墓地 参加者 なし ROM 1人
お知らせ > ミカドさんが退室されました。 『目がっ目がー!!!(1人ラ●ュタごっこ絶賛開催中)』 [Mon 4 Dec 2006 03:03:20]
ミカド > (そんな「俺格好EEEEEEEEEE」の瞬間に)   ベシ      (使い魔は、最後の抵抗とばかりに男の顔面に尻尾たる鞭の先をたたきつけた) [Mon 4 Dec 2006 02:59:32]
ミカド > ……さて。 (汗をかく事を忘れた身体だが、長時間の死霊術行使と、使い魔との対話で、疲労感が体の中心にへばりつく。 鞭を振るい続けた非力な右腕は明日、明後日は動くまい。――それでも、最後の調整と、今一度、己の使い魔と意識を繋ぐ。意思を繋ぐ。感覚を繋ぐ。 ――細い糸を一つひとつ確実に結んでいくイメージ――やがて)(右へ一回) (左へ一回)(――ヒョン――と、風を切る音が二回響き――最後に、地面に叩きつける。) ――――よく出来たね。 いいコだ。 (右腕の使い魔に向かって、微笑んだ) [Mon 4 Dec 2006 02:52:46]
ミカド >  …これで掌握完了と言うわけだっ―― …!(胸を張ってからから笑う。墓場に響き渡る男の哄笑は、さぞかにホラーだろう。まぁ、存在自体がホラーなのだが。誰もいない場所に向かって、顎先に指を沿え斜め45度)  流石僕っ――誉めてくれて良いよ?ん? 盛大に!ココゾトバカリニ! (ば、と両手を広げて姿の見えぬ友人へ――…墓場の友人は淡々と揺らぐくらいで、返事ナシ。喜怒哀楽を浮かべるほど器用な相手じゃないらしい。) ………。くっ…!理解できないかっ…! 結構だ!娘にここぞとばかりに見せ付けてだね、「おとーたますごーい」フラグをたててくれるっ…!! [Mon 4 Dec 2006 02:50:09]
ミカド > 道理で、こぅ……! 普通の鞭のように扱うと、そりゃぁね! ふふふ! 自分の身体を打つ事17回、重さに振り回されて転ぶ事31回、身体にまきつく事8回、顔に当りそうになって必死回避する事98回―――っ!!――何か使い魔の並々ならぬ悪意を感じるがともあれっ――!!  [Mon 4 Dec 2006 02:29:27]
ミカド > (両手の中には、ジャラジャラと鳴く鞭が収まっている。―― 鳴く鞭 ―― 即ち、この吸血鬼の使い魔の姿。 普通の鞭とは違い、右肘から右人差し指まで、細い鎖のようなモノが巻き付き――その、人差し指から先は、幾束の細い鎖が一縒り合わされて一本に。 一定間隔に節があり、長さは3m程度のもの)  ――…鞭術と言うよりは、人形繰りに近いようだよ? (見えない話し相手に、語りかけながら、先程の的――墓参客を装う為の白い百合の花の花束――を眺める。 その中の一輪が、花弁を散らして揺れていた。 残るは茎だけ。――散らされた花弁は、いま足元まで風に乗って転がってきた) [Mon 4 Dec 2006 02:16:21]
ミカド > …当ったか? 当ったのかな? ―――ん?んんん?  (深夜の墓場を怖がることなく、自室にでもいるような声で独り言を呟く。 勿論――この男の独り言に返事をする「人」の声はない。 …帰ってくるのは「元」人の返事ばかりだ。 もっとも、普通の墓参客には聞こえない返事だが。) …… そうかい。 へぇ。 なかなかどうして―― (「普通の墓参客には聞こえない返事」を聞くことが出来る男は、返って来た声に、軽い驚きの表情を浮かべて、自分の両手を眺める。) ………戯れにでもやってみるもんだね。  [Mon 4 Dec 2006 02:01:26]
ミカド > (墓場の墓参客用の長椅子の傍で、風切音が木霊する。)  ――おー……? (音の発信源は――黒いインバネスをきっちり着こなした、貴族風体の男。 白い手袋をはめた両手には、黒の鞭が収まっていた) [Mon 4 Dec 2006 01:55:04]
黒外套 >    おお。  (自分でも驚いた。そんな声) [Mon 4 Dec 2006 01:45:49]
お知らせ > 黒外套さんが入室されました。 『(のびる黒い触手は、白い花弁を宙に散らす)』 [Mon 4 Dec 2006 01:45:33]
お知らせ > ルーア・リシアさんが退室されました。 『(いつかまた、会う日まで――)』 [Sun 3 Dec 2006 22:15:53]
ルーア・リシア > えぇ、また――いつか出会うときがくる。それまで――しばしの、お別れ。 ( しばらく空を見上げていた少女だったが、やがて夜風の寒さに身を縮め、眉を寄せた。 ) さぁ、また――お仕事の、続き―― [Sun 3 Dec 2006 22:11:25]
ルーア・リシア > ( あ り が と う ―― ま た ね ―― 空に解けてゆく猫霊の想いが、ルーア・リシアの耳にこだまする。あるべき場所へと帰った魂を、少女はそっと見送り――夜空を眺めた。 ) [Sun 3 Dec 2006 22:03:16]
ルーア・リシア > ――心安らかに。 ( 小さい声で、呪文のような言霊を紡ぐ。そして、猫の体は光の粒になって、空中に解けていく。 ) ――逝きなさい。 ( かざしていた指先を、ほんの少し、押し出すように動かす。それを合図に、猫霊の体は始めるように霧散して、空に上っていった。 ) [Sun 3 Dec 2006 21:56:36]
ルーア・リシア > ( しゃがみこみ、猫霊の額に指先をかざす。そっと、紡ぐように、唇を動かして。 ) 大丈夫。じっとしてくれれば、すぐおわる。――あなたの行く末に、幸せのみちがあらんことを。 ( 指先から伝わる光は、静かに猫霊の体を包み込んでいく。 ) [Sun 3 Dec 2006 21:46:12]
ルーア・リシア > ( ”みゃぁ〜” ようやく自分の死を、自覚してくれたらしい。あれから様々な話をして、この猫霊に彼岸へ帰るということがどういうことなのかを教え込んだ。そして、分かってくれた。 ) それじゃあ、始める―― [Sun 3 Dec 2006 21:38:12]
お知らせ > ルーア・リシアさんが入室されました。 『(――そして、猫をあの世へ返す日がやってきた。)』 [Sun 3 Dec 2006 21:35:26]
お知らせ > カウスメディアさんが退室されました。 『そんなこんなで夕方まで激しく。』 [Sun 3 Dec 2006 05:53:58]
カウスメディア > 誰でも良いのかなー?私だから良いんですよねー?…───( カワイイ、可愛くて仕方がない。身体的な事よりも精神的にこの子なら許せると言っていた。 おでこを撫でてあげ  好 き そう唇を動かした。)私の場合はたぶん、死ぬまでこういう事は好きかも知れない───( 適齢期 エルフの適齢期はいつだろう?そんな事を考える余裕を相手は与えてくれない。けれど、その求められている感覚が心地よく) ナンテコッタちゃんもシテ欲しいー?…この割れ目の中にある芽をね、剥いて爪でカリカリしちャウの──( 目を細めて絡まる舌を芯に見立て、爪でカリカリと軽く引っかいてみる。ザラザラとした感触は似ても似つかないけれど、これから相手の芯を責められる事を考えると秘部から液が溢れ出る。) そうそう、わんこになるの。 何回シテくれるのかなー?…ふふ───私はアナタを5回はお漏らしさせちゃうから。( ちゅ。 此方からも寄り添い唇を重ねた。 ) [Sun 3 Dec 2006 05:49:27]
お知らせ > ナンテコッタさんが退室されました。 『そんなこんなで初めてさん。夕方くらいまでまったりー。』 [Sun 3 Dec 2006 05:48:53]
ナンテコッタ > ぅ んー・・・ そっちの意味でも、良いでぃすよ?強気な子も、強気じゃない子も、どっちもスキー( 鼻先を潰すよな指を食もうとするよに、上向き加減ではぐはぐ、と口を動かし 抱き返される温度と、漏れていく「好き」を吸い込むように、す、と息をいっぱいに吸い込んで、ゆっくりと吐いて ) 結構、寿命が長いせいで性欲が薄いー、っていう部族もあったりなかったりぃ?ナンテコッタも、実は適齢期じゃないのでしたぁー☆ ( 大学やその他で不特定多数と肉体関係があるけれど、人間で言えば12,3歳くらい。そもそも種として違うんだから詮無い事だけど子を成すには速すぎるのは本当。 ) わぁ そんな風に聞いたら、ドキドキしてきちゃった。ねぇねぇ、どんな風にするの?( 自慰告白に指をしゃぶりながら、うっとりと問う。下腹が疼くのは、きっと同じ様にしてもらいたいから。この指で、シて欲しい。ちゅう、と指を吸って―― ) ん、ナンテコッタも直接ぺたってしたい。お外じゃ寒いし、ムズかしいし―― あ、はァ・・・( 手応え十分の反応にきゅう、と目を細め、縋るよに増す、掛かる重みに感じる愛しさ。舐め尽してあげたい ) んふっ ふふふふふーっ わんこになっちゃうんだ?でも、一人じゃなくって、メディアたんにもシて欲しい なー?( 腕を取ってぴとー、っとくっ付きながら、顔を寄せて囁き 行こう、と腕を引いて。 自分の部屋には、こういうのに抵抗の強いな娘が泊り込んで居る事だし、ベッドを求めるのなら淫売窟にでもいこうか。リサーチ済みの宿の中、どれにしようかな、なんて期待を膨らませ―― ) [Sun 3 Dec 2006 05:05:30]
カウスメディア > どっちもって?…もうー…またエッチな意味?───( からかう様に鼻頭を人差し指でグリグリと押し込みました。 この子ことが好き… そんな幸せな気持ちを感じた瞬間に相手の圧力を感じました。此方も軽く抱き返して ) 当たり前でしょう?何年生きてると思ってる?…て、アナタもエルフじゃナイですか───( おどける様に唇を尖らせて言う) ンン…ッ… エッチ…───この親指ね、いつも一人でする時に ( 使っテルの… おしゃぶりを舐める赤子の様に思えるその行動はとても可愛らしくて。 親指で歯や舌に触れながらジャレさせる。 今まで自慰で染み込んだ愛液を貪らせる様に。) だってベットが硬いのはイヤだもの…───もっと柔らかい場所でシタいな。 ウ…ッ…ア…アハァ…───イ( 充血した秘部は触れただけで芯がクリクリと動く程に硬くたかくなっていた。 もし芯を剥かれて同じように触れられたら、はしたなく漏らして果ててしまう所だった。 ) ン…───ネエ…犬になるから柔らかい場所でシテ…その… 何回でもシテいいから。(差恥の極限で赤面しながらも身体は喜びを覚える。) [Sun 3 Dec 2006 04:41:57]
ナンテコッタ > あっるぇー?ううん、ナンテコッタはどっちも好きディスよぅ?( 露骨な表現にあぅん、とか鼻に掛かった声漏らして、すり、と微笑みに頬を擦り付け。遠慮がちに寄り掛かってくる重みがいじらしくて、はぐー、と抱きつきつつ鎖骨に口付けし。 ) わぁお。積極的ぃー メディアたんったらえっちぃんだ。 そんなえっちな子は―― ん、むっ ンー・・・っ( 濡れた親指が唇に押し付けられ、言葉が途切れる。その親指にちゅ、ちゅと唇を降らせ、れるん、と舌を這わせて唾液を舐め取る。 ぬる、と滑り込ませた指先が、太ももに挟まれて立ち往生すれば切なげな瞳で見上げ ) う わぁ・・・・・・ すごいこと言ってるぅー。 ナンテコッタはもっと、くっつきたいよぅ ぴとー、って。( お預けに往生際悪く く、く、とほんの少しだけ指を曲げ指の腹で濡れた秘肉を押し、ぬるりと滑りを肌に擦るよにして下着から指を抜き 腰を押し付け、くびれをなぞりながら重ねられる唇を従順に頂戴し―― こくん、混ざり合った唾液を飲み下して、ほぅ 息をつき ) [Sun 3 Dec 2006 04:20:06]
カウスメディア > 私は全然強気でもないですよ…自信がある事なんてないですし───強気じゃない人は嫌い?( だって擽ってるんダモノ そう呟くと控えめに微笑みました。 体重の事を気にしながら相手に寄りかかり、お尻に手が行くと背筋がピクンと反応し秘部をさらに濡らす ) ナイショでもいいけど…───たまにシテくれないと バラしちゃうから。 ( 可笑しそうにくすくす笑って。 でも私のは”おしっこ”とはまた違うのよね ───そんな事を思っていたら唇を啄ばまれた。 急かす様な手の動きに、ペロッと親指のお腹を自らの唾液で湿らせそれを相手の唇に押し付け焦らせ ) ア…ン…ッ…───もう… ───( 亀裂はスムーズに指先を迎え入れたけれど、股を閉じて唇を重ねた。 「此処を指でコネコネはもう少し後だよ」 わざと露骨な表現で呟いた。それは自らの差恥を高めるためでも、相手の差恥を高めるためでもあり。) [Sun 3 Dec 2006 03:55:20]
ナンテコッタ > ん、ぅ―― あ、は。さっきまで強気だったのに、素直さんー?ん、ぅ くすぐったい、けど―― ( ちろちろと唇を這う舌先がくすぐったく、んふ と鼻から甘く息が漏れ 明け渡された優位に従いキスを重ね 腰を引き寄せた掌はウエストから下着の縁なぞるよにお尻の柔らかなカーブ上を滑り ) んっふっふー・・・ じゃあ、おあいこ?みんなには、ナイショだよー・・・?( 自らスカートをたくし上げるその所作と湿り気の伺える布地を見て顔を赤らめ、興奮気味に ね?と首をかしげ ちゅ、と 今度は軽く、触れるだけのキス。 お尻を撫で回す手はするりとスカートの下へ、内股からつつつ、と指先を滑らせ 湿った布地を横にズラすよに下着の下に滑り込んで滑る感触を愉しみ ) ん、ぅー? 恥かし ぃー? それとも、オバケ 怖い?( 混ぜちゃおうよ、なんて冗談を言いながらゆっくりと、滑りを纏った指先を亀裂に沿わせ滑らせて ) [Sun 3 Dec 2006 03:37:59]
カウスメディア > ン…ンフフ…─── ア… ンゥ… ( 唇を求められ拒むことなく委ねて、瞼が快楽で下がって来る。 自然と漏れてしまう自らの甘い声を隠すように、何度も啄ばんで来る唇の皺に沿いチロチロと舌で唇を舐めて服従を示した。 ) ワタシもおしっこ出ちゃった…───。( 膝立ちでスカート状の物を両手で腰からぐいっと上げて見せると、その下の白い下着の秘部の部分がじんわりと湿っていて…───視線を反らしながらもその差恥にゾクゾクした。) あ、あのー…───大きな声は出さないでね。 ( フフ と笑って、二度目の服従の証に唇を舐めて頭を頬にこすり付けました。) [Sun 3 Dec 2006 03:17:00]
ナンテコッタ > んっ・・・ ンっ んんぅ  む・・・っ ( 擦り付けるよに唇を結び付けあい、鼻から甘ったるい声を漏らし―― 小さく、何度も唇を食み―― ) っは・・・ 漏れましたが、何かー?いきなりぺろぺろされたら おしっこだって、出ちゃうんですぅー。( 僅か、唇を離し 額をくっ付けて鼻が触れる距離でイナオリズム。触れそうで触れないフェイクのキスなど織り交ぜつつ。 ) まっさかァ。どっちかって言ったら、楽しみでぃすよ?( にへらぁ、と温い笑みを浮かべれば 回す腕を背中を撫でながら腰まで滑らせ、ぐい、と太ももの上を滑らすよに腰を引き寄せて また深く唇を結びつけて―― 建てられた墓碑の上に乗って、十字架に寄り掛かってる当たり罰当たりだがッ ) [Sun 3 Dec 2006 03:04:25]
カウスメディア > ネ…ネェ…───もしかして… 漏らしたの? ( 気温の低さで湯気は流石に立っていないけれど、地面は湿っていました。質問は途中でさえぎられ着物を掴まれ引き寄せられ…───。) 誘ってきたのはソッチじゃないデスカァー…それとも怖くなっちゃった?フフ───( 体中がゾクゾクと細かく震えて、身体は反応し もう膝で這って歩かないと子宮が疼いて力が入りませんでした。 けれど強気な姿勢を崩さないで居ると唇を重ねられ… ) ア…───ンン… ( 力が入らず抵抗することなく引き寄せられ、唇に唇で蓋をされました。 バランスを崩しそうになり、相手の膝に乗り上げてしまい その瞬間に足の間の湿りを気づかれるかもしれない。 ) [Sun 3 Dec 2006 02:50:21]
ナンテコッタ > うう、んっ・・・ う――・・・・・・  ン――   っ( なんだか調子にのってれるれると這い続ける舌。流石に最初ほどのインパク値はないものの、ぞくぞくっと這い上がる物に首を竦ませたままぎぅー、とメディアたんの着物を掴み。 ) うう、な、なんだかとってもお恥かしい・・・ッ しゅ、羞恥ぷれえディスカーッ!?( 膝の力が抜けてへんにゃり、尻餅つくよに座り込みつつ恨めしげ。 そして、つい、と反らされる視線を追えば―― 死臭混じる陰気な土の匂いに混ざる匂いは尿ですが、何か?漏らしましたが、何か・・・ッ!? ) う、う、うー・・・・・・っ!か、かくなる上はーッッ!( にょろん、と細っこい手を首に回せば、ぐいーっと引き寄せていざぶちうと口付けをば。 でぃーぷな。 かくなる上は?アマタ様も漏らさせる―― ッ!(カッ!)) [Sun 3 Dec 2006 02:35:05]
