ギルド地区 参加者 なし ROM 1人
お知らせ > エンジェルさんが帰りました。 『用件を済ませれば、今日こそは。今日も又。綯い交ぜのキモチを胸に帰路へ。』 [Sun 1 Oct 2006 05:09:47]
◆エンジェル > さて、ヒルダの事はそれで良いとして・・・・・・ 今度は此方の都合よ。 私のルームメイトが、その事件の直後に行方を晦ましたわ。 家からペティナイフと、ペーパーナイフを持ち出してる―― 多分、その娘はヒルダに報復しようとしているわ。 私は、ヒルダがもうどうなろうとどうだって良いけれど、その娘がヒルダのしでかした事で、殺人や傷害を犯すのは耐え難いの。 貴方に取っても不都合な話だと思うけれど、どうかしら?( 成り行き上、責任を問うような事になったが何も、ヒルダとこのギルド長を責めに来た訳じゃない。 自分の本題はこちら。 一人の浅慮な行動で、全員が取り返しのつかない重大な損失を負う。 そんな事態は許容できない。 ) お互いに、不幸な未来が訪れないように処置をして欲しいわ。 ヒルダの首に縄をつけてでも。 [Sun 1 Oct 2006 04:00:40]
◆エンジェル > ( 自分の記憶の中にあるヒルダも、常に愛を説いていた。それも、今となっては聞こえが良いだけのエゴイズムにしか聞こえない。 愛の表現は与えるもの、愛の本質は奪うもの、とは誰が言った言葉か―― 溜息をつく幼女を眺めながら、そんな事を考える。 やっぱり、アガペーとやらがある物ならばお目にかかってみたいものだと思う。 ) 責任のなすりっこならぬ、取り合い。 黄色い連中みたいだわね ( 詰まらなそうに笑い、ヴェイトス人らしく軽薄に肩を竦め。 そして、前置きを置いて語られる彼女の処遇へと耳を傾ける。 )――・・・ 反省文、ね。 貴方は未だ彼女に期待する部分、っていうか どうにかしてあげようって思う部分があるのね。それとも、立場から来る責任感からかしら。( 示されるのは破門だとか、そういう断絶的な処罰ではなく、改善の方向性。 自分はもう、彼女に期待する部分など何もない。 それについては、魔女ギルド内の事だ 任せる、と一任し。 ) そうした方がいいと思う。 悪魔や、魔女に関しても、だけど頭にまで回った毒を抜く必要がある思うわ。( くるくる、とこめかみの辺りで指を回す。 ) あと・・・ ヒルダは、蜘蛛を飼っているわね?私は、それに縛られて犯されたわ。( 付け加えるように言う。あれは悪用しようと思えば、いくらでも悪用の利くもの。結局の所、馬鹿に鋏を持たせるな、と 言いたい事はその一点に尽きるのか。 差し出される手紙、これはクーンの責任と覚悟の表れなのだろう。 判った、と頷いて。 ) [Sun 1 Oct 2006 04:00:30]
◆クーン > ―――まず、あの子は、その…少々言いづらいのですが、困った性癖がありまして。…甘くあたろうが、冷たくあたろうが、何をしても喜んでしまいまして。仕方が無いので…先ほどのように、いったん関係を白紙に戻しました。…しかし、完全に放り投げただけでは長として無責任ですし、また彼女もいつ同じ過ちを繰り返すかわかりません。そこで………反省文でも、書かせてみようかと。 …お気づきだと思いますが、あの子は……その、どうも口先ばかりで謝ったり、反省したりする気がありまして。本心でどう思っているか知りませんが、失敗が全然身にならない。そこで、「自分のどこが、どう悪かったのか」をきちんと把握できるまで、延々リテイクを出します。完全に放り出して自棄になられても困るので……まあ、餌くらいはぶら下げて。(審査に通れば、関係を戻してやるくらいのことは言わないと、やる気を出さないかもしれないし。本当に、被害者の方には頭が上がらない。)…それに加えて、当然ながらあの「生える」術は永久封印、ですかね。基本的にはその二つ、になりますが――― ああ、あとこれを。(す、と一通の手紙。差出人にはクーンの署名と印鑑、そしてあて先は自警団。) ……ことの次第を、あなた方の個人情報はぼかして記したものです。それが明るみになれば、ヒルダと…それから、その保護者であり、長である私の社会的地位はもはや回復不能なまでに失墜するでしょう。――それを、貴女に預けます。 あの子には、二度とあなたの周囲には近寄らせません。もし、破るようなこと…ご不満なところがあったら、遠慮なくそれを自警団に持ち込んでください。 [Sun 1 Oct 2006 03:22:51]
◆クーン > (言葉に甘え、頭を上げる。あの子は常に愛を囁いてくれたし、成長を望んでいるとも言っていた。けれど結果的に、彼女は―― 正直、魔女としての実力はあがったろう。しかし人間としては劣悪になっているように見える。…内心、溜息をついた。) …………そうですか。まあ、そうでしょうね――。 そのあたりについては、ほんとうに私の責任ですから。(一服盛るなんて外道技も、強姦に必要な器官のつくりかたも、教えたのは自分だ。保護者などと何をか況や。) ―――それについても、考えてはいます。 いかに事情があるとはいえ、本来、技術よりも心の修練が大切な魔の術に連なるものがやっていい事ではありませんので。 ――自警団沙汰にされないだけでも破格です、気に入らなければ口出ししていただいて結構。(テーブルの上に両肘を付き、指を組み合わせ顎を乗せる。) [Sun 1 Oct 2006 03:22:39]
◆エンジェル > ( 浮かんだ疑問を突き詰めれば結局、あの魔女にとって何が大事だったのか、と言う その一点。 そんなもの、彼女にも判らないのだろうから口に出すのは止めた。 ) そうするわ。 ちょっと、変なもの飲まされそうになったから疑り深くなっちゃってるの。( そして、続く言葉に肩を竦め。 持ち込まれたお酒も、封も開けないまま捨てた。何が入っているのか知れたものではないし、何も入っていなかったとしても、飲む気にはなれないし。 )( そして、手を突き頭を下げるギルド長を暫し眺め、溜息を一つ。 ) どうぞ、頭をおあげになって。 レイプ自体は、私にも責任があると思うの だから、それは良いわ。 我慢できるし、騒ぎもしない。 あなたも、迷惑してるんだし。( 嫌悪感は拭えないが、捨て鉢になって誘惑した事もあったし、薬を含ませたのも自分だ。だから、腹に収めて堪える事はできる。 ) でも・・・ これから彼女をどうするつもりなのか、それは聞かせてもらって良いかしら。 「魔女」の代表者として、師として、あとは、恋人として。( 何らかの罰を与えるのか、それとも、このままか。素人目から見ても、あの魔女の言っている事は色々おかしい気がする。 魔女という言葉を使うにしても、自分にだけ都合が良すぎると言ってしまえばそれまでだが。 ) [Sun 1 Oct 2006 03:00:17]
◆クーン > (向けられた視線と無言。彼女の言わんとし、そして呑み込んだ意味は手にとるように解る。それは確かにクーンとヒルダの間で解決すべき問題ではあったけれど、そこに口出しする権利がないわけではない。勿論、義務も無いのだが。――だからこそ、今日、こんな場が持たれた訳だ。) ええ、それは承知しています。けれど、潤いのひとつもあったほうが舌の回りはいいですし、何より落ち着いてお話が出来ます。…勿論、無理には言いません。私が勝手に用意させていただくだけですから、お気に召さなければ捨て置いてください。(突き放したような物言いになってしまうが、仕方が無い。対面に掛けて答えながら、相手の出方を伺った。まずは、そこからだ。) ……そういった手段でどうにかしようと考えているなら、もっと上手にやりますよ。(くしゃくしゃと頭をかき混ぜ、整えた髪をばらりと背に垂らす。胸元を緩めれば、そこに居るのはギルド長ではなく、唯の『保護者』だ。) ……そうですね。 用件のほどは、だいたいのところで承知しています。 ですので、まずは――― (どうせ、あの子のことだ。此方側のこともぺらぺらに見透かされているんだろう。駆け引きの類は早々に擲ち、テーブルに両手を付いて頭を下げた。) ――――このたびは、誠に申し訳ありませんでした。 謝ってすむ類の話ではありませんし、また謝られても逆に不愉快かもしれません。 それでも、彼女の恋人であり、かつ彼女の所属する組織の長を自認していた以上、今回のことは私にも十二分に責任があると思います。 [Sun 1 Oct 2006 02:40:07]
◆エンジェル > ( ぎこちない所か、冷やかな二人の距離感。何度も聞かされた惚気話とは全然違うその光景をちらりと見て 肩から力が抜ける。 直接話をしなければ、せっせと積み木を積んでは自分で壊す愚かで哀れな娘。 虚勢か、それとも、本当に何もかも投げ出したか 背筋を伸ばして去っていく魔女の背中を見送って、一度 幼児の顔に視線を戻す。 ) ・・・・・・ ( けれど結局、何も言わなかった。彼女達の問題だ。私には関係ない。 ) 別に、構わないわ お茶しに来たわけでもないし。( 肩を竦めて、クーンへとついて行こう。ギルド長の部屋と言えば、それなりの部屋なのかと思えばそうでもなく、自室というよりは仕事部屋や、研究室と言った趣。積み重ねられた本の山や理解不能なアイテム群に落ち着かないが、まあ 仕方ない。 ) 座ったが最後、何もかも忘れる椅子、とかじゃないわよね。( 薦められる椅子にちょっと警戒の色。熱い物にでも触れるかのように、2,3軽く触れて 漸く安心したかのように腰を下ろし。 ) お構いなく。 さて―― 用件は判ってはいると思うけれど。( どうせ、あの女のことだ。真っ先に縋りついたのだろう。 ) [Sun 1 Oct 2006 02:28:26]
◆クーン > (去り行く魔女の背中には一瞥もくれず。) ……そうですか。では、遠慮なく。(ふ、と一息つけば吐息と一緒に硬さを吐き出す。言葉遣いはさして変わらぬが、雰囲気がだいぶ、変わる。) ……では、私の部屋にしましょう。私も遣い魔も、野暮なもので大したお茶も淹れられませんが。(踵を返し、部屋へと案内しながら不調法を詫び。 ――やがてたどり着く室内は、二人座れば満席なほど、書籍や薬剤の類が堆く積み上げられた部屋。多少の片付けはしたのだろう、脱ぎ散らかした汚れ物や軽食の跡などは片付けられていたが、いかんせん物量が違う。) ……散らかっていてすみません。 硬くて申し訳ありませんが。(椅子を薦め、遣い魔に茶を命じる。) [Sun 1 Oct 2006 02:15:47]
お知らせ > ヒルダさんが帰りました。 『そのまま、魔女はその場を後にした。』 [Sun 1 Oct 2006 02:10:09]
◆ヒルダ > ―― はい、畏まりました。 ( 一礼を返す態度もまた、ギルド員のそれであった。魔女の顔は堅く、しかし険しくも無く、一切他の色を見せない。ただ無機質に、それ以上のムダも無く。背筋をぴん、と伸ばした侭その場を後にした。 必要なのはそれだけでいい、後はもう何も要らない。それが何を意味するのか判らない程馬鹿でもない。終わったのだ。 そう、終わったのだ。 ) [Sun 1 Oct 2006 02:09:20]
◆エンジェル > ―― 別に良いわ。 まともに話が出来て、通じれば、それで。 言葉遣いも、普通で構わないし。( 人外。 見たことは無いけれど、人間種の10倍もかけて成長する種も居ると聞く。 エルフなんかは典型。 けれど、そういうモノなら、それで別に構わない。 友人には時を止めてしまった物すら居るのだし。 ) そうね。 じゃあ、あなたの部屋にしましょう。 苦手なの、そういう所。( 視界の端に留まり、固まったヒルダを一瞥し 頷く。 ) [Sun 1 Oct 2006 02:06:58]
◆クーン > ……と。 そういうことで、私は暫くお客様と大切なお話があります。申し訳ありませんが、何かあったときには私の遣い魔に報告を。 それから、口さがない噂をする者にはあとで制裁を加える、と伝えておいてください。(ふ、と。固まった黒髪の魔女へと顔をあげると、ごく、ごく自然にそう言葉を掛けた。――無視はしない。怒りもしないし、当然その背中を蹴り付けたりもしない。 ただ、彼女に与えられるのは… 他の有象無象、ただの魔女ギルド構成員への目線と、温度。 最後の授業はとうに済ませたし、さようならもした。 だから、) すみません。お手数ですが、お願いできますか、ヒルデガルド?(そのテンションのまま、その名を呼んだ。――もう、彼女をヒルダと呼ぶことはないだろう。) [Sun 1 Oct 2006 01:53:18]
◆クーン > ―――恐れ入ります。言の葉に上らせるほど、大した仕事ぶりではないのですが。…ああ、この姿が気になりますか?…この街には私のような人外も多く住むとはいえ、人のほうが多いのもまた事実。件も件ですし、偽りの姿では失礼になるかと思いましたが……。なんでしたら、時間さえ頂ければ”それなりの外見”で対応させて頂けますが。(席はやんわりと辞し、僅かな表情の乱れと吾身への視線に、嫌味にならぬよう淡々と受け答え。) ―――ええ、勿論。 そう、ですね。 此処では、人目に付きます。 宜しければ、私の部屋か… それか、信頼できる個室を用意させて頂けませんか。(個室とは、歓楽街の端にあるホテルのことだ。ラブホテルの類とは少々異色で、完全防音された個室にルームサービスがついてくる。値段はそこそこ、商談などによく使われる。その名もタキザワ。フェザリアンの彼女なら、聞き覚えくらいあるかもしれない。) [Sun 1 Oct 2006 01:48:27]
◆ヒルダ > 。 ( 立ち去ろうとしたその時だった。他の魔女が知らせたか、話しているのを聞いたのか、どちらかだろう。その姿を見た私は思わず―― そう、固まった。思わず脇へと除け、二人の視界の隅に消える。まるで畏れ敬うかのように。 何で私はこんなことしているんだろう、彼女は私の恋人なのに。 ) ………。 ( そしてそのまま石像のように動きを止めてしまった。”emeth”の”e”を消され活動を停止したゴーレムか、或いは壊れてしまったクランクのように。 マギーは私の同席を拒否している。さっきそう言った。同席するつもりなんて無いと私は答えた。だのに、足が動かない。固まってしまった。 ) [Sun 1 Oct 2006 01:34:20]
◆エンジェル > 二度と私の名前を呼ばないで。 ( 人の平穏を滅茶苦茶にしておいて、全部投げ出したような態度の魔女に殺意すら覚えるけれど、それだけを吐き出した。 そして、入れ替わりに此方へと向かってくる ご丁寧にマントまで羽織った正装の・・・ 幼児。 5〜6歳の。 正装が七五三のように見えるのは、仕方が無い。 そして、名乗られる肩書きと名前。 ) ――・・・・・・ はじめまして。 あなたがクーンね。 色々話は聞いていたし、見せられたわ。( この幼児がヒルダの恋人で、ギルドの長。頭を抱えたくなるような現実だが、無理矢理押し込まれたヒルダの群像。その中に、確かに彼女は存在したから、疑いようも無い。 驚きも、頭痛も放置して目礼に少し姿勢を正し、席を薦め ) お話があるのだけど、お時間はよろしいかしら。 [Sun 1 Oct 2006 01:27:20]
◆クーン > (最初に聞いたのは、ヒルデガルドがエントランスで誰かと話しこんでいる、という話だった。別に彼女だって友人の一人や二人居るだろう、状況がどうであれ会話が成立している時点でひとまずの安心はしていた、が。 話し相手の人相を聞き、一瞬だけ血の気が引いた。 …来たのか。 眩む頭を押さえつつ、ギルド長としての正装に身形を整えロビーの応接セットへと顔を出す。) ……………初めまして。 魔女ギルド”スターブルーム”、ギルド長代理。クーン、と申します。 (…近くを通る魔女たちの噂通り、雰囲気は恐ろしく乾き、悪い。 ヒリつく雰囲気へと一歩踏み込むと、静かに名乗りを上げ―― フェザリアンの女性へと軽く、目礼した。) [Sun 1 Oct 2006 01:14:20]
お知らせ > クーンさんが入室されました。 『―――――。』 [Sun 1 Oct 2006 01:09:08]
◆ヒルダ > そうね。今の私には何も出来ないし、したくない。 大したことじゃない、どうだって良い。 ( イカれた人形みたいに口ずさむのは鸚鵡返し。それが自分にとって一番楽な道だと知っているから。 一度は崩れ塵になりかけた二人の器が完全に消え去ってしまう事を恐れ、私は丁寧に丁寧に修復を続けて来た。それが何処まで進んでいたのかは判らない。もしかしたらもう少しで元の関係に戻れたのかもしれない。 いや、戻れたとして―― 私はまた台無しにしてしまっただろう。だからあの紅い雨のせいにするのも間違ってる。ベストとはこの瞬間の事を言うのだ。長い長い道のりだった。 ) 伝える。心配しなくっても、同席なんてしないわよ。 ( だってもう全部投げちゃったんだから、全部クーンに任せちゃったんだから。恐れも期待も何もかも捨てたのだから。 魔女は席を立った。 ) さようなら、エンジェル。さようなら、ローリングストーン。 ( 私は別の方向に向かって転がって行くわ。若しくはきっと、どこかの溝に嵌って転がることすら出来ないまま朽ちていくの。 ) [Sun 1 Oct 2006 00:54:46]
◆エンジェル > あなたにして欲しい事は何も無いわ。 未だのうのうと息をしていられる事が信じられないけれど、それも大した事じゃない。 どうだって良い事よ。( 仮定の話。 魔女が、私をどうにかする為に私ではなく霧子に同じ事をしていたとしたら、報復を誓って姿を消したのは自分の方だったろう。 それが、決して霧子の為ではなくても決して許しはしない。 それで魔女の歪んだ望みが叶えられたとしても―― 否。決して、目的も手段も逆転し続け、何を願っていたのか自分でも判らない。そんな破綻し続ける望みは適う事は無いだろう。 ) 何時でも良いわ。 ( 答えは簡潔。 ) でも、あんたの同席はお断りよ。( 私は魔女を憎んでいる。だから、魔女に手を下す事はしないし 決して許容する事もない。魔女の匂いを感じれば、拒否し続けるだろう。 魔女の興味を跳ね除けるのは、ほんのささやかな意趣返し。 許される事無く、自分の知らぬ所で交わされる物に怯えれば良い。 ) [Sun 1 Oct 2006 00:35:40]
◆ヒルダ > 聞いて見みただけよ。でも、良く判ったわ。ありがと。 ( それは十分すぎる程に良く判った。彼女の幸せを崩すのは霧子さんが一番の鍵だったんだ。 判ったからといって今からどうする訳でもないが、もしもう少し前にそれを知っていたら―― どうなっていただろう。 もう一度肩を竦めた。 ) ( 会ってどうするの?何を話すの? その問いも、口から出かけて止まる。意味が無い事だ。 だから ) わかったわ。いつがいい? ( とだけ、聞いた。ギルド長は忙しい人だけれど、私の為に幾らでも時間を割いてくれる愛しい人。でもやはり、どんな話をするつもりなのか興味はある。 ……ああ、堪えている。マギー、あんたはいつもそう。辛い時とか苦しい時に我慢できる子。 私はあんたみたいになれなかった。こびり付いた欲求を解放していかないと自分を保てなかった。それがどんどんエスカレートしていって ) [Sun 1 Oct 2006 00:08:56]
◆エンジェル > ( あの時に口にしたようにこの魔女に何もして欲しい事は何も無い。再開の言葉も、歓迎の茶も、何もかもが必要ないし、それに対して何の価値も見出さない。まして、部屋に案内されるなど真っ平御免だった。 ) そんな事も判らないのなら、判らないまま醜く老いて死ねばいいわ。( 魔女の問いに、椅子に身を預け、顔を背けたまま 酷い答えを返す。 それを説明する事に意味を感じない。 説明した所で理解しないだろうし、理解される必要も感じなかった。 そして、監視と聞いて笑う魔女を無視し言葉を続ける。 ) ギルド長に話があるわ。 話をつけて頂戴。( 魔女の一言一言が気に障る。それでも、殴りつけて、踏み躙りたい衝動を抑えているのは この魔女と同じになりたくないからだ。 私は、堪えてみせる。 ) [Sat 30 Sep 2006 23:54:44]
◆ヒルダ > ( 奥に案内してお茶でもだそうか、なんて何処か抜けた事を考えて居たけれど。せっかちな彼女には肩を竦めて言われた通りイスに座る。まるで彼女の方が勝手を知っているかのようだ。 ) ―――……そう、霧子さんの方が来るのね。 ( どちらかと言えば来るのはこの人だと思ってたのだけれど、予想が外れた。霧子さんの事は良く知らない。彼女の同居人で、無口で無愛想。奴隷ギルドの職員。 その人がナイフを持って姿を消した。私の事を襲う為に。 ) ねえ、マギー。霧子さんが私を襲うのって、貴女にとって不幸な出来事なの? ( 足を組んで、相手を見上げた。もしそれが不幸で、彼女の願い虚しく私が霧子さんに殺されたら、彼女にかけた呪いは完成することになる。 ) ………… 。 ( 監視。この私を、監視。 ふす、と魔女が笑う。 ) 何それ。凄く楽しそう。 貴女は私のナイト様って訳ね。あはははッ、 良いわ。凄く良い。是非そうして頂戴。 [Sat 30 Sep 2006 23:36:41]
◆エンジェル > ( 別に、場所は何処だって良いが 人聞きの良い話ではない。市公認なれどアングラな面もある魔女団体でも、ロビーに応接セットくらい置いてあるだろう。 そこへ座れ、と指し示す。 建物内に漂う、独特の匂いに顔を顰め、吐息を一つ。 ) 6日前、霧子が居なくなったわ。 ナイフを持ってる。 あんたがどうなろうと知った事じゃないけれど、私は霧子を止めなきゃいけない。 ( 努めて、感情を抑えるような硬い声でそう告げる。 その為には別に魔女と話す必要はないが、霧子の標的がこの魔女である以上は闇雲に探し回るよりは此方を見張る方が確実だと思い至った。 ) だから、私はあんたを監視するわ。 [Sat 30 Sep 2006 23:23:20]
◆ヒルダ > ( 深呼吸を一つ。眠気が消えて気を静めた。こうしているだけでも彼女から憎らしいと思う気持ちが伝わってくる。それを吐き出さず堪えているのも判る。それはきっと私の一部、私の愛しい種。彼女は孕んでいるんだ、この私の子供を。 なんて愛しいのだろう!そして私は、その私自身が彼女の中に宿した衝動に殺されるんだ。グンナイマギー、来世でまた会いましょう。 ……そんな事を考えながら頷いた。 ) 判ったわ。 ( けろりと魔女の表情から疲れや驚きが消え、平常に戻った。そしてしっかりとした足取りで顎の示す方向、建物の中に入る。 ) [Sat 30 Sep 2006 22:55:12]
◆エンジェル > ( 疲れ果て悲壮感すら漂わす魔女の顔を見るだけで、ぐり、と胎の中に吐き出された紅いものが蠢いて、凶暴な気持ちになる。それを魔女の頭上に振り翳さないのはこの魔女を憎んでいるからだ。 )用があるわ、顔を貸して頂戴。( 魔女の驚きも、疲れも、現実逃避も、まるで知った事ではない。私は、私の用を果たす。顎で中を示す。 態度は冷やかで、言葉も硬い 全身で嫌悪を発している事だろう。 ) [Sat 30 Sep 2006 22:47:23]
◆ヒルダ > ( けれど、全ては決して永続するものではない。悪いことも良いこともいつかは終わる。今、私の中で今日の一日の終わり、というものが終わった。夜はまだ、続く。 ) ご 、ごきげんよう。 ( 驚きに思わず言葉が詰まった。いや、何を驚く必要がある。お前はもう何もしてはいけないし、何も期待してはいけないのだ。 ほら、彼女の視線をよく見てご覧。冷ややかだろう。ほら。 ) ……… ええ。 ( 荷物を抱えなおし、建物の脇に立つフェザリアンの女を見る。 ) [Sat 30 Sep 2006 22:40:52]
◆エンジェル > ( 魔女が足を進める先の魔女団体「スターブルーム」の建物。そのエントランスの脇に立った女。 一見して部外者と判るその女は、魔女の姿を確認して煙草を踏み消した。 ) ごきげんよう ( その女は、冷やかな視線とともにそんな言葉を投げかけた。 ) 何をしてるか知らないけれど、元気そうで何よりだわね。 ( 持てる忍耐と、精神力を振り絞って 私はこの忌まわしい建物を訪れた。 ) [Sat 30 Sep 2006 22:33:49]
お知らせ > エンジェルさんが入室されました。 『 煙草の煙 』 [Sat 30 Sep 2006 22:27:43]
◆ヒルダ > ( 私はあれから考えるのを止めた。どうすればいいとか、後悔だとか。そういう物を全部ゴミ箱に捨ててきた。 仕事に精を出してみるだけでそれは案外簡単に出来るものだ。どうしても思い出してしまう時は、酒に溺れて酔いつぶれるのが一番。今日は考える余裕も無いくらいに忙しく、寝る前に化粧も落とす気も起きないぐらい疲れている。こんな日が良い、こんな日が。後は全部風に乗って飛んでってしまえ、しったことじゃない。 ) [Sat 30 Sep 2006 22:23:16]
◆ヒルダ > ( 繁華街に比べればやはり人影の少ない夜のギルド地区、その通り。自分は最近は箒に乗って空を飛ばず、こうして歩いて移動している。魔女に対する風当たりはまだまだ強いからだ。かといってその箒を手放す訳ではなく、片手に白い布で包まれた箒がしっかりと握られている。とはいえ、こんな長い代物を持ち歩いていると嫌でも目立つので余り意味は無いのかもしれないが。 今は得意先からの帰り道。草臥れた身体を引きずるように魔女ギルドの建物の方へと歩いていた。今日の仕事はもう終わりだ、寮に戻ってぐっすりと休もう。 ) [Sat 30 Sep 2006 22:14:46]
お知らせ > ヒルダさんが来ました。 『帰り道。』 [Sat 30 Sep 2006 22:07:48]
お知らせ > レッドフォックスさんが退室されました。 『(これにて第一部「はじめてのおしごと」編終了(何))』 [Sat 30 Sep 2006 06:24:28]
◆レッドフォックス > 生きるさ、一番デカイ『約束』を果たすまではな・・・ そんじゃ、気をつけてな。(そう言って、自分も歩き出す。場所は仕事斡旋所。誰か仕事ください) [Sat 30 Sep 2006 06:23:02]
お知らせ > ティエンさんが退室されました。 『( 今日は、魔女ギルドの場所確認で帰宅。 朝日にあてられてタイム・アップ。 )』 [Sat 30 Sep 2006 06:19:51]
◆ティエン > …い、生きろー? た、多分 街中なら、早々行き倒れはしないし。スラムとか暗黒街に、迷い込まなければっ ( 公園で行き倒れると、時々子供達のおもちゃにされるから、要注意。こどもって容赦ない分、ご無体。 ) ……い、一応、野菜ー… かな。 …倒れない程度に、だ。 ( 経済力としてはドン底に近いような。 生きるって戦いだ。覚悟の意味は、少し違うけれど。 ) ――… ん。 …ちゃんと、この水も 渡さないと行けないしな。 … わたしに、人殺しとか させないでね。レッドフォックス。 ( 行方不明の友達。水を渡したかった内の一人。 水をきっちり受け取ったら、よろよろしながらきっちり抱えて。 ――… 多分、ふらつくのは朝日の所為なんだって、無茶な理由をつけたら。 ) …んん。平気。 それじゃ、ね。レッドフォックス。 水、ありがと。 ( ぎこちなくお礼の言葉を口にしたら。 のそのそと歩き出そう。 ) [Sat 30 Sep 2006 06:19:00]
◆レッドフォックス > 次から、矢の一本を倒して考える事にするよ。(それでも自分の勘に頼るよりはマシ、と真剣に思うヘタレの人) 一応、週に一度位は他のものも食べるようにしてるけどな。キャベツの芯とか。(これまた本来棄てられるものを貰ってくる図々しさ。いや本気で辛いんです月収3000エン) 頑張れよ、応援してるぜ。 ・・・後頭部に肘は喰らうと死ねるから、気をつけるようにしないとな。(そう言って笑いつつも、頭の中で考える。やり直せる、か・・・ と、日が高くなり始めた事に気づき) ・・・おっと、長く引き止めすぎたか?悪いな。 [Sat 30 Sep 2006 06:07:28]
◆ティエン > ……か、感覚の問題なのかなー… 棒を一本携帯して、倒れた方向に歩いてみるとか。 ( 根本から何の解決にもなっていなかった。何となく哀愁感じて、へとり つられて肩落とす。 ) ……て、うわあ。 た、たまには、栄養つくもの、食べた方がいいと思うー… ひ、干からびない? ( 人間は、ちゃんとご飯を食べないと生きていけない種族だったような。ヒトデナシの感覚が一瞬混乱して、がっくんと視線がよれた。 ) …大丈夫。優先順位は、多分 見失ってないから。わたしの中でのこと、だけど。 ――… 頼まなきゃいけないような事態になる前に、何とかしたいから。だから、頑張る。 ( ちいさな子供を叱る時のようなポーズの侭で、眉がへなりと八の字に下がる。 笑みと言うには、やっぱり遠い。 ) ……一度、まずったなって思ったら。二度は繰り返さないだろう? 人は、やり直せるイキモノなんだから。 同じコト二回やっちゃったら、後頭部に肘の刑。 ( 硬い所、ごりっといく。 冗句じみた言葉の響きは、案外本気。 ――… そんな風に話しているうちに、もう 夜明けが近いから。 そろそろ、今日の目的だけでも果たしに行かないと。 ) [Sat 30 Sep 2006 05:58:54]
◆レッドフォックス > いや、オレ生まれてこの方ずっとヴェイトス市出身だし図書館にもよく行ってた方だから、地図は覚えてるはずなんだが・・・なんつかーか、道ばっかりは無理だ。もう宿命かもしれねぇ・・・ 貧乏・・・は、貧乏だな。貯金一応あるにはあるが、実際の生活はベンチ下で寝てパンの耳を齧る生活だしな・・・(ちなみに、経済力が「普通」の理由はメガネとボウガンが結構なお値段の代物だからです・・・) 気にすんな。事情は知らねぇが、自分でやるって決めた以上はやり遂げるんだぞ。辛くなったら何時でも頼みに来いや。(頭を撫でようと手を伸ばし・・・ 立てられた人差し指に、これまた苦笑い。青春18切符にゃちと遅い今年22歳)ははは・・・善処します。(がっくりと肩を落とす。いやまぁ、それなりの考えがあってルートは選んだのだが、それすらカラ回った事とかは流石に言えなかった) [Sat 30 Sep 2006 05:48:13]
◆ティエン > ……ち、地図描いてもらうとか。ギルドのひとに。 ( 何だか今、本当の意味で、お疲れ様って思った気がする。 クリスティアから此処まで、きちり往復して帰って来られたのが奇跡なんじゃないかって思うくらい。人間だったら、きっと 汗が一筋伝う所。 しかも。 ) ……ま、迷い過ぎ。 それに、精霊の泉って、陸路運搬で水路は無茶だー…… ( ぺし。 思わず背伸びして、額にチョップツッコミ入れてしまいそうなくらい。 水路運搬前提だったなら別だけれど、陸路前提の装備で湖渡るのって、とってもリスキー。 ―…時間との勝負っていうのはあったかもしれないけれど。其処は、急がば回れって奴だと思う。きっと。 ) …なら。ちゃんと果たせて、良かったのかな。 何か色々あったみたいだけど、無事なのは確かみたいだし。 ――… そんなに、びんぼうなの? ( そんな風に約束を大切にする相手と、軽々しく約束を交わしてしまった事に、へんな罪悪感すら覚えてしまいそうで。音になりきれない吐息が、少し苦くなるけれど。 ――… 依頼に拘る物言いに、些かきょとんとした様子で。口から出る言葉は容赦なく直球ど真ん中に入る罠。 ) …… ごめんね。 ( 見透かされた感覚に、表情が僅かに堅くなる。 唇を一度引き結んで、ぽつりと零した言葉は、繰り返しの謝罪。 いえないことは、あるから。 ) ……随分、頼もしいことを言うね、レッドフォックス。あるべき事を、あるべき形に。成すべき事を成そうとする姿勢は、きらいじゃないよ。 ――… でも、手段は、もうちょっと選ぼう …ね? ( 精霊の泉突破とか、青春特急過ぎだとか。ひっそり話を蒸し返して、人差し指を立てて、めー。 ) [Sat 30 Sep 2006 05:26:20]
◆レッドフォックス > (×行っとく→○言っとく orz) [Sat 30 Sep 2006 05:15:54]
◆レッドフォックス > いや、そうなんだけどな・・・オレ、ここから正門までの道でも普通に迷えるから・・・(情けなさを通り越した声でボソボソと)・・・精霊の泉を通って最短ルートで行こうとしたら、妖精の森に迷い込んだっつーな・・・(遠い目。ああ、前の旅で一番思い出したく無かった出来事。頭を振り払って、話題を切り替える) 約束を守る事に一度会ったも二度会ったもないさ。むしろ、初めて会った時の約束を守る事こそが最も重要だと考えてるね、オレは。 そうか・・・いや、「水瓶を持ってやるついでに、家に帰るまでのボディーガード」とかなら話が早いな〜とか思ったりしたわけだが。悪いな。(バツが悪そうに頭を掻く。半分冗談で半分本気の一言であった)・・・難しい、か・・・つまり、何か悩みはある、って事か。出来る事なら力になってやりたいが・・・まぁ個人的な事なら仕方ないって事にしとくかね?でもよ、これだけは行っとくぜ。オレは依頼も、約束も、必ず守り、やり遂げる。少なくとも、そう出来るように最善の努力をする。・・・悩みがあるなら、何でも頼んでくれや。報酬が飴玉1つでも依頼を受けてやるぜ。 [Sat 30 Sep 2006 05:13:10]
◆ティエン > ……道にって。クリスティア、アングリマーラ経由してぐるっと迂回していけば、迷わないと思うんだけどなー… 何処通ろうとしたんだ、レッドフォックス。 ( 余り外の世界に詳しい訳じゃないけれど、道筋くらいはかろうじて知っている。 ――… ギルドの配置も分からなくなるような代物に言われたくないかもしれないけれど。じと、と視線が僅かに半眼。 ) ……守ろうとすること、か。 ――… へんなの。一回会っただけの人間とでも、そんなに 果たそうとするんだから、律儀だ。 ( 唇が、笑みに届かない表情で 僅かに口角を上げるけれど。 ――… 約束。苦いものも、そうでないものも、噛み締めて。 今、そのひとつが果たせたのは、良かったんだと思う。果たせない約束の負債が、大き過ぎるから。 ) … そ、そういうもの、なのかな? ――… ん。持てなくは無いから、大丈夫。まだ、ちょっと用事があるし。 ( この辺りを訪れた理由は、ちゃんと覚えている。魔女ギルドのある方へと、視線がふらりと揺れて。 ) ……は? ( 仕事の依頼。そういえば、前にもそんな事を言っていたっけ。 唐突といえば唐突な言葉に、ぱちり 目を見開くけれど。 ――… 視線を伏せて、思案を巡らせる数秒の事。 人探し。その言葉が、少し心を痛ませたけれど。 ) …… 今はー… ちょっと、難しいかな。 ごめん、ね。 [Sat 30 Sep 2006 04:53:23]
◆レッドフォックス > なはは・・・いや、盗賊だの魔物だのの襲撃は無かったけど、散々道に迷ったってオチだ・・・(苦笑い。男にとっては下手な魔物より、自分の方向感覚や無知の方が大敵だった) まぁ、確かに全部の約束を確実に果たすのは大変だし、オレだって完遂率100%ってわけじゃない。でもな、約束をすること、それを守ろうとすることに意味があるんだ、と思ってる。オレは普通よりもちょいと『約束』ってもんに拘りがあるだけだ。 おいおい、人へのプレゼントにカネの事を聞くのは野暮ってもんだぜ。ま、心配せずとも赤字になるほどの値段じゃなかったさ。(そう言ってケタケタと笑う)ホントに大丈夫か?なんなら、家まで運んでやっても良いが。お、そうだ。今お前さん仕事の依頼とか無いか?人探しからボディーガード、見張り番まで何でもするぜ?(思い出したように自分を売り込み始める。少女と会う前に狸オヤジと交わした約束、それは「あと1つ、個人のでも良いから仕事を1つこなせば給料アップを考えてやる」。男にとっては死活問題だった) [Sat 30 Sep 2006 04:27:24]
◆ティエン > ( ふるり。 一度頭を振って、足元をしっかりさせる。 眩暈は何とか収まったと思うから、見上げる視線は、しっかりと。 ) ……違う意味? ( 小声での付け足しが、しっかりと聞こえてしまう耳だから。かくり 傾いた頭が、また逆方向にゆらゆらと。 ――… そして。ちゃんと、果たして。終わらせる事の出来た約束。履行されることで、意味を持つものに、 ほぅ と肺の中から搾り出すみたいに息が漏れる。果たせなかった約束が、幾つか 脳裏に過ぎって。 噛み締めるみたいに、一度目を閉じる。 ) ……そんな風に言ったら、大変な時、大変なんだから。 …水。高かったんじゃないのかなー… これ、汲んで来た奴、でしょ? 持つのは、大丈夫だけど。 ( それが全てだなんて言い切られてしまったら、思わず目を丸くしてしまう。 自分が果たせないものばかり、だからなのかもしれないけれど。 憧憬と言うよりは、少し不安げに。 ――… 8リットル。持てなくは無い。腕力とか縁遠いけれど、多分。多分。 ) [Sat 30 Sep 2006 04:11:47]
◆レッドフォックス > (少々ふらふらしている姿が気になるも、前も最初はこんな感じだったし多分大丈夫かなとか勝手に納得し)ははは・・・ぶっちゃけ、道中はあんまり無事じゃなかったけどな。(違う意味で・・・と小声で付け足す。あんまり思い出したくない出来事が多かったから。 そして、少女の言葉・・・男にとって、真の意味で依頼の終了を告げる言葉に、そしてその顔に向かって柔らかな笑みを浮かべる) オレは、どんなに小さな事でも必ず『約束』は守る。それがオレの全てだ。・・・水瓶4本、しめて8リットル。こいつは全部お前さんにあげるよ。・・・って女の子が持つにゃあ、ちと重いかな? [Sat 30 Sep 2006 03:40:05]
◆ティエン > ( まだ、ちょっと頭がくらくらするものだから、へこたれ気味。でも、いつだって大体そんな感じ。 そう。確か、水汲みに行くと言っていた。 時勢が時勢だったから、結構危ない道のりなんじゃないかって、詳しい依頼内容を知らないから そんな風に思っていたのだけれど。 ――… 取り合えず、元気そうな様子に。 ほふ 嘆息とは別の息を。 ) ……そか。よかった。 あれで、無事じゃないとかー… やなオチ、だし。 ( オチとか言う響きは、僅かに冗談めかして。 マントの中から取り出されたサイドバッグに、かくり 首が斜めに傾ぐ。 ) ……? ――… あ。 ( 覗きこんだ中に、水の詰められた瓶。 改めて、海岸での会話を思い出す。 ――… 嗚呼、そうか。 ゆるりと顔を上げると、彼の顔に視線を据えて、ちょっと真面目顔。 本当は、笑顔で迎えるとか そんなのが相応しいんだろうけれど。 笑うのは、どうにも下手だから。 だから ) 「 お帰りなさい レッドフォックス 」 …… ちゃんと、覚えててくれたんだ、あれ。 ( あれ。つまり、お約束。 ちゃんと覚えてて、こうして持って来てくれた事に、少し ぽかんとした、驚きの色。 ) [Sat 30 Sep 2006 03:31:13]
◆レッドフォックス > (月給3000円・・・ベンチ下で寝泊りし、毎日水とパンの耳の生活。そろそろウンザリしてきていた。それはともかく、目の前の少女を見て嬉しそうな顔をする傭兵)おう、帰ってたぜ・・・こりゃまたタイミングが良いな。ちょうどお前さんを探しに行くところだったんだ。(全身を隠すマントの中から左手を出す。そこには、1つのサイドバッグが握られていた)どうしても、こいつを渡したくてな・・・それと、これが言いたかった。(右手でサイドバッグを開き、中身を見せる。中に入っているのは瓶4本。中はクリスティアの水) 「ただいま」、ティエン。こいつはおみやげだ。水をお前さんと、その友達の分たらふく飲ませてやるって言ったろ?もう空は戻って水も普通になっちまったが、クリスティアの水は市の水よりも澄んでいて美味いぜ。 [Sat 30 Sep 2006 03:20:38]
◆ティエン > ( 月給3000エンって半端無い。 戦慄の単語によろけた訳じゃない。きっと、多分。 多分。 丁度、傭兵ギルドの前を通りかかった辺りだったか。 くらくらする頭を支えて、よろり 視線を上げた先に この間までの空とは違う、赤い色。 ) …… あ。 …えと、レッドフォックス。 帰ってたんだ。 ( ぱちり 瞬きの先には、まだ空が赤かった頃に海岸で会った姿。 意外な所で会ったとばかりに、目をぱちぱち。 ) [Sat 30 Sep 2006 03:12:29]
◆レッドフォックス@傭兵ギルド > ・・・ったく、あの分からず屋め・・・仕事2つ同時にこなせるような男の月給が3000エンとかありえねぇっつってるだろ・・・(ぶつぶつと何事か呟きながら、ギルドを後にしようとし・・・その白い影に気づく)・・・ん?お前さんは・・・ティエンか? [Sat 30 Sep 2006 03:09:36]
◆ティエン > ( 血を吸わせても、黒い因子は何かよくわからない力で浄化出来るとか。隠し事を暴いてしまう代物だとか。 そんな、良く分からない力なんか、必要無い。 血を啜って感染していくバケモノと付き合っていこうとしたのなら、覚悟の形なんて 二つだけ。 心臓を貫くだけの決意か、同じモノに成り果てるだけの諦観。 ) …… 理想が高すぎるのは、分かってるんだけどねー… ほんと、我侭だ。 ( 只の人間同士なら、友情なんて言葉の前に 覚悟とか挟まなくていいのかもしれない。 でも、わたしは ――… だし。最初からそうなんだから、前提は変えられない。 差別と区別は違うと言ったのは、それだけの意味。 何事も無く、人の側で生きていけるのなら。別に構わないじゃないかって思うのは、ヒトデナシの視点に過ぎないのだから。他人に押し付ける事は無理。 ――… 緩慢な歩みは、意識していないと、止まってしまいそうで。 肺をからっぽにしそうな嘆息に重なって 響いたのは。 扉をけり開けたみたいな、大きな音。 びくーっ! 弾かれるように、また飛び退って。 ) あぅわ、わわっ!? ( 螺子巻き人形の機構仕掛けを巻き戻したみたいに、また悲鳴。 無駄に性能のいい聴覚に、びりびり響いた大声に よろり、足元がふらついた。 ) [Sat 30 Sep 2006 03:04:20]
◆レッドフォックス@傭兵ギルド > ・・・んのやろう!!あと1つだな!!あと1つ、依頼を完遂させれば給料アップするんだな!?ああやってやるさ、見てろよこの狸オヤジっ!!!(ギルド地区一帯に響き渡らん程の大声で、男は自分が出てきたギルドの中に向かって叫んだ。ギルドの名は、傭兵ギルド「雷電」) [Sat 30 Sep 2006 03:02:15]
お知らせ > レッドフォックス@傭兵ギルドさんが入室されました。 『(蹴り飛ばすように開けられるドア)』 [Sat 30 Sep 2006 02:58:22]
◆ティエン > ……余計な事も、思い出したし。 ( 緩々と歩みを進めながら、嘆息の模倣。 自分を、他人を。でも、具体的に何を守りたいのかはっきりしない闇雲さは、真っ直ぐな分 時にタチが悪いって知っている。 ――… 傷つけて、傷付いて、傷付けて。 繰り返すだけで実りも無く、不毛の砂漠を広げていくだけだ。血塗れになった手を洗ってしまえば、それすら無かったかように、平気な顔をして。 ) ……流石に、そんなのばっかりになるのは、嫌だし ね。 ( 余計なお世話とか、おせっかいとか。 そんな分類になるに違いない己の言葉に、少しでも意味があるとすれば。 きっと、それだけの事。 ひとつもいらない。ふたつもいらない。 ――… いつか叫んだ覚悟の行く先が、今 どうなっているのんなんて。それこそ、知る由も無い事だけれど。 ) [Sat 30 Sep 2006 02:52:55]
◆ティエン > ( 少し小さくなった後姿が振り返って、礼をするのが見えた。 彼の中でどんな変化が起こったのかは、分からないから。 律儀な人だなって。そんな印象。 ――… 彼の地図に描かれていた道筋と、記憶の中の魔女ギルド近辺の風景を重ね合わせれば、道は何となく理解出来る。 此処は右。大きな通りに入って、もう少し真っ直ぐ。 のそのそ 歩き出しながら。 今しがた、自分が口にした事を振り返って。 ―… ちょっと、自爆っぷりに悶えそうになった。 ) …ど、どのつらさげて言ってるのかなー… わたしっ ( ちょっと自己嫌悪。 人に、えらそうなことを言える代物じゃないのに。 流石に道端で頭抱えて悶えてたら、ただの変な人だから。其処は、ぐっ と我慢。 ) [Sat 30 Sep 2006 02:37:36]
お知らせ > アーク=フォースさんが退室されました。 『僅かに何かを見出した…気がする…最後に振り返って…相手に礼をする…夜の闇はもうすぐ明ける』 [Sat 30 Sep 2006 02:32:09]
◆ティエン > ( 欲する意味から。闇雲に求めるだけでは、結局 何処かで行き詰ってしまうから。 ――… 其処まで、言える事では無いのだけれど。 ) ……逆。 何をしたくて、何の為に力を振るうのか。 そっちが先じゃないのかな。 闇雲に、分からない力だけ突き止めて、何か変わる事、あるのかな。 ( はふ 小さく溜息が漏れて、夜に溶ける。 自分を投げ出すつもりが無いのは、肝心な所で自棄っぱちになる可能性が少ないという事ではあるから、いいのかもしれないけれど。 でも、やっぱり彼は何処か危なっかしい。 何か、自分に力があるって確信しているようで。それに縋るような姿勢が、何処か不安定。 ――… そう。求める、より。縋るように見えてしまった所為か。 ) …生きる事が、覚悟 か。 ――… 本当に、ね。 自分ひとり、生きていく覚悟だって 大変なのに。 ( 其処に他者まで含めてしまえば、どれだけの覚悟がいるんだろう。 かつて、人に向かって投げ放った言葉は、今になって自分を痛めつける刃のよう。 去るという彼に、小さく手を振って。 ) …ん。 ばいばい。 ――… 教えてくれて ありがー… と、 ね。 ( やっぱり、お礼とか口にするのは苦手。 教えて貰った道を辿って、歩き出す。 ――…ギルド自体に用がある訳じゃないから、場所を確認するだけ。今は、今日は。 ) [Sat 30 Sep 2006 02:27:01]
◆アーク=フォース > (足元を見失う…力を欲するだけでそれに飲まれるなって事だろうか…) 「自分の持っている力は何なのか…それを調べないと、何にも解らないんで…心当たりはあるんですけど、……実際…人の為に自分を捨てたら、他人を守る事も出来なくなってしまいますからね………覚悟は…生きる事事態が…そうじゃないかと思います…自分は… 自分の方が色々言っちゃってますね…それじゃ…そろそろ自分は去りますか…」 (そう言って笑みを浮かべる、教会に帰ろうか帰らざるか迷いながら歩き出した) [Sat 30 Sep 2006 02:07:39]
◆ティエン > ( 彼の手に地図を渡して、外套から覗く指先は離れていく。 身体の脇にだらりと垂らし、言葉を紡ぐ彼の顔をゆるりと見上げながら。 ) …仕方ないけどね。差別と区別は、違うもの。 違うものは怖い。理解出来ない気がしてしまうから。 ――… 弱いだけ。きっと、どっちも。 ( 差別する側も、される側も 怖がり。傷付けるのも、傷付けられるのも怖くて。傷付けられる前に、傷つけてしまえばいい、なんて。そんな、悲しいくらいに良くある構図。 ヒトデナシの口調は、何処か他人事じみてしまうから 淡々と紡いだ後。 彼の希望、もしくは理想の形に 視線がつぅ と細くなる。 ) 月並みって言うよりは、欲張りだね。 でも、ヒトの為に自分がどうでもいい、なんて言わないだけ マシな部類なのかな。 ( ――… 希望を。理想を語る青年の姿に被さるのは、彼とは違う誰か。苦い苦い記憶。 記憶を振り切るように深く息を吐き出して。 ) どんな力で、何から、守りたいんだろうね。 剣、拳、魔法、お金、権力――… 力、色々あるし。 …足元、見失っちゃだめだよ。覚悟が足りないなんて、二度も言いたい台詞じゃないんだから。 ( 後半は、彼にとっては意味不明な台詞だろうけれど。 軽い既視感が零させたもの。 ゆらりと頭を軽く振ると。 ) …ごめんね。何だか、結局色々言っちゃってるや。 [Sat 30 Sep 2006 01:55:11]
◆アーク=フォース > (どんな風に生きたい…か……そんな事を考えて…地図を受け取り、答える) 「そうですよね…人は千差万別で…同じ人なんていない…その筈なのにそれが極端だと怖がって差別する人もいる…だから周りに溶け込まないと怖い…そういう考えがありました…、どう生きたいのか…自分は…自分も他人も守りたい…月並みかもしれませんけど……」 (解らない…でも言える事は…自分を守って、他人を守れる力がほしい…その力は…無いかもしれないけれど…それで人が助けられるなら…その力がほしい…そう思った) [Sat 30 Sep 2006 01:41:39]
◆ティエン > ( 彼の事情は、分からない。悩み事も、その根源も。 ――…流れる血の事も。 だから、口にしたのは単純に 今の会話で得た印象だけ。 ) 他人と違うって事で悩むんだとしたら、時間の無駄って言ったら酷いのかな。 ……でも、おかしな話。 誰かと同じ自分なんて、最初から 誰にだっていないんだから。 ( 彼の手が何処に伸ばされて、放たれるのかは 分からない事。 月を見上げる視線を追いかけはしないけれど、空に浮かぶ光が 正常の色を取り戻したのは知っている。 赤い空は消えて、今はちゃんと 夜の色。 ) …そんなの、誰だって知らないし、分からないもの。人間だったら、ちゃんと道筋が分かってるなんて思うんだったら、それは多分、誤解。 ――… 何処に伸ばしたらいいのか、なんて。 どんな風に生きていきたいのか。其処から考えれば、いいんじゃないのかな。 …わたしのは、凄く単純な意見だから、当て嵌まるか分からないけどねー… ( 助けたい、傷付けたい。守りたい、殺したい。 動機と言うには無茶な対立をするものを、幾つか指折り並べ立てて。 そんな根源確かめるだけでも、足元の確認にはなるんだろうから。 かく、と軽く肩を落とすと、彼の方に、先程の地図を差し出して。 ) [Sat 30 Sep 2006 01:24:47]
◆アーク=フォース > (手を…何処に伸ばす? 囚われる? そんなつもりは無い…はずだけど) 「どうでしょうね…自分は…囚われてるつもりはないんですけど…どこかでやっぱり引っかかってるから伸ばしかけた手を放っているのかもしれませんね…」 (それを聞いて、答えている時に若干自己嫌悪を覚えて、空の月を見上げながら言う) 「実際…一寸先…自分がどうなるかなんて解りません、ただ…今は何処に手を伸ばしたらいいのか…探している所…です」 (そう言いつつ……腕輪を見る…光ってはいないがつけているだけで来る安心感…それで不安はすこしだけど、消える) [Sat 30 Sep 2006 01:13:38]
◆ティエン > ――… 何が混ざってたって、別に構わないけど。 忘れずに、踏み外さずに、いられるなら。 ( すい、と視線を外して。 呟くように。囁くように零れた小さな声は、何処か淡とした響きで落ちる。 彼が気にする瞳の色、混ざっているかもしれないと告げた時の、苦笑い。 ―… それらを映し、収めた赤い視線が、笑みと言うには鈍く 細められて。 ) …囚われたら、目の前も見えなくなって。踏み外すよ。 只でさえ、世界は目隠しの国。 一寸先も分からないから、手探りで進まなきゃいけないのに。 貴方の手は、何処に伸ばされているのかな。 [Sat 30 Sep 2006 00:58:42]
◆アーク=フォース > (言われた事に納得して…頷いた) 「あ…うん、そうだね……確かに自分は色々ごちゃごちゃ混ざってるかもね」 (そういって苦笑いを浮かべる、疑問があるとしたら…自分、それは言わないでおこう…そう思って言葉を止めた) [Sat 30 Sep 2006 00:54:37]
◆ティエン > ( パッと見た感じでは、アルビノイアっぽくは見えない青年。肌の色は白いけれど、色素から見放された色では無いし。髪の色も黒い。 ――… 尤も。黒髪の同族がアルビノイアと称していたりするから、その辺りは 深くは口に出さない部分。 何処か曖昧な言葉に、傾げる首の角度が深くなる。 ) アルビノイアに多いってだけで、そんなに珍しい色でも無いと思うけどな、この街だと。 結構、ごちゃごちゃ血の混じったヒトも、いるみたいだし。 ……疑問って、目の色? ――… あ。 ごめん、ね。 別に、詮索するつもりじゃないから、言わなくても、いいや。 ( ごちゃごちゃって言うのも、酷い言い草なんだけれど。他に上手い言い方も見付からなくて。 感情で色味の変わるという瞳は、今は一定の色合いだろうか。 彼が抱いているのが、何に対する疑問なのか。問いかけそうになって、慌てて、手を振って打ち消した。 初対面で深く突っ込むようなお話じゃないって、流石に気付くから。 ) [Sat 30 Sep 2006 00:45:00]
◆アーク=フォース > (自分の紅い目の理由なんて知らない…人種はよく解らない…アルビノイアではなかったと思うけど…自分は) 「嫌い…ではないんですけど、自分はアルビノイアって言うわけでもないですしね、色々疑問があったりします」(この紅い目の理由は自分は知らない…生まれつきだし…ただ…感情で色の明るみが変わる…そう神父さんに言われたことがある…推測は出来るが確証は無い…そんな感じ) [Sat 30 Sep 2006 00:37:59]
◆ティエン > ( 逸らされた横顔が、月の下で僅かに赤い。 ―…何か、おかしな事でも、言ったっけ? 思わず、考え込む数秒。 ) ……目? ( きょとん 瞬きが数度。己の目元に、指先を当てて、鸚鵡返しの声。 見上げた先の青年の瞳の色は、紅。 純粋な紅色と言うよりは、黒を根底に湛えたみたいな そんな色に見えるんだろうか。 ――… 赤い目の人間というだけなら、特筆する程珍しい訳じゃない。 アルビノイアは、基本的に赤目だし。けれど ) ……アルビノイアは、大体 こんな色だと思うけどな。 …変っていうか。色、きらい? ( 月の光の加減、なんだろうか。彼の目が、光って見えたのは。 見上げる視線を僅かに細くして。問いかけの言葉と共に、かくり 頭が斜めに傾ぐ。 ) [Sat 30 Sep 2006 00:31:04]
◆アーク=フォース > (慌てて視線をそむけて答える、僅かに赤面)「いや、その目…綺麗だなぁと思って…、自分の目の色はすこし…変なのかなぁとおもって」(紅色の目は月に照らされて僅かに輝いている) [Sat 30 Sep 2006 00:21:20]
◆ティエン > ( 突っ込んで話したい内容でも無いのだから、流された話題に 仄かな安堵の色。 彼の口から語られる道筋に、通りの方を振り返る。 一応、方向としては間違っていなかったらしいと確認。 ) ……こっちで合ってはいたのか。 ……え。い、いいのかな… あの、場所、全然分からない訳じゃないから、方向わかれば、大丈夫なのに。 ( 口では言いながら、差し出された紙を おずおずと受け取って。かさり、その場で広げてみる。簡単な道筋の描かれた地図と、記憶の中の光景を照合すれば、大体道順は把握出来た。 ん、と ひとつ、頷くと。 ) ……ん、覚えた。 ―… どうか、した? ( 元通りに地図を折り畳みながら、向けられた視線にふと、僅かに覗く視線の赤色が瞬きを。 ) [Sat 30 Sep 2006 00:16:36]
◆アーク=フォース > (とりあえず…驚かれる云々の話は考えると嫌な事につながるのでスルーして、道のほうに答える)「……魔女ギルドは…此処をもう少しいったところを右に曲がって……、あ、そうだ…前さらっと書いた地図があったんだ、はい、あげます」(そういってポケットから綺麗に折りたたまれた紙を取り出して渡す…ホントに簡単な地図である、目の紅が自分よりも綺麗だな…そんな事を一瞬考えて…自分の目の紅色はなんか変だな…と思う) [Sat 30 Sep 2006 00:09:18]
◆ティエン > ( 頭を下げる仕草に、フードの中で視線が びく と僅かに揺れる。 挙動一つ一つに対する過剰反応は、押さえ込もうとしても各所に滲む。 ――… 見知らぬ人間相手には、大体こんな感じだけれど。 ) …驚かれる事があんまり無かったからってー… それって、運が良かったって事じゃないかな。 …脅かさないように、してたっぽいのは。その、分かったんだけど。 ( 過剰に驚いてしまうのは、主に自分が根性も度胸も無いからで。其処に関しては、彼の責任が深い訳でも無いって分かってるから、視線を逸らして ぼそぼそ 津あ゛や句言葉は、フォローにもならない気はするけれど。 かく と、少し力の抜けたように、肩を落とし。 ) ……ふぅ、ん? そか。 ……どっちの方か、分かる? 最近来てなかったから、ちょっと方向わからなくなったんだ。 ( そんな風に話す合間にも、時折 通りの方に視線を向ける。 正確には、人の気配が通り縋る度に。 確認めいた視線は、刹那に流れて。直ぐに戻ってくるのだけれど。 ) [Sat 30 Sep 2006 00:00:23]
◆アーク=フォース > (あ…最近行ったし…ビンゴ? すこしラッキーなんておもって、少女の言葉に答えた、驚かして笑った事はまず謝ろう…頭を下げて…) 「ごめんなさい…人に驚かれる事が今まであまり無かった物で… 詳しいというより、最近まで白魔術師のギルドにいたんですけど…やめて今は無職です、魔女ギルドですか、最近行ったんで…わからなくは無いですよ」(そういって、笑顔を向ける) [Fri 29 Sep 2006 23:51:11]
◆ティエン > ( 飛び退いた関係で、開いた間隔は数歩分。手を伸ばしても、ギリギリ届かない。そんな距離。 まだ驚きも冷め遣らずの中、微かに聞こえた笑い声に。 ぅー 低く唸る声が、夜気に混じり。 ) …別に、そういう訳じゃ なかったんだけど。 ……この辺り、詳しいひと? ( 確かに、目的地の場所が曖昧だったのもあるけれど。立ち止まっていた原因は、それじゃない。 ――… とは、いえ。そんな事を長々と説明する訳にも行かないから、唇を一度噤んで。 相手の姿を確かめるように、視線を揺らす。 服装には特徴は無い様子。体格を見ても、分からない。分かり易く魔法使いや戦士といった風体じゃないから、何か別のギルドにでも属しているんだろうか。 窺う視線は、ほんの僅かの間。 直ぐに、ふらりと逸らされて。 ) ……魔女ギルド。 ( ぽつり。 単語だけ、呟くように。 ) [Fri 29 Sep 2006 23:45:29]
◆アーク=フォース > (思いっきり驚かれた……面白いくらいの反応だったのですこしクスリと笑って答える)「通りで立ち止まってたものですから…迷ったのかなと思いまして…自分はすこしなら道もわかると思いますが」(よく見ると自分より背が小さいことに気付く…年下? といっても気付かなかった自分は……どうなんだろう? そんな事を考えた) [Fri 29 Sep 2006 23:38:46]
◆ティエン > ( 全身すっぽりと覆う白外套は、フードつき。しっかりと目深にフードを被った状態では、風体も分かり辛い そんな姿。 フード越しの視線が、道の方を向いて。唸る声は思案の色。 ――… 思案に沈み過ぎて、油断していたのは確かなんだろう。 不意の声に、びくーっ! 思わず弾かれるみたいに後ずさりがちに、振り返る。 ) うわっ、ぁ… わっ、 え、えぇっ? な、何 わたし、に…で、いいのかな ……えとっ ( 驚かさないようにとの配慮をぶっちぎって 見事にびくつく。それがへっぽこクオリティ。全くもって威張れない。 肩から提げたショルダーバッグを押さえて、びくびく 窺うように視線を上げた先には、見知らぬ青年の姿。 本来は必要ないのだけれど、ぜーはー 肩で息をして。 ) ……ま、迷っては、ないかも。 ぅん、まだ、迷っては無い。 ……来た道は、分かるもの。 ( 来た道は。 ――… 其処が目的地という訳ではないのだけれど、訪れようとしているギルドの場所が曖昧なのは確かなものだから。少し、遠い目。 ) [Fri 29 Sep 2006 23:33:30]
◆アーク=フォース > (白い影は…外套だったのか…そんな事を考えながらその影の後ろから…声をかける、小さな声で、驚かさないように)「こんばんわ……道に迷ったんですか?」(腕組みをしている少女の様子を見て、問う声もなるべく小さくあまり驚かせないように…) [Fri 29 Sep 2006 23:27:59]
◆ティエン > ( こうして出歩いて来ると、日頃 外を出歩かないんだって知らされる。用事がそれ程無いから仕方ないんだけれど、この界隈より暗黒街の道に詳しいって、我ながらどうなんだろう。 まばらな人通りからも外れるように、白い影は ぽつんと道端に。 時折、通り過ぎていく人の横顔に視線を投げかけては、直ぐに視線を外す。そんな繰り返し。 ) ……この辺りじゃ、ないかー… そういえば、何処にあるんだっけ……? ( 考え込むように腕組みする姿は、此方に近付いて来る人影にはまだ、注意を払っていない様子。 むー と小さく唸って、来た道と行く道に視線がうろうろ。 ) [Fri 29 Sep 2006 23:22:24]
◆アーク=フォース > (結局あの夜に倒れてから、かなりの間寝ていたらしい…外に出たのは昼…ご飯までご馳走になってしまった…体の方は別に何か悪影響がでたわけではない…そして…今まで、自宅である教会にも戻らずにふらついていたわけで) (遠くに見える人影……誰だろう…近づいてみようか…そう思ってゆっくりと近づいていく…) [Fri 29 Sep 2006 23:13:19]
お知らせ > 人影 遠くさんが入室されました。 『散歩…というよりあてもなく歩いて』 [Fri 29 Sep 2006 23:03:25]
◆ティエン > ( ――… 一言で言えば、それまでなのだけれど。実際に歩いてみると、これが結構広いんだ。 漸く、紅い空消え。夜空の色を人々が思い出し始めた秋の途上。ほんの少し冷たい空気の中を、泳ぐように行き交う人の波。 商業地区の大通り程じゃないけれど、人影はちらほらと見える。それだけ、人の出入りがある場所という事なんだろう。 ) ……善し悪しだなぁ、正直ー…… ( そんな中。すっぽりとードを被った白外套が、道の端で溜息。 前に此処に来た時には、書籍ギルドを尋ねて来たんだっけ。 此処とは区画が少しズレているから、仰ぎ見ても建物の影を見つける事は出来ないけれど。 ) [Fri 29 Sep 2006 22:56:56]
お知らせ > ティエンさんが来ました。 『( 様々な組織の集う区域。 )』 [Fri 29 Sep 2006 22:53:34]
お知らせ > アーク=フォース@魔女ギルドさんが帰りました。 『会計を終え、外に出ると紅い空は晴れて…金に近い月が見えていた』 [Thu 28 Sep 2006 01:07:58]
お知らせ > ヒルダさんが退室されました。 『――ありがとうございました、またのお越しを。 ( 最後だけはきちんと礼儀正しく。 )』 [Thu 28 Sep 2006 01:07:19]
◆アーク=フォース@魔女ギルド > (薬?…秘薬? 怪しい薬? 嫌…中毒性があったら困るし…)「人体実験とかは…意外と怖いですから今回はやめておきます…、ではそろそろ・・・自分はこれにて、もう一つの腕輪が見つかったらまた持ってきます」(財布からお金を出し、会計の方へと歩き出す) [Thu 28 Sep 2006 01:03:12]
◆ヒルダ > ( 男子禁制女の花園というと聞こえはいいかもしれないが、その実態はあんまり綺麗なものでは無いのだ。我らが魔女ギルド長の部屋を見せてやりたい。 ) 自力で開拓は難しいけど、まあ貴方次第かしらね。私も途中までは独学だったから。 ――あら、私のレッスンを受けたいの?でも私の術は魔女の術だから、どうかしら。 ( 部屋の出入り口まで歩き、がちゃりと扉を開けて見送ろう。 ) ……… もしお金に困っているのならまたうちに来なさいな。丁度新しい薬の人体実験を行う予定があるのよ。 ( 昨日カイネさんにも言った言葉をさらりと。どんな薬なのか、魔女は語らない。 ) [Thu 28 Sep 2006 00:59:42]
◆アーク=フォース@魔女ギルド > (そうだった…ここは魔女ギルド…男子禁制…むぅぅん)「反動…ですか」(僅かに三年前のあの光景を思い出して冷や汗をかく…また腕がずたずたになるのはごめんだ…)「学校に通うお金も無いですし…自力で開拓するしかなさそうですね…個人的に教われるなら是非にと言いたいですが、やっぱりお金の問題がありますから……」(そういって苦笑いを浮かべる、正直お金がないという無職の自分がこれほどきつい物は無いと思った…早い所仕事を見つけないと…) [Thu 28 Sep 2006 00:49:32]
