街道 参加者 なし ROM 1人
お知らせ > ステアさんが退室されました。 『すいません、本当に我侭で。』 [Mon 2 Oct 2006 00:54:05]
お知らせ > ヴァレリアさんが退室されました。 『【...It consented.(…わかりました)】(抑揚ない返答の後、杖は沈黙した】』 [Mon 2 Oct 2006 00:51:20]
ステア > (改めて魔杖がが自分を吸血鬼と認識する中、当の本人は何とも難しい表情。) 私の身体の事を考えてくれるのはありがたいですが・・・ヴァレリアさん。 私は他人の命を取ってまで、生き残ろうとは考えていませんよ。 従って・・・街に戻っても人は襲いません。ヴァレリアさんもそのように認識しといてください。 (人間を喰えと進めてくる魔杖。 吸血鬼の主が何日も食事をしていない状況を見れば従者としては当然、進めてくるのが普通である。 が、その申し出に首を振る自分。 確かに人喰わなければ、吸血鬼としての強靭な力とタフネスは保てないだろう・・・。 過去にその衝動に負けて無意識に人を喰った事もある。その後はとても後悔した事は忘れていない。 それに、進んで人を襲うなど、紅い空の事件で溢れた魔族と大して変わらない。) 大丈夫ですよ、ヴァレリアさんに会う前も、何日も血を吸ってませんでしたから。 限界が来る前に何か別の吸血ではない食事のとり方を見つけますよ。 (言う事には保障は無い。吸血以外の食事方法があるかも疑わしい・・・けれども、自分のパートナーが、戒めとしている行動を推奨する事が許せない。 [Mon 2 Oct 2006 00:46:12]
ヴァレリア > 【I'm recognized it.(理解しました。)】 ( 全ての回答に於いて認識不能無し。 マスター・ステアの生体反応、生命活動、生理現象、今日まで確認する限り彼女が吸血鬼である可能性は最上位にあった。情報更新、彼女は吸血鬼だ。 そしてその中ではまだ歳若い部類である。 さて、では。 ) 【In the memorized category,After it meets me, you are not doing the sucking blood act even once.(記憶している限りでは、貴女は私と出会ってから1度も吸血行為をしていません。)It is necessary to attack the person immediately as soon as it returns to the city. Of course, it covers.(街に戻り次第早急に人間を襲うべきかと。勿論援護させて頂きます。) 】 ( 淡々と、マスターの能力維持、健康管理、諸々の為だけに計算する。 襲うのは子供か老人が良い。 場所は人気の無い田舎、夜間がベスト。 同じ場所で繰り返さず、幾つかの狩場を見繕って回転させること。 襲われた人間達が忘れた頃にサイクルを戻すこと。 提案は淡々と続く。 恐らく街に入れば、適当な吸血スポットをデータ内の地図に記しながらストックしていくだろう。 ) [Mon 2 Oct 2006 00:23:20]
ステア > はぁ・・・ありがとうございます。 (そもそも主である自分が、従者であるヴァレリアに遠慮する必要もないかもしれない。 無いかもしれないのだが・・・できない。不器用だ。) ええ、間違いありません。 ヴェイトスは人間の町です。が、結構人間ではない種族もいるようですよ。 そして私の事ですが・・・ヴァレリアさんの人間の敵対種族という認識も間違っていません。・・・言っていませんでしたが、私は吸血鬼といわれる種族です。魔族に分類される種族ですが・・・私の捕食サイクルは多種族の血肉を食す事で吸血鬼本来の力を行使できるのですが・・・手段は人を襲う、しか無いでしょうね。 (聞かれた事に、呻く様に答える。隠すつもりは無いし、いつか言わなければならない事。 [Mon 2 Oct 2006 00:12:01]
ヴァレリア > 【No problem. Please tell even a trifling thing us anything. (問題ありません。些細な事でも何なりと申しつけ下さい。)】 ( 相変わらず返答は丁寧且つ事務的に。機嫌、というもの自体が存在しないこの擬似人格は元々こういう喋り方以外が出来ない代物。 まともにコミュニケーションが可能なだけでも十分な高性能ではあるが。 ) 【I will study.(勉強させて頂きます。) To come straight to the point, it is heard that the Veitos city is Human's town.(早速ですが、ヴェイトス市は人間の街だと聞いています。)】 【In recognition that Master Stair is their hostility kinds the race, isn't the mistake found? I want to know the cycle and the means of preying for your information. (マスターは種族的には彼らの敵対種だという認識は間違いありませんか?参考までに捕食のサイクルと手段を知っておきたいのですが。) 】 ( 声に抑揚は無い。其処には善意も悪意もなく、ただ今後の行動指針として自分がどういったスタンスをとるべきかの情報を求める言葉。 ) [Sun 1 Oct 2006 23:49:51]
ステア > ・・・すいません、我侭で。 (時折、このそっけない返事に変に畏まってしまう吸血鬼。 ヴァレリアの性格上、気にする事も無いのだが機嫌を悪くしたと錯覚してしまう。) す、数百年・・・私もその頃には生まれていませんね。では、今回がヴァレリアさんの初ヴェイトス観光ですね。 (そんな昔の世界等知るはずもなく・・・ 観光という言葉が当てはまるのは謎だが、ヴァレリアにヴェイトスを案内しようという心算。) はい、何でしょう? ―――――なるほど、ヴァレリアさんは魔界から来た存在ですからね・・・ある程度は予想してました。けど、問題ないですよ。 (魔杖のパワーダウン、何ら問題は無い、と首を振って返す吸血鬼。 そもそも、このステア。弱体化したからと言ってパートナーをそう安々手放せるほど、割り切れる存在でもない。 [Sun 1 Oct 2006 23:38:18]
ヴァレリア > 【Received it.(そのように。)】 ( じわじわと囁くように徐々にボリュームを上げていく案を口にする前にマスターから止められた。 「声をかけられる覚悟が決まった頃に挨拶」という非常に要望に忠実な手段だったのだが残念。 ) 【There is no record to which I went out of field for these about several 100years.(此処数百年の間、私が魔界から出たという記録はありませんでした。) 】 ( そして記録上、それ以前に見たこの世界にヴェイトス市というものは存在しなかったという話。 ) 【By the way,There is a thing that should be spoken.(ところで、1つお話しておかなければならないことがあります。)Though my power...(私のパワーのことですが…) 】 ( 続く難解な説明は要約すると、「魔界からのエネルギー供給が薄まった結果、全体的な性能が低下したということ。基本的には支障は無いが、暫らくもとの性能を取り戻すのに時間がかかるという。 ※イベント終了に伴う能力値減退。 ) [Sun 1 Oct 2006 23:22:22]
ステア > ・・・・・・いえ、やっぱり普通に声でいいです。 (ほんの少しだけ、自分の意図とは違う返答をしたヴァレリアに・・・へにゃり、と項垂れて首を振る。 何というか、独特のペースである。) ん・・・あぁ、そうですよ、あれが人間たちの街、ヴェイトス市ですよ。 (ヴァレリアに言われ再び、視線を明かりの灯る彼方へ向ける。 ヴァレリアは自分が紅い空の事件の最中に、ある悪魔から獲得した物だ・・・よって、二人の関係はまだ浅い、知らない事も多々ある。) ヴァレリアさんはヴェイトスは初めてで・・・? [Sun 1 Oct 2006 23:10:20]
ヴァレリア > 【Sorry. Should I previously give any signs?(申し訳ありません。先になにか信号を出してからにしましょうか?)】 ( と、真面目に検討したんだかよくわからない返答を返し、宝石を何パターンか明滅させてみたり翼を上下させてみたり色々試してみせる。 魔杖ヴァレリア、今日もマイペース。 ) 【Master, Is that Veitos city?(マスター、あれがヴェイトス市でしょうか?)】 ( 闇夜の向こう、幾つもの灯の灯る大きな街が見える。 データには無い場所だが、マスター・ステアの行動指針と現状、凡その確率から割り出してそう予測する。 他の街である理由は特に無い。 ) [Sun 1 Oct 2006 22:59:41]
ステア > ―――ッ!? (行き成り真横からの声。 ビクン、と一度、黒衣の体が跳ね・・・ゆっくりとヴァレリアをもう一度手に取る。) おはよう御座います、ヴァレリアさん。 その・・・もうちょっと私の驚かない方法で。声をかけてもらえますか・・・?その、心臓に・・・悪い・・・。 (今日も反応無し、と思った矢先に、声をかけられれば誰でも驚くだろう。 その声が愛嬌があろうと抑揚が無かろうと。 けれども、話し相手を確保した事が結構嬉しいのか・・・ペコリ、と杖に向かってお辞儀。  [Sun 1 Oct 2006 22:52:53]
ヴァレリア > Error. Color entry notariqon correction "l" not "r". OK. ( viorletred. である。vioretredではない。何の話。 ) 【Hello master. How are you?(おはゆございますマスター。ご機嫌如何ですか?)】 ( 目覚めた。本当に今しがた。 うぃぃん、と杖のヘッド部分の翼型の飾りが音を立てて展開し、中央にはまった宝石が輝く。 声はガイドアナウンスのような、完璧な発音の女性のようなそれ。 あまり抑揚は無いが。 ) [Sun 1 Oct 2006 22:24:42]
お知らせ > ヴァレリアさんが入室されました。 『 Starting procedure all O.K. I'm standing by.』 [Sun 1 Oct 2006 22:17:29]
ステア > ・・・・・・ハァ、こういう時くらい主の話し相手として目覚めてもいいんじゃないですか〜・・・。 (手に持った身長より長い杖を、少しだけ振って反応を伺って見る。 帰ってくるのは当たり前の如く静寂だけ。 彼女は(ヴァレリアは女性である。)今は魔力を蓄えるための休眠中なのだが・・・起きるのが割と不定期である。 マスターであるステアが寝ている間に、行き成り起きたり・・・戦闘中なのに休眠状態もままだったり等など。 起きている間は、割とお喋りで世話焼きなのでいい話し相手だったりするのだが・・・こういう時に目覚めて欲しいものだ。) まぁ、愚痴っても始まらないか・・・とにかく買出しですね・・・。 (返事の無いヴァレリアを自分の傍らに置き、再び街の明かりをボケー、っと見つめる。 結構、事件が無ければ暇な生活ではある。 [Sun 1 Oct 2006 22:11:18]
ステア > ―――とりあえず、街に行かないと。 (先の事件で護るべき人間とその町がどうなったのか。人々の魔族に対する見かたの変化。それが知りたい・・・吸血鬼の自分とには割と重要な事だ。) ・・・それと薬草やら衣類も整えないと。―――ローブも・・・ボロボロ・・・だし。 (紅い空で消費した薬品、幾度の戦闘で所々に穴やら綻びのある黒衣のローブ。 結構、傍目から見れば酷い格好である。 唯一、買い換えないでいいものはレイピアとローブの下のボンテージスーツと魔杖ヴァレリア位。(ヴァレリアは買い換えようにも売ってるはずがないが・・・。) [Sun 1 Oct 2006 21:50:16]
ステア > ふぅ・・・・・・。 (久々に戻ってきた街道沿い。 2ヶ月くらい前に紅い空の事件の調査でヴェイトスを発って以来、ここには戻ってきていなかった。久し振りに見るヴェイトスの光が少し懐かしい、かも。) ・・・とりあえず、此処までは戻ってきましたか。 (ヴェイトスの街の灯が見えるちょっと大きめの岩の上、街の近くにいる間はいつも寝床にしていた「お気に入り」の場所だ。 そこに腰掛け、ぼんやりと街を眺めながら考え事。 [Sun 1 Oct 2006 21:37:55]
お知らせ > ステアさんが入室されました。 [Sun 1 Oct 2006 21:29:50]
お知らせ > フィーリアさんが帰りました。 『(紅色が緩く、弧を描く)』 [Fri 29 Sep 2006 22:31:50]
フィーリア > ……いいもの。 おいしいものー… 食べに、行くんだか ら 。 (拗ねた子供の如き物言いで唇を尖らせて、爪先をふらふら揺らす。遠い記憶の中にだけあった空色がかえってきてから、大分疲れ易くなってしまったけどー…もぅ少し休んだら、街に向かおう。星と月だけが薄く照らす街道に視線をやって、物憂げに。休み休みでペースも決して早くは無いが、それでもいつかは辿り着くだろぅ。)  ……ヒトのー… 世界。 見るのは、久しぶりー… ね。 (馳せる思いを象るように、唇をなぞり。) [Fri 29 Sep 2006 22:30:02]
フィーリア > ……ずるい ん、だわ。 甘やかすモノには、本当にー… 甘い、のに。 気に入らないコトがあったら、ぜ ぇ んぶ ぽいっ て、ソレでおわり。 それで、おしまい。 (だから。堕ちてしまったモノが、天に投げかける言葉なんてー…須らく、恨み言で間違いない。くすくすとー…すこぅしだけ韻律の狂った笑い声が、風に流れて。それも、響きの緒が途切れる頃には、飽きてしまう。木の幹に凭れ掛かって、嘆息の欠片が零れ落ちた。 もぅー…魔界には戻れないだろうし、戻る気も無い。だって、此処は望んだ世界に、あそこより近い。身体はとっくに魔界の空気に馴染んでしまっていたが、それでも。) [Fri 29 Sep 2006 22:21:43]
フィーリア > (だって此処は、天がヒトに与えた世界だから。脆い脆いヒトという種を保護する為に与えた世界。適度な苦難があって、喜びがあって、憎しみがあって、愛がある。悲嘆があるからこそ、ヒトは神に縋り。愉悦が存在するからこそ、歓喜と共に天を湛える。此処は、果ての無い箱庭。苦痛と快楽のエデン。 そぅー…既に此処は楽園。天とヒトの、正しく望まれたカタチの世界。だから、此処において天はヒトに味方する。異界からの侵略ともなれば、きっと、尚更。) ……意地がー… 悪い、わ。 知っていたけど。でも、ほんとぅー… に。 (黒檀の闇に、溶岩の台地で出逢った黒の御方の翼を重ねて、手向けの花にはならずともの笑みを。空に重ねて、天に重ねず。 とっくの昔に堕ちてしまったモノはー…地の上。) [Fri 29 Sep 2006 22:02:42]
フィーリア > …懐かしいー…なんて 言うには。もぅー… 遠過ぎたわ。遅過ぎたのねー…… (銀砂の夜に混じらせる吐息が、何処か重たい。否、重たいのはー…溜息ばかりじゃ、なくて。身体も心も、倦怠感が強い。動けない程では無いが、本調子とは言い難い。何時からかと言えば、空を覆い尽くす紅色がゆっくりと薄れ始めた辺りから。 古城に詰めていた屍天使達が、悲痛な声と共に崩れるのを見てー…事態は、把握出来た、けど。) …やっぱりー… 強い、のね。強いんだわ。 此処では、きっとー…… [Fri 29 Sep 2006 21:55:42]
フィーリア > (旅人や荷馬車の走る、街道。ある程度は歩き易く、荷を運び易く整えられた道の傍らー…ぺたんと座り込む姿が在る。夜、空より深く色を落とす木陰から、ぼんやりとー…見上げるのは、空の色。) ……黒ー……ぃ。でも、随分とー…賑やかで、明るい 色。 (空は晴天。魔界との繋がりを示す紅色は薄れ、もぅ、消えてしまった。だから、此処から見えるのは本来在るべき地上の色。そぅー…最初に、あの魔法陣から出て来た時と、同じ色。) [Fri 29 Sep 2006 21:50:19]
お知らせ > フィーリアさんが来ました。 『(街道沿い)』 [Fri 29 Sep 2006 21:47:16]
お知らせ > カロンさんが退室されました。 『(ズゴゴ。ズゴゴ。 引き摺る音は、今暫し響く。)』 [Fri 29 Sep 2006 00:06:39]
カロン > 冒険も楽じゃねーなー…ま、ボヤいてたって仕方ねーんだけど。(いよっと。肩に掛けたロープを担ぎ直した。)やりてー事も、やんなきゃいけねー事も山ほどある。どれからやるか、迷っちまうなー。(す、は。 空気が美味い。)…ま、歩きながらゆっくり考えるとすっかー。 [Fri 29 Sep 2006 00:04:57]
カロン > (下を向いてても仕方ないと、また棺桶引き摺りえっちらおっちら歩き始めた。)…一月くらい空けたら犬が住み着いてやがったからな…三月だと…熊…?(動物掛け算。)あー、見たくねーなー…ったく…(最終日、夏休みの宿題に直面したような気分だ。自業自得といえど、足は鈍る。)『OK、ヴェイトスで会おうぜ!』って古城のメモにゃ書いたけど…イコト等に会いに行けるのはいつになるんだか。(家の掃除…もしくは再建が待っている。) [Thu 28 Sep 2006 23:54:43]
カロン > …(ズゴ。 足を止めた。 俯いた。)…マジで俺んち、どーなってんだろ…(どんより。闇属性を纏った。) [Thu 28 Sep 2006 23:50:18]
カロン > ヴェイトスってこんなに遠かったっけか。…あん時ぁ古城でどこから探そうかって考えてて、あんまし時間とか気にならなかったよなー。荷物も無かったし…(はー。肩を落として頭を振りつつ、歩みを緩めない。 我が愛しいのヴェイトスへ続く街道に、ゴム底の足跡を一つ一つ刻みつけよう。)…そういや大分帰ってなかったよな。夏の初めくらいからだから…(中空睨んで、指を折る。)大体3月ってトコか。大分帰ってねーなー。 俺んちとかどーなってんだろ。ハハハ! [Thu 28 Sep 2006 23:47:01]
カロン > (古城で維言が書いていってくれたメモを眼にして(あのまま忘れ去られ、旧ニポン兵よろしく終戦を知らずに過ごすのかと不安になった夜もあり。)、アマウラへと馬車の裏側に張り付いて侵入。宿に預けておいた荷物やカラクリ兵の残骸を回収し、アマウラを出て…そして、今に至るという訳だ。 カロンが一晩でやってくれました…的な賞賛を受けても良いと思う、この活躍はどうだ。サボり過ぎ…?)…(ズゴゴ。ズゴゴ。)…まだ、遠いぜ…! [Thu 28 Sep 2006 23:35:49]
カロン > 旅は道連れ…なーんつっても、色気のねー道行だぜー。なー、相棒よう?(しゃれこうべをぐるりと向けて、引き摺る棺桶に一瞥をくれた。 蓋に十字のあしらわれた平ペったいツラは、まったく無愛想なもの。溜息一つ、また前を向いて引き摺り始めた。)アマウラからわざわざ持ってきてやったっつーのに、礼の一つもねーんだからなー。 まー置きっ放しにすると、エリシャに叱られるんだろうけど…(よく叱られる。) [Thu 28 Sep 2006 23:30:45]
カロン > (街道の一つ。神の視点から見下ろせば、ぽつりと灯る燈色灯。それは、旅人がヴェイトスへ向けて歩いている事を示していた。 ズゴゴ。)たびーゆーけー、(ズゴゴ。)ばーーー。(調子っ外れの歌唄い、石畳の並ぶ街道を進むのは旅人ではなく…兜被った、骸骨男。 ロープに繋いだ棺桶、引き摺りつつ。) [Thu 28 Sep 2006 23:24:21]
お知らせ > カロンさんが入室されました。 『(ズゴゴ。ズゴゴ。 引き摺る音。)』 [Thu 28 Sep 2006 23:18:30]
お知らせ > ジルさんが退室されました。 『――まるで道化だな』 [Thu 28 Sep 2006 13:31:16]
お知らせ > ジルさんが来ました。 [Thu 28 Sep 2006 13:28:07]
ジル > ( 道のど真ん中で叫びながら鳥と熱戦を演じる貴族風貌。 シュールな光景かもしれない。 ) ……お…おのれ……仕えている者の…使い魔のくせに……生意気…な……… ( ゼェハァと息を荒げながら空を舞う鷹を見やる。 深呼吸して呼吸を整えるとそれに指を突きつけた。 ) こうなったら私は意地でも帰らんからな! 暫くこっちで暮らしてやるからな! ちゃんと使い魔通して聞いてんだろこの嫌味執事!! ( 鷹の目と耳を通して繋がっているだろう己が僕へ高々と宣言。 本当は帰りたくても魔界の門が閉じてるからもう帰れないんだけど、その事には全く気付いてなかったり。 ) 精々暫くの間私が不在という苦労を味わっておくのだな!! ( それを聞いた配下の皆様が喝采を挙げたのはまた別のお話。 ) [Thu 28 Sep 2006 13:25:43]
ジル > ―――――――――ふ……… ( やや時間が経ってからゆっくりと言葉を出して。 ) ふざけんなぁぁぁ馬鹿執事!! もう終わりか!? もう閉じちゃったのか!? て、紅い空が消えたのはそれが理由か!! ( 使い魔の首を絞めつつ怒鳴り声を挙げる。 伝言を伝えただけなのに突如怒り狂う主とそれに仕える執事の使い魔が暫し激闘を繰り広げる。 ) [Thu 28 Sep 2006 13:13:30]
ジル > 爺の使い魔? ( 見覚えがあるその鷹を掲げた腕に止まらせる。 果たして何の用だろうか。 わざわざ使い魔をよこすとは珍しい。 ) ( 降りた鷹はゆっくりと口を開いて片言の言葉を喋った。 『 門 閉ジル クロウァーテ卿 殺ラレタ 早ク 城 帰ッテコイ 』  ) ―――――――――― ( その言葉の意味を理解して固まる貴族。 ) [Thu 28 Sep 2006 13:06:48]
ジル > ( ―――そんな満足そうに腕組みしている貴族の傍にに降りてくる一羽の鷹。 ) [Thu 28 Sep 2006 12:59:36]
ジル > もっとこう…この私に相応しいようなゴゥジャスで美に満ち溢れた馬車は存在しないのか? どれもこれも碌な物が無かったぞ。 ( そんなことよりか、この貴族はなんだか根本的なところでおかしかったようだ。 結局気に入った馬車が見付からなかったので徒歩で行くところがなんか哀しい。 ) いつの間にか紅い空も消えているか。 当然だ。 私の旅立ちの門出を祝福するのならば美しく広がる蒼天でないとな。 ( どうもあの紅い空は気に食わなかった。 せっかく人の世に降り立ったのにこれじゃあまるで魔界みたいじゃないかと。 ) [Thu 28 Sep 2006 12:57:30]
ジル > ようやく………ようやくこの私が赴くぞヴェイトスよ!! ( 漆黒のマントを翻し道端で高々と宣言する一人の貴族風貌。 ) しかしまったく、アマウラの御者どもはなっていないな。 おかげで出立がここまで遅れてしまったではないか。 ( ヴェイトス〜アマウラ間の馬車はあまり数がなかった。 物々しい警戒をしていたヴェイトスにわざわざ足を運ぶ者は数を減らしていたし、街道間を襲う化け物の報告もあったとか。 そんな感じで好んで行く者は少なかったが―― ) [Thu 28 Sep 2006 12:49:25]
お知らせ > ジルさんが来ました。 『―――ようやくだ』 [Thu 28 Sep 2006 12:42:51]
お知らせ > フォスさんが退室されました。 『( 考え事に没入注意。転ぶまで10秒前 )』 [Tue 26 Sep 2006 19:26:18]
フォス > ( とかったってなんだろう。意味不明。よかった ) [Tue 26 Sep 2006 19:23:17]
フォス > ( いやいやと彼は考える。そんなことは無い。思いつかないわけがないじゃないか )( ・・・・・・・・・・・・・・・・・。しばし考える ) ―――あー、 ( 彼は赤い長髪をガシガシと掻いた ) 同族に聞いてみるってのも手か。手だが―― ( 知ってるのは一人のみ。しかもそれは接近系。とてもじゃないが術式系統に詳しいとは思えなかった ) ――となると、 ( 探す? この地上にどれだけの同族が居るのかはわからないが ) ――― ( とりあえず人間のパプテス術式を詳しく学ぼう。あれは己の術式と近いからきっと助けになる。 )( そっと安堵の吐息。とかった。答えが出なかったらどうしようかと思った ) [Tue 26 Sep 2006 19:22:04]
フォス >  ―――――― ( や ば い 思 い つ か な い ど う し よ う っ ! ! ) [Tue 26 Sep 2006 19:16:22]
フォス > ( 彼は考えながら歩く。 )( 今回の出来事と戦術の見直しと術式の考案。及び自らの力量とそれを底上げするにはどうしたらいいか )( ふむ、と彼は一つ考える。とりあえずどうしたらいいかを考えるのではなく、目標のためにどうしたらいいかを考える。目先ではなく後のこと。目先のことなど後からついてくる ) [Tue 26 Sep 2006 19:16:11]
フォス > ( 詳しいことを言えば、その女傭兵は他の多くの仲間の一人らしい。つまり魔界へと進出して退治してきたらしい ) ――――― ( 天が倒せなかった一つの存在を人間が倒した。 嗚呼神よ。これが貴方様のお導きなら私はびっくりです。 )( そんなことを考えながら彼は歩いて行く。ヴェイトスまでは近いが、すぐに届く距離でもない。だからといって今日中に尽きたいので少しだけ早歩き ) ――― ( 彼は地面に転がっていた小石を蹴っ飛ばした。軽快な音がして、小石は小さく飛んで跳ねて転がった ) [Tue 26 Sep 2006 19:07:05]
フォス > ( 帰りは徒歩を選んだ。なぜかと言うと馬車を使うとお金が掛かるからだ )( 任務失敗途中撤退。この道を張り切って進んでいたのが懐かしい。 )( 彼はそっとフードを持ち上げると、遠く灯りのあるヴェイトスを見た ) ―――――― ( すでに空の紅は弱まりつつある。一つの事件が一つの終わりを見せ始めている。 )( きっと人間が倒したのだろう。聞くところによるとそれはあの女傭兵らしい。 名前だけ知っているが、その活躍は目を見張るものだ。 ) まったくもって大手柄だな ( 彼はそっと吐息を零して、とめていた歩みを再開させた ) [Tue 26 Sep 2006 18:57:50]
お知らせ > フォスさんが来ました。 『とぼとぼ歩く』 [Tue 26 Sep 2006 18:54:24]
お知らせ > ユウキ@水樽さんが帰りました。 [Sat 23 Sep 2006 03:11:42]
ユウキ@水樽 > (うっすらと、紅い雲が夜空に映える。こうやってなれて見ると紅いそらも乙なものだ、なんて考える。がらがらとゆれるバシャに頭を打ちながら、道の向こうを見つめる。クリスティア。こんな時間、パプテスの影響の強い都市は、真っ暗で) [Sat 23 Sep 2006 02:38:15]
ユウキ@水樽 > (いまだ紅い空は見えているが、どうも湿りけというか、じっとりとしたものが無くなった。のんびりと空を見上げていると、何となく幌の上あがって、寝転ぶ。ココなら見通しも聞くし空も眺めやすいし、何より広いしいいだろう、と) [Sat 23 Sep 2006 01:50:38]
ユウキ@水樽 > (がっこんがっこん。バシャはクリスティアに向かいゆっくりと走る。一度樽をぶちまけてしまい、ようやく今ロープでの補強が終わったところだった) ふぁ……眠いねぇ。 [Sat 23 Sep 2006 01:10:01]
お知らせ > ユウキ@水樽さんが入室されました。 [Sat 23 Sep 2006 01:09:04]
お知らせ > アトレーさんが帰りました。 『=目立たない所に密かにHELPとか書いてある手紙が完成してもしったこっちゃないのである。』 [Sun 17 Sep 2006 02:31:49]
アトレー > まずはニンゲン探そっと。(紅い空と大っぴらな闘争が始まって以来、街や巣穴に篭ってるのか辺りを歩いてる人影は激減した。 無秩序な乱獲って大変だよね、とか突然自然愛護に目覚めたりしながら、不幸な通りすがりを探し始めるわけだ。) [Sun 17 Sep 2006 02:31:43]
アトレー > ((夜のうちに置手紙かますのが最適だけどぶっちゃけ文字書ける自信が無い、って一文が抜けた――  さておき。) ・・・・文面も考えなきゃ。 背景? 前略? 親愛なる――? ニンゲンの恋文ってどれだっけ。(魔界から来る途中襲撃した連中がそういえば持ってたような気がするが手紙――読んでないから形式がわからない。 どうせなら堂々と主の名を語り、彼にちょっと周囲から白眼視されてもらうオプションも追加したいが、自分の技術で上手く行くものかどうか。) ま いっか。 これもやってもらっちゃお。(他人のならいけるっしょ、と結論。 すぐ人にたよるのは悪い癖だ。) [Sun 17 Sep 2006 02:29:47]
アトレー > でもどうやって知らせよっか・・・(堂々とあれこれするのも良いが今度こそ捕まったら殺される。 ニンゲンの文字は何度か見たが、翻訳はカタコトレベルで語彙も貧弱だ。 十年来の友人(←魔界では多分に信用ならない関係だが。)みたいに喋れるのに互いの文章が判り辛いのはちょっと不思議な感じだがだめなものはだめ。 ――すると後は誰かに書いてもらうくらいか。 道端の人捕まえて。) [Sun 17 Sep 2006 02:19:42]
アトレー > (ニンゲンは今までも当初の魔族側の予想を上回る抵抗を示している。 もし襲撃を知っていれば、下手をすれば陥落前に仁義無き「消耗戦」ってプロセスが入るのかもしれない――それはそれで、苦しむ奴が増えて自分的にはOkだ。) きっと血まみれだよね? そっちの方が楽しそうだね?  ――うん。(何かに確認とるみたいな独り言、頷きこくり。 ――ならば今こそ契約を果たそう。肝心な所だけはぐらかして。) [Sun 17 Sep 2006 02:16:12]
アトレー > (そして宿営の場所に選んだのはよりによってニンゲンどもが探索者を向かわせている筈の位置じゃないか。 赤い悪魔の動向も不明だが――下手をすればまとめて鉢合わせか。) ふふ、どーなっちゃうのかなぁ? (人側を余り知らぬ身では探索隊の能力も推し量れず、順当に考えれば探索隊壊滅→人間側の自体解決手段消滅→正門襲撃→陥落と想像ができるわけだが。) [Sun 17 Sep 2006 02:12:32]
アトレー > (それこそいざ古城周辺域へと思った矢先の事。夕餉のおかずにと絡め取った鴉は、これまた耳寄りな情報を持っていた――食事から物を知るのはどうやら宿命らしい。 さておき、知らせるか知らせまいか考えつつも、まずはヴェイトス近くに取って返したわけだ。 話だけは聞いていた今回の首謀者の一人が、此方に来るやもしれぬという。 少しは名の知れた者であるし、単体という事はまずあるまい。) [Sun 17 Sep 2006 02:08:21]
お知らせ > アトレーさんが入室されました。 『さて、面白い事になった。』 [Sun 17 Sep 2006 02:03:24]
お知らせ > アトレーさんが退室されました。 『近い未来に想い馳せつつ、今夜中にもう少し進んどこう。』 [Wed 13 Sep 2006 03:16:20]
アトレー > (しくじったらしくじったで楽しいし、手の内を離れてる以上罰も無い。 それでも働くのは、まぁ趣味みたいなものなのだ。)もっともっと全面戦争になったらいいのに。(赤く霞がかった月を見上げて呟く。 一人安全な所から命の大量浪費をみつめるの、どんな気分だろうか―― 生憎と仕切れる手勢もないが、自分は情報と自由を持っている。 出来るだけ凄惨な方向に進むよう、 やってみるのも悪くない筈だ。) [Wed 13 Sep 2006 03:15:13]
アトレー > (最早仲間と呼べるかは判らないが、先ずは同類に会う事だろう。 約束を守るにしろ自らの欲望を遂げるにしろ、自分一体で出来ることはそれほど多くないし。) ・・・道、どっちだったっけ。 こっちの世界は目印が少ないや。(大分薄れている記憶を辿りながら、まずは一時的な拠点にしていた古城の周辺を目指すとするか。 向こうが街に近付くならば、運が悪くなきゃ何処かで自分と接触する筈だ。) [Wed 13 Sep 2006 03:08:56]
アトレー > (そーなったら自分は無条件で放免なのだろうか。 なんて都合の良い事も考えるが ――完全にニンゲンに寝返った訳でもない。 それとなく見てきた警備体制を伝えてやるくらいはできるわけだし、魔界も人間も双方に痛みが降りかかれば、命と負の思念を糧とする自分としては上等だ。 退屈な移動の時間は、どーすればいいか考える時間でもある。) [Wed 13 Sep 2006 03:05:18]
アトレー > (命と引き換えに自警団の王が提案したのは突飛な話、赤い悪魔を裏切り、市の密偵として内情を探ること。 大規模な攻撃や集結がある時は、街に一報入れれば対策を立てられるというのだが――) そもそも集まったりするのかなぁ。(奔放な個人主義が横行する魔界の民のこと、このまま精鋭の散発的な攻撃に終始する可能性も多いわけで。) [Wed 13 Sep 2006 03:01:31]
アトレー > (居心地悪い監禁用聖域の中に比べれば薄赤色の空は寧ろ過し易く、慣れない土地で昼を過すのも気にならなかったほどだ。 街道沿いの闇の中、来た道を逆行するように移動する。 第一目標、”群”の発見。 第二目標、とくになし――旅というよりは警備か探索か。 どちらにせよあまりやった事の無い行為だった。) [Wed 13 Sep 2006 02:59:22]
お知らせ > アトレーさんが来ました。 『奇妙な日々のはじまりに。』 [Wed 13 Sep 2006 02:58:13]
お知らせ > ナナオさんが帰りました。 『(どれが噂だったのかを、漸く理解した)』 [Mon 11 Sep 2006 23:49:04]
ナナオ > (そろそろ正門が見えてくるだろう。 物々しい警備兵の姿が篝火に照らされ浮かび上がる。此方の姿も向こうから見えることだろう。馬が暴れないように気をつけないと。手綱を握りなおし、鐙を確かめ―――そして、見えてくる正門の姿と、風景に) [Mon 11 Sep 2006 23:47:58]
ナナオ > (ともあれ。その噂の中には「赤い悪魔が攻めてきた」とか、「正門が内側から削られた」なんて、笑えるような噂話まであるので、アマウラに閉じこもりっきりだった女は、ヴェイトスに近づくにつれ見えてくる惨状に、目を疑うばかりだ。) 既に乗っ取られてました、なんて笑えねぇなぁー…っと、と、(馬が此方の不安を察してか、足を止めそうになった。慌てて手綱を引いて)―― パウロさん、落ち着いて。大丈夫よ。シンパイないアルよ。――あんたのジー様は大丈夫。地方村ならまだ安全でしょ   (馬の主人の顔を思い出して、「そうだといいけど」とこっそり呟いた) [Mon 11 Sep 2006 23:38:51]
ナナオ > (聞いた所によると、既に悪魔の軍勢はヴェイトスの中で好き勝手やってるとか、聖堂は真っ先に焼き払われたとか、自警団の一人が悪魔側に寝返ったとか、「君にならば理解できると思って居たのだがね!」「ノア」!という展開が暗黒街で繰り広げられたとか、後は、べたべたが悪魔ッ子フェアーを始めたとか、ナンダ最後の方) [Mon 11 Sep 2006 23:27:45]
ナナオ > (アマウラに比べたらヴェイトスの空の色は薄いのに、ヴェイトス周りの雰囲気は、アマウラよりも酷かった。「荒んでいる」という表現がぴったりだ。おかげで、馬は気を抜けば暴れだすんじゃないかという程にイキリたっている) ………。 (『まさか、此処までとは思わなかった。』)(女の心に過ぎるのは、その一言。本当に今更だとは思うが、アマウラが「ああ」だったから――…) ………ヴェイトスの中、どうなってんだろ。これ。 [Mon 11 Sep 2006 23:21:04]
ナナオ > (ヴェイトスに近づくにつれ、生々しい交戦の跡と、動物だか人だか分からぬ死体…というよりは肉の塊が、蝿と蛆を纏って転がっているのが目に入る。――これが林道や、街道の奥にも転がってるんだろう。風向きによっては、布を顔にあてたいくらいの腐臭が漂った。)―――――…。(最初は「本当に危険なんだ」程度の認識だったが、こういう風景が続くにつれ、気分を重く重く沈ませていった。)  ………………どうしたもんか。 (馬もイマイチ信用ならない) [Mon 11 Sep 2006 23:15:26]
ナナオ > (とは、とても言えなかった) [Mon 11 Sep 2006 23:09:48]
お知らせ > ナナオさんが来ました。 『(懐かしきヴェイトスの灯よ!)』 [Mon 11 Sep 2006 23:09:34]
お知らせ > ヒサメさんが帰りました。 『空を見る隻眼には空はどう映るのか?』 [Sun 10 Sep 2006 22:49:53]
お知らせ > 錫音さんが退室されました。 『「そンがァ…一番良ゥとぉの」 吐き出し、弁当を開けば…ふっと、また夜空を見上げた』 [Sun 10 Sep 2006 22:46:09]
ヒサメ > まとも…か…確かに…早くまともなるが…一番良い………(何か考えながら空を見て)うむ、飯食ってすぐに動く、身体に悪い(そう言うと自分も地面に腰を降ろして) [Sun 10 Sep 2006 22:44:26]
錫音 > 嗚呼… そう、じゃの。 早ゥ、何もかんもがマトモになっとゥと良ゥの… 何もかんもが…(吐き出す声は、何処か重たげ。 そんな声音を漏らしつつ、思い返すのはスラムで見たヒサメのあの姿。 思い返してしまえば、溜息一つ吐き出し… あの狐から、もう少し情報を手に入れるか、なんて思案して――) ……ま、今ァ飯じゃの。 飯食っとゥたァ…ちぃーっと休んで、そンから…また歩こうけ?(けれども、傍らのヒサメの様子に… 今は考えるのを止めれば、街道沿いへと腰を下ろし… ふっと吐息を吐き出し、て) [Sun 10 Sep 2006 22:39:16]
ヒサメ > 我はどちらでも良いが…他の者は早くまともになれば良いだろう……我は天気も何も気にせぬがそういう訳にいかぬ者も多い………(何時もに比べれば言葉の区切りが少ない、それは少女なりに考えた言葉だからなのだろうか?)うむ…飯、飯(錫音と同じく街道沿いへ足を向け) [Sun 10 Sep 2006 22:34:40]
錫音 > ……… 嗚呼、だからじゃて。 こン空が、何時ンならァまともになっとゥか… っとォの(と、取ってつけた様に言葉投げ… また、苦笑。空を…特に雨を心配するのは嘘では無い…先日のヒサメの事もあるのだし――) … そゥじゃの。飯も食わンと…腹ァ減って歩けン様になっとゥしの?(――思い返し 一瞬、浮かびそうになる杞憂の表情。それを振り払う様にか、嬉々とした彼女の様子に合わせる様な声音吐けば… 街道沿いの方へと足を向け、て――) [Sun 10 Sep 2006 22:28:08]
ヒサメ > そうか…だが最近の空普段と別……星もまともに見えぬ…それでもか?……(少しばかり表情を伺うように)……休憩か、なら飯だな(休憩と聞けば喜々として) [Sun 10 Sep 2006 22:24:20]
錫音 > ん? あぁ…何ぞ、空ァ見とゥなっとゥだけじゃァて(見上げていた時の表情は、彼女の指摘通り、僅かばかりの杞憂の色。 その色を掻き消す様に苦笑の表情作り、彼女を見下ろせば… そう、何でもない様に言葉返し… ) さて、と… こン調子なァ…いくら何でも明後日なァ、アマウラァ着けるじゃろゥし… ちぃーっと休憩取っとゥけ?(それから、話題を変える様に… 言葉投げて、街道の只中で…足を止め、て) [Sun 10 Sep 2006 22:20:32]
ヒサメ > ?………どうした?…何ぞ杞憂か?…(空を見上げる様子にそう尋ねて) [Sun 10 Sep 2006 22:17:00]
錫音 > 応、任せとゥわ(頭を撫でれば、誇らしげに言葉返すヒサメに… 微笑一つ向けてやりつつ、もう一撫でしてやれば…) まッ…夜飛ぶ鳥も居っとゥが… そなァ鳥が頻繁に襲っとゥとァ思えんとゥしのォ… (後は…空を飛ぶ悪魔の類か―― と、手を離し、視線を前に向けなおしてから思案すれば、ふっと溜息一つ。 その手の類が、現状では一番危ういのかもしれない…なんて、ヒサメに表情を見せぬ様…空を見上げて、ポツリと思い――) [Sun 10 Sep 2006 22:14:02]
ヒサメ > うむ。我、任せろ(頭を撫でられながら誇らしげに)鳥も闇は飛べぬ、なら我ら同様地に足を付ける他無い(そう言って共に前を見) [Sun 10 Sep 2006 22:10:27]
錫音 > 頼もしい、けェ… 何ぞゥ、いざっとゥ時ァ頼りィしとゥぞ?(そう…まるで冗談を言う様な言葉投げれば… 彼女の頭をくしゃくしゃと、少し雑に撫でようと、手を伸ばし…――) …… 確かに、そゥじゃァの… 音で、分かる…け(―― その手付きの侭、納得した様に頷き一つ。 そして… 矢張り、少し気を張りすぎているか なんて、思えば… 視線、前へと向け直し――) [Sun 10 Sep 2006 22:05:29]
ヒサメ > うむ、我頼もしいぞ。それに…真っ暗闇とて前が見えぬほどでは無い、道も見える。何者かが距離を詰めようとすれば音で判るはず(危険を指摘されればそう返して) [Sun 10 Sep 2006 22:00:54]
錫音 > 自分を守る力はある、け… そら、何ぞ頼もしゥもんじゃ…(自分の身は自分で守れる。だから普段通りで良い そんな彼女の言葉を耳にすれば、また苦笑する様…或いは自嘲する様に言葉漏らし―― 自分の額をペチン。 案外、自分が思っているよりもしっかりしてるか?。なんて思えば…――) そう、じゃの… 今ン所ァ…不意何ぞ打てそゥなモンはあらンとォか…の? まッ…こン真っ暗闇が危ういっとゥァ危ういモンかもしれンとォが(―― 少し、肩の力を抜き…それから、ぐるりと周囲を一瞥しながら、そう言葉を返して) [Sun 10 Sep 2006 21:55:31]
ヒサメ > 我…自身守る力有る……錫音も普段で良い……錫音は襲われて不意付かれるあるか?…此処まで見通し立てば…不意もそう打てまい(自分の事は気にしなくて良いと言いたげに) [Sun 10 Sep 2006 21:50:01]
錫音 > 蛇が出る藪も無し、け… まぁ…ちィーっと、心配性になっとゥだけかもしれン…けェの?(用心に越した事ァのゥ…と、また視線を彼女へと向ければ… 肩越しに見せるのは苦笑混じりな表情。 その表情の侭、ヒサメが近寄るのを見遣れば… 近寄る彼女の肩へと、手を回そうと、し…) …あれじゃ… ウチァ、普段…一人でこン道ィ歩いとゥけェ…の。 二人で歩いとゥんは慣れンとォわ(と… 苦笑混じりの侭、ポツリ。 吐き出せば、ふっと吐息一つ吐き出して…) [Sun 10 Sep 2006 21:45:00]
ヒサメ > 藪から蛇も…出る薮無し……何か隠遁しているか?……(招かれればそれが何か見えるのかと思い近づいて) [Sun 10 Sep 2006 21:38:44]
錫音 > 何ぞゥ、ちぃーっと嬉しゥ事言ゥてくれっとォわ(自分を見ていれば退屈しない。 なんて彼女の言葉に、ウェヘヘと笑み向けてやれば… 一度、視線を彼女から外し、再び警戒の視線を周囲に。 っと、その様子に対して、疑問の言葉投げられれば… ) あァ… 今ンご時世…何処で何ゾ出て来とゥかワカランとォけェの… (と、視線を周囲に向けた侭、言葉投げ返す。 投げ掛ければ 折角じゃし、もう少ゥ近くに来ィ と、手招き向けて…) [Sun 10 Sep 2006 21:34:44]
ヒサメ > ふむ……殊更退屈無い……錫音を見ていれば……何も無い場所何警戒する?(さっきから周りを注意しながら歩く錫音を面白そうに) [Sun 10 Sep 2006 21:30:19]
錫音 > ん… 今ン所ァ特に異常は無ゥとォが…(なんて… 呟き漏らし、吐息吐けば…見回していた視線を後方… 自分の後に着いて来る少女へと向け――) どうじゃァヒサメ…退屈ァ、しとらンとォか?(そんな言葉、投げ掛けてやり…少し、彼女の様子を窺うか) [Sun 10 Sep 2006 21:26:01]
お知らせ > ヒサメさんが入室されました。 『錫音の少し後ろを付いて歩いて』 [Sun 10 Sep 2006 21:21:07]
お知らせ > 錫音さんが入室されました。 『アマウラへと向かう街道… 歩きながら、周囲へと注意向けて』 [Sun 10 Sep 2006 21:18:57]
お知らせ > タタンガさんが退室されました。 『(咀嚼の音。)』 [Fri 8 Sep 2006 19:36:44]
タタンガ > (ゴキン。)…(びっくりしたような真ん丸の眼が見下ろすのは、馬車から零れた積荷の中身。 包帯、傷薬、縫合針… 怪物退治の拠点たるアマウラで売り捌こうとでもしていたのだろう。それは、巨人の興味を引くでも何かを類推させるでも無かったが。)…ブスシ。馬と…人間…どちらを…?(茂みに顔を向け、事切れた御者を放り込んだ。) [Fri 8 Sep 2006 19:36:09]
タタンガ > (幌の後部より男が一人飛び出した。剣を差してはいるものの、こちらを一瞥するや一目散に逃げ出して行く。 彼を追うでもなく後姿を見送る巨人は、残念そうに息を吐く。)…軟弱…な。(腰が抜けたのだろう。四つん這いで逃げ出そうとする御者の首を、片手で捕らえた。 掴み上げると…御者の首が、悲鳴を上げる。人間の首が曲がる限界の場所で。 ミキ。ミキ。 涙が横に流れた。) [Fri 8 Sep 2006 19:28:57]
タタンガ > (ずんっ。棒を地面へと突き立てると、地響き。落下し割れて燃え上がるランタンの炎に、砂埃の薄雲が掛かる。)…出て…来るがいい…傭兵…とやら。(鈍色の仮面の口が、カタカタと上下し言葉を紡ぐ。)貴殿が…この馬車の荷を、守る者ならば…今此処で…剣を、振るえ。(眼を回していた御者が目覚め、ひいいと悲鳴を上げた。) [Fri 8 Sep 2006 19:22:37]
タタンガ > (巨大な棒は振り回されて、馬の首へとめり込み…巨大な棒が振り切られると、大人の腕が回るかどうかという太い馬の首が玩具のように圧し折れた。 泡を吹いて横倒しになる馬、たまたま踏み付けた大きな石ころで、そう大きくも無い馬車はふわりと片輪を浮かせ… ガシャン、ザザ。 倒れた。)…(それを見下ろすのは、仮面を被った恐ろしげな巨人。) [Fri 8 Sep 2006 19:17:04]
馬車 > (幌の軒先にぶらさげたランタンが、激しく揺れながら進行方向を照らす。ぼんやりとそれを眺める御者は、はっと目を見開いた。 馬の首の向こうに立ちはだかる、巨大な影に。 急ぎ御者は手綱を引くも、間に合わない。ぶつかる…と、御者が思った瞬間。 巨大な影は、巨大な棒を振り翳した。) [Fri 8 Sep 2006 19:13:35]
馬車 > (木製の車輪は馬に引かれて悪路を行く。木の車輪で踏み付けるあらゆる石ころの衝撃を、荷台に乗る全てへと忠実に伝えながら。 悪路は、ヴェイトスからアマウラへと続く近道だった。消耗や時間を省こうと、その道を進もうと選んだ事…それは、間違いであったのだ。) [Fri 8 Sep 2006 19:10:15]
お知らせ > 馬車さんが来ました。 『ガタゴト。ガタゴト。』 [Fri 8 Sep 2006 19:07:11]
お知らせ > ルゥさんが退室されました。 『(様々な幸運に)』 [Thu 7 Sep 2006 00:34:02]
ルゥ > (それでも矢張り、無事戻ることが出来た事は、感謝すべきなのだろう。) [Thu 7 Sep 2006 00:33:45]
ルゥ > (徒労の二文字を背に負って、一路ヴェイトスへ歩を進め──) [Thu 7 Sep 2006 00:33:22]
ルゥ > …なんとか、話し合いとかでこぉ──旨く解決したかったんですけど。 (相手側の首魁と対面できなかった以上、已む無しか。) [Thu 7 Sep 2006 00:28:41]
ルゥ > 兎に角、こぅ…疲れるばっかりで、何もそれらしいものとも遭遇しませんでしたしー。 (クロウ城まで到達する事なく、帰ってきたのだから、或る意味仕方ないとも言えるが。) [Thu 7 Sep 2006 00:21:50]
ルゥ > 労多くして、実り少なし、っていうかっ。 ……はぁ。 (嘆息。) [Thu 7 Sep 2006 00:20:36]
お知らせ > ルゥさんが来ました。 『日暮れて道遠し、と言いますか──』 [Thu 7 Sep 2006 00:20:14]
お知らせ > エリシャさんが退室されました。 『 ⇒ヴェイトス市へ 』 [Wed 6 Sep 2006 21:16:25]
エリシャ > ( 紅色の闇の中を一人進む。 押し黙って息を殺し、足音を忍ばせて。 アマウラでの近況をヴェイトス市に伝える為。 特別守りたいものもないし、帰りを待つ人が居るわけでもない。 そう広い島でもなし、いつかフラっとまた船に乗って出て行くかもしれない。 命がけの荒事なんて御免被りたいし、ヴァイオレートなんて悪魔に特別因縁も無い。 大層な主義主張も無い。 まあ、でも。 平和な方がそりゃあ、良いかな、なんて思うだけ。 静かで涼しい昼下がりまでのんびり眠れる方が良い、とか。 ) [Wed 6 Sep 2006 21:16:12]
エリシャ > ( 一人旅は慣れたものだ。 この島に来て向こう、特に何とか食い繋げるようになってからは本当に好き勝手、思いつくままにやっている。 そのペースに他人を巻き込むのもなんだし、なにより自分がそれを面倒臭いと感じてしまうんだからしょうがなく。 別にひととつるむのが嫌いなわけじゃないけれど、気がつけば一人になっているって話。 そういえば数ヶ月前にヴェイトス市を出る前世話になっていた(身の回りの世話はしまくっていたが)彼女の屋敷はどうしただろう? 多分もう彼女はあそこには住んでいないし、お別れは済ませておいた。 元気に社会復帰してると良いのだが。 ) ……無理臭い。 そっか、戻っても家が無いんだわ、私。 まだあの幽霊アパートあるかなぁ。 ( お屋敷から更に記憶が遡る。 そのお屋敷の彼女と最初に出逢ったのがその「幽霊アパート」。 トイレなし風呂なし幽霊あり騒音あり魔術妨害波あり裏手に墓地あり鳩の糞公害あり立地条件悪し部屋狭し、一月\2000の素敵物件。 実際、幽霊多かったなぁとか思うわけで。 ) 煎餅食われたりね。 ( 昔の話だ。 ) [Wed 6 Sep 2006 20:57:30]
エリシャ > ( 大きな松明の並ぶ街道を避けて80m程距離を置いた闇の中を一人、影のように進む。 あくまで街道沿いに並走しながら、其処を通る人影があれば一方的に観察するような位置だ。 此方は闇の中、街道は灯りに照らされて丸見え。 同じような所に潜伏している野盗なんかに出くわさなきゃ良いけど、このご時世だ、街道も静かなもので、人の気配は今の所感じられない。 ) [Wed 6 Sep 2006 20:44:56]
エリシャ > ( 眠っている間にすっかり暗くなってしまったようだ。 水筒の水を一口だけ呷って咽喉の渇きを癒す。 まだ透明な、貴重な飲み水。 赤いヤツも飲めない事は無いらしいが、絵の具入りの水を飲むみたいで気持ちの良いものじゃあない。 ) …まぁ、なに。 そろそろ行こうかね。 ( 岩壁に踵を乗せて脚を伸ばし、脹脛を念入りにマッサージする。 上体を捻って肩を回し、手首と首も。 少し急ぎで進んだ所為か、あちこち疲れが溜まっているようだ。 ) [Wed 6 Sep 2006 20:38:15]
エリシャ > それ以前に14歳は幼女じゃNeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeッふ、けふっ、けほっ、げふっ……………うぉ、なにこの夢。 ( 魘された。 なんだか方々から好き勝手な感想を述べられて抗議するという非常にたちの悪い夢を見てがばっと起き上がる。 街道から少し道を外れた岩陰から空を見上げれば、相変わらずの色。 雨が降っていないだけマシだが、気が滅入ることには変わりない。 はぁ、と1つ溜息をついて立ち上がった。 アマウラ⇒ヴェイトス市街道は中盤を抜け、遠く微かにヴェイトス市が見え始めた所。 ) [Wed 6 Sep 2006 20:34:28]
お知らせ > エリシャさんが来ました。 『 変な癖毛いうな…エリリンいうな…! 』 [Wed 6 Sep 2006 20:30:51]
お知らせ > ニイさんが退室されました。 [Tue 5 Sep 2006 07:38:22]
ニイ > (いやがて食事を終えて、立ち上がり…) [Tue 5 Sep 2006 07:38:21]
ニイ > (ひざの上に葉を敷いて。魚をその上に乗せる。木の枝二つをナイフとフォーク代わりにして…優雅な手つきで食べ始める)…お、お客様にお、おもてなしするには、これでは、とても(悲しそうな口ぶりでいい、ため息をひとつ。首を横にふり。そういいながらも魚の燻製を口に運び。) [Tue 5 Sep 2006 07:35:26]
ニイ > ヴェイトスへは…あと、どれくらい、でしょう―ほ、本当にこちらの道であっているのでしょうか―−(手は空から足元に、葉で包んだものを取り出す。くるんでいるのは燻製の魚。どこかで火をおこして作ったらしい。) [Tue 5 Sep 2006 07:32:27]
ニイ > (もともと野宿にはなれている、が、異世界であれば、疲れることも多い。顔にやや疲労の後が見れるかもしれない。 空を見上げては視界におさまる赤い空)あ、あか――きれい――(手を足から離し、そっと空へと伸ばす。届くことがないのはわかっている。)で、でも――あ、赤い空、お空――きれい、です。(人には不吉と思えるそれも、彼女にはそうみえるらしい。) [Tue 5 Sep 2006 07:27:59]
ニイ > (ヴェイトスアマウラ間、その街道のやや外れた場所で。木にもたれかかり三角に体を折りたたみながら休憩中。) [Tue 5 Sep 2006 07:18:55]
お知らせ > ニイさんが入室されました。 [Tue 5 Sep 2006 07:17:08]
お知らせ > ニイさんが帰りました。 [Sun 3 Sep 2006 17:53:21]
ニイ > (目的地を目指し――襤褸布の女は、歩き続ける。壊れた声、けれどどこか弾んだ響きの声でつぶやきながら) [Sun 3 Sep 2006 17:53:19]
ニイ > (もれるのは甘い吐息。欲情したときのそれに似た。胸から手を離す。目を細めると、遥か彼方のヴェイトスの方角を)そ、それに、これは、わ、わたくしごとではありますが――ニンゲンの皆様―――はやく、お会いしたい、ニンゲンの皆様に(とまっていた足を動かす) [Sun 3 Sep 2006 17:45:31]
ニイ > それが、い、偉大な赤き方のお望み――(足を止めたまま。うっとりとした表情を作る。)つ、強き方の命、おききするのは、ことはうれしいこと。強き方の願い、かなえるのは楽しいこと。そして―――あの方はまごうことなき強きもの――(恍惚とした表情のまま、腕で胸を抱くようにして。体を振るわせる。) [Sun 3 Sep 2006 17:38:29]
ニイ > (いまだ、ヴェイトスよりもアマウラに近い。不慣れな道故迷い、あるいは障害――人類や野生動物、自然現象――などが彼女の足を遅らせた。)あ、ああ――は、はやく、まいりませんと――ああ、い、いそぎませんと(ほかの悪魔がすでに門を襲っていることは知らない。が。布告が出てから)――た、たくさんの日が昇りそして沈みました――だ、だから、いそがないと―――ヴェ、ヴェイトスへ、なぜなら――― [Sun 3 Sep 2006 17:35:43]
ニイ > (ぼろ布をまとう女が一人、歩いている。ゆるゆると。 )ヴぇ、ヴェイトスへ…ヴぇ、ヴェイトスへ…(自分が出遅れたことやすでに多くの悪魔が戦い散っていったことは知らない。胡乱な目で前方を見やりながら、進んでいく。) [Sun 3 Sep 2006 17:26:44]
お知らせ > ニイさんが入室されました。 『アマウラからヴェイトスへと向かう道』 [Sun 3 Sep 2006 17:24:24]
お知らせ > ブスシさんが退室されました。 [Sat 2 Sep 2006 22:17:53]
お知らせ > タタンガさんが退室されました。 『(街道の一つに、馬車や通行人を狙う魔物が現れる事となった。)』 [Sat 2 Sep 2006 22:17:08]
タタンガ > (蟲の親玉のような物が一瞬、見えた。赤い眼をしていた所を見ると、あれが恐らくはブスシの本体なのだろう。足りない物を他で補う。見事なものだ。自分と比較して…の話。)…ああ。(ブスシの姿を見送り、また巨人は街道に立ちはだかる障害物と化す。) [Sat 2 Sep 2006 22:16:32]