カウスメディア > アハハハハハハ…♪なぁーんだ、カワイイとこがあるじゃないですか。 される事は苦手ナンだ、恥かしがり屋って奴ですねェー ( ぴったりと密着のまま大爆笑した。 密着なのは寒かったという理由もあり、その他理由はその他諸々───調子にのってレロレロと舐め続けてみた。 最初はオフザケ けれど、何故か普段見せない相手の表情にゾクゾクした物を感じた。 そして、二人の足元から僅かに湯気。 ) フフフー…────( にんまりと笑って見遣りました。 弱み握った…!!) [Sun 3 Dec 2006 02:21:56]
ナンテコッタ > ・・・ ちょっ と 漏れ  まし たー・・・・・・ !( 何を?聞くな。 ぷるぴるぷる震えながらの告白。 生暖かい不快感に唇突き出して、恨めしそうにじと、と見詰めるテスト。 ) [Sun 3 Dec 2006 02:14:32]
ナンテコッタ > んふひっ メタル味ー?( 何だか機械っぽいものを弄ってたものだから、舌に感じたのは金属っぽいちょっとツンとくる感じ。びみょーに裏返った声にしてやったり、としたり顔。ナンテコッタの思考の6割は意外性を狙う事で占められているッ ) オウイエス、あのねー?そのねー?( そんな沈黙めいた前置きにふんふんと頷いて、dkwkしながらその口元に耳を近づけたらー・・・ ごッ ) 痛ぷッッ!!!!? 角!角がッッ!ナンテコッタの脳がーッッ! Σ( 角来ましたヨ!帽子がなかったら即死だったカモシレーヌ。昨夜は箒の柄が圧し折れるほど殴打され、今朝はマッパのサガエミキーに跨られて血が出るまで殴られた訳で。いい加減怪我とか入院するべきなのかしらんッ。 ) う、ううう・・・ 流石のナンテコッタもいい加減ボロボロでぃす。取り扱いはお優しくお願い致したき次第ー・・・ ふぇ?( 頭抱えて蹲ってりゃ、ぴったり密着風味。ひょっこり、上げた首に這うのは生暖かい―― ぬるっ ) ァ ひゃぅッ!? Σ( 亀のよに首すっこめて声が裏返った声が!ぞわぞわと背筋を走るモノに鍵盤でも叩くよに指先が宙を踊るッ ) [Sun 3 Dec 2006 02:11:44]
カウスメディア > ウワッ…!!イヤアァァァァ…!!バッチイ…!! ( 手に走る新しい感触何かが這うような。 めったりと唾液をつけて手、普段出ないような口調、声が出て───エロい…!! この子エロい )ナンテコッタちゃん、あのね…─── ( 頬を赤らめて相手にのってみた そして、ちらりとレンズを見。)  お墓で誰がそんな事するのよ。 ( ゴチ…ッ… 横に置いてあったレンズ角で脳天に一括。 ) フフフ…───でも、ほんとにしちゃったら性格変わっちゃタイプですかねー?( にんまりと笑って悪巧み。 手のお返しがしたいらしい─── 横にぴたりとくっ付きました。 ペロリと舌を出して 避けなければ、その下が首を這うでしょう ) [Sun 3 Dec 2006 01:53:31]
ナンテコッタ > ンッがっぐっぐッ!?Σ( しぱーんッ!っとビンタ気味に口塞がれ、びくんっ。窒息!この手の静的バイオレンスはナンテコッタ的に新しい。言い聞かせよーとぐいっ、と迫る顔に あらいやん、頬赤く染めてもでぃもでぃしつつ、こくこく頷き。 ) ふもっふもふふもー?( 口塞がれたまま何故怒られるのかと問うてみるテスト。ついでに掌舐めちゃうね!れるー、と くすぐったい事請け合い。 ) ぷは・・・っ そ、そんな口説き文句は初めてっぽく、ナンテコッタちょっと理解に苦しみまする。けれどけれども、それは大きな声だしたら見つかっちゃうよ?アハハ、ウフフと了解する次第っ。お、お墓の前でだなんて、ドッキドキでぃすけどー・・・ え、えっと い、いいでぃすよ?( てぃらり、もぢもぢしたまま俯き加減に見上げてみるテスト。もちろん性的な意味で!空気嫁 )  [Sun 3 Dec 2006 01:37:36]
カウスメディア > ダメダメダメダメダメ…────ッッ!!ワタシが悪カッたですよ、叫んでスミマセンでした…!!( 問いの答えは叫びだった。慌てて相手の口をブチュと手で押さえ込んだ。酸素供給ゼロ? 夜の静寂を乱す二人のエルフなのです。 ) イイ?此処はさわぐと怒られルンですよ? ブっ↑飛ばされちゃいますよ、お墓が増えちチャイますよ? ───。( イイ?静かにしてくだサイねー… 相手の口を押さえつけたまま、自分の唇の前で人差し指を一本立てました。 夜なので静香にね、むしろ墓地では静かにね?の意。 そう何回か言い聞かせてから、手を解いてみよう。 )  [Sun 3 Dec 2006 01:25:05]
ナンテコッタ > おぎゃ―――――――― ッッ!?( 夜闇を切り裂く絹を切り裂くよな悲鳴にドミドリ色まで叫んだよ!悲鳴連鎖超迷惑。眠れぬ死者が蘇るカモシレーヌ。 びりびりとお脳を揺るがす残響にオレンジおめめをくるくるまわしつつー ) なんだかんだと聞かれたらッ!答えてやるのが世のナサケー?諸行無常のヒビキアリー 日々キャー・リー( ズビシ、一本指立てた指をスタイリッソ(否すたいりっしゅ)に突き出してチッチッチッ、と横に振り ) ナンテコッタは何処にでも居て何処にも居ないのディス。トゥマリ!このナンテコッタを倒しても第二第三のナンテコッタが――・・・・・・ 以下略!( 意味不明であった。きっと泊り込んだオトモダチに淫行を働こうとしてボテ繰り回されたお陰で変な回路とか繋がってるのかもしらん。 ) [Sun 3 Dec 2006 01:17:15]
カウスメディア > オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ…ッッッッッ…!!!!!( 油断して木を背もたれにレンズをクルクル回していた、暇つぶし。 しかし、目の前に出現したミドリイロに本日二度目の場違いな雄たけび。 驚きとはいえ、眠る死者に対して失礼。 ) な、なんで、アナタが此処にいるンですか?…ほんと神出鬼没というか、なんというか。 ─── お墓参り?( ヘナヘナと力なく砕けて、木にもたれると 可笑しそうに笑って聞きました。 失礼だけれどお墓参りのイメェジはこの子に対して持っていない。) [Sun 3 Dec 2006 01:05:34]
ドミドリ > ( アナタの視界ににょろっと飛び出すミドリイロ。空気読まないのがやってきましたヨ!ハーイ!ナンテコッタでーす☆ ) それはつまり生まれ変わった方が良い奴宣言という事でありまして、アナタ一体何てコト!?いのちをだいじに!いのちをだいじにー! アナタに百歳(アナタ指差し)ワタシに百歳(ワタシ指差し)二人合わせて二百歳ー?(腕をクロスさせてビスビスと立てた二本指ッ 特に意味などあるものかッ) [Sun 3 Dec 2006 00:56:02]
お知らせ > ドミドリさんが入室されました。 『 つまりー、生まれ変わりたがり症候群ー? 』 [Sun 3 Dec 2006 00:51:11]
カウスメディア > ああー、うん。此処から少し歩くと街のほうへ行けますから。 寒し暖かい街の方が楽しいですよ。  ( 魚だ。 足元を見て答えが出た。 長く生きては居るけれど、人魚を見たなんて記憶の隅にもありませんでした。  笑顔で帰っていく背中に対して手を振りながら見送りました。 そして、ふたたび大木に寄りかかり星空にレンズをあてました。 ) 恩か…───歳を百歳ばかし取るというアマウラの海の国ですかね。 ( レンズ越しに空を見ながら、アマウラの物語を思い出しました。 図書館で調べ物をしているときに見つけた話 ─── ) 100歳ぐらい、あの子にあげようか。 [Sun 3 Dec 2006 00:15:35]
お知らせ > ダリアさんが退室されました。 『(帰る足取りは軽く、歌をのせて。)』 [Sun 3 Dec 2006 00:04:07]
ダリア >  ムギャッ!!! (あなたの声に逆ドッキリ(違) 目をパチクリしながら小動物のようにビクビクしてしまうだろう。)  墓地…  お墓だったンだナ? (海のお墓とは全然違うのだなと改めた知った新しい知識は記憶の中へ整理されていく。) そうなンだ…  ボク迷ったンだな  でもココ入り口なら、あっち行けば帰れるカモか! (浮上した心持でパッと表情を明るくすれば、感謝の気持ちをこめ、ヒトの真似してペコリと頭を下げるだろう) ありがとなんだナ! このご恩はいつか返すヨ (そう言えば墓地を抜ける道に駆け出そう。向かうは我が家、家族の待つ家へ。) [Sun 3 Dec 2006 00:02:31]
カウスメディア > オオオオオオオオオオオオオオオッッッッッッ…!!!───( レンズに意識がいって周りに警戒していませんでした。そんな時に声をかけられ話かけられて驚いたという事よりも 突然、背後から声がして驚きで血の気が引き思わず耳を立て取り乱しました。 ) え?ああー…ええっとー・・・───こ、ここは墓地の入り口ですよ。 もしや迷った人?人?… じゃナイか。( ハァハァ… と荒くなった息を整えながら、尻餅の状態で相手を見上げました。 何とか質問だけは理解したようで、戸惑いながらも少し愛嬌で微笑んでから答えました。 迷ったのかな? 墓地に好んで入る人なんて早々いないと思うから。 ) [Sat 2 Dec 2006 23:55:31]
ダリア > (てくてく。 やっとあなたの後姿を確認できる距離まで来れば、助かったと思って駆け出すだろう。 そのままあなたの背後から声をかけようか。) すみまセンっ  ココはどこなんダな?  (何やら忙しそうなあなたの背にへんてこ訛りがたずねよう。 もう意識は早く帰らなきゃナ方向へ、 きっと出口を知ってるはずと表情を輝かせて。) [Sat 2 Dec 2006 23:44:21]
カウスメディア > クシュン…ッッ!! クシュ…ッ!!───ハァー…ッ…ズズッ。 ( 連続するクシャミに生理現象とはいえ、その風邪や身体やクシャミを誘発する全てものに憤慨し、乱暴に大きなカバンから毛布と言えるほどの大きな布を取り出しました。 寒い季節は外での仕事いう事もあり重装備で大きなカバンを持っているのでした。 ) あーあー…頼まれておいて申し訳ないンですけど、寒いから占い家業は廃業ですかね。 ───( 手帳にはアマウラの資産家の名前がずらり。資産家同士の争いで、ついには星占師まで駆り出した。資産家の全員が全員、足を引っ張り合って蹴落とそうと必死なようです。 ) 欲張ると貰いガ少ないって奴ですよ。 ( そう言ってレンズ越しに再び夜空を見て、資産家全員の生年月日や様々な情報と照らし合わせた。 どうやら全員が将来的には破産へ向かっているようでした。 此方へ向かってくるダリアさんの様子にはまだ気がついていません、レンズのほうに意識が行っているようでした。) [Sat 2 Dec 2006 23:36:42]
ダリア >   〜――…  (奏でるは母の歌か、 自分を慰めるように歌えば少しだけ気持ちも浮上する。) …―――〜  っ、 (ヘロヘロ歌いながら歩いていればハミングとクシャミの音。 それが天の助けに聞こえ辺りを見回して。 音の聞こえた方向へ足を向ければ、警戒ひとつせずに海の言葉を奏でたまま、そちらの大木にきょろきょろテクテク向かうだろう。) [Sat 2 Dec 2006 23:20:44]
カウスメディア > (訂正:うす暗い墓地では目を凝らすと見えるぐらい。) [Sat 2 Dec 2006 23:14:13]
カウスメディア > フンフンフーン…───ハァー… クシュン!!クシュ…!!(墓石のよこ、不気味な雰囲気を持った大木の下でレンズを空にあてながら夜空の星の位置をみて何やらブツブツと呟いていました。 冷たい風が肩を通り抜けるとブルブルと震え、時折クシャミをしながら先程から聞こえてくる不思議な歌声にあわせて上機嫌に鼻歌をうたいました。 ダリアさんとの距離は気をつければ日中は見えるくらい、うす暗い墓地では気をつけると見えるぐらいでしょうか。 ) [Sat 2 Dec 2006 23:11:34]
お知らせ > カウスメディアさんが入室されました。 『聞こえる音色に合わせて鼻歌を…───。』 [Sat 2 Dec 2006 23:04:32]
ダリア > (帰り道を失った人魚はただ心細く。 その場から立ち上がっても頼りない足取りで歩くだろう。 ココがどんな場所かは分からなかったが、心細いのと一緒に少し寂しい気持ちになる。) … ――――  (それを紛らわせるように、自然と喉が音色を奏ではじめる。 静かなソコでか細く響く海の言葉、今はそれだけを頼りに石の列にそって歩く。) [Sat 2 Dec 2006 22:57:58]
ダリア >  コレは…   看板カ? (どこぞ訛りが素っ頓狂に喋る。 文字の書いてある石=看板。 人魚はその程度の思考回路しか回っていなかった。) 看板あってモ 読めないト分からないジャンね… (もしこの中に家に帰る道しるべがあったとしても自分は分からないのだろうと思うとがっくり肩を下げて。どなたのか分からない墓石の前で失礼にもため息をつくだろう。) [Sat 2 Dec 2006 22:49:21]
ダリア >  (てくてく。 はだし姿のまま色んな形に整えられた石の脇を抜けて、 ココまで来た道のりを思い出そうとするが記憶は曖昧で。 このままでは家に帰れないと眉を下げるだろう。) … ヒトの言葉がいっぱい? (ぱっと目に入ったお墓の前にたって小首をかしげる。 ヒトの言葉を聞き話す事はできてもまだ読む事と書く事は出来ない人魚。 石碑の前でちょこんと座ってじっと見ようか。) [Sat 2 Dec 2006 22:43:04]
ダリア >      …おかしいんダナ (自分は散歩の帰りに家に向かっていたはずだった。 苦手な足でヘロヘロ歩きながら、色々考えながら歩いてたはずだったのだが…) …ココ どこなんダ? (顔をしかめ首をかしげて、どうやら道に迷ったらしい。キョロキョロ見回すも人気はない、 辺りには石造りの何かが立ち並び見たことも無い風景。 自分のいた海にはこんな形のお墓は無かったせいか、 それが墓地である事にも気がついてはいない。) [Sat 2 Dec 2006 22:37:03]
お知らせ > ダリアさんが入室されました。 『 … アレ ?』 [Sat 2 Dec 2006 22:31:22]
お知らせ > ルーア・リシアさんが退室されました。 『(それから、猫に死神の話でもしてやろうか。)』 [Sat 2 Dec 2006 22:06:13]
ルーア・リシア > ( 踵を返し、向かうは己が寝泊りするために使っている借家=ボロ小屋。冬に備えて薄い板で壁を補強してはいるが、安っぽいつくりの家は、どうしても隙間風がある。帰ったら、体を温めるスープでもつくろうか。 ) そうだ――また、買出しにいかない、と。 [Sat 2 Dec 2006 22:04:47]
ルーア・リシア > ( この猫霊が自分の死を自覚し、あの世へと送られるのは、もう少し先になるだろう。それまでは――側にいても別にかまわない、と思う。どうせ長時間の見回りが難しい季節になってきたのだ。小屋で体を休める間の暇つぶし相手にもいいだろう。 ) ――行こう。ここは異常なし。 [Sat 2 Dec 2006 21:58:24]
ルーア・リシア > ( かじかむ指先に息を吹きかけて、吹き抜ける風に身を縮める。もう少し厚着をするべきか――だが、それでは何かあったときに動きづらくなる。悩みどころ。 ) お前は、元気、だね。 ( ほんの僅か、笑みを浮かべて、足元の猫霊を見下ろした。 ) [Sat 2 Dec 2006 21:46:18]
ルーア・リシア > ( このところ連続しておきているという事件のせいだろうか。街全体が騒がしい。墓参りに訪れる人々も、どこか物々しい雰囲気だった。加えて寒さは日を追うごとに強さを増していって、肉の体をまとったルーア・リシアも、一度に見回る範囲と時間を狭めるしかなかった。 ) [Sat 2 Dec 2006 21:40:07]
ルーア・リシア > ( 見回りのときにも後ろからテコテコ付いてくるものだから、それをみた墓地の幽霊たちから”新しいペットか?”と茶化されることもある。 ) ――まったく。 ( 肩をすくめて、一度足を止める。見下ろせば、猫が足に擦り寄っていた。 ) [Sat 2 Dec 2006 21:35:50]
