本・本で…研究員の部屋など何所も似たようなものだけど、それでも多少は個性が出るだろう。 …カマをかけて素顔で正面突破を試みるのも考えたけれど、怪しまれたら最後だし、怪しまれずに済む可能性は高くない。 …独力で何とかなれば、と考えたのだけれど… ) ―――。 ( 独りでって言うのがまず無茶なんだ。 …うず高く積まれた箱や本の中に身を潜めたまま… そこからは見えない筈の警備員が部屋の前を通過し、かつこの部屋に何ら注意を払っていないのを確認して… 視界を、自らのそれに戻す ) [Tue 3 Jan 2006 03:50:24]
◆跡野末理 > ( かさばる上着を表の常緑樹の枝葉の中へ隠して、忍び込んだ王立錬金術研究所…。 カジュアルではあるけれど、今日は上から下まで黒ずくめ、髪型もポニーテールに変えて、前髪をヘアピンでかっちりと纏めたイエロティアが… 今は無人の一室で暗がりの中に息を潜めて、ほぞを噛んだ ) ………。 ( 未熟な身は薬に頼らねば幻術の一つも使えないし… それどころか熟練の戦士が相手では隠行も通じるかどうか怪しいもので。 虎の子の憑眼で細心の注意を払い進んでいるものの、探し物が出来る状態ではなかった ) [Tue 3 Jan 2006 03:39:39]
◆跡野末理 > ( orz ていくつー? 感想の一言だけだし大丈夫。 何の話 ) ―――。 ( そう、しっかりとした警備だった。 年末年始くらい、戸締りだけちゃんとして無人になって欲しいと思うのだけど… 研究員が出て来ている…と言うか帰らない?…のだから、仕方ない ) [Tue 3 Jan 2006 03:28:31]
お知らせ > 跡野末理さんが来ました。 『( そして、しっかりした警備だ――― )』 [Tue 3 Jan 2006 03:23:24]
お知らせ > レッドさんが帰りました。 [Tue 3 Jan 2006 03:21:28]
◆レッド > ヨッス、Happy new year! 今誰が居るー? ( 多少顔見知りになった守衛に軽く挨拶をしてみれば、流石に守衛まで時間間隔麻痺というわけでもないようで。 長い事出てきて無い人とか何人か居るからなぁ、とか嫌な返事も帰ってきたが。 なんだよ長い事って。 一言、二言言葉を交わして守衛と別れ、研究所へと足を運び――――あけましておめでとう、の言葉にどんなリアクションが返ってきたかは、またのお話し。 ) [Tue 3 Jan 2006 03:21:21]
◆レッド > ( 研究所の建物が見えてきた。 こんな時間だが、一応裏口から入れとのこと。 守衛に声をかけて許可証と名前を出して、ハイどーぞって感じで。 ) ま、どうせ今日も時間も季節も関係ないって連中が閉じ篭ってなんかやってンだろ―――――。 ( 研究者ッてヤツはそんなものだ。 ほうれんそう食って徹夜したり冒険者に混じってうに投げたり。 なんのはなし。 ) 年明けたことすら気付いてなかったらヤだな、マジで。 ( ありそうな話なのが嫌なところ。 ) [Tue 3 Jan 2006 03:11:33]
◆レッド > ――――なーんとなく、わかりかけては居るんだよな。 ( 幾つかの本を読んで、実践してみて、あと少しで与えられた「宿題」をクリアーできそうな段階まで来ている。 もともと機械関係は得意だし、道具の使い方と理屈は問題なし。 錬金術に関する正しい知識を詰め込む作業は案外楽しく、それなりに日々は充実していた。 ) …運動不足にならなきゃな。 ( それだけが心配。 ) [Tue 3 Jan 2006 02:56:36]
◆レッド > ( 借りてた本を返したり、細かい機材だのマテリアルだのを借りに行ったり。 そんな用件で時々研究所に足を運ぶ。 正式に所員じゃないし内情は殆んど知らないが、「王立」だけあってしっかりした設備だ。 専門知識を勉強するには丁度良い所だろう。 ) [Tue 3 Jan 2006 02:54:02]
◆レッド > オレも随分ヴェイトス被れしてるって話。 ( 独り言は白い息になって直ぐに闇夜に消える。 こんな時間にわざわざ外出するなんて、ヴェイトス市民くらいのもんだ。 雑然とした街並を思い出しながら一人身体を縮めて歩く。 行き先は研究所だ。 正式名称“Royal Alchemy Laboratory” 王立錬金術研究所。 略してRALってとこか。 ) [Tue 3 Jan 2006 02:50:18]
お知らせ > レッドさんが来ました。 『 ようするに―――― 』 [Tue 3 Jan 2006 02:44:58]
お知らせ > 跡野末理さんが退室されました。 『( トントントン、階段を上る足取りも、一際軽やかに )』 [Mon 2 Jan 2006 04:13:52]
◆跡野末理 > 〜ごちそうさまでした。 ( お代をテーブルに置いて、温まった身体で部屋へ戻ろうとしたら… ルームサービスの食器を下げる職員と擦れ違う。 トレイの一つは、どこか見慣れた『盆』と言える形をしていて、その上に載っているのは――― ) …あ、ちょっと。 それ、おとそかしら? 甘酒? …へぇ、してくれるのね。 一つ、部屋までお願いできる? …ええ、ありがとう。 ( 歳をどうのと言わせない、大人びた微笑を貼り付ける。 …諦めていたけれど、少しでもお正月らしく出来るのは…やっぱり嬉しい ) [Mon 2 Jan 2006 04:11:32]
◆跡野末理 > ………? ( そういえば…『ましんまる』って、随分とアマウラびいきな名前じゃない? …忍者がどうのと言う時点でそうかもしれないけれど… このネーミングセンスもヒントだと思う。 敵対者として、忍者の排除を目標にしていると言うよりは… どちらかと言うと『忍者好き』な印象だ ) ………。 ( カマをかけてみましょうか。 今度はこっそりと、楽しげな笑みを零して… ) [Mon 2 Jan 2006 03:58:53]
◆跡野末理 > ( ―――ただ、笑ってばかりも居られない。 …【騎士団】に連行された【マシンマル2号】を追跡して張り付くには、己の力量が不足していて… 折角目の前に現れた手掛かりを、見す見す逃してしまったのだから… ) ………。 ( 『あんな調子なら放っておいても大丈夫ではないか』 『王家主導の計画だったとしても、本気でアマウラを意識しての事では無いだろう』 意識はさっさと片付ける方に向きがちだけれど… それだけに、このまま憶測だけで手を引くというのも、やや躊躇われる… ) [Mon 2 Jan 2006 03:50:58]
◆跡野末理 > ( やんちゃをした犬猫でも見たかのように、仕方の無さそうな微苦笑で首を振って… ) …嫌いじゃないけど。 ( 恐らく巨費を投じて造られたであろうそのカラクリの漫才のような存在感に、『敵わないわ』と呟いた。 …なんて言うかアレは忍んでないし。 【飛燕】の草や自分のような者も居るかもしれないけれど、あんな探し方であぶり出せるとは思えないし。 何より同胞の筈の騎士団にお縄とか… 〜忍者がどうのと言いながらこちらへ顔を向けた時には、一瞬ドキリとしたけれど… 危機感を覚えるにはユーモラス過ぎた ) [Mon 2 Jan 2006 03:42:10]
◆跡野末理 > ( 昨夜… 新年を迎えてどこか浮ついている町の空気に、宿で大人しくしていたら… にわかに表が異質な賑わいに包まれて――― カーテンの隙間から通りを伺ったら、ソレは居た。 マシンマル2号 ) ………っぷ。 ( ついに思い出し笑いを堪え切れなくなって、短く吹き出してしまう。 くくくっと楽しげに声を殺して笑う様に、不振そうに向けられた店員さんの視線へ咳払い一つ ) [Mon 2 Jan 2006 03:29:58]
◆跡野末理 > ( ―――全て謎のまま、何も見なかった事にして帰りたい気分だ。 …両掌で包むようにして持っていたカップにもう一度口を付けて… 微かに震えている事を自覚する ) ………。 ( 寒さのせいだけでは無いだろう。 店内は十分に暖かい。 …恐怖か、戦慄か、あるいは高揚感…? 否。 ) [Mon 2 Jan 2006 03:19:35]
◆跡野末理 > ( 『ミテタヨ』とはテンションの異なるソレ。 …部屋を取っている異邦人向けの宿の一階、カフェテラスで、かっちりとしたお下げ髪のイエロティアが慣れない紅茶のカップを口に運んで… 暖かな息を深く吐き出した ) [Mon 2 Jan 2006 03:08:40]
お知らせ > 跡野末理さんが来ました。 『( ミチャッテタヨ…(・д|壁 )』 [Mon 2 Jan 2006 03:04:48]
お知らせ > シャルレ@住み込み宿さんが帰りました。 『(でも、まだ忙しい、から―――ぱたぱたと宿を走り回ろう)』 [Sun 1 Jan 2006 00:47:21]
◆シャルレ@住み込み宿 > (盆に載せたるは甘酒)(甘い香りがほンのりと)―――……忙しいの、終わったら、帰ろかな。一日くらい。(窓の外、咲き誇る大輪の華を見上げて。) [Sun 1 Jan 2006 00:46:22]
◆シャルレ@住み込み宿 > (廊下の窓辺)(宿の廊下。新年早々、宿で酒を飲もうというお客様のお部屋へ酒瓶を届けに馳せ参ずるところ。ダレも居ない、廊下を歩きながら、一人語散た)―――お父はん、元気してはるやろか。(窓の外、見上げて思うのは、実家の父。屋敷の皆、―――) [Sun 1 Jan 2006 00:38:22]
◆シャルレ@住み込み宿 > (住み込み宿だった)―――A Happy New Year?(窓辺から、遠くで上がる花火を見上げて、へふり。溜息つかん) [Sun 1 Jan 2006 00:34:07]
お知らせ > シャルレ@住み込み宿さんが来ました。 『(年越しは―――)』 [Sun 1 Jan 2006 00:33:16]
お知らせ > 魔神丸弐号★2さんが退室されました。 『ダカラ、拙者ハ何モ怪シク……オイ、聞イテイルノカ!ウワ何ヲスル離セヤm―――』 [Sun 1 Jan 2006 00:16:49]
◆魔神丸弐号★2 > サテ、今日ノ、忍者探索ダガ――(横に掘られた溝(モノアイ)で周囲睥睨する巨人、新年うかれきった通行人が視線も合わさず行過ぎる。)……オカシイ。確カニ、コノ辺リカラ、忍者ノ気配ヲ感知シタノダガ。……超科学忍法・忍者探知レェーーダァーーー。(何やら掌サイズの白いストップウォッチ取り出しスイッチオン。深緑色に塗りたくられた盤面に光点がぴこーんぴこーん) …ム、近イナ…!我ガ性能ヲ、試スタメノ敵ガ、スグソコマデ近ヅイテ、イル!(かッ!と眼光も鋭く振り向いたその先に! 完全武装の騎士団が!) ………………。 イエ、拙者ハ、怪シイ者デハ、アリマセン、ヨ?タダノ、善良ナル、イチ忍者、デス。(ノー。ノー。) [Sun 1 Jan 2006 00:16:01]
◆魔神丸弐号★2 > ソウ、拙者ノ姿ハ、誰ニモ見エナイ!何故ナラ、高性能ナステルス機能ヲ備エテイルカラダ!…トウ!着地フォーメーション!超忍者合体、コンバイーン!(がががびしゃーとか電光放ちながら3機編隊が変形合体魔神丸弐号ーぅとかやってる時点でステルス性台無し。西洋の街並みを一切無視してからくり忍者が我が物顔で町闊歩。) [Sun 1 Jan 2006 00:10:28]
◆魔神丸弐号★2 > 大丈夫ダ!気ニスルナ!(上空を飛来する謎の飛行物体が突如くわと口を開いて物を言う。飛行物体は大小様々3機編隊で新年早々クリスティア上空をお騒がせ。否、誰も見ていないので騒いじゃいないんだが) [Sun 1 Jan 2006 00:07:47]
お知らせ > 魔神丸弐号★2さんが入室されました。 『あ・ハッピィ・ニューイヤーン・バカーン!』 [Sun 1 Jan 2006 00:05:59]
お知らせ > 跡野末理さんが退室されました。 『( 確証は無いけれど行動に出る価値はあるか… 塀を横目に、施設脇を通り過ぎた )』 [Fri 30 Dec 2005 02:30:03]
◆跡野末理 > ( 『金持ちの道楽』 その一言で片付けて、さっさと帰りたい気分だった。 勿論そんな真似はしないけれど、寒いし、居心地悪いし ) ………。 ( 夜も更けた今は勿論、昼間でも人通りの少ない施設である事は確認してある。 …研究職などの関係者以外に立ち寄る用は無く、また、関係者以外は立ち入り禁止でもあるのではなかろうか…。 …『見学させてください』などと言い出せばまず間違いなく浮いてしまう事は、容易に想像できた…。 …けれど巨大な建物は、塀の外からでは【憑眼】の有効範囲をゆうにう超えてしまう… ) ―――。 ( 聖誕祭を終えて、歴史や文化に明るくなければあまり見て回る所も多くない… 観光地化されていない土地柄は、長居し辛いのも確かで――― ) [Fri 30 Dec 2005 02:28:00]
◆跡野末理 > ( パッと見た規模は大きく、加えて『王立』と言う看板、それらは高度な技術の生み出される場所として納得のゆくものだけれど… 果たしてそのような国営の機関が、お世辞にも平和的とは言えないからくり人形を単身外国へ送りつけるようなマネをするだろうかと思う ) ………。 ( その【ましんまる】の辿った結末を思えば、尚更だ。 冗談で送り出すようなものでも、冗談に出来るほど安上がりなものでも無いだろうに… その性能と言えば冗談のようで。 思考は煮詰まってしまう ) [Fri 30 Dec 2005 02:17:41]
◆跡野末理 > ( 【王立錬金術研究所】 それがこの塀の向こうにある、白亜の建物の名前だ。 …『クリスティアから、忍者に挑戦しにアマウラへやって来た』…とわざわざ自己紹介して農民に難癖を付けて返り討ちにあった、完全自立のからくり人形【ましんまる】、ソレが造られた候補地の中でも、ここは有力だった。 …ただ… ) ………。 ( 『王立』ね、と眼を細める ) [Fri 30 Dec 2005 02:10:59]
◆跡野末理 > ( 煙草でも吸っているかのような白い息を引いて… 冬の澄んだ星空を見上げ、多少履き慣れた感のある『靴』で石畳をコツコツ叩く ) ………噂でもされたかしら。 ( ぽそり、ベタな事を呟いて。 …帽子とマフラーに隠されても黒髪黒瞳のまごう事無きイエロティアは、中空を漂わせていた視線を、脇に聳える石塀へ向ける――― ) [Fri 30 Dec 2005 02:02:50]
◆跡野末理 > ( ヴェイトス市の方では何やら大変だったらしいけど… 聖誕祭を無事に終えて、まだ年越しを控えてもどこか落ち着いた空気のある石造りの通りに、小さく細いくしゃみが上がる ) ………んン。 ( 堪える間も無かった突然の事に、鼻をすすって。 ふぅと身体を温めるように、深く息を吐いた… ) [Fri 30 Dec 2005 01:52:48]
お知らせ > 跡野末理さんが来ました。 『―――ッくしゅ!』 [Fri 30 Dec 2005 01:48:33]
お知らせ > 跡野末理さんが帰りました。 『( およそ、見当違いかもしれないけれど )』 [Sat 24 Dec 2005 04:24:22]
◆跡野末理 > ( 八方塞に思えていた状況は、一人の軟派な少年との出会いで、偶然にも僅かな光明を見出せていた。 彼の師事する所だけではないだろうけれど――― クリスティアには確かに、完全自立型のからくりを作る技術があると言う。 意外なキーワードだった『錬金術』も絡めて …それすら知らなかったのだから無謀もいいところだと改めて思うけど… 道行く人にそれとなく訪ねて回ってみたところ、いくつかの公的機関に目星を付けられた――― ) [Sat 24 Dec 2005 04:22:56]
◆跡野末理 > ( 追われる時、逃げる時、速力に任せて闇雲に走るだけでも、一般人相手であればどうにでもなるが… 地理が頭に入っているのといないのとでは、大きな差が出る ) ―――。 ( …で。 それで。 と… 走らせていた視線を、最後に一つの建物に止めて… 顔だけは、食事に戻した。 ……クリスティアくんだりまで来た目的… 『ましんまる』は、どこで生まれたのか… ) [Sat 24 Dec 2005 03:58:18]
◆跡野末理 > ( もくもくと口を動かしつつ…さてと、と脇に小さく広げたタウンマップへ目を移す。 お行儀悪い。 異邦人でなくても、お客さんの多い時にやったら摘み出されたかもしれないけれど… 今、摘み出されないのなら気にせずに ) ………。 ( ここ数日で大分覚えた、通りや主要な建物を反芻するように目で追って… 一つ頷く。 人の手の行き届いた石造りの街は、覚え易い。 …建物の建築様式にも慣れない為、屋根伝いに移動するような真似は難しいけれど… もう、地図が無くてもそれ程苦労はしないだろう ) [Sat 24 Dec 2005 03:43:28]
◆跡野末理 > ( 入れてくれるだけ良いと思うし、目立つのも避けたければ、いっそありがたいくらいだけれど… やっぱり少し、寂しくも思ってしまう。 複雑なトコロ ) ―――。 ( なるほど身体の大きな人種の国だけあって、食事もスケールが違う。 惜しむらくは、その量に比例するように味付けも大味な所か…などと思いつつ、慣れない食器で慣れない料理を口に運んだ ) [Sat 24 Dec 2005 03:28:09]
◆跡野末理 > ( カジュアルな洋装のお下げ髪が… おのぼりさんよろしくタウンマップを眺めながら、遅めの食事を取っていた。 …時間も時間で、通りに面した席も空いているのだけれど… 通されるのは、大抵こういう端っこの席になる ) [Sat 24 Dec 2005 03:12:41]
お知らせ > 跡野末理さんが入室されました。 『( レストラン。 奥の方の、隅っこの席で )』 [Sat 24 Dec 2005 03:07:36]
お知らせ > 跡野末理さんが退室されました。 『( オヤジさんのツッコミを遠くに聞きながら… 思わぬ出会いに、ちょっとした手応えを )』 [Mon 19 Dec 2005 07:02:21]
◆跡野末理 > 〜だから余計に気になるのよ。 ( クリスティアのでなければ、意味が無い。 マッシィーンマル(×)の事は勿論口にしないけど… 〜ただ、雛形と言うか垢抜けない技術と言うか… 固い守りの中で純粋培養された技術を興味深く思うのも、本当。 悪いなんて事は無い、とやや落ち着いたポーカーフェイスで首を振り… 〜連絡先を教えるべきか否かは、やはり迷ってしまった… この辺りの決断の遅さも、未熟さか。 …彼がここに居るのなら、教えず焦らしてまた来てもいいと思うけど… つれなくして諦められてしまうのもうまくないと思う… 結局、自分の泊まっている宿を教えて。 今日は入り口で別れよう――― ) [Mon 19 Dec 2005 06:59:17]
お知らせ > レッドさんが帰りました。 『 ( …お前ら早く寝ろ。オヤジはそんな青春風景にツッコミを入れたそうな。 ) 』 [Mon 19 Dec 2005 06:52:21]
◆レッド > そういう最先端技術がごろごろ一般に流出してるのってどっちかってェとヴェイトス市だと思うぜ? こういう国は、ガードが固い。 ( 役に立てなくて悪いな、などと蜂蜜色の髪をわしわしとかき上げる。いいとこ見せられんのは勿体無いところ。 ) ふぬ、添い寝してくれると快適に眠れそうなのに――――今度なっ! こっちじゃ知り合いも少ないしマジ諦めねェー! だから連絡先。 ( 教えれ。 そんなアグレッシブ獣モード。 送って行くべきかとも思うが、正直もう朝だ。 暗い夜道っていうには説得力に欠ける――――とりあえず、席を立って入り口までか。 ) [Mon 19 Dec 2005 06:46:41]
◆跡野末理 > ―――それは何より。 ( 爆発させたなんて知らなければ、『楽しい』という言葉に、素直に微笑んで――― 何、食い意地て何 ) ―――そ…そう。 ぅ、ううん、そんな、いいわよ別に。 凄く興味あるって訳じゃないから… その、暇つぶしになればっていうくらいだし――― ( やっぱりダメか。 軽い感じはするけれど、筋は通すという印象の相手… 仕方ないと、『今日のところは』諦める。 …努めて自分にとって重要でないことを印象付けようとするのは、逆効果なくらい失敗していそうだけど――― 時間? ああっ ) 〜それはまた今度ね。 ありがとう、思ったより楽しかったわ…。 ( 見学させてくれないって言うし。 すっぱりさっぱり首を振って。 〜でも、まんざらでも無さそうに微笑んで。 ―――内心では、相手がまたを期待してくれるかどうか、妖しいものだとも思ってる。 …芝居ならまだしも、探りを入れたり、相手の懐に入り込んだりするのは苦手だ。 気の利いた話題の一つも持ち合わせていないから――― 椅子を立って、コートを着て ) [Mon 19 Dec 2005 06:41:09]
◆レッド > まァ、長い事頭使ってなかったし丁度イイんじゃね? 今まぁまぁ楽しいよ。 ( 二階で火薬を暴発された宿の主人的には渋いだろうが。 ともあれ。 ) 案外普通っつうかすげぇ食い意地張ってるっていうか――――…ああ、いや。 ワリィ。 期待させちゃったかもしんねぇけど、アレは見せられねェんだ。 オレも作るのには関わって無いし、参考にはならないかな。 ただ、「ある」ってのはホント。 ( 公私混同はマズイ。 いい加減で豪快そうな海賊稼業だったが、1度海に出てしまえば強制集団生活。 船の上で「ルール」を破るヤツは食料1週間分置いて無人島に置いて行くって決まりがあるくらいには。 秘密だってンなら秘密だ。 ) …と、やべ、こんな時間か。 ホントにお茶だけンなっちまった―――……… オレの部屋泊まってく? ( 最後に煩悩に帰する。ちょっとやそっと頭がよくなっても性格は変わらずだ。 ) [Mon 19 Dec 2005 06:28:57]
◆跡野末理 > ( 半分くらいは本当かもしれない、という曖昧な納得の仕方。 はぐらかすようであれば追求はせずに… 『楽しみで襲われてもたまったものじゃないでしょうけど』 と締めて ) …素材を扱うところから勉強しないといけないなんて、大変ね…。 ( 基礎は大事だけれど、別ジャンルの技術として棲み分けをしてしまう人も居るだろうと思えば…『がんばって』なんて微笑んで。 ―――作ってる? 『もっと複雑なよくわかんないの』? ) 〜ええ、よろしく。 ………そうね、ちょっとだけ。 自分で考えて一人でに動く人形がある、なんて噂もあるし…気味悪いけど、面白そう。 …レッドのいる所でも、それ、作ってるの? …私なんか、見ても何にも分からないと思うけど…見学させて貰えないかしら…? ( …言ってから…しまった、食い付き過ぎたかな…と臍を噛む。 まるで見越していなかった事だけに… 内心、急いてしまった ) [Mon 19 Dec 2005 06:20:37]
◆レッド > どうだろな? 海と船と海賊に詳しいのは確かだけど。 ( 肯定し過ぎると後で言い逃れも出来ない。 いちお、店の人間も居る事だし、信じても信じなくてもいいや、というスタンスで通す。 ) 歯車と滑車だけじゃ限界ってこった。 火薬とか薬とかカレー粉とか色々作るぜ? まぁオレ、機械の方は兎も角、そっちはまだ勉強中だけど。 ( ヴェイトス市にも少ないし、絶対仕事になるとは思う。 腕を上げてもっと色々学べば、だが。 ) はは、家の名前はうちも面倒だからな。 お互い様で――ヨロシクな。 ………なに、興味あんの? それ、話しちゃって良いのかなァ。 理論上はそれ、作れるし作ってるよ。 もっと複雑なよくわかんないのも。 ( 馬から人間にトランスフォームする不思議生物をな。 質量保存の法則を無視したような。 流石にあれ、国家機密らしいから下手に言えないが。 ) [Mon 19 Dec 2005 06:06:26]
◆跡野末理 > …『賊』が退屈するって言うのも、ふてぶてしい話じゃない? ……本当に、海賊もしてたの? ( 貴族の道楽の船旅でなく、なんて。 具体的な話になれば、意外そうに目を瞬いて ) 錬金術っていうのも、機構士に関係あるのね。 ( 『こう、薬とか作ってそうなイメージだった』って、頷いて… 胡椒の話とか聞いていると、だんだんと、ちゃらちゃらした印象が薄れていく…。 名を問われて、本当に興味を持ってしまいそうになっていたのを引っ込めるように一呼吸おいて ) …マツリ。 一応家名もあるけど、おかしな事になってるからマツリでいいわ…。 ―――〜ねえ…機構士って… からくりも、作ったりするのかしら? ただの機械や、義肢としての…クランクのからくりとかじゃなくて… 頭の先から爪先まで全部作り物の人形とか、そういうの…。 [Mon 19 Dec 2005 05:57:01]
◆レッド > ( 怖い物知らず。反省しない。そもそもナンパしてから先のことは行き当たりばったり。 悪く言えばそんな人間性。 計算しないのが良くも見えれば悪くも見えるような。 珈琲に砂糖とミルクを入れて掻き混ぜ、まぁ予想通りのリアクションに屈託無く笑った。 ) 退屈だからもう海賊は廃業さ。 もともと船の機械はオレが全部受け持ってたようなもんだし、機械弄りでやってこうってさ。 丁度錬金術師のコネが出来たから其処で勉強して今度は機構士ってわけ。 ( ゲイシャとかには見えないな、などと貧相な想像力。 アマウラ人の女、ってそもそもそんなに外に出てこないし、他に職業が思い当たらないっていうのもある。 ) 旅なんかしてると収入無いしな。 こっち来る時も馬に積めるだけ胡椒積んで来てさ。 あ、そうだ。 わりィ、名乗り遅れた。 オレ、レッド。 本名は長すぎるからレッドでいいや。 アンタは? [Mon 19 Dec 2005 05:44:03]
◆跡野末理 > ( それならそれでもっと上手い立ち回り方があるだろうにと思えば、難儀な性格とも言える… そもそも男装である事自体に気付けていないのでは、思いもしない事だけど。 コートを脱いで、隣の椅子に腰掛けて… どう考えても関連性に欠しく思える職業の並び方に、どこまで本当?と笑みを零す ) 〜なるほど、退屈しなさそうな職歴ね。 わたしがニンジャやサムライだって言っても、信じて貰えそう。 ( 冗談めかして、細い肩を竦めよう。 一見、お世辞にも毎日健康皆勤賞とは言い難い身体は…車椅子や毛糸の膝掛けの似合いそうな感じ。 目の前の『今の彼』が、とりあえず海賊のイメージには当たらないのと同じくらい…戦闘職には見えないだろう ) 〜そうでしょうね。 鎖国開国で揉めるなんて、地続きの土地で何してるんだろうって思うけど…。 〜商人の真似事もしてたのね? ( なるほど…ついでに行商すれば儲けられたのかと。 市場を見極める事なんて出来ないけれど、器用そうな相手を楽しそうに見つめて ) [Mon 19 Dec 2005 05:34:09]
◆レッド > ( 一番立ちの悪い人種である。 男装しつつ同性を口説いて別に悪気があるわけでもなく。何処かで断っておけば良いものを、いちいち自分の魅力は男だとか女だとかじゃねー!とか無駄なポリシーを持っていたり。 それで以前某メイスが似合うシスターに風呂場で殴られても未だ改善せず。 ) 元貴族でもと海賊で今は機構士見習い、とか言ったら信じる? ( 乱暴に椅子に座って珈琲を頼み、足を組んでカウンターに肘を着いて頭をのっけ、悪戯っぽく笑う。 全部事実なんだから笑ってしまうところで。 ) ああ、アマウラの方か…出島までは入れたンだけどな。 和紙と漆器買い漁ってヴェイトス市で転売して良い稼ぎになったっけね。 ( あそこの人間ならそりゃ、国が好きかとか言い出すわけだ。 納得。 ) [Mon 19 Dec 2005 05:13:20]
◆跡野末理 > ( この誘いの趣旨を誤解していたら、それこそ恥ずかしいばかりだけれど… 半ば男性と確信してしまっているだけに、どんなに要素があっても確証を得るまでは『女性的な男性』になってしまう。 必要であれば二階へも行くだろうけれど… 確認しないままにそうなったら、素でびっくりする事請け合いだ ) …ヴァーシャ…? あ、島の外の人なのね…。 へぇ… え、船乗りだったのっ? 旅人? ( クリスティア貴族のぼんぼんではないのかと… 全く見破れなかった事にこっそりショックを受けながら、呆気に取られたような、意外そうな表情で。 …連れて来られたのが宿の一階であれば、なるほど…と頷いた。 覚悟していたとは言え、いかがわしい所でないのにはホッとする。 注文は、彼が答えるのを待って『同じ物』にするだろう ) ―――わたしは、アマウラ。 と言っても、国境沿いの、本当に本物の『田舎』だけど。 [Mon 19 Dec 2005 05:05:43]
◆レッド > ( 声、指の細さ、顔つき。抑えても抑えきれない何処か女らしい部分もあるし、正直そこまで頑なに秘密にしているわけでもない。 触れば一応オマケ程度に胸があったりとか。 ) 故郷(くに)はヴァーシャだよ。あんま覚えてねェけど。 人生の半分くらいは船の上かヴェイトス中の色んな所で過ごしてる。 別にこの街は嫌いじゃないけど、退屈は大嫌いだね。 ( 腕組スルー! 文化の違いに軽くショックを受けつつ渋々歩く。 そういやイエロティアの子とはそんなに親しくなった事も無かったか。 ) ――――タダイマー。 なんか温かい飲み物2つ頂戴。 ( 程無くして到着するのは極普通の一般宿。 裏路地でもないし、いかがわしい所でもない。 カウンターで眠そうにコップを拭いていたオヤジが、珈琲か紅茶どっちが良い、とマイペースに訪ねた。 連れのイエロティアにいちいち反応していては宿屋など営業できないのだろう。 特にリアクションは無い。 ) [Mon 19 Dec 2005 04:50:35]
◆跡野末理 > ( 遊び人なりの矜持を、自分をしっかり持っている…? 取り巻きでも連れていれば分かるけれど、独りなのに声も潜めずに発する過激な台詞。 …自分が過敏になってしまっているだけかもしれないけれど、一瞬ひやりとして… 男性にしては線の柔らかい気のする相手を思わず見つめてしまう ) …良いじゃない。 国から出た事も無い癖に、『外は素晴らしいものばかりで溢れてる』なんて…安易な夢を見てしまうよりは。 故郷を愛せるって素敵な事よ。 あなたは…ここの人でしょ? 田舎は嫌い? ( やはり馴染みのない動作で… 何が『ほら』なんだろうと、差し出される腕に首を傾げながら… それとなく道を覚えつつ、宿への道を歩こう ) [Mon 19 Dec 2005 04:42:04]
◆レッド > ( 迷ってる迷ってる、あと1歩。 そんな感覚。 本気で嫌ならもうここいらで凄いエグい打撃が脇腹か顔に来てる所だ。 駆け引き自体を楽しみつつ、さて。 ) 此処の連中は国から出た事も無い癖になにもかも此処が一番だって信じてンのさ。 ド田舎なのにな。 ああいうのと一緒にすンなよ。 ( 聞こえても別に良いや、とばかりの声量で声のトーンを落とさず。 街中の喧嘩で負ける気はしないし、法律上外国人を受け入れないなんて話は無い。 むしろ間違ってるのはこのド田舎連中だと、胸を張って言えるつもりだ。 ) む…それじゃ、ほら。 ( もうちょっと紳士的なエスコートをするか、と一端肩から手を放して腕を差し出し。 カップルってェのは腕を組んで歩くもんだ。 目的の場所は二階に自分の部屋がある極普通の宿屋。 一階が遅くまでカフェをやってる。 此処なら展開次第で自室に流れk(略。) ) [Mon 19 Dec 2005 04:28:08]
◆跡野末理 > ( さてどうする。 きっぱりと拒否しなければ簡単には引かない手合いだというのは感じるけれど… このまま流されていいものか。 ヴェイトス市の二の舞は御免。 それでも、このままでは路銀が尽きるまで誰とも口もきけないまま…なんて事にもなりそうで。 …逡巡するのが足に出る。 ぎこちなく引き寄せられて… 数歩歩かされながら ) …強気ね。 皆にはガイジンを嫌うのが流行っているみたいだし、後で後悔しても知らないわよ? ( 苦笑交じりに溜息を零したら… 覚悟を決める ) ―――いいわ。 でも、離してくれる? 歩き難いから。 ( 資産家の放蕩息子であれば… 武器こそ持っているようだけれど、いざとなればどうにでもなるだろうと。 自分の意思で足を進めつつ…歩き難いのも本当。 振り払いはしないけれど、離すのを促すように肩を上げた ) [Mon 19 Dec 2005 04:18:23]
◆レッド > ( お、クールな反応。 嫌いじゃない。 ぎゃぁぎゃぁウルセェーのは駄目だ。媚び売るのも。 黒髪とイエロティア特有の幼げでリアクション薄めの雰囲気がイイわけで。 オレサマゴキゲン。 ) なんでさ。 そういうの流行んないぜ? 文句あるヤツは直接言えば良いンだ。 なァ? ( 通りを歩く見知らぬ通行人に相槌を求めれば、そそくさと去っていく。 まぁ地元の連中はこんなもんか。 別に気にしないが。 ) まぁほら、こんな寒いトコで立ち話しなんて風邪引くし、どっか入ろうぜ? ( なー?などと少し強引に肩を引き寄せて歩き出す。 最初は皆困惑するもんだ。話しながら和ませりゃ良い。 ) [Mon 19 Dec 2005 04:04:18]
