大聖堂 参加者 なし ROM 1人
お知らせ > トニィさんが退室されました。 [Sat 2 Dec 2006 03:17:09]
◆トニィ > ( ちっちゃなコロからワルガキで。 生きてゆくために何でもする。 タスケテ なんて言ったって、カミサマってやつにお願いしたって ダメだって知ってるんだ。 ) オレは15でワルと言われてたかな・・・。 ( 考えるのが面倒になったので やめよう。 とりあえず 自分で自分の名前をつけたときから、既にすべてがにくったらしく見えてたのだけは、真実。 ) [Sat 2 Dec 2006 03:17:05]
◆トニィ > ( ここでお祈りのひとつや二つ、してゆくべきなんでしょうが。 ) ハイハイ イタダキマスヨー。恵まれない、黒猫サマにアイノメグミヲー。 ( っふっと息で火を消せば 猫は先ほどまで輝いていた蝋燭を手にした。 ) ・・・・ ずらかる。 [Sat 2 Dec 2006 03:14:52]
◆トニィ > ( 猫は気づいたら生きていた。 気づいたら食っていた。 気づいたら・・・ 気づいたら一人だった。 ) カミサマっつーのがいるんなら、オレのようなハスッパモン、生まれねェ。 ( 平等 平等 。 そんな世界じゃないくせに。 ) ご大層に火は常に灯してるってか! んな金あんなら、クソダメで生きてるガキ達に、パンの10個はくれてやれるだろうが!!! ( あんな綺麗な蝋燭。 いったいお値段はおいくらかしら。 ) ・・・・ ( 祭壇の前まで 猫は現る。 ) [Sat 2 Dec 2006 03:12:45]
◆トニィ > ったく、こんなトコに居たら毛が逆立っちまうぜ! ( どの宗教にも属さぬ猫は身震いをした。 男の約束は必ず守る それが猫の心情で約束。 しぶしぶ現れたのは良いけども。 ) あー・・・・ とっとと終わらせて帰るか。 ( 何処にも属さぬ猫は、何処も嫌いであった。 特にこの、宗教は。 ) [Sat 2 Dec 2006 03:09:36]
◆トニィ > あーやってらんねぇ! ( 言わなければ良かった。 ) 誰だ!ジャンケンで負けたやつがここに来て、蝋燭一本盗んでくる なんてェ遊び考えたヤツ! ( 無論自分である。 嫌な事は忘れるタチだ。 ) [Sat 2 Dec 2006 03:07:09]
お知らせ > トニィさんが入室されました。 『( 場所と雰囲気がそぐわぬ猫 )』 [Sat 2 Dec 2006 03:05:43]
お知らせ > Ghostさんが退室されました。 『我が家が待っている。』 [Mon 27 Nov 2006 04:26:59]
◆Ghost > (何の拍子か、不意に瞑想から解放されるタイミングは不明。直感的な満足度に因るものか。そっと瞼を落とす一つの瞬きと共に双眸を開いた。右へ左へと視界を泳がせた後に前列の背凭れに片腕を添えながら身を起こしては、杖を組み立てる。勢い良く伸びた杖の先が椅子に衝突し、自棄に煩い物音を礼拝堂内に響かせると口元に笑みを点しながらゆっくりと通路へと戻った。)さぁ、そろそろ帰ろうか。(独り言を乗り良く呟き落とせば、通路の中央で向きを出口側へと反転させる。そして、コツコツと杖が道を探しながら歩みを進めては、長い長い帰路への道程へと―――) [Mon 27 Nov 2006 04:26:48]
◆Ghost > (何も聞こえぬ音、耳をかすめるのは風の音色のみ。主を象徴する十字架の方面へと向けた真っ暗な視界は方向の正確さに不思議と自信を抱くと片手の指先で胸の前で十字を丁寧に切る。そして、ゆっくりと瞼を落とすとただ無心とならずに決まった祈りの文句を心中で唱える。数分程は祈りに捧げ、双眸と唇を閉ざした侭、両腕は杖を軽く握り締めた侭で瞑想を。最終的に無心となれば、暫くは意味も無く其の状態を宗教上の“主”へと向けてか、維持し。) [Mon 27 Nov 2006 03:58:33]
◆Ghost > (指先が木材を伝い、其の形を指の腹で確りと確認し把握しながら漸くの事で背凭れに辿り着くと左手は其の箇所を軽く握り込み。杖の先で通路を確保しては軽く半身を椅子にぶつけながらも漸く目的の場所へと辿り着くか。フゥ、肩で溜息をつき一旦左右を見渡すように顔が揺れては杖を両手で掴む。弾けるような煩い物音と共に杖を幾つかに折り畳むと漸く身を休めるように背凭れに背を預け。杖を片手が握る侭、視界は恐らくは十字架の掛けられた方向へと向かう。何も言わず、暫くは放心したかのようにただ呆然とした表情で奥を見えぬ双眸が見遣り。) [Mon 27 Nov 2006 03:38:04]
◆Ghost > (依然空気中を探り続ける片腕。何も無い、空気ばかりだと視界を失った双眸を不思議そうに険しく微かに細めては軽く首を捻り。一旦左手を下ろしては今度は代りに杖が180度の方向へとまた短い間隔の物音を喧しく堂内に響かせた。椅子の所在を探るように、床、床、床――。次の瞬間床以外の何かに杖の一部が衝突するのを感じては「正解だ」と小さく満足気に呟き、口元を微かな笑みに柔らかく歪ませて。そして、左手を再度伸ばすと長椅子の背凭れを探るようにやや苦戦しがちに椅子の脚の辺りを指先で辿り始めるか。) [Mon 27 Nov 2006 03:14:50]
◆Ghost > (大聖堂の中、夜の散歩紛いに通い慣れた礼拝堂へと向かう。覚束無い視線と足取り、ふらふらと身体を左右に揺さぶりながら其の入り口に立っては杖で一歩先を確認するように何度かコツコツと短い間隔で物音を立てながら障害物の無い事を確認しながら、歩みを進めて行く。奥に掛けられた巨大な十字架へと祈りを捧げんとすべくに空いた左手は空気中に伸ばされ、長椅子の場所を捜し求めるように時折指先を蠢かせては先を探り。長椅子同士に挟まれた中央の通路を酷く遅い歩みで中程まで何とか進むと其処で脚を止め、立ち止まった。) [Mon 27 Nov 2006 03:04:55]
お知らせ > Ghostさんが入室されました。 『(礼拝堂。)』 [Mon 27 Nov 2006 02:58:09]
お知らせ > 維言さんが退室されました。 『 …あべしっ とかは、言わせないで欲しい所です。 ( ともあれ。仕事はまだ終わらずの。 )』 [Sat 25 Nov 2006 15:54:20]
◆維言 > ……流石に、それは無いと思いますけれど。 ( 殴る→頭が飛ぶ。 そんなコンボが生々しく浮かんだ夕刻。 肩の震えを止めて、そんな所は真顔で。 ) …その辺りは、どうかお手柔らかに。 ……力になれたなれば、幸いです。 ( カップを厨房の方に返したら、共に聖堂の廊下へと。 分かれ道で、もう一度頭を下げて。 ) [Sat 25 Nov 2006 15:52:49]
お知らせ > ジャスティスさんが帰りました。 『モヒカンかぁ……世紀末ね』 [Sat 25 Nov 2006 15:43:42]
◆ジャスティス > (……しばらくは、肩を震わせる相手を、酷いものでも見るように、情けない表情を浮かべて) まぁ、殴らせて、といって良いよ、と言ってくれるような相手なら、白確定って感じですね) あはは、カチコミはカチコミで近所の人たちが盛り上がりそうですね。 (そして、人差し指立てる相手の仕草にはいたずらっぽく笑う) 此方こそ、噂の一つについては情報も固まりましたし。 それじゃあ、そこまで。 (コップ拾えば、二人が別れる場所まで……と指をさして……) [Sat 25 Nov 2006 15:42:16]
お知らせ > ジャスティスさんが入室されました。 [Sat 25 Nov 2006 15:38:46]
◆維言 > ………。( ごほ。 お茶噎せかけた。 俯いて、暫し肩が小刻みに震えたけれど。 ) …力強い噂が多いのは、確かな事。けれど、妙齢の可愛らしい女性と知って、逆に驚かれた事も御座いましょう。 ( 堪え切れなかったものが、くく と肩を震わせて。 口にする言葉は、ほんの少し冗談めかし。 ) …お手柔らかに。向こうも、中々の手錬ですから。 ( もしもの安泰を願って、音にはせずに口の中で聖句をひとつ、呟いた。 砕かれないよう、要注意。 ) 今度、またお邪魔致します。教会の方にも。 ( カチコミならず、と付け足すのは、また冗談の範囲内。 こほん、と咳払いひとつ。 ) …そうですね。その折には、是非。 ( つられたように、ちらり 視線を軽く向けてから。先の楽しみは、今はお預けの事。示すでもなく、人差し指を軽く、唇に当てると ) そうですね。シスターもまだお勤めも御座いましょうし。私も、準備に掛かりますから。 …お話、有難う御座いました。 ( 空にしたカップを手に立ち上がると、一礼し。 ) [Sat 25 Nov 2006 15:38:26]
◆ジャスティス > そうですね、とりあえず、ゴリラだと思っていた、というゴカイは減りつつあります。 (ほっと安堵のため息一つ) そこは一つ、聖属性の拳で。 (聖属性にあらず。手をにぎにぎ) あっ、あらいやだ。ごめんあそばせ……。 (ほほほ、と口に手を当てて苦しい笑いをして) 無事に聖誕祭を迎えられたら、その後打ち上げでもしましょう、ぱぁっと!しかられない程度に。 (ついつい大声で言ってしまって、気が付けばお局様の方を見てすぐ顔を背ける) …………そ、それじゃあソロソロ行きましょうか [Sat 25 Nov 2006 15:31:12]
◆維言 > …中々、聖職者オーラとか難しいですよねと言います。 シスターは、そろそろ…お名前も知られているでしょうけれど。 ( 暗黒街のシスターと言えば、名前も出て来るもの。 軽く片目を細めて。 ) ……会いましたから。 もしも遭遇する事があったら、事情を聞いて差し上げて下さいと言います。見た目は凄く怪しいですから、銀を当てるなり聖水ぶっ掛けるなりは止めませんと言います。 ( カップを傾けながら、微妙な酷い事をきっぱりと。この辺りの疑いは晴らしておかないと、シスターも安心出来ないだろうから。 何かに巻き込まれているのだろうかと思えば、多少遠い目にもなった所。聞こえた言葉に、ごふ 軽く噎せた。 ) シスター、カチコミって…… せめて、殴りこみとか―― 同じですね。 ( フォローしかけて、同じ穴の狢と知る。 心強いです と、口元を僅かに緩めて。 ) 嗚呼… もう、そんな時期。 昨年は大騒ぎでしたし。今年は、安寧の元に健やかな夜が過ごせますように―― ( その為にも、今が気張り時かと。 胸前で十字を静かにきり ) …そうでないと、ロクに休暇も取れません。 ( ぼそり。低く、付け足した。 ) [Sat 25 Nov 2006 15:21:46]
◆ジャスティス > 私もですよ、あはは。 (こっちは、してても偽者だと思われたことがあったりして。情けない限り) え、いるんですか? (びっくり、と目をぱちぱちさせて……) ええ、是非お願いします。もしも何かあったら教えてください。短気なら助っ人にも出れますし、ほら、カチコミのときとか。 (シスターにお礼を言って) しかし、今年の聖夜は何事も無く過ごせるといいですね。 (ちゃちゃっと片付けちゃいましょう、と好戦的に目を輝かせて) [Sat 25 Nov 2006 15:12:40]
◆維言 > ……こんな格好でもしていないと、中々信用して貰えないのですよ。どうにも。 ( 見た目は若輩に違いない。肩書きと様式無しでは、中々受け入れ難いのも道理。 神父と間違われても、ロクに訂正もしない辺り、説明が面倒臭いとすら言いかねない勢いで。 ) ………いたら、のお話です。件のスケルトンが同じモノかは分からないですから。一応、覚えておいて下されば。 ( 己とて、知らなかったらシスターと近似値の反応をするであろう事は、確か。 思わず遠い目になった。 ) …ええ。何か分かったら、シスターの方にもお伝えします。其方の方に洗われる可能性も、絶無では無いと言いますし。 …犯人不明の惨殺事件が、昨今に二件。そのうち、少なくとも一件は吸血鬼の仕業だとの噂―― 成果が上がるかは、分かりませんけれど。 ( どちらも、やや時間が経ってはいるから。少しでも正しい情報が分かれば儲けもの。 話しこむ姿が目に付いたのか、聖堂のシスターの一人がお茶を二つ、持って来てくれたのに、礼を言って。 カップを手にして、一口。 ) [Sat 25 Nov 2006 15:02:08]
◆ジャスティス > そうですね、あとはまぁ、一見して聖職者だとわかる格好ですし。 (神父服だから男性だと思われたりもするのだろうか、などと一瞬色々妄想を膨らませて) そんなのいませんって。 (おちゃすすりながら、手を振ってきっぱりと存在を否定する) まぁ、なにかあったら連絡をくださいよ。人型だった場合は、特長とかわかれば此方でも探しやすくなりますし。 (どうも種族隠蔽している相手を看破するのは苦手で、と困ったように首を捻る) [Sat 25 Nov 2006 14:46:21]
◆維言 > 数度赴いた事はありますが―― その時には、地方村からの依頼でしたから。また勝手が違うかとも思いまして。 ( やはり、派遣という形は明確にしておいた方が賢明かと、小さく相槌めいたもの漏らし。 信仰の形は―― 余程捩れていなければ、己が口出すつもりも無いから、取り合えずは問題無しと。その辺りは、宣教師なりに任せるとばかり。 ) ………。 ( 武装していると聞いて、頭痛を堪えるような顔で、眉間を押さえた。 ) ……実際はともあれ、関連付けられて伝わっている可能性は、あると言います。確かに。 ……本当にアンデッドがうろついているなら、対処が必要になりますし。 ( どう説明したものか、微妙に歯切れが悪くなる。 悩むような間を置いて ) …赤いモヒカンヘルムの、やけに語り口が軽妙な。その癖、聖水などには反応しない骸骨の場合―― 微妙に無害の可能性は高いのですけれど。 ( 視線を少し斜めに逸らして、ぼそりと呟くように。 ) [Sat 25 Nov 2006 14:41:53]
◆ジャスティス > まぁ、大聖堂から派遣されるのですから大丈夫ですよ。これも大聖堂の権威のおかげです (地方村のほうがパプテスの影響も強いだろう、とじゅうぢかに口付けして。まぁ土着信仰が変に混じっていたりもするけれど) はぁ……スケルトン、です。 (何でも武装しているとか、と頬を掻いて。まさか、冒険者として生活している魔法生物とは思わずに) なんなんでしょうね? (大量殺人が起きた長後だったから、大げさに伝わったのかもしれないと一応の訂正をして) [Sat 25 Nov 2006 14:29:20]
◆維言 > …現地に知人がいらっしゃると、都合が良い―― と言いますと、中々御幣はありますけれど。 今は、向こうの方々も警戒していらっしゃるでしょうから。 ( 全面的にでは無くとも、安心の種がひとつあるだけで違うだろうと。 …どうしても、余所者に対して警戒が増す時期なだけに。 ) …落ち着いてきたのなら、何よりだと言います。 ……スラムの方、ですか。 ( ふむ、と緩く首を傾げて、向かい合わせの席に着き。 ) 私が実地に赴いた訳では無いですけれど、小耳に挟む程度は。 ――― … は? ( 死体の山があったとか、バケモノがどう、とか―― 聞いていたのはその辺り。 地方村との関連を付けるには弱く、突発的な、もしくは殺人鬼か何かが潜んでいるのかと思われていた話。 暫く前に暗黒街の界隈を賑わした魔人が復活した訳でも無かろうし―― 顰めていた眉が、彼女の言葉のひとつに反応して、ぴくんと上がる。 ) ……スケルトン…? [Sat 25 Nov 2006 14:23:59]
◆ジャスティス > (維言に通津羽陽にして十字を切って) ええ、とはいっても知人に会いに行く道がてらなのですが。 (ゆっくりと、食堂に向かって歩みを進めながら、向こうの言葉に少し考えるようにして) そうですねぇ……暗黒街は概ね。悪魔の襲撃の際に、武器の密輸やらなんやらで盛り上がってしばらくはその勢いで勢力拡大やらなんやらあったのですが、最近は落ち着いて。 (話を聞くのは寧ろスラムのほうで、と席につき、古株の修道女長さんの存在に視線をそむけて) こっちは話しに聞いたことがあるかもしれませんが、スラムで”化物”が派手に殺して回ったことと……あとは……なんだか、スケルトンが徘徊しているだとか、少女を襲っただとか、化物同士戦ってただとか……。 (最後のほうは首を捻りながらうなるようにして) [Sat 25 Nov 2006 14:16:09]
◆維言 > 照らす日も雨も、全てが等しく天の恵みであらせられますように―― 名目上だけでも、そんな風に言って見ます。 ( 胸前で十字を切りながら、後半は小声で。 視線が泳いだのは、恐らく気のせいでは無いけれど。 ) …此方の方にも、今の所似たようなものです。地方村の方へ赴かれたのですか。 ( 沈んだ色の揺れる目を数度、瞬かせて思案めいた沈黙の後 ) 此方の方も、まだ詳しくは分からないので、これから調査に向かう所ですけれど―― それでも宜しければ。 暗黒街の方も、変わりは無いか。何か目立った噂などあるか、拝聴したい所ですから、丁度良いと言います。 ( 隣接した食堂も、今は空いてる時間帯。 多少、お茶を飲むくらいは出来るだろうと。 頷いて、歩き出す。 ) [Sat 25 Nov 2006 14:02:14]
◆影 > それもそうですね。これが恵みに思える人たちもいるんでしょうし……あはは、聖堂の壁の厚さを信じましょう。 (どこと無くおびえを見せる維言の様子にくすくすと笑う) あぁ……ヨタ話程度になら暗黒街までも話しは来てますね。地方村に行く機会があったので、雑談程度に話を聞いてみたのですが。 (怪物と、後からやってきたよそモンたちへの不安感と恐怖感くらいしか、噂以上のものは聞けなかったけれど) もしも、差し支えなければ、今のところの情報なんて教えていただけませんか? (今はすいているであろう厨房の方を指差してみて) [Sat 25 Nov 2006 13:54:29]
◆維言 > 晴れた日ばかりが続いても、面白みの無いものでしょう。天は並べるべきも無し―― とは戯言ですけれど。 ( ゆるりと頭を下げて。彼女の視線の向いた先に気付いて、嗚呼、と軽く肩なぞ竦め。 ) ええ。人使いの荒い上司様―― とか此処で言っていると、何だかしばかれそうな気も致しますので。 ( 扉の方を一度振り返り、直ぐに視線を逸らして。 半ばは冗談めかして肩を竦め。 ) …仕事―― と申しますか。 地方村の方で起こったという、殺人事件… のお話など、聞き及んでおられますか、シスター。 [Sat 25 Nov 2006 13:47:07]
◆影 > あら、維言さん。今日はいい天気ね、とはいえないけれど。 (片手を上げながら苦笑する。そして、維言が立っている側のドアとネームプレートを見れば、しばし考え事をして) また何かお仕事なんですか? [Sat 25 Nov 2006 13:41:39]
◆維言 > ( 廊下の向こうから聞こえる足音に気付いて、閉じていた瞼を上げる。 季節の所為ばかりとも言い難い、何処か灰色掛かって見える曇り空の世界。 思案に沈んでいた意識を引き戻そうと、軽く頭を振って顔を上げる。 ) …… おや。 ( 何気無く、足音の方に視線を向けてみると。 鮮やかな青い髪が見えた。 廊下に一滴、空色ならぬその彩に、一度瞬きして。 ) 御機嫌よう、シスタージャスティス。 お久しぶりです、と言います。 [Sat 25 Nov 2006 13:32:29]
◆影 > (昼間にもかかわらず何処か憂鬱な曇天。やや香料の少ない廊下の向こうから、青い髪の修道女が神学関連の本を持って歩いてくる。維言に気付いたのか、立ち止まった後に近づいていって) [Sat 25 Nov 2006 13:26:47]
◆影 > () [Sat 25 Nov 2006 13:25:25]
お知らせ > 影さんが来ました。 [Sat 25 Nov 2006 13:17:50]
◆維言 > ( 電報隠れてるのに今気付いたという、間抜けな話。 何処かで誰かが埋まる程土下座中。 ) ……いや、本当にどうなんですか。 ( 虚空見上げての呟きも、こう。何かと。 ) [Sat 25 Nov 2006 13:13:14]
お知らせ > 影さんが退室されました。 [Sat 25 Nov 2006 13:10:57]
お知らせ > 影さんが来ました。 [Sat 25 Nov 2006 12:48:52]
◆維言 > 詳しくは、また後程報告と纏めて提出しますので。 ―― 失礼致します。 ( 雑談じみた、仕事の話は此処まで。 退出の意を上司様も止めはしなかったので、一礼して部屋を辞す。 …パタン。扉の閉じる音に重ねて、溜息をひとつ。 ) ……本当に、人使いが荒い。 ( 中でも言った事を、聖堂の廊下でもう一度。 胡乱に沈んだ色の目を一度閉じて、がし、と前髪掻き上げ。 ) ……仰々し過ぎても、警戒を呼ぶだけですか。 前には聖水担いでいったのだったか―― ( 懐かしいと言えば、何処までも不釣合いな記憶。 あの時の幽霊騒ぎは、不安の種を撒いてはいたけれど、今回のような殺傷事件では無かった。 性質は全く違う。 ) …バケモノの仕業、ですか。 ( 口にした言葉がやけに乾いていた自覚はあるのだけれど。 現実感が無い訳でも無い。 ) [Sat 25 Nov 2006 12:46:48]
◆維言 > ……人使いが荒いと言いますよ、上司様。 ( あるものは使うのが、役割であり天意だとか抜かされました。 一度殴るべきかと思った。 …殴り返されると大概負けるんだけれど。 理屈は分かる。地方村と大聖堂の馴染みが比較的薄めなのは、現地の教会の分を侵す真似はしない、というのもあれば、それだけ地方村自体は比較的平穏であったという証明。今年夏の、赤の暴走―― 等は 何かと別しても。 それだけに、此方から出す人員に向こうに馴染みのある人材が少ないというのも、また道理。 …だからといって、一年以上も前の事を持ち出すのも、どうかと。今から頭が痛くなったけれど。 ) ……いざとなったら、大聖堂に照会なり頼みますので、その際には宜しくお願いしますと言います。 ( 身元不審で疑われる時間も、勿体無い事。 書状なり最初から持って行く方が手間は省けるか。 事件の解決以上に、人心の安定という意味も含めるならば。 ) ……余所者がうろつく時点で、何かとアレだとは思いますが。 ( ぼそり。 零した呟きに、訝しげな視線が向けられて。 しれりと逸らしたけれど。 ) [Sat 25 Nov 2006 12:40:22]
◆維言 > …… 一度、現地で話は聞いて来ようかと。 現場はもう片付けられてはいるでしょうけれど―― ( 周辺住民に当時の様子、話を聞く事は出来る。 街に流れてくる頃には、噂の内容自体変質してしまっている事も多いから、それを確認するだけでも無意味では無い筈。 初動がやや遅れたのは否めないけれど。 ) 地元有志…や。 もしかしたら、VHG等の方からも派遣が行ってるかもしれないので。その場合は、先行の方々に協力という形を取る事になるかと思います。 ( それで? と。 視線を流した先で、書類を見て頷くかのような、首肯の形を確認。 肯定の合図―― ならば、と。 小さく息を吐き出して。 ) [Sat 25 Nov 2006 12:33:37]
◆維言 > ( ―― 滞在中の衣食住は保障してくれるとの事だし。たまには、街から離れて、自然の中で羽を伸ばしてみるのも悪くは無い―― 無論、仕事は優先として。 …前に。そんなパターンで仕事を請け負った気がする。あの時の上司様は、今此処にいらっしゃる方とは別だけれど。 あれはもう、一年以上も前。去年の夏の事。 其処まで思い当たって、軽くこめかみを押さえた。 ) ……二匹目のドジョウとか、言うのでしたか。こういうのは。 ( 違うと即座にツッコミが帰ってきました。がっでむ。 ) あの時も、何だかんだで真面目に調査してしまったでは無いですか。 休養に―― なりはしない。 ( 仕事だから問題無いと言われてしまえば、其処までの話。 苦虫を噛み潰した と言うには薄い表情で、黙り込む。 ) [Sat 25 Nov 2006 12:24:37]
◆維言 > … 今の雰囲気では、羽を伸ばすとは、とても言えそうも無いと言います。 ( 雑務、日時陽的な仕事、警邏の成果―― 等。 ごくありふれた報告の中、雑談じみて混じったものは、昨今各地でちらほらと噂になり始めていた、殺害事件。 噂が噂を呼んで、厳密な事実確認はやや遅れ気味なのが、現状かもしれない。 ―― 分からないなら、確認してこないか。そんな話が、上司様の口からぽろりと出た所。 普段ならば、街中とは違う雰囲気、喧騒からの遠さが休養じみている―― とも、言えるかもしれないけれど。 其処まで考えて、思考パターンに掛かった軽い既視感に首を捻る。 ) [Sat 25 Nov 2006 12:17:13]
◆維言 > 如何なものなんでしょう、その辺りと言います。 ( 大聖堂の一角。とある司祭の執務室―― の、デスク前。何処かうっそりとやる気無さげな黒尽くめが、デスクの向こう側で書類に視線を落とす司祭風貌へと、半眼向ける。 半眼―― 微妙にじっとりとした影のある視線。 慣れた事と言わんばかりに、視線を合わせては貰えないのだけれど。 ) [Sat 25 Nov 2006 12:09:05]
お知らせ > 維言さんが入室されました。 『 ―― 休暇にはなりそうも無いと思うんですが。 』 [Sat 25 Nov 2006 12:04:31]
お知らせ > クオ=ヴァディスさんが退室されました。 『( 『ところで、シスター。彼女はパプテス教徒だったか?』 『え………さあ?』 )』 [Sat 25 Nov 2006 05:11:39]
◆クオ=ヴァディス > ( 多少警戒の目が向いている今なら、むしろ普段より安全とさえ言えるかもしれない。 …正体不明の怪物、という線も消せはしないが… 吸血鬼であるのなら知性もあろう。 であれば、不利な状況、不利な場所で事を起こすのは避けるはずなのだから――― 積み込みが終われば、そのまま地方村へと馬車を走らせるだろう ) [Sat 25 Nov 2006 05:08:32]
◆クオ=ヴァディス > ( 商談が成立すれば善は急げ。 早速少しの人手を借りて、裏手に待たせてあった荷馬車に積み込みを開始する。 魔法の手押し車クラインは、これまた所有者の未熟さで馬が無ければ運搬出来ず、その荷馬を仕入れに地方村へ行こうというのもあった。 何でも、当主は若いが質の良い馬を育てる牧場があるそうだし。 …吸血鬼が出た、という不穏な噂を耳にして、出向くのは見合わせていたのだけれど… 少し待って続報が無いとなれば、この機を逃すまいと大聖堂にやって来た次第 ) [Sat 25 Nov 2006 05:06:25]
◆クオ=ヴァディス > ( そうして暫くの間、静謐な大聖堂らしからぬ空気を事務室の一角に作り出していた二人は、双方笑顔で握手した。 司祭様の方が苦笑いだったように見えるのはきっと気のせい。 娘の方も、営業スマイルは崩さないけれど未熟さ故に、望むほどの値段は引き出せていなかった。 ―――それでも、儲けが見込めぬ取り引きなどしない ) [Sat 25 Nov 2006 05:01:07]
◆クオ=ヴァディス > ―――ええ、ええ。 それは承知しています。 ですが! そこを曲げてどうか? …技術の安売りは出来ないと言っても、信者あっての宗教でしょう? 信徒が困っているここぞという時に銭勘定など、神の使いの名が廃るのではありませんか…? ここは、やはり信徒やそうでない方々のハートまでがっちり鷲掴みにするくらいの気持ちで、どーん!と大盤振る舞いを。 誰もが手に出来る値段で流通すれば、パプテスの認知度、御利益に対する認識も高まるってものです。 多くの人が持てば持つだけ、いざという時にパプテスの魔除けが役に立った!という評判も立ち易くなるじゃありませんか。 ―――〜ぁ、ありがとうございます。 きっと分かっていただけると… 司祭様のお言葉も、地方村の皆様にお伝えしm……… ううん。 司祭様? それでは、あまり誠意が伝わらないのでは…。 そんな、お客様の心を捉えて離さないパプテスらしくもない。 せめて… そうですね… これっくらいは? ええー!? ダメですか? だって原価は… 技術料? ですからそれは信徒の皆様あってのものですし… ぁあ、なるほど、時間もかかるのですね…。 ……ンん。 それならそちらとそちらはセットから抜きましょう、大所帯用の別売りという事にすれば…… ええ。 そっちのそれはオマケにしてですね――― ( 言っている事と逆の事態に陥る可能性もあるが、勿論言わない。 担当者と話し合う声と、娘が持ち込んだ木製の軸に玉を通した計算機… ソロバンを弾く音がパチンパチンとシュールに響く ) [Sat 25 Nov 2006 04:33:07]
◆クオ=ヴァディス > ―――ええ、それで、折り入って相談なのですが。 こちらで扱っている十字架や聖水… ヴァンパイア避けの道具を、卸していただく事は出来ませんか? 〜ぁ、ええ。 その、普通に買い込んでも良いのですけど、卸値で。 ( 朝課を控えて、そろそろ起きて来る人もある。 修道院では深夜ではなく朝一番になる、そんな時間。 幸い折り良くそういった事の担当者も顔を出したようで――― 取り次がれた数人の人に、同じ話を繰り返そう。 微妙にたらい回しでも決して嫌そうにはしない! ) [Sat 25 Nov 2006 04:13:26]
◆クオ=ヴァディス > ( こんなビジネスチャンスを逃すなんてもうね、もうね…っ! とか、そんな勢いで。 大聖堂の門を叩く商人がある ) 〜こんばんは。 夜分遅くにすみません… …と言うより、シスターはおはようございます? ですか? ぁ、申し遅れました。 私、移動商店 『クライン』 店主のクオ=ヴァディスと申します。 はい、冒険商人です。 以後お見知りおきをー ( 礼拝堂奥の事務所で、受付の修道女を相手に。 赤に近い紫の髪を二つに編んだ眼鏡の娘が、愛想良く自己紹介などー… 時間を考えると、微妙に奇妙な一コマが展開中っ ) [Sat 25 Nov 2006 04:00:40]
お知らせ > クオ=ヴァディスさんが入室されました。 『( 嗚呼、私とした事が…っ! )』 [Sat 25 Nov 2006 03:47:13]
お知らせ > セレニアさんが帰りました。 『( 広がる夜の中へ、歩み出す )』 [Sat 25 Nov 2006 03:41:05]
◆セレニア > ―――。 ( ただ死んでしまうのは恐ろしい。 何故? と考えるまでも無い、当然の感覚として、神の国へ入れないというのは考えるだけで恐ろしい。 …その本当の理由は、知らぬまま。 何故、聖教会で目覚める以前の思い出を持たないのか… 何故、ヴァンパイアハンターをしてるのか… 疑問に思えもしない事を考える事は無く… ケープを翻して、礼拝堂の扉へ向かった――― ) [Sat 25 Nov 2006 03:40:04]
◆セレニア > ( 祈りを終えて、立ち上がる。 ―――暗黒街教会を訪ねようとして遭遇した少女… 最後まで人の芝居を続けたようだが、あれはヴァンパイアだった。 それを前にした時しか使い物にならない身体を持った、自分には分かる。 『探るな』と教会が言うのなら、なるべく従うようにしよう。 『他の者に任せろ』と言うのなら、自分の出る幕ではない。 それでも――― 受理されないのであれば。 他に誰も狩ろうとしないかもしれないヴァンパイを、自分は知っているのに野放しにする事になる。 それは、否定しなければならない。 何としても ) [Sat 25 Nov 2006 03:33:01]
◆セレニア > ( ―――自分にも出来る事は、色々あるけれど。 最も有効な運用方は、ヴァンパイアハンターとして配備する事だ。 …クリスティアで教えられた以外のものの見方を知った…。 教会は絶対という意識の中に、そうでもないという思いが芽生え、必要と判断されれば夜間の無断外出さえするようになっている…。 オーダーを受けていないのに、ヴァンパイアハントの為に外へ出る、今もそうだ ) ( けれど、それでも変わらないものもある。 神託を授かったとして、そうとは思えない変調をきたしたシスターティフィスに、教会に対する疑念さえ抱いても… 教会の為に、パプテスの為に働こうという意識は変らない。 神の国の実現の為に。 ただ、そこにほんの少し自分の判断を混ぜることを覚えただけだ ) ( そして。 単独で遭遇したヴァンパイアの報告を受理されず、ならばと武器を取った ) [Sat 25 Nov 2006 03:24:40]
◆セレニア > ( ―――吸血鬼は、血を吸う鬼。 人の血を啜らずして生きられないというそれだけで、人の滅ぼさねばならない存在だ。 …嬉々としてヴァンパイアを狩るよう命じるようになったシスターティフィスに戸惑ったのは、あくまで彼女の性格から結び付け難い言動だったからであり、その指示は自分にとって、そのような形で下されるのでなければ待望していたものだった… ) ティフィス ( 彼女ならばあるいは、ここで知り合った何人もの人がそうであったように、クリスティアで教えられた以外のものの見方を説いて、ヴァンパイアを無闇に狩るなと言うのかもしれない。 彼女に言われれば、自分は納得してしまうのかもしれない。 …けれど彼女は急な帰国で今はなく… シスタージャスティスやブラザー?イコト、サンクトゥス様、マリア様… 他に自分に色々な事を教えてくれた人達は、狩るな、とは言わないと思う。 確認はできていないが、たぶん ) [Sat 25 Nov 2006 03:15:30]
◆セレニア > ( 深夜ともなれば、修道院は寝静まる。 24時間営業で門を開けておく礼拝堂の都合、勿論起きている者もあるだろうけれど、灯りを落とされて暗い廊下は耳が痛むほど静まり返っていて… 硬い靴の、けれど軽い足音が、やけに大きく響くようだった ) ( ヴァンパイアを狩るな、人前に出るな。 始めはそう命じた大聖堂も、今ではターゲットを指定出来る状況に限り、ヴァンパイアハンター・クルースニックとしての自分を使ってくれている。 全く、何の役にも立てない… 御心に添えず、神の国へ入れないのではと恐れなくてもすむようになって、今の状況にそれ程の不満は無い。 ―――教会の決定に対して不満の有無を考えるなど、新鮮な感覚だけれど、もう慣れた… さておき。 …クルースニックの力は人に紛れて生き害をなそうとしない吸血鬼も狩り立ててしまうから、ヴェイトス市の調和を守るべく、無闇なハントは禁ずると言う、担当司祭の意思も分からないではないが――― ) ( そっと礼拝堂への扉を開いて… 祭壇の片隅に、騎士がそうするような姿勢で、膝を折った ) [Sat 25 Nov 2006 02:48:53]
◆セレニア > ( 儀式の前にそうするように身を清めて、首から下を表皮のように覆う黒革の戦闘服に袖を通す。 追加の装甲などを取り付ける為のベルトや金具には、何も通さず。 身軽な装いで、腰にウェストバッグ兼ベルトを巻き付け、ショートソードを差す。 身体のラインを隠すような、白地に青いラインで縁取りが施され、銀糸で十字架を刺繍されているケープを羽織れば準備は終わり。 ゆったりと大きく一房に編んだ三つ編みをケープの下から外に出して… ランタンを手に、部屋を出た ) [Sat 25 Nov 2006 02:35:35]
◆セレニア > ( 以前はそう呼ばれ、謹慎処分なんかを受けてしまった修道女が閉じ込められていた部屋。 大聖堂の僧房、女子修道院の奥にある、暗くて狭くて夏場でなくても何だかジメジメするような、そんな場所で。 いつの間にかそこが自室のようになってしまっている薄紅色の髪と目をした少女が、身支度を整えていた ) [Sat 25 Nov 2006 02:26:41]
お知らせ > セレニアさんが来ました。 『( 反省室 )』 [Sat 25 Nov 2006 02:18:54]
お知らせ > フォスさんが帰りました。 『(というわけで、隠れ喫煙開始)』 [Thu 23 Nov 2006 19:06:58]
◆フォス > ( さておき、赤毛神父は仕事をちゃんとするようになった。それだけを言えば小さいことだとだけども彼を追い掛け回してたシスターは安堵の溜息を吐くし、大聖堂での彼の先輩は明日から胃薬が必要なくなると喜ぶのである。とはいえそんな短いコミニティの話である ) ――― ( こんなものかと彼は一度種類の山を机に置いて小休憩をとる。 ) ・・・・・ ( 小さな階段である。裏道的ともいえる場所である。人通りはすくないのである ) ・・・・・・・・・・ ( ふふふふ、と彼は不気味に笑う )( 確かに仕事中は煙草は吸わない。だけども人の目が無ければそれは問題ないのだ! )( そう、つまりこれはばれなきゃいいんじゃない!?的精神である )( 頭の中で大聖堂の地図を思い描き、人がこなそうな場所をリストアップ!! ) [Thu 23 Nov 2006 19:05:29]
◆フォス > ( 彼は山となった書類を大聖堂の中に存在する部屋に運べば、額の汗を拭った )( ふと振り返ると、背中に注がれていた恐ろしいものでも見るような視線はさっと隠れた )( シスターや神父の視線が一つ二つ。彼を知る人たちはやはり首を捻り、噂の真偽を問いあう ) ―――――なんだ? ( 彼は少しだけ不機嫌そうに言った。別にいいじゃないか、仕事をちゃんとやったりしたって ) 別に今度地方村に『布教』及び『慈善活動』として行くことになっているのだからその前にちゃんとして仕事悪いか? ( え? なあ? と )( まるでどこかのチンピラのよう。 )( チンピラ神父。もといヤクザ神父。 )( なんていう一面かもしれない )( とか。そういうことにしておいて ) [Thu 23 Nov 2006 18:58:47]
◆フォス > ( 皆々様は知らないのである。彼が資料室で出会ったシスターもとい聖女のことを )( いや、その存在を知っているのだろうが、彼となにがあったのかは皆知らないのだ )( と、少なくとも彼は思っている )( 一般聖職者にすら閲覧可能な資料室である。その現場を多くのシスターや神父が目撃しているはずであり、噂は流れ流れ、伝わっている人もいるかもしれないが、彼は知られてないと思っている )( 別段知られて困る噂ではない。困るわけではないのだが、仕事の原動力もとい仕事をちゃんとする気になった理由が聖女様に諭されたから――もとい説教。脅迫とは言う人はいないだろうっ!――であるなんて! ) [Thu 23 Nov 2006 18:50:20]
◆フォス > ( 別に彼自身が興味のある吸血鬼事件の種類ばかりではない。聖水やら聖書の在庫であったり、現在大聖堂が抱えている神父やシスターの書類である )( 彼は珍しく真剣に仕事をしていた。 )( 珍しい、ということは普段やらないような仕事をしていると言うことでもあり、へんな言い方をするならば彼らしくない『奇行』とも見れた )( 自然、赤毛神父のことを知っているシスターやら神父やらは首を捻る )( 彼にいったいなにがあったのだろう? と ) [Thu 23 Nov 2006 18:40:40]
お知らせ > フォスさんが来ました。 『( 彼は書類の山を抱えて歩いていた )』 [Thu 23 Nov 2006 18:34:50]
お知らせ > セレニアさんが退室されました。 『( 無断外出など、いつもの事。 教会の指示に背く面もあるが、行動の必要性を信じて )』 [Mon 20 Nov 2006 01:55:37]
◆セレニア > ( 目を開けて、顔を上げ、十字架を見つめる。 ―――血を食べる者があるならば、わたしは血を食べる者にわたしの顔を向けて、民の中から必ず彼を断つ。生き物の命は血の中にあるからである。わたしが血をあなたたちに与えたのは、祭壇の上であなたたちの命の贖いの儀式をするためである。血はその中の命によって贖いをするのである。それゆえ――― ) ( 一人で思い悩む意識は、ループするばかり。 …ただ、悩んでからそう決めたという流れがあるのと無いのでは、違うとしても… ) ( 意識によらず、なすべきと判断する事は変わらないのだと… そんな事を確認させられて、椅子を立った。 ヴァンパイアが逃げた事を、知っている。 ―――教会が判断を保留したとしても、知っている。 一度覚えたあの感覚を、忘れる事は無いのだから… 誰も狩らなかったとしても――― ) [Mon 20 Nov 2006 01:54:42]
◆セレニア > ( 『それだけ』ではないと、一番近くで言ってくれた人はもう居ない。 変わってしまった彼女を自分が拒み… そして、その拒絶は永遠のものになってしまった…。 狩るべきヴァンパイアと、そうでないヴァンパイアの、線引きを問える人も無い。 ―――あるにはあるが、失礼な問いだと思い、口を噤む。 …では… 答えは自分の中にある、たった一つのものとなってしまう ) ( きつく、きつく握っているのにあまり痛くない手… 非力な腕… それで全てではないと思えても、こんな身体が最も有効に扱えるのは、ヴァンパイアを狩る時を除いて他に無い。 神の国へ入る事を願って、その為に生きるのは飛躍していると言われればそれも分かるけど、では、何を願うのかと言えば――― ) ( 新しい事を知っても、結論が変わっていない ) [Mon 20 Nov 2006 01:31:40]
◆セレニア > ( 少年の方はまだいい。 シスターティフィスを理由に出来るし、彼女が理由なら、間違いはないかもしれないから。 けれど、昨夜は――― ) ………ッ ( 人の引いているであろう礼拝堂に、いつもよりほんの少し乱暴に扉を開いて足を進める。 ―――少しは歌を歌えるようになった。 台所仕事に洗濯、掃除も、人並みより下手でも以前よりは大分マシになったと思う… 『それで?』 と、変わってしまったシスターティフィスの言葉を思い出し、目を閉じて長椅子の隅に腰を下ろした ) ( 重ねた手を、きつく握る ) ( 受理されない、と言うか… 報告をそれが届く前の状態で保留するような処置は、それを持って来たのが自分というのもあるのだろうとは思うけど。 何よりも――― この身体になせる事は、それが全てだ。 単純に、昨夜、見送った背中が忘れられない。 あれは吸血鬼だった――― ヴェイトス市の意識はクリスティアで教わったそれと大きく異なるもので、それらは少しずつ受け入れて来たけれど… 人の血を糧としなければ存在し得ないそれを滅ぼすのは、人として当然という意識は、自分の存在意義もあってそう簡単には変えられない――― ) ―――ティフィス… ( 彼女であれば、何と答えたか。 変わってしまって、それを聞けぬまま彼女が帰国してしまえば… こんな当たり前の事を問う事が出来る先は、他に無かった ) [Mon 20 Nov 2006 01:18:29]
◆セレニア > ( 狩らずとも良いと教会が判断するのであれば、昨夜取り逃がした事は間違いでなかった… …とは、とても思えない。 正式な命令を受けての狩りの成績は悪いものではないけれど… 偶発的な遭遇戦での戦果は、以前シスターティフィスと共に墓場で遭った少年型のヴァンパイアとの二度とも、反応消失… 見失って、終わっていた…。 少年のほうはモンタージュが作成され、VHGと大聖堂に回されたものの、もう、資料の中に埋もれて閲覧する者も少ないだろう ) [Mon 20 Nov 2006 00:10:03]
◆セレニア > ( 受理されず。 暗黒街での遭遇戦は、公式には無かった事とされた。 灯りがあったとは言え夜間、フード下のモンタージュは不明瞭であったし、その吸血鬼があくまで人間として振舞ったのなら… という判断だろう。 クルースニックとされているこのハンターが対象を見誤る事など無いけれど、狩り立てるべきか否かという判断には、常に、もっと別の意思が働いている ) ( 『何故ですか』 『事を荒立てるな』 擦れ違う遣り取りはあっても… 疑問に思うようになっていて尚、決定に明確な異を唱える事は少ない。 話は通じぬまま… 例によっての無断外出に対して、あるのだかないのだか分からないような謹慎処分を受け、司祭室を出た。 ―――足は、やはり自然と礼拝堂に向かう ) [Mon 20 Nov 2006 00:03:55]
お知らせ > セレニアさんが入室されました。 『( 昨夜、暗黒街での遭遇戦について。 秒数一桁が3.6.9であれば受理。 判定 )』 [Sun 19 Nov 2006 23:53:41]
お知らせ > フォスさんが退室されました。 『―――善処します ( でも、ヤンチャの可能性とかあるらしい、とか※自粛するだろう※ )』 [Sun 19 Nov 2006 19:40:15]
◆フォス > 見届ける先が、よい物であるよう願っています ( 信仰とて悪いものじゃないと人が思う人も居る。心の拠り所に慣れればそれもまたいいこと ) 信じてくださってありがとうございます ( さておき、そんなことは置いとく。ええ、怖いから置いとく ) 未熟であるのに甘んじているのでは、今のような地位にも信頼も寄せられないでしょう ( 拗ねた口ぶりは可愛いものだけど。彼はそれがまた幼い少女には辛いだろうが、それもまた今の地位の責任とてあるのだから。 ) そうですね、、そのための我々でありますし ( と頷いた彼は遠くテーブルに視線を向ける。吸血鬼事件もまた多くなってのでは、赤と変わらない。 ) はい。サンク様もお気をつけて ( 手を離して去っていく少女。出口で振り返り様に言われた言葉はどこか耳に痛いもの ) [Sun 19 Nov 2006 19:39:44]
お知らせ > サンクさんが帰りました。 『 …聖堂内でのヤンチャは、程々に?( 唇に人差し指当てて。くすりと笑って、去っていった。)』 [Sun 19 Nov 2006 19:34:01]
◆サンク > そうして、何処まで行けるのか。 ――…見届ける事が出来れば、きっと幸いです。 ( 縋るものにあらず。拠所と。信仰の道はどうしたって険しいが。 ――…奇跡を引き寄せる事があるのなら、それこそが積み重ねの表れなのだと。等しくないからこそ、平等に在る。試練という言葉を使ってしまえば都合からいいから、黙るが。) ふふ。ちゃんと、信じておりましてよ? ( どっちの方向でなのかは、何処までも口にはしない。小さいなんて聞こえません。聞こえてません。) ……厳しい事を仰いますわ。子供だからと甘く見られないのは、嬉しい事に御座いますけど。( 甘んじない。甘んじられない。自戒めいた事でもある事。拗ねた口ぶりは恐らくフリ。 ご大層な事を口にした手前、己こそが実践すべき事。) 御無事でいらっしゃるなれば、何よりですわ。漸く、赤の暴走による傷痕も癒えて参りましたのに、また忙しくなってしまいそうな所――ですし。 ( こんなのでも恐ろしい事に管理職な事実。浮かべる笑みは子供っぽいが。) ええ――そろそろ、戻りますわ。( するりと手を引くと、煙草の匂いも薄れた中空を一度見上げて。) では、御機嫌よう。( 結構忙しいのは事実なのだが。其処は折を見て。――…隙を見て? 踵を返して退室する間際、くるっと肩越し振り返って。) [Sun 19 Nov 2006 19:33:18]
◆フォス > 背押し手引き、人の手で平穏を勝ち取れれば僥倖かと。 ( 偶然としか形容しがたく、奇跡としかいいようのない出来事を人は神のおかげと人は言う。その通り、神は手を貸すがそれは気まぐれともいえるほど僅かなもの。神に頼ってばかりでは人は育たない ) ―――――。はい ( ぱくぱくと彼は口を開閉。どこか怖いものを見た気がしたが。こんな愛らしく小さい少女にそんなのこともないだろうし ) ( 内心言わなきゃなんにもならないけど、 ) 大丈夫ですよ。サンク様は未熟に甘んじる方では御座いませんでしょう? ( そっと目を閉じて言った彼は小さく微笑み、力の使い方や振るう先を間違えないのは少女であり、彼こそ間違えそうなことだろうけど。それもまた今から想い、肝に銘じればまた間違えることも無いだろと信じたいのはどこか。 ) あは、はははは。それはどうも、ご心配をおかけしました ( だらだらと汗を流す彼は苦笑いともつかない笑い声漏らし、 ) はい。これで仕事に精が出せます ( と、これを口実に仕事を微妙にサボっていた神父は口実なくして明日から働く働く未来が待っている ) ・・・っと、サンク様。そろそろお戻りにならなくて大丈夫で? ( これで忙しいだろう聖女。何時までもここで両手握って会話してるわけにもいかないだろう。とか。 )( まさか、これがサボりとかっ。そんなどこぞの赤毛神父ではないだろうし! ね! )( そんなこと、考えない神父がここにいる ) [Sun 19 Nov 2006 19:14:30]
◆サンク > ( ご老公でも無理です。※誰だ本当※) …形にしてしまえば、後に引けなくなるものも御座いましょうから。 ――…これ自体は詭弁ですけれど。 ( それでも、形にならない部分でのわずかな何かが天秤を左右する事もある。一では成し遂げられない何か。思うようには行かない世界の中、少しだけ理想に近づける為の鍵。 ――…分かっていて、直ぐに見失いがちな当たり前を、呟いて。静かに一度瞬きを。) …羽目を外すのとは、また、別に御座いましてよ? ( こんな言葉に笑みほころばせて、囁くような口ぶり。 種を撒いたら責任はお取りなさい?なんて言いません。言ってませんよ?) お礼を言われるよう事では御座いませんわ。繰言では御座いますもの。 …わざわざ口にするのは、私の未熟、なんです。 ( 神の御名において振るわれる力の先が誤れば、まず其処を正そうとするのは教会、聖堂に違いないから。 ――…小さく、吐息を零しながらも。握った手はその侭で。) ……シュレディンガー様のお怪我の治りが芳しくないと、小耳に挟んでおりましたから。心配、しておりましたのです、けど。 ( ―――。笑み綻ぶ沈黙の後。) 壮健であらせられるようで、安心致しましたわ。 [Sun 19 Nov 2006 19:01:38]
◆フォス > ( そこはどうにかしてよカクさん!※知らない※ ) 祈りは背押し、行動に繋がらなければ、意味は無いでしょうし ( たくさんの力が働いて、小さな力が集まれば軌跡パワー。ラスボスに死んだ仲間がやってきて力を貸します。でもそれは雰囲気を盛り上げるだけの応援なんだとか※だからなに ) ―――――。いえ、なにも問題はないですね ( そも、大っぴらに地方村に警戒に赴いても問題ない。ならば、布教と称して色街に行っても問題は無いのではないd――脳内撲殺音が響いたとか―― ) いえ。 ( なんとも物凄い光景が水面下及び伏せた顔の下で行われてるとは気づかない。たぶん、僻地に飛ばされる可能性もあるかもしれない※自業自得※ ) はい。ありがとうございます ( と、彼は小さく礼を言うだろう。力を得る人間はその先に力の振るい方を憶える物。力の振るい方を間違えないよう、肝に銘じる ) ――――――ぁ ( ぽかん、と彼は口を真ん丸に開けた。 ) なんと治ってますか! これぞ聖女の奇跡! ( そろぉ、と視線泳がせて。少女の握った両手は微妙に汗ばんでるかもしれない。 )( だらだら汗が落ちる落ちる ) [Sun 19 Nov 2006 18:43:56]
◆サンク > ( 言っちゃった時点でおしまいですよ、スケさん。※誰だ。※) 祈りとは、そう在りたいと願い、形にする為の誓いの形。 …天は自らを助くものを、見ておられるものですわ。( 夏の事件とて、誰か一人が解決に導いた訳では無い。人々に謳われる英雄も、其処に現れぬ誰かも。きっと、等しく踏み止まろうと頑張った結果なのだから。) …そのような行いに、何か躊躇う所が無くば。むしろ、問題など御座いまして? ――…無論。そのような事件の起こっている場所に赴く際の気遣い、パプテスの徒としての節度は大切に御座いますけど。( 陰謀じみた事など、何も無い。にこりと笑って。) ……其処で流石とか言われてしまうのも、何かと照れ臭いものですわ。 ( 照れたように伏せた面差しが、額に浮かびかけた青筋を隠す。此処が聖堂の中でなかったら、きっと蹴っ飛ばしていた。※手が早い。※) …私たちの手は、決して大きくは御座いません。精進の果てに、その事を忘れぬようにと…願います。助けたいという心は尊ぶべきもの。けれど、全てを一人で成せはしないのですから。( 個人としても、使途としても、きっとそれは同じ事。 無力に嘆いた経験はあるからこそ、その居た堪れなさに食い潰されないようにと願うのだ。) ――…。( ぎゅ、と握った手。握り返される手。 悪戯っぽい笑みの侭、にこー、と目尻が下がって。) ええ。どうやら、養生も完了なさっておられるようですし? ( 聖性だけならば、聖職の徒として感じるのみと思う事も出来るのだろうが。微かな違和感は、今は――…見なかった事にして。 にっこりと向けた笑顔はむしろ――罠でした。) [Sun 19 Nov 2006 18:32:19]
◆フォス > ( ここは一つ青年だとカッコイイ気もするけどどうだろうか。 ) 人が作るものであって、天の御心は手助けとも。祈るだけと、頼るだけではなにも手に入りはしないとも ( よって、行動起こす人々こそが魔の手から平穏を勝ち取る。わが身はそのお手伝い ) ・・・・・・・なるほど。では、私が「布教」であれ、「慈善活動」であれ、行っても問題なし、と ( 彼はなんだかなぁ、と思いつつ腕を組む。結局はいいことなのだけど ) ―――――なるほど。さすがサンク様ですね。 ――――しかし、小さいことを気にしてるのですか ( と、口に出すのは彼に『でりかしー』というのが欠けてるからだろうか。ともかく、子供らしい仕草に少しだけおかしそうな笑み一つ ) ―――――自分に出来ることを精一杯、とも言えますが。それでも、精進は必要なのだと、思います ( そして力を求めた先に力を得て、力を得てから過信するかは心持しだい。結局、健全な魂にこそ、力が備わることに彼が気づくのかと、彼は小さく胸のうちで独白する ) そうですね ( 悪戯っぽく笑う少女に対して神父の笑顔はおかしそうに笑うもの。ぎゅっと小さな手が己の手を握る ) はい。サンク様。これからもよろしくお願いします ( と、彼は言って少女の手を小さく握り返すだろうか )( そして、『肌が触れ合った』ことで、彼の内に秘められた聖性に少女が気づくのかは、彼の知るところではなく。 ) [Sun 19 Nov 2006 18:19:31]
◆サンク > ( 子供なら少年では無いかと思う秋の夕暮れ。何の話か。) 平穏は、必要では無く。望まれるからこそ、在るべき事。 ――…無闇な荒廃を望まれぬ以上は、私たちは安寧を求む者でありましょう。 ( それを決めるのは、恐らく人々なのだから。天の身ならぬ、人としての姿と言葉で、一つ祈りを紡いで。) ……日頃、中々機会の無い場所への布教活動も、奉仕も、共に大切な事ですわ。そうに御座いましょう? ( だから、不自然な事など何一つ無く、「名目」として用立てる必要すらないのだと、笑顔できっぱり。) ……小さな、とか余計です。それに、私一人で出来る事など、小さなこと。それは間違い御座いませんもの。( 子供じみた仕草で、軽く唇尖らせたのは少しだけ。) ――…救えなかったと悔やむのは、傲慢に御座いましょう。己にもっと力があればと悔やんでしまえば、過信の罪に繋がりましょう。( 神父の記した報告書に目を通しはした。その「少女」は、とうに人では無かったのだろう。それが、古城に在る前からなのか、かどわかされたか何かの結果、魔性に変えられてしまったのかは――分からないが。神ならぬ身が、「起きてしまった事」に対し出来る事は、少ない。だからこそ、淡々と言葉を綴る。) …礼拝の最中におしゃべりをする訳にも参りませんし、ね。( 悪戯っぽく笑うと、差し出された両手を、きゅ、と握り締めて。) では、宜しくお願い致します? [Sun 19 Nov 2006 18:05:13]
◆フォス > ( それでも精神は子供です※強調※ ) 否応なし。平穏こそが必要とされ、荒廃こそ不必要でありますから ( 祈る形に此方は神父の形。彼は小さく瞼を落とし、そんなことを呟いた。さて ) ――――今、 ・・・・いえ。事実にしろ真実にしろ、変わりませんからね! ( なんだかこの少女が自分よりも怖いことと言うなにかばれなきゃ大丈夫精神と言うか、なんか聞こえた気がするが気のせいだと思いたい数百歳! ※でも青年。くどい ) その小さな身体で過大な力を御してるからこそ、今の地位なのですよ。 ( 彼は小さく笑い、 ) ―――― ( そっと、目を閉じた。何を悔いたか ) 己の力の無さを ( 一つ間 ) 否、己の力の無さが故、『あの少女を』救えなかったことを ( 報告書にも書いたとおり、古城へと侵入していた少女を救えなかったこと。誰にも言わないことだが、御使いの端くれでありながらなにもできぬ己に歯噛みした。 ) そうですね。礼拝やミサにて、お顔を拝見してはいるのですから ( かといって、話すことも初めてか ) ・・・・? はい ( 少女が誘うように、もう片方の手を求めれば彼は両手を少女に差し出すだろう。 ) [Sun 19 Nov 2006 17:46:58]
◆サンク > ( 黙らっしゃい数百歳。※酷い。※) …平穏を望む者には、手助けを。荒廃を望む者には――…鉄槌を。罪を犯さねばいられぬものに、救いの手を。( 祈りの形は崩さずに、訥々と語るような言葉。 それがどのような形の救いかは、形にはされぬ事。) あら。でっち上げるなんて、人聞きの悪い事を。やるからには、全てが真実ですわ?( 繕う必要など無い。やるからには、どちらも。 にっこりと笑顔で、てらいも無く。 ――…人使いが荒いとか聞こえません。) …私のような若輩者が、過分な地位に在る理由の一つに御座いますから。力とは振り翳すものにあらず。戒めたるべきもの。 …必要にならぬ事を、願った上で。( 過分な力などが必要とされる時、其処に幸福な出来事は少ないから。夏の出来事も、その一つ。僅かに翳る瞳の色。) ……貴方は、何を悔いられましたか?( 聖堂の一員が功績を挙げたと同時、被害も大きかった。死者も――出たのだから。問い掛けは静かな語調で。) ――…初めまして、というのも。おかしな事に御座いますけれど。 …手を。( 差し出された手に、視線を落とし。もう片方も、と誘うように、小さな掌を向ける。) [Sun 19 Nov 2006 17:37:15]
◆フォス > ( とはいえ隠れ煙草は青春の香。未成年喫煙は仄かに冒険の香。なんの話 ) ――平穏を望めばこそ、いいものですが。荒らすことを目的としている魔性など、刺激を求める若者と変わりません ( なんて、若者ほど可愛いものではないけれど ) ――――慈善活動。布教。もしくは教会視察。理由をでっち上げられれば行けないこともないでしょう。少々黒いですが ( 安全と危険を計りにかけて、どちらが優先かという話。表面上、繕っていければいいのだろうが )( あまり、いい話ではないだろう。特に、表にばれた場合 ) なるほど。確かに夏の事件ではサンク様は結界やらなんやらで大忙しだったとか ( そんな漏れ伝えに聞いたこと。彼自身は前線行っててその場には居合わせないが ) 私など、前線に赴いたはいいものも、結局逃げ帰ってきただけのこと。力量の無さに歯噛みしました ( と、同時。人間の力強さには驚いたのだが ) こういう時、「始めまして」と握手をしたほうがいいのでしょうか。いかんせん、あまり私も人と話すことも少ないため ( 大聖堂と家の往復である以上、自然と街に出ることも少なく、人間関係を築き上げるために必要なものが色々と欠如してしまったような気がする。 )( さておき、彼は少女に小さく手を振るように、差し出すだろうか。その顔は小さく、照れ臭そうに笑っているのは慣れていないのか、久しぶりだからなのか ) [Sun 19 Nov 2006 17:19:49]
◆サンク > ( 目上の人から怒られたからー、みたいな反省ではいけません。めー。 とはいえ、己のような小娘が、仮にも大のオトナ相手にこんな風に振舞えるのは、やっぱりそういう基盤があっての事なんだが。――…善悪と言うより、必要なら使う。多分それくらい。ある意味酷いが。) 魔性を抱えれど、平穏を望む者もおりましょう。 ――…さすればこそ。我らは人々の助けになるが為のもの。 ( 安息日に、御苦労様です。微笑みながらの言葉に他意は無い。) 地方村は、何処かの直轄地という訳でも御座いませんから。物々しさが先に立てば、住人にいらぬ危機感を招く事にはなりましょうけど――…天秤に掛けられる事でも御座いませんか。( 実際の被害が出てしまってからでは、遅い。そういう意味では、何時だって手遅れには違いない。動ける人員は限られているし、大きな被害の出た夏の事件から、補充が万全に出来た訳でも無いのだ。――否、だからこそ。軽く頭を振って、一度巡る思考を留め。) そう、ですわね。私は余り聖堂の外には赴きませんし。 ……例の夏以来、少々厳しくて。( 緩々と目礼を返して、少し考え込むように。 管轄が違うと、中々こうして話をする機会にも恵まれ難いもの。 ――…例の夏。赤の暴走。あの際には、思いっきり前線で走り回っていた所為だとは思うが。少しばかり遠い目。) [Sun 19 Nov 2006 17:10:27]
◆フォス > ――――はい ( 彼はぽつり、とそう呟くようにして頷いた。嗚呼、哀しきかな社会性。平等掲げてもそりゃあ教会の中でも上下関係はあるって。やっぱ。 ) また、既存の魔性が触発されているかもしれません。さらには、影響強く、魔性を抱える人こそ更に被害の可能性も ( 軽く伏せる少女に、「だからこそ、休日返上ですよ」と小さく笑うだろう。そも、暇だったからとは言えない。口が裂けても言えない ) そうですな ( 彼は難しそうに眉根を寄せ、腕を組む ) 当面。暗黒街やスラムの警備を厳しくしすぎれば地方村などに被害が向く可能性もあります。悪性を全て駆除できない現状では、均等に、ということぐらいしか私には思いつきませんな。そも、地方村の警備が今まで疎かに近かったがゆえの今回の事件。 ( それは難しい問題だろう。いかんせん人数だって裂く数も多い )( 煙草を取り出して吸いたかったが、流石に舌の根も乾かないうちであるし、吸うわけにはいかない ) ――――― ( ぐさり、とまるで釘を打たれるように少女の満面スマイル。やばいなぁ。敵わない ) とはいえ、 ( と、彼は長い赤髪をぼりぼりと掻きながら、 ) こうして、ちゃんと貴女とお話をするのは初めてですな。サンク様 ( そういえば、彼は小さく礼を一つしよう )( 名前こそ知っていても、話したことのない人がたくさん居るのは、やはり大聖堂のその巨大さゆえか ) [Sun 19 Nov 2006 16:54:13]
◆サンク > ……ゆめ、お気をつけになって下さいまし? ( まだ弱々しく上がる煙を一度、見上げ。 項垂れる姿を前に、小さく笑う。 罪はいずれや人の心の中にこそ。なればこそ、罰とは必ずしも与えられるものでは無きの事。 ――…拷問。何の話でしょう。) ……嗚呼。( 得心いった風情の呟きに、曇る色が混じる。) 赤の暴走は収まりましたが、その際に魔界より流れ込んだ魔物が、全て退治された訳では御座いませんし。 一段落した緩みをこそ、突いて来るのもあるのでしょう。 ( その辺りは。一度、前線に赴いた彼の方が詳しいのかもしれないが。眼差しを軽く伏せて。) ……一口に地方村と言っても、広いものですから。だからといって、暗黒街やスラムの巡回を減らす訳にも――…。( どこかが緩めば、別の場所を突かれる。堂々巡りじみた現実に、きゅ、と軽く寄せた眉を、ふと解き。) ――――。( にこー。 それはそれ。これはこれ。そう、瞳が語っていたかは不明である。全ては貴方の心次第。) [Sun 19 Nov 2006 16:42:22]
◆フォス > ―――――――――― ( ぱくぱく、と彼は声を出さずに口を開閉を繰り返した。 ) そ、そうですよ! ( 彼はぷるぷると拳を振り上げて震わせる ) 本当に! ええ本当に! ―――――ごめんなさい ( 煙突神父はがっくり項垂れた。もう、蒸し殺しのような生殺しはやめて ) ――――ああ、なるほど ( 彼は得心言ったように首を縦に振り、 ) ・・・オ。私は ( 俺と言いそうなのを慌てて閉じた )( そも、彼が自分のことを普段「俺」と言っているのは知っている人は知っている。 ) 私は、昨今見られる吸血鬼やら悪魔やらの事件増加について思いを巡らせてました。 ( じぃ、と注がれる視線に彼は居心地が悪そうに頬を掻く ) 特に、暗黒街やらスラムの警備が厳しいからと地方村での事件が多いような気がしましたので。その事実確認を ( こ、これでも最初はちゃんと仕事っぽいことをしていたつもり。 )( ええ、喫煙は休憩です! )( 心の中で胸を張る ) [Sun 19 Nov 2006 16:31:55]
◆シスター > 本に匂いが移ってしまいますと、「どなた」かが煙草を吸われていたと、直ぐに気付かれてしまいますもの。 聖なる記録の眠る場所に、火気を持ち込む不信心など――…どうか、起こりませんように。( 手を組む仕草と相俟って、言葉だけを捉えれば祈りのようにも似た按配。 但し、この現状を見知ってもそう思う存在がいるかはどうか、別である。 余談だが、主はかつて申されたという。曰く、みだりにその名を唱えてはならないと――。) ……暫く前に、資料の持ち出しを許可した方がいらしていたようですので。その辺りのチェックをしておこうと思いまして、足を運びましたの。 ――フォス様は?( 視界の中で右往左往する姿は、やっぱり元の位置。じぃ、と視線を注ぎながら。) [Sun 19 Nov 2006 16:24:56]
◆フォス > ――――は? ( にこりと笑う仕草は愛らしいもの。少女の視線を追って彼は窓の方へと視線を同じくする。見れば、寒い季節の空気、冷たい風が微風程度に拭いている。 ) そ、そ、そう、です、ね ( ふはははははは。という高笑いこそしないが、彼とって一介の神父である以上、隠れて煙草を吸って居た以上、見つかることは想定ないとしても、見つける人物を想定していなかったのは不味かった。 )( しかしこれでは拷問ではないか。ぎりぎりと言葉攻め。ああ、胃に穴が空いたらどうしてしまおう。助けてください神様。嗚呼、神様どうか哀れなる子羊を――お約束の以下省略―― ) ・・・・・・・ ( 視線から逃れようとして移動したら元の位置に戻っている。慌ててはいけないフォス・シュレティンガー! 彼は自分を奮い立たせ、今度は満面の笑顔を浮かべる少女の視線から逃れようと今度こそ! )( 左に三歩、右に三歩 ) ・・・・し、しかし。 ( そんな風に言いながらも視線を泳がすこと天井と壁の境 ) なんで貴女が此処に? 何か資料をお探しで? ( 一介の神父といえどまさか目の前の聖女にタメ口などできようか! ) [Sun 19 Nov 2006 16:15:29]
◆シスター > ……もう、少し――…、( ことりと小首傾げた侭、緩々と視線が流れる先は、小さく開いた窓。秋も晩秋、初冬の気配が流れ込む源は、己がこの侭手を掛けるには、少々位置が高いから、見上げるようにして。) 開いておきませんと。空気や匂いが篭ってしまいますわ、ね?( 人差し指で唇押さえる仕草も、子供らしいと言えば子供らしいのかもしれないが。只今絶賛煙突と化している神父が見た場合、どう思うかはまた別の話かもしれない。 くるりと振り返った時には、元の場所にいた彼に向かって、にこー。 だって右に三歩、左に三歩って元の場所に戻ってる…!) [Sun 19 Nov 2006 16:07:31]
◆フォス > ( がたがたと彼は震えていた。 )( なんと、聖母のような笑みを浮かべつつ、此方をガン見している少女と目が合ったではないか。 )( そも、それがただの少女であれば彼はここまで震えたりはしない。 ) ―――――な、なんのことでございましょう!? ( くわっ、と叫んだ拍子に口からもくもくと大量の紫煙が吐き出され、天井へと流れていく。 )( 両手を組み、首を小さく傾げる少女。彼はその視線から逃れるように、右に三歩、左に三歩、移動してみよう思う ) [Sun 19 Nov 2006 16:01:08]
◆シスター > ( 目が合った。聖女装束に身を包んだシスターは、穏やかな微笑を湛えて、じっと彼に視線を注いでいる。シスターと言うより、風体だけだと聖女見習いの子供といった風情、だが。) ――…精が出ます、事? ( 両手を祈りの形めいて、胸の前に組み。緩く首なぞ傾げて見せる。) [Sun 19 Nov 2006 15:57:02]
お知らせ > シスターさんが入室されました。 『( にこにこ――。)』 [Sun 19 Nov 2006 15:53:38]
◆フォス > ( しかし、そんな平穏は長くは続かなかった。彼は意気揚々と二本目の煙草を楽しんでいるときだ。 )( なんと足音が近づいてくるではないか! そんなわけがない。ここは奥であり人が来ないはずで――――わるけないけど。 )( 彼は慌てて煙草を窓縁に押し付けて火を消す。それから何度かぱたぱたと平手で仰いで煙を拡散させると煙草の吸殻を窓の外へと放り出す。 )( 嗚呼神よ。私は罪を――以下省略―― ) ( 手早く懺悔を済まして彼は何でもなさそうに本棚に手を伸ばし―― )( 足音の主であるシスターとばっちり目が合った。 )( ゆらゆらと、口から漏れ出している煙は別にオーバーヒートした頭を冷やすために廃熱をしているわけじゃない ) [Sun 19 Nov 2006 15:47:24]
◆フォス > ( ああ神よ、我らが父よ、お許しください。私は『火気厳禁』という字を無視しつつ煙草を吸っています。でも、私は煙草を吸いたかったのです。煙草を吸わないといけないのです。しかし煙草を吸うために外に出ようとすると仕事をしろとシスターの視線が突き刺さるのです。それだけは避けなくてはならないのです。 )( 嗚呼、神よ哀れな子羊である私をお許しください。お許しください。アーメン。 )( はい、懺悔終わり )( というわけで、心置きなく煙草をすぱすぱ吸えるわけだ! )( 彼は意気揚々と二本目の煙草に火を点けた! ) [Sun 19 Nov 2006 15:38:23]
◆フォス > ( なんでもなさそうな顔をしながら火気厳禁と言う文字をガン無視して煙草に火を点けた! ) [Sun 19 Nov 2006 15:32:40]
◆フォス > ( なにがどうしたい、とも言えない。彼は無言である。別段窓に近づいただけではこの不良神父といえど注視は向かないだろう。 )( ともなれば、彼は書類を捜すふりをしながら資料室の奥へと向かい、 )( 誰も入ってこないだろうというほどの奥、かび臭い息を大量に吸っては吐いて、そこの窓を小さく開ける。 )( 冷たい空気と一緒にかび臭い匂いもまた流されるのを感じながら、彼は ) [Sun 19 Nov 2006 15:32:23]
◆フォス > ( 手元の書類に落としていた視線を持ち上げ、彼は四角い窓の外へと視線を向けた。 )( 昨今見られる吸血鬼事件の対応と対策。などという一見すれば少し古臭い書類ではあったが、彼はその書類を丁寧に机の上に置き、やや窓の外へと向けている視線を細めた ) ―――― ( ぱさり、と書類を軽く指先で捲りながらも視線は窓の外へ。大聖堂の資料室とも言える場所である。彼は椅子を僅かに引き、未だ完治していないことにしている片手を動かさないように注意しながら、窓の近くへと近づいた ) [Sun 19 Nov 2006 15:27:03]
お知らせ > フォスさんが来ました。 『( 曇り空から晴れ間が出てきたことに、彼は気づいた )』 [Sun 19 Nov 2006 15:24:18]
お知らせ > アーク=フォースさんが帰りました。 『外にでて、夜の風をうけながら、夜の闇の中に…消えた』 [Thu 16 Nov 2006 22:16:23]