ルーア・リシア > ( ”ミャ〜ァ〜ゥ!” あの猫は、未だにルーア・リシアの側にいる。死んでからいくらか時がたったので、猫の思っていることもうっすらと感じ取れるようになった。しかし、それでも”おなかがすいた” だの ”あそんで”だのその程度のことばかり。 ) [Sat 2 Dec 2006 21:32:04]
お知らせ > ルーア・リシアさんが入室されました。 『(――で、結局)』 [Sat 2 Dec 2006 21:29:59]
お知らせ > ルーア・リシアさんが帰りました。 『(少女が歩けば、猫霊もついてくる。今しばらくは、このままで――)』 [Fri 1 Dec 2006 17:36:54]
ルーア・リシア > ( ”ミャ〜” こちらを見上げて鳴き声をあげる。しゃがみこんで、そっと手を伸ばした。 ) 墓地も、未だに騒がしい。また今日も、死体と共に霊がはこばれてきた、みたい。 ( 猫に話しかけるように、そっと目を細めて――たまにはこういう霊の相手もいいかもしれない、なんて思う。 ) ――さ、お仕事の、続き―― [Fri 1 Dec 2006 17:36:12]
ルーア・リシア > ――好きなだけ、そうすれば、いい――お前は自分が死んだことを、自覚、しなければ―― ( 自らが死んだことを受け入れなければ、あの世へ送り出すこともできない。猫の屍骸を埋めて、小さな墓を作ると、ルーア・リシアは静かに祈りをささげ、目を閉じた。 ) [Fri 1 Dec 2006 17:25:24]
ルーア・リシア > ( 生きているときと同じように、四つの足で地面を歩き、トコトコついてくる。飼い主に捨てられたのか、野良が路頭に迷ったのか。ルーア・リシアは適当な場所を見つけると、屍骸を側において、スコップを持ち、穴を掘り始めた。猫はかまって欲しいようで、しきりに足元に擦り寄ってくる。少女は困ったように、ほんの僅か、表情を見せた。 ) [Fri 1 Dec 2006 17:13:53]
ルーア・リシア > ( 死んでからある程度時間がたてば、相手が猫といえどもその”想い”は感じ取ることが出来る。ただ、この猫の場合は死んでから数時間も立っていないようで、自分の死を自覚してもいないようだった。 ) ――どう、したものか。 ( 傍らには、もう動かなくなった猫の屍骸が転がっている。ひとまずそれを埋葬してやることにした。猫の亡骸を抱きかかえると、ルーア・リシアの歩みにあわせるように、猫の霊も擦り寄ってくる。 ) お前は、もう、死んでしまった、の。分かる? ( ”ニャ〜” ) そう――わからない、のね。 [Fri 1 Dec 2006 17:02:44]
ルーア・リシア > ( 悪魔、天使、その他さまざまな異形。肉の身をもち、魂を宿すものであれば、死神は分け隔てなくあの世へと送る。――たとえそれが、言葉を話さぬ動物であったとしても。 ) ――なにを、いっている、のか――わからない。 ( かくり、首を傾げてみる。”ミャ〜ゥ〜”という細い鳴き声が帰ってきた。目の前にいるのは、ネコの霊。夕暮れ時に、墓地の入り口近くをうろついていたのを発見した。 ) [Fri 1 Dec 2006 16:54:16]
お知らせ > ルーア・リシアさんが来ました。 『(死神が送り出すのは、人の魂だけとは限らない。)』 [Fri 1 Dec 2006 16:50:19]
お知らせ > 黒い外套さんが退室されました。 『( 投身じみた真似事の後。 夜空に一羽、梟が飛んだ )』 [Fri 1 Dec 2006 02:00:02]
黒い外套 > ( ――…最後の鐘が鳴り止むまで。 )  ( こんな時間に人の目もあるまいから、手すりに預けたまま更に乗り出して ) [Fri 1 Dec 2006 01:54:01]
黒い外套 > ( 変わらぬ過去に訪れぬ未来。 秋口残れなかった地の底、届く事のない空の上。どうにもならないのに――正しくはどうにもならない「から」――どちらにもなりきれずに此処に在る。 何処でもない場所で何にもなれずに只漂うには、この器は煩わしいものでしかないけれど。 )   ( 転落防止の為の手すりに軽く身を乗り出すと、ほんの少しだけヴェイトスの街が近くなった。 ――…けど、それだけ。 これ以上はどうにもならない。 どうにもしない。 それが果たされずの贖罪なれば――――  ) [Fri 1 Dec 2006 01:45:12]
黒い外套 > ( ――――… どちらでもない、そう思うのなら――手元に視線を落とす。 掌と甲とを翻す度、刻印の赤と血の気の足りない白が交互に目に入った。 どちらでもないと思うから。 いらないものにほしいもの、相反するものを同じ紙の表と裏に書いて、その都度使い分けたりなんかするから―― )  ――… Which Dreamed It? =@( 一年前の問答が頭に浮かんで、声とまではなりきれずの吐息混じり。 …かの話のように真相は藪の中ならどれほど良かったろう。 表も裏も混ざり合って、今は遠きに眺めるだけの。 改めて街並を見下ろして、――あの辺が居住区。 少し離れた処に高級住宅地があって、目を転じた先が職場の辺り。 それほど多くはない関わりのある――「あった」場所をひとつひとつ数えて、片側だけの目を閉じる。 ) [Fri 1 Dec 2006 01:19:47]
黒い外套 > ( 始めから望みもしなかったのだから、道行く人の言葉は泡沫の域を出ず。 その殆どは目の前をただ通り過ぎていったし、そうでない僅かも手の中に留めた端から零れて行く。 ――眼下の灯はひとつひとつが10万の生物が存在する証、頭の上には既に死したる何方かの。 どちらでもない境界に、どちらにもなりきれないモノがただ、此処に在る。 未だ治まりきらない動悸も、さして長くもない距離を歩いた程度で重くなった足にしても。 どちらも「どちらでもない」証拠だろう、衰える屍なぞ真っ当な世界には存在しない。 ) [Fri 1 Dec 2006 00:42:55]
黒い外套 > ( ――異国に於いて俗に師走と呼ばれる月。 今宵がその始まりと知ったのはほんの数刻前の事。 少しく亀のように閉じ篭っていた間にも時間は等しく過ぎたらしい。 ひと月かそこらの間の諸々を埋めるべく、雑踏をすり抜けとりとめのない噂話を拾い――――割と早い段階で挫折した。 さもありなん、最初から「埋めよう」などとは微塵も思わなかったのだから ) [Fri 1 Dec 2006 00:27:42]
黒い外套 > ( 鐘の音が長く長く尾を引いている。 街のどこかにあると云う大鐘楼が刻む時の区切りか、心なし控えめな抑えた音量は時間帯を考慮したものか。 一日の終わり、11番目の月の終わり。 物事の終末はいつだって酷く呆気なくて、未だ引き切らぬ鐘の音だけがそれを悼んでいるようで。 ――動悸に息切れ。 墓地へと到る長いスロープの途中で立ち止まり、近くて遠い街並を一瞥した。 ) [Fri 1 Dec 2006 00:16:13]
お知らせ > 黒い外套さんが入室されました。 『( 夜の静寂の中 )』 [Fri 1 Dec 2006 00:06:52]
お知らせ > ルーア・リシアさんが帰りました。 『(チリィン――チリリィ――ン――)』 [Thu 30 Nov 2006 22:57:41]
ルーア・リシア > ( 墓守として、死神として、己が担当するこの区域であらぶる魂があれば、沈めねばならない。魂の共鳴は時に負の意識をほかの霊にまで広げることがある。悪霊にでもなって人を襲うようになれば最悪だ。ルーア・リシアは墓石の清掃を一時中断して、墓地の見回りを行うことにした。 ) 街が、騒がしくなりそう――ね。 ( そういって踵を返し、歩き出す。鈴の音が、夜の墓地に響きだした。 ) [Thu 30 Nov 2006 22:57:20]
ルーア・リシア > ――予定変更。 ( しばらくその場に立って耳鳴りが静まるのを待っていた少女は、やがて片手を下ろすと荷車のほうへ移動し、道具を片付けだした。 ) 仕事の順序を、一時変更。墓地の見回りに、向かう。 ( ランタンと、それから鈴を取り出した。 ) [Thu 30 Nov 2006 22:50:26]
ルーア・リシア > ( 場所までは特定できないが、この墓地に来た霊は、死んだ中でも1〜2人程度だろう。多くの場合、理不尽な死を迎えたものは、その場に留まり感情のまま恨みの念を飛ばす。 ) [Thu 30 Nov 2006 22:41:26]
ルーア・リシア > ( 墓場がにわかに騒がしくなるのは、新しい魂がここへやってきたときか、招かれざる何者かがやってきたときくらいか。ルーア・リシアには、墓地にこだまする怨嗟の声が、金きり音のように聞こえていたのだ。 ) 未練を残して死んだ霊――理不尽な死を与えられ、感情の槍どころをなくして暴走する霊の、声。 ( 耳鳴りは、波をもって押し寄せ、いったんは軽くなった耳鳴りがひどくなってきた。思わず顔をしかめる。 ) [Thu 30 Nov 2006 22:38:12]
ルーア・リシア > ( 墓地の片隅で墓石の手入れをしていたルーア・リシアは、墓地の幽霊たちがにわかに騒がしくなっていることに気付いた。同時に、軽い耳鳴りのような違和感を覚えて、片手を耳に当てて立ち上がった。 ) この感覚――覚えがある。街のどこかで――人が死んだ。それも、大勢―― [Thu 30 Nov 2006 22:34:36]
お知らせ > ルーア・リシアさんが来ました。 『(魂たちが、ざわついている)』 [Thu 30 Nov 2006 22:32:55]
お知らせ > K.T.さんが退室されました。 『( ―――後は、タマシイが如何するかは、タマシイ次第。 横丁へと、歩みを進める )』 [Thu 30 Nov 2006 01:52:41]
K.T. > ―――残念乍、 僕には媒体を提供することが出来ても、 器に  入れて差し上げるのは、 まだ出来ませんので。 ( ず、ず、ずり。 ―――引き摺るチェロケェスを差し出し、て ) [Thu 30 Nov 2006 01:52:10]
K.T. > ――― ……けれど、何故か、   此処に、死神が居るからか、 離れられないんですね。 ( 時折、あること ――― タマシイが、束縛されることが。 殆ど稀なのだけれど。 普通は、タマシイの思い入れの或る場所に、束縛されて、器に戻れぬ、逝けぬ、 そんなことが多いのだけれど。 奇しくも、これは逆パターン。 )   それで、此処から 導ける 死神を呼べば、 ――― 尚且つ、常、 横丁に居る僕なれば、   ということですね。 ……分かりました。 其れでは、   ――― …… 暫くの間、僕のこれ(チェロケェスを指差し)に、タマシイを寄せることは出来ます か。   ……引き摺っていきますので、 乗り心地は保証出来かねますけれど。   横丁まで、お連れしま す。 [Thu 30 Nov 2006 01:49:38]
K.T. > ―――…何故、  僕を ? ( 再び投げかける問い。 ―――二度、三度、タマシイが揺らいで、声が聞こえる )   …………、  嗚呼、   つまり、   身体此処にあれど、心此処にあらず …、の逆、というワケです、  ね。 心此処にあれど、身体此処に在らず。 ( 齎されたタマシイからの声は、そう語る。 ―――心は此処にあるけれど、体が、    )   芸能横丁 ――― ………、嗚呼、それで   僕を。 ( 其れは己が普段、ヴェイトスでケィティとして生きる為の手段、楽師として奏でる通りの名前。 ――― 其の近くに、器はあるのだと、タマシイは語る。 ) [Thu 30 Nov 2006 01:46:08]
K.T. > ( 周囲には誰も見当たらない。 ―――墓標が立ち並ぶ場所とも少々離れた、暗闇。 ) [Thu 30 Nov 2006 01:42:23]
K.T. > 別に、 僕等にはノルマも、   何も無いのですけれど ……… ( きょろりと周囲を見回して ) ――― 矢張り、普段、此処に居る方が 今は居ないとは、 言え。 いないうちに勝手に、其処に居る方を導いても ――― 気分もよくないでしょう し。 僕は、そう思うんです。 ( ほら、だって、見るに、目の前に居るタマシイは、別に 今日 此処に唐突に現れたタマシイではなさそうだから。 ―――きっと、昨日も、一昨日も、一昨昨日も 此処に居たのだろうことは、 周囲に感じるタマシイの気配からも知れる。 ならば、余計に。 )     ………どうして、急に 逝く 気になられたのですか。 此処の、 ……あの方(先日一度だけ、少し、話した死神)が居る時に、 逝けば良いのに。    何故、態々僕を ――― 呼ばれたのでしょう。 ( 時折、無意識に、呼ぶタマシイも居るけれど。 ―――今回のは、はっきりと。 呼ぶ意思があっての、声が聞こえた。 暗闇の声が。 ) [Thu 30 Nov 2006 01:40:10]
人影 > ――― 此処は、   僕の管轄外です よ。 ( びゅぅ、と前髪を撫でる風。 揺れる髪と、揺れる葉を見上げて ――― 嘆息一つ。 紅いコォトに、大きなチェロケェスを抱えた影が、木に凭れ掛かって 闇に向かって言葉を投げる )   ……此処には、僕以外の   ヒト  が居るので。 …いえ、別に、   僕が導いて差し上げられないワケじゃ、 無いんですけれど。 ( ―――呼ばれる声に呼応して、やってきた先は、   此処。 けれど、此処には別の モノ が、普段居るのだ。 自分の手出しするべきでない場所だと、―――定められたことではなけれど。 思う。 ) [Thu 30 Nov 2006 01:32:54]
人影 > ( 墓標が並ぶ其の近く。 )( ひょろりと一本だけ、細い木が、風に少なくなった葉を揺らす ――― 其の根元。 ) [Thu 30 Nov 2006 01:22:54]
お知らせ > 人影さんが入室されました。 『―――困りました、ね…。』 [Thu 30 Nov 2006 01:21:02]
お知らせ > ルーア・リシアさんが退室されました。 『(彼らの答えは――)』 [Wed 29 Nov 2006 21:51:56]
ルーア・リシア > ( 死者の骸を守り、その一方で死者の魂をあの世へと送り出す。墓守と死神。この二つの仕事をもてたことは、ルーア・リシアの存在意義を示すものであり、少女の誇りでもある。道行く途中、捨てられた死体を見つけると、荷車に載せて運んでいく。初めは遠巻きに様子を伺うだけだった霊たちも、今では仕事中に寄って来て、話しかけてくる。 ) あなたたち、この死体の魂が墓地に来ているか、しらない? ( まともな答えは期待せずに、静かに問いかけた。 ) [Wed 29 Nov 2006 21:50:25]
ルーア・リシア > ( 細々とした、けれども着実な活動によって、少しずつ――ほんの少しずつ墓地にも穏やかな静寂が広がってきた。まだまだ広い敷地内のほんの一角の出来事だが、訪れる人からも声をかけられるようになった。そしてその一方で、死神としての仕事も順調だ。 ) [Wed 29 Nov 2006 21:41:54]
ルーア・リシア > ( 墓守の仕事は、決してハデではない。墓荒しを追い払うこともあるが、それは極まれな機会であり、ほとんどはこうした清掃活動や、長時間かけての見回り、死体の処理であったりする。箒で掃いて集めたゴミを麻袋に詰めて、紐で縛る。墓地の一角にあるゴミ焼却のスペースまで持っていくのだ。 ) [Wed 29 Nov 2006 21:33:39]
ルーア・リシア > ( 不特定多数の人間が出入りする墓地は、定期的に手入れをしなければ、すぐに荒れ果ててしまう。訪れる者は数あれど、墓地を綺麗に保つという意識は、ほとんど浸透していない。そして荒れた墓地には、決まって悪霊や死霊の類が集まるのである。 ) ここは、よし。つぎは――あそこ。 ( スコップなどの道具を乗せた荷車を引いて、少しずつ移動しながら掃除を行う。 ) [Wed 29 Nov 2006 21:24:24]
ルーア・リシア > ( 墓地の敷地内を縦横に伸びる通り道。ところどころにぽつぽつと生える木々はやせ細り、葉もすっかり落ちている。秋はもう終わりに近い。散る木の葉もないが、それでも日中訪れる訪問者たちや、風に乗って飛んでくるゴミを拾ったり、掃いたりするのも仕事のうち。 ) [Wed 29 Nov 2006 21:15:14]