◆跡野末理 > ( さすがに表通りでは、よっぽど住民を刺激するような事をしない限り、即私刑というような事はないようで… それにはホッとしたけれど、取っ付き辛いのは変わらない。 右も左も分からない様な街でこれでは、やはり自分には情報収集など荷が重いのではとアンニュイになりかけた矢先――― かけられた、場違いな気のする明るいというか軽い声に。 そちらを向きこそするものの、思わず目を瞬いて… 暫く、固まってしまって。 無抵抗で肩に手をかけられつつ… 推定少年に、本気で戸惑いながら首を傾げた ) ―――あなたとお茶をするのは、危なくないの…? …仮にわたしが危なくなくても、あなたはマズイんじゃないかしら… ガイジンなんかと一緒の所を見られたら。 ( ウィンクの意味はよく分かっていないけど。 なんだかこういった事になれているらしい事は、感じ取って。 見栄えの良いジャケットに、おそらく飾りであろう武器… 資産家の放蕩息子と当たりを付けながら… 曖昧な言葉を口にしつつ、拒否する素振りは見せない ) [Mon 19 Dec 2005 03:55:55]
◆レッド > ( 海賊団、ヴェイトス市、何処に行っても極彩色の世界だった。 この街の無個性ぶりったら、建物から食い物、言っちまえば人種まで皆同じようなのばっかで―――――。 ) あれ。 おぉい、そこの可愛い子、何処の子?ガイジンだろ? こんな遅くに女の子が一人歩きなんて危ねェし、オレとお茶しない? ( 途中から酷く急角度に路線が折れ曲がった。 危険そのものが危ないぞーと言いながら接近してくる感。 馴れ馴れしくそのイエロティアっぽい娘に近付けば、気障なポーズでウィンクなんか恥ずかしいことまでしつつ、さり気無くその肩に手をかけようかと。 見た目は少女より少し年上くらいのホワイティアの少年だか少女だかで、そこそこ見栄えの良いジャケット姿に銃を挿している。 ) [Mon 19 Dec 2005 03:42:42]
◆跡野末理 > ( …馴染めるかと言われると、肌に合わないものを感じるけれど…。 統一感のあるその雰囲気には、自分がその統一性の中で異物であるにも関わらず、好感を持てた… ) ………すみません? ( 立ち寄った書店で、タウンマップを買おうとして。 …なかなか会計を受け付けてくれない、無視を決め込んでいた愛想の悪い店員から訝しげに向けられる視線に… 困った風な微苦笑を返す。 弱気な笑みを睨み返すのは気が引けるもの… 相手の視線は逸らされ、イエロティアの胸元で止まって… そこで揺れる宗教色のある十字架に、仕方無さそうに顔を顰めて… 会計を済ませてくれた ) ―――あの、この街でからくり……を……。 ( 口を開き、問いを発しようとしたけれど… それには、ただ『しっし』と手を振られるのみ。 …小さく会釈して店を出る。 〜寒いなあ、と白い息を…けれど俯かず、夜空に吐き出して… ) [Mon 19 Dec 2005 03:36:06]
◆レッド > ( こんな夜中に出歩いて楽しい街じゃあない。 籠もりすぎて色々消耗品を買いそびれた結果、仕方なく宿を出ることになったが――――もと海賊にこの寒さは挫けそうだ。 石畳を歩きながらポケットに手を突っ込んで首を縮めた。 ) [Mon 19 Dec 2005 03:29:38]
お知らせ > レッドさんが来ました。 『 さッみぃ―――――。 』 [Mon 19 Dec 2005 03:26:33]
◆跡野末理 > ( 所々に雪化粧を施された石造りの街は、噂に聞くとおりの『灰色の街』で… 区画整理の行き届いた街並みは、自然にも打ち勝つ人の支配を感じさせた ) ………。 ( 見慣れないホワイティアの顔立ちは、評価の難しいところだけれど… 気のせいか、表情の引き締まっている人が多いようにも思える。 …パプテスにとって大切な祭礼を前にしても、ヴェイトス市のような賑やかさは無く… どこか粛々とした空気があって ) [Mon 19 Dec 2005 03:15:52]
◆跡野末理 > ( 日用品を買い足して。 …これと言って個性の感じられないカジュアルな服装の、小柄なイエロティアが… 時折刺さる視線に居心地悪そうにしながら、品良く小奇麗に飾られた通りを、態度に反してのんびりと流している… ) [Mon 19 Dec 2005 03:03:13]
お知らせ > 跡野末理さんが入室されました。 『( 商店で )』 [Mon 19 Dec 2005 02:57:59]
お知らせ > 跡野末理さんが帰りました。 『( そう簡単に、抜く事が出来ないとも言えるのだけど… )』 [Sat 17 Dec 2005 05:28:06]
◆跡野末理 > ( 銭湯で会ったおでん屋の女性(違)の言った通り。 街はおまつり気分もあるけれど、その裏で異邦人への不信感は高まっているように見える。 …なんでもパプテスを良く思わない物が、祭礼の妨害を図っているとか… ) ………。 ( 荷を改められて、体に触れられた時は、帯剣して市中に入る者も居るとは言え… ひやりとした。 病弱そうに震えて見せて、難は逃れたけれど… とばっちりでしょっ引かれるなんて事になったら、目も当てられない。 …気を抜くなと言い聞かせるように… 胸元の、信じてもいない神様のシンボルに ちょん と触れた ) [Sat 17 Dec 2005 05:27:19]
◆跡野末理 > ( …故郷のそれと比べると、篭もる分には良いけれど攻め難い…堅牢と言って良い戸締りを、一応確認して。 …窓枠やドアノブの上に、小さな錫の棒をアンバランスに立て掛ける。 ちょっとした刺激で、床に落ちて澄んだ音を立てるだろう…。 本来ならば必要の無い事だけれど… 忍びとしての己の未熟は、いい加減思い知らされている。 …荷を解いて… これと言って特徴の無いカジュアルな洋服を棚に納めたら… 温まってきた部屋の中で暑くさえなりつつある、様にならない旅装束の着膨れを脱いで――― その下に巻かれていたクナイや手裏剣の帯を解いた ) [Sat 17 Dec 2005 05:18:28]
◆跡野末理 > ( 路銀、結構使っちゃったな…。 手掛かりは『完全自立型のからくりの人形』だけで、来て見たはいいけどこれからどうしよう…。 植物の人…名前はなんて言ったっけ。あの人も、もう来ているのかな…大丈夫かな… ) ………。 ( 取り留めの無い思考が、煽られるように渦を巻いて…。 …首をふりふり、アマウラ育ちには落ち着かない万年床(ベッド)から身を起こす… ) [Sat 17 Dec 2005 04:58:46]
◆跡野末理 > ( …もっとも、隊商に積荷のように混じっての旅であれば、これと言ったトラブルも無く、『旅人』に言わせれば順調なものだったと思うけれど。 …街娘に毛の生えたような体力には、馬車に揺られ続けるだけでも十分キツク… 結構へばってしまっていた ) ………。 ( 大雪山から吹き降ろす凍える風が、どっしりとした石造りの壁を叩いて、ごうごうと音を立てている… カタカタ鳴る窓枠を気には止めないけれど… ここに比べれば穏やかな自然の中で育った意識には、ぐっすりと眠るには時間がかかりそうだった ) [Sat 17 Dec 2005 04:54:15]
◆跡野末理 > ( 市中にあって異邦人でも比較的安全に寝泊り出来る… そんな場所で。 荷を降ろした着膨れしているお下げ髪が、着替えもせずにベッドに横になり、まどろんでいた――― ) ………。 ( 浅く長い息遣いで…目を瞑っていれば、まるで眠っているようでもあるけれど… 完全には意識を手放さずに。 小さな暖炉の中で弾ける薪の音を聞きながら… 疲弊した身体を休ませる ) [Sat 17 Dec 2005 04:44:08]
お知らせ > 跡野末理さんが入室されました。 『( 旅人向けの宿 )』 [Sat 17 Dec 2005 04:34:37]
お知らせ > シャルレ@住み込み宿さんが退室されました。 『(たてつけの悪い扉と、軋む小さなベッドの部屋が――今の娘の、戦場だ)』 [Sun 11 Dec 2005 21:56:09]
◆シャルレ@住み込み宿 > ――――――…はァぃ。よかったですー。ほな、ごゆっくりー?(宿の部屋へ客を見送り―――、) ……なンか、えぇなァ。こういうのッ。(うひひ、嬉しそうに微笑んで)(てくりてくてく、部屋へ帰る足取りは酷く軽い。―――自立のためとは言え、冒険がしたいと行っていた割りに、接客業が好きになりかける今日この頃。方向性が少し間違っていることには、本人、まだ気付いていない) [Sun 11 Dec 2005 21:55:25]
◆シャルレ@住み込み宿 > でも、ま!こッから、自立する術を身につけたらえぇねンなッ(ぱたぱたと宿の受付から、部屋の掃除、お客様の相手まで―――経験したこともないことが連続していた。)(とはいえ)(仕事を始めて、まだ二日目。) 目指すは、此処の看板娘ッ…!(ぐ。拳を握って、娘は宿の廊下をてくてくと。) (「 お姉ちゃん!ちょッとイイかな? 」)―――はい?(廊下を歩けば、宿のメイド着を着ている娘に客はお構い無しに声を掛けてくる。アレほしいンだけど、コレ邪魔なンだけど、トイレは何処?お風呂は何処?―――聞かれることは千差万別。勿論、対処に困ることだッてある。) [Sun 11 Dec 2005 21:51:57]
◆シャルレ@住み込み宿 > (勿論、貴族の娘であることは―――知れたこと。なれど、この宿が娘の「 家 」の経営するものであれば、父親の説得(というよりは、強引に)で簡単に働けた。)―――ホンマはこンな仕事の見つけ方も、ヴェイトスやと通じへんのやろうけど。(そう言っても、まだヴェイトスへ一人で行くほど、父親も説得に応じてはくれなかった)(百歩譲って、住み込みで働くことを許してくれた。経営する宿なれば、目も届くだろうと) [Sun 11 Dec 2005 21:47:29]
◆シャルレ@住み込み宿 > ―――はーぃ!ごゆッくりィ!(赤茶けた髪をキュ、と後ろへ引っ張り束ねた娘。)(コレがつい先日のお転婆、じゃじゃ馬、我儘娘だ) (「 シャルレ、そろそろお休みよ 」)……はァい、姐さんッ。(宿の若女将からの声。我儘娘は振り返って、答えた)(―――我儘放題、家を飛び出した娘は、号泣して向かえた父と話し合い、「 箱詰めゴリラ箱入り娘 」を脱却するべく、邸宅を出て住み込みで働き始めた。) [Sun 11 Dec 2005 21:43:35]
◆城下町 > (クリスティア城、其の城下町の宿に―――あッた) [Sun 11 Dec 2005 21:38:45]
◆とある邸宅 > (併し、其処にあるべき姿は無かった。)(静まり返った邸宅の一室にある筈の影) (其れは―――) [Sun 11 Dec 2005 21:37:56]
◆とある邸宅 > (―――でかでかと門を構える邸宅が一つ)(つい先日、ヴェイトス市の一部の方々に迷惑を振り撒いたゴリラの巣窟だ) (屋敷は静まり返っている。年の瀬も近付き、慌しい昼は夜の静けさを殊更引き立てていた)(大仰に構える門構え、其処を潜れば、小さな池、白百合の園があり、其の奥が邸宅への扉。扉には銀細工で家紋が彫られていた。)(それなりの、貴族であることは遠めにも知れよう。) [Sun 11 Dec 2005 21:37:10]
お知らせ > とある邸宅さんが入室されました。 『(一貴族の屋敷、だ―――)』 [Sun 11 Dec 2005 21:31:34]
お知らせ > シャリオット@クリスティア近郊。農場さんが退室されました。 『(農場の馬に混じって、気が済むまで駆け回ったり)』 [Sat 3 Dec 2005 15:44:31]
◆シャリオット@クリスティア近郊。農場 > (それ振るう機会がなければ、同じ事。 ぽん、と軽妙な音と共に馬の姿をとると) …軽く、駆けてきましょうかっ。 ( ぱからッ。 タップのように蹄を鳴らして ) [Sat 3 Dec 2005 15:42:40]
◆シャリオット@クリスティア近郊。農場 > (部品交換とオーバーホールで、新品同様、それ以上になったとか言う話だけど。) …たぁいくつ、ですねぇ─。 (はふ、と。溜め息を) [Sat 3 Dec 2005 15:40:03]
◆シャリオット@クリスティア近郊。農場 > (羽根を伸ばしたり、する。 両手両足、四肢がそれにあたる。) …ふぁ…ぁ。 (欠伸。 暦の上でも冬に差し掛かり、おひさまも随分と低いところを横切るようになったけれど。 この時間帯なら若干はぽかぽかと気持ちよい暖かさを呉れる) [Sat 3 Dec 2005 15:37:13]
◆シャリオット@クリスティア近郊。農場 > (相方が、篭って勉強ばかりなので、こぉ、一人でのんびりと─) [Sat 3 Dec 2005 15:35:28]
お知らせ > シャリオット@クリスティア近郊。農場さんが来ました。 『──むー』 [Sat 3 Dec 2005 15:34:27]
お知らせ > レッドさんが退室されました。 『 ぼんッ。 』 [Fri 2 Dec 2005 03:21:17]
◆レッド > ( ごりごり ごりごり 出来てんだか出来てないんだか良くわかんねぇ作業は続く。 黄色かった硫黄の色が黒ずんできたし、変な煙も多分気のせいって事で。 何でもいいけど今日オレ、此処で寝るのか。 今度やるときは“博士”ンとこの研究室に押しかけようっと。真面目に勉強してんだぜ、ってアピールも兼ねて。 ) コレの次は軟膏作るか…アロエと獣脂と何だっけ? ああちくしょ、臭いきつそうな物ばっかじゃねぇか…アロマオイルとかも確かあっ [Fri 2 Dec 2005 03:21:03]
◆レッド > ( このテクニックが基本中の基本だそーだ。 細かく粉にして混ぜ合わせるっての。 それから溶かしたり水に混ぜたり分解したり、ろ過っての? そうやって新しい物質を作ったり薬を作ったりするんだと。 ) ……ガラムマサラって「カレー粉の草」みてぇな植物1つから出来てるわけじゃねえのな。 ( それと、いつも大変お世話になってるクソッ不味レーション。 粘土みてぇなあれ。 千切って食うの。 アレも錬金術師さまが作ってンだって。 マジ感動。 お前ら美味いものって知ってるか? ) [Fri 2 Dec 2005 03:09:50]
◆レッド > ( ※調合する作業なのだが―――の後、カッコ閉じに訂正。 台詞と混ざっトル! ) [Fri 2 Dec 2005 03:01:10]
◆レッド > ( 硫黄、硝石、油紙。 思ったほど高価ではなく、大き目の袋にそれぞれいっぱい詰め込んで3万エン程度。そりゃぁ、原材料がこれくらいじゃなきゃヘンルーダで売ってる銃弾なんて安すぎるって話。 あとは硫黄と硝石を擦り合せて調合する作業なのだが――――分量これで良いのかよマジで…! なんかくせえぇよ! 硫黄! つーか変な煙出てね? 火事は洒落になんねぇっつぅか爆発したらもっと洒落にならねぇ――――――。 ( てな具合でおっかなびっくりだ。 夜中にごりごりうるせぇし、臭いも多分もれてるし、そのうち怒鳴り込まれるんじゃないかってのも困ったところ。 昼間のうちにやれってこった。 ) [Fri 2 Dec 2005 02:56:21]
◆レッド > ………ッくせぇ―――――。 ( もう何度も口にした愚痴がまた毀れた。 宿の一室、床に座して擂鉢の中を捏ね回すのは赤い瞳と蜂蜜色の髪を持つ少年風少女。 白いブラウスを腕まくりしてさっきから延々その作業を続けているが、鳥肌すら立っている。 臭いもキツイが窓を開けると馬鹿みたいに寒いのだ。 北の国からお届けするのは、錬金術の実践。 お題目は「火薬」。 当人の実利を兼ねたチョイスである。 火薬なら幾らあっても困らない。ガンスリンガーガールだもの。 ) [Fri 2 Dec 2005 02:41:55]
お知らせ > レッドさんが入室されました。 『 ごりごり ごりごり―――。 』 [Fri 2 Dec 2005 02:37:40]
お知らせ > ルシェーナさんが帰りました。 『(馬を買おうか考えてたなンて、すっかり忘れて飲み明かす。)』 [Mon 28 Nov 2005 21:12:58]
◆ルシェーナ > (人の数も少なく感じる、声も、笑顔も―――唯、殆どの人が、パプテスを厚く信仰している様は、天上人だッた銀糸にとっては、少しだけ、嬉しいことだろうか。)―――そうでも、ないかな。(地上に降りて数ヶ月。天に対する気持ちはどんどんと薄まっていく。)(「 人になりたい 」)(そう願ってしまうほどに―――) (びらり)(カウンターに地図を広げん。)さて、アングリマーラに、古代遺跡ー? 常世の森はァー…(地図とにらめっこ。)―――………今度、誰かと一緒に来よう。うん。(だッて怖いもの。)(中級になったら、一人で行ってみる。其れまでは保留――) 其れから、ヴェイトスに一度帰ってー……アマウラ、ティアン。 …よし。(ぐびり。)(もう一度、グラスを呷って―――) [Mon 28 Nov 2005 21:12:36]
◆ルシェーナ > (だッて楽しいンだもの)―――結構、田舎なのね。(ぼそり。呟いてしまう程。周囲は銀糸と同じような外からの観光客がメインの酒場。方々で、がつんがつんとグラスを合わせる軽快な音が時折聞こえる。―――ヴェイトスの暴虐よりも、随分とおとなしい雰囲気とは、言え。)(此処だけが、ヴェイトスと少し似ていた―――)明日の朝、出発ね。(くびり、――傾けたグラスには、薄紅の半透明が揺れる。) [Mon 28 Nov 2005 21:03:39]
◆ルシェーナ > ―――必要なモノは全部買った、よね?(がさりごそり、手荷物を漁ろう。)(馬車の荷台に乗せていた荷物は、雪崩から逃げる為に、投げ捨てられたから―――出発当初の半分以下の荷物。)―――カニが持って帰れないのが、残念だわッ。(美味しく昨日戴きました。とか。勿論、あの鉄鍋はもう無いので、土鍋ですが。…嘘だ。)(聖教会も行った、お城も見た。―――一週間で感じたのは……) ……ヴェイトスの方がすき。 [Mon 28 Nov 2005 20:58:40]
◆ルシェーナ > (ぽす、と腰に手を当てて。ふむり、銀糸が首を捻った。)―――……歩くかー、馬でも買うかー? さて、どっちー?(かくんこ、首を傾げて。向かうのは、静かな賑わいの酒場。) [Mon 28 Nov 2005 20:50:45]
お知らせ > ルシェーナさんが入室されました。 『さて。(とある酒場の片隅――)』 [Mon 28 Nov 2005 20:47:15]
お知らせ > クチハさんが退室されました。 『( 文化の根っこに触れてみる、滞在日。)』 [Sat 26 Nov 2005 20:17:28]
◆クチハ > …まぁ、その辺りは明日、出る前にでも考えると致しましてぇ。( 行く先の検討は、お買い物しながらだって出来ますもの。交易都市の賑わいとは違う、雪みたいな静謐が広がる町並みを、てくてく歩いていきましょう。さて。次は何処に参りましょうか?) [Sat 26 Nov 2005 20:17:01]
◆クチハ > ( お土産もの。お土産話。かさばらないのは後者ですけど。ふむー。) ……雪のお話は、それはもう山のようですけどねぇ。( たはー。雪崩に潰されかけたとか、中々洒落になりませんでした。空からでなく、大雪山から吹き込む雪の欠片が、もう可愛くも憎たらしいくらいにですもの。) [Sat 26 Nov 2005 20:11:46]
◆クチハ > ( 北国っていう立地のせいなのかは謎ですけど、何となく灰色名印象だったりするのは、晴れてるのに何だか白い雲のせいか。それともそれとも、ほっぺたにつめたい風のせいー、なんですかね?この辺りは実はあんまり来たこと無いので、ちょっと物珍しいってのはありますけど。良くも悪くも極彩色ちっくなヴェイトスに比べたら、そりゃ地味ってものですよ。古都と貿易都市を同一線上に考えたらいけませんー、とね。) 余り買い込んじゃうと荷物になってしまいますしねぇ。( ストレートにヴェイトスに戻るならまだしも。此処からまだ巡るとなると。ふむ。) [Sat 26 Nov 2005 19:53:55]
◆クチハ > 時差ボケって奴ですかねぇ?( そんなものは存在しません。逗留先の宿屋を出て、欠伸しながら歩く道。此処は王都クリスティア。北の都、雪の世界。今は雪は降ってませんが、吐き出す息は、もう白いもの。) 街中で着込む訳にもいきませんしぃ、もうー。( 寒いですけど、流石に雪山対策の防寒具だと町並みから浮いちゃいますからね。ヴェイトスとは違って、どちらかと言えば古風な都です。) [Sat 26 Nov 2005 19:33:30]
お知らせ > クチハさんが来ました。 『 ふぁー、』 [Sat 26 Nov 2005 19:31:26]
お知らせ > ルシェーナさんが帰りました。 『宿に帰r――(ゴッ)(先見えた、目の前の壁は本当に目の前にあったらしい。)(顔面衝突)』 [Mon 21 Nov 2005 02:53:10]
◆ルシェーナ > (銀糸は軽やかな足取りで―――) [Mon 21 Nov 2005 02:52:21]
◆ルシェーナ > (目を閉じて、言い聞かせて―――) ……………、よし。(目を開く)……とりあえずッ。明日はクリスティア観光ビシバシ行くのよ!ンで、帰りは何処かで馬でも調達(食料みたいな言い方)して、のんびりヴェイトス、―――ううン、アマウラとかめざしちゃえッ★(ぐッ。拳を握り締めて、振りかざした。)そうと決まれば、明日は早いッ。さッさと寝て、観光しまくるよろしーッ。(うふふ、一人口の端上げて、笑って。)(さてさて、歩き出そう。) [Mon 21 Nov 2005 02:52:09]
◆ルシェーナ > (如何なるかは、天に召す神のお導き次第。己の精進次第―――気付いた時には、あの分厚い灰色の上で覚えていた言葉。其れを何度も繰り返す。)(思し召し。)―――そう、よッ。(もう一度)…そうッ。悩んだッて、くよくよしたッて仕方無いじゃないッ。取り敢えず、取り敢えず、…強くなッて。其れから!其れから考えるのッ。(何度も言い聞かせる。何度も、何度も―――) [Mon 21 Nov 2005 02:49:15]
◆ルシェーナ > ……………、………。(壁は消えそうにない。)(今、此処で一人悩んだとしても―――) ……そう、よ。(考えたって仕方無い。)……強くなッてから、考えたらいい。 其れから、どうなろうが―――結果、 …オー ラ 、イ よ。(ぼそり。)(自分に言い聞かせる程度の小さな声は、冷たい北の大地の風に流される。) [Mon 21 Nov 2005 02:46:27]
◆ルシェーナ > (壁だ。)(途轍も無く、大きな―――)…………、(強くなれば)…空に還れるの? (還りたいの?) [Mon 21 Nov 2005 02:42:06]
◆ルシェーナ > ( 壁 )―――…………、如何するの?(壁が、目の前に見えた。)(思わず、歩みも止まる。―――如何する?強くなッて如何する?)(空から堕ちて、まだ「 堕天 」はしていない、と言えど―――) 何があるの? ( 壁 ) [Mon 21 Nov 2005 02:40:57]
◆ルシェーナ > ―――強く… (強く?) ……、 。(なッて如何する?) [Mon 21 Nov 2005 02:38:24]
◆ルシェーナ > ……結果オーライは、オーライなンですけれども。(ぐッ――と、拳を握った。)―――脆弱過ぎです、あたし。(何だッてやるつもりで、傭兵になッた。でも、結局自分がしたことは―――一般依頼、と分類されるものが多すぎた。鍛錬も非常に、拙すぎた。其の上―――ギルドに所属さえしていない。)(共に数日過ごした、ギルド所属の彼女のなンて立派だッたことか。)………こンなモンでイイワケない。(呟かん)(ゆらりゆらりと、銀糸が風に流される。)………もッと、もッと……冒険、して。鍛錬も、して。(強くなりたい。) [Mon 21 Nov 2005 02:34:31]
◆ルシェーナ > (夜半の路地、矢張り北の大地というだけ、―――寒い。)……雪山よりは、ずゥッとマシ、だけど。(ぶるり、肩を抱いて呟かん。路地に佇んでいる場合では無いと思う。宿は確保した、何とか。唯、昼過ぎについて、宿を取って―――其れから、屍のように、ぐっすり眠ってしまった。一度は見てみたかった、王都の賑わいもこの時間では真の姿でもなく。銀糸は、ぼンやりと路地をぶらり歩き。) [Mon 21 Nov 2005 02:27:38]
◆ルシェーナ > (何だか呻いた。)(依頼は―――依頼主は勿論、護衛も生き延びた。生き延びたッて、表現になるあたり、色々と駄目な気がするけれど)……結果オーライッ★(らしい。)(―――先ず、色々と謝るべきだと思った。主に、依頼主様に。)(滅茶苦茶な旅路は、呆気無く、終わった。―――内容は濃かったンだ。きッと今までやッてきた依頼のどれよりも。)(楽しむ、必死になる、護る、―――全部を、全身を使って、遣り遂げた。)………、まだまだ。(それで気付かされたのは、己の腕の足りなさだッた。) [Mon 21 Nov 2005 02:24:51]
お知らせ > ルシェーナさんが入室されました。 『(―――うォ。)』 [Mon 21 Nov 2005 02:21:19]
お知らせ > レッドさんが退室されました。 『 ...to be Next⇒外を歩く 』 [Mon 21 Nov 2005 02:18:56]
◆レッド > ―――まぁ、でも。 ( こう本ばっかり読んでるのは正直性にあわない。 窓枠に肘を着いて遠くを眺めれば、まだ歩いていない市街地や遠く山脈地帯を臨む静かな景色が続いている。 職を持ったとしても、旅はやめないだろうという予感。 なんせ動かないと馬は肥えるし気持ちは鈍るし良い事が無い。 ) ―――今度ちょっと出かけるかね。 [Mon 21 Nov 2005 02:15:58]
◆レッド > ( 窓の外は相変わらず青白く寒そうな街並が続いている。 ヴェイトス市よりも明かりが消えるのが早いし、北の国だけあって酷く冷え込む所為か、人の姿は殆んど見られない。 そりゃ、外に出なくもなるって話だ。 ゆっくりと読み進める本のページを捲る音だけがゆるやかに室内に響いた。 ) [Mon 21 Nov 2005 02:11:32]
◆レッド > ( 「基礎」というのはいわゆる錬金術の基礎。 研究所で仕事をするなり教えを請うなら最低限読破してからテストをする、といわれて手渡された分厚い本の束だ。 機械工学の知識はあるし、転職を真面目に考えるなら今から錬金術も齧ってより高度な職に就く方が良い。 つまり――――。 ) 機構士、ってヤツな。 ( 希少職種としては白魔術師と並ぶレア専門職である。実用的な技術を持つとなると更に。 ) [Mon 21 Nov 2005 02:05:27]
◆レッド > ( 流石に寒いな、などと思えば微かに雪なんか降ったらしくて。 王立錬金術研究所と宿を行き来する毎日が続けば、暫らく散策もして居ないし外にもあまり出ていない。 一日中本を読んでたりする事もあるし、食事はこの宿でも摂る事が出来た。 随分と落ち着いた生活が続いているが――――。 ) ……職なしなんだよなぁ。 くそ、分厚すぎンだよ基礎…! ( 無職である。 海賊を名乗るのももう馬鹿馬鹿しい程海から離れているし、クリスティアには大きな漁港というのが無い。 勿論小さな漁くらいはしているが、ヴェイトス市の大きな港みたいに行けば日銭が稼げるような倉庫とか貨物船とかも少なく。 旅の転売もしない現在、無収入で宿賃を払うばかりだ。 ) [Mon 21 Nov 2005 01:58:49]
お知らせ > レッドさんが入室されました。 『 宿にて。 』 [Mon 21 Nov 2005 01:48:58]
お知らせ > ロブノールさんが退室されました。 [Sun 20 Nov 2005 13:15:48]
◆ロブノール > 確かに、(笑う。笑うと言う形をとった何かの感情だ。其れほどまでに、)腕はいいようだ。(淡い。)―――…。(手袋に覆われた掌を、受け止める様に伸ばす。粉雪は其処に落ちて、)さて、(消えた)報酬は、払わんとな…ぁ。(ざらつく石畳の上に、翳が死んだ犬の如く蹲って―――、粉雪は染みと消えた) [Sun 20 Nov 2005 13:15:46]
◆街角 > (まるで、砂時計の底の景色。胸が詰まる様な重苦しい墨汁色の空より、白い白い羽毛の様な粉雪が)――…。(はらはら、と降る。ただ、切なくて泣く様に。ただ、悲しくて泣く様に。静かに。静かに。街の景色が其処に滲めば、何故か絶滅したと云う恐竜族を連想させた。曇り硝子より覗いた様な美しい世界)なるほど…。(脚を止め、其れを見上げていた黒い瞳が小さく呟いた) [Sun 20 Nov 2005 13:13:32]
お知らせ > 街角さんが来ました。 『(粉雪が、)』 [Sun 20 Nov 2005 13:10:14]
お知らせ > レッドさんが帰りました。 [Wed 9 Nov 2005 21:29:33]
◆レッド > ―――…「等価交換」なんてオレは信じないけどな。 ( そんな単純なもんかよ。 そう笑って肩を竦める。 代価ってなんだ。 同じ価値って誰が決めるんだ。 今までどの程度、失った物と得た物が同じ価値だったことがあった? そんな事はありえない。 価値に同じなんて、無いだろう。 ) [Wed 9 Nov 2005 21:25:38]
◆レッド > ( 金属すら融解する世界。1200度を超え、1600度まで達することによって鋼すら溶けるという。 高圧炉と呼ばれる巨大な炉にこれまた巨大な鞴で空気を送り込み、大量の木炭やら石炭やらを消耗することによってようやく垣間見えるもの。 ) ……「加熱」「分解」か。 木炭の方が良質な物が出来る反面燃費は悪い、と。 ( 要点を抑えては傍らのメモに書き写し、頭をがりりと掻き。 錬金術の勉強をしている筈なのだが、やっているといつの間にか分野は鍛冶、資源、クリスティア産業、そんな方向にまで広がっていく。 読破する頃にはどんな物知りになっていることやら。 ) [Wed 9 Nov 2005 21:20:18]
◆レッド > ―――――ようするによ、「空気」を炉にどれだけ効率よく補給するかッて話か。 ( 小さな灯かりに照らされた手元の本は錬金術の基礎だと言われて手渡されたもの。 此処暫らく旅人はこの街に留まり、そんな勉強をしていた。 もともと持っていた機械技師の技術と新たに錬金術を学ぶことで拡がりを持とうという、彼のような彼女にしては堅実な考えだ。 ) [Wed 9 Nov 2005 21:13:58]
◆レッド > ( クリスティアの夜が更ける。ヴェイトス市よりも幾らか早く静かになっていく街並を宿の窓に腰掛けながら見下ろし、旅人は1つ肩を回してこきりと音を立てた。 ベッドの上には分解、掃除済みのフリントロックとサーベル。 脱ぎ捨てられた上等なジャケット。 身なりだけならそれなりにクリスティアに馴染んできたところだ。 ) [Wed 9 Nov 2005 21:10:11]
お知らせ > レッドさんが入室されました。 『 宿の一室にて 』 [Wed 9 Nov 2005 21:04:56]
お知らせ > レッドさんが退室されました。 『 ...to be Next⇒予測不能 』 [Thu 3 Nov 2005 04:41:17]
◆レッド > ( 頭がこんがらがって来る度に皆の顔を想像することだ。 皆の力を分けてくれ!ってな。 馬「無理じゃないですかー?」博士「まぁ頑張りたまえよー」所員の子「合格できたらですね。」 ) ………うわ、あいつらマジむッかつく…見てろコノヤロウ…!!! ( とりえあず、気合だけは入ったようだ。 夜はまだあとちょっと、続く。 ) [Thu 3 Nov 2005 04:40:50]
◆レッド > ――――ふゥ……此処かァ? ここにあんのかよエーテル。 マジで。 すり抜けンのかっての。 ( 一区切りつければ愚痴りながら何も無い虚空に手をヒラヒラさせてみる。 勿論何の感覚も無いし、読んでみりゃぁ「すり抜ける」って書いてある始末だ。 なんとも、難儀な話。 ) [Thu 3 Nov 2005 04:26:14]
◆レッド > ( 高度の錬金術になると、錬金術と融合すると非常に不安定な反応を示す魔法物質との錬成が必要になってくる。 その為のエーテル学だ。 「魔力」とは何か? 固定座標軸に常にあると言われている仮想物質「エーテル」を伝わって発生するエネルギー。 目に見えないくせに現実問題、病院の魔術師なんかはそれで人の怪我を治して見せたりするのだから無視するわけにも行かず。 序盤は兎も角、エーテル学の単語が飛び交うようになってくると読み進めるペースは格段に落ち始めた。 真面目に読み耽るようになると、所員の彼女も気を使って立ち去る。 カップ、其処に置いておいて良いですから、なんて言い残して。 ) [Thu 3 Nov 2005 04:22:09]
◆レッド > …ま、激ムズって程でもねェのかなぁ……要するに基本は加熱、分解、分離、融合、それから魔化と。 最後の方のエーテル学ッてのがちょっと専門外だけど、それ以外は何となくってとこ。 何日かあればとりあえずひと通り読み終わるよ。 そしたらもう一回読み直してみる。 終わったらどっかデート行こうぜェー? ( 息抜きの話し相手になってくれるのは助かる。 面倒臭がらずに静かに聞いてくれるし、結構可愛かったりとか、まぁ、なんだ。 好みのタイプだ。 行儀悪く椅子の背凭れ側に向き直って座り、甘えるような声でナンパなど。 「先ずは読み終わって、テスト合格してからですね。」なんてまるで合格しないっぽく笑われた。 でも拒絶じゃぁ無い。 ) 言ったな? 見てろよ? マジ一発合格だからな。 オレは女が絡むとマジ強いんだからなッ。 [Thu 3 Nov 2005 04:12:02]