◆アーク=フォース > (一瞬、頭痛がした、壁にぶつかるようなガツンガツンとした頭痛、それで、すこし驚きつつも、大したことはなかったのでとりあえず大聖堂から去ろうとする) もう、帰ろう…… (そんなことボソリと呟いて、礼拝堂の出入り口に向かう……) なんだったんだろう……あの頭痛… (もう頭痛は消えていたけれど、何なんだろうと、疑問は尽きなかった…) [Thu 16 Nov 2006 22:14:34]
◆アーク=フォース > (椅子から立ち上がって、事務に行こうか行くまいか、ウロウロしながら考える、頭の中にあるのは、部外者だからダメだろう……そんなことが引っかかっていた) 如何しよう…これから (そんなことボソリと呟いた、帰るにもまだ早い気がした) 神様……か (聖画をみながら、そんなことボソリと呟いた、殆んど見ているだけの神様……助けてなんてくれないだろう……そんなこと考えた…) [Thu 16 Nov 2006 22:04:58]
◆アーク=フォース > (月明かりが窓から聖堂内に入ってきている、ほんの少しだけどなんか良い、感覚的に) 聖堂のこういうのも……良いな… (そんなことボソリと呟いた、月夜に聖堂……カッコいい…そんなこと考えた) 夜に聖堂って……こうやってゆっくり見ると…いいものだなぁ… (ほんの少しだけ、自分の心に余裕が出来たのだろうか、すこしだけ嬉しそうにも見える) [Thu 16 Nov 2006 21:38:02]
◆アーク=フォース > (誰もいないのかな……そんなこと、小さく考えて、足を止めた、最前列の椅子に座る) 事務の方言った方がいいのかな…… (すこし考えた、だけども、やっぱり、部外者がそうそう簡単に入るわけにも行かないだろう……そんなこと考えていて) 行ったとしても、会えないだろうし…… (会って話して、また欲張りとハリセンを貰いそうではあるが、心配させているかもしれないし、大したお礼も言えていない、だけど、前に言っていた時は確か、司祭だといっていたから、そうそう会えるとは思っていない……むしろ、あの時会えたのは超幸運だったと思う) やっぱり、むりかなぁ…… (そんなこと呟きつつ、苦笑いを浮かべた) [Thu 16 Nov 2006 21:27:26]
◆アーク=フォース > (サンクトゥスさんに経過報告でも出来ればと思った、教会の仕事の手伝いで気づけばこんな時間……) 動ける時間が……晩御飯の後、だから仕方ないとはいえ…ねぇ (実際、教会の料理を行っているのは自分である、理由は神父さんより、うまいからと神父さんにはよく言われる) 嘘だよねぇ……神父さんもそこそこできるはず…なのに (でも、それでも良かった……そんなこと考えながら、明かりのともる礼拝堂を進んでいく) [Thu 16 Nov 2006 21:14:43]
お知らせ > アーク=フォースさんが来ました。 『礼拝堂に一人の青年、来た理由は……』 [Thu 16 Nov 2006 21:10:15]
お知らせ > セレニアさんが帰りました。 『――― ( やがて、細い歌声が響く。 記憶の歌を呼び起こすように )』 [Wed 15 Nov 2006 03:02:46]
◆セレニア > ( 術式を更新されず破綻した条件付けの中で、最後まで残るであろう記憶のブロックは、今尚働いていた。 自分はクルースニックであると知りながら、死ぬ事に怯え。 封じられた過去に抱く感情に惑わされる。 …教会を絶対と『思わなければならない』と思いながら… クリスティアとヴェイトス市の差異、シスターティフィスの変化、自分の見聞きした事、教えられた事の全てがその意識に反発する… ) ッ ( 彼女の歌を聴きたいと願って、やはり叶えられないのだと実感し… きつく、きつく、頼り無い身体を抱き締めた ) [Wed 15 Nov 2006 03:01:39]
◆セレニア > ( 薄着の指先が小さく震えるのは、寒さのせいだけではないだろう。 …ヴァンパイヤハンターとしても、指示があった場合に限り戦線に加わる事を許可されて… それでなくてもたくさんの人と話す中で、神の国へ入れないのではないかという恐怖は薄れていると思うのに…。 もっと絶対的な、身も凍る絶望を、確かに知っている。 思い出せなくても、知っている ) ( 闇の中、冷たい感覚に包まれて… 身体が浮いて… そのイメージの先に、いつだって、それはある。 …両肘を抱くように身を縮めて… 祭壇を見つめる視線は、徐々に落ちた… ) [Wed 15 Nov 2006 02:49:19]
◆セレニア > ( 人気の無い通路を、とても戦闘要員とは思えない頼り無い足取りで進み…。 修道院指定の寝間着のまま、そっと礼拝堂の扉を押し開ける。 こんな時間だから、いつも殆どの場合は誰もいないから、礼拝に訪れる信徒の有無も適当に、灯りを落とされないその場所に足を踏み入れた。 丸くなって震えている時、そっと寄り添ってくれたあの人は、もう――― ) ( 燭台を置いて… 隅の長椅子の、更に隅に腰掛ける ) [Wed 15 Nov 2006 02:39:22]
◆セレニア > ( 廊下の灯りが差し込む先、抜け出した枕元には、スケッチブックの紙が一枚。 大部屋に居た時と変わらずに、張られている。 『汝、生き急ぐことなかれ。死に急ぐことなかれ。』 そう言葉をかけてくれた人は、もういない。 乱れた気持ちを鎮めてくれる歌を聴くことも、二度と無い。 …分からないけれど、きっとない… そう考える度に、変わらずに哀しくなってしまう。 …サイドテーブル兼テーブルといった感じの、やはり過剰に質素でこぢんまりした家具の上には、洗って畳まれたハンカチと、その持ち主の住所を記した紙片があった… ) ( 部屋の燭台に、廊下から灯りを移し。 薄暗い通路を歩き始めた。 向かう先は礼拝堂。 …枕を抱えて部屋を訪ねてもいいものか… 悩む対象は、もう無い ) [Wed 15 Nov 2006 02:32:31]
◆セレニア > ( 凍えずに済むけれど、重たくて寝苦しいごわごわした毛布から抜け出して、勿論硝子なんてはまっていない小さな木の窓を開けた。 …夜であれば曇りも何も無いけれど、吹き込んでくる冷たい風に、胸が苦しくなって… 少しだけ、すっきりする。 ぶる、と身を震わせるまでの少しの時間夜風に当たり、ベッドを下りた ) ( 身体は睡眠を欲していても、今は、眠りたくない。 夢の中には帰りたくない。 この間油を注したのにまだ軋む扉をそっと開けて… 部屋を出る間際、ちらりと振り返った ) [Wed 15 Nov 2006 02:25:10]
◆セレニア > ( いつの間にか『自室』となってしまった反省室… 狭くて窓も小さいその部屋で、ふと目を覚ます ) ―――。 ( 目が熱くて、重たくて… 例によって泣いていたのだとは分かったし、この胸には確かに悲しみや怒りや恐怖といった感情が渦巻いているのだけれど… 夢の中、何を見たのかは思い出せない ) [Wed 15 Nov 2006 02:17:38]
お知らせ > セレニアさんが入室されました。 『( 僧房の奥 )』 [Wed 15 Nov 2006 02:14:41]
お知らせ > セレニアさんが退室されました。 『( …借り物のハンカチと、住所が残された… )』 [Sun 12 Nov 2006 18:47:19]
お知らせ > ルミニアさんが退室されました。 『(そうして、何食わぬ顔で聖堂を後にするのだった。)』 [Sun 12 Nov 2006 18:46:34]
◆ルミニア > いいえ、なにもお金やモノを送ろうというのではありません。セレニア様と、一度ゆっくり二人でお話できるお時間をいただければ、それだけでよいのです。 ( そういうと、にっこり微笑んで、ルミニアは自分の家の住所を書いた紙をセレニアに渡した。 ) もちろん、すぐにとは申しません。お時間の空いたときにでも、ゆっくりと。では、わたしはこれにて――失礼いたします。 ( 胸の前で小さく十字をきると、軽く頭を下げて踵を返す。 ) [Sun 12 Nov 2006 18:46:16]
◆セレニア > …ぁ… すみません…。 ( 差し出されるハンカチ。 思わず受け取って、悩むような間を空けてしまって… 小さく会釈を。 遠慮がちに、目元を拭いた。 …教会の外の人から借り物。 洗って返せばいいのだけれど… それだけでいいのかと、そんな風に考えられるようになっただけ、進歩 ) いいえ。 …私は… 答えられませんでした、から… ( 微笑を見つめる。 質は違うと思うけれど、ティフィスを思い出した。 …もっとも今なら、何にでも重ねてしまいそう… ) ―――セレニアと、申します。 …彼女の… シスターティフィスの幼名を、いただきました…。 ―――? いいえ。 私個人がそれを受けることは出来ません。 お気持ちだけで… ( と言うより、お礼をされるほどの事をしただろうか? したとして、どんな形であれ、教会としては応じられないだろうと、躊躇うように首を振った ) [Sun 12 Nov 2006 18:38:39]
◆ルミニア > ( 涙をぬぐう姿を見れば、すかさずハンカチを差し出す。 ) どこでどのようになるのか分からないのが、この世の常、ではないでしょうか? 私も、シスターとはこうしてお会いできたことに縁を感じます。あの日、私の苦しい胸中をお聞きくださったように、私も、シスターのお心を和らげる手助けが出来たなら、嬉しく思います。 ( そっと、セレニアの手をとって、微笑んだ。 ) 私は、ルミニアと申します。シスター、もしよろしければ、この間のお礼をさせてはいただけないでしょうか? [Sun 12 Nov 2006 18:29:24]
◆セレニア > ( 涙が引き、苦しむような表情が消えれば、後に残るのは感情の起伏の欠しい… とは言え彼女が鼠を通して見た事のあるものよりは、幾分和らいだ顔。 涙の跡を、拭いつつ ) ………はい。 とても。 色々な事を、教えてくださいました。 …こうなると、分かっていれば… 彼女が帰国するまでは、彼女の望むように… ………いえ。 ( ヴァンパイヤを狩れば良かった。 拒否した事は無いけれど、彼女と組むのを拒まなければ、少しくらい喜ばせる機会もあったかもしれない… そんな事を考えて、そんなわけないと、首を振る ) …ありがとうございます。 ( 二度と会えない、という事と… 死ぬ事に、どれほどの違いがあるだろうと思うけど。 死別よりは、よほど良い。 帰国した後、ヴァンパイヤと関わる事が無いように祈り、頷こう ) [Sun 12 Nov 2006 18:24:51]
◆ルミニア > ( しきりに首を振る様子を、黙って見つめる。しばらくは、彼女の反応をうかがって――出てきた言葉に、なるほどとうなずいた。 ) よほど、敬愛なさるシスターでいらしたのですね、その方は。 ( セレニアの顔を覗き込むように、優しい声音で言葉を紡ぐ。 ) 私のようなものがこんなことをいうのは差し出がましいのでしょうが。――たとえ言葉は届かなくても、シスターの思いは、その方に届いていると、私は思います。同じ世界で、生きているのですから。 ( だから元気をだして、とにっこり微笑んで。 ) [Sun 12 Nov 2006 18:13:19]
◆セレニア > ( 始めは、ただ、旅の安全を祈ろうと思ったくらい。 …けれど、シスターティフィスには、きっともう二度と会えないのだろうと思うと、遣る瀬無い想いが込み上げて、胸が苦しくなった…。 …部屋に引っ込んでいれば良かったと悔いながら… 見られてしまったものはどうしようもない。 『何でもありません』 としきりに首を振り ) ……もう、しわけ… ッ ありま、せん…… 個人的… な、事でっ… ( 背中をさすられたりすると、かえって… 暫く泣いて、呼吸を落ち着かせるまで時間はかかる。 やがて、どうにか話せるようになれば――― それまで側に居てくれたなら、何となく、話してしまうのだろう。 …以前、彼女の言葉に自分は答えられなかったけれど… 答えを求めるでもなく、『何でもない事情』なのだと、説明するように。 少なくとも、あなたにとっては ) ……親しくしていただいた、シスターが… 異動に、なりました…。 私は、それを知らなくて… お別れの一言も、言えなかったものですから…… ( そう言えば、簡単。 教会での変化も、何もない。 ひかっかるのは、お別れを言えなかった事だけになる ) [Sun 12 Nov 2006 18:09:03]
◆ルミニア > シ、シスター? いかがなさいました。 ( 泣いている。なぜ、泣いている? ルミニアは、顔でうろたえながらも、心では冷静に彼女を分析していた。そっとセレニアの隣に座ると、その背中を優しくさすってあげながら、言葉を紡ぐ。 ) 何か、事情がおありなのでしょう。私のようなものでよろしければ、わけをお聞かせ願えませんか? シスターがそのように涙に暮れていては、私も安心して礼拝をすることが出来ません。 [Sun 12 Nov 2006 17:57:08]
◆セレニア > ( 独り言は聞えない。 嗚咽を漏らさないように口を結んで、俯いたまま肩を揺らしている。 近付かれて、声をかけられて、ようやく我に返った感じ。 …は、と顔を上げて… 一般の信徒… 記憶が明瞭になり始めたヴェイトスに来たばかりの頃であれば、その特徴的な若白髪は印象に残っている彼女を見つめ… 今度は息を整えるのに、顔を伏せる ) ―――ッ… っふ… もしわけ… せん… ッ [Sun 12 Nov 2006 17:53:09]
◆ルミニア > ――つまらない。 ( ぼそっと、誰に聞かせるでもない独り言をつぶやいて、立ち上がる。刺激のない毎日は退屈だ。さっさとかえって食事でもしようか。そう思ったとき、ふと、隅の方で座る修道女の存在に気がついた。周りにはまだ人も多い中、一人沈み込むような様子は、不思議とよく目立つ。 ) ――もし? ( 何気なく近寄って、問いかける。やがて、だんだんと、どこかで見たことのあるかおだと思い出してきた。 ) シスター、いつぞや、お会いいたしましたこと、憶えていらっしゃいますか? ( つとめて優しい口調で、問いかける。 ) [Sun 12 Nov 2006 17:45:58]
◆セレニア > ( 彼女の部屋へ走ったのがついさっき… 部屋には既に別の修道女が居て、驚かせてしまった。 …それで何も、変わらない。 大聖堂規模で見れば日常的な人事異動の一つ…。 『神託』を受けたとされている彼女が、聖女として認定されて、配置が大幅に変わるというのも不自然な話ではないけれど ) ( お別れの、一言も ) ( 闇を恐れるのでも、主の御心に添えぬ事を恐れるのとも違う。 知らない涙が頬を伝って、しきりに拭う ) ( まだ、訪れる人も多い時間。 特に誰に気を止めるでもなく… 隅っこの方へ小さくなって腰を下ろした ) [Sun 12 Nov 2006 17:40:58]
◆ルミニア > ( 理由も何もない、ただの暇つぶし。退屈に退屈を重ねていると、どうしてもこういう場所に赴きたくなる、ある意味綱渡り好きな当主である。自身の演技をより確かなものにするため。また、思いもよらぬ暇つぶしの種を求めて。 ) [Sun 12 Nov 2006 17:36:48]
お知らせ > ルミニアさんが入室されました。 『(礼拝堂には、白い髪をした女が一人、膝を追って祈りをささげていた。)』 [Sun 12 Nov 2006 17:35:23]
◆セレニア > ( …その願いは聞き入れられ、シスターティフィスへの配備は解除…。 それを伝える書類には… 同時に、彼女が本国へ帰国したという事実だけが簡潔に添えられていた ) [Sun 12 Nov 2006 17:34:26]
◆セレニア > ( 正式には辞令が下りた事を伝達されていないと申し出ているけれど… 『マスター』となったその日、その時の戦闘で、自分の行動の責任を問われクリスティアへ召喚。 …『神託』を授けられ… その時に、何かがあったのだと思う。 『神託』という名の、それ以外の何か… それによってある一部分において人が変わったようになり… 自分は、彼女とハントを共にする事が無いよう、教会に願い出た。 そして――― ) ………。 ( 一通の封書を手に、ウィンプルまでかっちりと着込んだ薄紅色の瞳の娘が、僧房から礼拝堂へ通じる扉を開く ) [Sun 12 Nov 2006 17:31:52]
◆セレニア > ( シスターティフィス。 …大聖堂に馴染めなかった自分を、導いてくれた人の一人。 …聖歌隊で知り合って、歌や無断外出を教わった。 …『クルースニック』であるにも関わらず戦闘要員として配備されなかった自分が、ハンターとして働く事を望み、それが叶えられる条件として、彼女が教育係となった。 …何人も居た『マスター』の中で、自分とっては特別な二人目… ) [Sun 12 Nov 2006 17:26:27]
お知らせ > セレニアさんが入室されました。 『( ティフィス )』 [Sun 12 Nov 2006 17:21:06]
お知らせ > アーク=フォースさんが退室されました。 『そして、立ち去る…右の腕輪は金色に輝いていたが本人は知らず…』 [Wed 8 Nov 2006 21:23:37]
◆アーク=フォース > (椅子に座ったまま、窓の方をみる、月明かりも見えないけれど、自分の中には光明が見えた気がした……) 単純なのかな…自分は…… (自分でそう思った…簡単に落ち込んで、簡単に立ち直る……切り替えが早いとも言うのだろうか…) 自分にやれること…精一杯、やればいいよね… (そういいつつ、立ち上がれば、拳は強く握っていた……何で握ってたのかは…知らない…) [Wed 8 Nov 2006 21:17:09]
◆アーク=フォース > (自分は正直、炎涼さんと喧嘩や戦いになったとき……勝つつもりはない…かといって負けるつもりも…だ) 自分は……伝える事…伝えられれば…良いんだ (そんな馬鹿な考え……自分らしくも無い、自分でもたまにそう思う) やることは…決まってるよね…… (友達を助けたい…守りたい、そんな思いが今の自分にはある……) [Wed 8 Nov 2006 21:07:57]
◆アーク=フォース > (顔を上げて、前を見る……今日は、曇りのせいか…暗い……中の灯りだけで照らされている、礼拝堂) 誰か…いないのかな… (実際、誰かに言った方が早いような気がしているのだけれど…誰もいない…いたとしても、すぐに違う所に引っ込んでしまう人ばかりだ) まぁ、相談した所で…炎涼さんに今の気持ちが届くわけで無し… (せめて、心のモヤモヤだけでも…取り払っておきたかった…それだけ…人に相談した方が楽になる…炎涼さんがそう言ってたのを…思い出した…) [Wed 8 Nov 2006 20:48:27]
◆アーク=フォース > (覚悟なんて、最初からあって無いようなもの……決意は、友達を守るために……心は友達や大切な人たちを守る…そういう考えが今の自分には、ある) 力だけじゃ……どうしようもないよね… (未だに、先日、炎涼さんに言われた、力のこと…気がかりだった…) 昔と最近までの焦ってた自分もあんな風だったのかな…… (椅子に座ったまま俯いて、考える……考えれば考えるだけ…) 心で振るう…それでいいはずなんだよね… (この前、サンクトゥスさんに言われた事……心で力を振るう、それは大切な事だと思い出した、神父さんに今まで教わった事となんら大差は無いんだから……) [Wed 8 Nov 2006 20:42:27]
◆アーク=フォース > (川辺に行こうと思ったけど……結局此処に来ていた、何故かはわからないけれど…こんな時だけ神頼みにすがろうとしている自分が情けない…) やっぱり…なんか、怖いな… (理由はあれです、左腕につけている闇色の腕輪……明らかに怪しい物として見られます) 結局…自分は何が出来るんだろう……友達の為に (そんなこと呟いて……椅子に座る、礼拝堂の中で黒一色の衣装…これだけでも随分と怪しいです…一つ…小さなため息が漏れた…) [Wed 8 Nov 2006 20:31:49]
お知らせ > アーク=フォースさんが入室されました。 『扉が開いて、黒一色衣装の青年が入ってきた…』 [Wed 8 Nov 2006 20:27:50]
お知らせ > クロアスさんが帰りました。 [Sun 5 Nov 2006 19:54:41]
◆クロアス > 勉強しなきゃ・・・・こんなことも知らないなんて。 (片手で頭を押さえて「情けない自分・・・・」と言う風に、ため息をつく) [Sun 5 Nov 2006 19:46:46]
◆クロアス > 人間にとって吸血鬼は邪魔者でしかない・・・・でも、吸血鬼にとっては人間はなくてはならない。だって、人間の血を糧にしているから・・・・ (大聖堂、ステンドグラスを仰げば月明かりで神の像が浮かび上がる。) 大体・・・・吸血鬼ってどこから生まれた・・・・? [Sun 5 Nov 2006 19:35:56]
◆クロアス > (大聖堂の中、一番後ろの席。誰にも気にされないような場所に、一人座り込んで・・・) 人間と吸血鬼だと、どっちが上? (それを人間に聞いたら「もちろん人間」と言うだろう。 同じ質問を吸血鬼にした場合は「もちろん吸血鬼」と言うだろう。) ――――どっちなのかな・・・・・ (独り言ボソリボソ〜リ) [Sun 5 Nov 2006 19:13:50]
◆クロアス > それって神様か? (―――否、僕はいまだかつて神という存在を確認したことはない。 一番偉いといったら、地上に這い蹲り独占して生き物の頂点に立っている人間。) まるで自分の為に世界が出来上がっている・・・・みたいな。人間って調子に乗ってるよな。 (かくいう自分だって人間なのだが・・・) [Sun 5 Nov 2006 19:09:20]
お知らせ > クロアスさんが入室されました。 『(この世で一番偉いものは?)』 [Sun 5 Nov 2006 19:06:17]
お知らせ > 跡野末理さんが帰りました。 『て、ちょっ… なんで私まで一緒になって…!? ま、まぁいいわっ! ( ひゃっほう…ッ! )』 [Mon 30 Oct 2006 01:56:12]
お知らせ > ナンテコッタさんが帰りました。 『ニ、ニンポー!?マツリちゃんNinjaがいたヨ!Ninjaのクマー!(ひゃっほう!)』 [Mon 30 Oct 2006 01:54:50]
◆跡野末理 > ( あれ、触覚があるんじゃなかったっけ? キノコが生えてるとか? そんな帽子の中ヴィジョン。 さっきは乱暴にしちゃってごめんね…帽子、直してあげる… 〜とか、後で探ろうとするのかもしれない、そんな日常? ―――シリアスな話はどうしたって、気にはなるけどコマの都合とか… じゃない。 だって、彼女、自虐るんだもの。 そのままではお話も出来そうにないから先ずは追いかけっこでもして雰囲気を和ませようかとか、そんなイジメっ子と区別の付かない優しさの成分もあるんです、多分、きっと! ) 〜別に愛は無いけど利害が一致するならそういうことにしておく! 喜ばれるのも不本意だけどそんな事は後でいいわ! ( 今の今までスパイラルに踏んでたけど。 秋の風にマントが揺れる、別になんでもない事を何かの口上のような雰囲気で言って――― ぁ、扉閉められちゃった。 …仮装してて良かった…? 気を取り直して! ) 〜注意!とか危険!とか言われると覗きたくなるのよね! あなたのクマを見せてもらう――― 甘い! 忍j… じゃない。 魔女に幻術が通じると思って!? ぅわぷっ!? ( 突如立ち込める霧にむせそうになりつつ――― かしましくもばからしい追いかけっこが始まった? ) [Mon 30 Oct 2006 01:50:07]
お知らせ > カウスメディアさんが帰りました。 『今日は自分の意外の何かが…─── クマ ?』 [Mon 30 Oct 2006 01:37:42]
◆カウスメディア > あんまり激しいとカボチャさんが上へ旅立ってしまいます… !! この容赦のなさが愛情の裏返しなのですか…!!! すごいこの二人、奥が深い。 カボチャさんが喜んで…─── ( きいいイイイイぃぃぃぃぃぃぃぃぃ… ─── ばたん。 閉められた扉に音で気づく。 振り返るともう扉は閉ざされていた。背後には 責めと受け… !? ) 嗚呼 きょうも知ることはできず。 私の努力が足りないですか、ハイハイハイ…そうですね、私の努力が…───( イジケ虫発生、同時にクマ発生… !!) クマ────ッッッッッ !? ( 威嚇され、思わず反射で砂を拭きました。 フウゥゥゥーーーーッッ… !!! こけおどしの幻術で霧に紛れ… ) [Mon 30 Oct 2006 01:34:37]
◆ナンテコッタ > 総スルーキター!?でもそれが貴方のイ・イ・ト・コ・・・ロ゛ッ!?( 切れ切れになる言葉は別に意図的にやってる訳でもなく遠慮なく踏まれる弾み。いい加減帽子も変形してきたゾ!詰め物がー!詰め物がー!しかし帽子死守。人前では絶対取らない当たり何か秘密があるがハゲではないとの本人談。 少々ボロっちくなりながらも立ちました!ナンテコッタ立ちました!「行け!ロボ!」的なマツリの足元四つん這いでオレンヂ色のその目は冬眠から覚めたばかりのクマのよーな・・・ あるェ? まじめな話は何処行った!センセー術師はナニモノダー! ) クマ―――ッ! ( おめめらんらん光らせて、ブルーヘッドなセンセー術師に万歳のなり損ないみたいな威嚇じみたポーズとともに何か吼えた。 後ろでため息と共にドアが閉められたが気にしない! ナンテコッタ、頑張ります☆ クマを発見して取ったどー!と天に掲げるマデ! ) [Mon 30 Oct 2006 01:24:37]
◆跡野末理 > ( あら?おねだり?せめられてかんじるなんてこのへんt――― なんて遣り取りも無く踏む、踏むっ、踏むッ! とりあえず何を見たかは忘れさせなければ! *本当にクマらしい ) ―――はっ!? ( そしてハッとさせられるのは教会の皆さんの視線。 いけない、私はイロモノじゃないのだと、気が済んだのか足を退ける。 でも、足を退けるタイミングと、パンプキンオレンジちゃんが眼を見開くタイミングはきっと一緒。 ハッとした顔が今はにんまり笑ってる。 耳? 耳なんて興味ない。 興味があるのは隠そうとしたそのスカートの中――― 聖堂入り口で何やってるんですかって話だけれど、前夜祭の前夜祭のそのまた前夜祭とでも思っていただければ。 3秒で潰される未来はキャンセル! けしかけるね! ) ―――出没注意なクマを持つのはあなたの方ね! ( とっても大事な占星術師の歴史認識の話とか、そもそも彼女の職業の話とかはかなり聞き流してる! 『なんでしょう?』 しらばっくれるなとビシリ! 指差した! …あなたもがんばれっ…! ) [Mon 30 Oct 2006 01:13:12]
◆カウスメディア > そうそうそうそう… !! 最初は図書館で調べてタンですよ、でもよくよく考えると本に書いているようなコトはいつでも分かる訳で皆さんが隠してる事を知らなければ、私のような職業では命取りになってしまうというか、ナンと言うか、とにかく兎に角、 人には黒い部分があるじゃないですか、それと同じように歴史にも… 嗚呼…───( 手をぽむ、と打ちました。頭には古めかしくランプマークがピコンと点燈した気がした、電波は常に受信中。 そして、また自虐モォドに入り…!! ) 嗚呼… そうデスねえ、私なんて黒さの塊。 ええ、とても子供向けな人間では…─── ていうか いあ… !!歴史の先生ではなく 占星 であって… ( 相手に勘違いされている… !!すごく高尚な立場に勘違いされている、これは即座に否定しなくては… !! と、慌てて説明する最中、視線がお耳にぴしぃー…!!! ダメ、耳はアアァァァァァ !!!) な… なんでしょう?( 足元で元?現?南瓜を責めている構図の末理さん…!! コノ人はェスだ…!! そんな感情がわくと自然に…─── あはは… 乾いた引きつり笑い。 耳をさり気無く萎れさせて隠したつもりなのでした。 頑張って!カボチャさん…!! ) [Mon 30 Oct 2006 01:02:44]
◆ナンテコッタ > かぼちゃ・・・!( カボチャ扱いに驚愕!きっと 人=マツリ かぼちゃ=自分の構図が! きっと扉の向こう側は入り口でゴチャゴチャやってるのを迷惑そうな顔しながらもハロウィンの準備に忙しく行きかう助祭やシスター達が見える事だろう。 なんかカボチャ被ってるの居るし、一人は明らかに東洋人だし、よく見りゃ二人は罰当たりな髪の色してるし。 ) かッ、踵が!踵がーッ!ああん、マツリちゃんったら は、激しいのネ?きゃ☆ でもでも、どうせ踏むならもっと別のトコロがー?( ※腰とか。 )って、イタッ!フツーに痛ァーッ!?ちょwww其処の人も自虐ってないでボスケtwwww( ぎょりぎょりと煙上げん勢いで踏まれつつもでぃもでぃしてたら更に激しさを増した踵にぴるぴるぴる。クマー、と床にダイインメッセージなど残しつつ。 ああ、普段着さ!いつもこんなさ! ) い、いかどーぶん!げそー。 ( うんうん、と頷きたい所だがナンテコッタは踏まれている! エルフへの虐待の現場が此処に―― そして、煌く愛コンタクトはニュータイプ。何か察して閃いたよなマツリちゃんの足の下、くわっっと目を見開いたッ! ) クマー!? ( 腕立て伏せの要領でがばー!と頭上げたッ。(3秒で潰れるが!) ) [Mon 30 Oct 2006 00:56:36]
◆跡野末理 > ( 七倍はきっと異世界仕様、リアルスプラッターはいけませんとどこかの気配。 踵から踏ん付ける事に成功すればカボチャ頭を逃がすまいと床に押し付けよう ) 〜踏んだくらいじゃ壊れないでしょ? 壊れたら反省してあげる。 この不思議さん、どっちかと言うとあなたの方が話し通じそうだし、エルフだし、いてもらわないと――― って見えないわよこんな暗いんだから! クマもいない! いないからねっ! ( 二回目の否定は教会を訪ねたエルフさんに向けて。 位置的に抑えても無駄そうだけどスカート抑えつつ、見られるのはやだけど逃げたら踏ん付けられないジレンマ――― 顔上げないで!とか横暴にかかとをグリグリっ ―――って普段着かYO!? 仮装しちゃったよ! ) 〜ええ、私達も教会に用… ってこの格好も私は仮装だからね。 この子と鉢合わせたのは野良犬にでも噛まれたと思って諦めると良いわ。 ( まるで仮装しているのと一緒に歩くには普段着じゃかえって恥ずかしいじゃない、とか、そんな謎な気の回し方? 気にするな! 『まさかカボチャが出てくるとは』 と言うエルフさんにくれぐれも一緒にしないように、なんて ) 歴史のお勉強なら大聖堂より図書館じゃないかしら? ここでも教えてくれると思うけど、それはパプテスの歴史になりそうね。 ……せん… せんせい? せんせい? ええと。 ふぅん、歴史の先生なんだ――― ってちょっと待ってどうしてそんな凹むのよっ? 私何か言った? ゃ、気持ち悪くない、ないから―――ん? ( このタイミングで抑える、という事は――― ははぁん。 にんまり笑う ) [Mon 30 Oct 2006 00:41:46]
◆カウスメディア > 教会に用… !!─── いあ、いや… そんなに大事にスル気は無かったんです !! まさか、こんなに人や南瓜が出てくるなんて想像しないじゃないですか !? ( 指差され、建物の奥に目を細めて視線をやると、重厚な雰囲気は広がっていました。 びくーん… !! 思わず背筋を真っ直ぐにして手をブンブン振りながら激しく否定しました。) 大聖堂にくれば歴史のお勉強がでキルかなー ?なんて思ったんですよ。 私、先生の方ではなくて占星するのが職業でして、キチンと歴史認識をしとかないと首チョンパなんですよ。 エルフってそんな扱いですよね、そんなに耳が気持ち悪いですか ?私はサイアクですか ? ( 末理さん、ナンテコッタさんを交互にくりんくりん振り返りながら愚痴交じりに説明。 ちらちらと聞こえるパンツトークに対し、どう対処すべきか考慮するうちに何故か牽制に自分のスカートも抑えていた…!! ) [Mon 30 Oct 2006 00:26:51]
◆ナンテコッタ > ( 7倍!?帽子どころか頭が割りる・・・!カボチャみたいに砕け散るヨ! 股の下潜り抜けて逃げようとしたオロカモノーは所謂ヤクザキックの要領で踏まれましたとさ。わしょ、とカボチャ頭に足がめり込んだ! かくしてマツリちゃんの股下は守られたのでした。 ) むぎょッ!? ふ、ふまれたー・・・!ええっとゥ、マツリちゃんパンツみえるよぅー・・・・・・ はッ!そうかッ!我々は騙されて居たんだよッ!クマはスカートの中に居るッ! ( 省略、で判って頂ける辺りアフォの扱いが手馴れてる証拠か。マツリの足の下もでぃもでぃと照れてみた!きゃ・・・・・・ そしたら キタキタキター!オレンジおめめをくわー!っと見開いてクマちゃんパンツ論を説く!( 踏み躙ると良い。 )) ちなみにナンテコッタとマツリちゃんは此処の人でぃわないのディスよー?ヴェイトス大学の学生サーン。はなぢる。風邪でぃすかー?クシャミ3回ルルさんじょー。( 踏まれつつ うぇーい、と無意味にVサインなど笑うブルーヘッドに飛ばしてみつつ。 ) それはそーと、トンチキって何ディスカー!( くわー!マツリは自分に合わせてハロウィンの仮装風味なのだろうけれど、自分のは普段着DA。) [Mon 30 Oct 2006 00:18:35]
◆跡野末理 > ( 聞えてくるのはちょっと近寄り難そうなイジケた言葉。 酔っ払いか、はたまた真面目に助けを求めにやって来た迷える子羊かは微妙なところだけれど、応対するのが自分達の仕事でないなら気楽なもの。 ―――あれ、そんなに強く叩いたっけ。 とか。 良い音したステッキをキョトンと見つめよう。 背後からの攻撃は7倍ダメージかもしれないけれど武器が壊れてないしまあいいか ) おーけー。 省略。 ごめんなさい? だってあんまり衝撃伝わらなさそうなんだもの、その頭――― 出ないッ! 出ないからクマはッ! ハロウィーンにもいらないしって逃げるな! ( げしっ! 当たればそんな音のする勢いで通過せんと試みた南瓜頭を足で押さえようとっ ) ―――あなたも! 何でクマ出没注…ぃ… ええと。 ( 凄く疲れた様子で扉にとりすがったと思ったら次いで笑い出す女性。 あぁ、神官さんとか必要な人なんだなって納得しつつ。 ききたいことわすれたらこりゃもうおてあげー? 混乱気味な様子を半ば呆然と、でも待ってみよう。 まだ若いのに… とか思いながら当てにならないって知ってる! キミドリちゃんと同族っぽいし ) …何かご用? とか聞くと私も関係者みたいだけど… こんなトンチキな格好で入れるんだから、礼拝堂にくらいは無断で入っても大丈夫だと思うわよ。 教会に用があるなら、そのも一つ奥。 どうしたの? ( 建物の中を指差しつつ、問おう ) [Mon 30 Oct 2006 00:01:50]
◆カウスメディア > ( 涙をぬぐい、手をかけていた扉から手を外すと ぺたん と疲れてその場に内股で崩れました。 鼻血… ではなく、涙とともに出た鼻水を青いハンカチーフで押さえました、ズズーッッッ… 吸った、吸いました。 ) プッ…─── フフフフ… アハハハハハ ♪ ( ナンテコッタの様子に目を留めて、なんだか可笑しくなって急に大笑いしてしまいました。 そして、気を取り直すようにコホンと咳払い、背後を覗き込みました。 ) いえいえいえ… !! 酔っ払いデハなく… ───んン…ッ ( ナンだっけ… 頭を打って少々混乱気味なのでした。 ) [Sun 29 Oct 2006 23:53:38]
◆ナンテコッタ > ( 高等部、もとい後頭部に振り下ろされる素敵ステッキ! ) ぷぎょッ!?( ゴッとか良い音がした。 SMAAAAAAAAAAAAAAAAAASH!!!とか書き文字が見えたのは気のせいだ。 カボチャ帽子を膨らます詰め物を貫いて くりちかるな一撃が! 故に扉を閉める事適わず、プスプス煙吹く頭抱えてしゃがみ込んだ! もはや形容するのが面倒故に外見情報省略! ) しょ、省略ッ! ( 見事バックスタブを成功させた魔女っ子セーラーを振り返ってナミダメで非難してみた!然し全略! 何って、「なに関係者であるかのよーに振舞ってるのあんたは」へのお返事。 ) ええっと、もしもしー?ハロー?グーテンダーク?アニョハセヨー? なんだか取ってもネガティブハッピー?お酒は用法用量を守って以下略ですガー、ガガー 酔ってマスカー?( そして視線を戻せば何だかゴスゴス自虐を掘り下げて階段に大穴開きそうなドブルーヘッド。そして・・・ ) ハッハーン、このナンテコッタ そんなフリに釣られ・・・ クマ――――ッッ!? ( クマ出没注意、そんな一言にビクーっ!長耳も逆立ちそうな勢いでビビればマツリちゃんの股の下すら潜って逃げるね!スカートの中に隠れようにもきっと長さが足りない。よって通り抜ける!(遠慮なく蹴ると良い) ) [Sun 29 Oct 2006 23:43:41]
◆カウスメディア > いつつ… ───。( 強打し赤くなってしまった鼻頭を擦り、涙目で見上げました。 ) 顔面を強打するし、また相当な距離を歩かされるし、ご飯食べれてないし、謎の南瓜に遭遇するし私はキット悪い事をしスギたんですね…───はいハイはい… どうせ私は悪いですよ、デキが悪いですよ、サイアクですよ… !!( ぱんぱんと埃を払いながら立ち上がると、自虐的に愚痴をこぼし始め… と、扉に目をやると扉を閉めようとする南瓜、いえ、ナンテコッタさん…!! ) のぉォォォォォォ・・・ !!! ストップ・・・ !! クマ出没注意・・・ !!!! ─── ( バン・・・ !!! ダッシュデ扉まで行くと手をはさむギリギリノ感覚で止めようとてをかけ、ゼェゼェ・・・ !! 肩で息をしながらスゴク疲れた様子で。 ) [Sun 29 Oct 2006 23:31:08]
◆トンガリ帽子 > ( そんな南瓜の後ろに立つ人影がある。 魔法使いっぽい目玉の描かれたトンガリ帽子にマントを羽織ったセーラー服のお下げ髪! 説明長い! どうしているのか居てもいいのか知らないけれど、半眼で南瓜色になったキミドリちゃんに熱視線 ) なに関係者であるかのよーに振舞ってるのあんたは。 ―――何? 酔っ払い…? ( 言うだけ言って、ひょこっとキミドリちゃんの後ろに視線を投げてみよう。 聞くでもなく、ごく一般的な見方かもしれない一言 ) [Sun 29 Oct 2006 23:27:24]
お知らせ > トンガリ帽子さんが入室されました。 『―――〜こーら。 ( ぽへん、とカボチャ頭を叩くステッキあり )』 [Sun 29 Oct 2006 23:23:07]
◆ナンテコッタ > お? ( 頑張ってバカでけえ扉を開けて、良い汗かいた、とばかりに無駄に爽やかに汗をぬぐえば階段の下 頭から、否顔から突き刺さったヒト。 おめめぱちくり。 流石のナンテコッタもその図にはオドロキを隠せない! しかも元気に立ち上がったし! ) えーッと――・・・ 顔面スライディングは用法・用量を守って正しくお使いクダサイー? ( きらきらエガオで無難に纏めてみたら、ビシー、と指差さん勢いで指摘されるパンプキンヘッド。コレー?とドミドリ頭の上に乗っかった無駄にデケエ南瓜モチーフの帽子指差し ) 南瓜に意味はあるますヨ!今月は10ガツオクトーバー 何と!今月は南瓜大活躍のハロウィーンの季節なのでしたー!( じゃーん、と自ら効果音言いつつ突き出すのは刳り貫きカボチャのランプ。いわゆる一つのジャック・オー・ランタン。 しかも突き出す本人カボチャ帽子にカボチャパンツ(※画像参照)で、そりゃあ ハイテンションなエルフさんでなくとも不安がよぎる事でショウ!(※ここは大聖堂デス))―― ほげ? 誤用ですかそうですかー?( 返って来た謎な回答にオレンジ色のキショいお目目が真ん丸。まさしく誤用と相成ったのでした。 いやもう、トビラとか閉めちゃうね!ぎー ) [Sun 29 Oct 2006 23:19:31]
◆カウスメディア > おおおおオオオオォォォォォォォ……ッッッッ… !!!! ─── ( ゴス…!! 背後から響いた声に驚きのあまり飛びのいて、その表紙につま先を階段の下段の引っ掛けて大転倒 ! 顔から地面にめり込みました。 しかし、即座に飛び起きて扉に視線を向けて指をビシィ!と指し。 ) 南瓜ー────ッッッッ… !! なんで南瓜 !? いったいナンでカボチャ !? 南瓜に意味はあるんですか !? ( こ、コノ人が…─── 此処の責任者なのか。 目の前の南瓜頭を見、ゴクリとツバを飲み込んだのでした。 コノ人に聞いて大丈夫なんだろうか、そんな不安がよぎり。 相手の問いにしばし考え、間をおいてから答えました。 ) そ…─── そうそう、アナタに ? いや、私は用があるですか ?( 自問自答。) [Sun 29 Oct 2006 23:05:36]
◆南瓜頭 > ( ここは天下の大聖堂。 だのになのに入り口にしては過剰に大きく、分厚い両開きのドアの向こう側から聞こえてきたのは厳粛とは程遠いカルーイお声。 ) 扉にパンチのお客サマー、ちょっくらお待ちくださいネー? しかァーシ! かかぁーし! このトビラを潜るモノは全ての希望をステヨー!すてよー! 小便はすませたか? 神様にお祈りは? 部屋のスミでガタガタふるえて命ごいをする心の準備はオウケー?よしオッケェー!( ふんぬー!とリキむ声とともに ぎぎぎぎーと重々しくドアが開きます。そして開いたドアから飛び出たのは過剰なまでのボリュームを持ったビビッドなオレンジ色のカタマリ。 それからカオが生えてるトコを見れば帽子なのだろうが、デカすぎた。 ) 何か誤用ー?( オレンジのカタマリから生えた色彩は、目に痛いキミドリ色とオレンジ色だったヨ!ハーイ ナンテコッタでーす! 誤用?誤字にあらズ ) [Sun 29 Oct 2006 22:52:16]
お知らせ > 南瓜頭さんが来ました。 『 ハイハーイ? 』 [Sun 29 Oct 2006 22:41:14]
◆カウスメディア > おおーイ… !! あのー…ちょっと聞きたいコトがァ… !!! ( 真夜中に大聖堂の扉をこぶしで叩くフトドキ物が一人居ました。 けたたましく音は響くけれど、誰かが出てくる様子もなく…───。) ハアァァァァァァ…───。 此処で仕事するからには禁句っていうんですか ? タぶゥー ?…とにかく知らずに口にしたら曾御婆みたいにクビちょンぱナンですよ、だからァー… 教えてくだサイよ…。 ( 不親切。 じぶんの行動は棚にあげて、中から出てくる様子のないコトにムスっと頬を膨らませて、扉の前の階段に腰掛、頬杖をついて足をバタバタと激しく動かしてダダをこねました。 しかし、其処には一人の声と靴音のみ。 ) [Sun 29 Oct 2006 22:36:29]
◆カウスメディア > んンゥー…けっきょく図書館では歴史ではナクて、礼儀作法を先生に教わってしまいしたねー…───いまコノ時から忘れ始めてる私はバカなんですかー ? …ハイハイハイ…私はバカですよね、バカですよ。( 大聖堂の前で一人のエルフがあごに指を当てて何やらブツブツと呟いていました。 大聖堂で人から図書館で調べられなかった事柄を聞き出そうとしたのです…───。本来の歴史と黒い歴史、それを求めて。) [Sun 29 Oct 2006 22:24:17]
お知らせ > カウスメディアさんが入室されました。 『キョロキョロと怪しげに辺りを警戒しながら大聖堂の扉の前へ。』 [Sun 29 Oct 2006 22:23:56]
お知らせ > ジャスティスさんが退室されました。 『ぶんぶんと手を振って』 [Sun 22 Oct 2006 04:18:17]
お知らせ > アーク=フォースさんが退室されました。 『相手に一礼して その場を去っていく……』 [Sun 22 Oct 2006 04:17:30]
◆アーク=フォース > (手を伸ばしてもらえば、それに答えるように握手をして、言うだろう) じゃあ、今度は自分の方から其方に出向きます、それと自己紹介が遅れました、自分はアーク=フォースです (そうして、言われた言葉に答えるだろう) 焦ってばかりじゃ、何も出来ない…って事ですよね? では、自分はそろそろ帰らないと…… (そういいつつ、握手をしていた手をゆっくりと放し、笑顔を浮かべてから、歩き出すだろう…) [Sun 22 Oct 2006 04:08:09]
◆ジャスティス > ……えぇ、是非お願いします。 最近後輩に料理の腕で抜かれて、どんぞこだったんです。 (弱々しく、滑稽なほどに弱々しく手を伸ばして教えを請う) そうですよ、ていくいっといーじー。ですよ。 (ね?と笑いかけて……) [Sun 22 Oct 2006 04:02:42]
◆アーク=フォース > (何故しょんぼりするかは解らないけれど、慰めるように言うだろう) 今度、料理教えに行きましょうか? 簡単で美味しいスープの作り方くらいなら教えられますから…… (向きになる必要は無いと言われれば、すこしほっとしながら言う) そうですね、無理にそういうこと考えなくても良いんですよね…… (ゆっくりやればいいのに、焦っていた様に思った……神父さんにも同じような事を昔言われたっけ…) [Sun 22 Oct 2006 03:49:33]
お知らせ > ジャスティスさんが来ました。 [Sun 22 Oct 2006 03:42:23]
◆ジャスティス > (……しょんぼりと、客人に出していれば上手くなる、との言葉にうなだれて。) そう、ですね。けど、危険が起きないように気をつけてあげるのも道の一つだから、向きになって戦う必要も無いと思いますよ? (そう、つげて) [Sun 22 Oct 2006 03:41:32]
◆アーク=フォース > (言葉を聞けば、軽く頷いてこたえる) 料理なんて、時々教会に来る客人に出していれば、人並みには出来るようになると思いますが…… (そういいつつ、すこし、笑みを浮かべて言うだろう) 自分自身も守れないようじゃ、友達も大切な人も守れませんからね…… (そういって、無意識に手に力が篭っている、強く、自分の拳を握っている) [Sun 22 Oct 2006 03:29:04]
◆ジャスティス > 成る程……そうだったんですか? (本格的な修道士の活動浅瀬手もらえなかったと聞けば、結構驚いて……0あはは、いいじゃないですか、料理が美味いのはとってもうらやましいです。 (護身できるようになりたい、という言葉には男の子だから程度に考えて……。相手の行動に何か感じるところがあったが、腕輪だとは思わなくて)) [Sun 22 Oct 2006 03:19:44]
お知らせ > ジャスティスさんが来ました。 [Sun 22 Oct 2006 03:15:59]
◆アーク=フォース > 本格的な修道士の活動は神父さんが許してくれませんでしたから、することが雑務と家事くらいしかなくて (そういいつつ、すこしてれながら答えて、すぐに続ける) 似たような職種……ですか、自分が出来る事なんか…あまり無いように思います、料理と多少の雑務くらいしか今は出来ませんから… それに、自分の身位は自分で守れるようにならないと…… (そういって、すこしだけ、両腕の闇色の左手首の腕輪と右手首の金色の腕輪を見た、ちらりと見た程度なので、ばれる事は無いと思う……) [Sun 22 Oct 2006 02:00:24]
◆ジャスティス > あらあらまあまぁ……あなたも世の中の単になることをされていたんですね。 (相手の仕事、というかやっていることを聞き出せば、十番今のままでも輝いていると告げて。相手の実は……との言葉には小さく頷いて、成る程、しっかりはしているのだなと感心してあ。相手の質問に対しては、もう一度、与えられた仕事をやりなさいと告げて) あとは、100%希望の仕事ではなくても、似たような職種、似たような仕事を探してそれに打ち込んでみるのも有りですね。 (いずれにしろ、そこは打ち込んで見なければ解かりません、と続けて) 基本的に雑務に打ち込まれてきたらしいですね [Sun 22 Oct 2006 01:49:13]
◆アーク=フォース > (仕事、と聞かれれば、やや顔を俯けながら言う) 無職……です、といっても、すこし郊外に行ったところの教会に住んでいるので……午前中は神父さんの仕事の手伝いをしてます、主に雑務ですけど (そこで育ったんです と付け加えて、俯いた顔を上げて続ける) 世の中の人の為になりたいといっても、それが漠然としすぎてて、自分は本当に何をしたいのか、わからなくて…… (実際、何をすればいいのだろうと考える、自分の事について考えて、落ち込んで、その繰り返し……) [Sun 22 Oct 2006 01:32:23]
◆ジャスティス > ええ、暗黒街の○×地区になります。 (相手の言葉に頷いて、暗黒街と呼ばれる地域の一角の地区名を上げて) 成る程、漠然とながら、世の中のために働きたい、と思っているのですね?一生けんめい、今の仕事を頑張ればきっとその願いは達成されますよ。 (胸元で手を組みながら、自分に与えられた仕事をしっかりとやることが、社会への貢献のまず第一歩ですから、と差しさわりの無いことをいう) 言いたくなければ言わなくてかまいませんが……今は何をなさってるんでしょうか?あ、いえお仕事のほうを [Sun 22 Oct 2006 01:25:06]
◆アーク=フォース > 似たような事……ですか、シスターでも護身の術とかが必要な場所といったら…スラムや暗黒街ですか? 自分は行った事ありませんが…… (行ったことのない場所なので、興味を覚えつつも、行くのが怖い……) 目標……最終的に、人の為に何かが出来ればいいなぁと思ってます、今の自分じゃ到底届かない事でしょうけど…… (最終的な目標が退魔の職に付く事ではあるけれど……それは言わない) [Sun 22 Oct 2006 01:18:19]
◆ジャスティス > エクソシストではないのですけれど……、似たようなことはしていますね。 (本来はただのシスターなんですが、少し心得があるのと、住んでいる場所が治安の悪い地域なのでわかりやすい武装をしているんですよ、と説明して。) 成る程……何か、目標とかそういうものはあったんでしょうか? (相手のさびしそうな感じに、眉を少し下げつつ尋ねて、首を傾げる) [Sun 22 Oct 2006 01:12:16]
◆アーク=フォース > (問題ときかれれば、答えるだろう、しっかりと相手の目を見て言う) 自分のしたい事がわからなくなってきてしまいまして……すこし考えてたんです (そういいつつ、苦笑いを浮かべている、内心では色々と他の事も考えてはいるが、今一番考えているのは自分が何をしたいか…という事……) [Sun 22 Oct 2006 01:06:15]
◆ジャスティス > (カロリー消費、というのはまったくにうち間違いで、カロリー消費ではなく、実際の親のようにアークフォースの抱えた”問題”を尋ねながら首を傾げて でお願いします ) [Sun 22 Oct 2006 00:57:43]
◆ジャスティス > あぁ……。 (悩みがある。気分が落ち着くといわれれば、二度三度とうれしそうな笑みをうかべて) そうだったのですね。 (私は今は無い、直接剣)組のカロリー消費に奇異しく、何度もカロリーの問題で親たちとおりとっており、ぎゃくな精神状態へと導いている [Sun 22 Oct 2006 00:20:43]
◆アーク=フォース > (ドアが開く音が聞こえれば、後ろを振り返り、見てみれば、武装した修道女……武装? 青い髪の… 言葉をかけられれば、長椅子から立ち上がり、一礼しながら答える) こんばんわ、自分は…その、ちょっと悩み事があって、ここに来たら気分がすこし落ち着くかもと思いまして…… (軽い笑顔を浮かべつつ、本当は聖堂の関係者に色々相談しに来たのだけど、いいにくくて言えずにいる、武装しているのを興味深げにすこし見た後に聞いてみる) ところで、武装している所から見て其方はエクソシストの方でしょうか? (そんな事を大胆にも聞く……聞いていいことでもないだろうに…) [Sat 21 Oct 2006 23:31:11]
◆ジャスティス > (扉が開き、奥のほうから聖堂内に入ってきたのは一人の修道女。ただ、髪は青いし、どうやら武装をしているようで) ……あ、今晩は。 (明かりに照らされた人影を認めれば、修道女は挨拶をして、内部の人間ではなさそうだと判断すれば、どうかされましたか?と声をかけて) [Sat 21 Oct 2006 23:22:06]
◆アーク=フォース > (いまだ自分に対する答えなんて出ていないけど、最終的な目標はやっぱりエクソシストな自分、無理だと思っていても目標は高く持っている) いつか……なりたいよね、エクソシスト 憧れだし……目標だし (考え方はすこしだけ変わったかもしれない……だけど変わってないかもしれない……そんな事を考えて、月明かりが入ってくる窓をみている) [Sat 21 Oct 2006 23:20:19]
◆ジャスティス > ten [Sat 21 Oct 2006 23:19:05]
お知らせ > ジャスティスさんが入室されました。 [Sat 21 Oct 2006 23:16:59]
◆アーク=フォース > (だけど、誰も来なかったら如何しようという考えもある、そうなったら、また日を改めてくればいい、そんな事を考えつつも、誰かが来ることを小さく期待している自分が居る) やっぱり、なにか綺麗すぎる気もする……なんでだろう? 自分の部屋が汚いから? (思い出してみれば、自分の部屋の机の上は本だらけで、調べた物は割とそのままの状態で、紙くずなどは散乱しているしで……、そんな事を思い出しつつも、やっぱり、何か違和感のような物を覚えている自分、気のせいとは思うけれど……) [Sat 21 Oct 2006 23:06:30]
◆アーク=フォース > (辺りを見回せば、天使が描かれている聖画が飾られている、それを見ながら呟く) 天使……羽根があるとは限らないと思うんだけどな…… (そんな事をボソリと呟けば、再び周りを見回す、綺麗なんだよな……聖堂の物は、だけど、綺麗すぎる気もする…) [Sat 21 Oct 2006 22:57:27]
◆アーク=フォース > (広い聖堂は、いつ見ても驚く、小さな灯りと、すこしだけ入ってくる月明かりが静かな聖堂を照らしている、自分の歩く足音が響いている、誰も居ないのだから、仕方のないこと、そして、奥にある、前に通してもらった執務室へ続く扉に手をかけようとするが……手を止めた、相談事でそこまで行く必要があるのか……奥に行ったらいろいろと迷惑が掛かるだろうと……そんな気がして手を止めていた) まだ、いいか……奥に行ったら警備の人に止められそうだし…… (そういってすこしだけ、自分に対しての自嘲的な笑いを浮かべて、近い長椅子に腰掛ける) [Sat 21 Oct 2006 22:51:47]
◆アーク=フォース@扉前 > (ふと、扉に近づきながら、思った、前回来た時は体を押さえつけるようにあった威圧感が消えている、これにはすこし驚いたけれど、今まで気付かなかった……そして、ゆっくりと聖堂への扉を開けて、中に入る、扉が小さな軋みの音を開けて、開かれていく、小さな灯りが付いている聖堂の中へと……) 誰か……いますかぁ…? (あまり声が響かないように小さめの控えめの声で言うが、声は響いてしまうだろう……) [Sat 21 Oct 2006 22:40:09]
お知らせ > アーク=フォース@扉前さんが入室されました。 『相談しに、夜遅くなのに、来てしまった……威圧感が…無い?』 [Sat 21 Oct 2006 22:35:12]
お知らせ > セレニアさんが退室されました。 『( ―――ここ数年以前の記憶を持たない私は、何だろう )』 [Sat 14 Oct 2006 05:35:26]
◆セレニア > ( 身体にフィットする戦闘服のラインを隠すケープを翻して、僧房へと歩き出す。 そういえば――― 先日、エクソシストになりたいとここを訪れた男性は、採用されたのだろうか。 同じ部署であっても全ての人員を把握する事は出来ない巨大な組織であれば、居るか居ないかといった判断すら、簡単にはつけられない。 自身でもそれが何であるか知れない力に戸惑っていた風な彼に、教会が力になれれば良いのだけれど… 一先ず見つめ直す事にした彼の、その行く末は分からない。 ただ、その力によって、自分の望まぬ形で己を変えられてしまう事が無いようにと、祈った ) [Sat 14 Oct 2006 05:34:24]
◆セレニア > ( 少し先延ばしにしたとして… 眠らなければ働けない。 それが恐怖であったとしても、身体に目に見える影響を及ぼすほどの害が無いのなら… あったとしても… 生きている限り逃れようも無い事だ。 けれどシスターティフィスの変化は、そうではないと思いたい。 信じたい ) ( それが何かの切欠でもたらされた変化なら… あるいは彼女が望んだ事かもしれないけれど… それならそれで、以前の彼女の感覚でもって、それを伝えて欲しかった。 自分には理解出来ない事を、納得出来る言葉で説いてくれた以前のように、彼女の気持ちの変化を教えて欲しいと願う。 ―――今はただ、変わったのだと答えるのみだ。 神託を授かってそうなったのだと。 それでは、答えにならないと思う。 …教会への冒涜である事は承知で、納得出来ないものが残ってしまう… ) ( だから、せめて環境を変えようと試みた。 彼女一人ではヴァンパイヤを狩れとは言われないだろうし… 懐いている自分だからこそ彼女が指揮者に選ばれただけで、別のハンターと組まされる可能性も低いように思う。 とりあえず吸血鬼から遠ざける事が出来れば、彼女に命の危険は無くなるし、落ち着ける時間を持てば、気分や意識も変わるのではないか――― ) …正しく、導いてください… ( 祈りによく含まれるこの一言の意味が、何となく、分かったような気がした ) [Sat 14 Oct 2006 05:18:48]
◆セレニア > ( 親愛の情を寄せた人の受け入れ難い変化に、途方に暮れる意識はそう簡単に変わらない。 教会への忠誠と、新たにした視点から起こる疑問、師であり姉である人の変化に抱く教会への不信… それらは全て本物で、一部を斬り捨てて割り切れるものでは、決してない ) ………。 ( 解放感、全能感に酔い痴れる心地好い時間だった筈の吸血鬼との戦闘は、その喜びを受け入れられず、際限なく湧いて来る闘争心に苛立ちを募らせるばかりになってしまって… それが正しいことであると肯定する一方で、嬉々として指示を下し始めたシスターティフィスの姿が頭から離れなかった ) ( そして床に着けば、また悪夢が待っている。 目覚めた後には『悪夢を見た』という漠然とした恐怖しか残さない安息の時間は、安息になり得ずに… 暫く立ち尽くすように、高い位置を仰いでいる ) [Sat 14 Oct 2006 05:06:33]
◆セレニア > ( 『マスター』 と… そう呼んだ彼は、今回の任務で自分の指揮を担当したけれど、厳密には直属の上司には当たらない。 辞令が下された訳ではなく、テストケースの一つだろう。 また組む事になるかどうかは、分からない。 現在の『マスター』は、まだ自分が姉のように慕っている彼女のままだ ) ( けれど、一時であれこうした人事がなされる事は、大聖堂としても検討に入っているという証でもある。 …既に自分から出してしまった希望に… これで良かったのだろうかと十字架を見つめるけれど、それはただ、自分の気持ちを整理する為の儀式であって、答えを当てにしてのものではなくなっていた ) [Sat 14 Oct 2006 04:52:52]
◆セレニア > ( 今夜も務めを終えて帰還した大聖堂のハンター二名は、報告の後で祈りを捧げた礼拝堂で、軽い挨拶を交わして別れた。 …僧房へと消えてゆく修道士の背中を見送って… 後に残された薄紅色の髪と瞳が奇妙な戦闘服の少女は、表情に乏しい顔を問うように掲げられている十字架へ向ける ) [Sat 14 Oct 2006 04:45:11]
お知らせ > セレニアさんが来ました。 『 おつかれさまでした、マスター 』 [Sat 14 Oct 2006 04:36:22]
お知らせ > セレスさんが帰りました。 『 景色が、遠ざかる。 』 [Mon 9 Oct 2006 23:58:12]
◆セレス > ――――…では、行きましょうか。 ( 一度だけ聖堂を振り返り、聖教会の馬車の前で待つ神官達に声をかける。 もう良いですか?と問われ、小さく頷いた。 ) その、ちゃんとお別れは済ませて来ましたから。 めいっぱい甘えさせて頂いて沢山我儘言って、先に泣いておきました。 もう大丈夫です。 ( 低い落ち着いたトーンでそう言って、僅かに微笑む。 入り口で見送りをしてくれる大聖堂の代表に十字を切って挨拶をして、馬車に乗り込んだ。 ) [Mon 9 Oct 2006 23:50:06]
◆セレス > ( 見慣れたステンドグラスを見上げて暫し黙る。 少し、この街に愛着が湧き過ぎたようだ。 国に帰る事がこんなに寂しいと思ったことは1度も無かったし、初めて来た時はヴェイトス市なんて人が多過ぎてうるさくて怖くて料理の味が濃い、住み辛そうな街だと思っていたのに。 明日からこの聖堂や街並をみる事が出来ないなんて、実感が湧かない。 出逢った人達に会いたいと思っても会えないなんて、そうか、それは理不尽な事なんだと始めて気がついた。 今までそういう自由が無い事に何の疑問も持たなかったのに。 ) [Mon 9 Oct 2006 23:36:36]
◆セレス > ( クリスティアにだって自分を待つ人くらい居る。 修道院の人達、聖教会の司祭様。 ずっと会って居ないし、話したいこともある。 この2ヶ月強の間、いろんな事を経験していろんな事を考えた。 今までよく分からなくて黙っていた事とか、もっと口に出してみようと思う。 自分の意見というのを主張してみようと思う。 ) ……そうだ、もっと歩けるように運動もしないと。 ( 苦笑交じりに呟いた。次があるなら迷惑にならないよう、何処へでもついていけるよう。 出来ない事を少しでも減らそうと思う。 ) [Mon 9 Oct 2006 23:26:28]
◆セレス > ( 馬車で三日程度の距離だ。 たったのそれだけ。 2ヶ月此処で過ごした事を考えればたったの三日でまた来れる距離。 そういう風に考えれば、泣くほどのことじゃないと自分に言い聞かせた。 余程の理由でも無い限り訪れる許可を得られないと知っているから、それがただの気休めなのは分かっている。 それでも、せめて何か慰めになる事が欲しいと思った。 ) [Mon 9 Oct 2006 23:22:17]
◆セレス > ( 殆んどの時間を大聖堂の中で過ごした此処数ヶ月。そう手荷物は多くは無い。 数人の聖教会神官と共に準備を整えれば、直ぐに帰国の時が来た。 手荷物らしいものは無く、土産物は神官達が馬車に積み込んでいる。 来た時と違うのは、黒いベルベットのリボンで纏められたポニーテールの髪と、少し軽くなった首の後ろから垂れる金色の鎖。 あらかたの挨拶を済ませて宿舎を離れ聖堂に至るとき、鏡に映った黒いリボンを軽く弄って直した。 ) [Mon 9 Oct 2006 23:14:06]
お知らせ > セレスさんが来ました。 『 出立。 』 [Mon 9 Oct 2006 23:08:01]
お知らせ > サンクさんが退室されました。 『( 後は何事も無かったかのように。静寂が訪れる。)』 [Sat 7 Oct 2006 06:19:24]
◆サンク > ――…悩めるお年頃ですわねー…? ( 見た目10歳の幼女が何かゆった。 ハリセン代わりにしていた書類の皺をにじにじと伸ばしながら。) [Sat 7 Oct 2006 06:18:45]
お知らせ > アーク=フォースさんが帰りました。 『一礼して、家である教会へと向かう… 』 [Sat 7 Oct 2006 06:10:28]
◆サンク > ( 小さく息を吐いて手を引っ込めると、淡い光は霧散する。 ――…聖属が一時的に何かを押し込めているだけなのかもしれないが。其処までは分からないから。 ふぅ、と小さく息を吐いて。) はい。どうか、お気をつけて。 ( 問いかける言葉に、一度瞬きし。やんわりと微笑を浮かべると。) 迷える者への門戸は、いつでも開かれておりますわ。 ――…でも、退魔になりたいという申し出は、当分受け付けられません。 ご了承の上で、告解なりミサなりに、どうぞ? ( ぴ、と人差し指を立てて、刺すべき釘はしっかりと。 後は、歩き出す青年を見送ろう。) [Sat 7 Oct 2006 06:06:55]
◆アーク=フォース > (押し込まれる感覚……一時的にだろうけど…体への不快感は…治まる…) 厳しいなんて…とんでもない…… 今日はとりあえず…帰りますね…… (呼吸を整えた後に問う…) また…此処に来ても良いですか? (そういって小さな笑顔……答えを聞いたら歩き出そう…今の自分の家に…) [Sat 7 Oct 2006 05:58:56]
◆サンク > 貴方が仰ったように、力無き正義は無力かもしれません。けれど、貴方が今の侭で力だけを求めれば、それは心無き力となりますでしょう。今、分からないという現状を抱えているとはいえ、力一つに振り回されて私の視線にすらおびえる貴方が、それに勝る力を手に入れたとして。 ――…それは、貴方が望むような人を守る力になれるとは思いません。人を傷つける力を欲さないなら、貴方が何の力も持たなければいい。無力を選ぶのもまた、心の強さなのだと私は思います。 ( それが、彼の望む形の「守る」事に繋がるかは、別としてもだ。 視線は真っ直ぐに据えられて、紡ぐ言葉も淀み無い。) ……力を得る事を一義にした時点で、貴方の心は既に、力に囚われていたのだと思いますわ。囚われているから、それを暴き、手にする事しか考えられなくなっていたのでしょう。 ――…だから、申しましたでしょう。闇に堕ちる人間に、自分の始末をしている余裕など、無いと。 ( 先にも言ったが、己は非力。只、針背本でしばいただけでは、こんな反応を示すはずも無い。 ――…なら、問題は、やはり彼自身に存在している。 何かを堪えるような仕草をする青年は、顔色も良いとは言えず。恐怖を浮かべた相手に向かって、す、とハリセンを机の上に置くと。) ……色々と厳しい事も言ってしまいましたが。貴方はもう少し、自分以外の所に目を向けるべきでしょう。 …貴方が貴方の悩みを抱え板ように、誰かも、同じように悩みを抱えているもの。 …それこそ泥舟になってしまいますから、手助けをしろとは申しません。でも、ゆっくり考えてみることをお奨めいたしますわ。 ( そう告げながら、椅子から立ち上がる。 彼の傍らへと寄ると、掌を翳し。) ――…Sanctus. 貴方の行く道に、光が訪れますように。 ( ぽう、と淡い光が燈る。癒しの光。 彼の悪魔の部分にどう作用するかは分からないが。) …今日は、一度お帰りになって。ゆっくり休まれると宜しいですわ。 [Sat 7 Oct 2006 05:50:28]
◆アーク=フォース > (ひりひりする顔を撫でながら……言葉に聞き入る…) 手段のために目的を設定してる? (確かにそうかもしれない……闇に対する…力がほしかっただけなのかもしれない…自分は…) 心で…振るう…… (一瞬、心臓の拍動が乱れるような音……思わず右手で自分の胸部部分の服を掴んでいた、それでも無理に答える) すいません…何か色々と…… (頭痛がする…ぶり返してきた? 僅かに顔に恐怖の色…) [Sat 7 Oct 2006 05:29:18]
◆サンク > 今のアーク様は、同じ事です。泥舟に乗った人間に手を差し伸べられて、その手を取れる無謀な人間も、早々いらっしゃいませんでしょう?闇にこれから対峙すると仰る貴方は、自分が泥船に乗っているのを知りながら、人をその船に乗せようとしているに等しいです。 力に囚われていないというのなら、捨てておしまいなさいな?貴方は目的の為に手段が欲しいのではなくて、手段の為に目的を設定しているに等しいですわ、今は。 ――…大体、貴方の闇と対峙するのは貴方の心であって、力ではないという事に、気付いてらっしゃいます? ( 力を使うのは心であって、力が力を使う訳では無い。なのに、闇と対峙する為に力が欲しいというような彼の態度は、そもそも根底が破綻している。 だからこそ、ハリセンにも力か篭るってなもので。スッパーッンッと容赦なく景気良く振りぬいて、むんっ、と仁王立ち。) 本気でやらないと、効かないじゃないですか。自慢じゃありませんけど、非力なんです。 ( 本当に自慢にならない。 ぜーはーと肩で息までしている訳で。) [Sat 7 Oct 2006 05:18:19]
◆アーク=フォース > (不意のハリセン攻撃をガードできるわけもなく、諸に顔面に食らい、当たった所を手で抑えながら言う) それは……出来ないかもしれません… (再び来るハリセンの嵐をガードする事も出来ず、全て顔面に受けたわけだが……すでに顔の一部分はすこし赤くなっている) 力に囚われているつもりは無いんですけどね……力が今以上にほしいというのは…あります…、今のままじゃ、守る力も足りませんから (最後も諸に…今度は景気のいい音を立てて、両手に顔をうずめて痛そうにしている…良い反応である…その顔を片手で押さえながら) じゃあ、資料は持ち出し厳禁てことですね……にしても…痛いなぁ…本気でやること無いじゃないですか… (もっとも、そのハリセン攻撃のおかげで自分であの闇と対話する術はあるのは思い出したが…) [Sat 7 Oct 2006 05:12:57]
◆サンク > ( 彼が何かを思い出すような間の合間、沈黙が漂う。眼差しは、今は静かなものだ。片手には、不器用ながらに作り上げた簡易ハリセンとか握られているが。) ご安心下さい。それは、私たちの仕事です。 ――…私が言うのも何ですけど、アーク様はちょーっと欲張り過ぎですわ。 海で溺れかけている人間に、笑顔で差し出された手を、取る事が出来ますの? ( 小首傾げて再び身を乗り出しながら、彼の顔面目掛けてべっしこーん!と振り下ろすハリセン。力は無いが容赦も無い。) 闇に堕ちた人間が、自分で始末をつけるとか殊勝な事をお考えになっている、暇が、ある訳、無い、で、しょう! ( べしべしべしべしべし。言葉の区切りの度にハリセンチョップ。) 貴方は少し、ご自分の力というものに囚われ過ぎておりますわ。資料室は他の文献も御座いますし、其方は残念ながらお見せする訳には参りませんから、必要な資料はお貸し致します。図書館にでも持ち込めば、調べモノには充分でしょう。 ――…あ。でもあそこで魔法など使ってはいけませんわよ?厳禁、です。 ( そも、街中で無闇に魔法を使用すること自体、ご法度に近いのだが。彼は、自分の目的に躍起になる余り、その辺りの認識もまだ甘いように見えたから、人差し指をびしっと立てて、子供にするように、めーっと一発ハリセン。ハリセンなのか窘めなのか、どっちだ。多分両方。) [Sat 7 Oct 2006 04:59:47]
◆アーク=フォース > (一瞬思い出す……あの時守りたいと思ったときの事を…) 大切な人……友達や、できることなら他人も、何から…といわれれば…それは本当に闇に堕ちた人……そういう人も助けられれば…一番いいんですけどね (出来れば良い…そうなれば…いいのだけど…) 自分が闇に堕ちたら…自分で始末をつけます……他人に自分の血で濡れてもらうのは困ります……他人を傷つけるような真似だけはもう二度とごめんですから…… 資料は大歓迎ですよ、自分の力の糸口になるかもしれませんし……それなら、他人の手を煩わせずにすみますし (そう言って腕輪を見る……すこしだけ、柔らかな光を放って光は消えていく…) 教会に資料を持っていくわけにも行かないので…資料室は入っても大丈夫なんでしょうか? [Sat 7 Oct 2006 04:42:39]
