ギルド地区 参加者 なし ROM 1人
お知らせ > エンジェルさんが帰りました。 『 三日月刀を。 ( 密やかに準備は進む―― )』 [Sun 3 Dec 2006 22:24:09]
エンジェル > ( 見上げる建物の名をシミター商会と言う。 どんな商売をしているのかは良く知らないし、知る必要も無いが島内外との貿易で経済が成り立っているヴェイトス市では諸々のサービス業と並んでさほど珍しくも無い業種。 幾つか並んだ大型の馬車の間を抜けて、扉を潜れば「いらっしゃいませ」と業務用の笑顔と声。 窓口まで進む。 情報屋から聞き出した符丁を思い返しながら口を開く ) ハイ、刀剣が必要なの。用意できるかしら。( 「どのような物をご用意致しましょう?」 ) [Sun 3 Dec 2006 22:22:57]
エンジェル > ( 霧子は姿を消し、自らの手でそれをしようとした。 私のしようとしている事と、霧子のしようとした事の何が違うのかと言えば、変わらないのだろうと思う。 あえて違いを述べるのなら霧子のシャープで直情的な遣り口よりも、より作為的で悪質だと言う事くらいだろう。 私が止めたばかりに振り上げた刃の下ろす先を見つけられず、その矛先を何処にも向けられずに募って行く殺意と憎悪に苦しんでいる少女を思えば 何と虫の良い話だと思う。 けれど、それを許すことが出来ない私は霧子にも悟られずに決着を付けなくてはいけない。 ゆっくりと息を吸い、吐く―― やがてたどり着く目的地は西洋文化の強いヴェイトスには珍しいアングリマーラ系の交易業者の事務所。 ) [Sun 3 Dec 2006 22:14:53]
エンジェル > ( 吐き気を堪えて臨んだ示談交渉。意の侭にならぬ世界を裏技で捻じ伏せようとする魔女に示したのは至極当たり前の、真っ当な条件。 裁決は下されぬまま、それぞれの物語を抱えた個々の都合などそ知らぬ顔で時は流れ もう年が明ける。 大方、嫌だとでも言ったんでしょう?あの魔女の取る手段は良く判っている。 我が身の不幸を嘆き浸って、周囲にべったり甘え倒して自分の甘っちょろい主張を押し通そうとするのだろう。 そんな抑制のカケラもない愚かさに付き合うのなら際限なく許し、許容し続けるしかない。 もはや愛想は尽きて、そんな分の悪い関係など真っ平御免。 感情を極力廃し、常識に乗っ取った制裁を拒むと言うのなら、其れなりの方法でケリをつけてやろうと思う。 多少の犯罪性が出るのは、この際仕方が無い。 ) [Sun 3 Dec 2006 21:36:27]
エンジェル > ( 此処最近街のあちこちで、本当にあちこちで不穏な事件が多発している。少し前から騒がれてる吸血鬼事件だの、ヴェイトス大学で猟奇事件だの―― けれど市の中枢であるギルド地区は行きかう人の数も多く、何より騎士団や傭兵団体等コワモテの連中の本拠地があるだけに静かな物。 仕事に行くフリをして暗黒街で受け取ってきた荷物を手に、雑踏に混ざって足を進め、ちらりと見やるのは箒に跨った魔女のレリーフ。 私達に消えない痕を残したあの女はお尻を汚したまま此処に居るのだろう。 一瞬、その女の部屋の獣染みた匂いが鼻先を掠めたようで僅か眉間に皺を寄せる。 ) まだよ、ヒルデガルト。まだまだだわ。( ほんの僅か、それこそ雑踏に紛れ聞こえなくなるくらいの声で呟く悪意。 振り切るようにして視線を外し 足を進める。 用事があるのは、其処じゃあない。 ) [Sun 3 Dec 2006 21:20:58]
エンジェル > ( 最初は、どんな風に思ったんだっけ?大方、行き過ぎたSM遊びから逃げてきたのかとでも思ったんだ。 そうして幾つかの偶然を重ねて一緒に暮らすようになり、随分間を置いて教えられたその時の私に対して少女が抱いたイメージを知ってずいぶん笑った。 熱で朦朧とした意識で天使だと思ったのだと言う。 私が?なんて可笑しさとともに、その頃の少女の胸の内にあった閉塞感と、無意識に血に塗れた地下室に差す光を求めていたのではないか、そんな風に感じて、それが悲しくて少しだけつよく抱きしめた。 迷惑そうな顔、してたっけ―― そんな感傷とは裏腹に こつ、こつ、と整備された街路に響くヒールの音は規則的。 ) [Sun 3 Dec 2006 21:10:35]
エンジェル > ( 日を追うにつれ肥え太りて真円に近づいていく月、縦間差すが厚い雲に隠れて街路は影に覆われ、冷たい空気を切り裂きながら吹き抜けていく風に黒いマキシコートのフレアした裾が揺れる。 雪が降るのもそう遠くは無いのか、なんて白い息を吐き出しながら思う。 ) 雪、か―― ( もう、2年が過ぎようとしている。 少女は鳥肌の立った白い肌を道化たボンテージに包んで、変な方向にひん曲がった腕を抱えて蹲ってた。) [Sun 3 Dec 2006 21:05:51]
お知らせ > エンジェルさんが入室されました。 『冷たい風が吹き抜ける』 [Sun 3 Dec 2006 21:05:39]
お知らせ > チャリオット@雷電さんが帰りました。 『(面を歪めた傭兵は、職員に無言で踵を返し立ち去った)』 [Sun 3 Dec 2006 15:34:47]
チャリオット@雷電 > ――――………。  (その「化物」…は) ………  (「本当に化物」である必要は)…………。  (ない。)(限界まで膨れ上がった「不安」は、安堵を求める余り生贄を求める。 それこそが混沌。それこそが最大の悲劇。 魔女狩り        異端狩り )(                      顔を横に振った。嫌な妄想を振り払う為に、金髪が緩く揺れて乾いた音をたてる) [Sun 3 Dec 2006 15:31:24]
チャリオット@雷電 > (他の傭兵から報告を受けている職員は、簡単に地方村の現状を話してくれた。 ) ………………。 (元々、排他的な雰囲気がある地方村に飛び込んだ”大”事件。長閑な風景を一変させる。――不安が、警戒心と疑心を呼び、更なる不安を呼びよせ―――悪循環だ。 どこかで断ち切らねばいけない。―――……どこかで。   化物を「排除する」という事で、断ち切らねば――) [Sun 3 Dec 2006 15:27:36]
チャリオット@雷電 > ―――――――……似顔絵。 貼られるんですか…? (引っかかったのは、ココ。指先でその文字の上を滑らせる。) ……晒すような面でもないので、正直――…… 気が、すすみません。 街道の以来の方が先でしたから、此方を優先したいと思います、が。 ( 眉を軽く持ち上げてヤンワリとお断り。職員は 「地方村住人に傭兵として紹介されるだけだ」 と説明されるが…余り面を表に出すのを好まない傭兵は苦笑を浮かべるのみ。  しかし――)  …… 。(地方村)………。 (ふと浮かぶ友人の顔)(……双眸が揺れた)   地方村は、そんなに―――…荒れているのでしょうか。 [Sun 3 Dec 2006 15:11:32]
チャリオット@雷電 > これは――? (急募で入ってきたらしい。斡旋所にも張られていた、貴族からの仕事依頼。) …………………地方村の。 (カウンターの上を滑る紙。――指先で引き寄せて、改めて目を通そう) [Sun 3 Dec 2006 14:57:23]
チャリオット@雷電 > (ギルド職員は、几帳面さが滲む報告書内容に軽く目を通して、「終了」のサインを書き込んだ。――代わりに差し出されるのは、次の仕事。 特に嫌がる素振りも見せずに、差し出されたものを受け取る傭兵の顔に、これといった表情は浮かばない。ただ、当たり前の作業をこなすような仕草で、「受け入れる」。 何時ものやり取りだ。)―――………。(既に次の仕事の話は、予め聞いていた。だから、このやり取りは、最終確認の儀式のようなもの――文字に形だけ目を通していると、声をかけられた。 視線だけで返事を返すと、もう一枚――) [Sun 3 Dec 2006 14:49:06]
チャリオット@雷電 > (男の仕事の終了報告は、何時も通り簡潔に、必要最低限のもので終わる) [Sun 3 Dec 2006 14:37:01]
お知らせ > チャリオットさんが入室されました。 『――――以上です。』 [Sun 3 Dec 2006 14:31:49]
お知らせ > ヘレラ@魔女ギルドさんが帰りました。 『 …例えば、「私の腕を切り落としたのはアイツだ」とか。 』 [Thu 30 Nov 2006 13:32:48]
ヘレラ@魔女ギルド > ( 素性も経歴も無い男だ――――そう、好き勝手言い回っても身の証の立てようも無い、だろう。 [Thu 30 Nov 2006 13:31:58]
ヘレラ@魔女ギルド > ( 面倒臭い事にスラムに出向くには兎に角タイミングが悪い。 骸骨男の塒を探して襲うにしても、ここ最近の不穏な事件の犯人に仕立て上げるべく情報操作するにしても、直接あそこに顔を出すのは不味い。 少々遠回り気味になるが、淫売窟や暴虐の酒場、暗黒街各所――あとは芸能横丁辺りか。 徹底して「カロン」の悪評を広めて回るか。 地道な地回り営業になるが――――。 ) …ふん、やれる事はやっておくか。 ( だらだらと脚を延ばして座っていた椅子から立ち上がり、軽く肩を捻って首を鳴らした。 さァて、何処から行くか―――。 ) [Thu 30 Nov 2006 13:28:42]
ヘレラ@魔女ギルド > ( 「カロン」はどうする。 アレは今の所不審者以外の何者でもないが、冷静な目を持つ人間なら、その実あの胡散臭い容姿に惑わされる事無くエレナ・ストーンズの言い分を鵜呑みにしないだろう。 どちらも結局「口でそういっているだけ」なのだから。 そしてあの男が何故エレナを殺人犯の怪物呼ばわりして言いまわるのかという点を追求していけば、嫌疑は逆転しかねない。 今はただ、口車に乗せられた連中が身内びいき的にエレナ=ヘレラを庇っているに過ぎない。 なにせ、肉体関係もあるような魔女も少なくは無い。 ) …殺すか。 手っ取り早い。 ( スラムに住む骸骨男。 身分を証明する術もなければ所属も無い筈。 アレがある日いきなり姿を消したとして誰がどう思うかだ。 死体にいたっては特徴的な衣類を剥がして墓地にでも放り捨てればただの白骨と区別もつくまい。 ) [Thu 30 Nov 2006 13:19:12]
ヘレラ@魔女ギルド > ( 良い玩具だったヒルデガルドも最近はすっかり消沈して失速している。 行き着くところまで行って残りカスになったか――――此方に時折向ける猜疑の視線にも強い意志は無く、根拠の無い自信を振りかざしていた女の姿は無い。 ) ……ここらでいい目を見させてやったらそれはそれで面白い、か。 ( あの女は基本的に楽天家でお調子者だ。 そして勢いづくと直ぐに勘違いしてやり過ぎる。 コントロールし易く、尚且つやらかした時に周囲に与える迷惑がデカい。 今度何か仕掛けてみるのも良いだろう。 ) [Thu 30 Nov 2006 12:57:17]
ヘレラ@魔女ギルド > ( ひと気のないギルドのロビー。両腕の肘から先の無い娘は一人、曇り空を眺めながら過ごす。 この時間は特に雑用も無いし、先述したように皆寝静まっている。 都合、あまり表にるべき時ではないし、暇を持て余して猫のような大きな欠伸をした。 厄介な奴に目を付けられているし、魔女ギルドに潜伏するのもそろそろ色々、今後の身の振りようも考えておくべきかもしれない。 ) [Thu 30 Nov 2006 12:43:19]
ヘレラ@魔女ギルド > ( どうも最近妙な奴等が各所でやんちゃしているようだ。 それ自体は悪く無いし、治安の悪化は望む所だが――――そのやり方が粗雑過ぎる。 こうあからさま、しかも追い詰めるように人間を襲い過ぎるのは駄目だ。 匙加減を間違えればむしろ逆に連中に連帯感を与えかねない。 もっとそう、ひっそりと、理解できないように、視界の隅で、真綿で首を締め付けるようにだ。 気がつけばもう手遅れ、という状況に持ってイくのが好ましい。 そういう意味じゃァ、スラムで昨晩暴れたヤツも、大学で派手なパフォーマンスをしているヤツも、まるでなってない。 ) ……狩られるぞ、直ぐに。 ( こっちまでやり難くなっちゃァかなわん、と面倒臭げに呟いて廊下に出た。魔女ギルドは今は静かなものだ。 此処の連中、昼間寝て夜起きるようなのが殆んど。 ) [Thu 30 Nov 2006 12:32:38]
お知らせ > ヘレラ@魔女ギルドさんが来ました。 『 ち、と軽く舌打ちした。 』 [Thu 30 Nov 2006 12:26:28]
お知らせ > ルシェーナ@雷電さんが帰りました。 『(でも仕度の為にちょっと前金とかほしかったとか、ちょっぴり思うの―――項垂れて仕度。)』 [Wed 29 Nov 2006 03:21:01]
ルシェーナ@雷電 > ―――…なんて。 とりあえず、大口の仕事だし、適当に頑張ってくるですよ。しゃーないです。 オーギュストに引かせたあたしが莫迦だったです。 (へっちょり。ひろひろ掌を振って)   其れじゃあ、仕度して、今週中には出れるようにしますねー。 おやすみなさーい。 (あわあわしている職員を尻目、すたこらとギルドを後に) [Wed 29 Nov 2006 03:20:21]
ルシェーナ@雷電 > (ぴち、と示された線をうにゅうにゅと辿って―――)……………。 ………オーギュストなんて死ぬといいんだ。 (ぼそ。) [Wed 29 Nov 2006 03:10:42]
ルシェーナ@雷電 > 何が出てもうらみませんよ、えぇ。絶対に。ダイジョウブー。 ルシェーナ嘘つかないね! (何処のインディアーン。ともあれ、前述順に1,2,3,4。―――秒数下一桁1,5で1の仕事。2,6、9で2の仕事。3,7で3の仕事。4,8、0で4の仕事。しんどそうな仕事の確率が高いのは背後のマゾ具合だとか、さておき。)(【くじびき!】) [Wed 29 Nov 2006 03:09:50]
ルシェーナ@雷電 > はい、男だったらスパッと選ぶー! (然したる違いの無い仕事ばかりとは言え、何度か逡巡するような動きの指先が、ぺち、と籤のうちの一つを指差す。―――ちなみに、一つは、さる貴族邸の警備一週間計140時間素敵セット。金11万エン也。二つ目は、ギルドの重役の護衛、アマウラまで。往復。計一週間。金6万エン也。三つ目、アングリマーラへお届けモノの旅。計4日間。金4万エン也。諸経費半額支給。最後、クリスティア〜ティアン2往復自由気儘にお届けモノの旅。期間不明。完了次第。金10万エン也。最後はなかなか結構シビアなお仕事。) [Wed 29 Nov 2006 03:04:50]
ルシェーナ@雷電 > (―――差し出された仕事は、確かに 傭兵 とは言い難く、ちっぽけなプライドがあれば、莫迦にするなとでも言うんじゃなかろうか。そんな仕事。それでも、そんな戯言叩く余裕等皆無なのだから。)    ………ぬっちゃけどれでも一緒って感じですね。 OK、阿弥陀で決めましょう、阿弥陀でっ! (マヂで?!みたいな面した職員ににっこり、其処らにある紙を手にとって、1,2,3、4―――そして、線を引っ張って。)   はい、オーギュストさん、其のお仕事に適当に番号割り振ってください。 ―――で、オーギュストさん、どれか一本選んでください。 何が当たってもあなたのせいです。うふふ。 (再びマヂで?!みたいな面をする職員にずずいと突き出す阿弥陀籤。) [Wed 29 Nov 2006 02:54:27]
ルシェーナ@雷電 > (『たいして勧めてあげられるのが無いんだけど』) ――― 知ってます。 (申し訳なさげに言う職員に向かって、何か言うた) ――― 背に腹は変えられぬー、ですよ。 それに、お仕事が貰えるだけで蝶有難いと思わなきゃ、なんですよ。 歴史に名を残す大物傭兵なワケでも無いですしー。 (ねー?首をかしげて、おら、だから仕事よこせ、と両手を突き出す。――職員は、苦笑に似た表情を浮かべて、幾つかの仕事の提示。) [Wed 29 Nov 2006 02:46:12]
ルシェーナ@雷電 > ええ。 それに、気掛かりで長期や遠方の仕事を躊躇っていたのも事実ですし。 ―――我が身可愛いというのは正直なところですから。 あはは。 (双眸を細めるギルド職員にひらりひらりと手を揺らして、だから気にするなとの意。) ともあれ、そういうわけで、じゃんじゃんばりばり働かなきゃ死んじゃうー。なので、次のお仕事プリーズですよ。 ええ。 (きゃっきゃと満面の笑みで告げる言葉の裏に嘘は無い。家賃に食費に、勿論武器のメンテナンス。他に仕事につくに当たっての経費だってある。―――貧乏暇無しとは、よく言ったもの。) [Wed 29 Nov 2006 02:35:36]
ルシェーナ@雷電 > (家族だと、守るのだと、そう驕りにも程があることを抜かした癖―――結局は力不足。手放したのが、数日前。)(余りの情けなさに嘆息も漏れよう) ……えぇ、分不相応ですから。 先ずは、己の身を、生活をたてること―――其れも出来ないくせに誰ぞ養おう何て、無謀にも程がありましたから。 (入団するに当たって様々、全ての話を―――勿論、本当の種族云々はすっとばして―――聞いた上で、アドバイスをくれたギルドの職員。)   いえ、―――あたしは大丈夫です。 独りは平気ですから。 (ふるりと首を横に振って)――こういってしまうと、なんて薄情なのだろうとも思いますけど。 何処かで、もっと安定した主人に飼われてくれればいいと。 (勿論、奴隷として扱われるのだから、己が扱っていたような扱いではなかろうけれど。其れは承知の上で、理想に、有り得もしない希望に。現実から目を逸らす。手放した奴隷の行く先等、知れぬこと。) [Wed 29 Nov 2006 02:32:33]
ルシェーナ@雷電 > (そもそもギルドに所属せずに、一年以上。漸くになって、生命の危機に、生活の困窮具合に気付いて、自信の無いなりに考えた結果。背に腹は変えられぬ、幾らか抜かれるとしても、ある程度の―――そう、生活に困らぬ程度の金額を稼げるのが一番、と決心がついて、門扉を潜ったのがつい先日。)(―――その決断の遅さに、)      ……あ、   えぇ。 奴隷、――は…、手放しました。 [Wed 29 Nov 2006 02:17:40]
ルシェーナ@雷電 > ―――…、はい、其れでは完了報告を。 (―――正直、…まだこのギルドに余り慣れていない。) [Wed 29 Nov 2006 02:14:04]
ルシェーナ@雷電 > (ブゥツの踵を鳴らして。) [Wed 29 Nov 2006 02:10:55]
お知らせ > ルシェーナ@雷電さんが来ました。 『(―――こ  つン)』 [Wed 29 Nov 2006 02:08:54]
お知らせ > ヒルダ@魔女ギルドさんが帰りました。 『そして最悪な金曜、恋人と二人のストーンズを犯す夢を見た。汚れた下着を見て情けなさに泣いた。』 [Sat 25 Nov 2006 01:31:06]
ヒルダ@魔女ギルド > ( ストーンズ。カロンと名乗った男がどういう奴なのか、一度会っただけで判断するのは不味い。呼び出せば応じてくれるだろうけど…。彼の言った事は本当なのだろうか。本当だと課程して、どうやってそれを調べたら良いんだろう。 ) ( ストーンズ。クーンは私の事どう思っているんだろう。何処までも愚かな私の事を。愛想尽かされてしまったのだろうか。自分の問題も片付けぬまま他の事に首を突っ込む私を見て。 ) ( 二人のストーンズがぐるぐると私の頭の中で駆け巡り、私をぐちゃぐちゃにしていってくれる。 …止めだ、今日はもう寝よう。考えなんて纏まらない、また明日考えよう。昨日も一昨日もその前も、同じ事を考えたのだけど。 ) [Sat 25 Nov 2006 01:28:10]
ヒルダ@魔女ギルド > ( ストーンズ。エレナの家って何処なんだっけ? そういえば知らない。顔を合わせるのは大抵魔女ギルドの中だったけど、そういう話ってした事無い気がする。家族は?趣味は?生年月日は?好きな食べ物は? ) ( ストーンズ。マギーもこのまま、って言うわけには行かないだろう。彼女だってきっと様子を見ている…いや、見てくれているのだ。けれど最後に別れてから随分と日にちが経つ。何も起きないから平穏のように感じてしまうけど、まだ何も終わっては居ないんだ。私が引き起こしてしまった罪は、必ずこの身に戻ってくる。 ) [Sat 25 Nov 2006 01:21:10]
ヒルダ@魔女ギルド > ( マーガレットは術の封印とギルドの脱退を求めた。その代わり、クーンがマーガレットに渡した封書が此方に戻る。しかし更に私はギルドの脱退を拒否したのだ。その代償となるものを私はまだ用意出来ては居ない。もっとも、私の処遇がどうなるか判らないままだが。 …自分からここを出るという選択肢もある。そうすれば話は上手く纏まるだろう。 ) ( 他の魔女が行う儀式の用意も終わり、準備の整った部屋の中で私は椅子に座ってそんな事をぼんやり考えていた。儀式は明日だし、今日はもう仕事も終わりだ。後は自室に戻って眠るだけ……なのだが、眠ってしまえばそこで考えは途切れてしまうから。眠い眼を擦って鈍い頭を必死に働かせてみた。 ) [Sat 25 Nov 2006 01:15:29]
ヒルダ@魔女ギルド > ( エレナ・ストーンズに不審な点は見られない。何もかもがいつもどおりだ。…とはいえ、四六時中彼女を監視している訳ではないが。普通に接し普通に会話し、ただそれだけ。 疑惑は疑惑に過ぎず、派手に動き回れるような状況でも無い。…それに、今の私はもっと大きな問題を抱えているのだ。 ) [Sat 25 Nov 2006 01:06:33]
お知らせ > ヒルダさんが入室されました。 『今のところ。』 [Sat 25 Nov 2006 00:58:53]
お知らせ > ヒルダさんが帰りました。 『結論:何もせずに大人しくしてるのが最善。 …なんてことかしら。』 [Wed 22 Nov 2006 00:01:58]
ヒルダ > ( …可愛い娘だと思う。笑顔も明るいし、いじらしいし、とってもいい子だ。やっぱりカロンの方が怪しい、あの男がエレナを陥れようとしているに違いない。 ) ( と。 ) ( 頭では、思っているのに。 ) ………。 ( じっとりと汗ばんだ手を見下ろした。ただ話していただけなのに、どうしてここまで私は疲弊しているのだ。一体何だって言うのだ。そしてどうして、これからエレナの動向をじっくりと見てみようなんて考えているのだ。 ……私はまだマギーとの一件に決着をつけていないし、そんな事している場合じゃ無い筈だ。独り善がりの強姦魔が探偵気取りか?笑わせる。 嗚呼、クーンに相談したい。でも、彼女は今とても忙しい。どうしよう、どうしよう。調べてみるだなんて言っちゃって、どうするのよこれから。 ) [Tue 21 Nov 2006 23:58:33]
お知らせ > ヘレラ@魔女ギルドさんが退室されました。 『 お休み、と挨拶をして背を向けた顔は、笑い出したいのを堪えて口元が歪んでいた。 』 [Tue 21 Nov 2006 23:47:56]
ヒルダ > ( エレナが口を開けばガスが抜けるようにその場の冷たい空気が収まっていく。私は心のどこかで彼女が喋るのを期待しているに違いない。彼女があの仕草と声で口を開けば、とりあえずは場が収まるのだから。 しかし、それがエレナに対して逆らい難い心理を自身の中に作ってしまっている事には、まだ魔女は無自覚だ。 ) 何言ってるのよ、水臭い。何かあったらまた言うと良いわ。 ……ええ、そうね。おやすみなさい。寒くなってきてるから、風邪引かないようにね。 ( と、微笑みながら少女にそう告げる。 気温が低くなってくれば、元々引き篭りがちな魔女達は益々外出を控えるようになる。冬の間は寮や施設内で顔を合わせる機会も多くなるだろう。エレナが暫くここで寝泊りするのなら、こんな輪を見かける事も増えるだろうか。 ) [Tue 21 Nov 2006 23:44:51]
ヘレラ@魔女ギルド > ( 此処は既に安全だ。あの男が無理に押し入ろうとすればそれこそ、エレナの言い分を証明するような形になる。 理路整然と頭を使うタイプにも見えなかったし、あとは社会的に孤立した骸骨を機を計らって始末すれば良い。 あんなナリの男が野たれ死んだ所で、誰が「殺人」だと判断するものか。 同情的な魔女達に囲まれて内心、勝ち誇った。 ) …良かった、皆信用してくれなかったらどうしようかと思った。 ヒルダだって知らずに話したんだろうし、怪しい人の有力な情報かもしれないし、ありがとう。 ( 対応したのがオマエでよかったよ。 ) 皆、ありがとう。 あんまりこれ以上騒いでも良くないし、何処かの空き部屋で休むね。 明日から色々、仕事もするから。 [Tue 21 Nov 2006 23:33:53]
ヒルダ > うー…ん、包帯でぐるぐる巻きだったから判らなかったけど…。 ( 骸骨姿だったら空から舞い降りずにそのままギルドの中に戻っていただろう。包帯姿でも十分怪しかったが。…それに矢張り、この娘がそんな事をするようには思えない。第一腕が無いのにどうやってそんな大それた事をすると言うのだ。カロンの事だってまだ完全に信用できたわけでは無い。 けれど、私の感覚が何故か疑うのを止めろという声を拒否し続けるのだ。正直、こんな娘を疑うなんて自分でも嫌気が差すのだけど。 ) …そうね、最近物騒な事件も起きてるし。 ( 私以外にも何人かの魔女が同じ事を言う。その内の一人の冷たい目をむ、とした表情で見つめ。 ) エレナも言ってたじゃない。”口調や物腰がフランクでまっとうなもので、つい信じ込まされてしまう人も居た。”って。 歳の事言われてカチンと来たもんだから、怒鳴ってる内につい相手のペースに巻き込まれちゃったのよ。飛んでる魔女を下から見上げてスカートの中覗いてるって知ったら文句の一つでも言いたくなるでしょ? …言っておくけど、エレナの事は一ッ言も喋ってないからね。 [Tue 21 Nov 2006 23:24:58]
ヘレラ@魔女ギルド > 此処にもう…!? 顔は…骸骨の顔で、大きな剣を持ってて―――そう、それと赤いモヒカンのついた兜。 ( 怯えた顔で視線を泳がせる。 こんな反応を演じるのは簡単だ。既に来ていたとは思わなかったが、受付やヒルダの言う容姿は自分の見たものとは違う。 だが間違いないだろう。エレナ・ストーンズの知り合いなどスターブルーム以外に数えるほどしかいない。 露骨に敵対してくるなら尚更だ。 ) …どうしよう、此処も安全じゃないのかな。 でもアイツ何処にでも出てくるし――――やっぱり暫らく此処に閉じ篭ってるね。 仕事とか、最近来れなくてできなかったし――――。 ( ヒルダの提案と共に何人かが名乗りを上げ、そのうちの一人が冷たい目でこう言った。 「でも貴女、その怪しい男と談笑してたわよね。」と。 周囲の視線が凍りつく―――。 ) [Tue 21 Nov 2006 23:07:57]
ヒルダ > ( ほら、この顔、この表情だ。何の変哲も無い、か弱い少女の。これを見る度に、直前に感じていた違和感はやっぱり気のせいだったんじゃないかって思ってしまうんだ。 …エレナから聞かされた内容は、カロンから聞いた話と真逆。あの男はこの娘が人を殺していたと言っていた。しかしエレナは人を殺しているのは骸骨の男 (…カロンの事なのだろうか。) で、更に悪評をばら撒いているという。正しいのはどっちか。 ) …そういえば、昨日怪しい男が貴女の事尋ねて来てたわよ。「そんな人知りません」って言っておいたけど。 ( 受付の魔女の何人かはそれを知っているし、自分が話したのも見ている。 ) …まぁ、大変だったのね。 空き部屋は沢山あるし、不安なようなら誰かの部屋に……… 何なら、私の部屋でも良いし。 ( さりげなく最後に付け足してみた。さりげないと思っているのは自分だけかもしれないが。 ) [Tue 21 Nov 2006 23:00:08]
ヘレラ@魔女ギルド > …あ、ヒルダ。 ( あのね、と今まで此処で繰り返していた話をまた始める少女の顔はいつもどおり、飾らず、純朴そうな表情と声色で。 周囲の評判の良くないヒルデガルドが相手であってもそのペースを崩さないと、決して陰口は叩かないと、周囲はそう評価するだろう。 それがやり口だ。 余程感の良い部類か、猜疑心の強い魔女が居れば内心はどうかわからないが。 ) …だからね、暫らくギルドに泊めて貰おうと思って。怖かったけど急いで家から飛び出してきたの。 ( 嘘っぱちだ。 ) [Tue 21 Nov 2006 22:47:28]
ヒルダ > ( あの娘の姿を久しぶりに見た。エレナ・ストーンズ、両腕の無い少女。彼女の周りにはいつも人が居る。マスコット的というのはああいうのを言うのだろう。実際、可愛い娘だとは思う。 けれど―― 最初に出会ったときから感じていた不安のせいか、どうしても私はあの輪に入っていく勇気が沸かないのだ。カロンと名乗る男が零した話を聞いた直後では尚更か。ほら、今も、この言い表す事の出来ない何か。 ) …… エレナ、どうしたの? ( けれども今日はその輪に声を掛けてみた。彼女達の前後の会話まで耳にしたわけでは無いが、何やら普通ではないような雰囲気だったから。 ) [Tue 21 Nov 2006 22:42:53]
ヘレラ@魔女ギルド > ( エレナ・ストーンズの顔が、足を止めた魔女に向けてゆっくりと向けられた。 冷ややかに、殺気を帯びて。 ) [Tue 21 Nov 2006 22:40:38]
お知らせ > ヒルダさんが来ました。 『ふと、そのやり取りを見て足を止める。』 [Tue 21 Nov 2006 22:35:06]
ヘレラ@魔女ギルド > よくわかんない…目的も素性も。 スラムでいきなり襲われて、あの辺りで沢山人を殺して周ってる怪物なんだって聞いて――――。( 心当たりを問われても、「分からない」としか言えないと魔女は俯く。 下手な細かい嘘を積み上げるより後々破綻は少なく、無難な所だろう。 既に骸骨男が此処を訪れたという事は知らないが、いずれ現れてもおかしくは無い。 姿をくらまし続けるよりは思い切って攻勢に出るのが吉と判断しての行動だ。 ざわつく魔女達の態度はどちらかというと心配し、慰めるような方向に向かっている。 ) [Tue 21 Nov 2006 22:32:33]
ヘレラ@魔女ギルド > ( 骸骨の姿をした剣士に付け狙われ、陥れられそうになった。 骸骨はいたるところに現れ、気がつかぬ間に自分の悪評をばら撒いて回る。 しかもその口調や物腰は狡猾に演出されたフランクでまっとうなもので、つい信じ込まされてしまう人も居た。 そんな話だ。 その実、全く全てが出鱈目で、むしろそれは悪魔自身が得意とするやり口だった。 骸骨男の風貌と身の証の無い素性を逆手に取った、スラムと同じやり方。 社会的地位と保護されるべき容姿を持つ側にアドバンテージがある。 ) もう怖くて家にも居られないし…ねぇ、ギルドの部屋どこか空いてる? 空いてなかったら倉庫とかでも良いし…! ( 同情を引き、あわよくば適当な魔女の部屋にでも転がり込もうという、魂胆。 ) [Tue 21 Nov 2006 22:24:14]
ヘレラ@魔女ギルド > ( 不幸な事件に巻き込まれて両腕を失った魔女、エレナ・ストーンズは有望ではないが素直で明るい少女。 それが用意したスタンス。 そうやって周囲の信頼を集め、気を引き、その裏で狡猾に暗躍する。 不和はいつもエレナ以外のところから噴き出して、不幸はいつもエレナ以外の誰かが齎す。 そういう風に見えるよう、そんな風に誰もが自然に思うよう、よく仕込んできたつもりだ。 そして、今回もそう。 久しぶりに「スターブルーム」に姿を現したエレナ・ストーンズこと悪魔ガルンペェラヘレラは、受付の辺りに集まった魔女達の前で青ざめた顔をして訥々と恐怖を語った。 ) …だから、その骸骨の怪物が来てもギルドに入れちゃ駄目。 あれに追い回されてずっと、家から出られなかったんだから。 [Tue 21 Nov 2006 22:17:15]
お知らせ > ヘレラ@魔女ギルドさんが入室されました。 『 暫らく顔を見せていなかった魔女が、そこを訪れた。 』 [Tue 21 Nov 2006 22:11:12]
お知らせ > ヒルダさんが帰りました。 『ぱんつぱんつ言うんじゃないわよ…! (空の上から吼えた。)』 [Tue 21 Nov 2006 01:36:15]
お知らせ > カロン@スターブルームさんが帰りました。 『分かってるなー!?パンツ、パンツに気を付けろー!(手を振った。)』 [Tue 21 Nov 2006 01:35:32]
カロン@スターブルーム > (頭カキカキ。)人を呪わば穴三つ…とかか。面倒臭せーなー、なんか。俺は入れそーにねーや。(まず性別という壁がある。)そんなんじゃねーよ。やらなきゃいけねーって、思うだけだ。(正義感なんてのは少しくすぐったくて、鼻の下を指で擦った。)ああ、またな。ヒルダ。(浮上する彼女を、見上げ。) [Tue 21 Nov 2006 01:35:04]
カロン@スターブルーム > なーにが面白れーんだよっ。(怒ったポーズ。)…なんだそりゃ?(誰でも使える魔法、なんてのには赤い帽子のテッペンにクエスチョンを浮かべた。)23だって、もう大人だろー? ほら、怒んなって。笑ってりゃ美人だぜ。ヒルダ。(気取るでもなく、軽く放るクサい台詞。) [Tue 21 Nov 2006 01:31:24]
ヒルダ > え、あ、あんまり頼りにしな…… わ、わわっ! ( バシーンと叩かれて思わずよろめいた。全くもう、この人は…っ! ) …確信が持てたらね。そういうの言いふらしてるって知れるだけで立場が一気に悪くなるギルドだから。 ( それに、エレナはとても立ち回りが上手いというか仲間が多い。対する私はあまり信用も無く、軽んじられている。魔女達がどちらの言い分に耳を傾けるか簡単に予想できた。 ) 案外正義感ってのが強いのね。ま、出来るだけやってみるわ? …と ( 思い出したように。 ) いっけない!お得意先に行かなくちゃ行けないンだった! じゃあねカロン! また! ( 箒に跨り、ふわりと浮いて――。 ) [Tue 21 Nov 2006 01:26:12]
ヒルダ > ……   ぷッ、   ふふ、あははは。貴方面白い人ね。 ( 突然噴出したかと思うと笑い出す魔女。怪しい風体をしているが、何だか悪いヤツには見えなかった。 ) ゴメンの魔法は難しいけれど、誰にでも使える魔法でもあるのよ。カっとなると忘れちゃうけどね。 ( でも30ぐらいのセリフには、笑った顔がまた怒る。 ) 失礼ね!せめてこう、ギリギリ20代とか「歳の割りに大人っぽいね」とか言い方があるでしょうに!もう! ( 女心の判らない人! ) [Tue 21 Nov 2006 01:25:59]
カロン@スターブルーム > ああ、それでもいいぜ。一人でやるよか、二人でやった方がいいに決まってる。頼りにしてるぜ、ヒルダ!(肩をバシーンとぉ!)ま、それとなーく教えてやってくれよ。少なくとも、エレナは危ねーんだ、って。 …そーだな。蔦の悪魔の時みてーに、皆が脅えるのなんて、見たかねーし。(ぽふ、帽子を深く。)…そーいやヒルダ、ホーキに乗ってどっか行くんじゃなかったのかー? [Tue 21 Nov 2006 01:13:14]
カロン@スターブルーム > (チェーンソーでバラバラになりそうな神ではある。)へー。ゴメンの一言でも言えりゃ、ちったぁマシになるんだろーけどよ。そーいう魔法がありゃいいのにな。そんな便利でもねーよなー。魔法って。(自分はそれで生かされてるのだが。)…?(怒りに震えるヒルダを不思議そうに覗き込み。)ゲェ、マジかよ!てっきり30…くれー行ってんのかなって!早く言えよ、もう。人が悪りーったら。 [Tue 21 Nov 2006 01:09:41]
ヒルダ > ( ふしゅーっ、と湯気を排出しつつ眉間を押さえて。 ) …どこまでやれるかわからないけどね。私はヒルダ、ヒルデガルド・グレーテ。 …あまりギルド内部を混乱させたくないから、この話極力他の人には言わないで。とは言っても、その話が本当だとしたら…そうは言ってられない状況もあるでしょうから。 …判断は任せるわ。 [Tue 21 Nov 2006 01:01:59]
ヒルダ > ( 頂へ!新世界の神へ! ) 喧嘩は好きじゃないけれど、女だけの環境なんてそんなものよ。意地っ張りの見栄っ張り、ズル賢くてプライドだけは一人前で。殴りあいはしないけど、ネチネチと相手を追い詰めるやり方でね―― でも、貴方の言葉には賛成ね。同じ魔女なんだからもうちょっと仲良くできれば良いとは思う。 ( 私自身、他人と仲良く出来るような性格して無いが。 ) ……そ、そう。それなら―――― ( その後に続いた言葉にひく、と魔女の顔が強張る。わなわなと震えて、怒りが頂点に! ) わッ、私はこれでも23歳よ!うさぎぱんつだって穿ける歳よ! ( 「うっそ!ヒルダって23だったの!?」「でもどのみち兎ぱんつは無いよねー」という会話がギルド入り口付近で監視を続ける魔女集団から。 ) [Tue 21 Nov 2006 01:01:43]
カロン@スターブルーム > あー、そっか。知らねーんならしょーがねーよなー。 …ん、調べてくれんのか。ありがとな!(包帯はぴくりとも動かないが、笑った、かのような。)何か分かったら、商店街の掲示板にでも貼ってくれりゃ分かるからよ。俺はカロン。トレジャーハンターのカロンだ。 [Tue 21 Nov 2006 00:52:04]
カロン@スターブルーム > (赤い魔法使い風に、ゴスロリ。誰も到達できない高みへと登ってしまいそうだ。帰ってこれるのかが不安。)ほーん。ケンカが好きって訳でもねーんだろ?同じ魔女だってのに、なんで仲良くできねーのかなー。(同じ者の無い自分には、とても羨ましいのに。)…いや、まだだ。何だかあの受付とか、混乱しちまいそうだったしなー。でもお前は多分大丈夫だろって思ってよ。ホラ、齢食うとちょっとやそっとじゃグラつかねーって言うだろ。(ぶはは。) [Tue 21 Nov 2006 00:49:37]
ヒルダ > ( 天然だ…!この人、天然だわ…!何だか隣でゴスロリとかバニーちゃんとかアレな格好して張り合ってみたくなった。 ) 今は色々難しい時期なのよ。前のギルド長が亡くなって、内部で派閥も出来てるし。 ……。 ( 悪魔召喚の言葉が出ると、魔女は口を噤んで黙り込んだ。それは正しくこの私の事だ。 ……どうやら、この男が知っているエレナは本当にあのエレナ・ストーンズらしい。両腕が無いというのは一番目立つ特徴だ。 ) …… その話、他の人にはしたの? ……わ、私は…そんな魔女のこと知らないけど、本当だとしたら放っておけないわ。 でも、貴方が言ってる事が勘違いか嘘って事も考えられる。悪いんだけど、行き成り過ぎて直ぐには信じられないわ。だから少し調べる時間を頂戴。 魔女なら知っている人が居るかもしれないし。 [Tue 21 Nov 2006 00:43:46]
カロン@スターブルーム > …そーかー?大分地味な服だと思うんだけどな。(紛う事無きクリムゾンを纏い、そんな事をのたまった。)…なんだそりゃ?集まって協力しようぜ、ってのがギルドだろ?出て来なきゃ意味ねーってのになー? 悪魔召喚しようとするヤツも居るって、エレナも言ってやがったし。変なトコだよな。魔女ギルド。(肩を竦めて。 ヒルダの沈黙を相槌と取ったか、それともただ話したいだけか。)そんなヤツを放っとけねーだろ?人のカッコして、人のフリした狼が居るようなモンだ…いや、それよりもタチが悪ぃ。 その上俺に殺しの濡れ衣着せやがるし…!(歯軋り…! と、顔を離し。)つ訳で、俺はアイツを探して倒す!アイツをのさばらせる訳にゃ行かねーしな! [Tue 21 Nov 2006 00:32:54]
ヒルダ > ……あぁ。 ( と頷いた。 ) まあ確かに、そのナリじゃあねえ。寧ろそこで声かけなかったら職務怠慢で自警団の方が叱られちゃうわよ? ( この様子では怪しまれているとはあんまり思って無さそうだが…! ) …… ギルドに所属していながらずーっと顔を出さないのも居るからね。魔女って引き篭りがちだから、それを咎めないのも悪いんだけど。 ( 市内にギルドは数多あるが、ここまで個人が好き勝手にやっているギルドも珍しいだろう。前ギルド長が死んだ後の混乱がまだ収まっていないのもあるが。 ちょいちょいと招かれて、何よ何よと耳を傾ける。そして……。 ) ……………… 。 ( はぁ?何言ってるの? と、言おうとして口に出来なかった。今までにエレナに感じていた、説明しようのない違和感や不信感を感じていただけに、男の口から飛び出した言葉がやけにリアリティを孕んでしまっていて。 魔女の顔が少しだけ険しくなった。 ) [Tue 21 Nov 2006 00:24:56]
カロン@スターブルーム > (嘘は骨男もまた最も不得意とする分野であり、またそれに気付く事も超苦手。E。 どうかしたの、との問いに、背筋を曲げてきょときょとと辺りを見回した。 ちょいちょい、と手をこまねいて。 小声でヒルダの耳に囁いた。吐息は、無い。)…驚くなよ?実はアイツな…本物の…悪魔なんだよ…! 俺の近所で、沢山殺しやがったんだ。女、子供を…狙って…! [Tue 21 Nov 2006 00:17:08]
カロン@スターブルーム > 身分証だのなんだの、もーあれだこれだってなー。俺を見るなり職質掛けやがるもんだから、おちおち歩けやしねーって。(憤りを隠す気も無いが、怪しいのが悪いのだ。 怪しまれているなどと、露ほども気付かず。)あー、結構いるんだな。スターブルームに居るつってたから、多分居るたぁ思うんだけど。(首を伸ばして、ヒルダの向こうのドアの隙間へ視線を向けると… ズバンッ、閉じられた。すぐ開くとは思うが。) [Tue 21 Nov 2006 00:13:47]
ヒルダ > …自警団?しつこい? ( つまり自警団に追われるような相手なのか、この男は。ちらりと視線を送るのは、魔女ギルドの入り口。その隙間から魔女達はまだ様子を伺っているのだろうが。 警戒するように少しだけ後ろに下がる。 ) ど、どっちなのよ。デートなの?デートじゃないの? ……い、一体何しようってのよ…。 ( 研ぎ澄まされた感覚が拾うこのプレッシャー。最近、何度も向けられているこの感じ。 それもすぐ消えうせ、誤魔化すような笑いが響く。 ) エレナ? ( 続く男の口から飛び出した名前に女の眉がひくりと動いた。エレナ・ストーンズ、私の知り合い。 …しかし、素性の知れない相手に「ええ、知ってるわよ」なんて言える訳も無い。 ) …さあ、魔女っていっても沢山居るから。ギルドに所属していないのを含めると結構な数になるわよ。 ( と、惚けつつも ) で、そのエレナさんって人がどうかしたの? ( と尋ねた。嘘は苦手だ、魔女の素振りに何かしらの違和感をカロンに与えるかも… しれない。 ) [Tue 21 Nov 2006 00:07:38]
カロン@スターブルーム > (あ、と。懐から出た刃物を隠すかのように、気を収めた。)はは、ははは!(笑って誤魔化しとけ、的な。)エレナ・ストーンズだったか…ビートルズだったかー… ともかく、エレナって腕の無い魔女を探してる。どこに居るか、知らねーかな? [Tue 21 Nov 2006 00:01:29]
カロン@スターブルーム > おお、いいヤツだなー。自警団、アイツ等なんてシツケーのなんのって。(思い返せば頭を振った。)…あー、何だな。どれかってーと、デート…ってトコかもなー…(目線逸らして、帽子の上から頭を掻き掻きー… ふ、気温が一度下がるかのような錯覚。)…デートなんてモンじゃあ、ねーけどよ…!(つい、辺りに敵意をばら撒いた。) [Mon 20 Nov 2006 23:59:14]
ヒルダ > お、お、大きなお世話よ…っ。 ( 子供産ますだとか寝小便だとか、そんな単語に頬染めながら怒る。 ) 丁度良かったって?門前払い喰らったって一体どんな目的でここ訪れたのよ。 悪いけど、おデートの誘いならそういうのウチやってないからね。 ( 両手つかまれぶんぶんと。魔女ギルドという性質上ちょっとぐらい変な人でもあまり門前払いは喰らわないと思っていたが…。 ) まあ、(私も変な格好するときがあるし)深くは追求しないけどさ? 頼みごと?なぁに?マジックアイテムの鑑定とか? [Mon 20 Nov 2006 23:53:59]
カロン@スターブルーム > 大体なー、あんなヒラヒラした服来て空なんて飛ぶんじゃねーっての。腰冷やすと元気な子供が産めねーし、寝小便しちまうかも。せめてアレだな。毛糸のパンツに…(説教臭いのは悪い癖。説教してんのかどうなのかは別だ。)魔女!魔女か!丁度良かったぜー!門前払い喰らって困ってたんだ!(ヒルダの両手を掴み、握手握手とぶんぶか振らんとし。 奇天烈な仮装紛いの服に、一切肌を見せない装い。)怪我してる訳じゃぁねーんだなー。アレだ。世を忍ぶ仮の姿…ってか? あ、そんな事より頼みがあるんだけどよ。 [Mon 20 Nov 2006 23:47:39]
ヒルダ > たッ、確かにヒラヒラしてるけどね…!そこは気を利かせて見ないフリとか、こう、あるじゃない!知らぬがスートリアっていう言葉が…… あ、あれ?でもどのみち見られてるんならやっぱり叱るべきかうーんうーん。 ( 見られたくない、でもスカート穿いて空を飛ぶのも止めない。これじゃ見られて当たり前ではあるが、ううーむ。 ) ……?そうだけど…… あ、アンタね?ギルドの入り口を見張ってる変な男って。受付の子達が騒いでたわ。 ( まじまじと頭の天辺から足の爪先までじろじろと。 ) 怪我人なら病院にいきなさいな。そんなホータイぐるぐる巻きで…。 [Mon 20 Nov 2006 23:42:21]
カロン@スターブルーム > (…ふと。)…あ、ホーキで飛んで立って事は…お前、魔女、だよな? [Mon 20 Nov 2006 23:36:38]
カロン@スターブルーム > (なんだかツカツカと踵を鳴らして詰め寄ってくる…魔女が飛来する様子は、そんな風にも思えた。)お…おおー…!(そんな事より、目の前で着陸する魔女の姿に感銘を受けているようだが。 叱りつけられれば、ぎょ、と身を引く包帯マスクの背ぇ高ノッポ。)たっ…確かに見たのは悪かったぜ?でも覗いたなんて言われちゃ黙ってられねーな!しょーがねーだろヒラヒラヒラヒラしてんだから!(右手をクネクネ。ヒラヒラ感を表現したいらしい。) [Mon 20 Nov 2006 23:35:58]
魔女 > ( Uターンして、パンツ見た犯人に向かって一直線、相手の目の前に降り立とうとする。魔女は何かちょっと怒っている風でもある。 ) 空を飛んでる魔女を下から見上げてパンツ覗くのは極刑よそこの貴方――ッ!! ( 相手の下から大きな声でしかも手まで振って「パンツ見えてるぜ!」何て言われちゃ黙ってられない。ならスカート止めろとか言われそうだけど、そこはそれ。魔女の意地みたいな? ) [Mon 20 Nov 2006 23:31:03]
カロン@スターブルーム > うおっ?止まったっ。(ビクー。) [Mon 20 Nov 2006 23:28:54]
お知らせ > 魔女さんが入室されました。 『パンツ見られた魔女が空中で緊急停止。』 [Mon 20 Nov 2006 23:26:38]
カロン@スターブルーム > (諦め掛けたその時、ぱっとギルドから飛び立つ影。少しの灯りでも、迷宮の闇を見通すのがトレジャーハンター。夜目の利く視線で捕らえたのは、深刻な表情で箒に跨った魔女…らしき女だ。)うおっ、マジでホーキで飛んでら!初めて見たぜ…! お、パンツ見えてるぜ、パンツー!(オーイ、とばかり手を振って。)…ん、もーちょい粘るか…どーするか…(夜空に消えた魔女を見送り、顎を擦った。) [Mon 20 Nov 2006 23:25:13]
カロン@スターブルーム > (この時間のギルド地区は、人通りが少ない…といっても、初めて来たのだから昼間の状態も知らないのだが。こんな時間に出歩くなど、まさに魔女と間違われたって仕方ない…は、少し言い過ぎ。 …魔女だって、ドアの中に引きこもって出て来はしないのだが。)エレナがココを根城にしてるってんなら、こーして見張ってりゃーいつかは見付かるって寸法だよな。…いつまで見張ってりゃいいのか分かんねーんだけど…(…鍔広帽子が肩を落とした。)…もう寝てるかもな。こんな時間だしなー。 [Mon 20 Nov 2006 23:15:53]
カロン@スターブルーム > (エレナを出せ、エレナに会わせろと乗り込んできたのが大分前。お引き取りくださいと、名前も聞かずに受け付けが突っ撥ねたのが一秒後。押し問答を繰り広げる事、かなり… もう頼まねーだとか言い残し、去って行ったかと思いきや… 青い顔した魔女がギルドに入るなり、変な男が!とドアの外を示した。そこには、受付で大騒ぎした奇人がこちらを見張っているのである。 魔女達の頭を悩ませる出来事を、時系列で現してみるとこんな具合。)…今日は来ねーのかな…エレナあん畜生…!(迷惑な男は、壁に背を預けひとりごち。) [Mon 20 Nov 2006 23:02:07]
カロン@スターブルーム > (と、唸り声でもあげんばかり。 魔女ギルドの入り口…の、通りを挟んだ正面の壁。おかしな男が人の出入りをずっと睨んでいた。 赤い羽根付き帽子に赤いマントを羽織い、顔を包帯でグルグルに覆った…ハロウィンに一人取り残されたかのようなヒョロ長の男だ。 今にも誰かに噛み付かんばかりにこちらへ視線を送る男に、ドアの隙間から覗く魔女達がヒソヒソと対策を練る。) [Mon 20 Nov 2006 22:51:25]
お知らせ > カロン@スターブルームさんが来ました。 『(ぐるるる…!)』 [Mon 20 Nov 2006 22:48:21]
お知らせ > 礼央さんが退室されました。 『―――ばんわー!懇切丁寧迅速対応、萬屋レインボー商会ッスー!(外面で、扉を開く)』 [Mon 20 Nov 2006 03:36:52]
礼央 > (台車を引く掌を離して、ぱちん、と頬を一打ち。)(ぶるる、ともさもさ頭を振るって) [Mon 20 Nov 2006 03:36:03]
礼央 > (実質、親父さんの請け負った仕事は、跡取りになるンだろうもさもさ頭がこなしている。其れこそ、身を粉にして。―――他の従業員もいるにはいる、が。然して役に立たないというのが実情。)   ………(付き合いだ、付き合いだと投げつけられる仕事の量は、結構なもの。商人魂なんてモノは、全く親父さんからは感じないのだが―――そもそも利益を計算せずに仕事を請け負って、赤をこくよーな親父さんだ―――其の分、余りに良心的過ぎる其れが理由か、それともそういう親父さんの心遣いが理由か) ・・・………ま、其の付き合いの多さには、感心してやるけどよ。 (―――ぽそり。)(もう、何軒目かわからぬ ついで 仕事の配達。其の荷物の宛先の場所へ行き当たって。嘆息一つ。) [Mon 20 Nov 2006 03:33:55]
礼央 > ……いつか、俺がヤツにヘソピアスの穴を開けてやる。 (ぐるるるる。不機嫌げに鳴る喉。―――他愛も無いお届けモノ。蝶★速達、と手渡されたモノは、そう安価なモノでもなさそうだったが。勿論、萬屋。何でもするからこそ、其の名を名乗るのだが) ―――貴様の付き合いなら貴様がやれってンだ、こン畜生め。 [Mon 20 Nov 2006 03:28:39]
礼央 > (丁度、夢で兎に齧り付いたところだったから、親父さんの踵が口にナイスイン。勿論、獲物に齧り付いた瞬間。牙がざっくり親父さんの踵に刺さって。『 ピアスの穴を開けてあげるね。礼央。 』激スマイルで、けもみみに4つ程開けられたのは、ほんの一時間前のことだが、いい思い出だ) [Mon 20 Nov 2006 03:21:37]
礼央 > (ずんずか地響きすらさせる勢いでがっつんがっつん路地を台車引きつつ歩く、もさもさ頭。けもみみもご機嫌斜めに、つんつんしている) ……・・・……そして、何が ついでに だ! 何が!!!   つ い で に だ!!!!―――ついでで、(ぐるぅーり。台車を振り返って)   この量かッつーのォオ!!! (今こそ、台車の縁から顔を出さずに収まっている荷物だが。つい先程までは、ヴェイトス市内各地に散らばる宛名を冠した荷物の山積み。)(気持ちよく干草に埋もれて眠っていたというのに。干草が丁度自分の温度に温もってきたところだったというのに。―――『 礼央、お得意さんから蝶★速達を預かったから、配達行ってくれるかい。 』とか、顔面に蹴りを入れ乍、落とされた目覚めの言葉。) [Mon 20 Nov 2006 03:18:58]
礼央 > (愛想振りまく爽やかスマイルが扉が閉まった瞬間。一瞬で消える。)―――ッとォー。 親父め、糞親父め。 付き合いだか、何だか知らねェが、こんな時間の配達なんか請け負うんじゃねエよ、死ぬといい。 一度死ぬといい。 本気で死ぬといい。 いや、寧ろ俺がいつか食ってやる、何故ならオレ様レオ様ー!!!! (ぐるぅあー!!! 深夜のギルド地区で遠吠えはとても迷惑なので、喉をぐるぐる鳴らして、少々の呻き声。) [Mon 20 Nov 2006 03:12:18]
礼央 >  毎度ー! (からころ、からん。)(ベルの音が背後に響く。―――此処はギルド地区の中心辺り。がらごろと引く台車には、荷物か幾つか) [Mon 20 Nov 2006 03:08:01]
お知らせ > 礼央さんが来ました。 [Mon 20 Nov 2006 03:06:34]
お知らせ > ラリー@雷電さんが帰りました。 『(一人手首を振って、掻き切る瞬間に思いを馳せる。)』 [Fri 17 Nov 2006 23:36:22]
ラリー@雷電 > あのゴブリンがカマ掘られたようなツラしたアイツ。アイツの仕事の事、洗ってる人いただろ?(さてね、って。)面白い掘り出しモンが出たら、俺にやらしてくんない。格安で請け負うぜぇ。(にいい。)…仕返しじゃァないさ。 落とし前。(受付の溜息に見送られ、カウンターを離れた少年は傾きかけた椅子にでーんと尻を投げ出した。) [Fri 17 Nov 2006 23:31:34]
ラリー@雷電 > (護衛の奴隷も荷物という事でございます。)ギリッ!(歯軋りの高い音色。顔を真っ赤にして、届く訳も無い罵詈雑言を口の中に押し止めた。 フシュゥ、金髪の脳天から、湯気が上がっている。 フー。大きく息を吐いて、平静を装った。)…分かってる。二度目だが、俺はプロだ。依頼の内容にゃ文句は付けないし、仕返し?まさか!(肩を竦めて笑って見せるも、受付は少年の頭から未だ立ち昇る湯気を見上げた。) [Fri 17 Nov 2006 23:27:37]
ラリー@雷電 > (溜息混じりに受け付けが言った。)護衛の奴隷? …あー、間抜けが一人、肩を刺されたっけ?(…頭に血が巡ってきた。)…どーいう事だ? そーいう事だは言うんじゃねぇよっ。胸糞悪くなるっ。 [Fri 17 Nov 2006 23:17:47]
ラリー@雷電 > (金ヤスリで短剣を研ぐ者、どの娼館が具合がいいだのと話をしていた傭兵達は、何事かと一瞬目を向けるも…自分達の方が大事なようで、すぐに各々の用事へと戻った。)依頼書にはこうある。『荷物に傷が付いた場合、その修繕費用を依頼料より引かせていただきます。』(バシンと机に叩き付ける。受付はそれを見ようともしない。)ガキに見えても、俺はプロだ。依頼の内容に文句は言わねー。 文句があんのは!パーフェクトに仕事をこなして!なのに報酬から差っ引かれてる金の事だ!(受付に牙を剥かんばかり!) [Fri 17 Nov 2006 23:16:03]
ラリー@雷電 > (その音色と数えるまでも無い量に、青い眼をじろりと頬杖付いた受付へ向けた。)…おいおい。こりゃァどういう事だ。(バン、カウンターを叩くッ。)そういう事だじゃねぇだろうっ?何で依頼通りの金が支払われないのか!その説明なんか要らねぇ。契約通りの金を寄越せってんだ!(金髪の少年のがなり声が響いた。) [Fri 17 Nov 2006 23:09:08]
お知らせ > ラリー@雷電さんが入室されました。 『(ヂャラリロン。硬貨がテーブルの上を転がる。)』 [Fri 17 Nov 2006 23:05:28]
お知らせ > ソフィア@セラさんが退室されました。 『紆余曲折の末新たに『暗黒導師ソフィア』とかの謎称号を得、末永くネタにされ続けたという。』 [Sun 5 Nov 2006 00:23:14]
ソフィア@セラ > ええ。そういった技もありますよ。多少危険ですけど・・・・(そうして作られたゴーレムが入れた茶を啜ったなどと気が付くかどうか――)どのあたりが普通、ってわかり辛いですけどね。 周囲に、あわせて。(出展品にあわせた方がらしいかもしれないが。) ・・・・稼働するゴーレムの鹵獲体など10年に一度の幸運ですからー☆(しかも謎骸骨を嬉々として追い回すものだから言い逃れとかそういうレベルでもない。 走る走る俺たち。噂もまた千里を走る。) [Sun 5 Nov 2006 00:19:37]
お知らせ > カロン@セラさんが退室されました。 『(ともあれ、取引成立。)』 [Sun 5 Nov 2006 00:17:21]
カロン@セラ > (左手法を駆使して脱出する間に様々な人の眼に触れ、ソフィア執務室より現れた謎の骸骨の噂は…文字通り、ギルドを駆け巡ったという。) [Sun 5 Nov 2006 00:15:39]
カロン@セラ > 誰が資料だァ?畜生、やっぱし来るんじゃなかった!待つかコノヤロー!(だだだだだ。だだだだだ。)…(…)出口…どっちだっけかァァァ!?(カロンは混乱している!) [Sun 5 Nov 2006 00:13:59]
カロン@セラ > 霊魂を封じる…?鍛えて技を覚える…?(まるで、自分だ。人間のフリをする、物。そんな邪法が、あるのか。)普通なー…(冒険者の服。赤マジシャン風の服。タンクトップとトランクス。 裸の大将が一番普通なんだろうか。) [Sun 5 Nov 2006 00:11:46]
ソフィア@セラ > あは。(相手は何か気が付いた風だが、もう遅いと思った。 乾いた笑い顔に貼り付けつつ。前進する様は下手なゴーレムやアンデットよりも危険があぶない。) ああッ折角の資料が! 待ってください――!!(失礼にも程があることに既に検体扱いだ。追いかけるんだが、足の速さでは比較にならぬ程遅いわけで。) というか、ですね・・・! その、 格好で、 外に 出るのは―― !!(執務室から突然☆骸骨出動! 新たなそひあ伝説爆誕の序曲のような気がする。) [Sun 5 Nov 2006 00:09:37]
ソフィア@セラ > それこそ、「敵を排除せよって命令だけではしてくれないこと」 なんですよね。 ゴーレムを使うのも難しいんです。  ……霊魂を封じたり鍛えれば技も覚えるらしいですけれど・・・・ううん、やはり一度見てみたかったですね――(こお激闘に思いを馳せる様を羨ましげに眺めつつ。) 先ずは普通の所から揃えるのだと服屋さんが言っていましたよ。 (私もあまり持ってないですが、とかの釈迦に説法は流石に晒せなかった。) [Sun 5 Nov 2006 00:04:33]
カロン@セラ > !(墓穴だ。寧ろアンデッド扱いでも良かったと思う。 例えるならば、虎の檻で自ら皮を剥いだウサギ。千尋の谷に自ら落ちる親ライオン…意味が分からなくなってきた。 ソフィアから発せられるオーラがもう、なんだ。メガネが白く輝いてどんな眼してるか分からない。分かりたくも無い。じりじり…)い、いい取引だったな!あばよッ!(ダッ、駆け出し、)カロンキィック!(執務室の扉を、打ち上げ気味に蹴り開けんっ。) [Sun 5 Nov 2006 00:00:22]
カロン@セラ > そーなのか。長く戦おうと思うんなら、受けた方がいいと思うんだけどなー。 しっかし、アイツは強かった…本物の騎士の魂でも入ってたんじゃねーかってくらいだ。あんな技が人形になー。(ううん。)とすると、モーニングとかか。持ってねーんだよなー。そーいうの。(袴は持っているのかと。 袴に兜に包帯。かなりしょっぱい。) [Sat 4 Nov 2006 23:56:23]
ソフィア@セラ > (名乗りに漸く正気に戻る――現実に帰ってくるなり両手ふるる。)ええ・・・ああそれは、失礼しました――  魔法生物。すると。  うん。 はい。(そして頭が働き出せば、骸骨利用の”喋れる”フレッシュゴーレムの類、だと推論する。 鉄製のヤツは見た事あるが、骨ってのは初めてだ。)  どの辺りに「文字」が・・・それより発声機関は? 現行の完成品想定図より上ですよね。  えと、ちょっと見せてもらっていいですか。(何か用語呟きつつにじり寄り開始。 悪い癖が、出始めた――― ) [Sat 4 Nov 2006 23:51:55]
ソフィア@セラ > 剣を受ける、という事自体が稀ですよ。傷の概念がめったにないですから。  フェイントの対応が命じられなかったか、フェイントの動作についていけなかったのか・・・いずれにせよ研究のし甲斐がある情報ですね・・・(受ける、というのは自己保存のための行動。 大抵のゴーレムは相打ちで殺しにくるものだ。 ・・・もしかすれば自分の”目標”への足がかりか。 良い事を聞いた、と頷き頷き。) 宝探しと違って、美術館ならいつでもいけるじゃないですか。 流石に異国の正装は捕まると思いますが。(そっちは想像できた。  落ち武者っぽいのを。)  [Sat 4 Nov 2006 23:48:22]
カロン@セラ > (はっと気付くのは、脊髄反射的に熱湯から逃れた後。)…(暫し、黙りこくって…)いやっ、これはその、違うぜ?アンデッドとかじゃねーんだ、俺は。(落ち着け!とばかり、ペン軸のように細い指を広げ。)俺は魔法生物。魔法生物のカロンだ!(カッ。親指で己を指した!) [Sat 4 Nov 2006 23:42:10]
カロン@セラ > …このコアで動いてたヤツは、俺の剣を受けて、いなして、反撃してきやがった。でも、フェイントを混ぜたら動きが鈍ったんだ。フェイントが、『命令以外』、だったのかもなー。うーん。(首を捻り捻り。考えるのは苦手だが、トレジャーハント絡みとなれば仕方あるまい。)生きてさえいればってまた、ゆーちょーな話だな。 服装を正せば… 紋付袴…ってヤツか…!(でも鉄兜。) [Sat 4 Nov 2006 23:37:06]
ソフィア@セラ > ・・・あの子も温度調節はまだまだですか。  大丈夫 で――― え (気が付くのは駆け寄ろうとした刹那。 口元抑えて声飲み込んで、然し流石に動きが止まってしまう―― ) ほ、骨・・・・? (アンデットじみた知性の無さとかは感じなかったし、品物にかまけてたこともあり今まで気が付かなかったが。 固まったまま対応にこまるようなそんな。) [Sat 4 Nov 2006 23:36:44]
ソフィア@セラ > ここ数年で色々学びましたから。  あっても使えないとか、無くて使えないとか―――侭ならないものですよね。(何だか酷く研究者っぽくない悟り方。) そうですか・・・では、お言葉に甘えてすこしだけ自慢げにしておきます。   それでは今日はありがとうございまし――― あ。 (最後まで全く自慢げでもないギルド管理職は、ぺこり頭下げて、今度はこっちがずれた帽子を位置修正。 そして頭上げた所でお茶一気か。) [Sat 4 Nov 2006 23:33:06]
カロン@セラ > (喉諸々から零れるのだから、当然。 ゼェ、ハァ。)顔が煮込まれちまうかと思ったぜ…!(フー。熱い茶塗れの包帯を取っ払い、頬を撫でるのは…生白く照明を受ける、しゃれこうべ。) [Sat 4 Nov 2006 23:28:26]
ソフィア@セラ > ・・・固体の性能と命令次第ですね。  例えば「敵を倒せ」とだけ言われてれば落とし穴には頓着しません。 大落下します。 しかし詳細に渡って命令を受けていたら、落とし穴の前で止まる事は――あるかもしれない。 ・・・・大抵はどんな命令にも穴があるものですけれどね。(命令の方法次第では「落とし穴を避ける」、と「敵と戦う」を同時にできなかったりとかするらしい。  ”何を命じられてるかを知る” というのは、ゴーレム撃破の重要な課題の一つだ、と教えとこう。) 何、生きてさえ居ればチャンスはまたありますよ――― 今でもちょっと服装を正せば入れそうなものじゃないですか?(流石に赤マント包帯塗れじゃ無理だろうさ―― こお正装してですね。とか姿想像してみる。想像できない。) [Sat 4 Nov 2006 23:28:22]
カロン@セラ > あぢゃあああァァァァァ!(ばっ、ばっ、ばっ。) [Sat 4 Nov 2006 23:26:49]
カロン@セラ > いい事言うじゃねーかー。俺ぁ何に使うかなー!(エリシャと分けてからな。ちゃんと!誰に言っているのだ。)過程はどうあれー、ってヤツだ。どんな方法で出来てよーが、いい剣の輝きってヤツは本物なんだからな。ケンソンするにゃ、勿体ねーよ。(うひひー、と笑いつつヒョイと代金を懐に納めた。 立ち上がり。)さって、夜遅くに女の部屋に邪魔してるってのもな。 そろそろ俺ぁ行くぜ。研究、頑張れよー。(茶に手を伸ばし、ぐいっと一気。) [Sat 4 Nov 2006 23:26:09]
カロン@セラ > くっ…!(寂しがり屋にこの仕打ちはどうだ。 包帯の頬、コリコリ掻きつつ。)まーそりゃそーなんだけどな。逃げんのが一番なんだけど、それができねー時ってのもあるんだ。これが。 頭が良く無い…ほー。て事は落とし穴とかに誘き寄せても、気付かずに落ちるって事もある訳か…!(いい事を聞いたとばかり、ニヤリ。)あークソ、見たかったぜ。珍しいモンを見るってーのも、トレジャーハンターの目的だっつのに。(カックン、項垂れた。 落ちそうな帽子を抑えた。) [Sat 4 Nov 2006 23:21:31]
ソフィア@セラ > いえいえ。使ってこそのお金ですから。   ・・・あまり褒められちゃうとこそばゆくて悶えますよ。 確かに勉強はしましたが―――そんなに立派なものじゃない、たまたま趣味が仕事になっただけの集中力です。(いやですねー。 とか手ぱたぱたさせて。 袋の中身確認したらぽふりと押し付けた。 本人の自己評価は結構低いらしい――) [Sat 4 Nov 2006 23:21:01]
ソフィア@セラ > 突っ込みませんよ?(そして非情相変わらず。) プロの見地から言えば、まずは見つからないように逃げることかと。 あまり頭はよくないですから――(言われるまで無く誰だってそうするだろうが。 剣で全く切れないものは、基本的に人単体では倒せまい。)それは残念――そういえば一時期色々展示品を募集してましたよね。 もし入れていたらあの人形を見れたのですが。(ちょっと安心しつつ美術館の方に流れてく。 元は奴隷だから良心の呵責もお咎めも無かろうが、こーいうことを嫌うヤツも多いのだ。) [Sat 4 Nov 2006 23:16:34]
カロン@セラ > (…ような気がする、包帯面。) [Sat 4 Nov 2006 23:13:42]
カロン@セラ > おう、ソイツ(ゴーレム。)と一緒に来るの、待ってるぜ。 おう、悪りーなー。(包みを見上げて。)…いやな、女で頭でっかちなヤツが買うってんで、どーせ大した事にゃ使えねーと思ってたんだ。(はっ。)いやっ、今は違うぜ? 事前調査…てのの時、集中してたろ。あれ、剣を構えあった時の緊張感に似ててなー。気付いたんだ。剣もオツムも、同じく上達するにゃ大変なんだなって。(それこそ、自分と同じくらいの努力。)や、大したモンだぜ。ソフィア!(にい、と笑った。) [Sat 4 Nov 2006 23:13:09]
カロン@セラ > 「よく」ねーけどな。…ブフー!(一人ウケ。欲談義台無し。)…ぜ、全部鉄か?ソイツぁちょっと…!いや、でもそーいうゴーレムが迷宮で出てきやがったら…!(煩悶。地形効果とか使わないと勝利は無理臭い。)あーあー、美術館!俺の知り合いも腕輪出しててよ、見たかったんだけど美術館入れてもらえなかったぜ…(はぐらさかれた。) [Sat 4 Nov 2006 23:07:59]
ソフィア@セラ > はい、その時までに走り込み位は出来るようになっていましょうか。  ・・・・っと、お代の方これですね。(紙の袋に包んだ金貨とか準備しつつ。)  ・・・ふむ。  何だか良く解りませんが―――嘗めていた、とはどんな・・・?(真面目そうな口調にぴたと動き止める。 不利益は無さそうだし、警戒には至らぬが。) [Sat 4 Nov 2006 23:07:16]
ソフィア@セラ > ええ。 たまにやりすぎるのも欲故に。   ……さすがに頼もしいですね。 私もうかうかしてはいられません。 強敵志願ならば地下にはそれ用の3mくらいの鉄の塊みたいなのが――(ちょっと対抗してみたくなってきた様子か。 手袋の拳をきゅ とか握る。 本人が一番加減を知らないという。) このくらいはまだまだです。 前にはもっと綺麗なのを持ち込まれた方も居ましたよ?(美術館に展示するとかー――なんて話はぐらかし気味に。) [Sat 4 Nov 2006 23:03:13]
カロン@セラ > …(食い付いて来そうな雰囲気だったのだが、もうコアに夢中らしい。)罠じゃーねーな。ま、言えば案内してやっから安心しろィ。 …(代金用意するソフィアの背を眺め。)ソフィア。お前に一つ、謝らなきゃならねー事があってよ。(そう話すトーンが、一つ落ちる。)…いや、コアがニセモノとか、そーいうんじゃねーんだ。 正直、ちっとナメてた、って事だ。 [Sat 4 Nov 2006 22:58:45]
カロン@セラ > (人間は欲深い。)そーだなー。そーだよなー。(なんだか自分が人間に近付いたようで、嬉しくなって頷いた。)望む所だぜ。相手が強けりゃ強いほど、戦い甲斐があるってモンだ。痛みが無いなら、相応の戦い方だってあらーな!(武戦派トレジャーハンター。)…つっても、どっか壊しちまった時の修理代ってのが、こう。(無い。)しかしアレだな。本物の人間みてーだ。腕利きの彫刻家だって、ここまではできねーよなー…(うーん。じろじろ。) [Sat 4 Nov 2006 22:55:35]
ソフィア@セラ > ええ・・・そもそもカバラというものはですね。 ……そうした手広いものなんです。(得意のうんちくもコアの魅力に勝ててない。  頭の隅でどんなものか考えてるから、長話構築するほど容量がないようだ。)罠とかじゃないですよね・・・?  まあ・・・失礼ながら少し事前調査を。 でも9万が良い買い物になる位の価値は、ありましたよ?(言われてお値段思い出したが其れでも幸せ顔してられる位の掘り出し物だ。 一度コア置いたら椅子から立ち上がって机の方ごそごそ、代金用意しつつ。) [Sat 4 Nov 2006 22:53:59]