お知らせ > ルーア・リシアさんが来ました。 『(箒を片手に、通り道の掃除。)』 [Wed 29 Nov 2006 21:12:14]
お知らせ > クロアスさんが退室されました。 『でも、ちゃんと朝は来るよね』 [Wed 29 Nov 2006 00:04:13]
クロアス > (後に残るのはランタンに照らされた僕一人。水筒と弓をコートの中へ  腰を上げ、背伸びをするようにもう一度空を眺めた・・・・) ――――やっぱり暗いね〜 [Wed 29 Nov 2006 00:03:59]
クロアス > ごもっとも。 (流石は墓の番人か、深い言葉だ。 命が無ければそこに笑顔などあるはずも無く・・・か。) ご忠告ありがとう、気をつけるよ。 (そしてありがとうと告げる彼女はカンテラの灯りと共に闇の向こうへと消える。) [Wed 29 Nov 2006 00:01:08]
お知らせ > ルーア・リシアさんが帰りました。 『(もう一度礼をいうと、踵を返し、ランタンを片手に去っていった。)』 [Tue 28 Nov 2006 23:57:58]
ルーア・リシア > みんなの、えがお――守りたいというのなら、命を大切に、すること。あなたが死んでも、きっと誰かが笑顔をなくす。 ( そう静かに告げると、クロアスの言葉にうなずいた。 ) えぇ、体調管理も、仕事のうち。あなたこそ、気をつけないと。最近、スラムや暗黒街、地方村、街道などで、吸血鬼による被害が相次いでいると、聞く。 ( それは風の噂で聞いたこと。クロアスに注意を促す。 ) ――心配は、いらない。私は他人に干渉しない。あなたが忘れてと望むなら、忘れましょう。 ( それが死神の理だから。 ) ――私は、そろそろ仕事に戻る。コーヒー、ありがとう。おいしかった。 [Tue 28 Nov 2006 23:57:28]
クロアス > いいえ、どう致しまして。 (笑顔で返答。 こういうのも正義の味方の仕事の内) (反芻される言葉には、ただ笑みを向けよう) ・・・・立派な仕事だね。 こんな寒い夜にも見回りするなんて、仕事熱心だね。体調崩さないよう気をつけたほうがいいよ。 (こちらもコーヒーを飲み干そう。紙コップは丁寧に潰してコートの中へ) うん・・・・僕の帰るところがなくなったときからずっとね。――――あ、忘れて。 (口を滑らせてしまった・・・) [Tue 28 Nov 2006 23:52:00]
ルーア・リシア > そう、なの? 寒い中で見回りを何時間もするから、おかげで冷えたからだが、温まった。 ( クロアスに礼を言うと、残ったコーヒーを飲み干す。 ) みんなの、えがお―― ( 彼の言葉を、なんとなく繰り返して。 ) 私の仕事は、死者の眠る場所を守ること。墓を掃除したり、墓荒しを追い払ったり、ここに捨てられた死体を埋めて花を添えたりする。 ( それから、クロアスの弓をじっと見つめる。 ) ――えぇ、ほんとうに。よく、使い込まれている。長い間ずっと、あなたと共に、あった――のね。 [Tue 28 Nov 2006 23:45:26]
クロアス > だろうね・・・そう言う本読まなさそうだし。 (僕も一口。僕は熱いうちに飲むのが好きだ・・・・舌を焼いてしまうのが悪い癖だけど。) お褒めに預かり光栄だね。コーヒーを褒められたのは初めてだよ (心の中では、「へぇ、この子笑うんだ」とか、そう言う風に。) 正義の味方は・・・・みんなの笑顔を守ること全般。 悪いことをする人を捕まえたり、懲らしめたり、縄で縛ったり、いじめたり・・・・etc  そぅ、これが僕の相棒。でも、もうそろそろ寿命かな・・・・ (随分と使い込まれたその弓。弓を眺めつつ、笑みを浮かべる) ―――いい弓だろ? [Tue 28 Nov 2006 23:37:28]
ルーア・リシア > 本は、たまに読む。けれど――ナンパというのは、書いてなかった。 ( コーヒーを冷ましてから、一口すする。冬の寒い夜には、温かい飲み物が体によく染み渡るようだった。 ) ――温かい。それに、いいかおり。 ( コーヒーを飲んで気が緩んだのか、それまで変化の少なかった表情に、うっすらと笑みが浮かんだ。それは墓守ではなく、年頃の娘の笑顔だった。 ) ――別に。飲み物をくれた、から。名前を聞いてみただけ。正義の、みかた――とは、どんなことを、するの? ( 四次元ポケットを髣髴とさせる収納力を目の前で見せ付けられて、目を瞬かせる。 ) それが、あなたの武器――なのね。 [Tue 28 Nov 2006 23:27:39]
クロアス > 本でも読むといいよ・・・小説一つ読むだけで、結構勉強になると思うよ。 (彼女にコーヒーを渡すと、自分の分のコーヒーも注ぐ。 墓石に腰掛・・・ようとして、一度立ち上がり頬を掻く。 そして近くの木製の柵に腰掛ける) 僕の名前? 興味ある? 僕の名前はクロアス。職業は正義の味方。 ―――ん〜、そうだね。大抵いつも持ち歩いてるよ。他にも・・・・こんなのとか (にゅ!と、コートの中から出てきたのは大きめの弓。 質量保存の法則を無視した収納力だね、このコート) [Tue 28 Nov 2006 23:17:48]
ルーア・リシア > よく、いわれる。街にはあまり出ないから。 ( 外の世界の習慣や知識はかなり乏しい模様。世間勉強以前に人との接し方がまずできていない。 ) ――ん、ありがとう。 ( ランタンを地面に置くと、鈴をしまって両手を伸ばす。細い指で包み込むようにコップを受け取ると、湯気立つそれに息を吹きかける。そのしぐさだけなら、歳相応の娘の可愛げがある。 ) ――そうだ、名前。あなたの、なまえ、は? ――いつも、こういうもの ( コップをさして ) を、持ち歩いている、の? ( そっとたずねる。 ) [Tue 28 Nov 2006 23:10:56]
クロアス > (失礼な人だな。 即返答。しようと思ったがやめた。少なからず自覚はあるからだ・・・・返答の変わりに、小さく笑って返した) だからナンパじゃないって・・・・ありえないくらいに誤解しているみたいだし。 (まず『墓地で』というところで間違っているし、コーヒーを勧めるだけがナンパじゃない。 そしてこれはナンパじゃない) 君は世間勉強が必要だね・・・・ (苦笑い。ランタンを近くの墓石の上に置こうとして・・・・彼女が墓守だったことを思い出す)(怒られる・・・よな)(近くの枯れ木に引っ掛けることにした。 どこから取り出したのか紙コップ×2、注がれるコーヒーは湯気を出して・・・) はい、どうぞ。熱いから気をつけな・・・ (差し出す) [Tue 28 Nov 2006 23:02:11]
ルーア・リシア > ――へんな人。 ( ぽつり、率直な感想をもらした。ルーア・リシアはほとんど墓地からでないし、そもそも死神なので人間とは考え方も感覚も違うのである。 ) ――墓参り、墓荒し、死体放置、散歩。ここを訪れる人間はおおむねそんなところだけど、ナンパというひとは、初めて。 ( 反応が薄いのはいつものこと。 ) 墓場でコーヒー……やっぱり、へんなひと。 ( 表情もあまりかえず、再度男性をそう認識した模様。ともあれ、再度誘われれば、静かにそちらへ近づいていく。再度誘われれば、断る気もないようだ。 ) 墓地で相手にコーヒーを勧めるのが、ナンパ。――把握した。 [Tue 28 Nov 2006 22:53:52]
クロアス > 墓を守ってる・・・・ああ、墓守さんか。 (ようやく理解した様子。 相手の自分を観察するような視線には終始笑顔) あら?ナンパを知らない・・・しかも知らない人からは物をもらわない。 (どこの箱入り娘だ? 反応も薄いし、不気味な子だね・・・) ―――そか。でもまぁコーヒーくらいは一緒に飲まない? 一期一会は大切にしなきゃ。 (再度誘うが・・・・また断られそうな気がする) [Tue 28 Nov 2006 22:45:45]
ルーア・リシア > 私はルーア・リシア。この辺り一帯の墓を守っている。 ( 軽く自己紹介をして、じっと相手を観察する。墓荒氏の類には見えないが。 ) ――お茶? ( いきなり何を言い出すのかと、首をかしげた。この少女は、こういった言葉への対応があまり得意ではなった。 ) ナンパ、というのが何かは、知らない。でも、見知らぬ人から物はもらわないことに――している。 ( 淡々と表情を変えぬまま告げる。 ) [Tue 28 Nov 2006 22:41:14]
クロアス > 後者ですよ。そう言う貴女は?お散歩・・・・? (其処にいたのはローブを羽織った女性。暗闇から出てきたようなその格好に、光をまぶしたような髪・・・・対照的な、不思議な、そんな印象がした) よかったらお茶しません?――あ、ナンパじゃないですよ。 (笑みを浮かべ、コートの中から取り出すのは水筒(中はコーヒー)、クッキーの入った紙袋。) [Tue 28 Nov 2006 22:36:50]
ルーア・リシア > ( そろそろ休憩を挟もうかと思っていたところ。近づく足音を聞けば、歩みを止めて、気配のほうに体を向ける。 ) ――人? ( 明かりの乏しい中、その姿がぼんやりと闇に浮かぶ。男性のようだ。 ) こん、ばん、は。――お墓参り? それとも、お散歩? ( 静かに、問いかける。 ) [Tue 28 Nov 2006 22:31:45]
クロアス > (左手をポケットに、右手にランタンを持ち・・・。手袋でも買おうかな、右手がちぎれそうに寒い) 灯り・・・。こんな時間に墓参り?それとも僕みたいに散歩している人かな? (そんなものずきはいないだろう。 ふらりと、いつのまにか其方へと足が向く。立ち並ぶ墓の間を縫うようにして・・・) [Tue 28 Nov 2006 22:28:18]
ルーア・リシア > ( 秋の色が薄まり、冬の空気が濃くなるにつれて、墓地を訪れる者も減ってきた。毎月何度も墓参りにくる人はそうそういないし、こう手先が悴むようでは、わざわざ風が強く吹くこの場所へ赴く気も起きないだろう。 ) 今日も、以上、なし―― ( ぽつり、紡ぐ言葉は白い吐息となって、空に消える。カンテラの明かりを揺らしながら、ただ歩く。 ) [Tue 28 Nov 2006 22:23:14]
クロアス > (このすさんだ世の中も、今の夜空のように少しだけの白じゃ明るくはならない。ずっとずっと闇の中・・・。) ・・・・・・・・・? (ふと聞こえてくる鈴の音、何の音やら・・・・。視線を巡らせ音の元を探す) [Tue 28 Nov 2006 22:19:47]
ルーア・リシア > ( 冬の風に乗って、透き通るような鈴の音色がこだまする。それは、墓地にいるものに、墓守の存在を示すものであった。黄色いツインテールの少女は、黒いローブをまとって、今日も墓地を見回る。 ) [Tue 28 Nov 2006 22:16:27]
お知らせ > ルーア・リシアさんが入室されました。 『(チリリ――ィン。チリリリィ――ン。)』 [Tue 28 Nov 2006 22:15:35]
クロアス > (その歩みを止める。 顔を上げ、どこまでも続く闇の空に白い息を吐いて・・・・) ――――。 (闇という黒の中に、息という白を混ぜたのに、そこに残るのはひたすらに続く黒ばかり) [Tue 28 Nov 2006 22:11:45]
紅い影 > (・・・まぁ 男、と言うよりも青年と言ったほうがいいでしょう。 マフラーで口元を隠し、前髪でほとんど顔は見えていないが。その背格好から若い男性だと言うことくらいはわかるだろう) [Tue 28 Nov 2006 22:08:15]
紅い影 > (血の色で塗られたのか、そのコートは紅い色をしていた。ちょうど、乾いた血のような黒ずんだ紅だ。 星も出ていない、闇の中を、ただその紅いコートの男が持っているランタンだけが、頼りない光を放っていた)(男は墓地内に侵入すると、ゆっくりと墓地を徘徊し始める・・・・) [Tue 28 Nov 2006 21:52:40]
お知らせ > 紅い影さんが来ました。 『(墓場の入り口から・・・)』 [Tue 28 Nov 2006 21:47:24]
お知らせ > ルーア・リシアさんが退室されました。 『(踵を返し、歩き出す――)』 [Mon 27 Nov 2006 22:52:28]
ルーア・リシア > ( 静けさが戻った墓地に、風が吹く。ルーア・リシアはそこに立ち尽くしたまま、籠の中をしばらく見つめていた。遠巻きに、事の次第を見守っていた霊たちが、恐る恐る視線を送っている。 ) ――あなたたちも、私が、こわい? ( 肩越しに振り返り、誰に言うわけでもなく、彼らに問いかける。――返答は、ない。 ) それでも、かまわない。死神の仕事は、人に褒められるようなものでは、ないから―― [Mon 27 Nov 2006 22:50:56]
ルーア・リシア > これで――いい。あとは―― ( 重たい一振りを終えると、大きく息を吐いて呼吸を整える。実体化させていた大鎌を消し去ると、ルーア・リシアは鳥かごを持ち出して、霊魂に向けてかざした。 ) しばしの間、この中で安らぎ――そして逝け―― ( 少女が告げると、霊魂は吸い込まれるように鳥かごの中に入っていった。外から見ればただの鉄の籠だが、中にいる霊には、そこが楽園のように見えるつくりになっている。ここで荒ぶる心を静めてから、改めて送り出すのである。 ) [Mon 27 Nov 2006 22:43:34]
ルーア・リシア > ( 望めば霊魂も肉体も斬る事が出来る死神の鎌は、同時に扱いにくくもある。両手でしっかりと握り締めても、なお重い。 ) 苦しまないよう――せめて、一撃で―― ( 大きく体を捻ると、少女は細身の体を駒のように半回転させ、遠心力をもって大鎌を振るった。空気を切り裂く鋭い音が聞こえ――どす黒い気を放ち始めた男性霊の体を、薙いだ。ひときわ大きな叫びを上げて、男性霊は見る見るうちに、その姿を人魂の形へと変えてゆく。一時的に霊魂本来の姿に戻したのである。 ) [Mon 27 Nov 2006 22:41:01]
ルーア・リシア > ( この男性は、早い話、家族に捨てられたのだ。もっとも、生前の行いを知っていれば、誰もが自業自得と思うだろう。酒におぼれて妻や息子に手を上げ、家の金を使い込んだ挙句の突然死である。もっともルーア・リシアは、その事実を知っていたとしても、男に対して哀れみも憤りも呆れも感じなかっただろう。 ) いま、あなたの心は憎しみと怒りに染まり始めている。これ以上拒み続けるなら、少し――手荒に送り出す。 ( いま、まさに悪霊へと変わりつつある男性霊に鎌を突きつけると、ルーア・リシアは静かに告げた。 ) [Mon 27 Nov 2006 22:35:28]
ルーア・リシア > だから、何度も言った。この世への未練に縛られ続ければ、悪霊にもなりうる、と。 ( 死神の鎌を実体化させると、それを握ったまま、悪霊へと変わりつつある男性の霊に話しかける。口調はあくまでも冷静に、淡々と。 ) 未練は、時に執念となって、やがて怨念へと変わることがある。今のあなたが、まさにそれ。 ( 目の前で苦しみもだえるその霊は、40の半ばをすぎた中年の男。”家族に――あぁ、家族に、会いたい。なぜ、だれも、俺の墓を、訪れない! なぜ――なぜ、だ――” 嘆き、悲しみ、その声はやがて怒りを佩びて震えだす。 ) [Mon 27 Nov 2006 22:31:35]
ルーア・リシア > ( この世のことは全てあるがまま、流れのままに動いていく。ゆえに、ルーア・リシアは仕事に関して妥協しない。死した後も現世に留まりたいと訴えるものには、49日の猶予を与え、その間にこの世で遣り残したことを終え、あの世へ帰る準備をさせる。だが、全ての霊がその言葉を受け入れるわけではない。中にはルーア・リシアの求めを拒否するものもいる。目の前で苦しみ喘ぐこの霊魂も、そうしてあの世へ帰ることを拒み続けた者の一人だった。 ) [Mon 27 Nov 2006 22:27:20]
お知らせ > ルーア・リシアさんが入室されました。 『(なりゆくこと、定めの如し――)』 [Mon 27 Nov 2006 22:22:23]
お知らせ > ミカドさんが退室されました。 『(かくして――どっきん☆調教大会 仕返しもあるでよ は、開催される。)』 [Mon 27 Nov 2006 01:51:24]
ミカド >  調教してさしあげる。 [Mon 27 Nov 2006 01:47:30]