◆サンク > ( 何に反応して色が変わるのかは分からないが。――…見据えた先に見えるのは、聖属か。それとも、押し込まれていた魔性なのか。どちらを見たとしても、眇めれた視線は変わらずに。 腕輪を元通りに嵌めたのを見てから、軽く溜息。) むしろ、それが出来ていないのに、エクソシストに志願などするものでは御座いませんわ? 貴方は先程、守りたいと仰いましたけど。何を、何から守りたいのか。それも見えていないのでしたら、一発しばき倒します。 ( 何か断言した。デスクの端に積まれていた書類を手にとって、不器用に折り畳み始めるくらい本気で。 ――…自分の闇に負けていられないと決意する青年に、こめかみを押さえる。) ご安心なさいまし。貴方がもしも闇に負けた時は――…その時こそ、断罪の剣も下りましょう。 ( 厳しい言葉だとは思ったが、事実だ。闇に呑まれるものを、悪戯に闇に近づけないのと同じくらいに、呑まれたモノに対しては果断さも必要とされる。 それが、神意の代行者とも呼ばれる退魔の業なのだから。 ――…いっそ淡白ですらある言葉は、椅子に座り直す頃には極平常に。) ――…宜しいのですけれど。資料と睨めっこするだけですし…神聖文字の文献をお貸し致しますから、ご自分でチェックなさいます? [Sat 7 Oct 2006 04:31:06]
◆アーク=フォース > (目の鋭さに、目の紅が静まるように黒に変わる、そして、手首に戻した腕輪を確認し、答える) 闇を怖がるままでは何も出来ない……直接向き合って…それと対峙する必要があるのかもしれませんね…… なら、自分はそれが出来るように努力します……自分の闇に負けてはいられませんから (自分の力の象徴のあの悪夢……あれと対峙できるようにならなければならない……でなければ…闇に飲まれる…いつかは) それと、調べるのは自分の方でも加わってもよろしいでしょうか? 自分一人調べてもらうのを待ってるわけにもいきませんし…… (自分の闇と戦う事…悪夢と…もう一人の自分と戦う事……それが必要な事がわかっただけでも…良いのだけど…) [Sat 7 Oct 2006 04:06:03]
◆サンク > ( 人の人間としてって何か。一人の人間として、である。) [Sat 7 Oct 2006 03:53:53]
◆サンク > ――…エクソシストとは、退魔の業を負うものです。魔を退ける者は、同時に最も多く魔と接触する者でもあります。 己の足元も分からず、周囲を省みるだけの余裕が無い今の貴方では、ミイラ取りがミイラになるのが目に見えております。私はパプテスの徒として、人の人間として、その可能性を知りながら看過し、貴方を死地を追いやる事は出来兼ねます。 (闇を抱えるなとは言わない。そんなのは不可能だ。只、見据えなければいけない。それが何であるかを知っていなければならない。 腕輪を差し出しながら、身を乗り出す。彼の瞳が湛える赤い光を見据える視線は、射抜くような鋭さを帯び。) 私程度に脅えておられるようでは、魔性に呑み込まれてしまいますのがオチですわ? ( 細く、刃のように眇めた視線を解かぬ侭。 導きの手助けが何かと問う言葉に、唇はアンバランスに笑みを浮かべ。) 調べて欲しいと仰いましたでしょう? どのような結果が出るかは分かりませんが、先程の文字にしろ、この腕輪の文字にしろ、神聖文字に類するものであれば、多少の調べはつくやもしれませんわ? ( ――…尤も。そうでなかった場合は、この方面はお手上げになるのだが。) [Sat 7 Oct 2006 03:53:26]
◆アーク=フォース > そうですか……曇った心では…それは多分、命取りになる……それを取り払わなければ…ならない…と、そういうことでしょうか? (言われるとは思っていた……それでも多少のショックはある、多分……それは自分の内面に怯えているせい……力に恐怖し……自分の闇の部分に恐怖し…それを否定しようとするばかりで…) 導く手助け…といいますと? (導く手助け…その言葉に一瞬恐怖を覚えるが…すぐに取り払い、目を相手に向ける…) [Sat 7 Oct 2006 03:44:08]
◆サンク > ( 己が触れる事でも何か反応はあるのかと、腕輪に刻まれた文字をなぞりながら、色味を増す紅の瞳を、色違いの蒼が静かに見据え。) ――…まず、結論から先に申しますわ。 大聖堂は、貴方の悩みをより良き解決へと導く手助けは出来ますわ。 けれど、貴方自身を退魔の徒として、今の状態で認める訳には参りません。 ( 彼の想起する光景は見えはしない。けれど、所々の見える歯切れの悪さ、視線を合わせるたびに覗かせる脅えめいた挙動、それに――…今、何かを堪えるように握られた拳と、呼応するように紅を増していく瞳を見れば、「どんな類の事」があったのかは、ある程度の予想は出来る。 だからこそ、一つの助力に対してYesと答え、一つの望みに対してはNoと断言した。) [Sat 7 Oct 2006 03:35:45]
◆アーク=フォース > (腕輪がないせいか……目の紅がまた濃くなった……自分でもすこしわかるくらいに…) そう…ですね……、何も知らないまま生きていって……後で後悔するのはごめんですから……あの時みたいに… (三年前のあの光景……思い出していた……他人を傷つけた許されざる行為……握る拳の力は強くなる、僅かにそれに呼応するように、目の紅が深まる…) [Sat 7 Oct 2006 03:26:48]
◆サンク > ( 魔女ギルド。大聖堂との関係は何かと微妙だが、其方の専門集団である事に変わりは無い。その鑑定結果なら、信用して然るべきだろう。わざわざ、お客に対して嘘を教えるような事はしないだろうから。 差し出された腕輪を受け取ると、くるりと手の中でひっくり返し、表と裏側を覗き込む。) ――…抑えると申しましたが。 ( 彫られた文字。 直訳で読めば、聖と闇。そんな意味だろうか。 聖なるモノと、闇に属するモノ。相反する二つを意味する文字の彫り込まれた場所に、指先を滑らせて見る。) ――…心当たりが御座いますならば、貴方はその、確証こそを求めていると。そう、受け取らせて頂いて宜しいのかしら? [Sat 7 Oct 2006 03:22:09]
◆アーク=フォース > (一瞬背筋が凍りそうになる感覚、沈黙……それでも拒絶はしない…金色の腕輪をゆっくりと外して、相手に渡しながらいう) 魔女ギルドで鑑定してもらいましたけど、自分の何かを抑えてるんじゃないかって言われました…… それに、元々その腕輪は銀色でした、初めてあの力を使ったときに変化したみたいで… 抑えている物が何なのか…心当たりはありますが、聞いた事ばかりなので確証がありません…… (そういいつつ、腕輪を相手に手渡し、外した手首の部分に違和感を感じていたが、大したことは無いようだ、その腕輪に彫られた文字が何か読めれば……いいのだけど… そう思いつつ様子を見る…) [Sat 7 Oct 2006 03:11:09]
◆サンク > ――…それが、どのような効果を持った力かは、アーク様は自分ではご存知でいらっしゃいますの?( 今展開された術式。見ただけでは、金色の魔法陣が浮かび上がったとしか見えなかったが。それがどのような効果を付随するものか、彼は知っているのかと問い。 ――…そして訪れる微かな沈黙。その間も、視線は腕輪を覗き込んで、考え込むように。) ……宜しかったら、その腕輪を少々拝見させて頂けませんか? 先程、貴方の詠唱に合わせてそれも反応したように見えまして。 …ちょっと、気になる所が。 ( ある種、口実ではある。 聖属の気配、奇妙な悪寒。光る腕輪と、何処かちぐはぐな印象。 ――…彼に、余裕が無いように見えるのも、その一端か。) [Sat 7 Oct 2006 03:03:02]
◆アーク=フォース > (僅かに腕輪に行った目が、また自分に向き、覗き込むような目……それが怖い……) すいません……口で言うより…こっちの方が早いかと思いまして……申し訳ないです…… (すこし、申し訳無さそうに俯いたが、腕輪に行った視線の事を思い出して…見せた方がいいのだろうかとも思ったが、できれば指示があるまでは外さないでおこう…) [Sat 7 Oct 2006 02:56:14]
◆サンク > ( 暴発リトライ。)――…今のが、貴方の仰る「力」という訳ですのね。 ( 金色の魔法陣。聖属を帯びているのは感じたが、具体的にどうと言われると、分からないというのが確か。 ――…むしろ。今は光を収めた腕輪に視線を向け。) ――…維持云々は、ひとまず構いませんわ。文字は、一瞬しか見えませんでしたから、何とも言い難いですけれど。 ( ふぅ、と吐息を零すと、テーブルの上に頬杖をつき。やわらかな微笑を消した色違いの蒼が、微かに眇められて。) アーク=フォース様。貴方はまず、人のお話を落ち着いてちゃんと聞いた方が宜しいですわ? ( むー、と唇尖らせる。仕草は子供じみているが、視線は甘くは無い。) [Sat 7 Oct 2006 02:49:25]
◆サンク > ――…今のが、貴方の仰る「力」という訳ですのね。 ( 金色の魔法陣。聖属を帯びているのは感じたが、具体的にどうと言われると、分からないというのが確か。 ――…むしろ。今は光を収めた腕輪に視線 [Sat 7 Oct 2006 02:46:14]
◆アーク=フォース > (まず……長時間…維持できない… そう思った瞬間には、金色の魔法陣は空気に拡散するように消えていく) ふぅ……あれ、長時間の維持は結構きついみたいですね……すみません……維持したかったんですけど… (すこしだけ、息を整えて、一度椅子に座る……目の色は黒に近くなっている、ほんの少しだけ…頭痛がした、どうしてかは解らない) [Sat 7 Oct 2006 02:43:22]
◆サンク > ――…あの。説明して下されば宜しかったのですけれど……。 ( 漠然と「力」と告げられただけでは、それがどのようなものか分からなかったから説明が欲しかった訳であって、披露して欲しいという意味では無く。声をかけて止めようにも――…その時には既に、集中状態か。此処で使おうと判断するくらいなのだから、いきなり爆裂とかはしない――…と、いいな。希望的観測で一瞬遠い目もしたが、すぐさま猫を被り直して聖女チェンジ。 一瞬の葛藤はあるも、相手の変化を見逃しはしない。腕輪の輝きと、僅かに深まる紅の瞳。 ――…その腕輪に感じる輝きが聖属であれ、魔属であれ、判別程度は出来る。果たして、それは「どっち」なのか?) ……文字…と、言われましても。 ( ぞわりと、皮膚の裏側をヤスリでなぞられたような奇妙な心地に、視線が鋭くなる。 彼が律する術式から感じるものは、聖属ら違いない筈なのに、何か奇妙な悪寒に産毛が逆立った。 ――…浮かび上がる文字が、神聖の術式に使用される言語に属するのなら、「そうである」という程度は分かる。この場ですらすらと読める訳では無いが。) [Sat 7 Oct 2006 02:35:35]
◆アーク=フォース > (ゆっくりと…椅子から立ち上がり……開いている窓に右手をかざす…本日2回目の集中……腕輪の金色の輝きは一瞬、目の紅はほんの僅かに深まる、その後言葉をつむぐ) ……Holy……Ark (自分の周りの空気が流れる感じ、次に金色のリング、六角の星が現れ、見慣れない文字が出現する、そして…そのまま問う) この文字……なんだか解ります? (集中を切らさないように気を配りながらも、そのすこし紅の深まった目を見せている相手に向けながら……) [Sat 7 Oct 2006 02:25:22]
◆サンク > ( 守りたいと青年は口にする。その形が何処に向くかは、人それぞれ。身近な所であったり、信じるものであったり――…それは様々。彼が教会で育ったというのなら、パプテスの剣として在る存在を選んだのも、それ自体は得心が行く事ではあったが。 相手の想い、希望に続いた言葉に、軽く眉が跳ねる。) ――…調べられる? …いえ、失礼。その、力とは…如何様なものなのでしょう? ( 調べたいと彼が言うのならば、それは根源が曖昧な力とも聞こえる。 仕草ばかりは子供じみて小首を傾げると、それがどのようなものか尋ね。) [Sat 7 Oct 2006 02:19:10]
◆アーク=フォース > (話すべきこと……自分がこれからしていきたいこと…それを話すだけ…) 自分は人を守りたい、そう思いました……そして、その気持ちが強くなっていって…いま、こうしてエクソシストになりたくて此処に着ました それに、自分の力についても、此処なら調べられるんじゃないかと…思いまして (また…見せなきゃならないかな…とすこし考えた…) [Sat 7 Oct 2006 02:14:12]
◆サンク > ――…そうですか、教会で。それは失礼を。 ( 育った場所が教会と聞けば、わざわざ此処まで足を運ぶ事も少なくなるかと。其処は、捕らえ方の違いはあるだろうが、ひとまず保留し。) では、ひとまずまどろっこしい前置きは退けておきまして。 どうして、エクソシストになりたいと思い、此処を訪れたかをお聞き致しますわ。 ――…お話して下さいますか? ( 怪訝そうな色は柔らかくはなったが、視線は薄く紅帯びた相手の双眸から離される事は無く。 声音はやんわりと、志した動機を問う。) [Sat 7 Oct 2006 02:07:11]
お知らせ > サンクさんが入室されました。 [Sat 7 Oct 2006 02:03:56]
◆アーク=フォース > (教会育ちだし……一応朝は…パプテス式の話しなどがされるのを思い出す) えぇ……自分はこのヴェイトスのすこし郊外の小さな教会で育ったので此方の方には足を運んだことはありません、こんな大きなところに来る機会はあまり無かったので (すこしだけ苦笑いを浮かべて、サンクトゥスさんを見ている、まだ多少不安は否めない様子…) [Sat 7 Oct 2006 01:55:40]
◆サンク > ( 抱いているのは、疑念と呼べるようなものでは無かった。大体、己のような子供の風体がこうして曲りなりにも代表者として顔を出すと、怪訝な顔をされたり、軽んじられたりするのは日常茶飯事なのだが。 青年の反応は緊張を通り越して、時に脅えの欠片すら滲むようで。それとは相反する覚悟めいた色に切羽詰った気配すら。 その根源が分からぬから、問いかけを形に。) ええ。悪戯に詮索するつもりは御座いませんけれど、失礼ですけれど――…礼拝などにも、いらした事は御座いませんわよ…ね? 私の記憶違いなら、謝罪致しますが。 ( 無論、信者全てを覚えている等という事は無い。それでも、ある程度熱心な信者ともなると、雰囲気程度は掴めている事も多いから。 ――…もしかしたら、他の街から渡ってきた口かもしれないが、一応確認の為に。) [Sat 7 Oct 2006 01:50:06]
◆アーク=フォース > (すこし、びくりとしたがすぐに答える) サンクトゥスさん…ですね、宜しくお願いします、何故?といいますと…なぜエクソシストになろうと思ったのか? ですか? 自分に答えられる事なら……包み隠さず答えます、隠すのはあんまり好きでは無いですから…… (すこし、覚悟を決めた……ばれたなら、ばれたで良い……) [Sat 7 Oct 2006 01:41:07]
◆サンク > 申し遅れました。私はサンクトゥス。此処の司祭でもあります。 ( 紅い雨は止み、その影響は消え去ったが、一度荒れた治安が自然に鎮火していく訳でも無く。魔界から流入した魔物への対策として、エクソシストはやや多忙。魔界の門に赴いた面子も、一人は負傷、一人は死亡――門を閉じたメンバーの中に含まれていた者は、現在休暇中。 そんな訳で、司祭位を持つ者の中からしゃしゃり出てきたのがコレという状況説明は此処まで。 聖句の響きを己の名として口にした聖女が、聖櫃の名を告げた青年に向かい、居住まいを正す。) ――…何故、と問う事を許して下さいますか? ( やんわりと微笑む表情は変わらず、瞳だけが相手の双眸から離れる事は無い。最初に見た色の変遷、内心の揺らぎまでも見定め、問いかけるかのように。) [Sat 7 Oct 2006 01:36:09]
◆アーク=フォース > あ…はい、自分は退魔師・エクソシストになれないものかと思って……此処に着ました (覗かれるような目……対極の色の目…) 自己紹介が遅れました、自分はアーク……アーク=フォースです (そういって、すこし視線を逸らそうとするが……それはしなかった…それは逃げだと思ったから) [Sat 7 Oct 2006 01:25:48]
◆サンク > ( 見た目の問題だけを問うならば、丸っきり子供には違い無いから、微妙な反応を受けるのは慣れてもいる。それはそれで微妙だが。 ――…しかし。それとは別に、己の姿を映すと同時に紅の彩を宿した瞳を見咎めて、色違いの青、聖女の双眸がすぅ、と僅かに細められ。) いえ。聖堂の門戸は迷える人々の為に、常に開かれておりますから。其処はどうぞ、御気になさらないで下さいませ。 ( 青年の対面の椅子に腰掛けると、穏やかな笑みを浮かべながら視線を合わせ。問いかけの水を向けるよう、緩く首を傾げつつ。) ――それで、お話の方は。エクソシスト志望という事で宜しいのでしょうか? [Sat 7 Oct 2006 01:20:42]
◆アーク=フォース > (何だろう……この人…他の人とすこし違う? 気のせい…だよね、そう思いつつ、もう一度礼をして椅子に座る……目の色は警戒をしてか……ほんの僅かに紅色を宿す) わざわざ…すみません、こんな夜分に……来てしまって… (多少の不安……先ほどよりも周りの威圧感のような物が強くなっている……自分の中の悪魔の血を感づかれはしないかとすこし不安だったが、その目はしっかりと相手を見据えている) [Sat 7 Oct 2006 01:14:49]
◆声 > ( 青年の待つ部屋の扉が開き、音律を意図的に抑えた高い声――…何処かまだ子供のような響きの声が、問いかけを紡ぐ。 実際、扉の方を振り返ってみれば、其処にいるのはまだ年端も行かぬ子供にもみえる、聖女装束。) 少々立て込んでおりまして――…エクソシストの方の代わりという事になりますが。 嗚呼、どうぞ、お掛けになった侭で結構ですわ?( そう言いながら、扉を閉じて此方も一礼。) [Sat 7 Oct 2006 01:09:14]
◆アーク=フォース > (声に反応して椅子から立つ、それこそすごい速さで 辺りを確認し声の主に顔を向ける) こんばんわ…夜分にすいません…… (そういって、声の主に一礼………) [Sat 7 Oct 2006 01:05:26]
お知らせ > 声さんが来ました。 『 ――…お待たせ致しました。』 [Sat 7 Oct 2006 01:02:42]
◆アーク=フォース > (来ないのは仕方がないけど……此処で寝てしまったら…まずい…非常に) 寝てる人を起こす訳にも行かない……かといって…外に出て帰ってしまったら…… (頭の中では帰るべきか、このまま此処で寝てしまうか、それともこのまま人が来るまで待機か…そんな考えをめぐらせていた) [Sat 7 Oct 2006 00:55:48]
◆アーク=フォース > (考え込んで十数分……誰もこない…まさか…みなさん就寝中?) いやいや…きっと誰か来てくれる…希望を持って待っていれば、必ずエクソシストの誰かが来てくれる…うん (自分の悪魔の血のことがばれたら……と思うとすこし怖いが…) [Sat 7 Oct 2006 00:25:03]
◆アーク=フォース > (じゃあ…あの手袋を使って……駄目だろう…同じ事になる) はぁ……どうしようか…本当に……此処まで来て帰るのは案内してもらった人に悪い…悪すぎる (そういって、近くの椅子に腰掛けようとする…) [Sat 7 Oct 2006 00:05:19]
◆アーク=フォース > (一瞬、自分の力を派手に使ったら誰か来るかな? と思ったが…それだとその手の担当者ではなくて、警備の人に抑えられるだろう……) でも……このまま誰も来ないまま…終わらせたくないし…… どうしたら良いんだろう…… (空いている窓から来る風が涼しく感じる) [Fri 6 Oct 2006 23:53:58]
◆アーク=フォース > (修道女の少女? を見送った後、事務室に取り残された自分……) また…一人…か、なれてるけど…寂しいよな…こんな暗い所じゃ…お化けとか出たりして… (すこしだけ、乾いた笑い……) いや…でも此処聖堂の中だし、出ることは無いか……それにしても…担当者の人…来ないのかな……夜だし……こなくても仕方ないか… (そういって、ため息……) [Fri 6 Oct 2006 23:47:39]
お知らせ > セレニアさんが退室されました。 『( 同僚が増える事になるか… そういえば名乗っていなかったけど、また今度 )』 [Fri 6 Oct 2006 23:42:10]
◆セレニア > ―――いいえ。 お待たせして、申し訳ありません。 もう暫く、お待ち下さい。 ( その血に混ざる悪魔の因子を看破されるのか、そして看破されたとして、無事エクソシストになれるのか… 少年の技量を知らない少女には、そこまでは分からない。 もしかしたら深夜の手違いで待ちぼうけなんて事になるのかもしれないけれど… ならない事を祈りつつ、事務の待合室?を後にした ) [Fri 6 Oct 2006 23:41:02]
◆アーク=フォース > (礼をした修道女に一礼……) じゃあ、自分は担当者が来るのを待ってみますね……、もう少し待ってれば誰か来ていただけるかも知れませんし……どうも…夜分に押しかけてしまって…申し訳ない… (そうして一礼……そして、修道女が行くのを見送るだろう) [Fri 6 Oct 2006 23:33:56]
◆セレニア > ―――ご立派です。 ……そうですね。 そう…… ( 信徒は守らねばならない対象であり 『人を守りたい』 と思うのとはちょっと違う自分だけれど、それが良い事ではあるとは思っている。 真っ直ぐな言葉に、少しだけ表情を和らげて頷いた。 …洗脳は薄れて、姉のように慕っている人にもたらされた変化に、教会へ不信を抱くようになっても… ヴァンパイヤを狩る事自体は、間違ってない。 何よりも正しい、自分の為すべき務めだと、言い聞かせる事が出来る… そんな言葉だったから ) ―――ヴェイトス市には、多様な捉え方が混在しています。 大聖堂は、教理を唯一無二のものとはしていないでしょう。 …あなたがそう考える事が、エクソシストとして働くことの障害になるとは、思いません。 ( ただ、その多の適性を見た上で採用されるかどうかは全く別の話だけれど。 『パプテスの信者なら』 信仰の形は極端にずれていない限り大丈夫だろうと、ただ頷く。 ―――じきに、担当者も来るだろうか ) ―――セレニアといいます。 大聖堂で勤務されるのなら、またお会いする事もあるかもしれません。 神のご加護がありますように。 ( そろそろ失礼しますと、礼をした ) [Fri 6 Oct 2006 23:28:42]
◆アーク=フォース > (一瞬目の閉じてそして、目を開いて答える) 自分は、人を守りたいんです、一人でも多くの人を自分のできる範囲で……、力があるなら尚更です、ただ…神様は居るとは思いますが、見てるだけ…という考えの持ち主ですが (神様はいて加護があるなら、両親は死んでいなかったかもしれない…そうおもっていたから) [Fri 6 Oct 2006 23:16:03]
◆セレニア > ―――そうですか、よかった。 ( そう口にする顔は、本当にそう思っているのか、表情に乏しいものだけど… 声は、別につっけんどんという風でもない。 振り返って苦笑いする少年に、対応出来る人を待ちつつ、首を傾げる ) ―――では… 力を手にしたが為に、エクソシストになろうと言うのですか? ……戦い、命を危険に晒す事です。 為すべき事を為すべき場所で…… 力を手にした者にとって、それは求められる事だと思いますが… 力があるから、という、それだけで、エクソシストになる事はないのではありませんか? ( 少年の事情は、分からないけれど。 …自分でも、自分がこのような事を口にするのは不思議で、きょとんとしつつ… 手にした力に振り回されてやしないだろうかと、問う ) [Fri 6 Oct 2006 23:08:19]
◆アーク=フォース > (集中をとぎると、刻まれた陣は消えて……深呼吸をした後に質問に答える) 視力は別に……なんとも無いです、ただ…夜に多少色が明るくなる位ですけど、学んだというよりも……腕輪が使い方を教えてくれた…というしか無いくらいで…自分も何もわからないんで (そういいつつ振り向くと、苦笑い…) [Fri 6 Oct 2006 23:02:34]
◆セレニア > 視力などに、問題はありませんか? ( 瞳の色が変わると言われれば、真っ先にそんな。 …そうして窓へ向けられる腕と… そこから発せられた光、現れた模様と文字を見つめ… それが何であるかを理解出来なければ、ただ首を傾げて ) …綺麗ですね。 ( そんな感想を零すのみ。 この修道女は、役に立たないっ…! ) …魔術のように見えましたが、学んだものではないのですか…? ( 最近使えるようになったと言われて… なんとなく感じたのが、自然発生。 学んで身に付けたにしては、自分の力、よく分かっていないようだから。 ―――担当者を呼びに行く事務の修道士へ、見送るように視線を移した ) [Fri 6 Oct 2006 22:54:20]
◆アーク=フォース > (右腕の腕輪にちらりと目をやり……言う) まずは…自分の目の色…赤から黒へその逆もあるんですが…最近使えるようになった力が…これです… (右腕を修道女ではない、開け放たれた窓の方を向ける……次に…集中…腕輪に彫られた文字が集中に反応し、金色の輝きを放つ) ……Holy……Ark…… (言霊を呟くと手の前方に金色のリングが出現し、その内にに六角の星と見慣れない文字が刻まれる、この時すでに腕輪の光は止んでいた……) [Fri 6 Oct 2006 22:47:50]
◆セレニア > ―――? ( 別に『紅い』というだけなら驚きもしないけれど… 瞳の色が変わるとなれば、話は別。 もしかしたら、これが大聖堂を訪ねた原因だろうかと思いながら… それが分かる訳もなし。 先ずは、事務手続きを済ませる事にする ) ―――力、ですか。 承りました。 ( かつて、自らの扱う武器に宿る悪魔を御したいと訪れた者の対応をした事もある。 その彼女がどうなったかは知らないのだけれど… そんな事を思い出しながら、事務に 司祭、もしくはエクソシスト の呼び出しを要請して、あとは待つばかりだ。 そのまま行ってしまっても良かったのだけれど… なんとなく、傍で一緒に待ってみる ) ―――礼拝堂だけでなく、事務をお訪ね下さい。 大礼拝堂の明りを落とす事はありませんし、誰もいなくなるという事はないと思います。 ( どうも二度手間にさせてしまったらしい? ぺこりと浅く礼をしつつ… 『力』 と言われれば、それに興味を持つのも当然。 以前、似たような案内をした事を思い出したのもあって、相手の危惧など知らずに口にした。 とりあえず、遅かれ早かれ訪ねられる事には違いない。 …担当者でもないこの少女に話すかどうかは、全く別にしても――― ) …どのような力を、お持ちなのですか? [Fri 6 Oct 2006 22:39:54]
◆アーク=フォース > (安堵して、深呼吸をすると…目の紅は黒に変わる…此処の空気のせいだろうか…) あ…はい (そういって、後を付いていく……その先は事務所のようだ…そして質問された事に答える) 退魔師やエクソシストに志願したいというのが一つと、此処なら自分の力に詳しい方も居るんじゃないかと思って……昨日も来たんですけど、その時は誰も居なくて… (力のことについては問われれば答えるだろう…実演もかねて……できれば問われたくは無いが) [Fri 6 Oct 2006 22:27:33]
◆セレニア > ( 一分の隙も無くかっちりと着ているのは大聖堂指定の尼僧服。 どこぞの怪盗でもなければ、大聖堂の修道女だろう。 多分。 …紅みを帯びた瞳を見つめる薄紅色の瞳は… 特定種族に対して抜群の感受性を持つものの、それ以外に対しては常人以上にさっぱりで… アルビノか何かだろうかと、不躾にならない程度に見つめ返すばかり ) ―――はい、可能です。 こちらへどうぞ。 ( 要件を聞けば、直ぐについて来るよう促して、歩き出した。 自分が入って来たのとはまた別の、奥へ続く扉へ向かう。 一般の信徒でも立ち入り可能だとしても、重厚な造りは親しみ易いとは言えないか ) ―――どういった、御用件でしょう? もう少し詳しく、お聞かせいただけますか? 私では不都合があるようでしたら、司祭を呼んで参りますが… ( 何処に取り次げば良いのかも、エクソシストを探している、というだけでは曖昧で… 奥へと続く扉を開けながら、話しかける。 その先は、事務所のような作りだ ) [Fri 6 Oct 2006 22:21:34]
◆アーク=フォース > (少女……修道女だろうか……) あの……単刀直入に聞かせてもらいますが……エクソシストや退魔の方々にお会いしたいのですが……取り次いではもらえないでしょうか? (そういいながら、僅かに紅みを帯びた目を向ける、もし…勘が鋭い人ならば…多少の魔の気配があることに気付くのだろうか…) [Fri 6 Oct 2006 22:11:17]
◆セレニア > ( 相手が何を警戒するのか… そもそも、そこに礼拝に来ている人が居る事すら知らず。 扉を開けたまだ少女の域を出ない修道女は、かけられた声にまず礼をした。 少し小さめの声で話しても十分に聞こえる程度の距離まで歩み寄り、口を開く ) ―――こんばんは。 何処か、お探しですか? こちらは――― ( 多分、案内などもあるのだと思う。 少年が何をしに訪れたのか、少女は知らないけれど… 本堂だという表示に従ったのであればきっと本堂。 今、二人の居る礼拝堂の名前を告げて… けれど相手は、そんな事を聞いている風ではなかったから、礼拝以外の要件があるのだろうかと、静かに見つめている ) [Fri 6 Oct 2006 22:05:03]
◆アーク=フォース > (何時もの紅の瞳は身を隠す様に人の黒の瞳、扉が開かれて、その方向に目をやる…その目は僅かに紅色を取り戻す、身構える事はしないが、一応の警戒をしながら、扉の奥の気配に声をかける) 大聖堂の…方…ですか? (目は開かれた扉の方に釘付け……見えた人影に声をかけた) こっちは実は本堂じゃないって…ことですか? (一瞬不安になり、声にだす……本当にそうだったら怖いし) [Fri 6 Oct 2006 21:54:17]
◆セレニア > ( 静かに閉ざした司祭執務室の扉の前で、ウィンプルまでかっちりと着込んだ薄紅色の瞳の修道女は、浅い溜息を零した。 …凪いでいた筈の気持ちは簡単に揺らぐようになって… 今も、少しざわついている ) ( 戦闘能力の水準を問題にして、シスター・ティフィスとは吸血鬼狩りを供にする事が無いよう、申し出た。 どうなるのかは分からない。 これで良かったのかどうかも、分からない。 …ただ、申し出が受け入れられれば、少なくとも彼女を危険に晒す事は少なくなるし… 吸血鬼を前にする時の彼女を見なくても済むようになる。 解決にはならないけれど… 今はそれだけでもと、頷くように視線を落とし――― それでも晴れる事は無い気持ちに、足は自然と聖堂の方へ向いた ) ( 薄紅色の瞳… そのせいで、あまり人前に出る事をよしとされないのだけれど、この時間なら訪れる人も少ないだろうと――― そのまま少年がそこに居るのなら、暫くして奥へと続く扉の一つが開かれるだろう ) [Fri 6 Oct 2006 21:46:53]
◆アーク=フォース > (今日も聖堂のドアを開く…誰も居ないだろうけど……やっぱり何か威圧される感じがするが…ゆっくりとドアを開ける) これじゃ…パプテス教徒みたいだよ…神様なんて…居るけど、見てるだけなのに…… (聖堂への扉がゆっくりと開かれる……あるのは昨日同様の椅子と…奥にあるのは恐らく聖像か何か…) [Fri 6 Oct 2006 21:42:57]
お知らせ > 人影さんが入室されました。 『大聖堂の大扉を開けようと…』 [Fri 6 Oct 2006 21:37:49]
お知らせ > セレニアさんが来ました。 『( 一礼して、退室する )』 [Fri 6 Oct 2006 21:33:44]
お知らせ > アーク=フォースさんが帰りました。 『威圧感よりも、誰も居ない…それがすこし…悲しかった…』 [Fri 6 Oct 2006 01:07:18]
◆アーク=フォース > (先ほどは川辺で天然といわれ…その意味は良く解らない…のろけてる? それとも…ぼけてる?) ボケてるなんてことは…ない…絶対に… (自信なく小さく呟いて、立ち上がる…) 誰も…こなさそうだから…また…日を改めようかな… その時には誰か居てくれてるといいけど… [Fri 6 Oct 2006 01:06:54]
◆アーク=フォース > (瞳の色の真紅は失われ、漆黒の色……闇に解けるような黒の色、自分には解らない……けれどそれは、周りの空気の違和感……歩く音だけが、聖堂内に響く…) 何なんだろう……圧迫されるような…誰かが見てる感じとも違う… (そう小さく呟いた後に周りを見渡すが、誰もいないようだ……近くの椅子に腰掛ける…) 勝手に座っちゃ駄目…かな…でも、すこし休憩… (そうして、辺りに気を配りながら、誰かが来たら、すぐに立ち上がろうと思った…) [Fri 6 Oct 2006 01:01:00]
◆アーク=フォース > (此処の敷地に入ってからずっと感じている…違和感…威圧感…まるで外側から何かを押さえつけられる感じがする) だれか…いませんか? (すこし小さな声が…夜の静かな大聖堂では大きく響き、すこし驚く……) こんな時間じゃ…誰もいない…か いたらいたで…エクソシストの志願と…自分の魔法の事…聞いてみたいな… (出来るかどうかはわからない……第一、洗礼も受けていない上にパプテス教徒ですらない…教会育ちだけど) [Fri 6 Oct 2006 00:54:02]
お知らせ > アーク=フォースさんが入室されました。 『なるべく音を立てないように…大きな扉を開けた』 [Fri 6 Oct 2006 00:49:35]
お知らせ > シャリネさんが帰りました。 『・・・そして、とまとに祝福をかけてもらったとか。』 [Thu 5 Oct 2006 15:43:26]
◆シャリネ > ええ、ごめんなさい・・・本当に。 ( シスターには、謝って。鈴の輪をバスケットに戻すだろうか。そして、トマトに祝福をかけてもらうことに。内心、慌てて出してしまったものがトマトだったのだが、他に思いつくものがなかった。でも、お守り程度にはなると思う。 ) [Thu 5 Oct 2006 15:42:55]
◆シャリネ > ( 中断。ちょ、ちょっと待ってください。と。シスターから祝福前に鈴の輪を返してもらう。よく考えたら、鈴の輪にかけてもらって、聞いた話によると、吸血鬼やなんかは触ったり出来ないという。鈴の音だから、聞いてもらえないのでは・・・。という考えがふとよぎり、少女は慌てて止めたのだった ) え、えと・・・こ、こっちにしてください! ( と、鈴の輪を返してもらえれば、出したのは一個のトマト。そう、あの白夜ちゃんからもらったトマトである ) こ、こっちでお願いできますか・・・?( と、焦ったように頼み。なんとか鈴の輪は祝福されずにぎりぎりセーフ ) [Thu 5 Oct 2006 15:41:25]
お知らせ > シャリネさんが入室されました。 『・・・そして。』 [Thu 5 Oct 2006 15:37:44]
お知らせ > シャリネさんが退室されました。 『そして、祝福を受けに・・・』 [Thu 5 Oct 2006 13:28:59]
◆シャリネ > ( ついてきてください、というシスターに、そっとついていくだろうか ) [Thu 5 Oct 2006 13:28:13]
◆シャリネ > ( ふと、思う。もし、あの二人と話し合いを望んだとして、自警団の隊長さんの言うとおり、話し合いができる状況じゃなくなってしまうのかもしれない。でも、それでも話し合いたいというならば、身を守ることに徹するべきだ。ならば・・・自分のみを、少しだけでも守れるように、と ) お願い、できますか・・・? ( と、そっと少女は鈴の輪を手渡すだろうか。控えめに、だがしっかりとお願いし ) [Thu 5 Oct 2006 13:27:47]
◆シャリネ > ( そして、この空気に安堵する。たまたま通りかかったから、きたという程度。少女は聖堂内を眺めるだろうか。穏やかな表情で。そして・・・シスターと話し込む ) ―――・・・祝福、ですか? ( 聞いたのは、神の祝福。・・・バプテスに進行を寄せているわけではないが、興味はあった。それについて、詳しく聞いてみようか。 ) ( 聞けば、身を守るものだと聞いた。受けるだけでも違いますよ、といわれれば、ふわりと微笑んで ) 身を守れるなら・・・受けておいても損はないかもしれませんね。 ( と、穏やかに微笑んで、シスターを見 ) [Thu 5 Oct 2006 13:21:48]
◆シャリネ > (大聖堂の中。シスターに声をかけられれば、ふわりと微笑もうか ) こんにちわ。 ( と、挨拶した ) ( この間、お話したシスターだった。吸血痕のことを問われれば、もう大丈夫です、と首下を見せるようにして。丁寧に礼を言うだろうか。) [Thu 5 Oct 2006 13:15:51]
お知らせ > シャリネさんが来ました。 『歩いてここまで。』 [Thu 5 Oct 2006 13:12:56]
お知らせ > 維言さんが帰りました。 『( 書類に捺印される音に、溜息を重ねた夜のこと。 )』 [Wed 4 Oct 2006 23:56:58]
◆維言 > ( 何を今更と笑い飛ばさんばかりの、陽性の。 それを歪んでいるだの、今更言う資格はこの身にもありはしない。 …それを言い出したら、己が此処にいる事自体を否定するに等しいのだから。 だからせめて―― 笑い声に一滴、嫌がらせのように陰鬱の吐息を混ぜ込んで。 ) ……メリットは了解致しましたので、デメリット部分をさっくりと語ってくれやがって下さいますと、私が喜びます。 ( 上手い話には裏がある。神意を疑うとか以前に、ヒトの所業で為される事にはプラスとマイナスがあって然り。 げっそりと覇気の欠けた問いかけへの答えは、至極簡単なものでした。 ―― 措置自体は比較的短時間で済むが、一定期間痛みは消えないのだと。 …その程度で済むならと、安堵した私も私ですか。 ) で。その痛みが顕現している間は、休暇ってことですねって、よくよく考えてみると凄い理不尽な話――― ( 気付いた時には遅いのも、理不尽ながら毎度の事。 ) [Wed 4 Oct 2006 23:55:16]
◆維言 > ( 褒美か懲罰か。この二択に関しては、一応前者になるらしい。 唸りながら腕組みし、半眼で見やる向こうに飄々としたいつものツラ。 トントン、と指先にて示されたのは、手の甲。思わず、己のそれにも視線が落ちる。 ) …………あ。 ( 剥き出しになった手の甲には、まだうっすらと裂傷の跡が残されている。袖を捲って腕を露わにすれば、もっとはっきりとした筋が幾重かに。もう動かすには支障は無いし、血も流れはしないのだけれど。意識と身体が覚えている鈍い痛みに眉を寄せ掛けて、何を示唆されているのか気付いた。 …武具を使う打撃の術も、聖句を媒介とした術式も、全ては退魔の業に塗れたこの血を生かす為の手段。 術式を練り上げる力の源も、流れる血。結界や術式媒介としても使う以上に、これそのものが毒にも成り得る。 …此処まで巡って、気付いた。それはそれで、非常に頭の痛い結論だったけれど。 ) ……確かに、一々怪我を量産しないで済むというのは、僥倖なのですけれど。いいんですか、それ。 ( 体現としての奇跡では無く、その結果を利用する。 罰当たりと言えば罰当たりの所業を問う憮然とした響きに返って来たのは、からりと笑う声。いっそ、明るいとすら言えそうな。 ) [Wed 4 Oct 2006 23:44:11]
◆維言 > ……まず、一つ質問の許可を願うと言います。 ( 確認に対し、酷く簡潔に受諾の声は返って来た。 こめかみに指先当てた侭で、眉が怪訝そうに寄る。 ) ……それって、褒美なんですか。それとも懲罰か何かですか。 ( タイミング的に後者という可能性は少ないとはいえ、後ろ暗い事が全く無いのかと問われたら、それはもう視線を逸らさずにはいられぬ立場。 大聖堂とのやり取りに吸血鬼の使い魔使ったとか、もう色々。 …とは、いえ。その辺りは報告書でも意図的に省いた部分ではあるから、発覚したとは思わないのだけれど―― しかし。 ) ……聖痕顕現措置って、何ですかそれ。 血ーどかどか流せと? ( 間違った聖痕認識。 …現象だけを見れば、あながち大間違いとは言えない所がタチの悪さ。 装飾的な言い回しを取っ払って要点だけを纏めると、人為的な聖痕―― 正確に言えば、擬似的に現象を模倣したものを刻む事が出来るがどうするか。 大体そんな内容だ。 …どうするかも、何も。 ) ……何で、いきなりそんな話なんですか。 [Wed 4 Oct 2006 23:31:37]
◆維言 > ( 検討中とか、非常に便利な言葉が返って参りました。これって一見前向きなようで、検討した結果ボツとか良くありますよね――。 …此処まで述べたら、聖書の角でどつかれそうになりました。こめかみの脇を本の角が疾り抜けていく瞬間の風とか、中々心臓に悪いです。 ) ……毎度の冗句はさて置くと致しまして。何用ですかと再度尋ねさせて頂きます。 ( 薄ら寒い感覚を残したこめかみを撫で擦りながら、鬱蒼とした視線をデスクの向こうへと。 何ぞ切羽詰った事態がまた起こっているとかいう場合でも、ぶっちゃけ働いてきたんですから勘弁して下さいと押し通したい所。 何時にも増してやる気の無さが篭められた視線に気付いたのか、閉じた空間に小さく溜息が響いたような。 ) ………は? ( でも。その口から形にされた内容は、想像の斜め上。思わず眉寄せて、問い返しの響きが漏れた。 ) [Wed 4 Oct 2006 23:22:39]
◆維言 > 私の休暇申請は一体いずこにと聞きますよ、本当。 ( 大聖堂の中、奥まった場所にある部屋の中。大して広くも無い室内はランプの明かりに照らされ、デスクの向こう側には上司様のお姿。 扉付近に陣取った黒尽くめの矮躯の仏頂面は別段、今に始まったものでも無いけれど。殊更に憮然とした様を押し出し気味に。 ) ……なので、こうしてお呼び出し頂いた理由的には、ボーナスが出たとか丘陵が挙がったとか、そういうのを期待したい所なんですけれど。 ( のたくたとやる気無さげな口調は変わらず。口にする内容も、商業地区もかくやといった風情ではあるが。 …デスク向こうの人影は、それも慣れっことばかりに淡々とした風情で一言。 それはまた後とか述べやがりました。 ) ……後って。 ( 期待していいのか、駄目なのか。それ。 ) [Wed 4 Oct 2006 23:13:18]
お知らせ > 維言さんが入室されました。 『 …何と申しますか。 』 [Wed 4 Oct 2006 23:10:07]
お知らせ > ミカドさんが帰りました。 『------------Fama volat』 [Mon 2 Oct 2006 03:35:16]
◆ミカド > ――――………。(どうにも「これから!」という所で話を打ちきられたように感じてならない。 黒の魔王は結局どうなったのか。誰が倒したのか。どのように倒したのか。魔界の調査結果や、魔界の住人達の様子。――聞きたい事が増えたじゃないか。 己を見下ろす視線を感じて、十字架を見上げた。) ――――何かいいたげだね? (十字架の男は当然答えない。 男は暫く睨めっこを続けていたが、ふ、と唇を歪める。)――――「天界」の門が開くときはヴェイトスにいたいものだ。(と、独り言をもらすと、踵を返した。―――此処から先の話は、貴族連中でも知っている事だろう。推理小説の犯人を捜すように「英雄達」の名前を探ろうじゃないか。 カツコツと革靴を鳴らして) [Mon 2 Oct 2006 03:21:45]
◆ミカド > (修道女の足音も去り、影すらもなくなった後。 しん と、耳が痛くなるような静寂が戻った。 蝋燭の芯が爆ぜる音が時折微かに聞こえる。―――…下げた頭を戻して、背筋を伸ばした)――――。(大きく息を吸って、吐くのは無意識のうち。) [Mon 2 Oct 2006 03:12:34]
◆ミカド > (トマゴは今頃、元気に育っているよ。見たい人はどうぞトマト戦争が終わった後、斡旋所にいってみてくれ!…きっと、返却されたトマゴがいるに違いない。それかダンボール箱の中にインして、良かったら貰ってあげてくださいって書いておくよ) ―――………。(黒の魔王。赤の魔王。魔法陣。赤い雨。――成る程、ヴェイトスは自分が居ない間、盆をひっくり返すような状況だったらしい。――その場にいなかった事を少し後悔した。) ――――……あ、と。 (消灯時間と言われて、随分修道女の話に聞きいっていた事に気がついた。) いえ、有難うございました。――長々と申し訳ありません。 良い夢を。 (顔を上げ、丁寧に礼をして見送った) [Mon 2 Oct 2006 02:58:06]
お知らせ > 黒江さんが退室されました。 『( また廊下の真ん中で寝てるのを発見されたらしいよ。 )』 [Mon 2 Oct 2006 02:46:29]
◆黒江 > ――― ええと、申し訳ありません…そろそろ、眠らない、と。 ( 既に消灯時間自体は過ぎているのだから。そのような事を告げれば、もう一度頭を下げて。 ) それでは、お休みなさい、ませ。 ( 更にもう一度頭を下げた上で、聖堂の奥に消えて行くだろう。 ) [Mon 2 Oct 2006 02:46:00]
◆黒江 > ( 今商業地区で噂のトマゴだろうか。ちょっと見て見たいかも知れない。 ) ――― 黒の魔王、と呼ばれていたように記憶してます。矢張り、詳しい事は良く知りませんけれど。その魔王は、紅い悪魔の開いた門を維持する役割を担っていたそうです。 ( 維持役が潰えれば、門が閉じるのもまた必定。門が閉じれば、紅い瘴気の流入も止み ――― かくして、世は事もなし。 ) ――― その影響は、割と様々なところに出たと聞いております。でも、私が知ってるのって、このくらい、でし、て。 ( 申し訳ありません、と。頭を下げた。 ) [Mon 2 Oct 2006 02:42:49]
◆ミカド > (その時は身代わりトメィト男を写そうと思った。た。) ……なんと?では今回滅ぼされた悪魔の主と言うのは――……(別にいるのか。片眉を跳ね上げる。――どうやらまだ続きがあるらしい。修道女の薄い表情をチラと見やり――)……失敬。 (謝罪の言葉は短い。頷く事で、話の続きを促して)――――――…ああ。「赤い雨」の話は聞いています。と、言うのも…朱鷺乃都からティアン港へ船が到着する間際に、その雨の所為で朱鷺乃都へ引き返す事になったんですよ。その時に大聖堂への寄付を思い立ったんです。(聖女への手紙は、ちょいとばっかし冷たい言葉が添えてあるが――修道女は知らぬだろう。ほふりと溜息をつく横顔は、憂いを帯びて) 先を聞きましょうか。――そこで終わる物語じゃないのは、既に知っていますから [Mon 2 Oct 2006 02:33:17]
◆黒江 > ( そして新聞に掲載された似顔絵を見て【('A`)】←こんな顔をするんだろうと思ふ。 ) ――― いえ。紅い悪魔が倒されたという話は未だ聞き及んでおりません。実は、紅に与する魔がもう一人居まして。 ( 倒されたのは其方の方です、と。表情変わらぬままに言う。そう ――― 紅の魔は未だ行方知れず。その動向は、それに与するもの達にさえわかっていない徹底振り。 ) ええっと、続きですが。悪魔が攻めて来るだけなら、まだ良かったと思います。本当の問題は、魔界と此方が繋がって一週間ほど立った後にやって来ました。 ( 吶々と、続ける。 ) 魔界の空気がこちら側を侵食して ――― 雲や空は赤く、夜空は赤黒く染まってしまいまして。更に雨まで紅くなりました。そしてその紅い雨は、人の欲望を引きずり出したそうです ――― 本当にそうだったのかまでは、私には判らないのですけれど。それで、街の治安が悪化したとも聞き及んでいます。水の浄化にてんてこまいでしたから。 [Mon 2 Oct 2006 02:22:44]
◆ミカド > (むしろ微笑ましい。だが、事実――今現在寄付金の1/2以上は吸血鬼からの寄付金で成り立ってる事実。……思うと…この事実がばれたら、大聖堂の顔に泥どころの話じゃない気がした。恐ろしい。 無害な吸血鬼なんで見逃してくださいと土下座する事にした。) ――――……。(「多すぎた」その響きは、戯れに聞きに来た吸血鬼の胸にも、沈んだ余韻を残した。――表情を作る事なく視線を地面に落とす) 紅の悪魔――……その名前だけで十分です。(「ヴァイオレート」の事だろう。この吸血鬼も実際に見た事があるわけじゃない。だが、貴族の黄色い嘴は、嘘も誇張も織り交ぜた事実を語る時がある。……そして、個人的に聞いた話から察するに、その名前が浮かぶのは、そう可笑しな事ではないはずだ―たぶん)……ふむ。では、今回倒されたのはその「紅の悪魔」なのですね――……(黒の悪魔がいた…という事は聞いていない。 だから、倒されたのは「紅の悪魔」なのだろうと思った。)―――よろしければ、その悪魔を討伐した勇士達の名前をお聞きしたい。(どんな風に滅んだのだろう?どのような言葉を残したのだろう?――悪魔と吸血鬼。種族は違えど性質としては、混ぜても代わりあるまい。ヴェイトスを攻めた悪魔の最後――それは、退屈を嫌い、ともすれば「生」すら疎みそうな吸血鬼の興味を引いた) [Mon 2 Oct 2006 02:13:08]
◆黒江 > ( 吸血鬼、大聖堂に寄付した実績を盾に無害を主張。そんな記事がヴェイトス新聞に載る日が来たら笑う。 ) ――― 嘘と断じるには、犠牲者が多すぎました。 ( 埋葬やら何やらの手伝いに出たから判るのだ、けれど。その表情は聊か陰りを帯び。 ) はい ――― これもまた、人に下された天の試練だったのやも知れません。 ( それをパプテスト的且つ好意的に解釈すると、そうなるらしい。 ) 詳しい事は判りません、けれど。紅い悪魔と呼ばれていたように記憶しています。その、昔ヴェイトスを攻めようとして居たと言うのが、実は良く判りませんので ――― 判らないの、ですけれど。 ( 昔の事件と言うのは、正直に言うと良く知らない。己はその頃まだアマウラに居たのだし、本当に厳密な意味で言うならば ――― 今の 『 自分 』 は、そもそもこの世界に存在しなかったから。 ) [Mon 2 Oct 2006 01:59:42]
◆ミカド > (それはそれで地獄だぜーフハーハハハ…400万パワーで、バリアー張れるって信じてゆ)…事実なのですね。「魔界」――驚きました。(正直冗談だと思っていた。大掛かりな古代魔法の類が作動したのではないかと思っていたが、シスターの話を聞くと「魔界」と呼ばれる土地が存在し、確認されたという事だ。 素直に驚いた。)……「天界」の門は、一緒に開いてはくれなかったのですね。( 貴族の表情が曇る。――尤も表面上は、だが。真実を聞いて、受け止めきれない貴族を気取ろう。眉間に指をあて)……… なるほど。「アマウラを素通り」とは不思議な事ですね。被害が少なくなって幸いと言うべきでしょうか。そういえば…噂ではその悪魔を率いたのは、何時ぞやヴェイトスを攻めようとしていた悪魔だとか聞きましたが――事実ですか?(杖の頭を、唇に添えて不安そうに、おずおずと尋ねる。――だが、男の内心を覗けば、これは純粋な好奇心。不安さの欠片もない質問だ。 ) [Mon 2 Oct 2006 01:51:51]
◆黒江 > ( 寧ろヴァンパイアハンターとかエクソシストとかが突撃してきたりしたら笑って良いのか泣いて良いのか。やるなら如何か外で! とか微妙にずれた言葉が聞けるやも知れんが。まあ、さて置いて。 ) ――― いえ。財力も立派な力だと思います、し。そう言う意味で御力を御貸し下さったのは事実ですから。 ( それに ――― あんな非常時だからこそ、食糧やら水やらの金を吊り上げる輩も出たりするのだから。寄付金の用途までは知らないけれど、悪いようにはされていないと信じているゆえ。 ) ――― 嘘だったら、どんなに良かったかと思います。兎に角、魔界と此方側が繋がりまして。門の向こう側から 『 悪魔 』 と呼ばれるモノ達がやって来たのです。先ず、悪魔達はアマウラを素通りし、ヴェイトスの正門を執拗に攻撃して来ました。門の内側に潜り込んで、内側から門を襲撃した悪魔も居たと聞いています。撃退にこそ成功しましたが、人間側も無傷とは行きませんでした。甚大な被害が出たと聞いています。 ( 吶々と、出来るだけ平穏を保ちながら語りを続けよう。 ) [Mon 2 Oct 2006 01:39:02]
◆ミカド > (此方も、己の正体を十字架の前でばらすつもりはない。悪魔騒ぎで色々敏感になっている所に、油を注ぎ込むような真似はしたくない。――とは言えども、この場に「吸血鬼」が乗り込んでいる辺りで既に十分「油」ではあるのだが。――種族看破能力を持った人物が現れるか、或いは「同属」が現れるかのどちらが現れなければ、取り敢えずは、その心配はないのではなかろうか――予想外は何時でも斜め上から強襲してくるので、断言はできないが)……いやいや、そのように仰らずにどうか――。 ……私が悪魔どもを撃退できる程の力があれば良かったのですけどね。生憎、この二の腕に宿るのは”非力”さばかり。ならばせめて、自分に出来る事を…と行動した結果でしかない。 前線で剣を持った方々にとっては、この程度の金…「砂漠の金」…命と金を天秤にかけるのに等しいでしょう。 お役に立てたのならば幸いです。(「前置き」)―――ええ、それで結構です。お願いします。(「魔界」)………………。(噴出しそうになった。精神力で押さえ込み)…”嘘”では、なかったのですね。 [Mon 2 Oct 2006 01:27:05]
◆黒江 > ( ――― 恐らくは、背後からそれを見る形になるのだろう。故に、ただ大きな十字架を見上げているだけと認識するのが関の山。 ) ―――…… ( きょと。どこかで聞いたことがあるような気がして、きょとりとした顔を其の侭に思い出す努力。西園寺、西園寺、西園寺 ――― 思い当たる。確か400万なんて膨大な寄付を一括で支払った凄い人だ。 ) そ、その節はお世話になりました。 ( 取り合えず頭を下げておく。精神力5、窮地に大声を出さない事が出来るのが役に立った瞬間。大声出したら多分叱られるし。 ) ――― そ、それで、ええと……悪魔騒ぎ、でしたか。私に判る程度で宜しいのでしたらと、前置きさせていただきまして。 ( 取り合えず札束びしばしとかされたら色々大変なことになると思う。場が場だし。 ) ――― ええっと、先ず。アマウラの近辺に魔方陣が発見されて、それが魔界との接点である事が判った所までは省略させて戴きます。 ( ――― いきなりはしょった。 ) [Mon 2 Oct 2006 01:09:08]
◆ミカド > (十字架の主と視線を合わせて見ても、目の奥を焼かれるという事もない。――改めて自分の変化を実感しながら吸血鬼の男は、そろそろと息を吸う。――呼吸の真似事――やはり、聖堂内の空気が喉を溶かすという事もなかった。一回目は深呼吸。二回目はやや浅く。三回目は浅く――そんな確認作業を続けていると) ……。 (振り返る。眉を軽く跳ね上げて)…ふむ。なるほど。「西園寺」が来たと伝えていただければもしや…と、思ったのですが、然様ですか。ならば仕方ありますまい。――……。―――………。失礼ですがシスター。(シスターに改めて視線を合わせ) 私暫くヴェイトスを出ていたもので、最近の「悪魔騒ぎ」に詳しくないのです。 野次馬のように思われるかもしれませんが、心配性でして――「知らない」と不安でたまらない。…出来れば、詳しくお聞かせたいただきたいと思うのですが――…(聖女でなくとも、目の前のシスターが「お伽噺」をしてくれれば、此方は問題ないのだ。それこそ、札束でびしばしを此処で披露する勢い。何の話――男は、少しばかり恥ずかしそうに、顔を逸らして言った) [Mon 2 Oct 2006 00:58:21]
◆黒江 > ( 急ぎではなく、出来ればで良いと言う言葉が聞こえたなら。司祭殿は何言か彼女に告げ、奥へと引っ込んで行くだろう。ややあって、客人たる貴女の元へと歩む見習い修道女。 ) その。聖女様は何分御多忙の身ですから ――― 時間が取れるか如何かは判らないそうですが、取り合えず確認してはみるとの事です。 ( その間、君はその客人の相手でもしていてくれと頼まれた。取り合えずこの場で格好が違うだけとか言ったらちょっと周囲の視線が痛くなると思われる。処で、客人の名前とか全く確認して無いが ――― 大丈夫なんだろうか。そんな益体もない事を思ったそうな。併し今更確認してももう遅いような。 ) [Mon 2 Oct 2006 00:43:44]
◆ミカド > (朱鷺乃都人だと一目で分かる顔つきをした男は、帽子を胸に添えて、軽く頭を下げ)――火急の用というわけではありませんが、少しお尋ねしたい事がありまして――「出来れば」でかまいませんので、少しお時間頂けたらと思っております。(「少々お待ちください」)…――よろしくお願いします。(楚々とした修道女見習いの姿を見送る。……ちなみに見習いであろうと、この態度はかわらないだろう。そもそもパプテスにも詳しくない。修道士と牧師と司祭の違いすら曖昧だ。尋ねられたら、「格好が違うだけ」とか答え始める危険性が多々ある。 突付かない方が宜しい。 ――静寂満ちる聖堂内。聞き耳を立てれば、人の声も聞こえよう。――興味は湧くが、今はぐっと堪えて―― そ知らぬ顔で長椅子の合間を進んだ。祭壇へ近づきながら、帰りを待とう) [Mon 2 Oct 2006 00:37:23]
◆黒江 > ( 礼拝堂は人を拒まない。只 ――― 悪魔や吸血鬼は、その限りでは無いだろうけれど。それでも、こういう場所に上手く入り込める吸血鬼だって居ると言うことを、彼女は知らぬ。ましてその吸血鬼が大聖堂に400万ほど寄付してて、札束で人の頬を叩けるくらい潤沢な資産を持ってるとか、知るわけも無い。知ってたら寧ろ凄いと思う。だから、目の前に居る人は普通の人だ。普通の人間だ。そんな風に認識した。 ) はい、こんばんは ――― 聖女様、ですか。少々、お待ち下さい。 ( まだ見習いなんだけどなあ、とか思ったけれど。どうせ見た目じゃあ判らない物だから仕方ないのである。一々是正してても限が無い。取り合えず、とてとて歩いてそこら辺で話し込んでいる司祭様とかに問うて見た。曰く『 聖女様に会いたいと仰られました。 』 とか何とか。耳を澄ませば聞こえるやも知れぬ。 ) [Mon 2 Oct 2006 00:26:23]
◆ミカド > (礼拝堂に続く扉を、修道士が押す。 視線で目礼を交わすと、足を進めた。――此方の身分は既に伝えてある。 出来れば寄付を募った責任者などに話をつけられれば話が早いのだが――何せ、一度、二度顔を合わせた事もある。 茶にでも誘って、札束で頬を叩きながら話を聞くとかできるかもしれない※できません そして) ……………………。 (始めて見る『大聖堂』の中に、一瞬動きが止まった。 高い天井。 並べられた長椅子。 正面の十字架。 少しだけ――――――ほんの少しだけ、この場所が、自分を拒むかもしれない可能性を浮かべたが――踏み入れてしまえばなんて事はない。 ただの礼拝堂だ。 ――「礼拝堂」 スラムにある金髪の牧師が管理している教会と、然程変わらないように感じた。 装飾や広さや等は比べ物にナラないとしても、だ) ――――。 (扉を潜った所で、固まっていた男は、声をかけられ我に帰った。 やや余裕のない面を修道女の方へ向けて) ―――失礼しました。 御機嫌ようシスター。 ええ――…… お祈り、もかねて少し『聖女』様へ取次ぎ願えないかと思いまして。 [Mon 2 Oct 2006 00:17:12]
◆黒江 > ( 一般的な修道女の衣装に身を包んだ、東洋人風貌の女だ。取り合えず聖堂内に入ったら、先輩殿から 『 キリヤ。ちょっとお客様のお相手をしていらっしゃい。 』 とか何とか、そんな事を言われた。何で自分で行かないのか気になったが、未だ皆忙しく動き回っている様子から何となく察した。成程、この中では一番 『 出来る事が無い 』 からか。とても単純な理由だ。 ) ――― ええ、と。お祈りでしょうか。 ( 何となく勝手がわからず、おずおずと問い掛けたらしいよ。 ) [Mon 2 Oct 2006 00:10:32]
お知らせ > 黒江さんが入室されました。 『( 祈りを捧げに来たらしい。 )』 [Mon 2 Oct 2006 00:06:20]
◆外套姿 > (その事により、居場所がなくなった男は、トメィト男があんな状況な為に、トマト戦争に参加も出来ず――さて、今宵はどうして過ごそうかと、窓の外を眺めながら考える事少々――。 ぴん と、思いついたのが、此処だった。 ――赤い雨やら、魔族の影響で、どこか騒がしさ拭えぬ大聖堂。 自分がヴェイトスに居ない間に起こった「御伽噺」の続きを聞くのは、適度な暇潰しにはなるんじゃなかろうか。 何よりも、自分には「寄付をした貴族」として、その権利があると思う。 ――そして400万の威力はどれほどか、とも。) [Mon 2 Oct 2006 00:01:45]
◆外套姿 > (――商業地区を騒がせたトメィト男は、今頃すくすくと暗室で成長している事だろう。 植物がぐったりしたら、日陰に避難させて、療養させる事が一番だって貴族様は知っていた。 栄養源として、ミルク粥ぶっかけるけどな。※元気のない原因の一割はそれの所為だろう※ ―― なんて、尤もな事をいっているが、実は、部屋に連れ込んでそのまま頭をスライスしてサラダにしてしまおうと思ったのだが、物凄い萎れっぷりに思わず同情してしまったのだ。 振り上げたサーベルは、しおしおと鞘のなかへ収めて、 思わず水を注いでみたら、急に元気を取り戻して、睨まれたのでサラダに出来なくなったそのままそこで療養させる事にしたのだ。…どっちにしても物騒な話とか) [Sun 1 Oct 2006 23:44:58]
◆外套姿 > (今現在、自分の棺桶――と、呼んでいる日の差し込まぬ部屋の中で、土と水に浸して療養している―――ッッッッ ) [Sun 1 Oct 2006 23:38:22]
お知らせ > 外套姿さんが入室されました。 『(トメィト男は――――)』 [Sun 1 Oct 2006 23:36:54]
お知らせ > セレニアさんが退室されました。 『( ヒップバッグを拾い上げて、髪を結い。 教会の中へと… )』 [Sun 1 Oct 2006 12:33:52]
◆セレニア > ―――はい、きっと…! ( 走り去る背中に答え、手を振り返す。 ―――少しずつだけど、厨房での仕事も出来るようになって… 歌も歌えるようになった…。 『だからなんだ』 と言われてしまえば… 結局自分の価値などただ一つと認めざるを得ないのだけど… それでも、全く意味が無いとは思わない。 今のシスターティフィスにはそう思ってもらえなくても… きっと、以前の彼女なら――― ) ( やはり、もう戻れないのだろうか。 …一人になって押し寄せてくる寂寥感に立ち尽くし… 首を振った。 少なくとも彼女が前線に立つ事が無くなれば、危険から遠ざけられれば、最悪の事態は防ぐ事が出来る。 …時間さえあれば… いつか、きっと… 元の彼女に――― ) [Sun 1 Oct 2006 12:32:46]
お知らせ > ジャスティスさんが帰りました。 『あわただしくかけていく』 [Sun 1 Oct 2006 12:26:10]
◆ジャスティス > ええ、それじゃあ、今度炊き出しでも手伝っていただけますかっ? (走りながら、手を振って走り去って……) [Sun 1 Oct 2006 12:24:11]
◆セレニア > ? …いいえ、そのような… ( それこそ神ならぬ身に正解を与える事など不可能。 そして神様は、どうも基本的に黙っているものらしい。 首を傾げられれば、ふるふると緩く横に振って『大丈夫です』と――― あざりー、アザリア、ラファエル。 『絞られる』 というと彼女の上司だろうか、なんて思いつつ… 素っ頓狂な声にちょっとだけ身を引いて目を瞬いた ) …はい、ありがとうございます。 お引止めして申し訳ありません。 ……ぁ…… 私にも、出来る事があれば… ( ヴァンパイヤハンターとしてでなければ満足に動かない体だけれど… それでも何もかもが全くダメという事は無い。 今、家路?を急ぐ彼女を手伝う事は難しいだろうけれど… 何かあればと口にして ) ―――お気をつけて。 ( 感謝の意とともに、改めて礼をしよう ) [Sun 1 Oct 2006 12:22:10]
◆ジャスティス > いえいえ……明確なアドバイスが出来なくてごめんね? (離れたことで凶と出るか吉と出るか解からないのだから。相手の反応をうかがいながらぎこちなく顔を傾げて) っとと!しまった!アザリーに絞られるっ!! (相手の礼に、いやそんな、と声をかけようとしたところで、跳ねるようにして、今までとは違う素っ頓狂な、おそらくは素の声で叫んだ) あのっ……そのっ…………出来ることがあれば手伝いますから、気軽に司祭様にでも伝言をしていただければ、こちらに伝わりますので……。 [Sun 1 Oct 2006 12:13:56]
◆セレニア > …はい。 ( そこに別の人の名前が入ったとしても、好感を持っている人であれば迷い無く同じ答えを返すだろうけれど… 姉か母のように慕うのは、やはり特別なのだろう。 頷いて… 自分でもどうしようもなく、ただ流される事になっている現状を多少なりと変える言葉に、目を瞬く ) ―――離れて… ( 願い出れば叶えられるかもしれない… だからこそ、考え込んでしまう。 シスターティフィスが自分のお目付けに選ばれたのは、ただ自分が一番懐いている人だから、という理由だろう。 今となっては他の意図もあるのだけれど… それは聖教会の思惑で、本来戦闘技能を持たない一般の修道女であるシスターティフィスが、現場に立つのは不自然な事だ ) ―――そう… ですね。 少なくとも、それでシスターティフィスが、他のハンターを担当する事は無いでしょう。 危険に晒す事は、無くなるかもしれません。 ( 解決にはならないけれど… 彼女の身の安全だけは、それで確保されるような気がした ) …それっきり… 接点を失ってしまうのではないかと考えると… 変わってしまったまま、彼女を放って置くのも怖いのですが… 私にも、どうすれば良いか分かりませんから…。 …司祭様に、相談してみます… ( 紅い雨が止んだとは言え、まだばたばたしている感もあるけれど… 話くらいは聞いてくれるのではないかと… それで解決になるとは思えないから硬い表情のまま、それでも変化には違いない。 提案に、自分に言い聞かせるように頷こう ) …ありがとうございます。 申し訳ありません… 御心配をおかけして。 [Sun 1 Oct 2006 12:06:23]
◆ジャスティス > シスターティフィスのことが本当にお好きなんですね。 (それにしても、どうも解決策が見つからない話だ。中身が違う……なんて想像してみれば、思いつくのは悪魔付き……まさか。司祭様たちやエクソシストが気付かないはずが無い。) ……まぁお仕事はお仕事として頑張るとして……一度、離れてみてはいかがです? 配置や、目付け役を変えてもらえるようにお願いするとか。直接の解決にはならなくても、何かのきっかけとか、最低気分転換くらいにはなるんじゃないでしょうか? [Sun 1 Oct 2006 11:47:40]
◆セレニア > ( 暗黒街やスラムの住人はタフ、という事だろうか。 元々治安の良くない場所で生きていた分、ちょっとくらい悪くなっても平気? そう考えるのなら、むしろ表通りの方が被害は大きかったのかもしれない。 なるほど、と頷いて――― 悪魔や吸血鬼が見つけ易かったと事も無げに語る修道女は、やはりとっても逞しいのだと思う。 パプテス空手の話は知らない。 でも聞いたら信じるだろう、きっと ) …紅くなる以前からの問題です。 悪化… と言って良いのか、更なる変化が無かった事を、喜ぶべきなのかもしれませんが… ( 気持ちを乱される事こそあれ、自分もまた一般的な欲望とは縁遠い。 雨の影響は深刻ではなかったと答え… 続く問いには、考えるように俯いて、そっと唇を噛んだ ) ―――分かりません。 …ヴァンパイヤを狩る事は、私の身体を最も有効に活用出来る事です。 その存在自体が罪である以上、擁護派も存在しますが、狩る事に問題があるとも思いません。 …私は、こうして務めを与えられる事を望んでいました。 …ですが、マスター… シスターティフィスは、それを望まなかったように思います。 私がそれだけを望む事をよしとせず… これは確認していませんが、人に害を為さないのであれば… その積りがあるのなら、ヴァンパイヤ擁護派でもあったかもしれません…。 矛盾していますが… 彼女に、私に同意して欲しいと思いながら… けれど嬉々として指示を下す彼女を、シスターティフィスであるとは考え難いのです…。 充実している、筈なのですが… ヴァンパイヤを狩っても、楽しくありません…。 ( 楽しいかどうか、の問題でもないとしても。 …焦りとはまた違う戸惑いが、そこにある…。 もう、それだけを唯一の神の国へ通じる道とは思えていないのだから ) [Sun 1 Oct 2006 11:37:58]
◆ジャスティス > いえいえ……確かに喧嘩や人死には増えましたけど、人がやったことですから。逆に悪魔や吸血鬼は動きが派手になって、見つけやすかったですよ。 (見捨てられるのは毎度のこと。暗黒街に住んでいる者たちは、折込積みで行動している。たくましさだけなら、市内でもぴか一だ。ケダモノなだけかもしれないし、実際そうなのだろうが) 成る程ね……空が青くなったからって、心配事は全て解決、とはいかないかぁ……。 (当然といえば当然だ。それよりも前から起きていた異変なのだから) まぁ、シスターティフスのことは不安だとしても……どうですか? 職務自体は。充実感を? (昔の、焦りにも似た不安感を抱いていた目の前のシスターの姿を思い出して) [Sun 1 Oct 2006 11:21:04]
お知らせ > ジャスティスさんが入室されました。 [Sun 1 Oct 2006 11:10:33]
◆セレニア > ―――ちょう… ( 動物?と目を瞬いて。 あまり突っ込んではいけない気がしてか、こくこく頷こう。 彼女の信仰は、自分には未だ分からない部分も多いけれど、もうじれたっくは思わない。 どこか優しく感じて、和らいだ表情のままリセットする様子を見守った ) …そうですね。 暗黒街やスラムは、特に大変だったと聞いています。 御無事で… ( よかった、と 変わりない様子にホッとする。 非常事態宣言は、実質街の暗部を見捨てたというのに ) ―――はい。 今度の事で、審問を保留にしていた小者を狩る動きに出たようです。 探索も強化されて、私も動員されていましたが、じきに収束するでしょう。 ( 礼には礼を返す。 苦労など。 結局は、命じられるままに動くしか、出来ない ) …はい。 対象を特定出来ていない状況など、現場の判断が求められる時には、マスターが同行します。 ―――私が望んでいた事のはずなのに… 彼女も、望まぬ事をさせられているという風ではないのに… なかなか、受け入れられません。 ( 紅い雨の影響は、殆ど無かったようにも思う。 それ以前から、変わりないと頷いて ) [Sun 1 Oct 2006 11:06:50]