◆レッド > ( 若い女性。× 若い女性の差し入れ。○ ) [Thu 3 Nov 2005 04:04:56]
◆レッド > さんきゅ、悪いね。 こんな時間まで起きてちゃ肌に悪いぜー? ( ロビーの片隅、黙々と読書中の少年だか少女だか風貌。 差し出された暖かい珈琲は、施設に住み込みで働いている所員の若い女性。 彼女は錬金術師ではなく、組織としての研究所を管理するアシスタントというか秘書というか、そんなポジションにあるらしい。 遅くまで延々難しそうな本を読み進める同年代の同性を見て、気に掛けてくれたそうな。 ) いやぁ、こんな小難しい本最後に呼んだのいつだろって感じ。 とりあえず錬金術教えて欲しかったら最低これだけ読めってサ。 そんで理解したか色々テストするって。 マジきちー。 ( たはは、と苦笑して伸びをすると、テーブルの上に詰まれた3冊の本を指す。 館内の資料であり、持ち出しは厳禁。 よってここのところ研究所に通い詰めて、こうして読書に耽っているのだ。 ) [Thu 3 Nov 2005 04:04:03]
お知らせ > レッドさんが入室されました。 『 王立錬金術研究所/U 』 [Thu 3 Nov 2005 03:57:06]
お知らせ > レッドさんが帰りました。 『 ...to be Next⇒王立錬金術研究所/U 』 [Sat 29 Oct 2005 15:35:08]
◆レッド > ( 軽く30分、2杯のチョコレートドリンクとクリスティアのタブロイド紙で時間を潰してふと顔を上げると、ロビー奥にある大きな木の扉が開いて、いかにもって感じの男が現れる。 身なりを正して席を立ち、どうも、なんて手を軽く上げる男に会釈した。 ) ―――えぇっと、はじめまして。 フランソワ=ブルージュ=ヌーベルレッドです。 [Sat 29 Oct 2005 15:34:26]
◆レッド > ( 建物の規模と場所、人の出入りからして所員の数はそう多くないだろう。 分野的にもそうひょいひょい研究員が居るものでもないだろうし。 雑用の奴隷とか衛兵とかを除いたら、ロビーを通る人の中にそれらしき姿の少ないこと。 ) …まぁ、そんなもんか。 [Sat 29 Oct 2005 15:25:44]
◆レッド > ( 質素といえば質素だが、建物自体の作りはしっかりしている。 人の往来は少なく、本当に関係者以外無縁の場所だというのがわかった。 錬金術特有の、薬っぽい臭いと鉄の臭いが染み付いていて、いかにもって感じ。 音は何も聞こえてこない。 大きな煙突が裏手にあったのを見る限り、高熱炉が一機はあると期待できそうだ。 1000度を超える高熱炉が無ければ出来ない研究も多い。 ) [Sat 29 Oct 2005 15:15:49]
◆レッド > ( 相棒の産みの親である研究所とその責任者である「博士」(※と呼ばされてるらしい。)に挨拶をしにきたってェ話だが―――生憎今、「博士」は忙しいという。 まぁ、アポ入れて帰るだけでも良かったし、少し待てば出てこれるっていうんだから待たせてもらう事にした。 テーブルに差し出された、錬金術の基礎で出来るホットチョコレートドリンクを戴きながらまじまじと観察を開始した。 今のねーちゃん、普通の研究所職員だな。 ) [Sat 29 Oct 2005 15:10:45]
◆レッド > ( 〜姿勢を正して訪れた建物の外観は × 〜姿勢を正して訪れた建物の内装は ○ 矛盾してるよ!_| ̄|○ ) [Sat 29 Oct 2005 15:07:30]
◆レッド > ――――…思ったよりしょっぺぇ。 ( 一言目の感想はそんな言葉として口から毀れた。 仕立てあがったばかりのジャケットを羽織り、姿勢を正して訪れた建物の外観は「王立」なんていう割には随分と質素で端っこにあって。 白亜の大きな建物を外観から見たときは「おお、スゲェな」なんて思ったもんだが、番兵に話をつけてようやく中に通されれば、随分と質素というか殺風景というか。 更に置くの研究室までは流石に通されず、ロビーの端にあるソファで待たされた。 暫し静かな建物の中を見渡しながら時が過ぎるのを待つ。 ) [Sat 29 Oct 2005 15:04:02]
お知らせ > レッドさんが来ました。 『 王立錬金術研究所/T 』 [Sat 29 Oct 2005 14:55:28]
お知らせ > レッドさんが退室されました。 『 ...to be Next⇒王立錬金術研究所/T 』 [Fri 28 Oct 2005 23:26:04]
◆レッド > ( 宿の場所を教え、また来るよと軽く手を振って店を出る。 我ながら地に足のついたことをしてるなぁなんて思うけど、別にやってることはヴェイトス市に居た頃とそんなに変わらないはずだ。 単に落ち着いた風土に合わせてそうなっているだけだろう。 逆に言えば、ヴェイトス市がお祭りじみてるって話だ。 ) ……さァて―――服が出来たらいよいよ、オトーサンとご対面かねぇ。 ( ううんっ、と1つ伸びをして首をこきこき。 馬子の製作者―――いわゆる「博士」とやら。 どんなヒトかは知らないが、まぁ挨拶しておかないと。 前は急ぎでUターンしたから無理だったし。 ) [Fri 28 Oct 2005 23:19:15]
◆レッド > レッドでいいよ。 皆そう呼ぶしさ。 長いだろ名前。 ( さらさらとサインを書いて代金と引き換えに契約書みたいなのを貰う。 仕立て終わるのは数日後になるみたいだ。 それなりに奮発して全部で7万エンの出費。前に使ってたジャケットを素材にしてもらって少し安めで。あれ、生地はいいものだったし。 ) [Fri 28 Oct 2005 23:12:56]
◆レッド > こっちでさ、機械工とか機構士とかの仕事探そうと思ってンだ。 定住はわかんないけど―――まぁ、どっちにしたって仕事しなきゃ宿賃だって払えないだろ? ( ジャケットの素材と色を選びながらオヤジとそんな話。 手袋とハンカチをオマケしてくれるってさ。 その後も暫し雑談が続いた。 ヴェイトス市のこととか、オヤジの親戚のこととか、こっちのメシのこととか。 ) [Fri 28 Oct 2005 23:03:11]
◆レッド > おッす…じゃねぇ。 グンモーニン? あのさ、ヴェイトス市からこっちに移って来たばっかなんだけどさ。 ちょっと仕立ててくんないか? 小奇麗なジャケットとパンツ。 それからブラウスも何点か。 見せてもらって良い? ( ようするに、就職活動の学生みたいな感じ。 街で暮らす分に小奇麗で見栄えのする格好をするための。 店のオヤジとあれこれ相談してサイズを測って――――。 ) …ドレス? うぅん…いや、それはいいや。 趣味じゃねぇっていうか。 ( 似合わねぇっていうか。 ) [Fri 28 Oct 2005 22:53:26]
◆レッド > まぁ、新しいものがガンガン進出してこれない感じではあるけどな。 ( 良い事か悪い事かはわからない。 時代遅れな国になって衰退していくかもしれないし、単にヴェイトス市が異常なのかもしれないし。 穏やかで心休まる街だってことは確か。 小さな呟きが白い息になって消えると、街灯に照らされた一見の見せの前で立ち止まった。 “Clothes” 糸車と織り機の絵がデザインされた看板の店。 今日の目当ての。 ) [Fri 28 Oct 2005 22:40:30]
◆レッド > ( 3日間歩き回って、なんとなく街の雰囲気を掴んだ。 抱えた袋の中のホットドックは素朴で、懐かしい味がする。 静かな夜の街。人のとおりはまばらで、丁度ヴェイトス市の日時計の公園みたいだ。 街並は100年は古いんじゃないかっていう古めかしい建築様式が立ち並んでいるが、文明が遅れているというよりは、目に見えないものを大切にしているような感じだ。 歴史とか、文化とか、思い出とか。 ホワイティアってのは思いのほか、ロマンチストなのかもしれない。 ) [Fri 28 Oct 2005 22:34:59]
お知らせ > レッドさんが入室されました。 『 クリスティア/V 』 [Fri 28 Oct 2005 22:29:27]
お知らせ > レッドさんが退室されました。 『 to be Next⇒クリスティア/V 』 [Fri 28 Oct 2005 00:30:35]
◆レッド > ( そんなこんなで130000エンの収入-宿代1500-諸経費4500=124000エン也。 服は今度買う。 ) [Fri 28 Oct 2005 00:30:13]
◆レッド > ―――機械技師の需要、あんのかねぇ。 ( 買い足したカンテラ燃料やら雑貨を抱えなおして、小奇麗な石畳の街並を見渡す。 上品で綺麗な街だし、静かなのは良い。 でもやっぱりヴェイトス市が長いと田舎臭さを感じずには居られないって話。 実際、最先端技術に関してはヴェイトス市が島で一番だろう。 ) …やっぱ馬ンとこの「博士」とやらに手土産でも持ってってコネ作っておくとかかねぇ。 ( 「国家機密」の製作者ってことは―――国営の機関なんだろうか。 後でちゃんと聞いておかないと。 ) [Fri 28 Oct 2005 00:18:21]
◆レッド > ( 東は森、西は山、南は陸。 北側に寒そうな海があるが、果たして港に労力は必要だろうか。 以前のように賑やかな港の倉庫なんかで働く線が消えそうだ。 このさい、生活費がマイナスに食い込まない程度のしょっぱい仕事でも構わないのだが。 暇なら暇でも良いのだし。 ) ……あとは――機械整備とか、銃の取り扱いとか、か。 用心棒は駄目っぺぇな。 [Fri 28 Oct 2005 00:12:33]
◆レッド > ……やっぱこっちでもなんか、宿賃くらい払える仕事探さないとな。 ( 暫らく腰を落ち着けると決めたことだし、宿代は馬鹿にならない。 クリスティアで馬鹿にされないような小奇麗な服なんかも必要だ。 ) …出費も多そうだな。 [Fri 28 Oct 2005 00:08:09]
◆レッド > 65000エンで買って195000エンで転売…130000エンの純利、と。 ま、こんなもんだろ。 上等上等―――――( かさばるし持っててもあんまり意味無いし、さっさと捌いておきたかった転売品の黒胡椒。 ようやっと売りつけてスッキリ解決。 旅の間はヴェイトス市に居る時みたいに港でアルバイトなんてでき無いし、儲けらしい儲けはこの方法に限られている。 他所の街で売れそうなものを見繕ってきて到着したら売る。 途中で夜盗に狙われたり、事故でおじゃんにしたりなんてリスクも考えれば必ずしも美味しいとは言い切れない。 だから需要もあるのだし。 今回は大荷物を積める馬子が大活躍で上手く行ったほう。 後で適当に褒めてやろう。 肉でも食わせて。 ) [Fri 28 Oct 2005 00:02:12]
お知らせ > レッドさんが来ました。 『 クリスティア/U 』 [Thu 27 Oct 2005 23:56:40]
お知らせ > レッドさんが退室されました。 『 ...to be Next⇒クリスティア/U 』 [Wed 26 Oct 2005 23:06:56]
◆レッド > あとは――――服、か。 ( 色々顔を出すようになるなら、小奇麗な服も必要になる。 旅で汚れた襤褸ばっかじゃとてもじゃないがホワイティア社会で格好つかないし、自分みたいなガキにはハッタリが必須だ。 直ぐにでも用意しなければ。 ) ……ドレスとか似合わねぇんだよなぁ。 ( さっきの数倍大きな溜息が、また大きな白い塊になって夜の闇に溶けた。 ) [Wed 26 Oct 2005 23:06:25]
◆レッド > ( 暫らくクリスティアに居付くのも良い。 クリスティアをホームグラウンドにして、こっちで機械工学やら錬金術やらを真面目に勉強して。 勉強はあんまり好きじゃないが、生活に余裕のある今だからやれる事でもある。 人間として色々ステップアップする良い機会なんじゃないか。 ) ――――家の名前とか出したら良い具合に歓迎されねェかなぁ。 ( ヴァーシャ貴族の娘、フランソワ・ブルージュ・ヌーベルレッド。 日頃滅多に名乗ることの無い本名。 別に隠しているわけでもないし、ただその名前に未練が無くって、名乗る理由もなかっただけで。 ) ……クリスティアでも通じりゃ良いけどさ。 ( どうだか。 小さく溜息を吐いて窓の外に白い息を吐いた。 子供の頃に没落してなくなった家だ。 期待はしないでおこう。 ) [Wed 26 Oct 2005 22:59:55]
◆レッド > ―――良い機会だしな。 ( ずっとヴェイトス市に居たって良かったんだ。 あそこは安穏としていて。 どうにかすればどうにかなるっていう生温さがあって。 良い街だ。 安全な街だ。 そりゃぁ、皆あそこに集まるさ。 ) ……でも、すげェ物足りないんだよ。 腐っちまう。 ( 腕を枕に窓枠に背凭れ。 独り言は通りに流れて消えて行く。 あの街でずっとああして日々ダラダラと日銭を稼いで生きるのか? そこに前進はあるのか? 温床でドロドロ腐ってくだけって事に気付かないまま歳を取りそうだ。 そんな苛々が、多分今度の旅の初期衝動だったと思う。 ) [Wed 26 Oct 2005 22:53:13]
◆レッド > ( 遠くぼんやりと街並を眺めながら物思いに耽る。 相棒である「国家機密」シャリオットの製作者(だとおもう)、名前は知らないが「博士」。 挨拶ついでに彼に色々と聞いてみようかと思う。 少なくとも現状、シャリオが相棒と認めるのは自分だし、いざって時に機械的な部分は得意分野だとしても、生っぽい部分―――なんというか。 生体部品、みたいな部分についてはお手上げだ。 多分…其処には錬金術なんかが関係してくるのだろう。 ) …オレ、あいつが何なのかマジで知らないや。 ( 別にいいやと思ったし、国家機密だってのが第一声だった。 本人が言い出しでもしない限り面倒だからあんまり突っ込まない方が良いかとも。 ) [Wed 26 Oct 2005 22:48:01]
◆レッド > ( それから軽く10分、ストレッチとマッサージをしてからようやく一息ついて、開け放った窓から身を乗り出して腰掛けた。 二度目になるクリスティア訪問。 相変わらず夜の城下町はヴェイトス市に比べて静かで、空気は冷たくて息は白かった。 ) …遅くまで灯かりが灯りっぱなしっていうのに慣れ過ぎたかな。 普通、こんなもんだ。 ( あの街の異常な常識に慣れ過ぎたかもしれない。 最先端の都市ではあるが、あそこを基準に世界を考えるのは少し危ない気がする。 ) [Wed 26 Oct 2005 22:40:23]
◆レッド > ……明日は転売品をさっさと売っちまって、と…ちょっと街を回ってから“博士”とやらに挨拶かな。 ( ベッドの上でバラしたフリントロックを掃除しながら独り言を呟く。 いつもなら同室に居る相棒の姿が無いのはその「博士」の所に真っ先に出向いてそのまま泊まるのか、単にふらふら出歩いているのか。 何かしらの返事が返って来ないっていうのは―――――。 ) ……前は一人だっただろ。 ( 再び組みなおした愛用の銃“SINGEN 11”を腰帯に挿し直し、何度か抜き打ちの練習を繰り返す。 掃除、整備、練習。 毎日続けている日課だ。 ) [Wed 26 Oct 2005 22:36:16]
◆レッド > ( ようやく辿り着いた城下町でとった宿はまぁまぁの所だった。 二階建ての二階にある個室で、シャワーは冷水しか出ないがお湯をいっぱいに張った盥桶で腰まで浸かって身体を洗うことが出来たし、朝晩二食は宿代に込み。 洗濯は有料だったが全部やってくれるっていうんだからこの際頼んでおいた。 ベッドのスプリングは利いているしシーツは白い。 久しぶりに野宿から解放された安堵感もあって、到着してから半日強眠り倒した。 そして、2日目の今日。 ) [Wed 26 Oct 2005 22:31:01]
お知らせ > レッドさんが入室されました。 『 クリスティア/T 』 [Wed 26 Oct 2005 22:25:39]
お知らせ > ヒルダさんが帰りました。 『それはいつもより甘い時間だった――。』 [Mon 3 Oct 2005 02:29:18]
お知らせ > クーンさんが退室されました。 『―――夜は長く。吐息は短く。』 [Mon 3 Oct 2005 02:26:40]
◆ヒルダ > ……。 ( 言わなくても怒った。さっき「占い師の仕事してるから相手の表情を見て何考えてるかわかる」なんて豪語したけれど、その本人が一番わかりやすい表情をしてたってオチ――。 とほほとがっくり肩が落ちた。 …いやでも、むっつりしてくれていた方が個人的にはいいのだからそのー、 ううむ。悩む! ) …… そっか。 それなら心配しなくっても大丈夫、かな。 ( 何かの弾みで一気にその記憶と意識がなだれ込んで、彼女が混乱してしまうのでは無いかなんていう心配。 その時、クーンという人が居るのかという不安。全部私の乏しい想像が作り上げた有り得ない話なのだけど―― とりあえず安心できた。 ) …… う。 げ、下品で悪かったわねっ。 貴女がこんなにしたんだからね……っ。 ( 果たしてそれはクーン一人の責任だろうか…?いやいやきっと元々の性格のせいなんだろう。 ) ………………。 ( いつもいつまでもバカで居るのは問題かもしれないけれど、多分そっちの方が気楽で良い。 ――尤も、クーンがしっかりしてくれているからこそ自分がバカで居られるのかもしれないが……。 暗闇の中で僅かに頷く気配と、交わす深い深い口付け。 両手はクーンの体を弄るように這ってスカートの下から直接素肌に触れる。その温もりを確かめるように――。 ) [Mon 3 Oct 2005 02:21:39]
◆クーン > ……嘘ですね。 前者のほうがいいと思ってるんでしょう、そんな顔です。いいです、わかりました。これからヒルダの前ではずっとむっつり腹黒で通すことにしますから。(言うまでもなく顔から読んだらしい。目を細めるとむっつりとへの字口で、きっぱりとそう言い切った。) ……まあ、ヒルダにはそうかもしれません。けれど事実ですから、他にどう言い様も。(混ざり合うことだって、別にそれ自体が困るわけでもない。混ざった結果出来たのが自分なのだから。ただ――) …ただ、時折、見たこともないはずの景色を懐かしいと思ったり、知らないはずの話を思い出したり、そんなことがあるくらいです。(だから――何も困らない。ただ、少し気持ちが悪いだけ。ただの愚痴。でも) ……はい。 私がたとえ何であろうと、愛しているのは私自身、相手は貴女。 …………下品。(ぺちん。力無く叩く頬のこちら、睨む顔も目は笑い。――嗚呼、やはり私はいろいろと、余計なことを考えすぎるらしい。口に出したら彼女が気を悪くするかもしれないが…――私も、たまには彼女くらいバカになってみたほうがいいのかもしれない。) ……それじゃあ、ヒルダ。 その言葉が嘘でないという証拠に、 ―――また、注いでください。溢れ零れて、孕むくらい。(後ろ手に指先、短な呪文。ランプの炎をふいと消すと、唇を重ね――― 今度は、深く。) [Mon 3 Oct 2005 02:07:55]
◆ヒルダ > そ、そりゃまあ…… ( 想像。むっつり顔の腹黒と愛想のある幼女。 …なんだか彼女を知っている分前者の方が個人的に受けが良い様に思えてきてしまった。 言ったら怒るだろうか…! ) ……… 私には、その……。 やっぱり人間だから「造る」っていう感覚に拒否感を覚えてしまうわ。 ( 何の躊躇いも無い相手の口調はさも大した事の無いように聞こえるが、やはり私の耳にはショッキングな話だ。”鋳造”なんて言い方は……。 ) 人間だって似たようなものよ。外部から色んなものを混ぜられてちょっとずつ変化していく生き物だから。 でも、その貴女の体の元の持ち主がどんな子だったのかわからないし、それと混ざり合うことがどんな感じなのかもわからない。 ( そこまで言って不意に自分の前髪に手を伸ばして、弄った。弄りながら―― 部屋のあちこちに視線を飛ばしたり座りなおしたりして。 最後に視線を逸らすクーンの方へと。 ) …貴女に何が混ざろうと貴女は貴女。私が愛してる貴女。 そのぽろぽろ零れ出ている何かの何倍の濃さと量の私を注いでるんだから。 ( 迷う言葉の先を促すように、もしかしたら全然意味のないかもしれないことを口にした。只の自分の自惚れともいうかもしれない。 ) [Mon 3 Oct 2005 01:52:48]
◆クーン > (別にそれほど大袈裟な話でもなかったが、どうせやるのなら行き着くところまで行ったほうが、気分がよかろう。それくらいの感覚だ。) …いえ、でもねヒルダ?むっつり顔した腹黒もどきと、少しでも愛想のある幼女、どっちが一般受けすると思います?(どうどうとか宥めつつ。) ……あぁ、そうでしたね。(察し。いやそこは認めないでやれ。) ―――人間の器に天使の神聖性を注いで、大天使を鋳造する、という式だったらしいです。 で、余計な混ざり物がないように、なるべく小さい器が用意されて… 結果的にこういう外見になったみたいですね。 紅茶に喩えるなら、紅茶にミルクを一滴垂らしたところで、飲んでも紅茶の味しかしない―― 器の記憶なんて、消し飛んでしまって残ってない。その筈が、何かの弾みで時折、ぽろぽろ零れて出てくるんですよ、最近。(天使のくせに、平気で人間種と肉体関係持ってるのも、もしかしたらそのせいかもしれない。視線逸らしたまま、言葉は未だ、行く先を迷う。) [Mon 3 Oct 2005 01:35:41]
◆ヒルダ > ( 確かに魔女ギルドっていうくらいだからそれくらいの貫禄は有った方がいいかもしれない。冷徹な悪魔と呼ばれる人物がヴェイトスの為に戦うというのであれば、人だけではなくあらゆる者に恐れられるだろう。 それをまんざらでもないような顔で、この子は――。 眉を八の字にしつつ思わず微笑んでしまった。やるといったらどこまでもやる人だ、笑うのは失礼なのだけれど、なんというか―― 安心したっていうのか。 ) だってだって、折角この貴女の笑顔を独占できてるのにそれを他の人にわざわざ与えるようなことになったら面白くないじゃァなーい。 ( 何処までも個人的な理由でした。それを隠さず洩らす辺りが問題なのかもしれない。 ――色んなものが混ざり溶けた紅茶に、後から何かを付け足したらそれは只の紅茶ではなくなる。全く別のものになってしまうとしたら。 ) …… 暈し過ぎ。私あんまり察し良く、無いんだから――。 ( 拗ねたようなそれでいて何処か悲しんでいるような複雑な表情を浮かばせた。 ) ……… どんな感じ? どんな記憶――? 貴女にどんな影響を与えているの? ( そしてそれは悪いもの? ) 出来れば聞きたい。 全部話して欲しい…。 [Mon 3 Oct 2005 01:23:11]
◆クーン > (相性は――そう、よかったんだろう。だから、今、こうやって二人で、こうしているのだ、きっと。) ならいいですけど…―――魔女ギルドなんですから、冷徹な悪魔とか言われてみるのも一興かもしれません。(ふむん、鼻を鳴らした自分はきっと、まんざらでもない顔をしてると思う。) ………いや、ヒルダ。何を言ってるんですか?(自動的に提案して却下した彼女を不可思議そうに眺めやり。……大丈夫、ヒルダのいないときの素のクーンは、ただのしょっぱい子だから。) ……ええ。 楽しみにしていますよ。(彼女が”戦力”になってくれる日を。そのためなら、自分が教えてやれることはいくらもあるだろう、し。 それもまた、まだ暫くは遠い話だけれど。) ―――ん、あまり面白い話でもないんですけどね。 …材料は、えらいえらい大天使様の説話と、下級天使、それから、人間。 …いちおう、八千年ぶんの記憶があることになってますから。 たかだか数百年の天使も、ましてや六年しか生きてない人間の意識や記憶なんてものも、欠片たりと残っていない…―――ハズだったんですが。(まあ、ティー・カップの分際で、じわじわと漏れ出てくる。つまりはそういう、意味だった。 ……話す自分より、聞く彼女のほうが、よほど辛そうな―――顔を、しているように、見えた。) [Mon 3 Oct 2005 01:08:56]
◆ヒルダ > ( ならばきっと互いの相性はとってもとっても良いのだろう。合うと思うし、向いてるとも思う。 最近はちょっと自分の方が偏りがちになっているけれど。 ) ほ、褒め言葉だってばっ。 ( 天使に悪魔やら吸血鬼やらを例えにするのはちょっとやばかったのかな、とか。けれどもそれは全くの杞憂ですぐに表情が砕けた。 ) そうね―― 文字通り「心を鬼にして」。 でも、どうかしら。素の貴女を見せるのも人の賛同を得るにはもってこいなのかもしれな――― ………。 やっぱりそれはダメ。私が我慢できないわっ! ( この表情、仕草は私だけのもの。私だけに見せてくれればいいんだなんて独占欲丸出しで思うのだった。 ) ――わかってるわ。 いいえ、わかったわ。 ( 目の前にぐっと近づいたクーンの目、その目が見るのはどこか不満げな私の顔なんだろう。悔しいけれど、納得できないけれど、反論も出来ない。 ――そして目を少し背けながらクーンは語り出した。 こんな風に今まで彼女の言葉の幾つかを取りこぼして来たんじゃ無いかと思うと、なんとなく胸が締め付けられる。 ) ……… うん。 ( そして今回は取りこぼしてしまわぬようにしっかりと相手の話に耳を傾け、そして促した。 ) [Mon 3 Oct 2005 00:55:02]
◆クーン > ……わかればよろしい。(ほ、と内心胸を撫で下ろしつつ―― センスの問題ではなく、単純に趣味と向き不向きではないかと、クーンは考える。行為を受け入れることと、行為を行うことが等しいとは必ずしも限らない。) ……それ、褒め言葉なんですか?(憮然。してから、ぷ、と吹き出して) はは、でも、そうですね。それくらい凶悪なほうがいいかもしれません。あ、でもヒルダはまだまだ気負う必要はありませんからね?(こつりと額を重ね、やんわりと一言。悪いが、今の彼女はまだ”戦力外”だ。何かが起きたいつかの未来、そのときに戦力になっているかどうかは、彼女次第だが。 …それから、拙く伝える彼女の言葉。) ……ん。(僅かな逡巡と。) ……いえ、別にそういったわけではありませんが―――いえ、そう、なんですかね。そうかもしれません。思わせぶりすぎましたし。(どこか、困っているような。) ……その、紅茶はですね。私なんですよ。 前にも言いましたけど、私、人工ですから。 いくつかの材料が、混じってるんです。(言葉を選ぶよう。視線外しながら。) [Mon 3 Oct 2005 00:41:30]
◆ヒルダ > う、うん――。 ( 幾ら使い古されたとはいえ、説得力に欠けているとはいえ。やっぱりこの一言は大きい。 だってそういうことに関するセンスとかは断然相手の方が上なんだから。 ひどいことってどんな事だと考えたときに身を縮こめてしまうのだ。例によってそれを期待する自分はいつもの事―― だけれども。 ) そう。 その意気、その調子よ。貴女がその気になれば悪魔に爪、ヴァンパイアに牙、鬼に金棒なんだから。 ( 言うほど簡単ではないことは彼女も十分承知しているだろうが、きっとそんな障害も跳ね除けていくだろう。ただその時自分がどれだけ動けるかだ。 ……自然と気持ちが引きしまる。いよいよだっていう気持ちが。 ) ―――ん。 その…… 違ってたら申し訳ないんだけどね。 ( 上手く言い表すことが出来ない。 だって殆ど感じなかった違和感だもの。それも過去の断片を繋ぎ合わせてたった今気付いたばかりの。 ) ……私、占い師の仕事して結構長いんだけど。結構人の顔とか良く見てきてるの。 だからごく稀に他人が何考えているのか勘でわかっちゃう時があったりするのよ。 本当に偶にだけれどね? ( それが頻繁にならとても心強い特技だろうが、憶測も混じるのでは全く実用的ではない。 ) ……クーンは私に何か言いたい事があるんじゃないかなって。隠してるとまでは言わないけど、若しくは気付いて欲しい事っていうか、その――。 ( …だめだ、やっぱり上手く言えなかった。 ) [Mon 3 Oct 2005 00:20:06]
◆クーン > ……へんなこと考えてたら、あとでひどいですよ。(使い古した脅し文句。とはいえ、最近ひどいめにあわされてるのはめっきり自分のほうなので、説得力にも迫力にも欠けていたが。――まあ多分頭の中じゃこないだのティアンとかアングリマーラとかあのへんの思い出に近い光景が展開されてるんだろうなーとか、普通に顔に書いてあるようにしか見えないわけだが。) そう、ですか?私は――― (言いかけて、気付いた。…そういえば、最近彼女に甘えっぱなしで、毅然とした自分が、どこかに行ってしまっていたような気がする。…これから忙しくなろうというのだ、これでは――いけないだろう。) ……いえ、そうですね。リスクなしに目的のものが手に入るなら、それに越したことはないでしょう。 器量的な部分はやってみなければわかりませんが、力と意欲には、これで相応の自信はありますから。(やってやりますよ。そんな顔をして。 ――触れ合う唇、回された両腕の中から、腕を伸ばして彼女の首筋にしがみつき。) ……ええ。なんです、ヒルダ? [Mon 3 Oct 2005 00:06:59]
◆ヒルダ > ――ふふっ。べ・つ・に。 ( 途端に笑顔になる。何を考えているのかといえば、勿論あーんなことやこーんなこと。――知人友人に知られたら暫くヴェイトスを離れたくなるようなことだ! そういえば最近は此方が攻める方が多かった。次は此方から強請ってみようか―― なんて。 ) うん。 その方がいい。 ( 危険な試練を受けずに済むのであれば尚更。 ) 力もあって、意欲もあって、そして器量も良い。そんな魔女貴女しか居ないもの。 ……ギルドに入ったばかりの私が言っても説得力無いかもしれないけど。 ( それに客観的に客観的にと思ってもどこか贔屓の混じった評価なのだろう。けど、それを抜きにしたってやっぱりクーンしか居ないんじゃないかと思う。 ) 何かと反発する人もいるかもしれないけど、きちんとやるべきことをやってのければそんな人達だって納得する筈よ。 ( うん、と頷く。 ……軽く唇がまた触れ合って、そっと両手が彼女の背中に回される。僅かに離れた唇の隙間から小さく囁くような声で。 ) ……ねえ、クーン。 一つだけ気になってる事があるんだけど…。 [Mon 3 Oct 2005 00:00:34]
◆クーン > (……彼女の顔が、一瞬曇った気がした。ああ、八つ当たり、してしまったろうか。内心で自省。――よそう。せっかく、二人でゆっくりしているときに、つまらない話をするべきじゃあ、ないのだ。きっと。) ええ、偶に――――… 何を考えてるんですか?(旅が終わったら忙しくなるって、言った筈だと思ったが。そんな視線でじい、と睨めつけ。…反動がつくのが少し怖かったが、まあ、そのときはそのときだ。…ちょっと楽しみだったりもするし。ああいやそうじゃなく。別に私も受けオンリーってわけでなくてですね? …何を考えているか、自分。首ぶんぶん。 深呼吸、吸ってー、吐いてー。) ……まあ、仕方ありません。 これから、私はギルド長にならなくてはなりませんから。 …市執行部はアテになりませんから、もう、勝手に名乗ることにするつもりですし。(与えられないなら、自分でもぎ取るだけという話。 ……しがみつかれるまでもなく、きっと自分ももう離れられないんだろうなあと、頭のどこかで考えながら―― 見上げた先、ぶつかりあう視線。 惹き込まれるよう――もう一度、今度は自分から、唇を触れ合わせた。) [Sun 2 Oct 2005 23:48:23]
◆ヒルダ > ( これからミルクティーを淹れる度に、きっとこんな顔をされるんだろう。最初は思わずおどおどしてしまった彼女のこんな表情も最近になって漸く慣れたというか、可愛らしくすら見えてきた―― なんて考える。 その言葉の裏に何があったかは気付けないままに。 ) …………… うん。偶に…… ね。 ( その小さな呟きに対してとても自信なさげに――。 いやきっと頻繁にやろうとしても彼女のギルド長としての立場がそれを許さないだろうが、その分その”偶に”の時に反動が行ってしまいそうで怖い。 ) ……うん……。 街に戻ったらこういう時間もちょっと減っちゃうかと思うとやっぱり寂しいわね。まあ、それでも―― ( これからもずっとこの人の側に居るんだ。何か二人を引き裂くようなことが起こっても、意地でしがみ付いてやるんだ。 …… ふと、相手の顔をじっと見つめて。 ) [Sun 2 Oct 2005 23:38:01]
◆クーン > ――――はい。 どっちかというと、ストレートよりはミルクのあるほうが。(でもコーヒーはブラックですけど、と真面目くさった顔で指を振ってみせて―― うん、これでいい。いいんだ。 …そんな内心をよそに、暗黒茶なんて飲ませられた日には… まあ、いろいろと大変なことになるだろう多分。) いえ、大嫌いです。(不意に、嫌悪感もあらわな顔で一言に切り捨て、 すぐに笑顔に戻る。) うぅん、それは……怖いです。あんまりすると壊れちゃうから、ほどほどにしてくださいね?(口元隠すようにして、むぅー。唸りつつ。偶にだったらいいですけど、なんて呟き漏らして。顔を赤らめ拗ねた顔を、…してみせた。) ――ええ、こうやってのんびり… あんまりのんびりでもなかったですけど。旅をするのも初めてでしたし、 好きなひとと一緒に、ずーっといるなんてことも、初めてでしたから。(嬉しかったし、楽しかった――― それだけは、本当だ。 独占するのもされるのも、本当に心地がよかった。) [Sun 2 Oct 2005 23:26:32]