ソフィア@セラ > 大体そんなものです。人間って欲深いですからね―― ・・・・しかしアレと喧嘩は止めておいた方がいいかと思いますよ? 痛みとか無いですし、恥かしながら加減があまり効きません―― (目の前の人間と戦え! というと相手が素手でも武器持ってきて殴るとか、そういう応用力の無さがゴーレム全般の欠点だ。 挑発めいた口調になるが、本人真面目に懸念している。) [Sat 4 Nov 2006 22:49:03]
カロン@セラ > へー!幅広くやってんだなー。魔法使いみてーな事まで。(眼を丸くする…のは、イメージ画像。)カギ…ま、そんなトコだな。へっへー。(秘密基地を得た子供のように笑うのだ。 集中の間、暫し黙り。)…なにやってたんだ、さっき? …お、ホントか!9万くれーの価値はあったかな! [Sat 4 Nov 2006 22:41:13]
カロン@セラ > ああ…!俺もちっちぇぇ宝が沢山よりも、デッケー宝が一つの方が嬉しいな!そういう事か…!(当初とは少し違うが、その辺で落ち着いた。)生兵法はー…っつのはちっと違うか。 あーあー、そーいや喧嘩が得意だっけか!一発やりあいてーモンだぜ…!(挑戦的な視線を包帯の隙間から注ぎつつ、拳を鳴らすと文字通り露骨な音がした。 メキゴリパキ。 何故鳴るのかは不思議機能。) [Sat 4 Nov 2006 22:34:57]
ソフィア@セラ > どちらも神秘の一環ですよ。 カバラというとゴーレムですが、ホントは占いから交霊まであるんですから・・・(分野違いは知ってるが諦めないのがこの人間。 忍耐力の代わりに行儀とか注意するマメさは失ったが。ゆっくりお茶啜りつつ。) 鍵を閉めたとか、ですか? ・・・まあ、その時になったらお願いしますよ。 いまはこお・・・・では失礼しまして。 本当に何なんでしょうね、これは・・・・(手袋外して、一つを掌に取ればくるり回して一通り眺める――宝石の類を弄った事は仕事柄なんどかあるが、艶も手触りも初体験だった。 その後掌に載せたら、軽く目を閉じて集中集中――) ん・・・ ン。 流石にちょっと難しい――(既存のゴーレム技術と仮定して、命令を読み取ろうとしたが失敗した様子。 有益な情報を引きずり出すにはそれなりの時間を掛けねばダメだろう。 はふ、と息吐いて集中を解く。) ・・・然し、良いものかもしれませんねこれは。 期待以上というか・・・ [Sat 4 Nov 2006 22:32:06]
ソフィア@セラ > ふふ、でも目の前に置かれた時の幸せ感が違います。(あるいは趣味の領域。 ちなみに甘党である。) 過ぎたるは及ばざるが如し、でしたか。 この子達も居るわけですしね・・・・健康体操程度にしておきます。(図太くなるあまり乙女度が欠落しすぎて女扱いは逆にちょっと嬉しくすらあるが。 仕事が済めば斜め後ろに直立で指示を待つゴーレム示して。 実際の所、下手な護衛とか自衛より信頼性はあるわけだ。) [Sat 4 Nov 2006 22:30:23]
カロン@セラ > ソイツぁゴーレム作りの腕云々ってか、魔法の類じゃねーのかな。今更方向性変えろたぁ言わねーけど、ちょいと大変な気がするぜー?(組んだ足に頬杖付きつつ。行儀は悪いのがトレジャーハンター。)そん時ぁ俺とエリシャに任しときなっ。なんせ俺らしか入れないヒミツが…!(ぐっ。)おう、触ってみなー。減るモンじゃねーだろーし。(触った感触は石のようだろう。だがしかし、木のような不思議な温もりもある。) [Sat 4 Nov 2006 22:22:28]
カロン@セラ > 食いでと値段の関係を考えると、大を一個よりも小を二個の方が丁度良いって誰かが…(大小論議は不毛の極み。)ま、ムリは禁物だよな。スープ運ぶのに急いでブチ撒けたら話しにならねー訳だし。 ま、女だし?そこまで気にする事もねーだろー?(ハハ。女性蔑視はちょっとある。 タフさというか、ズ太さというか。古今そういう学者が大成すると言われるが。) [Sat 4 Nov 2006 22:18:07]
ソフィア@セラ > お褒めに預かり光栄ですね――。・・・・嘗てのゴーレムは泥から出来ているのに、服さえ着れば人と見分けがつかなかったとか。 私の目標なんです。 (地下にある実験場の最悪の様相とかは見られないでよかった、と一人思う。 助手が出来てから多少改善されたが。) ・・・っと、私としたことが。 お客様なんてひさしぶりですからつい。    ・・・・・おお。 これが――― (席から少し身を乗り出して、赤い石?の欠片が転がる様に見入っていた。)後で纏めて見れば解るかと――いざとなれば再探索依頼するまでですよ・・・!(燃えすぎてる。)   然し――なんだか不思議なモノですね・・・見た事も無い質感。  これ、触っても?(許可の前に手を出しかけてるが――こおわきわきとな。) [Sat 4 Nov 2006 22:12:33]
ソフィア@セラ > そうですね――だとすると少し夢が広がります。(絶滅したっぽい太古の文明にロマンちっくを感じるあたりトレジャーハンターをどうこう言えない人間だった。) ・・・べたべたの大福のサイズも小より大ですよ。 散歩は欠かさずやってるのですが・・・ 意識してレベルアップしないとダメかもしれません。(長い事使ってなかった足を甘やかしてたので、取り返した上に人より強くなるのはそりゃ大変だろう。 然しトイレから食事に派生できる精神的なタフさはあるぞ。) [Sat 4 Nov 2006 22:10:34]
カロン@セラ > (不揃いな形のコアはガラスよりもやや弾性があり、ツヤツヤした質感はルビーにも似ている。 だが色は澄んでおらず、光の届かない中心部は赤黒く淀んでいた。)カケラは全部集めたはずだぜ。…多分、な…古城の隠し地下室、暗くてよー。 [Sat 4 Nov 2006 22:07:13]
カロン@セラ > 喧嘩から風呂まで…!殆ど人間じゃねーかっ?(喧嘩→人間の要素→風呂。チンピラ?)スゲーなコレ!(辺りを見れば、綺麗に片付いた部屋。綺麗好きなのだなあ、だとか一人思う。 ふと。)あ、そうだ!忘れてたぜ…!(ごそごそ。 ごろごろごろっ。机に転がる、赤い結晶。)お待ちかねっ、てな!(逆さにした皮袋手に、包帯が笑ったフリをした。) [Sat 4 Nov 2006 22:02:59]
カロン@セラ > ま、人間の忘れ物じゃーねーのかも知れねーけど。だとしたら新しい物だぜっ? そんなモンは便所だけで十分だぜ。(大は小をの例えが悪い。 人をゴーレムに変えたと知れば、骨の眼の色も変わっていた、やも。 走りこみ、×。素振り、×。)…先は長ぇな…!15分の散歩から始めてみっか…(リハビリレベルまで落下。) [Sat 4 Nov 2006 21:59:01]
ソフィア@セラ > 本当ですね。 失せ物が出てきたようなというか――これも少し違いますね。 (正確には自分たちがそれほど進歩してない事を思い知らされる切なさ、となるか。) そうでしょうか。 大は小を兼ねると朱鷺の都の言葉で――(そうして人間一人解体してると知られたら、反応も対応も変わったことだろうが。 笑顔のままで男の言葉否定しながら。) う・・・・すみません走るのはまだ苦手でして。 すみません素振りは苦手でして・・・・  結構ハードなものなんですね・・・!(とことん向いていなかった。 ナヨるのもいい加減にした方がいいという話。) ああ、資料で見ましたがアレよりは高性能ですよ……? カラクリではないですが素材はヒミツです。喧嘩からお風呂までなんでも仕込みましたから―――(綺麗に整頓された執務室、椅子に座ればゴーレムがてきぱきとお茶と御菓子だしてくれる。 お仕着せ着てれば殆ど人間にしか見えない傑作の仕事ぶりに自慢げにこお。 また解説始まった! 脱線脱線だ!) [Sat 4 Nov 2006 21:52:58]
カロン@セラ > まーなー?(強いといわれて謙遜するのは、自分に負けたやつに失礼だ。)やるってんなら稽古つけてやろうか。まずは毎朝10キロ走ってー…(指折り。 −説明中−)ケッ。おとといきやがれっ!(受付さんの台詞を奪いつつ、ソフィアに連れられながら舌を出すフリ。 そして。)うお、これアマウラで見たぜ。茶汲み人形、ってヤツだ!カラクリ使ってあるんだろ!(興奮してイスをガッタガッタ。) [Sat 4 Nov 2006 21:44:22]
カロン@セラ > 妙な話だよなー。(新しい物なのに古い。)…あんまり行き過ぎってのも良くねーと思うけどな…!(もし自分正体を知れば、彼女は手段を選ばないに違いない。)はははっ、そりゃいい。ヒマも積もれば山となるって訳だ!(ヒマの結晶が自分だと気付くのは後日。 くわばりますとも。声がくわばらと同じなだけにっ。隠し設定。) [Sat 4 Nov 2006 21:40:41]
ソフィア@セラ > (美女の分だけルパ○に勝ってると思われる。やつは心だけだし。然し洞窟とかピラミッドの何処から美女調達するのさ。 持ち込み? さておき。) この場合は古いもの、になっちゃうんですけどね。 合理性は良い事です。 私も真理に近付くためには手段を選びませんよ。(しかし褒められた。 ) ・・・・いえ、これが作るのには異常な手間が掛かるという。 昔の人は、きっと暇だったに違い在りません。(考古学者が聞いたら吹きそうな推論とかでっちあげつつ、建物内へ―― ちなみにバレたらちょっと解体解析いいですか、のサダメが待つ。 こっちのいみでもくわばれ。)・・・・お強いのですね。 私も肖りたい所で・・・・あああすみません。 ちょっと待ってくださいー ・・・!(まあこの辺りでは見かけないカッコ、なのだし自分の想像力不足だった。 受付の人に客だと説明して騒動止めたら、自分の執務室にでも誘導するか。あそこなら茶くらい出せる。 ・・・ゴーレムが入れたやつが。) [Sat 4 Nov 2006 21:34:32]
カロン@セラ > もう冬だなー。アマウラやら古城やらにいる内に、夏が終わっちまったぜ。まったく。(ウラシマタロー。)…いんや?別に?ゾンビ十体くれーなら軽く…(細身の黒手袋をわきわき。 中に入れば。)おーす、邪魔するぜィ。どっか空いてる机でも… お引取りくださいって何だ、オイ!フツーはご用件は、とかー…!(不審者を排除しようとする受付とトラブルを起こした。) [Sat 4 Nov 2006 21:27:09]
カロン@セラ > (美女と秘宝を小脇に抱えて、大岩のトラップを切り抜けられたらル○ンを超えたと言えようか!)あー、分かる分かる。なんでも新しいモンを取り入れて行かなきゃな。カロン流剣術の極意は、『いいとこ取り』だしよ。(武術として、ありがたみが無かった。)…へ、へー?(1.5へー。)ま、それくれーなら無い事は無いんじゃねー?(実際そんなゴーレム的な物と喋っているとは夢にも思うまいて。 ギギギ、と視線逸らしつつ。 専門分野の話が長い。マニアの類か、くわばらくわばら。) [Sat 4 Nov 2006 21:23:34]
ソフィア@セラ > (多分ル○ンじみた怪盗の次に華のある泥棒ではあるがね・・・!) ゴーレムの用事なんて大抵来る人が決まってますから。 ・・・・既存の知識による製品は大分煮詰まってるので、私みたいなのがたどり着けない場所からの持ち帰り品は大抵が大歓迎なんですよ。  なんても、太古の昔のゴーレムは喋り考え口からは火を噴いたとかなんとか・・・(極端な資料の話だが――似たようなものが数年前に街に運ばれているから恐ろしい。  夢、大膨張。 そんな表情隠しもせず。 ちなみに話が専門分野に及ぶと熱中する上に長いぞ。) ですね。 中には椅子とかも多いですし。   そろそろ冬ですか―― (風吹けばふるると寒い。 案内は中に入ってから代わればいいだろうし、後にとっとこついていく。) 基本的にはお祭ですからねー・・・ あ、甘い物でしたらいただきます。  ・・・・? おや。(両掌揃えて受け取りながら、差し出された手の質感に一瞬首傾げた。 ) 失礼ですが、指・・・・怪我か何か で? [Sat 4 Nov 2006 21:17:12]
カロン@セラ > いや、ホントはちっと前に終わってんだけどな。ま、楽しけりゃいーじゃねーか?13回の裏って事で。(カロンズの攻撃。ピッチャー俺。キャッチャー俺…)来る途中に貰っちまったしなー。食うかー?(可愛らしい包みにつつんだビスケッツなどを、病的に細い指で差出しつ。) [Sat 4 Nov 2006 21:10:54]
カロン@セラ > (間違ってはいないが、実際ギルド内外のロマンチストを敵に回すこと請け合い。しかし100人が説得に挑み、100人が失敗すると思われた。だって、結局泥棒だから。)!(すぱっと否定にショックを受けつつ。)へー、人通り少ねーんだなー。ま、どっかへの近道になってる訳でもねーし。無理もねーか。 …お、準備万端、ってカンジだな!持ってき甲斐があるってモンだ!(へへ、と嬉しげに鼻の下を擦り。)…つっても、寒さは女の体にゃ毒だし立ち話も何だ。まずは中に入ろうじゃねーか。(我が家の如きふてぶてしさで、ギルド内へと先導せん。) [Sat 4 Nov 2006 21:07:46]
ソフィア@セラ > (どうも秘められし宝物を命賭して追い求めるロマン生物・・・・とは思って居ないようだが。ぶっちゃけ酷い話が墓荒らし連盟、と言う所なんじゃないだろうか。 基本的に非常識な堅物だ。) いえ全く違いまして。(しかも酷である。) 単に見かけない人を見つけて無差別挨拶しただけです。この辺りって関係ない人殆ど通りませんから・・・ ほら、もう待ちきれなくてですね――― (ミトン手袋の拳もふもふ握りつつ。 こーいうときはお菓子を前にお預け出された子供に近い表情だ。 肌見せないのも徹底したその姿、近付けば少し気にもするが遭えて突っ込む事もしない―― ) ハロウィンは過ぎてませんでしたっけ・・・・今日まで?(む、とか首傾げる様は本格的に日付を省みない女。 しかも半端に冗談を理解しない――) [Sat 4 Nov 2006 21:01:21]
カロン@セラ > (ソフィアの中のトレジャーハンター像っていうのがどうなんだろう。トレジャーハンターがこんなのばっかんなら、安っぽい悪の組織みたいになる気がした。 …当の本人も、動きのあった影と掛けられた声に気付いたようだ。)…おー、なんで俺がカロンって分かったんだ? …あ、やっぱし例の自画像か。いい男の空気ってのは隠しても分かるモンだぜ。なー。(いい男→高い鼻と割れた顎。 肌を出さない怪しい男は近付く姿に片手を挙げて。)トリックオア、トリート!ソフィア! [Sat 4 Nov 2006 20:51:16]
ソフィア@セラ > (流石に相手の名前以外の特長とか背格好とか少し聞いておいた方が迷わないかなー?とかも思ったが、行き当たりばったりでもなんとかなろう。 見慣れない客を見たら声掛ければいいのだ。 例え擦れ違っても、最後となったら受付の案内嬢を頼るだろうし――) ・・・おや。(早速聞きなれない声と足音、壁から身を起こして、入り口側音の方を見れば――) ・・・まあらしいといえばらしいですか。(赤マントに包帯、という格好は所謂トレジャーハンター、っていうか盗掘屋っぽくはある。 近付いてって声かけよう。) ……この辺りは無駄に格式高いですからね。 こんにちわ―― カロンさん・・・ですか?(例のほほえましいイラストの。 と声に出そうか迷いつつ。) [Sat 4 Nov 2006 20:43:59]
カロン@セラ > (曇天を横切る夜風に乗って、それは運ばれてきた。風の来た方を見れば…)ここを右…だっけか?(きょろきょろ、真っ赤な鍔広帽子の羽を揺らしながら、真っ赤なマントを羽織った男が歩いてくる。その様相は良く言えば奇抜である。悪く言えばまあ、悪口は幾らでも出そうなので省く。)わっかり辛ぇなー。どれもこれも煉瓦やらの建物ばっかじゃねーか…(ぶちぶち、包帯で顔を隠した男がぼやく。) [Sat 4 Nov 2006 20:38:09]
お知らせ > カロン@セラさんが来ました。 『(テク。テク。子供の足音のように、軽い音。)』 [Sat 4 Nov 2006 20:34:12]
ソフィア@セラ > (カバリストの研究所にして相互扶助機関である「セラ」は、所謂ギルド建物の中ではでかくてしっかりした部類に入る。 ――もっとも仕事柄中で右往左往してる人間は少なく、入り口近くでぼーっと待ってる自分も待ち合わせに相応しいくらいには目立っているだろう。)もう少し早かったら ”カイン”の改修にも活かせましたが―――然し、こうした持込は嬉しい物ですねー・・・(気が早いことに活用できそうな事例のメモなんて作りながら、壁に寄り掛かって待機待機である。) [Sat 4 Nov 2006 20:31:52]
お知らせ > ソフィア@セラさんが入室されました。 [Sat 4 Nov 2006 20:25:30]
お知らせ > ルシェーナ@雷電さんが退室されました。 『頼もー!!!!! (道場破り。)(ともあれ、気合十分。今までと違う道を行くために。)』 [Thu 2 Nov 2006 21:47:20]
ルシェーナ@雷電 > (とん、とん、ブーツの踵を鳴らして、鼻息ふすー。) うし。 (き、と雷電の扉を睨みつけるように、見上げて一瞥。) [Thu 2 Nov 2006 21:46:13]
ルシェーナ@雷電 > (くぁ!とか、うぁ!とか。うぉ!とか、うもぁあああぁー、とか謎の奇声をあげつつ。右往左往。今更乍、飛び込む決心をつけるのに時間をかける何処までもチキン。―――ギルドに登録したからといって、生活安泰、万々歳ー。とは行かないのは百も承知。其れでも、登録しないよりも、マシ。自分で仕事を探すなんて、本当に生活ぎりぎりのライン。)     …………、生きるか死ぬか。ですよッ。―――黎明と二人して、行き倒れとか笑えません、からっ。 (きゅ、きゅ。きゅー。眉を上げて、拳を開いて、ぺちり。頬を叩く。気合注入。) うし、行くですよ! 頑張れ、あたし! [Thu 2 Nov 2006 21:43:08]
ルシェーナ@雷電 > ヴェイトスに来て、一年半―――今更乍、如何して最初から傭兵ギルドへ来なかったのかと、我乍っ。 (くぅ。拳を握り締めて、自己嫌悪。一番最初聖女登録だったのとか、もう振り返れない過去。さておけ。―――遅すぎた決心、右へ左へとうろちょろうろちょろ。) [Thu 2 Nov 2006 21:36:46]
ルシェーナ@雷電 > どうせ死ぬからって、棍棒を握って入団する子供よりは、  多分、多分………役に立つ、     よね ?(かく。セルフ疑問系。そんなことにも自信が持てないのか。…否、謙虚だと言ってください。)(さておき、先日の戦利品は大した金額にもならず―――コックから貰った包丁を売れば、まだマシになるのかも知れないけれど―――生活にとうとう危機を感じた銀糸は、今更傭兵ギルドへ。) [Thu 2 Nov 2006 21:34:10]
ルシェーナ@雷電 > ―――……、仕事の実績は、……大したことない、けど。(きゅ。と拳を握り締めて、―――傭兵ギルド『雷電』の前。立ち尽くす。) [Thu 2 Nov 2006 21:28:32]
お知らせ > ルシェーナ@雷電さんが来ました。 『(其の門前にて)』 [Thu 2 Nov 2006 21:26:45]
お知らせ > ソフィア@セラさんが退室されました。 『―――がんばれば、多分何とか。』 [Sat 28 Oct 2006 15:41:55]
お知らせ > レキオ@セラさんが帰りました。 『 ―――半日で終わるかなぁ。 』 [Sat 28 Oct 2006 15:40:59]
ソフィア@セラ > ……ええ。 これも店のお奨めから選んだんですよ。(曰く服には体が合っていくというが、最早灰色の装束が皮膚の一部のようなフィット具合だったのかも、しれない。) 偶の息抜きですからね……仕事が好きだと、どうしても。(人生の目標が非常に強いレベルでありそうだし、レキオ君にもそのうちわかるんじゃないかなー?とか考えていたりする が。) そうですね、資料調べも1段落しましたし……図面と許可はまだ先ですし・・・ 実験できる程度にこの部屋を片しますか。(でも日常生活の扶助が最優先なのは暫くは変わらなそうだ―― 本格的に手伝ってもらうなら教えねばならない事も多いし、適切な順序なのかもしれない が。) [Sat 28 Oct 2006 15:37:11]
レキオ@セラ > アドバイス貰ったんだ……まぁでもそれが正しい、か。 ( オリジナリティの高過ぎる超コーディネイトをして帰ってくるより数倍良い。 店員さんも考えた末にこうなんだろうなぁ。 ) 日常比率をあんまりごりごり削らない方向にだね、周囲に溶け込める程度に…なんて期待しない方が良いのか。 ( 助言のように始まって独り言に終わる。 この人に普通を求める必要は無いだろう。 好きなようにやってもらった方が個人的にはきっと収穫も多く―――それで発生する問題をこっちで処理していけば良い。 何となく自分のスタンスが見えてきた感。 ) ……さて、それじゃ食べ終わったら何から始めます? 出来ることの幅も増えるし、忙しくなるかも―――――。  [Sat 28 Oct 2006 15:27:45]
ソフィア@セラ > ……っし。方々からアドバイスはもらっていましたからね・・・!(よっしゃ、的な拳ぐぐ。 おねぇさん逆に感動で泣きそうだよ。) ・・・ええと。 日常と非日常はきっちり分けるのが神秘に生きる者のコツだとか。(日常→ゴーレム作ったり魔法うったり。 非日常→きかざる。 ニンゲンの乙女度の低下ってここまでこれるのだ。) 頭突きする意図はないですから。  ええ、今度からはもっと色んな方向で頼らせて貰いますね――?(図らずも服の件よりももっとデカイ収穫を得られたわけだ――お給料アップとかも考えねばならないが、倍額出しても余りあるし、弟子を取れと煩い上司も暫く沈静化しよう。 機嫌急上昇でお茶とか啜ったり。 そういえば食事殆ど進んでいなかった。) [Sat 28 Oct 2006 15:16:21]
レキオ@セラ > もうちょっと普段から乙女らしく―――…ああ、買った、んだ。 ええっと――――まぁ、うん、(いつもどおりで)良い、かな? ( 思わず言葉が途切れ途切れになる程度には慌て、且つ困った。 そういや見たことない服のような―――それにしても代わり映えのない。 褒め難いことこの上ないしタイミング逃してるし、もごもごとテキトウな事を言ってサンドイッチに逃げた。 ) 急に顔近づけるから―――まぁ、うん。 神様は信じないけど、ソフィア先生と知り合えたのは僕も運が良いのかもしれない。 手伝える事があったらもっと雑用以上の事もするからさ、その辺、信用して良いよ。 一蓮托生だ。 [Sat 28 Oct 2006 15:06:49]
ソフィア@セラ > 私も一介の乙女として涙も流せば服も変えます。 ゴーレムじゃないんですよーだ。  ・・・んぁむ。(結局種明かしは自分から。 サンドイッチ頬ばりつつむくれた――と思ったら、美味しい。とか雰囲気ぐるぐる変える人。 上機嫌なのか欝なのかを掴ませない。) 魔法の火を吹くゴーレム、というのは居た様子ですからね―― 長い挑戦になりそうですが。(次の実験にして下手すれば最終目標だ。 それまでに無数の失敗作と、過程の一里塚を世に放つことになるかもしれない。)いえ避けられたかと。 ……でも其方から知りたい、って言うのは初めてかもしれません。 もしかしたら、そんなに神様に嫌われてないのかもしれませんね、私――(歓喜より驚きが先に立つのである。 これを語るのは、文化圏からすれば結構大きな賭けだった。思わず椅子から立ち上がりそうになるのをちょっと抑えて。)本来余り教える物じゃないんですけれど、協力してもらえるなら―― 構いませんよ。(悲しそーな表情も最早欠片も無く――ただカバリストになりたい、と念ずる変なのはとっくにギルドに来てるだろうし、相手の目的こそ知らぬが――味方は一人だって多い方がいい。  秘奥を漏らす事、結構簡単に承認した。)  [Sat 28 Oct 2006 14:57:46]
レキオ@セラ > いや良い歳して泣かないでくださいよ。 それちょっと間違ってるし。 ( ナンだったんだろう、とかすっきりしない感じで怪訝そうにその様子を見守り―――なんだ、今になって胸が成長したとかそんな、などとズレた見解。 惜しい。 惜しくない。 ) 詠唱と魔力の供給源と…そうか、一応「意思」があるなら可能かも。 ( 疑問は残る。 人造物に本当にそれが可能か。 なにか決定的に欠けている物とかがありそうな―――それこそ、神の真似事が上手く行き過ぎる、ような。 ) まぁ良いんじゃないですか。 僕は―――――僕はその、神様の真似事が何処まで実現できるかを見てみたいと思うし。 もっと言うなら積極的にその仕組みを知りたい。 ( それが多分、僕の目的に重なる部分だからだ。いつになく真面目な顔でお茶を啜り、いやなんでそんな顔するの、と直ぐいつもの顔に戻った。 ) [Sat 28 Oct 2006 14:44:59]
ソフィア@セラ > ・・・泣いていいですか。 所詮私はカバリスト。二兎を追う者ちょっと大変と古人も言ってましたね――・・・・(がくりと項垂れつつ漸く席に着いた。 それでも時たま自分の体をこおじーっと見てたりする。 実際色なんて全く変化が無いわけだが。) 普段は喋るなといえばいいんです。 ――ええ、言伝も頼めますし偵察もできます。手紙にすれば今も同じですが。  ・・・・・・それと、ほら。 言葉が喋れるということは、特定の文言を詠唱させる事もできるんですよ?(悪戯考える子供みたいな顔でこお。 =魔法が使えるか、は誰も実験していない が―― 出来たとして、それで焼かれないと更に良い。) 曰く神様の物真似は不遜だと ……実際一度怒られちゃってますからね。 ・・・ええ勿論。(不遜此処に極まれりの即答である。  なんか避けられちゃいましたか、とか退避する仕草に悲しげな顔。) レキオくんには迷惑は掛けませんから大丈夫ですよ。  知らなかったって言っておけばOkです。 [Sat 28 Oct 2006 14:34:35]
レキオ@セラ > ――――――??? え、本当にわかんない。 ( 思わず室内を見渡して何か変化でもあるのかと探るもこのカオスがいつもとどう違うかなんて見当もつかず。 とりあえず、座って食べません?みたいな具合。 もっとがんばれソフィア先生! ) 鬱陶しいといえば鬱陶しいような…まぁ、うん。 口が利けるってのは全然コミュニケーション能力も変わるし、便利だとは思う。 ( 伝言、報告、申告、多いな進歩である。 怒りをぶちまけながら殴られないとなお良い。 ) ああ…駄目、なんだ、そういうの。 宗教はよく分からないけど――――でも、やるんでしょ先生。 ( うぉ、近い!とか思いながら少し顔を引いてお茶を啜り。だからって大人しくしてないのは図書館で調べ物する段階で分かってる。 そういうの個人的には気にする人じゃないし。 ) [Sat 28 Oct 2006 14:24:18]
ソフィア@セラ > ・・・ふふふ、不覚ですねレキオくん。 これでは私にお説教が出来なくなってしまいますよ?(何で気が付かないのでしょうねー? みたいな顔はまだまだ楽しそうではある。 何時秘密をぶちまけようか、みたいなタイミングをな。こぉ、待つのだよ。→席に座れない。) ええ。 不平不満も聞けますしね。 叶えはしませんが―― あと使用法も広がりますし。(いきなり態度(拳)で表すゴーレムも居るわけで、寧ろ殴られて寝込まない為の自衛策になるようだ。 流石にプロ。ダメな方向にだがしっかりしている。) あっても生産されない可能性もあるんですよ・・・ほら、向こうの方に怖い人たちが居まして。(指差す方向は壁だが、方角的には大聖堂が、ある。  誰も居ない部屋ではあるが、ちょっと顔寄せるみたいにして――) ・・・この話ナイショですよ? [Sat 28 Oct 2006 14:16:36]
レキオ@セラ > その為に首という可動軸があってだね、眼球も動くし。 はい? ( BLTサンドに齧り付きながらなにやら謎の問いかけに首をかしげて顔を上げる。 全くいつも通り何事も無くソフィア先生はソフィア先生だ。 代わり映えのしない作業服も含めて。 ) そっか――――興味深くはあるよね、どこまで喋れるかとか、何考えてるかとか。 ( 生みの親たる先生がショックで寝込むような苦言の数々を語りださない事を祈りたい。 ) まぁ、過去の資料があったらとっくにそういうのが生産されててもおかしくないし――――「さる理由」?  [Sat 28 Oct 2006 14:08:56]
ソフィア@セラ > そうでしたっけ。  でも人間の目は二つしかないんですよね―― ところで何か気が付きません? (ぼんやりしてるのは二つの目を未来と野望見るのに費やしてる人だから か。 ぴたりと回転止めるとくるり正面向き直って謎の質問とかも。) 擬似的な知性と言いますか。  素材に多少影響をうけますが、基本的には言った事をあの子たちなりに解釈するんですよ? 私たちと同じように。(言語を理解させる、の部分は意外と備わってるということ。専門分野になると途端に流れるように言葉が出る。) ええ、そのための図書館通いです・・・過去の資料があると思って――― でも、難しいみたいですね。 殆ど収穫無かったです。(さる理由で挑戦者自体が少ないんですよ、と語る。  手探りで1から、ってことになるだろう。) [Sat 28 Oct 2006 14:00:51]
レキオ@セラ > 凄い前じゃない…!! 全部見ようよ!上も下も前も! ( そろそろ2ヶ月経ちそうだってのに。 ぼんやり足元見て歩く子供とかって真正面から人が歩いてきても直前まで気付かないし、正直とても不安な話。 回ってる場合じゃないよ先生。 ) 発声器官? …あのさ、ゴーレムってある程度知性で命令を判断してる…のかな? 言語を理解できる知性も含めて、難しそうだね。 ( 声帯を仕込む、言語を理解させる、理解した言語を喋らせる。 素人目にも難易度の高そうな話だ。 仕組みを理解する事が僕にとっても良い勉強にはなりそうだけど。 ) 1から先生がその仕組み、仕上げるの? ああ、それで図書館ってのもあるか。 [Sat 28 Oct 2006 13:51:17]
ソフィア@セラ > あー・・・ええ、まぁ。  ・・・少し前に赤くなくなったのくらいなら。 それに歩く時はお空でなく足元見ないと、派手な転倒をしますよ・・・!(リハビリは大体終わったわけだが、障害物を確認しながら歩く癖はまだ抜けてないわけだ。 半ば寝ながら歩ける特技も消えてない。  このようにですね、とか椅子の周りくるり一回転。) あの一件で殆どの研究が止まっちゃってますからね。 管理として事後処理に奔走してますよ―― 其れが済んだらそうですね・・・・・”発声器官の搭載”を 考えようかと。(さらりと口にした目標は、一般に難度が解るかは不明だが・・・ゴーレム使い的にはちょっとした大試練。 古代遺跡などで稀に見かけるし、最近は”水蓮”などの他の魔術を応用した成功例もあるわけだが・・・カバリスト単体では近代に成功例は無かったし、実験の例もすらない新ジャンル なのである。) [Sat 28 Oct 2006 13:43:37]
レキオ@セラ > ( まぁ、スラム育ち暗黒街在住の僕がソフィア先生の所に厄介になってるのはその肩の力の抜けた感とか型破り感が居心地良いっていうのも多分にある。 他所じゃ見られないような物が良くも悪くも見れる毎日。 女性用下着売り場とかね。 ) 空とか、たまには見てます? っていうか図書館帰りなら気付くでしょ普通。 ( またそんな所で寝てたのか、と渋い顔。 これで割りと普通に生活してる辺り、実は結構頑健な気もする。 BLT、タマゴ、ハムチーズの3枚のサンドイッチとティーポットとカップをトレーに載せて運び、毎度場所の変わる食卓へと運んだ。 ) それで、今どんな研究してるんですか? そろそろ物価とか治安とかも落ち着いてきたけど――――。 ( 真面目な話をするときは敬語交じり。 中途半端なのは僕が弟子ってわけでもないけど魔術師として其処に興味があるから。 ) [Sat 28 Oct 2006 13:34:29]
ソフィア@セラ > (実際地位と実力で生活態度へのあれこれを黙らせてる節は多分に 在る。 本人が意識していないだけだ。)・・・まだ昼でしたっけ。 秋の図書館は布団を持ち込める場所なので――――む、頑張ります。(軽く頭振って擬似的にしゃきっとなったら、机の上の積みあがった本とか木工工具っぽいのをてきぱきと分類してく。 積み物が増えるわけだが、本格的にかたせば昼飯は晩飯になるのでやむなし。) この前買出しにも行ったんですが……やっぱり作れる人が居ると助かりますね―― それじゃ、此処で。(日常生活に関しては寧ろ此方が雑用みたいな仕事配分である。 自然、態度とかも殆ど気にならない―― 上を軽く拭き、簡易の椅子用意して。) [Sat 28 Oct 2006 13:25:05]
レキオ@セラ > ( なまじ有能であるが故、周囲の文句も少ないのがたぶん現状。 ほら、大先生は下書きでも毎週載るみたいな。 本番でキッチリ修正加えるから良いんだ。 さておき。 ) 今昼だよ先生。 おはよう。 丁度今二人分作ってた所だから――――とりあえず御飯食べられる程度にテーブル片付けてくれると助かりますね。 ( 重役出勤の先生を迎える雑用の態度はややデカい。 なんというか、すごい威厳とか威圧感とは無縁の世話のかかる人だからだと思われ。 お世辞にも僕の育ちが良いとも言えないのも要因のひとつか。 ) ( お湯が、沸いた。 ) [Sat 28 Oct 2006 13:17:43]
ソフィア@セラ > ・・・何だか良い匂い が――― ご飯の用意なんて複雑なコマンド出してましたっけ。(漫画的表現なら目が太い横線、って状態。 衣食住はおろか睡眠時間まで臨界を極めるのは少年だけでなくもはやセラ全体の悩みの種であるとか無いとか。 普段より妙にゆっくりな動きで扉がちゃり、中に入ってくる。)・・・あら、こんばんわレキオくん。 ご飯、私の分ってあります?(中の人物見ればああそっか、みたいな頷き数度。 こんな状態でも何故か積んだ道具を崩したりはしないのだが。) [Sat 28 Oct 2006 13:12:06]
お知らせ > ソフィア@セラさんが入室されました。 『(不調につき再起動でしたよ・・・!(汗))』 [Sat 28 Oct 2006 13:08:45]
レキオ@セラ > ( 僕は「セラ」の人間じゃない。 カバリストでもないし正式にギルド員として加名もなく、カバリスト、ソフィア先生のアシスタントをする野良魔術師。 ひょんなことからそういう事になって、お陰で最近は露骨な無収入状態から脱出してマシな生活を送っている。 ) [Sat 28 Oct 2006 13:01:40]
レキオ@セラ > ( 料理と言っても殆んど火も使わないような簡単なものだ。 いつ食べるかもわからない人だし、少しは保存の利くものを用意した。 スクランブルエッグとハム、鴨肉、レタス、トマト、チーズ、食パンは耳を切って…コレは後で揚げてオヤツにする予定。 ようするにただのサンドイッチを何種類か。 塩胡椒を振って完成。10分ちょっとの簡単な作業だ。 それからやかんでお湯を沸かしながらティーポットとカップを用意して暫し。 室内を眺めた。 ) [Sat 28 Oct 2006 12:59:24]
お知らせ > ソフィア@セラさんが来ました。 『御飯の匂いにつられてふらふらと。(本当に・・・!)』 [Sat 28 Oct 2006 12:51:49]
レキオ@セラ > ( やっぱり返事は無かった。 仮にどこかで寝てるにしても、ジェンガの如く絶妙(且つ積んだ本人にも構造が理解できて居ない)なバランスで積み上げられた危険地帯に踏み込むのは二次災害の元。 いつもどおりといえばいつもどおり、僕は直ぐに荷物を片付けて昼食の準備を始めた。 御飯の匂いでもかぎつけたら帰ってくるんじゃなかろうか。 ) [Sat 28 Oct 2006 12:45:41]
レキオ@セラ > ――――…入るよ? 5分待ったからね。 ( 返事は無い。 寝てるのか留守なのか、まぁ別に珍しい事でもないので少し時間を空けてから扉を開いた。 鍵がかかってない事も所在の当てにならないのがポイントだ。 ) …うわ、汚。 この間掃除したばっかりなのに――――。 ( この不思議空間は片付けても片付けても直ぐに物が堆く積み上げられて通路と視界を阻害するという特性がある。 「後でまた使うかもしれない」とかで適当に積むのやめなよって言ってるんだけど。 ) 先生? 寝てるの? 居ないの? 遭難してるんだったらなんか合図してよ。 [Sat 28 Oct 2006 12:36:38]
レキオ@セラ > ( 荷物の中身は殆んどが消耗品で、あとは二人分の簡単な昼食材料。少し遅めだけどこれから先生の工房の隅っこで作るつもりだ。 あの人は放置しておくと衣食住をないがしろにするから性質が悪く―――――それがもう悟りを開いて隠遁した老カバリストなら兎も角、うら若き女子なのが最大の問題だ。 工房の隅っこで作業服を着たまま毛布に包まって転がる姿とか、ちょっと他所様に見せられるもんじゃない。 ) 先生、昼食買ってきたよ。 起きてる? ソフィア先生ー? ( 扉の前で荷物から片手を話してノックすること暫し。 返事は、ない。 ) [Sat 28 Oct 2006 12:30:29]
レキオ@セラ > ( カバリスト団体「セラ」。荷物を抱えてその入り口をくぐった所で不意に声をかけられて、会釈で返した。 ここ暫らく関わるようになったこの建物には定期的に出入りするようになっていて、あからさまな子供の僕は受付やよく見かける顔の関係者に覚えられていた。 今擦れ違ったのも、そんな中の一人。 一言二言挨拶を交わして直ぐに分かれた。 受付でいつものやり取りをして、建物の奥へ。 僕の行き先なんて一箇所しかないから、いつもすんなりと通される。 ) [Sat 28 Oct 2006 12:22:52]
お知らせ > レキオ@セラさんが来ました。 『 あ、どうも。 』 [Sat 28 Oct 2006 12:18:56]
お知らせ > エンジェル@魔女ギルドさんが退室されました。 『そのまま「運命」と言う言い訳に埋もれてしまうが良い。私はそんなもの蹴り飛ばしてやる。』 [Thu 19 Oct 2006 02:32:04]
お知らせ > ヒルダさんが退室されました。 『不思議とそれ以上の考えは、何も浮んで来なかった。』 [Thu 19 Oct 2006 02:30:05]
ヒルダ > 魔女であるという事は―― 魔女の力を持っていると言う事は、魔法を使えると言う事は、私にとって命だったわ。例えそれがどんなに愚かしいことだとしてもね。 それを取られるって事は、死ぬってことよ。ヒルダはそれ無し生きては行けない。 ( 席を立つ彼女の姿を追う無い。視界から消えるのをただ見ているだけ。 )  これから考えるわ、それまで何度も同じところを回るんでしょう。もしかしたら一生掛かってもこのままかもしれない。一生生き返る術を探し続けるのかもしれない。一生死んだままなのかもしれない。 それを前にして、すぐに立ち向かうことは流石に無理よ。 ( ドアが乱暴に開かれる音が背中越しに聞こえてきた。 )  さよう―― ( バタン、と扉が閉まる。 ) ……………。 ( さよならの挨拶も出来ない。 ) …………………。 ( 実に魔女らしい結末だった。 ) ……………………。 ( そして私は、その魔女ですら無くなる。 ) [Thu 19 Oct 2006 02:26:27]
エンジェル@魔女ギルド > ( 何を喋るかと思ったら、まただ。 「私は三番目。」 そのセリフを聞いて腕に力が篭るのを感じる。 それは、漸く至った自覚なのかもしれないけれど やはり甘えた答え。 「自分はそうなのだから、仕方が無い」 偏見なのだろうけれど、そんな風に聞こえてならない。 もう、私の姉妹が眠るあの墓の前で口にした言葉を忘れているのか―― ) どうしてですって?そんなの自分で考えなさいよ。 それが判らない内は、あんたはバカみたいに同じ所をぐるぐるぐるぐる回り続けるだけ。 誰かが代わりに出した答えじゃ決してホンモノになんてならないわ。( 自分の答えは「ただ、そうなろうとする人が居るだけ」 それだけの事。 シンプルだけど、楽な事じゃない。 再度、了解の意を口にするヒルダの前、腹立たしげに席を立つ。 ) でもね、これだけは言うわ。 あんたは魔女でも、サタニストでもない。 ただ魔法を使って、足元も周りも見ずに自分のやりたい事をやっただけの女。 さっきの話、ちゃんとギルド長に伝えなさいよ。 じゃあね。( 用件だけに留まらずに長話をし過ぎた事を後悔している。 足早に、出口まで辿り付き 一度ヒルダの姿を睨み付けるようにして、少し乱暴に扉を開けて閉めた。 ) [Thu 19 Oct 2006 02:06:55]
ヒルダ > ( 説明なんて要らないわよ、そう言おうとして口を噤んだ。理解は出来てるがきちんと聞いておくべきだろう。理解しておきながら尚過ちを犯してきたのだし、この人と話せるのも、あと僅かなのだから。 ゆっくりと溜め息を吐いた。そして突然語りだす言葉は、まるで世間話じみたもの。 ) …魔術を最初に志す人間は、最終的に3つのパターンに行き着くわ。強い力を身に着けて、大きな成果を成し遂げる人。平凡な術者として終わる人。力を得るけれど、間違った方向にしか使えない人。そして私は三番目。 …不思議なものね。皆、最初に目指す方向は一緒なのに、どうして3つに別れるのかしら。 ( これも先生の前で誓った事だったような気がする。 ) ねえ、マギー。魔女ギルドに入る前さ、私は箒に跨って何m飛べたか知ってる? たったの5m、5mよ。 今じゃ不眠不休で何キロか痩せる覚悟で行けばきっと隣町まで行けるのに。飛べるようになった時は嬉しかったわ。だって、魔女である事が私の誇りだったんですもの。 でも、 きっと その5mが本来私が留まるべき場所だったんでしょうね。 ( 過ぎた力という言い方は正しくないか。要するに、私のような人間がおいそれと手を伸ばしていいものじゃあ無かったんだろう。 ) ……判ったわ。 ( もう一度、同じ言葉を。 ) [Thu 19 Oct 2006 01:41:11]
エンジェル@魔女ギルド > ・・・ 説明するわ。 簡単に言えば、あなたはもう魔女で居てはいけない、っていう事よ。( 僅かな間を置いて返る返事は了解を意味するもの、けれど尚も言葉を続ける。 この女の「判った」は信用できない。 ) 反省文を書かせて性格を矯正しようとしても、魔法を封印して誰かを犯せなくなっても魔女ギルドにいる限り―― 手を伸ばせば其処に魔術や悪魔ってモノがある限り、これからもあなたは自分の望む物を身に着けていくでしょう。 それじゃあ何も変わらないわ。 ただ、手を変え、品を変えるだけ。( それは例えば、悪魔召喚で一度痛い目にあって、所持する魔術書を全て焼いておきながら尚も悪魔と契約し、その結果それを悪用した事に表される。 ) もう、魔法にも、悪魔にも関わる事は止めて頂戴。 後に残るのは馬鹿で甘ったれで節操無しでも、ただの女。 問題は起こすかもしれないけれど、大事にはならないわ。( 悪魔や、魔法に関わるからおかしな事になるのだと思う。しかも、その魔法はほとんど自分の為だけに使われていて、ヒルダが研究成果として残した物は奴隷に関する考察や、赤い雨の実験データ等 魔法も、悪魔も関係の無いものばかり。 ) [Thu 19 Oct 2006 01:20:26]
ヒルダ > ( 言い放たれる二つの条件が部屋の中に木霊して、それが私の身体を伝い行き渡らせていく。いつまでも幸せで居たいなんて身勝手な私の心の底が、体中に染み出した逃避と言う名の虹色の麻薬。その薬の効果を突き抜けてはっきりと理解するまでに掛かった時間は長いようにも感じたけれど、きっと数秒も無かったのだと思う。 ――尤もな、どこまでも尤もな条件。 ) わかったわ。 ( その返事は震えずに言えただろうか。相談する、という点に対しての返事なのか。言うとおりにします、という点に対しての返事なのかと聞かれれば、それは後者。納得出来るかどうかの次元をはるかに超えて、まるで当然の事のように理解できた。「手から滑り落ちた林檎は下に落ちる」とでも言われたかのような不思議な感覚であった。 ) ……その上で、二度と貴女達とは関わらない。近寄らない。 [Thu 19 Oct 2006 01:02:54]
エンジェル@魔女ギルド > 此方の望む条件は、ヒルダの魔女ギルド追放全ての魔術の封印よ。( 言い放つのは2つの条件。極めて当然と思える2つだけ。 本人の反省を促すよりも何よりも、これをしないのは、納得できない。 ) [Thu 19 Oct 2006 00:50:13]
エンジェル@魔女ギルド > 霧子には会わない方が良いし、会わせたくないわ。 あの娘は決してあなたを許さないでしょう。 今は落ち着いてはいるけれど、殺してしまいたいって今でも思っているわ―― 私は、霧子にそんな思いをさせたアンタを許せない。( ヒルダのした事はあの少女の胸に大きな傷を残した。消えることの無い遺恨も残した。あの娘には幸せな世界を見て、感じて欲しかったのに 芽生えたのは消えることの無い憎しみと殺意。 それが私のヒルダに対する憎しみも呼ぶ。 睨み付ける先で、便箋の内容を読んで青褪める顔―― 自分だけが苦しいとでも、思っていたのか。 湧き上がる物を吐息に混ぜて吐き出し、天井を見上げて平静を保つ。 ) 貴方達が納得できるかは、この際問題としないわ。聞いてから二人で相談して頂戴。( そして、す、と息を吸い込み 視線を下ろし―― ) [Thu 19 Oct 2006 00:49:06]
ヒルダ > ( その過去を過去のものとして決別することで私は幾分か前に進むことができた。けれど、本当に忘れてはならないものまで忘れてしまった結果が今の私だ。今日の事も、昨日の事も、一昨日の事も、一週間前の事も、一ヶ月前の事も、一年前の事も。私は忘れてはならない、例えそれで身も心も真っ直ぐに歩けなくなったとしてもだ。 そんな私の過去を、目の前の相手が一緒に思い返しているとは知る由もないけれど。 ) ……… これ…? ( 差し出された書簡を受け取り、その中身に目を通す。 ………目を通す内に、持つ手が僅かに震えるのを自覚できなかった。私はこんなもの、知らない。聞いていない。いや……あえて知らせなかったのか。 ) お    お預かりするわ。 ( 自分の社会的信用を損なう内容のものだったからショックを受けている訳ではない。自分だけのものならこんなに手は震えなかった筈だ。 気を静めるよに短い呼吸を繰り返して。 霧子。ああ、彼女の同居人。彼女自身の手によって幸せを壊してやろうと私が仕向けようとした。 ) 時間が経ったら彼女にも謝……いえ、しない方がいいわね。きっと。 ( ぼそりと呟き、すぐにそれを否定した。顔を上げて、目を合わせる。 ) ごめんなさい、何でもないわ。 ―― ええ、言って頂戴。 [Thu 19 Oct 2006 00:28:19]
エンジェル@魔女ギルド > ( ヒルダが言い終わるまで目を閉じて、読み取ったヒルダの人生を振り返る。 父親はゲイで、母親はそれを知ってか知らずか行方知れず。幼い頃に大病を患って死にかけ、感染を恐れて隔離されたまま見殺しにされそうになり、それを助けたのがアンジェリカという悪魔崇拝者の魔女。命を助けられ、その魔女を師と仰ぐも魔女は死に、恋人が出来たと思えば父親に寝取られ、傷心のまま渡って来たヴェイトスではこの様だ。 それなりに悲惨な人生ではある。 それを思えば、許せはしないけれど可哀想にもなる。 ) そう。 大体、あのギルド長が私に言った内容と同じね。 私もそれで良いと言った。( 気持ちを切り替えるよに吐息を吐き出して、目を開く。 ) でも、悪いけれど撤回させてもらうわ。 これ、お返しするわね。( 封の切られた書簡をテーブルの上に置く。それはクーンから渡された 事件のあらましが書かれ、二人の社会的地位を失墜させるもの。 ) 今日此処に来たのは 示談の為の別の条件を出す為よ。 霧子と相談したけれど、それじゃあ二人とも納得できそうにないの。 かといって、事を大げさにするつもりもないわ。 やった事、やられた事の内容なんて、説明したくもないし、信用もされないしね。 まず、結論から言いたいけど 良いかしら。 [Thu 19 Oct 2006 00:12:12]
ヒルダ > ( 彼女の事だ、きっと私の気持ちなんて見透かしているんだろう。それを腹立たしいと思えればもう少し背筋もしゃんと出来るだろうが、何故かそんな気持ちは沸いて来ない。既に彼女の中には怒りすら無く、可哀想なモノを見る視線だけ。それがごりごりと景気良く私の中の何かを奪って行った。この状態のまま、私は投げ出さずに最後までやれるだろうか。 ) ……ええ。あの術は封印するという事だったわ。 ( 欲望を一番シンプルに形作る事が出来る術だ、どうせもう二度と使う機会なんて無いのだし、処罰という訳でも無いのだろう。恐らく、蜘蛛を操る術もそれに含まれている。 ) それと、反省文を。私の部屋のゴミ籠の中は書き損じで山盛りになってしまっているけれど。 [Wed 18 Oct 2006 23:51:25]
エンジェル@魔女ギルド > ( 応接室のソファの上に深く腰掛け、腕を組み、足を組み 一言も口を利かずにじろじろとその様子を見ていた。 緊張した様子や、ちらちらと彷徨う視線 ああ、逃避しているな。 そんな風に思う。 少々挙動不審な加害者を前にしても怒りや、嫌悪感はあまり感じない。 縮こまりきった態度を哀れに思うだけ。 )―― お元気?って聞くのも、何か変な感じね。 挨拶は置いといて、とっとと話を進めましょうか あんたも居辛いでしょうし。( 胎の決まった自分にとっては、これ以上責めるのも無駄な事と そう切り出す。 目の前に座ったヒルダも、言いたい事があるなら自分で言うだろう。 ) ギルド長から、何か言われた?まずはそれが知りたいわ。 [Wed 18 Oct 2006 23:38:38]
ヒルダ > ( 今、加害者である私が被害者である彼女と机を挟んで向き合っている。最初にこうして机を挟んで顔を見合わせたのは確かずっと前、芸能横丁で占いをした時の事。この場の冷たい空気より、これから先の事より、もうあの時にはどう足掻いたって戻れないのだという事実ばかりが頭にちらついていた。そんな事は今考えるべきじゃないのにと言い聞かせてみても、まるで目の前にある現実から逃げるかのようにそれは定まらない。 机に隠れた両膝の上に置かれた掌の爪をきつく肉に食い込ませ、どうにかして意識を目の前の彼女に集中させようとしていた。 ) [Wed 18 Oct 2006 23:25:53]
お知らせ > ヒルダさんが来ました。 『その正面に。』 [Wed 18 Oct 2006 23:18:53]
エンジェル@魔女ギルド > ( 同居人の徹底した看病のお陰で、漸く表に出れるようになった私 マーガレット・トーンズは、何度目か書物の発する黴と、製薬の為の様々な匂いが混ざり合い独特の匂いがするこの建物を訪れた。 それもこれも、一連の事件にケリをつける為。 正直気が進まないし、どんな事をしても起こってしまった事は変えられないし、無かった事には出来ない。 けれど、可能な範囲で納得しうる落とし所を見付けなければ、私も、霧子も前にも後にも進めない。 同居人はこの事を決して忘れないだろう。 そして、安らかである筈のあの部屋に漂う空気もどこかぎこちない侭―― それはとても耐え難い事だ。 それを、少しでもどうにかする為の一歩。 通された応接室の机越し、気まずい空気の中 加害者と対面する。 ) [Wed 18 Oct 2006 23:17:52]
お知らせ > エンジェル@魔女ギルドさんが入室されました。 『 応接室 』 [Wed 18 Oct 2006 23:17:39]
お知らせ > フォウル@雷電さんが退室されました。 『この、ツ ン デ レ ★ ( もう一度轟音。 )』 [Mon 16 Oct 2006 03:24:57]
フォウル@雷電 > ( 目から火花ぱーとつー )  (「床が濡れている可能性があるから足元に注意しろ」「湿気た空気でも消えないよう、トーチを買うなら松脂をケチらない店を探せ」「頭が痛くなってきたら兎に角一度外の空気を吸いに出ろ」等々、何だかんだでキッチリ教えてくれる先輩だいすきです。 ものっそごっつい虎獣人ですが。 ) せ――…センパイって、こお、なんつか、こー…    ( 鼻血噴き噴きサムズアップを返しながら ) [Mon 16 Oct 2006 03:24:34]
フォウル@雷電 > ……。 ( アレ? ) ………。 (「そんなんも分からんと」) …………。 ( あれれ。 ) ……………。 (「貴重な枠を埋めてくれるから」) ( あれれれ?? ) (「コッチの食い扶持が減るンだろゥ、が――――――――!!!!」)  ( 先輩傭兵の拳が 水 平 に真っ直ぐ飛んで来るのまでは見えた。 ――なのに俺、何で真上に吹っ飛んでるンだろう?? )             ( ゴシカァァァアアアン )( 轟音。 ) [Mon 16 Oct 2006 03:18:09]
フォウル@雷電 > …               船ン中を漁る時って何が必要なんだろ。    ( ものっそ根本的な質問ぶっちゃけた ) [Mon 16 Oct 2006 03:13:55]
フォウル@雷電 > でさ。 ここからが肝心な話。 真面目も真面目、大真面目な話―――――――― ( 声のトーンを落とし、首を竦めてさながら怪談のはじまりのように。 半ば呆れ顔で聞き役に甘んじていた同業もつられて頭の位置を下げてきた、ようやっと本腰入れて聞く気になってきたらしい。 ) ―――― あのさ、 [Mon 16 Oct 2006 03:11:54]
フォウル@雷電 > ういせ。 ( 跳ね起きた。 ソファの上で胡坐をかいて ) 海賊船が上がったって話は聞いてるっしょ? 一もにもなく飛びついたんヨ、俺。 幸い枠も空いててこりゃラッキー! ってサ。 やっぱりこー、海ってなロマンの塊なワケよ。 逆巻く荒波、嵐に負けず柱に我が身を縛りつけ! 帆を張り風を一杯に受けて――――・・・    …   あー、まァ・ … うん。 そんな大航海時代の夢の跡なんだけどネ、俺らが行く「船」は。 ( 座礁か流行病か船幽霊か、はたまた吸血鬼伯爵の仕業か、哀れ船は朽ち無残な亡骸を示すのみ。 気を取り直して ) まっまァ――でもやっぱ、探検してみたいっしょ男なら?! 何か金目の物が見つかるかもしんないし! ( びしー。 あらぬ方向へと指を差し差し、胸を張り。 ) [Mon 16 Oct 2006 03:07:40]
フォウル@雷電 > ( どてん。 ソファの上、大の字に伸びるには横幅が全然足りなかった。 仰向けにひっくり返り ) なんだよー、ずっと聞いてたんじゃあん…だったらだったで返事くらいしてくれりゃいいのに何シカトこいてんのサー。 おあ、頭腫れたッ。 ( 外から見れば同じ組織に所属する傭兵同士。 とはいえ中に入ってみれば、どうしてもウマの合うのとそうでないのが出てくるワケで。 ガキの遊びみたいなお気楽を標榜するこの傭兵が気に入らなければ取り合わない、そうでなければ雑談の一つくらいは乗る。 拳骨飛ばした相手は前者よりの後者だったか、延々騒ぎ続ける小僧を適当にあしらって黙らせるくらいの気持ちなんだろう。 もっとも微妙な温度差程度で怯むほど、小僧の神経は細くなかったが。 ) ――そんなタイタニックな経験はない? ちぇー。 [Mon 16 Oct 2006 02:58:53]
フォウル@雷電 > ( ロビーの安っぽいソファの上に立ち上がり、飛び跳ねながら聞いてみた。 ――さすがに靴は脱いでいるが、物が物だけにスプリングなんかないも同然。 その上で人間一人がピョコピョコ跳ねてるモンだから、遠くないうちにこの椅子の大往生は確定だろう。 こんなモンでも弁償させられンぞ、と拳が飛んだ。 )  あいでッ。 ( 目から火花。 ) [Mon 16 Oct 2006 02:51:34]
お知らせ > フォウル@雷電さんが来ました。 『乗ってた船が沈みかけた経験があるヒトー。』 [Mon 16 Oct 2006 02:44:52]
お知らせ > チャリオット@雷電さんが退室されました。 『(酔いが回らぬ程度にしておこう)』 [Sun 15 Oct 2006 20:57:13]
チャリオット@雷電 > (割に合わなくなってきたな、なんて思ったら最後だ。 ――仕事が終わったら、あの先輩に微笑みと共に嫌味の一つ吐く準備をしておこう。 後は、自分を見捨てた薄情な「引き抜かれた誰か」へだ。 鍛錬所へ行った帰りよりも疲れた面で、やや肩を落として歩き出す。――酒は飲まないと言ったが、今日ぐらいは良かろう。――来た時とはまったく違う気持ちで) [Sun 15 Oct 2006 20:51:02]
チャリオット@雷電 > ―――はい。結構です。――お疲れ様でした。(先輩と、「傭兵」にはまったく見えない傭兵を見送り、頭を下げた)――――…………。(足音と、二人の話し声が消えるまでそのままで)―――――…………これで。(来週からの地方村の仕事が、更にきつくなった事には間違いない。 怒りよりも此処まできたら、諦めの方が強いか――…肩から落ちる金髪を背中に払うと、溜息をついた) [Sun 15 Oct 2006 20:45:36]
チャリオット@雷電 > (この野郎。)――然様ですか。 残念ながら、その方と一緒に仕事をする事はできません。 (こう答えるしかない。――ここでOKしたら、ばれた時、自分の評価にも関わるわけだ。できるだけ微笑を崩さぬように心掛けたつもりだが、浮かぶ青筋は消せまいて) [Sun 15 Oct 2006 20:38:36]
チャリオット@雷電 > (「笑う」 つまりは、そういうことなんだろう。 )………………。(思わず表情が険しくなる。)(この「先輩」は、「引き抜く誰か」と、同じ仕事につく自分への義理立てとして「代理」を引っ張ってはきたが、その実…強引に「誰か」を引き抜く為の口実に過ぎない。 だからこそ、わざわざ自分を呼び出して、説明までして、自分に如何するか?と尋ねているのだと思った。 ――自分が如何答えるか、知っていながら。 ) …………………。 (そして、剣と防具を持ってこいと言った意味は――不満があるならかかってコいYO!――と) [Sun 15 Oct 2006 20:34:05]
チャリオット@雷電 > (「先輩」は自分をギルドの外へと招きながら、喋りだす。 今度の「先輩」の仕事は、少しばかり厄介なものらしい。――できるなら頼れる奴と一緒に行きたいということ。 それには、地方村の仕事につく予定だった、”誰か”が必要だとか。 )  …………。 (つまり、なんだろう。 嫌な予感がする。 )(「先輩」は隣の男を指差し、簡単に紹介された。どうやらこの男も傭兵らしい。ギルド登録は無し。 地方損の仕事につく予定だった、先輩のお気に入りの傭兵と、この目の前の男の仕事を入れ替えたいと云うことらしい。)   …………話は…つけてあるんでしょうか。 ギルド、に。 (ちら。 ギルド紹介の仕事を、ギルドに登録されていない傭兵にまかせる、なんて…ばれたら評価も下がるだろうし、譲った相手だって今後の仕事に関わるだろう。 )  ―――――。   (「先輩」は笑う。) [Sun 15 Oct 2006 20:26:04]
チャリオット@雷電 > (得物と防具を持ってこい・体調を整えてこい・遅刻は許さない――と、そんな事を幾つか言われて素直にギルドへ訪れた男は、何故そんな事を言われなければいけないのか等を考える事無く、素直に「先輩」を待っていた。 時間に正しい男は、約束の時刻よりも19分程度遅れてきた「先輩」を前にして、少し機嫌が悪い。 ――今日は休日だったのに。明日からは地方村での仕事が待っている。できれば今日は早く帰って体調を整えたいと思っていた。酒飲みならば断ると予め言ってあるので、それは無いだろうとは思っているが…)   おや。  (その「先輩」が手にした依頼書らしき書類に見覚えが合った。 ちらりと見えた依頼書内容に、見覚えの在るサイン。思わず眉を寄せると、「先輩」を見上げる。 ―――煙草好きの『先輩』は、笑うとヤニの臭いがした) [Sun 15 Oct 2006 20:12:45]
チャリオット@雷電 > (呼んだのは同僚――というよりは、少し上の地位というか、立場というか、年季というか…ともあれ、傭兵には変わりないが、自分と比べれば「先輩」と呼ぶような相手に呼ばれた。手には何枚かの書類が握られている。――それと傍らに見慣れぬ誰か。そちらに目礼をして、次の言葉を待った) …… 用事と言うのは……? [Sun 15 Oct 2006 20:00:14]
チャリオット@雷電 >  はい。(名前を呼ばれて立ち上がる。――片手には確りとクレイモアが握られていた) [Sun 15 Oct 2006 19:52:15]
お知らせ > チャリオット@雷電さんが入室されました。 『『チャリオット=オケアノス』』 [Sun 15 Oct 2006 19:50:51]
お知らせ > ヒルダ@魔女ギルド自室さんが帰りました。 『私は何て事をしてしまったのだろう。』 [Sun 15 Oct 2006 16:28:18]
ヒルダ@魔女ギルド自室 > ( 彼女があんな目に合えば、彼女もしくは同居人の霧子が私に対して報復を企てるだろうと考えていた。マーガレットにとって一番大切な存在である少女の手が、私の血で汚れる。その時点で私の復讐は完成するのだ、と。 紅雨が止んだ直後に私はそれを実行に移し、私の中の紅が薄れていくと共にその思いも静まっていった。 笑っちゃうほど最悪な”後の祭り”。 ) [Sun 15 Oct 2006 16:28:00]
ヒルダ@魔女ギルド自室 > ( それからの私は酷く綯い交ぜで、内に溜め込んだ色んな物が流れ出ていった。親と前の恋人を恨む気持ち、この苛立ちを奴隷にぶつけて発散しようと思う気持ち。この胸に潜む悪魔なんぞに屈しないぞという気持ち。紅の雨の対策を練り、奴らの目的を暴いて魔女としてこの街に貢献しようと思う気持ち。期待を注いでくれた恋人に対して今度こそ応えようと思う気持ち。私にこんな辛い思いをさせたマーガレットに対する恨みの気持ち。 やがて紅雨が止みそれまで自分が仕出かした事を思い出すと私は自分のその罪の重さに耐え切れず、腹の中に残っていた僅かな紅の瘴気と混ざり合って、私はついに『それは自分が原因である』という事実を放棄してしまった。元々私自身の中にあったものだっただけに、全てを紅雨のせいだけにすることも出来ず。 …失敗とも言えるガルンペーラヘレラとの契約、その前にはテレマという悪魔に己の魂を捧げる契約を交わしている。その二つの失敗を踏まえ三度目の契約はクーンの立会いの下で行われた。契約は無事終了し、私は蜘蛛の悪魔の力を手に入れる。が、その力を悪用して私はマーガレットを強姦する。逆恨みという名のナイフを片手に。 私はまたもクーンを裏切ったのだ。 ) [Sun 15 Oct 2006 16:25:36]
ヒルダ@魔女ギルド自室 > ( そんな辛さが私の胸の内に溜まって行く。けれど、私はそれが自分に対して都合の良い考え方だって知っていたし、クーンにしてしまった事とマーガレットにしてしまった事の両方を考えれば当然の報いだと思っていた。私はその思いを胸にしまったまま、決して外には出さぬまま、これから先ずっと根気良く関係を修復していこうと思っていたんだ。 けれどある日、そんな自制もチョコレートみたいに溶かし流してしまう雨が降った。 ) [Sun 15 Oct 2006 16:21:05]
ヒルダ@魔女ギルド自室 > ( クーンはそれでも優しかった。言葉ではなく、態度で私を勇気付けてくれた。信頼を裏切った私を尚も愛してくれた。私は嬉しかった。もう一度前を向いてやっていこうと思った。 ――その好意に応えるため、自分の失敗を「運命・避けようのない仕方の無かった事」と位置づけてしまったのが、私の最大の過ち。 マーガレットは表面上だけとはいえ、私との関係を保ってくれていたから。少しずつではあるが、また元の関係に戻れるんじゃないかって。時間は掛かるけれど、彼女に許して貰える日が来るんじゃないかって。しかし私はどうしても取り払えない余所余所しさ、ぎこちなさの壁に次第次第に苛立ちを感じるようになる。元の関係には二度と戻れないんじゃないかという不安に駆られ始める。 私は大分それに対して苦しんだし、辛い思いもしてきた。そうだ、フェザリアンの娼婦が殺された時だって。墓場でマーガレットに殴られた時だって。マーガレットがこの部屋で自ら服を脱ぎ、私が取り戻したかったものの代わりに自分の身体を差し出そうとした時だって。 ) [Sun 15 Oct 2006 16:18:44]
ヒルダ@魔女ギルド自室 > ( …この失敗に何よりも失望したのは私の…元・恋人のクーンであろう。彼女は私を見守ってくれている存在だった。こうしろ、ああしろと指示してくるのではなく、私自身に道を選択させ、それに迷った時点ではじめて彼女は私を導いてくれる。それは私の成長を願っているからだという暖かい気持ちを感じ取る事が出来たし、私はそれに応えようとしていた。…が、自分の経験を過信したばかりに私は彼女に相談することを怠り、その結果は散々であった。どうして自分を頼らなかったのか、彼女は本当に悲しんだに違いない。逆の立場だったら私はきっともっともっと怒った筈だ。 ) [Sun 15 Oct 2006 16:11:39]
ヒルダ@魔女ギルド自室 > ( 私は焦っていたのだ。突然失踪してはドラッグに手を出し、スティグマータの苦しみから逃れようとする彼女。病院の鉄格子の向こうで日に日に衰弱していく彼女。早急に何か手を打たねば取り返しのつかない事が起きるのではないか、そう思っていたのだ。私は後にその失敗を、マーガレット自身に解決させるのではなく他人である私が直接介在しようとした事が原因だと結論付けている。占い師としての立場から一歩深く踏み込みすぎたのだ。私の占いに感謝していった客たちとは、あくまで客としての壁が間にあったから問題なかったのだろう。勿論これは占い師としての失敗で、自惚れや一方的な感情の押し付けが原因でもあっただろう。しかし少なくともこの時点ではその気持ちはそこまで汚れていなかったと思いたい。 ) [Sun 15 Oct 2006 16:09:41]
ヒルダ@魔女ギルド自室 > ( ――思考を再開しよう。 ある日、占い師としてのそんな自信が打ち砕かれる事件が起きる。スティグマータと呼ばれる物がマーガレットの身体に現れ、それが彼女自身の過去が要因だという可能性があると知った時、私は一つのタブーを犯す。星詠み乙女、ガルンペーラヘレラの召喚に成功した私はマーガレットの過去を暴いたのだ。…それを彼女自身に告白することを条件に。 過去を読み取り、それを「運命・避けようのない仕方の無かった事」と位置づけて、諦めさせて、極力前を向かせるのが占い師としての私、ヒルデガルド・グレーテ。私がとったそんな手段は一つの賭けであったわけだが、絶対に成功させるという自惚れがその時の私にはあった。「運とは前向きで居る人間の所に向いてくるものだ」、そう信じて。 …しかし、私はマーガレットのそんな過去の傷を癒す事に失敗してしまう。過去を暴かれたマーガレットは私に怒りをぶつけた。当然の結果である。 ) [Sun 15 Oct 2006 16:06:23]
ヒルダ@魔女ギルド自室 > ( 日の光がカーテンから差し込む自室で、一向にその空白が埋まらない紙を前に私は考えを巡らせる。反省文なんて書くのは生まれて初めてだ。クーンはあれ以来態度が変わったまま、私の名をヒルダではなくヒルデガルドと呼び、接する態度は他のギルド員と同じ。私たちの関係はきっと終わってしまったのだろうと思う。同僚は私と彼女が破局したのを見てせせら笑い、或いは気の毒そうに、或いは気にも留めず。けれど、側に置いて貰えるだけで有り難いと思わねばならない。ギルドを追放されてもおかしくない事を私はしたのだから。 ――そしてマーガレットは突然何も告げぬまま私の監視を解いた。あまりにも唐突過ぎて監視を解いたのに気付かなかったほどだ。察するに、説得に成功したのだろう。彼女の用事が済めば最早私には用は無く、彼女がそうだと口にした通り私のした事や私自身はどうでもいいことだったのだ。それを悲しいと思うべきか、自警団に通報されぬこの状況を有り難いと思うべきか、私にはわからない。 ) [Sun 15 Oct 2006 16:02:30]
ヒルダ@魔女ギルド自室 > ( どうしてそこまでに至ったのか、順を追ってそれを考えていこうと思う。 私は今まで自分が辿ってきた道を振り返る事はあまりしなかった。いつまでも後ろを振り向いていたせいで前が見えなくなることは、人生で一番愚かな事だと思っていたから。だから、嫌な事は一秒も早く忘れるべきだと思ったし、運とは前向きで居る人間の所に向いてくるものだとも思っていた。幸福な事も不幸な事も「運命・避けようのない仕方の無かった事」と位置づけて、極力前を向いていようと。 私はそれを元にずっと占い師として客を相手にしてきた。悩める彼らにそれを説き、誇張を混ぜてでも自信を持たせるように仕向けた。客たちは最後に「ありがとうございました」って嬉しそうに笑って、私はその笑顔が凄く好きで。それは確かな実績であり、信頼出来る経験であり、自信である。そして、私と言う人間を形作る大事な部分でもあったわけだ。 それが占い師としての私、ヒルデガルド・グレーテ。 ) [Sun 15 Oct 2006 15:56:47]
お知らせ > ヒルダ@魔女ギルド自室さんが来ました。 『まず』 [Sun 15 Oct 2006 15:50:42]
お知らせ > クオ=ヴァディス@雷電さんが退室されました。 『( 冒険商人が『お荷物』だなんて、笑えない――― )』 [Sun 15 Oct 2006 02:30:34]