◆ジャスティス > いいんです、信心深い人は、6時半のミサに来てくれるから、あとは、十字の切り方も知らない人たちに聖歌の一つも歌えるように調教を施すのみっ! ……コホン、とまぁ冗談は置いておいて、夜の仕事の人も多いですからね。 (本音を吐き出した後に、いいわけじみたことをもごもご言いながら咳払いしてリセット) じゃあ、お仕事の後……ですか。ご苦労様です。 (ペコリ、と頭下げて、セレニアの言葉につられるように、町並みを眺める) お変わりなく……ですか。お仕事はご一緒に? (前聞いた話を思い出しつつ) [Sun 1 Oct 2006 10:49:23]
◆セレニア > …そう、でしたか。 ( やはり苦労の多そうな暗黒街の教会運営。 場末(失礼)の事情をあまり知らなければ、どこか戸惑うような表情をしてしまうものの、信仰に生きるその姿に、無表情なりに顔を和らげる ) ―――? 食事目当て、という事ですか? それは… ぁ、いえ、私は… ( 食事が出されなければミサに来ないって本末転倒ではないかと口を開きかけて… 相手が笑うのであれば、悪くはないのかなと首を傾げるのみ。 …何を、と問われて自分の格好に目を落とす… 尼僧服とは違う、金具やベルトの付いた黒革の戦闘服は、細い身体をぴたりと覆ってアサシンか何かのよう。 花の手入れ… このところちゃんと出来ていないなと、花壇に視線を移しつつ、首を振ろう ) …いいえ。 夜明けを待っていて、少し眠ってしまいました。 …ここから見られる朝日は、綺麗です。 それに、少し考え事を… シスターティフィスにも、変わりはありません。 ( この場合の『変わりない』は、決して良い意味ではない ) [Sun 1 Oct 2006 10:44:14]
◆ジャスティス > いえね、聖餅と、聖水を分けてもらいに来たんですよ。二回目のミサに使う分がなくなってしまって……。 (腰のスモールソードと、ロングメイスがカチカチとぶつかり音を立てる。買い物袋は風に揺れて) いぇね、うちはお昼過ぎに二回目のミサをやるもので。ミサの後は軽食付き。江でも市内と来ない人多いから……あはは。 セレニアさんはなにを?また花のお手入れですか? (少し相手の表情が硬いように思えて、やんわりと尋ねてみる) [Sun 1 Oct 2006 10:32:17]
◆セレニア > ( ヴァンパイヤを前にした時の、戒めを解かれるような感覚も、今はより明瞭になった意識で疑念を募らせるばかりになっている。 教会に間違いはないのだと、どうしようもなく肯定する一方で、その『教会』の内部で与えられたヴェイトス市版の意識が衝突を生み、極めつけは姉のように慕う修道女にもたらされた変化だ ) ( 紅い雨も止んだ、魔界への門というのは閉じたらしい… それなら務めを与えられる事も減って… ティフィスと吸血鬼狩りに出る事も無くなるだろうかと、そんな事を考えていて――― やや鈍い反応で、近付く異音に顔を上げる。 こんな格好のままでフラフラしているのもどうかと思うから、とりあえず形ばかり立ち上がって ) ぁ。 ―――シスタージャスティス。 おはようございます。 ( ちょっとキョトンと挨拶を返しつつ、視線は買い物袋?へ。 金属音はそこからだろうか… それは? と目で問いながら ) …お急ぎのようですね。 お手伝い出来ることはありますか? [Sun 1 Oct 2006 10:25:30]
◆ジャスティス > (セレニアの思考を破るようにやや騒々しい足音が建物の方から響いてくる。金具のこすれる音を引き連れて飛び出てきたのは、髪を青に染めた一人の修道女。手にはズタ袋に取っ手を縫い付けた手製の買い物袋のようなものを持っていて) あら、シスターセレニア、おはようございます。 (知った顔を見つけて挨拶をする) [Sun 1 Oct 2006 10:18:03]
お知らせ > ジャスティスさんが入室されました。 [Sun 1 Oct 2006 10:05:52]
◆セレニア > ( 『自分が神の国へ入る』 基本的に、その為だけに戦いたいと願っていて… そんな話をする中で連れて来ていただいたこの場所は、もう少しの意味の付与。 朝を迎える街の為に、人の為に、という意識で、ごく単純な暴力を肯定してくれる ) ( …正直、そんな事は、あまり関係無いと思っていた…。 ヴァンパイヤを狩る事に、特別な理屈なんて何も要らない。 それはどこまで正しい事だと、狩り立てる事を禁じられている間、本来の務めを与えられるのは願って止まない事だった。 それなのに ) ( 今は、少しでも多く自分以外の何かに肯定してもらいたいと思っている。 勿論教会や、直属の上司であり教師に当たる人はそれを肯定してくれるのだけれど… 彼らに対する不信が、画一的だった意識を完全に乱していた ) [Sun 1 Oct 2006 09:52:53]
◆セレニア > ( 徐々に覚醒する意識で、思い出す。 与えられるようになった『本来の務め』を終えて戻ったのが夜明け前… 歳若い(ように見える)聖女様に教えていただいたお気に入りの場所で白む空を待って、そのまま眠ってしまったのだろう ) ……ん…っ…… ( ぐぐ、と軋む身体を伸ばして、曇り空の涼しい風に吹かれ、髪留めを解いた。 緩く編まれていただけの髪はすぐに広がって、風になびく ) ( 教会の朝は早い。 朝課をさぼってしまったと思いながら… 今更、別に気にするでもなく、深く息を付いて離れたばかりの石柱に背を預けた ) [Sun 1 Oct 2006 09:32:39]
◆セレニア > ( やけに明るい場所で目覚めて暫くは、自分がどうしてここに居るのか分からなかった ) ( もはや紅くない、真っ当な曇り空の下に広がる街並みを一望出来る大聖堂の中庭… テラスのようになっている場所で、背を預けていた石柱から重たい身体を起こし、力なく首を振る ) ( 奇妙な薄紅色の髪はウィンプルに隠されておらず、緩く編んだ大きな三つ編みが揺れた。 服も尼僧服ではなく、黒革の戦闘服が細い身体をピッタリと包んでいて… 傍には、無造作に転がされたヒップバッグと、ショートソード、拳銃… 教会で堂々としている格好では、あまりない ) [Sun 1 Oct 2006 09:14:45]
お知らせ > セレニアさんが来ました。 『( すっかり夜も明けた朝の中庭で、目を覚ます )』 [Sun 1 Oct 2006 09:02:59]
お知らせ > 維言さんが退室されました。 『 了解です。では、その日に。 ( 手を握り返して頷いた。 )』 [Fri 29 Sep 2006 06:06:26]
お知らせ > セレスさんが帰りました。 『 はいっ、1日ですっ…(感情を隠さず、ぎゅむぅと手を握って歩き出した。) 』 [Fri 29 Sep 2006 06:00:50]
◆維言 > ( 反応は余りにも顕著で、己のような代物にとっては何だか新鮮。 …なるほど。無事に戻れて良かったというのは、こんな実感か。 くつくつと肩が小刻みに揺れる。 ) 分かりました。私の方は休暇届を上司様に提出済みですから、問題無いと言います。 明後日…一日、でしょうか。 宜しいお時間になりましたから、迎えに参りますから。 ( ひーふーみー。指折り数えてみる。時間が夜明けな所為もあって、日付の感覚が少し曖昧。 ) ……希望されてしまったら、全然罰にならないと言います。 ( だからといって、執行取りやめるつもりも毛頭無いのだけれど。 何気無く差し出す手は、握れと言わんばかりの。 夜明けから、二度寝ナラズの所業なれど、やっぱり謝らない。 周囲を警戒しての野宿では無く。もっとあたたかな眠りが今日は貪れそうだから。 ) [Fri 29 Sep 2006 05:57:05]
◆セレス > ( 色々と迂闊な話をしてしまいそうなくらい舞い上がっている。 自分でもわけがわからない感情爆発具合で軽く小躍りしつつ。 ) あ、あの、すみません―――今日明日のうちに済ませておかなければいけない事、あるみたいです。 明後日、まで待っていただけますか? ( 即OK、という所をギリギリ踏みとどまった。 此処で仕事を放り出して出かけたら、流石に無責任過ぎる。 びーくーるセレスティア。 ) だ、抱き枕っ…是非とも受刑を希望します…! ( 全然刑罰にならないかと思いきや、眠れなくなる予感。 さて、本当にそろそろ空も白んできた。 ようやく訪れた平和なお休みなら、少し長く眠っても良いだろう。 ) [Fri 29 Sep 2006 05:46:50]
◆維言 > ( まだ朝日が眩しくなるには少し時間があるのに、此処にだけ日が射したかのよう。 こんな風にぎゅっとして、わしわしして。それだけの事で、萎れた花は艶やかに咲く。 ―― ヒトの因果を、改めて思い知らされる瞬間。 ぽふ、と一度聖女の髪に顔を埋めた。 特定の個人と交友を持った経験が乏しいのは、実の所、己も。あんまりヒトの事を言えないのは棚上げ。 ) …夜が明けて、ご飯を食べてからです。せめて。外で食べても良いのですけれど。 ―― 宜しければ今日にでも、今夜にでも? ( 今度こそ、約束は果たせそうだ。報告は終了しているし、休暇届は叩きつけてきた。大任を果たした後だし、却下されたらグレます。 もそりと顔を上げて。 ) ………てい。 ( おでこうりうり、指先で。 ) 教育的指導として、抱き枕の刑です。 借部屋は枕が堅くていけません。 ( 首こきっと鳴らして、何か言う。 ) [Fri 29 Sep 2006 05:35:17]
◆セレス > ( ぱあぁ、と表情が晴れ渡るのは気のせいでもなんでもなく。 怒られなかった。拒絶されなかった。それどころか何だかすごい撫でてくれたりする。 それだけであっというまに幸せになれる子供そのものの現金さ具合である。 よくよく考えてみれば、身の回りに居る人達はいつも自分の欲求を聞いてくれるけれど、どこか距離があって。 何か「物を喋る危険物」を取り扱うような緊張感がいつも張り付いていて。 その距離感が当たり前だったり、いつも申し訳なかったり、それで必要以上に要求するのが躊躇われたり。 「誰かと仲良くする」ということを今まで経験した事が無かったという話。 集団の中に居て、常に一人だった。 ) はいっ、今度こそ約束を…空はもう赤くありませんし、外に出られるくらい体調は良いですし、今直ぐにでもっ。 ( ぷふす、と鼻息荒く。 そしてそれは前もやった。 ) あ、う、努力します…ッ。 ( 何故に自信なさげか。 ) [Fri 29 Sep 2006 05:21:35]
◆維言 > ( 声の届かなかった時にも色々あったらしい。そんな事実が明らかになる夜明け前の事。 ) この場合オカズは私って、いやそんなスラングはさて置くとしまして。 …迷惑と言いますか、驚きましたけれど。 大丈夫、ですよ。生きてますし、死んでませんし。怪我も大した事ありませんし、無事です。 ( 聖女がどのような境遇で育ってきたかは知らない。けれど、寂しかったという言葉と繋ぎ合わせれば、心情と行動の因果は多少見えて来る。此処は彼女の生まれ育った場所ではないし、神官も聖女も優しいだろうけれど、でも。 何か変な衝動の赴く侭に、頭をわしわし。 ぼそぼそと連ねる言葉は、今は寂しくないんだって一言言えば済む気もいするのだけれど。 ) ―― 約束。果たしましょう。寂しいからイケナイ事をしてしまうと仰るのでしたら、寂しくないようにして差し上げます。 そんな事考える暇が無いくらい、引っ張り回して差し上げますから、お覚悟を。 ( だから、エロスは程々に。 嗚呼、なんかこの台詞に軽い既視感。少年少女の教育に当たる年なんだろうか、今年。 まだちいさな子供みたいな聖女に、思いっきり俗っぽい事も教えてしまおうと決心する瞬間。 目が開いてしまえば楽しい事ばかりでは無いし、辛い事の方が多いのかもしれない。でも、閉じた侭じゃきっと、寂しい侭になってしまうから。 ―― ある種物騒な決意はともかく。 ) ですから、エロスは程々に。 ( 小声でぽそり。 エロスは使用上の注意を守って正しくお使い下さい。 ※違う※ ) [Fri 29 Sep 2006 05:09:04]
◆セレス > ほ、ほ、本当にッ、すみませんっ、御免なさいっ、申し訳ありません…っ!! その、一度や二度ではなくというかその都度というかご迷惑だとは思いながらも、だって、寂しくって、オカズ? ―――あ、なるほど。 ( ちぃ、おぼえた。 余計な言葉を。 誰がちぃか。 本当にそろそろ聖教会はこの歪に育った聖女の教育方針を考え直すべきじゃなかろうか。 知られていないだけかもしれない、が。 ) 変ですよね? おかしいですよね? その、ただでさえ駄目なのにもっと駄目です。 イコトさまは女の方なのに。 ( 知識と経験のバランスの悪さが致命的なのか。実際になにかする時、妙に自制が利かない性格は。 本に載っていないことなんか全く知識の範疇外。 もふ、と頭を抱えられて(※都合、やや腰を曲げつつ。)わしゃわしゃされながらようやく少し、死んじゃいそうな緊張が解けた。 怒られなかった?とか。 犬なら勝手に尻尾を振っていそうな具合で。 ) [Fri 29 Sep 2006 04:56:15]
◆維言 > ……そんな、焦らしプレイのようなことを。 ( プレイとか言った。 示唆されて、けれど詳しくは教えて頂けない。それ自体は教会なんぞに勤めていると、日常茶飯事なのだけれど。抽象的な物言いでナンボの世界ですから。 ひみちゅとかはむちゅとか、何だか必死そうで、益々きょとんと。 色々と聖教会の明日が心配になる今日この頃、如何お過ごしでしょうか―― ) …ならば何よりだと言います。流石に、魔界からでは私も駆けつけられませんし。 ( やんわりと、冗句じみた言葉で少しだけ空気を緩ませながら。 顔を真っ赤にして、何だか泣いてしまいそうな聖女の肩に、手を置いてみる。 まさか、羞恥プレイ絶好調だなんて、それこそ天の主も異教の神とて気付くまい。 ) ―――― 。 ( 前に、部屋で? ぱたぱたと記憶のフィルムを巻き戻していく。 部屋でと言うなら、出立前の挨拶時ではないし、もっと前。 してたようなこと。してたような―― あ。 薄々感付いた所に、爆弾は落とされる。 ) ――― …… え、ええと。 アレですか、その、おかずでは無くて。 ……なーにお考えになってらっしゃいますか、このセレス様は、もう! ( オカズとかうっかり口からぽろっと漏れた辺り、ちょっと動揺気味。 なるほど。精錬に潔白に育てられた聖女にとって、アレは罪深い行いに違いない。とはいえ、生きている人間である以上、全く抜くなスルなと言う方が無理だというのも知っている。甚だ俗っぽい自覚はあるけれど。 いや、しかし予想外。寂しいと思う気持ちと不安感が混ざり合った結果だろうと考える思考とは別に、腕が伸びて。彼女の小さな頭をぎゅーっと胸の中に抱え込もうと。 身長の関係上、ちょっと無理な体勢になりそうだけれど、この瞬間はちょっと忘れた。もう、頭わしゃわしゃとかする勢いで。 ) [Fri 29 Sep 2006 04:44:33]
◆セレス > ひみちゅ(咬んだ)秘密ですッ。 ( それはもう小さく小さく申し訳なさ下に俯いて泣きそうな顔で即答した。自分から告白しておいて。 だが司祭様の言う事は確かだし、悪い事をしたという自覚はあるし、嘘偽りはいけないとおもう。 もうなんというか淫語言わされプレイである。 遥か遠隔地聖教会からの。 ) い、いえっ、とても平穏無事に大聖堂で大人しく…していましたっ。 でも、その、ええと、( ちろ、と視線を上げればやっぱり手の届く距離に不思議そうな顔。 暫しのどを掠れさせて出ない言葉を押し出そうと振り絞り―――――。 ) あ、の。 前に 私が 部屋で してたような ことを。 ですね。 ( がんばれ聖女認定。 ) してしまいました。 イコトさまのことを考えながら。 ( 頭の中、まっしろ。 ) [Fri 29 Sep 2006 04:33:35]
◆維言 > …おかげさまで、無事に魔王も倒して参りましたよ。 …仮にも、あんな事態を引き起こしていた代物の片割れと対峙しましたから。無事なだけ僥倖との向きもありますが。 ……命に関わるような怪我では無いです。私が言うのも何ですが。 ( 声の種類までは判別出来ずに、今何か? といったレベルだったのが天の慈悲かもしれない。いらん方向に。 小さくなっていく声に、首がゆらりと軽く動く。 …指先が触れた頬は柔らかくて。やっぱり少し熱く感じる。 ) ――― はい? …留守中に、何か変事でもありましたか? ( とんでも無い事。また抜け出してさらわれかけたとか? 一瞬にして巡ったのはそんな想像。 のそりと腕を解いて、些かきょとんとした視線が聖女の赤い瞳を見やる。 ) [Fri 29 Sep 2006 04:24:17]
◆セレス > ま、毎日お祈りは欠かしませんでしたか、ら―――――そう、ですかッ…お怪我、して、養生を。 ( 直立不動で次第に声をぼそぼそさせながら頭の中で10万回くらい高速詠唱懺悔中。 祈りは届かなくて余計なものは届く辺りやっぱりヴェイトス島である。 ) 赤…っ、あう、ご、御免なさいっ。 あの、あの、あの、わた、しっ、イコトさまのお留守にとんでもない事をををっ!! ( 司祭さまが言ってた。間違った事をしたら素直に謝りなさいって。 この場合言わなきゃ済む気もするけれどその辺の小器用な分別など対人経験の浅い娘19歳には分からず。 ) [Fri 29 Sep 2006 04:18:03]
◆維言 > ( 裏表どころの騒ぎでなく、隠し事塗れの代物にとっては、少し眩しくて。 そうであって欲しいような、違うような。何処か複雑な心も覚えるのだけれど。 全身で感じる温もりとやわらかさの前に、まあいいかで済ます辺りが何とも。 …近い人肌とか、随分久しぶりな感覚。きゅーっと。 ) でも、お心は届いた気が致しますよ。出先で、お声が聞こえた気もしましたし。あれが祈りの欠片だとしたら、天も中々味な采配をなさる事。 ( 実際には、祈りというか。あれでこれな事だったとかいう恐るべき事実は、知らぬ事。天の主も何やってんですか。 真っ赤になって固まる姿に、どうしたのかと首傾げながら。彼女の口から出た名前に、嗚呼、と一拍置いて。 ) …ええ。無事ですよ。向こうは怪我もありますから、元気とは一概に言えないですけれど。 ( 出島で無事は確認しているから、其処は淀みなく。 行きがけ―― 出立直前の出来事を思い出して、やや遠い目。 元々の髪色が白なのは、聖剣戦争時に見られているし、隠す事でも無い。細い指の絡む感触がくすぐったくて、くつ、と肩が小さく揺れる。 指先の器用さに関しては、此方もギリギリ人並みといった所。無問題。 ) ……顔、赤い。 ( あ。まだ硬直している。ゆるりと片腕を解いて、頬へと伸ばしてみる。熱が出たとかで無ければ良いのだけれど。 知恵熱?何か違う。 ) [Fri 29 Sep 2006 04:08:17]
◆セレス > ( 裏表が無いといえば聞こえは良いが、もう少しあった方が人生円滑かもしれない。 どうだろう。 当人に自覚が無い段階でどうにもならないか。 ) やっぱり、心配するだけは嫌です。 今度ばかりは無力感でいっぱいで――――あ、行きがけにご一緒したあの方、あ、あ、アイ…シェさま? もご無事ですか? ( ギリギリ名前が出てきた。 あの人がどういう方だかそういえば知らないが、同行したと聞いている。 少し色がまばらになりかけて白みがかった黒髪に、遠慮がちに皮手袋の指を絡める。 染毛、お手伝いしたいなぁとか目論んでいるが任せるには器用さ参照の覚悟が必要かと。 耳とか額とか黒くされることうけあい。 そして、不意に。 彼女の留守の間、部屋でしたあれこれいろいろを思い出していきなり白い顔を真っ赤にして硬直。今更。 ) [Fri 29 Sep 2006 03:55:31]
◆維言 > ( その分、熱烈さが真っ直ぐな気持ちの表れなんだろう。 機微に疎いツラした退魔にも、ヒシヒシと伝わってしまうくらい。 ) …多少はありましたが、支障ないですし。もう治りましたから問題無しです。 ―― 心配、されるのは中々新鮮な経験。 おかげさまで、かもしれませんね。今、こうして、戻って来られたのも。 ( 髪は染め色が抜けかけて褪せているし、衣服もきっちり洗濯はされているが、長旅でくたびれているのも確か。そろそろ新品を申請した方が良さげな風情だけれど、本人は常と変わらぬ調子。飛びつかれても痛そうな素振りのひとつも無かった辺りで、恐らく無事。 身体も清めてあって幸い。帰った直後とかだったら、この距離は少しアツ過ぎた。 ぽんぽんと背を叩く手が、のそりと上がって聖女の髪に触れてみる。 元気そうで良かったとは、ほつりと吐息と共に漏れた音。 ) [Fri 29 Sep 2006 03:44:16]
◆セレス > ( 今日か明日かと帰りを待っていた割りに帰ってきたらどう出迎えようかとか全く考えていなかったらしく。 聖女認定、いつでもその場でガチ勝負。 ※計画性というものが無い。 ) お怪我わ、う、あり、ない、んですね? 心配しました…心配しました…こんなに心配したの、初めてかもしれません。 ( よし決めた、と聞こうとした事を先に言われて変な具合。 色んな角度から本当に大丈夫かと確認しつつ、離れる気配なし。 近い。 身長の問題もあって顔とか近すぎる。 人肌の温かさとホンモノの匂いを堪能しているようである。 ) [Fri 29 Sep 2006 03:32:45]
◆維言 > ( いこ。えこ、えここ? 何か非常に間違った連想の浮かぶ夜の色は、もう赤色に侵される事も無く青み掛かった黒。もしくは漆黒。 その中にひっそりと混じる褪せた黒が、のたりと首を僅かに傾げる。 駆け寄って来る姿は、なんだか微笑ましいと同時に、転びそうではらはらするの図。 視線を上げてみれば、白銀の髪の聖女の顔も見えるんだろう。 ) ―― わぷっ ( 飛びつかれた。避けるとかいう発想は無かった為、全身で受け止める次第。 体格の関係上、頼もしく受け止めるという形にならないのは些か情けないけれど、華奢な聖女に飛びつかれた程度で揺らぐような代物でも無い。 細い身体に腕を回して、やんわりと抱き留めながら。 ) ……無事に戻りましたと言います。 おかげさまで、大きな怪我もありませんし。結構元気ですよ。 ( ぽむぽむ。わんこ相手なら、わしわし撫でることも出来ようが。宥めるよりは確かめるような手は、柔らかく背を叩く。 全身で訴えられる感情の発露が、少しばかりくすぐったい。 ) [Fri 29 Sep 2006 03:23:25]
◆セレス > あっ、う、いこ、ええと、あのっ! ( わけのわからない声を出してがたんと椅子から降り、ぱたぱたと尚且つ非常にどんくさく駆け出した。 おあずけの姿勢で待たされていた飼い犬の如く。 ) はぁ、はぅ、ひぅ―――――御帰りなさい…っ! ( そしてその短い短距離走に息を上げつつもう一回。 それ以外の言葉が思いつかないのか、身振り手振りばかり先行して、感極まって両手を拡げて飛びついた。 犬にしては大き過ぎである。 飛びつかれる当人より少しばかり大きめ。 ) [Fri 29 Sep 2006 03:12:01]
◆維言 > ( 灯火よりは、夜の色―― 取り戻された暗色に溶け込んでしまう黒尽くめの影。 のっそりと動いたそれが口を開く前に、掛けられたのは迎えの言葉。 少しばかり意表を突かれた風情で唇が一度、音無しでぱくりと動いて。 ) ―― ただいまと言います、セレス様。 お元気でしたか? ( 何処か色褪せた長い黒髪が、頭を下げる仕草に揺れる。 抑揚や覇気をどこかに置き去りにしたが如き語調や声も変わらずのそれは、ともあれ五体満足で其処にいた。 ) [Fri 29 Sep 2006 03:05:54]
◆セレス > ( 小さく纏って長椅子の上でTSUWARIをする白外套姿の頭が、ぴょこんと揺れる。 うじうじうだうだ悩んでいたのも、折角事態が収まったのに浮かない顔をしているのも、言ってしまえば個人的な欲求が満たされないのが原因で。 足音に振り返り、行儀悪く長椅子に膝を着いて人影を確認した。 ) お、お帰りなさいっ! ( そして確認する前にフライングした。 他人だったら何事かという具合だ。 ) [Fri 29 Sep 2006 02:57:35]
◆足音 > ( 静寂満ちた伽藍の堂に、不意に混じる音と気配。 入り口付近から響いた音は硬質。黒い影がのそりと揺れる。 ) [Fri 29 Sep 2006 02:52:44]
お知らせ > 足音さんが来ました。 『( ―― コッ )』 [Fri 29 Sep 2006 02:50:22]
◆セレス > ( クリスティアに引っ込んでしまって良いのだろうか、とも思う。 宗派の違いはあれ、此処にはクリスティアから訪れ、街の為、人の為に一生懸命奉仕する教徒が沢山居る。 平穏なクリスティアに比べて常になにかしらの危険が付きまとう、まるで呪われてでもいるかのような街だ。 自分が聖女として神に選ばれ、認定されたのなら、そういう時、そういう場所でこそ力を振るうべきじゃないのか。 複雑な政治的駆け引きを知らない娘は単純にそんな事を考えて、真剣に悩む。 言われたとおりにしていないと簡単にこの間のような迷惑をかけてしまうくらい無知で無防備で、とても一人で勝手な事をさせられる人間じゃないということを理解していないのだろう。 そも、これまで生きる糧と術、役割と生きる為の装具を与えてきた聖教会に反する事はどのみち娘には出来ない。 恩というものがある。 ) [Fri 29 Sep 2006 02:43:52]
◆セレス > ( 水の浄化も必要なくなり、する事が無くなれば確かに少し退屈なもので。 一応、可能な限り此処でのシスター達と同じような生活をしているが、与えられた仕事というものが無い分幾らも時間が空いてしまう。 只管祈りを捧げて過ごし、珍しい本(といっても大聖堂の蔵書、閲覧制限つき)を読み耽り、体力をつけようと室内でささやかな運動を繰り返す。 それでも不意に時間ができてしまって、今は聖堂の長椅子の端。 脚をぷらんと垂らしてステンドグラスを見上げている。 ) [Fri 29 Sep 2006 02:27:26]
◆セレス > ( 赤い水も無事収拾がつき、大聖堂は幾らか静けさを取り戻していた。 駆け回るシスターの姿もないし、家族を亡くした人の悲痛な祈り声も今は聞こえない。 伽藍とした夜の聖堂を振り返り、細く息を吐き出した。 此処も見慣れてしまって、もう部屋までの道を迷う事も無かった。 ) [Fri 29 Sep 2006 02:08:30]
◆セレス > ( いや、曇っているが。 あの赤い空を見慣れてしまった目には、ブルーグレイの曇天すら蒼に見えた。 心なしにか空気は清み、気がつけば季節は秋。 大扉の前で暫し空を見上げ、少しだけ外に出てみた。 もう以前ほど苦しくは無い。 ) ――――もう帰れますね。 帰れてしまいますね。 ( 事後調査などという名目ももう長く続かない。 クリスティアまでの長旅に耐えられるなら、直ぐにでも聖教会に呼び戻されるだろう。 2ヶ月近く滞在すれば、いい加減愛着も湧いてしまった大聖堂。 だが、それが駄目なのだ。 そんな風に思う事自体を聖教会としては阻止したかっただろう。 ) [Fri 29 Sep 2006 01:58:09]
お知らせ > セレスさんが入室されました。 『 晴れた。 』 [Fri 29 Sep 2006 01:53:01]
お知らせ > シャリネさんが帰りました。 『――きっと、後もう少しだから・・・。』 [Thu 28 Sep 2006 17:19:44]
◆シャリネ > ( 嗚呼、だめだ。もう、行かなければ。そう、おもって彼女は、まっすぐ前を向いた。正確には・・・やや俯き加減に。右腕にかけたバスケットに聖水の小瓶を入れれば、その手で涙を拭うように、目尻に指が通る。そして、小さくひとつ頷いて、少女は歩き出すだろう。意を決したように、ひとみにはどこか強い力を宿して ) [Thu 28 Sep 2006 17:19:04]
◆シャリネ > ( ―――嗚呼、どうして私はこんなことしているんだろうか。とも、思うのだ。けれど、好きになってしまったのがあの人であるから、受け止めるべき事実だとも思っている。そして、責任を持たなければならない、とも。でも・・・ ) ―――・・・ごめんなさい。 ( もし、神様がいるのなら。そして・・・かつて愛した人が、空の上で見守っていてくれるのなら。そう・・・呟いた。泣きそうだった。青い空が、滲んでいく。ちょっとだけ、ちょっとだけなら・・・許してくれますか?そう、思いながら、目を閉じた。顔を、上げたまま。頬に一筋だけ涙が伝うけれど、これも・・・今日だけ。事件が終わるまでは、泣かないでいたい。最悪、彼と別れる時だって、笑っていたい。そこまで考える。歌を、歌いたくなる。嗚呼、弱いなぁと実感する。こんなとき、どうして私は泣いてしまうのか、と。けれど・・・心が痛いのは、事実。他人のためにつく嘘なら、貫き通すと彼女は決心していた。けれど、自分の心に嘘をつくのは、辛すぎた ) [Thu 28 Sep 2006 17:16:34]
◆シャリネ > ( 恋人に対してもわからないところが多ければ・・・否、友人の気持ちはなんとなく。いや、痛いほど理解できるかもしれなかった。もしも自分が同じ立場に立ったなら、精神的にものすごく辛い。汲み取っている自分がいる。だから・・・場合によっては、自分の入る隙間などないと考えてしまうのだ。自分さえいなければ、もしかしたら二人は幸せになれるのかもしれないと。そして、少女は考える。自分は、何処へ行けばいいのか、と。だが、そんなこといえる状況ではなかった。何せ、自分が一番冷静だと思えるからだ。なんだか、あの先日の事件も、気がかりなことが多すぎた気がする。その日はわからなかったが、今になって浮かび上がる疑問も多い。彼から話も聞いたが、何故敵同士なのか・・・何故、そこまで切らなければならなかったのかわからなかった。色々事情があるにせよ、護衛についてくれている隊長の話を聴いても、疑問符が浮かび上がるばかり。彼も彼女も、まっすぐすぎたのだろうか。そして、不器用だったからだろうか。少女は、嫌になるほど冷静になっていた。本当は、ぜんぜん平気じゃない。辛くて仕方がないし、飲み込めていないことも多かった。自分を抑え押し殺して出す結果しか、未だに考えられていない。それしか浮かび上がらない。色々頭で考えれば考えるほど、どんどん冷静になっていくと同時に、自分の心を傷つけていた。理性で精一杯、自分を押さえつける。中から、じっと。思わず聖水の小瓶を握り締める。力がこもった。俯いて、唇を噛む。我慢しなければならないのだ。これは、自分の問題でもあるのだから ) [Thu 28 Sep 2006 17:01:04]
◆シャリネ > ( ―――そして、踵を返してそっと、大聖堂から出るだろう。内心、ごめんなさい・・・と思いながら。でも、こうするしかない ) ―――・・・・・。 ( 外に出て、見上げた空は美しかった。青々として、澄んだ空。大好きな、青空だった。綺麗で、いつもなら元気の出るはずの空。なのに、なぜか今はとても切なくなる。哀しいほど、美しいからだろうか ) ―――・・・。 ( もし、二人の居所がわかって、会えることができたなら、私はどうするというのだろう。二人の話を聴いて、いったいどうできるというのだろうか。正直、わからなかった。ただ・・・訊きたかった。二人がどうしたいのか。そして、わたしはどうしたらいいのか。友人と恋人。それは、少女にとってまったく別物だった。比べられるものではないのだ。種類が違うだけであり、同じくらい大事なのだから。綺麗事だとしても、簡単に切り捨てることなど、少女にはできない。しかし、考えれば考えるほど、絶望的で、よくわからない点も多かった。 [Thu 28 Sep 2006 16:54:17]
◆シャリネ > ( ―――処置してもらえれば――― ) ありがとうございます。 ( と、丁寧に礼を言った。いつもの、ふわりとした微笑みを浮かべて ) やっぱり、紅い雨の影響で最近物騒だったみたいですね。もう少し気をつけるべきでした。 ( と、言えば困ったように笑って ) 今は、空が青くて気持ちいいですね。 ( と、本当に心地よさそうな笑みを浮かべて言う。嘘は貫き通す。これは、つかなければならない嘘だから。そして、少女に聖水の小瓶を、シスターは渡してくれた ) ―――・・・あ、ありがとうございます。 ( 左腕の負傷。右手で受け取って、礼を言った ) [Thu 28 Sep 2006 16:48:11]
◆シャリネ > ――― ( カツン、カツン・・・と、ブーツの音が鳴る。静かな、大聖堂。少女はそっと、迎え入れてくれたシスターに、話すだろう。傷を隠すように首に巻いたショールを右手ではらりととって ) ―――ちょっと・・・やられてしまいました。 ( と、苦笑し。だが、誰に・・・と驚くシスターに首を振って ) わからないんです。スラムを通っていたときに、犬に襲われて・・・。 ( こうなってしまいました。と、嘘をついた。犬が吸血鬼化されたなら、なんとなく誰にも矛先が向かないだろうと考えたからだ。そして・・・処置をしてもらうために、シスターに次いでついていく。どうやら、深く突っ込まず、嘘を本当だと認識してくれたようだった。嘘をつくのは苦手だが、友人のことを騒ぎにはしたくなかった。切実問題である ) [Thu 28 Sep 2006 16:42:32]
◆シャリネ > ( 少女はゆっくりと息を吐き出した。正直あまり眠れていない。精神的な疲れがどっと出てきている。今は自警団の隊長とは同行していない ) ―――・・・ふぅ。 ( だめだ。しっかりしなければ。心の中でふるふると首を振る。そして一息ついてから、扉を叩いた。恐る恐る、その扉を開けようとするだろうか。彼女が此処へきた理由。それは、護衛をしてくれている人の忠告の下、吸血鬼・・・正確には、友人に噛まれた傷跡を処置してもらうためだった。自分のことは、自分でしなければいけないと思ったから。聖水で一応処置したものの、念には念を、と考え、わざわざ訪れることとなった。扉を開けば、そこには神聖な空気が漂っているだろうか ) [Thu 28 Sep 2006 16:34:16]
お知らせ > シャリネさんが入室されました。 『大聖堂の、前。』 [Thu 28 Sep 2006 16:30:42]
お知らせ > 維言さんが退室されました。 『( 欠伸をも一つ噛み殺して。もう暫くは空の下。 )』 [Thu 28 Sep 2006 02:55:59]
◆維言 > ( 白い月明かり。随分と久しぶりに見る気がする、光の色。 暫し無言で見上げた後、進路変更。 中庭に続く扉の前までやって来て、庭へと出る。 ヴェイトスがどのような状況になっていたのかは、上司様から大雑把に聞いたのみだが、この辺りは比較的影響が少なく見える。其処は腐っても聖域といった所だろうか。腐らせないのも仕事ですが。 ) ……何とか、約束は果たせそうだと言います。 ( 空は漆黒、銀砂の彩り。 その中で輝く月は小さく白く。 灯火と言うには遠けれど、清浄の光に目を細めた。 ) [Thu 28 Sep 2006 02:54:02]
◆維言 > ( ――パタン。 閉じた扉を背にして深呼吸。 報告終了。これで己の任務は一段落。後の処理は上司様の仕事だと言ってみたい。 ) ……後は。 ( のそりと廊下を歩き出しながら、思案は巡る。 任務は完了。後は私事レベルでの色々だ。 そう、まずは―― ) 御会いして、挨拶して、預かり物をお返しして、それから。 ( それから。 ふと、射し込む月明かりの色に気付いて視線を上げる。 ) [Thu 28 Sep 2006 02:50:27]
◆維言 > ( 経費はともかくとして。 ご苦労だったとの言葉に、目を鈍く細める。 ) ……いつものことでしょうに、らしくない。 ( 言葉くらい素直に受け取れとばかりに、書き損じの書類丸めたのが飛んで来ました。額に当たってあうち。 ) 給金と休暇でしたら、幾らでも素直に受け取る所だと言います。 ―― 報告と事後処理完了したら、其方に受け取って頂きますよ。休暇申請。 ( のっそりと溜息ついて、こきっと首鳴らす。 欠伸を噛み殺す仕草に、上司様の視線がちょっと苦々しいですが、私はあんまり謝らない。 簡潔な労いと退室の旨を受け取って、緩慢に頭を下げた。色褪せた黒色が視界に揺れる。 ) [Thu 28 Sep 2006 02:44:38]
◆維言 > ( 鉄拳制裁も書類束のハリセンアタックも飛んで来ない辺り、一応労われてはいるらしい。 そういえば、出立の辞令を受けたのもこの部屋だったか。懐かしいと言い切るには薄い感慨で、変わり映えのしない室内を緩く見渡してみたが、デスクの向こうから届く視線へと向き直り。 ) ……いや。式典とか心底勘弁と。いいから給料上げて下さい。むしろ、経費で落ちませんか、色々。 ( 準備とか諸々でトータル30万くらい自腹切ってるんですが。備えあれば何とやらとはいえ、思い切り良くぶっちぎり過ぎですか。 視線を逸らす上司様に、じっとりと視線を注ぐ。真っ向から突っぱねられないだけ、脈アリだと思っておきたい所ですとも。 ) [Thu 28 Sep 2006 02:35:15]
◆維言 > 報告としては、後は別紙参照といった辺りで。 ( ランプの明かりが照らす部屋の中に、人影は二つ。 扉付近に佇む小柄な方が、何処か淡々として覇気に欠けた語調での報告を一区切り。 別紙、もとい報告書は、部屋の主の手元にある。 ) ご意見、ご質問に関しましては、後程纏めて承る次第と言います。 ( この場で聞く気は無いとばかりに胸を張る。 基本的にこの辺りで一発くらいはしばかれるのが通例なのだけれど。 ) [Thu 28 Sep 2006 02:27:13]
お知らせ > 維言さんが入室されました。 『 ―― 以上。 』 [Thu 28 Sep 2006 02:24:29]
お知らせ > 艶子さんが帰りました。 『―― とりあえずバナナか…。』 [Wed 27 Sep 2006 04:22:21]
◆艶子 > ( 最後に別れた時はお互い辛い思いをしたのだけれど、今思い返してみるとそんなのはクソ喰らえだと思う。 私は彼女が好きだ。彼女もきっと私の事が好きだ、いや大好きだ。だからどっちかが怪我をしたら心配しなくっちゃいけない、労わらなくちゃいけない。それが正しい形。 あの美しい姿、もう一度見たい。そして、前と違って背筋伸ばしてしゃんとしてる私はその隣に並んでみたい。 ) 問題は、だ。私、あの人が好きな果物って知らないんだよね。何を見舞いに持っていけば良いんだ? ( がしがしと頭を掻いた。 ) [Wed 27 Sep 2006 04:18:50]
◆艶子 > ( ショックである。そんなこと、全然知らなかったから。もう病院に見舞いに行くには時間は遅く、礼拝堂の椅子に座り込んでぼんやりと天井を見上げる。 ステンドグラスから差し込む月明かりはまだ紅の色が混ざり、この光を見て彼女は何を思っただろうと思う。それに照らされる十字架を見て彼女は何を考えただろう。戦いに至る彼女の決意はどんなものだったのだろう。 ――見たかった。それを掲げたあの人がどれだけ美しいか誰も知るまい。 ) [Wed 27 Sep 2006 04:00:06]
◆艶子 > ( 認めなおして欲しいだとか、そういうんじゃない。褒め称えて欲しいとか、そういうのでもない。ただ、無事に帰ってきたこの私を見て欲しかった。足の豆を潰すという名誉の負傷以外は傷一つ付いていないこの私を見て欲しかった。 私は走った。家に戻り白夜を安心させて、ギルドへの報告を済ませて。それから私は走った。大聖堂に向かって走った。旅の疲れの癒えぬ身体に鞭打って、人気の無い聖堂の廊下を急く気持ちを抑えながら早歩きして。 ) ”アレッサンドラは悪魔と戦い、怪我を負って入院しました” ( 修道女の言葉はまるで冷たい宣告のよう。彼女はここには居なかった。 ) [Wed 27 Sep 2006 03:40:52]
お知らせ > 艶子さんが来ました。 『この勝利を真っ先に伝えたい人が居た。』 [Wed 27 Sep 2006 03:21:37]
お知らせ > セレスさんが帰りました。 『 10ℓくらい行きましょうかっ、浄化! 』 [Fri 22 Sep 2006 02:10:57]
◆セレス > ( ぺたちんっ、と両手で頬を叩いた。常時装備の皮手袋越しなのでいまいち痛くなく。 ) 兎に角頑張らないと。 此処に居る間に出来ること、ちゃんと出来るように。 ( 遣り残した事など無いよう。 恥じる事無く精一杯やったと言えるよう。 心持ち大きな歩幅で廊下を歩き、気合を入れた。 それこそ聖教会からすれば、大聖堂に貸しを作って帰ってくるばかりでは困るだろうし、此処で頑張っても良い筈。 ) [Fri 22 Sep 2006 02:00:12]
◆セレス > ( 平和になって落ち着いたら、迎えが来るだろう。 それこそ、大聖堂を出て街を案内してもらうくらいの余力が出れば直ぐにでも帰還を命じられる筈。 随分と長居しているし、体力の問題で帰れないのと「調査」の名目だけが此処に留まっている理由だ。 本来聖教会の所有する聖女がいつまでも大聖堂の世話になっているわけにも行くまい。 帰ったらそれこそ、何をしていたか、誰とどんな事を話したか、おかしな事を吹き込まれて居ないか、根掘り葉掘りだ。 ) ―――…間に合うか、微妙。 ( 彼女の帰還が遅れたら。 帰ってきた彼女が怪我をしていたら。 外を歩けないくらい疲れていたら、それこそ今度は此方がつきっきりで介抱しようと思う。 ) [Fri 22 Sep 2006 01:49:38]
◆セレス > ええ、空を見る限りまだ解決したとは言い切れませんけれど――――そう長くはありませんよ。 もう少しだけ頑張りましょう。 ( 珍しく聖女っぽく振る舞い、それでは、とその場を後にする。 長い長い凶事も、遠からず終わる気がする。 そうすればこの赤い空も晴れ渡り、静かで何事も無い秋が一足遅れで訪れるだろう。 穏やかな日常が戻ったら、今度こそ彼女との約束を果たせると良い。 ) こぅ…なんというんでしたっけ。 確か前に本で読んで―――ええと。 そう、逢引…デート、ですね。 ( どっちも微妙である。 限りなく不審な独り言を呟いて幾らか元気に歩き出し――――少しして、その歩幅を緩めて窓の外を見た。 ) [Fri 22 Sep 2006 01:42:10]
◆セレス > ( 象徴的で途切れ途切れの夢。 それでも飛び起きたくなる程ハッキリと、それは良い予兆だった。 ※血圧低くて飛び起きれず。 ) 確証はありませんけれど、良い流れです。 そう遠からず吉報が届くかと――――。 ( 聖堂の端、誰かに伝えようと部屋を出て最初に出くわしたシスターの一団にそう告げて、柔らかく微笑んだ。 明確な予知夢能力などないが、首の後ろから垂れた4本の――――本来5本ある金色の鎖がその予感を肯定していた。 遠からず帰ってくると。 ) [Fri 22 Sep 2006 01:29:38]
お知らせ > セレスさんが入室されました。 『 ――――夢を見た。 』 [Fri 22 Sep 2006 01:23:11]
お知らせ > サンクさんが退室されました。 『( 小さく手を振り返して、次の準備に取り掛かろう。)』 [Wed 20 Sep 2006 02:51:09]
お知らせ > ヒルダさんが帰りました。 『お返しに十字を切る事は出来ないけれど。ばいばい、と手を振った。』 [Wed 20 Sep 2006 02:44:03]
◆サンク > どうぞ、何時でも。 …私も、ヒルダ様のお部屋にお邪魔させて頂いちゃいましたし、前に。 ( 赤裸々に、とか言って頬を赤らめだしたら、一発くらいドツいてもいい気はする。擽り攻撃もドンと受け止める…! かしして、それも平穏の未来図の希望か。ひとまずは。) 困難は必要の母とも申しますわ。 …きっかけが必要だというのなら。苦境すら、それに変える。きっと、それが人の強さですもの。 ( 歴史の間に積もった澱。全てを流すにはまだ困難でも。こうして触れる事が出来るのは嘘じゃない。今、それが必要なのも。) …む。それは盲点でしたわ。其方にも回しておかなくては。 ( 研究用の代物を放出してくれるかは分からないが、その線もアリか。ふむむー、と頷き。 効果の部分に惚れそうですが、その魔法…!ゆんゆんと飛び交う電波は蹴っ飛ばし。) 負けませんわー。私だって本気で参ります。 ――…お礼は、私の口からも。有難う御座います、ヒルダ様。 どうか互いの行く道に、苦難を越えた光がありますように。 ( 出口へと向かう女性に、送りの句を述べて。胸元で十字を切った。) [Wed 20 Sep 2006 02:41:52]
◆ヒルダ > ええ…。また寄らせてもらうわ。魔女が聖堂に通うなんて、何だか可笑しな話だけど。 ( ぱっと明るい笑顔に、思わずこおやり返してやりたい気分になった。例えば脇腹を擽るとか―― 魔女の眼鏡が怪しく光った。 …でも手は握ったままだ。 ) 容易に手を取り合えない間柄かもしれないけど、こういう時ぐらいはね。 勿論、個人的にはこれからも末永く手を繋ぎたいわ。 ( かつてはこの大聖堂を襲撃した魔女もギルドには居るのだ。魔女狩りだってあった。それらを全部水に流すには膨大な時間が必要になるけれど、中には私たちみたいな聖女と魔女も居ることを覚えておく必要があるだろう。 ) あと纏まった数をストックしてるところと言えば、思いつくのはヴェイトス大学ぐらいかしら――。 ( 私の魔法もジェムに篭めれば役立てる事が出来るだろうか。「魔法:一日の間生えます 効果:気持ちE」 ……駄目だ、もっとこう、ましなのを…。 ) ええ。絶対に負けられない戦いですものね。私、本気出しちゃうわ。 ( 此方も席を立ち、軽く礼を返した。 ) …今日は色々有難う。来てよかったわ、サンクさん。 それじゃ、用意できたらすぐ連絡するわね。 ( そういい残し、出口へと向かおう。 ) [Wed 20 Sep 2006 02:30:12]
◆サンク > 立つ事ばかりにお疲れになったら、いらして下されば良いのですわ。腰を下ろして休む間、天が見守って下さいます。 ( 驚き孕んだ顔に、悪戯成功した子供の笑顔がぱーっと広がる。口調は敬虔さを保つ癖に酷いアンバランスで、指先ぴこりと振り。) ふふ。悪い気がしないと仰って下さるのでしたら、手を取り合うのだって簡単。私も、望むところですもの。 ( きゅ、と一度握って。この場は離すとしても。魔と聖を互いに冠する者が協力し合う幻想も、この街でならある程度叶えられるだろう。そういう場所、なのだから。 綺麗なおねーさんは好きですか?大好きだ!でも今はパプテス様が見てゆ。) はい。カードで足りないなら、ジェムを使えばいいじゃない作戦です。 助かりますわ。聖堂のツテだけでは限界がありますもの。…それこそ、市内全域にご協力願いたいくらい。 ( 既に公布は通達してある。彼女が魔女ギルドに戻れば、その旨も聞けるだろう。詳しい内容はもう少しお待ち下さいとか、誰かの土下座はさて置け。) 宜しくお願い致します。 ――頑張りましょう。私たちが此処から届ける事の出来る、術を。 ( 攻撃魔法を詰める手も大いに越した事は無い。聖術優先で行くにしろ、限度はあるし。連日の儀式で疲弊しているのも確か。 トン、と礼拝席から降りると、改めて一礼を向ける。) [Wed 20 Sep 2006 02:15:56]
◆ヒルダ > なるほどね…。いえ、判りやすい例えだわ。 ( 自分の場合正しくそれだろう。どっちか片方が長すぎる、或いは短すぎるのだ。 鼻の頭ずぬーってされて、思わず目を白黒させた。だって不意打ちだったんだもの。 ) ん…… な、何だか照れくさいわね。でも悪い気はしないかも…。 ( 幾分か自分より小さなてを重ねられれば、その暖かさと柔らかさ、そして向けられる笑顔に戸惑いがちに視線が揺れる。けれど、口元には笑顔だ。 多分願望を現実のものにしても魔女は嫌がるどころか喜ぶかもしれない。でも神様の前でそれは流石に不味い!? ) ―― 成る程。あんな高価なものぽんと使えるほど裕福な術者は少ないから考えもしなかったけど―― 大聖堂でそれをやろうってことね。 魔女ギルドがそれに協力できるなら願ったり叶ったりだわ。 ( 只でさえ風当たりが強くなっているのだ。ここらで一つ名誉を取り戻すために一働きしようじゃないか。 ) どれくらいあるかは確認してみないと何ともいえないけど、そこそこな数はあったと思う。足りなければすぐに追加で用意しても良いし―― 急ぎよね。早速ギルド長に掛け合ってみるわ。 ( 魔女ギルドなら攻撃魔法を篭める作業も手伝えるだろう。この場合は大聖堂の浄化魔法を中心に篭めたほうが良いかもしれないが。 それにしても一発百万かかる魔法攻撃か。想像しただけで恐ろしいと言うか、ある意味楽しみというか。 ) [Wed 20 Sep 2006 02:04:17]
◆サンク > 心の両脚みたいなものですもの。片方が短過ぎれば、立っていられない。でも、片方が長過ぎても、やっぱり同じ。 …変な例えですけど。 ( 片足だけでは疲労も溜まって、バランスも益々崩れてしまう。ヘンテコな例えを口ずさみながら、ぽむぽむ。 現状において聖堂がある程度の支えになるのは、聖域の空気のおかげもある。それを特権だとか言って暴れる輩もいるから、善し悪しなのだが。) …もう、ヒルダ様ってば。 ( 鼻の頭ずぬーってしちゃいます。そんな茶目ッ気はさて置き。) …あら、それは素敵なお言葉ですわ。なら、こうして。 …繋ぐ手が、暖かくても。冷たくても。篭められた思いがあれば、握る手に力を込める事だって、きっと容易い。 ( それこそ、想いを篭めるように。彼女の両手に己の手を重ねるように、合わせたら。にぱ、と笑みを広げてみせる。 実験の手段についての否定意見があったのは否定しない。それでも、事例を下敷きにした対応は、効果を挙げているのが事実。うるさがたが黙るくらいには。 ――…嗚呼。その瘴気の中にるっぺんだいV 願望はさて置き!) ……えへ。そのー。…浄化術とか、聖術とか、攻撃魔術とか。ありったけ詰めて、既に出てらっしゃる討伐隊の方に渡したりー。正門の防衛に役立てたりー? ( 100エンを取る為に100万エンのワンドを使う。それを知ったら聖女もきっと慄いた。うっかり折れたらたいへんなことに! ぽ、と頬を赤くして、もじもじ胸元で指先うにうにさせながら囁く言葉は、ノリだけなら初恋相談室っぽいが、実際口にしている事は凶悪。一発100万、200万爆撃計画。何より迅速を尊ぶ計画であるが故、在庫があると聞けば目が輝いた。きゅぴーん。) [Wed 20 Sep 2006 01:48:22]
◆ヒルダ > それもバランスが大事って所かしら。 ( 肩を叩かれ、言われるままに聖堂の空気を大きく吸い込んだ。そういえばここの空気には淀みが無い。前に来たときは”綺麗過ぎて好きじゃない”とまで思ったけれど、今は身体の中に溜まった穢れを洗い流してくれるようで。 優しい手にも幾分か気が軽くなるのを感じられた。 ) そこで天になった積もりになっちゃうから私は失敗が多いのかしら…?でも、良い言葉だわ。 魔女と聖女、相反する存在だけど手を繋ぐ事は出来るからね。知ってる?人の右手がこういう形をしているのは、誰かの左手を握りやすくするためなんですって。 ( そう言って両手を見せた。師匠の受け売りだが。 批判を浴びることを恐れて匿名で送った報告書、役に立ったと知れば魔女は喜んだだろう。 …胸の谷間にも瘴気が渦巻いている。紅の瘴気とはまた別の! ) …魔法の媒体ね。うちの在庫にあった筈だけど… 何に使うの? ( 昔、魔女ギルドに入りたてだったころ。高価なものだと知らなくてベットの下に落とした100エンを取るのにワンドを使って先輩に滅茶苦茶怒られた苦い記憶がある。 その笑顔に一瞬魔女の中のリビドーがむらっと来たのもきっと瘴気の影響。きっと! ) [Wed 20 Sep 2006 01:33:33]
◆サンク > 自分の為、誰かの為。案外、近しい所にある気持ちですもの。 …はい、深呼吸ー。 ( 思いの深さは、献身の方向性が違えば聖女にだってなれる、誰だって。でも、全員がそうである必要は無いと言えば、聖堂の存在として正しいのかは分からないが。 微笑みくれる女性に向かって、ぽんっと、楽にしてと語る代わりに肩を軽く叩く。瘴気は精神を侵す。精神は肉体に依存する。此処の空気は、外よりは健やかであろうから。一応聖域だし。) 最善を知るは、天のみぞ。なれば我らは、この手の届く範囲で成すべき事を。一人の手は短くとも、繋ぎ合わせていく限りは、鎖の橋は世界の果て。魔界にだって届きます。 ( 聖堂にも届いた赤い水の報告書。おかげで、対応が改善された部分もある。彼女が出所とは知らないから、それを語る事は出来ないが。 ――…嗚呼。胸の谷間はこの世に残された絶対聖域。埋まりたい気持ちに、そっと目を伏せた。これもきっと瘴気の影響。※違う。) …ね。ヒルダ様。魔女ギルド経由で、スティックとかワンドとかジェムって、手に入りませんかしらー?あ、勿論正式な線でお頼みしますけど。 ( きゃるりんっとした笑顔。子供が大人にオネダリするようなツラで口にしたブツは、一発200万からとかいうベラボウなマジックアイテム。正確には、魔法を篭める為の媒介。だって普通には売ってないんですもの! とか唇尖らせそうな勢いで、首かっくん。) [Wed 20 Sep 2006 01:16:48]
◆ヒルダ > 立派ね、偉いわ。 私はそういう気持ちには逆立ちしたってなれないわ。 ( 或いは、特定の相手に対してならそういう思いも抱けるが、それだと想いの密度が濃すぎて逆に引かれるパターンが多いような。 相手が自分から滲み出る瘴気の気配を感じ取っているとは知らぬ魔女は、心配そうな顔つきの少女に微笑を一つ向けて。 ) ……そうね。気持ちだけ空回りって感じ。私も出来る範囲で頑張ってはみたけれど。 ( 出来る範囲?あの奴隷の人体実験のことか。確かに普通の人間には出来ないことではあったが。 にじりよる聖女には基本的にノーガード。寧ろ胸元の大きく開いたドレスでサービス。何のサービス? ) え? ええ、そうよ。相変わらず下っ端だけど……。 ( そう、この笑みだ。先ほどまでの丁寧な物腰の彼女と交差する別のイメージは。…あれだ、良い女は表の顔と裏の顔を使い分けるっていうし…。 ) [Wed 20 Sep 2006 01:05:01]
◆サンク > …不安も大きいでしょうから。少しでもこの場所が。私が助けになれるのでしたら、それに勝る事は御座いませんの。 ( 彼女が魔女だという事は知っているが、僅かに感じる気配は――そう。あの雨に近い。それが瘴気に侵されている故だと辿り着くのは、そんなものばかり連日見ている目には容易いから、心配そうに眉も下がるのだが。) いえ、私は…大した事が出来る訳でもありませんもの。でも、出来る事があれば、逆に楽なものですわ。 ( 先日会った聖女も、それで苦しんでいたのだと思う。だから、出来る事がある、思いつく内はむしろ幸福か。戦時のソレではあるが。彼女の隣に腰を下ろすと、にじにじと傍に寄って行く。そんな仕草だけ、いつぞやの悪ガキじみて。) ……時にヒルダ様。そういえば、魔女ギルドにお勤めでしたわよね? ( きゃるん。そんな擬音がつきそうな笑顔は、先程までの聖女の笑みからは何処か遠い。声は勿論ひそひそ話。この為に接近したのであって、決してスタイル良さそうなおねーさんに密着とか考えてない。考えてませんよ。今は。※今は。) [Wed 20 Sep 2006 00:51:03]
◆ヒルダ > 有難う、サンクさん。 ( 瘴気にどっぷりと侵された身である。心の平穏は何よりも欲しいところだが、私の願いなんて神様は聞いてくれないんじゃないかと。でも「私の祈りが届きますように」っていう彼女の祈りは届くんじゃないかって、そんなちょっと身勝手な考え。 ) こんなご時世だから、きっと教会に訪れる人は多いんでしょうね。貴女も大変だろうけど―― ええ、どうぞ。 ( と、隣の席を勧める。 間違っても魔女の所に救いを求めに来る人なんて居ない。来られても困るけど、その点に置いては信頼されている大聖堂がちょっぴり羨ましく感じたりした――。 昔の事だから記憶が曖昧でも仕方ない! ) [Wed 20 Sep 2006 00:37:45]
◆サンク > ( 魔女ギルドの中にある彼女の部屋に行ったのだから、その辺りは無論知った上。むしろ、あの時はこっちが身分些少とかいう説も。 お祈りと聞いても、驚きは無い。この状況下、珍しい事では無いのだと。) 貴方の祈りが届きますように。そして、心に平穏が訪れますように。 ( 胸前で両手を組み、短い祈りの言葉。欲するを求む。それは魔女も変わるまいと。そう、魔女も――ぱち、と双眸が開く。) サンクトゥスと申しますわ。洗礼名ですけれど。サンクとお呼び下さいませ。 ( お隣、宜しいです?と小首傾げながら名乗った。前に口にしたのは、多分略称か偽名か。ぶっちゃけこっちも記憶が曖昧とか流石に言えない駄目スキル!) [Wed 20 Sep 2006 00:30:38]
◆ヒルダ > ( 参った。魔女だってこと隠そうと思ったのにバレバレじゃあないか。まあ、この子なら魔女だと触れ回ったりはしないだろうけれど。 …流石にその物腰丁寧な態度には違和感を覚えざるを得ない。お姉さんか何かだろうかと一瞬思ったが、相手の口からハッキリ自分の名前と以前部屋に遊びに来てくれた事を告げられれば、やはり本人であると認識。 ) ええ、お久しぶりね。今日はまあ…そうね、お祈りってトコかしら。 ( 魔女がお祈りなんて色々問題なような気もするが。 ) で、えっと………失礼、お名前は何だったかしら。 ( 相手の方は自分の名前を覚えていてくれているのに申し訳なさ炸裂である。だが、やはりイメージが錯綜し魔女の記憶の中で定まらないのだ…! ) [Wed 20 Sep 2006 00:23:58]
◆サンク > ( 目前にいる女性は、前に会った時とイメージは変わらない。いや、少しやつれただろうか。 以前に部屋を訪れた時には私服だったし、それこそ只のガラの悪い子供だった気も。それ以前の出会いは、此方からは認識出来ていないが。 傍らまでやって来ると立ち止まって、ぺりと頭を小さく下げる。) …御機嫌よう。お久しぶりです、ヒルダ様。以前に、お部屋に遊びに行かせて頂きました者ですわ。 今宵はお祈りですか?( 今の服装は聖女の装束。お部屋に行った時と比べれば、別人風味はやむなし。言葉遣いとかも色々。) [Wed 20 Sep 2006 00:16:49]
◆ヒルダ > ( …あはっ、何て調子が良いのかしら。私ったら。思わず苦笑いが毀れた。大人しく占い師の生活を続けているのが一番良かったんだ。以前の自分なら例えこの瘴気に侵されてもちょっとイライラしたり、自棄酒を飲んだり、その程度で済んだだろう。少なくともこんな風にはならなかった筈だ。 ) …? ( ふとその時、近づいてきた小柄な姿に俯いていた顔を上げた。 どこかで見たことのある顔だというのは判ったが、思い出すのには少し時間を要した。 …やがて。 ) …… 貴女、確か――。 ( 確か、以前私の部屋にマギーと一緒に来た事のある子だ。 何故か腰が痛くなるような錯覚を覚えたが気のせいだろう。 ) [Wed 20 Sep 2006 00:08:10]
◆サンク > ( ほんの少し驚きの色を孕んだ声は、礼拝堂の扉付近から。礼拝席の中、ふと目を惹いた黒尽くめの女性は――そうだ。前に会った事がある。でも、彼女がどうして此処に?と思ってしまうのは、その前に会った場所というのが彼女の自室で。魔女ギルドの一室だったという経緯から。思案は数秒。とと、と小走りに彼女の傍へと近付いていく。) [Wed 20 Sep 2006 00:03:16]
お知らせ > サンクさんが入室されました。 『 ――…あら?』 [Wed 20 Sep 2006 00:00:17]
◆ヒルダ > ( けれど、最初から悪意を持って人々や社会に不幸を齎そうとしていたわけではない。負の感情はコントロールすべき対象であり、それの象徴たる悪魔を従える事は、即ち己の中に内在する負の感情を従え害の無い程度に抑える事。 ) …傲慢を自信に、嫉妬を愛に、怒りは敵に、怠惰は心と身体を休ませること、強欲によって人は目的へ力強く進み、暴食と色欲はちょっとした人生のスパイス。 ( 先生の口癖だった。七つの大罪は人生を謳歌する無くてはならないものであり、だからこそそれを制御しなくてはならない。 ……しかし制御しきれなかった私は、今更ながら神様に助けを求めてこんなところにやってきていた。 ) [Tue 19 Sep 2006 23:35:50]
◆ヒルダ > ( 魔女が今更何を神に願うというのだろう。 生まれてから数える程しか見たことの無い礼拝堂に赴き、並べられた長椅子に座り十字架を見上げていた。ここに来ればもしかしたら少しは自分の気持ちも落ち着くんじゃないかって思ったから、自分の欲求も抑えられるんじゃないかって思ったから。 私たち魔女は必要とあらば神や天使の名を利用する背徳者、神の愛を受けて生まれ落ちておきながら闇と語らう反逆者。そうではない正統の”ウィッカ”も居るけれど、少なくとも私は悪魔のシンボルをその胸に刻んだ悪意ある”魔女”だ。 ) [Tue 19 Sep 2006 23:22:14]
お知らせ > ヒルダさんが来ました。 『溺れるものは神をも掴む。』 [Tue 19 Sep 2006 23:15:53]
お知らせ > サンクさんが帰りました。 『( 各組織へ、市井へと助力を請う文面も考えなくては。)』 [Mon 18 Sep 2006 05:47:34]
◆サンク > ( やはり、無理をしているのだと思う。そしてもう少し、その無理を強いる事になるのかもしれない。 身を案ずる心は本物でも、優先しきれない事情は――。 耳を澄ませば聞こえてきそうな雨音を振り切るように一度目を閉じ。 聖女とシスターの去っていった方に向けて一度、小さく十字を切る。 祈りは、叶わぬと思う事を現実に引き寄せる為の誓いの形。そんな事を賢しげに告げたのは、誰にだったか。口にした以上は、実行せねばなるまいて。 背筋を伸ばして、気合一発。) [Mon 18 Sep 2006 05:46:26]
お知らせ > セレスさんが帰りました。 『 空腹を訴えるものを鎮めながら、シスターの肩を借りて歩き―――。 』 [Mon 18 Sep 2006 05:37:18]
◆サンク > ( 元々、魔性に対しては過敏な質だというのは知っている。だから単純に、降り出した雨が身体に障ったのかもしれないとは予測出来た。余りに急な事だったから驚きはしたが。動揺を聖女の意識の下に押し込めて。抱きしめる腕も、背をさする手も頼りがいがあるとは言えないが。) ……分かりました。何か必要なものが御座いましたら、御遠慮無く。 ( 無理をしないでとは、重ねない。ハンカチを取り出して、そっと差し出しながら頷いた。) 私は大丈夫です。元々、サボリ魔だとか怒られていたくらいですもの。 おやすみなさい、セレス様。 ( どうか、御加護を。目前の聖女と、此処にはいない人達に向ける祈りの形。 ぺこりと頭を下げて、手近にいるシスターを呼ぶ。出来るなら部屋まで付き添っていって貰おうと。) [Mon 18 Sep 2006 05:31:56]
◆セレス > ( 雨の所為か。 あの赤い雨が降ると決まって具合が悪くなる。 出切る筈も無いのに身体が欲求する感じ。 “片端から摂り込んでしまえ”と。 違う、今はソレをすべき時ではないし、そんな事をして身体が持つ筈がない。 目を閉じ、かたかた勝手に震える指に力を込めて否定する。 深呼吸が上手く出来なくて噎せ、涙と唾液がぽたぽたと毀れた。 ) ――――かッ…ア……は……は………大丈夫……だいじょうぶです。 少し休めば、雨が止めば、すぐ収まります。 ( ようやく大きく深呼吸をして手で制し、目元を拭いながら立ち上がった。 こんなものに負けるわけにはいかない。 戦う人たちの為、聖教会の為、自分の為にも。 ) ――――…申し訳ありません。お言葉に甘えて今日はゆっくりと休ませて頂きます。 サンクさまも無理をなさらぬよう――――。 ( 早めに部屋に戻ろう。これ以上醜態を晒す前に引っ込んで眠ってしまった方が良い。 下手糞な笑みを作って強引に眉間の皺を掻き消した。 ) [Mon 18 Sep 2006 05:25:33]
◆サンク > 何でも無い日々こそが、心を試される時と言います。 …ツケとか申してしまうと情けないですけれど、でも。今の私達にも最低限、乗り切るだけのものは御座いますわ。一人では御座いませんもの。 ( 頑張れ聖女認定。地道な努力はきっと報われる。そんな電波なエールはさて置き。自分?夏場なら薄着のおねーさんが多くてランニングも目の保養が。思考分割の勢いで置いておけ煩悩。) …やっぱり驚かれましたわー。いえ、御気になさらないで下さいな。私も勘違いしておりましたし。 ( 一体何をお考えに! 此方は此方で、まだ若いのに凄いなぁ、とか色々。げふごふ。) …今はご自愛願いますわ。なるべく早く、手は回したい所ですけど。 ――セレス様っ!? ( 不意にうずくまってしまった聖女の姿に、双眸を大きく見開き。苦しげな身体を支えるように腕を回さんと。名を呼ぶのは気付け的な意味もある。) [Mon 18 Sep 2006 05:10:44]
◆セレス > …と考えるとどうしても今度の騒動の後になってしまいますけれど―――今はあるもので乗り切るしかありませんね。 ( 日課のメニューにランニング追加を陳情すること決定。 クリスティアフリーのソロネタも増えて一石二鳥也。なんのこと。 ) じゅうご…! いえ、ええと、初耳です! 色々様々失礼しました…っ! ( そんな色々は失礼していないが脳内ではかなり失礼であったと暴露。 ちいさいのにがんばってるなぁとか。そんな。 ) そう、ですか――――それなら、水の浄化も少しペースを落とさなければいけません…流石にあれもこれも、と―――――…ッは。 ( こう雨が降っては休みたくは無いが、流石に水の浄化も儀式も同時に出来るほど器用でもない。 仕方ない、と割り切った瞬間、ズキンと胸からお腹にかけて衝撃が走って膝がかくんと折れた。 “喰い足りない”と訴えかけるような何か、衝動的なものが自己主張をしている。 暫し口元を抑えて呼吸を整えようと大きく深呼吸を意識して――――。 ) [Mon 18 Sep 2006 05:04:42]
◆サンク > …私もちょっと考えましたわ。騒動の渦中で昏倒とか、中々洒落になりませんし。 ( 気合を入れる様は、何と言うか微笑ましい。思わず、ぱーっと笑顔で拳を握ってしまう程。地味なトレーニングが続くと、裸足で逃げ出しそうな辺り、何処に行った精神15。 見目の弱々しさが、互いの体力値に見誤りを起こさせるトラップ発動中。 ――…背負うものを支えきる気合と体力は、結構に課題か。洒落抜きで。) あ。申しておりませんでしたっけ?もう私、15になりますのよ。( 此方の精神年齢はチンピラ+オヤジ÷2ってな所だが。聖女の皮被った駄目人間爆誕。) 弱い魔法を篭めておけるカードなら、入手も容易なのですけど。大規模な物になると、然るべき店なり組織を通しませんと行けませんので、一両日中には…とは厳しそうですが。 いざその時となったら不眠不休も辞さぬ事になりましょうから、その時に備えてパワーを蓄えておいて下されば、と思いますの。( この後、各組織から一般にまで通達を出す予定。結構本気で。目標額200万。勿論言いだしっぺは自腹も切る覚悟。集えヴェイトスの富裕層とかは、後として。) …エクソシストの…方ですわね。確か。討伐に向かってらっしゃる。 叶えば、きっと助けになる筈です。( そういえば、行方不明になった聖女を連れ帰ったのが、確か――。 そんな記憶を掘り起こしつつ、瞬きぱちぱち。なるほど、気合を込める理由はこの聖女にもばっちりと存在するのだと。にぱー、と笑み広げて、ぐっと拳握ってみせる。 オッケー女王様…!いいのか。いいんですとも。) [Mon 18 Sep 2006 04:50:57]
◆セレス > 私、決めました。 これからは積極的にこぅ、ですね。 体力づくりに励んでみようかと。 せめてこんな時に聖域から外に出られるくらいにはならないと、いつまで経ってもこんな調子です。 サンクさまも如何ですか? ( ふんっ、と気合を入れてぷすふと鼻息も荒く。迫力なく。 マラソンとか格闘技指導とか凡そ二人に縁の無い、かつインドア派には苦痛以外のなにものでもない地味なトレーニングが待っているが。 実際の所“聖女認定”の体力は人並み程度にはあるのだが、重い枷に耐えられるようになるにはそれ以上でなければ持ちそうも無い。 ) む…よく子供扱いはされますけれど―――流石に、その、サンクさまと同年代というのは、ええと。 ( 当人的には10こくらい若く見られている感覚であり。 知識は兎も角、精神年齢はそんなものかもしれないが。 ) ああ、そういうものがあるとは本で読んだことがあります。 …そうですね、具体的な役に立てるのなら是非とも私の方こそ。 その、イコトさまが無事にお戻りになられるのなら不眠不休でも、なんでも…っ。 ( お金のこととか組織間のやりとりとかには疎く。 そいうものがあるのならどんどん使うべきだと素直に賛同する。 カードが駄目ならジェムを使えばいいじゃない(。 ) [Mon 18 Sep 2006 04:36:50]
◆サンク > ( 雨が降る度に被害は拡大し、深刻になっていく。天から来るから天罰とは誰が言ったか。尤も、こんなモノを天来の御罰とは認めもしないが。 聖女よりは実利的、ヴェイトスらしい俗っぽさで懸念するちびっ子も軽く眉を寄せて、沈痛の意。 何かあったらドンと来い超常現象。それ違う。傍目奇妙な光景が展開されるかもな未来図はまだ未定として。) …そのお気持ちは、恐らく私も同じですわ。もう少し旅慣れておりましたら、それこそ古城なり魔界に天罰ぶち落としに参る所ですのに――と。( 先日、正門防衛戦で実際にやらかしている分、幾ら沈痛な声音に隠した所で本音。 張り詰めたような横顔を見上げて、己の無力を悔やむような言葉の後。一転して、くるりと表情が変わる。悪戯めいた、でも真剣な。) ……失礼しました。てっきり、同い年くらいかと思っておりましたの。( 見た目幼女が何かゆった。) ……魔術の力を込めて、保存しておく道具、御存知ですか? アレに浄化なり攻撃なり――…術を込めて、此方から前線に送れないかと思いまして。 聖術儀式の際には、一人でも多くの協力を願いたい所ですから、その際にはお手伝い頂きたいのです。是非に。( おぺれーしょん:まねー・いず・ぱわー。何その暴力。カードでは威力が足りないが故、いっそ寄付でも募ってジェムに手を出そうかと。その為に魔女ギルドや錬金術ギルドへの渡りのつけ方を企み中の聖女が一人。これもまた、人という集団の恐ろしさだとか酷い話。) [Mon 18 Sep 2006 04:21:22]
◆セレス > ( 窓の外はまた雨。 このまま染み付いて永く痕を遺してしまいそうな、赤い雨だ。 街が赤く染め上げられるその都度、街中の痛みを感じ取ってしまう。 雑然とした少し怖い街だけれど、愛着も湧くくらいには慣れていた。 人生相談コイバナに関しては先ず自分の感情をもう少し自覚してからでないと何を如何したいのかすら説明できない罠。 機会があれば熱く語るやも。幼女に。 ※幼女いうな。 ) いいえ、今度ほど我が身の無力を痛感したことはありません―――――せめて一人で出歩ける体力があれば、古城にだって赴きますのに。 ( 全然満足できる出来ではない。 窓の外を睨む顔は不満と疲労が重なって、余裕の無いものかもしれない。 こういう時のセルフコントロールは経験が少なく、ただただどうにかしなければ、と先走るばかりだ。 ) こ、子守り歌…あ、の、サンクさま? 私、その…一応これでも今年で19になります。 むしろ私の方こそ歌って差し上げる側であり―――(※なにげに失礼である。)―――あ…なにか私に出来ることがあるのなら何なりと! [Mon 18 Sep 2006 04:09:09]