◆ヒルダ > ( 何日もかけてじっくりと詳しく調べるのならもう少し掛かるだろうが、あんまり裕福って感じの青年じゃないし(失礼)。 ) 良いのよ、私も魔法の品に触れるのは楽しいから。 ――才能もあるけど、本気で努力すればそれなりには。魔術といっても色々あるから。 けれど、使い方を誤ればその反動が自分に帰ってくる性質を孕んでいるから、注意する必要があるけれど。 ( この青年はどうだろう。負の感情に任せた暗黒魔法ならその才能に秀でているかもしれない、と魔女は思う。 ) 今日日術を教えてくれるところなんて沢山あるわ。天下のヴェイトス大学でも魔術科があるくらいだしね。 貴方が女の子だったら、この場で魔女ギルドに勧誘して一から教えて差し上げるのだけど。 [Thu 28 Sep 2006 00:41:44]
◆アーク=フォース@魔女ギルド > (お金…うん…大丈夫…財布の中を確認して安心する)「どうもすみません…色々とご迷惑をおかけして…素性は隠しておいたほうが…この先確かに良いかも知れませんね…会計は…あっちですね…それともう一つお聞きしたいんですが…魔法って練習すればちゃんと使えるようになりますか?」(余計な質問……魔女だからその手の知識はあるだろうと思って聞いてみる…はっきり言うと…また迷惑をかけている気がする…) [Thu 28 Sep 2006 00:32:00]
◆ヒルダ > そう。ま、もう一度言うけれど決めるのは貴方だから。でも選択肢の一つとして覚えておくと良いわ。 それと、自分の父親が悪魔かもしれないという事は成るべく言わない方が良いかもね。これは私からのお節介。 ( 結局一度も使わなかった本を膝上に置いて。 ) ―― この街じゃそうでも無かったのよ。吸血鬼とオトモダチになれる街だからね。 私が判るのは以上よ。預けるのならもう少し詳しく調べるけど、多分これ以上は…。それに、鑑定の為とはいえ一時期でも手放すのはやっぱりお勧めできないから。 ( そう言って立ち上がった。 ) 鑑定のお値段は5000エンよ、帰る時に受付に払って言って頂戴な。 [Thu 28 Sep 2006 00:24:58]
◆アーク=フォース@魔女ギルド > (仕向けた? 自分を怒らせて…実験した? すんだ事は仕方ないけど…)「あるかも・・知れません…両親で一つずつ残したんなら色々納得がいきます…多分… 両親の残した物は自分が持っていないと……売る事や捨てる事は考えてません…悪魔への風当たりなんて何処も変わりませんよ…今はすこし前より厳しいかもしれませんが」(そういいおわると、腕輪を見る…光は消えている) [Thu 28 Sep 2006 00:18:28]
◆ヒルダ > いいのよ、そうなるように仕向けたんだから。 ―― でしょうね。言い換えれば、その腕輪が無いと貴方は衝動に自分の精神を揺さぶられてしまうという事よ。肌身離さず持っておく事をお勧めするわ、悪魔に対する風当たりが強くなっているこの街では特に。 ( 持ち込んだのが魔女ギルドだったのは正解だったのかもしれない。まあ、他も大して変わらないような気もするが。 ) お父様の? ”Holy and Dark”、その片割れがあるというの? ( この腕輪が”聖なる”ものなのだろう。私から言わせれば衝動を束縛するものこそ『Dark』に相応しいものだと思うけれど。 ) ――そうね、きっとお父様も何かを残しているんでしょう。けど、悪魔からの贈り物なんて受け取らないに越したこと無いわ。決めるのは貴方だけど、もし手に入れても捨てた方が良いんじゃない? ―― 何だったらウチで高値で引き取ってもいいけど。 [Thu 28 Sep 2006 00:11:27]
◆アーク=フォース@魔女ギルド > (深呼吸を一つ…これで大分落ち着く…)「あ…すみません…取り乱してしまって……、相手の意見を聞かずにただ自分の意見だけを言って…、自分の中の衝動……母は多分…自分がこういう状況に置かれることを知っていたのかもしれませんね、でも母から送られた手紙に気にかかる事が書かれていたんですけど…「父の贈り物も見られるといいですね」って…父も何か残していると考えられるんでしょうか?」(何故質問した? 何も聞かないで一人で考えるよりはずっとマシだから…他人の考えも聞けば良い考えに行き着くかもしれない…そうおもったから) [Thu 28 Sep 2006 00:01:32]
◆ヒルダ > ( やはりそうか。この腕輪には彼の中に内在するもの、恐らくあの紅色を静める力があるらしい。それを確かめる為に彼には少し気の毒な事をしてしまったけれど。 ) ……そうね。努力すれば、抗い続ければ運命だって変えられるってどこかの魔女が言ってたわ。だから奴隷だって幸せになれるかもね。 ( さっきとは逆の事を言うのは、彼の気を静める為。掴んだ手の力を弱め、宥めるようにそっと重ねて。 ) …大丈夫?御免なさいね、刺激したりして。 でも、その腕輪はやっぱり貴方の中の衝動を抑える力があるみたい。憶測だけど、貴方のお母様が貴方の為を思って残したんじゃないかしら。 ( 彼が悪魔の血を引いているのならば、押さえられぬ衝動の一つや二つはあるだろう。人間である私がそうなのだから。 ) [Wed 27 Sep 2006 23:50:43]
◆アーク=フォース@魔女ギルド > (腕をつかまれた……腕輪を持ってる…何をされる? そのまま腕輪をはめてくれる? それとも違う? そう思っている間に腕輪を掴んでいる手が動く……抵抗などできよう筈もなく、腕輪が自分の手首に戻る…瞬時に光りだす腕輪に彫られた文字…頭の痛みも脳裏に浮かんだ影も徐々に治まる…目の色も僅かに薄くなっていく、怒りはともかくとして…)「それはそうかもしれないですけど…奴隷だって…努力すれば幸せだってもらえますよ…いつかは…」(少しずつ状態が落ち着く、それと同時に腕輪の輝きも小さくなる) [Wed 27 Sep 2006 23:40:49]
◆ヒルダ > ( …危ない人、まるで私のよう。 ) 誰も彼らを幸せにしてやれる事なんで出来ないわ。だって、幸せは自分で勝ち取るものですもの、与えられるものじゃない。ま、奴隷にそんな機会があるとは思えないけど。 勝手に幸せになる分には構わないけど、それで私たちの幸せが壊れるのは御免ってヤツよ。 ( この自分が幸せについて語るか。滑稽な話だ。 このまま刺激し続けて彼がどうなるか見てみたいが、暴れられても困る。頭を抱える彼の手を掴もうと手を伸ばし、掴めたなら無理矢理その手に腕輪を嵌めようとする。 ) [Wed 27 Sep 2006 23:29:35]
◆アーク=フォース@魔女ギルド > (頭が痛い……脳裏には鎖に十字架…かけられているのは自分)「っ!」(痛みで思わず頭を抱える…嫌だ…あの時みたいなことはごめんだ…人を傷つけたくない…差し出された腕輪に手を伸ばせない…頭の痛みと…自分を自分で抑えるので…心の底から来た怒りは中々消えない…)「そうだとしても…奴隷だって…幸せになったって…いいはずじゃ…無いんですか?」(声は震えている…怒りからか…恐怖からか…それは解らない) [Wed 27 Sep 2006 23:20:38]
◆ヒルダ > そう、奴隷も人間よ。私たちと同じ血と肉で出来てるわ。でも、だからなぁに? 私たちの幸せや日々の暮らしは彼らの犠牲の上に成り立ってるの。今の幸せな生活を捨てて、その捨てた分を奴隷に分け与える事は誰もしないわ。奴隷を含めたヴェイトス市の人間全員がその幸せを享受出来るほど、この街は大きく無いから。 ( こういう話題は普通タブーである。「そうね、間違ってるわ」と表面上取り繕うのが一番正しい、まして相手は客なのだから。 ―― 彼のその目の紅色は更に強くなった。嗚呼、このヴェイトスの空を覆う瘴気と同じ色だ。 散々挑発しておいて、不意に預かっていた腕輪を返そうと差し出した。これで彼の気が静まればはっきりする。 ) [Wed 27 Sep 2006 23:11:49]
◆アーク=フォース@魔女ギルド > (消耗品……? 奴隷だって…人だ…なのに…この人は笑っていられる…何故?)「自分は…消耗品だと思いません…奴隷だって…人なんです……自分達と同じ…人なのに…どうしてそんな事が…」(握っている拳の力が強くなり、目の紅は更に深くなる…) [Wed 27 Sep 2006 23:02:40]
◆ヒルダ > 感覚で判るのね。 ( 成る程、と頷いた。いや、理解には至っていないが。何かしらの理由でこの未知の言語を彼は読むことが出来るのだ。魔女はその腕輪に書いてある文字とその意味を書き写した。 ……夢は潜在意識の表れというが、彼のもそうなのだろうか。そしてその夢にどんな意味があるというのだろうか。 ) そうよ。悪魔も吸血鬼も、ね。人間ってのはおぞましい生き物――…… あら? ( ざわりと感じる感覚。心地よい空気の流れ。もしこの腕輪が彼の中の何かを押さえつけるものだとして、その腕輪は今彼の手元を離れ私が持っている。 ――魔女の瞳が面白い物を見つけたかのような色に変わった。 ) 奴隷なんて消耗品よ。例え鎖に繋がれていても餌の心配はしなくて良いんだから、彼らは逆に感謝しなくっちゃ。 ( ちょっとした実験ってヤツだ―― これも大事な鑑定作業の内。さあ、どうなるか。 ) [Wed 27 Sep 2006 22:55:36]
◆アーク=フォース@魔女ギルド > (首を振る…この文字は多分、自分には読む事は出来る…けど)「多分…というか腕輪を手に取った時に…この文字はこう読むんだって言うのが浮かんだだけで…書くことは出来ないと思います、もしかしたら読めるかもしれませんが、 あの夢は怖いです…友人には自分の『力』何じゃないかといわれてますけど、持っていたとしても自然ですか……天使が奴隷にされるんですね…今は…」(奴隷…あまり好きではない…道具のように人を扱う人は嫌いだ…僅かな怒り…その目の紅を僅かに色濃くして…) [Wed 27 Sep 2006 22:40:25]
◆ヒルダ > …そう。 ( どうも、この青年は腕輪に書かれている文字を”知っている”風には見えない。読めるけれど、知らないというか―― 上手く言い表す事が出来ないが。もう少し詳しく聞いてみようか。 ) 確認するわ。この文字は貴方の知っている言語なの? 例えばこの文字で「机」とか「本」とか、他の単語や文章を書けたり、読めたりは出来る? ( 物心ついた時から育ての親の元に居た、しかもそこが教会となると彼が本当にヴェイトス産まれなのか――。教会なんて子供を捨てるゴミ箱みたいな役割があるし。 でも、小さい頃からヴェイトスでずっと暮らしてきているなら、やはりこれはヴェイトスの言語になるのだろうか。 ) …中々素敵な夢を見るのね。私も十字架に貼り付けにされてみたいわ……… 。 ( 魔女はふと可笑しな事を呟いた。 貼り付け聖女or魔女プレイってヤツだ。 ) そう。パプテス呪術とはまた少し違ったイメージが私の中にはあるけれど。貴方のお母様が天使のハーフなら、こういう腕輪を持っていても自然じゃない? ま、天使なんて奴隷ギルドでも見れるけどね。 ( 自称、だけど。それほどこの街は混沌としているのだ。 ) [Wed 27 Sep 2006 22:30:16]
◆アーク=フォース@魔女ギルド > (見たくも無い悪夢…それを答えなければ前に進めない…進まないと…動かないと…)「生まれは…ヴェイトスの筈です、物心付いた時からヴェイトスの外れの小さな教会で育ったんで…悪夢…もう一人の自分…自分は見ているだけで十字架に鎖で縛り付けられた、もう一人の自分がいるんです…怖いです…すごく… 聖性? 天使とか…聖女が使えるって言われてる力のことですか? 衝動……思い当たる節が無いんで…良くわかりませんが」(そういいつつ、頭の整理をする…) [Wed 27 Sep 2006 22:19:51]
◆ヒルダ > ( 訂正―― 母親が天使と悪魔の混血 → 母親が天使と人間の混血 ) [Wed 27 Sep 2006 22:11:52]
◆ヒルダ > ( 「Holy and Dark」 直訳すれば意味はまあそのままだ。 ) 失礼だけど、アークさんは余所の国の人なのかしら。私の知らない言葉で書いてあるから、他の国の言葉かなと思ったんだけど。 貴方の知ってる言語なんでしょう? ( ヴェイトス共通語でも無ければトキノミヤコでもガンディアでも無い。本当に見たことのない文字だ。 ) 悪夢?どんな悪夢を見たの? 紅い雨の影響が薄れたというのなら聖性の力を発揮しているのでしょうね。退魔の効果か―― 或いは単に貴方の中の衝動を抑える力があるのかも。紅い瘴気は欲望を増長させる効果があったから。 ( 紅い雨が降っているときにこういう便利なものが自分の手元にありさえすればと一瞬後悔の念に駆られたが。 母親が天使と悪魔の混血、父親が悪魔だと聞けば魔女の瞳が揺れる。 また悪魔か、畜生め。 ) [Wed 27 Sep 2006 22:11:05]
お知らせ > ヒルダさんが入室されました。 [Wed 27 Sep 2006 22:02:28]
◆アーク=フォース@魔女ギルド > (文字は何で誰も読めないんだろう…思い出す…腕輪があった時に体に起こった変化…あるとしたら…)「文字は…【HolyandDark】と読めます…体への影響…悪夢を見なくなったのと……紅い雨を浴びたら知らないうちにどこかに来てるんですけど…それがなくなりました、…自分の母親は…天使と人間の混血だったと…育ての親からは聞いてます…それくらいしか親の事は…父親は…悪魔だったらしい…ですが…」(あったことが無いから聞いたことしか話せない自分に腹が立つ…その気持ちは強く握る手で解る) [Wed 27 Sep 2006 21:58:51]
◆ヒルダ > ――ふむ? ( 腕輪を受け取り、その重さを掌に感じる。腕に嵌めて集中、又は文字をなぞる事によって術が発動するのだろうか。 腕輪に刻まれている文字は少なくとも自分は見たことが無い。取り出した本は鑑定に使う各種魔文字の早見表、のようなものだったが、どうやらそれを捲っても無駄なようだ。この本には載っていない。 ) …この文字の意味は判る? あの雨は悪魔の瘴気が混じったものよ。その輝きが強くなっている間、貴方にどんな影響があったのかしら。 ( 取り合えずは思いつく限りの質問を重ねる。案外そこから答えが導きだされるものだ。 ) それと、これを送った貴方のお母様はどんな方だったか、差支えがなければ教えて貰えるかしら。 [Wed 27 Sep 2006 21:50:32]
◆アーク=フォース@魔女ギルド > (促されて椅子に座り、言われるままに腕輪を渡す、本当は付けてあれを見せた方が早いのかもしれないけれど…)「自分は…アーク=フォースです、その腕輪を付けて、集中したり、文字をなぞると淡く光るんです、身につけてないと駄目なんですけど……紅い雨の降るときは幾分輝きが強かったような気もしますけど…どうしてそうなるのか解らなくって…」(こういうところにある本は興味をそそられる…本棚の方に一瞬目がいくがすぐに本を読んでいる女性に目を戻す) [Wed 27 Sep 2006 21:40:27]
◆ヒルダ > あらまあ、純朴なのね。 と、自己紹介が遅れたわ。私はヒルデガルド・グレーテ。 ( 応接間の棚から分厚い本を一冊取り出し、向かい合うように座る。 ) どうぞお掛けになって? もう一度良く見せてくれるかしら。それとどうしてこれが魔女に鑑定して貰う必要のある―― マジックアイテムだと思ったのか、その他知っている事を全て聞かせて? ( 魔法の品というのは本当に多種多様だ。悪戯染みた効果のものから持ち主に大きな災いを齎すものまで。特に呪いの効果を及ぼすものは、鑑定の依頼人から「引き取ってくれ」と頼まれてギルドの倉庫に山積みになっている。 ) [Wed 27 Sep 2006 21:32:41]
◆アーク=フォース@魔女ギルド > (緊張しなくて良い…すこしほっとして…言葉を返す)「あ…はい、女の人とあまり話す機会が無かったですから…それに魔女や魔術師ってすごいと思いますから…」(そういって、魔女の後ろに付いて行った先は椅子と机のある部屋、多分、応接間…秘薬の具…冗談なのはわかるけど…秘薬ってどんな薬の事を言うんだろう…そう思いつつ、椅子には座らずに座って良いと言われるまで待つ、それがマナー…だと思う) [Wed 27 Sep 2006 21:21:05]
◆魔女 > そんなに緊張なさらなくても良いのよ。何も秘薬の具にしようって訳じゃあ無いんだから。 それとも、女だけの世界は殿方にとっては特別な存在なのかしら。 ( 魔女は態度を崩し微笑んだ。 差し出された腕輪に魔女の視点が落ちた。銀色の輝きから微かに力の片鱗を感じる。 ) 鑑定ね。 ――まあ、お母様の形見なのね。 ( 大方迷宮巡りの成果の宝か何かかと思ったのだが、青年の口から毀れる言葉に思い深げな声色を出す。単なるフリではあるが。 ) そうね、此処じゃ何だから部屋を用意しましょう。ついていらして? ( そう言って魔女は廊下を歩き、すぐ手前の扉を開き青年を部屋の中へ案内する。部屋の中は単なる応接間、机と椅子が置いてある簡素な部屋だ。 ) [Wed 27 Sep 2006 21:15:43]
◆アーク=フォース@魔女ギルド > (そういいつつ、銀色の腕輪をはずして、見せる、若干緊張しつつも…しっかりと見せている) [Wed 27 Sep 2006 21:08:29]
◆アーク=フォース@魔女ギルド > (声をかけられて、すこし驚くがすぐに顔を相手に向けて言う) 「あの…この腕輪…鑑定してほしくて…なくなった母親から送られてきた物で…」(すこし緊張しながら話す…魔女ってすごそうだから…色々) [Wed 27 Sep 2006 21:05:56]
◆魔女 > ( 受付に声を掛けられぬまま椅子に座った青年に、魔女が一人歩み寄ってそう声を掛けた。 ) 今日は何の御用かしら。 ( マジックアイテムの鑑定と取引、秘薬の売買、魔術の習得、図書施設の利用、等。客は決して多くは無いが、請け負う仕事は多い。未だ安定しているとは言い難いギルド事情を少しでも安定させる為、客を大事にするのも大切なお仕事だ。 ) [Wed 27 Sep 2006 21:03:02]
お知らせ > 魔女さんが来ました。 『―― ようこそ、魔女ギルドスターブルームへ。』 [Wed 27 Sep 2006 20:56:27]
◆アーク=フォース@魔女ギルド > (鑑定してもらえば…色々わかるかもしれない…教会の方では神父さんからはこれといって教えてもらえなかったし…腕輪の鑑定だけはちゃんとしたかった…壊されたらすこし悲しいけど…そんな事を考えていると…すこしウトウトしてきた…今日は色々ちょっと動いたから疲れたのかもしれない…目をこすって、頭を振り、目を覚まさせる) [Wed 27 Sep 2006 20:53:43]
◆アーク=フォース@魔女ギルド > (とりあえず、受付けカウンターへ…調査というか鑑定の依頼を頼もうとしたら…個人的に魔術師および魔女に会った方が良いといわれた…魔女や魔術師の人はとても忙しそうで声をかけづらいし…暫く待ってみよう…そう思って椅子に腰掛けた)「此処の人たち…忙しそうだなぁ…でも…頼まないと何にもならないだろうし…」(そういって、ため息をつく、誰か魔女ギルドの魔女か魔術師の人が気付いてくれればいいのだろうけど…) [Wed 27 Sep 2006 20:46:53]
◆アーク=フォース@魔女ギルド > (魔法を使う道具なら…魔女ギルド…そんな事を考えて…腕輪を持って、郊外の教会から此処まできたのだけど…魔女ギルドの人はあまりいない様で…いたとしても忙しそうだ…声をかけにくい…) [Wed 27 Sep 2006 20:40:25]
お知らせ > アーク=フォース@魔女ギルドさんが入室されました。 『腕輪の調査を頼もうと思って…来てみたけれど…』 [Wed 27 Sep 2006 20:38:15]
お知らせ > アーク=フォース@白魔ギルドさんが帰りました。 『僅かな懐かしさも、ドアを開ければそれを思う暇もない…そして、歩き出す』 [Mon 25 Sep 2006 18:16:57]
◆アーク=フォース@白魔ギルド > (リテイク)(そして、受付の人からお呼びがかかる、どうやら、手続きが終ったらしい、受付けに行くと渡されたのは証書のような物…そういうことか…)「ありがとうございます……」(渡された証書には…脱退を認めるという事とここで得た知識を悪用をしないようにとの注意書きであった…後ろを向いてドアに向かいながら呟く)「まぁ…当たり前か……悪用されないようにすこしでもこういうことするのは…」(そうしてドアを開けて、外に出て行こうとする) [Mon 25 Sep 2006 18:10:43]
◆アーク=フォース@白魔ギルド > (そして、受付の人からお呼びがかかる) [Mon 25 Sep 2006 18:02:52]
◆アーク=フォース@白魔ギルド > (数日前の自分なら、飲み込まれていたであろう、あの瘴気の感じ、だけど、今は少し違う、あれに感じるのは嫌悪感…だけど部屋にいるのはいやだ、部屋に缶詰になってたらそれこそおかしくなる、窓を見ていた目を受付けの方に向けると、受付の人はものすごく慌てた様子で作業をしている…新米なのかもしれない…そう思ってみていた) [Mon 25 Sep 2006 17:53:49]
◆アーク=フォース@白魔ギルド > (暫く待たされる事になって、椅子に座って待つ事になったのは言うまでも無い、恐らくギルドの脱退手続きやら何やらで暫く時間がかかるのだろう、そんな事を考えながらため息をつく)「はぁ…これからどうしよう…抜けるのはいいけど、その後、明確に何をしたいかって言うと…まだすこしわからない……何処に行こうか…これから…」(結局はただの反抗、これで恐らく、もうあの神父さんにあわせる顔は無い、というよりあの人も自分を毛嫌いしてたっけ、そんな昔の事を思い出しながら、窓をみる日が沈んでも、まだ紅い空…曇っているし、最後に雨でも降るんだろうか…そんな事を考えながら、窓の外を見ていた) [Mon 25 Sep 2006 17:46:07]
◆アーク=フォース@白魔ギルド > (止められる…事はないだろう、別に自分は白魔術が使えるわけでもない、自分が歩もうとしていた道は…ただ、育ての親である神父の敷いたレールの上を歩いただけ…)「退学届けと、辞職届け…持って来ました」(受付の人は驚いている、それはそうだ、休講届けの次はこれなんだから…、だけどこれ以上他人の敷いたレールに乗りたくは無い、そんな反抗の心や疑念をもてたのは…多分あの依頼に行ったせいだろう…その後のことは何も考えていない自分が、すこし情けなかった…) [Mon 25 Sep 2006 17:37:25]
◆アーク=フォース@白魔ギルド > () [Mon 25 Sep 2006 17:31:08]
お知らせ > アーク=フォース@白魔ギルドさんが来ました。 『封筒を持って、受付けへ、封筒の中身は辞職・退学届け…』 [Mon 25 Sep 2006 17:31:02]
お知らせ > クーン@魔女ギルドさんが退室されました。 『――――――さようなら。』 [Sun 24 Sep 2006 23:10:53]
お知らせ > ヒルダさんが退室されました。 『――――……おやすみなさい……。』 [Sun 24 Sep 2006 23:08:00]
◆ヒルダ > ( 少し意味は違う、と彼女が言うけれど。まるで本当に手のかかる子供のように、そしてその子供が甘えるかのように、小さな身体に両手を回した。 ああ、酷く疲れた。このまま永遠に眠ってしまいたい。そして起きた時には、私と彼女以外の全てが壊れてしまっていればいいのに。 ) ………うん……。 ( 温もりを感じながら小さくそう答えた。これで良いんだなんていう訳は無いけれど、少なくとももう私は悩まなくていい。 これからは赤子のように全てをこの人に委ねてしまおう。私は良く頑張った。世界中の全員から恨まれたって、この人の愛を受けられればもうそれで良いや。 今日は久しぶりにここで寝よう。久しぶりに良い夢を見よう。 この人と この人と、ずっと居られる夢を。 ) [Sun 24 Sep 2006 23:07:41]
◆クーン@魔女ギルド > ―――ええ、手の掛かる子ほど可愛い、と言いますが… まあ、ちょっと意味は違いますけど。 それでも、何と言いますか……そんな気分です。(跪く彼女の頭、そっと抱き寄せると小さな腕が頭を撫で… ――それで、寂しげな諦念の笑みが見られることは、無かったろう。) ……ええ、大丈夫。 悪いようにはしませんから―――― 私に、全て任せなさい。 さあ、もう考えることは止めてしまって。 何も考える必要はないんです、そう… 貴女は、今、疲れているんですから。 今は、ゆっくり、おやすみなさい…――――。(彼女は、きっともう、変わろうとしないだろう。自分で立ち上がることを、自ら放棄してしまったのだから。 …それでも、彼女を愛しているという感情に、きっと違いはないと思う。 だから――― いつか、こうなるような気はしていたけれど。 それが今日来たという、だけの話なのだから。) …おやすみなさい、ヒルダ。(ゆっくりと、子供に言い聞かすように諭しながら、そっと頭を撫でて――。) [Sun 24 Sep 2006 22:54:45]
◆ヒルダ > クーン。貴女はまだこの私を愛してるって言ってくれるのね。 人として最低のところまで堕ちて置きながら、今も被害者の顔をして貴女に甘えるだけのこの私を。自虐に走る事で罪の重さから逃れようとするこの私を。 ( 私に出来ることは自棄にも似た開き直りが精一杯。口汚くマギーと霧子の二人を罵るだけの度胸も、潔く彼女らの恨みを受ける覚悟も無い。一番、一番、見っとも無い。 ) 貴女との関係を終えるぐらいなら、私は喜んで彼女の家に行くわ。そして銃を渡して、引き金を引かせる。 ( そうだ、関係を終える事無くこの場をどうにか取り繕うのがベスト、ベストなのよ。出来るだけマギー達の幸せをこれ以上壊さない範囲で、私たちの幸せが護られれば良い。 うふふ、あはは、この性悪女。老け顔のゲス女。今、何て?私は何て考えた? ) ……。 ( 立ち上がる彼女の足元に両膝をついた。まるでそれは跪くかのよう。 私は結局狂ったまま、この人の足元に逃げるんだ。きっともう立ち上がることは無いだろう。 ) ……… はい。貴女が決めた事なら、私は受け入れる事が出来る。 ( 例えば今ここで、クーンの手によって殺されたとしても。 ) [Sun 24 Sep 2006 22:38:29]
◆クーン@魔女ギルド > (ギルド長用の執務室ではない。他のギルド員と同じ、粗末な小部屋。しかし、彼女との思い出に満ちたこの部屋には―― 愛着と、それと等しいほどの暗澹たるものが沈んでいる。) ――そう。 貴女がそう認めたのなら、そうなのでしょう。 ですが、それに関わらず私は貴女を愛していますから。 …何も変わりません。(――今までは。 …私は常に、彼女に変わって欲しいと、前に歩いて欲しいと、育って欲しいと願っていたはずだ。それが―― 結局、彼女は自らの暗部を開き直ったように肯定するのみだ。) ―――――ええ、自警団への出頭が一番ましに見えますが、そうなれば立場上、私としてもこれまで通りの関係とはいかないでしょうし。 (二人を殺してしまうのも、島を出るのも――結局、一長一短。どこかに穴はあるものだ。…全てのものが幸せになる方程式など存在しないことは、誰もが知っている事実なのだ。) ………そう。 ヒルデガルド、あなたは―――解らないのですね。 そのうえで、私に全ての裁量をゆだねると、そう仰るのですね。 (ぎしり、椅子を軋ませると立ち上がり、愛を囁く狂った魔女の顔、見上げて) ――――私に、全てを一任しますね? ヒルデガルド・グレーテ。 [Sun 24 Sep 2006 22:23:30]
◆ヒルダ > ( 扉を閉めた時の感触も、あの壁の染みも、ベッドの香りも。そして今ここにいる彼女も。 全部覚えている。そうだ、私の人生はきっとここから始まったに違いない。 ) ……せめて後ろめたさでも感じていたら、この気持ちを否定できたのだけど。 ( つまりは、やはり。これが私自身なんだ。認めざるを得ない。彼女がそれを否定すれば何かが変わるだろうけど、それをしないのが彼女の優しさであり、厳しさでもある。 ) 二人を葬る――……。 そうね、確かにお勧めの手段じゃあないわ。 ……司法の裁きを受ける。今更刑罰なんてどうってこと無いって感じだけど、どうかしらね…。 ……… この島を、出る? ( 顔を上げた。じっとクーンの瞳を見つめる。 ) それが それがいいのかしら。私の故郷は草木が綺麗なの。空も澄んでいて、川も綺麗で。 喉かで、時たま妖精が見られるの。春にはジギタリスの花が咲くわ。ハリエニシダも。バニラの香りで一杯になるんだから。 ( 去年の旅行のように。二人だけの世界、二人だけの旅。ああ、何て素敵な響きなのだろう。あらゆる煩わしさから逃げ出して、幸せだけが永遠に続くんだ。 ) でも。 ……でも……。 駄目よ、駄目だわ。貴女はどうするの、魔女ギルドはどうするの。貴女には目的があって、私はそれを手助けして――。 ( まるで遠い昔の話のようだ。そんな事を硬く誓った日もあったのに。 ) …ううん、そんな事無い。そんな事、無い。愛して…… ( 自分に愛を語る資格があるのかと一瞬思ったが、彼女に対しては、彼女に対しては言わせて欲しい。 ) 愛してるわ。 ……… でも、ごめんなさい。 やっぱり判らない。どうしたら、いいのか。 [Sun 24 Sep 2006 22:03:27]
◆クーン@魔女ギルド > (――この部屋は、彼女にとっても己にとっても、とても思い出深い。それは彼女との関係の大半が、此処で築かれたものだからだ。――彼女を初めて抱いたのも、抱かれたのも、叱りつけたのも褒めたのも、全てこの部屋だ。 …始まりの部屋は、彼女にとって天上にも地の底にも見えたろう。) ――そうですか。 さあ、それはきっと、誰にも解りません。 本当の自分がどんな人間かなんて、自分で決めるしかないんですよ。 ――経緯がどうあれ。結果がどうあれ。それを自分でどう判断するか。 …貴女が、自分の本性をそう、定義してしまうのなら。残念ですが、私にはもう貴女のそれを否定してあげることは、できません。(伏せられた顔、静かにただ、淡々と語る。 ――そう、揺れていた。 前々から考えていたことだったから。 己の吐く言葉はそのまま、己にも跳ね返る。) ………そうですか。ええ、貴女ならそう言うのではないか、と思いました。 貴女がそう言うだろうことを、私は予め予測していました。(顔を上げる。――ひどく、何かが欠落した顔だった。) ……貴女の目的を叶えるための手としては、ひとつ。 彼女ら二人を逆に葬ってしまうこと。…あまり意味はありません、お勧めのできる手ではありませんね。 ふたつ、自警団に出頭して全ての罪を告白し、司法の裁きを受けること。…比較的マシな手段だとは思いますが、無罪放免とは…いかないでしょうね。 みっつ、私たち二人でこの島を出てしまうこと。 …さすがに島の外までは追ってこないでしょうし、ね。 たとえ追って来た所で、こんな狭い島でなければ、どうとでも逃げようはあるでしょう。(自ら進んで転ぶかのよう、放っておけば何処までも転落する彼女。…嗚呼、やはり私が目を離さず、つきっきりで居てやるべきだったのか。 しかしそれでは、赤子を護る母親と何が違ったというのだろう。 ――いや、止そう。今となっては意味も無し、それに…) ……私は、責任を感じています。 ――貴女のことは、愛しています。けれど、私はあまり、貴女を構ってあげることが出来なかった。 それについては……申し訳ないと、思っています。本当ですよ。 ……さあ、最後の授業です。 今の選択肢が気に食わないなら、次善策でもなんでも。 方法なんて、いくらでもあげましょう? [Sun 24 Sep 2006 21:41:18]
◆ヒルダ > ……………。 ( 魔女の瞳が天を泳ぐ。彼女の部屋の天井を泳ぐ。魔女の瞳は地獄を泳ぐ。彼女の部屋の床を泳ぐ。考えを巡らせるように。 ) そう。不快感を覚えていた―― 筈だった。自分でも不思議だわ、あの気持ちはどこに行ってしまったのか。 紅い瘴気は人を狂わせる。それは一時的なもの。でも、狂ったという事実は決して消えない。きっとその中に埋もれてしまったんだわ。 きっとこれが私の本性なのよ。 ( 彼女の瞳が伏せられる。嗚呼、心を惑わせてくれるの?いつも冷静な貴女が、この私の為に! ) 私? ……そうね。相手の思うとおりの罰を受けてあげたいとは思わないわ。どんな汚い手段を使ってでも死にたくないって感じ。そんでもって、これからも貴女との触れ合いを楽しみたい。でも…。 ( 一度言葉を切って、髪を掻き上げる。 ) それは虫が良すぎるのよね。だからきっと、殺されたら「それはそれで」とも最後に思うんでしょうね。 …… クーン、私は駄目な女。貴女が私を信じてじっと見守ってくれていたというのに、自分の足で歩こうとしたら転んでばかり。その度に貴女の側に戻って、甘えて、またいい気になって歩き出して。でももう駄目よ、駄目なんだわ。 私は。 ( もう自分で何も決める事が出来ない。だから、周りの状況に流されるままにしようなんて思ってしまう。 ) ね、逆に聞きたい。貴女は、私の事どう思ってる?私、どうしたらいいと思う? [Sun 24 Sep 2006 21:21:24]
◆クーン@魔女ギルド > そうですね、その理屈は――― 正しい。 私たちが必ずそれをしなくてはいけないという理由も法も何処にもありませんが、現状を打ち破るには現状以外の何かを踏み台に出来るモノが何処かに必要だ、とは思います。 (認めよう、彼女の言葉を。しかし――) しかし。 それを、貴女が言うのは、不思議ですね。 …嘗て奴隷の処遇について調査したあなたが、あれほど不快感を覚えたはずの行為を、貴女自信が行っている。 ……差し詰め、ミイラ取りが、と言ったところですか。(口の中でぼそりと呟く。…あの空の赤は、心の弱い者から喰らっていくと言う噂だ。真偽の程は知れぬが、彼女を見る限りそうなんだろう―― 可愛そうな子。揺れる視線に気づかれぬよう、目を伏せて) ……そうですか。 では、貴女に尋ねます。 ヒルデガルド。 ―――貴女は、どうしたいですか? 手段ではなく、目的地。 どういう結末を、お望みですか?(彼女は…それでも、自分で決められないという。今まで彼女に対して教えてきたこと、その一つ一つが――― 徒労だった、という事なのだろう。思えば、私も彼女にとって、良い恋人でもなければ、良い師にもなれなかったようだ。) [Sun 24 Sep 2006 21:04:40]
◆ヒルダ > そういうのって魔女ギルドがやるのが一番だしね。倫理観に囚われて足を踏み出せない普通の人を尻目に、ね。 そんでもってその普通の人たちが「悪魔の手先め!」とか言いながら、研究結果を元に頑張れば良いのよ。 ( この世の中は上手い具合にバランスが取れている。願わくば、今自分が言った「普通の人」が空気を読んでくれればそれでいい。先日大聖堂で出会ったあの少女のように。 ) そう、フェザリアンの。私の知る限りじゃ恋人は居ないわ。綺麗な人だけど。 …どっちかっていうと私の勘かしらね。でも、彼女自身一度私を殺そうと思って尋ねて来ていたし、彼女の同居人は奴隷ギルドでボンテージ着て刃物を腰からぶら提げてたわ。 ( つまり、処刑人なのでは、と魔女は言いたいようだ。 ) ………。 ( それから、彼女が口を開くのを待つ。そんなつもりは無いと自分では思っているのだけれど、きっと無意識下で考えているのだ。”どうしたらいい?” なんて、一番自分勝手な事を。だから黙っているのだ。 ) [Sun 24 Sep 2006 20:53:05]
◆クーン@魔女ギルド > (時と場合に寄るんだろう、そのあたりは。) ―――ええ、それはどうも。 貴女の研究は、今後また同じような事件が起きたときにとても役に立つでしょう。(起きなければ、それ以上の良は無いのだが。――詮の無い事か。 …熱く語る彼女の視線、覚えた違和感を奥歯で噛み潰して) ……そうですか。 訴えられれば当然、自警団沙汰でしょう。 殺される、とは不穏当ですが…―――例の、フェザリアンのご友人のことでしょう? 彼女、恋人でも居たんですか?(肘掛けに頬杖をつき、はあ、とこれ見よがしに嘆息して。) [Sun 24 Sep 2006 20:40:42]
◆ヒルダ > ( …この場で散らかった下着を片付けてみせれば恥じらいが蘇るのだろうか。ちょっとやってみたい。ともあれ。 ) 良かった。大聖堂の人も顔を顰めながらも役に立てたと思うし、貴女に褒められてとても光栄だわ。 ( 紅雨の衝動に任せてやった非人道的な実験。いいや、奴隷相手にそんなのを気にする必要は無い。だからだろうか、雨が上がった今も後ろめたさを感じないのは。寧ろ、ほら。褒められてとっても嬉しい。 見つめる瞳はまるで目に焼き付けるように。そして短く、しかしはっきりと言った。 ) 友達を強姦したわ。彼女の家で。 ( 僅かに語尾が震えるけれど、それもすぐに戻る。 ) 自警団沙汰になるかしら。ううん、もしかしたら殺されるかも。 [Sun 24 Sep 2006 20:29:42]
◆クーン@魔女ギルド > (部屋の散らかりようが気になったのは、さて何時の頃だったか―― 今ではもう、散らかった下着などを仕舞う事すら考えない。 手元、何かの羊皮紙の束を手に取ると、ばさりと振って) …貴女の報告書、読ませて頂きました。紅雨についての研究、なかなか面白そうな題材じゃあないですか。(残念ながらその騒ぎももう終結してしまいそうだが、決して無駄にはなるまいと。簡単に労いの言葉を掛けつ、傍らへ寄る彼女の顔をじ、と見上げて ――ぽつりと呟くような言葉。) ―――ええ、そのようですね。 濃い付き合いです、貴女の顔を見ていれば、また何かやらかしたんだろうくらいは想像が付きます、が。(が。――普段よりも、幾分… いや、正反対に明るい彼女の顔。 何故か、とても不安な胸騒ぎがする。) ……話なさい。今度はいったい、どんな面倒事を起こしてくれたんですか?(深く椅子の背もたれに身を預け、吐息交じりに先を促した。) [Sun 24 Sep 2006 20:18:33]
◆ヒルダ > ( 扉を開くと―― そこは最初に入ったときと同じ、いつもと変わらない乱雑な部屋。その光景を見て思わず微笑ましげに肩を竦めた。そういえば前は急に訪ねると「ちょっと待って下さい」って言いながら大急ぎで部屋を片付ける音が聞けたっけ。 …今度片づけを手伝おうか、なんて考えて。 ) お仕事の方はね。大変だけどまあ、それなりに頑張ってるつもりよ。 ( よいしょ、と積み上げられた書物を乗り越えて彼女が座る椅子の側へ。 ) …………。 ( それから少しばかり黙り込んで、クーンの顔をじっと見つめる。口元は微笑んだまま。 …やがてゆっくりと口を開いた。 ) クーン。またやっちゃったわ。 ( 魔女の口調からは緊張感や申し訳なさそうな響きは無い。寧ろ明るかった。 ) [Sun 24 Sep 2006 20:11:34]
◆クーン@魔女ギルド > (叩かれたドア。室内に響く音に椅子からドアへと振り仰ぐと、一言) ――――どうぞ。 (書物と薬剤、それにわけのわからぬ材料に占領され、ベッドと机の周囲僅かだけが生活空間として…生活用品で埋まっていた。片付けのできない幼女。) ……お久しぶりです、ヒルダ。がんばっているようですね。(ぎし、ぎしりと椅子を軋ませ、開くドアの向こうを見遣る――。) [Sun 24 Sep 2006 20:03:48]
◆ヒルダ > ( こうしてこの扉を叩くのは今日で何度目だろう。何故かふと、最初にこの部屋に案内された日の事を思い出す。あの頃の自分はどうだったかとか、何をしていたかとか、何を目的にしていたか、とか。 ) ……年寄りみたいね。 ( 溜め息混じりにぼそりと呟いてゆるりと首を振った。 ) クーン?居る? 私よ、ヒルダ。 ( 最近、こうして誰かを訪ねるのがちょっと気が引ける。私がいつも持ってくるのは悪い話だけだから。 一歩後ろに引いてドアが開くのを待つこの状況は、昨日の事件の始まりを思い出させる。 ) [Sun 24 Sep 2006 19:56:14]
お知らせ > ヒルダさんが入室されました。 『ノック』 [Sun 24 Sep 2006 19:50:30]
◆クーン@魔女ギルド > (測量結果から見た状況の判断からすれば、魔界で何か――いや、いい加減討伐帯も数多く出たのだ、魔界の城に居るという首魁の片割れでも落ちたと考えるのが普通だろう。) ま、確証はありませんし――― 今回の祭りとは私、無関係ですしね。(無責任な想像はやめておこう。――椅子に座ったまま、空を眺めた。ああ、これでやっとこのバカ騒ぎも収まる、だろう。 …収まるといいのだが。) [Sun 24 Sep 2006 19:47:30]
◆クーン@魔女ギルド > (窓から遠く、望遠鏡を覗く。) ―――。(覗く先には赤く立ち昇る光と、濁った夜空。手元の羊皮紙に何かを書きつけ、その数値を見比べて――はあ、とため息を吐く。) ……薄くなってますね。空のアレも、向こうのアレも。(椅子にどかりと腰下ろし、顎を撫でて一人ごちる。) [Sun 24 Sep 2006 19:45:00]
お知らせ > クーン@魔女ギルドさんが入室されました。 『―――自室』 [Sun 24 Sep 2006 19:43:09]
お知らせ > ヒルダ@魔女ギルドさんが退室されました。 『( ちなみにそのジェムは大聖堂が術を篭めるのに使うらしい。…私の温もりつき。 )』 [Fri 22 Sep 2006 02:19:48]
◆ヒルダ@魔女ギルド > うぁ、ちょッ! 落としたらクビ!?ねえ、落としたら私クビ!? ( 「クビだ!」 一斉に魔女達は叫ぶ。あれでも私何も悪くないはずなのになんでクビ? あたふたと手を差し伸べる、が。 虚しくその手は宙を掻き、ジェムは床に―― 落ちる前に、魔女の胸元にすぽーんと入った。 ) あぁんっ。 ( そんな声漏らして一瞬身悶えする魔女。そのまますとーんと服の中を落ちて、下着のあたりで引っかかった。 ) ………。 ( くるりと後ろを向いて、自分のスカートの中に手を突っ込む、嗚呼。 やがて無事なジェムストーンを取り出すと、笑顔と共に先輩に差し出した。先輩、げんなりした顔でそれを受け取る。 ) ……なんでもっと嬉しそうな顔しないんですか先輩。私、全然悪くないじゃないですか…。 ( 何でだろう。私大活躍の筈なのにこの敗北感――。 ) [Fri 22 Sep 2006 02:18:53]
◆ヒルダ@魔女ギルド > ( その時である。すぐ近くを通り縋った魔女ギルド員Aの手には高価なジェムストーンがあった。そろりそろりと慎重に歩みを進めるAだったが、突如自分の右足を自分の左足で踏むという失態を犯した。 「あっ!」 そんな短い悲鳴がその場にいた魔女達から漏れる。前のめりになった魔女Aの手からジェムが放り投げられ、それは私の方に。 「――― ヒルダ!」 ) あらなあに、皆して私の名前呼ん――。 ( 振り返った先、輝くジェムがこちらに飛んでくるのを見て愕然とした。 ) な、なんですってェエ――ッ! ( 空のジェム、最低でも二百万である。ちなみに二百万というと農耕用の馬20頭分。ジェム二個でお屋敷が買える。私のお給料の25ヶ月分。 1ヒルダ=500エンとすると4000ヒルダ。うわぁ。 ) [Fri 22 Sep 2006 02:04:36]
◆ヒルダ@魔女ギルド > えぇと、何々。このカードに? え? 何を篭めるってェ? ( 私のモチベーションは絶賛降下中だ。もう本気で生える魔法とかこっそり仕込んじゃおうかとか思ったり。攻め入る悪魔を前に清楚で純真なパプテスのシスターが、AMENと叫びながらカードの術を発動する。するとどうだろう!彼女の厚手の修道服の下では大事件が!楽しい!楽しすぎる! …まあ、本当にやるわけには行かないが。妄想だけならタダです。 ) それにしても…。 ( 僅かだが、大気を覆う紅い瘴気が薄まったような感じがする。魔法陣の破壊に成功したのだろうか? しかしだからといってこの魔法を篭める作業が無駄になるとは思えない。悪魔の襲撃はまだあるかもしれないし、何より大聖堂と魔女ギルドが協力し合った貴重な例になるのだから。 ) [Fri 22 Sep 2006 01:47:13]
◆ヒルダ@魔女ギルド > ( 場所は魔女ギルド内の少し広めの部屋。並べられた作業台に向かい、刻むスペルのチェックを行う。別の部屋では大掛かりな儀式が行われているのだろう。既に確保してある空の媒体は大聖堂の方で術式を篭めてもらう手はずになっている。 …高価なジェムに術を篭める機会など早々無い。私だって触った事すら無いんだ。 そのジェムに魔法を篭める作業はさぞかし遣り甲斐があって楽しいだろうが、私に回される仕事といえば媒体の数のチェックや低級魔法を篭める作業の補助、殆どが雑務だ。 ぶぅ、と膨れっ面一つ作ってまだ何も術が篭められていないカードを見下ろす。 ) [Fri 22 Sep 2006 01:30:02]
◆ヒルダ@魔女ギルド > ( ――と、言うにはやや喧騒が無い。大聖堂からの依頼で急遽術式を篭めるのに使うジェムやワンドを集める事になったのだが、何せ一個ン百万もする品物だ。その扱いは慎重を極めねばならない。ポロリと落として割りでもしたら始末書どころの話じゃないのだ。 皆、神経をすり減らしながらその高価な魔法の品を並べ、その一部に術式を篭める。作業は分担で行われていた。しかし…。 ) あ、あの!先輩!どうして私はカードとか安いものしか触らせて貰えないんですか!? ( そもそも私が持ってきた仕事なのに、任されるのは安い媒体を使った作業だけ。そりゃ不平不満の一つも出るだろうが、そんな私に返ってきた言葉は。「だってアンタ、そそっかしいし。落としそうで恐い。」 ) …。 ( 妙に納得してしまった私は黙り込んでしまった。 [Fri 22 Sep 2006 01:19:17]
お知らせ > ヒルダ@魔女ギルドさんが入室されました。 『大忙し。』 [Fri 22 Sep 2006 01:11:57]
お知らせ > ソフィア@セラさんが退室されました。 『結局暫くは我慢の日々か。』 [Thu 21 Sep 2006 03:47:50]
◆ソフィア@セラ > でも私の目指してる方向とは大分違っちゃうんですよね……(戦争人形と人間とは方向性が逆だから、来たとしても余り足しにならない依頼になりそうだ。 敵は悪魔だというし、パプテスやラエの聖句を詠唱できるゴーレムでも作れれば良いのだろうけれど。) 本当、必要な時にばかり足りないですね。(それこそ力ある言葉を喋らせる、という実験を行おうとした矢先の出来事だったりする。 世界の真理を知覚し、奇跡の一部を紐解いても―― 間の悪さばかりは如何ともしがたいのだ。) [Thu 21 Sep 2006 03:47:16]
◆ソフィア@セラ > (無論対魔物専用の自動戦闘人形も作れなくはないが、完成する頃には戦争が終わってしまう。 それに部品調達なんて正規のルートじゃもうダメダメだ。 基本は転ばぬ先の杖、相手の正体がわかってから始めるようじゃ遅い。) ―――そういえば……。(レキオ君なんかは自分よりも街の”その他”的な部分に詳しそうではある。 特別に依頼が来て、且つ何か秀逸な設計思想が頭に浮かんだら頼ってみるのもいいか なんて思ったりもするが。) [Thu 21 Sep 2006 03:42:25]
◆ソフィア@セラ > (机の上には削った木屑が散らかり、認可用の判子なんか戸棚の奥に仕舞ってある。360度何処から見てもサボっているが、咎める者も居ない様子。 半端に広い執務室は他に人影なし、実験=新規作成が消沈気味だから登録屋に仕事が無いのはとーぜんだ。 魔法媒体の供出なんかも持ち掛けられてるが、”精度の高い特殊部隊”タイプの相手を迎え撃つにはゴーレム等のカバラ系の魔具ははっきりと向いてないだろうし、使う側にも技術が居るから余り好まれまい。) [Thu 21 Sep 2006 03:38:46]
◆ソフィア@セラ > (ただ物品不足による実験不能だけは如何ともしがたい影響。 清浄な水は最早望むべくもなく、交易は麻痺しかかってヴェイトス外の素材を手に入れるには掘り出し物に期待するしかない。 こういう時だからこそちょっとカゲキな実験もとか黙認されるのに と、歯軋りしてるギルド員も多い――) 本当に、必要な時に必要な物が無いんですね・・・(机の上に計画図広げてかっくりしてるソフィアって名前のもその一人だったりする。) [Thu 21 Sep 2006 03:32:07]
◆ソフィア@セラ > (引き篭りがちな研究者集団だからだろうか、カバリスト・ギルド「セラ」は表向き戦争や赤い雨による直接の人的打撃を受けてはいなかった。質素なのはいつもの事、余裕がないのもいつもの事。 喧嘩は向いてないから前線には手を出さず、騒がしい街から切り取ったみたいに、昨日も今日も普段通りの文字弄り系試行錯誤が続いている。) [Thu 21 Sep 2006 03:27:29]
お知らせ > ソフィア@セラさんが来ました。 [Thu 21 Sep 2006 03:25:48]
お知らせ > アヤネさんが帰りました。 『( 一分一秒でも早く。 今は家に帰ろう。 )』 [Mon 18 Sep 2006 03:48:46]
◆アヤネ > ( 早歩き、駆け足。 自分でも知らない間に全力疾走になっていた ) [Mon 18 Sep 2006 03:48:03]
◆アヤネ > ( そんなに流血ざたが見たいんなら、わたしが引っかいてあげるって ―― 尻尾の辺りがちりちりする。 毛並みをさかさまに撫で上げられてる気分、そんな触られ方したくない。 なんだろう、このいやなぞわぞわ。 ) …… あぁ。 ( きっとこれがいけないんだ、この赤い赤い、血みたいな雨。 障りの時といっしょ、いらいらするのに今度はなんだか涙が出てきそうで鼻の奥がツンとする。 ほんとうに泣き出してしまわないうちに、早く家に帰ろう。 こんな情緒不安定、人になんか見られたら大変だ―― ) [Mon 18 Sep 2006 03:45:02]
◆アヤネ > ――…ふぅ。 ( そんなこんなで、今は無事(?)各ギルドの建物が集まった路地を歩いている。 ) 顔から火が出そうー…わたし気付くの遅すぎ! ( その場に両手両膝ついて蹲りたいくらい。 セルフで『わたしってばコツン★』とかボケに走る気力もありゃしない。 … ソロで気付いてよかったとか、ほんとうに何の話だろう。 確かに業務の方向性はいっしょだから、『校倉作り』に居付いてましたほど重症じゃないんだけど。 痛いところはカンナで磨っちゃう★ミ とか言い出す前でほんとうによかった。 そういうことにしておこう、うん。 ) ソレやっちゃったら、わたしの方が入院患者よねー…。 今は小さな病院だって暇じゃないんだから。 ( 市の守り、正門に悪魔が現れる度に兵隊さんは傷つくし、皆どこかカリカリしていて沸点が低くなってるんだ。 つまらないことで喧嘩をして、殴り合いになって。 ―― それが原因で、勤め先にナイフで刺された急患が来たときにはわたしの方が怒鳴りたくなったんだ。 ) [Mon 18 Sep 2006 03:33:40]
◆アヤネ@『リスカ』 > ( … つまり、同じ建物とも限らないわけで! ) ( がさがさがさがさ。 ぶちまけた私物に書籍、教本なんかもうぐしゃぐしゃ。 それらを手早く拾い集めて ) ―― おじゃましまし、たー!!! ( 次からは『@白魔術ギルド』にしますとか何の話――! 兎獣人じゃないけど、以上・脱兎! ) [Mon 18 Sep 2006 03:20:25]
◆アヤネ@『リスカ』 > ( 今までずっと、『リスカ』に当たり前の顔して居座ってたけど。 ―― ああ恥ずかしい恥ずかしい、偶々こんな話を聞いてすっかり青ざめた。 ) ( 白魔術師ギルドと連携しており(というか未分化) ) ( 白魔術師ギルドと連携しており ―― ばい・世界観 ) [Mon 18 Sep 2006 03:17:10]
◆アヤネ@『リスカ』 > ちょっとやだ、うっわー… わたし、ものすごい勘違い! ごめんなさい、ちょーっと勉強が、足りませんでした ! ( わたわたわたわたわた。 書棚に持ち込んであった私物を集めて、集めて ) わ、きゃ、 …わわわわ! ( ばさばさばさばさ。 抱えた本、纏めてぶちまけた。 ええと、落ち着けわたし・びーくーる…!! ) ( KOOLだと逆効果です。 とか言ってる場合じゃない ――! ) [Mon 18 Sep 2006 03:11:13]
◆アヤネ@『リスカ』 > ( 素っ頓狂な悲鳴 ) ちょっ、待っ、 … えぇー!? ( 絶句して尻尾をぶわ、と膨らませた猫のライカニアがそこにいた。 ) [Mon 18 Sep 2006 03:06:17]
お知らせ > アヤネ@『リスカ』さんが来ました。 『 うっそ!? 』 [Mon 18 Sep 2006 03:04:13]
お知らせ > アーク=フォース@傭兵ギルドさんが帰りました。 『フードつきのマントを羽織り、雨をマントに注がせる、その雨からは気持ち悪い感じがした』 [Sat 16 Sep 2006 03:45:52]
お知らせ > レッドフォックス@傭兵ギルドさんが帰りました。 『(・・・で、すぐに帰ってきた)すまんオヤジ、雨降ってる。傘借りてくぞ?帰ってきたら返すから』 [Sat 16 Sep 2006 03:43:41]
◆アーク=フォース@傭兵ギルド > (自分が顔を上げた先に僅かに耳を赤くしていたレッドフォックスさん、歩をはやめながらいう)「解ってます、絶対成功させて戻ってやりましょうね」(自分への決意、その言葉が何の意味を持つかはわからないけれど、この紅い雲が覆う空のなかで自分は決意する、生きて帰ろうと) [Sat 16 Sep 2006 03:43:24]
◆レッドフォックス@傭兵ギルド > (すみません、今のミスですorz)(少年の方を振り向きはしないが、よく見れば横から見える耳が赤くなっているのが分かるだろう)・・・一瞬マジで不安になったからな・・・まぁ済んだ事だ、忘れろ。ほら、さっさと行かねぇと置いてくぞ!(ドアを照れ隠しのように乱暴に開けると、男は夜の闇に消えて行った) [Sat 16 Sep 2006 03:38:56]
◆レッドフォックス@傭兵ギルド > /// [Sat 16 Sep 2006 03:36:07]
◆アーク=フォース@傭兵ギルド > (ニヤケタ顔に戻ってるレッドフォックスさん、さっきの雰囲気とはまるで違う…)「そうですね、そろそろ行かないと自分達が最後になるかもですし、魔物とか賊とかには十分注意しないと、職員の人と話してるとき赤い狐が青い狐になってた気がするのは気のせいですか?」(ボウズへの仕返し言葉のつもりでいってしまった、言った後に後悔して、ゆっくりとその後を追いかける) [Sat 16 Sep 2006 03:35:20]
◆レッドフォックス@傭兵ギルド > (男の顔が、また何時ものニヤけ顔に戻る)・・・へ。こちとら、生きて帰らなきゃならねー約束があるんでね・・・死んでたまるかよ。オヤジも帰ってきたらアル中で死んでた、とか勘弁しろよ。・・・行ってくるぜ。(それだけ言うと、それ以上職員の方を向く事は無かった) ・・・おう、待たせたなボウズ。随分遅くなっちまったが、行くとするか。・・・オヤジも行ってたが、タダの運送と甘く見るな。盗賊も魔物も紅い雨で凶暴化してるだろうからな。(そういうとバサリとマントを翻し、出口の方へと歩き出した) [Sat 16 Sep 2006 03:30:32]
◆アーク=フォース@傭兵ギルド > (とりあえず…大丈夫かな? 帰ってきてからのレッドフォックスさんが心配だけど… そして一つ大きなため息をはいた) [Sat 16 Sep 2006 03:26:43]
お知らせ > 傭兵ギルド職員さんが退室されました。 『(老職員は、また受付で置物のように狸寝入り)』 [Sat 16 Sep 2006 03:24:27]
◆傭兵ギルド職員 > そう願いたいもんだ。ケツ持つのは事務方だってことは頭に置いとけよ? (ふすー、と息を吐くと、髭の奥で口元をゆがめた。 そうは言っても、若い頃はンな事は考えもしなかったものだ。年食って殖えたのは腹の肉の厚みと心の棚の数。) 最近は街道も物騒だ。ただの運搬気取りで掛かると痛い目見るぞ? ( そう苦言を添えると、気ィ引き締めて行って来い、と相好を崩した ) (※:いいえこちらこそ。水を差してしまって申し訳ありませんでした。それでは良い旅を。^ー^) [Sat 16 Sep 2006 03:22:45]
◆アーク=フォース@傭兵ギルド > (大丈夫なのかな…レッドフォックスさん……あんな大きな事いっちゃって、多分大丈夫だとは思うけど……泊り込みの見張りなんて…大変じゃないんだろうか……畑の見張りだって大変だったのに…) [Sat 16 Sep 2006 03:21:01]
◆レッドフォックス@傭兵ギルド > オヤジ、若いからこその柔軟な発想ってのも大事だぜ?物事はクレバーに運ばないとな?(投げ出された書類を空中で掴み、ダンっと机に叩きつける)・・・心配しなさんな。水樽は必ず届ける。オヤジの腹よりもデカイヤツをな。なんなら、その腹ん中のビール抜いて、全部クリスティアの水にしてやろうか?(鼻がぶつかるのでは、というほど顔を近づけて笑ってみせる)帰ってきたら、正門前を泊り込みで見張ってやるぜ。もうベンチ下は飽きたしな。(顔を離し、今まで見せた事も無い真面目な顔で)・・・このレッドフォックス、傭兵ギルド「雷電」の一兵として、仕事だけは完璧にやりとげてみせる。それだけは、ここに誓う。非常にややこしい事をしてしまい、申し訳ありませんでした。何分最近始めて、ルールを独自に解釈していたもので・・・ご指摘ありがとうございます。ご迷惑をおかけしました。 [Sat 16 Sep 2006 03:15:48]
◆傭兵ギルド職員 > (※:ふむ。慣例的にイベント中にまるっきり他所の場所に行ってしまう、というのは有り得なかったものですから。 ですが確かにそう受け取れるようです。解釈的には間違ってないと思います。>同時進行) ふん、最近の若い奴は碌な働きも出来ないくせに口ばっかり達者だ。 (鼻白むと、書類を放り出した) だからって、どっちもいい加減で良いってわけじゃないぞ。 判ってるだろうな? ( 頭の固い年寄りはじろりと三白眼を飛ばして ) [Sat 16 Sep 2006 03:05:21]
◆アーク=フォース@傭兵ギルド > (突然に自分に言われた言葉に少し戸惑いながらも答える)「あ…はい…わかりました……」(少し俯く、一人は嫌だな、不安だし……魔法だけで守りきれるか解らないし……) [Sat 16 Sep 2006 03:03:21]
◆レッドフォックス@傭兵ギルド > あ、ボウズ、ちょっと待っててくれ。すぐに終わらせる・・・場合によれば、お前さん一人で言ってもらうことになるかもしんねぇ。悪いな・・・ [Sat 16 Sep 2006 03:00:19]
◆レッドフォックス@傭兵ギルド > ここにゃ「7日間警戒行動(ロール)」とは書いてるが、「連続7日間警戒」とは書いてないぜ?つまり、間を置いても問題ないんじゃねーの?どうせ門で突っ立てても何もこねーんだ。5日位他のヤツにやらせとけ。他にも希望者は山ほど居るだろうがよ?「このイベントは、他のイベントと同時進行が可能であり、2PC以上の参加も容認しています。自分のPC同士が顔を合わす事にならない様にして下さい。」と書いてあるので、「顔を合わせない様に」は「2PC以上の参加も容認しています」に対してだと思うのですが・・・同時進行可能、とは違う意味だと思いますが・・・ [Sat 16 Sep 2006 02:56:12]
◆傭兵ギルド職員 > (※:ついでに言うと、魔界PCとして登録したPLさんの救済措置だったような筈です。中のヒトの数は有限ですし…(^^;)>特例) [Sat 16 Sep 2006 02:55:21]
◆アーク=フォース@傭兵ギルド > (何か立ち入れない雰囲気を感じ取りながら、顔を上げて二人の様子を伺う、気まずくて言葉も出せない……どうしよう…) [Sat 16 Sep 2006 02:54:22]
◆傭兵ギルド職員 > あのな、カラダ2つあるなら兎も角、門護りながらどっかに行けるのか? お前さんこそ、頭が赤い雨でやられでもしたんじゃないか? (とんとんとコメカミを指先で叩いた。) (※:そこんところは同じPLが一つのイベントに複数C投入してもいい、という意味合いだと思うんですがどうでしょう?でないと[ 顔を合わせないように]、なんて書かないですよね?) [Sat 16 Sep 2006 02:46:15]
◆アーク=フォース@傭兵ギルド > (いきなり聞こえたギルドの職員の人の声に一瞬驚きそうになるが、パン耳をかじりながら、少し、その様子を見ることにした、助け舟位は出せるのだろうかと考えながら、ベンチに座り、肩からかけているバッグの荷物を調べる、聞こえない小さな声で持っているものを呟いている)「消毒用のアルコール……包帯…薬草液セット……それと……万能解毒剤……」(レッドフォックスさんの方が心配になってきた…どうしよう…どうします?) [Sat 16 Sep 2006 02:45:25]
◆傭兵ギルド職員 > 半端な仕事は許さんぞ。こっちの責任問題だ。 (鼻を膨らませて、言葉を連ねる) 中途で放り出すなら放り出すで、ちゃんと頭下げて来い。 やるならやるで、ちゃんと片付けてから仕事請けるんだな。 2つも3つも、ツマミ食いなんざ認めんぞ。 (片眉を上げて、顔を顰めた) [Sat 16 Sep 2006 02:43:04]
◆レッドフォックス@傭兵ギルド > (もうすっかり見飽きたビール腹オヤジの顔を見つめ、眉間の皺を寄せる)・・・あのなぁ、オヤジ。こういうことは言いたくないが・・・アルコールが脳まで来たんじゃねぇのか?もういっぺん書類を読み直してみろ、ここの文字、読めるか?読んでやるよ。「 この依頼(イベント)は、他の依頼(イベント)と同時進行が可能であり、」だ。つまり、警邏の仕事を受けていても他の仕事は受けれるんだよ。(・・・沈黙。途端に男の顔が不安になる)・・・・・・違うか?ひょっとしてオレ、意味を取り違えたか? [Sat 16 Sep 2006 02:41:14]
◆アーク=フォース@傭兵ギルド > (出発の準備のことを聞かなきゃならないんだろう……何でこんなにニヤつくんだろう…自分てそんなにおかしい? 田舎と都会じゃ考え方が違うのかな? そんな混乱に自分は少しおちそうになるが、頭を振ってその考えを吹き飛ばし、レッドフォックスさんからパン耳を受け取り、答える)「ありがとう…ございます、ご飯はしっかり食べないと力出ませんよ? 少なくとも今の自分はしっかり食べてますが……」 [Sat 16 Sep 2006 02:35:10]
◆傭兵ギルド職員 > ……お前さん、門の守備の仕事も請け負っとろうが。 そっちはどうするんだ? (受付に陣取った、つい10年程前まで現役を張っていたとかいう狸親父──今は見る影も無いビール腹だが──が、眼鏡の弦を持ち上げながら、書類を眺めて、声を上げた) [Sat 16 Sep 2006 02:34:56]
◆レッドフォックス@傭兵ギルド > (男の笑みが一層大きくなる)・・・ほほぉ、そこを拾ってきたか。お前さん、ジョークが分かるね。この旅、なかなか面白くなりそうだぜ。・・・まぁ、好物ってか、ここ最近はコレしか食ってねぇだけだな。傭兵ってのは儲からねぇ仕事なんだよ。量を食えて、何時でも食えて、尚且つ安いもの。その条件に当てはまったのがコレって訳だ。お前さんも食うか?(そう言って、パン耳の1本を差し出してみせた) [Sat 16 Sep 2006 02:32:55]
お知らせ > 傭兵ギルド職員さんが来ました。 『ン? ちょい待て「狐」の。』 [Sat 16 Sep 2006 02:32:39]
◆アーク=フォース@傭兵ギルド > (ちらりと口元のパンの耳をみて、自分はいう…)「レッドフォックスさんって、パンの耳…好物なんですか?」(何言ってるんだ、自分…聞くところはそこじゃないだろう…) [Sat 16 Sep 2006 02:27:10]
◆レッドフォックス@傭兵ギルド > (固い握手。少し何かに気づいたような顔をする)ふむ・・・・・・っと、驚かせたか?すまんな。でもよ、この程度でビビってちゃこの先辛いぜ?(握手した手を離し、マントの中へと戻す。そして、再び出てきた手にはパンの耳が掴まれており、自然な動作で口に咥える)・・・18?じゃあボウズで充分だな。大人を語るにゃ後2年早いぜ、ボウズ。(そう言って再びニヤついてみせる。実は顔で判断したため、ちょっと不安だったりした。だって身長殆ど変わらないし。ていうか髪型で誤魔化してるけど多分ちょっと負けてるし) [Sat 16 Sep 2006 02:23:17]
◆アーク=フォース@傭兵ギルド > (笑い声に驚いて、自分は一瞬後退りをするが、すぐに答える)「人違いじゃなくてよかった……、それに、ボウズって、これでも18歳なんですけど…」 [Sat 16 Sep 2006 02:14:05]