クオ=ヴァディス@雷電 > ( 宿で思考をループさせていた原因の一つは、これだろう。 無意識に、トレジャーハンターでも傭兵でも無い自分の存在意義を疑問視していたのかもしれない。 船には、一人立ちせざるを得なくなったばかりの自分を唯一冒険商人たらしめていると言っても過言ではないカートが、持ち込めないのだから。 …気恥ずかしそうな、けれど少しすっきりした顔で肩を竦めて… 係員にお礼を言い、それでも数人の傭兵の連絡先を教えて貰いつつ、雷電を後にする。 ―――もう、養父はいない。 守り導いてくれた人はいない。 悲しみや寂しさを紛らわすように新天地を目指して、無き疲れたその後で夢の島に辿り着いた事に舞い上がっていたけれど… 自分はようやく飛び立ったばかりの… そしてそれは、そうせざるを得なかったというだけの、ひよっこだ… )   ( 改めて実感するのは、眼鏡の裏で微笑んでも紛らわせない無力感があるけれど… 己を知るのが第一歩。 今までの経験など、全ては養父によるもので、自分は何もしていない。 せいぜい予習に過ぎないのだと言い聞かせて、一歩一歩、歩んでいく決意を新たにする ) [Sun 15 Oct 2006 02:28:46]
クオ=ヴァディス@雷電 > ( 『学校』へ行った経験は無いけれど、隊商では様々な事を教えられたし、識字率の高くないこの時代、読み書きと銭勘定が出来れば頭が悪いわけではない。 …けれど、良いわけではもっとない…。 『海賊船』の噂は、宿の食堂で小耳に挟むくらい広まったものだ。 誰も彼も、興味を覚えればそこへ向かう事が出来る。 ならば、傭兵達は雇われる必要など無い。 ただ行って、モンスターを蹴散らし、目当ての物を持ち帰れば良いという事になる。 そんな事すらよく考えていなくって… 思わず顔を赤くして、あらぬ方へと視線を彷徨わせた ) [Sun 15 Oct 2006 02:08:15]
クオ=ヴァディス@雷電 > ( 希望を伝え終えれば、あとは待つだけ。 ただ、暫く探してくれていたけれど、間が悪かったか、あるいは依頼主の身元の不確かさが問題か… すぐにとなるとなかなか見つからない様子。 暫くして『男性でも』と条件を緩和した時… ふと、係員に声をかけられた。 『海賊船ですか?』 短すぎる一言だけれど、それで事足りる。 …踊らされてしまっているようで… あるいは、先に戦力を求めて来た人が居るのだろうかと、ややバツ悪そうに頷こう。 そんな様子を見て、係員はやや言い難そうに付け加えた。 『あなたは戦力を必要としているかもしれません。 ですが、傭兵にあなたは必要ですか?』 ) ―――ぁ。 [Sun 15 Oct 2006 02:00:33]
クオ=ヴァディス@雷電 > ( 見かけで判断してはいけないヴェイトス島民だけれど、長い髪を二つに編んだ眼鏡の娘はどこか育ちが良さそうと言うか鈍くさそうで、傭兵志願者やましてや傭兵とは思われ難い。 比較的丁寧な対応で迎えられて、まず困ったのが身分証の提示だ ) 一昨日ヴェイトス島へ着いたばかりで、こちらのギルドには、まだ… ええ。 大陸の商工会に所属しています。 はい。 ヴェイトス島への紹介状は――― ( 提示できなければダメ、と言われても引かないのが商人クオリティ。 何事も交渉の気持ちが無ければ、値切り値切られの世界で渡って行くなんて不可能だ。 提示出来なかったとしても袖の下でどうにかなるのかもしれないけれど… そこを正規手続きとして通して、それだってまだ雇用すると決まった訳ではないけれど、係員へ希望を告げる ) …難破船での仕事になります。 まず泳げなければどうにもなりません。 性別は… なるべくなら、女性で。 私も少しは戦えますから、とびきり優秀な戦士である必要はないと思います。 ( 性別を女性に限定すると、多少戦闘力では劣ってしまう印象もあるけれど… やはり同性の方がやり易いというのは大きい。 居なければ仕方ないけれど、まずはそう希望して。 『戦える』という言葉に胡乱気な目を向けて来る係員に、微苦笑を零した ) [Sun 15 Oct 2006 01:02:26]
クオ=ヴァディス@雷電 > ( いわゆる九時五時の仕事ではない傭兵稼業。 そこに従事する人々を束ねるギルドであれば、昼夜を問わず人が引く事は無い。 どうもお酒が入っている人も居るようだけれど… 時間のせいではなく、日中でもこんなものなのかもしれないと思いながら、受付へと足を進めた ) [Sun 15 Oct 2006 00:48:24]
お知らせ > クオ=ヴァディス@雷電さんが入室されました。 『( 月の滴を出て、さして迷わずに辿り着く )』 [Sun 15 Oct 2006 00:45:42]
お知らせ > チャリオット@雷電さんが帰りました。 『歌姫にです。(真面目な顔で男が言うたもんだから、再び響く大爆笑。)』 [Fri 13 Oct 2006 22:59:16]
チャリオット@雷電 > (お菓子の方は「べたべた」があるから、あそこで購入すれば問題ないだろう。味の保障もされている店だ。 日持ちのする菓子となると、焼き菓子か――後は店員に話しをして、選んでもらうので問題ない。) ………え? (同僚が呻き声の合間に「誰にあげるんだ」と問いかけてきた。 男は、ちらりと視線を流して) ……………笑わないなら。 (既に今の時点で半笑いの同僚を睨みながらも、これを言ったら素直に教えてくれるんじゃないかって思ったから) [Fri 13 Oct 2006 22:55:11]
チャリオット@雷電 > (静かになった。ついでにちょっと動かなくなった気もするが、気にしない。溜息を一つ漏らして動かなくなった同僚の隣に腰掛けた。) ―――……地道に商業地区を回りますか。 (もしくは、花街の辺りか。余り用が無い場所なので、最近は如何か知らないが、自分が行った時は確かあった。 物凄い値段だったので驚いたのを覚えている) [Fri 13 Oct 2006 22:48:54]
チャリオット@雷電 > そんなに笑わなくても良いでしょうに。(まだ笑い続けている。 尋ねた相手が悪かったか…っ。男にしては珍しく苦虫を噛み潰したような顔で、笑い続ける同僚をにらみつけた) こういう事は、貴方の方が詳しいと思ったから尋ねたのだ   と   …(げらげらげらげら笑い続けている。涙まで浮かべた同僚。 ) …だから   ……。  ………。 (握り拳を作って、遠慮無く同僚の頭の上に振らせて、物理的に黙らせた) [Fri 13 Oct 2006 22:36:19]
チャリオット@雷電 > (ギルド内の待機室――と言うか、要するに暇な傭兵どもが何とはなしに集まる部屋の事だ。 その部屋の一角で、知り合いの傭兵に、真面目に――)  良い花売りを知っていたら教えて欲しいと、私が言ってはおかしいですかっ? (――と、いうわけdA) [Fri 13 Oct 2006 22:30:20]
チャリオット@雷電 > なっ…………なんで笑うんですかっ……!!(室内の空気を揺らすほどの大爆笑に、金髪の傭兵はまともに顔を紅くして声を荒げた) [Fri 13 Oct 2006 22:26:38]
お知らせ > チャリオット@雷電さんが来ました。 『(待機室にて)』 [Fri 13 Oct 2006 22:25:53]
お知らせ > チャリオット@雷電さんが退室されました。 『スタミナつけないと、体こわ す …!』 [Tue 10 Oct 2006 00:45:18]
チャリオット@雷電 > (涙混じりの傭兵の訴えは――無論無視されるのである) [Tue 10 Oct 2006 00:44:40]
チャリオット@雷電 > ああああああっ……!! (取り消し不可能なところまで処理が進んだという証拠たる事務員の判子が押された。――具体的に言うと、此処で下げると、キャンセル料が発生したり、己の「傭兵」としての評価に関わる所まで。 地面に両手両膝をついて項垂れた。つらつらと肩から零れ落ちる金髪が、空しさUP。 図で説明すると → orz) せ、せめて、追加、募集、して、くださいねっ…!!  [Tue 10 Oct 2006 00:36:56]
チャリオット@雷電 > (ぺたん) [Tue 10 Oct 2006 00:32:04]
チャリオット@雷電 > 可笑しいですね。どう見ても貴方が十代には見えないんですよ。一般的なホワイティアの中年男性髭付にしか見えないんですけど気の所為でしょう   か    ね   っ (ひよっこ傭兵の抵抗なんぞ、日々傭兵に接している敏腕事務員にしてみたら、ひよこもひよこ――軽く受け流して)  あ っ (ずるんと滑る。ペンがからりと地面に落ちた。その隙に事務員の手が唸る。 イメージ→某FEの流星剣でどうぞ) あ    っあ   っ! (書類を宙に跳ね上げて、空中キャッチ、即座にカウンターの奥へ足を引くと同時に、体を捻って追撃を防御。 完璧な身のこなしに、ひよっこ傭兵は) あっあっあっ――!ま――待って下さい、すいません、ちょっと考える時間を――っ!!! [Tue 10 Oct 2006 00:29:03]
チャリオット@雷電 > (この事務員さんが、素敵な女性だったらまだしも髭面オヤジなので、ロマンスの欠片も無いんです。  暫く二人でにこにこにこにこと、朗らかに微笑みあっていました、が、僕がこっそり、サインの上に二重線を引いて、依頼を拒否しようとしたら、その手を事務員さんが止め、無理やり依頼受領のサインをしようとしている事務員の手を止める僕  という、ねちねちとした攻防戦が続いた。  )……うふふふふふふふ。雷電に色っぽい女性事務員がいたら、僕それだけでどんな依頼も二言返事なんですけどね。ああ、贅沢いいマセンから、せめて若い男性職員を―――(事務員さん、いい笑顔で自分の顔を指差した)  ――――★ ★ ★(もう笑うしかなかった。 微笑むしかなかった。 ぐぐぐぐぐぐぐぐぐと互いの顔が近くなるほどの攻防戦が―) [Tue 10 Oct 2006 00:18:04]
チャリオット@雷電 >  …………。 (事務員さん、凄い素敵な笑顔で笑っていらっしゃる。) …………★ (やっぱり僕も笑ってしm(ry)) [Tue 10 Oct 2006 00:10:56]
チャリオット@雷電 > (まぁ、それでも仕事が無いよりはマシだろう。 差し出された依頼書内容を見るに随分と切羽詰っている様子が伺える。) 作業員が帰ってこないとは、ご愁傷様ですね。 赤い雨が止んでも、直ぐに安全だと断言出来ない以上、直ぐに戻ってくるわけにもいかないんでしょうけど。( 並ぶ文字から伺える、切実な作業員不足。これはかなりの重労働になりそうだ) ……。   (重労働) ………これ。 僕1人でやることになるんでしょうか。 (ぱし、と軽く指で依頼書を弾く。) [Tue 10 Oct 2006 00:06:23]
チャリオット@雷電 > (「来週からだ」と、依頼主からの申し込み内容を眺めながら答える事務員へ、記入した物を差し出して) 地方村での泊まりこみになるんですか? (数枚重なっている依頼書類の二ページ目と三ページ目を何度も往復させながら、事務員は再び頷いた。「そうだ」と。) ――… …。  どうやら、僕の仕事は「警備」とうよりも、荷物の積み込み要員のような気がするのは気の所為でしょうか? (……押し黙る事務員は、ちらりと自分を眺めて、にこやかに微笑む。無言の「YES」の返事。) ……… ★   (思わず此方も微笑んでしまった) [Mon 9 Oct 2006 23:56:46]
チャリオット@雷電 > (「来週からだ」と、依頼主からの申し込み内容を眺めながら答える事務員へ、記入した物を差し出して) 地方村での泊まりこみになるんですか? (「そうだ)――雑用係ですね、つまり。 (そうだろうな [Mon 9 Oct 2006 23:53:30]
チャリオット@雷電 > (ヴェイトス市内の仕事だから、外に出るのに比べたら安全度は段違い。雇い主も「安くて」「一応剣が使える」程度の注文だったんだろう。 ) 問題ありません。 暇してましたしね。 ――何時からの仕事ですか?(必要事項にサインをしながら、事務員に話しかける。――この時間の雷電は、仕事報告に帰ってくるものや、暇を持て余した者がチラホラいる程度か) [Mon 9 Oct 2006 23:51:12]
チャリオット@雷電 > (久し振りに回ってきた仕事は、地方村からヴェイトスへの輸送警護だった) [Mon 9 Oct 2006 23:44:01]
お知らせ > チャリオットさんが入室されました。 『――――はい、それでお願いします。』 [Mon 9 Oct 2006 23:42:10]
お知らせ > レッドフォックス@傭兵ギルドさんが帰りました。 『(こんな場所でも、最後となれば感慨深いものだった)』 [Mon 9 Oct 2006 04:08:14]
レッドフォックス@傭兵ギルド > (「ああ、後だ」オヤジは言う。「お前、今日限りでベンチ下に住み着くの止めろ。それも信用問題に関わる。スラムで適当な安アパートでも探して来い」 男は微笑を浮かべ、返答する)・・・分かった。明日探してくるぜ。・・・でも、今夜は此処で寝ても良いよな?(オヤジは、また狸寝入りに戻っていた)・・・そんじゃ、ベンチ下での最後の夜を満喫するとしますか。(口にパンの耳を咥えると、男は待合室の中へと消えていった) [Mon 9 Oct 2006 04:07:11]
レッドフォックス@傭兵ギルド > ・・・さて。(青年の背中を見送り、扉を閉め)・・・オヤジ。どうせ起きてるんだろ?(受付で狸寝入りしている職員のオヤジに声を掛ける)確かに依頼を終わらせたぜ。報酬も受け取った。書類も後で書いてやる。・・・約束通り、給料アップの話だが。(そこまで言ったところで、オヤジが突然男に封筒を差し出す)・・・なんだ?(封筒を受け取り、中を見る。そこには・・・)・・・!?おい、なんだこれ・・・!(オヤジ曰く「この前の警邏の報酬だ」との事。まさか、こんなに多いとは思わなかった。オヤジは言葉を続ける。「約束は約束だし、こんな稼ぎをしたやつの給料が月3000エンじゃ、こっちの信頼にも関わる。次から給料は月1万だ。ただし、それ以上増やしたきゃ死ぬ気で働け」と)・・・了解。「雷電」の名を汚さぬよう、精一杯やらせてもらうぜ。(男は報酬を手に持ち、決意を固めた) [Mon 9 Oct 2006 03:59:29]
お知らせ > 氷桜さんが帰りました。 『(地図通りに進み店ではなく自宅に着いた時あの傭兵は如何対応するだろうか、そんな事を考えた)』 [Mon 9 Oct 2006 03:51:08]
氷桜 > (背中に受けた言葉に苦笑しつつ傭兵ギルドを後にする) [Mon 9 Oct 2006 03:49:38]
レッドフォックス@傭兵ギルド > りょーかい。心の内に締まっとくよ、氷桜。気をつけてな。もう変なもの拾うなよ。(そう言って、青年が待合室を出てギルドの外へ行くまでは見届けるだろう) [Mon 9 Oct 2006 03:47:18]
CG? > ……ああ、それと俺は氷桜という………その名前は師以外で知っているのはお前だけだ、出来れば忘れてくれ(そう告げ軽く手を振ると出口へと向かうだろう) [Mon 9 Oct 2006 03:44:32]
レッドフォックス@傭兵ギルド > お、ありがとよ。(指の動きを止めて立ち上がり、その手でメモを受け取る)・・・この前は道に迷ってる時に偶然店を見つけたからな。これで今度は迷わずに行けそうだぜ。(でもやっぱり多少は迷うんだろうなぁ、と心の中で呟いたり) それじゃまたな、CG。またの御利用をお待ちしております。(そう言って口元に笑みを浮かべた状態で頭を下げてみせた) [Mon 9 Oct 2006 03:40:47]
CG? > …………信じていよう(指の動きに少々眉を顰めるが直ぐにまた表情を消す)……そうさせてもらおう(貴方の寝床の上から気だるそうに立ち上がり)……ああそうだ(思い出したように懐中から地図の書かれたメモを取り出す)……うちの場所だ、一度来てくれ [Mon 9 Oct 2006 03:32:09]
レッドフォックス@傭兵ギルド > 指先技には自身有りだぜ?(そう言ってマントから片手を出し、触手のような気持ちの悪い動きをしてみせる。これが出来なければ、《速射》を行う時に指を折るだろう) ・・・自分に使うのは最後の手段にしとくよ・・・ ま、元々眠らせる方は「犯人確保」とか、そういう目的で戦闘目的じゃない。そんな大物に使う事は滅多に無いだろ。 ・・・さて、そろそろ夜も遅い。お前さんの師匠さんも心配するだろうし、この辺にしとくか。そっちの店には、また今度寄らせてもらうよ。他の品物も興味があるしな。 [Mon 9 Oct 2006 03:27:13]
CG? > (訂正:夜が→よるが orz) [Mon 9 Oct 2006 03:19:24]
CG? > …瞬時に抜く自信があればな(霜の伝わる速度は速い、抜いて直ぐ放さねば起き上がった相手に殺され何とも間抜けな死に様を曝す事になるだろう)……そういう使い方も出来るな、ただ悪くすると衰弱死だ、栄養が足りなければ尚更な(チラリと貴方に一瞥を送ろう)……それと相手の大きさに夜が一本では効かないこともある、見誤るな(そう付け加えよう) [Mon 9 Oct 2006 03:18:45]
レッドフォックス@傭兵ギルド > 朽ちるまで・・・って気が長いな。(苦笑。それってほぼ永眠に近くないだろうか?)焼くのも相手が困るし・・・間接的に、例えば箸で摘んで抜くとかするのはOKか?(一応イエロティア、加えてボウガン使いとしての器用さもあって箸の扱いには慣れているつもりだった) 魂すら眠らせる・・・そいつは凄いな。咄嗟の時、こいつを自分に撃つのも手かもしれんな。呼吸まで止まる「冬眠」状態なら、毒ガスや窒息なんかにも耐えれそうだしよ。後が大変そうだが・・・  いや、しかしどちらも凄い代物だな。ありがたく受け取らせてもらうぜ。 [Mon 9 Oct 2006 03:14:12]
CG? > ………矢が朽ちるまで(矢張りそれほど興味を持った様子の無い貴方に少々気落ちしながらも答える)…抜けば暫くすれば目覚めるだろうがお勧めしないぞ?自分も倒れるからな、抜くのなら矢自体を燃やす事だ(それは勿論刺さっている対象をも焼く事になる)…ルーンが発動すれば精神、肉体、魂を眠らせる…それこそ霜に包まれるようにな、からくりの場合は機関部の駆動を止めるだけだろうがな(勿論ルーンが発動する要素があればの話だ) [Mon 9 Oct 2006 03:04:02]
レッドフォックス@傭兵ギルド > ふ〜ん・・・神話ねぇ。本で色々読んで「面白い昔話」程度に思ってたが、この矢に効果が宿るって事はマジの要素もあるのかもな。 ・・・強制冬眠か。こいつもまた強烈だな。伝達器官・・・つまり、からくりだの魔法生物にも一応は効くって事か。効果としては何時間程度眠らせるんだ? [Mon 9 Oct 2006 02:58:16]
CG? > …世界は霜の巨人の体から創られた…………神話伝承だな(その巨人を屠った神自身も霜の巨人の汗から生まれたのだが改宗の見込みは無さそうなので言わなかった)(貴方の解釈に瞬きの無い目をやや細める)…確かに即座に発動するが…………効力は対象の強制冬眠、勿論無生物に効果は無い、何らかの伝達器官があるものは別だがな [Mon 9 Oct 2006 02:49:49]
レッドフォックス@傭兵ギルド > (微妙に苦笑が気になった。・・・絶対「自爆」だけは避けよう・・・)世界の始まり・・・随分大層なものだな。(集中力7同士の視線の交差。普通の人なら硬直しそうなものだが、男も伊達に傭兵をしていなかった)それやると自分が寝るってか。了解、気をつける。・・・ってことは、コイツは即時発動か。使いやすそうだな。 [Mon 9 Oct 2006 02:43:43]
CG? > ……ああ、その時は安くしよう(苦笑してそう答えるが火傷が直るのと一生消えない彫跡の痛みとどっちがいいのだろうなと考えたが…止めた)……ああ、ハゴロズは霜のルーン、世界の始まりの要素だ(トネリコの幹から削り出した矢を示す、二本の縦軸を斜めの横軸で繋いだ文字が矢張り先端近くに刻まれている)……これも矢張り血か体液に反応するのだが間違っても自分の血で発動させるな(貴方に射る様な視線を送り釘を指そう) [Mon 9 Oct 2006 02:37:50]
レッドフォックス@傭兵ギルド > そいつは心強いな。・・・心配すんな、自分の矢で怪我をするほど間は抜けてないさ。(だが普通、ボウガンは装填から発射まで30秒近くは掛かるとされている。これだと、自分の血を塗るのは矢を装填した後になるだろう。意外と使い辛いかもしれない。まぁ、《速射》を使えば別だが・・・)・・・気をつけておく。もし万が一火傷したら、そっちに薬を貰いに行くぜ。 で、もう片方は? [Mon 9 Oct 2006 02:28:26]
CG? > …可能だ、勿論突き刺さればだがな(刺さらなくても炎に触れればダメージはあるだろうが効果は薄いだろう)…もっとも、自分の手を焼いてしまっても俺は知らんぞ?(それでも師の作品のせいで使用者が害を被れば正直いい気持ちはしないだろう)……もし祝福しようと思っても異教の施設は使わない事だ(そう付け加えよう) [Mon 9 Oct 2006 02:15:11]
レッドフォックス@傭兵ギルド > なるほど・・・かなり強烈だな。鉄を溶かすほどの熱ともなれば、相当なものだろうし・・・人間相手に使うのは止めておこう・・・っと、そいつは前もって自分の血を塗れば実態の無いやつにも効くのか?(そういえば元々、そういう事に使うのが目的で頼んだものだった) [Mon 9 Oct 2006 02:09:56]
CG? > (暴発orz)……ルーンが血か体液に触れる事で炎に包まれる、発火までのラグは大体5秒程度だ。…自分の血を付けて5秒以内に放てば体液の無い者にも効果はある、矢自身が溶け切るまで燃え続ける [Mon 9 Oct 2006 02:02:25]
CG? > ……爆発というより発火だな(貴方の問いに説明を始めよう)(包みを開き二種類の矢を示す)…こっちの金属の方がセン、松明のルーンだ(先端近くに小さなくの字様な文字が刻まれている) [Mon 9 Oct 2006 01:58:45]
レッドフォックス@傭兵ギルド > なぁに、使い切った時は「客として」矢を貰いに行くさ。 ・・・ん?爆発する方ならともかく、眠らせる方も1回きりなのか?(頼んでおいた矢は2種類。爆発する矢と、相手を眠らせる矢。このうち、爆発する方は矢が粉々に消し飛ぶので当然再利用は効かないだろう。しかし、眠らせる方なら矢が折れない限りリサイクルが効きそうなものだが) [Mon 9 Oct 2006 01:54:28]
CG? > ……ならいいが(このバイタリティーも傭兵には必要なのだろうかとチラリと貴方の寝床に一瞥をくれるだろう)………ああ、師に貰って来た…言っておくが再利用は出来んぞ(そう言うと外套の懐中から厚手の包みを取り出す) [Mon 9 Oct 2006 01:46:17]
レッドフォックス@傭兵ギルド > それもそうだな・・・ まぁ、確かに大変だったが良い経験にはなったさ。(気づいていたが、素直に哀れんでもらう事にした(何)) ・・・さて、こちらから言い出すのは少々心苦しいが・・・報酬の話をしても良いだろうか? [Mon 9 Oct 2006 01:42:22]
CG? > …ん?ああ、そういえば他にも被害者がいたのだったな(すっかり忘れてましたよこの男)……だがこの町から俺を探せたのだから案外他の者も見つかるかもな(等と希望的解釈をするがそれは男が彼方此方で筆談したり猫にしては妙にでかかったからなのだが…そんな事には気付かない)…………そうか、大変だったな(それは同情を通り越して哀れみの言葉だったが貴方に伝わるだろうか) [Mon 9 Oct 2006 01:38:12]
レッドフォックス@傭兵ギルド > ・・・助かる。(男にとって土下座は恥でもプライドを捨てる行為でもなかった。「最上級の詫び」。それのみが男にとっての土下座であった) そう、か・・・持ち主が分かったら、アークに教えてやって友人さんも助けてやりたかったが・・・まぁ、そっちは依頼されて無いから良いか。(微妙にシビアなところのある男であった)結局謎は謎のまま・・・まぁ、仕事として終わった以上、これ以上深入りは止めておくか。 ・・・あ、スラムは何も無かったので一応。収穫は、スラムの裏路地の隅々まで非情に詳しくなった事位か。 [Mon 9 Oct 2006 01:31:59]
CG? > (再度頭を下げる貴方に溜息を吐くだろう)………俺も其処まで狭量では無い(なら言うなとかは禁句)(そういえば…)………知らん、盗まれたとは言っていたがローブで顔も見えなかったしな(得心が行かないとでも言うように再び溜息を吐く) [Mon 9 Oct 2006 01:24:36]
レッドフォックス@傭兵ギルド > ・・・でもまぁ、そのおかげで呪いが解けたわけだし、結果オーライ・・・じゃダメだよな。すみませんでした。(再々土下座 → 戻し) で、結局持ち主は誰だったんだ?あの腕輪の正体は? [Mon 9 Oct 2006 01:19:17]
CG? > ……………それは構わん、多少なりと助けにはなった(本能的に頭を踏んでぐりぐりとやりたい衝動に駆られたが必死に押し殺す)(置いていった理由に対しては)………………起こせと書いておいた気がしたが俺の思い違いだっただろうか?(表情一つ変えず淡々と問うだろう)(勿論貴方の心遣いなど気付くはずも無く――ダメな大人ですね) [Mon 9 Oct 2006 01:14:15]
レッドフォックス@傭兵ギルド > (×だれる → ○される   「だれる」だと違う意味だorz) [Mon 9 Oct 2006 01:14:13]
レッドフォックス@傭兵ギルド > (タバコの煙の向こうの銀髪を見ながら考える。・・・追ってきた・・・腕輪・・・) ・・・あ。 (理解した模様です) すみませんでした。 (再土下座 → 頭を上げて言い訳モード)結局何の解決にも貢献できず、申し訳ない・・・あ、あと置いていったのは、猫があまりにも気持ち良さそうに眠っていたからだ。(本当は、暗黒街よりマシとはいえスラムも多少危険のある場所、猫姿の依頼人を連れて行くわけにはいかないと思ったからだが。腕輪をつけた猫など、その珍しさから高確率で「お持ち帰り」だれるだろう。・・・だが、その事は話さない事にした) [Mon 9 Oct 2006 01:07:52]
銀髪の男 > (溜息を吐き皮袋の中に煙草草を落としパイプを仕舞う)(そして貴方が自分が誰であるかを理解した事を前提に話すだろう)…起きて直ぐ後お前を追ったんだがアノ腕輪の持ち主らしき男に会って解呪された(正確には捕まると思い違い必死の逃亡を試みた後に、だ) [Mon 9 Oct 2006 01:01:13]
レッドフォックス@傭兵ギルド > ・・・?(言葉の意味を考える)・・・・・・(置き去りにした・・・?)・・・・・・すみませんでした。(土下座。男の中の何かが、その行為を適当なものと判断した)   ・・・とりあえず、順番に状況を話してもらえると助かるが。(頭を上げ、正座したまま訊ねる。実は、まだよく分かってなかったりする) [Mon 9 Oct 2006 00:56:00]
銀髪の男 > (パイプを口から離しゆっくりと紫煙を吐く)………その依頼人を置き去りにして道に迷うような男の台詞とは思えんな(座ったまま深紅の双眸で貴方を見詰めるだろう)………何か言う事は? [Mon 9 Oct 2006 00:51:46]
レッドフォックス@傭兵ギルド > ・・・(何者かが、自分の「寝床」の上に居る・・・今に始まった事ではなく、何度も味わった感覚だ。既に何時もの事である。こういう時は上の人が立ち去るまで下で・・・)って。・・・なんだ、オレをご指名か?悪いがオレは今、ある依頼の最中で他の依頼は受けられねぇ。勘弁してくれ。・・・よいしょっと。(目の前に服の裾が見えたので、頭側から匍匐全身のような動きベンチから這い出る。・・・首が治っていて良かった。 ベンチから出てくると、立ち上がってベンチの上の人物を見るだろう) [Mon 9 Oct 2006 00:48:19]
ベンチの上から > …………起きたか?(足元でぼやく男に声をかける)(男に見えるのは多少皺のやった礼服の裾だろうか) [Mon 9 Oct 2006 00:43:30]
お知らせ > ベンチの上でさんが入室されました。 『(足元で男が起きるのを感じる)』 [Mon 9 Oct 2006 00:41:57]
レッドフォックス@傭兵ギルド > (眼が覚めた。・・・つまり、つい先程まで寝ていた。というのも、あれからスラムを脱出できたのが今日の昼頃(それまで不眠不休で歩き続けて)。そこから傭兵ギルドに帰ってくるまで更に時間を費やし、夕方頃にやっと帰還。そして即眠りについて、今起きたわけである)・・・辛ぇ・・・色んな意味で・・・ [Mon 9 Oct 2006 00:40:49]
お知らせ > レッドフォックス@傭兵ギルドさんが入室されました。 『ん・・・』 [Mon 9 Oct 2006 00:36:12]
お知らせ > 斬り子さんが退室されました。 『 力なく頷いて、袖で目元を拭った。 』 [Sun 8 Oct 2006 03:13:32]
お知らせ > エンジェルさんが退室されました。 『 ねぇ、霧子 お家、帰ろう?( 形は違えども 望みは、同じだったから。だから おかえり )』 [Sun 8 Oct 2006 03:09:16]
斬り子 > ( 暗黒街の路地裏で、折れた腕を抱えて蹲っていた。 間近に迫る死を認識した時、手を差し伸べたのは天使だ。 気が短くて、気紛れで、やけっぱちの天使はアイボリーの羽根を誰に隠す事も無く晒し、ギターを抱えて胸を張ったエンジェル・マギー。 手を引かれて立ち上がったその時から、生かされた意味を彼女の為になにか見つけたいと思っていた。 未だ一度として何も出来ず、精々狭い部屋を共有するだけ。 1年と少しを過ごしたあの部屋が穢されるまで、彼女がどんな事を考えていたのかを漠然と知り、救われたようでもあり、今まで理解できなかった事が悲しくもあり、気がつけば石畳に横たわって鼻を鳴らし、ぐすぐすと泣いていた。 朦朧とした意識の端に掌を握る感触。 果物ナイフはとっくに地面に転がっている。 ) [Sun 8 Oct 2006 02:52:57]
エンジェル > ッ・・・ ひ ( 果たして、チカラを行使する接触は叶った。 瞬間、脳裏に弾けるイメージ群 人知れず何度も何度も確認しながら積み重ねる魔女の行動範囲と、その地理や詳細 芸能横丁、商業地区、魔女ギルド 薄れてゆく衝動を繋ぎとめるよに繰り返す確認と、報復の誓い 無力感と、絶望 絶え間なくこみ上げる吐き気 息を潜める薄暗い路地、荒んだ宿屋の風景 ナイフで切り落とされる黒い髪 桶に張られた液体から立ち上る泡と酒気 棚に並ぶ刃物と、皮の戦闘服 そして、鮮烈な憎悪が弾け―― それに、彼女の見る私の認識が同期し、重なり、彼女の感じる脳への負荷すら重なって そこの思考の余地など無いままに電気刑に賭けられた罪人のようにがくがくと震え―― ) うあ・・・ あ゛あああああぁッ!! ( 焼ききれてしまいそうな負荷に弾かれるよに額を離し、頭を抱え地面に転がって―― チャンネルを開きすぎた。 ほんの、数秒に過ぎない間でさえ、加減の出来ない余りに直接的なチカラの齎す負荷は脳に強烈な負担をかけ、強烈な吐き気と頭痛を齎すだろう。 ) は・・・ッ は・・・ ッ は・・・・・・  ぁ―――― ( 余韻にぶるぶると震えながら、少女の手のひらへと手を伸ばし、握ろうとして ) [Sun 8 Oct 2006 02:42:42]
斬り子 > ( 髪を切った。 思いつきで、目の上にかかるくらい長くて黒い癖毛をバッサリ切って、ついでに桶いっぱいに張ったビールで強引に脱色。 ヒルダが自分を霧子だと認識する時間を1秒でも遅らせる為、自警団やマギーに見つかり難くする為。 別に髪の毛に何の拘りがあったわけでもなし、成功率を1%でも上げる為の策だったが、無駄になった。 最初から無駄ばかりだし、それだけのこと。 ) 私の留守を狙った卑劣。 部屋に上げたマギーの最後の信頼を裏切る軽薄。 恋人が居るんでしょう?あの女には。 その人も裏切ってでもしたかったことが、あれ。 ( 遊ぶ金欲しさに老人を殺す子供みたいな浅慮。 嫌悪感だけで身体はまだ動かせる。 マギーの説得を受けてなお、一撃あの女にくれてやりたいと思う。 痛みを、強烈な痛みを覚えさせなければもう一度マギーを犯しに来る。 手足を切り落としでもしないと安心できない。 ) ( 近付く顔を、泣きそうな…もう泣いている? そんな顔を見上げる。 こんな顔を何度見ただろう。 目を閉じて一先ずその行動を待てば、次の瞬間感覚と思考が混線する。 最初はまったく意味が分からず、脳が負荷に悲鳴を上げるような痛み。 声を上げる間も無く雪崩れ込むのは、逆流する時間。 一人扉を眺めてカップを2つ用意したまま暗い部屋に座るマギー。 ヒルダを引き摺ってどこか―――墓地で口論をするマギー。 自警団に乗り込んで苛々と声を尖らせるマギー。 疲れきった顔で何度も何度も部屋を掃除して、其処に現れるティエン・ギニー。 その前は  ××××××××××××××××     拒絶できない苦痛の絵にぎりぎりと歯噛みして息を漏らし、瞳から伝い落ちる熱いものが自分のものなのか彼女の記憶なのか分からずどろどろと混沌に飲まれた。 其処を境に前と後のコントラストが天国と地獄のようだ。 ) [Sun 8 Oct 2006 02:12:52]
エンジェル > ( 唇を噛む。この少女のここまでの決意と、覚悟、そして行動を自分は理解することが出来ない。否、それを認めることが出来ない。 )――・・・ 霧子。 少しだけ、我慢をして。 ( 私は、もっと直接的な方法を取る事が出来る。 それは彼女に私を分け与える事で、それをした時、彼女がどうなってしまうかなんて、判らない。 けれどそれで終わってしまうならば、それまで。 偶発的な物ではなく、自分の意思で、自分で望んで身の内に目覚めたチカラを使うのは2度目。 一度目は、ああ やっぱりヒルダのせいで。 半ば正気ではなかったけれど、私はあの時の事を、あの時の感覚を覚えている。 私には、出来る筈。 ) じっとしていて。 ( 顔を近づけ、口付けの距離 目を閉じて額を合わせようとする。 接触が果されれば、お互いの頭の中に火花を上げて、割り込む お互いの認識。 今現在の感情、体感、彼女と離れて居る間の出来事や、彼女と暮らす間の出来事、そしてそれ以前までもが津波のように流れ込むだろう。 行使するのは強引にチャンネルを合わせ認識を共有するチカラ。 ) [Sun 8 Oct 2006 01:49:22]
エンジェル > ( 淡々と吐き出される言葉。 ヒルダを形容するものは実感として、確信として理解できる。 例えいくら言い含めても、自ら悪足掻きをしようとも、あの女は変わらない。 紅い雨も、魔女も、悪魔も、薬も関係なく、人格の根っこの部分が"ああ”なのだ。 だから理解できる。 けれど、絶えることなく口から毀れる言葉は、あえて知る事を拒んだ事で見ないフリをしてきた彼女の生業。 骨の髄にまで叩き込まれ、血となり肉となった処刑人の遣り方。 ) そんな事――・・・ ヒルダ程度なんかにしないで。 あの女は、私の世界を壊して、汚したつもりかもしれない。 そして大罪を背負ったつもりかもしれない。 でもね、霧子。 トチ狂った所で、たかが強姦くらいしか出来ない奴よ。 その程度の事と、私と一緒に居る事を引き換えにしないで――・・・ ? ( たかが強姦程度。 孤立し、虐げられた環境の中、幼さが抱いた幻想と信頼を打ち砕かれた”あの時”とは全てが違う。 身に刻まれたものから行為を厭うていても、あんなものはただの強姦(・・・・・)。 予兆だって、何度もあった。 けれど―― これは私の都合。 それを目の当たりにしたこの少女の胸に穿たれた疵はいか程のものか――。 声を荒げる事もなく、淡々と言葉は続けられ 「反吐が出る。」 その疵はそんな言葉で形容された。 お互いが主張しあうだけのこんなやり取りでは、お互いに理解することなんて出来ないだろう。 唇を噛む。 そうしたら、組み伏せた体の下 もがく霧子。 フードが外れ、覗いた姿に息を呑む。 ) 霧子・・・ あなた、髪―― ( 息を呑む。 フードの下、現れたのは 光を吸い込む闇色ではなく、雲間から覗く月光を反射する乱雑に切り落とされた金の色。 こんな事までして―― ) [Sun 8 Oct 2006 01:47:29]
斬り子 > あの女は何度でも同じ事をするわ。 何度でも。 何度でも。 何度でも。 自分の為に他の全てを踏み躙って、後から「反省した」って感傷に浸るんだわ。 あの魔女がマギーを踏み躙ったのは二度目。 三度目もある。 マギー、頭で理解できない奴隷には身体で理解させるの。 鉄格子を掴めば指が折れるほど叩き蹴る。 罵詈雑言を吐けば声が出なくなるまで打ちのめす。 逃げ出そうとするなら足の指を端から切り落とす。 ( 淡々と、仕事のマニュアルを読み上げるみたいな声で囁く。 力を抜いて抵抗せず、口だけ動かして。 ) 分かっているわ。 マギーが嫌がるから離れたんだもの。 マギーが嫌がるから殺さないつもり。 でもあの女がのうのうと笑いながら表通りを歩く姿を想像するだけで反吐が出る。 ( こんな話を先ず最初にする時点でおかしいのだろう。 もっとかけるべき言葉がある筈だ。 今までのことを、後悔を、病室の前で立ち尽くした日々の無力感を伝えたかった。 身動ぎして上体を起こそうともがき、顔を覆うフードが垂れた。 ) ( 【更新画像参照】 ) [Sun 8 Oct 2006 01:03:17]
エンジェル > ( 思った以上に抵抗の軽い、否 抵抗を感じない彼女を石の床の上に組み伏せて、貼り付けにする様に両腕を押さえつける。 その間に、聞こえる言葉 「如何して。」 複雑な色をしたその呟き一つ。 ) 如何して?こっちの台詞よ。 如何して、如何して、私を置いて行っちゃうの?如何してッ!? ねえ、如何してよ! 一緒に居たいって、言ったじゃない。 言ったのに――・・・ッ ( その手を覆う布一枚に遮られて、握った手首から伝わってくるものは鈍い。だから、汲み取ったのものは疑問と、責めるよな 僅かな。 眼鏡を毟り取り、投げ打って 組み伏せた少女を責める。 ) 私はこんな復讐なんて望んで無かった。 霧子に傍に居て欲しかったのに。 ( 言葉を吐き出しすぎて呼吸が苦しい、視界が滲んで行く。 いくら言葉をぶつけても見下ろす顔は、失意と絶望に塗りつぶされたよな無表情。 侭ならない言葉に唇を噛む。 ) [Sun 8 Oct 2006 00:50:17]
斬り子 > ( 理解が出来なかった。 思考は正常に働き、マーガレット・ストーンズがヒルデガルド・グレーテに扮装して囮になっていたという事を認識している。 ) ―――――どうして。 ( それが理解できない。 途中経過も各々の思惑も知らなければ、魔女を通り魔から護ろうという行為にしか見えないそれがあまりに理不尽に見える。 毀れた声は低く掠れ、僅かに疑問形。 問いかけるような責めるような、僅かな声色のニュアンス。 そして、一拍遅れて別の思考が追いつく。 “失敗した。” 出来る限り迅速にこの場を離れなければならないのに、そもそもの目的を失ったように身体が動かなかった。 マギーが魔女を護るのなら、要らないのは自分だったという根底からの間違い。 腕力と体力を駆使すれば脱出も可能かもしれないが、その意味は無くなった。 抵抗無く、脱力した。 ) [Sun 8 Oct 2006 00:30:15]
ヒルダ? > ( 2週間にも満たない間だけれど、肉体的にも、精神的にも様々なストレスに晒され疲弊した体は思った以上に力の入らないものだった。 予想よりも大きくバランスを崩し、立て直すのにも若干のラグが出る事は否めない。 けれど、このチャンスを逃せば更に彼女を捕まえる事は難しくなるだろう。 深く潜伏されれば、この雑然としたヴェイトス市 何処に居るかも判らない。 ) ( 衝撃に乱れた髪と、ずれた眼鏡の奥から襲撃者の顔を視認する。 息をつくまもなく閃く鈍い輝き、覆い被さるよなフードを被った影。 逆手に握られたナイフは、驚くほど滑らかに抜き放たれ 無駄のない動きでこの身に迫る―― が。 刺され様と、斬られ様とまるで構わない。 彼女から傷を貰う事を望んですらいるのだから。 息を呑むように一瞬動きを止めたフードの奥に覗く顔は、見開く青い瞳は紛れも無く霧子のもの。 ) 見つけたわよ、霧子ッ! ( その一瞬の硬直に き、歯を食いしばり ナイフを握る手に手を伸ばし 体格に物を言わせて逆に押し倒すよに飛び掛る! ) [Sun 8 Oct 2006 00:21:08]
斬り子 > ( 高揚感は無い。使命感もない。誰に頼まれたでもなく、誰の為にもならない無駄な行動だ。 それでもそうせざるを得ない苛立ちと、こういう形でしか思う事を表現できない絶望感だけだ。 愛憎も、断罪も、欲求も、後悔も、結局刃に乗せて叩き込む以外に自分に出来る方法が見当たらなかった。 想いはいつも無力で、言葉は咽喉で詰まり、饒舌なのは人生の半分を費やした刃物の使い方。 肩からぶつかって予定通り転倒した女を追うように、バランスを立て直しながら胸元から右手に握った果物ナイフを最短ルートで正面へ。 動くな、ヒルデガルド。 動脈に傷がつく。 身構えて抵抗しようとする女に馬乗りになろうと身を乗り出した時、逆手に構えなおした果物ナイフの手が止まった。 顔を覆うフードの中、青い瞳が見開かれて女の顔を凝視する。 ) [Sun 8 Oct 2006 00:09:20]
ヒルダ? > ( この変装に、また別の意味があるのも自覚している。 私はヒルダに嫉妬している。 霧子は傷付いた自分を置いたまま、その悲しみと怒りをヒルダに向け、居なくなった。 彼女から与えられる罰を求め、それを告白した私に「自殺幇助はしない」と傷の一つもつけてくれないのに、たかが強姦如きでヒルダはその刃を振り下ろされる。 そして、その結果私と霧子は一緒に居られなくなるだろう。 それが許せない。 こんな考えはまるで正しくは無いけれど もし、もしヒルダの代わりに彼女の振り下ろす刃を我が身で受けたなら私の、彼女と平穏に暮らす事とは別の、もう一つの望みは―――・・・  人気も少なく靴音も反響するよな路地裏、石畳を蹴る僅かな音を、常軌を逸しもはや人の範疇に納まらぬ拡大した感覚は捕らえた。) ( 来た ) ( ぞ、と全身の産毛が逆立つ。 振り返る間も無く 背中に衝撃―― ) ッく  ぅ ! ( 息が詰まる。 受身を取らなきゃ、次の行動を防がなきゃ―― そんな事を考える間に、カカッとバランスを崩した高い踵が石畳を叩き、路地の壁へとぶつかッた。 漏らした声の相違に、気付くだろうか。 もう刺されてしまったかどうかも判らないまま、次なる行動に対応し、あわよくば組み伏せんと身構えようとして―― ) [Sat 7 Oct 2006 23:56:05]
斬り子 > ( 薄汚れた何も無い宿をスラムにとり、其処を拠点に朝、昼、夕、夜、ギルド地区と芸能横丁を見て周る。 食事は支障が出たときだけ少し。 ほとんど水で済ませ、咽喉を通るものを一日に一回半程度。 結局早くに事を済ませるのなら此処を張るしかないと結論を出して数日、的を絞ってギルド地区スターブルーム周辺に張り込んだ。 それ以外の目的を持たない今、生活はそれだけでサイクルしている。 眠る前に人体の構造を頭の先から爪先まで思い描き、斬って良い場所をトレース。 もともと浅い眠りの中でなにかしらの夢を見る度にすぐ目を覚ました。 そして、今日。 気力が続くのもそう長く無さそうだし、タイミングが巡ってきたというのなら好機。 ほんの数回顔をあわせただけのヒルデガルド・グレーテの印象を手繰り寄せ、焦る頭は「恐らくこの女だ」と結論づけようとする。 そうであれと。 ) ( ターゲットの足はギルド地区と芸能横丁の合い間、一時的に人気の薄れる辺りに差し掛かる。 芸能横丁に向かうというのなら、更に可能性は膨れ上がるだろう。 とおからずその方向に向かう人間が自分とターゲットの周りから減っていくならばと――――――声もなく足音を殺した爪先立ちの加速で、黒尽くめの女目掛けて肩からぶつかりに行く!! ) [Sat 7 Oct 2006 23:33:42]
ヒルダ? > ( ルームメイトが失踪してから逐一ヒルダの行動を監視し、彼女が眠る合間を縫って着替えをする為に部屋に戻っては、ドアを開けて、誰も入った形跡のない冷たく暗い部屋に落胆を重ねる毎日。 皺一つ残さぬベッドの上では今にも戻ってくるのではないか、と座ったままドアを見つめ、いつの間にか意識が途切れて一人のベッドの上でまた目を覚ます。そして溜息をつき、2人分の珈琲を入れて、冷めた一つをシンクに流し、また部屋を掃除して、ヒルダが目を覚ます前に監視に戻る。 そんな生活を続けている。 自分でも磨り減っていくのが判る―― そんな折、意識を失っている間にヒルダは一人歩きを始めた。 幸い、何事も無かったようだけど、事が起きてからでは遅いというのに何て馬鹿な真似だろう。 軽率さが胃に痛い。 それくらいなら自分が歩いたほうがマシだ。 ) ( さて、自分なら何処で襲撃をするだろう?やっぱりなるべく人目につかない所か―― それも、遭遇が確実なターゲットの行動範囲の中。 たとえば、近道が出来るような路地だとか。 その方が、襲撃の目撃者も少ないだろう。 その方が今の自分にとっても都合が良い。 地図を思い描く―― ギルド地区を抜けて、芸能横丁へ行ってみようか。 そう考え、通りを反れて小道に入る。 斜め後方、から覗く視線 表情は眼鏡と、垂れる髪に隠されよう。 ) [Sat 7 Oct 2006 23:20:48]
斬り子 > ( 近付き過ぎても駄目だが、赤の他人を襲撃しても意味が無い。 鈍いセピア色の外套に身を包んだ小柄な人影は徐々に距離を縮め、もう少し人気のない場所に至るのを待つ。 行く先が不都合な場所なら人込みの中で襲わなければならないが、すでに「やる」と決めたこと。 次の瞬間振りぬけるよう、胸元に隠した果物ナイフを順手に握って足を速める。 もっと近く、斜め後方から顔を窺うよう、5mくらいまで近付こう。 ) [Sat 7 Oct 2006 23:04:49]
> ( 出てきた女の正体はヒルダの服を着て、眼鏡を掛け、背の翼をケープで覆い隠し、ヒルダに偽装したマーガレット・ストーンズである。 これは何時かの再現。 商業地区の大衆料理店「胡龍亭」で開催された大食い大会を前にヒルダが企てた替え玉作戦の焼き直し。 体格も髪の色も良く似た私はヒルダに協力し、ヒルダに化けて参加者の目を誤魔化して、そしてヒルダは優勝した。 霧子は見抜いたが、それはヒルダと私が同時に居た時の事で、加えて霧子はヒルダを良く知らない。 多分、会ったのは2,3回程度―― それでも分の悪い賭けだけれど、霧子がヒルダを狙ってくるのであれば、私がヒルダになってしまうのは冴えたやり方に思えた。 )( 雲が月を覆い隠す夜道、ギルド地区を行く人はまだそれほど少なくは無い。 一度、辺りを見回し 一つ息を吐いて歩き始める。 自分がヒルダに成りすましたところで、霧子がそれを見つけてくれるとは限らないからとりあえず、適当に歩いてみるつもり。 忍ばせた足音に気づかぬまま、背を向けて足を進め ) [Sat 7 Oct 2006 22:59:33]
斬り子 > ( 魔女団体の建物に出入りする人間はそう多くない。 稀にそこを通る人間一人一人を見極める作業はそう難しくはなく。 皆が皆それらしい恰好をしているのがやや紛らわしく、そして此方の姿を雲が隠すよう、通りを行く人々の姿もまた薄暗く判然としない。 ただ数回顔を見て、まともに会話をしたのが1度。そういう女の特徴を兼ね備えた姿がそこから出てきた。 腰を上げる理由はそれだけで十分。 幾らか距離を離したまま、足音を消してその姿を追いはじめる。 違和感というほどの違和感は、まだ無い。 ) [Sat 7 Oct 2006 22:49:40]
> ( 路地裏から覗くスターブルームの扉から、一人の女が出てくるのが見えるだろう。 サイドに分けた黒い髪、縁の赤い眼鏡、そして魔女然とした黒いワンピースにこれまた黒いケープを掛け 手には白い包みに覆われた箒状のものを持って―― ヒルダを知るものならば、その装いがヒルデガルト・グレーテの特徴だと言う事に気づくだろう。 然し、ヒルダをよく知るものであれば些細な違和感を覚えるに違いない。 近づけばより、違和感は強くなる。 何故なら、出てきた女はヒルデガルト・グレーテではないからだ。 ) [Sat 7 Oct 2006 22:42:30]
お知らせ > さんが来ました。 『 魔女ギルドのエントランスを抜け、出てくる女が一人。 』 [Sat 7 Oct 2006 22:39:35]
斬り子 > ( 「殺す」という事の如何に簡単なことか。 ただの一撃、狙い済まして斬るべき部分を斬れば良い。 鎖でつながれ自由を奪われた奴隷しか殺した事はないが、斬れば死ぬ部分は皆同じ。 しかも案外そういう部分は多く、人間がどれくらい壊れやすい、壊しやすいものかを7年かけて学んだ。 3桁解体すればいい加減、どれも同じようなものだと思うものだ。 ) ――――――。 ( 路地裏の闇の中、ひとつ大きめの息を吸う。 今回に限っては、それは無し。 むしろ殺さない事が目的の傷害という矛盾した目的だ。 出来るだろうか? 動脈を傷つけないよう、呼吸器系を破壊しないよう、ショックで死亡させないよう、できるだけ苦痛を与えて。 ) [Sat 7 Oct 2006 22:30:09]
斬り子 > ( いっそスターブルームの建物の中にまで踏み込んで待つということも考えたが、矢張り狙うなら路地だ。 一突きしてしまえば半分成功したようなものだが、一撃目を失敗した後で掴まっては意味が無い。 事が成された後ならどうなったって構わないが、失敗した時は逃走経路を確実に確保できるようにしなければ。 )  [Sat 7 Oct 2006 22:14:17]
斬り子 > ( 地図の暗記は抜かりない。逃げられた時、逃げる時、何かを利用しようという時、馴染みのない土地では予定外のアクシデントに対応できないし、此処はあの女にとっては歩きなれた場所だ。 少しでもこちらのアドバンテージを高める為に、幾つも策を練って準備を整えた。 今直ぐにでも仕掛けられる。 遅くなるよりずっと良いくらいだ。 ) [Sat 7 Oct 2006 22:02:02]
斬り子 > ( 夜は更け雲は月明かりからこの身を遊び隠し、道行くまばらな人影の中フードつきの外套を被った姿を埋没させた。 繰り返す夜に機会を待って何日目か、“スターブルーム”と他の要所を繋ぐ道を延々周り続けた。 時折人の波から離れて物陰に潜み、歩き疲れた旅人のふりをして路地を窺う。 今日が何日だったか、昨日の食事がなんだったか、朧に霞んだ頭の中を整理しながら。 ) [Sat 7 Oct 2006 21:56:10]
お知らせ > 斬り子さんが来ました。 『 月が雲に隠れた。 』 [Sat 7 Oct 2006 21:44:22]
お知らせ > ヒルダさんが帰りました。 『やがて魔女ギルドの入り口が見えてきた。』 [Sat 7 Oct 2006 01:03:47]
ヒルダ > ( いつもならば「ま、なるようになるでしょ」って言って投げ出すのだけれど、今回ばかりはそうは行かない。行かないのだが、何故そんなに本腰を入れて対応しているのか自分でもわからない。 約束したからとか、不安だからとか色々あるだろうけれど。それなら手の届かない所まで逃げ出してしまえば良い。それをしないのは何故だろう。 ) ―― ケリをつけたいのね、きっと。 ( それもきっと漠然とした感覚。私は変わりたい、変わりたいんだ。まともになりたい、一人前の人間になりたい。 変態でマゾでアバズレでサタニストで強姦魔で老け顔で甲斐性が無くて落ち着きも無くて期待を裏切ってばっかで反省もしなくてえーとえーと、老け顔で飽きっぽくて老け顔でって三回言ってしまった。 ) …兎に角、よ。今度こそ、今度こそだわ。最後の悪あがき。 ( それでダメなら終わりにしてしまおう。 ) [Sat 7 Oct 2006 01:02:50]
ヒルダ > ( 歩くルートを限定しよう。通る時間も限定しよう。仕事以外での外出は控えよう。復讐鬼は復讐を果たし終えるまでこのゲームを降りないだろうし、行方を晦ませたり変装したり居場所を特定し辛くするのは意味が無い。 行方を晦ませてから数日、姿を見せないという事は―― 単に運もあるだろうが―― 確実に行動を起こせる機会を伺っているに違いない。つまり、慎重に私という人間を見ているのだ。この瞬間にも見られている可能性はある。 だが、どういう手段で復讐を果たすつもりなのかはわからない。矢で射掛けてくるのかもしれない、男を雇って攫わせるのかもしれない、もっと間接的な復讐をするつもりなのかもしれない―― そうなったら、お手上げだ。 ) [Sat 7 Oct 2006 00:25:50]
ヒルダ > ( 少女が復讐者となって姿を消してからもう何日になるだろう。この目まぐるしく移り行く環境の中、その刃を研いで居るのだろうか。 ) ………でも、その少女の環境を一番大きく変えてしまったのは私なのよね。 ( それは私を取り巻くこの瞬間とは比べ物にならないくらい。 私はその刃から逃げ切らなくてはならない。逃げて逃げて、地の果てまで逃げて。もし掴まったらデッドエンドのスリリングな鬼ごっこはもう始まっている。 否、逃げるだけではいつまでたっても終わらず、いずれ私は負けるだろう。私は鬼に対して理不尽な切り札を使わねばならない。私に巻き込まれた哀れな転がる石達の影に隠れて。 手段は少ない、成功する可能性も低い。このゲームは圧倒的に相手が有利だ。 ) [Sat 7 Oct 2006 00:06:19]
ヒルダ > ( そして魔女ギルドへと続く道を歩いている私にはその余裕が余り無い。それが更に事態を悪化させる要因になりかねないというのに。 そこの物陰や、脇を通り過ぎて言った人や、曲がり角や、後ろから早足で近づいてくる人が。転がり続ける石や、周り続ける運命の歯車や、遠い国からやってきた秋風や、この世界が生まれてからずっと世界を照らし続けてきた月が。この瞬間を彩っている。その目まぐるしい変化に私は付いていけず、吐息を零した。 ) [Fri 6 Oct 2006 23:43:51]
ヒルダ > ( 寒くなってきた。 これからこの寒さは厳しさを増す一方で、またどこかの貴族か金持ちかはたまた大聖堂か、貧民層への支援を申し出て炊き出しなんかが行われるのだろう。それ自体はとても良いことだと思うけれど、スラムの人たちはそれに対し何を思っているのだろう。感謝の気持ちの一つでも抱いているのだろうか。今一あの街の人たちの気持ちと言うのは解らない。日々を生きていく過程が余りにも過酷で感謝の念すら忘れている可能性はある。 人間、不幸せな時は他人への感謝や誰かの気持ちなんて見えなくなるものだ。 ) [Fri 6 Oct 2006 23:30:31]
お知らせ > ヒルダさんが来ました。 『夜道。』 [Fri 6 Oct 2006 23:20:18]
お知らせ > 小柄な人影さんが帰りました。 『 そしてまた、深く深く潜伏する。 』 [Fri 6 Oct 2006 10:50:43]
小柄な人影 > ( ヒルデガルドは出てこない。ギルド内に住んでいると聞いた事があるが、帰っていないのか或いは今は違うのか、兎に角。 魔女という性格上日が昇っている時間帯には休んでいる可能性もある。 注意深く路地全体を見渡すが、それ以外の此方を窺うような人影や見知った顔も今のところ見当たらない。 もう暫らく様子を見て、もっと地道なデータを集めよう。 …もっとも、魔女本人が姿を現せば無用なデータだが。 ) [Fri 6 Oct 2006 10:34:11]
小柄な人影 > ( 「命を奪わぬよう」「感情に流されぬよう」「一生刻まれる痛みを与える」。昔先生と呼んだ老婆が課したどんな課題よりも難しく、そしてそれを終えた先には達成感も喜びもない。 誰一人得るもののないままただ痛みだけが残る、最初からもう終わっている話。 時が経つにつれ、日が過ぎるにつれ、薄れていく激情を維持しなければ挫けてしまいそうだ。 何も無かった顔をして部屋に戻り、ただ「ごめんなさい」と謝ればきっと、マギーは迎え入れてくれるだろう。 それが一番欲しいものだし、望めばまだ戻れる場所。 だけど駄目だ。 効率と機能と優先順位ではなく、感情がそれを拒否する。 目を背けるように、無かった事のように、今までどおりを装う事など出切る筈がなかった。 ) [Fri 6 Oct 2006 10:21:35]
小柄な人影 > ( 何をしてももう、望む形には至らない。 私がしようとして居る事はただ感情のやり場を求めて徒に痛みの連鎖を広げていくだけの不毛な行為だ。 だが、そうだとしても。 「発生地点」は魔女、ヒルデガルド・グレーテだ。 あの女のつまらないエゴが痛みの起点なら、終点はマーガレット・ストーンズであってはならない。 彼女が一方的に傷を抱えて我慢する道理がない。 たとえば魔女が既に何らかの形で罰されているとしても、何らかの形で償おうと思っていても、勝手に終わられては困る。 自分で痛みの尺度を我慢できるギリギリに決められる罰などただの自己陶酔だ。 まだ私が負った痛みを受けて貰っても居ない。 だから、まだだ。 ) [Fri 6 Oct 2006 10:13:12]
小柄な人影 > ( また、彼女の痛みを和らげる事も出来ずに立ち尽くしている。 独房みたいな病室の前で何も出来ずに白い息を吐いて立ち尽くしていた時のように。 彼女の心が分からず、立ち去る背中を追う事も出来ずに途方に暮れた時のように。 私はいつも彼女が胸を痛め苦しむ時、何も出来ずに立ち尽くしている。 こんな事を望んでいない事くらい分かる。 こんな事をしても意味がないと老婆なら平坦な声で云うだろう。 私が彼女の痛みを知るとき、いつもそれは手遅れで、私は無力で、黙って居る事しか出来なかった。 “スターブルーム”の入り口が遠くに見える路地裏で、私はじっと息を殺して押し黙った。 ) [Fri 6 Oct 2006 10:05:59]
お知らせ > 小柄な人影さんが来ました。 『 まただ。 』 [Fri 6 Oct 2006 09:59:59]
お知らせ > 小柄な通行人さんが帰りました。 [Thu 5 Oct 2006 03:52:00]
小柄な通行人 > ( 込み上げる吐き気を抑えて呼吸を整える。 何か食べないと、と思うとずっとこうだ。 無理矢理流し込んで一日に1食 食べられれば良い方。 十分に身体が動かせないと成功率は下がるのだから、無理にでも栄養価を摂取していかないと。 ) ( 外套姿はやがて整然としたギルド地区を離れ、人気のない闇に消えてゆく。 薄汚れた埃っぽいスラムの片隅、部外者の寄り付かないような看板の剥げた宿で、今日も身を潜める。 ) [Thu 5 Oct 2006 03:51:55]
小柄な通行人 > ( なんにせよ。 ) ( さっさと仕掛けるべきだ。 人間は忘れる動物であり、痛みも悲しみも欲望も、発生した熱量がやがて必ず冷めて行くという世界法則と共にどんどん薄れて行く。 だから、あの女が「もう終わった過去のこと」に出来ないように、「何で今更」なんて思えないように、直ぐだ。 袖の中に隠した刃物を確かめ、フードを目深に下ろし、薄くなっていた呼吸を大きく1つ、吸い込んだ。 秋の夜の空気は、酷く冷たい。 幾らか食事を摂らないとそろそろ支障が出そうだ。 ) [Thu 5 Oct 2006 03:37:47]
小柄な通行人 > ( いっそ人ごみの中で襲うという手はどうだ。 ただの1撃、背後から。 いや、不意打ちなら2、3回のチャンスがあるだろう。 時間をかけてじっくり罰を与えるのが理想的だが、周囲の人間に取り押さえられる前にそこを離れるなら、むしろ人込みが味方してくれるタイミングを狙えば或いは。 ) ―――――そう、か。 ( ふと、一撃では痕に残る罰になるかと思案して気がついた。 何度も何度も何度も、仕掛ければ良い。 傷が癒えた頃。 安全な場所だと思った時。 忘れていた頃。 魔女が隙を見せる度に繰り返し闇討ちを仕掛ける。 そのうち心身ともに傷だらけになった魔女が一人で外を歩けなくなるまで延々、延々、そう。 半年後に現れても良い。 5年後に現れても良い。 10年後にまた現れても良い。 そういう意味では別に、急いで終わらせる必要なんて無いじゃないか。 ) ――――どちらかが死ぬまで、繰り返せば良い。 ( 人生全て使って償わせれば良い。 そう思うと、久しぶりに口元が歪んだ。 ) マギー、約束よ。 私は絶対に「殺さない」から。 [Thu 5 Oct 2006 03:30:38]
小柄な通行人 > ( 結局、この辺りか「胡龍亭」のあるコロセウム⇔商業地区通り、商業地区、芸能横丁くらいしかその行動範囲は知れなかった。 特別生活サイクルの中で必ず通う、と言う感じでもないらしく、芸能横丁はランダム性が強い。 料亭で襲うのは成功率は高いが一撃した後の邪魔が多過ぎる。 どこか、邪魔の入り難い場所は無いものか――――。 思索しながら歩は進み、魔女ギルドから離れて行く。 ウロウロと歩き回るのは今日だけに留めよう。 行動パターンを作ってしまうといずれ気付かれる。 ) [Thu 5 Oct 2006 03:18:12]
小柄な通行人 > ( 急ぐでもなく立ち止まるでもなく、小さな人影はギルド地区の路地を抜けていく。 目深に被ったフードの下、青い瞳だけが通りを注意深く観察していた。 その通行人は今日、何処の建物にも入らず数時間おき、朝、昼、夕、夜、と毎回違ったルートでこの辺りを歩いていた。 縁の無かった地理を覚える為、運が良ければ目的の人物に出くわすた為。 逆に誰かに発見される恐れはあったが、簡単には気付かれないくらいに注意は払っている。 4度目の徘徊をもってして、最低限魔女ギルド周辺を頭に叩き込むことができた。 あの女の姿は今日、見ていない。 ) [Thu 5 Oct 2006 03:12:37]
お知らせ > 小柄な通行人さんが入室されました。 『 静かに外套を揺らして歩く姿。 』 [Thu 5 Oct 2006 03:05:24]
お知らせ > レッドフォックス@傭兵ギルドさんが退室されました。 『(首の角度を気にしつつ、1匹の猫と共に夜風の中へ・・・)』 [Thu 5 Oct 2006 02:05:18]
お知らせ > 氷桜@あにもーさんが退室されました。 『(誰も居ない待合室、硝子の消えた窓にカーテンが揺れていた)』 [Thu 5 Oct 2006 02:01:34]
氷桜@あにもー > にゃぁ♪(嬉しそうに鳴き貴方についていくだろう) [Thu 5 Oct 2006 02:00:39]
レッドフォックス@傭兵ギルド > ・・・まぁいいか。(男は男で、細かい事は割と気にしない方だった) オヤジ、行ってくるぜ。(何時もの狸オヤジに片手を上げて挨拶し、ギルドの正面出口へ歩く。オヤジは相変わらずの狸寝入り。緑色のジャケットと言いビール腹と言い、まさに狸そのものな姿) さぁて、最初は、と・・・ [Thu 5 Oct 2006 01:54:24]
氷桜@あにもー > にゃっ(分かったというように貴方の少し前を歩く)なっ!!(ギクッと動きを止め)な〜(気にするなとでも言うように貴方の足を叩くだろう――一寸窓の方を見て) [Thu 5 Oct 2006 01:47:09]
レッドフォックス@傭兵ギルド > (下を見る事は出来ないが、声と状況から大体言いたいことをイメージする)・・・行き先は、とりあえず魔術系ギルドを片っ端だな。・・・その腕輪は盗品の可能性もある。もしかしたら「元の持ち主」が見つかるかも知れねぇ。(そう言いつつ、待合室の扉を開く。・・・と、ある疑問が)・・・そう言えば、お前さんは一体どうやって此処に入ってきたんだ・・・? [Thu 5 Oct 2006 01:43:27]
氷桜@あにもー > にゃっ(絶対伝わっていないな、などと思いつつ荷を背負う)んなぁ?(何処へ行く?、とでも言うように貴方を見上げるだろう――首を動かさねば見えそうに無い位置で) [Thu 5 Oct 2006 01:37:24]
レッドフォックス@傭兵ギルド > そうだな。んじゃ、行くか・・・(男は猫の手にポンと自分の手を重ねた後に立ち上がり、寝ている間は外している道具一切を下げるためのベルトを巻き、薄汚れたマントを着直した。勿論、首は動かさないように注意して) [Thu 5 Oct 2006 01:32:18]
氷桜@あにもー > (それは自分を早く戻せというよりも彼をどうにかせねばという気持ちが強かったりする) [Thu 5 Oct 2006 01:27:31]
氷桜@あにもー > ………(貴方の台詞に暫し言葉を失う――元から喋れないが)『はやくじょーほーしゅーしゅーにいくぞ』(そう書くと貴方の膝に左手を乗せるだろう) [Thu 5 Oct 2006 01:26:42]
レッドフォックス@傭兵ギルド > ああ、そうさせてもらう。ルーンってやつは色々便利そうだしな。色々見させてもらうぜ。(男には既に「食料を施してもらおう」と言う発想は無い。今の生活に慣れきってしまっているのだ。猫の言葉も(その目もあわせて、少し引っかかるものは感じたものの)「今度、店の品をじっくり見て行ってくれ」と言う風にに受け取っていた) [Thu 5 Oct 2006 01:18:49]
氷桜@あにもー > (何か背後にだけとんでもない事実を突きつけられた気がするが気にしない、絶対に気にしない)『おまえ おれ が もと に もどった ら うち こい ほーしゅー かんけい なく』(そう書くとどこか哀れむような目で貴方を見上げるだろう)なぁ…(傭兵って大変なんだな、と) [Thu 5 Oct 2006 01:09:09]
レッドフォックス@傭兵ギルド > (まぁ、その分というか、依頼で「食費負担」とか書いてあれば依頼者が泣く位猛烈に食べるし、大食いイベント(「食べきればタダ」系)には、ほぼ必ず参加して勝利してくるので、割と上手い事生きてるわけだが) [Thu 5 Oct 2006 01:08:05]
レッドフォックス@傭兵ギルド > (残念ながらガチ常食.) [Thu 5 Oct 2006 01:04:01]
氷桜@あにもー > なぁ(そうか、とでも言うように鳴く)(貴方の持つパンの耳を見てやや首を擡げたままの姿で硬直する)(先程も咥えていたがまさか常食なのだろうか、いやそんなはずは無い――だってあれはパンのミミ) [Thu 5 Oct 2006 01:00:27]
レッドフォックス@傭兵ギルド > (渡されたパイプを見て)ん?・・・あぁ、悪い。タバコは吸わない事にしてるんでな。(そう言って、腰を持ち上げ猫の荷物袋の中に戻す。首を動かさないように細心の注意を払いつつ)そちらに使うカネがあったら、オレはコイツを少しでも多く買わないとダメなんでね。(そう言って、自分が今咥えているもの・・・パンの耳を摘んで見せた) [Thu 5 Oct 2006 00:55:32]
氷桜@あにもー > なぁ…(やれやれ、とでも言うように首を振る)(背後は目頭を押さえるがこの猫にそんな事はしない、ええ絶対に)にゃっ(荷物からパイプを取り出し貴方に放り)にゃぁ(まぁ吸いな、とでも言うように自分は貴方を見上げながら丸くなるだろう) [Thu 5 Oct 2006 00:49:30]
レッドフォックス@傭兵ギルド > (涙ながらに首をさすりつつ)心配しなさんな・・・言われなくても、そろそろ我慢して情報収集に行こうか、と思ってたところだ・・・まぁ、さっきのでまた痛みがブリ返してきて少々辛いが・・・(本当は、本気で今日は休みたい気持ちもあるのだが・・・ホントに痛いんです。しかも、これを割と頻繁に味わってるんです、この傭兵。それがベンチ下生活) [Thu 5 Oct 2006 00:40:13]
氷桜@あにもー > ――…(溜息が出る)にゃ(貴方の膝から飛び降りるとペンを咥える)『なら はやく その くび どう にか して はたら い て くれ』(少々ぞんざいな文章になったがそれは仕方が無い――だって寝違えたって) [Thu 5 Oct 2006 00:35:42]
レッドフォックス@傭兵ギルド > ・・・む・・・ぬぉ!!?(腹を叩いた猫を見ようとした瞬間、首の角度が「現在向いてはならない方向」へ曲がった)・・・・・・っ!!!!!・・・・・・(言葉にならない悶絶。地獄の苦しみ)・・・・・・た、頼む・・・これだけはリアルにキツいんだ・・・もう2度とこんな目にあわない為にも、今回の仕事を成功させて給料を増やして貰わねばならん・・・(切実だった。いや本当に。涙浮かべてるし) [Thu 5 Oct 2006 00:27:03]
氷桜@あにもー > ………………な?(一瞬自分の聞き間違いでは無いかと思った)(力が弱まったと思ったら今度は聴力か、そう思ったが続く言葉に耳は悪くない事を知る)『あほう』(それだけ書くと貴方の膝に飛び乗り腹を一発叩くだろう――本人は殴っているつもりだが) [Thu 5 Oct 2006 00:18:34]
レッドフォックス@傭兵ギルド > ・・・情け無い話だな。(反論できない。男に出来ようはずは無かった。・・・せめて、現状だけでも伝えるとしよう)言うよ。・・・・・・寝違えた。思いっきり。今、首を1センチも左右に振れん。振った瞬間、頭と首が砕けそうになる。・・・仕方ないだろ、こんな場所で寝てるんだ・・・どうやってもコイツだけは避けられねぇ・・・一日じっとすれば治るかと思ったが、そういうわけにもいかんらしい・・・(がっくりと肩を落とす。首は固定したまま) [Thu 5 Oct 2006 00:15:09]
氷桜@あにもー > …………(貴方の言葉に一応は納得する)(納得するが………)『じぶん の たいちょー すら かんり でき ない もの に しごと たのむ き は ない が』(勿論そんなつもりは毛頭無いが一寸カマをかける)(多少緩んでもまだ頭は動いているようだ) [Thu 5 Oct 2006 00:07:45]
レッドフォックス@傭兵ギルド > 悪いな。(報酬の件を聞いて、少し安心する。報酬が出たことさえオヤジに言えば、依頼はこなしたものと判断してもらえるだろう。多少書類をいじる必要はありそうだが) ・・・あぁ、大したことじゃない。此処に住む様になってから、たまにあることだ・・・(以前首の角度は固定されたまま、返事をする。男には元気というか・・・覇気が無かった) [Thu 5 Oct 2006 00:01:56]
氷桜@あにもー > にゃ?(貴方の様子に首を傾げる)『それ は かまわ ない ほーしゅー は やくそく する なに か あった か』(それだけ書くと瞬きをせず貴方を見詰めるだろうか) [Wed 4 Oct 2006 23:57:11]