ブスシ > 旦那が休まれる時は、起こしてください。見張り、かわりますんで。 [Sat 2 Sep 2006 22:12:49]
ブスシ > そうなんです。近づいたところで、本体で奇襲、でしょうかね。 (頭が爆ぜて、轆轤首のように勢いよく筋肉質のチューブのような本体が飛び出し、ゴカイのような牙で木にかじりついてみせる) へぇ、気を使わせてすみません。それじゃあ、お言葉に甘えまして……。 (ずるる、と茂みに引っ込めば、休息状態に入ろうとして) [Sat 2 Sep 2006 22:11:56]
タタンガ > …正面切ってが苦手とは…そういう…事か。物を支えたりなどは…難しいだろう…な。(武器の叩き付け合いなどでも、蟲の筋肉は本物に劣ってしまうだろう。)…今通らないならば…いい。貴殿には、傷を癒す時間が必要だろう…(蟲が増える時間と言い替えてもいい。)…済まなかった。今は…休むと…いい。 [Sat 2 Sep 2006 22:06:09]
ブスシ > へい、これなら、相手が手の一本や二本切ったところで、平気で反撃できますからね。 (油断を誘いやすい、と呟いて) この時間は、ちょっと難しいかもしれませんね。ちょいと調べてみましょう。 (大きく口が開かれ、羽虫が飛びあがる。羽虫は出来るだけ上空に上がる。それでも十メートルも上がるかあがらないかだが) ……木々の深いところが、潜みやすいんじゃないですかね。……もちろん……あっちも注意して通るでしょうが、どの道強襲になるなら……。 (蟲を使役しているためか、やや言葉がぎこちなくなって) [Sat 2 Sep 2006 22:01:38]
タタンガ > …ローブの下は…そうなっていたのか…蟲の、粘土細工。(蟲が肉を装い、ブスシは人型を保っていたのか。)…そうか。頼りになる…な。(巨人は嫌味を言うほど、複雑な頭の造りをしていない…という事。)…今、一番近い馬車はどこか…分かるか。 [Sat 2 Sep 2006 21:51:40]
ブスシ > (ずるる……臓物を食い尽くしていけば、やがて、今までのように肋骨の内部にもぐりこみ、蟲たちは人の四肢を模ししていく。今までよりも骨格が大きいため、飢餓状態の人間のようなシルエットになるが、そのうち捕食していけばまともな人型になるだろう) へい。そっちのほうが得意ですし、動物の死体も操れますから、誘導と、援護くらいは。 (のっそりと、全裸のひともどきはおきあがり、ぺこりと頭を下げる) [Sat 2 Sep 2006 21:46:05]
タタンガ > (湿った音を立てながら、肉は齧られ血は吸い取られる。大柄な男の死体が見る見る内に骨と化してゆく様は、蟲というものの恐ろしさを改めて教えられる。森で最も強いのは、彼等なのだ。巨人とて、彼等には敬意を払う。)…馬車、か。(頭を僅かに下げ、考えるような仕草。)…その見張りを任せても良い…と? [Sat 2 Sep 2006 21:39:09]
ブスシ > いやね、今、大概の魔物たちは、ヴェイトス市を攻撃中です。んで、どうせやるなら少しはそっちの助けになるように、ヴェイトス市に行く荷馬車を襲う、というのはどうでしょう?まぁこの人数じゃ小さな幌馬車を襲う程度でしょうが、今護衛の無いバシャってのは少ないでしょうし、いつか強敵ともめぐり合えるかもしれませんぜ? [Sat 2 Sep 2006 21:34:27]
タタンガ > …ああ。(礼には、そう返し。 引いていた顎を僅かに上げ、ブスシを見た。蟲使い…器用な物だ。)…組む…か。構わない…が…どこで。なんのため…? [Sat 2 Sep 2006 21:32:18]
がさり > へへっ、確かに。 いやぁ……助かりやす。一度魔界に戻ろうかとも思ったんですが、これだけありゃぁ、蟲たちも何とかなりそうです。 (そして、骨がつかえるのがうれしい。取り込むようにして、死体を皆で貪りながら、タタンガの言葉に頷いて) だんな、しばらくこうしてるつもりなら、組やせんか? 場所を少し移して。 (蟲の集合体の一角が、まるで人の口のように動き、そんな提案をして) [Sat 2 Sep 2006 21:29:28]
タタンガ > …ああ。出くわした者を倒してはいるが… どれも強者とは…言い難い。 [Sat 2 Sep 2006 21:25:57]
タタンガ > …なるほど。相手は強い…貴殿には、貴殿の戦い方がある…それが分かって、命がある…(瞬き。)重畳…だろう…な。(巨人なりの、慰めのつもりだ。)…腹具合は…?良ければ…あれを。(自分が殺めた、人間の死体を指差しつ。) [Sat 2 Sep 2006 21:24:39]
がさり > なんとか……ってかんじですねぇ。 いや、ヴェイトスの門を襲ったはいいが、仲間はやられちまうし、このざまだし……へぇ、やっぱりあっしぁ正面切手の荒事には向いてねぇ。 (スライム状態のまま道を横切れば、タタンガの側によって) 旦那はこうやって、街道通る人間を? [Sat 2 Sep 2006 21:19:28]
タタンガ > …ブスシ。(彼の名を呼ぶ、鋼鉄の顎。)魔界で会って以来…だな。…生きて…いたか。(古城に一度挨拶へいってから、巨人はあまり寄り付かなかった。彼に会うのは、これで二度目。) [Sat 2 Sep 2006 21:15:16]
がさり > (タタンガとは、街道を挟む形になるその茂み。そこから突き出ていたのは一つの、こぶし大のルビーの瞳。次いで、どす黒い粘液に覆われ、ミルクワームに守られた体が、軟体生物のようにうごめきながら出てくる) へへっ……旦那、お久しぶりです。景気もよろしいようで。 [Sat 2 Sep 2006 21:11:32]
タタンガ > (街道に腕組み座る、仮面頭の巨人が一体。 ゆっくり、物音へと視線を向ける。) [Sat 2 Sep 2006 21:09:52]
お知らせ > がさりさんが入室されました。 [Sat 2 Sep 2006 21:08:18]
タタンガ > (街道脇には巨人の他にもう一人、座りこむ姿がある。冒険者と思しき、大柄な男の影だ。 街道脇に生える、巨大な常緑樹…その木陰に座していた。 彼もまた、動かない。頭を、失っているからだ。)…(顔に、体に、月明かりが付着した血を照らし出す。 太い樹の幹に激しく叩き付けられたのだろう。幹には爆ぜたような赤い血痕。垂れる血と死体からの血を、樹はどのような気持ちで飲み干してゆくのか。) [Sat 2 Sep 2006 21:01:48]
タタンガ > (否、肉だ。 アマウラへと続く街道の上に、巨大な肉が居座っている。 それは静かで、大きく、ゴツゴツとした、巨人。 丸太を傍らに胡坐を掻き、腕を組む。)…(道の方向に向かって垂直。両側から来る者達を発見せんが為… 巨大な仮面のような物に刻まれた、模様のようにも見える眼が動く。) [Sat 2 Sep 2006 20:55:09]
お知らせ > タタンガさんが入室されました。 『(岩…)』 [Sat 2 Sep 2006 20:50:21]
お知らせ > アイシェさんが退室されました。 『( 轍を刻み、馬車は往く。 )』 [Sat 2 Sep 2006 17:35:44]
アイシェ > ( …守備側はあくまで待ちの姿勢、敵襲に合わせて動くのだとして――…此方は一体どうしたものか。 出立を目一杯遅らせたやつが言う事ではないのだけれど、各自が散発的に行動しても危険なだけなような気がする。 「紅い悪魔」が市街襲撃に奔るとしても、もうひとり――その片腕が居るのだから。 不確定ながら出島で再会の口約束をした御方は居られるが、さて――果たして他の御同業とは顔合わせる機会に恵まれるかどうか。 日没の刹那、最後の距離のひと稼ぎと速度を上げる荷台の上。 火傷痕を隠す為の絆創膏を剥がして放り投げ ) 事故らないように頼みます――…アマウラは逃げやしませんから。 ( 御者殿へと声を投げた。 ) [Sat 2 Sep 2006 17:34:40]
アイシェ > ( 黒鴉の城で既に「紅い悪魔」との単語だけなら聞いていたから、全くの予想外ではないのだけれど――だとしたら、前哨戦とも云える開戦は何を目的としたものか。 ) …顔見せ? ( 何の為に。 疑問は尽きない、けれどかの悪魔は以前も律儀に「予告」を出していたと聞くし――とは言えこれも噂の域。 悪魔の顕示欲の高さは寓話のモチーフとしては珍しくない、独り歩きしたイメージの産物に過ぎないのかも知れない。 何れにせよ、今から引き返す手はもう無いのだろう。 そも、正門の警備の中に混じれる訳じゃなし。 ) [Sat 2 Sep 2006 17:18:22]
アイシェ > ( ヴェイトス市を後にしたのが昨日の早朝、数度の休憩を挟み時には速度を落としとロスタイムはあるけれど、今晩にはアマウラに到るか。 木箱の上で片膝を抱え、鈍色の空を見上げる。 ――遠くに薄くヴェイトスの城壁。 一方馬を操る御者殿にはアマウラを控える空が見えるのだろう、赤く黒く瘴気に染んだ気味の悪い空の色。 それでも恐らくは、ヴェイトスに留まるよりは安全だろうが――…噂なのか真実か、堅牢に固めた市正門で目撃されたと云う悪魔。 民間レベルで真偽を確かめるには到れなかったのは、ある程度の情報規制が行われている為か。 生憎今朝方未明の戦端を知らない。 ) [Sat 2 Sep 2006 17:00:30]
アイシェ > ( ソネモチ河に並走して、一路アマウラ方面へと向かう一台の荷馬車。 ヴェイトス島東部より発生する瘴気が日々濃くなり、街道を往く者の姿は驚くほど少ない。 それでも人の足が皆無でないのは、それでも人の暮らしは完全に物資の流通を途絶えさせては立ち行かないからなんだろう。 商魂たくましい人間の中にはきなくささと金の匂いを同一視する節もある、かく云うこの荷馬車もその中の一。 貨物に混じって幌付きの荷台に乗り込み、何時かと同じように後ろ向きに流れる景色を眺めるでもなく目に収め。 ) [Sat 2 Sep 2006 16:37:33]
お知らせ > アイシェさんが来ました。 『( 右手遠方に河川の流れ )』 [Sat 2 Sep 2006 16:26:06]
お知らせ > フォスさんが退室されました。 『―――――』 [Thu 31 Aug 2006 13:01:04]
フォス >  ( 男はそっと瞼を落す )( おお、我らが偉大なる創造主よ。我らが父よ。今この地に堕ちた者。私は今から悪魔を滅します。今からです。怨敵を打ち滅ぼします。どうか神よ。我らが父よ。私に力を。父よ、貴方様の創造物としての力の代行を許してください )( そんな、祈り )( 男にとってそれは至極当然の祈りである。 天使の中でも若輩である男にはこれはいい。とても落ち着くものであった ) ――――・・・・・・・・・・ ( アマウラは、もうすぐそこだ ) [Thu 31 Aug 2006 13:00:29]
フォス > ( ―――馬鹿馬鹿しい。と男は思う。そんなことは今は関係ないではないか )( 今、己に関係することは悪魔を滅すると言うことだ。 )( 生まれついての本能というのもあるだろう。元々悪魔と天使は敵対するもの。敵視こそするが、友愛などというものはない )( 奴らは裏切り者。創造主に造反した馬鹿な奴ら )( くっ、と赤髪の口元が歪んだ )( そうだ。これを待っていたのだと、男は己を奮い立たせる )( 天使として生まれつき、その他大勢の中で火を操り、滅しってきた。そこになんの感慨も浮かばなければ情動もない。悪魔を狩ることは当然であって、空気を吸うのにも等しい行いだ ) [Thu 31 Aug 2006 12:51:01]
フォス > ( 男は大きな自らのカバンの上に足を載せる。ヴェイトス・アマウラ間の馬車のチケットは簡単に手に入った。 そもそもがら空きもいいところだし、御者の男だってどこか落ち着かない。お前が落ち着かなければ馬も乗客も落ち着かないだろう。なんてことを男は深い溜息と一緒に呟き、視線を馬車の天井へと向けた )( ぼんやりと思う )( 天使の世界から堕ちてどれだけ経っただろうか。 己にしてみれば小さじ一杯分の人生にも足りないと言うのに、なんだか長いような気がした )( ―――それは、人の肉の檻に包まれた存在だからだろうか ) [Thu 31 Aug 2006 12:44:47]
フォス > ( うっすらと瞼を持ち上げる。眠っていたらしい。 )( 男は大きく伸びを一つすると、乗客の少ない馬車をぐるりと見回した。 )( まあ、状況が状だからな。そう思う。 )( 誰が好き好んでわざわざ目的もなしに危険地帯に向かうと言うのだろうか ) [Thu 31 Aug 2006 12:39:28]
お知らせ > フォスさんが来ました。 『( 男は街道の馬車に揺られていた )』 [Thu 31 Aug 2006 12:31:21]
お知らせ > さんが帰りました。 『( 車輪は、砂埃を激しく巻き上げて、 アマウラへと向かう )』 [Wed 30 Aug 2006 16:40:38]
>  ――――― 僕だって、心配なんですから。  ( 自分より、実際に戦いに赴くだろう貴方の方がずっと。 ) [Wed 30 Aug 2006 16:40:14]
> ( そして、もしあの紅い柱の近くで戦闘が起こるような事があれば、野営地に向かう可能性も考えられないではなかった。 特に飲み薬などは、その場で調合して与える事が少なくはない。 )  ……… 。 ( だからといって、別にそれを厭うではなかったけれど。むしろ、自分のできることなら、と思う。  …ただ、彼にはさらなる心配をかけそうではあったけれど、 ) [Wed 30 Aug 2006 16:39:16]
> ( ヴェイトスの方の薬の確保も心配の種ではあるが、これから向かうアマウラの現状がどうなっているのか、まったく知れなかった。 アマウラからの薬材は手に入り難い。そして向こうは自国で賄える薬材以外の薬材と、手が必要で。  それは極めて簡単な取引の構図のようにも思える。 ) [Wed 30 Aug 2006 16:34:29]
> ( がらごろ、煩い車輪の音に、その呟きはきっと馬車の中の誰にも聞こえなかったと思うが。  きゅ、と口を引き結ぶのは、単に揺れの中口を開いた事で舌を噛みそうになったから。 )  ……、 ( ふ、と。  道中、もう何度ついたかわからないため息を漏らす ) [Wed 30 Aug 2006 16:24:32]
> ( 先日、結局あのまましばし調合を手伝ってから家へと向かい。 同居人にアマウラへ向かう事の次第を書き置いておいたら、翌朝「ついていく」なんていうふざけた返答が返ってきていて大きな溜息をついた。 久しぶりに墨と筆とを取り出して、半紙に毛筆ででかでかと「結構です」と書いておいてやったが、その後の反応はしれない。 )  … 貴方が守らなければならないのは、もっと別のものでしょうに。 ( 呆れたような呟きが、ぽつり ) [Wed 30 Aug 2006 16:20:19]
> ( 少しずつ、その大きさを増していく。 馬車の窓からぼんやりとその様を眺めて、夜になる前につけばいいけれど、と胸中で呟いた。  街道沿いの旅籠で、一度二度馬を変え常よりも急いで駆けていく馬車。 )   …、 ( 当然揺れもひどくて、がくがくと揺さぶられる体に気がめいった。 ) [Wed 30 Aug 2006 16:15:13]
お知らせ > さんが来ました。 『( 視界に映るアマウラの町並みは )』 [Wed 30 Aug 2006 16:11:25]
お知らせ > トリス@街道沿いさんが帰りました。 [Tue 29 Aug 2006 01:23:44]
トリス@街道沿い > ・・・・向うに着いたらちゃんと腹ごしらえ出来るといいわね――(寄り道できないほど酷い状態だったりするとキツイ任務がさらにきつくなる。 目指す地は誇り高きサムライの領土。 敵の拠点らしき場所に程近いとはいえ、そう簡単に落ちないことを願おうか。) ・・・さって、休むしかできないうちは休んどきましょ。(上がったら直ぐに移動するわ とか告げて、暫し仮眠でも取るとするか。   この雨の中を移動してくる連中も少なかろうし、いざとなればそれこそ獣並みの感覚のボディーガードもいる。 安心して体休められるってもんだ。) [Tue 29 Aug 2006 01:23:33]
トリス@街道沿い > い、意外と強かなのね・・・・(座ったまま、器用な嘴捌きで地面掘り返して、木の根元から虫捕まえていた。 視線に気付くと一匹差し出してくるこの忠誠心・・・! 食事中でなきゃ素直に感動モノだ。 何そのミミズの化け物っぽいの。) ・・・・要らないわよ。(ちょっと干し肉が不味くなってしまったが、水筒の水でなんとか流し込んだ。) [Tue 29 Aug 2006 01:22:33]
トリス@街道沿い > (問題があるとすればいつまでもこーしてても先へは進めないことだ。・・・・今日中にアマウラに着く予定だったのに。  そう思いつつ空見上げても、月も見えなきゃ星も無い。 一向に雨足弱まる気配無く、今夜はこのまま野宿となってしまいそう。 非常食としてもってきた硬いパンと塩味干し肉とか準備して、密かに期待してたアマウラ料理はおあずけた。) ・・・・? モコ?(騎鳥がしきりに妙な挙動するのでそっちに視線を向ければ――) [Tue 29 Aug 2006 01:17:59]
トリス@街道沿い > (というわけで街道横に隣接した林の、大きめの木の下で雨を凌ぐことにしたわけだ。 転がってる木の枝はみんな湿気ててなかなか火も起こせない――冬だったら凍死もののこの酷い状況も、濡れない場所だけ確保して騎鳥と身を寄せ合ってれば何とか乗り切れる。 とりあえず温いし、害獣害虫の類も恐れをなして寄ってこないし。) [Tue 29 Aug 2006 01:13:51]
トリス@街道沿い > この豪雨ではね・・・!(これが昼間なら雨避けコート羽織って強行軍でもよかったが、夜ともなると唯でさえ狭い視界を奪われ全く先が見えない! 騎鳥は早くて身長が高い分、不用意に転倒すれば容易に死に関わる。 それだけにどんなに急いでても一定以上の雨の時は移動を諦めねばならない。) [Tue 29 Aug 2006 01:10:08]
お知らせ > トリス@街道沿いさんが入室されました。 『雨の中を走る――わけにも行かなかった。』 [Tue 29 Aug 2006 01:09:36]
お知らせ > セレニアさんが退室されました。 『( 教会は絶対。 …16課が異端として処断された夜に、それは真理ではなくなっている )』 [Thu 24 Aug 2006 22:58:14]
セレニア > ―――ぁ… っ マスター…? …マスター? ( 続くのは更なる否定でも肯定でも無く、苦悶。 倒れかかる身体を、体力無いなりにコツは知っているからしっかりと支えて… 心配しながらも、やはり、何か『された』のだと思う。 …たった一つの答えを与えてくれるなんて… そんな楽をさせてくれるとしたら、それはきっと、悪魔なのだろう。 …教会への忠誠は生きている… 危ういけれど、信仰だって持っているつもり… 〜ただ、教会の所属であり、また姉や母のように感じて慕う人の苦痛は、すっかり脆くなった妄信的な部分と衝突し、それに勝る…。 ティフィスを、このままにさせてはいけないと… 落ち着くまで、抱き締めていて。 心配してくれる周りの人には、それを安心させるように努めよう ) [Thu 24 Aug 2006 22:56:55]
お知らせ > ティフィスさんが帰りました。 『(次に目覚める頃には、ヴェイトスについているだろう。)』 [Thu 24 Aug 2006 22:45:49]
ティフィス > ――あ――ぅ、あ―― ( ずきんっと頭が痛む。セレニアの言葉が核心に近づくたびに、何かが拒むように壁を作る。 ) あ――わたし、は――教会、の―― ( ずきずきと痛む頭を抑えて、セレニアのほうへ倒れ掛かる。荒い呼吸を繰り返し、やがてそれが落ち着く頃には、眠っていた。 ) [Thu 24 Aug 2006 22:45:23]
セレニア > …何故ですか? マスターが授かったのは、神託ではないかもしれません…。 司祭様にも、誰にも、主の御心をはかることは出来ないのなら… 神託なんて、勘違いかもしれません…。 もっと、別の… 〜私は、以前のマスターが仰った事を、『ほんとう』だと思っています。 大聖堂で色々な方とお会いしました… 外へ出て、パプテスではない方とお話する事も出来ました…。 …『私』には容認出来ない事でも、マスターの言葉を本当と思えば、あの街に居られます… それで、穢れる事なんてありません…。 ( 楽しげな笑顔… 彼女がこんな風に笑ってくれるのは、ほっとする事の筈なのに… 今は、止めて欲しいと思う。 夜毎の悪夢の方が、まだましだった ) ―――ですが… それに振り回されて、墓標を破壊して…。 マスターは、私が『ああなる』事、それ自体を… 望んでいなかったのではありませんか…? [Thu 24 Aug 2006 22:39:31]
ティフィス > それは決して口外してはならないと、神はおっしゃったわ。私はいままで神のお声を聞いたことがなかったから、あんなふうにいっていただけよ。今は違うわ。 ( くすくす、楽しげに笑う。 ) いいえ――望んだのは”あなた”よ。セレニア。吸血鬼と対峙したときのあなたは、とても楽しそうで生き生きとしていた。それなら私は、貴女の喜ぶことをしてあげたいと思っただけ……。 [Thu 24 Aug 2006 22:28:17]
セレニア > ―――いえ、そんな… 信じられないなんて。 …マスター… 神託とは、どんなものだったのですか? …主は、私達に、たった一つの答えを与えてはくださいません。 だから、それを探すのではないのですか…? ( 『聖教会を信じられない』なんて、簡単に同意出来る言葉ではないけどその通り。 ただ… だからこそティフィスの変化に戸惑って、疑念をより強めている。 心を見透かされたようでぎくりとして… 『反抗』なんて言われてしまうと口を噤むしかないけれど… それでも緩く首を振って、重たい口をどうにか開けた ) ―――マスターは… そのような事、望まれなかった筈です… [Thu 24 Aug 2006 22:23:43]
ティフィス > ( セレニアの従順な態度に、満足そうにうなずく。 ) 聖教会は信じられなくても、私なら信じられるでしょう? ( セレニアの心を見透かしたように、耳元でささやく。 ) それとも――あなたはマスターに反抗するのかしら。いけない子ね……うふふふ。 ( 柔らかい手でセレニアの手を包み込む。もうティフィスは聖教会の道具に成り下がってしまったのである。 ) [Thu 24 Aug 2006 22:15:37]
セレニア > …クリスティアへ同行したのは私の独断です。 マスターも許可されましたが、ただくっついて行ったという訳では… ………。 …はい、マスター… ( 『絶対者』として正しく導いてくれる。 彼女にさえ従っていれば、それで良いと思える。 …大聖堂で時を過ごすうちに薄らいだ感覚だけれど… 思考を放棄してただ盲目的に従う事に、それで神の国へ入れるのだと安心してしまうのは以前のままだ。 未だ、精神支配からは脱し切れていない。 …煮え切らない態度だけれど、重ねられる手に、戸惑いがちに頷く… )   ( ほんの少し前までと変わらない笑顔が… 酷く遠くに感じられて、哀しい…。 従いたい、従いたくない、教会は正しい、だけど嫌い …思いが渦巻いて不慣れな感覚に片手で頭を押さえる… ) ッ …マスター、以前は、そうは仰いませんでした… ( ぽそりと ) [Thu 24 Aug 2006 22:12:02]
ティフィス > サンクトゥス様へのご報告は、私が行います。貴女は何を聞かれても、ただ私にくっついていっただけだと話しなさい。いいですね? ”命令”に異議を唱えることは許しません。 ( にっこりと微笑んで、服を握ってきたセレニアの手に、己の手を重ねる。 ) 何も迷うことはないのよ。何も考えなくていいの。あなたは、ただ命令に従うだけで……いいわね? 私の――セレニア。 ( 微笑だけは、あの頃のまま。 ) [Thu 24 Aug 2006 22:01:42]
セレニア > ―――。 ( 自分の事は棚に上げて。 ティフィスについては、聖教会で何かをされたのだと考えていた。 …彼女は話せるようになって… それは勿論喜ばしい事だけれど、表面的には変わりなく笑顔を浮かべる彼女の変化は、見逃せるほど簡単なものじゃない。 ただ『神託を受けた』で納得出来る事じゃない。 サンクトゥス様に相談を… そう考えていたら、先手を打たれてしまう。 戸惑うように、そのにこやかな笑顔に顔を上げて ) …ですが… ………。 …マスター、私の現在の所属は大聖堂です。 一応の報告は、必要ではありませんか? …ぁ、それに私は無断外出ですので… どちらにしても、報告の必要はあると思います。 ( 『命令』に対して抜け道を探したり、あるいは無視したり… 自分で考えてそうする事を教えてくれたのは、ティフィスだ。 …『教会は絶対』… 自分もまた条件付けによってそんな意識が根強いけれど、『だけど』と言ってしまえるようになっている ) ―――はい…。 ( 自分の存在価値は、吸血鬼を狩る事によってのみ証明される。 その為だけの命なのだから。 それもまた前提で… 考え込むような顔のまま、それでもそれは喜ばしい事のはずだと、笑うティフィスに頷いて… 何かつなぎ止めようとするように、ティフィスの服の裾を握る ) [Thu 24 Aug 2006 21:57:15]
ティフィス > セレニア。聖教会でのことは、一切大聖堂へ報告してはいけませんよ。コレは”命令”です。 ( にこやかな笑顔で、傍らのセレニアに指示を出す。名実共に少女のマスターとなった今のティフィスの言葉は、絶対である。 ) よかったわね……ヴェイトスについたら、思う存分吸血鬼を狩れるわよ。うふふ……。 ( 神託という名の洗脳をうけたティフィスは、もうセレニアの慕った彼女ではなかった。 ) [Thu 24 Aug 2006 21:48:01]
セレニア > ( 先日何者かによる大規模な襲撃があったらしい。 いや、規模はそうでもないけれど被害が甚大だったと言うか… とにかく、そういった事件があると、商人は日常的に往復しているそう危険では無いはずの街道であっても、一行の中には緊張が漂っていた。 …そんな中、馬車の中で並んで腰掛ける修道女二人の内の一人… 薄紅色の瞳が奇妙な少女は、そんな事おかまいなしと言った調子で、窓の外に目を向けるでもなく、じっと膝の上で重ねた手に視線を落としている。 …聖教会を出て、ほっとした…。 クリスティアを離れて、早く大聖堂に着けばいいのにと思っている。 一時期は望みさえした帰還は、それが嘘のように、慣れ親しんだ筈の場所に疑問を抱くばかりのものとなっていた ) [Thu 24 Aug 2006 21:43:50]
お知らせ > セレニアさんが来ました。 『( ティフィスの隣 )』 [Thu 24 Aug 2006 21:36:13]
ティフィス > ( セレニアと共に、来た時と同じ合同馬車にのってヴェイトスへと向かう。大きめに作られた馬車にはお金のない分棒人が寄り添いあって、護衛を勤める傭兵の動向を心配そうに見守っていた。 ) [Thu 24 Aug 2006 21:34:31]
お知らせ > ティフィスさんが来ました。 『(馬車に揺られて、ヴェイトスへの帰路に着く。)』 [Thu 24 Aug 2006 21:32:23]
お知らせ > ヴァレリアさんが帰りました。 『【I'm stnading by.(準備完了です。)】』 [Tue 22 Aug 2006 22:51:13]
ヴァレリア > 【Remainder 2or3. Please secede.(残り2、3射で離脱を推奨します。)】 ( 実際の限界数はあと4、5発といった所だが、早めに切り上げて損は無い。 この襲撃自体に重要性は無いし、長い目で見ればマスターの「たくさんころす」目的に適う提案。 一晩でどれだけ殺せるかを試すわけではないのだから。 マスターは聞いているのか聞いていないのか、風に乗って高度を維持しながら次の詠唱を開始し、此方にも促した。 飛行維持のほうもそう長く続かずマスターの疲労が来るだろう。 ) 【Begins to chant.(詠唱開始。)】 [Tue 22 Aug 2006 22:43:50]
ヴァレリア > ( アマウラ街道に三度、閃光と雷音が響き渡った。 直撃を請けた馬車の幌が炎を上げ、何人かの絶叫に似た悲鳴が続く。 馬は嘶き車輪は傾き、馬車は崩れ落ちた。 先行して逃げていた馬車の幌から誰かが顔を出して大きな声を上げているのを見て指差し、マスター・ヘキサは今までに無く上機嫌に笑っている。 「人間を沢山殺す」こと以外になんの感心も見せないマスター。 このためだけに存在しているかのような。 ) [Tue 22 Aug 2006 22:33:24]
ヴァレリア > T(Thunder).VVolt.SSprender S H O T(雷光爆散弾)】 [Tue 22 Aug 2006 22:28:26]
ヴァレリア > ( あとどの程度こうして滑空していられるかを計算しておく。 此方の利はこの滑空状態からの長距離射撃に尽き、まともな白兵戦になれば並みの人間相手でもいっぺんに2人も相手は出来ない。 マスターの暴走にも見える呪文乱射は命中率も低く、また消耗も激しく。 ある程度限界に達したら撤退を強く推奨しなければならない。 もっとも、彼女がそれを聞き入れるかは別問題だが。 ) 【Shock posture please.(対ショック姿勢、備えてください。)】 ( 杖のヘッドに当たる翼状の装飾が反り返り、二又槍のように先端を尖らせると、いい加減扱いなれていたマスターは歩兵槍のように脇を締めて構え、先端を地上に向けた。 ) [Tue 22 Aug 2006 22:23:58]
ヴァレリア > 【Next bullet preparation completion. (次弾、準備完了。)】 ( 夜空にまた、稲光が降り注ぐ。 上空の闇から次々と人間を狙い打つ雷光は止む事無く、ついに一人目に命中した。 地上からでは殆んどわからないかもしれないが、黒い蝙蝠の翼を持つ人影は長い杖を持ち、高い少女の声で狂ったように笑っている。 運悪く襲撃を受けた商隊は散り散りに馬車を走らせ、街道から外れて逃げていた。 ) 【Blame this on the misfortune of your birth.(生まれの不幸を呪いなさい。)】 ( ただ人間である、という理由が全て。 マスター・ヘキサがここまで狂気を見せたのは初めてだが、彼女の人間に対する殺意は異常だ。 幸いな事に、上空10m前後を滑空飛行する此方に対する迎撃手段が無いのか、人間達は反撃をしてこない。 ) [Tue 22 Aug 2006 22:17:20]
お知らせ > ヴァレリアさんが来ました。 『【Actually got one.(一体撃墜。)】』 [Tue 22 Aug 2006 22:07:05]
お知らせ > デュラハンさんが退室されました。 『鴉の城ではない一つの城の姿』 [Tue 22 Aug 2006 02:25:09]
デュラハン > (首を傾げ完全に理解していないと返す童子を見れば、小さく相槌の声を返して。)ふむ。(続けられた言葉に対し返すのは、数秒前に漏らしたのと同じ小さな相槌。忘れてくれという事は、何か尋ねられたくない理由があるのだろう。その理由に幾らか興味が惹かれたが、それを尋ねると言う事はせずに何事も無かったかのように聞き流して。)私の故郷ですか。(童子の言葉を聞くと同時、雲った空を見上げれば思い出すように呟いて。)(目に浮かぶのは門の先にある魔界の風景と) [Tue 22 Aug 2006 02:24:23]
お知らせ > 童子さんが退室されました。 [Tue 22 Aug 2006 02:13:44]
童子 >   確かに、ね ----俺にもハッキリ分かってる訳じゃないんだ。 (軽く、首傾げて見せると) でも…… ---いや、良いんだ。今の言葉、忘れて貰って良いから ... 俺も。  忘れたハズだったのに、忘れられないンだね。ホントに忘れたいコト --- (後半は、ほぼ呟きに近く。雨音に掻き消えてしまうだろうか。)  愉しみだな、 …… デュラハンの故郷。俺の知らない場所、早く見てみたい 。 ( 自ら。先の呟き掻き消そうとでもするかのように、酷く明るく振舞って--- …。 ) [Tue 22 Aug 2006 02:12:46]
デュラハン > (自身が童子から聞いた物の中では珍しい、信心深そうな言葉を聞けば)私にはイマイチ分からない感覚ですが、葉っぱ如きでは罰など下らないのでは?(そんな価値観の差は長く触れてきた宗教の違いからか、少しばかり不思議そうに童子に告げて。貴方が座ったのを確認すれば周囲を一瞥する。それから数秒後、自身の感知できる範囲では人や獣の類が居ない事を認識すれば軽く背を伸ばし)アマウラまではまだ距離がありそうですね。(遠い先、アマウラがある方向に視線を向け呟く。) [Tue 22 Aug 2006 01:57:32]
童子 > ( ------- ナゾです。何処かで、影が囁いた。 )(…誘われるままに、木の下まで辿り着くと---) …  そう、みたい。 それとも... 勝手に採って来た罰なのかな、これは ... (時として童子は、信心を垣間見せるかの如き言動を …無意識のうち、に。)( 貴方が腰を下ろすと、倣うように自身も座り込んで。 ) [Tue 22 Aug 2006 01:34:44]
デュラハン > (心を読まれている様に思えるのは、どこか似通った物を持つからか?)(童子が自身の提案を受け入れれば)では、あの木の下で暫し休みましょう。(誘導するように先を歩き、眼前の木の下へと向かって。所詮はただの大型植物と言った所なのだろう、傘らしき葉っぱがボロボロになったのを見れば)どうやら寿命の様ですかね?(そう呟きながら大地に張り出した木の根に腰を下ろして。内心、伝手役に外套を準備させておいて良かったなんて思ったとかどうとか。) [Tue 22 Aug 2006 01:26:17]
童子 > ( --- 頷く、その表情が何処かホッとしている風にも。何だか最近、貴方の思い通りな反応を返してしまっているようで、ちょっぴり気掛かりな童子でした。…休憩、の提案には素直に従う。 疲労も在るコトながら、傘が---所詮は葉っぱの傘では、やはり脆かったようで。 貴方に貰った外套に、助けられました、ホントウに。 ) [Tue 22 Aug 2006 01:11:25]
デュラハン > (自身の為を思っているだけではなく、どこか故郷を避けているようにも見える童子の言葉を聞けば)まぁ、童子がそう言うのならば予定通り準備が整い次第、直ぐに再出発しましょうかね。(告げるのは貴方が望んでいるかもしれない言葉。まぁ、童子が望まないのならば無理にそれを行う必要は無いというのがデュラハンとしての考えなのだろう。)(途中、街道から少し離れた場所にあった木を見つければ)そろそろ休憩しましょうかね?(最後の休憩から2時間程度だろうか?自身の足にも幾らかの疲労が溜まっている為に休憩を提案してみて。貴方が同意したのならば、その木の下を目指すように歩き出すだろう。) [Tue 22 Aug 2006 01:04:03]
童子 > ( 貴方の言葉に、頷いて ) …  うん。 そうして貰った方が良い、と思う。別にコレは、俺が「故郷に戻りたい。」と思っての旅じゃないンだから... 俺は、貴方に付いて来ただけ。貴方は、貴方の望んでるコトをして …… ( 告げる言葉は、酷く現実的な... 見方を変えれば、故郷を避けている風にも映るだろうか。 ) [Tue 22 Aug 2006 00:43:33]
デュラハン > (貴方からの言葉、「特に感じる物が無い」と言った意味の言葉を聞けば)そうですか。まぁ、思い入れが無いのならば余り長居する必要もなさそうですね。(別にその理由を問いただす事もなく。童子が望むのならば一日二日程度、アマウラに情報集めも兼ねて滞在しようかと考えていたが、童子が望まないのならばそのまま門を目指す方が良いだろう何て考える。)(人という生き物は生まれ故郷を想うというが、やはり自身や童子の様な人でなしにとって生まれ故郷というのは単なる場所でしかないのだろう。) [Tue 22 Aug 2006 00:37:43]
童子 >  『面白い』? … そうかな、でも... デュラハンから、そんな言葉聞けるのは……嬉しい、と思う。 (何処か、褒め言葉に感じるそれには、嬉しそうな笑みさえ見せて。) ---- 故郷 ... うん。確かに、そういうコトになるけど … 俺には、だからといって 特別な感情とか、そういったモノは無いみたいだ。 ( 貴方の思考読んだワケでは、決して無いハズ。 ) [Tue 22 Aug 2006 00:24:19]
デュラハン > (「野暮だったかもしれない」と言う童子からの言葉を聞けば)まぁ、童子のそういう発想は面白いと思いますけどね。(自身にはあまり無い考え方、それに対して褒め言葉に似た言葉を告げる。)そうでしたか。(アマウラ出身かという尋ね、それに返された肯定の言葉に相槌を返して。服装や天邪鬼という種族からアマウラ系の出身であると予想はしていた為、その答えに別段驚く事もなく)となると、童子にとっては故郷に戻る事になるのですね。(続けるようにそう告げて。まぁ、自身が居る以上、出島までしか足を運べないので故郷に戻ったと言えるかは怪しいが。) [Tue 22 Aug 2006 00:17:44]
童子 >  ----- … うん 。 (一つ、頷いて...) 歓迎か拒絶か。---思えば、訊くコト事態 野暮だったかも知れない。どちらにしても、デュラハン ……貴方は行くコトを選んだし、俺は貴方に付いて行くコトを選んだ。それだけ、なのかも知れない ... (自身の出身を尋ねる貴方に、視線移して) ……  うん。 そういえば、俺のコトも 貴方に話したコト無かったね。 ( アマウラの出であることを肯定すると、気付いたように 答える。 ) [Tue 22 Aug 2006 00:03:12]
デュラハン > (現実的に考えれば、雨が長く降り続けるのは梅雨がまだ明けていないから。ただ、自身の言葉に返された童子の呟きを聞けば)どうなのでしょうかね?まぁ、童子が嫌な感じがしないというのならば、我々を拒んでいると言う事は無いのでしょう。(歓迎とまではいかないが、拒まれてはいないだろうと告げて。まぁ、本当の所は神が躍起になって降らせているのかもしれないが、自身達にとっては大きな影響は無く。この悪魔としては、所詮雨は雨でしかないといった所なのだろうか。)そういえば・・・・(先の言葉に続くようにポソリと声を漏らす。貴方が何を告げるのか見たのならば、続けるように貴方がアマウラの出身かどうか尋ねようとするだろう。) [Mon 21 Aug 2006 23:53:49]
童子 > ( 葉っぱは葉っぱでも、今宵は又、奇妙な葉っぱを傘としている童子---何処から失敬してくるのか、 謎である。 )(……それは、ともかく。) --- うん ... (貴方の言葉に頷くと、空から貴方へと視線を戻し) この雨は、 『歓迎』か、それとも『拒絶』のどちらかな。--- 俺は、余り嫌な感じは受けないけど ... ( そんなコト、呟くように 言って。 ) [Mon 21 Aug 2006 23:28:01]
デュラハン > (そこはヴェイトスとアマウラとを繋ぐ街道の途中)(葉っぱを傘とする子供の傍、灰色の外套を纏う男が並ぶように歩いていて。その歩みは街の中で見せるそれではなく、背筋を伸ばした歳相応の物で。)中々止みませんね?(雨を降らし続ける空にちらりと視線を向ければ、まるで童子に同意を求めるように呟く。) [Mon 21 Aug 2006 23:21:29]
お知らせ > デュラハンさんが入室されました。 『その横に立つ灰色外套』 [Mon 21 Aug 2006 23:12:23]
童子 > ( 雨が、多い。生憎と今宵も降りしきる、雨に童子の手に在るのは 件の『葉っぱの傘』だろうか。 ) [Mon 21 Aug 2006 23:02:12]
お知らせ > 童子さんが来ました。 [Mon 21 Aug 2006 23:00:19]
お知らせ > 園内一花さんが帰りました。 『( とりあえず侍ってそういうものとか言った事について、おしおきでも )』 [Sun 20 Aug 2006 17:26:14]
園内一花 > ( 上体を屈めて、頭にキスを落として。 …やがて寝息をたてはじめたら… 包み込むように抱き締める )   ( ぽぅ と、その身体が淡く輝いて… 地面ではなく、術者本人に、幻の花が芽吹いて、咲き誇る。 …身体に展開した六号は気を清めてコンディションそのものを整える… 菫から霊力を送ってもらえず、また自分のを吸って貰えない状態では、効率は悪いけど…。 より確かに、その乱れた気を受け止めて、優しく抱きとめ、返せるように… 肌を合わせ、少しずつ少しずつ、循環させた ) [Sun 20 Aug 2006 17:25:23]
園内一花 > ( 傍に居る。 触れ合える。 声が、温もりが、全てが心地よくて… 愛し合うのとはまた違う、穏やかな時間。 それを知ってしまって、それを知る以前の自分を思い出せなくなるような、強い想いで満たされる瞬間 ) ―――私も、菫を守ります。 …ずっと、一緒ですよ…? (  [Sun 20 Aug 2006 17:19:28]
園内一花 > ( 傍に居る。 触れ合える。 声が、温もりが、全てが心地よくて… 愛し合うのとはまた違う、穏やかな時間。 それを知ってしまって、それを知る以前の自分を思い出せなくなるような、強い想いで満たされる瞬間 ) ―――私も、菫を守ります。 …ずっと、一緒ですよ…? (  [Sun 20 Aug 2006 17:19:28]
お知らせ > 南条菫さんが帰りました。 『(アマウラについたら、思い切り激しく愛し合おう。)』 [Sun 20 Aug 2006 17:15:54]
南条菫 > ( こうしてお互いに身を寄せてすごす時間。たったこれだけのことに、どれほどの幸せがつまっているか、一人でいたときには考えられなかった。 ) 大丈夫だよ、何ああっても私が一花を護るから。 ( それだけいうと、霊力の安定を図るために、まぶたを閉じた。しばらくすれば、すぅすぅと寝息が聞こえ始める。馬車に揺られながら、恋人と過ごす幸せを味わう。 ) [Sun 20 Aug 2006 17:15:27]
園内一花 > 〜そうですね。 南園神社のお守りを作れれば、それに越した事は無いんだけど… ( まずは市販と言うか、ハラエのでも。 最近忙しくてあまり手を付けられていなかったけど、帰ったら神社の修復も進めないと…。 くつろぐ菫を、愛しげに迎えながら、希望を持って頷こう。 〜お金に少しは余裕が出来たのだし、また服とか買いに行くのも良いかな、なんて ) ―――ぁ、ゃ、別に嫌だって事は無いんだけどね? 〜っもう。 艶子さんと同じこと言うんだから。 ……ん…… お願い… ( 最後はぽそり。 疑うと言うか、遠慮してそう言ってくれるなら、それはそれで嬉しいのだけど… 恋人が望むようにありたいと思う、ちょっとした欲求。 微妙に恥ずかしそうに頬を染めて… 気を紛らわすよう、窓の外へと目を向けよう… ) [Sun 20 Aug 2006 17:11:01]
南条菫 > そのためには、まず神社を復興させないとね。ご利益のない廃墟で作ったお守り渡すわけには行かないでしょ。 ( 一花に甘えるようにくつろぎながら、尻尾をゆらす。 ) ふぅん――まぁ一花が小さいのイヤだって言うなら、私が揉んで大きくしてあげるから安心しなさい。 ( いたってまじめ。本当のことを言っている。もし疑われていると狐がしったら悲しくてないてしまうだろう。 ) [Sun 20 Aug 2006 17:01:53]
園内一花 > ―――うん。 トレジャーハントとは勝手の違うものだと思うけど… 探索に調査、無事の撤収は十八番ですからね。 〜ただ、巫女らしくお守りの一つも持たせられればって、思っちゃって。 ( 慌しい別れ際を思い出して、微苦笑を零す。 …触れる身体に、霊波を感じる…。 乱れていても、菫のそれが、心地良い ) ―――ぁ、うん、そうですよね。 私も、別に、どうでも良いんだけど…。 ナナオさんも艶子さんも、大きい方が良いみたいだったし… ぅん…… ちょっとだけだけどね……。 ( 『気になる』 前は菫よりは大きかったけど、今は分からない。 薄い身体に手を当てて。 微妙そうなため息一つ。 大きいのなんて邪魔、それは分かってるのだけど。 〜菫が良いなら、本当にどうでも良いんだけど。 薄い自分を前にして、本当に本当の事言ってるかな?なんて。 どうでもいいけど少しは真剣な思考 ) [Sun 20 Aug 2006 16:58:57]
南条菫 > ――無事だよ。これ以上私の友達が死ぬのなんて考えたくない。だから、きっと生きてる。 ( そこだけ真剣な声で告げる。耳に触れられれば、心地よさそうにぴこぴこ動かした。 ) 胸ぇ? ( 同じく小さい声でいぶかしげに答える。 ) 私はどっちでもいいと思うけど。特に気にしないなぁ。――なに、気になるの? [Sun 20 Aug 2006 16:50:13]
園内一花 > ( 勿論、御者さんには聞こえないよう、小声だっ ) [Sun 20 Aug 2006 16:47:49]
園内一花 > ……ええ。 とんでもなく規模の大きなものみたい。 勝手になくなってくれるなんて、甘いかな……。 〜ナナオさん、無事だと良いけど。 ( 他にも数人知り合いは居るけれど。 菫と面識があるのは彼女くらいだろうか? …頭を乗せられれば、ごく自然に髪を撫でつつ受け入れて… 時折、変な気持ちにはさせないような、ただ優しい手つきで耳に触れる。 そういえば ) ―――ね。 菫は… やっぱり、胸大きい方が魅力的だと思う? ( 自分は別に気にしないけど、男性は大きい方が良いのだと聞いている… 気がする。 薬でけしからん身体になった艶子さんを思い出し、そんな事を。 …ちょっと、菫とは別の意味で彼女をライバル視しているのかもしれない… 勝負になんてならないと、思いたいけど )  [Sun 20 Aug 2006 16:47:28]
南条菫 > ( 頬にキスをされると、甘えるように一花の膝に頭を置いた。そのままくつろぐ。 ) うん――ありがとう。せっかくの二人たびなのに、向こうの空模様は怪しいね。 ( もちろん、アマウラの向こう側のこと。 ) [Sun 20 Aug 2006 16:40:06]
園内一花 > 〜っぷ… ん。 がまん、がまん。 五本になるの、楽しみですね。 ( ぼーっとした横顔に、努めて明るく微笑んで。 押し付けられた尻尾に擽ったそうにしつつ、纏めて抱き締めもふもふとー ) ……辛かったら引き返したって良いんだから。 気楽にいきましょう…… ( 馬車代とかあるけれど。 調査隊に加わるかどうか聞いた時には、絶対嫌だと言った場所に、結局近付いている事には変わりない。 …ちらり、一度御者の方を見てから、頬にキスを… ) [Sun 20 Aug 2006 16:38:09]
南条菫 > ( 一花に尻尾をワシャワシャと押し付けて、ぼーっとしたまま外を見る。他に気が回せないようだ。アマウラはまだまだ遠い。 ) 平気……一花もそばにいるしね。 [Sun 20 Aug 2006 16:31:02]
園内一花 > ( 歩きで!なんて無茶をした事もあったけど、今回は馬車旅。 パートナーの隣で座る、やはり巫女装束を着込んだポニーテールは、アマウラの、その先の空ばかりを見てた ) ……大丈夫……? ( 窓から目を逸らし、そっと手を重ねて、問う。 霊力が不安定なのは、彼女自身の成長によるもので、それは、心配でもあるけれど喜ぶでき事。 ただ、もう一つ危惧があった )   ( アマウラの更に向こう側に生じたという瘴気の渦。 まだ距離があるとは言え、不安定になっている菫には、堪えるかもしれないと ) [Sun 20 Aug 2006 16:27:16]
南条菫 > ( 結局霊力が不安定なままアマウラを目指すこととなった。巫女装束に身を包み、イスに腰掛けて、窓から揺れる景色を楽しんでいる。 ) [Sun 20 Aug 2006 16:22:09]
お知らせ > 園内一花さんが来ました。 『( かっぽかっぽと運ばれる )』 [Sun 20 Aug 2006 16:22:03]
お知らせ > 南条菫さんが入室されました。 『(馬車の中)』 [Sun 20 Aug 2006 16:21:14]
お知らせ > 汐姫さんが帰りました。 『ひとまず宿屋でおやすみなさい』 [Thu 17 Aug 2006 06:46:09]
汐姫 > ………あ。 (などと考えているウチに…前方に、影。街道正面に位置しているところを見ると、よほど大きな怪物が通せん坊でもしていない限りあれが目的地だろう。前者はありえないので、考慮する必要もあるまい) …ようやく、たどり着きましたね。あと少し…頑張りましょう… (ふぅ、と大きく深呼吸してから、気合を入れなおして。ひとまず、寝床を目指して歩を進め続ける…明日からはいよいよ仕事になるだろう。出来るなら、5日後…何の重みも背負わず、緩やかな足取りでこの街道に戻ってきたいものである) [Thu 17 Aug 2006 06:45:58]
汐姫 > …ううん。きっと、大丈夫だよね… (フルフルと頭を振って。自分の考えが徒労であるだろうと思う。思い込む…最小限周りを見渡してみた感じでは、獣や人の気配はない…さすがに、人の気配がまったくないのは方角があっているか疑いたくなるが。街道を進んでいれば何れはたどり着くはずなので、そこら辺は問題ないはず。きっと、朝方だからであろう…出来れば、馬車の一台でも通ってくれれば安心できるのだが) [Thu 17 Aug 2006 06:37:01]
汐姫 > …でも、それ以前… (無事、たどり着けるのだろうか?…微かな不安。確証はないが、アマウラは近いはず。そこまで心配することもないと思うが…今、野党なぞに襲われたら正直撃退する自信がない。取れる手段はせいぜい尻尾を巻いて逃げるくらいだろう…速さには、それなりの自信がある。ただ、今の状態では、それすら失敗する可能性が大きいのだが) [Thu 17 Aug 2006 06:26:11]
汐姫 > ん… (睡魔を振り払うよう、瞼を拳で擦ってから頭を何度か横へ降る。この四日間、何度か睡眠はとっているが熟睡というほど長時間眠ったことは一度もない。このまま何事もなければ、アマウラにたどり着いて一番に実行するのは仕事ではなく宿屋で睡眠だろう。さすがに、こんなヘトヘトのままでは得るものも得られないだろうし) [Thu 17 Aug 2006 06:18:38]
汐姫 > …はふぅ。もぅ少しだと思うんだけどなぁ… (とぼとぼと、一人街道を行く黒髪ボブカットの少女が一人…相も変らず、首元の赤スカーフと腰の赤リボンが印象的だろうか?その表情、その足取りはさすがに疲労の色が見え隠れしている…元々、体力のあるほうではない。4日とはいえ、永遠と歩き続けていればやはり疲れてくるのだろう) [Thu 17 Aug 2006 06:08:24]
お知らせ > 汐姫さんが入室されました。 『一日中歩き詰めで』 [Thu 17 Aug 2006 06:03:50]
お知らせ > アイシェさんが帰りました。 『( 旋律に耳を傾けながら。 眠らじの侭で扉を閉ざす。 )』 [Wed 16 Aug 2006 16:21:32]
アイシェ >  …   ( 上げたツラがまたかっくり落ちた。 そちらへと向けてひろひろと振られる手は力なく、どこぞのぴちょん君のような心境を示して――曰く、「もうどうにでもして」。 いや最近のぴちょん君は頭からビーム出すけど。 ※何の話※ ) ( 物欲しげな視線には気づかないふりをした。 ) ――…何処かの宗教に元々人はひとつだったと云う説話もある。 それが崩れて言語の多様化を招いたと――さて、卵とひよこ毛玉はどちらが先なのだろうね? ( 人と云う別個のものが共通理念を縁に手を取り合える希望が先にあったものか、元より百なる一を約束されていたものが欲に目を眩ませ崩壊に至る、絶望が過去と未来を彩るものか。 舞台遊戯を見るのは何時だって傍観者。 ) …酔う前に舌を噛みそうだ。 だから、少し黙る。 ( 言って素っ気無く目を閉じる。 雨に相応しき調べの出所は知らず、ましてやそれを子守唄にするつもりもないのだけれど。 ――…白昼には本質的には馴染めぬモノだから ) [Wed 16 Aug 2006 16:19:19]
お知らせ > シェーラさんが退室されました。 『 ――Singin' In The Rain 』 [Wed 16 Aug 2006 16:04:01]
シェーラ > ( 薮蛇。まさに潜む蛇。 はらぺこ星人はいつだって心と胃袋の中に。 )( いやなはなし。 ) ( …かち合った視線が甘味処のショーウィンドウに張り付く子供ような代物だったのは、きっと気のせい。気のせい? ) では、中庸を取って。ますたー・ちょこれーとけーき。 ( 中庸でもなんでもなかった。 )( 護衛側に至っては、その辺りの確認はアマウラに着いてからになるというていたらく。 物欲しげな視線を逸らせば、見やるは外。湿気が増したように感じるのは、錯覚というより雨の所為か。 ) それを尽きぬ共通の可能性と見るか、人の限界と見るかで、また違う物語が紡げるんだと思いますSir. ( こんな会話をしている者は、人ナラズとはまた喜劇。俯瞰の視点はなくとも、舞台遊戯を見るように。 ) むしろ、口にした時点で負けフラグですよね。 ( フラグとか言うな。 ) 非常に建設的だと思います。 求めよ、さらば与えられん――とか謳ったのは何処の宗教だったかは忘れましたが。 ( 脚の位置を組み替える。いざという時の挙動に遅れを出さない為に )( もしもそれを聞かれる機会があれば。お空と同時に否定するかどかは、さて? )  Yes. 無理を通して任を果たせずは本末転倒。 其方も、お気をつけて。揺れが酷くなると推測されます。馬車酔いには、充分なご注意を。 ( 視線が外へと流れる。雨曇る視界―― )( でも。視界以外の感覚は案外に澄み渡っていくもの。 雨は嫌いじゃない。 )   ( だから、口ずさむ旋律を変更。 )  [Wed 16 Aug 2006 16:03:08]
アイシェ > ( 木箱の上で頭抱えた。 うぁ。 ) ( そのまんまの体勢で、左目だけをそちらに向ける。 ) ――…諸々の事情で今回はその名は使ってませんけどね。 混乱を来たさない範囲でしたらどちらで呼んで下さっても構わない。 ( 何を以って混乱とするのかはさておき。 事の始まり、斡旋所の表明の時に他の顔ぶれを確認するような殊勝さを持ち合わせていなかったから、そっちの名を知る御方も居られるとは知らないで居る。 気を取り直して頭を上げ ) 剣は刀、羽根ペンは筆。 大概のものは置換が利く辺り、人の考える事などそうそう変わらないのだと思います。 ( 轍の周期が速度を増す。 御者殿からしたら、悪化する視界を好機と見る野盗を警戒する分もあるのだろう。 ) KOOLはいけない、それは事態が悪化するまじないだと聞いた事がある。 ( 何の話 ) ――…私がそれを聞いたのは、ひとりで何ぞ抱え込むよりは誰かにとっとと相談しやがれとそんな話でしたがね。 よしんば相談にはならずとも、他者と接する事で見えてくるものもあるのでしょう。 ( 今は亡き御方に捧げるよう、雨空へと向けた親指を見るまでもなく、彼女とその主とは当人同士が思っている以上に傍目には良い間柄だったんじゃなかろうか。 ) ――…護衛殿に申し上げるのもおかしな話ですが、頃合を見て休養はどうぞ充分に。 アマウラ行きが我々の最終目的ではないのですから。 [Wed 16 Aug 2006 15:48:32]
シェーラ > ( 弔辞に似た言葉に目礼だけ返した視線が、空の彼方。 )( …先刻までは地平の果てをも包み込んでいた青空を、端から喰らう灰色の雲に、眼を細め。 ) …ちょこれーとけーき。 ( ギルド証の記憶=ちょこけーき。 )( ちらりと、木箱の上に座す姿を見やる視線。 )( …じゅる。 )  …メジャーとされているものが無いのは、不思議な感覚です。それが地域のギャップというものですかSir? でも、そういう例えを聞くと、人は人。括りは近しいものだと知らされる気がします。 ( 人間、何処で暮らしていようと酒だけはあらゆる手段を講じて作り出すらしいですよ? ) ( 翼持つ鳥の影も、遠く。雨足を察して帰路を急ぐ翼だったのかもしれない。 )  御自分ではクールを標榜しておりましたね。KOOLになれ――とか口癖にした時点で負けだと思いました。 ( 誤字のような、違うような。何。 )  少なくとも、トモダチの類はいなかったんじゃないかと思います。 ( ひどかった。 ) …それを狙って私を喚んだのなら、大した慧眼だったとお空に向かって褒めて差し上げたいです。 ( 空に向かってさーむずあっぷ。 )( …涙雨? )  ……濡れないようにお気をつけて。後、すっ転げないよう。 ( 馬車のスピードが僅かに上がった気がする。恐らく、本降りになって視界と路面が悪化する前に、距離を稼ごうという算段なのだろう。 ) [Wed 16 Aug 2006 15:32:31]
