スラム 参加者 なし ROM 1人
お知らせ > 豪人さんが退室されました。 『(家に帰りつけたかどうかは……―――謎。※酷い)』 [Mon 2 Oct 2006 04:51:54]
◆豪人 > ―――言ってた! …………………、 …………、 言ってたから、何。 (気付いた)(※匂いを憶えてないので、話にならなかった) ………、ど、どうしよう…! (―――何だか、とてつもなく時間が経ってしまったいるような気がする。)(……一生凹める、とは何処かの誰か談。多分、きっと、暫く迷子になっているといいと思う。) [Mon 2 Oct 2006 04:51:20]
お知らせ > 翼の有る人影さんが退室されました。 『再び、空へと。』 [Mon 2 Oct 2006 02:43:53]
◆翼の有る人影 > ・・・・・・・・・・・・・・・気のせい・・・・・?(屋根の中央に戻って、ふむ?と首をかしげた。そのまま暫し、色々と考えて――――) [Mon 2 Oct 2006 02:43:44]
◆翼の有る人影 > ・・・・・・・・・?だれかいるのかしら・・・?(屋根の上に四つんばいになり、下をそっと覗き込んだ。そこで自警団の一青年を目にするかどうかは――――神のみぞ知る) [Mon 2 Oct 2006 02:21:07]
◆翼の有る人影 > (スラムの粗末な建物。誰かの住居か、それとも住居でなかったものを住居にしたのか。二階建ての建物の上に、軽い物音と共に降り立つ人影。最近雨の影響で控えていた「よるのおさんぽ(空路バージョン)」を、久々に実施していた。屋根のほぼ中央に降り立つのは――――したから見られる事を避けるため) [Mon 2 Oct 2006 02:19:57]
お知らせ > 翼の有る人影さんが入室されました。 『――――こと ん』 [Mon 2 Oct 2006 02:16:22]
◆豪人 > 匂いで憶えれば直ぐだって言ってた! (こんなときに思い出す案がとても、役に立ちそうで微笑ましい。) [Mon 2 Oct 2006 02:03:30]
◆豪人 > (周囲をもう一度確認する、) 俺。 こっち向いてずっと歩いてたよな、…?! ―――あ、いや、でも待てよ。 こっち向いてたんだけど、 あ、此処前によく通ったなー、とか こっちは誰の家がー、とか …其処の四辻でちょっと余所見しちゃった気がする…! (既にほんの5分前の記憶、定まらず。)(首を捻り乍、こっち?あっち?!どっち!!!! をぐるぐると繰り返す、繰り返す。月を見上げてみても、然して役には立たなさそう。とはいえ、冒険者でもないので、磁石を持ち歩く周到さは無い。故に。) ………うわー。 どーしよ。 (真剣に迷子。きょろきょろ、てくてく。)(歩き乍、) ――― ! 嗚呼!そうだ。 昔、確かジェダさんが… [Mon 2 Oct 2006 02:03:01]
◆豪人 > (冗句混じり。振り返った先、―――同じ景色が四方。) ……………、 うそ …! (今しがた口にした、スラムの恐怖降臨…!)(迷子。―――にじゅうはちにもなってまいご。しかも、じけいだんのくせに。) [Mon 2 Oct 2006 01:52:38]
◆豪人 > …………………(ふりーずちぅ)…………………、 い、 ッて…! [Mon 2 Oct 2006 01:49:40]
◆豪人 > (如何して此処までするのか。面識も碌に無いのに。―――勝手な感慨。勝手な思い入れ。勝手な同情。)(只、擦れ違った瞬間の、悲しい表情が消えないから―――家に帰ったところで、何もすることがないのなら。其の無駄な時間を、誰かの為に自己満足で浪費するのも、悪くない。そんな。気紛れ。) …………、其れにしても、 本当に、 ………(ぐるりと周囲を見回し)………久々だなァ、スラム。 あんまりよくない意味で何時も通り。 (右を見ても、左を見ても、何の違いがあるのかすら微妙な程の建物。否、……只の瓦礫といっても。)(毎度思うのは、一歩、余所見をして、違う方向を向いてしまったら―――) ……振り返ったら、どっちから来たンだか、わかんなー……―――(くるり)―――………(固まった) [Mon 2 Oct 2006 01:48:27]
◆豪人 > ――― …つ、つ、つ 。(歩き乍、時折足腰を摩りつつ。目覚めたら床の上だったサプライズは、誰かに蹴り落とされたとか、そんなことではなくて。セルフ転落。セルフサプライズ。強か打ちつけた腰は、酷く痛んだ。)(早出に遅刻ぎりぎりで駆け込んだのは良い思い出※早。) ――― ………、 (見付けられるなんて、さらさら思っていない。否、少しくらい 期待 して探すべきなんだろうけれど。期待というか、希望というか。 ―――生憎、全く以って見つかる気はしない。そう思っても、歩き回るのは、自己満足。何かしようとした、ことに対する自己満足の為。)(何処まで行っても、自分可愛さでみっともないと思う。思う、けれど―――) ………、そうでもないと。 ( 己のような性格のニンゲン、このヴェイトスでは生きていけない。『 俺頑張った 』 『 俺よくやった。上手くいかなかったけど、心意気はあった 』 自分でそう言い聞かせなきゃ。―――自信の欠片も無い自分が唯一、前を向く方法。其れは此処、一年と少しで学んだ 生きる術。) [Mon 2 Oct 2006 01:40:33]
◆豪人 > (直接話も聞いてない自分ひとりに何が出来るのかといわれれば、答えられない。人のことを気に掛ける程の余裕は無い。プライベートは、仕事以上に、自分の中では、色々と悩ましいから。―――本当は。何も知らなければ。彼女が同じモノを持つ人でなかったら。自警団員でなかったら……、こんなプライベートの時間を割くような真似しない。家でごろごろと愛犬や…―――大切な人のそばに居るだろう。けれど。) ………、 そう、奥まで見るつもりは、ない、けど。 (久々に歩く薄暗い街。汚れた四つ角。転がる塵。漂う腐臭。)(―――少し前は、よくうろついたものだけれど。) [Mon 2 Oct 2006 01:30:04]
◆豪人 > (―――仕事帰り。連休を取っていた同僚の家に嫌がらせついでに、寄って。其れから) ………流石に、仕事中にスラム見回るのは、時間的に。 (近頃は、 スラムを気にする必要 が無くなってしまったから――其の原因は、今、一つ屋根の下。勿論、目を離している間、何処で何をしているかは分からないが。約束は守ってくれていると信じて――見回っていなかったの、だけれど。) ………、まぁ、 居ないにこした、こと。 ない。 (そうそう治安維持にうろちょろと人が行き来する場所でも無し。自己満足程度、行方不明の黒髪の少女が、居たりしないかなー、なんて程度の見回り。)(勿論、今は私服。口寂しさを誤魔化す煙草代わりの棒つきキャンディを口に頬張り乍。) [Mon 2 Oct 2006 01:21:23]
◆豪人 > (久しぶりに踏み込んだ気がする、この、場所。) [Mon 2 Oct 2006 01:12:35]
お知らせ > 豪人さんが来ました。 『(随分と―――)』 [Mon 2 Oct 2006 01:12:19]
お知らせ > アザメさんが帰りました。 『(纏わりつくような暗闇の中へ)』 [Sun 1 Oct 2006 04:35:05]
◆アザメ > (翡翠色の大きな双眸を、するりと細めて) ――――帰郷と参りましょう。 (とん)(地面を蹴って) [Sun 1 Oct 2006 04:33:29]
◆獣人 > 親方様に怒られないといいですねぇ。(奴隷ギルドの職員が地獄の追い込みをかけようが、それはそれ。 力一杯抵抗すれば、逃げ切れないところまではいかないだろう。 もし捕まったとしても、その時は処分されるだけだろうし。 元々がスッパだ。 自分の命よりも上からの命令の方が大切と言う話し) ―――さて。さて。 [Sun 1 Oct 2006 04:27:54]
◆獣人 > ――先ずは連絡。その後外へ。――奴隷印はどうしましょうかね。 (太腿を撫で)抉ってしまうの一つですか。 (あっさりと。)(ぶかぶかのシャツに腕を通す。――さてさて) 暫くは潜伏して様子を見つつ――…ふむ。 髪の色と長さは変えねばなりません、か。 (ぐ、と両手に力を入れて) [Sun 1 Oct 2006 04:22:33]
◆獣人 > (逃げるまでは簡単だったと断言しよう。 ライカニアである事を隠していた女が、始めて己の正体を表に出した結果である。――尤も、その変化とて物陰でひっそりと実行したが。目撃者がいるかは知らん。) ……力仕事に志願していた成果がありました。 (屈伸)……足腰良好。力も問題なし。 跳躍力に不安はありますが――(とん、と地面を蹴る。 もうそこに足枷はなく、軽い両足が揃っている。…豆はあるが、自由になった喜びの方が大きくて――気にならない。 逃げた結果どうなるかは理解している。実際に目の当たりにもした。だが、自分には逃げられるという自信があった。 ) [Sun 1 Oct 2006 04:12:42]
◆獣人 > (数分後。路地裏には素っ裸になったスラム住人が1人転がっている事だろう。)―――――よしっ。 (ぐ、と粗末なズボンの紐を締めなおして、一呼吸。狐を思わせる大きな耳が黒髪の合間からぴこぴこ揺れた。) ………やりましたですよ、と。 (仕事中の事であった。 力仕事だったから、両手の枷が免除されていた。足枷は変わらず装着させられていたが――瓦礫の多い仕事現場。 にげるには今日しかないと思った) [Sun 1 Oct 2006 04:05:24]
◆獣人 > (スラムの一角で、そんな必殺技名が木霊した) (少々お待ちください) (ご、と柔らかい者を殴る音。 が、がが、と壁にぶつかって、倒れる音が響き渡る) [Sun 1 Oct 2006 03:54:36]
お知らせ > 獣人さんが来ました。 『忍術 寝覚めのくまー』 [Sun 1 Oct 2006 03:53:23]
お知らせ > シャリネさんが帰りました。 『癒され兎ちゃん。また、会おうね。』 [Sun 1 Oct 2006 01:40:32]
◆シャリネ > ・・・ありがとう。聞きにきてね。 ( 相手の言葉に嬉しそうに優しく微笑みかけようか。素直に、嬉しかった ) ――――え?! ( ど、どんな人なんだろうか・・・と、ちょっと想像 ) ・・・・いこっか。 ( とにかく、この子を早くおうちへ帰さなければ。と思い、そっと、立ち上がれば兎ちゃんと寄り添って、歩き出すだろうか ) [Sun 1 Oct 2006 01:40:07]
◆シャリネ > ( ひゃくまんどる。いやいや、可愛すぎます。と、しみじみ頷く背後なのだった ) き、きしゃー?? ( 相手の突飛発言に驚きの嵐のような気がする。また、目を丸くしてしまった ) う、うん・・・こわいだけ・・・うん。 ( 相手の言葉に、コクコク頷いて ) [Sun 1 Oct 2006 01:37:17]
お知らせ > 白夜さんが退室されました。 [Sun 1 Oct 2006 01:33:20]
◆白夜 > ( ひゃくまんどる《←ひらがな》---滅相もないです!影ながら、わたわたと手を振る操り人。 ) ------ そなの。でもでもっ... 「きしゃ---!」 って、とびかかってくるおさかなさんとか きをつけてね? ( それ、既に魚じゃないし。 ) こうら、こあいおかお でてるかにさんは……こあいだけなの。だいじょぶなの。 ( 危険生物生息区域ですか。 ) おうた!……すごいの、ききたいの! ------ん。びゃくや、かえるの。おそくなっちゃうと つやこおねぇちゃん 「 びゃくやちゃんが ふりょう になっちまっただー!! 」 って、こまっちゃうから。 ( 貴女の言葉には素直に、こくンと頷きます。 ) [Sun 1 Oct 2006 01:32:17]
◆シャリネ > ( ・・・そうだといいな・・と、どっかの誰かは遠い目したとか ) ( この子の笑顔は百万ドルの笑顔だ!!と、叫んだ背後を誰も知らない。いや、むしろ知らないでいてください。恥ずかしいんです。 ) ――――・・・ え?! ( 何か、何か彼女を動揺させるものが聞こえました。思わず顔を赤くして、思わずあたふたと ) え、え、えと・・・結婚式・・・ ( はっきり言って、そんな状況でもないが。彼女はそんな大変なことになっているなど、知らない、まあでも、結婚式できないかもなぁとか内心思ってたのは秘密 ) ―――ありがとう。 ( と、嬉しそうに微笑んで礼を言うだろう。愛しい兎ちゃんに ) ―――?? ( あぅーってなっちゃったら、といわれれば、小首を傾げつつも ) ・・・ふふっ、わかった。海かぁ。お船に住んでるんだ? ( と、尋ね返すように言って、微笑もうか ) ・・・うん、おいで、歌、歌ってるから。 ( 相手の言葉に、嬉しそうに頷いて、そっと、トマトをバスケットにしまえば、右手でもう一度、兎ちゃんを撫でようとしようか ) ―――・・・そろそろ、お家、帰ろう?ご主人さまが心配しちゃうよ? ( そう、言い聞かせるように、あやすように言うだろうか。 ) [Sun 1 Oct 2006 01:11:40]
◆白夜 > ( そ…そんなこと、ありませんよ!断じてないに決まってます...ッ!誰かが熱く力説します。 )( トマトを受け取ってくれたシャリネさんに、心底嬉しそうな笑みを見せて ) …… きをつけるの!だって、びゃくや しゃりねおねぇちゃんの けっこんしき およばれしてないもん。 ( 軽〜く何か言いました。飽くまで。何処までも無邪気に ) しゃりねおねぇちゃん、だいじょぶなの。……びゃくや、 おねぇちゃんがすきなひとと けっこんしきできるの、まってるの。しゃりねおねぇちゃん、ふぁいとぉ! ……でもでもっ... あぅ〜ってなっちゃったら、うみ、きてほしいの。びゃくや、おふねにすんでるの。 びゃくやもねぇ……よこちょう、あそびにいくの。 ( 確りと。伝わったようです。 ) [Sun 1 Oct 2006 00:59:27]
◆シャリネ > ( 訂正:話したくない→離したくない ) [Sun 1 Oct 2006 00:44:28]
◆シャリネ > ( 恐れ多いです!もう、なぜかとても頭があがらn・・・※ただ単にそれ、体が老化しているだけじゃ・・・ ) ―――・・・え?うん・・・ ( なんだろう、と思いつつひとつ返事を返そうと・・・したら ) ?! ( 視界に入ったものは赤い赤いトマトでした。 疑問符が、彼女の頭上をたくさん飛び交っていることでしょう。きょとん・・・として ) ・・・つきちゃん・・・うんうん・・・へんたいさん?? ( 相手の言葉と行動に、懸命に聞きつつも、驚くばかり。ちょっとテンパってしまいつつ ) え、あ、ありがと・・・ ( 綺麗といわれて少し恥ずかしそうに微笑んだ。嬉しそうに。綺麗といわれて嬉しくない女子はいない ) え、と・・・気をつけるね・・・? ( と、言いながら御礼を含めて微笑みを深めると、そのトマトを右手で受け取るだろうか ) 強い、強い・・・でも、びゃくやちゃんもとーーってもかわいいから気をつけてね? ( 残念ながらあげられるものがなく、僅か肩を落としながらもそう、念に念を押して、じっと見つめて言うだろう。なんというか、可愛すぎて心配だ。主人が話したくないのはよくわかる気がした ) あ、あ、ほんと?ありがとう、うれしいな。 ( 大好きなの、といわれれば、くすぐったくて嬉しい。ほかほかと、気持ちが和んでいく。ふわりと、笑みを深めて礼をいい ) あ、え・・・?私はね・・・シャリネっていうよ。シャリネ。 ( そう、穏やかに言い聞かせるように告げれば ) えとね・・芸能横丁っていうところで、お仕事してるよ。 ( と、伝えようか。会いたくなったら、おいでという意も含めて。それは、この愛らしい兎ちゃんに伝わるかどうか、わからないけれど ) [Sun 1 Oct 2006 00:42:27]
◆白夜 > ( 嗚呼...ッ!どうか、御顔を挙げてください。 )( 貴女から、言葉と笑みを貰ったなら ) ------- よかったの! んっとねぇ……びゃくや。おねぇちゃんが すきなひと、はやくなでなでしてもらえるようにね--- ( ごそごそ。 ) はい!あげるの、ぷれぜんとなの。 ( 取り出したるは一個のトマトでした。そぅ..と貴女に差出します。 ) つきちゃんがくれたの。「へんたいにおそわれたら、なげてやれ。」ってゆってたの。でも、まだ「へんたいさん」あってないから、あげるの。……おねぇちゃん、きれいだもん。へんたいさん、ねらわれちゃ”めっ”なのぅ。-----びゃくやは、だいじょぶなの。びゃくや、つよいこなの。だいじょぶなの ……ほぇ? ( 大好き。と聞くと、”ぴこ〜ん!”とウサミミ立ちました。 ) びゃくやも!びゃくやも、だいすきなのっ♪----おねぇちゃ……う〜と... てへっ、おなまえ、きいてなかったの 。 ( 照れ隠しに、笑んで見せましょう。 ) [Sun 1 Oct 2006 00:30:30]
◆シャリネ > ( それを聞いて、液晶画面向こうの誰かさんはへこっと頭を下げました。ええ、とても深々と ) ―――・・・っ・・・ ( 痛いところを突かれた、と、思う。内心、物凄く今、彼女が余裕がないからこそ辛い。が、その温かさを感じ取れば、とても・・・安堵というものさえ覚えて。なんだかこのウサギちゃんが愛しく感じた ) ―――・・・うん。お姉ちゃん、びゃくやちゃんのおかげで元気でたよ・・・?ありがとう・・・。 ( そう、いって、ふんわり笑おうか。頭を撫でれば嬉しいという相手に、ふふっと微笑むも。奴隷さん、と聞けば・・・あ、奴隷なんだ・・・と、思い。あれ・・・主人はどこにいるんだろう、とか、少し気にしてみる。益々、此処に一人でいて大丈夫なのだろうかと心配になりつつも ) ――――ふふふっ・・・くすくすっ ( いっぱいといわれれば、最初はきょとんと、瞬き数回。そのあと、おかしそうに笑った。そして・・・ ) ・・・ふふふっ、それって凄く嬉しいことだね。それに、私もびゃくやちゃんのこと、会ったばかりだけど大好きだよ。 ( と、微笑もうか。本当に、この子は愛らしい子だなと感じながら、この子に会えてよかったと、しみじみ内心思うのでありました ) [Sun 1 Oct 2006 00:13:13]
◆白夜 > ( 白夜の秘密明かして良かった。とか---誰かがぽつりと 呟きました。 ) ------… あぅ〜 ……ほんとはね。おねぇちゃんに なでなで、してあげるの ---おねぇちゃんのすきなひとが、いちばんなの。でも……びゃくや、 ちょっぴりくらい、かわり、なりたかったのぅ ... ( 再び。貴女に撫でて貰う、と ) なでなで、うれし ----びゃくやのこと。だいすきでいてくれるひと、いっぱいいるよ? びゃくや、どれいさんだもん……おそと、だしてくれたひと ---い〜ち...に〜 ……いっぱい! ( 2以上が「いっぱい」って、アナタ… ) [Sun 1 Oct 2006 00:05:34]
◆シャリネ > ( それを聞いて背後は驚きましたとさ。だが、そんな事情をこの人間だったらお婆さん通り越して幽霊になってる少女にはわからないことで ) ―――・・・そう、だったの・・・。 ( 相手の言っていることはよくわかる。だから、なんだか切なかった。どっちも好きで、困らせたくない。だから、嘘をついた。この子は・・・優しい子なんだなと、内心思う。だから・・・慰めようとした・・・時だった ) ―――・・・?! ( 嗚呼、子供というものは、純粋だった。気持ちを汲み取ってしまうんだろうか・・・。悟られまいとしていた気持ち。いわれてしまえば、なんだか苦笑が漏れてしまう。情けないな・・・しっかりしなければ、と。撫でようとしている相手に、そっと背をちぢこませるように肩を竦めて頭を下げ。素直に撫でられて、優しく笑みを深めようか ) ・・・ありがとう・・・。そうだね・・・違うけど、おんなじかな・・・ ( と、少し遠くにいうように、呟こうか。そして、今度は相手の頭を撫でようとするだろうか。ふわっと、笑みを深めて ) ―――・・・でも、きっと・・・その二人も、びゃくやちゃんのことが、大好きなんだと思うよ・・・? ( 聞いていて思う。好きだからこそ、なのだなと。この子はとても、愛らしくて優しい子だなと、少なくとも今話した限りで思う彼女の感想。だから・・・きっと、愛される子なんだと ) [Sat 30 Sep 2006 23:51:11]
◆白夜 > ( 僅かに動揺為さっている、貴女にお教えしましょう。---「実年齢」より、実際の思考年齢は遥かに下であると! ) …… びゃくや、わるいこなの。 すきなひと、どれいさんなの。びゃくや、わかってるの ---つやこおねぇちゃん、びゃくやのこと とってもだいじにしてくれるの。だから、びゃくや……おねぇちゃん、こまらせたくない。 だからね……すきなひと、「だいっきらい」ってゆっちゃったのぅ ... ( そして訪れた沈黙---白夜は、貴女をじぃっと見つめます。 ) おねぇちゃん ……さびしそ、なの。びゃくやと、おんなじなの ---ちょっぴりちがうけど、おんなじなの。 ( 言う、と。白夜は背伸びして---貴女の頭をなでなでしようと試みています。 ) [Sat 30 Sep 2006 23:39:14]
◆シャリネ > ( とりあえず、落ち着かせるように、安堵させてあげられるように、ぽん、ぽん、と背中を叩こうとする。優しく、優しく、ゆっくりとそっと ) ―――・・・・?! ( だーりん、いっちゃ、めっ・・・思わず僅かにきょとんとしてしまうだろうか。嗚呼、この子・・・実は物凄くオトナ?!と、動揺しているが、あえて口には出さず ) ―――・・・。 ( しかし、相手の言葉を聴いて真剣に考えれば、とても汲み取れることだった。どっちも好きで、辛い思いをしてほしくない。でも・・・きっと形は違うのだろうと。深い事情は知らないといえど、そこだけは・・・わかることができた。思わず、益々ほうっておけなくなる気持ちが強くなる。そっと、抱き寄せようとするだろうか ) ・・・どっちも、好きなんだね・・・?でも、うまくいかないんだね・・・? ( うまく、いえない。自分も痛かった。けれど、この子がつらい思いをしているのはわかる。だから、そっとあやすように、優しく尋ねようか。思わず、少し顔が辛そうになるかもしれないが、抱き寄せてしまえば相手に気づかれることはないと思う ) [Sat 30 Sep 2006 23:24:52]
◆白夜 > ( 頭を撫でてくれて。目線を合わせたり。優しくあやしてくれる、貴女に警戒など するはずもなく ---寧ろ懐いていました。けれど、『こういったコト』が 『彼女』や『彼』 を悩ませてしまっていることを、白夜は知りませんでした。 ) ………わかるの。びゃくや、 ”だーりん”のおうち、しってるの。でも ----いっちゃ、”めっ”なの。 おねぇちゃん、あぅ〜ってなっちゃうから。びゃくや、 つやこおねぇちゃん と、おんなじくらいすきなの。 ( 要、は。---自身のご主人さまと愛しい人。どちらも辛い思いはして欲しくない。どちらも好き、という ……気持ちだった。 ) [Sat 30 Sep 2006 23:15:52]
◆シャリネ > ・・・うん。びゃくやちゃん、ね。 ( コクンと頷くあなたを見て、頭を撫でたままふわりとそっと微笑もうか。相手の目線と、同じ高さに自分の目線を合わせたまま ) え・・・っ?あ、ありがとう・・・ ( 懐こい笑みを向けられれば、ちょっとだけ目を見開いた。いい匂いだといわれて、なついてもらえるのは内心とても嬉しかった。心底嬉しそうに、その笑みを深めるだろうか ) ―――え・・・? ( 懸命に説明しようとする相手。思わず、僅か動揺してしまった。一言目のフレーズが痛かった。まさに、自分がそういう現状だから。だが。余計にそれを聞いて心配になる ) ―――・・・うん・・・。えと・・・好きな人が何処にいるか・・・とか、わからないのかな・・・? ( 嗚呼、もっとこの子に気の利いた言葉はないんだろうか。と、思案しながらも、そういう言葉しか出てこなかった。言葉の代わりに、そっと、頭を撫でていた手を肩に移動して、トン・・・と優しく叩くようにするだろうか。あやすように、そっと ) [Sat 30 Sep 2006 23:04:11]
◆白夜 > ------……そ、なの。 ぼく。びゃくやなの。 ( しゃくりあげながらも、貴女に尋ねられると こくンと頷きます。…貴女の右手が動いて、 そっと撫でて貰うと瞳細めました。 ) … おねぇちゃん。いいにおいなの、 びゃくや。いいにおい、すき … ( 頬に涙の跡は残っていましたが、懐こい笑み向けるでしょう。 ) ------ すきなひと。いなくなっちゃったの。 でも、 びゃくやのこと、すきになってくれてるひと ……わるくないのぅ ... ( つかえながらも、懸命に説明しようとします。 ) [Sat 30 Sep 2006 22:53:25]
◆シャリネ > ( バニラの甘い甘い香り。多分、食事後なので余計に芳香が強い・・・かもしれない ) ―――・・・? ( 首を傾げた小さな子に、内心ぎゅぅってしたくなるような、母性本能が擽られつつも、泣いていることに気づけばそれどころじゃない ) ―――・・・びゃくやちゃんって、いうのね・・・? ( とりあえず、名前を確認するように尋ねようか。なるべく、優しい声色で。そっと、相手の目線に合わせるように。残念ながら、左手を負傷しているために両手で抱きしめてあげることはできないが、そっと右手を相手の頭に伸ばして、相手が拒絶しないのならば、そっと撫でようとするだろうか・・・ ) ・・・つらいことが、あったのかな・・・? ( あまり、深く突っ込んでもいけない気がした。傷口をえぐってしまうようなことはしたくない。ただでさえ、今会ったばかりの子だ。でも、力になりたいとおもった。だから、そっと・・・尋ねてみようか ) [Sat 30 Sep 2006 22:44:00]
◆白夜 > ( ---- 啜り泣いていた、 子どもの耳が反応します…けれどそれに、いつもの元気良さは 伴いませんでした。 それと、 ほわん。と香ってきたのは、甘い匂い。 ) ----- ……ふぇ...? ( 座ったままで、貴女を見ると こてンと首を傾げます。 ) だいじょぶ……なの。 それに、……わるいの、びゃくやだもん……だぁれも わるくないのぅ ... ( じわり。瞳に涙が滲みます。 ) [Sat 30 Sep 2006 22:37:11]
◆シャリネ > ( おなかいっぱい。何せ、某甘味処で食べ過ぎるくらいお菓子(主食)を食べたから。此処は物騒だから急いで帰らねばと、結構急ぎ足で歩いていた。が・・・ ) ―――・・・あれ・・・? ( 前方に、べたっと転んだあなたを見つけようか。とりあえず、子供だということは理解するだろう ) ―――・・・? ( 思わず、心配になる。少女が予想したことは、餓死寸前か、もしくは虐待か。※極端です。思わず、其方に足を進めようか。そして・・・あなたが気づけばそこには銀髪の巻き髪の少女がいるだろうか。気づかなければ、あなたにしゃがみこむようにして、そっと・・・声をかけようか ) ―――・・・どうしたの・・・?大丈夫・・・? ( 優しい声色で、様子を窺おうか。こんなところで子供が倒れていることをほうってはおけなかった ) [Sat 30 Sep 2006 22:29:54]
お知らせ > 少女さんが入室されました。 『( その通りを、歩いていた )』 [Sat 30 Sep 2006 22:20:30]
◆白夜 > ……やぁの... ひとりぽっち.. ( でも。 ) おそば... いてほしぃ...のぅ … ( 白夜のご主人さま。彼女のことを、白夜も「好き」です。それは今も変わりません……けれども。『今』 だけ、は ----彼女以外の誰かに、居て欲しいのです。落ち着く必要が、あるのかも知れません。 ) [Sat 30 Sep 2006 22:18:22]
◆白夜 > ( 涙で霞んだ瞳、ぼやけた視界の先 石に躓いた子どもは、 べちゃり。転びました。 ---ぺたンと、地面に座り込んだまま。子どもは泣き続けます。 瞳を拭う指先が間に合わぬほど、涙は止めどなく溢れてしまいます--- 。 ) [Sat 30 Sep 2006 22:03:05]
◆白夜 > ( 『 声 』 が、聞こえました----誰かが、誰かを呼ぶ 声。それは ………啜り泣き 。 ) [Sat 30 Sep 2006 21:59:22]
お知らせ > 白夜さんが入室されました。 [Sat 30 Sep 2006 21:55:21]
お知らせ > エル・ニールさんが帰りました。 『( ドン、と壁を殴りつけ。新たな隠れ家を探すだろう。あの廃屋は、もう使えぬ ――― )』 [Fri 29 Sep 2006 22:58:44]
◆エル・ニール > ( ――― 完全に見失った。廃屋の壁に手を突いて、ゼイゼイと荒んだ息を吐く。 ) [Fri 29 Sep 2006 22:57:04]
◆エル・ニール > ( 口調が変わってるとか言わない。だから悪態なのだ。さて置き ――― 確かに常人より持久力はある。角や尾を隠したとて、只の鍛錬も何も無い人間よりも足は速いし力も強い。けれど ――― 残念ながら、この区画に長年住み続けた連中の持つ圧倒的なアドバンテージは、埋めようが無かった。即ち ――― エル・ニールはスラムに広がる迷宮の如き路地の構成を記憶していない。今で幾つの角を曲がった? 次はどっちに曲がる? 焦燥が募る。そして ――― ) [Fri 29 Sep 2006 22:56:16]
◆エル・ニール > ( だが、初動の遅さは如何ともしがたく ――― 向こうは向こうで全力疾走だ。中々距離が縮まらない。不味い。何が不味いかって、このままではスラムの中でも最も大きな通りに出られてしまうでは無いか。そも、己には相手の姿さえろくに視認出来なかったと言うのに ――― 複数の人間(と言っても、そう多くは無いけれど)の中に紛れられてしまえば、それこそ誰が自分を視た者なのか判別できない。クソ、流石に無用心が過ぎた ――― 走りながら、悪態を吐いた。 ) [Fri 29 Sep 2006 22:50:30]
◆エル・ニール > ( 見られた、か? 否、大丈夫だろう ――― そんな事を思った、刹那。ばたばたと慌しく遠ざかる足音が聞こえる。不味い。果てしなく不味い。洒落にならないくらい不味い。若し治安維持組織の何れかにでも通報されたりしたら、不味い。何が不味いかって、何もかもが不味い。人の只中で人を害するには、あくまでも静かにゆっくりと速やかに行動を済まさねばならないと言うのに ――― 追うか、それともこの場を去るか? 逡巡する間さえ無い。追う。全速力で。と言っても ――― 現状ではちょっと足の速い一般人とそう変わらぬ速さだが。兎に角、一瞬の思考の猶予さえ無く ――― 女は、走り出した。遠ざかる足音を、標的に。 ) [Fri 29 Sep 2006 22:47:26]
◆エル・ニール > ( のそりのそり、人気の絶えた通りを歩く。足取りは至って重い。何しろ体が平時より重いんだから。物理的にではなく、精神的にだが。この分だと胃にも影響が出ていそうだな、なんて思い ――― 取り合えず、石ころを拾って食べてみた。ガリ、ゴリ、ガキリ。うん、普通に喰える。少々味気ないけれど、まあ喰って喰えない事は無い。どうやらこの腹に異常は無いようだ。良かった良かった ――― あ。しまった。凄く果てしなく露骨なまでに無意識に当然の事としてやっていたが ――― 人は石を喰えない。そんな単純な事項を失念してしまっていた。 ) [Fri 29 Sep 2006 22:42:08]
◆エル・ニール > ( 『 死体は如何したのかね。 』 『 食べました。 』 とてもシュールな光景が脳内に浮かんだ。駄目駄目。骨は如何したとか、装飾品くらいは残ってるだろうとか、非常に不毛な問いが帰ってくるだけだ。馬鹿馬鹿しい。こちとら悪魔だ。人間以上人間未満のイキモノだ。そんな選り好みなどするものか。益してこの私が、だ。と言うわけで ――― 自主案、ドボン。では如何する。矢張り現状を維持 ――― 前述の理由で却下。うーむ。じっとしていてもどうしようもなかろうと考え、壊れかけた廃屋の扉を蹴っ倒して通りに出た。通りと言っても、相変わらず人の姿は殆ど無い。何しろ ――― この区画には人喰いが出るらしいから。何、ほかならぬ自分の事だけれども。 ) [Fri 29 Sep 2006 22:37:18]
◆エル・ニール > ( この状況で正門に攻撃を仕掛けるなんて愚行は論外としても ――― このまま呑気に細々と人間を狩るだけで過ごすのは不味い。回数を重ねれば重ねるほど、危険は増して行く一方なのだから。 ) ――― とは、言え。 ( なら如何するか、と言うプランが無い。何か無いだろうか。金は無い。選別が一々面倒臭かったから人間ごと喰った。併し ――― 今、大幅に力の落ちたこの状態だと。ただの人間にも遅れを取る可能性がある ――― 知力2では碌なアイデアが浮かばない。さて ――― いっそ連続殺人犯ですとか言って自警団に自首するとか如何だろう? そんな事さえ考えてしまう、麗らかな初秋。 ) [Fri 29 Sep 2006 22:31:17]
◆エル・ニール > ( 眼を覚まして起き上がると、そんな音が聞こえた気がした。空は赤かった時の事等知らぬと言わんばかりに真っ黒で、キラキラと煌めく星々が眼障り極まりなくて。人の噂に耳を澄ませば、黒い魔王が死んだんだとかそんな話が聞こえて来る。真逆、そんな事あるわけが無い。出鱈目だ ――― そんな事を、最初こそ思っては居たが。空は瘴気の事等忘れ去ったように晴れ渡り、空気は嘗ての如く清涼を取り戻して。コレは詰り、門が閉じて瘴気の流入が止んだと言う事。それは詰り ――― 管理者であるクロウァーテ卿、乃至魔力の供給源たるヴァイオレート卿が滅び去ったと言う証。黒い魔王と言う事はクロウァーテ卿だろう。スラムの廃屋 ――― 雨風が辛うじて凌げる程度のそれの中で、悪魔は茫洋と考えた。これから如何した物だろう? ) [Fri 29 Sep 2006 22:25:31]
お知らせ > エル・ニールさんが入室されました。 『( ――― ミシ。 )』 [Fri 29 Sep 2006 22:16:52]
お知らせ > デュラハンさんが退室されました。 『二つの「ヒトデナシ」がヴェイトスへと帰還?して。』 [Thu 28 Sep 2006 01:22:14]
◆デュラハン > (ちなみにこの島に来る前に起きた退魔師との対峙は戦闘というよりは追跡劇といったほうが正しいもの。聞かれれば答えるだろうが、此方から自身の過去を語ろうと思う気は無く。)(家の中に侵入者の類が居ない事を確認すれば)長旅も終わりましたし、今宵はゆっくりと休みましょう。(そう告げれば黒紫が寝床に使っている部屋に続く扉を開けて。)(いつか対峙するべき退魔師が訪れたのならば、黒紫とは対照的に早々にこの場所から立ち去るための策を考えるだろうか。) [Thu 28 Sep 2006 01:20:34]
お知らせ > 黒紫さんが退室されました。 [Thu 28 Sep 2006 01:12:07]
◆黒紫 > ( ---それを黒紫が知ったなら。貴方にセガムことでしょう、退魔師との攻防の件。是非、聞いてみたい---と。 ) ( それは兎も角、として---。退魔師の類が此処を訪れるようなことが在ったなら、黒紫は彼らを 度を越した悪戯 を以って丁重に歓迎するコトでしょう―― 。 ) [Thu 28 Sep 2006 01:12:03]
◆デュラハン > (徹底的にやってくると考えるのは、自身が敵として対峙した事のある退魔師の類が容赦と言うものを知らない者ばかりであった為で。)(自身の力に似ている、そんな黒紫の言葉を聞けば)・・・・言われてみればそうかもしれませんね。(僅かな黙考の間を置き、貴方の言葉を肯定する意を示して。実際、少しくらいは変化があるかと思っていたのだが、調べた限りでは家の中に変化らしき変化と言うものも無く。もしかしたら、自身の力に影響されたのかもしれない何て冗談の様な可能性を頭に浮かべて。まぁ、現実は家具等の固定を自身達が考えている以上にしっかりとしているだけなのだろうが。)(もし退魔師の類がこの家に訪れたら「この家は三つの悪しき気配に満たされています」とかそんな事を言われるかもしれない。) [Thu 28 Sep 2006 00:55:34]
◆黒紫 > ( 成程、ヤル時は徹底的にヤル。プロという事ですか。とか、妙な処で影が関心した。 ) ----… それじゃあ、貴方が見せてくれた『力』に 何だか似ているね。本当だったら ……傾いだ分だけ動いてる物が在ったって可笑しくないくらいなのに、ね? ( 先日の空中浮遊を思い出したように、言って。----設計者さまとデュラハンさま。御二方の影響で、この家からオーラが出ていそうな気さえします。とか---。 ) [Thu 28 Sep 2006 00:40:29]
◆デュラハン > (万が一自身の素性がそういった「人間」に流れたのならば玄関の扉はぶち壊され、家の中はこれでもかと言うくらいに家探しされているだろう。それに本気で狙っているのであればこの家の周辺で待ち伏せているだろうがソレらしき気配も無く、その為に一番ありえそうな地盤沈下という理由に落ち着いて。)(黒紫から告げられる言葉を聞けば、家の中に異常がないか確認しつつ)いえ、これは元々が傾いている事を前提に創られた家だからですよ。(さも当たり前の様に返して。普通の家ならば家具の一つや二つが倒れてても不自然ではないが、この家の場合は彼が持ち込んだ物が少ない事(傾いている方に置いてあるのもあるが)と家具の類が床や壁に対して「完全に固定」されている為に傾きによって動かされる物が無い為にありえない状況を起していた。)(もしかすれば設計者の霊が魔界の瘴気によって悪霊化し、この家を傾けたのかもしれないなんて呟くのはどこぞの孔雀鳩。 [Thu 28 Sep 2006 00:28:41]
◆黒紫 > ( 確かに ---自身で言っておいて何なのだけれども。抗争が在ったのだとしたら、他の住居に何の傷跡も無い事が不思議だった。ならば、『彼』の素性が流れたか?---いや。それにしても、こんなイヤガラセめいた事をしていく方々とも思えない。窓も割られてないし---その筋は無いだろうと落ち着いた。 ) 地盤沈下 ---そんな処、だと思うよ。多分。 (貴方に続いて室内に入って行く、と) デュラハン ……コレも、貴方の『力』なの? ( 不思議そうに。一ヶ月前と殆ど変化の無い、其処に感嘆の声挙げて。 ) [Thu 28 Sep 2006 00:12:56]
◆デュラハン > (沈黙の際に考えて居たのは、これから行うべき行動に関して。表の方はこっそりと仕事を始めれば問題ないが、裏の方はさすがにそういうわけにもいくまい。そういったことを考えていた時に唐突に訪れた予想外の出来事に対して、僅かの間呆気に取られた表情を浮かべて。)抗争と言う事は無いとは思いますが・・・・・。(黒紫の声を聞き表情を元に戻せば、後者の可能性を否定して。実際、スラムの中でも暗黒街に近いとは言えないこの辺りでドンパチやるとは思えないし、そう言った事があったのならば他の家にもその手の傷跡が残っているだろうなんて考えて。)(止めていた歩みを再会し、自身達が塒とするその家の前まで来れば)やはり地盤沈下なのでしょうかね・・・。(殆ど変化の無いその門扉や外壁に視線を巡らせつつ呟けば、外套の内に潜ませるシルクハットから玄関の鍵を取り出し中に入ろうとして。)(貴方がデュラハンに続き家の中に入ったのならば、家の中が一ヶ月前に出た時と比べて全くと言っていいほど変わっていない事に気づけるだろう。勿論、その傾き以外はだが。) [Thu 28 Sep 2006 00:02:49]
◆黒紫 > ( 沈黙。それは貴方にとっての、思考の証。黒紫は、言葉を挟む風でもなく、只歩を進めている---と。 ) デュラハン? (不意に足を止めた貴方。見れば見慣れた彼の家が、其処に在った--けれども。) 地盤緩んでたのかな。---それとも 武力抗争に巻き込まれたか。 何にしても普通じゃないね、これって--- 。 ( 感じた違和感を、そのまま言葉にした。 ) [Wed 27 Sep 2006 23:50:05]
◆デュラハン > (「表」と「裏」の選択と言う言葉、そして続くそれに言葉を聞けば)そう言う事になりますね。(ある程度の両立をしているとは言っても、決して安定しているとはいえない自身の生活。もしかすれば、どちらかの世界にしか草鞋を残せないと言う事もあるだろう。そしてその時が来た時にどちらを選択するか?と聞かれたのならば、自身にとって利のある方を選ぶのは当然の事で。)(それから数秒程の間を置き、僅かながら先を歩く灰色外套が自身達の住処の影を確認すれば)・・・・・・・はて?(足を止めると同時、普段は見せたことの無い抜けた声を出す。何故か以前見たソレと微妙に違う感覚を覚えて。具体的に言うと屋根の傾斜が微妙に酷くなっていた。) [Wed 27 Sep 2006 23:41:23]
◆黒紫 > ( 残念そうな貴方の様子には、クスリと笑んで見せた。 ) 『オモテ』 と 『ウラ』 どちらを選択するか、だね?でも--- (歩みは止める事無く、貴方に並びながら) 貴方は、貴方にとって 『利益』 の無い事は手を出さない---でしょう? ( 確信めいた口調、で。 ) [Wed 27 Sep 2006 23:15:25]
◆デュラハン > (さすがに空中を歩いてばっかりと言うのも、不味いかな何てどこかの孔雀鳩が思ったとか何とか。)(黒紫から返事を返されれば、可視の顔に僅かだが残念そうな表情を浮かべ)えぇ、もっと荒れていたほうが聞き屋の仕事がしやすいでしょうからね。(その代わりに表の奇術師の仕事は激減しそうではあるが。)まぁ、それなりに不安を煽っているとは思いますし、以前よりは一時的に忙しくなりそうではありますが。(軽いため息を漏らせば、これから訪れるであろうその状況に僅かな面倒さを感じて。)(久しぶりに歩くスラムの道。その経路を思い出すように目を細め)まぁ、そうで無くとも忙しくなる事が増えましたからね?(貴方ではなく、通りの方を見たまま尋ねる様な口調でポツリ呟いてみせる。) [Wed 27 Sep 2006 23:07:13]
◆黒紫 > ( 通りを歩く貴方に。御心遣い感謝致します--とは、素直になれないお年頃の天邪鬼に代っての、背後の一言。 )(貴方の言葉受けた少年は、傍らの貴方をチラと見遣る。) ----- そうだね。でも、貴方としては…… (小さく、笑みを零して) 変わっていた方が良かったんじゃないかな?そうすれば、当面の間は食費も浮くから、ね 。 ( そんな風に、返した。 ) [Wed 27 Sep 2006 22:47:09]
◆デュラハン > (そこは自身達の塒が近くにあるスラムの一角。その場所に二つの人影が並び歩いていた。)門以外は余り変わっていませんでしたね。(その片割れ、灰色の外套を纏った男はもう片方の人影に視線を落とし告げる。門を守る者達が全ての襲撃を退けた為か、久しぶりに眺めたヴェイトスの街には目に見て分かるような変化は無かった。)(ちなみに普段から屋根の上を歩いていたりする事の多いこの男だが、部下もいる為か今回はちゃんと通りを歩いている。) [Wed 27 Sep 2006 22:39:22]
お知らせ > デュラハンさんが入室されました。 『少年の横に並ぶ灰色外套』 [Wed 27 Sep 2006 22:29:26]
◆黒紫 > ( それはスラムの 『何処か』 で---- 一人の少年が其処に居た。 ) [Wed 27 Sep 2006 22:26:47]
お知らせ > 黒紫さんが来ました。 [Wed 27 Sep 2006 22:24:58]
お知らせ > 斬り子さんが帰りました。 『 二度と人を殺さない。せめてその約束だけ、守ろう。 』 [Wed 27 Sep 2006 10:35:38]
◆斬り子 > ( 掴まって自警団にでも送られても構わない。返り討ちにあって殺されたとしても、魔女に一生消えない痛みを植えつける事が出来ればそれで良い。 代価を支払わせることだ。 ) ………ああ、約束。 ( 不意に目を開ける。相変わらず薄汚れた闇が広がっているだけだ。 生まれ育った所をマギーに見せるんだった。 ティエン・ギニーと絵を描く約束もある。 探せばもっとあるかもしれない。 どれももう果たせそうに無いけれど―――――。 ) [Wed 27 Sep 2006 10:35:01]
◆斬り子 > ( すとんと、転げ落ちるようにして世界が終わった気がした。 その後、まだ世界が続いていて、其処はもう取り返しのつかない悪夢の中だった。 身を切り胸を裂く痛みが、憎しみが、殺意が、奪われた平穏が、尊厳が、信頼が、頭の中を支配している。 ふとしたきっかけで訪れる吐き気に食欲を失い、一秒でもあの魔女が平穏に暮らす時間が赦せない。 魔女ギルドの傍に潜伏して闇討ちするのが良いと思うが、失敗したら二度目は無い。 もう一手、なにか無いだろうか。 ) [Wed 27 Sep 2006 10:30:28]
◆斬り子 > ( 老婆は私にこの「痛み」を感じぬよう、期待と希望と幸福の後に来る、身を切る痛みを知らぬように「斬り子」を作ったのだ。 そしてその「斬り子」は老婆の思惑を裏切ってそんな感情を芽生えさせた。 いや、そこまで想定どおりなのかもしれない。 ) ―――――――。 ( 痛みに耐えて、眠れぬ夜を過ごして、縋るようにして手にしたものは、誰かの下らない欲望1つで簡単に崩れ落ちた。 なんでもないいつもどおりの朝、不意に。 ) [Wed 27 Sep 2006 10:23:20]
◆斬り子 > ( かつてヴラーチと呼んだ老婆が何を考えていたのかが不意に解かったのは昨日の晩。 7年を老婆の下で過ごし、その間1度として人間らしい会話は無く、機械の様にただ背筋を伸ばした老婆に従って過ごした。 「斬り子、世界はロジックで出来ています。感情論者は否定しますが、感情も構造の一部に過ぎない。全ては生存本能と種の反映に根付いた仕組みです。」「斬り子、判断に困ったときは全てのものに優先順位をつけなさい。下から順に切り捨てていけば残るのは1つだけです。」「斬り子、今日は奴隷を10体仕入れてきました。夜までに全て解体して処理しなさい。」 老婆は常にこんな具合で、抑揚の無い声と貌を真っ直ぐにこちらに向けて返事を待った。 ) [Wed 27 Sep 2006 10:16:58]
◆斬り子 > ( 日課のように繰り返すそのシミュレートを止め、暫し目を瞑って休む。 空の赤は次第に薄れ始め、きっと遠からず街は元に戻る。 赤い悪魔だとか空だとか、そんなものなど入り込む余地のないやわらかな温室に私達は篭った。 心静かに、ただ緩やかに、離れていた間の空白を埋めるように言葉を交わし、安息を愛し、眠りに落ちた。 欲しかったのものを得て満たされる、幸福な日々だった。 ) ――――――――。 ( そして、それはたったの1月も持たず穢された。 悪魔は遅れてやってきて、そ知らぬ顔をしていた私達の部屋を訪れた。 ) [Wed 27 Sep 2006 10:08:59]
◆斬り子 > ( 上着に括って隠してある果物ナイフを取り出し、架空の人体を想定して手を動かす過程を何度も何度も繰り返した。 ギルドを抜けてしばらくブランクがある。 上手く出来るだろうか? 確実に殺さないように(死ぬよりも苦しめなければならない。 理解できる脳のない奴隷には身体で理解させるのだ。 何をしたら殴られるか、何をしたら蹴られるか、何をしたら殺されずに何日も何日もかけて全身の生皮を剥がされるのか。 ヒルデガルド・グレーテは理解しなければならない。 「ああ、やっちゃっても別に大丈夫だ」などと認識してのうのうと表通りを闊歩できぬよう。 ) [Wed 27 Sep 2006 10:01:14]
◆斬り子 > ( 「ヘンルーダ」で買ってきた革の軽装戦闘服と、クローゼットから適当に拝借してきたマギーの服。 都合の良いように切り貼りしてできたのは自分なりに可動範囲や構造を検証して出来上がった代物。 黒い服では直ぐに自分だとばれてしまうし、恐らく生まれて初めて着る、黒以外の服だ。 いつも「黒以外もたまには」と勧めるマギーに見せられないのは残念だけれど。 セピア地に黒と鈍い赤の混じったちぐはぐな服の上に目立たない茶色身がかった灰色の外套を羽織り、頭までフードで覆う。 幾らか動いてみて不具合を確かめ、最後に左手の小指にはまった小さなリングに視線を落とした。 外すべきだと思ったが、未だ外さずに居る。 ) [Wed 27 Sep 2006 09:55:43]
◆斬り子 > ( 多分マギーは望まないから、私は潜伏する。 宿なのか廃屋なのかもわからないような、煤けて消えかかって傾いた看板のついたスラムの宿屋の一室。 小さな明り取り窓しかない室内には闇が広がり、埃臭いベッドと椅子の無い化粧台、それから痩せ細ったハンガーが壁にかけてあるだけ。 化粧台の上には一応、埃まみれの蝋燭があったが、使っていない。 此処に寝泊りしはじめて2日、スラムの住人以外はほとんど近付かない、理想どおりの場所だと再確認した。 街灯の1つもない見捨てられた場所だ。 店主も目付きの悪い胡散臭い男だったが、詮索はされなかった。 ) [Wed 27 Sep 2006 09:49:11]
お知らせ > 斬り子さんが入室されました。 『 Hidden in the dark. 』 [Wed 27 Sep 2006 09:43:41]
お知らせ > フォーカさんが退室されました。 『――赤い水溜りの傍に紅の雫が、ひとつ。ふたつ。』 [Mon 25 Sep 2006 18:45:46]
◆フォーカ > (「だけど」)だから (「御免」)ごめんなさい。 (「赦して」) 愛しています (刃が肌を穿つ刹那。 瞼を落として) [Mon 25 Sep 2006 18:38:17]
◆フォーカ > ――――……。(酷い願いだ、と思った。 そんな事、自分が出来ない事を知っているだろうに。これが、自分の不用意な発言に対する罰だとしたら、少し重すぎる――だけど) ――後で。 (首筋に感じる吐息――耳元で聞こえる懇願。主人たるこの青年の願いを叶える事が、自分に出来る唯一の贖罪なのだとしたら)(『傷つけて』)……後で。 (『赦さないで』)……後、で―――…(泣きじゃくる子供をあやすように、背中を撫でて、首を傾ける。 躊躇いは無い。 それに――こんな行為の合間に考えるには、少しばかり不謹慎なのだけど――愛しい人が己を欲してくれると思えば、それはそれで嬉しく感じてしまうのだから。)(『罰して』)―――――後で。 [Mon 25 Sep 2006 18:33:25]
お知らせ > シシィさんが退室されました。 『――― 縋る手の先のこのひとを、途方もなく大事に想いながら。 』 [Mon 25 Sep 2006 18:24:09]
◆シシィ > だけど、御免。 赦して。 (似合わぬ掠れた吐息を零しながら、荒く噛み付いたのは―― 彼の鼓動と自分のそれが、漸く重なった頃。) [Mon 25 Sep 2006 18:23:27]
◆シシィ > (皮肉を言うつもりも無かったのに。人間だってそうだろう、「腹が減れば気が立って来る」ものだ。ただ、こんな気持ちになるくらいなら、いっそずっと餓えたままでも良かった。彼に、それこそぼろぼろに傷付けられたかった。 ) ―――……。 (自己嫌悪に、吐き気がする。頷くしか出来ない無力に泣きたくなる。これが自分の押し殺した欲望だと言うなら、そうか、人間が自分達を追い立て、罵り、消そうとするのも納得がいこうものだ。 抱き上げられる軽い身体。声を上げるでもなく、矢張り泣いてしまう。) ……… これを、 当たり前の事だって 思いたくない、から、 (甘えるように、一番太い血管に鼻先を埋め―― ) だから、俺を――― 傷付けて。赦さないで。きちんと、罰して。 [Mon 25 Sep 2006 18:21:05]
◆フォーカ > 違う――…違います。 そんな意味じゃ――お願いします、そんな風に仰らないで――謝ります(彼の様子に気が付かなかったとはいえ、軽い気持ちで投げた自分の発言に嫌怪がさした。 「お願いします」と呟く声に、薄く滲む懺悔の色は隠せない。 先日の悪魔の一件と良い、自分はなんて”足らない”んだろうと、内心で歯噛みする ) ……… 「それ」しか方法がないんですね……?(『害悪種の本能』――自警団で時々聞く、狂った吸血鬼の話は、その本能に身を任せた結果だろう。――目の前の青年が、その能に苛まれているというのなら、どうすればいい? ―――簡単だ。 とろりと落ちた紅の瞳が、己に何を望んでいるかを知る。拒むなんて出来る筈もない。するつもりもない。――彼も自分が、そうする事を知っているんだろう。だからこそ「赦さないで」と。だけど「ゆるして」と) 貴方がそれを望むならば (正門の前でかわした誓いの言葉が再び囁かれる。青年の体を軽く抱き上げて――) [Mon 25 Sep 2006 18:11:55]
◆シシィ > だから、赦さないで ―――… ゆるして。 (今ではただ彼を傷付けるだけの唇が――― 罰と、赦しを求めて。 牙を剥いた。) [Mon 25 Sep 2006 18:02:42]
◆シシィ > (滲む黒い血は、不死者のそれを半分含んでいる所為か濁って不味い。だから、美味かそうでないかが解ると言うのがまず可笑しい。父を誇りながら、それでも恐ろしかった。赤い血に舌を這わせて罵られるのが怖かった。 吸血鬼め ) だから、 (この黒い靄が、沸騰するような、卑しい欲望に変わってゆくから。 お腹が減った。喉が渇いた。 原始の欲求を、ただ忘れていたのに。…… 半分死んでいる己のそれより、二倍早く聞こえる心臓が、間近にあるから。強く抱き締められると、それが余計に大きく、聞こえてくる。) ―――――… 傷付けて くれるんでしょ? (赤い空が、暗く落ちてゆく。紅い眼が、求めて甘く ないた。) [Mon 25 Sep 2006 17:56:45]
◆フォーカ > (彼の体が自分の胸の中にあるのに、抱き寄せる事を一瞬躊躇ってしまった。 遅れた抱擁は、知られたくない己の戸惑いすら彼に伝えてしまうんだろう。 ) シシィさん、貴方―――……。 (気が付けなかった。赤い雨の影響が、一番身近なこの青年に現れている事に。 自警団の仕事を優先していたわけではないが、彼が見送ってくれるから、それに甘えて、彼を放ってしまった結果が、今、目の前にある。 悪魔等よりも恐ろしいものが、彼を苛んでいる、なんて――) ………… スイマセ 、ゴメンナ、さい―― ッ (離れようとした体を、遅れた左腕が引き止める。傷にあたって痛いとか、考える余裕すらなく――親に縋るように) 気が付きませんでした っ…俺、 ―― っ なんて 馬鹿な 、馬鹿デスねー… 大馬鹿デス。 (買い物袋が足元に落ちるが構わない。 青年の体を一緒に抱かんと伸ばした腕が強く、強く) [Mon 25 Sep 2006 17:47:03]
◆シシィ > ……… フォーカまで貶めたくなるから、だから、 まだ、治らない方がいいんだ。 (そして、ゆっくりと後退って、右手を持ち上げて再び噛み締める。) そしたら、まだ、我慢出来るから。 [Mon 25 Sep 2006 17:35:29]
◆シシィ > (――生憎、勘は悪くない方だった。肩に顔を埋めて、その背中を、その後ろを見ていても、彼がどんな顔をしているか大体解る。きっと、さっきの表情を、―――あたたかい笑顔を崩すまいと思って失敗しているんだろう。それほど鈍くは無いのだ。何を思っているか、何を感じたか、 ―――どうして今更、それを思い知る必要があったのか。) …雨を、浴びるたび、 (震える声が、) 水を、飲むたび、 (絞るように。) …………喉が渇いてく。あの悪魔をボロボロにしてやりたかった、それこそ今、どっかで暴れてるジャンキーみたいに――…… [Mon 25 Sep 2006 17:31:28]
◆フォーカ > (尖った刃の鋭さをみせる犬歯に恐怖した。――不意を突かれた所為もあるんだろう。 だけど、彼の種族を知らないわけじゃないのに――。 本音を、本性を押し込むように誤魔化した彼への返答すら浮かばず) ――――……。 (黙って立ち尽くす) [Mon 25 Sep 2006 17:26:54]
◆フォーカ > (青年が「俺の手で始末をつけたかった」と告白したら、きっと笑いながら「駄目です」と言うだろう。 愛情ゆえの保護欲は暴走するばかり。―― 青年の気持ちを理解していても、「そう」しなければ気がすまない 歪んでいると言われても、異常だと言われても、失うことへの恐怖に比べたら、どれほどマシか。 罵る言葉に、からりと笑って、暫く隣を歩いた。) ―――。 (と――)(…『感覚』は鋭くない。 足元を絡めるように、突然這い出した「黒い悪寒」が何処から現れたのか、一瞬分からなかった。 気が付けば) ………。 (愛しい青年の顔が傍にあって、冷たい体温や吐息をを暖める事すら、楽しみの一つになっていると言うのに―――今は、今のこの瞬間だけは) …………………。 ( 恐ろしい と 思った。 表情に出す事は、何とか堪えたが固まる体は隠しようがない) [Mon 25 Sep 2006 17:21:34]
◆シシィ > (――幾らか自由な左手を、彼の項に回して無理矢理引き寄せよう、と!) これ治っちゃったら、自分で我慢出来なくなる 。 (優しい声。粘つく黒い靄がぞろりと這い登る。…… 冷たい息を吐く唇から覗く、犬歯 が。) …………… 何つって。 (…笑って、直ぐに見えなくなった。) [Mon 25 Sep 2006 17:14:12]
◆シシィ > (失態だった と言わざるを得ない。確かに節々痛むのは悪魔の所為だが、腕が焼けたのは己の不手際。聖女を責めるのも悪魔めと憤るのも何だか不愉快で、彼に縋るにも何だか情け無い。だから、胸の内に産まれた黒い靄。未熟と失態から産まれた憤りは、渇きになって現れた。 満たされないのか。あれをズタズタに引き裂いてやりたかったのは自分も同じなのに、まるでこれでは 横取りされた と思っているかの、ようで。…… とても、とても馬鹿馬鹿しい。) …………、 (色んな声と、気持ちが綯い交ぜになった顔を くしゃりと歪め。) ばか。 (もう一度、小さく、弱く彼を罵った。自分にも言い聞かせてやった。) 俺ばっかりボロボロにする気かよ、 ばーか。 (自身の愚行で緩んだ包帯を、掴むように右手を握り締めて。) [Mon 25 Sep 2006 17:09:14]
◆フォーカ > だから。早く怪我、治しましょうね…? 俺も暫くは家にいますから、その間に少しでも腕が動くように――…治らないわけじゃないんですから。 (少なくとも、黒い血が滲んでいる、今の右腕の状態は見過ごせない。) [Mon 25 Sep 2006 16:59:15]