レッドフォックス@傭兵ギルド > (真っ直ぐに・・・不自然なほど真っ直ぐに猫を見詰めながら)今日・・・いや、明日、他のギルドも色々回って情報を集めていくつもりだ。もう少し待ってくれ。(・・・やはり、今日はとてもじゃないが外に出れそうに無い気がした。男の傷は深い) 報酬は最初に言った通り矢だけで良い。こいつは約束だからな。・・・ただ、1つだけ。仮にオレの力で解決できなくても・・・つまり第3者が現れて、そいつが事件をアッサリ解決した場合も「傭兵レンタル量」として報酬は払ってもらう。・・・まぁ、そこだけは勘弁してくれや。(浅く笑いつつ、そうならない様に努力はするが、と付け加えた) [Wed 4 Oct 2006 23:51:48]
氷桜@あにもー > なぁ……(被害者が複数、その台詞に少々複雑な思いを抱く)(自分だけではなかったと安堵する気持ちと自分がその無用心な人間のうちの一人なのかという気持ちだ)にゃ(再びペンを口に咥える)『それ でも なん の じょーほー ない より は まし ほーしゅー や だけ で いー のか』(最後の一文は何だか申し訳無い気がして書いてしまった) [Wed 4 Oct 2006 23:39:48]
レッドフォックス@傭兵ギルド > (いつもどおり、猫の器用な筆捌きを見ると、ゆっくりと答え始める)こっちが仕入れた情報は1つ。この忌々しい腕輪は1つではなく複数あり、お前さん以外も被害にあってる者が居ると言う事だ。・・・悪いな、思いのほか難航している。(追加されたされた一行に、自重気味な苦笑を浮かべ)・・・ああ、ここがオレの「現住所」だ。まぁ、近々給料が上がる予定もあるし、そうなったらスラムの安アパートでも借りるつもりだ。 [Wed 4 Oct 2006 23:31:58]
氷桜@あにもー > にゃ(前脚で一応礼をし、荷物からメモとペンを引っ張り出す)『げんじょー きき に きた こっち なに も ない そちらは』(そう書くと貴方の足元へちょこちょこと歩み寄りもう一文書き足す)『おまえ こんな ところ せいかつ して るのか』 [Wed 4 Oct 2006 23:25:34]
レッドフォックス@傭兵ギルド > ・・・ん。その声は・・・(ベンチ下から這い出て、その上へと座る。視線の先には、依頼主である猫の姿があった)・・・ども、ご無沙汰っす。・・・どうかしたのか?(まだ少し痛い頭を抑えながら、男は尋ねた) [Wed 4 Oct 2006 23:21:43]
お知らせ > 氷桜@あにもーさんが来ました。 『にゃぁ(傭兵ギルド、その待合室に場違いな鳴き声が一つ)』 [Wed 4 Oct 2006 23:18:17]
レッドフォックス@傭兵ギルド > (傭兵ギルド「雷電」待合室のベンチ下にて、男はパンの耳を咥えて「天井」を見つめていた。・・・今日はギルド地区一帯を聞き込みに回るはずだったのだが、少しばかり『事情』があって中止。ベンチ下で横になっているうちに、こんな時間になってしまった)・・・くそ、いい加減仕事しねぇと・・・(重い身体を持ち上げ、ベンチ下から出ようとする。こんな時間からになったとはいえ、仕事には向かわねばならない) [Wed 4 Oct 2006 23:16:50]
お知らせ > レッドフォックス@傭兵ギルドさんが来ました。 『ふぅ・・・』 [Wed 4 Oct 2006 23:10:24]
お知らせ > 氷桜@あにもーさんが退室されました。 『(このまま死ぬんじゃ無いか、そんな事を考えながら夜の闇に溶けていった)』 [Wed 4 Oct 2006 01:03:19]
氷桜@あにもー > はなぁ…(教会の中に潜り込もうかとも考えたが異教の施設で一夜を明かすのは御免だ)(様々な場所を思い浮かべながら再び歩き出す)(師の店や自宅には絶対に近づきたくは無い、脅迫文にも似た書置きは残したもののこんな姿は見せられない) [Wed 4 Oct 2006 01:02:11]
氷桜@あにもー > (頼りにしていた周囲の温度を操作する力も何故か下げる事しか出来ず何の役にも立たない)(服の中に潜り込んで寒さを凌いでいたが服にふさふさとした毛がつき贅沢なようだがあまりいい気はしなかった) [Wed 4 Oct 2006 00:55:33]
氷桜@あにもー > にゃぁ…(回ることに疲れたのか――当然ながら解決策も見つからず、道端に身を投げる)(腕輪の持ち主のことは一先ず忘れよう、一先ず今日の寝床を探さねば) [Wed 4 Oct 2006 00:50:47]
氷桜@あにもー > (荷物を棄てれば或いは……そう思ったがすぐさま打ち消す)(今背負っている荷物には服が入っているのだ、これを無くしてしまってはもしも戻った時に恥を曝す事になる)(預けるような場所があるわけでもない、再びぐるぐると回りだす――馬車でも来たら轢かれそう) [Wed 4 Oct 2006 00:42:56]
氷桜@あにもー > (道すがら腕輪を拾った場所を思い出す)にゃぁ……(確かスラムの辺りを通りかかった時に拾ったのだ、しかし)なぁ……(スラムは広い上にまともな居住を持った者も少ない、おまけに人であったときですら用心していたのに猫になった今無事に捜索が出来る保障は無かった) [Wed 4 Oct 2006 00:35:19]
氷桜@あにもー > (オロオロと道の真ん中でグルグルと回る猫、邪魔でしょうがないですね)なぁ……(都合よく妙案が出るわけが無く、諦めて元来た道を歩き出す) [Wed 4 Oct 2006 00:29:30]
氷桜@あにもー > なぁ〜♪(嬉しそうに夜の街を歩む銀色の猫、しかし些か緩くなった彼の頭はある重要な事に気付いていなかった)………な?(傭兵ギルドまで後数ブロックのところまで来てようやく気付く)にゃっ!!(そうだ、傭兵ギルドに行った所でどうやって取り次いでもらうというのか)(今まで会った人は状況が味方し何とか人間であることを理解してくれたが突然猫が入ったところで追い出されるに決まっている) [Wed 4 Oct 2006 00:21:26]
氷桜@あにもー > (レッドフォックスと名乗った傭兵、取り敢えず彼に会おう)(そう考え傭兵ギルドへと向かう)(『「雷電」に連絡を』彼は確かにそう言っていた) [Wed 4 Oct 2006 00:13:38]
氷桜@あにもー > にゃっ(やっと咳が収まると包みの端を引っ張り、段差を利用して小さな背中に背負う)(初めに比べ随分と安定した、しかしまだ重い足取りで歩き始める) [Wed 4 Oct 2006 00:09:25]
氷桜@あにもー > (散々咽た後にパイプから煙草草を棄て荷物の中に放り込む)…………なぁ(猫になってしまった今、料理以外で唯一の娯楽であった喫煙すらも出来ない)(軽率に腕輪に手を通した己の愚行を恥じる) [Wed 4 Oct 2006 00:01:03]
氷桜@あにもー > (荷物の中、何とか畳んだ自分の服の懐中からパイプを引っ張り出す)にゃ♪(悪戦苦闘の末に火を入れ口に咥える………が)―――ッ!!(音にすらならない悲鳴を上げ咽てしまった) [Tue 3 Oct 2006 23:51:24]
氷桜@あにもー > にゃぁ…(すっかり猫での生活にこの三日で随分と猫の生活に慣れてしまった自分が悲しくなる)(このまま戻らなかった如何するか、そんな考えが何度も浮かんだがその度に必死に打ち消した)なぁ…(溜息のような鳴き声を出し荷物に凭れる様に座る) [Tue 3 Oct 2006 23:46:07]
氷桜@あにもー > ……なぁ(忌まわしい腕輪の持ち主を探しギルド地区を彷徨っていたが荷の重さも手伝い随分と疲労が溜まっていた)(人気の無い階段に荷を降ろしその横で丸まる) [Tue 3 Oct 2006 23:38:29]
お知らせ > 氷桜@あにもーさんが入室されました。 『(鞘の突き出た包みを背負った猫が歩いていた)』 [Tue 3 Oct 2006 23:32:23]
お知らせ > 園内一花さんが帰りました。 『( どこか一段落したような感覚に、あれやこれや考えながら――― )』 [Mon 2 Oct 2006 23:33:26]
園内一花 > ( アマウラに捕縛されているという狐の悪魔には、魔界に帰るという選択肢が、これで無くなってしまったのではなかろうか。 ―――人に害を為すものであれば、あまり気の毒とも思わないけれど。 価値観が根本的に異なる相手を、自分が直接被害を被っていないのに憎みきることも難しい… ) [Mon 2 Oct 2006 23:31:09]
園内一花 > ( 空を飛びたいとトレジャーハンターになった。 新しいものを見たい、知らない事を知りたいと思う気持ちは、今も変わらない。 そしてトレジャーハンターとは違うけれど、ハラエで学び鳳来で働いていても、それはきっと叶う事。 ―――〜どうも最近、色々ばたばたしてしまっていたけれど… 暫くは、少し落ち着いてパートナーとの今後を考えてみようと思い… 自然、微笑を浮かべた )   ( ―――ちょこん、と小さく礼をして、もう紅くない夜の下を歩き出す。 …まだ『赤』は健在で… 古城での調査では行方を掴めなかった。 『討伐隊』などに志願するつもりはないけれど、事態の一端を知る者として、そこには不安を覚えてしまう。 ―――一先ず門は閉じた。 閉じたのだが… 終わっては、いない… ) ―――ぁ。 ( そうか、閉じちゃったのかと、ふと目を瞬いた ) [Mon 2 Oct 2006 23:27:56]
園内一花 > ( そんな事を言い出せる状況ではないし… 第一神社の修復だってまだ終わっていないのだけど… ふと、独立したいな、なんて事を真剣に考えていた。 …利益を考えるのは当然の事… それを悪いなんて思わない。 それでも、そこに自身の命さえ賭する事があるのなら… その時は、それを宣伝としてしか考えられないのは、寂しいと思う。 ―――周囲がどう考えるかなど関係無いと思う反面、仲間と思いたい人達との認識の落差は、どうしても重たい )   ( あるいは、自分の関わっている部署が利潤追求の役を負っているだけで、また少し立ち居地が変われば何ら気にならない事なのかもしれないけれど… 『鳳来』で退魔行に従事する時間は、厄介な仕事でない限り、長くはならない。 …では何をするかと考えると… マスコットのように運用されていくよりは、パートナーとの神社を興す事を、少しずつ真剣に考えるようになっていた )   ( もう夏も終わり、涼しくなって来た風にポニーテールを躍らせて… 取りとめも無く考えながら、灯篭に映し出される所属組織を見つめている ) [Mon 2 Oct 2006 23:17:44]
園内一花 > ―――〜まぁ、でも… うん…。 ( 済んじゃった事だし。 言い聞かせるように呟いて… 頷いて… 正門前の通りを横切るような形で少し進み、振り返った ) ………。 ( 侍団体『無常』に、忍者団体『飛燕』もあるけれど… アマウラ大使館的な性格も持っているであろう陰陽寮『ハラエ』の佇まいは、流石に立派と言える。 ホワイティア圏のような派手さはないものの、古式ゆかしいアマウラ建築には静謐な空気が感じられた。 …ただ、そうは見えなかったとしても、利益は上げなければならない… )   ( 本職はと言えば、あくまで退魔機関『鳳来』の退魔師なのだけれど… こうした立ち位置になってしまった以上、ハラエの本部直属のユニットである限り、そこで求められる役割も変わらないだろう ) [Mon 2 Oct 2006 22:58:59]
園内一花 > ( 実質、頭数に加えられるような事は何一つしていないと言って良い。 危険は確かにあったけれど、おかしな話、怪我の一つも負わなければ意味が無いとも言える。 そこで戦った証を目に見える形で示さなければ、行っていないのと同じで、それだけなら問題無いのだけれど、今回は半ば独断専行だったという事が問題になっていた ) ―――はぁ… ( そんなわけで。 各方面への事情説明と報告と謝罪を終えて――― アマウラで捕縛されたという『狐の悪魔』の話も出来ないまま、陰陽寮ハラエの正門を出た巫女装束のポニーテールは、こっそりと盛大な溜息を吐き出した。 屍竜の一軒で、能力は無いけれどお飾りや看板としての地位を与えられた巫女であれば… 曰く、宣伝効果を挙げられないような行動は慎め、との事。 功績を挙げられそうな事態に挑むのではなく、首を突っ込むからには確実にハラエの宣伝をしなければならない、らしい。 …そもそも功績がどうとかいう意識で動いていなければ、中枢との認識の差は埋めようも無く、理解は出来ても納得は出来ない非難に、頭を抱えている… ) [Mon 2 Oct 2006 22:33:03]
園内一花 > ( ―――とは、なかなか見てもらえない。 そもそも今回、アマウラに滞在中の自分達の指揮権はアマウラのハラエにあった。 アマウラへ出向いていたのは、元々菫の霊的不調をおしての少し遅いお盆参り… 向こうで何かあった時の為に、正式にアマウラハラエへの紹介状を持って行っていれば… 有事の際に動員されるのも道理で、そんな時に【門】の実体が明らかになっている。 〜決して職務を放棄した訳ではなく、むしろ危険を冒して事態の収束に務めようとしていたとしても、『アマウラの守護』という与えられた任を離れて、古城に、魔界に向かうのが、指示に反していた事は変わらない。 …そしてそれが黙認されるのは、華々しく手柄を挙げた場合のみなのだ… ) [Mon 2 Oct 2006 22:16:05]
お知らせ > 園内一花さんが入室されました。 『( 無事に事態の収束を迎えられれば御の字――― )』 [Mon 2 Oct 2006 22:02:10]
お知らせ > エンジェルさんが帰りました。 『用件を済ませれば、今日こそは。今日も又。綯い交ぜのキモチを胸に帰路へ。』 [Sun 1 Oct 2006 05:09:47]
エンジェル > さて、ヒルダの事はそれで良いとして・・・・・・ 今度は此方の都合よ。 私のルームメイトが、その事件の直後に行方を晦ましたわ。 家からペティナイフと、ペーパーナイフを持ち出してる―― 多分、その娘はヒルダに報復しようとしているわ。 私は、ヒルダがもうどうなろうとどうだって良いけれど、その娘がヒルダのしでかした事で、殺人や傷害を犯すのは耐え難いの。 貴方に取っても不都合な話だと思うけれど、どうかしら?( 成り行き上、責任を問うような事になったが何も、ヒルダとこのギルド長を責めに来た訳じゃない。 自分の本題はこちら。 一人の浅慮な行動で、全員が取り返しのつかない重大な損失を負う。 そんな事態は許容できない。 ) お互いに、不幸な未来が訪れないように処置をして欲しいわ。 ヒルダの首に縄をつけてでも。 [Sun 1 Oct 2006 04:00:40]
エンジェル > ( 自分の記憶の中にあるヒルダも、常に愛を説いていた。それも、今となっては聞こえが良いだけのエゴイズムにしか聞こえない。 愛の表現は与えるもの、愛の本質は奪うもの、とは誰が言った言葉か―― 溜息をつく幼女を眺めながら、そんな事を考える。 やっぱり、アガペーとやらがある物ならばお目にかかってみたいものだと思う。 ) 責任のなすりっこならぬ、取り合い。 黄色い連中みたいだわね ( 詰まらなそうに笑い、ヴェイトス人らしく軽薄に肩を竦め。 そして、前置きを置いて語られる彼女の処遇へと耳を傾ける。 )――・・・ 反省文、ね。 貴方は未だ彼女に期待する部分、っていうか どうにかしてあげようって思う部分があるのね。それとも、立場から来る責任感からかしら。( 示されるのは破門だとか、そういう断絶的な処罰ではなく、改善の方向性。 自分はもう、彼女に期待する部分など何もない。 それについては、魔女ギルド内の事だ 任せる、と一任し。 ) そうした方がいいと思う。 悪魔や、魔女に関しても、だけど頭にまで回った毒を抜く必要がある思うわ。( くるくる、とこめかみの辺りで指を回す。 ) あと・・・ ヒルダは、蜘蛛を飼っているわね?私は、それに縛られて犯されたわ。( 付け加えるように言う。あれは悪用しようと思えば、いくらでも悪用の利くもの。結局の所、馬鹿に鋏を持たせるな、と 言いたい事はその一点に尽きるのか。 差し出される手紙、これはクーンの責任と覚悟の表れなのだろう。 判った、と頷いて。 ) [Sun 1 Oct 2006 04:00:30]
クーン > ―――まず、あの子は、その…少々言いづらいのですが、困った性癖がありまして。…甘くあたろうが、冷たくあたろうが、何をしても喜んでしまいまして。仕方が無いので…先ほどのように、いったん関係を白紙に戻しました。…しかし、完全に放り投げただけでは長として無責任ですし、また彼女もいつ同じ過ちを繰り返すかわかりません。そこで………反省文でも、書かせてみようかと。 …お気づきだと思いますが、あの子は……その、どうも口先ばかりで謝ったり、反省したりする気がありまして。本心でどう思っているか知りませんが、失敗が全然身にならない。そこで、「自分のどこが、どう悪かったのか」をきちんと把握できるまで、延々リテイクを出します。完全に放り出して自棄になられても困るので……まあ、餌くらいはぶら下げて。(審査に通れば、関係を戻してやるくらいのことは言わないと、やる気を出さないかもしれないし。本当に、被害者の方には頭が上がらない。)…それに加えて、当然ながらあの「生える」術は永久封印、ですかね。基本的にはその二つ、になりますが――― ああ、あとこれを。(す、と一通の手紙。差出人にはクーンの署名と印鑑、そしてあて先は自警団。) ……ことの次第を、あなた方の個人情報はぼかして記したものです。それが明るみになれば、ヒルダと…それから、その保護者であり、長である私の社会的地位はもはや回復不能なまでに失墜するでしょう。――それを、貴女に預けます。 あの子には、二度とあなたの周囲には近寄らせません。もし、破るようなこと…ご不満なところがあったら、遠慮なくそれを自警団に持ち込んでください。 [Sun 1 Oct 2006 03:22:51]
クーン > (言葉に甘え、頭を上げる。あの子は常に愛を囁いてくれたし、成長を望んでいるとも言っていた。けれど結果的に、彼女は―― 正直、魔女としての実力はあがったろう。しかし人間としては劣悪になっているように見える。…内心、溜息をついた。) …………そうですか。まあ、そうでしょうね――。 そのあたりについては、ほんとうに私の責任ですから。(一服盛るなんて外道技も、強姦に必要な器官のつくりかたも、教えたのは自分だ。保護者などと何をか況や。) ―――それについても、考えてはいます。 いかに事情があるとはいえ、本来、技術よりも心の修練が大切な魔の術に連なるものがやっていい事ではありませんので。 ――自警団沙汰にされないだけでも破格です、気に入らなければ口出ししていただいて結構。(テーブルの上に両肘を付き、指を組み合わせ顎を乗せる。) [Sun 1 Oct 2006 03:22:39]
エンジェル > ( 浮かんだ疑問を突き詰めれば結局、あの魔女にとって何が大事だったのか、と言う その一点。 そんなもの、彼女にも判らないのだろうから口に出すのは止めた。 ) そうするわ。 ちょっと、変なもの飲まされそうになったから疑り深くなっちゃってるの。( そして、続く言葉に肩を竦め。 持ち込まれたお酒も、封も開けないまま捨てた。何が入っているのか知れたものではないし、何も入っていなかったとしても、飲む気にはなれないし。 )( そして、手を突き頭を下げるギルド長を暫し眺め、溜息を一つ。 ) どうぞ、頭をおあげになって。 レイプ自体は、私にも責任があると思うの だから、それは良いわ。 我慢できるし、騒ぎもしない。 あなたも、迷惑してるんだし。( 嫌悪感は拭えないが、捨て鉢になって誘惑した事もあったし、薬を含ませたのも自分だ。だから、腹に収めて堪える事はできる。 ) でも・・・ これから彼女をどうするつもりなのか、それは聞かせてもらって良いかしら。 「魔女」の代表者として、師として、あとは、恋人として。( 何らかの罰を与えるのか、それとも、このままか。素人目から見ても、あの魔女の言っている事は色々おかしい気がする。 魔女という言葉を使うにしても、自分にだけ都合が良すぎると言ってしまえばそれまでだが。 ) [Sun 1 Oct 2006 03:00:17]
クーン > (向けられた視線と無言。彼女の言わんとし、そして呑み込んだ意味は手にとるように解る。それは確かにクーンとヒルダの間で解決すべき問題ではあったけれど、そこに口出しする権利がないわけではない。勿論、義務も無いのだが。――だからこそ、今日、こんな場が持たれた訳だ。) ええ、それは承知しています。けれど、潤いのひとつもあったほうが舌の回りはいいですし、何より落ち着いてお話が出来ます。…勿論、無理には言いません。私が勝手に用意させていただくだけですから、お気に召さなければ捨て置いてください。(突き放したような物言いになってしまうが、仕方が無い。対面に掛けて答えながら、相手の出方を伺った。まずは、そこからだ。) ……そういった手段でどうにかしようと考えているなら、もっと上手にやりますよ。(くしゃくしゃと頭をかき混ぜ、整えた髪をばらりと背に垂らす。胸元を緩めれば、そこに居るのはギルド長ではなく、唯の『保護者』だ。) ……そうですね。 用件のほどは、だいたいのところで承知しています。 ですので、まずは――― (どうせ、あの子のことだ。此方側のこともぺらぺらに見透かされているんだろう。駆け引きの類は早々に擲ち、テーブルに両手を付いて頭を下げた。) ――――このたびは、誠に申し訳ありませんでした。 謝ってすむ類の話ではありませんし、また謝られても逆に不愉快かもしれません。 それでも、彼女の恋人であり、かつ彼女の所属する組織の長を自認していた以上、今回のことは私にも十二分に責任があると思います。 [Sun 1 Oct 2006 02:40:07]
エンジェル > ( ぎこちない所か、冷やかな二人の距離感。何度も聞かされた惚気話とは全然違うその光景をちらりと見て 肩から力が抜ける。 直接話をしなければ、せっせと積み木を積んでは自分で壊す愚かで哀れな娘。 虚勢か、それとも、本当に何もかも投げ出したか 背筋を伸ばして去っていく魔女の背中を見送って、一度 幼児の顔に視線を戻す。 ) ・・・・・・ ( けれど結局、何も言わなかった。彼女達の問題だ。私には関係ない。 ) 別に、構わないわ お茶しに来たわけでもないし。( 肩を竦めて、クーンへとついて行こう。ギルド長の部屋と言えば、それなりの部屋なのかと思えばそうでもなく、自室というよりは仕事部屋や、研究室と言った趣。積み重ねられた本の山や理解不能なアイテム群に落ち着かないが、まあ 仕方ない。 ) 座ったが最後、何もかも忘れる椅子、とかじゃないわよね。( 薦められる椅子にちょっと警戒の色。熱い物にでも触れるかのように、2,3軽く触れて 漸く安心したかのように腰を下ろし。 ) お構いなく。 さて―― 用件は判ってはいると思うけれど。( どうせ、あの女のことだ。真っ先に縋りついたのだろう。 ) [Sun 1 Oct 2006 02:28:26]
クーン > (去り行く魔女の背中には一瞥もくれず。) ……そうですか。では、遠慮なく。(ふ、と一息つけば吐息と一緒に硬さを吐き出す。言葉遣いはさして変わらぬが、雰囲気がだいぶ、変わる。) ……では、私の部屋にしましょう。私も遣い魔も、野暮なもので大したお茶も淹れられませんが。(踵を返し、部屋へと案内しながら不調法を詫び。 ――やがてたどり着く室内は、二人座れば満席なほど、書籍や薬剤の類が堆く積み上げられた部屋。多少の片付けはしたのだろう、脱ぎ散らかした汚れ物や軽食の跡などは片付けられていたが、いかんせん物量が違う。)  ……散らかっていてすみません。 硬くて申し訳ありませんが。(椅子を薦め、遣い魔に茶を命じる。) [Sun 1 Oct 2006 02:15:47]
お知らせ > ヒルダさんが帰りました。 『そのまま、魔女はその場を後にした。』 [Sun 1 Oct 2006 02:10:09]
ヒルダ > ―― はい、畏まりました。 ( 一礼を返す態度もまた、ギルド員のそれであった。魔女の顔は堅く、しかし険しくも無く、一切他の色を見せない。ただ無機質に、それ以上のムダも無く。背筋をぴん、と伸ばした侭その場を後にした。 必要なのはそれだけでいい、後はもう何も要らない。それが何を意味するのか判らない程馬鹿でもない。終わったのだ。 そう、終わったのだ。 ) [Sun 1 Oct 2006 02:09:20]
エンジェル > ―― 別に良いわ。 まともに話が出来て、通じれば、それで。 言葉遣いも、普通で構わないし。( 人外。 見たことは無いけれど、人間種の10倍もかけて成長する種も居ると聞く。 エルフなんかは典型。 けれど、そういうモノなら、それで別に構わない。 友人には時を止めてしまった物すら居るのだし。 ) そうね。 じゃあ、あなたの部屋にしましょう。 苦手なの、そういう所。( 視界の端に留まり、固まったヒルダを一瞥し 頷く。 ) [Sun 1 Oct 2006 02:06:58]
クーン > ……と。 そういうことで、私は暫くお客様と大切なお話があります。申し訳ありませんが、何かあったときには私の遣い魔に報告を。 それから、口さがない噂をする者にはあとで制裁を加える、と伝えておいてください。(ふ、と。固まった黒髪の魔女へと顔をあげると、ごく、ごく自然にそう言葉を掛けた。――無視はしない。怒りもしないし、当然その背中を蹴り付けたりもしない。 ただ、彼女に与えられるのは… 他の有象無象、ただの魔女ギルド構成員への目線と、温度。 最後の授業はとうに済ませたし、さようならもした。 だから、)  すみません。お手数ですが、お願いできますか、ヒルデガルド?(そのテンションのまま、その名を呼んだ。――もう、彼女をヒルダと呼ぶことはないだろう。) [Sun 1 Oct 2006 01:53:18]
クーン > ―――恐れ入ります。言の葉に上らせるほど、大した仕事ぶりではないのですが。…ああ、この姿が気になりますか?…この街には私のような人外も多く住むとはいえ、人のほうが多いのもまた事実。件も件ですし、偽りの姿では失礼になるかと思いましたが……。なんでしたら、時間さえ頂ければ”それなりの外見”で対応させて頂けますが。(席はやんわりと辞し、僅かな表情の乱れと吾身への視線に、嫌味にならぬよう淡々と受け答え。) ―――ええ、勿論。 そう、ですね。 此処では、人目に付きます。 宜しければ、私の部屋か… それか、信頼できる個室を用意させて頂けませんか。(個室とは、歓楽街の端にあるホテルのことだ。ラブホテルの類とは少々異色で、完全防音された個室にルームサービスがついてくる。値段はそこそこ、商談などによく使われる。その名もタキザワ。フェザリアンの彼女なら、聞き覚えくらいあるかもしれない。)  [Sun 1 Oct 2006 01:48:27]
ヒルダ >    。 ( 立ち去ろうとしたその時だった。他の魔女が知らせたか、話しているのを聞いたのか、どちらかだろう。その姿を見た私は思わず―― そう、固まった。思わず脇へと除け、二人の視界の隅に消える。まるで畏れ敬うかのように。 何で私はこんなことしているんだろう、彼女は私の恋人なのに。 ) ………。 ( そしてそのまま石像のように動きを止めてしまった。”emeth”の”e”を消され活動を停止したゴーレムか、或いは壊れてしまったクランクのように。 マギーは私の同席を拒否している。さっきそう言った。同席するつもりなんて無いと私は答えた。だのに、足が動かない。固まってしまった。 ) [Sun 1 Oct 2006 01:34:20]
エンジェル >  二度と私の名前を呼ばないで。 ( 人の平穏を滅茶苦茶にしておいて、全部投げ出したような態度の魔女に殺意すら覚えるけれど、それだけを吐き出した。 そして、入れ替わりに此方へと向かってくる ご丁寧にマントまで羽織った正装の・・・ 幼児。 5〜6歳の。 正装が七五三のように見えるのは、仕方が無い。 そして、名乗られる肩書きと名前。 ) ――・・・・・・ はじめまして。 あなたがクーンね。 色々話は聞いていたし、見せられたわ。( この幼児がヒルダの恋人で、ギルドの長。頭を抱えたくなるような現実だが、無理矢理押し込まれたヒルダの群像。その中に、確かに彼女は存在したから、疑いようも無い。 驚きも、頭痛も放置して目礼に少し姿勢を正し、席を薦め ) お話があるのだけど、お時間はよろしいかしら。 [Sun 1 Oct 2006 01:27:20]
クーン > (最初に聞いたのは、ヒルデガルドがエントランスで誰かと話しこんでいる、という話だった。別に彼女だって友人の一人や二人居るだろう、状況がどうであれ会話が成立している時点でひとまずの安心はしていた、が。 話し相手の人相を聞き、一瞬だけ血の気が引いた。 …来たのか。 眩む頭を押さえつつ、ギルド長としての正装に身形を整えロビーの応接セットへと顔を出す。)  ……………初めまして。 魔女ギルド”スターブルーム”、ギルド長代理。クーン、と申します。 (…近くを通る魔女たちの噂通り、雰囲気は恐ろしく乾き、悪い。 ヒリつく雰囲気へと一歩踏み込むと、静かに名乗りを上げ―― フェザリアンの女性へと軽く、目礼した。) [Sun 1 Oct 2006 01:14:20]
お知らせ > クーンさんが入室されました。 『―――――。』 [Sun 1 Oct 2006 01:09:08]
ヒルダ > そうね。今の私には何も出来ないし、したくない。 大したことじゃない、どうだって良い。 ( イカれた人形みたいに口ずさむのは鸚鵡返し。それが自分にとって一番楽な道だと知っているから。 一度は崩れ塵になりかけた二人の器が完全に消え去ってしまう事を恐れ、私は丁寧に丁寧に修復を続けて来た。それが何処まで進んでいたのかは判らない。もしかしたらもう少しで元の関係に戻れたのかもしれない。 いや、戻れたとして―― 私はまた台無しにしてしまっただろう。だからあの紅い雨のせいにするのも間違ってる。ベストとはこの瞬間の事を言うのだ。長い長い道のりだった。 ) 伝える。心配しなくっても、同席なんてしないわよ。 ( だってもう全部投げちゃったんだから、全部クーンに任せちゃったんだから。恐れも期待も何もかも捨てたのだから。 魔女は席を立った。 ) さようなら、エンジェル。さようなら、ローリングストーン。 ( 私は別の方向に向かって転がって行くわ。若しくはきっと、どこかの溝に嵌って転がることすら出来ないまま朽ちていくの。 ) [Sun 1 Oct 2006 00:54:46]
エンジェル > あなたにして欲しい事は何も無いわ。 未だのうのうと息をしていられる事が信じられないけれど、それも大した事じゃない。 どうだって良い事よ。( 仮定の話。 魔女が、私をどうにかする為に私ではなく霧子に同じ事をしていたとしたら、報復を誓って姿を消したのは自分の方だったろう。 それが、決して霧子の為ではなくても決して許しはしない。 それで魔女の歪んだ望みが叶えられたとしても―― 否。決して、目的も手段も逆転し続け、何を願っていたのか自分でも判らない。そんな破綻し続ける望みは適う事は無いだろう。 ) 何時でも良いわ。 ( 答えは簡潔。 ) でも、あんたの同席はお断りよ。( 私は魔女を憎んでいる。だから、魔女に手を下す事はしないし 決して許容する事もない。魔女の匂いを感じれば、拒否し続けるだろう。 魔女の興味を跳ね除けるのは、ほんのささやかな意趣返し。 許される事無く、自分の知らぬ所で交わされる物に怯えれば良い。 ) [Sun 1 Oct 2006 00:35:40]
ヒルダ > 聞いて見みただけよ。でも、良く判ったわ。ありがと。 ( それは十分すぎる程に良く判った。彼女の幸せを崩すのは霧子さんが一番の鍵だったんだ。 判ったからといって今からどうする訳でもないが、もしもう少し前にそれを知っていたら―― どうなっていただろう。 もう一度肩を竦めた。 ) ( 会ってどうするの?何を話すの? その問いも、口から出かけて止まる。意味が無い事だ。 だから ) わかったわ。いつがいい? ( とだけ、聞いた。ギルド長は忙しい人だけれど、私の為に幾らでも時間を割いてくれる愛しい人。でもやはり、どんな話をするつもりなのか興味はある。 ……ああ、堪えている。マギー、あんたはいつもそう。辛い時とか苦しい時に我慢できる子。 私はあんたみたいになれなかった。こびり付いた欲求を解放していかないと自分を保てなかった。それがどんどんエスカレートしていって     ) [Sun 1 Oct 2006 00:08:56]
エンジェル > ( あの時に口にしたようにこの魔女に何もして欲しい事は何も無い。再開の言葉も、歓迎の茶も、何もかもが必要ないし、それに対して何の価値も見出さない。まして、部屋に案内されるなど真っ平御免だった。 ) そんな事も判らないのなら、判らないまま醜く老いて死ねばいいわ。( 魔女の問いに、椅子に身を預け、顔を背けたまま 酷い答えを返す。 それを説明する事に意味を感じない。 説明した所で理解しないだろうし、理解される必要も感じなかった。 そして、監視と聞いて笑う魔女を無視し言葉を続ける。 ) ギルド長に話があるわ。 話をつけて頂戴。( 魔女の一言一言が気に障る。それでも、殴りつけて、踏み躙りたい衝動を抑えているのは この魔女と同じになりたくないからだ。 私は、堪えてみせる。 ) [Sat 30 Sep 2006 23:54:44]
ヒルダ > ( 奥に案内してお茶でもだそうか、なんて何処か抜けた事を考えて居たけれど。せっかちな彼女には肩を竦めて言われた通りイスに座る。まるで彼女の方が勝手を知っているかのようだ。 ) ―――……そう、霧子さんの方が来るのね。 ( どちらかと言えば来るのはこの人だと思ってたのだけれど、予想が外れた。霧子さんの事は良く知らない。彼女の同居人で、無口で無愛想。奴隷ギルドの職員。 その人がナイフを持って姿を消した。私の事を襲う為に。 ) ねえ、マギー。霧子さんが私を襲うのって、貴女にとって不幸な出来事なの? ( 足を組んで、相手を見上げた。もしそれが不幸で、彼女の願い虚しく私が霧子さんに殺されたら、彼女にかけた呪いは完成することになる。 ) ………… 。 ( 監視。この私を、監視。 ふす、と魔女が笑う。 ) 何それ。凄く楽しそう。 貴女は私のナイト様って訳ね。あはははッ、 良いわ。凄く良い。是非そうして頂戴。 [Sat 30 Sep 2006 23:36:41]
エンジェル > ( 別に、場所は何処だって良いが 人聞きの良い話ではない。市公認なれどアングラな面もある魔女団体でも、ロビーに応接セットくらい置いてあるだろう。 そこへ座れ、と指し示す。 建物内に漂う、独特の匂いに顔を顰め、吐息を一つ。 ) 6日前、霧子が居なくなったわ。 ナイフを持ってる。 あんたがどうなろうと知った事じゃないけれど、私は霧子を止めなきゃいけない。 ( 努めて、感情を抑えるような硬い声でそう告げる。 その為には別に魔女と話す必要はないが、霧子の標的がこの魔女である以上は闇雲に探し回るよりは此方を見張る方が確実だと思い至った。 ) だから、私はあんたを監視するわ。 [Sat 30 Sep 2006 23:23:20]
ヒルダ > ( 深呼吸を一つ。眠気が消えて気を静めた。こうしているだけでも彼女から憎らしいと思う気持ちが伝わってくる。それを吐き出さず堪えているのも判る。それはきっと私の一部、私の愛しい種。彼女は孕んでいるんだ、この私の子供を。 なんて愛しいのだろう!そして私は、その私自身が彼女の中に宿した衝動に殺されるんだ。グンナイマギー、来世でまた会いましょう。  ……そんな事を考えながら頷いた。 ) 判ったわ。 ( けろりと魔女の表情から疲れや驚きが消え、平常に戻った。そしてしっかりとした足取りで顎の示す方向、建物の中に入る。 ) [Sat 30 Sep 2006 22:55:12]
エンジェル > ( 疲れ果て悲壮感すら漂わす魔女の顔を見るだけで、ぐり、と胎の中に吐き出された紅いものが蠢いて、凶暴な気持ちになる。それを魔女の頭上に振り翳さないのはこの魔女を憎んでいるからだ。 )用があるわ、顔を貸して頂戴。( 魔女の驚きも、疲れも、現実逃避も、まるで知った事ではない。私は、私の用を果たす。顎で中を示す。 態度は冷やかで、言葉も硬い 全身で嫌悪を発している事だろう。 ) [Sat 30 Sep 2006 22:47:23]
ヒルダ > (  けれど、全ては決して永続するものではない。悪いことも良いこともいつかは終わる。今、私の中で今日の一日の終わり、というものが終わった。夜はまだ、続く。 ) ご   、ごきげんよう。 ( 驚きに思わず言葉が詰まった。いや、何を驚く必要がある。お前はもう何もしてはいけないし、何も期待してはいけないのだ。 ほら、彼女の視線をよく見てご覧。冷ややかだろう。ほら。 ) ……… ええ。 ( 荷物を抱えなおし、建物の脇に立つフェザリアンの女を見る。 ) [Sat 30 Sep 2006 22:40:52]
エンジェル > ( 魔女が足を進める先の魔女団体「スターブルーム」の建物。そのエントランスの脇に立った女。 一見して部外者と判るその女は、魔女の姿を確認して煙草を踏み消した。 ) ごきげんよう ( その女は、冷やかな視線とともにそんな言葉を投げかけた。 ) 何をしてるか知らないけれど、元気そうで何よりだわね。 ( 持てる忍耐と、精神力を振り絞って 私はこの忌まわしい建物を訪れた。 ) [Sat 30 Sep 2006 22:33:49]
お知らせ > エンジェルさんが入室されました。 『 煙草の煙 』 [Sat 30 Sep 2006 22:27:43]
ヒルダ > ( 私はあれから考えるのを止めた。どうすればいいとか、後悔だとか。そういう物を全部ゴミ箱に捨ててきた。 仕事に精を出してみるだけでそれは案外簡単に出来るものだ。どうしても思い出してしまう時は、酒に溺れて酔いつぶれるのが一番。今日は考える余裕も無いくらいに忙しく、寝る前に化粧も落とす気も起きないぐらい疲れている。こんな日が良い、こんな日が。後は全部風に乗って飛んでってしまえ、しったことじゃない。 ) [Sat 30 Sep 2006 22:23:16]
ヒルダ > ( 繁華街に比べればやはり人影の少ない夜のギルド地区、その通り。自分は最近は箒に乗って空を飛ばず、こうして歩いて移動している。魔女に対する風当たりはまだまだ強いからだ。かといってその箒を手放す訳ではなく、片手に白い布で包まれた箒がしっかりと握られている。とはいえ、こんな長い代物を持ち歩いていると嫌でも目立つので余り意味は無いのかもしれないが。 今は得意先からの帰り道。草臥れた身体を引きずるように魔女ギルドの建物の方へと歩いていた。今日の仕事はもう終わりだ、寮に戻ってぐっすりと休もう。 ) [Sat 30 Sep 2006 22:14:46]
お知らせ > ヒルダさんが来ました。 『帰り道。』 [Sat 30 Sep 2006 22:07:48]
お知らせ > レッドフォックスさんが退室されました。 『(これにて第一部「はじめてのおしごと」編終了(何))』 [Sat 30 Sep 2006 06:24:28]
レッドフォックス > 生きるさ、一番デカイ『約束』を果たすまではな・・・ そんじゃ、気をつけてな。(そう言って、自分も歩き出す。場所は仕事斡旋所。誰か仕事ください) [Sat 30 Sep 2006 06:23:02]
お知らせ > ティエンさんが退室されました。 『( 今日は、魔女ギルドの場所確認で帰宅。 朝日にあてられてタイム・アップ。 )』 [Sat 30 Sep 2006 06:19:51]
ティエン >  …い、生きろー? た、多分 街中なら、早々行き倒れはしないし。スラムとか暗黒街に、迷い込まなければっ ( 公園で行き倒れると、時々子供達のおもちゃにされるから、要注意。こどもって容赦ない分、ご無体。 )  ……い、一応、野菜ー… かな。 …倒れない程度に、だ。 ( 経済力としてはドン底に近いような。 生きるって戦いだ。覚悟の意味は、少し違うけれど。 )  ――… ん。  …ちゃんと、この水も 渡さないと行けないしな。  … わたしに、人殺しとか させないでね。レッドフォックス。 ( 行方不明の友達。水を渡したかった内の一人。 水をきっちり受け取ったら、よろよろしながらきっちり抱えて。 ――… 多分、ふらつくのは朝日の所為なんだって、無茶な理由をつけたら。 )  …んん。平気。 それじゃ、ね。レッドフォックス。 水、ありがと。 ( ぎこちなくお礼の言葉を口にしたら。 のそのそと歩き出そう。 ) [Sat 30 Sep 2006 06:19:00]
レッドフォックス > 次から、矢の一本を倒して考える事にするよ。(それでも自分の勘に頼るよりはマシ、と真剣に思うヘタレの人) 一応、週に一度位は他のものも食べるようにしてるけどな。キャベツの芯とか。(これまた本来棄てられるものを貰ってくる図々しさ。いや本気で辛いんです月収3000エン) 頑張れよ、応援してるぜ。 ・・・後頭部に肘は喰らうと死ねるから、気をつけるようにしないとな。(そう言って笑いつつも、頭の中で考える。やり直せる、か・・・  と、日が高くなり始めた事に気づき) ・・・おっと、長く引き止めすぎたか?悪いな。 [Sat 30 Sep 2006 06:07:28]
ティエン >  ……か、感覚の問題なのかなー… 棒を一本携帯して、倒れた方向に歩いてみるとか。 ( 根本から何の解決にもなっていなかった。何となく哀愁感じて、へとり つられて肩落とす。 ) ……て、うわあ。 た、たまには、栄養つくもの、食べた方がいいと思うー… ひ、干からびない? ( 人間は、ちゃんとご飯を食べないと生きていけない種族だったような。ヒトデナシの感覚が一瞬混乱して、がっくんと視線がよれた。 )  …大丈夫。優先順位は、多分 見失ってないから。わたしの中でのこと、だけど。 ――… 頼まなきゃいけないような事態になる前に、何とかしたいから。だから、頑張る。 ( ちいさな子供を叱る時のようなポーズの侭で、眉がへなりと八の字に下がる。 笑みと言うには、やっぱり遠い。 )  ……一度、まずったなって思ったら。二度は繰り返さないだろう? 人は、やり直せるイキモノなんだから。  同じコト二回やっちゃったら、後頭部に肘の刑。 ( 硬い所、ごりっといく。 冗句じみた言葉の響きは、案外本気。 ――… そんな風に話しているうちに、もう 夜明けが近いから。 そろそろ、今日の目的だけでも果たしに行かないと。 ) [Sat 30 Sep 2006 05:58:54]
レッドフォックス > いや、オレ生まれてこの方ずっとヴェイトス市出身だし図書館にもよく行ってた方だから、地図は覚えてるはずなんだが・・・なんつかーか、道ばっかりは無理だ。もう宿命かもしれねぇ・・・ 貧乏・・・は、貧乏だな。貯金一応あるにはあるが、実際の生活はベンチ下で寝てパンの耳を齧る生活だしな・・・(ちなみに、経済力が「普通」の理由はメガネとボウガンが結構なお値段の代物だからです・・・) 気にすんな。事情は知らねぇが、自分でやるって決めた以上はやり遂げるんだぞ。辛くなったら何時でも頼みに来いや。(頭を撫でようと手を伸ばし・・・ 立てられた人差し指に、これまた苦笑い。青春18切符にゃちと遅い今年22歳)ははは・・・善処します。(がっくりと肩を落とす。いやまぁ、それなりの考えがあってルートは選んだのだが、それすらカラ回った事とかは流石に言えなかった) [Sat 30 Sep 2006 05:48:13]
ティエン > ……ち、地図描いてもらうとか。ギルドのひとに。 ( 何だか今、本当の意味で、お疲れ様って思った気がする。 クリスティアから此処まで、きちり往復して帰って来られたのが奇跡なんじゃないかって思うくらい。人間だったら、きっと 汗が一筋伝う所。 しかも。 )  ……ま、迷い過ぎ。 それに、精霊の泉って、陸路運搬で水路は無茶だー…… ( ぺし。 思わず背伸びして、額にチョップツッコミ入れてしまいそうなくらい。 水路運搬前提だったなら別だけれど、陸路前提の装備で湖渡るのって、とってもリスキー。 ―…時間との勝負っていうのはあったかもしれないけれど。其処は、急がば回れって奴だと思う。きっと。 )  …なら。ちゃんと果たせて、良かったのかな。 何か色々あったみたいだけど、無事なのは確かみたいだし。 ――… そんなに、びんぼうなの? ( そんな風に約束を大切にする相手と、軽々しく約束を交わしてしまった事に、へんな罪悪感すら覚えてしまいそうで。音になりきれない吐息が、少し苦くなるけれど。 ――… 依頼に拘る物言いに、些かきょとんとした様子で。口から出る言葉は容赦なく直球ど真ん中に入る罠。 )  …… ごめんね。 ( 見透かされた感覚に、表情が僅かに堅くなる。 唇を一度引き結んで、ぽつりと零した言葉は、繰り返しの謝罪。 いえないことは、あるから。 )  ……随分、頼もしいことを言うね、レッドフォックス。あるべき事を、あるべき形に。成すべき事を成そうとする姿勢は、きらいじゃないよ。 ――… でも、手段は、もうちょっと選ぼう …ね? ( 精霊の泉突破とか、青春特急過ぎだとか。ひっそり話を蒸し返して、人差し指を立てて、めー。 ) [Sat 30 Sep 2006 05:26:20]
レッドフォックス > (×行っとく→○言っとく  orz) [Sat 30 Sep 2006 05:15:54]
レッドフォックス > いや、そうなんだけどな・・・オレ、ここから正門までの道でも普通に迷えるから・・・(情けなさを通り越した声でボソボソと)・・・精霊の泉を通って最短ルートで行こうとしたら、妖精の森に迷い込んだっつーな・・・(遠い目。ああ、前の旅で一番思い出したく無かった出来事。頭を振り払って、話題を切り替える) 約束を守る事に一度会ったも二度会ったもないさ。むしろ、初めて会った時の約束を守る事こそが最も重要だと考えてるね、オレは。  そうか・・・いや、「水瓶を持ってやるついでに、家に帰るまでのボディーガード」とかなら話が早いな〜とか思ったりしたわけだが。悪いな。(バツが悪そうに頭を掻く。半分冗談で半分本気の一言であった)・・・難しい、か・・・つまり、何か悩みはある、って事か。出来る事なら力になってやりたいが・・・まぁ個人的な事なら仕方ないって事にしとくかね?でもよ、これだけは行っとくぜ。オレは依頼も、約束も、必ず守り、やり遂げる。少なくとも、そう出来るように最善の努力をする。・・・悩みがあるなら、何でも頼んでくれや。報酬が飴玉1つでも依頼を受けてやるぜ。 [Sat 30 Sep 2006 05:13:10]
ティエン >  ……道にって。クリスティア、アングリマーラ経由してぐるっと迂回していけば、迷わないと思うんだけどなー… 何処通ろうとしたんだ、レッドフォックス。 ( 余り外の世界に詳しい訳じゃないけれど、道筋くらいはかろうじて知っている。 ――… ギルドの配置も分からなくなるような代物に言われたくないかもしれないけれど。じと、と視線が僅かに半眼。 )  ……守ろうとすること、か。 ――… へんなの。一回会っただけの人間とでも、そんなに 果たそうとするんだから、律儀だ。 ( 唇が、笑みに届かない表情で 僅かに口角を上げるけれど。 ――… 約束。苦いものも、そうでないものも、噛み締めて。 今、そのひとつが果たせたのは、良かったんだと思う。果たせない約束の負債が、大き過ぎるから。 ) … そ、そういうもの、なのかな? ――… ん。持てなくは無いから、大丈夫。まだ、ちょっと用事があるし。 ( この辺りを訪れた理由は、ちゃんと覚えている。魔女ギルドのある方へと、視線がふらりと揺れて。 )  ……は? ( 仕事の依頼。そういえば、前にもそんな事を言っていたっけ。 唐突といえば唐突な言葉に、ぱちり 目を見開くけれど。 ――… 視線を伏せて、思案を巡らせる数秒の事。 人探し。その言葉が、少し心を痛ませたけれど。 )  …… 今はー… ちょっと、難しいかな。 ごめん、ね。  [Sat 30 Sep 2006 04:53:23]
レッドフォックス > なはは・・・いや、盗賊だの魔物だのの襲撃は無かったけど、散々道に迷ったってオチだ・・・(苦笑い。男にとっては下手な魔物より、自分の方向感覚や無知の方が大敵だった) まぁ、確かに全部の約束を確実に果たすのは大変だし、オレだって完遂率100%ってわけじゃない。でもな、約束をすること、それを守ろうとすることに意味があるんだ、と思ってる。オレは普通よりもちょいと『約束』ってもんに拘りがあるだけだ。 おいおい、人へのプレゼントにカネの事を聞くのは野暮ってもんだぜ。ま、心配せずとも赤字になるほどの値段じゃなかったさ。(そう言ってケタケタと笑う)ホントに大丈夫か?なんなら、家まで運んでやっても良いが。お、そうだ。今お前さん仕事の依頼とか無いか?人探しからボディーガード、見張り番まで何でもするぜ?(思い出したように自分を売り込み始める。少女と会う前に狸オヤジと交わした約束、それは「あと1つ、個人のでも良いから仕事を1つこなせば給料アップを考えてやる」。男にとっては死活問題だった) [Sat 30 Sep 2006 04:27:24]
ティエン > ( ふるり。 一度頭を振って、足元をしっかりさせる。 眩暈は何とか収まったと思うから、見上げる視線は、しっかりと。 )  ……違う意味? ( 小声での付け足しが、しっかりと聞こえてしまう耳だから。かくり 傾いた頭が、また逆方向にゆらゆらと。 ――… そして。ちゃんと、果たして。終わらせる事の出来た約束。履行されることで、意味を持つものに、 ほぅ と肺の中から搾り出すみたいに息が漏れる。果たせなかった約束が、幾つか 脳裏に過ぎって。 噛み締めるみたいに、一度目を閉じる。 )  ……そんな風に言ったら、大変な時、大変なんだから。 …水。高かったんじゃないのかなー… これ、汲んで来た奴、でしょ? 持つのは、大丈夫だけど。 ( それが全てだなんて言い切られてしまったら、思わず目を丸くしてしまう。 自分が果たせないものばかり、だからなのかもしれないけれど。 憧憬と言うよりは、少し不安げに。 ――… 8リットル。持てなくは無い。腕力とか縁遠いけれど、多分。多分。 ) [Sat 30 Sep 2006 04:11:47]
レッドフォックス > (少々ふらふらしている姿が気になるも、前も最初はこんな感じだったし多分大丈夫かなとか勝手に納得し)ははは・・・ぶっちゃけ、道中はあんまり無事じゃなかったけどな。(違う意味で・・・と小声で付け足す。あんまり思い出したくない出来事が多かったから。  そして、少女の言葉・・・男にとって、真の意味で依頼の終了を告げる言葉に、そしてその顔に向かって柔らかな笑みを浮かべる) オレは、どんなに小さな事でも必ず『約束』は守る。それがオレの全てだ。・・・水瓶4本、しめて8リットル。こいつは全部お前さんにあげるよ。・・・って女の子が持つにゃあ、ちと重いかな? [Sat 30 Sep 2006 03:40:05]
ティエン > ( まだ、ちょっと頭がくらくらするものだから、へこたれ気味。でも、いつだって大体そんな感じ。 そう。確か、水汲みに行くと言っていた。 時勢が時勢だったから、結構危ない道のりなんじゃないかって、詳しい依頼内容を知らないから そんな風に思っていたのだけれど。 ――… 取り合えず、元気そうな様子に。 ほふ 嘆息とは別の息を。 ) ……そか。よかった。 あれで、無事じゃないとかー… やなオチ、だし。 ( オチとか言う響きは、僅かに冗談めかして。 マントの中から取り出されたサイドバッグに、かくり 首が斜めに傾ぐ。 ) ……? ――… あ。 ( 覗きこんだ中に、水の詰められた瓶。 改めて、海岸での会話を思い出す。 ――… 嗚呼、そうか。 ゆるりと顔を上げると、彼の顔に視線を据えて、ちょっと真面目顔。 本当は、笑顔で迎えるとか そんなのが相応しいんだろうけれど。 笑うのは、どうにも下手だから。 だから )  「 お帰りなさい レッドフォックス 」  …… ちゃんと、覚えててくれたんだ、あれ。 ( あれ。つまり、お約束。 ちゃんと覚えてて、こうして持って来てくれた事に、少し ぽかんとした、驚きの色。 ) [Sat 30 Sep 2006 03:31:13]
レッドフォックス > (月給3000円・・・ベンチ下で寝泊りし、毎日水とパンの耳の生活。そろそろウンザリしてきていた。それはともかく、目の前の少女を見て嬉しそうな顔をする傭兵)おう、帰ってたぜ・・・こりゃまたタイミングが良いな。ちょうどお前さんを探しに行くところだったんだ。(全身を隠すマントの中から左手を出す。そこには、1つのサイドバッグが握られていた)どうしても、こいつを渡したくてな・・・それと、これが言いたかった。(右手でサイドバッグを開き、中身を見せる。中に入っているのは瓶4本。中はクリスティアの水) 「ただいま」、ティエン。こいつはおみやげだ。水をお前さんと、その友達の分たらふく飲ませてやるって言ったろ?もう空は戻って水も普通になっちまったが、クリスティアの水は市の水よりも澄んでいて美味いぜ。 [Sat 30 Sep 2006 03:20:38]
ティエン > ( 月給3000エンって半端無い。 戦慄の単語によろけた訳じゃない。きっと、多分。 多分。  丁度、傭兵ギルドの前を通りかかった辺りだったか。 くらくらする頭を支えて、よろり 視線を上げた先に この間までの空とは違う、赤い色。 )  …… あ。 …えと、レッドフォックス。 帰ってたんだ。 ( ぱちり 瞬きの先には、まだ空が赤かった頃に海岸で会った姿。 意外な所で会ったとばかりに、目をぱちぱち。 ) [Sat 30 Sep 2006 03:12:29]
レッドフォックス@傭兵ギルド > ・・・ったく、あの分からず屋め・・・仕事2つ同時にこなせるような男の月給が3000エンとかありえねぇっつってるだろ・・・(ぶつぶつと何事か呟きながら、ギルドを後にしようとし・・・その白い影に気づく)・・・ん?お前さんは・・・ティエンか? [Sat 30 Sep 2006 03:09:36]
ティエン > ( 血を吸わせても、黒い因子は何かよくわからない力で浄化出来るとか。隠し事を暴いてしまう代物だとか。 そんな、良く分からない力なんか、必要無い。 血を啜って感染していくバケモノと付き合っていこうとしたのなら、覚悟の形なんて 二つだけ。 心臓を貫くだけの決意か、同じモノに成り果てるだけの諦観。 )  …… 理想が高すぎるのは、分かってるんだけどねー… ほんと、我侭だ。 ( 只の人間同士なら、友情なんて言葉の前に 覚悟とか挟まなくていいのかもしれない。 でも、わたしは ――… だし。最初からそうなんだから、前提は変えられない。 差別と区別は違うと言ったのは、それだけの意味。 何事も無く、人の側で生きていけるのなら。別に構わないじゃないかって思うのは、ヒトデナシの視点に過ぎないのだから。他人に押し付ける事は無理。  ――… 緩慢な歩みは、意識していないと、止まってしまいそうで。 肺をからっぽにしそうな嘆息に重なって 響いたのは。 扉をけり開けたみたいな、大きな音。 びくーっ! 弾かれるように、また飛び退って。 )  あぅわ、わわっ!? ( 螺子巻き人形の機構仕掛けを巻き戻したみたいに、また悲鳴。 無駄に性能のいい聴覚に、びりびり響いた大声に よろり、足元がふらついた。 ) [Sat 30 Sep 2006 03:04:20]
レッドフォックス@傭兵ギルド > ・・・んのやろう!!あと1つだな!!あと1つ、依頼を完遂させれば給料アップするんだな!?ああやってやるさ、見てろよこの狸オヤジっ!!!(ギルド地区一帯に響き渡らん程の大声で、男は自分が出てきたギルドの中に向かって叫んだ。ギルドの名は、傭兵ギルド「雷電」) [Sat 30 Sep 2006 03:02:15]
お知らせ > レッドフォックス@傭兵ギルドさんが入室されました。 『(蹴り飛ばすように開けられるドア)』 [Sat 30 Sep 2006 02:58:22]
ティエン >  ……余計な事も、思い出したし。 ( 緩々と歩みを進めながら、嘆息の模倣。 自分を、他人を。でも、具体的に何を守りたいのかはっきりしない闇雲さは、真っ直ぐな分 時にタチが悪いって知っている。 ――… 傷つけて、傷付いて、傷付けて。 繰り返すだけで実りも無く、不毛の砂漠を広げていくだけだ。血塗れになった手を洗ってしまえば、それすら無かったかように、平気な顔をして。 )  ……流石に、そんなのばっかりになるのは、嫌だし ね。 ( 余計なお世話とか、おせっかいとか。 そんな分類になるに違いない己の言葉に、少しでも意味があるとすれば。 きっと、それだけの事。 ひとつもいらない。ふたつもいらない。 ――… いつか叫んだ覚悟の行く先が、今 どうなっているのんなんて。それこそ、知る由も無い事だけれど。 ) [Sat 30 Sep 2006 02:52:55]
ティエン > ( 少し小さくなった後姿が振り返って、礼をするのが見えた。 彼の中でどんな変化が起こったのかは、分からないから。 律儀な人だなって。そんな印象。 ――… 彼の地図に描かれていた道筋と、記憶の中の魔女ギルド近辺の風景を重ね合わせれば、道は何となく理解出来る。 此処は右。大きな通りに入って、もう少し真っ直ぐ。 のそのそ 歩き出しながら。 今しがた、自分が口にした事を振り返って。 ―… ちょっと、自爆っぷりに悶えそうになった。 )  …ど、どのつらさげて言ってるのかなー… わたしっ ( ちょっと自己嫌悪。 人に、えらそうなことを言える代物じゃないのに。 流石に道端で頭抱えて悶えてたら、ただの変な人だから。其処は、ぐっ と我慢。 ) [Sat 30 Sep 2006 02:37:36]
お知らせ > アーク=フォースさんが退室されました。 『僅かに何かを見出した…気がする…最後に振り返って…相手に礼をする…夜の闇はもうすぐ明ける』 [Sat 30 Sep 2006 02:32:09]
ティエン > ( 欲する意味から。闇雲に求めるだけでは、結局 何処かで行き詰ってしまうから。 ――… 其処まで、言える事では無いのだけれど。 )  ……逆。 何をしたくて、何の為に力を振るうのか。 そっちが先じゃないのかな。 闇雲に、分からない力だけ突き止めて、何か変わる事、あるのかな。 ( はふ 小さく溜息が漏れて、夜に溶ける。 自分を投げ出すつもりが無いのは、肝心な所で自棄っぱちになる可能性が少ないという事ではあるから、いいのかもしれないけれど。 でも、やっぱり彼は何処か危なっかしい。 何か、自分に力があるって確信しているようで。それに縋るような姿勢が、何処か不安定。 ――… そう。求める、より。縋るように見えてしまった所為か。 )  …生きる事が、覚悟 か。  ――… 本当に、ね。 自分ひとり、生きていく覚悟だって 大変なのに。 ( 其処に他者まで含めてしまえば、どれだけの覚悟がいるんだろう。 かつて、人に向かって投げ放った言葉は、今になって自分を痛めつける刃のよう。 去るという彼に、小さく手を振って。 )  …ん。 ばいばい。  ――… 教えてくれて ありがー… と、 ね。 ( やっぱり、お礼とか口にするのは苦手。 教えて貰った道を辿って、歩き出す。 ――…ギルド自体に用がある訳じゃないから、場所を確認するだけ。今は、今日は。 ) [Sat 30 Sep 2006 02:27:01]
アーク=フォース > (足元を見失う…力を欲するだけでそれに飲まれるなって事だろうか…)  「自分の持っている力は何なのか…それを調べないと、何にも解らないんで…心当たりはあるんですけど、……実際…人の為に自分を捨てたら、他人を守る事も出来なくなってしまいますからね………覚悟は…生きる事事態が…そうじゃないかと思います…自分は… 自分の方が色々言っちゃってますね…それじゃ…そろそろ自分は去りますか…」  (そう言って笑みを浮かべる、教会に帰ろうか帰らざるか迷いながら歩き出した) [Sat 30 Sep 2006 02:07:39]
ティエン > ( 彼の手に地図を渡して、外套から覗く指先は離れていく。 身体の脇にだらりと垂らし、言葉を紡ぐ彼の顔をゆるりと見上げながら。 )  …仕方ないけどね。差別と区別は、違うもの。 違うものは怖い。理解出来ない気がしてしまうから。 ――… 弱いだけ。きっと、どっちも。 ( 差別する側も、される側も 怖がり。傷付けるのも、傷付けられるのも怖くて。傷付けられる前に、傷つけてしまえばいい、なんて。そんな、悲しいくらいに良くある構図。 ヒトデナシの口調は、何処か他人事じみてしまうから 淡々と紡いだ後。 彼の希望、もしくは理想の形に 視線がつぅ と細くなる。 )  月並みって言うよりは、欲張りだね。 でも、ヒトの為に自分がどうでもいい、なんて言わないだけ マシな部類なのかな。 ( ――… 希望を。理想を語る青年の姿に被さるのは、彼とは違う誰か。苦い苦い記憶。 記憶を振り切るように深く息を吐き出して。 )  どんな力で、何から、守りたいんだろうね。 剣、拳、魔法、お金、権力――… 力、色々あるし。  …足元、見失っちゃだめだよ。覚悟が足りないなんて、二度も言いたい台詞じゃないんだから。 ( 後半は、彼にとっては意味不明な台詞だろうけれど。 軽い既視感が零させたもの。 ゆらりと頭を軽く振ると。 )  …ごめんね。何だか、結局色々言っちゃってるや。  [Sat 30 Sep 2006 01:55:11]
アーク=フォース > (どんな風に生きたい…か……そんな事を考えて…地図を受け取り、答える)  「そうですよね…人は千差万別で…同じ人なんていない…その筈なのにそれが極端だと怖がって差別する人もいる…だから周りに溶け込まないと怖い…そういう考えがありました…、どう生きたいのか…自分は…自分も他人も守りたい…月並みかもしれませんけど……」  (解らない…でも言える事は…自分を守って、他人を守れる力がほしい…その力は…無いかもしれないけれど…それで人が助けられるなら…その力がほしい…そう思った) [Sat 30 Sep 2006 01:41:39]
ティエン > ( 彼の事情は、分からない。悩み事も、その根源も。 ――…流れる血の事も。 だから、口にしたのは単純に 今の会話で得た印象だけ。 )  他人と違うって事で悩むんだとしたら、時間の無駄って言ったら酷いのかな。 ……でも、おかしな話。 誰かと同じ自分なんて、最初から 誰にだっていないんだから。 ( 彼の手が何処に伸ばされて、放たれるのかは 分からない事。 月を見上げる視線を追いかけはしないけれど、空に浮かぶ光が 正常の色を取り戻したのは知っている。 赤い空は消えて、今はちゃんと 夜の色。 )  …そんなの、誰だって知らないし、分からないもの。人間だったら、ちゃんと道筋が分かってるなんて思うんだったら、それは多分、誤解。  ――… 何処に伸ばしたらいいのか、なんて。 どんな風に生きていきたいのか。其処から考えれば、いいんじゃないのかな。  …わたしのは、凄く単純な意見だから、当て嵌まるか分からないけどねー… ( 助けたい、傷付けたい。守りたい、殺したい。 動機と言うには無茶な対立をするものを、幾つか指折り並べ立てて。 そんな根源確かめるだけでも、足元の確認にはなるんだろうから。 かく、と軽く肩を落とすと、彼の方に、先程の地図を差し出して。 ) [Sat 30 Sep 2006 01:24:47]
アーク=フォース > (手を…何処に伸ばす? 囚われる? そんなつもりは無い…はずだけど)  「どうでしょうね…自分は…囚われてるつもりはないんですけど…どこかでやっぱり引っかかってるから伸ばしかけた手を放っているのかもしれませんね…」  (それを聞いて、答えている時に若干自己嫌悪を覚えて、空の月を見上げながら言う)  「実際…一寸先…自分がどうなるかなんて解りません、ただ…今は何処に手を伸ばしたらいいのか…探している所…です」 (そう言いつつ……腕輪を見る…光ってはいないがつけているだけで来る安心感…それで不安はすこしだけど、消える) [Sat 30 Sep 2006 01:13:38]
ティエン >  ――… 何が混ざってたって、別に構わないけど。 忘れずに、踏み外さずに、いられるなら。 ( すい、と視線を外して。 呟くように。囁くように零れた小さな声は、何処か淡とした響きで落ちる。  彼が気にする瞳の色、混ざっているかもしれないと告げた時の、苦笑い。 ―… それらを映し、収めた赤い視線が、笑みと言うには鈍く 細められて。 )  …囚われたら、目の前も見えなくなって。踏み外すよ。 只でさえ、世界は目隠しの国。 一寸先も分からないから、手探りで進まなきゃいけないのに。 貴方の手は、何処に伸ばされているのかな。  [Sat 30 Sep 2006 00:58:42]
アーク=フォース > (言われた事に納得して…頷いた) 「あ…うん、そうだね……確かに自分は色々ごちゃごちゃ混ざってるかもね」  (そういって苦笑いを浮かべる、疑問があるとしたら…自分、それは言わないでおこう…そう思って言葉を止めた) [Sat 30 Sep 2006 00:54:37]
ティエン > ( パッと見た感じでは、アルビノイアっぽくは見えない青年。肌の色は白いけれど、色素から見放された色では無いし。髪の色も黒い。 ――… 尤も。黒髪の同族がアルビノイアと称していたりするから、その辺りは 深くは口に出さない部分。 何処か曖昧な言葉に、傾げる首の角度が深くなる。 ) アルビノイアに多いってだけで、そんなに珍しい色でも無いと思うけどな、この街だと。 結構、ごちゃごちゃ血の混じったヒトも、いるみたいだし。 ……疑問って、目の色?  ――… あ。 ごめん、ね。 別に、詮索するつもりじゃないから、言わなくても、いいや。 ( ごちゃごちゃって言うのも、酷い言い草なんだけれど。他に上手い言い方も見付からなくて。 感情で色味の変わるという瞳は、今は一定の色合いだろうか。 彼が抱いているのが、何に対する疑問なのか。問いかけそうになって、慌てて、手を振って打ち消した。 初対面で深く突っ込むようなお話じゃないって、流石に気付くから。 ) [Sat 30 Sep 2006 00:45:00]
アーク=フォース > (自分の紅い目の理由なんて知らない…人種はよく解らない…アルビノイアではなかったと思うけど…自分は) 「嫌い…ではないんですけど、自分はアルビノイアって言うわけでもないですしね、色々疑問があったりします」(この紅い目の理由は自分は知らない…生まれつきだし…ただ…感情で色の明るみが変わる…そう神父さんに言われたことがある…推測は出来るが確証は無い…そんな感じ) [Sat 30 Sep 2006 00:37:59]
ティエン > ( 逸らされた横顔が、月の下で僅かに赤い。 ―…何か、おかしな事でも、言ったっけ? 思わず、考え込む数秒。 )  ……目? ( きょとん 瞬きが数度。己の目元に、指先を当てて、鸚鵡返しの声。 見上げた先の青年の瞳の色は、紅。 純粋な紅色と言うよりは、黒を根底に湛えたみたいな そんな色に見えるんだろうか。 ――… 赤い目の人間というだけなら、特筆する程珍しい訳じゃない。 アルビノイアは、基本的に赤目だし。けれど )  ……アルビノイアは、大体 こんな色だと思うけどな。 …変っていうか。色、きらい? ( 月の光の加減、なんだろうか。彼の目が、光って見えたのは。 見上げる視線を僅かに細くして。問いかけの言葉と共に、かくり 頭が斜めに傾ぐ。 ) [Sat 30 Sep 2006 00:31:04]
アーク=フォース > (慌てて視線をそむけて答える、僅かに赤面)「いや、その目…綺麗だなぁと思って…、自分の目の色はすこし…変なのかなぁとおもって」(紅色の目は月に照らされて僅かに輝いている) [Sat 30 Sep 2006 00:21:20]
ティエン > ( 突っ込んで話したい内容でも無いのだから、流された話題に 仄かな安堵の色。 彼の口から語られる道筋に、通りの方を振り返る。 一応、方向としては間違っていなかったらしいと確認。 )  ……こっちで合ってはいたのか。 ……え。い、いいのかな… あの、場所、全然分からない訳じゃないから、方向わかれば、大丈夫なのに。 ( 口では言いながら、差し出された紙を おずおずと受け取って。かさり、その場で広げてみる。簡単な道筋の描かれた地図と、記憶の中の光景を照合すれば、大体道順は把握出来た。 ん、と ひとつ、頷くと。 )  ……ん、覚えた。 ―… どうか、した? ( 元通りに地図を折り畳みながら、向けられた視線にふと、僅かに覗く視線の赤色が瞬きを。 ) [Sat 30 Sep 2006 00:16:36]
アーク=フォース > (とりあえず…驚かれる云々の話は考えると嫌な事につながるのでスルーして、道のほうに答える)「……魔女ギルドは…此処をもう少しいったところを右に曲がって……、あ、そうだ…前さらっと書いた地図があったんだ、はい、あげます」(そういってポケットから綺麗に折りたたまれた紙を取り出して渡す…ホントに簡単な地図である、目の紅が自分よりも綺麗だな…そんな事を一瞬考えて…自分の目の紅色はなんか変だな…と思う) [Sat 30 Sep 2006 00:09:18]
ティエン > ( 頭を下げる仕草に、フードの中で視線が びく と僅かに揺れる。 挙動一つ一つに対する過剰反応は、押さえ込もうとしても各所に滲む。 ――… 見知らぬ人間相手には、大体こんな感じだけれど。 )  …驚かれる事があんまり無かったからってー… それって、運が良かったって事じゃないかな。 …脅かさないように、してたっぽいのは。その、分かったんだけど。 ( 過剰に驚いてしまうのは、主に自分が根性も度胸も無いからで。其処に関しては、彼の責任が深い訳でも無いって分かってるから、視線を逸らして ぼそぼそ 津あ゛や句言葉は、フォローにもならない気はするけれど。 かく と、少し力の抜けたように、肩を落とし。 ) ……ふぅ、ん? そか。 ……どっちの方か、分かる? 最近来てなかったから、ちょっと方向わからなくなったんだ。 ( そんな風に話す合間にも、時折 通りの方に視線を向ける。 正確には、人の気配が通り縋る度に。 確認めいた視線は、刹那に流れて。直ぐに戻ってくるのだけれど。 ) [Sat 30 Sep 2006 00:00:23]
アーク=フォース > (あ…最近行ったし…ビンゴ? すこしラッキーなんておもって、少女の言葉に答えた、驚かして笑った事はまず謝ろう…頭を下げて…) 「ごめんなさい…人に驚かれる事が今まであまり無かった物で… 詳しいというより、最近まで白魔術師のギルドにいたんですけど…やめて今は無職です、魔女ギルドですか、最近行ったんで…わからなくは無いですよ」(そういって、笑顔を向ける) [Fri 29 Sep 2006 23:51:11]