アイシェ > ( ――と。 俄かにばらばらと幌を叩く音が響く。 雨。 ) [Wed 16 Aug 2006 15:21:58]
アイシェ >  …  。 ( 生憎おふたりめの夭折がそう遠くない日の事とは知りようもない話、事実の報告に近い淡とした声を無言で聞いた。 推測の限りを出ないが、彼女の方に何の情もなかったとは思わない。 元より感情的になれる手合いではないのだけれど、当事者より感情的な部外者と云うのもおかしいから此方もただ「御愁傷様です」と社交辞令の域に収めた弔いの言葉を述べ。 ) 造詣が深い訳じゃないのです。 仕事柄目にする機会が多いだけで――…私のギルド証を御覧になりましたでしょう? …端的に一例を挙げるならば、トキノミヤコにはプレイング・カード(トランプ遊び)の習慣がありません。 なのでかの国にそれを伝えるならば、それは一体何なのかをいちいち説明するよりは元々そこにある類似したもの――「花札」とでも置き換えてしまった方が話が早いのです。 ( そこまで話し終えて、ひと息。 ――戻る為の翼≠ニ聞いて何を思ったものやら自分でも判らないまま、僅かに満ちた沈黙はされどすぐに破られる ) ――貴女がおちょくるから口数も増えたのじゃないですか、その方。 ( 箇条の形で挙げられた故人の特徴からそこはかとなく想像したのは象牙の塔の住人の姿。 ) もっともそれともひとりきりで篭りがちな御方だったなら、それが気分転換になっていた可能性もあると思いますが。 [Wed 16 Aug 2006 15:20:09]
シェーラ > Yes. 前は――偏屈Masterと、おっとりMadamに。 どちらもお亡くなりになってしまわれたので、只今絶賛無職キャンペーンです。 ( 特に声音が沈みはせずに、事実のみを並べる語調。 ) ( お望みならば、SATUGAIせよとか歌いますが。望みませんかそうですか。 ミドルテンポの旋律が夏風に紛れて消える間際の、小さな沈黙。 ) その過程で本来の意図が失われていくのも良くある話だったりしますか。もしや。 …子供向けの。其方に造詣が深いとは、意外と言ったら失礼に当たりますか、Sir. ( 羽ばたきの音は、地上に届くにはまだ遠い。 言葉が途切れる際は、外部に意識を向けている時。 「此方」に向けられた気配を探る沈黙は、会話の端々に混じり。 )  戻れる鳥ならいいのではないですか。翼はいつか帰る為の指針なのだと私は聞きました。ならば、道行の無事を祈るのは悪くないと思います、Sir. ( さっくりと述べたのは、あくまで私見。 )( 迷い歩いて泣きさざめいても、断絶した地を飛び越える翼があれば帰れるのだろうと。 儚いと取るかは分からぬ、希望の詩。 )( ――純粋に、思い出そうとする為の仕草。首を傾げて、眉寄せて。 ) ええと、Masterの方ですね。偏屈でワガママで気難しくて口喧しくておちょくると中々愉快な方でした。 ( 故人に対してミもフタも無かった。 )( 見上げた空、白い雲に映し出すステキスマイル。 きっと中指立ててふぁきんべいべー。 ) [Wed 16 Aug 2006 15:00:49]
アイシェ > そう云えば貴女は、元は何方かに仕えておいでだったと。 ( はっきりとそう聞いた訳ではないが、会話の中に沈んだ幾つかの欠片を拾い上げて推測の糊で繋いでの結論。 どこかのクラウザー氏( 誰 )が素敵に編曲あそばしたようなアレンジメントの披露の後、急にテンポを落として繰り返される旋律を聴いた。 …そちらがおそらくオリジナルなのだろう。 ) ああ、原文が国境を越えて容れられる際、民族性に合わせて内容を改変する例は少なくはないですしね。 特に子供向けの物語や歌には頓にその傾向が強くて――…その歌もそんなひとつなのかも知れない。 ( 幌に覆われた世界の向こう、青々とした空を見やる。 翼の話をした所為やら、雲の向こうに遠く遠く、何かの鳥の影が見えた。 ) ――…止めましょう。 これから向かうところなのに戻れない鳥の話をするのも余り高尚な趣味とは言えますまい。 …どんな方だったのです、その歌に苦情をなさったのは。 ( 余り深くは考えず、シンプルに話題を切り替えようとしてみた。 ) [Wed 16 Aug 2006 14:46:08]
シェーラ > 私も余りレパートリーは無いのです。 これは昔―― Masterに子守唄を所望された際に歌ってみたら、「切なくなって眠れない!」 そんな苦情の来た思い出の歌です。 ( 思い出ってか因縁ってか。 )( 8ビート刻んで飛ばしてデスメタル化しつつあったメロディを、元の旋律に戻して数節。 ) …元はこんな感じです。 やはり専門の音楽家ではないので、調律は上手くいかないようです。 ( 問題点はきっと其処じゃない。 ) ( ガタゴトと揺れる荷馬車。現実と歌を結ぶ共通項の上で。 ) 帰りたいと嘆く歌ではありますが、原詩は意外と前向きと取れたりするので無問題。 ……翼の意味。それは新解釈。私的には初めて聞きました。 ( 飛んだら飛びっ放しと言えば、情緒は無いが。 ) ( 眩しげに細めた視線の先、広がる空に混じる術を、戻れない可能性の示唆と語る声に、感慨深げに頷く仕草。 ) [Wed 16 Aug 2006 14:32:43]
アイシェ > ( 返る言葉の意味を反芻する。 ) …あんまり歌は知らないや。 でも、何だろう。 ――…   ( 頭上に張られた幌の目の粗い編目を数えるように、視線が上。 ) どこかが何か、合ってないような気がする。 ( 8ビートのドナドナとかどうなんですか。 ――残念ながら曲調とテンポの齟齬にまで思い至れない辺り、男は確かに歌には疎かった。 ) 我々はこれから何処かに向かうところなのに、何処かに帰る歌なんですか、それ。 ――…翼が羨ましいですか。 何処にでも行ける反面、戻って来られない可能性も示唆していると思うのだけれど。 [Wed 16 Aug 2006 14:21:11]
シェーラ > ( 遮るものとて無い街道に、白々と夏の太陽。 見上げれば、雲もまだ遠い青空。 方角的に、この位置からは噂の「赤い柱」とやらは拝みようも無いが。 )  ( 外を窺いながら何か口ずさんでいたものが、視線に気付いて振り返る。 ) 「Dona Dona」 何処かの古い歌です。 荷馬車に揺られている時は、きっとこれがお約束です。 ( 大間違い。 )  ( 発音もはっきりとさせず、何処か物寂しげな旋律をアップテンポで口ずさむから、何かおかしい。 )  ――翼があったらあの大空を飛んで帰れるのに。  辛気臭い歌詞はともかく。 ( 辛気臭いって言った。 )  翼は時々羨ましくなります。涼しそうですし。 ( 空には鳥の影は遠く。鳴き声はいずこから。 ) [Wed 16 Aug 2006 14:11:44]
アイシェ > ( 先日この道行きも、アマウラ東北東の方角に出現した謎の紅を調査するのも「物見遊山」と称した。 そこに何があるのか、その一切を知らぬとは言え無用心ではあるのかも知れん。 ――…投げ遣りな思考はそれでも、護る刃を共連れとしたなら。 護衛の為に危機を意識すると云うのも、卵がひよこ毛玉を生むかのような、些か妙な話だけれど。 )  …………。 ( 何とはなし、同じく荷台に姿を潜めたその護衛殿の方をちらと見た。 ――…呟く声は轍の音にかき消されても、その唇が何かを紡いでいたのは見えたから ) o=Ea=@――…  ? ( 母音の部分しか判らなかった。 何を仰っていたのだろうかと、問う視線がそちらへと。 ) [Wed 16 Aug 2006 13:59:12]
シェーラ > ( 同じ馬車の荷台の上。幌の影に紛れるように、荷台の端近くに座る人影。 )  ( 視線や気配はやはり後方。 景色を眺めていると言うよりは、何か不審なものは無いか、気配が無いか探るような視線。 )    ( でもって、何か口ずさんでいた。小声で。 ) [Wed 16 Aug 2006 13:50:30]
お知らせ > シェーラさんが入室されました。 『( Dona Dona )』 [Wed 16 Aug 2006 13:48:26]
アイシェ > ( 糸紡ぎの車のように、一定の周期を保ってごとごとと音と振動が響く。 射込むような漂白の陽光を反射する街道に刹那、くっきりと濃い影を刻みながら、荷馬車はアマウラ方面へと進んでいた。 ――直射日光を避けて張られた幌の下、積み込まれた木箱のひとつに腰を掛けて後ろ向きに流れる風景を見送っている。 ) [Wed 16 Aug 2006 13:38:31]
アイシェ > ( *ばしゃのなかにいる* ) [Wed 16 Aug 2006 13:32:56]
お知らせ > アイシェさんが来ました。 『( 刻む轍 )』 [Wed 16 Aug 2006 13:32:47]
お知らせ > 汐姫さんが退室されました。 『食事を終えると、すぐに寝床探しは始めました』 [Wed 16 Aug 2006 03:08:59]
汐姫 > …はふ。 (半分ほど、食べ終わってから一息つく。食事は急いで食べるものではない…よく噛んで、よく味わって。できるだけ、食事の時間を長くする…傭兵としては、多分間違いだと思うが。貧乏生活10年以上な彼女にとって、もはやそれは習慣なのだろう) …食べ終わったら、眠る場所も探さないとね。 (不意に、あたりを見渡せば…今のところ、野宿できそうな場所は見当たらない。おそらく、もう少しばかり歩くことになるだろう…夜の闇を動き回るのは危険だが、ここで眠るわけにもいかないので仕方あるまい。半分残ったパンの端を千切り、口の中へと運びながら少女はそんなことを考えていた) [Wed 16 Aug 2006 02:59:34]
汐姫 > …はぐ、んぐ…ん…はぁ。毎日歩き詰めだと、これだけが楽しみになってきますね… (一切れ飲み込んで、素直な感想をそのまま…いや。実際、歩くのは嫌いでないし、景色の変化を見ているだけでも十分楽しむことはできる。こんな街道でも、見渡し続ければ些細な変化があるのだ…大陸帰りとはいえ、狭い世界で生きてきた彼女にはそれだけで十分なのだろう) [Wed 16 Aug 2006 02:46:29]
汐姫 > よし、と…それじゃ、いただきます。 (まず、周囲に獣や賊の気配がないかどうか確認して。安全を確かめた後、袋の上にパンを置き、両手を合わせてお百姓さんに感謝…いや。ここは時の都じゃないし、食べ物もパンなので色々と間違っているが。とにかく、トキノミヤコ式な食事の儀式を済ませれば、紙袋を取り払い、少女はパンを口に運び始める。今回は樫パンではなく、スライスされた食パンのようだ…4日という期間を考えれば、非常食にこだわる必要もなかったのだろう。現地に着いたなら、食料はアマウラで補充すればいいわけだし) [Wed 16 Aug 2006 02:31:40]
汐姫 > あと少し…ですね。 (なんとなしにぼやいたかと思えば、すぐ後ろに置いておいた皮の袋を取り出し…ガサガサと中をあさり始める。取り出したのは、紙袋に包まれた拳2つ分くらいのパンだ…どうやら、このまま遅めの食事に入るらしい) [Wed 16 Aug 2006 02:22:18]
汐姫 > …ふぅ。 (街道脇に座り込み、一息つく少女が一人。今日は別にここで眠るつもりはないため、本当に街道のすぐ横で待機している。無論、街道上で休んでいないのは道行く馬車などに轢かれないためだろう) [Wed 16 Aug 2006 02:15:57]
お知らせ > 汐姫さんが来ました。 『ただいま休憩中』 [Wed 16 Aug 2006 02:12:28]
お知らせ > エリシャさんが退室されました。 『 とぅっ!(おもいっきりジャンプした) 』 [Wed 16 Aug 2006 01:46:01]
エリシャ > ( 鬱蒼と茂る草木を掻き分けて小さな岩場を登りきれば、幾らか視界が拓けた。 遠く横たわる深い深い暗闇は海だろう。 あそこが行き止まりだと考えれば目的地は遠くない。 さっき見えた古城と海の位置関係を確かめて方向を修正して、滑るように崖を降りていく。 人間が住んでいないのがはっきりとわかる闇の中で、明らかに人工のものと思える灯りが幾つかちらちらと見えた。 其処だ。 先客が何人かいる筈だし、間違いない。 ) [Wed 16 Aug 2006 01:42:42]
エリシャ > ―――――にしてもなんだろね、ロクな予感がしないっていうか。 ( 赤い光の柱。 そういう報告だった。 自然の光にしては奇妙なものだし、魔術的なものだとしたらそんな辺境で行われる大々的なものにいい予感がするわけもなく。 古城で骸骨男が出逢ったという奇妙な女――――なんだったか。 ) “ヴァイオレート”。 そうそれ。 ( 過去何度かヴェイトス市に姿を現し、真正面から喧嘩を売ってきた悪魔の名前を思い出す。 その関係者だか部下だかが古城に現れたのが先日。 それでヤバイっていうんで一仕事終わったしアマウラに撤退していたわけで。 ) …その関係だったら本当面倒かもね。 ( バッチリ的中しているなどと知る由も無く、邪魔な蔦や草をナイフで払いつつ、行軍は続く。 ) [Wed 16 Aug 2006 01:35:54]
エリシャ > ( 古城方面に向かう道は当然利用者も少なく、荒れている。 罅割れて間から草の伸びた石畳の馬車道が見えてきた頃、そろそろ遠くに古城が見えてきた。 地図で見る限り、この辺りから東に街道から外れた方が良さそうだ。 もともと道は酷いもんだが、今度こそ道なき道を突き進む事になるだろう。 腰の後ろに挿した一番大きなナイフを逆手に引き抜いて右手に、左手には火を灯したカンテラを。 土と草の匂いの濃い闇の中に向かっていく。 ) [Wed 16 Aug 2006 01:28:55]
エリシャ > ( 入ったばかり× 行ったばかり○ ) [Wed 16 Aug 2006 01:16:38]
エリシャ > ( アマウラから出発して暫し。 目的地はそう遠くも無く、入ったばかりの方向。 丁度良いといえば丁度良いし、そこそこ大き目の収入になりそうだった。 出島で十分な休養をとったし、古城探索と違って確固とした目的がある仕事は久しぶりだ。 傭兵の娘はマイペースに歩を進め(※結構速い)、明日には目的地に到着できそうな距離まで進んでいる。 骨トレジャーハンター? いや…どっかで…見失った…! ) 棺桶ごとね…! ( 出島の出入りが自力で出来ない怪しい骸骨人間と最近はつるんでいる。 しょうがないから死体のフリをして棺桶に入ってもらってるんだけどまぁ適任かと。はまり役かと。 でもカロっちゃん、あんま棺桶引きずって街に出入りしてるとそろそろ私胡散臭いよ。 ) [Wed 16 Aug 2006 01:16:05]
お知らせ > エリシャさんが入室されました。 『 アマウラ⇒光の柱 』 [Wed 16 Aug 2006 01:07:00]
お知らせ > 汐姫さんが退室されました。 『そんなわけで、少女は3〜4時間眠りにつく』 [Tue 15 Aug 2006 02:55:42]
汐姫 > ん…そうだね。仮眠している間だけなら…大丈夫だって。そう思おうっか… (コテン、と横になれば。どうやら、火を着けるのは諦めたらしい…やはり、リスクが大きすぎる気がする。だからといって、族に見つからないよう街道から離れすぎるのもそれはそれで危険だ…だったら、このまま。朝起きて、体中虫刺されだらけになっていないよう祈りながら眠ろうと思った。なんとなく、あまりいい夢は見れないような気がしたのは…きっと、気のせいではあるまい) [Tue 15 Aug 2006 02:55:27]
汐姫 > …考えすぎかなぁ? (はふ、とため息。そう…考えてみれば、自分は一人。火を番する人物がいなければ、どれだけ下準備をしても寝ている間ソレが消えてしまう可能性のほうが大きいだろう。それならば、別に悩む必要のないことなのかもしれない…毒をモツ何かに刺されたとしても、そんなときのために薬草を常備しているのだから) [Tue 15 Aug 2006 02:34:42]
汐姫 > けれど…寝るときは、どうしようかな。 (うん、と少しばかり考え始めて…うん。起きて間は、何も問題ないのだろうけど…寝ている間でも、この辺りなら族の心配もなかろう。街道沿いだけに、獣に出くわすとも思えない…ただ、虫。それと、爬虫類…蛇の類だが。これだけは、どうにも防ぎようがない。大きいものなら、気配を感じて起きる事もできるかもしれないが…小さいモノに関しては気づきようがない。それが毒を持つ種のモノであれば、なおさら最悪であろう) [Tue 15 Aug 2006 02:27:34]
汐姫 > この時期は、火をつける必要がなくて助かりますね。 (岩の一つに背を預けるようにしながら、呟く…空を見上げれば、満点の星空。闇を照らす月の光。そして、周囲は真夏の夜にふさわしい蒸し暑さ。昼間よりは遥かにマシな部類だが、それでもじっとりと汗が染み出してくる…獣避け、という意味合い以外では火をつける必要はないだろう。無論、ここが山中ならその意味合いだけでも十分活用すべきものではあるのだが…ここは街道だ。獣より、族のほうが出現率が高い気がする…そして、相手が族ならば、獣避けの火は返って目印になってしまう。ゆえ、今はそれを活用することなく、ただ暗闇の中に身を委ねているという訳だ) [Tue 15 Aug 2006 02:17:53]
汐姫 > そろそろ半分、ですか… (街道のややはずれ…『かくれんぼ』をするなら御誂え向きな岩場が一つ。その裏で、まるで本当に隠れているかのような少女が一人いる…いや。比喩ではなく、実際本当に隠れているのだろう) [Tue 15 Aug 2006 02:10:37]
お知らせ > 汐姫さんが来ました。 『只今、野宿の最中です』 [Tue 15 Aug 2006 02:04:30]
お知らせ > ルゥさんが退室されました。 『(漸く風景が代り始める頃は、ヴェイトス市は遥か後方)』 [Tue 15 Aug 2006 01:32:40]
ルゥ > ……街道って、結局の処── 代わり映えしなくって、つまらないですね。(ふむり。 あまり変わらない景色を、凄い速度で後方へ追いやりながら。 向かい風を切って、ぐんと前へ進む。) [Tue 15 Aug 2006 01:32:06]
ルゥ > (街道を、一路東へ。向かう先はアマウラ。アマウラよりさらに先である。) [Tue 15 Aug 2006 01:00:46]
ルゥ > (白ローブの裾を翻して、駆ける女医。 都市伝説か何かになりそうな勢いである。) [Tue 15 Aug 2006 00:58:46]
お知らせ > ルゥさんが入室されました。 『(鎧に羽兜を背負い袋につめて)』 [Tue 15 Aug 2006 00:56:20]
お知らせ > ナナオさんが帰りました。 『ちなみに宿屋の自室には「ちょっとアマウラに行ってくる。おやつは机の上よ」って置き手紙※一緒』 [Mon 14 Aug 2006 23:05:50]
ナナオ > (苦笑い。) ―――さて。 (落としていた視線を上げて、前を見る。 ――アマウラとティアンの分かれ道まで、もう少し。 其処まで付いたら、一時休憩しよう。 暗闇の中――見渡すばかりの黒の海は、変わらぬ雨音に満ちている。) 久し振りにアマウラの飯が食えるんだ―― もう少し楽しい気分で行こうぜ、アタシ!(声と共に馬の腹を蹴る。 歩く程度だった速度が、徐々に上がって―――馬は夜の街道駆けて行く) [Mon 14 Aug 2006 23:02:45]
ナナオ > ―――あの頃と変わったと思うんだけど。(変わってないのかもしれない。 成長している?していない?身体的なものは直ぐに分かるけど。 外套の下で手綱を握る力が強くなる。 ――今回は、自分で「自分」の確認作業のつもり。何が出来るようになったのか、何がどう変わったのか――…) ………。 (我ながら、ちょっと自分らしくない理由だと思う。 これから行く場所が、面白そうな場所じゃないってことも原因だろう。)――――忍耐力は、変わってないかも [Mon 14 Aug 2006 22:52:07]
ナナオ > (実際の所はアマウラでの聞き込みや、キャラバンの商人――オアシス近くの住人に聞けば分かるだろう。 特に砂漠の住人たちは、夜に輝く赤い柱を見逃したりはしないだろう。――賑やかなアマウラと違って、砂漠の民は夜は夜の中で眠るから。どんな話が飛び出すやら――……アマウラという事もあり、時期柄火薬事故の可能性もある。 赤い火星でも暴発させたとか、そう言うオチだったら笑って帰ってこれる)  ―――………花火かぁ。 (かつて花火師として食い扶持を稼いでいた頃を思い出す。 ――ヴェイトスにきた当初はそれくらいしか稼げる手段を持っていなかったから。つっても、本当に微々たるもんだったが) [Mon 14 Aug 2006 22:42:08]
ナナオ > ――――………今年は雨が長いな。(一人旅の独り言は、誰に拾われること無く雨音の中に混じる――。 辺りに視線を巡らせて、再びフードを目深く引きおろした。この分ならば問題なく到着することが出来るだろう。 馬も慣れた様子で抜かるんだ泥道を走る。 )――――宜しく頼む世相棒。 今回はアマウラに付いたら留守番だから、のんびり出来るぞ。 ちょっとした旅行だと思って頂戴。 (馬の首を何度か撫でて手綱を握りなおした。―――さて、少しずつ頭の中を切り替えねば。――今回はアマウラからの依頼だ。 赤い柱が何なのかを探るのが仕事だ。 アマウラから東北東――頭の中の地図は、依然あの辺を探索した記憶に照らし合わせ、古城方面で何かが起こったのだろうと思っている。) [Mon 14 Aug 2006 22:35:41]
ナナオ > (アマウラへの道は何度も通っている。迷うことは無いだろうから、真っ直ぐに着けるはずだ。 …尤も、この雨が止まなければ、馬の為の休憩は多くなるだろう。 その分遅くなるのは間違いない。それでも…明日の昼には到着している筈だ。 )――――――………。(久し振りの一人旅だ。 ――油を塗った鞣革の外套のフードを少し持ち上げる。暗い街道には人影どころか動くものの姿すら見えない。 聞こえるものは馬の蹄の音と、自分の息遣い――後は、雨、雨、雨―――) [Mon 14 Aug 2006 22:27:31]
ナナオ > (街道を道順に東へ進む。 ――アマウラへは明日の早朝には到着する予定だ。 ) [Mon 14 Aug 2006 22:21:07]
お知らせ > ナナオさんが入室されました。 『(馬の背に乗り)』 [Mon 14 Aug 2006 22:16:40]
お知らせ > セレニアさんが退室されました。 『( 綴られた文字に、置物のようにおとなしくしていようと誓う )』 [Mon 14 Aug 2006 15:57:17]
セレニア > …一人と二人は違います。 …それに… 私だって戦い方を知らない人よりは… ( どこを攻撃すれば有効とか、それを躊躇わずに行える事とか。 少しは、戦える方だと思いたい。 力になれると思いたい。 …それでもかえって足手まといになる気はしてしまうから、ちょっと小さくなりつつ…。 体調について否定しないティフィスを、心配そうに見つめよう ) ―――はい。 分かりました。 ( 勿論だ。 …ヴァンパイヤの存在さえ感知しなければ、それは約束できる…。 従順に頷いて ) [Mon 14 Aug 2006 15:56:47]
お知らせ > ティフィスさんが帰りました。 『中間管理職みたいなものですから、責任は当然降りかかります。』 [Mon 14 Aug 2006 15:48:14]
ティフィス > ( 体調は相変わらず悪い。ろくに休むまもなく、こうして長旅にでなければならないのだから。 ) 『女一人が二人になったところで、何が変わるわけでもないでしょう。貴女はヴァンパイアに対しては有利に戦えますが、普通の人間相手では無力です。』 ( それに、聖教会からどんな話を受けるのかもさだかではない。道中、セレニアを危険にさらしたくはなかったのだが、ここまで付いてきてしまったのなら仕方ない。 ) 『その代わり、道中おとなしくしているのですよ。毎日聖書を読むことも忘れずに。神への祈りも然りです。』 ( それから、雨の中走り出す馬車に揺られながら、最後にこう綴った。 ) [Mon 14 Aug 2006 15:47:38]
セレニア > ( 〜のたのたしているのも実は同じくらいな筈なのだけど。 バカマスターが心配で急いだみたいです。 自分のせいでと考えるのもあるし… なんだか酷く、嫌な予感もしたものだから… ) …それは… …マスターの体調は、良好とは言えない状態だと思います。 一人旅は、危険と判断しました。 …それに、私のせいで呼び出されたのかもしれません…。 …辞令が下りたばかりのあの時、私の行動の責任を、全てマスターが負うのは変です…。 ( 教会の意のままにとは言わない。 マスターの指示でもない。 自分で考えて、こうした。 …それにしてはあまりにアクティブな行動だったから… それが余計に悪いことをしているようで… でも我慢出来なくて、小さくなって…。 〜優しい微笑を向けられるまでもじもじと。 向けられたら、ほっと表情をやわらげよう ) …ありがとうございます。 ですがマスター… 私の勝手な行動まで、マスターが責任を負う事はありません。 …同行を許可したのはマスターですが、無理を言って連れて行ってもらうのですから… ( 既に連れ(違)が馬車に乗っていた事や、筆談である事に遠慮したのかもしれない。 値段は結局、安くも高くもないその中間で落ち着いて。 自分の分は自分で払う。 …その言葉に異を唱えつつも、導かれるままに馬車へと入ろう… ) [Mon 14 Aug 2006 15:39:09]
ティフィス > ( なんでって、そりゃぁトロいからですよ。のたのたしているうちに追いつかれました。ウサギと亀。 ) 『では問います、ティフィス。聖堂に勤めるあなたがそこを離れるというからには、それ相応の理由が必要です。貴女にその理由はありますか? なければ勝手に私を追いかけてくる行為が”いい子でいること”なのですか?』 ( 怪訝な顔で何度も問いただす。けれど、自分で判断したこと、という言葉を聴けば、しかたがないな、と諦めて。 ) 『――お金は持っていますか? 貴女が自分でそう決めたのなら、その責任を背負うのも私の勤めでしょう。いらっしゃい、セレニア。』 ( 優しく微笑んで、馬車へと導く。 ) [Mon 14 Aug 2006 15:27:00]
セレニア > ( 馬車側の主張はいざとなったって何の役にも立たない女の子は割高。 護衛は付くと言っても、何かの時に力になれる人は一人だって多い方が良いから。 〜対する薄紅色の瞳が奇妙な…これも割高の原因かもしれない…尼僧服のままの少女の主張は、体重が軽くて荷物も少ないのだから割高はおかしい、というもの。 …そうこうしていたら、その馬車から降りて来る探し人に… あれ、なんでまだここにいるの? と驚いた風に表情に乏しい目を見張る ) ―――ぁ。 ( とはいえ。 探していたとは言え… 『待っていなさい』という意味であろう手紙を受け取っていたのも事実。 『えーと』 と、ちらーり視線を逸らしたり ) …こんにちは、マスター。 ………。 ……それは、違います……。 言伝は、『いい子にしているように』というものでした。 私は私の判断で、最良と思える選択を――― ( もごもご。 やはり表情は乏しいけれど、困っているらしい。 視線は逸らしたまま、妙に間の空く話し方 ) [Mon 14 Aug 2006 15:20:28]
ティフィス > ( なんだか外が騒がしいので見てみると、あれなんでここにいるの? と困り顔で目を丸くする。それはまぎれもなく、おとなしく聖堂で待っているようにと伝えてあったセレニアそのものであった。慌てて馬車を降りると、のてのて歩み寄った。 ) 『なにをしているのです? セレニア。聖堂にいなさいといったはずです。』 [Mon 14 Aug 2006 15:12:23]
セレニア > ( 違いと言えば、奴隷馬車ではなく本物の馬車という点くらい。 安いとは言え収入0の修道女は出費に気を使う。 向こうでの滞在費とか、帰りの馬車代とか。 ヴェイトスでひっそり暮らすなら1・2ヶ月は平気そうなくらい持っているけれど… 身一つで頼れるものもないという状況は、少し心細い。 …それでも急がないといけないから、選り好みはせずに… ざっと見て回って規模に対しての費用が一番安い馬車に乗り込もうとしていた )   ( ただちょっと、費用の事で揉めてしまって… ああでもないこうでもないと言っているのが、馬車の窓からでも見えるだろうか ) [Mon 14 Aug 2006 15:10:25]
お知らせ > セレニアさんが入室されました。 『( ヴェイトスへ来る時も、利用した )』 [Mon 14 Aug 2006 15:02:50]
ティフィス > ( ティフィスはそれほどお金に余裕があるわけでもないので、クリスティアに向かう人たちが使う合同馬車にのせてもらうことにした。これは、乗客がお金を出し合って乗車するというシステムであり、貧しい人でも集めあったお金から、護衛を雇っての集団移動ができる画期的なシステムなのである。 ) ( ティフィスもお金を払うと、道中同行してくれる護衛の傭兵さんに挨拶をして、大きい馬車に乗り込んだ。 ) [Mon 14 Aug 2006 15:00:47]
お知らせ > ティフィスさんが来ました。 『(クリスティア行きの馬車が集まる停留所。)』 [Mon 14 Aug 2006 14:58:13]
お知らせ > 汐姫さんが帰りました。 『こんなこと…お姉ちゃんが知ったら、怒るよね…』 [Mon 14 Aug 2006 05:15:58]
汐姫 > …………アマウラ。 (歩みを止めず。ふと、目的地の名前を呟く…自分の生まれ故郷。姉は、けっしてそうだと口にはしなかったけど…以前、アマウラへ入ったとき、確信した。心の奥底に仕舞いこんであった、小さな欠片が蠢くのを感じた…間違いない。自分は、あそこの風景に見覚えがある) ………大事にだけは。したくない…ですね… (沈む表情と声の中に、小さな決意…故郷とはいえ。アマウラという街に愛着はない…見覚えがあるだけで、実際はただの一度行った事のあるだけの街。けれど…それでも、特別な感じ上が芽生えてしまうのは。きっと、そこに…) [Mon 14 Aug 2006 04:56:45]
汐姫 > ………できれば。人に害のないものであってほしいのですけど… (火柱も。謎の生物も。この依頼事態、無害を確認するだけの徒労なものであってほしい…と、思うのは。さすがに…都合が良すぎるだろうか?) ………世の中。そんなに上手くは…いかないよ、ね… (少しだけ、沈みがちに呟く。もちろん、そうであることに越したことはない…そうであってほしい。しかし、今まで…震え、伺い、怯え続けながら生き抜いてきた自分には…世界は、そんなにも甘くない。そう思えて、ならない。) [Mon 14 Aug 2006 04:48:04]
汐姫 > それにしても、アマウラへ向かうのはこれで二度目ですか… (ふと、以前赴いたときのことを思い出す。あの時は、フェンさんも一緒だったし、足のツテもあったから楽だったけど…今回は、徒歩。道のりは遠く、危険も倍以上のものになるだろう) けれど…不満は言っていられませんね。何せ… (あちらはもっと危険かもしれないのだから。アマウラのはずれで上がった火柱…そこから現れた得体の知れない生物。人に害を及ぼすかどうかなどは聞いていないものの、言葉だけ聴くとあまりいい気はしない。警戒をしておくにこしたことはないだろう) [Mon 14 Aug 2006 04:42:38]
汐姫 > (関所を潜り抜けて暫く。そろそろ、ヴェイトスが見えなくなってくる頃だろうか?日はまだ昇りきっておらず…空模様は朝の白と夜の黒が混ざり合ったような薄闇。とはいえ、まだそこまでヴェイトスと離れているわけでもないから、危険も少ないだろう) [Mon 14 Aug 2006 04:37:29]
お知らせ > 汐姫さんが入室されました。 『さて、いよいよ出立です』 [Mon 14 Aug 2006 04:34:18]
お知らせ > 汐姫さんが来ました。 『さて、いよいよ出立です』 [Mon 14 Aug 2006 04:33:53]
お知らせ > 錫音さんが退室されました。 『…… 気付けば、手は…刀の柄に掛かって、いた』 [Sun 13 Aug 2006 00:33:48]
錫音 > …… 考えとゥも、仕方あらンとゥわァ… 良く、けェ…(そして…それから、そう言葉吐き出せば… 足を再度前に出し、ゆっくりと進んでいくだろう―― やけに、足取りが重いな、等と…他人事の様に思いながら… ) [Sun 13 Aug 2006 00:32:52]
錫音 > まッ…指令ン方は…大しとゥモンでも無い… っとぉ信じとォしのォ… ウチにとったァ…こっちン方が重大…けぇの?(そう、吐き出し…また、一煽りすれば―― 見遣るのはアマウラの方角。視線は…気持ち、その向こう側を意識し…――) ほォんにのォ… 大したモンじゃァ無ゥとォ良ゥんじゃァがの…(… ポツリ…吐き出せば、視線外し… 地面へと吐息落として―――― どうしてだろうか?酒を飲んだ後だと言うのに、唇が乾くのは ――頭の中、そんな疑問を思い浮かべれば… 舌打ち、一つして…) [Sun 13 Aug 2006 00:31:16]
錫音 > (帰ったら、先ず怒鳴られるだろうか? 其れより先に、ド突かれるだろうか? 下手をすれば、刀の峰で打っ叩かれるだろうか? 頭の中、巡る想像… 其れに、苦笑―― ちょっと引き攣った其れを更に深めれば… 腰の瓢箪を掴み…軽く、一煽りし――) …… 何ぞゥ、久しぶりィ賭けしとっとォ良ゥかっとゥわ…(自分がどれだけの惨状に逢うのか… 無論、賭けを持ちかければ相手――隊の伝令役にド突かれるのは目に見えているが… だが、まぁ…それでも気休めにはなるだろう、とは思う訳だ。 色んな意味で) [Sun 13 Aug 2006 00:28:02]
錫音 > ―――― いや、まだ大分あっとゥけぇのぉ…(道の最中… 吐き出し、遠くを見遣る視線を細めれば… 吐息と共に目算一つ。 多分、遅くとも明日の夜には着くだろうが…とは、一応は頭にあるが…) …… まっ…もうちぃーっとゆっくぅだァも良ゥかもしれンとゥがァの… (頭の中、アマウラの光景に顔を合わせたくない上司の姿を重ねてしまえば… 苦笑と共にそんな言葉一つ、漏らして…) [Sun 13 Aug 2006 00:25:12]
お知らせ > 錫音さんが入室されました。 『「そろそろアマウラ、けぇの」 遠く見遣りながら呟きつつ吐息、一つ』 [Sun 13 Aug 2006 00:21:58]
お知らせ > ステアさんが退室されました。 『その速度はいつもより、少し遅め。追跡者が見失う事等ない、速度。』 [Sat 12 Aug 2006 02:10:25]
ステア > ・・・・・・・・・。 (暫く、視線を気配のする樹の陰に向けていたが・・・向こうもこちらをやはり見ているのだろうか。 やがて諦めたように、目を伏せる。) 雨の中、その翼で付いてくるのは大変でしょう? それに、私が今から向かうのは・・・もしかするととても危険なところかもしれない。 それでも――? (ポツリ、ポツリ、と虚空に呟けば・・・座っていた岩から腰を上げる。 そうして再び、歩を進めだし・・・) 付いて、来るつもり? (背中越しに呟き、再び吸血鬼はヤマウラを目指す。 [Sat 12 Aug 2006 02:09:16]
ステア > ――・・・それに。 (ふと、視線を泳がせれば・・・その先は少し離れた木の枝で、止まる。) ならず者、と言うなら、ズーッと追ってきているのも・・・いるけど。 (そう、私は着けられていた。ヴェイトスを出てからずっと・・・ソレは空から・・・或いは木の上から、ずっと私を監視するようにしながら付いてくる。 気配には何となくだが多少、覚えがあるが・・・定かではない。)  [Sat 12 Aug 2006 01:54:23]
ステア > (ヴェイトスをもう出て二日・・・人の行きかう街道を通るのはあまり本意とはいえないけれど、迂回している時間はない。 一刻も早く、あそこへ・・・この、ドロリ、とした不気味な違和感のする方へッ) は、ぁ・・・本当に、最近雨ばかりですね・・・ (半分泥濘と化した様な地面を踏みしめ、ローブに伝う水滴を眺めながら呟く。 本当に、雨が多い。) ――――はぁぁ・・・。 (何度目の溜め息だろう、近くの岩に適当に腰を下ろせば小休止。 アマウラはもう少し先だと言うのに・・・こんな調子では、ロクに進めない。 それに、こんな夜更け・・・ここいらは盗賊や強盗の類のならず者達も多いと聞く・・・ できる事ならば、速めに抜けたい・・・。 [Sat 12 Aug 2006 01:48:25]
お知らせ > ステアさんが入室されました。 『宵闇に紛れてる吸血鬼、一つ。』 [Sat 12 Aug 2006 01:37:52]
お知らせ > 錫音さんが退室されました。 『「鬼が出とゥか蛇が出とゥか…」 呟く唇が、妙に乾くのは気のせい…だろうか?』 [Fri 11 Aug 2006 20:04:42]
錫音 > (気だるい…それ以上に、この先に進むのが嫌だ。 なんて、ふっと思ってしまえば―― 慌てて、その考えを振り払う様に頭を振り――) まっ… ウダウダ考えっとゥも仕方あらン…か(己に言い聞かせるのは、そんな言葉。ソレを吐き出し… 拳をギュッと握り締めれば、重い足を…強く、強く前へと踏みしめ、て――) ――――― ( そのまま、無言で…足早に街道を歩くだろうか。 今は、一先ずはアマウラに着く事だけを考える様に… 淡々と、前へ… 前へ、と――――) [Fri 11 Aug 2006 20:03:56]
錫音 > ――――…… (公の調査依頼が飛ぶ以上、単なる山火事等ではあるまい。 では、一体なんだ?妖術や魔術的な要素があるのは何となしに推測出来るが―― 歩きながら、思い巡らせ…思案する様に顔を歪めれば… 腰の瓢箪をグィっと掴んで一煽りし――……) …… はァ…何ぞゥ、ロクなモンであっとゥほしゥモンじゃァーがの(…その方が、面倒が無くて良い。 酒臭い吐息と共に、気だるげに吐き出せば… 妙に、前に進む足取りが重いな…なんて、チッと舌打ちを一つと共に思って――) [Fri 11 Aug 2006 20:00:14]
錫音 > まっ… 寺なァ、アマウラで見つけとゥは良ゥけェの… (それなら、報告がてらにさっさとアマウラに行くべきだったか。 なんて… 思えば苦笑一つと共に、頭の中で「こらァ言い訳にもならンとォな」なんて漏らし――) …… まっ…こン嬢ちゃんァ供養しとゥたァ…例ン光ン調査じゃァの… にしとゥも――(―――― それから、直ぐに頭を切り替えれば… 次に思い浮べるのは…例の、指令にあった光の事。 紅い光――アマウラ側は重要視していないらしいし… 自分を偵察に向けるという事は、欧州隊も重要視しているか危ういが… どうにも、気になる気がする――) [Fri 11 Aug 2006 19:52:16]
錫音 > そぉ言っとゥぁ… 先月ァ…顔ゥ出しとゥはのうけェのォ…(思い返し、ポリポリと頬を掻けば… 思い浮べるのは、怒り心頭な様子の上司の姿。 まぁ、報告の予定を一月も遅らせてしまえば、誰だって怒るだろう――) ウチもなァ… 色々とやっとゥ事ァ、あっとゥンじゃァがのぉ…(その脳裏の顔に言い訳する様に、ポツリ独り言漏らし… 見下ろすのは、袖口の… その中に忍ばせた荷物の中に混ざった小さな蛇の亡骸―― 結局、ヴェイトスでは良さ気な神社や寺を見つけられなかった訳で… ) [Fri 11 Aug 2006 19:43:35]
お知らせ > 錫音さんが来ました。 『「一先ずは、報告も兼ねてアマウラに戻れ」 密偵に告げられた言葉を思い返しながら…街道を歩く』 [Fri 11 Aug 2006 19:38:24]
お知らせ > 藍音さんが帰りました。 『雨止み見て歩けば、明日には目的地に到達するだろう。』 [Fri 4 Aug 2006 02:36:13]
藍音 > ――今暫く、だな。(雨の勢いは暫く衰える様子無し。 ならばせめて疲れを取るかと、荷物纏めて丸くなってみる。 視界及び火気確保のための焚き火の熱は冬以外じゃ帰って鬱陶しく、寝てる前に消えてしまったらそれでいいか、位の心境だった。 用意してあった薪を数本放り込んで。) [Fri 4 Aug 2006 02:35:41]
藍音 > (然し考えてみれば約半年振りとなる自国文化圏への帰還。 米の飯を食い裸で風呂に入り、床に布団引いて寛ぐチャンスといえるかもしれない。) 願わくば、面倒の無いものであると良いが。(折角だから時間を作り、向こうで出来ない事を色々と行い溜めておきたいものだ。 故に夜通し歩きもしていたわけで―― 袖捲って屋根の外へとちょっと手を出してみる。)  [Fri 4 Aug 2006 02:31:46]
藍音 > (「来たる道を遡り其の侭アマウラに至れ」 と、雨に濡れて飛べなくなってしまった連絡用の式は語る。 自分が借り出されるからには何かあったのだろうが、理由までは小さな羽根では運びきれなかったようだ。 覚悟キメつつ想像に任せるしかない。) これではあの2人に礼も言えんな。  そのうち機会もあろうが・・・・(汗でベタつく服を反脱ぎにしつつ、束ねた符を団扇にしてぱたぱたとこぉ。) [Fri 4 Aug 2006 02:26:59]
藍音 > (祖国朱鷺の都の夏は湿気の多いものだったが――此方も中々どうして、雨に祟られる日の多い場所らしい。 街道の旅人用に設けられた休憩所、木組みの屋根は所々雨漏りしつつも、辛うじて直撃を防いでくれていた。  真っ直ぐヴェイトスに帰れていれば、こんな夜を過ごさなくても良かったのだが――) [Fri 4 Aug 2006 02:23:11]
お知らせ > 藍音さんが来ました。 『雨宿り実施中。』 [Fri 4 Aug 2006 02:22:17]
お知らせ > セレスさんが帰りました。 [Tue 1 Aug 2006 00:48:18]
セレス > ―――――すご…悪意……や、め…だめ……ひンッ…そこ―――だめぇ……( 荷台の片隅で淫らな声を上げ続ける聖女を黙らせる事は出来ない。 誰も彼女の身体に起きている事を理解出来ないし、共感もできず、いつもこの手の発作の後、頬を真っ赤にして謝り続ける姿を見せられているのだ。 彼女の嬌声を非難することは、彼女の存在自体を非難することと変わらない。 聖教会の紋章が描かれた幌馬車は、最低限の人員だけを乗せて、ヴェイトス市へ向かった。 ) [Tue 1 Aug 2006 00:48:10]
セレス > ( 行くしかないな。という3人共通の決定が下され、馬車は一路ヴェイトス市に向けて走り出す。 聖教会への報告は事後承諾になるが、聖女認定自身の要望であるといえば無碍には出来まい。 実質彼女にろくな発言権が与えられていないにしても体面上は。 )  [Tue 1 Aug 2006 00:38:54]
セレス > ―――…原因も たぶん ヴェイトスに 近…近い所、で、う………!!! ( 酷い痛みに呻き、両目を覆う黒い目隠しから涙の筋が毀れる。 身体中を刺激する原因不明の責め苦にだらしなく舌を出しながら息を荒げ、次第に聖女の声は艶を帯びて淫猥なものに変わっていった。 狭い馬車の中、直ぐ其処に二人の神官と御者が一人居るという事を理解していてもそれを止める事は出来ず、神官たちは各々見えないフリ聞こえないフリをしながら目を逸らす。 聖女が「あッひぃッ」と甲高い悲鳴を上げる嬌声が、妙に大きく響いた。 ) [Tue 1 Aug 2006 00:27:45]
セレス > ―――――…ッ、かっ…けふッ…あ………大聖堂…ヴェイトス市…行きましょう――――クリスティ…けふっ…クリスティアまで、持ちそうにありません、から―――――( 拘束衣の効果を強める為に目隠しと手枷足かせまでつけ、他人が見たら誘拐されているのか奴隷なのかという姿の聖女は横になったまま、口の端から垂れる涎を拭う事もできずに途切れ途切れにそう告げる。 近場の聖域といえる場所は確かにヴェイトス市大聖堂が一番近くて強力だろう。 ) [Tue 1 Aug 2006 00:20:24]
セレス > ( 街道の端に停められた馬車の中、“聖女認定”セレスティアはもう何日も苦痛に喘ぎ、朦朧とした意識のまま魘されていた。 悪い周期ではなかった筈だし、今は特別おかしなものを体内に取り入れているわけでもない。 暴走を防ぐ為の拘束衣は正常に機能していて、その上でなお激痛は続く。 立ち上がるどころか、付き添いの神官の問いかけに返事を返す事すら出来ない状態。 馬車の御者と二人の神官が途方に暮れた深夜、ようやく聖女は言葉を発した。 降り始めた雨の所為か、もともと真っ白な身体の血色がさらに悪い。 ) [Tue 1 Aug 2006 00:15:47]
お知らせ > セレスさんが入室されました。 『 発作は治まる気配を見せず――――。 』 [Tue 1 Aug 2006 00:11:07]
お知らせ > シャリネさんが帰りました。 『(小さな矢の入ったクロスボウは、そこにおかれたまま・・・・・)』 [Sat 29 Jul 2006 17:10:37]
シャリネ > はぁっ、はぁっ…(何かから逃げてくるようには知ってきた少女。背中にかけたクロスボウを、そっとおろして街道の隅に置いた)・・・ふぅ…(そしてまた振り返り、逃げるように走っていく。こわい…やっぱり、闘う力のない私には…。少女は足早に逃げるように去っていった) [Sat 29 Jul 2006 17:10:08]
お知らせ > シャリネさんが来ました。 『(急いで走ってくる少女の姿…)』 [Sat 29 Jul 2006 17:08:37]
お知らせ > 危娘@逸れ街道さんが退室されました。 『(千切られた首と身体が、吹き上げる血を浴びながら。天は嬉泣きしているのだと考えた。)』 [Tue 11 Jul 2006 21:07:36]
危娘@逸れ街道 > (ほら、世界の。   何処までも行ける。)     [Tue 11 Jul 2006 21:05:55]
危娘@逸れ街道 > (十字傷の下の瞳が、屈託無く弧を描く。おずおずと、柔らかく。) (ひっそりと、己の口元に指を持ち上げた。秘密だよと言う風情。)  ―――――――………ありが、――…とう……?   (一言一言、区切るように囁いて。にっこりと面差しを傾けた。髪が一房、どさり、肩から落ちて、地面の泥濘に蹲る。  皺深い額にそおっと唇を押し当てて。)            (緩やかに離してから。  左手で引き抜いた鞭を、振り上げた。 きっと、直ぐに。 雨を弾く、風切り音。) [Tue 11 Jul 2006 21:04:56]
危娘@逸れ街道 > (フードの下から覗く口元が、ひっそりと微笑んだ。すっかり血が流されて、白っぽくぶよぶよと膨らんだ、老女の皺深い肉の半顔も、20秒遅れて虚ろ笑む。人生の執着に脳裏を巡ると言う灯篭の中で、自分は彼女の娘に見えたのかも知れない。  外套姿より小さなその身体の半分が、馬車の残骸に押し潰されていた。助かる事は無いだろう。身体を乗り越えて持ち上がった車輪の傍らに、少しばかり撒けた内臓も、雨に洗われて清楚に白い。   老女の。瑪瑙の櫛を掴んだ指が、戦慄いて。死に際につらつらと上がった。  濡れそぼった黒髪に届くまで、もう十センチも無い。)   [Tue 11 Jul 2006 20:59:12]
危娘@逸れ街道 > (すると、しわがれた指が、ひくりと蠢いた。        まだ、生きている―――。) [Tue 11 Jul 2006 20:52:57]
危娘@逸れ街道 > (余りにもあっさりと、人は死ぬ。  余りにも平等に、終焉は訪れる。)  (―――それ見ろ。この世で間違いなく優しくて正当なのは、死の退廃そのものじゃないか。)   (のけぞるように喉を反らすと、濡れそぼったフードが首の後ろに落ち、白い面差しが露になる。瞬きの少ない黒々の水晶体に、空の涙が一粒落ちて、硝子のように弾け散った。 鏡面のような瞳に、緩やかな愉悦と安寧が満ちる。血の気の無い唇が、心からの安堵の笑みを結んだ。  柔らかい腐臭。水に晒された白っぽい肉。大地に死んだ血の赤が染みて行く。  生きている時は、あんなに人見知りした有機質な何もかもが、平等な死色の無機質に変わると、こんなにも慕わしい。もう老女は喋る事も、笑う事も無い。自由になった魂で、世界中の。きっと何処までも行けるんだ。クリスティアにも飛んで行ける。会いたがっていた娘夫婦を見守って、孫娘の顔を見届けて。温かみなどと言う不確かさも、もう彼女を「害」さない、愛しいひとびとの傍に何時までも寄り添えるだけの存在になって――。)   (ゆらり恍惚の足取りが老女の傍に直ぐ近い。傍らまで来て、蓮華の花が萎れるように、くたくたと膝を付いた。   彼女の灰色の頭髪に、怖れげも無く手を触れて。掻き上げる。)   [Tue 11 Jul 2006 20:51:37]
危娘@逸れ街道 > (見下ろす足元の布切れに、竜胆の刺繍の藍色が見て取れた。)  (顔を上げる動作は緩やかに。フードから零れ落ちた黒紗の髪が、雨雫を含んだ風を孕み、動きに合わせて眼の高さにつらり持ち上がり、萎れ、角膜を覆う前に。その眼の端。ガンディア風の紅いケープはすぐに見付かった。)  ゆらゆらと近付くに連れ、雨でけぶる視界の中、それはおぼろげに鮮明な死を形に映す。 左の横向きに倒れた身体に敷かれる形、皺枯れた指の先に、瑪瑙の櫛が握られている。 陽気な乗り合い客たちに頑なに背を向けた自分に、彼女は至極穏やかに話し掛けてくれていた。この旅を最後に、馬車を畳んで、クリスティアに居る娘夫婦と共に暮らすのだと言っていた。生まれたばかりだと言う、孫娘への手土産だったのだろうか。  その櫛で、己の髪をも梳いてくれたがるのを、気後れを覚えて無言に頭を引いたのだった。微かな交友。   動かなければ良かったのにと、自分でぼんやり思うのを、不思議な気持ちで佇んだ。  天を見上げると、雨。) [Tue 11 Jul 2006 20:42:14]
危娘@逸れ街道 >  (それでも藍色外套の、黒い瞳の中も、また似た気な映像を思い起こしていた。廃村へふらりふらり。墓参りの道程。御者兼運営主である、ガンディア風の紅いケープを頭から巻いた老女を、数日前の夕方は見上げていた。) (「こんな時間に、若い娘さんがお一人で。」) ( 年月が皺と刻まれた笑顔。かさかさに乾いた皮膚が模る、素朴な慈悲の面差しを、あの時自分は、目深に被ったフードの下、どんな顔で見上げていたか。 手を引かれて、幌の中へ入れられても、自分に取っては、ちっとも親しみの念を呼び起こさない触れ合いだったに思い出す。膝を抱えて、客席の端。薄暗くがたつく馬車の天井を見上げると、厚い布の一面に、竜胆の花の刺繍が丁寧に施してあった。老女の温かみがふわり感じられた、その時の。こそばゆいような微かな気持ちを、自分に腹を立てたように振り払ったのを覚えている。 くたりと瞬き。) [Tue 11 Jul 2006 20:34:55]
危娘@逸れ街道 >  (焼け焦げのような板切れや、泥濘に塗れた麻色の布や、壊れた人形に似て、道しるべ宜しく転々と横たわる人々が、雨と夜のモノクロームの色彩に、寂しくも鮮やかに眼に付いた。野盗にでも襲われたものなのだろう。夜は呆気ない死を良く見ている。それは泣きもするか。 くらり、幽鬼の足取りに土を踏んで、緩やかに死の色濃い範囲へ近付いた。)    (数時間前は、それは確かに。街道沿いの農家の運営する粗末な乗合馬車で、その板張りの客席には、確かに垢抜けない辺境廻りの商人や、ヴェイトスの市場へ作物を卸しに行く農夫達が乗り込んで居たのだろう。  其処には笑いはあっただろうか。洗練されなくとも、せいかつの貧困さを伺わせても、たぐいなく暖かい触れ合いがあったのだろうか。 イキモノたちの残骸からは、そんな記憶の何ひとつ。外套の脳に伝わらない。解らないけれど。) [Tue 11 Jul 2006 20:25:49]
危娘@逸れ街道 > (中天の夜から降る雨が、真新しい死地になった逸れ街道を濡らす。空は泣いているのかも知れないけれど。これから夏になるのに、と。如何してヒトとは暖かい季節の前に、こんなにあっさり。冷たく死んで、冷たく殺してしまうのか、と。)  (天の正当性など解らない。死んだ有機物の血と肉と木と繊維が湿った外気に腐れる時の、独特の粘着質の腐臭が支配する範囲。小さな世界の中、一人。有機質と無機質の境界線を彷徨う気に、虚ろ直立した小柄な藍色の外套姿もまた、死の温度と良く似た風情の両の双眼をじっと持ち上げ、哀しげ、泣き続ける天を見上げていたが。)  (瞬きひとつ。視線を蜻蛉のように前方へ傾けた。死臭芳しい大地へ。) [Tue 11 Jul 2006 20:16:13]
危娘@逸れ街道 > (しとど濡れる藍色の布の下。虚無色に黒い瞳の中を、眩々の死が漂っている。) [Tue 11 Jul 2006 20:08:22]
お知らせ > 危娘@逸れ街道さんが来ました。 『(見上げると、黒々の空に雫。)』 [Tue 11 Jul 2006 20:07:21]
お知らせ > インディさんが退室されました。 『 当然ながら、後を追うハンターコンビの事など知らず。⇒アンデット砦へ 』 [Fri 30 Jun 2006 22:10:17]
インディ > ( やがて視界の向こう、街道沿いに数十m置きに並ぶ大きな松明が、一端分岐した。 其処が砦行きルートの目印だ。 然し、その目印以降は松明は灯されていない。 細くなった道が、濃い暗闇の向こうへと続いているだけだ。 ) ………流石に薄ら寒くなる光景ね。 軍、もう撤退しちゃったのかしら。 ちょっとくらい駐留しててもおかしくないけど。 ( 此処からは自前で灯りを灯さなければ駄目そうだ。 馬の速度を緩め、カンテラに灯を入れた。 ) [Fri 30 Jun 2006 22:06:15]
インディ > 1400年前後、ってとこね……で、竜とネイティブの呪いっていうのは――――( それとは別件だろう。 砦を建造した土地が悪かったのか、後年戦争が沈静化して打ち捨てられた砦に何かがあったのか。 砦について調べても、ネイティブに関連する記述は残っていなかった。 ) ……案外、新発見の匂いがするじゃぁないの…♪ [Fri 30 Jun 2006 21:58:40]
インディ > ( 街道はなだらかに西へと続き、ヴェイトス市からそう遠くない所で国境付近の砦へと曲がる道に至る。 歴史的にはそう古くない―――ホワイティア入植後のものだし、来歴もはっきりしている。 ネイティブ弾圧時には砦を作るよりも片端から追い立てて不毛の地に追い遣った筈だし、むしろあれは後から入植を開始したマウーラ藩に対するものだ。 先に島に入り、既にある程度土地に地盤を作っていたクリスティアは有利。 結果、ブラティリア奴隷の時代があり、ヴェイトス市の地盤にホワイティア文化が根付いているわけだ。 ) [Fri 30 Jun 2006 21:54:05]
インディ > やっぱ外よね外! 閉じ篭っておべんきょばっかしてたら腰曲がっちゃうわ。 学生達にも外歩かせようかしら本当。 ( 妖精の森でも地方村まででも良いから、遠出させてレポート提出、とか。 夏の課題に良いかもしれない。 今から生徒達の嫌そうな顔が思い浮かんだのでとりあえず「うるさいだまれもう決めた」で通そうと思う。 遺跡発掘は会議室でやってるんじゃないのだ。 ) [Fri 30 Jun 2006 21:47:21]
インディ > ( そんなわけで学者先生は元気です。 ) だいぶ進んだし後ちょっとよーっ! ( その後無事、砦までの道のりを調べ、レンタル馬(命名、愕天王)を調達して街道へ。 アンデット砦目指して一路街道をクリスティア方面に向けていた。 乗馬は「一応出来る」程度で、もっぱら荷馬として活用しているが、夜になってちょっと気分がハイなのか、背に跨って飛ばしてみる事にした。 どうせずっと真っ直ぐな街道だし、あんまりのろのろしている方が襲われやすそうだし。 ) いやっほー! きンもちいいー! ( 別にお酒ははいってない。 ) [Fri 30 Jun 2006 21:41:43]
お知らせ > インディさんが来ました。 『 進め!愕天王ーっ!! 』 [Fri 30 Jun 2006 21:36:39]
お知らせ > ヴァリスさんが退室されました。 『( そして、彼はその文字を見つけてもう一度、「くそっ」と呟いた )』 [Wed 28 Jun 2006 22:45:16]
ヴァリス >  ――――くそっ ( 彼はぎりっと歯軋り一つ残し拳を思いっきり地面へと叩きつけた ) ―――考える時間なんてたくさんあったんだよ。 ・・・・・・ ( 彼は顎の汗を拭い、くそ、ともう一度呟いた ) ―――――、どうすんだよ。俺 [Wed 28 Jun 2006 22:43:05]
お知らせ > カジカさんが帰りました。 『“渚”と一文字。書き記しておけば─ (霧も又、嘘のように晴れて)』 [Wed 28 Jun 2006 22:39:35]