◆サンク > ( 大聖堂の風潮のみならず、ヴェイトスという風土も大きいのだろう。ミもフタも無く言うと、クリスティアの数倍俗っぽい。それを乱れと言う声もあろうが。 聖女の抱く疑問、疑念に答える術はこの手には余れど、何かあれば相談は何時でもとは、極自然に。聖女としても、一人の人間としても。人生相談からコイバナまで。何か違うがさて置き。) 今だって、結構に無理を強いているとは自覚は御座いますもの。――…また、雨が降ってきたようですし。お願いする事になってしまいそうですから。その節はどうぞ、よしなに。( ――雨。井戸はしっかりと封じてあるが、土壌からの侵食が怖い。ジリ貧ではあるが、やらない訳にも行かない。申し訳無さそうに聖女に頭を下げて。) もしも眠れない夜が御座いましたら、子守唄の出張くらいなら参れますわ? ――…近日、ご協力願う事があるやもしれませんから、どうか無理はなさらず。 …上手くいけば、前線の支援にー…。( 顔色が余り良くない様に見えた。元々色白な肌が透けそうな。 ――…通りすがりのシスターが聞いた声の真相は謎としても。※謎にしない其処。 思案げに眉を下げての言葉は、後半は独白じみた。まだ思索中の事。) [Mon 18 Sep 2006 03:56:23]
◆セレス > ( 実際問題、既に“聖女認定”は十分過ぎるほど外界の影響を受けていた。 一人で歩き、考え、多くの人と接し、大きな疑問にぶつかり。 自分のこと、正しいと言われてきたこと、聖教会のこと、それらに疑問を持つ余地など今まで一度も無かったが、ここしばらく考え事ばかりするようになった。 ようやく自我というものを意識しだした19歳の秋である。 ) 御機嫌よう、サンクさま。 他にも手伝えることがあればどんどんお申し付け下さい。 ご迷惑ばかりおかけしていましたし―――何もしていないよりは気持ちも収まります。 魘されて…ですか? いいえ、その、多分、寝言かなにかか、と。 ( 嘘。 無理をしている。 罪の意識に苛まれるように過剰な責務を自らに課し、自傷することで許しを求める。 そんな子供みたいな自己満足だ。 自分が護られて護られて手を汚さずに居るんじゃないかという不安で眠れもしない。 それで、限界を少し超えて無理をして、夜な夜な苦痛の声を上げている。 ) ( 若しくは自慰中だったか二択。 ) [Mon 18 Sep 2006 03:42:22]
◆サンク > ( 仰ぐ旗を同じくしながらも、微妙な対立関係にある聖域二つ。クリスティアの秘蔵子である聖女に対して、いらぬ根回しを図る輩も常ならもう少し多かったかもしれないが、権謀術数の暇が無いとか言うと皮肉な話。 控えめな声に、ちっこい方が報告書から顔を上げて視線を向ける。) あら。( 少し遠くから此方を窺う白銀は、見覚えのあるもの。意外そうにぱちりと瞳を瞬かせると、ととっと其方に向けて歩み寄る。フットワーク軽め。) 御機嫌よう、セレス様。ご助力の程有難う御座います。…でも、無理はなさらないで下さいませ。魘されるお声を聞いたという者も御座いますし――…。( 聖女の申し出は有難い。数名がかりの儀式で何とか浄化しているものを、この聖女は一人でやってのける。瘴気が「人に沁み込み易い」という性質を持つが故の綱渡り的手法とは知らぬが、体調の程が気になるのは事実。かく、と首傾げ気味に見上げる視線に宿る心配の色に嘘は無い。 だから、口にした言葉は純粋に身を案じるものであって、他意はないと此処に記す。※何の話なのかと。) [Mon 18 Sep 2006 03:29:32]
◆セレス > ( いい加減滞在期間も延び延びで、その間1度しか大聖堂を出ていないともなると迷わず歩けるようになって来た昨今。 聖教会には調査の名目で滞在を伸ばしてもらっているが、こんなに長くクリスティアを離れたのは初めてだ。聖剣戦争の時よりも長い。 対立する大聖堂に長居して、疑う事を知らぬ聖女が妙な風に被れはしないかとそろそろ懸念の声が上がる頃。 ) ――――あの、浄化する水、もう少しだけなら出来ますけれど――――。 ( とりあえず誰かに声をかけてみよう作戦で最初に目に付いたのは、小さな司祭様と彼女と話す神官。 現状ほかに役に立てる事も無いし、ここしばらくは赤く汚染された水の浄化ばかりをしていた。 おずおずと遠間から声をかけ、歩み寄る。 大事な話なら間を置こうか。 ) [Mon 18 Sep 2006 03:20:58]
お知らせ > セレスさんが来ました。 [Mon 18 Sep 2006 03:14:49]
◆サンク > ( 来客と言うのも、何かおかしな話。参拝客。また違う。 時間的にも遅い頃合。聖水や聖別を求める人の数も、今は一段落、小休止といった所か。 神官の姿を探して、視線がくるりと巡る。見つけたら、近くまで歩み寄って軽く交わす挨拶と一礼。) 御苦労様です。――…昨夜の襲撃についての報告、上がっておりますでしょうか…?( 急かす事になっては逆効果でも、向こうの出方の目安になれば幸い。 ――…不覚にも始動は数日遅れたが、思案している事はある。実現するかは別だが。こればかりは、己の独断とは行かない。 ――…暫くして、歳若い神官が持ってきた報告書に目を通す。 歳若いとか言ってもお前より下じゃないだろうとか聞こえない。) [Mon 18 Sep 2006 03:12:30]
◆サンク > ( それが、無意識の内に食いしばった歯が鳴る音と気付くのは、奥歯の付け根が熱を持った頃。こういう時、顎の辺りに触れると筋肉が強張っているのが良く分かる。四方山はさて置き。奥扉を開くと、聖女や神官数名のざわめきが流れ込んで来る。扉に手を掛けた侭、くるりと礼拝堂を見渡した。一般の来客の姿はまだあるだろうか。) [Mon 18 Sep 2006 02:56:03]
◆サンク > ( 数日稼動して一日ぶっ倒れるのサイクルは、日常的なもの。それが日常なのもどうよ?と我ながら思わなくも無いが、休暇とかを挟んで平素は誤魔化している。 ――…こうして詰めるようになると、それも通じなくて困ったもの。私的な思考を軽く振り払って、視線を手の中の筒に向ける。) 返答も大分遅れてしまいましたし。今、向こうがどんな動きに出ているかは――…分かりませんけど。( 人の気配が近付くに連れて、意識を切り替える。昨夜も襲撃があったとの事。大まかに聞いた話だけでも、眉を顰めたくなるような逸話を聞いた。 曰く、翼の生えた、まるで天使のような存在が襲ってきたと。 ――…ぎり、と何かが軋む音が近くで聞こえる。) [Mon 18 Sep 2006 02:46:19]
◆サンク > ( 中庭に通じる扉に向けて、ちらりと視線を向ける。今日は雨も降っていないし、また井戸の傍で憩いの一時――…とか言ってられないのが、非常に嘆かわしい。未練を振り切るように溜息を吐くと、朱塗りの筒を片手に礼拝堂の方へと歩みを向ける。 正門付近の警護に、連日の儀式。寝る暇が無かったとまで言えば大袈裟になるから黙るとしても、元々リミットの限界が低い身体には、中々難儀な日々だった。 ぶっちゃけちょっと臥せってましたと言うと、どうにも情けないんだが。 頭痛は名残か、それともまだ終わらない事態に対する懊悩か。) [Mon 18 Sep 2006 02:36:08]
◆サンク > ( 精神的にも、物理的にも。ぐしぐしとこめかみを押さえながら、聖堂の廊下を歩く。 先日もまた紅い雨が降った所為か、礼拝堂の方はまだ煌々と明かりが灯されて、人の気配もまだ感じる。 礼拝堂に向かうか、中庭に出るか。廊下の分岐で暫し悩み。) [Mon 18 Sep 2006 02:30:02]
お知らせ > サンクさんが来ました。 『( 頭が痛い。 )』 [Mon 18 Sep 2006 02:28:00]
お知らせ > セレスさんが帰りました。 『 そして、思い出したように懺悔の祈りを捧げ始めた。 』 [Thu 14 Sep 2006 03:03:47]
◆セレス > ( 暫らく続いた荒い息遣いも収まり、湿った室内に静寂が訪れた。聖女認定は枕に押し付けていた顔を持ち上げてベッドに座り、暫しぼんやり天井を眺めていた。 ) ――――――……最低。 ( とんでもない事を口走った。 とんでもない妄想をした。 酷い罪悪感だ。 命を懸けて戦う全ての人たちに申し訳ないと思う。 水を、水を浄化する為に必要だったなんて言い訳だ。 ) [Thu 14 Sep 2006 03:00:38]
◆セレス > ( 総じて言える事は、化けの皮を剥いでしまえば“聖女認定”という肩書きからは程遠い存在だということ。 外形上の肩書きを与えられ、呈よく職を与えられたパプテスの道具に過ぎない。 本人がそれにまだ気付いていないのだけが救いか。 違和感は大きくなるばかりだが―――――。 ) ッく ふぅン…!! ( 大きな「波」が押し寄せるのを感じて唇を噛んで耐える。 枕に押し付けた顔が耳まで真っ赤に紅潮して、口の端からだらしなく涎が毀れている。 二度、三度、身体を震わせた後――――ようやくベッドの軋みが納まった。 ) [Thu 14 Sep 2006 02:52:47]
◆セレス > ( 枕に顔を埋めて声を抑え、息が苦しくなって口を開けば艶っぽい吐息が漏れる。 人との距離を測る機会も少なく、根本的に隠れてコソコソというのが苦手なのだ。 ベッドをぎしぎし軋ませながら徐々に指の動きは具体的になり、痛みと快楽が混ざり合って思考をどろどろに鈍らせていく。 その間に終わってくれれば良い。 ずっと続く痛みではないのだから、乗り切りさえすれば良い。 身体の中にあるのが何だって今はどうでも良い。 ううぅ、と低く唸ってベッドの上でゴロリと転がると、首の後ろから背中に掛けて垂れる金色の鎖がじゃらりと音を立てた。 本来5本あるべき聖縛鎖は今、4本しかない。 ) あ、ひぅ…イコトさま…ァ♪ ( 甘く洩れた言葉は思考を手放して無意識に吐いたもの。 アタマの中で思い浮かべるビジョンなど、とても此処で描写できる範疇ではなく。 正直ごめんなさい届けテレパシーto廃教会。 ) [Thu 14 Sep 2006 02:36:32]
◆セレス > ……ン…ふ、ぅ…――――( ベッドに頬を押し付け、腰を高く突き上げるような淫靡な姿勢で甘い吐息を1つ。 黒い皮手袋に包まれた両手の指先が自分の胸と股の間に伸び、中指を逸らせてそろそろと這っていく。 独り暗い地下室で痛みを堪えて過ごす年頃の娘が、誰に教わったでもなく見つけた現実逃避方。 それがいけない事だと咎められてからも、コソコソと人目を忍んで続けていた。 世話係達はとっくに気づいていたが、それで苦痛から逃れるのなら、と黙認するようになり――――。 ) ……ぅはう…んっ、ン…ふン…。 ( 悪癖として完全に染み付いていた。 ) [Thu 14 Sep 2006 02:27:00]
◆セレス > ( 場所が悪い。大した事は無いと油断していた。 聖性の濃い聖域の中で浄化するべきだった。 此処もまかりなりにも大聖堂の中ではあるが、空から落ちる赤がその力を弱めている。 此処では大きな声を上げても粗相をしてもどうしようもない。 一応、自分の能力は聖教会の秘密だという自覚はあった。 何か気を紛らわさないと駄目だ。 そう、少しの間だけ痛みから逃避できるような―――。 ) [Thu 14 Sep 2006 02:15:27]
◆セレス > ( 「負の力を自身に封じ込める」「封じ込めた力を浄化する」そういう祝福されるべき力だと思っていた。 だから自分は“聖女認定”なのだし、聖教会の高司祭様はこの聖衣は「体内の悪性を暴走させない為に必要」だと言った。 ) ――――そう、そういうことですか。 司祭様…!! ( ずっと「吸収して封印したものを暴走させない為」だと思っていた。 言い方を暈してそう思わされていたのかもしれない。 そうか、「悪性」というのは、つまり。 ) く、あッ…ひゥ!!! ( 一際大きく痛みが襲う。 思考は分断され、意識が遠退きかける。 あの程度の呪いでここまで痛む事はそうそう無い筈なのに。 ) [Thu 14 Sep 2006 02:09:39]
◆セレス > ( 「これ」は赤い水に含まれる瘴気ではない。 だって「これ」は常に底に沈んで待っていて、この身体を蝕むモノだから。 最近分かってきた。 このぎしぎしは、何かを咀嚼する感覚だ。 この身体の中で次の贄を待つなにかが、歓喜の声を上げて貪り喰う動き。 その都度痛むこちらの身にもなって欲しい所だが、いまだもってコミュニケーションをとれた例の無い同居人。 一方的に空腹感を訴える事はあっても。 ) ――― ―― ―…嗚呼、けふッ…早く終わって、下さいな――――。 [Thu 14 Sep 2006 02:02:41]
◆セレス > ( それでもまだ大した事の無い部類だ。 少し横になって我慢していれば終わるような―――実際もうすぐ収まると思うし、あと少しだけ耐えることだ。 宛がわれた一室、ベッドに横になって痛みを遣り過ごす。 赤い水の浄化を引き受けた時からこうなる事は決まっていたし、そう考えれば覚悟も我慢も出来るというものだ。 黒い革の拘束衣の下、お腹の奥で内側からじくじくじくじく、ソレは蠢いている。 ) [Thu 14 Sep 2006 01:53:33]
お知らせ > セレスさんが入室されました。 『 ぎしぎしと、身体の底で蠢くものがある。 』 [Thu 14 Sep 2006 01:50:51]
お知らせ > サンクさんが退室されました。 『 …募ってみるか、意見。( 前線援護の形について。 其処まで思索纏めて、立ち上がった。)』 [Tue 12 Sep 2006 04:29:19]
◆サンク > 術詰めた媒体って、それが出来るなら、そもそー…も? ( 不意に黙った。蝋燭の明かりだけがうっすら照らす空間と無言で暫し睨めっこ。) ……いや、カードがちょっと弱いだろ。カード以上の、媒体ー……? ( それこそ、儀式レベルの術を詰め込めるような、媒体。余り気軽に手に入るものじゃない上、そっち関係に詳しいのは、それこそ――…魔女ギルドか。 このご時勢、風当たりが強くなっているであろう彼女達に、こんな時ばかり頼るのかと謗られそうな気もするが。しかし。) ……考えるだけなら、まだタダだよな。 ( だけなら。実行に移す時に幾ら掛かるのかとか、あんまり考えない。今はまだ。) [Tue 12 Sep 2006 04:28:13]
◆サンク > ( 手の中で筒を弄ぼうとして、カランと床に落ちた。手先の器用さは押して知るべし。煩い黙れ。) ……こっちから何か援護出来る事、あるかね…? ( 運ぶのは梟だとかいう話。あんまり重いものを詰め込んでも、スピードが落ちるなり墜落するなりがオチだと思う訳で。 清めの塩か、それこそ――…術そのものを詰めた媒体とか。今の己の思考ではその辺りだが。 だが、此方も戦線が削られていっているのは事実だが、打開を任せた前線に大して援助が出来るなら、出来るだけの事はしておきたい。) [Tue 12 Sep 2006 04:24:07]
◆サンク > ( 不浄空間の存在は知らずとも、悪魔の拠点、悪名高き魔の城。それなりの瘴気なりが溜まっているのでは無いかと推測するのは、むしろ道理。とはいえ。) ……浄化中に紅いのとご対面とか、シャレになンねぇぞ、ヲイ。 ( 玉座の間と言えば、やはり王の拠点という考え方が強い。其処で始終寝泊りしている訳でもなかろうから、隙を突くのは不可能では無かろうが。 ――…既にこの時点で、数名が玉座の間に踏み入ってるとは知らぬが故の、些か的外れな思案。) 浄化、ねぇ……。 ( 一口に言っても、手法は様々。 己の場合は聖域結界で瘴気なりの負属性を「打ち消す」方向性。実は結構力任せ風味。) [Tue 12 Sep 2006 03:59:12]
◆サンク > ……うぉぃ。 ( 人目が無いのをいいことに、殆どチンピラ丸出しな眼光で紙面と睨めっこ。) ……古城で浄化式って。いや、いいんだけどさァ!? ( いいのか。いいんです。しかも、紙面によると推測拠点の玉座にやらかそうとしているとか。 其処にある「不浄化」の存在こそ、其処に乗り込んだ事がある者しか分からずとも、いい度胸だくらいは言いたくなる夜明け前。) [Tue 12 Sep 2006 03:51:10]
◆サンク > ( ――…そんな訳で、再び儀式の準備中な訳だ、今は。 準備段階ではぶっちゃけ猫の手以下なものだから、そっとその場を抜け出して来たのには理由がある。決してサボる目算にアラズ。) ……無いんだってば。 ( 誰に言い訳してるのやら。 人気の乏しい小礼拝堂の片隅によっこらせと座り込むと、再び扉の傍に転がっていた朱塗りの筒を取り出す。 蓋を開けて、中に目を通していくと、自然と眉が寄って行った。) [Tue 12 Sep 2006 03:44:11]
◆サンク > ( 浄化儀式で水をある程度清浄化する事は可能だが、やはり焼け石に水。 神官聖女を数名集った儀式でもって、漸くといった具合。 逗留中の聖女認定は、驚くべき事に一人でやって退ける事。その手法を知れば、絶句するには違いないのだから、これはこれで知らぬがスートリアか。異教だが。) ……蓋はすれど、土壌から沁み込む分はどうしようも無いのが。 …嗚呼、もう。 ( 浄化儀式が一段落して、ある程度水が確保出来たかと思った矢先にこの雨。天に向かって中指でも立てたくなる瞬間だ。見られると色々面倒なのでやらないが。見られなかったらやるんかいとか聞こえない。) [Tue 12 Sep 2006 03:36:35]
◆サンク > ( もしくは片隅の光景。 夜半も過ぎて、人々の下に静寂と眠りが平等に訪れんとする頃を狙ったかの如く、降り出した雨。 井戸には厳重に蓋がされているし、この一帯は仮にも聖域。比較的汚染が軽度で済んでいる気もするが、それも時間の問題。幾度も重ねられれば、汚染は進む。) [Tue 12 Sep 2006 03:32:42]
お知らせ > サンクさんが来ました。 『( 慌しさを増した、真夜中過ぎの。)』 [Tue 12 Sep 2006 03:30:02]
お知らせ > セレスさんが退室されました。 『 彼女は必ず帰ってくると、何度も心の中で繰り返して。 』 [Sun 10 Sep 2006 14:54:46]
◆セレス > ( ぴりぴりと痛みを伴う不快感が、うっすらと可視の赤になって水瓶の中身から聖女の身体に吸い込まれていく。 それは浄化の儀式というよりはただ、毒を全て吸い上げて蓄積するような、そんな危険な光景。 暫し眩暈に襲われて目を瞑ったまま俯き、薄い呼吸を繰り返して不快感が収まるのを待つ。 この規模なら大丈夫。 もう少しだけ持ってきてもらっても大丈夫だ。 あちこち痛みを訴える身体を律して唇を結んだ。 こうしている今も、彼女は、黒衣のエクソシストは様々な痛みと戦っているだろう。 それに比べればこんなものは、痛みの限界を自分で決められるだけ生温いくらいだ。 首から背中にかけて垂れる4本の鎖―――本来5本のそれが少しアンバランスに感じる度、彼女の無事を祈った。 ) [Sun 10 Sep 2006 14:51:13]
◆セレス > ( 皆で協力する事だ。 各々が出来る事を分担して、戦うことだ。 戦士は武器を手に戦い、医師は傷付いた者を助ける。 身軽な者が情報や物資を運び、商人が供給を促し、農夫はただ耕し育てる。 何も出来ないと嘆く者は日々正しく生き、目に付いた事に手を貸せば良い。 誰かの変わりに些細な手伝いをするだけでも良い、困っている人に手を貸すだけでも良い。 良い方へ良い方へと皆で導けば良いのだ。 それが人間の結び繋がっていく、団結するという力のはず。 ) [Sun 10 Sep 2006 14:39:30]
◆セレス > ( 「儀式」に特殊な詠唱や道具は要らない。 というより、この“聖女認定”と呼ばれる器、アルビノイアの娘と拘束衣とがワンセットで詠唱であり道具であり、そういう聖教会の高価な備品。 そういうものだ。 ) ( 瓶に手を添えて跪き、目を瞑って意識を集中する。 水自体に含まれる不浄そのものは大したものではない。 瓶1つ分くらいなら少々気分が悪くなる程度で一日もすれば治ってしまうだろう。 ただ、問題はその量だ。 雨雲に乗ってその全ての範囲に降り注ぎ浸透する凶悪な規模の祟り。 しかも自動的に回転する儀式機構のように、ただ雨が降るだけで何度でも何度でも上塗りされるというたちの悪さがこの被害の本当の恐ろしさ。 その前では、一介の聖女など無力に等しく。 ) [Sun 10 Sep 2006 14:30:33]
◆セレス > ( この異常気象を受けて、恐らく輸入食品の物価は跳ね上がるだろう。 果物や野菜は特にそうだ。 そもそも、この空を見て島の外からの交易船はどう思うだろうか? ああ、それから「公衆浴場」だったか。あの施設、大丈夫だろうか? お湯が全てうっすらと赤く染まっていたら流石に誰もが嫌な顔をするだろうに。 昨晩も雨は降っていた。 ) ………いけない。 集中、しないと。 ( 水瓶の前、ぼんやりと憂鬱な考え事をしていた。 膝を折って瓶の縁に手を添えて一呼吸。 気を取り直して。 ) [Sun 10 Sep 2006 14:21:37]
◆セレス > ( 結論から言えば、焼け石に水だ。 大聖堂及びヴェイトス市内で手の空いていて、尚且つ水の浄化が出来る術師に率先して儀式に当たって貰っても精々その日の大聖堂で消費される飲食用に費やされ、極僅かが残りとしてストックされる程度。 連日の儀式に術者の疲労も激しい。 それでもやらないよりはマシ、といった所か。 結局の所、古城や魔方陣に向けて出発した攻勢隊の首尾に全てがかかっていると言っても過言ではなく。 じりじりと消耗していくのを少しでも遅らせているだけに過ぎなかった。 ) [Sun 10 Sep 2006 14:14:16]
◆セレス > ( 可能な限りの飲料水、調理に使う水を確保しなければ。 じりじりと持久戦が続く情勢が見てて来て、誰かがそう言い出した。 門の襲撃とこの異常な空が長く続けば、有害な瘴気を帯びた水を飲み続ける事は必ず後々大きな被害に結びつくと。 それで、浄化の儀式が出来る者は出来る限りのストックを作ろうと交代で作業に取り組んでいる。 聖教会からのゲストである“聖女認定”もその中の一人。 その儀式様式は他の誰とも違った奇妙なもので、結果として誰も手伝う事は出来なかった。 運びこまれる水瓶の前に座り、聖女は宛がわれた客室に篭る。 ) [Sun 10 Sep 2006 14:08:04]
お知らせ > セレスさんが来ました。 『 Purification 』 [Sun 10 Sep 2006 13:58:27]
お知らせ > エリシャさんが帰りました。 『 ―――雨、止まないな。 』 [Sun 10 Sep 2006 02:46:52]
◆エリシャ > ……っていうか、宿探さなきゃ。 ( 街道でも思ったことだが。ヴェイトス市を出る時、世話になっていた屋敷から完全に出払っているし、当の家主もこの街にはもう居ない。 とりあえず今日は適当な宿でもとって寝る、か。 それから先は分からないけど、まぁ収入は結構あったしのんびり構えるとしようか。 ) [Sun 10 Sep 2006 02:42:14]
◆エリシャ > ( 本当、どうしたものか。 数ヶ月ぶりに戻ってきたヴェイトス市だが、楽しく遊べる状況じゃなさそうだし、むしろ魔方陣に近かったアマウラより雰囲気が暗いってのはどういうことか。 直接狙われているっていう話だし、相当旗色悪いらしいが。 ) ……防衛、ね。 今回は本当パス。 私十分働いたし。 市内でなんかあったらその限りじゃないけど――――。 ( もう一段階事態が動いたらその時考えよう。 出来ればその前に片付く方が望ましいけれど。 聖堂の木のベンチに座ってステンドグラスを見上げ、んー、と1つ唸った。 ) [Sun 10 Sep 2006 02:32:00]
◆エリシャ > だうー。 まぁ、そんなわけで。 頼まれた仕事はしたよ。 イコトさんも元気でしたー、と。 ( まったく、どうしたもんかね。 そんな風に呟いて司祭と別れる。 ちょっとした強行軍で疲れたし、雨は酷いし、しばらく聖堂で休ませてもらおうか。 あの雨、どうも嫌なものみたいだし。 パプテス教徒じゃないけど、異教徒でもない。 まぁ、雨宿りくらい許してもらえるでしょう。 ) [Sun 10 Sep 2006 02:24:47]
◆エリシャ > ―――ってもう、ネタ無いよ! 全部情報遅過ぎ? 肩赤過ぎ? 無駄足っぽくもあり5万エン上乗せが申し訳なくもありでも言われたとおりしただけ! ( 対応に当たった司祭も困り顔だ。 目の前でしゃがみ込んで喚く子供にどうしたものかと。 エクソシスト、イコトに頼まれてアマウラ側での情報を持って来れば、殆んどが既に知れている事ばかりで。 なんでも梟が手紙を届けてくれたとか。 なにそのファンタジー。 ※ファンタジーだ。 ) [Sun 10 Sep 2006 02:16:52]
お知らせ > エリシャさんが入室されました。 『 うへ、私格好悪! 』 [Sun 10 Sep 2006 02:13:47]
お知らせ > サンクさんが退室されました。 『( どちらにせよ、眠る暇の無さそうな夜の話。)』 [Fri 8 Sep 2006 03:31:54]
◆サンク > ( ――この後は、襲撃の知らせとその対処、対応に忙殺される事暫し。 今宵、正門で起こった事まで書簡にぶち込むならば、朱塗りの筒が新たな書状を詰め込まれて大聖堂の大扉前に転がされるのは、夜明けに至る少し前辺りか。) [Fri 8 Sep 2006 03:30:59]
◆サンク > ( ヴァイオレートの襲撃、此方に襲い掛かってきた敵の情報。紅い雨が齎す混乱、各地の大まかな被害状況――これに関しては、箇条書きか。殊更に訴えた所で、焦らせるだけにしかなるまい。 頭の中で、返信として筒に詰める内容をまとめていた時、聖堂の側が騒がしいのに気付いた。 よっと掛け声一つで立ち上がると、パンッ!と片手で頬を張る。意識的な切り替え。顔を上げた時には、其処に浮かんでいる表情は大聖堂の聖女としてのもの。 猫を被ったとかいう説もあるが、気にしたら負けだ。歩調を速めて聖堂の方に飛び込んだ。) [Fri 8 Sep 2006 03:24:42]
◆サンク > ……朗報なんだか、逆なんだか。 ( 行き着いた結論は、どうにも愉快な香りがしない。ヴァイオレートは見せ付けるかのように古城に向けて飛び去ったが、右腕とやらも古城に逗留しているのだろうか。それとも、魔界にて確認された城に留まっているのだろうか。) ……て、その辺りはこっちの方に頑張って頂くしか無いって事な訳だ。 …つか、市街の状況、なー…何処までバラしたもンやら。 ( 一服してェとか言いださんばかりの半眼っツラでげふーと息を吐き出すと、頭をわしわし掻き回す。 窮状を殊更に訴えるのも何だが、此方に余裕が無いのもまた事実な訳だ。) [Fri 8 Sep 2006 03:15:07]
◆サンク > ………。 ( 渋面。どうしても過ぎるものを、今はシャットアウト。 一応候補として残ったローブ姿についての思索。結論としては呆気無い。もしも、アレがヴァイオレートに匹敵する力の持ち主というのであれば、あんな行動こそが不自然だ。) 片腕とか参謀とかボスとか言うものは、きっと威張り散らしてて尊大で無駄に偉そうで、でもって部下を引き連れてヒューホホホホで…!! ( そんな方向の偏見もまた、酷いモノだが。 そんなものは置くとして、アレには其処までの力は感じなかった隠蔽しているのであれば別だが、恐らく違うだろう。 つまり。長々と考えた結論としては。) ……クロウァーテは、今だ、姿を此方には現していない。 [Fri 8 Sep 2006 03:04:49]
◆サンク > ( 赤い甲冑の男。アレは確か「ゾゥリズ」と名乗っていたし、既に滅びている。除外。 ゾンビ犬を連れていたローブの影は?かように強大な力を持つものであれば、もっと違う従者を連れていたように思える。それはそれで偏見だが、保留。 ヴァイオレート襲撃時に現れた白い堕天使も違うだろう。アマウラから流れてきた情報の中にあった、「ルシア」という悪魔である可能性が高い。除外。 正門内側であったという騒ぎの源は、赤いスーツを纏った大柄な紳士と、給仕姿の二人連れだったというが、この二人も既に倒れたとの報告が入っている。門の一部を爆破していったらしき話といい、被害は中々に無視出来ないものだったようだが――。) ……それと。昨夜の、襲撃。 ( 自然と声が渋くなるのは、被害の甚大さが脳裏に浮かんだ所為だ。 一度振り払って、報告書にあった敵の特徴のみを思い出す。 ドラゴンと、溶岩のような身体をもった巨人。 ――…しかし、どちらも滅びいている。百人長は重症を負って入院し、大聖堂の術師にも少なくない被害が出たが。) [Fri 8 Sep 2006 02:28:08]
◆サンク > ……えーと。つまる所。 どっちを倒しても魔法陣は消えると。 ( 記されている事は、簡潔にそういう事。其処については、むしろあっち側――既に外に出ている方――の領分でもあるから、参考程度ではある。尤も、その紅い悪魔の右腕とやらがこっちに来た場合には、対処もまた変わろうが。 ――…して。本題はその先か。) ……ヴァイオレートの右腕らしき、姿? ( 記憶を掘り返す。直に己が見たものと、報告に上がっていたものと。) [Fri 8 Sep 2006 02:20:10]
◆サンク > ( アマウラから手紙が届いたのと、この筒が届いたのとは、殆ど同時。二つを組み合わせて、漸く意味の通った書簡達。 大聖堂所属のエクソシストの署名が成された書簡には、梟で書簡を送る術が出来たとか。このタイミングでこんな代物が来たものだから、一応結びつけて考えてしまっているが、此処で迷っても仕方ない。筒の中身を取り出すと、中に丸めて収められていたよう菱にざっと目を通す――内容としては簡易なものだ。) ……欧州隊の報告にあった名前が、コレか。( クロウァーテと記された部分を指先でなぞる。ヴァイオレートとは違い、これまで聞いた事は無い名前だが、そも、魔界の住人と考えればそれも道理か。) [Fri 8 Sep 2006 01:51:14]
◆サンク > ( 一応自覚はあるから、こんな所にいる訳で。誰が呼んだか別名サボリスポット。本当に誰だ。多分、主に自分と今はばいんばいんになってしまわれた某エクソシスト氏(嬢?) 色々な意味で後で謝れってなモノだが、まあ置くとする。) ……いや、知らせは来てたけど、な?つか、コレかー…確かに、伝書鳩ー…梟?に、ヒトの見分けしろってのが無理なンだろうけど。 ( 聖堂の大扉の脇にに、これは安置されていたと言う話。一応宛名が己だった為、危険物で無いのを確認された上で手元まで渡ってきた訳だ。事前状況について詳しくはFS1参照とか。何の話だ。) [Fri 8 Sep 2006 01:44:15]
◆サンク > ( そして場所は大聖堂の裏庭。しっかりと蓋のされた井戸の傍らで、朱塗りの筒を片手にヤンキィ座りの聖女が一人。はっきり言って信徒の皆々様方には、見せられない姿だ。色々な意味で。) [Fri 8 Sep 2006 01:37:04]
お知らせ > サンクさんが来ました。 『( 手元には朱塗りの筒。)』 [Fri 8 Sep 2006 01:31:59]
お知らせ > シャリネさんが帰りました。 『(愛しいものは、もう失くしたくない。どんなに、小さなものでも。決心が、彼女の中に芽生えた)』 [Mon 4 Sep 2006 23:34:52]
◆シャリネ > (二つの小瓶、それは、球状で香水瓶のようなものだった。ギリギリ小瓶というその大きさの小瓶を、少女は大切そうに抱きしめる。暫くすると、きちんとお礼をいい。踵を返して、その場を後にした) [Mon 4 Sep 2006 23:33:53]
◆シャリネ > (やがてシスターは、口を開いた。聖水についての説明だった。)・・・それは・・・ちょっとでも、頂くことができますか・・・?(これから何が怒るかわからない不安と恐怖、そして、どうにも力になれない自分。彼女の頬に涙が伝った。震える声で、静香にシスターに尋ねると・・・本当に少しだけ、聖水を分け与えてくれた)・・・みんな、欲しがっているんですね。(贅沢は言わない。それでも、小瓶いっぱいに、その聖水が入ったものを渡してもらえたから。其れは確かに透明だった。彼女に感謝するように、少女は微笑んだ。)ありがとう・・・ございます。(そう、礼を言うと・・・シスターは、もう一つ、そっと少女の手に、小瓶を握らせた。それは、紛れもない、先程渡されたものと同じだった)え・・・?(どうして?という顔で、彼女は質問した。シスターは、「貴女の分よ」と、微笑んだ。)・・・っ。・・・ありがとう・・・本当に・・・(少し、安堵したのだろうか。少しは手段を見つけられた。可能性を、見つけられた。少女は、涙を頬に伝わせながら、ふんわり微笑んだ。何度も何度も、ありがとうと繰り返した) [Mon 4 Sep 2006 23:25:06]
◆シャリネ > (急ぎ足で、此処まで向かってきた。走って走って走ったせいか、息切れをしていた。息を整えるように、胸元の服を手で緩く掴んだ。自分は、バプテス信者ではない。しかし、今はもう、その知識に頼るしかなかった。忙しなく、賑やかな大聖堂。人が集まっていた。)・・・あの・・・牧場で仕事をしている者なんですが、動物たちが紅い雨にやられてからおかしくて・・・どうしたら、助かりますか・・・?普通の水・・・赤くない水を飲ませれば、治るんでしょうか・・・?(もう、パニックだった。落ち着かなければいけない。頭ではわかっているのに、牧場での動物たちの様子が痛々しすぎて、少女は泣きそうだった。必死で、神に縋る思いで、少女はシスターに尋ねた。どうしたらいいのかわからない。でも、助けたい。そんな一心だった。だから、余裕などなかった。その目は必死さを訴えて・・・シスターは、微笑んだ。落ち着かせようとしたのか、何も言わない。少女は益々、不安げな顔をして・・・) [Mon 4 Sep 2006 23:10:36]
お知らせ > サンクさんが退室されました。 『( 礼拝堂の奥で起こっていたヒトコマの事。)』 [Mon 4 Sep 2006 23:00:57]
◆サンク > ――紅い水対策に取り組みます。 神官の方々を集めて下さいませ。 ( 通りすがりのシスターを廊下で捕まえ、告げた。) [Mon 4 Sep 2006 23:00:29]
◆サンク > ( 今はまだ汚染されていない、もしくは汚染度の低い水は手に入るだろうが、それはそれで争いの素になりえるのが頭の痛い所。水源を巡る争いは、いっそ人の歴史と二人三脚。だからといって、こんな所で再現されても全くもって嬉しく無いから、対処を練るに越した事は無い。 水源確保を別の場所に任せる分、此方は此方でしか出来ない事をするべきだ。) 試しに、浄化域などで清浄化出来るか試してみると致しましょうか――。 ( 雨が降る前にも需要は増大していた為、幸い聖水用の水はまだ幾らか余裕がある。騎士団に卸す、カタパルト用の聖水樽とかも含めて。 ――…とはいえ、それも持久戦。いずれ足りなくなるのが分かっているのなら、少しでも増やせないかどうか、試みてみるのはきっと、無駄じゃない。膝をパンッと叩いて気合を込めると、立ち上がり。) [Mon 4 Sep 2006 22:59:22]
お知らせ > シャリネさんが入室されました。 『(切羽詰った表情で、此処まで来ていた)』 [Mon 4 Sep 2006 22:53:23]
◆サンク > …なんで予告状やら出して来るのかは、どうにも謎なのですけど。 何か意図があるのかしら……? ( 主の御心は測ってはならぬものであり、悪魔の心情は理解し得ないものである。 後者においては絶対の真理かはともかく、大体こんな感じ。深淵は覗き込み過ぎてはいけないというと、むしろ退魔機関の注意事項だが、日常も大して変わらない。日常そのものが乱され始めたら、尚更。 ――…その一端、むしろ原因に等しくもある気がする紅い雨、紅い水。一度、雨に降られただけで、この混乱だ。) 汚染されていない、もしくは汚染の程度の低い水源に関しては、恐らく騎士団なり、自警団なりが確保で動いて下さるでしょうから――…私達の成すべき事は、この赤色が払拭出来るか否か、ですわね。 ……聖水飲めってのも、乱暴な話ですし。 ( 止めないが。むしろ、今の現状では、対処療法的にはアリなのかもしれないが。 ――…雨の影響で取り乱した方がいらしたら、聖水飲ませてみようかしらー?とか脳裏に過ぎったのは、紅い雨の影響じゃないと思いたい。何願望形。) [Mon 4 Sep 2006 22:49:45]
◆サンク > ( リアルタイムとしては、ある意味一番の難関がコレだ。床にしゃがみ込むと、硝子瓶に詰められた紅い水をじっとりと見やる。あんまり近付きたくも無い故、凝視と言うには距離が微妙。具体的に言うと、1メートルくらい離れている。) ……空の色。紅の悪魔――…ヴァイオレートの仕業なのか。それとも、例の魔法陣の仕業なのやらって、考えてみたらどっちにしろヴァイオレートが原因ですわね。 ( 魔法陣の製作者はヴァイオレートだという話。それに、ヴァイオレート自身も、自分を倒せば魔法陣は消える――といったような事を口にしていた気がする。 相手は悪魔。アマウラの情報源も、己が聞いた事も、どちらも悪魔が口にする言葉ではあるが。これが嘘だとしても、誰に得があるというのか?) ……紅の悪魔を囮にして、他の何者かが動いて――…て、無理か。 ( 可能性を考えかけて、直ぐ様却下した。 あの時、正門前で目にした悪魔が、何者かの思惑で踊らされるような事に甘んじるような性質かと問われれば、迷わずNo.と言ってみたい。あの悪魔の性質に詳しい訳では無いが、ヴァイオレートに全くそれを知らせず、水面下で何ぞ画策するならばともかく、無理だろう。) [Mon 4 Sep 2006 22:37:08]
◆サンク > ( 次。何かで砕かれたような白い残骸。 歪な天使じみた姿を模していた存在の欠片。本体は残念ながら紅の悪魔に持ち帰られてしまったが、残った残骸が幾らか回収されている。変に質量が詰まっているとかで、結構重たかったという話。先程爪先で蹴っ飛ばしてみたが、なる程。硬い。) ――…えーと。何か色々喚いてらっしゃいましたけど。…変身能力、白い姿。その辺りを総合すると…「ルシア」とかいう悪魔かしら。 ( 仮定だが。アマウラの欧州隊から齎された情報と照合すると、その名前が浮かび上がって来る。 この耳が聞いた証拠もある。確か、アレは静かになる前に何か喚いていた筈。) ――…成り代わって信頼を堕とすとか、何とか。つまり、変身出来るっていうカミングアウトですわね。うん。( ファイナルアンサー?イエス。 んー?と中空を暫く見上げ。) ……変な言動をする私とかがいたら、遠慮せず聖水ぶっかけろとでも指示しておきましょう。 ( 尤も、あれだけ雷撃ぶちかました後。早々動けるようにはならないだろうが。用心用心。さて、次。) [Mon 4 Sep 2006 22:27:05]
◆サンク > ( 椅子を一時的に退かした床上には白い布が敷かれ、その上に並べられているのは、一見すると訳の分からない代物。 ルーンを刻まれたと思しき大斧、焦げたような跡を各所に残す白い残骸、そして。赤い水の詰められた硝子瓶。 正門に対する襲撃の後残された幾つかの物品にプラスして、只今絶好調に世間様を騒がせている例の、「赤い雨」の現品。) 確か、この斧が…ええと、「ゾゥリズ」と名乗った赤い男の遺品。……こういう訳の分からない文字の解読は、魔女ギルドとかがお得意かしら…? ( 訳の分からない文字=ルーン文字。神聖文字の類なら、読めずとも系統くらいは分かったかもしれないが、清々しく専門外。 これを手にしていた男は屍人を連れて襲撃に来ていた。恐らく、パプテスの概念には弱かったのだろう。屍人は浄化結界の中では動けなかったし、甲冑の男も、聖域結界ではダメージを受けていたように見えた。動かなくなった後も聖域を張り続けていた結果、黒焦げにしてしまった訳だが。 ――…用心が過ぎたかと、視線が泳ぐのはさて置き。次。) [Mon 4 Sep 2006 22:19:26]
◆サンク > ( また、何かと騒がしくなった。聖別や聖水を求める声のみならず、紅く染まる空に対する不安、込み上げる欲望に疑念を抱いた人々の礼拝が増えているとの事。 信心深い人間が増えたとか言ってる場合で無いのが現状ながら、礼拝堂は様々な理由で賑わっている訳で。 ――…しかして。今、奇妙な物体達を前に小柄な姿が難しい顔で腕組みするのは、それらとは違う小礼拝堂。 人々の主要な流れからは外れた場所。) ――…戦利品とか言うと、やたらと生々しい訳ですが。まあ、よし。 [Mon 4 Sep 2006 22:12:40]
お知らせ > サンクさんが来ました。 『( 硝子瓶、斧、砕けた何か。その他諸々。)』 [Mon 4 Sep 2006 22:09:02]
お知らせ > セレニアさんが退室されました。 『( 対して問題の多い訳あり修道女の話を聞く者は、少ない )』 [Mon 4 Sep 2006 00:08:37]
◆セレニア > ―――。 ( どうして、誰も彼女の変調に気付かない。 …戻って行く背中を見送って、硬く手を握り締め… 自室…という事になってしまった反省室へと、とぼとぼ歩き出す… ) [Mon 4 Sep 2006 00:08:02]
◆セレニア > …はい。 ( 吸血鬼が害悪であるという認識は変わらない。 そうであれば、もはやその命令は背けるものでなく… ただ、力無く頷くばかり ) …ですが… ( それでも、言いたい事はたくさんある。 どうしてそうも変わってしまったのか… 自分が正しいと感じている彼女の意識の、どこが間違っていたのか… 聞きたいと思うけれど、会話は中断されて ) [Mon 4 Sep 2006 00:06:15]
お知らせ > ティフィスさんが退室されました。 『(セレニアに同意を促せば、己も聖堂の仕事へ加わろう。慌しさの中に、その身を溶け込ませて)』 [Mon 4 Sep 2006 00:00:46]
◆ティフィス > そう、私たちの所属は大聖堂。――形式上はね。けれど、ヴァンパイアを狩るという目的においては、私たちは聖教会のご意向に従います。いいわね、セレニア。これは”命令”よ。 ( 全ては聖教会の謀。人為的にゆがめられた運命に弄ばれる格好のシスター二人は、もう決して昔へは戻れない。 ) えぇ、だけど今はこういっているわ――過去に縛られてはダメよ。見るべきは今。これからなのだから……。わかった? [Mon 4 Sep 2006 00:00:05]
◆セレニア > ―――ッ… ( 『だから?』 …そうだ。 多少マシになったとは言え… ヴァンパイヤを前にして初めて機能するこの身体が、一般の修道女平均に足りるスペックを持つ事は無い。 大聖堂に戦闘を禁じられている状態であれば、それらの進歩にもまだ意味があったけど… もう… ) …私達の現在の所属は、大聖堂です…。 ( 抵抗の声は、あるいは抵抗ですら無かったように、弱い。 役に立てなければ… ヴァンパイヤを狩れなければ、その時は… ) ( 大丈夫、ほんの少し、数ヶ月だけ以前の状態に、戻るだけだ。 神の国へ入る為に、どうすれば良いのかを、正しく導いてもらえる。 ただ、従えばいい。 …そうあれるよう、望みすらした事じゃないか… でも ) ……以前は…… そうは、言いませんでした… ( 頬に触れた手を、握り締めて…。 助けてと… 初めて、心から神に願う。 与えられる条件を満たす事にのみ執心し… ただの条件でしか無かった存在に、初めて…。 届きはしないとどこかで知っていながら、他に縋るべきものを持たず… 一見穏やかな二人を他所に、大聖堂は今もどこか慌しい ) [Sun 3 Sep 2006 23:56:18]
◆ティフィス > 私は聖教会の指示で動いているのよ、セレニア。吸血鬼はこの世に存在してはいけないの。髪の毛一本残さずに灰にしないと……。それが神のご意思でもあるのよ。 ( 狂気に彩られた微笑みは、不気味な温かさを伴って。もうティフィスは以前のティフィスではないのだ。変わってしまった。 ) ――だから? ( やんわりと、けれどにっこり笑ったまま、はっきりとセレニアの言葉を否定した。 ) 貴女が歌えるようになって、お皿も割らなくなって……それで? 何もかわりはしないわ。あなたはヴァンパイアを見つければ、またあのときのように興奮して牙をむき出しにするでしょう。そのとき、貴女が身に着けたそれらのことが、何かひとつでも役に立つの? 実戦で使うつもりなの? ( クスクスクス。笑う。そう――どうあがいたってセレニアが道具以上の価値を身につけることなど意味がないと、知っているのだ。だから笑う。全てを見透かしたように、穏やかに……。 ) 私の命令に従いなさい、セレニア。貴女に使命をあげる。貴女の望みをかなえてあげる。貴女の存在価値を示してあげる。――それが貴女の望みなのでしょう? うふふふ……っ。 [Sun 3 Sep 2006 23:42:20]
◆セレニア > …大聖堂の方針は、人に紛れて生きようとする者まで狩り出す必要はない、というものだったのではありませんか…? ( 以前のままの微笑み。 深みのある聖歌を紡ぐその声が『話す』のを聞くのは、夢にまで見た事だけど… 言動は以前と大きく異なって、破綻しているようにすら感じるものだった ) …いえ。 …それは…。 ……はい…… ( 見つめられると、訳も分からず目頭が熱くなって… 唇を噛んで俯いた。 …彼女の言う事は、間違っていない… この身体に為せる事はたった一つで、その為だけに存在している…。 それ以外の価値など、無いのだ…。 …自分でそう思い続けていた。 目の前の彼女が何と言おうと、そう思い続けていた。 …肯定されて始めて否定したくなるなんて、虫が良過ぎる… だけど ) ……マスター…… それでも… 私は… …以前よりは、ちゃんと、歌えるようになりました。 …お皿を洗うのも、以前よりは、割らなくなりました。 …仕事は遅いですが、掃除をするのに、何の問題もありません。 お料理だって、時間をかければ… まだ、包丁は持たせてもらえませんが… ( 何が言いたいのか、自分でも分からぬままに… 縋るような眼をで、笑顔を見据える… ) [Sun 3 Sep 2006 23:33:57]
◆ティフィス > ( 振り向けば、セレニアに近づき、にっこりと微笑む。 ) 危険だから外に出ない。一般市民はそれでいいけれど、私たち聖職者がそんな調子では、住民たちへの示しが付かないわね。 ( うふふふふっ、と笑いながら、そっとセレニアの頬にふれようと片手を伸ばす。 ) セレニア、貴女は吸血鬼を狩りたくないの? 貴女は何のために生きているの? 彼らのハラワタをズタズタに引き裂いて火であぶり、五体を刻んで肺に返すことこそ、あなたの存在意義。存在する理由なのよ? これはまたとない、絶好の機会じゃないの。ねぇ? ( くすっと小さく笑って、桃色の瞳を見つめた。 ) [Sun 3 Sep 2006 23:23:25]
◆セレニア > ( いよいよ『非常事態』の様相を呈して来て、『とにかく何でもいいから魔性を狩れ』という風潮にすらなりつつある。 このような時だからこそ、人に紛れて生きようとする者まで狩り出そうとして、無闇に刺激すべきではないのではと思うけど… 自分には何の発言権も無い。 修道院の奥に押し込められているか、狩りを命じられるか… 必要と判断すればどうにか背く事が出来るようになったとは言え、それは屁理屈をこねるようなもの。 ストレートな指示には、まだ弱い ) …マスター、今市街へ出るのは危険です。 私はヴァンパイヤ以外に対しての対抗手段を持ちません… [Sun 3 Sep 2006 23:19:02]
お知らせ > セレニアさんが入室されました。 『( そんな姿を見つめる薄紅色の瞳は、どこか痛ましげに… )』 [Sun 3 Sep 2006 23:12:57]
◆ティフィス > ( 悪魔たちによる正門の襲撃から一夜あけてみればこれだ。午前中は得体の知れない紅い雨が降り続き、午後になってからは紅色が空を覆い続けている。 ) 大変だわ……。もし、この騒ぎに乗じて吸血鬼たちが暴れだしたら……。 ( 紅い雨の影響か、すでに街では傷害事件が何件か報告されていた。ティフィスは頬に手を当て、うっとりしたように。 ) ヴァンパイアを狩らないといけないわね。あぁ、楽しみだわ……。 [Sun 3 Sep 2006 23:11:07]
お知らせ > ティフィスさんが来ました。 『(夜空が、赤い――)』 [Sun 3 Sep 2006 23:08:31]
お知らせ > シェバトさんが退室されました。 『 …………いいえ。大丈夫です。 』 [Sun 3 Sep 2006 22:22:49]
◆シェバト > (呟きを耳に留めたか、背中に誰かの声がかかる。何だかどうしようもない表情の自分の顔を自覚しながら―――…) [Sun 3 Sep 2006 22:22:36]
◆シェバト > (……今回は、前線には、立てない。血に酔って何をしでかすか解らない。ただでさえ『悪魔』だの『吸血鬼』だのに敏感になった風潮だ、下手な事をすれば村八分よろしく釣り上げられて殺されても文句が言えない。『紅い雨』に触れてより、それらの対応に騒ぐ同僚らに、まともに挨拶も出来ない。これが、原罪か。罰せられるべきは自分だと気付いて尚、それと向き合う恐怖から逃げ出した、これが。) ……… ………駄目、 [Sun 3 Sep 2006 22:16:55]
◆シェバト > (刃を持てる者が持てぬ者の代わりになるのは当然だ、ならば今の己は怠慢だ。元を正せば、戦えるとそう思う事こそ傲慢か。 この闘争心が、本当に、信仰から来るものであるならば、そうか。) ――――― 、 (なあ、)(大義名分の元暴れ回れるなんて素敵じゃないか。)(闘おう。)(殺そう。)(それが好きなくせに。) ………ち、がう!!………ッ私を、呼ぶな!! (それは四分の一の本能に語り掛ける、甘い甘い悪夢。) [Sun 3 Sep 2006 22:03:35]
◆シェバト > (戦争。…そう、戦争だ。ならば先んじて神の刃たり、盾となってくたばるのが己の道理。そうあれかしと叫んで斬れば、それで己の世界は片付き申す。だのに何だ。) (この、倦怠感。) (この、虚脱感。) (そしてそれと対称的、身の内から湧き上がるような―――ぞっとする程のこの恍惚感で。 紅い光を目の当たりにした時よりずっと感じていた。一方的なシンパシーであり、また、どうしようもない程の嫌悪。) ………素敵だ。とても素晴らしい。誂えられたような、この戦場。 (それはまるで、) …………このために生きてきたかのような錯覚すら覚えます、よ。 (刃であれ盾であれと教えられた二十八年、だのに、正門へ向かう気にもなれず警邏に街中をうろつく気にもなれず。) [Sun 3 Sep 2006 21:54:46]
◆シェバト > (窓から差し込む眩いひかり。ざっくばらんに伸ばした髪の合間から覗けば、はっきりと見える北東よりの禍々しい空気。) (大聖堂は今、尻に火が付いたような慌ただしさだ。同僚のエクソシストや神官殿らが先んじて古城へ赴くと言う。聖堂騎士やエクソシストらの隊を組むべきか否か、バックアップに回るべきか否か――― 依然、何処も彼処も揺れている。そんな中、裏庭の井戸に通じる廊下で、ぼんやりと立ち尽くす神父服の女が居た。この猫の手も借りたい事態に何をと咎められそうなので、人気の無い所を狙って訪れたあざとさから、どうやらサボりらしかった。) [Sun 3 Sep 2006 21:44:43]
お知らせ > シェバトさんが入室されました。 『 夜尚 煌々と紅い空。 』 [Sun 3 Sep 2006 21:38:15]
お知らせ > 維言さんが退室されました。 『( 握った手を、ぶんぶんと上下に振りたくる。 そんな仕草が、返事になった。 )』 [Fri 1 Sep 2006 06:10:42]
◆維言 > ( あんまり熱の高くならない筈の指先まで、熱いような。奇妙な心地。 ちゃんと向き合うと、少し彼女より低い視点。 …ちゃんと顔を見ようと思ったから、己の顔も晒している。 懸命に隠そうとしていた顔色も、バレてしまったら仕方ない。 開き直り気味に胸を張る。 ) ……嗚呼、そうか。 ( 何かをひとつ、噛み締めるように。 絡めた指にほんの少し、力を込めて。 ) その為に、私は此処にいます。 誰かの為の剣。誰かの為の盾―― でも。 其処に私も。私達も、今回は含めていこうと思います。 ( いつもの仕事。規模さえ考えなければ、慣れたもの。 だから、ぼんやりと遠ざかっていた理由をひとつ、引き寄せて。 確かめる先には、華のようにほころぶ聖女の笑顔。 彼女の齎す救いの形を、未だ知らないけれど。 私にはこれで充分だと思うから。 ) ―― それは、勿論。 [Fri 1 Sep 2006 06:09:57]
お知らせ > セレスさんが帰りました。 『 なれませんか? 友達に。 』 [Fri 1 Sep 2006 05:59:17]
◆セレス > ( 伏せられ、黒く染められた前髪に隠れて見えなかった貌が上げられて視線が合う。 少し顔が赤い気が、とか珍しいものでも見るようにまじまじと観察しながら握られた手の指を絡めて遊ぶ。 ) 約束ですよ。 私達だけでなく、皆がそうして休日を大好きな人と過ごせるよう――――ああ、ちゃんとお見送りが出来て良かった。 ちゃんと会えて良かった。 ( ずっと気になっていた事が解決したみたいにスッキリと、案外平静な気持ちで微笑む。 そして、続く言葉に眼を丸くして首を傾げ、もう一度華のように微笑んだ。 ) みたい、じゃなくて―――――。 [Fri 1 Sep 2006 05:58:55]
◆維言 > ( つられた訳じゃないって主張したいけれど、取り乱しているのはむしろ、今となっては私の方か。 …革の感触と共に何度か握った小さな手。 包むように握り締めたら、ちゃんと顔を上げよう。 ) …きっと、紙一重のいつかに、その祈りが私を助けてくれるんだと思います。 …その、ですね。有難う御座います。 ―― ええ。 あの、 ( 突っ伏してしまったのは、驚いたからだけじゃない。 きっとその瞬間、とてもじゃないけれど見せられないような顔をしていたと思うから。 紅玉の視線へと、そろりと目を合わせたら。 ) ……私が帰ってきたら、お約束。ちゃんと、果たします。 …お約束じゃなくてもいいですから、ちょっと遊びにいったりも、してみましょうとか、言いたくて。 ほら―― 何だかそういうのって。 お友達みたいで、いいじゃ、ないですか。 と、言います、から。 ( なんでもないような事を、それこそ今から魔界特攻してきますみたいな気合で言い切って。 ぜーはーと肩が上下した。 ) [Fri 1 Sep 2006 05:47:32]
◆セレス > ( 言葉が出なくなるまで言いたい事を言い切って、ようやく少し冷静になった。 安心して出発して欲しいのに何を取り乱しているのかと、少し反省。 1つ息を吸って深呼吸すれば、革の手袋越しに伝わる体温。 顔を上げた。 ) 待ってます。 お待ちしてます。 私に出来ることなんて殆んどありませんけれど、絶やさず祈り続けますから――――。 ( 不意に言葉を途切れさせるのは、「だから、ですね。その。」の先を促すような態度。 察しが悪くても世間知らずでも、言いよどむその先が何か言い難い事なのくらいは分かるわけで。 ) [Fri 1 Sep 2006 05:36:49]
◆維言 > ( ごっすりと台の端に突っ伏した黒髪が、ざらざらと流れ落ちる合間に頭上から聞こえたのは、雪だとか、桜だとか。 …そんな、四月に降る雪の話でもあるまいし。ついでに、声が何処か楽しげに聞こえてしまったのは、私の被害妄想ですか。 ―― ぐるぐると回る思考が僅かに溜飲を下げたのは、木箱に何ぞ突っ込む勢いの音で。 …尤も。その頃には、自分が真正面からクリティカルヒットを喰らっていたのだけれど。 ) ………。 私も、出島の方に用がありますから、数日、滞在の用向きです。 ……覚えてなさい。いやむしろ忘れろと言います。言いましたからね…っ ( ぜーはーはー。息が乱れるのは、此方も同じで。半ば支離滅裂な台詞を、よれる背中へと投げつけながら。 …取り合えず。煙とか上がっていなかった事に安堵する。 彼が何を考えて此処に来たのか。その辺りは、後で聞けば良い事。 息を整えて顔を上げる頃には、大分挙動もマシになったと信じたい。 ) ……そう、ですか。無理はなさらないで下さいと言います。同じもので無くとも、代わりの何か―― 聖具の調達は、此処でなら可能だと思いますし。 …ですから、これで。ズガンとやってきます。 ( じゃらり。鎖を握り締めて、軽く持ち上げて。気合を入れるに似た仕草。 ) ―― セレス様。 ( 床の方へと落ちてしまう四川を追いかけるように、彼女の名前を唇に乗せて。 先刻、鎖を渡す為に差し出された手へと、今度は己が手を伸ばす。 ) ――― あの、ですね。 ちゃんと、果たします。 ですから、セレス様が、御無事でいて下さい。 本当にヴェイトスが危なくなったら、クリスティアに脱出したって良いんですから。 ……いえ。その前に、なるべく止められるように、やってきます。 ……だから、ですね。その。 ( わきわきと、弄るように手を握ってしまったら、先日の仕草を逆にしたみたいな。 …この辺りは、もう去っていった背の持ち主が悪いんだって、心の中で責任転嫁。 意識させられてしまうと、どうにも口が動かない。 ) [Fri 1 Sep 2006 05:25:57]
◆セレス > えっ?あれっ。 ( なにこのコント風景。 何か間違った事でもしただろうか、という顔で二人のリアクションに慄き、あれ?とかもう一度呟いた。 何か間違ったりするとよく周りの人がこんな感じのリアクションを返してくる気がする。 ) ええと…あ、は、はいっ。 アイシェさまにもどうかご加護がありますように――――――。 ( 大丈夫だろうかとその背中を見送り、なんだか見た事の無いような挙動が続くイコトに振り返る。 ほんとう、だいじょうぶだろうか。 ) ……今は安定していますから1本くらい無くても多分大丈夫です。 是非ともそれで悪魔をズガンと退けて下さい。 それで、無事に帰ってきて、アマウラのお話しとか古城のお話しとか聞かせてください。 それから改めてヴェイトス市を案内して頂いて、それから、それから――――。 ( 止め処なく楽しい予定ばかりが口に出てくる割に、なんだか酷く寂しい。 人を見送るなんて事、今まで何度あっただろうか。 口は回り続けるけれど、自然と視線は床に向けて落ちていく。 いっそアマウラまでついていければ良いのに。 ) [Fri 1 Sep 2006 05:04:15]
お知らせ > アイシェさんが退室されました。 『( パプテス様が見てる。 ※きっと違う※ )』 [Fri 1 Sep 2006 04:53:48]
◆アイシェ > ( 世間を席巻する禍々しい魔法陣。 それが何だか判らない頃見に行った際は調査メンバーの名前も知らずに後手を引いた部分があるからと、今度は事前に調べてみて――そこで彼女の名を見つけていたものだから。 銀糸の御方も「出発」と補強する通り、短い間同郷ならぬ同業となるのだろう。 とすると、出立する彼女へと武運と武勲を祈りにおいでになったものと思われる。 …信徒として、友人として。 ヒトデナシの目から見ても、それは微笑ましい光景で。 ) この際時は貴重だと思います、ええと…セレスティア嬢? 聞き違えて居たら申し訳ない。 ――…アイシェと申します。 こちらの維言嬢とは同郷にあたる。 …ああ、雪だ。 雪が降って桜が咲くね、…ねえ、セレスティア嬢。 維言嬢とは何度か話させて戴いているけれど、こんな御姿を見るのは初めt―――― ( がっしゃん。 上擦った悲鳴はまだ兎も角、そこから繰り出される遊戯OH――別名:ジョーノウチクンダイスキダー!――も真っ青な大告白(?)やら、じゃらりと長い有難い筈の鎖でしばくとか叩くとか、疑いを知らぬが故の無垢全開なトンデモ発言に思わず顔面突っ込んだ。 →ごーとぅー木箱。 ) …………………… ( 大丈夫切れてない…! 無事白煙を上げるでもなく、木箱の縁にめしめしと爪を立てながらやがてのっそりとツラを上げた吸血鬼の手には先日聖別を依頼した一本のナイフがあったとか。 狼狽しまくる退魔師殿の見立て通り、それは真新しい。 ) きっ……奇遇です、ね…! 出島に、宿でも取ろうかと 思っていた処、です――… 是非セレスティア嬢との麗しい友誼の御話を聞きたく存じます ので、…こちらも御待ち申し上げる っ。 ( やっぱり聖別武器の中に顔突っ込むとかダメージでかかったですぜはー。 酸素が必要なモノでもあるまいに、何とか呼吸を整えて今宵の別れの挨拶を。 今更スカしても何かと手遅れだけど。 ) …では御先に。 おふたりの再会を――祈ります。 ( どっかよれよれと踵を返して ) [Fri 1 Sep 2006 04:50:40]
◆維言 > ( 奇しくも、礼拝堂に集うのは表向きアルビノイアっぽい者達。 …本物は一人だけ。 にわかの陳列場と化した布張りの台の傍ら。蓋は適当に端に寄せて、箱の中身を検分。上の方に積まれているのは、短剣類が多い。それこそ、一般信徒が護身用にと求めたものなのだろう。やけに真新しい物が多く見えるのも、きっとその類。 ) ……そんな形で気を使われてしまいますと、余計に何か言い辛いでは無いですか…と言います。 ( 半ば髪の陰に隠れた顔が、口元だけでぼそぼそと。 ずい、と掌で木箱を彼の方へと押しやって。 ) ……私を何だと思ってますか、貴方 ―― 、 ぁ うぐ、ぐぐ 。 ぶ、無粋とか言いながら、仰ってるじゃないですか…っ と、言います、よ。言います。 ( ふるふる。木箱に当てていた掌が、めしりと音を立てるくらいに無駄に力を込めて。 …問いかけでなくとも聞こえているのに、更に追い討ちをかけてくれるのは、件の聖女その人だ。 ) ――――――。 ( ごす。 状況的に、非常に間の抜けた音を立てて、矮躯の頭が台の端に突っ伏した。 ) ……あ。 ( じゃらり―― 音色と声に誘われて、漸く上げる顔を、ばさばさと明らかに意図的に髪で隠して隠して。 簾の合間から望む視線が、小さな手の差し出す鎖へと向けられる。 ) ……それは、頼もしい。殴るのとか、結構得意だと言います。 ……お預かりさせて頂いて、宜しいですか? ( 金色の鎖。のそのそと立ち上がって、手を差し出しながら。 …御同業。そんな風に言う長身の姿に向かい。 視線をちらりと投げかけて。 ) ……色々とお聞きしたい事がある気がしたので、出島辺りで首を洗って待ってて下さいと言いたいです。 …御同業。 ( 言葉に秘められた意味は、恐らく正しく理解したからこそ。 ) [Fri 1 Sep 2006 04:39:35]
◆セレス > ( 幸いというかなんというか、聖女は箱に特に注意を払ってはいなかったようで。 気付いたところでちゃんと怒れるかどうかも怪しいところ。 血圧低めである。 ) あ……そう、ですね。 もう出発しているものとすら思っていましたから。 あの、ええと。 用というほど特別何という事でもないんですけれど、ですから―――――ええと。 ( 話したい事が沢山ある筈なのに。 どれも上手く言葉にならず、そもそもこんな忙しい時に何を、と呆れられてしまうそうな気がして口籠り、視線を泳がせる。 ) あああああいえっ!(奇声?)別に、聞かれて困るお話をする、わけ、では。 ( 控えめな声で丁寧に喋る奥の男性の言葉に思わず声が上ずった。 信じていれば拘束衣も聖衣なんですヨ多分。 …そう、疚しい事があるでもなし。 それじゃ、堂々と口を開けば良いのだ。 さん、はい。 ) あのっ、ですね。 件の古城の方に行かれるとの事で、その前にお顔を見ておきたかったとか、無事をお祈りしたかったとか、約束が延び延びでちょっと悲しいとか…もっともっとイコトさまとお話ししたいとか、仲良くなりたいとか、つまりええと…わ、私はイコトさまが大好きだというお話しで! ( *セレスティアは はげしくこんらんしている!⇒コマンド ) そう、そうだ。 これを――――相手が悪魔なら何かの役に立つかもしれません。 ( と、外套の中でごそごそとまさぐること暫し。 けっこう長く。 手こずって中途半端に長く。 ようやく差し出したのは、1m程の長さの金色の鎖一本。 いつもじゃらじゃらと音を立てているアレである。 ) 聖縛鎖と呼ばれるものだそうです。 繋いでよし、縛ってよし、叩いてよし、あと、ぐるぐるに拳に巻いてパンチして良し、とかそんな! ( いい加減な受け売り文句であるが。 ) [Fri 1 Sep 2006 04:22:00]
◆アイシェ > ( 余り世慣れていなさそうな声は小柄な御姿の背後より、寄り添うように礼拝堂を覗き込む淡やかな銀髪は正しくアルビノイアの色彩の。 楚々とした所作から連想するのは敬虔な信徒の御方そのもの、もし修道衣の下に纏う異相を目にしていたなら思わずずっこけていたかも知れない。 ――真の信仰心は形状には左右されないものなんですか。 ) あ――…こちらこそ、ええと。 すぐに済ませます から。 …なるべく聞かないようにしますので、御話どうぞ…。 ( 結果的に先を譲って戴く始末。 「失礼します」と断った後、置かれた木箱へと些か乱暴に手を突っ込みかけて――思い留まり、そろりと中を確認する。 おふたりめの御方にはこちらが既知と知れただろうから、ここで種族COとか誰の為にもならない罠。 ) …維言嬢が口篭るなど珍しい。 今日は雪でも降りますか――… ( 「まだ」が何処にかかるものやら考えて、ぽつりと零す口調は問いになれない独り語散。 ) …これから友達になるところ。 それなら益々口を挟むのも無粋、( 顔を上げて ) アマウラ方面へ。 もし見かける事あらばその時は宜しく御同業=B [Fri 1 Sep 2006 04:06:32]
◆維言 > ( 厳格な信徒がいないと確認した上での行動な辺り、確信犯。 …聖女に見られていないのを祈る。怒られそうですし。 よっこらせと抱えた木箱自体は、確かに重いが。のてくてとなら運べない程じゃあない。走れと言われたらボイコットするけれど。 ) ………。 ( 今のご時勢において、いっそ極普通な言葉に挟む、不自然な沈黙。 そうですか とは、唇で呟くような響き。 ) ……聖別武具ですから、うっかり手とか切らないで下さいと言います。 気をつけて下さるなら、どうぞ。 ( 此処で指先切って、煙しゅわしゅわとか―― 別の意味で大変な事になる。 のそのそと礼拝堂に設えられた、聖水の瓶などの並ぶ台に、木箱を乗せて。 ) ………… それは、まだ。 …いえ、それは違うのですが。違わなくてもいいのですが、嗚呼、もう。 ……どこか、お出かけにでもなるんですか。脱出ですか、街の。 ( …彼の口にした言葉のひとつに、木箱の蓋を開ける指先が、ぎしり 錆び付いたように停止する。ざらりと流れる髪に顔色かくして、しどろもどろのかけらは、問いかけで何とか持ち直したけれど。 ) ……いえ。 ( のそ、と。髪の陰から視線を、扉から中を覗き込む聖女へと向けて。 ) 後は、暫く御座いませんから。この後、出発致しますので。 ……御用があるならば、どうぞ。今のうちにと言います。 ( ぼんやりとした灯りの燈る中、黒い影に黒い影。 怪しいとか聞こえない。 かくりと首を傾げる仕草で、彼女の方へと水を向け。 ) [Fri 1 Sep 2006 03:54:40]
◆セレス > あ、あ、えっ、いえ、お取り込み中でしたら後ででも――――…( 妙なタイミングで声をかけてしまった事に戸惑い、なんとなくそのまま少し離れた所であたふたと手を振った。 少し違和感を覚えたのは気のせいか、普段のイコトさまだ。 普段の、と言える程よく知っているとは言い難いけれど。 ささ、どうぞ、とばかりに促してなんとなく室内が見えそうな所まで歩み寄り、さりげなく(しているつもりで)室内を覗き込む。 薄暗い室内には人影がぼんやりと1つ、声は男の人のものだった。 なんとなく教会の関係者ではないんじゃないかと思う。 ) [Fri 1 Sep 2006 03:32:01]
◆アイシェ > ( 厳格な信徒の御方が見たら目を剥くかも知れない、正しく足蹴にされる扉に軽い瞠目。 ――ぱち、と鳴るのは懐中時計の蓋であり、瞼ではないのだけれど。 懐にしまい込みつつ、その手で木箱を示し ) 先日こちらに預けたものがある。 その中に混じっているのかも知れません――「御守り」と呼ぶには少々無骨ですけれど。 効率化の一貫として自力で探させて戴いても? ( 触れ合う重い金属の音、ここ数日の情勢を考えれば中身の見当もつこうもの。 ) …貴女には貴女で、御友達がいらしているようだし。 こちらは御気になさらず――馬車を待たせているものですから、残念ながら余り時間が取れないのです。 ( 廊下の向こうより、彼女の名を呼ぶ細い声が慌しさの中にひと際高く一滴混じるのを聞いた。 人ごみの中、探し人を漸く探し当てたような。 こちらからは未だ姿が見えないが、場所が場所なだけに修道女か聖女かのいずれかだろうと考えた ) [Fri 1 Sep 2006 03:24:26]
◆維言 > ( 開いた扉に己の身体を割り込ませて、足元に置いてあった木箱を持ち上げる。 ガシャンと響く音は、重たげで。中に金属の何やらが入っているのは、音色の知らせる事。 …中に他の人影がいないと見てか、さっきまでの用心は何処に行ったやら。足で扉を押さえながら、のそりと中に踏み入って。 ) …ならば、私はどのような御用でしょう?と聞きます。 お久しぶりと言葉を交わすには、其方も忙しそうですから。 ( 時計を確認する仕草に、そんな揶揄を向けただけ。特に他意があるでなし。 ) …力仕事は、それ程苦手でも無いと言います。 人手の足りない時期ですから、一人で出来る事は、一人で。 効率的で涙が出ると言います。おのれ。 ( 納得出来てないんじゃないか―― そんな言葉は戯言に近しく。 扉を閉じる刹那、耳に届いた響きが手を止めさせた。 のそりと振り返った先には、淡い光の元でも輝くような白い髪の聖女。 足を止める姿に、不思議そうに瞬く仕草は、常の胡乱と変わりないか。 ) ―― セレスティア様。 どうかなさいましたか? ( ――常と変わりなく声をかけてから。何かを忘れているような。そんな気分で軽く、眉を寄せた。 …礼拝堂の中にいる人物の色々とかを思い出すまで五秒程。 ) [Fri 1 Sep 2006 03:13:25]
◆セレス > ( ただ闇雲に歩き回っていたわけでもない。 探しもの―――否、探し人、か。 もう出発してしまったかと思っていたその人がまだ大聖堂に居ると聞いてウロウロ迷走すること暫し、特徴的な出で立ちの(※ヒトの事を言う立場ではなが。)彼女の姿が視界にちらりと入れば、懐いた子犬の如く表情を輝かせて駆け出した。 早歩きくらいの速度だが駆け出しているつもりである。 ) イコトさ――――…ま。 ( そして扉を潜る前に足を止め、室内の誰かに声をかける目的の人物に近付く前に、足を止めた。 普段から表情の薄い方だけれど、なんだか今話しかけて良いかどうか、少し普段とは違う雰囲気に見えた。 ) [Fri 1 Sep 2006 02:59:27]
◆人影 > ( 何処かの誰かが土下座しつつ。 ) ――…おや。 ( 返す言葉は同じもの。 ) 御機嫌よう維言嬢。 連日おつかれさまです――語らう暇も惜しいでしょうから、用が済めばすぐ立ち去ります。 元来長居すべきではないでしょう、し。 ( 神像より目を離し、懐中から取り出した時計の文字盤を一度見下ろした。 僅かずつ、けれど着実に夜明けの遠退く夏の終わり、こちらとしても残された時間は驚くほど少ない。 足元に置かれた木箱をちらと見て ) せめてもうおひとり、一緒に運ぶ方が居られれば今少し楽だったでしょうに。 [Fri 1 Sep 2006 02:50:39]