ティエン > ( 飛び退いた関係で、開いた間隔は数歩分。手を伸ばしても、ギリギリ届かない。そんな距離。 まだ驚きも冷め遣らずの中、微かに聞こえた笑い声に。 ぅー 低く唸る声が、夜気に混じり。 )  …別に、そういう訳じゃ なかったんだけど。 ……この辺り、詳しいひと? ( 確かに、目的地の場所が曖昧だったのもあるけれど。立ち止まっていた原因は、それじゃない。 ――… とは、いえ。そんな事を長々と説明する訳にも行かないから、唇を一度噤んで。 相手の姿を確かめるように、視線を揺らす。 服装には特徴は無い様子。体格を見ても、分からない。分かり易く魔法使いや戦士といった風体じゃないから、何か別のギルドにでも属しているんだろうか。 窺う視線は、ほんの僅かの間。 直ぐに、ふらりと逸らされて。 )  ……魔女ギルド。 ( ぽつり。 単語だけ、呟くように。 ) [Fri 29 Sep 2006 23:45:29]
アーク=フォース > (思いっきり驚かれた……面白いくらいの反応だったのですこしクスリと笑って答える)「通りで立ち止まってたものですから…迷ったのかなと思いまして…自分はすこしなら道もわかると思いますが」(よく見ると自分より背が小さいことに気付く…年下? といっても気付かなかった自分は……どうなんだろう? そんな事を考えた) [Fri 29 Sep 2006 23:38:46]
ティエン > ( 全身すっぽりと覆う白外套は、フードつき。しっかりと目深にフードを被った状態では、風体も分かり辛い そんな姿。 フード越しの視線が、道の方を向いて。唸る声は思案の色。 ――… 思案に沈み過ぎて、油断していたのは確かなんだろう。 不意の声に、びくーっ! 思わず弾かれるみたいに後ずさりがちに、振り返る。 )   うわっ、ぁ… わっ、 え、えぇっ? な、何 わたし、に…で、いいのかな  ……えとっ ( 驚かさないようにとの配慮をぶっちぎって 見事にびくつく。それがへっぽこクオリティ。全くもって威張れない。 肩から提げたショルダーバッグを押さえて、びくびく 窺うように視線を上げた先には、見知らぬ青年の姿。 本来は必要ないのだけれど、ぜーはー 肩で息をして。 )  ……ま、迷っては、ないかも。 ぅん、まだ、迷っては無い。 ……来た道は、分かるもの。 ( 来た道は。 ――… 其処が目的地という訳ではないのだけれど、訪れようとしているギルドの場所が曖昧なのは確かなものだから。少し、遠い目。 ) [Fri 29 Sep 2006 23:33:30]
アーク=フォース > (白い影は…外套だったのか…そんな事を考えながらその影の後ろから…声をかける、小さな声で、驚かさないように)「こんばんわ……道に迷ったんですか?」(腕組みをしている少女の様子を見て、問う声もなるべく小さくあまり驚かせないように…) [Fri 29 Sep 2006 23:27:59]
ティエン > ( こうして出歩いて来ると、日頃 外を出歩かないんだって知らされる。用事がそれ程無いから仕方ないんだけれど、この界隈より暗黒街の道に詳しいって、我ながらどうなんだろう。 まばらな人通りからも外れるように、白い影は ぽつんと道端に。 時折、通り過ぎていく人の横顔に視線を投げかけては、直ぐに視線を外す。そんな繰り返し。 )  ……この辺りじゃ、ないかー… そういえば、何処にあるんだっけ……? ( 考え込むように腕組みする姿は、此方に近付いて来る人影にはまだ、注意を払っていない様子。 むー と小さく唸って、来た道と行く道に視線がうろうろ。 ) [Fri 29 Sep 2006 23:22:24]
アーク=フォース > (結局あの夜に倒れてから、かなりの間寝ていたらしい…外に出たのは昼…ご飯までご馳走になってしまった…体の方は別に何か悪影響がでたわけではない…そして…今まで、自宅である教会にも戻らずにふらついていたわけで) (遠くに見える人影……誰だろう…近づいてみようか…そう思ってゆっくりと近づいていく…) [Fri 29 Sep 2006 23:13:19]
お知らせ > 人影 遠くさんが入室されました。 『散歩…というよりあてもなく歩いて』 [Fri 29 Sep 2006 23:03:25]
ティエン > ( ――… 一言で言えば、それまでなのだけれど。実際に歩いてみると、これが結構広いんだ。 漸く、紅い空消え。夜空の色を人々が思い出し始めた秋の途上。ほんの少し冷たい空気の中を、泳ぐように行き交う人の波。 商業地区の大通り程じゃないけれど、人影はちらほらと見える。それだけ、人の出入りがある場所という事なんだろう。 ) ……善し悪しだなぁ、正直ー…… ( そんな中。すっぽりとードを被った白外套が、道の端で溜息。 前に此処に来た時には、書籍ギルドを尋ねて来たんだっけ。 此処とは区画が少しズレているから、仰ぎ見ても建物の影を見つける事は出来ないけれど。 ) [Fri 29 Sep 2006 22:56:56]
お知らせ > ティエンさんが来ました。 『( 様々な組織の集う区域。 )』 [Fri 29 Sep 2006 22:53:34]
お知らせ > アーク=フォース@魔女ギルドさんが帰りました。 『会計を終え、外に出ると紅い空は晴れて…金に近い月が見えていた』 [Thu 28 Sep 2006 01:07:58]
お知らせ > ヒルダさんが退室されました。 『――ありがとうございました、またのお越しを。 ( 最後だけはきちんと礼儀正しく。 )』 [Thu 28 Sep 2006 01:07:19]
アーク=フォース@魔女ギルド > (薬?…秘薬? 怪しい薬? 嫌…中毒性があったら困るし…)「人体実験とかは…意外と怖いですから今回はやめておきます…、ではそろそろ・・・自分はこれにて、もう一つの腕輪が見つかったらまた持ってきます」(財布からお金を出し、会計の方へと歩き出す) [Thu 28 Sep 2006 01:03:12]
ヒルダ > ( 男子禁制女の花園というと聞こえはいいかもしれないが、その実態はあんまり綺麗なものでは無いのだ。我らが魔女ギルド長の部屋を見せてやりたい。 ) 自力で開拓は難しいけど、まあ貴方次第かしらね。私も途中までは独学だったから。 ――あら、私のレッスンを受けたいの?でも私の術は魔女の術だから、どうかしら。 ( 部屋の出入り口まで歩き、がちゃりと扉を開けて見送ろう。 ) ……… もしお金に困っているのならまたうちに来なさいな。丁度新しい薬の人体実験を行う予定があるのよ。 ( 昨日カイネさんにも言った言葉をさらりと。どんな薬なのか、魔女は語らない。 ) [Thu 28 Sep 2006 00:59:42]
アーク=フォース@魔女ギルド > (そうだった…ここは魔女ギルド…男子禁制…むぅぅん)「反動…ですか」(僅かに三年前のあの光景を思い出して冷や汗をかく…また腕がずたずたになるのはごめんだ…)「学校に通うお金も無いですし…自力で開拓するしかなさそうですね…個人的に教われるなら是非にと言いたいですが、やっぱりお金の問題がありますから……」(そういって苦笑いを浮かべる、正直お金がないという無職の自分がこれほどきつい物は無いと思った…早い所仕事を見つけないと…) [Thu 28 Sep 2006 00:49:32]
ヒルダ > ( 何日もかけてじっくりと詳しく調べるのならもう少し掛かるだろうが、あんまり裕福って感じの青年じゃないし(失礼)。 ) 良いのよ、私も魔法の品に触れるのは楽しいから。 ――才能もあるけど、本気で努力すればそれなりには。魔術といっても色々あるから。 けれど、使い方を誤ればその反動が自分に帰ってくる性質を孕んでいるから、注意する必要があるけれど。 ( この青年はどうだろう。負の感情に任せた暗黒魔法ならその才能に秀でているかもしれない、と魔女は思う。 ) 今日日術を教えてくれるところなんて沢山あるわ。天下のヴェイトス大学でも魔術科があるくらいだしね。 貴方が女の子だったら、この場で魔女ギルドに勧誘して一から教えて差し上げるのだけど。 [Thu 28 Sep 2006 00:41:44]
アーク=フォース@魔女ギルド > (お金…うん…大丈夫…財布の中を確認して安心する)「どうもすみません…色々とご迷惑をおかけして…素性は隠しておいたほうが…この先確かに良いかも知れませんね…会計は…あっちですね…それともう一つお聞きしたいんですが…魔法って練習すればちゃんと使えるようになりますか?」(余計な質問……魔女だからその手の知識はあるだろうと思って聞いてみる…はっきり言うと…また迷惑をかけている気がする…) [Thu 28 Sep 2006 00:32:00]
ヒルダ > そう。ま、もう一度言うけれど決めるのは貴方だから。でも選択肢の一つとして覚えておくと良いわ。 それと、自分の父親が悪魔かもしれないという事は成るべく言わない方が良いかもね。これは私からのお節介。 ( 結局一度も使わなかった本を膝上に置いて。 ) ―― この街じゃそうでも無かったのよ。吸血鬼とオトモダチになれる街だからね。 私が判るのは以上よ。預けるのならもう少し詳しく調べるけど、多分これ以上は…。それに、鑑定の為とはいえ一時期でも手放すのはやっぱりお勧めできないから。 ( そう言って立ち上がった。 ) 鑑定のお値段は5000エンよ、帰る時に受付に払って言って頂戴な。 [Thu 28 Sep 2006 00:24:58]
アーク=フォース@魔女ギルド > (仕向けた? 自分を怒らせて…実験した? すんだ事は仕方ないけど…)「あるかも・・知れません…両親で一つずつ残したんなら色々納得がいきます…多分… 両親の残した物は自分が持っていないと……売る事や捨てる事は考えてません…悪魔への風当たりなんて何処も変わりませんよ…今はすこし前より厳しいかもしれませんが」(そういいおわると、腕輪を見る…光は消えている) [Thu 28 Sep 2006 00:18:28]
ヒルダ > いいのよ、そうなるように仕向けたんだから。 ―― でしょうね。言い換えれば、その腕輪が無いと貴方は衝動に自分の精神を揺さぶられてしまうという事よ。肌身離さず持っておく事をお勧めするわ、悪魔に対する風当たりが強くなっているこの街では特に。 ( 持ち込んだのが魔女ギルドだったのは正解だったのかもしれない。まあ、他も大して変わらないような気もするが。 ) お父様の? ”Holy and Dark”、その片割れがあるというの? ( この腕輪が”聖なる”ものなのだろう。私から言わせれば衝動を束縛するものこそ『Dark』に相応しいものだと思うけれど。 ) ――そうね、きっとお父様も何かを残しているんでしょう。けど、悪魔からの贈り物なんて受け取らないに越したこと無いわ。決めるのは貴方だけど、もし手に入れても捨てた方が良いんじゃない? ―― 何だったらウチで高値で引き取ってもいいけど。 [Thu 28 Sep 2006 00:11:27]
アーク=フォース@魔女ギルド > (深呼吸を一つ…これで大分落ち着く…)「あ…すみません…取り乱してしまって……、相手の意見を聞かずにただ自分の意見だけを言って…、自分の中の衝動……母は多分…自分がこういう状況に置かれることを知っていたのかもしれませんね、でも母から送られた手紙に気にかかる事が書かれていたんですけど…「父の贈り物も見られるといいですね」って…父も何か残していると考えられるんでしょうか?」(何故質問した? 何も聞かないで一人で考えるよりはずっとマシだから…他人の考えも聞けば良い考えに行き着くかもしれない…そうおもったから) [Thu 28 Sep 2006 00:01:32]
ヒルダ > ( やはりそうか。この腕輪には彼の中に内在するもの、恐らくあの紅色を静める力があるらしい。それを確かめる為に彼には少し気の毒な事をしてしまったけれど。 ) ……そうね。努力すれば、抗い続ければ運命だって変えられるってどこかの魔女が言ってたわ。だから奴隷だって幸せになれるかもね。 ( さっきとは逆の事を言うのは、彼の気を静める為。掴んだ手の力を弱め、宥めるようにそっと重ねて。 ) …大丈夫?御免なさいね、刺激したりして。 でも、その腕輪はやっぱり貴方の中の衝動を抑える力があるみたい。憶測だけど、貴方のお母様が貴方の為を思って残したんじゃないかしら。 ( 彼が悪魔の血を引いているのならば、押さえられぬ衝動の一つや二つはあるだろう。人間である私がそうなのだから。 ) [Wed 27 Sep 2006 23:50:43]
アーク=フォース@魔女ギルド > (腕をつかまれた……腕輪を持ってる…何をされる? そのまま腕輪をはめてくれる? それとも違う? そう思っている間に腕輪を掴んでいる手が動く……抵抗などできよう筈もなく、腕輪が自分の手首に戻る…瞬時に光りだす腕輪に彫られた文字…頭の痛みも脳裏に浮かんだ影も徐々に治まる…目の色も僅かに薄くなっていく、怒りはともかくとして…)「それはそうかもしれないですけど…奴隷だって…努力すれば幸せだってもらえますよ…いつかは…」(少しずつ状態が落ち着く、それと同時に腕輪の輝きも小さくなる) [Wed 27 Sep 2006 23:40:49]
ヒルダ > ( …危ない人、まるで私のよう。 ) 誰も彼らを幸せにしてやれる事なんで出来ないわ。だって、幸せは自分で勝ち取るものですもの、与えられるものじゃない。ま、奴隷にそんな機会があるとは思えないけど。 勝手に幸せになる分には構わないけど、それで私たちの幸せが壊れるのは御免ってヤツよ。 ( この自分が幸せについて語るか。滑稽な話だ。 このまま刺激し続けて彼がどうなるか見てみたいが、暴れられても困る。頭を抱える彼の手を掴もうと手を伸ばし、掴めたなら無理矢理その手に腕輪を嵌めようとする。 ) [Wed 27 Sep 2006 23:29:35]
アーク=フォース@魔女ギルド > (頭が痛い……脳裏には鎖に十字架…かけられているのは自分)「っ!」(痛みで思わず頭を抱える…嫌だ…あの時みたいなことはごめんだ…人を傷つけたくない…差し出された腕輪に手を伸ばせない…頭の痛みと…自分を自分で抑えるので…心の底から来た怒りは中々消えない…)「そうだとしても…奴隷だって…幸せになったって…いいはずじゃ…無いんですか?」(声は震えている…怒りからか…恐怖からか…それは解らない) [Wed 27 Sep 2006 23:20:38]
ヒルダ > そう、奴隷も人間よ。私たちと同じ血と肉で出来てるわ。でも、だからなぁに? 私たちの幸せや日々の暮らしは彼らの犠牲の上に成り立ってるの。今の幸せな生活を捨てて、その捨てた分を奴隷に分け与える事は誰もしないわ。奴隷を含めたヴェイトス市の人間全員がその幸せを享受出来るほど、この街は大きく無いから。 ( こういう話題は普通タブーである。「そうね、間違ってるわ」と表面上取り繕うのが一番正しい、まして相手は客なのだから。 ―― 彼のその目の紅色は更に強くなった。嗚呼、このヴェイトスの空を覆う瘴気と同じ色だ。 散々挑発しておいて、不意に預かっていた腕輪を返そうと差し出した。これで彼の気が静まればはっきりする。 ) [Wed 27 Sep 2006 23:11:49]
アーク=フォース@魔女ギルド > (消耗品……? 奴隷だって…人だ…なのに…この人は笑っていられる…何故?)「自分は…消耗品だと思いません…奴隷だって…人なんです……自分達と同じ…人なのに…どうしてそんな事が…」(握っている拳の力が強くなり、目の紅は更に深くなる…) [Wed 27 Sep 2006 23:02:40]
ヒルダ > 感覚で判るのね。 ( 成る程、と頷いた。いや、理解には至っていないが。何かしらの理由でこの未知の言語を彼は読むことが出来るのだ。魔女はその腕輪に書いてある文字とその意味を書き写した。 ……夢は潜在意識の表れというが、彼のもそうなのだろうか。そしてその夢にどんな意味があるというのだろうか。 ) そうよ。悪魔も吸血鬼も、ね。人間ってのはおぞましい生き物――…… あら? ( ざわりと感じる感覚。心地よい空気の流れ。もしこの腕輪が彼の中の何かを押さえつけるものだとして、その腕輪は今彼の手元を離れ私が持っている。 ――魔女の瞳が面白い物を見つけたかのような色に変わった。 ) 奴隷なんて消耗品よ。例え鎖に繋がれていても餌の心配はしなくて良いんだから、彼らは逆に感謝しなくっちゃ。 ( ちょっとした実験ってヤツだ―― これも大事な鑑定作業の内。さあ、どうなるか。 ) [Wed 27 Sep 2006 22:55:36]
アーク=フォース@魔女ギルド > (首を振る…この文字は多分、自分には読む事は出来る…けど)「多分…というか腕輪を手に取った時に…この文字はこう読むんだって言うのが浮かんだだけで…書くことは出来ないと思います、もしかしたら読めるかもしれませんが、 あの夢は怖いです…友人には自分の『力』何じゃないかといわれてますけど、持っていたとしても自然ですか……天使が奴隷にされるんですね…今は…」(奴隷…あまり好きではない…道具のように人を扱う人は嫌いだ…僅かな怒り…その目の紅を僅かに色濃くして…) [Wed 27 Sep 2006 22:40:25]
ヒルダ > …そう。 ( どうも、この青年は腕輪に書かれている文字を”知っている”風には見えない。読めるけれど、知らないというか―― 上手く言い表す事が出来ないが。もう少し詳しく聞いてみようか。 ) 確認するわ。この文字は貴方の知っている言語なの? 例えばこの文字で「机」とか「本」とか、他の単語や文章を書けたり、読めたりは出来る? ( 物心ついた時から育ての親の元に居た、しかもそこが教会となると彼が本当にヴェイトス産まれなのか――。教会なんて子供を捨てるゴミ箱みたいな役割があるし。 でも、小さい頃からヴェイトスでずっと暮らしてきているなら、やはりこれはヴェイトスの言語になるのだろうか。 ) …中々素敵な夢を見るのね。私も十字架に貼り付けにされてみたいわ……… 。 ( 魔女はふと可笑しな事を呟いた。 貼り付け聖女or魔女プレイってヤツだ。 ) そう。パプテス呪術とはまた少し違ったイメージが私の中にはあるけれど。貴方のお母様が天使のハーフなら、こういう腕輪を持っていても自然じゃない? ま、天使なんて奴隷ギルドでも見れるけどね。 ( 自称、だけど。それほどこの街は混沌としているのだ。 ) [Wed 27 Sep 2006 22:30:16]
アーク=フォース@魔女ギルド > (見たくも無い悪夢…それを答えなければ前に進めない…進まないと…動かないと…)「生まれは…ヴェイトスの筈です、物心付いた時からヴェイトスの外れの小さな教会で育ったんで…悪夢…もう一人の自分…自分は見ているだけで十字架に鎖で縛り付けられた、もう一人の自分がいるんです…怖いです…すごく… 聖性? 天使とか…聖女が使えるって言われてる力のことですか? 衝動……思い当たる節が無いんで…良くわかりませんが」(そういいつつ、頭の整理をする…) [Wed 27 Sep 2006 22:19:51]
ヒルダ > ( 訂正―― 母親が天使と悪魔の混血 → 母親が天使と人間の混血 ) [Wed 27 Sep 2006 22:11:52]
ヒルダ > ( 「Holy and Dark」 直訳すれば意味はまあそのままだ。 ) 失礼だけど、アークさんは余所の国の人なのかしら。私の知らない言葉で書いてあるから、他の国の言葉かなと思ったんだけど。 貴方の知ってる言語なんでしょう? ( ヴェイトス共通語でも無ければトキノミヤコでもガンディアでも無い。本当に見たことのない文字だ。 ) 悪夢?どんな悪夢を見たの? 紅い雨の影響が薄れたというのなら聖性の力を発揮しているのでしょうね。退魔の効果か―― 或いは単に貴方の中の衝動を抑える力があるのかも。紅い瘴気は欲望を増長させる効果があったから。 ( 紅い雨が降っているときにこういう便利なものが自分の手元にありさえすればと一瞬後悔の念に駆られたが。 母親が天使と悪魔の混血、父親が悪魔だと聞けば魔女の瞳が揺れる。 また悪魔か、畜生め。 ) [Wed 27 Sep 2006 22:11:05]
お知らせ > ヒルダさんが入室されました。 [Wed 27 Sep 2006 22:02:28]
アーク=フォース@魔女ギルド > (文字は何で誰も読めないんだろう…思い出す…腕輪があった時に体に起こった変化…あるとしたら…)「文字は…【HolyandDark】と読めます…体への影響…悪夢を見なくなったのと……紅い雨を浴びたら知らないうちにどこかに来てるんですけど…それがなくなりました、…自分の母親は…天使と人間の混血だったと…育ての親からは聞いてます…それくらいしか親の事は…父親は…悪魔だったらしい…ですが…」(あったことが無いから聞いたことしか話せない自分に腹が立つ…その気持ちは強く握る手で解る) [Wed 27 Sep 2006 21:58:51]
ヒルダ > ――ふむ? ( 腕輪を受け取り、その重さを掌に感じる。腕に嵌めて集中、又は文字をなぞる事によって術が発動するのだろうか。 腕輪に刻まれている文字は少なくとも自分は見たことが無い。取り出した本は鑑定に使う各種魔文字の早見表、のようなものだったが、どうやらそれを捲っても無駄なようだ。この本には載っていない。 ) …この文字の意味は判る? あの雨は悪魔の瘴気が混じったものよ。その輝きが強くなっている間、貴方にどんな影響があったのかしら。 ( 取り合えずは思いつく限りの質問を重ねる。案外そこから答えが導きだされるものだ。 ) それと、これを送った貴方のお母様はどんな方だったか、差支えがなければ教えて貰えるかしら。 [Wed 27 Sep 2006 21:50:32]
アーク=フォース@魔女ギルド > (促されて椅子に座り、言われるままに腕輪を渡す、本当は付けてあれを見せた方が早いのかもしれないけれど…)「自分は…アーク=フォースです、その腕輪を付けて、集中したり、文字をなぞると淡く光るんです、身につけてないと駄目なんですけど……紅い雨の降るときは幾分輝きが強かったような気もしますけど…どうしてそうなるのか解らなくって…」(こういうところにある本は興味をそそられる…本棚の方に一瞬目がいくがすぐに本を読んでいる女性に目を戻す) [Wed 27 Sep 2006 21:40:27]
ヒルダ > あらまあ、純朴なのね。 と、自己紹介が遅れたわ。私はヒルデガルド・グレーテ。 ( 応接間の棚から分厚い本を一冊取り出し、向かい合うように座る。 ) どうぞお掛けになって? もう一度良く見せてくれるかしら。それとどうしてこれが魔女に鑑定して貰う必要のある―― マジックアイテムだと思ったのか、その他知っている事を全て聞かせて? ( 魔法の品というのは本当に多種多様だ。悪戯染みた効果のものから持ち主に大きな災いを齎すものまで。特に呪いの効果を及ぼすものは、鑑定の依頼人から「引き取ってくれ」と頼まれてギルドの倉庫に山積みになっている。 ) [Wed 27 Sep 2006 21:32:41]
アーク=フォース@魔女ギルド > (緊張しなくて良い…すこしほっとして…言葉を返す)「あ…はい、女の人とあまり話す機会が無かったですから…それに魔女や魔術師ってすごいと思いますから…」(そういって、魔女の後ろに付いて行った先は椅子と机のある部屋、多分、応接間…秘薬の具…冗談なのはわかるけど…秘薬ってどんな薬の事を言うんだろう…そう思いつつ、椅子には座らずに座って良いと言われるまで待つ、それがマナー…だと思う) [Wed 27 Sep 2006 21:21:05]
魔女 > そんなに緊張なさらなくても良いのよ。何も秘薬の具にしようって訳じゃあ無いんだから。 それとも、女だけの世界は殿方にとっては特別な存在なのかしら。 ( 魔女は態度を崩し微笑んだ。 差し出された腕輪に魔女の視点が落ちた。銀色の輝きから微かに力の片鱗を感じる。 ) 鑑定ね。 ――まあ、お母様の形見なのね。 ( 大方迷宮巡りの成果の宝か何かかと思ったのだが、青年の口から毀れる言葉に思い深げな声色を出す。単なるフリではあるが。 ) そうね、此処じゃ何だから部屋を用意しましょう。ついていらして? ( そう言って魔女は廊下を歩き、すぐ手前の扉を開き青年を部屋の中へ案内する。部屋の中は単なる応接間、机と椅子が置いてある簡素な部屋だ。 ) [Wed 27 Sep 2006 21:15:43]
アーク=フォース@魔女ギルド > (そういいつつ、銀色の腕輪をはずして、見せる、若干緊張しつつも…しっかりと見せている) [Wed 27 Sep 2006 21:08:29]
アーク=フォース@魔女ギルド > (声をかけられて、すこし驚くがすぐに顔を相手に向けて言う) 「あの…この腕輪…鑑定してほしくて…なくなった母親から送られてきた物で…」(すこし緊張しながら話す…魔女ってすごそうだから…色々) [Wed 27 Sep 2006 21:05:56]
魔女 > ( 受付に声を掛けられぬまま椅子に座った青年に、魔女が一人歩み寄ってそう声を掛けた。 ) 今日は何の御用かしら。 ( マジックアイテムの鑑定と取引、秘薬の売買、魔術の習得、図書施設の利用、等。客は決して多くは無いが、請け負う仕事は多い。未だ安定しているとは言い難いギルド事情を少しでも安定させる為、客を大事にするのも大切なお仕事だ。 ) [Wed 27 Sep 2006 21:03:02]
お知らせ > 魔女さんが来ました。 『―― ようこそ、魔女ギルドスターブルームへ。』 [Wed 27 Sep 2006 20:56:27]
アーク=フォース@魔女ギルド > (鑑定してもらえば…色々わかるかもしれない…教会の方では神父さんからはこれといって教えてもらえなかったし…腕輪の鑑定だけはちゃんとしたかった…壊されたらすこし悲しいけど…そんな事を考えていると…すこしウトウトしてきた…今日は色々ちょっと動いたから疲れたのかもしれない…目をこすって、頭を振り、目を覚まさせる) [Wed 27 Sep 2006 20:53:43]
アーク=フォース@魔女ギルド > (とりあえず、受付けカウンターへ…調査というか鑑定の依頼を頼もうとしたら…個人的に魔術師および魔女に会った方が良いといわれた…魔女や魔術師の人はとても忙しそうで声をかけづらいし…暫く待ってみよう…そう思って椅子に腰掛けた)「此処の人たち…忙しそうだなぁ…でも…頼まないと何にもならないだろうし…」(そういって、ため息をつく、誰か魔女ギルドの魔女か魔術師の人が気付いてくれればいいのだろうけど…) [Wed 27 Sep 2006 20:46:53]
アーク=フォース@魔女ギルド > (魔法を使う道具なら…魔女ギルド…そんな事を考えて…腕輪を持って、郊外の教会から此処まできたのだけど…魔女ギルドの人はあまりいない様で…いたとしても忙しそうだ…声をかけにくい…) [Wed 27 Sep 2006 20:40:25]
お知らせ > アーク=フォース@魔女ギルドさんが入室されました。 『腕輪の調査を頼もうと思って…来てみたけれど…』 [Wed 27 Sep 2006 20:38:15]
お知らせ > アーク=フォース@白魔ギルドさんが帰りました。 『僅かな懐かしさも、ドアを開ければそれを思う暇もない…そして、歩き出す』 [Mon 25 Sep 2006 18:16:57]
アーク=フォース@白魔ギルド > (リテイク)(そして、受付の人からお呼びがかかる、どうやら、手続きが終ったらしい、受付けに行くと渡されたのは証書のような物…そういうことか…)「ありがとうございます……」(渡された証書には…脱退を認めるという事とここで得た知識を悪用をしないようにとの注意書きであった…後ろを向いてドアに向かいながら呟く)「まぁ…当たり前か……悪用されないようにすこしでもこういうことするのは…」(そうしてドアを開けて、外に出て行こうとする) [Mon 25 Sep 2006 18:10:43]
アーク=フォース@白魔ギルド > (そして、受付の人からお呼びがかかる) [Mon 25 Sep 2006 18:02:52]
アーク=フォース@白魔ギルド > (数日前の自分なら、飲み込まれていたであろう、あの瘴気の感じ、だけど、今は少し違う、あれに感じるのは嫌悪感…だけど部屋にいるのはいやだ、部屋に缶詰になってたらそれこそおかしくなる、窓を見ていた目を受付けの方に向けると、受付の人はものすごく慌てた様子で作業をしている…新米なのかもしれない…そう思ってみていた) [Mon 25 Sep 2006 17:53:49]
アーク=フォース@白魔ギルド > (暫く待たされる事になって、椅子に座って待つ事になったのは言うまでも無い、恐らくギルドの脱退手続きやら何やらで暫く時間がかかるのだろう、そんな事を考えながらため息をつく)「はぁ…これからどうしよう…抜けるのはいいけど、その後、明確に何をしたいかって言うと…まだすこしわからない……何処に行こうか…これから…」(結局はただの反抗、これで恐らく、もうあの神父さんにあわせる顔は無い、というよりあの人も自分を毛嫌いしてたっけ、そんな昔の事を思い出しながら、窓をみる日が沈んでも、まだ紅い空…曇っているし、最後に雨でも降るんだろうか…そんな事を考えながら、窓の外を見ていた) [Mon 25 Sep 2006 17:46:07]
アーク=フォース@白魔ギルド > (止められる…事はないだろう、別に自分は白魔術が使えるわけでもない、自分が歩もうとしていた道は…ただ、育ての親である神父の敷いたレールの上を歩いただけ…)「退学届けと、辞職届け…持って来ました」(受付の人は驚いている、それはそうだ、休講届けの次はこれなんだから…、だけどこれ以上他人の敷いたレールに乗りたくは無い、そんな反抗の心や疑念をもてたのは…多分あの依頼に行ったせいだろう…その後のことは何も考えていない自分が、すこし情けなかった…) [Mon 25 Sep 2006 17:37:25]
アーク=フォース@白魔ギルド > () [Mon 25 Sep 2006 17:31:08]
お知らせ > アーク=フォース@白魔ギルドさんが来ました。 『封筒を持って、受付けへ、封筒の中身は辞職・退学届け…』 [Mon 25 Sep 2006 17:31:02]
お知らせ > クーン@魔女ギルドさんが退室されました。 『――――――さようなら。』 [Sun 24 Sep 2006 23:10:53]
お知らせ > ヒルダさんが退室されました。 『――――……おやすみなさい……。』 [Sun 24 Sep 2006 23:08:00]
ヒルダ > ( 少し意味は違う、と彼女が言うけれど。まるで本当に手のかかる子供のように、そしてその子供が甘えるかのように、小さな身体に両手を回した。 ああ、酷く疲れた。このまま永遠に眠ってしまいたい。そして起きた時には、私と彼女以外の全てが壊れてしまっていればいいのに。 ) ………うん……。 ( 温もりを感じながら小さくそう答えた。これで良いんだなんていう訳は無いけれど、少なくとももう私は悩まなくていい。 これからは赤子のように全てをこの人に委ねてしまおう。私は良く頑張った。世界中の全員から恨まれたって、この人の愛を受けられればもうそれで良いや。 今日は久しぶりにここで寝よう。久しぶりに良い夢を見よう。 この人と   この人と、ずっと居られる夢を。 ) [Sun 24 Sep 2006 23:07:41]
クーン@魔女ギルド > ―――ええ、手の掛かる子ほど可愛い、と言いますが… まあ、ちょっと意味は違いますけど。 それでも、何と言いますか……そんな気分です。(跪く彼女の頭、そっと抱き寄せると小さな腕が頭を撫で… ――それで、寂しげな諦念の笑みが見られることは、無かったろう。) ……ええ、大丈夫。 悪いようにはしませんから―――― 私に、全て任せなさい。 さあ、もう考えることは止めてしまって。 何も考える必要はないんです、そう… 貴女は、今、疲れているんですから。 今は、ゆっくり、おやすみなさい…――――。(彼女は、きっともう、変わろうとしないだろう。自分で立ち上がることを、自ら放棄してしまったのだから。 …それでも、彼女を愛しているという感情に、きっと違いはないと思う。 だから―――  いつか、こうなるような気はしていたけれど。 それが今日来たという、だけの話なのだから。)  …おやすみなさい、ヒルダ。(ゆっくりと、子供に言い聞かすように諭しながら、そっと頭を撫でて――。) [Sun 24 Sep 2006 22:54:45]
ヒルダ > クーン。貴女はまだこの私を愛してるって言ってくれるのね。 人として最低のところまで堕ちて置きながら、今も被害者の顔をして貴女に甘えるだけのこの私を。自虐に走る事で罪の重さから逃れようとするこの私を。 ( 私に出来ることは自棄にも似た開き直りが精一杯。口汚くマギーと霧子の二人を罵るだけの度胸も、潔く彼女らの恨みを受ける覚悟も無い。一番、一番、見っとも無い。 ) 貴女との関係を終えるぐらいなら、私は喜んで彼女の家に行くわ。そして銃を渡して、引き金を引かせる。 ( そうだ、関係を終える事無くこの場をどうにか取り繕うのがベスト、ベストなのよ。出来るだけマギー達の幸せをこれ以上壊さない範囲で、私たちの幸せが護られれば良い。 うふふ、あはは、この性悪女。老け顔のゲス女。今、何て?私は何て考えた? ) ……。 ( 立ち上がる彼女の足元に両膝をついた。まるでそれは跪くかのよう。 私は結局狂ったまま、この人の足元に逃げるんだ。きっともう立ち上がることは無いだろう。 ) ……… はい。貴女が決めた事なら、私は受け入れる事が出来る。 ( 例えば今ここで、クーンの手によって殺されたとしても。 ) [Sun 24 Sep 2006 22:38:29]
クーン@魔女ギルド > (ギルド長用の執務室ではない。他のギルド員と同じ、粗末な小部屋。しかし、彼女との思い出に満ちたこの部屋には―― 愛着と、それと等しいほどの暗澹たるものが沈んでいる。) ――そう。 貴女がそう認めたのなら、そうなのでしょう。 ですが、それに関わらず私は貴女を愛していますから。 …何も変わりません。(――今までは。 …私は常に、彼女に変わって欲しいと、前に歩いて欲しいと、育って欲しいと願っていたはずだ。それが―― 結局、彼女は自らの暗部を開き直ったように肯定するのみだ。) ―――――ええ、自警団への出頭が一番ましに見えますが、そうなれば立場上、私としてもこれまで通りの関係とはいかないでしょうし。 (二人を殺してしまうのも、島を出るのも――結局、一長一短。どこかに穴はあるものだ。…全てのものが幸せになる方程式など存在しないことは、誰もが知っている事実なのだ。) ………そう。 ヒルデガルド、あなたは―――解らないのですね。 そのうえで、私に全ての裁量をゆだねると、そう仰るのですね。 (ぎしり、椅子を軋ませると立ち上がり、愛を囁く狂った魔女の顔、見上げて)      ――――私に、全てを一任しますね? ヒルデガルド・グレーテ。 [Sun 24 Sep 2006 22:23:30]
ヒルダ > ( 扉を閉めた時の感触も、あの壁の染みも、ベッドの香りも。そして今ここにいる彼女も。 全部覚えている。そうだ、私の人生はきっとここから始まったに違いない。 ) ……せめて後ろめたさでも感じていたら、この気持ちを否定できたのだけど。 ( つまりは、やはり。これが私自身なんだ。認めざるを得ない。彼女がそれを否定すれば何かが変わるだろうけど、それをしないのが彼女の優しさであり、厳しさでもある。 ) 二人を葬る――……。 そうね、確かにお勧めの手段じゃあないわ。 ……司法の裁きを受ける。今更刑罰なんてどうってこと無いって感じだけど、どうかしらね…。 ……… この島を、出る? ( 顔を上げた。じっとクーンの瞳を見つめる。 ) それが  それがいいのかしら。私の故郷は草木が綺麗なの。空も澄んでいて、川も綺麗で。 喉かで、時たま妖精が見られるの。春にはジギタリスの花が咲くわ。ハリエニシダも。バニラの香りで一杯になるんだから。 ( 去年の旅行のように。二人だけの世界、二人だけの旅。ああ、何て素敵な響きなのだろう。あらゆる煩わしさから逃げ出して、幸せだけが永遠に続くんだ。 ) でも。 ……でも……。 駄目よ、駄目だわ。貴女はどうするの、魔女ギルドはどうするの。貴女には目的があって、私はそれを手助けして――。 ( まるで遠い昔の話のようだ。そんな事を硬く誓った日もあったのに。 ) …ううん、そんな事無い。そんな事、無い。愛して…… ( 自分に愛を語る資格があるのかと一瞬思ったが、彼女に対しては、彼女に対しては言わせて欲しい。 ) 愛してるわ。 ……… でも、ごめんなさい。 やっぱり判らない。どうしたら、いいのか。 [Sun 24 Sep 2006 22:03:27]
クーン@魔女ギルド > (――この部屋は、彼女にとっても己にとっても、とても思い出深い。それは彼女との関係の大半が、此処で築かれたものだからだ。――彼女を初めて抱いたのも、抱かれたのも、叱りつけたのも褒めたのも、全てこの部屋だ。 …始まりの部屋は、彼女にとって天上にも地の底にも見えたろう。) ――そうですか。 さあ、それはきっと、誰にも解りません。 本当の自分がどんな人間かなんて、自分で決めるしかないんですよ。 ――経緯がどうあれ。結果がどうあれ。それを自分でどう判断するか。 …貴女が、自分の本性をそう、定義してしまうのなら。残念ですが、私にはもう貴女のそれを否定してあげることは、できません。(伏せられた顔、静かにただ、淡々と語る。 ――そう、揺れていた。 前々から考えていたことだったから。 己の吐く言葉はそのまま、己にも跳ね返る。) ………そうですか。ええ、貴女ならそう言うのではないか、と思いました。 貴女がそう言うだろうことを、私は予め予測していました。(顔を上げる。――ひどく、何かが欠落した顔だった。) ……貴女の目的を叶えるための手としては、ひとつ。 彼女ら二人を逆に葬ってしまうこと。…あまり意味はありません、お勧めのできる手ではありませんね。 ふたつ、自警団に出頭して全ての罪を告白し、司法の裁きを受けること。…比較的マシな手段だとは思いますが、無罪放免とは…いかないでしょうね。 みっつ、私たち二人でこの島を出てしまうこと。 …さすがに島の外までは追ってこないでしょうし、ね。 たとえ追って来た所で、こんな狭い島でなければ、どうとでも逃げようはあるでしょう。(自ら進んで転ぶかのよう、放っておけば何処までも転落する彼女。…嗚呼、やはり私が目を離さず、つきっきりで居てやるべきだったのか。 しかしそれでは、赤子を護る母親と何が違ったというのだろう。 ――いや、止そう。今となっては意味も無し、それに…)  ……私は、責任を感じています。   ――貴女のことは、愛しています。けれど、私はあまり、貴女を構ってあげることが出来なかった。 それについては……申し訳ないと、思っています。本当ですよ。  ……さあ、最後の授業です。 今の選択肢が気に食わないなら、次善策でもなんでも。 方法なんて、いくらでもあげましょう? [Sun 24 Sep 2006 21:41:18]
ヒルダ > ……………。 ( 魔女の瞳が天を泳ぐ。彼女の部屋の天井を泳ぐ。魔女の瞳は地獄を泳ぐ。彼女の部屋の床を泳ぐ。考えを巡らせるように。 ) そう。不快感を覚えていた―― 筈だった。自分でも不思議だわ、あの気持ちはどこに行ってしまったのか。 紅い瘴気は人を狂わせる。それは一時的なもの。でも、狂ったという事実は決して消えない。きっとその中に埋もれてしまったんだわ。 きっとこれが私の本性なのよ。 ( 彼女の瞳が伏せられる。嗚呼、心を惑わせてくれるの?いつも冷静な貴女が、この私の為に! ) 私? ……そうね。相手の思うとおりの罰を受けてあげたいとは思わないわ。どんな汚い手段を使ってでも死にたくないって感じ。そんでもって、これからも貴女との触れ合いを楽しみたい。でも…。 ( 一度言葉を切って、髪を掻き上げる。 ) それは虫が良すぎるのよね。だからきっと、殺されたら「それはそれで」とも最後に思うんでしょうね。 …… クーン、私は駄目な女。貴女が私を信じてじっと見守ってくれていたというのに、自分の足で歩こうとしたら転んでばかり。その度に貴女の側に戻って、甘えて、またいい気になって歩き出して。でももう駄目よ、駄目なんだわ。 私は。 ( もう自分で何も決める事が出来ない。だから、周りの状況に流されるままにしようなんて思ってしまう。 ) ね、逆に聞きたい。貴女は、私の事どう思ってる?私、どうしたらいいと思う? [Sun 24 Sep 2006 21:21:24]
クーン@魔女ギルド > そうですね、その理屈は――― 正しい。 私たちが必ずそれをしなくてはいけないという理由も法も何処にもありませんが、現状を打ち破るには現状以外の何かを踏み台に出来るモノが何処かに必要だ、とは思います。 (認めよう、彼女の言葉を。しかし――)  しかし。 それを、貴女が言うのは、不思議ですね。 …嘗て奴隷の処遇について調査したあなたが、あれほど不快感を覚えたはずの行為を、貴女自信が行っている。 ……差し詰め、ミイラ取りが、と言ったところですか。(口の中でぼそりと呟く。…あの空の赤は、心の弱い者から喰らっていくと言う噂だ。真偽の程は知れぬが、彼女を見る限りそうなんだろう―― 可愛そうな子。揺れる視線に気づかれぬよう、目を伏せて)  ……そうですか。 では、貴女に尋ねます。 ヒルデガルド。 ―――貴女は、どうしたいですか? 手段ではなく、目的地。 どういう結末を、お望みですか?(彼女は…それでも、自分で決められないという。今まで彼女に対して教えてきたこと、その一つ一つが――― 徒労だった、という事なのだろう。思えば、私も彼女にとって、良い恋人でもなければ、良い師にもなれなかったようだ。) [Sun 24 Sep 2006 21:04:40]
ヒルダ > そういうのって魔女ギルドがやるのが一番だしね。倫理観に囚われて足を踏み出せない普通の人を尻目に、ね。 そんでもってその普通の人たちが「悪魔の手先め!」とか言いながら、研究結果を元に頑張れば良いのよ。 ( この世の中は上手い具合にバランスが取れている。願わくば、今自分が言った「普通の人」が空気を読んでくれればそれでいい。先日大聖堂で出会ったあの少女のように。 ) そう、フェザリアンの。私の知る限りじゃ恋人は居ないわ。綺麗な人だけど。 …どっちかっていうと私の勘かしらね。でも、彼女自身一度私を殺そうと思って尋ねて来ていたし、彼女の同居人は奴隷ギルドでボンテージ着て刃物を腰からぶら提げてたわ。 ( つまり、処刑人なのでは、と魔女は言いたいようだ。 ) ………。 ( それから、彼女が口を開くのを待つ。そんなつもりは無いと自分では思っているのだけれど、きっと無意識下で考えているのだ。”どうしたらいい?” なんて、一番自分勝手な事を。だから黙っているのだ。 ) [Sun 24 Sep 2006 20:53:05]
クーン@魔女ギルド > (時と場合に寄るんだろう、そのあたりは。) ―――ええ、それはどうも。 貴女の研究は、今後また同じような事件が起きたときにとても役に立つでしょう。(起きなければ、それ以上の良は無いのだが。――詮の無い事か。 …熱く語る彼女の視線、覚えた違和感を奥歯で噛み潰して)  ……そうですか。 訴えられれば当然、自警団沙汰でしょう。 殺される、とは不穏当ですが…―――例の、フェザリアンのご友人のことでしょう? 彼女、恋人でも居たんですか?(肘掛けに頬杖をつき、はあ、とこれ見よがしに嘆息して。) [Sun 24 Sep 2006 20:40:42]
ヒルダ > ( …この場で散らかった下着を片付けてみせれば恥じらいが蘇るのだろうか。ちょっとやってみたい。ともあれ。 ) 良かった。大聖堂の人も顔を顰めながらも役に立てたと思うし、貴女に褒められてとても光栄だわ。 ( 紅雨の衝動に任せてやった非人道的な実験。いいや、奴隷相手にそんなのを気にする必要は無い。だからだろうか、雨が上がった今も後ろめたさを感じないのは。寧ろ、ほら。褒められてとっても嬉しい。 見つめる瞳はまるで目に焼き付けるように。そして短く、しかしはっきりと言った。 ) 友達を強姦したわ。彼女の家で。 ( 僅かに語尾が震えるけれど、それもすぐに戻る。 ) 自警団沙汰になるかしら。ううん、もしかしたら殺されるかも。 [Sun 24 Sep 2006 20:29:42]
クーン@魔女ギルド > (部屋の散らかりようが気になったのは、さて何時の頃だったか―― 今ではもう、散らかった下着などを仕舞う事すら考えない。 手元、何かの羊皮紙の束を手に取ると、ばさりと振って) …貴女の報告書、読ませて頂きました。紅雨についての研究、なかなか面白そうな題材じゃあないですか。(残念ながらその騒ぎももう終結してしまいそうだが、決して無駄にはなるまいと。簡単に労いの言葉を掛けつ、傍らへ寄る彼女の顔をじ、と見上げて ――ぽつりと呟くような言葉。) ―――ええ、そのようですね。 濃い付き合いです、貴女の顔を見ていれば、また何かやらかしたんだろうくらいは想像が付きます、が。(が。――普段よりも、幾分… いや、正反対に明るい彼女の顔。 何故か、とても不安な胸騒ぎがする。)   ……話なさい。今度はいったい、どんな面倒事を起こしてくれたんですか?(深く椅子の背もたれに身を預け、吐息交じりに先を促した。) [Sun 24 Sep 2006 20:18:33]
ヒルダ > ( 扉を開くと―― そこは最初に入ったときと同じ、いつもと変わらない乱雑な部屋。その光景を見て思わず微笑ましげに肩を竦めた。そういえば前は急に訪ねると「ちょっと待って下さい」って言いながら大急ぎで部屋を片付ける音が聞けたっけ。 …今度片づけを手伝おうか、なんて考えて。 ) お仕事の方はね。大変だけどまあ、それなりに頑張ってるつもりよ。 ( よいしょ、と積み上げられた書物を乗り越えて彼女が座る椅子の側へ。 ) …………。 ( それから少しばかり黙り込んで、クーンの顔をじっと見つめる。口元は微笑んだまま。 …やがてゆっくりと口を開いた。 ) クーン。またやっちゃったわ。 ( 魔女の口調からは緊張感や申し訳なさそうな響きは無い。寧ろ明るかった。 ) [Sun 24 Sep 2006 20:11:34]
クーン@魔女ギルド > (叩かれたドア。室内に響く音に椅子からドアへと振り仰ぐと、一言) ――――どうぞ。 (書物と薬剤、それにわけのわからぬ材料に占領され、ベッドと机の周囲僅かだけが生活空間として…生活用品で埋まっていた。片付けのできない幼女。) ……お久しぶりです、ヒルダ。がんばっているようですね。(ぎし、ぎしりと椅子を軋ませ、開くドアの向こうを見遣る――。) [Sun 24 Sep 2006 20:03:48]
ヒルダ > ( こうしてこの扉を叩くのは今日で何度目だろう。何故かふと、最初にこの部屋に案内された日の事を思い出す。あの頃の自分はどうだったかとか、何をしていたかとか、何を目的にしていたか、とか。 ) ……年寄りみたいね。 ( 溜め息混じりにぼそりと呟いてゆるりと首を振った。 ) クーン?居る? 私よ、ヒルダ。 ( 最近、こうして誰かを訪ねるのがちょっと気が引ける。私がいつも持ってくるのは悪い話だけだから。 一歩後ろに引いてドアが開くのを待つこの状況は、昨日の事件の始まりを思い出させる。 ) [Sun 24 Sep 2006 19:56:14]
お知らせ > ヒルダさんが入室されました。 『ノック』 [Sun 24 Sep 2006 19:50:30]
クーン@魔女ギルド > (測量結果から見た状況の判断からすれば、魔界で何か――いや、いい加減討伐帯も数多く出たのだ、魔界の城に居るという首魁の片割れでも落ちたと考えるのが普通だろう。) ま、確証はありませんし――― 今回の祭りとは私、無関係ですしね。(無責任な想像はやめておこう。――椅子に座ったまま、空を眺めた。ああ、これでやっとこのバカ騒ぎも収まる、だろう。 …収まるといいのだが。) [Sun 24 Sep 2006 19:47:30]
クーン@魔女ギルド > (窓から遠く、望遠鏡を覗く。) ―――。(覗く先には赤く立ち昇る光と、濁った夜空。手元の羊皮紙に何かを書きつけ、その数値を見比べて――はあ、とため息を吐く。) ……薄くなってますね。空のアレも、向こうのアレも。(椅子にどかりと腰下ろし、顎を撫でて一人ごちる。) [Sun 24 Sep 2006 19:45:00]
お知らせ > クーン@魔女ギルドさんが入室されました。 『―――自室』 [Sun 24 Sep 2006 19:43:09]
お知らせ > ヒルダ@魔女ギルドさんが退室されました。 『( ちなみにそのジェムは大聖堂が術を篭めるのに使うらしい。…私の温もりつき。 )』 [Fri 22 Sep 2006 02:19:48]
ヒルダ@魔女ギルド > うぁ、ちょッ! 落としたらクビ!?ねえ、落としたら私クビ!? ( 「クビだ!」 一斉に魔女達は叫ぶ。あれでも私何も悪くないはずなのになんでクビ? あたふたと手を差し伸べる、が。 虚しくその手は宙を掻き、ジェムは床に―― 落ちる前に、魔女の胸元にすぽーんと入った。 ) あぁんっ。 ( そんな声漏らして一瞬身悶えする魔女。そのまますとーんと服の中を落ちて、下着のあたりで引っかかった。 ) ………。 ( くるりと後ろを向いて、自分のスカートの中に手を突っ込む、嗚呼。 やがて無事なジェムストーンを取り出すと、笑顔と共に先輩に差し出した。先輩、げんなりした顔でそれを受け取る。 ) ……なんでもっと嬉しそうな顔しないんですか先輩。私、全然悪くないじゃないですか…。 ( 何でだろう。私大活躍の筈なのにこの敗北感――。 ) [Fri 22 Sep 2006 02:18:53]
ヒルダ@魔女ギルド > ( その時である。すぐ近くを通り縋った魔女ギルド員Aの手には高価なジェムストーンがあった。そろりそろりと慎重に歩みを進めるAだったが、突如自分の右足を自分の左足で踏むという失態を犯した。 「あっ!」 そんな短い悲鳴がその場にいた魔女達から漏れる。前のめりになった魔女Aの手からジェムが放り投げられ、それは私の方に。 「――― ヒルダ!」 ) あらなあに、皆して私の名前呼ん――。 ( 振り返った先、輝くジェムがこちらに飛んでくるのを見て愕然とした。 ) な、なんですってェエ――ッ! ( 空のジェム、最低でも二百万である。ちなみに二百万というと農耕用の馬20頭分。ジェム二個でお屋敷が買える。私のお給料の25ヶ月分。 1ヒルダ=500エンとすると4000ヒルダ。うわぁ。 ) [Fri 22 Sep 2006 02:04:36]
ヒルダ@魔女ギルド > えぇと、何々。このカードに? え? 何を篭めるってェ? ( 私のモチベーションは絶賛降下中だ。もう本気で生える魔法とかこっそり仕込んじゃおうかとか思ったり。攻め入る悪魔を前に清楚で純真なパプテスのシスターが、AMENと叫びながらカードの術を発動する。するとどうだろう!彼女の厚手の修道服の下では大事件が!楽しい!楽しすぎる! …まあ、本当にやるわけには行かないが。妄想だけならタダです。 ) それにしても…。 ( 僅かだが、大気を覆う紅い瘴気が薄まったような感じがする。魔法陣の破壊に成功したのだろうか? しかしだからといってこの魔法を篭める作業が無駄になるとは思えない。悪魔の襲撃はまだあるかもしれないし、何より大聖堂と魔女ギルドが協力し合った貴重な例になるのだから。 ) [Fri 22 Sep 2006 01:47:13]
ヒルダ@魔女ギルド > ( 場所は魔女ギルド内の少し広めの部屋。並べられた作業台に向かい、刻むスペルのチェックを行う。別の部屋では大掛かりな儀式が行われているのだろう。既に確保してある空の媒体は大聖堂の方で術式を篭めてもらう手はずになっている。 …高価なジェムに術を篭める機会など早々無い。私だって触った事すら無いんだ。 そのジェムに魔法を篭める作業はさぞかし遣り甲斐があって楽しいだろうが、私に回される仕事といえば媒体の数のチェックや低級魔法を篭める作業の補助、殆どが雑務だ。 ぶぅ、と膨れっ面一つ作ってまだ何も術が篭められていないカードを見下ろす。 ) [Fri 22 Sep 2006 01:30:02]
ヒルダ@魔女ギルド > ( ――と、言うにはやや喧騒が無い。大聖堂からの依頼で急遽術式を篭めるのに使うジェムやワンドを集める事になったのだが、何せ一個ン百万もする品物だ。その扱いは慎重を極めねばならない。ポロリと落として割りでもしたら始末書どころの話じゃないのだ。 皆、神経をすり減らしながらその高価な魔法の品を並べ、その一部に術式を篭める。作業は分担で行われていた。しかし…。 ) あ、あの!先輩!どうして私はカードとか安いものしか触らせて貰えないんですか!? ( そもそも私が持ってきた仕事なのに、任されるのは安い媒体を使った作業だけ。そりゃ不平不満の一つも出るだろうが、そんな私に返ってきた言葉は。「だってアンタ、そそっかしいし。落としそうで恐い。」 ) …。 ( 妙に納得してしまった私は黙り込んでしまった。 [Fri 22 Sep 2006 01:19:17]
お知らせ > ヒルダ@魔女ギルドさんが入室されました。 『大忙し。』 [Fri 22 Sep 2006 01:11:57]
お知らせ > ソフィア@セラさんが退室されました。 『結局暫くは我慢の日々か。』 [Thu 21 Sep 2006 03:47:50]
ソフィア@セラ > でも私の目指してる方向とは大分違っちゃうんですよね……(戦争人形と人間とは方向性が逆だから、来たとしても余り足しにならない依頼になりそうだ。 敵は悪魔だというし、パプテスやラエの聖句を詠唱できるゴーレムでも作れれば良いのだろうけれど。) 本当、必要な時にばかり足りないですね。(それこそ力ある言葉を喋らせる、という実験を行おうとした矢先の出来事だったりする。 世界の真理を知覚し、奇跡の一部を紐解いても―― 間の悪さばかりは如何ともしがたいのだ。) [Thu 21 Sep 2006 03:47:16]
ソフィア@セラ > (無論対魔物専用の自動戦闘人形も作れなくはないが、完成する頃には戦争が終わってしまう。 それに部品調達なんて正規のルートじゃもうダメダメだ。 基本は転ばぬ先の杖、相手の正体がわかってから始めるようじゃ遅い。) ―――そういえば……。(レキオ君なんかは自分よりも街の”その他”的な部分に詳しそうではある。 特別に依頼が来て、且つ何か秀逸な設計思想が頭に浮かんだら頼ってみるのもいいか なんて思ったりもするが。) [Thu 21 Sep 2006 03:42:25]
ソフィア@セラ > (机の上には削った木屑が散らかり、認可用の判子なんか戸棚の奥に仕舞ってある。360度何処から見てもサボっているが、咎める者も居ない様子。 半端に広い執務室は他に人影なし、実験=新規作成が消沈気味だから登録屋に仕事が無いのはとーぜんだ。  魔法媒体の供出なんかも持ち掛けられてるが、”精度の高い特殊部隊”タイプの相手を迎え撃つにはゴーレム等のカバラ系の魔具ははっきりと向いてないだろうし、使う側にも技術が居るから余り好まれまい。) [Thu 21 Sep 2006 03:38:46]
ソフィア@セラ > (ただ物品不足による実験不能だけは如何ともしがたい影響。 清浄な水は最早望むべくもなく、交易は麻痺しかかってヴェイトス外の素材を手に入れるには掘り出し物に期待するしかない。 こういう時だからこそちょっとカゲキな実験もとか黙認されるのに と、歯軋りしてるギルド員も多い――) 本当に、必要な時に必要な物が無いんですね・・・(机の上に計画図広げてかっくりしてるソフィアって名前のもその一人だったりする。) [Thu 21 Sep 2006 03:32:07]
ソフィア@セラ > (引き篭りがちな研究者集団だからだろうか、カバリスト・ギルド「セラ」は表向き戦争や赤い雨による直接の人的打撃を受けてはいなかった。質素なのはいつもの事、余裕がないのもいつもの事。 喧嘩は向いてないから前線には手を出さず、騒がしい街から切り取ったみたいに、昨日も今日も普段通りの文字弄り系試行錯誤が続いている。) [Thu 21 Sep 2006 03:27:29]
お知らせ > ソフィア@セラさんが来ました。 [Thu 21 Sep 2006 03:25:48]
お知らせ > アヤネさんが帰りました。 『( 一分一秒でも早く。 今は家に帰ろう。 )』 [Mon 18 Sep 2006 03:48:46]
アヤネ > ( 早歩き、駆け足。 自分でも知らない間に全力疾走になっていた ) [Mon 18 Sep 2006 03:48:03]
アヤネ > ( そんなに流血ざたが見たいんなら、わたしが引っかいてあげるって ―― 尻尾の辺りがちりちりする。 毛並みをさかさまに撫で上げられてる気分、そんな触られ方したくない。 なんだろう、このいやなぞわぞわ。 ) …… あぁ。 ( きっとこれがいけないんだ、この赤い赤い、血みたいな雨。 障りの時といっしょ、いらいらするのに今度はなんだか涙が出てきそうで鼻の奥がツンとする。 ほんとうに泣き出してしまわないうちに、早く家に帰ろう。 こんな情緒不安定、人になんか見られたら大変だ――  ) [Mon 18 Sep 2006 03:45:02]
アヤネ > ――…ふぅ。 ( そんなこんなで、今は無事(?)各ギルドの建物が集まった路地を歩いている。 ) 顔から火が出そうー…わたし気付くの遅すぎ! ( その場に両手両膝ついて蹲りたいくらい。 セルフで『わたしってばコツン★』とかボケに走る気力もありゃしない。 … ソロで気付いてよかったとか、ほんとうに何の話だろう。 確かに業務の方向性はいっしょだから、『校倉作り』に居付いてましたほど重症じゃないんだけど。 痛いところはカンナで磨っちゃう★ミ とか言い出す前でほんとうによかった。 そういうことにしておこう、うん。 ) ソレやっちゃったら、わたしの方が入院患者よねー…。 今は小さな病院だって暇じゃないんだから。 ( 市の守り、正門に悪魔が現れる度に兵隊さんは傷つくし、皆どこかカリカリしていて沸点が低くなってるんだ。 つまらないことで喧嘩をして、殴り合いになって。 ―― それが原因で、勤め先にナイフで刺された急患が来たときにはわたしの方が怒鳴りたくなったんだ。 ) [Mon 18 Sep 2006 03:33:40]
アヤネ@『リスカ』 > ( … つまり、同じ建物とも限らないわけで! ) ( がさがさがさがさ。 ぶちまけた私物に書籍、教本なんかもうぐしゃぐしゃ。 それらを手早く拾い集めて ) ―― おじゃましまし、たー!!! ( 次からは『@白魔術ギルド』にしますとか何の話――! 兎獣人じゃないけど、以上・脱兎! ) [Mon 18 Sep 2006 03:20:25]
アヤネ@『リスカ』 > ( 今までずっと、『リスカ』に当たり前の顔して居座ってたけど。 ―― ああ恥ずかしい恥ずかしい、偶々こんな話を聞いてすっかり青ざめた。 )   ( 白魔術師ギルドと連携しており(というか未分化) )   ( 白魔術師ギルドと連携しており ―― ばい・世界観 ) [Mon 18 Sep 2006 03:17:10]
アヤネ@『リスカ』 > ちょっとやだ、うっわー… わたし、ものすごい勘違い! ごめんなさい、ちょーっと勉強が、足りませんでした ! ( わたわたわたわたわた。 書棚に持ち込んであった私物を集めて、集めて ) わ、きゃ、 …わわわわ! ( ばさばさばさばさ。 抱えた本、纏めてぶちまけた。 ええと、落ち着けわたし・びーくーる…!! ) ( KOOLだと逆効果です。 とか言ってる場合じゃない ――! ) [Mon 18 Sep 2006 03:11:13]
アヤネ@『リスカ』 > ( 素っ頓狂な悲鳴 ) ちょっ、待っ、 … えぇー!? ( 絶句して尻尾をぶわ、と膨らませた猫のライカニアがそこにいた。 ) [Mon 18 Sep 2006 03:06:17]
お知らせ > アヤネ@『リスカ』さんが来ました。 『 うっそ!? 』 [Mon 18 Sep 2006 03:04:13]
お知らせ > アーク=フォース@傭兵ギルドさんが帰りました。 『フードつきのマントを羽織り、雨をマントに注がせる、その雨からは気持ち悪い感じがした』 [Sat 16 Sep 2006 03:45:52]
お知らせ > レッドフォックス@傭兵ギルドさんが帰りました。 『(・・・で、すぐに帰ってきた)すまんオヤジ、雨降ってる。傘借りてくぞ?帰ってきたら返すから』 [Sat 16 Sep 2006 03:43:41]
アーク=フォース@傭兵ギルド > (自分が顔を上げた先に僅かに耳を赤くしていたレッドフォックスさん、歩をはやめながらいう)「解ってます、絶対成功させて戻ってやりましょうね」(自分への決意、その言葉が何の意味を持つかはわからないけれど、この紅い雲が覆う空のなかで自分は決意する、生きて帰ろうと) [Sat 16 Sep 2006 03:43:24]
レッドフォックス@傭兵ギルド > (すみません、今のミスですorz)(少年の方を振り向きはしないが、よく見れば横から見える耳が赤くなっているのが分かるだろう)・・・一瞬マジで不安になったからな・・・まぁ済んだ事だ、忘れろ。ほら、さっさと行かねぇと置いてくぞ!(ドアを照れ隠しのように乱暴に開けると、男は夜の闇に消えて行った) [Sat 16 Sep 2006 03:38:56]
レッドフォックス@傭兵ギルド > /// [Sat 16 Sep 2006 03:36:07]
アーク=フォース@傭兵ギルド > (ニヤケタ顔に戻ってるレッドフォックスさん、さっきの雰囲気とはまるで違う…)「そうですね、そろそろ行かないと自分達が最後になるかもですし、魔物とか賊とかには十分注意しないと、職員の人と話してるとき赤い狐が青い狐になってた気がするのは気のせいですか?」(ボウズへの仕返し言葉のつもりでいってしまった、言った後に後悔して、ゆっくりとその後を追いかける) [Sat 16 Sep 2006 03:35:20]
レッドフォックス@傭兵ギルド > (男の顔が、また何時ものニヤけ顔に戻る)・・・へ。こちとら、生きて帰らなきゃならねー約束があるんでね・・・死んでたまるかよ。オヤジも帰ってきたらアル中で死んでた、とか勘弁しろよ。・・・行ってくるぜ。(それだけ言うと、それ以上職員の方を向く事は無かった) ・・・おう、待たせたなボウズ。随分遅くなっちまったが、行くとするか。・・・オヤジも行ってたが、タダの運送と甘く見るな。盗賊も魔物も紅い雨で凶暴化してるだろうからな。(そういうとバサリとマントを翻し、出口の方へと歩き出した) [Sat 16 Sep 2006 03:30:32]
アーク=フォース@傭兵ギルド > (とりあえず…大丈夫かな? 帰ってきてからのレッドフォックスさんが心配だけど… そして一つ大きなため息をはいた) [Sat 16 Sep 2006 03:26:43]
お知らせ > 傭兵ギルド職員さんが退室されました。 『(老職員は、また受付で置物のように狸寝入り)』 [Sat 16 Sep 2006 03:24:27]
傭兵ギルド職員 > そう願いたいもんだ。ケツ持つのは事務方だってことは頭に置いとけよ? (ふすー、と息を吐くと、髭の奥で口元をゆがめた。 そうは言っても、若い頃はンな事は考えもしなかったものだ。年食って殖えたのは腹の肉の厚みと心の棚の数。) 最近は街道も物騒だ。ただの運搬気取りで掛かると痛い目見るぞ? ( そう苦言を添えると、気ィ引き締めて行って来い、と相好を崩した ) (※:いいえこちらこそ。水を差してしまって申し訳ありませんでした。それでは良い旅を。^ー^) [Sat 16 Sep 2006 03:22:45]
アーク=フォース@傭兵ギルド > (大丈夫なのかな…レッドフォックスさん……あんな大きな事いっちゃって、多分大丈夫だとは思うけど……泊り込みの見張りなんて…大変じゃないんだろうか……畑の見張りだって大変だったのに…) [Sat 16 Sep 2006 03:21:01]
レッドフォックス@傭兵ギルド > オヤジ、若いからこその柔軟な発想ってのも大事だぜ?物事はクレバーに運ばないとな?(投げ出された書類を空中で掴み、ダンっと机に叩きつける)・・・心配しなさんな。水樽は必ず届ける。オヤジの腹よりもデカイヤツをな。なんなら、その腹ん中のビール抜いて、全部クリスティアの水にしてやろうか?(鼻がぶつかるのでは、というほど顔を近づけて笑ってみせる)帰ってきたら、正門前を泊り込みで見張ってやるぜ。もうベンチ下は飽きたしな。(顔を離し、今まで見せた事も無い真面目な顔で)・・・このレッドフォックス、傭兵ギルド「雷電」の一兵として、仕事だけは完璧にやりとげてみせる。それだけは、ここに誓う。非常にややこしい事をしてしまい、申し訳ありませんでした。何分最近始めて、ルールを独自に解釈していたもので・・・ご指摘ありがとうございます。ご迷惑をおかけしました。 [Sat 16 Sep 2006 03:15:48]
傭兵ギルド職員 > (※:ふむ。慣例的にイベント中にまるっきり他所の場所に行ってしまう、というのは有り得なかったものですから。 ですが確かにそう受け取れるようです。解釈的には間違ってないと思います。>同時進行) ふん、最近の若い奴は碌な働きも出来ないくせに口ばっかり達者だ。 (鼻白むと、書類を放り出した) だからって、どっちもいい加減で良いってわけじゃないぞ。 判ってるだろうな? ( 頭の固い年寄りはじろりと三白眼を飛ばして ) [Sat 16 Sep 2006 03:05:21]
アーク=フォース@傭兵ギルド > (突然に自分に言われた言葉に少し戸惑いながらも答える)「あ…はい…わかりました……」(少し俯く、一人は嫌だな、不安だし……魔法だけで守りきれるか解らないし……) [Sat 16 Sep 2006 03:03:21]
レッドフォックス@傭兵ギルド > あ、ボウズ、ちょっと待っててくれ。すぐに終わらせる・・・場合によれば、お前さん一人で言ってもらうことになるかもしんねぇ。悪いな・・・ [Sat 16 Sep 2006 03:00:19]
レッドフォックス@傭兵ギルド > ここにゃ「7日間警戒行動(ロール)」とは書いてるが、「連続7日間警戒」とは書いてないぜ?つまり、間を置いても問題ないんじゃねーの?どうせ門で突っ立てても何もこねーんだ。5日位他のヤツにやらせとけ。他にも希望者は山ほど居るだろうがよ?「このイベントは、他のイベントと同時進行が可能であり、2PC以上の参加も容認しています。自分のPC同士が顔を合わす事にならない様にして下さい。」と書いてあるので、「顔を合わせない様に」は「2PC以上の参加も容認しています」に対してだと思うのですが・・・同時進行可能、とは違う意味だと思いますが・・・ [Sat 16 Sep 2006 02:56:12]
傭兵ギルド職員 > (※:ついでに言うと、魔界PCとして登録したPLさんの救済措置だったような筈です。中のヒトの数は有限ですし…(^^;)>特例) [Sat 16 Sep 2006 02:55:21]
アーク=フォース@傭兵ギルド > (何か立ち入れない雰囲気を感じ取りながら、顔を上げて二人の様子を伺う、気まずくて言葉も出せない……どうしよう…) [Sat 16 Sep 2006 02:54:22]
傭兵ギルド職員 > あのな、カラダ2つあるなら兎も角、門護りながらどっかに行けるのか? お前さんこそ、頭が赤い雨でやられでもしたんじゃないか? (とんとんとコメカミを指先で叩いた。) (※:そこんところは同じPLが一つのイベントに複数C投入してもいい、という意味合いだと思うんですがどうでしょう?でないと[ 顔を合わせないように]、なんて書かないですよね?) [Sat 16 Sep 2006 02:46:15]
アーク=フォース@傭兵ギルド > (いきなり聞こえたギルドの職員の人の声に一瞬驚きそうになるが、パン耳をかじりながら、少し、その様子を見ることにした、助け舟位は出せるのだろうかと考えながら、ベンチに座り、肩からかけているバッグの荷物を調べる、聞こえない小さな声で持っているものを呟いている)「消毒用のアルコール……包帯…薬草液セット……それと……万能解毒剤……」(レッドフォックスさんの方が心配になってきた…どうしよう…どうします?) [Sat 16 Sep 2006 02:45:25]
傭兵ギルド職員 > 半端な仕事は許さんぞ。こっちの責任問題だ。 (鼻を膨らませて、言葉を連ねる) 中途で放り出すなら放り出すで、ちゃんと頭下げて来い。 やるならやるで、ちゃんと片付けてから仕事請けるんだな。 2つも3つも、ツマミ食いなんざ認めんぞ。 (片眉を上げて、顔を顰めた) [Sat 16 Sep 2006 02:43:04]
レッドフォックス@傭兵ギルド > (もうすっかり見飽きたビール腹オヤジの顔を見つめ、眉間の皺を寄せる)・・・あのなぁ、オヤジ。こういうことは言いたくないが・・・アルコールが脳まで来たんじゃねぇのか?もういっぺん書類を読み直してみろ、ここの文字、読めるか?読んでやるよ。「 この依頼(イベント)は、他の依頼(イベント)と同時進行が可能であり、」だ。つまり、警邏の仕事を受けていても他の仕事は受けれるんだよ。(・・・沈黙。途端に男の顔が不安になる)・・・・・・違うか?ひょっとしてオレ、意味を取り違えたか? [Sat 16 Sep 2006 02:41:14]
アーク=フォース@傭兵ギルド > (出発の準備のことを聞かなきゃならないんだろう……何でこんなにニヤつくんだろう…自分てそんなにおかしい? 田舎と都会じゃ考え方が違うのかな? そんな混乱に自分は少しおちそうになるが、頭を振ってその考えを吹き飛ばし、レッドフォックスさんからパン耳を受け取り、答える)「ありがとう…ございます、ご飯はしっかり食べないと力出ませんよ? 少なくとも今の自分はしっかり食べてますが……」 [Sat 16 Sep 2006 02:35:10]
傭兵ギルド職員 > ……お前さん、門の守備の仕事も請け負っとろうが。 そっちはどうするんだ? (受付に陣取った、つい10年程前まで現役を張っていたとかいう狸親父──今は見る影も無いビール腹だが──が、眼鏡の弦を持ち上げながら、書類を眺めて、声を上げた) [Sat 16 Sep 2006 02:34:56]