◆ヒルダ > ( くすくすと静かな笑いが漏れた。 ) 貴女はミルクの方がいいのね? 私はあんまりミルクティーは飲まない方だけど―― ( 暗黒茶とか飲ませたら目を白黒させそうだ。あれも偶に美味しい時もあるが ) 好きなのね、ミルクティー。 ( じゃあ上手く淹れられるようにしようか、なんて。 ) 私はまだまだいけるけどねっ。 クセになっちゃったから多分ヴェイトスに戻っても休まる暇は無いかもしれないわよーぅ? ( 人の一生は彼女みたいな天使よりずっと短い。その短い一生の中でこんな体験するってのも結構珍しいんだろう。その味をしめてしまったのならば、後は何度だって味わうだけだ。 見下ろす目は悪戯な輝きを放っていた。 ) 初めてだったからね。私も…多分貴女もそうじゃないかしら? でもとっても楽しかったし、嬉しかったわ。貴女という人を独占できるのがこんなにいい気分だったなんてね。 [Sun 2 Oct 2005 23:16:41]
◆クーン > ええ。あれが…――ブランデー、っていうより、カップですかね。そのカップが、最近ミルクティーに侵食してきてる感じで。(続けながら、意味は解らないだろうな、と思った。でも別にそれでいい。意味が通じたところで、これはただの愚痴なのだから。 ――愚痴も、ましてや甘えるなんてことも、ほんの僅か前には想像だにしなかったというのに。 触れる身体の感触を確かめるように、顔を摺り寄せるように深く埋めて) ……そうですね。 はしゃぎすぎて、疲れたのかもしれません。(長く生きてきたつもりで、初めての経験だったから。嬉しかった…―――の、だろうか。よく解らない。胸元越しに問うような視線を上げた。答えは返ってこないだろうと、理解してはいたけれど。) [Sun 2 Oct 2005 23:05:18]
◆ヒルダ > ( 魔女ギルドに入れば団員達の彼女への評価は嫌でも耳に入ってくる。いつも冷静で腹黒いだとか、そんな話ばっかりだ。 …や、腹黒いのは当たってるかもしれないけど。 その彼女が自分の前ではこんなに甘えてくるだなんてこと、誰も信じないだろう。逆に自分は、最初は打算の上での関係だったなんてことも聞いたところで信じないだろう。 ――ともあれ、こうして触れ合っているのが何よりも確かな真実なのだ。 ) ええ。 …思い返すだけでも恥ずかしいくらいのはしゃぎっぷりだったからね、お互い。 ( そっと髪を撫でて頬を寄せた。彼女が聞く己の鼓動は何処までも落ち着いていて、安心を覚えているのがわかるだろう。 それもどんな展開で跳ね上がるかわかったものじゃあないが―――。 ) ……ミルクティー? うん。 ( 不意の言葉に続きを促して。 ) [Sun 2 Oct 2005 22:54:08]
◆クーン > (離れた唇の感覚を追うように、舌先で無意識に唇を舐める。…最初は、一方的だった。計算で始めて、冷徹に終わるはずの関係が、気付けば煮えた錫のように熱く泥濘としている。 こんな服装に頼るまでもなく、既にどちらが主従か解ったものではない。) ええ、そうですね――… まあ、見てもそう、面白いものでもありませんし。いつの時代にだって、人の空想の産物があるだけでしたし……美術館みたいなものです。(ああ、でもそう思えば見る価値はあるのか。思わず自分で反証しながら、内心にて頷く。…まあ、最後に拷問っていうのもアレだろう。) ……ん、そうですね。 じゃあ、せっかくですし…―――ゆっくりしましょうか。この旅のあいだ、ずっとはしゃいでばっかりでしたから。(大人しく、膝の上。胸元に頭を寄せて蹲る姿は、親子か、姉妹か――… 胸伝いに鼓動を効きながら、溜息のような声を漏らす。) ―――ミルクティーって、あるじゃないですか。 紅茶に、ミルクを入れて…北のほうだと、ブランデーを垂らすとか。 [Sun 2 Oct 2005 22:44:25]
◆ヒルダ > ( 柔らかい唇。 この唇を何度奪ったことか、この唇になんど奪われたことか。どちらかというと、奪われた回数のほうが多いような気がするけど、その差はこの旅で着実に狭まりつつある。膨れるその表情すら何処までも愛しかった。 ) 話には聞いてたけど、やっぱり思ったとおりの街なのね。教会とかは見てみたいけど、流石に危ないでしょうしねー……。 ( いや、そういえば一度ヴェイトスの大聖堂を覗いたことがあったが…。あの時も随分とびくびくしていたものである。 ) 拷問店も魔女の為にはなりそうだけど、旅の終わりに見るものじゃあ――…… ( 旅の終わりって言葉。使って初めてなんだか物悲しい気持ちになった。 クーンと同じように窓の外を見遣れば、ヴェイトスとは違ってどこまでも区画整備された町並みが並ぶ。 不意に彼女の小さな体を抱き上げると、自分が代わりに椅子に座って―― 膝の上にちょこんと彼女を乗せた。 ) ――ここでのんびりしてようか。 ( アングリマーラみたいなのも悪くないけど、その…… なんというか、ちょっと見せるのが勿体無いっていうか。 げふん。 ) [Sun 2 Oct 2005 22:31:49]
◆クーン > 私は――… (僅かに憮然――怒るべきか喜ぶべきか、不意打ちには未だに慣れないその言葉に返す言葉を決めあぐねている間に、押し留めるような唇が軽く、触れた。) ん…―――。 むぅ。(唇を尖らせ、上目遣いに睨む。どうもこの旅、序盤以降はずっと彼女に主導権を握られっぱなしな気がする。 でも――まぁ、いいか。黒を脱いだ今の自分は、魔女ではない。見た目どおりの「ただの子供」であるなら、彼女に従うほうが、自然だろう。) ……ん、そうですね。 王城や聖教会は身元が割れると非常に危険ですし、かといってそこを省くとろくなところが……教義のせいか、風俗店の類も少ないですしね。 拷問展でも見に行くか、カジノでも冷やかすか――アングリマーラと同じコースでもいいですし。(この街の住民なら、さぞかし抑圧されてるだろう。) ……それとも、此処でただ、のんびりおしゃべりしてるっていうもアリだと思いますよ。(窓の外――モノクロに染まる町並みを遠く眺め渡して、…どうします?なんて、背中越しに問いかける。) [Sun 2 Oct 2005 22:19:49]
◆ヒルダ > …ありがと。クーンもとっても可愛いよ。 ( 飾り気の無い白だったけれど、彼女の整った顔立ちにそれが良く似合う。 魔女だからというのを意識していたのかしていなかったのか判らないが、お互いに袖を通すのは黒い服ばかり。そのせいか、ランプが照らす薄明かりの中白い色と白い肌が良く映えている。 そっと目の前まで近づき膝を曲げては、軽く唇を重ねた。挨拶代わり、とでも言おうか。 ――実際、笑う機会はとても多くなったと思う。丁度クーンに出会ったころから。でも二十台前半に見えると言われたら逆に喜んでしまいそうな悲しい性。 ) 今日はどうしようか。 何か面白そうなところ、あった? ( 閉じたパンフレットを見遣り。 ) [Sun 2 Oct 2005 22:08:47]
◆クーン > (背後、戸の軋む音。パンフレットを閉じくるりと椅子の上回って振り向けば、) ………ん。 よく、お似合いです。(こほん、咳払いをしつつ、一言。 普段のアレで見慣れてしまったけれど、普通の服装だって似合うじゃないか。昔稀に見かけた眉間に皺寄せた顔も、今はなりを潜めて可愛らしい(※クーン主観)笑顔なんぞを見せてくれる彼女は、いくぶんか若く見える。そう、だいたい……二十台前半くらい? …いかん。それじゃあ年齢そのままじゃないか。褒め言葉になってない。 すんでのところで出掛けた台詞を飲み込むと、) ……ええ、本当…――見違えるようです。(そわつく彼女に、完璧な笑顔を浮かべて、そう答えた。) [Sun 2 Oct 2005 22:00:50]
◆ヒルダ > ( スカートの裾が眺めの普通のワンピースを着てドアから姿を現す魔女。 こういう普通の服を着るのは本当に久しぶりだと思う。 あのスッとんだ服もずっと身につけているうちに別に可笑しくないじゃないかとか思えるようになってきてしまっていただけに、なんだか照れくさかった。しかも彼女が選んでくれた服と合っては気分も浮かれるものである。 ) …こほん。 お待たせ。 ( そわそわしながら部屋の中へと入り。 ) [Sun 2 Oct 2005 21:53:55]
お知らせ > ヒルダさんが入室されました。 『ドア開く音。』 [Sun 2 Oct 2005 21:48:49]
◆クーン > …さて。 まあ、一周旅行な訳ですから、とりあえず何も考えずに来てはみましたが。(何か見るところ、あるんだろうか。ちょっと悩みつつ、いい加減擦り切れかけたパンフを眺める。……王城とか聖教会とか間違いなく危ない箇所を真っ先に弾いたが、そうするとろくな場所が残らなかった。魔女狩りの拷問史展とか、そんなのしかない。どんな街だ、ここは。あとは………カジノか。一見、一番まともな選択肢に見える、が。) ……絶対、すってんてんになりますよね。(だって行ったらやりたくなるもの絶対。) [Sun 2 Oct 2005 21:37:52]
◆クーン > (だいたいで、あの珍妙な服は何なのかと以前から問い詰めたかった。最初出会った頃の彼女は、こう言ってはなんだが、もっと、こう、地味な服装センスをしていたと思う。それがある日突然ああである。いや、原因は解っているのだあの頃前後して確か親しい友人が出来た筈、其方関係で色々と交流のあった結果なんだろう。いや、別に友人を作るのはいいだろうけどしかしあの服装はどうなんだ、あの服装はいただけない、魔女としてもっとこう地味な服を着るべきなのだ魔女なんだから!いや決してそのご友人とやらに嫉妬してるわけでも地味な服しか持ってないから羨ましいわけでもない、いや本当に。本当だったら!) ……ああ、いやいや。 そうじゃなく。(おっと、思わず思考がハングってしまった。少々落ち着こう、さあ深呼吸だ吸ってー、吐いてー。) [Sun 2 Oct 2005 21:34:00]
◆クーン > ―――ん、やっぱり…かなり浮きましたね。(小さなランプの灯りの下で、布袋に詰められた紙幣や貨幣を指折り数える。アングリマーラでの”アレ”が、ずいぶんと利いたらしい。これならヴェイトスに帰るまで、干からびるなんてことはないだろう。もっとも、ここを出たら後は帰るだけなのだが。) …さすがに、空け過ぎましたし。旅の締め括りがこの街なら、十分すぎるほど刺激的でしょう。(何せパプテスのお膝元、聖都クリスティアである。仮にも魔女が二人連れで来て無事に済むとは到底思えない。 故に、今着ている服は純白のワンピースだったりする。事前に買い求めておいた安物だが、いかにも旅行者風のお嬢さんっぽく見せるにはこれで十分だろう。もちろん彼女にも普通の服に着替えさせた。当然の如く。) [Sun 2 Oct 2005 21:29:39]
お知らせ > クーンさんが来ました。 『――夜。 宿の一室。』 [Sun 2 Oct 2005 21:25:06]
お知らせ > アデルさんが退室されました。 『( 気づかぬふりで、ランプを消して目を閉じた。 )』 [Sat 6 Aug 2005 02:27:48]
◆アデル > ( 荷物の口をきゅっと締めて、寝台へともぐりこむ。 知らない感触、知らない匂い。 見知らぬ部屋に、天井に。 …ああ。違う場所に来たんだんなぁ。改めて、思う。 何だか、じわりとこみ上げるのは、何だろう? ) [Sat 6 Aug 2005 02:27:32]
◆アデル > ……よし。明日の為にも、早く寝よう。 …あんまり早くないけどっ () [Sat 6 Aug 2005 02:26:36]
◆アデル > 竜――かぁ。 ( 見たことも無い、御伽噺に近い、怪物。知恵を持ち聡明な者もいるらしいけれど、どうなんだろう。 ――いや。別に、ドラゴン退治に行くんじゃない。 ふるっと頭を振って。 ) 喧嘩なんか、売りません。 ( そんな怖いことは、流石に無理。 深呼吸で、少し弾んだ鼓動を落ち着ける。 ) [Sat 6 Aug 2005 02:24:21]
◆アデル > ( お弁当は道中で食べたから、着替えとタオルと――小太刀。 それと、斡旋所で貸してくれた、えーと。…アレ拾いの道具。 ) ……大丈夫、かなぁ…… ( 何だか色々な意味で厳重に梱包された袋とトングを目前にして、改めて自分が何の為に此処まで来たかって、自覚する。 …アレ拾い。そう言っちゃうと、何だけど。 竜の棲家に行くって事だ。 ) [Sat 6 Aug 2005 02:13:17]
◆アデル > ( 寝台の上で暫くごろごろした後、起き上がって荷物確認。 取り合えず無事についたし、明日から早速はじめないと。 もう、他の人はみんな着いているって話だし、帰った人だっているらしい。 ) 私が最後になりそうだ…… ( ちょっと、みっともないかな、と思うけど。仕方ないや。 床に置きっぱなしの荷物を開いて、中身を確認。 ) [Sat 6 Aug 2005 02:08:11]
◆アデル > つ、ついたー…っ! ( クリスティアは遠かった。ずっと馬車に揺られていたから、何だか身体がぎしぎしするし。宿が幸いお風呂付だったから、ありがたく入らせて貰った。 …寝心地の違う寝台が、何だか新鮮だ。 ) [Sat 6 Aug 2005 01:58:52]
お知らせ > アデルさんが来ました。 『( ぱったり。宿の寝台に倒れ込む。 )』 [Sat 6 Aug 2005 01:55:28]
お知らせ > ナナオさんが帰りました。 『ありがとう。(礼を言った己の顔が、強張っていない事を祈る)』 [Fri 5 Aug 2005 13:08:19]
◆ナナオ > (重い溜め息、1つ溢して)――――ん。いや、何でも無いよ。本当。――ごめん、ありがとう。(手渡された商品を見て沈黙した赤毛に、声をかける店主へ、ヘラリわらって) [Fri 5 Aug 2005 13:07:55]
◆ナナオ > ――――――………。(――――……友人を助けるんだと胸を張って言えないせい [Fri 5 Aug 2005 13:02:42]
◆ナナオ > (太陽に顔を向けられないような真似はするまいと、己に誓ってきたが――今回だけはそうもいかず――)(しかも――人に害なすモンスターかもしれないものを逃がそうとしている。)(ここまで罪悪感があるのは、何よりも自分が―――今のまま進む事に躊躇している所為だろう)(友人の態度に不安。助けるべき相手の本性に不安。――上手く事が運ぶのか不安。 友人を無くしてしまうんじゃないかという不安)(不安だらけだ) [Fri 5 Aug 2005 12:56:15]
◆ナナオ > (両手に受け取って―――)………。(しげしげとその三点を見つめる。――なんて重いんだろうと思った。) [Fri 5 Aug 2005 12:49:51]
◆ナナオ > (服とマントは変装用。――使う機会が無ければ、知り合いに土産だとでも言えばいい。)(だけど、この刃だけは。―――どうにもならない―――……己の殺意の象徴だ。最悪の事態に備えての、殺意の現れ。『私はこれで人をなぎ払います』という証明) [Fri 5 Aug 2005 12:47:18]
◆ナナオ > (何をする気なのかと自分に問いたい。問いたいけど―――あぁ、最悪の可能性を考えて足のつかないよう、武器を買った。刃を買った。) [Fri 5 Aug 2005 12:45:19]
◆ナナオ > (選ぶのは雪国近くの国らしく、顔が隠れるほど大きなたっぷりとしたフードが付いたマントに、クリスティア独特の色使いをした普段着。――それと―――)…………………。(スティレット) [Fri 5 Aug 2005 12:40:58]
◆ナナオ > これと、これ。……ください。(クリスティアの商業地区、といったらいいんだろうか――空き時間を利用して、王都の方まで足を延ばした赤毛は、万屋といったほうがいい店の前で店主に声をかけた) [Fri 5 Aug 2005 12:32:33]
お知らせ > ナナオさんが来ました。 『これと―――』 [Fri 5 Aug 2005 12:29:56]
お知らせ > 園内一花さんが退室されました。 『( クリスティア料理を楽しみに――― )』 [Wed 3 Aug 2005 05:54:39]
◆園内一花 > ( 掴まえた尻尾は愛でなければならない。 ならない。 ふわふわふかふかな感触を楽しみつつ、えへらえへらとだらしなめな笑みを零して、宿へ――― ) うん…やっぱりそのままが良いかな…慣れてますし。 ………ありがとう。 そうですね、戻ったら病院に…教会とか神社のがいいのかな… ( まずどっちでもOK!という姿勢を改めなければならないと思わなくもないような。 お金、かかっちゃうかなーと、不安げに眉根を寄せて… ) [Wed 3 Aug 2005 05:54:11]
お知らせ > 南条菫さんが帰りました。 『(少女は少しずつ、確実に、妖怪としても成長しているのであった)』 [Wed 3 Aug 2005 05:49:57]
◆南条菫 > (ほんとは一花の気を紛らわそうかとした行為なのだが、遊んでくれると言う解釈でも問題なし。尻尾を掴まれると、ちょっとびっくりしたのか耳がぴくーん! と)では、今までどおり・・・一花さんとお呼びいたします。ヒミツのお話しを聞いても、私にとって、一花さんは一花さんですから。何にも変わりませんよ。(にこっと笑って、楽しげに笑うあなたを見つめよう)ひとまず、今日のところはゆっくり休んでください。それでもまた先ほどのような症状が出るのであれば、本当に一度専門の方にみてもらったほうがいいでしょうからね。(やさしくイツカに語りかけるように促しながら、開いた宿宿屋のドアをくぐった) [Wed 3 Aug 2005 05:46:09]
◆園内一花 > ……ん…うん。…そうですね、少し心配になって来た… ( 祓い師と言われると、そう言えば古代遺跡でオバケっぽいのを見たっけと…じんわり不安になったりして。 眉根を寄せる、単純 ) 〜って、ゃッ、ちょっとっ…もう! ( 擽ったそうに身を引きながら、遊んでくれる(何)のなら、チャンスは逃さず尻尾を掴まえようと。 〜ぱっと見、本当にどこまでも大丈夫そうだろう ) 〜んン…“ちゃん”でも、そのままでも… ( ちゃん付けはくすぐったい気もするけれど、別に普通の呼び方だと思うし…「お任せ」と楽しげに笑う ) …さあ…ここに、居ると思うのですけど。 どんな物にでも…その辺の石ころなんかにも、“気”というものは通っているのだそうで… それが無いから、存在しない。という事でしたけど… ( 見る人から見ればそういうもの、例外を認めなければ、答えなどなく…謎かけにもなりはしない。 眼を瞬かせる相手を面白そうに見る顔は、どう言おうとそこにある ) 実は妖怪、実はライカニア…何でも良いですけど、そんなものなんじゃないかな… ( 呟きながら、宿の扉に手をかける ) [Wed 3 Aug 2005 05:31:47]
◆南条菫 > 私は専門のモのではないですから、さっぱり分かりませんが・・・。不安でしたら、一度病院か祓い師の所へいったほうがいいですよ。今は軽くても、後になって症状が重くなることもありますから。(念のために、と続けてから、大丈夫だという彼女の頬を、そっと尻尾で撫でてあげようか。不安げな顔はそのまま。やっぱり心配なものは心配だ)もちろん、それは承知しております。私もそう呼んでもらったほうが、馴染みっぽく聞こえますし。でも、私はどうなのでしょう? 一花”さん”・・・のままでいいのでしょうか?(頭を右へ左へ傾けて考える。一花ちゃん、ではいかにもまずいし、一花殿では堅苦しい。一花様・・・・いやいや、それじゃ主従だ)なんでもない存在?? はて、一体どういう意味でしょう?(存在していないも何も、彼女は現にここにいて、今もこうして自分と話しているではないか。謎掛けを解くにはまだ幼すぎる菫は、ただただ眼を瞬かせるばかりである) [Wed 3 Aug 2005 05:18:25]
◆園内一花 > ―――ぁ…ゃ、本当に、何でも。 時々あるんです、立ち眩みって言うのかな…目の前が、色々な色の光で一杯になって…色々な音が聞こえるんです… 目眩とか、耳鳴りって…こういうものなのでしょうか? ( 支えてくれた腕から、すぐに身体を離して… 話の腰を折ってしまったこと…バツ悪そうに微笑む顔には、別段疲労の色も無く、血色は良好と言えるだろう。 もう一度、頭を振って ) 〜大丈夫です。ほんの一瞬ですし…… ッあ、“菫ちゃん”って、別に、侮っているわけではありませんよ…? だけど…なんとなく、“さん”って硬いかなって… ( 『本当の姿は狐』?言われてみればその通りなのだけど…実感が沸かなくて…ただ、目を瞬くのみ ) …私も、ナイショ話――― ( しっかりとした足取りで、並んで歩きながら…ポツリと零した ) …さっき、『人じゃない』と言いましたけど…私は、『何でもない』そうなんです。 気だとか、魂とか? そういうのが見える人達に言わせると、私には、全く備わっていないそうで… 備わっていないくらいですから、私にもよく分からないのですけど。 とりあえず、『存在していない』そうですよ… ( トキノミヤコを出てヴェイトスに渡って、一人きりになっても…それを理由に迫害されるような事は無かったし。 結局実感はなく…謎掛けのような話を口にする。 宿まで、もうすぐだ ) [Wed 3 Aug 2005 05:08:29]
◆南条菫 > 菫ちゃん・・・・ですか。(片手を口元に当てて、くすっと笑う)分かりました。一花さんが、私をどう見てくれているのか、それがどうしても知りたかったから。これからも、そう呼んでくださいな。(話してくれて、ありがとう。たったそれだけの言葉なのに、心を満たしてくれる思いは、どんなものよりもずっとずっと大きくて。思わず顔がほころんだ。だが、それも次の瞬間には、驚きの顔に変わる)一花さん? ど、どうしました?(突然様子が変わった彼女を見て、慌てて体を支えようと抱き寄せるように)目眩・・・急に、どうして?(心配そうな顔でイツカを見つめながら、大丈夫? と何度も声をかける。あの瞬間、菫は自分で妖気を出していたことに気づいていなかった。だから、イツカの目眩の原因が自分のせいだとも、気づけなかったのである)私、本当の姿は狐なんですよ。育ての親に拾われてから、ちょっと訳あって、ライカニアのような姿になったんです。(生みの親に関しては、あまり良い印象を持ってない。狐は子育てが大好きな動物とされているけれど、中には産んだ子供の面倒をみずに、捨ててしまう親もいる。人間の中にも、そういう親はいるのだ。けれど、それをこれ以上イツカに言った所で、彼女に寂しい顔をさせるだけだと思い、ただ黙って俯いた)ずっと馬車でしたから、疲れているのかも知れません。宿屋へ戻って休みましょう。(すぐそこですから、がんばって、とイツカを励ます。今はまだ、己が妖気を出せるようになったこと、そして、イツカがそうしたものに過敏に反応を示すことは知らない。けれど、妖気に関しては自分のことだ。すぐに気づくだろう。そうなったとき、自分の妖気がイツカにいかなる影響を及ぼすのか。気づくのは、そう遠くない未来だろう) [Wed 3 Aug 2005 04:50:22]
◆園内一花 > ―――うん…そう、ね……“菫ちゃん”かな……しっかりしていて、頼らせてくれて、可愛らしくて…そんなひと。 ( どうのように見てる?割り切りたいけれど、割り切らなければならないと思うけれど、割り切れないのだと。 「わからないや」って、苦笑混じりに… ただ、“さん”と呼ぶのは少しぎこちなく思っていた。 侮っているなんて、とんでもないけれど…やっぱり見た目は十代に入りたての女の子だもの ) ……言うのなら、『話してくれて、ありがとう』かな…。…友達がどうしても苦手なものとか…何かあった時に知らないの、恥ずかしいですから。 ( お経が苦手とはそういう事かと、一々頷いて… 刹那 ) ………ッ!? ( 一瞬、菫の身体が菫色に包まれたように見えた…その、更にほんの一瞬後…世界が、光と音の乱舞に包まれる…。 いつもの、目眩と、耳鳴りだ――― 菫ちゃんの菫色は、何かの見間違いだっただろうか…? とうに去った衝撃を振り払うように、顔を顰めて、首を振った ) ―――ごめんなさい…ちょっと、目眩…。 ……そっか…… ( 両親の話…ちゃんとは聞いていないけど、何かあったのは聞いている。 人間だったと聞けば…武家社会で、よくぞ妖怪の子を…それと知らずとも、耳と尻尾を持つ人間を引き取ったと… ) …凄い人ですね、御両親は。 …でも、そんな風には言わないで… 何も理由が無いのに、我が子を愛さない母親なんて… ( そういない。 と思う。 …言ったところで仕方のない事、慰めにもなりはしないけれど… 寂しそうな表情は、ただ切なくて ) ( 波乱万丈、大変な人生だと思って… それが人事みたいに感じているようにも思え、嫌になった ) [Wed 3 Aug 2005 04:32:25]
◆南条菫 > 妖怪となった者の腹から生まれた者は、生まれながらにして妖怪なのです。私がスートリア系の術を苦手としているのも、そういうわけがあります。(そうやって丁寧に説明してみせる。もう少し驚くかと思ったが、イツカが見せた表情は、いつもと変わらぬ顔だった。それが嬉しくて、ついつい頬を赤らめる)では、イツカさんは私をどのように見ていらっしゃるのでしょうか。尊敬する侍? 愛らしい妹? それとも、恐ろしく見えない妖怪?(月明かりに照らされて、静かに微笑む菫。淡い輝きは銀色の毛並みを照らし、艶やかな輝きをもたらす。ほんの一瞬ではあったが、菫の体を薄い膜のような妖気が包み込んだ。それはすぐに消えてしまったけれど、妖しくも怪しい・・・・・紛れもない”菫”の”色”であった)妖怪らしく見えないのは、人間に育てられたためでしょうね。私を産んでくれた母狐は、子育てに興味を示さなかったようです。(最後のほうは寂しそうに、そっと月を見上げるのであった) [Wed 3 Aug 2005 04:13:09]
◆園内一花 > ―――え…っと。 ( 大きな耳と…後ろで揺れている尻尾に眼をやって。 繋いでいる手はずっとそのまま…菫さんの言葉が止まるまで、空を仰いで静かに聞いた ) 聞いたことは、あります…御伽噺で。 300年っていうのは、知りませんでしたけど…凄いですね… ( 途方も無い時間の感覚に、一つ首を振ってから…視線を菫さんの眼に戻そう。 驚いたと言うより… ) …ごめんなさい、よく分からないって言うのが、正直なところです…。 菫さんの事はライカニアだと思っていましたけど…ライカニアの事だって、何も知りませんし…。 ( 曖昧な微笑…ちょっと困った風な、いつも通りの表情で、手を握ったままの相手を見つめ ) …侍の菫さんと、妹みたいな菫さん…ちゃんと分けて考えられないから、困るんです。 …侍として尊敬するのなら、妹みたいに接する…と言うか、あんまりじゃれたりするのは失礼だと思うけど… どうしても可愛らしく見えてしまう時も、ありますし。 思い切って線引き出来ればいいのですけど…頑固なのかな。 ( 下げられた頭を、そっと撫でる… ) 〜だから、妖怪でも、何でも…やっぱり、分けては考えられないと思います…。 『化け狐』なんて言われると、おっかない気もしますけど…菫さん、御伽噺に出て来る悪い妖怪とか、そんな感じしませんし。 ( …深刻な話だと思うのだけれど、実感が沸かない申し訳なさに…己はもしかして頭が弱かったりするのではないかと、苦笑を零す ) ―――ううん …上手く、言えないな… [Wed 3 Aug 2005 04:00:48]
◆南条菫 > (イツカと向き合うような格好になってからしばらく、菫は頭の中で紡ぐべき言葉を組み立てていた。そうして、たっぷりと間をおいてから、微笑を浮かべてそっと口を動かした)今まで黙っていましたが、私は・・・人ではないのです。(それから、大きな耳をゆっくりと動かして)妖狐、というものをご存知ですか? 狐や狸は、齢300年を経て妖怪となるわけですが、そうして出来た化け狐が産んだ子供が、私なのです。(ライカニアにしか見えないでしょうけれど、と微笑みながら)いずれは私も妖怪らしく、妖気を纏うようになるでしょう。侍としての私、少女としての私、そしてもう一つ――妖怪としての私。そのどれもが、南条菫なのです。(隠すつもりはなかった。だから、今まで黙っていたことを、静かに頭を下げることで詫びよう。もうイツカという親友に対して、自分を隠す必要はないのだから。 [Wed 3 Aug 2005 03:41:12]
◆園内一花 > あはは…うん、ちょっとだけ?〜だけど、菫さんのは謝ることじゃありません ( 「おかしい」改めて言われると…素直に頷いた。 ちょっとぎこちないけれど…不思議と、嫌ではなくて ) 〜ええ、竜洞の方で会えるかもしれませんし… ( 言いながら、足は動かし続け…止まった菫さんに、一歩踏み出してから振り返る。 ちょうど、向かい合うような感じに… ) …? どう、したんですか…? 改まって… ( 大事な話なのだとは、思ったけれど… 侍ギルドに所属して、身元もしっかりしている。 何者なのかなんて、かなり今更な気がして…首を傾げながら、風に煽られた髪を押さえた ) [Wed 3 Aug 2005 03:32:03]
◆南条菫 > (謝るイツカを暫く見つめていたが、やがてくすっと笑って)なんだかおかしいですね、私たち。お互いに謝りあったりなんかして。(遺跡で共に調査を行った仲間たちの顔が浮かぶ。思い出を振り返れば、自然と笑みが漏れた)そうですね、依頼者側が手配してくださったのですから、同じ宿ということも十分ありえます。会えたら・・・色々楽しくおしゃべりしたいですね。(歩いているうち、段々と人影もなくなってきた。さすがにこの時間だ。無理もないだろう。そろそろかな、と頃合を見計らった菫は、不意に足を止めてイツカに語りかけた)そろそろ、一花さんにお話ししたほうがいいですね。私が何者なのかを。ナナオさんには、もうお話ししたんですけど。(そよぐ風を受けて、太く長い尾をゆらゆら揺らしながら) [Wed 3 Aug 2005 03:20:40]
◆園内一花 > ???―――ぇッ、あ…そんな…菫さんが謝る事では……すみません、バカばっかり言って……。 〜そもそも私自身がちゃんと、自分の身を守れれば…散策だって出来るのですから。 第一、良く思われていないのにずかずか見て周るなんて…悪いですし… ( 痒くもない頬を掻きつつ、空を仰ぐように視線を泳がせて…もごもごと。 そんな事で謝られてしまうと、本当に守られているだけのような気になってしまって… 実質、そんなものだったとしても… やっぱり、気になる ) …ええ、もしかしたら、同じ宿かもしれませんよ? ( 同じ依頼主の手配してくれた宿だもの。 楽しい二人…賑やかな様を思い出して、つられるように微笑んだ。 ラムザさんと先生が居ないのが、残念 ) [Wed 3 Aug 2005 03:11:55]
◆南条菫 > (冗談だと首を振るイツカを見て、少し安心したような顔で息を吐く)・・・・すみません、私がもう少し強ければ、そういうところを散策してもいいのですけど。(寂しそうに笑みを漏らして、イツカに言葉を送ろう。今の己の力量をわきまえているからこそ、彼女の既望したようなことをさせてあげられないのが、なんだか申し訳なくて)どうでしょうか? もうヴェイトスを出発したとは思いますが。・・・あえると、良いですね。(最後のほうはふっと笑みをこぼして、イツカを見つめる。耳をぴこぴこさせて、こちらも宿へとのんびり歩を進めようか) [Wed 3 Aug 2005 03:01:59]
◆園内一花 > ………ぁー…ぅん、分かってます。 ( 失敗。眼を伏せてしまった菫さんの手、きゅっと握って。 勿論冗談、と首を振る… 「有事なんて起こらない、きっと大丈夫」とは言えなかった ) 〜後で、宿の人にでも聞いて… うん、見に行っちゃえば早いですし。 ( とは言え、何にしても、人里と往復出来る場所なのだ。 なんとでもなるだろう。 頷いて、微笑む ) …やっぱり、トキノミヤコともヴェイトスとも違う…路地裏とか入れたら、面白そうですけど… ( ちょっと、好奇心だけで散歩が出来る雰囲気でもないと思えば…自然、足は宿の方へと向かう ) そういえば、ナナオさんとココさん…もう来てるのかな… ( 自分達は、割と遅い方にも思えて…会えるだろうか?と首を傾げた。 …街並みを見る事事態は楽しいし、早速ホームシックなんて事はないと思うのだけど ) [Wed 3 Aug 2005 02:53:28]