◆維言 > ( れつごーどんまい。慄いた誰かさんのエールはさておき。 有事とはいえ―― 否。だからこそ、足で蹴り開けるとかの暴挙の許されぬ頃。 うっかりと敬虔な信徒に見られてしまった日には、大聖堂の権威とかが色々と大変な事に。 それ故、足元に木箱を一度置いて、両手で扉を押し開こうとするのは、身体をすっぽりと黒いマントで覆い尽くした季節外れの矮躯。 廊下の向こうからやって来た聖女が見るとするならば、扉を開いた辺りの姿か。 そして、やんわりとした灯火の照らす礼拝堂の中に のそり、視線を這わせて―― ) ……おや。 ( 意外なものを見つけたように双眸を見開きながらも、声音は平生の胡乱な響き。 扉を押し開いた姿勢の侭で、ゆらりと頭が傾いて。 ) ……御機嫌よう。 ( ―― 礼拝堂の中には、他に人影も見あたらないか。 されど、近付く足音のひとつに気遣うように、まずは平素の挨拶だけ。 ) [Fri 1 Sep 2006 02:43:37]
◆セレス > ( ヒィ、被ってる…! ) ( 正門で本格的な戦闘が始まって以来、大聖堂の忙しなさも目に見えて激しくなっている。 同じパプテス教会の人間とはいえ所属が大きく異なる「客人」は、雑用を任されるでもなく露骨に疎まれるでもなくただ、手持ち無沙汰で。 だからと言って勝手な事をしてまた手間を増やすわけにもいかず、毎日ただ只管に祈りに時間を費やしていた。 体調は悪くない。 大聖堂全体の聖性が高まっているのか、少なくとも此処に居る限りは日常生活に支障は無かった。 礼拝堂を目指して歩けば、なんだか倉庫整理でもしているかのような騒がしさが其方から聞こえてくる。 蔓の悪魔の事件を直接知らない聖教会の聖女はその異様な光景の中、二人の人物の居る方向へと進んでいる。 ) [Fri 1 Sep 2006 02:33:55]
◆人影 > ( 控えめながらも灯りの絶やされぬ礼拝堂にて、影とはなりきれぬ黒が神像を見上げ対峙する形。 一抹の灯火すら無い無明ならば、そも影も存在し得ないのだけれど。 礼拝堂の中央、やや後方。 黒尽くめの人型を形作る影が、ひとつ。 静謐の場にそぐわない、重い何かが打ち合う異音に視線がそちらを向いて ) ( 同時…! ) [Fri 1 Sep 2006 02:28:05]
お知らせ > セレスさんが来ました。 『 ( 彷徨い出た先は―――。 ) 』 [Fri 1 Sep 2006 02:26:15]
お知らせ > 人影さんが入室されました。 『( 佇む影 )』 [Fri 1 Sep 2006 02:24:14]
◆維言 > …あの頃は、外回りばっかりでしたと言います。 ( 否。今も変わり無いか。装備品の確認が完了したら、そろそろ出発時期。 出島で地図を売ってくれるという傭兵の都合もあろうから、余り遅くなる訳にも行かない。 ―― だからといって、此処で急いてもどうしようも無いのも事実。 ガシャンガシャンと金属音を鳴らして進む歩みは、のたくる亀。 走って転ぶのも何かと情けないので、これで良しと自己欺瞞。 ―― 時折すれ違う神官、シスターに目礼を向けて、やがて辿り着く礼拝堂前。 木箱を足元に下ろして、肩をこきり。 ) 失礼します―― ( 一声かけて、扉を開く。 ) [Fri 1 Sep 2006 02:23:05]
◆維言 > ( 歩き出そうとした背に、かけられた言葉に、動きかけた爪先を止めて。 ) ……分かりました。発掘しておきます。 ( ―― どうやら、己が頼んだ装備やらも、この中に入っているとの事。 混ぜないで下さいという言葉をかろうじて呑み込んで、のっそりと頭を下げた。 …まだ、儀式の手伝いやら色々と用事があるのだろう。直ぐに身を翻して去って言ったシスターを軽く見送ると、のてくたと礼拝堂に向かって歩き出す。 元々、収容人数の多い場所。前に蔓悪魔の騒動があった時にも、あの辺りを開放して対応していたんだったか―― その辺りは忘れたけれど。 ) [Fri 1 Sep 2006 02:06:57]
◆維言 > ―― はぁ。 礼拝堂で宜しいんでしょうか? ( 奥まった場所へと伸びていく、聖堂の廊下に響く、囁くような話し声。 常の静謐よりは何処か忙しない気配を帯びれど、奥の院にまで至ればまだ、静寂は残されている。 此処は入り口、もしくはその端。 そう大柄な人ではないが、それでも己よりは背の高いシスターが、神妙な顔で頷く。 ずっしりとした重みを湛えたこれは、どうやら―― 何処ぞから依頼のあった武具らしい。 …無論、武器の製造販売業では無いのだから、聖別の依頼を請けた物なんだろう。 奥から出て来たという事は、丸書いて済。 とつける方。 ) [Fri 1 Sep 2006 01:59:50]
お知らせ > 維言さんが来ました。 『( 木箱を抱えて。 )』 [Fri 1 Sep 2006 01:53:44]
お知らせ > セレニアさんが退室されました。 『( 精神が過負荷でブラックアウトするその時まで )』 [Tue 29 Aug 2006 03:29:38]
◆セレニア > ああああああ… ( ジ ジ … ウィンプルを落として、薄紅色の髪を掻き毟る。 その頭上では天使の光輪のようなものが、ノイズ混じりに現れては消えていた ) [Tue 29 Aug 2006 03:26:33]
◆セレニア > ( それこそが、それだけが、自分の存在意義の全てだ。 ヴァンパイヤを狩る為に生かされている。 狩れない時は――― ) ( すがるように顔を上げた先には、数枚の画用紙が貼り付けられていた。 絵も何も無い、スケッチブックから切り離したそれには、いくつかの言葉が書いてある。 そのうちの一つを見つめる。 『汝生き急ぐこと無かれ。死に急ぐこと無かれ』 ) ―――ッ [Tue 29 Aug 2006 03:24:04]
◆セレニア > ―――ァあ…っ… ( まるで相反する、けれど確実に存在する二つの意識…。 かつては人によってもたらされていた疑問を抱く苦しみは、いつしか自分だけのものとなっている。 元より惹かれていたのもあるけれど、『マスター』となったティフィスの笑顔を思う。 …彼女が笑うとホッとして、哀しそうにされると辛かった…。 今は、笑っていても辛い。 『わたしのセレニア』 …どこか破綻しているようにあの笑顔を、そのままにしておくのか。 『いけない子ね』 …彼女を哀しませるのか。 〜歌しか知らない彼女の声は、その立場もあって、語り掛けてくる声の拘束力… 魅力は、とても大きくて… それもまた、拙い思考を乱す原因となっていた。 …どうすればいい… 誰かに問いたいけれど、今は一人、丸くなって ) ( 聖教会から沙汰があったのか、ティフィスが進言したのか、あるいは独自の判断か… 返されたヴァンパイヤハンターとしての道具を納めた鞄を手繰り寄せ、抱き締める。 …捨てられてしまったかと思っていたけれど… 手放した時のまま、一応保管だけはされていたようだった。 ―――このままでは、彼女の言うとおり、彼女の指示で戦う事になる ) [Tue 29 Aug 2006 03:11:13]
◆セレニア > ( 『神託』を受けて以来、ティフィスは確かに変わってしまった。 もっとも言葉を話せるようになって、それが『神託』であるのなら『変わる』のは当然かもしれないけれど…。 教会を絶対と考えながらも疑問を抱いてしまう、この街で出会った人々との対話を通して信仰のありようを考えるようになった意識には、その変化が父なる主によってもたらされたとは考え難い。 『かつての自分のようだ』と… そんな事までは、まだ考えられぬまま。 まるで大切なものを汚されたようで… どうにか、彼女に元に戻ってもらいたいと考えている。 以前の彼女の意識を、自分の知る限りでだけれど今の彼女にぶつけて… それで彼女は苦しんだのだから。 きっと、望まずしてああなったのだと… そう、思いたい ) ―――ッ。 ( ヴァンパイヤハンターとしての自分を肯定してくれる… 戦いへと赴く事を祝福してもらえるのは、勿論嬉しい…。 絶対者として下される指示も、待ち望んでいたものだ…。 『このままで良い』 全てが元通り。 彼女に従っていれば、自分は神の国へと入る事が出来る。 …何も恐れる事は無い…。 尚も根強く心からそう訴える意識には、酷く説得力が欠けていた ) [Tue 29 Aug 2006 02:51:33]
◆セレニア > ( サンクトゥス様や、教会で話を聞いてもらえそうな人達は皆一様に忙しく… それは結果としてティフィスの言いつけを守る事になるのだけれど、胸の中で燻り始めた教会への疑念は行き場を無くし、ただただ教会に施された条件付けとの衝突に苦しんでいた ) ( いつの間にか『自室』と言われるようになっていた『反省室』で、未だ癒えない鞭打ちの痕が残る背を丸め、ベッドの上で膝を抱えている ) [Tue 29 Aug 2006 02:36:14]
◆セレニア > ( 呪われてでもいるかのようにヴェイトス市は再び試練に見舞われ、今度もまた教会の出番とあって、静謐を重んじる筈の大聖堂には深夜まで人の行き来が絶えない。 クリスティアに召還されていた修道女と、それに無断で同行した修道女が帰還してすぐにそんな状態になっていれば… 無断外出に対する処罰は『祈って、あとは自室で謹慎するように』という投げやりなものになり、そして、聖教会で起きた事については聞いてももらえていない… ) [Tue 29 Aug 2006 02:30:06]
お知らせ > セレニアさんが来ました。 『( 帰還したはいいものの )』 [Tue 29 Aug 2006 02:21:07]
お知らせ > セレスさんが帰りました。 『 (この騒動が終わったら直ぐ、本国に戻されるとしてもだ。) 』 [Mon 28 Aug 2006 23:33:31]
◆セレス > ......Benedictus qui venit in nomine Domini Hosanna, in excelsis. ( せめて聖女らしく祈り続けよう。 時間の許す限り、身体の動く限り。 誰かが祈らなければ誰も祈らないのだ。 誰かが剣を取らなければ誰も剣を取らないのだ。 その「誰か」は他人ではなく、そう思った者が率先してなるべきだ。 そうすればきっと、同じ思いを持つ沢山の「誰か」がより良く導く為に立ち上がる。 人間の力は数の多さだというが、だったらその数を1つでも良き力に変えて行こう。 聖女認定の名に相応しく。 ) ...Kyrie eleison Christe eleison. Kyrie eleison. [Mon 28 Aug 2006 23:27:19]
◆セレス > ( 聖教会の印が刺繍された白い外套を羽織り、扉を開けた。 いつまで経っても覚え切れなかった大聖堂も、部屋から聖堂までの道のりだけは一人で迷わず歩ける。 暗い通路を一人雨の音を聞きながら進み、やがて直ぐに聖堂へ辿り着く。 皆が極力静けさを保とうと声を潜めるが、幾らか慌しく動き回っているように見えた。 先ずは祭壇の十字の前に膝を折り、両手を組んで祈りの言葉を囁く――――。 ) Sanctus, Sanctus, Sanctus...Dominus, Deus Sabaoth Pleni sunt cæli et terra gloria tua Hosanna, in excelsis...... [Mon 28 Aug 2006 23:19:25]
◆セレス > ( 誰かが行かなければならないけれど、自分の知らない誰かが代わりに行けば良いという問題でもない。 その為に腕を磨いてきた、その為の力を持つ、それがたまたま彼女、イコトの仕事だったというだけの話。 誰を恨むものでもないし―――あえて言うなら件の悪魔がこの地から永久に去るよう、元居た世界に返るよう、祈るのが自分の仕事か。 そう、こんな所でいじけて居ては笑われてしまう。 顔を上げ、ベッドから降りると背中の後ろでじゃらりと金色の鎖が音を立てた。 ) [Mon 28 Aug 2006 23:05:27]
◆セレス > ( 彼女が危険な所に赴く事自体にそれほど異論は無い。 そういう仕事だし、自分だって決して安全な仕事ばかりをしてこなかった。 そもそもの出会いが聖剣戦争なんていう代理戦争の代表者としてだったし、信じて良いと思う。 むしろ自分も共に其処に立てない事の方が余程悔しい事だ。 長旅に耐えるだけの体力も無い。自衛しきれる保障も無い。 聖剣のないこの身は足手まといだ。 弱い弱い無力な、“聖女認定”の肩書きばかりが酷く浮いている。 何度目かの溜息を吐いて膝を抱え、ベッドの脇で壁に寄りかかった。 ) [Mon 28 Aug 2006 22:56:55]
◆セレス > ( 延び延びになってしまった約束がある。 とても楽しみにしているし、その事を考えるだけでベッドの中でごろごろと物思いに耽って眠れなくなる。 そして、今度もまたその約束は先送りになった。 その報せを受け、薄く囁くように返事を返して息を吐いた。 幾ら物を知らない自分でも今がどういう時かくらい分かっているし、それが彼女の仕事なのも理解していた。 それでも項垂れるのは、本心だ。 宛がわれた自室に一人取り残され、未だ降り続く雨をぼんやりと眺めている。 ) この天気じゃ、どのみち出かけられませんよね。 …だから、まだ先で良いです。 ( 言い聞かせるように独り呟く。 先の事を想像して愉しむ、そんな時間が延びただけのことだ。 ) [Mon 28 Aug 2006 22:47:37]
お知らせ > セレスさんが入室されました。 『 そう、ですか……。 』 [Mon 28 Aug 2006 22:40:57]
お知らせ > シャリネさんが帰りました。 『(扉を開け、不安そうに去っていった少女。桃色のショールで、顔を覆った)』 [Mon 28 Aug 2006 17:49:08]
◆シャリネ > (恐い。自分には闘う力がない。じゃあ、どうすればいいんだろう…?)うーん。。。(澄んだ瞳を曇らせると、少し危機感を感じたようなこわばった表情で、真剣に考え始め)――………。(「家にこもってるのが安全なわけでもないし、出なければならないときもあるわ。でも、やっぱり闘えなければ…。」静かに立ち上がると、そっと扉を振り返った。誰もいない此の空間が、安心感と恐怖感という相反した感情を自分の中に生み出していた) [Mon 28 Aug 2006 17:48:29]
◆シャリネ > (カツン...カツン...響く足音。大聖堂の静寂で神聖な雰囲気に、足音は鋭く響く)最近、町中がざわついているし、やっぱり、あの魔物がたくさん入ってきたって言うせいなのかな…(噂が持ちきりの街中で聞いたことを思い出し、ため息混じりにそういうと、近くのいすに腰を下ろして)下手すると、殺されちゃうんだよね(戦う能力がなければ、自分を守る術がなければ、きっと生きては行けない。今まで以上に、もっともっと――) [Mon 28 Aug 2006 17:44:44]
お知らせ > シャリネさんが来ました。 [Mon 28 Aug 2006 17:39:50]
◆シャリネ > はぁ。。。はぁ。。。(桃色のショールを頭にかぶせ、両手で顔が見えるように手の甲で上げ。さっとソレをとると、ぽたぽたとウェーブのかかる銀髪から水が零れ落ちて。豪雨の中走ったせいか疲れた顔でため息をつき、バタンっと勢いよく扉が閉まるのを後ろに聞くと、水浸しのまま、大聖堂の中を歩いて)――…最近、ずっと雨、雨、雨続きだな。。。(思わずポツリ、呟いて) [Mon 28 Aug 2006 17:35:33]
お知らせ > シャリネさんが来ました。 『(豪雨の中、キィィ。。。と響いた扉の音)』 [Mon 28 Aug 2006 17:28:11]
お知らせ > サンクさんが帰りました。 『( 奥の院へと踵を返す。 手にしたのは情報の幾許か。憶測の欠片。)』 [Mon 28 Aug 2006 15:12:27]
◆サンク > ( 量は如何程に?と尋ねるのは、あくまで目安。 遠からずまたいずれ、と仰る方に、緩く目礼向ける。 ――…そろそろ、次の準備がと止まった頃か。人の訪れも増える頃。気合を入れ直すように、す、と背筋を伸ばして。) ――…現地で幾許か、見て来た御方の言葉。与太と笑い飛ばせるものならば、今の状況が一番…ですわ。( 置かれた紙片を手にし、感謝の言葉を唇に乗せる。 情報源については、問う事はあれど返された答え以上の追求はするまい。この際、果実をもぎ取った場所よりも、その収穫自体が大切なのだから。下手な例えだが。) …御機嫌よう、ザッハトルテ様。其方も、どうかご養生なさって下さいませ。( そう仰る方とて、見れば満身創痍といった具合。それこそ、件のアマウラ行で何ぞあったのかと、いらぬ邪推をさせる程には。 去り往く姿に一礼向けて。) [Mon 28 Aug 2006 15:11:53]
◆サンク > ( 大海原の中、行き先を示す指針である事には違いない。さながら霧に覆われて、まだ行く先も見えぬ旅路のようなものであっても。 何処か自責にも似た仕草、制する様にふらりと指が揺れて。) ――…これを言ってしまってはおしまいではありますけど。個体差が激しい…といった所では無いかと。されど、一般論だけで言うならばこうも言えます。悪を為す魔であるからこそ「悪魔」と称されるのであれば。それこそが意義となるのだと。( その為の自己顕示。それこそ個体差でレベルは違うのであろうが。 ――…事態が進めば、いずれやわかる事か。尚早の判断を一度、意識の片隅に置いて。) ――…耳に痛いお話、ですわ。のんびり構えている暇も御座いませんわ、ね……。( 天候も些か崩れて、雨の気配。雨音は遠くとも、窓から覗けば直ぐに見える。 ――…それが目覚ましの歌という訳でもないが。文字通り、水でもぶっ掛けられたように目覚ましの硬貨はあった。こうして語られる話の方が。) …それは喜んで。では、此方が済み次第、お渡し致しますわ。 [Mon 28 Aug 2006 15:07:26]
お知らせ > ザッハトルテさんが帰りました。 『( 降りしきる雨の中へと消える黒い羽織。 )』 [Mon 28 Aug 2006 12:36:44]
◆ザッハトルテ > ――…預けた物を引き取りに、遠からずの内また来ます。 ( 使う事になるのかどうか、まだ決めかねているのだから。 聖堂の奥、野戦病院もかくやの慌しさを微かに耳に捉えて ) …アマウラで拾い聞いた噂の幾つかが此処にあります。 警戒は最大限にと御考えになりますのなら、与太であったとしても容れるべき点はある―― かも知れません。 ( 言って、手帳から数枚の紙片を千切り取った。 先日アマウラに派遣された調査隊が得てきた情報を纏めたそれを手近な椅子の上に置き――もし後日ソースを問われる日が来たなら、出島で居合わせたハンターズギルドの誰か、或いは調査員を標榜する誰かから聞き出したとでも何とでも言うのだろう。 ) では御機嫌よう、サンクトゥス嬢。 如何か充分に休息は取られますように。 ( 良く良く見れば疲労の翳の濃い御方へとそう残して ) [Mon 28 Aug 2006 12:34:28]
◆ザッハトルテ > ( だからこそ、内心歯噛みする思いが胸中あるのだが。 ――紅の悪魔≠フ真名を知り損ねた事。 手櫛にて数度髪を梳きながら、一度頭皮に爪を立て ) …一般に悪魔と呼ばれる者の、虚栄心とは如何なものなのでしょう。 勿論、人に紛れ――失敬、全能の神の信徒たる貴女の前で言うべきではないのかも知れませんが――…潜む個体は兎も角。 ( 早々に自ら姿を現す可能性の示唆は、それこそ本人にしか判らない益体の無さ。 回答は不要と首を振り ) これも「聞いた話」、くだんの紅≠ニ同等――そう考えて良いだろう存在も「確認されているそうです」。 ( 気がつけば明け方の晴れ間はどこへやら、聖堂のステンドグラスを落ちる雨滴。 雨宿りを乞う人、街の異変に只管祈りを捧げる人の姿もちらほらと見え始める頃合。 ) …雨とは時に天の恵み、命の水とも例えられますが。 貴女方の水≠幾らか、分けて戴いても宜しいでしょうか。 ( 言いながら、今ほど滑稽な瞬間もなかろうと思う。 大聖堂に赴き清めの水を乞う吸血種――自宅でそのまま、腐れ水になるまで捨て置かれる可能性も未だある。 決めかねている部分もあるにはあるが。 ) [Mon 28 Aug 2006 11:29:23]
◆サンク > 本当に、厄介なお話ですわ。 ――…だからといって、違うと断じるのもそれはそれで、面倒な事。( 己もその辺りは聞き伝えで知る程度。報告された資料に記されたものが全て。 ――…しかし。これだけの騒ぎを起こすだけの力を持った何者かが別途に存在する可能性は、それはそれで面倒なもの。どちらがマシと問われれば、何処までも堂々巡りだが。 ――…これまでに知られているものとはその桁だけを大きく違えたことになっているとは、露知らず。) ――…備えあれば何とやらとは、トキノミヤコ辺りの言葉でしたか。 ……大聖堂からも、「外」に対する派遣は行われますわ。市街の方にも――…近々。 [Mon 28 Aug 2006 11:12:24]
◆ザッハトルテ > ( 頷き返し ) 仰る通り。 今の説はヴェイトスを目指す異形≠ニ紅い悪魔≠ニを最もシンプルに結び付けただけ――空白だらけのパズルの盤に偶々ふたつ繋がりそうなピースがあったからと、安易に重ねてみただけでしかない。 ( …もっと言ってしまえば、憤怒の魔王が持つ力を知らない。 嘗て教会を襲撃したと云う頃、此方の意識はほぼ同時期に姿を現した鮮血の淑女の方ばかりに向いていたのだから。 ましてや部下の生命を我が物として、更にその格を高めた等とは知る由も無い。 ) …警戒レベルの基準足り得るかどうかすら怪しい仮定、前提を間違えているならこれも無意味と成り果てますが――… ( 言うか言わざるかの逡巡の間 ) その倍、3倍。 そのくらいの戦力が必要だと思います。 ( 押し寄せる異形を迎え撃つ戦力、正体はどうあれ「紅の悪魔」を打ち破る戦力。 そして今ひとつに割く戦力、それで3倍。 ) [Mon 28 Aug 2006 10:29:16]
◆サンク > ――…不穏さは伝わってしまっているでしょうけれど。護りの裏返しですから、皮肉なものですわ。 …大袈裟と言われておりました、のに。( ――…内部。既にいないとは限らない。されど、誰もがその可能性を考えに含みながら、口にしない。 ――…既に非難民は出てはいるだろうが、まだ看過し得る数。それに。土地を離れられる人物ばかりでもないのだから。 様々に絡む要素に馳せた思考を一度振り切って、眼差しだけに微か、苦い色を。) ――…あくまで私見のみ。仮定の想像だけで朽ちにさせて頂ければ。 「動きの不自然さに対する理由にはなり得る」とだけ。( ――…想像図だ。妙に線がと負っているように見えても、まだまだ可能性の一に過ぎないもの。バラハラ゛のピースを継ぎ合わせて作り上げた都合のいい構図に一喜一憂するのは、危険だと分かった上で、相手の口にする論に信憑性があるのが否めないのが、いっそ腹立たしい。 は、と息を軽く吐いて。) [Mon 28 Aug 2006 10:21:39]
◆ザッハトルテ > 一種の情報統制なのだと思います――…戻り際、厳重に警戒された正門を見ました。 内部に敵を抱えては敵わないのでしょう、城塞都市が抱えるデメリットと考えればそれも皮肉な話ですが。( 今全ての情報を詳らかにすれば、クリスティアやアングリマーラへと避難しようと群衆が「中から」騒ぎを起こしかねない。 暫しの沈黙を挟んでの後、やがて意を決するように ) こんな話を聞いた事はありますか、サンクトゥス嬢。 人は逆三角形に浮かんだ染みを見ただけでそれを「顔だ」と認識しがち と。 ――…それに等しい話でもあります、先入観に思い込みを上塗る危険な想像だとくれぐれも留意願いたい。 ( それこそまだるっこしい前置きは、今のところ演繹の域を出ないから。 根拠のない逆転の発想 ) もし紅の悪魔が憤怒の名の彼を差すなら=\―アマウラを素通りして此処を目指す動機には充分にあるのではないのですか。 ( 「充分に」とは言葉のあやだ。 可能性の一程度に留めておくべきではあるだろう ) [Mon 28 Aug 2006 10:04:01]
◆サンク > ( 事前の行動や居場所を知っていた訳では無いのだから、それこそ無用の詮索の類だろうから。 知った名前と知らぬ名前の生み出す僅かな齟齬は正されない侭、今聞く事は語られる範疇での事。) …アマウラから伝わった報告に、それだけの重みがあったという事なのでしょう。…一般にまで流布しないのは、今の時点では幸いだと思いますわ。( 情報レベルに格差はあれど、上層の部分はより確かな証拠なりを手にしているのだとは、半ば確信に近しい。市長が公式にこの類の声明を出したのは、かの戦役以来だというのだから、尚の事。 ――…前に見かけた時よりも、何処か浮世離れして淡々と見えた面差しに浮かぶ、僅かな何かに軽く瞳を細め。) ――…ご想像として、受け取っておきますわ。もしも「その糸」が繋がるのなら……。( 一度言葉を切り、色違いの青を伏せる。脳裏に浮かぶ幾許かを振り切るように頭を軽く振って。) ――…首謀が「紅い悪魔」なのだと。アマウラでは…噂、でも? [Mon 28 Aug 2006 09:47:01]
◆ザッハトルテ > ( 「何故アマウラに行ったのか」、聞かれなかったのは恐らく彼女の気遣いなんだろう。 無闇な詮索をよしとせん嗜みをわきまえて居られる方だと思うから、魔法陣を見てきたのは騙り名であるところのアイシェ≠ネのだからと、消極的に嘘を吐く。 真相の全てを語らない嘘。 この目で見て来たのだと言えれば、今少し話も早いのだろうけれど。 ) …ひとりやふたりの噂如きでこうまでも市街の守りを固めたりはしないと思うのです。 それなりの信憑性が在ると判断したからこその対応だと、そう――「私は」考える。 ( あくまで私見に過ぎないのだと、補強せざるを得ないのももどかしい。 ――これは事実だ。 人らしい表情を作れない、淡とした能面の表層に僅かなりとも浮かぶものがあるか否か。 と ) … あ。 ( 目を逸らして押さえる口元、何かに思い到ったかと言わんばかりが、やがて慎重に色の異なる碧眼を見返して ) ………それこそ、これは連想に次ぐ連想に過ぎないと、先に前置いて――… ( 「紅の悪魔」が何者か、その確証は兎も角。 ) 至近のアマウラを無視してヴェイトスを目指す理由、なら。 [Mon 28 Aug 2006 09:26:50]
◆サンク > ( 確かにと、短い言葉を添えてナイフを胸に抱いた。 戦闘用に適しているとは余り思えない造りでも、昨今は別段不思議では無い。御守りと言えば御幣はあるが、心の拠所を求めて来る手はあるものだから。――…物腰の柔らかさ等から、アクティブに外に出て行くタイプとも思えなかった所為か。逆にすんなりと受け入れられる事。 だからこそ、「アマウラ」という単語にぴく、と眉が動いた。) ――…事態発生の地に程近い場所ですし、お聞かせ願います。( 生憎、此処に在るのは聖なるかなの名を持つ者。高い位置にある視線を合わせようと、く、と顔を上向かせて。) ――……。危惧は致しておりましたけど、やはり…なのですね。( 魔物の襲来。人づてとはいえ、「現地」――この場合はあくまでアマウラ領内という意味でだが――を見聞きしてきた者の言葉は重い。それを戯言と流すには、流れて来る情報も気配も異常過ぎるのだ。 ――…そして。アマウラを通り過ぎて来る可能性の示唆に、軽く目が見開かれ。) アマウラを無視して…?まさか。いえ、それで此方に来るのだとしたら、一体何故…何か理由、が――……。( 半ば独白じみた思考の欠片が、相手の口にした単語にぴくり、と震え。止まる。 ――…ざわりと蠢いた聖性は本能の領域。もしも不穏さを気取るとすれば、それこそが血の証明にもなるか。 されど、それも一瞬の事。) ……嫌なものを連想させる響き、ですわ。 [Mon 28 Aug 2006 09:09:05]
◆ザッハトルテ > ( 細く深く、小柄な御姿が取り込む大気。 天上の清らに一番近い場所の空気の受け止め方は己ときっと異なるもの。 人の中に紛れる為に、言葉を音にする為に満たしたそれが肺腑を灼く感覚は、ただの錯覚だとしても。 止まった手にそっと、鞘のままの刃を乗せて ) ――…故あってアマウラまで出かけておりました。 そこで耳にした話、与太の可能性もありますが――取捨は貴女に委ねようと思います。 ( もし今目の前に居られるのが神罰の代行者、最期の言の葉の名を持つ御方であれば包み隠さず言えた話を。 ) 地獄に住まう者は煉獄を抜け、この街へと向かっているらしいのです―― ( 出島で集めた調査メンバーの情報を総合するならば ) それも多種多様のものが。 明らかに人型でないもの、人を模したもの、高い知性を持ち人語を解するもの。 交戦記録がヴェイトスにも遠からず届くと思います……付け加えるなら今のところ、アマウラが戦火に包まれたと言う話は聞きません。 ( それは魔族が目の前のアマウラを無視している可能性。 局地的な遭遇戦こそ、皆無ではないのだが。 そこまでは此方も知らない話 ) そして――…繰言になりますが、取捨は貴女に御任せする。 「紅の悪魔」の通り名に聞き憶えは? ( 言って祈りの手にも似た、組まれた両手の辺りを見下ろす。 天上の御遣いたる貴女が此処に居る、その理由に気付けもしないけれど、穏やかな笑みの下で僅か強張る気配を感じながら。 ) [Mon 28 Aug 2006 08:50:45]
◆サンク > ( ぶっちゃけまくりは、休憩時間のつもりで箍が緩んでいた所為か。 人目を意識して、より堅牢に意識を引き締めんとそっと、深呼吸。 祈りや願いの形について問答するには、今は時間が少し足りない。) その辺りのお話も、いずれ出来ます事を心より願っております、わ? ――…承知しました。お預かり致します。( ぱっと見た感じ、まだ真新しく見えるナイフ。使用頻度の低さがそう思わせるか。大振りの剣と違い、このくらいなら己でも預かれるから、気軽に手を差し出して。――…その動きが、相手の申し出に一度、止まる。) ……アマウラの方から、些少なりと情報は届いておりますが――…正直、まだ足りないとは思っております。 看過は致しませんわ。今はその為に、此処におりますもの。( 此処にいる。比喩であり、直喩。両手を胸の前で組むと、やんわりと浮かべた笑みはその侭で、気配だけが僅かに緊迫を帯びたか。 どうぞ、と促すように水を向け。) [Mon 28 Aug 2006 08:30:04]
◆ザッハトルテ > ( 信徒の鑑と思われた御方から飛び出た、ぶっちゃけすぎな発言に思わず瞬きした。 した。 ――それだけ疲労の色が濃いのだろうと言い聞かせてそれに乗る。 穏やかな口調で祈りの形≠言われたなら、一年前の秋を想起して翳るものもあるのだけれど。 一度目を閉じ、振り切って ) 見るからに御多忙のようですし、まどろっこしい話は。 …申し訳ない、その「儀式」の中にこいつも混ぜてやって戴けませんか。 そのつもりでやって来ました。 ( 羽織の内より取り出されるのはやや大振りながらも雑多用の域を出ないナイフ。 以前散策の用があって購入したものではあるけれど、鞘から出された形跡は無い。 ) それと――…今少し時間を戴いても宜しいだろうか、サンクトゥス嬢。 その件でひとつ、御話ししたい事がある。 アマウラ近辺で発見された魔法陣と、そこから沸いて来た異形の事で。 先に御聞きしておきます、看過なさるおつもりは無いのでしょう…? ( これからやろうとしている事は無茶で無謀で、愚かしい事。 短い逡巡の後、重い扉を押し開けるにも似た口ぶりが続く ) [Mon 28 Aug 2006 08:17:34]
◆サンク > ( バタバタと人の出入りが激しい場所は、もう少し奥。それでも、もう少しすると早朝組がやってくるであろう、一種のエアポケットじみた時間帯。 儀式の場を離れてこうしてやってきたのも、半ばは気分転換と名付けた行動。 ――…振り返った顔が見知ったものだと、かけられた声と合わせて気付いて。失敬ながら、意外なものを見るかのようにぱちりと瞳が瞬いて。) …あら。御機嫌よう、ザッハトルテ様。 ――…ふふ。其処はそれ。祈りの形はいずれや主に届く願いの強さ。 ――…まあ、まどろっこしい事は、今は置いておきましょう。( まどろっこしいとかぶっちゃけてる辺り、微妙に色々剥がれてるとか気にしたら負け。喉元を押さえると、絵かベル笑みに困ったような色が僅かに混じり。) ええ。少し、儀式の数が多くて。 ――…それは、良いのですけど。 其方様は…何か御用、でも?( 市長の宣言を受けて、臨戦態勢に突入しつつある組織の一つが此処でもある。故、普段は教会に訪れないような方が顔を出すのも、今は珍しいことではない。それこそ、昨年末の蔓事件でもあった構図だが。 用向きを問いかけるように促しながら、小首を傾げ。) [Mon 28 Aug 2006 08:01:53]
◆ザッハトルテ > ( だから、これからやろうとしている事だって実行に移されるかなんか自分だって判らない。 ) ( 火傷の跡を傍目に晒さぬ為の、包帯巻きの手で羽織の上から触れる硬さは収めてきた雑多ナイフの感触。 …こっち≠ヘ無理だろうし――応える気配は右腕より。 抗議するよう、ぎしりと軋んで袖の上からそこを押さえ―― ) … ? ( 鼓膜に滑り込む、周囲を憚るような声。 内容ではなく時間帯を気にしての、内緒話に似た音量に奥間の方へと顔を向けた先には見憶えのある御方の姿。 ) …御機嫌ようサンクトゥス嬢。 祈祷とはまた違うのですけど、…残念ながら私は「信徒」ではありませんし。 ある意味信仰無き者の神頼み、ではありますが――…? ( 姿に似合わぬ、疲弊を宿した声に気付いた ) 聖句の紡ぎ過ぎですか、御声が随分痛んで――ああ。 「非常宣言」の…? ( 考えてみたら聞くまでもない話、戻ってみれば市長権限にてヴェイトスは臨戦態勢を整えつつあったのだから。 ) [Mon 28 Aug 2006 07:46:38]
◆サンク > ( いや、それこそ分かっちゃ駄目だろうとかツッコミ喰らいそうだが。 来訪者の予想を裏切って、一夜にして不夜城と化した大聖堂の奥の方からは、幾許か人の気配。流石に時間的なものもあってか喧騒とまでは行かないが。耳を澄ませてみれば、人の話し声らしきものも僅かに届くか。) ――…では、聖別の完了した分は、これで。 …次は――……。( 年嵩のシスターと話す声は、少女という括りを下に突き抜けて、只の子供の声。 程なくして、ぱたぱたと軽い足音を響かせて近付いて来るのは、その子供の方。 僅かに開いた扉を見咎めたか、中をひょこりと覗いた視線が、あら?と驚いたように見開かれる。) 御機嫌よう――…お祈り、ですか?( 聖像を見上げる様は、一種祈りの様にも似て。敬虔という言葉よりは、何処か現実離れした光景を早朝、モノクロームの景色に見たか。 問いかける響きは悪戯っぽいというには、多少掠れてはいたが。) [Mon 28 Aug 2006 07:35:22]
お知らせ > サンクさんが来ました。 『( しかして、その気持ちだけは分かる気もする。)』 [Mon 28 Aug 2006 07:25:06]
◆ザッハトルテ > ( ――思うに、もう。 何処かで何かを投げたんだろう。 行動理念にその根拠、何もかもが整合性を欠いてでたらめ。 蝙蝠が空に描く軌道より曖昧で不確か。 そも、こんな時間に人が居るとも思えないし――乗馬で早駆けとか出来る気がしなかったので已むを得ずとは言え、アマウラからヴェイトスまで約150km。 梟の形を借りてもそれはそれは遠かった。 …流石にこの場でGod damn≠ニか言わないが。 いや場を変えてもいい大人として言っちゃだめだと思う。 がっでむ。 ) [Mon 28 Aug 2006 07:18:07]
◆ザッハトルテ > ( そんなだから、墓廟もかくやの静寂の中で零す言葉はいっそ軽い。 正面上方、諸人の罪過を一身に受けて赦しを乞うた何方かの白い貌を見上げ ) ――…また来ちゃいました、 。 ( ――…素性を知られて尚足を運んだと、嘗て二度と行くなと止めた何方かが知ったら今度は拳が飛ぶだろうか。 益体も無い想像を浮かべて消せる程度に危機感は遠い、頭に靄がかかったような現実感の無さ。 高を括っているのとはまた違うのだけれど。 ) [Mon 28 Aug 2006 06:59:54]
◆ザッハトルテ > ( 両開きの扉に手を掛け、音を立てないようにそっと開く。 内部から流れ出した清浄の空気、その僅かな気圧の差に革靴の爪先を引いていた。 赤毛の何方かの前では否定したけれど、こんな時――きらいではないのだな、と改めて思う。 清められた空気の膜は悪しき者よ去れと云う、体内の血は拒絶する。 みしみしと臓腑を圧迫する聖性に締め上げられながら、それでもこの場所をきらいではないのだとこんな時つくづく思う。 忌避しながら曳かれて居る、五芒星の彼方の世界との相似の形。 ) [Mon 28 Aug 2006 06:48:35]
お知らせ > ザッハトルテさんが来ました。 『( 相克の相似形 )』 [Mon 28 Aug 2006 06:40:21]
お知らせ > 維言さんが帰りました。 『( ならば。その為の準備を進めるとしよう。 )』 [Mon 28 Aug 2006 02:41:47]
◆維言 > ( ―― どの道、それどころでは無い。それは間違い無い。魔物は異界より大量にヴェイトス島へと流入し、魔法陣から吹き上がる瘴気は日に日に勢力を広めているとかいう、全くもって嬉しくない噂も存在する。 魔法陣の存在が公に確認される以前から、うっすらとよくない気配を感じ取っていたという聖女の事。 原因が取り除かれなくては、落ち着いて外出という事態でも無いのでは無いかと思う。 ―― と、なると。 ) ……結局、真面目にお仕事するのが一番の近道って訳ですか。 ( ―― 短い息に、口元が軽く歪む。 動機と言うには上等の部類だ。 ) [Mon 28 Aug 2006 02:41:15]
◆維言 > ( 暫く前からうっすらと漂っていた 「 嫌な予感 」 は、この上無い程に的中してくれた訳だ。それも恐らく考え得る限り、最悪の部類―― 否。 ) 対処法があるものを、最悪とは言わない―― と言います。 ( 極端に傾きかけた思考を自律訂正。 クールダウンするように肺から空気を追い出すと、歩みはその侭、奥の院へと向かっていく。 ―― 不死者砦に続いて、外の仕事。 装備は出来る限り揃えて行かなくてはいけない。むしろ揃えさせて下さいと心を込めて申請する。 頭の中で装備品、消耗品とリストアップしていく途中―― 浮かんだものは。 ) ……セレスティア様に、ヴェイトス観光は暫し延期とお伝えしないと―― ですね。 ( ぼんやりと視線が掌に落ちる。 スラムで、体温を確かめるように握った手。目隠しプレイを目撃された時に触れた掌。 …眉が寄る。 ) [Mon 28 Aug 2006 02:30:24]
◆維言 > ( それはそれで日常茶飯事。大聖堂の知られざる実態とか言い出すと、本気でガチバトルになるので流石に黙る所存。 季節外れのマント姿がのっそりと歩いていく途中、何処か足取りの慌しいシスターや神官達と幾度かすれ違う。 普段なら、廊下は走らないと言い聞かせる側の面子。 流石に今は拙速の方が尊ばれる状況。其処をとやかく言う輩もいない訳だ。 だからといって、率先して走り回ろうとは思わないのだけれど。 しかし―― ) ……大騒動には違いない。 ( アマウラに出された調査隊の持ち帰ってきた情報と、次いで知らされた状況のめちゃくちゃな事。 ―― 魔界。それだけ単独で聞くと、どんな御伽噺かと。 ) ……現実だからタチが悪い。 [Mon 28 Aug 2006 02:10:40]
◆維言 > ( ちらりと扉を振り返って、直ぐに視線を外した。 この中にいらした上司様の声も態度も顔も口調も、いつもと何も変わらなかった。 それ即ち、仕事しろ。 ) ……我ながら、物凄く真面目だと思うと言います。 ( カツ―― 廊下を歩き出しながら呟くのは、上司様に向けて言うと確実にしばかれる一言。 真面目ぶってる奴が長期休暇一ヶ月とか平気な顔で取るなと怒られる構図。 いやあれはその前までが激務だったじゃないですか不死者砦とか聖剣とか! そんな風に言い返してリアルバウト。 そんな光景。いつもの構図。 …思い返すだに、結構ロクでもない。 ) [Mon 28 Aug 2006 01:41:35]
◆維言 > …律儀に一難を齎し過ぎだと言います。むしろ、言わせて下さいと。 ( 平穏と混乱のサンドウィッチとか。どなたかが世界を揶揄して仰った言葉。 戦乱だけ、平穏だけとは続かず、常々世界は九十九織。 やれやれ―― そんな風に溜息漏らす元凶は、今しがた上司様から下された命。 いつもの事。いつもの話。 つまる所、仕事しろって事。 ) [Mon 28 Aug 2006 01:29:25]
◆維言 > ( 静謐を以ってして聖と為すとは、一体誰の戯言だったか。 そんな風に呟いてみた時期が私にもありました。速攻で上司様からどつかれましたけれど。 何とはなし、そんな遠い回想が浮かんでしまうのは、廊下に出た途端に伝わってくる、何処か慌しい気配の所為か。 ) ……確か、トキノミヤコの言葉だったとは思います。一難去ってまた一難―― だとか。 ( 今しがた出て来た扉に背を預けて、ぼそりと呟く声は低く。 ) [Mon 28 Aug 2006 01:18:16]
お知らせ > 維言さんが来ました。 『 ―――――。 』 [Mon 28 Aug 2006 01:15:38]
お知らせ > 艶子さんが退室されました。 『しかもそれが二人分必要なのだ。』 [Mon 28 Aug 2006 00:23:33]
◆艶子 > ( 後に支えている他の傭兵の睨む視線を感じながら、一度一呼吸置いて傭兵は口を開いた。 ) アレックスに。 …そう、アレッサンドラ・クレメンテに。 終わったら、アマウラのお土産に何か買ってくるよって伝えてくれますか。私、艶子って言います。 友達なんです、私の。 ( 何か他にもっと伝えておいた方が良いような事があるような気がしたが―― 判りましたと応えて歩き出した司祭をもう一度引き止める事は無かった。 軽く溜め息を吐いて踵を返す。まだ用意しなければならないものは沢山あるんだ。この非常事態宣言下で包帯やら何やらが売り切れてなければ良いが――。 ) [Mon 28 Aug 2006 00:22:00]
◆艶子 > ( やがて私の番が回ってきた。立掛けた剣を手に取り、目の前にやってきた疲れた顔の司祭にその刀を渡す。 もう「剣なんて見たくない」って感じの面だ。…今まで何本の武器を聖別してきたのだろう?そしてその作業はこの事件が終わるまで続くに違いない。……早めに解決してやらなくちゃな、と覇気の無いその司祭の声を聞いて思った。 『お預かりします』そう言って背を向ける司祭を呼び止めた。勿論、聖別に時間が掛かるのは知っているから、剣を持っていかれる事に対して何か言おうって言うんじゃない。 ) …… あの、えっと。 ( 相手も忙しい身なのだから、手短に用件を伝えなければならないのだが。上手く言葉が出てこない。 ) [Mon 28 Aug 2006 00:14:20]
◆艶子 > ( ふとその時荒々しい声(それほど大声では無かったが)が耳に届き、見遣れば、傭兵の一人が修道女に対して詰め寄っているところが見えた。『いつまで待たせるんだ』と。修道女はやや怯えたような表情を傭兵に向け、それの間に入って宥めているのは温和そうな顔をした司祭だ。 ――何となく居心地の悪さを感じた。私も傭兵だから。 ) [Sun 27 Aug 2006 23:46:52]
◆艶子 > ( この緊張を孕んだ空気とは裏腹に、今日は雲ひとつ無い晴れ空が広がる。魔界の空も雨が降るのだろうか?調査隊の中には実際に魔界まで足を踏み入れた者が居るらしいが――。 ) ……チャレンジャーだな。だが、そんな彼らがいつも時代を切り開いてきた。 ( 果たして危険なものか調査しに行ったのか、単に好奇心に狩られて足を踏み入れたのか判らないが。私がもし魔界に行くとしたら、きっと後者が大きいだろう。 ――魔界か古城か、あの紅い光を生み出す要因はどちらにあるのか。さぁて、どっちだろう。両方行ってみるべきか? 古城なら今まで何度も冒険者達が入り込んで内情に詳しいものも居るだろうし。確か城の地図を売るっていう人が居たはずだ。 ) [Sun 27 Aug 2006 23:36:19]
◆艶子 > ( 礼拝堂の隅で→居るのは聖堂の廊下だ。げふん。 ) ( 用意しなければならないものは沢山有る。遠出するのだから食料も必要だし、不死者の砦に赴いた時程とは言わないがそれなりの装備を整えて行く必要があるだろう。つまり、急いでいるのだ。 ……かといって『早くしろ』とシスターに詰め寄るの、先客に割り込むのも気が進まない。 ) [Sun 27 Aug 2006 23:25:58]
◆艶子 > ( その空気を感じ取るように礼拝堂の隅で腕を組んで待っていた。何を?と聞かれれば、勿論自分の武器を聖別してもらうのをだ。しかし私より先に来た騎士や傭兵達の聖別が終わらないと―― どうも来る時間を誤ったらしい。 ) ………。 ( 鎧は身に着けて居ない身軽な格好で、いつも腰に差している愛刀は布に包んで私の隣に立掛けてある。 今居る場所は聖堂の廊下だ。ここに来るのも久しぶり―― 最後に来たのは確か親友に会いに来たときだったか。忙しく行きかう修道女や司祭の姿を目で追いながら、その姿を探してみた。 ) [Sun 27 Aug 2006 23:21:54]
お知らせ > 艶子さんが来ました。 『( 慌しい。 )』 [Sun 27 Aug 2006 23:14:47]
お知らせ > サンクさんが退室されました。 『( 名を呼ぶ声に思考を戻す。儀式の場へと、歩みを向けた。)』 [Sun 27 Aug 2006 04:17:49]
◆サンク > ――…防衛と、後…もう一つの方にも。どなたか、行って頂かなくてはならないでしょう、し。( 市街戦だけでは不利になる。篭城戦は戦術的には有利な面が多数あれど、それだけでは成り立たない。其処から事態をひっくり返すピースがあるからこそ、戦法として通用する事。 ――…一打逆転なんて無茶な言葉は使えずとも、削りあうゲーム盤をひっくり返す一手は必要になるのだ。それがこの場合は、遊撃部隊の性質を持つ者達。件の「魔界」やら「門」、「古城」への探索部隊。 ――…探索と言っていいのかも、分からないが。) [Sun 27 Aug 2006 04:04:56]
◆サンク > ――……。( 無意識の狭間から零れかけた溜息を、噛み殺す。嘆息にはまだ早い。疲れるにも早過ぎる。ぺし、と軽く額を叩いて意識を切り替える。 やるべき事はまだたんまりと存在するのだ――非情に忌々しい事に。忌々しいとか言う。) 騎士団、雷電、自警団――…団体として聖別や聖水の要請が来るのは、この辺りかしら…? いらしたら、直ぐに承って下さいな。調査隊の方とも並んで、即時に。( 優先順位をつけるような事はしたくないが、この場合は仕方ない。実際に防衛を担当する実戦部隊と、原因の調査に行くという遊撃部隊への支援。内容と手順は至極単純に纏めて、羊皮紙にペンを走らせる。 聖水の瓶を届け終えて、手隙になったシスターを捕まえて、お願いしますと手渡し。) [Sun 27 Aug 2006 03:59:09]
◆サンク > ……そのような目で見なくても、いきなり前線に突っ込んだりは致しませんわ。只、術式展開には――…術者が必要になりますし。( それが儀式を伴うものであれば尚更に、起点となり基点となるものが必要になる。それが己しか出来ない等と自惚れるつもりは毛頭無いが、可能な一人である事には違いない。) 護衛は連れて行きますし。現地に至れば騎士団の方々と合流出来る目算も御座いますから。 それについては、その時に。 ――…嗚呼。結界基点になる聖具の手配をお願いします。( 聖具と言っても特別な代物では無い。地を穿つ杭であったり、聖別された剣であったりする。 小声で詳細を伝えると、身を翻して去って行く神官の背を見やり。) [Sun 27 Aug 2006 03:46:47]
◆サンク > ――…全域に、という訳にも行かないのが歯痒い所ではありますけど。( 蔓悪魔騒動の事例を思い返す。居住区の数割が倒壊する大惨事になった事件。アレの正体が悪魔の一種だと分かってからは、それこそ寝る間も無いような事になったっけ――懐かしむような事では無いが、教訓や手段は記憶の中に潜んでいる。) 正門周辺が防衛線になるには変わり無いでしょうし。結界基点の作成、及び聖別。 ――…可能かどうかは、現地にて確認致します。明日にでも。( 傍らの神官が向けてくる視線に、驚きと猜疑の色が宿った気がした。眼差しが何を言いたいのかは、一応分かる。だから、苦笑い。) ――…参りますわ、よ?( 「直接赴く気か?」と、今にも問いかけんばかりの視線に、かくりと小首傾げて返答。 ――…己が前線に出るような代物じゃない自覚はあるから、軽く肩を竦めて。) [Sun 27 Aug 2006 03:40:07]
◆サンク > ( 何処にいるかと言えば、礼拝堂の一つ。暫く埃を被っていた聖具を持ち出す神官、聖水を詰める瓶を抱えて早足で歩いていくシスター。静謐を尊ぶとはいえ、時と場合に拠ると言う事か。 ――…嗚呼、何か最近にも似たような光景を見たと気付いて、一人得心。アレだ、蔓の王騒動の時の。祭壇の傍らで羊皮紙を捲っていたちびっこ――司祭の衣を身に着けた代物が、傍らに佇む神官へと視線を戻し。) 騎士団からの協力要請、了解致しましたと。使いの方がいらっしゃるなら、お伝えになって下さいな。( そうでなければ文を一つ。 外部からの侵攻を相手取るとなれば、まず戦場となるのは正門か。紙面を指先で叩きながら、巡る思案。) [Sun 27 Aug 2006 03:32:59]
◆サンク > ( アマウラ近辺で発生した異常は、既に看過出来ない状況になっているという話。正門は閉ざされ、市長から正式に布告が出された。 エイシュン戦役以来となる、非常事態宣言。つまりこれが、実質戦争なのだと市のトップが認めたに等しい状況下、深夜を数刻回っても大聖堂の灯火は落とされず、活気が消える事は無い。 ――…この修羅場状態を活気と称していいのかは、非常に悩ましい所だが、さて置け。) [Sun 27 Aug 2006 03:18:42]
お知らせ > サンクさんが来ました。 『( ――非常事態宣言。)』 [Sun 27 Aug 2006 03:03:43]
お知らせ > 維言さんが退室されました。 『( 安堵ついでに、お返しみたいに、掌うにうに とか。 )』 [Wed 23 Aug 2006 06:33:48]
お知らせ > セレスさんが退室されました。 『 何だか色々な意味でようやく、安堵。 』 [Wed 23 Aug 2006 06:32:41]
◆維言 > ( その辺りを聞いた日には、お小遣い帳とか意味に渡してみたくなる衝動。無意味に。 別の意味で、特殊性を裏付ける事になるのかもしれないけれど、その辺りのお金の動きも。 ) もっと酷い時もありましたから。 …責任と言われますと、ついそんな連想で。 お世話されて悠々自適ライフとかも、激しく憧れますがと言います。 ( 内縁関係?同棲? 何もかも間違い気味で、上司様とかに聞かれたら間違いなく拳が飛んでくる予感。 家事の法則を伝えてみたら、カルチャーショックなんだろうか。仮定未来図。 ) ……此方こそ。半ば私の羽伸ばしに付き合って頂く感じになってしまいそうですが―― ( 目隠しから解放された目が、暫し焦点甘く彷徨う。 薄く朱金掛かる奇妙な虹彩は瞬きの合間に消えて、後には常の胡乱な黒色が在るだけ。 …漸く戻って来始めた正常色彩の世界に安堵の息を零すと。 繋いだ手を、軽く握り締め。 ) ……ええ。改めて考えるとかなり。なので、後程。 では、参りましょう。 ( 露わになった視線も泳いで、口調はぼそりと。 …まだ軽くぼやける視覚の中、涙を拭いた聖女の笑顔を確認したら、歩き出そう。 ) [Wed 23 Aug 2006 06:28:45]
◆セレス > ( お給料?なにそれ。 みたいな生活をしているからこんななのかと。 聖女認定の活動資金全ては聖教会の予算から捻り出されています。 良くも悪くも。 ) 本当ですか? 何かあったら直ぐになんなりと――――ああ、それはそうでした。 いえ、そうではなく。 婚姻届けはしなくてもお世話くらいは。 ( 突込みどころの焦点が怪しくなって来た。 お世話なんてされた事はあってもしたこと皆無です。 料理も洗濯もしたことない19歳。 自分が食べているものが何処でどう取れるものなのかも知らない。 ) あ、そ、そうですね…それじゃ後日にでも改めて、是非とも。 ( 無駄にテンション上がり気味の心と裏腹に此方もずっと動かして居なかった身体は本調子から遠く。 部屋に戻るのなら、目隠しを外しても捕まえたままの手を引いて。 ) 恥ずかしい、ことですか? ちょっと楽しみにしておきますね。 ( 割と表情の変わらない彼女の口からそういう言葉が出てきたのは少し意外だった。 ぐし、と涙を拭いて笑ってみせ―――。 ) [Wed 23 Aug 2006 06:11:50]
◆維言 > ( 何かあると責任取らされて、減俸されたりします。 とっても世知辛い。 人生何事も経験だとか。 ) ……いや、大丈夫ですよ。初めての事でもないですし、それに―― ( 最近は減っていたけれど、昔は日常茶飯事でした―― 訥々とそんな事を口にした後、暫し悩むような沈黙を挟み。 ) 一応、性別的には私も女性ですから、責任を取って頂くのは困難かと。 ( 真顔で。 責任の意味が真正面から大間違い。 …涙声になっていく聖女を前にしての、冗句だったのか否かは、天より他に知るものも無く。 ) 今からは私が多分、障害物にオール激突競争で大変な事に。 先日、公園まで出歩いてみて懲りましたと言います。 ( 木にぶつかるは、藪に突っ込むはで大変でした。 軽くひらひらと手を振ると。 ) 取り合えず、部屋の方に戻るとしましょうか。もうひとつの我侭は―― ちょっと恥ずかしいので、また後日。ご案内の折にでも。 ( 目隠しに手を掛けながら、そんな風に。 ) [Wed 23 Aug 2006 06:00:00]
◆セレス > ( 反省しました。初めて心の底から反省しました。護衛捲いちゃ駄目。 人はこうして賢くなっていくんですね。 ) うぁ…やっぱり…だから、私ッ、どうしよう…何か後遺症とか残ったりしたら―――ちゃんと責任、とりますから……っ! ( やはり何事もなし、では済まなかったのだと知って酷く重たく責任を感じた。 も治っている筈、と聞いても本当に大丈夫か分からないし、その間ずっとこうしていたのかと思うと思わずぼろぼろと涙が毀れてしまった。 ) ……その、ゆっくり休みましたから――――え、えっ? でもそれは、私からのお願い、です、し。 あのっ、体調なら今直ぐにでも―――――! ( そろそろ寝るべき。 ) [Wed 23 Aug 2006 05:47:36]
◆維言 > ( 捲かないで下さいって、きっと真顔で言う。だって主に護衛する側。 ツッコミ所は其処じゃないのだけれど。 ) ………… ( 「視線」が彷徨う沈黙が、半ば肯定に等しいのだとは、分かっているのだけれど。 むぅ と寄る眉は、困ったように。 ) 間接的には。直接的には、私の体質が原因のようなものだと言います。 …簡潔に言ってしまえば、見えないものを見ようとし過ぎて、見えないモノしか見えなくなってると言いますか。 そろそろ治ってる筈なんですけれど。 ( 感覚を無理矢理に手繰ろうとして、オーバーヒートを起こしたと言えばミもフタも無い。 今の視覚は気配や聖気、生気に霊気―― そんな類のもの「 だけ 」を拾う無差別レーダー。 但し、可視光線は把握できないので、無機物には激突しまくり、どっとはらい。 ―― だから、体質の一言で片付ける始末。 ) …あ、やっぱり。上司様からも言われました。騒がせては良くなるものもならないと。 ( 実際に対面出来ていたら、目隠しプレイ同士だったとか。 四方山はさて置き。 ) では、まず一つ目。 体調が良い時でも見計らって、街の案内をさせて下さいと言います。 あんまり詳しくないガイド役で、申し訳ない所ですが、其処は「 我侭 」ですので、ご了承を。 [Wed 23 Aug 2006 05:38:03]
◆セレス > ( あんな場所に居た理由。 悪い気配が滞っている場所があるのに気付いてしまったから。 それでスラムまで(※護衛を捲いて)足を伸ばしてみれば、見事に拉致されたと言う話。 聞かれて困る事ではないが、苦々しい経験でもあった。 ) 目を…――――ええと、私、ですか? ( 自分が関係あるのかと。 つまらないことだけ妙に勘を働かせて少し声を震わせ。 あの直後何かあったとしても分からない場所に居たし、確証は持てないけれど。 ) あ、いえ、多分お会いできなかったと思いますし、お気持ちが嬉しいですから――――はい? ( 我儘? 急な話。 あれだけ迷惑をかけたのだから聞けることなら出来る限りの事はしたい。 自由の利かない身の上だけに、どうにもならないことも多々あるけれど――――。 ) [Wed 23 Aug 2006 05:22:38]
◆維言 > ( そういえば、何であんな場所にいたのかとか、さっぱり聞いていなかったと沈黙の間に思い出す。でも、聞いていいのかどうか、色々悩む間に、聖女認定の 先制 攻撃! …隠されている筈の視線が、明確に明後日を向いて。黒い目隠しに覆われた横顔を晒す。 ) …ちょっと、目の調子が良くなくて。応急処置中だと言います。そろそろ外しても大丈夫だとは思いますけれど。 ( 微妙に歯切れが悪くなるのは、因果とタイミングを辿ってしまうと理由が速攻バレそうな所為。 口にしていることは、別段嘘ではないのだけれど。 ) お見舞いに行こうかとも思っていたのですが、私もこんな有様でしたから。ご容赦を。 ……セレス様。 ( ご迷惑を―― 何度も彼女が口にした言葉を閉じるように、にぎにぎされているのとは逆の手を差し出して、人差し指を立てる。 うにうにされる手が、わきわき。くすぐったいです、何気に。 ) …二つ程、我侭聞いて頂けますか、セレス様? [Wed 23 Aug 2006 05:13:44]
◆セレス > ――――――――。 ( 手をとったまま暫しの沈黙。 色々思うところがあったり、話したい事があったり、ツッコミたいところがあったり。 何で目隠し。 何で目隠し。 何で目隠し。 ) ところで何故に目隠しとか。 ( 聞いた。 好奇心聖女を殺す。 ) ――…あ、その。 その件ではご迷惑をお掛けして―――身体の方はもう大丈夫、です。 ( おずおずと盗み見るように横目でちらちらと表情を覗き込めば、案外優しげな表情が見て取れる。 訥々と途切れがちに口を開きながら、握ったままの手をうにうにと手慰みに弄る。 ひとさまの手を。 ) [Wed 23 Aug 2006 05:04:23]
◆維言 > ( 「 お見舞いとか駄目ですか? 」 「 そのツラでか。 」 目隠し装備中のエクソシストと上司様の会話、一部抜粋。上司様は恐らく知った上で仰っているので、性格悪いですが知らぬが花。 まか、数時間迷子の果てに辿り着いたとは知らず、眩暈を堪える仕草の合間に、はふ と吐息がひとつ漏れ。 ) ……良かった。 ( 革手袋に包まれた、小さな手。 大きさは然程変わらずとも、前線にも立つ分硬い掌が探るように触れて、握り締め。 確かめるように一言呟いた後 ) …お元気になられたなら、良かった。大分身体も冷えてらっしゃいましたし。臥せってらっしゃるとも聞いてましたし。 ( 事実、額がばっちり赤くなっているのは、さっき祭壇にごっつりぶつけた所為な辺り、そのコツはきっと正しい。 躊躇うような沈黙の後に示された肯定に、やんわりとした安堵が漏れる。 ) [Wed 23 Aug 2006 04:56:08]
◆セレス > ( ごく一部の責任職以外にはだいたいそう伝えられているのだろう。 半分くらいは間違いではないし、出歩けるようになったのも確かに今さっき。 今さっき部屋に戻ろうとしてかれこれ数時間。 ある意味器用かもしれない。 ) あ…大丈夫ですか? 目隠し中はあんまり歩き回らないのがコツじゃないかって思うんですけれど―――――あ、で、すから。 私はその……あの、セレスティアです。 ( あんまり動くと危ないです、と手をとってエスコートしようと革の手袋に包まれた手を差し伸べ、何故かセレスティアであることを否定しようとして口ごもり、無理、と結論が出て俯いた。 最初から無理。 ) [Wed 23 Aug 2006 04:44:07]
◆維言 > ( 聖女を連れて帰った後、ばったり力尽きた下っ端エクソシストの耳には、「 聖女認定は疲労で伏せている 」 とだけ知らされていた訳で。 今、こうして声が聞こえるなら、出歩ける程度には回復したのかと、表情の乏しい面相が、僅かに緩み かけて ) ………… ( 違うって言われて。眩暈の所為で無く、軽く足元がよろめいた。 ) ……セレスティア様。セレス様。落ち着いて、落ち着いて。 ……物凄い今更聞きますけど、セレス様であっていらっしゃいますよね? ( 本当に今更だった。 一応視覚以外の情報は全て、イコールで聖女認定を示しているけれど。 あの日、雨の中でも聞いた鎖の音が近づいて来るのを感じて、確かめるようにふらふらと、手を差し出し。 ) [Wed 23 Aug 2006 04:36:05]
◆セレス > ( ものすごい勢いでキョドっていた。 なにせ何時間か前に「嫌われたんじゃ」とか「怒っているんじゃ」とか余計な事を沢山考えた相手が其処に居るわけで。 現実逃避するかのように「目隠しの事は触れないのがマナーだろうか」とか明らかに間違った余計な気配りについて考えた。 そして。 ) ち、ちが、違いますッ…御免なさい、私、沢山イコトさまにご迷惑おかけして……でもイコトさまが助けに来て下さった時凄く嬉しかったり、いえ、でもそれでご迷惑をおかけした、わけ、で。 ( 否定だか肯定だかお礼だか謝罪だかわからない事を纏めて口走った。 じゃらじゃら音を立てて心配げに歩み寄りつつ。 とりあえずこの時間にこんな場所にモーニングスターを持って潜む人物が現れたら逃げて下さい。不審者です。 ) [Wed 23 Aug 2006 04:27:19]
◆維言 > ( 一通りの八つ当たりを終えた拳も、だらりと垂らし。 身体ごと振り返れば、紛う事無き目隠し姿。 その癖、視線だけは確実に聖女の隠れている場所付近を彷徨って。 よろけた拍子、さっきまでガチで殴っていた祭壇に軽くも垂れるような姿勢になると、閉じられた「視線」が虚空を彷徨い。 ) ……セレス様? ( 微かに耳に届いた鎖の音と、伝わる気配で推測する名前。 聖性は場所柄珍しくは無くても、鎖の音色は、モーニング・スターが常備品とかいう、一部上司様くらいのものです。いるのかどうかはノーコメント。 ) [Wed 23 Aug 2006 04:19:58]
◆セレス > ( いまいち状況が分からないけれど、兎に角ゴキゲンナナメなのはよく分かる。 何故か口元を両手で覆って呼吸すら隠すようにしてそのばで硬直すれば、続けてごんごんとその痛そうな行為は続いている。 ああ、やっぱり怒っているのだろうか? それで目隠ししてヤツアタリ中。 「それで」が全然繋がりません。 ) ――――――ぁ。 ( 不意に視線が此方に向けられた気がしてドキリ。 続いてよろけるような挙動に声がまた少し洩れた。 どうしよう、と此方まで挙動不審にふらふらしていると、当たり前といえば当たり前の事。 首の後ろから垂れた5本の鎖が擦れてちゃり、と音を立てた。 ) [Wed 23 Aug 2006 04:12:49]
◆維言 > ( 恨みがましい響きの上に、祭壇に向かって拳食らわせている最中。無論、手の方が痛いんですが。 しかも、黒髪に混じるように存在する結び目と、其処から長く垂れる布の存在。絶賛目隠しプレイ中。 ※プレイ言うな ) ……それにしても、我ながら進歩が無いと言いますか、大体幾ら聖物だからって、これ自体に聖性がどうとか無いんですから、見分け辛いんだと言います。 ( ごんごん、ごん。 懲りずに祭壇に八つ当たりしながら、ずりずりとその場に立ち上がる。 恨み言に紛れて声は耳に届かなかったか、人目があるとは到底思っていないような、だらりと両腕垂らした姿勢。 ) ……あれ。 ( ―― が。 視線がゆらりと彷徨い、眉が顰められる。 聖布の奥で宥められていた感覚が、もう一度繋がるような―― 軽い眩暈に、足元がふらついた。 ) [Wed 23 Aug 2006 04:05:39]
◆セレス > ( アリエナイ、と言われても仕方ない事ですが――――そろそろ歩き疲れて家で少女のように道端に座り込んでしまおうかと思った頃。 ふと見た事ある気がする一角に抜けて足を進めれば、其処はよくよく覚えのある礼拝堂だった。 ぱぁぁ、と表情が晴れたのは束の間。 こんな時間に誰かの声(しかも恨みがましい声)を耳にして思わず肩を跳ねさせて辺りを窺った。 ) ( そして ) ……イコ―――。 ( トさま。 の直前で口を噤んだ。 なんというか。 何のプレイかと目隠し、だろうか? 何故に? 思わずコソコソ隠れてそっと様子を見守ることに。 ) [Wed 23 Aug 2006 03:55:15]
お知らせ > セレスさんが来ました。 『 *まだまよっている。 』 [Wed 23 Aug 2006 03:50:08]
◆維言 > ……ぶつかって転がりやがりましたね、我ながらこんちくしょう。 ( ごっ! 固めた拳が、祭壇の胴っ腹に直撃。 …はっきり言って、こっちの手が痛いだけです。 ジィンと伝わる痺れめいた衝撃をやり過ごしながら、だらりと俯き。 ) ……おのれ祭壇。 ( 正確には、祭壇前の段差に蹴躓く→祭壇にデコ直撃。 こんなコンボ。 ) [Wed 23 Aug 2006 03:22:53]
◆維言 > ( 祭壇の真正面の床に座り込み、仰ぎ見るような姿勢で止まる。 仰ぎ見る、ような―― 実際に見ている訳じゃない。相変わらず視覚は目隠しに閉じられて、真っ黒で真っ暗。 緩々と上がる指先が、つるりと滑らかなその布地に触れて。 嗚呼、と声が薄く漏れる。 ) ……意識、記憶の寸断。額に感じる覚えの無い痛み。 ( 目隠しに触れていた指先が、何かの気配を手繰るようにして前方へと伸びる。 酷く緩慢なそれは、やがて祭壇へと触れて、止まる。 硬質の感触を手繰りながら、得心いったとばかりに首肯の仕草。 ) [Wed 23 Aug 2006 03:10:43]
◆維言 > …………… ( 沈黙の長さは、如何程だったか。 不意に前触れ無く死体が起き上がる。 額を押さえて緩慢に頭を数度、左右に振ると―― …眩暈がぶり返したのか、再びべしゃっとその場に伏せた。 ) ……あいたたた……何だか、額がずくずく痛い…… ( 突っ伏した侭、うめき声。 声が発せられる程度には、生命体として復活。 ) [Wed 23 Aug 2006 02:58:00]
◆維言 > ( 長い髪を広げて、突っ伏す黒い影がある。 祭壇の前に、五体倒置。 礼拝方法としては、宗教が違うと上司様からしばかれる所。 ―― ぴくりとも動かぬ様相は、一歩間違えると死体じみて。 ) [Wed 23 Aug 2006 02:51:32]
お知らせ > 維言さんが来ました。 『( 礼拝堂、祭壇の前。 )』 [Wed 23 Aug 2006 02:50:07]
お知らせ > セレスさんが帰りました。 『 *とほうにくれている。 』 [Wed 23 Aug 2006 00:44:30]
◆セレス > ( 世間一般の皆様はどうやってこういう状況を乗り切るのだろうか。 未だにその辺、分からず。 道を覚えるとか地図を見るとか、そもそも外に出て一人で歩くという事自体が稀な生活をしている所為か、特に縁が無かった。 どこかに行く目的があれば誰かが案内してくれるし、馬車だって用意される。 外出といっても大抵は聖教会かクリスティア国内のごく一部の施設ばかりで。 其処でも矢張りだれかの後ろについて歩いていれば目的地に辿り着くのが常。 聖教会の聖女管理上、地味に失敗してしまった部分である。 矢張り人としてその生活は歪過ぎるのだろう。 ) ――――――――。 ( *かべのまえにいる。 ) [Wed 23 Aug 2006 00:40:11]
◆セレス > ( 廊下は静まり返っている。 覚束無い足元を意識しながらゆっくりと絨毯を踏みしめて歩き、窓の外を眺めながら歩く。 まだあちこち動かすと痛い所はあるが、しばらくしたら治るだろう。 さて、そんな事より。 ) ――――――此処、何処でしょう。 ( 例によって例の如く、道に迷っていた。 辺りを見渡してもいまいち見覚えが無いところ。 宛がわれた個室を目指しているつもりだが、はっきり言って勘である。 そろそろ知っている辺りに出ても良いかな?程度の。 ) ……言い訳をするならですね。 ( 独り言が始まった。 ) 朦朧としたまま担ぎ込まれてそのままこう、さっきの知らない部屋を用意されていたわけですよ。 ( ゼスチュアを交えつつ。 ) それから1度も部屋から出ませんでしたし。 ( 正直此処がどの辺りだか見当もつかない。 ) [Wed 23 Aug 2006 00:30:14]
◆セレス@隔離された個室 > ――――この部屋を片付けておいて下さい。 一端部屋に戻って報告書を纏めます。 それと…責任職の方に無事浄化が終わったと伝えて下さい。 ( 隅々まで身体を拭いてもらって軽く香水を振ってもらい、念入りに脚のマッサージを受けながら腕や肩を解す。 御休みになられませんか?と問われれば、今の今まで横になっていましたと笑った。 さて…一先ず此処を出ようか。 あまり音がしないし多分外は夜だろう。 ) [Wed 23 Aug 2006 00:15:53]
◆セレス@隔離された個室 > ( 不意にお腹の辺りにあった呪いの残り火がふっと消えたのを感じた。 自分が吸収した「それ」が何処に行くのか知らない。 浄化されて消えてしまうのだろう。 部屋の外で待機する聖教会派遣の修道女に声をかけて浄化が終わった事を告げると、扉が開かれた。 床に転がった半裸のままの姿も彼女らには見られ慣れたもので、手枷足枷が外されるのを待った。 肩を借りて立ち上がり、いったん全ての装具を脱がしてもらう。 聖域の中で呪いが体内に残っていない時しか脱ぐことができないもので、いつもこういうタイミングでついでに身体を拭いてもらっている。 長らく自分の足で立っていなかった所為で、足があまり動かなかった。 ) [Wed 23 Aug 2006 00:07:03]
◆セレス@隔離された個室 > ( この部屋を出たら先ず、事の次第を説明しなければならないだろう。 何処から話して良いかなかなか複雑な経緯だが――――…一番迷惑をかけたエクソシストの彼女にも直ぐに謝りたい。 おぼろげな記憶ではあるが、あの雨の中相当無理をさせてしまった筈。 そのうえ、多分今此処でしている事は隠匿され、事情の説明も後回しで姿も現さず――――。 ) ……怒っている、でしょうか。 ( 嫌われたかもしれない。 迷惑だ、と遠まわしに距離を置かれるかもしれない。 嫌な想像ばかり働いて俯き、あまり考えない事にした。 こうして延々閉じ篭っているしかない事は日常茶飯事で、その間延々と悪い方向に想像を膨らますのは不毛だということを嫌というほど知っている。 ) [Tue 22 Aug 2006 23:46:46]