レッドフォックス@傭兵ギルド > (男の笑みが一層大きくなる)・・・ほほぉ、そこを拾ってきたか。お前さん、ジョークが分かるね。この旅、なかなか面白くなりそうだぜ。・・・まぁ、好物ってか、ここ最近はコレしか食ってねぇだけだな。傭兵ってのは儲からねぇ仕事なんだよ。量を食えて、何時でも食えて、尚且つ安いもの。その条件に当てはまったのがコレって訳だ。お前さんも食うか?(そう言って、パン耳の1本を差し出してみせた) [Sat 16 Sep 2006 02:32:55]
お知らせ > 傭兵ギルド職員さんが来ました。 『ン? ちょい待て「狐」の。』 [Sat 16 Sep 2006 02:32:39]
アーク=フォース@傭兵ギルド > (ちらりと口元のパンの耳をみて、自分はいう…)「レッドフォックスさんって、パンの耳…好物なんですか?」(何言ってるんだ、自分…聞くところはそこじゃないだろう…) [Sat 16 Sep 2006 02:27:10]
レッドフォックス@傭兵ギルド > (固い握手。少し何かに気づいたような顔をする)ふむ・・・・・・っと、驚かせたか?すまんな。でもよ、この程度でビビってちゃこの先辛いぜ?(握手した手を離し、マントの中へと戻す。そして、再び出てきた手にはパンの耳が掴まれており、自然な動作で口に咥える)・・・18?じゃあボウズで充分だな。大人を語るにゃ後2年早いぜ、ボウズ。(そう言って再びニヤついてみせる。実は顔で判断したため、ちょっと不安だったりした。だって身長殆ど変わらないし。ていうか髪型で誤魔化してるけど多分ちょっと負けてるし) [Sat 16 Sep 2006 02:23:17]
アーク=フォース@傭兵ギルド > (笑い声に驚いて、自分は一瞬後退りをするが、すぐに答える)「人違いじゃなくてよかった……、それに、ボウズって、これでも18歳なんですけど…」 [Sat 16 Sep 2006 02:14:05]
レッドフォックス@傭兵ギルド > ・・・だはははは!!こりゃ傑作だ!!(自分が声をかけると同時の質問に、男は大層愉快そうな笑い声をあげた)おうおう、オレがそのレッドフォックスだよ、アーク=フォース。・・・いや、悪い悪い笑いすぎたな。まぁ掴みはOKって感じだぜ、ボウズ。・・・お?(少年の視線に気づき少し不思議そうな顔を浮かべるが、すぐにまた口元に笑を浮かべる)・・・へへ、カッコいいだろ?どうだ、このオレの芸術的な髪型はよぉ?まるで燃え上がる炎のようだろ?(そう言って、自慢の赤い髪を掻き揚げる。どう見ても物凄い寝癖です、本当にありがとうごz(略)) [Sat 16 Sep 2006 02:07:25]
アーク=フォース@傭兵ギルド > (手を差出して自分も握手をするのを忘れて慌てて握手をする)「すいません、おくれてしまったようで…」 [Sat 16 Sep 2006 02:06:43]
アーク=フォース@傭兵ギルド > (若干緊張をしたけど、ナナオさんの時ほどではなかったのでホッとするが、すぐに質問に答える)「あっ、はい! 自分がアーク=フォースです」(自分の紅い目は赤い髪に向いていた、好奇心からだ) [Sat 16 Sep 2006 02:02:54]
アーク=フォース@傭兵ギルド > (ゆっくりと大きな音を立てないように歩いていく、そこには旅支度をしている赤髪の人物が一人、声をかけてみる事にした)「あの…聞きたいことがあるんですが、レッドフォックスさんという方をしりませんか? アークと言います」 [Sat 16 Sep 2006 01:59:58]
レッドフォックス@傭兵ギルド > ・・・お?来たか。(ドアの音を聞き、男も立ち上がる。待合室を抜け、入り口の方へ。それっぽい少年の姿を確認すると、声をかける)よぉ、お前さんがアーク=フォースか?オレが今回の依頼のパートナー、レッドフォックスだ。改めてよろしくな。(口の端に笑顔を浮かべつつ、右手を差し出し握手を求める) [Sat 16 Sep 2006 01:59:23]
お知らせ > アーク=フォース@傭兵ギルドさんが来ました。 『ギルドのドアを開ける、自分の持つべき荷物をもって…いなければ朝まで待つ覚悟を決めて』 [Sat 16 Sep 2006 01:56:19]
レッドフォックス@傭兵ギルド > (布袋の中を確認する。必要なものは揃えておいた。と言っても男に必要なものといえば、予備のパン耳袋くらいなものなのだが)さて、後は相方さん・・・確かアークだっけ?アイツの到着を待つだけだな。(何時もは下に潜り込んでいるベンチの上にドカッと座る。 ギルド職員の話によれば、そのアークと言う少年、少し前にギルドに来ていたらしい。とんだ擦れ違いだ)オレが海岸に矢を拾いに行ってる間にねぇ・・・なんつータイミングの悪さだ。(先ほど、人気の無さそうな瞬間を見計らって、こっそり岩に刺さっていた矢を抜いてきておいた。かなり手間どったため警備をしている暇は無かったものの、矢は何とか回収できたようだ) [Sat 16 Sep 2006 01:55:37]
お知らせ > レッドフォックス@傭兵ギルドさんが来ました。 『旅道具の用意は・・・OKだな』 [Sat 16 Sep 2006 01:48:24]
お知らせ > アーク=フォース@傭兵ギルドさんが退室されました。 『すこし、せっかちになりすぎたかなと反省し、ため息を付きながら紅い空の下を歩いていった』 [Fri 15 Sep 2006 23:08:42]
アーク=フォース@傭兵ギルド > (少し考えて、ベンチから立ち上り、傭兵ギルドを後にした) [Fri 15 Sep 2006 23:07:33]
アーク=フォース@傭兵ギルド > (腕輪に彫られた文字をなぞると僅かに文字が僅かに淡く輝く)「ふぅ……一人で行くなんて事になったら…寂しいなぁ、でもあえなかったら仕方ない…か」(そういいながら、もう一度腕輪に彫られた文字を指でなぞると光が消える)「でも、連絡したのはついさっきだし…これなくても当たり前か、それにこんな夜中じゃ寝てるだろうし…来るのが早すぎたかも……というか自分がいつも色々と動きすぎなんだよね」(そういって、ため息を付き少し周りを見ながら、色々考えをめぐらせる) [Fri 15 Sep 2006 22:59:20]
アーク=フォース@傭兵ギルド > (傭兵ギルドの門を開け、辺りをキョロキョロと見回す、自分が待っている人はいない様だ)「もう行っちゃってたりして……それとも家に帰ったのかな…」(そして、近くのベンチに腰を下ろして、聖銀の腕輪に目を向ける) [Fri 15 Sep 2006 22:47:30]
お知らせ > アーク=フォース@傭兵ギルドさんが来ました。 『荷物は白魔ギルドに置いて行き、講義の公欠届けも提出して、待ち人と会うために…』 [Fri 15 Sep 2006 22:41:31]
お知らせ > アーク=フォース@白魔術ギルドさんが退室されました。 『そして少年は足早にギルドの建物から出て行った』 [Thu 14 Sep 2006 23:59:21]
アーク=フォース@白魔術ギルド > (そうこうしてる内に、呼び出され、色々と説明される、内容は謹慎処分の解除の書類の受領が終ったので謹慎処分は終りと言う事らしい、一礼してその場を後にする)「ありがとうございました」(そして、ため息を付いて外へと向かう) [Thu 14 Sep 2006 23:57:51]
アーク=フォース@白魔術ギルド > (腕につけた新しい腕輪の文字をみながら思う)『なんか…あったかいよなぁ……心の芯まで暖まるってこういうことを言うのかな……』 [Thu 14 Sep 2006 23:49:08]
アーク=フォース@白魔術ギルド > (謹慎解除の書類を提出し、暫く待たされる事となった自分は受付の近くの椅子に座っていた)「ふぅ……ようやく、講義復帰できるけど、相当勉強遅れたんじゃないだろうか…補修とかだったらまずいなぁ…やっぱ実地にしとけば良かったかなぁ…」(そういうとため息をつく) [Thu 14 Sep 2006 23:45:51]
お知らせ > アーク=フォース@白魔術ギルドさんが来ました。 『書類を持ち、カウンターへと歩いていく』 [Thu 14 Sep 2006 23:38:37]
お知らせ > ルゥ@白魔術ギルドさんが退室されました。 『(この講義はパルプフィクションです。実際の組織、医療機関、魔術団体、他の術者とは(略))』 [Thu 14 Sep 2006 03:07:28]
ルゥ@白魔術ギルド > さて、残りの2つですが──(お腹がきゅるるとなった。三時。おやつの時間だ(深夜。)) …とりあえず、後編に続く、ということで。 (ふかぶかと頭を下げた) [Thu 14 Sep 2006 03:06:34]
ルゥ@白魔術ギルド > その多くは迷信として廃れていきましたが、一部は呪術の一系統として現在も残っていると聞きます。 呪詛として、人形を傷つけて対象にも同じ傷を求めるもの。 自分が負った不利益を誰かに押し付けて、無理矢理肩代わりさせる黒魔術。 患者の怪我を術者が引き受ける、聖女の奇跡。 どれも、魔術のロジックとしては同じ分類に属します。 (板書しようとして振り返るが──生憎とボードが無かった。向き直る) [Thu 14 Sep 2006 03:03:45]
ルゥ@白魔術ギルド > 3番目に語るのは、負傷の移譲。 より原始的な呪術において、感染魔術(コンシャスマジック)といったものがあるのはご存知ですか…? 人間を模した人形を、形代として拵えて、脚を怪我したなら人形の脚を傷つける。 怪我は人形が引き受けたから、患者は治る筈。 こういう道理です。 [Thu 14 Sep 2006 02:56:19]
ルゥ@白魔術ギルド > 上位存在に介入を願う性質上、術者の消耗は比較的軽めであるという利点はありますが──必ずしも願いを聞き届けるわけではない不安定さ、供物や代償を求められる事も少なくない事、術の対象はたいてい信徒に限定される事。 これらを考慮すると、矢張り信者救済の為に分け与えられた奇跡の切れ端であって、技術として学び覚えていく性質のものではないのかもしれません。(一気に喋って渇いた喉を、コップの水で潤して─) [Thu 14 Sep 2006 02:52:12]
ルゥ@白魔術ギルド > 次に、信仰に基づいた奇跡の行使としての治癒術。 パプテスの聖職者の中に、たまに癒しの力を授かる方なんかも現れると聞きます。 それはそれで個人差あるようですけど。 (こくん、と一つ頷いて) パプテスに限らず、アララマ、バッファス、スートリア。 敬虔な信徒にとっては、われわれ白魔術ギルドにおける回復魔術よりは、こうした教会で授けられる治癒の奇跡の方が馴染み深いかもしれません。 [Thu 14 Sep 2006 02:44:08]
ルゥ@白魔術ギルド > 実践回復魔術には、大きく分けて5種類の形式に分類できます。 ひとつは、“キ”の概念に基づいた患者の肉体への干渉。 “仙術”といった東方系の術形態に通じた道士さんが、よく行ってるものです。 神仙術の使い手はこの国にギルドがあるわけでもなく、組織を作ったりもしないので──結局は、その個人を信用できるかどうか、という次元になってしまうのも問題です。 えせ仙人をえせ仙人と見分けられる人でないと(治療を受けるのは)難しい。そんな感じです。 [Thu 14 Sep 2006 02:36:21]
ルゥ@白魔術ギルド > (それでも、後進を育成しないわけには行かない。補充が難しいからといって、補充しないのは本末転倒なのだ。ギルドとしては、門戸は広げている。対外的にもそのアピールは必要だ。 教員も、現場で働いている白魔術士に教壇に立ってもらうのが一番だろう。 唯でさえ人員不足で、三交代夜勤明けでも、“後進の育成”という錦の御旗の前では個人意思など無視だ。 ギルドの要職に就くことができたら、絶対ココは変えてやろうとはらぺこ女医は誓った。閑話休題。) [Thu 14 Sep 2006 02:21:54]
ルゥ@白魔術ギルド > (才能に拠るところも大きく、下積み期間も長い。 インターン中は碌な力も発揮できない。 今、希望に燃えている一座を見回して、思った。 一人前の術士になるまでに、この大半は疲れ果てて辞めていくだろうな、と。) [Thu 14 Sep 2006 02:15:49]
ルゥ@白魔術ギルド > (白魔術士の絶対数は、少ない。実際足りて居ないと言ってもいい。 これは、知識を占有しているとかそういう性格に拠るものではなく、単純に原理が確立していないからだ。) [Thu 14 Sep 2006 02:11:30]
ルゥ@白魔術ギルド > (生徒の返事に、こくりと大きく頷けば) ん、じゃあ大丈夫ですね。 それでは本題から─。 (こうして、教員まがいの事をこんな真夜中にやっているのも、色々訳がある。) [Thu 14 Sep 2006 02:07:58]
ルゥ@白魔術ギルド > …魔術の基礎については、講義受けてます? 大丈夫? (教壇の前で、白ローブの正白魔術士は、若い見習いらのキラキラした目を受けて酷く戸惑った) [Thu 14 Sep 2006 02:04:49]
お知らせ > ルゥ@白魔術ギルドさんが来ました。 『ええと─』 [Thu 14 Sep 2006 02:02:24]
お知らせ > アーク=フォースさんが退室されました。 『【そして少年はギルドの外へと走っていった】』 [Tue 12 Sep 2006 15:16:10]
アーク=フォース > (少年は立ち上がり、歩き出す)とりあえずここにいても始まらないし、あるいてみよう……雨が降りませんように… [Tue 12 Sep 2006 15:14:24]
アーク=フォース > (少年が本を片手にギルドの建物内から窓の外を見ている、その表情は沈んでいる、紅く輝く空が紅い目に反射し黒髪は僅かに紅色を帯びる) はぁ…白魔術ギルドに入って早数日、田舎の教会の時より人が多いし…勉強する事も多くて大変だなぁ、あの空…気持ち悪い…でも懐かしいような…、後で図書館にでも行って何か調べてみようかな…講義で宿題もあるし、あ…でもまだあまり町も回った事がないし、回ってみようかな…(そういって少年は椅子に座り、町を見て回るか、図書館で宿題を済ますかを考え始めた) [Tue 12 Sep 2006 15:10:23]
お知らせ > アーク=フォースさんが来ました。 『白魔術師ギルド内にて』 [Tue 12 Sep 2006 14:57:31]
お知らせ > レッドフォックスさんが帰りました。 『・・・で、正門はどっちだったっけ?』 [Tue 12 Sep 2006 13:13:39]
レッドフォックス > ・・・この紅い空も見飽きたってもんだ。やっぱり、オレの赤い髪には青い空との対比こそが一番似合うぜ。(そう言って自分ではニヒルと思っている笑みを口元に浮かべる。赤い爆発ヘアーが生温い風になびいていた) [Tue 12 Sep 2006 13:12:57]
レッドフォックス > ・・・しゃーね、やっぱ受けてやるか。(男はマントを無駄に派手に翻すと、ギルドの扉を開いた。そして、受付の職員に声をかける)あの仕事の依頼、まだ受け付けてるよな?・・・ああ、気が変わったんだよ。このレッドフォックス様の初仕事だ、期待しといてくれ。(男は職員から差し出された用紙に、必要事項を記入し始めた。名前を書き、次に受ける依頼を・・・)・・・ん?あぁ、こっちで良いんだよ。こっちを受けるって決めたんだから。・・・こらそこ、チキンとか言うな。誰がどの依頼を受けようが個人の勝手だろ。・・・ったく。(悪態をつきながら、パンの耳の切れ端を飲み込む。そして、書き終わった書類を職員に差し出す)・・・よし、これで良いんだろ?・・・はいはい、『御恵み』の分は最低働くから。そんじゃ、行ってくるわ。(男は受付の職員に投げやりに手を振ると、出口へと足を運んだ) [Tue 12 Sep 2006 13:07:21]
レッドフォックス > (男がギルドに入ってから、どれくらい経っただろうか。修行のため山篭りしていて、気がついたら既に空は紅かった。当初の予定通りギルド登録は済ませたが、イマイチ気分が乗る依頼も無く、今までダラダラと過ごしてきてしまった)・・・それにしても、この紅い空・・・やっぱ気にくわねぇ。(そう呟いた瞬間、咥えていたパンの耳が口から落ちそうになり、慌てて手で抑える) [Tue 12 Sep 2006 12:49:04]
レッドフォックス > ・・・やれやれだな。(男は空を眺め、一つ溜息をついた。依然として空は紅く「今は実は夕方です」と行っても通るかもしれない。多分無理だろうが。 男は薄汚いマントの下から紙袋を持った手を出すと、その中に入っているパンの耳の1本を取り出し、口に咥えた) [Tue 12 Sep 2006 12:43:32]
お知らせ > レッドフォックスさんが入室されました。 『傭兵ギルド前にて』 [Tue 12 Sep 2006 12:38:52]
お知らせ > 一峰@郵便ギルドさんが帰りました。 『一太、帰るぞー。(外に出ると、飛んでいたムクドリに向かって声をかける)』 [Sun 10 Sep 2006 22:59:15]
一峰@郵便ギルド >  そうか…少しだけ安心した。 ( しかし、月に一度程度の手紙でしか向こうの様子が知れないというのは、どうにも不安だ。かと言ってせっかく決まった仕事を放り出して帰るわけにもいかない。実際、帰ったところで自分には魔物を退治できるような力は無いのだ。それは一峰以外の家族らだって同じことであったが──おとうの怪我を治すために、こうしようと皆で決めたのだから、自分は此方でできるかぎりのことをするしかないのだ。しばらく黙っていた後、職員の顔を見て。 ) じゃあ、よろしく頼むのう。 ……みなさんらも、仕事頑張ってください。 ( 実際に届けるのはこの職員ではないだろうが── 一度頭を下げて、男は出口へと向かった。 ) [Sun 10 Sep 2006 22:57:23]
一峰@郵便ギルド > ( それは、アマウラにいる家族への手紙。ぎこちない文章とへたくそな字。一番上の妹に向けて書かれたそれと、2万エンを封筒に入れて、一峰は郵便ギルドの受付へと行く。 ) ──こんばんは。これを、アマウラの──という村まで送ってもらえるかの。 ( 言われた職員は、少し躊躇した後、「現在アマウラの方へは、料金が高くなっていますが宜しいですか」と言い出した。 ) え、どういう、ことかの? ( 慌てて聞き返す。職員の説明では、例の魔方陣がある方向のアマウラは、以前より危険なので割り増し料金になるのだと言う。驚きながらも、承知して以前より高い料金を払い。 ) ……実際に、郵便を運んでいる人が襲われたことはあるのかのう? ( そう尋ねると、職員は「現在の所ありませんが、あちらの状況を判断しての処置です」と答えたので、ひとまず一峰はホッと息をついた。 ) [Sun 10 Sep 2006 22:43:55]
一峰@郵便ギルド > ( 「 ──みんな、元気ですか? 二葉は、田舎だから大丈夫だと書いてあった。でもやっぱり、兄ちゃんは心配です。ヴェイトス市では、魔物の襲撃があったり、紅い雨が降ったりしています。アマウラでも、きっと降っている。動物たちは、大丈夫ですか。此方では、最近一太がおかしい。あの紅い雨が悪いのだと言う噂を聞く。米にも、悪いかもしれない。早く何とかなってほしい。本当に、帰らなくて大丈夫ですか。兄ちゃんが帰るより、此方でお金を稼いで送る方がいいというのは解るけれど、どうしても心配です。とにかく、気をつけてほしい。 それから、遅くなってすまない。先月の分のお金を送ります。やっと兄ちゃんは決まった仕事につくことが出来ました。牧場の仕事です。牛や馬、色んな動物がいます。珍しい鳥もいます。乗れるぐらい大きい。でもまだ、仲良くなれていないので乗れない。でもとても楽しい仕事です。来月からは、もう少し多く送れると思います。みんなも体に気をつけて、魔物にも気をつけて。兄ちゃんも頑張ります。 」 ) [Sun 10 Sep 2006 22:29:49]
お知らせ > 一峰@郵便ギルドさんが入室されました。 『兄ちゃんより、みんなへ。』 [Sun 10 Sep 2006 22:26:08]
お知らせ > エルヴィーネ@薬品ギルドさんが退室されました。 『(出来上がった薬は速やかに各所に搬送。猫の手の一幕)』 [Fri 8 Sep 2006 20:16:47]
エルヴィーネ@薬品ギルド > …よし。(鍋を火から下ろして、濡れ付近の上に。じゅわっと蒸気の上がる音と広がる熱が顔に来ないように。手袋嵌めた手とトングで新調に器具を取り出したら、生産ラインの方に渡して回る。その後は、自分も調合班だ。複雑なものはまだ無理だが、分量書との首っぴきなら、簡易なものは手伝える。本当に、既視感。あの時に出会ったギルドの青年には会えていないが。何ぞ、アマウラに出張中だとかで、大変そうな。) …あっちも、大過なく無事だといいんだけどね。(呟いて、細めた視線を乾燥させた薬草の束へと向けた。此処からは集中必須。) [Fri 8 Sep 2006 20:16:10]
エルヴィーネ@薬品ギルド > …しかし何だね。この妙な既視感は。(慌しい雰囲気。街に立ち込める不穏と不安の空気。何処かで体験した事のある気配に頭を捻って、答えは直ぐに見付かった。そういえば、あの時も此処でこうして調合に勤しんだんだったか。緑の王、蔓の悪魔が蔓延した年末の事だ。) ……魔女としてのスキルは、我ながら上達してないね。そういえば。(こうして手伝う事で、調合のノウハウは身に着きそうな気がしたが。それはそれでいいか。一度こめかみを押さえると、砂時計確認。もう少しか。) [Fri 8 Sep 2006 20:09:47]
エルヴィーネ@薬品ギルド > (専門的な知識や技術が必要になる薬剤、調合に専門の手を多く回す為に、比較的簡易に製造出来るものや、大量に必要になる薬剤の製造を補助する為に借り出された猫の手の一本が、今の自分。ぐらぐらと煮立つ鍋の具合と、砂時計の残量を比べながら腕組み。今は髪は纏めて、衣服は借り物の白衣。立場としては魔女ギルドからの出向とか、アルバイト。その辺り。) [Fri 8 Sep 2006 20:04:39]
エルヴィーネ@薬品ギルド > (病院の方から、また新たに火傷の薬の要請が来たという話。先日の正門襲撃の余波は、中々大きい。) …僕のような猫の手でも、必要になるってなくらいだしね…と。(昨夜も騒ぎがあったとか、何か手錬の傭兵が薙ぎ倒したとか、眉唾っぽい噂と平行で流れる世間。このご時勢、景気が良いに越した事は無いとも思うが。器具を煮沸中の鍋と睨めっこする魔女には、些か遠い話。) [Fri 8 Sep 2006 19:56:48]
お知らせ > エルヴィーネ@薬品ギルドさんが来ました。 『(薬剤生産ライン)』 [Fri 8 Sep 2006 19:52:21]
お知らせ > アヤネ@『リスカ』さんが帰りました。 『( 両頬に喝を入れて足早に歩こう。 向かう先は ―― )』 [Thu 7 Sep 2006 14:25:10]
アヤネ@『リスカ』 > ( 続きを読み上げ ) 『自ら暴れ出し周囲に取り押さえられたケース』 … って。 ( この空気がよくないみたいって、先輩の渋い顔が説明する。 瘴気に溶けた毒の存在。 ヴェイトスにはいろいろな種族民族が混じってて、個性の幅は広いから、ひとくくりにしちゃだめなんだけど ) 心の弱い人から、どんどん壊れてっちゃうのかしら。 ( わたしだってそうだ。 自宅の近所でちいさな子供の泣き声が聞こえたりすると、最近はうるさいなっていらいらするもの。 犬の遠吠え猫の集会、そういうものは世の中に普通に存在するんだからって、今まで気にも止めなかったのに。 そう、『今なら』、都合の悪いことの全部を瘴気のせいにしてしまえそう。 ) … これから心の弱さを棚に上げて、瘴気を免罪符にしての犯罪が増えるかもしれないです。 騎士や自警団もたいへんだわ。 ( 羊皮紙を束ねてくるくる巻いて、元の棚へとしまい直して ) やっぱり気になるから、診療所に顔出してきますね。 その手の人にわたしの術が通じるかはわからないけど、何もしないのはいやなんで。 [Thu 7 Sep 2006 14:22:02]
アヤネ@『リスカ』 > ( そこで初めて、羊皮紙の文面へと目を走らせて ) … 異種族への風当たりなんて、自分たちの恐怖心の裏返しでしかないのに。 生贄の羊がいないと不安でたまらないのね、人間って。 ( 弾くものと弾かれるもの。 自分が槍玉にあげられるのがこわいから、もっと疑わしくって、殴りつけるのに抵抗のない誰かを求めずにいられない。 ――… そんなだからかしら。異種族にしろ、『異種族のように思われるもの』にしろ、正門を固める騎士や兵士以外の怪我人もずいぶん増えている。 中には異種族狩りを行おうとして、殴りつけたら自分の指の骨を折りましたなんて症例まで混じるしまつ。 ) [Thu 7 Sep 2006 14:10:43]
アヤネ@『リスカ』 > ( ぺらり ) わたしも女扱いしてもらえてるんだって、初めて思っちゃいました。 (  せまい密室に『患者さん』と長時間ふたりきり、それは魔術の行使において、まだまだ集中力の足りないわたしには必須の条件。 窓の外には夕暮れみたいな、あかいそら。 ひとのこころを狂わせるあかいいろ。 ―― 現場責任者のドクターが告げた休職の申し出は、つまりはそういうこと。 男は狼なのよなんて、いまどきはやらないでしょうに。 その時の言いにくそうな顔を思い出して、くすり―― ちっともおもしろくなんてないのに、思わず小さく笑って、すぐに顔を引き締める。 わらいごとじゃないんだから。 ) [Thu 7 Sep 2006 14:01:08]
アヤネ@『リスカ』 > 若い女の子が切ったはったなんて、それだけで充分こわい目にはたくさん遭うでしょうに。  ねぇ先輩? わたし、職場に来るなって言われちゃったんですよ。 来なくていい、来るなーって。 今は怪我人だらけでちっぽけな診療所だって忙しいのに。  ( 目を落としただけ、文面を読みもせずに、ぺらり。 ―― 危険を理由に求職をすすめられた理由は、ヴェイトス市正門を執拗に攻撃してくる魔物のせいじゃない。 かといって、その仲間が街中に侵入しているかもしれない、疑心暗鬼のせいでもなくって。 ) [Thu 7 Sep 2006 13:48:44]
アヤネ@『リスカ』 > ( ―― ぺらり。 紙を捲る音 ) … この街、どうなっちゃうのかしら。 有名な騎士さん、大怪我しちゃったんでしょう? まだ若い女の子、だって。 ( どんなに有名でも武官には詳しくないから、百人長さんの名前まではわからない。 でも、ヴェイトス騎士団の象徴のひとつでも騎士さんの戦線離脱は市の存続の天秤を大きく傾けた、そんな気がする。 ) … 本人は自分を責めるかもしれないのにね。 名誉の負傷とか言って、戦意高揚のためのプロパガンダに使われちゃうのかしら。 ( もう少し事情に詳しい先輩曰く、百人長さんは相当自分に厳しい人だって言うから。 ) [Thu 7 Sep 2006 13:39:04]
お知らせ > アヤネ@『リスカ』さんが入室されました。 『《 白魔術師管轄内 》』 [Thu 7 Sep 2006 13:23:43]
お知らせ > ヘレラ@魔女ギルドさんが退室されました。 『魔女が立ち去った扉にはそう、赤い文字で刻まれた。』 [Wed 30 Aug 2006 23:02:38]
ヘレラ@魔女ギルド > 【Summon in the Dark. Call my name "GuarnpthEllhHellerh".】 [Wed 30 Aug 2006 23:02:14]
ヘレラ@魔女ギルド > ―――…まァ、なるようになる。 ( どのみちいつか分かる事だろう。 悪魔ガルンペェラヘレラは秘密を暴く事に長けるものだが、生憎それは「召喚者との契約に基いて」という制限内でのこと。 自発的に知りたい事を知る事は出来ない。 だから余計に、部屋の中の女―――ヒルデガルド・グレーテに再度召喚されてみるのも良いと思ったのだが。 代償は大きくなりそうな話だが。 ) ( 部屋の中のやり取りはまだ続いている。だが、一先ず此処を去る事にした。 魔女、エレナ・ストーンズとしては余計に目立ちたくは無いし、明日の朝ヒルデガルドの死体が発見されても面白い。 召喚された誰かが魔方陣を破って此方に現れても面白い。 不都合は何もないのだ。 ) [Wed 30 Aug 2006 22:56:02]
ヘレラ@魔女ギルド > ( こんな馬鹿げた戦争を仕掛けるヤツが誰なのか知ってみたくもある。 件の魔方陣が何処の魔界に通じるものなのかを調べれば幾らか特定できなくも無さそうだが――――蔓の王の国が滅びてだれぞか興味を示したか。 それとも全く違う線か。 勝算はあるのか。 目的はそもそも何なのか。 ) ―――――気に喰わないヤツだったらどうしよう。 ナンか、気が合わなさそうな感じがするンだよナ。 ( 戦略性が足りない気がする。 どこか感情的な匂いがする。 アマウラをスルーするメリットは? 正門に部下を仕向けるのは? 数は十分居るのか? この直情径行はナンだ。 絶対に参加したくない戦いだ。 ) こういうのを知ってる気がするゾ。 こういうやり方する奴。 ( 最近めっきり姿を現さなくなったヤツだ。 暗黒街の教会が焼け落ちた時はその傍らの隠れ家で、ずっとその光景を観下ろしていた。 ) [Wed 30 Aug 2006 22:46:15]
ヘレラ@魔女ギルド > ソウイウコトだ。 ( 室内から僅かに聞こえた誰かの声に肩を竦めて鼻で笑った。 魔女の癖に悪魔と対立しようなんてどうかしている。持ちつ持たれつ、たまに身内を殺されるくらいで特別な力が使えるのなら良いじゃァないか。 ) ……とはいえ、さて、さて。 ( よもや人間が全滅するとは思っていないが。 どの程度まで被害が出るものか。 この街1つ滅びるくらいなら許容できるが、あまり減りすぎるのは良くない。 それに悪魔というのがあまり表舞台で闊歩し過ぎるのもだ。 悪い事ッていうのは誰がやったのかわからないように、怒りの矛先を向けられないように、ひっそりとやるものだ。 ) [Wed 30 Aug 2006 22:27:12]
ヘレラ@魔女ギルド > ――――ン? 全く、あの女は。 ( 室内の気配が俄かに揺れた。 女がまた感情的になって平静を取り乱したようだ。 場合によっては此処で縊り殺されてもおかしくない状況だが、自衛など出来るのか? 中に踏み込むのは簡単だが、関わるメリットはまるでない。 女は上客だが、別に死んでもいい程度だ。 むしろ悪魔召喚で死人が出た、なんて話を広めれば街の混乱に拍車がかかって良いかもしれない。 もう暫らく此処で中の様子を窺ってみようか。 ) [Wed 30 Aug 2006 22:17:29]
ヘレラ@魔女ギルド > ( 窓の無い薄暗い通路だ。 場所柄なのか、あまり灯りを灯さないその区画に小柄な人影が1つある。 石畳の床に靴音を極力忍ばせなて歩き、その奥にある目的の部屋の扉の前で立ち止まった。 扉の中からはくぐもった二人分の声がかすかに聞こえてくる。 残念ながら内容までは細かく分からないが、時折声を荒げる女の声は知っている声だ。 ) ふん、そのうちやるとは思ったが―――呼び出す相手が違うだろう、相手が。 ( 上客を逃した気分だ。 あの女は良いカモな上に反省せずに何度も同じ事を繰り返す愚か者だ。 以前召喚された時はそれはそれは美味しく報酬を頂かせてもらったもんだが。 今回はハズレらしい。 何処のどいつを呼んだのかは知らないが、兎に角召喚自体は成功したらしく、やりとりは今の所普通に続いている。 ) [Wed 30 Aug 2006 22:10:58]
お知らせ > ヘレラ@魔女ギルドさんが来ました。 『 とある一室に続く通路 』 [Wed 30 Aug 2006 22:03:11]
お知らせ > ビリー・ウォン@薬品ギルドさんが退室されました。 『上着を絞れば…この雨の中出してくれる馬車を探して、施薬院まで脚を伸ばそうと』 [Mon 28 Aug 2006 23:02:16]
ビリー・ウォン@薬品ギルド > 蔦の悪魔といい…忙しいですね、お互い退屈くらいが平和なのでしょうけれどもね(困った様に薬品ギルドの人間に笑いかけながらそんな軽口を口にして、ではよろしくお願いいたしますと…) [Mon 28 Aug 2006 23:01:43]
ビリー・ウォン@薬品ギルド > (自前のところでは対応しきれない事も考慮して・・・症状によっては施薬院などにも頼ることになるかと思うが、さすがに今からこの雨の中施薬院は馬車を出してもらってもきついか…)・・・非常事態ですから、ちょっと無茶を書いてますが…どうにか、お願いいたします(使われなければそれに越した事はないとは思うが…まだこれからどれだけの被害が出るかは想像もできないのだから) [Mon 28 Aug 2006 22:59:15]
ビリー・ウォン@薬品ギルド > 優先順位も書いてあるとおり、外傷と痛み止め、麻酔に類するもの…かなり大量かつ多岐に渡りますが、調達できないものがある場合には早急に連絡をください(いくら中央病院と言えども薬品ギルドにあるものを根こそぎ奪うわけにもいくまいし、ギルドの都合もある。アマウラからの薬材は特に手に入れにくいだろう事は容易にわかる…そこをまげてどれほど確保できるか) [Mon 28 Aug 2006 22:54:41]
ビリー・ウォン@薬品ギルド > …失礼、中央病院で必要になるだろう薬剤とその薬材のリストです(豪雨の中、雨よけの上着を脱ぎながら懐の中に入れていた膨大とも言えるリストをギルドの受付に渡す。身が濡れるのは仕方ないにしても書類は濡らすわけにはいかない) [Mon 28 Aug 2006 22:51:19]
お知らせ > ビリー・ウォン@薬品ギルドさんが入室されました。 『いくら雨が激しかろうと…滞らせるわけにはいかないものもあって…』 [Mon 28 Aug 2006 22:49:22]
お知らせ > 戒@薬品ギルドさんが帰りました。 『( 降りしきる豪雨のせいで  先が、 なにも、  みえない ――… )』 [Mon 28 Aug 2006 22:44:09]
戒@薬品ギルド >   ( それからもうしばし、言葉を交わしてその場を辞した。 )  …… ( 疲労により、眠気を訴えるぼんやりとした頭を、起こすように数度横に振って。 )   …、 (  ふと、右手側の。閉ざされた窓の向こう。 視線の向かう先は、 いまは、半ば閉ざされているのだという、正門。 )  ………… 。 ( 茫と、視線を向けてもその重たい門が距離的に見えるわけではなかったけれど、それ以前に、今は、 ) [Mon 28 Aug 2006 22:43:07]
戒@薬品ギルド > ( ―― そうか。 しかし、これは現時点での話で… これから状況が変われば、勿論、明日にだってこちらの対応も変わることがある。 ) (  続く、 話 )  …はい。 わかっております。 ( 相手を見つめ返して、応じる。  なにもなければ馬車で、薬材と薬剤と薬師と、護衛と。アマウラへ向かう事になるのだろうが ) ( ――― 今は、いつ、 どう状況がかわるかわからない時。  決定が実行に繋がるのは、これから先、より困難になるだろう ) [Mon 28 Aug 2006 22:32:19]
戒@薬品ギルド > ( ―― なにか、気にかかる事でもあるのかね。 )  …、 ( 黙っていたままの自分へと、かけられた声。 はっとして、いつの間にか心持ち下がっていた顔をあげる。 )  ――― … ( 気にかかる、こと。 …気にかかることは、 )   …。 ―― いいえ、ありません。 ( 数瞬、浮かんだ顔を消し去るように。 答える声は、少し強く、 意思を伴って。 ) [Mon 28 Aug 2006 22:19:22]
戒@薬品ギルド > ( なぜ自分が、とは問い返さなかった。理由は単純だ、原因である魔法陣にアマウラが近く、人手が足りず、 そしてなにより自分がトキノミヤコ人だからに他ならない。 自分のほかにもあと数人、アマウラへと派遣されるとのことだ。皆、アマウラ人かトキノミヤコ人なのだろう。 こんな有事でさえ頭のカタいアマウラの上の者たちには、正直トキノミヤコの人間としても呆れてしまうところだ。 …臆病なのだろうか ) [Mon 28 Aug 2006 22:14:33]
戒@薬品ギルド > ( 今は呼び出されてとある一室にいた。 疲労の滲む顔を隠しもしないで書類のうず高く積まれた机の向こうに座した人物と、対面する。 ) ――― アマウラへ、ですか。 ( そうだ、 と、返ってくる声までもが溜息混じりに重い。 けれどこちらを見つめてくる目は強さを失っておらず、真っ直ぐに向けられたそれに気圧されそうになる。 ) [Mon 28 Aug 2006 22:03:24]
戒@薬品ギルド > ( 非常宣言、なんと重苦しい言葉だろう。何かがのしかかるような感覚。 …実際、己が身に纏わりついているのはただの空気であるのに。 件の、魔法陣から噴き出ているという紅は、まだここまでは届いていないはずだ )  …、 ( こっそりと呼気を整え、邪魔な髪を耳にかけて払った。 後ろで一つに結ばれているそれが、ほつれているのは先程まで薬材を薬剤へと変えるのに己も尽力していたからか。手を止めた途端に、じんわりと体に疲労感。 ) [Mon 28 Aug 2006 21:53:59]
お知らせ > 戒@薬品ギルドさんが来ました。 『( ――依頼を出すどころではなくなった。 )』 [Mon 28 Aug 2006 21:42:21]
お知らせ > ヒルダ@魔女ギルドさんが退室されました。 [Sat 26 Aug 2006 03:54:12]
ヒルダ@魔女ギルド > あんな古ぼけたお城はいっそバイクツが買い取ってそういうアブノーマルなプレイを楽しめるお店にしちゃえばいいのよ。あれだけ拷問器具が揃ってるんだし、お似合いだわ? ( それは強がり。それは一人で呟く挑発。吐き捨てるように言うと、踵を返し自分の部屋に向かった。 ) [Sat 26 Aug 2006 03:52:54]
ヒルダ@魔女ギルド > ( 大きな事は出来ないけれど、せめて自分が出来る範囲、やれる事をするべきだ。 ―― 使命感?正義感?ううん、私を突き動かすのは枯れる事無く心の底から溢れ出す愛だわ。そうよ愛なのよ。私はこれで戦ってみせる。古城へ魔法陣を封じに行ったりは自分にはとてもムリだけど。 )  ( ……… それにしても古城か。ふふふ、私たちが散々色んなプレイで遊んだ場所が戦場になるとはねェー。 そこに集まってる悪魔どもは知らないんでしょうね。私がはしたなく濡らした床の上に立ってるって事を。 ) [Sat 26 Aug 2006 03:48:25]
ヒルダ@魔女ギルド > ( 恐らく大聖堂は大きな動きを見せるだろう。そんなところに魔女がしゃしゃり出て行くのも面白くない。第一、逆に足を引っ張ってしまいそうだ。けれど……。 ) 迷ってる暇があるのかしら。これは戦争なのよ。 ……馬鹿みたい、戦争ですって。何それ?ナンセンスだわ。 ( 戦争に負けたらあとはお決まりのコースだ。それを何とかして防ぎたいから皆必死になってる。 ―― さて、ヒルダ。お前がこの街に居るのは何のためだ。お前は恋人の前で何を思った。悪魔は何だ。屈服させるべき対象だ。 ) [Sat 26 Aug 2006 03:37:14]
ヒルダ@魔女ギルド > ( 悪魔は、太古の昔より実にシンプルで―― 今回も何ら変わりない。 私は彼らを知っている。彼らがどういう存在なのかを知っている。私には培ってきた悪魔に対する知恵と経験がある。問題は、だ。 ) …どうするか? ( どうするか、だ。 ) どうするの、ヒルダ。 ( 私には戦う術が無い。しかし今回、市は魔女ギルドにこの情報を寄越してきた。何故寄越してきたのか? 勿論、この事態に対応する事を望んでいるのだろう。悪魔といえば魔女ギルドだ。魔女とはいえその全てが悪魔と精通しているわけでは無いが。 ) [Sat 26 Aug 2006 03:25:23]
ヒルダ@魔女ギルド > ( この情報は魔女ギルドに、そしてヴェイトス市にどんな影響を齎すのだろう。非常事態宣言、笑っちゃう響きだ。 私は今日、さっきまで。残ったアルカナベイビーの卵を自分で試すかどうか悩んでいたのだから。誰か友達に頼もうかと考えていたのだから。そんな時に行き成り非常事態宣言だ!なんて言われた所で実感なんて沸くわけが無い。 ) …………。 ( 魔女ギルドの廊下。窓から見る風景は雨と曇り空と、僅かに混じる紅い気配。 ) [Sat 26 Aug 2006 03:18:31]
お知らせ > ヒルダ@魔女ギルドさんが来ました。 『ヴェイトス市からの要請。』 [Sat 26 Aug 2006 03:10:53]
お知らせ > ソフィア@セラ自室さんが帰りました。 [Wed 23 Aug 2006 01:45:40]
ソフィア@セラ自室 > (其れこそ自分に代わってゴーレムを作れそうな奴なんてどーだろうか。 喋れないという欠点は克服した例があり、それを弄ったこともある。 血肉を備え自立行動し、必要に応じて増殖できる固体なら――目標と何が変わろうか?) ・・・一寸欲張りすぎかもしれませんけど。(少なくとも前の性能+喋る機能を搭載できれば上々だろう。足りないものを継ぎ足して、一歩一歩近づけていけば良いのだ。) [Wed 23 Aug 2006 01:45:31]
ソフィア@セラ自室 > この子に行かせて問題起こすよりはマシですし・・・・・・(連日の訓練と”調整”で順法・融通は利くようになっても、加減はまだまだだであるが故。 ゴーレムは喧嘩以外だといまいち使い勝手悪く、生物型の使い魔をうらやましく思う瞬間である。 あ、自分で行けという突っ込みはヤボだぜべいべ。) ……もう一度挑戦してみましょうか。 今度は頭の良くなるようにしたいですね――(傍らのフレッシュゴーレム一瞥しつつ。) [Wed 23 Aug 2006 01:42:06]
ソフィア@セラ自室 > (前手伝ってもらった別のカバリストの助太刀などで忙しくなっている今日この頃、買い物の一部はレキオ君にまるっと任せていたりする。 ”香の補充・質の良い蝋燭・粘土・服”とか分野の別無く頼むので当人は微妙に困惑していたが――そこはお手伝いさんの苦悩として割り切ってもらおうか。 メモは没にした計画書の裏なんかを有効利用。 まっさらなら一枚十エン↑の豪華な買い物表だ。)  [Wed 23 Aug 2006 01:36:50]
ソフィア@セラ自室 > (立場上は中間管理職に位置し、多くの人間と触れ合うわけだが―――いまだに人を使うという行為には慣れていない。 ゴーレムと違って人間には疲労や都合があるし、気まぐれに命じてばかりじゃダメなのだとか。) とりあえず今週分はこれで・・・後何がありましたっけ。(というわけである程度纏めた買出し予定表みたいのをつくって手渡す算段とかを。) [Wed 23 Aug 2006 01:35:03]
お知らせ > ソフィア@セラ自室さんが入室されました。 『リストアップなう。』 [Wed 23 Aug 2006 01:34:38]
お知らせ > 園内一花@陰陽寮ハラエさんが退室されました。 『( ちょいちょい、と前足で手招きされた )』 [Fri 18 Aug 2006 12:14:55]
園内一花@陰陽寮ハラエ > ( 体調と言えば――― 事務官との立ち話を切り上げて。 トキノミヤコ庭園に面した廊下をぼんやりと歩いていたら、ふと、背後から声がかかる。 『霊波が乱れているという時にあんなものへ近付くか。何事も無ければ良いがの。』 …振り返り、菫の先輩狐に礼をした。 思考を読まれるような感覚が、ちょっと落ち着かないけれど… それは、気になっていた事 ) ―――ええ… 大丈夫でしょうか? …実家に帰ってのんびりすれば、精神的には落ち着くと思うのですが… ( 上位の霊圧に対して弱い自分の体質も、不安と言えば不安。 …人間水準としては高くなっているとしても、そのスペックを活かすだけの経験が無く、『自信が無い』術者など話にならない… ) [Fri 18 Aug 2006 12:01:35]
園内一花@陰陽寮ハラエ > ( 話は自然、【火柱】とも呼ばれるその異変の事へと戻る。 まだ詳細情報は入っていないという事だけど、調査を引き受けたヴェイトスの冒険者がぽつぽつ到着し、報告も上がっているようだった。 調査員には、陰陽寮からも藍音さんが出ている。 名前は聞いたことがあるけれど、鳳来とはまた別の部署というのもあり、面識は無いが )   ( そして、ナナオさんとジュピターさん… 以前に引越しのお手伝いで縁のあった、エリシャさん… 知り合いも多ければ、少しだけ近くに居られる事が、なんとなく安心だった。 ―――菫にそう聞かされたからか… あるいは自分でも、どこかで感じているのか… 酷く、嫌な予感がして…――― いっそ、ナナオさん達? 一人? と一緒に行かれればとも思うのだけど、菫の体調が優先 ) [Fri 18 Aug 2006 11:49:19]
園内一花@陰陽寮ハラエ > ( 直属の上司と言うか師に当たる十示様の退魔行も満足に補佐出来ず、パートナーが怪我をしたと言っては小間使いのような仕事に当たっていた巫女が、それが権利であると言っても直ぐに連絡の付かない場所へ行くというのは、良い顔をされるものじゃない。 案の定、『また面倒を起こさないでしょうね』的な釘を刺されて、気まずそうに視線を泳がせる )   ( 蝉時雨のうるさい、お昼休みを前に人の引ける時間。 …パートナーの霊力の上昇などの話をしつつ、許可を貰って、ついでにアマウラ支部への書状を受け取った。 霊波の落ち着かない菫に万一の事があった時、手続きにまごつかず頼れるように。 その変わり、向こうで何かあった時にはアマウラ支部に助力する… ) [Fri 18 Aug 2006 11:34:06]
園内一花@陰陽寮ハラエ > ( 退魔行以外の行動は基本的に各人に一任されていると言え、召集がかかるかもしれないし、何より『宣伝』の名目で昇格してもまだまだ見習いの身。 ヴェイトス市を離れるのであれば、一応、連絡は入れておく。 他に聞いておきたい事もあったし ) ―――〜いいえ。 ちょっとお墓参りに。 ( この時期にアマウラへ向かうと聞いた事務官に、『件の【紅光の柱】を調査しに行くのか』と問われ、笑顔で首を振った ) [Fri 18 Aug 2006 11:18:18]
お知らせ > 園内一花@陰陽寮ハラエさんが来ました。 『( アマウラへの出立前に )』 [Fri 18 Aug 2006 11:13:10]
お知らせ > スフェーンさんが帰りました。 [Fri 18 Aug 2006 02:30:00]
スフェーン > (雨は未だ、止んでいない。)さてさて、(扉を潜れば水の都。背にするは既に過去である血の屋敷。振り返れば、この数年間馴染み深いロビー。) (ひとつ、短く溜息を付き、) (男は雨降る町の、夜闇に消えた。) [Fri 18 Aug 2006 02:29:43]
スフェーン > (茶けた紙に綴った著名は、僅かに滲んでいた。濡れた諸手は余計に紙が湿らぬ様、抓む様にギルド員に差し出す。記入漏れを確認する為か、滲んだ文字を追うギルド員の視線。確認が終わったのか無言のまま髪を巻くと、丁寧に封をし棚の横の箱の中に収めているのが見えた。)――…え?理由? 別に対したもんじゃないさ。単に、元の流浪暮らしに戻りたいと思っただけで。(眉を寄せた困惑の濃い笑みも、全て帽子のつばの影。口許のみが笑みを浮かべ、相手には単なる微笑みに見えたのだろう。)じゃあ、お疲れ様。(踵を返した男の姿はまるで逃げる様。先ほど自らが作った床の水溜りを折り返す靴音。) [Fri 18 Aug 2006 02:25:45]
スフェーン > 如何も、今晩は。(受付席に腰掛け何かの作業をしていたギルド員が、視線を上げた先には黒服姿が独り。帽子のつばの下、覗くは金の双眸。)忙しい所、申し訳無い。そう時間は取らせ無いよ。辞職届けを提出しに来た。(男の言葉にギルド員は一度軽い相槌を打つと、横にあった棚の中から一枚の薄っぺらい届け紙を取り出し、男の目前に差し出した。受け取った紙は僅かに茶けり、達筆なペン字が並んでいる。)どうも。(短い礼の言葉を残し、横手にあったペンを塗れた右手が掴めば、響くはペン先が紙を擦る音。) [Fri 18 Aug 2006 02:09:34]
スフェーン > (丁寧に髪を纏め再び帽子を被り直し。諸手で絞れば随分と水が出るんじゃないだろうか、ずっしり重い衣服に身を包んだ男は、併し足取り軽くロビーを歩く。先は入口とは対角の受付。) (ロビーに響く人の声よりも、屋外に響く雨音の方が遥かに騒々しい。横手には受付員と対峙している幾人かの狩人の姿が見えた。男はほとんど空いているうちの一つの受付に立つ。) [Fri 18 Aug 2006 01:53:33]
スフェーン > (雨音が激しい。暫く耳鳴りの様に、ノイズが鼓膜を突いて離れなかった。) (VHギルドの扉を潜り、ロビーを渡る足音の主は、黒コートに水を纏わりつかせ、床に点々と水溜りを残す。) (目深に被った衣服と同色の帽子を取れば、湿った髪の合間に覗く薄い笑みを浮かべた双眸。見渡すロビーは人気少なく随分と殺風景であった。) [Fri 18 Aug 2006 01:43:15]
お知らせ > スフェーンさんが来ました。 『VHG』 [Fri 18 Aug 2006 01:35:47]
お知らせ > シェーラさんが帰りました。 『 時に、ちょっとだけ齧ってみていいですか? ( ツッコミ以前の問題発生の予感。 )』 [Tue 15 Aug 2006 08:35:42]
シェーラ > ( とてもいい言葉ですSir. )( 諸手歓迎リターンズ。やっぱり駄目従者。 ) ( しょげて下がる肩に、ぽん、と手が。 )( だからお前が以下略。 )  難点は、終了後余計に空腹感が増すという一点です。 ( 駄目すぎた。 )   …流石に、アマウラには存在しないでしょうし。では、その為にも無事をお約束したいです。 ( 何の為なのかって追求しない方がきっと幸せ。 )  どれも食べ物という意味では変わりませんよ、Sir. あ、大丈夫。カニバリズム趣味はありません。 ( 早朝からぶっちゃけ過ぎでした。 ) ( 流石に朝から食い倒れ道中記はやりませんから、大丈夫。 多分。 ) ( 其方が食べなくても私は食べるので問題無しです。 )( 遠慮とか遠いはらぺこ法則。 ) [Tue 15 Aug 2006 08:35:22]
お知らせ > ザッハトルテさんが帰りました。 『 ( 訂正ツッコミの夜明けが何時訪れるかはまた別のお話。 )』 [Tue 15 Aug 2006 08:30:59]
ザッハトルテ > ( 使えるものは主も使え。 …仕える者は主を使え。 ちょっと変換するだけで主従が逆転する言葉のマジック。 代価にして通貨と云う以上、ある程度の汎用性を持てなければ存在そのものの意義を問われるところなのだろうと、こちらも認識は大雑把。 「気にします」と心なしか肩がしょげた。 へしょん。 ) … あ。 食べ歩きならぬ、食べたつもり歩き――…ですか。 無事に戻れたら食べてみたらよろしいかと。 ( ぎらりと。 )  …    ケーキの方を で。 そんな特殊な趣味じゃあるまいし、老若男女は違うと思う――… ( なんだか自分が齧られそうな錯覚に、降り注ぐ銀雨へと目が泳ぐ。 連れ立ってと云うよりは正しく連れられて、何処かの店屋へと向かうのだろう。 ――御免なさい魚も肉も喰えません。 ) [Tue 15 Aug 2006 08:29:00]
シェーラ > 使えるものはマスターでも使えと、かつて昔人達は言ったくらいです。 ともあれ、共通目盛りは貴重。物々交換ならずともご飯の種です。 ( 代価と言う言葉通り、貨幣価値の本領は結局其処。 )( 引き換えに家をメンテしたり、ご飯を食べたり。それ以上の価値を見出していないから、大雑把。 ) ( …人気は少なくとも、早朝客相手の店屋なら、そろそろ開いている頃か。 )( そんな折に通りを歩くと片っ端から引っかかる訳ですが。 )  其処はどうぞ、御気になさらずです。 ( お前が言うなと。 )  贅沢ケーキです。生憎、甘味屋の店先に張り付いて知った知識ですので、由来や味までは分からないのですが。 ( ちょっと情けない知識の出所をしれっとバラした。 )( …共食いと口にされた瞬間に、ぎらりと目が輝いたが。 )( ぎらりと。 ) 好き嫌いは概ね無いのです。古今東西、肉魚野菜、老若男女オールオッケーです。 ( 何か余計な事が混じっているのはさておき。 雨の中、歩き出しながら。 請われれば、オススメの店屋は幾らでも。 胡龍亭が移転してしまったのは残念ながら。 ) ( では、訂正ツッコミ喰らうまでこんな感じで一つ。 ) [Tue 15 Aug 2006 08:18:12]
ザッハトルテ > …万人に共通する判り易い目盛りとも言えるね。 ( 金銭とて時代に場所、状況が変われば屑と成り果てるものではあるけれど。 ――…さて。 ふと目をやれば、窓の外は止まずの雨。 逆に言えば店屋に人気も少なかろう、口元を拭う少女を促しながら。 ) あんまりケーキケーキ言われると、名前負けしているような気がするのは錯覚かなー…   ん。 人聞きの話、割と贅沢な代物らしいね。 ( チョコレートケーキの方。 ) 一部の好事家が大枚はたいて職人に作らせるものだから、それで世に残ったんだって聞いてる。 共食いになるし、朝もはよから食すようなものではないから、ケーキの提供は兎も角として――… シェーラ嬢、何か好き嫌いは? ( 諸手を挙げての同意を得たなら、頭の中で何件かの店をリストアップして。 …ぶっちゃけ食事処には縁が無い。 きっと貴女の方が詳しい、かも。 ) ( そして折角の余談も読心術の心得はなかった! ) [Tue 15 Aug 2006 07:54:02]
シェーラ > なるほど。ならば、私の手の中にあるものは、信頼の形。人が作り出した分かり易い証明です。 難しい話は分かりませんが、取り合えずお金が無いと人間社会では干からびるというのは、形が無くても真実です。 ( すごい真顔。 ) ( 金貨を握り締めた拳に、ぎりぎりと力が篭る。 )( 何かと世知辛いお話。 )  ならば、あのケーキがそのヴァーシャ原産なのかもしれないです。少なくとも、そのお名前は健在です。ちょこれーとけーき。 ( ほぅ、と感嘆符を零す唇に、僅かな冷たさ。 )( …涎ぐしぐし拭いて、と。 )  ( とっても美味しそうなお名前を持つ方を目前にして、食欲とかいうものが喚起されたっぽいですよSir. ) ( だからといって以下略。 )       Yes,ますたー・ちょこれーとけーき。 そのご意見には諸手を挙げて大賛成です。 ( 万歳。 )( ちなみに余談ですが。呼び名はちゃんと初期化して再設定しないと延々と続きます。 )( 余談にも程があった。 ) [Tue 15 Aug 2006 07:39:05]
ザッハトルテ > ( 何となくと仰る一方、続く言葉は半ば確信めいて告げられる。 それは決して無理に信じさせようといったものではなく、ごく自然にさらりと語られる辺りからして彼女には「それ」が恒常的に判るのだろう。 ) 無いものを無いと証明するのはその逆より難しいと言うけれど、それはただの比較論。 在るものの実在を証明するのだってものによっては難しいのだから、無碍に一蹴などできるものじゃあないんです。 そう言えば信用や信頼もそれに含まれるのかな。 ( 小柄な御方の小さな手は握り込むと益々小さくなる。 ――ややもすれば見目より幾分幼くも見える仕草はアンバランスで、そのくせ酷く自然な動きにも見えたものだから。 …そこに信義の形を見出すのはこちらの一方的な投影だとしても。 ) ヴァーシャと云うでかい国の、ほんのちっぽけな一部で使う言葉。 …今はどうだか知らないけど。  …………。    ( 洋菓子と符号する名前、それは事実である事には間違いない。 何時か――…人間の何方かに聞いた話。 何方か? まさか。 切り離しはすれども忘れなどはしない話。 感傷になれずじまいの何かが斜めに滑り落ちた。 目に見えないそれを追うよう、視線を床の上に落として、その過程に収めたのはきらきらと煌き潤んだちょこれーとけーき ※きっと自分じゃないと思う。※ を見上げる眼差し。 ) ( じゅる。 ) ( 聞いた。 ) ( なんかきいた ) …………………………       ( もぬすげえ長い間の最中、何かが鳴いたと思った。 はらのむし。 )  ………    ( もそもそと懐中時計を取り出して ) …時間も時間だし、軽く何か食べますか――…  。 ( これも勿論雇用経費。 ) [Tue 15 Aug 2006 07:16:35]
シェーラ > ( その辺りにはきっと、カンが働くんです。 水の蛇。 )  信じて頂けるなら何よりです。妄言と一蹴なさらないのは嬉しいものですから。 …これはこれ。それはそれ。 ( これは、これ。 信義の形としての金貨三枚、掌開いて見せて。 でも直ぐに握りこむ。げっつ。 ) ( 斡旋所を通してではない依頼の分だけ、信義は重要視されそうな。 その分トンズラも以下遮断。 )( 逃げませんよ大丈夫。 ) 故郷がいずこかは知りませんけど、この綴りは商業地区大通り沿いの店で見たことがあります。ケーキ店。チョコレート系に強いんです、あそこ。 黒くて丸くてつやつやと光り輝いていて、嗚呼。あの滋味深そうな漆黒の煌き、魅惑的な甘い香り―――    。 ( 何かトリップ。 )( うっとりと夢見るようにとうとうと語った挙句に、雇い主様を物欲しげな瞳で見るのはどうなんですか。 )( じゅる。 )  ………いえ。なんでもないです。ますたー・ちょこれーとけーき。 ( ぐーきゅるるる。 )( 鈍いなどとはご謙遜。 はらぺこでした。 ) [Tue 15 Aug 2006 06:57:39]
ザッハトルテ > ( 風と、水。 …成る程確かに雨を生むもの。 意味を噛締めるように頷いて ) 目に見えるもの、耳に届く音だけが実在を示す証とも限りますまい。 だからこそ貴女の仰る「何となく」を信じましょう。 ――こう云う場で余り濫用すべき言葉ではないけどね。 ( 正しい傭兵の雇用講座・ぱーとわんも示すように、雇用関係に於いて信頼や信用は軽々しく乱発するものではないのだろう。 この場合はどちらかが先に誠意を見せずば話が進むまいからの前金全額だと思って戴ければ。 単純にその辺のやり取りに疎いのもまた事実だけれど。 ) ではこれで契約成立――… おや。 珍しいな、すんなり読んで戴けるのは。 もしやとは思うが、御同郷だったりなさる… ?  ( 少女の手の中に移ったギルド証には斡旋所で名乗ったものとは別の、本来の名が記されている。 綴りは故郷の一部地方で使われている言葉を以ってSachertorte=\―コモンで発音するとどうなるんだろう。 さておき、相手の深みを湛えた紅とは異なる、血の色した隻眼が忙しく瞬いて ) …   あのー…。 ( 何だろうこの、乏しいはずの危機察知感覚に割り込んで来るよなこの警報は。 …強いて云うなら虎毛玉の前の兎毛玉な心境?? ? ) [Tue 15 Aug 2006 06:43:03]
シェーラ > ( ちなみに葉柄さんじゃなくて、傭兵さん。変換ミスダイレクト。 ) [Tue 15 Aug 2006 06:24:34]
シェーラ > 風よりは水が得意かもしれないです。何がおかしいのかと問われると、なんとなくとしか言い様は無いんですが――近くなれば、また別かもしれないですから。 火の粉に突っ込む夏の虫でなければ、出来る限り尽力します。 尤も――…。 ( 何か言いかけて、視線が泳いだ。 )( 言って聞かなきゃ膝カックンですホトトギス。 )( とか、初対面の雇い主様に言えませんでしたSir. ) ( …カウンターの上を滑る金貨三枚を、握り込んで。 ) こういう場合は、まず前金なりで一部手渡しで、成功報酬で全額とした方がいいですよSir. 尤もコレは信頼の証として都合良く受け取らせて頂きましたので返さないですが。 ( 正しい葉柄さんの雇い方講座ぱーとわん。 )( いえ冗談ですが。 金貨を握りこんだ拳を、軽く振って見せ。 ) ――そんな訳ですから、残りがあった場合は後払いで文句はありませんですSir. ( …示されたギルド証。叶うならば受け取って、しげしげと拝見させて頂きたい所ながら。 )( 記されているお名前に、涎出た。 )( じゅる。 )  ………。 ( じー。 )   ざっはとるて。 ( ちょこれーとけーき。 ) [Tue 15 Aug 2006 06:22:45]
ザッハトルテ > 気配がおかしい…? 風読みまでされるのですか、貴女――失敬、シェーラ嬢は。 ――…私にはその手の素養がないものだから、感覚に長けた方の言は信じるようにしている。 生憎生来危機感には乏しいタチだけれど、あたら危険に特攻する真似は致しますまい。 ( 指先が描くくるくるぱー円の軌道は澱じみて滞った大気をそのまま示すように。 遠くアマウラ方面、くだんの場所に留まり続けんとの何者かの意思の現れのようにも見えた。 ――御本人が名乗る通り、火傷必須のエピソードが後付けするように。 傭兵ならぬ従者の少女からすれば、掛かる火の粉は払えども自ら火に焼かれんとするモノは守りようも無いだろうから。 きらりと輝く深みのある赤を知らず、カウンターの端、3枚のコインをそちらへと滑らせて ) では先ずこちらの御納めを。 ――…ああ。 旅の空ではあるから、大金を持っては歩けない。 「その先」があった場合の報酬は戻ってからでも? ( 承諾を示す立てられた親指の手元へと、次いで取り出したのは勤務先のギルド証。 ) とは言えこちらから申し出る後払いなんぞ信憑性に乏しいでしょうから。 何とはなしに斡旋所には違う名前で名乗ってきたけれど、こいつが私の身元を保証すると思う。 ――万事ok? [Tue 15 Aug 2006 06:09:37]
シェーラ > ( 今宵の雨は少し長い。勢いは弱まれど、雨足自体はまだ遠ざからず。 ) ( アマウラまでの足が確保されるのを横目で確かめて、首肯を一つ。よきかな。 ) 何が出るかは分かりませんが、余りいい感じはしませんよ。 …例えば、空。アマウラの方から流れて来る雲。其処から降る雨は、何だか酷く――気配がおかしいです。 ( …懐かしいとも違う、奇妙な心地が混じっている。 )( 続く雨を通して、大気にまで。 それを示すように、くるくると指先を回してみせる。 )( 別にくるくるぱーとかやってる訳じゃないですよSir. )  主の行動が従者に阻害されるような事があってはなりません。貴方は貴方の望みを果たせば宜しいのですSir. 私はそれを望まれる形で補佐するもの。でもってお給料頂ければ万々歳。  どうかシェーラとお呼び下さい。叶うならば、私にもお名前なり、お望みになる呼び名なり預けて頂ければ沿いましょう。 ( 物言いは、やはり傭兵のそれとは何処かズレたものになる。 )( 一歩引いて、頭を下げる礼と共に名を口にする。 ) そのようなスキルは是非とも欲しい所ですSir. 頭からぶっ掛ける方は得意だったのですが。 ( 駄目従者スキルレベル1。 ) そうですね。その方が其方としても安心だと思いますし、まずはアマウラまでの御無事をお約束したい所ですSir. ( 剣に誓うのは騎士の所業か。 だから、それより軽い仕草でポン、と得物を叩き。 )  ……… ( 天井へと視線が向いていたならば、経費は其方持ちと聞いた瞬間に、きらりと輝いた瞳は見られずに済んだか。 )( 食費タカリにご注意下さい。 )  ……ふむ。では、まずそれでお請け致します。 ( 悪くは無い。上手くいけばその先に繋がる事を考えれば、欲をかくのは得策じゃあない。 )( ぐっと親指立てて、交渉成立。 危険手当はまた別途。文句なし。 ) [Tue 15 Aug 2006 05:45:16]
ザッハトルテ > ( 個人護衛依頼って少なかった。 どこかの誰かが土下座しつつ、てけとうに金額出してみます――|||orz ) …経費及び「何かあった」場合はこれとは別途に出すとして、とりあえず。 ( ぴ。 1万円相当の金貨が3枚。 いかがなもんでしょ※FF3ぽく。※ ) [Tue 15 Aug 2006 05:28:22]
ザッハトルテ > ( インドア派と名乗ったモノがくだんの「噂」の出所の調査と言えば、矛盾を指摘されるも自然な話。 カウンター上に広げられた羊皮紙に手早く貨物馬車に2名、便乗する旨の契約を済ませたならば、雨宿りもかねての商談のはじまり。 ) 物見遊山程度の気構えなのですけどね。 ――…悪い意味での守り甲斐満載な雇用主にならなければ良いのだけれど。 改めて宜しく、ええと――…  ? ( 握手の代わりに首を傾げ名を問いながら。 ローブの下で正された姿勢は選任の護衛と云うよりはそれをも包括した従者のよう、黒いワンピースに機能性に満ちたエプロンなどを御召しになれば今すぐにでも良家で働けそうな。 ) 都合が合致しただけと貴女は仰るが、それにしても実に良いタイミングだったと思うよ。 …そうだね、喉が渇いたと思ったら即座に紅茶が出てきたような? ――…話が早くて大変助かる。 とりあえずは此処の馬車に便乗してヴェイトスからくだんの場所まででひと区切りとしたい、もし「その先」にも同行戴けるのならばそこで改めて再契約、そんなところで如何だろう。 その返答は道行の間に考えて戴ければ此方が重畳。 ( 淡と語る相手を意地汚いとは思わない、なまじ親密になる前に定めるべきは定めるべきだと考える。 そこいらの話が早いのは偽りなく大変助かる――さて、料金の話。 ) 経費は勿論此方持ちとして――…   ( 埃っぽい天井へと視線を投げつつの間隙は交渉の算段の思案、ではなくて。 単に相場を知らないオチ。 …斡旋所で見かけた相場を記憶から掘り起こしターイム。 ) [Tue 15 Aug 2006 05:17:49]
シェーラ >  ……驚いた。 ( 白い繊手が示したものは、件の「噂」の―― )  …調査役のお人でしたか、Sir. 確かに、力技だけでは分からない事もあるのでしょうから、整合性としては正しいっぽい気が。 ( ザ・カンチガイ。 )( その類の事に詳しい学者か専門家かと推測。 学者という部分だけかろうじてニアピン。 ) 此方からお願いしたい程ですよSir. 一時なれど雇って下さるなら、その間は貴方が雇用主ですから。全力で御守りしましょう、Sir? ( 背筋を伸ばし、胸元に手を当てる。 ) ( 傭兵ではない。この身はあくまで、着き従うモノ。 )  ……… ( 腕に覚えの辺りで視線が明後日なのは、ご愛嬌。 )( CP?そんなのは幻想です。 ともあれ。 )  いえ。私は私の。貴方は貴方のご都合が上手く噛み合ったのが僥倖という奴ですSir. ( どうやら、足の確保は出来たらしい。 )( 神妙な顔で頷く素振りが受諾の印。 )  問題は無いと存じ上げますSir. 意地汚く言わせて頂ければ、料金算段とか参りたい次第です。 ( びんぼうなんです。 ) [Tue 15 Aug 2006 04:48:40]
ザッハトルテ > ( 「物騒な噂」――その言葉が零れた途端、アマウラの上で止まっていた指が僅か、右 下 へと動いた。 噂の根源とされる場所。 ) …本当に用があるのは此処。 何ぞ厄介事が起こり得る可能性が毛筋ほどでもあるならば、せめてそこまでは五体満足で行きたいものだと――…ああ、勿論途中下車で構わない――如何だろう。 ( 後段はカウンターの向こうに向けて投げた声。 一層顔近づけての相談を始める彼らと、後押しの球を一投した少女風貌とへと視線を往復させて ) もし私が不審者と見えたなら、その時はこちらの御方がどうにかしてくれましょうよ。 護衛と仰る以上腕に憶えがあるのでしょう――…ほら、日頃から帯剣もされてる。 ( 物言いはまるで先方にこのワインレッドの瞳した少女を雇えと言っているようだが、雇用関係を結ぶのは己と彼女とであり団体には関係のない話。 それでも先ずは足の確保が最優先ではあるのだからと、そんな意図。 ――逡巡の末、やがて受諾の声が此方へと掛かる。 ) …良い牽制球を有難う。 私名義でふたり分、それで問題は? ( 小声でそう話しかけよう。 此処から先はこちらと貴女との商談。 ) [Tue 15 Aug 2006 04:26:11]
シェーラ > ( 白い指先に示されたのは、アマウラへの道行き。 インドア派と仰る方は、なるほど――風体も、余り野外向きには見えなかった。 )( 人様の事を言えないのは、この際心の棚にダストシュート。 )  確かに、歩いていくには面倒臭い距離な上、昨今物騒な噂も流れて来る方角。 ( 古ぼけた黒いワンピース姿が、腰に吊り下げた不釣合いな長物の鞘を軽く叩き。 ) 何なら、護衛っぽいものを雇ってみませんか、Sir? それなら、此方も都合が着き易いんじゃないかと一石二鳥。 ( ちらりとカウンター向こうで調整に頭を悩ませる様子の職員に、視線を流す。 護衛着きの条件が取れれば、手配自体は楽になるんじゃなかろうか―― )( とか。そんな示唆。 ) [Tue 15 Aug 2006 04:10:54]
ザッハトルテ > ( 決断2度言ってるなorz 落ち着け自分。 ) [Tue 15 Aug 2006 04:04:56]
ザッハトルテ > ( 後はこのけったいな申し出を怪しむか、僅かながらの臨時収入を取るかの選択だろう。 決断を任せて壁に掛かった地図を眺めながら彼らの決断を待つ。 ――アマウラまでは約150km。 ひゃくごじゅう。 ) 正直インドア派には――…   ( ひそり、頭ひとつ低いところよりの女声。 そちらへと首を傾けてから、地図に記されたアマウラの辺りまで一直線、指を滑らせ ) …150kmを踏破する間、物盗りに合わない自信が無い。 ついでに言うとそんな距離を歩きたくもない。 護衛と馬の脚との両方を探していたと、そんなところ。 [Tue 15 Aug 2006 04:03:28]
> 御入用ですか、Sir? ( 横合いから、ひそりとそんな声。 話の流れが一部ぶっちぎれているのは、タイミングの問題。さて置け。 ) [Tue 15 Aug 2006 03:54:51]
お知らせ > さんが入室されました。 『 護衛とか――』 [Tue 15 Aug 2006 03:53:21]
ザッハトルテ > ( カウンターの向こうから怪訝な目が向けられた。 さもありなん、けったいな申し出には違いない。 ――…今少し話が早いかと思ったが。 ) 人間が押し合いへし合いするような旅客馬車には乗りたくない、それなら貨物の中に混じった方がましと――それでも納得戴けないか。 …馬? 生憎乗馬は趣味の内に入っていない。 ( 馬。 乗馬。 …生き物には触れないし、何より馬は毛玉じゃない。 そこか。 そこです。 ) [Tue 15 Aug 2006 03:49:49]