◆レッドフォックス@傭兵ギルド > ・・・だはははは!!こりゃ傑作だ!!(自分が声をかけると同時の質問に、男は大層愉快そうな笑い声をあげた)おうおう、オレがそのレッドフォックスだよ、アーク=フォース。・・・いや、悪い悪い笑いすぎたな。まぁ掴みはOKって感じだぜ、ボウズ。・・・お?(少年の視線に気づき少し不思議そうな顔を浮かべるが、すぐにまた口元に笑を浮かべる)・・・へへ、カッコいいだろ?どうだ、このオレの芸術的な髪型はよぉ?まるで燃え上がる炎のようだろ?(そう言って、自慢の赤い髪を掻き揚げる。どう見ても物凄い寝癖です、本当にありがとうごz(略)) [Sat 16 Sep 2006 02:07:25]
◆アーク=フォース@傭兵ギルド > (手を差出して自分も握手をするのを忘れて慌てて握手をする)「すいません、おくれてしまったようで…」 [Sat 16 Sep 2006 02:06:43]
◆アーク=フォース@傭兵ギルド > (若干緊張をしたけど、ナナオさんの時ほどではなかったのでホッとするが、すぐに質問に答える)「あっ、はい! 自分がアーク=フォースです」(自分の紅い目は赤い髪に向いていた、好奇心からだ) [Sat 16 Sep 2006 02:02:54]
◆アーク=フォース@傭兵ギルド > (ゆっくりと大きな音を立てないように歩いていく、そこには旅支度をしている赤髪の人物が一人、声をかけてみる事にした)「あの…聞きたいことがあるんですが、レッドフォックスさんという方をしりませんか? アークと言います」 [Sat 16 Sep 2006 01:59:58]
◆レッドフォックス@傭兵ギルド > ・・・お?来たか。(ドアの音を聞き、男も立ち上がる。待合室を抜け、入り口の方へ。それっぽい少年の姿を確認すると、声をかける)よぉ、お前さんがアーク=フォースか?オレが今回の依頼のパートナー、レッドフォックスだ。改めてよろしくな。(口の端に笑顔を浮かべつつ、右手を差し出し握手を求める) [Sat 16 Sep 2006 01:59:23]
お知らせ > アーク=フォース@傭兵ギルドさんが来ました。 『ギルドのドアを開ける、自分の持つべき荷物をもって…いなければ朝まで待つ覚悟を決めて』 [Sat 16 Sep 2006 01:56:19]
◆レッドフォックス@傭兵ギルド > (布袋の中を確認する。必要なものは揃えておいた。と言っても男に必要なものといえば、予備のパン耳袋くらいなものなのだが)さて、後は相方さん・・・確かアークだっけ?アイツの到着を待つだけだな。(何時もは下に潜り込んでいるベンチの上にドカッと座る。 ギルド職員の話によれば、そのアークと言う少年、少し前にギルドに来ていたらしい。とんだ擦れ違いだ)オレが海岸に矢を拾いに行ってる間にねぇ・・・なんつータイミングの悪さだ。(先ほど、人気の無さそうな瞬間を見計らって、こっそり岩に刺さっていた矢を抜いてきておいた。かなり手間どったため警備をしている暇は無かったものの、矢は何とか回収できたようだ) [Sat 16 Sep 2006 01:55:37]
お知らせ > レッドフォックス@傭兵ギルドさんが来ました。 『旅道具の用意は・・・OKだな』 [Sat 16 Sep 2006 01:48:24]
お知らせ > アーク=フォース@傭兵ギルドさんが退室されました。 『すこし、せっかちになりすぎたかなと反省し、ため息を付きながら紅い空の下を歩いていった』 [Fri 15 Sep 2006 23:08:42]
◆アーク=フォース@傭兵ギルド > (少し考えて、ベンチから立ち上り、傭兵ギルドを後にした) [Fri 15 Sep 2006 23:07:33]
◆アーク=フォース@傭兵ギルド > (腕輪に彫られた文字をなぞると僅かに文字が僅かに淡く輝く)「ふぅ……一人で行くなんて事になったら…寂しいなぁ、でもあえなかったら仕方ない…か」(そういいながら、もう一度腕輪に彫られた文字を指でなぞると光が消える)「でも、連絡したのはついさっきだし…これなくても当たり前か、それにこんな夜中じゃ寝てるだろうし…来るのが早すぎたかも……というか自分がいつも色々と動きすぎなんだよね」(そういって、ため息を付き少し周りを見ながら、色々考えをめぐらせる) [Fri 15 Sep 2006 22:59:20]
◆アーク=フォース@傭兵ギルド > (傭兵ギルドの門を開け、辺りをキョロキョロと見回す、自分が待っている人はいない様だ)「もう行っちゃってたりして……それとも家に帰ったのかな…」(そして、近くのベンチに腰を下ろして、聖銀の腕輪に目を向ける) [Fri 15 Sep 2006 22:47:30]
お知らせ > アーク=フォース@傭兵ギルドさんが来ました。 『荷物は白魔ギルドに置いて行き、講義の公欠届けも提出して、待ち人と会うために…』 [Fri 15 Sep 2006 22:41:31]
お知らせ > アーク=フォース@白魔術ギルドさんが退室されました。 『そして少年は足早にギルドの建物から出て行った』 [Thu 14 Sep 2006 23:59:21]
◆アーク=フォース@白魔術ギルド > (そうこうしてる内に、呼び出され、色々と説明される、内容は謹慎処分の解除の書類の受領が終ったので謹慎処分は終りと言う事らしい、一礼してその場を後にする)「ありがとうございました」(そして、ため息を付いて外へと向かう) [Thu 14 Sep 2006 23:57:51]
◆アーク=フォース@白魔術ギルド > (腕につけた新しい腕輪の文字をみながら思う)『なんか…あったかいよなぁ……心の芯まで暖まるってこういうことを言うのかな……』 [Thu 14 Sep 2006 23:49:08]
◆アーク=フォース@白魔術ギルド > (謹慎解除の書類を提出し、暫く待たされる事となった自分は受付の近くの椅子に座っていた)「ふぅ……ようやく、講義復帰できるけど、相当勉強遅れたんじゃないだろうか…補修とかだったらまずいなぁ…やっぱ実地にしとけば良かったかなぁ…」(そういうとため息をつく) [Thu 14 Sep 2006 23:45:51]
お知らせ > アーク=フォース@白魔術ギルドさんが来ました。 『書類を持ち、カウンターへと歩いていく』 [Thu 14 Sep 2006 23:38:37]
お知らせ > ルゥ@白魔術ギルドさんが退室されました。 『(この講義はパルプフィクションです。実際の組織、医療機関、魔術団体、他の術者とは(略))』 [Thu 14 Sep 2006 03:07:28]
◆ルゥ@白魔術ギルド > さて、残りの2つですが──(お腹がきゅるるとなった。三時。おやつの時間だ(深夜。)) …とりあえず、後編に続く、ということで。 (ふかぶかと頭を下げた) [Thu 14 Sep 2006 03:06:34]
◆ルゥ@白魔術ギルド > その多くは迷信として廃れていきましたが、一部は呪術の一系統として現在も残っていると聞きます。 呪詛として、人形を傷つけて対象にも同じ傷を求めるもの。 自分が負った不利益を誰かに押し付けて、無理矢理肩代わりさせる黒魔術。 患者の怪我を術者が引き受ける、聖女の奇跡。 どれも、魔術のロジックとしては同じ分類に属します。 (板書しようとして振り返るが──生憎とボードが無かった。向き直る) [Thu 14 Sep 2006 03:03:45]
◆ルゥ@白魔術ギルド > 3番目に語るのは、負傷の移譲。 より原始的な呪術において、感染魔術(コンシャスマジック)といったものがあるのはご存知ですか…? 人間を模した人形を、形代として拵えて、脚を怪我したなら人形の脚を傷つける。 怪我は人形が引き受けたから、患者は治る筈。 こういう道理です。 [Thu 14 Sep 2006 02:56:19]
◆ルゥ@白魔術ギルド > 上位存在に介入を願う性質上、術者の消耗は比較的軽めであるという利点はありますが──必ずしも願いを聞き届けるわけではない不安定さ、供物や代償を求められる事も少なくない事、術の対象はたいてい信徒に限定される事。 これらを考慮すると、矢張り信者救済の為に分け与えられた奇跡の切れ端であって、技術として学び覚えていく性質のものではないのかもしれません。(一気に喋って渇いた喉を、コップの水で潤して─) [Thu 14 Sep 2006 02:52:12]
◆ルゥ@白魔術ギルド > 次に、信仰に基づいた奇跡の行使としての治癒術。 パプテスの聖職者の中に、たまに癒しの力を授かる方なんかも現れると聞きます。 それはそれで個人差あるようですけど。 (こくん、と一つ頷いて) パプテスに限らず、アララマ、バッファス、スートリア。 敬虔な信徒にとっては、われわれ白魔術ギルドにおける回復魔術よりは、こうした教会で授けられる治癒の奇跡の方が馴染み深いかもしれません。 [Thu 14 Sep 2006 02:44:08]
◆ルゥ@白魔術ギルド > 実践回復魔術には、大きく分けて5種類の形式に分類できます。 ひとつは、“キ”の概念に基づいた患者の肉体への干渉。 “仙術”といった東方系の術形態に通じた道士さんが、よく行ってるものです。 神仙術の使い手はこの国にギルドがあるわけでもなく、組織を作ったりもしないので──結局は、その個人を信用できるかどうか、という次元になってしまうのも問題です。 えせ仙人をえせ仙人と見分けられる人でないと(治療を受けるのは)難しい。そんな感じです。 [Thu 14 Sep 2006 02:36:21]
◆ルゥ@白魔術ギルド > (それでも、後進を育成しないわけには行かない。補充が難しいからといって、補充しないのは本末転倒なのだ。ギルドとしては、門戸は広げている。対外的にもそのアピールは必要だ。 教員も、現場で働いている白魔術士に教壇に立ってもらうのが一番だろう。 唯でさえ人員不足で、三交代夜勤明けでも、“後進の育成”という錦の御旗の前では個人意思など無視だ。 ギルドの要職に就くことができたら、絶対ココは変えてやろうとはらぺこ女医は誓った。閑話休題。) [Thu 14 Sep 2006 02:21:54]
◆ルゥ@白魔術ギルド > (才能に拠るところも大きく、下積み期間も長い。 インターン中は碌な力も発揮できない。 今、希望に燃えている一座を見回して、思った。 一人前の術士になるまでに、この大半は疲れ果てて辞めていくだろうな、と。) [Thu 14 Sep 2006 02:15:49]
◆ルゥ@白魔術ギルド > (白魔術士の絶対数は、少ない。実際足りて居ないと言ってもいい。 これは、知識を占有しているとかそういう性格に拠るものではなく、単純に原理が確立していないからだ。) [Thu 14 Sep 2006 02:11:30]
◆ルゥ@白魔術ギルド > (生徒の返事に、こくりと大きく頷けば) ん、じゃあ大丈夫ですね。 それでは本題から─。 (こうして、教員まがいの事をこんな真夜中にやっているのも、色々訳がある。) [Thu 14 Sep 2006 02:07:58]
◆ルゥ@白魔術ギルド > …魔術の基礎については、講義受けてます? 大丈夫? (教壇の前で、白ローブの正白魔術士は、若い見習いらのキラキラした目を受けて酷く戸惑った) [Thu 14 Sep 2006 02:04:49]
お知らせ > ルゥ@白魔術ギルドさんが来ました。 『ええと─』 [Thu 14 Sep 2006 02:02:24]
お知らせ > アーク=フォースさんが退室されました。 『【そして少年はギルドの外へと走っていった】』 [Tue 12 Sep 2006 15:16:10]
◆アーク=フォース > (少年は立ち上がり、歩き出す)とりあえずここにいても始まらないし、あるいてみよう……雨が降りませんように… [Tue 12 Sep 2006 15:14:24]
◆アーク=フォース > (少年が本を片手にギルドの建物内から窓の外を見ている、その表情は沈んでいる、紅く輝く空が紅い目に反射し黒髪は僅かに紅色を帯びる) はぁ…白魔術ギルドに入って早数日、田舎の教会の時より人が多いし…勉強する事も多くて大変だなぁ、あの空…気持ち悪い…でも懐かしいような…、後で図書館にでも行って何か調べてみようかな…講義で宿題もあるし、あ…でもまだあまり町も回った事がないし、回ってみようかな…(そういって少年は椅子に座り、町を見て回るか、図書館で宿題を済ますかを考え始めた) [Tue 12 Sep 2006 15:10:23]
お知らせ > アーク=フォースさんが来ました。 『白魔術師ギルド内にて』 [Tue 12 Sep 2006 14:57:31]
お知らせ > レッドフォックスさんが帰りました。 『・・・で、正門はどっちだったっけ?』 [Tue 12 Sep 2006 13:13:39]
◆レッドフォックス > ・・・この紅い空も見飽きたってもんだ。やっぱり、オレの赤い髪には青い空との対比こそが一番似合うぜ。(そう言って自分ではニヒルと思っている笑みを口元に浮かべる。赤い爆発ヘアーが生温い風になびいていた) [Tue 12 Sep 2006 13:12:57]
◆レッドフォックス > ・・・しゃーね、やっぱ受けてやるか。(男はマントを無駄に派手に翻すと、ギルドの扉を開いた。そして、受付の職員に声をかける)あの仕事の依頼、まだ受け付けてるよな?・・・ああ、気が変わったんだよ。このレッドフォックス様の初仕事だ、期待しといてくれ。(男は職員から差し出された用紙に、必要事項を記入し始めた。名前を書き、次に受ける依頼を・・・)・・・ん?あぁ、こっちで良いんだよ。こっちを受けるって決めたんだから。・・・こらそこ、チキンとか言うな。誰がどの依頼を受けようが個人の勝手だろ。・・・ったく。(悪態をつきながら、パンの耳の切れ端を飲み込む。そして、書き終わった書類を職員に差し出す)・・・よし、これで良いんだろ?・・・はいはい、『御恵み』の分は最低働くから。そんじゃ、行ってくるわ。(男は受付の職員に投げやりに手を振ると、出口へと足を運んだ) [Tue 12 Sep 2006 13:07:21]
◆レッドフォックス > (男がギルドに入ってから、どれくらい経っただろうか。修行のため山篭りしていて、気がついたら既に空は紅かった。当初の予定通りギルド登録は済ませたが、イマイチ気分が乗る依頼も無く、今までダラダラと過ごしてきてしまった)・・・それにしても、この紅い空・・・やっぱ気にくわねぇ。(そう呟いた瞬間、咥えていたパンの耳が口から落ちそうになり、慌てて手で抑える) [Tue 12 Sep 2006 12:49:04]
◆レッドフォックス > ・・・やれやれだな。(男は空を眺め、一つ溜息をついた。依然として空は紅く「今は実は夕方です」と行っても通るかもしれない。多分無理だろうが。 男は薄汚いマントの下から紙袋を持った手を出すと、その中に入っているパンの耳の1本を取り出し、口に咥えた) [Tue 12 Sep 2006 12:43:32]
お知らせ > レッドフォックスさんが入室されました。 『傭兵ギルド前にて』 [Tue 12 Sep 2006 12:38:52]
お知らせ > 一峰@郵便ギルドさんが帰りました。 『一太、帰るぞー。(外に出ると、飛んでいたムクドリに向かって声をかける)』 [Sun 10 Sep 2006 22:59:15]
◆一峰@郵便ギルド > そうか…少しだけ安心した。 ( しかし、月に一度程度の手紙でしか向こうの様子が知れないというのは、どうにも不安だ。かと言ってせっかく決まった仕事を放り出して帰るわけにもいかない。実際、帰ったところで自分には魔物を退治できるような力は無いのだ。それは一峰以外の家族らだって同じことであったが──おとうの怪我を治すために、こうしようと皆で決めたのだから、自分は此方でできるかぎりのことをするしかないのだ。しばらく黙っていた後、職員の顔を見て。 ) じゃあ、よろしく頼むのう。 ……みなさんらも、仕事頑張ってください。 ( 実際に届けるのはこの職員ではないだろうが── 一度頭を下げて、男は出口へと向かった。 ) [Sun 10 Sep 2006 22:57:23]
◆一峰@郵便ギルド > ( それは、アマウラにいる家族への手紙。ぎこちない文章とへたくそな字。一番上の妹に向けて書かれたそれと、2万エンを封筒に入れて、一峰は郵便ギルドの受付へと行く。 ) ──こんばんは。これを、アマウラの──という村まで送ってもらえるかの。 ( 言われた職員は、少し躊躇した後、「現在アマウラの方へは、料金が高くなっていますが宜しいですか」と言い出した。 ) え、どういう、ことかの? ( 慌てて聞き返す。職員の説明では、例の魔方陣がある方向のアマウラは、以前より危険なので割り増し料金になるのだと言う。驚きながらも、承知して以前より高い料金を払い。 ) ……実際に、郵便を運んでいる人が襲われたことはあるのかのう? ( そう尋ねると、職員は「現在の所ありませんが、あちらの状況を判断しての処置です」と答えたので、ひとまず一峰はホッと息をついた。 ) [Sun 10 Sep 2006 22:43:55]
◆一峰@郵便ギルド > ( 「 ──みんな、元気ですか? 二葉は、田舎だから大丈夫だと書いてあった。でもやっぱり、兄ちゃんは心配です。ヴェイトス市では、魔物の襲撃があったり、紅い雨が降ったりしています。アマウラでも、きっと降っている。動物たちは、大丈夫ですか。此方では、最近一太がおかしい。あの紅い雨が悪いのだと言う噂を聞く。米にも、悪いかもしれない。早く何とかなってほしい。本当に、帰らなくて大丈夫ですか。兄ちゃんが帰るより、此方でお金を稼いで送る方がいいというのは解るけれど、どうしても心配です。とにかく、気をつけてほしい。 それから、遅くなってすまない。先月の分のお金を送ります。やっと兄ちゃんは決まった仕事につくことが出来ました。牧場の仕事です。牛や馬、色んな動物がいます。珍しい鳥もいます。乗れるぐらい大きい。でもまだ、仲良くなれていないので乗れない。でもとても楽しい仕事です。来月からは、もう少し多く送れると思います。みんなも体に気をつけて、魔物にも気をつけて。兄ちゃんも頑張ります。 」 ) [Sun 10 Sep 2006 22:29:49]
お知らせ > 一峰@郵便ギルドさんが入室されました。 『兄ちゃんより、みんなへ。』 [Sun 10 Sep 2006 22:26:08]
お知らせ > エルヴィーネ@薬品ギルドさんが退室されました。 『(出来上がった薬は速やかに各所に搬送。猫の手の一幕)』 [Fri 8 Sep 2006 20:16:47]
◆エルヴィーネ@薬品ギルド > …よし。(鍋を火から下ろして、濡れ付近の上に。じゅわっと蒸気の上がる音と広がる熱が顔に来ないように。手袋嵌めた手とトングで新調に器具を取り出したら、生産ラインの方に渡して回る。その後は、自分も調合班だ。複雑なものはまだ無理だが、分量書との首っぴきなら、簡易なものは手伝える。本当に、既視感。あの時に出会ったギルドの青年には会えていないが。何ぞ、アマウラに出張中だとかで、大変そうな。) …あっちも、大過なく無事だといいんだけどね。(呟いて、細めた視線を乾燥させた薬草の束へと向けた。此処からは集中必須。) [Fri 8 Sep 2006 20:16:10]
◆エルヴィーネ@薬品ギルド > …しかし何だね。この妙な既視感は。(慌しい雰囲気。街に立ち込める不穏と不安の空気。何処かで体験した事のある気配に頭を捻って、答えは直ぐに見付かった。そういえば、あの時も此処でこうして調合に勤しんだんだったか。緑の王、蔓の悪魔が蔓延した年末の事だ。) ……魔女としてのスキルは、我ながら上達してないね。そういえば。(こうして手伝う事で、調合のノウハウは身に着きそうな気がしたが。それはそれでいいか。一度こめかみを押さえると、砂時計確認。もう少しか。) [Fri 8 Sep 2006 20:09:47]
◆エルヴィーネ@薬品ギルド > (専門的な知識や技術が必要になる薬剤、調合に専門の手を多く回す為に、比較的簡易に製造出来るものや、大量に必要になる薬剤の製造を補助する為に借り出された猫の手の一本が、今の自分。ぐらぐらと煮立つ鍋の具合と、砂時計の残量を比べながら腕組み。今は髪は纏めて、衣服は借り物の白衣。立場としては魔女ギルドからの出向とか、アルバイト。その辺り。) [Fri 8 Sep 2006 20:04:39]
◆エルヴィーネ@薬品ギルド > (病院の方から、また新たに火傷の薬の要請が来たという話。先日の正門襲撃の余波は、中々大きい。) …僕のような猫の手でも、必要になるってなくらいだしね…と。(昨夜も騒ぎがあったとか、何か手錬の傭兵が薙ぎ倒したとか、眉唾っぽい噂と平行で流れる世間。このご時勢、景気が良いに越した事は無いとも思うが。器具を煮沸中の鍋と睨めっこする魔女には、些か遠い話。) [Fri 8 Sep 2006 19:56:48]
お知らせ > エルヴィーネ@薬品ギルドさんが来ました。 『(薬剤生産ライン)』 [Fri 8 Sep 2006 19:52:21]
お知らせ > アヤネ@『リスカ』さんが帰りました。 『( 両頬に喝を入れて足早に歩こう。 向かう先は ―― )』 [Thu 7 Sep 2006 14:25:10]
◆アヤネ@『リスカ』 > ( 続きを読み上げ ) 『自ら暴れ出し周囲に取り押さえられたケース』 … って。 ( この空気がよくないみたいって、先輩の渋い顔が説明する。 瘴気に溶けた毒の存在。 ヴェイトスにはいろいろな種族民族が混じってて、個性の幅は広いから、ひとくくりにしちゃだめなんだけど ) 心の弱い人から、どんどん壊れてっちゃうのかしら。 ( わたしだってそうだ。 自宅の近所でちいさな子供の泣き声が聞こえたりすると、最近はうるさいなっていらいらするもの。 犬の遠吠え猫の集会、そういうものは世の中に普通に存在するんだからって、今まで気にも止めなかったのに。 そう、『今なら』、都合の悪いことの全部を瘴気のせいにしてしまえそう。 ) … これから心の弱さを棚に上げて、瘴気を免罪符にしての犯罪が増えるかもしれないです。 騎士や自警団もたいへんだわ。 ( 羊皮紙を束ねてくるくる巻いて、元の棚へとしまい直して ) やっぱり気になるから、診療所に顔出してきますね。 その手の人にわたしの術が通じるかはわからないけど、何もしないのはいやなんで。 [Thu 7 Sep 2006 14:22:02]
◆アヤネ@『リスカ』 > ( そこで初めて、羊皮紙の文面へと目を走らせて ) … 異種族への風当たりなんて、自分たちの恐怖心の裏返しでしかないのに。 生贄の羊がいないと不安でたまらないのね、人間って。 ( 弾くものと弾かれるもの。 自分が槍玉にあげられるのがこわいから、もっと疑わしくって、殴りつけるのに抵抗のない誰かを求めずにいられない。 ――… そんなだからかしら。異種族にしろ、『異種族のように思われるもの』にしろ、正門を固める騎士や兵士以外の怪我人もずいぶん増えている。 中には異種族狩りを行おうとして、殴りつけたら自分の指の骨を折りましたなんて症例まで混じるしまつ。 ) [Thu 7 Sep 2006 14:10:43]
◆アヤネ@『リスカ』 > ( ぺらり ) わたしも女扱いしてもらえてるんだって、初めて思っちゃいました。 ( せまい密室に『患者さん』と長時間ふたりきり、それは魔術の行使において、まだまだ集中力の足りないわたしには必須の条件。 窓の外には夕暮れみたいな、あかいそら。 ひとのこころを狂わせるあかいいろ。 ―― 現場責任者のドクターが告げた休職の申し出は、つまりはそういうこと。 男は狼なのよなんて、いまどきはやらないでしょうに。 その時の言いにくそうな顔を思い出して、くすり―― ちっともおもしろくなんてないのに、思わず小さく笑って、すぐに顔を引き締める。 わらいごとじゃないんだから。 ) [Thu 7 Sep 2006 14:01:08]
◆アヤネ@『リスカ』 > 若い女の子が切ったはったなんて、それだけで充分こわい目にはたくさん遭うでしょうに。 ねぇ先輩? わたし、職場に来るなって言われちゃったんですよ。 来なくていい、来るなーって。 今は怪我人だらけでちっぽけな診療所だって忙しいのに。 ( 目を落としただけ、文面を読みもせずに、ぺらり。 ―― 危険を理由に求職をすすめられた理由は、ヴェイトス市正門を執拗に攻撃してくる魔物のせいじゃない。 かといって、その仲間が街中に侵入しているかもしれない、疑心暗鬼のせいでもなくって。 ) [Thu 7 Sep 2006 13:48:44]
◆アヤネ@『リスカ』 > ( ―― ぺらり。 紙を捲る音 ) … この街、どうなっちゃうのかしら。 有名な騎士さん、大怪我しちゃったんでしょう? まだ若い女の子、だって。 ( どんなに有名でも武官には詳しくないから、百人長さんの名前まではわからない。 でも、ヴェイトス騎士団の象徴のひとつでも騎士さんの戦線離脱は市の存続の天秤を大きく傾けた、そんな気がする。 ) … 本人は自分を責めるかもしれないのにね。 名誉の負傷とか言って、戦意高揚のためのプロパガンダに使われちゃうのかしら。 ( もう少し事情に詳しい先輩曰く、百人長さんは相当自分に厳しい人だって言うから。 ) [Thu 7 Sep 2006 13:39:04]
お知らせ > アヤネ@『リスカ』さんが入室されました。 『《 白魔術師管轄内 》』 [Thu 7 Sep 2006 13:23:43]
お知らせ > ヘレラ@魔女ギルドさんが退室されました。 『魔女が立ち去った扉にはそう、赤い文字で刻まれた。』 [Wed 30 Aug 2006 23:02:38]
◆ヘレラ@魔女ギルド > 【Summon in the Dark. Call my name "GuarnpthEllhHellerh".】 [Wed 30 Aug 2006 23:02:14]
◆ヘレラ@魔女ギルド > ―――…まァ、なるようになる。 ( どのみちいつか分かる事だろう。 悪魔ガルンペェラヘレラは秘密を暴く事に長けるものだが、生憎それは「召喚者との契約に基いて」という制限内でのこと。 自発的に知りたい事を知る事は出来ない。 だから余計に、部屋の中の女―――ヒルデガルド・グレーテに再度召喚されてみるのも良いと思ったのだが。 代償は大きくなりそうな話だが。 ) ( 部屋の中のやり取りはまだ続いている。だが、一先ず此処を去る事にした。 魔女、エレナ・ストーンズとしては余計に目立ちたくは無いし、明日の朝ヒルデガルドの死体が発見されても面白い。 召喚された誰かが魔方陣を破って此方に現れても面白い。 不都合は何もないのだ。 ) [Wed 30 Aug 2006 22:56:02]
◆ヘレラ@魔女ギルド > ( こんな馬鹿げた戦争を仕掛けるヤツが誰なのか知ってみたくもある。 件の魔方陣が何処の魔界に通じるものなのかを調べれば幾らか特定できなくも無さそうだが――――蔓の王の国が滅びてだれぞか興味を示したか。 それとも全く違う線か。 勝算はあるのか。 目的はそもそも何なのか。 ) ―――――気に喰わないヤツだったらどうしよう。 ナンか、気が合わなさそうな感じがするンだよナ。 ( 戦略性が足りない気がする。 どこか感情的な匂いがする。 アマウラをスルーするメリットは? 正門に部下を仕向けるのは? 数は十分居るのか? この直情径行はナンだ。 絶対に参加したくない戦いだ。 ) こういうのを知ってる気がするゾ。 こういうやり方する奴。 ( 最近めっきり姿を現さなくなったヤツだ。 暗黒街の教会が焼け落ちた時はその傍らの隠れ家で、ずっとその光景を観下ろしていた。 ) [Wed 30 Aug 2006 22:46:15]
◆ヘレラ@魔女ギルド > ソウイウコトだ。 ( 室内から僅かに聞こえた誰かの声に肩を竦めて鼻で笑った。 魔女の癖に悪魔と対立しようなんてどうかしている。持ちつ持たれつ、たまに身内を殺されるくらいで特別な力が使えるのなら良いじゃァないか。 ) ……とはいえ、さて、さて。 ( よもや人間が全滅するとは思っていないが。 どの程度まで被害が出るものか。 この街1つ滅びるくらいなら許容できるが、あまり減りすぎるのは良くない。 それに悪魔というのがあまり表舞台で闊歩し過ぎるのもだ。 悪い事ッていうのは誰がやったのかわからないように、怒りの矛先を向けられないように、ひっそりとやるものだ。 ) [Wed 30 Aug 2006 22:27:12]
◆ヘレラ@魔女ギルド > ――――ン? 全く、あの女は。 ( 室内の気配が俄かに揺れた。 女がまた感情的になって平静を取り乱したようだ。 場合によっては此処で縊り殺されてもおかしくない状況だが、自衛など出来るのか? 中に踏み込むのは簡単だが、関わるメリットはまるでない。 女は上客だが、別に死んでもいい程度だ。 むしろ悪魔召喚で死人が出た、なんて話を広めれば街の混乱に拍車がかかって良いかもしれない。 もう暫らく此処で中の様子を窺ってみようか。 ) [Wed 30 Aug 2006 22:17:29]
◆ヘレラ@魔女ギルド > ( 窓の無い薄暗い通路だ。 場所柄なのか、あまり灯りを灯さないその区画に小柄な人影が1つある。 石畳の床に靴音を極力忍ばせなて歩き、その奥にある目的の部屋の扉の前で立ち止まった。 扉の中からはくぐもった二人分の声がかすかに聞こえてくる。 残念ながら内容までは細かく分からないが、時折声を荒げる女の声は知っている声だ。 ) ふん、そのうちやるとは思ったが―――呼び出す相手が違うだろう、相手が。 ( 上客を逃した気分だ。 あの女は良いカモな上に反省せずに何度も同じ事を繰り返す愚か者だ。 以前召喚された時はそれはそれは美味しく報酬を頂かせてもらったもんだが。 今回はハズレらしい。 何処のどいつを呼んだのかは知らないが、兎に角召喚自体は成功したらしく、やりとりは今の所普通に続いている。 ) [Wed 30 Aug 2006 22:10:58]
お知らせ > ヘレラ@魔女ギルドさんが来ました。 『 とある一室に続く通路 』 [Wed 30 Aug 2006 22:03:11]
お知らせ > ビリー・ウォン@薬品ギルドさんが退室されました。 『上着を絞れば…この雨の中出してくれる馬車を探して、施薬院まで脚を伸ばそうと』 [Mon 28 Aug 2006 23:02:16]
◆ビリー・ウォン@薬品ギルド > 蔦の悪魔といい…忙しいですね、お互い退屈くらいが平和なのでしょうけれどもね(困った様に薬品ギルドの人間に笑いかけながらそんな軽口を口にして、ではよろしくお願いいたしますと…) [Mon 28 Aug 2006 23:01:43]
◆ビリー・ウォン@薬品ギルド > (自前のところでは対応しきれない事も考慮して・・・症状によっては施薬院などにも頼ることになるかと思うが、さすがに今からこの雨の中施薬院は馬車を出してもらってもきついか…)・・・非常事態ですから、ちょっと無茶を書いてますが…どうにか、お願いいたします(使われなければそれに越した事はないとは思うが…まだこれからどれだけの被害が出るかは想像もできないのだから) [Mon 28 Aug 2006 22:59:15]
◆ビリー・ウォン@薬品ギルド > 優先順位も書いてあるとおり、外傷と痛み止め、麻酔に類するもの…かなり大量かつ多岐に渡りますが、調達できないものがある場合には早急に連絡をください(いくら中央病院と言えども薬品ギルドにあるものを根こそぎ奪うわけにもいくまいし、ギルドの都合もある。アマウラからの薬材は特に手に入れにくいだろう事は容易にわかる…そこをまげてどれほど確保できるか) [Mon 28 Aug 2006 22:54:41]
◆ビリー・ウォン@薬品ギルド > …失礼、中央病院で必要になるだろう薬剤とその薬材のリストです(豪雨の中、雨よけの上着を脱ぎながら懐の中に入れていた膨大とも言えるリストをギルドの受付に渡す。身が濡れるのは仕方ないにしても書類は濡らすわけにはいかない) [Mon 28 Aug 2006 22:51:19]
お知らせ > ビリー・ウォン@薬品ギルドさんが入室されました。 『いくら雨が激しかろうと…滞らせるわけにはいかないものもあって…』 [Mon 28 Aug 2006 22:49:22]
お知らせ > 戒@薬品ギルドさんが帰りました。 『( 降りしきる豪雨のせいで 先が、 なにも、 みえない ――… )』 [Mon 28 Aug 2006 22:44:09]
◆戒@薬品ギルド > ( それからもうしばし、言葉を交わしてその場を辞した。 ) …… ( 疲労により、眠気を訴えるぼんやりとした頭を、起こすように数度横に振って。 ) …、 ( ふと、右手側の。閉ざされた窓の向こう。 視線の向かう先は、 いまは、半ば閉ざされているのだという、正門。 ) ………… 。 ( 茫と、視線を向けてもその重たい門が距離的に見えるわけではなかったけれど、それ以前に、今は、 ) [Mon 28 Aug 2006 22:43:07]
◆戒@薬品ギルド > ( ―― そうか。 しかし、これは現時点での話で… これから状況が変われば、勿論、明日にだってこちらの対応も変わることがある。 ) ( 続く、 話 ) …はい。 わかっております。 ( 相手を見つめ返して、応じる。 なにもなければ馬車で、薬材と薬剤と薬師と、護衛と。アマウラへ向かう事になるのだろうが ) ( ――― 今は、いつ、 どう状況がかわるかわからない時。 決定が実行に繋がるのは、これから先、より困難になるだろう ) [Mon 28 Aug 2006 22:32:19]
◆戒@薬品ギルド > ( ―― なにか、気にかかる事でもあるのかね。 ) …、 ( 黙っていたままの自分へと、かけられた声。 はっとして、いつの間にか心持ち下がっていた顔をあげる。 ) ――― … ( 気にかかる、こと。 …気にかかることは、 ) …。 ―― いいえ、ありません。 ( 数瞬、浮かんだ顔を消し去るように。 答える声は、少し強く、 意思を伴って。 ) [Mon 28 Aug 2006 22:19:22]
◆戒@薬品ギルド > ( なぜ自分が、とは問い返さなかった。理由は単純だ、原因である魔法陣にアマウラが近く、人手が足りず、 そしてなにより自分がトキノミヤコ人だからに他ならない。 自分のほかにもあと数人、アマウラへと派遣されるとのことだ。皆、アマウラ人かトキノミヤコ人なのだろう。 こんな有事でさえ頭のカタいアマウラの上の者たちには、正直トキノミヤコの人間としても呆れてしまうところだ。 …臆病なのだろうか ) [Mon 28 Aug 2006 22:14:33]
◆戒@薬品ギルド > ( 今は呼び出されてとある一室にいた。 疲労の滲む顔を隠しもしないで書類のうず高く積まれた机の向こうに座した人物と、対面する。 ) ――― アマウラへ、ですか。 ( そうだ、 と、返ってくる声までもが溜息混じりに重い。 けれどこちらを見つめてくる目は強さを失っておらず、真っ直ぐに向けられたそれに気圧されそうになる。 ) [Mon 28 Aug 2006 22:03:24]
◆戒@薬品ギルド > ( 非常宣言、なんと重苦しい言葉だろう。何かがのしかかるような感覚。 …実際、己が身に纏わりついているのはただの空気であるのに。 件の、魔法陣から噴き出ているという紅は、まだここまでは届いていないはずだ ) …、 ( こっそりと呼気を整え、邪魔な髪を耳にかけて払った。 後ろで一つに結ばれているそれが、ほつれているのは先程まで薬材を薬剤へと変えるのに己も尽力していたからか。手を止めた途端に、じんわりと体に疲労感。 ) [Mon 28 Aug 2006 21:53:59]
お知らせ > 戒@薬品ギルドさんが来ました。 『( ――依頼を出すどころではなくなった。 )』 [Mon 28 Aug 2006 21:42:21]
お知らせ > ヒルダ@魔女ギルドさんが退室されました。 [Sat 26 Aug 2006 03:54:12]
◆ヒルダ@魔女ギルド > あんな古ぼけたお城はいっそバイクツが買い取ってそういうアブノーマルなプレイを楽しめるお店にしちゃえばいいのよ。あれだけ拷問器具が揃ってるんだし、お似合いだわ? ( それは強がり。それは一人で呟く挑発。吐き捨てるように言うと、踵を返し自分の部屋に向かった。 ) [Sat 26 Aug 2006 03:52:54]
◆ヒルダ@魔女ギルド > ( 大きな事は出来ないけれど、せめて自分が出来る範囲、やれる事をするべきだ。 ―― 使命感?正義感?ううん、私を突き動かすのは枯れる事無く心の底から溢れ出す愛だわ。そうよ愛なのよ。私はこれで戦ってみせる。古城へ魔法陣を封じに行ったりは自分にはとてもムリだけど。 ) ( ……… それにしても古城か。ふふふ、私たちが散々色んなプレイで遊んだ場所が戦場になるとはねェー。 そこに集まってる悪魔どもは知らないんでしょうね。私がはしたなく濡らした床の上に立ってるって事を。 ) [Sat 26 Aug 2006 03:48:25]
◆ヒルダ@魔女ギルド > ( 恐らく大聖堂は大きな動きを見せるだろう。そんなところに魔女がしゃしゃり出て行くのも面白くない。第一、逆に足を引っ張ってしまいそうだ。けれど……。 ) 迷ってる暇があるのかしら。これは戦争なのよ。 ……馬鹿みたい、戦争ですって。何それ?ナンセンスだわ。 ( 戦争に負けたらあとはお決まりのコースだ。それを何とかして防ぎたいから皆必死になってる。 ―― さて、ヒルダ。お前がこの街に居るのは何のためだ。お前は恋人の前で何を思った。悪魔は何だ。屈服させるべき対象だ。 ) [Sat 26 Aug 2006 03:37:14]
◆ヒルダ@魔女ギルド > ( 悪魔は、太古の昔より実にシンプルで―― 今回も何ら変わりない。 私は彼らを知っている。彼らがどういう存在なのかを知っている。私には培ってきた悪魔に対する知恵と経験がある。問題は、だ。 ) …どうするか? ( どうするか、だ。 ) どうするの、ヒルダ。 ( 私には戦う術が無い。しかし今回、市は魔女ギルドにこの情報を寄越してきた。何故寄越してきたのか? 勿論、この事態に対応する事を望んでいるのだろう。悪魔といえば魔女ギルドだ。魔女とはいえその全てが悪魔と精通しているわけでは無いが。 ) [Sat 26 Aug 2006 03:25:23]
◆ヒルダ@魔女ギルド > ( この情報は魔女ギルドに、そしてヴェイトス市にどんな影響を齎すのだろう。非常事態宣言、笑っちゃう響きだ。 私は今日、さっきまで。残ったアルカナベイビーの卵を自分で試すかどうか悩んでいたのだから。誰か友達に頼もうかと考えていたのだから。そんな時に行き成り非常事態宣言だ!なんて言われた所で実感なんて沸くわけが無い。 ) …………。 ( 魔女ギルドの廊下。窓から見る風景は雨と曇り空と、僅かに混じる紅い気配。 ) [Sat 26 Aug 2006 03:18:31]
お知らせ > ヒルダ@魔女ギルドさんが来ました。 『ヴェイトス市からの要請。』 [Sat 26 Aug 2006 03:10:53]
お知らせ > ソフィア@セラ自室さんが帰りました。 [Wed 23 Aug 2006 01:45:40]
◆ソフィア@セラ自室 > (其れこそ自分に代わってゴーレムを作れそうな奴なんてどーだろうか。 喋れないという欠点は克服した例があり、それを弄ったこともある。 血肉を備え自立行動し、必要に応じて増殖できる固体なら――目標と何が変わろうか?) ・・・一寸欲張りすぎかもしれませんけど。(少なくとも前の性能+喋る機能を搭載できれば上々だろう。足りないものを継ぎ足して、一歩一歩近づけていけば良いのだ。) [Wed 23 Aug 2006 01:45:31]
◆ソフィア@セラ自室 > この子に行かせて問題起こすよりはマシですし・・・・・・(連日の訓練と”調整”で順法・融通は利くようになっても、加減はまだまだだであるが故。 ゴーレムは喧嘩以外だといまいち使い勝手悪く、生物型の使い魔をうらやましく思う瞬間である。 あ、自分で行けという突っ込みはヤボだぜべいべ。) ……もう一度挑戦してみましょうか。 今度は頭の良くなるようにしたいですね――(傍らのフレッシュゴーレム一瞥しつつ。) [Wed 23 Aug 2006 01:42:06]
◆ソフィア@セラ自室 > (前手伝ってもらった別のカバリストの助太刀などで忙しくなっている今日この頃、買い物の一部はレキオ君にまるっと任せていたりする。 ”香の補充・質の良い蝋燭・粘土・服”とか分野の別無く頼むので当人は微妙に困惑していたが――そこはお手伝いさんの苦悩として割り切ってもらおうか。 メモは没にした計画書の裏なんかを有効利用。 まっさらなら一枚十エン↑の豪華な買い物表だ。) [Wed 23 Aug 2006 01:36:50]
◆ソフィア@セラ自室 > (立場上は中間管理職に位置し、多くの人間と触れ合うわけだが―――いまだに人を使うという行為には慣れていない。 ゴーレムと違って人間には疲労や都合があるし、気まぐれに命じてばかりじゃダメなのだとか。) とりあえず今週分はこれで・・・後何がありましたっけ。(というわけである程度纏めた買出し予定表みたいのをつくって手渡す算段とかを。) [Wed 23 Aug 2006 01:35:03]
お知らせ > ソフィア@セラ自室さんが入室されました。 『リストアップなう。』 [Wed 23 Aug 2006 01:34:38]
お知らせ > 園内一花@陰陽寮ハラエさんが退室されました。 『( ちょいちょい、と前足で手招きされた )』 [Fri 18 Aug 2006 12:14:55]
◆園内一花@陰陽寮ハラエ > ( 体調と言えば――― 事務官との立ち話を切り上げて。 トキノミヤコ庭園に面した廊下をぼんやりと歩いていたら、ふと、背後から声がかかる。 『霊波が乱れているという時にあんなものへ近付くか。何事も無ければ良いがの。』 …振り返り、菫の先輩狐に礼をした。 思考を読まれるような感覚が、ちょっと落ち着かないけれど… それは、気になっていた事 ) ―――ええ… 大丈夫でしょうか? …実家に帰ってのんびりすれば、精神的には落ち着くと思うのですが… ( 上位の霊圧に対して弱い自分の体質も、不安と言えば不安。 …人間水準としては高くなっているとしても、そのスペックを活かすだけの経験が無く、『自信が無い』術者など話にならない… ) [Fri 18 Aug 2006 12:01:35]
◆園内一花@陰陽寮ハラエ > ( 話は自然、【火柱】とも呼ばれるその異変の事へと戻る。 まだ詳細情報は入っていないという事だけど、調査を引き受けたヴェイトスの冒険者がぽつぽつ到着し、報告も上がっているようだった。 調査員には、陰陽寮からも藍音さんが出ている。 名前は聞いたことがあるけれど、鳳来とはまた別の部署というのもあり、面識は無いが ) ( そして、ナナオさんとジュピターさん… 以前に引越しのお手伝いで縁のあった、エリシャさん… 知り合いも多ければ、少しだけ近くに居られる事が、なんとなく安心だった。 ―――菫にそう聞かされたからか… あるいは自分でも、どこかで感じているのか… 酷く、嫌な予感がして…――― いっそ、ナナオさん達? 一人? と一緒に行かれればとも思うのだけど、菫の体調が優先 ) [Fri 18 Aug 2006 11:49:19]
◆園内一花@陰陽寮ハラエ > ( 直属の上司と言うか師に当たる十示様の退魔行も満足に補佐出来ず、パートナーが怪我をしたと言っては小間使いのような仕事に当たっていた巫女が、それが権利であると言っても直ぐに連絡の付かない場所へ行くというのは、良い顔をされるものじゃない。 案の定、『また面倒を起こさないでしょうね』的な釘を刺されて、気まずそうに視線を泳がせる ) ( 蝉時雨のうるさい、お昼休みを前に人の引ける時間。 …パートナーの霊力の上昇などの話をしつつ、許可を貰って、ついでにアマウラ支部への書状を受け取った。 霊波の落ち着かない菫に万一の事があった時、手続きにまごつかず頼れるように。 その変わり、向こうで何かあった時にはアマウラ支部に助力する… ) [Fri 18 Aug 2006 11:34:06]
◆園内一花@陰陽寮ハラエ > ( 退魔行以外の行動は基本的に各人に一任されていると言え、召集がかかるかもしれないし、何より『宣伝』の名目で昇格してもまだまだ見習いの身。 ヴェイトス市を離れるのであれば、一応、連絡は入れておく。 他に聞いておきたい事もあったし ) ―――〜いいえ。 ちょっとお墓参りに。 ( この時期にアマウラへ向かうと聞いた事務官に、『件の【紅光の柱】を調査しに行くのか』と問われ、笑顔で首を振った ) [Fri 18 Aug 2006 11:18:18]
お知らせ > 園内一花@陰陽寮ハラエさんが来ました。 『( アマウラへの出立前に )』 [Fri 18 Aug 2006 11:13:10]
お知らせ > スフェーンさんが帰りました。 [Fri 18 Aug 2006 02:30:00]
◆スフェーン > (雨は未だ、止んでいない。)さてさて、(扉を潜れば水の都。背にするは既に過去である血の屋敷。振り返れば、この数年間馴染み深いロビー。) (ひとつ、短く溜息を付き、) (男は雨降る町の、夜闇に消えた。) [Fri 18 Aug 2006 02:29:43]
◆スフェーン > (茶けた紙に綴った著名は、僅かに滲んでいた。濡れた諸手は余計に紙が湿らぬ様、抓む様にギルド員に差し出す。記入漏れを確認する為か、滲んだ文字を追うギルド員の視線。確認が終わったのか無言のまま髪を巻くと、丁寧に封をし棚の横の箱の中に収めているのが見えた。)――…え?理由? 別に対したもんじゃないさ。単に、元の流浪暮らしに戻りたいと思っただけで。(眉を寄せた困惑の濃い笑みも、全て帽子のつばの影。口許のみが笑みを浮かべ、相手には単なる微笑みに見えたのだろう。)じゃあ、お疲れ様。(踵を返した男の姿はまるで逃げる様。先ほど自らが作った床の水溜りを折り返す靴音。) [Fri 18 Aug 2006 02:25:45]
◆スフェーン > 如何も、今晩は。(受付席に腰掛け何かの作業をしていたギルド員が、視線を上げた先には黒服姿が独り。帽子のつばの下、覗くは金の双眸。)忙しい所、申し訳無い。そう時間は取らせ無いよ。辞職届けを提出しに来た。(男の言葉にギルド員は一度軽い相槌を打つと、横にあった棚の中から一枚の薄っぺらい届け紙を取り出し、男の目前に差し出した。受け取った紙は僅かに茶けり、達筆なペン字が並んでいる。)どうも。(短い礼の言葉を残し、横手にあったペンを塗れた右手が掴めば、響くはペン先が紙を擦る音。) [Fri 18 Aug 2006 02:09:34]
◆スフェーン > (丁寧に髪を纏め再び帽子を被り直し。諸手で絞れば随分と水が出るんじゃないだろうか、ずっしり重い衣服に身を包んだ男は、併し足取り軽くロビーを歩く。先は入口とは対角の受付。) (ロビーに響く人の声よりも、屋外に響く雨音の方が遥かに騒々しい。横手には受付員と対峙している幾人かの狩人の姿が見えた。男はほとんど空いているうちの一つの受付に立つ。) [Fri 18 Aug 2006 01:53:33]
◆スフェーン > (雨音が激しい。暫く耳鳴りの様に、ノイズが鼓膜を突いて離れなかった。) (VHギルドの扉を潜り、ロビーを渡る足音の主は、黒コートに水を纏わりつかせ、床に点々と水溜りを残す。) (目深に被った衣服と同色の帽子を取れば、湿った髪の合間に覗く薄い笑みを浮かべた双眸。見渡すロビーは人気少なく随分と殺風景であった。) [Fri 18 Aug 2006 01:43:15]
お知らせ > スフェーンさんが来ました。 『VHG』 [Fri 18 Aug 2006 01:35:47]
お知らせ > シェーラさんが帰りました。 『 時に、ちょっとだけ齧ってみていいですか? ( ツッコミ以前の問題発生の予感。 )』 [Tue 15 Aug 2006 08:35:42]
◆シェーラ > ( とてもいい言葉ですSir. )( 諸手歓迎リターンズ。やっぱり駄目従者。 ) ( しょげて下がる肩に、ぽん、と手が。 )( だからお前が以下略。 ) 難点は、終了後余計に空腹感が増すという一点です。 ( 駄目すぎた。 ) …流石に、アマウラには存在しないでしょうし。では、その為にも無事をお約束したいです。 ( 何の為なのかって追求しない方がきっと幸せ。 ) どれも食べ物という意味では変わりませんよ、Sir. あ、大丈夫。カニバリズム趣味はありません。 ( 早朝からぶっちゃけ過ぎでした。 ) ( 流石に朝から食い倒れ道中記はやりませんから、大丈夫。 多分。 ) ( 其方が食べなくても私は食べるので問題無しです。 )( 遠慮とか遠いはらぺこ法則。 ) [Tue 15 Aug 2006 08:35:22]
お知らせ > ザッハトルテさんが帰りました。 『 ( 訂正ツッコミの夜明けが何時訪れるかはまた別のお話。 )』 [Tue 15 Aug 2006 08:30:59]
◆ザッハトルテ > ( 使えるものは主も使え。 …仕える者は主を使え。 ちょっと変換するだけで主従が逆転する言葉のマジック。 代価にして通貨と云う以上、ある程度の汎用性を持てなければ存在そのものの意義を問われるところなのだろうと、こちらも認識は大雑把。 「気にします」と心なしか肩がしょげた。 へしょん。 ) … あ。 食べ歩きならぬ、食べたつもり歩き――…ですか。 無事に戻れたら食べてみたらよろしいかと。 ( ぎらりと。 ) … ケーキの方を で。 そんな特殊な趣味じゃあるまいし、老若男女は違うと思う――… ( なんだか自分が齧られそうな錯覚に、降り注ぐ銀雨へと目が泳ぐ。 連れ立ってと云うよりは正しく連れられて、何処かの店屋へと向かうのだろう。 ――御免なさい魚も肉も喰えません。 ) [Tue 15 Aug 2006 08:29:00]
◆シェーラ > 使えるものはマスターでも使えと、かつて昔人達は言ったくらいです。 ともあれ、共通目盛りは貴重。物々交換ならずともご飯の種です。 ( 代価と言う言葉通り、貨幣価値の本領は結局其処。 )( 引き換えに家をメンテしたり、ご飯を食べたり。それ以上の価値を見出していないから、大雑把。 ) ( …人気は少なくとも、早朝客相手の店屋なら、そろそろ開いている頃か。 )( そんな折に通りを歩くと片っ端から引っかかる訳ですが。 ) 其処はどうぞ、御気になさらずです。 ( お前が言うなと。 ) 贅沢ケーキです。生憎、甘味屋の店先に張り付いて知った知識ですので、由来や味までは分からないのですが。 ( ちょっと情けない知識の出所をしれっとバラした。 )( …共食いと口にされた瞬間に、ぎらりと目が輝いたが。 )( ぎらりと。 ) 好き嫌いは概ね無いのです。古今東西、肉魚野菜、老若男女オールオッケーです。 ( 何か余計な事が混じっているのはさておき。 雨の中、歩き出しながら。 請われれば、オススメの店屋は幾らでも。 胡龍亭が移転してしまったのは残念ながら。 ) ( では、訂正ツッコミ喰らうまでこんな感じで一つ。 ) [Tue 15 Aug 2006 08:18:12]
◆ザッハトルテ > …万人に共通する判り易い目盛りとも言えるね。 ( 金銭とて時代に場所、状況が変われば屑と成り果てるものではあるけれど。 ――…さて。 ふと目をやれば、窓の外は止まずの雨。 逆に言えば店屋に人気も少なかろう、口元を拭う少女を促しながら。 ) あんまりケーキケーキ言われると、名前負けしているような気がするのは錯覚かなー… ん。 人聞きの話、割と贅沢な代物らしいね。 ( チョコレートケーキの方。 ) 一部の好事家が大枚はたいて職人に作らせるものだから、それで世に残ったんだって聞いてる。 共食いになるし、朝もはよから食すようなものではないから、ケーキの提供は兎も角として――… シェーラ嬢、何か好き嫌いは? ( 諸手を挙げての同意を得たなら、頭の中で何件かの店をリストアップして。 …ぶっちゃけ食事処には縁が無い。 きっと貴女の方が詳しい、かも。 ) ( そして折角の余談も読心術の心得はなかった! ) [Tue 15 Aug 2006 07:54:02]
◆シェーラ > なるほど。ならば、私の手の中にあるものは、信頼の形。人が作り出した分かり易い証明です。 難しい話は分かりませんが、取り合えずお金が無いと人間社会では干からびるというのは、形が無くても真実です。 ( すごい真顔。 ) ( 金貨を握り締めた拳に、ぎりぎりと力が篭る。 )( 何かと世知辛いお話。 ) ならば、あのケーキがそのヴァーシャ原産なのかもしれないです。少なくとも、そのお名前は健在です。ちょこれーとけーき。 ( ほぅ、と感嘆符を零す唇に、僅かな冷たさ。 )( …涎ぐしぐし拭いて、と。 ) ( とっても美味しそうなお名前を持つ方を目前にして、食欲とかいうものが喚起されたっぽいですよSir. ) ( だからといって以下略。 ) Yes,ますたー・ちょこれーとけーき。 そのご意見には諸手を挙げて大賛成です。 ( 万歳。 )( ちなみに余談ですが。呼び名はちゃんと初期化して再設定しないと延々と続きます。 )( 余談にも程があった。 ) [Tue 15 Aug 2006 07:39:05]
◆ザッハトルテ > ( 何となくと仰る一方、続く言葉は半ば確信めいて告げられる。 それは決して無理に信じさせようといったものではなく、ごく自然にさらりと語られる辺りからして彼女には「それ」が恒常的に判るのだろう。 ) 無いものを無いと証明するのはその逆より難しいと言うけれど、それはただの比較論。 在るものの実在を証明するのだってものによっては難しいのだから、無碍に一蹴などできるものじゃあないんです。 そう言えば信用や信頼もそれに含まれるのかな。 ( 小柄な御方の小さな手は握り込むと益々小さくなる。 ――ややもすれば見目より幾分幼くも見える仕草はアンバランスで、そのくせ酷く自然な動きにも見えたものだから。 …そこに信義の形を見出すのはこちらの一方的な投影だとしても。 ) ヴァーシャと云うでかい国の、ほんのちっぽけな一部で使う言葉。 …今はどうだか知らないけど。 …………。 ( 洋菓子と符号する名前、それは事実である事には間違いない。 何時か――…人間の何方かに聞いた話。 何方か? まさか。 切り離しはすれども忘れなどはしない話。 感傷になれずじまいの何かが斜めに滑り落ちた。 目に見えないそれを追うよう、視線を床の上に落として、その過程に収めたのはきらきらと煌き潤んだちょこれーとけーき ※きっと自分じゃないと思う。※ を見上げる眼差し。 ) ( じゅる。 ) ( 聞いた。 ) ( なんかきいた ) ………………………… ( もぬすげえ長い間の最中、何かが鳴いたと思った。 はらのむし。 ) ……… ( もそもそと懐中時計を取り出して ) …時間も時間だし、軽く何か食べますか――… 。 ( これも勿論雇用経費。 ) [Tue 15 Aug 2006 07:16:35]
◆シェーラ > ( その辺りにはきっと、カンが働くんです。 水の蛇。 ) 信じて頂けるなら何よりです。妄言と一蹴なさらないのは嬉しいものですから。 …これはこれ。それはそれ。 ( これは、これ。 信義の形としての金貨三枚、掌開いて見せて。 でも直ぐに握りこむ。げっつ。 ) ( 斡旋所を通してではない依頼の分だけ、信義は重要視されそうな。 その分トンズラも以下遮断。 )( 逃げませんよ大丈夫。 ) 故郷がいずこかは知りませんけど、この綴りは商業地区大通り沿いの店で見たことがあります。ケーキ店。チョコレート系に強いんです、あそこ。 黒くて丸くてつやつやと光り輝いていて、嗚呼。あの滋味深そうな漆黒の煌き、魅惑的な甘い香り――― 。 ( 何かトリップ。 )( うっとりと夢見るようにとうとうと語った挙句に、雇い主様を物欲しげな瞳で見るのはどうなんですか。 )( じゅる。 ) ………いえ。なんでもないです。ますたー・ちょこれーとけーき。 ( ぐーきゅるるる。 )( 鈍いなどとはご謙遜。 はらぺこでした。 ) [Tue 15 Aug 2006 06:57:39]
◆ザッハトルテ > ( 風と、水。 …成る程確かに雨を生むもの。 意味を噛締めるように頷いて ) 目に見えるもの、耳に届く音だけが実在を示す証とも限りますまい。 だからこそ貴女の仰る「何となく」を信じましょう。 ――こう云う場で余り濫用すべき言葉ではないけどね。 ( 正しい傭兵の雇用講座・ぱーとわんも示すように、雇用関係に於いて信頼や信用は軽々しく乱発するものではないのだろう。 この場合はどちらかが先に誠意を見せずば話が進むまいからの前金全額だと思って戴ければ。 単純にその辺のやり取りに疎いのもまた事実だけれど。 ) ではこれで契約成立――… おや。 珍しいな、すんなり読んで戴けるのは。 もしやとは思うが、御同郷だったりなさる… ? ( 少女の手の中に移ったギルド証には斡旋所で名乗ったものとは別の、本来の名が記されている。 綴りは故郷の一部地方で使われている言葉を以ってSachertorte=\―コモンで発音するとどうなるんだろう。 さておき、相手の深みを湛えた紅とは異なる、血の色した隻眼が忙しく瞬いて ) … あのー…。 ( 何だろうこの、乏しいはずの危機察知感覚に割り込んで来るよなこの警報は。 …強いて云うなら虎毛玉の前の兎毛玉な心境?? ? ) [Tue 15 Aug 2006 06:43:03]
◆シェーラ > ( ちなみに葉柄さんじゃなくて、傭兵さん。変換ミスダイレクト。 ) [Tue 15 Aug 2006 06:24:34]
◆シェーラ > 風よりは水が得意かもしれないです。何がおかしいのかと問われると、なんとなくとしか言い様は無いんですが――近くなれば、また別かもしれないですから。 火の粉に突っ込む夏の虫でなければ、出来る限り尽力します。 尤も――…。 ( 何か言いかけて、視線が泳いだ。 )( 言って聞かなきゃ膝カックンですホトトギス。 )( とか、初対面の雇い主様に言えませんでしたSir. ) ( …カウンターの上を滑る金貨三枚を、握り込んで。 ) こういう場合は、まず前金なりで一部手渡しで、成功報酬で全額とした方がいいですよSir. 尤もコレは信頼の証として都合良く受け取らせて頂きましたので返さないですが。 ( 正しい葉柄さんの雇い方講座ぱーとわん。 )( いえ冗談ですが。 金貨を握りこんだ拳を、軽く振って見せ。 ) ――そんな訳ですから、残りがあった場合は後払いで文句はありませんですSir. ( …示されたギルド証。叶うならば受け取って、しげしげと拝見させて頂きたい所ながら。 )( 記されているお名前に、涎出た。 )( じゅる。 ) ………。 ( じー。 ) ざっはとるて。 ( ちょこれーとけーき。 ) [Tue 15 Aug 2006 06:22:45]
◆ザッハトルテ > 気配がおかしい…? 風読みまでされるのですか、貴女――失敬、シェーラ嬢は。 ――…私にはその手の素養がないものだから、感覚に長けた方の言は信じるようにしている。 生憎生来危機感には乏しいタチだけれど、あたら危険に特攻する真似は致しますまい。 ( 指先が描くくるくるぱー円の軌道は澱じみて滞った大気をそのまま示すように。 遠くアマウラ方面、くだんの場所に留まり続けんとの何者かの意思の現れのようにも見えた。 ――御本人が名乗る通り、火傷必須のエピソードが後付けするように。 傭兵ならぬ従者の少女からすれば、掛かる火の粉は払えども自ら火に焼かれんとするモノは守りようも無いだろうから。 きらりと輝く深みのある赤を知らず、カウンターの端、3枚のコインをそちらへと滑らせて ) では先ずこちらの御納めを。 ――…ああ。 旅の空ではあるから、大金を持っては歩けない。 「その先」があった場合の報酬は戻ってからでも? ( 承諾を示す立てられた親指の手元へと、次いで取り出したのは勤務先のギルド証。 ) とは言えこちらから申し出る後払いなんぞ信憑性に乏しいでしょうから。 何とはなしに斡旋所には違う名前で名乗ってきたけれど、こいつが私の身元を保証すると思う。 ――万事ok? [Tue 15 Aug 2006 06:09:37]
◆シェーラ > ( 今宵の雨は少し長い。勢いは弱まれど、雨足自体はまだ遠ざからず。 ) ( アマウラまでの足が確保されるのを横目で確かめて、首肯を一つ。よきかな。 ) 何が出るかは分かりませんが、余りいい感じはしませんよ。 …例えば、空。アマウラの方から流れて来る雲。其処から降る雨は、何だか酷く――気配がおかしいです。 ( …懐かしいとも違う、奇妙な心地が混じっている。 )( 続く雨を通して、大気にまで。 それを示すように、くるくると指先を回してみせる。 )( 別にくるくるぱーとかやってる訳じゃないですよSir. ) 主の行動が従者に阻害されるような事があってはなりません。貴方は貴方の望みを果たせば宜しいのですSir. 私はそれを望まれる形で補佐するもの。でもってお給料頂ければ万々歳。 どうかシェーラとお呼び下さい。叶うならば、私にもお名前なり、お望みになる呼び名なり預けて頂ければ沿いましょう。 ( 物言いは、やはり傭兵のそれとは何処かズレたものになる。 )( 一歩引いて、頭を下げる礼と共に名を口にする。 ) そのようなスキルは是非とも欲しい所ですSir. 頭からぶっ掛ける方は得意だったのですが。 ( 駄目従者スキルレベル1。 ) そうですね。その方が其方としても安心だと思いますし、まずはアマウラまでの御無事をお約束したい所ですSir. ( 剣に誓うのは騎士の所業か。 だから、それより軽い仕草でポン、と得物を叩き。 ) ……… ( 天井へと視線が向いていたならば、経費は其方持ちと聞いた瞬間に、きらりと輝いた瞳は見られずに済んだか。 )( 食費タカリにご注意下さい。 ) ……ふむ。では、まずそれでお請け致します。 ( 悪くは無い。上手くいけばその先に繋がる事を考えれば、欲をかくのは得策じゃあない。 )( ぐっと親指立てて、交渉成立。 危険手当はまた別途。文句なし。 ) [Tue 15 Aug 2006 05:45:16]
◆ザッハトルテ > ( 個人護衛依頼って少なかった。 どこかの誰かが土下座しつつ、てけとうに金額出してみます――|||orz ) …経費及び「何かあった」場合はこれとは別途に出すとして、とりあえず。 ( ぴ。 1万円相当の金貨が3枚。 いかがなもんでしょ※FF3ぽく。※ ) [Tue 15 Aug 2006 05:28:22]
◆ザッハトルテ > ( インドア派と名乗ったモノがくだんの「噂」の出所の調査と言えば、矛盾を指摘されるも自然な話。 カウンター上に広げられた羊皮紙に手早く貨物馬車に2名、便乗する旨の契約を済ませたならば、雨宿りもかねての商談のはじまり。 ) 物見遊山程度の気構えなのですけどね。 ――…悪い意味での守り甲斐満載な雇用主にならなければ良いのだけれど。 改めて宜しく、ええと――… ? ( 握手の代わりに首を傾げ名を問いながら。 ローブの下で正された姿勢は選任の護衛と云うよりはそれをも包括した従者のよう、黒いワンピースに機能性に満ちたエプロンなどを御召しになれば今すぐにでも良家で働けそうな。 ) 都合が合致しただけと貴女は仰るが、それにしても実に良いタイミングだったと思うよ。 …そうだね、喉が渇いたと思ったら即座に紅茶が出てきたような? ――…話が早くて大変助かる。 とりあえずは此処の馬車に便乗してヴェイトスからくだんの場所まででひと区切りとしたい、もし「その先」にも同行戴けるのならばそこで改めて再契約、そんなところで如何だろう。 その返答は道行の間に考えて戴ければ此方が重畳。 ( 淡と語る相手を意地汚いとは思わない、なまじ親密になる前に定めるべきは定めるべきだと考える。 そこいらの話が早いのは偽りなく大変助かる――さて、料金の話。 ) 経費は勿論此方持ちとして――… ( 埃っぽい天井へと視線を投げつつの間隙は交渉の算段の思案、ではなくて。 単に相場を知らないオチ。 …斡旋所で見かけた相場を記憶から掘り起こしターイム。 ) [Tue 15 Aug 2006 05:17:49]
◆シェーラ > ……驚いた。 ( 白い繊手が示したものは、件の「噂」の―― ) …調査役のお人でしたか、Sir. 確かに、力技だけでは分からない事もあるのでしょうから、整合性としては正しいっぽい気が。 ( ザ・カンチガイ。 )( その類の事に詳しい学者か専門家かと推測。 学者という部分だけかろうじてニアピン。 ) 此方からお願いしたい程ですよSir. 一時なれど雇って下さるなら、その間は貴方が雇用主ですから。全力で御守りしましょう、Sir? ( 背筋を伸ばし、胸元に手を当てる。 ) ( 傭兵ではない。この身はあくまで、着き従うモノ。 ) ……… ( 腕に覚えの辺りで視線が明後日なのは、ご愛嬌。 )( CP?そんなのは幻想です。 ともあれ。 ) いえ。私は私の。貴方は貴方のご都合が上手く噛み合ったのが僥倖という奴ですSir. ( どうやら、足の確保は出来たらしい。 )( 神妙な顔で頷く素振りが受諾の印。 ) 問題は無いと存じ上げますSir. 意地汚く言わせて頂ければ、料金算段とか参りたい次第です。 ( びんぼうなんです。 ) [Tue 15 Aug 2006 04:48:40]