◆フォーカ > ( 目の前。 ―――目の前で。自分の目の前で彼は、右腕を負傷した。全てを守るとか、そんな大げさな事は考えてはいないけれど、そのシーンが頭の中にこびりついて離れなかった。 一歩間違えば、この青年は今こうして隣で歩く事すら出来なかったかもしれないのだ。 …その事を考えると不安なんてものじゃない。恐怖だ。 その恐怖をどうやって消せるかを考え、導き出した結論は――『あの悪魔を殺さなければ』 謝罪を求めるわけでもなく、改心を迫る事でもなく、存在の消去。 この結論が間違っているなんて思わない。だから、緋色の双眸が、咎める言葉と一緒に、自分を見上げているのに気が付くと、柔らかく微笑んで) ―――謝りませんよ。悪いとも思ってまセン。 貴方に怪我させた奴が、のーのーと生きてるなんてありえませんもの。しかも悪魔。消えて正解。消えて万歳。 ( ふと、隣を歩く青年の耳元へ唇を近づけ ) 貴方を、傷つける男なんて、俺だけでいーんです。 (傲慢にも言い放つのだ) [Mon 25 Sep 2006 16:57:23]
◆シシィ > 俺だって怪我するのが仕事みたいなもんだったんだ、………なのに、 (…怪我をしない選択肢だってあっただろうに、それを選んだのは、彼の自警団員としての正義感とかそう言うものに―――自分があったのではと。思ってしまっては。) ……………でも、 ありがとう。 [Mon 25 Sep 2006 16:44:20]
◆シシィ > (あっやっぱ殴ろうかな。殴ったら可哀想かな、いやこのままこの愚行を赦せば自分が可哀想じゃないかな!脳内で鬩ぎ合う、何かアレ。天使と悪魔ビジュアルの自分が口論し合う横で会話は続く。) ………駄目。これの二倍非道くなる。 (そうなるなら何の為に病院に行ってるんだと言う話だ。最初に治療を受けた時は、それこそ彼の言うよう 薬と包帯で施術して貰ったのだけれど―――ぐ、と詰まる。) ………。 (確かにこんな場所で第三者に聞かれれば面倒な内容だ。長身の彼の隣に立って、未だ湿った地面を踏む。赤い水溜まりが眼に入って、厭そうに顔を顰めた。) ………気持ちは、嬉しいけど、…… 俺だって心配してるって言ったじゃん、なのに、 (振り仰ぎ、青い眼をじっと見詰め。) [Mon 25 Sep 2006 16:41:40]
◆フォーカ > ――――(きょと)――――。(馬鹿言われた。 隣を歩いてるんだろう青年を見下ろし) ………だって。シシィさんに怪我させたんですヨー? ありえないじゃないでスカ。 俺はこういう時の為の人員ですし――この怪我も後悔なんて、これっぽっちもしてません。 [Mon 25 Sep 2006 16:32:29]
◆フォーカ > 「フェラt(※BiBiBiBi※)上手」ーなんてのは、余りにも直接的デスしね!俺だけが知ってれば良い事実デスノデ、『おしゃぶりっこ』に留めましたヨ。(いいことしたーほめてーな雰囲気で…!やっぱり途中で火傷がズキーンこ痛むので、この辺にしておきました。まる) (逸らされた視線で「嘘」だという事は分かっている。 …青年の真っ直ぐな視線が逸らされるときなんて、そんな時くらいしかない。) はい、嘘デスヨネー?分かってます。ヒーリング………。 駄目なんですか?(彼が吸血鬼とのハーフと言う事は知っている。が、実際どの程度まで彼の体が「そっち」の特性もっているかしらない。首を傾げて)もし、駄目なら、仕方ないデス。塗り薬と、湿布薬をお願いするとか、他の方法は色々ありますでしょうニー…(それに気が付かない青年でもないだろう。―― じ、と見下ろす視線は、それをしなかった「理由」を尋ねている。無言で)…………………。 ( 此処で誰かに聞かれては面倒な話だ。…彼の背中をぽんと押して歩くように促す) したかったですね。 (キッパリ。) 楽に死に過ぎだとすら思いました。 ええ、その小さな子が聖女サンク様ですよ。彼女のおかげで俺もこうして休暇が取れたわけです。(自警団の制服ではなく、私服なのは、そういうこと) [Mon 25 Sep 2006 16:31:09]
◆シシィ > ばか。 (まず口をついたのは、労いでは無かった。) 何、わざわざ、怪我して。いや、それ仕事だけど、……バカだ、俺の怪我には散々言っといて、何それ、……… …ばか……。 [Mon 25 Sep 2006 16:18:59]
◆シシィ > 誰もそこまで言ってないし抑も説明して欲しくも無いし本気で付けたつもりだったんなら腕が破壊されようが殴ってたけども!!何そのイヤなリングネームみたいなの! (何だかちょっと痛そうな様子に、しばくのは遠慮して早口に捲し立てるのみ。… ふと合った目に、ばつが悪そうに視線を逸らし。) …いや。その。俺、爪噛む癖があってそれが再発…―――…嘘ですすいません。ごめんなさい。 (どうせ自分を知るのは彼一人きりなのだ。黙って居たって仕方ない事なのに。諦めてへっしょりと頭を垂れて。) …………… ………だって、病院、ヒーリング勧めて来るんだもん。 (行ってません。引かれる手に、眼が泳ぐ泳ぐ。地面から彼の爪先から自分の爪先まで。) ……どツ、って、 (しかしそんなしょぼくれた頭も、彼が笑いながら言う内容にはっと持ち上げられた。白い悪魔。あの巨大な。紅い悪魔と共に来た、……今思い出しても、何だか全身が痛む。) ―――……… (じわじわと身体に這い上がる寒気。) ………―――したかったんか。 (いや、言いたい事はそれじゃなくて。) ……… 聖女様って、あの、小さい子?…… 、…その、もう、 [Mon 25 Sep 2006 16:15:51]
◆フォーカ > ――だれも夜のおしゃぶり上手とか、そんな淫売窟もびっくりな名前を付けたツモリハありませんよッ…!! そも、どうせそっち方面の名前を付けるなら「グッドマウスジョブシシィ」とk(この辺で、火傷がめッさ痛んだらしい。ちょっと遅いとか聞こえない)……そうイウ名前で呼ばれたくないナラ、その怪我した右腕はいかがしました…?(チラリ。忠犬の双眸に厳しい視線が浮かんだ。子供好きを自負する男が、いけない事をした子供を咎めるような視線。) ………通院が必要。(ム。唇が真一文字) …イッテルンでしょうね…?きちんと。 (赤い瞳から、隠された腕へと視線が移動。捕まえた掌を軽く引いて――) ――………ええ、仕返し。 一昨日の夜に、あのクソッタレな白い悪魔がふらりと暢気に海岸をお散歩しやがって居たんで、ドツイて着ました。(にっこり )最も、俺じゃ―― メンたま引っ張り出して解体される自分の体を眺められるように視神経繋げたまま腹部切開腸をずるずる引き摺り出して臓物一つ一つ切り取りながら説明する (間) なんて事は出来ませんので、聖女様に焼いていただきましたが。 (ぐ、と良い笑顔でサムズアップ。忠犬の怒りは、表面に出てはいなかったが、深かったようだ) [Mon 25 Sep 2006 16:07:21]
◆シシィ > 何その妙に卑猥な命名は――まァいいか。 (ちっとも良かないが。 治す為でなくただ己の血を啜っていたのだと聞けばどんな顔をするだろう、…と言うかこの御時世にそんな疑われるような真似をしていては、良くて彼の職場のご厄介になるかもうちょっと悪くて聖水まみれにされるか、もっと悪くて同業や近隣住民からリンチだ。少しだけ解けた包帯から、黒く変色した自分の指が覗く。)(暫くふわふわした頭を掻き混ぜていたが、不意にそれが捕まえられ――…肩を竦めた。) …行って来た。一応、通院が必要みたい。傷口が塞がっても、リハビリに暫くかかりそうだし―― 仕返、し? (だらりと垂らした右腕を、己の背中に隠しながら。) そう言えば、その、……悪魔が、また来てたって、あれ。 (人伝に聞いたのみだが。) ……フォーカが? [Mon 25 Sep 2006 15:57:17]
◆フォーカ > ヴェイトス1の子供好きを自負する俺っちに向かってなんて暴言をいいますか、おしゃぶりっ子シシィさん。(妙な名前付けた。――怪我した腕を、猫が傷口を舐めて治すが如く舐っていたのを見たらしい。頭に触れる青年の掌の感触に一瞬フリーズ。 ものすごくよろこんでいる 動きが止まるくらいに)(再起動) シシィさんこそ、ちゃんと病院いったんですか?之じゃ、仕返ししてきたのに喜んで報告ーとか出来ないじゃないデス、カ。(貴方の掌を軽く捕まえると、指先に唇を触れさせて、立ち上がる。上から見下ろす為に。 ――視線は怪我をしているのに放置?されているらしき右手に釘付けだ。) 俺の怪我は。「仕返し完了」の証デスヨ。 (荷物を抱えた左腕を揺すって) [Mon 25 Sep 2006 15:49:05]
◆シシィ > 生憎目の前のデカイのが既に胎教に悪い気がして仕方が無い、主に下半身。つうか誰が妊娠って?ん? (勿論解った上での言い様だろうが、そんな事は慣れきった戯れ言回しだ。じろりと舐めるように睥睨。) ああ、うん、俺はその、多分暫く御迷惑かけます。 (利き手一本を失っただけで人間これだけ生活が不自由になるものだ。と、しゃぶっていたその不自由な利き手を解放してひらひらと振って見せる。) そしてその企みが実行に移されなくて本当に良かった、って胸を撫で下ろせないのも残念だな。……ッとぉ。 (ずしーん。 何だか地面がちょびっと揺れましたよ?蹈鞴を踏みながら!) ………お帰んなさい。で、それどうしたの、……ちゃんと病院行った? (彼が立ち上がるより前に、左手を伸ばして頭を撫でようか。) [Mon 25 Sep 2006 15:40:20]
◆視線 > 酢豚とかいう料理なら先日知り合いに教わりましたんで、NoProblem――後は、胎教に良い本でも買ってきた方が宜しいですカ?(勿論、眼下の青年が妊娠などしよう筈もない事は承知済み。) …その言葉はそっくり貴方にお返ししましょうカね。 何。聞き覚えのある声を聞いて、思わず屋根の上から奇襲をかけようか迷って、とりあえず屋根の上登っておくかー程度のたくらみが実行に移せる程度には大丈夫ですヨー?(タスネス8.伊達じゃないらしいぜ。Hi 陽気な笑顔を顔に張り付かせて、敬礼もどきを飛ばした。)只今戻りましたヨ、シシィさん――エエ。っと。(本当に堕ちて見た。ジャンプというよりは、屋根から体を投げ出すみたいに。 着地音はズーンで間違いない。爪先から腰までをふかーく曲げて着地) [Mon 25 Sep 2006 15:33:47]
◆シシィ > ( ヴェイトスの屋根は しょっちゅう人が通るので老朽化が激しい。そんな都市伝説オウイェ。) ………つうか、その手で料理とか。大丈夫なの。 (ぐりんと首捻って、通常の二倍背が高い貴方に問おうか、と。) …怪我?どうしたの、それ?つか、御免今ちょっとバランス悪くてそっち上がれないから落ちて来い。 (せめて降りて来いといって欲しいものだ) [Mon 25 Sep 2006 15:27:47]
◆シシィ > (爛れて皮膚の剥けた右手の指を、咬むと言うよりしゃぶるのだった。そうして薄く滲んだどす黒い液体を啜る。自傷と言えば聞こえが悪いが、自慰と言ってももっと聞こえが悪い。… 何だかあの雨を浴びて以来、妙に喉が「渇く」。 自分のそれは半分死人で、半分腐ってるようなものなので美味くない。美味い不味いが解ると言うのも異常だ。どうかしてる。) ………… どっちかって言うとこう、しょっぱ辛いモン喰いた―――……、 [Mon 25 Sep 2006 15:25:55]
◆視線 > 酸っぱいものを作った方がいいンでデスカねー。(ひっひっふーな呼吸法=おめでた。そんな構図が頭の中を駆け巡った結果である。――包帯ぐるんぐるんに巻いた両腕の中に納まっている紙袋の中を覗きながら、そんな一言――屋根の上から聞こえる辺りが恐ろしい所である) [Mon 25 Sep 2006 15:24:21]
お知らせ > 視線さんが入室されました。 『今夜は―――』 [Mon 25 Sep 2006 15:22:13]
◆シシィ > (雨が降らなくなった。朗報もやって来た、けれど未だ青く晴れない空の下、住民は半信半疑のままでどうにか日常を取り戻そうとしている。…だのにまだアレだ。忠告を聞かずに、レインコートも傘も無しでヒャッホウと暴れ回った結果、未だ「抜けて」ないらしい連中。…そう言う自分も、まだ腹の底に何を溜めているか知れたものではない、が。) …… 腹、減った。 (…悪魔の襲撃も、あったらしい。皆ピリピリしていて、まだ気が抜けない。…まだ日常が帰ってこないその証拠に、自分も、) (噛み癖が、二度首を擡げてきている。) [Mon 25 Sep 2006 15:16:44]
◆シシィ > ちょ、……や、ばいヤバいヤバいってアレ、 (ヤク中やバトルジャンキーなんかは結構見て来た方だと思ったが、あれは本気でまずい類だ、と思った。理性無く、感情のままに暴れる奴等じゃあ無い 明確に自分が負傷している部位を――まず、振り解けない右腕を狙って来やがった。) い、家に帰るだけで、この騒ぎって。 (振り切ったか。振り切れていないか。確認に、そろそろと後ろを振り返る。……誰もいない。切れた息を整え、ひっひっ、ふー。何か別の呼吸法。) …無駄なバカ遣り取りで、腹減ったし。 [Mon 25 Sep 2006 15:07:56]
◆シシィ > (…の直後、みしりと傾き倒れる大柄な何か。壁際に背を付けた、所謂追い詰められスタイルだった金髪の若造は、ばくばくと喧しく鳴る心臓を左手でしっかと押さえ付けていた。… 鳩尾に思いっきり踵を叩き込んでやったので、暫くは目覚めないと思う、が。倒れた男がモゾモゾ動いて居たので、ヒッ、と短く息を飲み。) オラッ!! (その背を思いっきり踏んづけて駆け出したのだった。) [Mon 25 Sep 2006 15:02:28]
お知らせ > シシィさんが入室されました。 『 …ほわッちゃー!! (奇声。)』 [Mon 25 Sep 2006 14:59:01]
お知らせ > 異形さんが退室されました。 『 ジチョウ 。 』 [Sun 24 Sep 2006 23:55:20]
◆異形 > ( 傷は深かった ---胸部に一筋。深い々と抉られた其処は、息を吐く度にジクジクと痛み、時折地面に紅い痕を落としている。 ) ( 限界。 覚束ない足取り。異形は歩き出した。 隠れる場所、闇を求めて。酷く緩慢な歩みを以って―― 。 ) [Sun 24 Sep 2006 23:51:15]
◆異形 > ( 窮鼠猫を噛む。とは、よく言ったもので--- ) ( 獲物を追い詰めた、刹那。紅が、闇に散った。 痛みを覚えた異形の視線の先。銀に煌くナイフを手にした獲物が、居て 不意を突かれた異形は、みすみす餌を取り逃したのだった。 ) [Sun 24 Sep 2006 23:41:35]
◆異形 > ( ----- 曇天。或いはそれも、異形の者にとっては 好都合。己の浅ましい姿が闇に隠れていられるのだから。 けれども。今宵に限って裏目に出た。常の通り、『狩り』を行おうとした。獲物を追い詰めた。逃げ場は無い、そう、思った -----なのに 。 ) ( 思い出すにつれて、傷が疼く。小さく、舌打つ。 ) [Sun 24 Sep 2006 23:35:58]
お知らせ > 異形さんが入室されました。 『 サイアク 。 』 [Sun 24 Sep 2006 23:30:11]
お知らせ > ブロウンさんが退室されました。 『「どっかで寝るかぁ・・・」 けだるそうに寝床を探し求めて──』 [Sun 24 Sep 2006 13:55:07]
◆ブロウン > (ニコチンが体の中に入ったせいか、ちょっと意識が飛んだ。そんな平和な昼下がり(何))ん〜・・・だぁめだ、どっかいくべ・・・(のっそりと立ち上がれば両腕をだらんとたらし、鉤爪の足が石畳を蹴りカツカツと音を立てて──) [Sun 24 Sep 2006 13:52:38]
お知らせ > ブロウンさんが入室されました。 [Sun 24 Sep 2006 13:45:43]
◆ブロウン > (食っても殺っても気分が晴れねぇ・・・あぁ、これが鬱ってやつか)(違うと思う。安坐して股の間に手を入れて、長い首が壁伝いに空へと伸びる。太い緑の尻尾がパタパタと、手入れのされていない石畳を叩いていて──)とりあえず一服するか・・・(懐からキセルを取り出し器用に葉を詰めれば、己の口の前へと持って行き一吹き──ボゥ、と言う音とともに、口からは炎が吐き出されキセルからは煙が立ち昇る) [Sun 24 Sep 2006 13:23:37]
◆ブロウン > (路地裏。座り込み壁に背をもたれながら赤い空を見上げていて)(あたまがぼーっとする・・・)(口を半開きにしながら空を仰げば紅い雲。紅い雨はもう降らないということがわかっていない竜は、雨が降らないだろうか、という期待をしている。あの雨の中にいると気分がよかった。薬の切れたジャンキーが、薬の売人を探しているのに近い感じ──) [Sun 24 Sep 2006 13:15:07]
お知らせ > ブロウンさんが入室されました。 『あ゛ー・・・・』 [Sun 24 Sep 2006 13:09:49]
お知らせ > NoNameさんが帰りました。 『(その場を後にする)』 [Sun 24 Sep 2006 04:26:02]
◆NoName > (やがて辺に人の気配ない事を悟ればその場を離れようとして、不意に振り返ればへたり込んでいる少年に口接け落とした。)この辺危ないんでしょ?喰べられたりしない様に気を付けてね?(そんな事言いながらも笑い掛けて) [Sun 24 Sep 2006 04:25:44]
◆NoName > (そんな相手の姿横目に見やりながら辺に視線巡らせて、人の気配を探る。 見られて居ようが居まいがどうでもいい事だ。これだけで自分の正体を見破るような輩も居ないだろうと、そう思うが故では有るのだが。) [Sun 24 Sep 2006 03:58:24]
◆NoName > (刺激与えて居ればやがて相手がビクリ震えて口内に吐き出された餌を飲み込む。)はぁ……。(相手のモノから口を離して軽く唇を舐める。)ごちそうさま。(そう言って立ち上がり、それとほぼ同時に相手の身体はズルズルと地面に座り込んんだ。) [Sun 24 Sep 2006 03:40:15]
◆NoName > ふぅ……。 イイの?(クスクス笑いながら目の前に有る相手のモノに舌を這わせて、再び啣え込む。)ん……。ぅ……(誰が来ても、誰が見て居てもおかしくない場所。そんな場所で相手のモノ啣えて搾り出す様に刺激与え。) [Sun 24 Sep 2006 03:24:43]
◆NoName > (辺に水音響かせて)―――っふぅ……。(一人の少年の前にもう一人の少年が跪いている。)ん……、ぅ。ふぅ………。(相手の股の位置に付けていた顔を離す。) はぁ……。 (暑い吐息洩らして白い糸を伝わせる。) [Sun 24 Sep 2006 03:15:43]
お知らせ > NoNameさんが入室されました。 『(路地の一角)』 [Sun 24 Sep 2006 03:03:06]
お知らせ > エル・ニールさんが退室されました。 『( ――― 明日は、美味しい物が喰えると良いなあ。そんな事を思いながら、路地裏で泣いた )』 [Sat 23 Sep 2006 23:22:49]
◆エル・ニール > ( 嗚呼、不快だ。不快極まる。腐肉の感触、腐った臭い。カビと蛆のコラボレィション。人間なら間違い無く、吐くか何らかの病を患うだろう。コレなら大人しく路傍の石でも喰っていた方が未だマシだったかも知れない。音は間違い無く目立つから。だからやめたのだけれど。それでも。音の点を差し引いたとて ――― 嗚呼。この不快感に勝るデメリットは無いだろうとも。全く以てクソッタレ、だ。嗚呼。本当に、クソッタレだ。 ) [Sat 23 Sep 2006 23:20:02]
◆エル・ニール > ( ――― それは。最も嫌っていた称号だけれど。 ) [Sat 23 Sep 2006 23:11:36]
◆エル・ニール > ( 嗚呼、嗚呼。今だけは。今だけはこの臓腑が忌まわしい。一度飲み下して仕舞えば、吐き出す事さえ侭ならぬこの臓腑が。腐肉は喉に絡み付き、こびり付き、纏わり付き ――― されど、吐き出す事だけは出来なくて。 ) ――― クソッタレ、です、わ。 ( ポツリ。腐肉の絡んだ骨を噛み砕き、飲み下してから呟いた。嗚呼、忌々しい。本当に本当に忌々しい。こんな物まで喰わなければならない、なんて。何とも何とも忌まわしい。けれど ――― 呪うだけで現実が変わるわけでは無い。嗚呼、嗚呼。たかが前脚一本喰うだけなのに ――― 未だ半分以上が残ったままだ。涙が一筋だけ、零れ落ちて。左手でそれを拭えば、意を決したように齧り付く。私は何か? 私は悪喰。悪し喰らい。ならばこの程度の粗悪、食い尽くせぬ道理も無い。ただただ不快極まるが。 ) [Sat 23 Sep 2006 23:09:04]
◆エル・ニール > ( 貴重な肉も、此処まで腐ってしまったなら ――― 如何なスラムの住民とて、進んで口にしようとは思うまい。そんな物を、そんな物を自分は口にして居るのだ。けれど。嗚呼、それでも。私の臓腑は全てを受け入れる。仮令それが如何しようも無く不味い物でも。仮令それが如何しようも無く腐った物でも。私の臓腑は全てを受け入れてしまう。故に嘔吐感はあれど、素直に嘔吐する事さえ侭ならぬ。だから。嗚呼、だから。私はコレを余さず喰い尽くす事が出来るだろう。人生で凡そ類を見ないほどの不快感と、引き換えに。 ) [Sat 23 Sep 2006 22:58:52]
◆エル・ニール > ( 放置されて暫く経った後だ。既に蛆くらいは湧いて居るだろう、が ――― そんな事は如何でも良かった。兎に角、生きるためには四の五の言えない。今回ばかりは仕方ない。仕方ないのだと自分に言い聞かせつつ、その屍骸に手を伸ばし ――― 右前脚をもぎ取って齧り付いた。不味い。腐敗臭とカビの臭いが入り混じった悪臭に、思わず吐きそうになった、けれど。今はこんな物でも喰わなければならないのだと言い聞かせる。自分に必死に言い聞かせる。グチャ、ゾブ、ブチュ、ガリ ――― 一度雨を吸ったそれは、更に放置されて腐りきって。カビと蛆が跋扈していた。 ) [Sat 23 Sep 2006 22:54:18]
◆エル・ニール > ( ――― この際、何でも良かった。また石でも喰って飢えを凌ぐか? 却下。見つかった時に言い訳が利かない。ならば犬猫は? 見当たらない。じゃあ人間は? それも見当たらない。ネズミなんか如何だろう? 矢張り見当たらない。腹を軽く右手で抑えながら、のろのろと歩く。何か。何か無いか。何でも良い。それこそ形ある物なら何でも良い。そして、幾つ目かの角を曲がった時。女はそれを発見した。干からびた、犬の死体だった。何者かが血を吸った、搾りカスだ。 ) [Sat 23 Sep 2006 22:47:42]
◆エル・ニール > ( そんな時に限って、良い獲物が見つからない。こういうのをマーフィーの法則と言うのだったか。そんな果てしなく如何でも良い事を思いながら、女はスラムの路地を放浪していた。ぐきゅるるるるる。腹の虫が虚しく鳴く。 ) [Sat 23 Sep 2006 22:41:38]
お知らせ > エル・ニールさんが入室されました。 『( ――― 空腹。 )』 [Sat 23 Sep 2006 22:37:40]
お知らせ > NoNameさんが退室されました。 『(そして貴方の姿が見えなくなれば広場に向かおう。)』 [Sat 23 Sep 2006 02:48:12]
◆NoName > うん。(振り返った相手に笑顔で頷いて手を振って)おやすみなさい。(そう小さく呟いた。) [Sat 23 Sep 2006 02:47:03]
お知らせ > フォゥさんが帰りました。 『(闇に消えていく、お節介焼き。これ以上チビを拾わなくなっただけでも、成長。)』 [Sat 23 Sep 2006 02:44:24]
◆フォゥ > ―――……(一度振り返って)……本当に、気をつけんだよ? (心配性の台詞一つ、ひらりと片手振って) [Sat 23 Sep 2006 02:43:52]
◆NoName > そう?良かった。(そう出来るだけ無邪気に笑おう。 離された手、そして再び頭に触れる手の感触。なんだか不思議と穏やかな気持に成る。)そうなんだ。うん、解った。気を付けるよ。(危険な生物。ある程度は見た事が有る。 もっともそれらは皆檻に入れられてきけんはなかったのだが……。) うん。 うん、解った。 本当にいろいろありがとう。(こちらも同じ様に手をあげて貴方の姿を見送ろう。)うん、お休み。 [Sat 23 Sep 2006 02:42:07]
◆フォゥ > ―――まァ、そう思えるンなら、大丈夫、 だろーね。 (言動は非常に幼いのに。―――どこか危なげな違和感を覚える。苦笑いに似た面で、広場の前。握った手を離して、もう一度、確認するよに、頭をぽんと叩こうか) ―――危ないヤツはそいつだけじゃねェから、気をつけンだよ? スラムにゃ、人間を食うイキモンなンて山ほどいンだから。さ。 (気をつける、うなずく姿を見れば、よし、と頷いて。月を見上げ、) …それじゃ、アタシは行くよ? 危ないと思ったら、町に出るこったね。 スラムなンざ好き好んでいる場所じゃねェから。 (ひらり、手を上げて。―――無責任なススメは貴方が奴隷だと知らぬが故。) じゃあ、おやすみ。 (名前を聞くのも、忘れて、踵を返す) [Sat 23 Sep 2006 02:30:37]
◆NoName > だって、こうしてないと潰れちゃいそうじゃない。(そう言ってフッと微笑んだ。)そっか。じゃぁ、やっぱり意地でも其所に馴染んだ方が良さそうだね。(生き残るのに必死なら自分もある意味負けていないと思っている辺甘いだろうか。)ヴァイオ……デ?(悪魔の名前復唱しようとして言葉を詰らせる。)そっかぁ……取り敢えずそいつが危ない奴なんだ。(覚えこむ様に何度も呟いて。 やがて先に見えて来た開けた場所。)あそこが……。(餌場。 なんて思ったのは内緒。)うん。取り敢えず此所で慣れるまで居る事にする。(そう広場に近くまで連れられて行き。)あー、食べられるのはヤダなぁ。(苦笑にも似た笑い浮かべ。)うん、気を付ける。お姉さん、いろいろありがとう。(そうふわり微笑み向けて) [Sat 23 Sep 2006 02:14:07]
◆フォゥ > …いや、すげープラス思考でイイのかも知れないけど、よ。 (青髪をぼり、と掻いて) 多分、ね。 一人で居るのは一番危ない。 此処は、そういう場所さ。 皆が皆生きるのに必死だから。ねェ。 ―――嗚呼、 ヴァイオモードだか、ヴァイオデートだかよくわかんない悪魔らしーけど。 ま、よく知らないンだ、アタシもさ。 (掌を眺める貴方を見下ろして、首をかしげるのは一瞬、同じ光景の続くスラム、もう少し先に、少しだけ開けた広場が見えてくる) …ほら、あそこさ。 周りに合わせて、足並みそろえて、群れるのが身を守ることもある、しさ。 逆もある。 ―――…とりあえず、だな。(広場近くまで貴方の手を引いて) ……さっきみてーな隙だらけの顔して、座り込んでたら、バケモノに何時食われてもおかしくねェンだってコトは憶えておきな? [Sat 23 Sep 2006 01:55:50]
◆NoName > でも、笑うしかないでしょ?こういう時に暗い顔してるといい事も逃げちゃうんでしょ?(違う?なんて首傾げた。 撫でられた頭に驚いた様に目を開いて)そうなんだ……。でも、其所に行ったら一人で居るよりは安全なんだよね? だったら合せる様に頑張るよ。(そう、笑って。 相手に手を退かれるような形でついて行く。)悪魔……。あの雨ってそいつ等の所為だったんだ……。(狂暴化するという話には繋いでいない方の手を見詰めて、浴びた自分は少し気分が悪く成っただけで何故平気なのだろうと考えた。やはり半分の血の所為なのだろうか?)そうなんだ……。(周りの景色に視線向けてこの辺は外に出る前に自分の見て来た光景となんら変わらないなんて思った。) [Sat 23 Sep 2006 01:47:14]
◆フォゥ > い、いや………、 そっこは笑うトコじゃねェだろ。アンタ。 (一瞬ひいた。) ―――………、 (曇る表情に、其の親は何処行ったンだい、とは聞けなそうだ。ぺちりと額を叩いた手は、黒い髪を撫でて) ストリートチルドレン達は、群れることで何とか生き延びてンのさ。 アンタが其処に合うかどうかはわからねェけど…… ……(手を握り、歩き乍)…… 悪魔だかなんだか知らねェケド、そンなのが何だかんだやってるらしいからさ。 ほら、この間まで気味の悪ィ雨が降ってただろ? アレを浴びると、色んなモンが凶暴化するんだよ。 だから、危ねェッてンの。 (歩くスラムの路地は其処彼処に、血のような跡や、塵、何かが破壊された残骸。―――凡そ、平和とはいえぬ景色が続く。) [Sat 23 Sep 2006 01:32:55]
◆NoName > うん。自分でもそう思う。(そうふわり微笑んで見せようか。)うん。前は、親……みたいな人に食べさせて貰ってたんだけど……ね。(親と言う時に微か顔を曇らせて) あぁ、ゴメン。(未だに顔は笑ったままで。額に落とされた手には少し身を硬くし) え?(相手の言う言葉に増々訳が解らないと言う様に首傾げて)う、うん……。(孤児と言う事は子供が居るという事か。 考える様に頷いて、そして目の前の相手に向き直れば頷いて。)うん、お願い。(先ずは此所の現状を知らなくては動くに動けないだろう。そう考えるが故に差し出された手に自分の手を重ね。) [Sat 23 Sep 2006 01:24:34]
◆フォゥ > なんだい、アンタ危なっかしーねェ。其れァ。 (呆れたよに、吐息。まるで自分のことを確認するような口調に。) 何も食べてないのかい。 そりゃ何時か死ンじまうよ ? って、そりゃアンタも分かってるか。 (したり顔で困ったもんだ、なンて言うた其の下で、噴出す声。) ちょ、ちょっと笑わないでくれるかい。恥かしいじゃねェのさ。 (自分より、大分小さな貴方の額にぺちりと掌を落とそうと。) ―――なんでって…。 アンタ、本当に何も知らずに此処に来たってェのかい? 余計に危なっかしい…。 (驚いた。眼を見開いて、其れから、周囲を見回し、―――) 少し先に、孤児の奴等が集まる場所があるから、其処まで連れてってやろうか? ついでに、何で危ねぇのかも説明してやるし。さァ。 (まるで幼子扱い、手を差し出す [Sat 23 Sep 2006 01:09:19]
◆NoName > うん、自分でもあんまり意味解んない。けど、今はそんな感じ……大丈夫だと思う、けど大丈夫じゃない様にも思う。(自分より背の高い相手見上げて自分の状況を自分で確認する様に口に出した。)うん。最近何も食べてないから……。 そうなの?俺最近来たからこの辺あんまり知らないんだ。(そう苦笑いを浮かべる相手から聞こえた何かの鳴き声のような音に目を見開いて)フフッ。お姉さんもお腹すいてるんだね。(そう、思わず吹出した。 そして危ないとの言葉には首傾げ。)なんで?(檻から抜け出したのが最近であるコレは街の現状を知らない。空は元より紅い物だと思い込む程に外の世界を知らない。) [Sat 23 Sep 2006 01:04:29]
◆フォゥ > …なんだそりゃ。 意味の分かねェコト言うね。アンタ。 (見下ろしていた黒い頭が上がるのを眺めて、金色の目をやっぱり見下ろす。) …腹ァ減ってンのかい? 此処ンとこ、こンなだからねェ。 此処いら辺りじゃなかなか生活も儘ならねェだろう? アタシもさっぱりさ。 (苦笑い浮かべて、腹を押さえたタイミング。青髪の腹の虫がぎゅう、と鳴いた) ………ほらな。 (腹を押さえた儘、) ―――でもよ、此処いらをそんな調子でフラついてると、今は危ないンじゃないのかい。 [Sat 23 Sep 2006 00:49:08]
◆NoName > (そんな中で思い出したのは先日出会った二人の少年の事。あの時に喰べておけばよかったなんて軽く後悔した。 そんな時に聞こえた声と自分の視界に入り込んだ影。それらに顔をあげれば貴方の姿認めて)……大丈夫だけど、大丈夫じゃない。(そう軽く頭を振って立ち上がる。) [Sat 23 Sep 2006 00:40:05]
◆フォゥ > ―――……大丈夫かい。(掠れた女の声。続いて、貴方の蹲る視界に影が映りこむだろう) [Sat 23 Sep 2006 00:37:11]
お知らせ > フォゥさんが来ました。 『―――…何やってンだ。アンタ。』 [Sat 23 Sep 2006 00:36:20]
◆NoName > (思えば最近ろくに食事もとって居ない事に気付く。逃げる前は商人や他の奴隷の物を与えられていた為に飢える事はなかった。しかし今は餌を与えてくれる者は居ない。)……腹へったぁ。(そう呟きながら地面に蹲って息を吐き出し。) [Sat 23 Sep 2006 00:17:43]
◆NoName > (気を抜けば意識が飛びそうになる。此所で倒れてしまえば何かの餌に成りかねない。そう思えば立ち上がって壁に手を付きながら歩き出す。)・・・・・・。(何処か休めそうな所がないか探しつつ。人の気配にも気を配りながら壁伝いに歩みを進める。) [Sat 23 Sep 2006 00:07:18]
◆NoName > 気持悪いー。(吐き気がする。それに少し頭が痛い。寒さからかなんなのか身体が震える。人で言えば丁度酒に酔った症状に似ているだろうか。 抱えた膝に顔を埋めて浅い呼吸を何度も繰り返す。) [Fri 22 Sep 2006 23:33:41]
◆NoName > (壁に背を預けて地面に座り込み膝を抱えて蹲る。身体より放たれる香りは雨に流される事なく香り続けている。)こんなの……何時迄続くんだよ。(熱に浮かされたように軽く息上げながら、紅い空を見上げて心臓の辺を鷲掴む。) [Fri 22 Sep 2006 23:17:07]
◆NoName > (先程迄降っていた雨は既に止んでいて、今は紅い夜空が一面に広がっている。 晴れたとは言え雨に打たれたシャツは元が何色だったのかも解らない程に紅に染め上がられて、鬱陶しい程肌に纏わり付く。) [Fri 22 Sep 2006 22:59:47]
お知らせ > NoNameさんが入室されました。 [Fri 22 Sep 2006 22:52:12]
お知らせ > カリンさんが退室されました。 『公衆浴場によって行ったとか』 [Fri 22 Sep 2006 21:14:53]
◆カリン > (スラムの中を歩きながら、ふと考え事をする) ―――― (無言で考えて歩く銀髪少女。 少し、勇気を出して彼のところに言ったら今度はどうなるだろう。敵同士だといった。殺し合いになるのか? それとも敵同士も無かったことになって一緒になれるのか…。敵同士のままだったらどうしよう…。実を言うとソレが不安だった。高確率でありえるから) ――駄目だ…駄目だっ (積極的積極的…と、間違った方向で自分に勇気付けて…) [Fri 22 Sep 2006 21:10:59]
◆カリン > (自分の頭の中でどんどんと膨れ上がっている妄想。少女の頭の中ではすべてが都合よく進む身勝手な世界が繰り広げられていた。 いや、もちろん頭の隅ではそう簡単にはいかないのはわかっている) あぁ…お風呂とかも入って血の臭いを落とさないとね… (自分の腕に鼻を近づけて臭いを嗅いでみる。腕からは血のいいにおいがする。自分としてはこれも十分いいにおいなんだが、やはり彼にあわせたほうが良いかなとか思って) ――ふふっ (それはもう嬉しそうな表情をしながらスラムの中を歩いていく) [Fri 22 Sep 2006 20:55:19]
◆カリン > (スッと一歩を踏み出した。野良犬の死骸の陣の中から外へと) でも…あと少しでもっと良いもの手に入るんだから我慢しなきゃいけないのかな? (顎に手を当てて、ちょっと考えるようなポーズをとって、そんなことを言った。 昨日の相談した子にもっと強引に行けといわれた…だから、一気に強引に行こうと思っている。彼にだって、気持ちが伝わればきっと…)(銀髪の少女の頭の中には彼と二人でいるビジョンが浮かんでいた) [Fri 22 Sep 2006 20:42:13]
◆カリン > (口の周りについた血を袖で拭って) 空腹で自分を見失うなんてみっともないからねぇ… (ブツブツと独り言を言いながら、犬の死骸の真ん中を陣取っている銀髪) できればもう少し美味しいもので満たしたかったけど… (あたりを見渡す。今のところは周りには人の気配はしないと思う。それなりに食べていたせいか、感覚が鈍っている見たいであまりよくは分からないけど)(量では満足したけど味では満足していない…そんなところ) [Fri 22 Sep 2006 20:31:34]
◆カリン > (あたりに散乱しているのは妙に痩せこけた野良犬の死骸) ハァ…ハァ…ッ (口の周りに血を付けた該当を羽織った銀髪の吸血鬼が一人、佇んでいた)(あたりに散らばっている野良犬の死骸はこの吸血鬼の食いカスだ。まるでこれから戦いに行くかのように食べた。強い獣は食う、寝る、狩る。この三点だ)(うち一つは十分なまでに見たいしている) [Fri 22 Sep 2006 20:20:52]
お知らせ > カリンさんが入室されました。 『人気のないところ』 [Fri 22 Sep 2006 20:15:59]
お知らせ > ジェダさんが帰りました。 『あ。 (勢いつき過ぎて、塒から落っこちたらしいぜ)』 [Mon 18 Sep 2006 03:36:48]
◆ジェダ > (―――耳が物音を拾って、ピクリと動く。 この足音は) …………。 (何時もなら歯牙にもかけん小動物。ネズミがトタンの上を走るのを聞いていた。 こっちに、く、る!)――――。(やおら、身体を動かすと、それこそ猫のように待ち構え) [Mon 18 Sep 2006 03:29:34]
◆ジェダ > (だが、想像は食えない。腹の虫がきゅーと鳴くたびに現実に引き戻されて、隣からギシギシアンアン、ああ煩い→喰らってやりたい→ぐー。…本当に何回想像の中で喰らったことか!)……………。(………と。) [Mon 18 Sep 2006 03:27:31]
◆ジェダ > (フレッシュミート食べたい。 隣でギシギシアンアン煩い奴らは、そろそろ静かにさせたい。 表を騒いでる馬鹿ドモも静かにさせたいし、この襤褸屋の奥の奥でひっそり小さくなってるガキにも気がついていて、そいつを喰らったら美味しそうだとか―)――――――…………。(何度想像の中で、あれやこれやしたことか。) [Mon 18 Sep 2006 03:19:49]
◆ジェダ > ―――………。(獲物がとれない時は、普通に二週間程度は絶食できるが、暫く餌を供給してもらう生活が続いた上に、腹が減るという事から遠ざかっていた獣には、今の状況がえらい堪えた。 情けなさもプラスされて、耳がぺったりと伏せられる)―――――……。(かといって、腐肉を食べたくないし) [Mon 18 Sep 2006 03:10:56]
◆ジェダ > ―――――……。 (相変わらずの紅い空。……じわじわと濃くなる紅に溜息を零す。 ぐんなりと項垂れた身体が重かった。 ……紅の毒は随分抜けたが、それに比例して もうぶっちゃけ 腹が減る ぐるぐるとさっきから鳴り響いているのは、腹の虫だ) [Mon 18 Sep 2006 03:04:29]
◆ジェダ > ………。(噂によると――正門で戦があったとかなんとか、夢現に聞いていた)―――……。(正直、獣にとってはどうでも良かった。しったんしったんと尻尾を揺らして、さっさとこの妙な天気と雰囲気が消えてくれないかと、見上げるだけだ) [Mon 18 Sep 2006 02:56:06]
◆ジェダ > (ちょっと前に兎っぽい何かと、子供っぽい何かが表をうろついて居たなんて…!気がついたらどちらを食べようかと迷うくらいはしたかもしらん。 だが、残念ながら、黒い獣が目を覚ましたのは、たった今。 襤褸屋の城の一部屋――と、いっても蜂の巣のように、寝そべる事ができる程度のスペースが積み重なっただけだが――そこに、横たわっていた男は、薄く瞼を押し上げた) [Mon 18 Sep 2006 02:46:48]
◆ジェダ > (ひくりと鼻を動かした) [Mon 18 Sep 2006 02:40:54]
お知らせ > ジェダさんが来ました。 『(美味しそうな獲物の臭い―…?)』 [Mon 18 Sep 2006 02:40:44]
お知らせ > アズさんが退室されました。 『これだけやれば、当然発散されたであろう紅い雨の影響。翌朝、昨夜の自分の行動に悲鳴をあげて』 [Mon 18 Sep 2006 02:25:41]
◆アズ > ( ああ、何かが聞こえた気がする。どこかの誰かの煩悩を一部再現したかのような…いや、もちろん冗談ですよ…って何だその疑いの目は! ) かわいい……持って帰ったらどうなるだろ……。 ( 潤んだ瞳見つめながら、そんな危ない台詞を吐く。……もう駄目だ確実に犯罪者だ。 それはともかく、もしお持ち帰りしたら、これ以上のワクワクドキドキはないだろう──と、少年は誘惑に駆られ。しかし「いや、でも勝手にそんなことしたら──」と、まだ残っていたらしい僅かな理性で抑えた。が。抱きつかれて、そんなことどうでも良くなりました。 ) ──っ!! …もう遅いからさ、一緒に帰ろう! アーシュラの家に泊まっていってよ! ( そう言うと、兎さんを連れて家路に向かいました。 ) [Mon 18 Sep 2006 02:23:28]
お知らせ > 白夜さんが退室されました。 [Mon 18 Sep 2006 02:08:49]
◆白夜 > ( 「 怖くなんてないよ。――僕を、信じて? 直ぐに気持ち良くなるから ―――そう。良い子だ... 」的な展開を背後は希b< 暫しお待ちください。 > 「…そんなオトナ、修正してやる―ッ!(ばきぃ!)」「こ、これが若さか...」とかいう声が聞こえましたか。気の所為です。それか、防音装置の劣化でしょう。 ) ……… 。 ( 核心を突いた、貴方の言葉には 無言でこくこく頷きます。潤んだ瞳は、痛みだけではないのでしょう。 )( そして。後頭部を撫でて貰うと、ぎゅッと貴方に抱きつこうとすることでしょう。白夜にとって今、「怖い」から頼れるのは 貴方だけでしたから――。 ) [Mon 18 Sep 2006 02:06:47]
◆アズ > ( もう怖くない。それは良かった──のだろうか? シフトした恐怖。ここで「怖くないよ…」なんて言えばもう、変質者確定間違いなし。え、もう既に変質者認定?その描き文字と背景は。 ) そ、そうなんだ……? うん、そうだよね。空は襲ってきたりしないもんな。 ( 無意識に核心を突いた発言。つまり逆に怖いのは何か?とまでは考えなかった。──可愛い兎さんの泣き顔。普段なら、慌てて手を離して謝る所──いや、そもそもここまでしないだろうが。紅い雨で何かのスイッチが入った少年。走り出した衝動は、もう止まらない。ウサミミを掴んだ右手を僅かに緩め、上下に動かして耳のふわふわ感を楽しむかのように。 ) ……痛いの? ごめん……でもすっごく気持ちいい……。止まんないよ…。 ( そして兎さんの白い頭の後ろ辺りをを左手で撫でようと。 ) [Mon 18 Sep 2006 01:46:01]
◆白夜 > ( それを聞けば、心底ホッとしたようです。 ) …… そだよね 。 ( 紅いおそらは、気にならなくなりました。もう怖くありません。ありがとう、おにぃちゃん。…でも、白夜は今、貴方がちょっぴり怖い気がしてしまいました。 ) ぼくね ---おそら、だいじょぶになったの。でもね、…う〜とね ( びゃくやヴィジョンには、貴方の背後。マンガチックな黒煙が見えてます。その煙がもわもわと文字を模り、「いじめたい」と--- 気付いた時には既に遅し。 ) ……ふぇ…ッ…おにぃちゃ………もぅ…やぁ… ( 紅色の瞳は涙が滲み、 えぐえぐと泣き始めてしまっています。 ) [Mon 18 Sep 2006 01:28:26]
◆アズ > うん、だって、あーんなに遠いしさー! ( 紅い空指差して、もの凄く根拠の無いこと言った。そして上目遣いで見上げられると──なんだろう。紅い雨で少々興奮状態のこの少年。思わず兎さんをいじめたいとか考えた。 ──いつの間に攻めに転向したのだ少年。きっと雨のせいだきっとそうだ。と何かが言い聞かす。 ) ……そう、さいこ〜に、ハイ……? ( 答えになってないことを言いながら…ぼんやりとした思考のまま、少年はウサミミに触れる。途端に兎さんの声が零れ、その声に心臓の音がドキドキと早くなった。 ) ふわふわだ……。 ( 「我慢できない」と呟いて、握った!兎さんの左耳をキュッと握りました。なんてことを。 ) [Mon 18 Sep 2006 01:07:51]
◆白夜 > ----- だいじょぶ、なの? ( 不安気に、小さな拳口元に宛がう白夜は そぉ〜っと貴方を見上げます。上目遣いです。 ) さいこぉにハイってやつ? ふぇ... おにぃちゃん、にんげんやめちゃうのぅ...? ( 何言ってるンでしょう、この子。…そんな事言ってるから、ほら--- 貴方の手がウサミミに触れちゃってます。ひとつ、握りますか。お客さん?! ) ……ぁッ……やぁ…ん… ッ ( 思わず、声が零れてしまいました。 ) [Mon 18 Sep 2006 00:50:46]
◆アズ > ( 怖いと言い出した兎さんに、少年は目を丸くして。 ) え、大丈夫だよ。紅いだけで何ともないじゃん! ( ←そんなこと無いですよ少年。 そしてこの奴隷も、奴隷商人の下にいたことがあったが…赤色ではそれを思い出すことはないらしい。 ) 雨もさあ…最初は不気味だったけど、浴びてみたら結構気持ちいいっていうか、何かワクワクドキドキしてくるし── ( そう言いながら、萎れたウサ耳に視線を止め。 ) …………ねえ、これ……動く、の? ……握ったりしたら……痛いのかな? ( 好奇心をいたく刺激された模様。目を輝かせながら手をそーっとウサ耳に伸ばそうとする。 ) [Mon 18 Sep 2006 00:38:15]
◆白夜 > ( 痛くはない。 ) あぅ …… ( それを聞いた白夜は、 ホッとした表情見せたものの。 ) -----こあい、のぅ... おそら、まっかなの。 あめ、... あかいの、こあいの 。 ( 紅い色は遠い記憶。奴隷ギルドに居た頃を彷彿とさせてしまう、から。ウサミミが へにゃり。萎れました。 ) [Mon 18 Sep 2006 00:29:59]
◆アズ > ( ててて〜と駆け寄ってくる白い生き物が目に入り、え、と少年は目を細めた。長〜い耳が、頭の上で揺れている。 ) ……え、ウサギ? ( 小さく呟いてから、あ、そうかライカニアの子か。と気づく。 ) ううん、痛くは……ない。でも、胸がドキドキしてさ……ジッとしてられないんだ。 ( 僅かに荒い息を吐きながら、兎さんの目を見て答えた。 ) [Mon 18 Sep 2006 00:22:12]
◆白夜 > ( そんな白夜を止めてくれた、貴方に感謝を捧げます。 ) …… ほぇ? (何か、聞こえた気がして--- 其方を見れば貴方を目に留めることでしょう。ふらふらとした足取りに、白夜は ててて〜、と貴方の方へ駆け寄ります。) ----- ……どしたの?どっか、いたいいたいの?? ( オロオロとしながらも、貴方に声を掛けました。 ) [Mon 18 Sep 2006 00:11:10]
◆アズ > ( ふらふらと危なっかしい足取りで歩いてくる少年。数日前紅い雨を浴び、それで高まった感情を抑えられずに…今日はとうとう勝手に屋敷を飛び出した。 ) まあいいよな、どこでも、いい……。 ( 紅い雨を浴びてから、心臓がドキドキとずっと興奮状態で、とても落ち着きがない。服の胸の辺りをギュッと掴むようにして。心臓が鳴るのを抑えているかのよう。 ) [Mon 18 Sep 2006 00:06:16]
お知らせ > アズさんが入室されました。 『ここ、どこだー?』 [Mon 18 Sep 2006 00:04:04]
◆白夜 > --- …… おるすばん ... ぼく、ひとりぽっち。 「……おくさん。ぼくは、あなたのことを ずっと――」 「いけませんっ、しゅじんがかえってきたら……」ってゆぅふうに なっちゃうよぅ? ( ならない、ならない。今宵も脳内妄想爆走してます。 ) [Sun 17 Sep 2006 23:38:07]
◆白夜 > ( てってけてけてけ ----白夜は、歩いて居ました。 ) …… だって ... おるす、なんだもん。 ( おふねに戻っても、艶子さまは戻られていない様子でした。 ) [Sun 17 Sep 2006 23:29:08]
お知らせ > 白夜さんが入室されました。 [Sun 17 Sep 2006 23:27:02]
お知らせ > エル・ニールさんが帰りました。 『( ――― また、別の血で染まるだろう。 )』 [Sun 17 Sep 2006 01:49:03]
◆エル・ニール > ( 血が滲みて紅く染まった紙切れを棄て、女は表通りの方へと歩き出す。向かうべきは表と裏の境。人目が無く、其れで居てヒトがまばらに存在する場所。取り敢えずは ――― まあ、今まで通り喰うとしよう。腹が空いては何も出来ぬ。ぺろりと、紅く染まった唇を舐めた。自分の血の味。悪魔の血の味。こちら側のイキモノのそれに比べ、幾分か苦味の強い(と彼女は感じている)血だ。紅く染まっていた唇が元の色を取り戻す頃には ――― ) [Sun 17 Sep 2006 01:48:37]
◆エル・ニール > ( ――― だから、だ。正門を攻めるのは正直な所気が乗らない。とても乗らない。守りを固めた場所にのこのこ出て行って殺されるのも囚われるのも御免だ。それこそ糞喰らえだ ――― まあ、一応喰えない事は無いが。少なくとも独りで行けば確実にそうなるだろう。独りなら。では独りでは無かったなら? さて。それもまた微妙と言えば微妙。人間とてあの『 正門 』とやらを突破されるのは嫌だろうから、それこそ死に物狂いで掛かって来るに相違ない。窮した鼠は力の強い猫にさえ牙を剥くと言う。益して連中は大群だ。群れ為すモノの相手は元々不得手。私の胃にだって限度と言うものがある ――― さて。これで襲撃案は潰れた。現状、己に協力的なモノは無い。作れと言われたって無理が生じる。こちら側に住む者に『 貴方方の平穏を護っているあの門を襲撃するので力をお貸し下さい 』なんて言って協力してくれる阿呆は居るまい。何より下策だ。折角内側に居るのだから、出来る事は他にあるだろう。問題は ――― 独りでできる事など高が知れていると言う事位か。 ) [Sun 17 Sep 2006 01:43:16]
◆エル・ニール > ( ――― たったそれだけすら、向こう側では叶わないのだから。 ) [Sun 17 Sep 2006 01:34:01]
◆エル・ニール > ( 嗚呼、苛々する。何にとは言わぬが苛々する。思わず、紙切れを持った右手を握り締めた。それはそれは力一杯握り締めた。全力で握り締めた。手から血が滲む程に握り締めた。グシャリと紙の潰れる音がした。血が付着したそれは、最早解読する事も侭ならぬであろう。この空のように。昼下がりの紅い紅いソラのように。紅くなった掌を舐める。舐める。舐める。舐める。舐める。舐める。舐める。舐める。舐める。ほら、血なんてすぐ止まる。口元は紅く。口紅を塗ったように紅く。紅く紅く左の指で整えよう。さて ――― 本題に戻ろうか。これから如何する? エル・ニール。危険は向こう側に一杯あった。沢山あった。だからこそ。だからこそ、安全に安心して食事を行いたい。安心して美味しい物を貪り喰い、怠惰な生活を過ごしたい。向こう側では決して叶わぬ、悪魔の望みである。そしてそれこそが、彼女がこちら側に来た理由でもある。 ) [Sun 17 Sep 2006 01:29:20]
◆エル・ニール > ( ドン、と。廃屋の外壁を殴りつける。殴りつけると言うよりは左手を叩き付けるに近い動き。鈍い音。行き詰った思考は、只苛立ちばかりを加速する。嗚呼、嗚呼 ――― こんな、感情に任せた行動は。誰よりも自分が嫌っていたのでは無かったかエル・ニール。 ) [Sun 17 Sep 2006 01:18:15]
◆エル・ニール > ( この身に出来るのは、人を侵す事くらい。天を驚かし地を動かすような力など、一介の悪魔たるこの身には無い。己に出来るのは、精々喰らう事と、誰かの言葉に従うことくらいだ。ならばいっそ人間に与するか? 其れこそ真逆。それは即ち彼の御二方を敵に回すと言う事に通じる。ならば如何する? ――― こんな時、誰か居てくれたなら。嗚呼、嗚呼。こんな時、あの紳士が。あの従者が。あの泥塊が。あの思い出すも忌々しきケダモノが居たら。居てくれたなら。もう少し踏ん切りもついたろうに。その大半が死してしまった事さえ知れぬほどに、今の自分は独りなのだ。さあ、如何する? お前は如何するのだ、エルニールブラッド() ) [Sun 17 Sep 2006 01:15:05]
◆エル・ニール > ( この『 紙切れ 』を運んできたのは一羽の鴉であった。その鴉は今、彼女の臓腑の内に入ったが ――― まあ、役割を十全に果たした時点で終わるべき命だったのだ。問題あるまい。問題は運んで来た紙切れに書かれた内容だ。ヒトには読めぬ言葉で書かれた、その内容だ。訪れる? 彼の御方が? 此の地に? 大事だ。それはそれは大事だ。併し、如何する? 彼の御方に『 命令 』されたならばそれは容易い。何しろ何も考える必要が無いのだから。だが ――― さて。現時点では静観と傍観を決め込んでいたわけだが ――― これから如何する? あの古城へと戻るか? それとも ――― 矢張り、静観を決め込むか? 一人で正門を攻めるなんてのは論外だ。さて。 ) [Sun 17 Sep 2006 01:06:41]
◆エル・ニール > ( 今までのらりくらりとかわして来たが、好い加減決めねばなるまい ――― 今後の身の振り方について。 ) [Sun 17 Sep 2006 00:59:02]
お知らせ > エル・ニールさんが入室されました。 『( スラムの一角。廃屋の外壁に凭れ、紙切れを見遣る女一人。 )』 [Sun 17 Sep 2006 00:58:20]
お知らせ > ジェダさんが帰りました。 『(そして黒豹は、空腹を抱えたまま、今日も空を見上げる)』 [Sat 16 Sep 2006 21:33:15]
◆ジェダ > (尤も簡単に人を縛る呪いだ) [Sat 16 Sep 2006 21:32:45]
◆ジェダ > (村の呪い師の言葉を思い出す。 )(俺は問う 「約束」とはなんぞや――) [Sat 16 Sep 2006 21:32:08]
◆ジェダ > (シタシタシタと黒い尻尾が、忙しなく床を叩く。 ―― あの猫は癇癪を起こしてガン泣くんだろうか。 それを考えると、紅雨の毒に中てられた時とは違う頭痛を感じた。 なんだというのだ。 猫が鳴くから、啼くから,泣くから、どうしたというのだ。) ―――――まったく。 (耳をぱたりと伏せて) [Sat 16 Sep 2006 21:29:09]
◆ジェダ > (――静かに隠れているようなのを探そう。そいつらはきっと、紅の雨の毒の意味をしり、汚染度が比較的低い奴等だ。表で大暴れしているようなのは、今だけは避けて――。3匹くらいを囲って――)( ふと )(「人を餌にする」という、自分にとっては当たり前の行動。――今まさにそれを実行に移そうと考えた時だ。) ――――――……。 (誰かの泣き顔やら、何かの「約束」が過ぎったものだから、堪らない。 ぐ、と唇をへの字にまげて、今一歩、外にでれば穴倉から出られるという位置で留まる) [Sat 16 Sep 2006 21:19:46]
◆ジェダ > (餌を確保し、嵐が収まるのを待つように、冬が終わるのを待つように、此処に暫く篭らなければならない。――そのためには、雨の降っていないうちに、汚染度が低い餌を確保し、服と武器――何処かで落としてしまった――を用意して、この”紅い冬”が過ぎ去るのを待とう――。) ―――――。 (ずるりと体を起こすと、体を伸ばす。今日は雨が降っていない。――しかも夜。動き回れる時に動いておいた方がいい) [Sat 16 Sep 2006 21:11:14]
◆ジェダ > (今の状況から抜け出す為には、まず紅い雨から逃げなければならない。そのためにはヴェイトスの門を潜り、外へ出て、雨の届かぬ方角へ――出来れば自分の村へ。 だが、その合間にも赤雨は降り注ぎ、再び毒に侵され、途中で意識が途絶えるかもしらん。――空腹も村までもつとは思えない。 そんな状況でヴェイトスの外へ出て、常世の森の中へ入るなんて、のたれ死ぬのがオチだ。) (ウルル。と獣の声が唸る低い声が響いた) (つまりは、ヴェイトスで如何にかするしかないのだ) [Sat 16 Sep 2006 21:01:14]
◆ジェダ > ………。(ちなみに全裸DA。)…………。 (獲物になりそうなのは隣の部屋に、番いで居るが、そいつ等もどうやら紅い雨に中てられているらしく、食う気もしない。)―――どうしたものか。 (珍しく途方に暮れた声で、呟いた。) [Sat 16 Sep 2006 20:49:53]
◆ジェダ > (だが、おかげで腹が減る。消耗した体力は戻ってこない。 あの「化け物」に打ち据えられた腹――古傷に障ったらしく、腹も痛む。 思わず黒い獣の耳が横になった。長い尻尾もへっしょりと地面の上に力無く崩れて) [Sat 16 Sep 2006 20:39:06]
◆黒獣 > ―――…………。(雨や、雨を浴びた食い物を体内に入れなければ、収まっていくものらしい。 ここ数日、堪えきれない衝動を我慢する為に篭って居たことが幸いした。 ) ――………。(5本の人の指が、きちんと動くのを確かめて、肩を落とした。) [Sat 16 Sep 2006 20:36:27]
◆黒獣 > (その襤褸城の、蜂の巣のような部屋の一部屋。 住人を喰らったか追い出したかして、随分前に得た部屋は、未だに空き部屋であり、穴倉のような部屋の奥の奥に横たわる。――数日前までは、人の姿を保つ事も出来なかった男は、幾分か和らいだ衝動に、ほっとしていた) [Sat 16 Sep 2006 20:32:11]
◆黒獣 > (不自然に建て増しされた路地の裏。――襤褸家も積み重なればそれなりの城が出来る。――火をつければ一瞬で終わるようなものでも、とりあえずは「住まい」として機能しているし、蹴り倒しても崩れない程度の強度はあった。) [Sat 16 Sep 2006 20:27:53]
お知らせ > 黒獣さんが来ました。 [Sat 16 Sep 2006 20:26:43]
お知らせ > シャリネさんが退室されました。 『( 少女に家まで送ってもらった。 )』 [Fri 15 Sep 2006 22:40:48]
お知らせ > ヴァネッサさんが退室されました。 『彼女を家まで送っていくと申し出て』 [Fri 15 Sep 2006 22:40:13]
◆シャリネ > うん ( 相手の言葉に、コクンと頷いて ) うん・・・会いたいな。 ( そういって、ふわり微笑んだ。まさか相手と好きな人が同じでした。ライバルでした。なんて、知る由もなく ) [Fri 15 Sep 2006 22:38:52]