カジカ > それこそ。 頭を冷やし、誰かとじっくり相談してみると良いでござろ。 ──よくよく考えて、それでも尚必要なのであれば。 (気配は、其の侭霞むように消えて) [Wed 28 Jun 2006 22:37:16]
ヴァリス > ( そして、彼は見当違いであるかもしれないけど、その気配を感じた方向に走り出そうとするだろう ) [Wed 28 Jun 2006 22:33:20]
ヴァリス >  ――――。 ( 彼は黙ったまま腕を組み、その声を聞いた ) ――――そうだね。 ・・・・・貴方が言ったとおりだよ ( 彼はその気配の方向に睨むような視線を送る。 それはとても見当違いの場所を睨んでいたのだけど ) ・・・・・俺は、大切な人が欲しくて、大切な何かを守りたくて、それで結局不相応なほどたくさんなものをもってしまって、結局今度は切り捨てるようなことをするのが、今の俺だよ ( ぎりっ、と奥歯を噛締めた音は静かに、 )( そして、立ち去るような気配の音に彼は慌てた ) ――――ちょっ! 待てって! 頼むっ! [Wed 28 Jun 2006 22:32:56]
カジカ > ──然様な身勝手な理由で振われたのでは、形見分けした刀の主も、───さぞ浮かばれん事でござるなぁ。 (がざ。 枝の揺れる葉摺れの音。 立ち去らんとする気配を感じる事が出来るだろうか? ) [Wed 28 Jun 2006 22:30:50]
カジカ > 妙な事に、拙者には。 ぬしの物言いは、まるで逃げない理由イイワケを探しているように聞こえるでござる。 (ヴェイトスを離れると生活出来ない? まったく共感できない泣き言に聞こえるのは、どこへ行っても生きて行けるという自負が齎す傲慢だろうか? 否) …護ろうと身体を張った事もある娘がどうやらぬしを疎んじて今や諍い合う仇敵に。この街を離れたくないが、相手が向かってくるので已む無く 殺して後腐れなく安楽なこの街で家族や友人と楽しく過ごそう。 ぬしが言ってる事をまとめると、そういう事でござるな? [Wed 28 Jun 2006 22:26:12]
ヴァリス > 確かに、そうだけど。 それは無理 ( 彼は首を横に振る ) ・・・・確かに、そうすれば逃げられるでしょ。 でも、 ( 彼は思い出す。 彼女のことを、だ ) ・・・・家族を養うにはこの街にいるしかない。 ・・・・・。 ずいぶんと大変だよ。 ( それに ) ・・・・・決着がつけたいのは、俺だよ ( それには耳が痛いな、と彼は思う。 確かに、自分はそこまで強いわけじゃない ) ・・・・・・・。貴方は俺に家族を連れて逃げろ。 というのでしょう。でも、そうすると生活できない。 ・・・・・。 この街に居るしかないんだ。俺達は [Wed 28 Jun 2006 22:13:49]
カジカ > 守りながら、戦いながら。おぬしがそう器用にこなせる男には、悪いが拙者には見えんでござるよ。 (肩を竦めた。当然分厚い霧を越してみること叶うまいが。) [Wed 28 Jun 2006 22:11:31]
カジカ > 前のときにも言ったでござるが。 ヒトはそれほど多くのモノを抱えられるわけではござらんよ。 おぬしの命、ぬしの刀。前のときの娘子の命。 天秤に掛けて、刀を諦めて二つの命を選んだのでござろうよ? [Wed 28 Jun 2006 22:09:19]
カジカ > 逃げてみてはどうでござろうか? ぬしが懸命になれば、“大切なヒト”を庇いながらどこか遠い町で暮らす事も、さほど難しい事ではござるまいよ。 [Wed 28 Jun 2006 22:07:08]
ヴァリス > ( 彼は首を傾げる。 解決?  ) ・・・・・・それは、なに? [Wed 28 Jun 2006 22:06:53]
カジカ > …ふむ。 一つ、解決手段があるのでござるが。 [Wed 28 Jun 2006 22:05:24]
ヴァリス > ・・・・・・・ぬあっ ( 彼は慌てて思考をまとめに入る )( 思ったことをそのまま口にしてしまっている。 むむむむ、と彼は唸る。 )( そうやって悩むこと数分 ) ・・・・えーと。まあ、ね。吸血鬼の女の子が居てね。 ( どうにも話を聞いてくれるようであることに彼は安堵の吐息を吐き、 ) ・・・・。まあ、色々あったんだよね。今、その子はVHに追われてる。 ――で、俺はその子と敵対することになった。 ・・・・・ ( 彼はそっと思い息を吐く ) ・・・・・・。俺一人が殺されるなら、かまわない。でも、ね。家族とか。大切な人とかが、もし、その子に襲われるなら――。せめて、俺がとどめを刺す。 そう、思ってる ( 彼は一度首を振り、 ) ・・・・・・・。大切な人を守るためなら、俺は―――。 戦うよ。どうやっても ( そうして、彼は重々しく、ゆっくりとメイド忍者の最後の問いに首肯するだろう ) [Wed 28 Jun 2006 22:02:28]
カジカ > ──甘いから、戦場には立つな、と前の修羅場では言い置いた記憶があるのでござるが。 相手を屠る、気構えが出来た、と。 そう受け取ってよいのでござるか? [Wed 28 Jun 2006 21:57:20]
カジカ > …む? (支離滅裂でなんだか良く判らない) …ぬし、ヴァリスと云ったでござるか。 まず深呼吸。一回、二回。  ……すまんが、判るように話してもらわんと困るのでござるが。  と、いうか。 (断片的ではあるが、刀が欲しい。理由は戦うため。 戦う相手はよくわからなかった。 VH? 吸血鬼の女の子、では話が通じない気がする。) …ぬしは甘い。 [Wed 28 Jun 2006 21:56:15]
ヴァリス > ――――だよね。まあ、この状態で俺のことわかるのって貴方だけみたいだし? ( そういって、彼は困ったように首を振る ) ( こうなっては、まあ、命を取るも取らないも目の前のメイド忍者しだい ) ――――。まあ、ね。包み隠さず言いますと ( これはまあ、信頼するしかないのだろうな、と彼は思う。 ) ・・・・・。自己紹介ってしたかな。ヴァリスっていうんだけど ( およそ一年前、他人の頼み一つで殺そうとした少女の命を見逃してくれるような人だ。 ) 聞いたことあるかな。吸血鬼の女の子を助けるためにVHを殴ったり殺そうとした犯罪者 ( だから、彼は勝手に信じようと思う ) ―――。その子とね。戦おうかな、と思うんだ。 もちろん、ただ戦うだけじゃなくて、仕事にも使いたいんだけど。 街の外に取材に出かけるのにナイフ一本じゃあ心細いし。ね [Wed 28 Jun 2006 21:50:21]
カジカ > 一つ勘違いをしているようでござるが、ぬしの現状は、条件を付けられる立場なのでござろうか? (苦笑する。 勝手と言えば、あまりに勝手な言い分だ。 椅子代わりの梢を蹴って帰ろうかと思ったくらい。) 拙者とて、オニではござらん。 理由くらいは聞いてやっても良いでござるが。 (そもそも、誰にも話さない、とかいう条件自体にあまり意味が無い。お互いに知り合いでもなければ、共通の知人がいるわけでもなし。) [Wed 28 Jun 2006 21:41:50]
ヴァリス > ―――――。あー。 ( 彼は頭を掻きつつ、意識を声の方角に向ける。しかし、それは本来の貴女の場所よりも左よりではあるのだけど ) ――――。だから、勝手なお願いだと思うよ。 でも、ね。 ( 彼はそっと息を吸い、吐き出した ) ・・・・・・・また、その刀の力が欲しいな、と思う時がきたんだ。もちろん、貴方には関係ないことだとは思う。 ( 一息の間を入れ、 ) ―――。頼む。お願いします。 もちろん、タダでとは言わないよ。 理由を欲しいと言うなら全部話す。包み隠さず他の人に話さないと言う約束でなら。 何か代わりのものを差し出せといわれたら、できるだけ差し出す。 どうだろう? [Wed 28 Jun 2006 21:35:55]
(樹上の何か) > あれが、生かされた後、どう変わろうと拙者の知ったことではござらん。 善い子になったならば、ぬしのやった事は間違っては居なかった。 それで胸を張ればよいのではござらんか? 他に何の不満があろうか。 [Wed 28 Jun 2006 21:28:10]
(樹上の何か) > 拙者は、あれを殺すと云うた。 ぬしはそれを助けたいと。 命を贖うには、命に代わるものを。…ぬしの言葉と約定は (そこで言葉を切って) ──随分と、軽いものなのでござるなぁ。 [Wed 28 Jun 2006 21:26:43]
ヴァリス > ( 彼は自分の姿を確認する。 以前と変わらない服装。 模造刀の入った袱紗とつま先に鉄が入ったブーツと鉄板つきのリストバンドと銀ナイフ。 まあ、装備はこんなところかな ) ―――。忘れました、なんていったら駄目かな。 ・・・・・やっ、憶えてるよっ ( 彼は周りを首だけで回して確認する。 彼は霧が出てくる前の風景を思い出す。 身体の向きから街の方角を予想。 ) ――あの子は真面目だよ。もう忍びはやめたそうだよ。 ( 彼はそっと息をつき、声の方角から居場所を探そうと視線を回らせ、意識を集中する。 )( 自分が他人よりも僅かに優れてるところなんて集中力くらいか ) ―――。勝手なお願いだな、というのはわかるよ。 でも、ね。 刀を返してくれるととても助かるかな、と。 それじゃあ駄目かな? [Wed 28 Jun 2006 21:24:36]
(樹上の何か) > ふむ、刀を? 拙者がぬしから刀を取り上げた際のいきさつ、忘れてはおらんでござろうな? (霧を貫く零度の視線。感覚10は伊達じゃない。) …詰り、『あのときの娘子の命はもう要らん』、と。 そういうことで良いのでござるな? [Wed 28 Jun 2006 21:19:49]
ヴァリス > ( 視界が白に覆われる。 彼は驚くよりも先に動こうとする。 )( 一気に地面を蹴り、その場から離れようとするだろう ) ――――や。用件と言うほどでもなかったりするんだけどぉ ( 彼は周りの風景を確認できないことに恐怖を感じながらも、 ) ・・・・・えーと。単刀直入に言いますと。 刀を返して欲しいかな、なんて ( あははは笑いを最後に付け足して ) [Wed 28 Jun 2006 21:17:11]
(樹上の何か) > (霧が掛かる。 薄く、視界が曇ったかと思うと、瞬く間にミルクのように濃くなっていく。 延ばした手の先が霞んでよく見えない程の霧──いかにも不自然なそれ──を展開し終わるや) ……さて、呼び出した用件を聞こう──。 拙者に何用でござるか?  [Wed 28 Jun 2006 21:13:36]
ヴァリス > ( 今日の天候は晴れである ) ・・・・梅雨明けまでもう少しかなぁ・・・・ ( 彼は気だるそうに首を回し、 ) ? ( ふっ、と首を傾げた )( 何かがおかしい。 そういえば、なんだか視界に微妙な靄が出てきたような気がした ) ・・・・気のせい? ( しかし、靄にしろ霧にしろ季節がなぁ、と彼は思う。 彼は寝ぼけているのだろうかと目を擦り、それでもひやりとする感覚が抜けない。 )( 彼は徐に、僅かに身体に緊張を張りつつ、緑樹から背を離そうとする ) [Wed 28 Jun 2006 21:07:48]
(樹上の何か) > ( 複雑に印を組む。 それは水を触媒に霧を張る忍術【水流霧幻陣】。 元から霧でも出ていれば、もっと簡単に出来たのだけれど。 この季節柄、仕方ない。(あと1巡。) 霧が展開したら、話しかけようか。) [Wed 28 Jun 2006 21:04:18]
人影 > ( 彼は緑樹に背を預け、何度目かになる溜息を漏らした ) ・・・・・ ( それにしても、と彼は思う。 )( 今更刀を返して欲しいなどと言うのはムシがいい話ではないだろうか。 ) ・・・・断られたりしたら、どしよっか ( 彼はうーん、と悩みつつ腕を組み ) ―――― ( 意識の底、何かが引っ掛かるが勘違いとして彼は処理してしまう ) [Wed 28 Jun 2006 21:00:09]
(樹上の何か) > (カンテラの灯りが近づいてくる。樹上から見やったそれは…確かに、見覚えのある、それ。 今日は無駄足ではなかった。 とても、とても残念な事に。) …。 (腰から下げた水筒の栓を抜くと、無言で印を切る。まじまじと顔を見られて覚えられるような真似はしたくない。 煙幕くらいは張っておいても撥は当るまい。(あと2巡)) [Wed 28 Jun 2006 20:57:08]
人影 > ( ゆらゆらと揺れるカンテラの光。それは件の場所までやってくるととまり、右に左にと揺れるだろう ) ・・・・・今日も居ないのかな、と ( そして、彼はそっと溜息を漏らした。 まさか木の上に居るなんて知らない彼はその場で立ち止まり、樹に背を預けようとするだろう ) [Wed 28 Jun 2006 20:52:04]
●○゛●@(樹上) > (実際の処、主持ちであったならば気に留めもしなかった事だろう。不況と偶然と気まぐれが、彼のメイド姿をココに居さしむる。) [Wed 28 Jun 2006 20:49:23]
お知らせ > 人影さんが入室されました。 『( その人影は街の方向からてくてくと歩いてくる )』 [Wed 28 Jun 2006 20:48:49]
●○゛●@(樹上) > (それはそれとして、来て待機してみる。 律儀さ半分、残りの半分は暇だったから、と言えよう。) [Wed 28 Jun 2006 20:47:59]
お知らせ > ●○゛●@(樹上)さんが入室されました。 [Wed 28 Jun 2006 20:46:21]
お知らせ > セレスさんが帰りました。 『 やがて遠く微かに、鉱山のシルエットが見えてくる。 』 [Wed 28 Jun 2006 03:05:44]
セレス > ( ごとん、と馬車が大きく揺れた。 白っぽい軟毛が跳ね、兎みたいに赤い瞳が薄く開くと、起きて見張りをしていた聖職者が「大きな石を踏んだようです」と穏やかに告げる。 そして、まだ少しかかるから眠っていて構わないと。 寝惚けたままの聖女は、少し遅めの反応でコクリと小さく頷いてまた瞳を閉じた。 ぷす、と幼児のような寝息がすぐに聞こえ始める。 ) [Wed 28 Jun 2006 03:01:20]
セレス > ( クリスティア城から南、湖畔に程近い寒い所に聖女の住む修道院がある。 その地下室は神聖な場として結界を張られ、聖女はその中で生活することでコンディションを保っている。 外に出るには、今現在カソックの下に着込んでいる黒い拘束衣が必須だった。 先の聖剣戦争の際は聖剣の力添えもあってか幾らか楽であったが、今回はそうもいかない。 いきなりの発作的激痛に悩まされないよう、薄くゆっくりと、一定のリズムで呼吸をしながら眠っている。 ) [Wed 28 Jun 2006 02:53:30]
セレス > ( 大袈裟な護衛は無く、精々護身具を持った聖職者がもう二人、御者も含めて3人が同行する程度。 一応自身も護身用のクォータースタッフを持たされては居るが、ただの木の棒のくせに、先の聖剣戦争の剣よりも重かった。 無いよりはマシ、程度だろう。 聖女認定、と呼ばれる娘は大仕事の前にゆっくりと身体を休めるべく、現在荷台で小さな寝息を立てている。 昼間は久しぶりの街道にはしゃいで外を見ていたものだが、あまり肌が強くない体質上、すぐにヒリヒリしはじめて顔を引っ込めてしまった。 ) [Wed 28 Jun 2006 02:46:46]
セレス > ( 久しぶりに外に出る“仕事”が来た。 体調も整ってきた所だし、そろそろ復帰したい所だったし丁度良い。 明日には到着できるようにと早朝から出発した馬車は、何度目かの休憩を経て夜道を進んでいた。 聖教会が寄越した聖職者が御者を務める。 目的地は、クリスティア領内にある鉱山。 不吉な事故が続き、鉱夫達が仕事を躊躇っているという。 ) [Wed 28 Jun 2006 02:37:28]
お知らせ > セレスさんが来ました。 『 馬車の中、一人眠る。 』 [Wed 28 Jun 2006 02:33:01]
お知らせ > ヴァリスさんが帰りました。 『――。さて、今日は帰ろう(そう思うまで彼はそこにいた)』 [Tue 27 Jun 2006 22:13:37]
ヴァリス > ( そして、見回した結果として思う。 ここなら、すぐに見つけられるだろうか、と )( 無論、相手は忍びである。 初夏に入ったヴェイトスの草木はぐんぐんと急成長し、膝下まで伸びた草は多い。 もちろん、身を伏せれば隠れるぐらいにはその面積も大きい )( だから、 ) ・・・・・あの人なら、きっと隠れられるな ( 彼の、傭兵時代の経験がそう告げていた。 ) そうなったら ( 気づかれないで近づくことも可能だろう。 )( そう考え、彼は静かに首を縦に振る ) ――――驚かされるな。きっとっ。わっ! とか、ぐあ! とか、ケロッ! とか、ケロケロリ! とか [Tue 27 Jun 2006 22:05:01]
ヴァリス > ( それにしても、と彼は思う ) ・・・・・匿名希望。わかってくれたかな ( 名乗りはしていなかったから、あまり変わらないと思う )( それでも、匿名希望としたのは他に問題があったからだ )( あの掲示板は、多くの人間が見る )( 探し人であったり、募集であったり、会う約束であったり ) ・・・・・。他の人達に、見られる可能性があるからね ( 彼は首の背に手を回し、揉みながら思う )( できれば、『本物』を手に戻すことが出来たのなら、出来るだけそのことは伏せておきたいな、と ) 無理、かな ( 彼は視線をゆっくりと街道に向けながら、思う。 すこしでも、隠し事で隠し札が多く出来たらいいな、と。 ) [Tue 27 Jun 2006 21:59:14]
ヴァリス >  ・・・・ ( いや、と彼は首を横に振る )( とりあえず、最初の説明で押し切ってしまおう。 )( さて、と彼は思う )( たぶん、出されるであろう、約束を果たせるかどうか、である )( 確か、と彼は首を捻りつつ思い出す )( ・・・・・人間としての道を踏み外したら、俺が斬る。 だったか ) ・・・・・できるかなぁ。いや、 ( 彼は首を横に振り )( するんだな、と思う ) ・・・・・・、まあ、最近は静かだし、そんなことがないことを祈ろう ( だが、 )( あの子とは別に、 )( その刀を別の子に向ける可能性と言うのを、彼は解っていながら考えないようにしていた ) [Tue 27 Jun 2006 21:54:18]
ヴァリス > ( かといって、探そうとは思わない )( 懐に銀ナイフ。背には模造刀。爪先に鉄が仕込まれたブーツ。黒のズボン。灰色のシャツ。 街に居るときとそう変わらない服装で彼は立ち、そしてまた大きな溜息を漏らした ) ・・・・・あったら、何を言ったらいいかな。えーと ( 彼は顎に手をやり少しだけ悩んだ ) ・・・・・・うん。やっぱり最初はありがとう、だよね。お礼言ってないような言ったような・・・・。 でも、ありがとうございました、だよね ( そこからどうやって話そう。 )( すいません。仕事で街の外への取材とかしたいんですけどナイフ一本じゃあ不安なのです。ですから、刀を返してはくれないでしょうか ) ・・・・・ ( それとも? ) [Tue 27 Jun 2006 21:51:26]
ヴァリス > ( アマウラ方面、歩いて一時間かからないところ )( まあ、ここはそんな場所だ。 何かあったら走って街に逃げれば安全な場所。 )( でも、その気の緩みがとても危険なことなのだということは、彼は思い出す ) ―――。まあ、ここで襲われたわけだしね ( 彼は吐息一つ漏らし、再び視線を空へと戻した )( 雨具を持ってくればよかったかもしれない。今にも泣き出しそうな空から彼は視線を外し、 ) ――――あれば。回収してないナイフとか転がってるかもな ( そうして、見渡したところでナイフは見つからなかった。 月が出てればまだ確かめようがあったのかもしれない ) [Tue 27 Jun 2006 21:46:55]
ヴァリス > ( 街から出てそう長い時間がかかる場所ではない )( 兵士が近いせいか、妙な安心感がある。 彼はゆっくりと首を回し、 ) ・・・・・。返事は無いけど、ここらへんだった、よね ( 彼は街道から僅かに逸れた場所に立っていた。 今にも泣き出しそうな空を見上げ、彼は困ったような顔で呟いた ) ・・・・・・今日、来るとは思わない、けどさ ( それでも、下見ぐらいはしておきたいものだと思いながら、彼は模造刀の入った袱紗を担ぎなおした ) [Tue 27 Jun 2006 21:43:36]
お知らせ > ヴァリスさんが入室されました。 『(振り返れば、街の明かりが良く見える)』 [Tue 27 Jun 2006 21:41:06]
お知らせ > 藍音さんが退室されました。 [Tue 27 Jun 2006 09:00:33]
藍音 > (死に損ないが陣を組んで闊歩し屍の竜が吼える異界の跡地。 終いは騎士団を初めとする街の部隊に蹂躙されたというが、残る痕跡は多かろう。 未だ死臭と兇気に彩られている筈の目指す空を、宝探しをする少年のような瞳で見詰めつつ。) [Tue 27 Jun 2006 09:00:28]
藍音 > (アマウラ側の国境――目標たる砦に近付くにつれ、地形の起伏が激しく湿度の高いあちら側の気候に変わる。 雨の日もさらに増えるのだろう。 不快を越えるだけの得るものがあると良いのだが。) 不死者の砦―― 今は再び死の砦 か。 (携帯食代わりの菓子を齧りつつ、街で得た噂に思いを馳せる。) [Tue 27 Jun 2006 09:00:02]
藍音 > (大抵はつまらない視察に終始するので現場志向の連中は嫌がるのだが、自分にとっては好みの仕事である。 低危険度・高収穫のビッグボーナスである確立が高いし、さもなきゃサボり放題だ。) ・・・・後は季節柄さえ何とかなればな。(夜雀や鬼火を使役し符術を好む陰陽巫女(厚着)の身としては、雨は大敵である。 できるだけ日を選んだものの、出発早々曇り空を見上げる羽目となっていた。) [Tue 27 Jun 2006 08:58:46]
藍音 > (本土からの増援や外部からの戦力導入もあってガチンコでも相応の対応力を持つに到ったが、陰陽寮の仕事はやはり情報命。 正確に敵を知り、対抗する術を見出す事――簡単に言えば成されるべき事を成す技だ。 故に、一度片付いた事件の事後調査なんかも偶に行ったりする。 本来は移動費が出るのだが、急ぎたいので自分で捕まえた乗り合い馬車。 荷物と一緒にがたごとと揺られてく。) [Tue 27 Jun 2006 08:58:17]
お知らせ > 藍音さんが入室されました。 [Tue 27 Jun 2006 08:58:07]
お知らせ > アシムさんが帰りました。 『 Welcome to veitoss. ( 巨人の体内に飲まれる。 )』 [Thu 8 Jun 2006 00:12:38]
アシム > ( この街で何をすべきなのか、後日下命が下されるのか流刑者は未だ知らない。 正しく郷里と一切の縁を断ち、過去は抹消してこの街で果てよと言うのか。 はたまた人間の洪水のような街で、見事役立たずの汚名を返上して見せよとの意思なのか。 夜風に孕む服の中に仕込まれた一見何の変哲もない糸は絞首用の、こまごまとした雑貨を詰める麻袋は砂を詰めれば立派な鈍器。 後者の予想が当たった場合、遠からず殺人の命が下るのだろうか? ――… それをも拒絶したなら、転がるのは己の方? )  ( 背後の彼に尋ねてみても答えは得られないだろう。 急かされるまま家畜のように歩みを進めて、 ) [Thu 8 Jun 2006 00:11:42]
アシム >  ――――――――。  ( 背後にちくりと針の気配は、今もどこかで見張っているのだろう監視者の視線。 振り返っても姿は見えない、兵士でも戦士でもなく暗殺者の姿が背後の闇に溶けている。 立ち止まった被護送者を「早く歩け」と急かしている。 この先、あの巨人の腹に飲まれるまで姿なき気配は数メートル離れた背後で尾行を続けるつもりなのだろう。 ゲートをくぐる際に振り向いたなら彼の姿も見られるものかと考えたが、実行に移すのはやめておいた。 小さな集落の同郷の出のこと、きっと知っている顔だろうから。 改めて踏み出す一歩を以って、その承諾の証とした。 少しずつ着実に巨人が近くなる。 ) [Wed 7 Jun 2006 23:59:36]
アシム > ( 道の先に遠く、夜をも照らせとばかりの明かりが、不自然に直線で構成された濃い影を作っているのが見える。 砦のような城壁のようなそれは、街を囲う外壁なのだと聞いていた。 こんなに大きな建造物を見るのはもちろんこれが初めてで、巨人に睥睨でもされているような威圧感を感じた。 夜風がいつも以上に冷たく感じるのは、怖気もあるのだろう――多分。 ) [Wed 7 Jun 2006 23:45:53]
アシム > ( 足に伝わる硬い土の感触が物珍しくて軽く立ち止まる。 駱駝を降りて歩くこと数時間、砂の途はいつしか、旅人や荷馬車やその他によって踏み固められた自然の道へと様相を変えていた。 ――砂漠では見たこともない風景がそこにはあった。 ) [Wed 7 Jun 2006 23:31:08]
お知らせ > アシムさんが入室されました。 『( 街道を行く。 )』 [Wed 7 Jun 2006 23:25:35]
お知らせ > 錫音さんが帰りました。 『とりあえず、暫しの間は… 彼をおちょくり覇気を戻す所存か。』 [Thu 1 Jun 2006 00:13:41]
お知らせ > 利光さんが退室されました。 『は、はぁ・・・(相手の調子が戻れば。街につくまで翻弄されるか―)』 [Thu 1 Jun 2006 00:12:14]
すっかり勢いの抜けた便乗者 > (訂正…そン為→そン時ァ為) [Thu 1 Jun 2006 00:09:50]
すっかり勢いの抜けた便乗者 > ………… まっ…ウチらァ握っとゥモンは、そン為ンモンかもしれんけぇの( 口に出すのは、推測程度の戯言。 吐き出せば、街の灯を眩しげに目を細めて眺め…… 口の端歪め…) ウェヘヘ。どーせなぁ、手柄よゥも酒代ン方が欲しゥ思っとゥとォが―― 今回ァ、カンベンしとゥわ。 さァーって、帰っとゥたぁ呑むけぇー( と、またケラケラと…漸く、覇気が戻ってきはじめた笑い声を投げ掛けてやるか。) [Thu 1 Jun 2006 00:09:24]
利光 > (ダンテをはじめとして、あの砦に出現した敵はいずれも強烈な者ばかりだった。雑魚ですら数を揃えて統率を取っていたという。その首魁ともいえるダンテの行方は気になった―あるいはヴェイトス市かもしれぬ、ヴェイティアンの呪いに匹敵するような無念はそこかしこに転がっていそうな混沌の街)あ・・・そういえば。形の上ではそういうことでしたね(郎党―つまり封建的家来だ。主が受け取り分配、という手順が妥当。いつもの依頼の癖で別途報告を出したために相手がそうとったのだろう)お気遣いどうも・・・(背中縮めて、頭下げた) [Thu 1 Jun 2006 00:03:14]
すっかり勢いの抜けた便乗者 > ……… そうけぇ。まっ… いきなァ、じゃっとゥもんのぉ…( 思い返すは、突然過ぎるダンテの失踪。 千年分の怨念を利用した儀式は矢張り無理があったのか、或いは…それ以外の要因か。 まぁ、今となっては闇の中。 大勢がダンテとの勝負に出向いている間、キャンプの警護をと考えていた自分でさえ、アレの報告にはやや気が抜けた… ) …… ほぉン――― 何ぞゥ別払いけ。ウチが金預かっとゥて、後で分けるっとゥ事ァ違っとぅンか( そんな思考を頭を振って振り払い、それから…怪訝そうな彼の顔を見詰め返せば… そンなぁ良ゥわ、と視線を街の明かりへと向けていくだろう) [Wed 31 May 2006 23:58:21]
利光 > そうですな・・・実のところ拙者は連絡をつける算段はしたのですが。ダンテが消えたために気が抜けて、結局他の者達と組めずじまいで(反省点。最大の仮想敵が消えたことで、一種気が抜けてしまったことは否めない。これは自分だけの傾向ではないようだが、失態には違いない)・・・金、ですか?ああ、報酬はまだ受領していませんが。それが何か?(少しずつ色濃くなる灯火から視線外せば、怪訝そうに鬼の顔と金袋を眺めて) [Wed 31 May 2006 23:52:25]
お知らせ > 利光さんが入室されました。 [Wed 31 May 2006 23:49:10]
すっかり勢いの抜けた便乗者 > まぁの… ウチも、ちぃーっと他ン連中に声掛けとゥ余裕やらコネやらァあっとゥなぁのぉ…(と、呟きつつ何処か脱力気味にケラケラ笑えば… ふぅ、と吐息吐き――― ) 早ァ話ァ… ソレが出来とゥた、他ン隊ン連中の勝ちっとゥ事じゃろ。 今回は…の( 或いは今回も。 と、思いつつ…もう少し人脈でも作るか、と頭の片隅で思えば―― 利光の言葉に、ふっと) 嗚呼…手柄ァ要らんが… おんしぁ、金ァどうしとぅ?( と、街の明かりに目もくれず、腰の報酬――30.000エンの入った袋をパンっと叩くだろう。 ) [Wed 31 May 2006 23:41:33]
利光 > 連携が取れれば手柄も楽に稼げたかもしれませんが・・・(他隊との連絡は、口約束だけで終わった。もし所属を問わず横の繋がりがしっかりできてれば手強い相手も袋叩きにして楽に勝てたかもしれない。それ以前に、組織的に動ければ敵を囲い込むこともできただろう、と)ま・・・それが一番難しいのですが(今更何を言っても後の祭りだ。錫音の笑みに少しだけ、背筋に悪寒が走ったもののそれは表情に出さず。戦功もいらぬとされれば小さくうなずいて)さて・・・そろそろ街ですかな?(会話の間も馬車は確実に行程をこなしていって。特にアクシデントも無いまま、やがて街の灯火が見えてこようか) [Wed 31 May 2006 23:36:00]
すっかり勢いの抜けた便乗者 > そンも、そうなんじゃろうがのォ… じゃぁかぁ…自分に腹ァ立っとゥんわ。 何ぞ、あそこで何時もン博打根性出さんっとゥっと…のぉ?(と、吐き出すのは…そんな何処か不貞腐れ気味な言葉。 それから、溜息一つ吐けば…刀の柄の先で、ガリガリと自分の頬を掻き毟り… 「それ以上に、役立たず晒しとゥだけっとゥんが辛いわ」 と、ポツリ。) 生きとゥなァの… まっ、手柄としとゥなぁ…上なぁ満足出来っとゥもんばっかじゃが、の―――(そして、顔を上げなおし…傍らの彼へと視線を向ければ、何処か疲れた笑み一つ。 砦での出来事に、ヴェイトスの戦力情報の一部。 そして…相原家の侍への貸し。  頭の中で浮かぶのは、そんな事。 っと――) ああ?要らんワ(―― 不意に耳に入った言葉に、手をパタパタと振ってやった) [Wed 31 May 2006 23:28:57]
利光 > ・・・ですが、命を何度も的にした代価ですから(落ち込む方向に感情表し始めた相手に、さてどうしたもんかという視線を送りながらも。やや重々しく言葉口にした)一つボタンを掛け違えれば、仲間共々砦の土―(全てゼロになるかもしれない危険に連続して遭遇した、という事でもあるから。自分がその立場だったら―と思えば羨ましがるばかりでもいられない)生きていれば、次の機会もありますよ(無様でも生き延びれば次に手柄を立て、儲けるチャンスにめぐり合えるかもしれない。武士としては未練、と取られる思考法かもしれないが生活費が浮き無傷でそれなりの報酬も手に入れられた。それを喜ぶほうが良いでしょう、と勧めて)・・・なんなら、これを持っていきますか?(しかしその素振りがあまりにアレだったので。鉄屑詰った箱を叩いて見せた。名義借り料として戦功を譲ろうか、と) [Wed 31 May 2006 23:19:35]
すっかり勢いの抜けた便乗者 > … かも、のぅ。そン前に、逃げられっとゥんなぁ…じゃーが(と、ポツリ。 まぁ、単身なら逃げ延びられるだろうが…とは、思う。そうすれば、次は何処でナニをするか…になるのだろうが。 まぁ、其れは流石に自分の知った事ではない。) …… まぁの… 無事で済むンは良ゥかもしれンとぅがのぉ… じゃがの、アレじゃ…29万、のぉ… ( で、アレの話題を頭から追い出せば…今度は、そんな事をポツリ。 オケラの所に追い討ちとばかりに降り注いできた金額は、流石にショックだったらしく―――)  安牌なんぞ、切っとゥんじゃァ無ゥわァ… (血反吐吐いて、泣いて 泣いて 啼いて) [Wed 31 May 2006 23:13:12]
利光 > 知性ある相手ですから。軍隊が近づけば逃げるかもしれませんな(そうでなければ殲滅されるだけだ。集団の力に個は敵し得ない―それが戦争の鉄則だ。それこそ天災クラスの力でも持たぬ限りは)・・・・・・ま、無事で帰ってこれたのが一番ですよ(侍隊の戦果は総計で一番少ない。そして報告書を見る限りでは、錫音は敵と遭遇しなかったようでどうやら功が無いのを気にしているらしい、と見て取る。自分も途中までそれに近い気分だっただけに良くわかるが、出たのはそんな下手な慰め) [Wed 31 May 2006 23:04:04]
すっかり勢いの抜けた便乗者 > あぁ、そなァモンも居とゥの… まぁ、殆どォ丸裸ン上、大挙して押寄せられとゥなァー… 風前の灯火っとゥか、海ン中ン線香花火じゃろゥが…( カワイソウニ、なんて… 感情どころか気力すら篭らぬ声音で呟き、肩を竦めればチラリと視線を返し… ) そらァ、良かっとゥの。 まっ、御首級上げとゥ他ン連中とァ比べン方が良ゥじゃろゥが―― そンでも、上出来じゃろゥの(と、その箱をコツンと鞘の先で何度も突付きつつ… 何故か、溜息吐いて…) [Wed 31 May 2006 22:58:20]
利光 > 無病博士、と名乗る奇妙な者の件など、まだ気になるといえば気になることはありますが。粗方脅威は無くなったようですからな(座った姿勢のまま、体の向きを声の方向に。見れば覇気の欠片も無い様子に首を傾げるのを抑えられず)拙者はほとんど敵らしい者と出会いませんでした。最後に動く鎧一体と戦ったぐらいです(その戦利品が近くに乗せてもらっている鎧だった鉄屑の詰った箱) [Wed 31 May 2006 22:54:21]
お知らせ > 利光さんが来ました。 [Wed 31 May 2006 22:50:22]
すっかり勢いの抜けた便乗者 > 後ァー… もう、何も心配あらんっとゥかぁー… 粗方、終っとゥんと違うンけぇのぉ… (声の主は、馬車の荷台の中… 荷物に寄り掛かりつつ、ちょっと脱力中な着流しの少女。 彼女も、一応は護衛名目として馬車に乗り込んでいるのだろう―― そうは見えない、が) ……… そンで、おんしぁーどなァ感じじゃ?( とか、瓢箪片手に脱力… 或いは、魂が抜け切った様子で口にする辺り、どちらかと言えば護衛と言うより護衛対象かコバンザメか) [Wed 31 May 2006 22:49:19]
お知らせ > すっかり勢いの抜けた便乗者さんが入室されました。 『「ホンマ… 後ァウチらの出番なんぞあらんとゥ」 とか、ボソリ呟く声は馬車の中から。』 [Wed 31 May 2006 22:43:53]
利光 > (思えば予想外の事態と激闘の連続だった。討伐側に死者がでなかったのが不思議なくらいで。その代償とばかりに感状や高額報酬が飛び交っているという)あとは本隊次第、か(この依頼に噛んだ密かな目的―偵察の成果はまとめて既に侍組合に送付してある。屍竜やダンテ・不死者大量発生の根源と思われる儀式品は取り除かれているから、よほど失敗をしない限り砦掃討は無事終わろう。ぼんやりと暗い空を眺めながらつらつらとそんなことを考える) [Wed 31 May 2006 22:38:56]
利光 > (馬の鼻先が向く先はヴェイトス市。屍砦より撤収する一行だ・・・本来より人数がやたら増えているのは、便乗して安全確保しようという目端の利く商人などが随伴しはじめているから)・・・ふぅー(もう振り返っても不死者砦の影も見えない。荷台の一つに腰を降ろした侍は竹の水筒で口を湿らせた。重い荷物を運搬してもらう代わりに、護衛役を引き受けたのだ) [Wed 31 May 2006 22:34:45]
お知らせ > 利光さんが来ました。 『(馬車の列は行く)』 [Wed 31 May 2006 22:32:21]
お知らせ > ラングさんが退室されました。 『( …生き残りを期待しては、いなかったのだ。)』 [Thu 18 May 2006 15:24:30]
ラング >  …誰か生き残っているか、私はヴェイトス竜騎士隊、準竜士ラングと云うが…。 ( …小声で、馬車の陰などに囁き掛けるように。 ) [Thu 18 May 2006 15:23:04]
ラング >  二頭立て馬車、…馬は両方とも居ない、連れ攫われたか。 ( 見分に入る……、周囲に注意を払うのを忘れぬ、傾いた幌馬車の陰に隠れるように、動き。) 護衛らしき死体が幾つか…。 ( …哀れ、と彼等の死体に対して十字を切る。 ) 荷は荒らされている、か…。 上等な馬車内部だな。  [Thu 18 May 2006 15:20:05]
ラング >  … く。 ( …歩み脚から、早脚へ、そして駆け足へ… 金属を擦れあわせる音をさせて、…ある場所へ。) 酷いな…。 ( …襲われた荷馬車の残骸…。 血の匂いがする、…歩み寄る。 ) …誰か生き残っているか。  [Thu 18 May 2006 15:15:49]
ラング > ( …街の行く先、行く先で、叱責を受ける事は明白。) ………。 ( 泣き言だけは言うまいと、心に決めた。 一番辛いのは自分ではないから。 ) ( そこへ ――。 ) [Thu 18 May 2006 15:13:50]
ラング > ( …槍を担いでヴェイトス市へと歩いていた。竜洞での密漁事件、早馬が市本部へと飛んでは居るが。…当事者証言の為、男も移動している。) …………… 今までは街に帰るのが愉しみだったのだが。 ( ……埃っぽい街道を歩く、歩く。心が疲れ気味であった。 …失態は重く圧し掛かる。) 兄上や姉上にも報告せねばな…。 [Thu 18 May 2006 15:04:59]
お知らせ > ラングさんが来ました。 『( …歩く…。)』 [Thu 18 May 2006 14:59:40]
お知らせ > ヒグラさんが帰りました。 『暗い夜道、寂しさも不安も覚えることは無く』 [Sun 14 May 2006 22:35:22]
お知らせ > 信統さんが退室されました。 [Sun 14 May 2006 22:35:00]
信統 > そうかそうか(仕事は順調のようだ。楽しく仕事しているのなら、斡旋したこちらの顔も立つ)さて…ではゆるゆると往くかな(荷物持ちを手伝おう、とは言わない。仕事なら手を出せば却って気まずかろうと心底から思っていて。そのまま連れ立ち、街までたいした距離もない道行きを雑談でもしながら消化していくだろう) [Sun 14 May 2006 22:31:34]
ヒグラ > 大変なんだな…やっぱり(派閥もそういえばあったっけ…。と。さぞもめていることだろうなぁと…)いろいろ考えてる人が居るんだな…(お金とか、権力とか、そういうことなのだろうか。興味が無いことを持ち出されてもぴんとこない)ああ、給金は高くは無いけれど、手伝えるときに手伝ってくれれば良いって、良くしてもらってる。荷物運びそのものは結構つらいけど、それが当たり前のことだし(仕事は楽しい、と言うように笑顔を向けるだろう) [Sun 14 May 2006 22:28:13]
信統 > うむ。しかも侍組合は身内の争いもあるからの(派閥闘争は周知の事実なので隠す気もない)何、見送りぐらい楽なものよ。腹の中で何を考えているかわからん連中の相手よりはな(根回しとか交渉事とかの場面を思い出し、自分の胃を擦って)…む。そうか、どうじゃ仕事は?あちらの者達は良くしてくれるか?(口利きの事を思い出せば、馬を歩ませ始めながら首だけをそちらに向ける) [Sun 14 May 2006 22:23:01]
ヒグラ > なるほど、たしか、ヴェイトスと他の国との境だからいろいろ面倒…なんだっけっか…(そんなこと言っていた記憶もある。その伝達役…ということは大変なんだろうな…とは思って)いろいろ、大変なんだな…(結構大切な役割をしていることを考えつつも、それは頭の隅に、ヴェイトスに向かって歩きつつ)そうそう、仕事、紹介してくれてありがとう。商人のところで荷物運び、手伝わせてもらってるんだ、今。 [Sun 14 May 2006 22:18:44]
信統 > ああ、かまわんよ(馬の轡を取って方向を転換しながら空いている手をひらりと振って見せた)今のは本国への早馬でな。ワシはその見送りよ(通信技術など無い時代、最速の伝達手段は早馬)先程の不死者の屯所の件やらなにやらで、兵が動くことになるのでな(ややこしい事務処理やら、あちこちへの許可やら取らなければならない連絡は山ほど) [Sun 14 May 2006 22:12:39]
ヒグラ > うん。それはできるだけね(信統の仕事についても深くは聞こうとはしないままで、忠告はこくり。とうなずく)モンスターもやっぱり出るんだろうな…一緒に行ってくれるとありがたいけど…仕事はいいのか…?(好意は嬉しいけれど、後回しにしても大丈夫なのか…と少々不安そうにします。大丈夫、といわれたら素直に好意を受けることにしますが) [Sun 14 May 2006 22:08:05]
信統 > あまり危ないことはせぬほうが良いな(まだ少年といっていい風体の彼の個人的用事にしては、時刻や場所・荷物が不釣り合いだと感じた。しかしいきなり問い詰めるのは友に対する態度ではない、と思い。やや遠まわしに忠告するだけに止めた)…昨今このあたりで野盗が討伐されたばかり。不死者の屯所なるものも発見されたというし…(不安要素を数え上げれば、すらすら出てくる)では、街まで一緒にいくかの(ちらり、と走り去る騎乗武士を遠目に見やる。異常無しと確認し) [Sun 14 May 2006 22:03:44]
ヒグラ > うん。信統も元気そうでなにより(にこ、と笑みを浮かべて相手を見るが…やはり荷物は気になる様子。苦笑いを浮かべて)これは俺の個人的な用事…なんだ。この荷物は。本当は身軽で帰るつもりでいたんだけど、荷物が思ったよりも増えちゃって。昼のうちにヴェイトスに付かせるつもりだったんだけど、こんな時間になっちゃってね。もう少しでヴェイトスだろうから、下手に足をとめるよりは先に進んだほうが良いかな…って。護身術程度は身に付けているし(個人的な用事…というのははぐらかすも視線はそらさないように。まっすぐに見つめて)ちょっと荷物が多くて困ってるのは確か(襲われたら不利になるのは間違いなさそう) [Sun 14 May 2006 21:56:28]
信統 > おお、やはりお主か(声をかけられれば、笑顔で答えるもすぐに怪訝な光が目に浮かび。馬を止めながら不思議そうに牽く車とその搭載物を見やり)こんな所まで使いか?(馬を止めれば飛び降りる。着地とともに全身がじゃりっと鳴るのは用心の鎖帷子が擦れるそれ)遠乗りではなく、仕事だ(供の一騎に目配せすれば、そちらは馬の脚を緩めずアマウラ方向へとそのまま走り去る)ここいらは物騒。何ゆえそんな大荷物で…(一人で移動しているのだと首傾げた) [Sun 14 May 2006 21:49:05]
ヒグラ > (遠くで見えた光が一気に近づいてい来る。この速さは馬かな…と思っていたところで、近づいてきた人影を目にする。一応、今は普通の格好で…)信統…?(はっきりと見えた顔は見覚えのある顔。こんなところに遠乗り…七日と声をかける。街道を荷物を持って荷車で…そんな様子を見れば使いに頼まれたかとも見えるか。店には一応長期でこれないことは断っていたが…)こんなところまで遠乗りか? [Sun 14 May 2006 21:42:54]
信統 > (ぽっと小さな光が生まれたかと思えば、それはぐんぐんと近づいてくる。光の正体である提灯を掲げるのは二騎の騎馬)……ぬ(馬上の主らはいずれも正装した武士で夜盗の類ではない―一見、ではあるが。やがてお互いの顔が見える距離まで近寄れば、こちらの顔はしっかりと見えよう) [Sun 14 May 2006 21:38:26]
ヒグラ > (街に帰還したらこの武器を売らないと…と思いますが)…あ、そういえば倒した証とか持って帰った方が良かったんだよな…(一応、それらしい物はいつくかありますが…、それで大丈夫なのかは気になります。とりあえずはもっていってみよう…そんなことを考えていた矢先…でしょうか) [Sun 14 May 2006 21:36:20]
お知らせ > 信統さんが来ました。 『(丁度、逆方向より)』 [Sun 14 May 2006 21:35:54]
ヒグラ > (とりでの中で見つけた手押し車を引いての帰還。中身は当然、砦で見つけた武器が満載されている。残っていた聖水は砦に置いてきた。無効に居る人の方が必要になるだろうから)…ふぅ…でも、収穫は多かったな〜(なんとなく動きやすくなった気がしますし。変装がすぐばれてしまうので考え直さないといけないとか、いろいろありました)大きな怪我も無くてよかったよ…(大きな怪我をしていたら多分きっと殺されてしまいます) [Sun 14 May 2006 21:20:18]
お知らせ > ヒグラさんが入室されました。 『帰還中』 [Sun 14 May 2006 21:13:08]
お知らせ > 錫音さんが帰りました。 『街道に、鬼の駆ける足音が響き―――  (暫し後に、嘔吐音に変わったのは秘密)』 [Sat 13 May 2006 06:36:57]
錫音 > (軽く、煽って中身の液体を喉に通す。 その酒を一気に腹の中へと収めれば… ぷはァー と酒臭い吐息一つを吐き出して――…) まっ… なるよゥにしとゥけぇ! 死なん様にとゥの!!(ウェヘヘヘヘ、と笑い声を上げれば… 身体を前に傾け… 歩む足取りから、駆ける足取りへと変え、て) おっちゃん達ァ何考えとゥか知らんとゥが―― ウチァウチじゃ。精々、小遣い稼ぎさせて貰っとゥけェ… のっ! [Sat 13 May 2006 06:36:21]
錫音 > …… (何か、適当に準備でも出来れば良かった。 そうは思うも、懐の中身は先程の独白が示すとおり… カラッケツ寸前。 死人対策と取れるモノなど用意出来る余裕も無く―― 誰か同行者のアテを探そうにも… そんな事を思い返せば、口から酒気混じりの溜息を吐き出し…) …… まっ…先ン行っとゥ輩ァ派手なァ面子ばっかじゃぁーし… そっちィ頼っとゥけぇかァの… (それから、また独り言一つ吐き出せば、首を緩々と左右に振って、自嘲染みた笑み一つ。 ソレを浮かべ終えれば、腰に下げた瓢箪を軽く掴み――…) [Sat 13 May 2006 06:32:53]
錫音 > ――――― はァ… (そんな溜息と共に街道を歩くのは、鬼娘一人。 腰に刀と瓢箪を下げ、歩く足取りは普段のソレとは違って確りしたモノだが――) なんぞゥ… アレじゃァのぅ。財布ン中ァ隙間風吹いとゥとォンは辛いっとゥかァ――(普段と違うのは、ガックリと落とされた肩と… 顔に浮かぶ、困った様な笑み。顔は酔いどれた様に赤みを帯びながらも、其の表情はやや素面よりだろうか。) [Sat 13 May 2006 06:27:35]
お知らせ > 錫音さんが入室されました。 『出遅れ組』 [Sat 13 May 2006 06:25:12]
お知らせ > 園内一花さんが退室されました。 『( 他の隊との合流、情報交換は出来るだろうか? ハラエ隊、到着 )』 [Thu 11 May 2006 00:16:28]
園内一花 > ( …を浮かべる砦を、緊張した面持ちで見つめるばかり。 せめて自分も、眼と耳の代わりになる式くらい呼び出せると良いのだけれど… 結界の外で術を維持する事はまだ難しく、申し訳無さそうに―――。 キャンプの設置は頑張ろう ) [Thu 11 May 2006 00:15:34]
園内一花 > 〜む、無理なんて…! ……〜それは、そうだけど… 故あってハラエにお世話になるのなら、そこのお仕事はこなさないと。 …人に仇なす者達を無害化する事と、果し合いでも無いのに真剣使って斬り合うのとは、違います……! ( でも、そんな屁理屈にも一理あると思うから、微妙にむくれてしまう。 …まだまだまだ、育ちはしたけれどそのスペックを扱いきれていない、未熟…。 〜ただ。 木刀での試合であればあるいは… もう、『泣いて止めたり』はしないのかもしれない。 一応、止めるけど ) ―――〜一斉に出て来たりしたら、逃げましょうね。 ( みもふたも無い事を呟いてしまうけど、本当に。 …『砦』と聞いて… どうしても、人間の使うそれという印象を拭えない。 間近でただの廃墟と言える状態なのだと確認するまでは、闇の中人工のシルエット [Thu 11 May 2006 00:12:11]
お知らせ > 十示さんが退室されました。 『(懐から折紙の蛙を取り出して撒く。式は鳴子の代わりくらいにはなるだろう)』 [Thu 11 May 2006 00:02:43]
お知らせ > 南条菫さんが帰りました。 『(ついたら、まずはキャンプ地の確保だろうか。)』 [Thu 11 May 2006 00:00:39]
南条菫 > あ〜あ、また無理してしっかり者ぶっちゃって。それならこの先の砦に赴くことも、危ないこと、だよ? ( 狐なりの屁理屈で、一花を丸め込もうとする。彼女の心配性は、決して直らないだろう。わかっているんだけど、歯がゆくて――もどかしい。 ) でも、砦を攻め落とすってわけじゃありませんし。中の様子を探るのならなんとかなるんじゃないでしょうか。 ( いまから色々悩んだって仕方がない。自分たちは、勤めを果たすことを考えればいいのだと。一花に微笑む。 ) ――あ、見えてきましたよ。あれが砦でしょうか。 ( 月明かりに照らされて浮かび上がるシルエット。それを指差して、いよいよそのときが来たのだと心持を改める。 ) [Wed 10 May 2006 23:56:49]
園内一花 > ( 喜んでお手伝いするに違いない。 ビバふわふさ ) ―――〜…もぉ… ( また『先輩』… よく見てくれているという事だろうけど、色々余計な事まで吹き込んでくれている気がして仕方ない。 やはり夜目には分からぬ程度に赤いまま、ふるふる首を振って ) …って!なッ… そんな、人聞きの悪い! 危ない事しようとするんだもの、当然でしょう? 先生だって、止めますからね! ( 『無茶な事は禁止!』 にやにや笑いにうろたえながら、それを表に出さないよう、過剰に ビシリッ! と釘を刺す。 『心労をかけない修行』の言葉に、そうそうと頷くけれど――― どうしよう。 あれも心配これも心配ー ←どっちもどっち ) …術、と言っても… 悠長に祝詞を上げている時間なんてくれないでしょうしね。 …私じゃ、武器を使って動けなくする方が、まだ早いかも… ( どちらにしても中途半端な己。 ちょっと項垂れて ) 〜ちゃんと埋葬して貰えなかったり… 未練があったり… 人に無理矢理蘇らせられたり… 屍鬼がそうなってしまう理由は様々と言いますけど、『砦』というのが気になるんですよね。 …戦の舞台になった場所で、陰気を帯びて誘っていたと言えばそうなのかもしれませんけど… 『組織』として動いているのかな…。 ( そうでもないようだけれど、見張りが居て、物見櫓が立てられてと思うと… 隠密でも無い自分達が内情を嗅ぎ回るのは、それこそ十示様の式だけが頼りになってしまう。 ふむ と中を仰いで ) [Wed 10 May 2006 23:48:27]
十示 > (腰の冴形の他は、特に防具は無い。 人間の防具は、当然ながら人対人を想定して創られているわけで、妖怪相手では荷物になる事も少なくない。追いかけっこを強いられる事もまた多く、結果として慣習的に軽装になる傾向にある─のだと思う。) はは。もし神が降りてきてたら、其の侭暫く篭っていたな。( そりゃせっかくだもの。) …まぁ、どこに居ても精進は出来るさ。 君の相方に心労を掛けない修行を探すといい。 (そして、菫の問いには) …まぁ、読経は聞かないだろうな。(意味が通じないだろうし。じゃなくて) …ああ、いや。 効くだろう、普通に。 力量さえ充分ならな。 (いや、あれはあれで充分動揺してましたとも、とか慌てふためきつ) 幻想はより強き幻想の前に破れる、だったか。 死者を動かしている呪(しゅ)を解けるだけの術が編めれば問題ない。 [Wed 10 May 2006 23:37:51]
南条菫 > ( 逆に、夏は暑苦しくてしかたないだろう。尻尾の手入れの手間も9倍だし。 ) ――ゃ、だって――先輩たちがほら、そういってたから。 ( 人と交わることで霊気を取り込む。本来ならそれは、妖かしの者が人間を取り殺すときに起きる現象。でも、そのやり方を少し変えれば、己の体に霊気を取り込むいい練習になると教わった。そしてそれをそのまま実行したのだこの狐は。 ) でも、十示さんはいいなぁ。私なんて修行しようと思ったら一花が泣いて止めに入るんだもん。 ( にやにやーっと、悪戯っぽい笑みを浮べよう。具体的に何を指しているかはあえて言わなかったけれど、真剣勝負とか、そんなあたりだきっと。 ) でも、西方のアンデッドに東方の術が効くんですか? ( 十示の顔をみやりつつ、小首をかしげた。さすがは桔音さんのボインにも動じない鋼の心の持ち主だ。涼しげなお顔に尊敬のまなざし。 ) [Wed 10 May 2006 23:25:49]
園内一花 > ( 決意を新たにするパートナーへ微笑んで。 九本になったらお布団要らず?なんて思うのは措いて置く。 にへら。 ……三人並ぶようにして歩く原野……。 靴だけなんてまだまだっ! 巫女装束の下にはハードレザーアーマーの籠手と脛当をして、装束の上に胴を着てる。 見慣れれば戦装束と見えなくもないかもしれないけれど、やっぱりちょっとミスマッチだろう。 …そう言えば十示様も防具無し?なんてチラ見しつつ ―――って吸われてたの!? 何ですかその特殊能力っ… どうりで心地好い気だるさが抜けないと思ったらー(ぇ) 〜そんな事は露知らず、『有り余ってる』とまで言われる事に、キョトンと ) …うん? それなら、良いんだけど…。 〜そう言えば、境界って曖昧なんですよね… ミコミコにスートリア、修験道… よく知らないだけだと思いますけど、あちこち似てる。 ( 菫と一緒に、改めて目を向ける十示様。 …でも、答えは至極あっさりしたもので…? 『冷静なんだから』と微苦笑を零し、帰ってからでもイベント遅くないはずですっ!とデンパー ) ―――〜へ?ぁ、ゃ、それはこっちの話でっ… ( 『何の話』? 気にしないでって、慌てて手と首をパタパタ振ろう。 これでお供二人が恋仲でなかったなら、あるいは十示様の朴念仁っぷりがいかんなく発揮されたのではと思うとちょっと残念か ) ―――ぇ… こう… 神様が降りて来たりは…? ( 『足腰』 そりゃ強くなるだろうと、ちょっと呆けたように。 …中級陰陽師でも体力トレーニングは必要なんて思うと、当たり前だけれどちょっと地味な感じだ。 …その内で眠る本人すら気付かない手応えなど、知る由も無く… ) [Wed 10 May 2006 23:17:22]
十示 > 変わった、かな。 どうだろうな。微妙だ。 (戻るなり、あの老人に 『 どれ、もうぼちぼち中級陰陽師の認定してもよかろうな 』 なんて、茶飲み話のようにあっさりと言われた程度。中級化イベントを打ち立てて、目覚しい覚醒を遂げる夢は打ち砕かれた。おのれ老人。) ……何の話だ? (きょとんと二人の話に首を傾げる。朴念仁は時に罪悪です。) 山に篭った成果? …強いてあげれば──足腰がちょっと丈夫になったか、くらいかな。 (少なくとも眼に見える部分では。 内面的には、陰陽の理に、劇的な意識革命があったのだけれど(修験道の和合)、特に自覚も無い侭で) [Wed 10 May 2006 23:06:35]
南条菫 > いつか絶対に九尾の狐になってやるんだ。 ( 刀の鞘に手を添えて、小さくうなずいて決意を新たに。シャムネコ印のブーツは外でも歩きやすいぞっ。巫女服にブーツもどうかと思うんだけど。 ) ――いやぁ、だって昨日は一花からたっぷり霊力すいと――げふんげふん。まぁそれはともかく、元気有り余ってるから心配しないで。 ( 何やらごまかした後で、笑顔でウインクを変えそう。 ) 山篭りなんて、修験者みたいですね。それで、何か手ごたえはあったんですか? ( 十示のほうを見て、ワクワクしながら尋ねよう。 ) [Wed 10 May 2006 22:57:16]
園内一花 > 見習ですもの、仕方ないよ。 ( お給金は月十万エン。 『見習』が取れたら十五万エン? どちらにしても日雇いだった頃よりは増えているし、何より定収入だし! 危険の伴う仕事だけれど、その辺りは概ね満足で。 …昨日の今日で実力不足は仕方の無い事… 『焦らずじっくり』と首を振ろう ) 〜だって… 疲れ、残ってないの…? ( そう問う声は微妙に言い難そう。 …仄かに赤くなっているのは夜目には分からないだろうけど… 昨日アレだけお仕置きされたしっ! ちょっとした寝不足まで加わってしまった。 ……よかったけど……。 なにが? ) 〜でも少しは、変われたんですね? ( 菫も狐火を修得した。 二人とも頑張っただけの事はあるのだと思えば… 自分もと気合を入れる。 帰ったら、頑張らないと ) ―――〜あぁ、いえ。 気にしないで下さい。 まさか山篭りなんて思ってなくて、びっくりしましたけど――― ええと… その、何て言うか… 私達って、このままで良いのでしょうか? 戦い方、とか… ( 戦い方の打ち合わせみたいな、細かい事はあまりしていなかったと思う。 …冒険者として、探索など目的にするのであればそれでも良いけれど… 退魔士の仕事は違う ) [Wed 10 May 2006 22:51:10]