◆ザッハトルテ > ( 「物騒な噂」――その言葉が零れた途端、アマウラの上で止まっていた指が僅か、右 下 へと動いた。 噂の根源とされる場所。 ) …本当に用があるのは此処。 何ぞ厄介事が起こり得る可能性が毛筋ほどでもあるならば、せめてそこまでは五体満足で行きたいものだと――…ああ、勿論途中下車で構わない――如何だろう。 ( 後段はカウンターの向こうに向けて投げた声。 一層顔近づけての相談を始める彼らと、後押しの球を一投した少女風貌とへと視線を往復させて ) もし私が不審者と見えたなら、その時はこちらの御方がどうにかしてくれましょうよ。 護衛と仰る以上腕に憶えがあるのでしょう――…ほら、日頃から帯剣もされてる。 ( 物言いはまるで先方にこのワインレッドの瞳した少女を雇えと言っているようだが、雇用関係を結ぶのは己と彼女とであり団体には関係のない話。 それでも先ずは足の確保が最優先ではあるのだからと、そんな意図。 ――逡巡の末、やがて受諾の声が此方へと掛かる。 ) …良い牽制球を有難う。 私名義でふたり分、それで問題は? ( 小声でそう話しかけよう。 此処から先はこちらと貴女との商談。 ) [Tue 15 Aug 2006 04:26:11]
◆シェーラ > ( 白い指先に示されたのは、アマウラへの道行き。 インドア派と仰る方は、なるほど――風体も、余り野外向きには見えなかった。 )( 人様の事を言えないのは、この際心の棚にダストシュート。 ) 確かに、歩いていくには面倒臭い距離な上、昨今物騒な噂も流れて来る方角。 ( 古ぼけた黒いワンピース姿が、腰に吊り下げた不釣合いな長物の鞘を軽く叩き。 ) 何なら、護衛っぽいものを雇ってみませんか、Sir? それなら、此方も都合が着き易いんじゃないかと一石二鳥。 ( ちらりとカウンター向こうで調整に頭を悩ませる様子の職員に、視線を流す。 護衛着きの条件が取れれば、手配自体は楽になるんじゃなかろうか―― )( とか。そんな示唆。 ) [Tue 15 Aug 2006 04:10:54]
◆ザッハトルテ > ( 決断2度言ってるなorz 落ち着け自分。 ) [Tue 15 Aug 2006 04:04:56]
◆ザッハトルテ > ( 後はこのけったいな申し出を怪しむか、僅かながらの臨時収入を取るかの選択だろう。 決断を任せて壁に掛かった地図を眺めながら彼らの決断を待つ。 ――アマウラまでは約150km。 ひゃくごじゅう。 ) 正直インドア派には――… ( ひそり、頭ひとつ低いところよりの女声。 そちらへと首を傾けてから、地図に記されたアマウラの辺りまで一直線、指を滑らせ ) …150kmを踏破する間、物盗りに合わない自信が無い。 ついでに言うとそんな距離を歩きたくもない。 護衛と馬の脚との両方を探していたと、そんなところ。 [Tue 15 Aug 2006 04:03:28]
◆声 > 御入用ですか、Sir? ( 横合いから、ひそりとそんな声。 話の流れが一部ぶっちぎれているのは、タイミングの問題。さて置け。 ) [Tue 15 Aug 2006 03:54:51]
お知らせ > 声さんが入室されました。 『 護衛とか――』 [Tue 15 Aug 2006 03:53:21]
◆ザッハトルテ > ( カウンターの向こうから怪訝な目が向けられた。 さもありなん、けったいな申し出には違いない。 ――…今少し話が早いかと思ったが。 ) 人間が押し合いへし合いするような旅客馬車には乗りたくない、それなら貨物の中に混じった方がましと――それでも納得戴けないか。 …馬? 生憎乗馬は趣味の内に入っていない。 ( 馬。 乗馬。 …生き物には触れないし、何より馬は毛玉じゃない。 そこか。 そこです。 ) [Tue 15 Aug 2006 03:49:49]
◆ザッハトルテ > ――…護衛つきなら何だって構わない、アマウラ方面の馬車に便乗させて戴きたい。 ( 普通の乗り合い馬車と云うのも考えたのだけれど。 …起き抜けにいきなりアマウラの東北東に突如出現したと云う謎の紅い柱と異形の噂を聞きつけて、それを見に行こうと思ったのも、貨物扱い必須のこんなルートを選んだのも。 突然意味も無い行動を意味も無くやらかす悪癖の現れに過ぎないのだろう、思考は遠くの棚に放り投げ。 黒尽くめの眼帯男は同色の財布を取り出して ) …「貨物料」は? ( ちらり、財布の中身を検分していた目だけを上げて ) [Tue 15 Aug 2006 03:39:35]
◆ザッハトルテ > ( それと同時に職場内での立場の強化も為されたようだが、…そっちは単に雑務が増えただけとも言う。 今まで「雇われ訳屋」で済んでいたものが「書籍ギルド職員」として振舞う機会も増える、と云う事。 どう考えてもデメリットの方が多いような気がするのは被害妄想か。 ――何せ、昇給には余り興味が無い。 新書であれ古書であれ、最近は興味も失せがちで本もすっかり買わなくなった。 ) … 。 ( 興味が沸いた、と云う訳でもないのだけれど――水溜りの端を踏みながら路地を進み、辿り着いた場所。 商人の中でも都市間を移動する行商人達が在籍すると云うギルドの中のひとつ。 深夜にも関わらず未だ中から話し声が聞こえて来る薄い扉を押し開いて ) [Tue 15 Aug 2006 03:25:42]
◆ザッハトルテ > ( 帰路なのか深夜労働組なのか、時折傘の花と擦れ違う。 ――…労働と言えばと、羽織の上から軽く押さえる場所は胸元にある内ポケットの辺り。 数日軽く寝込んだ間に職場から呼び出しの書簡が届いていた。 辞令と云うほど大仰でもないそれは、有り体に言うなら昇進、或いは―――― ) ( 責任と仕事、それから雑務の増加。 ギルドを仲介に何度か仕事を請けていた、何処ぞの金持ちとの継続契約が提携されたのは、単に同業者が少ないだけなんだろう。 言わば寡占。 人種・種族の多様性に富んだヴェイトスにはコモン( 総合標準語 )が発達しているのだから、希少職の部類に入るのかも知れない。 ) [Tue 15 Aug 2006 03:12:49]
◆ザッハトルテ > ( 街路灯の光が雨に煙っている。 転々と続くそれを意味も無くひとつふたつと数えて居たのを、やっぱり意味が無いからと打ち切った。 数刻までの激しい雨はなりを潜めたようではあるけれど、傘を持ち歩く習慣の無い濡れ鴉にはそれも関係無い話。 歩みに合わせて揺れる羽織の裾の形は兎も角、鴉と云うには色艶が足りない黒尽くめ。 ) [Tue 15 Aug 2006 02:58:01]
お知らせ > ザッハトルテさんが入室されました。 『( 雨に煙る。 )』 [Tue 15 Aug 2006 02:48:49]
お知らせ > ザッハトルテ@書籍Gさんが退室されました。 『( 場の空気も御構い無し。 足早に職場を後にした )』 [Sat 5 Aug 2006 23:55:15]
◆ザッハトルテ@書籍G > ( 傘と云う名の大義名分を手にして、早く此処を後にしよう。 ――…本当にすぐ持ち主に返したものか、自分だって考えてない。 只飲み下した珈琲か、それ以外の何かで吐き気がするから。 早く此処から立ち去る為の、ただそれだけの大義名分。 やる事為す事、悉くの欺瞞に やっぱり ――吐き気がする 。 ) [Sat 5 Aug 2006 23:55:06]
◆ザッハトルテ@書籍G > … ( 答えは無い。 ――…その代わりでもなかろう、机に立て掛けられた蝙蝠傘がぱたりと落ちる。 知人が外の御方に貸したらしい傘は、丁寧に折りたたまれて礼の篤さを示している。 礼には礼を以って返さなければならない=@、それは義務。 貸した御方も返した御方も、義務や義理でそうしたのではなかろうけど―― ) 。 ( そこから先が掴めない。 元々その先は存在しなかったのかも知れないし、後付けした判った心算も今頃は蟲の腹中。 扉の先には何も無し、開ける鍵も何処かへやってしまった後。 ) ( 傘を手にして ) ――帰ります。 空のカップは此方に下さい、洗ってから帰りますから。 早いとここいつを持ち主に返さないと先方が難儀するでしょう? ―――――――― [Sat 5 Aug 2006 23:44:23]
◆ザッハトルテ@書籍G > …………………… ( 頭抱えた ) ( ちら。 肩越しに背後の人間の輪を振り返る。 ――…何でこいつら、こんなに元気なんだろう。 いや揃いも揃って紫越してどす黒く、隈なんぞこさえてるには相違ないが。 が。 ) ( 職場が潰れずに済んで良かったとは思う。 食中毒組( やな括り )も復調の兆しが見え出したそうで、それも重畳だとは思う。 ――でも、そこで御終い。 それが一体、どうしたと? ) [Sat 5 Aug 2006 23:18:56]
◆ザッハトルテ@書籍G > ( かくもめでたい(?)場の空気に馴染めるものではなかろうからと、背中を向けて目は窓へ。 硝子に描く雨模様が室内を満たした雑談同様、ひと時も止まらず流れ続けて――時計の針はかれこれ4,5周した頃か。 余りに周囲が盛り上がるから、帰宅の意を何とはなしに切り出しきれずに此処に居る。 良く良く考えてみたならば、( 指折り。 ) 乾杯ってもう何回目だ。 ) [Sat 5 Aug 2006 23:06:43]
◆ザッハトルテ@書籍G > ( 掲げられる祝杯≠ヘ酒精の欠片もない木製のカップ。 外の方々の手を拝借して逃れた崩壊の危機も、喉元過ぎれば温いもの。 上からの労いは普通に熱い煮出した珈琲だった。 それでも人の口には甘いものなのだろう、達成感は調味料。 賑わう人間の輪から離れて机に腰掛け、舌に熱いだけのそれを傾ける。 ) [Sat 5 Aug 2006 22:46:06]
お知らせ > ザッハトルテ@書籍Gさんが入室されました。 『( ――――乾杯=B )』 [Sat 5 Aug 2006 22:37:49]
お知らせ > ユリウスさんが帰りました。 『――帰宅。ベッドのみが待つ部屋にて、死んだ様に眠る。』 [Thu 3 Aug 2006 02:27:06]
◆ユリウス > ( 【 …絵でも静かに描けば、疲労も取れるだろうか。 …明日、だな。 必要な物はイーゼルとカンバス……赤の油絵具が若干足りない筈だ。 …本部に寄った帰りに、用立てるとしよう。】 ) ――。 ( 其の侭、路地の奥へ 後姿が霞んで行った。 ) [Thu 3 Aug 2006 02:26:09]
◆ユリウス > ( 【併し、噂には聞いていたが。 ――…アルベント、オドラータ、サイアス、バーナード…遠く彼の地ではファーロード、ハインミュラー……騒然たる名が連なったモノだ。】 ――本来ならば正式な着任の儀に於いて邂逅を果たしていたであろう彼らには、未だ出会えていない。 若しくは、今は未だ出会うべき時期ではないという運命に在るのか。 ) …此処で生活を送る以上は、何時か必ず其の機会が有る筈だ。 ( 【……如かして、彼らに邂逅した所で。 今の私に何が出来ようか? ―― 何も出来ない。 嗚呼…其れ、に相違無い。】 ―― … … 【 …待て。 其の考えは捨てろ。今は己の成すべき事をする。 其れが最善であり最高の選択。 其の考えは捨てろ。 】 …小さく、息を吐いた。 ) ………。 ( 思考が白く染まる。 静かな水面と同位相に留まる意識は、自分の部屋に帰る事を最優先として認識した。 元から沈黙にも似た空気を纏っていたが、やがて沈黙よりも重い静寂と成り――― ) [Thu 3 Aug 2006 02:21:58]
◆ユリウス > ( ――思えば、疲労の所為だろうか。 都市に到着してからというもの、擦れ違う人々が恰も蜃気楼の様に感じられた。 たった数日だが、まともな会話をしていないと 人に対する感覚が此処まで鈍るとは、果たして予測出来ただろうか。 ) … ……。 ( 【―― まさか。全てが幻だった…という事はあるまいな。】 …だとしたら、自分は騎士になど成らず 作家にでも成った方が余程才能が有るかもしれん。 ――雨粒を傘が遮る下、眉間が緩やかに寄った。 ) [Thu 3 Aug 2006 02:13:58]
◆ユリウス > ( 太陽が顔を覗かせていた昼間より、時は過ぎ去りて今は宵闇。 運の悪い事に、雨の精霊と再びの邂逅を果たす始末。 …未だ顔も知らぬ同僚に借りた傘を、手に。 ) ―― …。 ( 【幸い、本格的に職務へ就くのは数日後という事だが……先ずは、睡眠を、取らねばな。】 ――霞む視界を掌が拭う。 昨日までの旅路で、自身の体力の無さを嫌という程に痛感していた。 【……無理を承知でやっている身としては、厳しい所だ。】 ) ……心を、平静に。 ( 【身体に"休息を欲する力"が残っているという事は、未だ余裕が有るという事実に相違無い筈だ。】 理性が霞む視界を正し、霞む意識を引き絞れば 微かに頼り無い足取りも、少しはマシに成るだろうか。 …今は後腰に下げた矢筒を改めて締め直し、正面を見据える。 矢張り人影は無い、か? ) [Thu 3 Aug 2006 02:06:29]
◆ユリウス > ( 黒い傘の上に降り注ぐ、夜空色の雨粒。 ――怪訝な表情が 滴り落ち、大地へと還るまで 其れを見届けた。 ) 雨による到着の遅れが発生したとは言え… ( 振り向く視線の先。 騎士団本部、其の荘厳な石造りを眺めれば。 ) 此処まで手間取るとは、な。 ( 遡る事数刻。 結局の所、ヴェイトス市へ到着したのは早朝。 …自警団の詰所で受けた案内に従い、辿り付いた騎士団本部。 宿直の騎士に促され、挨拶と手続きを行う前に休息を取る事に。 結局、本来とは逆の手順で騎士団の寮を開けて貰い、ベッド以外殆ど何も無い自室にて数刻の仮眠…。 ) ――無理が祟らねば良いのだが。 ( ――身体を洗い、乱れた服装を整え、本来の着任より1日遅れての着任式。 本来予定されていた日時に執り行われなかった其れは、本来記憶しなければならない"要人達"との邂逅すら果たせない代物だった。 ) ――今更。何を言った所で、過去は変えられん、か。 ( 其の言葉に、如何なる真意を含ませたのか。 ――人気の減った通りを、真っ直ぐに行く。 ) [Thu 3 Aug 2006 01:58:16]
お知らせ > ユリウスさんが入室されました。 『――騎士団本部、其の帰路――』 [Thu 3 Aug 2006 01:51:34]
お知らせ > 天子さんが退室されました。 『(騎士団体『薔薇十字』アウト。)』 [Wed 2 Aug 2006 10:55:06]
◆天子 > (質問の答えは。)病院っ!?(完璧に勘違いした騎士に連れられ、向かうは中央病院。必死で逃げ出すとするも馬車に乗せられちゃってさあピンチ。馬車に乗ったの初めてだけど嬉しくない!)いや本当離してー!(悲鳴は、雨に吸われて、地面へと落ちた。) [Wed 2 Aug 2006 10:54:18]
◆天子 > (どうやら彼は天狗の事を少々足りない子だと思ったようである。妙に優しさをたたえた笑顔で、天狗の肩に手を置かん。)連れてって貰えるの?…え?家?あたしの家なんかどうでもいいでしょ。(いいから早く、と急かす天狗に、一寸困った顔をしてから、その体を引き摺りださん。)…あのー、何処へ行くのですかー…? [Wed 2 Aug 2006 10:50:31]
◆天子 > (その時の彼の顔と言ったら。まるで初めて人の顔を見たような、そんな顔だった。)…無理なら、2番目の人でも…いや、この際贅沢は言わないから、誰か偉い人を呼んでくれない? [Wed 2 Aug 2006 10:45:47]
◆天子 > 済みません、失礼します。(丁度出てきた騎士に軽く礼をして、中に入らんと。雨と泥に塗れた天狗は、さぞ奇妙に写っただろう。取り敢えず通りすがりの騎士に声を掛けんと。)済みません、此処の最高責任者に会わせて貰えません? [Wed 2 Aug 2006 10:43:10]
◆天子 > にしても、酷い天気だね。(天気がひっきりなしに変化して、体調を崩してしまいそう。まるで神様の悪戯みたいに。)騎士さんは、いっぱい鎧を付けてるから、大変だろうね…。(徐々に見えてきた『薔薇十字』を、雨越しに見て。) [Wed 2 Aug 2006 10:39:18]
◆天子 > さて…、どうしようかな。(いっそ嗤いを浮かべて、呟く。既にVHギルド『カーン』とカバリスト団体『セラ』は断られた。『スターブルーム』に至っては、海水浴の準備で入る事すら出来なかった。)後、頼れそうなのは…騎士の所と、竜騎士の所位かな…。(子供の戯言でも耳を貸してくれそうなのは、「騎士」と名の付く者くらい。先ずは騎士から行くか、と歩き出し。) [Wed 2 Aug 2006 10:34:54]
◆天子 > (たった今叩き出されたばかりの、天狗の姿が有った。)っ痛つつ…。(高々16、7の餓鬼が、来るなり責任者に会わせろでは、叩き出されるのも道理である。泥の付いた髪を拭い乍ら、立ち上がり。)もう少し人の話を聞いてくれたって、良いじゃないか…!(悔しそうに。所詮は傭兵ギルドとは何の関わりもない者、まともに話を聞いて貰える筈は無い。覚悟はしていたが、矢張り悔しいものだ。) [Wed 2 Aug 2006 10:24:32]
お知らせ > 天子さんが来ました。 『(傭兵ギルド『雷電』の前。)』 [Wed 2 Aug 2006 10:17:57]
お知らせ > ザッハトルテ@書籍Gさんが帰りました。 『( 力の篭らぬノックの後、扉の奥へと消える。 )』 [Wed 2 Aug 2006 05:18:42]
◆ザッハトルテ@書籍G > ( 点とも線ともつかない、消えかけの境界の手前、此方側。 知る数人の眷属と、元より此方側に在る眷属でない人の貌。 己の口をして大切な友人≠ニ称した中に入っていたのは、入っていなかったのは ) … 人間じゃ あるまい し、 。 ( 嘗ての戯言、重ねた繰言。 繋げる宛ての無い言葉はそのままに、数刻前に雨を止ませた、蒸し暑い空気と近しい熱とを呑み込んで。 人間でもあるまいに、人に準ずる温度も鼓動も今は抑まらぬまま。 擦れ違う者も無い通路へと足を踏み出して ) [Wed 2 Aug 2006 05:17:47]
◆ザッハトルテ@書籍G > ( 協力戴いた方々のおかげで首尾は上々。 残すところ後ひとりとなった御方も、偶々見かけた限りでは街に不慣れと云うだけで、信頼できる御人のように見えたから。 廊下とも呼べない、短い通路を歩きながら手にした紙束に何気なく目を落とし ) ――――――――… 。 ( 足を止めた。 紙束は収支を報告する為のもの、今回は主に支出支出、支出。 その内訳の中、見知った個人の御名前がひとつ、――否、ふたつ。 何時かの海岸では確か、芸能学科と聞いたような気がする。 自ら翼を抑圧するような、やり場のないぶっきらぼうな態度と視えすぎる目を持つ御方。 …視える目に暴かれたモノの、近しい記憶に長々と吐き出す息は、溜息ともまた違い。 ――…狭く小さい、安普請。 相容れぬと知った何方かに、根城を自ら明かすのは。 自棄にも似た均衡は、何かが壊れて居るのだろう。 ) [Wed 2 Aug 2006 04:55:57]
◆ザッハトルテ@書籍G > ( 数枚の紙を手に取って、机の角で端を揃える。 ずらずらと並んだ数字はおそらく、弱小組織が抱える金と云う名の氷山が、今回の四方山の薄謝に如何程削られるか――元より氷山などと呼べる程の体積でもないのだろうから、経理の努力が結晶化したもの。 羊皮紙の角が揃いも揃って丸まったり折れたりしている辺りにその苦悩が垣間見えた。 中々上手く揃わないのは、きっと紙がよれている所為だ。 ) 上層部に渡して来ますね、これ。 ( 金の回りにはとんと疎いものだから、羅列するそれからは早々に目を離しての使い事。 元来下っ端の物書き風情が、組織の運営に目端が利く筈も無く。 逆に言えば、だからこそこんな書類を無防備に任すのだろうけど。 ) [Wed 2 Aug 2006 04:37:50]
◆ザッハトルテ@書籍G > ( 外部に依頼を出していた絵が、無事完成して届いたらしい。 薄汚れた壁に張られた赤文字だらけの進行表に、新たに書き足されたそんな単語は心なしかどこか誇らしげ。 字にも張りがあるように見える。 ) 人の主たるは身体に非ず、精神がそれを支配する――…だったっけ。 ( 睡眠不足は御互い様、同僚にあたる人間諸氏の、磨耗しきった草臥れ顔にも、そこはかとなく出口の光が射したよな。 ) [Wed 2 Aug 2006 04:23:28]
お知らせ > ザッハトルテ@書籍Gさんが入室されました。 『 入稿済み=B 』 [Wed 2 Aug 2006 04:15:53]
お知らせ > ニアーラ@魔女ギルドさんが帰りました。 『( ――― そのまま、影法師は去り行った。 )』 [Wed 2 Aug 2006 00:44:26]
◆ニアーラ@魔女ギルド > ( オーケー、どんな騒動を巻き起こすかを見る為だけに参加するとしよう。端から其の人物が騒動を巻き起こすと決め付けた上で行動する。私は如何かと思いますね。さて置き。 ) ――― 取り敢えず参加するよ。うん。こんな機会でも無ければ水着の使い道なんて無いしね。 ( クスクス笑いながら、そんな言葉を吐いて ――― 娘は、受付に背を向けた。 ) [Wed 2 Aug 2006 00:43:43]
◆ニアーラ@魔女ギルド > ( 傍目から見ればきっと華のある光景だろう。だから何も問題は無い。なら何故態々笑いを堪えるような状況に至るかと言えば ――― 確実に参加しているであろう、ある人物が頭に浮かんだからである。其れが誰かは諸般の事情で割愛するが、彼女が笑うのは其の人物の御陰とだけ言っておこう。 ) [Wed 2 Aug 2006 00:39:06]
◆ニアーラ@魔女ギルド > ( 海。イメージとして先ず浮かび上がるのは ――― 白い砂浜、照り付ける陽光、打ち据える白波。それらをバックに、追いかけっこに興じる恋人達。『まてよーまてったらー』『うふふあははつかまえてごらんなさーい』……やたらと知識が偏っているのは何故だろうか。さて置き。 ) ――― 面白そうではあるしねぇ。 ( 想像する。白い砂浜、照り付ける陽光、打ち据える白波。それらをバックに、水着姿で戯れる魔女達 ――― 口元を抑えて笑いを堪えるに至るまで、そう時間は掛からなかった。 ) [Wed 2 Aug 2006 00:33:48]
◆ニアーラ@魔女ギルド > ( 受付にて、影法師の如き娘が問うた。 ) ――― 旅行に三食付いてタダ。確かに其れは魅力的だ。 ( しかも海。 ) [Wed 2 Aug 2006 00:20:41]
お知らせ > ニアーラ@魔女ギルドさんが来ました。 『――― 海水浴?』 [Wed 2 Aug 2006 00:17:48]
お知らせ > こま@ハラエさんが帰りました。 『そんな犬の一日。』 [Mon 31 Jul 2006 21:54:56]
◆こま@ハラエ > きゅふ〜・・・・ぷきゅ〜。。。。。(堂々と廊下で白い小さな犬が寝息を立てている。次の日、誰に起されるかは運次第。状況を知っている神道側の関係者の方や動物好きの心優しい方ならよいのだけれど、犬嫌いならどんな目にあうか。その結末やいかに!それは次回の講釈で) [Mon 31 Jul 2006 21:54:30]
◆こま@ハラエ > ・・・・・・・・・・・・・・・・・(大の字でつっぷして暫くののち)きゅぷ〜・・・・すぷぅ〜・・・きゅふ〜・・・・・・・(寝息が聞こえてき始めた。つっぷした状態で少し苦しいのか寝息もどこかつまりぎみ。暫くすると完全に眠りに落ちてしまったのか本来の犬の姿へと戻っていってしまった。) [Mon 31 Jul 2006 21:49:51]
◆こま@ハラエ > んしょ。んしょ。(頑張っているのだけれどどうも滑ってうまく進めていないかもとヤット自分でも気がつきはじめ。)こま、つかれたの。(廊下の真ん中で。でも玄関はすぐそこにあるのだけれど。長い廊下でうつ伏せのまま大の字になる)〜・・・・・(頬に当る床がひんやりで気持ちいいのだけれど傍からみれば『長い廊下で道に迷い屋敷内で行き倒れた幼児』にしか見えないかもしれない) [Mon 31 Jul 2006 21:43:31]
◆こま@ハラエ > んっしょ!んしょ!(ここで神祇官の人達や陰陽師の非血たちに見つかったら怒られるかも!とは思っては見たけれど。でも行ったことのない廊下の先が見てみたい。その一心で匍匐前進もどきで頑張っていくのだ。ただ、その熱意とはうらはらに一向に素晴らしい進歩は遂げられていないのが現状で) [Mon 31 Jul 2006 21:35:27]
◆こま@ハラエ > ・・・!・・・・!・・・・・!・・・・・(匍匐前進もどきでよじよじしながらもう一方の廊下を進んでいく。否、進んでいない。あまりにも進んでいない。物凄いスローペースでもちもちしているわりには意外と疲れる動きのようで)んしょ。んしょ。(一人、小さく掛け声を掛けながら綺麗に磨かれた廊下の上で、ぷりぷりしていくのである) [Mon 31 Jul 2006 21:30:55]
◆こま@ハラエ > ・・・・・・・・・・・・。(気になる。どんな所なのか。とても気になる。が行ってはいけないというお約束もある。でも、もう一つの廊下。気になって仕方がない)こ、こま、お約束を守れる子です!!(と、行っては見たが気になる。)うむ〜。。。(少し考え。)よいしょ。(いきなりしゃがんだかと思えば、自衛隊宜しく匍匐前進。というよりも這い蹲って、よじよじしながら来た廊下とは違う方の廊下へと) [Mon 31 Jul 2006 21:24:27]
◆こま@ハラエ > (いつも気にはなっていたけれど行っては駄目だと神祇官の人達に止められていたその先。向こう側は陰陽を扱う方々が主に使われている敷地で、毎日通っていても行ったことはない。止められているし) [Mon 31 Jul 2006 21:19:15]
◆こま@ハラエ > ええと〜こっちなの!(いつも通っているのでさすがに覚えた長い廊下も口で一々確認してしまうのはお子さんだから。と)つきましった!!(玄関に到着。が)・・・・・・あっちはなにかな〜・・・・(玄関を挟んで反対側へ続く、これまた長い廊下の先がきになって。小さい身体で意味も無く爪先立ちをしてみる。そして見つめる葉、もう一つの長い廊下の先) [Mon 31 Jul 2006 21:16:50]
◆こま@ハラエ > (今日のお勉強はもう終わり。見習いの身の上なのでみっちり扱かれ勉強させられている今日この頃。)お休みなさい!またです!!(神祇官の方々におやすみなさいの挨拶をし、いつものとおり玄関に向かって歩き出す。)ふ〜う。今日も一杯お勉強したの!(その顔は満足気。読み書きそろばん、舞に禊、わけのわからないまま色々なことをみっちり教え込まれていっている毎日。本人もよくわかっていない状況だけれど毎日が楽しいのでヨシとしよう!) [Mon 31 Jul 2006 21:13:31]
お知らせ > こま@ハラエさんが入室されました。 [Mon 31 Jul 2006 21:08:13]
お知らせ > エディ@ハンターズギルドさんが帰りました。 『( 向かう先は商業区。食料仕入れて、その侭出発。 )』 [Mon 31 Jul 2006 05:07:17]
◆エディ@ハンターズギルド > …うし。商業地区経由で出発! ( 途中まで経路の重なる乗り合い馬車があるようだったら、便乗させて貰おう。移動費は、依頼主の懐から出るらしいし。ちゃんと確認済み。そうでなければ、選択肢に含めない。 …この辺りが、何処までも貧乏呼ばわりされる原因かもしれないけれど。でも多分治らない。 がさがさと地図を片付けて、羊皮紙は自分の荷物に突っ込んで。慌しく立ち上がると、資料室を飛び出していった。 ) [Mon 31 Jul 2006 05:06:56]
◆エディ@ハンターズギルド > 今回は、猫に荷物持ちさせらんねーしなぁ… 大丈夫か、アイツ。 ( 本来は神からのお誘いも二人セットだったのだけれど、片割れ。もとい相棒は、一足早い暑気中りで、宿でのびている最中。 膝枕ー、とか強請られると、実は元気じゃないのかお前と言いたくなるのはお約束。 …神と合流するまでの道中、無事で行ければいいんだが。そう考えかけて、む、と眉寄せた。 ) …なんか、慣れちまってるなぁ…… ( 人と一緒にいることに。 そもそも、考えてすらいなかった未来図を、今歩いているのに。こうして、今更気付くんだから、つくづくこの頭も鈍く出来ている。 ) [Mon 31 Jul 2006 05:01:40]
◆エディ@ハンターズギルド > ( どうやら、既にあちらさんは出発済みらしい。既に過酷なガチバトルを繰り広げているとは露知らずのハーフエルフは、まず、神が残していった地図と格闘していた。 大雑把だよ。物凄い大雑把だよ!! ) ……まあ、何処だかは分かった。多分、なんとなく。 ( 斡旋所からもう一度、詳しい依頼内容を聞いて。でもって、情報照合。ギルドの資料室に明け方ちょっと前に駆け込んで、その付近の地図と照合完了。ぜーはー。 多分、これで迷わず行ける。 ) …これ以上もたもたしてらんねーし、最低限の装備はあるからー…食料かー。水は現地調達出来そうだけど、道中もあるから念の為持ってかないと。 [Mon 31 Jul 2006 04:53:01]
◆エディ@ハンターズギルド > ( 前回の依頼を完遂した時に、依頼人の貴族が書いてくれた紹介状を持って叩いたのがこのギルドの門戸。仲介役になってくれた貴族が特に此処のギルドに影響力を持っていたという訳じゃなかったようだけれど、其処はそれ。お貴族様の威光云々よりも、何はともあれ、仕事を何とかこなせる程度の技量はあるらしい、というのが決め手になったか。見習いランクちっくに晴れて登録されましたという話。 定期収入の素晴らしさに、ちょっと日栗帰りそうになったのもいい思い出だ。生活費としてはカツカツなのは変わらないのだけれど、そも、これまでのランクが低過ぎたという事実。 ――そんな回想は、ともかく。 ) おおらかにも程があるぜ、神ぃぃ……! ( ぎーりぎりぎり。ちょっと涙目で睨めっこするのは、地図。 ――本日、月の雫に戻ったらば、女将さんに呼び止められて、渡されたのがこの地図と一通の手紙でした。 暫く前に一度連絡のあった、某カミサマからの返事。 ) …相変わらず、果断即決っつーか…… [Mon 31 Jul 2006 04:48:25]
◆エディ@ハンターズギルド > ( つい先日、登録を済ませたばかりの新米も新米、まだ右も左も分からないようなぺーぺーが、部屋の隅っこで頭を抱えていた。 ) うはははははは。分かるかぁぁぁぁっ!! ( 笑い声には水気というものが一切無く、旱魃っぷりは砂漠ともいい勝負。 地図――と読んでいいのか、色々な意味で非情に悩ましい羊皮紙を前に、ぜーはーと肩で息。 ) [Mon 31 Jul 2006 04:39:29]
お知らせ > エディ@ハンターズギルドさんが入室されました。 『( IN 資料室。 )』 [Mon 31 Jul 2006 04:37:13]
お知らせ > アイリ@騎士団さんが帰りました。 『 なんと言われようと、これが私の生き甲斐なのだ。 』 [Mon 31 Jul 2006 03:56:35]
◆アイリ@騎士団 > ( 暫らく前に降りだした雨が静かに窓を叩く。 いつの間にか随分と遅い時間になってしまっているし、そろそろ寮に戻って休もうか。 ) すみません、遅くまでつき合わせてしまいましたね。 休みましょう。 ( 紋章長に礼を言って席を立ち、本を閉じる。 一人一人の騎士とはまだ深く面識を持っていないが、此方から話しかけてみるのも良い。 「少し楽しみです」と小さく笑うと、「隊長はもう少し少女らしい楽しみを持っても良いかと」と茶化された。 それで余計に憮然とした顔になるのが自分でもわかったが、余計なお世話だ。 それが出来たらとっくにやっているという話。 ) [Mon 31 Jul 2006 03:53:07]
◆アイリ@騎士団 > ( 騎士階級は世襲制ではない。 「騎士の名家アルベント」などと言われれば、親の七光りなどと勘繰る無知な輩も居ない事もないが、アルベントの子は生まれてまず、自力で騎士になる事を求められるというだけのこと。 身分の低い出の騎士が全く居ない事などないし、それを理由に差別する気もない。 戦時ではない当代、名声を上げて一発登用される事は難しいし、彼らにも地道な努力があった筈だ。 ) ヴェイトス市に来たばかりという騎士は戸惑うでしょう。 そういった方々にはよく市を見て回る事を奨めましょう。 先ず、自分が何を護り何のために剣を取るかという事。 その地盤が無ければ足元が揺らいでしまう。 …私も最初はこの街の雑然とした感じが嫌いでした。 [Mon 31 Jul 2006 03:41:18]
◆アイリ@騎士団 > グングスニクのハインミュラー、国内のバーナード、アッシュモール…サイアスの彼女はまだ見習いでしたか。 ( 次々示される色付きの挿絵から家名を言い当てながら、此処暫らくの間に入隊した騎士団員の家を思い出す。 良い傾向ではあると思う。 ) 平民出の騎士も多いようですね。 クロックリィ、イグナショフ…“ナガサト”というのはクリスティア系ではありませんね? [Mon 31 Jul 2006 03:33:45]
◆アイリ@騎士団 > ヴェルンシュタイン家の方が? ええ、家の名はクリスティアで聞いた事があります。 最近はまたヴェイトス市にも騎士が増えてきたようでなにより、ですね。 ( 本国の計らいだろうか。 クリスティア、ヴェイトスに留まらず、本土の名家の家紋、騎士団のフラッグまでも頭に叩き込んだ壮年の男―――紋章長とのそんな話。 勢力図の変わってきた騎士団事情のおさらいと新しい知識の詰めなおしの真っ最中に出たそんな話だった。 かの名家は確か兄弟仲の悪い二人の後継者が争っていた筈だった。 ) [Mon 31 Jul 2006 03:26:46]
お知らせ > アイリ@騎士団さんが入室されました。 『 執務室にて。 』 [Mon 31 Jul 2006 03:09:44]
お知らせ > マリィゴールド@書籍ギルドさんが帰りました。 『( 既婚者と打ち明けられ、何故かショックだった蝙蝠。 本の話を肴に、食事へと席を立つ。 )』 [Sat 29 Jul 2006 19:32:21]
お知らせ > 作家の男さんが退室されました。 『( 麗人と共にする食卓。 創作活動にはまたとない刺激になるだろう。 )』 [Sat 29 Jul 2006 19:28:59]
◆作家の男 > 作家の真意が完全に読み手に伝わるケースも稀でしょうし…思い入れすぎなんでしょう。 ( たは、と苦笑いしながら頭を掻いた。 もっと要領のいい書き手ならば娯楽は娯楽と割り切っての執筆だって可能なのだろう。 ) いつかは神が許しの手を翳して下さると考えるか、人の犯す罪ならばそれを許すのも人と考えるか。 本業からしたら前者を強く推すべきなのでしょうが―― ( 一つの価値観で全てを計れない街だからと、濁した語尾に相手への同意を込めて。 ) なんだか書き手の夢を押し付けてしまいましたね、もしこれが世間の目に触れることになって、貴方が手に取ってくれるのならその時はシンプルに娯楽として読んでもらえたら、です。 貴方のような綺麗な人とでしたらば喜んで同席つとめさせていただきます、味もわかんなくなっちゃいそうですけど―― ( 美貌の相手を女性と思うことにしたらしい作家。 夕食を共にするならやっぱり女性相手の方がと思ってしまう男の性といえばそれまでの。 幸い妻帯者であるこの作家、よからぬことは微塵も考えないのでどうかご安心を。 ) [Sat 29 Jul 2006 19:27:21]
◆マリィゴールド@書籍ギルド > 大衆娯楽の小説ってもっと大雑把かと思ってけど、頭の下がる思いですね―――とは云え今回は ( と、敷居から顔を覗かせば未だ喧々囂々の修羅場。 そろそろ食事時だと言うのに。 ) 難しいかも知れません。 ( 客とは言っても此の有様では、居座る蝙蝠が神経が図太いというか暇人なだけであるが。 ) 無意識の内に我々が呪いを掛けているかも知れませんね。 贖罪の方法が何処にあるのか――。 と、お喋りが過ぎました。 エログロナンセンスなんて言葉もありますけど随分と考えていらっしゃるようで。 ( 其処まで深く書いては大衆受けもし難いだろう、不躾な質問だったと軽く頭を下げ。 ) 最早、一つの価値観で全てを計るのが困難になってきたのかも知れませんよ。 特にこの街では……。 ( 疑問に思う事も罪ならば、それこそ救いというのは個人個人違った形しかなかろうと。 僅かに首を傾げて。 ) ボクの方こそ、興味深いお話しを聞けて。 本が出たら買わせて頂きますので。 ( 誠実な青年の態度に、困ったように視線が彷徨う。 此方は気楽な意見しか述べてないのだから。 ) 御礼と言っては何ですが……―――職員さんも未だ返って来ないようですのでお暇があればどうですか? そろそろ食事時ですし。 ( 「宜しければ」 と夕食のお誘い。 休職中の身ではこの先も暇である。 ) [Sat 29 Jul 2006 19:18:19]
◆作家の男 > 最後の煮詰めをじっくりやった方が良いモノが――この場合は僕的には「売れるモノ」なんですけど。 だからこの工程にはできるだけ多くの時間を割きたいってのがここの意向ですね。 ( 何せ大火のど真ん中にある弱小団体、今頃その手も他所に狩り出されているのかもしれない。 お客様を放置してと言うととんでもなく失礼な話だが。 ) そこを逃げちゃってるんです僕。 ――ホラ鋏男の両手は「呪いによる」と書いてはあるけど、呪いの素が彼にあるとまでは書いてない。 親の因果かもしれないし、何処ぞの呪術師の意味のない悪戯なのかもしれないんですよ。 知らず知らずのうちに犯す罪も世の中にはままあることで。 ( 揃えられた紙束を礼と共に受け取って、喧騒止まぬ衝立の向こうを示しながら ) 大丈夫です、物書きと単一宗教は元々相性が悪いって相場が決まってますから。 クリスティアでこんなものを書いて、この秘したテーマがバレたら怒られちゃいそうですけどね。 ( ひょっとしたら神学者として大成できない理由がこの作品であるかもしれないが、して見れば娯楽小説作家の方が適正としては高いのかもしれない。 何もかもが不確定の世界で、それでも日が昇り沈む営みは変わらない。 きれいな笑みを眩しげに見やり ) 今日は読者の方の生の意見を聞けて、貴重な経験になりました。 これもやっぱり売れないかもしれないけれど、自信を持ちますね僕。 ( 深々と頭を下げて。 ) [Sat 29 Jul 2006 18:56:45]
◆マリィゴールド@書籍ギルド > 嗚呼、その作業があるから直接見て貰うと原稿を―――。 ( こうして最初の話に繋がる。 元々タイミングの宜しくない蝙蝠は、こうしてギルドで西瓜を囓りながら読書となってしまっているのだけど。 作家と語り合えるなんてそうそうある機会ではない、此方の口調もやや熱っぽく。 ) 罪は――確かにヒトが楽園から追い出された時より宿命とも業とも言われてますが。 挟男には明確に他者と違うおぞましい容姿になってしまっているじゃないですか……つまりこれは持って生まれた「罪」だと? ( 眉間を寄せ、机の上の原稿を取り上げると丁重に揃えてくたりと笑う青年に返そう。 「読ませて頂きました」 やや、穿ちすぎた意見かも知れないが気になった部分ではある。 ) ―――となると、何時か挟男も罪が赦される日が来ると。 ソレじゃギルドの方に怒られそうですけどもね。 ( そう感想を付け加え、悪戯っぽく笑う。 本当は誰も悪くないかも知れない―――とはなかなか罪深い神学者さんのようだ。 日は何時しか西に傾き、室内は朱に染まり。 ) [Sat 29 Jul 2006 18:43:06]
◆作家の男 > ( それも種族の格差か、人間とかの種族とでは持ち合わせるタイムスケールがまるで違う。 ) ええ。 後は軽く手直しの指示を待って終了ー、です。 ( そも、本来作家に手伝わせる件でもなし。 目の前の麗人の知り合いとやらは偶々居合わせたタイミングが悪かったのだろう、好感触の手応えに目に見えて破顔して。 ) 嬉しいですね最初の読者に好きだと言ってもらえるのは。 ――でもねこれは分かり易く、鋏男を明確な悪として設定していますけど。 程度規模はどうあれ、我々だって毎日罪を犯して生きているには変わりないです。 何を以って罪とするかは人それぞれですがね。 ( 茶に手を伸ばす相手を見やり、神学の徒である作家はくたりと気弱に笑い―― ) 何も悪くなんかなかったのかもしれません。 偶々その時、状況が重なって犯してしまう罪というのもこの世には確かに存在すると、思います――そうして起きてしまった過ちをいつか許される為に我々は生きているんじゃないでしょうか。 ( そう話を結んだ ) [Sat 29 Jul 2006 18:28:58]
◆マリィゴールド@書籍ギルド > ( 忘れると言う行為が救いになる事もあるが、大体は喉元を過ぎれば――そんな印象すら受ける。 ) やっぱり〆切ですか、ボクのお友達も月末になると怖い顔してますね。 何れにしても原稿を書き上げて此処まで持ってきたのですから仕事はほぼ終わりでしょう。 ( 流石に、ギルド側から真逆仕事を手伝ってくれとも言えないだろう。 ) 殺人犯の方に重みを乗せているってのも確かに珍しいですけども―――ボクはこの方が好きですね。 でも、作品じゃなくて実際殺人鬼で居た方が楽かも知れません。 ( 己の種族故かも知れない感傷、或いは戯れ言。 頁を捲りながら、ふとそんな感想を。 ) 超えられない一線は―、其処で終わりですからね。 挟男として生まれたのが悪いのか。 挟男として人を殺めたのが悪いのか。 先生の作品の場合は―――どち等だと思われますか。 ( 恋が芽生えるも、時既に遅し。 怪物は退治され街には平和が戻ったところで終わっている。 読み終えた原稿を机に置くと、一息つくように最早水としか思えない薄いお茶へ手を伸ばしながら。 ) [Sat 29 Jul 2006 18:12:23]
◆作家の男 > ( いかに恐ろしく忌むべき事件であれ、時間の経過と共に人の関心は離れ行く。 或いは犯人もその間隙をこそ待っているのだろうか。 ) いやまあ、運が良かったとは言えないんですが、幸い遅筆なタチなもので――それより〆切を厳守せよ、と。 ( 作家組までも総動員とはできなかったらしい、今回の騒動。 ) ただの殺人鬼の方が、娯楽性は高かったのかもしれないですね。 退治されればカタルシスが満たされる、捕まることなく「今も貴方の後ろにいるかもしれない」――とでもやれば、後味の悪さが残って納涼にはより適切だった。 でも僕はこう書きたかったんです。 だからいつまで経っても売れないのかもしれませんねぇ。 ( 苦笑こそ湛えて、それでもどこか貧相な胸を張って見せた。 一緒になって原稿に目を落とし ) ええ、越えられない一線――ですね。 それは少女に恋をする前に散々酷い事をしてきた報いでもある。 ( 周囲から見れば何をか今更、でもあるのだろう。 罪は罪。 事実この物語は鋏男が警官に包囲され殺されて終わる。 ) [Sat 29 Jul 2006 17:56:26]
◆マリィゴールド@書籍ギルド > ( 公園で起きたという挟が凶器の殺人未遂事件―――未だ犯人に繋がる手掛かり無し、とでも紙面に書かれているのか。 貧民窟や暗黒街などで起きた時間なら何処か別の場所と考えられるが、対岸と高み気分でいられるのは残酷というよりは仕方のない事だろう。 ) ………忙しいらしくて。 先生も大変でしょう、ギルドがこの有様では。 ( ある意味、この場所も対岸ではなかろうか。 衝立一枚の向こうは火の車である。 ) 矢張り、美女を引き立たせるには野獣と昔からありますしね。 ボクは――原作者の前で恐れ多いのですけども。 挟男は恋を知らなければ苦しむ事も無かったんじゃないかって思ってしまいます。 矢張り、こういう物語は悲恋でしょうから……。 ( 幸せがあった、けれども悲劇の幕は死に依ってでしか降りる事は無い。 揺れる原稿と、熱っぽく語る青年。 何だか姿勢もすっきりとしていて、先程よりも覇気がある。 矢張り――物書きなのだろうと双眸を細めながら。 ) 例えば――ここ。 少女を抱擁しようとして挟男は自分の手が凶器である事を思い出すワケじゃないですか。 ( 読んでいる原稿を指さす。 其れを知り挟男は涙を流すのだが、回りにはただ不気味として挟男を排除に掛かる。 ) [Sat 29 Jul 2006 17:43:08]
◆作家の男 > ( この気弱な男、時折市内に本当に「凶器を鋏とした」犯罪者が現れていると知った日には卒倒するんじゃないだろうか――対岸のものとタカを括っていられるのも、それがフィクションであればこそ。 ) 友達がここにと。 会えたんですか? … ( どたばたと慌しい署内 ) 愚問でした。 ( へしょんと肩が落ちたが、それも作品に話が及べば即座に生き返るのが物書きの性。 ) ――そこですね話の肝は! 最近の流行というヤツで、その辺は読者任せに濁してありますが――…僕は、ですよ。 幸せな時間はあったんだと思いたい、です。 ( 相手の手の中にある原稿用紙、その端っこをとんとんと突付いて ) コイツは確かに罪もない人を何人も殺して、自分は不幸だと思い込んだしょうもないヤツですけど。 …自分の手で生み出した登場人物だから、愛着で目が曇ってるのかもですねー…コレが実在する人間だったら許せません。 ( 罪も無い娼婦が惨たらしく命を落とすくだりは執拗ですらあった――罪の無い人が無残に命を落とすからこそ鋏男の業の深さが際立つ、それは演出。 一番初めの読者様が職を同じとするお方だったのは皮肉な悪戯だ。 ) [Sat 29 Jul 2006 17:23:51]
◆マリィゴールド@書籍ギルド > ( 見世物小屋も客が何人気絶したかを競い、それが評判となり更に客を呼ぶ。 温く溶けた頭には、そう言った恐怖が丁度良い涼みになる。 あくまで対岸の火事で済むならのオハナシ。 ) それは良い事で、此処に在席するボクのお友達にも是非訊かせてあげたい言葉です。 ( このたわいもない会話で、蝙蝠は好意を持ったのだろう花が咲く、にしては些か華のない精々上品を取り繕った笑みで、原稿を受け取る。 こんな会話の後だろうか原稿はズッシリと重く感じる。 「それでは―――」 と頁を捲り。 ) 成る程、世間から化け物と呼ばれる挟男が。 美しい少女に出逢い自らの躯を嘆きながらも恋をすると………。 恋をする事で、挟男は幸せに―――なれたのでしょうかね。 ( 冒頭、流石は文字で食べている作家。 丁重な描写と淡々と紡がれる物語は読みやすい、挟男の犠牲になる娼婦の話には、つい苦いモノが込み上げたのは己の職業故だが。 ) [Sat 29 Jul 2006 17:08:09]
◆作家の男 > ( それは夏の定番であり、人の業でもあるのだろう。 背筋も凍る陰惨な物語の使い道は主に納涼。 どうせ対岸の火事ならばより赤く激しく燃えるモノの方が、見世物としては面白い。 ) そうですね日々勉強です――同じ飯の種なら前向きに捉えた方が自分の身にもなりますし。 ポジティブシンキングー、です。 ( 気弱な笑みを浮かべ。 きれいな人って西瓜を食べる姿も様になるんだと、一瞬ならず見惚れ――慌ててそそくさと原稿の束を取り出し ) よっ、よろしくお願いします!! ( 持ち込み原稿を担当者に差し出すアマチュア作家のように、両手で差し出しつつ頭が90度の直角に下がる。 ) こ、今回の新作はですね! 呪いで両手が鋏になった男が世を呪いつつ殺人を繰り返し、ひょんなことから出会った少女と恋に落ちてと! そんな内容であります! ( 鋏を凶器にしての残虐描写とだだ甘な恋愛、ある意味定番のお話らしい。 タイトルが「オペラ座の鋏男」な辺り、内容も推して知るべし。 腐ってもプロの作家の手によるもの、タイトルとモチーフの選択は兎も角内容だけは相応?? ) [Sat 29 Jul 2006 16:54:36]
◆マリィゴールド@書籍ギルド > また違った作品を描くのも勉強になるかと―――口当たりの良いオペラよりも、グランギュニョルのがボクは好きでるけどもね。 ( 殺人鬼や娼婦などが登場人物となるその劇は、血飛沫と腸が舞うという外連身たっぷりの劇。 見かけは仮にも青猫の娼婦だが、中身は伴ってはいないらしい。 西瓜をスプーンで掬い、冷たい果実を口に含む。 ) 名は体を表すとは限らないかと思いますので、あの……差し出がましいですが原稿の方を見ても宜しいでしょうかね? ( 声を合わせ笑う、目の前の文豪は見た目通りとても良い人そうで。 忙しなく泳ぐ視線も初々しい。 それに比べてと、知り合い数人を思い浮かべ心の中で嘆息。 ) [Sat 29 Jul 2006 16:44:09]
◆作家の男 > ( 天啓定期名って何orz 正)→典型的な です。 申し訳ありません。 ) [Sat 29 Jul 2006 16:33:56]
◆作家の男 > 売れるものと書きたいモノはまた別なんだって思い知りましたよ…いえいえ「夢破れ」とは思ってませんが。 ( 美貌の男性? 女性?? を前にちまちまと縮こまる男はしきりに額の汗を拭いつ。 暑さより緊張の度合いが濃い。 へふ、と息を吐きながら、「じっくり眺めたい」と「失礼だろうか」の葛藤に、ふらふらと相手の頬の辺りと、更に背後の薄汚れた壁との間との間で視線が泳ぐ。 ) 作風と作家の外観が一致しないって、ままありますよね。 何時だったか児童向けの絵本作家が狒々みたいなごつい男で、僕も驚いたことあります。 ( はははと乾いた笑いにちょびっと無理っぽさが漂う。 天啓定期名、デートの時に話題がすぐに尽きるタイプの男だった。 ) [Sat 29 Jul 2006 16:33:07]
お知らせ > 作家の男さんが入室されました。 『 ――本来は、です… ( 申し訳無さそうな声。 )』 [Sat 29 Jul 2006 16:23:12]
◆マリィゴールド@書籍ギルド > ( 気恥ずかしそうに頭を掻く青年は、純朴を絵に描いたような街の青年である。 それが――……… ) 大衆向けの娯楽に雑誌に原稿を書いてるとは思えませんよね。 ( 何でもちょっとしたアルバイトのようなモノであるらしい。 大衆娯楽雑誌と言えば聞こえは良いが「グランギニョル」と呼ばれる見世物小屋で上演されてる内容と相違はないと言う。 所謂、エログロナンセンス。 ) [Sat 29 Jul 2006 16:23:12]
◆マリィゴールド@書籍ギルド > ( 作家と言えば――世俗的な印象からして、着流しで避暑地に篭もり黙々と字を綴る文豪のようなイメェジがあったのだが。 目の前の人影は極普通の青年であり、此の先行している文豪というイメージを伝えると笑いながら否定されたので蝙蝠はより一層恥の上塗りをしてしまった。 ) すると本来は別の――神学の本を書いてらっしゃると。 ( 此の青年が入り口で勝手が分からず、右往左往としてた所に此のお邪魔虫である蝙蝠が偶々通り掛かり此の部屋へと案内した――とそんな経緯。 ) [Sat 29 Jul 2006 16:18:22]
◆マリィゴールド@書籍ギルド > ( 相次ぐ食中毒で職員は入院、さすれば健全な者へとしわ寄せが来るのは必然と言えようか。 先日、その事を知った蝙蝠は今日は頑張る職員サマに差し入れと初物の西瓜を片手に陣中見舞いと洒落込んだのだが。 ) どうにも―――皆様お忙しいらしく。 ( パクり、と西瓜を口に運びながら。 対面の人影に声を掛ける。 すると人影は必要以上に畏まって身を固くしてしまう、何でも忙しいだろうと気を効かせ此の暑い中、ギルドまで原稿を届けに来た作家先生であると言う。 ) [Sat 29 Jul 2006 16:09:53]
◆マリィゴールド@書籍ギルド > ( キッツイ顔でダンマリと座り込んでいる中年男性。 一心不乱、東洋に出てくる鬼女さながら机に向かい筆を走らせる女性。 連日の徹夜で疲労を超え薬でもキメたように躁状態の職員。 ) ―――夏だね。 ( チリーン )( 窓辺のゆったりとした応接ように座り、今年初物の西瓜を食べているTHE・部外者。 連日の雨は上がり、外は真夏のうだるような湿気と暑さ。 この蝙蝠の回りだけが別世界であった。 ) [Sat 29 Jul 2006 16:04:00]
お知らせ > マリィゴールド@書籍ギルドさんが来ました。 『 ―修羅場― 』 [Sat 29 Jul 2006 15:58:34]
お知らせ > ナナオ@ハンターズギルドさんが帰りました。 『(以上――屍砦の感想)』 [Sat 29 Jul 2006 01:20:41]
◆ナナオ@ハンターズギルド > ―――という事で。(爪やすりを、ヒップポケットに差し込みながら立ち上がった)まぁ、最悪、傭兵雇えばいいんですけどね。いや、「最悪」なんて言い方は可笑しいですか。傭兵なんですしー。(そろそろ眠気が襲ってきた。いい加減限界だ。 くぁ、と欠伸を漏らして)――それじゃ、今日はコレで失礼します。お疲れ様でしたー? [Sat 29 Jul 2006 01:20:27]
◆ナナオ@ハンターズギルド > (綺麗に磨けた爪先を満足そうに眺めながら、言葉を続ける。――とってもやる気がなさそうに見える事だろう。だってお腹も空いてるし、疲れてるし。…その上あの場所は、お宝ザクザクーという雰囲気も無いし、歴史的価値があるようにも見えない。…もしお宝や、歴史的価値があるものがあの先にあったとしても、自分等だけでは進めないだろう。そう考えると自然と、気は進まなくなる。 見つけたものの権利や、責任などを考えると、ますます面倒くさい。 ――只でさえハンターズギルドなんて、聞き覚えの悪い事この上ないのに) [Sat 29 Jul 2006 01:03:13]
◆ナナオ@ハンターズギルド > 序でに言うなら、あんまり面白そうな場所でも――…無いような。(唇をへの字に曲げる)………だからですね、なんだかんだ言って、探索系はウチラのお家芸…ってぇ言っちゃ大袈裟の上に、「何言ってんだこの野郎」と怒られそううですけど、まぁ潜りなれてるのは確か。 ………逆に、探索系派不得意だけど、戦闘系は超得意なギルドもあるわけで―――…そういうギルドが動き出してから、ウチラが動いた方が、何かと都合がいいんじゃないかな、ってー……簡単に言うと、他のギルドか、団体さんが動くまでは様子見しましょうよ、と。 [Sat 29 Jul 2006 00:58:22]
◆ナナオ@ハンターズギルド > (現地でいろいろ見てきた赤毛が、あんまりにも言葉を濁すので、男は眉を寄せる。――女が報告した内容を簡単に書き記したメモを読み直し――首を傾げた) ……帰ってきたばっかりの上に、汚れていても自分の部屋で寝れるということに感動してしまったアタシに「調べたくないのか?」なんて聞かないでください。――思う存分泳いできて、ぐったりしている奴に、「さぁ、泳ぎにいこう!」って言って、良い顔する奴ぁ、滅多にいないと思いますよ。よっぽどの物好きと違って。――確かに興味はあるんですけどー…場所が場所ですし、居たものが居たものだけに、いざ事が起こったら、うちらだけじゃどーしようも出来なさそうでー [Sat 29 Jul 2006 00:50:22]
◆ナナオ@ハンターズギルド > もし気になるなら、行ってみればいいじゃないですか。大学か―――…ハラエ?ですっけ?あの辺から騎士団やら、大教会の方に報告がいってないなら、地下のあの通路の先に「何かある」ッて知ってるのは、今のところ三人だけですから、ハンターズギルドで出し抜こうーと本気でかかったら、いける事はいけるんじゃないですかー?(疲れている所為で、余り深く考えずに、ペラペラと口を動かした。 あんまり気乗りしない様子なのは、行ってみて分かったことだが―――あそこはアンマリ長い事居たくない場所だと思ったから。興味よりも、恐怖や不快感が先にくる) [Sat 29 Jul 2006 00:39:09]
◆ナナオ@ハンターズギルド > (普通のギルドだったら「上司」にあたるだろう人物に、ちらりと視線を向けて)―――そんなに難しい顔しないでくださいよー。 旅行から帰ってきた報告みたいなもんなんですからー。(ふ、と爪先に息を吹きかけて、肩を竦める。――「なんかあったか?」と聞かれて、「まぁ、あった」と答えたら、がっつり食いつかれて、根掘り葉掘り問い詰められて、結局夕飯の時間も、風呂の時間も逃してしまった。 ―――うんざりした顔で、椅子を行儀割る燻らして) [Sat 29 Jul 2006 00:29:18]
◆ナナオ@ハンターズギルド > 屍砦を覗いてきたレポートは以上ですよ。……「なーんかあるかもしれないけど、なーんもないかもしれない」そんな感じですかね。 (机の上に足を投げ出し、爪を鑢で磨きながら、だらしない声で、話を纏めた) [Sat 29 Jul 2006 00:25:32]
お知らせ > ナナオ@ハンターズギルドさんが入室されました。 『――――で』 [Sat 29 Jul 2006 00:24:10]
お知らせ > ザッハトルテさんが帰りました。 『( 鈍い朝陽に目を細め。 …今日も暑くなりそうだと、じとりと重い息を吐いた。 )』 [Thu 27 Jul 2006 08:03:47]
◆ザッハトルテ > ( カップにひっついたくま。 ――しろくろだったらとか思いませんよ、ええ。 ) ――…そう言えば。 ( 一度だけ拝見した事がある生前の御姿は、人種で分ければホワイティアだったように思うけれど。 玉露なる銘茶を口にした事こそないが、その茶葉が産出される処の響きの名。 それこそ由縁があるのだろうとひとつ頷いてから首捻り。 ) 叱責を受けた憶えはないけどね、溜息吐かれたような気はする。 確か――…ここに来て日の浅い頃、適正を見るとか何だとか。 …って、貴女笑ってませんかひょっとして。 御笑いなんでしょう、何か可笑しな事言いましたか私。 ( ふるふる綿入りの肩を震わすくまぬいさんに表情は無くとも、雰囲気は伝わるものだから。 どうやら気取られたらしい、伏せた単語に返る言葉は天井仰ぐ仕草と相まって、そこはかとなく嘆息の色。 所詮は見る側の一方的な印象であり、実のところの心情は彼女自身にしか知れないのだろうけど。 ) その辺は人間のたくましさに期待しようじゃないですか、我々としては。 ――私如きが今更知った口を聞くまでもなかろうが、こんな時の人間は実にしぶといよ。 ( ――と、窓の桟に足掛けるくまのぬいぐるみ。 つと周囲を見渡して、気づいた者がないのを確認したなら ) では良い朝を、願わくば今宵を無事に迎えられん事を。 ( 既に仕事を抱えていると仰るのなら、この際時の砂は銀砂のひと粒。 ) [Thu 27 Jul 2006 08:00:41]
お知らせ > ユエン@書籍ギルドさんが退室されました。 『( それじゃ、と手を振って朝日の中飛んで行く図は、人目が無くたってシュールに違いないが。)』 [Thu 27 Jul 2006 07:45:25]
◆ユエン@書籍ギルド > ( 黒の名残がぽつりと残るカップの傍らまで、てちてちと移動。持ち柄の部分をぺいぺいと弄っていると、どんな添え付け代物やら。) 水出し玉露――…とかいったかな。アレは確かに高級嗜好品。中々イケるけどね。 何にしろ、活力になるのはいいことさ。…私たちにもね。( 一度たがの緩みかけた歯車は、手綱を引き絞られることで張りを取り戻していくんだろう。別名、背中に氷突っ込まれた効果。何か違う。) ――…時に、「文章に色気が足りない」といった類のお叱りを受けたことはあるかい?( 小さな沈黙の後、真剣なことこの上無い口調に対して返されたのは、そんな謎かつ失敬な問いかけだった。ぷるぷると小刻みに震える肩は、人間だったらとてつもなく率直な感情表現。曰く、笑いを堪える。) ああ、まさにソレさ。いやいや…だからといって、こんなコトになるとは思わなかったけどね、私も。今考えてみると、えらい偶然。まるで定められていたかのような、ね。( そらされた視線を追いかけはせずに、曖昧な空白に肯定で判を押して。道化た仕草でぬいぐるみが天ならぬ天井を仰ぎ。) 葉の重みにねが倒れずに、体力がついていくことを祈ろう。私としても、仕事先失いたくは無いからね。 ――…さて。それじゃ、折角依頼も入りそうなコトだしね。先に頼まれてる仕事は終わらせに戻るとするか。( ぴょこんとデスクの上で立ち上がると、人間臭く伸びの仕草。人の目がうるさくなる前に戻る事にした。空飛ぶクマー!とか昼間は危険。※子供に持ち帰られる確率プライスレス。) [Thu 27 Jul 2006 07:42:54]
◆ザッハトルテ > ( 手の広げすぎで自爆するんじゃないかって危惧はさておき――部署内を往復する職員を目で追った。 決して多くは無いけれど、ここに居るだけの人間の生活を背負っている、そう考えたら組織もある意味生き物のようなものか。 滞留する生温い空気がその体温じみて、肩が落ちる程の吐息がひとつ。 ) [Thu 27 Jul 2006 06:53:20]
◆ザッハトルテ > ( ぱたくたと振られる前肢を見送り、空になった容器を机の上に置く。 ) 冷たいグリーンティーと云うのもあるらしいですが。 何れにせよ値の張るものだしね、私も飲むのはこれが初めて。 ――…効果は覿面だったようで? 何となく彼ら≠熕カき返ったように見える。 ( 彼らとは勿論、この場に残る人間の。 組んだ足をふらりと揺らして、表情に乏しいままの首を傾げ ) 親も良いが、やっぱり子毛玉かな…と。 ああだめですよ、うちのしろくろを依り代にしては。 ( ぼそり。 経文めいた口調はけれど真剣だった。 ザ・勘違い。 ) 代筆?? ――そんな事をなさっていたのですか。 それはええと、まさに――――… いえ何でも。 ( 正しくゴーストライターじゃないかと思わず言いかけた口を噤んで、白々しく左目が天井。 ) リスクは勿論孕みますがね、この際小金を守って小さく終わるよりは多少の一時的な負債を抱えてでも知名度を上げる方向で行こうと。 そう云う事、らしいです。 ( 上手く行けばの話、知名度が上がれば何処ぞの金持ちの個人からの製本依頼も望めそうものだと。 何しろ印刷技術も製本技術もまだまだの時代、高価な書物を作り上げるにパトロンの存在は何としても欲しいところなんだろう。 下っ端はそこまで知った事じゃないが。 ) [Thu 27 Jul 2006 05:23:22]
◆ユエン@書籍ギルド > ( 生魚など、海の無い地域では口にする等考えられないという事も多々ある訳で。ヴェイトスは島国だが、諸外国では侭在る事。さて置き。 跳ね上げる眉は無いが、雰囲気だけはそんなモノ。いやいやと、もっふりした前肢を左右に振り。) 氷の入った珈琲なぞ、見たこと無かったというだけさ。そういう意味では、いつものアレだ。煮詰めて染料みたいになったアレの方が馴染みは深い。( 氷は基本的に、夏の高級嗜好品。何処ぞから自棄っぱちに張り込まれたという冷えた珈琲を見上げて、くつ、と肩を揺らし。) 「丸くて小さくて柔らかいもの」か。一般論としては、「丸くて大きくて柔らかいもの」の方が好く人間は多いらしいが、如何なものやら。( 人間というか、男子?明らかな笑みを含んだ揶揄は、ザ・セクハラ。しばくと宜しい。) 其処から這い上がってこそ、見るに耐えるものが生まれるか。諾々と流されるばかりでも、自我を貫くだけでも駄目。世間一般とは馴染めない癖に、何ともバランス感覚を強要される。――…私は少しばかり我が強いと前には言われたからね。代筆なんぞで学んだもの――…と?( 方針転換とまで言えば大袈裟であろうが、何とも逞しい運営事情に、黒すぐりの表面に好奇の色がひらめいて。) ――…なるほど。そうなると、生え抜き組――ギルド所属の輩もうかうかしてはいられない、と。…食中毒の部署以外もやけににぎわっていたのは、その所為か。( 基本的に外部の人間の気楽さか、物見高い言い草で、くつりと笑う。話を耳に入れて、慌てて原稿を上げてきた作家なりもいたのだろうとは、推測だが。) [Thu 27 Jul 2006 05:06:29]
◆ザッハトルテ > ( 基本的には鮮度命の時代ではあるのだろう、チーズにワインに干物の類? 放置しても問題ないのはその辺りくらいじゃなかろうか。 黒すぐりの視線に気がつき ) ――…ああ。 これ見よがしで申し訳ない、懐かしくは≠るのでしょう。 ( それすらもそろそろ遠すぎて、生前のノスタルジアを喚起しないのかも知れないが。 そこまではこちらは知らぬ故。 味と云うよりは氷水の冷たさを求めるかのよう、一気にコップを傾けて。 省いた上着が示すよう、抱えた熱に辟易しているのは事実だから実際その通りなのだけれど。 ) ヒトガタよりはずっとね。 この際「丸くて小さくて柔らかいもの」を積極的に嫌う人は少ないものだと、人間の一般論に逃げさせて下さい。 ――…そこにもうひとつ条件をつけよう、非難を恐れるだけならば、とも。 ( 誰の目にも触れさせなければ非難もされまい、そんな話。 ) 真っ当な神経じゃあ務まらないのは確かだね、こんなやくざな商売は。 ただ――…だからと言って無理を通せば売れないだけ、淘汰されるだけだからさじ加減が難しい。 貴女には無用の心配だが。 ――ええと、その件なんですがね。 どうやら御偉いさん、今回のトラブルをむしろ外に出る好機と捉える事にしたようで。 外に手を広げていこうって方針らしいのですね。 ( 好機と見るしかなかったとも言える、やけっぱちでもあったろうが。 とまれ、これを契機に外部の作家や画家に依頼の手を広げてみようと、そんな話が持ち上がったのだと丸い耳へと話しかけた。 ) [Thu 27 Jul 2006 04:52:59]