◆ヴァネッサ > また会えるか…か… (ぼーっと考えながらポツリと言って、すぐに現実に戻って) うん…会えるといいね (今度会うときがどういう状況下はわからない。もしかしたら自分が暴れている時かもしれない。でも、会いたくないとは思わなかった。 同じ人を好きになっているとは知らない) [Fri 15 Sep 2006 22:34:30]
◆シャリネ > (とても嬉しそうに、微笑を深めて、そっと、あなたに言うだろう ) じゃあ、また会えるね。 ( きっと、と。友達だもの、と。ふわりふわりと微笑んで ) [Fri 15 Sep 2006 22:31:04]
◆シャリネ > うん。( 笑顔を見せた相手には、屈託のない笑顔を返して頷く ) うん ( 相手の不思議そうな顔には、恥ずかしそうだがやわらかい笑顔で答えた ) 本当・・・?嬉しいな。 ( [Fri 15 Sep 2006 22:30:02]
◆ヴァネッサ > 名前を大切に…っか… (すでに名前を何度も何度も変えている自分には程遠いような気がした。 でも、少女には笑顔を見せた) とも…だち… (少女の言葉にまたきょとんと不思議そう…というか「本当に…?」と聞きたそうな表情で) だ、駄目じゃ…ないけど… (此方も恥ずかしそうに答えた)(顔は赤くはならないけど、すっごく恥ずかしい) [Fri 15 Sep 2006 22:27:13]
◆シャリネ > そうなんだ・・・自分の名前を大事にできるって、いいことだと思うよ。 ( 彼女は愛する人に、両親に、自分の名前は愛されるから付けられるものだと教わった。相手の言葉には、嬉しそうに微笑んで、言った )――うん。友達、かな?って・・・勝手に思っちゃってるんだけど・・・だめ、かな? ( そんなに仲良くもしたことはない。初対面だ。だが、彼女とは、仲良くなりたいと思った。少し、恥ずかしそうに微笑んで尋ねた。図々しいだろうかと思いながら。しかし彼女は会った人は全て仲間、友達、という感覚があるらしく) [Fri 15 Sep 2006 22:21:34]
◆ヴァネッサ > ありがと…私も…気に入ってるんだ (ずっと前にとある人が付けてくれた名前。今は殆ど名乗ることは無いけど、すごく気に入っている名前)(少女が気が付いていないなんて、吸血鬼は知らない。まぁ、今となってはどうでもいい) 会いたい…私と…? (その言葉がすごく不思議できょとんとして、再確認) [Fri 15 Sep 2006 22:17:16]
◆シャリネ > うん… (一度自分の名前を復唱してもらえれば、そうだよ、というように一つ返事 ) ………カリン……可愛い名前だね。 (微笑には、ふわっと笑んで、そう言った。指名手配されている相手などとは、知らず。吸血鬼などとは知らないから。 )・・・また、会いたいな。( ヴェイトスにいる限り、会えるだろうか。会いたいと思ったから、会いたいと、いつもの柔らかい微笑を浮かべて、そう相手に言った ) [Fri 15 Sep 2006 22:10:05]
◆ヴァネッサ > (結局、化け物から生まれるのは化け物。主に備わっていた能力…しっかり受け継がれている)(下を向いているから彼女の涙は気が付いていない)(見たとしても彼女の思いがわかるだろうか?自分にはもうそういう感情が残っているのか…わからない。もう、涙は枯れ果ていた) シャリネ… (一度彼女の名前を復唱して、しっかりと頭の中に焼き付けた)(そして、ゆっくりと顔を上げて、彼女を見つめながら) …………………カリン、だよ (こちらは微笑を貼り付けて答えた。答えた名前は今名乗っているものではなく、かつて、指名手配された時の名前を名乗った)(まるで吸血鬼と告白するかのように) [Fri 15 Sep 2006 22:04:27]
◆シャリネ > (笑い続ける彼女に、なにがあったのかなんて聞けない。何せまだ、会ったばかりだ。悲しそうに見えたから、だろうか。それともこの変な天気のせい?何だか悲しくて、頬には涙が伝っていた。だが、名前を聞いていないといわれれば、その涙に我に返るようにはっとして、そっと指で涙を拭った。なぜ、自分がないているのだろう、本当に泣きたいのは、彼女の方だろうに、と、思いながら。でも、なんだか自分も苦しかった。なぜだかは、わからない。辛さを汲み取ってしまったのだろうか )・・・名前は・・・シャリネって言うよ。 ( 普通を装う相手には、まだ涙顔ながら、その顔でふわりと微笑んでそういった。そして )――あなたは・・・? ( と、少女に優しく名前を尋ねるだろう ) [Fri 15 Sep 2006 21:53:05]
◆ヴァネッサ > (とにかく声に出して発散したかった。泣くよりも笑った方が楽しんじゃないかと思って…笑ったんだ) ―――ははははははは… (しばらく笑い続ける。少女が自分の肩に手を触れるのも気にも留めずに笑い続けた) ――名前…聞いてなかったね… (笑うのを止めて、視線は下を向いたまま、傍らにいる少女にそう聞くだろう。まるで先ほどまでのことは無かったように普通を装って) [Fri 15 Sep 2006 21:47:03]
◆シャリネ > え…そうなの?…そうなんだ… (それはそれで、凄いなとも思ったが、そのあとの少女の状態を見て、それ以上何もいえなくなった )―――・・・!( 笑い出したのだ。ぺたっと座り込んで・・・。心配を隠せない表情で、即座にしゃがんでその少女の肩に触れようとする。大丈夫ではなかった。大丈夫・・・?とはもう訊けなかった。その目は、悲しそうだったから。なんなのかわからない。でも、少女は悲しそうだった。だから、自分も心配になった。どうしてしまったんだろう・・・と、僅か怪訝そうな顔をしながらも、何も訊かないだろう。そして、そっと、相手が拒否しないのならそのまま、傍に居るだろう ) [Fri 15 Sep 2006 21:38:25]
◆ヴァネッサ > あ、あぁ…これ…自分だけしか治せないんだよね… (本当は治癒力というか再生力…。嘘だから一まず治癒力ということでいいか…) ―――――― (少女の言葉は届いていないかのように放心しているかのようにガクッと身体の力が抜けたかのように座り込んでしまった) ―――あは、ははははっ! はははははははっ! (そして、突如、唐突に笑い出した。狂ったように笑い出した…。目は決して楽しそうではなかった。悲しみが浮かんでいたのだ) [Fri 15 Sep 2006 21:33:37]
◆シャリネ > うん、すごいよ。だって・・・治癒能力があれば、傷ついた人を助けることも、できるでしょう? ( ふわり、微笑んで、そう返したが・・・ ) ――――――・・・・・・・。 ( ショックながらも、少しだけ冷静になって。それでもまだショックは消えないが。小さく震える少女に気がついてそっと見つめるも・・・ )・・・え? ( 小さな小さな声。その言葉を、少女ははっきり聞き取れなかった。だが、恐怖に震えているのはわかる・・・だから ) 大丈夫・・・? ( そう、心配そうに、優しい声音で、尋ねた。相手もショックなのだろうか、と思ったからだろう ) [Fri 15 Sep 2006 21:23:40]
◆ヴァネッサ > ――そう、かなぁ? (よく、分かっていない銀髪の吸血鬼は首を傾げながら答えた。この治癒力が当たり前だと半ば思っているから) ――――――ぅん (蒼白になっている少女を見ながら、小さく震えながら頷いた。 今までとたった一つだけ違ったこと。それは自分の血液が付着したこと。あの死んだ犬の傷口に自分の血液が触れた) ―――かん、せん (小さな小さな声でボソリと呟いた。小さいその声は恐怖で染まっていた。生前の最後が甦ってくる)(しかし、ソレと同時に何か喜びのようなものまでこみ上げてくるような気がした) [Fri 15 Sep 2006 21:14:31]
◆シャリネ > じゃあ、便利だね。いいなぁ・・・( 治癒能力があれば、人も助けることができるのだろう。うらやましい限りだ、と彼女は幸せそうに微笑んだのも束の間・・・ )・・・なんでだろう・・・ ( 蒼白しながら、震える声で、そういった。そして、彼女に見られれば、ふと見返して )・・・さっきまで、わんちゃんだったよね・・・? ( と、戸惑いを隠せない、深刻な声音でそう呟くように尋ねた。まだ、ショックが抜けない表情で ) [Fri 15 Sep 2006 21:08:33]
◆ヴァネッサ > でしょ? (掠っただけだもの…と少女に言って) ――えー…あー…ぅん… (こういう風に言われたりはしゃがれたりするのにはなれておらず、何だかどういう風に言って言いのかわからずにいた。ある意味苦手なタイプかもしれない。まぁ、こういうタイプに殆ど出会ってないというのが一番の理由) ―――――――― (握りつぶした瞬間までは銀髪の吸血鬼はなんら驚くことはなく、ただ、確実に仕留めたという感覚に少し酔っていた)(でも、その死体が灰になるのを見て…) ―――な、に…?これ… (未だ手の中に残っているはずの犬の残骸を確認しようと手を広げる。そこからは灰がサラサラと零れるだけで) (普通に殺したはずだ。いつも通りに…ただちょっと手こずったけど…ちゃんと殺したはずだ。いつもと違うこと…? 噛まれただけだ…初めて反抗してきた犬に噛まれただけだ) ――――― (銀髪の吸血鬼も信じられないものを見て、どうすればいいのかわからず、一まず少女の方を見てみた) [Fri 15 Sep 2006 21:02:46]
◆シャリネ > ホントだ・・・さっきまで血が出てたのになんで・・・??( そう、驚きを隠せない様子で瞬き数回して尋ね ) あ・・・もしかして、治癒能力とか持ってるんですか?? ( ぱあっと目を輝かせて相手に尋ね。相手が否定しなければ、すごいすごいとはしゃぐだろう )―――・・・っ・・・( 噛まれる。と、思った。目を瞑った。怖くて逃げることができない。そんな矢先・・・犬は、襲ってこなかった )・・・え・・・?あ・・・っ!( 目を開ければ、少女が一気に首を握りつぶした。切断されたからだと頭に、少女はショックを隠せない。固まって、蒼白した顔で呆然と見ていた ) ・・・?!( さらに驚いたのは、その後だった。サラサラと、先ほどの犬の形がない。崩れ落ちていったそれに、少女は混乱とショックを隠せない表情だった。何が起こっているのかがわからない ) [Fri 15 Sep 2006 20:54:00]
◆ヴァネッサ > (数秒後…形を保てなくなったかのようにサラサラと粉状のようなものになった。灰だった) [Fri 15 Sep 2006 20:47:48]
◆ヴァネッサ > (腕の肉の疼きが徐々に弱くなるのを感じれば) ほら…ね? (覆っていた左手を離し、傷跡を見せる。傷はほんの少しだけ噛まれたかどうかわからないほどのあとが残っているだけだった) ――――― (目の前の少女の怖いことに関してはこれ以上追求しない。聞くのが悪いというよりも、吸血鬼自身が興味が無かったのが一番の理由かもしれない) ―――だって確かに死んで…っ! (死んでいたと言い切るよりも先に突然犬が動き出したのに驚き、言葉が止まった)(少女が最初に思ったのは仕留めそこなった? そんなはずはない…。これだった) ――――― (一まず、この状況で少女が襲われては色々と都合が悪いと思い、少女に襲い掛かろうとしていた野良犬を横から首を掴み、一気に握りつぶすだろう)(犬は簡単に首をつぶされて、頭と身体お別れするだろう。 地面に落ちた頭と身体は…) [Fri 15 Sep 2006 20:46:32]
◆シャリネ > ・・・そっか・・・。なら、よかった・・・。( 大したことじゃなくて本当によかった。心底安堵したように、彼女は少女の嘘を信じて、ふわりと微笑んで安堵のため息を零すだろう。傷の再生などには気づきしない )―――・・・うん。( あの時は怖かった。だから、あのときのことはしっかり口に出そうとは思わなかった。第一そんな状況じゃない ) ・・・え・・・っ?( 死んでるはずだといわれて、わずか信じられないというような顔をして振り返った ) でもさっき鳴き声が・・・ ( その瞬間だった ) きゃっ!! ( 思わず、手を離して数歩ほど退いた。後僅かで噛まれそうだった )・・・えっ・・・? ( その犬の様子はだいぶおかしかった。怪訝そうな顔をして、そして少し恐怖を帯びたような目をして彼女は犬を見つめているだろう ) [Fri 15 Sep 2006 20:36:31]
◆ヴァネッサ > (しかし、野良犬は突如手を撫でようとした少女に噛み付こうとするだろうか。その噛み付こうとする犬はすでに犬ではない別のものになってしまっているかのように) [Fri 15 Sep 2006 20:30:26]
◆ヴァネッサ > だ、いじょうぶ…ほんの少し掠っただけだから… (掠ったというのは嘘。しっかりと噛み付かれた。 でも、噛まれた部分はすでに肉が盛り上がり、再生を開始している。それを見られるのは不味いと思い。傷のところは左手で覆い隠している) そう… (怖い思いがどんなものかは知らない。知っていたとしても、どんな言葉をかければいいのかは浮かばなかっただろう) その、犬…もう死んでいるはずだけど… (少女が犬の死骸に向かってしていると思って、そんな言葉をかける。 掴んだ時、確かに死んでいた。呻きだって、空耳に違いないと思って) (少女が撫でようとした犬は身体中傷だらけで、とてもじゃないが生きているとは思えない姿だった。誰の目から見てもそれは明白なことだったはず) [Fri 15 Sep 2006 20:29:09]
◆シャリネ > う、うん・・・ ( 短く返事をする相手に、どうしたんだろうかと内心思いつつも、問わずに頷いて )―――あ、うん・・・ごめんね。でも、早く手当てした方がいいよ。( 要らないといわれれば、迷惑だっただろうかと思って申し訳なさそうに謝った。心配そうに、その腕を見つめながら、そう言って。 )――・・・うん、知ってる・・・こないだ、怖い目にあったから・・・(そう、呟いた。瞬間、呻き声が聴こえ、もう一度其方を見遣った。そして、耐えられないというように、その表情は哀れんだ顔ではなく、泣きそうになって、しゃがんで犬に近づく )・・・大丈夫・・・?( どうしてあげたらいいのか、わからない。彼女には犬を突き飛ばした理由があり、犬には襲い掛かった何らかの理由があったのだろうと思って何も言わなかった。彼女は小さく、犬の頭を撫でようとするだろう。辛そうに、顔を歪めて ) [Fri 15 Sep 2006 20:20:40]
◆ヴァネッサ > (少女がそういった次の瞬間、瓦礫の中から犬の呻き声が漏れてきた) [Fri 15 Sep 2006 20:14:04]
◆ヴァネッサ > そ、そう… (短く返事をして。 見られた状況によっては殺してしまおうかと思った。でも、考えてみるとまだ行為には至ってないからそれも必要ないだろうと思って) ――この程度大丈夫 (血に濡れた腕を隠すように身体の向きを変えた。丁度右腕が隠れるように)(差し出されたショールを見れば) い、いらないよ…すぐに治るんだから… (そういって、断るだろう。本当はもらっておいた方が怪しまれないけど、とっさに断ってしまった。 腕の傷に関してはすでに出血は止まっている) ここ…危ないよ? (出来る限り優しく言ってみるだろう。雨とかこの今の市内の状況のせいで普段よりかは怖さが残っているけど) [Fri 15 Sep 2006 20:12:25]
◆シャリネ > 飛ばされた、ところ・・・?( と、気まずそうに呟くも )あ、あの・・・よかったら使って・・・?( 手当てしないと・・・というように、さしだしたショールを恐る恐る、両手で貴方に差し出すだろうか ) [Fri 15 Sep 2006 20:06:12]
◆シャリネ > ( しまった・・・という相手の表情、確かに読み取って。僅か不思議そうな顔をする。そして、野良犬をちらりと見遣れば哀れんだ目をしてなにもいわずに見つめるだろう・・・そして )・・・だ、だめですよ・・・すごい、血が出てるじゃないですか・・・( 心底心配そうにそういえば、肩にかけていたショールを、あなたの腕に、と差し出そうとするだろう )あ、えと・・・犬が [Fri 15 Sep 2006 20:05:00]
お知らせ > シャリネさんが来ました。 [Fri 15 Sep 2006 19:59:54]
◆ヴァネッサ > (死んでいる野良犬を瓦礫から拾い上げる。負傷した右腕でだ) ――――っ! (声を掛けられてようやく存在に気が付いたのか、犬を持ったままバッと声のするほうを向いた。 先ほどまでの笑みを浮かべた表情とは違い、「しまった」といった感じが読み取れる表情だった)(拾い上げた犬は瓦礫であちらこちらに傷が出来ていて、すでに死んでいた。少女の腕から流れる血が犬にも付着した) ―――え、あ…っと…は、はいっ! 大丈夫ですよ (すぐに犬を瓦礫の中に投げ捨てて、何の害も無いような笑みを貼り付けて、返事を返すだろう。そして、こう付け足す) どこから見てまシタ? (普段使い慣れていない敬語を使って言うだろう) [Fri 15 Sep 2006 19:59:47]
◆シャリネ > ・・・だ、大丈夫っ?!( そう、とてもとても、心配そうに。3歩くらいの距離を置いたところで立ち止まって、問うだろうか ) [Fri 15 Sep 2006 19:53:13]
◆シャリネ > ( 少女は家に帰る途中だった。牧場から帰っている途中。理由はスラムを通ることで近道になるからだった )――?!( 見回した矢先、彼女は見てしまった。其処にはあまりにも残酷で不可解な風景。腕から血を流して、普通ではない笑みを浮かべる少女に、目を見開いて固まった。そしてそっと、走りよって貴方に言うだろう [Fri 15 Sep 2006 19:52:12]
◆ヴァネッサ > (さぁて、捕まえた野良犬…どうしてくれようか…ここまで苦労させてくれたんだ…首の骨を折るだけではつまらない) ―――――― (犬の首を適度な強さで絞めながら、楽しく考えているところに) (後退していたはずの野良犬のうちの一匹が仲間を掴んでいる手に向かって飛び掛ってきた) ―――なっ… (飛び掛ってくるのを見た瞬間にはすでに遅く。右腕に思いっきり噛みつかれた。その不意討ちのしで掴んでいた野良を離してしまった。しかし、飛び掛ってきた野良犬は未だに腕に噛み付いたままで) この…野良がぁっ! (抵抗してくる動物は好きだが、こうまで頑張られると嫌だ。近くの廃屋の壁に自分の腕ごと野良犬を叩きつけるだろうか。脆い壁は大きい音を立てて崩れ去る。 吸血鬼自身は近くにいる気配になど気が付かず、壁の残骸の中にいる動かない野良犬を見れば満足そうにそれを見つめる。噛まれていた腕からは血が流れ出ていた) (近くにいる少女には壁の残骸の前で普通ではない笑みを浮かべて、腕から血を流している少女を見つけるだろうか) [Fri 15 Sep 2006 19:45:31]
◆シャリネ > (見ずに走っていた。 背後の失敗してごめんなさい!という叫びなど、聞こえるはずもない。 )―――はぁ、はぁ・・・( もう、疲れたよ・・・。と、限界に近づいたのか、彼女は立ち止まろうとした・・・そのときだった )―――??( 犬の唸り声が聴こえて、彼女はビク、と肩を震わせた )―――・・・。( 思わず、固まる。そして、きょろきょろビクビクとしながら音の発端を確かめようと周囲を見回すだろう ) [Fri 15 Sep 2006 19:39:52]
◆シャリネ > ( この間の事件があったため、スラムを通るのは嫌だったが仕方がない。怖い思いを堪えて、彼女はまるで逃げるように、周りの状況を [Fri 15 Sep 2006 19:34:38]
お知らせ > シャリネさんが来ました。 『( 白いローブに白いショール、バスケットを腕にかけて・・・小走りの少女 )』 [Fri 15 Sep 2006 19:33:35]
◆ヴァネッサ > (いつも通りの大振で、犬を捕まえるよりも殴り飛ばして壁に打ち付けて殺してから捕まえていた。 生きたまま捕まえると無駄に動かれて面倒だからだ) この…、こうなったら… (一度腕を振るのを止めて、野良犬たちを睨みつける。睨みつけると数匹逃げたりするはずだが、今日は何度も何度もこちらに向かって吠え続ける) 面倒だけどさっ! (そういいながら、野良犬一匹に素早く手を伸ばして、その首根っこを掴む。 先ほどまでとは違う直線的な動きのせいなのか驚くぐらいに簡単につかめた)(掴まれた一匹は唸り声を上げながら暴れて、残った2匹は唸りながら後退を始めていた) ――暴れるなよ? (掴んだ野良犬を睨みつける)(どうせ残りの野良は逃げ出すだろうと思って放っておいた) [Fri 15 Sep 2006 19:22:31]
◆ヴァネッサ > (貧民窟の中でも特にボロボロの廃屋が集まっているところで、犬と格闘を繰り広げている銀髪の吸血鬼が一匹) ――あぁ…このっ! (野良犬が獰猛になったのか、自分の調子が悪いのかどうかはわからないが、いつもならとっくに仕留めている筈の野良犬を今日はまだ一匹も仕留められずにいた)(野良犬の数は3匹。腕を振って殴り倒そうとしてもうまく避けられてどうにも当たらない。 機敏な動きにいつもの腕の動きでは到底捕らえられなかった) [Fri 15 Sep 2006 19:11:21]
お知らせ > ヴァネッサさんが来ました。 『今日はどうも調子が悪かった』 [Fri 15 Sep 2006 19:05:04]
お知らせ > ネィヴィさんが退室されました。 [Fri 15 Sep 2006 01:46:15]
◆ネィヴィ > (とはいえ今は何かできるコンディションじゃない。 野宿同然の場所でどれだけ戻るかは疑問だが、最低限の体力回復してからだ。)迷走してるなぁ、僕。 明日ってどっちだホント。(昔付けてた日記のラスト定番の綴りとか呟いてみたり。 その後暫くで見つけた適当な屋根の下に座り込んで、走ったり歩いたりで疲れ切った体を休めよう――) [Fri 15 Sep 2006 01:46:13]
◆ネィヴィ > (勿論、正当防衛なら何処掻っ捌いても大丈夫、くらいに自分もおかしくなってることには気が付いてないわけで。)このままずっと逃げてるわけにもいかないし・・・・”なんとかしなきゃ”。(当面の安全と新しい仕事探しに向けて、降って沸いた障害は排除せねばならない と。 なんとか、の方法は自分と連中に最適なのがすんなりと思い浮かんでしまった。) [Fri 15 Sep 2006 01:39:14]
◆ネィヴィ > (かくて人が多く素性を問われないこの辺りにちょっと身を隠したわけだ。 追ってこないとも限らないし、片手は包丁の柄に添えたまま。 夜を明かすのに良さそうな場所は大抵先客が居て、この辺りの人間じゃない自分は余り歓迎されない風の視線ばかり向けられる。)大体大げさなんだあいつ等――(ちょっと表記しがたい部分を掻っ捌かれた程度で躍起になって追い回してくる神経が判らない。これも変な空のせいなのか と再び紅黒い雲を見上げる。) [Fri 15 Sep 2006 01:34:44]
◆ネィヴィ > (斬られた側が客観どんなに悪くても、斬られっぱなしじゃ無かったって事だ。 余り素行の宜しくない連中とつるんでいるタイプだったのは此方の不運。 タイマンでどんなに強くても、向こうに人数が揃うと洒落で済ますことも出来なくて――) 流石に片付くまであそこの仕事には戻れないか。 迷惑かけちゃったな。(償う手立ても現状じゃ余り無いが。 雲行きも怪しいし、雨を避けられそうな場所探してスラムを歩く歩く。) [Fri 15 Sep 2006 01:26:52]
◆ネィヴィ > (紅い空を見上げながら、昔は近寄ったことも無かったスラムをこうして彷徨っている。 理由は自分でもなんとなく判ってて、多分数日前の人斬り騒ぎ。 あの場では男の自業自得、メイド姿のひと暴れってことで場が治まったのだが――) [Fri 15 Sep 2006 01:20:06]
お知らせ > ネィヴィさんが来ました。 『今日何度目かの 参ったな を呟いて。』 [Fri 15 Sep 2006 01:12:00]
お知らせ > 黎明さんが帰りました。 『 何、やってるンだろ... 』 [Fri 15 Sep 2006 00:44:57]
◆黎明 > -------- 如何しよ... ァ... ! ( 何かに躓いてしまった黎明は、無理な体勢整えようとした 結果---片足を捻ってしまった様子。力無く地に座り込んだ。 ) [Fri 15 Sep 2006 00:18:59]
◆黎明 > ( 紅雨の影響なのだろうけれども--- 理性すっ飛んだ挙句、人様に爪を立ててしまった。 主人に知れたら、 怒られる、だけでは済まないかも知れず... 帰るコトなど出来ずに彷徨っているのだった。 ) [Thu 14 Sep 2006 23:50:01]
◆黎明 > ( 呟いたのは何度目だろう? なにゆえ、スラムを彷徨っているのか。それは、黎明の爪に起因していた。---乾いて紅黒く染まっている爪。 主人には、見せることなど出来ようハズもない。 ) [Thu 14 Sep 2006 23:45:18]
お知らせ > 黎明さんが入室されました。 『 如何しよう... 』 [Thu 14 Sep 2006 23:42:42]
お知らせ > ブロウンさんが帰りました。 『路地の奥でなにやら話し声が聞こえた──「・・・なんか見つけた♪」』 [Thu 14 Sep 2006 03:24:59]
◆ブロウン > んぅ・・・ライカニアあたりがうまそうだ・・・(人間と動物の中間の存在なら、両方の味が楽しめるだろうと──懐から煙管を取り出し、葉を詰めれば己の口から炎を吐いて着火しよう。咥えた煙管からはプカプカと煙が立ち昇り、それを肺いっぱい吸い込めば一気に吐き出して。人間よりもにおいに敏感なライカニアを探すには少々頭が回っていないご様子。首の後ろに腕を回して、鼻歌交じりで散策を開始して。) [Thu 14 Sep 2006 03:22:24]
◆ブロウン > ん〜・・・腹減ったな・・・(寝る前に何か腹に入れておきたい、そんなことを思いながらのそのそと路地へと入っていって──家を持たぬ浮浪者の溜まり場か、もしくは野良犬。野良猫なんぞを探すべく足を進めて)(今日はどんなんがいい?最近食っていない動物がいいか?)(何を食うにしてもとりあえず、見つけることが先決。何も見つからなければどこまでも歩きっぱなしになるだろう)女いたぶるのは趣味じゃねぇし、ガキは国の宝とか言う言葉があるしな(うんうんうなりながら、カツカツと歩調に合わせて鉤爪が鳴る) [Thu 14 Sep 2006 03:12:24]
◆ブロウン > (基本的に暗黒外近辺をうろついてはいるが、あそこは廃屋にいても気が休まらない。薬におぼれた人間が、ドアを蹴破って入ってくるなんて事もあるくらいだし。)それにくらべりゃ、コッチのほうがまだ安全だぁな・・・(安全だし、狂ったやつでもそこそこの対処はできる。魔法を使うやつや、腕の立つやつはよそへといっているだろうし──あくまでも比較対照は暗黒街。腹が減ればそこらの浮浪者や野良犬なんかを食えばすむこと、所詮は貧民、大して大事にはならないだろうと考えはいたって楽観的) [Thu 14 Sep 2006 03:00:28]
◆ブロウン > (ぶらぶらと紅い空の下散歩をしている巨躯。最近はいろいろな場所で殺気立った輩がいるおかげか見つかると襲ってくる、などということが日常茶飯事になっていて)まぁ、食うに困らなくていいが・・・さすがに気がやすまらねぇな・・・(紅い雨の)影響で体の中に変化がおきているのか、苦手だった人肉を食えるようになり最近では腹が減れば人を襲って飢えをしのいでいる竜。本人は気づいていないようだが──ひとつ間違えば狩られる側になるというのが最近のネック。でかい体を隠す寝床を探すのが厄介だ)さぁてと、どこいくかねぇ・・・ [Thu 14 Sep 2006 02:52:26]
お知らせ > ブロウンさんが入室されました。 [Thu 14 Sep 2006 02:45:26]
お知らせ > 黒獣さんが退室されました。 『(暫く雨風のしのげる所で、毒と体力の回復を待つ)』 [Wed 13 Sep 2006 03:58:53]
◆黒獣 > (結局は、あそこに戻る事になるのか。 でも、今は仕方あるまい――半獣の男は、もう一回跳んだ。) [Wed 13 Sep 2006 03:58:31]
◆黒獣 > (衝撃を出来るだけ吸収するように出来ている筈の体が、軋んだ。)(屋根がギシと大きく鳴った) ―――………ぅぁ 。(勝手の違う体に戸惑う。 半獣の状態で動いた事なんてないから、力の加減が判らない。) ―――……。 (このままじゃ、何時かポカをして、見つかって、ここの住人に追い掛け回されるだろう。 ……安全な場所、隠れる場所を、今一度思い出す。――と…)………屋根…の 上(以前スラムをうろうろしていた時代に使っていた塒) [Wed 13 Sep 2006 03:47:31]
◆黒獣 > (対処法は無いのかと、街の中へ潜り込みたくとも、この姿ではソレも出来ん。溝川に映した自分の姿のなんと惨めなことよ。――人にも成れず獣にも成れない。 半獣の体は、自分から見ても醜かった。 街の中を歩くには、此処から人の姿へ変化させなければならない。 何時もなら出来る事が、物凄く難しい。 体力を消耗している所為もあるのかもしれないが、それ以上に、頭が――頭痛が酷いんだ。物音がするたび、強制的に意識を向けるように、中身をいじられている気がする。 路地裏の暗がりから、塀の上、屋根の上と、のろのろとよじ登り、幾分か丈夫そうな屋根を見つけて、跳んだ) [Wed 13 Sep 2006 03:38:55]
◆黒獣 > (半獣の醜い体を隠す事は出来ねども、ソレでも昨日の状態よりはマシだと自覚できた。――物音一つに怯え、声が響けば恐怖し、姿を見えれば敵意をむけ―― 異常なまでに叩き潰す事に執着していた昨日よりは。 今は、例え物音や声が聞こえても、ソレがこちらに来るモノなのか、自分に向けられているものなのかを判断する事が出来る。 ――落ち着いて考えれば、当たり前の行動が、昨日は浮かびすらしなかった。――…これが、赤い雨の効果だとしたら、故郷は一体どうなっているんだろう…?ヴェイトスでこれならば、常世の森の中はどうなっているんだろう。……他族に攻め込まれたりしていないだろうか。最悪子殺し、同属での争い――…信じたくないが、昨日の自分を思い出すに、ありえないとは言い切れない) [Wed 13 Sep 2006 03:28:57]
◆黒獣 > (幾らか正気が戻ってきたか。或いは毒が薄れたか――昨日よりは落ち着いた体で、スラムの影を歩いていた) [Wed 13 Sep 2006 03:20:25]
お知らせ > 黒獣さんが来ました。 『(――晴れが続いた事で)』 [Wed 13 Sep 2006 03:17:56]
お知らせ > シャリネさんが帰りました。 『( ヴァリスの家へ )』 [Wed 13 Sep 2006 02:54:56]
◆シャリネ > ( 見ないようにしてくれる相手に、なんだかくすぐったくなって、思わず笑ってしまう。)――うん。楽しみ、だな・・・(小さく、そう呟いて、そっと微笑むと、相手の半歩後ろを歩いてついていくだろう) [Wed 13 Sep 2006 02:54:44]
お知らせ > ヴァリスさんが帰りました。 『( 続く )』 [Wed 13 Sep 2006 02:51:43]
◆ヴァリス > ( 少女が自分の身体を抱いて立ち上がるのを見れば、彼はやや赤くなった頬を掻きながら、 ) ―――えーと、見ないようにします ( くるり、と背を向けるしかない。残念ながら夏。男も彼もシャツ。 ) ―――ん? んー ( 彼は思わず振り返りそうになったのを慌てて引き戻した。視線を空へと向けて、 ) ―――まあ、シャリネがいいなら。 ――・・・そっか。ならよかった ( 彼はうれしそうに笑った。 )( そして、一歩、踏み出すだろう ) [Wed 13 Sep 2006 02:51:28]
◆シャリネ > ( そっと涙を拭うと、困ったように、笑う彼。その表情に、こんな状況なのにも関わらず、ドキっとしてしまう。頬を紅くして、恥ずかしげに俯いた。そして我に返ると酷すぎる格好。自分の体を隠すように抱いて立ち上がった相手につられるように上半身を起こして。まあフレイバーだからというのもあって、そんな人間の裸体のように生々しいわけでもないが )―――・・・いいの・・・?お邪魔して・・・( 相手の言葉に、僅か驚いたように瞬きして、相手を見上げた。)――・・・お酒・・・。うん・・・飲みたい・・・。(最近、水分を多くとっていない。バニラ味のものは、のどが渇くものが多い。その分我慢していた。紅い水のせいで。やっと、嬉しそうに、微笑む。相手を見つめ、行きたいと ) [Wed 13 Sep 2006 02:48:27]
◆ヴァリス > ( 彼は鼻から長い息を吐いた。 ふぅ、と吐いた後 ) ―――いや。ぶってごめんね ( 彼はそう言ってから、初めて自分が泣いてることを知った。 少女の指先が彼の涙を拭ったとき、彼は困ったように笑った ) ―――。わかったなら、いいよ。 ( 彼は少女から離れるように立ち上がろうとするだろう。ごしごしと涙も拭いて ) ―――ここは空気が悪い ( 彼は赤色の瞳を悪漢へと向ける ) ―――良かったら、俺の家に来ない? 暖かい物でもごちそうするよ―――って言いたいんだけど、 ( 彼はぽりっ、と頬を掻いた ) 紅い水だからね。ちゃんとした水の貯蓄も無い。お酒ならあるけど、どうかな? ( ブランデーを温めたミルクに垂らすとか。これなら、紅い水の影響も心配ないかもしれない。 )( ―――いや、ミルクにだって紅い水の影響はあるかもしれないけど、直接飲むよりはずっといいはずだ。たぶん ) [Wed 13 Sep 2006 02:40:45]
◆シャリネ > ―――・・・( 手を握られれば、安堵したように、顔を歪めて泣き出した。シャリネのせいじゃない。そういわれて安心するものの、かぁっとさせてしまったのは、事実だから。)―――・・・・・・え・・・?( なぜ、こうも甘い言葉を言うのだろう。彼という人は。変に期待がこみ上げてしまう。そう、思っていた矢先だった・・・)―――・・・ッ!!( パンッ!!という音と共に、バカ!!という怒鳴り声。そこで、まくし立てた相手。怒って、ついには泣き出した相手。頬に痛み、そして怒鳴り声にびく、と肩を震わせながらも、この人は、どうしてこうも優しいのだろう、と思った )―――・・・っ、だって・・・(反抗したくなって、言い訳を探す。でも、見つからなかった。だから、彼女はそのあとすぐ)・・・ごめんなさい・・・っ・・・・( そう、言って、怖かったというように、ぐすぐす泣いた ) 全然・・・そんなの、考え、なかったっ・・・・・・( 相手の顔を見れば、泣いていた。それに驚いたように、目を見開いて )( 嗚呼、何故こんなに、優しくしてくれるのだろう。思ってくれるのだろう。いっそ、見知らぬフリをしてくれた方がよかった。おぼれてしまいそうなくらいの優しさを、どう受け止めたらいいのだろう。失うくらいなら、ないほうがいい。どこかで、そう思っていた。期待と、好き故の落胆が広がった。 そして、やがて呟くだろう )――・・・ごめん、なさい・・・。( そっと、もう片方の手を、泣いている貴方の涙を拭おうとするだろう―――)ホントに・・・ごめんなさい・・・( そう、掠れた声で相手に・・・) [Wed 13 Sep 2006 02:34:45]
◆ヴァリス > ――――― ば か っ ! ( 少女の頬を思いっきり――だけど、頬が赤くなるぐらいの手加減を持って張るだろう ) 今がどんな情勢でここがどれだけ危険な場所なのか君はわかっていないのか!!? ( 彼の瞳は赤く、そして哀しみに揺れ。恐れで揺れ。不安で揺れていた ) あのままで居たら犯されてたぞ!! ( 大切な人だと認めるから、彼は怒った。 ) その後はきっと殺されて、死体になってもまだ犯されたといってもいい!! ( 大切な人だから、力の限り怒鳴った ) それなのに君はのこのこと!! ( 大切な人だから、失うことが怖くて涙が溢れてきた ) 君はそんな簡単に自分の身体を投げ捨てるのか!? ( 大切な人だから、泣いても泣いても怒りは静まらなかった。 ) ――――君がそういう目にあったら悲しんで、哀しむ人が居るって事に気づいてないのか!! [Wed 13 Sep 2006 02:21:04]
◆ヴァリス > ( 逃げていく男達をわざわざ追っていくことはしない。彼は小さく溜息を漏らした。まったくもって嫌な夜だ ) ―――― ( 彼はそこで、やっと少女を彼は見た。赤い瞳が少女を見下ろした後、彼は少女と視線を同じくするだろう。 )( 求めるように伸びてきた手を彼は片手で受け止めて、そっと握るだろう ) ――――それは、俺が悪かった。シャリネのせいじゃないよ ( 彼はそっと、息を吐くようにそういった。泣き出した少女にこれからしようとしていることを本当に実行するか悩んだ ) ――――ありがと ( 彼はそっと頬を掻いた。少女の涙とその本心を受け止めた末に ) ―――シャリネにひどいことを言ったけど。君と出会えたことはとても貴重だったと感じてる。それに、ね。君は俺にとってとても大切な人だ。心の大切な一部だと言ってもいい ( 一息 ) だから、俺は怒るよ? ( そして彼はゆっくりと片手を挙げ ) [Wed 13 Sep 2006 02:20:54]
◆シャリネ > ( 残った男の意識は、もうなかった。死んではいないだろうが、意識はない。他の男たちはもう、逃げてしまった。意識のない男一人置いて。彼の言葉も聴かず・・・・ ) ・・・。ヴァ、リス・・・( 大丈夫、と言ったのだろうか。半信半疑だが、なんとか伝わった ) ――――・・・ごめん、ね・・・( 彼女の口から次に出た言葉は、その一言だった。力なく、相手にその言葉を伝えた )ごめん、なさい・・・。この間・・・怒らせて、ごめ・・・なさい・・・(涙を流しながら、途切れ途切れに、言う。ずっと、謝りたかった。ずっと、許して欲しかった。そして、嫌いにならないで欲しかった。眼差しは真剣で、ただただ、この状況だというのにもかかわらず、謝りたいという一心でその言葉しか出てこない)―――ごめ・・・(ごめんなさい・・・そういおうとして、力なく、震える手を床から浮かせた。そっと、相手を求めるように。眼差しは愁いを帯びるものの、本当に傷ついて、真剣だった )ずっと・・・ずっと、考えてた・・・の・・・わたし、ヴァリスには・・・嫌われたく、ない・・・(本当に、本心。その思いだけを、ただ伝えることしかできないけれど。好き、とはいえないけれど・・・嫌われたくないのは、本当だから。瞳から、許して欲しいというように、涙をボロボロ零して ) [Wed 13 Sep 2006 02:10:40]
◆ヴァリス > ―――― ( 彼はすでに血を吐いてる男を見下ろすだけで、少女のほうに視線を向けていない。 彼はくるりと振り返る。爪先に軽く鉄板が仕込まれたブーツを鳴らし、彼は残った男を見た ) ――――。あんたら素人だ ( 彼は小さく言った ) あの人たちはもっと強い。 ―――。さっさと行けよ。そいつを ( 彼は血を吐いて倒れた男を一瞥した ) 病院にでも連れて行け。 ――――さっさと行かないと殺すよ ( 結果として少女が犯されなかったのだからよかった。 自分とて殺人未遂を犯した身。そう易々と人をまた殺すつもりは無いけれど ) ――――。もし、まだくるのなら本気で殺しに行くよ。天気の理由にするつもりは無いけど、本気で ( 少女が認めた想いに彼は気づかない。そんな感情の機微を感じられるような状況じゃなかった ) ―――― ( 彼は無事な男を視界の中心に置きながら、そっと少女に気づけるように、口を動かすだろう )( もう大丈夫だよ )( 声なき声が、貴女に届くかはわからないけれど ) [Wed 13 Sep 2006 01:57:53]
◆シャリネ > ( ヴァリスを殴ろうとした男はあっさり交わされ、思わず振り返った。「こいつ・・・やべぇよ、逃げようぜ、なぁ・・・」今更ながら、愚かだ。ビクビクして、しらねぇぞと尻尾を巻いて逃げた。 )――・・・っ、ぅ・・・( ふ・・・と、思った。何故、今更気づいたのだろう。自分は寂しいということはわかっていた。でも、それ以上に、自分はヴァリスに惹かれているのだ。と。なぜ、抱かれそうになりながら、気づいてしまうのだろう。そんなことに、気づいてしまうのだろう。でなければ、自棄になどならない。そう気づいたとき・・・もう、服はビリビリニ裂かれていた。フレイバー特有の、線の綺麗な細い体が、曝される。恥ずかしさというより、もう、ショックが大きすぎて、冷静だった。何も、反応できない・・・。「何だお前、亜人かぁ??フレイバー、か・・・なるほどなぁ。どーりで甘いわけだ」そう、哂った相手も束の間・・・男は、ぐほっと血を吐いて、倒れた。 がたっと、力なく、転がった。 )―――・・・っ・・・。( でも、少女は言葉を発せない。こんな状況で気持ちに気づいてしまった自分。そして、恐怖感を超越した気持ち。言葉にできないまま、人形のように、涙を流していた・・・ ) [Wed 13 Sep 2006 01:49:43]
◆ヴァリス > ( 少女の唇が塞がれた瞬間。なんだか胃の底が冷たくなったような気がした。 どっしりと漬物石が胃の底に落ちたような感覚。 ずしりと重量感のある冷えた感情が彼の中で鎌首をもたげた。 ) ―――ああ、やめた ( 彼は薄っすらと嗤うのすらやめた。口元を引き締め、その瞳の冷えた紅。 そう、雨と同じ紅。 ) ―――うん。やめた。 ( 一息 ) 殺そう ( 彼は決めた。ああそうだ。そもそも許すつもりも無い。そもそも相手は少女を犯そうとしている。それをとめにはいった。ああ、いいじゃないか。そもそもなんだ? 僕 は 忠 告 し た 。 ) ――――最後の忠告。いや警告。 ―――・・・・・どっちでもいいか ( 彼はナイフを構える。ナイフ戦闘術は得意ではない。だから、両手で持ってがっちりとナイフを固定して持つ。これで身体をぶつければ相手にナイフは突き刺さるはずだ。一番簡単なナイフ術。初歩の初歩なら彼にだってできる。――戦闘術ともいえるようなものじゃないけど――。 ) ―――。 ( しかし、男は殴りかかってきた。 愚かだという感情など浮かばない。 嗚呼、それよりもこの少女が何故こんなところに居るのかが彼には疑問だった。これでは殺してくださいと。犯してくださいと言いながら歩いているようなものだ。 )( ―――そう、いつかの彼のように )( 男の拳がとんでくる。彼は一歩横に移動すると、一気にその脚力を爆発させるように地面を蹴るだろう。助走は一歩。スピードに載るまで一歩。人族限界のスピードで地面を蹴りつけ、 )( 男の横を通り過ぎて、今まさに少女を犯そうとしている男を蹴りつけるだろう。 加減なんて考えない。骨の一本や二本はご愛嬌 ) だって言ったもんね。 ( 嗤う ) 元傭兵のプロだと言ったよねぇ!? [Wed 13 Sep 2006 01:40:05]
◆シャリネ > ( 訂正 →戦いをくれた→暖かいをくれた ) [Wed 13 Sep 2006 01:34:00]
◆シャリネ > (そして、哂う彼に、その男は退いた。こいつは危ないと意識したのだろうか。二人は「ヒィィ」といって踵を返し、足早に去っていった。もう一人は愚かなのだろう。強気に鼻で哂って・・・「上等じゃねぇか。相手しようじゃねぇの・・・」そういって、こぶしをばきっと鳴らして相手にかかる。成功すれば、相手の腹に命中するだろう。しかし、そんなに強くない男。ストレートこぶしだった。彼を舐めきっていたのか、もしくはその程度か・・・。もう一人、シャリネを襲う男は、単なる時間稼ぎとしてしか彼を見ていないのだろう。お構いなしに、シャリネを犯そうとする ) [Wed 13 Sep 2006 01:29:26]
◆シャリネ > ・・・っ、ふ・・・っ( じたばたする、泣きながら。それでも男には通用しないのだ。笑って愉しむだけ。「泣いた顔もかわいいなぁ。鳴けよ・・・ホラ」そう、耳元で囁く声さえ、彼女には恐怖でしかない。)――・・・ふ、、、ッ?!んんっ・・・んぅ・・・っ!!!(唇をふさがれれば、嫌悪感に堪らず、声を上げるもじたばたと体を動かした。だが、その力も男にとっては弱いもの。ニヤっと笑って「ほぉら、あんまりおとなしくしねぇともっと痛くするぞォ」声音だけは低く、脅すように。其れを愉しむように。そして、彼の持っていたナイフで衣装を切り裂こうとするだろう・・・)――・・・っ!!( 目を見開いたまま、もう抵抗もできなかった。おとなしく従うしか、ないのだろうか・・・。諦めかけて、抵抗をやめた。悲しそうな眼差しを俯き加減に映して。そして、無気力になったように、抵抗を止め、涙を流しながら、相手の進む行為に耐えようとするだろう・・・唇を、噛み締めて。腹を括ろうとするかのように。)―――・・・っ・・・・。( 視界には、自分にとって戦いをくれた青年が、哂っている。そう、とてもとても、残酷に見える・・・。だが、その相手にこんなにも翻弄され、気がつけばこんなに傷ついていた。暖かさをもらえたから?夢にまで見た、甘い、優しい彼。楽しそうに笑う彼とは、裏腹の彼。今の彼は、私の知らない彼だ・・・。そんなことを思いながら・・・。もう、身を任せるしか、なかった)・・・ヴァリス・・・(何かを求めるかのように、小さく・・・言葉にした相手の名前。だが、その声はか細い ) [Wed 13 Sep 2006 01:22:37]
◆ヴァリス > ――――ん〜。なにかな。はいそうですかって言えないかな ( 彼は穏やかに笑った。後ろ手にナイフの位置を確認。それと同時に少女の涙も確認。だけど、それは今の状況が怖いのだからと判断した ) ―――――。あまり穏やかにも言ってられないようだね。嗚呼、そうか。この雨のせいか ( 彼は一歩、踏み出す。コツッ。鉄板仕込のブーツが硬質な音を響かせる。 ) ―――――これでも、元プロなんだけどなぁ ( その瞬間。男が地面を蹴ると同時に思考の短縮化。集中。 ) ( 少女の悲鳴。現状で意味はなし。少女の首筋に男が噛み付く。危険度があがる命には別状ないが不快。集中。相手の数を確認。最適な足運びを選ぶ。 ) ――――ああ、懐かしい ( 彼は一歩踏み出した瞬間、飛び掛る男の喉元に向かって銀ナイフ突き出すだろう。何事も無ければそれは喉元数センチの距離で止まる。数ミリという技術は彼にはまだ、ない ) ――そう。これを待ってた。抑えられないよね? 抑えたくも無い。 そう、大義名分の下に人を殴れるってどれだけ楽しいだろうね? ( 彼は嗤う。赤い瞳が僅かに愉悦に歪む ) ―――。ああ、俺は本当は『また』殺したいんだ。でもそれはいけない。もうしちゃいけない。でも君達が襲い掛かってくるのならしょうがない。しょうがないから殺して楽しむよ? ( 嗤う。人でなしの混ざり者がただ嗤う ) ―――退いてはくれないかな? 退いてくれるのなら何事も無かったことにするよ。 ( 彼は嗤う。愉悦に嗤う。人を殺してしまうかもしれない予想に嗤う。戦闘の幕上げの予感に笑う。ただ楽しそうに嗤う ) [Wed 13 Sep 2006 01:11:53]
◆シャリネ > ・・・っ・・・!!(ぐいっと顎を手で引き寄せられたその瞬間だった。目を見開いたのは、見知った人物の、今最も会いたくて会いたくない人間の声だったから。)――・・・っヴァ、リス・・・ (相手の確信すると、涙をボロボロ零したまま、その意図がぷつんと切れたかのように、先ほどよりもとめどない涙を流し始めた。だが、男たちは容赦しない様子で――「おぉ、何だとコラ」「俺らはこの子に用があんだよ、ウスケラは引っ込んでな」そんな風に、ヴァリスに吐き捨てて。一人の男が、少女の腰を抱いた。少女の表情は、蒼白していく。嫌悪感で、いっぱいになる・・・ でも、どうでもいい・・・。ふ・・・と諦めかけてしまったその瞬間、隙を疲れたのか、男はシャリネを組み倒した )・・・っ!!(スラムだ。道端で強姦、あるいは殺害など、ありえることなのだろう。だが、彼女には跳ね返す力がなかった。でも、ヴァリスに助けを求めたいという気持ちもあって・・・でも、そんな気力がなかった。悲しいのか何だかわからない。涙が零れていくまま。だったが・・・一人の男は、ヴァリスに襲い掛かった)・・・っ!やめてっ!!( そこで、思わず声を発した。男は押さえ込むように、怖い形相でニヤリと笑って首筋に噛み付いた)・・・ぁ・・・っ!!!(嫌悪感が広がっていく。明らかに、嫌だった。怖かった。精神的に、受け付けない。でも、ヴァリスが危険な目にあうのも嫌だった。だけど彼女は自分を守れない。情けない・・・そう思うのに、どうでもいいとおもってしまう感情さえ、未だに消えず。一体どうしてしまったんだろうと思うも、葛藤など続ける余裕もなく、その心は恐怖と絶望感で満たされていた ) [Wed 13 Sep 2006 00:59:23]
◆ヴァリス > ( 困ったなと彼は思う。 夏だから腐るのが早いからってゴミ捨て場に捨てることは無いだろうに。 )( 彼は半分腐った腕の処置に困った。もしかしたらバラバラ死体なのかもしれない。いやいや、もしかしたら腕を引っ張ったら腐乱死体がにょきっと出てくるかのかもしれない。 どちらにせよ、あまりいい光景だとは思えなかった ) ―――――・・・・・・・ ( だから、彼は見なかったことにした。 一度大きく深呼吸する。やっぱり後で自警団の人にでも―――・・・・ ) あれ? ( 彼はそっと紅い視線を持ち上げた。見慣れた人物を見つけたから。しかしその姿は常の彼女の姿をしていなかった。彼は眉間に皴を寄せた。なにがあったのだろうか。 )( 彼はゴミ山から脱出して―――・・・・・ )( さらに眉間に皴が寄った。 )( 嗚呼、俺はこれを待っていたのだと彼は直感する。そう、この展開だ。大義名分の下人を殴れる瞬間 )( いけない。と彼は思う。そんなことはではない。泣いている。今は危険なスラムである。ボロボロの少女。もしかしたら――という厭な予想が頭の中でみるみるうちに組み建っていく。 ) ―――あれ。シャリネじゃない? ( だけども。暴力を少女の前では振るいたくなくて、彼はにこやかに笑いながら近寄るだろう。少しだけゴミ臭いのは勘弁 )( ―――それでも、ああ、こいつら飛び掛ってこないかな。そしたら殴れるのに。ナイフで刺してもいいかな。殺さない程度に。ああそのほうがいいだろう。ぐりぐりと抉ろうか。大丈夫。足ぐらいなら死にはしな―― ) どうしたのさ? 友達――――には見えないよね? ( 彼は男達に囲まれた少女。つまり、その一段とは5歩ほどの距離を置いて立ち止まる。彼なら一瞬で詰められる距離にして、刀を持っていたのなら一瞬で踏み来れる距離 ) ――――。 ( 彼はぽりぽりと後頭部を掻いた ) あー。なんだ。その子を離してくれないかな? [Wed 13 Sep 2006 00:43:42]
◆シャリネ > ( 昨日泊めてもらって、朝礼を言って出てきた。矢張り・・・虚ろな瞳で、抹茶色の衣装は、紅い雨で黒く変色している。途中、転んだり、汚れたりしたのだろう。もう、どうでもよくなってしまっていた。膝に、擦り傷があったり、頬には煤ができていて。虚ろな瞳が、ふっと潤んだ。涙が、頬を伝う。・・・それに漬け込むかのように、男たちが取り囲んだ・・・。「よぉ嬢ちゃん、かわいいじゃねぇか」下心見え見えな男たちの声、下品に笑って、少女を取り囲んだ。)―――・・・っ・・・!( 此処は、そういうことがあってもおかしくない場所。わかっている。きっと、頭では・・・。でも、怖くて怖くて、体を震わせて声も出なかった ) ―――・・・わ、たし・・・・(声が震える。そんなことお構いなしに、一人の男が、少女の華奢な肩を抱いた)・・・っ!!(硬直する、声も上げられない。今度は恐怖もあって、涙が止まらなくなった。「おい、泣かせるなよー」「ほら、やさしくするからさぁ。泣かないでよ、ね?」そんな声が、聴こえる。でも・・・答えられない )・・・っ・・・や、だ。。。っ(そう、抵抗しようか。その瞬間、手首を掴まれて・・・)きゃっ・・・!!(悲鳴を上げた。嫌だ嫌だ、こんなの、嫌だ。怖い、誰か助けて・・・。そう思うのに、首をふるふる振って、泣いていやいやするが、それは相手を誘う行為としかとられなくて・・・)―――や、っ・・・!!(悲痛な叫びが、こだまする。取り押さえられた少女。恐怖でがたがた震えたままで・・・。甘い甘いバニラの香りも、男たちの興味を余計に誘っていた。だが、そんなこと自分は知らない。怖い、怖い・・・そう、思っても・・・助けは来ない・・・ ) [Wed 13 Sep 2006 00:36:20]
お知らせ > シャリネさんが入室されました。 『( 虚ろな瞳、ボロボロの衣装で歩く少女)』 [Wed 13 Sep 2006 00:26:04]
◆ヴァリス > ( 彼は一つ理解する )( どうやら、スラムでもかなり危険らしい ) [Wed 13 Sep 2006 00:20:02]
◆ヴァリス > ( しばらく。時間が止まったような気がした ) ―――え〜と、 ( 戸惑うような声がしてから、にょきっとゴミ山から手が生えた。白とも黄色ともつかない色合いの手はゆらゆらと何かを求めて彷徨った ) なんでカッコつかないかなぁ ( ゆらゆら ) ――――んぅ ( ずぼり、と腕の全身が現れてその下から頭が飛び出してきた。続いてもう一本の手が飛び出して、彼は自分の身体をゴミ山から引き上げる。そしてからやっともう片方の手を抜いて――― )( 一瞬、時間が止まったような気がした ) ――――― ( 彼は自分のすぐ横で飛び出してる腕を見る。そしてもう一度自分の両手を眺めた後、ゴミ山から突き出した腕をしげしげと眺め、 )( ―――なんだか白い蛆虫と目があった ) [Wed 13 Sep 2006 00:15:53]
◆ヴァリス > ( ――――というか、埋まった ) [Wed 13 Sep 2006 00:05:06]
◆ヴァリス > ( カタ、 ン 。 彼はそっと屋根の上で立ち上がった。 )( 屋根の上に居る人間はろくでもない。 それは彼の自論である。 ) ―――― ( 彼は眼下を見下ろした。 薄暗い細い路地の連なり。うねる蛇のように混ざり合い、下水道のように別れては一本に戻ることを繰り返すスラムの裏路地 ) ( 彼はそこを見下ろして、そっと屋根を蹴った。 途中にある街灯を掴んで勢いを殺し、着地点をゴミ袋なのが山積する山に向かうようにする。 )( ぼすん ) ( 嫌な音がして、彼はゴミ山に着地した ) [Wed 13 Sep 2006 00:03:24]
◆ヴァリス > ( 赤色の夜空。月は真っ赤に染まってる。 彼はゆっくりと視線を夜空へと向ける。月に向けられたのは真っ赤な瞳。 ) 嗚呼 ( 彼はゆっくりと口を開いた。吐いた生温い呼気が風に流れて消えていく。 彼は思う ) ――――・・・・・・・ ( 心地よい夜だ。紅い空と言うのは見ていて気持ちがいい。だけど、だけど ) ――――・・・・・・・・ ( とても気味の悪い夜でもある。 相反する属性。寄り添うように近いけど背中合わせの感情。だからとてもきれいだと思うと同時に、とても気持ちの悪い空なのだと、彼は思った ) [Tue 12 Sep 2006 23:55:47]
お知らせ > ヴァリスさんが来ました。 『( ―――彼はそっと息を吐いた )』 [Tue 12 Sep 2006 23:51:43]
お知らせ > 燦さんが帰りました。 『( 途中、狐の手が獣の血で滴るも……洗い流す雨は未だ止まず―― )』 [Mon 11 Sep 2006 14:22:20]
◆燦 > (先程感じた痛みよりも、今度はそちらへの欲求が……高まるか。 食べたい食べたい食べたい食べたい――――と。) ―――ッ、ははっ………此のままでは、相当………。 (己が危うい。 否、己に会った「人」が、だろう。 何かで食を満たさなければ、確実に喰いかかってしまう。 それは、如何にかして避けねばなるまい。 変なところに、目をつけられては……面倒だから。 壁に手をつき、ゆっくりと立ち上がれば……人の少ない道を選び、家路へと向かっていくか。) [Mon 11 Sep 2006 14:21:04]
◆燦 > (此の様子だと、墓場は彼の者等の絶好の食事所か?) ――ふふっ、危険じゃ危険。 (隙在らば、喰われてしまう。 クッと喉を鳴らしてみるものの………とある欲求に気づく。―――不意に襲い来る食欲に。 あれほど喰ったはずなのに?――と、首を傾げるものの……空き始めた腹を満たすためには、することは一つ。) [Mon 11 Sep 2006 14:10:25]
◆燦 > ――――それにしても……………。 (綺麗だ。) (己の中の、「誰か」が嗤い囁く。 あぁ、と同意し、空に手を伸ばそうとするものの……直ぐにその手を引っ込めて。) ―――其れよりも、風邪引くな……。 (膝を抱えるようにしながら、廃墟の壁に寄りかかり、己の身体に染み付いた瘴気の匂いに苦笑し、キュッと裾を絞って。) [Mon 11 Sep 2006 14:05:37]
◆燦 > (暫し、その場にしゃがみ込んでいれば……呼吸が段々と荒くなる。 グッと、心臓が締め付けられそうな痛み。 ふと、我に返れば……辺りは紅く。 崩れた塀の脇に転がる猫の屍骸に、咽ながら、塀に手を付き……歩き出す。) ―――ッは、ふ………少々、羽目を外したか……。 (懐かしい香りに誘われて外に出ていれば、此の様。 最近、己のように無用心に表に出て気が振れた者が多いと良く聞く。 カタンッ、と雨宿りが辛うじて出来る廃墟の前へとくれば、ズルズルとその場に座り込み、空を見遣る。) [Mon 11 Sep 2006 14:03:04]
◆燦 > (ゾクゾクと、背筋が震える。―――己の狂気に。) さて………皆も表に出てくれば良いのに、のぅ? く、くくっ…ハハハッ! (着物から滴る雫も、頬に伝う雫も―――全てが真っ赤。 まるで、血の雨の様。) ―――ッ、は………っく………。 (蹴れど、「血」は嫌い。 大嫌いだ。 ドクンッ――と、鼓動が鳴り、息苦しさにその場にしゃがみ込む。 先程までの笑みとは、対照的に。) [Mon 11 Sep 2006 13:55:41]
◆燦 > ( 瘴気を孕んだ雨は―――心地好い。 傘も何も差さず、佇む姿は――此の時期、少々危うい存在か。 ) ――――は、ははっ。 気持ち良いのぅ。 ( 手を、空に翳し、掴もうとすら。 既に全身は、紅く……染まっている。 崩れかけた塀の脇を、ふらり、ふらりと歩きながら……嗤う。 身体に染み渡る瘴気に、はっ―――と、酔うほどに。) [Mon 11 Sep 2006 13:50:59]
お知らせ > 燦さんが入室されました。 『( ピチャ、ン―――― )』 [Mon 11 Sep 2006 13:46:05]
お知らせ > 若い女さんが退室されました。 『(どうやって殺してやろう? 想像を玩ぶと不快な一時もまた愉しいものだ)』 [Sun 10 Sep 2006 01:23:34]