十示 > 何、扱いが変わっただけで、まだまだ下っ端だ。(手続きの上では兎も角、自分の狐はまだ居ない。 それにしても、ほんの数ヶ月前に比べて随分と賑やかで、華やかになったものだ。) 山篭りか…大仰な割りには大した変わりは無いんだけどな。 (微苦笑しつつ頬疵を掻いて) そういえば、留守中に一度訪ねてきたんだって? 悪い事をしたな。 [Wed 10 May 2006 22:42:27]
南条菫 > いいなぁ、私はまだまだ半人前。剣の道も巫女の道も中途半端。 ( 十示の姿をうらやましげに見つめる。未だに志に実力がついていっていない。 ) ――もう、またそうやって私を出す〜。一花も同じでしょ。心配ばっかりなんだから。 ( 昨日アレだけお仕置きしたのにっ! 菫としては、一花と同列に扱って欲しいのに、自分ばっかり心配されるのがどうにも悩みだった。 ) [Wed 10 May 2006 22:33:58]
園内一花 > ―――〜ええ… 少し、怖いけど… こう、胸のスッとする、不思議な感じ。 ( 人の領域の外。 冒険の空気。 …菫に頷いて、大きく息を吸って… 『晴れて良かった』 と微笑もう ) 〜えぇー? 休憩は、しっかり取りましょう? ここで疲れちゃっても危ないだけですよ。 私はともかく、菫は頑張っちゃうし、先生も山篭り帰りですし… 心配。 ( 肩を竦めて、『お手柔らかに』なんて ) [Wed 10 May 2006 22:28:52]
十示 > 半人前扱いの頃は支給額もいま一つだったからなぁ。 (頭を掻き掻き) 修行がてら何処でも歩いて向かってたっけ。 …と、言っても、大抵ヴェイトス近辺。精々が山村くらいだけどな。  (二人の返事を聞いて) それは重畳。 途中の休憩回数に反映させてもらおう。 (と、歯を見せた) [Wed 10 May 2006 22:21:29]
南条菫 > ( 狭い馬車から開放されると、窮屈そうにしまっていた尻尾をゆらして、気持ちよい風に頬を緩めた。 ) 歩きでのんびりいくのもいいものだよー。足腰鍛えられるし、景色も楽しめるしね。 ( 腰には、木刀と新たに生まれ変わった【告魂】を下げている。 ) それはもう。速剣術で足腰鍛えましたからね。 ( 十示に胸を張って告げよう。体力は人並みだけど。 ) [Wed 10 May 2006 22:18:55]
園内一花 > ( 星空を道標にすると… 初めて冒険に出た時の事を思い出す。 …薬草の採集で訪れたそこは、人の勢力圏外であっても安全とされる妖精の森だったけど… こんな風に、ドキドキしてた。 …正式なものではないとは言え、退魔士見習としての初仕事…。 また… と言うより、今度こそ本当に『戦い』を生業とする事に、複雑な思いはあるけれど…   がんばろう   〜んー っと伸びをして、馬車に揺られてばきばきになった背を伸ばし…。 空を見上げていた視線を、共に旅する二人へ向ける ) 〜いっつも、遠出する時も歩きなんですか? ( 揺られてお尻痛くなったり、楽チンとは言えないかもしれないけれど、『逆に疲れた』とまで言う先生に、微苦笑を零して ) 〜んン… 『自信は』って聞かれてしまうと… ありますなんて、言い難いですけど。 …多分… そこそこ? 普通には…。 元、冒険者ですから。 ( どちらかと言うと日雇い労働で培われたものだけど気にしない。 首を傾げつつも、多分大丈夫、と ) [Wed 10 May 2006 22:12:54]
十示 > ( 去っていく、馬車の御者に緩く会釈。 旅の荷物を肩に引っ掛けると道標を見て、北を指す。) 据わりっ放しは性に合わないな。 逆に疲れた気がする。 (苦笑混じりに思わず零す。) さ、ここからは歩きだが─ 脚に自身は? [Wed 10 May 2006 22:08:07]
お知らせ > 南条菫さんが入室されました。 『(久方ぶりに、街を出て)』 [Wed 10 May 2006 22:03:10]
お知らせ > 園内一花さんが来ました。 『( 乗合馬車を途中下車して )』 [Wed 10 May 2006 22:02:43]
お知らせ > 十示さんが来ました。 『──さて、と。』 [Wed 10 May 2006 22:02:26]
お知らせ > アイリさんが帰りました。 『 ( この団結。一体感こそが、騎士の騎士たる強さだ。 ) 』 [Tue 9 May 2006 02:46:28]
お知らせ > トリスさんが退室されました。 『(見送りが済めば進路を砦に向けて。 絆と使命に後押しされて、今は前に進むのだ。)』 [Tue 9 May 2006 02:43:44]
お知らせ > アクトンさんが帰りました。 『( 孤影は一団が見えなくなるまで佇んでいた )』 [Tue 9 May 2006 02:34:47]
アイリ > ――――では、此れより任務に就きます。 お見送り、ご苦労さまでした! ( トリスと共に馬(?)を並べ、騎士団一同を随えて背筋を伸ばした敬礼を。 その後に団員が続く。 ) では、此処から先はキャンプが設営できるような比較的安全な場所を探して進みます。水場が近い場所である事も忘れずに。 突入は明日に控え、設営地点で今日はゆっくりと休みましょう。 ( 分岐する道は細く暗く、人の生活区域から遠ざかるかのように荒れている。 アクトン卿の姿が遠ざかるまで見送り、進路を向けよう。 長い戦いが始まる―――――。 ) [Tue 9 May 2006 02:33:09]
トリス > 二度以上も討てばまぐれも仕事の質も無いでしょう―― 此方こそ、宜しくお願いするわ?(それでも伝説を纏った奴の責任、っていうものはこういう評価になって憑いて来るわけだ。 分かれ道が見えたら、皆に合わせてペースダウン。 砦に篭ってると聞いたが溢れ出てくる場合も想定しなきゃならない。此処から先が戦場だ。) ――大丈夫、現場では弁えるから。(逃げ足は一番なのだしね? と付け足しつつ。 其処まで行くと騎士の領分じゃない。 後で来るらしきハラエ隊にも仕事を残しとくくらいの気持ちでいこう。 分岐に差し掛かれば、騎鳥を一度反転させて正面を向けて。) 改めて感謝します、アクトン卿。 神が貴方と共にあらんことを―― (少し崩れたクリスティア流で、礼を返そう。) [Tue 9 May 2006 02:26:06]
アクトン > ──そろそろか。 ( 愛馬の首をそっと撫で、歩を緩める── ) 名残は惜しいが、此処から先は手続き的に厄介なものでな。 (がッ、と握った拳をこめかみに宛てる、グングスニク式の敬礼を執ると) ──貴卿らに武運が長く久しく共にあらん事を。 願わくば、その歩みが誇りと栄光に照らされん事を。 (流石にこれだけの集団だ。敢えて襲わんとする剽盗もあるまい。 見通せる限りの道行きも、余計な人影は見当たらぬ。) (馬を留め、一行を見送ろう。 陣に立ち剣を振るう彼女等に平穏などは望むべくも無いが─ せめて、願える限りは安寧であるようにと) [Tue 9 May 2006 02:14:52]
アイリ > 竜殺し、などと大層な呼ばれ方ですけれど、実際はそこまで大きな仕事をしたわけではありませんよ。 最初の紅竜も単独で倒したわけではありませんし―――たまたま目立つ鎧を作ったお陰で私ばかりが見られているようですが。 ( 当時はまだヴェイトス市に来て間も無く、指揮をする立場ですら無かった。 その後2度、竜種と戦った事もあるが、どちらも小物といっていいレベルのもの。 名声を得て地位を上げるのには役立ったが、真相に関しては必ずこう言って事実を話す事にしている。 ) ―――今度の相手は不死者だと聞きます。 聖別された剣で戦える範疇なら良いですが、それ以外に遭遇した時は――――。 ( 機動力を駆使して撤退するべきだろう。 恐らく霊体の攻撃など、鎧では止めようが無いのだから。 警戒を続けながら訥々と会話を繋げば、先の道に小さな分岐路が見えてくる街道の本流から外れ、件の砦の方向に向かう道だろう。 見送りも、そろそろ終わりか。 ) [Tue 9 May 2006 02:02:05]
トリス > 久々の騎士らしい仕事、無論のことです。(実は半分女性騎士でないのは流石に知れて無いだろうが――  功を焦るなと釘は刺されてはいるけれど、逸る気持ちをは顔に出るもの。 到底隠し通せまい。)  確かに外回りが多かったけれど、私の戦績ってそれほど立派なものでは無いわ――竜殺しに頼ってもらえる物かどうかは解らないけれど、できる限りはしてみましょう。(身内や騎鳥兵以外の指揮を執るなんて殆ど無い経験、号令だけだとしても蔓事件以来か。 確かに重装の騎士二名は心強くはあるが、あまり無様な所を見せられなくなる。 騎士の本分――と飛びついた仕事だが、何だか今後を決める一つの分岐になりそうな。 手綱握り直して、心中で気合入れ直して。) [Tue 9 May 2006 01:50:59]
アクトン > ああ。 後を顧みての憂いは無用だ。 存分に武勲を。 (騎士の一団として動く事が。女性騎士ばかりで無い事が救いだ。 剣を手に、護る戦いをする者は男女の差は無く気高いとは思うが、矢張り其処は婦女の盾となり身を挺すべきだと、己の矜持は訴える。) ──流言の類は如何ともしがたいが、出来る限りの事はしよう。 (支柱になるのが、己のような立場というのも微妙ではあるが。 以前より考えていた方策を、そろそろ実行に移すべきかもしれない ) [Tue 9 May 2006 01:42:50]
アイリ > 市の護りが薄くなっている隙に何か来るのでは、などと勘繰る者も居るようです。 全く無い、とは言い切れない事ですし、皆の動揺を抑える為にも卿のような方が残って戴けるのは頼もしい。 ( アクトン卿との接点は実はあまり無い。 友人の結婚式の場で顔を見たとか、そんな程度だ。 倍は年上の男を相手に、口調は変わらず。もともと大抵の人間が自分より年上というのもある。 ) 私の団は外での実戦経験に恵まれて居ません。 特に今度のような人外を相手にするとなると余計に。 そういう意味でもトリスさんには良く指導をして戴きたいですね。 ( と、軽く微笑む顔はやっぱり固く。 笑顔を作るのは酷く苦手だ。 相談した上で、別行動をする際は隊の半分を彼女に預ける事に決まった。 若い騎士を一人と初老の騎士団監督の二人を彼女に、もう一人の騎士と紋章長を此方に。 随員の二人は後方でキャンプを設営して、食事の準備や馬車の見張り、装備の手入れをする事になっている。 ) [Tue 9 May 2006 01:32:35]
トリス > (巨大な鳥に跨るは異形の鎧の女?騎士。 此方は家紋も旗も無いが、若草色に染め抜かれた装甲とその存在自体で一際異彩を放っていた。 暗い内は鳥目という事もあるのだろう。 索敵に躓いたり妙なもの蹴ったりせぬようという要素が加わり、警戒する一団の中でも特に気を入れてる風 か。) それでも助かります。 後を固めてくれるからこそ、職務に集中できる――― ”秩序の楯”を間近に見れないのは少々残念ですが――(大物二人に無銘の自分、アイリの方は食事等の色々もあり少しは気楽になったのだが――やはり実際に話すと少々圧されてしまう か。 兜の面を上にずらせば、銀色の髪が風に踊る。) 卿の分も、我々が。 [Tue 9 May 2006 01:23:08]
アクトン > ( 腰に吊るした片手半剣。身を包むのはレザージャケットアーマー。 胸の盾形(紋章)と羽織ったサーコートが無ければ、騎士とは察しがたい程の軽装姿。 蟲人に変ずる身、必要に迫られての事ではあるが── ともあれ、黒髪黒瞳の偉丈夫は、声を出さずに笑みを見せ) いやなに、街道巡視の道すがら。 ついでのようなものだ、遠慮には及ばない。 出来る事なら、力添えをしたい所だったが── (それも侭為らぬ、と。 口元を引き結んだ。 先日の貴人殺傷事件は此処にも根を下ろしている。 市の戦力の出払うこの時期に、ヴェイトス市を長く離れる事は適わない。 況して、国境近くに”個人として”赴くにはあまりに多くのものを背負いすぎている。) ──せめて、道中の安全くらいは護らせてもらいたい、出なければ気が済まない。 寧ろ、俺の我侭のような物。 感謝するのは此方の方だ。 [Tue 9 May 2006 01:07:56]
アイリ > ( 真夜中、点々と道を灯す松明の間を通って進む騎士の一団がある。 先頭を3騎、紅い鎧の小柄な騎士と、対照的にがっしりとした騎士が黒馬に跨り、それから奇妙な鳥のような生物に乗った重装備の騎士の三人が進み、その後ろに軍の馬車。最後尾には更に4騎、一人は紅い龍の描かれたフラッグを手にしている。 ヴェイトス市の灯りも遠く、皆黙々と周囲に注意を払っている。 ) …アクトン卿、わざわざお見送りまでして戴いて有り難う御座います。 ( その中の、小柄な騎士が兜の全面を上げて横に並ぶ騎士に声をかけた。 口調は大人びているが、幼さの残る少女の顔が露出する。 ) [Tue 9 May 2006 00:44:33]
お知らせ > アクトンさんが入室されました。 『 黒馬に跨った軽装の騎士 』 [Tue 9 May 2006 00:41:21]
お知らせ > トリスさんが入室されました。 『一羽だけ妙〜にデカイ鳥だったりもするが。』 [Tue 9 May 2006 00:38:14]
お知らせ > アイリさんが来ました。 『 街道を進む騎馬の列。 』 [Tue 9 May 2006 00:36:32]
お知らせ > レイ・シェリダンさんが帰りました。 『ああ、あたしの武器は後回しでいいからよ・・・(ひっそりと薄情なところを見せてみた』 [Mon 8 May 2006 02:58:10]
お知らせ > 艶子さんが退室されました。 『* おおっと * ……いやいや洒落にならないぞ!』 [Mon 8 May 2006 02:57:23]
お知らせ > アレックスさんが退室されました。 『 ささやき えいしょう いのり ねんじろ ( 不吉ワード。 )』 [Mon 8 May 2006 02:56:22]
レイ・シェリダン > ん・・・それじゃ、月があの山に掛かった頃にでも声かけるからよ、それまで休んで…ってぇか、周辺の地図を確認していてくれよ(空を見上げて…夜明け前に交代すると言う事になるか。休んでろの言葉は呟きによって失礼な方向に変化しつつ…、後は集中する雇い主の邪魔にならないように、話すとしても声を落としたくらいになるだろう) [Mon 8 May 2006 02:52:16]
艶子 > うん。 ( と、短く答えた中には矢張り残念そうな響きがあるのだろう。頭では判っているんだ、砦を落とすだなんて言うのが無謀どころか無理だっていう話は。それでも手の豆が潰れて血が滲み、それすら乾いて柄と手が離れなくなってしまうまでに斬って斬って斬りまくりたい、そんな願いが傭兵の心の奥底にある。 まあ、それは精々馬車に揺られるまでの間、夢の中で果たすとしよう。 ) ……とりあえず迷子とか気をつけなくちゃなぁ。鮑取りに行った時は見事なまでに迷子だったからなぁ。 ( ――で、言わなければ二人が不安な思いをせずに済むような事を傭兵はぽつりと漏らすのだ。アレックスに武器を預けて、暫くしたら私がレイと交代しよう。 ) [Mon 8 May 2006 02:47:47]
アレックス > そうですわね。たかが6部隊の内の3人程度でできる事はたいした事ではありません。 殆ど退治はオマケで敵戦力の規模の確認と、出来うるならば砦内部の把握、あとは、周囲に流れ出す事を防ぐのが目的 それも一部分のみを担う、と思って居てくださいませ。 あまり、手を広げすぎても目的は果たせませんし。 ( 少々粗野ではあるが、経験に裏づけされた身の程を弁えた言動には好感が持てる。 傭兵の存在がある限り、裏切る事もあるまい。 その点漸く信用が置ける、と認識し。 ) 艶子さんもそのように。 ( そうなると、問題になるのが、この傭兵の暴走か。 迷子とか、その、何だ。 困る。 置いて帰るわけにもいかないし―― く、と一度伸びをすれば木箱から立ち ) では、私は武器の聖別に取り掛からせて頂きますわ。 お二人で交代で御者を務め、適時休んでくださいませ。 [Mon 8 May 2006 02:41:32]
レイ・シェリダン > まぁ、専門家に従うのが一番だろーしな。うちらは肉体労働ってな(幽霊とかの扱いに関しては専門家に一任して、うちらは「あらほらさっさー」とでも言うかなスタンスだと)とりあえず、うちらで砦落とすってわけでもねぇだろうし…、な(なんか落とせるものなら落とそうと言わんばかりの艶子にそんな事を言いつつ・・・もう一度がんばれと手をひらっと振れば御者に意識を戻して) [Mon 8 May 2006 02:27:35]
艶子 > ……私がイメージしてる幽霊とちょっと違うな。でも、判った。 ( 朱鷺の都での幽霊のイメージを当てはめるのは流石に止めた方が言いか。 「ウラメシ屋ーッ!」なんて言いながら出てきては、上手く言いくるめられて満足して成仏していくなんていう話が故郷にもあったのだけど。 この場合はアレックスの意見に従おう。 ) う…… ぬッ。 それは言ってくれるなアレックス、傭兵として満足に仕事出来るようになったのなんてここ最近なんだ。 ( 具体的に言えばアイソン兄ぃの紹介で雷電に入り、アレックスに剣を買って貰った辺りからだろうか。それ以前はどうしていたかというと―― 思い出したくも無い話。 ) いざとなったら試してみよう。折角倒すチャンスがあるものをむざむざ追い払って取り逃がす事も無いし。 ( 多分艶子だから艶々してるんだ。テカテカは… 若さだ。 この仕事が終えたらまた文字を習おうと思う。 ) これが朱鷺の都人の性なのなら、斬り捨てるのに骨が折れそうだ。 ( レイの言葉にそう思った。 だが、慣れなくてはならない。時間を掛けてでも。 ) [Mon 8 May 2006 02:22:26]
アレックス > 話が通じるのであれば不死者になどならないでしょう。それに彼らの言葉に耳を貸す事は危険ですので、お勧めはしませんわ。( スートリア的な考えか、それとも、人の良さから出た言葉か、どちらかは判断がつかないが 摂理に逆らい神を呪い、人を呪うからこそ墜ちた身に何を言っても無駄だ、と言う。 耳を貸す事で、健全な精神に異常をきたし、取り込まれる恐れすらある。 問答無用で滅ぼすのが一番良い、と。 ) 良くもまあ、それで傭兵としてやってこれたものだ、とは思いますけれど――… ( 単に、恵まれていたのか。身分制度に縛られたハードな生活から身の在り方を踏まえた闘奴と比べると、より傭兵の甘さが際立つように思う。 それは少々、苛立ちを感じるほど 奴隷に死ね、と言えなければ死ぬのは自分だと、そう言う自覚はあるのだろうか。 友人であるだけに、これが、魚食いの農耕民族か、と落胆する部分もある。 ) その通り。マテリアルにはマテリアルを、アストラルにはアストラルを、という事ですわね。 追い払うくらいはできるかもしれませんけれど、滅ぼす事はできませんわ。( ツヤツヤテカテカして、頬すら染めてるのがわかる。少し憂鬱だ――… そうだ、まずは文字を読めるようになったから、という事にしよう。 ) [Mon 8 May 2006 02:12:38]
レイ・シェリダン > (とりあえず魔法だ、宗教だ、神秘がどーのとかの世界は丸ごとパス。殴れるか否か…もっと言えば勝てるかどうか、その点だけがまず重要で、少なくとも自分は前者の部分を気にするだけでしかなく)まぁ…出来うる限りの最善は尽くすさ(実際の場でどうなるかはわからないが…ともあれ、自分たちだけで砦一つ落とせと言うわけでもなしできる事をやっていくだけでしかないと)戦闘中に話ができるとは思えねぇけど、なぁ…。ん、ああ…まぁ、トキノミヤコ系の人間がその手の事に不慣れなのはみんなわかってることだけど、な(少なくとも出会ってきた人間ではそう言う人間が多かった記憶、ひらっと手を振って艶子に応援の意思を示して) [Mon 8 May 2006 01:57:31]
艶子 > せめて幽霊が話の通じる相手ならな。身の上話でも聞いて時間稼ぎを……。 ( 多分怖くて震えてそうだけど、私。それにこの私にそんな話をしても幽霊は浮かばれ無さそうだ。 ) ……あ、ありがとう。でも、なんだ。 …少しずつ覚えていくよ、奴隷の扱い方に関して。 ( 自分の中にある色々な物を斬り捨てていかないと、私は前に進めないのだ。それだけは良く理解している。  聖水やら薬やらは恐らく「大いに越した事無いだろう」という認識。間違っては居ないかもしれないが、この傭兵の場合は間違いになる。ぎゃふん。 ) ……むぅ。 判った。ならばお前がその術を唱えている間、私とレイはアンデッドどもの指1本お前に触れさせないようにしよう。 ( 改めて思うのは、中々バランスの良い組み合わせでは無いだろうかという事だ。 ぷす、と押された頬に含んだ空気が萎んで目を白黒させた。ちょっと顔も赤かった。 ) そういう説明だと良く判るな。物と霊魂か。 ( イメージによる理解もあるだろうから尚更説明は難しいかもしれない。しかし艶子は既に興味を持ってしまった! ) 念だけで存在を維持… 成る程、だから祈りとか強烈な意志に弱いんだな。殺意やら敵意なら私もレイもきっと自信あるんだけど…。 逆効果になりそうなイメージがあるな。 [Mon 8 May 2006 01:52:42]
アレックス > ( 要するに、用法用量を正しく守ってお使いください、っていうのができないのだと認識。ならば与えなければ良い事だと断定。酷いというなかれ。 パプテス教徒になったらおしえてあげゆ、とか。 ) ですから、期待している、と言っているのですわ。二人が戦闘に専念してくれれば、私も術に専念できるのですし――… 違いますか?( 心配を向ける傭兵に何を今更、と。ただ単に信頼を表現している訳ではないのだ。 ) ふむ… とりあえずの所 マテリアルとは物理的な存在、いわゆる肉体そのもの。 アストラル・エーテル両方を纏めて、霊魂、という風に覚えておいてくださいませ。( 理解には神秘学を勉強させる必要が出てくるが、文字が読めないのではいちいち口頭で説明せねばならぬ。 流石に、面倒だな、と思っても仕方ないかと思う。 膨らんだ頬が面白かったから ぷす、と指先で頬を潰し。 ) 聖別を施しても、霊体に影響を持たせられるとは限りませんわ。 脅威にはなりましょうが――… 摂理に逆らい、念だけで存在を維持する不死者なのですから。( 摂理を強力に打ち込んだ物になるのは確かだが、霊体の意思力がそれを上回っていれば難しい話。 退魔専門の術に比べればやはり劣るのは確か。 実際にはやはり、実体を彼女らに任せ、霊体を自分が念を打ち込み滅ぼすのが一番効率的に思う―― 奴隷についてのやり取りには眺めるばかりで口を置こう。 「智に働けば角が立つ 情に棹せば流される 意地を通せば窮屈だ」とは誰の言葉だったか。 )  [Mon 8 May 2006 01:39:43]
レイ・シェリダン > まぁ…了解、な(あまり理解しているわけではないが、そこらの棒で作った十字架と教会で作られた十字架が違う事くらいは理解しているようで。どう違うかなんて説明なんかはできないけど)そーだな…実体のない奴に影響を与えれるようなモンであれば助かるってくれぇだけど、な(斧は刃と鈍器の側面を帯びて…ポールアックスならばそれもより顕著でゾンビ・スケルトン相手にも問題なく対応できるだろうが…問題は実体がないのだと。祈ってどうにかできるとは到底思えないし)ま、艶子のそーいうとこもいいとは思うんだけど、な(そんな無理した響きに気楽に笑いながら、上に立つ人間としては良くないにしても個人的にはそういうところは好意が持てると) [Mon 8 May 2006 01:22:33]
艶子 > ( 吸血鬼に効くと言って大蒜汁を水筒に入れて持ち運ぶような娘だ。恐らくアレックスの心配は当たっている。 …まあ、大蒜に限っては吸血鬼に有効なのは確かだが、すでに普通の人間にも有効なくらいに濃縮されている。そういえば作ったの去年の夏だったなあ、以来一度も空けて無い。 …そろそろ捨てなくちゃ。 ) 尚更じゃないか。余り戦いの前にお前に負荷をかける訳にも―― ( 精神的な疲労と聞いて心配そうに彼女の見遣った。 ) マテリアル、アストラル、エーテル。…名前は覚えられた、今度暇な時にでも詳しく聞かせてくれ。 ( 確かにチンプンカンプンだ。でも諦められてもそれはそれでちょっと悔しい。頬を膨らませた。 ――夜警をするようになってからめっきり夜型になってしまっているので、その点は問題ない。口に出してしまうとアレックスが申し訳なく思ってしまいそうなので、言わない。 ”んんー、何て気が利くんだ私。”なんて一人で良い気分になってました。 ) わ、判ってるよ…っ。 奴隷は物だ。武器だ盾だ。 レイは私たちの道具なんだー。 ( 今一本心で言って無いような響きを含んだ台詞を零す。 ) [Mon 8 May 2006 01:18:56]
アレックス > そんな事でも教会の秘儀なのですから、ナイショですわよ?( しー、と指一本立てて。 神秘は神秘であってこそ、その神聖が守られると思う。 神秘が失われれば、無信心な者が食塩で聖水が作れる、と思うように、だ。 奴隷はまだ無理だと薄々判っていたようだが、この傭兵の方は塩水で悪魔払いができる、と思い込みそうではある。 まあ、塩は塩で、主の恵みの塊ではあるが。 ) 武器の聖別自体は大した事ではありませんわ。物量よりもむしろ私の精神的疲労が激しい、と言ったところです。( 事象を変異させるほどに祈るのは、そう簡単な事ではない。 いかにも便利に思われる魔術なり法術であるが、そんなに便利な「魔法」は存在しないのだ。 ) マテリアル体、アストラル体、エーテル体と言う三位一体で存在は形作られている… と、この手の話を艶子さんにしても仕方がありませんわね。 要するに、霊体の事ですわ。 ( パプテスには魂という概念は存在しない、だから幽霊も存在しない。 それを言い表すのが、この三位一体であるが 正直理解できまい、と投げた。 ) [Mon 8 May 2006 01:11:11]
レイ・シェリダン > ま・・・大丈夫だろ。それに今のうちにいくらか夜に馴染んでた方がいいだろうし、な(昼間からアンデットがうろついているとは思えないから、戦闘は夕方から夜にかけてになるだろうから、身体を慣らす意味でも馬車はありがたくありと)・・・ああ、やっぱりそうか。まぁ、塩はあるに越した事はねぇしな(例え聖水に使わなくても塩はあって困る事はないと、そんな判断で購入したものに過ぎず…でもどうやらお気に召さなかった様子と。信仰に完全に無関心な闘奴は無自覚にタブーに触れつつ、魔法関係は完全スルーで)ん、冗談なんだけど、な…。まぁ…いい機会だから、艶子も奴隷の扱い方でも学んどけよ(上に立つんだろ?なんて艶子が悩んでいる部分をあっさり通り越して、自分が奴隷であるのがさも当たり前のように言葉を重ねて) [Mon 8 May 2006 00:57:47]
艶子 > い、いやいやそういう意味で言ったんじゃなくてだなっ! ( 慌ててレイに声を返す。 ) ……鬼に金棒じゃなくて鬼が二匹にしよう。素手でも鬼二匹の方が強そうだし。 ( うん、と一人で頷いた。 ) 私は聖水に塩を使う事自体知らなかった。蔓の悪魔の時にもしてくれたんだよな、アレックス。 ( 塩の浄化から。となると、すぐには無理だろうか。蔓との戦いの前は丸一日掛かったから、到着までに全員の武器を聖別するのは難しいかもしれない。 ) もし限りがあるのなら、レイの武器を聖別してやるのが良いと思うんだ。 何せ一番強いからな。 ( 蔓の悪魔の身体に叩き込んだ斧の威力と迫力、今でも忘れられない。今回の敵はそこまで大型でも無いだろうから、普通の武器でも倒せない事は無いだろうが。 ) ……あすとらる。 ( 思わずそれって美味しい?なんて付け加えそうなぐらいきょとんとした顔をしていた。 ) [Mon 8 May 2006 00:53:58]
アレックス > こんな夜中に単独で進むのであれば襲い易い、と言うのはありますけれど――… その時はその時ですわ。何とかなるでしょう ( 木陰や丘などから矢を射掛けられれば危険な事には変わりないが、街道のルートでその地点だけ警戒すれば良い事だと。 ) 聖水に使う塩と、食用の塩は別の物なのですけれど――… まあ、構いませんわ。 塩の浄化からはじめましょうか…。 聖水の用意と、簡易的なものですけれど武器の聖別も致しましょう。 ( 塩三袋、と無信心な言葉を聞いて少々眉を潜める。 成分的には塩水には違いないが、勘違いも甚だしい。 聖別し、浄化した塩を使い、祈りを込めるからこそ「聖なる水」となるのだ。 対吸血鬼用ににんにくを摩り下ろしたものを混ぜればもっと強力、と言っていた者が居るが、決してそう言うものではない。 様式に従った儀式を経る、というのが重用な事。 用意してきた分が無くなれば、それを利用する事もあるだろう。 ) 中にはアストラル存在を物理的に破壊する能力を持ったものも居るようですが、それは「特殊な才能」。 恐らくは無意識に魔術を行使しているのですわ。 様式を持たない、原姿的な魔術とでもいいましょうか。 ( それは自覚のない魔術。 とても不安定で危険なものだが便利といえば便利だろう。 無自覚さも、危険ではあるが。 ) [Mon 8 May 2006 00:44:55]
レイ・シェリダン > (食料は10日分抱え、さすがに水は途中で補給する事も考えないといけない量しか持てはしないが、寝床はマントなり毛布なり夜露で身体を冷やさない場所で焚き火を焚けばよいなんて大雑把な考えゆえにVHの雇い主との考えの逼迫は著しかったりもしたが、そんな事は口に出すはずもなく雇い主の考えに従うのみで)ああ、それが一応本職だし、な…。一応、こっちで塩を三袋くらい買ったけど、これで聖水って作れるもんか?(とりあえず祈れと言う言葉には内心無理と即答しつつも。聖水=塩水と言う認識でしかない闘奴は自分の荷物を置いてある一角を軽く指差して…、なぜ塩水と判ったかと言えば聖水でうがいしたからなんだけども)ま、あたしは道具扱いだから金棒でも正解だぁな(なんて艶子の内心を知らないで言葉をまぜっかえして) [Mon 8 May 2006 00:28:46]
艶子 > 確かにそうだ。貴族の馬車でも無ければ商隊の馬車でも無いからな。 ( …少し複雑な気分ではある。私は奴隷を物として認識し、いつか雑多奴隷を試し斬りに使う決意までした。だがそれは最近の話であって、以前から付き合いがあるレイ・シェリダンを戦友と見る部分が多かった。しかし彼女は剣闘奴隷、だからアレックスをマスターとして従う。 レイは私の中で消耗品である奴隷なのか、それとも大切な戦友なのか。傭兵は少し悩んでいた。 多分近いうちに「レイは特別な奴隷だ」なんて都合の良いカテゴリを作るんだろうけど。 ) 任せろアレックス。私とレイが一緒に戦ったら鬼に金棒だぞ! …私が鬼ね。 ( ※個人的な希望。 ) ………祈るの? ( 思わず不安そうに聞き返す。パプテスで無い私が祈るとこう、「ナンマンダブ」とかになってしまう。でもナンマンダブはスートリアであってミコミコじゃない! ) ………Yes,Sir. ( どうにかして防げ。その命令に対してレイと同じように返す。 それが出来なくては意味が無いのだから。 ) [Mon 8 May 2006 00:23:51]
アレックス > ( 徒歩、と聞いたときには耳を疑ったもの。 いかにも冒険者的な考えではあると思ったが、食料は?水は?仮設にしてもベースキャンプを張る道具は如何するのだ、と。 幾ら4〜5日で横断できる狭い島でも、国境ギリギリの辺鄙な場所で補給源も何もないとしたら――…。 戦力を支えるのは物資。 Yes,sirを返す二人に頷き。 ) 宜しい。 戦闘では期待していますわよ。 私も戦いますけれど、正直お二人に敵うとはおもいませんし ( 適材適所、と言った所だと思う。 実際の戦闘では二人に護ってもらわねばならぬであろうし――… 質問がきた。 ) レイスやスペクターなどの、非実体アンデッドですか? 祈りなさい。 ( こともなげにそう言った。 何を馬鹿な事を、と言った時と同じ調子で。 ) 彼らに対して、物理的な攻撃は意味を為しませんわ。 強烈な意思をぶつける訓練でもしていれば違うのでしょうけど――… 期待できそうもありませんわね。 その時は私が処理いたします。 お二人は集中を邪魔されないように防いでくださいませ ( どうやって?どうにかして。 ) [Mon 8 May 2006 00:15:43]
レイ・シェリダン > ま・・・狙うんなら、もーちっと実入りのいい馬車を狙うわな(軽い言葉で警戒する必要がない事を伝える様に言葉を送り…、振りかえるわけではなくどちらかと言えば独り言の延長線程度なものだが)Yes sir.きちんと正式なコロセウムからの命令だしな…、この依頼中は貴方があたしのマスターだしな(奴隷の使い方を知らないタイプではないだろうから、その点は逆に安心できる…存外自分の知り合いでは少ないタイプで、記憶をたどったところで蔦の件で共闘した召喚師(夜散)くらいかと) [Mon 8 May 2006 00:05:31]
艶子 > うん、そうだな。 ( 街道を行く途中で何度か警備隊に呼び止められる時もあるだろう。少々手間になるだろうが、それを見て安心は出来る。 自分も馬車のお陰で修理したばかりの長剣と真新しい刀をこうして積み込めた。徒歩でも持ち歩く事が出来る武器ではあるが、鎧もあるのでやはり馬車での移動は助かる。 そうでなくたって食料やらキャンプ用具やらで大荷物なのだ。 ) ……アレックスには敵わないな。 お前の判断を信頼するから、ガンガン扱き使って欲しい。 ( 笑いながらそう言った。多分、この形が一番効率的と言えるだろう。こういうのも何だが私は頭を使うのがすこぶる苦手だ。 戦闘に関しては今までに積んだ経験の中で少しはまともな判断を下せる自信があったが。 ) ―― ところでアレックス、一つ聞いておきたいんだけど。腐った死体やら骨やらはまあ切り伏せられるとして、幽霊みたいな刃が通り抜けるような敵に出くわしたらどうしたら良い? ( 不死者に関しては聞きかじった情報しか知らない。なので、アドバイスが欲しかった。 ) [Mon 8 May 2006 00:01:16]
アレックス > ルーザード家の当主が街道で殺害された事を考えておられたのでしょう。大丈夫ですわ、街道警備隊も機能していますし、有志の騎士が見回りをしているそう 今しばらくは野盗の類も大人しくしている事でしょう。 ( とは言え、被害が出ない訳でもなかろうが、その時と状況も違う。護衛もつけずに移動するわけでもなし、また武装した馬車を襲うものも早々居るまい。 傭兵と、闘奴のやり取りに鷹揚に頷いて、身を包んだクロークの裾を直し。 ) 構いませんわ。二人では少々心もとないと思っていた所ですし、私にもその考えがなかった訳でもありませんもの。 傭兵も、候補でしたけれど―― その分、お二人ともしっかりと働いて頂きますわよ。 ( 傭兵の抜け目のお陰で、二人に対してイニシアティブを取れるというものである。傭兵には40万程の貸しで、そして闘奴に対しては命令を下せるクライアントという立場で。 ) [Sun 7 May 2006 23:53:06]
レイ・シェリダン > (最初は徒歩で行くものと思っていたが…、それを言ったらあっさりと『何を馬鹿な事を』みたいな反応を返されたわけだが…。もっともそのお陰で武器も両方、バトルアックスもポールアックスも積みこめたのだから助かると言えば助かる)ああ。・・・今のところ異常なしだ。力抜いといて構わねぇぜ(前を向いたままそんな言葉をかけて…慣れない御者ゆえ片手を上げて答えるなんて事もしないわけだが、やはり夜風はまだ自分にとっては冷たく…脂を塗りこんでメンテナンスが終わったばかりの革鎧の上にマントを羽織った格好のまま、ただ手綱を手にして) [Sun 7 May 2006 23:42:55]
艶子 > あ、ああ―― すまない。 …前にこの道を同じように馬車に揺られて通った時も、一緒に居た旅仲間に似たような事を言われた覚えがある。 ( 落ち着け。そんなんじゃ到着する頃には疲れてしまうぞ、と。 苦笑しつつ、肩に担いだ刀を持ち直した。 ) ん、そうだな。レイは信用出来る。 というわけだレイ、頼りにしてるぞ。 ( 御者席の彼女にそう言葉を投げかけた。そうだ、安心しても良い筈だ。 ) …ところでアレックス、手数かけて済まなかったな。 わざわざコロセウムまで行って話してきてくれて。 ( ちょっとだけ申し訳無さそうに、ちょっとだけ恥ずかしそうに言った。 ) [Sun 7 May 2006 23:41:09]
アレックス > 艶子さん、落ち着きませんか? ( 闘奴に御者を任せ、自分は物資だらけの幌馬車の中、木箱の上に座り、落ち着かない様子の傭兵を眺める。 食料や水、松明や武具の類が乗せられた空間で寛ぐにの少々無理のあるが、一定のリズムで訪れる揺れのお陰で少し眠い。 ) そんな事では、つく頃には疲れてしまいますわよ。 レイ・シェリダンにお任せなさいな ( 警戒は御者に任せよ、と鷹揚に。 油断といえば油断だが、任せられなくては仕事を任せた意味がない。 ) [Sun 7 May 2006 23:35:55]
レイ・シェリダン > (別に御者の経験なんてあろうはずもなく…、ただ手綱を握り周りに目を配るくらいしかできず…さしあたって悪路を踏破するわけでもなく、急ぎ駆け抜ける必要があるわけでもなく今のところは夜間の見張りの延長に過ぎない状態で進んでいる。もっとも、見る人間が見れば鞭をそこらに置きっぱなしだとか、本来右に寄って座るとかの御者の基本がまったく無視されているのがわかるだろうが)・・・ん・・・(今のところは異常らしきものはなし…と、夜目が利くでないから先の方は照らされた範囲でしか見えないが、争うような音もなくただ静かな夜で) [Sun 7 May 2006 23:29:42]
艶子 > ( ここで貴族の女性が野盗に襲われて命を落としたらしい。野犬や獣以外にもそういう人間の賊がこの道を通る商人や旅人を狙っているのは知っていたが、それを知って傭兵は少し緊張しながらも馬車の車輪以外の音を拾おうと神経を研ぎ澄ませていた。 騎士団の警備も強化されたようでそういった敵に襲われる心配は幾分か少なくなったのかもしれないが――。 何か発見したら御者席のレイが真っ先に気付くだろう。 ) [Sun 7 May 2006 23:29:18]
お知らせ > アレックスさんが入室されました。 [Sun 7 May 2006 23:28:40]
お知らせ > レイ・シェリダンさんが来ました。 『(御者台に座る闘奴が一人…)』 [Sun 7 May 2006 23:24:51]
お知らせ > 艶子さんが来ました。 『( ガタゴトと揺られながら。 )』 [Sun 7 May 2006 23:23:26]
お知らせ > アクトン@馬上さんが退室されました。 『夜を護る騎士I』 [Wed 3 May 2006 22:12:47]
アクトン@馬上 > (馬首を巡らせて、引き返そう。 市壁から此処までならば、夜を徹さば何度か行き来出来そうだ) [Wed 3 May 2006 22:10:48]
アクトン@馬上 > (街道向こうにクリスティアの騎士団の騎影か。 旗印を見るや、間違いない。) …此処から先は、あちらの領分か。 (握った左拳をこめかみの横へ付け、グングスニク風の敬礼を。) [Wed 3 May 2006 22:09:06]
アクトン@馬上 > 敵影無し、か。…良し。 (蹄の音を立てて、街道を進む。 蟲人の感覚は、伏撃の可能性を極限まで引き下げてくれる。) (幾人かの旅人と行き交いながら、更に進む。) [Wed 3 May 2006 22:04:22]
アクトン@馬上 > (フェアリン貴族が凶刃に倒れてより数ヶ月。 まだ記憶に新しい。 暫くの間は巡回も強化され、再犯の予防となっていたけれど──此方が手薄になるならば、また蔓延ってくる可能性は強い。) (目を凝らす。) (人の姿のときは、蟲人のときのように複眼等の特別な感覚器は使えない。けれども、全般的な感覚が鋭敏だという事にはなんら代わり無い。) [Wed 3 May 2006 21:59:54]
アクトン@馬上 > (各有力騎士団に市軍らは、攻城戦の準備に追われ。 腕に覚えのある冒険者は砦への先行任務を請け負った。 と、なれば) …手薄となった箇所を護るが、盾の勤め。 そうだろう? (愛馬の手綱を緩めて、馬なりに進む) [Wed 3 May 2006 21:52:18]
アクトン@馬上 > (街道へ出て、クリスティア方面まで進む。) …早駆けの必要は無い。ゆっくり進むといい。 (そう話しかけながら、鬣を撫でた) [Wed 3 May 2006 21:48:51]
お知らせ > アクトン@馬上さんが入室されました。 『…行こう、ゴウラム。(首をそっと撫でて)』 [Wed 3 May 2006 21:46:36]
お知らせ > 信統さんが退室されました。 『(今夜は頭痛の種に事欠きそうも無い)』 [Thu 27 Apr 2006 23:33:13]
信統 > それと在番がいるの(これだけの取引が事実だとすれば、当然取引をしなければと思わせるほどな勢力であろう。とても少数の若手だけで殲滅しきれたとは思えない。報復に備えた常駐警備を置くべきだろうと)あの若侍達は各家に預かりとする。重ねて言うが、一切他言無用ぞ(組合に判断を求めた若侍達をちらりと見やれば、肺が空になるほどな溜息をついた) [Thu 27 Apr 2006 23:30:15]
信統 > (本物なら本物で、偽物なら偽物で政治的に爆弾となりそうな代物)―口止めをせよ(密かな裏取りが開始されたのを確認すれば、次には真顔のまま部外者には掴みきれぬ下命。アマウラ系の侍組合は三隊に分かれて派閥争いをしている。この件を知られて利用しよう、という気になられてはたまらなかった…もっとも掻首隊ならば利用よりこれを証拠として各団体に是非を難詰するか。それはそれで内部抗争より大問題ではあるが) [Thu 27 Apr 2006 23:24:05]
信統 > (それは野盗達と街の各団体との契約書といっていい内容だった。金銭を支払う代わりに特定の商人などは襲わない、奪われた物品の買戻し契約、さらに誘拐した者の奴隷売却の目録など)……なるほど、大事だの(止むを得ない自衛のため、とか。正当な取引だと強弁できなくもない内容ではあったが。『すきゃんだる』と言うことは十分できる程度の癒着。しかも侍組合と関わり浅くないと思われる団体とおぼしき取引相手も散見されていた)隠密組は?(馬鹿正直に契約者の正式名が書いてあると思えない書面。真偽確認となると普通の侍の手に余る。事が事だけに『飛燕』に応援を頼まなければならぬかもしれない) [Thu 27 Apr 2006 23:14:16]
信統 > (事の発端はこの界隈を騒がせていた野盗達の噂。旅人を襲い殺し誘拐するなど悪事の限りを尽くしていた。腕試しがしたい、あるいは義憤を吐き出したい若侍達にとっては格好の獲物、徒党を組んで繰り出して彼らを討伐した―そこまでなら良かった。天晴れと褒美の一つも下されたかもしれないが)……(差し出された血塗れた書状を手に取り、開いて読む。厄介ごとに不機嫌だった男の顔が見る見る引き締まっていった)これは…念書か(紙は羊皮紙、羽ペンでかかれたそれを再度読み込む) [Thu 27 Apr 2006 23:05:25]
信統 > (盛大に焚かれた灯火の下、幾つもの影が躍る。難しい顔した襷掛けの武士にその部下達。そして夜気を染める血の匂い―)…で、どういうことか(武士達―職制でいえば与力・同心といった侍組合の警察官といえる者達の旗頭として引っ張り出された男は。むっつり顔で事情説明を同心頭に求めた。本来なら野外に出張る顔ぶれではない。視線を転じれば、神妙な面持ちで正座する若い侍が幾人か。いずれも返り血を帯びていた) [Thu 27 Apr 2006 23:00:27]
お知らせ > 信統さんが入室されました。 『(頭痛)』 [Thu 27 Apr 2006 22:56:24]
お知らせ > カロンさんが帰りました。 『(犬が後を追う。)』 [Wed 26 Apr 2006 19:46:30]
カロン > (それは死地にて試すとしよう。別れは十分過ぎる程に惜しんだのだから。)…またな。(振り返り、ニヒルな横顔を街に向け…家から引っ張ってきた糸を吹っ切るように、目的地、古城へ向けて駆け出した。) [Wed 26 Apr 2006 19:46:11]
カロン > …(以前に比べて、くるりと反転できなくなった気がする。前ならば、遺跡や迷宮が自分のいるべき場所だったのに…いつのまにか、街に居るとほっとしている自分が居た。 照れ臭いような困ったような気分で頭を掻いた。 でもこれは、弱さになりかねないだろうか。躊躇い無く死地へと踏み出す一歩を失ってはしまわないだろうか。それを思うと不安になる。) [Wed 26 Apr 2006 19:40:52]
カロン > (しゅる、一息に引き抜いた。夜風に遊ばれる包帯がさっきまで覆っていたのは、生白く闇に浮かぶしゃれこうべ。 まぁ捨てられない物を置いてきている分、身軽になったという訳だ。ぐっと天に向けて伸びー…!)っかー、明日からは野宿だなチクショー!野良犬に腕とか持っていかれねーといいな!(全身大好物。) [Wed 26 Apr 2006 19:34:05]
カロン > (あそこには実に捨て難い物が沢山ある。右手の指で済んでしまうほどの少ない友人、漸く認知されたご近所、全財産、雨漏りの絶えない家…)…(去来するイメージに微妙な物がいくつかあったが、捨てられない事実は事実。)俺のベッドとも、暫くはお別れってか…(ベンチの出来損ないに布団を敷いたものをベッドと呼ぶならば、だが。 顔を覆う包帯に手を掛け。) [Wed 26 Apr 2006 19:28:33]
カロン > (大股で歩いてきた道のりを振り返れば、我がヤサ・ヴェイトスの灯りが見えた。幾条にも立ち昇る炊煙の数だけ、笑いあり涙ありに違いない。)…(しみじみと腕を組む。いざ離れるとなると中々名残惜しいもので、旅人は思わず足を止めてしまった。) [Wed 26 Apr 2006 19:22:04]
お知らせ > カロンさんが来ました。 『ふー…!(兜直して振り返る。)』 [Wed 26 Apr 2006 19:17:39]
お知らせ > 跡野末理さんが退室されました。 『( …ヴェイトス大学に届け物って、何… )』 [Thu 20 Apr 2006 04:00:11]
跡野末理 > ( 先程から弄んでいた封筒を、窓から差し込む月光にかざし… それで中が見える事も無いけれど、釈然としない面持ちでヒラヒラ揺する。 それはせいぜい、紙数枚分の厚みで… 折ってはいけなさそうなのだけど、もう少し他に持ち運びようのある形状に出来なかったものかと思う。 ―――〜ぺたり。 …封筒を落として、額に手を当てて… ) ………。 ( …帰る場所が無いというのは、案外堪えるものなのだと… 深く息を吐き出した。 ―――〜ねえ… 兄さん… 今、どうしてる? ……レッド…… あなたはどうして、『そういられる』の ) [Thu 20 Apr 2006 03:58:47]
跡野末理 > ( そんな事がしたい訳じゃない。 …任地がヴェイトス市となると… 数年前に里を抜けて、生きていたとしてなんとなくアマウラに残っていそうな兄を探すのは、困難なようにも思うけど。 …身を隠すのであれば、アマウラ人同士であっても余所者に敏感なアマウラよりは、ヴェイトス市を潜伏先に選びそうな気もする。 …と言うよりそのくらいの夢を見ないとやっていられない… ) [Thu 20 Apr 2006 03:40:16]
跡野末理 > ( そもそも、この『封書を届ける』というのは… 忍びを使わずとも良いような気もするけれど、飛燕の任務に違いない。 …であれば、せめて自分の仕える主…とは言わないまでも、直属の上司に挨拶を済ませる方が、先では無かろうか ) ………。 ( …生まれ育った里との関係はあっさりと… いかにも忍びらしく断たれる事を告げられて、まだ数日…。 …予想以上に地に足の着かない感覚と… それを助長してくれる飛燕(?)の指示に心許無いものを覚え――― もう、今度こそ姿を晦ましてやろうかと考え… 首を振って苦笑を零した ) [Thu 20 Apr 2006 03:23:49]
跡野末理 > ( アマウラで『飛燕』に縁の場所と思い訪ねた商店は、とうに潰れた廃屋で… けれど『とんと人の立ち入った形跡の無い廃屋』の二階には、これ見よがしに『真新しい封書』が置いてあった。 …ホワイティア圏を思わせる封印を捺された封筒が一通と… それをヴェイトス市のとある機関に届けるようにという指示と、期限を指定する文が一通。 …封筒の中身を改めるような真似は出来ずにアマウラを後にしたけれど… まさか任地はヴェイトス市なのだろうかと、ややげんなりとした溜息を零す ) [Thu 20 Apr 2006 03:06:04]
跡野末理 > ―――〜何かの間違いなんて言わないでしょうね。 ( 街道沿いの宿場町。 大荷物故に馬での移動… 道中の宿もしっかりと取って、順調に旅をする娘は… 灯りを落とした狭い一人部屋で、思わず呟いた ) [Thu 20 Apr 2006 02:54:44]
お知らせ > 跡野末理さんが来ました。 『( アマウラ ≫ ヴェイトス市 )』 [Thu 20 Apr 2006 02:51:32]
お知らせ > ガランさんが退室されました。 『( 【トロウまで乗せていってくれませんか?】 )』 [Wed 19 Apr 2006 21:04:26]
ガラン > ( 俺は何も何も何も何も見なかった。何も何も何も何も聞かなかった。何も何も何も何も乗せてない。) …。(…息が荒れた。) [Wed 19 Apr 2006 21:02:31]
ガラン > ( ゾク ) [Wed 19 Apr 2006 20:58:05]
ガラン > ( だぁれも、うしろに、のってや、しないわけで ―― ) [Wed 19 Apr 2006 20:57:48]
ガラン >  聞いてンのか、貴様――っ !(ちょっぴり貌だけ振り返る。) [Wed 19 Apr 2006 20:54:14]
ガラン > …いや、(まさか、そんな、そんなッ、こいつが乗せてくれと云うから乗せてやって、何だかさり気無く?否、しっかり追っ手の存在を後ろから感じるのに、巻き込まれの私が馬を走らせてるんだし、この振動だから、きっと寝てない、ああ、寝てないよな?な。な。な。な。な――?) …起きてるか?追いつかれそうなんだが。 [Wed 19 Apr 2006 20:50:13]
ガラン >  こいつ寝てないか。 [Wed 19 Apr 2006 20:41:38]
ガラン > (…返事が無いんだが。) [Wed 19 Apr 2006 20:41:06]
ガラン > (…もしや。) [Wed 19 Apr 2006 20:40:55]
ガラン > ( …。 ) [Wed 19 Apr 2006 20:40:47]
ガラン > ( 大体からにして、夜分に騎馬を走らせるのは、御免蒙りたい。夜を見通す便利な瞳があるわけでは無し、半ば以上軍馬の能力に頼る事になる。) 事情の、一つ、でも、ッ、語って欲しいのだが、なッ! ここまで来て、放り出したりは、せぬ…!(背中に座っている者の事情は何だろうか、馬賊と喧嘩をしたか、何かの衝突か。出来れば犯罪者は勘弁して欲しいものだが―― ッ 、 ) [Wed 19 Apr 2006 20:30:46]
ガラン > 誰かに追われてるとか そういうのは、先に言え――ッ!(見ず知らずの人間の、無関係な事情に巻き込まれて、追っ手を感じながら馬を走らせる夜。皆さん、如何お過ごしか。) [Wed 19 Apr 2006 20:18:33]
ガラン >  勘弁、してくれぬか、これは―――ッ (…夜の街道、古びた石畳を馬蹄と男の声が震わせる。) 貴様、何しくさった―――ッ (…黒馬、騎手、…そして…荷物もとい、もう一人。背中にもう一人居る。)ヴェイトスまで乗せて行ってくれと頼むから、乗せたが…!(ダカ、ダカ、ダカ、ダカ、ダカ、ダカ、ダカッ!馬蹄馬蹄。) [Wed 19 Apr 2006 20:17:28]
お知らせ > ガランさんが入室されました。 『(…男は余り神というモノに対して、どうこう想ったり等はしない、しないのだが。)』 [Wed 19 Apr 2006 20:14:43]
お知らせ > ガランさんが帰りました。 [Wed 19 Apr 2006 10:58:38]
ガラン > (…本当にどうしようも無い――。) [Wed 19 Apr 2006 10:53:38]
ガラン > (…仕事探しの前に、ヴェイトス周辺の街道の様子を知りたくなったのだ。) …程度の差はあるが、概ねしっかりと整備されているか――。 (…春の風を感じながら、並足にて愛馬を進ませる。道の状態、標識の正しさ、橋の確かさ等。) …役立てば良いのだがな…。 (根本的に仕事がありませぬと、何ともかんとも、どうしようも無き所であるので。) [Wed 19 Apr 2006 10:51:16]
お知らせ > ガランさんが来ました。 『(――危うく落馬しそうになったのは、男の秘密也。)』 [Wed 19 Apr 2006 10:45:29]
お知らせ > garaさんが来ました。 [Wed 19 Apr 2006 10:44:42]
お知らせ > 信統さんが帰りました。 『(そのまま何事もなく帰り着いたとか)』 [Sun 2 Apr 2006 01:54:21]
信統 > 帰るぞ!戻ったら湯漬けで腹ごしらえして、寝る!(そう宣言すれば、近侍頭がこっそりと溜息をついたのにも気付かず。槍を天秤のように肩に担げば、草履を鳴らして歩き出して)…しの〜うは、い〜ちぃ〜じょぉぉお〜(腹を紛らわせるため低い声で上手くも無い唄を吟じつつ街へ向けて歩き出せば、それに忠実なる家臣も続く) [Sun 2 Apr 2006 01:53:46]
信統 > 帰るぞ!戻ったら湯漬けで腹ごしらえして、寝る!(そう宣言すれば、近侍頭がこっそりと溜息をついたのにも気付かず。槍を天秤のように肩に担げば、草履を鳴らして歩き出して)…しの〜うは、い〜ちぃ〜じょぉぉお〜(腹を紛らわせるため低い声で上手くも無い唄を吟じつつ街へ向けて歩き出せば、それに忠実なる家臣も続く) [Sun 2 Apr 2006 01:53:46]
信統 > (ついで声を上げたのは、腹の虫。飯をどこぞの子供にくれてやってしまったので水しか暫く胃に入れていない。いくら質素倹約を旨とする侍でもまったくの空腹は堪えた)…どうやら無駄足だったようじゃの。野盗狩りはこれで仕舞いじゃ!(気まぐれぶりを発揮して槍を杖のように使って立ち上がる。元々、自分の頼んだ仕事のためになくなった貴族の為の報復であったが。これで義理は果たしたとばかりにそれを放り捨てた) [Sun 2 Apr 2006 01:39:59]
信統 > …肝心の野盗がおらぬではどうしようもないわ(いや、いるには居たのだが。やれ税金が重いので思い余ってだの、腹すかした子供だの。見るからに斬る気力が湧きそうもない連中ばかりと接触。どういうわけか下々の者には優しい面のある男は口利きの書状をしたためたり、兵糧として持ち込んだ握り飯をくれてやって追い払うのがせいぜいだった)場所が悪いのかのぅ…(「はぁ」と答える近侍頭には理由がわかっていた。完全武装した男二人に襲い掛かってくるのは素人だけ。本職の野盗ならこんな戦いづらそうなのは接触を避けるもの。あえて忠告しないのは主を危険にあわせないための知恵) [Sun 2 Apr 2006 01:27:06]
信統 > (街道筋。位置としてはアングリマーラ寄りのヴェイトス市へと続く道。その道端で抜き身の槍をかい込みながら座り込む男がその声の発生源)…うまくいかんのう(つわもの集めに主に自分の不手際のせいで失敗した後。ついに忍耐を切らして自身が野盗討伐に出た。従うのは近侍頭の重蔵。戦闘力ではやや頼りないが信統との連携ならば上手いため十分な戦力になる)片っ端から討ち果たしてくれようと思ったが… [Sun 2 Apr 2006 01:23:41]
お知らせ > 信統さんが来ました。 『むー…(唸り声)』 [Sun 2 Apr 2006 01:21:01]
お知らせ > ナクリさんが帰りました。 『走り出した』 [Tue 28 Mar 2006 15:12:56]
ナクリ > (戻る足は少々重いかもしれない。此処まできて何も得られなかったのだから。けれど、何とか足を動かして早めに帰ることを考える) 此処まできておいはぎにあったんじゃ俺も末代までの恥だよな (今の時点で既に恥をかかせているとは考えないドラ息子、街道で第三者な話しかまして) もうちょい頑張れよ、相棒 (ニヤリ、と叩くのは人間ではない音を鳴らす足。弓抱えなおせば) [Tue 28 Mar 2006 15:12:46]