◆ユエン@書籍ギルド > ( 勘違いが蔓延する前に、分かり易い結果でしっぺ返しが来たとも言えるか。賞味期限はともかく消費期限は守った方が無難。記載されている時代でも無いが。 煮詰めたような珈琲の味も久しく味わっていない視線は、物欲しげと言うよりは珍しげ。) 搾り立てが一番ではあるだろうね。新鮮さと熟成と。どちらを取るかは悩ましい所。( 搾り立ての牛乳とチーズを比べるようなもの。比較の土壌がそもそも違う。 ――…それこそお菊人形に配達させるようなものと思えば、本気でホラー発生。やれと言われたらきっとやる。嬉々として。※タチ悪い。) ……お好きだねぇ、本当。( くっくっく。響きを殺した笑い声は、仕草と相俟って傍らには丸見え、丸聞こえだろう。分かった上で、ン?と首など傾げるマネゴト。) 賞賛されたいだけならば、人様に見せる必要も無いのさ。自分の世界だけで都合の良い物語を紡いでいるのが、一番「痛くない」からね。そういう意味では、物書きに真っ当な人間はいやしないか。 …君の場合は、呼ばれ慣れても無い筆名の所為じゃないのかな、むしろ。( 訳者としての名は、チョコレートケーキの甘さを浮かべる名とは別の響きだった筈。異国情緒の響きは、この声でも呼び慣れてはいないもの。からかうような響きが、相手の言葉に一度沈黙。熊耳がぴっこり動いた。) ――…ふむ。任される仕事を断る理由は取り合えず無いね。何だい、この騒ぎで絵師以外のところにも穴でも?( 代理としての指名ならば、可能性としてはありそうな事。誰ぞ作家が倒れたか逃げでもしたかと、ロクでもない想像図を問いかけ。) [Thu 27 Jul 2006 04:32:38]
◆ザッハトルテ > ( それどころか、下手すると「アマウラでは変な味のものが流行る」と盛大に勘違いが発生していた可能性すら。 異文化コミュニケーションって難しい。 ミルクの落とされていない、黒いばかりの液体に目を落とし ) 珈琲に混ぜるミルクじゃないけれど…甘いばかりは良くないね、鈍るし濁るし変質するし。 ( 一緒くたにする話じゃないのは判っているつもりだけれどと、額に当てる己が手の甲。 ゴスロリ人形は絵的に怖いが、季節柄もあり此処ではそちらもウケるんじゃないかと思う。 ウケてどうする。 ) ――…くまの方が良いな。 ( ぼそり。 なんかいった ) ( ――さておき、足を組みながら上体だけを笑うぬいぐるみさんへと向けて ) 見られて何ぼ、賞賛も非難も呑む覚悟が無いとやれないものではあるしね。 …それでもやっぱり慣れなくて、本屋で手前の名を見かけた日には誰だこいつと思うのだけれど。 ああ、それより丁度良いです。 後日改めて話が行くと思いますが、仕事を請けてもらえませんかと。 ( 貴女は雑文と言うけれど、上からオファーがあるらしいと。 連日こちらに詰めているので御本人より先にこちらの耳に入った話。 ) [Thu 27 Jul 2006 04:17:20]
◆ユエン@書籍ギルド > ( 変な所で言葉が切れた。リテイク。) 一応、これまでの仕事は持ち込んでみたしね。サンプルも無しに、海のものとも山のものとも知れぬ、ぬいぐるみ――ならぬ馬の骨を雇えまいからね。検分されるのが不満と言っていたら、筆一本で身を立てる等やってられないさ。( からからと、響かせる声は陽性の。昨今の湿り気よりは余程に明るく。 己も雑文書きの端くれでしか無いが、その分応用は利く。それが少ない取り柄でもあるが――こんなカオス状態では役に立たなくも無いか。) [Thu 27 Jul 2006 03:58:02]
◆ユエン@書籍ギルド > ( 流石に煎餅に石鹸を塗り付ける訳にも行かない。別の意味で死人が出そうなオチ。多少おかしな味がしても珈琲で誤魔化して流し込んだに一票。チーズとは違うのだから、カビで味は向上しない。そういう問題でもないが。) 内部告発は手厳しいものだね。甘いよりは信頼は置けるものだが――さて。 ……一応、無くは無いのだけどね。アレでうろつくのも別の意味で問題塗れだとは思う。( 金髪ゴスロリの少女人形ならありますが何か。あっちだと幽体との連結が乏しい所為で筆談しか出来ないので、ある意味ぬいぐるみの数倍不気味という罠。) ・・ [Thu 27 Jul 2006 03:55:26]
◆ザッハトルテ > ( そうでなくとも今年はカビが大発生したらしいし。 ――…ホワイティアの多めな職場の事、やれ珍しやで何も考えずに口にしたのか――或いは「食えそうなものなら何でも良い」だったのか。 弱小団体の職員は今日も明日もサバイバルですとナレーション風味。 ) ………… ( 意識の焦点を引き戻すべく、角の取れた氷を齧る。 ) こう言っては貴女に失礼だけど、ここの連中も体面を考える程度の知恵までは腐り落ちちゃ居なかったのだね。 せめて――…ヒトガタかつ相応の大きさの器≠ネら、ひょっとしたら任せていたかも知れないけれど。 ( 例えば白髪に眼鏡の白スーツ――ケンタ君とか。 あの直角に揃えた両手の間にこう、原稿乗っけて。 ) …それは、ええ。 「誰でも良いから」とまでは、流石に言えなかったみたいです。 ( 例えば日記程度の雑文しか書けない作家、ヘノヘノモヘジしか描けない絵師。 そんなレベルでは流石に困ると、言ってしまえば贅沢だが。 営利団体である以上利益を生めそうに無い処では散財もできまいて。 ) [Thu 27 Jul 2006 03:39:34]
お知らせ > ザッハトルテさんが来ました。 『( ちょっと目の前が白くなってたらしい。 )』 [Thu 27 Jul 2006 03:27:42]
◆ユエン@書籍ギルド > ( 煎餅で食中毒と聞いて最初に思ったのが、「カビ生えてたんじゃないのかソレ」だったのは、愚痴交じりに教えてくれた職員には言わなかった感想だ。そういうトッピングなのだと思って食べてしまった可能性に思い当たって流石に口噤んだから!食べつけていない物を食べる際には要注意。既にそういう問題でもない。さて置き。 生命エネルギーを求めるゾンビさながらの後姿に肩を竦めるのも、趣味が良いとは言えぬ様。) 外回りを引き受けても私は構わないんだけどね。いやはや、流石にギルドの対面的にアレだそうで。 柔軟性に富んだ思考の持ち主が多くて、私としては至極僥倖。君にも感謝しているよ。( 流石に空飛ぶクマーに配達される原稿は受け取って貰えない気がしたという事らしい。そりゃそうだ。 無造作に腰掛けた姿に対する礼の言葉は、韜晦や厭味は混じらない。) ――…まあ、それだけ切羽詰ってもいるという事じゃないのかな。今回みたいなケースは稀だろうけどね。( 熊手ならぬ人手。それも、どちらかというと専門スキルの問題であろうし。 フォローの黒すぐりも、やや遠い目。) [Thu 27 Jul 2006 03:22:11]
◆ザッハトルテ > ( 今回のケースで言うのなら、個人からの絵本の発注を受けた当団体が探し出した、それに沿う画風の絵師までもが食中毒に罹ったらしい。 ――ひょっとしたら打ち合わせの際問題の傷んだ醤油煎餅を一緒に喰ったのかも知らん。 「余裕無いんだからからかわないで下さいヨ先生」と肩を落とす職員が、それでもぬるい珈琲へと這い寄る図。 上層部が自棄を起こして張り込んだらしい、貴重な氷入りの差し入れ。 ) ――…いらしたんですか。 いや今この場に関して言えば、その御体がうらやましいよ。 水分は摂れないけれど、代わりに外回りを押し付けられる事も無い。 …随分馴染んでおられるようで、紹介した側としても一安心だ。 ( 自立する一見くまのぬいぐるみの御姿は、違和感無くここの空気に溶け込んでいるように見えたから。 紙コップのひとつを自分も手に取りそちらへ近づき、机の角に腰を下ろして ) …もう少し疑えよ人間って気もしますがね。 ( ぼそり。 小声で囁いた。 ) [Thu 27 Jul 2006 03:13:49]
◆ユエン@書籍ギルド > ――…絵?そっちは無理。絵心はさっぱりだ。( 例の食中毒現場にたまたま同席していた絵師もぶっ倒れたとかいう噂。事実がどうなのかは知らねども、当面仕事が出来ない、もしくは遅延する状況なのだけが事実。この際重要なのはその事実だけという訳で。 冗談半分本気も半分といった態で持ちかけられた話は、手ならぬ前肢をぺいぺいと振ってお断りの次第。トキノミヤコに古くより伝わるシンプルの極みなら、一応描けなくも無いが。※へのへのもへじ。) ( その説明をしてみた所、がくりと職員の肩が落ちたのに合わせるように、扉が開く軋み音。何気無く意識を向けてみれば、どうやら外回り(※微妙間違い)から戻ってきたらしい、件の「知人」殿の姿。) ――やぁ。お疲れ様といった所かな。私にも一杯といいたい所だけれど、この身体では綿が傷むだけなのが口惜しい。( 労わりと言うにはからかいじみた響きの混じる声音は、不満の声上げた周囲と然して意義は変わらずも。デスクの上から、ひらひらと手を振る熊ぬいの姿。) [Thu 27 Jul 2006 02:58:20]
◆ザッハトルテ > ( 職員一同のコンディションが伝染したような、がたぴし軋みつ開いた扉と共に。 上着を省いたベストスーツの袖には件のこっぱずかしい腕章付きが、空の鞄と何ぞ入った籠を抱えて戻って来た。 ――…所詮下っ端の悲しさ、本来一介の物書きとして雇われているだけの筈のモノは臨時の手の方々同様、原稿用紙の移送をして来た帰り道。 ) …で、こっちが頼まれてた珈琲――…だいぶ氷が溶けてるのは勘弁して下さい、歩き詰めで足が棒なんだから。 ( ぬるくなったアイスコーヒーに対する不満の声が労いよりも大きい辺りがシタッパーズの面目躍如と云うか。 ) [Thu 27 Jul 2006 02:52:27]
お知らせ > ザッハトルテさんが来ました。 『 戻りましたー… ( 帰還の報告。 )』 [Thu 27 Jul 2006 02:43:45]
◆ユエン@書籍ギルド > …ま、冗談ではあるさ。( ぬいぐるみの顔は、人のソレのように多彩な情動を表現はしない。その代わり、声に薄く笑みが滲む。職員の視線が原稿の文字列から僅かに逸れて此方を向くのを「感じ取って」、くく、と笑うような音を。) 雑用はともかく、コネなり何なり――専門の手に心当たりは乏しくてね。すまない話だ。( 落ちてくる視線が、僅かに渋さを増す。ぬいぐるみの言動そのものにというよりは、現状に対するような。 ――…まあ、推測でしかない訳だが。今回の臨時雇用も、結構にギリギリな綱渡りなのだろうから。) 書きモノの方で代打が必要な手があるなら、出来る範囲でなら引き受けるさ。 [Thu 27 Jul 2006 02:25:10]
◆ユエン@書籍ギルド > ( 声の発信源は、どう贔屓目に見てもぬいぐるみ。こげ茶色の毛皮を持った、巨大な哺乳類を模したぬいぐるみ。モデルは巨大でも、コレの大きさは所詮デスク上に安置しておける程度。 そんなモノが動く喋るの微妙さに今更ツッコミも入らないのは、「身体が不自由なので魔術を使って声を媒介させている」という、胡散臭さ炸裂の説明が受け入れられている所為なのか、どうなのか。 ――…此処を紹介した「知人」は、「締め切りさえ守れば何であろうと問題ないんじゃないのかな」と呟いていたが、案外そっちが正解なんじゃないかとも。まあ、それも四方山話。今しがた、筒に入れて担いできた原稿の束が職員の手に渡ったのを黒すぐりの目で見やり。) すまないね。猫の手も何とやらとはいうが、生憎、貸せるのはくまモドキの手のみでね。――…面白くないって?失敬だね、一応善意で言っているというのに。( はっはっは。交わす笑いが互い渇いているのは気のせいだと断言したい。) [Thu 27 Jul 2006 02:11:58]
◆ユエン@書籍ギルド > ( 深夜になれど喧騒絶えぬ書籍ギルドの出版部。何ぞ食中毒が発生して人手が足りないとかで、外部からも誰ぞ雇ったとかいう話――。) いやはや。道理で、人口密度の割りに騒がしいと思ったよ。一人二役ならぬ、三役でどうにか車輪が回るといった所かい?( 雑然と資料が詰まれ筆記具が乱舞し、灰皿には溢れ出る程にヤニの吸殻が山と盛られたデスクの上。備品と言うには場違いな熊のぬいぐるみが、ヘンに人間的な仕草で肩竦めた。 ――…通りすがりの、その「一人三役中」のギルド職員に、ジト目で見られたのはご愛嬌。) [Thu 27 Jul 2006 02:02:21]
お知らせ > ユエン@書籍ギルドさんが入室されました。 『( オン・ザ・デスク。)』 [Thu 27 Jul 2006 01:58:30]
お知らせ > ザッハトルテ@書籍Gさんが帰りました。 『( 物見高い人間にも問題があると思う。 …多分。 )』 [Wed 26 Jul 2006 08:47:02]
◆ザッハトルテ@書籍G > ( 例えば何時かの暗黒街の屋根の上、包帯を巻いてもらった時だとか。 元より乖離し易い性質ではある、自慢にならない自覚はある。 …気を抜けば直ぐに「此れが己だと判らなくなるから」、打ち込む楔が必要で。 ――…それは例えば、右目を塞ぐ。 ) …ええ、出来るだけで結構なんです。 何時もと比べると随分カンバスのサイズも小さいでしょうし、やり難いでしょう? 習作くらいの気構えで、それで充分有難く。 ( 日頃よりひとまわり小さくなった外套姿に、備品の傘を差しかけて。 ) [Wed 26 Jul 2006 08:44:38]
◆ザッハトルテ@書籍G > ( 残されたものと、作られたかも知れないもの。 どちらも知る由もない、今此処に至るまでの系譜。 趣味の悪い実験、諦めの悪い何処ぞの血族の悲願。 ――…そんなものがあっても、おかしくは無い土地柄だから。 扉の向こうはだいぶ人気も減って、不躾な視線も危惧したほどには多くない。 予想より少なかったと云うだけで、皆無ではない辺りが、こう。 …俗に云う、「南無」。 ) [Wed 26 Jul 2006 08:33:21]
お知らせ > ティエン@臨)書さんが帰りました。 『( 視線を感じるたびに、びくびく隠れようとする不審っぷりは、結局治らないのだけれど。 )』 [Wed 26 Jul 2006 08:31:01]
◆ティエン@臨)書 > ( 空に届かない視線と、見下ろすことしか出来ない視点。 ひとつの意識で、何処か乖離した感覚は 魔の端を他に託すことで視点を変える魔の所業なのかもしれないけれど。 ――… 胡蝶の夢と言うには、振り返る時も遠いのに。 ) …悪趣味っていうか、露悪趣味だな、それー… 見せて貰えるだけ、まだマシなのかな。 ( 今は、お互い多忙に時を明け渡すから。 遠い郷里のお話も、世界の裏側の物語も またいずれの事。 ) ……ぅぐ。 ぜ、善処は、するよ。出来るだけね。 ( ―…胸を張って絵師としての態度なんか、やっぱり取れなくて。鞄抱えて、小さくなった侭。 雨の帰路を辿る為に歩き出す。 ) [Wed 26 Jul 2006 08:30:17]
◆ティエン@臨)書 > ( 形だけは相似を模すかわこそ、見抜く目には違和感が際立つのかもしれないけれど。 ―… 知らぬが仏と言えば、信じてもいない何処かの信教のお話で。 何気に女性の方が勇名を馳せる事も多い都市。 そんな勇名武名の前線からは、何処までも遠いから 噂程度でも。 ) …何処にでも、悪趣味な手と目の主はいるって事かもしれないけれど。 ――… そうだね。今更変わらない。もうゆりかごからは、飛び出してしまったんだもの。 ( 彼が口にし諦念めいた理由からのずれは、意図的か無意識か。 ―… 趣味の悪い実験が存在する事だけは知っているから、何処か苦い。 ) ……ん。濡らして、予定に遅れが出ても困らせちゃうしね。お願いしようかなー… ぅん。 ( 開け放たれた扉の先から、来た時よりは幾らか薄れた喧騒の気配。 もう少しすると、また賑やかになるんだろう。昼間は人の時間なのだから。 ) [Wed 26 Jul 2006 08:25:54]
◆ザッハトルテ@書籍G > ( …本当はもう少し、シンプルに歪んで病んだ構造。 硝子に行く手を阻まれ阻ませる蛾の、上方で。 他人事のように見下ろして見下し嘲う、他の誰でもない蛾の目がそこにある。 ) ――…だから、自嘲ごっこなんだって。 …参ったな、まだまだ貴女の事が良く見えてないみたいだ。 ( それこそ、はずれだよ≠ニからかうような声を聞いて。 この続きはまた何れ、御互いにひと段落着いた後にでも? ) ――…宜しく御願いします、先生。 ( ぺこり。 最後の最後でギルドの職員として下がる頭。 ) [Wed 26 Jul 2006 08:11:58]
◆ザッハトルテ@書籍G > ( 一方、人の模倣の中に潜んだ違和感を容易く見破られた此方は、それだけ人から遠いのだろう。 代理絵師のいまひと方がその目の持ち主とは、実は未だに知らないけれど。 強かな今時の姫君、或いはヴェイトスならではの流行かも知れない。 ) 出来すぎ――…かな。 あすこは「本場」ではあるから、そんな実験も皆無ではないんじゃないかって。 それに ね。 それならそれで構やしないんだ。 ( 関心の失せた玩具を放り出す呆気無さで答え。 己への関心などとうに、放り出してはいるのだから。 ) 雨も降り出してきたようだし、画材と折角の傑作の予感を濡らしてしまっては台無しだ。 傘は持ちます、私の影に潜んで戻るとよろしいかと。 ( 遅れて立ち上がり。 率先して扉を開け放ちながら ) [Wed 26 Jul 2006 08:09:46]
◆ティエン@臨)書 > 硝子に挟まれた羽虫。それこそさっきの言葉じゃないけれど、観察標本みたいじゃないか。 ――… 暗喩は比喩で、同時に真実でもあったって言うけど。それにしたってだ。 ( それは、触れてはならない禁忌を語るように。そして、触れられないからこそ、触れぬ形で見届ける事だけを目的にした、形骸のように。 ――…何にしたって、魂も意思も遠い話。 既視感と言うには近すぎる感覚に眩暈がして。 スケッチブックを引き寄せた指先が、誤魔化すように力を込める。 ) …望むことでもないしね、それは。 ――… たったひとり? ( 唯一を求める構図は、口にされて初めてその形に気付いたとでも言うような。 ぽかん、と口をあけた後。 く、と息がくぐもる。鈍く、唇の端が弧を描いて。 ) …ザッハトルテは、わたしを買い被り過ぎだよ。 ( ぱた、た。 降り始めの雨音を聞きながら。 画材とスケッチブックを鞄に仕舞って、立ち上がる。 ――… 雨雲に閉ざされていても、朝はもうやってきているから。 もう、帰る時間。 ) [Wed 26 Jul 2006 07:49:15]
◆ティエン@臨)書 > ( 人の模倣、違和感の無い仕草を心がけるうに、習い性のように癖になっている仕草。今ではもう、何処までが真似だったのかも分からないのだから、結局己の仕草に間違いないんだろう。 はふ と吐き出す息も、また同じ。呼吸の意味の無い、空気だけのやり取り。 ぱちり、瞬きする赤色が焦点を合わせて。 ) …あんまり、知らないんだよねー…その辺りの物語。それこそ本でじゃないけれど、もう少し物語も知るべきかな。 ( 慨嘆じみた言葉がぼんやりと零れた後。 ―… それこそ、在るべきパズルのピースを知ったような。それでいて何処か淡とした響きに、いっそ怪訝の色すら乗せて。 ) ――… 作られて、か。 だとしたら、出来すぎな話だ。 ( 扉の位置、窓の位置。殆ど反射的に確認してしまったから、何処か気まずげに。 ―… 内緒話の小声。張り巡らせた気配を誤魔化して、部屋に潜んだものでもない限り、聞かれたことは無いだろうけれど。 はふ 一息継いで。 ) …ぅぐ。それじゃ、我慢する。 ……楽しみ、か。なんか悔しいな。 ( それを望んだのが、そも 此処にいる彼という訳ではないのを引いたとしても。 職業柄のささやかな意地は、唇を尖らせる仕草の合間に。 ) [Wed 26 Jul 2006 07:31:59]
お知らせ > ティエン@臨)書さんが入室されました。 [Wed 26 Jul 2006 07:17:46]
◆ザッハトルテ@書籍G > ( 窓を叩く、雨の音。 何時頃から降り出したものやら、これでは搬送の方も大変だろう。 きっと自分の身より、紙が濡れるを良しとしないだろうから。 建物の外で成されていた、ひとつの出会いを知らないけれど。 慮るよな吐息は或いはそれも、中身の無い懸念の模倣図。 投げっ放しの推量をひとつ、追加して ) ――…後は、その逆。 誰かを待っている とか。 …だめだな想像力が無くて――… [Wed 26 Jul 2006 07:01:08]
◆ザッハトルテ@書籍G > 触れた端から汚れるって、吸血鬼が黒死病の暗喩だって誰が言い出したのか。 …得てして、的確。 それもあるけどね、硝子に挟まれた蛾みたいなもの――…だと思うんだ。 ( 硝子があるから先には行けない。 硝子の所為にしている蛾。 笑みになれない模倣の貌を認めて吐いた息は、熱くてやっぱり気持ちが悪い。 ) それ≠ヘ、遠すぎて思い出せないって 以前聞いたっけ。 それより無茶な夢? ( ふらり。 壁の滲みを数えるよう、唯の赤目が彷徨って ) 終わり≠ヘ怖いって聞いた。 届かなくても太陽に手も伸ばせるし―― …誰かを連れて行きたい? たったひとり、同じ時を共有する誰かを。 ( 凡そ吸血種が考えそうな益体も無い夢を、殆ど当て図法。 ほんとうにろくでもない自覚はこの際何処かへ放り投げ。 ) [Wed 26 Jul 2006 05:55:11]
◆ザッハトルテ@書籍G > ( 人間のように落ちる肩。 …同じ属でも体の構造は違うから、己に関してはの話。 血流さえ止めてしまえば、凝る肩も無かろうに。 やっぱり同じ仕草をやる憶えはあるから、それが雄弁な区切りの証。 深い深いイメージの海から上がって来る画家のひとに、おかえりなさいとは声にせず。 ) 今時の姫君は囚われたままでなんか居ないでしょう、 ( 軽い混ぜ返しの後で ) …怖い じゃあないだろうな、そんな感慨はもう遠い。 何だろうね、先の例に当て嵌めるなら、象牙の塔に囚われたんじゃなくて――塔に収まるように、私の方が作られていたんじゃないかって。 漠然とし過ぎているし、確認の術もないのだから気にしても詮無い事。 ( 慌てて振り返った向こうは、まだ大丈夫。 扉の向こうに視線はないし、誰も聞き耳立ててない。 失礼だけはあっちゃならないんだ。 ) 窓から――…は、やめといた方が良いと思う。 有名な画家殿の奇癖として別の噂になりそうだ。 大丈夫、出口まで責任持って送るから。 何より我々としても、この絵が完成するのが一番の望みなのだから。 …私の言葉で楽しみ≠ニ言えなくて、…御免。 ( 今回の絵本は受注品。 間違いなく、依頼主が自慢してならない逸品になるだろうとは疑いようもないけれど。 今此処で「楽しみだ」と吐いたとしても、それはきっと。 何処かの誰かの知識なんだ。 ) [Wed 26 Jul 2006 05:55:04]
◆ティエン@臨)書 > 自分が手を触れなければ、夢くらいは綺麗でいられるっていうのも、考え方かもしれない。 ――… わたしは、其処まで殊勝にはなれないけれど。 …不毛は否定しないけど。だからずるいって言うんだ。 ( 自嘲ごっこ。 否定を否定して、肯定の欠片を手繰り寄せて。舐め合いですら無い、傷の引っ掻き合い。 たは と、笑み未満の苦い顔で、肩落として。 ) ――… 此処で、 「 人間になりたい 」 とでも言えれば良かったとは、思うよ。 ( ぱ、とスケッチブックに手を伸ばして。 音が壁の外に届かないような小声は、仮定の望み。 望みすらしなかった、もしものお話。 ) [Wed 26 Jul 2006 05:34:01]
◆ティエン@臨)書 > ( ――… は。 息が抜けて、肩がすとんと落ちる。 模倣の仕草は、それでも 一段落の証。 単色、濃淡だけで描いたスケッチは、イメージの産物。 幾度かの瞬きで、漸く眼前に焦点が戻る。 ―… その先で、がっこりずれた頬杖に、片目だけ細めて、口元押さえた。 ) だって、虜囚とか言うから。 ――…怖いものにでも、あってきた? ( 虜囚=お姫様。いまどき子供でもやらかさないような連想で、視線が斜めに泳いだ後。 空白の理由、もしくは帰結の形として口にされた言葉に込められた微妙な響きに 問いかけめいた瞬きひとつが。 ) ――…… うぁ。 ( レクチャー会って。 目を見開いて固まって。思わず、ばっ と振り返って、退路とか確認してしまう。 ) ……窓からかえっちゃ、だめかな。わたし。 ( ぎしぃ。 油の足りない蝶番じみたぎこちなさで振り返って。胡乱な確認は、いっそ本気の響きも篭ったけれど。 ) …見て貰わないと困るし。 そんな感じでいいなら、進めるね。 ――…こういう、挿絵仕事はやったこと無いから、むしろ、わたしでいいのかが、不安だけどねー… ( 注文絵画とも、また違う。 軽く眉寄せたのは、絵師としての顔と。 それと、もうひとつ。 ) [Wed 26 Jul 2006 05:29:34]
◆ザッハトルテ@書籍G > …叶わないから良いものもある。 狡いと云うより、汚いんだよ 私は。 ――…自嘲ごっこは止めよう、誰かに聞かせるような事じゃない。 貴女が無茶と言い切る夢って、一体どんなものだろうね。 ( 呟きは低く。 やっぱり問う気の無さそうな声が、響きもせずに。 ) [Wed 26 Jul 2006 05:05:20]
◆ザッハトルテ@書籍G > ( 今まさに目の前で重ねられている、画風と相似するかたち。 ほんの目の前一歩先を手探るような、白砂で海の深きを満たすよな。 ――…仕事中≠ノ誰かの目があると、此方は集中できないクチなのだけれど。 彼女はそうじゃないのだな、と左目だけで手元を追った。 ) ( ――――が。 頬杖が盛大にずっこけた。 ) …何でそこで、姫君が出て来るんですか。 ――…でも、先月のは「逃げてきた」のかも知れないな。 ( ひと月島を空けた時の、呆気無い帰島談がぽつり。 来いと呼ばれたから行って、行けと言われて戻って来た。 そこに得体の知れない不可解なものがあったのは事実。 捲られるふりの頁が何より物語る冗句を、それでもまんざらでもなさげに目を細め。 ) 「あの」? ――…御帰りの際は、耳を塞いで出るのを御勧めするよ。 絵画と出版とをひと括りにするのはどうかと思うけれど、造詣に深いのも居るから。 今頃貴女の絵師としてのプロフィールやら、代表作やらのレクチャー会になってるんじゃないかな。 ( 言葉を切って ) 真っ先にラフスケッチを拝見する名誉を、私なんぞが拝領しちまって良いのかどうか――…うん。 ( 蒼ほどには冷たくない、白ほどには暖かくない微妙な色が、濃淡で更に深みを増して。 道化と聖者、音も無く瞬く星々と漣すら聞こえて来そうな海の波。 相反するふたつのものが、色彩の手で繋がっている。 息づいているようで、とこしえの眠りの間際にいるようで。 穏やかでいて哀しげで――…そんな感慨を手繰る手が無いものだから、具体的な感想は述べられずに深く頷いただけ。 ただ、 ) …良いのかな、うちの仕事に本当に使ってしまっても。 嬉々として仲介が行きそうな気がする。 [Wed 26 Jul 2006 05:04:31]
◆ティエン@臨)書 > ( ――… トン。 淡色のパステルが、存在しない呼吸の律をなぞるように、スケッチブックを軽く叩いて。 )【判定】 [Wed 26 Jul 2006 04:40:39]
◆ティエン@臨)書 > ( 文字の連ねも色の重ねも、途切れそうな糸を繋ぐだけの意図。 最初にそれらに手を伸ばした経緯は、違うのだろうけれど。 祈りの形はまだ結実を知らず。だから、此処にこうして在るだけの。 ―… 確立の過去も、不確定の先も、線重ねの作業の中で、忘れてしまう刹那事。 ) …… 今、そういうことを言われると。 鎖に繋がれたお姫様でも、うっかり描いちゃいそうだな。筆が滑って。 …口実にしたのは、確か なのかも。興味もあったけどねー… ( ぱらり。 無茶な冗句を口ずさみながら、実際にページを捲るフリなどするものだから、洒落にならない。 ) …あのって、何だ。あのって。 ―… でも、そういう仲介して貰えるのは、助かるかも。 ( 絵師として、聖画師としての知名度。 不本意では無いけれど、馴染みきれていないのも確か。 単色だけの濃淡で波と星、道化と聖者の輪郭を象って。 イメージを固める為のラフは、ひとまずこれでよし。 こんな感じ、と示す為に、スケッチブックごと、示して見せながら。 ) 叶うから幸せとも言えないのかもしれないけどねー… …わたしも人の事は言えないけど、ザッハトルテは時々ずるいな。 ( ふるりと頭を振る拍子、被っていたフードが落ちて。 へしょりと萎れた白髪の下から、赤色が 目前、鏡ならずの白皙を見据えて。 ) …引っかかる訳じゃない。それに、叶わない夢でもないと思う。 ただ、無茶なだけ。 [Wed 26 Jul 2006 04:39:50]
◆ザッハトルテ@書籍G > ( 切り離された糸の寄る辺無さ。 緩やかな水の流れにも、穏やかな風の経路にも。 どちらにも添い切れず、何れはただ、はぐれるだけの。 はぐれて流れて流されて、最後には落ちるより他のない糸は。 ――…2本でなければ良いのだけれど。 落ちかける何時かの未来予想図を、意識すれども見ないふり。 ) 今この場だと、此処の職員みたいに見えるかもだけどね。 此処での本業は訳す方で――…もっと遡れば象牙の塔の虜囚、かな。 逃げ出して来た訳じゃあ、ないのだけれど。 …おや。 私が居るかも知れないから見に来て下さったのだと、自惚れてしまいますよ そう云う事を仰ると。 ( 冗談めかした言葉に返したのは、やっぱり冗句に近い響き。 ) …それはさておき。 挿絵作家の相応しきに、仕事を依頼する仲介も此処ではやっているのだけれど――…今回のそれが気に入られたら、名指しで追加が来る可能性は。 「あの」ティエン・ギニー嬢の手による挿絵の本を仕入れられる業者となれば、此処も大きくなるかも知れないね。 貴女のその知名度が何よりの証拠でしょう、どうでも良い絵師ならば誰も気にかけはしないもの。 ( 御本人が思う以上に、彼女の新作を願う人も多いだろうと言う話。 儚く淡いパステルのひと滑り毎、少しずつ確実に。 線になる前の描が相反する者を形作っているのだろう。 ) 叶わない夢なんか忘れるだけ か。 ――――…何か引っかかる事はあるんだね。 「問題」と、そう言うのなら。 [Wed 26 Jul 2006 04:22:26]
◆ティエン@臨)書 > ( 人の命脈が連なる形で続いていくものだとすれば、有限から切り離されてしまったものは、糸のようなもの。織り綴られたものが解けてしまえば終わりはあるけれど、寄り添うには長過ぎて。 どちらも結局不完全なのだから惹かれるといったら、堂々巡りの酷い話。 書物も絵画も、永劫を約束する不完全。 その一端を紡ぐ手と手は、今此処にひとつ、ふたつ。 ) …本業じゃなかったのか。 ―… 話がね、ちょっと耳に届いて。もしかしたらって思ったんだけど、やっぱりいたから 間違ってはなかったんだなって。 ……其処は、此処がもっとおっきくなってから、我侭言う事にするよ。 ( なんてね。 冗談めかした言葉が洒落にならないのは、見守るだけの時間は持ち合わせているから。 言葉がそぞろ、発音も平坦に音律を乏しくさせていくのは、思考と指先に意識の振り分け幅が大きくなっていく所為で。 スケッチブックの上、パステルの滑る音だけが不釣合いに軽く。 ) ――… なら、願った誰かがいたのかな。 ( 手も止めない侭の言葉は、根拠も無いのだけれど。 ―… 問いかけの淡い響きが鼓膜を揺さぶったのは、ほんの刹那。 でも、その刹那事に指先が、緩々と滑る速度を鈍くして。 ) … なりたかったかもしれない。 でも――… 本当は、それが問題じゃないんだと思う。 ( 紙の上に、水の色。 存在する筈の無い、水の輪郭は ゆらゆら、それこそ波のように漣じみて、淡い色彩を広げるだけ。 只。水色だけの濃淡が記す、目を閉じた道化師の輪郭を。もしくは祈りに伏した聖者の横顔。 ――… 見ようによってはどうにだって見える曖昧な線の発露は、まだ途中。 )【判定】 [Wed 26 Jul 2006 04:01:35]
◆ザッハトルテ@書籍G > ( その見目に似合わずの、専門職の瞳になったひとを眺めながら。 しょりしょりと軽い音だけが響く空間で、彼女の手より生まれる色と輪郭とを想像した。 ) 【判定】 [Wed 26 Jul 2006 03:38:17]
◆ザッハトルテ@書籍G > ( 物語のモチーフは人間。 人はうつろいゆく存在なれど、優しさや愚かしさ、良し悪しにつけ変わらぬものも確かにあるから。 人の脳より生まれ手により記され、インクと紙と糸との混合物が渡る時の大河は、不健全な死人の砂時計よりも尚 長く永く伝わりもする。 自問に似た声にふる、と首を横。 ) …そんな事言ったら、私もこれは本業じゃないし。 描ける手があって、描きたいものがあって、何よりそれを見るひとが居る。 他人の為に自分が存在する訳じゃないけれど、やれる事が増えると言うのは重畳だと思うよ。 ――…流石に有名税分、稿料の上乗せは無理だと思うけど。 ( けれど、これが縁となるならば。 次へと続く根は残るし、芽は育つ。 ) これは失礼。 でも生憎、この見た目で留まろう≠ニ私が願った訳じゃない。 ――――… ( 熱の篭った息を吐き ) ちょっとだけ脱線。 外見の話。 …大人になりたかったですか。 ( 問うと云うには相手の意を望むだけの強さは無い。 聞こえなかったふりだってできる、殆ど独り言がぽつり。 柔らかく重ね織って白紙を染めるパステルの音に消えてしまう程度。 ) [Wed 26 Jul 2006 03:38:09]
◆ティエン@臨)書 > ( 線を引くのには、如何にも色が足りないくらい。 色々抜けてた。 ) [Wed 26 Jul 2006 03:17:12]
◆ティエン@臨)書 > ( 年月を記す形、知識という水を流すのみならず、泉と変えて留まらせる為の手段としての書物。 在り続ける時の傍らに置くには、矛盾した恒久性と儚さは、いとも面白いものには違い無い。 ―… 知識の泉が生み出される場。耳を澄ませば此処までも届く喧騒から、一度意識を外して。 座っていたって見上げる位置の白皙に向けて、むぅ と、眉を軽く寄せ。 ) …其処からまた、お仕事増やそうとか思うのは、贅沢のうちなのかなー… どうなんだろ。 自分がたまたま、しっかり大人の見た目だからって、年はもいかないって言うなー…っ ( 見目に左右されてしまうのは、人がそれこそ 時と共に移ろい、寄り添い生きる種であるから。見目になど囚われないというよりは、数倍もそれで健全なんだろう。 ―…不健全の片方は、牙を剥き出しにはしなくても 唇むっすり、引き結んで。 ) …… なるほど。 そういうのは、多分ー… 得意だ。 わたしのは、あんまり線はっきりさせないで、色で輪郭も作るから。 …… ん。 なるほど。 ( くるりと滑る紙面の上に、記されたのは物語の概要。 見やる赤色が、すぅ と、細くなって。 抱え込んでいたバッグの中からスケッチブックとパステルを取り出す。 薄い薄い水の色。輪郭線を引くのは、いかにもたりないくらい。 )【判定】 [Wed 26 Jul 2006 03:15:17]
◆ザッハトルテ@書籍G > ( 書籍は知的財産である以前に、正しく財産と呼べるもの。 金銭的な価値を見出せないのは、紙幣が紙切れと化す時代をも傍観し得る存在だからなのかどうか。 何かを確認するように紙束を捲っていた手を止めて ) もう少し御自分の有名税を考慮されても、罰は当たらないと思うけど。 「あの」ギニー女史が――…年端も行かない少女風貌だとは誰も思ってなかったんだろうね。 これだから人間ってやつは。 ( 運搬の方、あちらはあちらでやっぱり小さな女の子の協力を仰いでいるから、御仲間だと勘違いしたのだろう。 件の少女もアルビノイアの色彩ではある。 ――…さて。 そこで一端言葉を切り、紙面を手の甲でひと撫でして。 ) …ああ、これだ。 旅をする愚者の話――…です。 足元も目の前も見ず、ただ空だけを見上げて旅する愚かな男。 そいつは道中で魔術師にも女性の皇帝にもなり、…あらゆる変遷を――死すらも身に受け、最終的には世界そのものを具現する存在となる――…そんな話。 男は女性にも恋人「たち」にも、星空の下汲めども尽きぬ清流の水にすら成れる。 寡聞にして前衛画と抽象画と幻想画の区別を知りませんが、中々奇妙な代物ではありましょう。 ( そう云って紙面を180度返して、そちらへと向ける。 俗に言う大アルカナ、占いのカードをモチーフにした物語。 ) [Wed 26 Jul 2006 03:01:43]
◆ティエン@臨)書 > ( 出版の事情に詳しい訳じゃないけれど、書籍が高価なものなのは知っているから。 そういう意味では、自宅にある書庫だって、一財産と言えるんだろう。 遠ざかる喧騒が、その証の一端。 ――… 普段は触れる事の無い熱気に当てられて、ソファに座る仕草も何処か、ギクシャク覚束無いもの。 息を吐こうにも、肺の中はもう空っぽだったから。 不自然な深呼吸が、ひとつ。 ) …大変な、の意味が違うと思うなー…多分。 お運びの方と間違えられたくらいだし。 ( 対面に座る顔を正面から見られずに、視線が斜め。明後日方向に、ふらり。 受付でいきなり不審者数歩手前だった自覚はあるから、ちょっとへこたれたけれど。 お話が仕事の事に流れていくから、少し表情取り繕って。 ) …ぅん。 最近はすっかり聖画の方面で、売っちゃったけど。元々、そっちが専門だから。 ( 多少名前は売れてきても、今回の仕事は 似ているようで少し違うから。 確認するように言葉を繰り返した先。 告げられたカテゴリーに、目をぱちぱち。 ) …ひとのかたち? … スフィンクスの問答ー…とかじゃないよ ね? ( ピラミタに伝わるアレとか。最初に浮かんだのは、そんなのだったけれど。 ) [Wed 26 Jul 2006 02:48:11]
◆ザッハトルテ@書籍G > ( ひとつの弱小組織が内部だけでやれる事など、そうそう多くは無かったと。 何を創るにも人の手がかかって、人の分だけ金は回る。 ――扉が閉じて、ほんの少し剣呑な賑々さが遠ざかる。 上着を放り出しながら、御世辞にも上質とは言えないテーブルセットのソファを勧め――勿論今しがたまで自分が転がっていたのではない方を――合わせて対面に座る頃には、何とか寝惚け頭を叩き起こして。 ) …話は先程、受付の方から。 道理で騒がしいと思ったら、貴女だったのか――…いや、何だか大変な人が来た、と聞かされてはいたものだから。 著名人も楽じゃないな と。 ( 溺れる者が掴んだ藁、その藁の先にヴェイトス屈指の画家の繊手があったと云う話。 シャツの袖を捲り直して、膝の上に肘を乗せ、重ねた手の甲の上に顎。 ) 3種類あるのは御存知ですよね。 本職でおられるところの幻想画=A今回請けて戴けるのはそれでok? それで良ければ――…ええと。 うつろいゆく人の形 を。 ( 傍らに積んである紙束から、煙草の灰を払い落とし。 ) [Wed 26 Jul 2006 02:29:31]
◆ティエン@臨)書 > ( 何処かで歯車が一つ途切れれば その侭横倒しの危うさと言ったら、酷いのかもしれないけれど。 そんな印象はきっと、今が殊更に忙しくなっている所為なんだと思いたい。 ―…常態を知らないから、フードの陰で 赤色は丸く見張られているけれど。 そんな視線の先には、様相も仕草も寝起きといった感の漂う、見知った顔。 見知った姿の見知らぬ仕草が新鮮と言ったら 怒られてしまいそうだけれど。 何かを誤魔化すように、もそり 担いだバッグを抱きしめて。 ) ……… ( 促され、案内される侭に招かれる先。 ――… 扉が閉じて、ある程度外界との接点が遮断されたなら。 それまで黙していた唇が、緩々開いて。 ) ……えーと… ね。 お仕事、来たんだけど。 絵本の概要とか、資料 見せて貰える、かな。 まだ原稿上がってないなら、概要とかプロットとか、そんなのだけでもいいから。 ( 寝起きの感も漂う白皙見上げて口にしたのは、先刻 受付で告げたのよりは、まだ幾分かしっかりした口調で。 人見知りというよりは。単なる根性無しの本領発揮。この辺りは。 ) [Wed 26 Jul 2006 02:14:30]
◆扉 > ( いかんせん小さな組織ではあるし、その割に扱うものは高額だから。 泥船で砂金を運ぶほど――とまでは言わずとも、自転車操業の感は否めない。 信用を墜とせばハイソレマデヨ。 今回の外注に関しても苦肉の策と云うやつで、営利団体としては赤字になるのだろうが。 背に腹は変えられぬ、とも。 ) ( ――…そんな話を聞かされ続けたものだから、元からろくなものじゃない夢見はやっぱりあまり良くなくて。 しぱしぱと瞬かない代わりにぎゅー、ときつく目を閉じて、覚醒を促す様まで見えるかも知れない。 そこへ件の受付係が足早に近づき、ごにょごにょと。 ) ――――――――…… 。 ( かくして、今度はこちらがバトンタッチ。 来賓の絵師殿の応対を任されて、…既知の間柄と知られる訳にも行くまいから。 よれて緩めたタイを締め直しつつ、白い外套姿のお客さまを慇懃に手招く先は、出てきたばかりの仮眠応接室。 ) [Wed 26 Jul 2006 01:58:39]
◆ティエン@臨)書 > ( ――… 伝える事を口にしてから 肺に溜まった空気の塊を吐き出した。 一息ついて耳を澄ますと。 建物の中は、活気と言い切るには少しあわただしい ざわざわ、何処か切羽詰ったような空気が流れているのが、ぴりぴり 肌に感じ取れる。 臨時で外部からお手伝いを頼むくらいだから、やっぱり忙しいんだろう。 受付の人が、中野誰かに打診しようとして振り返った所に。 黒髪、白皙 緋色と真紅。 丁度良かったと言いたげに横顔の向こう側 現れた姿は ) ――… よ、よれてる なぁ……っ ( フードの陰から、ぽそり。 思わず、失礼千万な感想が、率直に零れてしまった。 そんな風に白外套が受付の前で固まっている間に。 へっぽこい口調での拙い説明を聞いていた受付係が、中から出てきた彼を手招いて、事情の説明とかするんだろう。 バトンタッチとか、そんな風に。 ) [Wed 26 Jul 2006 01:44:18]
◆扉 > ( 受付の奥、衝立の向こうにざわざわと、影絵めいた人の形。 比較的開けたそこには机が幾つか並んであり、切羽詰った感の人間が何人か往復しているのが見えるだろう。 そんな空間に隣接した、奥の扉がきしきしと。 差し油が足りないのと、開ける力の弱さとの両方に、軋みながらのろのろと開いた。 ――…のそりと出て来たのは、黒白赤の吸血鬼。 何時もは着込んでいる上着を右肩だけに引っ掛けての仮眠明け。 ) [Wed 26 Jul 2006 01:35:58]
お知らせ > 扉さんが入室されました。 『( 奥まった壁に設置されたそれが、内側から開く。 )』 [Wed 26 Jul 2006 01:26:38]
◆ティエン@臨)書 > ( 荷物は持てない。持ち歩く体力はあっても、支える腕力が足りないというお話。その辺りは、見た目通りの貧弱っぷり。 正直、吸血鬼としてはどうなのかって思うけれど。 ――… 漸く、伝えられて。もう、これだけで 受付の前に座り込みたくなった。 事務手続きなんだって割り切ればいいのかもしれないけれど、見知らぬ人間とこういう形でやり取りするのって、得意じゃない。 元々良い筈なんか無い顔色隠すみたいに、もそり フードを引っ張って。 ) …ぅん。 お話は、斡旋所の方から聞いてる。 ただ――… 絵本の概要っていうのかな。今回は挿絵ってお話だから、物語の方とか確認させて欲しいかなって、思って。 それでイメージ作らせて貰った方が、助かるから。 ( 幻想画は元々専門とはいえ、それは一つの絵としてのお話で。 物語に付随する挿絵といった形で仕上げた事は、「 仕事 」としてはこれまでに無かった事。 上手く伝わるかは分からないけれど、そんな風に理由を口にして。 ) [Wed 26 Jul 2006 01:22:39]
◆ティエン@臨)書 > …うぅ。 ちゃんと、色々確認しないと、お仕事にならないんだってば。だから、行かなきゃー…だ。うん。 よし。 ( 白いフードが目元まで覆うくらいに、ぐんにゃり 項垂れながら。 もそもそ、口元で呟く言葉は己への鼓舞じみて、結構色々情けない。 それでも、鼓動が早くなる訳じゃないのは、これが心や体とは別の法則で動いているに過ぎない形骸だからなんだろう。 ―…此処とは違う、裏側のいつか。痛いくらいに早かった心臓の痛みを思い出して、深呼吸。 顔を上げたら、扉を潜って受付に。 ) …えと。あの―… 斡旋所の方、から。 えと、臨時の、職員の――…お手伝い、でいいのかな。それで。 ( 説明口調もしどろもどろ。それでも、斡旋所や臨時といった単語で、かろうじて拾っては貰えたか。 嗚呼、と得心いったように頷く受付の人に。 「 荷物持てる? 」 そんな風に聞かれて、一瞬ぽかん。 ) …あ。そ、そっちじゃなくて、ね。 絵の、方。 [Wed 26 Jul 2006 01:14:15]
◆ティエン@臨)書 > ……多分、あってるよねー……? ( 様々な建物が並ぶ区画。普段は足を運ぶ場所じゃないだけに、確信が持ち辛い。 思わず扉と睨めっこするのは、この季節にもフードを被った白外套。 日頃、街を歩く時と違うのは 肩から提げた大きめのショルダーバッグ。 筆記用具にスケッチブック、パステル等 一通りの画材を詰めたもの。 仕事道具と言うと、しっくり。 ) [Wed 26 Jul 2006 01:02:38]
お知らせ > ティエン@臨)書さんが入室されました。 『( 書籍ギルド前。 )』 [Wed 26 Jul 2006 00:59:38]
お知らせ > アル@臨)書さんが帰りました。 『(帰路につこうとしたけれど、帰路で迷子になるのでした‥‥)』 [Tue 25 Jul 2006 12:00:27]
◆アル@臨)書 > (おや、子供が届けてくれたのかい?新人かい?と尋ねられれば)臨時職員なのー☆(と、腕章を見せてから原稿を取り出して手渡そう)それじゃ、お疲れ様ですー☆(木版屋を出れば、仕事は完遂。順調な出だしで怖いぐらい)わはー‥‥これで二日目終わりだねっ!明日が最終日‥‥頑張らなきゃ。ファイト、アル!(自分で自分を応援しながら、帰路へつこうと歩き出すのでした) [Tue 25 Jul 2006 12:00:07]
◆アル@臨)書 > (総合結果:19) (尋ねればお姉さんはあぁ、なんだ。木版屋ね?と案内してくれた。知っていたみたいで助かりました、ハイ)ありがとーお姉さんっ☆(愛想を振りまいてお姉さんと別れればふへーっと溜息。いい子ぶるのも疲れる‥‥でも教えて貰うんだから下手にね)さてっ!仕事完遂しちゃおっ♪すいませーん、書籍ギルドの者でーす。原稿お届けにあがりましたー☆(営業スマイル。営業声色。これでバッチリだ) [Tue 25 Jul 2006 11:56:40]
◆アル@臨)書 > (やっと声をかけてくれた人がいた。優しいお姉さんだった。誰か待ってるの?と聞かれて)うぅん、行きたい場所があるんだけどわかんなくて(と、言えば教えてあげるわよ?何処に行きたいの?と返答された。世の中捨てたものではないと思う12歳でした)あのね、木版屋へいきたいのー(子供らしく、丁寧に尋ねよう。これで発見出来ればらっきーなのだ☆)【判定】 [Tue 25 Jul 2006 11:54:16]
◆アル@臨)書 > 最近の大人は、冷たいのねー?(迷子?と聞かれたり、子供が話しかけんな!とか怒られたり、肌見るだけで逃走されたり。何てショックなんでしょう)こうなったら私は右の道を選ぶぜ?(とは言ってみたものの、自信なんてあるわけない。‥‥どうしよう、どうしよう、どうしよう。結果、休憩する事にした。道の隅っこでペタンと座って。傍から見れば迷子、孤児、待ち人来ず。‥‥どれなんだろうね?) [Tue 25 Jul 2006 11:49:59]
◆アル@臨)書 > (少し進めば、入り組んだ路地へと突入。幾つにも分かれている道。何処を見てみてもその奥の光景は見えない。つまり、ここでどう出るか!)うーん‥‥こういう時は、人に聞いた方がいいのかな?(自分の完成、アテにならない?いや、方向感覚が少し欠けてるだけで。人、それを方向音痴という)仕方ない、聞こうっ!すみませーんっ!(人をとっつかまえれば道を尋ねてみようかと試みるも世間の風はお子様には冷たいのでス) [Tue 25 Jul 2006 11:44:02]
◆アル@臨)書 > (地図通りに進んでいけているようです。地図で自分の位置を確認しながら慎重に進もう)そういえば、お母さんが言ってたなぁ‥‥童話は残酷だから読んじゃダメって(母は童話をどうとっていたのだろう?よく分からないまま母は死んでしまったし、真相は闇の中)おかーさん‥‥生きてたら聞けたのになぁ(ちょっとしんみりしてしまうが、首をふるふるっと振ればまたすぐに笑顔)今は仕事仕事っ♪初仕事なんだから頑張らなきゃだよ☆ [Tue 25 Jul 2006 11:41:41]
◆アル@臨)書 > 次は、こっち?(指指し確認。これで間違っていればとてつもなく泣けるわけですが)ココまで来ると見知らぬ道だぁ‥!迷わないように目印つけといたほうがよかったかな?(ヘンデルとグレーテルみたいな事を考えてみる。でも結局「食べられる」に行きついて溜息。仕方なく歩き出すのでした)【判定】 [Tue 25 Jul 2006 11:39:14]
◆アル@臨)書 > (どうやら、正しいご様子で。ちゃんと地図にもそう書いてあった。安堵。よかった)こんな所で迷子になって錬金術の職員に見つかったら大目玉だよぉ〜‥‥(本職はどうしたの?とか言われそう。というか確実に言われるね!今まで散々色恋で遊んで来たからね!)見つかっても逃げればいっかぁ☆(どうせ後でつかまるんだけれど) [Tue 25 Jul 2006 11:37:28]
◆アル@臨)書 > (わしゃわしゃになった地図を見ながら歩き出す。やっぱり何時見ても頭痛がするよ、この地図。おかしいんじゃない?)‥‥なんでこんな分かり難い地図作ったのー?誰が作ったのー?(誰も答えてくれるわけがない。それでもぶーたれたかったんです。そんな時もあるよね?)えーっと?ここを左なのかなぁ?【判定】 [Tue 25 Jul 2006 11:35:59]
◆アル@臨)書 > (片手に地図。片腕には腕章。路地をきょろきょろしながら歩いていた)(えーと‥‥ここら辺の地図、とみていいのかなぁ?)(迷いは沢山。迷子も沢山。というか、日々迷子なんです、と言いそうになる。飲み込め、そんな言葉!)さってと‥‥お仕事二日目。頑張らなくちゃ、だぁね♪(かぱんの中には大事な原稿。お仕事は其れを届ける事にある!) [Tue 25 Jul 2006 11:33:43]
お知らせ > アル@臨)書さんが入室されました。 『(堂々と迷子になってるようななってないような子、地図片手に―‥‥)』 [Tue 25 Jul 2006 11:31:57]
お知らせ > ソフィア@セラさんが退室されました。 『辿り着く場所は、どうせひとつだけなのだし。』 [Tue 25 Jul 2006 02:23:26]
◆ソフィア@セラ > (クロコさんのことといい、かみさまの御業といい―――私にも運が向いてきたのでしょうか? なんて考えながら、久し振りにメモ代わりにしてた木製のボードを取り出してみた。 新しい企画を始めるにはうってつけの空気。 目標多すぎて次はどの方面に手を出すかも決めちゃいないのだが、この流れに乗って思いついた端から進んでみようじゃないか。) [Tue 25 Jul 2006 02:23:02]
◆ソフィア@セラ > ・・・・それに”教授”の学説だって証明できるかもしれませんし。(全くの異流派である彼の技術を知る機会があれば、照らし合わせる事によって両者の根源に迫ることも出来る。 流儀の違う(そして頭の固い)魔法使いと出会うと高確率で論争気味になるだろうから、気軽に話しかけられる間柄ってけっこうな希少価値だと思うのだ。) [Tue 25 Jul 2006 02:20:10]
◆ソフィア@セラ > (まぁそれでも近くに置いたのは、その有能さ勤勉さだけでなく、何か予感じみたものがあったからかもしれない。 自己紹介を聞くまでも無く一目見れば判る。 彼は表の街のルールから多少はみ出した存在だ。 あの子にならばいつかは自分の正体を、目的を明かせる気がする。)手伝ってくれるかどうかは―――無理強いする訳にも行かないんですけど。 [Tue 25 Jul 2006 02:11:41]
◆ソフィア@セラ > (それでも、セラの古参の導師たちはほっとした様子ではあった。 お転婆ソフィアも漸く教える側に回ったか、というのだ。 彼の得意は殆ど独学・新流派といってもいい高速詠唱による魔術、此方は時間と確実性を持って良しとするゴーレムメイカー。食い合わせとしてはこれほど酷いものも無いのに、と思う―― 孫を見るようなあの顔想像すると休憩中なのに疲れてきたりしてちょっとがくり。) [Tue 25 Jul 2006 02:07:25]
◆ソフィア@セラ > あの子が来るお陰で適度に緊張できてる、ということかもしれませんね―――(目を閉じて疲れ癒しつつ、思い出すはレキオと名乗った少年の姿。 実際の所好調の理由は、日常やら食事やらの欠陥をびしばし指摘されて生活習慣が改善されているからに他ならなかったりして――今の所は弟子を採ったとかお手伝いさん雇ったってより相互補完っぽい状態かもしれない。) [Tue 25 Jul 2006 02:01:43]
◆ソフィア@セラ > (それ程特別な要因があったわけでは無いと思うのだが、気力・体力どちらも程よく充実した感じだ。椅子の背凭れに寄りかしてきされてかりつつ、目の前に積みあがった書類の山を見てるとつくづくそう思う。 整理の仕事も効率よく進み、何時もよりちょっと素早い休憩の真っ最中。 近況を思い起こすという滅多に使わない機能を稼動させる余裕さえあった。) [Tue 25 Jul 2006 01:56:42]
◆ソフィア@セラ > (色間違えて調子悪そうだ・・・・!) [Tue 25 Jul 2006 01:56:14]
お知らせ > ソフィア@セラさんが来ました。 『最近すごく調子がいい。』 [Tue 25 Jul 2006 01:53:50]
お知らせ > アイリ@騎士団さんが帰りました。 『 サロンに入った途端、団員達に拍手で出迎えられて面食らった。 』 [Sun 23 Jul 2006 22:41:46]
◆アイリ@騎士団 > ( 長い思索を終えて改めて背筋を伸ばし、寮に向かう。 今日の仕事は一先ず終わったし、サロンでお茶でも飲んで自室に戻ろうか。 昨年末の事件で邸宅を無くして以来此処に部屋を借りているが、いい加減家を建て直して出て行く程度の予算はある。 それも考えたのだが、清貧を謳うという意味でこのいまいち質素な寮は非常に理にかなって機能的だし、緊急の呼び出しにも対応できる。 有事には長時間プライベートの無い集団行動をする事になる騎士にとって、案外悪くは無い気もしてきた所だ。 ) 兎小屋みたいでは、ありますけれど。 ( はじめて宛がわれた部屋を見た時は軽い眩暈がしたものだ。 ) [Sun 23 Jul 2006 22:24:01]
◆アイリ@騎士団 > ( 派手な就任式の類は無い。 形式上の肩書きは変わらないのだから。 ただ当然の如くそれらしい話が上層部から徐々に伝わっていくだろうし、問われればそういう話があったという事を隠す理由も無い。 仕事は今までどおりで―――少し、街道警備を引き締めるか。 野宿も苦ではないこの季節、街道は野盗の類が出ない事も無い。 人間同士の戦争もなくヴェイトス市が裕福になってきているとはいえ、そう単純ではないのが現実だ。 ) ……そう、現実だ。 先ず貴女は其処に立て、豪天寺艶子。 ( 廊下を一人歩きながらふと窓の外に目をやり、不意に呟いた。 理想を口にするだけ、空想でできた楽園ほど都合がよく、そして現実味の無いものは無いのだ。 それをすぐさま求めるのは都合の良すぎる話。 ) 100年でも、1000年でも、辿り着くまで進むことだ。 ( 後に続く誰かが屍を乗り越えて辿り着くと信じて。 我々はその現実的な布石で良い。 ) [Sun 23 Jul 2006 22:06:44]
◆アイリ@騎士団 > ( あれから幾らか時は流れ、幾つもの戦いを経験してきた。 それは個人的に剣を振るう戦いであったり、大規模な人間を動かす作戦であったり。 ようやく実績が名前に追いついてきたという事だろう。 未だ若輩ではあるが、代わりが居ないというのなら退く理由も無い。 認められて其処に立つということは誇るべきことだ。 其処に居る必要性を認められ、成すべき事と期待される事が一致する。 迷わず進めということ。 ) [Sun 23 Jul 2006 21:57:10]
◆アイリ@騎士団 > ( 当時の事を考えるに、平和なヴェイトス市において自警団に比べて存在感の希薄だった騎士団にとって、竜殺しの若い騎士という華々しい言葉は魅力的だったのだろう。 絶好のプロパガンダだ。 依頼人側が証拠として街まで運んだ巨大な竜の首もアピールとしては絶好の材料であり――――未だに誤解があって居心地の悪い話ではあるが、最初の竜殺しに限っては別に騎士団だけの手柄でもなければ間違っても単独撃破などではなかった。 騎士団からはもう一人腕の立つ騎士が参加していたし、魔術師の手助け無しにあの成果はありえなかった。 ) …そも、私は立って帰ることもできなかった。 ( 竜の口の中で背中に牙を突き立てられ、ブレスを吐く寸前の熱風の中で窒息しかけていたのだから。 はっきりいって最初から最後まで囮に徹していた。 それでも自分の名前ばかりが取り上げられるのは、話題性の問題だったのだろう。 ) [Sun 23 Jul 2006 21:51:39]
◆アイリ@騎士団 > ( 「実質的」が被ってて超カッコワルイ_| ̄|○ ) [Sun 23 Jul 2006 21:44:47]
◆アイリ@騎士団 > ( 『実質的な昇進だと思いたまえ』 実質的な上官に当たる千人長はそう言った。 今朝のことだ。 肩書きこそ百人長のままだが、発言力がより大きくなると。 むしろ今までが百人長というポジションにしては不相応に低かったと言って良い。 騎士就任1年やそこらで異例の昇進だったのが理由だ。元々慢性的な騎士団の人材不足の折に周ってきた不相応なランクだった。 ) [Sun 23 Jul 2006 21:43:58]
お知らせ > アイリ@騎士団さんが来ました。 『 【回想】 』 [Sun 23 Jul 2006 21:39:27]
お知らせ > ザッハトルテ@書籍Gさんが退室されました。 『 …珈琲でも淹れましょう か 。( 今は他に、打つ手も無し。 )』 [Sun 23 Jul 2006 03:23:48]
◆ザッハトルテ@書籍G > ( 「予算が」「赤字が」「信用問題」「今回ばかりは仕方がない」「急を要する」 ――そんな単語が幾つも幾つも、トップから下っ端までの人の間を往復する。 人の間で切迫した空気にただひとり馴染めなかったヒトデナシは、ぱち と瞬きをして ) [Sun 23 Jul 2006 03:23:11]
◆ザッハトルテ@書籍G > ――…ああ。 そう云えばあったな、そんなのが。 ( 半月ほど前、アマウラ出身の紙漉き業者が日頃の懇意だとかで持ってきた、何ぞ穀物を焼いた食べ物。 ショウユセンベイとか云うそれを、自分は口にはしなかったけれど。 どうやら、それを――すっかり湿気にやられて変質したのを、気にせず夜食に喰った手合いがそろって腹を壊したそうな。 因みにダイイングメッセージとしてセンベイ≠濡れ煎餅≠ネる書き残しがあったとかなかったとか。 …何の事だか意味不明。 ) …参ったね。 ( 口をついて出てくるのは、やっぱり何処か他人事。 ――――と、 ) ( 狭い路地に轍の音が響いた。 窓から外を伺うに、雨は止んだようだけれど――…馬車? 誰かがそれを知らせると、それまでトップと問答していた職員の中でも比較的重鎮が、上着を引っ掴んで出て行った。 呼びつけた馬車の行き先はどうやら、斡旋所―― ) [Sun 23 Jul 2006 03:18:02]
◆ザッハトルテ@書籍G > ………… ( それこそ水をぶっかけられた犬毛玉のよな、単眼の瞠目 ) 食中毒、 ? [Sun 23 Jul 2006 03:08:07]
◆ザッハトルテ@書籍G > ( 小さな団体ではあるから、元から人は多くない。 何時にも増して人の気配の少ない空間で、慌しさや騒がしさが常と変わらないのは減った人の数の分、残った者が騒ぐから。 何かの競技でひとりが退場したならば、各自1.1人分尽力せよ=@だとか、そんな精神論があるそうだが――それと同じ状況が、此処で再現されている。 この場に居ない顔ぶれを苦労して思い出すに、強いられる努力はひとり頭3人分くらいだろうか。 ) …… 居ないんですか、彼も。 ( 昨日、急ぎの書簡でひとを呼びつけた職員の。 此処に来て依頼人から新たな要望があったからと、その打ち合わせに来たのだけれど――吐いた口調に言葉ほどの色も無く、 ) …困ったな。 来たは良いのに用が無くなってしまった。 ――…何があったんでしょう。 ( 手近で書き物の手を止めた男性に。 ) [Sun 23 Jul 2006 03:05:17]
◆ザッハトルテ@書籍G > ( …もう充分だろう。 玄関口に置いてある、帽子掛けのフックに濡れた羽織を引っ掛ける。 ――あれ≠熕l間、これ≠熕l間。 伝わる血の音無き声を投げ遣りな気分で受け流して、そこで ふと。 ) こんなに――少なかったっけ。 人げ… もとい、…人。 ( ざわついた空気の中、間の抜けた己の声がぽかりと弾ける空気の泡のように。 ) [Sun 23 Jul 2006 02:53:52]
◆ザッハトルテ@書籍G > ( 水っ気を落としきるまで此処から先に入って来るなとまで言われた。 まるっきり犬毛玉扱いなんじゃないかとすら思う――どう扱われようが、損ねる機嫌も無いのだけれど。 ) ………… 。 ( 被せられた大判のタオルの一端を握り締めて、がしがしと手早く髪を拭い、違和感の正体を探る。 居住区なら近所迷惑の音量で進行状況を問い質す声、誰かがうっかりぶつかってばさばさと崩れ拾われる紙の塔。 …毎月恒例、だと思う。 片側に毛先を集めて軽く絞り ) ――――――――… ( 蚊帳の外から覗き見る、急いた声と足取りは生き急ぐ人間の群れ。 零れ落ちる砂の一粒の価値が、此処と向こうではまるで異なるのだと、こんな時にも思い知る。 そうでなくても、例えば――…去年の今頃所帯を持ったのだと言うあの職員は、たかが1年で随分老け込んだ。 仮に3年後の話、ひとりだけ一向に老いの訪れないヴァーシャ出身のアルビノイア。 その時彼らの目にはどう映るのだろう――…3年後も未だ在る≠ゥなど、想像する気にもならないけれど。 ) ( たっぷりと雨を吸った羽織の肩をタオルで叩いて。 布地を傷めるから擦り取ってはいけないと教えられたのは、何時ぞやの洋装店の針子嬢からだ。 ) [Sun 23 Jul 2006 02:46:15]
◆ザッハトルテ@書籍G > ( 一週間もすれば、7月も終わり盛夏の季節。 必要最低限の人員だけを抱えたちっぽけな職場は、月末を迎えて蜂の巣を突付いたような慌しさ。 早足で机と書棚とを往復する女性職員などは対向する別の職員を跳ね飛ばさんばかりの勢いだ。 何時も通り、何ひとつ変わらない光景――…の、筈なのだけれど。 …何がどう違うと言うのだr ) ――…べ。 ( いきなり、視界いっぱいに広がる何か覆う白いもの。 手をやりながら ) 傘、きらいで――… ええ。 申し訳ない。 ( 紙束の山に湿気は厳禁、雨晒しになって歩いてきたのが御気に召さなかったらしい。 気をつけます=A守る気も無い口約束。 ) [Sun 23 Jul 2006 02:23:45]
◆ザッハトルテ@書籍G > ( 後ろ手に閉めた扉が、背後でざあざあとさざめき続ける雨の音を断ち切った。 ――…かちん。 閉じ切らなかった扉が躊躇いがちに僅か、外側へと開いてしまう。 ノブを捻り直しながら横目で見た壁は長年の雨による染みで黄ばんでいるし、何だかんだで古い建物。 安普請を買い叩いたと云うのが専らの噂、夏場に時折足首だけの朧な影が見えるとか、そんな噂は泊り込み職員が生んだガセだろうが。 ) ――――… 。 ( 確りと扉を閉めたのを目視してから、前方へと向き直った。 違和感に気がついたのはその頃。 ) [Sun 23 Jul 2006 02:13:37]