◆若い女 > (機を見て喰らう事を考えながら──身体を玩ばれるに任せる。 随分日照っていたのか、男どもの垢に塗れた陰茎で身体の奥を突き上げられながら、自失したフリを続ける。 …まぁ、殺すのは体液吸収/食事を済ませた後でもいいか。 不随意反射を装って、ぎゅぅと締め付ければ、情けない声を上げてどぷどぷと体液を体奥へぶちまけた。 抜かないのは好都合ながら、本気で酷い連中だと思う。) [Sun 10 Sep 2006 01:22:31]
◆若い女 > (やれやれ。 只でさえ、こんな雨で気が昂ぶっているというのに。) (脱力した脚を大きく開かせられると、ズボンを尻まで下ろした腰がそこへ割り込んできた 下腹から叩き付けられる小刻みな震動に身体を揺す振られる) [Sun 10 Sep 2006 01:13:46]
◆若い女 > (壁に背中をつけて、距離を詰めてくる男達に、ふるふると首を振った。 唇は「ゆるして」と動かすが、声が出ない。) …っ。 (男の一人が踊りかかると、思いっきり横っ面を殴打した。 酷い奴だ。 そんな事を思いながら、意識を手放した──ことにする。) [Sun 10 Sep 2006 01:08:27]
◆若い女 > …この…雨の所為…? (ぎゅぅ、と袋を強く抱きしめた。 寄る辺無き身を嘆いているかのように見える。 やがて、眼前を高い壁が阻んで聳え立った。) [Sun 10 Sep 2006 01:02:19]
◆若い女 > (スラムの複雑に絡み合った路地にも、袋小路はある。 男達はそこへ追い込まんと、巧みに誘導している。 それに気付いても、なす術は無い。 広い通りへ向かおうとすると、脚を早め、退路を塞ぎに掛かるのだ。) [Sun 10 Sep 2006 01:00:06]
◆若い女 > (追うは、三人の酔漢。 血の巡りの悪くなった頭は、いい具合に紅い雨に狂わされたよう。 何か合ったとしても、雨の所為にしてしまえとばかりに、下卑た笑いを浮かべると、示し合わせて退路を封じていく。) [Sun 10 Sep 2006 00:57:41]
◆若い女 > (強張った顔で、袋を抱きかかえて逃げる。 逃げる。) [Sun 10 Sep 2006 00:54:56]
お知らせ > 若い女さんが入室されました。 『水溜りを蹴立てて』 [Sun 10 Sep 2006 00:54:26]
お知らせ > フェン・メイフォンさんが帰りました。 『「雨が止んだら、この雨は危険だって――って、もう誰も知ってるか…」 言葉は廃屋の中に消えて』 [Sat 9 Sep 2006 22:19:57]
◆フェン・メイフォン > あー… くそ!何でこんな物騒な雨降らすかなぁ!(そして空に向けて、怒り混じりな絶叫一つ。 吐き出し、そして右手に握ったナイフの切っ先を突き付けて振り回せば、ギャーギャーと喚く様に罵詈雑言を空の向うにまで届けと吐き出し――……) はぁ… やってらんないッ(そして数分後、そんな自分に空しさを感じれば…ガクリと項垂れ、廃屋の中へと足を踏み入れようとする。 雨が止むまで、この中で少し体を休めよう…あと、頭の方も落ち着けよう なんて、思いながら――) [Sat 9 Sep 2006 22:15:13]
◆フェン・メイフォン > (その音に、我に返った様にハっとなれば… また深呼吸開始。怒ったら駄目だ、と…あの子は悪く無いんだ、と何度も自分に言い聞かせる繰り返し… 繰り返し… そして、多少引き攣りながらも朗らかな表情浮べれば――) あたしがちょっと甘かった事と、それを良い事に勝手に突っ走っていったアイツ。それが一番許せない。特に後者(その表情で吐き出すのは、矢張りドスの効いた声音。 もう一度左腕をガツンと廃屋の壁に叩き付ければ、ギっと、また視線を雨振りの空へ向けて… ) [Sat 9 Sep 2006 22:08:52]
◆フェン・メイフォン > (吐き出し…それから暫しして、足を止めれば… 自分を落ち着かせる様に、深呼吸を一つ。二つ。三つ四つ五つ六つ。 何度もスーハースーハーと呼吸繰り返しながら、頭の中… 悪いのは彼女じゃなくって、この空だと言い聞かせようと、何度も繰り返――) けど、あたしを蹴っ飛ばした。だから許せない(――そうとするも、何時も以上に続かず、回らない思考。 廃屋の壁を左腕… 当て布の上から鎖を巻き付け、更に上から布を被せて即席の鈍器にしたソレを廃屋の壁に叩き付け… 直ぐ傍で、大きな音一つ。) [Sat 9 Sep 2006 22:04:34]
◆フェン・メイフォン > (この空と雨が原因なら、この空が元に戻れば…彼女も多少は落ち着くだろう。 一番悪いのは、この雨と空だ。だから彼女に罪は無い―― 頭の中、自分を納得させる様に思考を回す、も… ) けど、絶対許さない(口から吐き出すのは、怒り心頭極まれりな…地を這う様な声音。漏らせば… 右手のグルカナイフの柄をギリリと握り締め――) [Sat 9 Sep 2006 22:00:30]
◆フェン・メイフォン > (そして見上げる視線は忌々しげに紅色の空へ。 視線に殺意すら込めて睨み上げれば、ギュット強く拳を握り―― 左腕がじゃらりと音を立てる。) この空が原因か。この雨が原因か… コンチクショウめ、こなクソがッ (街に戻り、耳にしたのは雨の危険性の事。 浴びれば危ないらしい。飲んだら大変な事になるらしい… と言う噂話程度のレベルでしか聞いてない、が… どの程度かは分からないが、この雨の所為で昨日みたいな事になったんだと、何となしには理解している。 若干、決め付けも入っているが。) [Sat 9 Sep 2006 21:57:35]
お知らせ > フェン・メイフォンさんが来ました。 『雨振りのスラム、外套を被り… 極力雨に濡れない様と、廃屋の軒下を歩く』 [Sat 9 Sep 2006 21:52:31]
お知らせ > ヴァネッサさんが帰りました。 『家の無い少女は雨がやむまで紅を受け続け』 [Sat 9 Sep 2006 21:35:54]
◆ヴァネッサ > ――あ、は…あはははははは (しまいには腹を抱えて笑い出した。紅い雨に身体を濡らしながら大声で笑っている。人目なんて気にしない。あるかもどうかもわからないが、あったって気にしない) そうかっ! 気分のいいのはこれのおかげか! そうなんだろ? ねぇ? (そして、一気に天を見上げ手をかざし、全身で雨を浴びながら) [Sat 9 Sep 2006 21:31:59]
◆ヴァネッサ > ――――あ、め? (少し思い出に浸っていたせいか気がつかなかった…服が濡れているのに今気が付いた。紅い雨、浴びたらどうなるのかとか思っていたもの。 浴びても…どうってこと…) ――ふ…ん、た、だ紅いだけじゃないか… (身体が震えている。口元には笑みが浮かび、クツクツと笑い声が漏れ始めてきた) [Sat 9 Sep 2006 21:26:50]
◆ヴァネッサ > (朽ちたベンチにゆっくりと歩み寄って、その背もたれにそっと手をかける) あの頃は楽しかったな… (ベンチを見つめながら、溜め息を吐いた)(まだ、なんにもわからなった頃) ――記憶なんて無い方が楽なのかもね… [Sat 9 Sep 2006 21:19:21]
◆ヴァネッサ > (その広場にはボロボロに朽ちたベンチがあった。座ったら崩れるんじゃないかと思うくらいに朽ちていた) ――――あ (ふと足を止めた。犬が居たとかそういうのではない。無意識に歩いてきていたらついたこの場所)(あのミックスの青年と初めて会って話した場所だった) [Sat 9 Sep 2006 21:13:27]
◆ヴァネッサ > (静かなのは構わないが食べるものが少なくなっているのは困りものだ) ここ以外で気にしないで食える場所内からなぁ… (スラムでも十分気にしなきゃいけないけど、他と比べれば全然楽だ)(ゆっくりとスラムの奥のほうへと足を進めていく。ここに居ても食事がえられないなら場所を変えるだけだ) (しばらく進んでいけばスラムでは比較的に広い広場みたいな場所に出るだろうか) [Sat 9 Sep 2006 20:57:32]
◆ヴァネッサ > ――――まだ…足りない…かな (吸えるだけ吸った野良犬の死骸を地面に無造作に投げ捨てる。 そして、口の端に突いた血を腕で拭う) もう一匹くらい欲しいところだけど… (そういいながらあたりを見渡して見る。先ほどこの犬を捕まえた時に他は逃げてしまったのか、辺りには犬どころか猫もいない) (さて、どうしたものか) [Sat 9 Sep 2006 20:46:07]
◆ヴァネッサ > (さぁ、最近はあまり食べていなかったから) まずはさ…腹ごしらえをしないとねぇ (そういうと野良犬の死骸から足をどけて、その頭を持って自分の口元まで持ち上げる)(周りに人がいるかなんて気にしない。見つかったらその時はその時だ) ――いただきまぁす (クスクスと小さく笑いながら犬を頂く前の挨拶を一つ)(それから犬の首元に牙を付きたてて思う存分血を吸おうとするだろう。カラッカラになるまで血の一滴も残さないように) [Sat 9 Sep 2006 20:37:19]
◆ヴァネッサ > (戻ってきた。やはり最初にやるといったらこれしかないだろう) ―――妙に静か (野良犬を一匹踏みつけている銀髪で外套を羽織っている少女は呟いた。街の様子からまぁ、何か大変なことが起こっているらしい。その影響かどうか知らないけどここも前よりかは静かになったような気がする) まぁ…私には好都合と言ったところかな… (一度思いっきり野良犬の首を踏みつけ首の骨を折った。 悪魔だかなんだか知らないけど…対して関係は無い) [Sat 9 Sep 2006 20:24:20]
お知らせ > ヴァネッサさんが入室されました。 『やっぱり最初はね』 [Sat 9 Sep 2006 20:20:58]
お知らせ > 九栄さんが退室されました。 [Sat 9 Sep 2006 03:40:58]
お知らせ > ピアナさんが帰りました。 『単眼が見えぬように犬のような悪魔を抱えたまま、駈けて行く』 [Sat 9 Sep 2006 03:40:20]
◆ピアナ > ( 渡された鎖の端をしっかり掴み。連行の途中で悪魔が目を覚まさなければいいのだけど。 ) …あ、聞こえてました? いえ、ちょっとホッとしたので……あんな男が守るべき市民じゃなくて。 ( ちょっとだけ笑った。でも確かに、そんな人間もその内現れるだろう。──早く空が元に戻ればいいのに──そんな事考えながら。 ) ……ありがとうございます。でも、結果もやはり大事です。だから…ありがとうございました。 ( 少し頭を下げた。──この、すぐに感情的になる娘一人では事態を悪化させていたかもしれないのだ。今度はもう少し冷静に対処しようと、己の行動を反省して。 ) え、休むってここでですか? ( 一人置いていくのは──と思うが、この悪魔を早く連れて行かなければならない。しばし考えた末、立ち上がり。 ) では先輩。私は急いで本部に戻りますけれど、気をつけてくださいね! ( そう言って、帰り道を駆け出そう。 ) [Sat 9 Sep 2006 03:34:05]
◆九栄 > (――予測を裏付けるかのような、醜い悪魔の本性。捉えた鎖の端、後輩へと渡し) …そうね、よかったわ。 今回は、無事にカタがついて。(横たわったまま、溜息混じりに呟いた。後輩がどんな意味で言ったのかは解らない、が――今回は、だ。たまたま悪魔の扇動者だったから捕らえればそれで済んだ話。しかし… この天気では、いつこの男が、ただの人間になるかわかったものではない。) んーんー、ちゃんとこの子たちの叫びを聞いて、なんとかしようって思ったアナタのお手柄よ。 …小ざかしい手管のひとつやふたつが重要なんじゃなくって、護ろうっていう… そう思う気持ちが大事なんじゃないかしら。(エラそうなことを呟く男は地面にキスしたままの格好で、もう歩けませんとばかり倒れたまま手をひらひらと振った。) ……先にいってて。アタシ、もうちょっと休んでくから。(傷も未だ関知せぬまま、幾度かの防衛戦を経て今の立ち回りだ。気が抜けたのだろう、と自己判断。) [Sat 9 Sep 2006 03:14:55]
◆ピアナ > ( 男の声と共に、足が振り上げられるのが見えた。あっ、と身を固くするが、次の瞬間鎖の音が近くで鳴って男が落下する。このままだと体勢が不安定なのでとにかく屋根の上に登り、男が落ちた通りを見た。──もう男はおらず、そこにいたのは犬のような容貌の悪魔。 ) ──良かった。 ( 思わず今の本音を呟いていた。あの男が人間でなくて、正直ホッとしていたのだ。しかし、入り込んだ悪魔がこんなことまでしているとは、決して良い事態とは言えない。真面目そうな顔になると、通りに飛び降りた。悪魔を先輩から受け取り。 ) ……先輩。ありがとうございました。私だけじゃとても……説得できなかったと思います。 ( 神妙な顔で言いながら、帰っていく住民を見て。そして「見せ場なんてそんな!」と言うと、また視線を彼に戻す。 ) ──本当に、助かりました。 って、大丈夫ですか先輩? 本部まで歩けますか? ( 慌ててしゃがみこんで。 ) [Sat 9 Sep 2006 03:07:02]
◆九栄 > (逃げ出すそぶり見せた群衆の首謀格、鎖絡めて身動き封じてはその身体、後輩へと預け) ……はあ。 さて、と… まったく、本当に疲れたわ。(群集がスラムの奥へと消えていくの確かめたあと、ずるずるとへたりこんでぐったりと崩れ落ちた。) …ああ… ごめんなさいね、見せ場取っちゃったみたいで。(地に倒れ伏したまま、力なく。) [Sat 9 Sep 2006 03:01:13]
お知らせ > 群集さんが帰りました。 『暴動を防いだ二人に、戦闘経験2とスラム住民からの微かな信頼を』 [Sat 9 Sep 2006 02:45:46]
◆群集 > (膝をつくようにして屋根の上に降り立ち後ろを見やれば、屋根の端を掴みよじ登ろうとする女性自警団員の姿。) クソッ!? (手を踏み躙ろうと片足を振り上げた所で、後方から飛来した鎖に絡めとられ頭から落下。 地面に激突し、気を失ったようだ。 そして、気を失ったことで種族隠蔽が継続できなくなったのだろう、鬣を持つ紅い単眼の犬のような姿の悪魔へと姿を変えた) (それを見た群集は、しばらく呆然と様子を眺めていたものの、やがて負傷者を連れ静かにスラムの奥へと帰っていく) [Sat 9 Sep 2006 02:42:45]
◆ピアナ > なっ!? ( 人間とは思えぬ跳躍に、目を見開いて。しかしすぐに、男が屋根に乗った家に近付くと、跳び上がって屋根の端を掴んだ。力はそれほど強くないが、跳躍の勢いで屋根の上に上半身を乗せる。阻害されなければそのまま屋根の上によじ登ろうとするだろう。──視界の端に鎖が目に入るが、もちろん男が引き落とされればそれで良し。 ) [Sat 9 Sep 2006 02:31:45]
◆九栄 > (本来なら、スラム街と暗黒街は「対象外」だ。然し、そう… この人の身に過ぎた跳躍力。 おそらく、後輩の読み通りだろう) ――逃がさないわ。 (飛び上がる姿、足へと絡ませるよう手の中に弄ぶ鎖、投げつけて―――。 絡み付くなら、引き落とそう。) [Sat 9 Sep 2006 02:27:14]
◆群集 > ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (戦闘態勢の自警団員二人と、今だ動かぬ仲間達を見比べ・・・・・・・・・・) チィッ!? (舌打ち一つ残し、跳躍。 一跳びで3m近く飛び上がり、屋根の上に降りたとうと。) [Sat 9 Sep 2006 02:21:50]
◆ピアナ > ( 娘も走り寄ろうとしたが、先輩の方が早く。松明で殴った、不自然なほど周りを扇動する男を睨みつけながら近付こうとする。 ) なんてことを……。 貴方、悪魔を殺して自分たちを守りたいのではなかったんですか!? ( 言いながら、いつでも抜き出せるよう腰の短剣に右手で触れる。そして、九栄先輩の言葉にハッとし。いくらなんでもおかしいとは思っていたが、もしかしてこの男──。どの道、この男は人に怪我をさせたのだから現行犯逮捕だ。男の向こうに先輩が見える位置で、また一歩近付く。 ) [Sat 9 Sep 2006 02:16:23]
◆九栄 > (あらごめんなさい。でも子供だろうと40過ぎだろうとアタシは同じことをするわッ!) ………っ、このおばか!(瞬拍遅れて飛び出すと、服の裾で転げまわる一人を叩く。 ――なんとか火を消し止めると、火傷した男を群集へと預け) …病院、どこでもいいから早く。 (短く告げると、未だ興奮冷めやらぬ男へと向き直って) ……解ってくれないのは良い。 アタシだって別に、褒めて欲しくて自警団入った訳じゃないし。 今更、引っ込みが付かないのも解らなくはない。 ……けれどね、同じ境遇の、同じ仲間をこんな目に合わせて良いって理由には、ならないでしょう? (ずい、と一歩、歩み寄る。) ……あなたたちの大嫌いな悪魔。 あなたの今の顔、その悪魔みたいよ? (じゃらりと、袖の中から落ちた鎖が鳴った。) ……ご同行、願えるかしら?(後輩と前後を挟むよう。人数が居るなら解らぬが、たった一人だけなら―― 群集の助けが入らないのなら、掴まえるのは容易だろうか。) [Sat 9 Sep 2006 02:04:27]
◆群集 > (男性自警団員の語る言葉に、やがて群集の殆どが携えていた武器を下ろし聞き入り始めた。 しかし) お、お前らっ!? こんな奴等の話なんか聞くなっ!? スラムに残れば、いつ悪魔に襲われるかわからねぇんだぞッ!? (リーダー格の男は、何かに焦るように群集を煽り続ける。 見かねて数人が止めに入るが、リーダー格の男はなんと彼らを松明で殴りつけた。 服に火が燃え移り、転げまわる一人を指差して叫ぶ) こいつみたいになりたくなかったら、とっととそいつらを殺しちまえ!! 市内に進むんだ! (群集は、リーダーと自警団を見つめながら様子を伺っている) [Sat 9 Sep 2006 01:56:23]
◆ピアナ > …す、すみませんっ! ( 撫でられた後、ビシッと背筋伸ばして。こんな時に笑顔は難しいが、なんとかしっかりしてそーな表情になろうと。 ) は、はい。 ( 胸に引き寄せられると、慌てて離れようとする。すみませんこんな言動では幼く見えても仕方ありませんが、もう二十歳です。なんてこと内心思ってたり。 ──下手に口を挟まない方が良さそうだ。先輩の言葉をじっと聞き、頭を下げるのを見て、一泊遅れて娘も頭を下げた。 ) [Sat 9 Sep 2006 01:43:22]
◆九栄 > ……はい、後輩ちゃん減点いちー。(ぺしむ、軽く頭はたくと、くしゃくしゃ頭撫でて) …あのね、みんな、怖いの。 アタシだって怖い。 でもね、皆が怖がってるのに、アタシたちまでそんな泣きそうな顔してたら、いったい誰が安心させてくれるの? …こういうときこそ、笑顔で。余裕たっぷりに。 あと、できたら優しくれーせーに。 …ま、今日のところは任せなさい。(後輩にだけ聞こえるよう囁くと、ぐい、と半泣き顔隠すよに胸に引き寄せて頭ぽんぽん、と叩き) ……さてと。 んー、確かにね。被害は甚大、先は見えない。 皆が不安に思うのは確かだけれど…… アタシたちだって、何もしてないわけじゃない。 逆にいえば、頑張ってるからこそ、皆傷ついて、倒れてるんじゃないの? ……アタシはこの街が好きよ。 だから命がけで戦いもする。 だってこの街には大事なものがいっぱいあるもの。 そんなヴェイトスが…――― 門を破られちゃったら。 死ぬのは、あなたたちだけじゃない。 アタシたちだって、生きちゃいられないわ。 スラムの住民だろうと自警団だろうと貴族さまだろうと、こんな戦争しかけてきてる悪魔が許してくれるはず無いじゃない。 だから、一蓮托生。 アタシたちだって頑張るから。 …だから、不安かもしれないけど、アナタたちも頑張ってよ。 …ね、お願い。(我に返り始めた群集たちへと、 それに、一人まだ気炎を上げるリーダー格へも。 等しく語りかけながら、ゆっくりと頭を深く、下げた。) [Sat 9 Sep 2006 01:36:18]
◆群集 > (男性自警団員の言葉に、群集は言葉も無く立ち尽くした。 ここに来て、彼らは事が自分達が如何こうできる程度のものではないと言うことに気がついたのだ。 立ち尽くす群集の表情は、まるで弔辞のそれである) 皆、騙されるなッ! (沈黙を破って、リーダー格の男が声を上げた) 騎士団の竜殺しさえやられちまったんだぞ? 傭兵や自警団に倒せるわけねーだろーがっ!? そうだろう? そいつらは、市長の犬だ・・・・・・・・・・・・・・・・市内に入られたら困るからそういってるだけだ! (男はまるで煽るように叫ぶ。 しかし、群集の多くは興奮状態から覚め、お互いの様子を伺っているよう。 ) [Sat 9 Sep 2006 01:23:17]
◆ピアナ > 先輩……。 ( くすくす笑う先輩を前に、泣きそうな顔をして呟いた。──ああ、情けない。頭を振って前を見る。 冷静に説得を続ける彼の言葉と、男の言葉を聞きながら、娘は考えた。──このままでは、本当にこの人達が悪魔に殺されてしまうかも──いや、悪魔だと疑われた一般市民が犠牲になる確率だってある。誰にとっても、大変危険だ。……怖い。この人達が怖い。この人達をこんな風にしてしまった島の現状が、怖い。 堪らなくなって思わず、九栄先輩より前に出ようと一歩踏み出しながら泣きそうな声で叫んだ。 ) そうです! だから、そんな危ないことは絶対止めてください! 今に原因の悪魔達も、それ専門の強い人達が倒してくれます! そしてそれまでは、それまでは私達や傭兵の方々が街を守ります! それが。皆さんを守るのが私の仕事です! ( 真面目な性格のこの娘は真剣に言ってはいたが、果たして、この状況でどのように聞こえるか。 ) [Sat 9 Sep 2006 01:07:26]
◆九栄 > ああ、御免なさい。ちょっと勢い強すぎたかしら…ほら、そんな顔してないの。もっと余裕もって、しゃんとして。自警団でしょ?(ぱしぱし、と背中強めに叩くとくすくす笑い忍ばせて) ……ふむ。 なるほど、よーするに何処へいって誰をやっつければ終わるか解らないのね。 それじゃあ、どこに行ったって無駄じゃない。 ――教えてあげる。 この変化はね、アマウラのずっと先にある紅い魔方陣から繋がった、魔界に居る悪魔が起こしてるの。 だから、このへんに住んでる悪魔たちを殺したところで騒ぎは収まらないし、無駄な死人が増えるだけ。 …それともあなたたち、アマウラの先まで特攻する積もり? そんな、お年寄りや子供まで連れて?(冷水でも浴びせるような冷ややかな視線を浴びせると、静かな口調で受け答える。) [Sat 9 Sep 2006 00:52:57]
◆群集 > (唐突に吹きぬけた突風に砂埃が上がり、群集の後方に固まっていた女や老人の間から小さい悲鳴が漏れた。 女性自警団員を威嚇していた3人も、顔を手で覆って数歩後ろに下がる) (砂埃に怯んだリーダー格の男に、男性自警団員から声が掛かった。 男は、慌てたようにてで顔を拭い、睨みつけながら言う) う、うるせぇっ!? お前らの知った事か・・・・・・・・・・・・・・・このまま黙ってたって殺されるんだ、だからスラム中探してでも悪魔を皆殺しにしてやるんだ! (男の言葉に、後方からそうだそうだとシュプレヒコールが沸いた) [Sat 9 Sep 2006 00:44:39]
◆ピアナ > ( 何ができるか──そのできることが少ないこの娘は、罵声を聞いて唇を噛んだ。振り回される松明には、自分がとっさに避けられるギリギリの距離まで耐えようと、その場を動かず両手を広げたまま。とはいえ、冷や汗が頬を伝った。 ) う……。そ、そうですけど先輩……あきゃ!? ( 先輩に言葉を返していると、突然引っ張られる。群集ばかり警戒していた軽い娘は、転びこそしなかったものの、とととっとした感じのステップで後ろに下がってしまう。 ──ひとまず、先輩の説得の様子を見ようと。体勢を立て直すと黙ったまま、群集の動きに注意しながら聞く。 ) [Sat 9 Sep 2006 00:35:35]
◆九栄 > はいはい、解ってるわよ。でもピアナちゃん、説得っていうのは叫ぶ相手に対して叫びかえすことじゃないの。力に力で返しても不毛でしょ?(叩いた背中、後ろに転げるほどの勢いでぐいっと引っ張れば、ぶわりと風が舞い――怒れる群集を押しのけるほどの威力はないが、掃除の行き届かぬスラム街で砂埃を巻き上げる程度の強さはあるだろう。目にでも入って、多少怯んでくれればそれでいい。声が届くくらいに静かになれば。) ―――さて。 んー、それじゃ、そこのアナタ。(びしり、とリーダー格の男の一人を指差して) それじゃ、一つ聞くわよ。 アタシたちが退くのはいいわ。だけど、そしたらアナタたち、何処へいくの? 悪魔を殺す、って言うけれど、その悪魔って、誰?何処に居るか、ちゃんと知ってるの? [Sat 9 Sep 2006 00:28:16]
◆群集 > 仕事だと!? お前らに何ができるってんだっ!? (立ち塞がる自警団員に、罵声がとぶ。 日頃からの自警団へ不満もあって、どうやら彼女は敵と認識されたらしい。 そして、新たに現れた自警団員の男に、さらに場の空気が険悪に変わる。 女性自警団員に歩み寄る3名のうちのリーダー格の男が立ち塞がる彼女の前に立ち、松明を振り回しながら叫ぶ) お前らの言う通りに待ってたら、俺たちは悪魔の餌だ! お前らは市内のやつらの代わりに俺達が餌になればいいと思っているんだろっ!? 殺らなけりゃ殺られるんだっ!! どきやがれ! (振り回される松明、しかし女性団員相手の為か、それは攻撃というより威嚇に近い。 よけなくても眼前を掠める程度だ) [Sat 9 Sep 2006 00:21:58]
◆ピアナ > ( 安全な所へ避難することもできない住人がいることは知っていたが、こんなことになっているとは……。赤い雨や空も影響しているのだろうか。何しに来たのかと問われると、声を張り上げて返答する。興奮した群集を前に、さすがに、緊張気味の声で。 ) 仕事に決まっています! 皆さんの安全を守るため見回りをしているのです! ──いいえ! 見回りも強化していますし、正門の警備にもあたっています! ( 何もしてくれないとの声には、反論して。進もうとする群集を見て、小さい娘はその行く手を塞ぐように両腕を広げる。 ) 止めなさい! 皆さんだけではとても危険です! その道に長けた者が、ちゃんと悪魔を退治してくれます!! ( とにかく落ち着かせようと、必死に声を上げる。その時背中を叩かれて、キッと振り返って言った。 ) お疲れ様どころじゃないですよ! 先輩も説得してください! ( そしてまた前を向く。 ) [Sat 9 Sep 2006 00:05:48]
◆九栄 > (心身ともに、どうしようもないほどぐったりと疲れていた。) ……弱り目に祟り目っていうのかしらね、こういうの。(少し、休もう。そう思い、宿へ帰る間際だった。スラムの騒ぎと、そこへ飛んでいった自警団の話を聞くまでは。 現場に着いてみれば、叫び声を上げる団員と、迫り来る怒れる群集。) …多少叫んだところでもう無駄かしらね。 (溜息混じりに、大声上げる団員の、その隣へと歩み寄り。) …お疲れ様。 頑張ってるぅ?(笑顔で背を叩いた。) [Sat 9 Sep 2006 00:02:26]
お知らせ > 九栄さんが入室されました。 [Fri 8 Sep 2006 23:57:25]
◆群集 > (何故こんな事に? 答えはたった一つ、彼らが弱かったからだ。 自分の身を守れるほどの力もなく、比較的安全な市内へ移住するほどの経済力もなく、恐怖に耐えられるほどの精神力もなかった。 だから彼らは群れを成し、怒りをぶつける為の捌け口を求めたのだ) なんだ? (現れた自警団員の言葉に、先頭の者達が足を止めた。 ほんの僅かの間、訝る様に彼女を見つめ――――微妙な沈黙が生じる) な、なにしに来た!? (沈黙を破ったのは、そんな言葉だった) そうよ、あんた達なにもしてくれないくせに!? (罵声が堰を切ったように溢れ、続く) どけ、悪魔を殺すんだっ!! (最前列を行く3名ほどが、自警団員を押しのけて進もうと迫る。 距離は5mほど、ごく普通に進めば1ターン後には彼女のいる地点へ到達するだろう) [Fri 8 Sep 2006 23:53:26]
◆大声 > なんでこんなことに……。 ( 悔しげに呟いてから、もっと近付かなければ止められないかと思い、さらに近付いて大声を張り上げようと。 ) 騒ぐのを止めなさい!自警団です! 噂にばかり惑わされないように! それから、無闇に皆の不安を助長するようなことは許しません! ( そして最後に、「即刻解散すること!」と叫んだ。 ) [Fri 8 Sep 2006 23:39:29]
◆群集 > (興奮の絶頂に達した群衆の声に圧され、駆けつけた自警団員の声に彼らが足を止めることはなく。 しかし、数名の者が声のした方に振り向いて走り夜人影を指差すかもしれない) [Fri 8 Sep 2006 23:31:48]
◆群集 > 騎士団はもうだめだ、怪我人と死に損ないしか残っちゃいねえ!! (彼らは知らない。 騎士達がどれほど勇敢に戦ったかを彼らは知らない) 命大事の傭兵なんか役にたつもんか、追い詰められたら金を持ち逃げするのがオチだ (彼らは知らない。 傷を負いながら命懸けで戦った傭兵がいた事を彼らは知らない) 自警団は何をやってんだよ! 役立たずどもめ!! (彼らは知らない。 人々を守るために前線に赴いた自警団員達を知らない。 だから――――――) 殺られる前に殺るんだ!! 悪魔を殺せ!! (やり場のない怒りと絶望がいきつくさきは、そこしかないかった) [Fri 8 Sep 2006 23:26:05]
◆大声 > ( 警邏中の自警団員。騒ぎを聞きつけて向こうから駈けて来ているが、果たして興奮した群集は小さい娘に気がつくだろうか。 ) [Fri 8 Sep 2006 23:26:02]
お知らせ > 大声さんが来ました。 『騒ぐのを止めなさーい!!』 [Fri 8 Sep 2006 23:23:33]
◆群集 > 門を竜が襲ったって聞いたわ!? 火を吐いて、大勢の人が死んだって! (恐怖が恐怖を呼び) 騎士団の竜殺しもやられたって・・・・・・・・・・・・・ (不安と焦りが人々に伝染する) スラムで悪魔崇拝者が悪魔を召還して大勢殺されたって聞いたぞ!? (そして、臨界まで膨れ上がった恐怖は目に見えない敵となって彼らの上に重く圧し掛かる) [Fri 8 Sep 2006 23:13:54]
◆群集 > いつだってそうだ・・・・・・・・・・誰も助けになんか来ないんだ!! (誰かが叫んだ) そうだ! あいつ等が守るのは市内の連中だけだ! (連なる声が上がる。 怒りの声、弱い者達の声、救いを求めて藻掻く人々の声。 人々は口々に叫ぶ。) [Fri 8 Sep 2006 23:03:48]
◆群集 > (まるで血を吸ったような紅い赫い雲の切れ間から覗く微かな月明かりの下。 静謐な夜の闇から溢れ出たように、罵声と悲鳴がスラムに響く。 手に手に木の棒や松明などを掲げた十数名の人影が叫びながら市内の方へ向かって行進していく) スラムは見捨てられたんだ! (誰かが叫んだ) 悪魔が紛れ込んでるからだ! (あちらからも) 騎士団も、自警団も助けに来ないらしいぞ! (こちらからも) 俺たちを餌にするつもりなんだ! (絶望と怒りの入り混じった声が上がる) [Fri 8 Sep 2006 22:53:29]
お知らせ > 群集さんが来ました。 『暴動』 [Fri 8 Sep 2006 22:38:15]
お知らせ > ディシュクさんが帰りました。 『クスクス、どうやら血が滾っておりますので遠慮はしませんよ?クスクス』 [Fri 8 Sep 2006 00:08:12]
お知らせ > 翠碧さんが帰りました。 [Fri 8 Sep 2006 00:06:59]
◆翠碧 > ―――― 良かった。翠碧、 嬉しいです 。 ( 片目の花に口付けられると、くすぐったそうに 小さく震え。 抱きつき、抱きしめてくれた ご主人様の言葉には―― 素直に、こくンと頷いた。そして―― ) ごめんなさい。もぅ、 絶対しないのです―― ( 貴方に、今度こそは 『約束』 して―― …。 ) [Fri 8 Sep 2006 00:06:07]
◆ディシュク > クス、ちょっと変わっていますけれど…綺麗ですよ。ええ、とても(その花へと口付けを行い翠碧にそのまま抱きつかせてしまおう。血は特に気にしない翠碧の体を抱きしめておく。翠碧の髪の毛をなで)さて、帰ってから翠碧には思い切りお仕置きをしてあげないといけませんね…クスクス… [Thu 7 Sep 2006 23:58:26]
◆翠碧 > ( 『片目から植物の花が咲いている』など、通常在り得ない。それゆえ、ずっと隠して来た。そうしないと、嫌がられてしまうかも知れない。嫌われてしまうかも知れない――唯一人の ご主人様には、厭われたくなかったから。 彼の人と争った際、外れ掛けてしまっていた眼帯。それが今や、完全に落ちてしまっている―― )(進退窮まる――そんな時。) き、れい? ―――ディシュクさま、嫌じゃ ない ... 毒は、平気なのです。無いのです ... ( 貴方に、 頭を撫でられるとホッとすると同時。じわりと、瞳に涙が溢れて―― 叶うならば。貴方に抱きついてしまいたい。そう、思って―― 手を、伸ばし 。 ) [Thu 7 Sep 2006 23:52:10]
◆ディシュク > (翠碧の片方の目から花が生えて居ることには特に驚いた様子は見せないそれどころか少し近づき)綺麗ですよ。翠碧。毒が無ければこの花を愛でてあげたいところですね…(嫌悪を示す様子はない。クス、と笑みを浮かべたままにさらに近づいて頭をゆっくりと撫でるようにして見せよう) [Thu 7 Sep 2006 23:36:13]
◆翠碧 > ( ぼぅ――となってしまったかのように、術の強弱に関わらず 貴方を慕う翠碧の腕からは スゥ、と――蔦は徐々に消えて行き。 ) ―― ディシュクさま 。 (貴方の名を、 呟き。その傍に歩み寄ろうとした、 途端……手の離れた眼帯は、はらりと地に落ちた。眼帯に覆われていた、其処には 『花』 が在った。目の在るべき眼窩からは、黄色の花が咲き 頬を伝う蔦は、その花から生えていたコトが明白となって。 ぴたりと、貴方に近付こうとしていた 歩みは止まってしまう。 ) [Thu 7 Sep 2006 23:22:50]
◆ディシュク > (自分にていこうしないように、との念をこめる、精神を犯す術。そのちからは非常に弱いが) [Thu 7 Sep 2006 23:13:32]
◆ディシュク > クス…私を独り占めしたいのではなかったのですか?なら、こっちにいらっしゃい。その蔦を使わないのであれば私は特にとがめはしませんよ?それに…私も一応、この空気に少々酔っているようでしてね(翠碧の目にまっすぐ、視線を向ける [Thu 7 Sep 2006 23:12:57]
◆翠碧 > 『呼んでた』 から、―― お部屋に居たら お月さま、紅く見えて。 それで 翠碧…… ( 俯いたまま――貴方の靴音が近付くのを察すれば、 ) 嫌、です ――ディシュクさま。こっち 来ちゃ、嫌なのです .. ( ざわり。何かが、 ザワメイタ。翠碧の腕には 植物の蔦――触れれば最悪、壊死をも引き起こす 蔦が現れていた。もう一方の手は確りと、片目を覆う眼帯を押さえて。 ) [Thu 7 Sep 2006 23:07:11]
◆ディシュク > そうですね、今日の翠碧はずいぶんと悪い子のようです。とりあえず此処まできた理由を教えてもらいましょうか?(後でお仕置きです、とその目はしっかり物語る。ゆっくりあしを勧めるその先におびえた彼女を見据えつつ)まあ、それは放っておくのが良いでしょう。人のモノに手をだした罰、といったところですね [Thu 7 Sep 2006 22:57:17]
◆翠碧 > ( 見つかった。――見つかってしまった。普段だったら、「てへッ、見つかっちゃったのです♪」とでも返すところなのだけれど。 ) ――― ディシュク さま ... 翠碧 …… 約束、したのに。遠く行かない ...って―― ( 貴方を見遣るコトすら出来ず、怯えたように 俯いたまま。 ) [Thu 7 Sep 2006 22:53:31]
◆ディシュク > (コツこつと靴音を響かせてゆっくりと足を勧める。幸い、翠碧の姿はそれなりに目立つ、すぐ目撃の情報を聞き取ることが出来、そちらの方へと歩いていった)ふむ…見つけましたよ…翠碧…(浮かべる笑みは普段よりも凄みをたたえ) [Thu 7 Sep 2006 22:47:53]
◆翠碧 > ( 啜り泣きは、ほどなくして――止んだ。音が聞こえたから。 聞き慣れた靴音は、ご主人様のそれと 記憶が一致した、途端―― 此処から立ち去ろうと、した。今の、この姿を見られたくなかった。だから、此処から逃げようと した途端。一歩も踏み出せぬまま、 ぺたんと其処に座り込んでしまう。如何やら足元が覚束なくなっていたようで。 ) [Thu 7 Sep 2006 22:44:41]
◆ディシュク > (いつもよりも感覚が研ぎ澄まされている気がする。赤い雨の瘴気で普段よりも攻撃的になっている奴隷の主。奴隷の姿が見えなくなっていたため、もしやとおもってまた此処に足を運んでいて) [Thu 7 Sep 2006 22:39:05]
お知らせ > ディシュクさんが来ました。 『コツ…』 [Thu 7 Sep 2006 22:36:08]
◆翠碧 > ( 何かに、呼ばれたから 『 此処 』に、来て―――それで ) ―― … ど、して ですか? (掠れるような、 声。霞む視界の先、映るは 既に物言わぬ シカバネ――) 翠碧は …… ディシュクさまのお傍に、居たいのです。まだ 死にたく、ありません ――だか、ら ( 言葉が続かない。手にしていた ナイフが乾いた音をたてて、地に落ちた。 ご主人様がくれたワンピース。赤い染みで汚れてしまった。 ――啜り泣く、声は 静けさに 響くかのように 。 ) [Thu 7 Sep 2006 22:26:22]
◆翠碧 > ( 翠碧は、其処に居た。 ――ご主人様は 余り遠くへは行かないように、と言っていた。覚えている、なのに―― ) [Thu 7 Sep 2006 22:16:50]
お知らせ > 翠碧さんが来ました。 『 何かに 呼ばれて―― 』 [Thu 7 Sep 2006 22:15:14]
お知らせ > ブルーボックスさんが帰りました。 『生存競争』 [Thu 7 Sep 2006 20:21:44]
◆ブルーボックス > …!(ぶる。途端に身が弾み、震え上がる、芯から燃える様な感覚。天空から搾り出される赤い液体を含むと、こんな感じに蝕まれるのだ、何時だったか、酔っ払いに分けて貰った安酒のアルコールを摂取した事が在るけれども、アレとも違う昂揚感。ぷは、魂を揺さ振る衝動から生じた、カロリー燃焼の熱量を、重く吐き出す呼気に乗せ)………(ざざ。犇く音。ざざざざ。蠢く音。彼処の物陰に走る郡体の気配、夜の闇に編まれた暗がりに爛々と輝く無数の目、目、目、狩り対象である鼠達も、日を追うに連れて凶暴化の一途を辿り。人間のおこぼれを頂戴するのみに留まらず、徒党を組んで他者を襲う事を知りつつあった。人間社会の理が通じぬ無法地帯で最後にモノを言うのは暴力という事だ。取り巻く視線と睨み合う、青い石。かくしてスラムの片隅で、ささやかな闘いの火蓋が切って落とされるのだ) [Thu 7 Sep 2006 20:21:38]
◆ブルーボックス > (あれから奇妙に変質した毎日がひた続いている。最初は張り詰める緊張感に身を隠す者が大半を占めていたのだけれども、最近になると宿らせた恐怖を捨て去り、代りに暴力的なまでの強い感情に身を委ねる、そんな輩も叙々に増え出していた。心の中が何かが弾けてしまったみたいに。流血沙汰も目立つ様になった、一寸した些細な諍いから本気の殺し合いに発展する事なんて珍しくもない、弱肉強食分が割り増し気味)……(大地の吸い込んだこの水分は、降り注ぐ雨だけのものなのだろうか、本当は住民達の垂れ流した夥しい血液なのかも知れない。さっくりと濡れた表面を、尖らせた感覚器官の端で掘り削り、そして巻き取った一部を箱の中にへと引き込み) [Thu 7 Sep 2006 20:06:32]
◆ブルーボックス > (普段ならばぬばたまの漆黒に塗り潰される筈の夜空が、今宵は赤い塗料を混合済、夕焼けの茜色とも異なる色味の雲海が、一面に広く広く満ち渡っていた。漂う空気がいかにも世紀末って感じだ、地上には息も詰る様な重苦しい空気が蔓延り放題、否、他の場所の事は余り知らないが、少なくとも貧民窟と区分けられた此処一帯においては。散歩&狩猟場所と決め付けたコース中に蹲る、鮮やかな青い箱)……(舗装されていない剥き出しの地肌、薄らと湿った土壌に混じる砂利を箱底に踏み付けつつ。ぎし。蓋を持ち上げる触手の末端が、右を向いたり、左を向いたり。おんぼろの家屋。崩れ切った瓦礫の山に立つ簡易テント。人の気配は乏しい、空が突然あんな有様になった時は、此処でも随分騒いでいたのだけれども。諦めたのか、それとも得体の知れぬ恐怖に縮こまっているだけなのか) [Thu 7 Sep 2006 20:01:21]
お知らせ > ブルーボックスさんが入室されました。 『仰ぎ見る』 [Thu 7 Sep 2006 19:59:14]
お知らせ > ヒサメさんが退室されました。 『「うむ…肉、肉」そう言いながら手を握り返し、共に……』 [Thu 7 Sep 2006 02:09:54]
お知らせ > 錫音さんが帰りました。 『「そゥけ?じゃァ、先ずは肉じゃァの」 言葉返せば、合わされた手を握り…スラムの道を歩いて―』 [Thu 7 Sep 2006 02:07:00]
◆ヒサメ > うむ……我錫音と共に行く……まずは肉……(差し出された手に手を合わせればそう答え) [Thu 7 Sep 2006 02:03:52]
◆錫音 > そゥじゃァの… 何ぞアレじゃァ、こなァ空じゃァし… ウチも忙しゥての?(と、言葉漏らして…再び歩き出せば、紅い空を睨む様に見上げ――) …… そゥけ?そなァ… ウチと一緒ォアマウラァ来とゥての… (―― 背中向けた侭、言葉投げれば… 彼女に向けて…何気なしな感じに、手を差し出す、か。) [Thu 7 Sep 2006 01:59:20]
◆ヒサメ > アマウラ?……錫音…また此処離れるか?………我…此処以外知らぬ……他は怖い………だが、錫音と共なら……行っても良い………(しばらく悩み、考え、そう言葉を漏らし) [Thu 7 Sep 2006 01:55:47]
◆錫音 > まァ… 街ィ出るまでン間ァ考えっとゥとォが良ゥわ…(なんて言葉漏らし… 歩き続ければ―― ふと、着いて来る彼女から投げられる問い掛け。それに、一度足を止めれば… 振り返り――) そうじゃァの… アレじゃ、暫ァウチァの…アマウラァ居らんとアカンとゥけェ、一緒に来ンけ? っとォの…( そう、言葉投げ… 来るけ? と、問い掛け投げ、て ) [Thu 7 Sep 2006 01:52:07]
◆ヒサメ > 肉好き…鍋良い……我…迷う……話?なんだ? [Thu 7 Sep 2006 01:47:23]
◆錫音 > (彼女が、自分を引き止めずにちゃんと後に着いてくるのを確認すれば… 振り返り、そして彼女の問い掛けに、暫し考えこむ様な仕草一つ…して――) そぉじゃァの。腹ァいっぱいになりそゥなモンが良ゥじゃろゥ。 例えば、肉とか… 鍋物とかのォ?(なんて… 彼女の上機嫌な様子を見て…何処か疲れた様子ながらも、そう言葉を投げて――) そンに、話しとゥ事もあっとゥしの?( ぼそり、スラムの道を歩きながら、漏らすか ) [Thu 7 Sep 2006 01:44:29]
◆ヒサメ > 今日…何食う?(錫音と共に路地を出る、その顔はさっきまでの不機嫌そうな表情は無く上機嫌で) [Thu 7 Sep 2006 01:41:09]
◆錫音 > (項垂れる侭、暫し… そのガリボリバリと聞こえる咀嚼音耳にし続ければ―― はぁ、と溜息一つ。 この非常事態の中…いや、非常事態だからこそ、この娘を手の届く範囲に置いておく必要があるかな、なんて思っていれば――) …そうじゃの。行こうけ?(ふと、自分の眼前に立つヒサメを見上げる様に見つつ… 疲れた様な声、漏らせば… ゆっくりと立ち上がり、路地の外へと出ようと、して――) [Thu 7 Sep 2006 01:37:45]
◆ヒサメ > (ガリ…バリとしばらく音が続き)……ちゃんと食べた……錫音、メシ行こう……(そう言えば錫音の前へと) [Thu 7 Sep 2006 01:35:10]
◆錫音 > 約束じゃァぞゥ?(と、言葉投げれば… ぐったりとした様に、頭項垂れさせ―――― 以前から何でも喰う娘だと言う印象は持っていたが、流石にこんな物まで口にするのは… あの雨が理由だろうか? なんて、思えば――) はァ… 今ァ頼むけェ、雨なんぞ降らんとォのォ――(顔を上に向け…脱力気味な声を空へと。吐き出せば…また、ガクリと項垂れ、て ) [Thu 7 Sep 2006 01:29:15]
◆ヒサメ > (ゴミ箱の中をじっと見詰め、しばらくの沈黙ののち)うむ……判った……錫音……約束する………(残り少ないゴミ箱と比べるなら、錫音について行った方が多く食べられるし、味も美味しいのだろうと思う、昔の残飯ばかりの頃ではなくちゃんとした料理を食べたからこそ出来る「美味しいもの」に対する欲に浮かれ、その木片を最後まで齧ろう) [Thu 7 Sep 2006 01:26:03]
◆錫音 > (端的に、それも大分的外れに応えられれば、その場でガクリと力尽きる様に倒れ… そして地べたへと座り込み――) 分かっとォ!もう、分かっとゥわ! そンなァ喰いとォなぁ喰っとゥと! ウチぁ止めんッ!止めんとォけぇ!(好きなだけ喰っとォ! と、半ば泣き言混じりに吐き出し、背を…路地の壁に預け――) それ、喰い終わっとォなァ… ウチが良ゥモン食わせとゥけェ、此処で喰うンは終わりじゃァぞ?( 最後の吐息吐き出す様に、力なく… ボソリ ) [Thu 7 Sep 2006 01:16:21]
◆ヒサメ > うむ……見た……植物繊維だ………(そう端的に答え) [Thu 7 Sep 2006 01:11:53]
◆錫音 > (突っ撥ねる様な言葉返されれば… 困った様に、頭書き毟り―― チラリ、一度だけ空を見上げる。雲は無い…突然、雨が降り出す事も無い…だろうか、とふっと思いつつ――) …… 口に入っとゥモンと喰えるモンは違っとゥぞ? ヒサメェ…おンしァ、自分が今喰っとゥモン良ゥ見とォけ?(視線、再び彼女へと戻せば… 今度は…彼女に自分が今、何を食べているのかを自覚させようとするだろうか―― 無駄っぽいかなァ、とか思いつつ…) [Thu 7 Sep 2006 01:09:30]
◆ヒサメ > これは…我のメシ……食えるものは…食い物………我…今メシ食う……錫音…邪魔する……気に入らぬ………(敵意に似た視線を送りながらも、短気な少女が力に訴えでないのは少女なりの信頼の証であり) [Thu 7 Sep 2006 01:04:06]
◆錫音 > じゃァーっとゥ、そなァモンは食い物と違っとゥっとォ! 良く見とゥ!そらァ何ぞゥ!?(不機嫌そうな顔をされれば、半ば怒鳴る様に声を上げ… る、も…不意に返される敵意にも似た視線。それに加えて、例の雨の事を思い返せば… 舌打ち一つ。 あの雨にやられた、か? ――と、心の中で漏らし…) ウチが、そなァモンよりもっと美味ァモン食わせとゥかァ… そなァ目ァ止めっとゥ? な?(思い返せば、一先ず… 彼女の興味を手元の木片から逸らそうと目論み、言葉を投げてみる、か――) [Thu 7 Sep 2006 00:56:46]
◆ヒサメ > 我……今メシ食う……我…食うから…食えるもの……(再び手を掴まれれば不機嫌そうな顔をして)錫音……我…邪魔するか?………(明らかに敵意にも似た瞳で錫音を見詰め) [Thu 7 Sep 2006 00:52:06]
◆錫音 > (掴もうとした腕を振り払われれば… 困惑気味な様子で、彼女と己の手を暫し見遣り―― それから、もう一度彼女の方へと手を伸ばし…) そなァモン喰わんとォと、メシなァ他にもあっとゥ?何ぞ、そンに、そなァモン喰えるモンと違っとゥじゃろ?(また、彼女の手を掴もうとしながら… 何処か、まだ困惑気味に声を投げる、か) [Thu 7 Sep 2006 00:47:45]
◆ヒサメ > 我…腹減った……故に食う……我の腹…大丈夫………(そう言えば錫音の手を振り払おうと) [Thu 7 Sep 2006 00:44:21]
◆錫音 > (言葉投げ掛け…そして、返って来た返事が見知ったモノだと分かれば… 安堵の吐息吐―― く、前に耳に入る異音。それに、慌てた様に顔を上げて近寄れば… 彼女が食べてるのは、どう見ても食べ物には見えない、ソレ――) な、何ぞ食ゥとっとゥ!? おんしァ、そなァモン食っとゥと腹ァ壊すじゃ済まんとォぞ!?(口から出る慌てた声音。それと共に大慌てで近寄れば、ゴミバコを漁る彼女の腕を掴もうとする、が――) [Thu 7 Sep 2006 00:39:17]
◆ヒサメ > む………(声が聞こえれば警戒をあらわにした目で錫音を見)…なんだ…錫音か……此処、酒無い……酒…他当たるがいい………(そう言い終えればゴミ箱から取り出した木片をバリンと噛み砕き咀嚼、飲み込んで) [Thu 7 Sep 2006 00:35:56]
◆錫音 > ―――― (路地を覗き込めば、其処に居る子供の姿に…また、怪訝そうに眉を寄せ―― 肩に添えた手はまだ離さず、警戒混じりに… その子供の影へと近付き――) 誰ぞゥ? そなァモン喰っとゥと、腹ァ壊しとゥぞォ?(―― そんな声、投げ掛けてやれば… また、一歩 踏み出した所で、足を止めて… ) [Thu 7 Sep 2006 00:30:45]
◆ヒサメ > ガリ……ザリ………ガサ…ガリ……ザリ………(そこに映るのは薄暗い中ゴミ箱から何かを漁り口に運ぶ子供の姿、音からすればそれは既に食べ物を口に運んでいるようではなく) [Thu 7 Sep 2006 00:27:57]
◆錫音 > あいつァ… 何ぞゥ、色々と無頓着じゃッとゥわ…(無頓着。だから… 紅い水が混じった水であろうと平気で浴びる可能性が十分にある。 それに――スラムのこんな所にまで、市街側の知らせが届くなんて思えない―― 頭の中に蠢く焦り。 其れに突き動かされる様に、足を動かそうとした… 瞬間――) ………?(―― 道の傍。其処にある路地の方で響く物音。その音に、怪訝そうに眉を寄せれば… 左手を刀の鞘に沿えながら、その路地へと足を向け―― そっと、覗き込もうと、して ) [Thu 7 Sep 2006 00:22:36]
お知らせ > ヒサメさんが来ました。 [Thu 7 Sep 2006 00:08:21]
お知らせ > 音さんが入室されました。 『ガサ…ガサ……(それは赤い光も届かないような路地裏の闇で静かに響く)』 [Thu 7 Sep 2006 00:07:55]
◆錫音 > ふゥ… 参っとゥの(…見回す、見知った筈の…けれど何処か見慣れぬ風景に…また、吐息漏らして一旦足を止めれば…ふっと) そぅ言ァ… アイツが普段、何処でナニをしとっとゥかァ…ウチァ良ゥ知らんけェ…わ (いや、やってる事は大体分かってる。 そこいらの浮浪児と同じ様に、残飯を漁ったりしてるのだろう。 あの娘は食欲旺盛だ。小腹が空けば…平気で残飯漁りぐらいするだろう。 何せ―― 河の水とかで水浴びする様な… ) ッ!! 忘れとっとゥ…( ふっと思い返せば、焦り混じりな声音、小さく漏らして――) [Thu 7 Sep 2006 00:04:20]
◆錫音 > ――――――(駆け出した後、漸く 『少し部屋に居ないだけかもしれない』 なんて思い当たったのは大分経ってからの事。 下手をすれば、自分と入れ違いで部屋に戻ってるかも、なんて思えば――…) ……… 何ぞゥ、アレじゃの… そン場合ァ…ウチがァ心配ンしすぎっとゥ事じゃァの(吐き出すのは、大分気だるそうな溜息。 吐き出せば、周りを――空の色の所為か、普段とは違って見えるスラムの風景――見回し…) [Wed 6 Sep 2006 23:58:00]
お知らせ > 錫音さんが来ました。 『一仕事終え、漸く戻れた部屋。其処に居る筈の者が居ないと見るや…慌てて宿を飛び出して』 [Wed 6 Sep 2006 23:54:08]
お知らせ > ブロウンさんが退室されました。 『壷→調べる→悪魔の壷が現れた! 「うぉっ!?Σ」』 [Wed 6 Sep 2006 03:59:49]
◆ブロウン > (世界情勢ならびに世間の情報って一緒じゃないだろうか。)さぁてと、腹も膨れたしどっか寝る場所でも探すかな(厳戒態勢のおかげで人が少なくなっていることすら知らない竜は「最近廃屋が簡単に見つかる。運がいい」なんても思っていて、鍵のかかっていない扉は開け放題。とりあえず、中にある壷とタンスは調べるのがお約束か──今宵も勝手に家捜し) [Wed 6 Sep 2006 03:57:44]
◆ブロウン > (大きな通りに出てくれば、空もくっきり見上げることが出来)・・・・最近紅いんだよなぁ・・・(雲の薄い部分は、うっすらと月明かりを通す。その色は今まで見てきた雲とは違い明らかに紅い。)この時期のヴェイトスってのは空が赤くなるんだな・・・覚えておくか(まだヴェイトスの四季を味わっていない竜は、半アウトロー(しかもピン)ということもあり現在の世界情勢ならびに世間の情報にはめっぽううといわけで、勘違いのまま生きていたりもする) [Wed 6 Sep 2006 03:53:13]
◆ブロウン > (紅い雨のせいで起こっている体内の変化には気づくこともなく、のんきな考えをめぐらせ)どうせこのへんのやつは食っても大事にはなんねぇだろ(市民権があるのかないのか、さらにいうなれば住所すらも不定そうな輩には遠慮はいらない。自分のことは棚の上) [Wed 6 Sep 2006 03:47:07]
◆ブロウン > んーーーっ!(ぐぐっと両手を頭の上へと伸ばせば背伸び。しゃがんだままでの食事は腰に来るらしい)まぁ、なんにせよ食料が増えたと思えばいいことだぜ(ふふん♪とのんきに鼻歌なんぞを歌いながら、手を首の後ろへと回し路地を後に──鉤爪の足はいつものようにカツカツと音を立てている) [Wed 6 Sep 2006 03:42:53]
◆ブロウン > もういいか(まだまだ食べれそうな部分の残る肉塊を投げ捨て立ち上がる。捨てられた肉塊は、頭部から腰にかけてがなくなった人間の男。スラムの住民と思しきものだったソレは、先ほどまでうろうろと彷徨っていた一般人と思われる。まぁ、何か用事があったのかもしれないが、スラムの住人の用事などたかが知れているだろうとちっぽけな命を自分の糧に)(ん〜・・・前に人間食ったときは吐いたもんだが・・・なんで食えるようになった?)(ぽりぽりとうろこの生えた指で頭をかきながら考えること数秒)(成長したってことか)(違) [Wed 6 Sep 2006 03:39:05]
◆ブロウン > (バリボリ──グチッ──)(路地裏にしゃがみこむ人間にしては大きな影。長い首を曲げ両手でつかんだ大き目の物体をむさぼる姿がそこにある)ん〜・・・やっぱスラムじゃ肉付きわりぃな・・・(食事中のソレは愚痴をこぼしながらも強靭なあごと硬い牙で遅い夕食にありついているようで──) [Wed 6 Sep 2006 03:31:41]
お知らせ > ブロウンさんが入室されました。 『路地裏から聞こえる変な音』 [Wed 6 Sep 2006 03:26:14]
お知らせ > 女さんが帰りました。 『( 悲鳴も、血痕も、雨と闇に紛れよう ――― )』 [Wed 6 Sep 2006 00:44:04]
◆女 > ( それに対し、悪魔は ――― 表情を変えぬまま、会釈した。 ) ええ。又何時か何処かにて御逢いするその刻を ――― ( そして、女もスラムの闇へ消えよう。話していたら腹が空いた。今宵もまた、餌食を捜すとしようではないか ――― ) [Wed 6 Sep 2006 00:43:33]
お知らせ > 紅鴉さんが退室されました。 『 鴉は、闇に呑まれて――。 』 [Wed 6 Sep 2006 00:41:41]
◆紅鴉 > ( それを耳にする、と―― ) ……クスッ… 確かに。では、 有難く頂いておきます 。 ( 漸く。―――そして 鴉は、 ) 折角の邂逅 ……水を差すようなコトは、申し上げたくないのですが ―― …私は、戻らねばならない場所が在るのです。 話に咲いた花 水を差せば衰えてしまうとは、何とも皮肉ではありますけれど―― どうか御容赦ください? ( 暇の意を告げるなら、――会釈を贈り。 くるりと返した踵は、貴女に背を向けて―― ) [Wed 6 Sep 2006 00:40:51]
◆女 > ――― 少々卑しくは御座いますが、貰える物は素直に受け取っておくべきかと存じますわ? ( 先程から委細変化を見せぬ笑顔を、その貌に貼り付けたまま。死体どころか鉱物ですら餌の内に入る悪し喰らいは、そんな言葉で嘯いた。彼女とて、無為に事を荒立てる心算は微塵も無い。彼女は只、美味しい物が喰えれば其れで良いのだから。最も ――― その 『 美味しい物 』 の内一つが人間だったりするのが問題といえば問題なのだが。そんな事は、初見の貴方には判りえぬ事。 ) [Wed 6 Sep 2006 00:28:57]
◆紅鴉 > …… いえ、 礼には及びませんよ? ( やんわりと、 鴉は微笑み掛ける。 )( 『貴女』 の、深層知る由もない鴉は 貴女の言葉を鵜呑みに信じる事だろう。或いは――自身に 厄災が降り掛らない限り、鴉にとっては 『他人事』 なのだから。 )( 『 悪食 』 それは自身とて、似通った行為を行ったコトが在る。ただ、鴉は 屍にのみ 惹かれ啄ばむ――それだけの違い、なのかも知れない。 ) [Wed 6 Sep 2006 00:22:55]
◆女 > ――― 委細承知致仕りました。改めて御気遣い感謝致しますわ、Mr. ( 若しも血臭について更に追求されるような事があったならば、其れは其れで決まり切った文句を返せば済むだけの話。即ち ――― 降り掛かる火の粉を払ったと言う、だけ。実際は自らが降り掛かる炎の豪雨と化して居たのだが、その辺は実際に目撃せねば判りかねる処だろう。詰る所、物凄く怪しくて胡散臭いこの女は ――― されど、何らかの罪を問うには根拠が弱すぎるのである。若しも彼女が 『 食事 』 を摂るシーンを目撃したのならば、目の前の貴方はどのような反応を示すであろう、か。 ) [Wed 6 Sep 2006 00:08:12]
◆紅鴉 > ( あぁ ――と 納得したように頷いて ) ―――確かに、貴女の仰る通り。 それに―― ( 貴女を見遣れば ゆるりと、頭を振るコトだろう。 ) ―― いえ、野暮なコトを 伺いました。お赦しください ...? 私の気を引いたのは 貴女が傷を負ってらっしゃるのやも知れぬ――そのコトだったのですから。それ以上の言及は筋違い、というもの 。 [Wed 6 Sep 2006 00:02:45]