ナクリ > つまり、 (ふす、と大きくため息一つ) 一度リセットか (が、あの町は種族は多々あるが、それなりに厳しいと聞く。自分は人間ではなくなったせいか、クランクと判別されている) ――まぁ (独り言ブツブツと) 考えてもしゃぁないな。戻るか (背伸び、ぐぐっとして。回れ右にて進んできた道とはギャクの方向むいた) [Tue 28 Mar 2006 15:06:28]
ナクリ > けれども (さて、どうしようかと。その土を払い落とし、立ち上がれば頭をかいた。何日も歩いたせいで埃っぽい頭だから髪の毛が絡まり始まっているのだが、わざとらしく梳いたりもする) もう気にするなって事か? (再び歩きつつそんな事零した。腹も減ってきている、そろそろ風呂というか水を被りたい。雨でも降れば楽なのだろうがそんな気配は感じられない) ――一度、あの大都市ヴェイトスへ引き上げるか? (体の調整、そして弓の手入れもしねばなるまい。第一チョキンも少ないのだから仕事を探すなり、狩りへ本格的に出るしかないだろう) [Tue 28 Mar 2006 15:03:48]
ナクリ > (此処まで歩いてきたが、この場所で獣のバカ騒ぎ、そして血なまぐささが消えたことに気がつく) ――一歩、遅れたか? (弓を後ろへまわし、土をギミックである指で削り取った。踏み荒らされるこの街道では獣の毛、血全てが混ざりきってしまうであろうが判別として確認として取り上げずにはいられなかった) [Tue 28 Mar 2006 14:58:59]
お知らせ > ナクリさんが入室されました。 『―――――。』 [Tue 28 Mar 2006 14:56:59]
お知らせ > トリスさんが帰りました。 『要は移動する案山子役、立派に効果が出てると良いのだが。』 [Sat 25 Mar 2006 02:08:07]
トリス > (人間とは一歩の幅も違うから、一寸飛ばすだけで夜風が冷たく感じるくらいの速度が出てしまう――何事も無ければ、そのうち予定の場所にある警備詰め所まで辿り着くだろう。 アマウラ領内の治安は向こうの仕事。 多分吃驚するだろう駐在の面々に事情を説明し、餌を与えて一休みしたら、其処からヴェイトスへ復路ということになるか――) [Sat 25 Mar 2006 02:06:23]
トリス > (人に比べたら無尽蔵に近い体力のお陰で、旅人が休むに適した中継点とかもう素通りである―― しゃんとしてなければ距離の感覚とかも曖昧になってしまいそうだ。 目印の丘をあと二つも越えれば、そろそろアマウラ側の街道に通じるだろうか。) ・・・・食事もあるし、合流した所で一休みとしましょう。 其れまでは道なりよ、モコ。  もう少し頑張って――(騎鳥の頭を軽く撫でると、応えるようにちょっとスピードが上がった。) [Sat 25 Mar 2006 01:57:30]
トリス > (周辺の警備を熱心に行っている百人長に言わせれば、例え鳥目でも抑止力としての機能は果たすのだが…… こういう時は騎馬の有利を感じずには居られない。 いざ警備してる方はいつ危難にぶちあたってもいい覚悟でやってる訳だから、気を回す要因は少ない方が良いのだ。) 平時には流行らない訳ね。 磯路に誰か乗ってもらったら―――吐かれても、困るか。(一人で全方位見回すのも労働だが、乗りこなせる絶対数が少ないんだから仕方ない。 諦めてもう一度気を引き締めて。) [Sat 25 Mar 2006 01:49:37]
トリス > (自然な転倒と障害物、移動速度に通行人、さらに外敵に注意を払わねばならぬ―― 奇襲を旨とする騎鳥兵にとって夜間行動は避けられぬことでもあり、求められるのは並みの騎士以上の精神力と集中力、それに天性の感覚だ。 少ない視界の中でめいいっぱいに気を張りながら、移動を続けよう。)然し暗い――何人かで来れれば良かったわね。 (天敵に乗ったまま騎馬兵と一緒に巡回というのも至難だろうが。) [Sat 25 Mar 2006 01:38:11]
トリス > (カンテラと星明りを頼り、二足走行の独特な移動音を伴って道沿いを進む―― 予定の行程は半ばに至ったが、今のところは問題なし。 街の近くで事を起こすようなタフな夜盗は少数派だろうから当然といえば当然か。) ・・・散歩だけになっても良い訓練なのだけど。(夜の道は本来鳥目の騎乗鳥にとっては走り辛い場所。 馬に荒地走らせる訓練と同じで、たまに経験させとかないといざと言う時転んだりする。) [Sat 25 Mar 2006 01:33:06]
トリス > (夜に似合わぬ完全装備で道を行く理由は、騎士団が定期的に行う街道警備。 冬明けによる移動人口の増加、さらに盗賊の出没と被害の報もあり―― 普段はお呼びの掛からぬ自分にまで要請が及んだ訳だ。 警備区域はアマウラを掠めてクリスティアに至るルートに通じる道、騎乗鳥ディアトリマの慣らしに飢えていた事もあり、二つ返事で引き受けた。) [Sat 25 Mar 2006 01:26:15]
お知らせ > トリスさんが入室されました。 『警戒行動中。』 [Sat 25 Mar 2006 01:24:23]
お知らせ > さんが退室されました。 『そして、入街。馳の短い旅は一応の終わりを見せた』 [Tue 21 Mar 2006 23:05:04]
> (渡りに船とはこのことである。金の工面に頭を悩ましていた昨今、そのようなことが出来るとは僥倖であった。道行は明るい。金に目処がつけば他の町へと渡ることが出来るだろ。馬車というのを使えば更に旅路は明るい。兄弟子は島から出ることはしないだろうから――彼の性格上、そうであろうというのは長年付き合いのある彼には容易に想像が出来た――クリスティアまで往ける工面をこの街でするつもりであった。現在の資金でも行けるだろうが、季節柄野宿はつらい。雪山に近い街で野宿をするなら、夏がいい。 よって、この街で金を稼ごうとは考えており、そのうえでの話し、自然と頬が緩んでしまうのは仕方の無いことだった)(なんだ、うれしいのか、と兵士の怪訝そうな声にやっと、馳は我を取り戻す) や、失礼をしました。助言、感謝いたします (そういって、馳は一礼) [Tue 21 Mar 2006 23:04:37]
> (常に目を瞑り、落ち着いた体である馳は、淡々と質問に答えていく)(当市訪問の理由は? 見聞を広めるために。刀二本というのは侍か? 手前はあまり意識したことはございませぬが、一般的には・・・浪人でございましょう。雇われてないということか? そのとおりでございます。 言葉は――喋れるみたいだな。一通りには。等々)(意味のありそうな質問から意味のなさそうな質問まで。 時間帯の都合なのかもしれないし、ただこの兵士の機嫌が悪くてつっかかってきているだけなのかもしれない。それでも馳は、物腰を柔らかく、丁寧に答えた) ・・・・・・・。は、今、なんと? (いや、主が居ないって言うならよ、仕事をしてみればどうよ?)(と、兵士が言ったのだ。詳しく聞いたところによると、この街では自由に仕事の請負から依頼までができるらしい。つまり、住民一人一人がなんでも屋の真似事ができるらし。例えが悪いかもしれないが) [Tue 21 Mar 2006 22:58:08]
> (そうして、しばらく歩いた末、馳は街道の終わり近くまでやってきた。ゲート前の兵士は時間帯のせいもあるかもしれない。夜更けの旅人に怪訝そうな視線を向けている。仕方が無いこととはいえ、あまり気分の良いものではない) 夜更けに申し訳ございませぬ。手前、アマウラからの者でございます。入街を許可されたいのだが・・・ (名前は? と聞き返される。少しだけ躊躇するような間があった後、) 雪村、と申します (名乗ることはあまり好きではない。隠密などというわけでもない。ただ、己が行おうとしているのが私怨である以上、それに関わってほしくないだけなのだ) [Tue 21 Mar 2006 22:51:08]
> (ひとしきり手紙が燃える様を嘲笑っ――眺めた後、馳は水筒で喉を湿らせてから立ち上がった。少しだけ大きく伸びをして、行き当たりばったりの特攻で勝負をするしかないと思うことにした。事情を話せばいいのだ。入街に問題になるような身の上でもない。よし、と気を取り直す) ・・・・・さて、参りましょう (父親の、「 はっはー。その年で親に頼ろうとするのがイケないのネー 」という顔にありったけの拳を叩き込み、「 うわっ! 馳が真剣にキレたっ! 母さん、助けてぇっ! 」と叫ぶ辺りまで想像することで落ち着かせる)(大人気ないとは思うが、これもまた、処世術だと思う)(しばらく、暗い街道を提灯と月明かりを頼りに歩く。左手に提灯、右手はいざというときのために空けさせておく) [Tue 21 Mar 2006 22:45:24]
>  父上、母上。手前は今、幼少期から忘れていた『叫ぶ』ということを思い出しそうなりました (ぐっと堪え、馳はささやかな報復として手紙を提灯の火で燃やしてやった。)(やーい、ざまぁみろー)(己ながら、大人気ない) [Tue 21 Mar 2006 22:39:57]
> (ただ、一文) 嫁さん貰って来い! (ついでに言うなら、最後は家族親戚一同。期待した己が馬鹿だった) [Tue 21 Mar 2006 22:39:45]
> (懐から取り出した。封筒に入った和紙。汗を僅かに吸った封筒から一枚だけという心持ち不安な手紙が一枚。抜き取る。広げた。)(カサカサ) [Tue 21 Mar 2006 22:39:34]
> (あとは問題が無いだろうか? もしかして、入街金とかを取られはしないだろうか?)(はた、と馳は立ち止まり、思い出す。そういえば、町に着く前に両親に読んでおけ、という手紙を渡されたのだ。もしかしたら、そこに旅に出る心構えとか注意事項とか――本当は実家を出るときに言ってほしい。そうすれば、無駄な出費が・・・ぶちぶち・・・――書いてあるのかもしれない。過度な期待は禁物ではあるが、一人息子が旅に出るのだ。それぐらいの親心があってもおかしくは無いではないか) (過度な期待は厳禁。更に言うならば、無理しての旅歩きもまた、厳禁。ここいらで休憩を一つとるのも悪くない)(手短な石に腰掛ける。 町についてから読めばいいのだと思われるだろうが、休憩がてらだ。もしかしたら、町を目前にして、気が緩んでいるのかもしれない) [Tue 21 Mar 2006 22:35:33]
> (彼が手に持っているのはカンテラではなく、ちょうちんだ。蝋燭が中に入ってるアレである)(道中買い求めた『 旅、冒険パック 』なる物には簡易のカンテラが入っていたのではあった。しかし、)(使い方がわからなかった)(言葉に問題は無い。文字にも問題は無い。これでもアマウラの出島に店を構える茶屋の息子だ。冗談交じりの談笑なんていうのは朝飯前だ)(しかし、だ。これは何だと言いたい文字の乱列が、彼に使い方を教えてはくれなかった。 いや、実際のところどうかというと、説明不十分な説明書ではあったのが原因だ。そういうことにしておけ。粗悪品) しかし、手前はこの格好でゲートが通れるのでございましょうか? (と、虚空に問いかけ、ズームイン。意味が無い) ・・・・・・・・・・・・・。 (問題は無いはずだ。あまり不思議な格好だとは思っていない――西洋人から見ればほんと怪しく見えるでしょう、東洋人――。少なくとも、問答無用で斬られることはないとは思う)(己の格好をざっと見直し、ポワイ河で身体の汚れを取っておくべきだっただろうか、と少しだけ後悔した) [Tue 21 Mar 2006 22:28:43]
> (ヴェイトスは賑わっている。ヴェイトスは大きい。ヴェイトスは繁栄の都市。 噂にたぐわぬその姿は圧倒的なまでな人間の力の権化でもあるようだった) ・・・・・・。最後に詰めを仕損じれば、危い―― (浮き足立つ己の心を冷まし、落ち着かせる。早まる足も落ち着かせ、いつでも走り出せるよう、余力を残しておく。 ここは安全地帯ではない。幾ら平和そうでも、敵は何処からかやってくる) しかし、いや、これはまた、感嘆の溜息が禁じえませぬな (しかし、徐々に近づくゲートから視線を剥がせないのもまた、事実だった。 兄弟子が居るかもしれない町。見たことも無い異文化交流駅前徒歩五分。 なんかわけのわからない物が混じったが、気にするな) [Tue 21 Mar 2006 22:21:45]
> (ちなみに、簡単→感嘆ね。いやぁ、おじちゃんやっちゃった(滅))(それはヴェイトス市の正面ゲートが見えた頃だった。 正面ゲートの姿が徐々に浮き彫りにされてくると、町の全景が徐々にその姿を見ることができた) ・・・・・・・。 (おどろきましたな、という言葉は口の中だけにしておく。 月明かりをアテにしての危険な出立から始まった旅は、とりあえずの終わりを見せていた) ・・・・・・・ (道中、行商から買い求めた一式が詰まった袋を背負いなおし、馳は心持僅かに、早足になる己がどれだけ浮かれているかを知った) [Tue 21 Mar 2006 22:14:05]
お知らせ > さんが来ました。 『簡単の溜息が洩れた』 [Tue 21 Mar 2006 22:10:09]
お知らせ > 絶影さんが帰りました。 [Tue 21 Mar 2006 17:56:35]
絶影 > (可笑しく思って、笑い声を洩らした)  …ふふ、余も随分と人間臭くなったものだ。 まぁ、 もう暫くばかり散策も良かろう──  [Tue 21 Mar 2006 17:56:08]
絶影 > (夕闇迫る街道を、のんびりと、諾足で歩を進める。 風よりも早く走る事が常であったが、ゆっくり掛けていると、見える風景もまた違って趣深い。) [Tue 21 Mar 2006 17:50:40]
絶影 > ─まぁ、……偶には、そんな日があっても悪くあるまい。─  ( 誰に言い訳するでもなく、そんなことを口にする ) [Tue 21 Mar 2006 17:46:18]
絶影 > (今日は、のんびりと。) [Tue 21 Mar 2006 17:44:04]
絶影 > (全力で走れば、地に影を落とさぬほどに早い。 そう謳われる、黒い巨駒も。) [Tue 21 Mar 2006 17:43:30]
絶影 > (蹄を鳴らして、道を往く。) [Tue 21 Mar 2006 17:42:15]
お知らせ > 絶影さんが来ました。 『(ぽっく、ぽっく─)』 [Tue 21 Mar 2006 17:40:04]
お知らせ > 人影さんが帰りました。 『そんな話を聞きながら――――(師匠、これが世を見るって・・・・事ですか?)――――』 [Sat 18 Mar 2006 01:12:54]
お知らせ > 御者の男さんが退室されました。 『(一人の命の終わりは、また新しい物語の始まりでもある――)』 [Sat 18 Mar 2006 01:09:53]
御者の男 > ( 男はむしろ、自分が何もできなかったことを激しく悔いていた。自分に戦う術があったなら、あるいは、この貴婦人がいやみな小金もちで、権力を傘に着る高慢ちきだったなら、金を掴んで逃げ出していただろう。だけど……。この人は違った。変な人だったけど、優しかった。どこまでが冗談か分からない言葉も、不思議と耳障りがよくて……文句言いながらも、最後には丸く収まっている、そんな自分がいた。 ) お願い、します。私は……この人に、エニス様に、なにも……うっ……なにも、してさしあげられなかった。 ( 嗚咽を堪えることができずに、また肩を震わせる。女性の承諾を得られれば、僅かに笑顔を見せて――馬車の荷台から大きな布を取り出し、血まみれの遺体を丁寧に包んだ。 ) では、街に着くまでのあいだ、お願いします―― ( 馬車に乗り込み、馬がいななき――ヴェイトスまでの道中、エニスのことがしきりに語られるだろう。変わった人だったけれど、優しかった。護衛を雇わなかったのだって、毎回すし詰めになるくらいにガチガチに護衛で固める迷惑な貴族を、御者たちが嫌っていると知っていたからだと。 ) [Sat 18 Mar 2006 01:09:34]
人影 > ・・・・・・・・・・・・・・・(二万エンで、護衛。最初何を言っているんだろうって思った。むしろ「お前がもう少し早く来てくれれば」とか、責められる事を覚悟していたのに)・・・・・・・・いらないよ。いらない。お金なんていらないよ。むしろこちらから頼んでやらせてもらいたいぐらい――――だよ(今ほど、自分が忍者なんてものになって、それを馬鹿正直貫いていることがばかばかしく思えたことは無かった。自分がただの戦士や足軽だったら、何も考えずにすぐ飛び込めたのに。そうすればこの人は――――)・・・・・・ねえ、この人の名前教えて。あと、街につくまでの間で良いから――――どういうひとか、聞かせてくれない?あなたの知ってる範囲だけでいいかあ。お願い(こちらから告げる要求はそれだけ。同意が得られたならば、二人で婦人の亡骸を馬車に乗せて――――走り出すだろう) [Sat 18 Mar 2006 01:01:58]
御者の男 > ( すぐに襲ってくる気配もなければ、どうやら野党とも違うらしい旅の人。ただ、今は自分の命よりも、目の前で事切れた婦人が信じられないといった様子で、そっと震える腕でその体を抱き起こして。 ) おくっ……さまぁ。 ( 汚れた衣服の上からでも、どんどん体から熱が消えていくのが分かる。それは、言葉よりも見た目よりも、その人の死を感じさせるものだった。 ) ……うぅっ、うっ……あ……。 ( まだ成人して間もない男性は、堪えようもない嗚咽を漏らした。抵抗したあとも、逃げようとした形跡もない。 ) なんで……。なんで……。 ( 逃げなかったのか、抗わなかったのか。それが無駄だとしても、命を失う危険に晒されれば、貴族だってその虚勢を捨てて命乞いをするのに。そう、思っていたのに……。 ) たびの、かた……。 ( 何かいおうとして、でも何一つ言葉が出てこない。こんな状況で通りすがりの人になにを言えばいいのか……。いや、あった。ひとつだけ。 ) も、もし! そこのかた。武芸の心得はありますか? (男は 去ろうとしている人影に向けてまくし立てた。 ) ヴェイトスまで、ヴェイトスまでの護衛を……お願いでき、ます……か。この方のご遺体を、無事に届けたいのです。 ( お金なら、ここに、と。先ほど拾ってきた2万エン入りの金袋をさして。それがどれだけ恥ずかしいことでも、馬鹿げた頼みでも、それだけは、してあげたいとおもった。 ) [Sat 18 Mar 2006 00:50:40]
人影 > (荒野は弱肉強食。どんな人でも弱ければ死ぬ――――冷静に、どこか冷めた考えが頭にあるのが嫌だった。刃の下に心を置けるのは、まだまだ――――先らしい。御者らしき人が何か言ってくるなら、足を止めようか) [Sat 18 Mar 2006 00:43:15]
人影 > ・・・・・・馬車は無事だね。すぐにこの人を乗せて帰った方がいいよ。せっかく助かった命、貴方の分までとられちゃうよ(ショックを受けるということは、この綺麗な人は人望が有ったんだな、と深く感じた。金では信頼や尊敬は変えないから)・・・・・・さよなら。気をつけてね(ひどく惨めな気分だが、自分もここに居る必要も何も無くなった。明日家に帰るまで、ひどい顔してて蒼根に心配をかけないかどうか――――それが心配だった。) [Sat 18 Mar 2006 00:41:48]
人影 > (忍び装束を持ってくればよかった?自分の身元が少しなりともばれるのをためらわなければ良かった?それとも遠出の修練に、姉も誘えばよかった?)・・・・・・無用心だよ・・・(辺りを見回せば、争った跡らしいものは無い。武装した「少しなりとも腕に覚えのある」人も居ない。何かの冗談のように、穏やかなその人の顔を眺めながら、ぽつりと呟いた) [Sat 18 Mar 2006 00:37:52]
御者の男 > ( 全てが終わっていた。自分たちを襲った野党はすでに逃げ去り、そして件の婦人は……。 ) あ、あぁ……あ……なんて、ことだ……。 ( お金の入った袋を落として、それからふらつく足取りで血溜まりの中心へと歩いていく。すぐ傍に別の人影があったが、半分放心状態の男は、声をかけることもなく。 ) [Sat 18 Mar 2006 00:37:36]
お知らせ > 御者の男さんが入室されました。 『(息を切らして袋を片手に戻ってきたときには――)』 [Sat 18 Mar 2006 00:35:03]
お知らせ > 野盗★2さんが退室されました。 『(殺人者は、風を喰らって逃げる。奪った金を懐に、殺した相手が何者かも知らぬまま)』 [Sat 18 Mar 2006 00:34:17]
人影 > ――――ッ!(崩れ落ちる、身なりのよさそうな女性らしい影。死をもたらした男らしき影は逃げ去ろうとしている。相手は、馬。とても追いつけない。どんどん遠ざかるその姿を眼の端に止めつつも、崩れ落ちた婦人へと駆け寄るが――――)・・・・・ああ、だめだ・・・・・・・これじゃ手の打ちようが無い・・・・・・・(その「行為」は至ってシンプル、かつ効果的だった。高位の白魔道士でもないエシェラには、ただ眺めていることしか出来なかった) [Sat 18 Mar 2006 00:31:13]
野盗★2 >  … (死を目前にしても狼狽も恐怖も見せない。迂闊な貴婦人はもしかしたらかなりの人物であったのか。そんな疑問が生まれるも、殺した張本人に疑問を解く術は無く) …!? (次は御者の始末、と思ったところへ新たな声。まずい、見られた―。これで御者の男が覚悟をすれば再び二対一。そして、この状況下で飛び出してくるとなると戦士か。ならば) ハァッ!! (刀の血を拭う間もなく、馬の腹を蹴る。全力での逃亡に移り) [Sat 18 Mar 2006 00:26:20]
お知らせ > エニスさんが帰りました。 『(それが、エニスの最後であった)』 [Sat 18 Mar 2006 00:22:15]
エニス > ( 一対一になって、野党がするであろうことは分かっていた。手首に力が篭ったのを察すると、そのときがきたのだと静かに目を閉じる。そこにはためらいも、後悔もない。ただ己のふがいなさを感じただけ。願わくば、御者の男の無事と、そして屋敷で働く彼らの行く末に幸あることを願って――鈍く輝く刃が喉を貫き――痛みは一瞬。あとは声を上げることもなく、どさり、とその体が街道に崩れ落ちた。鮮血の水溜りをその周囲に広げながら。 ) [Sat 18 Mar 2006 00:21:30]
人影 > (そんなやり取りを少しはなれたところから見ていた人影。小さくつぶやいたそのタメイキ交じりの声は、何故出たのかというと――――)忍装束、もってくればよかった(忍者は忍ぶもの。正体はさらしたくない――――なんて考えていたら、いかにも殺されそうな状況が発生)ッ・・・待!(たまらず飛び出したが間に合うか――――) [Sat 18 Mar 2006 00:19:24]
お知らせ > 人影さんが来ました。 『あちゃ――――』 [Sat 18 Mar 2006 00:16:25]
野盗★2 > (手首に力をいれ、真っ直ぐ突き込んでから手首を返そうと。そのままいけば、白刃が喉を貫いた上で、回転して中を破壊するだろう。そこが急所器官ではない特殊な生き物でもない限り、待っているのは死―) [Sat 18 Mar 2006 00:14:46]
野盗★2 >  雇われか (二人のやり取りを眺めやると、小さく笑った。それは好意的なものではなかったが。継続的主従でなければ、命を捨てる覚悟は確かになかろう) じゃあ―さようなら (一対一になった。それは邪魔者になる可能性がある相手が消えた、ということ。いくら完全に王手の体勢とはいえ、一人に構っている間にもう一人が命捨ててかかってきたら厄介。だから、安全に逃げるために) [Sat 18 Mar 2006 00:13:29]
エニス > ( 男の思考どおり、主を見捨ててケースは少ない。でもこの人なら見捨てられても文句言えないだろうけど。『はっ! はいぃぃっ! いってまいります』命令されれば御者が逆らうはずもなく。びしーっと背筋を伸ばして駆け足用意。走り出す直前、エニスに向けて真顔で問いかけた。『あのぉ、こういうばあいって運賃はでるんでしょうか?』 ) 私が生きていたら払うから、いってらっしゃい。 ( 喉元に突きつけられた切っ先に力がこめられる寸前、エニスはにこやかに答えを返した。そのまま駆け出す御者の男を見送って。 ) ――ッ! ( ちくりとした鋭い痛みとともに、喉を紅いものがつたい落ちる。 ) [Sat 18 Mar 2006 00:09:21]
野盗★2 > (野外は文字通り弱肉強食の世界。貴賎善悪以前の力関係が全てを支配する。まともな戦士が一人護衛についていれば打ち払えたであろう程度の野盗に貴族が命運を握られるという、街ならばまずありえない展開) お前達の都合など知らん (一度たばかられたためか。それとも地なのか、言葉には応じるもそれは短く素っ気なく。鈍い光宿した刃をその白い喉に擬しながら、油断なく金を受け取り) 命令したのは御者にだ (冷たく言い捨てた。主を見捨てて逃げるケースは、その逆のケースより確率が低い。単純な計算は男の中では済んでいて。舌を動かしつづけられるのが不快なのか、少しだけ手首に力篭めれば、切っ先が喉をつつくか) [Sat 18 Mar 2006 00:01:03]
エニス > ( いうまでもなく一番の被害者は御者の男性です。奥様にかかわったのが運のつき(ヒドイ)ともあれ、ほかに護衛はいない。当然戦えない。このままゲームオーバー的な雰囲気の中、突きつけられた刀におびえるでもなく、エニスはやんわりと口を開いた。 ) 先ほどの無礼はお詫びいたします。急ぎの用がありまして、なんとしてでも今日中にアングリマーラ領を抜けたかったのです。 ( このあたりに嘘はない。もっとも、対応のせいで御者さんをもろに巻き込んだが。さて、野党の言葉を聴けば、素直に館から持ってきたお金8万エンの入った金袋を彼に渡す。先に放った2万エンとあわせれば10万エンだ。 ) はい……あぁ、拾いにいくことですが、それは少し困ったことです。 ( と、まどろむ双眸を野党に向けて、なんか話し出した。御者のほうを向いて、一言。 ) どっちがとりにいくの? ( 困った。非常に困った問題だ。 ) どちらか片方が袋を取りにいって、そのまま逃げ出してしまえば、残った一人が殺されかねません。一緒に取りにいって一緒に逃げ出しても貴方が困りますでしょう? 逃げないための見張りということで一緒についてきていただいてもよろしいのですが、そうなると結局「落としたお金は貴方が自分で拾ってきてください」といっているようなものです。移動距離と手間は変わりませんから。 ( そう丁寧に野党さんに説明して、もう一度どうしましょうか? と聞き返した。ものすごく変なタイミングで話術をつかう奥様。殺されるかもしれないのにどこかズレている。やな愛嬌。 ) [Fri 17 Mar 2006 23:53:53]
お知らせ > 野盗★2さんが来ました。 [Fri 17 Mar 2006 23:48:41]
野盗★2 >  … (何か今すっごく自分が原因の癖に御者さんが気の毒になったような気がしないでもないが。馬車が止まり人が降りてくれば、こちらも馬を止めて見下ろす形になろうか) ―二人だけか (意外そうな声が髭の中から漏れる。護衛らしき影はなく、実は戦えないようにみえて―という気配も少なくとも男には感じ取れない。無用心だ、この野外では餌食にして下さいと言っているようなもの) 金目のものを全て出せ。投げた袋も拾って来い (身分の高い女が主かと見れば、その喉元に刀を突きつけようと寄る。手首の動き一つで死命を制しえる体勢になれれば、御者のほうには命令を) [Fri 17 Mar 2006 23:38:23]
エニス > ( 横に並ばれた。放り投げたお金も虚しく、街道にぽてりとおちた皮袋が遠ざかっていく。 ) ……あきらめましょうか。 ( 馬車の中に体を戻すと、おびえきった御者に真顔で振り向いて、あっさりと言い切った。『何で最初からそうしないんですかぁぁぁっ!!』男の悲鳴じみた叫びが響いたとか。急速に歩を落とす馬。馬車は程なくして街道の真ん中で止まった。 ) ……アングリマーラかあの世で休息になりそうね。 ( 洒落になってない言葉で御者の男にきっぱり告げた。もう返事をする気もうせたのか、うなだれて馬車を降りていく。エニスも覚悟を決めて、馬車の外に出た。 ) [Fri 17 Mar 2006 23:33:19]
野盗★2 >  なっ…!? (「ぎりぎりまで引き付け」られたはずなのに、外した。よほど相手の運が良かったのか、こちらの弓に不具合でもあったか。どちらにしろ、このまま逃がすはずもない。すぐさま馬首を返し、馬車を追跡する。拍車をかけてその横に並ぼうとしながら) 女か! (再接近すれば、馬車から姿を晒すのは、身形の良い婦人。が、その態度は語調と相まって男の猛った神経を刺激して) もう一度だけ言うぞ、停まれ! (今度は腰のシミターを抜き放つ。湾曲した刃を振り上げ、斬りつける準備をしながら馬車と平行して走り。今度怪しい動きを見せたら女か御者どちらかを本気で殺すつもりでいて) [Fri 17 Mar 2006 23:19:08]
エニス >  うーん、でもね。普通こういう場合って、お金だけで済むことって希なのよ。身包みはがされたり、馬車を奪われたりしたら、私たちはアングリマーラに立ち寄らざるを得なくなる。 ( 皮袋にお金を詰めながら、引き続き落ち着いた談話。ひのふのみーの……2万エンくらいでいいだろう。片手で持ち上げられるくらいの軽さに調節して。袋が良い感じに膨らんだ。 ) そうなったら、アングリマーラで連鎖的に餌食にされるわよ、わたしたち。 ( そういうおこぼれに預かるシステムがあるのだ、このあたりには。さて、窓をおもむろに開けると、身を乗り出して、お金の入った袋をジャラジャラと大げさにふって見せた。金が入っていることを、音で野党に知らせたのだ。 ) ごめんなさい、今夜中にはアングリマーラ領内を抜けたいの! 今日のところはこれで許していただけないかしら? ( 間延びした声を出して、走行する馬車の窓から、移動する明かりに向けて――金を放った。 ) [Fri 17 Mar 2006 23:11:44]
エニス > ( 『で、でもこれからどうすんです!? すぐ追いつかれますよ!』馬車の速度を上げれば、当然のごとく野党の怒声が響き渡る。だが、これで一つはっきりした。 ) すぐに仲間を呼ばない――となると単独犯っぽいわね。 ( どすっと鈍い音を立てて、矢が馬車に突き刺さった。距離が近いとはいえ、暗い中での馬上射撃。幸い一発目は外れてくれたようだ。窓から馬に乗った野党さんを見つめつつ、奥様今度はなにやら皮袋に手持ちのお金を詰め始めた。『なに落ち着いてるんですか。このままじゃ私たち殺されますよ!』おとなしく止まってお金を渡せばよかったんだ。とか、当然といえば当然の半泣き気味の返答。 ) [Fri 17 Mar 2006 23:11:42]
野盗★2 >  金目の物を出せ!そうすれば危害は加えな… (馬上の男は、20代絡みの大柄な男。人相を隠すためか、顔には髭を蓄えている典型的アウトロー風貌。そして型通りともいえる台詞を続けるが) ―!? (動きが遅くなった。大人しくなったかと判断する間もなく、近づいたところで再加速をかけだす馬車) テメェ! (鐙で馬の腹を蹴って接触を回避。そして狙いをつけていた弓を御者に放す。裸馬ならともかく、馬車を引いて勢いを落としてそうすぐ再加速できるものではないと睨んで。逆らったからには害意を緩める考えはなくなり) [Fri 17 Mar 2006 22:57:39]
エニス > ( 前方の異常にいち早く感づいたのは、御者の男だった。『ど、どういたしましょう、奥様』声を震わせて問いかけてくる。かれに戦闘の心得はない。自分だってそうだ。 ) あらまぁ、これはちょっとまずいわね。 ( 頬に手を当てて、どうしたものかと頭を傾ける。このあたりは治安が悪く、誰かの助けがあるとも思えない。 ) 時間を押して強行突破したのが裏目にでたかしら。 ( さてどうしよう。こちらからは野党が単独であるとはわからないし、戦うことなどできない。助けを期待するのは論外である。弓で狙われていると聞かされれば、あんまり悩んでいる時間もない。さてさて―― ) 弓……相手は馬に乗っているのよね。それなら――速度を落として頂戴。”相手に止まると思わせるように、ギリギリまで引き付けて”ね。 ( エニスは賭けに出た。ぎりぎりまで引き付けて、一気に馬車の速度を上げるように指示したのである。 ) [Fri 17 Mar 2006 22:52:14]
野盗★2 > (野盗、である。ただし貴人の予想したような『団』で動くのではなく。身軽さを身上とする単独犯の騎馬野盗だが) [Fri 17 Mar 2006 22:42:32]
蹄の響き > (ヴェイトス―クリスティア間には悪名高いアングリマーラがあり、治安については騎士団が巡回することが多い都市近辺と比べて劣悪。向ってくる騎馬は、貴人の祈りも空しく―馬車の速度低下に合わせるように馬の脚を落としつつも。弓矢を取り出した) ―止れ (鏃を御者に向けながら、誤解しようもない短い命令の言葉を。相手に聞かせるためにわざとゆっくり引き絞る弦の軋みが夜気を通じて走る) [Fri 17 Mar 2006 22:41:00]
エニス > ( 馬車馬の蹄の音に、もう一つ別の蹄の音が混ざった。そのことに気づいたエニスは、ふと顔を上げる。 ) ……なにかしら。 ( 野党の類だろうか。それならば、獲物が通り過ぎるのを待ち伏せて、集団で後方から迫り来るのが定石だ。しかし、音は前方から……。 ) 挟み撃ちとかだったら、ちょっと困るわねぇ。 ( 惚けた顔で、見た目は緊張感なくゆるゆる〜っと。ただの旅人であることを祈ろう。 ) 一応、速度は落として頂戴ね。進路をふさがれたら横転しかねないから。 ( それとなく御者に指示を出した。 ) [Fri 17 Mar 2006 22:34:36]
蹄の響き > (曇り空はどこまでも続く。ただでさえ深い夜の帳をさらに深く。そんな中、移動する光が生まれる) …… (それは四足と上体を併せ持った影。ケンタウロスではなく、普通の旅の騎馬―あくまで一見では、だが。それが少しずつ、馬車と相対する方向より近づいてきて) [Fri 17 Mar 2006 22:29:05]
お知らせ > 蹄の響きさんが来ました。 『(街道を疾駆する、影)』 [Fri 17 Mar 2006 22:26:01]
エニス > ( それともう一つ気がかりなのは。 ) 開拓予定区の掃討、ね。市もまたずいぶんと思い切った政策をうちだしたものだわ。 ( 最近手板気味になっている市の経済。広がる貧富の差。それらを解消するためとはいえ、やっていることは武力行使以外の何者でもない。 ) そういうことを力づくでやるから、ヴェイトス全体に反感を抱く者が出て来るのに……。 ( そうして連鎖が始まる。得体の知れない組織だの、表面を地ならしすればするほど、アンダーグラウンドでは市に恨みや憎しみを持つ者の組織化が目立ってくるのだ。それでも……こればかりはエニス個人の力では止められない。 ) [Fri 17 Mar 2006 22:24:36]
エニス > ( 途中で野党に襲われるかもしれない。向こうで背教者と追われるかもしれない。クリスティアに逃げ帰った貴族の説得に失敗するかもしれない。今の段階でさまざまな不安があったが、今エニスが一番気にかけていたのは―― ) ヴェイトスの依頼、参加したかったわね。 ( 残念そうに呟いた。行きがけに覗いてきた斡旋所の掲示板。草刈とかものすごくやりたかった。貴族のやることじゃないだろとか突っ込まれるようなことに手を出すのがエニス奥様。 ) [Fri 17 Mar 2006 22:13:31]
エニス > ( 窓枠をそっと指でなぞり、それから御者に声をかける。 ) あとどのくらいでクリスティア領内に入れるの? ( 『今の速度で行けば、明日の昼過ぎには着きますよ』揺れる車体と馬の蹄の音を縫うように、御者の男が言葉を返した。 ) まさか先方も私が単身乗り込んでくるとは夢にも思わないでしょうね。 ( 小さく微笑んで、背もたれに体を預けた。他に護衛はいない。あえて雇わなかったのだ。無謀ともいえる行為だが、信頼の置ける護衛を傍に置かないのであれば、動きづらくなるだけだと知っている。 ) [Fri 17 Mar 2006 22:07:29]
エニス > ( 結局、燦をヴェイトスに残して単身クリスティアへと向かうことにした奥様。今回はちょっと長旅になるし、宗教色の強い国へ彼女を連れて行くのはデメリットのほうが大きいと判断したためだ。 ) 問題は、これから先のことだけど。 ( 窓から外の景色を眺めながら、ポツリと呟く。あたりは真っ暗で、特にめぼしいものは見られないが、眠りの時間にはまだ少しだけ余裕がある。 ) [Fri 17 Mar 2006 22:00:50]
お知らせ > エニスさんが来ました。 『(クリスティアへと向かう馬車の中)』 [Fri 17 Mar 2006 21:55:03]
お知らせ > ルシェーナさんが退室されました。 『(一緒に作ってみるといい。恐ろしいものが出来上がる予感!)』 [Sun 12 Mar 2006 23:44:46]
お知らせ > エトワールさんが帰りました。 『 料理も鬼門である。(種族限界感覚3の件。) 』 [Sun 12 Mar 2006 23:35:45]
ルシェーナ >  そ、そうなの?!(何か暗いし、狭いし!汚いし! 仕事で前に足を踏み入れたっきり、其れっきり。―――確かに、やんちゃは余り見なかったような気もする。)(帰ったら一度行ってみようと思った) あ。そっかそっか。小さいのに、力があるンじゃなくて、力つけたンだよね(手ェぽむ。重みで背が伸びなかった?栄養が乳に行かなかった?そンな言葉はさておき。)(さらさら揺れる赤毛と、くるくる変わるあどけない表情に目は細まるばかり)     青猫か、コロセウムねッ。 OK。なンかまた、イイ仕事があったりとかしたら、押し掛けるッ。(ぐ、と矢鱈嬉しそうな面でサムズアップ。)(遊びに来てもイイなンて言うたら、味覚破壊料理持って奇襲される覚悟は宜しいか…!)(何)       あたしはねー、あたしはねー(夜も更けだした、というに。まだまだ話したり無い風に―――夜も、街までの距離も、まだまだ。ある。から。)          (星空の下、藁のベッドの上で、お喋りは続く) [Sun 12 Mar 2006 23:31:21]
エトワール > スラムは―――歩きなれればそんなでも。 一人歩きしなきゃねー。 ( 住人の気性も基本的には暗黒街よりは穏やかだし、むしろ無茶できるほど健康じゃない人とか世捨て人とかそんな人の方が多かったり。 買われる前はあの辺に住んでた当人の証言。 ) ち、そんなに小さいかなぁ。 違うよ、順番違う! これで生活できるように身体鍛えなきゃいけなかったの! ( 結果背が伸びなかったんじゃないかとか胸が凹んだんじゃないかとかは意図的に思考の中から追い出すとして。 すいません理想の格好イイ象的にはあと10pくらい欲しいです。 ) 青猫かコロセウム辺りに居る事多いし、居なくても伝言残してくれれば伝わると思うからさ。 どっか行く時とか。 単に遊びに来る時とか。 気軽に声かけてよ。 ( 夜はまだ長い。 話し疲れて眠くなるまで、流れる街道の単調な景色を楽しもうか。 ) [Sun 12 Mar 2006 23:24:29]
ルシェーナ > ―――暗黒街なンてッ(ぶるり、大袈裟なくらい肩を竦めて)怖くッて、スラムにすら近付いてないよッ。(唯のビビリが其処にいた。奴隷じゃなくても、行くべきじゃないよ。なンて、へっしょり項垂れて。ちっこい身体にパワフルな貴女を見て、目を細める)       重ッ…!(メイス。痛みの無い身体、狂戦者なら、羨むのかも知れん、が。複雑だと―――鬼門。上げられる不都合に、眉を寄せ。) そっかァー…、エトワールッて、ちっこいのに凄く力持ち?もしかして。(なンて、誤魔化すみたく肩を竦めん)(投げられた問いに)―――うン、あたしの家族。ッても、奴隷なンだけど、ね。(頷いた) そうだね。 ふかふかベッドとお風呂が恋しいかもッ。(のらりくらり、普通の藁よりも、少なくとも人二人分は重くなッた荷台に、馬は不平を言うでもなく―――唯、ゆっくりと。)(ぼやける明かりは、星明りなのか、街明かりなのか。溶け合うみたく光合って―――まるで、何かの絵のようで) [Sun 12 Mar 2006 23:13:34]
エトワール > 市内だけなら結構歩き回って―――ああ、暗黒街だけは殆んど無いか。 あそこは奴隷の行く所じゃないや。 ( なにをされても文句は言えない。 それが法であり。 明らかに意図的に難癖つけられても、手なんか出した瞬間こっちが罪を問われるわけで。 ああいう治安の悪い所にそうそう踏み入れるもんじゃない。 ) 常時メイスを持ってるくらいには。 しかも全然痛くないからさ、最初の頃は朝起きると指とれてたり、コップ持つにも落とすか潰すかって加減難しかったりさー。 ああ、あとお風呂とか海とかも鬼門。 ( 全く痛くないのは戦士として強みであると同時にそんな弊害もあり。 怖くて人を抱きしめるなんてできそうもない。 掌で触れる感触を楽しむ事もない。 ) ……待ってる人は居る? それなら早く帰る方が良い。 旅はまたきっと出来るし―――うん、ヴェイトス市もちょっと恋しくなって来たね。 ( 馬車の歩みは遅い。 結構話したと思ったけれど、相変わらず道のずっと向こうにぼんやりとヴェイトス市の眠らない灯りが点々と灯っているのが見えた。 ) [Sun 12 Mar 2006 23:04:52]
ルシェーナ > あたし、未だにヴェイトス市内で迷子になれる自信があるよ…ッ!(ぐぐ、拳握り締めて言うことでもない。風景がコレと言って劇的に変化するでもない、街道の道中は徒歩で行くなら―――独りでは耐えられないだろう。錯覚すら。) あ、やッぱ重いンだ??(紅く光を放つ腕。重そうだとは、思っていたけれど―――余りに普通に生活している貴女を見ていると、そうでもないのかな、なんて。)(力の能力値に注目。) ―――そうそう、帰る場所とか。待ってる人とか。(頷き乍、思い浮かべるのは、家に居るだろうパートナー。そういえば、彼も、貴女も『 奴隷 』。)(楽しそうに話をしてくれる貴女を眺めて、相槌を打ちながら、時折、自分の可愛いパートナーもこんな風に、自分のことを話していてくれたら嬉しい、なンて思い乍。)(―――ぼんやりと、イイコだなァ。と。) [Sun 12 Mar 2006 22:52:17]
エトワール > あはは、ヴェイトス市だって十分広いと思ってたもの。 街道でも通らなきゃ怖くて歩けないね。 ( がらごろと進む道は何処までも続いているように見えるけど、其処を通る限り必ずヴェイトス市に帰り着くわけで。 道から左右に見渡せばその先はずっと草原が続いていて、空の闇と混ざって溶けて地平線は見えない。 あっちに向かって歩いていけと言われたら、心細いなんてもんじゃないだろう。 ) ――――まぁ、代価は必要って事だね。 この手足も嫌いじゃないよ。 重いけど。 ( 軽く笑いながら手首をぐるぐる回して見せると、体内の魔力の流動が赤いラインを明滅させた。 ) うん、昔の事はもういいかな。 ヴェイトス市も好きだし、帰る所があるっていうのはやっぱ良い事なんだろうね―――――。 ( 訥々と、主人のノーマ・ノーランズのこと、娼館青猫のこと、コロセウムのこと、スラムに住むカラクリの師父のこと、ここ数年に出会ったそんな人達の話を始める。 話すのは好きだし、皆自慢できる人達だ。 ) [Sun 12 Mar 2006 22:44:39]
ルシェーナ > でも島の地図ッて、大きすぎてよくわかんないや。(小さな地図を繋ぎ合わせて、細かな道を辿ることが出来無い銀糸。ヴェイトス全土の地図を毎度広げては、行き帰りだけで冒険だ。)(貴女の生活を詳しくは知らねど、不自由はしていないンだろうことは―――顔の表情、言葉で分かる。情けない顔して、頷いたあと)    そう、クリスティア。―――ン、パプテスだよ。其処まで狂信でもないけど。(肩を竦めて言うのは、種族からすれば本来あるまじき言葉。なれど、今の自分には人の感覚の方が近しい気すらする。貴方の腕に少しだけ視線を向けて―――) あ、そうなンだ?(きらきら光る腕。)(荷台から乗り出した貴女の真似するように、後ろから空を眺めよう。嗚呼、確かに金星が見える)       すーッごく、遠いンだね。(わかんない、そういう貴女にへら、と笑って)   でも、今はヴェイトスだもんね。(きっと帰ることは無いンだろう。貴女の立場を知っている今なら、そう思う。だから、)―――ヴェイトスにお家、あるンだもんね?(どんなところ?なンて――質問ばかりで、いけないかしら。) [Sun 12 Mar 2006 22:31:02]
エトワール > 結構長い事島の地図とか見た事無かったしね―――最初は全然余裕無かったし。 ( 今は余裕があるって話。 お金持ちで優しい主人。豪邸と最高級娼館の往復生活。コロセウムでは花形二級。 はっきりいって奴隷階級じゃ文句のつけようがない待遇だし、一般市民平均よりいい生活してる自覚すらある。 それも少々居心地悪いけれど。 ) クリスティア? ああ、司祭様ッて…パプテスなんだ。 私さ、コレ着けるようになってから鈍くなっちゃってさ。 神様とかってなんか、遠退いちゃってるんだよね――――。 えっと、なんていうか、感じ取れないっていうか。 ( 疑う事もなく彼女のクリスティア生まれを信用するのは、そんな理由もある。 魔力だとか神性とかそういうのを感じ取れない半分カラクリの身体。 目で見て耳で聞いたものが全て、という世界。 ある種機械そのものだ。 ) えーっと…金星があそこだから地図だと此処からだいぶあっちの――――どうだろ、遠すぎてわかんないや。 ( 荷台から少し身を乗り出して星を確かめると、馬を御するおじさんが「おっと」と小さく声を上げる。 流石に帰り道も分からない、何処か遠い故郷だ。 帰る家があるわけでもなし。 ) [Sun 12 Mar 2006 22:22:41]
ルシェーナ > (叩いた後に気付いたンだ。怪我人だッた…!!へッしょり、眉を一瞬下げて) あ、そーなンだ?(貴女の口から零れた言葉に、頷いて)―――あたしも方向音痴だから、最近やッと、何となーくわかってきたンだけどッ。(緩やかに流れる景色を眺めて、確かあッちが何処でー?なンて思い出した、ら。)(何処の生まれ?だなンて―――)      …ぇ、(一瞬目を見開いて。お空の上です、なンて言えるわけない。ヴェイトスにきたばかりの頃、必死で考えて自分で『 設定 』した生まれ故郷は)―――ンンーッと、何だっけ。(思わず呟いちゃった)(首を傾げて、から―――は、と)  あはは、あたしね、小さい頃から親ッて居なくて―――、育ての親は、クリスティア司祭様なンだけど。(だから、クリスティアかなー?なンて、小首傾げて、誤魔化すように笑った)    ね、ね。フェアリンッてどっち??(広い草原見回して)(海が見えるわけでもない、唯広がる草原だけが視界の全てなのだけれど。) [Sun 12 Mar 2006 22:08:45]
エトワール > ( 旅帰りっていうのはいつもこんな感じなんだろうか。 寂しいような、名残惜しいような、夢から現実の帰るみたいな。 未だ少し麻痺して実感できない。 ) んん、あのさ、私この島のことって全然知らないんだ。 船でティアンに運ばれてきて、ヴェイトス市直行して――――それから何年街から出てなかったのかなぁ? ほんと、出るようになったの最近で―――何処に行けば何があるのか全然。 あ、そういえばルシェーナって何処の生まれなの? 私の故郷、フェアリンっていうんだけど―――。 ( ぱし、と叩かれて脇腹の怪我がちょっと痛かったのは我慢するとして。 大丈夫。タフネス凄いことになってるし。 ふと湧いた疑問に首を傾げて視線を空から彼女に戻した。 ホワイティア文化圏の人だとは、思うけれど。 ) [Sun 12 Mar 2006 21:54:53]
ルシェーナ > (風が髪の間を擽る様に吹いて。)(聞こえた声に、)―――…そうだ、ね。(目を細めて、頷いた)(何処までも広がる夜空、まるで天上のような。建物も、何もない、ただただ広がる景色なンて―――街の中じゃァ見られない。パートナーが居るとは言え、自由を約束された――傭兵なンて職業がら、余計に。――己とは相反する少女を眺めて)    もう、いいやッてくらい、ギリギリまで、楽しめばいいンだよッ。(寂しそうな声でも、悲しそうな顔でも無い彼女。なれど、其の言葉は素直な感想なンだろう――そう思えば、自棄に明るい声を出してしまッた。)(誤魔化すように、隣の小さな肩に腕を伸ばして、パシ、と叩かんと)    あたしでよかったら、何処でも付き合うし!(限られた時間だけでも。) [Sun 12 Mar 2006 21:45:28]
エトワール > ( 巨大な壁に阻まれる事の無い空は遠くまでずっと続いている。 幾らか冷たくなって来た空気も心地良く、殺伐とした戦いの後とは思えないほど穏やかで静かで―――。 ) うん。村でも思ったけどさ、ヴェイトス市じゃこういうのって見れないんだよね。 帰るの、勿体無いや。 ( そんな言葉が出てくるのは、帰らなくちゃいけないっていう現実の裏返しだ。 いくら許可を貰っているとはいえ、仕事自体はとっくに終わっている。 怪我の養生とか理由をつけられるのも、あと暫らくだろう。 ) [Sun 12 Mar 2006 21:39:32]
ルシェーナ > (藁の座布団は案外と心地よい。揺れもゆりかごか、安楽椅子のよで。―――埋もれるように腰掛けて)―――ホント! よかったよね、雨じゃなくて。(そうだッたら散々なことになる。藁の座布団に腕を刺したり抜いたり、忙しない銀糸が頷いた。続く草原は宵闇で――時折、さわさわと揺れる草の音が心地よい。聞こえるのは、隣の少女の声だけ。) 綺麗だねー?(輝く星空、まだ満月には少し満たない銀色の光も心ばかり暖かいような) [Sun 12 Mar 2006 21:33:10]
エトワール > ( あまり大きくない荷馬車だ。 ヴェイトス市へ物々交換で買い物に出かけるという村人の好意に甘えて藁敷きの荷台に乗れば、二人掛けで満席。 行きよりもゆっくりのんびり、約束どおりルシェーナと帰ることとなった。 さて――――。 ) 晴れたね。 ヴェイトス市までずっと晴れだ。 ( はるか遠く、一晩じゃ辿り着けない距離に巨大なヴェイトス市が見えている。 これでも何時間か進んだ筈だが、まだまだ遠く。 街道の周りは本当になにもないただひたすら、なだらかに下る草原。 ) [Sun 12 Mar 2006 21:27:04]
お知らせ > ルシェーナさんが入室されました。 『(其の荷台、藁の上―――)』 [Sun 12 Mar 2006 21:22:47]
お知らせ > エトワールさんが入室されました。 『 (穏やかにのんびりと、荷馬車は進んで行く。) 』 [Sun 12 Mar 2006 21:21:36]
お知らせ > 利光さんが退室されました。 『(やがて視界に触れる合図の松明。そこへ足先を向けて)』 [Sat 11 Mar 2006 03:25:24]
利光 > ふーっ・・・(長く長く吐息を口の端から漏らす。深刻な思いでも、野外では雑念でしかない。街道筋は比較的安全とはいえ、時折侮れない怪物や野盗が出現する。駕籠の中の人間が誰かに恨みを買っていても別に驚かないであろうし)・・・(提灯の明りが届く範囲は狭い。己の影を踏みつつ進み往く先に気を凝らす。手筈に間違いがなければアマウラ側から迎えが出ているはずだ) [Sat 11 Mar 2006 03:11:15]
利光 > ――(農民や町人の子が、誘拐だの密貿易だのの不当な手段で他都市で奴隷にされても、まず救助の手が動くことはない。しかし、身分があれば自業自得だろうと何人もの人間が動く。今回は場合によっては一戦も已む無し、という具合だから放蕩息子の身分の程が知れよう)・・・(四方八方に警戒の神経を尖らせつつも、一方ではその不条理に深刻な思いを持たざるを得ない。人の価値は生まれで決まる社会とそこに身をおく己であるから、そういうものとわかっていても無心にはなれずに) [Sat 11 Mar 2006 03:00:31]
利光 > はぁ・・・(提灯をぶら下げて進む侍。その後ろには4人担ぎの駕籠と、それを囲む武士が数人。一見してトキノミヤコ風とわかる小行列)はぁ・・・(後ろに続く者達に聞こえないよう、溜息を連発。その原因はこんな夜間の道行きも去ることながら、駕籠の中の人物にあった)…(それはさる藩の大身の武士の息子。ヴェイトス市に勉学に出たはずが放蕩が過ぎて奴隷に落とされかけるという失態を演じた。侍組合からの命でその救助と尻拭いに走り回らされた挙句、こっそり送り返せとのさらなる指令) [Sat 11 Mar 2006 02:56:41]
お知らせ > 利光さんが入室されました。 『(街道を行く一団)』 [Sat 11 Mar 2006 02:51:30]
お知らせ > サンクさんが帰りました。 『( その前に、おぶれー、とかいい出しそうな罠は気にしたら負けだ…!)』 [Fri 10 Mar 2006 17:18:58]
サンク > ……それ自体は、結構平気なンだけどな……!( ヘンテコな姿は、天使にだって結構いるとは、ごにょりと言葉を濁す部分。行かなくては分からない事も、きっとある。言って自爆するのもまた一つ。いや駄目だろ。) …うっわぁ。あ、衣装ってアレか、スリット!( すりっと。) よし行こう直ぐ行こう。でもって酔ったフリして介抱して貰ったりな!( 力強く頷いて同意。口走る内容に下心が駄々漏れなのは仕様。 不審な客がティアン各地に出現するツアー。) だぁな。街中だって完全に安心出来るってもンでも無い。( 小石に躓いて転ぶ危険と同レベルにしちゃいけないが、心がけの話。美女には抵抗不能ですと真顔で主張したいお年頃。 荒事になったら、遠くから応援するね!とか笑う声。) ま、それがそうも行かないのがニンゲンのフクザツさって奴かね? つーか、今更ハンハンに女扱いされても困るね…!( 交わす視線が至近距離。冗句の範疇で憎まれ口。) ( 拝む拝む。もう全力で拝む。 疲れたー、とかいってむるに飛び込んで説教喰らう確率プライスレス。) ( 暮れていく日は、まだ雲のヴェールの向こう側。でも、街中で見るよりずっと鮮明な空の色。夜の景色も、また楽しみの範疇。地上の灯火を指差してはしゃぐ声は、もう少し先の夕暮れ時。) [Fri 10 Mar 2006 17:18:31]
お知らせ > ハンダさんが退室されました。 [Fri 10 Mar 2006 17:09:41]
ハンダ > サンサンがね、…角とか尖り耳とか、肌色が紫なの見ても心の底から笑えるようなら連れてったげる。 (無茶苦茶だ。 けれどあそこは、本当は聞く話程酷くは無い。ヴェイトスよりよっぽど棲み分けが上手く行っているとさえ感じる、不思議な秩序。 例えばこンな面白さもある。) (今向かっているティアンなンか、) もっとやな。 (人込み。) あっこの衣装はエロくて良いよね。おねーちゃんとか絶品ですよと。 (中華飯店は絶対行こうねとかそンな。デートコースじゃなくて、おねーちゃん観賞ツアー。 悪くないと思う、二人揃って鼻の下伸ばしたりして。) ま、危険・油断は何処にでも? (美女が出たら二人ともまず隙を突かれるンだろうなとか。 頼りにされる間は、彼女の為に全力で尽くさなければならない。手袋越しでも伝わる体温に、そう思わされる。) 同性の気軽さかァ。相手が気にせンのやったら、性別って関係無い事ない? サンサンと俺みたいな。 (両手は塞がってるから、撫でてもらった頭で、青空色の頭に コツ とぶつけてみよう。) (何処かで美巨乳に巡り合えたら、二人で手を合わせようよとかそンな。 ――先ずはティアンで待っててくれる宮本さんにデレデレしようと思った。) (街の明かりは未だ遠いけれど、日が沈んだらもっとよく見えるようになるンだろう。遠足一日目。) [Fri 10 Mar 2006 17:09:39]
サンク > うあ、聞きしに勝るって感じかい。( 聖書ぶつけたくなる街。ある意味好奇心は刺激されたが、頬の辺りが引き攣りもした。街中で魔法は基本ご法度だけど、バレなければ――…って、やっぱり危険だ。) 多様性の報酬って感じだなァ。面白いしな。( 酷く狭い世界しか知らないのだと、こうしてちょっと歩くだけで思い知らされるのだ。) うははは、ヴェイトスも込んでる時には凄いけど、もっとか、もっとか!( 人込み。決してもみくちゃにされるのが好きな訳では無いけれど、知らない場所とあらばそれも楽しみの一つ。握る手を、ぶんぶんと振り回す。 むしろ、きれいなおねーちゃんにつられて迷子にならないように注意報。) おうよ、気張っておくれやすー? …あー、ちょこちょことなンか出るからって、聞いちゃいるけどなぁ。( 帯剣してみないと実感出来ないのばかりは、致し方ない。遮蔽の無い街道は、霞みかかる地平まで見通せそうな世界。昼下がりから夕刻へと至る途中の空気が、少し冷たくなってきた。) ( 振り回す仕草をちょっと落ち着けて、握りなおす手。自分よりでっかいこの手が、その手の方面に頼っていいって教えてくれる気がした。 無論、自分も鍛えたいと思う。負けるものかって、変な意地。)  はっはっは、同性の気軽さって奴じゃねぇ?( 片方はエセだが。エセ言った。麦穂みたいな色の頭( 手、届いた!)をぺふぺふしながら、けたりと笑う。ゴメンよハンハン。ココにいるオトモダチは、乳が激しくない!だから拝む時には是非同席したいとおもっt  殴打予感。) [Fri 10 Mar 2006 16:59:39]