◆セレス@隔離された個室 > Chorus Angelorum te suscipiat, et cum Lazaro quondam paupere, æternam habeas requiem. ...Kyrie eleison. Christe eleison. Kyrie eleison. ( 大聖堂関係者以外立ち入り禁止の区画奥。 さらに立ち入りを制限された暗い一角にか細く祈りの声が響く。 天国があなたを迎えますように。 永遠の安息を得られますように。 そんな内容の短い言葉。 本来なら出棺の時に唱えられるようなものだが、彼の母親がまともに葬儀をしてもらえたとは思えない。 今此処で祈ってどうなるとも思えないが、誰にも祈ってもらえない死は、悲しいものだ。 ) [Tue 22 Aug 2006 23:33:53]
◆セレス@隔離された個室 > ( いつ頃からああしていたのだろう。 本当の母親はどうしたのだろう。 彼はこれからどうしていくのだろう。 怨まれているだろうか?憎まれているだろうか? それでも、彼とその母親の悼みの為に祈らずには居られなかった。 ) ......In Paradisum deducant te Angeli in tuo adventu suscipiant te martyres...et perducant te in civitatem sanctam Jerusalem. [Tue 22 Aug 2006 23:27:13]
◆セレス@隔離された個室 > ( アクシデントは多々あったけれど、どうにか呪いの浄化は終わりそうだ。 大聖堂という聖域がこの身を護り、十分な休息を得る事が出来れば体力は回復し、意識も長時間保っていられるようになる。 相変わらず鎖で壁に繋がれ、手足を拘束されてはいるものの、口枷と目隠しはもう外しても大丈夫なようだ。 楽に呼吸出来るようになった分、ものを考える余裕も出てくるというもの。 それで、先ず最初に思ったのは――――――。 ) あの方、その後どうしているでしょう――――。 ( スラムで自分を監禁した人物。 名前も知らない男性。 母親だと信じていたものが悪魔の成り代わったものだという悲劇。 薄々気付いていたのではないだろうか? 今思えば彼の行動もあの部屋も、そんな匂いがした。 「母は病気だ」と言う反面、パプテスの関係者に「診てくれ」というのだ。 ) [Tue 22 Aug 2006 23:14:02]
お知らせ > セレス@隔離された個室さんが来ました。 『 峠を越えた、という感じ。 』 [Tue 22 Aug 2006 23:04:55]
お知らせ > クロスさんが帰りました。 『―――掃除は長い夜になる。』 [Sat 19 Aug 2006 22:00:20]
◆クロス > (此れだけ丁寧に作られているのだから掃除する際にそれに相応するくらい丁寧に遣ろうとする。幾つか単純な手順を繰り返してから壁や装飾を少しずつ綺麗にはなってきたのだろう。けれど大聖堂は広すぎるのだから数百人くらいは呼ばなければ終わらないんじゃないのだろうかなんで思った。そして高い天井に見上げてみれば天使の形態に開放をしなければ掃除できないんじゃないか、と苦笑を混ぜて呟いていた。) 広すぎるって凄いね・・・、 (また微笑を浮かべていた。それだけ心が清らかな人間が多く居るって言うことの証にも見えてしまうから余計に嬉しく感じてしまう。埃などで汚れてしまった雑巾は水入りバケツに静かに沈めて行く。それからモップの毛糸の先っぽだけ濡らしてから床の掃除を始めようとする。それと掃除に飛んでやった方が速そうだなんで思った人が此処に居る。人じゃなくて天使だろ、は勘弁してください。) [Sat 19 Aug 2006 21:54:23]
◆クロス > (精巧な装飾を取り付けられた壁を改めて見直せば綺麗な形をしていて目に捉われそうな感覚が煽われる。) ――凄いですよね、此れだけ作れるんだし (口元には微かな笑みを浮かべた。無意識に綺麗な装飾に手を伸ばして優しく撫でる様にしていた。見惚れてしまっている自分に自覚をすれば慌てて濡れた雑巾を手にして傷一つ付けてしまわないように気を遣いながら掃除を繰り返そうとせん。湿ってしまわないように乾いた雑巾で二度拭き直していた。) [Sat 19 Aug 2006 21:45:02]
◆クロス > えーと、この辺で始めましょうか (人の気配が少ない上に通る人もすく無さそうな殺風景に近い廊下まで到着すれば立ち止まってから確認をするように周囲を見渡って一言を呟いた。それと同時に水の入ったバケツを揺らさないように丁寧に降ろして、モップを適当に床に置き遣れば雑巾を手にして水に突っ込んでから引きずり込んでか弱き力で搾り出す。) ここまで広すぎると寂しいですねー・・ (本音を呟いた。実際に人の気配をする以前に空間が広すぎて寂しいのが現実であった。拗ねたように口を小さく尖らせていながら明後日の方向に見遣っていた。搾り出した雑巾を確認するように伸ばしてビシビシっとさせてから立ち上がっており、精巧に作り出された装飾だらけの壁に立ち向かおうとせん。) [Sat 19 Aug 2006 21:36:30]
◆クロス > (大聖堂に寄って用事を済ませてから仕事と義務の為に外出をしてみようと扉を開いてみれば先ほどまで快晴だった筈なのに見事なまで豪雨だったのだ。無理して外出をして風邪でも引いて次の仕事に支障が出てしまえばそれこそ取り使えしがなくなる恐れがあった。だからって何もせずにいる自分が腹立たしく思える為にシスターにお願いを申し込んでみれば掃除の手伝いくらいは遣らせてもらえた。汚れてしまわないように気を遣われてかエプロンまで貸してもらえた。女性が着るフリフリのそれに絶句を下側がままはいえないし寧ろ感謝しなければならない立場なのだ。頭を下げてから感謝の言葉を心を込めて送り込める。) ――――、ついていないな (エプロンを掛けた銀髪の人が水の入ったバケツを手にして雑巾やモップを抱えていた。誰に問い掛けるわけでも切実に独り言を呟きかけていたのだった。大きな窓を通して雨を降り注ぎ続ける夜空を見眺めていた。) [Sat 19 Aug 2006 21:27:28]
お知らせ > クロスさんが来ました。 『――大廊下を掃除する人物。』 [Sat 19 Aug 2006 21:19:23]
お知らせ > 維言さんが退室されました。 『( 止まない雨。子守唄にはまだ煩い。 )』 [Sat 19 Aug 2006 03:30:56]
◆維言 > ……そんな。落雷で倒れた木の話じゃないんだから……と言います。 ( 観測されないものは、存在しているのか否か。 小難しい命題は余り好きじゃない。だから、聞いても直ぐに忘れてしまったんだろう。 身体の中に溜まる自然な熱気を追い出すように大きく息を吐いたら、視覚と一緒に意識も閉じよう。 …どうせ休養代わり。壮健に戻ればまた、何か仕事は入るのだから。 今わずらうのは、勿体無いだけ。 ) [Sat 19 Aug 2006 03:30:34]
◆維言 > ( 頭を枕から持ち上げて、結び目に手探りで触れる。これを解いてみればいい。解けば―― ) ……ぬぅ。 ( …また、サイケデリックな世界にご招待される危険性。視覚を閉じざるを得ない現状はもどかしいが、あれも嫌だ。これまで認識していたものと違う世界は眩暈がする上、最大公約数に乗らないのだから―― 視覚の意義もまた微妙。 ) 見えないものだけが見える目でも、意味は無い。難しいと言うよりは、面倒臭いと言います。 ( 公約数。 最大多数の最大幸福とは、何処の誰かの言葉だったか、忘れたけれど。 目隠しから手を離すと、寝台の上に腕を投げ出す。 …感覚としては仰向けになっているから、本来ならこうして眺めているのは天井なのだろう。 否、見えないだけで存在はしているのだから、変わりは無いのか。 ) [Sat 19 Aug 2006 03:05:47]
◆維言 > …寝る時くらい外した方がいいんじゃないかと言いたい所ですよ、我ながら。 ( ぐたりと力を抜くと、手足が重い。湿気に纏わり着かれているかのように。 開いていても布の裏地しか見えない視界を、瞼で閉ざし。唇に触れる嘆息が熱い。 ) …無理ですね。覚醒はどうしても目を開けてしまいがち―― 念には念をですか、がっでむ。 ( 暗い虚空に吸い込まれていく呟きは、納得しているのやら、いないのやら。 双眸を覆う目隠しに触れると、その奥。眼球の奥が鈍い痛みを訴えてきて、呻きが漏れる。 …でも、それ程酷い訳じゃない。その気になれば、そろそろ見るくらいは出来る、筈。 ) [Sat 19 Aug 2006 02:58:24]
◆維言 > ( 目を覚ますと、真っ暗だった。 目の前にある得体の知れ無い圧迫感に反射的に手を伸ばし―― …触れる布の感触に、これが何かを思い出す。 夏の熱気の所為とも違う嫌な汗が、首筋を伝うのが分かって。寝台の上で脱力した。 ) ……は。 ( 寝台―― そうだ。此処は大聖堂。臨時で借り受けている僧房の一角。 意識の覚醒から呼吸数回分の間を置いて、緩々と認識が戻ってくる。 ) [Sat 19 Aug 2006 02:53:54]
お知らせ > 維言さんが入室されました。 『( 雨音。 )』 [Sat 19 Aug 2006 02:51:42]
お知らせ > クロスさんが退室されました。 『――手伝えることを手伝わせてください。』 [Fri 18 Aug 2006 21:48:31]
◆クロス > ―――・・ (傘を持ってくるの忘れたらしく真面目に困っていた。大聖堂に居座り過ぎなければよかったのだと軽く後悔した。後悔をしたからといって何も変わるわけでもなく次の失敗をしないように傘を持ち歩くようにしなければと内心で誓う。そうして遣るべきことを思い描きながら出来ることは無いのだろうか、と呟きながら立ち上がった途端。大聖堂の内部へ立ち入らんとするように立ち向かってから扉に手を掛けた。) [Fri 18 Aug 2006 21:48:15]
◆クロス > それでも来る人は絶えない (大聖堂に訪れ続けている人々が減るにしろ増えるにしろ救いを求めてか来る事には変わりが無い。訪れる人達と視線が重なってしまえば微笑を浮かべずに頭を多少下げていた。) 天気が最悪のままだったらどうしよかな―・・ (無理して仕事をしていても失敗をしてしまう恐れがある。無理をせずに引き返すということも重要でありある意味では勇気ともいえる。この場合はどちらにも考えが当て嵌まらないだろう。眉間を寄せて困り果てたように軽い苦笑を零して見せていた。) [Fri 18 Aug 2006 21:42:39]
◆クロス > (天使にとっては聖域である大聖堂の付近にいた。正確に言うと大聖堂に入るために必要な扉の間近に黒い装束を着た男らしかぬ女らしかぬ人が長椅子に腰を降ろしていた。大きく息を吸えば聞こえてしまいそうなほど大きい溜息を零していた。) ――・・災難ですね、天気は気紛れですねー・・ (腰を降ろしていた人、疲れを溜めてしまわないように楽を求めてか後ろにある白い壁に凭れ掛かる。そして手を祈るように合わせて組んでから膝の上に置いていた。) [Fri 18 Aug 2006 21:34:42]
お知らせ > クロスさんが入室されました。 『聖なる大聖堂の付近に―――』 [Fri 18 Aug 2006 21:28:42]
お知らせ > クロスさんが帰りました。 『―――見えぬ闇に立ち向かおう』 [Thu 17 Aug 2006 21:37:32]
◆クロス > そろそろ――・・行きましょう。 (夜空に輝き続ける月から視線を逸らせば唐突に足腰を立ち上がった。腰後ろに纏い覆われたスカートに付いた汚れを叩き落とすようにした。叩いている途中で黒い装束のあちこちに汚れが目立っていることに気付いてから叩き落とそうと繰り返していた。) 汚れていたら、・・―――なんというか。 (とにかく清潔にしていた方が良いだろう。と自問自答をして納得をして見せよう。シスターもミスターも毎日が大変で頑張っておられるのだから人間は尊敬が出来る。そこで微笑を唇に浮かべ上げていた。) [Thu 17 Aug 2006 21:30:57]
◆クロス > 紅い柱なんか行くより――・・ (安全が優先ですし、実際に暗黒街で魔人が死に至った同時に多くの悪魔が見かけるようになった。魔界から来た下種な魔物が暗黒街で群れているのだろうか分からない。手を解けば顎を添えるように静かに手を伸ばさんとしてから続いて言葉を放つ。) 団体より単独の方が多いですし・・、 (一斉に一掃出来ないかな、と偉い物騒な閑雅を浮かべていた。持ち前の速さを持っているから余計に自信を持ってしまっているのだろう。真面目に困り果てた顔を浮かべながら月に問い続けていた。問われる月の身にもなれ、と言われても仕方あるまい。) [Thu 17 Aug 2006 21:12:45]
◆クロス > まだ明る過ぎますね (もう少しかな、と付け足す。首を傾げて見せながら夜空に輝き続ける月へ問う。ロマンとかそういうのは考えていない相手が居ないだけなのだからしょうがない。 そして大聖堂の噴水に訪れたのも気分が爽快になってくるし疲れが癒されてくるような感じ。本来は人間では無くて天使なのだから聖なる力が満ちた大聖堂は天使にとって聖域だと思っても良いかもしれない。) ――ずっと、このまま居たいな (冗談を雑じりに微笑を浮かべて漏らした。が、それもすぐに闇の中に消え去ってしまう。手を重ね合わせながらも夜空にある月へ語り続けよう。) [Thu 17 Aug 2006 21:01:04]
◆クロス > (大聖堂に立ち入るのに不可欠である扉から、少し遠い場所に離れたところにある噴水にて座っている人間が一人いた。暑苦しそうな黒い装束を着こなして隠すところを隠していた。未だに新しく取り替えた様子が無くて少し擦り切れとやら汚れがあるだろうか気にしてない。) ――― 良い天気ですねぇ (噴水の縁に腰を降ろして、すっ呆けたような表情を浮かべて夜空に見上げていた。気が抜けたかのような一言をポツリと零して見せていた。) [Thu 17 Aug 2006 20:50:33]
お知らせ > クロスさんが来ました。 『―――少し離れた噴水』 [Thu 17 Aug 2006 20:45:37]
お知らせ > セレス@隔離された個室さんが退室されました。 『 ...to be continued 3rd night. 』 [Thu 17 Aug 2006 03:23:12]
◆セレス@隔離された個室 > ( 其処から先はただひたすら自罰の時間だ。 考えまい考えまいとすればするほど欲求を思い描き、否定しても否定してもそれが酷く魅力的なことに思えてしまう。 楽な方へ、楽しい方へ、気持ちの良い方へ。 何故それがいけないのかと一瞬でも思えば、呼応するように体内のドス黒いものが暴れだす。 呻き声を嘲笑うみたいだ。 廊下にまで響きそうな嬌声が一際大きくなると、明り取りの窓が外側から閉じられる音がした。 あとは、またじりじりと時間が過ぎるのを待つだけ――――――。 ) [Thu 17 Aug 2006 03:19:12]
◆セレス@隔離された個室 > ――――――っウ…ウウふッ…!!! ( 不意に襲う内側からの痛みに悶え、額を石畳に押し付ける。 口枷の端から毀れる涎がつぅ、と糸を引いた。 この街に来るといつもそうだ。 泥泥と浅ましく欲を抱き、際限なく欲しがるようになる。 与えられた環境に対して不満を抱き、もっと、もっと、と欲しがるようになる。 クリスティア人の一部がヴェイトス市の話をする時、あの街は欲望塗れの醜い街だと唾棄するが、それに感染するのもあっという間ということか。 呼吸を整えようと意識して、戒めるように心の中で何度も主の名を呼び、這い蹲った。 ) [Thu 17 Aug 2006 03:11:32]
◆セレス@隔離された個室 > ( 特定の誰かと仲良くなる、という事がそもそも今まで無かったからか。 いつも世話をしてくれている修道院の世話係も、修道院の院長も、何か自分達とは別のものを敬うような態度で接してくるし、最小限の接触しかない。 聖教会の司祭さまは滅多にお会いする機会もなく、やはり「親しい」というよりはどこか事務的。 招かれて聖教会まで赴けば、仕事の話に終始するのが殆んどだ。 だから―――彼ら彼女らの前でどんな姿を晒そうと、それをさせているのは貴方達だ、という感覚があったのかもしれない。 彼らによって糧と使命を与えられる身の上、感謝こそすれ、怒りも怨みもしない。 ただ、やっぱり彼らにとって自分は“セレス”ではなく“聖女認定”なのだろうと、思う。 ) [Thu 17 Aug 2006 03:03:48]
◆セレス@隔離された個室 > ( 今は夜だろうか? 比較的涼しく、人の足音と声がしない。 かなり遅い時間かもしれない。 うっすらと記憶している限り、ごく一部を除いて此処は立ち入りを禁止されているというのもあるかもしれないが。 高位の司祭様や管理職クラスの一部以外はこの部屋で何が行われているかも知らないし、行方不明になっていた聖教会の聖女認定に関しては「前もよくいなくなっていたし」程度の認識かもしれない。 ) ――――――……ン…くふゥ。 ( 口枷が少し息苦しくて声が洩れた。 正直――――この姿をあまり見られたくないと思った。 自分にとって当然の姿であり、そういう仕事だと認識していたものが、この数日で急に浮世離れして思えて。 特に此処で仲良くなった人達に見られるのは、恥ずかしいとすら思う。 疚しい事をしているわけでもないのに。 ) [Thu 17 Aug 2006 02:55:04]
◆セレス@隔離された個室 > ( 闇の中、不意に眼を覚ます。 どれくらい眠っていたのか分からないが、どのみちこうして手足を拘束されて眼と口を塞がれているという事は、浄化は終わっていないということ。 お腹の底に残る残留を融かすように、ただじりじりと待った。 もともと吸収した呪い自体は大きなものではなかったし、今日は比較的苦痛は無い。 床に投げ出されたこんな状況であっても、少しは体力も回復してきているようだ。 大聖堂、というだけのことはある。 負担は少ない。 ) [Thu 17 Aug 2006 02:45:53]
お知らせ > セレス@隔離された個室さんが入室されました。 『 Alternative scape/Purification 2nd night. 』 [Thu 17 Aug 2006 02:41:27]
お知らせ > サンクさんが帰りました。 『 だからって後悔ばっかりも癪なんですのよね…。( 遠ざかる足音と、呟き声。)』 [Wed 16 Aug 2006 04:43:12]
◆サンク > ( 聖女からはまだ事情は語られていない。今は室内に閉じこもっているとの話――…休ませたいと思うのが私情で、説明を欲するのが公。 矛盾のようで、結局どちらも己。 ぐしゃぐしゃともう一度髪をかき回すと、蝋燭の元へと歩み寄って、吹き消した。) ……一つずつ。順番、に。( 焦っても仕方ない。 聖教会関連の何事かも、吸血鬼の情報も、アマウラからの噂も。 ――…嗚呼。聖堂からも誰かに調査に出て貰えればよかったのかもしれないが。) ……今からでは、少し遅いですか。( ならば、どう備えるか。 ――…予感ばかりを理由にしてはいけない。それは分かっているが。) [Wed 16 Aug 2006 04:42:54]
◆サンク > ――…御無事だったから、良かった…もの、の。( 礼拝席の上で膝を抱え込み、きり、と指先を噛み締める。多少行儀の悪い格好だが、取り合えず見ているものが無いから良し。いいのか。 脳裏に過ぎるのは、クリスティアからやって来た聖女認定。行方不明と聞いた時には、正直背筋が冷えた。 前の滞在の時にもあったとは聞いていたが――聖堂のエクソシストに連れ帰られたとの事で一安心ではあったが。しかし。) ―――――。( クリスティアの聖女とは顔見知り。彼女自身は至極素直な可愛らしい女の子だと思うし、好ましくもある。 私の部分が覚える純粋な安堵と、聖教会に対する致命的な隙を作らずに済んだ打算とが両立するものだから、我ながら頭が痛い。) ……我ながら属っぽいとかいうのは、置くとしまして。 [Wed 16 Aug 2006 03:18:06]
◆サンク > ――…クリスティア。聖教会。( 件のシスターとその教育者に任じられたシスターの二名が、クリスティアに向かっているとの事は聞いている。正確には、任意同行だったのかはわからないのだが。喋れない――否。喋らない聖歌隊所属のシスターは、最初一人で旅立ったそうだから。彼女の性格からして、最初から同行する予定だったのなら、バラバラに動く事は考え辛い。面倒見のいい女性という話。 ――…無事に二名ともクリスティアに到着したのなら、此方にもその旨報告して貰えるように、聖教会宛てに一筆したためるか。 ――…それに。) [Wed 16 Aug 2006 02:42:08]
◆サンク > ( 此処数日、奇妙な出来事が立て続けに発生している。 聖堂所属のシスターが報告した吸血鬼の話。その時のシスターの行動。 アマウラの方から伝わった「赤い柱」の噂、それに関する調査隊の依頼。 クリスティア聖教会から予定外の聖女の訪問。そして、行方不明――。 事前にざわつく奇妙な予感を感じていたかなんて、所詮個人的な予感に過ぎないが。偶然も此処まで重なれば大したもの。否―――。) 因果があると考えた方が、妥当? ――…馬鹿ですか私は。嗚呼、何か、去年もこんな事を考えていた気がする。( ぐしゃりと前髪を掻き上げる。 昨年にもあった吸血鬼発見の詳細報告。 吸血鬼も夏の暑さに惑って尻尾を出し易くなる? 考えかけて、己の思考の瞑想っぷりに頭を振る。) [Wed 16 Aug 2006 02:34:28]
◆サンク > ( 人気の無い礼拝堂。本来ならばもう灯りも落とされて然るべき時間帯ながら、まだ灯火は途絶えずに。 人気の無い伽藍の中、礼拝席の最前列に陣取って、腕組みする影が一つ。 まだ子供らしさの残る――…と言うよりは、子供そのものに違いない顔に浮かべるのは、不似合いな苦渋のそれ。) [Wed 16 Aug 2006 02:29:05]
お知らせ > サンクさんが来ました。 『( 渋面。)』 [Wed 16 Aug 2006 02:27:10]
お知らせ > セレスさんが退室されました。 『 助けて欲しいと、初めて心の底から思った。 』 [Wed 16 Aug 2006 00:56:32]
◆セレス > ( 知らないことが多すぎる。 分からないことが多すぎる。 出来ないことが多すぎる。 多くを望むわけではないが、あまりに――――自分は、なにか色々なものを欠落させているんじゃないかと気付いた。 ただ生きている間になるべく多く不幸の種を取り除きたいだけなのに。 1つでも多く悲しいことを地上から消してしまいたいだけなのに。 結果はどうだ。 今度の事で誰か一人でも微笑んだだろうか? 聖教会の命に忠実であれば良いのに、無知なくせに勝手に動き回って周囲を困らせただけ。 こうすれば良い、なんて勝手に判断して他人に痛みを与えただけ。 そんな気がしてならない。 ) [Wed 16 Aug 2006 00:52:23]
◆セレス > ( 行方不明の事情はまだ話していない。 感情を整理するのに時間が欲しくて半ば無理矢理先送りにしたのだ。 押しの弱い聖女にしては少し強引に、そうした。 雨の中自分を抱えて運んでくれた彼女にも申し訳ないけれど、結局、自分は、なんなのかと、酷く落ち込んでいるのが実情だ。 昨晩までの痛みに比べれば余程大した事の無い呪いの残骸を相手に床の上に転がり、頭の中は相変わらずごちゃごちゃと混乱していた。 ) [Wed 16 Aug 2006 00:38:30]
◆セレス > ( 一晩行方を晦ました聖女が真夜中、エクソシストに抱えられて帰ってくると、既に「一仕事」した後だった。 酷く消耗しているのとはまた別件で、食事と水を与えて暫らく休ませ、聖域である大聖堂で痛みを和らげた後、本人の意思で直ぐに儀式に入った。 疲労は抜けきっては居ないが、なにより浄化を終わらせない事には復調もままならない。 最優先事項。 「幾らか休みましたし、ここでならだいぶ楽ですから」と力なく笑って暗い個室に入った。 ) [Wed 16 Aug 2006 00:30:23]
◆セレス > ( 娘――――聖教会認定聖女セレスティアは特殊な存在である。 「呪い」「祟り」に分類される現象を察知し、自らの体内に吸収、消滅させてしまう奇跡のような力があった。 それは聖女にとっても苦痛を伴う事だったが、その身が役に立てられるのならと自ら望んでそれを続けている。 淫猥な拘束衣は吸収したものを暴走させないための聖衣。 呪いの浄化には時間がかかり、その間聖女の肉体を補強し、支えるもの。 自らの意思で脱ぐ事もままならない。 手足の拘束や眼と口の封印も同様の効果があった。 「中に封じ込めておく」という精神的な意味合いが強いものかもしれない。 ) [Wed 16 Aug 2006 00:25:29]
◆セレス > ( 奥まった一室は、予定外の来訪以来ここに滞在している聖教会の使者に見張られ、用の無い者を遠ざける。 室内で行われている事は聖教会でも隠匿されている特別な儀式であり、誰にでも見せることの出来る事ではなかった。 ) ( 黒い革の拘束衣を着せられた娘が一人、金色の5本の鎖で壁に繋がれている。 右手首と左足首、左手首と右足首を交差するように後ろで繋がれ、目隠しと口枷をつけられて床に転がっていた。 それが「儀式」だ。 ) [Wed 16 Aug 2006 00:18:11]
◆セレス > ( 聖堂から離れ、教会関係者以外の立ち入りを禁止された区画の一室。 貸し与えられた部屋の中、人の気配が1つ。 壁に掛けられた灯りは消され、がらんとした室内には家具の類も無く。 時折ちゃり、と音が立ってはくぐもった吐息が洩れ、また沈黙する。 そんな時間が何時間も続いていた。 幸か不幸か室内の人物はどれくらいの時間が経過しているのかもわからず、ただずっと其処に、一人。 ただそれが終わるのを待つばかり。 ) [Wed 16 Aug 2006 00:11:38]
お知らせ > セレスさんが来ました。 『 浄化結界 』 [Wed 16 Aug 2006 00:04:43]
お知らせ > 黒江さんが退室されました。 『( 真実を知ったら、卒倒すると思う。 )』 [Mon 14 Aug 2006 19:13:44]
◆黒江 > ( 真逆、そんな大量の聖水を持ち出した相手が目の前に居るとは露知らず。もう一度礼をして見送ろう ――― さて、金であるが。仮令微量とは言え寄付は寄付である。そんな、ポケットマネーにしようなんて大それた考えを抱く訳等無いが ――― 取り合えずポケットに仕舞い、壁に立てかけたままの箒に手を伸ばした。で、掃除が終わる頃に忘れていなければ ――― 戻る道中に出会った神父様にでも渡すのであろう。『寄付だそうです』と言う言葉と共に。 ) [Mon 14 Aug 2006 19:13:34]
お知らせ > ナナオさんが帰りました。 『(再び豪雨の中へと消えていく)』 [Mon 14 Aug 2006 19:09:12]
◆ナナオ > (その2枚が、シスターの手に渡ると、幾らか女の顔は軽いものになろう。 「呼吸を思い出した」そんな顔で、ゆるく細い深呼吸を一回) …… では。(目礼) 行ってまいります。 (過去に何リットルかはさておき、タプンタプンに持っていた事がある赤毛は、そのシスターに会ったら、微笑もうと思う。 今は知らない物語―― 一度十字を見上げると、踵を返し) [Mon 14 Aug 2006 19:09:00]
◆黒江 > ( 仮令1エンだろうが寄付は寄付だ。少しでも恵まれない人のためになろうと思う心にケチを付けるなんて聖職者として失格である。何か違うとか言う突っ込みは承っておりません。おりません。 ) ――― 略式ですが、受理させて戴きます。有難う御座います ( 銀貨を二枚受け取った後、ぺこりと頭を下げた。ちなみに此の見習い自身は、2ℓばかり持って行った猛者との面識など無い。ただそういうトンデモ話は、何処でも直ぐ噂になるものである。仮令それが大聖堂だろうと。と言うか極最近持ってったシスターが居るとか言っても信じてもらえないと思う。否、知り合いなら信じられたりするんだろうか。さて置き。 ) [Mon 14 Aug 2006 19:04:13]
◆ナナオ > ………喜捨、寄付――…お金でいいんですかね。(やはりそういう物になるのかと思った。聖水一本はどれくらいだろう?――でも、それを置いて行けば、貸し借り無しになるのなら、幾らか気分が楽になる。 一方的に貰うだけでは無い。 右手を懐の中にいれると、銀貨二枚を取り出し) ―――。 (「代金です」とは言わないが、まるで、そのように差し出した。二gも持っていった猛者がいるのか! だれのことかはしらないけれど!(棒読み)もしそれを聞いたら、ちょっぴり過去を思い出して、銀貨が四枚になっていたかもしれない。) ナナオ=サムイールは、銀貨二枚を協会に寄付します。 (寄付とも呼べぬような些細な金額。――銀貨1000エン合計2000エン。) [Mon 14 Aug 2006 18:57:34]
◆黒江 > ( そんな言葉が聞こえたら、悪魔憑き以前に狂人の方向性を考慮した方が良いと思う。って言うか、彼女なら間違い無く悪魔憑きより狂人の線を推す。あれ? ――― さて置き。疲れたのは主に掃除が終わっていなかった事に対する説教とか問答とかその辺から来た物である。が ――― 全部舞台裏の事であったゆえ、判らないのも仕方あるまい。取り合えず聖水って祝福されてる以外は普通の水だと思う。取り合えず放心していたとか何とか、別に疑問を抱かないのが見習いくおりてぃ。そんな物は棄ててしまえ。 ) ――― はい? ( で、本の少しぐったりした声を返す頃には次の言葉が飛んできた。シスター は こうちょくした! ) ………え、えっと、ですね。別にそう言うのは必要ないとは、思いますが ――― 教会への寄付、寄進等は随時承っているはずです。はい。 ( ――― 何か見当違いの言葉を返しているように聞こえなくも無い。って言うかバリバリ間違っている気がする。そも、聖水渡したから何かよこせとか言うほど大聖堂はケチケチして無いと思う。前に2ℓばかり持って行った猛者も居たはずだし。 ) [Mon 14 Aug 2006 18:45:44]
◆ナナオ > ―――……(【クイックレスポンス発動中】)(その間、此方は濡れた外套のおかげで長椅子の上に座ることも出来ず、この協会の中心にある剣――十字を見上げていた。何が起こるわけでもない。試しに呼びかけて見たが、当然返事も無い。尤も此処で「へ、へ、へんじがきこえたぞ!」なんて言い出したら間違いなく悪魔つきとか言われそうだ。 何て、物騒でけしからん想像をしていたが) ――…。 (頭の悪い頭の中身はともあれ、十字を見上げて、ぼんやりと放心しているように見えることだろう。 今度は足音では気づかず、声で漸く気が付いた。振り向いて) あ。 あー…(聖水をどうやって作るか知らないが、なんだかとっても疲れている。 聖水を『作る』という作業は思いのほか疲れるものらしい――なんて考えている。まさか、問答で疲れたなんて思って無いね! しすたー が ぐったりするほど がんばるから せいすい は すごいんだな! くらい思ってる。る。) 有難うございます。これで、心置きなく旅立つことが出来ます。 (幾らか重くなった皮袋を両手で受け取り――) ―――。 ――。―。 シスター。(不意に顔を上げて、視線を合わせようとする) 聖水を「借りた」代わり――代金や、花か何か…私は捧げるべきなんでしょうか。(素っ頓狂な問いを飛ばした) [Mon 14 Aug 2006 18:36:29]
◆黒江 > ( 術名でも技名でもない。が、そんな風に聞こえるのもまた事実だ。嘘、大袈裟、紛らわしいはこの世から消えてなくなるべきであるが、今のは軽い不可抗力と言う奴である。笑って許してくれるととても嬉しい。と、言うわけで舞台裏。掃除は終わったのですかとか問答とか軽い説教とか色々あって ――― 十と数分後。戻って来たシスター見習いは、少々やつれたようにも見えなくも無い。受け取った時よりも重くなった袋を、相手に向けて差し出すであろうか。 ) ――― 此方で、宜しいかと存じます。 ( シスター(?) は せいすいをさしだした! とか言う文字が見えても気にしてはいけないのである。 ) [Mon 14 Aug 2006 18:28:48]
◆ナナオ > あぁ……いえ。何も調べずに、自分の予定だけで飛び込んだのは此方です。どうぞお気になさらず――では、宜しくお願いします。(六角の掌程度の小瓶を皮袋の中へと再びいれると、袋ごと手渡した。) (▷ シスター の クイックレスポンス 発動)(何て文字が見えたのは秘密だ。 だって、術名みたいだったから――) [Mon 14 Aug 2006 18:21:42]
◆黒江 > ――― 申し訳、ありません。何分見習いの身の上、出来る事にも聊かの制約が御座いまして……… ( 祝福、聖別の類の行為が出来るのであれば確かに話も変わったろう。相手も困らずに済んだやも知れぬ。が ――― 現実をそう容易く変える事は出来ないのである。合掌。[>シスター は ちょっとへこんだ! ) 判りました。少々お待ち頂けますか? ( 取り合えず、先ずは相手の近くに近付いて ――― その後、瓶を受け取ろうと手を伸ばすであろうか。若し受け取れたなら、クイックレスポンスで直ちに奥へと引っ込む所存。 ) [Mon 14 Aug 2006 18:17:21]
◆ナナオ > ああ――……それは…(「困った」とは言葉には出さないが、表情に出ていた。眉を寄せる。だが、武器を此処においていくなんて事は出来ない。なんせ今夜出発だ。『▶それを あずけるなんて とんでもない!』と、言われてしまう。※誰に※ ) 仕方ありません。祝福を受けるに値するほどの縁が無かったんだろうと諦めることにします。 では、聖水だけでもお願いします。 ( と、皮袋の紐を解いて、入っていたガラスの小瓶を二つ見せながら差し出した。) [Mon 14 Aug 2006 18:12:23]
◆黒江 > ( 傭兵、ゴロツキ、犯罪者。誰だろうと取り合えず迎え入れてしまうのが教会である。実際には、犯罪者だったりしたら通報されると思うが ――― 多分目の前の人物は犯罪者ではあるまい。多分。きっと。そうだといいなぁと言う希望的観測。 ) ――― 聖水の方でしたら、私でも準備は可能ですが……その、祝福の方が。司祭様でもいらっしゃいましたら頼む事も出来るかと思いますが……… ( 少しばかり困ったような、バツの悪そうな表情を浮かべながら言葉を返す。ちなみにそんなこと言われたら『格好と雰囲気は兎も角、頭のハゲは偏見です』とでも返すのだろう。言われて無いから言わないけど。 ) [Mon 14 Aug 2006 18:06:38]
◆ナナオ > お忙しいところ申し訳ありません。 (頭を軽く下げる。赤毛の女――声で女と分かる程度だが――は、腰に大小二本の剣をぶら下げ、傭兵のような出で立ちをしていた) 祝福と――聖水を二瓶ほど譲っていただきたく参りました。 既に色々お聞きだと思いますが、アマウラ方面の調査隊として今夜、ヴェイトスを立つので、出来れば今頂きたいのですが、できますでしょうか。(尚、パプテスの様式にはさっぱりだ。 司祭と神官とシスターの違いを述べよと言われたら、遠慮無く「格好」「頭のはげ」「雰囲気?」とか答える) [Mon 14 Aug 2006 18:01:13]
◆黒江 > ( 呼び止められるまで、存在に気付かなかったのであろう。声の発生源と思しき方向に視線を遣り ――― 箒は壁に立て掛け、塵取は床に置き。其の後挨拶と一礼を。 ) はい ――― こんにちは。 ( 取り合えず、シスターと呼ばれたことには未だ突っ込まないで置くとしよう。恐らく話が在らぬ方向に拗れる。取り合えず、実際の教会には『教会内脱帽』とか注意書きが書かれてたりするのだが ――― 此の世界の大聖堂が如何なのかは定かならぬ。別に被ってても文句は言われないような気もしないでも無い。 ) [Mon 14 Aug 2006 17:52:56]
◆ナナオ > (足音の方へ視線を向ける。 雨に濡れた訪問者は、一瞬目を丸くして) ―――シスター。(呼び止めようと声をかけた。フードもまだ被ったままだという事に気が付いて、片手で背中へと落としながら) [Mon 14 Aug 2006 17:47:19]
◆黒江 > ( 服装だけ見れば、見習いかどうかなんて判るまいが ――― 兎に角、服装はシスターである。箒と塵取持ってるのは御愛嬌。 ) [Mon 14 Aug 2006 17:45:21]
お知らせ > 黒江さんが来ました。 『( …見習いだけどね。 )』 [Mon 14 Aug 2006 17:43:43]
◆ナナオ > (――自分には、ここで十字架を崇めるような気持ちはない。そんな奴でも聖水を手にいれる事は出来るし、祝福された武器は、それなりに?魔を退ける力があるらしい。 いいじゃないか、それで十分だ。『必要だからそうしている』だけだ ――切り離そう。) ……。 (なんて、思っても簡単に「そう」思えたら、思い悩むことなど無くなるだろう。 苦笑いを浮かべるのは、気まずいから。一方的に利用して、返すものがないと云うのはなんだか…良くない。 崇める気持ちも、称える気持ちも無いが――むしろ罵倒してやろうと思う時の方が、自分には多いが――それでも「借りた」なら何時か返さなければいけないと、そんな事と思う。 ) ―――…・・・・・・。 (何を返すべきなんだろうか、ぼんやり考えていたら、右の通路から足音が聞こえた。 シスターだ。 ) [Mon 14 Aug 2006 17:43:12]
◆ナナオ > (外と中の空気が、僅かな隙間から混じって絡んでいくような幻影が見える気がした。――なんとも言えない気分だ。 自分の中の禁忌を犯しているような心地悪さ。誰かを裏切っているような気不味さに、自然と表情は消えていく。 余り、余計なことを考えないようにしよう、と思った。最近ネガティブな事ばかり考える。 もう少しこー…気楽にやっても罰は当たるまい。 きれいに掃除されたタイルを踏みながら頭をゆるく振る。 気を取り直して礼拝堂内を見回した。誰かがいるなら声をかけよう。誰もいないなら、誰かが来るまで待つだけだ。――誰も来ないという事はないだろう。 ) [Mon 14 Aug 2006 17:30:13]
◆ナナオ > (目的は―― 聖水を分けていただく事と、武器の祝福。 アマウラ――古城近くの探索だとしたら、出来る限りのことはやっておいた方が良いだろうと思ったがゆえ。 だけど。 だけど――) ……………。 (塗れた鞣革のフードから水滴が落ちる。足元に溜まった水を爪先で伸ばして) らしくねぇな。 (自分へと。 瞼の裏に浮かぶ色々な「枷」を無視して扉を押した) [Mon 14 Aug 2006 17:23:37]
◆ナナオ > ( 掌に汗が浮いていたから )( 大聖堂の入り口――控えめながらも見事な細工の握り手に、手をかけたまま固まっていたらしい。 夕立の薄暗さが立ち込める廊下――轟々と地面を叩く雨の音に顔を上げる。 ) [Mon 14 Aug 2006 17:10:37]
お知らせ > ナナオさんが入室されました。 『(入る事を躊躇っているのだと気が付いたのは――)』 [Mon 14 Aug 2006 17:07:03]
お知らせ > セレニアさんが退室されました。 『( かくして急遽、無断外泊まですることになった )』 [Mon 14 Aug 2006 05:11:14]
◆セレニア > ( 突然のクリスティアからの呼び出しは、自分の今回の行動と関係しているのではないかと思う。 …こうした部屋があてがわれたのもそれが原因だし、シスターティフィスにも、司祭様にも怒られた…。 〜大聖堂に比べて柔軟でない聖教会は、ティフィスを呼び出して何か罰を下すつもりかもしれない…。 …彼女の体調は今、万全ではないと言うのに… 自分のした事のために、呼び出されたのかもしれない ) ………。 ( 鞄一つで十分に足りる身の回りの物を、詰め始めた ) ………。 ( 数分とかからずに用意を終えて… 大聖堂に派遣される時、何かの時の為にと審問会が持たせてくれたお金… それに、シスタージャスティスの暗黒街教会に寄付しようと思っていた二万エンを、しっかりとポケットに押し込む ) ( ヴァンパイヤハンターとしての道具は没収されたままで… 中には旅に役立つ物もあるけれど… こんな外出許可が下りるとは思えないから、許可は求めない。 …無断外出とは訳が違うと分かっているけれど… 『シスターティフィスに同行します』 簡単な書置きを残して、朝課の始まった人気の無い大聖堂を抜け出した ) [Mon 14 Aug 2006 05:09:59]
◆セレニア > ( 覚醒状態の、興奮した意識では反発こそするけれど… 無視しないのであれば、それはセレニアなりの慕い方。 扱いにくくとも脈はある。 教育係…精神安定剤代わり… 教会の意図は色々とあったとしても、偶然にせよ間違った人選では無かっただろう。 …【厄介なものに、とりあえず『責任者』を用意しておく】… 面倒を起こさないかと、それを最も心配していた大聖堂が、そう考えてシスターティフィスに自分を担当させたのではと考え… そっと、大事そうに手紙を畳んだ ) [Mon 14 Aug 2006 04:57:47]
◆セレニア > ( 先日辞令の下りたサプライズ人事で、手紙の差出人… シスターティフィスは、自分のマスターとなっている。 …審問官ではない聖女の彼女は教育係であって、自分がクリスティアに居た頃担当した『マスター』とは性質が異なる… クルースニックの運用とは縁の無さそうな人だけれど… それでも、直属の上司である事は変わらない。 …個人的に指示を受けるのであれば、それは審問官でなくとも認識として、『マスター』となる…。 …夜間に無断外出さえするようになった自分では、ただ単にそうありたいと考えるだけかもしれないけれど… とりあえず、基本的には付き従っているべきだ ) ( 『いい子でいるように』 …曖昧な指示を、何度も何度も読み返して…。 勿論『待っていろ』という事なのだと理解しつつ… 厳密に書かない事に何か意図があるのではと思ってみる ) [Mon 14 Aug 2006 04:48:54]
◆セレニア > ( 修道院の奥まった場所にあるこの一室は、個室。 …元は大部屋に詰め込まれていた修道女にとっては、待遇改善か何かに見えるかもしれないけれど… その実は、懲罰房と言うには優しい、反省室的な意味合いの処置。 〜もっとも多少特殊な状態の修道女であれば、このまま、この部屋を宛がわれる事になるのかもしれない。 …スプリングなんて入っていない小さなベッドと、テーブル代わりのサイドテーブル、小さな丸椅子、やはり小さな物入れが一つ… 大部屋よりも個人が占有できるスペースとしてはかえって狭くなったような場所で… 誰にも声をかけられなかったのもあって、暫く考え込むように立ち尽くす ) [Mon 14 Aug 2006 04:01:51]
◆セレニア > ( 朝課を前に起き出した、奇妙な薄紅色の髪と目をした少女は、夜のうちに届けられていた手紙に驚いた ) ………。 ( 普段は無表情なその顔で、緩く目を見張って… その短い一文を、食い入るように見つめてる ) [Mon 14 Aug 2006 03:54:40]
お知らせ > セレニアさんが来ました。 『( 大聖堂の女子修道院。 奥まった場所にある部屋で )』 [Mon 14 Aug 2006 03:48:28]
お知らせ > ティフィスさんが帰りました。 『(かくして急遽クリスティアにきかんすることになった。)』 [Sun 13 Aug 2006 19:58:29]
◆ティフィス > ( 着替えとお金、寝巻き、それから聖書も忘れずに、ものの十数分で荷物をまとめると、セレニアに当てて手紙を書くことにした。 ) 『しばらくクリスティアにいってくるので、お姉ちゃんがいない間いい子でいるように。』 ( もうなんか簡潔どころじゃない一文でまとめて、あとは聖堂のみんなに挨拶をしておこう。 ) [Sun 13 Aug 2006 19:51:58]
◆ティフィス > ( 考えても仕方がないので、手紙をしまって身支度を始めることにした。とはいえ、クリスティアまでは数日かかる。そのわりに、まとめるほどたいそうな荷物もなくって……こじんまりした簡素な自室を見渡した。 ) [Sun 13 Aug 2006 19:42:42]
◆ティフィス > (ウィンプルで金髪を覆ったシスターは、イスに座って一人机に向かっていた。読んでいるのは、先日聖教会からもたらされた文である。 ) ( そこには様々なことが書かれていたが、要約してしまえば、一度クリスティアまで戻って来い、という内容だった。 ) ( ナゼ今に成って急に――とは思うけれど、以前セレニアのことを報告したことも考えれば、何か理由があるのだろう。 ) [Sun 13 Aug 2006 19:35:44]
お知らせ > ティフィスさんが入室されました。 『(自室にて――)』 [Sun 13 Aug 2006 19:33:18]
お知らせ > ジャスティスさんが退室されました。 『彼女が命じたのは、ジャガイモの皮むきだった……無残』 [Fri 11 Aug 2006 02:30:30]
◆ジャスティス > あぁ……。 (あいにく火は落としてしまっていたので、冷たいというかぬるいスープだが、お腹を満たすのになんら不都合は無くて、簡単に平らげてしまう) ご馳走様。あの、荒いものとか、雑用とかのこってませんか?是非お礼に…… (そういえば、先輩シスターは何かきょろきょろ周囲を探してみて……仕事を見つけたようだ) 「そうね、それじゃあ……」 [Fri 11 Aug 2006 02:30:11]
◆ジャスティス > (決して後輩の修道女には見せられない、おねだりする姿を晒した後、うれしそうに席に付く) !! (なんと皿に盛られていたのは、薄いながらも、れっきとしたコーンポタージュ。びっくりしたように目を見開くが、どうみてもコーンポタージュだし、鼻腔をくすぐる臭いも本物だ……いや、大好きなのだ、コーンポタージュスープが) …………。 (主に日々のパンが、そしてこのコーンスープが飲めることを感謝して……スプーンを口に運ぶ……) [Fri 11 Aug 2006 02:22:14]
◆ジャスティス > (恐る恐る厨房の中を覗いてみれば、そこには、やや太目の年配のシスターがいた) すみません……もしよろしかったら、食事を分けてもらえませんか? 色々と仕事を片付けていたら、こんな時間になってしまって……。 (おずおずと、自分より身長の低い修道女に向かって上目遣いに見上げるという芸当をやってのけ、恐る恐るおねだりしてみれば、気前よく修道女はスープを注いでくれた) [Fri 11 Aug 2006 02:17:56]
◆ジャスティス > 恐る恐る厨房の中を覗いてみれば、そのきは、やや太目の新米シスターの背中だった。あぁ、あれば船の出した煙でしたか……。 (こっそりと仕事を押し付けつつも、何も知らないふいをしてみて) [Fri 11 Aug 2006 00:55:01]
◆ジャスティス > お腹がすいた。 (胸をはり、大またで、堂々と、視線は少し遠くを見据えて、明瞭な声音で言い放つ。迷い無く一対の足は進む。ベーコンと乾燥豆のスープか、はたまたオニオンスープか。もしかしたら、お肉とかのかけらが有ったり無かったりするかもしれない。あぁ、誰もいないように、もしくは怖くない先輩でありますように、と心の中で願って) [Fri 11 Aug 2006 00:00:09]
◆ジャスティス > (昨日、異変を知った、と上司にいったら怒られた、というかあきれられた。具体的なものはともかく、エクソシストの中には、気配のようなものは感じていたらしい。) うぅ……そういうのはさっぱりなのよぉ……。 (まぁ、暗黒街の空気は正直あまり変わらなかったのかも知れない、と勝手に納得して) さて……、まぁ、しばらくは通常業務、ね。 (ミサして、布教して、清掃して、奉仕活動して……あ〜、あとはお勉強) さて……せっかくだし (向かうは……厨房) [Thu 10 Aug 2006 23:53:50]
お知らせ > ジャスティスさんが来ました。 『失礼します』 [Thu 10 Aug 2006 23:46:35]
お知らせ > セレスさんが帰りました。 『 al fine 』 [Thu 10 Aug 2006 01:57:00]
◆セレス > ( そんな上のほうで画策されるような話とは無縁の、直に顔をあわせ言葉を交わす彼ら彼女らは優しいのだ。 本に読むような、哀れで心の貧しい人達、誤った道を進む人達。 それは酷く偏ったものの観かたで。 彼らの皆が各々の都合や想いの為に日々を真剣に生きていた。 ) ―――――――。 ( 気がつけばまた演奏は頭の部分に戻っている。 もう何十回繰り返しただろう。 ) [Thu 10 Aug 2006 01:39:27]
◆セレス > ( 今日は比較的安定してきている。 自らコンディションを整える余裕が出来たのもそうだし、不慣れとはいえ此処は今年に入ってから何かと縁のある聖域だ。 身体が幾らか慣れてきたのだろう。 大聖堂と聖教会。 元は同じところから発祥したとはいえ、国が離れてしまえば思想の差異や権威を巡る睨み合いは日増しに増えるばかり。 本来なら此処で歓迎されるべき身の上ではないのだろう。 聖教会にしたって「大聖堂に貸しを作る」という不本意な話。 それは良く分かっているのだが――――――。 ) [Thu 10 Aug 2006 01:27:07]
◆セレス > ( 不調の原因は明らか。 自分の身体の事は矢張り誰よりも自分が一番理解しているもので、世話になりっ放しというのも聖教会とクリスティアの名に恥じる。 自ら心を鎮め、意識を安定させる事だ。 はっきりとした自分の立ち居地を見定め、何者かに奪われないよう。 痛みを試練とし、挫けて堕ちぬよう。 繰り返す演奏は不安と雑念を押し留め、神聖な場を安定させる。 音を奏でることが静寂を呼ぶということがあると、また1つ学んだ。 繰り返し同じメロディを奏で続ける指は半ば無意識に動作を繰り返し、頭の中は限りなく無の状態。 今日はこのまま、疲れて手が止まるまでこうしていようか。 ) [Thu 10 Aug 2006 01:12:00]
◆セレス > ( ここ数日の休養のうちに教わった、単調だが繰り返し延々と流していても耳障りのではない曲。 聖堂の隅に置かれた立派なパイプオルガンに座り、細い指をゆっくりと鍵盤の上に滑らせていく。 右手の指と左手の指が重厚な音を重ねあわせ、広い聖堂に終わらない演奏を流し続けた。 1000の蝋燭を挿す巨大なシャンデリアが橙色に室内を染め、幻想的な金細工の装飾やステンドグラス、落ち着いた濃い赤の絨毯を照らす。 半ばその非日常的な空間に身を委ね、聖女は精神をトランスしていた。 ) [Thu 10 Aug 2006 01:03:45]
お知らせ > セレスさんが入室されました。 『 低く深く、厳かにパイプオルガンは響く。 』 [Thu 10 Aug 2006 00:55:29]
お知らせ > セレスさんが帰りました。 『 安らかな眠りを求めて目を閉じて――彼女と会う度にさっきの痴態を思い出すのかと落ち込んだ 』 [Tue 8 Aug 2006 05:16:12]
お知らせ > 維言さんが退室されました。 『( おやすみの祈りと言葉を残して、扉は閉じ。足音は遠ざかる。 )』 [Tue 8 Aug 2006 05:13:17]
◆維言 > ( 御見それしました。ある意味尊敬しそうです。ある意味。ある意味。あるいm 。※三度言った 表向きの権威は等しい、二つの聖域。噂に上る事すら許されずに秘されていた聖女。こうして交流を持てるのは、良い事だと思うのだ。 私情が主なのは、毎度の事。 ) 今からでも遅くは無いでしょう。聖教会と交流が出来るならば、大聖堂としてもプラスだといいなぁ、と私は思います。 人とお話するのは面白いですよ。言うなれば、ページを捲れどキリの無い書物のようなモノですから。 ( 人と言う存在そのものが。 人と触れ合う事も少ない環境で、本だけを相手にして。 ―― それを寂しいというのは感傷だろう。教会が、かくあるべしと定めたのなら。 ――とはいえ、私は不真面目な聖職者ですからよし、問題なし。 果物の味に驚くような表情に、視線が細くなる。何処か微笑ましげに。笑みめいて。 ) ―― そうですね。まずは健やかな眠りを貪らせて頂くとしましょう。 では、セレス様もごゆっくりおやすみになって下さいと言います。 また、お邪魔させて頂くかもしれませんが。それは後程―― ( 籠はその侭。 食器類はサイドボードに置くなりしておいて下されば、片付けますので。 そんな事を最後に付け加えて、一礼し。 ) [Tue 8 Aug 2006 05:12:24]
◆セレス > ( とても素晴らしい高司祭さまが直々にこう言いますね。「…趣味だ!」と。 なんで尊敬されてるんでしょう。 徐々にその素性を表に見せ始めた聖教会の聖女認定。何れどこかでその素性を知る事もあるかも、ないかも。 ) ヴェイトス市を訪れるまで、私は出会いを逃し過ぎましたね。 皆様から学ぶことの多さ、この数ヶ月で実感しています。 これからは出られる限りは外を歩けるよう、聖教会にもお願いしてみることにしますね。 ( 本ばかり読んで過ごしてきました、と断片的な話―――聖女本人が語っても支障は無いと判断する話をしながら、味わったことの無い甘い甘いフルーツに目を丸くした。 基本的には質素そのものの修道院暮らしであり、目下シスター・ティフィスに教わった「イチゴダイフク」を広め中。 田舎者の修道女達の中ではかたって聞かされるばかりのイチゴダイフク活躍想像図が渦巻いている所である。 ) …と、少し長くなってしまいましたね。 イコトさまも明日に備えてそろそろ御休みになって下さい。 面倒臭いことはとりあえず―――明日考えましょう。 ( やんわりとした口調でそう言って微笑み、ベッドの上でもぞもぞと布団を拡げ始めた。 かなり恥ずかしいイレギュラーはあったものの、お話できて良かったと思う。 ぐっすり眠れそうだ。 ) [Tue 8 Aug 2006 04:54:32]
◆維言 > ( その辺りの成り立ちをいずれ聞いてみたい気もした。だって昨夜は抱き上げたし、今は見たし。 触れれば、其処に聖性が込められている事くらいは分かってしまうエクソシストの端くれ。 触れた感触だけなら聖女の装束に相応しいのに、何でボンテージなのか小一時間お話し合いましょうクリスティアの神官殿。 ) 人と人の出会いは主に天と偶然の定めしものだとか言います。 少なくとも、私はこうして今お話出来ていますし。そのうち、聖堂を訪れる方ともお話の機会はありますでしょうから。 ( ストレート過ぎる伝言は、とりあえずまだ胸に秘めておいた。一度に興奮させすぎてはいけないと配慮。別にやましい意味とかありません。ありません。二度言った。 ) お気持ちは察しますと言います。私も田舎出身ですから―― 夜でも灯火の溢れた町並みは。本来眠りの時間たる夜に灯りをみだりに燈すは奨励は出来ないのですけれど、何だか安堵したのを覚えてます。 ( 一皮剥けば、差別される側に回るしかない半吸血鬼。その特性は大分歪んだ形でしか残ってないとはいえ――だ。 知らないことは決して幸いではない。 ほろ苦さは唇だけが描くもの。 ) 嗚呼―― お手伝い頂けるなら、ありがたいです。大体、この類の調査は結構しち面倒臭―― ごほ。 では、宜しくお願いします。 ( 至極自然な仕草。それに、装束。 …なるほど。文字通りの箱入り。早々表に出す気の無い存在なのだとは、やる気の無いエクソシストの頭でも何とはなしに理解出来た。 フォークに果実を突き刺して、甘いさわやかな香りを漂わせるそれを聖女の口元に差し出した。 お近づきの印や報酬というにはささやかな。だからキモチだけ。 ) [Tue 8 Aug 2006 04:42:09]
◆セレス > ( 檻―――否、地下の自室の中とか大聖堂くらいの聖域なら脱いでも一応の問題は無いけれど、着ていた方が楽といえば楽。 肌、弱そうなのはなにかこぅ…ありがたい聖衣のすごい性能ということで。 ) 他にもお会いしたい方とか、まだまだいらっしゃるんですけれど――――贅沢はいけませんね。 元々来る予定の無かったんですから。 ( それに大半は大聖堂の中でも会える聖職者。 いつものように、大きな期待はしないでめぐり合わせに任せるのが良い。 イコトのよくわからない呟きに小さく首を傾げつつ。 聖女の中であの老婆はとてもストレートで素直な方だ。 ) 料理の味付けとか。 街並とか。 色々確かに大雑把な感じは…賑やかといえばそうですけれど。 どんな時間でも人が溢れていますし、目が回りますね。 ( 見当違いな返答になる。 世間を知らなさ過ぎる聖女は、差別というものの恐ろしさ、根源の深さを知らない。 するべきではないのだから皆でやめれば良いなどと思う程度に。 ) どの道クリスティアまで帰るまで体力も持ちませんし、聖教会には「異変の調査」という名目もつけて此方のお手伝いをさせて頂こうかと思います。 よろしく良しなにお願いしますね。 ( 小さく十字を切って簡単に祈り、そして、差し出されたフルーツを前に、極自然に「あーん」と口を差し出した。 ) [Tue 8 Aug 2006 04:22:14]
◆維言 > ( ボンテージ――もとい聖衣が外出用では無く、常の装いなのだと聞いたなら。肌が被れないようにと心配したかもしれないなんて、閑話休題。 ) 私も休暇中でしたので、人づてに聞いただけですが。大聖堂に訪れた際に、無事にお渡し出来たそうですよ。 確かその時―― ( フレア・ロンドからの伝言は、「こんな大荷物送ってくるんじゃないよ、馬鹿娘。お陰でギックリ腰になるところだったじゃないサ。 ――まあ、アタシは病気以外なら何でも貰う性質だから貰っといてやるけどね。」 以上、原文ママ。 記憶と照合して諳んじてから、く、と微かにわらった。あの時対峙した老婆なら、なるほど、と。 ) …素直じゃないようで、素直だと言います。本当。 ( くつりと喉を鳴らして笑みを収める。 そして秘め事は大丈夫。秘密にしておきますから。倒れる音を聞かれなかった木は倒れていないんだとか。※間違い ) ――ええ。ヴェイトスは比較的おおらかと言う名の大雑把が蔓延していますが、それでも。 差別の心と言うものは、元来私達の中に根深く在る悪徳の名。知らないから平等になれる訳ではないのが面倒な所ですね。本当。 ( 差別区別の始まりは、そも、理屈ではなくて本能に累する所から始まるのだから。 聖女の中のある種極端な価値観はまだ知らないから。一般論で十字を切った。かくあれかしとは、どうあるか。 …戯言。 ) ……聖なるものは、自ら焼かれる事で祝福たる事もある。 その辺りは、信用致しましょう。……実際、おかしな空気を感じなくも無いのです。 ( それはも鬼、何処かピリピリしている誰かの気配なのかもしれないけれど。上司様から請けた奇妙な命令といい、おかしな符号が多すぎる。 …白い手が手にした果物。確かマンゴスチンとかいったか。へんななまえ。 掌に収まる程度のそれを受け取って、くるんと外皮をむいて、白い果肉を取り分ける。南国では果実の女王と呼ばれることもあるらしいとか。 ) …浄化や結界の類は、サンクトゥス様の方が得意だとは思いますけれど。私でも大丈夫なようでしたら、お供は致しますよ。 私も聖句くらいは扱えますから。 ( 血を媒介にする魔術の方は、ともすれば異端故に詳しく説明は出来ないけれど。 半分は死人という無茶苦茶な出自のものが、籠の中から皿とフォーク取り出して、一口サイズに切り分けた果実を差し出す。 ) [Tue 8 Aug 2006 04:08:17]
◆セレス > ( 湿気の多い土地柄の人達は頻繁に湯浴みをすると聞く。 ああ、なるほど納得。 こんなにベタつく時はさぞ気持ちが良いだろう。 年中ほぼ無休で真っ黒な皮製の聖衣に身を包んだ身の上では尚更そう思った。 ) あ…良かった、彼女の連絡先が知れないと聞いてどうなったのかと気にしていました。 沢山の人と武器を交えましたけれど、何故か思ったより後味の悪くない出会いばかりで――――是非、皆さんに御礼がしたくって。 喜んでいただけで何よりです。 ( 少しずつ調子を取り戻し、口調がまともになってきた。セレスファイトっ。 過去の過ちは消せないけれど。 今度からもっとコッソリします。 ※やめない。 ) あまり外の事は分かりませんけれど―――――差別、というのは本当に未だにあるんですね。 随分となくなったと本には書いてありました。 ( ブラティリア差別とか。ネイティブ差別とか。 そういうのは今は禁止されていて無いものだ、と。 本気で信じているし、未だ露骨なそれを見た事も無い。 奴隷、というものの扱いは「数に含めない」と教わっている。彼らはそういうものだと。 ) クリスティアよりもヴェイトス市の近くだと思います。 遠からず災いが降り注ぐ予感―――というより、実際に私の身体に負荷がかかっているのが根拠です。 ( やや説明不足な根拠であるが。 この聖女の特性は世間には公表されていない、ゆえ。 見た事の無いフルーツの中から、本当に正体不明っぽい南国のフルーツを「これ、何ですか?」と取り出してみる。 寝る前だし少しだけにしようと思うけれど。 ) イコトさまやサンクさまのような方がご一緒なら、少しは出られるでしょうか――――原因の半分はどうも私の中にあるようですし。 傍に居て下さったら、案外平気かもしれません。 ( 聖域とか神聖なものによって護られさえすれば、と。 極自然に大聖堂に居る、黒尽くめの彼女の種族とかには流石に気付けない。 ) [Tue 8 Aug 2006 03:45:18]
◆維言 > ( 開いた窓から流れ込む空気は、夜という時間に冷やされていても、やっぱり何処か生温い。季節柄でもあるし、土地柄でもあるんだろう。 遠い目はきっと月の所為。 ―― かつて同じ戦いの最中にあった聖女と、そのもにょもにょと。 …脳裏に軽くひらめいたもの。 ) 何だか、あの戦いの折に出遭った人を思い出しました。 フレアという老婆ですが―― 嗚呼。ちゃんと、贈り物は彼女の手に届いたらしいですよ。持ち帰っていったそうです。 私も、ご馳走になりました。 ( その辺りの話が耳に入ったのは、贈られたワインをラッパ飲みしようとして上司様にドツキ倒された時と言うのは、余談。 軽く目を細めて、笑みめいたものを浮かべ。 ) …少し規範から外れたものは、排斥されがちなところもあるんですよ。それも防衛本能なんでしょうから、別にどうってこっちゃ無いのですけれど。面倒―― ですし。 ( 文字通り面倒臭そうに、いっそ胸すら張る勢いで。 ぞろりと伸びた髪を指先でくるくる弄り。 ) ……何か異変の兆候でもありますか、やはり。 …妙な気配―― ですか。お体に障る様な。 ( 果物に注がれる視線に気付いて、もそりと取り出すのは果物ナイフ。聖職者は刃物云々なんて戒律、見ないフリがエクソシストのジャスティス。 ごめんなさい冗談です。 何か食べます?と問いながら。 ) …本当は、街中ご案内出来れば良かったのですけれど、残念。 でも、お話は出来ると思います。……勤務時間内にいっそ組み込めれば。 ( 何か不真面目な事呟いた。 ) [Tue 8 Aug 2006 03:28:31]
◆セレス > ( あまりにあんまりな痴態を晒してすっかり小さくなり、もうバレバレだし申し訳なさげに掛け布団を受け取り、その下でもぞもぞとベルトを締めなおした。 気まずい沈黙。 もういっそ死んじゃったらどうですか自分。 ああ果物美味しそう。 ※現実逃避。 ) あ…そう、なんですか。 そんなに特別変だなんて思いませんでしたけれど―――…あ、でも黒髪もお似合いです。 ( 半ば開き直って顔を上げ、窓の外の空気で少しは冷めた頬をぺたぺた。 寝るときまでつけっぱなしの手袋が湿っているのが悲しい。 あまり多く、いわゆる「これが普通」という人間像を見て生きてこなかった所為か、髪の毛が白くても黒くてもそれはそれで、くらいの感覚。 ) ヴェイトス市は来る度に知らないことだらけで驚かされます。 今度の来訪はちょっと、予定外というか……急なことで。 未だ教会から出ると妙な気配に中てられてしまいそうで、暫らくご厄介になると思います。 ( 訥々と語りながら、見た事の無い色とりどりの果物を興味深げに篭ごと胸の前に置き。 そして再会を喜ぶ言葉にぱぁっと表情を輝かせた。 ) はい、私もです。 思ったよりも早い再会になりましたね。 ゆっくりお話が出来ると良いのですけれど―――。 [Tue 8 Aug 2006 03:13:06]
◆維言 > ( 気付いた。でもわざわざ気付いたと示すことは無かった。ぷちっと反省している。※ぷち ――俯いてしまった聖女の傍ら、ベッドサイドまでやってくると、サイドボードにのしー と籠を置いた。お見舞いの定番、果物籠。メロンが入ると豪華版。 ) …髪ですか? 元々はあっちの色なんですけれど、目だって仕方ないので。 アルビノイアの方ならともかく、私は目もこうですし。不釣合いになってしまいますから。 ……それに。あの色はあんまり好きじゃないんです。 ( ――人の色で見るのは、そうでもないんですが。 そう付け加えて視線注ぐのは、聖女の髪色。実際、肌も直ぐに薄桃色に染まってしまいそうな、色素の無い白。 あ、今実際紅潮してる とか、余計な事を考える視線の先―― 頭も隠してないけれど、おしりも隠れてませんとか。 ) ええ。この辺りは結構湿度が高いらしくて。クリスティアに比べると少々過ごし辛いでしょう。 …嗚呼。氷でも持ってくればよかったですね。 ( さりげなく、掛け布団進呈しつつ。 かくりと頭が斜めに傾ぎ。 ) それは大丈夫です。上司様達はその辺り奔走したりするのも仕事の内、給料のうち。 …私個人としては、またお目にかかれて嬉しく思いますから問題なし。 [Tue 8 Aug 2006 03:01:49]
◆セレス > ( さりげなくさりげなくベルト留めようかとか。 気付かれた?と視線を上げればぽんと手を打つリアクション。 気付かれた!泣きそうなくらい戦慄いてまた俯いた。 色々あわただしい思考の中で、ようやくそういえば以前とは髪の色が違うということに気付き、よし話題発見! とばかりに気合を入れた。 ) あ、あのっ、髪っ、その、黒く? 元から? あの、前は確か――――。 ( と、視線の先を辿れば何故か窓のほう。 ガターンと音を立てて窓を全開にして、肩で息をした。 お尻丸出しで。 ) そう。そういえばちょっと蒸し暑いですね…! ヴぇ、ヴェイトスの夏はこんなに蒸すなんて全っ然……でも皆様よくして下さって、本当、急に押しかけてしまって此方こそ申し訳なく――――。 [Tue 8 Aug 2006 02:45:44]
◆維言 > ( みえないところで、とてもたいへんなことに。 ―― 扉の中を覗き込んでみると、何か甘いような。微妙に鼻腔を擽る匂いに視線が室内を泳ぐ。 直ぐにピンと来ないのは、これでも一応聖職者だからと言うと、何処までも胡散臭い。 風体は変わらず、髪色だけが重たい黒色に変わった代物が、肯定の意を込めて頷きを。 ) はい。維言で合っております。昨夜はどうにもバタバタしてしまいましたから―― 改めまして、お久しぶりですと言います。 ( やんわりと室内を照らす照明の下、濡れた光の指。 此処で手をぽんと叩いた辺りが、無神経とか以前に把握が遅い。 ――照れともまた違う、微妙な間は暫し。 ) …それならば何より。熱っぽいとか苦しいとか。そのような事があれば、どうぞ遠慮なく。客人に粗相があったとなれば、上層部とかが冷や汗をかくので、きっと尽力して下さると信じてみる次第です。 ( 下っ端は責任とか投げっ放しジャーマン。 泳ぐ視線が窓の方に向く辺り、換気すべきか版権に悩むような横顔。 ) [Tue 8 Aug 2006 02:38:06]
◆セレス > ( 驚いた拍子に思ったより深々と指が以下略。 ) あ、いえ、いえ、いえいえいえ、全然御休みじゃなかったです、からっ。 あ、い、い、い、イコトさま? お久し…( ぶんぶんと振った手。指先がぬらぬらと濡れているのに気付いて無言で引っ込めた。 そして布団で隠した股間部のベルトを外して顕にしている事に気付いてものすごい汗をかいて真っ赤になった。 もぞもぞと布団で隠す所存。 ) ―――――ぶりです。 具合は…かなり、楽、かもしれないです。 ( ナンにせよ部屋に充満するオンナの匂いで台無しである。 ) [Tue 8 Aug 2006 02:25:50]
◆ノック > ( ―― なんかきこえた。 ) 夜分遅く申し訳ありません。失礼致します――と言います。 ( 何せ時間が時間。驚かせてしまったのは確かだろうと、扉の向こう側も判断した模様。 声音自体は申し訳なさげと言うよりは、何処か覇気の欠けた代物。 中からのいらえを確かめて、扉がゆっくりと開く。 ) ……お休みの所、お邪魔してしまいましたか。お加減の程は如何かと、お見舞いと言うのもおかしな話ですが―― ( 開いた扉からまず覗くのは、ざらりと伸びた黒髪。前にかの聖女と出遭った時とは真逆の色。 この季節にやっぱりマント姿の矮躯が、籠を片手にぺこりと一礼。 ) [Tue 8 Aug 2006 02:19:07]
◆セレス > ン…んぅ…あン、は―――――あひぃっ!!? ( 掛け布団を抱き枕にしてゴロゴロしながら、かなり夢中でもぞもぞ痴態に耽っていれば、こんな時間に唐突なノック音。 飛び上がるほど驚いて奇声を上げ、あわあわと周囲を見渡した。 見渡したって何も無いが、見渡した。 せれす は こんらんしている! というやつである。 ) あ、あ、あ、は、ひゃ、いっ…どうぞっ…!! 挿れ…お入りくださいっ。 ( 鍵は掛けられていない。 いつ昏倒するかわからない病人故に開けっ放しになっていた。 簀巻きみたいに丸められた布団を抱いたまま、ベッドの上で硬直して必要以上に大きな声で返事を返す。 ) [Tue 8 Aug 2006 02:11:58]
◆ノック > ( 外からは中の様子は窺い知れない。だから、こんなタイミングも偶然の産物ではあるのだろう。 それが御心と言うには、どうにも皮肉なのは世の習い―― と言うのも、また微妙な話。 深夜の訪問を告げる硬質の響きは二度。 ) [Tue 8 Aug 2006 02:05:11]
お知らせ > ノックさんが入室されました。 『( コン、コン。 )』 [Tue 8 Aug 2006 02:03:38]
◆セレス > ( もぞもぞもぞもぞ じゃらじゃらじゃらじゃら ぎしぎしぎしぎし。 そんな音に混じって押し殺した吐息を漏らし、枕に顔を埋める。 一年の殆んどを窓の無い地下室に閉じこもって鍵をかけられて、読み飽きた本を繰り返し読むのとひたすら祈りを捧げるだけの生活。 食事とストレッチなんて直ぐに終わってしまうし、歪な生活を無意識にストレスと感じるのだろう。 誰に教わったでもなく、自然に身についた現実逃避だった。 恐らく修道院の世話係達も気づいていて黙認していること。 ) [Tue 8 Aug 2006 02:00:54]
◆セレス > ( 昨日の自分はどんな具合だったのだろう? かなり不安定に乱れていたし、半ば寝惚けていたし、ヒトが居ない時間だろうとおもって油断もしていた。 「人前に出るときはしゃんと背筋を伸ばして毅然として振舞って下さいね」と日頃から言い聞かされているし、「これから人に会う」という覚悟が出来ていればそれなりにちゃんとできるのだ。 普段からもっと人と話す機会があった方が良いんじゃないかなんて今更ながら思う。 ) ほんとう、今更。 ( 周りの人が何を考えてるかなんて考えた事も無かったし、自分がどう見られているかなんてわからない。 無理、と小さく呟いてベッドにころんと転がりなおし、何とはなしに火照る身体を慰めだした。 もう殆んど癖である。 ) [Tue 8 Aug 2006 01:50:50]