◆女 > ( 社交辞令の応酬が如き遣り取りは、恙無く終えた。 ) そういったお仕事、と言いますれば……さて。質問は出来る限り明瞭に御願い致したい所存に御座います。私の解釈のみに頼るならば、どのような勘違いを起こして仕舞うかとてもでは御座いませぬが判りませぬ故。 ( 質問の意図が曖昧すぎますわ? なんて。相変わらず不自然な所が何処にも無いのに胡散臭い笑みを浮かべながら言うた。若しかしたら態と遣っているのやも知れぬ、が ――― 当人としてはこの遣り取りをそれなりに愉しんでいる様子であった。その貌には相変わらず、何処か胡散臭い程に柔和な笑みを恙無く浮かべたままであるのがその証拠。 ) [Tue 5 Sep 2006 23:53:53]
◆紅鴉 > そうですか ――。 ( 笑みを以って、そう返されれば 追求する素振りは見せず ) それを伺って 安堵しました、けれど ――無礼を承知で伺います、レディ? …… その身に、傷を負ったのでなければ ―― … 『そういったお仕事』をしていらっしゃる方、でしょうか? ( 微笑―― 飽くまで、愉しげな 笑み浮かべているのだろう。 ) [Tue 5 Sep 2006 23:47:42]
◆女 > いえいえ御気に為さらず。少々驚きこそしましたが、聊かの迷惑も蒙っておりませぬ故。 ( 故に。その存在は酷くアンバランスなモノ。返す笑顔さえ、不振なモノに見えるであろう、か。 ) 御気遣いには感謝致します、けれど ――― 私、聊かの掠り傷も負うて等居りませんわ。ですから御安心を。コレでも、それなりにこの区域には慣れ親しんで居ります故 ――― ( 一見柔和に見えるそれは、不信感を抱いた者であれば何処までも嘘臭く見えるであろう、笑顔。彼女の身から出た血で無いのなら、それは ――― 誰の物、だろうか? ) [Tue 5 Sep 2006 23:37:58]
◆紅鴉 > ―― 初めまして、 見知らぬレディ ……私の不用意な言葉で 貴女には要らぬ気遣いをさせてしまいました。お詫び致します ―― ( 苦笑。ゆるりと 振られた頭に続くは、 胸に手を宛がった深い一礼。 やがて 頭を上げた鴉は、薄く笑み浮かべて ) 時に、レディ ―― …何処か お怪我でも?このような場所 貴女のような方の一人歩きは、余り勧められません 。 [Tue 5 Sep 2006 23:32:36]
◆女 > ( 掛けられた、声。人違いである事が明白な、声。振り返る貴方が見た者は、この場におよそそぐわぬであろう黒いワンピースドレスの女。取り合えず声を掛けられたからには、取り合えず挨拶で返す事にした。 ) こんばんは、Mr. 残念ながら貴方様の知る何者かとは委細関わり無き存在に御座いますわ。 ( その語調も又、この荒れ切った空間にはそぐわぬ者。慇懃なほどに丁寧な、言葉遣い。なればこそ ――― 身に纏う血臭が、外見に相反するものとして異彩を放つのであるが。 ) [Tue 5 Sep 2006 23:24:40]
◆紅鴉 > ( コツ、コツ ――と 聞こえる足音に鴉は ) お疲れさまです、今 戻ろうと思っていました処 …… ― おや? ( 職員の迎え。そう思って振り返る 先に居たのは、見知らぬ女性。自身の失態に気付いた鴉は 軽く、肩を竦めた――と 同時。貴女より香る 仄かな香。嗅ぎ取れば、僅かに 愉しげな笑み浮かべて。 ) [Tue 5 Sep 2006 23:18:20]
◆女 > ( 自信に溢れているわけでもなく、かと言って狂った様子も見えず。女は常人の常と変わらぬ様子で歩いて居た。貴方の感覚が優れたモノであるならば、だが ――― その身が纏う血臭に気付ける、か。 ) [Tue 5 Sep 2006 23:11:47]
お知らせ > 女さんが入室されました。 『( ――― 足音さえ隠さずに、歩く女が居た。 )』 [Tue 5 Sep 2006 23:08:55]
◆紅鴉 > 叶うなら―― ( すゥ と、眼窩から離れた指先は 滑るかのように、髑髏を一撫でし ) 『貴方』を 傍に置いておきたいのですが…… 職員の方々に御迷惑ですかね、 …クスッ…… 仕方ありません、諦めましょう 。 ( コト ... 髑髏を地に 置いて。 ) [Tue 5 Sep 2006 22:49:02]
◆紅鴉 > ―― 良いですねぇ、『外』は。 目にするモノが 新鮮だ。 ( 手にしているのは、髑髏。生物が死を迎えた跡 成り果てるアレである。 ) ―― …… きっと 美しい目をしていらっしゃったのでしょうね 。 ( 愛しそうに 指を触れさせるは、髑髏の眼窩。その 窪みに指先を這わせて―― 微笑み掛ける鴉は 不気味な事この上無い。 ) [Tue 5 Sep 2006 22:32:38]
◆紅鴉 > ( スラム ――荒んだ空気漂う、其処は 血色の雲に覆われて 一層不気味さを醸し出しているかの如く―― ) [Tue 5 Sep 2006 22:25:55]
お知らせ > 紅鴉さんが入室されました。 『 ……クスッ… 』 [Tue 5 Sep 2006 22:24:02]
お知らせ > シャリネさんが帰りました。 『(そして少女も、そっと踵を返してこの場を去るだろう――)』 [Tue 5 Sep 2006 19:14:16]
◆シャリネ > ・・・・・・。(腕を解かれて、言われた言葉。残ったものは、淋しさだった。何もできない自分。腹が立ってしまう)・・・うん。(ありがとう、そういわれれば、頷いて。)――――。(一歩、二歩、離れた相手に、そっと顔を上げた。さん付けされた言葉には、胸がズキンと痛んだ。何も、答えることができずに・・・)うん・・・また、ね。(儚げに、微笑んでみせた。そっと消えていく相手を、脱力したような、虚無感のような、そんな表情で見送っていた) [Tue 5 Sep 2006 19:13:51]
お知らせ > ミックスの青年さんが退室されました。 『(そして彼の姿は暗闇の向うに消えた)』 [Tue 5 Sep 2006 19:10:27]
お知らせ > ミックスの青年さんが来ました。 [Tue 5 Sep 2006 19:10:10]
お知らせ > ミックスの青年さんが帰りました。 『(』 [Tue 5 Sep 2006 19:10:05]
◆ミックスの青年 > ―――支えになろうなんて、思わなくてもいいよ ( 彼はそっと抱きしめていた腕を解くだろうl ) ―――ありがとう。 ( 好きだよと、好意を向けられること自体はうれしかった。 少女のまっすぐな視線を受け止めて、彼は頬をぽりぽりと掻いた ) ―――― ( 彼は首を振る )( そして、彼は少女に背を向けて、一歩二歩と離れるだろう ) ――――自分で受け容れる。とは言ってもすぐにできないと思う。受けいれても、きっとまた貴女にひどいことを言うと思う。だから、今日はここでさようなら。ごめんね、シャリネさん。 また、会ったら話そうね ( 彼は首だけ振り返り、眉尻の下がった情けない顔 ) ―――今日は、ごめん。雨が降る前に、行くね [Tue 5 Sep 2006 19:07:54]
◆シャリネ > ( 訂正:『俺』・・・いつもと違う、一人称。→『僕』・・・先程の、いつもと違った一人称) [Tue 5 Sep 2006 19:04:59]
◆シャリネ > ――・・・支えに、なれないからだよ・・・( なんでそんな哀しそうな顔をするの、と言われれば、悔しそうに、哀しそうに、そう呟いた。首を振る相手、また、いらだたせてしまったのだろうか。そう、感じ取りながら・・・。)( また、涙を拭ってくれる。やっぱり、優しいヒトなんだ。そして、とても傷つきやすいヒトなのかもしれない。と、彼女は涙を拭われるまま、そんな風に考えていた。 )――嫌いじゃ、ないよ・・・。どういう好きかはわからないけど、私・・・ヴァリスは好きだよ。( 『俺』・・・いつもとは違う、一人称。少なくとも、彼女の知らなかった、彼の一面。嫌いになったなら、それでいい。いや、もしかしたら、自分が嫌われたのではないかと、彼女は感じた。首を横に振って、まっすぐな瞳で見つめて告げた。無理をしたような、精一杯の笑みを、受け止めるような眼差しで、見つめていた。 一言一言、呟いていく彼を、少女は否定することもなく、肯定することもなく、黙って聞いていた。相手の瞳を見つめながら。そして、聞き終えた後には、そっと抱きしめられていた。それは、とても暖かくて・・・)――うん・・・いいよ・・・返して欲しいなら、返すよ・・・与えて欲しいなら・・・与えたい・・・。(抱きしめられたまま、そう、答えた。懸命な、彼女の願い。これを単なるお人よしと周りが言っても、彼女はきっと利かない。彼女は、この青年を、信じたから。ごめん。その言葉には、ふるふると首を振った。腕の中で、そっと。自分に向けられているものだと思って) [Tue 5 Sep 2006 18:57:17]
◆ミックスの青年 > ( 奪ってない。という少女に彼は首を振った ) ―――だったら、なんでそんな哀しそうな顔をするのさ ( 何かを恐れるような少女に彼はどこか苛立ちと不安を感じた。彼は首をまた振る。苛立ってはいないのだと ) ――― ( 彼は小さく溜息をついて、少女の涙をそっと親指で拭おうとするだろう ) ―――全部が全部。紅い水のせいにするつもりは、もうない。全部俺の責任で、俺が招いてしまったことだ。だから、もう俺のことを嫌いになったのならそれでいい ( ある意味赤い水と言うのは人を正直にさせるのかもしれない。欲望や嫉妬や憎悪と言った感情なのだけど ) ―――― ( うん、と頷いた彼女に笑みを向けた。精一杯の笑み ) ―――――ずっと我慢して、それに不満を持っていたから、きっとこうなったんだ。 ( 彼は一言一言を、自分に言い聞かせるように言う ) 誰かを壊したい。誰かを奪いたい。人間が憎い。人間を殺してしまいたい。誰かを犯してしまいたい。人間なんて大嫌いだ。そんな感情は否定すべきだと思ったけど、否定しちゃいけないんだ。 ―――だって、それが「俺」だから。 ( 彼は少女をそっと抱きしめるだろう。傷つきやすくて、寂しがり屋の少女を ) ――――ごめんね。俺は誰からか奪っちゃうかもしれない。与えといて返してなんてことをしちゃうかもしれない ( 彼はそっと、囁くだろう ) ごめんね ( そしてもう一度。彼は今、この場に居ない少女に向けて、呟いた ) ―――本当にごめん [Tue 5 Sep 2006 18:45:10]
◆シャリネ > (奪った。確かにその表現は間違っていない。でも、勝手に信じたのは自分だ。相手は悪くない。そう思った。だから、首をふるふると、横に振って)・・・奪ってないよ。(そういった。相手を責めたくなかった。確かに、奪ったことは奪った。しかし、彼女はそういう風にとりたくなかったのかもしれない。あなたのせいじゃない。そういわれて、何も答えられなかった。同情は、あげられないと思った。救いたい、何て大きすぎる。きっと、今の自分にはできないと彼女は思っていた。でも、せめて踏み台にでもしてくれればいいなと思っていたのだ。泣き出してしまう自分に、腹が立つ。嫌悪感と、苛立ちと・・・。紅い水のせいだろうか )――(肩に手を置かれても、彼女は抵抗もできなければ、何も答えることができなかった。やっとやっとで相手の顔を見ると、疲れたような笑みを浮かべていて・・・。)――・・・うん・・・(わかるよ、という風に、控えめに、呟いた。それ以上は、何も聞かない。問わない。彼女には、彼を傷つける勇気がないから。いや、問い詰める勇気が、立ち向かう勇気が、今はなかったからかもしれない) [Tue 5 Sep 2006 18:32:00]
◆ミックスの青年 > ( 自分がひどいことを言ったと言う自覚はあった。自分がどれだけ憔悴していたのかもわかっていたつもりだ。目を閉じると、彼は家に残してきた少女のことをいつも思い出す ) ――――やっぱり。ほら、俺はまた貴女から奪った ( 少女を泣かせてしまった。少女は背を向けたまま、こちらを見ようともしない。それは、彼も同じなのだけど ) ――――― ( 彼はゆっくりと首を振る。 ) 貴女のせいじゃない。今のは怒る場所じゃなかった ( 知らなくて当然で。それを怒鳴ったのは自分のせいなのだ )( 他人は他人で )( 自分は自分 )( そんなのは当たり前のことなのに、過度の期待をもったのは自分だったことを彼は深く溜息を吐くことで認めた )( 少女の振り返る気配がした。しかし、その気配は一瞬にして嗚咽を堪える声に変わった。彼は落胆した。落胆? )( そう、彼は落胆していた。なにを求めていたのだろうか。 ) ―――――話せるよ きっと ( そんな自信はないけれど。彼はそっと振り返ると、少女に近寄れば、その肩に手をそっと置くだろう ) ―――――押さえつけるものなんだって、ずっと思ってた ( 彼はどこか疲れたような笑みを浮かべた。その顔はとても健康とは程遠い ) 純粋であれ。純潔であれ。貞操を守れ。無垢であれ。これらはさ。白百合の花言葉で、キリバナってのはどうしたってその血に影響されやすくて、そのように行動しなければならないと思うんだ。 ――違うかな。 そういう風に生きられるんだ。 だから、俺は違うのかなって。俺はキリバナじゃなくて、『キリバナよりのミックス』だから、ずっと溜め込んでいたのを押さえつけなきゃいけないと思ってた ( わかるかな? と彼は確認をするように言うだろう ) [Tue 5 Sep 2006 18:20:48]
◆シャリネ > ( 先程の言葉が、頭をぐるぐる廻っていた。「わかればいい」そういわれても・・・罪悪感が残った。反撃するとか、言い返すとか、そんな気は全く起きなかった。相手の痛いところを、自分はついてしまったのだ。そして自分に、彼は同情を求めているのだと・・・痛いほど、解ってしまったから。暖かさをくれた人なのに、今では心がナイフで切りつけられているような、そんな感覚さえあって・・・)――。(沈黙が過ぎていく。彼女はもう、何も発せなかった。何かを発してしまったら、また怒らせてしまいそうで。さっきのような言葉を、言われてしまいそうで・・・。)・・・うん・・・・・・いいよ。私が、無神経なこと言っちゃったから・・・( 「ごめん」その先に続いた言葉に、空を仰ぐように少し見上げて、明るくしようと努めた声色で、呟いて、笑おうとした。でも、振り返ることはできない。涙がぽたぽたと、零れ落ちているから。嗚咽を抑えるように、彼女はため息をついた。)( 離れて欲しい。その言葉に、思わず振り返った。彼は、背を向けていた。その言葉に、とうとう彼女は泣き出した。声を手で、口をふさぐように堪えて)――・・・。また、笑って話せないのかな・・・?私は、ヴァリスの何かを知ってるわけじゃない・・・ううん。何も知らないのかもね・・・。(哀しげに、微笑んで ) でも・・・でも・・・( 友達としてだろうか。なんだろうか。きっと、優しい人だから。恋とか、愛とか、そういうんじゃない。そういう括りじゃない。少なくともきっと自分は、この人をヒトとして、好意を持っているんだと、なんとなく思った。しかし、彼女はその先を答えることができなかった)――・・・・・押さえ、つける・・・?(そっと聞こえてきた言葉に、小さく自分も復唱して疑問を投げかけるように、呟いた。そっと指で、涙を拭いながら・・・) [Tue 5 Sep 2006 18:09:29]
◆ミックスの青年 > ( ふーふーと彼は荒い息を吐き出した。突き飛ばした少女を見下ろして、眉尻を上げている顔は真っ赤だった ) ―――――― ( しかし、顔を真っ赤にしたまま、彼はそれ以上、なにも言えなかった )( 憎悪や嫉妬、不安と言うものを増長させるのが竜の血が瘴気によって増長させたと言うのなら、それは彼自身の根源に根ざすものだった。 涙に弱いとは必ずしも言わないが、今は雨が降っていなかった。以前のような―― )( そう、以前のように泣き叫ぶ少女を強姦しようとするほどの高揚もなければその気もすぐに萎えてしまった ) ――――わかればいい ( だから、彼の言葉はそれだけだった。彼は頭を振る。冷静になれと自分に言い聞かせる。ゆっくりと深呼吸。 ) ――――――――――― ( そしてそれ以上、彼が何かを言おうとして、口を開いたが言葉が見つからずにまた閉じた。彼はしばらくの躊躇うような沈黙の後、 ) ――――――。あー ( 彼は空を見上げた ) ・・・・・・・・・・ごめん。雨のせいにする気は無いんだけど、どうも気分が悪い。気持ちが悪くて、イライラする。誰かを壊したいと思ったり、不安がたまらなく爆発したりする ( 今はその雨が降っていない ) ―――――ひどいことを言った。けど、これ以上ひどいことを言われたくなかったら、悪いけど「俺」から離れて欲しい ( そして、彼は少女に対して背を向けるだろう ) ――――――ありがと。でも、俺は―――― ( 彼は自分自身の手を見つめた。これからどうしようかと思う。一時の感情の爆発。そっと息を吐いて、彼は空をもう一度見上げた。赤い雲 ) ・・・・・・・押さえつけるから、いけないのかな・・・・・・ ( そっと呟いた ) [Tue 5 Sep 2006 17:54:04]
◆シャリネ > ( 訂正 :彼は、淋しさを埋めてあげられる値にも居ない人間→彼女は、彼の淋しさを埋めてあげられる値もない人間) [Tue 5 Sep 2006 17:44:50]
◆シャリネ > ・・・そうだね・・・(失わせるのは僕だ。その言葉に、哀しげに目を伏せた。もう、失いたくない。どんな暖かさでも、得れば怖いものだ。)うん・・・(彼の言う言葉はわかる、解るから、肯定した。頷いた。抱きしめた頭を、ぎゅっと抱いた。が・・・)――・・きゃっ!!(瞬間、突き飛ばされた。怒鳴り声、何故怒鳴っているんだろう。最初はわからなかった。まずいことを、言ったのだろうか・・・。確かに、少女は、知らないのだ。彼の両親を。つい、この間会ったばかりの自分。そうだ。私は何も、知らないんだ・・・。)――・・・っ・・・ごめ、なさい・・・(とても、傷つけてしまったのか、怒らせてしまったのか。支えたいのに、癒したかったのに、もしかして自分は逆のことをしてしまったのだろうか。そこからはもう、自己嫌悪だった。あなたにわかってたまるか。その言葉に、彼女は再び、涙を堪えきれずにボロボロと零した)・・・ごめん、・・・ごめん、ね・・・ヴァリス・・・私、何も知らないもんね。そうだよ・・・ヴァリスの何も、知らないもん・・・( そう、哀しそうに自嘲気味に微笑って ) なのに・・・ごめんなさい・・・っ (最後は、哀しさを堪えられなかった。笑えなかった。自惚れていたのかもしれない。彼女はそう思った。彼は、淋しさを埋めてあげられる値にも居ない人間だ。それだけ、彼を知らないのだから。其れが哀しくて哀しくて、涙が止まらなかった。そっと立ち上がって・・・) でも・・・生きて欲しい・・・(そう、俯いて呟いた。踵を返した。赤い水が膝と服にしみこんで、そのせいか、とても哀しみが増幅されるように、涙が止まらなくなった。甘い甘いバニラの香りが漂って。いたたまれなかった。だから、彼女はそっと、後ろを向いて、もう何も言わなかった。立ち去ってくれというのなら、きっと立ち去るだろう。しかし、立ち去るだけの気力が、哀しすぎて残っていなかった) [Tue 5 Sep 2006 17:43:10]
◆ミックスの青年 > ( 彼はもしかしたら仲間を見つけたのかもしれないと本気で思った。 彼の生まれる前に起きて、彼の生まれる理由になった強姦事件。その時に生まれたのはなにも、彼だけではないのだから。 もしかしたら彼女も。なんてそんなことを考えるのは流石に飛躍しすぎているだろうな、と彼は苦笑を心の中で漏らした ) ―――でも、その暖かいもあげたのは僕でも、きっとまた失わせるの僕だよ ( 涙を流す少女。この少女が何を考えているのか。どんな過去があるのか。どんな別れがあるのか彼にはわからない ) ――――生きる? ( そう思ったことがなんどあっただろうか。 ) でも、生きるのはつらいよ。自分が失うのも怖ければ、失わせるのも怖い ( 結局利己的な人間なのかもしれない。彼はそう思うと以前のスラムであったことを思い出してさらに苦笑を深くした ) ――それは、シャリネの買い被り過ぎだよ ( 彼はどうしようもなく苦いものを飲み込むように、笑った。ああ、全然言ってることは違うのに、なんでたか安心して―― ) ――――お父さん? ( ぴくり、と彼の肩が震えた ) ―――お母さん? ( わかってる。わかってる。わかってはいるんだ。彼女が何を言っているのかもわかる。彼女は知らない。彼女は悪くない。悪いのは、押し寄せる感情を制御できない、俺 ) お前に父親と母親のなにがわかる!! ( 瞬間、彼は抱きしめてくれていた少女を突き飛ばすだろう ) あんな奴らのなにがわかる!! 愛し合った!? 愛し合っただって!? 馬鹿を言うな! あれを愛し合ったなんて言うなら今から僕がお前と愛し合ってやろうか!? ( 彼の目には涙が浮かんでいた。燻っていた火種が火を噴いたような気がした )あんんたも結局わからない! そうだ! 僕のことは僕にしかわからない! あんたなんかに! ついこの間会ったばかりの貴女にわかってたまるか!! [Tue 5 Sep 2006 17:27:18]
◆シャリネ > うん・・・わかるよ・・・わかる・・・(安心して欲しかった。落ち着いて欲しかった。そして、気持ちはとてもわかった。自分の持ったことのある気持ちと、とても似ていたから・・・いや、同じだったのだろうか・・・完全な淋しさや哀しみを、埋めることはできないのかもしれない。それでも・・・少しでも、『暖かい』をあげたかった。)――大切な人を、失うのは嫌・・・とても、とても嫌・・・。(相手の言葉に、頷いて、肯定の言葉をそっと返した。)・・・でも・・・私は、ヴァリスからもらったよ?暖かいを・・・くれたじゃない・・・。嬉しかった・・・失わせることしかできないなんて、うそだよ・・・(抱き返してくれる相手に、そっとそっと優しく言い聞かせるように、伝えた。ありがとうと呟いた相手に、涙を流しながらも、微笑を浮かべて)―――。(そっと言われた言葉。彼女は、目を見開いた。暫く、黙ってしまう。罰って、なんなのだろう?そもそも、罰とは、なんなのだろう?そんなことを、考えてしまう。)・・・罰って、なんだろう・・・。(そう、呟いてしまった。)・・・じゃあ、生きて・・・?(そう、彼女は、優しく微笑んだ)死ぬことは一瞬で、すぐ・・・できると思う。でも・・・生きていることって、苦しいよね・・・。ヴァリスは、優しいから・・・だから、自分なんか居なくなった方がいいって思うんだね。(彼の優しさの裏返し。そう、彼女は感じとった。)・・・罰かわからないけど・・・生きてほしい。ヴァリスの、お父さんとお母さんは、あなたをとても愛していたんだと思う。人間じゃないけど、私たちが生まれたのは、誰かと誰かが愛し合ったからでしょう・・・?だから、死んだ方がいいなんて、言わないで・・・?(涙が、零れ落ちていくまま、彼女は優しい声色で、そう云った)もう、十分だよ・・・(罰なんて、どうして受ける必要があるのだろう。これで、悔いているのに、どうして罰が必要なんだろう・・・。彼女にはわからなかったから、そう答えたのかもしれない) [Tue 5 Sep 2006 17:13:21]
◆ミックスの青年 > ――――わかる? ( 自分と同じ境遇とまでは言わない。それでも同じような境遇である人間を見つけたとき、その人間はどれだけ安堵するだろう。例えばの話、無人島に一人で取り残されるよりは二人取り残されたほうがどれだけ安心するだろうか。それと同じだった。 ) ――――あ ( 気づいたら彼はそっと少女に抱きしめられていた。 ぎゅっと少女の柔らかい身体に抱きしめられて、彼は安堵と共にそれに相反する欲望が燻りだした。でも、それはまだ燻っているだけで安堵のほうがとてもとても大きかった ) ―――嫌だよね。 大切な人を失って。また失うんだ。きっと僕は失わせることしかできないんだ ( 泣きながら少女は彼をぎゅっと抱きしめてくれた。頭をなでて、わかると言ってくれた。だから彼も、ありがとうと呟いて少女をぎゅっと抱き返すだろう ) ――――死んだほうがいいんだって 罰がほしいんだって 思う ( 彼は少女のバニラの香を感じながら、そっと言うだろう ) ――シャリネ。貴女でいい。僕に罰を頂戴 [Tue 5 Sep 2006 17:00:22]
◆銀髪の少女 > (親指で、涙を拭ってくれたその手は、少女の知っている彼だった。けれど、今の彼は、見たこともない彼だった)――・・・っ。違う・・・わからなくない・・・(わからない?と聞かれれば、咄嗟にふるふると首を振った。涙が、ぽろぽろと零れ落ちていく。身を起こした相手、両頬に手を添えられた。目を見開く。相手の瞳を、言葉を、全身で受けていた。怒鳴られて、ビクンと肩を震わせる。涙は、止まらなかった。とても、怖い顔で・・・怖かったのと、哀しかったのと、彼女の中で、色んな感情が渦巻いて・・・。)( 俯いた相手、怒鳴ったことに、ごめんと俯いた彼に、少しだけ、状況を理解した。何があったかはわからない。でも、彼は傷ついている。しかも、その気持ちは、自分のもっているものにとても似ていた・・・。そして、俯いた彼に、少女は、そっと、抱き寄せようとした。抱き寄せることが成功したのなら、彼女はそっと、優しく頭を撫でるだろう)・・・わかるよ。・・・わかる・・・(本心だった。切なかった。泣きながら、必死で肯定する。受け入れたかった。放っておけなかった。少しでも、癒したかった。) [Tue 5 Sep 2006 16:54:06]
◆ミックスの青年 > ( 彼は最初返事を待っていた。返事によっては突き放すことも考えていたし、引き寄せることも考えていた。しかし、返ってきた答えは沈黙であった ) ・・・・・・・・・・・・・・・・ ( 彼もまた長い沈黙の後、少女の頬を伝う涙に気づいた。彼はそっと、少女の涙を指親指で拭うだろう ) ――なぜ、泣いてるの。僕の言うことが、わからない? ( 彼はそっと身を起こそうとするだろう。そして、もう片方の手で少女の両頬に手を添えるだろう ) ねえ なんで黙ってるの? わかるよね? 温もりを手に入れたけど失った時の苦しみわかるよね? 貴女ならきっと僕の気持ちがわかるよね? わかってくれるよね? 人間はとても怖い。怖いけどとても優しい人たちがいる。 うれしいよね。 だけどそれ以上に辛いことがたくさんあるよね。 もしかしたら 僕達のせいで人間を不幸にしてるんじゃないかと思わないの? 僕達は人間とは共存できないとか考えないの? 答えてよシャリネ。 キミならわかってくれるよね? 僕の気持ちわかるよね? 答えてよ。 ねえ、 答えろよ。 答えて。 答えろよ!! ( 彼はいつの間にか怒鳴っていた。眉間に皴が寄っているのもわかる。 ) ――――怒鳴った。ごめんね ( 彼はそういうと、俯くだろう ) [Tue 5 Sep 2006 16:46:07]
◆銀髪の少女 > (いや、もしかしたら、受け止めることすらできていないのかもしれない。衝撃的だったのだろう。彼女は、硬直してしまっていた。) [Tue 5 Sep 2006 16:41:07]
◆銀髪の少女 > ( 笑っている相手、それも、自棄のような笑い方。一体何があったの・・・そんなこと、聞けなかった) ――っ・・・ヴァリス・・・?( 大丈夫?なんて聞けない。明らかに、彼の様子はおかしい。ただ、頭の中はぐるぐるしていた。濁った瞳、そっと閉じた相手に、完全にしゃがみこんだ。服に、膝から体に紅い雨がしみこんでいく。)・・・っ!(気持ち悪さに、思わず顔を顰め、声を上げた。見上げてくる相手に、目を合わせる・・・)――・・・え・・・?(頬に手が当てられて、尋ねられた言葉。戸惑いを隠せない表情を浮かべて、それでも・・・その言葉の先を、黙って聞いた。でも・・・彼の瞳の中に映るものは、あまりにも少女には悲しく映って。欲望や、憎悪にまみれた哀しみが、伝わってきて、瞳に、涙がにじんでいた。こぼさないように、相手の目を逸らさないように、聞いていた・・・なのに。)―――!!(何もいえなかった。人間が大好きで大好きで仕方がないのに、人間が大嫌いで大嫌いで仕方がない。解る。自分も、人間ではないから。うらやましい。だけど、なれない。だが、彼女はどうしたらいいかわからなかった。困惑の表情を浮かべて、ただ、青年の瞳に映るものは哀しくて、不安のせいで涙もろくなっているためか、それとも、本当に哀しかったのか・・・。痛いところを、つかれた気がした。相手の瞳を見つめたまま、ただ、頬に涙が伝う。何も、何も返せずに、ただ・・・見つめたままだった。彼は、苦しい思いを、ずっと胸にとどめてきたのだろうか。それを受け止めた後が、考えられなかった) [Tue 5 Sep 2006 16:39:43]
◆ミックスの青年 > ( 彼は自分のことを気遣ってくれる少女のことを思い出す。ああ、シャリネか。と思うと同時になんだかおかしくなって笑いが込み上げてきた。どうやら自分は死ねないらしい。悪魔でもごろつきでも誰でもよかったのに。なんでこの少女に見つかるのか ) ――――こんにちは シャリネ 。 また会ったね ( 彼はそれだけ言うと、濁った瞳の瞼を閉じた。小さく鼻から息を吐き出してから、少女のことを見上げた。その瞳の色は、赤みを帯び始めている ) シャリネ――――貴女なら、わかるのかな? ( 彼はそう言うと、少女の頬に触れようとするだろう ) 人との温もりを欲していた貴女なら、「僕」の気持ちもわかってくれるのかな? ―――シャリネ ( 彼の瞳は哀しみと狂気と憂いと絶望と欲望といった様々なものが渦を巻いていた ) ――――人間が大好きで大好きで仕方がないのに。人間が大嫌いで大嫌いで仕方がないこの気持ちが。貴女ならわかってくれるのかな――― [Tue 5 Sep 2006 16:28:59]
◆銀髪の少女 > (鼻を鳴らした相手。一体どうしたというのだろう。彼女は、顔を顰めて首をかしげた。)あの・・・大丈・・・。?!(相手に尋ねている最中、言葉が途切れてしまった。そう、その相手は、その似ていると思った人物と、同一人物ではないかと思ったからだ。濁った視線、それは、もし同一人物であれば、少女にとって自分の知らない顔で・・・)・・・ヴァ、リス・・・?ヴァリスなの?(慌てたように、肩をゆすり、声をかけた。こんなところで、一体何をしているというのだ。どうして、こんなところにいるのか、そしてどうなっているのか、全くこの状況が、少女には飲み込めていなかった。ただただ、肩を緩くゆすって、顔を覗きこんで尋ねた) [Tue 5 Sep 2006 16:22:05]
◆ミックスの青年 > ( 赤い水が撥ねた。ぱしゃんと頬にあたった紅い水は彼の肌を通して吸収されるが、これでは足りない。全身で雨を浴びなければならない。どうしたってこのままだと死んでしまう。 ―――死ぬ? ならそれでいいじゃないか。彼は鼻を鳴らした。なにが死んでしまうだ。人間こんな簡単に死ねるはずがない。そんなことはわかっているはずだ ) ――――― ( ごろり、と彼は背中に当たる手の平の感触に苦笑を漏らした )( こんな時期だというのに、こうまで親切な人間に出会うものだろうか。まったくどうして、ひどい人間に出会わないのだろう。どうせなら犯すとか強盗とか奴隷として売り飛ばすとか。それぐらいするような人間が出てきてもいいのに ) ―――・・・・・・ ( 彼はゆっくりと、視線を少女へと向けるだろう。濁った視線が少女に向いたとして、その顔に変化はなにもないだろう ) [Tue 5 Sep 2006 16:16:40]
◆銀髪の少女 > (雨が上がって、動物たちはどうなっただろうか・・・。早く戻って、聖水を与えれば、よくなるのだろうか・・・。頭の中は、少し、パニックになっていた。上の空のような、でもどこか怯えたような、そんな表情で。少女はただ、腕を近づけてショールで自分の体を抱きしめ、そして空を見た。)・・・紅い・・・(凄く、嫌だった。青い空が、綺麗な空が、とても、不気味に赤いことが・・・。 そう、思っていたときだった。ばたりという音が耳に入る。ふっと、我に返って、音の方向を見ると、その人物は、どこかで見たような人物で・・・)・・・えっ・・・?(・・・同一人物だとしても、何故彼は此処に居るんだろう。自分は、彼のことをそんなに知っているわけではないけれど、この場に居合わせたことに、驚いて居て。そしてそれ以上に、彼が倒れたことに、とても驚いた。とにかく人が倒れたことで、反射的に彼女は駆け出していた。)あのっ・・・!大丈夫ですか??(しゃがんで、背中に手を当て、勢いあまったように尋ねた) [Tue 5 Sep 2006 16:13:06]
◆ミックスの青年 > ( しかし、それで雨が降ればそもそも雨乞いなんて儀式は必要じゃなくなる。そんなことは彼にだってわかっていたし、どんなに手を伸ばしても天に届かないと言うことはわかっていた ) ―――― ( それでも彼は天に手を伸ばした。まるでそこに何かが待ってるような。そこにきっと辿りつけるのだと信じているような目で、彼は――― )( そのまま、ぱたりと地面に倒れた ) [Tue 5 Sep 2006 16:08:05]
お知らせ > 銀髪の少女さんが入室されました。 『(不安げな足取りで、歩いている)』 [Tue 5 Sep 2006 16:07:44]
◆ミックスの青年 > ( これじゃあ 足りない 足りないんだ もっと 雨を もっと もっと 「僕」に 狂気を 狂いを ) [Tue 5 Sep 2006 16:05:37]
◆ミックスの青年 > ( 雨があがってしまった。 俺はそっと、視線を空へと向けた。ぼんやりと向けた視線の向うには雨上がりの紅い空がある ) あ――――っ ( 何かを求めるように空に手を伸ばす。だけど空に手は届かない。そんなことはわかってる。だけど求められずにはいられなかった。 )( もっと狂わして欲しい。もっとあの気持ちの悪い。だけど心地よい雨が振って欲しい ) [Tue 5 Sep 2006 16:04:22]
お知らせ > ヴァリスさんが入室されました。 『―――あめがあがった』 [Tue 5 Sep 2006 16:01:30]
お知らせ > 女さんが退室されました。 『( 少し考えた末、後者を実行。スラムに新たな血溜りが、二つ。 )』 [Sun 3 Sep 2006 16:26:46]
◆女 > ( いっその事、人間側に大人しく投降 ――― それこそ無謀だ。恐らく情報を引き出すだけ引き出された末に殺されるのが落ち。万に一つのメリットも無い。だったら如何するのか? 今はまだ、潜伏している他に思いつかぬ。一人で出来る事なんてそうそう無いのだし ――― いっそ人間側が勝手に同士討ちなど始めるのでも待って見る、か? そんな益体も無い事を考えて居たら ――― さて。不毛な闘争は決着を迎えた様子だ。後は勝者が去るのでも待つ、か? 否 ――― どうせなら、どちらも食べてしまおうか。 ) [Sun 3 Sep 2006 16:25:47]
◆女 > ( 最も、元々 『 向こう側 』 に存在していた自分には慣れ親しんだ空気である。この程度で正気を失うなんて愚は犯しえない。寧ろこの空気があればこそ ――― 自身はこの世界にあっても最大限の力を奮う事が出来る訳だから、忌避する理由も意味も無い。最も ――― 『 雨 』 と言う事象には、ちょっとした悪い思い出もあって好い感情は得られないのだが。まぁ、この辺はもう語り尽くした。不毛な闘争を傍観しながら、思う事は一つだ。 ) ――― これから如何したモノでしょうか、ねぇ。 ( そう、これからの身の振り方だ。何時までもこんな所に潜っている訳にも行かない(何より怪しまれる可能性が高い)のだが ――― だからと言って、身を隠す場所に心当たりがある訳でも無く。 ) [Sun 3 Sep 2006 16:17:32]
◆女 > ( 成程、『 こちら側 』 の匂いが少しずつ 『 あちら側 』 に流れて行ったように ――― 『 あちら側 』 の瘴気が 『 こちら側 』 に流れ込むのも当然と言えば当然の話。そして、瘴気にあてられて本の少しだけ ――― そう、本の少しだけ理性を解かされただけの事。理性と言うのは要するに、本能を抑え付ける為の言い訳と言う奴だ。ちょっとでも説得力を失って仕舞えば、それは忽ち均衡を崩して ――― こんな風に、崩れ落ちる。 ) [Sun 3 Sep 2006 16:09:28]
◆女 > ( あんな、瘴気に汚染された雨なら悪くないかも ――― と、思った。現在地はスラムの裏路地。紅雨の瘴気にあてられて、未だ正気に戻らぬ者達の争いを、只呑気に傍観していた。 ) [Sun 3 Sep 2006 16:04:50]
お知らせ > 女さんが入室されました。 『( ――― 『 雨 』 と言う現象は嫌いだったが。 )』 [Sun 3 Sep 2006 16:02:21]
お知らせ > 茜@警邏さんが帰りました。 『そして女はスラムの奥へと姿を消していった。』 [Fri 1 Sep 2006 23:34:49]
◆茜@警邏 > (やがて溜息をつくとゆっくりとその場を離れていき) [Fri 1 Sep 2006 23:34:29]
◆茜@警邏 > (少し考えた後)とは言えこの辺りに潜んでいるという保証にはならないからな……恐らく既に潜り込まれていることだけは確かかも知れないが……(首を横に振り)野良犬や鴉に食べられたというのならもう少し死骸が残っていても不自然では無いはずだそう考えられれば) [Fri 1 Sep 2006 23:21:30]
◆茜@警邏 > (暫くの間調べていたがこれといった手がかりは見つからず)まぁ、其処まで間抜けではないか……恐らく誰かが悪魔か何かに食べられたのは確かだとは思うけれど(痛む肋骨に手を当てて)早く完治させて戦列に復帰したいけれど……(首を横に振り溜息をついて考え込む)とはいえ、このまま放置しては置けないな……報告だけでもしておくか……? [Fri 1 Sep 2006 23:08:03]
◆茜@警邏 > (考え続けてから立ち上がり)誰かその辺に目撃者が居れば楽だが……そう簡単には行かないか……(溜息をついて目を閉じて)心安らかに眠ってくれ……敵はとるからな(小さく祈りの言葉を呟くと少し考えて)此処に他に証拠が残っていれば良いが……期待はしない方がいいだろうな(肩をすくめながら周囲を探し初めて) [Fri 1 Sep 2006 22:24:53]
◆茜@警邏 > (地面に膝をついて血痕に触れてみれば)時間がたってはいるな……だが、これだけ血を流せば命を落とすから死体が残るはずだが……(警戒して周囲を見渡す。人通りが少なくあちらこちら壊れた後が残っているだけで)野良犬が食べた……にしても綺麗に食べられすぎだな……(首をかしげて考えるように顎に指を当てて) [Fri 1 Sep 2006 22:16:21]
◆茜@警邏 > (周囲に視線を向けながらゆっくりとした歩調で姿を現したのは病院から抜け出してきた女。時折痛みに表情を歪めながらスラムの様子を伺いながら)暗黒街とは違って物騒では無いけれど……違う意味で警戒が必要ね……?(スラムの一角に血溜まりを発見して首をかしげる)……妙だな?(血溜まりにゆっくりと近づいていく) [Fri 1 Sep 2006 22:10:16]
お知らせ > 茜@警邏さんが入室されました。 『女がスラムに完全武装した姿で現れる』 [Fri 1 Sep 2006 22:05:40]
お知らせ > 女さんが退室されました。 『( それが発見されてどうなるかなんて、悪魔の知るところではなく。 )』 [Fri 1 Sep 2006 02:16:01]
◆女 > ( ――― 焼くのも良い。煮るのも良い。刺身にするのも又良い。だが ――― 矢張り、踊り喰いには適わない。凄惨な悲鳴と、死を前にした狂気の声を心地良いBGMに ――― 晩餐を済ませ、はしたなく紅に彩られた口元を掌で上品に拭い、綺麗に舐め取れば ――― 比較的新しい血痕だけを残し、スラムの闇へと消えて行くであろう。 ) [Fri 1 Sep 2006 02:15:32]
お知らせ > サタニストさんが帰りました。 『動物性たんぱく質と戦闘経験1をどうぞ』 [Fri 1 Sep 2006 02:11:07]
◆サタニスト > (凄まじい痛みと、欠損していく己の体。 あまりに激しい痛みは、かえって意識を覚醒させ、そしてその痛みに対応すべく大量の脳内麻薬が分泌される。)(その結果、痛みはやがて快楽へと代わって言った。) アクマバンザイ ザマ見ろ俺! ザマミロ俺の魂 (完全に壊れた笑い声を上げながら、男は叫べなくなるまでは叫び続けるだろう) [Fri 1 Sep 2006 02:09:02]
◆女 > ( 次は薬指と小指。その次は親指のついたままの手首から先。その調子で肩まで到達したのなら、逆の手に移行するであろう。逃れる事は、悪魔の膂力が許すまい。コレが表通りであったならば話も変わろうが、此処はスラム。まして、結果として自ら人払いしてしまった後である。恐らくその男は時間を掛けてじっくりと ――― 末端部位から順繰りに、女の臓腑に納まるであろう。残る物があるとするならば ――― 若し彼が律儀に持ち歩いているならば、その財布くらいだろうか。それ以外は衣装まで完璧に ――― 毛髪の一本に至るまで、完全無欠なまでに喰らい尽くす、であろう。生きたまま、極限まで生かされたままに ――― ) [Fri 1 Sep 2006 02:01:34]
◆サタニスト > 助けてくれっ!! 誰か助けてくれ!! 助けて、助けて、助けて………―――――― (もう、男には女の言葉は聞こえていない。 芯まで絶望に浸った声音で助けを求めるだけだ。 が) ヒッ!? アァァァァァッ!? アァッ!? いでぇッ!! あ、あ、いで………イデェェ――――――!! (それすらも、右手を襲った痛みに中段を余儀なくされる。 指の欠損した手を無茶苦茶に振り回すが、恐らくは拘束を振りほどく事などできないだろう。 その事を、男は何故だか冷静に確信した) [Fri 1 Sep 2006 01:53:44]
◆女 > ( そう。悪魔は都合の良い存在でも、無償で誰かを助けてくれる正義の味方でもない。それはただひたすらに理不尽で、理解不能なモノだ。そう ――― 悪魔は何時だって、ヒトの中に混じれるのだ。 ) 助けて欲しい、ですか。そうですかそうですか。それはそれはご愁傷様ですわ。何故ならば ――― 貴方は今宵の晩御飯に決定してしまったんですもの。それは何人にも覆せぬ決定事項に御座いますれば ――― 貴方の命乞い程度で、覆せる道理も御座いませんもの。 ( 口元へと寄せられた手は、舌によって愛撫されるでも、吐息にて玩弄されるでもなく ――― 即座に、その人差し指と中指が喰い千切られる()であろう。それはまるで、パンでも食べるようにあっさりと。固い骨や腱など、まるで存在しないかのようにあっさりと ――― ) [Fri 1 Sep 2006 01:44:28]
お知らせ > 謎の声さんが帰りました。 『ちっぽけな獣は、その場か逃げ出した』 [Fri 1 Sep 2006 01:35:36]
◆謎の声 > ―――――― (真後ろから聞こえる、助けを請う声。 その声に、体震わせつつ… アクマを騙った矮小な獣は跳躍するだろう。 後ろは見ない。見てはいけない。 其処にあるのは、もう自分の望んだ風景ではないのだから―― だから) [Fri 1 Sep 2006 01:35:01]
◆サタニスト > あ、悪魔 悪マ あクま アクマ……………… (男がいくら手を左右に振って足掻こうと、女の手は振りほどくどころか引き寄せる事すらできない。 圧倒的筋力差と言う単純な事実だ。 そして、それに右手が加われば、抗う事すらできぬまま右手は女の口元へと引き寄せられていく) た、助けてくれェェ―――――!? (悲鳴が夜のスラムに響く。 焦がれ続けた存在が、己の想像していたような都合のいい存在ではなかったと言う事実に、男は今気がついたのだ。) [Fri 1 Sep 2006 01:33:20]
◆女 > ( 補足しておくと。吸血生命体には微塵も気付いていない。 ) [Fri 1 Sep 2006 01:28:50]
◆女 > ( 左右に振る、が ――― その手は一向に外れる気配を見せない、だろう。 ) 何なのか。そう、私が何者なのかを問いますか人間。じゃあ判りやすくこちら側でも浸透している言葉で解答して差し上げましょう。 ( その表情は、先程から委細変わらぬまま ――― 張り付いた、道化のように柔らかな笑顔。 ) ――― 悪魔。こちら側では私のような者を『悪魔』と呼称すると聞き及んで居りますが ――― まぁ、最早貴方には関係の無い話、ですか。 ( 首筋に伸ばそうとしていた右手を、相手の右手の方向に向けて進路変更。其の侭振り解こうと悪足掻きを続ける腕を掴めたならば ――― その動きを拘束したまま、その手先を自身の口元へと動かそうとするのであろう。 ) [Fri 1 Sep 2006 01:22:01]
◆謎の声 > ―――――――――――― (眼下で、女の姿が変貌すれば… 吸血生物は呼吸も忘れて、其れを見詰める。 アレはヤバイモノだ。アレは危険なモノだ。 頭で警鐘鳴り響けば… 身体は、ずりずりと…屋根の奥側へと下がり行き……――) ―――――――― ( もし、相手が此方に気付いてないなら、逃げるなら今のうちだ。 頭に浮かぶのは、そんな結論。 雄鶏の死骸を屋根の上に置き去りにすれば、吸血生物は…その現場から逃げ出そうと足に力を込めるだろうか。 もう、アレを見ている必要は無い。 だって、過程は如何あれ、結果は… 酷いモノなのだから。 ) [Fri 1 Sep 2006 01:16:00]
◆サタニスト > ―――――――――………は? (これがもし平時ならば、男は目の前にいる女の正体に気がつくことができたかもしれない。 だが、ズルリと生え出でた角を見ても、細く長い尾が衣装の下から顔を出したのを見ても、今の男には気がつくことはできない) な、何なんだ!? お、おまえはなんなんだよォっ!? (さらに増す握り締める手の圧力。 それを何とか振りほどき、逃げ去ろうと。 立ち上がり、駆け出しながら思い切り腕を左右に振り、女の手を振りほどこうと試みる [Fri 1 Sep 2006 01:12:10]
◆女 > ( ――― 本日の食材が決定した瞬間だった。何かもう隠すのも鬱陶しいので、種族隠匿を解除。女の側頭部からは羊のそれに似る角がずるりと生え、スカートに隠れた臀部からは細く長い尾が出でて衣装の下から覗く。幸いにして人目は ――― 此方からは認識できていない、大宇宙の神秘を詰め込んだかのような吸血生物と目の前のコレくらいな物だ。さて、隠匿状態が解除された事により ――― 握り締める腕力が、更に上昇した。1だけだけど。 ) ――― そう。メスブタ。メスブタと仰いましたのね。理解致しました。ええ理解致しましたとも。だから ――― もう黙りなさいな。耳障りで御座いますれば。 ( そして左手に掴んだ相手を引き寄せ、未だ自由なままの右手を白い衣装の男が喉元に ――― ゆっくりと、伸ばす。 ) [Fri 1 Sep 2006 01:03:01]
◆謎の声 > ―――――――― うへ(一先ず、サタニストが投げた雄鶏に残った血を啜って見物決め込んでいた珍獣は、眼下で鳴り響く音に思わず呻きを盛らした。 一体、どれ程の力で握ればそれだけの音が出るのか? 興味はあるが、自分の体では実践して欲しいとは言えない…そんな音。) ――――――――― (その音を耳にしながら、暫し無言で眼下を見下ろす。 出来れば、直ぐにでもバックレ決め込みたい所だが… 怖いもの見たさと言う部分も残ってしまえば、屋根の上から僅かに顔を出した侭…ゴクリ、吐息呑んで ) [Fri 1 Sep 2006 00:57:52]
◆サタニスト > (悪魔が受け止めようと思うのなら、サタニストの男の拳を受け止める事は至極容易い事だろう。 そこいらにいる喧嘩自慢の不良以下のパンチだ。 そして、力5の握力で握り締められれば、メキメキと危うい音を立てて骨が軋む。) い、いで! いでェェェェッ!? は、離せメスブタ! 殺すぞ!? ぶっ殺すぞ!? (今、目の前に立っている女こそが、自分が長年崇め続けてきた存在であると気がつくことができなかった男は、苦痛に顔をゆがめ、膝をつきながらも悪態をつき続ける) [Fri 1 Sep 2006 00:53:26]
◆女 > ( ――― 素晴らしい。一瞬で混乱していた思考が綺麗さっぱりクールダウンされた。そしてそれと同時に、メギドの炎が如く湧き上がる怒りの炎。さて、冷静になってしまえば何の事は無い ――― 『アレ』は、真っ直ぐに突っ込んできている訳なのだからして。殴りかかる直前、横にずれるだけで回避できる、だろう。だが ――― その程度で許して差し上げるほど、悪魔は優しい生き物ではないのである。殴り掛かってくるのならば、その拳を左手で受け止めようとするであろう。そして ――― 受け止め切れたならば。取り合えず腕力5で握り締めると予告する。失敗しても ――― 倒れる事は無いだろう。この悪魔、肉弾戦型だし。 ) ――― 誰が、何と、仰られたのかしら。もう一度仰って頂けません事? ( ただでも空腹で気が立っているところに暴言である。そりゃあもう、額に青筋とか浮かべていますとも。 ) [Fri 1 Sep 2006 00:31:37]
◆謎の声 > おーおー… キレてるキレてる。 あそこまで行くと、見っとも無いの一言に尽きるね(なんて、屋根の上…呑気に言葉漏らして、眼下… サタニストさんが逃亡する様を見遣っていれば、先ほどまでの腹筋崩壊も次第に収まり… 後に来るのは空虚感。そろそろ、帰るかな―― なんて、雄鶏を抱えつつに思っていれば… ) お?(――眼下で異変。 逆上した彼が、正面衝突しそうになっている女性に殴りかかろうとする姿。 ソレに…屋根の上から顔を覗かせ、もっと良く観察しようと、して――) [Fri 1 Sep 2006 00:22:16]
◆サタニスト > (訂正 回避行動に→回避行動をとらないことに) [Fri 1 Sep 2006 00:20:15]
◆サタニスト > (走る、走るサタニスト。 振り返ることなく猛ダッシュでバックレ決めた男は、やがて前方に見えた女が自分の進路上にいる事と、回避行動に激しい怒りを覚えた) うォォォォ―――――― どげぇ このメスブタッ!! (問答無用、思い切り殴りつけようと。 上半身を大きく振りかぶって右フックの体制。 喰らわせておし倒したら、さらに馬乗りになって殴ろうと) [Fri 1 Sep 2006 00:19:15]
◆女 > ( と言うわけで、視界に捉えられるような位置まで歩いていたわけなのだ、が ――― 其処から砂煙でも立ち上らせそうな勢いでダッシュしてくる、トースト咥えた転校生白い服のナニモノカ。 ) ――― へ? ( 何か、ちょっと可愛らしいと言うか、外見相応(現在外見上のみ種族隠匿中)に淑やかな女性の声が漏れた。鉢合わせって言うか、アレだ。そのコースだと ――― どちらからにせよ、回避しない限りは激突すると思うわけだ。そして困った事に ――― この悪魔、程好く御腹が空いていた訳で。そりゃあもう、注意力散漫と言うか ――― お察し下さい。此方から回避行動とか、取れる状況じゃないわけだ。 ) [Fri 1 Sep 2006 00:12:21]
◆謎の声 > うわっ!逆ギレした!?サイテーだコイツ!(と、ピクプルヴォイスが止まる程に、眼下の佐多 似素斗さんの逆ギレする様に驚けば… 思わず、頭を屋根から引っ込め―― ポォーンと飛んで来た雄鶏は真後ろに着弾。コレは今日を朝ご飯にしよう… なんて、思いつつ――) ……………… しっかし、あの程度で逆ギレするかなぁ… (―― その、鶏を引っ掴みつつ…再度、屋根から顔出して視線を向ければ… 其処にはバックレ中の彼の姿。そして―― それと鉢合わせしそうな、女の姿には、このUMAは気付けるだろう、か? ) [Fri 1 Sep 2006 00:08:46]
◆サタニスト > う、うるせー! (悪魔?の的確な指摘により、サタニストの男の精神力が限界点を突破したらしい。 精神的圧迫に対する逃避行動として、極度の興奮と攻撃性の上昇=いわゆる逆ギレというやつだ) 俺が悪ぃんじゃねえっつってんだろうがダボがァァ――――!! パプテスの奴等だ、奴等が悪いんだ! 全部あいつ等の所為だァァァ―――――!!! (雄鶏を思い切り投げながら立ち上がって逃亡を開始しようと。 方向は、丁度こちらへ向かってくる女と鉢合わせするコースだ) [Fri 1 Sep 2006 00:04:19]
◆女 > ( ――― いつものように喰い物を探しに徘徊していれば、ギャーとかワーとか叫びながら逃げて行くヒトの群れ。何事かと思いつつも、取り合えず流れに逆行して歩いて行ってみる。さすれば、聞こえてくるのは宇宙人的なぴくぷるぼいす。何言ってるかまでは聞き取れなかったが、取り合えず近付けば判るだろうとか適当な事を考えた。取り合えず移動速度から鑑みれば、白いサタニストを視界に捉えられるくらいの距離まであと1ターン程かかると推測される。多分そのくらいまで近付けば、ぴくぷるぼいすが何言ってるかも聞き取れるだろう、か。 ) [Thu 31 Aug 2006 23:54:02]
お知らせ > 女さんが来ました。 『( ――― 何の騒ぎであろうか。 )』 [Thu 31 Aug 2006 23:45:55]
◆謎の声 > そーか、悪いのはパプテスかー よーし、よく分かったぞー(また、喉をトントントンと叩きつつ言葉返せば… 眼下で首なし鶏片手に平伏するサタニストさんを一瞥。そして、大きく息を吸い込み――) だ が 断 る !!(―― 内心、相手の滑稽な姿に笑い転げ回りたい気持ちを抑えつつ… プルプルした声にドスを聞かせてキッパリ一言。 投げ付ければ、また…呼吸一つ整え――) あの連中が、そんな祭壇を作る訳がなかろー! あまりアクマを馬鹿していると酷い目に合わしてやるぞー(と、的確なツッコミ一つ。 此方をアクマと信じきる人間と、アクマを演じる自分… 傍から見れば酷く滑稽な感じの光景に、腹筋とかそこ等辺はちょっと気を抜けば崩壊してしまうだろう。 そのピクピクプルプル感も、何気に愉快犯的に溜まらないらしい、が――) [Thu 31 Aug 2006 23:43:30]
◆サタニスト > ば、馬鹿な!? ちゃ、ちゃんと悪魔召還の儀式の遣り方を図書館で調べたのに………何故だ!? 魔法陣の書き方が間違っていたのか? 生贄はやはり人間の子供にしとくべきだったのか!? くそっ!? 俺のせいじゃない、パプテスの奴等が悪いんだ! あいつ等が邪魔しやがるから――――あ、悪魔よ! 私が悪いのではない、パプテスの奴等だ! この祭壇を作ったのは奴等です!! (這いずる様にして後ずるサタニストの男の口から吐き出されるのは、責任転嫁とパプテスへの怨念。 首無しの雄鶏を掲げながら平伏し、懲罰の対象をパプテスへと変更する事を求める) [Thu 31 Aug 2006 23:37:53]
◆謎の声 > (眼下で広がる阿鼻叫喚。 殴り殴られ蹴られ踏まれて、誰も彼もが悲鳴上げ、喚き散らして逃げ惑う姿―― 嗚呼、コレだよコレ!俺が長年求めてきたのは、コレなんだよ!と、内心感動を覚えていれば… ふっと、屋根の下より聞こえる声。 ソレに、鳴き声を止め… じっと、紅い瞳を投げ返し――……そして、暫しの思考の後で、また喉をトントントントン) 我は悪魔なりー されど、貴様に呼ばれた覚えはないぞー 昼寝の最中に貴様に叩き起こされた覚えならあるがなー (こぉ、宇宙人的プルプル声で、そんな言葉投げ返してやるだろう。 それが終れば、彼が言う祭壇とか言うモノにも目を向け… あ、今日の朝ご飯候補があんな姿に ――トントントントントン) 貴様の様に食べ物を粗末にす…ゲフンゲフン… 下らない祭壇なんかを作るやからはシモベでもケライでもなんでもないわー!( とりあえず、サタニストさんに怒りを込めた言葉なんて吐き出してやったり ) [Thu 31 Aug 2006 23:22:39]
◆サタニスト > (一度火のついたパニックは収まる事を知らない。 誰彼なく罵りあい、せめぎ合いながら逃げ惑う住民達の姿は、奇しくもサタニストの男が先ほど彼らに要求した姿そのものだ。 当の本人も一緒になって逃げ惑っている事に目をつぶれば、悪魔崇拝者の間で語り継がれるべき偉業を成し遂げたといえるかもしれない) ま、待ってくれ――――い、いや! 待ってください! 私はあなた様の僕でございます、このように祭壇を整えてあなた様方の降臨をお待ちしておりましたっ!! (殴られ、突き飛ばされ、鼻血を垂れ流して血に倒れながらもサタニストの男は叫んだ。 悪魔崇拝者の自分が悪魔に殺されるわけはないと言う高い妄想力に起因する思考による行動だ) [Thu 31 Aug 2006 23:16:25]
◆謎の声 > ――――――――――………… (状況確認開始。 取りあえず、清々しい月夜に目が覚さめたオイラは、軽く朝食でもとろうかなーと思っていた所で、何だか凄い五月蝿い奴が居た訳で。 それで、確か… あー、そうだ。ついカッとなって…) ……………… (で、その結果がコレかー。と、ふと思えば… 自分で悪魔サイコーだの何だの口にしていた男まで逃げ出してる始末。凄い滑稽な風景) ちょーっと、遊ぶかな… (何か、ちょっと…久しぶりにニンゲンをからかいたくなった気がし出せば… その男の背中?姿をじっと凝視し―― 喉を軽くトントントントン) ルゥーン ヤァー ルゥゥーンヤァァー ルゥーン ヤァー (そんな声撒き散らしながら、空き地の周りの建築物。その屋根の上を、ピョンピョンと跳ね回る様に動き回るだろう。 気持ち、相手が逃げる方向を目指しつつ――) [Thu 31 Aug 2006 23:04:36]
◆サタニスト > ……………………………………………… (最初に訪れたのはは驚愕と沈黙だった。) …………………………………………??? (そして、次に混乱。 やがて、最後に訪れたのは…………) あ、悪魔だ――――――――――――!!? (恐慌だった。)(広場に集っていた全ての者が(サタニストの男も含めてだ)恐怖と驚きの叫び声を上げ、目の前の人間を押し倒し、蹴り倒し、殴り倒して我先に声の発生源である何かから遠ざかろうと走り出した) [Thu 31 Aug 2006 22:56:58]
◆謎の声 > (響く声は、何処かの特撮ヒーローっぽく屋根の上から。 其処に目を向ければ、闇夜に爛々と輝く紅い二つの何かが、じっとサタニストさんを見下ろしているだろうか?) もう一度言う!そんな事よりおいらは何度でも言う! うるせぇ!!うるせぇ!!うるせぇ!! 人の安眠妨害しくさりやがって何様の積もりだよおいこらー! シンコーシューキョーのカンユーとか言うのは間に合ってるんだよ!(普段なら、此処で不気味な鳴き声の一つでも入ったのだろうが… 真上から降り注ぐのは酷い罵詈雑言。お前も十分に五月蝿いわ! と、突っ込まれそうなソレを吐き出し… 暫し、呼吸を整える様に紅い何かが上下すれば―― 凄い沈黙。 そして ) ルゥーンヤァー( 今更 鳴く な ) [Thu 31 Aug 2006 22:48:02]
お知らせ > 謎の声さんが来ました。 『その時! 「う る せ ぇ ー ッ!!」 屋根の上から、響く謎の声!』 [Thu 31 Aug 2006 22:42:34]