ハンダ > 入った瞬間に聖書ぶつけたくなるだろうから駄目。 (もっとひどいと雷の雨が降りそうだとは知らない。…若しそうなったら自分も巻き添え食うとはもっと知らない。) 一つの島で、よくもまァこンなに色々…とは思うよ。楽しいけェ、コレで良ェと思うけどね。 (ぐるっと街巡りは楽しい。それでも未だ知らない事がある。) 先ずはティアンでなァ。人込みと、振り回される事に耐性を付けるべし。 …危にゃァから、手だけは離してくれるなや? (気合いの伝わってくる掌は熱くて心地良い。離すつもりも無いけれど。) 迷子になったら最悪じゃ。俺 護衛失格。 そもそもな、街道だって、今ンとこは平和じゃけど…いつ何が起こるか解らへンよ。 (そしたらどうやって相手をボコすか、彼女を連れて逃げるかを考えなきゃいけない。 徹夜のついでに、そう云う危険へのストレスも慣れてねッて、そンなことも兼ねた遠足。) (身長差20cm以内なら逆の手も届くと思う…!) 何でかなー、同じ街に居ンのに。サンサンは女友達が多くて、俺は男友達のが多い。…悪い事や無いけどさ! (こうやって外を一緒に歩ける人が居るだけで、本当は性別とかどうでも良いのだけれど。 たまには乳だって拝みたいよと思う時点で猟犬の一撃が降ってきそうな悪寒。) [Fri 10 Mar 2006 16:47:00]
サンク > ァー、やっぱ駄目?( えへー。かわいこぶりっこ( 殴打可。)して小首傾げたツラは、チャンスがあったら行ってみたかったとか言い出しそうな。単純な好奇心ではあるが、きっと行ったら色々な意味で悶絶しそう。) あははは。ま、パプテスのお膝元ってのはあンな感じさ。( フェアリンにも似たような雰囲気がある。封建主義的というのとは、また少し違うが。ひらひらと手を振って、それもアリだと容れるのは慣れ。) そゆことそゆこと。ま、一日くらい遅れてもだいじょぶだいじょぶ。( むしろ、合流する前に羽目外すぜ!力強く、繋いだ手を握り締めた。気合万端。) うい。こないだの件とかでも、ちぃと体力つけないとイザって時にキツイと実感したからな…!( 徹夜対策。これによって、夜を徹しての酒盛りに対する属性もつきます。 人込み。きらーと目を輝かせるのは、ヴェイトスと故郷以外の街並みに微妙に実感として疎いせい。泣きが入ったら、いいこいいこしてみよう。手が届かないがな!駄目じゃん。) うむ、もっと褒めるといい。( 褒め言葉か。) ――…やー、ヴェイトスは、いいまち、だな!( すっげぇほがらかに。) なンだ、オトコの友情のが多いン?( 今いる二人の組み合わせも、どっちかといえばその部類。 セクハラ罪でなのかと素で考える命のぴんち。) [Fri 10 Mar 2006 16:37:29]
ハンダ > ……サンサンは、アングリマーラにだけは行かン方が良ェな。 (と云うか連れていきたくない。あそこはあそこなりの楽しみもあるけど、街人が妖魔とかそンなのばっかりだもの。) クリスティアは城壁内より外な。 (ちっちゃい酒場の方が羽目が外せる。あンな厳しいところは、それでも秩序が保たれているからすごいと思う。) …ふゥン、つまり現地で探せと。或いは探してくれてるだろうと。 (合流するにも一苦労の予感!) 探すときは歩いてみるかサンサン、鍛えるッちゅー名目で? すっげー人込みじゃケド! (軽く死ねるぜ。ノリはバーゲンセール。 泣き所に入る爪先に、本気で泣きが入った。) 百合に見えせンのは、サンサンが男前やからじゃろか…。 うン、ヴェイトスなら色々選り取りみどり? (言い方。) 俺、あンまし女の子の知り合い居らンのよ。すれ違ったり、一回話したくらいの縁ばっか。 (なので是非とも某シスターどのとはお知り合いになってみたいとかね。…殺されそうだがね!) [Fri 10 Mar 2006 16:24:19]
サンク > この島は結構あちこち活気があるよなァ…クリスティアはちぃと大人しいけど。( 元々は、夜更かしとか出来なかった代物としては、感心することしきり。寝てても起きるとの言葉に、楽しげな光がきゅぴん。) ――ぁ?あー…ティアンで待ってるって話。一応、手配してる宿の名前とか聞いてるから、ついたら分かる。多分。( 多分とか言うのは、自分が場所を知ってる訳じゃないからだ。その辺りは任せた。地理にはあんまり詳しくない箱入り。嘘くさいが。 きっと、お願いしたらやってくれる。むしろ、地酒の買い込みはもう頼んだ!) おお、出たな肉体派な発言!うーン、オレのは鍛え方が足りねぇかー。( 基準がズレてるのは互い様で、うっかり信じてうなる罠。) ン、それもヨシ。いいよな、てのひらサイズとかも! つか、哀しくなるとか言うな。いいんだよ、自分にあっても邪魔だし!( 指先をわきわきさせた。えろおやじスキル。 嘘泣きするお隣のスネに爪先げしっとな。) だっていいじゃん、おんなのこ。かわいかったりやーらかかったり。( 下心がある訳じゃないと記す。記すよ?) んー…、( 暫し考え込んだ後、真顔で、)  ヴェイトス、探せば結構いる気がしてきた…!つか、ハンハンは心当たり無いのかよ、何かいいの。いい感じの。( 残念!帰り道とかでチャンスがあったらいいな、とか思う。) [Fri 10 Mar 2006 16:15:17]
ハンダ > 賑やかやね。ヴェイトスとはまた違った雰囲気じゃけど、「夜も眠らない」ッて感じ。 まァ幾ら寝ててもの、煩いからきっと起きる。――…あ、そうそう。先に行っちょる宮本さんとかはどの辺で待っててくれよるン? (酒の準備とかしててくれないかな、なンて夢見たりして。) 深窓のご令嬢と比べちゃいけンよ。昼夜問わず動いてたらこンなにもなる。 (ならない。自分で意識しない人外は性質が悪い。) ――…形が良いなら、別に貧乳でも良ェような気もするがのゥ。 併しサンサンのは流石に見てて哀しくなるのでもうちょっと欲しいかなとか! (まな板(禁句)だもんねと嘘泣き。) サンサンは何気に同性の友達が多いような気がするとよ。…ゴリラじゃなく姫抱き出来る巨乳とか知っちょるンけ? (某シスターはクリスティアへ行かれるようだから多分すれ違ったりは出来ないだろうけれど。残念!) [Fri 10 Mar 2006 16:02:52]
サンク > ま、夜でもあの辺りは賑やかー…かね?船が行き来してるから、酒場は結構賑わいそうだよな。( 珍しい舶来の酒とかも期待して、ちょっと舌なめずり。) うるせ。しんそーのれーじょーに体力期待すンな。( べー、と舌出して棒読み。自分でも嘘くさいって分かってる…!) らじゃー。つか、オマエな逃げに体力あるよなァ。( こうして並んで歩いてると、しみじみ分かる事もある。歩き方の慣れとか、何気無い歩幅の違いとか。) ( 体力が無い代わりに財力。ヤな比較。)  なンとかも何もなー。育てって気合で育つンなら、世の中にはイイチチが溢れてると思わね?( 形が良くておっきな乳は、あこがれです。自分ついてたら邪魔とか言うが。) いやあ、おんなのこっていいなぁ!つか、楽しみがあってこその人生だからいいンだよ。( 堕落しすぎですか神の使途。うへへへ、とすけべぇ親爺様みたいに相好崩す。) ――…。( 最初に思いついたのは、例のお薬のせいで元に戻れなくなっちゃった某シスター( しすたー。)のかんばせでした。)    …ゴリラじゃねーと思うな。うン。( ちちの辺りにズームアップした画像を、雲のスクリーンに投影したい遠い目。取り合えず謝れ。) [Fri 10 Mar 2006 15:54:42]
ハンダ > (サムズアップ返し。連携はばっちりです姐さん。) この調子やと、向こうに着くンは夜も遅くなるじゃろねェ。サンサンが途中で力尽きるとしてー、 (やな前提…。) おぶられてる間にしっかり寝とくと良ェよ、宿で一杯やりたかったらな。 (自分はオールいけますと言外に。無駄にあるぜ体力。) (経済は金持ちが動かせば良いんだと思う。)     (乳は、) 其処を何とか。 (気合いで育ったらなあ、と思わなくもない。) てか、お前ェは本能に忠実すぎっちゃ。男も顔負けの妄想たい。 (真顔で告げられた言葉に真顔で返す。そンなドーリム叶えば良いな!) …………乳があって姫抱きの出来る女って其れどンなゴリラ? (ひどいことゆった。) [Fri 10 Mar 2006 15:46:32]
サンク > ( コケかけたところを引っ張られてセーフ。びしっと親指。) いいじゃねぇか。旅路の一杯も、宿についての祝杯も旅の楽しみ!( 酒しかないンかいって突っ込むと宜しい。無論、景色も空気も清々しいのだが、酒飲みの思考は根強いのだった。 もう、どっちかの要素だけでも駄目っぽいのに、ダブルって救えないね!) ( 正確には自分の金でもない癖に使う。溜めてるだけじゃ、経済に寄与出来ないのだよ!偉そうに建前。) ァア?つか、育つとも思えねーンだけどなァ。( いきなり投げっ放し。) ほれほれ、まだこれしかねーし。( 自分はパラソルの下で、きれいなおねーちゃんたちを鑑賞する側に回りたい。むしろ、泳ぎ教えて貰って抱きつくね!この辺りノンブレスで真顔。ぺんぺんと平坦な( 平坦な。)胸の辺りをたたきながら。) ――…ほほうー?ならば見せて貰おうじゃねーか!てか、どーせなら乳がある相手にやって欲しいね、ぷりんせすほーるどは!( きっとふかふかして、きもちよいよ!) [Fri 10 Mar 2006 15:39:42]
ハンダ > (おてて繋いでなかったらきっとスッ転んでたかしらね!) どんまい。 (何か云うた。) [Fri 10 Mar 2006 15:34:52]
お知らせ > サンクさんが入室されました。 『( うっかり足が滑るのは、旅慣れぬ宿命とか。おのれ。)』 [Fri 10 Mar 2006 15:34:00]
お知らせ > サンクさんが退室されました。 [Fri 10 Mar 2006 15:33:43]
ハンダ > コレ、アレじゃな。横ォ通り過ぎたヒトは「何じゃい」と思うンじゃろな。 (ものすげえ年の差のあるバカップルか何かに見えるンじゃなかろうか。しかも酒好きの。 …非常に駄目臭い!) (お嬢様の金の使いっぷりはいっそ漢前でどうしようかと思う。ドキドキさせられっぱなし。) なァ、サンサンよ。俺 鏡持ってくけェ、夏までにお前ゃァがもーちょっと乳育てて水着になるとか如何。 (そしたらお互い「美女」が見てると思うの、ッて。) (「ギブアップ」には鼻で笑った。フフン!) 俺の体力、馬鹿にしたらあかンよ? サンサンくらい、ぷりんせすほーるど でも余裕じゃき! (胸を張る事でもないか。) [Fri 10 Mar 2006 15:31:12]
サンク > やっぱ地酒には地元の名産だのが一番合うよな!くぅー…嗚呼、今直ぐ一杯やりてぇー!( てぇー、てぇー…!人として駄目っぽい木霊が、初春の空に消えていく。金の力万歳。旅が終わるころには、所持金がきっとごっそり減ってる予感。後悔?そんなものはしない。) つか、何であんなに暑いンだよ、この島!あー…でもいいなァ、湖。で、美人のねーちゃんが泳いでたりするともう最高。いるなら行くね、行くね!( 口にされない根底は語られない。だから、口にしないことは阿呆ばっかりだ。ちょっと鼻押さえたのは、想像(妄想)が逞しかったせい。) ン、さんくすー。や、アレは生き返ったわー…って、フハハハー!当然!何よ、ちぃと体重増えたくらいでギブアップか、ハンハン!( 夏場の清涼を思い出して、へらーと緩んだ目が、ぎらりと光る。にやにやと笑うツラが、ンー?とからかうみたいに片眉上げた。) ( 体重。そりゃ、ようじょから少女にクラチェンしたら、伴って増える。むしろ、それ以前の問題とか聞こえない。) [Fri 10 Mar 2006 15:25:21]
ハンダ > 肴も地元の!! (どンな。 併しお重にぎっしり肴はかなりの贅沢だと思う。そして彼女ならきっと出来ると信じてる主に金の力で。とってもヤラシイ思考。) はっは! まァ夏はな! お前ゃァにゃァちとキビしいか。湖畔で泳ぐの気持ち良ェど? (暑くなれば成る程元気になる男は云うた。彼女が敢えて口にしなかった事項は最早暗黙の了解とばかりに。) 暑ゥなったら、また氷取ってきちゃる。 ――…ッて、やっぱそう云うオチか! (おんぶ。) 良ェけどもやな。 ちっとは気張ってくりゃれ。 (明日は馬車って気楽。) [Fri 10 Mar 2006 15:18:32]
サンク > へぇー、雪みてぇのかぁ…そいや、今年は殆ど降らなかったよな。 どうせアマウラとかいくンなら本場もの!地酒な地酒!!( ヴェイトスにもアマウラ、トキノミヤコ系の人間が持ち込んだ桜はあるが、雪のように降る降るとまでは、見た事が無い。穴場を知らないという事でもあるが。しかし、やはり団子派。口元じゅるっと拭った。とってもはしたない。) ンー、それこそ春のうちか、秋――…かねェ?つか、夏は許せ、勘弁しろ。軽くシネル。( あえて口にするのは季節だけ。他の問題点は、今は隅に押し込める。) ひっひっひー。( ン?と首傾げた後、聖堂の聖女と言うより魔女みたいなツラで笑う。) 体力つけるのも療養のうちってな!( それは療養って言わない。) あー、アレだ。いざとなったらおぶれ。( びしっと親指立てて、根性の無い事を堂々と言い切った。) [Fri 10 Mar 2006 15:12:31]
ハンダ > そうそ。ちらちらピンクい雪みたいに花弁が降ってくるンやと。もぬすげー綺麗って聞いた。 酒は杯でな! トキノミヤコのやつな! (台詞の後半はもう酒とか一色になってる辺り、舌ばかりは二人ともオッサンの予感。) ――次は何時出来るンかなァ、こうやって一緒に歩くの。 (もう頭は次の事を。) それにしても、 (悪巧みの得意なお嬢様を横目に。) 「病弱なお嬢様」が「療養目的」で旅に出てるて云うのに、…徒歩でティアンまで、ッて知ったら大聖堂の皆は泣くやな。 (ヒッヒ、と笑う。) つか、ちゃんとティアンまで歩けるンじゃろなァ? 近いっちゅーても結構距離は有ンねやで? [Fri 10 Mar 2006 15:06:11]
サンク > 花見ー、サクラ、だっけか?ピンクい花の下で宴会するんだよな、確か。( 異国の風習は花より団子。よっぱらいのおっちゃんの如き姿を晒す予感。 曇り気味な空は残念でも、それを吹き飛ばすくらいご機嫌な遠足街道。 見た目はオトナとコドモのヘンな組み合わせ。中身はきっといい勝負。) …ま、其処まで贅沢言わねェさ。ほら、後の楽しみがあった方が良くねェ?( にしし。見上げて笑う。) ハッハッハー。其処はソレ、方便ってな!…一応、これでもびょーじゃくなおじょーさまな訳よ。( 物凄ぇ嘘くさい事を、けらけら笑いながら口にした。 舗装された道は、知らない道。馬車でしか通ったことが無いから、些細なことも珍しい。) [Fri 10 Mar 2006 15:00:43]
ハンダ > もーすぐ花見の季節やなッ。そン時ゃァまた我侭云ってくれっか? アマウラとか、出島でも綺麗ェーな桜並木とかあるらしいっちゃ。 (子ども二人が遠足気分。間違っちゃいない。) お前ゃァを連れて全部回りきれンのが残念じゃけンど、 (彼女は忙しい身だ。) よゥ今回は出ても良ェッて許可出たね? どうやったン? (うまいことやらかしたンだろうなって思いながら。 煉瓦で整備された道を歩く。) [Fri 10 Mar 2006 14:53:32]
サンク > 春の空なんてもンは、大概どっか薄ボケてる代物だよなァ。晴天は夏までオアズケってか?( けたけたと笑う声が流れる風に混じる。振り返れば、ヴェイトスの街並みもそろそろ遠い頃合、足取りはまだ軽い。) ( 握る手をぶんぶか振り回す姿は、何処のコドモだという話。いや、実際にまだ子供の部類ではあるが。) やー、なンだろう、この開放感!つか、ヴェイトスも大概デカい街だと思ってたけど、外のがまだ広いね…!( ほっぺたが赤くなるのか木枯らしのせいでは無く、無闇にはしゃいでいるせいだ。外に出る事があっても、基本は馬車。否、今回もその予定を、無理矢理ティアンまでは徒歩にした。ゴリ押し万歳。) [Fri 10 Mar 2006 14:50:08]
ハンダ > 春の天気はこンなンばっかじゃのゥッ。 (隣を歩く男の声も、何時にも増してテンションが高い。うきうき、うずうず。そう云う雰囲気は二人とも。 風に吹かれたって拭われたりせずに。) (片手に棒、もう片手は小さな手。) どーや、サンサン、でっかい散歩は! [Fri 10 Mar 2006 14:42:34]
お知らせ > ハンダさんが入室されました。 『( 気分は上々。 )』 [Fri 10 Mar 2006 14:40:37]
旅姿 > 青い空、白い雲、春の息吹を感じさせる風――…とか言うにゃ、ちぃと天気は悪いが!( 麗らかな小春日和と言うには、遮るもの無い街道の風は、まだ少し冷たい。晴天と言うには雲の色が濃い空の下、ティアンへと伸びる街道に旅姿の小僧ならぬ何がしか。妙につやつやとテンションが高い。) [Fri 10 Mar 2006 14:38:38]
お知らせ > 旅姿さんが入室されました。 『 おー!』 [Fri 10 Mar 2006 14:35:42]
お知らせ > 錫音さんが帰りました。 『やがて… 道の端へと転がっていけば、其処で暫し仮眠混じりの休憩を取るだろう。』 [Wed 8 Mar 2006 00:34:06]
錫音 > ――――― だああぁぁぁ、クソォ! なんどぅ、こなぁ時に出て来とぅけぇ!!( そして… 街道を全力で走る鬼娘は、力を振り絞る様に空高く声を上げれば… ソレが引き金になったのか、街道の真ん中へとパタン。暫し… 倒れた侭に、荒く苦しい呼吸を何度も繰り返し――… ) ちぃとぅ休んどぅたぁ… また、走らんとぅ… なぁ… ( …―― ちょっぴり、上司の扱いの悪さに啼いた。 いや、思いっきり泣いた。 正直、アマウラに出ていた鬼娘には、其れが何時始まって、そして何時終わるのかなんて事、分かりようないのだから…  肝心の『終わる前』が分からない限りは、急ぐしかないのだろぉ) [Wed 8 Mar 2006 00:33:29]
錫音 > ――― ぜぇ … はぁ…  ウチァ使い回せぇ鉄砲ン弾けぇ… ッ クソッ  (どうせなら、早馬の一頭ぐらい貸してくれても… と、頭の中心ナナメ下辺りで思ったりしつつも、そんな事をすれば馬を担保に博打に走るか酒を買うかは隊内での周知の事実。 全てはコイツの…治そうとしても治らぬ悪癖が原因だが、余り自覚は薄いか。 兎も角――) あ、あとちょぉ… 走っとぉとー… きゅう、けー … ちょぅ寝て… また走らぁ… (そうしなければ、本当に首が飛ぶ。 脅し文句だとは思いつつも、内心… そろそろやられかねないとか思う節が色々と(30近くあった資産がいきなり7万に減ったとか)あるのか…  まぁ、これもある意味自業自得の悪癖が原因なんだろぉが。) [Wed 8 Mar 2006 00:28:47]
錫音 > ――――― (事の起こりは、つい先日。 酒を喰らいながら、欧州隊の居合い使いに、道場云々を話していた最中だった。 やってくるのは、いつもの上司のおっちゃん一人… ソレが徐に近寄れば―――) ――――― クソ、だらぁぁッ!!(「今、ヴェイトスで魔人ちゅうモンが出てるらしい。 さっさとヴェイトスに行って調べてこい。どうせなら依頼を受けて深く探るのも良いな。 うむ、今直ぐに行け… 走って」 言うなり、首根っこ掴んで、手荷物と一緒に外へと投擲。 心の準備は? なんて言葉を返してみせれば、返ってくるのは――「道中走りながらしろ。 戻った時に、既に終わってたなんて事になってたら…首から上が飛ぶモンだと思え」 との有り難すぎて鬼哭さえ出てくるそんな、お言葉。 ) [Wed 8 Mar 2006 00:22:43]
錫音 >  あ、ンの、クソジジィども、がぁぁあッッ!(走りながら、思わずギラギラした目で咆哮一つあげたりなんかすれば… 思わずむせてゲホゲホと吐息を吐き散らし。 けれども、それでも走る足は止めないし、止められない。 前へ前へとイチニ サンシ 進め進めやサンニ サンシ) ――― ハァ… ハァー クソッ なんどぅ、ウチォ… もぉちぃとゆるぅとぉ… ッ!( で、荒い呼吸に混じって聞こえるのは… 愚痴か怨嗟の言葉か。 今直ぐ、足を止めたい衝動に駆られつつも… それでも、足を止めちゃいけない訳がある。) [Wed 8 Mar 2006 00:17:51]
お知らせ > 錫音さんが入室されました。 『タダイマ、全力疾走中』 [Wed 8 Mar 2006 00:14:40]
お知らせ > アイリさんが退室されました。 『 ――――つくづく、平和とは縁遠い街だ。 』 [Mon 6 Mar 2006 01:18:33]
お知らせ > 影騎士☆5さんが帰りました。 『( 戦闘ポイント5をどうぞ。 )』 [Mon 6 Mar 2006 01:17:14]
影騎士☆5 > ( ごふっ。 ごふっ。 吐血。 影の刃が消滅すると、胸から激しく出血した。 致命傷―――だろう。 捕らえられ、尋問されることを恐れ、自害するだけのなにかが、老人にはあったようだ。 単なる夜盗や、賊に、そのような気概があるとは思えないが、ではこの老魔術師はなんなのか。 今となっては知ることは出来ない。 ) げふっ、がっ、はあっ……! 『同盟』に、栄光あれェッ!! ( 目を見開き、叫び―――そして絶命した。 ) [Mon 6 Mar 2006 01:16:58]
アイリ > ( 突然声を上げる老人に向き直れば、二人の騎士が何事かと老人を揺さぶっている所。 何が起きたのか誰一人理解は出来なかったが、只一つ、ぐったりと脱力する老人が自害を図ったという事だけは理解できた。 胸から背中側へ貫けて滲み出る血の量に顔を顰めながら、直ぐに老人の延命を図るよう止血を指示するが――――。 ) …魔術師なら口を塞いでおくべきだったか。 ( 腹立たしい。 老人だとかそんな事は気にせず、殴りつけて気絶させてしまえば良かった。 恐らく助かりそうも無いし、後味の悪い失態を残す事になりそうだ。 ) [Mon 6 Mar 2006 01:10:00]
影騎士☆5 > ( 老人は何も語らなかった。 ただ、ぶつぶつと呟き続け―――、) 影に命ずる! ( 叫んだ。 魔法魔術の類を素早く発動させるためには、先のような罠として扱うか、或いは極小規模のものであればいい。 極シンプルで、射程も短く威力も小さく、そうすれば、はやい。 これだけのはやさで発動するためには当然極近くのものを狙う必要があり―――それが自分自身であればいうことはなかった。 )( 老人の影は鋭い刃に姿を変えて、老人自身の胸を貫いた。 足元から、まっすぐ胸へ、そして背中から抜けて。 はったりでは、なかった。 ) [Mon 6 Mar 2006 01:03:18]
アイリ > ―――――……大丈夫です。 酷い怪我を負った者は直ぐに手当てを。残りは周囲に警戒。 けほっ…2人残ってその男を取り押さえなさい。 ( 暫らく休んでようやく立ち上がり、首筋に筋を捻ったような嫌な痛みを感じながら指示を出す。 改めて老人の姿を確かめながら歩み寄り―――。 ) 何者です。 ヴェイトス市領に於ける暴動と見做し、連行させて貰いますが――――黙秘は時間の無駄だという事、先に言っておきます。 ( 連行します、と残った騎士二人に告げ、先ずは一番近い警備隊詰め所へと向かうべく、準備を始めようか。 ) [Mon 6 Mar 2006 00:56:10]
影騎士☆5 > ( 老いた魔術師は力なく、騎士の一人に捕獲された。 ) おぉおおぬぉおおおれぇええっ! ( 老体とは思えぬ叫びである。 しかしそれは恨みや怒りなどではなく、むしろ己の失態に対する叫びだった。 瞬間的に発動できないことを知りながら、それでも詠唱しようとしたことからも、魔術師の執念めいたものが感じられる。 取り押さえられながら、呪文を詠唱し続ける。 しかし先ほどの幻術でかなり消耗しているらしく、影が僅かに動くほか、一切発動の兆しは見られなかった。 ) [Mon 6 Mar 2006 00:50:22]
アイリ > ( 現状、すぐさま起き上がる事は出来ない。 正体不明の老人がなにをしようとしているかは分からないが、少なくとも瞬間的に発動する魔法など在り得ないし、それでもその場で詠唱の集中を続けようとするのなら、騎士のうちの誰かしらが老人を捕獲しようとするだろう。 指令は出した。 始末は部下に任せるとする。 ) [Mon 6 Mar 2006 00:46:02]
影騎士☆5 > ( 影の騎士たちは消滅した。 他の騎士たちも似たような状況であったが、無事のようであった。 すぐに、彼らは松明へと向かうだろう。 )( 襲撃者は失敗を知り、そして変化を解いた。 黒いローブをまとった、ひどく高齢のライカニアの魔術師であった。 移動すらも素早くは行えないだろう老体であった。 逃げるでもなく、落馬したあなたに止めを刺そうと、なにやら呪文を唱え始める。 その足元の影が変化し始めて―――。 ) [Mon 6 Mar 2006 00:42:17]
アイリ > ――――――ッち!! ( 悪足掻きの一撃を難なく盾で受けようとガードを上げるが、立て続けに繰り出される攻撃に手数を巻き返そうと動き続けた腕が思いのほか上がらなかった。 一瞬のタイミング遅れで影の剣が首筋に叩き込まれ、刎ね落とされる程ではないにしろ、バランスを失って落馬する。 場所が場所だけに傷みも相当。 呼吸を酷く乱されて暫しその場に蹲り――――。 ) かッ…は……かふっ…誰か、松明を! ( 他の騎士達は無事だろうか? 片手で首筋を押さえながら暫し動く事も出来ず、目だけで状況を確認する。 ) [Mon 6 Mar 2006 00:36:33]
影騎士☆5 > ( 手数では影の騎士が勝り、しかし威力ではオリジナルが勝る。 どちらが勝つか? 比べるまでもない。 たとえ能力が低くとも術者による操作が完璧であればあるいは辛勝を得たかもしれない―――が、そうはならなかった。 或いは襲撃者には応援の予定があったのかもしれないが……それは不明だ。 )( 影の騎士はやがてそのダメージが限界を超え、ずぶずぶと元の影へと戻っていく―――しかし、それだけで終わるつもりはないようだ。 防御も回避もなく―――渾身の一撃が、首を刎ねんと振り下ろされる。 最後の悪あがき―――それが終わればもう影の騎士たちは消滅するほかにないだろう。 ) [Mon 6 Mar 2006 00:29:53]
アイリ > ( 騎士剣術に侍のような小手先技は無い。 腕力と息の続く限り同じような攻防が続くだろう。 叩き降ろし、薙ぎ払い、斬り上げる。 盾で叩きつけ、つま先で蹴り上げ、その繰り返しの果てに先に倒れた方が敗者。 一対一ならば尚更だろう。 ) ――――アルベントの姿形を真似るなど、百年早いッ!! ( 痛覚の無いらしい怪物の方が手数は多いだろうか? 狙われた手元を含め、既に何箇所かに打撃を受けているが、その為の金属鎧である。 タダひたすら相手が先に倒れるのを待ち、斬り付ける――――。 ) [Mon 6 Mar 2006 00:24:12]
影騎士☆5 > ( ぎぃん。 金属特有の音を立てながらも、それらはやはり非金属。 不自然な感触ではあろう。 とっさに盾をあげることも出来なかったのか、肩に直撃。 強度も低いらしく、切り落とすとまではいかぬまでも、ぎち、とその肩に半ばほどまで食い込んだ。 しかし痛みは感じぬらしい。 むしろ猛るように、影の騎士はその剣を持つ手を狙い、剣を振り上げ、振り下ろす! )( 襲撃者は影の騎士を操ることで手一杯。 いくら影から生まれたとはいえ、それを支えるのは術。 術者を止めなければ終わらない、などという芸当は出来ない。 影の騎士は人間と同じように、殺害できるし、一度殺害すればよみがえらない。 同じ姿だからといって、自分まで傷つくこともない。 ) [Mon 6 Mar 2006 00:14:10]
アイリ > ( 松明の破壊にはまだ手をつけない。 先ずは自分の贋者を墜とす事に集中しよう。 ) [Mon 6 Mar 2006 00:09:10]
アイリ > ―――――ふんッ!! ( 右側面、いわゆる剣の側を自分の贋者に向けるよう突撃を開始する。 力任せに振り下ろすよう、相手の肩から盾の辺りを打ち据えンと!! 幾らか剣を交えれば、己よりも力量に劣るものと見切るだろう。 ) [Mon 6 Mar 2006 00:07:35]
影騎士☆5 > ( 影によって偽者が出来るのだから、その元となる明かりを消せば、術は消滅する。 術者は松明に変化しているが、変化を解いても逃げることは出来ない。 であるから、影の騎士たちの優先事項は、オリジナルを害することのひとつ上に、襲撃者に手を出せないように自分たちに気をとらせる、ということがあった。 ―――後から何人来たとしても、影の騎士はそれらをコピーする。 ただし、数が増えれば増えるほど、動きは全て単調になる。 )( 影の騎士はそれぞれ、オリジナルと対峙する。 そして一斉に、騎士ではなくその馬の首を切り落とさんと剣を振り上げ、振り下ろした。 その素早さも2/3だ。 ) [Sun 5 Mar 2006 23:56:04]
アイリ > ( ようするに贋者が現れる、という事か。 意図したように自分を追従しようとする影の姿にようやくそれだけ想像できた。 理屈は後回しにしよう。 魔法と言う分野がある限り、「わからない」で済ませてしまって良い事というのがある。 ) ―――手の空いている者は松明を消しなさいッ!! 出来れば原型を残したまま捕獲します!! ( さて、指示は一先ず此処までだ。 対峙する影に向けて剣と盾を構え、油断無く構える。 ) …自分と対峙するなど、滅多に無い機会。  [Sun 5 Mar 2006 23:50:02]
影騎士☆5 > ( 襲撃者は運が良かった、と考えるべきか―――否。 襲撃者は考える。 己の魔術は果たして剣に勝るのか。 否だ。 型にはまれば罠型の魔術は非常に効果的―――しかし、剣とは、また武術とは、それらを真正面から粉砕できる可能性がある、と考える。 常に最悪の場合を考え―――その上で、全力で挑む。 )( 影の騎士たちは黙したまま、各々オリジナルを討つために、その剣を掲げた。 能力は2/3程度。 しかしその技は確かにオリジナルのそれを受け継いでいる。 振り上げ、振り下ろす。 少々遅いが、その剣の鋭さは確かなものだ。 ) [Sun 5 Mar 2006 23:40:01]
アイリ > ( 百人長アイリーン・アルベントは魔法とか魔法的な仕掛けというものに疎い。 古い名門騎士の家系であるアルベントは純粋に騎士剣術のみで身の証を立てる事を良しとし、いわゆる聖騎士とか魔法剣士とかではない、ということ。 ) ―――――…ッ、各自応戦ッ!!! ( かけられる声に振り向けば、判断するまでも無く危害を加えようという影。 それが何なのか全く理解できないが、なんにせよ呑気は言っていられない状況に変わりない。 長剣を抜き放ちながら馬を前進させ、大きく旋回しようと拍車を蹴る。 声に応じるように格騎士達(総計☆3)も動き出すだろう。 ) [Sun 5 Mar 2006 23:32:25]
影騎士☆5 > ( 変化は精巧で、見破られなかった。 しかし油断は出来ない。 限りなく無防備なのだ。 )( 影の騎士たちは、気配というものに乏しい。 それ自体は殆ど中身もない。 違和感を感じる、程度だ。 しかし、影の騎士たちは幻術によって生み出された不完全なコピーたち。 以下に襲撃者がその術に優れようと、そのレベルでは自由自在に動かす、というわけにもいかない。 それになにより、術の都合上仕方がないが、影の騎士たちは襲撃者からするとあなたがたの後方にいるので、確認しづらいのである。 であるから、実際に攻撃に移ることが出来るのは、あなた方と向き合うころ、ということになるだろう。 ) [Sun 5 Mar 2006 23:26:17]
アイリ > ( 当たり前の事だが、真っ直ぐに進むルートが一番危険だ。 だが隊長として部下を其処に向かわせる事は出来ない。 替えの利かない重要職につく人間ならともっかう、現場指揮を任される騎士である限り、そんな部隊長は認められるはずが無い。 最悪、後方の二人が見たままを報告すれば良いという話―――――。 ) ………? ( 其処にあったのは何の変哲も無い松明だ。 旅人が寝ているでもなく、燻る火の気でもない。 不信げにそれを馬上から見下ろし、首を傾げた。 背後に現れる騎士に「気配」らしきものはあるだろうか? どちらにしても追従する騎士のどちらかが気付いて声を上げるだろうが、判断は遅れるだろう。 ) [Sun 5 Mar 2006 23:20:06]
影騎士☆5 > ( 襲撃者の化けた松明によってあなたがたの足元に影が出来る。 そして、松明に向いているということはそれはあなた方の背後に出来る。 その影が緩やかに盛り上がり、そしてあなた方にそっくりな、しかし闇のように黒い騎士となるだろう。 ) [Sun 5 Mar 2006 23:13:26]
松明☆5 > ( なるほど、複数に分けて、か。 襲撃者は心中舌をまいた。 さすがに優秀だ。 おそらく経験も豊富。 警戒しすぎるということはない、と認識しているようだ。 少々手はずは狂ったが―――最悪、いや、この場合最善になるかもしれないが、隊長騎を討てば目的は達成できる。 己の命はともかくとして。 )( 襲撃者の化けた松明の明かりの範囲に入ったならば―――その瞬間、襲撃者のトラップは発動する。 彼らに直接的な攻撃を仕掛ける類のものではないが……より悪質だ。 ) [Sun 5 Mar 2006 23:12:16]
アイリ > ――――仕方在りませんね。 二騎は私と共に前進。 三騎は街道ルートから西側に大回りして目的地点で私と合流するよう。 残りの二騎は後方30mにつけるよう追従。 有事の際は各隊長の判断で行動するよう。 ( では行きましょう。 そう続けて兜の面を降ろして再び前進を続ける。 大袈裟かもしれないが、この街道では警邏をする度に何かとアクシデントがあるというジンクスがある。 ) ――――盾を松明側へ。 ( 構えろ、と。 追従する二騎に指令を出し、松明が目視できる地点までゆっくりと進み――――。 ) [Sun 5 Mar 2006 23:04:23]
松明☆5 > ( 襲撃者は揺るがない。 胆で負けることはない。 襲撃者は覚悟の上での行動をしている―――ゆえに、揺るがない。 ) ――――――――――――――。 ( しぃん、と返事も何もない。 景色は何も変わらない。 襲撃者は徹底的に待ち伏せに賭けているらしい。 というよりは、あえて松明などに変化するところからみて、直接的な戦闘力を持ち合わせていないからだろう。 近づくのをひたすらに待つ。 ) [Sun 5 Mar 2006 22:57:50]
アイリ > ( 成る程、確かに僅かだが松明の間隔がズレている気がする。 よく気付けたものだと感心するも、松明はその場から動かない。 さて、暫し睨み合いになった後――――。 ) 此方はヴェイトス市騎士団街道警備です!! 前方の松明、持ち主が在るならば所在を明らかにしなさい! ( 思い切って声を張り上げる。 これで持ち主も無く、返事がないにしても矢張りその光景は異常である事に変わりない。 確認してから撤去するなりすれば良い事だ。 )  [Sun 5 Mar 2006 22:53:23]
松明☆5 > ( ―――気づかれたか。 襲撃者は松明の姿を微塵も揺るがすことなく、ただその事実を認めた。 彼らがただの木偶でないことは、認識していた。 もとある松明を処分し、それに化ければばれなかっただろうが、実に非力な襲撃者は、自身の力でそれを為すことが出来なかった。 これから挽回できるか、それが問題だった。 )( 襲撃者は待っていた。 彼らが己の前を通り、自らの化けた松明の明かりが、彼らを照らすそのときを。 そのときが、行動のときなのだ。 罠が発動すれば、彼らに多少なり手傷を負わせることも出来るかもしれない。 それ以前に自身を破壊される可能性もあったが、賭けなくして勝負はない。 じっと、襲撃者は時を待つ。 ) [Sun 5 Mar 2006 22:46:47]
アイリ > ( 暗闇に単調な松明の緩やかなカーブが続く。 闇に塗り潰された景色は単調で、目を凝らさなければ荒野の闇の向こうまでは見通せない。 濃厚な闇が大地に横たわり、大地と空の境目すら覆い隠している。 薄く流れる風の音と軍馬の足音だけが繰り返し、時折鳥か獣かの声が遠くで聞こえた。 カーブに混ざった一本の松明に一人の騎士が気付き、僅かに馬を寄せて耳打ちをしてきた。 ) ――――全騎一端停止して警戒態勢で待機。 問題が無ければ警戒速度で前進します。 ( 今度は声のトーンを少し落として後方に告げ、いつでも腰の剣を抜けるように馬上の体制を整えた。 ) [Sun 5 Mar 2006 22:38:53]
松明☆5 > ( 問題はない。 なにも、なにも問題はなかった。 ある種単調ともいえる景色ですらあった。 だから、その異常は非常に見つけにくい、といえるものであった。 等間隔に点る松明―――しかし、あるところで松明同士の距離が非常に近いものがあった。 通常の松明同士の、丁度中間にもう一本松明が、増えているような………。 何かが化けているそれは、うまく気配を消しているようであったが、やはり僅かなり違和感を感じるかもしれない。 ) [Sun 5 Mar 2006 22:32:42]
お知らせ > 松明☆5さんが入室されました。 [Sun 5 Mar 2006 22:27:39]
アイリ > ――――街の外での警備は相手が人間ばかりと限りません。 囚われ過ぎず周囲を見渡しなさい。 上空、足元、何処に何が居ても良いよう。 ( 兜の面を少し上げて、少し大きめに後方に声をかける。 強面の騎士の中で特に若い娘の声は、歳の割りに落ち着いているとはいえ矢張り少し高いソプラノだった。 ) [Sun 5 Mar 2006 22:27:26]
アイリ > ( 等間隔に数十メートルおきに大きな松明が灯る。 その間を潜るようにゆっくりと街道を進む騎馬の列。 がしゃがしゃと金属の擦れる音を立て、規則正しく行軍する全身武装の騎士達は、ただそれだけで抑止力になる。 荒野に挟まれた街道を黙々と、左右を確認しながら北西へ。 今の所問題はないようだ。 ) [Sun 5 Mar 2006 22:16:58]
アイリ > ――――では、此処から各部隊に分かれて巡回ルートを回ります。 私達はアングリマーラ方面へ国境警備詰め所まで、残りはアマウラ、ティアン方面へ詰め所まで。 では、明日会いましょう。 解散! ( 騎士団による定期的な街道警備の仕事。 今日も変わらず指揮を執り、二つの騎士団を残して半分を別の騎士に任せた。 総計7人の騎士が紅色の鱗鎧を纏った小柄な騎士に続き、馬を連ねる。 ヴェイトス市から西へ、街道を進む――――。 ) [Sun 5 Mar 2006 22:07:23]
お知らせ > アイリさんが入室されました。 『 街道警備 』 [Sun 5 Mar 2006 21:55:25]
お知らせ > 跡野末理さんが帰りました。 『( ほんとに、寒い。 …わたしの世界は複雑なんだと、羨むような気持ちできつく目を閉じる )』 [Wed 1 Mar 2006 03:46:11]
お知らせ > レッドさんが退室されました。 『まぁ、世の中思ったより単純に出来てるって話さね。(呟くように一言。無防備に目を閉じて。)』 [Wed 1 Mar 2006 03:43:12]
跡野末理 > ―――それが分かってるなら…ッ! ( 話したい事は全部言ってしまえ? 助けるだけでリスキーな相手に殺される可能性も考えてる? お前はやらないんじゃないか? …時折見せる、全部見透かしたような口振りに… あるいはそれは、何らかの達観なのかもしれないけれど… やや声を荒げて。 ……人を殺した事があるのは一緒だ…… 流れ者なんてしていればそんな事もあるだろうと、不機嫌そうにソッポを向いて ) 〜冗談よ、全部。 …冗談だけど… でも、本当だったとしても… …もう、出来るわけないじゃない…。 …一回仕掛けておいて、止めて… やっぱりもう一回なんて、そんな… みっともないまね… ッ―――? ( …で、『恨みっこ無し』なんて言っておきながら、手を引いて来る… 彼女は苦手だ ) …一緒も何も無いでしょ、こんな狭い場所で… ( …どこまですれば完済出来るんだろうと、ふと思う。 …ぶつぶつ言いながらも、身体は寝る姿勢に持って行き――― 相手がどうしようと気にせずに、そっぽを向いたまま眠ろうと… ) [Wed 1 Mar 2006 03:38:44]
レッド > 良いよ別に。 ヒトの都合なんて其々だし。 あからさまやベェのに首突っ込んだ段階でこういうのもあるだろ。 ( 追っ手はあるかもしれないわ、任務失敗したスパイと一緒だわ、危険が無いって方がどうかしてる。 こういうのも、全く想定してなかったわけじゃなかった。 少し姿勢を正していつもどおりテキトウな態度で笑った。 ) ヒト、殺した事あるし。 腹括らなきゃいけないのも分かる。 何となくオマエはやんないんじゃないかなって気はするけど―――まぁ、その時はお互い恨みっこ無しだぜ? ( と、一端離れたマツリの手を捕まえて再び引っ張り寄せようと手を伸ばす。 ) まぁ眠い。寒い。一緒に寝ようぜー? 添い寝希望。報酬の一部として。 ( かなり卑怯な報酬の使い方だが。 割に合わない仕事だし、それくらいいいじゃん、といった所か。 さて、明日の夜にはヴェイトス市だ。 ) [Wed 1 Mar 2006 03:27:34]
跡野末理 > ―――ごめん。 ( それ以上の反撃が無ければ… 諦めた風に、ぽん と一つ背を叩いて身体を離す。 …御者にも聞こえていただろうか… 勿論彼女を殺すなら、御者も殺さなければならないが… 『冗談よ』 と大き目の声で付け足して ) …『させてくれない』のは、自分を大切に育んでくれた人達よ? …やりたいようにしよう、なんて…普通は考えないわ。 ……わたしは、忍びでいたいけど…… このままが、良いんだけど。 …あなたを殺すのは、何となく嫌…。 ―――なんて。 そんな事考えて難しい顔してるのかもしれないじゃない? …そんな恩知らずには会った事無いのかもしれないけど… もしわたしが絶対に素性を知られたくない人間なら、多分あなたを殺そうとする。 …気をつけてね…?  [Wed 1 Mar 2006 03:17:15]
レッド > 決まんないねッ!! なにそれ、自分で決めたわけ? 生まれたからとかじゃなくってさァ、やりたい事すりゃァいいじゃんか。 させてもらえないんなら奴隷と大差ないぜ。 殺されてやる気なんかねェのもオレの勝手だし、決めちまえよ。 ( 物騒な会話に御者も戸惑っているだろうが、気にしない。 我儘だけで生きてきた人間には本当にわからない感覚だ。 というより我慢できそうにない。 それ以上仕掛けてこないならただその目を直視して、ナイフに手をかけた左手はそのまま。 ) [Wed 1 Mar 2006 03:07:55]
跡野末理 > ―――ッ。 ( 自分で動かした姿勢に自滅して。 腕を掴まれれば、弱い力はそこで止められる ) …決まるのよ。 …わたし達は…産まれる前から決まってた…。 里に産まれた者は忍びとして生きるって。 …でも、別に、嫌じゃないわ。 奴隷なんかとは違って… 家族も仲間も居るし…。 …忍びとして務めを果たすのは、喜びだから…。 ……だけど…わたし達は忍びでしかない…それ以外に、何も無いの…あなたには、分からないでしょうけど……。 ―――助けてくれたあなたを… 殺すか殺さないか、真剣に悩まなきゃならない… 本当は、悩んだりしちゃいけないんだから…。 ( 戸惑いを含んだ声音は…抑揚にこそ戸惑いを含むけれど、冷たいもので… 力は抜けているけれど、自分からは腕を解かない ) [Wed 1 Mar 2006 02:59:51]
レッド > アホか。 貴族から海賊になって今機構士やってるのが目の前に居るじゃんか。 この若さで生き方なんて簡単に決まるかよ。 ( それが難しいってンだ。 そう続けながら外を見ていた顔を戻せば、間近に迫る影。 声の調子だとか怪我人だからとか、特別警戒していた事も無く――――。 ) ん、寒いなら添い寝くらい良いけどさ、こぅ、ちょっとくらいつまみ食いOkって受け取る――――( おいおい、などと満更でもないスケベ心でにやけるのも一瞬。 込められる力に異変を感じ取り、咄嗟に右手でその腕を捕まえようと。 左手はブーツに挿した隠しナイフに伸ばし―――。 ) [Wed 1 Mar 2006 02:45:37]
跡野末理 > …ええ。 ( その辺は信じてる。 実態を知ったならリバじゃないんだ? と意外そうにするだろうけれど、それはさておき ) ――〜適当に… 出来れば、良いんだけど。 …ニンジャなんて、他に生き方の無い職に就いてるとね… そういうわけにもいかなくて。 ( 否、そもそも難しく考える事など無く、掟に従って生きればそれで良いのだけれど… ) …一番良いと思える選択肢を、一つに絞れないのよ。 …例えば――― ( 相手が外を覗いた時を見計らって… その首に抱き付くように、腕を回そうとする―――。 …傷が痛んで、動きは俊敏さに欠けるし、力だってろくに入っていない。 …それでも、ただ『抱き付く』わけもない… 抵抗すれば簡単に解けるけれど、本当に全くの無抵抗であれば、じきに絞めの体勢に入られる ) [Wed 1 Mar 2006 02:34:29]
レッド > ま、無理矢理とかは好きじゃないってのは前に話したっけか。 宿も同室だったしな。 ( 安心しとけ、と。 まぁなんというかそもそも受けだが。 本人の意思とは無関係に。 ) 適当にやんなよ。 オマエ、いつも難しそうな顔するけどさ、考えれば考えるだけよくなるってワケでもなし。 その時一番良い選択肢選んでりゃそうそう後悔だけはしないッての。 ( ほら、その顔だ。 そう続けて笑いながら指差し、毛布に寄りかかりながら肩を竦める。 がらごろと街道を進む馬車の幌から少し外を覗いてみると、街道沿いに点々と、数十mおきに大きな松明が灯っている。 不信な影は今の所、無い。 ) [Wed 1 Mar 2006 02:20:11]
跡野末理 > ( むしろ同性愛と言うと男の人同士のいちゃいちゃ感の方が強くなるアマウラ人。 …そんなもの?と首を傾げるけれど… 肉体関係が先に立たずに精神的結び付きに重きを置くと思えば、その気は無いはずなのに不思議と 『ああ、いいかもね』 と感じ、ややあって頷いた。 納得したみたい? ) ………私は… どうしようかな… ( 将来設計を聞きながら零すのは、そんな言葉。 …どうするも何も、無いのだけれど… ) ――〜これでも忍びよ? そう簡単に掴まえられるなんて思わない事ね。 ( 順序を逆にはしないけど。 踏み倒したのにどうして裸マストに出来るだろうと、フフン なんて、不敵に。 …物凄く説得力の無い状況に、一拍後には凹みそうになる… ) ―――どうもこうも。 一度診療所でちゃんと見て貰って… あとは宿を取って丸くなってるわよ。 …あそこで随分休ませてもらえたし、この調子ならすぐに良くなるでしょ… ( お金無いけど、恥を忍んで飛燕を頼っても良いし。 『私もそこにしようかな』とか、話しながら… 表情は、少し険しくなっていた ) [Wed 1 Mar 2006 02:12:51]
レッド > あー、違う違う。 ソレも違うなぁ。 やっぱ女がイイ。 こぅ、身体がどうこうってンじゃなくて―――あー、なんだ。 男じゃアリエンいちゃいちゃ感が好きっていうかー。 ( なに説明してんのオレ。 言ってて自分でアホかと天井を仰ぎながら呆れる。 肉体的なアレより精神的な満足感がイイとか、そんな。 ) ま、そうさなァ。 行く先々で機械弄りしたり簡単なものを作ったりで―――工房は結局クリスティアの研究所に居座ろうかな、とか。 田舎じゃ成り立たない仕事だしヴェイトス市に良いとこあったらそれも良し。 ( 高温炉とか連続蒸留器とか、デカイ工房でもないとまず置けないだろう。 当面は銃とか罠とか時計とかクランクの修理が収入源か。 将来設計難しい。 ) ―――踏み倒したら裸マストな。 昼間からヴェイトス港で。 ( 順序が逆ならありえるというオハナシ。 約束守らねェ奴には容赦せん。 この律儀なニンジャがそうそうそんな事をするとは思えないが。 ) 向こうについたらどうする? オレは言ったとおり月の滴で暫らく滞在するけど。 あそこ、前も泊まってたし。 [Wed 1 Mar 2006 01:57:47]
跡野末理 > ( ふうん、と宙を仰ぎ ) ―――女形みたいな男の人なら良いって事かしら? 〜私もゴリラは嫌だけど… 線の細い人が好みって言うのとは、やっぱり違うんでしょうね。 ( 分かるような気もするけれど、だからって女にはしるのはどうだろう… 面倒臭そうであれば問い詰めるでもなく、独り言のように呟いて ) …って、そうよね。 定職持っていないの忘れてたわ…。 〜でも機械弄りって、流れ者向きな仕事とは言えないんじゃないかしら―――? ぁ、ありがと。 ( こう、職人が工房を構えるようなイメージ。 やっていかれるの?なんて、どこかからかう風な笑みを零して… 動き出した馬車の中、渡された毛布にもそもそ包まろう ) ―――ぁ、裸マストとか鞭打ちとか、特殊な趣味に付き合わせる積りなら全部踏み倒して逃げるわよ。 ( 『考える』と言う言葉に覚えた一抹の不安に釘を刺して置く。 〜もう相手の事を、必要も無いのにそんな事して喜ぶ人だとは思っていないのだけど ) [Wed 1 Mar 2006 01:46:05]
レッド > 順序は逆だなぁ。 そもそもこれっぽっちも男に興味湧かねェっていうか。 なに?ゴリラ?趣味じゃねー。 ( 普通にトモダチとかなら別に良いンだけどさ、などと心底面倒臭そうに。 ) んあ? 暇だったから勝手に行ってきただけだよ。 何処の街でも暇があったらやってる事だし―――まぁ、これからはちょっと機械弄りに気合入れようかね。 ( サックリ素通りされてもまぁ其処はノリツッコミ。 スルーされるのもまた予定通りのリアクションで。 よいさ、と荷台に上がればゆっくりと馬車は進みだした。 前の馬車よりは断然乗り心地も良いだろう。 はいよ、とつんであった毛布を手渡し。 ) んー、まぁ向こうに着いてから考えるわ、その辺は。 ( 先のことはあんまり真面目に考えない性格。 まだ幾らかつんである毛布に凭れ掛ってのんびりリラックス。 ) [Wed 1 Mar 2006 01:32:59]
跡野末理 > ―――。 …なるほど。 それで相手に女を選ぶのね。 ( 元より気にする積りは無いようで、得心顔で頷いてやる。 …だけど… ) ……いつもすまないねぇ―― ええと…『おまえさん』じゃなくて。 …だーりん…? ( 路銀の為に働いていたと聞いてしまうと、居心地悪そうに、心の篭もらない芝居で返した。 〜てゆかこれじゃあお婆ちゃんっぽい? などとも思うけど細かいことは気にしない。 広げられる手にさっさと背を向けて、ひょこひょこと馬車へ乗りにかかる ) ―――お代は… 言い値を出すわ。 勿論限度はあるけど…私、お金の使い道なんてそんなに無いし… 結構、持ってると思うから。 ( 荷台へ上がる、たったそれだけの事にまごついてしまうのを誤魔化すように、口を動かした ) [Wed 1 Mar 2006 01:25:08]
レッド > まぁ結婚なんて面倒臭ェ縛りは元々趣味じゃねェし。 自由、最高。 結婚、最ッ低。 ( 馬鹿の理論は気にしなくて良い。 ) ん、港が近かったからな。 路銀稼ぎっていうか宿代の節約っていうか―――船の荷降ろし手伝ったりウィンチの整備手伝ったりしてきた。 寂しかったかいハニィー♪ ( ぱぁ、と満面の笑顔で両手など広げつつ。 その後ろでは「それは兎も角さっさと乗れ。」とばかりに暇そうな御者の姿など。いつでも出発OKらしい。 ) [Wed 1 Mar 2006 01:16:19]
跡野末理 > ( 荷物の積み込みが終わるのを待っている、良い御身分。 当然準備はOKだ。 聞こえて来た呟きに『結婚できないでしょ』と首を振りつつ――― ) 〜随分出歩いてたみたいだけど、何してたの? ( 新妻を置いて… なんて冗談を言うでもなく真顔。 やっぱり夜遊びか、それとも大切な用事があったのか… 気にはなるけれど、答えられないならそれで良いと言った素振りで。 …もう馬車に乗っても良いかと首を傾げてる… ) [Wed 1 Mar 2006 01:10:01]
お知らせ > 跡野末理さんが入室されました。 『( 何を手伝うでもなく傍に居て )』 [Wed 1 Mar 2006 01:01:59]
レッド > ――――さて、と。 長いデートも一先ず終わりかね。 海辺の宿でバカンスなんてむしろ新婚旅行か。 ( 初夜は迎えられなかったけどな!などと内心血涙。 流石に怪我人相手に出切る事と出来ない事ってのがある。 同室だったのに!同室だったのにッ! さておき予定通り予約しておいた馬車はクリスティアの時のような胡散臭い裏稼業のヤツではなく。 極普通の一般客相手の一頭立てに、御者が一人。 アングリマーラからヴェイトス市まで一人頭片道10000エンって所。 ただでさえ危険な道を夜中から丸一日かけて走ってもらうンだし、妥当な所だろう。 さて、重い麻袋を荷台に積み込んで此方の準備はOKだが――――。 ) [Wed 1 Mar 2006 00:58:38]
お知らせ > レッドさんが入室されました。 『 アングリマーラ⇒ヴェイトス市街道にて 』 [Wed 1 Mar 2006 00:51:10]
お知らせ > 錫音さんが退室されました。 『そして、「まっ…あなぁモン、如何使うんかァ分からんとぉけぇの!」 ケラケラと笑った』 [Sun 26 Feb 2006 21:37:54]
錫音 > まっ… ネタなんぞぉ、そう簡単に出るモンァあらんとぅけぇしのぉ… (…そんに、あなぁネタなんぞ街ン外でも耳に入る… どうせなら、誰も知らないネタを探れば良いだろう。 と、思ったりしつつ、着実に歩みを進めていけば… やがて、手を腰の瓢箪へ。掴めば、栓を抜いて、ソレを口に運び―― ) まっ… そン点で言ァー、今回ンは上玉かもしれんけぇの!(――プはァ!と言う、酒臭い息とウェッヘッヘッヘッと言う酔狂笑いと共に、そんな事を吐き出すだろう――) [Sun 26 Feb 2006 21:34:50]
錫音 > まっ、其の分…向こうン方ァ何とかなるとぉ思うけぇが (そして、ふっと振り返れば視線を向けるのは… 最早姿すら見えぬヴェイトスの街。 見詰めながら…出掛けに、『後で世話代を渡すから餌をやってる猫に代わりに餌を』と、宿の主に頼んである事を思い返せば、コクンと頷き… 視線を前に戻し…) …… 今ン必要なンァー…ネタが溜まっとらんとぅ言い訳考えとぉ事けぇのぅ(… 流石に、持ってるネタはそれなりのモノだから減給は無いだろうし… 口に出す言葉に篭められるのは、ワリと楽観的なモノだろうか?) [Sun 26 Feb 2006 21:26:33]
錫音 > ふぅ… まぁ、大分遅ゥなってもうとぅけぇのぉ… こらぁ(其の最中、吐息と共に呟き、夜空の星を見上げて眺めれば 一ヶ月の遅れか… と、またポツリ。 それから、視線を前に戻して…) 事前に話しが通っとぅけぇ心配はあらんとぅ思ォが… どぉせなら、もうちぃっと調べ入れとぅ方が良かっとぅのぉ(… そして、苦笑する様にポツリ。 手元にあるネタは件の貴族の奴隷売買と、狼石の大まかな情報。 例の蔦事件に関しては殆ど調べを入れてなかったのは、ちぃっと痛かっとうのぉ、と… 呟いて) [Sun 26 Feb 2006 21:19:39]
お知らせ > 錫音さんが入室されました。 『街道を一人歩き…』 [Sun 26 Feb 2006 21:15:07]
お知らせ > こまさんが退室されました。 [Wed 8 Feb 2006 16:54:50]
こま > マドお兄たんね〜〜〜!!!こ〜ま〜〜わかったの〜〜!!(少しだけ振り返って聞こえた名前で相手を呼べば再び前を向いて街へ向かった走って帰っていった) [Wed 8 Feb 2006 16:54:38]
お知らせ > マドさんが退室されました。 [Wed 8 Feb 2006 16:53:25]
マド > (こまの姿が見えなくなってから立ち上がり、踵を返し、) (男は自分の道を歩き始めた。) [Wed 8 Feb 2006 16:53:24]
マド > 俺はマドだ、     ――…ッて、聞こえたかな? (男がそう云う頃には、もう白くて小さな姿は物凄いスピードで行ってしまった頃だろう。) (それでも驚かなかったのは、きっと、振り返った仔犬の額に何かが ちらり と陽を弾いたのを見たからだ。 …やっぱりただの仔犬じゃなかったンだなと思いながら、) [Wed 8 Feb 2006 16:52:55]