お知らせ > ザッハトルテ@書籍Gさんが入室されました。 『( 気圧の変化と軽い違和感 )』 [Sun 23 Jul 2006 01:57:12]
お知らせ > 艶子@騎士団さんが退室されました。 『 そこで救えなかった人を見て捏ねた駄々は、所詮駄々でしか無いと悟った7月13日。 』 [Thu 13 Jul 2006 03:18:38]
お知らせ > アイリさんが帰りました。 『 だから、其処から零れ落ちる人々を私達が一人でも多く救うのではないか。 』 [Thu 13 Jul 2006 03:16:11]
◆艶子@騎士団 > …………。 ( 襟首を掴まれ、睨みつけられ。…… 思わず臆した。 それが手一杯だというのか、そんなんじゃまだまだ全然足りないのに、それが手一杯だっていうのか。 ) アイリ、様……。 わ、私………。 ( 信じたくない。私は確かに見下している。身内だけが手一杯で、それ以上を守れぬ人々を。それが限界だというのか。 ) ……………… 嘘だ。 ( バタン、と閉じられる扉を見る。部屋に一人残された私はがっくりと両膝を突いた。 ) そんなの、嘘だ……ッ。それじゃあ、どうしようもないじゃないですか……。 アイリ様、そんな事言わないで下さい…。 貴女が、貴女が一番言っちゃいけない言葉です。一番、貴女から聞きたくない言葉です。 ( 最早声は届いていないだろう。それでも呟き続けた。 ) [Thu 13 Jul 2006 03:13:42]
◆アイリ > ―――――…都合の悪いのもばかりを並べてッ…貴女は何を見ている!! ( 振り返り、反射的に彼女の襟首に手が伸びた。 なんだというのだ、この偏った視野は。 ) 蔓の怪物の事件の時、自警団がしていたこと! 大聖堂がしていたこと! 日々営みを続ける農民、商人、職人、漁師、学者、芸人ッ!!! 彼らが何も守っていないというのか! 家族を、友を、それで手一杯で何が悪い!! アンフェア? 当たり前だ! 彼らの尊厳にかけて、訂正を求めます!! ( 今度こそ明確な意図を込めて睨みつける。 それが見下しているのだと。 剣を振り回す事しか知らない夢想家め! ) …知るものですか。 自分の尺度で決め付けて、勝手に押し付けて、誰にも理解されず野たれ死ねば良い。 ( 突き放す言葉と共に、今度こそ扉を開けて部屋を出た。 ) [Thu 13 Jul 2006 02:57:54]
◆艶子@騎士団 > じゃあ、この街は一体誰が守るんです……ッ! アイリ様ですか、シスター・ジャスティスですか!アレックスですか! …私ですかッ! 違います、この街の人間です! ( 所詮、私達は他所の国の人間に他ならない。それともヴェイトス市なんてものは存在しないのだろうか。ヴェイトスはクリスティアのものであり、アマウラのものであり、アングリマーラのものであるのだろうか。 ) お願いです、アイリ様…っ。私はこの街が大ッ嫌いです。 ただただ子供や老人や弱い人間が為す術もなく搾取されるだけのアンフェアな街が大ッ嫌いなんです!私はそれを変えたい、変える為に王になりたい! 尊敬なんて要りません、必要ならそうなるよう計らいますが――っ。 ( 席を立ち、後を追うように。 ) 私の秤で測るのが駄目だというのなら、私は一体どうしたら…。教えてください、どうかっ! …… お願いします、助けてください…。 [Thu 13 Jul 2006 02:45:47]
◆アイリ > 何もかもが勝手な理想論じゃないですか。 さっき言った通りです。 彼らの都合を貴女の秤で測っているだけですよ、それは。 農夫に戦う準備に時間を割けと言えますか? 物書きに誰かと戦う為に鍛えろと言いますか? 生きる糧に困る人に他人の世話を焼けと言うのですか? 彼らが思考停止しているなど、貴女の思い上がりです。 ( 一拍、先に席を立った。 聞くに堪えない愚かな話だ。 ) 上から見下ろした目線でしょう。 貴女は王になると言いましたが、其処に民は居ますか? 貴女の目指すビジョンにあなたを尊敬する民衆の姿はありますか? …本当に貴女は大きな口を叩いて独りよがりに周囲を巻き込むばかりだ。 ( これ以上話す事は無いと言外に言葉を打ち切り、背を向ける。 彼女が頑なに変わらないのなら、奇縁もここまでだ。 ) ―――なまじ腕が立つだけに、本当にたちが悪い。 [Thu 13 Jul 2006 02:33:20]
◆艶子@騎士団 > ……… そうですか。 ( でもどうせこの目はもう見えないのだから、と投げた気持ちもある。それとも一度本当に見て貰った方が良いのだろうか、治る見込みがあるのなら…。 ) 私ならきっと行くでしょう。それは死ぬと判りきった闘いに向い、最後まで屈しなかったという自分への陶酔に他なりませんが。 ……違うんです。勿論、良いですよ。怖ければ逃げますし、私も逃げた事があります。どうして助けられるように普段から出来るだけの努力をしないのかと、私は思っているんです。 ( 武器が無いのなら武器を持てば良い。それでも足りないのなら徒党を組めば良い。もっとも、そのままではスラムという土地柄で犯罪集団になってしまいそうだが。 ) …何も出来ないと思考停止してしまっているままのように私には見えるんです。 何も出来ないのなら、出来るようになるにはどうしたら良いのか。それを考えようともしない。 [Thu 13 Jul 2006 02:22:44]
◆アイリ > 私が憶測で答えてどうなりますか。 私には貴女の考えは分かりませんし、直ぐにでも最善の治療を受ける以外の選択肢を考え付きません。 センチメンタリズムですよ、それは。 ( 大人気ないという自覚はある。 だがそれで良いと思っている。 一番たちの悪い考え方だ。 無自覚の方が幾らか救いがあるというものだ。 自覚して直れば良いのだから。 大方の事情と考えを聞いて、不思議とだいたい想像通りでそれ以上の感想は出なかった。 ) 子供を襲っているのが私で、さらに貴女が武器を持たぬ徒手空拳だったらどうですか? 私のほかにレイ・シェリダンとジャスティス・ブラウニーもつけましょうか? 子供を助けられますか? 貴女も無事で居られますか? 死ぬか逃げる以外の選択肢は見つかりますか? それが彼らの心境ですよ。 誰もが子供を哀れだと思いながら出来ることとやりたい事を秤にかけてそういう結論を出すのです。 外国人だとかは関係ない。 彼らの都合を貴女の秤で測らない事だ。 ( 睨むように視線を返し、胸の前で腕を組んで背筋を伸ばす。 ) [Thu 13 Jul 2006 02:03:16]
◆艶子@騎士団 > ……スラムの人達は助けを呼ぶ子供の声に耳を貸さず、誰もその子を救おうとしませんでした。助けを呼びにいこうともしませんでした。 ――この街は、ヘンです。皆心のどこかでそんな意識を持っている。 自分の生活で手一杯なのは判りますが…… アイリ様はどう思われますか。 ( 片方だけの瞳が真っ直ぐに相手を見る。まるで縋るようでもある。 ) 貴女の隊はこの街の為にとても立派に活躍なさっています。けれど、貴女はクリスティアの人。ヴェイトスの人はそんな異国の人達に頼ってばかりで、自分達では何かをしようとはしません。 私も海を隔てた異国の人間ですし、この町に移民が多いのも知っています。ですが……。 [Thu 13 Jul 2006 01:50:58]
◆艶子@騎士団 > そんな事を―― 彼女が。 ( アレックスらしいと言えばそうだ。そして自分の行動を振り返ってみる限りでは、そうだろう。一瞬、塞いだ劣等感が顔を覗かせたが、もう一度暖かいミルクティーを飲んでそれを沈めた。甘さと、熱で。 ) 名誉の負傷では無い事は確かです。というより、そんな名誉ある傷は―――………… ( そして思い返してみる。今まで追った傷の数々を。そうして、一つの事実に気付いた。 ) …いえ、そういえば… この瞳の傷だけです。誇ろうと思わず、きちんと治そうとも思わず。何故でしょう、アイリ様…。 ( 不思議な感じ、ヘンな感じ。上手く説明できない。 ) 大人気ない事をしたとは思いますが、反省までには至っていません。私が挑んだ決闘はまだ終わっていませんから。…間違っていたかどうかはその後判断します。 [Thu 13 Jul 2006 01:49:03]
◆アイリ > ――――アレッサンドラが言っていました。 貴女はその場その場の感情で無責任に周囲を巻き込む人間だと。 なるほど、判る気がします。 ( その上で勝手に自分の中で都合をつけて開き直るのだ。 以前は見えなかった彼女の悪癖がようやく見えてきた。 ) 共感できませんね。 怪我は怪我です。 痛みは命の危険を知らせる身体からの警告。 そしてその傷は名誉ある負傷にも見えない。 ( ただの自業自得だ。 遠慮の無い言葉を投げかけて、カップに口を付ける。 ) 反省は無いのですね。 間違ったことをしたという意識は。 ( 幾ら聞いても彼女の言い分に共感する部分は無く、弁解する余地も思いつかない。 続く話の続きを促して押し黙る。 ) [Thu 13 Jul 2006 01:35:34]
◆艶子@騎士団 > いいえ、疚しいことなど。機を見て見舞いにでも行ってやろうかと思ってるぐらいです。 ( 最初に言った事と矛盾しているが、つまりはぐらかそうとしたのだ。 ) まぁ、瞳の一つでもくれてやらなくちゃ相手は納得しないんじゃ無いかってのも有るのですが…。 アイリ様。…傷の痛みはとても心地よいものです、下らない事を考える余裕を無くしてくれる。もっとも、それに耐え切れず痛み止めの酒を欲しがったりもしますが。 ( 今もぎしぎしと痛む、この右目。茶を運んできた随員に軽くお辞儀をして、カップを手に取った。 ) ……はい、仰るとおりです。最初から刀を抜く積もりでしたし、殺す気まではありませんが…最悪どちらかが死ぬかもしれないとは考えていました。「従わなければ殺す」のでは無く、若しかしたら従っていようが私は剣を抜いたかもしれません。 ( 一口、そのミルクティーに口を付ける。何故かと問われれば、それはアイリに聞きたかった事にも繋がる。ゆっくりと口を開いた。前置きの長い話を。 ) ……アイリ様。私が初めてこの街に来たとき―― 子供が襲われ、殺されそうになっていました。スラムでの話です。 [Thu 13 Jul 2006 01:28:28]
◆アイリ > 何故? 合意の下に行った決闘の結果なら堂々と同じ病院に行けば良い。 疚しいのでしょう、貴女は。 若しくは顔をあわせるのが怖い程怯えているのか。 ( ソファに座った彼女の表情を注意深く観察しながら対面に座った。 少し遅れて扉がノックされ、随員がミルクティーを2つトレーに乗せて運んできた。 時間が時間だけに、ミルクを入れたのだろう。 ) ……艶子さん。 豪天寺艶子。 それは決闘でもなんでもない。 合意も無い、立会人も無い、ただの暴行か通り魔だ。 いったい何故そんな事をしたのかと問いたかった。 [Thu 13 Jul 2006 01:17:56]
◆艶子@騎士団 > 斬った相手が中央病院に入院しているので。私も行ったんじゃ相手が治療に専念できないかと思って――― というのはダメですか? ( 聞かされるハンデに対し熱を感じる私はきっと変態なんだろう。 ) 自警団も雷電も関心が無い、と言えば嘘になるでしょうが、深くは触れたくないようで。多分、流れてる話が不鮮明なのはそのせいだと思います。 ( 半分が自惚れなら、もう半分は?傭兵は少しだけ微笑んだ。 応接間に通され、椅子に座ろうか。…この”ソファ”というのはどうにも慣れないのだが。 ) はい。最初は一対一を望んでいたのですが、斬った相手の親友―― と言いましょうか ( 愛人なのだろうか。彼女達の仲はちょっと判らない。親友以上の何かを感じる。 ) 彼女が途中で武器を取りに走り、それも一興かと思って受けました。ですが、立会人が居なかったのは…… 確かに、うっかりしてました。 [Thu 13 Jul 2006 01:10:32]
◆アイリ > 直ぐに市病院に行けば幾らか良い治療も受けられたでしょうに。 ―――剣士には大きなハンデになりますよ。 ( 振り向きもせず、いつもの声色で淡々と告げる。 距離感が掴めないのは本当に致命的だ。 「気配を読む」だの「感覚を研ぎ澄ます」だのは所詮、五感の中で最も目を使う人間の感覚としては頼りきれるものではない。 ) 半分は自惚れですね。 仕事の片手間に調べてみた程度です。 なにより、聞き及ぶ事のあらましが不鮮明過ぎて当事者にでも聞くしかなかったという話です。 ( 一息置いて応接室の扉を開く。 中は小さなサロン程度の大きさの一室で、ソファとテーブルが部屋の真ん中に置かれている。 ) 「決闘」だったと聞いています。 同時に「二対一」であり「立会人は居なかった」とも。 [Thu 13 Jul 2006 01:01:19]
◆艶子@騎士団 > はい。友人と斬りあって、その時に。 ……意外に不便です。 ( この暑い季節、髪を切って正解だと思ってはいたが、まだちゃんと切り揃えて貰っていないので良く見ると毛先が大変な事になっている。勿論、それを気に留めていないから誰かにちゃんと切って貰ったりしないのだけれど。 きっと彼女の事だ、何があったのかは大体でも知っているのだろう。 ) ……自惚れた事を言いますが、心配して下さったのですか。 ( 応接間への廊下の途中、後ろを歩く傭兵がふとそんな事を尋ねた。 どうも色んな場所を探してくれたみたいだ。 ) ――ええ。相手にも足に深い傷を負わせました。 [Thu 13 Jul 2006 00:52:42]
◆アイリ > ―――――…眼、どうしました? 砦の後ですね。 ( また大胆に髪を切ったものだというのが第一印象だったが、歩み寄って直ぐにその生々しい怪我が目に入った。 原因の察しはついているが、聞かないのも不自然な話。 単刀直入に訪ねてみる。 戦いを生業とするなら、いつか自分もああいう怪我をしても不思議ではない。 事実以前野盗を相手に戦って眼の直ぐ下にナイフが刺さった事もあった。 表情を殺して極力事務的に振舞う。 ) ヴェイトス市病院にも行っていないようですね。 聞きたい事は此方にもありますが―――場所を変えましょうか。 ( こんな所で立ち話もないだろう。 人を払い、廊下の奥に続く応接室へ招いて先に歩く。 ) 面倒を起こしたようですね。 情報が偏っていて正しく伝わっているかは分かりませんが。 [Thu 13 Jul 2006 00:45:44]
◆艶子@騎士団 > ( 何の気無しに天井を見上げていた目を落とすと、そこにはアイリの姿があった。 「こんばんは」じゃなくて、ええと。 ) ごきげんよう、アイリ様。 ( 一度見て覚えた挨拶を、不慣れでも使う。そしてお辞儀を一つ返した。 ) こんな時間にすいません。 ――え、ええ。最近引越しまして… でも、届け出とかそういう大事な事、済ませていませんでした。お手数をお掛けしまして申し訳ない。 ( 勿論、自警団の知り合いが前の住所を尋ねていたことなども知る由も無い。 ) ……… あの…。今日は、貴女に聞きたいことがあって…。 [Thu 13 Jul 2006 00:38:18]
◆アイリ > ( 散々探して行方の知れなかった人物が、自ら出向いてきた。 自室で報せを受けてすぐに身嗜みを整え、ドレスの腰に長剣を挿した。 特別剣が必要とかではなく、騎士としてのたしなみである。 実用一辺倒の飾り気の無い寮の一階は受付からはじまり、食堂、ホール、執務室、応接室、風呂などがある。 二階以上は個室の宿泊施設であり、現在は此処に寝泊りしている。 階段を降りて受付に向かえば、件の彼女の姿があった。 ) ――――ごきげんよう、艶子さん。 此方から探そうと思っても連絡先が見つからず苦労していた所です。 [Thu 13 Jul 2006 00:33:02]
お知らせ > アイリさんが来ました。 『 失せ人、来たる。 』 [Thu 13 Jul 2006 00:27:51]
◆艶子@騎士団 > ( 事前に連絡も取らず、相手の都合を考えず訪れ、日を改めるように言われるだろうとも予想していたが。 来る途中、空はまた曇りの表情を見せていた。降りださなければ良いが―― そんな事をぼんやりと考える。 騎士団の建物というのはどういう感じなのだろうと思えば、意外にそこは普通の建物で。…そういう言い方も変かもしれないが。 騎士団、と聞いてやはり煌びやかな印象を勝手に抱いてしまうのは何故だろう。……もしかして、そういうの私だけだろうか。絨毯は絶対赤だと思ってたのに。 ) [Thu 13 Jul 2006 00:26:15]
◆艶子@騎士団 > ( 門を潜り、中に入り。そう言って傭兵は丁度入り口の近くに居た騎士団の人に声を掛けた。尋ねてくるにしては少し非常識でもある時間に突然やってきた少女に、声を掛けられた男は訝しげな表情を一瞬向けるか。 ) 私は傭兵ギルド”雷電”の、豪天寺艶子と言うものです。 あの…アイリ様は居られますでしょうか。 ( 男はほんの少しだけ考えた後、お待ちくださいと告げて建物の奥へと消えた。 ) [Thu 13 Jul 2006 00:18:49]
お知らせ > 艶子@騎士団さんが入室されました。 『―― 夜分遅くすいません。』 [Thu 13 Jul 2006 00:15:01]
お知らせ > ニアーラ@カビ(魔女ギルド内部)さんが帰りました。 『( それを微笑ましげに見遣るのは、邪神様のバイタリティ? )』 [Wed 12 Jul 2006 22:58:28]
お知らせ > ヘレラさんが帰りました。 『 …おおそうそう。 (1拍) …こんな感じカナ♪(きゃるんっ☆) (ドン引きOK) 』 [Wed 12 Jul 2006 22:57:44]
◆ニアーラ@カビ(魔女ギルド内部) > ( この娘→自分 と置き換えると文章が正しい意味になったりするよ? ) [Wed 12 Jul 2006 22:57:02]
◆ニアーラ@カビ(魔女ギルド内部) > それもあるねぇ。個人的には誰の手が入ってるわけでも無いのに勝手に間違ってくれるのが一番面白いんだけれど。 ( 其れこそ芸能横町の芸人を見ているより楽しめる場合がある。なんて、真っ黒な手が肩を竦めるように動いた。 ) 断る理由も無い。是非お願いしたいね。嗚呼そうそう、猫被りは忘れずに? ( 手伝おうとしない相手。まぁ別段気にする事は無い。腕の無い人に無理矢理手伝わせている、なんて絵面は正直な所今は御免蒙りたい。恐らくこの娘を案内する事で、道を良く知らない魔女に案内してあげる健気な魔女、と言うイメージが他の魔女に染み付く事だろうね、なんて思ったかは定かならない事だけれども。 ) [Wed 12 Jul 2006 22:54:48]
◆ヘレラ > 「曲がるように仕込んでる側」からするとそれはもう達成感の極みだナ。 ( こぅ、背中をポンと押す感覚だ、などとゼスチュアする腕はポンと押せる形をしていないが。 肘から先の無い腕がうごうごと宙を掻くだけ。 ) まァ、暇な時にでも顔出すと良い。 私は暫らく此処で遊んでいるし、ヘンな魔女も時々居て興味深いヨ。 …だったら魔女ギルド観光ツアー、案内しようか? ( どうせ暇だし。 余計な一言を付け加え、やっぱり手伝うでもなく重そうなバケツを眺める。 ) [Wed 12 Jul 2006 22:47:03]
◆ニアーラ@カビ(魔女ギルド内部) > 大体は見当違いの方向に進んじゃうからねぇ。いや、見てる分には中々滑稽であるけれど。 ( へら、と黒い口元が歪んだ。かく言う彼女とて、その『見当違い』の方向に在するモノの一つ。そんな奴がピカピカに部屋を磨き上げてへらへら笑っている魔女と同一の存在であるなんて、誰が信じるだろうか。如何でも良いが、影法師は平素からこの調子。 ) 人の領分を奪うほど無粋じゃないよ、僕は。まぁ実際販売されるようになったら一個一個配って廻るの位は悪くないかも知れないけれど。 ( 久々に来たのだし、もう少しゆっくり見て廻る心算だけれど? なんて笑う影法師。鞄とバケツを引っ掴み、影法師は廊下に出た。取り敢えずはバケツの水を棄てに行くのだろう。 ) [Wed 12 Jul 2006 22:39:57]
◆ヘレラ > 足りないナ。 正解1つ見つけられれば良い所だ。 ( 思わず口調が素に戻るのは、その場にニンゲンが居ないと確信するから。 猫かぶりも平素はちやほやされて楽なものだがずっと続けていると結構疲れる。 ) ふぅン…まぁ綺麗になったんじゃないのかネ? ゴクロウサマ。 もう御帰り? 女の薗なんて何処もかしこもきったないものだし、個室1つ1つまでお世話してやると可愛がってもらえるかもしれないヨ? ( まァそれは私のポジションだが、などと冗談っぽく続けて手摺りから身体を持ち上げて背筋を伸ばす。 ) [Wed 12 Jul 2006 22:29:08]
◆ニアーラ@カビ(魔女ギルド内部) > 長くて80から100年くらいしか生きられないからね。何も残さず死ぬって言うのが怖いんじゃないかなぁ。 ( なんて、時間の概念が果てしなく無意味な邪神様は他人事のように言うのであった。本にも当然寿命はあろうが、適切に保存すれば人間よりは長持ちするものだ。取り敢えずカビが天敵であるのが少し物悲しい。 ) 嗚呼、そうだねぇ。宜しく頼むよ、と言っても余り顔を合わせることは無いだろうけれど。 ( 雑巾をバケツに放り込み、手の水気を取ってから手袋を着け、エプロンを外して丸め、鞄の中に放り込みながら ――― 影法師は、その黒い口元を笑むように歪ませた。 ) [Wed 12 Jul 2006 22:21:57]
◆ヘレラ > 本関係のシゴト? まぁ「記録」は貴重だからねェ…ニンゲンみたいな短命種には特に。 ( 長命種の代表的なエルフにはあまり無い感覚のようだ。 過去の記録を躍起になって残したり、子に引き継ごうとしたりという行為。 単体で完成に至るくらいの寿命があるという話。 「本」はニンゲンの文化であり、「本」は多く悪魔や邪神を現実させるもの。 ) にあーら。 にゃーら。 なぃあーら。 Nyarla。 そっか、まぁなんかの縁だし、仲良くしようネ? ( 何者であれ、特に敵対する理由も無し。 利害の一致でもあれば協力こそすれ。 相変わらず手摺りに顎を乗っけたままぐにゃりと笑った。 ) [Wed 12 Jul 2006 22:15:07]
◆ニアーラ@カビ(魔女ギルド内部) > ( 【残り体力:1】。残念ながら根絶とは至らなかったが、聖母様でもクソしたくなるくらいピッカピカに(外見上は)磨き上げられたようだ。 ) [Wed 12 Jul 2006 22:06:09]
◆ニアーラ@カビ(魔女ギルド内部) > まぁね。出所不明の魔導書なんか出てきたらこっちに持ってきたり、とか。そんなところだよ。 ( 取り敢えず正体が判ったら先ず大爆笑するかドン引きするか別に気にも留めないかの三択だろうと思われる。エプロンを付けて掃除する邪神を応援する悪魔なんて、正気度を失いそうなほどにシュールだと思うのだが如何だろう。 ) 名前、ね。ニアーラとだけ。 ( 姓は無いんだ、なんて相変わらずの表情でその他の部位に雑巾を走らせるとしよう。何しろ汚した奴が掃除もせずに放置する場所だ。実験台には丁度良いだろう ――― 【判定】 ) [Wed 12 Jul 2006 22:05:28]
◆小柄な魔女 > どおりで見ない顔だ。 まァ私もちょっと前までは自宅で内職して出来上がった薬草ギルドに送るだけの仕事とかしてたし――――そういうの? ( 日記上に記されていた魔女、エレナの収入は簡単な魔女術の薬作りの内職。 過去の記録は完璧に覚えた筈だ。 さて、振り返る影法師の赤い瞳が此方の赤い瞳と視線を合わせるだろうか。 やっぱりどう見てもニンゲンには見えないが、ニンゲンにはニンゲンに見えるのだろう。 かといって悪魔にも天使にも吸血鬼のどれでもない。 ) 名前聞いて良い? 同年代の(っぽい)魔女ってあんまり居なくてネ―――私はエレナ。 エレナ・ストーンズ。 [Wed 12 Jul 2006 22:00:01]
◆ニアーラ@カビ(魔女ギルド内部) > そうだねぇ。僕も今回は偶々実験のために来ただけであるし。 ( と言うか、石鹸だし。本当にカビ相手にしか効果が無いのであるならば、其れは其れで大した欠陥品とも思われる。詰る所、コレは確認行為に等しい物だろう。ついでに、染みに紛れて目立たぬようひっそりと生えていたカビも消去。影法師は振り向きながら、応えよう。別に尻を凝視されてたとか、気にしない。 ) 嗚呼、確かに僕も魔女ではあるね。とは言え、住居は別に構えているから此処に余り現れないのも当然と言えば当然、かな? ( 振り向いた顔も真っ黒である。まともに見えるのは赤黒い眼くらいか。 ) [Wed 12 Jul 2006 21:52:03]
◆小柄な魔女 > ふぅん…魔女ギルド員…っていうか魔術師なんてサ、基本的に自分の事以外あんまり関心ない人多いからさ―――こういう共用の場所って汚いンだよね。 とりあえず此処で応援するネ♪ ( ネ♪が激しく似合わない吊り目の娘の興味はどちらかというと良く落ちる石鹸よりは、顔馴染みの無い魔女のほう。 さっきからしげしげと観察しているのはその後姿――というかかがんで掃除しているなら、尻だ。 ) ……んん、分かり難いナ。 どうなんだか。 ( というより、「何」なのかと。 ) 魔女だよネ? 顔あんまり見ないけど、ギルド関係者? ( と、とりあえず馴れ馴れしく問うのが手っ取り早いか。 ) [Wed 12 Jul 2006 21:46:22]
◆ニアーラ@カビ(魔女ギルド内部) > ( 【残り体力:9】。どうやらカビだけじゃなく、染みにも効果がある様子だ。 ) [Wed 12 Jul 2006 21:41:12]
◆ニアーラ@カビ(魔女ギルド内部) > ( 【残り体力:17】。根まで根絶は余程幸運で無い限り無理だろう。が ――― 取り敢えず(少なくとも表面上は)最初に手をつけた部位のカビが消えた。薄暗くて良く見えないのは仕様であるが、多分彼の小柄な姿であるならば、そんな事には関係なく見えるだろう。とか何とかやってると、後ろから聞こえて来る声。 ) さーて如何だろう。カビ以外にも効くんじゃないかな? 曲がりなりにも石鹸だし。 ( 確認してみるかな、なんて笑いながら儀式の残骸(何か匂いが残っている+床に染みが出来ている、祭壇周辺)まで雑巾片手に歩いて行こう。そして蜘蛛の体液で出来た染みの残る床に、雑巾を走らせる。【判定】 ) [Wed 12 Jul 2006 21:40:38]
◆小柄な魔女 > ( 幽霊ギルド員という点では、先日までのエレナ・ストーンズも似たようなものだった。 両腕を無くして長く引き篭もっていたが、数ヶ月前にギルドに復帰したと言う話。 ――――もっとも、エレナという魔女の顔など誰も知らなかったし、死んだ魔女になりすました悪魔が何食わぬ顔でギルドを闊歩しているとは誰も思って居なかった。 ) ………ソレって黴専用なわけ? 最近此処さ、使う人多いから色々汚れ溜まってるンだよね。 血とか。 蜘蛛磨り潰した残骸とか。 ( 当然掃除くらいしているとは思うが。 したよネ?ヒルダ。蜘蛛踏み散らした後さ。 ) [Wed 12 Jul 2006 21:37:11]
◆ニアーラ@カビ(魔女ギルド内部) > ( 見た事が無いのは当然と言えば当然である。何しろ存在すら危ぶまれている部類の幽霊ギルド員だ。何か変な噂とか立ってたりしないでもないが、一応生きていたと言う話。まぁ其れは其れとして ――― 先程ので忘れていた【判定】。 ) [Wed 12 Jul 2006 21:31:46]
◆小柄な魔女 > ( 廊下を行く何人かの魔女が口々に話題に上げるのはなにやら石鹸だとか黴だとか、ああ、そういやそんな依頼が出てたっけねという掲示板のアレの話。 積極的に大事を起こすわけでもなければ、魔女、エレナ・ストーンズこと悪魔ガルンペェラヘレラの日常は案外退屈で。 黴取り清掃なんてそんな大層でもないイベントにでも首を突っ込んでみようかって気になるものだ。 此処暫らく数回召喚に使われている件の儀式所が舞台だと聞いてのんびり立ち寄り、入り口の近くの石の手摺りに肘から先の無い腕と顎を乗っけて傍観するもの也。 作業員は一人。 ギルドでは見た事の無い顔の魔女だ。 ) [Wed 12 Jul 2006 21:28:59]
◆ニアーラ@カビ(魔女ギルド内部) > ( ふむ、このカビの群れは見掛け通りに中々頑固な様子。一筋縄では落ちぬと見えた。少し力を込めつつ、ごしごしと雑巾で擦る。そもそも薄暗いので余りよく見えないのであるが、確かにそれなりの効果はある ――― はずだ。力2だけれど。取り敢えずどんなに結果が悪くても表面上綺麗になるくらいなんだから、やっぱり相当効果は高いんだろう、うん。取り敢えず黒い娘の眼は壁に向いてあった。小柄な姿は視界に入っておらぬ様子。 ) [Wed 12 Jul 2006 21:28:27]
◆小柄な魔女 > ( 意志の手摺り?なにその哲学。 石の手摺り。 ) [Wed 12 Jul 2006 21:22:54]
お知らせ > 小柄な魔女さんが入室されました。 『 意志の手摺りに顎を乗っけて一人、小柄な姿。 』 [Wed 12 Jul 2006 21:22:23]
◆ニアーラ@カビ(魔女ギルド内部) > ( 本当かな? なんて疑問が飛び交う中、影法師はにやりと笑いつつ手袋を外してポケットの中に入れ、濡らした雑巾で石鹸を泡立てた。 ) まぁ、百聞は一見に如かずと朱鷺京の故人も言っている事だ。試してみようじゃないか、諸君? ( 壁と地面の境目、カビの陣取っている場所に石鹸の付着した雑巾を走らせる。とまぁ、【判定】。 ) [Wed 12 Jul 2006 21:20:32]
◆ニアーラ@カビ(魔女ギルド内部) > ( 取り敢えず、選択肢が脳内に浮かぶ。1:取り敢えずは廊下でも磨くか。 2:先ずは水周りだろう。 3:儀式の間など如何な物か? ――― 矢張り、此処は3を選ばずして自分ではない。のそのそと廊下を歩く。そしていざ辿り着かん儀式の間。物好きが野次馬感覚で付いて来るのは大歓迎である。さてさて、昼だろうと日の当たらぬ儀式の間。物陰など検めれば ――― ) おやおや、やっぱり。大掃除からもかなり経っているから、もしやとは思っていたけれど。 ( と言うわけで取り出しましたる超・石鹸。 ) ――― さて。この石鹸を用いると、だ。この如何にも頑固そうな黒カビの群れを瞬く間に殲滅できるらしいのだね。 [Wed 12 Jul 2006 21:14:29]
◆ニアーラ@カビ(魔女ギルド内部) > ( 元々ギルド員で在った事もあり、割とすんなり受付を通過。終わったら名簿の更新なぞするのも良いだろう。この時期、カビなんて何処にでも生える物。其れは此処魔女ギルドとて例外ではない ――― 多分。取り敢えず道中にてバケツの水を補充しつつ、とてりとてりと廊下を歩く、黒い娘。ギルド員の奇異の眼差しが時たま飛んでくるが、まぁ良い。するべき事は掃除だ。取り敢えず廊下の端々にカビが見え隠れするようなら色んな意味で末期だと思うが、流石に其処までは至って居ない。 ) [Wed 12 Jul 2006 20:58:30]
◆ニアーラ@カビ(魔女ギルド内部) > ( と言うわけで、エプロン身に着け魔女ギルドまでやってきた影法師。胸の『べのむ』と言う文字が白いと言うだけでやたら鮮烈だ。 ) やぁ、御無沙汰してるね。今日は色々在って掃除なぞしに来た次第だよ。 ( やたらけばけばしいと言うか毒々しいカードを受付に差し出した。ああ、例のカビの。なんて話くらいは通っていた様子。 ) [Wed 12 Jul 2006 20:48:31]
お知らせ > ニアーラ@カビ(魔女ギルド内部)さんが入室されました。 『( 一応末席を汚す身ではある。掃除くらいしても罰は当たるまい。 )』 [Wed 12 Jul 2006 20:41:46]
お知らせ > アイリ@騎士団さんが帰りました。 『 気概のある騎士が増えるのはなによりか。 』 [Wed 12 Jul 2006 01:34:49]
◆アイリ@騎士団 > ( 昨年末の事件で倒壊した自宅―――正式には親戚の別荘だが…の新築も財力的に出来なくは無い。 狭く不便な騎士団寮での生活にすっかり慣れてしまって居るが、どうしたものか。 これはこれで緊急時に直ぐ仕事に入れて便利といえば便利なのだが。 アルベント家の次女としては少々格好のつかない話でもある。 ) ――――『見栄を張るのも着飾るのも仕事』か。 ( 先日とある騎士に言った自分のことばを思い出して苦笑した。 そういえばあの特徴的な容姿の騎士、ようやく鎧が届いたようだ。 遠目に見ただけだが、相変わらず表情から感情がうかがい知れなかった。 ) [Wed 12 Jul 2006 01:33:12]
◆アイリ@騎士団 > ( 人員不足の折に急遽任命された百人長の地位だったが、それなりに数も増えて己の実績も幾らか積み重なった。 肩書きこそ変わらないが、正式な管理職への任命と議席での発言力が遠からず与えられるらしい。 異例の早さだと、また老人達が荒れそうな話だが。 引っ張る人間が居ないのだからそれこそ望む所。 精々バカにされないように準備を進めておこう。 ) [Wed 12 Jul 2006 01:26:25]
◆アイリ@騎士団 > ( 本人に直接会って聞きでもしない限りどうにもならない話だ。 聞けば、ヴェイトス市病院にも現れていないという。 そもそも「決闘」だという事になったとかも個人的には信じがたい話で―――勝敗が決まった段階で止められるような正式な立会人も無く、二対一で行われる決闘などあるものか。 ) ……まったく。 ( もういちど同じ事を呟いた顔は、酷く不機嫌そうで近寄りがたい。 窓ガラスに映る自分の顔に余計に顔を顰めた。 雨はまだ止まない。 今日はもう部屋に戻って休もうか…他人の事ばかり考えている暇は無いし、明日も忙しいのだ。 ) [Wed 12 Jul 2006 01:19:42]
◆アイリ@騎士団 > ( 「王になる」と豪語した歳の近い傭兵の娘。 思う事もその為の行動する事も止める理由は無いが、正直今の段階では夢想以外の何者でもなく。 幾つかの戦果を挙げて力を示してみせた、無邪気すぎる自慢げな顔を思い出す。 だがそれでは駄目だ。 ただの腕の立つ便利な駒として誰かの手で磨耗していき、いずれ消えて行くだけだろう。 欠けているのはそれだけでもない。 ) …目的と手段を混同しなければ良いけれど。 ( どうだか。 言いながら既にそれも手遅れかとも思う。 今度の事件にしてもそうだ。 「誰かの為に戦う人を尊敬する」あまり「尊敬できる人になるために行動する」という愚行を犯しはしないか。 それは「大学生になるために大学を目指す」ような本末転倒だ。 ) [Wed 12 Jul 2006 01:12:02]
◆アイリ@騎士団 > ( 書類仕事を終えて一息、個人的な調べ物をしてみれば結果はそんなものだ。 廊下を寮に向けて進みながら溜息を吐いた。 『豪天寺艶子、住所不明』それが結果だ。 以前ほんの少し前までスラムのとある男と共に生活していたという所までこぎつけたが、先日の事件と前後して少し前に其処を引き払っている。 砦での仕事の際は既に其処に住んでいなかったようだ。 ) …まったく、流れ者とはいえ。 ( 15になったばかりの少女百人長は、歳に似合わない深く重い溜息を吐いて方を落とす。 ) [Wed 12 Jul 2006 01:01:50]
お知らせ > アイリ@騎士団さんが来ました。 『 …所在不明、か。 』 [Wed 12 Jul 2006 00:55:55]
お知らせ > パスさんが帰りました。 『ひょっとしたら、泥が落ちてで湿った生地越しに、背中の刺青が透けて見えるかもしれない……』 [Mon 10 Jul 2006 01:05:11]
◆パス > あ、そこ汚れてますよ。(叩かれた背中の事。いいながら、リーゼの後についていく) [Mon 10 Jul 2006 01:05:08]
お知らせ > リーゼさんが退室されました。 『(こうしてその者は去るでしょう。足取りからして明らかに『機嫌悪い』まま…)』 [Mon 10 Jul 2006 01:03:05]
◆リーゼ > それじゃ、行こうか?歩けるんだろ、しっかりしなよ?(バシバシと弐度、左手で彼の背を叩けば歩き出しましょうか。騎士ギルドを一度見て、フンッとそっぽを向いて。目指すは、この近くの宿屋。一人分が一日だけ2人分になるだけ。多分どうって事はないだろう、と思いながら) [Mon 10 Jul 2006 01:02:17]
◆パス > とんでもない。何事かと思って思わず様子を見に行っただけですよ。(それを野次という。) なるほど、宿ですか。(それでも水ぐらいは使えるだろう。) では、一杯頂戴になりましょうか。 [Mon 10 Jul 2006 00:59:55]
◆リーゼ > そりゃ少しはね。でも、その現場に野次したのはキミ。半分はキミの責任。OK?(言い聞かせると手をひらひらとさせましょうか)宿屋に部屋をとってある。別に家とか借りてもよかったんだけどね、無駄な金はあまり使いたくもないし?(それでも食費等は自腹なのである。勿論、部屋代もだけれども) [Mon 10 Jul 2006 00:55:04]
◆パス > (ボクが悪かったんだし、の一言に……)ほほう。そのくらいの常識はありましたか。(と、少し皮肉の一つも言ってみる。) いや、冗談はともかく、ありがたいです。シャツもすこしでも早く泥を落としたいですし……。この近くなんですか?部屋は。(華奢だな、とは思ったものの女性とは気づいてないわけで、全く遠慮は無い。) [Mon 10 Jul 2006 00:52:02]
◆リーゼ > まったく…なぁにが女性に優しいだよ。子供にゃ優しくしない癖にさ!(大分気が立っているようです。左手にはめられた篭手で近くの壁を殴る。勿論、その音も金属音。大きい音が鳴り響く)気分が悪い…酒でも呑みに部屋にもどっかな!(あーあー!と大きな声でそう言えば、歩き出そうとするけれどふとその巻き込まれた人を見やり)ま、何はともあれボクが悪かったんだし―…お礼に食事でも奢ろうかい?(ニィと口元だけで笑えば彼にそう尋ねましょう。大したものは奢れないんだけど) [Mon 10 Jul 2006 00:47:38]
◆パス > (何処となく、あきれたような顔でギルドの門と、リーゼを見た。) [Mon 10 Jul 2006 00:45:31]
◆パス > (ギルド同士が近い。ゆえに、騎士の普段の姿も見慣れていた。) ははあ……いやなんとも物騒な事で。(何となく納得した。同僚にからかわれて激怒したわけだ。) [Mon 10 Jul 2006 00:43:41]
◆リーゼ > (身軽な格好をしているが騎士服を見れば一発で分かるでしょうね)其れは同僚に聞いてよね(と、クイクイッと親指で後ろの騎士ギルドを指しましょう)あいつ等、ボクが怪我人を治療しようとしたら茶化すわ怒るわ。「そんな弱いんじゃ立派な騎士にはなれないぞ!」なぁんて言いやがってね(同僚の真似をして見れば、凄く不機嫌そうなオーラ。目が見えない為表情は読み取り難いかも知れないですね)キミもキミだ。珍しいからって見に来るもんじゃない。特に、このギルドでの騒ぎにだけはね(大半は自分が原因であり、今みたいになるのだと説明しながらそう告げましょう) [Mon 10 Jul 2006 00:38:23]
◆パス > (ぜーひゅ〜、と息をつきながら、なんとかヨロヨロと立ち上がる……)……死ぬかと思いました。 一体なんだっていきなり飛んできたんです。貴方は……(リーゼの格好を眺めて…)騎士、ですか。(ひどく華奢な騎士だなと思った。こちらが立ち上がると、胸の辺りに顔がある。) [Mon 10 Jul 2006 00:34:38]
◆リーゼ > えーと…(ゴホゴホ咳き込んでいる人を眺めては、頬を掻く。助ける前にまずやる事、其れは―…)ホラ、もう見世物じゃないんだから散れ、散れっ!(野次馬をまず追い払おう。野次馬は「またリーゼかよ」と、話をしている事でしょう)さて、と(人が一通りいなくなった所で顔だけで振り向いて)いい加減、立ち上がったら?(少し呆れているようにも聞こえるでしょう) [Mon 10 Jul 2006 00:29:55]
◆パス > (正しくは声が出なかったのではなく、呼吸困難。 掛かってた重量が抜けると、体を転がしてなんとか四つんばいくらいに……。) ッ……ハ!ゲッハゴホッ ウェ〜ッホ!! (危うく死ぬかと思った……! ここのところの雨で湿り気を帯びた地面はまだ乾いていない。背中の冷たさからすると、きっと濡れた上に泥がべっとりだ……。) [Mon 10 Jul 2006 00:26:12]
◆リーゼ > ほーら、もう泣くなよ?行きなよ、怪我治してもらっといで(子供にそう言えば子供は走り去るでしょう。そして、叩かれている事に気付くのは数分後。ひょいと後ろを見れば何やら人影が。まずった!?と思い、素早く退きましょう)だ、大丈夫か?何で巻き込まれる位置なんかにいんだよ、キミは?(無謀だな、という様子で見下ろす黒毛の人。前髪の蒼が少し目立っている事でしょうが、それが邪魔で目は見えません) [Mon 10 Jul 2006 00:21:20]
◆パス > ……!…!!(丁度腹の上に重量掛かってて、声が出ない。押しのける事もムリ。 とりあえず藁にもすがる思いで、パシパシ、と上に乗ってる“何か”を叩く。ひょっとしたら、袖についた香料の匂いに気づくかもしれない。) [Mon 10 Jul 2006 00:18:26]
◆リーゼ > (ビクンと指が動けば声が響くでしょう)い―……イッタイだろ!?それでもキミ、騎士かぁ!?(ギルドの扉に向かって叫べば、腕の中にいる人を覗きこむ。10代前半の子供。怪我をしており泣きじゃくっていれば)もう大丈夫。怖いオジサンはもういないぞ(ニッと子供に笑みを向けているでしょう。その背に人がいるだなんて事に気付く事もなく。つまり、大人+子供。合計2人分の体重がズッシリとかかっているわけです) [Mon 10 Jul 2006 00:14:59]
◆パス > (運の悪い事に、真正面に居た+事情の見込めてない+素早さ2の青年……つまり、パスは見事にそれに巻き込まれて、声も無く一緒にぶっ飛ぶことに……後ろアタマに衝撃受けて、一瞬意識がもうろうと……) うう……。 (とりあえず立ち上がろうとするも、上に“何か”乗っている。) [Mon 10 Jul 2006 00:11:41]
◆パス > (仕事を終えたところも“少なくないはず” でした。 ) [Mon 10 Jul 2006 00:08:33]
◆リーゼ > (一時の静けさが訪れよう。しかしその数分後、その沈黙は意外な形で破られる)っだあぁっ!?(ギルドの扉は開いたまま。其処から勢いよく飛ばされていく人影。真正面の壁に激突すれば砂煙があがる。――シーン…。静かになりました、色んな意味で。そうすればギルドの扉は乱暴に閉められるでしょう) [Mon 10 Jul 2006 00:07:43]
◆パス > な、な……!?(怒声、それ以上に金物がぶつかり合う音が耳をつんざいた。) 何なんですか一体……。 (ギルド街とはいえ、この時間は仕事を既に終えたところも少ないはず。人だかりも、そうそう厚くはなかろう……様子を伺いに近づいた。) [Mon 10 Jul 2006 00:03:55]
◆リーゼ > 騎士になる為とは言え、このような怪我を放っておけとはどういう…!(どうやら騎士ギルドの方でケンカしているような声)女の名前って言うなっ!(其れはもう酷い怒鳴り声だったろう。御近所迷惑なのにも関わらず怒鳴りまくれば。人だかりが出来ててもおかしくないといった光景でしょう。ドンガラ…ガシャン!とかもう物凄い音がしている事だろう) [Mon 10 Jul 2006 00:00:03]
◆パス > あ、ひょっとして……。(袖口の匂いをかぐ……矢張り、だ。仕事で使った香料が、わずかに服に散っていたらしい。早い所落とさねば、匂いが染み付く。) [Sun 9 Jul 2006 23:57:47]
お知らせ > リーゼさんが入室されました。 『(そんなギルド地区のど真ん中で、何やら人だかり)』 [Sun 9 Jul 2006 23:56:41]
◆パス > (スンスン……立ち止まって鼻を利かせる。悪い匂いではないが……いったい何処から?) 今の人……いや、違う。 (立ち去った後も匂いが消えない。湿度が高いとはいえ、野外。そんなに匂いが残るはずも無い。) [Sun 9 Jul 2006 23:54:30]
◆パス > (さてどうするか、と空を見上げたその後ろを、同じ建物の一階にある事務所の職員が通り過ぎる。)あ、ども。お疲れ様です―。(気づき、軽い会釈を交わすのもいつもの光景……。) ……おや。 (何か匂う。) [Sun 9 Jul 2006 23:50:56]
◆パス > (調香師の組合は、ここギルド地区のとある建物のの二階にある―としておこう。ともかく、パックの今日の仕事はこれで終わりというわけで……。) [Sun 9 Jul 2006 23:48:05]
お知らせ > パスさんが来ました。 『―さて……と。』 [Sun 9 Jul 2006 23:45:24]
お知らせ > ソフィアさんが帰りました。 『匍匐前進な日々はまだまだ続く。』 [Thu 6 Jul 2006 00:41:45]
◆ソフィア > (禁忌で在るが故に、その領域に通じるからこそ求めるのだが――分野的にやはり異端。協力者はおろかヒントを得るのも難しいのが現状か。) 手探りの独学は効率が悪いんですよね・・・ ”鉄騎”の時みたいに鹵獲体のフィードバックに賭けてみるのも――(都合よく求めるものが来るかは不明だが、いっそ部品の買取募集でもしてみるべきか―― とか考えつつ。 分野に掠りそうな資料を大雑把に抜き出したら、埃臭い保管場所から脱出しよう。) [Thu 6 Jul 2006 00:39:59]
◆ソフィア > (とはいえたとえ整然とした資料庫だったとしても発見は容易ではないだろう。 創立以来でもそう数はあるまいし、倫理上の問題で意図的に資料を残してない可能性もある。生物を用いるゴーレムは人間創造の業にも通じ、暗黙の禁忌となっている事が多い。)此処に無ければ後は――図書館の禁書庫か。 また解禁の催しが在るといいんですけどねー・・・・(色々蠢き回ればそのうちそれらしい棚を見つけるわけだが、目的ぴったりの資料はやはり無いらしく。) [Thu 6 Jul 2006 00:33:02]
◆ソフィア > (カバリスト追加説明として研究大好きだけど纏めた資料を取っとくとかは興味がない奴が多い。 ギルドの共有財産とした文献でさえ、重要度が低いとホントに無造作に書庫に押し込めてあったりするのだ。金が無いから整頓役は居ない。 研究の前例を求めて入り込んだが、未だ肢の万全でない身にとってはちょっとしたダンジョン探索だ。探す前に歩くのが大変で、作業は遅々として進まない。) [Thu 6 Jul 2006 00:24:24]
◆ソフィア > (カバラとは本来口伝の意であり、故にかカバリストという連中は知識の公開を嫌う。 仲間内ですら秘密主義を取る所さえもあり、いざギルドの繋がりを持った所で、技を学ぶのには相応に苦労を強いられる。) だからといって、これは―― (そんなことを、崩れた本の山をなんとか乗り越えつつ再確認していた。) [Thu 6 Jul 2006 00:19:33]
お知らせ > ソフィアさんが入室されました。 『inセラ内部資料室。』 [Thu 6 Jul 2006 00:18:19]
お知らせ > 園内一花@陰陽寮さんが帰りました。 『( 十示様は… どう思っているだろう )』 [Tue 4 Jul 2006 23:39:03]
◆園内一花@陰陽寮 > ( ―――では、『彼女』の時はどうだろう。 【屍砦】より撤収するその日に戦った、彼女【血泥棒】… あの人を消滅させたのは、手を汚した事になるのだろうか…。 自分にとって難しいのは、可能性の全てを否定して、そこで終止符を打つ事だった… ) ………。 ( すっかり晴れた星空を見上げて… 病院に居るパートナーの事を想う…。 『無事だろうか』という心配も含めて… 痛みに苦しんでいやしないか… 寂しがってやしないか…。 〜昨夜話をした白夜ちゃんは、何も言わずに泣いていた…。 もっと話を聞かれれば良かったと思う… 〜それこそ白夜ちゃんや神社を狙ったりはしないと思うのだけれど… 一時的に月の雫へ部屋を取った方が良いだろうか… ) ―――帰ろう。 ( 呟いて、立ち上がった。 …しっかりしなきゃ… ) [Tue 4 Jul 2006 23:35:41]
◆園内一花@陰陽寮 > ( 流石は『蔓断ち』、『竜殺し』… 必殺の一撃を、けれど捌かれた瞬間を思い出す…。 …あの時自分は、『そんな事』を一々考えもせず、ごく自然に、当たり前の事として彼女を殺そうとしていたのだろう…。 …菫を害する者は、誰であれ何であれ排除すべき敵だと、それだけを考えて…。 〜でも、それは、手を汚す事なのだろうか。 それで汚れるのだろうか ) ―――難しいのは… ( 良し悪しを抜きにして、あの場合において困難なのは、武器を振るわずにおく事だ。 …あの時、菫の言葉が届かなかったなら… きっと怒りに任せて… ) [Tue 4 Jul 2006 23:22:46]
◆園内一花@陰陽寮 > ( 『菫が欠ける』 という不利な状況で、十示様を巻き込むのはどうだろうと考えてしまって… けれど、一人でと考えると、また不安が首をもたげる。 …【六合】を呼ぶのであれば、その影響下における相手である場合に限り、事に当たる人数はあまり意味をなさなくなるが… その効果は必ずしも安定せず… 今の自分のコンディションでは、尚更だろう。 ―――『その時』は、何の前触れも無く突然訪れる… 豪天寺艶子が、自らそう示して語った言葉を思い出す…。 …武器を取って戦う、という選択肢を少なからず持ち、それを生業にもして… 争いは嫌いと言ったところで、そうなる可能性を自ら招き入れている事に変わりない。 …考えて、望んでそうしてる事だけど… それなら『手を汚したがらない』事も許されないのかと ――― 何時の間にか晴れていた。 静かになった外に、ふと途中の雨戸を開けて… じめじめしてはいるけれど、少し涼しい縁側に、何とはなしに腰掛ける ) [Tue 4 Jul 2006 23:06:03]
◆園内一花@陰陽寮 > ( 【屍砦】の一件で名目上は昇格されて、昇給もされて、『見世物』として式典などに呼び出される可能性を持つようになっても… 実動要員としては見習いである事に変わり無い。 〜訓練期間は空けてもらったし、【屍砦】の依頼を請けた事は考慮してくれていた… けれど、今度こそ任務を控えた今になって不祥事を起こし、パートナーが入院中と言っても、もう待っては貰えない。 …『断るか?』… 多分そうだろうと考えた上で、言い出し難い事を口にするのを助けるようにかけられた問いに首を振って… 本来ならばパートナーと二人一組、場合によっては師事している十示様の助力を乞わなければならない程度の任務を胸に、土砂降りの雨が閉ざされた雨戸を叩く薄暗い廊下を歩く ) [Tue 4 Jul 2006 22:47:52]
◆園内一花@陰陽寮 > ( 陰陽寮『ハラエ』の一部所であるその名を知る者は、多くない。 『呪』を意識して、関係者であっても口にする事は稀だから ) ―――はい、分かっています。 ( けれど確かに機関は存在しているし、そこにはちゃんと服務規程だってある。 〜例えば… 原則、退魔のオーダーは予定通りに下される。 疲れていようが、風邪を引いていようが、怪我をしていようが… 次の任務までインターバルの時間を与えられる代わりに、指令はユニットの事情などお構い無しに下されて、勿論『達成不可能』と判断して引き下がる事は出来るけど、それは『失敗』とみなされる。 ―――細い灯りに照らされる薄暗い和室で、巫女装束のポニーテールは二通の封書を受け取って、部屋を出た ) [Tue 4 Jul 2006 22:38:03]
お知らせ > 園内一花@陰陽寮さんが入室されました。 『( 退魔機関『鳳来』 )』 [Tue 4 Jul 2006 22:19:12]
お知らせ > アイリ@騎士団さんが帰りました。 『 ( そのまま廊下の闇に足音は消えた。 ) 』 [Mon 3 Jul 2006 02:40:12]
◆アイリ@騎士団 > ( やがてそんな立ち話をしていた同僚が立ち去れば、一人いつもの仏頂面で背筋を伸ばして歩いていく。 見舞いに行く暇は無いし、この件に関して彼女…艶子が何か言うこと、問う事があるのなら向こうから顔を見せるだろう。 ) ……安っぽいプライドで決闘などして失望させてくれるな、豪天寺艶子。 [Mon 3 Jul 2006 02:36:38]
◆アイリ@騎士団 > まぁ…大きな問題にならないとは思いますけれど。 剣を抜いてお互いを斬りあったのならどちらが一方的に悪い、ではありませんし。 互いの命を危険に晒しあったのでしょう。 ( 殺す気が無くても殺す可能性のある戦いをしたという話。 武器を持つ、武器を抜く、というのはそれだけで言い訳の出来ない事だ。 ただ腰に剣を提げて歩いているだけで、ただの町人、村人から見れば「暴力を振るう人種」だ。 それを抜刀した瞬間「殺す気がある人種」に跳ね上がる。 我々は少し、麻痺しているという事を肝に銘じなければならない。 ) ……引き締まるでしょうよ。 ギルドも、個人も。 反面教師というやです。 [Mon 3 Jul 2006 02:32:43]
◆アイリ@騎士団 > ( 聞こえてくるのは当事者達の名前と病院に駆け込む程の怪我であったということ、それだけだ。 3人の誰の思惑も実際の行動も、その経緯も分からない。 ただ、穏やかではない内容だという事ばかりが耳に入る。 彼らに確執があったのか、事情があったのか、そもそも情報が何処か曲がっているという可能性もある。 ) …決闘自体は問題ではありません。立会人が無かったというのが正式に決闘の成り立たない大きな問題ですが。 それでは誰がどんな怪我をしても立証できる立場の者が居ない。 当事者同士では当然問題外です。 ( そも、なぜ二対一の決闘など馬鹿馬鹿しいことを。 誰にというより、3人全員の浅はかさに溜息を吐いた。 3人いてそんな馬鹿馬鹿しい状況を誰も止められなかったのか。 ) [Mon 3 Jul 2006 02:25:09]
◆アイリ@騎士団 > ( ふと耳に入った噂話。 傭兵ギルド「雷電」は情報の封鎖に奔走しているようだが、残念ながら街中の比較的安全な場所で起きた傷害事件だ。 全員が市病院で治療を受けたとまでの大事なら、何処かから漏洩してしまうものだろう。 その「3人」という人数は解せないが、その3人が3人とも知った名だったのが興味を引いた。 ) 艶子さんと―――残りの二人も前の仕事で見かけた二人ですね。 [Mon 3 Jul 2006 02:20:35]
お知らせ > アイリ@騎士団さんが来ました。 『 決闘…? 』 [Mon 3 Jul 2006 02:17:35]
お知らせ > 艶子@傭兵ギルドさんが帰りました。 『もう片方の光も失って、何も見えなくなってしまえばいいのに。』 [Sun 2 Jul 2006 23:16:28]
◆艶子@傭兵ギルド > ( 足取りはしっかりしていたが、その表情には疲れらしきものが浮かんでいた。 途中、ギルド内に屯す傭兵達と目が合う。目を逸らす者、興味深そうに見る者、あざ笑う者。”黄色”が目立つこと自体、気に入らないと思う者はいるのだ。それが何か騒ぎを起こせば喜ぶ人間は少なからず居る。 ) …………。 ( 雨が降っていた。少女は濡れるのも構わず、その冷たい雨の中を歩き出した。 友人を二人失ってまで意地を通す価値はあったのか、友人を傷つけてまで叫ぶ意味はあったのか。 ) [Sun 2 Jul 2006 23:01:54]
◆艶子@傭兵ギルド > ( 腕の立つ傭兵は重宝されるが、貴重な存在では無い。消耗品であり、剣闘奴隷のように客の人気を集められるという訳でもない。騎士団や侍のように統率も取れておらず、金次第でなんでもやる。そして傭兵ギルド雷電はそんな傭兵達に仕事を紹介するだけ、そんな乾いた関係。 ――とはいえ、やはりそこには責任が存在する。そして罰則も。 男は少女に言い放つ。「降格」「減給」「謹慎」。詳しいことは追って連絡すると。 これは雷電ギルド内だけの処分である。自警団にもこの事が知られているのなら何かしらの動きはあるかもしれない。今のところ特に何も来ていないようだが。 少女は無感動な表情で一礼すると、そのまま部屋を後にした。 ) [Sun 2 Jul 2006 22:51:36]
◆艶子@傭兵ギルド > ( 無論そうでない者も沢山居るが、傭兵の底辺を見ればゴロツキやチンピラと何ら変わらない存在である。彼らは基本的に戦争屋であり、戦いが無い時は酒場で酔っては殴り合い、気に入らない事があれば剣を抜き。そういう者が多い以上、男としてはいつもの手馴れた処理の一つの筈であったのだが、いつもと違う点が二つあった。 男は思う。一つ、名の売れた傭兵であったこと。小便臭いカギのくせにあの蔓の悪魔との戦いに出向き、そこから生還した一人である。が、さも自分が一番の功労者のように振舞っているが、実際は同行したトゥー・ハンドや他のメンバーの功績の方が大きい事を知っている傭兵は少なくない。竜殺しに関してもそうだろう、あの戦いにもトゥー・ハンドは同行していた。 二つ、斬った相手が「ハラエ」の所属であり、チンピラ同士や傭兵同士の諍いとはワケが違うということだ。 ) [Sun 2 Jul 2006 22:36:59]
◆艶子@傭兵ギルド > ( 部屋の中には男がもう一人。少女の目の前にある机から窓の外を眺める自分を見上げていた。男が一つ咳払いをすると、漸く少女の視線が男へと落ちる。 ) …… ですから、決闘です。前後のやり取りは聞いての通りですが、私が誘い、相手がそれに応じました。 ( 「朱鷺の都では特に珍しい事では無い」と、男は聞いていた。ブシと呼ばれる戦士達はまるで死に急ぐように死合いを挑むという。道場破りに負ければその勝利した相手を道場から生きては帰さず、訴えるため・責任を取る為に腹を切り、ブシの命は薄紙一枚とまで言われている程である。 男が手にした紙に書かれている少女の短い経歴の中には、少なくともブシであった事を示す一文は無いが。 ……なら、この責任を取って腹でも切って貰うかと、男は苦笑しながら思った。 ) [Sun 2 Jul 2006 22:27:42]
◆艶子@傭兵ギルド > ( この雨は昨日の夜からずっと振り続けているのだろうか。雨脚は弱まったが、それはまるで自身の気持ちが幾分か和らいでいるのを象徴しているようでもあった。しかし、それは時間の経過と共に苦悩する事に疲れた精神が見せる状態であり、雨はまだ降り続いているのだ。 右目を覆うように包帯を施した少女は、その部屋の中央に立って窓の外の雨をぼんやりと眺めていた。 傷口の血は止まっていたが痛みはまだ酷く、暗闇しか見ることの出来なくなった瞳が熱を持っているのが判る。それでも大人しく病院で寝ている事を拒み、こうして出歩いているのは何故なのだろう。片目で見る世界は憂鬱で、無気力と疲れだけを与える存在だというのに。 ) [Sun 2 Jul 2006 22:16:04]
お知らせ > 艶子@傭兵ギルドさんが入室されました。 『雨が降っていた。』 [Sun 2 Jul 2006 22:09:04]
お知らせ > カイネ@傭兵ギルド『雷電』さんが退室されました。 『( 豪天寺艶子。自分に比べれば余程に有名な人物であった。 )』 [Sun 2 Jul 2006 12:12:20]
◆カイネ@傭兵ギルド『雷電』 > ( 評判に関わるからそんな真似はするな ――― とか、そんな話だった。一体何を思ってそんな事をしたかまでは知らない。知らないからこそ好き勝手言えるんだろう。 ) はいはいはいわーってますよ。特に仕事も無いんだろ? アタシは失礼させてもらうよ。 ( 馬鹿らしい、とか呟きながらツカツカと。問題を起こした傭兵の名前は聞いた。竜殺し(自称?)、蔦断ち、その他諸々の称号を持った腕利きの傭兵と聞いていたが。 ) [Sun 2 Jul 2006 12:10:42]
◆カイネ@傭兵ギルド『雷電』 > ( 思わずそんな事を口走りそうになったわけだが、理性で押し留めた。発端はギルド所属の傭兵が私闘でどっかの神官…だっけ? を怪我させたとかそんな話からだった。まぁその辺はギルドの中では問題にもなるまいが ――― 問題は私闘じゃない。それをした場所だ。暗黒街なんかじゃ日常茶飯事だから良いとしよう。神社とは如何言う事だ。 ) で、其れをアタシに聞かせて如何する心算だったんだ、アンタ。 ( 多分釘を刺そうと言う事ではあろうが。 ) [Sun 2 Jul 2006 12:05:59]
お知らせ > カイネ@傭兵ギルド『雷電』さんが来ました。 『( お前は何を言っているんだ。 )』 [Sun 2 Jul 2006 11:55:50]
お知らせ > ナナオ@ハンターズギルドさんが帰りました。 [Sun 2 Jul 2006 01:03:54]
◆ナナオ@ハンターズギルド > (チョッパねられる事無く本棚に納められる本。途中 ガッ と表紙が突っかかる音が聞こえた気がするが、”赤毛は”気にしない。) ココの財布も何処にしまったか思い出さないとなぁ――。(長机の上に積み重ねた本を、適当に空いてるスペース――主に本棚の上とか、隙間とか――に押し込んで) [Sun 2 Jul 2006 01:03:17]
◆ナナオ@ハンターズギルド > (考える間)(低い天井のシミをぽつぽつ数えられる程に眺めて――やおら、視線を手元に落とした。)……ありえる。 ありえるよ。あの学者先生―――ッ!(発作的に遺跡に潜って、寒かった!で帰ってくる女だもの…!) 胸ビンタとか、胸ミサイルとか、そういう必殺技で切り抜けてる事を祈りつつ――さっさと追いかけるか。 [Sun 2 Jul 2006 00:58:49]
◆ナナオ@ハンターズギルド > (インディが既に手に入れている可能性もあるが、会えるかどうかも分からない。 モンスターが駆除されたと言っても、完璧に駆除されたわけでもあるまい。 ――既に隊が引いた後なら、新しく流れ込んでいる可能性もある。 ) 根城にしてる盗掘団と鉢合わせたりしてな。 ( はは ハハハ) ………。 (……。) インディ用心棒くらい雇ってるよな。本気で1人でほっつき歩いたりしてねぇよな…?! [Sun 2 Jul 2006 00:51:52]
◆ナナオ@ハンターズギルド > (モグリのハンターなら、或いは…とは思うが、知り合いには居ない。)―――――と、なると。 あの作戦に関わった人に地図系を貰って、直接突っ込んだ方が早いか。(表紙で中身を挟むように、本を閉じて) ―――斡旋所で関係者尋ねるか。運がよければ、斡旋所に作戦時につかった地図があるかもしれないし。 [Sun 2 Jul 2006 00:48:39]
◆ナナオ@ハンターズギルド > (期待しているのは、砦に関しての情報なのだが――) あれ。 (手にしたレポートに目を通す。が、直ぐに眉を寄せる結果に) ……うん? 殆ど記述が無いじゃない。 てっきり、「処刑が毎日行われていて、大変な事に!」とか、「何故か死人がごろごろでて、大変な事に!」とか、「モンスターが押し寄せて大変な事に!」とか、それ系の記述があると思ったのに。 (つまり、ハンターズギルドとしては未着手の部分という事か。) ……まぁ、この間の騒ぎだって、私らが入り込めるような話しじゃなかったしなぁ。 [Sun 2 Jul 2006 00:44:53]
◆ナナオ@ハンターズギルド > (実は、ここの本棚には用は無い。 手にした本を纏めて本棚に押し込むと、脚立を軽く駆け下りた。―――目指すは) ……禁帯出本は、触るとうるせぇからな。 よし。ヴェイトス地図、砦――…と。 (ハンターズギルドに所属している者達が出した報告書を纏めて、確認された真実だけを纏めたレポートブック。…常に書き加えられたり修正されたりしている為、無くなると悲鳴が上がる事間違いなし。 よって、ハンターズギルドから持ち出すことは禁止されているらしい。 ―――そうナナオは聞いている。が、実際の所はこの女の物使いの荒さを知っているから、そんな風に言われているだけかもしれない――ということを付け加えておく。 まぁ、なんにせよ…何冊かあるうちの一冊を手にとって) [Sun 2 Jul 2006 00:36:58]
◆ナナオ@ハンターズギルド > あわよくば、砦になんか残ってるかもしれないし――なんてったって、呪いよ?呪い。ヴェイティアンの!ワクワクするじゃない――…って、(司書は重いため息を付いて、「取り合えず、本は大切に扱え。持って帰るな」と赤毛に強く言うと、付き合ってられないとばかりに背を向けた)―――了解。ワトサップ。(にま。)(男が、遠ざかるのを、こっそり脚立の上立って、本棚の上から確認――)―――よしっ [Sun 2 Jul 2006 00:25:09]