◆南条菫 > (こんなことなら、出発前に火竜の住処がどうなっているのか具体的に聞いておけばよかった。しまったなぁ、といまさらながらに後悔。竜洞に近いこのクリスティアの民なら、その辺りのことも詳しいとは思うのだろうけれど)分からないときは人に聞く! とは言いますが、ここでそうおいそれと尋ねてよいものか。(ふむぅ〜と小首を傾げて唸る)そうですね。様子見程度に足を運んでみましょうか。(とりあえず、笑顔で答える。しかし、中には竜以外のモンスターも生息すると聞いているので、油断は出来ない)・・・・一花さんがそう望むのであれば、私もお付き合いいたします。ですが・・・有事の際に、ここでは貴女を守り通すことは・・・困難です。(最後のほうは節目がちに、すまなさそうに答えた。彼女が無理に元気に振舞おうとしているのもわかる。それが、余計身にしみた。ここでは自分たちは完全に孤立してしまっている。土地勘も聞かなければ、頼れる知り合いもいないのだ。さっさと用を済ませてここを去るのが、街の人にとっても自分たちにとっても一番良い選択だと思えたから。それに・・・一花に対して、気休めは言いたくない) [Wed 3 Aug 2005 02:30:59]
◆園内一花 > ―――ううん…分かりません。 もしかしかしたら、暑いくらいかもしれませんしね。 ( 自分の印象に正直に従うのなら、暑いと思う。 だけど地図を見ればすぐ脇に万年雪の霊山だ。 むむむ と、空いている手を顎に添えて、唸る ) 〜マントなら持って来ていますし、様子を見てからでいいかな。 ダメそうだったら、すぐに戻って来れば良いですし… ( とりあえずここは、そう寒くない… と思う。 正直な所、買い物を楽しむような雰囲気でもないと思うし――― ) …期限まで、余裕ありますからね。 〜生活費が出して貰えるんだから、ギリギリまで居ちゃおうかなぁ ( こちらを見る顔に…空元気っぽく、笑って見せた。 空回り気味かもしれない。 だけど、なんとなく…空気が重くって ) [Wed 3 Aug 2005 02:21:19]
◆南条菫 > (イツカと二人、並んで歩く。重なる手に力が込められたのに気づくと、そっと彼女の顔を見た)そうですね。お風呂に入れなくなるのは、さすがに御免被りたいです。(こちらも開いた手を口元に当てて、おかしそうにくすくすと笑ってみる)服・・・ですか?(そう問われれば、きょとんとした顔で目を瞬かせる。自分の格好を見直してから、難しげな顔で唸る)なにか買っていったほうがいいでしょうか、やっぱり。 [Wed 3 Aug 2005 02:09:55]
◆園内一花 > ……ん……。 ( 触れる手に、「ごめんなさい」と呟いた。 確かに軽率だ。 少しそわそわと辺りを見回して… 引き寄せられるまま、肩を合わせる様に並んで歩き…こちらも少し、手に力を入れて ) …残念ですけど…あんまり、出歩かない方が良いかもしれませんね。 仕事が終わるまでは…宿に居られなくなると、お風呂に入れないのは困りますし… ( 自分で発してしまった、重めな話。 気を紛らわすように、冗談めかして言ってみた。仕事の性質上…臭わないとは言われても、お風呂には入りたい。 いや、本当に ) …うん……難しいですね……なんだか、寂しいな…。 …きっと、当たり前に持ってしまう意識で…「寂しい」なんて感じていても、私だって少なからず、そういうのはあるのでしょうけど… 〜ぁ、服…大丈夫でしょうか? ( 自分はハードレザーアーマーも着込む積りで、とりあえず、そのまま行ってみようと思うのだけど。 …菫さんの着物に目を落として、少し心配そうに ) [Wed 3 Aug 2005 02:01:52]
◆南条菫 > (似て非なる感じを受けるのは、支配しているものの違いであろう。風潮や格式に対して、ここでは宗教思想どちらも形のないものだけど、その特色は眼で見えるし、肌でも感じられる)うーん、つまみ出されそうな雰囲気ですね。観光です、といって果たしてどこまで許されるのやら。皆目検討もつきません。(こちらも困ったように顔を渋めて、片手を頬に当てる。パプテス教には、異端審問会、という組織が存在する。詳しく走らないが、「パプテス以外に真の教え無し。故に異教などない」とまで公言した事実は有名だ。それだけに、彼らは異端の存在を許さない)人は自然と、似たもの同士で集まるものです。そうして出来た集団は、すべからく自分たちと異なる存在を嫌い、あるいは恐れ、遠ざけようとするのですよ。(イツカの手をそっと握ろうとする。それが適えば、彼女を己の傍に引き寄せるようにして歩くだろう。ここでは、そういう話はあまりしないほうがいい、とささやきながら。熱心な教徒にでも聴かれたら面倒だから)個人を支配する組織として存在しているのですよ。従わなければ、同じく異端・・・。つまりはそういうことなのでしょう。(悲しそうな顔で、ふっとつぶやいた) [Wed 3 Aug 2005 01:44:56]
◆園内一花 > ( 何となく、故郷と似たもの感じて…困った風な苦笑を零す。 根底にあるものは違うのだろうけど… ) …実際に見てみないと、分からないものですね…。 教会とか、覗いてみたかったのですけど…この感じだと、ちょっと難しいかな… ( 遠巻きに嫌そうにされるだけなら、まだいいけれど… どこかピリピリしたものも感じ取れて…。 物珍しそうに立ち並ぶ建物を眺めながらも、菫さんと離れないように ) …イエロティアやブラリティアを嫌う人が居るとは聞きましたけど…どうして、嫌われるのかな…。 ( ラムザさんがネイティブの村で向けられたそれとも、性質が異なるような気がする…。 戦争とか、したんだっけ…? ) ヴェイトス島の支配権を欲しがっているとか…そういう話って、一般市民の個人同士では、あまり関係ないと思いますし……ううん……。 [Wed 3 Aug 2005 01:32:46]
◆南条菫 > (すれ違う街の人々から向けられる、冷ややかな視線。言葉が通じるとはいえ、やはり菫たちはよそから来た異端者なのだな、となんとなく感じとる)私も、ここまでとは思いませんでした。なんともかたくるし・・・もとい、窮屈そうな・・・。(イツカと同じように辺りに視線を向けつつ、大きな三角耳を動かして、辺りの音に注意を向ける) [Wed 3 Aug 2005 01:18:46]
◆園内一花 > ( 清楚と言うか、質素と言うか…石造りで区画整理の行き届いた街並みの第一印象は、「どこか神経質」 ) …厳しい、と言うか…何でしょうね…クリスティアって言うと、もうちょっと、こう…華やかなイメージがあったのですけど… ( やはり辺りを見回しながら、時折合う街の人の視線がなんだか冷たくて…小さくなった ) [Wed 3 Aug 2005 01:14:28]
◆南条菫 > (王都クリスティア。その厳かな名が示すとおり、この街は周囲を頑丈な城壁に囲まれ、その中で人々が営みを紡ぐ。ヴェイトスのような、異文化が交じり合ったある種の派手さはなく、パプテスの教えが清楚な作りの町並みにも、色濃く現れていた。本当はすぐに竜洞へと向かいたがったが、菫も異国の町を見物したいという想いには勝てなかったのだ) [Wed 3 Aug 2005 01:06:48]
お知らせ > 園内一花さんが来ました。 『( その横に付いて、おのぼりさん風に、けれど少し気まずそうな )』 [Wed 3 Aug 2005 01:05:47]
お知らせ > 南条菫さんが来ました。 『(ぶらぶらと夜の街を見物)』 [Wed 3 Aug 2005 01:01:40]
お知らせ > ハンダ@酒場さんが退室されました。 [Wed 3 Aug 2005 00:02:01]
◆ハンダ@酒場 > (ごびり、とスープを呷って。) (――一晩ぐっすり寝たら、また頑張ろう…。) [Wed 3 Aug 2005 00:02:00]
◆ハンダ@酒場 > (別に、急いて終わらす理由も無いのだが、クリスティアの村でだらだらする理由も無い。) 帰ったら海に行こかな。 (暢気な計画だって立てる。夏休みの子どもと大差無い、年がら年中日曜日みたいなもんだけれど。) (右肩の怪我は捨て置いても大丈夫だろう。自分が呑む分をちょっとケチって消毒もした。 …本等に判子注射の後みたいになってビックリした。) どーせなら刺青の方が。 (でも似たようなのは左腕で間に合っている。) (――酒場の空気に耳を澄ました。 馬鹿騒ぎの声が見える。若者だらけだったのが、何と無くヴェイトスと違うな、と思った。) [Tue 2 Aug 2005 23:53:29]
◆ハンダ@酒場 > (左手を ぐぅぱぁ とやった。 …動きが鈍い。) ンンー…、 (手袋の下は包帯が斑に染まっているのだろう。) …でも、ま、あと一日じゃしな。 (ぐぅぱぁ、も、遣っていれば其の内痛みにも慣れるのだ。「何とかなる」と思えば何とかなるもんだ。) ンむ。 (動きを確かめながら、じっくりコトコト煮込んだスープを啜った。) [Tue 2 Aug 2005 23:41:55]
◆ハンダ@酒場 > (ちなみに、クリスティアの城壁の外の酒場だ。 中には入れてもらえなかった昨日。) (…そりゃァ、ジャイアントリーチの粘液に塗れてたりとか、片手やら肩が血塗れになってたりとかするような不審人物は門で弾かれたって文句云えないが。) (洗濯しようと思って、ついでに風呂代わりだと思って近くの河に飛び込んだら傷は染みるし。…宿が見つかったのは良かったけれども。) (長くなったがともあれ。 一日ゆっくりして、酒場だ。門限に間に合わなかった奴等の溜まり場。) [Tue 2 Aug 2005 23:36:07]
◆ハンダ@酒場 > (――の隅っこの円卓。) (療養中とは名ばかりの晩飯中。) [Tue 2 Aug 2005 23:27:12]
お知らせ > ハンダ@酒場さんが入室されました。 [Tue 2 Aug 2005 23:24:05]
お知らせ > ハンダ@城下町さんが帰りました。 [Tue 26 Jul 2005 18:43:53]
◆ハンダ@城下町 > うン。 …うン。勿論。気ィ付けて持って帰るッさ、 (箱を手に。) そいじゃ。 (おつかいは、無事に帰ってこそおつかいなので、) (いまやっと半分まで来たんだなと、溜息は立ち去りながら。) [Tue 26 Jul 2005 18:43:49]
◆ハンダ@城下町 > (今さっきまで喋っていた相手が急にマネキンになってしまったかのように。) (とても虚しくて寂しくて、…悲しかった。) …………なァ、 (酷く情け無い声が出た。) (店主は笑い出した。 謝りながら、笑って、「わざとだよ」と云った。) (咄嗟に湧いたのは腹立たしさだったが、其れよりも安堵が勝ってしまった。「良かった。見えてたンか」) (客が少ないからたまにからかってみたくなるのだと、――店主は、中々に悪趣味な楽しみを持っているらしかった。) ほい。代金。 (ぐ、と幾枚かの金貨を握らせて、代わりにずっしりとした箱を一つ、受け取った。) [Tue 26 Jul 2005 18:38:39]
◆ハンダ@城下町 > (大事に持ってきた(でも皺くちゃの)メモを、店主に広げて見せた。 店主は瓶底みたいなレンズを擦ってからその眼鏡を掛けて、見た。――頻りに頷いていたから、きっと、ミミズがサンバを踊っているような字でも読めたのだろう。) 俺、使いを頼まれちょるの。 (ぴ、と己を指差して。) せやから、売って欲しいけェ。 でないと困る。 (店主は枯葉色のキセルをゆらゆら揺らしながら、暫らく、聞こえない振りをしているようだった。) (まるで、目の前に男など立っていないかのようにだ。) ……………。 (何か声を掛けようとしたが、いまの店主には何も届かないように思えて声が出なかった。) (「目の前に居るのに、」 そう云っていたら、どうしてだか、泣いてしまうかもしれない、と男は思った。) [Tue 26 Jul 2005 18:34:04]
◆ハンダ@城下町 > (入って直ぐに部屋の終わりが目前に迫っていた。) (つまり、店は猫の額ほどの敷地に建っているのだ。 路地を形成するのはこうやって、犇き合った店たち。) 表通りは結構、几帳面に整理されててンけどな、 (「表があれば裏がある」 店主は笑った。茶色だけでカンバスに描き殴ったような店内。此処には全ての茶色があるみたいだった。) [Tue 26 Jul 2005 18:18:14]
◆ハンダ@城下町 > (――路地裏の本屋にて。) [Tue 26 Jul 2005 18:14:17]
お知らせ > ハンダ@城下町さんが入室されました。 [Tue 26 Jul 2005 18:13:33]
お知らせ > ルードヴィッヒ@ハーグリヴ本邸さんが退室されました。 『( つまらぬ用でヴェイトスを離れてしまった、と肩を竦めて。 )』 [Mon 25 Jul 2005 00:33:39]
◆ルードヴィッヒ@ハーグリヴ本邸 > ( 告げれば、 「 失礼 」 と、一礼をし、部屋を去る。 ) [Mon 25 Jul 2005 00:29:44]
◆ルードヴィッヒ@ハーグリヴ本邸 > このハーグリーヴ家の当主は、このルードヴィッヒ・クラレ・ハーグリーヴであることは、努々お忘れなきよう。 [Mon 25 Jul 2005 00:29:18]
◆ルードヴィッヒ@ハーグリヴ本邸 > 何を言われようと、私はヴェイトスの別邸でもう少し過ごしますよ。 その代わり、あなた方には此方でのハーグリーヴ家(をお任せしているでしょう? お好きになさってください。 ――――――――但し。 ( 青の双眸が強まる。 ) [Mon 25 Jul 2005 00:28:19]
◆ルードヴィッヒ@ハーグリヴ本邸 > ( ごちゃごちゃと叔父達は何事か言い合っているが。 少年は呆れたように立ち上がり、歩き出す。自室へ戻ろうと。 そして、振り返り様、扉の前で言うのだ。 ) [Mon 25 Jul 2005 00:26:52]
◆ルードヴィッヒ@ハーグリヴ本邸 > 叔父上、其れほどまでにご心配なさらずとも。 私は吸血鬼に憧れているとは言えど、人の生き血を啜ったりは致しませんよ。 ( ふふン、と自信満々に言う言葉には、彼の幼い頃からの従者、ヴィルは 「 何処が。 」と、うんざりした顔で嘆息する。 ―――彼の其の異常な嗜好を満たすため、彼を始めとした極、極側近の者達は、時折主人である少年に、僅かな生き血を献上せねばならぬことがあるのだ。 流石に本物のよに齧り付かれて吸われるわけではないが。 ほんの少し、皮膚を切り、其処から僅かな血液を採取する。 ) 其れに、部屋の趣味も云々仰りたいんでしょうが。 其処は私の個人の空間。 何人たりとも迷惑はかけておりません。 それでも問題があると――― ? ( 横柄な態度のまま、少年は話し続ける。 ) [Mon 25 Jul 2005 00:25:34]
◆ルードヴィッヒ@ハーグリヴ本邸 > 私の趣味? 其れは私の自由でしょう。 何を嗜好としていようが。 ( ハンッ 鼻で笑うように言い捨てる。 少年の嗜好とは。 ――――吸血鬼に憧れているのである。 いつぞやからか、そんな滑稽な思想を描いていた。 何故人から敵対視される闇の種族に惹かれたか。 其れは彼の隠された、真の嗜好―――血液嗜好症(に由来した、もの。 ) [Mon 25 Jul 2005 00:20:57]
◆ルードヴィッヒ@ハーグリヴ本邸 > ( 少年は大袈裟な芝居がかった口調で話す。 目前に控えるのは、代々ハーグリーヴ家に縁のある親戚の枯れた貴族達。 ) [Mon 25 Jul 2005 00:15:03]
◆ルードヴィッヒ@ハーグリヴ本邸 > ――――ですから。 一体、叔父上達は何をご心配されておるのですか? 私は、ヴェイトスにて遊学中です。何ぞ不審がられる事が御座いましょうか? ( 其の一室の真ん中。 不必要な程に豪奢な其の部屋の中でも一際目立つ大きな椅子に尊大な態度で腰掛けた金髪碧眼の少年。 若干17歳にして、先代当主の不慮の事故による死亡。其れにより、必然的に一人息子である彼が爵位を継承したのだが。 随分な放蕩息子だという専らの噂である。 )(――――ルードヴィッヒ・クラレ・ハーグリーヴ。 其の人である。 ) [Mon 25 Jul 2005 00:13:33]
◆ルードヴィッヒ@ハーグリヴ本邸 > ( 其処は広い広い部屋。 クリスティアの一子爵。 さしたる有名な貴族でも無いが、没落貴族でも無い。 其れなりの、貴族。 其の貴族のクリスティアにある本邸。其の一室である。 ) [Mon 25 Jul 2005 00:10:18]
お知らせ > ルードヴィッヒ@ハーグリヴ本邸さんが入室されました。 『( 応接間、か、さも無くばサロンのような。 )』 [Mon 25 Jul 2005 00:08:57]
お知らせ > 艶子@宿さんが帰りました。 『部屋が暗くなれば目を閉じた。』 [Sun 10 Jul 2005 23:57:26]
お知らせ > アイソンさんが帰りました。 『 ――明日からが本番、と闇の中頷きを返そう。 』 [Sun 10 Jul 2005 23:55:51]
◆アイソン > ――…… 嗚呼―― ……まあ、一般論ですよ。( 足音を立てぬ歩みは裸足ならば尚更。言葉に詰まる様に軽く眉を寄せて、何か含ませた心算も無いのだが。 ……ぐる、と困ったように咽喉を鳴らし。 ) ……。( 「如何でしょうね。」とは、自分が善人かどうかの言葉に返した小声。自分が「いい人」だと胸を張れる事を、して来たか、如何か。 ) ――。 ( 黙考は言葉に遮られ、頷き、ベッドに潜り込む中、枕元に立てた木刀。 ……何だか可笑しいと思えた、何故かは、知らないけれど。目を細め ) ……ええ、出来る事を、全力で。 ( 言葉返せば、ランプの硝子蓋を開けて、ふ、と吹き消し―― ) [Sun 10 Jul 2005 23:55:16]
◆艶子@宿 > ――えっ。 …や、その…。 ( 不意にそんなことを言われるものだから、横たわったままの顔に驚きと戸惑いが入り混じる。照れを振り切るように話を強引に進め。 ) …じゃあ兄ぃは私のこといい人だと感じてるんだなっ、だって兄ぃはいい人だもの。 ……まあ少なくとも悪い人じゃあないと自分では思ってるけど。 ( と、何だか屁理屈っぽいことを言ってみた。 首を傾げるような相手の仕草には特に言葉を付け加えることは無く、だって「一緒にご飯食べに行きたい」っていうのは恥ずかしいじゃないか。そういうのはヴェイトス市に戻ってからにしよう、仕事を無事終えたお祝いとして。 ) うん、今まで以上に気を引き締めていくとも。 ――っとと、ちょっとまってね…。 ( ランプの火が消える前にすぽーんと靴を行儀悪く脱ぎ捨てて、木刀は枕元に。布団の中にもぐりこむ。 ) ……――兄ぃ、頑張ろうな。 ( ベッドから顔だけ覗かせると、ランプの火を消そうとするアイソンにそう告げた。 ) [Sun 10 Jul 2005 23:48:16]
◆アイソン > ……いい人、と感じるのは自分がいい人だからだ、と昔聞いた記憶が在ります。 ――けれど、話してみなければ良い人も悪い人も判りませんね。( 話してみれば、だ。 …排他というのは壁を作る事に他ならないのだし、そんな言葉に目を細め「ええ」と肯きを返す。 ……ヴェイトスに居ると他人の種族や国籍なんて如何でもよくなるのは、悪いことじゃあないと思うのに。 ―― 一部のホワイティアは其れが堕落だと断じる。難しい話だ。 ) …?――ええ。 ( ちろ、と見遣る視線に目を丸く。 ――継いだ言葉に、畳んだ地図を寝台の傍の小さなテーブルの上に載せながら、 ) …ですね、今度こそ隊商の護衛でも何でもなく、漸く冒険――のようなものですし。( 冒険、にしては地図でルートが可也定めれてしまっているけれど。 ) ……英気を養って、明日からの山登りに備えましょうか。 ( ――した、と小さな音は寝台を素足で降りた音。壁に据え付けられたランプの火を―― ) ……消しますよ? [Sun 10 Jul 2005 23:37:34]
◆艶子@宿 > 私も国に居たころは外国人を見てビックリして威嚇したりもしたけれど、話してみると言葉は片言でもいい人達だったよ。そしてお団子奢って貰った覚えがある。 ――此処の人たちも試しに話しかけてみればいいのにね。 ( ヴェイトスにわたってからと言うもの、とりあえず頭と身体と手足がついているのは人間だと認識するようになってしまった。 ) んー…… 遣り残したこと、か。 ( ちらりと相手の方を見やり、まあご飯を一緒に食べるのならこの宿の中で済むか、と考えた。二人で外食としゃれ込んでも店の人間に嫌な顔をされたんじゃ楽しめないし。 ) いや、この街では特に無いよ。ご飯を食べて、明日に備えてゆっくり休もう。 [Sun 10 Jul 2005 23:30:03]
◆アイソン > ( ――そんな作戦が内心企てられているとは知らぬ身の上。知っていたとしてもめー、としかって終了なのだろうがさて置き。ごろりと寝転ぶ様子を視線で追い、亦地図に視線を落とす。 ) ……でしょうね、人間以外の種族には更に厳しいですよ。( 吸血鬼や悪魔どころか、獣人やドワーフ等「泥臭い」種族は露骨に顔を顰められる事だって少なくない。自身が本国のメイド時代にヘッドドレスで耳を隠しスカァトの中に尻尾を隠していたのは実際、主人の顔を潰さぬ為。 ――「でしょうね」と軽い苦味を混ぜた笑みで肯き、地図を畳む。 ) ……殆どの冒険者がクリスティアだけは避けるのも判りますしね。排他で言えばアマウラと同じだと思っています――さて ( …ぎ、と背を伸ばし。 ) ――明日は昼頃に出る心算ですが、何か遣り残したことは在りますか? ( 買い物。観光。 ――後者は恐らく在るまいとは聞いて判ったが。 ) [Sun 10 Jul 2005 23:22:14]
◆艶子@宿 > ( 二つの内の寝台の一つ、兄ぃが座ってないほうのベッドにぽんと身を投げる。靴を脱ぐのが面倒だったので足は床に下ろしたまま。 …もしベッドが一つの部屋に押し込まれていたらアイソン兄ぃは床で寝ていただろう、そして寝相が悪いフリして床に転がり落ち隣で寝よう作戦が決行されていた…かもしれない。残る手は寝ぼけた振りしてベッドを間違えよう大作戦だが、これはちょっと無理があるゾ!…いや、これも心の奥底でちらっと考えた事なのだが。 ) うん、もういつでも着れるようにしてあるよ。色々見て回ったけど、イエロティアには冷たい街だったよ。 ( 宿でずっと身体を休めていた兄ぃを見てそう言った。けれど二人で夕食でも食べに行きたいとは少し思うのだけれど。 ) [Sun 10 Jul 2005 23:14:53]
◆アイソン > ……お帰りなさい。( 寝台は二つ。元々主人はフェアリンの貴族なればフェアリン語は其れなりに使える。言葉が通じなければ恐らく勝手な理屈で一つの寝台の部屋に押し込まれていただろうと思うと冷や汗が出るが。 ――その片方の寝台の上で腰掛け乍、靴を脱いだ侭に胡坐を掻いて地図の確認中。声のした方に視線を向ければ顔を合わせるか。 ) ……――明日には出ますから、そろそろ冬服の準備をして置いてくださいね。 ( …なんて、引率の先生の台詞の様だ。遠足の。自分は結局クリスティア見物は一切せずに休養と準備に充てた、寝ずっぱり、と罵られそうな勢いで、だが。 ) [Sun 10 Jul 2005 23:09:10]
お知らせ > アイソンさんが来ました。 『 ――嗚呼。 』 [Sun 10 Jul 2005 23:04:45]
◆艶子@宿 > 兄ぃー、艶子が今帰りましたー。 ( ガチャンと借りている部屋のドアを開け、中に居るであろう旅の連れにそう声を掛ける。何時ものクセでうっかり靴を脱ぎそうになって、西洋の家は土足だったんだと思い直してそのまま奥へ。ブーツは頑丈だけど、ちょっと脱ぐのが面倒だ。 この部屋の中に土足で踏み出す第一歩に背徳を覚えるのは我らトキノミヤコ人だけの楽しみであろう…! ) [Sun 10 Jul 2005 23:02:26]
お知らせ > 艶子@宿さんが来ました。 『たーだーいーまー。』 [Sun 10 Jul 2005 23:00:44]
お知らせ > 艶子さんが帰りました。 [Sun 10 Jul 2005 21:14:36]
◆艶子 > ( 周りに睨まれる中、ふふん、とちょっと勝ち誇ったように笑うと、兄ぃと二人で泊まってる宿に向かって歩き出した。 ) [Sun 10 Jul 2005 21:14:01]
◆艶子 > ( …ふと、屋台を見かけ興味が沸いて近づこうとしても、店主はあからさまに嫌そうな顔を此方に向けた。 …この調子だと、くれっていっても無視されそうだ。 ぶすっと膨れっ面を一つつくると声を掛けずに通り過ぎた。そして…トキノミヤコ語で周囲にわざと聞こえるように言う。 ) コソコソと塀の中に奴隷みたいに詰め込まれて、性格捻じ曲がっちゃったのかねェ。街もヴェイトスに比べてちっさいし、ちょっとがっかりかなー。 ( 彼らには私が何を言ったのか判らなかっただろうが、口調からそれが自分達を馬鹿にする台詞だというのはわかったはずだ。でも、何を言われたのかわからない、せいぜい「ヴェイトス」という単語を聞き取れたくらいか。 ――これがどれだけ腹の立つことか! ) [Sun 10 Jul 2005 21:12:03]
◆艶子 > ( …いや、これが普通なのかもしれない。トキノミヤコだって肌の白い外国人を天狗だとか鬼だとか怖がっていたし、東洋人なんて西洋人からみれば迫害の対象でしかないのだろう。移民だらけのヴェイトス市とは違うのだ。 …が。 ) なんというか、辛気臭い。私の国の白人への差別は「恐怖」だったけど、この視線はあからさまに馬鹿にされてる感じだ。 ( 別に観光目的で来たわけじゃあないが、どんな街か楽しみにしていた面もあるので…。 ) 兄ぃは大丈夫かな、ヘンな因縁つけられてなきゃいいけど。 ( と、寧ろ彼の方が思っていそうな心配事を呟き、視線が集中する中通りをぶらぶらと歩く。 ) [Sun 10 Jul 2005 21:03:58]
◆艶子 > ――微妙に視線が痛い、ような。 ( 街道馬車の旅を終え、ようやくクリスティアへとやってきた私とアイソン兄ぃ。大雪山へ挑むのはもう少し日にちを置くとして、少しだけこの街の雰囲気を味わおうと一人見知らぬ道を歩いているの、だが。 …さっきから、通行人はちらちらと私の方を見たり、ヒソヒソと何かを話したり、目が合えばわざとらしく視線を逸らしまるで居ない物として扱われているような、そんな感覚。 ) [Sun 10 Jul 2005 20:58:00]
お知らせ > 艶子さんが来ました。 『…なんか…。』 [Sun 10 Jul 2005 20:54:28]
お知らせ > ザブ@町外れさんが帰りました。 [Sat 2 Jul 2005 19:30:54]
◆ザブ@町外れ > (荷物を背負い直し、噛んでいたスルメ代わりの草を吐き出して、) (鼻息一つを残して歩きだす。) [Sat 2 Jul 2005 19:30:53]
◆ザブ@町外れ > (脱いで証明してやろうかと思ったが、最終的には禁忌の種を暴露せにゃならン。其れは何とも馬鹿馬鹿しい。) ……河に逆戻りか。 あーあ。あたしにゃァ野宿が似合いってこったなァ。糞ッ。 [Sat 2 Jul 2005 19:27:18]
◆ザブ@町外れ > (浴場が無い事は無い。けれど、――嗚呼、こう云うときばかりは両性風貌を悔しく思う。) どっちにも入れねェと来たもんだ。 (タイル張りを目の前にして、だ。) [Sat 2 Jul 2005 19:23:14]
◆ザブ@町外れ > 風呂が無ェッて何。…パプテスの阿呆が。 (周りに誰も居ないのが幸い。白い壁に押し潰されそうになる。) [Sat 2 Jul 2005 19:21:12]
◆ザブ@町外れ > ――ッあーりえ ねー…よ。マジで。 (ぐだぐだ抜かしながら、女はクリスティアの城壁の外に居た。) [Sat 2 Jul 2005 19:18:40]
お知らせ > ザブ@町外れさんが来ました。 [Sat 2 Jul 2005 19:14:48]
お知らせ > バーナード@酒場さんが帰りました。 [Fri 1 Jul 2005 23:42:43]
◆バーナード@酒場 > (一旦、休めていた手を片腕を垂らすようにして容器から手放し、其の物体を片腕のみで支えながら、また持ち上げて寄せれば、口元に触れさせた。先程と同様に角度を上げて、液体を咥内へと流し込む。持て余した暇に終止符を打つように一息に飲み干さんと喉を何度か鳴らせば、短時間で容器の中身を空にする事だろうか。そして、休む間も無く、腰掛ける木製の椅子を小さく軋ませてから立ち上がれば、乱雑にも壁に立て掛けていた外套と鞘付きの剣を拾い上げる。帯剣し、外套を羽織準備が整えば、懐より金銭を取り出して、勘定した。そして、最後に店長に向かい「また、来る」と重低音気味の声音を響かせて別れの挨拶を告げれば、身体は出入り口の方角へと向いた。次に軽く硬質の靴音をまた到着時同様に響かせると扉を片手で押し遣りながら、潜って行き、帰路へと向かい。) [Fri 1 Jul 2005 23:42:40]
◆バーナード@酒場 > (待つ事、数分の後に多少手間取りがちにも注文した酒は容器に並々と注がれて、己の手前の机上へと運ばれて来た。軽く会釈する気持で視線を向かわせ、頭部を一度小さく揺すった後に片腕の指先は容器に触れた。並々と注がれた飲酒物の所為で重量感を増した其れを掴み上げれば、無意味に鼻を一度啜り上げてから唇の輪郭へと容器を触れさせる事か。そして、軽い吐息で液体に波紋を起こしてから唇で挟み込む様に容器に触れれば、角度を持ち上げては一口分を咥内へと含み、飲み込んだ。両手で容器を支えるようにして、軽く包み込み、肘を立てた状態で口元より、容器を一旦遠ざければ、視線は何処かへと左右へと揺れて、暇を持て余して。) [Fri 1 Jul 2005 23:23:38]
◆バーナード@酒場 > (横目を軽く流せば、先ず最初に確認するのは外套と剣を立て掛けた其の場所。一瞥する様に其処を眺めてから視線を自身の手前のカウンターに仕向ければ、両の肘をテーブル上へと軽く触れさせながら、数秒の思案の間を置いて。其の後に視線は当然であるようにカウンターで幾分か寛ぐ店長へと向けられた。)…酒を頼む、何時もの『安物』で(貧乏人だから、言い訳がましくも其れを飲む為の口実であるかのように穏やかな口調で冗句の物言いで注文を付けた。親しみの店長が無言で頷き、自身に背を向けた所で注文は完了。後はテーブル上へと自分の元、此処へと酒が届くのを待つ事だけか。) [Fri 1 Jul 2005 23:05:21]
◆バーナード@酒場 > (一通りの街の巡回を終えて、最後とばかりに脚が赴くのは酒場の方角。剣のみを腰に帯剣し、甲冑の全て、盾は帰路する場所へと置いて来た。私服姿に安物の外套で身を包みながら、夜中に硬質な靴音を酒場付近まで響かせ、そして、其の目的地の手前で一旦は其の靴音は途絶えた。代りに片腕が伸び、入り口である簡易な扉を押し開ければ、親しみある空間へと陽気に賑う其処へと身体を運び込んだ。片手を頭上程度まで持ち上げ、店長に掌を向ける事で挨拶すれば、己は羽織る外套を片手で器用にも脱ぎ去りながら、カウンター席へと人気が若干少ない隅の方へと近寄った。木製の椅子に腰掛けて、脱いだ外套と腰付近に帯びる剣を取り外せば、直、傍にある壁へと丁寧に立てかけて。) [Fri 1 Jul 2005 22:54:23]
お知らせ > バーナード@酒場さんが入室されました。 [Fri 1 Jul 2005 22:43:48]
お知らせ > ナズナ@酒場さんが退室されました。 [Sat 25 Jun 2005 00:50:02]
◆ナズナ@酒場 > (帰るにしても、だ。 今度は「どうやって帰ろう」と思うのだ。道は無数に。何処を通るかなンて通る奴の自由。) (街の外、――島の地図を借りるのは流石に面倒で、) 適当に歩いてりゃ帰れます よね。 (ぐび、と咽喉を鳴らして、ぼんやり帰り道を考えよう。 別に彼の町が、故郷って訳でも無いのだけれど。) [Sat 25 Jun 2005 00:50:01]
◆ナズナ@酒場 > (新聞を眺めながら朝飯を食うおっさんみたいだ。つまみも頼まず延々と居座る邪魔者。 指先がなぞる、乾いた羊皮紙の感触。見ているのは、何と無くだ。) (最初は、店の位置でも確認しようと思ったけれど。よく考えたら己の行動時間は夜だ。それも遅い。) (時計と定規と規律で武装した都市で行動するのは都合が悪い。) ( ぱさ ) (地図を閉じた。) …どうも。 (通りかかったウェイトレス(とは名ばかりの娼婦だが)に私、間接的に店主へ返却。) ――…やっぱり、 (溜息。) ヴェイトスに戻った方が楽、ですか ねー…。 (スツールが ギシ と呻く。) [Sat 25 Jun 2005 00:44:18]
◆ナズナ@酒場 > (都市はまるでマスクメロン。輪郭線――城壁――の内側は、絡み合った路地。 その割に、ヴェイトスの暗黒街みたいな雑然さが感じられないのは不思議だった。気質の違いだろうか。) (決まった区画ごとに教会がある。コレには驚いた。全部繋いだら何かの星座が出来そうな気さえした。) ……、 (酒を一口。) [Sat 25 Jun 2005 00:29:27]
◆ナズナ@酒場 > (円卓の一つ。) (木製ジョッキを片手に、街の地図を見せてもらっていた。) [Sat 25 Jun 2005 00:24:29]
お知らせ > ナズナ@酒場さんが入室されました。 [Sat 25 Jun 2005 00:23:52]
お知らせ > ナズナ@酒場さんが帰りました。 [Thu 23 Jun 2005 01:51:10]