ザッハトルテ >  ――…護衛つきなら何だって構わない、アマウラ方面の馬車に便乗させて戴きたい。 ( 普通の乗り合い馬車と云うのも考えたのだけれど。  …起き抜けにいきなりアマウラの東北東に突如出現したと云う謎の紅い柱と異形の噂を聞きつけて、それを見に行こうと思ったのも、貨物扱い必須のこんなルートを選んだのも。 突然意味も無い行動を意味も無くやらかす悪癖の現れに過ぎないのだろう、思考は遠くの棚に放り投げ。 黒尽くめの眼帯男は同色の財布を取り出して ) …「貨物料」は? ( ちらり、財布の中身を検分していた目だけを上げて ) [Tue 15 Aug 2006 03:39:35]
ザッハトルテ > ( それと同時に職場内での立場の強化も為されたようだが、…そっちは単に雑務が増えただけとも言う。 今まで「雇われ訳屋」で済んでいたものが「書籍ギルド職員」として振舞う機会も増える、と云う事。 どう考えてもデメリットの方が多いような気がするのは被害妄想か。 ――何せ、昇給には余り興味が無い。 新書であれ古書であれ、最近は興味も失せがちで本もすっかり買わなくなった。 )  …  。 ( 興味が沸いた、と云う訳でもないのだけれど――水溜りの端を踏みながら路地を進み、辿り着いた場所。 商人の中でも都市間を移動する行商人達が在籍すると云うギルドの中のひとつ。 深夜にも関わらず未だ中から話し声が聞こえて来る薄い扉を押し開いて ) [Tue 15 Aug 2006 03:25:42]
ザッハトルテ > ( 帰路なのか深夜労働組なのか、時折傘の花と擦れ違う。 ――…労働と言えばと、羽織の上から軽く押さえる場所は胸元にある内ポケットの辺り。 数日軽く寝込んだ間に職場から呼び出しの書簡が届いていた。 辞令と云うほど大仰でもないそれは、有り体に言うなら昇進、或いは―――― )   ( 責任と仕事、それから雑務の増加。 ギルドを仲介に何度か仕事を請けていた、何処ぞの金持ちとの継続契約が提携されたのは、単に同業者が少ないだけなんだろう。 言わば寡占。 人種・種族の多様性に富んだヴェイトスにはコモン( 総合標準語 )が発達しているのだから、希少職の部類に入るのかも知れない。 ) [Tue 15 Aug 2006 03:12:49]
ザッハトルテ > ( 街路灯の光が雨に煙っている。 転々と続くそれを意味も無くひとつふたつと数えて居たのを、やっぱり意味が無いからと打ち切った。 数刻までの激しい雨はなりを潜めたようではあるけれど、傘を持ち歩く習慣の無い濡れ鴉にはそれも関係無い話。 歩みに合わせて揺れる羽織の裾の形は兎も角、鴉と云うには色艶が足りない黒尽くめ。 ) [Tue 15 Aug 2006 02:58:01]
お知らせ > ザッハトルテさんが入室されました。 『( 雨に煙る。 )』 [Tue 15 Aug 2006 02:48:49]
お知らせ > ザッハトルテ@書籍Gさんが退室されました。 『( 場の空気も御構い無し。 足早に職場を後にした )』 [Sat 5 Aug 2006 23:55:15]
ザッハトルテ@書籍G > ( 傘と云う名の大義名分を手にして、早く此処を後にしよう。 ――…本当にすぐ持ち主に返したものか、自分だって考えてない。 只飲み下した珈琲か、それ以外の何かで吐き気がするから。 早く此処から立ち去る為の、ただそれだけの大義名分。 やる事為す事、悉くの欺瞞に   やっぱり  ――吐き気がする 。 ) [Sat 5 Aug 2006 23:55:06]
ザッハトルテ@書籍G >       …  ( 答えは無い。 ――…その代わりでもなかろう、机に立て掛けられた蝙蝠傘がぱたりと落ちる。 知人が外の御方に貸したらしい傘は、丁寧に折りたたまれて礼の篤さを示している。 礼には礼を以って返さなければならない=@、それは義務。 貸した御方も返した御方も、義務や義理でそうしたのではなかろうけど―― )    。  ( そこから先が掴めない。 元々その先は存在しなかったのかも知れないし、後付けした判った心算も今頃は蟲の腹中。 扉の先には何も無し、開ける鍵も何処かへやってしまった後。 )   ( 傘を手にして ) ――帰ります。 空のカップは此方に下さい、洗ってから帰りますから。 早いとここいつを持ち主に返さないと先方が難儀するでしょう? ――――――――   [Sat 5 Aug 2006 23:44:23]
ザッハトルテ@書籍G >  …………………… ( 頭抱えた )   ( ちら。 肩越しに背後の人間の輪を振り返る。 ――…何でこいつら、こんなに元気なんだろう。 いや揃いも揃って紫越してどす黒く、隈なんぞこさえてるには相違ないが。 が。 )  ( 職場が潰れずに済んで良かったとは思う。 食中毒組( やな括り )も復調の兆しが見え出したそうで、それも重畳だとは思う。 ――でも、そこで御終い。 それが一体、どうしたと? ) [Sat 5 Aug 2006 23:18:56]
ザッハトルテ@書籍G > ( かくもめでたい(?)場の空気に馴染めるものではなかろうからと、背中を向けて目は窓へ。 硝子に描く雨模様が室内を満たした雑談同様、ひと時も止まらず流れ続けて――時計の針はかれこれ4,5周した頃か。 余りに周囲が盛り上がるから、帰宅の意を何とはなしに切り出しきれずに此処に居る。 良く良く考えてみたならば、( 指折り。 ) 乾杯ってもう何回目だ。 ) [Sat 5 Aug 2006 23:06:43]
ザッハトルテ@書籍G > ( 掲げられる祝杯≠ヘ酒精の欠片もない木製のカップ。 外の方々の手を拝借して逃れた崩壊の危機も、喉元過ぎれば温いもの。 上からの労いは普通に熱い煮出した珈琲だった。 それでも人の口には甘いものなのだろう、達成感は調味料。 賑わう人間の輪から離れて机に腰掛け、舌に熱いだけのそれを傾ける。 ) [Sat 5 Aug 2006 22:46:06]
お知らせ > ザッハトルテ@書籍Gさんが入室されました。 『( ――――乾杯=B )』 [Sat 5 Aug 2006 22:37:49]
お知らせ > ユリウスさんが帰りました。 『――帰宅。ベッドのみが待つ部屋にて、死んだ様に眠る。』 [Thu 3 Aug 2006 02:27:06]
ユリウス >  ( 【 …絵でも静かに描けば、疲労も取れるだろうか。 …明日、だな。 必要な物はイーゼルとカンバス……赤の油絵具が若干足りない筈だ。 …本部に寄った帰りに、用立てるとしよう。】 ) ――。 ( 其の侭、路地の奥へ 後姿が霞んで行った。 ) [Thu 3 Aug 2006 02:26:09]
ユリウス >  ( 【併し、噂には聞いていたが。 ――…アルベント、オドラータ、サイアス、バーナード…遠く彼の地ではファーロード、ハインミュラー……騒然たる名が連なったモノだ。】 ――本来ならば正式な着任の儀に於いて邂逅を果たしていたであろう彼らには、未だ出会えていない。 若しくは、今は未だ出会うべき時期ではないという運命に在るのか。 ) …此処で生活を送る以上は、何時か必ず其の機会が有る筈だ。 ( 【……如かして、彼らに邂逅した所で。 今の私に何が出来ようか? ―― 何も出来ない。 嗚呼…其れ、に相違無い。】 ――  … … 【 …待て。 其の考えは捨てろ。今は己の成すべき事をする。 其れが最善であり最高の選択。 其の考えは捨てろ。 】 …小さく、息を吐いた。 ) ………。 ( 思考が白く染まる。 静かな水面と同位相に留まる意識は、自分の部屋に帰る事を最優先として認識した。 元から沈黙にも似た空気を纏っていたが、やがて沈黙よりも重い静寂と成り――― ) [Thu 3 Aug 2006 02:21:58]
ユリウス >  ( ――思えば、疲労の所為だろうか。 都市に到着してからというもの、擦れ違う人々が恰も蜃気楼の様に感じられた。 たった数日だが、まともな会話をしていないと 人に対する感覚が此処まで鈍るとは、果たして予測出来ただろうか。 ) … ……。 ( 【―― まさか。全てが幻だった…という事はあるまいな。】 …だとしたら、自分は騎士になど成らず 作家にでも成った方が余程才能が有るかもしれん。 ――雨粒を傘が遮る下、眉間が緩やかに寄った。 ) [Thu 3 Aug 2006 02:13:58]
ユリウス >  ( 太陽が顔を覗かせていた昼間より、時は過ぎ去りて今は宵闇。 運の悪い事に、雨の精霊と再びの邂逅を果たす始末。 …未だ顔も知らぬ同僚に借りた傘を、手に。 ) ―― …。 ( 【幸い、本格的に職務へ就くのは数日後という事だが……先ずは、睡眠を、取らねばな。】 ――霞む視界を掌が拭う。 昨日までの旅路で、自身の体力の無さを嫌という程に痛感していた。 【……無理を承知でやっている身としては、厳しい所だ。】 ) ……心を、平静に。 ( 【身体に"休息を欲する力"が残っているという事は、未だ余裕が有るという事実に相違無い筈だ。】 理性が霞む視界を正し、霞む意識を引き絞れば 微かに頼り無い足取りも、少しはマシに成るだろうか。 …今は後腰に下げた矢筒を改めて締め直し、正面を見据える。 矢張り人影は無い、か? ) [Thu 3 Aug 2006 02:06:29]
ユリウス >  ( 黒い傘の上に降り注ぐ、夜空色の雨粒。 ――怪訝な表情が 滴り落ち、大地へと還るまで 其れを見届けた。 ) 雨による到着の遅れが発生したとは言え… ( 振り向く視線の先。 騎士団本部、其の荘厳な石造りを眺めれば。 ) 此処まで手間取るとは、な。 ( 遡る事数刻。 結局の所、ヴェイトス市へ到着したのは早朝。 …自警団の詰所で受けた案内に従い、辿り付いた騎士団本部。 宿直の騎士に促され、挨拶と手続きを行う前に休息を取る事に。 結局、本来とは逆の手順で騎士団の寮を開けて貰い、ベッド以外殆ど何も無い自室にて数刻の仮眠…。 ) ――無理が祟らねば良いのだが。 ( ――身体を洗い、乱れた服装を整え、本来の着任より1日遅れての着任式。 本来予定されていた日時に執り行われなかった其れは、本来記憶しなければならない"要人達"との邂逅すら果たせない代物だった。 ) ――今更。何を言った所で、過去は変えられん、か。 ( 其の言葉に、如何なる真意を含ませたのか。 ――人気の減った通りを、真っ直ぐに行く。 ) [Thu 3 Aug 2006 01:58:16]
お知らせ > ユリウスさんが入室されました。 『――騎士団本部、其の帰路――』 [Thu 3 Aug 2006 01:51:34]
お知らせ > 天子さんが退室されました。 『(騎士団体『薔薇十字』アウト。)』 [Wed 2 Aug 2006 10:55:06]
天子 > (質問の答えは。)病院っ!?(完璧に勘違いした騎士に連れられ、向かうは中央病院。必死で逃げ出すとするも馬車に乗せられちゃってさあピンチ。馬車に乗ったの初めてだけど嬉しくない!)いや本当離してー!(悲鳴は、雨に吸われて、地面へと落ちた。) [Wed 2 Aug 2006 10:54:18]
天子 > (どうやら彼は天狗の事を少々足りない子だと思ったようである。妙に優しさをたたえた笑顔で、天狗の肩に手を置かん。)連れてって貰えるの?…え?家?あたしの家なんかどうでもいいでしょ。(いいから早く、と急かす天狗に、一寸困った顔をしてから、その体を引き摺りださん。)…あのー、何処へ行くのですかー…? [Wed 2 Aug 2006 10:50:31]
天子 > (その時の彼の顔と言ったら。まるで初めて人の顔を見たような、そんな顔だった。)…無理なら、2番目の人でも…いや、この際贅沢は言わないから、誰か偉い人を呼んでくれない? [Wed 2 Aug 2006 10:45:47]
天子 > 済みません、失礼します。(丁度出てきた騎士に軽く礼をして、中に入らんと。雨と泥に塗れた天狗は、さぞ奇妙に写っただろう。取り敢えず通りすがりの騎士に声を掛けんと。)済みません、此処の最高責任者に会わせて貰えません? [Wed 2 Aug 2006 10:43:10]
天子 > にしても、酷い天気だね。(天気がひっきりなしに変化して、体調を崩してしまいそう。まるで神様の悪戯みたいに。)騎士さんは、いっぱい鎧を付けてるから、大変だろうね…。(徐々に見えてきた『薔薇十字』を、雨越しに見て。) [Wed 2 Aug 2006 10:39:18]
天子 > さて…、どうしようかな。(いっそ嗤いを浮かべて、呟く。既にVHギルド『カーン』とカバリスト団体『セラ』は断られた。『スターブルーム』に至っては、海水浴の準備で入る事すら出来なかった。)後、頼れそうなのは…騎士の所と、竜騎士の所位かな…。(子供の戯言でも耳を貸してくれそうなのは、「騎士」と名の付く者くらい。先ずは騎士から行くか、と歩き出し。) [Wed 2 Aug 2006 10:34:54]
天子 > (たった今叩き出されたばかりの、天狗の姿が有った。)っ痛つつ…。(高々16、7の餓鬼が、来るなり責任者に会わせろでは、叩き出されるのも道理である。泥の付いた髪を拭い乍ら、立ち上がり。)もう少し人の話を聞いてくれたって、良いじゃないか…!(悔しそうに。所詮は傭兵ギルドとは何の関わりもない者、まともに話を聞いて貰える筈は無い。覚悟はしていたが、矢張り悔しいものだ。) [Wed 2 Aug 2006 10:24:32]
お知らせ > 天子さんが来ました。 『(傭兵ギルド『雷電』の前。)』 [Wed 2 Aug 2006 10:17:57]
お知らせ > ザッハトルテ@書籍Gさんが帰りました。 『( 力の篭らぬノックの後、扉の奥へと消える。 )』 [Wed 2 Aug 2006 05:18:42]
ザッハトルテ@書籍G > ( 点とも線ともつかない、消えかけの境界の手前、此方側。 知る数人の眷属と、元より此方側に在る眷属でない人の貌。 己の口をして大切な友人≠ニ称した中に入っていたのは、入っていなかったのは   )   … 人間じゃ  あるまい し、    。   ( 嘗ての戯言、重ねた繰言。 繋げる宛ての無い言葉はそのままに、数刻前に雨を止ませた、蒸し暑い空気と近しい熱とを呑み込んで。 人間でもあるまいに、人に準ずる温度も鼓動も今は抑まらぬまま。 擦れ違う者も無い通路へと足を踏み出して ) [Wed 2 Aug 2006 05:17:47]
ザッハトルテ@書籍G > ( 協力戴いた方々のおかげで首尾は上々。 残すところ後ひとりとなった御方も、偶々見かけた限りでは街に不慣れと云うだけで、信頼できる御人のように見えたから。 廊下とも呼べない、短い通路を歩きながら手にした紙束に何気なく目を落とし ) ――――――――…   。 ( 足を止めた。 紙束は収支を報告する為のもの、今回は主に支出支出、支出。 その内訳の中、見知った個人の御名前がひとつ、――否、ふたつ。 何時かの海岸では確か、芸能学科と聞いたような気がする。 自ら翼を抑圧するような、やり場のないぶっきらぼうな態度と視えすぎる目を持つ御方。 …視える目に暴かれたモノの、近しい記憶に長々と吐き出す息は、溜息ともまた違い。 ――…狭く小さい、安普請。 相容れぬと知った何方かに、根城を自ら明かすのは。 自棄にも似た均衡は、何かが壊れて居るのだろう。 ) [Wed 2 Aug 2006 04:55:57]
ザッハトルテ@書籍G > ( 数枚の紙を手に取って、机の角で端を揃える。 ずらずらと並んだ数字はおそらく、弱小組織が抱える金と云う名の氷山が、今回の四方山の薄謝に如何程削られるか――元より氷山などと呼べる程の体積でもないのだろうから、経理の努力が結晶化したもの。 羊皮紙の角が揃いも揃って丸まったり折れたりしている辺りにその苦悩が垣間見えた。 中々上手く揃わないのは、きっと紙がよれている所為だ。 ) 上層部(うえ)に渡して来ますね、これ。 ( 金の回りにはとんと疎いものだから、羅列するそれからは早々に目を離しての使い事。 元来下っ端の物書き風情が、組織の運営に目端が利く筈も無く。 逆に言えば、だからこそこんな書類を無防備に任すのだろうけど。 ) [Wed 2 Aug 2006 04:37:50]
ザッハトルテ@書籍G > ( 外部に依頼を出していた絵が、無事完成して届いたらしい。 薄汚れた壁に張られた赤文字だらけの進行表に、新たに書き足されたそんな単語は心なしかどこか誇らしげ。 字にも張りがあるように見える。 ) 人の主たるは身体に非ず、精神がそれを支配する――…だったっけ。 ( 睡眠不足は御互い様、同僚にあたる人間諸氏の、磨耗しきった草臥れ顔にも、そこはかとなく出口の光が射したよな。 ) [Wed 2 Aug 2006 04:23:28]
お知らせ > ザッハトルテ@書籍Gさんが入室されました。 『  入稿済み=B  』 [Wed 2 Aug 2006 04:15:53]
お知らせ > ニアーラ@魔女ギルドさんが帰りました。 『( ――― そのまま、影法師は去り行った。 )』 [Wed 2 Aug 2006 00:44:26]
ニアーラ@魔女ギルド > ( オーケー、どんな騒動を巻き起こすかを見る為だけに参加するとしよう。端から其の人物が騒動を巻き起こすと決め付けた上で行動する。私は如何かと思いますね。さて置き。 ) ――― 取り敢えず参加するよ。うん。こんな機会でも無ければ水着の使い道なんて無いしね。 ( クスクス笑いながら、そんな言葉を吐いて ――― 娘は、受付に背を向けた。 )  [Wed 2 Aug 2006 00:43:43]
ニアーラ@魔女ギルド > ( 傍目から見ればきっと華のある光景だろう。だから何も問題は無い。なら何故態々笑いを堪えるような状況に至るかと言えば ――― 確実に参加しているであろう、ある人物が頭に浮かんだからである。其れが誰かは諸般の事情で割愛するが、彼女が笑うのは其の人物の御陰とだけ言っておこう。 ) [Wed 2 Aug 2006 00:39:06]
ニアーラ@魔女ギルド > ( 海。イメージとして先ず浮かび上がるのは ――― 白い砂浜、照り付ける陽光、打ち据える白波。それらをバックに、追いかけっこに興じる恋人達。『まてよーまてったらー』『うふふあははつかまえてごらんなさーい』……やたらと知識が偏っているのは何故だろうか。さて置き。 ) ――― 面白そうではあるしねぇ。 ( 想像する。白い砂浜、照り付ける陽光、打ち据える白波。それらをバックに、水着姿で戯れる魔女達 ――― 口元を抑えて笑いを堪えるに至るまで、そう時間は掛からなかった。 ) [Wed 2 Aug 2006 00:33:48]
ニアーラ@魔女ギルド > ( 受付にて、影法師の如き娘が問うた。 ) ――― 旅行に三食付いてタダ。確かに其れは魅力的だ。 ( しかも海。 ) [Wed 2 Aug 2006 00:20:41]
お知らせ > ニアーラ@魔女ギルドさんが来ました。 『――― 海水浴?』 [Wed 2 Aug 2006 00:17:48]
お知らせ > こま@ハラエさんが帰りました。 『そんな犬の一日。』 [Mon 31 Jul 2006 21:54:56]
こま@ハラエ > きゅふ〜・・・・ぷきゅ〜。。。。。(堂々と廊下で白い小さな犬が寝息を立てている。次の日、誰に起されるかは運次第。状況を知っている神道側の関係者の方や動物好きの心優しい方ならよいのだけれど、犬嫌いならどんな目にあうか。その結末やいかに!それは次回の講釈で) [Mon 31 Jul 2006 21:54:30]
こま@ハラエ > ・・・・・・・・・・・・・・・・・(大の字でつっぷして暫くののち)きゅぷ〜・・・・すぷぅ〜・・・きゅふ〜・・・・・・・(寝息が聞こえてき始めた。つっぷした状態で少し苦しいのか寝息もどこかつまりぎみ。暫くすると完全に眠りに落ちてしまったのか本来の犬の姿へと戻っていってしまった。) [Mon 31 Jul 2006 21:49:51]
こま@ハラエ > んしょ。んしょ。(頑張っているのだけれどどうも滑ってうまく進めていないかもとヤット自分でも気がつきはじめ。)こま、つかれたの。(廊下の真ん中で。でも玄関はすぐそこにあるのだけれど。長い廊下でうつ伏せのまま大の字になる)〜・・・・・(頬に当る床がひんやりで気持ちいいのだけれど傍からみれば『長い廊下で道に迷い屋敷内で行き倒れた幼児』にしか見えないかもしれない) [Mon 31 Jul 2006 21:43:31]
こま@ハラエ > んっしょ!んしょ!(ここで神祇官の人達や陰陽師の非血たちに見つかったら怒られるかも!とは思っては見たけれど。でも行ったことのない廊下の先が見てみたい。その一心で匍匐前進もどきで頑張っていくのだ。ただ、その熱意とはうらはらに一向に素晴らしい進歩は遂げられていないのが現状で) [Mon 31 Jul 2006 21:35:27]
こま@ハラエ > ・・・!・・・・!・・・・・!・・・・・(匍匐前進もどきでよじよじしながらもう一方の廊下を進んでいく。否、進んでいない。あまりにも進んでいない。物凄いスローペースでもちもちしているわりには意外と疲れる動きのようで)んしょ。んしょ。(一人、小さく掛け声を掛けながら綺麗に磨かれた廊下の上で、ぷりぷりしていくのである) [Mon 31 Jul 2006 21:30:55]
こま@ハラエ > ・・・・・・・・・・・・。(気になる。どんな所なのか。とても気になる。が行ってはいけないというお約束もある。でも、もう一つの廊下。気になって仕方がない)こ、こま、お約束を守れる子です!!(と、行っては見たが気になる。)うむ〜。。。(少し考え。)よいしょ。(いきなりしゃがんだかと思えば、自衛隊宜しく匍匐前進。というよりも這い蹲って、よじよじしながら来た廊下とは違う方の廊下へと) [Mon 31 Jul 2006 21:24:27]
こま@ハラエ > (いつも気にはなっていたけれど行っては駄目だと神祇官の人達に止められていたその先。向こう側は陰陽を扱う方々が主に使われている敷地で、毎日通っていても行ったことはない。止められているし) [Mon 31 Jul 2006 21:19:15]
こま@ハラエ > ええと〜こっちなの!(いつも通っているのでさすがに覚えた長い廊下も口で一々確認してしまうのはお子さんだから。と)つきましった!!(玄関に到着。が)・・・・・・あっちはなにかな〜・・・・(玄関を挟んで反対側へ続く、これまた長い廊下の先がきになって。小さい身体で意味も無く爪先立ちをしてみる。そして見つめる葉、もう一つの長い廊下の先) [Mon 31 Jul 2006 21:16:50]
こま@ハラエ > (今日のお勉強はもう終わり。見習いの身の上なのでみっちり扱かれ勉強させられている今日この頃。)お休みなさい!またです!!(神祇官の方々におやすみなさいの挨拶をし、いつものとおり玄関に向かって歩き出す。)ふ〜う。今日も一杯お勉強したの!(その顔は満足気。読み書きそろばん、舞に禊、わけのわからないまま色々なことをみっちり教え込まれていっている毎日。本人もよくわかっていない状況だけれど毎日が楽しいのでヨシとしよう!) [Mon 31 Jul 2006 21:13:31]
お知らせ > こま@ハラエさんが入室されました。 [Mon 31 Jul 2006 21:08:13]
お知らせ > エディ@ハンターズギルドさんが帰りました。 『( 向かう先は商業区。食料仕入れて、その侭出発。 )』 [Mon 31 Jul 2006 05:07:17]
エディ@ハンターズギルド > …うし。商業地区経由で出発! ( 途中まで経路の重なる乗り合い馬車があるようだったら、便乗させて貰おう。移動費は、依頼主の懐から出るらしいし。ちゃんと確認済み。そうでなければ、選択肢に含めない。 …この辺りが、何処までも貧乏呼ばわりされる原因かもしれないけれど。でも多分治らない。 がさがさと地図を片付けて、羊皮紙は自分の荷物に突っ込んで。慌しく立ち上がると、資料室を飛び出していった。 ) [Mon 31 Jul 2006 05:06:56]
エディ@ハンターズギルド > 今回は、猫に荷物持ちさせらんねーしなぁ… 大丈夫か、アイツ。 ( 本来は神からのお誘いも二人セットだったのだけれど、片割れ。もとい相棒は、一足早い暑気中りで、宿でのびている最中。 膝枕ー、とか強請られると、実は元気じゃないのかお前と言いたくなるのはお約束。 …神と合流するまでの道中、無事で行ければいいんだが。そう考えかけて、む、と眉寄せた。 ) …なんか、慣れちまってるなぁ…… ( 人と一緒にいることに。 そもそも、考えてすらいなかった未来図を、今歩いているのに。こうして、今更気付くんだから、つくづくこの頭も鈍く出来ている。 ) [Mon 31 Jul 2006 05:01:40]
エディ@ハンターズギルド > ( どうやら、既にあちらさんは出発済みらしい。既に過酷なガチバトルを繰り広げているとは露知らずのハーフエルフは、まず、神が残していった地図と格闘していた。 大雑把だよ。物凄い大雑把だよ!! ) ……まあ、何処だかは分かった。多分、なんとなく。 ( 斡旋所からもう一度、詳しい依頼内容を聞いて。でもって、情報照合。ギルドの資料室に明け方ちょっと前に駆け込んで、その付近の地図と照合完了。ぜーはー。 多分、これで迷わず行ける。 ) …これ以上もたもたしてらんねーし、最低限の装備はあるからー…食料かー。水は現地調達出来そうだけど、道中もあるから念の為持ってかないと。 [Mon 31 Jul 2006 04:53:01]
エディ@ハンターズギルド > ( 前回の依頼を完遂した時に、依頼人の貴族が書いてくれた紹介状を持って叩いたのがこのギルドの門戸。仲介役になってくれた貴族が特に此処のギルドに影響力を持っていたという訳じゃなかったようだけれど、其処はそれ。お貴族様の威光云々よりも、何はともあれ、仕事を何とかこなせる程度の技量はあるらしい、というのが決め手になったか。見習いランクちっくに晴れて登録されましたという話。 定期収入の素晴らしさに、ちょっと日栗帰りそうになったのもいい思い出だ。生活費としてはカツカツなのは変わらないのだけれど、そも、これまでのランクが低過ぎたという事実。 ――そんな回想は、ともかく。 ) おおらかにも程があるぜ、神ぃぃ……! ( ぎーりぎりぎり。ちょっと涙目で睨めっこするのは、地図。 ――本日、月の雫に戻ったらば、女将さんに呼び止められて、渡されたのがこの地図と一通の手紙でした。 暫く前に一度連絡のあった、某カミサマからの返事。 ) …相変わらず、果断即決っつーか……  [Mon 31 Jul 2006 04:48:25]
エディ@ハンターズギルド > ( つい先日、登録を済ませたばかりの新米も新米、まだ右も左も分からないようなぺーぺーが、部屋の隅っこで頭を抱えていた。 ) うはははははは。分かるかぁぁぁぁっ!! ( 笑い声には水気というものが一切無く、旱魃っぷりは砂漠ともいい勝負。 地図――と読んでいいのか、色々な意味で非情に悩ましい羊皮紙を前に、ぜーはーと肩で息。 ) [Mon 31 Jul 2006 04:39:29]
お知らせ > エディ@ハンターズギルドさんが入室されました。 『( IN 資料室。 )』 [Mon 31 Jul 2006 04:37:13]
お知らせ > アイリ@騎士団さんが帰りました。 『 なんと言われようと、これが私の生き甲斐なのだ。 』 [Mon 31 Jul 2006 03:56:35]
アイリ@騎士団 > ( 暫らく前に降りだした雨が静かに窓を叩く。 いつの間にか随分と遅い時間になってしまっているし、そろそろ寮に戻って休もうか。 ) すみません、遅くまでつき合わせてしまいましたね。 休みましょう。 ( 紋章長に礼を言って席を立ち、本を閉じる。 一人一人の騎士とはまだ深く面識を持っていないが、此方から話しかけてみるのも良い。 「少し楽しみです」と小さく笑うと、「隊長はもう少し少女らしい楽しみを持っても良いかと」と茶化された。 それで余計に憮然とした顔になるのが自分でもわかったが、余計なお世話だ。 それが出来たらとっくにやっているという話。 ) [Mon 31 Jul 2006 03:53:07]
アイリ@騎士団 > ( 騎士階級は世襲制ではない。 「騎士の名家アルベント」などと言われれば、親の七光りなどと勘繰る無知な輩も居ない事もないが、アルベントの子は生まれてまず、自力で騎士になる事を求められるというだけのこと。 身分の低い出の騎士が全く居ない事などないし、それを理由に差別する気もない。 戦時ではない当代、名声を上げて一発登用される事は難しいし、彼らにも地道な努力があった筈だ。 ) ヴェイトス市に来たばかりという騎士は戸惑うでしょう。 そういった方々にはよく市を見て回る事を奨めましょう。 先ず、自分が何を護り何のために剣を取るかという事。 その地盤が無ければ足元が揺らいでしまう。 …私も最初はこの街の雑然とした感じが嫌いでした。 [Mon 31 Jul 2006 03:41:18]
アイリ@騎士団 > グングスニクのハインミュラー、国内のバーナード、アッシュモール…サイアスの彼女はまだ見習いでしたか。 ( 次々示される色付きの挿絵から家名を言い当てながら、此処暫らくの間に入隊した騎士団員の家を思い出す。 良い傾向ではあると思う。 ) 平民出の騎士も多いようですね。 クロックリィ、イグナショフ…“ナガサト”というのはクリスティア系ではありませんね?  [Mon 31 Jul 2006 03:33:45]
アイリ@騎士団 > ヴェルンシュタイン家の方が? ええ、家の名はクリスティアで聞いた事があります。 最近はまたヴェイトス市にも騎士が増えてきたようでなにより、ですね。 ( 本国の計らいだろうか。 クリスティア、ヴェイトスに留まらず、本土の名家の家紋、騎士団のフラッグまでも頭に叩き込んだ壮年の男―――紋章長とのそんな話。 勢力図の変わってきた騎士団事情のおさらいと新しい知識の詰めなおしの真っ最中に出たそんな話だった。 かの名家は確か兄弟仲の悪い二人の後継者が争っていた筈だった。 ) [Mon 31 Jul 2006 03:26:46]
お知らせ > アイリ@騎士団さんが入室されました。 『 執務室にて。 』 [Mon 31 Jul 2006 03:09:44]
お知らせ > マリィゴールド@書籍ギルドさんが帰りました。 『( 既婚者と打ち明けられ、何故かショックだった蝙蝠。 本の話を肴に、食事へと席を立つ。 )』 [Sat 29 Jul 2006 19:32:21]
お知らせ > 作家の男さんが退室されました。 『( 麗人と共にする食卓。 創作活動にはまたとない刺激になるだろう。 )』 [Sat 29 Jul 2006 19:28:59]
作家の男 > 作家の真意が完全に読み手に伝わるケースも稀でしょうし…思い入れすぎなんでしょう。 ( たは、と苦笑いしながら頭を掻いた。 もっと要領のいい書き手ならば娯楽は娯楽と割り切っての執筆だって可能なのだろう。 ) いつかは神が許しの手を翳して下さると考えるか、人の犯す罪ならばそれを許すのも人と考えるか。 本業からしたら前者を強く推すべきなのでしょうが―― ( 一つの価値観で全てを計れない街だからと、濁した語尾に相手への同意を込めて。 ) なんだか書き手の夢を押し付けてしまいましたね、もしこれが世間の目に触れることになって、貴方が手に取ってくれるのならその時はシンプルに娯楽として読んでもらえたら、です。 貴方のような綺麗な人とでしたらば喜んで同席つとめさせていただきます、味もわかんなくなっちゃいそうですけど―― ( 美貌の相手を女性と思うことにしたらしい作家。 夕食を共にするならやっぱり女性相手の方がと思ってしまう男の性といえばそれまでの。 幸い妻帯者であるこの作家、よからぬことは微塵も考えないのでどうかご安心を。 ) [Sat 29 Jul 2006 19:27:21]
マリィゴールド@書籍ギルド >  大衆娯楽の小説ってもっと大雑把かと思ってけど、頭の下がる思いですね―――とは云え今回は ( と、敷居から顔を覗かせば未だ喧々囂々の修羅場。 そろそろ食事時だと言うのに。 ) 難しいかも知れません。 ( 客とは言っても此の有様では、居座る蝙蝠が神経が図太いというか暇人なだけであるが。 ) 無意識の内に我々が呪いを掛けているかも知れませんね。 贖罪の方法が何処にあるのか――。 と、お喋りが過ぎました。 エログロナンセンスなんて言葉もありますけど随分と考えていらっしゃるようで。 ( 其処まで深く書いては大衆受けもし難いだろう、不躾な質問だったと軽く頭を下げ。 ) 最早、一つの価値観で全てを計るのが困難になってきたのかも知れませんよ。 特にこの街では……。 ( 疑問に思う事も罪ならば、それこそ救いというのは個人個人違った形しかなかろうと。 僅かに首を傾げて。 ) ボクの方こそ、興味深いお話しを聞けて。 本が出たら買わせて頂きますので。 ( 誠実な青年の態度に、困ったように視線が彷徨う。 此方は気楽な意見しか述べてないのだから。 ) 御礼と言っては何ですが……―――職員さんも未だ返って来ないようですのでお暇があればどうですか? そろそろ食事時ですし。 ( 「宜しければ」 と夕食のお誘い。 休職中の身ではこの先も暇である。 ) [Sat 29 Jul 2006 19:18:19]
作家の男 > 最後の煮詰めをじっくりやった方が良いモノが――この場合は僕的には「売れるモノ」なんですけど。 だからこの工程にはできるだけ多くの時間を割きたいってのがここの意向ですね。 ( 何せ大火のど真ん中にある弱小団体、今頃その手も他所に狩り出されているのかもしれない。 お客様を放置してと言うととんでもなく失礼な話だが。 ) そこを逃げちゃってるんです僕。 ――ホラ鋏男の両手は「呪いによる」と書いてはあるけど、呪いの素が彼にあるとまでは書いてない。 親の因果かもしれないし、何処ぞの呪術師の意味のない悪戯なのかもしれないんですよ。 知らず知らずのうちに犯す罪も世の中にはままあることで。 ( 揃えられた紙束を礼と共に受け取って、喧騒止まぬ衝立の向こうを示しながら ) 大丈夫です、物書きと単一宗教は元々相性が悪いって相場が決まってますから。 クリスティアでこんなものを書いて、この秘したテーマがバレたら怒られちゃいそうですけどね。 ( ひょっとしたら神学者として大成できない理由がこの作品であるかもしれないが、して見れば娯楽小説作家の方が適正としては高いのかもしれない。 何もかもが不確定の世界で、それでも日が昇り沈む営みは変わらない。 きれいな笑みを眩しげに見やり ) 今日は読者の方の生の意見を聞けて、貴重な経験になりました。 これもやっぱり売れないかもしれないけれど、自信を持ちますね僕。 ( 深々と頭を下げて。 ) [Sat 29 Jul 2006 18:56:45]
マリィゴールド@書籍ギルド >  嗚呼、その作業があるから直接見て貰うと原稿を―――。 ( こうして最初の話に繋がる。 元々タイミングの宜しくない蝙蝠は、こうしてギルドで西瓜を囓りながら読書となってしまっているのだけど。 作家と語り合えるなんてそうそうある機会ではない、此方の口調もやや熱っぽく。 ) 罪は――確かにヒトが楽園から追い出された時より宿命とも業とも言われてますが。 挟男には明確に他者と違うおぞましい容姿になってしまっているじゃないですか……つまりこれは持って生まれた「罪」だと? ( 眉間を寄せ、机の上の原稿を取り上げると丁重に揃えてくたりと笑う青年に返そう。 「読ませて頂きました」 やや、穿ちすぎた意見かも知れないが気になった部分ではある。 ) ―――となると、何時か挟男も罪が赦される日が来ると。 ソレじゃギルドの方に怒られそうですけどもね。 ( そう感想を付け加え、悪戯っぽく笑う。 本当は誰も悪くないかも知れない―――とはなかなか罪深い神学者さんのようだ。 日は何時しか西に傾き、室内は朱に染まり。 ) [Sat 29 Jul 2006 18:43:06]
作家の男 > ( それも種族の格差か、人間とかの種族とでは持ち合わせるタイムスケールがまるで違う。 ) ええ。 後は軽く手直しの指示を待って終了ー、です。 ( そも、本来作家に手伝わせる件でもなし。 目の前の麗人の知り合いとやらは偶々居合わせたタイミングが悪かったのだろう、好感触の手応えに目に見えて破顔して。 ) 嬉しいですね最初の読者に好きだと言ってもらえるのは。 ――でもねこれは分かり易く、鋏男を明確な悪として設定していますけど。 程度規模はどうあれ、我々だって毎日罪を犯して生きているには変わりないです。 何を以って罪とするかは人それぞれですがね。 ( 茶に手を伸ばす相手を見やり、神学の徒である作家はくたりと気弱に笑い―― ) 何も悪くなんかなかったのかもしれません。 偶々その時、状況が重なって犯してしまう罪というのもこの世には確かに存在すると、思います――そうして起きてしまった過ちをいつか許される為に我々は生きているんじゃないでしょうか。 ( そう話を結んだ ) [Sat 29 Jul 2006 18:28:58]
マリィゴールド@書籍ギルド > ( 忘れると言う行為が救いになる事もあるが、大体は喉元を過ぎれば――そんな印象すら受ける。 ) やっぱり〆切ですか、ボクのお友達も月末になると怖い顔してますね。 何れにしても原稿を書き上げて此処まで持ってきたのですから仕事はほぼ終わりでしょう。 ( 流石に、ギルド側から真逆仕事を手伝ってくれとも言えないだろう。 ) 殺人犯の方に重みを乗せているってのも確かに珍しいですけども―――ボクはこの方が好きですね。 でも、作品じゃなくて実際殺人鬼で居た方が楽かも知れません。 ( 己の種族故かも知れない感傷、或いは戯れ言。 頁を捲りながら、ふとそんな感想を。 ) 超えられない一線は―、其処で終わりですからね。 挟男として生まれたのが悪いのか。 挟男として人を殺めたのが悪いのか。 先生の作品の場合は―――どち等だと思われますか。 ( 恋が芽生えるも、時既に遅し。 怪物は退治され街には平和が戻ったところで終わっている。 読み終えた原稿を机に置くと、一息つくように最早水としか思えない薄いお茶へ手を伸ばしながら。 )  [Sat 29 Jul 2006 18:12:23]
作家の男 > ( いかに恐ろしく忌むべき事件であれ、時間の経過と共に人の関心は離れ行く。 或いは犯人もその間隙をこそ待っているのだろうか。 ) いやまあ、運が良かったとは言えないんですが、幸い遅筆なタチなもので――それより〆切を厳守せよ、と。 ( 作家組までも総動員とはできなかったらしい、今回の騒動。 ) ただの殺人鬼の方が、娯楽性は高かったのかもしれないですね。 退治されればカタルシスが満たされる、捕まることなく「今も貴方の後ろにいるかもしれない」――とでもやれば、後味の悪さが残って納涼にはより適切だった。 でも僕はこう書きたかったんです。 だからいつまで経っても売れないのかもしれませんねぇ。 ( 苦笑こそ湛えて、それでもどこか貧相な胸を張って見せた。 一緒になって原稿に目を落とし ) ええ、越えられない一線――ですね。 それは少女に恋をする前に散々酷い事をしてきた報いでもある。 ( 周囲から見れば何をか今更、でもあるのだろう。 罪は罪。 事実この物語は鋏男が警官に包囲され殺されて終わる。 ) [Sat 29 Jul 2006 17:56:26]
マリィゴールド@書籍ギルド > ( 公園で起きたという挟が凶器の殺人未遂事件―――未だ犯人に繋がる手掛かり無し、とでも紙面に書かれているのか。 貧民窟や暗黒街などで起きた時間なら何処か別の場所と考えられるが、対岸と高み気分でいられるのは残酷というよりは仕方のない事だろう。 ) ………忙しいらしくて。 先生も大変でしょう、ギルドがこの有様では。 ( ある意味、この場所も対岸ではなかろうか。 衝立一枚の向こうは火の車である。 ) 矢張り、美女を引き立たせるには野獣と昔からありますしね。 ボクは――原作者の前で恐れ多いのですけども。 挟男は恋を知らなければ苦しむ事も無かったんじゃないかって思ってしまいます。 矢張り、こういう物語は悲恋でしょうから……。 ( 幸せがあった、けれども悲劇の幕は死に依ってでしか降りる事は無い。 揺れる原稿と、熱っぽく語る青年。 何だか姿勢もすっきりとしていて、先程よりも覇気がある。 矢張り――物書きなのだろうと双眸を細めながら。 ) 例えば――ここ。 少女を抱擁しようとして挟男は自分の手が凶器である事を思い出すワケじゃないですか。 ( 読んでいる原稿を指さす。 其れを知り挟男は涙を流すのだが、回りにはただ不気味として挟男を排除に掛かる。 ) [Sat 29 Jul 2006 17:43:08]
作家の男 > ( この気弱な男、時折市内に本当に「凶器を鋏とした」犯罪者が現れていると知った日には卒倒するんじゃないだろうか――対岸のものとタカを括っていられるのも、それがフィクションであればこそ。 ) 友達がここにと。 会えたんですか? … ( どたばたと慌しい署内 ) 愚問でした。 ( へしょんと肩が落ちたが、それも作品に話が及べば即座に生き返るのが物書きの性。 ) ――そこですね話の肝は! 最近の流行というヤツで、その辺は読者任せに濁してありますが――…僕は、ですよ。 幸せな時間はあったんだと思いたい、です。 ( 相手の手の中にある原稿用紙、その端っこをとんとんと突付いて ) コイツは確かに罪もない人を何人も殺して、自分は不幸だと思い込んだしょうもないヤツですけど。 …自分の手で生み出した登場人物だから、愛着で目が曇ってるのかもですねー…コレが実在する人間だったら許せません。 ( 罪も無い娼婦が惨たらしく命を落とすくだりは執拗ですらあった――罪の無い人が無残に命を落とすからこそ鋏男の業の深さが際立つ、それは演出。 一番初めの読者様が職を同じとするお方だったのは皮肉な悪戯だ。 ) [Sat 29 Jul 2006 17:23:51]
マリィゴールド@書籍ギルド > ( 見世物小屋も客が何人気絶したかを競い、それが評判となり更に客を呼ぶ。 温く溶けた頭には、そう言った恐怖が丁度良い涼みになる。 あくまで対岸の火事で済むならのオハナシ。 ) それは良い事で、此処に在席するボクのお友達にも是非訊かせてあげたい言葉です。 ( このたわいもない会話で、蝙蝠は好意を持ったのだろう花が咲く、にしては些か華のない精々上品を取り繕った笑みで、原稿を受け取る。 こんな会話の後だろうか原稿はズッシリと重く感じる。 「それでは―――」 と頁を捲り。 ) 成る程、世間から化け物と呼ばれる挟男が。 美しい少女に出逢い自らの躯を嘆きながらも恋をすると………。 恋をする事で、挟男は幸せに―――なれたのでしょうかね。 ( 冒頭、流石は文字で食べている作家。 丁重な描写と淡々と紡がれる物語は読みやすい、挟男の犠牲になる娼婦の話には、つい苦いモノが込み上げたのは己の職業故だが。 ) [Sat 29 Jul 2006 17:08:09]
作家の男 > ( それは夏の定番であり、人の業でもあるのだろう。 背筋も凍る陰惨な物語の使い道は主に納涼。 どうせ対岸の火事ならばより赤く激しく燃えるモノの方が、見世物としては面白い。 ) そうですね日々勉強です――同じ飯の種なら前向きに捉えた方が自分の身にもなりますし。 ポジティブシンキングー、です。 ( 気弱な笑みを浮かべ。 きれいな人って西瓜を食べる姿も様になるんだと、一瞬ならず見惚れ――慌ててそそくさと原稿の束を取り出し ) よっ、よろしくお願いします!! ( 持ち込み原稿を担当者に差し出すアマチュア作家のように、両手で差し出しつつ頭が90度の直角に下がる。 ) こ、今回の新作はですね! 呪いで両手が鋏になった男が世を呪いつつ殺人を繰り返し、ひょんなことから出会った少女と恋に落ちてと! そんな内容であります! ( 鋏を凶器にしての残虐描写とだだ甘な恋愛、ある意味定番のお話らしい。 タイトルが「オペラ座の鋏男」な辺り、内容も推して知るべし。 腐ってもプロの作家の手によるもの、タイトルとモチーフの選択は兎も角内容だけは相応?? ) [Sat 29 Jul 2006 16:54:36]
マリィゴールド@書籍ギルド >  また違った作品を描くのも勉強になるかと―――口当たりの良いオペラよりも、グランギュニョルのがボクは好きでるけどもね。 ( 殺人鬼や娼婦などが登場人物となるその劇は、血飛沫と腸が舞うという外連身たっぷりの劇。 見かけは仮にも青猫の娼婦だが、中身は伴ってはいないらしい。 西瓜をスプーンで掬い、冷たい果実を口に含む。 ) 名は体を表すとは限らないかと思いますので、あの……差し出がましいですが原稿の方を見ても宜しいでしょうかね? ( 声を合わせ笑う、目の前の文豪は見た目通りとても良い人そうで。 忙しなく泳ぐ視線も初々しい。 それに比べてと、知り合い数人を思い浮かべ心の中で嘆息。 ) [Sat 29 Jul 2006 16:44:09]
作家の男 > ( 天啓定期名って何orz 正)→典型的な です。 申し訳ありません。 )  [Sat 29 Jul 2006 16:33:56]
作家の男 > 売れるものと書きたいモノはまた別なんだって思い知りましたよ…いえいえ「夢破れ」とは思ってませんが。 ( 美貌の男性? 女性?? を前にちまちまと縮こまる男はしきりに額の汗を拭いつ。 暑さより緊張の度合いが濃い。 へふ、と息を吐きながら、「じっくり眺めたい」と「失礼だろうか」の葛藤に、ふらふらと相手の頬の辺りと、更に背後の薄汚れた壁との間との間で視線が泳ぐ。 ) 作風と作家の外観が一致しないって、ままありますよね。 何時だったか児童向けの絵本作家が狒々みたいなごつい男で、僕も驚いたことあります。 ( はははと乾いた笑いにちょびっと無理っぽさが漂う。 天啓定期名、デートの時に話題がすぐに尽きるタイプの男だった。 ) [Sat 29 Jul 2006 16:33:07]
お知らせ > 作家の男さんが入室されました。 『 ――本来は、です… ( 申し訳無さそうな声。 )』 [Sat 29 Jul 2006 16:23:12]
マリィゴールド@書籍ギルド > ( 気恥ずかしそうに頭を掻く青年は、純朴を絵に描いたような街の青年である。 それが――……… ) 大衆向けの娯楽に雑誌に原稿を書いてるとは思えませんよね。 ( 何でもちょっとしたアルバイトのようなモノであるらしい。 大衆娯楽雑誌と言えば聞こえは良いが「グランギニョル」と呼ばれる見世物小屋で上演されてる内容と相違はないと言う。 所謂、エログロナンセンス。 ) [Sat 29 Jul 2006 16:23:12]
マリィゴールド@書籍ギルド >  ( 作家と言えば――世俗的な印象からして、着流しで避暑地に篭もり黙々と字を綴る文豪のようなイメェジがあったのだが。 目の前の人影は極普通の青年であり、此の先行している文豪というイメージを伝えると笑いながら否定されたので蝙蝠はより一層恥の上塗りをしてしまった。 ) すると本来は別の――神学の本を書いてらっしゃると。 ( 此の青年が入り口で勝手が分からず、右往左往としてた所に此のお邪魔虫である蝙蝠が偶々通り掛かり此の部屋へと案内した――とそんな経緯。 ) [Sat 29 Jul 2006 16:18:22]
マリィゴールド@書籍ギルド >  ( 相次ぐ食中毒で職員は入院、さすれば健全な者へとしわ寄せが来るのは必然と言えようか。 先日、その事を知った蝙蝠は今日は頑張る職員サマに差し入れと初物の西瓜を片手に陣中見舞いと洒落込んだのだが。 ) どうにも―――皆様お忙しいらしく。 ( パクり、と西瓜を口に運びながら。 対面の人影に声を掛ける。 すると人影は必要以上に畏まって身を固くしてしまう、何でも忙しいだろうと気を効かせ此の暑い中、ギルドまで原稿を届けに来た作家先生であると言う。 ) [Sat 29 Jul 2006 16:09:53]
マリィゴールド@書籍ギルド >  ( キッツイ顔でダンマリと座り込んでいる中年男性。 一心不乱、東洋に出てくる鬼女さながら机に向かい筆を走らせる女性。 連日の徹夜で疲労を超え薬でもキメたように躁状態の職員。 ) ―――夏だね。 ( チリーン )( 窓辺のゆったりとした応接ように座り、今年初物の西瓜を食べているTHE・部外者。 連日の雨は上がり、外は真夏のうだるような湿気と暑さ。 この蝙蝠の回りだけが別世界であった。 ) [Sat 29 Jul 2006 16:04:00]
お知らせ > マリィゴールド@書籍ギルドさんが来ました。 『 ―修羅場― 』 [Sat 29 Jul 2006 15:58:34]
お知らせ > ナナオ@ハンターズギルドさんが帰りました。 『(以上――屍砦の感想)』 [Sat 29 Jul 2006 01:20:41]
ナナオ@ハンターズギルド > ―――という事で。(爪やすりを、ヒップポケットに差し込みながら立ち上がった)まぁ、最悪、傭兵雇えばいいんですけどね。いや、「最悪」なんて言い方は可笑しいですか。傭兵なんですしー。(そろそろ眠気が襲ってきた。いい加減限界だ。 くぁ、と欠伸を漏らして)――それじゃ、今日はコレで失礼します。お疲れ様でしたー? [Sat 29 Jul 2006 01:20:27]
ナナオ@ハンターズギルド > (綺麗に磨けた爪先を満足そうに眺めながら、言葉を続ける。――とってもやる気がなさそうに見える事だろう。だってお腹も空いてるし、疲れてるし。…その上あの場所は、お宝ザクザクーという雰囲気も無いし、歴史的価値があるようにも見えない。…もしお宝や、歴史的価値があるものがあの先にあったとしても、自分等だけでは進めないだろう。そう考えると自然と、気は進まなくなる。 見つけたものの権利や、責任などを考えると、ますます面倒くさい。 ――只でさえハンターズギルドなんて、聞き覚えの悪い事この上ないのに) [Sat 29 Jul 2006 01:03:13]
ナナオ@ハンターズギルド > 序でに言うなら、あんまり面白そうな場所でも――…無いような。(唇をへの字に曲げる)………だからですね、なんだかんだ言って、探索系はウチラのお家芸…ってぇ言っちゃ大袈裟の上に、「何言ってんだこの野郎」と怒られそううですけど、まぁ潜りなれてるのは確か。 ………逆に、探索系派不得意だけど、戦闘系は超得意なギルドもあるわけで―――…そういうギルドが動き出してから、ウチラが動いた方が、何かと都合がいいんじゃないかな、ってー……簡単に言うと、他のギルドか、団体さんが動くまでは様子見しましょうよ、と。 [Sat 29 Jul 2006 00:58:22]
ナナオ@ハンターズギルド > (現地でいろいろ見てきた赤毛が、あんまりにも言葉を濁すので、男は眉を寄せる。――女が報告した内容を簡単に書き記したメモを読み直し――首を傾げた) ……帰ってきたばっかりの上に、汚れていても自分の部屋で寝れるということに感動してしまったアタシに「調べたくないのか?」なんて聞かないでください。――思う存分泳いできて、ぐったりしている奴に、「さぁ、泳ぎにいこう!」って言って、良い顔する奴ぁ、滅多にいないと思いますよ。よっぽどの物好きと違って。――確かに興味はあるんですけどー…場所が場所ですし、居たものが居たものだけに、いざ事が起こったら、うちらだけじゃどーしようも出来なさそうでー [Sat 29 Jul 2006 00:50:22]
ナナオ@ハンターズギルド > もし気になるなら、行ってみればいいじゃないですか。大学か―――…ハラエ?ですっけ?あの辺から騎士団やら、大教会の方に報告がいってないなら、地下のあの通路の先に「何かある」ッて知ってるのは、今のところ三人だけですから、ハンターズギルドで出し抜こうーと本気でかかったら、いける事はいけるんじゃないですかー?(疲れている所為で、余り深く考えずに、ペラペラと口を動かした。 あんまり気乗りしない様子なのは、行ってみて分かったことだが―――あそこはアンマリ長い事居たくない場所だと思ったから。興味よりも、恐怖や不快感が先にくる) [Sat 29 Jul 2006 00:39:09]
ナナオ@ハンターズギルド > (普通のギルドだったら「上司」にあたるだろう人物に、ちらりと視線を向けて)―――そんなに難しい顔しないでくださいよー。 旅行から帰ってきた報告みたいなもんなんですからー。(ふ、と爪先に息を吹きかけて、肩を竦める。――「なんかあったか?」と聞かれて、「まぁ、あった」と答えたら、がっつり食いつかれて、根掘り葉掘り問い詰められて、結局夕飯の時間も、風呂の時間も逃してしまった。 ―――うんざりした顔で、椅子を行儀割る燻らして) [Sat 29 Jul 2006 00:29:18]
ナナオ@ハンターズギルド > 屍砦を覗いてきたレポートは以上ですよ。……「なーんかあるかもしれないけど、なーんもないかもしれない」そんな感じですかね。 (机の上に足を投げ出し、爪を鑢で磨きながら、だらしない声で、話を纏めた) [Sat 29 Jul 2006 00:25:32]
お知らせ > ナナオ@ハンターズギルドさんが入室されました。 『――――で』 [Sat 29 Jul 2006 00:24:10]
お知らせ > ザッハトルテさんが帰りました。 『( 鈍い朝陽に目を細め。 …今日も暑くなりそうだと、じとりと重い息を吐いた。 )』 [Thu 27 Jul 2006 08:03:47]
ザッハトルテ > ( カップにひっついたくま。 ――しろくろだったらとか思いませんよ、ええ。 ) ――…そう言えば。 ( 一度だけ拝見した事がある生前の御姿は、人種で分ければホワイティアだったように思うけれど。 玉露なる銘茶を口にした事こそないが、その茶葉が産出される処の響きの名。 それこそ由縁があるのだろうとひとつ頷いてから首捻り。 ) 叱責を受けた憶えはないけどね、溜息吐かれたような気はする。 確か――…ここに来て日の浅い頃、適正を見るとか何だとか。 …って、貴女笑ってませんかひょっとして。 御笑いなんでしょう、何か可笑しな事言いましたか私。 ( ふるふる綿入りの肩を震わすくまぬいさんに表情は無くとも、雰囲気は伝わるものだから。 どうやら気取られたらしい、伏せた単語に返る言葉は天井仰ぐ仕草と相まって、そこはかとなく嘆息の色。 所詮は見る側の一方的な印象であり、実のところの心情は彼女自身にしか知れないのだろうけど。 ) その辺は人間のたくましさに期待しようじゃないですか、我々としては。 ――私如きが今更知った口を聞くまでもなかろうが、こんな時の人間は実にしぶといよ。 ( ――と、窓の桟に足掛けるくまのぬいぐるみ。 つと周囲を見渡して、気づいた者がないのを確認したなら ) では良い朝を、願わくば今宵を無事に迎えられん事を。 ( 既に仕事を抱えていると仰るのなら、この際時の砂は銀砂のひと粒。 ) [Thu 27 Jul 2006 08:00:41]
お知らせ > ユエン@書籍ギルドさんが退室されました。 『( それじゃ、と手を振って朝日の中飛んで行く図は、人目が無くたってシュールに違いないが。)』 [Thu 27 Jul 2006 07:45:25]
ユエン@書籍ギルド > ( 黒の名残がぽつりと残るカップの傍らまで、てちてちと移動。持ち柄の部分をぺいぺいと弄っていると、どんな添え付け代物やら。) 水出し玉露――…とかいったかな。アレは確かに高級嗜好品。中々イケるけどね。 何にしろ、活力になるのはいいことさ。…私たちにもね。( 一度たがの緩みかけた歯車は、手綱を引き絞られることで張りを取り戻していくんだろう。別名、背中に氷突っ込まれた効果。何か違う。) ――…時に、「文章に色気が足りない」といった類のお叱りを受けたことはあるかい?( 小さな沈黙の後、真剣なことこの上無い口調に対して返されたのは、そんな謎かつ失敬な問いかけだった。ぷるぷると小刻みに震える肩は、人間だったらとてつもなく率直な感情表現。曰く、笑いを堪える。) ああ、まさにソレさ。いやいや…だからといって、こんなコトになるとは思わなかったけどね、私も。今考えてみると、えらい偶然。まるで定められていたかのような、ね。( そらされた視線を追いかけはせずに、曖昧な空白に肯定で判を押して。道化た仕草でぬいぐるみが天ならぬ天井を仰ぎ。) 葉の重みにねが倒れずに、体力がついていくことを祈ろう。私としても、仕事先失いたくは無いからね。 ――…さて。それじゃ、折角依頼も入りそうなコトだしね。先に頼まれてる仕事は終わらせに戻るとするか。( ぴょこんとデスクの上で立ち上がると、人間臭く伸びの仕草。人の目がうるさくなる前に戻る事にした。空飛ぶクマー!とか昼間は危険。※子供に持ち帰られる確率プライスレス。) [Thu 27 Jul 2006 07:42:54]
ザッハトルテ > ( 手の広げすぎで自爆するんじゃないかって危惧はさておき――部署内を往復する職員を目で追った。 決して多くは無いけれど、ここに居るだけの人間の生活を背負っている、そう考えたら組織もある意味生き物のようなものか。 滞留する生温い空気がその体温じみて、肩が落ちる程の吐息がひとつ。 ) [Thu 27 Jul 2006 06:53:20]
ザッハトルテ > ( ぱたくたと振られる前肢を見送り、空になった容器を机の上に置く。 ) 冷たいグリーンティーと云うのもあるらしいですが。 何れにせよ値の張るものだしね、私も飲むのはこれが初めて。 ――…効果は覿面だったようで? 何となく彼ら≠熕カき返ったように見える。 ( 彼らとは勿論、この場に残る人間の。 組んだ足をふらりと揺らして、表情に乏しいままの首を傾げ ) 親も良いが、やっぱり子毛玉かな…と。 ああだめですよ、うちのしろくろを依り代にしては。 ( ぼそり。 経文めいた口調はけれど真剣だった。 ザ・勘違い。 ) 代筆?? ――そんな事をなさっていたのですか。 それはええと、まさに――――…     いえ何でも。 ( 正しくゴーストライターじゃないかと思わず言いかけた口を噤んで、白々しく左目が天井。 ) リスクは勿論孕みますがね、この際小金を守って小さく終わるよりは多少の一時的な負債を抱えてでも知名度を上げる方向で行こうと。 そう云う事、らしいです。 ( 上手く行けばの話、知名度が上がれば何処ぞの金持ちの個人からの製本依頼も望めそうものだと。 何しろ印刷技術も製本技術もまだまだの時代、高価な書物を作り上げるにパトロンの存在は何としても欲しいところなんだろう。 下っ端はそこまで知った事じゃないが。 ) [Thu 27 Jul 2006 05:23:22]
ユエン@書籍ギルド > ( 生魚など、海の無い地域では口にする等考えられないという事も多々ある訳で。ヴェイトスは島国だが、諸外国では侭在る事。さて置き。 跳ね上げる眉は無いが、雰囲気だけはそんなモノ。いやいやと、もっふりした前肢を左右に振り。) 氷の入った珈琲なぞ、見たこと無かったというだけさ。そういう意味では、いつものアレだ。煮詰めて染料みたいになったアレの方が馴染みは深い。( 氷は基本的に、夏の高級嗜好品。何処ぞから自棄っぱちに張り込まれたという冷えた珈琲を見上げて、くつ、と肩を揺らし。) 「丸くて小さくて柔らかいもの」か。一般論としては、「丸くて大きくて柔らかいもの」の方が好く人間は多いらしいが、如何なものやら。( 人間というか、男子?明らかな笑みを含んだ揶揄は、ザ・セクハラ。しばくと宜しい。) 其処から這い上がってこそ、見るに耐えるものが生まれるか。諾々と流されるばかりでも、自我を貫くだけでも駄目。世間一般とは馴染めない癖に、何ともバランス感覚を強要される。――…私は少しばかり我が強いと前には言われたからね。代筆なんぞで学んだもの――…と?( 方針転換とまで言えば大袈裟であろうが、何とも逞しい運営事情に、黒すぐりの表面に好奇の色がひらめいて。) ――…なるほど。そうなると、生え抜き組――ギルド所属の輩もうかうかしてはいられない、と。…食中毒の部署以外もやけににぎわっていたのは、その所為か。( 基本的に外部の人間の気楽さか、物見高い言い草で、くつりと笑う。話を耳に入れて、慌てて原稿を上げてきた作家なりもいたのだろうとは、推測だが。) [Thu 27 Jul 2006 05:06:29]
ザッハトルテ > ( 基本的には鮮度命の時代ではあるのだろう、チーズにワインに干物の類? 放置しても問題ないのはその辺りくらいじゃなかろうか。 黒すぐりの視線に気がつき ) ――…ああ。 これ見よがしで申し訳ない、懐かしくは≠るのでしょう。 ( それすらもそろそろ遠すぎて、生前のノスタルジアを喚起しないのかも知れないが。 そこまではこちらは知らぬ故。 味と云うよりは氷水の冷たさを求めるかのよう、一気にコップを傾けて。 省いた上着が示すよう、抱えた熱に辟易しているのは事実だから実際その通りなのだけれど。 ) ヒトガタよりはずっとね。 この際「丸くて小さくて柔らかいもの」を積極的に嫌う人は少ないものだと、人間の一般論に逃げさせて下さい。 ――…そこにもうひとつ条件をつけよう、非難を恐れるだけならば、とも。 ( 誰の目にも触れさせなければ非難もされまい、そんな話。 ) 真っ当な神経じゃあ務まらないのは確かだね、こんなやくざな商売は。 ただ――…だからと言って無理を通せば売れないだけ、淘汰されるだけだからさじ加減が難しい。 貴女には無用の心配だが。 ――ええと、その件なんですがね。 どうやら御偉いさん、今回のトラブルをむしろ外に出る好機と捉える事にしたようで。 外に手を広げていこうって方針らしいのですね。 ( 好機と見るしかなかったとも言える、やけっぱちでもあったろうが。 とまれ、これを契機に外部の作家や画家に依頼の手を広げてみようと、そんな話が持ち上がったのだと丸い耳へと話しかけた。 ) [Thu 27 Jul 2006 04:52:59]
ユエン@書籍ギルド > ( 勘違いが蔓延する前に、分かり易い結果でしっぺ返しが来たとも言えるか。賞味期限はともかく消費期限は守った方が無難。記載されている時代でも無いが。 煮詰めたような珈琲の味も久しく味わっていない視線は、物欲しげと言うよりは珍しげ。) 搾り立てが一番ではあるだろうね。新鮮さと熟成と。どちらを取るかは悩ましい所。( 搾り立ての牛乳とチーズを比べるようなもの。比較の土壌がそもそも違う。 ――…それこそお菊人形に配達させるようなものと思えば、本気でホラー発生。やれと言われたらきっとやる。嬉々として。※タチ悪い。) ……お好きだねぇ、本当。( くっくっく。響きを殺した笑い声は、仕草と相俟って傍らには丸見え、丸聞こえだろう。分かった上で、ン?と首など傾げるマネゴト。) 賞賛されたいだけならば、人様に見せる必要も無いのさ。自分の世界だけで都合の良い物語を紡いでいるのが、一番「痛くない」からね。そういう意味では、物書きに真っ当な人間はいやしないか。 …君の場合は、呼ばれ慣れても無い筆名の所為じゃないのかな、むしろ。( 訳者としての名は、チョコレートケーキの甘さを浮かべる名とは別の響きだった筈。異国情緒の響きは、この声でも呼び慣れてはいないもの。からかうような響きが、相手の言葉に一度沈黙。熊耳がぴっこり動いた。) ――…ふむ。任される仕事を断る理由は取り合えず無いね。何だい、この騒ぎで絵師以外のところにも穴でも?( 代理としての指名ならば、可能性としてはありそうな事。誰ぞ作家が倒れたか逃げでもしたかと、ロクでもない想像図を問いかけ。) [Thu 27 Jul 2006 04:32:38]
ザッハトルテ > ( それどころか、下手すると「アマウラでは変な味のものが流行る」と盛大に勘違いが発生していた可能性すら。 異文化コミュニケーションって難しい。 ミルクの落とされていない、黒いばかりの液体に目を落とし ) 珈琲に混ぜるミルクじゃないけれど…甘いばかりは良くないね、鈍るし濁るし変質するし。 ( 一緒くたにする話じゃないのは判っているつもりだけれどと、額に当てる己が手の甲。 ゴスロリ人形は絵的に怖いが、季節柄もあり此処ではそちらもウケるんじゃないかと思う。 ウケてどうする。 ) ――…くまの方が良いな。 ( ぼそり。 なんかいった ) ( ――さておき、足を組みながら上体だけを笑うぬいぐるみさんへと向けて ) 見られて何ぼ、賞賛も非難も呑む覚悟が無いとやれないものではあるしね。 …それでもやっぱり慣れなくて、本屋で手前の名を見かけた日には誰だこいつと思うのだけれど。 ああ、それより丁度良いです。 後日改めて話が行くと思いますが、仕事を請けてもらえませんかと。 ( 貴女は雑文と言うけれど、上からオファーがあるらしいと。 連日こちらに詰めているので御本人より先にこちらの耳に入った話。 ) [Thu 27 Jul 2006 04:17:20]
ユエン@書籍ギルド > ( 変な所で言葉が切れた。リテイク。) 一応、これまでの仕事は持ち込んでみたしね。サンプルも無しに、海のものとも山のものとも知れぬ、ぬいぐるみ――ならぬ馬の骨を雇えまいからね。検分されるのが不満と言っていたら、筆一本で身を立てる等やってられないさ。( からからと、響かせる声は陽性の。昨今の湿り気よりは余程に明るく。 己も雑文書きの端くれでしか無いが、その分応用は利く。それが少ない取り柄でもあるが――こんなカオス状態では役に立たなくも無いか。) [Thu 27 Jul 2006 03:58:02]
ユエン@書籍ギルド > ( 流石に煎餅に石鹸を塗り付ける訳にも行かない。別の意味で死人が出そうなオチ。多少おかしな味がしても珈琲で誤魔化して流し込んだに一票。チーズとは違うのだから、カビで味は向上しない。そういう問題でもないが。) 内部告発は手厳しいものだね。甘いよりは信頼は置けるものだが――さて。 ……一応、無くは無いのだけどね。アレでうろつくのも別の意味で問題塗れだとは思う。( 金髪ゴスロリの少女人形ならありますが何か。あっちだと幽体との連結が乏しい所為で筆談しか出来ないので、ある意味ぬいぐるみの数倍不気味という罠。) ・・  [Thu 27 Jul 2006 03:55:26]
ザッハトルテ > ( そうでなくとも今年はカビが大発生したらしいし。 ――…ホワイティアの多めな職場の事、やれ珍しやで何も考えずに口にしたのか――或いは「食えそうなものなら何でも良い」だったのか。 弱小団体の職員は今日も明日もサバイバルですとナレーション風味。 ) …………   ( 意識の焦点を引き戻すべく、角の取れた氷を齧る。 ) こう言っては貴女に失礼だけど、ここの連中も体面を考える程度の知恵までは腐り落ちちゃ居なかったのだね。 せめて――…ヒトガタかつ相応の大きさの器≠ネら、ひょっとしたら任せていたかも知れないけれど。 ( 例えば白髪に眼鏡の白スーツ――ケンタ君とか。 あの直角に揃えた両手の間にこう、原稿乗っけて。 ) …それは、ええ。 「誰でも良いから」とまでは、流石に言えなかったみたいです。 ( 例えば日記程度の雑文しか書けない作家、ヘノヘノモヘジしか描けない絵師。 そんなレベルでは流石に困ると、言ってしまえば贅沢だが。 営利団体である以上利益を生めそうに無い処では散財もできまいて。 ) [Thu 27 Jul 2006 03:39:34]
お知らせ > ザッハトルテさんが来ました。 『( ちょっと目の前が白くなってたらしい。 )』 [Thu 27 Jul 2006 03:27:42]
ユエン@書籍ギルド > ( 煎餅で食中毒と聞いて最初に思ったのが、「カビ生えてたんじゃないのかソレ」だったのは、愚痴交じりに教えてくれた職員には言わなかった感想だ。そういうトッピングなのだと思って食べてしまった可能性に思い当たって流石に口噤んだから!食べつけていない物を食べる際には要注意。既にそういう問題でもない。さて置き。 生命エネルギーを求めるゾンビさながらの後姿に肩を竦めるのも、趣味が良いとは言えぬ様。) 外回りを引き受けても私は構わないんだけどね。いやはや、流石にギルドの対面的にアレだそうで。 柔軟性に富んだ思考の持ち主が多くて、私としては至極僥倖。君にも感謝しているよ。( 流石に空飛ぶクマーに配達される原稿は受け取って貰えない気がしたという事らしい。そりゃそうだ。 無造作に腰掛けた姿に対する礼の言葉は、韜晦や厭味は混じらない。) ――…まあ、それだけ切羽詰ってもいるという事じゃないのかな。今回みたいなケースは稀だろうけどね。( 熊手ならぬ人手。それも、どちらかというと専門スキルの問題であろうし。 フォローの黒すぐりも、やや遠い目。) [Thu 27 Jul 2006 03:22:11]
ザッハトルテ > ( 今回のケースで言うのなら、個人からの絵本の発注を受けた当団体が探し出した、それに沿う画風の絵師までもが食中毒に罹ったらしい。 ――ひょっとしたら打ち合わせの際問題の傷んだ醤油煎餅を一緒に喰ったのかも知らん。 「余裕無いんだからからかわないで下さいヨ先生」と肩を落とす職員が、それでもぬるい珈琲へと這い寄る図。 上層部が自棄を起こして張り込んだらしい、貴重な氷入りの差し入れ。 ) ――…いらしたんですか。 いや今この場に関して言えば、その御体がうらやましいよ。 水分は摂れないけれど、代わりに外回りを押し付けられる事も無い。 …随分馴染んでおられるようで、紹介した側としても一安心だ。 ( 自立する一見くまのぬいぐるみの御姿は、違和感無くここの空気に溶け込んでいるように見えたから。 紙コップのひとつを自分も手に取りそちらへ近づき、机の角に腰を下ろして ) …もう少し疑えよ人間って気もしますがね。 ( ぼそり。 小声で囁いた。 ) [Thu 27 Jul 2006 03:13:49]
ユエン@書籍ギルド > ――…絵?そっちは無理。絵心はさっぱりだ。( 例の食中毒現場にたまたま同席していた絵師もぶっ倒れたとかいう噂。事実がどうなのかは知らねども、当面仕事が出来ない、もしくは遅延する状況なのだけが事実。この際重要なのはその事実だけという訳で。 冗談半分本気も半分といった態で持ちかけられた話は、手ならぬ前肢をぺいぺいと振ってお断りの次第。トキノミヤコに古くより伝わるシンプルの極みなら、一応描けなくも無いが。※へのへのもへじ。) ( その説明をしてみた所、がくりと職員の肩が落ちたのに合わせるように、扉が開く軋み音。何気無く意識を向けてみれば、どうやら外回り(※微妙間違い)から戻ってきたらしい、件の「知人」殿の姿。) ――やぁ。お疲れ様といった所かな。私にも一杯といいたい所だけれど、この身体では綿が傷むだけなのが口惜しい。( 労わりと言うにはからかいじみた響きの混じる声音は、不満の声上げた周囲と然して意義は変わらずも。デスクの上から、ひらひらと手を振る熊ぬいの姿。) [Thu 27 Jul 2006 02:58:20]