ミカド > (沈黙が返って来る。 ) …………。 (非常にやり辛い。 こいつが夜会の会話相手だったら、適当に話を切り上げて背中を向けるところだ。 だが、そうもいかない。 今日は―― 今日は――)(唇を真一文字に結ぶ。マリィの使い魔の躾がなっていないと言ったけど、どうも他人の事は言えないらしい。 今、目の前に浮かんでいる「これ」も躾がなっていないのと同じ。) ……… …主の腕を、跳ね飛ばす、馬鹿な、犬――蛇か――に。 [Mon 27 Nov 2006 01:45:09]
ミカド > 僕の使い魔らしくない。(不満そうに一言)…まだマリィ君の、躾がさっぱりこれっぽっちもなっていない犬のほうが可愛らしい。リボンでもつけてあげようか?リボンでも。赤がいいかね、青がいいかね、黄色――いっそレインボーとかどうだい。(使い魔は虚空で身体を捩らせるだけ。 嫌がってるようにも見えないが、喜んでいるようにも見えない。 反応が無いのが一番つまらない。 小さな子供が拗ねるように頬を膨らまして――溜息に変える。一応此方のいう事を理解している、と、伝えてはくるのだが――) …… …………名前でも付けたら、お喋りできるようになるのかな?ん? [Mon 27 Nov 2006 01:33:58]
ミカド > ――…。(自分の使い魔ながらに、この黒い蛇にはウンザリする。ある程度の意思疎通は出来るが、この使い魔たる鎖が望む事は一つだ。 ―― 「クライタイ」 ―― 地面に吸い込まれた己の黒い血すら、浅ましく舐めくじり、更に餌を強請る。 自分の血を強請る。 ――蛇はぐるぐると虚空に渦を巻きながら揺らめいて、己の主を見下ろした。 ―― 一方、主も) なんというか――…君は何時見ても、華麗さの欠片も、可愛さの欠片も無いね。 [Mon 27 Nov 2006 01:19:03]
ミカド > (使い魔を呼び出す為に此処にきた。 出来れば自室に篭って試したかった所だが、以前呼び出した時は、機嫌を激しく損ねてあっさり右腕を跳ね飛ばされた。  そんな凶暴な使い魔を呼び出すのだ。娘に万が一被害が及んでは――との考えから。此処なら、巻き込むものは死体だけ。 …墓参客もこの時間なら来ないだろう。さて。) ――……。(呼び出す呪文や、印などは無い。名前すら付けていない。――そいつを呼ぶときは、ただ「在る」事を認めるだけだ。 指先から滴り落ちる黒い血が、地面に落ちる事を忘れた時―――…ジャラジャラと呪詛を紡ぎながら、西園寺と呼ばれるvampireの使い魔は、主の前に姿を現した) [Mon 27 Nov 2006 01:09:46]
ミカド > (既に慣れた風景だ。――「死んだ人はどうなるんだろう」――純粋な好奇心から学んだ死霊術は、「己と同じ存在――死しても在る――」と思う事により、随分身近なものになったと思う。 現世に形をなくした「人」は、酷くシンプルだ。――形があると、どうしても何かに縛られる。 自分を含め、だが。)  ――……さて。 (今日は、墓場の住人達に用事があるわけではない――) [Mon 27 Nov 2006 00:53:33]
ミカド > (其処には夜の住人達が犇いている。自分が今座っている長椅子の周りと云わず、墓地のいたるところに佇んでいる住人達。 それらをゆっくりと見回して) ―――――…ごきげんよう。 (囁いた。)(そのうち、此方の姿を確認した住人の何人かが気がつきはじめ、囁くような反応を、空から・夜から・梢の擦れる音から・返してくれる) [Mon 27 Nov 2006 00:38:54]
ミカド > (瞼を開ける) [Mon 27 Nov 2006 00:29:42]
ミカド > (乾いた墓地の地面は容易く黒い血を飲み込んで、男の足元に黒い染みを作る。 その染みを革靴の爪先で、軽く踏み潰して男――黒い外套にボウラーハットを頭に乗せた墓参風体――は、深呼吸をする。 墓場独特の土の匂いと共に、自分の血の匂いが、動く必要のない肺の中に満ちた―――) ――――……。(瞼を閉じる)(意識の中で、黒い海の中から細い糸を指に絡めて、一つ一つ縒り合わせていくイメージを展開する。 次第にクリアになっていく「雑音」と「声」と「音」――ボリュームを徐々に上げていくように、それらが大きくなって――) [Mon 27 Nov 2006 00:29:38]
ミカド > (白い指先の上に、黒い血玉が徐々に膨れ――やがて、指の上から雫となって地面に落ちた) [Mon 27 Nov 2006 00:13:59]
お知らせ > ミカドさんが入室されました。 『(指に乱杭歯をつきたてた)』 [Mon 27 Nov 2006 00:06:41]
お知らせ > マリィゴールドさんが退室されました。 『 闇鍋のリアって二つ名とかどうかな? ( 笑顔でスルーされたとか。 )』 [Sun 26 Nov 2006 01:54:01]
マリィゴールド >  ホントに、無意識にやってるなら―――ボク以上に素質があるんじゃないかな。 ( 青猫を紹介しようと思っているのは半ば冗談ではなくて。 きっと自分の立場が無くなる程なんじゃないかって予感。 外套を羽織り。 襟元を正すが何処か見窄らしい。 矢張りクリーニングか、仕方ないが少女の手をまた煩わせる事になるだろう―――ソレが少女の思惑通りだとは知らずに。 ) いや、お店の御茶が美味しいのは当たり前とも云えるでしょ。 だけどもボクはリアの煎れてくれた御茶のが好きだよ。 ( 暖かくて落ち着く、ソレは眷属が失った温もりのようで。 隣を歩くと言った少女、ならばスコップを預けて共に帰路へと。 ) [Sun 26 Nov 2006 01:53:34]
お知らせ > リアさんが帰りました。 『( 二人並んで子猫の待つ”家”へと。 )』 [Sun 26 Nov 2006 01:45:51]
リア > その必要がある時は叩きますよ? 無闇にムチ打つつもりもありませんから。 ( 這い出る貴女、助けようと手を伸ばしながら。 「 お茶を出してもらえる日を楽しみにしてます 」 と。 )  …、そうですね、気をつけてはみますけれど… 驚かせるつもりはありませんので。 ( へっしょり項垂れた頭、撫でようと右手で外套を押さえ、左手を伸ばしながら。 驚かせないようにマリィも駄目なところは叱ってくださいね、と。 )  ――― そうだったら、少しはマリィに近づけた気がしていいんですけれどね。私のことは前に話したでしょう? ( 香水を使っているわけでも、化粧をしているわけでもないのにただよう桃の香の正体。 貴女の背後に回って外套を纏う手伝いをしようか )  ――― ふふ、はい、お店の味には負けますけれど… なるべく美味しく淹れますから、 ( 重くなったずた袋を持ち上げる手伝いをしようと手を伸ばしながら。 もし拒否されても、最低スコップは持たせていただきたいところ。 ) ロスマリヌスのところに帰りましょう。 ( 微笑んで、 ) [Sun 26 Nov 2006 01:44:16]
マリィゴールド >  つい居心地が良くてさ、いっそ背中を叩かれた方が良いんだボクは―――。 何か今日はドツボに嵌ってる気がするんだけどさ気のせいかな? ( 掘り返した穴から這い出んと、今の気分は正にコレ。 浅く広く掘り返してしまった土は適度に余所から土を盛り……一応の証拠隠滅。 こっそりと隠れて御茶を煎れてたのもしっかり見抜かれてるらしい、最近は御茶の飲み過ぎで身体が揺れるとちゃぷちゃぷと音がだって事も。 何時か少女に差し出せる日まで頑張ろう。 ) 喜ばれても……、喜んで良いのかな此の場合。 兎に角、余り吃驚させないで欲しいってボクのお願い聞いてくれる? ( へっしょり、と。 何時か歓楽街で出逢った白い影がこんな顔をしていたのを思い出す。 成る程、こんな気分だったのか……。 冗談交じりの少女、困ったように首を傾げた。 ) ―――リアの正体は実はバッタの獣人だったって言われても今なら信じるよボクは。 ( 軽口で返す。 この救い縋ってはダメだと、好意ばかりに甘えては……外套を羽織り。 袋の口を縛ろう。 ) うん、これ位あればね……―――疲れたから帰りに御茶でもして行きたいのだけど。 ( 自分の姿を見下ろす、ズボンもシャツも少しドロが跳ねている。 これにズタ袋とスコップではお店のヒトに自警団を呼ばれ掛けないか。 ) ……仕方ない、家で寂しがってる子もいるし。 家でゆっくり御茶を飲むってのに一票。 [Sun 26 Nov 2006 01:32:48]
リア > ( 此方を振り返り、見合う視線に笑みを深め。 ) ふふ。 何言ってるんですか、前にいったでしょう? 休憩所になるつもりはあってもずっと留まらせておくつもりはありませんから… 歩き出せなくなったら 蹴り出しますよ って。 ( 笑みのまま。 無論、貴女が紅茶を淹れる練習をこっそりしているのを知っているから、そんな事はしないだけで。貴女はちゃんと解ってて、ちゃんと動こうとしてるって知っている。 だから、大丈夫 ) ――― そうしたら、喜びますよ? ロイさんはうらやましいと言うでしょうか。 ( 冗談交じりに。くすくすと、 彼女の頬にのぼる色に、春に二人でみた桜木を思い出す。 )  …、 … ? ( これ以上は。 なんなのだろう、後に続く言葉は。しばし彼女の顔を見つめながら待つけれども、 )  … え? ( きょとん。 ) …そんな脚力はありませんよ? そういうことはむしろロイさんやマリィの方が。 ( 得意でしょう、なんて。 呆けたような響きの言葉は、言葉の表面以外の意味を感じ取ったが為か。 ) ( きょとんとしていた目は、しばらくはにかむ彼女を見つめていれば自然に微笑みに細まって )  ――― 。 …そろそろ帰りましょうか? ( 支える袋の重みに、作業の終了を感じながら。 ) [Sun 26 Nov 2006 01:11:16]
マリィゴールド > ( 土を掘り返す手を止め、少女を振り返る。 ほっと安堵してしまう、見るモノを穏やかにさせてしまう笑みだったけども。 ) ダメダメ―――ボクが気を許すとリアに甘えて何にもしなくなる。 少しは気にしてるんだよ、何て言うか……。 ( 「 せめてリアにお茶位は出せるようになりたい…… 」 呟きがちに、小さな言葉を添えて。 何かとても恥ずかしいのは気のせいだろうか。 ) いやいやいや、駄目だから! ホントに―――ボクの止まった心臓が吃驚して動き出したらどうするの。 ( 猫も、少女も。 見守っていたいと願うのだけど――どうやら真実は逆のようだ。 傾げた顔に、首を勢いよく振る。 蠱惑的に微笑みながら指を咥える少女を想像して更に速度が増す。 折角戻った顔色が、また桜色に逆戻り。 ) ボクもキミやロイに十分救われたよこれ以上は――― ( 『 忘れてしまえば良い 』 )( 朽ちた心臓が脈打つ、暫し言葉を忘れて。 もう思い出にしてしまえば良いのだろうか全てを。 ) ―――リアは何時だって簡単に塀でも何でも乗り越えてくるんだね。 ( 救いにも似た言葉に、はにかみながら作業を再開しよう。 少女の手伝いもあってか持ってきた袋は直ぐに一杯になるだろう。 ) [Sun 26 Nov 2006 00:58:18]
リア > ―― そうですね、じゃぁ家にいるときはのんびり手足を伸ばしてくださいな。 ( 猫が伸びをするかのように。  そのうち家の外に飛び出していくのだろう子猫。成長は嬉しいけれど心配もつきまとうモノで。それでも慣れない冒険に怪我して帰ってきたなら、優しく抱きしめて手当てをしてあげようか。けれどきっとそのうちたくましくネズミとか狩ってくるのだろう。 ) ―― にこにこしながらいってほしかったですか? ( きょと、と首を傾げ。 気をつける、との言葉には満足そうに頷こうか。 ――恥ずかしくなってしまえばいいと思う ) そうですね、マリィたちのお陰ですよ―― まだロイさんはちょっと心配なんですけれど。彼のお陰でもありますね。 ( 微笑んで、昔を思い出し少し気恥ずかしそうな。今も不安定になることはあるけれども、でも貴女が一緒に住んでくれるようになってから 一人でいる時も不安より共に在る嬉しさで自然と顔が緩むのだ。 ) ( いつもどおりの色に戻った白を見つめて ) …忘れてしまってもいいんじゃないでしょうか? ( きょとり、として。 ) ( 続く言葉には外套を受け取りながら頷くけれども。左の腕に掛け持とうか )  ( 自分は、袋の口を広げておく手助けをしながらそのさまを見つめていよう。 ) [Sun 26 Nov 2006 00:34:07]
マリィゴールド >  ―――飼い猫に首輪に付けない質なのだけど。 青猫に勤めてるボクだよ? 窮屈さも解ってるよ。 ( 一寸吸血鬼がたじろいだのは錯覚か。 でも、窓の外の世界は覗いてるだけじゃない。 自分の脚で歩く為に広がっているのだから。 親の仕事は後ろからハラハラと見守るのが勤め。 ) ―――リア、そう言う事は真顔で言うモノじゃ。 はい、スイマセン気を付けます。 ( 謝ったとっても形無しの蝙蝠だった。 包帯を探していたら、自然と隣に来て自分の手を取り―――その後は余り思い出したくは無かった、恥ずかしい。 ) リアは落ち着いたね。 始めは優しく微笑むけども何処か不安そうな顔ばかりしていたのに。 ( 少しばかり先行して、木を見上げてたら顔の火照りも冷めた。 追いつく頃には、平素の表情を何とか取り繕えたか。 ) どうかな? リアと居ると自分が吸血鬼だって忘れそうだよ。 いや、吸血鬼に囚われてる訳じゃないから。 ( はい、そう言って手渡した外套。 スコップの先端で土の具合を確かめる、根が邪魔したら掘り返せない。 ) この辺りかな―――。 ( お利口と逆の言葉の力を発揮して、土を掘り返し袋の中へと。 流石に、スコップに当たる感触は硬い。 ) [Sun 26 Nov 2006 00:18:19]
リア > …。 (黙。) …やらないでくださいね? ( そっと釘を刺すのは冗談のつもりだけれども。 広がった行動範囲――世界に、興味がわくのはいいことだと思う。あまりやんちゃなのも見ててハラハラするけれど ) …。 指切ったらまた舐めますからね。 ( 怪我はしないでください、と。 四角いおじゃがは可愛らしかったけれど、食べ物は大切に。その四角が一個のお芋でたくさんつくれたらいいのだけれど。  他人は良くみえるけれど、自分の行動は得てしてわからないモノ。特に意識無くしている事は。 )  そんなものでしょう。 全く変わらないものの方が怖いですよ。 ( 外見は変わらなくても、貴女は確かに成長していると少なくともずっと見てきた己にはそう思える。  早くなった歩みには「あ、」と声を漏らして。隣に、と言った言葉を裏切らぬように己も少し足を早めようか。追いつけるかどうかはともかく、 ) 忘れてませんよ? だからどこに敷きますかって聞いたんですし。 ( 土を。 ) でもマリィ イコール 吸血鬼、じゃなくて私の中でそれはマリィを形作る要素の一つでしかありませんから。 ( 脱いだ外套、受け取ろうとカンテラを持つ右手とは逆、左の手を差し出しながら。 ) [Sat 25 Nov 2006 23:56:46]
マリィゴールド >  ―――ニンゲンの赤ん坊は布でくるんで吊しておくと聞くけど、何となく理由が分かったね。 ( こうして見れば赤子には区別なんて無いと知る。 好奇心旺盛過ぎでヒヤヒヤしてしまう。 自分は勿論違ったともさ、なんてのは定例句。 ) いや、前も言った通り家事――取り分け料理の分野に関しては既に魔術の領域に入ってるとボクは認識してる。 ( 米神に指を添え、緩やかに首を振る。 ジャガイモの皮を剥いて下さいと言われ、四角いキューブ状のおじゃがを生産して少女に差し出したのは記憶に新しい。 さて、自分が何が出来るのか……そんな疑念も湧くけども。 ) ………街はその間に随分と様変わりをしてしまったけどね。 ( 己を取り巻く環境が変わったからだろうか。 同族の知人、ハンタァとの邂逅。 吸血鬼に成長は無く、あるのは変化のみ。 傍らの少女の囁きが聞こえたのか、俯いて足早に樫の木を目指す―――今更に朱に染まった顔は覗かれたくなかったから。 ) 忘れてもらっちゃ困るけども…、ボクは吸血鬼。 そんな日向の園芸に使う土とはワケが違うよ。 ( 不気味なので丁度良い。 湿り気を帯びた枯れた土、木の根本―見上げた空に広がる枝がひび割れた空みたいに見えた。 杖代わりのスコップを幹に立て掛け、外套を脱ぐ。 ) [Sat 25 Nov 2006 23:42:50]