こま > わきゅん!!『はいなの!もし会ったらきちんと言います!』(総意って結んでもらったのを確認し、少し暗い走っても落ちないことを確認すれば)きゅん!!『じゃ、こま、帰るの!』(少し怖いので全速力でかえることを決めた。ぺこりとお辞儀して自分が来た方を向けば精神を集中していき、力を徐々に一部解放していく。と、仔犬の額に小さなあまりとがっていない白い半透明の角がぴょこっと出てきた。)じゃあ、お兄たん。またなの!!あ!僕のお名前はこまっていいます!!(今更ながら自己紹介すればもう一度お辞儀してから、力いっぱい駆け出す) [Wed 8 Feb 2006 16:49:47]
マド > 面白ェお団子だな。作った人にお礼云っておいてくれるかい? (云いながら、また最初のように仔犬の肩へと荷物を背負わせて。 千切れんばかりに振られる尻尾にケラケラと笑った。) ――よし出来た。 (帰ると聞けば、) 街は近いけど、気を付けて帰るンだぞ? (応援してもらったお返しにそう云って、見送ろうと。) [Wed 8 Feb 2006 16:44:00]
こま > きゅん!?わきゅん!!『おいしいですか!?それはよかったの!!こまも、前もらったとき本当においしいな!って思ったの!!!』(どうやらおいしいといってもらえたのが嬉しかったのか、激しく尻尾をふる。少し興奮気味。飴も受け取ってもらえればさらに激しく尻尾をふっていく。)わきゅん!わきゅん!!きゅん!!!『お兄たん、お冒険頑張って下さい!こま、今日はもう尾母権やめてお家に帰ろうと思うの!で、いつかお兄たんとお冒険しててあって褒めてもらうの!!』(再び首に風呂敷を結んでもらえるみたいなので大人しく結びやすい格好で待機) [Wed 8 Feb 2006 16:40:08]
マド > うン、美味しい。 ッて云うか何か元気出てきたぞ。一週間は疲れ知らずになりそうな感じッ。 (まさか本当に5日分の食料が浮く事になるとは、男は今の時点で知る由も無い。) ――飴までくれるのか? (ペロキャン。 …犬が甘いものを食べて大丈夫かとは思ったが、この仔犬が普通の犬だとは思えないのもあるから気にしなかった。) ありがたく貰っとくよ。冒険先で、こまちゃんの事を思い出しながら食べるとしよう。 (そうして、風呂敷包みを元のように結ぼうとする。) [Wed 8 Feb 2006 16:34:41]
こま > !!(早速食べてもらった!)きゅん!きゅん!!『おいしいですか!?おいしいですか!?』(自分も一度しか食べたことが無いので興味深々で聞いてみる。食べてしまったのが運の月、なせか5日間はお腹がすかないで元気に活動できるというオカルト現象に悩まされることになる。)きゅん!『あと、飴たん、一個だけ上げます!』(人からいただいた苺味のペロキャンを前足でさし進める。一個だけというのが意外とけちで) [Wed 8 Feb 2006 16:32:20]
こま > !!(早速食べてもらった!)きゅん!きゅん!!『おいしいですか!?おいしいですか!?』(自分も一度しか食べたことが無いので興味深々で聞いてみる。食べてしまったのが運の月、なせか5日間はお腹がすかないで元気に活動できるというオカルト現象に悩まされることになる。)きゅん!『あと、飴たん、一個だけ上げます!』(人からいただいた苺味のペロキャンを前足でさし進める。一個だけというのが意外とけちで) [Wed 8 Feb 2006 16:29:08]
マド > お団子? (ひょい、と受け取ったお団子。摘んで早速食べた。 このくらいで腹を壊したりはしないと云う表れだ。) (片頬を膨らませて もぐもぐ と行儀悪く喋る。) ありがとな。わざわざ、 (御礼をしてもらえるほどの事はした覚えが無いけれど。 にッ、と笑って「ありがとう」を重ねよう。) …何か、逆だな。 (呟きに意味は無い。) [Wed 8 Feb 2006 16:22:23]
こま > (開けた袋の中身は子供の宝箱よろしく、色々なものがごっちゃりと入っている、その中から自分で袋を取り出せば口でなんとか紐を解き袋の口をあけると)きゅん・・『ええと、この小さな袋の中のお団子たんあげます。』(優しくしてもらったお礼らしい。犬から貰う食べ物だから衛生的にちょっと・・とおもわれるかもしれない、その場合は捨ててもらっても構わない覚悟で袋を鼻先で差し出してみた) [Wed 8 Feb 2006 16:18:43]
マド > うン。そう云える時を楽しみにしてる。 ――…ン、風呂敷? (瞬き。) 良いけどよ、…どうしたンだ? (取り敢えず、云われるがままに赤い風呂敷包みを仔犬の首から外し、結び目を解き始める。) [Wed 8 Feb 2006 16:14:12]
こま > !!わきゅん!!『こ、こま、お兄たんに凄い!!って言ってもらえるようにがんばるの!!』(仔犬はその言葉にむねを躍らせる。と此処で良いことを思いついた。)きゅ〜ん。『こま、お兄たんにお願いがあるの・・・こまの風呂敷を下ろして開けてほしいの・・・駄目ですか?』(恥かしそうにもじもじしながら御願いしてみた) [Wed 8 Feb 2006 16:11:40]
マド > そう、 (頷きながら手を引っ込める。) 散歩だ。 楽しいけど、気を付けなきゃいけねェ散歩だ。危ないところにも行ってみる、色んなものを見てみる。 自分を自分で守りながら歩く散歩だよ、それが冒険だ。 (小さく笑った。) …俺ァ凄いか。そうか。 じゃァこまちゃんといつか冒険先で会ったら、その時はこまちゃんにも「凄い」ッて云うからな。 [Wed 8 Feb 2006 16:08:17]
こま > わきゅん!!『はいなの!こま、もう大丈夫なの!』(頭を撫でられればかなり落ち着いたのか、元気にお返事し、激しく尻尾をふっていく)きゅ〜。。『しまめぐりってお散歩のことですか?』(島巡りの説明うければ暫しの沈黙。その後)きゅふん!!きゅん!きゅん!!『こま、わかったの!しまめぐりって、いっぱいお散歩することね!わかりました!!こま、わかりました!!』(あたかもわかったという表情で自信満々に答えたけれどそれはかなり曲解された解釈で。けれど冒険上級者を見るような尊敬の眼差しでマドさんを見上げていく)きゅふん!!『お兄たんは優しいだけじゃなくて凄いお兄たんなの!!』(自分のことのように胸を張って言い切った!)わきゅん!!『こまもいつか、しまめぐりっていうのするかもしれないの!!』(何時になるかはわからないけれど) [Wed 8 Feb 2006 16:01:57]
マド > (真綿より柔らかい毛並みを よしよし と撫でながら、仔犬の言葉に相槌を挟む。) ああ、一緒だな。だからもうさっきみたいな寂しそうな顔するなよ? 勇敢への第一歩だ。 (震えながらの一歩一歩を見たから。 尤も、勇敢と向こう見ずとは違うから、寂しさと怯えは忘れてはいけないものだけれど。) (黒い瞳の問い、「島巡り」とは、) ――なァに、散歩の事だよ。 歩く場所が公園じゃなくてヴェイトス島になったってだけだ。…ちょっと危ないけどな。 (大した事じゃないと笑う。) [Wed 8 Feb 2006 15:52:12]
こま > わきゅん!!『そうなの!みっしょんなの!!お兄たんもお冒険なのね!一緒ね!こまと、一緒ね!!』(納得して貰ったらしいことを嬉しく思いながら頭を撫でてくれる大きな暖かい手を気持ち良さそうに眼を細め受け入れた。彼も冒険だとわかれば眼をぎゅっとつぶったまま恥かしそうにはしゃぎだす。と、急に思い出したらしく目を開ければ)わきゅん!!『!!そうなの!あと!勇敢なこまにもなるお約束してたの!!』(忘れるところだったと反省して。そのままマドさんを見上げ彼の話を真剣に聞いていく。と)きゅ?『しままぐり?・・・しまめぐりって何ですか?』(わからない言葉。でも冒険の内容だということは理解できた。きっと凄い冒険なんだと眼を輝かせ聞いてみる。) [Wed 8 Feb 2006 15:45:43]
マド > (くるりと丸かったふさふさの尻尾が、仔犬の背中越しに出てくるのが見えた。返ってくる声に元気が戻ったようで、ぽ、と安堵のような溜息を付く。) 成る程なァ。 (はじめてのおつかい みたいなもんかと納得する。子どもの頃の、一種の儀式みたいなものだ。) 自分に課したミッションッてか。はは、まァ確かに、何かしら始めないと強くも賢くもなれねェもんな。 (頭を撫でようと手を伸ばしてみながら、) ――うン、俺も冒険だ。 島巡りでもしてみようかと思ってる。 [Wed 8 Feb 2006 15:37:20]
こま > きゅん!わきゅん!!きゅふ!!『そうなの。お冒険なの!今日はこの道を歩いていけるところまで行って、で、帰るの。こま、お冒険初めてだから、ちょびっと怖いな〜って思っていたの。でも、本当にちょびっとだけなの!』(会話から男性が悪い人ではないと判断したのか、段々元気な口ぶりになっていく)きゅん!きゅん!『こま、ちっさい子だけど、頑張っているの!!強くて賢くて優しいこまになるって色々な人とお約束したの!だからこれは【みっしょん】って奴なの!!』(無意味に自慢気な口ぶりで。みっしょんの意味と使い方を勘違いしているけれど気にしない)きゅん!わきゅん!!わきゅん!!『ええと、お兄たんもお冒険ですか?』(徐々にもっさりした尻尾がまたの間から出てくる) [Wed 8 Feb 2006 15:32:58]
マド > (ぷるぷるしてる。 それが歳の所為でなくてただ怯えているだけだと知るから、) (男は街道の端に寄るようにしゃがみ込んで、何か――「こま」と云うらしい仔犬――へとまた話しかける。 お琴の言葉は人間の其れだが、動物にも通じる響きを持った奇妙な二重音声のように聞こえるだろう。) 冒険ッ? (そうして、仔犬の言葉を理解しているようだ。) お前ェさん見たいなちっちゃい仔がかッ? (瞠目は「何故」と問う。) [Wed 8 Feb 2006 15:25:09]
何か。 > (正直、怖い人間たんかも!と思って振り返ったけれど、言葉がわかるらしい、それがわかれば、尻尾をまたの間に入れたまま石橋を叩いて渡るかの如く、ぎこちない足取りで男の人に近づいていけば)きゅ〜ん・・・『こま・・・ちょびっと、お冒険に出ようと思ったの・・で、街を出てきました・・・』(相当心細買ったのか縋るような目で話しかけていく) [Wed 8 Feb 2006 15:20:37]
マド > (最初に解ったのは動物だと云う事。けれども真っ白で真ん丸なお尻は兎とかじゃなかった。) (動物の瞳はびっくりするくらい潤いのあるものだが、振り向いた何かは明らかに泣きそうな顔であると解る顔をしていた。) おいおい、 (風呂敷包みを背負っている時点で、ただの動物ではなかろうと思ったが。 追いついた男は白いのを見下ろして、) どうしたンだよ。 家出か? 出稼ぎか? [Wed 8 Feb 2006 15:16:34]
何か。 > (前方の毛玉もどきは、明らかに歩く速度は遅く、一歩、一歩、前に出す足が遅い、近づいて見ればわかるかもしれないが、赤い風呂敷を背負った白い仔犬が、もッふりした尻尾を後ろ足の間に入れたまま、ぎこちない足取りで前へ前へと進んでいるのが。と)!!!!(こちらに駆け足で近づいてくる気配には気がついたのか、ビクッ!!っとし、少し涙目で気配のする方へと振り返る) [Wed 8 Feb 2006 15:11:55]
マド > (男は、ヴェイトス市から出てきて暫らく歩いたところだ。)    … お? (其処で見つけたのは白っぽい毛玉みたいな何だアレは? 小さいのと、未だ距離はあるのとで、それが何だか解らない。) 街の方から来たのかな…。 (街道の先と云えばティアンかアマウラだ。) (――兎も角、気になったので駆け足にて近づいてみるが…。) [Wed 8 Feb 2006 15:05:40]
何か。 > (遥か前方街の方から、明らかによたよたとした小さな白い生き物が街に背を向け歩いてくるのが見えるだろうか?) [Wed 8 Feb 2006 15:02:27]
マド > (ふきのとうより春の陽気に一足早く浮かれる男は街道を行く。 均された硬い地面の上、大股の歩調。) [Wed 8 Feb 2006 14:56:25]
お知らせ > 何か。さんが来ました。 [Wed 8 Feb 2006 14:55:18]
マド > (場所によっては 黄色い風が吹く なンて事もあるらしい。) 春先は大変だな。 (其の割には随分と楽しそうに云って、腕を良く振って歩いた。) (時折、町へ向かう馬車とすれ違ったり、ロバに乗って荷物を運ぶ人に追い抜かされてみたりしながら。) [Wed 8 Feb 2006 14:50:57]
マド > (冬の頃とは空気が変わった。少し霞んだ様な空は、これからもっともっと淡い色合いになって、雲なンか小麦とか南国の海の砂みたいに さらさら と空を過ぎって。) そうだ、もう花粉も飛び始めるだろうな。…今年はどうだろ。 (鼻と眼は今のところ無事だ。が、油断は出来ない。) [Wed 8 Feb 2006 14:46:32]
マド > (思えば久し振りに外に出てきた。こう云う、建物の匂いがしない風はまるで大きな布団が真正面からぶつかってくるような感触を思い出せる。) (眼を細めた。) [Wed 8 Feb 2006 14:44:06]
マド > (ぐるうっと回っていこう、この島を。いつかやったみたいに。) (島鳥の後を尾行たルートが丁度、それに当たる。) 外れねェ程度に寄り道すれば良いよな。うン。 (良い天気だ。) [Wed 8 Feb 2006 14:40:41]
マド > (馬車も馬も使わずに、歩いていこうと思った。) …覚えてるもんだな。 (一人語散って。) [Wed 8 Feb 2006 14:34:25]
お知らせ > マドさんが入室されました。 [Wed 8 Feb 2006 14:32:25]
お知らせ > 跡野末理さんが退室されました。 『( ちゅーがどうのなんて気にしてる余裕無い。 急に動かした腕のせいで、傷がズキズキとっ )』 [Mon 6 Feb 2006 04:40:55]
お知らせ > レッドさんが帰りました。 『 奇襲失敗! だがオデコちゅーは貰って逝く…ッ!⇒アングリマーラへ/T 』 [Mon 6 Feb 2006 04:38:51]
跡野末理 > ―――忙しいわね。 ( 忍びだってそんなにこなさないんじゃないかって。 …呆れた風に肩を竦めようとして、駆ける痛みに顔を顰める… ) ……ええ……。 クリスティアに…どう見たって、アマウラ人の娘が…一人…。 無茶、なのは…分かってたんだから… 尻尾巻いて、逃げ帰れば…良かったんだわ。 …でなければ、そもそも… ( 『来るべきじゃなかった。』 任務の内容に直接関係の無い感想であれば、ポツポツと零す。 …話してはいないけど、素性を知られた上で見つめられると、何となく見透かされているような気持ちになってしまう…。 …思っている事を口に出してしまえば、少しずつ苛立たしそうになるけれど… ―――レッドに笑われて…突けば崩れて泣きそうだった顔が、機嫌よくなんてならないものの素直に『むくれた』だけの顔へと変わった。 …それ以上吐き出してしまわないように、口を噤む事も出来た… ) ………呑気ね。 ( …アングリマーラへ入ってしまえば、お尋ね者ではなくなるようなものかもしれないけれど… 逃亡者を一人抱えてバカンス気分とは、と不服そうに零す。 …でもそんな風に言えるのは、虚勢でもなんでも少しは元気になっている証拠だろうか… ) ―――〜ええ。 おやす………? ―――(な)にしてんのよっ! ( マイペースを咎める気にはならない。 …ソッポを向いたまま『おやすみ』と返そうとして… 近付く顔と顎に添えられる手に目を瞬いて――― 唇を寄せられてやっと気付いたように…触れるか触れないかのところで、下からレッドの顎へやや強めに手を当てて、軌道を逸らそうと――― ) [Mon 6 Feb 2006 04:34:25]
レッド > そう、そんで今は旅人で機構士でレディの味方。 ( 肩書きに興味が無いのか、若しくは肩書きを欲しているのか。 何者でもない「レッド」で良いのかもしれないが、一人でやってく為にはあれこれ忙しいって事だろう。 まだたかだか17歳の娘にしては行き急ぎすぎている感はある。 ) ――――…上手くはなかったよな。 急ぎ過ぎたんじゃねぇの? ( どんな失敗をしてこんな事になったのかは未だに詳しく聞いていない。 ただ、最初に出会ってからずっと、どうも気合入れすぎて固くなってる感じがした。 それで気になってたといえば気になっていたのだけれど。 ) ま、アングリマーラは温かいからさ。 案外休むのに良いかもな。 休暇だと思ってゆっくりしようぜ? 前に泊まった宿が海沿いの3階建ての良い所でさ、また其処にしようと思ってる。 ( 落ち込むヤツだな、などと苦笑しながら歩み寄って笑う。 人に笑ってもらうっていうのは案外、気楽になれるもんだ。 誰にも笑ってもらった事が無いヤツはいつも張り詰めた顔して、考え事で頭ン中が一杯になってたりする。 ) じゃ、オレもちょっと寝るから――――樽に戻る時にでも起こしてくんね? ( 欠伸一つ、伸びをして「んじゃぁオヤスミ」などと確認も取らずに一言。 ついでに、とばかりにおもむろに顔を近づけ、マツリの顎に手を当てて唇を奪おうと。 オヤスミのチュープリーズ! ※避けるもまた吉。 ) [Mon 6 Feb 2006 04:17:58]
跡野末理 > ……貴族で、海賊で…貿易商なんだ…? ( やりくり上手な話を聞くと、今一つ血色の良くない顔に苦笑を浮かべる。 …変に生活力があるのは分かったと言うか…。 『悪い』と言われるとかえって居心地悪そうに、ふる と首を振った ) ………。 ( 調子こそそうでなくても、『マシンマル』の名前が出て来れば口を噤む。 …出て来るって事は盗って来た調書は読まれてしまったという事だと思うけど、今の所意地でも話す積りはないようで。 …もっとも、しつこく聞かれれば立場上、ぽつぽつとは話すのだろうけど… ) 〜賢明、ね。 …組織に、属さない…一匹狼なんて… ちょっと、身体が動かなくなっただけで… お仕舞いだもの… ( 意外と堅実な思考には、へぇ と元気ないながらも面白そうに返した。 …ちなみに、自分でも盗って来た調書は読んでない。 『どうせ大した事は書かれていない』って思うし、そう思うんだけどそれを確認したらもっと落ち込むと思うから… ) ……『マシンマル』の、あれは、ね。 『何も出来なかった訳じゃない』 っていう、証明に…したかったのよ…。 …『何もしないのが正解』…だったのに。 ( 変わりに、答えるでもなく自嘲気味な呟きを漏らした ) [Mon 6 Feb 2006 04:02:05]
レッド > あ、そう? いやー、あの街さ、金になるんだわ。 他所との交流少ないし。文化も独特だし。 香辛料とかちょっと買ってってヴェイトス市で転売してェっていうか今それしか収入ねぇし。 クリスティアに居る間、半年無収入だったからなー。 ( ワリィね、などと行儀悪く脚を組んで笑い、ブッちゃけた話。 まぁ早めに樽生活から脱出できるのは本当でもあり。 本質的に良くも悪くも我儘で自己中心的なのだ。 自分の勝手で旅に出て、自分の勝手で人を助ける。 途中で裏切るのだけはご法度だ。 それは海賊の流儀じゃ極刑もの。 ) そんで仕事で仕方なくクリスティアのくんだまりまではるばるって? …“Machin-Maru”とかってのの事で。 ああ、手に職つけとこうと思ってさ。 丁度良いツテがあったし。 やる時ゃ纏めてヤっちまわないと。 ( 特別な会話をするようなトーンでもなく、此方からも聞き返してみる。 言外に「荷物見せてもらった」と言っているのだが。 よくわからん不思議道具に混じっていた資料、正直全然読めなかった。 ) [Mon 6 Feb 2006 03:49:15]
跡野末理 > ………任せるわ。 …全部。 …どうせ、動けないんだし… ( ぶっきらぼうに言い放つ。 …休めるのはホッとするけど、治療が遅れるのは心配と言えば心配。 …今まで死ななかったのだから、そう簡単に死にはしないと思っても、痛いものは痛いから。 どっちもどっちだと首を振り。 ―――そんな性格が吉と出る事もあるのだろう …優しくされたら泣いてしまうんじゃないか。 …で、目の前で泣いたりしたら今度こそ立ち直れそうに無い。 …もっとも、何だかんだで多大な手間をかけてしっかり助けられてしまっているし… お人よし過ぎるくらいだと思わなくもないのだけど ) ………そう、みたいね…。 ……わたしは…一所に、落ち着いてる方が…好きだけど…… ―――どうして、篭もる気になったの?  [Mon 6 Feb 2006 03:39:44]
レッド > あのさ、明日にはアングリマーラの横通るんだけどさ―――( 根本的に他人の顔色を窺わない性格。 機嫌が悪いなら悪いで勝手に、みたいな人に優しくない人格は元からか、海賊稼業で染み付いた物か。 何処かモラルを軽んじる癖が随所に見られるだろう。 樽の縁に腰掛ながら、アングリマーラで馬車を降りて休むか、このまま進むかの相談などはじめ―――。 ) 閉じ篭ってるより外の方が性似合うんだよ。 この方がオレにとって普通なのかも。  [Mon 6 Feb 2006 03:29:07]
跡野末理 > ( そんな口調がきっと、より一層ブーたれさせるんだ。 …性格的に、甲斐甲斐しく心配されるよりもずっと楽だなんて事には気付かずに… でも、一応挨拶はするよ ) ………おかえり。 …うん……人が通ったら教えて… ( 黒髭危機一髪? みたいな感じにひょっこり顔を出してる樽娘は… 聞いているのかいないのか、空を仰ぐようにしたまま、元気の無い返事を返す。 …いい加減慣れもするけれど、これで葡萄酒は間違いなく嫌いになった。 寒空にふうと、やや苦しげな溜息一つ… ) …なんだか…気楽ね? そろそろ…後悔、する頃だと思ってたんだけど… ( 馬車が動き出して、振動に顰めてしまう顔… その変化を隠すみたいに、ポツポツと… ) [Mon 6 Feb 2006 03:22:29]
レッド > ( むしろワイン臭くて中大変。空気穴くらいはコッソリ開いてるとしても。 今は顔くらい出して手も良いかも。かも。 ) [Mon 6 Feb 2006 03:14:32]
レッド > ―――たっだいまー。 あと暫らく…あー、1時間くらいは樽出て良いぞ。 ヒトが通った時だけ速攻潜れー。 ( 暫しして馬車が見えてくる。 御者に「お待たせ、大丈夫だ」と声をかけて荷台に上がり、樽娘にそんな声をかける。 見た目面白い上に他人事っぽく、よかったなー、的な口調で。 ) [Mon 6 Feb 2006 03:13:53]
跡野末理 > ―――。 ( …そういえば、血の匂いはワイン樽の香りが消してくれているだろうか…。 そんな事を考えるのは、樽女らしく樽の中? ) [Mon 6 Feb 2006 03:13:24]
跡野末理 > ( 何から何まで任せきりだろう。 『こうする』と言われて反対出来る立場ではないし… 何より、そういった判断は自分よりも彼…もとい彼女の方が的確だと、あてにしている。 …でもだからってブーたれないかと言うとそんな事は無い。 怪我の痛みもあって、意識がハッキリしている時は始終不機嫌そうに、どこか諦めた風に遠くを見ている事が多かった… ) [Mon 6 Feb 2006 03:09:07]
レッド > ( 次の詰め所の灯りは見えてこない。 まだあと何qか先だった筈だし、行程は順調といった所だろう。 ある程度見て周り、目立って異常は無いと判断して足を止めた。 ここらで引き返して丁度馬の休憩も終わりって所だろう。 さて、樽女がブーたれてなきゃ良いが――――。 )  [Mon 6 Feb 2006 03:04:24]
お知らせ > 跡野末理さんが入室されました。 『( なす術も無く――― )』 [Mon 6 Feb 2006 03:03:27]
レッド > ――――…明日にはアングリマーラにも入れるな。 どうすっか。 ( このままスルーしてヴェイトス市に行くか、いったん休憩していくか。 医者と治安なら絶対にヴェイトス市のほうが良い。 ただでさえアングリマーラでは目立ってしまうし、馬車を待たせると余計な経費もかかるだろう。 アングリマーラで馬車と分かれて、ゆっくりマツリの回復を待つ方が経済的には良い。 一方、寄って行くなら寄って行くなりのメリットもある。 なにより早く休めるし、クリスティア騎士団が立ち入り難い国だ。 それに個人的な話になるが、今現在の主な収入源である旅先からの転売品の補充もできるというもの。 ) アングリマーラじゃ前に成功してるからな…ちょっと相談してみるか。 [Mon 6 Feb 2006 02:55:40]
レッド > ( クリスティアから西へ続いていた街道はやがてなだらかなカーブを描いて南に曲がっていった。 東側にコロンジャ河を、西側の遥か遠くに海を臨むようになってくると幾らか温かく、緩やかな時間が経過していく。 暫らく馬車に乗って進み、馬を休める間、また前方の警戒に一足先に飛び出した。 あえて灯りは点けずに暗闇の中、道から少し離れた辺りに身を潜めながら進む。 警戒し過ぎて悪い事は無い筈だ。 ) [Mon 6 Feb 2006 02:49:35]
お知らせ > レッドさんが入室されました。 『 クリスティア街道/U 』 [Mon 6 Feb 2006 02:44:39]
お知らせ > 跡野末理さんが退室されました。 『( この意識が、最後にならないことを祈りながら――― )』 [Thu 2 Feb 2006 19:04:33]
跡野末理 > ( 時間が経てば ―――お尻や、もたれさせている側の肩や、曲げっ放しの背や… 脇腹の矢傷の痛みが広がるように、やがて全身くまなくどっしりとした痛みに覆われる…。 気を保っているのも難しくなる ) ……… ( 自分の浅く荒い息遣いを聞きながら… 徐々に、意識を失うように眠りについた。 ……これから、どうしよう…… ) [Thu 2 Feb 2006 19:04:01]
跡野末理 > ( 情けなくて… 心細くて… 痛みもあるけれど、別の涙が止まらない。 …死ぬんじゃないかってくらい苦しくて、早々と休みたくなっても… 今は誰にも見られていなくて、良かったと思う ) ………ッ ( こんな思いをしてまだ生きているんだ。 …道中で死んでたまるかと、気を入れた… ) [Thu 2 Feb 2006 18:58:51]
跡野末理 > ( …『助けられている』事、それ自体が問題で… どうすれば良いのか分からなくて… 『いっそ殺して』とも思うけど… それでも、死にたくはなかった ) ………。 ( 里で仲間に囲まれて暮らして来た忍びには、裏ルートであれ何であれ、部外者を利用するという意識が欠しい。 …身体的に身動きを取れなくなったらどうする…? そんな事も分からずにクリスティアくんだりまで来るべきではなく… そして来させられたのは、もしかしたらそれこそを理解させる為だったのかもしれない )   ( 気付かず無茶して、倒れて初めて気が付くなんて… かつて将来を有望視されたくノ一の勘がそこまで悪くなっているとは、長老衆にも思われていなかったのだろう ) [Thu 2 Feb 2006 18:54:25]
跡野末理 > ( 痛むという事は、まだ生きている。 …気を抜いた罰として己を戒めるこの痛みは、言わば福音なのだと言い聞かせて… ああ、パプテスの言葉だったっけと、真っ青な顔に皮肉っぽい笑みを零した ) ………。 ( 一度外へ出して貰って、ほんの少しはマシになっている。 …とにかく今は、ひたすら耐えるしかない… ) [Thu 2 Feb 2006 18:44:32]
跡野末理 > ( じっとしているだけで運んで貰える怪我人は、いい御身分なのだけど… ) ………ッ ( 屈葬常態と言うやや無理のある姿勢で揺られ続けるのは、正直辛い。 …慣れる事無く傷は身体を苛み続け、ちょっと大きな振動を受けるだけで軽く悲鳴を上げそうになった… ) [Thu 2 Feb 2006 18:39:54]
お知らせ > 跡野末理さんが入室されました。 『( 馬車に積まれた樽の中 )』 [Thu 2 Feb 2006 18:34:32]
お知らせ > レッドさんが退室されました。 『 ...to be Next⇒クリスティア街道/U 』 [Thu 2 Feb 2006 12:59:01]
レッド > ――――アングリマーラ、どうすっかなぁ。 ( 街道を通る限り、必ず直ぐ其処を経由するのだ。 先に言ったとおり、なにかと目立つ二人組みではあるが――― 一端休憩にはなるし、追っ手はかかりづらい場所だ。 なにより、あそこの美味しい所は。 ) ……半年、無収入だもんなオレ。 ( 旅の転売稼業、再開か。 黒胡椒の売値は相当の物だったし、穴場なのだ、あそこは。 クリスティアの物はアングリマーラ受けが悪いし、ヴェイトスにはありふれているし、アマウラ、ティアンには遠すぎるし、全然駄目。 ) [Thu 2 Feb 2006 12:57:29]
レッド > ( そろそろ馬車が追いついてくる頃だろうか。 樽の中に詰め込まれて眠る…眠れてると良いが、まぁ兎に角イエロティアの娘をここらで一端外に出してやらないと。 しばらく詰め所も無いし、1時間2時間なら良いだろう。 昼の街道はいつもどおりの平穏で――――何処か遠くで誇らしげな鳥の声が聞こえて空を見上げた。 青く遠く、雲の無い空が続いていた。 ) [Thu 2 Feb 2006 12:52:27]
レッド > ―――アングリマーラ領で一泊ってのも具合悪いけどな。 ( しょうがねぇ。 呟きつつ警戒を続ける。 ホワイティアとイエロティアの二人組みじゃ目立ってしょうがないが、今はある意味クリスティア領だって不味いのだ。 黒髪の小柄なイエロティアを探している、なんて言われたら冷や汗モノで。 街道に数箇所ある街道警備詰め所が見えてくれば普通は安心して、其処でゆっくりと休憩していくものだが―――今回ばっかりは。 ) …全く寄らないのはかえって不自然だ。 「急いでる」ッて適当な理由、考えないとな。 [Thu 2 Feb 2006 12:48:16]
レッド > ( この道を通ってクリスティア入りしたのが夏ごろ。丸々半年をわざわざ寒い国で過ごしたと思うと馬鹿みたいだが、お陰で収穫が無かったわけでもない。 新たなスキルを得るのに半年と考えればそう悪くも無かったし、先の事を考えれば手に職つけといて損は無い筈。 ) ―――まはひと段落ついたし久しぶりにヴェイトス市も良いだろ。 ( 道はまだまだ真っ直ぐに西へ続いている。北側に山脈を見渡し、南側は悪名高い永世の森がなだらかに弧を描いてどこまでも続いていた。 これが一端途切れて西に海が見えてくる辺りを超えて、今日中にコロンジャ河を渡りたい所だ。 ) [Thu 2 Feb 2006 12:43:29]
レッド > ( 森を迂回して西に進み、大きく弧を描いてアングリマーラを経由する。 通称クリスティア⇒ヴェイトス街道。 直線距離ならばそのまま南下したほうが明らかに近いが、精霊の泉に注ぐヴィジャランジャ河を何らかの方法で渡り、砂漠の西端を抜けて荒野を抜けて、というある種ハードで面倒臭い地理が待ち構えている。 怪我人の無い旅ならそれでも良かったが、生憎怪我をしているうえにお尋ね者を護送しているわけで。 後方の休憩所で休んでいるであろう馬車の姿が見えなくなった辺りでいったん、周囲の様子を窺った。 いわゆる偵察ってヤツ。 ) [Thu 2 Feb 2006 12:37:25]
お知らせ > レッドさんが来ました。 『 クリスティア⇒ヴェイトス街道にて 』 [Thu 2 Feb 2006 12:29:24]
お知らせ > 危娘さんが退室されました。 『(そんな呟きも、子羊の鈴の音と語り部の声に溶けて行く。ゆらゆらの夜。)』 [Sat 28 Jan 2006 00:19:27]
危娘 >                兄者。  (あぁ貴方は、今でも、あたしを受け入れてくれますか?  孤独に変貌してしまっても。) [Sat 28 Jan 2006 00:18:33]
危娘 > (だけど。羊の本当に望む物は、復讐よりも、強くなることよりも、仲間と共に安寧の暮らしに戻りたかっただけでは無いのか。狼との暮らしを思い出すのは、何故か。曲りなりにも、それは一人では無かったからでは無かったか。 けれど子羊は本懐を果たした。狼は死んでしまったのだ。自分から手を離した。もう会えない。会えない。会えない―――。) (ずきんずきん。物語が巡っている。もう羊では無いのに。現実の己と交錯して。 大切な人のふわふわの手。自分から手を離してしまいそうな己に。) [Sat 28 Jan 2006 00:15:09]
危娘 > (温く冷たく凍る夜の下。白い小羊だった自分はもう居ない。居ないと言うのなら、現実の己は如何にも血腥く胡乱げで、夢現の朧の中だけなりと、羊で居ただけだったけれど。) (夢の中、羊でも狼でも無い不気味な化け物に成り果てて、子羊は何処へ、何処まで行くのだろう。思い出すのは、狼と二匹だった頃の生活で、子羊の物語は終幕を迎える。ずっと一人。永遠に―――孤独。) (新しく頬を伝う感触も、酷く冷たい。老語り部の声はもう聞こえない。) [Sat 28 Jan 2006 00:08:57]
危娘 > (長く狼と暮らす内、子羊の姿は狼そっくりの残忍な姿に変貌してしまって居たのだと言う。首に付けた小さな小さな鈴だけが、昔の牧場と同じに、小さく小さく音を立てて―――。)  (老語り部のゆらゆらの声を耳にするうち、何だろう。ふと己の頬が濡れているのに気付いた気がした。頬に触れてみる。指の先が酷く冷たい。 潜り込む様にして膝の中に顔を埋めた。 隣で傭兵が苦笑する。「爺さん。アンタが辛気臭い話するから、嬢ちゃん拗ねちまったみたいだぜ」。 そんなんじゃない。ますます頭を低くして、馬車の影に影に寄り添った。) [Sat 28 Jan 2006 00:03:13]
危娘 > (一人狼と暮らした山に戻った子羊は、川辺に写る己の姿を見て思わず叫んだ。      「狼よ!貴様生きていたのか!」        )   (夢の中の自分も   叫んだと思った。) [Fri 27 Jan 2006 23:56:12]
危娘 > (安寧の闇はほんの僅か濃く厳しく。黒々の世界を広げた様だ。そろそろ夜中が来るのかも知れない。物語の続きが気になった。意識は未だ小羊だからだ。) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・、どう、なった、の・・・・・・・。 (ひゅうひゅう、喉が少し引き連れた。久々に出した声は、老語り部と同じにしわがれて、ゆらゆらと頼りない。 「お前、口が利けたのか」。隣の傭兵も今一度笑う。返事もせずに見つめる先、老語り部が物語の続きを紡ぐ。) (子羊は復讐を遂げる。そして、もう一度緑の牧場で仲間達と一緒に暮したいと思ったが、羊達は子羊を仲間に入れようとはしなかったと言う。子羊は一人になってしまったらしい。 ―――どうしてって。) [Fri 27 Jan 2006 23:54:07]
危娘 > (しわがれて艶を無くした老語り部の、ゆらゆらの独特の口調。焚火の眩しさと相俟って、いよいよ夢に誘われる感覚。不確かな夢の中、ふわふわの毛皮を纏った己は、何食わぬ顔で狼に近付き、強い動物になるための訓練を重ねている。いつか、いつか、寝首を掻いてやるんだと、白い毛皮の下、黒々の念を垂れ込めながら。) (そして物語は佳境に入り、再び狼が牧場を襲う頃、子羊は敢然と立ちふさがり、激闘の末に復讐を遂げていた。 パキン、薪が爆ぜる音に、ゆったりを瞼を開閉する。幼子達も、傭兵達も聞いている。) [Fri 27 Jan 2006 23:47:38]
危娘 > (小さな鈴を付けた子羊の物語は続いている。胡乱な意識で聞いている内に、うっかり虚ろな夢の中、自分も何時の間にか子羊に変わる。羊達は平和で穏やかな暮らしを営んでいたが、ある日血に飢えた狼に襲撃され、子羊の父母ともに牧場の羊達はことごとく殺されてしまうのだと言う。 傍らに佇んで、其処を低位置としたか、隣に佇む若い傭兵が喉を鳴らした。笑ったのだ。面白いのか如何なのか解らない。夢の中で、己は羊になっている。そして子羊は、狼へ復讐を誓うのだ。) [Fri 27 Jan 2006 23:40:08]
危娘 > (目を閉じても開いても変わらない、温いゆらゆらの闇の中。焚火の炎と語り部の声が、瞼を透かしてゆるゆる届く。夢現。おなじみの胡乱げな感覚で聞くとは無しに聞いている。物語は続いている。それは小さな牧場で生まれた、白く小さな羊の物語。 さして緊張感の無い寒夜の下、護衛の傭兵達が何気に通り縋る長い影しか、動かない。 彼らも話を聞いているのかも知れない。促すでも無く、己自信は動かずに居る。物語の続きを聞きたかった。) [Fri 27 Jan 2006 23:34:52]
藍色外套 > (月星の見えぬ見辛い、温く曇る安寧の夜の下。一つっきりの焚火の傍ら、年老いた語り部が、同じ隊商キャラバンの幼子らに、枯淡の記憶の紙芝居を聞かせ教えるゆらゆらの言葉が、隊の端っこで蹲った闇色の塊の耳にまでも届いて消える。 あの廃村参りから魔窟都市への、酷く気のだるい帰りすがら、小さな隊商に追い越され、行く先が同じならと護衛傭兵の一人に加わって二日目の夜。声を掛けてくれたのは、あの語り部だった気がする。抱えた膝の上、顎を乗せて目を閉じる。) [Fri 27 Jan 2006 23:29:10]
お知らせ > 藍色外套さんが入室されました。 『(語り部の声がゆらゆら届く。)』 [Fri 27 Jan 2006 23:22:00]
お知らせ > レイリエさんが帰りました。 『 ――キリキリ弓を引いた。 』 [Fri 27 Jan 2006 19:40:05]
レイリエ > ( 「おーい。」 ) ………。 ( 「おーい、 ギィー。」 ) ……んむ? (何とか一つくらい掘り出せないかなあと爪先でちょいちょい煉瓦を弄って居たが、背後から掛けられた声に) 何だカティ    べぶッ。 (振り返ると。ぼすん、とその顔面に、鮮やかな布がスッ飛んで来たから) …………そうかそんなに一緒に埋められたいのか!!! [Fri 27 Jan 2006 19:39:43]
レイリエ > (命令するなと文句を垂れながら、それでも嬉しそうに馬車の中を漁る同族を背後。彼奴は人間の文化や風習に興味がある方、だ。自分も無い訳ではないが、異臭の強い馬車に近寄るのが躊躇われた。 夜の冷たい風に頬がびりびりする。マフラーのような外套を巻き直し、煉瓦作りの街道の上を歩いてみた。 硬質な音を、上下に動く長耳が捉える) ……… これは美しいな。 (整然とした煉瓦が、延々と道を繋ぐ光景。 人間の手、そしてその技術だけは好きだった) [Fri 27 Jan 2006 19:32:15]
レイリエ > 馬は逃げたか奪われたか、…何にせよ可愛そうな事だ。 (溜息を吐いて、馬の行方を憐れんだ。人から飼い葉を貰って生きていたいきものが、そうあっさりと野生の生活に馴染めるかどうかは解らない。馬は賢いけれど、 ) 骸は丁重に弔って、馬車の中身を攫って帰ろう。子供らが喜ぶようなものでもあれば其れで良い、…… お前はそういうのが好きだろう。役割分担だ。 (盗人のような真似をするなと言った口が言う。死者から衣類を、即ち尊厳を剥ぐのは気に入らないが 他の物は死者が持って居たって仕方がない) ……少し辺りを見回って来る。 [Fri 27 Jan 2006 19:24:03]
レイリエ > (馬車の下敷きになるような形で、男物の衣類を纏った何かが一つ。覆い被さられる形で、女物の衣類を纏った何かが一つ。…先だってヴェイトス市の方で起こった騒ぎから逃げ出そうとでもしたのだろうか、貴族のような風体だ。庇って結局死んだのは憐れだとそれだけ思った。 火事場泥棒は街の外でも起こる。尖り耳を曝した黒エルフは、連れ立った仲間にちらと視線を寄越す) ……盗人のような真似は止せ。 その様な布、……人族臭くてとても使えたものでは無いわ。 (閉鎖的な里に住んでいると、人間の文化風習に興味を持つ者もいる。…退屈な集落だもの、それは解らなくもないが) [Fri 27 Jan 2006 19:15:35]
レイリエ > (馬車で遠出し、そのまま帰って来ない者の率は存外低かったり高かったりする) ……… 馬は無し、 死体は――……。 (盗賊か何かに襲われたのだろうそれは、中身はすっかり蛻の空で) …… 二つ、か。 (非道い臭いがした) [Fri 27 Jan 2006 19:11:20]
お知らせ > レイリエさんが入室されました。 『 ――稀な話ではあるが、 』 [Fri 27 Jan 2006 19:03:05]
お知らせ > シギさんが退室されました。 [Tue 24 Jan 2006 22:18:32]
シギ > (敬礼を一つ。)     (もう兵士は最後まで見届けることは無かったが、構わずに、男は町へ戻っていった。) [Tue 24 Jan 2006 22:18:31]
シギ > (そもそも其の不審な人と云うものが、ヒトであるかどうかも疑わしいのだ。) ……。 成る程。よく解りました。 ご協力に感謝します。 (定型句を伸べる、相手も大体のマニュアル通りに応えてくれる。) [Tue 24 Jan 2006 22:17:59]
シギ > (それは相手も解っているらしい。 何人目かの兵士がやっと、他と違う事を云った。「ただ、――…」)     (見た目は普通の人、だが兵士が何となく気になった些細な事。それはとても重要な事だ。 兵士が話すのを、メモに書留てゆく。) [Tue 24 Jan 2006 22:11:37]
シギ > では、暫らくは不審な者は出入りしなかったのですね? (「不審」の基準は兵士に委ねられている。それに、あからさまに怪しい者などそうそう通ろうとするまい。) [Tue 24 Jan 2006 22:08:54]
シギ > (気の所為でしか無いのは解っているのだけれども。)    (兵士で居る間は、そうやって誰でも無い者になれるのだろうかと胸の内で哂った。) …そう、ですか。 (そして表向きには、一介の団員でしか無い。) [Tue 24 Jan 2006 22:05:46]
シギ > (自警団員の男は、門の兵士の話を伺っていた。)       (無個性な装備で、まるでチェスの駒の様に揃えられた兵士達はどれも同じに見え、また声まで同じに聞こえた。) [Tue 24 Jan 2006 22:02:18]
シギ > (――ヴェイトス市の門にて。) [Tue 24 Jan 2006 21:59:29]
お知らせ > シギさんが来ました。 [Tue 24 Jan 2006 21:59:06]
お知らせ > 夜未さんが帰りました。 [Tue 17 Jan 2006 11:29:20]
夜未 > (――もしも、お金が溜まれば、) …欲しいなぁ。 (動物のパートナーの一人でも、買ってしまおうか。) [Tue 17 Jan 2006 11:29:13]
夜未 > (大丈夫、ゆっくり行こう。警戒心を薄める、緩やかな空気。 ―― このまま、戦いと無縁な世界に生きれそうな気がした。優しい幻だ。)    (やがて、城壁が見えてくるだろう。 ―― ああ、彼とは、)   (馬の首を撫ぜた。彼とは、別れなければいけないのだろうか。) [Tue 17 Jan 2006 11:28:27]
夜未 > (馬の蹄が巻き起こす砂塵が、澄んだ空気を微かに乱した。)     (手綱を引き、ゆっくりと歩かせる。疲れるのは人も馬も同じ。旅路の途中で、既に彼とは顔見知りで、クランクは仲間の一人だと認識していた。故に、気遣いとてするもので。) [Tue 17 Jan 2006 11:17:09]
夜未 > (野宿の一晩を過ごし、最後の道程を、馬に乗った青年は駆ける。ゆっくり歩きたいからと仲間を先に帰らせて、今は一人と一頭。)     (一先ず今月は、この度の給与でなんとか過ごせそうだ。) [Tue 17 Jan 2006 11:11:56]
お知らせ > 夜未さんが来ました。 『( 旅路の続き。 )』 [Tue 17 Jan 2006 11:10:11]
お知らせ > 夜未さんが帰りました。 『( 仮初の 帰る場所へ。 )』 [Mon 16 Jan 2006 14:44:01]
夜未 > (帰る、といっていいのだろうか。もとより根無しのクランク。故郷と呼べる場所の記憶は――、その実場所ではなくって、母の胸と重なっているが。)  帰ろう、っか。  (馬に声をかけた。駆け出す、道の果ての地平線へ向かって。) [Mon 16 Jan 2006 14:43:50]
夜未 > (空を見上げる。太陽が燦燦輝き、雲の気配は薄く。) 今年は雪降らないなァー。 (すべてを覆い尽くす白、ヴェイトスに来てからは、記憶の中にしか見ることができない。 あれが、好きなのだが、とため息。) [Mon 16 Jan 2006 14:40:28]
夜未 > (仲間は、先に行ってしまった。足は遅いほうじゃないけど、馬に乗っているのなら話は別で。) 重いかな、俺。 (どう?と馬にたずねた。ぶるぶる、鼻息の返答は読みきれなかった。) [Mon 16 Jan 2006 14:35:13]
夜未 > (馬を駆ければ、一晩で着けるだろう距離ではあったが、折角の旅路だ、もう少し味わおう。)     (空と大地の間、貫く一本の道を、ゆっくり進む騎影。) [Mon 16 Jan 2006 14:31:18]
お知らせ > 夜未さんが入室されました。 『( 帰路。 )』 [Mon 16 Jan 2006 14:29:53]
お知らせ > フルフルさんが帰りました。 [Sun 15 Jan 2006 10:00:12]
フルフル > (小さな背中はそれから立ち上がって――。) [Sun 15 Jan 2006 10:00:11]
フルフル > (こればかりは汚れをちょっと拭えば綺麗に見えて、) うん。もらってこ。 (今度は刺さらないように、ぎゅ、と握り締めた。) [Sun 15 Jan 2006 09:58:23]
フルフル > (鋭利な其れは、)      なんだこりゃ。 (取り出してみると、銀色で、先が尖っていて、小指の先よりは細くて、) 鏃に使えるかなあ。 (ヒトの社会ではペン先と云った。) [Sun 15 Jan 2006 09:53:40]
フルフル > (雨に降られたのだろう、ぐっしょり重くなっている鞄を持ち上げた。金目のものはもう期待していないが、) んーんー…、   … 痛ッ。 (底を漁る指先に何かが刺さった。) [Sun 15 Jan 2006 09:50:14]
フルフル > うーん…。 (土で汚れた指先がガシガシと黒髪を汚す。) ハズレかーなー…? [Sun 15 Jan 2006 09:46:05]
フルフル > (鞄にはもう、めぼしいものなど入って居ないだろう。自分のようなハイエナが集って、こう云うものは早いもの勝ちだから。) [Sun 15 Jan 2006 09:41:33]
フルフル > (道の脇には、夜盗にやられた残骸が落っこちている事が在る。) うへ。こいつ、いつ死んだのかなあ。 (蝿を払いながら。) [Sun 15 Jan 2006 09:36:14]
フルフル > (ごそごそ。)     (ごそごそ。ごそごそ。) [Sun 15 Jan 2006 09:34:19]
お知らせ > フルフルさんが入室されました。 [Sun 15 Jan 2006 09:32:25]
お知らせ > 夜未さんが退室されました。 [Sun 8 Jan 2006 23:17:21]
夜未 >    ( ―― 早く、朝が来て欲しい。   夜の終わりに生を受けた子供は、願う。 ) [Sun 8 Jan 2006 23:17:19]
夜未 > (目的地に着くのは、意外が無ければ明日の朝。今宵は夜を徹して進む事となりそうだ。) どう、どうどう。 (馬に声をかけて、今まで眺めていた道程に背を向ける。小さくその耳元で呟いて、来た道を引き戻り始めた。) [Sun 8 Jan 2006 23:15:54]
夜未 > (冷たい風がマントをはためかせた。春の気配などまだ微塵も感じさせてくれないような、冷たい。 ―― 同じように、持ち上げられた前髪を機械の右手で梳いて整える。普段は乱雑な事が多いから、せめて仕事中だけでもちゃんとと。)      (夜の向こう、濃い闇は霧を伴って。 ―― うずうずと擽るような、不快な感触。) [Sun 8 Jan 2006 23:14:33]
夜未 > (余り夜目が効くほうではない。暁の名前を持つせいか、青年は夜が好きではない。嫌いでも無いが、闇そのものが如何にも受け入れられない。軽やかに蹄の音を鳴らして、一騎道を進む。もう少し先まで見て、何も無ければ後ろに待機している仲間と荷馬車の場所まで戻り、共に進もう。)     (もう少しだけ、先まで。) [Sun 8 Jan 2006 23:10:12]
夜未 > (借り物の馬だ。傷をつけてはならない。その前に、己の戦いに無垢な生き物を巻き込みたくもない。) ――… 異常なし、かな。 (先を行き、道を開くのが前衛の役目。) [Sun 8 Jan 2006 23:06:46]
お知らせ > 夜未さんが入室されました。 『( 群れから離れた、騎影一つ。 )』 [Sun 8 Jan 2006 23:05:19]
お知らせ > トリスさんが帰りました。 『往々にして、攻城戦という奴は最悪の経験になると何処かの本で読んだような。』 [Fri 23 Dec 2005 16:31:26]
トリス > (今も蔦の脅威に晒されている民草を守る、というのも勿論あるが、何よりもヴェイトス市は本来何時瓦解してもおかしくない島の平穏を繋ぎ止めている楔だ。 突入作戦が失敗に終われば――連動した人災なんかも想定しなければならないかもしれない。 それだけに皆必死なのだろう。) 怪物一匹にカタパルトまで投入か・・・・駆除というより城攻めね、これは。(風切る音にかき消され、呟きは誰にも届かぬが――) [Fri 23 Dec 2005 16:31:12]
トリス > (無論どんなに飛ばしても伝書鳩だのの類の方が早い。 向うではすでに部品の調達だのが始まっててもおかしくない――或いは終わって、此方に向けて進み始めているかもしれないが・・・現場を視てない以上本国は半信半疑の筈、其処までは高望みか。 市とクリスティアを繋ぐ道は熟知している。 擦違ったようならば後ろから追いついて、せかしたり近道に引っ張り込んだりするのが仕事となるだろう。) [Fri 23 Dec 2005 16:29:51]
トリス > (クリスティアからヴェイトスまでの通常の行程は、危険地帯を迂回する分直線距離よりも長いもの。 馬で此方を辿れば安全確実だが、然し今は一刻も惜しいのだ。 冬の寒さや直通径路の悪環境をものともせぬ確実な伝令――そんな都合の良い物を捜した結果、前線で偵察と救助をしていた鳥騎兵に白羽の矢が立った。) [Fri 23 Dec 2005 16:29:11]
トリス > (鎧を外してコートを纏い、得物も使い慣れぬ細い槍に変えて軽量化。 携行品も出来るだけ減らして、騎鳥の全速力でクリスティアへの旅路を駆け抜ける。  僅かな隙間から入り込む冬の風は皮膚を切りつける鎌鼬の感触だが、あの毒霧に突っ込むよりはマシな職務環境だろうか。) [Fri 23 Dec 2005 16:26:44]
お知らせ > トリスさんが入室されました。 『霜の降る小道にて。』 [Fri 23 Dec 2005 16:26:33]
お知らせ > リゼルさんが帰りました。 [Sat 10 Dec 2005 20:55:05]
リゼル > ―――… さて、 ( 一度首、横に振れば、 ) 行こうかなァ―――…。 ( 生きると云う 長い道のりの中の、短い暇つぶしの旅。 )               ( ゆっくりと、一歩ずつ。先に何が待っているかなンて、 神様しか判らない。 ) [Sat 10 Dec 2005 20:55:04]
リゼル > ( ――…迷路の様な、道程は何処か人生の様。 其の旅路は たった一度きり。 ) ―――…楽しんでかないと、 ( 一度きりの物は、 良かれで終わらせたい。 始まりも、終わりも。 ) [Sat 10 Dec 2005 20:53:37]
リゼル > ――…、 ( ず、と鼻啜り。 ) 何処まで行けばいいのかなァ。結構歩き続けたけど、 ( 道は遠い。星空が、何処までも何処までも続いていく様に、 ) … 、 ( 途方も無く 長い、道のり。 ) [Sat 10 Dec 2005 20:52:05]
リゼル > ―――…でも、引きそうだな  …風邪。 ( こンなに冷える寒空の下、独りきり。 ――ゆるり、ゆるり。先へ進む事を少しだけ躊躇する様に、ゆっくりと進んでいく。 ) …―― へぷしッ ! ( ぶる、と身体が震えた。 ――…此処は寒いです。そっちは如何ですか、 手紙の様な独り言。誰かへ向けて、ぽつン 呟いた。 ) [Sat 10 Dec 2005 20:45:35]
リゼル > ―――――… くしッ ( くしゃみが零れた。 …晴天の星空だ。けれど其れが暖かい理由になどなる筈も無く )  ―――…冷えるなァ。 ( 吸血鬼が風邪を引く、 なンてのは聞いた事が無いけど。 ) [Sat 10 Dec 2005 20:42:25]
お知らせ > リゼルさんが入室されました。 [Sat 10 Dec 2005 20:40:58]
お知らせ > カロンさんが退室されました。 『(裏側に張り付き、ただいまヴェイトス。)』 [Mon 5 Dec 2005 20:27:18]
カロン > (音も無く馬車に忍び寄ると、こちらを向いた馬にしぃ、と一本指。ウサギとじゃれる大人達の姿を確認すれば、さっと馬車の下へと潜り込んだ。 ウサギを捕らえるも、そのウサギがメスである事を知り、ベテランに諭され渋々逃がす若造の落胆ぶり。 心の中で励ましつつ、骨はそっと兜を袋に仕舞いこんだ。 今日は此処で一夜を明かそう。) [Mon 5 Dec 2005 20:21:49]
> (飛び出したのは、茶色いウサギ。冬を目前に良く太り、ころころと転がるように跳ね回る。 ウサギだ、との見張りの言葉に、その場全員の視線が兎に集まる。懐の暖まる予定の商人は、いい気分でウサギに懸賞金を掛ける。 駆け出す彼らを尻目に、ウヒヒと笑う、異形。)へ、ウサギのケツ追っ掛けてなって。(骨は茂みからそっと出で、兜を直した。) [Mon 5 Dec 2005 20:15:50]
> (目的を達成する寸前にこそ、人間は決定的な隙を見せるもの。悪党なんかはそこを良く突くらしい。 そして影もまた、柔らかいベッドに思いを馳せる彼らの足元を掬おうというのだ。悪党と言われれば反論するが。)…さって、いっちょやるか。(影が、屈む。 がっさ、茂みより素早く飛び出す影に、見張りの護衛の視線が集まるッ。) [Mon 5 Dec 2005 20:08:39]
> ひのふのみ、二人はシロート…へっへ、楽勝だぜ。(値踏みする視線は暗闇の中。何者かは獣のような隠行にて、ささやかな酒宴を眺める。) [Mon 5 Dec 2005 20:05:12]
馬車 > (足を折って座り込む馬と、街道の轍から外れ回らない車輪。馬車はその進行を止めていた。 焚き火を囲んで、水筒を傾ける商人や傭兵。酸っぱくなってしまったワインの味に眉を顰めながらも、旅の終わりたるヴェイトスの炊煙を見ては表情を緩めている。 …何者かの視線に、気付く事も無く。) [Mon 5 Dec 2005 19:59:20]
お知らせ > 馬車さんが入室されました。 『( 野営中。 )』 [Mon 5 Dec 2005 19:55:49]
お知らせ > ピィクさんが帰りました。 [Sun 4 Dec 2005 20:11:33]
ピィク > (先を見ても振り返っても、其々に町が見える。恐らく中間地点に来たのだ。) (まだほんの少しだ。)       (青年は歩いた。) [Sun 4 Dec 2005 20:11:32]
ピィク > (溜息はまだ白くなかった。)     (整備された道はそこそこ歩きやすい。 轍と足跡がより 道を確かなものにする。道端の草は今、枯れてそよそよと揺れるばかり。) (気配だらけだが、風の其れは気にならなかった。) [Sun 4 Dec 2005 20:07:37]
ピィク > (街道を辿り、アマウラを目指していた。) …、 (古城に向かおうと云うのだ。主人が消えた先だと噂される場所。悪魔の根城とも云われる場所。) …それでも、旦那様が…、 (周知の事実。パプテス信仰の主人が結婚した相手は吸血鬼。 それならば或いは、古城でも無事で居られるだろうと思ったが。) [Sun 4 Dec 2005 19:59:47]
ピィク > (いきなり雪の降る方には向かえない。部屋の中を纏めてきたけれど、装備は大して揃わなかった。)     (一般的な傭兵の風貌。) 最初に戻ったみたいだ。 (この島に来た当初はそうだった。) [Sun 4 Dec 2005 19:56:26]
お知らせ > ピィクさんが入室されました。 [Sun 4 Dec 2005 19:51:10]
お知らせ > 銀狼さんが退室されました。 『(人間とて…死にがたいようで意外と脆いのですよ。)』 [Fri 2 Dec 2005 09:47:38]
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