◆ナズナ@酒場 > (――スッ転んでも知らん顔。) (手を取って助けてくれた人に眼を付けると良い。そら切っ掛けを作ってやったぞと、そのくらいのふてぶてしい発想で以って、男は何事も無かったかのように視線を逸らし、酒を呷るのだった。) [Thu 23 Jun 2005 01:51:09]
◆ナズナ@酒場 > (溝鼠のような男はと云えば、カウンターの一番隅っこにひっそりと腰掛けて居る。 スツールに足を絡ませて、壁を背凭れにして。) (円卓の上の瓶を一つ一つ視線で追い、数えてみる暇潰し。手元の酒はとっくに氷も解けてしまってぬるい。…ちびちび、舐めるように味わうのみ。) (此処で夜を明かそうと云うものだけが、時間の「ふるい」に掛けられて残る。 他は外へと流れて行くのだ、周りに建つ館は何処も盛況なようで何より。) (――それにしても、なンてひどい臭い。 思わず眉間の皺も露わに、近くに座っていた娼婦の椅子を ちょい とだけ蹴っ飛ばした。) [Thu 23 Jun 2005 01:41:44]
◆ナズナ@酒場 > (周りを見渡してみる。 …雰囲気はそれでも、ヴェイトスの、例えば暴虐の酒場に比べたら大人しい方だと思った。) (当然か、破落戸ばかりでない、中にはイイトコのおぼっちゃんが世間知らずにも遊びの魅力に惹かれて混じっているのだから。いっそ初々しさすら感じる。 今から帰ったとて門限はとっくに過ぎているだろうし、締め出しは確定だ。今宵は娼館で一夜を過ごすのだろう、…金を持ってるって云うのは便利だ。) (そンなおぼっちゃん目当ての娼婦らがキャァキャァと騒いでいる。客の取り合いか。 香水がそれぞれ混ざって酷い有様だ。濃い紫の花が咲きそう。) [Thu 23 Jun 2005 01:27:59]
◆ナズナ@酒場 > (――嗚呼、こう云う雰囲気の方が落ち着くなと、しみじみ実感するのであった。) (小さな酒場。其れは城壁の外側、所謂 遊び場 であるがゆえに町から弾かれてしまった場所。 規律正しい生活の中に溶け込めなかった者の溜まり場。遊び人の拠り所。) (そンな中に、緑色の人影。狡い溝鼠の一匹。) [Thu 23 Jun 2005 01:16:57]
お知らせ > ナズナ@酒場さんが入室されました。 [Thu 23 Jun 2005 01:14:06]
お知らせ > バーナード@酒場さんが帰りました。 [Tue 21 Jun 2005 01:13:04]
◆バーナード@酒場 > (数十秒間、此れでも急いだ方ではあるが信仰する主へと両親へと感謝すべき者達への祈りを捧げ終えたのならば、最後に唇を閉ざしてから数秒後に双眸を塞いでいた瞼を静かにそっと起こす事か。そして、更に数秒後に短い吐息を深呼吸として零すと其の後に漸く腰を其の場から持ち上げた。隣の椅子に放置していた剣を片手に取り、必要な分だけの御金を懐から手中へと移せば、其れを食事後の器の傍に、出来るだけ見易い位置へと丁寧に置いた。置いた御金の量、其れを顎を引いて視線で大雑把に数えてから其の視線を店長の下へと戻せば、最後の挨拶代わりに剣を持たぬ片腕の方が己の頭上辺りまで持ち上げられて。)…其れじゃあ、先に失礼する。御金は置いといたから、また今度仕事の時以外にでも飲みに来るよ(掌を店長の下へと向けて、別れの挨拶を向けると告げ終わる頃に表情を軽く緩ませた。そして、持ち上げた腕を下ろして、踵を返せば、其の侭に去り行こうか。帰路へと向かい、軽い仮眠でも取って仕事に向かう事にしよう。) [Tue 21 Jun 2005 01:13:00]
◆バーナード@酒場 > (時折、顔面が顎を浮かせて天井の方を見上げるのは咥内に収まる食材の熱を治める為を思っての反射的な行動。食物を一切れずつ口にする度に其の動作は本当に時折ではあるが何処か安堵に満ちた様に行われた。基本的な目的で出向いたアングリマーラ、其処の象を此の双眸を見取るべくに向かいはしたが見る事は出来なかった―――其の醜態も忘れて、食事に励むのは無事に祖国でまた此の酒場へと来れたからだろうか。パン切れ、残量も全てスープに付けながらも全て完食したならば、最後にスープの器を片手で持ち上げてから一気に残った少量を飲み干して。)―――…っふ、美味かった…。こうして無事、祖国の食事を食す事が出来るのも加護の御蔭…(器を置けば、言葉の後に直に刻むの両肩、額、胸元に片手の先を触れさせる十字架を切る、其の動作。手馴れた手付きで其の動作が終えれば、双眸を閉ざした後に両肘をテーブル上に乗せてから、食後に短い祈りを捧げるべくに唇を小さく動かして。声に発する事も無く、ただ唇の開閉のみで祈りを捧げていた。) [Tue 21 Jun 2005 00:49:24]
◆バーナード@酒場 > (辺りが酒や冗句交じりの仕事に置いての武勇伝等を云い合う事で陽気に賑う中、黙々とただ静かに騒ぐ事も無く食事を続けるのは多少の疲労の所為もあるか。引き千切ったパンの欠片をスープの中へと指先に摘んだ侭、浸からせれば其の欠片をスープの入った器の中より掬い上げると同時に口元を欠片の元へと寄せた。そして、味が微かに染み込んだ欠片を咥内で噛み崩せば、何処か安堵した様に口を小さく開閉させて、感ずる微かな熱を逃がしながらも途中を合間縫っては声を漏らして。)…っ、はっ……(若干、熱く感ずる其れも故郷の味の御蔭で不思議と胸中は満たされた。軽く指先を擦って残り屑をテーブル上に落とせば、次いでまたパンを両手で掴み一切れ分だけを引き千切った。ただ、単純なそんな食事を個人としては楽しんでいて。) [Tue 21 Jun 2005 00:27:21]
◆バーナード@酒場 > (アングリマーラ、其の土地を十分に見聞出来ずに帰宅するのは旅資金が尽きた上に時間が取れずにいた為もあり。旅先より帰国してから半日程が経った――何時ものように居座るのは親しみあるクリスティアの市街地内の何処かにある酒場。西洋甲冑を身に着け、剣をカウンターテーブルの傍にある椅子に乗せて己は其の隣に腰を下ろしていた。朝方の見回りが早速にも控えていれば、もう鉄製の品々を取り外す事も無く、木製の造りの椅子の上で寛いでいた。夜食代わりに店長より頂くのはパン一つ、其れに加えて簡素なスープの二品。一枚のパンを千切れば、久しい自国での食事を開始して。) [Tue 21 Jun 2005 00:12:59]
お知らせ > バーナード@酒場さんが入室されました。 『背後事情により、時間を取れずに旅行先より帰宅。』 [Tue 21 Jun 2005 00:01:13]
お知らせ > ナズナ@城下町さんが帰りました。 [Fri 17 Jun 2005 21:45:27]
◆ナズナ@城下町 > (――取り合えず、灯りの付いている家屋から探さねば。 …慈善の腕に抱かれるような野宿は、御免被る。) [Fri 17 Jun 2005 21:45:26]
◆ナズナ@城下町 > (怪我人だからと云う理由で無理矢理乗り込むのが妥当か。そろそろ痛みの方は大丈夫であるのだが、染みの付いた服で演技するのは良いかも知れない。) (クリスティア。 近くの山脈の所為か、ヴェイトスに比べればゾクリとする程だ。…酒が欲しい、と思うけれど、敬虔なパプテス信者の町では修道院にでも潜り込まねばあり付けそうに無い。) 全く、面倒な事。 (ふン、と鼻息一つ。) [Fri 17 Jun 2005 21:43:13]
◆ナズナ@城下町 > (陽はすっかり沈んでいる。夕食も終えた後、と云うのが一般的な家庭の時間だろうか。 もう後はする事も無いだろう、…大人ならいざ知らず、子ども達は余計な事を仕出かす前にベッドに押し込まれるに違いない。) (男は閑散とした通りを歩いた。) …宿見つけても、入れてもらえるかどうか解りませんねコレでは…。 (そもそも入り口は開いているのか。) [Fri 17 Jun 2005 21:38:18]
◆ナズナ@城下町 > (やっと、分厚く高い壁の内側に入る事が出来た。 ――人気の薄い通りに、此処は本当に表通りかと目を疑った。…静かだからだ。) ッは。 (思わず嗤い声のような溜息も出るものだ。 森を隔て、更に壁で仕切られた中身は混沌の町と全く違うようだ。人々は皆…否、大体が大人しく家に引っ込んでいるのだろう。) [Fri 17 Jun 2005 21:33:42]
お知らせ > ナズナ@城下町さんが来ました。 [Fri 17 Jun 2005 21:25:06]
お知らせ > トリス@さんが退室されました。 『私が最後まで勝ち抜くわ? と。』 [Fri 17 Jun 2005 03:36:45]
◆トリス@ > (然し二人がヤル気満々でも観衆と慣習は現金だ。 注目の一番が終れば次の騎士、次の戦に声と期待をさっと鞍替えする。) ・・・貴方の馬も鎧も、貰った所で私には使えないのだけれど。(乗れないし、試合用の全身は基本的に専門品、体格が余りに違えば使えはしない。 普段の鎧なんて、実はそうして出来たつぎはぎな部分もあったりするが――) まぁ安心なさい。 貴方を此処で打ち倒したんだから――(汗に濡れた顔を拭えば、宣言しよう。 広げる風呂敷はでかいに限る――畳めない位だと最高だ。) [Fri 17 Jun 2005 03:36:18]
◆トリス@ > ――っふ。(尤も、動物のハンデをさっぴいて単純な騎乗槍術の技能だけで比べても、自分が弱いとは思わないが。 兜を脱いで炎天下に銀の髪を晒せば、地べたの騎士は更に悔しそうというか。 重武装の間は性別も消え、見た目の差別もないのだが――) ・・・色々納得が行かぬのなら、此方は何度でも相手になるわ。 ( ――その度に褒賞は頂くけどね? と。付け足すのを忘れない。 武具や金銭を賭けることも、こういった試合では良くあること。) [Fri 17 Jun 2005 03:34:39]
◆トリス@ > (どよめきが賛否両論の轟音へと変わる頃、音に敏感な騎鳥が少し脅える頃。 馬上から突き落とされた騎士が助けを借りて何とか立ち上がる。 釈然としないその顔。 加速も走り方も馬のそれとは大分異なるのだ。 騎鳥に不慣れな相手に対し此方は馬との戦いに慣れ切っている。 駆け出しの半熟騎士風情が相手ならば、馬上試合ではそう簡単に負けはしない――) [Fri 17 Jun 2005 03:32:52]
◆トリス@ > (槍の穂先がへし折れる音は久方振りの快音。 鎧に半ば密着した盾の中央を突かれた相手が馬の背中から弾き出される。 腕や肩への衝撃も凄いが此処は堪え所、勝った方が呻いていては始まらない。) ―― は・・・・・ッ。(二本足は反動の影響を受けやすく、試合槍での突き合いだと攻撃の瞬間、少しバランスを失う。それが独特の残身にもなるのだが――急制動と重量変化、自分にも騎鳥にも、少しだけ疲れがたまるようだ。) [Fri 17 Jun 2005 03:31:33]
お知らせ > トリス@さんが来ました。 『前傾姿勢で、頭を下げさせ、速度を乗せて ――』 [Fri 17 Jun 2005 03:31:17]
お知らせ > トリス@地元。さんが帰りました。 『純粋に力のみで図られる瞬間があればこそ――騎士はただの貴族じゃないのだから。』 [Wed 15 Jun 2005 03:45:59]
◆トリス@地元。 > (騎乗したシルエットは騎鳥そのものの巨大さもあいまって重厚そのもの。 一歩一歩が床を軋ませるのは気のせいだろうか?)さ、行きましょうかモコ。 家を飛び出した放蕩娘がどんなものに育ってしまったか、見せてやるのだわ。(赤色の瞳が睨む先、派手に飾られた出口を潜ればきっと歓声と戸惑う声の集約地。異端としての対応など慣れている。 肉食巨鳥の雄叫びで音を制して、走り来る者に右手に構えた3メートル20センチの嘴を突き立てるのみだ。) [Wed 15 Jun 2005 03:44:32]
◆トリス@地元。 > (それが騎士同士が全速突進の末槍で突き合うのがメインイベントのお祭りならば、安全性の確保には命知らずでも気を使うって物だ。守り固めたり模擬槍使ったり、真っ向からぶつからないように衝立立てたり。) 田舎の小祭では武勇も轟き難しとはいえ――経験と蓄積は重要と誰かも言っていたわね・・・・それに鼻を開かすにはいい機会。(普段より少し軽めで長い騎兵剛槍を抱えると、しゃがみ込んで休んでる騎鳥の元へ。 専用のは無いから馬のを一部拝借したが、皮鎧に布の垂れを着けるといつもよりやったらに怖そうな外見になる。) [Wed 15 Jun 2005 03:43:46]
◆トリス@地元。 > 父様、よもやお忘れかしら―― (確かに槍は得意だが・・・・馬に乗れないということを。) ・・・まあ、異種騎乗動物戦でも良いというならば構わないか。 退屈はしていた所だし。(普段から重装備な鎧の左側、首から胸、左腕にかけてを金属の追加板で補強し、大盾で覆う。 篭手も使い慣れた金属篭手から専用の大物に変える。 つけてるだけで体がバラバラに捥げそうな重量のそれらは、安全性を高めるための最低限装備。 世の中に危険行為を伴わない馬鹿騒ぎなどないのだ。) [Wed 15 Jun 2005 03:43:22]
◆トリス@地元。 > (最初は出会った側で行われていたものも、規模がでかくなるにつれ諸侯が主催するようになる。 通り掛かった元・我が封土で行われていたものは参加者数人、それほどビッグでもないレベルだったが、民族文化が混ざり合ってる他の地方では滅多に見ないもの。) ・・・槍は得意ではあるのだけれど・・・ね・・・・ (観戦しようとしてた所を半ば強引に誘われたのだ。 頭数が足りないのか、公衆の面前で騎上から叩き落させドラ娘を辱めたいのかその意図は判らぬが。) [Wed 15 Jun 2005 03:42:55]
◆トリス@地元。 > (アマウラやアングリマーラの住民が妙なものを祭って大騒ぎするように、クリスティア周辺には独特の馬鹿騒ぎがある。 違いは教会が清廉な神聖さを好む分、別の階級が騒ぎの火種になるだけのこと。最初はただの騎士同士の腕試し――あるいは喧嘩だったものが、形を整えて観客をつけて現在に至る――群衆の見守る中行われる、豪快な馬上試合だ。 遊歴の騎士にとっては本分にして晴れ舞台。) [Wed 15 Jun 2005 03:42:34]
◆トリス@地元。 > 見世物ではなくてよ――と言いたい所だけれど、体よく見世物にされた訳よね。 腹立たしい。(故郷には着いたし如何なる風の吹き回しか二度と敷居を跨げない筈の我が家に招かれ通された其処まではいいのだが、今居る此処は客人をもてなす部屋というよりどちらかというとコロセウムの控え室な雰囲気。 しかも私は鎧の組み換えなどを行っているわけだ。) [Wed 15 Jun 2005 03:41:23]
お知らせ > トリス@地元。さんが来ました。 『・・・私はこんな所で何やっているのかしら。』 [Wed 15 Jun 2005 03:41:08]
お知らせ > トリス@街道さんが帰りました。 『暫し考えた後、ちょっと予定を変更――』 [Tue 14 Jun 2005 03:43:18]
◆トリス@街道 > (飛び出してからの状況は偶の手紙位でしか知らない。 母親と、顔も見たくない父親と、姉が一人、幾許かの使用人がいた屋敷。両親はもう年だし、順当に行けば姉が地位を継いでいるのだろう。 王都に負けず劣らず+-双方に飛びぬけた感慨だらけの場所だが。) できれば一目見ていきたいわね・・・通り過ぎる位なら、大丈夫かしら。(時間的余裕は余り無いが、一日二日くらい遅れても平気なはずだ。 序での寄り道を一つ増やすプランを頭の中に構築中。) [Tue 14 Jun 2005 03:42:16]
◆トリス@街道 > (自分の実家がある方向でもある。 生誕の地へ向かうのを里帰りと考えるならば、今からが真の里帰りなのだろうか。)良く良く考えてみれば――我乍ら凄い選択をしたもの・・・(実家、コレがまた結構でかい家なのだ―― 既に縁も切れかけて久しいとはいえ、質素な生活ぶりを晒してるヴェイトスの仲間連中には想像もできまい。 それなりに良家のお嬢様だったのだよ私――。) [Tue 14 Jun 2005 03:39:09]
◆トリス@街道 > (競争が過激で無い分値は張ったが、ヴェイトスでの暮らしを快適にするには幾許かの役に立つだろう。 後美味しかった。 旅の疲れも吹き飛んださ。 モコだってちゃんとした御飯を振舞われて今はご機嫌。 道を疾走する爪先も軽快だ。)(今はクリスティアから精霊の泉の方面に向かう道――それは馬車や旅人には向かない荒地を経由してヴェイトスに戻る最短コースでもあり――) [Tue 14 Jun 2005 03:34:38]
◆トリス@街道 > (久方振りに帰ったクリスティアはヴェイトスに比べ活気と質量では明らかに見劣りする街になっていたが、それでも慣れ親しんだ土地柄とその産物はやっぱ良いものだった。 流石のディアトリマも人間と得物を乗せてる都合、それほど多くは積めなかったが―― 僅かの調度品と、腹に入るサイズの地元の食べ物くらいは買うこともできた。) [Tue 14 Jun 2005 03:32:10]
お知らせ > トリス@街道さんが入室されました。 [Tue 14 Jun 2005 03:31:46]
お知らせ > トリス@王都周辺さんが退室されました。 [Fri 10 Jun 2005 03:17:30]
◆トリス@王都周辺 > (行く手に聳え立つのはクリスティア城下町の城壁。 後ちょっと走れば門が見えてくるだろう。 ヴェイトスの騎士団に所属する身なれば身分の証明も容易に出来るし、騎鳥を暫く預けとく位の設備はここにもある。 一週間近くの旅も終点、まずは宿を見つけてまったりするところから始めようか。) [Fri 10 Jun 2005 03:17:19]
◆トリス@王都周辺 > (農道はちょっと無理でも、交易のための馬車が通るような道を選べば騎鳥でも楽に駆け抜けることができる。 聞きなれない爪音に付近で農業の皆様が顔を上げたりするが――急ぎの騎士など此方じゃ珍しくもあるまい。) [Fri 10 Jun 2005 03:16:10]
◆トリス@王都周辺 > (今は実りのシーズンじゃないので、あの目を焼かんばかりの世界は欠片もないけれど――幼い頃から伝え聞いたその歴史もまた、自らが故郷を愛する由縁。 それに好き勝手押し通して作ってるだけあって道も広くて快適だし。) [Fri 10 Jun 2005 03:14:42]
◆トリス@王都周辺 > (今進んでる道の左右、見渡す限りな麦畑も最初は荒れ放題の原野だったという。 其処を努力と気合で掘り返し、力尽きた人身を肥やしにその血を水に変えて 金色の絨毯に作り変えたのだと。 まあ、大分奴隷交じりな犠牲かもしれないが。) [Fri 10 Jun 2005 03:13:07]
◆トリス@王都周辺 > (が、さておき。 ・・・自然と人間とは対立するものであり、果実は捥ぎ取るもの、荒れ地は神からの試練である。 近隣の風景からしてアマウラとは方向性が全く違う。クリスティアは、荒ぶる蹂躙者達の建てた国だ。) [Fri 10 Jun 2005 03:11:44]
◆トリス@王都周辺 > (長旅の疲れが出てるようだ――(汗)) [Fri 10 Jun 2005 03:10:38]
◆・ネ・・ケ」タヘカシヨヷx > (ラヤネサ、ネネヒ馮、ネ、マ拳チ「、ケ、、筅ホ、ヌ、「、遙「、ス、ホケ携、マ栂、ョネ。、、筅ホ。「サト、オリ、マノ、ォ、鬢ホヤセ圖ヌ、「、。」。。スO、ホLセー、ォ、鬢キ、ニ・「・゙・ヲ・鬢ネ、マキスマミヤ、ャネォ、ッ゚`、ヲ。」。。・ッ・・ケ・ニ・」・「、マ。「サト、ヨ、袰\ユ゚゚_、ホケ、タ。」) [Fri 10 Jun 2005 03:10:01]
お知らせ > トリス@王都周辺さんが入室されました。 [Fri 10 Jun 2005 03:09:17]
お知らせ > バーナード@荒野さんが退室されました。 [Sun 5 Jun 2005 23:45:24]
◆バーナード@荒野 > (馬上、祖国を離れて僅かと云えど時間は経つか。ふと見渡した先に見えて着たのは森への入り口を思わせる、視界へと映え切る無数の森林達。離れた距離であろうとも其れを確認したのならば、手綱を引いては蹄の音を消し去った。栗毛馬の嘶く短い声、其の場にて馬の足取りが途絶えれば視界の中、奥の奥に見える森林達を眺めた。視界、狭めて双眸を凝らすべくに細めれば暫しの間、目的の場所を数十秒程、眺めてから知らず内に乗り出していた身を戻して。)…森を抜けるのは明るい時の方が良い、か?……どちらにしても、夜目の利かない危険な場所に行くのは死地に行くのと同じ、か(途切れ途切れにも零す言葉は己へと向けるもの。片腕を鞍へと押し遣って身を持ち上げれば、此の者は身体を地へと下ろした。そして、其の場に腰を落とせば暫しの休憩を取るのだろう。馬も其れを悟っていたならば自身の傍に伏せて、足腰を休めて。一先ず、互いが肉体と精神を短い時間、一日にも満たない時間であっても癒し…そして、陽が昇り始める頃、また出発を開始するのだろう。此れは当然ではあるが、多少の仮眠も交えて。) [Sun 5 Jun 2005 23:45:07]
◆バーナード@荒野 > (時折、手綱を揺らせば、両腕が促すのは方向進路への調整。馬が頭部を揺さぶり、方角を調整してから第一の目的地へと向けて蹄の音をまた夜中に響かせば、片手のみを手綱より離して代りに馬の首筋へと触れさせた。そして、其の掌軽く二度三度叩いてやれば「良くやった」と、無言で馬へとメッセージを告げた。旅の最中の戯れ、其れが終えればまた、其の片手は手綱へと戻り、馬の足取りに身を任せて。) [Sun 5 Jun 2005 23:26:36]
◆バーナード@荒野 > (恐怖、興奮―――其れ等は何れも人と異なる者と力を交える事を思考した時に沸き起こるもの。先ず荒野を馬と進み出て、向かう場所とは未知なる場所が一つ、常世の森。其処を抜ければ―――否、抜けれたとすれば向かうのはアングリマーラか。話に聞く「象」とやらを見てみよう。教養を深めるべくの初の旅、計画をもう一度、頭の中で思い起こせば、揺れたのは頭部。確認は終えた、ただ、視線を持ち上げれば僅か夜目に慣れ始めた双眸で周囲を一瞥する事か。目的の場所、其の方角を確かめ直す様にして。) [Sun 5 Jun 2005 23:15:26]
◆バーナード@荒野 > (恐怖、興奮―――其れ等は何れも人と異なる者と力を交える事を思考した時に沸き起こるもの。先ず荒野を馬と進み出て、向かう場所とは未知なる場所が一つ、常世の森。其処を抜ければ―――否、抜けれたとすれば向かうのはアングリマーラか。話に聞く [Sun 5 Jun 2005 23:11:43]
◆バーナード@荒野 > (栗毛の馬の其の馬上にて、歩を進めるのは西洋甲冑等の武装を重ね、其の上に安物の外套を羽織った者の姿。其れはクリスティア近郊の荒野に在り、未だ故郷の地を離れては間もない場所であった。馬上で焦る事は無く、進める馬の足取りとは緩やかな物。蹄は荒れた地を踏み締める足音は一定の間隔を取りつつ、耳へと響いた。微かな猫背の様な姿勢の侭に時折、故郷の大地を振り返り見渡すのは多少の不安と共に残りし、複雑な気持故か。手綱を握りし、両の指先が微かに震えた。武者震い、とも似た恐怖の所為で。) [Sun 5 Jun 2005 23:03:07]
お知らせ > バーナード@荒野さんが来ました。 [Sun 5 Jun 2005 22:55:34]
お知らせ > バーナード@酒場さんが退室されました。 『ただ、両眼の色に残る怯えの色は薄く、不思議と緊張感だけが背筋を覆っていた』 [Sun 29 May 2005 19:41:42]
◆バーナード@酒場 > (両肘を机上へと置き、暫しの間、思案するのは先程も人に問うた様に此処以外の場所の事。両手の指を絡ませる様にして両腕を繋げば、鼻先のみを軽く手の甲に触れさせる様に寄せる事か。そして、最後にもう一度軽く頷けば、決心ついた様に声をただ傍で仕事を続ける店長へと向けて。)来月、翌月に…最寄の国に少しの間だけ、滞在して見る事にする。―――不安は「あの森」だけ、か…(先ず、国を越える場所を思案すれば思い付く方法は三つばかり。消去法にて内、二つの法を消せば残るは森の道のみ。小さく吐息を零すのは今からでも武者震いとも取れる恐怖が若干伴う為か。人と剣を交える事はあろうとも、魔物と武を交えた経験は未だあらず。微かに震える両肘を其処に神経して、半ば無理矢理に留めたのならば双眸を静かを落とす事か。暫しの間は恐怖を落ち着ける為の瞑想を。もう直、訪れる勤務の時間まで――) [Sun 29 May 2005 19:39:37]
◆バーナード@酒場 > (問いかけた向こう、視界の先で見られる答とは被りを振る其の所作。其れを確認すれば、小さく唇の強張りを緩めてから此方は返事を返す様に二度三度と小さな頷きを示す。グラスをもう一度、手にすれば飲み干すのは残りの飲料水全て。其れを満足行くまでに、空となるまでにゆっくりと一息に飲み干したのならば、空のグラスはもう一度木製のカウンターテーブルへと戻り。)そうか…否、少し気になっただけだ。私は此処から出でた事が無い、ただ其れからの好奇心だけだよ…(態々、問うた理由を明らかとするのは店長が此方を不思議そうに見遣った為。深い意味合い等は無い、ならば頭部を左右へと揺らし、其の意を伝えて。使い道の無い、此の両腕は無意識にもカウンターテーブルへと肘を立てる様に乗せられていて。) [Sun 29 May 2005 19:19:01]
お知らせ > バーナード@酒場さんが入室されました。 [Sun 29 May 2005 19:12:23]
◆バーナード@酒場 > (此方へと差し出されたのはグラスの二分の一程だけの飲料水。カウンターに居座る自分に微かな物音と共に差し出された容器を右腕を差し伸ばす事で受け取れば、一口分、少量だけを咥内に含み、僅かに乾いた喉を潤した。)―――クリスティア…此処から出た事は、あるか…?(一度口にしたグラスをカウンターテーブルに置いてから、見上げた先、親しい店長に唐突にも向ける第一声とは他国、此方からすれば他国の事を問う言の葉。甲冑、其れを身に着ける事の無い、身軽な今日の身体。片腕を一旦外套の中へと潜らせて腰に触れさせれると掴むのは鞘に仕舞われた剣。其れを腰から外して自身の隣の椅子へと乗せると此の者の面は其れから店長となる者を見上げた。軽く眉を動かしたのは「如何なんだ?」もう一度、問いかける意味で。) [Sun 29 May 2005 18:36:26]
◆バーナード@酒場 > (此処は酒場、普段は賑わいを見せる酒場、私の親しみある居所の一つ。未だ陽の落ちていない時間帯、耳に届くのはただの物音だけ。流石に夜にならない限りは、店の準備等で煩い客の出入りも少ない。然しながら、外套に身を包みし此の者が此処に存在するところを見ては店は閉店している訳では無いのだろう。ただ時間が生み出した、時間が決めた、営業時間内での気侭な店の準備。) [Sun 29 May 2005 18:27:00]
お知らせ > バーナード@酒場さんが来ました。 [Sun 29 May 2005 18:19:35]
お知らせ > バーナードさんが退室されました。 [Thu 19 May 2005 23:16:59]
◆バーナード > (身を浮かせ、鞍の上へと乗り上がる。栗毛の馬にもう一度、此処を訪れた時の様に跨れば、片手にて手綱を握り締めた。そして、脚を軽く揺らして、馬の腹部を叩き、出発を促せば、手綱で位置を城下町の方へと修正した。)―――よし、行くぞ!(微かに大きく、声を栗毛の馬に向けると馬は此方の操作と共に軽やかに走らせる事か。急ぐ理由等、存在せずとも多少の開放感を得たければ、帰るべき場所までは速度を緩めずに夜間の風と共に去りて行き―――) [Thu 19 May 2005 23:16:50]
◆バーナード > (僅か掌に感ずる湿った様な感覚を二度三度と握り拳を緩い握力にて作る様にして、其れを十分に確認し、其れに十分に浸り切った頃、隣の馬がもう一度だけ長く嘶くのならば己は視線を其方へと逸らして。)―――判った判った、明日が早い、って云いたいんだろう…?判ってるよ、しょうがないから帰ってやるよ(最後、冗談にも皮肉る様な物言いを向けるならば口元を緩めてから馬に笑んで見せた。そして、其の後に両手を膝に付きながら、其の場を立ち上がると此の者は数歩、馬へと歩み寄った。鞍を掴めば、乗り場に脚を掛けてから身を宙へと持ち上げて。) [Thu 19 May 2005 23:10:00]
◆バーナード > (馬の元より僅かだけ離れてから、体の向きを川辺の方へと向けると軽く腰を屈める様に中腰の姿勢を取る。そして、右の手の方を水面へと向かって差し出せば、掌を水面ぎりぎりの位置まで寄せてから一度だけ水を片手で救う様にして眼前へと持ち上げた。)…昼間のように見えないのは残念だが、綺麗な物だ。…其の音も(夜分、夜も更けていれば視界に映る其の液体とは薄らとしか感じられなかった。音、とは掌から水分が滑り落ちては地へと衝突して聞こえる物。全てが滑り落ちて、手中にあった物が消えてしまえば広げていた掌を小さく窄めて、余韻を確認するか。其の頃までに馬が水飲みを終えていれば、己の傍にて嘶く声のみが聞こえて。) [Thu 19 May 2005 22:57:38]
◆バーナード > (馬が嘶き、首を揺すっては水分を得る―――其の行動、繰り返しではあるが確認して馬の落ち着いた様子を確認すれば、左の方の手を伸ばし、其の指先にて軽く馬の腹をなぞる事か。)好きなだけだ、好きなだけ飲んで良い…――だが、腹は壊すなよ(小さく唇を歪めれば、馬との会話による戯れで今度は自身が安らぎを得る事となる。時折、腹部を擦る仕草から腹部を優しく叩く様な所作にて確りと馬を撫でてやれば、耳には更に嘶く声が小さく聞こえた。其の後、馬が水飲みだけに集中した事を確認すると、右手の握りを緩めてから手綱より手を離し、数歩相手が我が元より離れない事を確認する様に後ずさって。) [Thu 19 May 2005 22:44:39]
◆バーナード > (栗毛の馬に跨り、緩やかな足取りで蹄の音を夜間に響かせながら、城下町より若干に離れた場所へと辿り着く。其処は川辺、浅く昼間であれば澄んだ其の色も確認出来る汚れの無い下流。栗毛の馬を川辺の僅か手前にて、手綱を引いて馬の動きを止めたならば西洋甲冑に身を包みし者はゆっくりと鞍の上より降りていった。地面は土であろうか、砂利であろうか、其れは定かでは無いのだが一先ず地に降り立つと、右の手にて手綱を緩く握り締める侭に軽く馬を川の元へと引く事か。日頃訓練等で疲労を感ずるであろう己の馬の為に、澄んだ水を与え様と考えての事。何故か興奮気味に頭部を揺する馬は川辺に連れて来た意味を悟ったのか、首を折っては水面へと顔を寄せた。) [Thu 19 May 2005 22:37:06]
お知らせ > バーナードさんが来ました。 『町外れ。』 [Thu 19 May 2005 22:27:54]
お知らせ > バーナード@酒場さんが帰りました。 [Wed 4 May 2005 00:53:34]
◆バーナード@酒場 > (外は暗闇、酒場に訪れた時も暗闇に変わりは無い。ただ己が城に帰宅する為の理由として『暗闇』を得たのならば、金を置いてから立ち上がる事か。「帰るのかい」剣を手にする際、店主より問いかけられられれば、最後に愛想良く冗句を付け足す様に開いた唇より歯列を覗かせた。)あぁ、意外に騎士も忙しいからな…下っ端でも(口元緩めて、笑みを相手の視界の中に残してから、我は背を向ける。賑やかな騒ぎの音の中に小さな靴音を響かせながら酒場を後にして…) [Wed 4 May 2005 00:53:32]
◆バーナード@酒場 > (寛ぎの時を過ごし、細やかながらではあるが心はゆとりを得る。テーブルに僅かな間、放置していたグラスをもう一度片手が掴み上げれば、凭れさせていた背を起こし、口元へと残りのアルコールを寄せた。未だ乾く喉を潤す様に飲食物を運び込むと飲み干した後、小さく吐息を零して。)――…(無言の侭、空のグラスをテーブル上へと戻してから周囲を見渡せば、見遣るは外の景色が見える窓の方で。) [Wed 4 May 2005 00:45:35]
お知らせ > バーナード@酒場さんが入室されました。 [Wed 4 May 2005 00:38:29]
◆バーナード@酒場 > (苦々しく、御世辞にも美味いと云えはしない酒を三分の一程度飲み干してから一旦カウンターへとグラスを乗せれば、口元を緩ませ小さな笑みの色を点してから店主を見上げるか。)―――…不味い酒だ、早く真面な物を口に出来るようになりたいよ(本音ではあるものの冗句の口振で伝えるならば、其れは酷く軽い駄目だし。相手側が陽気に笑む事を確認すれば、最後にもう一度だけ、店主に合わせる様にして肩を揺らして見せた。BGMは酒場内より聞こえる騒々しい声、其れを耳に傾けながら背を椅子の背凭れに預ければ、一時寛ぎを心中に抱き。) [Wed 4 May 2005 00:02:29]
◆バーナード@酒場 > (騒々しく、陽気に賑った酒場の中で差し出された安物の酔おうにも酔えぬ一杯のグラス入りの酒を受け取る。己の髭を弄んでいた手の方がグラスを軽い握力で其れを掴めば、唇へと硝子製の其れを触れさせた。そして、軽くグラスに角度を加えれば、其のアルコールを口内へと喉奥へと注ぎ込み―――軽く、喉を鳴らした。) [Tue 3 May 2005 23:54:48]