◆サタニスト > 助かりてえやつらはどいつもこいつもてめえの欲望を曝け出せ! 人間の本質は悪だ! 悪だ悪だ悪だ悪だ悪だ悪だ悪だ悪だ悪だ悪だ悪だ悪だ悪だ悪だ悪だ悪だ悪だ悪だ悪だ悪だ悪だ悪だ悪だ悪だ悪だ悪だ悪だ悪だ悪だ悪だ悪だ悪だ!!! 殴れ! 刺れ! 犯れ! 殺れ! 破壊っちまえ――――――!! (空き地の前に集まり始めた敵意丸出しの住民達をさらに煽る。 この情勢でこんな事をやらかせばよくて私刑、悪ければ嬲り殺しにされる可能性すら高いが、そんな事はお構い無しのようだ。 踏みつけていた雄鶏の亡骸を高々と掲げ、白のローブをその血で染める) [Thu 31 Aug 2006 22:40:55]
◆サタニスト > (今回の悪魔の襲来は、悲願成就ともいえるもの。 これまで、彼を弾圧(多分に被害妄想を含む)してきたパプテス教に、今こそ復讐の時を得たりといった所だ) パプテス! スートリア! ライマビ! ミコミコ! アララマ! その他諸々の糞ども! 祈っても無駄だ! 手前等みんな死にやがれ! [Thu 31 Aug 2006 22:28:15]
◆サタニスト > (男は、悪魔の襲撃宣言を受けて立ち上がった悪魔崇拝者。 長年陰々と熱望し、活動してきた男にとって [Thu 31 Aug 2006 22:23:22]
◆サタニスト > (スラムの空き地に時の声が響いた。 篝火が焚かれ、首を切られた雄鶏が、その血で描かれたと思われる六芒星のそれぞれの点と中央に鎮座している。 その中央の雄鶏の亡骸を踏み躙りながら、男は叫ぶ) 虐げられていた我等が真の主達が帰って来たのだ! ファッキンパプティスト! Kiss my ass!! [Thu 31 Aug 2006 22:19:41]
お知らせ > サタニストさんが入室されました。 『時は来た!!』 [Thu 31 Aug 2006 22:09:51]
お知らせ > 未希さんが退室されました。 『 62:埋葬 』 [Wed 30 Aug 2006 21:48:03]
◆未希 > ( はじめて至近距離で見た黒い影は穴のように落ち窪んだ目をしていて、僅かに亜人の気配がした。 亜人の気配ってどんな、って聞かれても困るけど、そう感じたんだからしょうがない。 再び道案内を始めた人影の後をゆっくりと追い、やがて辿り着いた場所で私は立ち尽くした。 ボロボロに焼け焦げた家屋に大きく赤い印。 十字架を円で囲むような印の下には“Damnation comes(!!” という一文。 そして、崩れかけた家屋の中には大量の―――――――。 ) [Wed 30 Aug 2006 21:47:52]
◆未希 > 私はさ、本当、何にもできないから。 お祈りが出来るわけじゃないし、魔法が使えるわけじゃないし、ただあんたが見えて話が聞けるかもしれないって程度。 それだけだよ。 ( 直視していられなくて視線を下げ、思ったとおり口にした。 何を望んで居るのか知らないけど、必ずしも期待に応えられるかは分からない。 ) ―――――――ッ!! ( そうして項垂れていると、地面に向けて下ろしていた視界の隙間に音もなく黒い人影が入ってきた。 大きな声を上げそうになるのを堪えて、見上げる視線と目を合わせた。 笑っているのか、泣いているのか、何故だかどちらかに見える。 ) [Wed 30 Aug 2006 21:36:08]
◆未希 > ( 小さな人影は其処に佇んでいた。 其処から動く事無く、じっとりとした目を此方に向けてただ立っている。 別に心が読めるわけでも魔法が使えるわけでもない私はその視線の意味を理解できるわけでもなく。 ただぽっかりと開いた穴みたいな無表情な「視線」が此方を直視しているという事だけ理解できた。 嫌な汗が頬を伝うのを拭って、薄い深呼吸をした。 ) [Wed 30 Aug 2006 21:25:20]
◆未希 > ( 返事は無い。 何処に向かって話しかけるでもなくそう語りかけてから、立ち止まってぐるりと周囲を見渡した。 背の低い家屋が立ち並ぶ通りは何処も灯りは消えていて、人の気配は点々とあったり無かったり。 どれが廃屋でどれに人が住んでいるのか分かり辛い。 相変わらず静まり返っていて、ぽつんと一人私だけが其処に立っている。 ちら、と何かが視界の隅で動いた気がして視線だけ動かした。 ) [Wed 30 Aug 2006 21:13:32]
◆未希 > ( 小さな人影だった。 黒く黒くアクリルガッシュの黒みたいな色で塗り潰された子供の影は手招きしているみたいで、それが見えるのは多分私くらいのもので。 放って置いた方が良いのかもしれないけれど、そのまま見ないフリが出来なくて。 だって私が無視しちゃったら誰もあの子の事を知らなくて。話を聞いてあげる事も出来なくて。 小さな人影は小走りに先に進んでは黒い闇の中から目配せするように振り向いて、また進んで。 それで、今こんな場所なわけで。 ) あのさ、どうすれば良い? あんまり遠くまでは行けないよ。 ( 何処までもは一緒に行けないよ。 ) [Wed 30 Aug 2006 21:04:37]
◆未希 > ( 何処をどう歩いてこんな所に迷い込んでしまったのかも分からない。 スラムだの暗黒街だの、そんな所に近付くような生活はしていないし、踏み込んだのは始めてだった。 ただ、学校帰りに見かけた「影」が酷く寂しそうな目でこっちを見ていたから。 私は放っておけなかったんだ。 ) ………参ったな。 見失った。 ( 左肩に掛けた革のギターケースを背負いなおし、辺りを見渡す。 今さっきまで視界の隅に常に入っていた黒い影は、路地1つ曲がった先でブツリと姿を消していた。 誇りっぽい、人気の無い道だ。 汚れて塗料の落ちた看板は読めない。 ) [Wed 30 Aug 2006 20:56:48]
お知らせ > 未希さんが入室されました。 [Wed 30 Aug 2006 20:52:33]
お知らせ > ブロウンさんが退室されました。 『───いねぇ・・・・ 朝日が昇る前には見つけられるだろう。多分』 [Wed 30 Aug 2006 01:30:04]
◆ブロウン > もうちっと奥を探すか・・・(人気のない道を選んで歩けば都合がいいだろう、と結構安直な考え。人に見つからず、獲物を見つけられる(かもしれない)道を進んで行くが、このデカブツが入り込めそうな場所で獲物を見つけるのはちょっとばかし難儀な話) [Wed 30 Aug 2006 01:29:10]
◆ブロウン > (暗がりをのっしのっしと歩いては、路地を見渡し餌探し。最近は警邏隊がうろうろしているせいか、見つかったら不審人物扱いされそうな動き。その辺はちょっとだけ気にしていたりもする、スラムではよくいるタイプの「住所不定」というやつだから職務質問等はされると困るのだ)簡単にゃみつかんねぇなぁ・・・(簡単に見つかるような場所で集会をする犬猫はいないと思う。と、同時に自分も自警団に見つからないように注意しながら歩いているつもり──) [Wed 30 Aug 2006 01:24:21]
◆ブロウン > ・・・・・ちっ・・・(入り組んだ路地に入られ完全に見失ってしまえば舌打ち。寝ているところを襲ったりすれば良かったのだろうが、「見つけたから襲った」のではさすがに無理がありすぎた。せめて警戒されないように静かに近づくくらいはすれば良かったか)ま、別のでも探すか・・・(野良犬や野良猫はどこかで集会をすると聞く。もしかしたらこの付近にそういったものがあるかもしれない、なんて希望的観測の元とりあえずあたりを散策しようと歩き始め。鉤爪の足がカツカツと音を響かせ小腹をすかせた巨躯が路地裏を歩く。) [Wed 30 Aug 2006 01:11:45]
◆ブロウン > (くぅぅ・・・狭ぇ・・・!)(人間の大人くらいなら難なく走りきれるのだろうが、人間サイズよりもちょっと大きめな竜には結構きつい鬼ごっこである。ましてや相手がスラムの犬ともなれば、地の利も小回りもあっちが有利。そのおかげで木箱を蹴り崩す羽目になった。住民の皆さんにはさぞかし迷惑だろうがこっちもメシにありつきたいわけで獲物を追い掛け回しているところ。──が、実際のところ徐々に距離は離されている) [Wed 30 Aug 2006 01:00:58]
◆ブロウン > (細い路地裏、人気のない場所で声を張る)くそっ、待ちやがれっ!!(夜中の散歩とか優雅なことしているわけじゃない。餌取りのために野良犬と格闘している緑の大っきいの。格闘というより一方的に追い回しているというのが正しいか。月明かりのあるおかげか路地裏もそこそこ見通しが利く。──今日の獲物はちょっと大き目の多分野良犬。スラムということもあり肉付きは良くなさそうだが、骨までバリバリいける口なのでまぁその辺は気にしない) [Wed 30 Aug 2006 00:55:33]
お知らせ > ブロウンさんが来ました。 『ゴトゴトと木箱の崩れる音が』 [Wed 30 Aug 2006 00:50:36]
お知らせ > ルシアンさんが退室されました。 『エ!!!Σ(相手の声に嫌な顔しながらも追い掛けて 居た物には後で落胆したとか)』 [Mon 28 Aug 2006 02:44:53]
◆ルシアン > …………はい。(相手の無意識の一言は憶病者を脅すには十分な威力を持っていて)相手が強過ぎたら応援呼びに行ってる間に殺されますって……(その場合出来れば逃げさせて下さい。お願いします。 なんて思いを込めて相手から視線を外す)本気で言う訳ないじゃないですか。いくら俺でもそんな無駄な事は願望止まりです!(なんて不機嫌な表情向けて) [Mon 28 Aug 2006 02:41:09]
お知らせ > ピアナさんが帰りました。 『あ、いた!(路地裏入った途端声を上げた娘。何がいたって……野良猫)』 [Mon 28 Aug 2006 02:35:05]
◆ピアナ > じゃあ、これからですね。 ( さらりと怖いことを言った。脅かすつもりとかでなく、無意識的に。 ) えっ……! 私、自分は足を生かして応援を呼ぶ側かと思ってたんですけど……。 ( ルシアンさんもですか!?と冷や汗かきながら。両方逃げたらヤバいような、とか思った。大丈夫か警邏。 ) 願望でよかったです。 ( まさか本気では言ってないだろうとは思っていたが、ちょっとホッとして。路地裏へと足早に向かった。 ) [Mon 28 Aug 2006 02:34:40]
◆ルシアン > まぁ。それでも修羅場的なものはそんなに潜ってないですけどね。(渇いた笑み浮かべて言い)まぁ、そうですけど……危ない事するよりは自分より強そうなのにあたったら逃げちゃうのが一番です。(その方が下手に戦うよりも生存率が上がる 手負いでも無駄に死ぬよりはマシというものだ 目の前で短剣構えている相手に軽く頬掻き)それは解ってます。ただの願望ですよ……。相手が本気で来る以上俺だって手加減なんてしてられませんよ!(言葉の端に 弱いんだから!! なんて隠しながら 貴方の見つめる先に視線向けて)そうですね……。(真面目な顔で頷いて貴方の後を追い) [Mon 28 Aug 2006 02:24:54]
◆ピアナ > あ、そういう意味でしたか。……いえ、私は、魔物以外でも……ないので。 ( 基準そのものが違うのだろうと、ちょっと自分を情けなく思ったが、すぐに顔を上げ。 ) まあ、したことないものは仕方ないですよね! これから覚えていけばいいんですから! ( 元気よく言って、買ったばかりの短剣を取り出して、むん、と顔の前で構えてみた。本当は長くてカッコイイのが欲しかったが、武器屋のおっちゃんに「初心者ならこういう物の方がいいよ」と言われて、奨められるまま買った。しかし、初心者でなかったとしてもこの娘の体格では長いのは合わなさそうだ。 ) 手加減なんて、ありえないですよ! 相手は魔物なんですから! ( もちろん、こちらも手加減無しで! と言いながら、短剣をしまった。そしてふと目に入った路地裏を見て。 ) あういう狭い所も確認しに行きましょうよ。何か隠れているかも! ( そう言って路地裏に足を向け。 ) [Mon 28 Aug 2006 02:14:03]
◆ルシアン > そうですね。(ふわり微笑み 住居の有る地域の事を言われれば軽く手を上げて)はい。住んでるのは暗黒街ですよ?でも魔物さんなんて相手にした事ないですからねぇ。(日々戦闘 いつも何処かで誰かと誰かがごっつんこ そんな状態 それでも相手にするのは対等もしくは弱いもの 自分より強い者にぶつかれば全力で逃げるだけ 所詮コレはそんなもの、そんな者 様は臆病なのだ) 相手さん手加減してくれればいいんですけどねぇ…… (目を輝かせる相手には軽く息吐いて微笑む) [Mon 28 Aug 2006 01:59:19]
◆ピアナ > …………。 ( 出たくても出れない人の事情を黙って聞いている。目を見ようと思うとかなり見上げないといけないので、見ているのは肩の辺り。 ) ……今まで手が回らなかった分、しっかり警邏しないといけませんね。 ( その人達のためにも。と思い、そんな事を呟く。そして、隣の彼も経験ないと聞いて、目を丸くして。 ) あ、そうなんですか。暗黒街…の辺りに住んでらっしゃるとどこかで聞いていたから、てっきり戦闘に慣れてるのかと。 ( この娘の中では、暗黒街は日々戦闘してるイメージらしい。 ) ええ。何が何でも。 ( 苦笑した顔はよく見えなかったらしく、グッと右拳握って目を輝かせた。 ) [Mon 28 Aug 2006 01:46:40]
◆ルシアン > でも、中には出たくても出れない人も居るんですけどね。(家族がいるから。 とか 貴方の思う通り金がない。 故に行き先がない。 なんて人もね……。 そんな事言いながら前方を見据えて)でしょ?だから考えても言わない方がいい事も有ります。(言って 貴方の答え聞けばふわり笑み浮かべて)まぁ、確かに俺もまだ半信半疑ですよ。それに……俺もそんな経験ないですし。(まさか採用されての初仕事がこんなに危険な仕事だなんて……。 思い軽く息を吐き出して)それに、なんとかならなくても何とかしなくちゃいけませんしね。(なんて薄く微笑んで その笑みに苦笑めいたものが混ざっているように見えるならそれはきっと気のせいではない) [Mon 28 Aug 2006 01:28:04]
◆ピアナ > ( 相手の言葉に、前方を向いたままどこか遠い目をして。 ) ……そうですね。住みなれた街ですもんね……。 ( 生まれた国を出た時は小さすぎたのであまり覚えていないが、両親と共に暮らしていた街を出た時は、やっぱり離れがたいものがあった。しかし自分の場合は自主的なものであって、この辺りの人達のように半ば強制的な理由では無い。きっとやりきれない思いであろうと、想像して胸が痛んだ。 ) ……言葉に力がある……ってやつですね。確かに、あまり悪い事態ばかり考えるのも良くないかもしれませんね。 ( 怖くないのかと聞かれると、僅かにビクッと反応し。 ) ……実を言うと、まだ、現実味が無くて。お恥ずかしい話ですけど、戦闘の経験もほとんどないんです。 ( 少しうつむいてそう答えた後、「でも、魔物と遭遇したら遭遇したで何とかなりそうな気もするんですけどね」と、ちょっと笑って言った。ポジティブシンキーング。 ) [Mon 28 Aug 2006 01:14:04]
◆ルシアン > そう思いますよ?(軽く首傾げて お前知ってるんじゃないのか。なんて言葉は受け付けません)さすがに知ってるんじゃないですか?知ってても此所を離れられない者は多いと思いますよ?まぁ、離れたくないって人も中には居るでしょうけど……(顔を青くする相手に視線向けながらもこちらはそれが普通とばかりに表情変えずに 相手の表情には渇いた笑み浮かべて)スンマセン。(謝った。) そうなんですけどね。なんか言ったら本当になりそうじゃないですか。(考えていない訳ではないがそういう事は出来るだけ考えないようにしたいのが現実で それでも指摘された現実に軽く肩を落とす)貴方は怖くないんですか? [Mon 28 Aug 2006 00:59:52]
◆ピアナ > ああ、やはり減ってはいるんですね。 ( 納得して頷き。こちらはこちらで、いずれ暗黒街へ行けばまた驚くかもしれない。少し沈黙してから口を開き。 ) ……この辺りの人達は、自分たちが住んでいる場所が立ち入り制限されたと知っているのでしょうか。……もしかして知っていても…避難できない、とか。 ( 僅かに顔を青くする。考えてみれば、貧民街と呼ばれることもある地域だ。避難するにも、先立つものが無いのかもしれない。そして自分から身を引いた相手を少しだけムッとした顔で見る。 ) 不吉だとかそんな問題ではないですよ。あらゆる可能性を考えておかないと。 ( イメトレだと思えばいいんですよ、と言いながら、指さされた場所をずらす様に顔をそらし。 ) [Mon 28 Aug 2006 00:47:08]
◆ルシアン > いやぁ。俺もこっちの方はそんな来ないんで曖昧なんスけど……前よりは人居ないかなぁ?なんて……。(相手の驚きなどそ知らぬ顔で此所よりもっと治安の悪い場所で生まれ育った者にしてみれば此所はまだ平和に見えるのだろう 落着いたような様子で辺見渡し)や、やめて下さいよぉ。(軽く相手から身を引き)そんな不吉な事言わないで下さい。( 本当になっちゃったらどうするんですか? なんて軽く頬膨らませて貴方の眉間指さし) [Mon 28 Aug 2006 00:36:54]
◆ピアナ > そうなんですか。この辺りには、あまり来たことがなくて……。 ( 以前までは自警団の管轄外だったのだ。こんな事態になって初めて訪れたが、居住区とは全然違った様子に少し驚いた。でも、ここではこれが普通なのだろう、と。辺りをまた見回す。 ) もう、既に入り込んでいる可能性もありますしね。一目見て魔物と解る風貌なら良いのですけれど……。 ( ウーンと唸ってから、視線に気づいて50p近く身長差のある相手を見上げた。 ) [Mon 28 Aug 2006 00:26:03]
◆ルシアン > (貴方の隣歩きながら遠い目して軽く息吐き)まぁ、前に比べれば逃げちゃった人もいるみたいですし……。(当たり見回しながら呟いて 人払いがされていれば人が居ないのも当然かと) その内此所も本格的に危なくなるんスかねぇ〜?( ヤダなぁ〜。 なんて零しながら自分より身長の低い相手に視線向けて) [Mon 28 Aug 2006 00:11:13]
◆ピアナ > ( 立ち入り制限区画になって住民が激減しているかと思っていたが、それなりに人の姿はある。この娘は居住区に住んでいたので、比較してどうなのかまでは解らないが。──ちなみに住んでいた、と過去形なのは、現在本部で寝泊りしているから。 ) それはそうですけど…。 ( 警邏は、なるべく誰かと組んで。と言われていた。傍のもう一人に言葉を返して。 ) [Mon 28 Aug 2006 00:05:57]
お知らせ > ルシアンさんが入室されました。 『おかしな所なんて無い方がいいです。』 [Sun 27 Aug 2006 23:59:05]
◆ピアナ > ( 立ち入り制限のされた区画を見回っている小柄な娘。月明かりの下、碧の団服を羽織った姿で、不審な点はないかと眉間に皺寄せてキョロキョロ歩く。 ) 今の所、特におかしな所はありません。 ( そう口に出した。 ) [Sun 27 Aug 2006 23:53:12]
お知らせ > ピアナさんが入室されました。 『(警邏中)』 [Sun 27 Aug 2006 23:47:43]
お知らせ > シシィさんが帰りました。 [Sat 26 Aug 2006 23:08:07]
◆シシィ > (自警団も忙しいから、きっと家に帰って来ない日もあるだろう。 そうだろうと、終わらんよ。) (まず、御免なさいだ。話なんてそれから。) [Sat 26 Aug 2006 23:08:05]
◆シシィ > (弱くなるのが怖くて、少しだけ独りになりたかった。寄りかかるものが出来たから怖くなった。そんなもの、そんなくだらない事、宝探しを名乗らないと決めたときに捨てきったつもりだったのに。 何を迷っていたのか。) (一人だからって適当な御飯食べてませんか。 きちんと眠れていますか。 隣には誰も、居ませんか。 まだ俺は其処に在りますか。 街はこんなことになりました。まだ、笑って、少し怒って出迎えてくれますか? ) …猫、は 忘れてるな。俺を。 [Sat 26 Aug 2006 23:06:38]
◆シシィ > ……違うね。 (「魔族の排除を――」「悪魔の襲撃が――」) 何だそれ、ベタなんだよ。 (ざあざあ、不安は降り注ぎ、) …………俺、馬鹿だ。 (無性に、会いたくなった。) [Sat 26 Aug 2006 22:59:49]
◆シシィ > (御免サバ読んだ。24歳だった。しかし生憎、窓硝子を叩き壊して回るような気分でも無し。窓硝子なんて上等なもんが嵌ってる家の方が珍しいんじゃなかろうかこの界隈? 抱えた紙袋の中身も、雨に濡れるまでもなく湿気てしまっていることだけ確かなのだから。どうせ、どうせ ) 帰ってきた途端に平和は崩れ去るとか、何その壮大な叙情詩。 (…諦めて雨の下に身を曝した途端、襲い掛かるこの不安は。 身体を細かく穿つ雨が、ざあざあ、囁いて来る。 ほうら仲間が迎えに来るよ。) [Sat 26 Aug 2006 22:55:29]
◆シシィ > あく、ま。 (それは、) 悪魔、悪魔。ああ、 (其の言葉一つで、今、怯え震えるひとも居るだろうに。ああ、事実若造の背筋が冷えてかたまるのは、ただそれへの恐怖だけではなくて。雨が冷たい所為なのと、鮮度失った果物が美味しくなかったことと、それとそれと――…… ) ………くだんねえ。馬鹿馬鹿しい。だいいち、ベタなんだよ。街のピンチだとか、そんなもの。 (もう、なにもかも濡れ鼠覚悟で走り出してしまおうか――盗んだ騎馬ででも。そう言う23歳の夜。) [Sat 26 Aug 2006 22:50:40]
◆シシィ > (自分が暫く、市を空けてしまっていたと言う事だ。現状を把握するのに少し時間がかかった。長い留守を謝りに出頭したギルドは何時も以上に慌ただしくて、みんなが険しい顔をして、そんな中に「お土産買って来たよ」なんて言える雰囲気じゃない事だけは確かだった。土産ものの何かよく解らん乾燥したくだものを囓りながら、傘を持って居なかったので軒先をちまちまと移動している。鼻先に水のかたまりがぶつかってきたり、金髪に僅か『髪飾り』をくっつけたりと、忙しい。―――爪先が水溜まりを蹴って、跳ねた。) ………、 (清濁併せ持つ、凝った血の色とも 夕焼けともとれる赤い眼、が… 涙をこらえるように、睫毛にたまった粒を 一振りで払い除ける。) [Sat 26 Aug 2006 22:43:06]
お知らせ > シシィさんが入室されました。 『 ただ惜しむらくは、 』 [Sat 26 Aug 2006 22:32:46]
お知らせ > ヴァリスさんが帰りました。 『( 最期のその時まで。抱きしめて涙を流そう。血塗られた剣を持って )』 [Thu 24 Aug 2006 23:57:28]
◆ヴァリス > ( そのほうがいいのかもしれない。なんて本気で考える。ただの通過点とただの通過者でいられればどれだけ楽なのだろう )( ―――。でも、この街を離れたくないたくさんの理由が今はある )( ―――そう、たくさんの理由だ )( できるだけ彼女に会いたい。家族を人間らしい生活を送ってもらいたい。たくさんの人とであって、たくさんの事と向き合って、たくさんの思い出がほしい。きれいな思い出を。思い出したら笑えるような、そんな後味のいいたくさんのきれいな思い出が ) ―――― ( それでも、そうそれでも。 )( 彼女が暴れたら俺が止めを刺さなきゃいけない。だって俺は彼女とあの夜約束をしたのだ。「敵同士になる」と。彼女が抱いてるらしい想いの片鱗を、彼は――もしこれが男特有の自惚れの勘違いでなければ――知っている )( だから、せめて俺が。彼女が暴れるのなら俺が―― ) [Thu 24 Aug 2006 23:56:30]
◆ヴァリス > ( ―――自分は生かされたのだろう、きっと )( もちろん、会いに行こうと思えば会える。家も知ってるしギルドで同じ仕事だから。でも――・・・・・ )( VHの存在か、と彼は思いながら泣きそうな夜空へと視線を向けた )( 色んなことがあった。でも、自分はなにも変わらない。ただの水草のように川の流れに揺れてるだけだ。 ) 情けないよなぁ ( ぼんやりと呟いて、視線を空から前へと落とした )( ―――人を恨むこともできずに。亜人になりきることもできずに。 ――――――どっちにしても、宙ぶらりんな混ざり者 ) ―――いっそのこと、全てを投げ出して街から消えてしまったほうがいいんじゃないだろうか ( なんて、思う。それは、一年前までの自分と同じ、旅をし続ける生活だ ) [Thu 24 Aug 2006 23:50:13]
◆ヴァリス > ( 彼女の最期を自分で行うこと。これは自分自身で出したことだし、これを話したらきっと赤毛の彼女は怒るかもしれない。余計なことをするな、と。どうだろうか。それとも困惑するだろうか )( そして、あの吸血鬼の少女はどんな顔をするのだろうか。正体を無理矢理知ってしまった。彼はあの少女にとってただのデメリットでしかなく、消してしまいたい存在なのだろうか、きっと。 )( 彼は背もたれに全身を預け、地面に足を放り出しながら思う )( ――――いっそのこと、そうしてくれればいいのに )( それでも、あの少女がしなかったのは、たぶん『彼』に言われたからだろうか。そこは詳しいことはわからない。『彼』は優しかったからな、とそんなことを思い出す ) [Thu 24 Aug 2006 23:44:52]
◆ヴァリス > ( ―――そう、認めざるを得ないのだろう。自分は、人を殺したがっている ) [Thu 24 Aug 2006 23:41:42]
◆ヴァリス > ( そう。自分のことを今度はちゃんと落ち着いて説明すればいい。 )( そうすれば解ってくれるのだろうか。 )( ・・・・・・・・。 )( 仕事のため。自衛用。そんなものは建前だ )( 彼にとって、あの刀をもう一度手にすると言うことは、再び自分が相手に死を与えることを覚悟すると言うことだ。 )( それが指し示すのは、 )( 吸血鬼カリン――今はヴァネッサか。彼女がまた暴れてVHに狩られると言うのなら、せめて自分が狩り殺す ) ―――――― ( 彼は重い溜息を落とした。思い出す。おそらくめんどくさいのかそれともどうでもいいのかは知らないが、あのハナコさんが言った言葉をだ ) [Thu 24 Aug 2006 23:41:35]
◆ヴァリス > ( ―――――自分はあの時、せっかく助けてくれたというのに、それを無碍にするように敵の命を助けるように懇願してしまった。 それは恐らく自分が甘かったのだろうと思う。「女の人に手を上げちゃいけません」なんてことは母親にも言われたことであるし、孤児院でも基本的に教わったことでもある。それでも世間の中に――もっと言えば戦場の中に飛び込めばそんな教えなど頭の先から爪先まで全てから抜け落とさなければならなかったことを今でも覚えている )( ―――斬り合った事もあったし、殴りあったりしたこともあった。それでも、そう、人を殺すところまではいった事が無かった。基本的に戦いを主だった部隊でもなかった )( 思考がまた、別のところへと行っていた。彼は苦笑と共に思考を再び武器のほうへと向け、そして―― ) ―――また、か ( 考えるにはちょうどいい。 そう、自分の中のもう一人がそういった。彼はそれに従って、その枯れ木の下の崩れかけたベンチに腰かけた ) [Thu 24 Aug 2006 23:37:16]
◆ヴァリス > ( そんなことをふと思い、次に彼は苦笑を漏らした。そんなことを考えたところでしょうがない。いや、考えると言うことはまだ引きずっているのだろう。そう思うと今度はなんだか自分が滑稽に思えてきて彼は頭を掻きながら小さく笑った ) ――自分で言っておきながら、進歩の無い ( 変わった。と彼女に言われたが自分はそうは思っていなかった。根本的には変わっていない。自分はまだまだ甘い )( 思考を遡らす。彼は再び武器のことを考えながら、スラムの道をゆっくりと歩き始めた。 )( ―――あの街道のことを思い出す ) [Thu 24 Aug 2006 23:31:27]
◆ヴァリス > ( 武器、といえば現在に手にあるのは銀の短剣一本である。短剣一本で街道を渡り歩けれるとは彼も思っていない。嘘でも虚勢でもなんでもいいから、ロングソード一本はほしいところだった。 ) ―――――。 ( 彼ははた、と足を止めた。ぐるりと視線を回し、彼はそっと溜息を漏らした ) ―――ここ、か ( 懐かしむようでもあり、悲しむようでもある声を落として彼は視線を地面に落とした。正確には少しだけ盛り上がっている地面にだ )( 彼はなんとなく両手を合わせた。しばしの沈黙の後、彼は閉じていた瞼を持ち上げ、もう一度空に視線を戻した ) ――――――・・・・・・・ ( 元気にしているだろうか ) [Thu 24 Aug 2006 23:27:52]
◆ヴァリス > ( ―――暇、だといえば暇なのだ )( そして暇だから何処に行くのかと言われても彼は娼婦を買うことをしないし、賭け事も好きではない。図書館に行きたいとも思うのだが夏場での閉鎖空間は蒸し暑くて嫌だった。かといって海岸に行こうとも思えなかった。潮風で身体がベトつくのは嫌だったからだ。 )( 結局、彼はかつて自分が住んでいたスラム街へと足を伸ばした。当時の記憶を頼りにぶらぶらと歩きながら、頭の中でこれからのことを考えていた )( 出張延期。もしかしたら都合がいいのかもしれない。武器を手に入れなければ、安全に街道を歩けない。 )( ―――武器。と彼は小さく漏らした。ずるずると芋づる式に思い出したのは自分の刀ことである )( ――――どうやったら、あの忍者を説得できるだろうか ) [Thu 24 Aug 2006 23:24:28]
◆ヴァリス > ( 仕事をしようにも彼は男であるからあの掲示板に張り出されていた仕事はできない。その事実を思い出すと彼は小さく溜息を地面に落とした。 あの薬の実験のときに元に戻らなかったら請けられただろうか。そんなことを考えてみたが、15才の少女ヴァリスだった時の事を思い出すと冷や汗がどっぷりと出てきた。男でよかったと彼は本気で思う。 ) ―――あーあ。 ( 彼は視線を曇天の夜空へと向けて二度目の溜息を漏らした。 )( なんだか怪しい現象が起きているから出張延期を勧める。なんてギルドの人に言われた。元から行く気は無かったから良かったけど。 それでも金銭的に目標金額までもう少しなのだが、それなのに仕事が見つからないと言うのはなんだか吊るされた骨付き肉に飛び掛っている犬と言うか痒いところに手が届かないというか。 ) [Thu 24 Aug 2006 23:20:13]
お知らせ > ヴァリスさんが来ました。 『(彼は久しぶりに此処を歩いていた)』 [Thu 24 Aug 2006 23:14:25]
お知らせ > 美咲さんが帰りました。 『少女もその場を立ち去っていき』 [Wed 23 Aug 2006 00:21:08]
お知らせ > コウギョクさんが帰りました。 『( やがて姿は見えなくなって。 )』 [Wed 23 Aug 2006 00:20:31]
◆美咲 > うん……楽しかったよ。また会おうね。コウギョク……素敵な名前だね……(嬉しそうに微笑むと去っていく鬼を後ろから見送り自分自身もきびすを返して鬼とは別の方向へと歩き去っていく。その足取りは心なしか軽くて) [Wed 23 Aug 2006 00:18:34]
◆コウギョク > ………ああ………………おらも、……おらんくなったかんねえ。 ( 少しだけ困ったように笑って。 ) なる、と思うけんども、あんまショーカよくねーかもなあ。 ( 割かし胃腸が丈夫だから平気だが、中には刺激の強いものもあるし。 ) ん、ミサキ、ミサキ。 めんこい名だぁ。 おらあコウギョク。 ( その名の由来の金目を微笑ませて、鬼は少し伸びをしてから、んだばまた、と歩き始めて。 ) [Wed 23 Aug 2006 00:15:38]
◆美咲 > (人通りが減ってくれば余計に売り上げが下がる事は目に見えて)うん……お母さんは居ないんだ……(鬼の少女を見つめて少し考え込んで)草花を食べてお金を節約すれば少しは楽になれるかな(少女も帰り支度を始めながら鬼に向かって)私の名前は美咲というのだけれど、貴方の名前は?(鬼に名前を聞きながら軽く笑みを浮かべる) [Wed 23 Aug 2006 00:11:49]
◆コウギョク > あはははは、おらぁ、最近草花食って生きてっかんねえ、役立ってるねえ。 ( 実にヘルシーとは決していえない。 それでも本人は異常と認識していない。 ) あー、そっかあ。 確かにねえ。 おらぁ、おっかあからならったけえ、困っちょらんけんど。 ( そろそろ人足も減る頃。 そろそろ移動しようかと、籠を持ち直して。 ) [Wed 23 Aug 2006 00:08:27]
◆美咲 > (街の方が安全と聞けば少し首をかしげて)まぁ、確かにそうだけれど(人間の身では当然のことと認識しているため今ひとつ鬼の話が理解できずに)うん、薬草を覚えれば何かと役に立つだろうしね(続く鬼の言葉に吹き出しながら笑い)確かに食べられる草を覚えれば食費は浮くね。考えても見なかったな(実際に庭に生えている草すらも判断付かないためそういった考えは思い至らず)でも、勉強している時間は無いからなぁ……(少し悲しげに溜息をつく) [Wed 23 Aug 2006 00:02:53]
◆コウギョク > まー、街んほうが安全かもしれんけどね。 ( 鬼にとっては、どちらも怖いといえば怖いのだ。 なにせ、見るもの全て知らないものばかりだし。 ) 薬草は覚えてっといいねぇ、あどは、食える草とがんばりゃあ食える草の区別とかしとっとええかんねえ。 ( 売れ残り=ご飯。 その等式が成り立つ生活だった。 半ば売れないとわかりながらも声を上げ。 ) [Tue 22 Aug 2006 23:57:47]
◆美咲 > (鬼の言葉に肯いて)思っていたほど危険じゃないのかな?(まさか人の姿をしている鬼とは想像できずに首を傾げる。そして、通りかかった人物に声をかけて)うーんやはり売れないね……(薬草を薬屋に売っていると聞けば少し考えて)薬草か……私も取りに行きたいけれど……よく判んないんだよね……今度教えてもらおうかな?(少し考えながら首をかしげて)少なくとも花よりは売れるだろうしね……(肩をすくめて自嘲気味に笑みを浮かべる) [Tue 22 Aug 2006 23:52:13]
◆コウギョク > んー? なんもなかっただよ? ( 正確に言うならば、外に出るときは念のために元の姿をとっているため、本人の知らぬところでは戦々恐々とした野党なりもあったのだが。 ) まーおらもそぎゃんいづもいっづもってわけでもなし、たまに薬草さつんで薬屋さんに売ったりしてんねえ。 ( 最近は、収入だけで言えばむしろそちらが本業めいてきている。 どっちにしろ貧困生活だが。 ) あははははっ、そーがもしれんねぇ、お店屋さんだねえ。 ( そこでまた、一声。 ) [Tue 22 Aug 2006 23:47:52]
◆美咲 > (鬼の言葉に目を丸くして)大丈夫だったの?(自分も耐久力には自信は有るもののそれでも怪物や野盗等に襲われたら逃げ切れる自信はなく、ましてや戦うなど考えても居なかった事で)うーん、珍しい花を取ってこられれば確かに少しは売れそうだよね……私はそんな事出来ないからどうしてもありきたりな花になっちゃうし……困ったように笑みを浮かべて鬼の少女に話し掛ける。鬼の少女の様子に苦笑して)花売りというよりは八百屋さんみたいだね(自分の先祖が住んでいたというところにあるお店の名前を出して) [Tue 22 Aug 2006 23:42:34]
◆コウギョク > ( 鬼の籠もまた中身は似たようなものであった。 その量も。 ) んー、おらぁたまに街んそとまで出てって変わったんとか取ってくっけど、ちびっと売れるだけで変わらんねえ。 ( 護衛もなしに。 まるでそれが当たり前のように鬼はいった。 そこらへんの危機感の違いなどが往々にして鬼をずれていると言わしめる。 ) ん、んだばよかっただ、あ、お花ぁ、いかがでっすかー! ( 花売りとして、というよりは往来の人間としてはあまり普通ではない。 ) [Tue 22 Aug 2006 23:36:41]
◆美咲 > (少女の言葉に苦笑を浮かべて)そうだね……私も場所を変えながらお花を売っているけれど……なかなか買ってくれる人が居ないのよね……(自分が持っている籠を見つめて)やっぱりこういった花より、もっと別の花を探した方が良いのかな……でも私たちみたいなのが町から離れるのは危険だし……護衛を雇うような金なんて無いし……(困ったような表情を浮かべながら指を顎にあて考え始める)別に迷惑じゃないよ。どうせ、大して売れなかったし……あ……お花は要りませんか?(通りがかった男に声をかけるが、男は済まなそうにしながらも結局はかわずに去っていって) [Tue 22 Aug 2006 23:30:10]
◆コウギョク > ( 身なりこそ薄汚かったが、確かに元気そうではあった。 話しかけられれば、にっこりと微笑んで。 ) やーほんとだねぇ、おらも売れんで売れんで、どーすっがねぇち思ってたさ。 ( それは酷い訛りだった。 何処の訛りともつかない、奇妙なイントネーション。 ) おらぁ、ほかんとこでも売ってたけんど、はー売れんち売れんち、んで寂しかったちうときにねっちゃのこと見っけて、ちっとお邪魔させてもらっただよ。 ( めーわくだったらいぬけんどね。 一応縄張りとか、そういうのも思考の隅にはあるようで、今更のように小首かしげて。 ) [Tue 22 Aug 2006 23:23:59]
◆美咲 > (自分の近くで商売を始めた商売敵に苦笑を浮かべて立ち上がり、元気そうな少女に近づいていく)こんにちは、お互い大変だね……なかなか売れなくて(舌を出して笑うと少女に自分の籠を見せるように前に持ち出し)私もさっきからここで商売しているんだけれど……なかなか売れなくて困っていたんだ [Tue 22 Aug 2006 23:18:19]
◆コウギョク > 花ぁあ、お花ぁ、いかがぁ、ですかぁー……! ( それはむしろ、はいらっしゃい安いよ安いよおっ奥さん今日の晩はなんだい大根一本あると便利だよっ、といったどこぞの店先の掛け声のようですらあった。 少女に化けた鬼一匹、少しはなれた場所で、商売を開始した模様であった。 ) [Tue 22 Aug 2006 23:14:15]
お知らせ > コウギョクさんが来ました。 [Tue 22 Aug 2006 23:10:26]
◆美咲 > お花は要りませんか?(今度は娼婦らしき女に話しかけて見るが、女は少女を一瞥した後、そのまま無言で立ち去っていく)はぁ……(溜息をつき、花一杯の籠を膝の上に置くようにして近くの家の前に腰を下ろす)……どうすれば良いんだろう……(困ったように呟きながら顔を地面に向けて) [Tue 22 Aug 2006 23:09:31]
◆美咲 > (スラム街の一角に少女が姿を現し、どんよりと曇った空を見上げながら)売れないなぁ……(困ったように溜息をつく。トボトボと路地を歩いていきながら近くに男が通りかかれば)お花は入りませんか?(籠から花を一本取り出して声をかけるが男は無視したままその場を離れていく)ふぅ……(その日で何度目の事か溜息をついて) [Tue 22 Aug 2006 23:00:07]
お知らせ > 美咲さんが入室されました。 『花が一杯詰まった籠を片手に持ちながらスラム街に少女が姿を現す。』 [Tue 22 Aug 2006 22:56:51]
お知らせ > ルーンヤさんが退室されました。 『跳躍一つすれば、その姿はやがて消え去った…か』 [Mon 21 Aug 2006 21:47:51]
◆ルーンヤ > 勿体無ェーなぁー… ちょっと脅かして、ちょっと啜って、ちょっと怖がらせてってのが一番イイんじゃないかよぉ(明らかに… ソイツと、根っからの愉快犯である自分とでは価値感が合いそうに無い。 そう思えば…どこか苛立たしげに言葉吐き捨て…逆側の顎を、また後ろ足で蹴り蹴り――) まっ…オイラの縄張に手ェ出してこなきゃ良いんだけどね…あと、好みのタイプの子に(そうなったら――痛いの嫌いだけどケンカかな、なんて…気だるそうに吐き出せば… 視線、何処か遠くへと向け――) さてと、そんな事よりご飯ご飯。今日は…何処かのボロ屋で鶏でも頂くかな [Mon 21 Aug 2006 21:46:58]
◆ルーンヤ > おまけに… 何かヘンなのまで沸いてるみたいだし、さぁ――(折角、件の魔人サマが消えて大手を振って悪戯騒ぎが出来ると思っていれば… 時折感じるのは――明らかに魔に偏りすぎた気配とか、そんな感じの代物。 また魔人サマかぁ?とでも思えば、妙に気分も憂鬱になるし…それに――) 最近、この辺りを荒らしてる奴も居るって言うしなぁ…( 時折、屋根の上から盗み聞く…蜘蛛女の噂。何でも糸で絡めて相手の体液を吸い尽くすらしい―― 真相は定かでは無い、が―― だが) [Mon 21 Aug 2006 21:43:13]
◆ルーンヤ > はァ――― なんっつゥのかなぁー?何か空気悪いって言うか…(ちょっとボロめの屋根の上、後ろ足で喉の下を掻き毟りながら、吐き出す声音は愚痴丸出し。 例えば、妙に気合が乗ってないのに… 周りがお祭り騒ぎみたいな雰囲気の時の醒めた感じとか、そんな感じで――) …… アレだよなァ。 イヤなって訳じゃないんだけど、ニオイ…キツ過ぎるんだよなぁ(… そんな何処か冷めた感じ。 この小動物も、一応――元を辿れば魔界に属するモノかもしれない、が… その性格と、永い間此方で暮らした気質の所為だろうか?) [Mon 21 Aug 2006 21:37:58]
お知らせ > ルーンヤさんが入室されました。 『スラムの屋根の上、小動物ふと思う』 [Mon 21 Aug 2006 21:35:07]
お知らせ > ロブノールさんが帰りました。 『(本当は泣き叫びたかった心の吐露を、どうにか雨にやりすごす)』 [Mon 21 Aug 2006 00:16:06]
◆ロブノール > (口に出せないほど、愛してる。途方に暮れてしまうほどに、愛してる。ゴクリ、とかさついた皮膚に覆われた喉を鳴らした。喉仏が上下して。)―――…、帰ってきてくれ。(懺悔のように、声が出た。それはあまりに小さすぎて、誰にも届きはしなかった。おそらく、彼女が愛しただろう声で。おそらく、彼女がほしかっただろう言葉は。雨は糾弾するように激しく。闇を忘れて久しい夜に、透明な歌声が酒場より微かに響く。) [Mon 21 Aug 2006 00:15:43]
◆ロブノール > どうにも、(この吐息はきっと、窓ガラスだって曇らせるだろう。)いかんな。ほんに、いかん。物忘れが多いな。(ワインの熱。)年かね…。(もごもごと、餌を食う驢馬みたいに口の中で呟く言葉。すぐに、いや、まだだ。まだまだいける、と否定するのだが。)孤独かね。人を老化させるのは。(詩人のように紡ぐも、ワイン片手だとどうにもサマにならん。)忘れるわけがないと思ってたんだがな…ぁ。(物語。歌って聞かせる女の声。――…、記憶だ。遠くない記憶。まだ、女が妻であって、隣で眠るのが子であった頃。彼女は、子守唄が上手かった。それをぼんやり聞きながら、本を読むのが好きだった。)いかんね…ぇ。(全く、いかん。追憶は、人恋しさを混ぜる。ワイン瓶を握る手に少しばかり、力がはいった。) [Mon 21 Aug 2006 00:02:27]
◆ロブノール > (久々の我が家への帰宅。何ヶ月ぶりのベットで寝ようとするも、雨が煩くて眠れん。)どこだったかな…。(寝不足のしぱしぱ目はアルコールの膜を作り、世界は随分と鈍い色だ。)確か、騎士物語の、(うつらうつらとしたロレツ。ワインを流し込む喉が、ヒリ!と痛い。所詮はヤスモノだ。)一節だったかな…。(ガーゴイルの羽のように、雨音が激しい。銀飛沫を上げる地面を丸眼鏡が映して。)『それは仄暗い水底の 黄金 ―― 』(音にあわせて声にした。)いかん。忘れちまってる…。(のろのろと首を横に振ろうか。物語は、安いワインの香りがした。) [Sun 20 Aug 2006 23:49:08]
◆裏路地 > (雨が激しい。血の臭いがした。雨が強い。まるで暴力だ。) ―――…。(背徳者のように糾弾される水溜りは、銃に撃たれたように飛沫を上げ闇が何色だったかもはや思い出せない。弾痕のような波紋は無数に広がるばかりだ。このひとつひとつが致命傷なら、大地は何度目の死を迎えているのだろう。神が目を伏せて久しい。怒鳴るような銀の礫のすべてが、自分に降り注いでいるような錯覚すらあった。バラバラと、襤褸屋根が骨を噛むような音をたてている。酒場の方より聞こえる吟遊詩人の歌声が、透明ゆえに余計に際立つ今宵の暴力。それに、)今夜は、(耳をすますのは、裏路地の襤褸階段。雨を防げる程度の段差に腰をおろした猫背で。)なかなかだな…。この間のはひどかった。(誰とも無くうそぶけば、安いワイン瓶を傾け飲む。) [Sun 20 Aug 2006 23:40:55]
お知らせ > 裏路地さんが来ました。 [Sun 20 Aug 2006 23:33:42]
お知らせ > バドラックさんが退室されました。 『Berry Garden 紫のスーツ 孔雀かカラス 集めた情報を繰り返し呟きながら塒へ戻ろ』 [Sun 20 Aug 2006 23:11:36]
◆バドラック > いや、最近マスターが冷たいから愚痴でも聞いてもらおうと思ってさ? 他に女でもできたんじゃねーの? (頬に手を当ててしなを作りながら答えた。 心底あきれたような声音でアホか?と言われました) (とりあえず、探す相手の風体がわかっただけでも一歩前進か。 程よく冷めたホットミルクを一息に飲み干して、小熊は席を立った。) まぁ、そんな訳でとっと聞き屋見つけて愚痴んなきゃだからもう行くね、ホットミルク付けにしといて (『オマエの毛皮引っぺがしても取りたてっからな』 マスターの人情味溢れるお言葉に背中を押されながら、雨の中へと走り出す) [Sun 20 Aug 2006 23:09:30]
◆バドラック > んな目立つ格好してんだ? そのワリにゃ、ここいらでそんなやつみた事ないけど……… (ちびちびととホットミルクをすすりながら、聞き屋の風体を想像してみる。 正直、胡散臭い奴やら怪しい奴には事欠かないこの貧民窟でも、そんな怪しい格好した奴にはお目にかかったことがない。 特に紫スーツとか、襤褸着ばかりのこの辺じゃあ魚が空を飛んでるくらいの違和感だ) (『おめぇ、なんだって聞き屋なんかに用があるんだ? 聞き屋に話すような悩み事………ッてぇか今まで悩んだ事案のかよ?』 入ってますカー?とばかりに小熊の頭をノックしながらマスターが訪ねてくる。 ほんとのこと言ったら確実にアホの子呼ばわりだろうと溜息を吐いた) [Sun 20 Aug 2006 22:58:23]
◆バドラック > (『あー、聞き屋ってやつなら聞いたことがあるぜ』 どん、とカウンターにホットミルクの入ったコップを叩きつけるように置いて答えるマスター。 小熊の耳がピクリと立ち上がる) へぇ、やっぱ知ってんだ!? この辺の事聞くならやっぱマスターだわ! (小熊はここぞとばかりに煽てながら、ホットミルクの置かれたカウンターに腰を下ろした。 それでそれで? と先を促すと、マスターはヤレヤレと肩を竦めた。) (『パプテスの神の子が酔っ払ってでドブの水がぶ飲みしてたって噂と同じぐらいには知ってるぜ。 パリッと決めた紫のスーツにシルクハットと仮面をつけて、孔雀だかカラスだか連れてあるってるらしいな』) [Sun 20 Aug 2006 22:42:27]
◆バドラック > 噂じゃこの辺にあるらしいんだけどさ……… 商売敵だし知ってかなと思ってさ (シッシッと追っ払うジェスチャーで帰宅を促すマスターにホットミルクを注文してそんな事を呟いてみる) (『ここは酒場だ、酒を頼めアホタレ』 帰ってくるのはそんなあり難いお言葉) いやさ、『聞き屋』って奴を探してんだけどさ、この辺にあるBerry Gardenて飲み屋にいるらしんだよ。 マスター、ホラここで商売するのもずいぶん長いから、そういう噂とか詳しいかなと思って? (『聞き屋』 最近スラムで囁かれる噂の一つにそんな話がある。 なんでも、他人のグチや不満をじっと聞いてるだけらしいが、不思議と心が落ち着くらしい。 死ぬ時は彼に看取られれば安らかに逝けるとか、クリスティアの貴族様にもお客がいるとか、嘘か真か判別しがたいような話も多い。 でも、もし本当にそんな商売をやっている奴がいるのなら、暗黒街で戸籍を売ってくれるルートがあるって言う話についても何か知ってるかもしれない。 そんな短絡思考から、小熊は彼を探していた) [Sun 20 Aug 2006 22:26:50]
◆バドラック > なぁなぁ、『Berry Garden』って飲みや知らね? (スラムのやや住宅街よりの一画。 そぼ降る雨のせいで閑古鳥が鳴く安酒場の入り口で、まるで犬みたいに体を震わせて小熊はいった。) (『聞いた事ないねえ』 顔をしかめながら答えてくれる顔見知りのマスターに残り物などねだりつつ、小熊は溜息を吐いた) [Sun 20 Aug 2006 22:06:15]
お知らせ > バドラックさんが入室されました。 『都市伝説』 [Sun 20 Aug 2006 21:52:46]
お知らせ > 蜘蛛女さんが帰りました。 [Sun 20 Aug 2006 00:39:23]
◆蜘蛛女 > ( 後に残るは、------ 『 残骸 』 ) [Sun 20 Aug 2006 00:39:20]
◆蜘蛛女 > ( 未だ意識の残る『人間だったモノ』は、心許ない抵抗を続けている。 ) 野暮なコトしないのよ、坊や? … 大人しくして居れば、直ぐ楽になるンだから ... ( くすくす ---そして、蜘蛛の『食事』は 続く。 ) [Sun 20 Aug 2006 00:19:10]
◆蜘蛛女 > ( 不意に途切れる、音 ... ) … 雨の日って、最高 ---- おかげで あっさりゲットしちゃったぁ ... ( 続く、忍び笑い。とても 愉しそうに、嬉しそうに ---くすくす、と。蜘蛛は 嗤った。 ) [Sun 20 Aug 2006 00:08:11]
◆蜘蛛女 > ( 『 ぴちゃ ... ぴちゃ 』 ---- 響く、『音』は激しさを増す雨音とは異質なもの。例えるなら、そう ---何かを舐め取っているかのような、 音。 ) [Sun 20 Aug 2006 00:03:09]
お知らせ > 蜘蛛女さんが来ました。 [Sun 20 Aug 2006 00:00:31]
お知らせ > バドラックさんが帰りました。 [Fri 18 Aug 2006 23:37:10]
◆バドラック > こんな所で一生過ごすよか、ましかもな? ましだよな? (例え噂話でも、万が一があるなら。 ここからか抜け出せるなら。 危ない橋でも渡る会があるんじゃないだろうか?) まぁ、とりあえず………片付けっか (散らかしたまんまのベッドに視線戻し呟いた) [Fri 18 Aug 2006 23:36:30]
◆バドラック > 暗黒街か……… (ぶるりと身震いして呟いた。) (暗黒街。 人殺しと化け物が大手を振って歩く町、ヴェイトスで起こる大きな事件の殆どはあの街から始まる。 貧民窟派ごみためだと言う奴がいるし、実際住んでる小熊もそう思っているが、あそこはゴミ溜めですらない。) シスター・ジャスティスに相談………馬鹿馬鹿しい、ぶん殴られるって (自分で言った事の馬鹿さ加減に本日最大の溜息を吐いた。 パプテスのシスターに犯罪の手助けを頼むなんて………ましてや、あのシスター・ジャスティスにだ。 ぶん殴られるだけで済めばいいが) [Fri 18 Aug 2006 23:27:47]
◆バドラック > (そんなストリートチルドレンの間に、いつのころからか実しやかに囁かれている噂があった。) (暗黒街の何処かに、戸籍を売ってくれるルートがあると言う噂。 金はバカみたいにかかるけれど、裏社会の住人達が仕事でアシがつかないように利用するらしい。 眉唾モノもいいところだが、暗黒街と言う土地柄と、金で解決できるというところが本当っぽいと小熊は思っていた) [Fri 18 Aug 2006 23:15:53]
◆バドラック > ・・・・・・・・・30万とちょっと、か。 (もう一度――――先ほどよりも少し大きな溜息を吐いて、小熊はベッドに腰を下ろした) こんだけあれば、ヴェイトス市民になれっかな? (1掴みの銀貨と銅貨をジャラジャラと玩びながら、考える。 ヴェイトス市民になる事。 それはストリートチルドレンにとって夢物語であり、希望でもある。 親に棄てられ、戸籍すら持たない自分達は世間にとってゴミクズでしかない。 なにせ存在すら認められていないんだから、いつもどこからか流れてくるわけのわからない化け物に殺されようが奴隷ギルドに売り飛ばされようが文句を言う資格も助けを求める人もいない。 自由があるぶん奴隷よりましなのか、のたれ死にしないだけ奴隷のほうがましなのか、少なくとも小熊にはわからない事だ。) (だから、ストリートチルドレンなら誰だってヴェイトス市民になる事に憧れる。 市民になる方法を考える) [Fri 18 Aug 2006 23:05:49]
◆バドラック > (皮袋を開けば、中から紙幣や銅貨、銀貨が顔を出した。 全ての皮袋の中身ををベッドの上にぶちまけて、1枚1枚数え始める) [Fri 18 Aug 2006 22:49:47]
◆バドラック > (ほうと一つ息を吐いて、小熊は天井裏を覗き込んだ。 かびの匂いと埃に鼻をひくつかせ、1つ2つ瞬きをして闇に目を慣らすと、人間よりいくらか夜目の聞く小熊の目に無造作に置かれたいくつかの皮袋が見えた) (それを手に取ると、一つ一つ慎重にベッドの上に置いていく) [Fri 18 Aug 2006 22:46:38]
◆バドラック > (ベッドの上には赤茶に錆びた釘が4つと代えの板切れ、そして紙幣と銅貨がいくらか。) (釘抜きなんて上等な物はないからナイフを釘と板の間に差し込んでやり、梃子のようにしてほじくりだす。 片側を止めていた2つの釘が取れた時点で、いい加減面倒くさくなった小熊は隙間に指を突っ込んで板を掴むと力任せに引っ張った。 ボキ、と若干湿った音と共に濡れた天井板が3分の2くらいからへし折れた。) [Fri 18 Aug 2006 22:36:48]
◆バドラック > (薄汚い貧民窟を洗い清めるかのようだった豪雨は今は勢いを失い、接ぎ板だらけの塒の屋根から落ちる雨漏りの間隔もだんだんと落ちるまでの間が長くなっきている。 その、所々雨の染みの浮かぶ天井の一角。 ベッドの真上部分の天井板を外すべく、小熊はベッドの上に椅子を置いてその上で作業すると言う多少危険な行為に勤しんでいた) [Fri 18 Aug 2006 22:26:18]
お知らせ > バドラックさんが来ました。 『ゴソリ』 [Fri 18 Aug 2006 22:11:12]
お知らせ > デュラハンさんが帰りました。 『話は眠るまで続いて。』 [Fri 18 Aug 2006 01:47:44]
◆デュラハン > (互いに寝食を共にする存在であっても、その過去や素性については深く尋ねない。それはやはり互いが「人でなし」であるからだろうか?)えぇ、まだ推測でしかありませんが、この空気は魔界から流れている物でしょうね。貴方にとっても水が合う場所だと思いますよ(童子からの言葉に、自身達の様な存在が生きるには過ごしやすいであろう世界であると伝えて。)(童子に魔界の事を尋ねられれば、懐かしむように答えるだろう。常に日の射さぬ空、赤く煮えたぎる海、そして自身が生まれた城の事を。) [Fri 18 Aug 2006 01:47:10]
お知らせ > 童子さんが退室されました。 [Fri 18 Aug 2006 01:41:14]
◆童子 > 生まれ故郷。--- そういえば、俺。デュラハンのコト、殆ど知らないコトばかりだ ... (以前。植物育成の依頼を受けた時、貴方が自身の話をしてくれたやも知れぬ...そんな裏事情知らぬ童子は、) 『魔界』 … 確かに、貴方の言う通り 俺は其処を知らないけど ...でも。漠然と感じている空気は、やっぱり嫌なものじゃない。それが、『魔界』に関係しているなら... 俺は行ってみたいと思う。 ( 言うと。『昔話の続きを強請る子ども』のように、魔界の様子を尋ねようと試みる。---貴方の思い通り、に... 。 ) [Fri 18 Aug 2006 01:39:48]
◆デュラハン > (童子が自身の言葉を聞き入る姿勢に入ったのを見れば)行き先は私の生まれ故郷である魔界です。(ただ、門があると言う考えはあくまでも憶測である為、本当に魔界に行けるかは分からないが。)と言っても、イマイチ分からないかもしれませんが。(続けるようにそんな言葉を呟いて。童子の生まれ故郷の事は知らない為あくまで推測から告げた言葉ではあるが。)(童子がそこがどのような場所か尋ねれば、自身の記憶の範囲で魔界の様子を教えるだろう。) [Fri 18 Aug 2006 01:27:43]
◆童子 > 『いつか』 ---- そう、俺も 早くそうなれれば良いと思う。今は未だ、貴方からは貰ってばかりだから ... (軽く 頭を叩かれると、納得したように頷いて。) 行き先。---- あぁ、 確かに ... ( そういえば、と心当たり、貴方の説明を聞く態勢に入って。 ) [Fri 18 Aug 2006 01:13:27]
◆デュラハン > (所詮は悪魔、自身の保身以上に重要なことは無いと言う事なのだろう。童子から返される言葉を静かに聞けば)貴方が考えて私に何かを言う事は重要ですよ。今はまだまだですが、いつか大きな助力になるやもしれませんからね。(童子なりに考えていた事を褒めて。礼を言う童子には、髪に触れさせていた手で頭を軽く叩く事で構わないといった旨を伝える。)(それから数秒)そうそう、行き先について言ってませんでしたね。(ふと、思い出したように童子に伝えていなかった行き先の事を告げようとする。それは何の説明もなしに行くよりは、予め伝えておいた方が何らかのアクシデントがあったときなどに対処もしやすいだろうと考えたからで。) [Fri 18 Aug 2006 01:06:15]
◆童子 > ( 容赦なく…。そう、貴方の言葉を聞いた童子は、その思考を非情であるとは受け取らなかった。此処数ヶ月、貴方を間近で見ていた童子の取った行動は ) やっぱり... 貴方なら、そう言ってくれると思ってた。俺も言うだけ、野暮だったかも知れない... ----でも... 貴方に信を置いて貰えている。それを聞けただけで、俺は嬉しいよ。 だから、俺も貴方の期待を裏切らないようにする ----ありがとう、デュラハン 。 ( 貴方の視線に応えて、言葉を返す。 ) [Fri 18 Aug 2006 00:51:04]