◆ナナオ@ハンターズギルド > なんて言うか、アタシって?有言実行の女だから。 (ふふんと鼻を鳴らす。脚立の下を見下ろして、大変難しい顔をしている男に、スマァイル。) 30万以上稼ぐぞ―って前、いってたじゃない?50万には届かなかったけど、46万。46万。46万……!!ばっちり及第点でしょ。――っわっぷ。(脚立の上で胸を張る…なんて事をやったもんだから、危うく足を踏み外しそうになった。慌てて体勢を整え)――と、まぁ。そういうこと。 余裕ができたんだから、今のうちに―――って。 [Sun 2 Jul 2006 00:20:09]
◆ナナオ@ハンターズギルド > ――行ってこようかなって。(赤毛の女は、本棚から幾らか本を引き出しながらそう言った。 此処はハンターズギルドの資料室。 資料室管理担当者が、赤毛の派手な借り方――というよりは、荒らし方に眉を寄せながら「へぇ」と相槌) この間の推理仕事が、ばっちり儲かっちゃったからさー懐にも余裕があるし。 [Sun 2 Jul 2006 00:14:17]
お知らせ > ナナオ@ハンターズギルドさんが入室されました。 『―――ちょーっとアンデット砦の方まで。』 [Sun 2 Jul 2006 00:09:06]
お知らせ > アル@錬金術ギルドさんが退室されました。 『(一時間お説教の刑開始。椅子の上に正座させられる12歳なのでした)』 [Fri 30 Jun 2006 13:29:56]
◆アル@錬金術ギルド > う、うわぁん…ごめん、ごめんなさいってばぁ〜…!(彼女の言い訳なんて聞かず、ズルズルと彼女を引きずって奥の部屋へと急ぐギルド職員。流石立派な工房を持つ錬金術士団体本部「金の乳鉢」。入団者には完璧な教育を…と)…うう…こんなギルド入るんじゃなかったぁ…(る〜と涙流しながら引きずられてって…) [Fri 30 Jun 2006 13:29:12]
◆アル@錬金術ギルド > う、うわわわぁ!?(びっくりして、思わず後ろにポテンと尻餅)ふぇー…驚かさないでくださいよぉ…。え? この紙? あ、依頼完遂書です!(と、答えるものの職員の怖い声がギルドに木霊する。そりゃそうだ。その紙も濡れている挙句、提出期日が一日過ぎてるわけだから…)き、昨日は豪雨でこれなくて! ほ、ほら!それにこれから中和剤の事も…!(言い訳してみるものの、昨日お客に納品した事実を突き止めているようで…合計一時間のお説教の刑に処される事が確定…) [Fri 30 Jun 2006 13:26:12]
◆アル@錬金術ギルド > (カウンターまで侵入成功! 後は依頼完遂書を置いておくだけ…)よーし…上手くいきそー…!(って所で背後から職員に声をかけられ、ビクゥ!と背筋を震わせて、恐る恐る振り返って見て……其処には額に青筋たててる笑顔のおにーさんが…) [Fri 30 Jun 2006 13:22:49]
お知らせ > アル@錬金術ギルドさんが来ました。 『(こそーっと。物音を立てないように…)』 [Fri 30 Jun 2006 13:21:09]
お知らせ > 犬王丸@傭兵ギルドさんが退室されました。 『くそォ、どっかに美味い話は転がってねェもんかなァ…。』 [Fri 30 Jun 2006 12:18:14]
◆犬王丸@傭兵ギルド > (あっという間におっぽり出されて、とぼとぼと。扇子をぱたぱた、今の漢字は「権威」である)まァ、あたしみたいなのが一人で仕事取れるほど簡単なもンじゃねェのは分かるけどよォ…ちぇっ。斡旋所に行って、どぶさらいでも何でも探してきやすかねェ…(そもそもが仕事を選べるような贅沢な身分でなし、(もちろん本人も選ぶつもりなどないが)いよいよ困窮の度合いは激しい。昨夜は親切な行きずりに奢ってもらったが、いつまでもそんな僥倖が続くわけもなし…) [Fri 30 Jun 2006 12:15:08]
◆犬王丸@傭兵ギルド > へ、これでようがすか?いい?えっへへへ、どおも、お世話様で…(ヘラヘラ笑いは絶やさず、羽ペンを返却。そのままサッサと帰ればいい物を、まだうろうろと歩き回るのは…)で。さっそく、なンかお仕事ありやせンかねェ?もー最近どこも不景気で、ろくなのが…うへっ、すいやせン!!へいへい、とっとと退散しますですよ、へェ…(こんな下級も下級な兵隊に回す仕事も無いほどに平和なのであろう。それはそれで人の世にとっては良い事なのだろうが、ギルドの職員にとっては歓迎できるはずもなく。) [Fri 30 Jun 2006 12:10:31]
◆犬王丸@傭兵ギルド > (さらさらと、羽ペンを走らせて必要な項目を埋めてゆく。母語でも無い人間標準語であるが、存外に達筆である。が、この男が特に学があるというわけではなく、この類の書類に書くことなど何処も同じような文句ばかり、であるから。慣れっこ、である)へいへい、いぬ・おう・まる…っと。(標準アルファベットで名前を綴ったのち、漢字でも書き足す。漢字で正確に書く事は、何よりの本人証明でもある) [Fri 30 Jun 2006 12:04:58]
◆犬王丸@傭兵ギルド > (挨拶…そう、何事も挨拶が大事だ。「筋を通す」、ヤクザ者に取っては何よりも大切なこと…そのために指や命を差し出す事も、往々にしてある。)え、そうそう。お仕事でやすよ。え?あァ、これに名前を書けって?ようがす、じゃァちょいと筆を拝借…(受付の男がぶっきらぼうに粗末な羊皮紙を突き出した。その態度に思うところが無いでも無かったが、特に気にしない。何となれば、「おおとりてえ」に従う事こそ肝要、なのだから。) [Fri 30 Jun 2006 11:59:45]
◆小柄な男@傭兵ギルド > (カウンターに身を乗り出すと、上目遣いに受付の顔をねめつけた。ヘラヘラと締まりのない笑顔に、ちょっと似合わない程に鮮やかな朱塗りの煙管をねぶっている。女物だ)ここォ、傭兵ギルド…でやすね?あたしゃ犬王丸ってェけちな雇われなンだが、ちィとご挨拶させて頂こうと思いやしてね、へへへへ… [Fri 30 Jun 2006 11:54:05]
◆小柄な男 > え、ごめんやしてェー…(短躯をさらに屈めて、揉み手をもみもみ。卑屈な愛想笑いを振り撒きながら、しばらくきょろきょろと辺りを見渡して…どうやら、受付であろう所にアタリをつけたらしい)へっへへへ、ちょォっといいですかィ? [Fri 30 Jun 2006 11:50:13]
お知らせ > 小柄な男さんが来ました。 『傭兵ギルド『雷電』入り口に現れた人影。』 [Fri 30 Jun 2006 11:48:34]
お知らせ > ヒルダ@魔女ギルドさんが退室されました。 『柩夢か…… 今度行ってみよう。』 [Thu 29 Jun 2006 02:49:26]
◆ヒルダ@魔女ギルド > ( 思えば不思議な人だった。今まで出会った覚えは無いけれど、どこか変わった雰囲気の持ち主で。 私も多方面に顔出しているからそれで知ったのかもしれない。例えば、ゴリューテイのFFのお陰で一部の人に有名だろう。 ) …… もう一度会ってみれば判るか。 ( すぐにとろんと瞼が重くなる。 ) [Thu 29 Jun 2006 02:47:52]
◆ヒルダ@魔女ギルド > ( 占いを終えてギルドの寮に戻り、ベットに潜り込んでふと思い出した。何の気無しの発言だったため、その時は気付けなかったが。 ) あの人―― ニアーラさん。私のこと「ヒルデガルド・グレーテ」って。 ( 確かヒルダとしか名乗らなかった筈だ。どうして彼女は私の名前を知っていたのだろう。 ) [Thu 29 Jun 2006 02:44:45]
お知らせ > ヒルダ@魔女ギルドさんが入室されました。 『そういえば……』 [Thu 29 Jun 2006 02:41:12]
お知らせ > 園内一花@陰陽寮さんが退室されました。 『( そんな労力は、何事も無ければ、次第に相手の気力を奪っていくのだろう )』 [Sat 24 Jun 2006 00:56:15]
◆園内一花@陰陽寮 > ( 少なからず手向かってくる相手を『潰す』には、戦わなければならない ) [Sat 24 Jun 2006 00:55:39]
◆園内一花@陰陽寮 > ( それで良いと… 曖昧で、グレーゾーンがあったって、悪いばかりではないと頷けば… あたかもその気になれば突破出来るような事を言う新米に、忌々しげに注がれる視線を見据え返す。 ―――出来るかどうかではなくて、そうしなければならないからそう言った。 …実際に突破出来るかどうかなんて分からないし… やはり【六合】を上手く呼び出せないような気がする現状で、術をまともに受ければただでは済まない。 …とは言え… 【六合】の影響下に取り込んでしまうのは、仮にも同僚を相手にするのであれば、落ち着かせると言うより惑わすようで、気が引ける上に不確かだ。 …道場を出てしまえば、それ以上の追撃は無いと踏み… 薙刀を構える。 既に対峙する巫女の数人は、術の発動にかかっていた ) [Sat 24 Jun 2006 00:53:18]
◆園内一花@陰陽寮 > ( …だけど… 『弱い』なりの自分を曲げず、完璧であろうとしたその結果には… 場合によっては、決断出来なかった事を、後悔してもし切れないくらい後悔するのだと思う。 …では買うのが正解かと言えば、それは分からないけれど… 菫と白夜ちゃんを見ていれば、きっと間違いでは無いのだろうと思えるし、それを、本当の本当に『妥協』と考えてしまう事も、無かった ) …今日はこれで、帰してください。 また、余裕のある時にはお付き合いします。 …ですが、今、無理にでもとどめようと言うのであれば、私は囲みを突破して逃げなければなりません。 皆さんの身体の事は、あまり構えません…。 ( …『無駄に怪我をしちゃいけない』… 菫がちょっとでも怪我して帰って来たら、それなりにうろたえてしまう自分がこんな事では、いけない。 …『任務を前にして、体調は万全にしておかないといけない』… 屍砦へ行く前に、ちょっと無理してた十示様と菫を、心配したのだから。 ―――主義に拘る、と『錯覚』するよりも… もっと大切な、譲れないものはたくさんある…。 あるいはこれも『完璧』を求めているのかもしれないけれど… こうなっては、何を持って十全とするのかどうかすら、曖昧になってしまって ) [Sat 24 Jun 2006 00:43:05]
◆園内一花@陰陽寮 > ( ヴェイトス市で暮らしている以上、奴隷制に反対は出来ないけれど…。 でも、嫌な事には変わり無いから、せめて買わないように… 見える範囲では、なるべく使わないようにしようと思っていた。 …シェリダンさんに、紅姫さんに… 奴隷の友人が居れば尚更、そんな事は出来ないと、頑なに心に決めていた。 …シェリダンさんはコロセウムの顔みたいな人だし、紅姫さんに至っては逃亡奴隷… 彼女達の事情は違うけれど、仮に自分に奴隷の友達が居たとして… その人がギルドに戻されたとして… 買えるだろうかと考えると… 分からない。 正直に言えば、買えない方が、濃厚ではないかと思う ) ( ギルドに戻されるというのは『最後』ではないから… どんな人に買って行かれるか分からなくても、菫というパートナーが居なくたって、購入は躊躇ってしまうように思えた ) [Sat 24 Jun 2006 00:20:46]
◆園内一花@陰陽寮 > ( …『イツカちゃんは、自分が完璧じゃないと気が済まないんだ』… 以前、言われた言葉を改めて考える。 …例えば自分にとっては、『戦う』という選択肢は最後の手段だった…。 …競争するのが苦手で、嫌で、どうしようもない場合以外、そうしないで居ようと決めていた…。 …本当に嫌いだったというのもあるけれど… もしそうしてしまったら、今までそうせずに来た事が全て嘘だったように思えて、怖かった…。 …100でなければ、99も0も同じだと思ってた… ) ( 考えるように在る事が出来ないのが許せなくて、妥協する事を許せなくて…。 だけど… 白夜ちゃんと暮らして… まだまだ、まるでぎこちないけれど、そんな事は無い、これで良いんだと感じてる ) [Sat 24 Jun 2006 00:05:35]
◆園内一花@陰陽寮 > ( 日暮れの、灯りを入れても薄暗い道場で。 …ここ数日耐えて耐えて… 気味は悪いけれど、それでも体の良い術の的になっていた巫女装束のポニーテールが… お揃いの装束に遠巻きに囲まれて、静かに口を開いた ) じきに任が下されます。 …これ以上、お付き合いすることは出来ません…。 ( たまりかねて懇願するとか、泣くとか、そういう調子の無い態度で。 手には薙刀の木刀がしっかりと握られて、いつもの淡く輝く幻の花畑は、一向に芽を出す気配を見せていない ) [Fri 23 Jun 2006 23:56:25]
お知らせ > 園内一花@陰陽寮さんが来ました。 『 もう、やめてください。 』 [Fri 23 Jun 2006 23:51:26]
お知らせ > レッド@錬金術ギルドさんが退室されました。 『 工房の真ん中に金塊とか、センスどうかしてるぜ。(睨まれた。) 』 [Tue 20 Jun 2006 22:56:50]
◆レッド@錬金術ギルド > ハイよごっ苦労さんと! 1200エンな。 そんなションボリ顔すんなって。 たかだか数百エンじゃあねぇか――――。 ( たかだか数百エンを値切ったのだが。 今日の晩飯代だな。 今もって来る、と言い残して渋い顔をしたギルド員が奥に引っ込み、暫し待ち。 身を乗り出して爪先立ちになって、奥の工房を覗いてみる。 ) [Tue 20 Jun 2006 22:52:39]
◆レッド@錬金術ギルド > ( 機械知識は兎も角、錬金術の方は漸く最近勉強を始めてどうにかこうにかって付け焼刃。 ナメられないように色々本を読んで予習はしてきた。 インテリって部外者嫌いな上に知識の粗探し好きだしな。 ) 500で2000エン? ちょっと割高じゃね? 1500が良いとこだろ。 ヴェイトス市ってそんなに物価高いわけ? んなわきゃねェよな。 オレだってこっちに何年か住んでるし。 ( と、いうわけで交渉開始だ。 オレ様vsションボリ顔職員。 1000+(この発言の秒数1の桁×100)エンが結果。 【判定】 ) [Tue 20 Jun 2006 22:48:12]
◆レッド@錬金術ギルド > ( リアクションの薄い若いギルド員は「はぁ」だか「あぁ」だかハッキリしない返事を返してくる。 まぁシカトしてんじゃないンだし気にしない方向で話しを進めようか。 断られりゃまたその時だ。 カウンターに肘をついてフランクに話してみる。 ) 大したもんじゃないんだ。 硼酸、とりあえず500g…できれば粉末で。 ちょっと害虫駆除にさ。 ( 別に錬金術ギルドの仕事かっさらうわけじゃねェだろ? などと笑いながらもゆるゆる「いいから寄越せよ」的空気を醸し出してみる。 渋る理由は見あたらねぇし大丈夫だろ。 ギルド員割引利かない程度だ。 ) [Tue 20 Jun 2006 22:36:46]
◆レッド@錬金術ギルド > ( 整然とした文科系ギルドかと思いきや、案外乱雑でいい加減な内装だ。 そういえばクリスティアの研究所も皆自分の研究の事ばっか考えてて対人スキルひっくいヤツばっかだった。引き籠もる傾向が強いんだろうか。 申し訳程度のカウンターに一人、読書中の内向的そうなギルド員が居た。 ) おッス。 クリスティアから来た機構士なんだけどさ、ああいや、ギルド入りじゃなくて。 ちょっとマテリアルを分けてくんない? 此処でしか手に入りそうに無い物でさ。 [Tue 20 Jun 2006 22:24:20]
◆レッド@錬金術ギルド > …金の乳鉢、ね。 ギルドっていうか工房? ( 絵付きの看板が並ぶギルド地区の中、その建物は見つかった。 錬金術士団体本部、“金の乳鉢”。 大きな煙突と換気用のダクトが目立つ建物だし、間違いないだろう。 さて、今日の用事をさっさと済ませてしまおうか。 襟元を正し、先ずは中に入る事にした。 ) [Tue 20 Jun 2006 22:16:58]
お知らせ > レッド@錬金術ギルドさんが入室されました。 『 ん、此処か。 』 [Tue 20 Jun 2006 22:12:49]
お知らせ > 園内一花@陰陽寮さんが退室されました。 『( 幻肢痛のような )』 [Sat 17 Jun 2006 23:20:49]
◆園内一花@陰陽寮 > ( 見る者があれば、季節の巡りを早回しで見ているような感覚になるのだろうか。 …永遠に続くかのようなそれは… たっぷりと時間をかけ、けれどある時ふっつりと途切れて。 ―――再び露になった肌には、もう傷跡すら残っていない――― ) ―――ッ。 ( それなのに何故か険しい表情のままで、他にもちらほら残っている小さな傷は… 消せるのなら消してしまいたいものだけど、そのままに。 さっさと白衣を着直して… 小さく苦悶の声を上げる。 ―――確かに、傷は治るんだ。 …それでも、術者の能力が及ばないのか… あるいは、そういうものなのか… 倍化されたような痛みに、苛まれる事になる。 …治った傷口が開く事は無いし… 確かに、痕すら残さず消えているのに… ) [Sat 17 Jun 2006 23:20:22]
◆園内一花@陰陽寮 > ( ―――新人潰しにあう自分の身体で、練習するには困らないなんて… 皮肉な話だけど…。 …術者の気を流されて、そこに付与された『定義』を現実のものとする為、墨で線を引かれただけの和紙は『治癒』の力を発動させる…。 …指先で挟むようにされた札は淡く輝いて… ぞわぞわぞわ と花を咲かせた。 咲いた花は種を残して、散って、枯れて… それら全てを誘われるように『火傷』へと落とし… 指先にあった筈の札は消えている ) ―――。 ( そんな様子を見ないようにする為か、あるいは集中する為か… 目は閉じたまま。 ―――傷の上に落とされた、花弁や葉や茎は、すぐに朽ちて… けれど朽ち行く間にも、その脇からは新たな芽が花へと育つ。 …数年は痕の残りそうな火傷の上で… 咲いて、枯れて、咲いて、枯れてを緩慢に繰り返した ) [Sat 17 Jun 2006 23:07:53]
◆園内一花@陰陽寮 > ( いっそ薄気味悪いくらいの速度で成長した芽は、さして広くない医務室全体を覆うように、淡く輝く幻の花畑となって… 暗い室内を暖かな光で柔らかく照らし出す。 …大分慣れてきた自分の『界』の中… ゆっくりと、札を傷に翳した。 【治癒札起動】 ) ( 自分の『木の性』はご多分に漏れず、攻撃も防御も得意とはしない。 出来て回避… 【退魔札】を使っても札の性能を完全に引き出す事は出来ないし、守らせてみても脆かった。 けれど、治療には適性がある。 …簡単な【治癒札】で、札に付与された本来の性能以上の力を発揮して… それだって戦闘中に治してしまうなんて離れ技は出来ないけれど… 高めれば、前線での応急処置程度はこなせるようになるかもしれない ) [Sat 17 Jun 2006 22:57:40]
◆園内一花@陰陽寮 > ( 〜もっとも分類したところで、他の属性との相性や、その属性事態の特徴ですら、一概に『これ!』と言ってしまう事は出来ないから… あまり意味が無いと言えば無いのだけれど――― ) ………っ。 ( ヒトケの無い陰陽寮『ハラエ』の医務室で… 巫女装束を肌蹴させたポニーテールが、封じ紙を解いて【治癒札】を取り出していた。 …露にした肩の、まだ新しい火傷に顔を顰めて… 【結界】を展開する。 ―――板張りの床に、 ぽつ ぽつ と淡く輝く緑色の芽が顔を出して… ) [Sat 17 Jun 2006 22:29:26]
◆園内一花@陰陽寮 > ( それ以外の属性が絶対に使えないというわけではないけれど… 性格や身体能力や育った環境など、様々な要因によって決定される、相性の良い属性と言うか、基礎となる属性がある。 自分の場合は、それが『木』の性。 『水』に育まれ『火』を生んで、『土』より養分を貰い『金』に伐られる… 分類するジャンルを変えると、雷や風になるのかもしれないが… 陰陽寮ではとりあえず、木の性とされている ) [Sat 17 Jun 2006 22:12:49]
お知らせ > 園内一花@陰陽寮さんが入室されました。 『( 木の性 )』 [Sat 17 Jun 2006 22:04:57]
お知らせ > ルゥ@白魔術ギルドさんが帰りました。 『(冒険仕事からまた一歩遠のいた。)』 [Sat 17 Jun 2006 14:56:59]
◆ルゥ@白魔術ギルド > (『“彼”の退職もあって、高位の白魔術士は幾ら居ても足らんのだ。』 にっこりと、笑った 『とりあえず、彼の後任に君を宛てる。もっと上を目指したければ何時でも言ってくれ』) はぅ、横暴。 (『やかましい』 かくして──) [Sat 17 Jun 2006 14:55:37]
◆ルゥ@白魔術ギルド > (『責任ある職務から逃げ回ろうったってそうはいかんぞ。今度は逃がさん。』 断言された。) 落ち着きがあって、責任感のある後進の子は順調に育ってきていますよ? 大丈夫ですよ。心配要りません。 (だから私帰っても構いませんよね?とばかりに回れ右仕掛けたところで) [Sat 17 Jun 2006 14:47:54]
◆ルゥ@白魔術ギルド > (『力量は充分。キャリアもそれなりに長い。そしてなにより──』 言葉を切って、じろりとこちらをねめつけた) なにより…? (じ、と見返してみる。) [Sat 17 Jun 2006 14:44:16]
◆ルゥ@白魔術ギルド > (『辞令は今しがた伝えたとおりだよ。今後の活躍を期待する。』事務的に。きわめて事務的に。話は終わったとばかりに書類に目を落とすギルド長。) ですから。 私には少し、荷が勝ちすぎるんじゃないかと? (なんとか言えた。) [Sat 17 Jun 2006 14:42:39]
◆ルゥ@白魔術ギルド > (『何か疑問でも?』と、机を挟んで上役からの言葉。) …いえ、その─。 (困ったように目をぱちぱち瞬かせるのが精一杯だ。) [Sat 17 Jun 2006 14:40:11]
お知らせ > ルゥ@白魔術ギルドさんが入室されました。 『…えー?』 [Sat 17 Jun 2006 14:38:59]
お知らせ > ヘレラ@魔女ギルドさんが帰りました。 『 ……オマエでは無理だよ。私だって無理だ。 』 [Wed 14 Jun 2006 23:10:38]
◆ヘレラ@魔女ギルド > ( 「ごめん、ちょっと一人でこれ、読んでみるから」ようやく魔女はそれだけ言って、おせっかいなエレナの額にキスをして去っていく。 大それた事をしている自覚はあるのだ。 失敗する確率の高さも分かっている。 少し時間が欲しいのだろう。 その背中を見送り、一人書庫に残る。 そして娘は満足げに口を開いた。 ) 樵が斧を打つような音がする( 森の奥でバタンバタンと響く( 出会ってはならない( それは巨人の肋骨が開く音( 恐ろしきもの( その名“夜の斧”( ヨワルテ・プストーリ(。 [Wed 14 Jun 2006 23:01:22]
◆ヘレラ@魔女ギルド > ……もう、これが出来ないと無理だよ? 現代共通語に意訳されてるんだから―――やっぱりやめておく? ( どっちでも良いゾ? と挑発するように微笑む。 大それた魔女のここまでの葛藤と恐怖だけでも、結構お腹に溜まったといえばそう。 あまり大事を起こし過ぎて目立ってはいけない。 それは目的から外れること。 じわじわと 浸透するように 決定打を与える事無く 蝕み続ける。 この先も当分は続くであろうニンゲンの時代を、10年、100年、1000年、長い視野で堕落させ続けるのが理想的だ。 ほんの些細な存在と言うなかれ。 私(はいつでも、何処でも、世界中で囁いている。 ) [Wed 14 Jun 2006 22:51:06]
◆ヘレラ@魔女ギルド > The sound to which the woodcutter strikes the ax is. ( Batan sounds in the depths of a forest with a slam. ( Do not meet. ( It is a sound to which giant's rib opens. ( The frightening one( The great "Ax at night" ( Youaltepuztli( ( 少女の口から同時に流れる共通語に、魔女の顔が怯えたように引き攣った。 あんな不自然な発声法を知らない。 あんな気味の悪い言葉を知らない。 少女の事を出来の良いマスコットかなにか程度に考えて愛玩していた女が、初めてその存在に違和感を感じて竦んだ。 そういう意味では、勘の良い魔女なのかもしれない。 ) [Wed 14 Jun 2006 22:42:54]
◆ヘレラ@魔女ギルド > ( 重たい覚悟を飲み込んだ魔女が、沈黙を破ってまた本の続きに目を落とす。 そこまでする程の望みがあるのか、単にYoualtepuztliを侮っているのか。 アレはただの巨神ではない。 その正体は―――――。 ) …御姉様、そこ、違う。 書いてるでしょう?文字通り、同時に詠むの。 だからこう――――。 [Wed 14 Jun 2006 22:32:34]
◆ヘレラ@魔女ギルド > ヨナルデの棲む森の中、樵が斧を打つような音が響くのよ。 それは巨神の肋骨が両開きの扉みたいにバタンバタンと開く音。 その奥にある黒いカタマリが心臓。 御姉様が其処に辿り着くか、その前にヨナルデの毒で病に倒れるか、命を懸けるの。 だってそうでしょう? 潜り抜ければ全能の巨神が願いを聞き届けるのよ? ( 試すも試さぬも貴女の自由。 そう言って、子悪魔のように笑う。 試せば確実に死ぬだろう。 恐ろしくなって逃げ出しても良い。 己の力量を弁えない愚かな魔女の葛藤が、悪魔ガルンペェラヘレラの腹を満たすだけ。 ) [Wed 14 Jun 2006 22:27:46]
◆ヘレラ@魔女ギルド > ( 20代半ばといった年頃の魔女は難解な訳書に詰まり詰まり、口に出してそれを読みながらも理解が追いついていないようだ。 ただ文字を読解できるだけでは意味が無い。 助け舟を出すように、小柄な方の魔女が口を開いた。 ) Youalte puztli……“夜の斧(” だよ。 ( 囁くようにそう言った娘―――エレナ・ストーンズと名乗る腕無しの少女は、内心「お前では無理だよ」と舌を出し、尚且つ止めるどころか頭ばかりの未熟な魔女を煽った。 ) 良い? 決して逃げてはいけないの。 ヨナルテパズトーリの肋骨が開いた瞬間、その心臓を握る事ができれば貴女の望みは受け入れられる。 [Wed 14 Jun 2006 22:20:58]
◆ヘレラ@魔女ギルド > ( 窓の無い乾燥した書庫は火気厳禁。 魔女ギルドらしく、ぼんやりと緑みを帯びた魔力の灯りが灯っている。 書架の奥、熱心に棚に並んだ本を手に取る魔女と、その傍らに立つもう一人、小柄な魔女の姿があった。 魔女ギルドという場所柄、深夜にしかできない事もある。 単純に、遅い時間に出歩いて居る事自体はそう怪しいことでもない。 やがて一冊の本に行き当たった魔女が、難解なその内容を訥々と途切れながら口に出して読み始めると、傍らの小柄な魔女―――腕の肘から先のない娘が顔を上げた。 ) [Wed 14 Jun 2006 22:12:58]
お知らせ > ヘレラ@魔女ギルドさんが来ました。 『 薄暗い書庫にて 』 [Wed 14 Jun 2006 22:08:14]
お知らせ > 園内一花@陰陽寮さんが帰りました。 『( 左手首を握って )』 [Sun 11 Jun 2006 22:38:39]
◆園内一花@陰陽寮 > ( …人より遥かに長い時を生きる彼らは… そんな話をする時には、かつてのパートナーの事を思い出したりも、するのだろうか… それとも――― ) ―――〜うん… そうすると、やっぱり狐さん達に教えて貰っているやり方をそのまま修得する方が… ( 変に捻らない方が良いと思う。 ただ自分は自分のしたいようにして、それなりの形になっているし… 一緒に首を傾げるけれど、教えられるようになるには、まだまだ知識も経験も足りない ) ―――ええ、もちろ… ( 頑張り過ぎじゃないかと思うけど、自分も人の事は言えないか。 話しながら、二人歩き出そうとして… 言葉と、足を止めた ) …ごめん、先に行って。 用事、忘れてました…。 今日は遅くなっちゃうかも… ( 『疲れてるのかな』 なんて、苦笑を零し… さっさと歩き去る。 …探しに来たのだろうか… 向かう先には、数人の巫女 ) [Sun 11 Jun 2006 22:38:18]
お知らせ > 南条菫@陰陽寮さんが退室されました。 『(日々鍛錬、日々向上心。)』 [Sun 11 Jun 2006 22:12:30]
◆南条菫@陰陽寮 > ( 長寿のものたちは、往々にして日々の退屈に飢えている。ゆえに巫女と稲荷の恋話などは格好のネタなのだ。菫も年をとったらこうなるのかもしれない。 ) 少しずつ広げると途中で拡散しちゃうのよ。霊気が不安定なのかしら? ( 立ち上がって、小首をかしげる。 ) とりあえず、神社に帰ったらもう一度ためさなくちゃ。一花も手伝ってね。 [Sun 11 Jun 2006 22:12:07]
◆園内一花@陰陽寮 > ( それは知ってるけれど、報告って! …アドバイスを受けるには報告するしか無いのは分かるけれど、知らぬが仏な裏事情だっ…! ) ―――ううん…。 上手く、言えない… って言うか、よく分からないんだけど… 少しずつ広げていく事は、出来ません? こう、最初に小さく作っちゃってー… とか… ( 一緒になって天井仰ぎ… 『難しいね』って、溜息交じりの微苦笑を ) 〜ん。 行きましょう。 ( 自分もだ。 二つ返事で頷いて、身体を解放しよう ) [Sun 11 Jun 2006 22:08:08]
◆南条菫@陰陽寮 > ( そもそも、部分変化の応用によって子供を作ることができると吹き込んだのはほかならぬ狐たちである。 ) 同時に――ね。 ( その言葉に、少し考えるように天井を見て。 ) そうね……。確かに霊気の拡散と固定を同時に行えれば――一気に結界を広げてそれを場にとどめることができる。理屈ではわかるんだけど。 ( 肩を落として、ため息をつく。 ) ――ふぅ、今日も汗いっぱいかいちゃった。ねぇ、一花。お風呂いかない? [Sun 11 Jun 2006 22:02:00]
◆園内一花@陰陽寮 > ( 何 を 報告 して るん です かっ…! お布団の中での事まで知られているとなれば、明日から出社(?)拒否になってしまうかもしれない。 新人潰しにだって負けないのにっ ) …私のは先に『形作り』になるのかな… まず自分の扱える領域を把握して、その内側に気を… ぁあ、でも、同時にやってるような気も… ( 話を聞くと、なんとなく菫の形式の方が大変な気がする。 力になれればと思うんだけど… こればっかりは、先輩狐達と菫を信じるしかない。 …撫でてくれる尻尾に、心地好さ気な溜息を零して… 頭を預けられれば、あやすように背を ぽん ぽん 叩いて… ) 〜うん、平気。 …今、治癒術教えて貰ってるんですよ。 そのうち、これくらいぱぱっと治せるようになるかも? ( そうそう都合良くはいかないだろうけど… 軽く笑って首を振ろう ) [Sun 11 Jun 2006 21:58:34]
◆南条菫@陰陽寮 > ( ちなみに、この鍛錬が始まる前にもいくつか吹き込まれました。菫からの報告を聞いて、狐たちはとっても満足そう。 ) 一気に開放した霊気を術式で固定する必要があるのよ。結界をなすには、まず形作りが必要不可欠だけど。 ( 尻尾で一花の体を撫でて、頭を彼女のほうに傾ける。 ) 怪我、大丈夫? ( そっと気遣うように。 ) [Sun 11 Jun 2006 21:48:27]
◆園内一花@陰陽寮 > ( 出て行く狐達を、礼をして見送って… 〜いたいけなパートナーにあんなことやそんなことを吹き込んでくれているようだけど、真面目に見てもくれているんだと、少しホッとする…。 二人きりになった道場で、菫の傍に歩み寄ろう ) 〜おつかれさま。 …んン…? 私の場合は【結界】が全ての基礎ですからね…。 【結界】を展開した後でないと、菫みたいに【狐火】だけを放つような事が出来ないから… ( どちらが良いという事もなく、術の体系が異なるのだろうと首を傾げて… ―――そっと、息を整える身体を抱き締める。 よく分からないけれど、くっ付いていると霊力吸えるみたいだし? ) [Sun 11 Jun 2006 21:40:24]
◆南条菫@陰陽寮 > ( そろそろ、霊気を練り上げることも困難になってきた。菫の様子を見守っていた狐の一匹が、”もういいよ”と優しい声で告げる。それを合図に、周りの狐も立ち上がって、それぞれ解散を始めた。 ) ――ありがとう――ございまし、た―― ( 息を整えながら、見届けてくれた先輩たちに礼を言う。そうして道場に二人だけ残される格好になると、気が抜けた笑みを浮かべた。 ) まだまだ、結界は無理みたい。一花がうらやましいわ。 [Sun 11 Jun 2006 21:30:51]
◆園内一花@陰陽寮 > ( 苦しげな様子には、心配そうに眼を細めて… けれど、これで終わりかどうかは定かでないから… 入り口の脇にひっそりと佇んだまま、成り行きを見守ろう。 ―――ふと、目が合って… 悲しそうにする顔には、柔らかく微笑んだ…。 〜みっともないなんて事は無い。 妖気から霊気にその性質を変えて… 僅かな間にここまでになるというのは、相当な負担だと思うから… ) [Sun 11 Jun 2006 21:24:43]
◆南条菫@陰陽寮 > ――はっ、は――はぁ――くぅっ―― ( 歯を食いしばり、床に片膝をつく。霊力を消耗したために、尻尾も力をなくして床にへたり込む。肩で息をしながら、ふと見えたパートナーの姿には、みっともないところを見せてしまったと悲しい顔をする。 ) [Sun 11 Jun 2006 21:18:26]
◆園内一花@陰陽寮 > ( 所々手当てをしたあとがあるのは、鍛練で失敗したとでも言ってあるだろうか。 …いつもと変わらぬ巫女装束の、ポニーテールで… 後ろ手に音も無く引き戸を閉めて、霧散する青白い光と、その中に居る菫を見つめよう。 〜気配は抑えているけれど… 入って来れば空気の流れは生まれるし光などの都合もある。 気付いた数匹の狐へ会釈をして、見せてもらってもいいだろうかと… 邪魔だと言われるのであれば、仕方ないが ) [Sun 11 Jun 2006 21:06:48]
お知らせ > 園内一花@陰陽寮さんが入室されました。 『( 気配を殺して、 す と引き戸を開ける )』 [Sun 11 Jun 2006 21:01:52]
◆南条菫@陰陽寮 > ( これが何度目の挑戦になるのか……。意を決して、菫は目を開き、圧縮した霊気を周囲に解き放った。 ) 浄化結界ッ! ( 青白い光が周囲に広がる。だがこれで終わりではない。爆発的に拡散した霊気を、すぐさま術式によって周囲にとどめなければ結界にはならない。 ) ――はっ! ( 素早く両手で印を切り――遅かったようだ。すでに霊気はほとんど拡散していた。 ) [Sun 11 Jun 2006 21:00:54]
◆南条菫@陰陽寮 > ( 周りでは、菫を囲むようにして狐達が並び、その様子を見守っている。みんな種族柄、世話好きなキツネの先輩たち。なんだかんだでからかわれることはあっても、新人潰しのようなまねはされない。その代わり、甘やかしてもくれないが。 ) ――く、うぅぅ―― ( 限界まで圧縮し練り上げた霊気を、一気に開放する。イメージは散々教わっているのに、なかなか霊気が安定しない。 ) [Sun 11 Jun 2006 20:45:44]
◆南条菫@陰陽寮 > ( 巫女服に身を包んだ娘は、本格的にミコミコ術を会得するべく、日々修行に励んでいた。すでに体からは汗が浮かび、表情にも若干疲れがにじむ。気を練り上げ、術式の形を成すまでに、すでに3時間が過ぎていた。 ) [Sun 11 Jun 2006 20:40:21]
◆南条菫@陰陽寮 > ( 道場のような作りの場所で、床板を踏み締め、静かに霊気を練り上げてゆく。四つの尾をゆらりと揺らして、目を閉じたまま集中を高める。 ) [Sun 11 Jun 2006 20:37:18]
お知らせ > 南条菫@陰陽寮さんが入室されました。 『(それは、ハラエ内の鍛錬施設での出来事)』 [Sun 11 Jun 2006 20:35:44]
お知らせ > 園内一花@陰陽寮さんが退室されました。 『( 害意を伴わない、戦意 )』 [Sun 11 Jun 2006 02:37:32]
◆園内一花@陰陽寮 > ――― ( このまま転がっていれば、相手だって疲労困憊してるはず… もう止めてくれると思うのだけど… きゅ ビーズのブレスレットをした左手首を握って、身を起こす ) ………。 ( 助けを求める訳じゃない… と言うか、助けられるなんて嫌だ…。 【六合】に助けられているのか、まだ頑張れる… それなら負けないで、勝つ事を諦めさせてやると… ) [Sun 11 Jun 2006 02:36:41]
◆園内一花@陰陽寮 > ( 既に一人… 『仕掛けて来ない上に防御手段も持たない』 『お花畑なんて広げる相手』 に気を良くして攻撃し続け、仕留められない事に苛立って更に攻撃し続けた術者が、過負荷で床に沈んでいる。 …『攻撃』というアクティブな思考で気を失うまで自分を追い詰められる事に、ちょっとした尊敬さえ覚えるけれど…。 …逆に、逃げるでもなく回避し続ける相手というのも、不気味なものがあるのだろう…。 残り二人の攻撃も、疲労と戸惑いで断続的なものになって来ているようだった――― ) ―――ッ…ぅ… ( 根競べ。 …どの部分に対してかも分からないような、涙が溢れてくるのをぐっと堪えて… ぼぅっ ! のろのろと時間をかけて発動された火球を、倒れ込むようにしてかわすっ… 炎に掠められた裾がまた少し燃えて、それを乱暴に叩いて消して ) ( 相手にも引けないだけのものがあるのだと感じるけれど… それで譲れる事じゃない。 すぐに身を起こして――― 起こした所に、今度は水球が飛んで来る――― 一応、間違っても焼死なんかはさせないようにと思っていてくれるのだろうかと考えるのも束の間――― 回避し損ねて、水とは思えぬ圧力に肩を強打され、床に身体を打ちつけた ) ―――ッぁ゛……っ……! [Sun 11 Jun 2006 02:28:39]
◆園内一花@陰陽寮 > ( 謝状を出され、分不相応だとそれに伴う昇給・昇格は辞退したものの… 『謝状を出された』という事実は変わらない。 出した上層部にしてみれば『商い』を第一に考えた宣伝の一環でしか無かったのかもしれないが… 『つい半年前まで無能者だった』という話もあれば、十分に目立ち過ぎた ) ―――。 ( 『稽古をつけてあげる』と言われ付いてくれば、なかなか帰してもらえずに… この間の【屍砦】の事をあれやこれやとからかわれ… 雰囲気のおかしさを真剣に気にし始めた時にはもう襲い。 ―――それでも一人であれば… 自分の事を言われるだけであれば、哀しいけれど、困った風に笑って… それで済ませられる。 ちょっとくらい痛くたって我慢出来る。 ただ、そこで一緒になった人達の事を言われれば… そんな、情けない顔は出来なかった。 ……初めから『狐つき』だった事も、印象を悪くしたらしい…… 菫の事も言われて、受け入れるように回避するなんて、出来ない ) ( ―――【六合】を展開するのは和合を願う心。 それなくして召喚し得なければ、この段になってもまだ敵意・害意といったものは抱いていないのだけれど… 『勝ちたい』とは願わないまでも、『負ける』事も絶対に容認できず、避けて、避けて、避け続けている――― ) [Sun 11 Jun 2006 01:53:53]
◆園内一花@陰陽寮 > ―――ッ!! ( ごぅっ…! 闇の向こう… 【六合】の外側より危険な音を立てて飛来した火球は、その内側に入るや威力を削られるけれど、それでも尚十分な殺傷力を持って術者の元へと到達した――― ) ―――っくぅ! ( 疲労と損傷で悲鳴を上げる身体に、小さく苦悶の声を上げつつ… 勢い良く床を蹴って横っ飛びに避け、そのまま転がって、動きを止める時は同時に起き上がっている。 ポニーテールにした髪は乱れ、巫女装束は所々焦げて… 初めは手にしていた薙刀は、どこかその辺に転がっているだろう。 火球を薙刀で防ぐのは難しい… と言うか、術も無く捌こうとしたところで、触れた時点で損傷に直結してしまうのであれば、回避するより他に無い。 …防御に使おうとした札は、ことごとく発動を邪魔されてそこらに散らばっていて… ) ( やや厳しめの鍛練に見えるそれは… 実際、それ以上の鍛練は無いのだけれど… 新人潰し ) [Sun 11 Jun 2006 01:29:22]
◆園内一花@陰陽寮 > ( 灯りは入っているけれど、日も暮れれば薄暗い道場の中に、淡く輝く『花畑』が咲き誇っていた。 広い道場を埋めるには小さ過ぎる半径10m程度の『界』の中は花弁が舞い、柔らかく暖かな光で満ちて、それを知る者であれば【六合】モードに入っている事を表している――― が ) ―――はっ… はっ… ッ! ( 調和を司る式神の融和へと向かわせる気に満ちる中で、その術者は盛大に息を切らせていた ) [Sun 11 Jun 2006 01:10:21]
◆園内一花@陰陽寮 > ( これと言った変化は感じない。 巫女は生娘でなければならないとする宗派もあるようだけど… 今の所は、何も。 むしろ少し冴えているように思えるくらいだ。 …あるいは、『霊狐』になった菫と交わったという事も、特に霊力の消失などを感じない一因になっているのか… さておき ) ( 暫く下腹部に感じていた違和感も無くなって… 陰陽寮『ハラエ』の道場で、元気な音を立てている ) [Sun 11 Jun 2006 00:53:11]
お知らせ > 園内一花@陰陽寮さんが入室されました。 『( 特に )』 [Sun 11 Jun 2006 00:47:28]
お知らせ > ヘレラ@魔女ギルドさんが帰りました。 『 いつもどおり、矢張り扉は開かない。 』 [Tue 6 Jun 2006 02:39:46]
◆ヘレラ@魔女ギルド > ( 真っ直ぐに長細い一本道が続く。 その先は「地下書庫」だ。 閲覧には許可が必要で、持ち出しは一応可能。 ただし誰の悪趣味か、少々危険な生物無生物がウロウロして居る事があるという曰くつき。 そのうち何かの理由にかこつけて中を歩き回ってみようと思うが、腕をなくして長く養生していた少女エレナ、という設定上、大した理由も無く易々と一人で歩くのは不自然か。 ) [Tue 6 Jun 2006 02:37:29]
◆ヘレラ@魔女ギルド > ( 一つ一つの施設や部屋をじっくり見て周り、いざという時利用できそうなものはチェックしておく。 此処はブッ壊してしまえば盗めるな、とかアレはイザというときは躊躇無く使ってしまおう、とかこの部屋は逢引きに丁度良いな、とか。 ) ――――逢引き、ね。 ふん。 ( ふとしたキーワードで一人の魔女を思い出した。 ヒルダ。ヒルデガルド・グレーテ。 相変わらずドンくさいヤツだが、あれでギルド長との噂も絶えない。 たった一回の“契約”以来声はかからないが、ビビッて悪魔の力など借りれなくなってしまったか。 まぁ、切羽詰ったら愚かなことをするタイプだ。 気長に見守ってやろうじゃないか。 ) [Tue 6 Jun 2006 02:23:12]
◆ヘレラ@魔女ギルド > ――――さて。 久しぶりにちょっと探検してみるか。 ( 此処は住み心地はすこぶる良いのだが、いかんせん退屈だ。 魔女達との他愛ないじゃれあいだの、小さな不和、不幸の元をギルド地区にばら撒いたりだの、魔女らしく仕事にいそしんでみたりだの、まぁ暇潰しの材料はあるといえばあるのだが――――基本的に夜型だけに、この時間こそ眼が冴えるピークだ。 持て余す無駄なエネルギーの赴くままに、ウロウロする事にした。 人目があるとじっくり見づらいものや、あまり近付かない廊下、深夜の秘め事とかにぶつかったらそれはそれで面白い。 足音を忍ばせて廊下に出る。 ) [Tue 6 Jun 2006 02:04:20]
◆ヘレラ@魔女ギルド > ( 割と遅い時間まで夜更かしな魔女達のお喋りで灯の消えないロビーのサロンだが、今日は他に誰の姿も無く、灯りは落ちている。 一人脚を組んで椅子に座り、暫らく人気が動かないのを確認する。 特に儀式をしている魔女がいる気配も無く、異音、異臭の類は無い。 廊下を移動する足音も無い。 ある種、身内には無防備なものだ。 ) [Tue 6 Jun 2006 01:50:51]
◆ヘレラ@魔女ギルド > ( 暗黒街に残る「エレナ・ストーンズ」の部屋と魔女寮をいい加減に往復して寝泊りする日々が続いている。 媚びた声を出して「今日泊まっていって良い?」なんて言えば、誰かしら部屋に招いてくれる。 その辺、暗黒街と大差ないが、ベッドの質と治安は断然こっちの方が良い。 ) …家を処分してしまっても良いンだが―――いや、あそこはあそこでまだ価値もある、か。 ( 万が一招待を看破されて此処を追われた時の事もある。 暗黒街教会傍に立つ雑居住宅は立地的にも隠れ家として最適だ。 唯一の窓は隣の建物の壁に隠れ、隙間からコッソリ外を見るような状態。 其処の窓からあの教会を見下ろすのが日課だった。 暫らく戻っていないが、相変わらずあのシスターは元気に暴れているんだろうか。 ) [Tue 6 Jun 2006 01:45:12]
お知らせ > ヘレラ@魔女ギルドさんが入室されました。 『 薄暗いロビーに一人。 』 [Tue 6 Jun 2006 01:39:47]
お知らせ > 園内一花@陰陽寮さんが退室されました。 『( つい、うっかり、安らかな寝息を )』 [Sun 4 Jun 2006 10:29:34]
◆園内一花@陰陽寮 > ( 流れる時間の違う存在。 …自分はあと… 頑張ってもせいぜい五十年だろうけど… 三百年とも、それ以上とも言う寿命を持つ彼女にとって、五十年はあっという間かもしれない。 …今はたまたま、菫が急に大きくなったように見えるけれど… きっとこれからは、自分の方が置いて行く一方だ ) ( 身体を傾けて、傍らの柱に身を預ける…。 ……良いお土産もできたし、近いうちに菫と二人、改めてミコトさんの所へお礼に行こう…。 【血の結晶】の事も、どうするか決めないと… もっとも埋葬の一択だとは思うけど… あれには多分、人を救う力さえある……。 …来年の事を言っても鬼が笑うのに、五十年先の事なんて… そう考えて閉ざした眼の中、ゆっくりと意識は錯綜して行く――― ) ( まだ『廃神社』の趣だけど、住居は綺麗になったのだし… 改めて紅姫さんにお礼をしたい…。 宿を変わるのとは違う、家を買ったのであれば… そんなに出すような知り合いも居ないけど引越しの挨拶を出さないと…。 …ツグメさんは来てくれるかな… 勘違いして恋敵認定な人は、それでも菫の恩人で、彼女が好意を持つのも当然…。 …セレスさん、元気かな… もしかして、もう帰っちゃった…? ……… ) [Sun 4 Jun 2006 10:28:31]
◆園内一花@陰陽寮 > ( 『ずっと一緒に』 …その為の、選択だ。 侍と主、狐と巫女、お稲荷様と巫女… 人にどんな風に思われたって、その前に恋人で、パートナー。 …そう思えるけれど… 合同ベースキャンプでも陰陽寮でも勿論、そんなにくっ付いてはいられない。 …一緒に暮らしていて二人になれる時間はあるのに、そんな事を少し寂しく感じてしまう… ) ( …特に今は、菫の『姿』が急に変わってしまって… いきなり成長してしまって… そのままどこかへ行ってしまうのではないかという思いに、一緒に居たい気持ちはつのる… ) ―――。 ( でも、ふと… 自分は常に、菫にとってはそんな風に見えているのではないかと… …心地好いそよ風に吹かれて、目を閉じた… ) [Sun 4 Jun 2006 10:02:37]
◆園内一花@陰陽寮 > ( あるいは公表すれば、いい薬になるだろうか。 …千年前、侵略者となった者の末裔としてこの島で暮らす自分達にとって… その行いを再認識する機会になるのだろうか。 …分からない…。 …大きな事を言っておいて… 結局人を、無闇に信じる事は難しい。 …弱い方に、楽な方に流されてしまう… 自分もまた、そうだから ) ( トキノミヤコ風の庭園を突っ切ろうとして… ふと足を止め。 縁側に腰を下ろす…。 …『四尾の狐の主』というのも、実の無い者に名を与えようと言う話のきっかけになっているらしく… 四尾になって、妖狐から霊狐へとその性質を変えた菫の事を想う ) ……お稲荷様…なんだよね…… ( 『主』になるのかと… むしろ逆ではないかと。 …何よりどちらにしてもその前には、『相棒』や『恋人』といった関係が来るのだと思って… 少しもやもやする胸に手を当てる ) [Sun 4 Jun 2006 09:33:04]
◆園内一花@陰陽寮 > ( ―――どうなるか分からないけれど… 『ヴェイティアンの呪い』の事までは、信用に足る『事実』の情報として広まることが無ければいいなと思う。 不完全体の起動もあったけれど… 屍竜による被害が街にまで及ぶ事は無く、民間人に被害は出なかったのだから…。 …もしも公にするのであれば『起動した千年の呪い』の選択した道も、伝えるべきだと思うけど… 〜そんな事は難しく、『ヴェイティアンの呪い』という部分だけが独り歩きしてしまう想像は、拭えなかった…。 そんな予感が現実になってしまうのは、哀しい… ) ………。 ( それに伴う利益は一応辞退したとは言え… 謝状を出されたのに、その表情は今一つ浮かなかった ) [Sun 4 Jun 2006 09:17:36]
◆園内一花@陰陽寮 > ( 市軍が動いたとは言え、市内で起きた訳でも無い事件…。 遠く国境の、既に放棄された砦にアンデッドが住み着いていただけ… と言えばそれだけの話。 その裏にあった事まで、一般市民の間に浸透する事は無いだろうと思えば、少し騒ぎ過ぎな気もする。 …陰陽寮ハラエとしては、それなりに名前を売る機会のあった人材が『見習』では格好が付かないと、実は無くとも体裁を整えて、その上で何かしらの宣伝に使えればと思っているようだけれど… とりあえず、辞退しておくより他に無い ) [Sun 4 Jun 2006 09:09:34]
◆園内一花@陰陽寮 > ( ―――と言うほど有名では無いのだけれど…。 屍砦の一件は、ヴェイトス市でもそこそこ話題になっているようで… 一度も鳳来の正式な任務をこなしていないにも関わらず、昇進・昇給の話が出たりしている。 …『実』は無いと自分で思ってしまえば殊更に、気まずいばかりだった… ) ………。 ( 呼び出しを受けた部屋の障子を閉めて… 溜息一つ。 巫女装束のポニーテールが、まだ清々しさのある初夏の縁側へと歩み出る ) [Sun 4 Jun 2006 09:03:40]
お知らせ > 園内一花@陰陽寮さんが入室されました。 『( 有名無実 )』 [Sun 4 Jun 2006 08:54:55]
お知らせ > ナナオ@ハンターズギルドさんが帰りました。 『(ギルドの中心で貧乏を叫ぶ女:END)』 [Wed 31 May 2006 23:10:37]
◆ナナオ@ハンターズギルド > なんて、お、思ってないんだから――!!(今日の赤毛は流行に乗ってツンデレだったという話し) [Wed 31 May 2006 23:10:24]
◆ナナオ@ハンターズギルド > 悔しくなんてないんだからっ……!!! ちらちら過ぎってる30万なんて、ど、どーってことない、わ?何時かこっちは50万単位だしてやるわ、よっ……!! そう、そうよ。 ふんだ。(報告書抱えて立ち上がる。 資料室にこれを納めたら、今日の仕事は終了だ。 ふすっと鼻息荒く言い放って、誰もいない一本廊下のど真ん中で暫く静止。) ............。 ............。 ............。 (ちら、と振り向いて) でも、たまには儲けさせて下さい (思わず本音もれた。 ) [Wed 31 May 2006 23:10:00]
◆ナナオ@ハンターズギルド > (ちらっ→三十万) 前よく食べてた、雑穀スープを最近飲まなくなったっ!(ちらっ→30万) 『若芽と海草のサラダ昆布あえ』も食べなくなったっ!(ちらっ→さんじゅう万) 肉も週一で食べれるようになったじゃない!!( ちらっ→さんじゅうまん) そうよ、何を嘆くッ…!!頑張れアタシッ…!ファイッ! ( ちらっ → さ ん じ ゅ う ま そ ) [Wed 31 May 2006 23:04:39]
◆ナナオ@ハンターズギルド > ――――っいかん。いかんぞ!!ナナオ=サムイール!! 此処で折れてはいかんっ…!! 常に前向きに生きるべしっ、だっ! (ぶんぶん首を横に振って、纏わりつく暗い気持ちを振り払った。 両掌でぱちりと己の頬を叩いて活を入れる。 そうだ、昔よりはマシなんだから…!! 少しは前よりは進歩しているんだから…!!) そう、千里の道も一歩から! 五十歩百歩!(←間違い) 散歩進んで二歩下がる!!(←もっと違う) そうよ、ご飯が食べられるだけで嬉しいと思わなきゃっ…!! [Wed 31 May 2006 23:00:57]
◆ナナオ@ハンターズギルド > 宝……宝箱……。 (『何処にあるの?それ。』――『しらなーい☆』 ……脳内で一人漫才が出来る程、本当の意味での「宝箱」を見つける確立がどれ程低いかは理解してた。 報告書を胸にぎゅぅと抱いて、もう一度溜め息をつく。……背中が寒いじゃないのオッカサン。最近背後に背負う縦線が重いんです―――。) [Wed 31 May 2006 22:52:52]
◆ナナオ@ハンターズギルド > 傭兵と兼任できるほど、器用じゃないからなー…(何より、傭兵になれる程の剣の腕が無い。 ついでに言うなら、人を斬るのもゴメンだ。 遺跡探検中に盗賊に会った事はあるけれど、刃の先で相手を傷つけただけで自己嫌悪するようじゃぁ、傭兵なんぞ務まるまい。) となると、宝を見つけろって話か。宝を。 [Wed 31 May 2006 22:47:52]
◆ナナオ@ハンターズギルド > (落とした報告書を纏めて、膝の上で整える。 この紙束の重さが、自分が今回得たものだ。 それに、ギルドから金が出る分以前よりマシだ。 一ヶ月三万で生活していた頃なんて、海に潜って自炊していたし。) ―…傭兵になった奴もいるんだよな。トレジャーハンターから。 (……「傭兵の仕事をしながらでも、トレジャーはできる」と、いっていたが) [Wed 31 May 2006 22:43:01]
◆ナナオ@ハンターズギルド > 仕事失敗してるわけでも無いし、獲たものがなかったわけでも無いけど、金にはならないのよね。金には―……。(今月の収入もマイナスだ。 ――蓄えは減る一方。グラフにすると右肩下がり。此処数ヶ月上がった事がない事実に気がついて、赤毛の肩が更に下がった) ギルドからでる金はあっても、大抵準備やら、装備で消えるしなぁ……。 [Wed 31 May 2006 22:37:07]
◆ナナオ@ハンターズギルド > (斡旋所の話から、報酬料の話しになって、他の依頼の成功報酬を聞いた。 何でも十万単位でポンポンと出ているらしい。羨ましい話しだ。と、話しを締めくくって同僚は遠ざかった。その背中を眺めて―――肩を落とす) 探検屋なんて、潜ってお宝とって何ぼだものねー…。(落とした報告書の紙束を拾い上げながら) 今回も金銭的には赤字だしなぁ―……。 [Wed 31 May 2006 22:32:21]
◆ナナオ@ハンターズギルド > (思わず手にした、常世の森についての報告書をばさばさと落としてしまった) マジで? 本当にそんな依頼報酬があったの?! うっわー…… (聞けば、自分達が外へ出ている間に、死霊砦とやらに乗り込む仕事があったらしい。 その報酬が) ……最高三十万………。やっぱり命を直で掛けてるだけあって、報酬金額も違うのねぇ…。 (次元の違う世界の話しだと、情けない笑みを漏らした) [Wed 31 May 2006 22:28:06]
◆ナナオ@ハンターズギルド > さんっじゅうっまんっえんっ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(赤毛 の 精神 に クリティカルヒット!) [Wed 31 May 2006 22:23:42]
お知らせ > ナナオ@ハンターズギルドさんが入室されました。 『さ、ささささ…さー!!!』 [Wed 31 May 2006 22:23:20]
お知らせ > ヒグラさんが帰りました。 『今日も収穫は得られそうにはありません』 [Mon 22 May 2006 22:45:01]
◆ヒグラ > (月の前半は居ないときが多かったのですから、荷物運びはしっかりと毎日取り返すように働いていますが…)もう一度出かけるってなったら月いっぱいは戻って来れないだろうし…(日常に戻る事が大事かな…と)(歩く足は更にいろいろなギルドの前を通過して…) [Mon 22 May 2006 22:44:24]
◆ヒグラ > (そこで、思考は終らせて。そして別の思考へと切り替えます。こっちに戻ってきて日常に戻って仕事を行う。仕事の契約期間としては終了しているので戻る必要は無いのですが、やっぱり気になるのは屍の砦。知り合いのシスターはまだ戻って来れないようでしたが…。大掛かりな衝突が起きそうだとの噂…。そのときに自分は足手まといにしかなりそうに無いですが…)……(消化不良なところはあるようです) [Mon 22 May 2006 22:30:16]
◆ヒグラ > (加工できても、核になっていた真珠は半分。それでも命を司る力を発揮していたんだから加工次第では微弱な効果をつけられそうな気もします…。ゴーレムとだけ見るのならカバリストのところが適任なのでしょうか)あんまり悩んでも仕方が無いかもしれないけどね…(掲示板とかで依頼をした方が良いのかもしれませんけれど…。懐具合と相談。にはなりそうです) [Mon 22 May 2006 22:18:37]
◆ヒグラ > (頼めば護符とかの作成をしてもらえるのでしょうか…。売り子さんは多分量産品を売っているのでしょうし…)ん…(悩みましたが、そのまま通り過ぎることにします。どんなギルド辺りが良いかと見て回るのが主な目的にしまして) [Mon 22 May 2006 22:08:14]
◆ヒグラ > (ついでに、珍しい物はないかな…とうろうろするわけです。一口にギルドと言っても戦闘系のギルドもありますが…)この辺りは陰陽ギルドかな…(護符でトキノミヤコ系で相性が良いのは陰陽師ギルドだと思いますが宝石の加工ってしているのでしょうか。疑問に思います) [Mon 22 May 2006 21:55:04]
◆ヒグラ > (特に目的がある、というわけではない。できればのレベルで宝石を加工・鑑定できそうなところが見つかれば良いな、というレベルで見て回っています。知り合いがいればもっと踏み込みやすいのでしょうけれど…) [Mon 22 May 2006 21:44:07]
お知らせ > ヒグラさんが来ました。 『(ギルド地区をうろうろ…』 [Mon 22 May 2006 21:41:31]
お知らせ > クロコ@「セラ」内部さんが帰りました。 [Fri 19 May 2006 00:50:42]
◆クロコ@「セラ」内部 > (基本的にある程度の危険性を持つゴーレムに関しては「セラ」の方に申請しなくてはならない。と言っても、今回の場合は若干形式的な部分が強く、クロコ自身が望んでやったことだが。)(クロコは証明書を受け取れば)ありがとうございました。(「やっと終わったか」と思ったが、さすがに口に出すことは無く。紙の束を抱えたまま出入り口の方へと向かい)(履き慣れた下駄の音が響く事は無く、小さな靴音と共に男の姿が消えるだろう。) [Fri 19 May 2006 00:50:35]
◆クロコ@「セラ」内部 > (目を細め窓から夜空を見れば、半月よりも少しばかり膨らむ月と星が浮かぶ目に入る。二人も同じ月を・・・同じ星を見ているのだろうか?そんな柄にも無い事を一人思っていれば)「黒子操糸さん」(受付の人間に自身の名を呼ばれて。)あっ、はい。(手にしていた眼鏡を掛けなおせば、受付カウンターの前に向かって。)「担当者の方から申請の受理の通達が来ましたので、その申請証です。」(そう言えば「セラ」の印が押された書類らしき物を手渡されて。) [Fri 19 May 2006 00:42:29]
◆クロコ@「セラ」内部 > (もしその言葉が事実だとすれば、自身はやっと一人前になれたと言う事になるのだろうか?そんな名も思い出せないカバリストが書いたであろう俗説の様な言葉に小さく笑みを浮かべて。)見せたかったな・・・・(小さく呟き思い浮かべるのは二人の顔。一人は自身がカバリストを目指す切欠を与えてくれた人。もう一人は傍に居たはずの恋人。自身が一人前になった事を示すゴーレムのその姿を、そして自身の成長した姿を。) [Fri 19 May 2006 00:35:36]
◆クロコ@「セラ」内部 > (無論、受付に問題があるわけでもないので文句を言ったところで仕方ない事くらいは分かっているのだが、あまり待たされると言うのも気分が良い物ではなく。受付に向けていた視線を外に向け直せば眼鏡を手に取り、制服の端でレンズを拭って。)そういえば・・・(ふと思い出すのは誰かの言葉。「ストーンゴーレムを創れるようになればカバリストとしては一人前」記憶が確かならば、あるカバリストの残した書籍にあった物だったろうか?) [Fri 19 May 2006 00:28:03]
◆クロコ@「セラ」内部 > (カバリスト団体「セラ」の本部、その受付で外を眺めている「セラ」の制服を纏った男が一人居て。)(今日は昨日完成したストーンゴーレムの登録申請に来たのだが、担当者が別件で席を外しているという理由から申請の受理に思った以上に時間が掛かって。)まだかかるのかな?(受付の方にチラリと視線を向ければ、聞こえない様な小声でポツリと呟く。) [Fri 19 May 2006 00:21:44]
お知らせ > クロコ@「セラ」内部さんが来ました。 『申請』 [Fri 19 May 2006 00:17:17]
お知らせ > アヤネ@『リスカ』さんが退室されました。 『( そんな日常のひとこま。 )』 [Thu 18 May 2006 14:02:32]
◆アヤネ@『リスカ』 > ( … こんなのでヒーラーなんてつとまるのかしら ) … ( 長時間に及ぶ精神の集中を必須とするこの職業に、今のわたしでははなはだ力不足。 現状では、対象者の自然治癒力をほんのちょっぴり高めるお手伝いをするのがやっと。 ぐんにゃりと伸びたまま、髪をくしゃくしゃと掻きまわして ) ―― こんなんじゃ、あの人に顔向けできなくなっちゃう … ( 先日ここで出会った彼女は、緊張の連続に身を置く生き方をしているはずだから。 ささやかな縁だったけど、もし『次』があるのなら、その時にはもう少しでも白魔術士として胸を張れるようになっていたい。 ) ―― 。 ( 力を込めてしゃんと背筋を伸ばして、答え合わせをしよう。 ) [Thu 18 May 2006 14:01:29]
◆アヤネ@『リスカ』 > ( べちゃ。 墨が乾いてくれないと答え合わせもできない。 硯と筆と半紙をどかして、机の上にぐんにゃりと伸びた。 頭の中に箪笥があって、そこに文字を詰め込んだとすると、最後の方は引き出しを開ける努力をさぼって『夕飯は何にしようかしら』とか『晴れたらお洗濯しなきゃ』とか、雑念ばっかり浮かんでいた。 多分、きっと、逃避。 ) われながら、集中力、ないわ ―― … ( 合計六分みっちり集中するのだってこんなにも難しいんだもの。 ) [Thu 18 May 2006 13:48:50]
◆アヤネ@『リスカ』 > ( ランダムに並ぶ合計三十個のトキノミヤコ文字を、三分をかけて機械的に暗記した。 今はその次のステップ、三分間で覚えた文字を思い出す作業。 滑り落ちている砂も今は大分勢いをなくして、残り時間のなさを如実に表していた。 ―― もう、だめ。 頭に思いついた文字を適当に書いちゃおうかしら、でもそれじゃ『テスト』にならないし―― そう悩み出した時点で、わたしは既に思い出すのを諦めていた。 やがて砂の最後の一粒までが落ちて ) … ぁ。 ( 時間切れ。 ―― こめかみの辺りがすっかり凝って、ぐりぐりと指先でほぐしてみた。 ) [Thu 18 May 2006 13:40:25]
◆アヤネ@『リスカ』 > ( 『肩』の最後の横棒を書ききった時、文机のはじっこに置いた砂時計が目に入った。 落ち続ける砂がわたしを急かしている、この砂が落ちきる前に一文字でも多く、頭に叩き込んだ字を思い出せって叫んでいる。 ) わかってる… わかってるわよ。 ―― …… … ( こつこつこつこつ、揃えた指先で何度も何度も机を叩いた。 ―― あぁだめ、これは気が散ってる証拠。 ) 『辻』はもう書いたでしょ、『中』は多分なかったし ―― ( サラサラサラサラ。 砂が落ちる。 ) [Thu 18 May 2006 13:28:21]