リア > …なんでもかじってみたいお年頃らしいですからね、 ( 昔はマリィもそうだったんだろうか、なんていう言葉は胸の内で。 まだ子猫は高いところに上れないから、ある程度高さのあるところに置けば大丈夫だろう。 ) なんでも出来るわけじゃありませんよ? ( 困ったように首を傾げようか。レェスから作れ、なんて言われたらそれこそ無理な話。 ) あー…、 ( ちょっと悩み声。 ) …まぁ、マリィが望むならそうしてもいいですよ。 ( 部屋に来たキャバ先生とかヴェルセリオスさんとかがどう思うかは知れないけれど。 家事が出来なくてもそれ以外、己に出来ないことが貴女にはできるってこともたくさんある。  逃げ出されても、追いかけるだろう。 )  …ふふ。 懐かしいです、ね。 ( 己にとっては楽しい思い出。ロイさんを見つけるきっかけにもなった。 手にした灯りの範囲にあるならば見えただろう美しい白磁の肌の紅に染まる様。 隣に立ちながら見上げて「可愛らしい」と囁く。 穴に埋まられたら困るけれども。ひっこぬいたらついてきてくれますか ) はい、ありがとうございます。 ( 微笑んで、 ) ( カンテラを掲げようか。夜目の利く貴女と違って己の視界には朧な木の輪郭。その樹肌の印象も伴って、貴女の言うように不気味な、 )  …。 …マリィ、不気味なのお好きでしたっけ。 ( 少し訝しげに問いかけながらも、貴女と共に其方へと足をすすめよう。段々と灯りに照らし出されていく樹肌はどこかグロテスク。 ) [Sat 25 Nov 2006 23:25:48]
マリィゴールド >  先刻も、ボクのお気に入りのオペラグラスが―――危うくロスマリヌスのおしゃぶりになる所だったし。 ( 想像するだに恐ろしい、しっかりと躾る事も肝心だが……。 手の届かない所に置く事も肝心だと聞く、なればと少女の申し出に頷き。 ) な、何でも出来るんだねリアは……―――。 いっそお揃いのバラのレェスが着いた枕でも良いけども。 ( 何故かからかいを帯びた声に聞こえる。 家事に於いては無用の長物と化すのがこの蝙蝠、益々頭が上がらない模様。 きっと掃除をした所から汚すに違いない。 舐められたらきっと尻尾を巻いて逃げ出すと宣言しておこう。 ) ボクも真逆信じるとは思いませんでした―――。 ( 遣り取りを思い出したのか暗闇の中でも赤くなるのが自覚出来た。 穴があったらの…、今から掘る穴に入りたい心境。 ) キミが望むのならば共に……。 ( 何時も驚かされる、今だってそう。 ) ……あの、樫の木が生えてる辺りが良いかな? 適度に不気味で良い。 ( 墓地の真ん中、これでもかと言う程に不気味な形影を晒してる木を指さす。 闇の中では巨大な蠢く蟲にも見えるソレ。 ) [Sat 25 Nov 2006 23:11:44]
リア > 私もマリィも家を空けてる時にやられたら、帰ったら家の中もロスマリヌスも土まみれですよ。 ( その光景を、そして最近お気に入りのマリィからのプレゼントで遊ぶ子猫の姿を思い出しながらくすくすと。 ) はい、任せてください。なんなら枕にも薔薇のレェスとかつけましょうか? ( レェス部分だけ買ってきて縫えばいいと、冗談めかして。 指先は穴が開いたら舐めて差し上げるから覚悟するといい。明日が楽しみですお洗濯。 ) 私も驚きましたよ、まさか家庭菜園用の土を墓地に取りに来ている、なんて言われるとは思いませんでしたから。 ( 種族をバラすつもりで貴女に見せられた発達しすぎた犬歯に、 あぁ、わんこさんなんですね とか言ったのも良き思い出だろうか。だって可愛らしかったものだから。ら。 )  …。 私はマリィに紳士だなんて望みませんから、 ( 初めて出合った日は、貴女に手を引かれたけれど。今は、隣を歩むを、望もう。 ) どのあたりの土がいいんでしょう? ( 見回して ) [Sat 25 Nov 2006 22:57:38]
マリィゴールド >  ―――元気になってくれたのは良いのだけどロスマリヌスのヤツ。 確かに引っ掻いて中身を出しそうだ。 ( 結局人形は、お詫びと友情の印に送った毛玉君と名付けた小さな猫の形をしたソレをあの子猫は噛んだり踏んだりと良く遊んでいる。 その姿を見る度に安堵と小さな笑みが零れてしまう。 ) 無理に作る必要もないけど、手頃なヤツが無ければお願い出来るかな? ボクはこう見えても指先は不自由で。 ( 裁縫でもしようものなら指先が穴だらけに。 きっと洗濯とも為れば、服が無いと言う事態に陥るのは間違いなし見事に経略に引っ掛かりそうな蝙蝠。 ) あの日は驚いたね……、墓場に来て見たらこんな可愛い子がいたからね。 ( 懐かしさを覚えるあの日の出来事。 蝙蝠は 「先を行くのは紳士の務めさ」 とか少女の前に立つ先を行くだろう。 ) [Sat 25 Nov 2006 22:47:00]
リア > ―― 単にベッドの下においておくだけでは、最近よく動くようになったロスマリヌスに穴を開けて蹴散らされてしまいそうで。 ( 子猫は家にもどってきた。また賑やかになるだろう。 自分の服を貸そうにもサイズが合わないという話。キャバ先生にでも借りてきたらちょうど良かったろうか? もし服が汚れたら明日はお洗濯、その間例のドレスっていうのは如何だろう。…。 ) あぁ、中敷の中でもいいですね、どちらにしろやぶれないよう袋をつくりましょうか。 ( 余っている端切れか何かで。 よなべして? )  … なんだか、初めて会った夜を思い出しますね。 ( 墓場。 彼女とは別の意味で、不気味さの前に感じるのは 懐かしさ。 そういうのもオカシな話だけれど実際この場所では色々あった ) …さ、いきましょう。 ( とはいえ、あまり長居したい場所でもなし。 辺りを手に持った灯りで照らし、一歩足を踏み出しながら ) [Sat 25 Nov 2006 22:33:22]
マリィゴールド >  ―――袋に詰めてベットの下にも良いと思ったのだけど。( 蝙蝠の方は土弄りになろうとも普段の服と変わらない三揃えのダァクスーツに黒の外套。 自身の話に依れば作業に適した服なんて持ってない、と真面目な顔で言い放ったとか。 ) そうだね、シーツの舌に敷けるなら大丈夫かな。 青猫のベットは中敷きの所に袋詰めにしてたよ。 ( ザム、とスコップを杖代わりに。 少女の前で言い難いが、夜の墓場とは不気味さの前に心が躍る。 気分は上々といった所。 ) [Sat 25 Nov 2006 22:24:37]
リア > どこに敷くんですか、土? ( 金の麗人の隣に立ち。 荷物の多い貴女のかわり、角燈を手に行く道を照らしながら。 今日はズボン、孤児院にいる時みたいな青年風の。土色の外套を纏い ) 布袋にでもいれて、シーツの下や枕の下に仕込みます? ( 今の貴女の寝所を考えると。 ) [Sat 25 Nov 2006 22:14:48]
お知らせ > リアさんが入室されました。 『――― ところで。』 [Sat 25 Nov 2006 22:11:27]
マリィゴールド > ( 墓地の入り口 ) さて、と―――。( 浮かび上がるのは幾多、幾千の墓石達。 闇に融ける外套、今日はその服に似つかわしくないズタ袋とシャベルを背負い。 辛うじて残っているやる気を出す為に、深く息を吸う。 ) [Sat 25 Nov 2006 22:10:37]
お知らせ > マリィゴールドさんが来ました。 『 角燈の灯り。 』 [Sat 25 Nov 2006 22:05:52]
お知らせ > ルーア・リシアさんが退室されました。 『(今宵も一人、役目を果たす。)』 [Sat 25 Nov 2006 21:54:11]
ルーア・リシア > ( 途中、崩れかけた墓標や痛んだ墓標を見つけると、それらをチェックしていく。朝になってから、それらを順番に手直ししていくのだ。他にも、死体を埋めるスペースの確認、とくに死体が置き捨てられやすい場所などをチェックするのだ。 ) ここはよし――次は――あのあたり。 [Sat 25 Nov 2006 21:53:47]
ルーア・リシア > ( 周りを飛ぶ幽霊たちは、寒さを感じていないようで、相変わらず陽気に話しかけてくるものもいる。わざとらしく褒めたおして、滞在期間を延ばしてもらおうとする調子のいい霊もいた。 ) 雪が降れば、見回りも、むずかしく――なる。どうするか。 ( 今後のことを考え、手袋でも買おうかと思案する。黄色いツインテールを揺らしながら、更に歩を進める。 ) [Sat 25 Nov 2006 21:46:42]
ルーア・リシア > ( 鈴を鳴らしながら、今日も今日とて墓地の見回り。寒さは日を追うごとに深まり、最近はローブで覆ったからだも冷えるようになってきた。雨でも降りそうな曇り空を見上げて、ルーア・リシアは吹き抜ける風に身を縮めた。 ) 指先が悴む。――肉の体は、こういうとき、不便だ。 [Sat 25 Nov 2006 21:42:13]
ルーア・リシア > ( お礼を言われるのは、何も人間に限ったことではない。最近は、幽霊からも感謝されるようになってきた。それまで、自分の仕事は誰かに恨まれるのが当たり前だと、ルーア・リシアは思ってきた。実際、お礼を言われるよりも憎まれることのほうが、今でも圧倒的に多い。しかし、ほんの少しでもそうした感謝を受けるようになったことが、大きな変化だった。 ) 不思議なこと――私はただ、仕事をしているだけなのに。 [Sat 25 Nov 2006 21:34:12]
ルーア・リシア > ( 墓守として現世に派遣されてからしばらくした日のことだった。少しずつ墓地を訪れる人たちにも顔を覚えてもらえているのか、はたまたただの偶然か。それでも、見ず知らずの者が家族の墓の手入れをしてくれているという事実を実感して、感謝を示す人もいる。そんなとき、ルーア・リシアは決まって対応に困るのだ。お礼を言われるということに、慣れていないから。 ) [Sat 25 Nov 2006 21:29:49]
お知らせ > ルーア・リシアさんが入室されました。 『(墓参りにやってきた人たちから、お礼を言われた。)』 [Sat 25 Nov 2006 21:26:51]
お知らせ > ステアさんが退室されました。 『いえ、貴女に任せるなら必要ないでしょう。と言って墓場を後にした。』 [Fri 24 Nov 2006 03:30:25]
お知らせ > ルーア・リシアさんが帰りました。 『(夜の墓場に、土を掘る音が響く――)』 [Fri 24 Nov 2006 03:28:59]
ルーア・リシア > そう、それで正解。私の前であまり多くを語らないほうがいい。 ――貴女は賢いし、状況判断力もある、とおもう。 ( 目の前の女性は正しい選択をしたのだ。何も言わず、この死体を埋めてくれと頼むだけでいい。ルーア・リシアはいちいちしたいなど調べないし、自分から相手の名を聞くことも無い。 ) それじゃあ、あとは私の仕事。不安なら、最後まで見届ける? 寒いし特に話す話題も無いから、あまりお勧めはしない、けど。 ( 近くに止めてあった荷車からスコップを持ってくると、さっそく穴を掘り始めた。ルーア・リシアは誰かを咎めたりしないし、罰したりもしない。ただ己の役目を果たすのみ。 ) [Fri 24 Nov 2006 03:28:30]
ステア > いえ、素直にそう思っただけです。 (そっけない返事を返す少女にフ・・・とローブの中で笑った。 別に礼を言われるようなことではないと吸血鬼は思っていた。) ・・・・・・ええ――お好きに。 この様な姿の女など・・・割と多いですからね。 (そのことも判っていた。ここで私が正体を晒し、名を晒し、居場所を晒し、かつこの皮袋の中の死体が吸血死体と判るなら・・・この少女を今此処で殺してしまわないといけないのだが、生憎私の事は何も教えてはいないし、死体は死因が特定しにくいほど解体されている。大丈夫だと・・・思っている。) ―――わかりました。、と・・・・・・・・・ンッ・・・。 (血抜き、枯渇した死体とは言え3人分ではいささか力5でもそれなりに辛い。ズルズル、と数歩引きずって担ぎ上げれば・・・指差された場所へと皮袋を運ぶだろう。 [Fri 24 Nov 2006 03:21:35]
ルーア・リシア > ありがとう。 ( そっけない返事。ルーア・リシアにとっては、仕事をこなすことこそが己の存在の証であり、理由。非常に分かりやすい。 ) そういうことになる。ただし―― ( そこで言葉を切って、女性を見つめる。 ) あくまでも私は貴女のすることに関与しないというだけのこと。死体を持ってくればちゃんと埋めるし理由も聞かない。けれど誰かがやってきて、貴女の事を私に聞くようなことがあれば、ありのままを話す。中立とはそういうこと。 ( 警告でも脅しでもない。自らの立場を表明しているまでだ。ルーア・リシアは仕事をするし、この女に関与することも無いが、仮に後ろめたいことをしていたとしても、それを擁護することもない。ということである。 ) ――持ってもらえると、助かる。あのあたりがちょうどいい。 ( 指差すのは、数メートル進んだところ。墓地の空きスペースもすくなくなってきているから、まとめて1箇所に葬るのがいいだろう。 ) [Fri 24 Nov 2006 02:58:30]
ステア > ・・・仕事熱心なんですね・・・。 (近付きながら呟く。 この死神は生まれながらに墓場を守り、ソレが自分の仕事だと信じているようだ。 なら私は何の為に存在しているのか?) ・・・なら、私にとっても貴女は敵ではない・・・そういうことになりますね。 (善悪もなく、何も聞かず、何も調べないと言うならこの死神は私にとっては非常に都合がいい存在だ。 「食後」の隠蔽をこの死神がやってくれるのだから。) ―――魂ですか。私にはそういうのはよく判りませんが・・・。 (この死骸は全て・・・人間たちにすら奴隷と蔑まれた者達だ。世界をよくは思ってはいまい。) ―――重いなら埋める場所まで持って行きますが・・・? (余りに重たそうな態度を示す少女。確かに血を抜かれ枯渇した死体とは言え三人分は重たい。 私にも少々堪えた程だ・・・そして、再び皮袋へと手を伸ばし・・・ [Fri 24 Nov 2006 02:46:39]
ルーア・リシア > 簡単なこと。それが私の役目だから。 ( 何のために。それが仕事だから。 ) 死神は善悪の概念では動かない。ただ、己が役割を果たすのみ。 ( それが死神の理。他に理由など無い。 ) 肉体は魂を入れる器にすぎない。正確には、死体にとって、ではなく――この人たちの魂にとって。 ( ちゃんと供養をしないと悪霊になってしまうものもいる。皮袋を受け取れば、その重さに驚くだろう。こんなものを片手で持っていたのか、と。解体してあるとはいえ、死体3人分なら力2の身には少々重い。 ) [Fri 24 Nov 2006 02:20:09]
ステア > ならば、私は貴女の邪魔にはならないでしょう・・・多分。 ―――それでも墓地を守るのですね、貴女は。・・・何の為に? (人間は同族で徒党を組みたがる。そしてそれ以外を排除したがる種族だ。何とか自分の様な種を理解して欲しい物だが・・・。 とにかく死を司るとまで言われる魔だ。吸血鬼である私も死が恐いのだから・・・あっけなく死んでしまう人間には死神を好意的にみる者はいないだろう。) ええ・・・そういう事です。今夜貴女に会えたのはこの死体にとっては幸運なんでしょうかね・・・。 (私なら墓場の一角に置いて帰るところだった、と付け足しながら・・・死神に近づこうと歩を進めだす。) [Fri 24 Nov 2006 02:13:13]
ルーア・リシア > ――貴女はその皮袋の中身を、ここに捨てにきた。ということで、いいの? ( 説明を終えると、目の前の女性に確認するように問いかけた。 ) [Fri 24 Nov 2006 01:55:03]
ルーア・リシア > 私の仕事の邪魔になるようなことをしなければ、何もしない。 ( 短く、はっきりとした答えを、そっけなく返した。 ) バケモノと嫌う人もいる。あまり他人によく思われる存在ではないことは、確か。 ( わけの分からんガイコツに魂を持っていかれるというイメージが強いから、当たり前といえば当たり前。そうでなくても、死者をあの世に送る仕事は、その親族や友人、恋人などから恨みを買うことが多い。 ) ――死神だけど、透視はできない。でも――死臭がする。 ( 大方死体でも入っているのだろう。 ) 死体を捨てにくる人は、大勢いる。自分で穴を掘って埋めてくれる人もいるけれど、大抵はこっそりそのへんに置き捨てていく。そうなると私の仕事が増えるから、できるだけ声をかけて欲しい。 ( 夏は特に腐敗が早いから、余計に。 ) 私は死体を受け取って処理するだけ。身元を調べたり、わけを聞いたりはしない。 [Fri 24 Nov 2006 01:53:17]