◆バーナード@酒場 > (剣を椅子に凭れ掛けさせて、其の安定度を視線で見下ろす事で確認が終えると自然と其の視線が起き上がり、向かうのは其処の店主の方。両の肘をカウンターテーブルの上に軽く置いて、僅か物事を思考すれば、注文を向けて。)―――余り強くなく、安い酒を頼む。…あぁ、其れで良い(此の酒場の関係者の他愛の無い遣り取りを交えながらでも注文が決まれば、後は相手側に任せる様に頭部を縦に揺らし、頷きの所作を示した。片腕は注文の酒を待つ間、暇を潰す様にして指先で手入れの行き届いた顎鬚へと触れて。) [Tue 3 May 2005 23:39:12]
◆バーナード@酒場 > (任せられていた巡回の時間も本日は確りと勤務する事で多少ではあるが早く仕事を終える事が叶った。甲冑は纏わず西洋市民が好む様な私服、騎士団から配給された片手剣のみを片手に引っ掴んで久しく酒場に訪れたのは単なる気紛れ。以前訪れた教会とは異なる簡易な扉を腕で静かに押し開ければ、耳に届くは他の客が賑う声。時折、一部ながらも聞こえる喧騒を無視して己はカウンターに向かうと木製の簡素な椅子へと腰を下ろす事か。片手に所持している鞘に収まった剣は我が足元というよりは脚の隣、椅子へと凭れさせる様に置いて。) [Tue 3 May 2005 23:26:53]
お知らせ > バーナード@酒場さんが入室されました。 [Tue 3 May 2005 23:17:19]
お知らせ > ハロゥタック@宿さんが退室されました。 [Mon 11 Apr 2005 00:02:35]
◆ハロゥタック@宿 > (…また長くて短い帰路が待っているのか。日付の変わり目を跨いで瞼を閉じた。) [Mon 11 Apr 2005 00:02:32]
◆ハロゥタック@宿 > (ぽっかり空いた闇のような三点が虚ろな眼と口に見えた。) (吸い込まれぬ内に眠るとしようか。襤褸の僧衣をいそいそと片付け、ベッドの中に潜り込んでしまえ。) [Mon 11 Apr 2005 00:00:04]
◆ハロゥタック@宿 > (故郷を思うより鮮明に貧民窟の様子が思い出される。己の帰る場所はもはや其処だけだ。) ……早く帰りたいス…。 (天井の染みを見上げて居たら段々と顔に見えてきた。) [Sun 10 Apr 2005 23:57:26]
◆ハロゥタック@宿 > (直ぐに帰る、と云って来たのに随分と長居してしまった。貧民窟の古ぼけた教会では、シスターが一日毎に心配を通り越した怒りを蓄積させていくのだろう。 手紙の一通で何とか緩和されないものかと、むしろそう在ってくれと祈り。) [Sun 10 Apr 2005 23:52:41]
◆ハロゥタック@宿 > (荷物の整理は終えた。後は帰るだけだ。) ――あー…やっと…、 (沙汰があった。 ぼふ、とベッドに仰向けに。) [Sun 10 Apr 2005 23:46:59]
お知らせ > ハロゥタック@宿さんが来ました。 [Sun 10 Apr 2005 23:43:24]
お知らせ > ハロゥタック@宿さんが退室されました。 [Sat 9 Apr 2005 10:47:05]
◆ハロゥタック@宿 > (「アンタ、冒険者か?」「其の依頼 受けるの?」) (人懐っこい笑みを浮かべて話しかけてきた彼らに、少しだけ、「ついていこうかな」などと思った。昼。冒険など出来る身体でも無いくせに。 …迷いは多いなと、実感した。) [Sat 9 Apr 2005 10:47:04]
◆ハロゥタック@宿 > (ヴェイトスの斡旋所より張り紙は少ない。人の出入りの頻度を思わされる。 隻眼は其れを眺めたが、文字を文字としてではなく絵か何かのように思ってなぞっていた。内容など端から理解する気も無い。) (何も無い思考を破ったのは、傍らから掛かる声、だった。我に返ったように肩を跳ねさせ、くる、と振り返った先には――恐らく冒険者だろう、幾人かの青年達。) [Sat 9 Apr 2005 10:44:50]
◆ハロゥタック@宿 > (痩躯はと云えば肯定も否定もせず、其方に一々眼を向けることも無い。ずっと宙の一点を眺めて、――つまりは ぼんやり して居た。何を考えている、と云う風でもない。知らん振りにしては少しばかり空ろ。 誰を待っている訳でもないのだ、本当に暇潰し。白い眼で見られたって可笑しくは無い。) (…視線が動いた。横に。 壁に貼ってある紙――冒険者向けの依頼書だろうか?) [Sat 9 Apr 2005 10:38:39]
◆ハロゥタック@宿 > (堂々と襤褸の僧衣を着ておいて――尤も、着替えは其れしかないのだが――、教会にも行かずに管を巻く聖職者など。神父の格好をしたただの男だ。眼帯何ぞして居るから余計にか、「気弱な振りをして実は…、」なンてひそひそ声が聞こえた。其れを諌める声もあったが、どちらにしろ…声は全部聞こえている。) [Sat 9 Apr 2005 10:33:34]
◆ハロゥタック@宿 > (――とは云え、自室では無い。一階部分の食堂(酒場?)になって居る処に居る。) (街の中を歩き回る気分にもならなかったので、朝早く起きた(習慣だ)のに、ずっとこンな時間まで隅っこの円卓を陣取っていた。敬虔なパプテス教信者の多い中でよく座っていられるものだと自分に思った。) [Sat 9 Apr 2005 10:27:07]
お知らせ > ハロゥタック@宿さんが来ました。 [Sat 9 Apr 2005 10:22:49]
お知らせ > ハロゥタック@宿さんが帰りました。 [Wed 6 Apr 2005 01:30:50]
◆ハロゥタック@宿 > (足を引っ張られるような感覚。黄金が重みを増す錯覚。 ずるずると夢に落ちてゆく、浮遊感にも似た感じ。…痩躯は隻眼を閉じた。) [Wed 6 Apr 2005 01:29:24]
◆ハロゥタック@宿 > (小さな荷物に差し込んで…――する事はなくなった。 小さく零れる欠伸を掌で受け止めて、痩躯は指貫の手袋を摘み脱いだ。) (音沙汰のあるまで動けぬ身、クリスティア観光でもしてろと云うのか。 ばふ、とベッドに身を沈めた。) [Wed 6 Apr 2005 01:25:47]
◆ハロゥタック@宿 > (手紙を認めていた。カリカリとペン先が紙を擦る、尤も今のように何枚も使える訳で無く、送り先に届ける荷物に添えるカードくらいのもので。) (深い色のインクが刻まれる、記すのはほんの些細な事柄。向こうの様子を窺うような文面のみ。) …、 (書き終えて、眼を擦った。) [Wed 6 Apr 2005 01:19:59]
◆ハロゥタック@宿 > (城下町の小さな宿だ。けれども僧房よりは広く感じる。其れに、床板は綺麗に磨き上げられているし、余程豪華に感じた。) (――ベッドに横になる訳ではなくて其処に腰掛けていた。何時もの上着を肩に引っ掛けて、サイドテーブルに向かっていた。 蝋燭の明かりが ジジ、と啼く。) [Wed 6 Apr 2005 01:12:35]
お知らせ > ハロゥタック@宿さんが入室されました。 [Wed 6 Apr 2005 01:08:56]
お知らせ > ハロゥタック@廃教会さんが帰りました。 [Sun 3 Apr 2005 00:01:02]
◆ハロゥタック@廃教会 > (其処にピアノ線が張ってあったかと思うくらい。――手紙の差し出し主は直ぐに姿を現して。) (伝えられた、事柄 は――…。) [Sun 3 Apr 2005 00:00:59]
◆ハロゥタック@廃教会 > (聳え立つ城よりもモノクロ世界の切り絵のようだ。突然の手紙には心臓が潰されるような思いだったけれども、併し文字色が濃い紅だったから従う気にもなれた。) (真っ白な紙に赤の文字。血を連想させる色彩に心拍数は多くなるばかり。黄金さえ握りつぶされそう、鎔けた金属の血流は潮の満ち干きのように。) (カツ、と硬質な足音がまた一歩、刻んだ。) [Sat 2 Apr 2005 23:59:14]
◆ハロゥタック@廃教会 > (廃墟となれば教会と云えど其れは形だけの話。蜘蛛の巣も埃も辺りに蔓延り放題で、) ( ――…ギ、 ) (扉を押して中に入れば黴臭い空気が久しく交換される。 踏み込めば重い靴音は埃の絨毯にくっきりと残り、舞い上がった白い空気に噎せた。花粉の酷い日のようだと思う。) (月光が敗れたステンドグラスから差し込んで、見る影も無い十字架だったものを照らしている。陰はまるで悪魔信仰の彫像のように。) …、 (誰ぞより届けられた手紙に記されて居た場所は、此処で良かったはずだ。) [Sat 2 Apr 2005 23:48:02]
◆ハロゥタック@廃教会 > (城下町の外れ。城壁の内側、その際。 ――既に主の加護も見られない教会に、襤褸僧衣の痩躯は足を伸ばした。) [Sat 2 Apr 2005 23:40:31]
お知らせ > ハロゥタック@廃教会さんが入室されました。 [Sat 2 Apr 2005 23:37:19]
お知らせ > ラプンツェル@塔の上にてさんが帰りました。 [Thu 24 Mar 2005 23:28:13]
◆ラプンツェル@塔の上にて > ( こんな風に、ラプンツェルは過ごしているのです。 ) [Thu 24 Mar 2005 23:28:11]
◆ラプンツェル@塔の上にて > いつも戦うみんなのミカタ、僕らの町のお薬屋さん〜♪。 ( 下手糞でした。 超絶音痴でした。 けれど今日はまだダイブましでした。 ) [Thu 24 Mar 2005 23:27:59]
◆ラプンツェル@塔の上にて > 麻痺したときはディスパライズで、病気を治そうディスシック〜♪ ( まあなにはともあれ、ラプンツェルが楽しそうなのですから、いいでしょう。 一度聞いたら耳を離れそうにありません。 ) [Thu 24 Mar 2005 23:26:58]
◆ラプンツェル@塔の上にて > 石化回復ディスストーン、毒で痛いよディスポイズン〜♪ ( しかしこれは一体何処の異世界の歌でしょうか。 なんとなく洗脳されそうな気分がしてまいります。 ) [Thu 24 Mar 2005 23:17:11]
◆ラプンツェル@塔の上にて > 瀕死大変仲間を助ける血返しの珠と反魂香〜♪ ( もしこれをフルオープンで歌ったりしたら、正に飛ぶ鳥を落とします。 事実、一度ばかり名も知らぬ顔も知らぬ旅人さんを撃破しております。 ) [Thu 24 Mar 2005 23:07:01]
◆ラプンツェル@塔の上にて > ――ヒットポイント回復するなら傷薬と宝玉で〜♪ ( なにやら異世界の歌を歌っているようですが、ラプンツェル本人は気にした様子もありません。 寧ろ愉しげでした。 ) [Thu 24 Mar 2005 22:57:02]
◆ラプンツェル@塔の上にて > ( ラプンツェルは今日も、ぼけーっと窓から外を眺めていました。 そしてのんびりと歌うのです。 こういうときの歌は、大体音量が控えめなので、そこまで残虐な超音波は発生しません。 ) [Thu 24 Mar 2005 22:47:43]
◆ラプンツェル@塔の上にて > ( クリスティアと言う国の外れ、周りを森に囲まれた、塔がひとつ、建っていました。 その塔は真っ白で、足場となりそうなものはひとつもありません。 最上階にあいたたったひとつの窓のある部屋、そこに住まうのが、ラプンツェルという少女でした。 ) [Thu 24 Mar 2005 22:36:00]
お知らせ > ラプンツェル@塔の上にてさんが来ました。 [Thu 24 Mar 2005 22:35:55]
お知らせ > 密談する者達さんが退室されました。 『(―歴史は夜作られるという。では地の底で作られるものは?)』 [Sun 13 Mar 2005 21:14:29]
◆密談する者達 > 誇りですか…でも大抵の人間はそんなものより一杯の麦粥を選ぶでしょう。少し無茶苦茶なのでは…?(「それを決める権利すらないものに権利を与える。代わりに試練を。乗り越えれば義務を課す」)どうあっても…駄目でしょうねぇ…(深く冥い溜息が漏れて)……行くあてのある者達や保護者付には話を絶対知らせない。それが条件です(「了解だ。では、暫くは君のお父上の領地で彼らを養ってくれ。当座の用意は出来ている」) [Sun 13 Mar 2005 21:13:01]
◆密談する者達 > 確かに子供達を帰す先はスラムですがね…そんな場所でも穏やかに帰りたいと思う者はいるんですが?(「そして一生食うや食わずの生活、だ」)それでも死ぬよりはマシでしょう…生きていれば逆転の目もある(「君のように、かね?」「いや、死んだほうがマシだろう。人としての誇りを持つならそう選ぶはずだ」) [Sun 13 Mar 2005 21:08:38]
◆密談する者達 > …いきなり迎えの馬車を護衛付で寄越したと思ったら…(「なに、そう嫌な顔をすることではないだろう。ま、急がせたから疲れさせてしまっただろうがね」)で、本気…いや正気ですか?(バサリ。羊皮紙が蝋燭の炎に踊る。「勿論だ。種を撒く手間を惜しむ者はいずれ飢える」) [Sun 13 Mar 2005 21:05:31]
お知らせ > 密談する者達さんが来ました。 『(ある貴族邸・隠匿された地下室)』 [Sun 13 Mar 2005 21:03:45]
お知らせ > リアさんが退室されました。 『(とりあえず色々買い物をして 多分おねぼうさんが起きる頃には戻ったでしょう。)』 [Tue 1 Mar 2005 16:40:06]
◆リア > (そういえば、彼はあまり自分の事を話してはくれないと恨み言を思ってはいたけれど。良く考えれば、己の方が彼になにも告げてない。 目を落としたブレスレット。そっと、右手の指でなぞる。 彼はどこまで自分の事を知っているだろう。最近まで性別さえ勘違いされていたくらいだ。名前と、エクソシストじみた事をしていた、という事くらいしか知らないんじゃないだろうか。 己の種族も。彼は明かしてくれたけれど、己は明かしていない。) むー…… ぅー… (出てくるのは悩み声ばかりで。 あぁもう。 とりあえず、今はお土産物の方を考えなければならないのに。 すぐ彼の方にいってしまう思考をどうにかして欲しい。) [Tue 1 Mar 2005 16:38:42]
◆リア > (店のひとの視線とか、その他諸々がちょっぴり気になる小心者。 ちら、と店主に視線を向けて、けれど店主は他の方を向いていたからすぐに商品の方へと戻した。 ……すみません、時間かかって。 なンて。内心でお詫び。ごめんなさい。) ……… 。 (視界の中にある、己の左手首。何気なく、目を止めて軽く手を上げる。 そこには、昨日までなかった、例の。) ……彼にも なにか贈るべきでしょうか? (お礼のお返しなんて変だろうか。というか、そんな名目では彼は受け取ってくれぬだろう。 しかし、あまりに昨日の買い物に時間がかかったために言い出せなかったが、本当は彼の服も選んであげたかった。) …だって、着ている物はいつも黒色のものが多いですし。 (だから黒色以外のものを。 …余計なお節介ですか、そうですか。) [Tue 1 Mar 2005 16:27:13]
◆リア > むー…… 。 (悩み声が口をついて出る。この店だけではなく今日までに他の店もいくつか回った。優柔不断、といえばそうなのかもしれないけれど。どうしても、こういう事には時間をかけてしまう。他人に渡すものならば尚更。 なるべくなら、喜んでもらえるようなものにしたい。) ……紅茶ではなく他のものにしましょうか… (今更? だって、でも、悩むから。なにがいいかな。どれなら喜んでもらえるかな って。) ……シュヴァリアーさんへのお土産も どうしましょう。 (彼には飲食物はNGだし。服飾品もどうかと思うから。また悩む。 口をへの字にして 何気なく左手の人差し指をくるくると、己の髪と遊ばせた。 どうしよう どうしよう?) [Tue 1 Mar 2005 16:16:11]
◆リア > (店内には様々な茶葉が並べられ、独特の香りが漂っている。 ガンディア産のものならアングリマーラで、フォーウン産のものならティアンで購入した方がいいのかもしれないがそこはそれ。クリスティアはクリスティアで、嗜好品としての需要が高いせいか質のいいものが売られているし種類も豊富。中でも、フレーバーティーやブレンドティーの品揃えは良く。) どれにしましょう か…… 。 (悩む。 ディンブラ辺りは1、2月頃が旬だから、そろそろいいものが出ているだろうけれど。そういうストレートなものにするか、バラエティーのあるものにするか。) [Tue 1 Mar 2005 16:05:08]
◆リア > (悩み顔で、ここ最近から考えれば珍しく、女物の服を身に着けたその者はそこに居た。暖かく柔らかな日差しの下、白いシンプルなシャツに紺瑠璃色のシフォンのスカート。薄香にも似たストールを羽織って。左手には、昨夜彼からもらったブレスレットが太陽の光に照らされてキラ と。透明色の強いビーズと石とが、小さく煌く。) (茶屋といってもそこはトキノミヤコ風のカフェではなく。 貴族たちの嗜好品である、紅茶。その、茶葉が売られているところ。) [Tue 1 Mar 2005 15:54:06]
お知らせ > リアさんが入室されました。 『( お茶屋さん。 )』 [Tue 1 Mar 2005 15:39:21]
お知らせ > リアさんが帰りました。 『(そのまま夜明けまでずっと続けばいい。)』 [Tue 1 Mar 2005 03:20:51]
お知らせ > ロイさんが退室されました。 『静寂は続いて』 [Tue 1 Mar 2005 03:17:37]
◆リア > ―、 ―― もう。 さっきから ヒドイです、よ? (告げる言葉とは裏腹。何故だろう、笑いながら。 もしかしたら嬉しかったのかもしれない、なンて。) (緊張は、 …さて。己がおろおろしていたからロイさんも対応に困っていたんじゃないかな、とか考えているのだろう きっと。) ……ありがとうございます。 (雪のとけるよに、そっと微笑を浮かべた。小さな、けれどそれは心から。 包みを仕舞う事はせずに、両手で大事そうにつつみながら。止まっていた足、ようやく帰途へと向ける。 そっと そっと。 みんなねている。 起きているのは二人だけ、だとしたら。 …誰かが起きて二人の世界を壊されぬように? なンて。冗句じみた思考。) [Tue 1 Mar 2005 03:16:12]
◆ロイ > (吸血鬼を嫌うからこそ、人間に焦がれるのかも知れぬ。嫌わねば、恐らく、彼はただ生きるだけの化け物だ) 明日は雪か? (雨からワンランクアップして。笑った。笑えた。笑う回数が、増えている。自覚のないままに ――君と生きる世界は、どんな様相なのだろう?) (緊張は、じゃあ何に対しての?) 構わない (そう告げて。共に宿屋へと帰らんと。既に宿の人間も寝ている時刻だ。帰ったならば他の客を起こさないように、静かに、静かに部屋に戻るんだろゥ。静寂を乱してはいけない) [Tue 1 Mar 2005 03:02:41]
◆リア > …… えぇ。 (知っています。 少しだけ瞼を下げて。伏せ目がちに。そっと。 己は何を嫌えばいい? ヒトを嫌えばいい? けれど、過去に愛したひとは人間でした。…否、キライな種族なんてない。同じように、全く同種のモノにだって出会うことはない。) …全てが。 (微笑んだまま、告げた。 足掻く事もしませんでした。頑張る事もしませんでした。ただ流されて生きていました。いつ死んでもいいと思っていました。 …けれど今は貴方がいる。簡単に死別なンてしたくないと 思える。 ―― もっと貴方をみていたい。) ………。 (吐息は 単に緊張が解かれたのだろう か? なンて、そんな。) (本来なら開けてもいいかどうか、聞くべきなのだろう。 けれど、ここで包みを開ける気にはならなかったから) ……後でゆっくりみせていただいても いいですか? (少し落ち着いてからなら 貴方からの贈り物を、今よりは素直によろこべるだろうから。) [Tue 1 Mar 2005 02:55:36]
◆ロイ > ――俺も吸血鬼は嫌いだ (まだ人間でありたいと願う。人間の汚いところを知っても、尚) …何が (闇雲に足掻いているだけ。頑張っているのは皆同じ事だろう? 意外そうに。生きる上で頑張らない生物などいないよ。彼は、死者だけれど) ……、 (ほっと、息を吐いた。安堵の溜息? さぁ、名付ける事が出来ぬような溜息) (因みに中身はガラスビーズのブレスレットだ。透明なものとうっすら紫に色づく其れは二重になっている。本当は銀が買えればよかった。魔除けの効果を持つという銀。けれど、それでは己も触れないから) [Tue 1 Mar 2005 02:36:14]
◆リア > …まぁ そうですね。(少しばかり憂いを帯びるのは、己自身も混ざりモノだから。 単純に吸血鬼である彼とは違う。もっと酷い。もっとバケモノに近い。 雑種だ。人の形をしているのが不思議だと思う。それゆえ、 …狩ではなく研究の対象に。 ……否、それは今はどうでもいい。 思って、瞬きをひとつ。過去に現在に蓋をした。) …ロイさんは 頑張りやさんですね。 (微笑んだ。 微笑んでそんな事を口にした。 きっと貴方には、何を思ってそんな事を言っているのかわからないだろうけれど。) …、 …… 。 (少し迷って、首をゆるり、振った。 きゅ、と。両の手で、しっかり箱を包む) …いえ 先ほども言ったとおり、 …要らないわけではありませんから…… (少しだけ下を向いて。少しだけ哀しそうな笑みを無自覚に浮かべながら、 大切そうに箱を両手に包んでいた。 矛盾した行動。そう、映るかもしれないけれど。 ただ、期待してしまう自分が酷く嫌だ って、それだけで。) [Tue 1 Mar 2005 02:29:48]
◆ロイ > 人間は皆、異端に敏感なものだからな。それに、吸血鬼は狩の対象だ。其れを野放しにすればギルドは責められる。其れなのに、吸血鬼を置く。本当は今すぐにでも逃げ出して欲しい筈だ (ギルドも己が突きつけられた条件をクリアするとは思ってなかったんだろう。敢えて人とは言わず、人間といった。其れは隔絶だ。余りにも己とは違う生き物だから) …… (肩を竦めた。WESか、NOか。その返答はしない。どちらにしても、吸血鬼の納得するところはならないだろうから) ――要らないならその辺に捨てておけば良い (其れは己に対する拒絶か否か。吸血鬼は測り損ねた。拒絶ならば?何も変わらない、今まで通りだ。変わらず、何も感じさせずに、冷徹な狩人に徹するまで) (捨てれば拾う者もいるかも知れぬ。ガラス細工とはいえ、装飾品だし) [Tue 1 Mar 2005 02:15:05]
◆リア > ……そういうものです、か? (けれど此処のギルドは些か緩い気がした。所属する者に寛容、というか。それもヴェイトスゆえなのか…… それなら、そうネガティブに考えなくてもいいと思うのだけど。 …けれど 己が吸血鬼である事を、一番気にしているのは彼なンだろう。) …ぇ、あ、はい…… (小さく頷いてオワリにした。 違いすぎる上に両者とも口にすることがないからすれ違ったまま―― ) ………、 (溜め息をつきそうだった、けれど漏れたそれはただの吐息で) …… わかりました。 それでは 私にはしないでください。 (ありえない事を期待してしまうから? 確信は出来ないけれどソレは嫌だ。そんな事は思いたくない。 貴方を見ることは出来なくて。 手の中の箱だけ。ただじっとみつめる。) [Tue 1 Mar 2005 02:06:36]
◆ロイ > (頷くのみだ。今のところ予定が狂うものは何もない) 嫌なんだろう。吸血鬼がギルドにいる事自体 (正教会への言い訳なら後で幾らでも出来る。それともあるいは――試されたか。が、考えても上の真意は理解できる範疇外だ) もう良い、その話題は置いておこう (君が困るだけできっと結論など出ない。考えている事が違う。違いすぎる) ……? (分からない。見返りのことではないのか。違うのか。いっそきょとんと。吸血鬼はするだろう) ああ。…何だ? (片眉がひょいと。上がった。そんな音、出はしないけれど) ……別に簡単にしてはいないだろう (生前の価値観とは死後にも引き継がれるものなのか。物を送りあう事は生前良くあった。故、今も吸血鬼はどのように振舞う。例えば誰かに招かれ、もてなされたら翌日菓子をホストに届けるように。――社交界の鉄則) [Tue 1 Mar 2005 01:51:59]
◆リア > わかりました。 (頷いて返す。 元々一ヶ月、という事だったから。帰る支度は既に進められている。) ……それにしても、ロイさんの上司さんはロイさんを信頼しているのか、単に意地悪なのか…(微苦笑しながら、そんな事を ぽつり。 クリスティアの調査、なんて。聖教会への使者とイコールだ。 ギルドの威信が問われるその場に彼を送るだなんて。吸血鬼だとばれたらどんな事になるか。よほど信頼していないと出来ない。あるいは、ただ単にあわよくば聖教会の者に消されればいいと思っているのか。 一員として認めてくれているひとも きっといるよ。) ぅー…… (なんと言えばいいかわからずに。 困ったような声だけ、口から漏れる。訝しむ相手に、更に焦ったように。ぎこちない所作。 …だってホラ、特別だと思っている から。もっと誠実にしなくていいのかなぁ、なンて。 それだけ? わからない。) ……だから、そういうのではなくて… (事務的な口調に、少し途惑ったように。 けれどしばらくおろおろと言い難そうにしていれば、溜め息をつく。そうして、目を伏せながら。) ……ありがとうございます。 それではコレはお礼として、頂いておきます。 …けれど。 (微苦笑。 浮かべながら、そっと瞼を上げて) これから モノを贈る時はもっと考えて贈ってくださいね… 簡単にしては、ダメですよ。 [Tue 1 Mar 2005 01:42:57]
◆ロイ > 三月上旬…早ければ明後日にでも (そんな通知はない。が、死ねば良いと思われてるのには違いないだろう。その程度、居直れないのならもうとっくにギルドなど出ている。ギルドからは何の知らせもないのは、一員と認められていない証か) (…そ、そうだったのか……) (訝るような表情で、また首をかしげる。何故事あるごとにマリィゴールドの名前を出すかな?) 貰った分はちゃんと返している。このワンピースでも不足じゃない (事務的な物言い。袋を持った手を上げて。情報料だ。それ以上でもそれ以下でも、吸血鬼にとってはないのだろう。君のその、今日付き合ってもらった礼も、それ以上でもそれ以下でもないのだから) [Tue 1 Mar 2005 01:26:39]
◆リア > ヴェイトスに… そういえば、いつ戻るのですか? (首を傾げて問いかける。 ロイさんに、しばらく戻ってくるな、なンていう通知がカーンから届いていなければいいが。二人はまだ知らぬけれど、(組織からも何の連絡もないけれど)ヴェイトスに入り込んだ吸血鬼…それと彼が繋がったら困ると、ロイさんを信用していないのならギルドは考えるやも知れぬから) ( …大丈夫充分ギャグだった。) ……… 。 (は? って言われた。 けれどもう一度言う気にはなれない。彼女の事ばかりにつっかかってるなンてまるきり無自覚に。 ロイさんがマリィさんに対してもっと誠実に接するべきだ―― なンて、リア自身は思っているやもしれぬけど) …… そうですけれど。 (なんか違うのだとでも言いたげに。 視線を横に逃がしながら。なんとなく、両手の中の小さな箱に指を這わせる。居心地悪気に。) [Tue 1 Mar 2005 01:20:24]
◆ロイ > (目を丸くした事に気づかない。否、笑ったことにすら気づいていないだろう。其れも数瞬の内に戻る) …ヴェイトスに到着するのが遅くなるかもな (少し現実に戻った。其れは一寸、困る) (ちょっとぐだぐだだ) (すまない、裏切った。超シリアスだった) …… (もどかしい。別に怒りはしないが。もどかしい。視線はそう彼女に言っているだろう) …は? (マリィゴールドに? 君は彼女の事になると、えらく突っかかってくるんだね?) …さっき土産は買ったじゃないか (略、情報料とも言うが) [Tue 1 Mar 2005 01:02:54]
◆リア > …、 ( 目を丸くした。 数瞬の、間。 言葉に?笑顔に? …その両方かもしれない。 ) …やめてください 本当に振りそうな気がして怖いです。(なンて。 ぷ、と小さく噴出して くすくす、と。 残念。残念?貴方とエーサンさん相手だと、不思議と仮面を被っていられない。被っても、長くは持たない。 ――― ふ、当たり前だろう。) (最早以心伝心なのかどうか) (仕方ないよ登場からギャグだったから。) ……え、 …いぇ、 (下ろされた手。 己の両手の上に箱は残った) …要らないという事ではありませんけれども。 (歯切れの悪い、いい難そうな言葉ばかり口をついて出てくる。 なんだか視線を合わせていられなくて、足元へ目がいく) …私よりも、マリィゴールドさんに差し上げたらどうでしょうか。 (なンて。 あぁ、可愛くない。) [Tue 1 Mar 2005 00:57:16]
◆ロイ > 明日は雨が降るかもな? (なんて、珍しく吸血鬼はふざけてそんな事を言う。珍しく笑いながら、だ。――ちッ、先手を打たれたか!) (けーた?ますます遠ざかる。以心伝心) (本当に洗剤だけッス! シリアスは諦めている) …… (受け取ったならば吸血鬼は手を下ろす。無粋な一言に首をかしげた) 要らないのか? (ただただ無表情に。要らないというのならば、仕方ない、返品しよう。――無理) [Tue 1 Mar 2005 00:40:59]
◆リア > …そうですね。 (微笑んで応える。 けれど違うよ。貴方の意地悪な言葉に噛み付くいつもの方が、素直なきもち。ホントのきもち。 ただ頷くだけの、コレは嘘。 浅ましくなんか無い。生きている己よりも余程、貴方は”生者”。 ――ナマモノって読んだらダメだよ。) ( …ツーカー? ) ( 本当に 洗剤だけなのか!? …とか、あぁもうシリアスにならねぇ。) …… ぇ と。 (きょと、としたまま。 近づけられたなら、ソレを両手で受け取るだろう。 白い箱。リボンのあしらわれた、それに視線を落とす。 雪の白と違う、その白は光沢を帯びて眩しい。 軽く目を細めた。) …… でも、 …お礼を頂けるほどの事は していませんよ? (こんな事 言うのは無粋だろう か? けれども、おずおずと。彼を窺う様に視線、向けて) [Tue 1 Mar 2005 00:36:33]
◆ロイ > 何だ、素直じゃないか? (死して尚生きながらえようとするのは浅ましいというのだ。少なくとも、使者が生者を犠牲にして生きながらえる必要がない) (嗚呼、少しだけ何だか通じ合えた気分。双子じゃないけど) (いや、洗剤だけっスすよ!) (もうこの商店街も完全に夜に包まれるだろう。先程の店が閉店すれば) …付き合ってもらった礼だ (白い包装の四角形の箱。リボンはおまけでつけてもらった。受け取るよう促すかのように、箱を彼女に近づけて) [Tue 1 Mar 2005 00:24:46]
◆リア > 否定は しないでおきましょう? (溜め息と共に流した。 なにを? 色々と。 ……けれど、あぁ、 …既に何もかもを諦めている己に、夜の種族になっても尚生きようとする貴方は眩しかったよ?) そうですね。 (なンて。 己は頷くだけだ。もうそんな事に一々心を傾ける事もしない。できない?) (柔軟剤を つかってるんじゃないのか!?) (冷たい外気に、反射的に目を細めた。 瞬きを一度。そして) ……え? (取り出された小さなそれに、二度、三度。 ぱちくり) [Tue 1 Mar 2005 00:12:04]
◆ロイ > (放置プレイ敢行) …違うのか? (ふん、と意地悪い笑みを浮かべて。汚れてる?そんなの誰でもだ。汚れのないものは恐らくない。吸血鬼も既にどす黒く汚れているだろう) ……マナーがなっていない (憤慨にまでは至らぬものの、面白くなさそうに) (ボケ流し。しかして、ボケ殺しとはさほど変わらぬ。あえて言うなら、僅かソフトだ) (店主からワンピースを受け取って、店の外。寒い風が吹く、クリスティアの街。少し歩いて立ち止まろう) …やる (懐から取り出す、小さな箱) [Tue 1 Mar 2005 00:01:18]
◆リア > (あぁ、置かれてしまった。) ……まるで子供に言い聞かせるみたいな言い方ですね。 (やられたら嫌でしょう?なら、やってはダメですよ―― リア自身も、何度か口にした覚えのある言葉。 漏れるのは呆れにも似た溜め息。己はそんなに彼の目に子供に映っているのだろうか。 ……だって、子供に言ったら本当に傷つくんだ。本気で嫌がるんだ。純粋なその心で。 …ならば 純粋なのはきっと わたしではなくあなたなのでしょう。 己はもう、汚れているから。) 仕方ないですよ、世の中には元の場所に戻さないような方もいるのです。 (そうしてそれを気にして戻してしまう者も居る。 面白いものだ) (ボケ殺しは何度も出会ったが、ボケ流しはなるほど、初めてです。新感覚…!) (どうぞ、と渡したら会計が済むのを大人しく待っていよう。 そうして店主に頭を下げたのなら、二人つれたって…帰って、 ゆく?) [Mon 28 Feb 2005 23:54:17]