◆デュラハン > (自身の漏らした言葉。それに思う事があったのか、童子の考えを伝えられれば)・・・・・(二拍の間を置き)私は貴方を一つの手駒と考えていますし、いざと言う時になれば貴方に言われるまでも無く容赦なく切り捨てますよ。(告げるのは悪魔らしい答え。それから数秒の間を置く事無く)しかし、同時にこちらの世界で信頼する部下であるとも思っています。(ただし、ただの手駒ではなく、信頼を置いた者でもあると付け加えて。)ですので、そうならないように貴方なりに考えて行動をしてください。(貴方の方をじっと見つめたまま、淡々とした口調で自身が求めるものを貴方に伝える。) [Fri 18 Aug 2006 00:41:44]
◆童子 > ( その言葉には、童子もホッとしたような笑みを浮かべる。静かに伸ばされた手が、髪に触れ、ゆっくりと撫でられながら ) … 『大丈夫』...? (ふと、何事かに思い馳せるかのような 間。) デュラハン ……矛盾、しているかも知れないけど。俺は、貴方に付いて行きたいと思う。それが、何処だとしても----でも、それは...そのコトが貴方の負担になるようなコトだけは避けたい。だから、----もし... 貴方と向かった先で、俺に何か在ったとしても 貴方は構わないで。 俺は、自分の意志で付いて行きたいと思った。それだけのコトだから 。 ( そう、思いを告げる。 ) [Fri 18 Aug 2006 00:20:32]
◆デュラハン > (自身の言葉の意味を考えているのか童子は暫し俯き)・・・・・・・ふむ。(それは以前聞いた物と同じ言葉。内心、聞くだけ愚問であったか?何て思ったが、改めて童子の意思を確認できれば)貴方ならそう言ってくれると思っていましたよ。(童子が出した答えに、それを喜ぶ様な言葉を返す。そして外套を抱えていない方の手を童子の髪に伸ばし、まるで幼子を褒める親の様に髪を撫でようするだろうか?)(其れから数秒後)・・・・・・まぁ、大丈夫でしょうね。(童子の顔を見たまま、仮面の下不可視の顔に考えるような表情浮かべればポツリと呟いて。) [Fri 18 Aug 2006 00:12:06]
◆童子 > ----- ヴェイトスを ? (暫し、思案するように俯いて …… やがて挙げた視線は、貴方のそれに応えるように。) これは、俺の考えでしかないけど --- もし、デュラハンがヴェイトスを離れるコトになるなら... 俺は、貴方に付いて行きたい。---- それが何処であろうと。俺は、貴方の居ない場所では 死にたくないから 。 ( 言うと、貴方を窺うように。その答えを待った。 ) [Thu 17 Aug 2006 23:56:31]
◆デュラハン > (童子から了承の旨を受ければ。)そうですか。それでは尋ねますが・・・・・私が暫くヴェイトスを離れるとしたら、童子は如何します?(単刀直入に告げるのは、この街から一時的に離れると言う意味の言葉。)まぁ、私としては近いうちにと考えているのですが、もし実際にこの街を離れる事になったとしたら貴方は付いて来ますか?(前にも似たような質問をした事があったがその時はあくまでも過程での話であったため、今回改めて確定事項として確認を取る事にして。)(外套を小脇に抱えたまま貴方の方に近寄れば、見下ろした状態で貴方の目をじっと見るだろう。) [Thu 17 Aug 2006 23:47:54]
◆童子 > ( 仕事ではない。との言葉には一つ頷いて、それ以上言及する素振りは見せず。 … 貴方の『狩り疑惑』について、その胸中知る由もない童子は、疑惑を永遠の闇に葬るコトに決めた様子---残念、とか呟いたのは何処ぞの影。 ) … 聞きたいコト、 俺に答えられるコトだったら何でも 。 ( 頷きとともに、了承の意を伝えよう。 ) [Thu 17 Aug 2006 23:31:37]
◆デュラハン > PL訂正:(口ごもった)→(飲み込んだ)に訂正を。(汗) [Thu 17 Aug 2006 23:30:49]
◆デュラハン > (濡れ鼠とまではいかないが、幾らかの湿り気を帯びた灰色外套。それがこの家に共に暮らす存在の声を聞けば)えぇ、今戻りましたよ。(戻った事を伝える言葉を返し)まぁ、仕事ではないのですがね。(外套を脱ぎ部屋の戸を後ろ手で閉めれば、その場で外套を折りたたみながら続けるように告げて。)(童子が口ごもった事を言っていれば、デュラハンは笑いながら本当の事を話していただろう。)童子、貴方に一つ聞きたい事があるのですが良いですかね?(手にした外套をコンパクトに纏め終わると同時、貴方に対して質問を投げ掛ける旨を伝える。) [Thu 17 Aug 2006 23:25:34]
◆童子 > … デュラハン...? (軋んだ、戸の音に振り返る。掛けた声は、灰色の外套確認すると確信に変わったようで。) ------ … 『お仕事』...? お帰りなさい。 ( 可也な間が空いた原因、それは「良い女性-ひと-見つかった?」と訊いてしまいそうだったのを、呑み込んだから。自身の思い過ごしである危険性が在るワケで、容易に口にすべきではないか...と。 ) [Thu 17 Aug 2006 23:12:00]
◆デュラハン > (3つあるうちのどの部屋かは分からないが、外を眺める童子の居る部屋の戸がゆっくりと開かれる。)(開かれた戸の隙間から見えるのは灰色の外套、それは貴方の姿を確認する為か覗き込むように部屋の中に入ってくるだろう。) [Thu 17 Aug 2006 23:06:38]
お知らせ > デュラハンさんが入室されました。 『戸が軋む音が響く』 [Thu 17 Aug 2006 23:02:19]
◆童子 > ( 『傾いだ家』の中---室内。童子は、シトシトと降りしきる雨を 窓辺より眺めている。 ) [Thu 17 Aug 2006 22:54:23]
お知らせ > 童子さんが来ました。 [Thu 17 Aug 2006 22:52:57]
お知らせ > クライさんが帰りました。 『旦那旦那、夕飯捕まえやしたぜぇ。(絨緞の上で寝てたにゃんこに声掛けて)』 [Thu 17 Aug 2006 21:52:02]
◆クライ > (「やぁ、カタツムリさん、こんばんは♪」 違うね。 はっしとゲッツ。) [Thu 17 Aug 2006 21:50:53]
◆クライ > (ま、この雨ん中、熱気と湿気で臭いの噎せ返るようなスラムまで来て、買い物しようって酔狂もそうは居ないか。やれ、本日も坊主になりそうだ。魚釣り用語とお客を一緒くたにした。ヒドイ。 絵の具造りをほっぽり出して、暫く雨に濡れていようか。この季節だし、シャワーのようなものだろ。涼しい涼しい。投げ出した足の上を、一匹カタツムリが這って来る。) [Thu 17 Aug 2006 21:48:48]
◆クライ@店内 > (お隣のボロ酒場は、閉日なのか、騒ぎの嫌いな呑んべえしか来てないのか解らないけど、今日は静かだ。普段それなに賑わいのある場所が、なまじ時稀しんとしてると、何だか侘しいもんだねぇ。あの喧騒ぁ嫌いじゃあ無ぇのに。酔っ払いの喧嘩沙汰も味のあるもんよ。お隣と自分ちの境目の板塀の辺りに立って、雨に濡れるままお空見上げて突っ立ってみる。飛沫が濁った眼球に跳ねた。) おー… 、冷て。 (洗ってない野良犬のように、頭をぶるんと振ってみた。公衆浴場なんて上等な場所にも行けない、貧乏暮らしのあっしらが風呂よ。恵みの雨。 玄関あけっぱのままで、土間にぼさっと座ってみる。お客はただいま――、) ゼロ、と。 [Thu 17 Aug 2006 21:38:57]
◆クライ@店内 > あーあーあーあー… … …。 (言わんこっちゃ無い。スリコギと鉢の隙間に挟んだ顔料が、見る見るうちに質量を激減させて、赤茶から今や不吉な黄土色に変わり、何だか硫黄臭とかしてきだした。あぁ、御店にお客居なくて良かった。さっき窓閉めたもんだから、室内中に腐った卵に似た刺激臭が充満だ。) ははぁ、こいつぁもういけねぇなぁ。 使い物になりゃあしねぇ…。 (困ったもんだって自分でやった癖に、呑気な言い草。一つ間違えると命を落とす所でいい度胸だ。さして急ぐふうでも無く、ぶらぶら歩いてって、入り口のドアをがたがた開けた。 たちまち湿った空気と、水滴が舞い込んでくる。やぁ、いい雨だ。 戸口の脇で鉢を逆さに振った。) [Thu 17 Aug 2006 21:26:34]
◆クライ@店内 > (いいさいいさ。もともと白だの黄だのと言った、分量命の繊細な調合にゃ、無骨で垢ちゃけたおにーさんの指にぁ向かないんだ。誰に弁明。 白具になりそこないの顔料粉を、スリバチごと手の中で弄び。捨てるのかっとか思いきや、そのまま傍らに置いてた瓶の口開けて、ガリガリ亜鉛粉混ぜちゃった。 だって勿体無いじゃねぇでやんすか。材料だって唯同然たぁ言え唯じゃないんだし。案外いい黒行くんじゃね? アバウト考え。) あ。 (亜鉛、入れ過ぎた。黒を通り越して赤茶になりそうな予感。目分量厳禁。ちぇっ。) [Thu 17 Aug 2006 21:16:54]
◆クライ > (台詞の割りには、声の調子は呑気そうだ。スリバチとスリコギを脇にのけ、換気のために開けっぱだった窓を閉めに行く。 一足遅かったようだ。酸化させすぎた。 寝室から店内に戻る頃には、スリバチの中身は、透明度の高い月白色から、妙に濁った黒っぽい色へ変化していた。苦笑い。) あっしとした事が…、 いやはや、ドジを踏んだもんだねぇ…。 (これだから白絵の具の調合は難しい。折角いい花崗岩が手に入ったと言うのに。…屑石だけど。 パサ付いた頭髪をぽりぽり掻いた。) [Thu 17 Aug 2006 21:07:19]
お知らせ > クライさんが入室されました。 『おっと、こいつぁドジったねぇ。』 [Thu 17 Aug 2006 21:00:39]
お知らせ > 蜘蛛さんが退室されました。 [Thu 17 Aug 2006 01:08:52]
◆蜘蛛 > ( --- カサカサ ... 。 『食事』を終えた蜘蛛は、早々にその場を立ち去るコトにした。紙の擦れるような、音とともに 『そいつ』は居なくなった。 ) [Thu 17 Aug 2006 01:08:48]
◆蜘蛛 > ( 久しぶりの『食事』だ。 蜘蛛が覆い被さっている、獲物の筋肉は既に弛緩してしまっている。動きたくとも、動けまい---基、動けたとして。蜘蛛には勝算が在った。それゆえ、この少年をターゲットと定めたのだから。 ) ( ----- いや。今はそんなコト如何でも良い。久方振りの食事を堪能するコトにしよう。 蜘蛛は、程よく液化した身体の一部に吸い付いた。未だ意識のある少年が、声なき悲鳴をあげ、抗っているようだが気にも掛けない。 そうして、『少年』が残骸と化すまで、蜘蛛は格別の獲物にむしゃぶりついた。 ) [Thu 17 Aug 2006 00:50:09]
◆少年 > …… ぇ ...? ( 少年が『それ』に気付いたのは、酷く動き難かったから。見れば、 自身の片腕---何か、絡み付いているような感覚が在る。然し見えない、不可視の『それ』は例えるなら--- ) ( 『 蜘蛛の糸 』 少年の思考が、その言葉を導き出したと 同時 …… チクリ。とした痛みが、左足に走った。 途端 ) …… な .... に...? ( ガクンッ! 力が抜けてしまったかのように、少年は地に膝を着いた。彼が振り返る、 背後に居、自身を襲った『それ』は---。少年の見たのは、『そいつ』の鋏角が自身の足に突き刺さっている光景だった--- … ) [Thu 17 Aug 2006 00:38:58]
◆少年 > ( 「 カサ ... 」 ) ----- … ? ( 何か、音がした...ように思えた少年は立ち止まる。辺りを見渡すも、音の原因らしきものさえ見つからず。気の所為かと思い直した少年は、歩き出す。 --- カサ カサ ... 。 音は、否。 『それ』は、少年に気付かれぬまま、彼の背後へと近付いて行って--- ) [Thu 17 Aug 2006 00:21:51]
◆少年 > ( スラム 一人の『少年』が歩いて居る。少年の名は---いや、この際関係のないコト。強いて言うなら少年は、金髪碧眼の 所謂「少女のような愛らしさ」を持った子ども、とだけ添えておこうか。 ) [Thu 17 Aug 2006 00:16:08]
お知らせ > 少年さんが入室されました。 [Thu 17 Aug 2006 00:13:13]
お知らせ > クライさんが帰りました。 『まだ暫く月が見えないねぇ。 (桟に肘を掛けて、のんびり狭い空を見上げた。)』 [Wed 16 Aug 2006 21:46:21]
◆クライ > (何の起伏もない生活も、結構楽しい。) どら、 …っ くらせぃ… …。 (猫背の背に反動付けて立ち上がる。 湿った空気は顔料に悪い。 空気を入れ替えに、寝室の窓を開けに行こうか。 隣の酒場に面した路地が見えるはず。) [Wed 16 Aug 2006 21:43:16]
◆クライ > (「まともな職に就かないのか」と言われれば、「まともな職ですよ」と苦笑い。 「まだ若ェのに、人生燻らせているんじゃねぇや」と言われれば、「せいぜい満足ですよ」と、苦笑い。 スラムから出るつもりも無し、出世がしたい訳でも無し。 単に手に職のついたこれ、絵の具造りをぼちぼち出来れば、上等な生活だと思う。 ああして、破格の値段に、わざわざ足を伸ばして買い求めに来てくれるってぇ有難いお客も居ることだし。) んあー… … 、 (くあ、と欠伸。) [Wed 16 Aug 2006 21:38:26]
◆クライ > (さて、どうしよう。 いつものように来ないお客をちんたら待って店で顔料造りしててもいいけど、それとも行商に行くか、店に卸しに行くか。 後者は今も営業が続いてるのかどうか怪しいような、これまたちゃちな露天商の事だけど。 何より暗黒街まで足を伸ばすのがおっかない、と言うより面倒くさい。 命の危機より物臭さが先に立つ。 なんて考えながら、再びスリバチを手に取った。すっているのは昨日降ろして貰った屑石だ。 今回は珍しい石が見付かった。 いい色が出そうだと思う。) (すりこぎを手に、淵に付いた粉を払う。) [Wed 16 Aug 2006 21:29:26]
◆クライ > (さっき帰ってった、食うや食わずの画家のおにーさんが、今月一人目のお客人だ。売り上げ100エン。パンも買えないあいたた。 それでも上々。 薄い唇を曲げて、ひゅう、と口笛崩れの息を吐き、硬貨を指の中で弄びながら店内へ戻る。 店番のニャーは今日は何処へ行ったか見当たらない。) つれないねぇ。 (からからと笑い、ドアをがたがた言わせて閉める。) [Wed 16 Aug 2006 21:19:44]
◆クライ > (そりゃあこんな界隈に住まいを構えている以上、ごたごた騒ぎはいつもの事だが。 暗黒街だか何処かではついこの間まで魔人だかおじんだか(?)って怖いのがうろうろしていたらしいし。そういや近頃とんと話を聞かないが。) やれやれ…。 次から次へと、にぎやかな街だねぇ……。 (曲がった背のあたりを、とんとん叩く。) [Wed 16 Aug 2006 21:13:38]
◆クライ > (絨緞の正面に胡坐を掻いて、淵っ欠けのスリバチで鉱石をすり潰しながら、指に付いた顔料粉をぱっぱと払う。 何でもそこいらの界隈の何処だかで、ちょっとしたどたばた騒ぎがあったそうな。雨の夜の事だし、知ってる人間はそう多くないようだけど。) まぁ…、 ここいらも安全たぁ、言い難い場所でやんすがねぇ…。 へぇ、毎度…。 (数少ない常連客から、錆びた硬貨を一枚貰って、立ち上がり、手ずから戸口を開いて見送った。) また御贔屓に〜。 [Wed 16 Aug 2006 21:07:37]
お知らせ > クライさんが来ました。 『ははぁ、そいつぁ物騒な話でげすねぇ。』 [Wed 16 Aug 2006 21:02:29]
お知らせ > 白毛の狼さんが帰りました。 『のっそりと立ち上がれば、家の中へと戻っていったとか』 [Wed 16 Aug 2006 15:07:07]
◆白毛の狼 > (パタパタと尻尾を振りながら、冷たい地面の感触に気分を良くしている白毛玉。夏毛になって毛玉というほどでもないけど、その辺はどうでもいいとして。うっとりぼんやり流れる雲を見上げていて、そのうちうつらうつらとまぶたも重くなってくるだろう)『中・・・入ろうかな・・・』(どうせ寝るなら家の中でタオルの上が良いわけで) [Wed 16 Aug 2006 15:06:31]
◆白毛の狼 > (日陰といっても家の軒先。ちょっと中に入って物色すれば残り物の有無くらいはわかるような気もするが、あまり勝手にあさると、後片付けなんていう器用なことができない狼にはちょっと面倒くさい作業でもあって)(後で聞いてみよ)(結局ごろ寝の続きである。どっからか洗剤のにおいなんぞも漂ってきたり。こんな場所でも洗濯する家はあるらしい) [Wed 16 Aug 2006 14:55:29]
◆白毛の狼 > (久しぶりに見た晴天。後何時間続くのか、それはわからない。晴天なのはうれしいが、それはそれで暑すぎる感じもするので日陰で風通しのいい場所でごろ寝中。)(昨日食べたタコ料理、まだのこってたかな・・・)(なんて思いながら夏の日差しのした、青空を眺めていて) [Wed 16 Aug 2006 14:50:29]
お知らせ > 白毛の狼さんが入室されました。 『晴れた──』 [Wed 16 Aug 2006 14:43:02]
お知らせ > クライさんが帰りました。 『おんや旦那ぁ、いっくら腹減っても顔料は美味かないですぜ。(皿を舐めるニャーに)』 [Tue 15 Aug 2006 21:52:51]
◆クライ > (あれま。 室内へ戻ってみた。) [Tue 15 Aug 2006 21:51:08]
◆クライ > まぁ、何とかなるさぁな。 (ごき、と腰骨を鳴らして、目脂のしぱしぱする目を右手でこする。 閑古鳥なんざぁ平素の事。稀に足を運んで来る、これまた店と同じに酔狂な客が、飯の元。食えなくなりゃあ、その時こそ、野となれ山となれってもんだ。 首を上下にぼきぼきと動かしたところで、隣の酒場の喧騒の方向へ眇め目をやる。) ははぁ、 繁盛していなさるこった。 あっしらも行くかえ、旦那。 水貰いに。 (身体を捻るようにして、開けっぱの戸口から室内へ呼び掛け。 オニャー様の声は無し。) [Tue 15 Aug 2006 21:48:36]
◆クライ > (むっと篭る夏のスラムの臭気が、家から出ると殊更鼻に詰まる。物の腐った臭いと、酔っ払いの吐いた反吐の臭い。どっかの博打で殺られた仏さんの死体の臭いも混じってるかも知れねぇ。 せいぜい鼻の前で手を立てて水平に振り、臭いを拡散させる振り。 入り口のすぐ脇にボロ看板を放っ立てた。 ついでに、腰に手を当て、右へ、左へ、曲げてみる。 看板が無いから、なんて言ったけど。 こんな場所。立て札出てようが出てまいが、まともな人間が気付くかどうか。) (うぅん、と伸び。 払うふりしたばかりの臭気を吸い込んで、欠伸交じりに。) [Tue 15 Aug 2006 21:39:10]
◆クライ > (と、笑った所で気が付いた。スラム街に絵の具売りってな酔狂も去ることながら。) おぉ? (ぽん、と膝を一つ叩く。) そうだ、そうだ、そいつぁそうさな。 そういや看板出した覚えが無いやな、昼間っから。 (そういやさっき蹴っ飛ばしたドアの隙間に、見覚えのあるボロ板が。ぶらぶら歩いてって、腰屈め、ういしょと引きずり出して案の定。) あぁ。 (色の薄い舌を出して、目を白黒めかせて、猫を振り向いた。) そいつぁ来ないはずさぁな。 いやぁ、旦那すまねぇ。 (からから笑って、再び戸口を潜って外へ出る。) [Tue 15 Aug 2006 21:30:29]
◆クライ > さぁて。 (骨の浮いた首に手を当て、ごきごきと鳴らしながら、絨緞の上に胡坐を掻く。) 今日もこの調子じゃぁ、閑古鳥でやんすかねぇ、旦那。 (縞猫は答えない。煮干しをがりがりするのに夢中だ。 一つっきりの明かりに浮かぶ、縞模様の腹部分のあばらの透け具合に、ひょい、と痩せた肩を竦める。) いやぁ …・・。 なぁに、死にゃあしねぇさな。 (か、 か、と喉に水分の無い笑い声。いざとなりゃ隣のボロ酒場の残飯でも貰ってみるさ。) [Tue 15 Aug 2006 21:25:26]
◆クライ > (二個目のバケツを置いた所で戸口が塞がった。こりゃいけねぇ。 足でごりごり地面を引っかきながら、バケツを一つ、縦に並ぶようにさせて避ける。 薄暗い室内に入り込んで、手探りで火打ち石を探し、打ち付ける。 錆だらけのランプ台に火が点った。) さぁて、旦那。 あっしがいねぇ間に、客の一人でも来なすったかい? (「みゃあ」と答えたのは、奥へ続く寝室の入り口付近に丸まっていた汚れた縞猫。 猫に店番。) ―へぇ、はは。 そうけぇ、そうけぇ。 (乾いた苦笑い一つ、ポケットを探って、からからに干乾びた煮干しを一つ放り投げた。) [Tue 15 Aug 2006 21:19:47]
◆クライ > (それとも、下手な冗談好きの鉱夫らしく、トロイと「とろい」を掛けたってか。 そりゃあ、人よりちいとばかしウスノロだがねぇ。やれ、つれねぇこった。 今宵の収穫…バケツの口八分まで積んだ屑石の山…を、えっちら猫背で何とか運び、後ろを向いて3Mの距離を、よいせよいせ言いながら持って行く。 何、あの旦那ぁ口は悪いが親切なところもある。こうして三軒先の自宅に戻りがてら、住居ん前まで運んでくれるんだし。) (がたつく戸口を、棒切れみたいな足で蹴っ飛ばし、ういせ、とバケツを玄関に置く。) やれやれ… …、 店も開けないうちから、腰を痛めてちゃぁ話になりゃしねえでなぁ。 ふう。 あっしも年でげすかのう… …。 (とんとん、なんて腰を手の甲で数回叩き。) [Tue 15 Aug 2006 21:13:08]
◆クライ > (陽気に手を振り、スラムの外へ歩いていく逞しい背中に、張り付いたような半笑い。) だぁら、… … あっしの名ぁ、クライってんでげすがねぇ… …。 ったく、ちいとも憶えやしねェ。 (疲れたような苦笑いで見送るは、スラムの住人としてはありきたりな、適度に小汚い風体の、30代前後の冴えない青年。 どっこらせ、などと、傍らに置かれた二つのバケツを、ひょろい手に持って、きびすを返す。) [Tue 15 Aug 2006 21:05:18]
お知らせ > 鉱山夫さんが来ました。 『「そんじゃまたな。トロイ!」』 [Tue 15 Aug 2006 21:01:32]
お知らせ > 維言さんが退室されました。 『( 意識を無くした聖女を抱えて。向かう先は大聖堂。出来る限り、急いで―― )』 [Tue 15 Aug 2006 02:31:33]
お知らせ > セレス@地下室さんが退室されました。 『 大丈夫。こんな風に死ねるわけが無い。捕まえたままの袖を離さないまま、意識を落とした。 』 [Tue 15 Aug 2006 02:22:39]
◆維言 > ( 事情は分からない。後々、聖女自身の口から聞く事はあるのかもしれないけれど―― 覚えのある聖性を手繰り寄せてみた結果が今というだけ。 取り越し苦労になれば、後々弁解とか色々大変だったのかもしれないけれど、それはそれでまだマシの部類。 聖堂で、また聖女の姿が見えなくなっている―― と小耳に挟んでいたのが、幸いした結果。それが無ければ、刹那の違和感は見逃していた可能性があるのだから。 だから―― やっぱり後悔はしないのだろう。抱えた身体に、まだ熱があるのだから。それがきっと、最善の一。 ) …御無事で何よりと言います。 ( 通路を抜け、荒れた寝室を抜けて―― 力任せにぶち破った侭、開け放していた扉からスラムの通りへと出て行く。 …蝶番が多少アレな事になっているけれど、一応扉を直して傘を拾い上げておくのは。万が一の追跡を少しでも遅らせておく為。少し注意すれば不審には気付くだろうけれど、幸い――雨が視界を曇らせてはくれるだろうと、希望的観測。 その分、自分達も雨風に晒される消耗を鑑みないといけないデメリットで相殺なのは、微妙な。 ) ……取り合えず、私が今はいますから、大丈夫だと、大言壮語しておきます。今だけ限定で。 ですから、脱力ではなくて、気をしっかり持って―― 今暫く、頑張ってください。 ( 大聖堂に戻れば、然るべき処置も出来るであろうから、真っ直ぐに其処を目指す心算を伝えて。だから、辿り着くまで頑張って下さいと―― 余り人を安心させるには向かない気質の精一杯。 …袖を握り締める小さな手に込められた気持ちに、きりきりと痛む目を軽く細めて。一度、薄ぺらい胸に押し付けるように、雨に濡れていく白銀の頭を降り注ぐものから護るように抱きしめたら。足早に、スラムを抜けていこう―― まずは安全の確保。それからなのだから。 ) [Tue 15 Aug 2006 02:18:09]
◆セレス@地下室 > ( 正直此処の家主の彼に関しては―――――憤りや失望もあったが、哀れな身の上に胸を痛める。 誰も彼を助けられなかったのか。 これからどうなるのか。 自分のした事は正しかったのか。 抱きかかえられて視界に映った荒れた室内に、そんな事を想って目を伏せる。 ) ごめ…なさ、い。 イコトさま。 ( 開け放たれた扉から吹き付ける雨風が冷たかったが、あそこから出ただけでふだいぶ気分も良くなった。 状況くらい理解できる程度には。 色々な意味で心底申し訳なく、俯いたまま力なく、ぎゅうと彼女の袖を握った。 ) [Tue 15 Aug 2006 02:06:41]
◆維言 > ( 事実、寝室はちょっとたいへんな事になっている。模様替えというにはハードな。閑話休題。 開け放した扉は、通りから見て異常を察するには十分か。家屋の扉の前には、誰の物とも知れない黒い傘が転がってもいる。 ――― そして、家の奥。地下室の扉を開け放って最初に感じたのは、どろりと濁った瘴気の――残滓。 聖性を手繰る為に解放していた感覚にざらつくそれに、ぎし、と眉を顰めながら。痛みを堪えるような視線が、俯くように床へと向き―― 見つけた。 ) 却下。 ( お互い、それが第一声かと突っ込まれそうな勢いの言葉な気がしたが、私はあんまり謝らない。 闇に沈む空気の中でも、顔色が良くないのは察せられる。むしろ、こうして対峙して改めて感じる、気配の弱さが問題か。 傍らに駆け寄って膝を着くと、床に伏した身体を抱き起こそうとしながら ) ――― まずは出ます。此処は、残滓が満ちていて気分も宜しくないでしょうと言います。 ( 長々と話し込むには向かない場所。消耗が激しそうな聖女にも、己の目にも余り良くない。 優先すべき事は、まず彼女の身の安全。 幸い、抱き上げるに足る腕力はあるのだから。 ) ……理由等はまた後ほど。大丈夫。大聖堂まで、私が御護りしますから――と言います。 ( まだ、気は抜けないから。常よりも張りのある響きで口にすると。聖女を抱き抱えて、地下室から抜け出そうと歩みを進め。 ) [Tue 15 Aug 2006 01:57:08]
◆セレス@地下室 > ( 大暴れ。 上の部屋から聞こえる物音を聞きながら何故かそんな言葉が浮かんで、ちょっと想像してみて微笑ましくなった。 とかいうと本格的に怒られそうなのでほとぼりが冷めるまで言わないでおこう。 微かに闇が動き、雨の音と足音が大きくなった。 あまり上等でもない格子が簡単に、否、乱暴に開かれると、其処に転がる聖女一人。 素人目にも瀕死っぽくベッドの脇に転がって薄目を開けて来客を見上げる。 思い描いた人が丁度来るなんて、神様も上手いことバランスをとるものだ。 ) …脱力、なら。 ( 他に思い当たらない不思議。 ) [Tue 15 Aug 2006 01:43:36]
◆維言 > ( 彼女にとっては、痛みの知覚は不本意かもしれない。けれど、意識を保っていてくれるなら――闇の中の灯火を探るように、途切れそうな糸を手繰る事は出来る。聖女の特殊な聖性とその気配を知っていたから、かろうじて可能だった無茶。こうして気配を手繰り寄せるだけで、目の奥がきりきりと痛む。 きつく眇めた視線が、より瘴気の濃い場所。そして、微かな聖性を感じられる場所を探り―― 殆ど家捜し状態の無茶をぶちかまして、見つけ出す。 こちら側からなら、扉は開けられる筈―― …地下に繋がる通路が、ぽかりと闇の奈落を見せる底。ツンと来る焦げ臭さと、湿気の篭った黴臭さ。 幸い、夜目は利く方。慎重に通路を降りていく先―― かんぬきの掛かった扉の向こうから、細い細い掠れた声が聞こえて、かんぬきに飛びついた。 ) 良く聞こえなかったと言いますが、根性と気合は勝利の必須条件だとか言います。後、努力とか友情とか色々―― ( ガラン。 かんぬきを下ろす音と同時に、扉を蹴破る勢いで! ) [Tue 15 Aug 2006 01:36:56]
◆セレス@地下室 > ( もう少し眠っていたい時にお部屋の掃除をしに来た修道女がわざとらしく大きな音を立てるみたいな。 あと少し、あと少し、と言っているうちに怒られて引っ立てられるのだ。 その時の彼女の顔といったら怖いこと怖いこと――――もう一度名を呼ばれた時、そんな寝惚けた頭がいっきに冴える程ドキッとした。 びくんっ、と身体が跳ね、焦臭さと黴臭さの入り混じった嫌な匂いと体中の痛みがぶり返し、体中びっしょり汗ばんでいるのに気付く。 咽喉も少し乾いていて、普通に出そうとした筈の声が全く音にならなかった。 もう一度。 ) ………気合、苦手、です。 ( かすかに動いた指先が鎖に触れ、手繰り寄せるようにそれを捕まえてちゃりちゃりと鳴らし続ける。 嘘みたいな話だけれど、この声は間違いなく――――。 ) [Tue 15 Aug 2006 01:16:28]
◆維言 > ( ――バンッ!! 何度目かの体当たりで、扉は開いた。蝶番の悲鳴とか、打ち身の痛みは暫し無視。 中に足を踏み入れると、建物の外からでも僅かに感じた澱んだ気配と焦げ臭さが、ツンと鼻を突く。ぼたぼたと水滴で床を汚しながらその根源を辿っていくと―― 寝室に辿り着く。 ) ………… ( 一見すれば、何の変哲も無い部屋。されど、燻る気配と瘴気の名残―― それに、僅かに揺らめく聖性の気配は、どうやらこの「 下 」からのものだと、朧気に判断。 床に這い蹲って、地下室に続く扉を探しながら ) ――― いらっしゃいますか、セレスティア様! 出来たら返事を。出来ないようならば気合を求めると言います。 ( 大真面目。 この場合の気合は、彼女の気配である聖性を保って貰えば、澱む気配の中の道しるべ的に彼女の気配を手繰って、地下の扉を発見し易くなる為。 鎖の気配を察するには遠くても―― どん! 床を叩く音が、近くまで来ていると知らしめる為のもの。 ) [Tue 15 Aug 2006 01:09:10]
◆セレス@地下室 > ( 扉を開ければ――――妙に其処だけ真新しく広い土間があって、スラムでは極普通の室内に続いている。 焦臭さと消失寸前の気配は、どこか下のほうから感じられるだろうか。 地下室が隠蔽されているかどうかわからないが、木で出来た格子の奥で横たわる娘の耳にその声が届くくらいには深くは無いようだ。 少しだけ眠らせて下さい、なんて甘ったれた事を思いながら娘は寝返りを打ち、じゃら、と鎖を鳴らした。 ) イコト、さま…? ( 怒ってる。 無断で抜け出すのはもうこれきりにしよう。 こんな風に彼女に声を荒げさせたくはない。 ) [Tue 15 Aug 2006 00:51:03]
◆雨 > ( ――― いらえの気配は無い。扉の向こうからは返事も、何者かが動く気配も、襲い掛かって来るような感覚も気取れない。 もしかしたら、じっと気配を殺して潜んでいるのかもしれないが―― 可能性を明示する思考を一度シャットアウト。 殆ど射抜くように睨み付ける扉の向こう――より、深い場所から、ほんの僅か手繰れる聖性の気配が、何とかまだ踏みとどまっているのを感じる。 風の一吹きで消えてしまいそうな、儚い気配。 方向性を手繰っている筈なのに、集中を途切れさせれば見失ってしまいそうな―― 嗚呼。雨がうるさい。 呼び掛けの声が途切れる一瞬に、ぎり と歯を食いしばり―― 思考が決断に至るのは一瞬。 ) 何か焦げ臭いような匂いもしておりますので、この場合「 緊急避難 」ということで失礼させて頂きます――と言います。 おりからの雨で鎮火の可能性はともあれ、家屋延焼は望まれないと過程の上で執行。 それに付け加えて、私の知人が此処にいらっしゃる可能性を追記。 ( 名目が無いと動けない身というのは、果てしなく厄介なもの。ならば、名目なんて作ってしまえばいいじゃないと高らかに謳ったのは、何処の国の王妃様だ。 燻る気配を題目に、扉に激しく体当たりを掛ける。生憎、体格に恵まれた身では無いが膂力だけはそれなり。 激しく扉を破ろうとする音と―― ) ――― 嗚呼、駄目。セレスティア様!! ( 消えそうな聖性を手繰り損ねかけて、苛立ちと共に叫んだ聖女の名。 ) [Tue 15 Aug 2006 00:44:00]
◆セレス@地下室 > ( 名も知らぬ住人の男が居るかどうかは分からない。 昨日の感じからして男は他に家族は無く、そして歌にも声にも反応は無かった。 留守かもしれない。 眠っているだけかもしれない。 そして、強く叩かれる音とよく通る声が、眠りかけていた娘をむずがらせた。 ああ、いい感じで眠れそうだったのに。 ぼんやりとそんな事を思いながらまた、痛みの世界に戻ってくる。 だからといって身体が動かせるわけでもないが。 娘は今、楽になりたいな、という気持ちでどこか他人事みたいに遠い音を聞いている。 こんな夜中に雨の中扉を乱暴に叩く音というのが何を意味しているのかじんわりとゆっくりと考えながら。 ) [Tue 15 Aug 2006 00:29:30]
◆雨 > ( 耳を澄ませど、微かな響きを手繰る事は次第に難しくなっていく。 静寂に閉ざされた夜ならばまだしも、生憎の雨。しかし、元々スラムの中でも比較的寂れた区域。対象となるべきものがそう、多くは無いのがこの場合かろうじての幸いか。 魔を見る事にばかり特化した視線がぎりりと細くなり、無彩色の世界を見渡す中―― 通り過ぎかけて、止まるのは。何変哲の無いように見えた一軒の家。 昏く澱んだ夜の中、一際深い澱が黒く降り積もって見えた中。異質は、手繰り寄せるのも難しい程にほんの僅か灯された聖性の気配。 違和感を見たのは、澱む気配に。感じたのは、消えかける聖性に。 ―― ばしゃんっ! 足早にその扉の前に近づくと、奇妙な焦げ臭さが鼻を突いた。 ) ――― 夜分に失礼致します。 少々、宜しいでしょうか? ( どんどんどん! 扉が揺れる程のノックは、ともすれば戸を破らんばかりの勢いになって、雨音とは異質の音として響く。 音を正しく発生する為のみに鍛えられた声が、中に「 聞かせる 」事を目的として、常の胡乱な口調とは別種の、聖句を謳う時にも似た、良く通る音を作り出して呼びかける。 ) [Tue 15 Aug 2006 00:23:48]
◆セレス@地下室 > ( 雨音にかき消された唄は暫らくして完全に途絶えた。 辺りは寂しい区画で、ぽつぽつと並ぶあまり大きくは無い家々が立ち並ぶ。 どれも無個性で特別どう、という事の無い家ばかりだ。 あえてその中で特徴――――異質を見つける事が出来るとしたら、長年染み付いた狂気と悪魔の気配。それから燻る焦臭さが漂う一軒か。 弱弱しく存在を示していた聖性はその中で消えかかっていた。 ) [Tue 15 Aug 2006 00:07:46]
◆雨 > ( 寂れた雰囲気の路地を、斜めに傾いた屋根を穿つよに降り続く雨は、刻が日の数えを変える頃になって漸く、その勢いを僅かに弱めれど 止まずに。 かような空の下、歩く奇矯の耳に届いていたのは、雨音、水音、そんな音色の連なりばかり。 ――― 途中までは。 ) ………? ( 月の無い夜を歩む影が、ふと、足を止めた。 耳を澄まして聞こえるものは、雨音ばかり。 けれど、その中。ほんの微か混じり届いた、この界隈、雨の中には異質な音。 それだけであれば、何を感じる事も無く通り過ぎていったかもしれないものは。 頭で考える前に、知った「 何か 」と血肉の方が判断したからこそ、ざらりと違和感になって混じる。 無彩色に閉ざされた通りを、視線が巡る。 意識を研ぎ澄ませ。掠めた糸を手繰ればいい。 …カンチガイだったら?後で考える。 瑣末の思考をシャットアウトして、聖なる歌の形を取って奇跡のように僅か、流れ出していた気配に意識を収束させる。 ) [Tue 15 Aug 2006 00:03:30]
お知らせ > 雨さんが来ました。 『( ざ ぁ ――― )』 [Mon 14 Aug 2006 23:55:08]
◆セレス@地下室 > ......for the Lord God...Omnipotent reigneth. The Kingdom of His Ch r i s t...... ( そして、静寂が訪れた。 枯れた咽喉かを休めるのが心地よく、じんわりと思考が止みに埋もれていく。 ああ、そういえば彼女にヴェイトス市を案内して貰いたかったな、なんて、そんな、いまさら―――――――。 ) [Mon 14 Aug 2006 23:43:27]
◆セレス@地下室 > ( 降り止まない雨の中、浪々と賛美歌を歌い綴った。 疲れて歌うのをやめた時、そのまま眠ってしまうのが良い。 こんなことでも幾らか痛みは紛れたし、少なくとも最期まで信仰だけは守れそうだ。 ) ......The Kingdom of this world is become the Kingdom...of our lord...and of His ......nd He shall reign for ever and ever. [Mon 14 Aug 2006 23:17:19]
◆セレス@地下室 > ......for the Lord God...Omnipotent reigneth. The...The Kingdom of this world is become the Kingdom of our lord...and of His Christ......and He shall reign for ever and ever. ( あとは、そうか。 最期まで神と共に在ろうか。 聖女らしく、パプテス者らしく、主を讃える唄を口ずさんでみる。 賛美歌以外は知らないから、延々とこれを繰り返していよう。 ) King of Kings, and Lord or Lords......Hallelujah Hallelujah Hallelujah Hallelujah............... [Mon 14 Aug 2006 22:53:27]
◆セレス@地下室 > ( 思考が止った。 見ればわかる。 自力で外に出るのは無理だ。 早々に手詰まりを感じてその場に仰向けになり、最早ベッドに戻る気力も失せた。 眠っている内に天に召されるならそれはそれで良いか、なんて思いながら目を閉じた。 まぁ、最期まで頑張った、かな、なんて自分を納得させながら。 ) [Mon 14 Aug 2006 22:42:07]
◆セレス@地下室 > ( 地面に転がったままの姿勢でたっぷり10分以上そうしていたと思う。 痛みの波が引くのを待つ…といえば希望はありそうなものだが、「痛くて何も考えられない」のと「痛くても何とか思考できる」程度の差だ。 兎に角、此処から出ないと。 此処では駄目。 聖域指定された場所に行くか、パプテスの術者に応急施術してもらうかしないと駄目だ。 幸い手足の拘束はされていないらしく、動かないのは力が入らないだけのようだ。 うっすらと瞳を開き、格子の嵌った室内を見渡した。 かすかに風がある。 ) [Mon 14 Aug 2006 22:35:05]
◆セレス@地下室 > ――――――――。 ( 雨が降っているのだろうか。 そういえばずっとそんな音がしていた気がする。 地下室に閉じ込められるのには慣れているけれど、此処は修道院の地下に比べて随分と外の音が聞こえる。 確か昨晩入ったときもそう長く潜らなかった。 …昨晩、で正しいのかもあまり自信が無いが。 大聖堂はどうなっているだろう? 日頃から不意に姿を消すような人間が一人居なくなったところで、そう騒ぎにはならないだろうか? ) ――――――――……うう、う。 ( 目も開けられないくらいあちこちが痛むけれど、どうにか起き上がろうと試みてベッドの上で寝返りを打った。 どさ、とそのまま地面に落ちて頬を打つ。 相変わらず、手足に力が入らなくて立つ事が出来ないようだ。 ) [Mon 14 Aug 2006 22:25:14]
◆セレス@地下室 > ( それが、どうだ。 ) ―――――はァ…あ――――だれか…――――――。 ( お笑いだ。 見返りが欲しかったわけじゃない。 「貴女を聖女と認定します」と言われた時、もっと世界を変えられると思った。 可能性が啓けた。 自分にしか出来ない事。素晴らしい事。 神様が授けてくれたと思った。 それとも、ほんのちっぽけな生涯だと思った今日までで分相応だったのだろうか? あまりに、あっさりとしている。 ) [Mon 14 Aug 2006 22:18:07]
◆セレス@地下室 > ( 自業自得といえばそうだ。 癒すべき場所を感知して飛び出したとはいえ、制止をかいくぐって抜け出してきた身。 普段から「危機感が足りない」とか「貴女は外をあまり知らないのだから」と言われてきた意味がようやく実感出来る。 それこそ、死ぬ間際に実感するなんて遅すぎるのだけれど。 ただ、1つでも多く癒したかったのだ。 耕す事も無い、作る事も無い、家庭ももたない、政に加わる事も無い。 ただ他人の用意した篭の中でのうのうと生きている気がして、それならばせめて自分に与えられた使命だけはと。 何処かの誰かが自分の為に作物を作るように、何処かの誰かの為に1つでも不幸の種を取り除きたい。 ただそれだけだった。 ) [Mon 14 Aug 2006 22:11:33]
◆セレス@地下室 > ( まともな思考が出来ないほど身体は痛み、息は苦しく、状況の把握は困難。 異臭すらするこの場所が何処だったかを思い出しては思考が乱れ、また此処は何処だったか確認する。 食事の匂いがしたが動く事も出来ず、空腹以上に吐き気がした。 昨晩からずっとこんな具合で、そう長くもたないんじゃないかっていう予感がした。 酷く身体が寒いのは体温が上がっているからだろうか。 ) [Mon 14 Aug 2006 22:04:03]
お知らせ > セレス@地下室さんが入室されました。 『 意識は混濁していた。 』 [Mon 14 Aug 2006 21:48:41]
お知らせ > 人影さんが帰りました。 [Mon 14 Aug 2006 09:39:56]
◆人影 > (やがて、仕事の時間になれば起き上がり、地下室にかんぬきをかけて…………ただし、立て付けの悪い扉はうっすらと隙間が開いており、そこからかんぬきをはずすことが出来るかもしれない。一センチと少しの隙間。地下室にあるのは、寝台、椅子、皿と食器) [Mon 14 Aug 2006 09:39:54]
◆人影 > (とりあえず、この女をここに寝かせておく限りは、この男は偽りの平静を保った状態でいるのだろう。しかし、この女は動くし、何かしらの術を使う。このままにしておいて言いのだろうかと考えるが、元々まとまりの無い行動の結果。思考がまとまるはずも無く、一つ息を吐いて傍らの椅子に座る) [Mon 14 Aug 2006 09:28:02]
◆人影 > (静かに狂っていた男。母親の形をしていたとはいえ、それをかいがいしく世話していた男は、今どことなく安堵感を覚えていた。いつもの寝台に寝そべっている女からは、内側からにじみ出るものと、外側から取り込んだという違いこそあるにせよ、母親が持っていた独特のよどんだ気配を放っていたのだから。 まるで身代わりとでも言うかのようにセレスを見下ろせば、脇にあったスープ……ほとんど刻んだ野菜だけの、流動食を、セレスに食べさせようとする……もっとも、彼女が死んでいれば全く意味の無い児戯なのだが……) [Mon 14 Aug 2006 09:17:20]
◆人影 > (男は地下室で、寝台に並べた女を見下ろしていた。昨日、犯そうかとしたが、拘束具のはずし方がわからず、あっさりとあきらめた。所詮衝動でしかなかったから。とりあえず、縊り殺すでもなく水を飲ませ、彼女が元々着込んでいた外套をかけて。血の類は、悪魔が滅びるのと同時に消えうせた) [Mon 14 Aug 2006 09:11:44]
お知らせ > 人影さんが来ました。 [Mon 14 Aug 2006 09:01:57]
お知らせ > 人影さんが退室されました。 [Mon 14 Aug 2006 04:47:12]
お知らせ > セレスさんが帰りました。 『 その日、“聖女認定”セレスティアは行方不明になった。 』 [Mon 14 Aug 2006 04:17:33]
◆セレス > ( 意識の無い娘は苦しげに息をしながら横たわり、目覚めない。 放って置けば明日の朝にでもこの場で死んでいるかもしれないし、埋めるなり隠すなりしてしまえば行方など誰にも知れないかもしれない。 なんにせよ――――――。 ) [Mon 14 Aug 2006 04:17:02]
◆人影 > (自分の手の中で力を失った少女。自分で呼び止めたにもかかわらず、恨み節は、国民全員にも伝わっていったことで。) っ!! (しゃがみこむようにしている体勢から、自分の頭、額をテーブルの足に叩きつけて自殺的な行動に移ることが出来るのはほとんどいないのでは、と後々語る。気を失ったセレスン言葉にどこか納得しながらも、獣と化したまま、ケダモノの欲望と鬱憤をその細い体に叩き込んで……) [Mon 14 Aug 2006 04:10:46]
◆セレス > ―――…か、はッ…はっ…はぁッ………( 床に身体を崩して荒い呼吸を繰り返しながら、掴み上げられた痛みに苦痛の声を上げる。 全くの脱力状態で、腕を除ける事もできないまま顔を歪めた。 ) ――――…形さえ…ッはぁ…はぁ…母の面影を残していれば良かったのですか? 「同じ形をしたもの」さえ其処に居れば貴方はそれで良かったのですか? …見なさい、貴方の母が正しく真琴の人ならば、聖句に焼かれる事など無かった。 ( そこまで言って苦痛に顔を歪め、うううと唸って痛みに気を失った。 あとは――――男の手に委ねられるのだろう。 どんな形であれ。 ) [Mon 14 Aug 2006 03:34:50]
◆人影 > (力を失ったセレスから手を離すと、人の形をした炭を抱き上げて、呆然とするが、それも崩れ落ちて、悪魔は塵に戻った) っおおおっ! (ごく短く吼えると、へたっているであろうセレスに掴みかかり、血走った目を向けるが、物理的な暴力は何とか踏みとどまる) [Mon 14 Aug 2006 03:27:50]
◆セレス > ( 立ち上がる力は残っていない。 ただでさえ一人で歩くのを止められるくらいに消耗していたし、1つ呪いを浄化してきたばかりだった。 文字通り、空っぽ。残量0だ。 荒い息をしながら脱力し、男の腕に抵抗しないだろう。 食い込む太い腕が苦しい。 消耗し過ぎて体内に残る呪いの浄化に回す力が残っていない。 なにより、彼のこれからの生活を思うと酷く悲しい。 あとはただ締め付けるように痛い胸元に手を当てて、祈るばかりだ。 ) [Mon 14 Aug 2006 03:18:14]
◆人影 > (悲鳴は、言葉ですらなくなり、音の域すら超えかけていた。眼球が裏返り、落ち込み、眼窩から青白い炎が舌を出し内部から焼かれていく) やめろっ、もういいっ!! (背後から伸びた丸太のような手は、左手は相手の腹部を締め上げ、右手は顎の下にねじ込むようにして、母親からセレスを放そうとする。しかし、床にもんどりうって火を噴く悪魔は、もしかしたらこれ以上の処置は必要が内容にも思えるかもしれない) [Mon 14 Aug 2006 03:11:14]
◆セレス > FIAT(!! FIAT(!! FIAT(ッ!! ( 耳を劈く悲鳴に確証を得て、更に一歩踏み出して声を振り絞った。 強い力を持った聖属性が形を帯び、ばちんと音を立てて一瞬だけ光を放った。 後の消耗の事を考えず、今この場で消滅させてしまう事だけを念じて。 それが正しい事だ。 既に取り返しのつかない事なのだ。 彼にとってもこれが、現実を見るべきチャンスになる筈だ。 ) 尊き四文字の名 A G L A の前に跪け!! Amen!! ( そこまで叫んだ所で男に羽交い絞めにされ、後ろに仰け反るように足を滑らせた。 ) [Mon 14 Aug 2006 03:05:15]
◆人影 > AAAAAA--------!! (その言葉に多摩市が焼かれるような感覚を覚え、悪魔は自分の節くれだった指を根元まで耳穴にねじ込み絶叫する。どす黒い血を耳から垂れ流しながら、寝台の上でのた打ち回って……悲鳴を上げるたびに、やせ細った歯茎から抜け落ちそうな、黄色くくすんだ歯が、唾液にぬれて怪しく光る) やめろっ! (一度は手を離した男が、今一度、近づいていくセレスを背後から羽交い絞めにしようとする。) [Mon 14 Aug 2006 02:57:36]
◆セレス > ――――では、此の方…いえ、「これ」は別人でしょう。 憑り着かれているという規模ですら無い。 「全く別物」です。 ( 口調は事務的に無感情に。 事実だけを告げるように。 これだけ異常な気配を漂わせる存在を母だと思いたい、思い続けたいという彼の気持ちは計り知れないが――――。 ) 悪魔よ、神に仇名す者、陰に潜みほくそ笑む者。 直ちにこの世から立ち去りなさい。 代行者…“聖女認定”セレスティアの名に於いて――――FIAT(! FIAT(! FIAT(!! ( 聖女の得意とするのは呪いの消去、祟りの消去。 本来悪魔払いは得意分野ではないが―――その身から滲み出る確かな聖性を翳し、一歩、二歩と悪魔に歩み寄った。 ) [Mon 14 Aug 2006 02:49:43]
◆人影 > ……何を言っているかわからないが、俺は、人間の両親から生まれた人間だ。……どういうことだ。 (セレスの肩を掴む手に更に力が入る) 『う゛ぁ……んぁぁ……』 (ゆっくりと状態を起こし始める。人型。どこかうれしそうにも見えるその表情は、紅い柱が表れた方向を向いて、瘴気を口から、体中の引っかき傷から垂れ流していて) [Mon 14 Aug 2006 02:41:03]
◆セレス > ――――――確認します。 ( 肩を掴まれた娘があまり良くない顔色で少しだけ振り返った。 表情もあまり芳しくない。 ) 貴方は「人間」若しくは法的に認められた人間亜種の純血ですか? もっと言うなら貴方のお母様は―――――――「悪魔」ですか? ( 確証は無い。 だが経験則で言うならば、一番高い可能性はそれだ。 まったくもって外れて欲しい推測だが…この体調でどうにかできるかも分からない。 ) …治す、という話ではなくなるかもしれません。 [Mon 14 Aug 2006 02:34:20]
◆人影 > (丘に上げられた鯖のように、白く混濁した瞳は、せわしなくグルグルと回り続け、下あごを不自然に左右に動かしながら、意味不明のうめき声を上げる。がりがりと当たりかまわず引っかくつめは、数枚がすでにはがれており、ペラペラと力なく皮一枚で指についている) うぁ゛? (うつろな視線がセレスの顔に集中し、何とか声を出そうと大きく口をあける) あぁ……gぁあkdl……。 (不可解な発音でつむがれた音は、あるいは悪魔の名前のなのかもしれない) ……直せるのか。 (がし、と横から男はセレスの肩を掴もうとし、暗い表情でセレスを見下ろして) [Mon 14 Aug 2006 02:28:24]
◆セレス > ( 「それ」が何なのか、一目視ただけでは分からなかった。 むしろ視覚情報に惑わされそうだ。 総毛立つ身体を構え、口元を抑えて暗闇を凝視すると、ヒトガタと言えるギリギリの姿をした何かが其処に居た。 これだけの瘴気を人間の身が出せるものだろうか? 視て直ぐ正体が理解できる程の能力は聖女には無く、男の言葉を信じるのならば「母親」であろうものに言葉をかける。 ただし、それは先程までの大人しげな声ではなく、酷く敵対的な、威圧的な音を含む。 ) ……貴方は「誰」ですか? 名を名乗りなさい。 Cast in the name of God.(。 [Mon 14 Aug 2006 02:21:53]
◆人影 > ……わかった。 (少し、戸惑いつつも了解して。寝室から地下室に通じる床のドアを開けて、先導して入っていく。短い階段を下りた後、ドアを開ければ、そこは奴隷の檻のような不潔な匂いと、瘴気の塊が充満しており、真ん中にただ一つ寝台があるだろう。そこにいるのは、背骨と頚骨をいびつにゆがませ、うなり声を上げて寝台を引っかいている女の形をした悪魔だが……発言秒数一桁が1、2ならば姿が見えない『判定』) [Mon 14 Aug 2006 02:09:53]
◆セレス > ソウバ??? ああ…「幾ら」というのは金銭的なお話しですか? それでしたら貴方が困らないだけの額をクリスティア聖教会宛てに寄付してください。 それから、神に感謝を。 ( 金銭の話を振られたらこう言うよう言われている。 なるほどそのとおりだ、と納得しているし、淀みなくそう告げた。 少し生臭い匂いのする建物の中は薄暗く、馴染みの無い間取り。 大人しく後ろについて歩き、部屋に通される事にした。 ) [Mon 14 Aug 2006 02:02:59]
◆人影 > (建物自体から、怨念のようなものを感じることは無いだろう) [Mon 14 Aug 2006 01:58:37]
◆人影 > すまないな。相場は……いくらだ。 (彼女が本当に聖職者なのだとすれば、そういった行為に関する値段は見当もつかず、彼女の金銭感覚にゆだねることにした。) こっちだ。足元に気をつけてくれ。 (軋む木製のドアを開ければ、カンテラを灯し、先導して歩く。広い土間は、動物でも解体したのか、わずかに血の匂いが残る……そして、暫らくして地下室に通じる扉を開けていく。いずれもセレスには背を向けて) [Mon 14 Aug 2006 01:58:15]
◆セレス > ―――――そう、ですか。 私で宜しければ診させて頂きます。 ただ、私に出来ることと出来ない事は案外はっきり分かれますので―――――。 ( 過剰に期待はしないでください、と。 本来なら一人でついていくべきではないのだろう。 ただ間違いなく此処には奇妙な気配があるし、彼は困っているように見える。 さっき吸収した呪いがまだ体内に残っているが、見る前から「できない」というのも問題だ。 視線をもう一度はっきり建物に向け、此処には問題は無いか確認しておく。 場が人を祟るというパターンは家屋にも多い。 ) [Mon 14 Aug 2006 01:54:31]
◆人影 > ……医者には治せそうに無い類の病気だ……。なるべく人目にはさらしたくない……。 (皮膚病、知能障害、人目にさらせない病気は色々とある。そういった類の病気であるようなことを諮詢して) ……他言無用と言うのなら、礼金は払う。見ていってくれないか。 (そう頼み頭を下げる男の目は、一瞬だけぎらりと光った。相変わらず距離は離れている) [Mon 14 Aug 2006 01:47:32]
◆セレス > ( どうやら話は通じたようで、手も離してもらって一息吐いた。 やっぱり外国は怖い、とかそんな怯えで一歩二歩後ずさる。 滅多に他人と接触する機会のない娘は、相手が何を考えているのかよく分からない状況、というのが酷く苦手だ。 ) …ご病気、ですか? 一概にはなんとも言えませんけれど――――本当にそれはご病気なんですか? お医者様に診て貰う方が良いとは思いますけれど。 ( と、嫌な気配を漂わせる家屋を横目に見る。 これがこの場所から出るものなのか、中にある何かからなのかはまだ分からない。 呪いの類か祟りの類なら何か出来るかもしれないが――――。 ) [Mon 14 Aug 2006 01:40:51]
◆人影 > あぁ……成る程。 (相変わらず無感動に自分の勘違いに気づけば、手を離して) お子からは少し遠くなる。 (そういって示した道順は、時間こそ20分ほどかかるが、よほど方向感覚が狂っていない限り、間違えようの無いシンプルな道順で) ……一つ、聞きたいんだが……最近、病気で寝込んでいる母親の容態がおかしい……いや、元気になっているだけなのかもしれないが……やけに動きが荒々しくなっている……。 (瘴気、と読んで差し支えの無い空気を漂わせる家屋の前で、最近、他にそういう話を聞かないか。何か思い当たる節はないかと尋ねて。もう手は掴んでいないし、そのまま逃げ出せば、逃げおうせる程度、2メートルほどの距離はある) [Mon 14 Aug 2006 01:32:21]
◆セレス > え?え?いえ、そうではなくって…! 「教会に案内していただければ其処に一晩泊めて頂こうか」と。 あのっ…。 ( 何か話しに食い違いがあったようだ。 「そんな所に行ってどうする」の返事が「泊めて頂く」だったのだが、どうもその辺り――――なんにせよ、呆然と立ち尽くしていると急に手を引かれ、そこでようやく慌てて否定した。 その先、すぐ近くにあるのが彼の家だろうか? 其処に何か淀んだものがある事に気がついたが―――彼の素性がよく分からなくて、急に怖くなって来た。 ) [Mon 14 Aug 2006 01:27:51]
◆人影 > 食事代ぐらいは払ってもらうが、一泊くらいならいいだろう……。 (どうやら本当に聖職者なのだろうか?もしかしたら本人が思い込んでいるだけなのかもしれない。まぁ、本物でもいい、ちょうど聞いてみたいこともあった。) こっちだ。 (そう言えば、男は、半ばセレスの死sつ門を黙殺するようにしつつ、家に案内しようとする。歩いて二分ほどの距離、それでもふらつくようならやや乱暴ながら手を引こうとするだろう。おとなしく近づいてくるのなら、家に近づくにつれて、よどんだ空気を察することが出来るかもしれない) [Mon 14 Aug 2006 01:21:58]
◆セレス > ええと、とりあえず大聖堂に連絡をして頂くか、一晩泊めて頂くかしたいのですけれど――――え、ああ、はい? ( 問われれば正直に目的を答える。 できれば自力で歩いて帰れるのが一番良いのだが、無理をしてもっと体調を悪化させても良くない。 「どっちですか?」などとマイペースに微笑みながら問いかけるが、あまり顔色は良くない。 もっとも、こう暗くてはそれも分かるか怪しい所だが。 とりあえずまだ少し暑いけれど、言われるままに外套を調えた。 じゃら、と外套の中で金属の鎖が擦れ合う。 ) [Mon 14 Aug 2006 01:14:07]
◆人影 > 少し離れたtころにあるにはあるが……そんなところにイ行ってどうする。 (意味がわからない、と言う相手の反応にこちらも驚きながら、不信感を色濃くしていって) ……とにかく外套の前を占めろ。 (股間にわずか血が集まる感覚を覚えながら、それに負けぬようにと、セレスに服装の注意をして) [Mon 14 Aug 2006 01:06:14]