ステア > へぇ・・・なるほど。じゃあ、私は貴女にとって荒事? (別に相手の仕事を知ろうとは思わない。ただ、相手が何者か・・・私に敵意を向けるものか。知りたいのはそれだけだった。) 死神・・・そう、貴女は人ではないのですか。本当にいるモノなんですね・・・死神って。 (相手の正体を聞き出しヒトではないと知り、どうやら敵意もない事も知りえれば警戒を弱めよう。 ヒトではない。けれど魔でもない・・・そう、精霊的なものなんだろうな、と相手の姿を捉えたまま。) いえ、別に大した事ではないですよ。死神ならば・・・この中身も分かるのではないですか? (敵意がなく人でもないことが分かったなら、隠す必要もないだろう。 担いでいた皮袋を死神に翳す。 解体された3人の奴隷が詰め込まれた皮袋をだ―― [Fri 24 Nov 2006 01:45:12]
ルーア・リシア > ( そして最後に、こうも告げた。 ) だから、貴女がここでしたいことがなんなのか、聞くだけ聞いておかなければいけない。墓を汚されたりしたら困るし、墓参りならここを出るまで安全を確保するのが私の仕事。 [Fri 24 Nov 2006 01:30:36]
ルーア・リシア > そうでもない。もうなれた。――ここは死者の骸が眠る場所。まだ現世に留まっている霊たちも多い。荒事が怒れば沈めなければいけないし、墓地の掃除も欠かせない。墓守とはそういう仕事。 ( 淡々と面白みの無い事実だけを並べていく。赤い目――あまり好意的ではない。というより敵意のほうが強いか? どちらにしろ、ルーア・リシアはあるがままに動くのみ。 ) さっきもいった。私は墓守。この墓地を守る傍ら、死神として死者の魂をあの世へ返している。 ( 別に正体を隠すつもりも無ければ、相手が誰であろうと興味も無かった。 ) 死神は中立。正直な話、貴女が誰であろうと私には関係ないし、聖人君主だろうと犯罪者だろうと、墓地を荒らしたりここで騒ぎを起こさないでいてくれれば、それでいい。ただ、それだけのこと。 [Fri 24 Nov 2006 01:28:44]
ステア > ―――ええ、どれでもない・・・です。 (研ぎ澄まされた吸血鬼の感覚は僅かな呟きも逃さない。あくまで態度そのものは涼しげだ。が・・・杖を握る手はいつでも震えるように備えてはある。) それはそれは・・・難儀なお仕事で――――・・・・・・? (やがて表れた声の主。 カンテラを持っているのでその姿ははっきりと伺える。ツインテールの少女だが・・・吸血鬼に備わった魔を「視」る事が出来る魔眼は少女から滲み出る「ソレ」を敏感に感じ取っていた。) ・・・・・・ええ、どうやら貴女のテリトリーを犯しているのは私の様ですから。 (纏ったローブの影から紅い瞳の眼光が相手にも見えるだろう・・・) ――――ところで・・・貴女はなんですか? (先日の暗黒街で尼僧に正体を見破られた時には人が周りにい過ぎて、人間の振りをするしかなかったのだがここは墓地だ。 周囲に人影らしきものはない。ならば遠慮は要らない・・・といつに無く強気に相手に問いただす。 さぁ、返ってくる答えは人か、魔か?それとも――― [Fri 24 Nov 2006 01:20:51]
ルーア・リシア > ――どれでも、ない。 ( 聞こえてきた言葉に、ポツリとつぶやく。妙だな、と思った。こちらを警戒しているのは当たり前だし仕方ないとして、何かよそよそしい物言いだ。後ろめたいことでもあるか? ) それならどうぞご自由に――とはいえないのが墓守の仕事。 ( そう告げて、ゆっくりと声のほうに歩み寄る。こちらは姿を隠す理由も無い。カンテラを片手に、ゆっくりと姿の見える位置まで行こう。黄色いツインテールの少女が、ローブをまとってあなたの前に現れる。 ) 悪く思わないで欲しい。私にはここを訪れた人にきちんと応対する義務がある。 ( まだ何をするかもはっきりしない相手だ。墓参りに来たというような様子でもない。 ) [Fri 24 Nov 2006 00:57:55]
ステア > (別に墓を荒しに来たわけではない。 確かに墓荒らしの様に如何わしいことではあるが・・・。誰もいないことが前提で成り立つ用事だ。だから鈴の音の主が確認する必要があった。) 墓守・・・。 ―――さぁ、どれでもない。といったら如何すればいいでしょ? (最初の言葉は自分にしか聞こえない声で呟いた。 そして、相手にも聞こえるように声を出す。本当は三番目の理由なのだが・・・相手の正体がハッキリするまで、自分の目的を告げるわけにはいかないだろう。) ただ、この墓場に少し用事があるんですよ。 (そうとだけ告げておこう。 まずは相手の位置を知るのが重要だ。先日のように自分の正体が感覚だけで分かる様なモノなら・・・・・・逃がしてはいけない。 幸いここには人はいないのだから・・・と持てる感覚を総動員して、あなたの位置を探るだろう。 [Fri 24 Nov 2006 00:48:55]
ルーア・リシア > ( 透き通るような鈴の音は、冬の冷えた空気に溶けて、墓地にこだまする。返事が返ってくるのを確認すれば、まずは一安心。墓荒しならばまず返事を返すことは無いから。 ) 私はルーア・リシア。このあたりの墓地を守る墓守だ。 ( 高い少女の声音が、そちらまで届くだろう。 ) 墓参りか? 散歩か? それとも死体でも捨てに来たか? ( この時間帯に墓地を訪れる者など、墓荒しを除けばそのどれかしかあるまい。少女は淡々とした声音で問いかける。 ) 散歩と墓参りなら速く帰ったほうがいい。夜の墓地は危険な場所。死体を捨てに来たのなら、埋葬するのは私の仕事。適当に捨てていくのだけはやめて欲しい。 ( 静かな声音で、まずは定番の忠告を。 ) [Fri 24 Nov 2006 00:36:10]
ステア > ・・・・・・鈴の、音? (静かな墓場に滲み出すような鈴の音に気付けば辺りを見回す。 それが墓を守護する者の存在を示す者だと知らない吸血鬼は、歩を止めて辺りを警戒するだろう。) ・・・・・・誰か、いるんですか・・・・・・? (皮袋の中のものがものだけに・・・人の見ている所では捨てられない。容易に見つかってもいけない。 容易に見つからず、人に見られにくいのは墓場だ、と言う結論から此処に来たのだが・・・何かいるのが分かれば伺うように、何処にいるとも知れぬ貴女に問うてみた。 [Fri 24 Nov 2006 00:29:44]
ルーア・リシア > ( また見回りを続けるために歩を進めようとしたとき――先ほどまでとは別のざわめきを感じた。 ) 誰か、きた――? ( 墓地の霊は、来訪者が現れると、にわかに騒ぎ出す。それは退屈しのぎの好奇心であったり、いたずら好きの暇つぶしであったり、あるいは自分が静かに眠る場所をあらされるのが嫌なのか。ルーア・リシアは、鈴を鳴らし、墓守の存在を来訪者に示す。それから、霊たちの気配を追って来訪者のほうへと歩いていった。 ) [Fri 24 Nov 2006 00:21:08]
ステア > (闇夜、黒い外套はやはり闇に溶け込むのにはうってつけだ。 その外套から生えた二本の手は外套とは対照的に白。 右手に長い赤紫の杖。 左手には大きな皮袋。中には・・・先日、「食」した3人の奴隷の「解体」された亡骸。 その皮袋を担ぐような形で・・・墓場の一角を目指す人影。)(もし死神が、墓場に集う霊たちからこの来訪者の事を聞いたならすぐに見つけることが出来るだろう・・・ [Fri 24 Nov 2006 00:17:10]
お知らせ > ルーア・リシアさんが入室されました。 『(魂をあの世へと返して――)』 [Fri 24 Nov 2006 00:16:14]
お知らせ > ステアさんが来ました。 『黒外套・・・持つのは身の丈ほどある魔杖と、大きな皮袋。』 [Fri 24 Nov 2006 00:08:43]
ルーア・リシア > ( 相手がだだこねようが拒否しようが、この世での滞在期間が過ぎれば無理やりにでもあの世に連れて行く。それが己の仕事であり、役割だから。それで誰かから恨まれるのも、また仕事。ただ、あの方は――アルエ様は、違うことを言っていた気がする。 ) 向こうも、それほど悪い場所じゃ、ない。少なくとも、現世に留まるよりは―― ( 気休め程度にいって、それからそっと手をかざす。光が指先から形亡き者たちに伝わっていき――その姿を金色の砂粒へと変えて、空へ解き放つ。 [Fri 24 Nov 2006 00:08:32]
ルーア・リシア > ( やはり、自分の足で街に出て、人と会話するのがいいだろう。そこで気をつけなければならないのは、中立であり続けるということ。一通り霊たちから話しを聞くと、今度は彼らの中で、滞在期間を過ぎたものたちを死出の門に送ることにした。 ) さぁ、あなたたちに与えた49日間の間に、遣り残したことは全て終えることができた? 未練のある者も無いものも、期限が過ぎればあの世に帰らなくてはならない。 ( そう淡々と告げると、やはりというか、霊たちの中にはいい顔をしないものもいる。ずっとここにいると、駄々をこねるものもいる。 ) [Fri 24 Nov 2006 00:01:36]
ルーア・リシア > ( チリィ――ン――チリリィ――ン。鈴を鳴らせば寄ってくる霊もいるし、怖がって隠れてしまう霊もいる。敵意をむき出しにする霊もいる。ルーア・リシアは世間話好きな霊を何体か集めて、彼らが見てきた世間の様子を聞くことにした。 ) ――ようするに、街のあちこちで小さな事件がおきている、と。そういう、ことなの? ( 彼らの話はいつも断片的であり、また変に尾ひれをつけるものだから、鵜呑みには出来ない。首をかしげて、目を瞬かせた。 ) [Thu 23 Nov 2006 23:54:39]
ルーア・リシア > ( 今まで気にならなかっただけで、よくよく考えれば、死神の個々にそれぞれ特徴があり、個性がある。先日であった二人の同属の話を総合すれば、今こうして黙々と仕事をしているのが自分らしさであり、個性であろう。 ) ――そういえば、最近、霊たちが騒がしい。外でなにか―― ( あったのだろうか。買出しくらいしか街を歩く目的の無い少女は、世間の話題に疎かった。 ) ――話の上手い死神も、いるの、かな。 [Thu 23 Nov 2006 23:47:33]
ルーア・リシア > ( ルーア・リシアの役目は墓守として墓地を守り、死者の魂を死出の門へと導くこと。今までがそうだったし、それで満足だった。他人に興味を示せど、羨む気持ちなど起きなかったのだ。それが、人間と関わる期間が長くなるにつれて、少しずつ気持ちに変化が現れ始めた。 ) あまり、いい傾向では――ない。現世との関わりが深まりすぎれば、中立をたもてなく、なる。 [Thu 23 Nov 2006 23:41:42]
お知らせ > ルーア・リシアさんが来ました。 『(鈴を鳴らして、墓地の見回り。)』 [Thu 23 Nov 2006 23:36:44]
お知らせ > マグナスさんが帰りました。 『(誰に見られてるでもないが、悲しそうな瞳を隠してその場を去っていった)・・・、・・・。』 [Thu 23 Nov 2006 00:14:08]
マグナス > ・・・。どうか・・・安らかに、お眠りください・・・。(目を瞑りながら小さくしかしハッキリと言う。)・・・、・・・。(また数分後、目を開けて、立ち上がる。)・・・そろそろ・・・行こう・・・。 [Thu 23 Nov 2006 00:03:29]
マグナス > ・・・ん・・・?ここ、は・・・。(数分してから目を開け、ようやく自分が普通はまず立ち寄らないようなところにいると気付いた。(←遅 周りは暗く、墓地で1人というかなり肝試しに最適な場所だが。)・・・墓地・・・か・・・。(全く動じず、目の前の情景をそのまま口に出す。さすが精神力が無駄に高いだけはある。)・・・かわいそうに・・・。(1番近くにあったお墓に近付いてかがむ。)・・・どうして・・・お亡くなりになったのか、わからないけど・・・無念のうちだったら・・・とても、かわいそう・・・だ・・・。(また目を閉じ、今度はお墓の前で手を合わせる。) [Wed 22 Nov 2006 23:46:51]
マグナス > ・・・、・・・。(特に何の目的も無いただの散歩だったので、自分がどこにいるのか気付いていなかった。)・・・こんな・・・『平和』が・・・いつまでも・・・続けば、いいな・・・いつまでも・・・。(言うと夜空を見上げる。軽く深呼吸をすると、スッと目を閉じる。)・・・、・・・。 [Wed 22 Nov 2006 23:33:32]
マグナス > (夜中は何もすることが無いので、夕食の後は腹ごなしに少し歩くことにしていた。)・・・ふうっ・・・おいしいものを・・・素直に、おいしいと思えるのは・・・いい、な・・・。(今日食べたのは自分で釣ったよくわからない魚だったが、普通においしかったし、いまのところ体には何の影響も出ていない。) [Wed 22 Nov 2006 23:26:56]
お知らせ > マグナスさんが来ました。 『・・・、・・・。』 [Wed 22 Nov 2006 23:23:32]
お知らせ > ルーア・リシアさんが帰りました。 『魔よけ札――買わないと』 [Wed 22 Nov 2006 00:53:28]
ルーア・リシア > ( 中立であり続けるためには、周りの世界の流れを知らなければいけない。そして、世界の流れは日に日に移ろい行くもの。だからこそ、墓地に閉じこもってばかりいてはいけないのだ、という自覚もある。 ) ――あぁ、そうだ。 ( ヴェルセリオスをたずねるにあたって、大事なことをおもいだした。よくよく油断しないように、準備をしておかなければ。 ) [Wed 22 Nov 2006 00:53:10]
ルーア・リシア > ( 彼らが口々に言うには、仕事ばかりしてないでたまにはおしゃれして街にでたら? というようなものであった。そういわれるたびに、ルーア・リシアは怪訝な顔をする。出て行ったところで特に用もないし、そもそも着飾る、という行為自体に興味が薄い。ただ―― ) たしか――ぎるがめっしゅ、とか。そういっていた―― ( あの強姦メイドの主の顔は一度見てみたい。それに、どんなところにすんでいるのかも。今度、一度いってみようと思う。 ) [Wed 22 Nov 2006 00:42:50]
ルーア・リシア > ( 黙々と作業に徹していると、墓地の幽霊たちが集まってきた。通りがかりに声をかけるもの、ルーア・リシアの気を引こうと、なにやら始めるもの。いたずらしようとするもの、いろいろである。たまに度が過ぎることもあるが、ルーア・リシアにとっても彼らは話題を提供してくれるし、街の様子を語ってくれたりもする。 ) [Wed 22 Nov 2006 00:35:04]
ルーア・リシア > ( ヴェイトスに墓守は何人かいるものの、守る墓も規模も個々に違うようだ。個人の墓を守るものもいれば、ルーア・リシアのように敷地内にある不特定多数の墓を守るものもいる。丁寧に汚れを落とすと、今度は別の墓を掃除にかかる。荷台に乗せた道具から箒を取り出し、周りを掃いて、それから布巾を持つ。 ) [Wed 22 Nov 2006 00:19:34]
ルーア・リシア > ( 広いヴェイトスの墓地。名のある故人の墓から、名も無き誰かの墓まで。その数や形は様々だが、手入れするものがいなければ、一月足らずでみすぼらしく変わってしまう。そうなることがないよう、ルーア・リシアは毎日のように掃き掃除をしたり、墓標の汚れを落としたり、花を添えたりする。未だに夜遅く墓を訪れる人間はあとを絶たないから、そんな彼らに対する警告もしたりする。 ) [Wed 22 Nov 2006 00:12:54]
お知らせ > ルーア・リシアさんが来ました。 『(布巾を片手に、墓石の汚れを落としていく。)』 [Wed 22 Nov 2006 00:09:17]
お知らせ > ルーア・リシアさんが退室されました。 『(今宵も、墓地の片隅で少女の仕事は続く。)』 [Tue 21 Nov 2006 00:25:45]
ルーア・リシア > ( ルーア・リシアはそれを確認すると、静かに大鎌を取り出し、手に持った。時折、あぁして低級のアンデッドが現れる。大抵は、なにかしら強い恨みを抱いたものである。 ) ――眠れ。ここはあなたが帰るべき場所にあらず。 ( 鎌を構えると、ルーアシリアはアンデッドに向かって軽やかに駆け出した。 ) [Tue 21 Nov 2006 00:25:28]