◆ロイ > (会計が終われば、遅くなった事を詫びつつ出て行くんだろう。――今日の用事は全部済ませたわけじゃないが) [Mon 28 Feb 2005 23:45:21]
◆ロイ > (そこはそれだ。捨て置いて置こうじゃないか?) …………なら言うんじゃない (子供だろうが大人だろうが、嫌なものは嫌だろうに。嫌だと告げた気味を半眼で見つめた) ……もっとちゃんと纏めた方が良いと (どうやら吸血鬼も型の違うシャツが一着置かれているといそいそと置き直したくなるような性分のようだ――嗚呼、もう構わない) (放置プレイだ。ボケ殺しだ。ボケ流しだ。造語である) ああ (少女からワンピースを受け取って、己は会計を済ませよう。金? この買い物で餓えるほど貧乏ではない。渡したワンピースは丁寧に畳まれて、袋の中に) [Mon 28 Feb 2005 23:44:38]
◆リア > (というか 一応センセイとしては。 ロイさんが 教え子の如く可愛く映るのですよ。最近。ホラ、おねぼうさんとか) 嬉しくないです。 (きっぱりと 告げた。別に訴えられたからじゃないけれど。 教え子…子供だって、男の子なら可愛いなんて言ったら反発するものだ。だから彼らには思うだけで口にせぬよう気をつけている。 ロイさんは? …だってホラ子供じゃないから?) ……一応纏められているのでは。 (一応ワンピースはワンピース、シャツはシャツで似たようなものは纏めて置かれているけれど。 閉店時間を超過したようなこんな時間では、お客さんが色々見回った後だからごちゃごちゃかもしれない。己も神経質な部類なのだろうか。つい、混ざり物を目にすると元あっただろう場所に戻してしまう。 ―― え、いいのですか?) (あぁん。 放置プレイはツライ。エロよりもギャグの場合の方が特に…!) わかりました、ロイさんがそうお決めになったのなら。 (頷いて、彼にそのワンピースをそっと渡そう。 きっと店主さんがそのうち近づいてくるだろうから) [Mon 28 Feb 2005 23:36:53]
◆ロイ > (駄目だ。この子もう駄目だ) (いや、気にしない。寧ろそっちが普通だ) ……お前、自分がもし男だったと仮定して、可愛いといわれて嬉しいか? (嫌だろう? 嫌でしょう? 嫌だとおっしゃい。視線がそう訴えかける) もっとちゃんと種類ごとに纏めて… (そして何処までも神経質だった。ともあれだ。諦めた。というか、余りにも社交界用過ぎるだろう。いくら青猫が高級娼館とは言え――……逆に燃えるのだろうか? いや、まぁハンカチーフドレスはもう良い) (放置プレイ強化習慣。嘘。男は真面目な顔して服を選んでいるよ) …ああ、これで良い (可愛いし) (漸くきまったっぽい雰囲気に店主さんほっとした表情) [Mon 28 Feb 2005 23:25:44]
◆リア > (きっと 口にはしないけど、やっぱり笑いながら 可愛いとか、思っているんだろう。) (駄目じゃない。 きっと某・おにぃちゃんは男の可愛い=フォーマルよりもそっちだ。ゴメン、超ゴメン。) ……。 (竦められた肩。淡く微苦笑を浮かべるのみで) いいじゃないですか。 つい、出てしまったのですから。 (ちょっと むぅ、としながら。いいじゃないですか別に。可愛いものは可愛いんです) ……え、そんなものでしょう? (ドレスはともかく。トップスやボトムス、ワンピースくらいはそれなりに揃っているだろう。 特に貴族をターゲットにしているのなら尚更に。 ハンカチーフドレスもいいんじゃないだろうか。彼の視線を追いかけた。 そこに、裾に細めのリボンをあしらうだけでも、可愛らしさは増すだろう。諦めずに、どうですか?) (なんだか一向にツッコミを受けない気がする。ボケっぱなし。) …え、これでいいのですか? (きょとん。服と彼とを見比べて) [Mon 28 Feb 2005 23:16:05]
◆ロイ > (どうせ言っても笑うんだ。ならば。難しい顔はするけれども、これ以上言うのはやめよう) ……分かっている (男の可愛い=セクシーは、駄目ですか、駄目ですか) どうだか? (軽く肩を竦める) ……思っても口にするものじゃないだろう (誰かの合掌は今ヴェイトスで話題の吸血鬼さんの話題に) (もういっそ何もかも不明でも良い吸血鬼である。其れはともかく) ……しかし、どういう商品陳列なんだろうな (アスコットシャツから、ワンピースまで。さすが城下町、貴族をターゲットにした服装には事欠いてない。白のハンカチーフドレスもあったがこれも社交界向きだろう。視線をやっただけで諦めの色が滲んだ) (否、青猫は娼館だろう。さて、このツッコミを果たしてこの男がするか否か) …それで良いと思う (君の選んだワンピース) [Mon 28 Feb 2005 22:59:59]
◆リア > (すみません、と返すくせに笑うンだろう。) いいえ…… でも、最終的にはちゃんとロイさんが選んでくださいね? そうでないと 意味がありませんから。(いや、別に狂っているなんて事は無いだろう。男の可愛い=セクシー系に行くよりはいい。まぁ、ロイさんならそんなこと思いもしないだろうが。) そうですか? 嬉しいものだと思いますけれど。(苦笑じみて返す言葉。 止せ、と言われたなら微笑んで) いいじゃないですか。私はそう、思ったんです。 (なンて。 あぁ、聞こえなかった事にされてしまった…) (趣味の事まで言い及ばなかったのは気遣いなのか本当に可愛いと思ったのかはこの際不明で) まぁ、確かにそうでしょうね。 ……あ、こういうのもいいと思いますか? (ふむふむ。と己も今しがた示したワンピースに目をやって。 単にロイさんがどんなものがいいと思うのか、考えているようで。 ……ホラ、青猫のことは単に社交場だと思っているし。当然マリィさんのコトもそんな風に見ている) [Mon 28 Feb 2005 22:44:51]
◆ロイ > (笑うな、という声がそのたびに飛ぶはずだ) …悪いな、どうも苦手だ (お堅いから。自分で言うのもなんだが。男の可愛い=フォーマルにいってしまうのかも知れぬ。だとしたら彼の審美眼は恐らく狂っているのだろう) ……別にどうとも思わないだろう (何だかそんな気がする。ゆるり、と頭を振って) ……男にそういう形容は止せ (――今話題の吸血鬼さん、が何だって? 否、聞こえなかった事にしよう) …… (とはいえ、吸血鬼の直感で選ぶ其れは。さて、趣味が良いといえるのかどうか) ………色々あり過ぎるといつまでたっても決まらないな。……良いんじゃないのか? (矢張り女性(否、彼女は一応中性だが)が選ぶものなら可愛いのだろう、と。頷く。貴族の姫君が着る様な服だと僅か苦笑。否、似合うけれど、多分) [Mon 28 Feb 2005 22:30:41]
◆リア > (くすくす。 動くたびにこちらは笑が零れているんだろう。) 白、ですか。 ……はい、わかりました。無理に考えずともいいですよ。 (頭痛をうったえる彼に、少し苦笑混じりに。 ロイさんは男性、ということに加えて、ホラ、…お堅い から。つい、可愛いというよりはフォーマルなものに目が行くのだろうか。) ……でもそのくらい悩んで選んでもらったら、マリィゴールドさんも嬉しいのではないでしょうか? (なんて、ぽつり 言い添えて。 向けられた視線に、もう一度くす、と笑った。) いえ 可愛いな、って。 (少しばかり素直すぎると評されるリアは、さらりとそんなコタエを。 ほら、今ヴェイトス市で話題の吸血鬼さんだってロイさんを可愛いと評しているよ!) あぁ…… ぅん、可愛いんじゃないでしょうか。 (上から下までじっと、示された服を眺めて。 こくん。軽く頷く。) …トップスに絞りますか? ワンピースやドレスなんかも、色々とありますけれど。 (これとか。 と、言いながら軽く引いたのは 彼が可愛い色だといったソレ。 左肩からフリルが枝垂れ桜みたくスカート部分まで垂れていて、下の方はふわっとした柄の入ったシースルー。) [Mon 28 Feb 2005 22:18:16]
◆ロイ > (かくーん。首かかくかく良く揺れ動く) ……色、は…白? …形に関しては勘弁してくれ。本当に分からない (白じゃなくても淡い色合いなら可愛いと思う、が) …明日は頭痛に悩まされそうだ (既に今日から、今時分から。眉を少し潜めて。どういたしまして?) ……なんだ (笑う気配に気づいて、軽く視線をやった) ……これ (カスケーディングカラーの、淡いピンクの服。滝のようなドレープ入りの其れ。服の年代だとか、そういうの都合よく無視の方向) [Mon 28 Feb 2005 22:01:21]
◆リア > ……… ちなみにロイさんの考える 可愛い色と可愛い形って この店にあるものから考えると、どれですか? (視線を巡らせながら、何気なく問うてみる。この店の中で貴方が一番可愛いと感じるものはどんな服ですか?) ……それは、もちろん彼女ならば本当に何を着てもお似合いでしょうけれども。 ちゃんと 真剣に選んであげてください、な?(小首を傾げて、困ったような微笑み。 ごまかしたというかなんというか。追求しないでくれてありがとうございます) ………。 (傾げられた首にくす、と小さな笑み。思わず漏れた) それ……も、どちらかといえばフォーマルな部類でしょうね。 (なにせアスコット・タイがついているのだから。) [Mon 28 Feb 2005 21:54:41]
◆ロイ > (そんなことない) ………分からん (本気で悩んだ。持っていた服を放し、腕組み。顔がこぅ。ちょっとかくっと) …色が可愛ければ良いのか、形が可愛ければ良いのか (お手上げだ、といわんばかり軽く溜息。とはいえ、人間のそれとは少し違うだろうけど) ……何着ても似合うんじゃないのかと言って逃げるのでも構わないか (冗句のような、半分本気のような。ごまかされた。しょうがない、ごまかされておこう。そうか、と、短い返答) ……… (かく、と首をかしげた。可愛い、エレガント、その境界線は何処だ) …… (色々釈然としないながらも、一着のアスコットシャツを手に取った。カラーリングはアイボリー。さて、これはどうなんだろう。また、首をかしげて) [Mon 28 Feb 2005 21:41:14]
◆リア > (本当に迷子になってたのかと 思いました。) 可愛らしい服…… (んむぅ。 少し悩み顔で唇に指を当てて。 服ってコトはスカートとかパンツは却下。んでもって可愛らしい、もの。) ……可愛らしい、といっても色々ありますからね…(フリルやレースは可愛らしいけれど、使いすぎはどうかと思うし。) 選ぶのはあくまでロイさん、なんですから。こんなのが似合うんじゃないか、というのを言ってみてください。 ……え、いいえ。別になにも。 (いっそきょとんとして。ぱちくり。) それは私もわかりませんよ。 (大抵 シンプルなものを選んでしまいがちだから。) ……あ、その服もいいんじゃないですか? 首周りと合せにフリルが入っていて… でも、可愛いというよりは少しエレガントな感じでしょうか? (彼の引いた服に目を止め。首をかしげて、そんな事。) [Mon 28 Feb 2005 21:32:50]
◆ロイ > (いたた。迷子扱いなど御免被りますとばかり。店の外で冷たい風がびゅうっと吹き過ぎた) ……可愛らしい服が良いとは言っていたが (問題は、彼女の長身に合うドレスが売っているかどうか。なんだが。その前に吸血鬼半眼) ……今何を言い掛けた? (妄?妄想じゃないですよね?言わないよねそんな事。じーっと、何気ない仕草の彼女に問いかけ) ………女が可愛いと思うものなんてさっぱり分からん (いつの時代でも、男と女の可愛いにはズレがある。何気なく袖を取る白い服。別に可愛いと思ったわけじゃない。ただ、目の前にあっただけの事) [Mon 28 Feb 2005 21:21:08]
お知らせ > ロイさんが来ました。 [Mon 28 Feb 2005 21:16:13]
◆リア > (違ったら 結構大変だ。主にロイさんが。 おねぼうさんの次は まいご扱いされること間違いなし。) 服っていっても色々ありますけれど。 (普通にシャツとかスカートとか、ワンピースとか。) ………なにか こんな服がいいんじゃないかな、という妄… ……いえ、イメージとか考えてないのですか? (彼の傍ら。並べられている服を何気なく、軽く引っ張って眺めながら問いかける。 なんか変な言葉が混じったのは気のせいです。) (この街は宗教色が色濃く、シンプルな服が多いけれど 貴族の好む服も多々ある。 ロイさんイメージでは”可愛いフリルの服”らしいので、今居る洋品店は後者の部類だろう―― 華やかなドレスなんかも、ウィンドウなんかに飾られているかもしれない。) [Mon 28 Feb 2005 21:11:28]
◆ロイ > (超かぶった。ま、気にせず。いる場所は同じだ) (ともあれ。どこかの親切な洋品店に二人の人影。店主は?面白くなさそうな顔をしてカウンターにおさまっていることであろう。何せ時間外のお客なんぞ稀だろうから) … (買い物を頼まれたはずの男は。困り顔。だって、女性が好む服装など、知らぬ) [Mon 28 Feb 2005 21:03:18]
◆リア > ( かぶった―――― 笑。) [Mon 28 Feb 2005 21:01:11]
お知らせ > リアさんが来ました。 『( どこかの 洋品店 。 )』 [Mon 28 Feb 2005 21:00:51]
お知らせ > ロイさんが来ました。 『洋品店、そのに?』 [Mon 28 Feb 2005 21:00:38]
お知らせ > ロイさんが退室されました。 [Sun 27 Feb 2005 18:20:21]
◆ロイ > ――悪いが (怪訝な目をする店主に告げる) あれを譲って欲しい (飾られた物を指して) (彼女には秘密の買い物である) [Sun 27 Feb 2005 18:20:16]
◆ロイ > (外から見る程度ではどれが良いのだかさっぱり分からない。否、ちゃんと見てもこの吸血鬼には分からないだろう、が) …… (思うのは、共にクリスティアへと赴いてきた少女の事。彼女にも何か渡さねばならないだろう) (出費が嵩む時期だ。と思う。とはいえ吸血鬼に金など殆ど必要ではない。血の他に嗜好品を買う必要がないのだから) (ふと、目に付いたとある店の前。さて、彼女は欲しがるのだろうか、『これ』。ウィンドウ越し。吸血鬼は店に入る) [Sun 27 Feb 2005 18:19:02]
◆ロイ > (その男の顔色が悪いことに気づいたかどうか、吸血鬼は知らぬが。けれどまさかクリスティアに吸血鬼が入り込んでいるとは思うまい。吸血鬼は静かに歩む。洋品店の前でいつまでも立ち止まっているわけにも行くまい。それに買うのは今日ではなく明日だ) (其れこそ観光をかねての散歩。悪戯に風が冷たい日故に人通りは少ないけれど) [Sun 27 Feb 2005 18:06:04]
◆ロイ > (商店街の、その一角。ぼんやり見上げるその店。幸い天気も悪いし、既に日没の時刻だ。既に買い物客の姿はほとんどない。けれど、店はぎりぎり閉まっていないのが救い。冷たい風に小さな悲鳴を上げて小走りに帰路につく少女とすれ違う) [Sun 27 Feb 2005 18:03:13]
お知らせ > ロイさんが来ました。 『洋品店』 [Sun 27 Feb 2005 17:59:59]
お知らせ > リアさんが帰りました。 『(のんびりとした 食事は続く。)』 [Sun 27 Feb 2005 00:31:21]
◆リア > ………… おねぼうさんは なかなかなおりません。 ね。 (しみじみ。 困ったぼうやを持つ母親みたいに。少し、微笑ましく。) [Sun 27 Feb 2005 00:31:01]
◆リア > そういえば ロイさん、お土産買えたのでしょうか…… (独り言、呟いて。 スプーンに掬った乳白色に、ふー。と息を吹きかけた。小波の立つのがちょっとだけ面白い。 スプーンをゆっくりと口につけて、躊躇いがちに少し口にした。 ……あぁ、まだ熱い。 でも飲めないほどじゃない。ぱく、と。スプーンの先ごと、口の中へ。 こくん。) …もうそろそろ、二月も終わってしまいますのに…… [Sun 27 Feb 2005 00:23:52]
◆リア > (しばらくしてようやく こくり、飲み込んで。 木製のスプーンが動くのは、クリーム色のスープの中で。) トライプ アンド ドレシーン、みたい…… (ぽつり。 故郷の料理の名を口にしながら、くるくるとスプーンを遊ばせる。まだ、熱いんです。) [Sun 27 Feb 2005 00:14:45]
◆リア > (相方であるロイさんは、こういう食事を摂らないからごはんはいつも一人。ちょっと寂しい。なんだか鍵っ子でしかも一人っ子の気分だ。お父さんもお母さんもいつも家にいないんだ。 ……いや、宿の食堂であるから、前述したように人の姿はあるのだけれども。) ………。 (少しばかりぱさついた食感のパンを一口大にちぎり、口に入れた。 むぐむぐむぐ。 そんなに大きくちぎらなかったはずなのに噛む回数はやたらと多くて、食事時間を長くする原因になっている。) [Sun 27 Feb 2005 00:04:13]
◆リア > (食堂兼酒場、と言った方が正しいだろうか。 夜中とはいえ人は皆無ではなく。他の冒険者等の姿もちらほらとあった。 そんな場所でこんな時間にひとりで何をしているかといえば…… 食事です。ごはんです。えぇ、まったくなんのひねりもなく。) [Sat 26 Feb 2005 23:55:11]
お知らせ > リアさんが入室されました。 『( 宿の食堂 )』 [Sat 26 Feb 2005 23:51:00]
お知らせ > ラプンツェル@塔の上にてさんが退室されました。 [Fri 25 Feb 2005 21:25:30]
◆ラプンツェル@塔の上にて > ( こんな風に、ラプンツェルは過ごしていました。 ) [Fri 25 Feb 2005 21:25:29]
◆ラプンツェル@塔の上にて > ( それが何時になるかわかりません。 とてもとてもとてもとてもとてもとてもとてもとてもとてもとてもとてもとても長い間、ラプンツェルはそれを待っていたのです。 そして今も待っているのです。 ) [Fri 25 Feb 2005 21:25:17]
◆ラプンツェル@塔の上にて > ( ラプンツェルは、ここから出たいと思う以上に、誰かを、何かを、待っているのかもしれませんでした。 いつかここに、白馬の皇子様が訪れるのを期待しているのでしょうか。 いつかここに、白馬の皇子様が訪れるのを期待しているのでしょう。 ) [Fri 25 Feb 2005 21:24:36]
◆ラプンツェル@塔の上にて > ( ラプンツェルは、今日も窓からお外を眺めています。 それはもう、視線で穴が開くのならば二番目のインパクト並みに穴が開いていたことでしょう。 それぐらい、ラプンツェルは外を眺めていました。 ) [Fri 25 Feb 2005 21:14:13]
◆ラプンツェル@塔の上にて > ( クリスティアと言う国の外れ、周りを森に囲まれた、塔がひとつ、建っていました。 その塔は真っ白で、足場となりそうなものはひとつもありません。 最上階にあいたたったひとつの窓のある部屋、そこに住まうのが、ラプンツェルという少女でした。 ) [Fri 25 Feb 2005 21:04:02]
お知らせ > ラプンツェル@塔の上にてさんが入室されました。 [Fri 25 Feb 2005 21:03:48]
お知らせ > ジャスティス@富裕層住宅地さんが退室されました。 『そのまま乗合馬車に飛び乗って……』 [Fri 25 Feb 2005 17:37:18]
◆ジャスティス@富裕層住宅地 > (今度は、ものすごくお金がかかるだろう、どうしようか?新しく着てくれるシスターは、神父さまはいるだろうか?色々問題は山積みだ。ここまで来て、膝なんかついたら、今までの苦労と皆の好意が無駄になってしまう。頑張ろう、頑張ろう。……何もかもが解決して、落ち着いたら、その時は胸を張って家に帰ろう。なんだか可笑しい話だけれども、親の顔を見た瞬間に、元気が沸いてきた。足取りも、来たときよりは幾分ましだ。早く帰ろう、ヴェイトスに……) [Fri 25 Feb 2005 17:37:05]
◆ジャスティス@富裕層住宅地 > ……失礼します! (慌てて、深々と頭を下げると、逃げるように走り出す。心配していてくれたのだ、家を勘当同然に飛び出した不良娘のことを。もしかしたら、あそこで待っていれば、数年ぶりに、細い、筋張った腕で抱きしめてくれるのかもしれない。) ……! (だけど、そしたら、ここに居ついてしまいそうで。、まだまだ甘ったれな自分は、多分長いこと、ヴェイトスに戻ろうとしないだろう。まだまだやらなきゃいけないことはたくさんあるのだ。教会だって、早く立てなおさないといけない。警護もそう長期間雇っているわけじゃない。ライガが帰ってきていたら、状況がわからずに混乱しているだろう。早く帰ってあげよう。) [Fri 25 Feb 2005 17:33:43]
◆ジャスティス@富裕層住宅地 > …………それじゃあ、そろそろ失礼します、お邪魔しました。 (小十分程話しただろうか、一息ついて、頭を下げる) あんまり、商売に根を詰めないように言っておいてください (そのまま、背を向けてもと来た道を戻ろうとすると……後ろから声がかけられる) 幾分、成長されたご様子で。 (先程と変わらぬ、全く愛想のない言葉、だけれども、自分の顔がほころぶのがわかる。) ありがとうございま……っ (振り返った瞬間に、家の二階、両親の部屋のカーテンが空いていることに気付く。神経質そうな母と、のんびりとした雰囲気の父。母の姿は、あわただしく窓の側から消えた。) [Fri 25 Feb 2005 17:29:29]
◆ジャスティス@富裕層住宅地 > (懐かしさを感じながら頭を下げると、執事は直立不動の状態のまま、重々しく口を開く) 「ご用件は?」 ブラウニーご夫妻は元気にしてますか? (ちょっと怖気づきながらも、言葉を続ける。) 「どういったお仕事の方でしょうか?」 えっと、ヴェイトス市で、修道女としてお勤めを…… (直立不動のまま重たげな瞳で見つめてくる執事に、少し気後れしながら、けれども懐かしげに、近況を話していく) [Fri 25 Feb 2005 17:23:46]
◆ジャスティス@富裕層住宅地 > (しばらくして出てきたのは、身なりを整えた、執事風の初老の男性。オールバックの銀髪だが、残念なことに髭はない) ……ぺこっ [Fri 25 Feb 2005 17:19:05]
◆ジャスティス@富裕層住宅地 > () [Fri 25 Feb 2005 17:18:14]
◆ジャスティス@富裕層住宅地 > ……あ (何とか警官にも出くわすことなく、一つの屋敷の前に着く。他の建物との差異は特にないが……) すみませーん! (とてとてと門に向かって駆け寄りながら、門番の青年に声をかける) あ、ここの縁者の者なんですけど……あ、ジャスティス、といいます。 (前の門番のおじいさんは、もう引退したようだ。青年が人を呼びに行っている間、ぼんやりと、邸宅を眺める) [Fri 25 Feb 2005 17:05:31]
◆ジャスティス@富裕層住宅地 > あ〜、なんだか場違いだなぁ…… (改めて自分の姿を見てみると、こぎれいにはしているものの、安物の服に、得体の知れない布包み) あはは、不振人物と勘違いされたらやだなぁ……っ!? (そうだ、まずい。慌てて布に包んだメイスを抱きしめて、周囲を警戒する。この辺りは、警官も多いのだ。もし目に留まって、包みを確認されたら……出てくるのは、血のこびりついたメイス……) ……オロオロ (なにやら、更に挙動不審な感じで周囲を見渡しながら尚も進む) [Fri 25 Feb 2005 16:56:35]
◆ジャスティス@富裕層住宅地 > (行くべきところに行けばすごいのかもしれないけれど、そういうところには全然縁がなかったこの数年。すんでいたのは、雑多な路地や、でこぼこの通りばかりの所だから。左右には、白を基調とした邸宅があり、こんな季節でも、庭には緑がうかがえる) ) [Fri 25 Feb 2005 16:53:55]
◆ジャスティス@富裕層住宅地 > (久しぶりにきて見ると、その広くてまっすぐな道が何かの冗談なんじゃないかと言う風に思える。ヴェイトス市の方が、) [Fri 25 Feb 2005 16:51:03]
お知らせ > ジャスティス@富裕層住宅地さんが来ました。 [Fri 25 Feb 2005 16:49:12]
お知らせ > ジャスティス@繁華街さんが帰りました。 [Thu 24 Feb 2005 20:22:55]
◆ジャスティス@繁華街 > そろそろ、帰ろうか。 (ここにいても、仕方が無い。宿に帰って、明日どうするかゆっくり考えよう……) [Thu 24 Feb 2005 20:22:43]
◆ジャスティス@繁華街 > ……いない、か。 (もう皆、更正したか、それとも、もっと深みに沈んでいってしまったのか、それを確かめるすべは今は無く、のんびりと、懐かしくも、親しみは感じない通りを歩いていく。どうやって時間をつぶしたものか。宿に戻るのも早い時間だ) [Thu 24 Feb 2005 20:07:45]
◆ジャスティス@繁華街 > (……まあいいや、明日の朝までに決めれば……。今まで座っていた、小汚い道の片隅のベンチから腰を上げる。もともとは娼婦が休憩するために持ってきたものだろうか?) …… (無言で、にぎやかな歓楽街を進む。無意識に昔の知り合いの顔なんて探しながら) [Thu 24 Feb 2005 19:55:57]
◆ジャスティス@繁華街 > (あるのは、その場しのぎの娯楽だけ。ちょっと群れから離れれば、すぐに冷めて、むなしさが漂う。だから、ずぅっと、群れの中にいた。一人の牧師様に諭されるまでは。それから一年と半年、成長したものだ) ……それから、もう半年まえかぁ (家を飛び出したのは。両親は元気にしているだろうか?) …… (せっかくここまで来たのに、帰ろうか帰るまいか悩んでいる自分がいる。どうしよう……) [Thu 24 Feb 2005 19:43:30]
◆ジャスティス@繁華街 > (今思えば、無駄な時間をすごしていたと思う。目的も何も無い) [Thu 24 Feb 2005 19:39:26]
◆ジャスティス@繁華街 > (ヴェイトス市と違うのは、規模だけではない。なんというか、ここには、なにやら、後ろめたさ、というものが感じられ、店も、客も、どこか周囲を気にして縮こまっているような、そんな気がする。もちろん、一見華やかだし、一見してわかるようなものではないのだが……なら、なぜわかったのか?昔は、よくここで、悪い友人達と怠惰な時間をすごしていたから) [Thu 24 Feb 2005 19:28:49]
◆ジャスティス@繁華街 > パプテスの影響が強いここ、クリスティア。この街にももちろん繁華街の類はある。大きなカジノが、通りの向こうに輝いており、少し通りを外れれば、いかがわしい店もいくらでもある。さすがにヴェイトス市とは比べ物にならないが) [Thu 24 Feb 2005 19:26:27]
お知らせ > ジャスティス@繁華街さんが来ました。 『人通りを眺め』 [Thu 24 Feb 2005 19:17:07]
お知らせ > ロイさんが退室されました。 [Sun 20 Feb 2005 21:37:48]
◆ロイ > (それにはいつもよりもずっと早起きをしなければならない) (…夕方、さて、運良く開いている店はあるだろうか) [Sun 20 Feb 2005 21:37:42]
◆ロイ > (私情を挟むなといわれた。調査だけに徹せよと。それでも夢を見ずにはいられなかった己が愚かだったのだろう。そう思うしかない) (立ち上がって、梟に森へと飛べと放してやった。街中で、例え衆目がないように見えても、人々の目はどこで光っているとも知れぬし) (今宵は宿へと戻ろう。吸血鬼は観光は出来ぬが、もう一つの仕事が残っている) [Sun 20 Feb 2005 21:37:02]
◆ロイ > は… (息を吐く動作はしても、本当に漏れるのは息ではない。息をする必要は、彼はないのだから) ……ガセか (何度目かの調査の末の結論。吸血鬼らしき者とは出会っていない。つまり、『伯爵』との邂逅もお預け。ごつ、と城壁に頭をもたれさせた。空は雲に覆われて暗雲だけが視界にある。――暗い) [Sun 20 Feb 2005 21:28:59]
◆ロイ > (梟が大丈夫かとでも問うように右肩に下りてきたけれど、其れに対する返答は出来ない。大丈夫といえば大丈夫だし、大丈夫じゃないといえば大丈夫じゃない。そういうときに限って梟は調子に乗って吸血鬼の髪を食み始めるのだ。 ――本当に食べはしないのだけれど) (やめろといっても中々聞かぬ。一体何が楽しいのか) [Sun 20 Feb 2005 21:20:58]
◆ロイ > (城壁を飛び越えて、クリスティアに戻ってきた吸血鬼はずるずるとへたり込んだ。疲れたといえば疲れた。というよりは、滅ぶと思った) (狼に出会ってしまった。こんな所まで下りてくるなど一体どうした事か。ともあれ。白い体毛の狼ではないとはいえ、怖いものは怖いのである) [Sun 20 Feb 2005 21:17:28]
お知らせ > ロイさんが入室されました。 『街の端っこに』 [Sun 20 Feb 2005 21:15:17]
お知らせ > リアさんが帰りました。 『(ただでさえ危ない今の関係。更に危ぶませるような、 …この感情はイラナイ。)』 [Sat 19 Feb 2005 14:28:44]
◆リア > …… だって、 (彼らみたいに、親愛の情だと言って簡単にはわたせない。 かといって本当の気持ちでわたすこともできない。) ………… 。 (告げてどうする。想ってどうする。 どうなる?) ( ―――― 溜息。) [Sat 19 Feb 2005 14:26:41]
◆リア > …………… 。 ( アンサー。 ……してません。 ) するわけないじゃないです、か… (ぼす、と。 ベッドの上。上体を倒して、仰向けになった。 あぁ、手紙の主である少年の方が、余程自分の事をわかっている。 先程の問いかけの後。 『まぁ、多分していないのでしょうけれど。』 と、クセのある文字は綴っていた。 ―― 正解。 ) [Sat 19 Feb 2005 14:16:34]
◆リア > ( 『 彼にもヴァレンタインの贈り物をしたのです か ? 』 ) [Sat 19 Feb 2005 14:10:21]
◆リア > (ふゥ、と溜息一つ。 広げられたもののうち一枚の手紙を手に取れば、それは他の手紙に触れ合って かさ、と乾いた音を立てた。) (そうして ややツンツンとした印象の、クセのある文字たちの中。 ある一文に、目をとめる。) ……… 。 ( 曰く。) [Sat 19 Feb 2005 14:08:56]
◆リア > (ベッドに腰掛け、テーブルの上の手紙やカードたちとにらめっこ。) ……… 。 (いや、別に普通の贈り物である。ヴァレンタインの。 きっときちんと計算されて出されたであろう、それらが遅れたのは何ぞ事故でもあったか、己がヴェイトス市にいなかったせいか。 …けれども、別に遅れたことを怒っているというわけでもなく。) [Sat 19 Feb 2005 13:59:55]
お知らせ > リアさんが来ました。 『……。 (宿の部屋にて)』 [Sat 19 Feb 2005 13:53:24]
お知らせ > リアさんが帰りました。 『( 重症だなンて 認めたくはないのだけれども。 )』 [Thu 17 Feb 2005 22:28:44]
◆リア > (そういえば、彼は月の影響を受けたりしないのだろうか なンて。 しばらく彼が思考から離れていたと思えば、結局想い起こしてしまった自分に気がつき 漏れた声。) ……… 。 (かくん、と。 困ったように、少し恥ずかしげに首が横に傾いだ。) [Thu 17 Feb 2005 22:28:11]
◆リア > (みんな元気にしているだろうか。 想いながら空に浮かぶ月を仰げば、上弦にほど近いその形。 これから日数を経て、ゆっくりと丸くなってゆくのだろう。) ――――― 、 …… あ。 [Thu 17 Feb 2005 22:25:23]
◆リア > ( もう数刻も経てば、普段から静かだと感じるこの街は一層静寂を増すのだろう。 耳が痛いくらいの、それ。) …、 (暖かな光の漏れた窓。楽しげな団欒の笑い声が小さく耳に入って、思わず微かな微笑みを浮かべた。 なんとはなしに、連想されるのは故郷の“家族”。) [Thu 17 Feb 2005 22:22:46]
◆リア > (ヴェイトスと違って、ここは夜に開いている店など稀。開いているのは酒場くらいか。他の店はとうに店じまい。さすがにまだ寝静まってはいないようだけれども。行き交うひとも少ない。 視界に入るのは、数人ほど。その者の身体的特徴がわかるくらいの数。 とはいえ背の高さや髪の色くらいだけれども。) [Thu 17 Feb 2005 22:17:53]
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