◆セレス > ( 残念ながら大聖堂のお迎えとかではなかった。 ※捲いてきました。 ) ( そんな都合の良い事は本の中だけの出来事だってことくらい分かっている。 ただ、此方から言葉を紡ぐ前にかけられた言葉は酷く乱暴で、そして質問の意図が見えない。 此方としてはこの外套を着ている自分が教会関係者に見えない筈が無いという前提が頭にあった。 兎に角、こんな風に乱暴な言葉を向けてくる人間に出会う事は無く、思わず身体がびくんと跳ねた。 ) ……外套、ですか? あの、仰る意味が……すみません、この辺りにパプテス教会をご存知ありませんか? 道に不慣れなもので。 ( この辺りが危険だという認識が無い。 自分がどういう種類の人間だと思われているかの自覚も無い。 当然聖職者として、問うた。 ) [Mon 14 Aug 2006 00:41:05]
◆人影 > (一見無表情に見えるその顔と、灰色の瞳で見上げてくる女を見下ろして。一瞬ためらった後、こちらから口を開こうとする) ……何を考えているんだ。路地裏にでも引き込まれたいのか? ……それと、その外套はどうした。 (得たいの知れない娘に掛けられた言葉は、初対面の人間に書けるものにしては余りにも乱暴で。教会関係の印だということは理解できたが、それを纏っている人間が聖職者だとは考えがつかなかった) お前はなんだ? (家の前、と言うわけでは内が近所といっていい程度の距離、このまま素通りするのも不安だし、何より、母親がかもし出している気配のようなものを、目の前の女は、少し違うものの、中に溜め込んでいるようで、わずかながらそれが気になって) [Mon 14 Aug 2006 00:33:20]
◆セレス > ( ぐるぐるとハッキリしない意識の中で、誰かの足音が聞こえたような気がした。 ヒトが通らない場所ではないし、そうおかしな事ではないのだろう。 この街には不慣れで、此処がどういった区画なのかはあまり知らなかったが――――人気の無い寂しい辺りだというのはなんとなく分かった。 どうしよう、声をかけて近場の教会にでも連れて行ってもらうべきだろうか? あまり知らない人と道端で話をするという機会が無く、正直苦手だ。 足音が近くで立ち止まって何か言っている。 先ずは顔を上げて其方を見上げようか。 まだ足は立ちそうに無い。 ) ( 娘は黒い革の拘束衣の上に、クリスティア聖教会の印を描いた白外套を羽織っている。ゆっくりと深呼吸のように息をしながら、うっすらと汗をかくピンク味がかった真っ白な肌の娘。 ) [Mon 14 Aug 2006 00:26:27]
◆人影 > (がっちりとした体つきの、肉体労働者が道にへたり込んでいる人影を見つけたのは、ただの偶然だった。物乞いか、病人かと、特に気にせず、近づき、そして追い越そうとするが、立ちんぼの娼婦でも着ないような、わいせつな格好に、堀の深い顔をいぶかしげに歪めて) ……色狂いか? (4メートルほど離れた場所で、思わず足を止めて観察する) [Mon 14 Aug 2006 00:18:57]
◆セレス > ( 風が収まり静寂が戻る頃、娘はその場に膝を着いて目を閉じ、込み上げる吐き気を抑えながら深呼吸を繰り返した。 あまり空気の良い場所ではないようで、埃っぽい匂いが口の中に充満する。 身体の中に収めた「呪い」が暫らく蠢いている間、露出した自分の胸元に指で十字を描いた。 帰ろう、と思うのだが、立ち上がると真っ直ぐ立てなさそうでもう暫らくそうして居る事にする。 ぐらぐらと平衡感覚が狂っていて、腕と足にあまり力が入らなかった。 大丈夫、少し休めば歩ける。 そう自分に対して繰り返しながら、苦痛に眉の根を寄せた。 ) [Mon 14 Aug 2006 00:13:29]
お知らせ > 人影さんが来ました。 [Mon 14 Aug 2006 00:12:48]
◆セレス > ( ぶわ、と一際大きく外套が膨れ上がり、得体の知れないものが全て真っ直ぐに娘に向かって吸い込まれていく。 若し霊体に敏感な存在が見れば、そのグロテスクな赤と青と紫の入り混じった色々なヒトガタの混ざり合ったものが見えただろう。 それと、娘から滲み出る獰猛そうな捕食者の気配も。 聖性を放つ娘の中に、確かにある何か呪いと同種の存在。 黒い拘束衣の中に閉じ込められたもの。 ) [Mon 14 Aug 2006 00:07:21]
◆セレス > ( 聖教会の印を刺繍された白い外套が靡き、娘の首の後ろから垂れた5本の鎖がじゃらじゃらと音を立てて舞い踊る。 黒い淫猥な衣装を露にした娘は呪いの吹き溜まりに向けて招くように両手を広げ、微笑んだ。 ) おいでなさい、全て私が引き受けましょう。 痛みも、怒りも、悲しみも、嘆きも、絶望も、欲望も、全て飲み込んでしまいましょう。 [Mon 14 Aug 2006 00:00:36]
◆セレス > ( 幾らか体調は良くなっていたが、矢張りあまり長時間一人での外出は堪えそうだ。 幾ら虚弱でも歩いて疲れるほどの距離ではない筈だが、此処で精神力を使い果たしたら帰りは少し自信が無い。 それほど大きな呪いではないが、放っておけば幾らでも蓄積していく類のもの。 目に見えないものが蓄積していくというのは、本当に恐ろしい事だ。 見えるようになった時は大抵、手遅れになっている。 ) Agios O Theos Ischiros Athanaton...AGLA AMEN......... [Sun 13 Aug 2006 23:51:47]
◆セレス > Sebaoth Elion Eiech Adier Eiech Adonai..Jah Sadai TETRAGRAMMATON Sadai..( この身の赴くままに任せ、大聖堂を出で歩き出した。 救いを呼ぶ声が聞こえるのなら、それを救うのが己が身に与えられた命。 見覚えのある通りを抜けて乾いた石畳が途切れた頃、その声の主に辿り着いた。 凝り固まった沢山の思念は堆く降り積もって路地裏に溜まり、其処は既に呪いの域に達する程の悪い地場と化していた。 ) [Sun 13 Aug 2006 23:47:10]
お知らせ > セレスさんが入室されました。 『El Elohim Eloho Elohim...』 [Sun 13 Aug 2006 23:41:51]
お知らせ > ティエンさんが退室されました。 『( トン ――… 跳ぶ音は屋根の上。 屋根の上でも、辿るのは帰路。 )』 [Sun 13 Aug 2006 00:50:17]
◆ティエン > ……それを、等しく治したり、する? ( 自責と錯覚。優しい言葉は、その実痛いから。 ―…大分捩れてしまっているものは、唇を噤む。 真っ直ぐとか言われたら、裸足で逃げ出したい。色々。 ) ……無茶苦茶言うや。想像は出来ても、最初のは難しいのに。 ――… 見えないなら、楽なのにー… ね。 もしかしたら。 ( 否。目隠しの世界で歩く身には、違いないけれど。 笑う唇に、同じ笑みは返せずに。力無く肩が落ちるけれど。 ) ――… やっぱり、嘘吐きだ。 ( 磨耗しているならば、今こうして言う事だって、出来るのかどうか。 喉の奥、空気だけがさざめく音。 ―…労わるような、そんな目は。硝子越しでも、何だか逃げ出したくなってしまうけれど。 語られる言葉と、語られない形に。 むぅ 詰まる言葉が、ある意味答え。 ) …… 見たい? ならー… 嗚呼。だめか。難しいかな。 ……お礼に、頑張ってみようか。 ( 何の礼なのか、言ってから可笑しくなる。 ―…人の熱を手繰った指先を、するり 引いて。 ) …人がいたら、駄目なのか。 …へんなの。 ( 淡く、熱を滲ませた指先を、煙草の箱と同じよう、頬に添えて。 白い指先、色の乏しい爪先も、やがては外套の袖に隠れて、後はぼんやり、白いだけ。 ) ……多分無理。無理。美味しく無いし。 ( 不良養成教育。駄目っぽかった。 でも、頭はぶんぶん、横に振る。無理だし、多分。 ) ――… べたべたの、黄色い悪魔 とか? ( そういえば、いつかの約束。自警団の、「 お友達 」との会話を、ちらりと思い出した。 分かる人になら、大分タチの悪い戯言残して。 ふらふら、手を振ったら。 ) [Sun 13 Aug 2006 00:49:47]
お知らせ > ロブノールさんが退室されました。 『(その猫背が二階の方へと消えん。酒場の喧騒が夜に熔ける)』 [Sun 13 Aug 2006 00:20:45]
◆ロブノール > みんなさ。みんな、傷ついてる。そうして、自分だけだと錯覚する。(真剣に、揺れる彼女の瞳。この小さな子も、随分と真っ直ぐだと胸の内で笑った。)ただ、人にはもっとも優れた能力があってな。共感と想像だ。人の経験や感情を、己のものにすることができる。諸刃の刃には違いないが。…、見過ごさない子になりなさい。(へな、と力なく垂れる眉に。ニィと口を歪ませて。)その恐怖がある限り、盲目にはならない。(痛みを感じることができる限り、相手を思うことも出来るだろう。その恐怖は、十字架よりも正しい。)おれははいい加減にその能力も摩耗したがな。(つらつらと。そんなことを口にして、仕方無いと肩を竦めてみせた。近づかなくていい。ただ、離れてはいかんよ。言葉の外で、それを伝えん。)深い色か。なかなかの詩人だな。どうにも、目が悪いせいか色には疎くてな。何時か、見てみたいものだ。(全ての色を混ぜた色を。瞼に触れる。熱というにはあまりに細い温度に、ほんの少し瞬きを多くし、)なら、人の居ないときによんでおくれ。情緒があって、悪い気はせん。(おどけてみせた。すぅ、と階段を一歩。上がるように、開く距離。心を捉えるように、唇を掠ったつるりと光る宝石のような爪を、ぼんやり見ながら、)おれも祈ってるよ。そうやって、次逢った時に、煙草をばんばんふかしてたら衝撃だ。(不良を作り出してしまう。教育者。いちおう、きょういくしゃ。)おやすみ。お嬢ちゃん。いい夢を。今度、屋根の上ででもお茶をしようか。その煙草よりは、(ギシリ、と階段が鳴き、)甘いお菓子を用意してな。 [Sun 13 Aug 2006 00:20:18]
◆ティエン > …それが一番、怖いな。血塗れでも笑うもの。 …返り血なんかに気付かないで、一人の正義に固執し続ける檻。 …それなら、形のある刃の方が、まだ可愛げもある。 ( 悪意の無い真っ直ぐさが、一番怖い時もあるから。 今は空っぽの腕が、不自然に震えるけれど。 ) ――… みんな? ( 普遍として語られる言葉に、相手の手元に視線が向く。 掌、ふらふら振ってみる。 ) ……凄い、勇気のある人だ。 怖がっていたら、触れる事も出来ないからー… なんて、ね。違うかもしれないけど。 ( 雨垂れではなくとも。ひとつひとつ、置き去りの言葉。 ハリネズミのジレンマじゃないけれど、無理な話には同意する。 へな、と眉が八の字。 ) …ん。でも、そういう力は、嫌いじゃない。近づけないけど。 ( 怖いから。何処までも理由は根性無しだけれど。 肩を震わせながら、視線が片方だけ細くなる。 ―…可視には遠い光が、穂図化。眼鏡の蔓を弾くのが見えた。 地上の星と言うには、微かでも。 ) …黒っぽくはなるけど、黒ー…かどうかは、分からない。もっと深い色な気もするし。 ( 単一の黒と、全てを内包した色は、同じでもきっと、違うものだろうから。 例えば、夜の空と。街の闇が、似て異なる色を映すように。 ) ……なら、呼ぼうかな。 ……無理は禁物だよ、ロブノール。 腫れたところが破れて、血が出たら大変だ。 ( ―…他に人影は無いから、そんな呼びかけも己にかって思うと、視線は泳ぐ。慣れ無い以前の問題で。 ウインクするには痛そうな瞼に、背伸びして伸ばす指先。 半端な体温の指先は、冷えた熱。 ) ――… 比較の問題じゃないって。最近、漸く気付いたかもしれないー… けど。難しいや。 ( 苦味と甘味。 二つの天秤の端、互いがどの皿にいるかも分からないけれど。 ―…煙草の箱を持つ手に少し力が篭ると、くしゃって そんな手応え。 ) …… やってみる。 機会が無い事を、願っておくけれど。 ……うっかり甘く感じないといい。 ( 血の色はすっかり乾いた箱を、頬に押し当てる。 ―…名残のような血の匂いは、目の前にいる姿と同じ気配で、眩暈がする けれど ) ……屋根からの眺めも、嫌いじゃないんだ。 空も地も、良く見えるよ。 ( 触れる指先が、口元の傷を掠めるように触れる、作為。 ) おやすみ、ロブノール。 良い夢 を。 [Sun 13 Aug 2006 00:09:16]
◆ロブノール > そうだな。(ほんの少し、)そうして、その本人は、自分が刃を持っていたことに気づいてなかったりもする。(台所で、例えば、ヒトリ、夕暮れに肩を震わせる母親のように、)みんな、両手に刃を持ってるもんだと、昔言われたことがあってね。(笑わん。)怖がっちゃ、いかんよ、と。言われた。無理な話だ。(彼女の声は、蛇口より水が――…、静かに落ちる。あの瞬間のように、響く。)褒めてやってくれ。ろくでなしども、ばかりだ。(震える肩に、安堵する。そうやっていると、あの白さも温かみを持つから不思議だ。触れられる月の温度。)色を全部混ぜちまうと、黒になるって本当かい?(軽口のように問いながら、よっこいしょ、と腰を上げて、)いや、あってる。すまんな。ただ、自分の名を呼ばれることに慣れてないんでね。特に、(ウィンクを、)綺麗なお嬢ちゃんには。(ひとつ。しようとするも、いたた!と呻く。腫れた瞼はどうも、不器用でいかん。)ときに、人生は苦味が必要さ。不幸だと思う人間は、幸せだったことすら不幸だと思うように、(パンパンと冷え切ったケツを軽く叩きながら、)トキドキ、ホンモノの苦味を口にして、まだ、あの苦味は甘いほうだと言い聞かせるもも必要なもんだよ。記念に、(狼狽する彼女を丸眼鏡に映す。そうすると、ほら、)あげよう。イヤなことがあったら、咥えてみるといい。まだマシだと思えるようになるから。(オツキサマがふたつ。)じゃ、おれはそろそろ夜から夢へと逃げておくよ。お嬢ちゃんも、気をつけてお帰り。(付け加えるように、)屋根の道をな。(軽口。) [Sat 12 Aug 2006 23:42:33]
◆ティエン > …… 別にー… ( 至極何気無く。日常の中に紛れそうな、ありふれた疑問符の響きにつまるのは。 視線が、虚空を泳ぐ。 ) ……傷ついたりはしないけど。振るう場所を弁えられない刃物なんか、怖いじゃないか。 多分、それだけ。 ( 泳ぐ視線が、己の腕を一度見下ろす。 ―…誰の事を言っているのやら。かく と、頭が傾いで。 ) …しゃるろって。 ( 誰だろうって問う前に、答えは示された。 傾いだ顔が俯いて。肩が小刻みに震える。 ) ……この辺り、の。 ご近所さんは。 いい、センス だと、思うー… ( それは、たいへん。 一瞬瀟洒に聞こえる名前の由来に、ぜは 喉が鳴った。 夜にひとつ、灯りを燈すような煌きに、誘蛾灯に寄る羽虫みたいに、ふらり。視線が上がる。 ―…見上げる視線が、覗き込む風合いを、軽く帯びて。 ) …本当だ。今なら、絵の具サービスで描けそうなくらい。 …最初に引き離し過ぎると、最後の直線で ……ぱたっていっちゃうから、気をつけて。 ( 坂があったりすると、もう大変。 出来損ないの冗句を紡いだ唇が、ぎこちなく 笑みの近似値。 ) ……ん。 違ったなら、訂正するけどー… だめ、だったかな。 ( 夜が齎す平等の先は、まだ此処には訪れていない深みの事。 翳が射さないのなら、遠ざけておけるように。 ―…舌打ちの響きに、びくり 肩が強張って。 あわあわ 口元覆う仕草。 ) …… 苦くても? ( 歪められた唇の端。傷の残る場所に、視線が吸い寄せられる。 ) …… 咥えてみた、だけ。 でも、じわって苦くて、やだ。 ( 根性無し。 美味しかったのは、染みた血の名残くらい。 ) [Sat 12 Aug 2006 23:27:56]
◆ロブノール > そうか、(ふと。例えば、庭の花が咲いていたのに気づいたように。ふと、)正直な言葉に、傷ついたことでも、あったかい?(刃と、表現した彼女に。そうして、)あぁ、(軽く顎をしゃくらん。)この階段はな、シャルロッテの椅子って言われてるんだ。近所で評判でな。(含むように、笑わん。)靴屋のシャルロッテ婆さんの椅子みたいに、何時壊れてもおかしくないって意味さ。(丸眼鏡が、闇の加減で皿のように光った。傷には、冷やしたよ、と情けなくも、)まぁ、文字通りイロオトコだ。世間の男性陣に悪いことをした。これで、二馬身程度、彼らを引き離したな。(ふふん。と鼻で。軽口にしても、出来の悪い。夜は平等だから、の言葉に軽く眉を顰めるも、)――…、聡いお嬢ちゃんだ。どこで名前を、あぁ、(言いかけ、あやうくピエロになりかけた自分に気づく。)あの兄さんか。(自警団の。ラヴレス。身に情熱を宿す青年。彼が、己の名を呼んだか。ほんの少し、舌打ちした。心の中で。)手厳しい現実に、やさしいやさしい、お薬だよ。(片口の端を歪めてみせて。)――…、おいしくなかったかい。(あぁ、と。)初めて、吸った? [Sat 12 Aug 2006 23:03:40]
◆ティエン > …真っ直ぐ過ぎると、怖いもの。 正直なだけなら、鞘の無い刃みたいなものだ。 ( 階段の麓に凭れ掛かろうとすると、ぎしり 軋む音に 慌てて背を離す。 問いかけに、ぼんやりと視線が宙を惑って。 ぼそぼそ、躊躇いがちの声音は、いっそ不信塗れの情け無い代物。 ) …そっちは、カラフルになっちゃってる。 ちゃんと、冷やした? ( 青タン赤タンって言ったら、トキノミヤコ伝来のカードゲームみたいだけれど。 ゆらゆら、指先が腫れた瞼の辺りを示して。 ) ……貴族の人達なんて、何も言わなくたって夜にばっかりうろうろしてるイメージだけどな。 …でも、夜は平等だから、逆に ( トン、トン。 階段を昇る音。 ほんの少しだけ距離を詰める響きと、途切れた言葉。 ―…元より、色素に欠けた色合いは、人ならばアルビノイアのそれ。 ) ……ロブノール先生。怪我人がお酒と煙草。きっと、不養生だって怒られるんだ。 ( 確か、赤髪の青年が、あの夜に口にしていた音。 指定された呼び名にくっつけて、ゆらゆらと煙草の箱を揺らす。 どっちがどっちのカレーかは、言わぬが花のホトケサマ。 ) …勿体無かったし。 あ。でも、ごめんね。一本、減った。 …美味しくなかったけど。 ( 知らない血の味が染みたものを捨てるなんて、勿体無くて。 内実はいっそ単純だけれど、それ以上に。 好奇心で拝借した、へんな罪悪感。 ) [Sat 12 Aug 2006 22:53:27]
◆ロブノール > そうかい?(ひょい、と眉を上げん。)嘘つきが嫌われるのは分かるが、正直者も、いやかい?(面白がるような。そんな響きが音にあった。もごもごと、)あぁ、だから、そんなに白いんだな。おたくさん。(餌を食う驢馬のように言の葉を、)夜は、そうさね。誰にでも、優しい。その白さを育むのが夜だと知ったら、貴族さん方はこぞって真似るだろうよ。(紡ぐ。それほどに、その白さは綺麗だ。紡ぎながら、脳裏に浮かぶのは、太陽を嫌う種族がイロイロと――…、なるほど、だから、あの時間、彼女はあそこにいたのかと納得を。)先生だけで、(ぶは、と噴出し、)いいよ。お医者先生だと、随分と大袈裟だ。(言って、取り出された、それ。究極の選択。カレーか、う(強制終了)………、まだ、持ってたのかい。(声は、少し和らいだ。)捨てちまっても、よかったのに。(ココアの湯気を吹くような。そんな柔らかさ。) [Sat 12 Aug 2006 22:34:58]
◆ティエン > わたしは、逆だと思ってた。 …どっちだろう。嘘吐きしかいないのか。正直者しかいないのか。 …どっちも、やだな。 ( 零れた響きは、少し不思議そうに響いたから。それを隠すように、憮然とした口調を作ってみたけれど。 成功してる気がしなくて、頭抱えた屋根の上。 ) …だって、昼は苦手だもの。太陽、眩しいし。痛いし。夜の方が楽なんだ。 ――… ぅぁぅ その辺りはー… 「 お医者先生 」 が、頑張って治すといいと思う。 ( 薄く湿った路の上、膝を伸ばして立ち上がる。 まだ何処か距離を計るみたいな摺り足の歩みで、近づいて。 目深に被ったフードの陰から、赤い視線が じ、と見上げて。 ) ……火は、残念。持ってない。 それにー… ( ふるり。横に振られた首が、見上げる角度を取って。口元から覗く煙草を指先で指し示し。 ) …これより、美味しくないよね。きっと。 ( かさ り。 外套のポケットから取り出すのは、乾いた赤茶色に塗れた煙草の箱。 ―…泥が染みたものと、血の染みたもの。選択的には、究極的。 ) [Sat 12 Aug 2006 22:26:02]
◆ロブノール > 男は大抵、ウソつきさ。女が大抵、(はふ、と口の端を歪めて。)本当のことしか言わんようにな。(首を竦めてみせた。それが傷に少し痛む。揺らめく視線を隠すように、足許へやった。)タイヘンに、大きいも小さいもないだろうよ。おたくさんのタイヘンと、おれのタイヘンは随分と種類も違う。もったいないよ、(泥の味がした。舌で歯の裏をなぞる。)綺麗な顔に、怪我なんぞついたら。気をつけなさいな。(怖いし。それには、そうか、としか答えなかった。答えられんのだ。どうも、年をとると勇気がなくなる。――…、他人と自分の距離に対して。タン。と小さな音。闇に染みこむようなそれを合図に無精髭の顎を上げれば、)あぁ、ちょいとばかり、(目を細めん。月が、地上に降りてきた。今日は曇り。)忘れちまってね。貸してもらえりゃぁ、助かるんだが。(あるかい?と。言葉の外で問う。) [Sat 12 Aug 2006 22:14:07]
◆声 > ――… ぁ。 ( やっぱり。 安普請の階段が、今にもへこんで落ちるんじゃないかって、響く音に少し、ぎくりと。人間だったら、冷や汗が零れそうな所。 思わず固唾を呑んだ後。 ) …… ものすごい、嘘吐きだー…… ( 月明かりすら遠く。灯火も少ないスラムの事。 でも、見えないと思ったら油断大敵。 フードの陰の視線は、ばっちり 痛みを堪えた結果を見ていたから。 ぼそり。 ) …… ぅ。 い、いつもは 平気だもの。 むしろ、そっちの方が …まだ、大変そうなのに。 ( 屋根の端。へたり込むようにしゃがみ込んでいた影が、恐々 立ち上がる。 斜めの足元、確かめるみたいに。 ―… トン。 踵で、軽く叩くと。 軋む感触が伝わって、びく、と視線が下向いて。 ) …危ないとか、痛いは分かるけど。勿体無いって、何で。 ( そろり、視線が周囲を惑う。 うらぶれた路地。他に気配は感じられない。少なくとも、建物の外の範囲では。 ――… 迷うみたいな間は、数秒。 ) …ぅん。 だって、怖いし。 ( 磐石とは言えない足元を、軽く蹴って。 そう高くは無いけれど、屋根の高さから影が、地に向けて落ちてくる。 ――… タン 。 着地に沈み込んで、翻った白色が。低い位置から、そろり 見上げて。 ) ……今度は、火 いるんだ? ( 階段の麓まで近づいて。 指先が、口元を示す。 ―…苦そうな煙草。 ) [Sat 12 Aug 2006 22:07:33]
◆ロブノール > 〜〜〜ッ!!!(響いてた。しっかり。特に肋骨あたりに。)お、お、お…ぅ。(バンバンバンと階段を叩けば、ギシギシと揺れた。)い、いたくないよ。ぜんぜん。(大丈夫さ、と笑ってみせるも、その顔は脂汗でぬれていた。びしょぬれだった。)気をつけなさいよ。おたくさん。女の子が夜の一人歩きも感心せんのに、(ハァ、と安堵と疲労のため息を。ごそり、と座りなおして。)怪我したら、もったいないよ。(その、綺麗な白が。歌が聞える。掠れるように。)人に逢うより、歩き難い方を選ぶのかい。(ほそり、と。口にした。口の中は、苦味ばかりだ。煙草の。煙草。)そういやぁ、(ふと、顔を上げん。なんとか落ち着いた彼女へ。)火ぃ、もってないかい? [Sat 12 Aug 2006 21:55:14]
◆声 > い、いいじゃないか、屋根。 人少ないし。歩き辛い、け どーっ ( ―…歩き辛い、どころの騒ぎじゃなく。落っこちかけている間の声。 余裕があるのか、無いのか。 ぎりぎり、転げ落ちる寸前に体勢立て直して。 殆ど、べったり屋根上に尻餅ついた、影が。地上、階段から聞こえる声に余計慌てた。 おろおろ 視線が足元見下ろして。 ―…高さで臆する事は無いのだけれど。呼応するみたいに、片手をぶんぶか 振って。 ) お、落ちても無いっ!平気、平気 だものー…っ! し、しかも嘘だし。うあー…… ( シグナル・イエローで何とか踏みとどまった屋根の端から、じとり 恨めしそうな視線。 唸る声までセットでついて、空気が湿っぽさを増したような。そんな間の後。 ) …… そっちこそ。そんなに大声出したら、痛いんじゃないかなー…… ( ぽそり、呟き声。 ―…響くんじゃないかって思うんだ。傷に。 ) [Sat 12 Aug 2006 21:48:39]
◆ロブノール > そうかい。(ぶは、と噴出さん。)おたくさんの道は屋根の上かい。(口の端の短い煙草を揺らして、)――…ッ!?ッ!!!?ッ!!!!!!(なにか!なにか!!!!あの影!月が、消えていくような軌道で!)待て待て待て待て!!!!落ちてる!落ちてるぞ!!!!おたくさん!!ウソだ!!!見えとらんから!!!落ち着けッ!!!(ヒィ!と、息を呑んで、自由な片手をバッバッ!と振らんッ!!!ストーップ!!!運転手さん!ストープッ!!!) [Sat 12 Aug 2006 21:38:02]
◆声 > ( 扉一枚を隔てた喧騒に紛れてしまいそうな声。 夜の底、沈むみたいに空気を僅かに震わせて、耳まで届いたから。 ―…だから、逆に迷ってしまう。 ぎくしゃく、不自然な沈黙の間に、傾いだ線の上に蹲るものへと向けられた視線に。 小さく、唸るような声。 ) ……た、只の、通りすがり かも。 っぇ、うあっ、わ わわーっ!? や、見えない。見えないっ! から! ( 声質が少し、違って聞こえたのは。状況の所為か。それとも 怪我の具合の所為なのか。 ひそりと、今宵ならずの夜に繋がる記憶を引き寄せる前に。 何か、おかしな指摘が聞こえたものだから。 ばたばた、大慌てで外套の裾を押さえようと して 元々、傾いだ屋根は しっかりした地面なんかじゃないんだから。 ずずずずーっ 端っこまで、にじり寄るまでも無く、滑った。 かろうじて、落下までは至らなかったけれど。ぜは。 ) [Sat 12 Aug 2006 21:31:57]
◆ロブノール > (酒場より、歌も届く。吟遊詩人のソレだろう。ただ、今のは――…、)誰か居るのかい?(アルコールに掠れた声は、相手に届くだろうか。周囲を見回し、そうして、)――…、おう、(見えづらそうに、目をうんと細めん。ドコかで見たような、)そこで、なにをしてるんだい。(影が…。)パンツ見えるぞ。(ぼそり。) [Sat 12 Aug 2006 21:23:58]
◆声 > …やっぱり、苦いんじゃないかなー…… ( 空は曇天 寂れた空気は湿って濁って生温い中。 ぽそり 呟き声が届いたとすれば。風の悪戯、夜の気紛れ。 音の響きは、上の方から。 ――… 向かいの建物 半ば傾いだ、屋根の上。 ひっそり、蹲るみたいな白い影。 ) わっ ( 視線が向けられるのに木津伊、びくり 蹲る肩が跳ねて。 ―… 咄嗟に屋根を蹴りかけた足が 微かな既視感に踏みとどまって。 そろり、屋根の端に、にじにじ。 ) [Sat 12 Aug 2006 21:18:43]
◆ロブノール > と、言うか、(ごそ、ごそ、とまだ蠢く手。)火も――…。(無い、といいかけて、声。どこからだ。腫れた瞼に、半分潰れた視界を動かさん。声の方へ。) [Sat 12 Aug 2006 21:15:52]
お知らせ > 声さんが入室されました。 『 ――… それ 』 [Sat 12 Aug 2006 21:13:36]
◆ロブノール > (するも、しかし、)…………。(うんざり、顔を下唇を突き出す。無精髭の顎が陰鬱だ。やれやれ、と流した視線の先に、)――…。(あ、と小さく呟いた。泥に落ちてる吸殻。)ジーザス。どうやら、ツキはおれにあるらしい。(ピュゥと口笛を。それは切れた口の端に痛むのだが。のろ、と手を伸ばして口に咥えん。泥の味がした。煙草の香りもするが、泥の味がした。)――…、こころが、さむいな…。(神を呪わん。) [Sat 12 Aug 2006 21:11:34]
◆ロブノール > つ――…ッ。(一匹いたら、十匹は居ると呼ばれるアンチクショーに似た、その姿より背筋を駆使し脱出を試みるも、)ぐぅ…。(喉より唸った。先日受けた暴行の痕がひびく。仕方無い、とのそりのそり這うように動かん。結局、路地裏、傾きかけた階段に腰を下ろさん。)傷の治りがいまいちだな。年かねぇ…。(ハッと短く声を歪める。左手が探るのはコートのポケット。煙草をとらんと。) [Sat 12 Aug 2006 20:57:44]
◆路地裏 > (重い雲が垂れ込める。天が無い。どこも闇に溢れていた。季節を感じるのは、ただただ不快なばかりのこの暑さのみ。バランスを失ったような世界に、人の心まで病むよう。廃屋とも変わらぬスラムの酒場は、今日もいっそ不自然なほどの喧騒に包まれていて、そこから、)――…。(のそり、と木扉を押して出てきた男が居た。足許が怪しい。そのまま、建物の裏手。路地裏より、その二階へと続く階段へ足をかけようとするも、)ガダダダン!!!(いい音がした。滑ったらしい。階段でうつぶせのまま、痙攣する。その姿は、少し、少しばかり、スリッパで叩かれたゴキb――…、茶色いのに、似ていた。) [Sat 12 Aug 2006 20:50:30]
お知らせ > 路地裏さんが来ました。 [Sat 12 Aug 2006 20:43:44]
お知らせ > 童子さんが退室されました。 [Fri 11 Aug 2006 00:14:09]
◆童子 > ( 拙い思考で、結論付けた。 )( 「 時が経てば明らかになるだろう。 」 --- … 。 ) [Fri 11 Aug 2006 00:14:05]
◆童子 > ( --- ふっと思う。 「 この『異変』が進んだら、如何なるンだろう... 」 )( 今の感覚からしても、害となる事態にはならないのではないか。『彼』にとっても、自身にとっても。 ) [Thu 10 Aug 2006 23:55:34]
◆童子 > ( スラムの一角。 ) ----- 何て言うか …… こう ... ( 『異変』を感じ始めてから、数日が過ぎていった。---未だ『異変』の原因が判明したわけではない。 )( ただ、ムズムズとした感覚だけが在って。 ) [Thu 10 Aug 2006 23:48:48]
お知らせ > 童子さんが入室されました。 [Thu 10 Aug 2006 23:45:22]
お知らせ > デュラハンさんが帰りました。 『灰色の影が路地に消えて。』 [Thu 10 Aug 2006 07:22:11]
◆デュラハン > (孔雀鳩を飛ばし終えれば、軽くため息をついて。)仮に成功したとしてどうなのでしょうね?(そんな言葉を呟けば、外に出していた腕を外套の下に引っ込めて。)(此方も真っ直ぐ塒には向かわず、足の向かう先は「金色の兎」の名を持つ酒場で。) [Thu 10 Aug 2006 07:21:38]
お知らせ > ステアさんが退室されました。 『やはり、行こう。 この違和感のする・・・所へ。』 [Thu 10 Aug 2006 07:20:18]
お知らせ > ヴィーダァさんが退室されました。 『(結局は、人気の無い場所で一日を過ごすことに。)』 [Thu 10 Aug 2006 07:11:10]
◆ヴィーダァ > (背中で、二名の言葉を聞きつつ。 日の光から逃げるように、無言のまま。陰となる路地、邂逅のときに現れた道へと入って行く。)(用心と称して、足は塒とは無関係の場所へと向け。) [Thu 10 Aug 2006 07:10:33]
◆デュラハン > (目前の男も自身同様に戒めに近い言葉をステアに告げて。やがてその場から立ち去ろうとする背を見れば)・・・・・・お気をつけて。(その言葉は人としても人外としても取れる言葉。どちらが正しいか?と聞かれれば後者としての言葉が強いのだろうが。)いえ、お気に為されず。(ステアからの謝罪の言葉にはまるでちょっとした相談事を受けていた様な言葉を返して。少しずつ大地を侵食する日の光に眉をしかめつつ)えぇ、お気をつけて。(ステアがこの場所から立ち去ろうと摺れば、ヴィーダァへの言葉と同じ言葉を告げてその背を見送ろうとするだろう。)(二つの背中を見送る中、ふとデュラハンに一つの考えが浮かべば、外套の下から一羽の黒い孔雀鳩を取り出し空に放つ。)(それから暫しの後、ステアの背をデュラハンの気配を持つ一羽の孔雀鳩が追い始めて。決して優秀とはいえない追跡者の存在、貴女が何らかの形でその存在に気付いたのならば、追跡を撒く事も容易であろう。) [Thu 10 Aug 2006 07:08:04]
◆ステア > ・・・・・・そう、ですか。 (返ってきた2人の返事・・・どちらも、しらを切り通すもの。 当然か・・・激しい吸血衝動の後で判断能力が鈍っていたのか・・・今思えば、こんな方法で望んだ答えが見つかるわけもなくて。 ならば、もう二人に聞く事も、私が二人を呼び止める理由も消滅し。二人から目を離しうつむく。) 長い間、引きとめてしまって・・・申し訳・・・ありませんでした。 (辺りが明るくなり、朝日が覗く。その光が届く前に・・・再び黒いフードを被り。) 雨の中、倒れていただいた事・・・ありがとうございました。 もう、大丈夫ですので・・・。 ( 仮面の男には見上げるように、踵を返し去りゆく医者にはその背に・・・改めてお礼の言葉を呟き・・・座っていた木箱から、地面へと足を下ろす。) では、私はこれで・・・失礼します。 (ペコリ、とお辞儀をすれば・・・医者とは違う方向。町外れへ、と。 [Thu 10 Aug 2006 06:58:16]
◆ヴィーダァ > (利点が無い。現状で、利点が無いのは果たして誰か。 いずれにせよ、話せば話すほど、問題が起きそうである。この付近の住民がこの会話を聞くだけで。) ――よく喋ることだ。 (呟く言葉は、もはや呆れたようなもの。苛立ちなど遠のいてしまって。) ――ふむ、口は災いの元だな。 (向けられた視線、同意するように頷き。) ――ここは、人の街、少しは考えて動くことだな。 (そして、釘を刺すように改めて言い切り。 二名の顔を確認するように、見回して。よれた帽子をつぶすように頭へ手を乗せ、踵を返す。 最後の言葉を、どう受け取るかはその者次第。己の正体を、どう取るかも、個々の判断に任せて。) [Thu 10 Aug 2006 06:37:34]
◆デュラハン > (視線を向けると同時にその仮面の双孔もヴィーダァの方を向いているだろう。) [Thu 10 Aug 2006 06:34:09]
◆デュラハン > (自身の問いに重ねるように投げ掛けたヴィーダァの問い。その二つに対しての回答を得れば)・・・・・・ふむ。(相槌を一つ返し、外套の端から伸びる手を顎の辺りに構え考える様なポーズを見せる。回答の内容は理解できなくも無い物だが)・・・・・・まぁ、その様な事は嘘でも大っぴらに言うもんじゃないですよ?何処で誰が聞いているか分かった物では無い。(続けるのはあくまでもシラを切る言葉。ただ、その言葉の内容から、今回の発言の様な事を慎むようにしろと言う意を暗に感じれるだろうか。)まぁ、仕事を探すのならば斡旋所に行く事をお勧めしますよ。(そういえば肩を竦め、ヴィーダに同意を求めるように視線を向ける。) [Thu 10 Aug 2006 06:30:03]
◆ステア > ――――・・・利点は、ありません。 私が、気になったから・・・ではダメでしょうか? (ポツリ、紡ぐ言葉は本当に申しわけなさそうで。 ) その、御二人は・・・私見ですが・・・人に紛れて、生活しているようなので・・・私の様な、その術を持たないはぐれ吸血鬼が・・・その方法を、知りたかった・・・では、いけませんか? (白い肌の男は言った。自分は医者だと。元ではあるけれど・・・人に紛れている事は事実だ。 仮面の男の方も・・・その風体、格好から・・・職種はわからないが、少なくとも自分のようにローブを着込み人目を忍ぶ様な職ではないのが・・・見て取れる。 幼い吸血鬼は言う。自分もヒトとして・・・まっとうな生活がしたいのだ、と。 [Thu 10 Aug 2006 06:09:40]
◆ヴィーダァ > (魔力と呼ばれたもの、見えるといわれたもの。いまいち、ピン、とは来ないが。)(他者を見破り、自分の種を明かし、見破りの種を明かす。 いつ誰が来るともわからぬ場所で、そも、何処の馬の骨かもわからぬ相手に。) ――そう、その言葉に、何の意味が、 この会話に、何の利点がある? (質問には答えず。仮面の男の後に続くように、問いを投げつける。)(すでに空は晴れ、朝を告げる日も昇ってきている。 できることなら、この界隈が動き出す前に、何らかの決着をつけたいところである。) [Thu 10 Aug 2006 05:56:53]
◆デュラハン > (どうもこの頃は勘の鋭い者とよろしくない御縁があるらしい。ただ、今回の唯一の好機と呼ぶべきか眼前の男も人外らしく、もしそれが本当ならば仮に「何か」があったとしても、眼前の男が自身に不利な事をする可能性は限りなく低いだろう何て考えて。)ふむ。(ヴィーダァに対して向けた尋ね言、それに返された妙な含みを持たせる様なはぐらかしの言葉に片眉を上げる。暫しその含みの意味を考えてみるも、その言葉の真意は理解できぬず。先ほどの紅色の瞳、その事を考えればこの男も吸血鬼なのだろうか?何てそんな事を考える。)ふむふむ・・・・・。(聞き入るような相槌を入れながら、ステアの話を聞いて。聞く限りではステアの言葉は本当なのだろうが・・・・・)では・・・・仮に私達が人外だったしましょう・・・・それで貴女は何を求めてるのです?(ステアが自身達にカミングアウトした理由を尋ねる意を込めての言葉。一応は虚言癖のある人間をからかっているようにも取れるその質問だが、自身にとってもヴィーダァにとっても最も知りたいカミングアウトの理由が分かる問いで。) [Thu 10 Aug 2006 05:51:42]
◆ステア > えぇ、と・・・魔力、と言うんでしょうか。その流れが・・・「視」えるんです。 (魔道に携わる者、魔力にはそれなりに敏感で。 魔族なら微かながらに魔力があるというのも頷ける話かもしれないが・・・。) でも・・・そちらの仮面の方は、もしかしたら・・・違うかも、知れませんね・・・ (冗談だと、しらを切られればそれ以上、追求するつもりもなく・・・仮面の男に関しては、その風体から・・・そう感じるだけだけなのかもしれないが。) ッ・・・ぁの。 お医者様・・・は、吸血鬼・・・じゃ、ないですか・・・? (聞こえた舌打ちにビクリ!、と肩を跳ねさせる・・・ソレはそうだ。人の世に隠れ住んでる魔族が・・・その正体を明かされて気分が言い訳はない。 ) もし、違うなら・・・無視してくださって、結構です・・・。 (吸血鬼のお医者様も、関わりたくない、と言ったところか。 それなら・・・ソレで仕方が・・・ない。 木箱に座ったまま・・・うつ向いたまま。押し黙って・・・ [Thu 10 Aug 2006 05:35:24]
◆ヴィーダァ > (用意周到に隠してはいないのだから、わかる相手にはわかる。過去にもあったことが、また起きただけのこと。 だが、意図が読めぬまでは、身構えておく必要がある。どうにも、敵対する様子も無いようだが。) ――ちっ…(続けられた言葉に、つい舌を打ってしまう。無防備に見えて。 この状況、より警戒するならもう一名の仮面の男か。 同様に、人ではないらしいが。)(そこで、ようやく繋がった記憶もある。 仮面の、人ではない男。) ――さ、て ね? (余計なことを口にせぬようにして、両者の会話を静観するふりを。 選択肢があるとするなら二つ。 無理矢理に否定するか、或いは肯定するか。どちらにしろ大したメリットが無いと言う点では、似たような選択肢である。 ああ、この場より逃げ去る、と言う手も。 などと、様子を見つつ考える。)(行動が、余計に不審になっているところまでは思考が回っていない。) [Thu 10 Aug 2006 05:14:39]
◆デュラハン > PL:訂正(二つ目の言葉)→(二回目の吸血鬼と言う言葉)に訂正を [Thu 10 Aug 2006 05:09:03]
◆デュラハン > (自身がステアに何か出来る事が無い以上、医者と患者のやり取り?に自身が口を挟む事は無い。そんな事を思いながら、二人のやり取りを眺めつつ次に行うべき行動を一人黙考し続けて。)(ちなみにこの男は繋げられた門の存在に気付いてはいるが、まだその正体を明確に理解していない。)何の冗談でしょうかね?(二つ目に続けられた言葉を聞けば、ヴィーダへと向かいそう告げて。ただ、呆けた様に見せる言葉とは裏腹、その不可視の顔は固まっていた。)また・・・・どうしてそう思われるのです?(続けられたステアからの自身の人外認定の言葉を聞けば、変わらぬ呆けた様な口調で貴女に尋ねるだろう。) [Thu 10 Aug 2006 05:04:03]
◆ステア > ・・・だから、吸血鬼・・・です・・・。 (往々に、二人の反応を見ていれば・・・やはり、お互いに正体には気づいていない様だ。 暗黒魔道に精通しているからか、はてまた・・・生まれながらの能力か。 2人が人間でないと判る以上、どうやって人間に紛れて生活しているのか・・・気になるのも事実。 できうることならば・・・人との共存が、好ましいのだから。 ) 間違えだったら、申し訳ない、のですけど。・・・御2人、共・・・人じゃ、ないです・・・・よね? (申し訳なさそうに・・・壁に凭れかかったまま、静かに問う。 間違えで済まされるはずのない、問い。 [Thu 10 Aug 2006 04:54:45]
◆ヴィーダァ > (その方面の感知に長けていないものには、街の外、遥か遠く、この世界のものでない空気を感じることは出来ず。) ――そうだな、そのままでは風邪にもかかろう。 ――何、単なる気まぐれだ。 (両者に相槌を打つように返事をして。落ち着いてきたように見えれば、そろそろこの場を後にするかと、考え巡らせて。) ――っ…!? (何を言っているのか。 緊張の解けていた体が、僅かに震えて。 『同属』やはり、とその事実―騙っていないのであればだが―は、楽に理解するが。ここでその発言をする意味が解らなかった。 仮面の男が声にしたような、呆けた真似をすることも出来ずに。体に走る緊張に任せて、警戒をして、様子を見るしかない。) [Thu 10 Aug 2006 04:26:26]
◆デュラハン > (女を壁に凭れかけさせたの見れば、こちらも次にどう動くべきか考え始める。素性はまだ分からぬが、件のターゲット候補としては悪くないこの対象。このままこの男に任せる振りをして女の方に孔雀鳩の追尾に切り替えるべきか、それとも最後まで自身が付き添い隙を窺うかの判断に迷い)さすがに着替えを準備するのも難しそうですからね?(そんな思考を遮るように告げられたヴィーダの言葉に相槌を打つ様な言葉を告げて。途中、無描の仮面は不味いと思ったのか、空となった手を仮面に触れさせ仕事用の笑みを湛える道化の顔を貼り付ける。)濡れ鼠は体によろしくないですよ?(男二人の心配?を断る意を告げる女の言葉を聞けば、心配する様な言葉を告げて。一応は、元医者が居る手前、まともな事の一つや二つくらいは言った方が良いだろう。)・・・・・・・はい?(その後、ステアからの名乗りと唐突過ぎるカミングアウトを聞けば、小首を傾げ「聞き違い?」と言う様な感じの声を上げて。) [Thu 10 Aug 2006 04:19:11]
◆ステア > (先ほどから感じるこの違和感、町外れ・・・いや、もっと向こうからの様な気がする。 でも、今はその事が優先ではない。木箱に座って、呼吸を整えればすぐに頭を下げる。 ) い、いえ。これで、十分・・・ですから。 ――えぇと、ありがとう・・・ございます。 (未だ声は擦れているものの、何とか意識はハッキリしてきたらしく、2人の男の貌を交互に見上げ。) 私・・・ステア、と言います。 旅人、なのですが・・・・・・その―――ヴァンパイア・・・です。 (突然の、名乗り・・・どちらも、私を狙っているわけでなく・・・同じ魔族なのだから。と、考えポツリ、と告げる。吸血鬼だ、と。 [Thu 10 Aug 2006 04:08:22]
◆ヴィーダァ > (短い悲鳴に、一度様子を確認して。 再び動き出して。適当な木箱の上に座らせて、壁へ凭れかけさせ。 雨を凌げるような場所に移したところで、濡れた服などをどうにかしなければいけないわけだが。 現状ではどうしようもなく。一先ずは、一息つく形になるか。) ――さて、どうしたものか。 今の俺に、これ以上できるものも無いのでね。 (苦笑浮かべつつ話して。 改めて、ここにいる者を観て。似た色をした女と、どこかで見た気がする男。 まじまじと観察することは出来ないため、感じるのはそんなもの。 一対一でもないため、詮索するわけにも行かない。 このまま立ち去るのも、選択肢の一つではある。これ以上関わるのはよしたほうがいいのかもしれないとも。 衣服の乱れた部分を直し、帽子を深く被りなおしつつ考えて。) [Thu 10 Aug 2006 03:52:38]
◆デュラハン > (ヴィーダァからの肩を担意でくれと言う指示を聞けば、先に了承をした為に拒否する事もなく)此方ですね?(ステアの横に向かいながら外套の下にあるステッキをシルクハットを持つ手に移動して。そのままステアの真横に来れば、下から鮮やかなド紫色の袖と白手袋に包まれる手を伸ばし、ステアの腕を掴み自身の肩に乗せた後にヴィーダァと高さを揃える様にするだろう。外套の下から伸びた不似合いな腕、それは反対の腕を担いでいるであろう貴方にとっては見覚えのある物かもしれない。)(調子の悪そうなステアの様子を見つつ、やはり先ほどの暴走?と関連があるのだろうか?なんて推測を巡らせて。ただ、それを口にする事は無く黙って運ぶ作業を手伝って。)(途中並ぶ二人の吸血鬼の横顔を見て、二人の瞳が紅であることに気付く。無論、それだけで確定的な結論は出ないわけだが。) [Thu 10 Aug 2006 03:44:18]
◆ステア > ――――ッ!!? (「 ヅ キ ン ! 」 引き上げられ立たされた拍子に・・・強烈な頭痛。 短い悲鳴をあげるも・・・痛みは一瞬。ただ、なんだろう・・・この違和感は? ) ぁ・・・そう、なんですか。でも・・・大丈夫、ですから。 (吸血鬼が医者・・・何となく、合理的だな、等と思いながら・・・取りあえず、身体機能が回復するまで二人を頼るしかなく・・・。) その・・・申し訳、あり・・・ません。 (同族、魔族といえども・・・初対面の相手の手を煩わさせてしまっていることを、申し訳なさ気に詫びる。 もっとも・・・この二人は気づいていない様だけれど。 [Thu 10 Aug 2006 03:35:45]
◆ヴィーダァ > (伸ばし、握り帰された手。薄いながらも、手袋越しでは相手の体の温度には気が付かない。 引き上げながら、肩を貸すようにしよう。) ――何、これでも、元医者でね。 (警戒しているのならば、それを解く意味も込めて、僅かに苦笑を含んだ口調で、久しぶりに口にする職を零した。 少なくとも、雨を凌げるそこらの家の壁にでも凭れ掛けさせようと。が、身長差もあって、バランスが取れない。) ――と、そちら側を、頼むよ。 (女性の空いている側の腕を指差して、其処の壁まで、手―肩を貸してくれ、と。) [Thu 10 Aug 2006 03:13:33]
◆デュラハン > (眼前の男の緊張が僅かに緩んだことに気づく事も無く、介抱を行おうとする様子をじっと見続ける。)まぁ、二人で運ぶ方が何かと楽そうですからね?(男の牽制とも取れる言葉には、さも当然の様に了承の意を返して。実際、下手に事を荒立てて自身にとって不利な状況を呼び込むよりも、男の指示に従い丸く治めたほうが良いだろうし。)(交差する二つの紅に気づく事は無く。無論、ステアを二人で運ぶ事になれば話は別だが。)(自身の気遣いの言葉に、貴女が素直に言葉を返せば)そうですか。(どこか何かを隠しているような感じのする言葉に納得したように返す。ただ、それ以上の追求は無いが、二つの虚空が貴女にどこか疑いに近い視線を向けているだろう。) [Thu 10 Aug 2006 03:04:08]
◆ステア > (伸びた手、此方から伸ばすのを躊躇するも・・・どうやら一人では立てそうにない。 それに、確かにココで雨の中、男が2人で倒れた女が一人、と言うのも傍目に見れば色々勘違いされかねない。 ) すい、ません・・・――――。 (弱々しく伸ばし、握った手。 相手は気付いているのかいないのかは、定かではないけれど、やはり、と言うべきか、意外と言うべきか。握った手の体温は同じくらい・・・若干、此方の方が暖かい、か?) ぁ・・・いぇ・・・何でも、ありません。 (仮面の人の問いに、若干ワンテンポ遅れて答える。 この仮面の人の正体も気になる、が今は・・・この眼の前の、同族に意識がいってしまっている。 [Thu 10 Aug 2006 02:50:01]
◆ヴィーダァ > (改めて、しっかり、と言うには程遠いながら、声が返ってきて。 さらに、、特に行動を起こしていない男に。 緊張が僅かに緩む。) ――無理はしないことだ、と言いたいところだが。 さすがに其処では具合が悪い、動けぬのなら、其処の男ともども手を貸すが? (勝手にもう一命を数に入れたのは、ちょっとした牽制か。 紅い瞳の視線が交差しても、それ以降の女性の反応の意味には気が付かず。ただ、似た色をしていることに、僅かな疑念が浮かぶのみ。 近づいてきた男には意味ありげに視線を送ってから、女の返事を待たずに、互いに手を伸ばせば触れられるほどに近づいて。) [Thu 10 Aug 2006 02:28:29]
◆デュラハン > (倒れた女に視線を向けていれば、男の方から声が聞こえて)気が付いたようですかね?(顔の向きも女のほうに向ければ、そんな風に男に告げる。)(男が女のほうに近づくのを見れば、その場でじっと眺める事にして。それはこの状況下では下手に逃げるよりも、男に女を介抱させるのを見ていた方が波風が立たぬと考えての行動。)(やがてちゃんとした受け答えをし始めた女が言葉を詰まらせたのに気付けば)どうかされましたか?(自身も一歩だけ近づき、女のほうに声をかけて。)(まさか自身の正体を感知されているとは思いもよらず、表向きは貴女を心配する通行人の様な感じで立ち振る舞うだろう。) [Thu 10 Aug 2006 02:22:21]
◆ステア > ――――ッ・・・・・・・・・。 (今度ははっきり聞こえた。 自分を案じてくれている声・・・先ほどまで続いていた吸血衝動は、今は引いている。 動悸も少し不快感がある程度・・・これなら、大丈夫。 ) は、ぃ。 なんと・・・か。 (けれども紡いだ声は、どことなく擦れている。 せめて眼を合わせよう、と・・・顔を動かし、辺りを見渡す。 先ほど、背後から声をかけてきた仮面の人・・・恐らく魔族、と直感的に理解し・・・近付いてきた男を見上げて・・・) ――――ぁ・・・。 (固まった。 自分と同じ闇に栄える白い肌・・・紅い瞳。 本能的に感じた。同族・・・吸血鬼だ。) [Thu 10 Aug 2006 02:12:18]
◆ヴィーダァ > (これが、街中ならば、走り駆けつけることも出来たのかもしれないが。この場は貧民窟、暗黒街ほどではないにしろ、何が起こっても不思議ではない。 いろいろな意味で、匣をもっていないのが悔やまれる。)(改めて考えてみれば、面倒なものに首を突っ込んだものだ、と哂うのだろうが、今はそういった余裕はない。面倒なことになった、とは考えても呟きに零さなかった言葉。) ――ぅん? (僅かな震え。気のせいにも思えた動き。 改めて、倒れた女の全身を見渡してから。様子を見るために、数歩近づいて。) ――動けるか? (同じ問いを繰り返す。その顔と視線の角度によっては、紅い目同士を合わせることになるだろう。) [Thu 10 Aug 2006 01:54:10]
◆デュラハン > (この状況下でデュラハンの言葉を素直に信じろと言う方が難しい話。その為、男が自身の方に警戒の意を示している事は何となく察せて。)(「面倒なことになりましたね」その言葉は喉元まで出掛かった言葉。ここでこの男が現れなければ女の事を調べ、そのまま連れ去ろうかとも考えていたのだが、男の様子を見る限りではそれも難しいだろう。)む・・・・?(倒れた女がどこか動きを見せた様な気がすれば、顔だけは男の方に向けたまま視線を倒れた女の方に向ける。)(ステアの視線がこちらに向いているのならば、闇に浮かぶその赤さに瞳が開いたことに気付くだろうか?) [Thu 10 Aug 2006 01:47:22]
◆ステア > ―――ぅ・・・・・・。 (意識に響くような強い言霊。 ソレに感応したようにピクリ、と震えるも、それだけ。 また意識を手放しそうになる。 しかしも、ソレに抗うように・・・うっすらと目を開けば、依然・・・血のように紅い双瞳が闇に浮かぶ。) [Thu 10 Aug 2006 01:39:41]
◆ヴィーダァ > (動かぬ女。死んでいるようにも見える。 が、血の匂いは無い。ならば、少なくとも、傷を負って死んだわけではないはずと考える。考えて、僅かに苛立った。) ――ふ、む、急にね。 (己の出現に気が付いて、振り返り、状況説明をする相手へは、不信感が混ざったような、短い返事を。振り返ったときに見えた顔には、どこか見覚えがあるきがしたが、解にはまだ辿り着かず。)(立ち位置を変えるのを見て、それに合わせるように、他二名が視界に入るように、動いて。) ――其処の方、動けるか? (辺りに響くほどの、強めの語気で。そばに近づくことなく、倒れている女性の反応を見る。 時折、もう片方の人影も見やりながら。) [Thu 10 Aug 2006 01:29:15]
◆デュラハン > (伸ばした背筋を再び曲げ、最初現れた時と同じ様な姿で倒れたステアの方に近づけば)・・・・・!(背後から唐突に声を掛けられれば、即座に後ろに振り向き)いえ、此方の方が急に倒れたのですよ。(声の主が以前会った者だとはまだ気付ずかず、部分的に掻い摘んだ状況説明を返し)それで私としてもどう対処すればよいか分からないのでね。(そう続ければ軽く肩をすくめる。それと同時貴方と倒れる女から離れるように数歩動けば、二人が視界に入るような立ち位置に立とうとして。)(時折、倒れてピクリとも動かぬ女が何らかのアクションを行わないか、チラチラと視線を動かしているだろうか?) [Thu 10 Aug 2006 01:16:15]
◆ステア > ―――――― ・ ・ ・ ・ ・ 。 (倒れた吸血鬼はピクリとも動かない。 無残にバラけた長い黒髪が地面を流れる泥水に乗って広がり。 微かにしている呼吸の音も・・・雨の音に掻き消され、傍目からは死んでしまったかのように・・・見える。 当然のことながら、彼女は仮面の男が近付いて来たことも・・・自分と同じ肌の様な色をした男にも・・・気付かない、気付けない。 [Thu 10 Aug 2006 01:01:02]
◆灰色の影 > (辺りに響いた叫び声に呼ばれたかのように、空の雲と似た色をした男の影が、路地脇の家の陰より姿を現す。 元のしっかりとしたつくりは何処へやら、よれたつばの陰から、紅い瞳が、倒れている女性と其処へ近づく姿を認めて。老人とも取れるような人影の、斜め後方から近づいてゆく。) ――失礼、 …取り込み中だったかな? (なぜ声を掛けたのか、単なる気まぐれ、かも知れない。真相は闇の中。 人が倒れたのなら、なまっている腕の振るい所かもしれない、との考えもあったのかもしれない。 状況がはっきりとはわからぬため。刺激させぬようにと、声は静かに。) [Thu 10 Aug 2006 00:56:16]
◆デュラハン > (肩を上下し息を荒げてる少女。その行動は明らかに常軌を逸した物であろう。)少し落ち着いて頂けますかね?(後ろに飛び退き背筋を伸ばせば、貴女に対して一言告げて。誰が見ても話を聞ける様子には見えないが誰が見ているか分からぬスラム、表向きだけは落ち着かせている様な素振りを見せて。)(新手の薬物中毒者か、それとも・・・・?内心で様々な予想を巡らせながら相手の出方を窺い)・・・!(それは自身に対しての威嚇・・・・否、開戦の咆哮だろうか。絶叫とも取れるその叫び声に少しだけ怯みつつも見ていれば・・・・・目前の人影は糸が切れた操り人形のようにガクリとその場に倒れこんだ。)・・・・・・・・。(唐突に起きた状況を理解することが出来ないが、相手がどうなったか確認する為にゆっくりと近づこうとして。とは言っても、まだ警戒を解いたわけではなく、1メートルほどの位置まで来ればそこで足を止めるだろう。)(脇道より現れた者の存在にはまだ気付いておらず、仮面の男はじっと倒れたステアの方を見ているだろう。) [Thu 10 Aug 2006 00:43:26]
お知らせ > 灰色の影さんが来ました。 『騒がしいな(脇道より呟きを零して)』 [Thu 10 Aug 2006 00:33:06]
◆ステア > フッ・・・はぁっ・・・はぁっ・・・! (人!ヒト!ヒト!! アレは人・・・血!! 食料ッ・・・!) ぁ・・・あぁっ・・・ガァァァアァッ!! ( ド ク ン ッ!!!―――絶叫。 すっかり闇夜に染まってしまったスラム全域に響き渡るのではないか、と思うほどの絶叫。 そうして・・・ガクリ、としなだれれば・・・先ほどまでの苦しみ洋はどこへやら。 事切れた様に、泥だまりの地面に倒れ、込んだ・・・。 [Thu 10 Aug 2006 00:28:57]
◆デュラハン > (声を掛け伸ばした腕、それが貴女に触れる直前)・・・・!(バサリと落ちたその者のフード。その下に見えたのは自身が求める対象である可能性の高い若き女性の顔。ただ、貴女の言葉を聞き、その肌の白さと闇の中で爛々と輝く赤い瞳に気付けば、貴女から離れる様に大きく後ろに飛び退こうとするだろう。)(耳に入った言葉と容姿から察するに目前の貴女は自身に敵意は無いが、何らかの理由で襲おうとしているのだろう。その理由はまだ分からないが、当然の如く貴女に向けていた警戒を強めて。)(何事も無く距離を離せたのならば、貴女に落ち着くように声を掛けようか?) [Thu 10 Aug 2006 00:12:12]
◆ステア > ―――――ッ!? (突如、背後からの声・・・声? 背後から? 人・・・ヒト!? バッ!、と振り向いた拍子にフードがパサリ、と頭から落ち・・・狂気の色を帯びた紅い片方の瞳が相手に向けられる。) ダ、メ・・・わた、し・・・に近付い・・・た、ら・・・ハッ・・・ぁぐ?! (捕らえた人は・・・とても不自然な老人の様な・・・人。人目で見れば判る蒼い髪のカツラ・・・とのっぺらぼう・・・仮面? いや。今はそんなことはどうでもいい・・・今は、この人を・・・このヒト、をっ! [Wed 9 Aug 2006 23:52:58]
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