ザッハトルテ > ( 職員一同のコンディションが伝染したような、がたぴし軋みつ開いた扉と共に。 上着を省いたベストスーツの袖には件のこっぱずかしい腕章付きが、空の鞄と何ぞ入った籠を抱えて戻って来た。 ――…所詮下っ端の悲しさ、本来一介の物書きとして雇われているだけの筈のモノは臨時の手の方々同様、原稿用紙の移送をして来た帰り道。 ) …で、こっちが頼まれてた珈琲――…だいぶ氷が溶けてるのは勘弁して下さい、歩き詰めで足が棒なんだから。 ( ぬるくなったアイスコーヒーに対する不満の声が労いよりも大きい辺りがシタッパーズの面目躍如と云うか。 ) [Thu 27 Jul 2006 02:52:27]
お知らせ > ザッハトルテさんが来ました。 『 戻りましたー… ( 帰還の報告。 )』 [Thu 27 Jul 2006 02:43:45]
ユエン@書籍ギルド > …ま、冗談ではあるさ。( ぬいぐるみの顔は、人のソレのように多彩な情動を表現はしない。その代わり、声に薄く笑みが滲む。職員の視線が原稿の文字列から僅かに逸れて此方を向くのを「感じ取って」、くく、と笑うような音を。) 雑用はともかく、コネなり何なり――専門の手に心当たりは乏しくてね。すまない話だ。( 落ちてくる視線が、僅かに渋さを増す。ぬいぐるみの言動そのものにというよりは、現状に対するような。 ――…まあ、推測でしかない訳だが。今回の臨時雇用も、結構にギリギリな綱渡りなのだろうから。) 書きモノの方で代打が必要な手があるなら、出来る範囲でなら引き受けるさ。 [Thu 27 Jul 2006 02:25:10]
ユエン@書籍ギルド > ( 声の発信源は、どう贔屓目に見てもぬいぐるみ。こげ茶色の毛皮を持った、巨大な哺乳類を模したぬいぐるみ。モデルは巨大でも、コレの大きさは所詮デスク上に安置しておける程度。 そんなモノが動く喋るの微妙さに今更ツッコミも入らないのは、「身体が不自由なので魔術を使って声を媒介させている」という、胡散臭さ炸裂の説明が受け入れられている所為なのか、どうなのか。 ――…此処を紹介した「知人」は、「締め切りさえ守れば何であろうと問題ないんじゃないのかな」と呟いていたが、案外そっちが正解なんじゃないかとも。まあ、それも四方山話。今しがた、筒に入れて担いできた原稿の束が職員の手に渡ったのを黒すぐりの目で見やり。) すまないね。猫の手も何とやらとはいうが、生憎、貸せるのはくまモドキの手のみでね。――…面白くないって?失敬だね、一応善意で言っているというのに。( はっはっは。交わす笑いが互い渇いているのは気のせいだと断言したい。) [Thu 27 Jul 2006 02:11:58]
ユエン@書籍ギルド > ( 深夜になれど喧騒絶えぬ書籍ギルドの出版部。何ぞ食中毒が発生して人手が足りないとかで、外部からも誰ぞ雇ったとかいう話――。) いやはや。道理で、人口密度の割りに騒がしいと思ったよ。一人二役ならぬ、三役でどうにか車輪が回るといった所かい?( 雑然と資料が詰まれ筆記具が乱舞し、灰皿には溢れ出る程にヤニの吸殻が山と盛られたデスクの上。備品と言うには場違いな熊のぬいぐるみが、ヘンに人間的な仕草で肩竦めた。 ――…通りすがりの、その「一人三役中」のギルド職員に、ジト目で見られたのはご愛嬌。) [Thu 27 Jul 2006 02:02:21]
お知らせ > ユエン@書籍ギルドさんが入室されました。 『( オン・ザ・デスク。)』 [Thu 27 Jul 2006 01:58:30]
お知らせ > ザッハトルテ@書籍Gさんが帰りました。 『( 物見高い人間にも問題があると思う。 …多分。 )』 [Wed 26 Jul 2006 08:47:02]
ザッハトルテ@書籍G > ( 例えば何時かの暗黒街の屋根の上、包帯を巻いてもらった時だとか。 元より乖離し易い性質ではある、自慢にならない自覚はある。 …気を抜けば直ぐに「此れが己だと判らなくなるから」、打ち込む楔が必要で。 ――…それは例えば、右目を塞ぐ。 ) …ええ、出来るだけで結構なんです。 何時もと比べると随分カンバスのサイズも小さいでしょうし、やり難いでしょう? 習作くらいの気構えで、それで充分有難く。 ( 日頃よりひとまわり小さくなった外套姿に、備品の傘を差しかけて。 ) [Wed 26 Jul 2006 08:44:38]
ザッハトルテ@書籍G > ( 残されたものと、作られたかも知れないもの。 どちらも知る由もない、今此処に至るまでの系譜。 趣味の悪い実験、諦めの悪い何処ぞの血族の悲願。 ――…そんなものがあっても、おかしくは無い土地柄だから。 扉の向こうはだいぶ人気も減って、不躾な視線も危惧したほどには多くない。 予想より少なかったと云うだけで、皆無ではない辺りが、こう。 …俗に云う、「南無」。 ) [Wed 26 Jul 2006 08:33:21]
お知らせ > ティエン@臨)書さんが帰りました。 『( 視線を感じるたびに、びくびく隠れようとする不審っぷりは、結局治らないのだけれど。 )』 [Wed 26 Jul 2006 08:31:01]
ティエン@臨)書 > ( 空に届かない視線と、見下ろすことしか出来ない視点。 ひとつの意識で、何処か乖離した感覚は 魔の端を他に託すことで視点を変える魔の所業なのかもしれないけれど。 ――… 胡蝶の夢と言うには、振り返る時も遠いのに。 )  …悪趣味っていうか、露悪趣味だな、それー… 見せて貰えるだけ、まだマシなのかな。 ( 今は、お互い多忙に時を明け渡すから。 遠い郷里のお話も、世界の裏側の物語も またいずれの事。 )  ……ぅぐ。 ぜ、善処は、するよ。出来るだけね。 ( ―…胸を張って絵師としての態度なんか、やっぱり取れなくて。鞄抱えて、小さくなった侭。 雨の帰路を辿る為に歩き出す。 ) [Wed 26 Jul 2006 08:30:17]
ティエン@臨)書 > ( 形だけは相似を模すかわこそ、見抜く目には違和感が際立つのかもしれないけれど。 ―… 知らぬが仏と言えば、信じてもいない何処かの信教のお話で。 何気に女性の方が勇名を馳せる事も多い都市。 そんな勇名武名の前線からは、何処までも遠いから 噂程度でも。 )  …何処にでも、悪趣味な手と目の主はいるって事かもしれないけれど。 ――… そうだね。今更変わらない。もうゆりかごからは、飛び出してしまったんだもの。 ( 彼が口にし諦念めいた理由からのずれは、意図的か無意識か。 ―… 趣味の悪い実験が存在する事だけは知っているから、何処か苦い。 )  ……ん。濡らして、予定に遅れが出ても困らせちゃうしね。お願いしようかなー… ぅん。 ( 開け放たれた扉の先から、来た時よりは幾らか薄れた喧騒の気配。 もう少しすると、また賑やかになるんだろう。昼間は人の時間なのだから。 ) [Wed 26 Jul 2006 08:25:54]
ザッハトルテ@書籍G > ( …本当はもう少し、シンプルに歪んで病んだ構造。 硝子に行く手を阻まれ阻ませる蛾の、上方で。 他人事のように見下ろして見下し嘲う、他の誰でもない蛾の目がそこにある。 ) ――…だから、自嘲ごっこなんだって。 …参ったな、まだまだ貴女の事が良く見えてないみたいだ。 ( それこそ、はずれだよ≠ニからかうような声を聞いて。 この続きはまた何れ、御互いにひと段落着いた後にでも? ) ――…宜しく御願いします、先生。 ( ぺこり。 最後の最後でギルドの職員として下がる頭。 ) [Wed 26 Jul 2006 08:11:58]
ザッハトルテ@書籍G > ( 一方、人の模倣の中に潜んだ違和感を容易く見破られた此方は、それだけ人から遠いのだろう。 代理絵師のいまひと方がその目の持ち主とは、実は未だに知らないけれど。 強かな今時の姫君、或いはヴェイトスならではの流行かも知れない。 ) 出来すぎ――…かな。 あすこは「本場」ではあるから、そんな実験も皆無ではないんじゃないかって。 それに ね。 それならそれで構やしないんだ。 ( 関心の失せた玩具を放り出す呆気無さで答え。 己への関心などとうに、放り出してはいるのだから。 ) 雨も降り出してきたようだし、画材と折角の傑作の予感を濡らしてしまっては台無しだ。 傘は持ちます、私の影に潜んで戻るとよろしいかと。 ( 遅れて立ち上がり。 率先して扉を開け放ちながら ) [Wed 26 Jul 2006 08:09:46]
ティエン@臨)書 > 硝子に挟まれた羽虫。それこそさっきの言葉じゃないけれど、観察標本みたいじゃないか。 ――… 暗喩は比喩で、同時に真実でもあったって言うけど。それにしたってだ。 ( それは、触れてはならない禁忌を語るように。そして、触れられないからこそ、触れぬ形で見届ける事だけを目的にした、形骸のように。 ――…何にしたって、魂も意思も遠い話。 既視感と言うには近すぎる感覚に眩暈がして。 スケッチブックを引き寄せた指先が、誤魔化すように力を込める。 )  …望むことでもないしね、それは。 ――… たったひとり? ( 唯一を求める構図は、口にされて初めてその形に気付いたとでも言うような。 ぽかん、と口をあけた後。  く、と息がくぐもる。鈍く、唇の端が弧を描いて。 ) …ザッハトルテは、わたしを買い被り過ぎだよ。 ( ぱた、た。 降り始めの雨音を聞きながら。 画材とスケッチブックを鞄に仕舞って、立ち上がる。 ――… 雨雲に閉ざされていても、朝はもうやってきているから。 もう、帰る時間。 ) [Wed 26 Jul 2006 07:49:15]
ティエン@臨)書 > ( 人の模倣、違和感の無い仕草を心がけるうに、習い性のように癖になっている仕草。今ではもう、何処までが真似だったのかも分からないのだから、結局己の仕草に間違いないんだろう。 はふ と吐き出す息も、また同じ。呼吸の意味の無い、空気だけのやり取り。 ぱちり、瞬きする赤色が焦点を合わせて。 ) …あんまり、知らないんだよねー…その辺りの物語。それこそ本でじゃないけれど、もう少し物語も知るべきかな。 ( 慨嘆じみた言葉がぼんやりと零れた後。 ―… それこそ、在るべきパズルのピースを知ったような。それでいて何処か淡とした響きに、いっそ怪訝の色すら乗せて。 )  ――… 作られて、か。 だとしたら、出来すぎな話だ。 ( 扉の位置、窓の位置。殆ど反射的に確認してしまったから、何処か気まずげに。 ―… 内緒話の小声。張り巡らせた気配を誤魔化して、部屋に潜んだものでもない限り、聞かれたことは無いだろうけれど。 はふ 一息継いで。 )  …ぅぐ。それじゃ、我慢する。 ……楽しみ、か。なんか悔しいな。 ( それを望んだのが、そも 此処にいる彼という訳ではないのを引いたとしても。 職業柄のささやかな意地は、唇を尖らせる仕草の合間に。 ) [Wed 26 Jul 2006 07:31:59]
お知らせ > ティエン@臨)書さんが入室されました。 [Wed 26 Jul 2006 07:17:46]
ザッハトルテ@書籍G > ( 窓を叩く、雨の音。 何時頃から降り出したものやら、これでは搬送の方も大変だろう。 きっと自分の身より、紙が濡れるを良しとしないだろうから。 建物の外で成されていた、ひとつの出会いを知らないけれど。 慮るよな吐息は或いはそれも、中身の無い懸念の模倣図。 投げっ放しの推量をひとつ、追加して ) ――…後は、その逆。 誰かを待っている とか。 …だめだな想像力が無くて――…   [Wed 26 Jul 2006 07:01:08]
ザッハトルテ@書籍G >  触れた端から汚れるって、吸血鬼が黒死病の暗喩だって誰が言い出したのか。 …得てして、的確。 それもあるけどね、硝子に挟まれた蛾みたいなもの――…だと思うんだ。 ( 硝子があるから先には行けない。 硝子の所為にしている蛾。 笑みになれない模倣の貌を認めて吐いた息は、熱くてやっぱり気持ちが悪い。 ) それ≠ヘ、遠すぎて思い出せないって 以前聞いたっけ。 それより無茶な夢? ( ふらり。 壁の滲みを数えるよう、唯の赤目が彷徨って ) 終わり≠ヘ怖いって聞いた。 届かなくても太陽に手も伸ばせるし―― …誰かを連れて行きたい?  たったひとり、同じ時を共有する誰かを。 ( 凡そ吸血種が考えそうな益体も無い夢を、殆ど当て図法。 ほんとうにろくでもない自覚はこの際何処かへ放り投げ。 ) [Wed 26 Jul 2006 05:55:11]
ザッハトルテ@書籍G > ( 人間のように落ちる肩。 …同じ属でも体の構造は違うから、己に関してはの話。 血流さえ止めてしまえば、凝る肩も無かろうに。 やっぱり同じ仕草をやる憶えはあるから、それが雄弁な区切りの証。 深い深いイメージの海から上がって来る画家のひとに、おかえりなさいとは声にせず。 ) 今時の姫君は囚われたままでなんか居ないでしょう、 ( 軽い混ぜ返しの後で ) …怖い じゃあないだろうな、そんな感慨はもう遠い。 何だろうね、先の例に当て嵌めるなら、象牙の塔に囚われたんじゃなくて――塔に収まるように、私の方が作られていたんじゃないかって。 漠然とし過ぎているし、確認の術もないのだから気にしても詮無い事。 ( 慌てて振り返った向こうは、まだ大丈夫。 扉の向こうに視線はないし、誰も聞き耳立ててない。 失礼だけはあっちゃならないんだ。 ) 窓から――…は、やめといた方が良いと思う。 有名な画家殿の奇癖として別の噂になりそうだ。 大丈夫、出口まで責任持って送るから。 何より我々としても、この絵が完成するのが一番の望みなのだから。 …私の言葉で楽しみ≠ニ言えなくて、…御免。 ( 今回の絵本は受注品。 間違いなく、依頼主が自慢してならない逸品になるだろうとは疑いようもないけれど。 今此処で「楽しみだ」と吐いたとしても、それはきっと。 何処かの誰かの知識なんだ。 ) [Wed 26 Jul 2006 05:55:04]
ティエン@臨)書 > 自分が手を触れなければ、夢くらいは綺麗でいられるっていうのも、考え方かもしれない。 ――… わたしは、其処まで殊勝にはなれないけれど。 …不毛は否定しないけど。だからずるいって言うんだ。 ( 自嘲ごっこ。 否定を否定して、肯定の欠片を手繰り寄せて。舐め合いですら無い、傷の引っ掻き合い。 たは と、笑み未満の苦い顔で、肩落として。 )  ――… 此処で、 「 人間になりたい 」 とでも言えれば良かったとは、思うよ。 ( ぱ、とスケッチブックに手を伸ばして。 音が壁の外に届かないような小声は、仮定の望み。 望みすらしなかった、もしものお話。 ) [Wed 26 Jul 2006 05:34:01]
ティエン@臨)書 > ( ――… は。 息が抜けて、肩がすとんと落ちる。 模倣の仕草は、それでも 一段落の証。 単色、濃淡だけで描いたスケッチは、イメージの産物。 幾度かの瞬きで、漸く眼前に焦点が戻る。  ―… その先で、がっこりずれた頬杖に、片目だけ細めて、口元押さえた。 )  だって、虜囚とか言うから。 ――…怖いものにでも、あってきた? ( 虜囚=お姫様。いまどき子供でもやらかさないような連想で、視線が斜めに泳いだ後。 空白の理由、もしくは帰結の形として口にされた言葉に込められた微妙な響きに 問いかけめいた瞬きひとつが。 )  ――…… うぁ。 ( レクチャー会って。 目を見開いて固まって。思わず、ばっ と振り返って、退路とか確認してしまう。 ) ……窓からかえっちゃ、だめかな。わたし。 ( ぎしぃ。 油の足りない蝶番じみたぎこちなさで振り返って。胡乱な確認は、いっそ本気の響きも篭ったけれど。 )  …見て貰わないと困るし。 そんな感じでいいなら、進めるね。 ――…こういう、挿絵仕事はやったこと無いから、むしろ、わたしでいいのかが、不安だけどねー… ( 注文絵画とも、また違う。 軽く眉寄せたのは、絵師としての顔と。 それと、もうひとつ。 ) [Wed 26 Jul 2006 05:29:34]
ザッハトルテ@書籍G >  …叶わないから良いものもある。 狡いと云うより、汚いんだよ 私は。 ――…自嘲ごっこは止めよう、誰かに聞かせるような事じゃない。 貴女が無茶と言い切る夢って、一体どんなものだろうね。 ( 呟きは低く。 やっぱり問う気の無さそうな声が、響きもせずに。 ) [Wed 26 Jul 2006 05:05:20]
ザッハトルテ@書籍G > ( 今まさに目の前で重ねられている、画風と相似するかたち。 ほんの目の前一歩先を手探るような、白砂で海の深きを満たすよな。 ――…仕事中≠ノ誰かの目があると、此方は集中できないクチなのだけれど。 彼女はそうじゃないのだな、と左目だけで手元を追った。 )  ( ――――が。 頬杖が盛大にずっこけた。 )  …何でそこで、姫君が出て来るんですか。 ――…でも、先月のは「逃げてきた」のかも知れないな。 ( ひと月島を空けた時の、呆気無い帰島談がぽつり。 来いと呼ばれたから行って、行けと言われて戻って来た。 そこに得体の知れない不可解なものがあったのは事実。 捲られるふりの頁が何より物語る冗句を、それでもまんざらでもなさげに目を細め。 ) 「あの」? ――…御帰りの際は、耳を塞いで出るのを御勧めするよ。 絵画と出版とをひと括りにするのはどうかと思うけれど、造詣に深いのも居るから。 今頃貴女の絵師としてのプロフィールやら、代表作やらのレクチャー会になってるんじゃないかな。 ( 言葉を切って ) 真っ先にラフスケッチを拝見する名誉を、私なんぞが拝領しちまって良いのかどうか――…うん。 ( 蒼ほどには冷たくない、白ほどには暖かくない微妙な色が、濃淡で更に深みを増して。 道化と聖者、音も無く瞬く星々と漣すら聞こえて来そうな海の波。 相反するふたつのものが、色彩の手で繋がっている。 息づいているようで、とこしえの眠りの間際にいるようで。 穏やかでいて哀しげで――…そんな感慨を手繰る手が無いものだから、具体的な感想は述べられずに深く頷いただけ。 ただ、 ) …良いのかな、うちの仕事に本当に使ってしまっても。 嬉々として仲介が行きそうな気がする。 [Wed 26 Jul 2006 05:04:31]
ティエン@臨)書 > ( ――… トン。 淡色のパステルが、存在しない呼吸の律をなぞるように、スケッチブックを軽く叩いて。 )【判定】 [Wed 26 Jul 2006 04:40:39]
ティエン@臨)書 > ( 文字の連ねも色の重ねも、途切れそうな糸を繋ぐだけの意図。 最初にそれらに手を伸ばした経緯は、違うのだろうけれど。 祈りの形はまだ結実を知らず。だから、此処にこうして在るだけの。 ―… 確立の過去も、不確定の先も、線重ねの作業の中で、忘れてしまう刹那事。 )  …… 今、そういうことを言われると。 鎖に繋がれたお姫様でも、うっかり描いちゃいそうだな。筆が滑って。   …口実にしたのは、確か なのかも。興味もあったけどねー… ( ぱらり。 無茶な冗句を口ずさみながら、実際にページを捲るフリなどするものだから、洒落にならない。 )  …あのって、何だ。あのって。 ―… でも、そういう仲介して貰えるのは、助かるかも。 ( 絵師として、聖画師としての知名度。 不本意では無いけれど、馴染みきれていないのも確か。 単色だけの濃淡で波と星、道化と聖者の輪郭を象って。 イメージを固める為のラフは、ひとまずこれでよし。 こんな感じ、と示す為に、スケッチブックごと、示して見せながら。 )  叶うから幸せとも言えないのかもしれないけどねー… …わたしも人の事は言えないけど、ザッハトルテは時々ずるいな。 ( ふるりと頭を振る拍子、被っていたフードが落ちて。 へしょりと萎れた白髪の下から、赤色が 目前、鏡ならずの白皙を見据えて。 )  …引っかかる訳じゃない。それに、叶わない夢でもないと思う。 ただ、無茶なだけ。  [Wed 26 Jul 2006 04:39:50]
ザッハトルテ@書籍G > ( 切り離された糸の寄る辺無さ。 緩やかな水の流れにも、穏やかな風の経路にも。 どちらにも添い切れず、何れはただ、はぐれるだけの。 はぐれて流れて流されて、最後には落ちるより他のない糸は。 ――…2本でなければ良いのだけれど。 落ちかける何時かの未来予想図を、意識すれども見ないふり。 ) 今この場だと、此処の職員みたいに見えるかもだけどね。 此処での本業は訳す方で――…もっと遡れば象牙の塔の虜囚、かな。 逃げ出して来た訳じゃあ、ないのだけれど。 …おや。 私が居るかも知れないから見に来て下さったのだと、自惚れてしまいますよ そう云う事を仰ると。 ( 冗談めかした言葉に返したのは、やっぱり冗句に近い響き。 ) …それはさておき。 挿絵作家の相応しきに、仕事を依頼する仲介も此処ではやっているのだけれど――…今回のそれが気に入られたら、名指しで追加が来る可能性は。 「あの」ティエン・ギニー嬢の手による挿絵の本を仕入れられる業者となれば、此処も大きくなるかも知れないね。 貴女のその知名度が何よりの証拠でしょう、どうでも良い絵師ならば誰も気にかけはしないもの。 ( 御本人が思う以上に、彼女の新作を願う人も多いだろうと言う話。 儚く淡いパステルのひと滑り毎、少しずつ確実に。 線になる前の描が相反する者を形作っているのだろう。 ) 叶わない夢なんか忘れるだけ か。 ――――…何か引っかかる事はあるんだね。 「問題」と、そう言うのなら。 [Wed 26 Jul 2006 04:22:26]
ティエン@臨)書 > ( 人の命脈が連なる形で続いていくものだとすれば、有限から切り離されてしまったものは、糸のようなもの。織り綴られたものが解けてしまえば終わりはあるけれど、寄り添うには長過ぎて。 どちらも結局不完全なのだから惹かれるといったら、堂々巡りの酷い話。 書物も絵画も、永劫を約束する不完全。 その一端を紡ぐ手と手は、今此処にひとつ、ふたつ。 ) …本業じゃなかったのか。 ―… 話がね、ちょっと耳に届いて。もしかしたらって思ったんだけど、やっぱりいたから 間違ってはなかったんだなって。 ……其処は、此処がもっとおっきくなってから、我侭言う事にするよ。 ( なんてね。 冗談めかした言葉が洒落にならないのは、見守るだけの時間は持ち合わせているから。 言葉がそぞろ、発音も平坦に音律を乏しくさせていくのは、思考と指先に意識の振り分け幅が大きくなっていく所為で。 スケッチブックの上、パステルの滑る音だけが不釣合いに軽く。 )   ――… なら、願った誰かがいたのかな。 ( 手も止めない侭の言葉は、根拠も無いのだけれど。 ―… 問いかけの淡い響きが鼓膜を揺さぶったのは、ほんの刹那。 でも、その刹那事に指先が、緩々と滑る速度を鈍くして。 )  … なりたかったかもしれない。 でも――… 本当は、それが問題じゃないんだと思う。 ( 紙の上に、水の色。 存在する筈の無い、水の輪郭は ゆらゆら、それこそ波のように漣じみて、淡い色彩を広げるだけ。 只。水色だけの濃淡が記す、目を閉じた道化師の輪郭を。もしくは祈りに伏した聖者の横顔。 ――… 見ようによってはどうにだって見える曖昧な線の発露は、まだ途中。 )【判定】 [Wed 26 Jul 2006 04:01:35]
ザッハトルテ@書籍G > ( その見目に似合わずの、専門職の瞳になったひとを眺めながら。 しょりしょりと軽い音だけが響く空間で、彼女の手より生まれる色と輪郭とを想像した。 ) 【判定】 [Wed 26 Jul 2006 03:38:17]
ザッハトルテ@書籍G > ( 物語のモチーフは人間。 人はうつろいゆく存在なれど、優しさや愚かしさ、良し悪しにつけ変わらぬものも確かにあるから。 人の脳より生まれ手により記され、インクと紙と糸との混合物が渡る時の大河は、不健全な死人の砂時計よりも尚 長く永く伝わりもする。 自問に似た声にふる、と首を横。 ) …そんな事言ったら、私もこれは本業じゃないし。 描ける手があって、描きたいものがあって、何よりそれを見るひとが居る。 他人の為に自分が存在する訳じゃないけれど、やれる事が増えると言うのは重畳だと思うよ。 ――…流石に有名税分、稿料の上乗せは無理だと思うけど。 ( けれど、これが縁となるならば。 次へと続く根は残るし、芽は育つ。 ) これは失礼。 でも生憎、この見た目で留まろう≠ニ私が願った訳じゃない。 ――――… ( 熱の篭った息を吐き ) ちょっとだけ脱線。 外見の話。 …大人になりたかったですか。 ( 問うと云うには相手の意を望むだけの強さは無い。 聞こえなかったふりだってできる、殆ど独り言がぽつり。 柔らかく重ね織って白紙を染めるパステルの音に消えてしまう程度。 ) [Wed 26 Jul 2006 03:38:09]
ティエン@臨)書 > ( 線を引くのには、如何にも色が足りないくらい。 色々抜けてた。 ) [Wed 26 Jul 2006 03:17:12]
ティエン@臨)書 > ( 年月を記す形、知識という水を流すのみならず、泉と変えて留まらせる為の手段としての書物。 在り続ける時の傍らに置くには、矛盾した恒久性と儚さは、いとも面白いものには違い無い。 ―… 知識の泉が生み出される場。耳を澄ませば此処までも届く喧騒から、一度意識を外して。 座っていたって見上げる位置の白皙に向けて、むぅ と、眉を軽く寄せ。 ) …其処からまた、お仕事増やそうとか思うのは、贅沢のうちなのかなー… どうなんだろ。 自分がたまたま、しっかり大人の見た目だからって、年はもいかないって言うなー…っ ( 見目に左右されてしまうのは、人がそれこそ 時と共に移ろい、寄り添い生きる種であるから。見目になど囚われないというよりは、数倍もそれで健全なんだろう。 ―…不健全の片方は、牙を剥き出しにはしなくても 唇むっすり、引き結んで。 ) …… なるほど。 そういうのは、多分ー… 得意だ。 わたしのは、あんまり線はっきりさせないで、色で輪郭も作るから。  …… ん。 なるほど。 ( くるりと滑る紙面の上に、記されたのは物語の概要。 見やる赤色が、すぅ と、細くなって。 抱え込んでいたバッグの中からスケッチブックとパステルを取り出す。 薄い薄い水の色。輪郭線を引くのは、いかにもたりないくらい。 )【判定】 [Wed 26 Jul 2006 03:15:17]
ザッハトルテ@書籍G > ( 書籍は知的財産である以前に、正しく財産と呼べるもの。 金銭的な価値を見出せないのは、紙幣が紙切れと化す時代をも傍観し得る存在だからなのかどうか。 何かを確認するように紙束を捲っていた手を止めて ) もう少し御自分の有名税を考慮されても、罰は当たらないと思うけど。 「あの」ギニー女史が――…年端も行かない少女風貌だとは誰も思ってなかったんだろうね。 これだから人間ってやつは。 ( 運搬の方、あちらはあちらでやっぱり小さな女の子の協力を仰いでいるから、御仲間だと勘違いしたのだろう。 件の少女もアルビノイアの色彩ではある。 ――…さて。 そこで一端言葉を切り、紙面を手の甲でひと撫でして。 ) …ああ、これだ。 旅をする愚者の話――…です。 足元も目の前も見ず、ただ空だけを見上げて旅する愚かな男。 そいつは道中で魔術師にも女性の皇帝にもなり、…あらゆる変遷を――死すらも身に受け、最終的には世界そのものを具現する存在となる――…そんな話。 男は女性にも恋人「たち」にも、星空の下汲めども尽きぬ清流の水にすら成れる。 寡聞にして前衛画と抽象画と幻想画の区別を知りませんが、中々奇妙な代物ではありましょう。 ( そう云って紙面を180度返して、そちらへと向ける。 俗に言う大アルカナ、占いのカードをモチーフにした物語。 ) [Wed 26 Jul 2006 03:01:43]
ティエン@臨)書 > ( 出版の事情に詳しい訳じゃないけれど、書籍が高価なものなのは知っているから。 そういう意味では、自宅にある書庫だって、一財産と言えるんだろう。 遠ざかる喧騒が、その証の一端。 ――… 普段は触れる事の無い熱気に当てられて、ソファに座る仕草も何処か、ギクシャク覚束無いもの。 息を吐こうにも、肺の中はもう空っぽだったから。 不自然な深呼吸が、ひとつ。 ) …大変な、の意味が違うと思うなー…多分。 お運びの方と間違えられたくらいだし。 ( 対面に座る顔を正面から見られずに、視線が斜め。明後日方向に、ふらり。 受付でいきなり不審者数歩手前だった自覚はあるから、ちょっとへこたれたけれど。 お話が仕事の事に流れていくから、少し表情取り繕って。 )  …ぅん。 最近はすっかり聖画の方面で、売っちゃったけど。元々、そっちが専門だから。 ( 多少名前は売れてきても、今回の仕事は 似ているようで少し違うから。 確認するように言葉を繰り返した先。 告げられたカテゴリーに、目をぱちぱち。 )  …ひとのかたち? … スフィンクスの問答ー…とかじゃないよ ね? ( ピラミタに伝わるアレとか。最初に浮かんだのは、そんなのだったけれど。 ) [Wed 26 Jul 2006 02:48:11]
ザッハトルテ@書籍G > ( ひとつの弱小組織が内部だけでやれる事など、そうそう多くは無かったと。 何を創るにも人の手がかかって、人の分だけ金は回る。 ――扉が閉じて、ほんの少し剣呑な賑々さが遠ざかる。 上着を放り出しながら、御世辞にも上質とは言えないテーブルセットのソファを勧め――勿論今しがたまで自分が転がっていたのではない方を――合わせて対面に座る頃には、何とか寝惚け頭を叩き起こして。 ) …話は先程、受付の方から。 道理で騒がしいと思ったら、貴女だったのか――…いや、何だか大変な人が来た、と聞かされてはいたものだから。 著名人も楽じゃないな と。 ( 溺れる者が掴んだ藁、その藁の先にヴェイトス屈指の画家の繊手があったと云う話。 シャツの袖を捲り直して、膝の上に肘を乗せ、重ねた手の甲の上に顎。 ) 3種類あるのは御存知ですよね。 本職でおられるところの幻想画=A今回請けて戴けるのはそれでok? それで良ければ――…ええと。 うつろいゆく人の形 を。 ( 傍らに積んである紙束から、煙草の灰を払い落とし。 ) [Wed 26 Jul 2006 02:29:31]
ティエン@臨)書 > ( 何処かで歯車が一つ途切れれば その侭横倒しの危うさと言ったら、酷いのかもしれないけれど。 そんな印象はきっと、今が殊更に忙しくなっている所為なんだと思いたい。 ―…常態を知らないから、フードの陰で 赤色は丸く見張られているけれど。 そんな視線の先には、様相も仕草も寝起きといった感の漂う、見知った顔。 見知った姿の見知らぬ仕草が新鮮と言ったら 怒られてしまいそうだけれど。 何かを誤魔化すように、もそり 担いだバッグを抱きしめて。 )  ……… ( 促され、案内される侭に招かれる先。 ――… 扉が閉じて、ある程度外界との接点が遮断されたなら。 それまで黙していた唇が、緩々開いて。 )  ……えーと… ね。 お仕事、来たんだけど。 絵本の概要とか、資料 見せて貰える、かな。 まだ原稿上がってないなら、概要とかプロットとか、そんなのだけでもいいから。 ( 寝起きの感も漂う白皙見上げて口にしたのは、先刻 受付で告げたのよりは、まだ幾分かしっかりした口調で。 人見知りというよりは。単なる根性無しの本領発揮。この辺りは。 ) [Wed 26 Jul 2006 02:14:30]
> ( いかんせん小さな組織ではあるし、その割に扱うものは高額だから。 泥船で砂金を運ぶほど――とまでは言わずとも、自転車操業の感は否めない。 信用を墜とせばハイソレマデヨ。 今回の外注に関しても苦肉の策と云うやつで、営利団体としては赤字になるのだろうが。 背に腹は変えられぬ、とも。 )    ( ――…そんな話を聞かされ続けたものだから、元からろくなものじゃない夢見はやっぱりあまり良くなくて。 しぱしぱと瞬かない代わりにぎゅー、ときつく目を閉じて、覚醒を促す様まで見えるかも知れない。 そこへ件の受付係が足早に近づき、ごにょごにょと。 ) ――――――――……  。  ( かくして、今度はこちらがバトンタッチ。 来賓の絵師殿の応対を任されて、…既知の間柄と知られる訳にも行くまいから。 よれて緩めたタイを締め直しつつ、白い外套姿のお客さまを慇懃に手招く先は、出てきたばかりの仮眠応接室。  ) [Wed 26 Jul 2006 01:58:39]
ティエン@臨)書 > ( ――… 伝える事を口にしてから 肺に溜まった空気の塊を吐き出した。 一息ついて耳を澄ますと。 建物の中は、活気と言い切るには少しあわただしい ざわざわ、何処か切羽詰ったような空気が流れているのが、ぴりぴり 肌に感じ取れる。 臨時で外部からお手伝いを頼むくらいだから、やっぱり忙しいんだろう。 受付の人が、中野誰かに打診しようとして振り返った所に。 黒髪、白皙 緋色と真紅。 丁度良かったと言いたげに横顔の向こう側 現れた姿は )  ――… よ、よれてる なぁ……っ ( フードの陰から、ぽそり。 思わず、失礼千万な感想が、率直に零れてしまった。 そんな風に白外套が受付の前で固まっている間に。 へっぽこい口調での拙い説明を聞いていた受付係が、中から出てきた彼を手招いて、事情の説明とかするんだろう。 バトンタッチとか、そんな風に。 ) [Wed 26 Jul 2006 01:44:18]
> ( 受付の奥、衝立の向こうにざわざわと、影絵めいた人の形。 比較的開けたそこには机が幾つか並んであり、切羽詰った感の人間が何人か往復しているのが見えるだろう。 そんな空間に隣接した、奥の扉がきしきしと。 差し油が足りないのと、開ける力の弱さとの両方に、軋みながらのろのろと開いた。 ――…のそりと出て来たのは、黒白赤の吸血鬼。 何時もは着込んでいる上着を右肩だけに引っ掛けての仮眠明け。 ) [Wed 26 Jul 2006 01:35:58]
お知らせ > さんが入室されました。 『( 奥まった壁に設置されたそれが、内側から開く。 )』 [Wed 26 Jul 2006 01:26:38]
ティエン@臨)書 > ( 荷物は持てない。持ち歩く体力はあっても、支える腕力が足りないというお話。その辺りは、見た目通りの貧弱っぷり。 正直、吸血鬼としてはどうなのかって思うけれど。 ――… 漸く、伝えられて。もう、これだけで 受付の前に座り込みたくなった。 事務手続きなんだって割り切ればいいのかもしれないけれど、見知らぬ人間とこういう形でやり取りするのって、得意じゃない。 元々良い筈なんか無い顔色隠すみたいに、もそり フードを引っ張って。 ) …ぅん。 お話は、斡旋所の方から聞いてる。 ただ――… 絵本の概要っていうのかな。今回は挿絵ってお話だから、物語の方とか確認させて欲しいかなって、思って。 それでイメージ作らせて貰った方が、助かるから。 ( 幻想画は元々専門とはいえ、それは一つの絵としてのお話で。 物語に付随する挿絵といった形で仕上げた事は、「 仕事 」としてはこれまでに無かった事。 上手く伝わるかは分からないけれど、そんな風に理由を口にして。 ) [Wed 26 Jul 2006 01:22:39]
ティエン@臨)書 >  …うぅ。 ちゃんと、色々確認しないと、お仕事にならないんだってば。だから、行かなきゃー…だ。うん。 よし。 ( 白いフードが目元まで覆うくらいに、ぐんにゃり 項垂れながら。 もそもそ、口元で呟く言葉は己への鼓舞じみて、結構色々情けない。 それでも、鼓動が早くなる訳じゃないのは、これが心や体とは別の法則で動いているに過ぎない形骸だからなんだろう。 ―…此処とは違う、裏側のいつか。痛いくらいに早かった心臓の痛みを思い出して、深呼吸。 顔を上げたら、扉を潜って受付に。 ) …えと。あの―… 斡旋所の方、から。 えと、臨時の、職員の――…お手伝い、でいいのかな。それで。 ( 説明口調もしどろもどろ。それでも、斡旋所や臨時といった単語で、かろうじて拾っては貰えたか。 嗚呼、と得心いったように頷く受付の人に。 「 荷物持てる? 」 そんな風に聞かれて、一瞬ぽかん。 )  …あ。そ、そっちじゃなくて、ね。 絵の、方。  [Wed 26 Jul 2006 01:14:15]
ティエン@臨)書 >  ……多分、あってるよねー……? ( 様々な建物が並ぶ区画。普段は足を運ぶ場所じゃないだけに、確信が持ち辛い。 思わず扉と睨めっこするのは、この季節にもフードを被った白外套。 日頃、街を歩く時と違うのは 肩から提げた大きめのショルダーバッグ。 筆記用具にスケッチブック、パステル等 一通りの画材を詰めたもの。 仕事道具と言うと、しっくり。 ) [Wed 26 Jul 2006 01:02:38]
お知らせ > ティエン@臨)書さんが入室されました。 『( 書籍ギルド前。 )』 [Wed 26 Jul 2006 00:59:38]
お知らせ > アル@臨)書さんが帰りました。 『(帰路につこうとしたけれど、帰路で迷子になるのでした‥‥)』 [Tue 25 Jul 2006 12:00:27]
アル@臨)書 > (おや、子供が届けてくれたのかい?新人かい?と尋ねられれば)臨時職員なのー☆(と、腕章を見せてから原稿を取り出して手渡そう)それじゃ、お疲れ様ですー☆(木版屋を出れば、仕事は完遂。順調な出だしで怖いぐらい)わはー‥‥これで二日目終わりだねっ!明日が最終日‥‥頑張らなきゃ。ファイト、アル!(自分で自分を応援しながら、帰路へつこうと歩き出すのでした) [Tue 25 Jul 2006 12:00:07]
アル@臨)書 > (総合結果:19) (尋ねればお姉さんはあぁ、なんだ。木版屋ね?と案内してくれた。知っていたみたいで助かりました、ハイ)ありがとーお姉さんっ☆(愛想を振りまいてお姉さんと別れればふへーっと溜息。いい子ぶるのも疲れる‥‥でも教えて貰うんだから下手にね)さてっ!仕事完遂しちゃおっ♪すいませーん、書籍ギルドの者でーす。原稿お届けにあがりましたー☆(営業スマイル。営業声色。これでバッチリだ) [Tue 25 Jul 2006 11:56:40]
アル@臨)書 > (やっと声をかけてくれた人がいた。優しいお姉さんだった。誰か待ってるの?と聞かれて)うぅん、行きたい場所があるんだけどわかんなくて(と、言えば教えてあげるわよ?何処に行きたいの?と返答された。世の中捨てたものではないと思う12歳でした)あのね、木版屋へいきたいのー(子供らしく、丁寧に尋ねよう。これで発見出来ればらっきーなのだ☆)【判定】 [Tue 25 Jul 2006 11:54:16]
アル@臨)書 > 最近の大人は、冷たいのねー?(迷子?と聞かれたり、子供が話しかけんな!とか怒られたり、肌見るだけで逃走されたり。何てショックなんでしょう)こうなったら私は右の道を選ぶぜ?(とは言ってみたものの、自信なんてあるわけない。‥‥どうしよう、どうしよう、どうしよう。結果、休憩する事にした。道の隅っこでペタンと座って。傍から見れば迷子、孤児、待ち人来ず。‥‥どれなんだろうね?) [Tue 25 Jul 2006 11:49:59]
アル@臨)書 > (少し進めば、入り組んだ路地へと突入。幾つにも分かれている道。何処を見てみてもその奥の光景は見えない。つまり、ここでどう出るか!)うーん‥‥こういう時は、人に聞いた方がいいのかな?(自分の完成、アテにならない?いや、方向感覚が少し欠けてるだけで。人、それを方向音痴という)仕方ない、聞こうっ!すみませーんっ!(人をとっつかまえれば道を尋ねてみようかと試みるも世間の風はお子様には冷たいのでス) [Tue 25 Jul 2006 11:44:02]
アル@臨)書 > (地図通りに進んでいけているようです。地図で自分の位置を確認しながら慎重に進もう)そういえば、お母さんが言ってたなぁ‥‥童話は残酷だから読んじゃダメって(母は童話をどうとっていたのだろう?よく分からないまま母は死んでしまったし、真相は闇の中)おかーさん‥‥生きてたら聞けたのになぁ(ちょっとしんみりしてしまうが、首をふるふるっと振ればまたすぐに笑顔)今は仕事仕事っ♪初仕事なんだから頑張らなきゃだよ☆ [Tue 25 Jul 2006 11:41:41]
アル@臨)書 > 次は、こっち?(指指し確認。これで間違っていればとてつもなく泣けるわけですが)ココまで来ると見知らぬ道だぁ‥!迷わないように目印つけといたほうがよかったかな?(ヘンデルとグレーテルみたいな事を考えてみる。でも結局「食べられる」に行きついて溜息。仕方なく歩き出すのでした)【判定】 [Tue 25 Jul 2006 11:39:14]
アル@臨)書 > (どうやら、正しいご様子で。ちゃんと地図にもそう書いてあった。安堵。よかった)こんな所で迷子になって錬金術の職員に見つかったら大目玉だよぉ〜‥‥(本職はどうしたの?とか言われそう。というか確実に言われるね!今まで散々色恋で遊んで来たからね!)見つかっても逃げればいっかぁ☆(どうせ後でつかまるんだけれど) [Tue 25 Jul 2006 11:37:28]
アル@臨)書 > (わしゃわしゃになった地図を見ながら歩き出す。やっぱり何時見ても頭痛がするよ、この地図。おかしいんじゃない?)‥‥なんでこんな分かり難い地図作ったのー?誰が作ったのー?(誰も答えてくれるわけがない。それでもぶーたれたかったんです。そんな時もあるよね?)えーっと?ここを左なのかなぁ?【判定】 [Tue 25 Jul 2006 11:35:59]
アル@臨)書 > (片手に地図。片腕には腕章。路地をきょろきょろしながら歩いていた)(えーと‥‥ここら辺の地図、とみていいのかなぁ?)(迷いは沢山。迷子も沢山。というか、日々迷子なんです、と言いそうになる。飲み込め、そんな言葉!)さってと‥‥お仕事二日目。頑張らなくちゃ、だぁね♪(かぱんの中には大事な原稿。お仕事は其れを届ける事にある!) [Tue 25 Jul 2006 11:33:43]
お知らせ > アル@臨)書さんが入室されました。 『(堂々と迷子になってるようななってないような子、地図片手に―‥‥)』 [Tue 25 Jul 2006 11:31:57]
お知らせ > ソフィア@セラさんが退室されました。 『辿り着く場所は、どうせひとつだけなのだし。』 [Tue 25 Jul 2006 02:23:26]
ソフィア@セラ > (クロコさんのことといい、かみさまの御業といい―――私にも運が向いてきたのでしょうか? なんて考えながら、久し振りにメモ代わりにしてた木製のボードを取り出してみた。 新しい企画を始めるにはうってつけの空気。 目標多すぎて次はどの方面に手を出すかも決めちゃいないのだが、この流れに乗って思いついた端から進んでみようじゃないか。) [Tue 25 Jul 2006 02:23:02]
ソフィア@セラ > ・・・・それに”教授”の学説だって証明できるかもしれませんし。(全くの異流派である彼の技術を知る機会があれば、照らし合わせる事によって両者の根源に迫ることも出来る。 流儀の違う(そして頭の固い)魔法使いと出会うと高確率で論争気味になるだろうから、気軽に話しかけられる間柄ってけっこうな希少価値だと思うのだ。) [Tue 25 Jul 2006 02:20:10]
ソフィア@セラ > (まぁそれでも近くに置いたのは、その有能さ勤勉さだけでなく、何か予感じみたものがあったからかもしれない。 自己紹介を聞くまでも無く一目見れば判る。 彼は表の街のルールから多少はみ出した存在だ。 あの子にならばいつかは自分の正体を、目的を明かせる気がする。)手伝ってくれるかどうかは―――無理強いする訳にも行かないんですけど。 [Tue 25 Jul 2006 02:11:41]
ソフィア@セラ > (それでも、セラの古参の導師たちはほっとした様子ではあった。 お転婆ソフィアも漸く教える側に回ったか、というのだ。  彼の得意は殆ど独学・新流派といってもいい高速詠唱による魔術、此方は時間と確実性を持って良しとするゴーレムメイカー。食い合わせとしてはこれほど酷いものも無いのに、と思う―― 孫を見るようなあの顔想像すると休憩中なのに疲れてきたりしてちょっとがくり。) [Tue 25 Jul 2006 02:07:25]
ソフィア@セラ > あの子が来るお陰で適度に緊張できてる、ということかもしれませんね―――(目を閉じて疲れ癒しつつ、思い出すはレキオと名乗った少年の姿。 実際の所好調の理由は、日常やら食事やらの欠陥をびしばし指摘されて生活習慣が改善されているからに他ならなかったりして――今の所は弟子を採ったとかお手伝いさん雇ったってより相互補完っぽい状態かもしれない。) [Tue 25 Jul 2006 02:01:43]
ソフィア@セラ > (それ程特別な要因があったわけでは無いと思うのだが、気力・体力どちらも程よく充実した感じだ。椅子の背凭れに寄りかしてきされてかりつつ、目の前に積みあがった書類の山を見てるとつくづくそう思う。 整理の仕事も効率よく進み、何時もよりちょっと素早い休憩の真っ最中。 近況を思い起こすという滅多に使わない機能を稼動させる余裕さえあった。) [Tue 25 Jul 2006 01:56:42]
ソフィア@セラ > (色間違えて調子悪そうだ・・・・!) [Tue 25 Jul 2006 01:56:14]
お知らせ > ソフィア@セラさんが来ました。 『最近すごく調子がいい。』 [Tue 25 Jul 2006 01:53:50]
お知らせ > アイリ@騎士団さんが帰りました。 『 サロンに入った途端、団員達に拍手で出迎えられて面食らった。 』 [Sun 23 Jul 2006 22:41:46]
アイリ@騎士団 > ( 長い思索を終えて改めて背筋を伸ばし、寮に向かう。 今日の仕事は一先ず終わったし、サロンでお茶でも飲んで自室に戻ろうか。 昨年末の事件で邸宅を無くして以来此処に部屋を借りているが、いい加減家を建て直して出て行く程度の予算はある。 それも考えたのだが、清貧を謳うという意味でこのいまいち質素な寮は非常に理にかなって機能的だし、緊急の呼び出しにも対応できる。 有事には長時間プライベートの無い集団行動をする事になる騎士にとって、案外悪くは無い気もしてきた所だ。 ) 兎小屋みたいでは、ありますけれど。 ( はじめて宛がわれた部屋を見た時は軽い眩暈がしたものだ。 ) [Sun 23 Jul 2006 22:24:01]
アイリ@騎士団 > ( 派手な就任式の類は無い。 形式上の肩書きは変わらないのだから。 ただ当然の如くそれらしい話が上層部から徐々に伝わっていくだろうし、問われればそういう話があったという事を隠す理由も無い。 仕事は今までどおりで―――少し、街道警備を引き締めるか。 野宿も苦ではないこの季節、街道は野盗の類が出ない事も無い。 人間同士の戦争もなくヴェイトス市が裕福になってきているとはいえ、そう単純ではないのが現実だ。 ) ……そう、現実だ。 先ず貴女は其処に立て、豪天寺艶子。 ( 廊下を一人歩きながらふと窓の外に目をやり、不意に呟いた。 理想を口にするだけ、空想でできた楽園ほど都合がよく、そして現実味の無いものは無いのだ。 それをすぐさま求めるのは都合の良すぎる話。 ) 100年でも、1000年でも、辿り着くまで進むことだ。 ( 後に続く誰かが屍を乗り越えて辿り着くと信じて。 我々はその現実的な布石で良い。 ) [Sun 23 Jul 2006 22:06:44]
アイリ@騎士団 > ( あれから幾らか時は流れ、幾つもの戦いを経験してきた。 それは個人的に剣を振るう戦いであったり、大規模な人間を動かす作戦であったり。 ようやく実績が名前に追いついてきたという事だろう。 未だ若輩ではあるが、代わりが居ないというのなら退く理由も無い。 認められて其処に立つということは誇るべきことだ。 其処に居る必要性を認められ、成すべき事と期待される事が一致する。 迷わず進めということ。 ) [Sun 23 Jul 2006 21:57:10]
アイリ@騎士団 > ( 当時の事を考えるに、平和なヴェイトス市において自警団に比べて存在感の希薄だった騎士団にとって、竜殺しの若い騎士という華々しい言葉は魅力的だったのだろう。 絶好のプロパガンダだ。 依頼人側が証拠として街まで運んだ巨大な竜の首もアピールとしては絶好の材料であり――――未だに誤解があって居心地の悪い話ではあるが、最初の竜殺しに限っては別に騎士団だけの手柄でもなければ間違っても単独撃破などではなかった。 騎士団からはもう一人腕の立つ騎士が参加していたし、魔術師の手助け無しにあの成果はありえなかった。 ) …そも、私は立って帰ることもできなかった。 ( 竜の口の中で背中に牙を突き立てられ、ブレスを吐く寸前の熱風の中で窒息しかけていたのだから。 はっきりいって最初から最後まで囮に徹していた。 それでも自分の名前ばかりが取り上げられるのは、話題性の問題だったのだろう。 ) [Sun 23 Jul 2006 21:51:39]
アイリ@騎士団 > ( 「実質的」が被ってて超カッコワルイ_| ̄|○ ) [Sun 23 Jul 2006 21:44:47]
アイリ@騎士団 > ( 『実質的な昇進だと思いたまえ』 実質的な上官に当たる千人長はそう言った。 今朝のことだ。 肩書きこそ百人長のままだが、発言力がより大きくなると。 むしろ今までが百人長というポジションにしては不相応に低かったと言って良い。 騎士就任1年やそこらで異例の昇進だったのが理由だ。元々慢性的な騎士団の人材不足の折に周ってきた不相応なランクだった。 ) [Sun 23 Jul 2006 21:43:58]
お知らせ > アイリ@騎士団さんが来ました。 『 【回想】 』 [Sun 23 Jul 2006 21:39:27]
お知らせ > ザッハトルテ@書籍Gさんが退室されました。 『 …珈琲でも淹れましょう か 。( 今は他に、打つ手も無し。 )』 [Sun 23 Jul 2006 03:23:48]
ザッハトルテ@書籍G > ( 「予算が」「赤字が」「信用問題」「今回ばかりは仕方がない」「急を要する」 ――そんな単語が幾つも幾つも、トップから下っ端までの人の間を往復する。 人の間で切迫した空気にただひとり馴染めなかったヒトデナシは、ぱち と瞬きをして ) [Sun 23 Jul 2006 03:23:11]
ザッハトルテ@書籍G > ――…ああ。 そう云えばあったな、そんなのが。 ( 半月ほど前、アマウラ出身の紙漉き業者が日頃の懇意だとかで持ってきた、何ぞ穀物を焼いた食べ物。 ショウユセンベイとか云うそれを、自分は口にはしなかったけれど。 どうやら、それを――すっかり湿気にやられて変質したのを、気にせず夜食に喰った手合いがそろって腹を壊したそうな。 因みにダイイングメッセージとしてセンベイ≠濡れ煎餅≠ネる書き残しがあったとかなかったとか。 …何の事だか意味不明。 ) …参ったね。 ( 口をついて出てくるのは、やっぱり何処か他人事。 ――――と、 )    ( 狭い路地に轍の音が響いた。 窓から外を伺うに、雨は止んだようだけれど――…馬車? 誰かがそれを知らせると、それまでトップと問答していた職員の中でも比較的重鎮が、上着を引っ掴んで出て行った。 呼びつけた馬車の行き先はどうやら、斡旋所―― ) [Sun 23 Jul 2006 03:18:02]
ザッハトルテ@書籍G >  …………    ( それこそ水をぶっかけられた犬毛玉のよな、単眼の瞠目 ) 食中毒、 ?   [Sun 23 Jul 2006 03:08:07]
ザッハトルテ@書籍G > ( 小さな団体ではあるから、元から人は多くない。 何時にも増して人の気配の少ない空間で、慌しさや騒がしさが常と変わらないのは減った人の数の分、残った者が騒ぐから。 何かの競技でひとりが退場したならば、各自1.1人分尽力せよ=@だとか、そんな精神論があるそうだが――それと同じ状況が、此処で再現されている。 この場に居ない顔ぶれを苦労して思い出すに、強いられる努力はひとり頭3人分くらいだろうか。 ) …… 居ないんですか、彼も。 ( 昨日、急ぎの書簡でひとを呼びつけた職員の。 此処に来て依頼人から新たな要望があったからと、その打ち合わせに来たのだけれど――吐いた口調に言葉ほどの色も無く、 ) …困ったな。 来たは良いのに用が無くなってしまった。 ――…何があったんでしょう。 ( 手近で書き物の手を止めた男性に。 ) [Sun 23 Jul 2006 03:05:17]
ザッハトルテ@書籍G > ( …もう充分だろう。 玄関口に置いてある、帽子掛けのフックに濡れた羽織を引っ掛ける。 ――あれ≠熕l間、これ≠熕l間。 伝わる血の音無き声を投げ遣りな気分で受け流して、そこで ふと。 ) こんなに――少なかったっけ。 人げ… もとい、…人。 ( ざわついた空気の中、間の抜けた己の声がぽかりと弾ける空気の泡のように。 ) [Sun 23 Jul 2006 02:53:52]
ザッハトルテ@書籍G > ( 水っ気を落としきるまで此処から先に入って来るなとまで言われた。 まるっきり犬毛玉扱いなんじゃないかとすら思う――どう扱われようが、損ねる機嫌も無いのだけれど。 ) …………  。  ( 被せられた大判のタオルの一端を握り締めて、がしがしと手早く髪を拭い、違和感の正体を探る。 居住区なら近所迷惑の音量で進行状況を問い質す声、誰かがうっかりぶつかってばさばさと崩れ拾われる紙の塔。 …毎月恒例、だと思う。 片側に毛先を集めて軽く絞り ) ――――――――…    ( 蚊帳の外から覗き見る、急いた声と足取りは生き急ぐ人間の群れ。 零れ落ちる砂の一粒の価値が、此処と向こうではまるで異なるのだと、こんな時にも思い知る。 そうでなくても、例えば――…去年の今頃所帯を持ったのだと言うあの職員は、たかが1年で随分老け込んだ。 仮に3年後の話、ひとりだけ一向に老いの訪れないヴァーシャ出身のアルビノイア。 その時彼らの目にはどう映るのだろう――…3年後も未だ在る≠ゥなど、想像する気にもならないけれど。 )  ( たっぷりと雨を吸った羽織の肩をタオルで叩いて。 布地を傷めるから擦り取ってはいけないと教えられたのは、何時ぞやの洋装店の針子嬢からだ。 ) [Sun 23 Jul 2006 02:46:15]
ザッハトルテ@書籍G > ( 一週間もすれば、7月も終わり盛夏の季節。 必要最低限の人員だけを抱えたちっぽけな職場は、月末を迎えて蜂の巣を突付いたような慌しさ。 早足で机と書棚とを往復する女性職員などは対向する別の職員を跳ね飛ばさんばかりの勢いだ。 何時も通り、何ひとつ変わらない光景――…の、筈なのだけれど。 …何がどう違うと言うのだr ) ――…べ。 ( いきなり、視界いっぱいに広がる何か覆う白いもの。 手をやりながら ) 傘、きらいで――…  ええ。 申し訳ない。 ( 紙束の山に湿気は厳禁、雨晒しになって歩いてきたのが御気に召さなかったらしい。 気をつけます=A守る気も無い口約束。 ) [Sun 23 Jul 2006 02:23:45]
ザッハトルテ@書籍G > ( 後ろ手に閉めた扉が、背後でざあざあとさざめき続ける雨の音を断ち切った。 ――…かちん。 閉じ切らなかった扉が躊躇いがちに僅か、外側へと開いてしまう。 ノブを捻り直しながら横目で見た壁は長年の雨による染みで黄ばんでいるし、何だかんだで古い建物。 安普請を買い叩いたと云うのが専らの噂、夏場に時折足首だけの朧な影が見えるとか、そんな噂は泊り込み職員が生んだガセだろうが。 ) ――――…   。  ( 確りと扉を閉めたのを目視してから、前方へと向き直った。 違和感に気がついたのはその頃。 ) [Sun 23 Jul 2006 02:13:37]
お知らせ > ザッハトルテ@書籍Gさんが入室されました。 『( 気圧の変化と軽い違和感 )』 [Sun 23 Jul 2006 01:57:12]
お知らせ > 艶子@騎士団さんが退室されました。 『 そこで救えなかった人を見て捏ねた駄々は、所詮駄々でしか無いと悟った7月13日。 』 [Thu 13 Jul 2006 03:18:38]
お知らせ > アイリさんが帰りました。 『 だから、其処から零れ落ちる人々を私達が一人でも多く救うのではないか。 』 [Thu 13 Jul 2006 03:16:11]
艶子@騎士団 > …………。 ( 襟首を掴まれ、睨みつけられ。…… 思わず臆した。 それが手一杯だというのか、そんなんじゃまだまだ全然足りないのに、それが手一杯だっていうのか。 ) アイリ、様……。 わ、私………。 ( 信じたくない。私は確かに見下している。身内だけが手一杯で、それ以上を守れぬ人々を。それが限界だというのか。 ) ……………… 嘘だ。 ( バタン、と閉じられる扉を見る。部屋に一人残された私はがっくりと両膝を突いた。 ) そんなの、嘘だ……ッ。それじゃあ、どうしようもないじゃないですか……。 アイリ様、そんな事言わないで下さい…。 貴女が、貴女が一番言っちゃいけない言葉です。一番、貴女から聞きたくない言葉です。 ( 最早声は届いていないだろう。それでも呟き続けた。 ) [Thu 13 Jul 2006 03:13:42]
アイリ > ―――――…都合の悪いのもばかりを並べてッ…貴女は何を見ている!! ( 振り返り、反射的に彼女の襟首に手が伸びた。 なんだというのだ、この偏った視野は。 ) 蔓の怪物の事件の時、自警団がしていたこと! 大聖堂がしていたこと! 日々営みを続ける農民、商人、職人、漁師、学者、芸人ッ!!! 彼らが何も守っていないというのか! 家族を、友を、それで手一杯で何が悪い!! アンフェア? 当たり前だ! 彼らの尊厳にかけて、訂正を求めます!! ( 今度こそ明確な意図を込めて睨みつける。 それが見下しているのだと。 剣を振り回す事しか知らない夢想家め! ) …知るものですか。 自分の尺度で決め付けて、勝手に押し付けて、誰にも理解されず野たれ死ねば良い。 ( 突き放す言葉と共に、今度こそ扉を開けて部屋を出た。 )  [Thu 13 Jul 2006 02:57:54]
艶子@騎士団 > じゃあ、この街は一体誰が守るんです……ッ! アイリ様ですか、シスター・ジャスティスですか!アレックスですか! …私ですかッ! 違います、この街の人間です! ( 所詮、私達は他所の国の人間に他ならない。それともヴェイトス市なんてものは存在しないのだろうか。ヴェイトスはクリスティアのものであり、アマウラのものであり、アングリマーラのものであるのだろうか。 ) お願いです、アイリ様…っ。私はこの街が大ッ嫌いです。 ただただ子供や老人や弱い人間が為す術もなく搾取されるだけのアンフェアな街が大ッ嫌いなんです!私はそれを変えたい、変える為に王になりたい! 尊敬なんて要りません、必要ならそうなるよう計らいますが――っ。 ( 席を立ち、後を追うように。 ) 私の秤で測るのが駄目だというのなら、私は一体どうしたら…。教えてください、どうかっ! …… お願いします、助けてください…。 [Thu 13 Jul 2006 02:45:47]
アイリ > 何もかもが勝手な理想論じゃないですか。 さっき言った通りです。 彼らの都合を貴女の秤で測っているだけですよ、それは。 農夫に戦う準備に時間を割けと言えますか? 物書きに誰かと戦う為に鍛えろと言いますか? 生きる糧に困る人に他人の世話を焼けと言うのですか? 彼らが思考停止しているなど、貴女の思い上がりです。 ( 一拍、先に席を立った。 聞くに堪えない愚かな話だ。 ) 上から見下ろした目線でしょう。 貴女は王になると言いましたが、其処に民は居ますか? 貴女の目指すビジョンにあなたを尊敬する民衆の姿はありますか? …本当に貴女は大きな口を叩いて独りよがりに周囲を巻き込むばかりだ。 ( これ以上話す事は無いと言外に言葉を打ち切り、背を向ける。 彼女が頑なに変わらないのなら、奇縁もここまでだ。 ) ―――なまじ腕が立つだけに、本当にたちが悪い。 [Thu 13 Jul 2006 02:33:20]
艶子@騎士団 > ……… そうですか。 ( でもどうせこの目はもう見えないのだから、と投げた気持ちもある。それとも一度本当に見て貰った方が良いのだろうか、治る見込みがあるのなら…。 ) 私ならきっと行くでしょう。それは死ぬと判りきった闘いに向い、最後まで屈しなかったという自分への陶酔に他なりませんが。 ……違うんです。勿論、良いですよ。怖ければ逃げますし、私も逃げた事があります。どうして助けられるように普段から出来るだけの努力をしないのかと、私は思っているんです。 ( 武器が無いのなら武器を持てば良い。それでも足りないのなら徒党を組めば良い。もっとも、そのままではスラムという土地柄で犯罪集団になってしまいそうだが。 ) …何も出来ないと思考停止してしまっているままのように私には見えるんです。 何も出来ないのなら、出来るようになるにはどうしたら良いのか。それを考えようともしない。 [Thu 13 Jul 2006 02:22:44]
アイリ > 私が憶測で答えてどうなりますか。 私には貴女の考えは分かりませんし、直ぐにでも最善の治療を受ける以外の選択肢を考え付きません。 センチメンタリズムですよ、それは。 ( 大人気ないという自覚はある。 だがそれで良いと思っている。 一番たちの悪い考え方だ。 無自覚の方が幾らか救いがあるというものだ。 自覚して直れば良いのだから。 大方の事情と考えを聞いて、不思議とだいたい想像通りでそれ以上の感想は出なかった。 ) 子供を襲っているのが私で、さらに貴女が武器を持たぬ徒手空拳だったらどうですか? 私のほかにレイ・シェリダンとジャスティス・ブラウニーもつけましょうか? 子供を助けられますか? 貴女も無事で居られますか? 死ぬか逃げる以外の選択肢は見つかりますか? それが彼らの心境ですよ。 誰もが子供を哀れだと思いながら出来ることとやりたい事を秤にかけてそういう結論を出すのです。 外国人だとかは関係ない。 彼らの都合を貴女の秤で測らない事だ。 ( 睨むように視線を返し、胸の前で腕を組んで背筋を伸ばす。 ) [Thu 13 Jul 2006 02:03:16]
艶子@騎士団 > ……スラムの人達は助けを呼ぶ子供の声に耳を貸さず、誰もその子を救おうとしませんでした。助けを呼びにいこうともしませんでした。 ――この街は、ヘンです。皆心のどこかでそんな意識を持っている。 自分の生活で手一杯なのは判りますが…… アイリ様はどう思われますか。 ( 片方だけの瞳が真っ直ぐに相手を見る。まるで縋るようでもある。 ) 貴女の隊はこの街の為にとても立派に活躍なさっています。けれど、貴女はクリスティアの人。ヴェイトスの人はそんな異国の人達に頼ってばかりで、自分達では何かをしようとはしません。 私も海を隔てた異国の人間ですし、この町に移民が多いのも知っています。ですが……。 [Thu 13 Jul 2006 01:50:58]
艶子@騎士団 > そんな事を―― 彼女が。 ( アレックスらしいと言えばそうだ。そして自分の行動を振り返ってみる限りでは、そうだろう。一瞬、塞いだ劣等感が顔を覗かせたが、もう一度暖かいミルクティーを飲んでそれを沈めた。甘さと、熱で。 ) 名誉の負傷では無い事は確かです。というより、そんな名誉ある傷は―――………… ( そして思い返してみる。今まで追った傷の数々を。そうして、一つの事実に気付いた。 ) …いえ、そういえば… この瞳の傷だけです。誇ろうと思わず、きちんと治そうとも思わず。何故でしょう、アイリ様…。 ( 不思議な感じ、ヘンな感じ。上手く説明できない。 ) 大人気ない事をしたとは思いますが、反省までには至っていません。私が挑んだ決闘はまだ終わっていませんから。…間違っていたかどうかはその後判断します。 [Thu 13 Jul 2006 01:49:03]
アイリ > ――――アレッサンドラが言っていました。 貴女はその場その場の感情で無責任に周囲を巻き込む人間だと。 なるほど、判る気がします。 ( その上で勝手に自分の中で都合をつけて開き直るのだ。 以前は見えなかった彼女の悪癖がようやく見えてきた。 ) 共感できませんね。 怪我は怪我です。 痛みは命の危険を知らせる身体からの警告。 そしてその傷は名誉ある負傷にも見えない。 ( ただの自業自得だ。 遠慮の無い言葉を投げかけて、カップに口を付ける。 ) 反省は無いのですね。 間違ったことをしたという意識は。 ( 幾ら聞いても彼女の言い分に共感する部分は無く、弁解する余地も思いつかない。 続く話の続きを促して押し黙る。 ) [Thu 13 Jul 2006 01:35:34]
艶子@騎士団 > いいえ、疚しいことなど。機を見て見舞いにでも行ってやろうかと思ってるぐらいです。 ( 最初に言った事と矛盾しているが、つまりはぐらかそうとしたのだ。 ) まぁ、瞳の一つでもくれてやらなくちゃ相手は納得しないんじゃ無いかってのも有るのですが…。 アイリ様。…傷の痛みはとても心地よいものです、下らない事を考える余裕を無くしてくれる。もっとも、それに耐え切れず痛み止めの酒を欲しがったりもしますが。 ( 今もぎしぎしと痛む、この右目。茶を運んできた随員に軽くお辞儀をして、カップを手に取った。 ) ……はい、仰るとおりです。最初から刀を抜く積もりでしたし、殺す気まではありませんが…最悪どちらかが死ぬかもしれないとは考えていました。「従わなければ殺す」のでは無く、若しかしたら従っていようが私は剣を抜いたかもしれません。 ( 一口、そのミルクティーに口を付ける。何故かと問われれば、それはアイリに聞きたかった事にも繋がる。ゆっくりと口を開いた。前置きの長い話を。 ) ……アイリ様。私が初めてこの街に来たとき―― 子供が襲われ、殺されそうになっていました。スラムでの話です。 [Thu 13 Jul 2006 01:28:28]
アイリ > 何故? 合意の下に行った決闘の結果なら堂々と同じ病院に行けば良い。 疚しいのでしょう、貴女は。 若しくは顔をあわせるのが怖い程怯えているのか。 ( ソファに座った彼女の表情を注意深く観察しながら対面に座った。 少し遅れて扉がノックされ、随員がミルクティーを2つトレーに乗せて運んできた。 時間が時間だけに、ミルクを入れたのだろう。 ) ……艶子さん。 豪天寺艶子。 それは決闘でもなんでもない。 合意も無い、立会人も無い、ただの暴行か通り魔だ。 いったい何故そんな事をしたのかと問いたかった。  [Thu 13 Jul 2006 01:17:56]
艶子@騎士団 > 斬った相手が中央病院に入院しているので。私も行ったんじゃ相手が治療に専念できないかと思って――― というのはダメですか? ( 聞かされるハンデに対し熱を感じる私はきっと変態なんだろう。 ) 自警団も雷電も関心が無い、と言えば嘘になるでしょうが、深くは触れたくないようで。多分、流れてる話が不鮮明なのはそのせいだと思います。 ( 半分が自惚れなら、もう半分は?傭兵は少しだけ微笑んだ。 応接間に通され、椅子に座ろうか。…この”ソファ”というのはどうにも慣れないのだが。 ) はい。最初は一対一を望んでいたのですが、斬った相手の親友―― と言いましょうか ( 愛人なのだろうか。彼女達の仲はちょっと判らない。親友以上の何かを感じる。 ) 彼女が途中で武器を取りに走り、それも一興かと思って受けました。ですが、立会人が居なかったのは…… 確かに、うっかりしてました。 [Thu 13 Jul 2006 01:10:32]
アイリ > 直ぐに市病院に行けば幾らか良い治療も受けられたでしょうに。 ―――剣士には大きなハンデになりますよ。 ( 振り向きもせず、いつもの声色で淡々と告げる。 距離感が掴めないのは本当に致命的だ。 「気配を読む」だの「感覚を研ぎ澄ます」だのは所詮、五感の中で最も目を使う人間の感覚としては頼りきれるものではない。 ) 半分は自惚れですね。 仕事の片手間に調べてみた程度です。 なにより、聞き及ぶ事のあらましが不鮮明過ぎて当事者にでも聞くしかなかったという話です。 ( 一息置いて応接室の扉を開く。 中は小さなサロン程度の大きさの一室で、ソファとテーブルが部屋の真ん中に置かれている。 ) 「決闘」だったと聞いています。 同時に「二対一」であり「立会人は居なかった」とも。  [Thu 13 Jul 2006 01:01:19]
艶子@騎士団 > はい。友人と斬りあって、その時に。 ……意外に不便です。 ( この暑い季節、髪を切って正解だと思ってはいたが、まだちゃんと切り揃えて貰っていないので良く見ると毛先が大変な事になっている。勿論、それを気に留めていないから誰かにちゃんと切って貰ったりしないのだけれど。 きっと彼女の事だ、何があったのかは大体でも知っているのだろう。 ) ……自惚れた事を言いますが、心配して下さったのですか。 ( 応接間への廊下の途中、後ろを歩く傭兵がふとそんな事を尋ねた。 どうも色んな場所を探してくれたみたいだ。 ) ――ええ。相手にも足に深い傷を負わせました。 [Thu 13 Jul 2006 00:52:42]
アイリ > ―――――…眼、どうしました? 砦の後ですね。 ( また大胆に髪を切ったものだというのが第一印象だったが、歩み寄って直ぐにその生々しい怪我が目に入った。 原因の察しはついているが、聞かないのも不自然な話。 単刀直入に訪ねてみる。 戦いを生業とするなら、いつか自分もああいう怪我をしても不思議ではない。 事実以前野盗を相手に戦って眼の直ぐ下にナイフが刺さった事もあった。 表情を殺して極力事務的に振舞う。 ) ヴェイトス市病院にも行っていないようですね。 聞きたい事は此方にもありますが―――場所を変えましょうか。 ( こんな所で立ち話もないだろう。 人を払い、廊下の奥に続く応接室へ招いて先に歩く。 ) 面倒を起こしたようですね。 情報が偏っていて正しく伝わっているかは分かりませんが。  [Thu 13 Jul 2006 00:45:44]
艶子@騎士団 > ( 何の気無しに天井を見上げていた目を落とすと、そこにはアイリの姿があった。 「こんばんは」じゃなくて、ええと。 ) ごきげんよう、アイリ様。 ( 一度見て覚えた挨拶を、不慣れでも使う。そしてお辞儀を一つ返した。 ) こんな時間にすいません。 ――え、ええ。最近引越しまして… でも、届け出とかそういう大事な事、済ませていませんでした。お手数をお掛けしまして申し訳ない。 ( 勿論、自警団の知り合いが前の住所を尋ねていたことなども知る由も無い。 ) ……… あの…。今日は、貴女に聞きたいことがあって…。 [Thu 13 Jul 2006 00:38:18]
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