◆セレス > ( 昨晩、水を飲みに部屋の外に出歩いて、誰かに出会った気がする。 気がつけば部屋に戻っていて、ベッドで眠っていた。 そのベッドから身体を起こした深夜。 汗ばんだシーツが張り付いて寝苦しく、ヴェイトスの夏がこんなに過酷なものだと初めて知ったところだ。 ) ………ふ、ぅ。 まだ続いてる………。 ( サンク様の手当てを受け、苦痛は幾らか和らいでいる。 独りで歩けない事も無いし、久しぶりにちゃんとした食事も摂った。 体力を消耗して体調が悪化するのは当面防げそうだけれど、その根底にある原因が取り除かれない限り、無理は禁物だった。 折角ヴェイトス市に寄る事ができたけれど、やっぱりここでも外出は禁止、ということだ。 地下室ではなく、外が見えるガラス窓のある部屋なのがせめてもの慰めか。 ) [Tue 8 Aug 2006 01:38:59]
お知らせ > セレスさんが来ました。 『 不安定 』 [Tue 8 Aug 2006 01:32:23]
お知らせ > 維言さんが退室されました。 『 お礼の言葉は、次の機会にでも。 ( そんな呟きは小声でぽそりと。 )』 [Mon 7 Aug 2006 07:33:34]
◆維言 > 久方ぶりの事。何かとお話したい気持ちは十重にありますが―― まずはお部屋にお連れしますと言います。 積もる話や諸々は、また後ほどにお聞かせ下さると嬉しかったりします。 ( 失礼と一声かけて、へたり込んだ彼女の身体を抱き上げる。体格は然程変わりもしないが、これでも前線に出る身。少女一人を抱えられる程度の腕力の持ち合わせはある。 体格の関係上安定して抱えられるという訳には行かなかったけれど、足取りは危なげなく。 確か―― と。記憶を辿って、僧房の方に足を向け。 ) [Mon 7 Aug 2006 07:33:15]
◆維言 > ……あ。 ( まるで糸が切れたかのように座り込んでしまった姿に、両の目を見張る。律動的に音を刻んでいた足音がその律を早めて傍らにまで進んで。 ) ええ。維言です。お久しぶりですと言います、セレス様。 ……お加減、大丈夫でしょうかと問います。大分、苦しそうだ。 ( 呼吸は乱れ、見目にも彼女は熱っぽい。 白面の中できゅ、と眉が寄り。熱に乏しい掌を彼女の額へと当てようとし。 ) [Mon 7 Aug 2006 07:02:05]
◆セレス > ( よろける聖女認定は俯きながらのそのそと歩き、幼児の如くぷすーぷすーと鼻で息をしながらぼんやりとしている。 前方から聞こえる筈の声にも姿にも反応を示さず、名を呼ばれてようやく顔を上げた。 それでも一瞬理解が追いつかず、ぼんやりしたまままた一歩二歩進み――――。 ) ……あ、確か、い、い、い、か…イコトさま。 御久し振りで――――( そこでふにゃりと腰が砕けたみたいに座り込んでしまった。 いっせいに音を立てる鎖。 しゃがみ込んだまま立ち上がらず、暫し荒い呼吸を繰り返している。 ) [Mon 7 Aug 2006 04:31:05]
◆維言 > ( ばったり。擬音だとすると、いきなり前のめりにずっしゃり潰れていそうで、それはそれで要注意事項。 体調が芳しくないとは、先程上司様より少し聞いた話。 ) ……あれ。 ( 灯りの落とされた闇から溶け出るように、浮かび上がるように。まず見えたのは長く伸ばされた白い髪。 そして、いつかにも聞いた―― 鎖の音色。 それを訝しく思うより、答えは視覚にて告げられる。 ) ―― Sanna・セレスティア。 お久しぶりとまずは申すところですが―― ( 言葉が中途半端な所で切れる。 夜目にも鮮やかに染まった白い肌に、なるほど。噂話で体調不良を囁かれている訳では無いとは知れた。 ) [Mon 7 Aug 2006 04:22:45]
お知らせ > 維言さんが来ました。 [Mon 7 Aug 2006 04:19:22]
◆セレス > ( もしくはばったり。 そんな擬音でいきなり通路の闇から姿を現すのは件の聖女それそのもの。 ばったりって擬音?知らない。 ) ―――――… ――――…―――んんぅ―――…――――。 ( ふらふらよたよた。 なんとも頼りない足取りで歩きながら時折外套の中でじゃらりじゃらりと音を立て、牧師服の彼女の眼前まで迫っても寝惚けたような声を出して鼻で息をしている。 熱っぽいのか、もともとピンク味がかっている頬が真っ赤に紅潮していた。 ) [Mon 7 Aug 2006 04:15:15]
お知らせ > セレスさんが来ました。 『 ひょこ。 』 [Mon 7 Aug 2006 04:10:51]
◆維言 > ……異変、異変ー…何ですか、異変。それだけで何が分かるっていうんですか。何かに気付いたら即刻報告しろって、だから何かって何なのかと問いますよ、本当に。 ( つまり、何か確証があるという訳ではないのだろう。虫の知らせと言うには確実な――不安を煽る要因が発生してはいるんだろう。 それは、例えば ) ……しかし。意外ですね。このたびはどうなさったんでしょうか。 ( 歩みを止める事は無く、脳裏に浮かべたのはアルビノイアの聖女。クリスティアの聖教会所属だという彼女が、どうしてヴェイトスに訪れているのか。 何か用があっての来訪という訳でも無いらしいし。 ) [Mon 7 Aug 2006 03:42:39]
◆維言 > …上司様も、無茶苦茶な事を仰る。 ( 下された命令自体は、いつもと変わらない。魔性の痕跡の調査と浄化。適宜、魔物が発生した場合の戦闘行為。そして、報告。 蓄積された悪魔への対処法、知識こそがエクソシスト最大の武器ともいえるのだから、地味でも最後の責務は欠かしてはいけない。一人のサボリが、後々に百人を殺す事になりかねないのだから。 先達ての不死者砦の分も、己が対応した分は分かる限りの報告を纏めて提出している。 屍竜については、どう描写するか迷ったものだけれど――閑話休題。 そう。そんなめいれは変わらない。問題は、ふとした折に上司様が漏らした一言。 ) [Mon 7 Aug 2006 03:31:32]
◆維言 > ( 激務に文句を垂れる割に、いざ長い休みとなると何をして良いのか分からなかった。 それが酷く腹立たしくもある。 ) まるで、真面目な勤労戦士のようではないですかと言います。言いますとも。 ( 灯火の落とされた通路は、廃し切れない闇の色。溶け込む色のマント姿が、硬質の音色響かせて、足早に通路を行く。 ) [Mon 7 Aug 2006 03:12:04]
お知らせ > 維言さんが来ました。 『( 休暇は終わりぬ。 )』 [Mon 7 Aug 2006 03:09:11]
お知らせ > ホリィさんが退室されました。 [Sun 6 Aug 2006 02:08:24]
◆ホリィ > シャンフェイ、異国の香りがするね、くひひっ。 ま、よしなに、うひひひっ。 ( 笑顔としっしょに、去る。 ) [Sun 6 Aug 2006 02:08:22]
お知らせ > シャンフェイさんが退室されました。 [Sun 6 Aug 2006 02:07:50]
◆シャンフェイ > ( 自分も立ち上がって )(彼女の隣をペースを合わせるように、ゆっくりと歩を進めながら ) ホリィさん か。 俺はシャンフェイだよ。 また何処かであったときは、よろしくお願いします。 ( にこり、柔らかく微笑んで。 彼女と共に、大聖堂を後にしようか ) [Sun 6 Aug 2006 02:06:37]
◆ホリィ > ん? 名前? あたしはホリィ、ホリィってみんなは呼んでる、うひひっ。 おにーさんは? ( こつ、ず、こつ、ず。 ゆっくりと歩きながら、ホリィはたずねて。 ) [Sun 6 Aug 2006 02:03:04]
◆シャンフェイ > ( ふぃと気付くと、カテドラルに響く雨音が小さくなっている。 ) ん、なんだか随分長居しちゃったな。 俺もそろそろ帰ります。 …最後に、お名前の方 伺っていいですか? [Sun 6 Aug 2006 02:01:43]
◆ホリィ > まーねー、うひひひっ。 みんなお人よしだからね、くひっ。 ( よいしょ、長椅子から立ち上がって、ホリィは、ひとつ伸びをした。 ) さあて、それじゃみんな心配するし、そろそろ帰ろっかな。 [Sun 6 Aug 2006 01:59:54]
◆シャンフェイ > くひひひー ( 痙攣するような愉快そうな笑いに、つられたようにこちらも笑いがこみ上げた 。なんかゆかーい。 ) ああ、受け入れられているなら いいことじゃないですか。 ( 小さく笑いながら。 ) [Sun 6 Aug 2006 01:57:23]
◆ホリィ > そのミステリーさがミリキを呼ぶのだよ、くひひひひっ。 ( まねされたことが可笑しかったらしくて、痙攣するように笑って。 ) まー同居って訳でもないけど……ジモッティーズと近所づきあいというか、ま、野良犬の群みたいなもんだけどね、うひひっ。 [Sun 6 Aug 2006 01:48:57]
◆シャンフェイ > ミステリーなヒトですねぇ、 うひひひっ 。 ( 真似してみた。なかなか愉快な気持ちになれるものです。 ) そうですかー 、 …あ、同居人さんやお仲間さんがいるんですか? ( 少し身を乗り出すように。 ) [Sun 6 Aug 2006 01:45:24]
◆ホリィ > うひひひっ、いいかもね。 でもあたしはそんなんじゃないからなー。 ( 詳しくは言わないけどね。 ぺろりと舌を出して、ホリィはまたうひひひっ、と笑った。 ) やらなきゃ家がぶっ倒れるからねー。 結構がむしゃらかな。 うひひひっ。 それに独りでもなし。 [Sun 6 Aug 2006 01:41:15]
◆シャンフェイ > んん、 男に頼らず自分一人でたくましく生きるんだー ってオンナのヒトも魅力的ですよ? ( 誰しもが、男にしなだれかかる貞淑な女性に惹かれるわけじゃない。オリジナリティ溢れる個性的な女性が好みな男性もたくさんいる ) 自分で大工仕事できるなんてすごいですねぇ ( 感心と尊敬を含めた声だして。世の中に大工作業ができる女性は多くないもの ) [Sun 6 Aug 2006 01:38:36]
◆ホリィ > うひひひひっ、お世辞でないよ、ま、問題はあたしが男に興味がないってところだけどね、きひひっ。 ( なんにせよ、恋愛の対象にするにはすこしばかりおつむの中身が気になるところだ。 うひひ、とか笑う女性はあまり魅力的ではなかろう。 ) そう、そう、うひっ、だーから壁の補修は必死だねー、うひひっ。 [Sun 6 Aug 2006 01:28:55]
◆シャンフェイ > やだなぁ、お世辞言っても、何も返せませんよー。 ( 可笑しそうに笑い返し。 雨の降る深夜の教会で、粋のいいお姉さんが優男を口説くなんて、ロマンチック…、かもしれないが。 そのロマンチックが 自分にはあてはまらない気がするワケで。 ) あは、そんな家だったら着替えがストリップショーになっちゃうよ ( サービス満点だなぁ、なんて。 ) [Sun 6 Aug 2006 01:25:20]
◆ホリィ > ん? いやー、ハンサムだね、うひひひっ。 ( なんでもないよと小さく首を振って、ホリィは笑った。 目を真ん丸くする様子が可笑しかったのもあるけれど。 ) いやー、割といいほうかな。 家よりはいいかもしれないね、きひひひっ。 ( 壁と天井があるからね、と冗談めいたふうに。 ) [Sun 6 Aug 2006 01:09:09]
◆シャンフェイ > ある意味、精霊の類でいそうな気がしますけどねー ……? ( ずずずずぃっ、と効果音が付きそうな程 顔を接近されて目をまんまるくして。 ) 俺、何か ついてます? ( 疑問符浮かべながら、彼女の鳶色の双眸見返して。暗がりでは、彼女の目の動きに違和感があることまでは分からなく。 自分の顔、ぺふり触ろう。 )( 腰かければ、その隣にワンスペース置いて座ろうか。 ) それにしても、あんなところで寝てたなんて 身体痛くないですか? ( うかがうように、下から覗いて 尋ねん。 ) [Sun 6 Aug 2006 01:04:38]
◆ホリィ > うひひひっ、いいね、幽霊シスター。 でもシスターだと本当に死んでそうだね、きひひっ。 ( 見下ろす双眸を、ホリィはまじまじと眺めた。 本当に。 本気と書いてマジで。 なにせもともと明るくても輪郭程度しか見えないのだから、ずずいっと顔を寄せて、顔を確認した。 ) うひひっ、そうなのよう、ありがとう。 ( 促されるままに、よいしょと長椅子に腰掛けて。 ) [Sun 6 Aug 2006 00:56:03]
◆シャンフェイ > 「幽霊部員」いわく、「幽霊シスター」? ( 軽い冗句で返して。 とす、と肩と肩がぶつかったところで、ようやく彼女にも自分の姿が分かるだろうか。宵闇の髪と、漆黒の双眸が優しく見下ろそう ) 足が悪いんですね…。 どうぞ、無理せず 椅子に座ってください ( 手を支えるように伸ばし、近くの長椅子に彼女をゆっくり 促がそう。 ) [Sun 6 Aug 2006 00:53:07]
◆ホリィ > んー、や、昔はお世話になったけど、ね………あたしはほら、肩書きがあるくらいだからね、いまは。 ( 差し出された手に気づかずに接近して、こつん、と肩がぶつかった頃にようやく気づくか。 ) え? ああ、大丈夫。 慣れてるからね。 ( そういうホリィは左足を引きずって歩く。 ) [Sun 6 Aug 2006 00:46:15]
◆シャンフェイ > ( 暗がりの中で聞いた声。イメージした<品性のいい女性>は、一気に<粋のいい女性>に早がわりした。 ) 実はよくお世話になってる とか ( 噛み合わないレコードのような、奇妙なテンポの足音。 距離を縮めようとしてるのなら、そちらに手を差し出そう ) だいじょうぶですか?粋のいい女性>品性のいい女性> [Sun 6 Aug 2006 00:43:17]
◆ホリィ > ああ…………そっか、うん、雨なのか……すっかり寝こけてたから気づかなかったよ、うひひっ。 ( その、品のいい声音と言葉遣い、とやらには似合わない笑い声が最後についていたがともかく。 ) うん? ええと、まあ、そういうことになるのかな。 特に仕事はないけど。 ( こつ、ず、こつ、ず、こつ、ず。 奇妙な足音を立てて、奇妙な歩き方をして、声のするほうへホリィは向かう。 転ぶと危ないので、長椅子につかまりながら。 ) [Sun 6 Aug 2006 00:36:49]
◆シャンフェイ > ( すみません、不法侵入者です。 いえ、民間人も自由に入っていい筈ですがっ。 ) ん、と…。 ( 少し躊躇したように ) 雨宿りを、させていただいているんですけれど…。 ( 暗がりのせいで、自分も彼女の姿はしっかり見えない。 けれど、品のいい声音と言葉遣いは、人柄や地位を表しているようで。 ) 教会関係者の方 ですか ? ( もしそうなら、こんな夜分遅くの来訪を一言謝ろうと ) [Sun 6 Aug 2006 00:33:21]
◆ホリィ > ( 声に、ホリィもまた驚いた。 てっきり、神官か修道女かと思ったのに、それは少年の声だったものだから。 ) あら、ら? ………こんな時間にお祈り、ってわけでも、ないよね。 ( 目を細めるようにしてホリィは声のしたほうを見やる。 影の中、ホリィの目では輪郭だって見えづらいのだ。 ) [Sun 6 Aug 2006 00:26:44]
◆シャンフェイ > ( この時間は教会に住んでる神官や修道女たちは寝てる時間。ティフィスさんやセレニアさんもベッドで寝ていることだろうか…。 とふと思った時点で。 はた、ともう一人 ココで出会った彼女のことも思い出す。 ) …エリアルはまだ起きて頑張ってそう ( クスリと苦笑して。元気にしてるかなぁ…なんて。なんだか、暑さでバテてる気が。 そんな姿が想像できて、不謹慎だが笑ってしまった。 ) っ! ( 足音! 誰かいたことに、びくりと肩跳ねさせて。 音した方に身体を向けよう。 ) すみません、誰か いるんですか ? ( 驚きと、独り言を聞かれた恥ずかしさが混じったような 声音。 ) [Sun 6 Aug 2006 00:24:06]
◆ホリィ > ( こつん。 後ろからではない、つまり他人の足音が響いた。 正確に言うならばそれは、立ち上がった音だった。 奥のほうの長椅子に独り、腰掛けていたらしい。 ) [Sun 6 Aug 2006 00:20:53]
◆ホリィ > ( [Sun 6 Aug 2006 00:19:26]
お知らせ > ホリィさんが入室されました。 [Sun 6 Aug 2006 00:17:16]
◆シャンフェイ > ( 誰も近場にはいないみたいで。 それなら、もう少し 雨宿りさせてくださいな。 )( 服についた水滴を、ペシペシ濡れた手で叩いて。 ) …っくし! ( 思わず出たクシャミ。 上着を脱いでおこう。 夏風邪ひいたらしんどい。なにせ夏風邪はタチが悪いからね。 ) それにしても…、 やっぱりヒトが溢れているときと 全くいないときじゃ 全然雰囲気違うなー 。 ( カテドラルを見上げながら、少し前に進み。 そんなに煩くない筈なのに、いやに自分の足音が後からひびく…。 ) [Sun 6 Aug 2006 00:06:37]
◆シャンフェイ > お邪魔 します … ? ( 暗がりに、誰にともなく。 いくら民衆が集まる教会、といっても。 夜に訪れるとなると、流石に堂々と入れない。 ) ( 暗がりに、目が慣れてくると。 奥に 十字架に貼り付けにされたキリスト像が。 整然と並べられた長椅子の羅列や、所々に飾られている木のレリーフ等から、荘厳な雰囲気がうかがえる 。 肝試しに丁度いい場所だな、なんて思ったのは内緒で。 ) [Sat 5 Aug 2006 23:53:34]
◆シャンフェイ > ( 背後の雨音を切るように。閉じられた扉。 ふるり、と人影は頭を振る。 髪先についた雫が零れ。 濡れた前髪を掻きあげた。 ) ああ…、失敗。通り雨だと思ってたら、全然やまないんだものなぁ…。 ( 家まで一直線に帰ろう…、と思っていたけど。ちょっと、休憩 だ。 ) [Sat 5 Aug 2006 23:45:32]
お知らせ > シャンフェイさんが入室されました。 『( 深く響く、開扉の音。 それから、砂漠に舞う砂のような、静かなノイズ。 )』 [Sat 5 Aug 2006 23:41:19]
お知らせ > エフローナさんが帰りました。 『( やがて雨の中に消えていく。 )』 [Fri 4 Aug 2006 01:50:38]
◆エフローナ > ( ――それでも。 ) それも御心か、天なる父よ。 ( 敬虔と言うには何処までも苦く。呟き声は夜の静寂に呑み込ませるのが最早前提。胸のロザリオを軽く握り締めると、祈りの単音聖句と共に十字を切った。 今此処にある事も、また御心の内であるならば。 ) ……今度は不信心の所以で不幸が訪れた――等と。言わせはしないんだから。 ( …先刻まで祈りを捧げてきた聖堂のある方を一度振り返ると、背筋を伸ばして歩みを再開する。律動的な音を取り戻した歩みは、やがて出口の方へと向かい。 ) [Fri 4 Aug 2006 01:50:19]
◆エフローナ > ( 雑念と一言で振り切るには、感傷が勝ち過ぎている。自覚はあるから、意識しないようにしている部分。本来ならば、此処にいる筈だったのは己ですら無い。命運と言うには皮肉で数奇なものに踊らされている。それが、神の御心だというのならば、皮肉な話だ。 ) ……覚悟を決めた者に役割を果たさせず。甘い意識しかなかったものに責務背負わせるのですから、確かに――平等には違いない。 ( 赤くなった手を引くも、その程度で壊れる程に柔な拳ではない。年頃の少女の手にしては、掌も堅く、その大きさに比すれば指も節が立っている。 家督を継ぐ予定は無くとも、剣術の鍛錬は受けて来た。嗜みでもあり、それだけが己の覚悟だったのだけれど。 ) ……守れるのは、たった一人でよかったというのに。( 呟きは、まだ苦い。 …騎士は人民の盾であり、国家の剣。視野を広げられないから、甘いと言われるのだ。分かってはいる。嘆息が緩く、唇を染めて。 ) [Fri 4 Aug 2006 01:44:58]
◆エフローナ > ( 雨の音は余り好きでは無い。大抵、悪い知らせは星の綺麗に見える夜には訪れず。こんな雨の――凶夜ばかりが印象深い。 此処からは遠く離れた王都クリスティアで兄の悲報を知らされた時も、こんな天気ではなかったか。 ) ……嗚呼、もう。 ( …不意に立ち止まって、辺りに視線を滑らせる。人の視線が無いのを大雑把に確認すると、固めた拳を廊下の壁にごっ、と打ち付けた。 …手の甲に、ジィンと鈍い痛みと痺れが走る。 ) 益体も無い。これだから、甘いと言われるのに。 [Fri 4 Aug 2006 01:35:22]
◆エフローナ > ( 自主的に祈りに訪れた事等、数度あるか否か。 クリスティアの標準程度に祈りの言葉も諳んじてはいたけれど、熱心な教徒だったかと問われれば、首を傾げざるを得ない所。そのツケと言うには――余りに苛烈な形で、既に報いは受けている。 …思い出せば、何かと苦い思いは胸中に過ぎる。雨音も此処からは遠く、まるで外の世界から隔絶された聖域のよう。息苦しさと言うには淡い、締め付けられるような感覚に。廊下を行く歩みが少し早くなる。 ) [Fri 4 Aug 2006 01:28:54]
◆エフローナ > かように、雨の多い地域なのでしょうか。 ( 夜も更け、子供等の瞼にはとうに眠りの砂も撒かれた頃。時刻外れの礼拝に訪れた娘が、応対してくれたシスターへとそんな事を問いかける。 頭布を被った穏やかそうな面持ちの年配のシスターは、そんな事は無いと緩やかに首を振って見せた。 その仕草を受けて、頷きを。 ) そうでしたか。勘違い、失礼しました。 …まだ、雨季を抜けていないのですね。 ( 礼を述べて頭を下げ、シスターとすれ違う。見知らぬ土地の、見知らぬ教会――大聖堂。権威だけで言うならば、故郷のパプテスを統べる聖教会と、同等の地位にあるのだったか。 ) [Fri 4 Aug 2006 01:24:36]
お知らせ > エフローナさんが入室されました。 『 ヴェイトスとは―― 』 [Fri 4 Aug 2006 01:21:36]
お知らせ > フォスさんが退室されました。 『( そして、彼は本当のトイレに行き、そこで煙草を吸った。どこかの不良みたいに! )』 [Thu 3 Aug 2006 23:57:13]
◆フォス > ( 頭の中でかなりの割合で煙草を吸いたいと言う意思が雪崩のように飛び込んできている。仕事をしなければならないと言う意思が作り上げた堤防は決壊寸前だ。駄目だ。崩れる。踏ん張れ。でも駄目だ。ヒビが入った。板を打ち付けろ。まだまだだ。まだいける。もう無理だ。新たな堤防を作り出している時間は無い。がんばれ。それでどうにかなるものじゃない。崩れた。堤防が壊れた。水が入ってくる。ヤニ臭い意識が雪崩れ込んでくる。踏ん張れ。まだ立て直すのだ。無理だった。 ) ――――――――・・・・・・・・・・・・・ ( フォスは無言で、すたっと立ち上がった。 右を見て、左を見る。 大丈夫、問題ない。この数なら気づかれないでいけるだろうか。 いやいける、行くしかない。雪崩に飲み込まれた犠牲※脳内イメージ のためにもさっさと行かなくてはならない ) ――― ( しかし、無言で行ってはただのサボりに見えないだろうか? 彼は考える。 コンマ0.1秒で答えが出た ) ―――お手洗いに行ってくる ( そう、短く告げてそそくさと図書室から出ようとする ) [Thu 3 Aug 2006 23:52:40]
◆フォス > ( ――――――――――――――――――――――― )( 無理だ ) [Thu 3 Aug 2006 23:51:18]
◆フォス > ( それはさておき、続きをせねばならない。確かにめんどくさがり屋でサボり魔ではあるが、これでも一度引き受けたのならやり遂げなければならないと言うような使命感のようなものがある。鈍い頭痛がなんだと言うのだ )( 彼は一冊一冊手に取り、押し込んでいく。 今度はどこか鈍く鈍痛が残っているので、声に出して題名を呼ぶことは無かった ) ―――― ( ああ、煙草が吸いたい、と彼は何十冊目にかなる本を手にしながら思った )( 煙草が吸いたい。しかしここは図書室だ。火気厳禁である。流石にそれは無理である。それに大聖堂の中で煙草を吸ったのだとしたら、よく思われないのは当然だ )( だが、煙草が吸いたい ) ―――― ( 彼は辺りを見回した。 時間が時間なだけに少ない。これならそっと裏に回って一服してから戻ってきてもばれないのではないだろうか? ) ――――無理、か? ( しかし、頭にまだ残る鈍痛を思うとそれだけの元気があるか微妙だった。 彼は頭を横に振り、我慢することにした )( 我慢だ我慢。死ぬことはない ) [Thu 3 Aug 2006 23:46:13]
◆フォス > ( 彼は知らない。大聖堂にいるその手に敏感な幾人かが感じているものと近いようでそれと比べて鈍い感触であること。 )( 彼はその手の感覚に鈍い。かといって、人間並みではない。理由は言わずともわかるだろう。しかし、 )( 彼に、その自覚は無い )( 慣れない事をしたからなのだと彼は結論づける。問題は無い。サボるのだって仕事が終わった後に頼まれたときだ。特に、特にめんどくさそうな今回のようなものばかりの時だ )( 深呼吸 )( どこか断続的な鈍い痛みは残るが、それは慣れない事をしているからではなく、最近の天候の変化に体が反応したからだと彼は思う )( 今日は、身体によさそうな果物を食べてから寝よう、と彼は思った ) [Thu 3 Aug 2006 23:39:15]
◆フォス > ( 彼はふらっとよろめいた。倒れそうになったところを本棚に手を突いて何とか転倒は免れた ) ――――――――? ( 唐突な頭痛。それに彼は当惑していた。 )( 周りを見てもなにも異常はない。 彼は自分の額に手をやってみる。熱は無い ) ―――――疲れか? ( そんなわけないでしょう )( なぜかまた他の神父に突っ込まれたが都合のいい彼の耳には入らない ) ――――風邪か? ( しかし、熱は無かった。だからといって頭痛がでないということもある )( 最近は色々と平和だったので彼は大聖堂で書類関係の仕事などをすることが多くなった。 元々、力仕事に向いていなかったからだ。 )( 慣れない事をして頭でも痛めたのだろうか。これは知恵熱ではないのだろうか。むしろそうに違いない、と彼は思う ) ――― ( 人間、慣れない事をすると具合を悪くするらしい。 なんだなんだ。そうなのか、と彼は一つ頷いた ) [Thu 3 Aug 2006 23:32:52]
◆フォス > ――――ヨハネの福音・・・・・ ( ぴしっ、という頭痛がきた ) ――――? [Thu 3 Aug 2006 23:29:25]
◆フォス > ( マタイの福音書が二度続いたが気にするなっ!!orz ) [Thu 3 Aug 2006 23:21:23]
◆フォス > ( フォスは二個目の箱を空にした。 三つ目へと手を伸ばす。 なんだやればできるじゃないですか、兄弟。と同期の神父に言われてもフォスは無言だった ) ――――ヨハネの手紙 ( とすん ) ―――創世記 ( とすんとすん ) ―――マタイの福音書 ( とすんとすんとすん ) ――ルカの福音書 ( とすんとすんとすんとすんとすん ) ―――ヤコブの手紙 ( とすんとすんとすんとすんとすんとすんとすん ) ―――マタイの福音書 ( 一冊一冊、彼は丁寧に書棚に押し込んだ )( これでも彼は一介の神父である。 聖書や聖遺物や聖道具を大切にする心はあるのだ。 )( 神父服はボロボロだけど ) [Thu 3 Aug 2006 23:20:31]
◆フォス > ( 彼はとうとう捕まったのだ。それでも彼は逃げようとはした。その成果として未だ、彼の頭には何枚かの葉っぱが引っ掛かっているが、本人は気づいていない。 ) ――――ヨハネの福音書だな ( 彼は箱詰めされた本から一冊抜き出し、それを書棚へと仏頂面で押し込んだ )( 彼は黙々と作業を続けていた。 手際が悪いわけではない。ただやる気が起きないだけなのだと、フォスは心の中でぼやいた ) ―――エノク書 ( 押し込んだ ) [Thu 3 Aug 2006 23:12:43]
◆フォス > ( 赤髪は聖書を手にして、それを本棚に押し込んでいた。 図書室の中には幾人かの助祭やらシスターやら神父やらが居て、雨漏りや湿気に弱い本の整理をしていたりした ) ―――― ( その中で、先日から逃げ回っていた神父の姿があった )( 名を、フォス・シュレティンガーという ) [Thu 3 Aug 2006 23:02:33]
お知らせ > フォスさんが入室されました。 『( 雨漏りした古い図書室から他の図書室や保管庫に本を移す )』 [Thu 3 Aug 2006 22:59:25]
お知らせ > セレスさんが帰りました。 『 これはですね、さる高名なクリスティアの司祭様が1から考案した――(誇らしげ&上機嫌) 』 [Thu 3 Aug 2006 03:34:11]
お知らせ > サンクさんが帰りました。 『 そういえば、そのお洋服のデザインは、どなたが?( 案内の道すがら、何か聞いた。※私情。)』 [Thu 3 Aug 2006 03:31:43]
◆サンク > …それは、お望みとあらば。寝物語のネタは余り、持ち合わせは御座いませんけれど。( ぐっ、とか下の方で握られている拳は多分気のせいだと思いたい。何願望形。明日の朝くらいまでは、部屋の方を外しても大丈夫だろうし。――…いや。ヨコシマな色々は抜きで。げふん。) …そうなりますと、益々――…嫌な予感ばかり膨らんでしまって、困ったものですわ。何か手がかりがあると宜しいのですけれど。( 対処というより、境遇に慣れた雰囲気を漂わせる言葉に、軽く眉が寄った。悪性を閉じ込めて離さない。これではまるで一方通行の檻のような――人の肉体には負担の掛かるであろう色々に、心配で曇る表情は嘘ではないのだから。) いえ。結構、このくらいの時間まで起きてたりしますわ、私。おかげで、朝は遅くなってしまうのですけれど。 ――…セレス様、こっちこっち。( 今はもう、只の子供の小さな手が、聖女の手を握り締めて、宿舎の方へと足を向ける。 ――…伝わるもの。体温、柔らかさ、湛える聖性――そして。 不可解な予感と、不可解な存在。軋む違和感を暴けと命じる本能を押し殺して、今は明るく笑み浮かべて。) [Thu 3 Aug 2006 03:30:54]
◆セレス > ―――あ、添い寝、ですか?( 寝惚けて、から猛烈な勢いで思考が飛躍した。 寝相は悪いが毛布を咬む癖は無かった筈、とか。 抱き枕くらいにはしそうだけれど。 ) 多分今度の不調の原因もそういうものじゃないかと思いますし――――解決すればクリスティアに帰るまでもつくらい良くはなると思うんですけれど…( 多分教会から出ればまた、長時間はもたないだろう。 道端でああいう状況に陥る可能性、大。 困った顔で苦笑した。 ) あ、随分と遅くなってしまって――――何から何まで本当にすみません…謝りっ放しですね私。 ( 全然大聖堂の構造を覚えられず、未だよく迷う。 送ってもらえるのならそれこそ大助かりであり―――それじゃ、と宿舎とは反対側の通路の方に向き直った。 ) ( 聖女認定の中に渦巻く「なにか」は低く静かに、底に佇んでいた。 ) [Thu 3 Aug 2006 03:22:49]
◆サンク > 寝惚けて齧らないで下さるならば、問題ありませんわ?( 悪戯っぽい笑み浮かべての言葉は、半ば冗句。――…事実、齧られたかもしれないとか。知らぬが仏と言うのだが。※異教。 恥らう姿は基本的に大好物なので、ある意味眼福。いや格好でなく。げふげふ。) 嗚呼――…ならば、良かった。セレス様は、瘴気や…そういう、「よくないもの」の気配に敏感でいらっしゃるようですから。その辺りを取り払えれば、楽になるのではないかと思いましたの。( 聖性と魔性が激烈な反応を起こしたのには、正直肝が冷えたが。 ――…手応え的にも、悪性を滅せた訳では無いとは分かっている。追撃で消してしまえばいいじゃないかと囁くのは、本能の声。しかし、今しがたの反応から見て、無理矢理に滅せようとした時に、彼女の心身が持つかが分からない。 それでも良しとする声と、それでは意味が無いと留める理性は、後者の方が何とか勝る。ほぅ、と吐息を零した先――…ひらひら翻る外套の下、黒い革に包まれた白い肢体が覗いて。手で顔を覆ってちょっと蹲った。くーるになれ、さんくとぅす。) ……で、では、お部屋まで、お送りいたしますわ。( ちょっと色々ツボにはいりそうになったのは、気合で抑えろ精神力15!※無駄遣い。) [Thu 3 Aug 2006 03:12:07]
◆セレス > ほ、本当にすみませんっ……ちょっと頭がぼぅっとして――――( さっき美味しそう、とか思ったのは気の迷いとして。 すっかり萎縮して、頬に当てられた小さな手をうにうに弄りながら俯いた。 格好が恥ずかしいのではない。不甲斐無い姿を晒したのが恥ずかしいのだ! ) あ、いえ、とても楽になりました――――今夜は久しぶりにちゃんと眠れそうです。 本当に有難う御座います…ッ。 ( 相変わらず黒いものはお腹の辺りで燻っている。 それは「いつものこと」であり、当人からすれば常にこれくらいは痛いもので。 すっきり快適、といってよかった。 いつものとても失礼な指摘も無いので一安心、火照った身体を冷ますように外套を広げてぱたぱたと扇いで立ち上がる。 いろいろ丸見え。 ) [Thu 3 Aug 2006 03:03:43]
◆サンク > ( 浄化の力は緩々と光の粒子になって、散っていく。淡い光をまだ僅かに残す手で触れても、もう大丈夫だろうか。 ぺたぺたと、触れる頬が少し熱い気がして。 ――…こっちの頬まで熱くなりそうな。いや、やましい意味じゃなくて。) ……私は食べられませんわ、よ?( カルボナーラ。食べたくなる。いやそれはともかく。こほん、と咳払い。声の調子は何とか戻った。) …いえ。大聖堂からお出になったら体調を崩されると仰られておりましたので、些少なりお力になれるかと思ったのですが――…申し訳ありません。いきなり、やってしまって。( 今のような事例を目前で見た経験は乏しい。でも、何と言うかは知っている。――…『悪魔憑き』 現象としては、いっそ、そんな言葉が通じてしまうような姿は。今こうして、恥じらいながら謝罪する聖女からは想像し難い。 申し訳なさと心配の色を称えた色違いの青が、かくりと小首傾げる仕草に揺れて。) …御身体の調子の方は、如何…です?( 唇が紡いだ言葉は、扇情的というか何かといやその手のは大好きですが正直今はそうじゃなくて!眼のやり儀に困る装束についてでは無く、聖女の体調の如何を問う言葉。 悪化させたとなっては、様々に申し訳ない事。) [Thu 3 Aug 2006 02:52:33]
◆セレス > ( 思考が混濁していた。 話している途中で眠ってしまったような、痛くて痛くてそれどころじゃなくなったような――――誰と話していたんだっけ? という疑問から思考は一変に広がっていく。 夢から覚める時みたいに。 此処は何処だっけ? 何をしていたんだっけ? 晩御飯はなんだったっけ? ああ、なんだか柔らかくて気持ちいい感触。 ) ――――…カルボナーラ…あ、サンクさま。 ( ※晩御飯。 ) あ、の、申し訳ありません――――その、こういうこと、たまに、ある、っていうか……その、お恥ずかしい限りです。 ( いっぺんに話していた相手と内容と場所と晩御飯を思い出して飛び上がり、聖堂の床にぺたんと腰を落とす。 外套の中のとてもありがたい聖衣(と聖教会の司祭さまは言ってました。)に向けられた視線に気付き、ヴェイトス市で過去向けられた様々なリアクションを思い出して眉の根を寄せた。 曰く「変態趣味」曰く「露出趣味」曰く「なんですかそれは!」。 ありがたい聖衣です。 真剣な顔をして今度は何を言われるかと身構えた。 ) [Thu 3 Aug 2006 02:41:09]
◆サンク > ( こうしていても、その特異性を全て感じ取れる訳では無い。只、聖なる気配の中に閉じ込められた魔性――悪性の気配を察する事は出来る。 聖女の中に宿る悪性。それが彼女自身のものであるのか、もしくは―ー それこそ、外部から呑み込んだものであるのか。確信はどれも薄く、仮定の域を出ず。故に、一度意識下に疑問は押し込められて。 ――…いっそ、それは嬌声。艶かしい悲鳴と共に、黒い気配が蠢動を弱めたのを察して、聖句ならざる息を、唇が大きく吐き出す。 ぜぇぜぇと鳴る喉は、余り健常とは言えない。酷使に跳ねる鼓動を無理矢理に押さえつけて、ゆっくりと膝を着き。) ――……え。( 聖性の解放、反動にぼやけた視界が一気に鮮明になる。黒色と肌色――…やきつく程に鮮やかな対比に、一瞬絶句。そろりと指を伸ばして、気付けめいて、艶かしく桜に染まる頬に、触れて。) ――…申し訳御座いません、急に。 ……あの、セレス様。大丈夫――…です、か?( ぜぃ、と鳴る喉から搾り出す声は、余り聞きやすいとは言えないもの。けほ、と喉を整えて、目前に広がる光景、あられもない聖女の姿に、視線が泳ぐ。何がタチが悪いかって――…その、ボンテージもとい、拘束具にしか見えない装束から、確かに聖性を感じ取れるのが、どうしたものか。) [Thu 3 Aug 2006 02:31:12]
◆セレス > ( この娘がいつ何処で何処から連れてこられたのか、誰も知らない。否、誰か知っているのかもしれないが、少なくとも聖女自身は何も話さないし、世話をする修道院の誰もがただ「聖教会に認められた事情のある娘である」としか知らなかった。 その「何だか分からない娘」は何にせよ呪いや祟りの類を全て飲み込んで、消滅させてしまうというありがたい存在であり――――それ以上は誰も言及しないまま、今に至る。 ) ンぁ…あ、あ、は、ぅ――――――――…! ( 外套から差し出された腕は肘上まで黒い革で覆われ。 はだけて覗くのは同色の拘束衣。 じゃらじゃらと音を立てていた金色の鎖が床に広がり、聖句が強まると共に聖女は床に崩れ落ちる。 びく、びく、と身体を震わせて頬を染め、身体を丸めて荒い呼吸を繰り返し―――――どす黒い悪性の何かは、消滅こそしないものの一先ず静まり返った。 ) [Thu 3 Aug 2006 02:12:25]
◆サンク > …その時のように先遣隊を派遣して――…と言うにも、規模が分かりませんし。そも、見て分かるような「何か」があるのかも分からないのが、痛い所ですわね――…セレス様…大丈夫、です…か?( あの砦は先遣隊の調査が十分だった事と、ダンテと名乗った謎の女が姿を消した事で、滞りなく殲滅されたというが――…細かな取りこぼし程度は、まだ残っているのだろう。全域浄化にはまだ及ばない。思い出せば溜息が零れそうな記憶は、今、目の前にある光景で思考の片隅へと追いやられる。 ――…もう、間違いは無い。彼女が動くたびに鎖の音。でも、何故。僅かに垣間見える黒い手袋やブーツ、羽織る聖色たる白とは裏腹の漆黒から鑑みるには、聖女という肩書きが邪魔はするが。 苦痛と恍惚、相反する響きを訴える聖女の姿に、きりり、と尖る感覚は――…人ならぬ属の。) 大丈夫。此処は聖なる場所。聖なる地。恩恵、威光の降り注ぐ場。 ――…侵食は許しませんが故に、直ぐに――…、( 聖堂にて木霊するには、余りにも隠微な響きが、背筋をぞくりと震わせるが。細めた色違いの青は、焦燥を押し込めて。) ――Sanctus. Dominus, Deus Sabaoth ! ( 浄化に呪に、聖性付与の――聖別の力を重ねやる。 ぞろりと、白い光の中に押し込められた黒の点を見据えるように瞳を眇め。 弓手が一点を貫くような声で高らかに謳う聖なる句。 もしも抵抗を試みるものが「悪性」そのものであるならば、その存在を押し込めるように。弱めるように。浄化の句は発される。) [Thu 3 Aug 2006 02:00:58]
◆セレス > ――――そう、どうにか、根源を見付けられれば…先だっての砦がどうとかの時、みたいに――――( 小耳に挟んだアンデット砦の話。 恍惚として少し汗ばんだ顔でぼんやりとそんな事を思い出した。 大聖堂の術師と騎士団を派遣して殲滅したそうな。 とてもホワイティア的行使だと、残念ながら世間知らずの聖女には分からなかったが。 今度もあんなふうにすれば良い、という風には思った。 それよりも、それよりも、今は目の前の小さな掌に視線が釘付けになっている。 皮手袋で触れても駄目だ。 直に触れたい。 触れてみたい。 その手を捕まえて己が頬に触れさせようと緩慢な動作で、ずり、と一歩また前に出て頬を近づける。 じゃらりと鎖が鳴った。 ) ん、う……ぁ…サンクさま…痛い…ッあ、は! ( 聖句に苦しんでいるのか、抵抗を試みる何かが内側から痛みを訴えるのか、酷く淫猥な声を上げて舌を出し、息を荒げる。 聖女、とは言い難い痴態。 日頃地下深くに隠された事実の一端を垣間見せる。 ) [Thu 3 Aug 2006 01:46:10]
◆サンク > ( まだ子供と侮られているのか、敬されているのか、大聖堂の聖女の耳に届くその類の情報も、決して数多くは無い。見目よりは年も経ている上に本性はアレなものだから、「知らされている」以上に知ってはいるが。 ――…しかし。屈託無く微笑む聖女の前で、何がしかを持ち出すのも無粋。それを望む者は今、此処にはいないのだから。 緩やかに返した笑みが、話の――感覚の最中に立ち入ると、思案めいた曇りを帯びて。) ――…島の何処か、ヴェイトスの近くで何かが起こっているのかもしれませんね。 何処と確定出来れば、動きようもあるのですが……。( 聖女の為す奇跡の形を知りはしない。只、「そういう能力」があるのだと察する事は出来た。聖なるかなと称えられる根幹が紡がせたのであろう言葉も、己の曖昧な感覚も、何か事を起こすにはまだ足りない。じり、と微かな焦燥に軽く唇噛んで。) ――…セレス、様。( 此処は聖域。聖堂の最中。ヴェイトスに広がる曖昧な悪意――その予兆は鮮明に感じ取れずとも、目の前の聖女から発せられる、確かな「聖性」に混じる微かな違和感に、仕草を押し留める為と言うよりは、彼女の意識を呼び覚ますように、しっかりとした音で名を呼んで。) 聖なるかな、聖なるかな――…いと高き場所より主は見やる。故に此処は今、全て聖なるものと謳われた―――。( 翳された掌から零れ広がるのは、異端や魔を容れる事無き浄化の光。祈りによって人に齎される恩寵では無く、尖兵としての属が持つ聖なる力。) [Thu 3 Aug 2006 01:30:16]
◆セレス > ( そして当の聖教会側の聖女は、“聖女認定”などという仰々しい肩書きとは裏腹に、そういう裏事情や権力の話とは遠く切り離された地面の下に隔離された存在。 正直、大聖堂と仲が悪いとか言われてもあまり区別すらついていないような現状である。 裏心無く微笑む顔は心底友好の意を込めて。 ) 根源はクリスティアよりもヴェイトス市に近いと感じました。 それが何処なのかは分かりませんけれど―――――「呪い」や「祟り」の類だとしても、私一人で抑えられる規模ではないと思います。 ( 感じたこと、思ったことをそのまま口にしている。 説明しろと言われても出来ない、勘みたいな――――それこそ、「聖女がそう感じている」以外のなんでもなく。 ) ――――…あ。 ( 不意に翳された掌。 大人しく従い、頭を垂れて待とう、か、と、思った、けれど。 翳された小さな手が酷く暖かく、柔らかく―――美味しそう、に思えて。 自然と黒い皮手袋の手がその小さな手を包み込もうと伸びる。 小さな司祭には、違和感を感じる事が出来るだろうか? “聖女認定”の中には聖性と悪性が同居している。 厳密には、こびり付いたドス黒い悪性を、外付けの聖性が無理矢理押しとどめている。 その中にある黒いものが、呼応するように暴れ出していた。 それが不調の正体だ。 ) [Thu 3 Aug 2006 01:14:35]
◆サンク > ( 今の所は、互い主流は穏健派。だからこそ、表立って穏やかな甲理由めいたものも存在する現状。――…あくまで、現在は、という所が危うさの所以ではあるが、今此処で角付き合う必要も無い。その意図も無いのだし。 生まれつきという言葉に、あやふやな噂の一端が真実を捕まえていた事を知り。同じくある種の生来ではあっても、恐らく根源を異とするものは、興味深そうに一度瞬きをして。) …災いの予感。( その眼差しが、まだ曖昧な。それでいて拭いようも無い不吉さを湛えた言葉に曇りを帯びる。逡巡めいた間は、己の中にも燻るある種の感覚を認める為の儀式めいて。 は、と大きく息を吐き出すと、真紅の眼差しに視線を合わせ。) はっきりとしたものは分からないのですが、曖昧に――…おかしな感じは、私も。…曖昧過ぎて、それを根拠に何かを起こせるという程のものでもないのですが――…ですが。今、セレス様の言葉を聞いて。あながち、錯覚ではないのだと。 ……少し、失礼致します、ね。( 憂いと言うには苦味の勝る声音を紡ぎながら、す、と聖女の前に手を翳す。 ――…確認と言えば聞こえは悪いが。) ……聖なるかな、御心の世界は恩寵の下に。( 小声で唱えるのは、浄化の式。 此処は大聖堂。ヴェイトス市の中でも屈指の聖域には違いないが。それでも、何か変化は訪れるのかと。) [Thu 3 Aug 2006 00:58:48]
◆セレス > ( 確か彼女は大聖堂の「聖女」だと聞く。 小さくて可愛らしいし、良い子っぽいし(※疑う気配すらなし)、何だか自分と同じ肩書きを持つ彼女に親近感が湧いた。 その実、大聖堂に認定された聖女と聖教会に認定された聖女となると、どちらかが異典の偽聖女呼ばわりされかねない危うい関係ではあるが。 ) 生まれつきこういうことはよくあるんですけれど――――今回はちょっと、違うみたいです。 「聖域」から出るとそれなりに苦しいものですけれど、今は立っていられるかどうか。 ……――日ごとに強くなります。 災いの予感が。 ( 自然な流れのように話はかみ合う。気だるげに椅子に腰を下ろし、視線の高さを合わせた。 ) [Thu 3 Aug 2006 00:44:54]
◆サンク > ( 先達ての「聖剣戦争」のようなイレギュラーとは違う。――…ある意味、今回の訪問こそがイレギュラーかもしれないが。 あの時は、奇跡こそ顕現しなかったが、聖教会と大聖堂の代表者がそれぞれ残った事で面子的には痛み分けだったとか。 線の細いアルビノイアの少女――聖女を目前にして浮かび上がった情報を、緩く頭を振って整理して。) ええ。まだまだ至らぬ身に御座います。 では、セレス様と。( 謙遜のつもりでも無く、軽く苦笑い。改めて一礼を向け。) ならば良かったですわ。一度御挨拶を――と思っていたのですけれど、御身体に障っては元も子もありませんし。 ……聖堂から、出たら?( じゃらりと、今度こそ確かに聞こえた鎖の音に視線を上げれば、其処には、聖女の姿。奇妙に背徳を誘う二つの因子に眉を寄せたのは一瞬の事。怪訝そうな色は、その言葉の方へと観点を移し。むう、と暫し考え込む。 聖教会の“聖女認定”については、隠匿されて、己も詳しい何かを知る訳では無い。生来の聖なるものだと――下まで届かぬ噂程度の話。だから、) ……やはり、何か――…おかしな事が、起きているのでしょうか…。( 脈絡を繋げるというには薄弱な、予感の欠片は。意図とは別の所で、ぽつりと零れ落ち。) [Thu 3 Aug 2006 00:33:03]
◆セレス > ( 小さな仕事を終えた帰り道でのことだった。 聖教会としても無闇に大聖堂に出入りすることを好しとしないし、その上での再訪となるとかなり異例の話である。 ) 確か、司祭様になられたばっかりだとかで…はい、ではサンク様。 私も長くて面倒臭いのでセレスとお呼び下さい。 ( そうサンク様。 頭の中でそうそう、と頷きながらマイペースに言葉を返した。 人様と接する機会が少なく、どうも名前を覚えるのは苦手だ。 道を覚えるのも苦手だしお金を数えるのも苦手だしヴェイトス市の味付けの濃い料理も苦手だけれど。 ) あ、いえ――――丁度終わった所でした。 身体が火照って眠れなかったもので……具合は、正直あまり良くはありません。 多分、大聖堂から出ればまたぶり返すと思います。 ( 小さな司祭さまに歩み寄れば、また微かに鳴る鎖の音。 首の後ろから背中にかけて垂れ下がる4本の長い鎖。 拘束具の一部。 どこか他人事みたいな口調で本当の所の話しをして、雨の降る聖堂の外を見遣る。 ) [Thu 3 Aug 2006 00:18:52]
◆サンク > ( クリスティアから訪れたという、聖女認定――元々訪問の予定では無く、酷く急な話だったという事と。体調を崩されているらしいという事が気になって訪れてみた部屋は空。通りすがりのシスターから、「聖堂の方に向かわれたようです」と話を聞いて、訪れてみた先で見たものは――祈りを捧げる敬虔な姿。 大扉を両手で押さえ、ともすれば扉の付属品じみた子供が、振り返る姿に笑み向けて。) ――…その呼ばれ方は、まだ慣れなくて。どうぞ、サンクトゥス――サンクとお呼び下さいませ。セレスティア様。( 司祭さま――その呼ばれ方に、一瞬天を仰いだ。誰の事なのかと問いたくなるが、己だ。虚ろな遠い目は、視線を戻す頃にはがっちりと着込んだ猫の下。 よいしょ、と扉を退けて、聖堂の中に足を踏み入れる途中。金属が軋むような、鉄の輪、鎖の響きに似た音色に、きょろきょろと視線を数度惑わせた。――…該当するものは見当たらず、軽く小首を傾げながら。) …お祈りの邪魔をしてしまったならば、申し訳御座いません。お加減の程、如何でしょうか…?何かご入用の物等御座いましたらば、用意致しますので。( 立ち上がる姿は、まだ覚束無いように見えたから、少し小走りに駆け寄って。 ――…仄かに染まった柔らかな頬が可愛らしいとか考えて累場合じゃないので、雑念は押し込めて。よし。 声音に混じるのは、心配めいた微粒子。) [Thu 3 Aug 2006 00:06:17]
◆セレス > ( 何が起きているのかも分からないし、何も出来る事が無い。 酷い結論。 ようするに原因が分からないから我慢しているしかない、というのが現状だ。 もともと丈夫ではないけれど、治る見込みの無い病にかかったみたいで気が重い。 大聖堂から出る事すら可能かどうか怪しいところ。 ) ……折角、お別れを言い忘れた何人かと再会できたかもしれないのに。 ( 全然お祈りになってないな、と小さな溜息を吐いて目を開ける。 丁度そんなタイミングで背後からかかる声に顔を挙げ、振り返った。 声の主は小柄な、女の子、といっても良いくらい。 ただその姿は何度かみかけた覚えがあって、大聖堂の司祭様だと聞いた。 確か―――― ) さ さ さ ―――――司祭さま。 ( 名前を 忘れた。 ) ( おずおずよろりと立ち上がった聖教会の“聖女認定”は聖教会所属を意味する青い刺繍の入った白外套に身を包み、もともとピンク味がかっている頬を赤く染めている。 外套から覗く手足は黒い革の手袋とブーツで包まれ、じゃらじゃらと何か鎖を鳴らすような音が聞こえるかもしれない。 ) [Wed 2 Aug 2006 23:56:40]
◆足音 > ( 夜の空気に混じるのは微かな硬質の響き、軽い足音。それは聖堂の扉の前にて止まり、小さくきしむ音色と共に、扉が細く開いていく。) ――…セレスティア様?( 視線巡らせた先には、膝折りて祈り捧げる聖女の姿。微かな逡巡の後、まだ子供じみて高い声が、遠慮がちに名を口に。) [Wed 2 Aug 2006 23:48:12]
お知らせ > 足音さんが来ました。 『( ――…コツ。)』 [Wed 2 Aug 2006 23:42:17]
◆セレス > ( イメージは堰を切った濁流。 その大量の塞き止められていたものが遠からず押し寄せ、飲み込み、台無しにしてしまう。 そうなる前にどうにかしなければいけないけれど、何処が決壊したのかが分からないのが現状だ。 そんな曖昧なイメージを持つ当人ですら、具体的になにがどうなのかを理解していないし、間違いない事なのかも分からない。 起きるかもしれないし起こらないかもしれない。 ただ、とにかくそれが理由で自分が体調を崩しているのは確かで、全然よくない事なのも確かで。 ) [Wed 2 Aug 2006 23:39:54]
◆セレス > ( 今日も具合はよくならない。 まるで日ごと命が消耗されていくかのような酷い発熱と疲労。 鈍痛。 生温い夏の空気はめいっぱい吸い込んでも肺の中を冷やさず、食事も咽喉を通らない。 ただ毎晩のように悶え、魘され、遅い時間に眼を覚ましてこうして歩き回っていた。 聖堂に足を踏み入れれば、十字架に掛けられた主の前に膝を折り、静かに祈りを捧げる事にした。 いっそ朝までこうしているのも良い。 眠れやしないのだから。 ) [Wed 2 Aug 2006 23:30:47]
お知らせ > セレスさんが入室されました。 『 聖堂の中、膝を折って祈り。 』 [Wed 2 Aug 2006 23:25:19]
お知らせ > サンクさんが退室されました。 『――…熱でも、出そう。( べしゃれ。頬杖崩して、机の上に突っ伏した。)』 [Wed 2 Aug 2006 03:16:17]
◆サンク > ( 実際、何がどう、という訳では無い。それなりに平穏で、所々きな臭い。それを日常と呼んでしまえばいっそ陳腐なのかもしれないが、日々の流れは滞りなく続いている筈。 ――…筈、なのだが。 そ、と胸元に指先を宛がってみる。伝わる鼓動が、少し早い。まるで熱でもあるかのように。) …何か、落ち着かないんですのよね……。おかしな気分。( 身体は心に。心は身体に引きずられるもの。ならば、この鼓動の速さはどちらが導いたものなのだろう。人としての肉体か。それとも。 ――…もしも、だとすれば。それは、決して良い事とは言い難い。漠然とした不安感はくすぶるばかりで、何一つ形になってはくれない。 ざわつく感覚だけは、途切れないというのに。) [Wed 2 Aug 2006 03:11:10]
◆サンク > 何かお力になれる事があれば、とも思いますし。…長旅でお疲れの部分もあるのでしょうから、ご入用のものが此処にあれば――…とも。( 何か特別に御用でも?とでも問いたげな視線を向けられて、かくりと小首を傾げて子供じみた笑みと言葉ではぐらかす。神官の手から書物を受け取ると、有難うと礼の言葉を述べて。 ――…神官が退室し、扉の閉まる音が消える頃。持って来て貰った書物を開く事も無く、机の上に頬杖を着いて。) ――…お聞きしたい事は、うん。御座いますのよね。一応。( 別段、企み事があって隠した訳じゃない。胸中にあるものは、いざ言葉にしようとすると途端に輪郭を曖昧にしてしまって、自分でもどう説明するべきか分からなかったというのが真相。) [Wed 2 Aug 2006 02:54:59]
◆サンク > お倒れになっていらした…と。まだ、具合が余り宜しくないのかしら――…。( 執務室と言えば、何処か堅苦しい。聖堂の中、任を果たす為に与えられた一室で、書物を運んできた神官から聞いたのは、昨夜大聖堂に訪れたクリスティアの聖女の話。 体調が優れないという事で、先程も廊下で倒れていらしたとか――。) …今度、伺ってみて…大丈夫、でしょうか。お加減が優れない所、騒がしてしまうのも申し訳ないのですけれど…。 [Wed 2 Aug 2006 02:49:14]
お知らせ > サンクさんが来ました。 『 ――…あら。』 [Wed 2 Aug 2006 02:45:17]
お知らせ > セレスさんが退室されました。 『 そして力尽きて廊下に転がっているのをまた、担ぎ上げられるのだ。 』 [Wed 2 Aug 2006 00:26:31]
◆セレス > ――――――あれ。 ( ぼんやりと霞む思考の中で、「ああ、美味しそうな匂い」とか間の抜けた感想が先に頭を過った。 食堂? あれ、こっちは書庫が在るほうで、その先に進むと確か聖堂に向かう廊下が長く長く続いていて、とか頭の中で組み立てていたやわらか地図が跡形も無く消え去った。 ) あれ。 ( もう一度。 食堂が此処ということは階段を下ると大浴場…があるのは青猫で。 頭の中でもう一度「あれ」と呟く。 とりあえず誰も居ないようなので、闇雲に歩き回ってみる事にした。 ) [Wed 2 Aug 2006 00:23:49]
◆セレス > ( *道に迷ったようだ。 ) [Wed 2 Aug 2006 00:18:15]
◆セレス > ( 酷い風邪をこじらせた患者が起き上がるように、緩慢に気だるげに身体を起こし、暫しベッドに座ったまま目を閉じる。 もうほとんど丸一日ベッドに横になっているし、こうしていても仕方ない。 別に立ち上がれないわけでもないのだから、とあまり無い気合を入れて意を決した。 聖教会の紋章が青い刺繍で施された白外套を羽織り、よろめくように扉を開ける。 確か聖堂は―――――。 ) [Wed 2 Aug 2006 00:13:33]
◆セレス > ( そもそもこの苦痛、此処でじっとしていれば治まる類のものだろうか? 「聖域」に分類される此処から外に出れば間違いなくもっと酷い状態になるが、何らかの方法で解決しない限りきりがない気もする。 薄いかけ布団に包まってもぞもぞギシギシ音を立てながら卑猥な声を上げる女が何を出来るかも怪しい規模だが。 ) 【聖典概念】でもあれば―――――。 ( 聖教会に返還された聖剣は当然手元には無い。 そもそも特定の用途の為に作られたあの聖典は、今現在あの時ほどの力を持っていない。 あんなに身体が軽かったことが今になって惜しいと感じた。 ) [Wed 2 Aug 2006 00:04:42]
◆セレス > ( 日がな一日地下室――――地下牢のような所に閉じ篭って一人過ごす娘だ。 本を読む、少し運動する、祈りを捧げる、日記を書く、食事を取る。 それ以外の時間の使い方を知らないし、人目が無い事も手伝っている。 コソコソと自慰に耽ることなど珍しくは無いし、なにより「発作」が起きている間は軽い興奮状態にある。 頭はぼぅっとするし、身体は鎖で繋がれてそれこそ本当に全ての自由を奪われる。 石床に転がったまま身体を捩って、痛みから逃避するように快楽を求めるのは自然な流れだった。 あれこれ頭の中で言い訳しながら、指先は拘束衣で固められた股の間にも伸びる。 ) [Tue 1 Aug 2006 23:47:42]
◆セレス > ( 痛みから逃れる為に別の事を考えようと目を開ける。 外では相変わらず雨が降っているようで、それが余計に空を遠くして加護を薄れさせるのかもしれないなどと想像する。 いや、でもそれだと雨も雪も降らない砂漠こそ恵まれた地だって話になる。 いや違うな、と取りとめも無い空想に逃げ込んだ。 それでも頭の片隅にイタイ、イタイ、アツイ、アツイ、という短い言葉が繰り返しているのだけはどうしようもなく。 個室なのを良い事に、拘束衣から露出した胸の辺りを皮手袋で包まれた指先で弄り始める。 案外こんな事をしているから神様のご加護が遠退くのだろうか。 ) [Tue 1 Aug 2006 23:33:42]
◆セレス > ――――――…ッううう、ぁ…くぅ…! ( 少し油断するとこれだ。 上下幅の激しい波が身体を襲い、呼吸は荒れ、身体は火照り、手足がひくひくと痙攣するのを押さえようと丸くなってシーツを乱す。 犬みたいに舌を出して呼吸しないと、身体の中から焼け爛れてしまいそうだ。 多分全て幻痛というやつで、身体の中に何があるわけでもないのだけれど。 ) [Tue 1 Aug 2006 23:22:35]
◆セレス > ( 未だ頭ががんがんする。 意識はあっても痛みに邪魔されて、あまりまともに思考することは出来ないかもしれない。 大聖堂に担ぎ込まれたという事自体は理解していたし、此処に来てこれでもだいぶ楽になった方だ。 神官に抱えられて此処に辿り着いた時の自分は、見るに耐えない姿をしていただろうな、なんて他人事のように考えながら瞳を開いた。 前に泊まった事のある部屋だ。 3ヶ月――…くらい前になるのか。 時間の感覚は元々鈍くて、懐かしいようなつい先日のような。 ) ――――また来ちゃったんですね。 ( 聖教会は良い顔をしないだろう。 所属の手駒がこう年に何回も大聖堂を訪れて寝泊りしていくというのは。 大聖堂寄りに染まったのかと勘繰られても仕方が無い話。 ) [Tue 1 Aug 2006 23:16:34]
お知らせ > セレスさんが来ました。 『 ―――宛がわれた個室で眼を覚ます。 』 [Tue 1 Aug 2006 23:11:46]
お知らせ > フォスさんが退室されました。 『( 脱兎のごとく逃げ出したっ!! )』 [Tue 1 Aug 2006 00:16:14]
◆フォス > ( ――――――ばっちり熱心に仕事をしていたシスターと視線がぶつかった )( にはっははは。苦笑い ) [Tue 1 Aug 2006 00:14:57]
◆フォス > ( どうせ今頃雨漏りがしてそうな場所から本を避け、別の場所に保存していることだろう。もしかしたら雨漏りの修復なんてことをしているかもしれない。とてもめんどくさい。 ) ――― ( 一服 )( あんなのは熱心なシスターや神父がやっているものである。 ) ――――ご苦労様なこって ( あまりにも熱心ではないと自覚している。このままではやばいとも自覚している。それでも行く気が起きないのだからしょうがない。 )( 彼はふぃー、と煙を吐き出した ) ・・・・・・流石にそろそろ終わっただろうな ( すでに時刻は明日になっている。 あとは朝を待つだけで新しい一日が始まる )( 彼は煙草を指に挟んだまま、茂みの中から顔を出す。 そろそろと起き上がり、書庫の中を窓から覗いてみる ) [Tue 1 Aug 2006 00:08:54]
◆フォス > ( 一本を吸い終れば彼は恐る恐る周りを確認する。 茂みの中から顔だけをひょっこり出して、右を見る )( 左を見る )( そして後頭部の先は壁だから確認しない。前方を確認して人気が無いことを確認すると彼は茂みの中に顔を引っ込めた。 ) ―――よしっ ( これならば二本目に火を点けたとしてもばれないだろう。 )( 彼は懐から煙草を取り出して火を点ける。 ゆっくりと大きく紫煙を吸い込み、吐き出す。 細長い紫煙がゆっくりと夜空へと昇る。 )( ふいーっと吐き出す。茂みの上には書庫の屋根。 ぼたぼたと雨粒が落ちてきている。 彼は慌てて煙草を引っ込めた。 火が消えてしまっては意味が無いではないか ) ――これだったら、書庫は大変だな ( 逃げて正解だったな、と彼は思う。 終わって人気が無かったころを見計らって書類を閲覧して帰ればいい。 それでいい ) [Tue 1 Aug 2006 00:05:01]
◆フォス > ( そもそも彼は居たから手伝いを頼まれたのだ。 居たのが悪かったのだ。 )( たまたま雨季なのに雨漏りをしていたらしい古い書庫。そこに近づかなければよかったのである。 )( だが、報告書や仕事に使う資料を求めて入ってしまったのが不味かったのだ。 )( 我らが偉大なる父上はひどいと彼は思う )( なんで雨季を作ったのか、書庫になんで雨漏りなんかを作ったのか、なんで自分をそこに向かわせるよう仕向けたのか ) ――――・・・・・・・。いや、それはないな ( 彼はしばらくの黙考の後、そう結論付けた。 これは偉大なる父上殿仕業ではない )( あるとすれば、それは天使の仕業だ。 ええい、人――天使だけど――を人間界に落としたのにも飽き足らず、こんなことをしてまで更生させようとするとは! あの上司め ) ・・・・・・仕事熱心なことで ( ふん、と彼は鼻を鳴らした。 )( しかし、これは神様でも天使の仕業でもない。 ただの偶然であった ) [Mon 31 Jul 2006 23:59:25]
◆フォス > ( しかもばれないように、である )( 中庭の端っこの端っこ。 茂みの中に隠れるように煙草を吸っていた。 ) ―――― ( 彼はこういうときの煙草が一番美味いのだと、しみじみと思う )( 大聖堂に用があってやってきて、用事を済ませて帰ろうかと思ったら手伝いを頼まれた。 なんでも、書庫の整理とかそういうのである。非常にめんどくさい。だから彼は逃げ出した。しかし何処に行ってもすぐに見つかる。だから中庭に逃げた。中庭に逃げるしかなかった。 )( そして、 ) ・・・・・・ ( 茂みの中で休憩がてら煙草を吸っていたのだ。 時刻はすでに日にちが変わろうかと言う深夜。それでも途方も無い聖書やそれらに纏わる話や報告書をまとめたものの整理は終わらないらしい。 )( いまだ、積極的に探す気配を感じないだけで、人の行き交う音や書庫の明かりは消えていない。 )( ちなみに、彼が隠れているのは中庭に面した書庫の壁を背にした茂みの中である ) [Mon 31 Jul 2006 23:53:47]
お知らせ > フォスさんが来ました。 『彼は煙草を吸っていた』 [Mon 31 Jul 2006 23:48:24]
お知らせ > ユリアさんが帰りました。 [Sun 30 Jul 2006 17:55:31]
◆ユリア > さ、て。 ( もう帰らないと――。 杖を手に、ゆっくり立ち上がる。此処で体制崩したりしたら顔面血だらけになりかねないから。ベンチに突っ込んで… ) 今日はご飯作って、待っててくれるって 言ってたものね。 ( メイドさん、というよりは付き人と言った方がしっくりくる40半ばの女性を思い出し、動作に気合を入れる。少しでも早く帰って、休息して、そして今日の報告だ! 歩みも心なしか速くなる ) [Sun 30 Jul 2006 17:55:11]
◆ユリア > ( 絞った唸り声。微かにだけれどあげてみて…やっと息を吸う。結構長く止めてたものだから肺が一気に膨らんだ。それと同時に項垂れた頭も起こして、改めて眺める庭園。一度落ち着いてしまうと中々動けない悪い一面が覗く。 疲れるから、仕方ないかも知れないんだけど。 …それにしても、手が痛い… ) 家に帰ったら、冷やさないとね。 ( 嗚呼、そういえば。この手で杖を使うんだ。 ) ( ぞわっと背筋を走る冷たい感覚。もっと考えて行動しましょう。何度勉強しても駄目な鳥頭。日常生活に弱い弱い ) [Sun 30 Jul 2006 17:48:39]
◆ユリア > ( こんな時に自在に癒しの力とかを操れたら最高だと切に思うのだ。足を怪我した時から何かとドジも増えたから… ) ( 勉強や修行をして、立派にならなくちゃね ) ( それは養父母の為でもあり自分の為でもあり。 呪いを解いて、聖女と呼ばれたあの日からの、人の役に立つという夢。 徐に赤くなりジンジン痛む両手をぶんぶん振って、遠心力で誤魔化そうとしてみる。 そんなに誤魔化されず、涙を呑んで項垂れた。 ) [Sun 30 Jul 2006 17:47:22]
◆ユリア > ( 少しその場で探してみて、ここからだと見えにくいけれどベンチのような物を発見。思わず笑顔。 ) やった! ( 小さく拳を握って呟いた。人の歩く速度の半分くらい、それくらいの遅さで向かうはベンチ… ) ん〜〜〜 っぅ ! ( やっとの思いで腰を落ち着けると、脇に杖を立て掛け、声が人に聞こえようが気にしない風に思う存分伸びをした。脚は綺麗に合わせて ) ( ぱたり… 両手を重力に任せて落とすと、鈍い音と鈍痛――… ) い” !!! ( たー… まで出ず、喉に詰まる。呼吸も止まる。ベンチにぶつけたその手は、結構な痛みを訴えているそう ) [Sun 30 Jul 2006 17:42:05]
◆ユリア > はぁー… ( 挨拶も済ませ、一息つこうとやってきたのは、聖堂脇の庭園。綺麗に手入れされたその場所で大きく深呼吸をする。とはいっても、左手では杖をしっかりとついているのだけれど。 ) ここ、一般にも開放されているのかな。 ( 見た感じではそうらしい。 それはそうと、そろそろ腕も足も疲れてきたところ…疲れを表情に滲ませつつ探すのは座る場所。流石にこの服で地べたなんて座れない。 ) [Sun 30 Jul 2006 17:36:43]
お知らせ > ユリアさんが来ました。 『( 聖堂脇の庭園 )』 [Sun 30 Jul 2006 17:32:55]
お知らせ > サンクさんが帰りました。 『 …因果は結構横暴ですわよね。( 応報?横暴。…自業自得と言えばそれまでか。)』 [Thu 27 Jul 2006 00:28:43]
◆サンク > ( 若輩、未熟の身には違いないのだから、それ程気負う必要は無いのだが。多少発言権が増えて、関与する力が大きくなって。そして、雑用がごっそりと増えるだけだ。) ――…うああ、ロクな事じゃない…!( 思わず頭抱えて、小声で悶絶。無理は禁物。無理は禁物。呪文のように唱えてぜーはー。 ――…明日には通達が回るのだから、ある意味今は気楽な時間。はふー、と溜息一つ零して。) [Thu 27 Jul 2006 00:28:04]
◆サンク > ( それを囚われたと感じてしまうのも、堕落には違いないのだろう。在るべきもの、天の御使い。そんなたいそうな代物であった事は、今も昔も無いのだが。 ――…目を閉じると脳裏に蘇る声。遠い記憶の何か。そして、つい先刻賜った言葉。天ならぬ、人の声。) ……司祭位、か。( 実際に祭壇に立って説教なりをする機会は少なそうなのが救いか。やれと言われたらむしろ逃げたい。そういえば、昔は聖歌隊の練習からも逃亡したっけなぁ、と今はシスターげふごふならぬ、少女姿に変じている某エクソシスト氏との逃避行※間違い。 なぞ、記憶から掘り起こしてみる。現実逃避?否定はしない。) [Thu 27 Jul 2006 00:08:27]
◆サンク > ( 事実、今でも奉仕活動に人手として携わってはいない気がする。いや、掃除とか炊事とかの方面に関して、徹底的に適正が無いだけという説もあるが。やかましい。 非力な筈の手が掃除洗濯に携わった途端に見事なダストロイヤーになるのは、いっそ七不思議の領域だと思うが、もうさて置け。 ――…だから、別の方面に携わる事にしたのが、そもそもの分岐点。もしくは間違い。) 手段が目的になって、目的を忘れてたんですのね、いつの間にか。 ――…それでいいんじゃないかとすら思っているのだから、酷い堕落。( 実家に説明した理由はどうであれ、変容した自我を悟られない為に家族と距離を置いて。内在する聖性に不信を抱かれないように聖女としての立場を確立して。手段であった筈のそれらがいつの間にか目的そのものに変わっているのは、結局。人の身に受肉しようと逃れ得ない性といった所か。沈黙に溜息を溶かして、膝に額を押し当てる。) [Wed 26 Jul 2006 23:48:51]
◆サンク > ( 届かないもの、手を伸ばせないもの。想定すらしなかったものは、どれだけ硬く手を握っても零れ落ちていく水か砂か。 人の手に紡がれた模式の図を模倣と断ずるには、己で記憶も資格も足りない訳で。それでも感じる僅かな齟齬は、記憶ですら無い本能か。雑多の思考を意識下だけに任せて、上げた視線はぼんやりと。) 本来と申しますか。むしろ本末転倒と申しますか。 ――…そも、何の為に此処にいるのやらって事ですわね、我ながら。( この身は異国の貴族。良家の息女が行儀見習いめいて修道院する事も多いもので、その一員として数えられていたのは事実。 ――…実情はともあれ。その認識とて然程事実から離れていた訳では無かったのだが。) [Wed 26 Jul 2006 23:01:00]
◆サンク > ――…何と言いますか。( 呟きは小声でも、周囲の沈黙は響きを喧騒の中に隠してくれないから、やけに響くように感じてしまう。それも、この耳が聞いているだけだとしても。――…否。此処が祈りを捧げ、届ける為の場ならば。聞き届ける可能性は、もう一つ。頬杖はその侭、視線だけが緩々と上向いて。その先にはステンドグラス。壮麗の色彩で描かれた、聖画の模式図。聖人が差し伸べる手は、それもまた天の模式。) [Wed 26 Jul 2006 22:45:06]
Reload : off Line : 1000