◆アヤネ@『リスカ』 > ―― 里 辻 糸 専 断 … んん… ( 遠くのものを見る時みたいに眉間に皺寄せ、目を細めて記憶を掘り返す。 手にした細い筆の毛先に染み込んだ墨汁の黒を見つめてみる、広げた半紙の角っこを折り返す。 ) ん … ぁ。 ( ぱち、と目を見開いて ) ―― 『肩』。 ( さらり、半紙の余白に一文字を追加。 ) [Thu 18 May 2006 13:21:18]
◆アヤネ@『リスカ』 > ( 文机に広げた半紙に一面、トキノミヤコ文字が踊っている。 ) [Thu 18 May 2006 13:15:44]
お知らせ > アヤネ@『リスカ』さんが来ました。 『( 掘り返す記憶 )』 [Thu 18 May 2006 13:14:55]
お知らせ > ヒルダ@魔女ギルドさんが退室されました。 『( 溜め息を零すと魔女は建物の中に戻っていった。 )』 [Wed 17 May 2006 00:24:32]
◆ヒルダ@魔女ギルド > ( ――― じゃあ、誰かと一緒に戦えば良いんだろうか。 ) [Wed 17 May 2006 00:23:18]
◆ヒルダ@魔女ギルド > ( 頭の中を、冷たい目をした恋人が過ぎる。私の耳元で「また都合の良い事考えたんでしょう」って誰かが囁く。 ) ……。 ( 魔女はがくりと肩を落とす。 シャム猫印の重いブーツが書きなぞっていった魔法円を消していく。 悪魔を―― 己の醜い心を打ち負かし、従えることのなんと難しいことか。 まず、お前はつい最近色欲に負けたぞ。 愚かなり、愚かなり――。 ) まだ無理だわ、やっぱり。 [Wed 17 May 2006 00:21:27]
◆ヒルダ@魔女ギルド > Devil's walk in the ―――――……………… [Wed 17 May 2006 00:15:00]
◆ヒルダ@魔女ギルド > 恐れを勇気に。嘆きを強さに。怒りを前に。嫉みを愛に。悲しみは抱こう、後悔と共に。そして眠ろう。 ( わが師は言いました、強くなりなさいヒルダ。 ) はい、アンジェリカ先生。 ( そして魔女は魔法円の中に入る。立つ場所はその中央。 全身の力を抜いて、肺一杯に空気を吸い込むとそれを全て吐き出した。 ) [Wed 17 May 2006 00:12:08]
◆ヒルダ@魔女ギルド > ( は、と溜め息を吐いて虚空を見上げた。この唇から白い吐息が漏れたある日の事だった。ここで悪魔の書を焼いたのは。 ) その存在を否定することは出来ない。人として生れ落ちた以上、悪魔は常に心の影に住まう。 しかし、それを滅ぼすことは出来ない。それを滅ぼしてしまえば人は人として成り立たなくなる。 ( そしてそれに屈することも許されない。それに屈したとき、やはり人は人で無くなる。 ) [Wed 17 May 2006 00:05:58]
◆ヒルダ@魔女ギルド > 忌まわしきかな我等がヴェイトス――、星の力を吸い尽くす者達よ。 ( 風の流れにその呟きを乗せる。魔女はその円をぐるぐる回る。既に刻まれた円をまたなぞる様にがりがりと枝を走らせて。 ) この街はきっと呪われているに違いない。見よ、悪魔が現れ蹂躙するこの街の未来を。 奴らは我等の心の中に潜む、もっとも邪悪なる者達。 気付くがいい、恐れるがいい、嘆くがいい、怒りを覚えるがいい、嫉むがいい、悲しむがいい―― 。 ( がりっ 手にした木の枝に力を込めた時、ぽきりと音を立てて枝は折れた。魔女の手からその枝が落ちる。 ) [Wed 17 May 2006 00:00:25]
◆ヒルダ@魔女ギルド > ( 中庭。露出した土の上に木の枝でなぞられる魔法円。 カンテラを片手に、魔女は時折その形を確かめるために立ち止まり。 そしてまたがりがりと土を削る。 魔法円の外周には細かにスペルが刻まれ、その規模はとても大きかった。ぐるっと歩きながらその周囲を回ろうとすると十数秒掛かってしまうぐらい。 ) [Tue 16 May 2006 23:52:05]
◆ヒルダ@魔女ギルド > ――――………。 [Tue 16 May 2006 23:49:08]
◆ヒルダ@魔女ギルド > ( がりがりがりがりがりがりがりがりがりがりがりがりがりがりがりがりがりがりがりがりがりがりがりがりがりがりがりがりがりがりがりがりがりがりがりがりがりがりがりがりがりがりがりがりがりがりがりがりがりがりがりがりがりがりがりがりがりがりがりがりがりがりがりがりがりがりがりがり。 ) [Tue 16 May 2006 23:48:57]
◆ヒルダ@魔女ギルド > ―――………。 [Tue 16 May 2006 23:48:48]
◆ヒルダ@魔女ギルド > ( がりがりがりがり ) [Tue 16 May 2006 23:48:36]
お知らせ > ヒルダ@魔女ギルドさんが来ました。 『( がりがり )』 [Tue 16 May 2006 23:46:08]
お知らせ > アヤネ@『リスカ』さんが帰りました。 『( 肌を合わせて、少しでも心を繋げて。 あなたの傷を癒せますように―― )』 [Tue 16 May 2006 00:05:48]
お知らせ > 刃花さんが退室されました。 『 やわら、 か。。 ( とか 最後に声だした、そうな。 )』 [Tue 16 May 2006 00:05:05]
◆刃花 > ( ―― … 言葉の代わりに、歌声が身体に触れてくる、 から。 この身を、 心も、 癒してくれるから。 ) ぁ、 ――。 ( 頬は、朱色。 集中の時、 彼女が瞳を瞑ってくれてれば、いいな、と … 心のどこかで思った。 肌が、 肌蹴て。 しなやかに鍛えられた肌と、 彼女のたおやかな肌が合わさるまで、 あと 数秒 ――。 ) [Tue 16 May 2006 00:04:12]
◆アヤネ@『リスカ』 > ―――――――― …… ( ひとたび術式を開始したら、その間は他の一切の言葉を語ることができない。 集中していないといけない。 『話してくれてありがとう』『その気持ちがとても嬉しい』『がんばって生き続けてほしい』 そう伝えたいと願うことすら、術の精度を少しでも高めるためには遮断しなければいけない。 本当は、あなたの言葉を斟酌したいのに。 歌とそこに込める力だけを意識して、手だけが別の生き物のように、ジャケットもワンピースも取り去って、あなたにしなだれかかるように軽く凭れる。 歌を続けながら着物の襟口に手を差し入れて、そっと肌蹴ようとした ) [Mon 15 May 2006 23:59:22]
◆刃花 > … こんなに、自分の心芯を話したのは、初めてとの、事。 … … 夢物語だけれど、私はアヤネ殿の刃にも なりたいぐらいだ。 ( 生き方が正反対で。 彼女は癒す人で、己は戦い殺す人。 騎士や侍であったのなら、ツルギを捧げたい所とも、思えた。 ) まったくその通りとの事。 朽ちる時の話は良くない。 それに、古人は言った。 死に方を思うより 生き方を思えと。 ( ―― どうして。 彼女は こんなに、言霊を引き出すのか。 後で鬼娘は自分に羞恥してしまいそうだ。 ) … 諾。 アヤネ殿に 力づけられるとの、事。 ( 長く、 息を 紡ぐ。 力を抜く。 … ゆっくりと、 瞳が塞がれた。 暗いのに、 …落ち着く。 ) ―――。 ( 唄が歌が唱が詩が … 己の周りをくるり、と回るような錯覚 ――。 布擦れの音が、 …そんな中で、聞こえた。 ) [Mon 15 May 2006 23:49:45]
◆アヤネ@『リスカ』 > … わたしは戦えないし、これからも戦えないけれど、あなたの言うことは正しいって思うわ。 ( 烈火のような生き方をする人なんだ、この人は。 故郷の侍の生き様と同じなんだと思う。 ) … そう簡単に朽ちるなんて言わないで。 もっともっと強くなるんでしょう? ええ、もし本当にこれが初めてだったとしても、わたしは今あなたに力づけてもらったから。 次はわたしの番 … 落ち着いて。 ( きっと、わたしの方がよっぽど緊張してる。 彼女にお願いするふりをして、本当は自分に言い聞かせてる。 ) こういう術なの、驚かないで―― わたしを、受け容れて。 ( 額に触れた手をゆるゆると下ろして、片手であなたの両目をそっと塞ごう。 ) ――――――――…… ( 雑念を追い払って、集中して。 トキノミヤコ語、子守唄に似た旋律を唇に乗せながら、自由な手を使って、まずは自分の腕を袖から抜く。 ――衣服を取り去る。 肌どうしを触れさせた方が、術の効果はあがるから。 ) [Mon 15 May 2006 23:43:40]
◆刃花 > 相互の環との、事。 強くなる為に生きるのは、生きる為に強くなるのと、似て非で … けれど、どこか繋がっていると、 私は思う。 ( 上手く、説明できないけれど、 真摯に聞いてくる人に、可能な限り真摯に答える。 ) ――― 当たり前の事になった。 何時か、朽ちる時が来ても、せめて前のめりに 逝きたいとも 思うから。 ( 貴女の瞳を見ている。 話していて、穏やかな気持ちになった。 ) ―― 私は、この街に来て初めて、誰かの役に立てた気がする。 ( それが小さな励ましだったとしても。 嬉しい、と 唇の動きだけで伝えた。 ) 助かるとの事。 治癒の積もりが調伏では、笑えぬとの事。 ( 少しだけ冗談色にして、 … 額に褐色の掌が伸びてきて、 触れた。 ) ぁ 、、 ( … ヘンな意味ではなく、 心地よい。 ) [Mon 15 May 2006 23:31:54]
◆アヤネ@『リスカ』 > ( ああ、この人は腕のものよりずっとずっと重い枷を背負ってる。 ) … 強くなるために生きてるのね。 生きるために強くなる、じゃなくって。 それはどれほど過酷な道なのかしら ―― … それとも、あなたにとってはもう、それが当たり前なの? … ( だとしたら、なんて過酷な世界なんだろう。 同情はしないと決めたはずなのに、子供みたいに泣き出したくなった。 …のに、 ) … まだまだ未熟だわ、わたし。 あなたに励ましてもらって、これじゃどっちが医者なんだか。 ( 両手で自分の頬をべしんと張って、気合の入れ直し。 『裂けた』 ―― …うろたえちゃ、だめ。 しゃんとしろ。 背筋を正して正面からしっかりあなたを見据えて ) ―― その角。 あなたがあやかしの類であったとしても、これはミコミコともスートリアとも違うから安心して。 ( 承諾を貰えるなら、体を寄せて、日焼けの色とはまた違う褐色した手でそっと額に触れよう。 意識を集中しながら ) [Mon 15 May 2006 23:26:32]
◆刃花 > ( 羞恥は、ある。 無論。 でも、) 死ぬよりは、 いい。 死んだら強くなれない。( …彼女の気遣いに、そう答えた。 ) それに、 こうなったのは、私が弱いせいとの事。 弱ければ 己の意思を通せず、吼えられず、踏みにじられる。 全ては弱い性だ、自分が。 ( 誰の性でもありはしない。 ) だから … そんな顔をしないで欲しい。 折角の美人が台無しとの事。 ( …薄雪が融けるように、薄っすらとした笑いで。 ) … ああ、 怪我は、 うむ。 すこし、 裂け、 た。 ( 問いには たどたどしくも、しっかりと答えて。 ) ―― 傷を見せねば、 治療は出来ぬと思うので。 どうぞ、との 事。 ( 自分から、 少しだけ衣を緩めた。 どの程度脱げばいいかも、わからぬ。 ) [Mon 15 May 2006 23:09:18]
◆アヤネ@『リスカ』 > … 。 ( さっき、敢えて飲み込んだ言葉。 『ここではわたしはあなたを差別しない』 ―― それを言えばきっと、ますます彼女を傷つける。 羞恥に染まった頬は女性としても個人としても、誇りを捨てていない証だ。 今は癒されるべき患者と癒すべき術師、それだけでいい。 ) ( でも―― ) … 一番痛いの、体じゃなくてココロなのね。 そんなことがある世界だなんて、知らなかった。 ( この女性が生きているのは、『そんなこと』が見せ物にされる世界なんだ―― もし自分がその立場だったらと想像して、ぞっとした。 ぐ、と唾を飲み込んで ) その時、その―― 怪我はしなかったの、体に。 … ( 少しだけ身を乗り出して手を伸ばしかけて止まった。 わたしは女だけど、触られるのは怖くないのかしら―― ) … 体の傷、見てもいい? [Mon 15 May 2006 23:03:49]
◆刃花 > …正反対の生き方をしているとの事。 私の生き方は私の為にしか成らないが ――。 ( …無論、それを自己卑下する積もりは皆無だが。 ) …アヤネ殿の生き方は、他人へと繋がる生き方と思うとの事。 ( …少しだけ瞳を細くした。 確かに 今は この場は 彼女の【仕事場】だ。 彼女のルールに従う。 変に奴隷らしくするのは止めよう。 ) …痛い、 ところ。 ( …視線を伏せた。 微妙に、その 頬が赤い。 ) その、 私は、 今日、 仕合に、 負けた。 女剣奴が、 仕合に負けて 、 それで 死なずに済む、 という ことは、 ―― 【そういう事】を 代償にせねば、ならなかったり、 する。 ( …遠まわし、遠まわし、 … 流石に面切っては 言えない。) [Mon 15 May 2006 22:48:58]
◆アヤネ@『リスカ』 > ( 教わった名前を口の中で数度繰り返した。 その名が持つ故郷の響きの懐かしさに目を細め、正面の凛とした視線を受けて気分を引き締めた。 奴隷だと聞いたけど、武家の娘でも充分通用しそう。 ) … 刃花さん。 トキノミヤコ系の人なら、わたしと同じね。 刃花さんにとって戦いが生きる手段であるように、わたしは誰かを癒すために生きてるの。 だから ( 市民も奴隷も今だけは関係ない、と。 )――宜しく御願いします。 正座ができるということは、足首と膝に大きな怪我はないみたいね。 … 意地を張らないでほしいのだけど、どこかとても痛いところはないかしら。 ( それが剣奴というものかはわからないけど、彼女は激痛に犯されても痛い痛いと全て飲み込んで、とても泣き叫ぶタイプには見えなかったから。 ) [Mon 15 May 2006 22:44:13]
◆刃花 > …。 (きょとん、とした。) …そのように市民から話しかけられたのは、稀有との事。 ( 独特の言い回しで、応えた。 彼女が己を【剣奴】ではなく【患者】として見ている事には気づかない。) 刃花。 ジンバと云う、アヤネ殿。 何だか治してくれると聞いた、どのようにやるのか不思議に思うとの事。 ( …正座している彼女を見下ろす形。何でか、それが嫌で。正面に正座した。) …よしなに御願いするとの事。 ( …眉はキリ、とした風貌。 剣奴の癖には、彼女を真っ直ぐと見ている。) [Mon 15 May 2006 22:34:06]
◆アヤネ@『リスカ』 > ( 連れられて入ってきたのはよく日焼けした肌の女性だった。 着物を大胆にカットしているのはきっと、動きやすさを追求した結果。 ) えと、ここは怪我を治すためのところです。 落ち着かないと思うけど、あんまり緊張しないで。 わたし、アヤネって言います。 まだまだ見習いだけど、精一杯診ますから。 ( まずは警戒を解いてもらおうと思った。 白魔術には時間がかかる、一度きりの出会いであれそれなりの信頼関係は必須事項。 ――膝立ちになって、まずは全身をざっと眺める。 露になった腕や足には生々しい傷跡、それから何より額に小さな角。 …目に見える範囲だけなら、骨は折れてはいなさそう。 ) [Mon 15 May 2006 22:30:00]
◆刃花 > ( …怪我の状態は、全身に小さな擦過傷や切り傷、打撲傷など。 後は疲労。 ) [Mon 15 May 2006 22:19:08]
◆刃花 > ( …万が一でも危ない事にならないように。両手をがっつりと手枷で繋がれたのが。東洋風の娘。前髪の生え際に、小さな角。) ――― 世話になるとの事。 ( ぺこす、…お辞儀。 不思議な建物に連れて来られて、何だか落ち着かない。先輩はそそくさと去られる。 『患者への問診も修行の内よう。』とか。なんとか。 ) [Mon 15 May 2006 22:16:10]
◆アヤネ@『リスカ』 > ( あ、よかった。 先輩話の矛先を変えてくれた。 ―― これ以上職業上の向き不向きを語ってたら軽くへこんじゃう。 ずりずりと踵をずって、正座をしなおし ) そ、そうですよね気構え! わたしたちは誰かの傷を癒すために、日夜こうして―― … へ? ( ぱちくりと目をしばたたかせた。 そう、この先輩はいつもこんな感じで悪い空気を一転させてくれる人。 ) 準備、いいですね…。 ( 正座の膝に乗せた両手をぎゅ、と握って ) やります。 わたし、そのためのヒーラーですから。 その剣奴、見せて頂けますか? ( どんな怪我をした人なんだろう。 き、と先輩を見上げて。 ) [Mon 15 May 2006 22:10:39]
◆先輩 > …やっぱり、あれよねぇ…誰かを治すんだ、という意識がやっぱり …心理的に大事なのかもしれないわね。 (…先輩さんは、うぬうぬと腕を組み組み。) ――― こんな事もあろうかと、治癒の被験体を用意してみたのよ、どう?アヤネちゃん、やってみる? (…面白がっておられる先輩です。) …こういっちゃ何んだけど、剣奴だから。…治癒失敗しても、大丈夫だったりするけどね――。 (…怪我をした剣奴を【レンタル】してきたのよ、と。) [Mon 15 May 2006 22:03:22]
お知らせ > 先輩さんが入室されました。 『 まあ、それは置くとして――。 』 [Mon 15 May 2006 21:59:59]
◆アヤネ@『リスカ』 > ( 手を体の後ろに着いて、両足をぐなんと投げ出して。 先輩いわく、『まだまだ全然根気が足りない』。 ぴこんと耳だけがそっちを向いた。 び、と舌を突き出し ) … ふーんだ。 そうは言いますけどー、先輩知ってます? わたしたち獣人って好奇心旺盛なんですー。 だれかさんと違って食べる前から柏餅の味噌餡は邪道だ、なんて言わないんです。 ―― 落ち着きがない?? ひどっ! ( 『それって、つまり』 ) ――… ( 『この仕事には』 ) … 。 … 。 ( 耳、ふたたびぺったり。 ) [Mon 15 May 2006 21:58:57]
◆アヤネ@『リスカ』 > ( 白魔法による治療はとかく時間がかかるもの。 魔力の発動は人によって呪句だったり歌だったりするんだけど、ずっとそれを唱え続けていないといけない。 それも一度の施行につき一時間や二時間とかもざら。 ) 足が痺れちゃったなんて、言い訳なのはわたしが一番分かってますー。 でも『本番』の時は、正座なんかしませんもんー… ――ひゃ! ごめんなさいごめんなさい、先輩だから、足つっつくの、やめて … ! ( ばんばんばん、狭い部屋の真ん中に一畳きりの畳を叩いてギブアップ。 唸り声をあげながら、ちょっとだけ恨みがましい目で見上げてみたけど、当の相手はどこ吹く風でちょっとくやしかった。 ) [Mon 15 May 2006 21:46:23]
◆アヤネ@『リスカ』 > … あっ。 ( 思わずそう言ってしまったのと、コツコツと後ろからヒールの足音が近づいてきたのとはほとんどいっしょだった。 ぴりぴり痺れる正座のまま、両手を着いて半回転した先には呆れ顔にはほんのちょっぴりお怒りの色。 ぺたりと自然に耳が伏せた。 ) … ごめんなさいー… 。 今の、『本番』だったら失敗してましたよねー… 。 [Mon 15 May 2006 21:32:26]
◆アヤネ@『リスカ』 > ( ちなみに『念じろ!』とは続きません。 あしからず。 ) すべて の もの に あたえて ( 部屋の明かりは一本の蝋燭、たったそれだけ。 女の歌が届くのか、燃える炎は時折強く揺らめいた。 ちろり、ちろり。 … ああ、炎が動いてる。 するするとかすかに聞こえる音は、後ろに立ってる先輩の白衣が立てる衣擦れだ。 足、痺れたなぁ―― … ) [Mon 15 May 2006 21:26:03]
◆アヤネ@『リスカ』 > ごしき の つばさ かかげ て はね に たたえ た いつくしみ … ―――――― ( … 詠唱。 全ての窓に暗幕を下ろした小部屋の中に、細く女の声がうねる。 ) [Mon 15 May 2006 21:19:27]
お知らせ > アヤネ@『リスカ』さんが来ました。 『( ささやき いのり )』 [Mon 15 May 2006 21:16:12]
お知らせ > ソフィア@セラ内部さんが退室されました。 『(成功失敗に関わらず、とりあえず味は補償できない予感。 経験不足である。)』 [Mon 15 May 2006 02:02:48]
お知らせ > クロコ@「セラ」内部さんが退室されました。 『ソフィアの私室で紅茶が飲めたかは、当人達のみが知る事。』 [Mon 15 May 2006 02:01:41]
◆クロコ@「セラ」内部 > (お昼寝という言葉に)そうですね。まぁ、先に動けるようになったら部屋の方にでも運びますよ。(暫く休めば事に移れなくもないだろうが、そんな考えが浮かばないのがこの男。先に動けるようになれば、きっと宣言どおりのアクションを行うだろう。まぁ、この男の場合逆にモーション掛けられても逃げそうな気もするが。疲労感の原因を尋ねられれば)何ででしょうね?やっぱり自分の力の一部をゴーレムに渡しているからですかね?(ただ、それだけだと稼働時間が長すぎるゴーレム。無論、その本当の理由をこの男が知る事はないのかもしれないが。)(ソフィアが身体を休める事に専念すれば、こちらも口を閉じ同じ様に身体を休めよう。) [Mon 15 May 2006 01:55:25]
◆ソフィア@セラ内部 > それじゃ、時間はもう少し在りますから―― ちょっとだけお昼寝にしますよ。(何時でも何処でも寝倒れることができるのは隠れた才能の一つ。 密室で男と2人きりでも全く気にしない。というか気にするほど余裕が無い。 男のほうもそんなパワァ残ってなさそうではあるが。)作った時もそうでしたけど、何でこんなに疲れるんでしょうね――やっぱり体力の 問題?(真面目に訓練でもしようかなどと頭の隅で考えつつ、目を閉じて体を休める事に専念―― ) [Mon 15 May 2006 01:45:38]
◆クロコ@「セラ」内部 > (言葉とは裏腹にどうみてもダウンしているソフィアを見て)それなら良かったです。(こっちはこっちで頭が正常に回っていない様子。勿論、立場的な問題もあるのかもしれないが。実はこちらもばったりと倒れたかったが、目前の人間に気を使わせぬように倒れないように我慢して。)(汗を拭う仕草は別段気にせず、手ごたえがあったと言う言葉を聞けば)それなら良かったです。(小さく笑みを浮かべれば、儀式の成功に喜びを見せて。私室の紅茶という言葉を聞けば例の如くあの光景がフラッシュバックし・・・・笑いを噛み殺しながらその言葉に相槌を打つ。)そうですね、さすがに暫く動けないでしょうし。(休憩と言う言葉には素直に賛同して。それは自身が負担を軽減したと言っても今回の儀式に使った体力は半端な物では無いだろうし、直ぐに動けない事を理解しているからで。無論、自身も動けないからと言う理由もあるが。) [Mon 15 May 2006 01:33:13]
お知らせ > ソフィア@セラ内部さんが来ました。 [Mon 15 May 2006 01:29:01]
◆ソフィア@セラ内部 > はじめての作業で緊張しちゃいましたね。 手伝って頂いた分、そこまで疲れてはないですよ―――(疲労と反動からだろうか、緊張が完全にぶつ切れしていた。 言葉と反対に仰向けにぱったりとダウンしている。 汗はがしがしと拭いて隠す。)本当ならすぐに試す所ですが・・・手ごたえ的にはばっちりですしね。 動作確認はあとで纏めてしましょう。(紅茶も私室に用意してますし――とか。 ちなみに恥辱の記憶たるアレである。 意外と一度の失敗に拘る性質だったようだ。) ・・・・でも、ちょっと休んでからにしたいです――(そして意地を張りきれない。) [Mon 15 May 2006 01:20:10]
◆クロコ@「セラ」内部 > (儀式の終了・・・・見ていなくても陣が自身から力を奪うそれの変化で理解して。)・・・・・・「収束」(単語の羅列を締める最後の言葉を呟けばクロコもゆっくりと陣から手を離して・・・・)ソフィア導師・・・・大丈夫ですか?(先ほどよりも明らかに弱くなった声でゴーレムの傍に居るソフィアに声を掛けて。こちらも予想していた以上の疲労感にその場から立ち上がる事ができず、視線だけを陣の中央、一人と一体の方に向けて。) [Mon 15 May 2006 01:12:27]
◆ソフィア@セラ内部 > (『全て被造物は、創造者に従うもの。 命じられることで其れが生じ、霊を送られて、其れが形作られたのだから。』 と、囁くように言葉は続く。 儀式的な動作は、それ自体が施術に必要たる極度の集中を助ける意味を持っている。 神聖な空間を維持する役目は、協力者が担ってくれる。 脈々と伝えられた神秘の傍らに自らを置き、陶酔を越えた想像と絶対の意思を奇跡の鍵と為す――) 『―――主を崇め、御名を呼び求めよ。』(術の内側に居る者からは幾千幾万時間にも感じた、実際はほんの僅な時。 最後の言葉を伝えれば、紅く塗られた宝石から 指を離した。 それが、儀式の終了を告げる合図となる。) ――― っ は。 (立ち上がるだけの力を残しておけなかったか、ゴーレムの隣にへた と座り込んだまま。) [Mon 15 May 2006 01:00:50]
◆クロコ@「セラ」内部 > (闇に葬られた事実が何であったかをこの男が知る機会は無いだろうか。詠唱を始めたクロコの耳にソフィアの詠唱が聞こえるも、その様子を伺う事すら無く。繰り返されるのはひたすらに陣に書かれた会話に使われることの無い言葉の繰り返し)「循環」「維持」「束縛」「排他」「結束」(直訳すればそう訳される単語の羅列。薄っすらとだが白墨で書かれた陣の表面に靄が浮き・・・・・詠唱の言葉はひたすらに続き、ゆっくりとだが自身の体から何かが抜けるような感覚が現れてきた。) [Mon 15 May 2006 00:52:05]
◆ソフィア@セラ内部 > (分厚い装束と手袋は、実験と もう一つの意味での”現場”において安全を少しでも確保するための工夫だったりするが―― 視線を察知する余裕などない状況が、真相を闇に葬る事になる。) ―――ッ。(刃の上に指を滑らせる。 文字は極小さなものだ。 数滴で構わない。 血液はつながり、つたえるための回路。 重要なのは条件と意思である。) ――”Athah gabor leolam―――” (調子の崩れた詩を吟ずるように、流れ出る遠い異国の言葉。 それは施術の際にのみ用いてきた、古い古い聖句だ。 眠るゴーレムの元に跪き、紅い雫の這う指先を胸元に這わせる。 青い石の冷たい感触を、滑る深紅と体温で塗り潰してゆく。 少しずつ、焦れるくらいにゆっくりと。) [Mon 15 May 2006 00:39:33]
◆クロコ@「セラ」内部 > (女性の手に嵌めるには些かごついそれを外す光景を暫し眺めて。こんなミトンを使うような何かでもしているんだろうか?何て思ったが、結局皆目見当も付かずに。暗記が得意分野と聞けば)それなら安心しました。(もし、忘れた何て言われた日には、期日の延長か施術後の自身の卒倒が確定してしっていただろうが、そんなことにはならず。体力の事に関しては軽く笑い任せてくださいなんて言って。)(ソフィアがゴーレムの方に向かえば自身は少しだけ離れた位置、陣の端に手を置き)どうぞ。(ソフィアからの言葉を聞けば、返事を返し・・・・・・視線を陣に向け陣に手を当て詠唱を始めて。) [Mon 15 May 2006 00:29:05]
◆ソフィア@セラ内部 > ・・・・すると、素手でないと少し問題ですね。 少しだけお待ちを―― ん、しょ。 (実験時の愛用品たる作業用ミトンは、ナイフくらいじゃ通せない上脱ぐのに時間が掛かる。 んせんせと革のベルト留めを外しつつ、手順の説明を受ける事になるか。) 文章の暗記は得意分野ですから―― そうしてもらえると助かります。体力は自信ないんですよ。(体を鍛えておけば、は、最近の口癖だ。 手袋二つを部屋の隅に揃えて置いたら、改めて陣の中央へと進み、小刀を右手に向けて翳す。) ―――それでは、行きますよ?(繰り返した施術の経験から、こういう時には躊躇いが無い。視線は真っ直ぐ対象物へ。 姿を見ぬままに、備えを問うた。) [Mon 15 May 2006 00:18:04]
◆クロコ@「セラ」内部 > (それが研究者が研究者である要素なのだろう。専攻して部屋に入れば邪魔にならない場所に白墨を置き)とりあえずなんですが・・・・(ポケットから小刀を取り出せば、ソフィアにそれを差し出して。)これで血を採ってください。(念のために火による消毒をしてきた事も告げて。)それで施術なのですが、先日渡した資料に書いた詠唱文は暗記してきましたよね?(調整が終わった報告の時に渡した資料に書かれた物の事を話して。)それを告げながら真理の文字を血でなぞってください。(そう告げれば、ゴーレムの方へと向かって。)念のためと言うわけではないんですけど、僕も補助と言う形で手伝いますので。(ゴーレムに直接関与するわけではなく、陣への魔力供給を行う事でソフィアへの負担を減らす行動を行う事を告げて。実際、これならばゴーレムにクロコの影響が及ぶ事もないだろう。) [Mon 15 May 2006 00:00:17]
◆ソフィア@セラ内部 > (研究者なんて日々之雌伏の人生、成果が形になるのは待ち遠しいものだ。 誰でも、どんな兼業をしてても、多分其処は変わらない。 とん、と壁を押して、体を起こす。) はい、それでは早速―― お邪魔しますよー?(友人宅に上がるみたいな挨拶だった。 室内に案内されれば、自分の様式とは細部や空気の異なる円陣に暫し目を奪われ―― ) 久し振りですね、”リリス”――(そして中央に安置された自らの被造物を確認。 動かせない今は結果を試す訳にも行かないが、報告道り大きな損壊もなくてちょっと安心だ。) [Sun 14 May 2006 23:37:53]
◆クロコ@「セラ」内部 > (ソフィアと言うカバリストは管理職という役職を持っていても、まだまだ現場の人間と言う事なのだろうか。自身が呼びに行くまでもなく、自らの足で赴いてきた導師の言葉に)準備は大丈夫です。今ちょうど、ソフィア導師を呼びに行く所でしたので。(数秒の驚きは直ぐに抑えられ、その口調はどこか緊張した様な物に変わって。)それでは、中に。(そう言えば、先ほど閉めたばかりの扉を開いて。)(中に入れば燭台が薄っすら部屋を照らしていて。その部屋の中、白墨で書かれた円陣の中心に横たわるゴーレムの姿を確認できるだろう。) [Sun 14 May 2006 23:27:37]
◆ソフィア@セラ内部 > (その様子には友達を待つ少年と、下命を待つ兵士の雰囲気が混在している。 後ろに組んだ手は、指で壁をたしたし小突いてたりするそわそわ感。 実際それほど待っては居ないのだが、待機時間ってのは得てして長く感じるものらしい。 暫しして、扉から目的の人物が顔出せば、先手を打って挨拶した。)ふふ、居ても立ってもいられないので此処で待たせてもらっちゃいました。 ・・・準備、どうですか――? [Sun 14 May 2006 23:19:12]
◆クロコ@「セラ」内部 > (とある部屋の扉が開き・・・・セラの制服を纏う一人の男が出てきて。その手には白墨が幾つか握られているのが見えるだろうか?)後はソフィア導師を呼びに・・・・・(扉を後ろ手で閉めれば受付に向かい、ソフィアを呼びにいこうと)・・・・・・。(唐突に目に入ったのはどこかで見た顔・・・・と言うか呼び出そうとしていた人物で。予想外の展開に少し驚きつつも挨拶をしようとして。) [Sun 14 May 2006 23:14:32]
お知らせ > ソフィア@セラ内部さんが入室されました。 『廊下の壁に背を凭れ、静かに人を待つ。』 [Sun 14 May 2006 23:02:23]
お知らせ > クロコ@「セラ」内部さんが入室されました。 『白墨片手に』 [Sun 14 May 2006 23:02:09]
お知らせ > クロコ@「セラ」内部さんが帰りました。 『女史とは反対、服に似合わぬ下駄の音が響く』 [Thu 11 May 2006 00:26:54]
お知らせ > ソフィアさんが退室されました。 『(いずれまた――と挨拶のこして、建物の奥へと。)』 [Thu 11 May 2006 00:25:47]
◆クロコ@「セラ」内部 > 師からもその点はきつく言われています。(ソフィアの笑顔に対して此方は真顔でそう返して。込める力の調整や儀式の手順によっては、最悪命を落としかねないのも事実。特にゴーレム「リリス」の様に魂を入れる「受け皿」が高性能であるほどそのリスクは爆発的に跳ね上がる。予定が決まれば軽い礼と共に)こちらこそよろしくお願いします。(そう告げて。失敗は誰だって起してしまう物。だが、その可能性を摘み取れるのならばそれに越した事は無い。ソフィアの生活状況?を聞けば)分かりました、それでは何かあった際はここに来ようと思います。(何か用があるのだろう、それを行う為に建物の奥に引っ込むソフィアの背を眺めれば)それではまた後日に。(その背を見送ればクロコもセラを後にして) [Thu 11 May 2006 00:21:13]
◆ソフィア > 下手に失敗すれば命に関わりますからね・・・あれは。(さらりと笑顔で怖い事言った―― ) ああ、ではその方向でお願いします。 私も可能な休暇の申請を早い内にリストアップしておきますので。(万軍の主でさえも人間作成は何度かに一回大失敗してる。 世の中にパーフェクトは無いという話だった。 この女の場合特に外面が取り繕われているが。)滅多に家にも帰りませんし、セラの方が情報早いですね――― それでは、慌しくて悪いですが雑務も残っていますし、今日はこの辺りで――? (廊下の角に視線を向ければ書類持った学生風がこちらをちらちら見てたりするわけで。 優先事項が先延ばしになった以上、一度仕事に戻らねば。) [Thu 11 May 2006 00:10:27]
◆クロコ@「セラ」内部 > (完全よりも何処か一箇所抜けている方が良いとか言ったのはどこかの誰か。今からと言う言葉には)うーん・・・・ゴーレムを連れてくれば出来ない事は無いと思うんですけど、やっぱりソフィア導師のゴーレムですし万全を期したほうが良いかなと。(可能であれば完璧な仕事を行いたいという考えからそう告げて。)えっと・・・僕も予定の確認とかしてなかったんで、後日其方の方に言伝が行くようにしようと思うんですけど大丈夫ですかね?(小さく苦笑いを浮かべればそう尋ねて。どこと無く初見の時よりも緊張感が抜けているように見えるのは、やはり完璧な偶像の様なイメージが崩れたからだろうか?) [Thu 11 May 2006 00:03:05]
◆ソフィア > ・・・・人に仕えるゴーレムとしてはあるべき姿、ですね―― 本当、助かります。 (奔放さを残したままにできないのは、実はほんの少しだけ、残念ではあるのだが―― やはり預けたのは正解だったようだ。 正しく機能するか否かは受け取り後、此方で実験するとしよう。)では今から――!! というのは流石に辛いですよね。 其方の都合もありますし、互いに予定の開く日は・・・・と。(今後の予定を思い出し中。候補が幾つか上がったら、クロコの側の候補を聞いて摺り合わせていくのが一番楽に決まるだろうか―― ) [Wed 10 May 2006 23:44:10]
◆クロコ@「セラ」内部 > えぇ、主と認識した者の命令をしっかりと聞きますし、逆に関係ない者の命令は受け付けない様になっているみたいです。(クロコが当初予測していたのとは違い残留した魂も調整によってある程度削り取られたらしく、調整後は命令に対して極端な誤認行動を取る事も無くなり「まさに真人間に躾成功!?」といった感じになっていた。)(主従強化に関しての話になれば)そうですね、此方としても可能であれば早い方が良いですし、いつくらいが良いでしょうかね?(と言っても、此ればかりは互いに予定状況を確認しなければ決まらぬ物であろうが。)(ソフィアに今直ぐと言われれば出来ないことは無いが、まさかそこまで急ぎでやりたいと考えているとは思わずに。) [Wed 10 May 2006 23:33:16]
◆ソフィア > あ、どうもです……成る程。 ふむ? トラブルとかは無いみたいですね―― 良かった。(手渡された資料を一通り捲って眺めてみる。 やった事とその結果が見易く纏まって重要な所は暈かしてある様子、これだと逆転させて方法を引っ張り出すのは容易じゃない。こういう所流石に熟練だ。) ……此方の状況は全く問題ありません―― 次というと”強化”の方、でしたか。(だとすれば自分も同席の必要があった筈だ。 管理の仕事の予定は申請すれば空けられるが、日時をちゃんと決めとかないとなるまい。 直ぐでも、よいのだが。) ――それでは、できるだけ早めにお願いしちゃって良いでしょうか? [Wed 10 May 2006 23:15:59]
◆クロコ@「セラ」内部 > (紐で括られた紙の束を受付のテーブルに置けば受付の人間が引っ込んだ通路を眺めて。)居れば良いんだけどなぁ。(情報の受け渡しが早いに越した事は無いが、唐突に訪れて会えるというのは運が良くないと難しいかな?何て考えて。居なければ居なかったで受付に言伝を頼めば良いと考えながら受付の人間が戻ってくるのを待ち・・・・)いえ、こちらこそお手数を掛けてすいません。(ソフィアからの挨拶に対し此方も同じ様に返して。)報告・・・・そうですね。(その言葉の終わり際、置いた紙の束を手に取れば、ソフィアに差し出して)えっと、師から今回の調整の結果等に関してを纏めた物だそうです。(その中身は簡素な報告書の様な物。内容は今回の調整に関しての大まかな概要とその結果に関してが書かれている物であることを付け加えて。(さすがに手順までは書いてないが。))今のところ問題も無いとの事ですので、ソフィア導師が良ければ次の段階に移っても問題ないとの事です。(ソフィアの状態に関わらず、その言葉を告げて。) [Wed 10 May 2006 23:05:05]
◆ソフィア > (――受付が引っ込んでから暫しの後、何時もの灰色姿で建物の奥から姿を現した。 研究室に篭ってたた来客は不意打ちだった風、ずれかけた帽子直したりしつつ少し慌ててこぉふらふらと。) 態々お越しいただいてすみません―― 何か報告があるとか?(ひらひらと手振って挨拶。 早速完成しましたかー? とか、普段より妙にテンションも高めのご様子だ。) [Wed 10 May 2006 22:55:13]
お知らせ > ソフィアさんが来ました。 [Wed 10 May 2006 22:46:41]
◆クロコ@「セラ」内部 > 「分かりました、確認を取ってみます。」(「内線」なんてオーパーツが存在しないこの時代、受付の人間は席を立てば建物の奥へと消える。)(一応は同じ組織に所属する身、その気になれば部屋の場所を聞いて直接研究室の方に足を運ぶ事も出来る。しかし、基本的にカバリストと言う人種は同業者が自身の研究室に入る事を好まないという、ある種の職業病の様な物がある故にその行動は控える事にして。) [Wed 10 May 2006 22:43:35]
◆クロコ@「セラ」内部 > (クロコは自身の所属するカバリスト団体である「セラ」その本部の受付の前、紐で括られた薄い紙の束を抱えていて。)ソフィア導師は今いらっしゃいますでかね?(クロコは受付の人間に対してそう尋ねて。)「ソフィア導師ですか?ここに居るかは分かりませんが。」(受付の人間は相手が同じ組織に所属している人間であっても事務的な態度を崩す事無く、クロコに対してそう返して。)報告したい事があるので、呼んで頂けるとありがたいのですが・・・・・。(そう告げれば、受付の返事を待つ。) [Wed 10 May 2006 22:34:51]
お知らせ > クロコ@「セラ」内部さんが来ました。 『受付』 [Wed 10 May 2006 22:22:19]
お知らせ > カイネさんが帰りました。 『( 取り合えず、それ以上は何があるわけでも無く。 )』 [Mon 8 May 2006 23:25:43]
◆カイネ > ( ちなみにこのままだと物々何か一人で言ってる怪しい人。気付けば、慌てて口を閉ざした。そして足早に去り行くとしよう。懐は潤ったし、コレで宿代もまぁ何とかなる。食費に関しては ――― いつも通り、倹約しよう。うん。極力倹約しよう。そんな、切実な問題に頭を抱える、夜更け。 ) [Mon 8 May 2006 23:25:12]
◆カイネ > ( で、紐で思い出す。嗚呼、そう言えばそんな約束もしていたな ――― ギルドの建造物が密集する地域を歩きながら、思い返す。あのメイドは元気にしているかとか、居ない間に変わった事はどんな事があるのかとか ――― 割と、気になることは一杯であった。元気にしてると良いなぁ。クス、と自然口元に笑みが毀れた。 ) ――― 元気にしてっかねぇ。 ( 知り合いは、それほど多くないけれど。何となく、呟いた。思った以上に長い間出ていた物だから、何となく今まで会った連中ともう一度会ってみたいとか。そんな事を考えた。 ) [Mon 8 May 2006 23:22:26]
◆カイネ@『雷電』 > ( まぁ兎に角、目新しい依頼も美味しそうな依頼も特に無し。不死者砦の依頼も、己が居ない間に定員に行ったらしいし。ならば此処に留まる意味もまた、無しである。ふらり、受付から離れる。懐がちょっと暖かいのは、嬉しい限りだ。まぁ ――― アレはアレで悪い仕事じゃなかったな、とか思い返してふと笑み零す。デカブツに追い回されたのも良い思い出である。否、決して良いとは言えないと言うかむしろ忌まわしいけれど。兎に角、折角生きて帰れたのだ。少しは街に落ち着いて居るのも良いだろう。そう言えば ――― 嗚呼、好い加減紐の替えを何とかしないとな、とか考えた。 ) [Mon 8 May 2006 23:17:24]
◆カイネ@『雷電』 > ( 先日完了した仕事の報酬、7万と経験点1 ――― これに関しては自覚なしであるが ――― を受け取りながら、そんな風に告げた。 ) んー、目新しい依頼って無いよね。 ( まさか直後にそんな事を言うなんて思ってなかったんだろう、仲介人のぽかんとした顔が面白い。まぁ、半分は冗談だ。まぁ美味しそうな依頼があったなら、本当に行ってたかも知れないが。少なくとも今は、落ち着いて此の街に留まりたい。徒に危ない橋を渡るのは、馬鹿のする事であるし。 ) [Mon 8 May 2006 23:13:51]
お知らせ > カイネ@『雷電』さんが入室されました。 『ほい、有難く頂きましたよ、と。』 [Mon 8 May 2006 23:09:21]
お知らせ > 十示@陰陽寮さんが帰りました。 『どうじゃった、成果は?』『さっぱり』『……。(あっさりとした師弟の会話だった)』 [Mon 8 May 2006 21:02:58]
◆十示@陰陽寮 > (己の属する退魔機関は、対外には秘匿とされている。 寮内でもあまり大っぴらに名を出して尋ねるものではない。) …そうか、ありがとう。 (礼を言い、別れる。 そして足を中庭へ。) [Mon 8 May 2006 20:57:39]
◆十示@陰陽寮 > (先ずは、戻った事を連絡しようか。 それから、留守中の二人の様子についても聞いておきたい。) ──。 もし。済まない。 (ハラエの職員を呼び止めて、師の居所を尋ねようと。) [Mon 8 May 2006 20:54:07]
◆十示@陰陽寮 > (ぼろッ、と。衣装の袖口や裾をほつれさせて。 旅装を泥に塗れさせ、ハラエの門を潜った) …痛つつ…ッ。 (門の段差を股越すときに、擦り傷が引き攣れて顔を顰めた) [Mon 8 May 2006 20:49:29]
お知らせ > 十示@陰陽寮さんが来ました。 『──ふぅ。』 [Mon 8 May 2006 20:45:53]
お知らせ > シルド@騎士ギルドさんが帰りました。 『(風を起こした当人は。そそくさと退室したとか)』 [Mon 8 May 2006 01:09:23]
◆シルド@騎士ギルド > (取り繕いは効果をあげなかった。代わりにそこかしこからこの状況から予測される危険性などが議論されはじめる。もう歓談という雰囲気ではなくなって)………(文化も風習も違う武力者の混成。実戦部門と政治部門の軋轢。想像を逞しくさせる火種は幾つも転がっていた話だからなのか。しかし、気まずい) [Mon 8 May 2006 01:06:56]
◆シルド@騎士ギルド > …(空気の変調に合わせてその場所―ギルドの歓談部屋でくつろいでいた者達の視線が集まる)まずった(口ごもった。騎士は戦争を生業とする戦士に違いは無い。危険な可能性を示唆すれば真面目な反応があってもおかしくなかった)あ〜…。でも全員が全員出払うわけではないですし [Mon 8 May 2006 00:58:32]
◆シルド@騎士ギルド > え?私は出ませんよ、いつも通りです(討伐に参戦するのか、と問われればがっちりとは言えない顎を左右に振った)大規模に出兵すればヴェイトスが手薄になるでしょう。街を狙う何者かの大掛かりな陽動だったら大変ですし(冗談めかして口にした言葉だが。それを向けられた騎士の顔が強張った。アンデッドの発生と集中の原因がわからない現状が原因だったのかもしれない) [Mon 8 May 2006 00:50:05]
◆シルド@騎士ギルド > それで足止めに騎士団などから一部先発させた、と(調整して兵を出す。その大変さを思いやり顔も知らない市の担当者を気の毒に思った)他の都市との交渉もさることながら。部隊編成も手間でしょうね(ヴェイトス市の軍事力は他の都市より小規模。駐留する騎士や侍は本国を背後にする呉越同舟) [Mon 8 May 2006 00:45:05]
◆シルド@騎士ギルド > (アンデッドが屯する砦が見つかったことによる一連の動きを聞いた青混じりの黒髪の騎士は、「また厄介ごとですか」と顔に貼り付けて溜息をついた)それで公的部隊、と(城塞攻めには3倍の兵力がいる、だったか。各部署から結構な数が動員されそうな気配らしい) [Mon 8 May 2006 00:41:52]
お知らせ > シルド@騎士ギルドさんが入室されました。 『それはなんとまあ』 [Mon 8 May 2006 00:39:00]
お知らせ > こま@ハラエさんが帰りました。 『本当にエライ人だったかは謎のまま。』 [Sun 7 May 2006 22:56:01]
◆こま@ハラエ > (玄関まで案内されれば)ありがとでした!ありがとうでした!(深く頭を下げ、直してあった下駄をはいて。)ええと!また明日来ます!またです!!(もう一度頭を下げ、エライ人にお礼を言って帰っていった) [Sun 7 May 2006 22:55:25]
◆こま@ハラエ > (げんなりする相手にこちらは満面の笑み。)どうしましたか?ぽんぽん痛い痛いですか?(それは困ったね〜と相手を見上げた。が相手はさらにげんなり)え?こま、今日は帰っていいの?わかりました!ありがとうです!お仕事のこと、こまに教えてくれてありがとうです!!(ぺこっとお辞儀すれば立ち上がる。)!!!!あわわわ〜。。(足がしびれて巧く歩けない!でもよちよちしながらもきた道を再びエライ人の案内で帰っていく) [Sun 7 May 2006 22:46:39]
◆こま@ハラエ > ・・・・・・・・・・・・・(再び長い時間が過ぎていく。と、やっと話が終わり『理解できたか』と聞かれる。こくこくと激しく首を立てに振り)わかりました!こま、わかりました!色々お勉強していくのね!それがこまのお仕事です!!(元気に答える。エライ人はまた渋い顔。けれどあながち間違ってもいないので今日のところはOKにしてもらう) [Sun 7 May 2006 22:40:40]
◆こま@ハラエ > 〜〜・・・・・・〜・・(足がしびれてもうエライ人の話しどころではない。我慢の限界で)あ、あの・・・こま、足がしびれてしまいました!足くずしていいですか!?(相手の話をさえぎり、聞いてみた。渋い顔をされてしまったが足を崩していいといわれた。ので体育座り。これなら楽ちん。再び真面目によくわからない難しい話を聞いていく) [Sun 7 May 2006 22:32:52]
◆こま@ハラエ > ・・・(難しい話が続いていく。もうさっぱりだ。)・・〜・・・〜(きちんと正座し両手を膝の上に置いて、話を聞いていたが流石に足がしびれてきた・・・話を聞きながらも、もじもじしはじめた) [Sun 7 May 2006 22:26:26]
◆こま@ハラエ > (要約すればこまの仕事は稚児や巫女のように神さまとの対話やお祓い、狛犬としての清浄な場所や神の守護らしかった。しかしそれも後々の話しになるらしく、まずはお勉強が先らしい。お勉強は好きだけれどやることがいっぱいあって、こまだってちょっと不安にもなる) [Sun 7 May 2006 22:17:27]
◆こま@ハラエ > (ハラエの判断はいきなりの実践力に、とは判断されず教育して後々の戦力にというモノだったらしい。『狛犬は狛犬』だけれどもイマイチ本来の狛犬としての覚醒はなく狛犬としてはまだまだ未成熟という結論だ。先行投資という奴らしかった。まあ、一応幻獣なので名前だけでも看板として掲げていければという思惑も少なからずある・・とか、ないとか・・・で。兎に角、こまのやらなければいけないことの説明がまだまだ続いていく) [Sun 7 May 2006 22:12:53]
◆こま@ハラエ > ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。(長い廊下を抜け、一つの小さな部屋に案内された。中央に座らされ、自分を連れてきた人に色々説明されていく。ここで勉強することや、色々舞などを覚えないといけないこと、あと、これからしなければいけない事としてはいけない事の説明を受けていく。)・・・・ハラエって難しいところなのね・・(ぼそっと呟いた。お金が貰えるので多少の努力と我慢は必要になってくるとはいえ、よくわからない色々なことをしないといけないらしい、正直大変だと思った。あと、『ハラエの神祇官所属』と言わないといけないらしい。色々面独裁・・・) [Sun 7 May 2006 22:07:46]
◆こま@ハラエ > ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。(長い廊下を抜け、一つの小さな部屋に案内された。中央に座らされ、自分を連れてきた人に色々説明されていく。ここで勉強することや、色々舞などを覚えないといけないこと、あと、これからしなければいけない事としてはいけない事の説明を受けていく。)・・・・ハラエって難しいところなのね・・(ぼそっと呟いた。お金が貰えるので多少の努力と我慢は必要になってくるとはいえ、よくわからない色々なことをしないといけないらしい、正直大変だと思った。あと、『ハラエの神祇官所属』と言わないといけないらしい。色々面独裁・・・) [Sun 7 May 2006 22:07:31]
◆こま@ハラエ > ・・・・・・・・・・。(今度は注意されないように大人しく、けれど周りをきょろきょろしながらも長い廊下を歩いてついていく。) [Sun 7 May 2006 21:58:12]
◆こま@ハラエ > こんにちは〜!!あ!こんにちは!こま、来ました!(やっと出てきたなんか偉そうな人に、深々とお辞儀して、言われるままに下駄を脱いで揃えると、とことことその人についていく)あ、あの!こま、こまのお仕事なんですか!?なんですか!!?(後を付いていきながらも質問し始めた)ええと!こま、何したらいいですか!!?何したら!!(あ、静かにするように言われ、しゅんとし今度は黙って付いていく) [Sun 7 May 2006 21:54:12]
◆こま@ハラエ > 喪帰してもらっているのに>も帰してもらっているのに [Sun 7 May 2006 21:49:22]
◆こま@ハラエ > こんにちは〜!!(みんな忙しいのか中々出てこない。『毎日できるだけ来るように』というお約束で、ソードさんのお家に喪帰してもらっているのに、お約束がなければ『ずっとここにいなさい』といわれていたのだ。でも『それはいやです』といったらなんとか返してもらった。だからお約束通りに出勤?してみた。) [Sun 7 May 2006 21:48:35]
◆こま@ハラエ > (南条さんと園内さんのおかげでギルドに就職することはできたけれど、いまいちギルドでの仕事内容が理解できていなかった。ここには陰陽道を司る部署と神道を司る部署があるらしい。そこでどうも色々もめたらしく、自分のことを陰陽の人達は『式神だ』というし、神道の人達は『狛犬だ』といってもめていた。でも『こま、犬です』っていったら、どうも神祇官っていう所の場所でお仕事することになったらしい・・・でも、何をするのかはまったくなので詳しい話を聞こうとやってきたのだった) [Sun 7 May 2006 21:45:09]
お知らせ > こま@ハラエさんが来ました。 [Sun 7 May 2006 21:38:36]
お知らせ > こま@ハラエさんが来ました。 [Sun 7 May 2006 21:38:34]
お知らせ > こま@ハラエさんが来ました。 [Sun 7 May 2006 21:38:03]
◆こま@ハラエ > (ギルドがある屋敷の玄関前で小さな子供が一人、中の人に向かい声をかけていた。)こんにちは〜!こま、きました〜!!こんにちは〜!! [Sun 7 May 2006 21:29:23]
◆こま@ハラエ > (ギルドがある屋敷の玄関前で小さな子供が一人、中の人に向かい声をかけていた。)こんにちは〜!こま、きました〜!!こんにちは〜!! [Sun 7 May 2006 21:29:14]
お知らせ > こま@ハラエさんが来ました。 『たのも、う〜!たのも、う〜!!こんにちは〜!!』 [Sun 7 May 2006 21:24:32]
お知らせ > 藍音@陰陽寮さんが退室されました。 『――所詮三日坊主なのだが。』 [Sun 7 May 2006 00:35:14]
◆藍音@陰陽寮 > ・・・単純な暴力の腕ならあちらの方が上か。 考えてみれば心配する事も無いな。(はふ、と吐息。 有能な新入りが入るとプレッシャーが掛かる今日この頃である。そういえばまだ顔を見てはいないが、立場的には先輩ではないか。) ・・・ちょっと待て少し悔しいぞそれは! うかうかしてられん。(立場とられては笑えない。 乾いた呪符回収したら、早速鍛錬でも積みに行こうか。) [Sun 7 May 2006 00:33:40]
◆藍音@陰陽寮 > (急激に回復した視界の眩しさに眩みながら、竹で編んだ台の上に呪符の乾燥を待つ。 大きな事件では不死者の城砦などという話も聞くが、先遣隊への参加命令は無い。国益から遠いと判断されたのだろう。 市の部隊が動く際には手薄になる街の警戒を命じられるか、或いは本隊に組み入れられるのか――いずれにせよ出番まで暫く時間がある筈だ。) 赴くのは此方で陰陽寮入りした連中と十示だったか。 恙無く勤まると良いのだが―― [Sun 7 May 2006 00:29:25]
◆藍音@陰陽寮 > (同様に作った符が既に20枚近く――それでも、一度に5枚以上を消費すると考えれば十分な数ではない。 上質の紙は高価な物。多少堪える出費ではあるが、駆け出し術者が式を実戦で使うためには呪具等による徹底的なブーストが不可欠である。) とはいえ手持ちの弾丸を打ち尽くすような事態も暫くは起こるまい・・・・この位にしておくか。(最後の符を墨から引き上げたら、部屋の灯りを戻そう。) [Sun 7 May 2006 00:22:17]
◆藍音@陰陽寮 > (墨汁を湛えた器の上に、純白の紙を載せる。 窓の全てを閉め切った闇の中、染め上げられた漆黒の紙にはしかし、恐らくは他の誰にも使いこなせぬ自分の為だけの文様がはっきりと印されている。 部屋の空気は薄く妖気すら孕み、その儀式は暗くて黒くて奇妙なもの。 ハラエの理念としては忌むべき部類を敷き詰めた感じだが、毒を盛って毒を制する技と流派もあるって事だ。) [Sun 7 May 2006 00:19:33]
お知らせ > 藍音@陰陽寮さんが入室されました。 『仕込み中。』 [Sun 7 May 2006 00:17:39]
お知らせ > クロコ@「セラ」内部さんが帰りました。 『次の行動は調整後の経過次第だろうか?』 [Sat 6 May 2006 23:38:21]
◆クロコ@「セラ」内部 > (クロコは陣に触れていた手を引き上げ)これで終わりですか?(自身が陣に力を込めなくて良い事を聞けば、調整作業が終わった事を再確認して。)「まぁ、調整自体はな。」(クロコの師はバンクルのコアに彫られた真理の文字をじっと眺めながら、クロコにそう返して。)様子見って事ですね。(師が「調整自体」と言ったのは、まだそれの副作用やらなにやらがあるかも知れないと考えたからだろう。それを理解すればそう返して。)「まぁ、そう言う事だ。」(その言葉を告げれば、クロコの師はゴーレムの肩を担ぎ部屋の入り口へと向かって。クロコも反対側を担げば、それを手伝う様に足を進めて) [Sat 6 May 2006 23:37:35]
◆クロコ@「セラ」内部 > 集中を途切れさせる事無く続いたその口は師の言葉を聞いても止まる事は無く。)「クロコ!」(集中を続けるクロコに対し、気合を入れる時の様に覇気のある言葉を師が吐けば)あ・・・・はい。(耳に届く言葉にさすがに集中を切らされ、少し気の抜けた顔で師の方を伺って。)「調整自体は終わったから、陣に力込めんでええぞ。」(クロコの師はやるべき事が終わった事を告げれば、再び屈みクロコの方からバンクルのゴーレムに視線を落として。) [Sat 6 May 2006 23:28:46]
◆クロコ@「セラ」内部 > (円陣によって真理の文字に宿る魂の一部を一時的に体外に待機させ、外に出ているそれに付いた余計な物(邪念の類)を取り除き、魂の欠落を修復する。ある意味メンテナンスと言った方が正しいかもしれないそれを幾度も繰り返す。)(休憩を入れずに行われた調整行動は何度目だろうか?クロコの師はバンクルのコアから手を放せばゆっくりと立ち上がり)「これで終了だ。」(ポツリと呟いて。) [Sat 6 May 2006 23:19:28]
◆クロコ@「セラ」内部 > (今ここで行われているのはバンクルを生贄にして何かを召喚するといった儀式ではなく、ソフィア女史から預かったゴーレムの調整作業。)(終始私語を慎み行われているそれはひたすらに続いていて)(陣ではなくバンクルを素体に使ったゴーレムの方に触れているもう片方、クロコの師は心理の文字が彫られたコアの上に手を置けば、一文字一文字に力を送りながら手を動かして。) [Sat 6 May 2006 23:04:55]
◆クロコ@「セラ」内部 > (部屋に置かれた幾つかの灯りに照らされる部屋の中、床一面を多いつくす程の円陣の中央に横たわるのは裸体のバンクルで。カその両脇に佇むのはカバリストである事を示すセラの制服を纏う二人。その片割れは陣の一部に手を触れたまま静かに何かの言葉を呟き続けていた。) [Sat 6 May 2006 22:56:03]
お知らせ > クロコ@「セラ」内部さんが来ました。 『薄暗い部屋に影三つ』 [Sat 6 May 2006 22:49:13]
お知らせ > 園内一花@陰陽寮さんが退室されました。 『( 花弁が舞い、淡い光で満たされる。 …ふと、眩しいかなと思って、白衣の裾を被せたり )』 [Sat 6 May 2006 20:45:17]
お知らせ > 銀色の子狐さんが退室されました。 『(恋人と結界に抱かれて、子狐は気持ちよさそうに眠るのだ)』 [Sat 6 May 2006 20:42:20]
◆園内一花@陰陽寮 > …うん… 『あんでっど』と言えば、火ですからね。 心強い。 ( 五行で言えば彼らは水の性となるのだろうか? 土? その辺りは曖昧だけど… きっと有効だと思う。 からから笑って立ち去る先輩狐達に、『失礼しました』と頭を下げて… 菫の傍に、屈み直そう。 …寄せられる身体を、そっと抱き上げて… 眠る子狐と、去って行く狐達を交互に見れば… 一人ペースに取り残された感。 目を瞬いて苦笑を零す。 …『花畑』は展開したまま、その範囲を狭めて、縁側に腰掛けて… ) …お願い…【六合】。 ( 益体の無いそこへ宿る、古い神を呼ぶ。 …興奮状態にある者は落ち着かせ、疲労した者は回復させる… あらゆる事がフラットになるよう働き掛ける霊場を呼び出し…。 まだ、それらの特性を特化させる事は出来ていないけれど… より早い回復を願って、暫くはこのまま――― ) [Sat 6 May 2006 20:40:21]
◆銀色の子狐 > ( ”狐火はある程度自分の意思でコントロールできるんだよ。十分休んだら試してごらん”先輩狐からのアドバイス。迎撃できなかったら、ちゃんと目標から逸れるようにしてくれるつもりだったらしい。カラカラ笑って、狐たちは奥へと引っ込んでいった。 ) ――う〜、なんか上手く乗せられちゃったような。でも、これで少しは役に立てる、かな。 ( 苦笑して、一花にそっと身を寄せよう。疲れた――安どの表情を浮べて、体を預ける。 ) 少し、休むね。ご飯の時間になったら――おこし――Zzzz。 ( 耳を倒して、気持ちよさそうに寝息を立て始めた。 ) [Sat 6 May 2006 20:31:06]
◆園内一花@陰陽寮 > (*『抱き上げたけれど、今は』 → 『抱き上げたいけれど、今は』 すみません ) [Sat 6 May 2006 20:28:34]
◆園内一花@陰陽寮 > ( ―――〜うふ。 思わずにんまりと笑みを零しそうになるのを堪えてっ… ) …大丈夫。 〜それに、どうせ血も通わず、痛みも感じなくなっていると言いますし… 斬るよりは打ち砕いた方が有効かもしれません。 ( …『でも刀も用意してある』し、万全だと… 妙に確信を持って頷いた。 …くたくたな様子が痛ましくて… 抱き上げたけれど、今はだめ。 …『休まないと?』と言い聞かせるように言おうとしたら――― 狐火に囲まれる!? ) ―――〜なっ…! ( 何が起こったのかという一瞬の躊躇いの後に身を起こし… 【結界】の展開を開始。 懐より退魔札を取り出すが、完全に意表を突かれた形で、間に合わない―――! ) ―――ッ! ( 襲い掛かる熱や衝撃の予感に、腕で顔を庇うようにするのが精一杯だった。 ―――身を硬くする、時間がやけに長く感じられる瞬間――― 半ば腕に覆われる視界で、炎が炎を包み相殺する ) ―――ぇ? ( ええと… とりあえず、反撃? 無事だったし、反撃? 攻撃して来た狐を真っ先に潰すべきかもしれないけれど… 自分達を囲んでいるのは全員仲間と思って良いだろうそれならまず一番近い位置に居る――― ごちゃごちゃと混乱する意識で考えながら… それでも花畑を広げ終える頃には、状況を飲み込んだ。 手にした退魔札を、居心地悪そうに指先で弄んで… バツ悪そうな苦笑を浮かべて。 『できなかったらどうする積りだったんですか?』なんて問いは措いて置く。 苦笑を我が事のように嬉しそうなものへ変えたら、一拍遅れて言祝ぎを ) ―――〜おめでとう、菫。 [Sat 6 May 2006 20:26:23]
◆銀色の子狐 > ――へ? ( 最初、それが己のしたことだと気づかず、ぽかん、と瞬きを繰り返す。やがて、先輩狐が”できたじゃないか。それが狐火だよ。”と満足そうに言った。周りの狐たちも、嬉しそうな顔でうなずく。パートナーを護ろうとした想いが、菫に一つ、新しい術を会得させたのだ。 ) [Sat 6 May 2006 20:11:34]
◆銀色の子狐 > 剣っていったって――木刀じゃあ、なんにも―― ( 歯噛みして、苦々しく呟く。だけど体はあちこち悲鳴を上げていて、度重なる修行でくたくたで――。一花の言葉はもっともだけど、自分自身が納得できないのだ。そんな時、パートナーという言葉を聞いた狐たちが、一様に顔を見合わせて。そしてその中の一匹が、突然狐火を周囲に作り出した。 ) ――なっ!?何をするおつもりです! ( 思わず頭が跳ね上がる。先輩狐は、あろうことかその狐火を、一花めがけて放ったのである。何とかしなきゃ。一花を護らなきゃ――。だけど体は動いてくれない。どうにかして、どうにかしてっ! 必死に念じるように、気を練った。そして――ボッと何かが燃える音が聞こえて。宙に出現した”己の狐火”が、一花めがけて飛んできた狐火を飲み込んだのだ。 ) [Sat 6 May 2006 20:09:49]
Reload : off Line : 1000