ルーア・リシア > ( それは雑多の奴隷であったり、家をもてない浮浪者の類であったり、様々だ。ルーア・リシアはこれからもそんな亡骸たちを葬り、守っていく。やがて、墓地のとある一角に差し掛かったとき、少女は足を止めた。 ) ――あれは。 ( 目を凝らすと、前方の土が不自然に盛り上がり、中から何かが外に出ようとしている。土の下から手が伸びて――半分白骨化した肉体が這い出てきた。 ) ――アンデッド、か。 [Tue 21 Nov 2006 00:23:09]
ルーア・リシア > ( 黒いローブをまとって、いつものように鈴を鳴らしながら、辺りを見渡し歩いていく。寒くなると、墓地を訪れる人間は徐々に少なくなっていく。その一方で、寒さに凍え死に墓地に運ばれる名もない死体が増える。 ) [Tue 21 Nov 2006 00:14:48]
ルーア・リシア > ( 人間が欲望におぼれて流されていく理由も、今なら以前よりも理解できる。熱く硬い肉棒が膣の中で突き動かされるたびに、中立でいようとする気持ちも、ヴェルセリオスへの嫌悪も、全て真っ白にとかされてしまった。首をはねるといった手前、情事のあととなっては、そんなことなどもはやどうでもよくなっていた。 ) ――息が白い。もうそろそろ、ここも白銀の色に染まる日が来る、か。 [Mon 20 Nov 2006 23:58:12]
ルーア・リシア > ――んっ……ヴェルのばか。やりすぎ、だ。 ( 下腹部をさすって、ツインテールの少女は僅かに眉を寄せる。まだ膣の中に異物が入っているような違和感。それでもなんとか仕事に差しさわりのないくらいまでに回復を待つと、ルーア・リシアは墓地の見回りに出かけた。 ) [Mon 20 Nov 2006 23:50:56]
お知らせ > ルーア・リシアさんが入室されました。 『(情事の後――)』 [Mon 20 Nov 2006 23:48:18]
お知らせ > クロアスさんが帰りました。 [Mon 20 Nov 2006 21:00:08]
クロアス > (こんな場所はさっさと通り抜けちゃおう。 ゾンビが出てきたら大変だ。今の(ビビリきっている)僕では勝てそうに無い) トンズラしよう・・・ [Mon 20 Nov 2006 20:59:16]
クロアス > (吹き抜ける北風は首下を撫でて。 襟を立てると)すぁむい!(と、一人愚痴をこぼす) [Mon 20 Nov 2006 20:44:10]
クロアス > (下手したらアンデットくらいは出てきそうな勢いだ・・・出てきたら出てきたで聖水でもぶっ掛けてやるところだけども。) つうか寒い、やっぱりもう冬だよねぇ。風が冷たいもん。  [Mon 20 Nov 2006 20:24:28]
クロアス > (お散歩だ。あまりいい天気ではないけれど、それでも散歩を楽しんでいる。 墓地をそのコースにチョイスしたのは失敗かもしれない。この時間なら誰もいないし、落ち着けると思ったけれど・・・・なんだか恐い) うん、今度から夜の墓地はよそう。恐怖で死にそうだ。 [Mon 20 Nov 2006 20:08:20]
お知らせ > クロアスさんが入室されました。 [Mon 20 Nov 2006 20:05:53]
お知らせ > ヴェルセリオスさんが帰りました。 『その後、二度ほど身体を重ねて――――ようやく、眠りへと』 [Mon 20 Nov 2006 05:29:04]
お知らせ > ルーア・リシアさんが退室されました。 『(それは少女が、新しい世界を知った夜だった。)』 [Mon 20 Nov 2006 05:28:04]
ルーア・リシア > んふっ――くっ、あんっ! はっ、むぅ―― ( 唇を重ねるだけでは完全に声を消すことは出来なかった。それでも、ずいぶん音を抑えられたと思う。そこから先は、ほんとうに頭が真っ白になっていくばかりであった。 ) な、なか? ――だめっ、あ! なか、はぁ――ひぅ! あっ、あんっ! ひっ、あっ! はあああぁぁんっ!!! ( ついに絶頂を迎えた体は、アh夏至ク痙攣をおこし、ヴェルセリオスにしがみついたまま、虚ろな瞳で快楽の余韻に浸る。 ) あ……あぁ……。でてる――中で、ヴェルの、あ、あつい、のが――びゅく、びゅくって――ああぁ―― ( 脳がとろけそうなほどの快楽に、最後の一滴まで搾り取るように膣を痙攣させて、意識を手放していく。 ) [Mon 20 Nov 2006 05:27:15]
ヴェルセリオス > ふふ、だって――――そんなに可愛い声を張り上げたら、だれだって・・・・・んむ・・っ!?(最初はゆっくりだった腰の動きも、完全にオトナのセックスでする激しい動きのものに変わっていた。そしてふさがれた唇の間から零れ落ちる熱い吐息。キスの合間に少女が上り詰めようとすれば、メイドもまた――――我慢の限界を向かえ、絶頂へと上ってしまい・・・)な、ナカ――――たくさん、だしますから――――ね?ああ出る、ダメ、イッちゃ・・・・・うンッ・・・・・!(ひときわ深く、一番奥までペニスを突き入れて・・・・射精した。まるでリシアのヴァギナに搾り取られるように、びゅく、びゅくっ・・・とリシアのヴァギナに精液を注ぎ込んだ。熱く、どろどろの精子を) [Mon 20 Nov 2006 05:20:45]
ルーア・リシア > ( 初めて異物を受け入れた膣は、ヴェルセリオスの肉棒を、キュウキュウときつく締め付ける。 ) そ――そん、な、ことっ――いわれ、ても――あうぅん! はぅ、あはぁぁ――むり、むりぃっ! ( 涙目になって、可愛らしい声で喘ぐ。それまで成すがままだったが、なんとか解決策を思いついた。ヴェルセリオスに顔を近づけ、その唇に己の唇を重ねようとする。声を我慢できないのなら、ふさいでしまえばいいのだ。 ) ヴェル、ヴェル――ぅ――んくっ、はくぅ! くる、なにか、くる! ( 背筋を電流が走るような、何か今までかんじたことのない大きなものが、体の心から全身に広がっていく。そんな予兆だった。それが絶頂に達する前触れであると、ルーア・リシアはまだしらない。 ) [Mon 20 Nov 2006 05:13:23]
ヴェルセリオス > (射精遠くない) [Mon 20 Nov 2006 05:07:56]
ヴェルセリオス > ・・・・・・凄く、きつくて・・・・・・・あんまり、長くは持ちませんわね・・・・・・あんまり大きな声を出すと、誰かに聞きつけられてしまいますよ?静かに、相手にだけ聞こえるような声で・・・・・(慎ましい少女の性器がペニスを受け入れ、その身を卑猥にゆがめていた。相対的なサイズか、はたまた天性の素質か。かなりきつい締め付けを受け、射精く無い) [Mon 20 Nov 2006 05:07:44]
ルーア・リシア > やぁ――いや、ぁ――か、硬いのが、あっあっ! なかでぇ――こすれっ! ひはぁぁっ!! ( がくがくと体を震わせながら、ヴェルセリオスの体にしがみつく。 ) だめっ! う、うごかさない、で……。あふぅ――くひっ! へん――へんに、なる――ぅう――! ( 腰のグラインドに合わせて、小さな体が揺れる。 ) [Mon 20 Nov 2006 05:04:07]
ヴェルセリオス > ・・・・・・そのよう・・ですね。大丈夫。優しくしますから・・・・・・ん、熱・・・・・・・・ッ(ぬるり、と亀頭の半分までは簡単に膣孔に埋め込まれた。まだ誰も知らない処女地を文字通り侵略すると、その締め付けのきつさに目を細めながら腰を進め・・・)・・・・・・リシア様・・・・♪そんなに乱れて、可愛い・・・・もう直ぐ、全部入、る・・・・・・っ♪(腰を推し進め、とうとう根元までリシアの胎内に挿入してしまう。初めてのセックスに震える少女の身体を改めて抱きしめると、しかし次第に雄としての動きをはじめ、ペニスをぬぷぬぷ・・っと出し入れし始める) [Mon 20 Nov 2006 04:59:56]
ルーア・リシア > ( 初めて感じる、異物を受け入れた傷み。しかし前戯がしっかりしていたためか、血はでなかった。 ) [Mon 20 Nov 2006 04:55:19]
ルーア・リシア > ひぅ! ふ、うあぁぁっ。そ――そういうの、苦手、だ。あまり、したこと、ない――から。 ( 熱いと息を漏らしながら、たどたどしく答える。ヴェルセリスの言葉が恥ずかしくて、思わず目をそらした。ルーア・リシアは、生まれて初めて、快楽に身をゆだねて啼き声をあげた。 ) んくっ、あ、あふぅ――はっ――あぁっ! ( 指が引き抜かれると、秘部と指を結ぶ糸が、名残惜しそうに細くなって途切れた。もう、足を閉じようという気も起きない。ヴェルセリオスも準備が整ったようで、熱い肉棒の先端が割れ目に触れると、いよいよそのときが来たのだと、目を瞑った。 ) う、うっ――はっ! あぐっ、あああぁぁっ!! ( じゅぶっと生々しい音を立てて、硬い肉棒が進入してきた。たまらず目を開いて、歯を食いしばる。 ) い――た――ぁ――ひぐっ! あっ、うぅ―― [Mon 20 Nov 2006 04:52:11]
ヴェルセリオス > ・・・では、参ります――――ね?(ぬるりと先端を幼いヴァギナにあてがい、ぐね・・・・と腰を推し進めた) [Mon 20 Nov 2006 04:45:55]
ヴェルセリオス > ・・・・・・・・・お仕事は、お仕事。それ以外は、それ以外・・・・・・そうであるように振舞うべきがあれば、そうでないときもあるんですよ。――――かわいらしい少女として啼く時も(ぬるぅ・・・と奥まで入り込む中指と薬指。現実にみてみると、指二本とはいえ中指薬指二本の根元は太い。それらが奥まで入った今、もう大丈夫だろう、と指を引き抜いて)・・・・・・では、ちょっと失礼致しまして・・・・・・(身体を起こし、するする・・・と慣れた手つきでエプロンドレスを脱いでゆく。カチューシャも外して、下着も脱いだ。ガーターベルトだけの姿で、優しく覆いかぶさって) [Mon 20 Nov 2006 04:45:29]
ルーア・リシア > や、やめて――ひあぁっ! いわ、ないで――はずか――あううっ――はずか、しい。 ( 顔を真っ赤にして、ヴェルセリオスの成すがまま、体は快楽に反応する。いつものそっけない死神の顔からは想像もできない今の姿を見て、目の前のメイドは、きっと楽しんでいるに違いない。ほんとうに、いじわるだ。 ) や、やっぱり――怖――あっ! ( 細いとはいえ、指先が根元まで入ってしまった。恥ずかしさで胸が破れそうだ。 ) [Mon 20 Nov 2006 04:40:40]
ヴェルセリオス > ・・・っ・・・・ふふ・・・・・そうですね。そう思うのが普通ですよ・・・・・・・・・凄く、熱い・・・・・ナカ、とっても熱くて、ぬるぬるしてて・・・・・これなら、少しほぐしてあげるだけで大丈夫ですわね・・・・・♪(正直なリシアの感想に笑みを零せば、ぬるりと入れた指をゆっくりと動かし始めた。蜜の絡み方と、中のほぐれ具合にあわせて次第に指を増やしてゆく。中指と薬指を滑り込ませ――――根元まで押し込めたら、いよいよ、と) [Mon 20 Nov 2006 04:35:08]
ルーア・リシア > んくっ――ふっ、う――苦い。まずい。 ( ペニスの先端から漏れ出るその液体は、粘り気が強く、癖のある匂いと味だった。思わず顔をしかめる。 ) あっ、はあ……ぅ。 ( 指が中に入ってくる。初めての体験に、自然と体はこわばる。だが、愛撫が進めば、徐々に緊張も解けていくだろう。 ) あぁう――や、あ――へん、な――気持ち、に―― ( ぴくんぴくんと体を反応させて、膣の中でヴェルセリオスの指に肉ヒダを絡みつかせる。可愛らしい喘ぎ声は、自分のものとは思えなかった。 ) [Mon 20 Nov 2006 04:31:17]
お知らせ > ヴェルセリオスさんが来ました。 『――――やっぱり、いい眺めですわね・・・』 [Mon 20 Nov 2006 04:26:24]
ヴェルセリオス > ・・・・・ふふ、そう――――ですか。貴方の行為は半端ではありませんよ。ここは嘘をつけませんから・・・・(とろ・・・とリシアの口の中か、舌に絡みつく粘液。ペニスの先端から零れ落ちたそれは、まさしく快楽の高まりの証)・・・・・・大丈夫ですよ。ちゃんと、ほぐしてからにしますから・・・・・ささ、仰向けになって、脚を開いて――――ね?(身をかがめると、リシアの肩を優しく抱いて、そっとそのままベッドに倒れこむ。ちゅ、と軽いキスを交わせば、ゆっくりとリシアの脚の方へと移動して・・・・お願いの通りに脚を開いてもらえれば、優しく指を差し入れて、中をほぐしに掛かる) [Mon 20 Nov 2006 04:25:57]
ルーア・リシア > 勘違い、しないで。半端なことはしたくない。それだけのこと―― ( 気持ちいいのだろう。見上げた先にあるメイドの表情を見て、また先端をくわえ込む。少しくわえ込んで、ゆっくりと嘗め回し、また一度頭を引いて、今度は先ほどよりも少し深くくわえ込んでいく。その繰り返し。 ) んんぅ――ぷはっ――え、ひ、ひとつ――に――? ( 一瞬意味を理解できなかったが、視線は自然とメイドの股間に向けられる。そうしてその意味を悟ると、少女はふるふると頭を横に振った。 ) む、無理。そんな大きなの――はいらない。 ( 戸惑いながらも、逃げる気は不思議とおきない。仰向けに横たわって、恥ずかしそうに胸の前に両腕を寄せた。 ) [Mon 20 Nov 2006 04:20:35]
ヴェルセリオス > ・・・・・・その懸命さ、かなり胸に来るものがありますわね・・・・ええ、お上手ですよ。そう、そう・・・・・♪(見上げた先にあるのは、うっとりと瞳を潤ませて快楽を感じている意地悪なメイドの姿。たとえ行為はたどたどしくても、そのぎこちなさが逆にたまらなかった)・・・・・ん、もう、いいですわよ・・・・・・つぎは、そろそろ――――・・一つに、なりましょうか?(腰を軽く引いて、リシアの頭を撫でながら、そっと囁いた) [Mon 20 Nov 2006 04:15:11]
ルーア・リシア > ( まだ手つきも舌先も、恐れと戸惑いが混じっている。初々しい、というのだろうか。時折顔を上げて、ヴェルセリオスの反応を確認しながら、少しずつ舌を動かしていく。 ) んふっ――ちゅぱ――む、むずかしい―― ( 今はまだ、歯を立てないようにすることで精一杯らしい。少しずつ、少しずつ深くくわえ込んで、舌を這わせる。けれど、根元魔で飲み込むのはとても無理で、ともすれば、勢い余ってむせてしまいそうになる。 ) なんだか――んっ――ここだけ、別のいきもの、みたい――あむっ―― ( 痙攣を繰り返すペニスを目にした率直な感想。 ) [Mon 20 Nov 2006 04:11:02]
ヴェルセリオス > あら、増えてしまいました。ですがせっかくですから頂いておきますか・・・・ん、ぁ・・・・・・そう、ですね。最初は無理せずに・・・・・・・(そんな言葉のやり取りが終われば、おずおずと触れられる手。そしてぎこちなく亀頭を這い回る舌の感触に、感じる快楽とはまた別の興奮を覚えて―――)・・・・慣れてきたら、唇を使ったり、歯を立てないようにくわえ込んだりとかしてもらえると嬉しいのですけど――――流石にそこまでは求めませんよ(片方の手でスカートを掴み、もう片方の空いている手は、自分の胸を弄り回していた。大きく形を変えるほど力を込めて、先端を抓り上げる――――度に、ペニスがびくっ、と痙攣した) [Mon 20 Nov 2006 04:06:48]
ルーア・リシア > 訂正――いじわる+ずるい、ひと。 ( 手と口で――その言葉に、一瞬固まる。膝たちになったヴェルセリオスの股間をじっと見つめて、相変わらず硬くそそり立った肉棒を凝視する。 ) こ、これを――? 手、は――さっき、みた、あんなふう――に? でも、くち――は―― ( いぶかしげな表情のまま、顔を恐る恐る近づけていって――細い指先で包み込むようにペニスを持つと、一度亀頭を舌で舐めて、それから顔を上げてヴェルセリオスの反応を見る。それからまた、口をあけて肉棒を舐め始めた。 ) んっ――ちゅぷ――ちゅっ――ぴちゃ――へんな――あじ―― [Mon 20 Nov 2006 04:01:05]
ヴェルセリオス > ・・・・・・・・・あら、ずっと前にご存知だと思いましたけど・・・・♪(重ねる唇。さっきまでの無理やりな行為もいいけど、こうして同意を得るのも悪くは無い。自分のテクニックがどうこう、などと思うつもりは無い。今回はたまたまのラッキーなケースなどという考えは、直ぐにどこかに仕舞いこんで)・・・・・・ん・・・では、そうですね・・・・貴方のその可愛らしい手とお口で、私のこれを気持ちよくしてもらえますか・・・?(ゆっくりと体を起こして、また膝立ちの姿勢。そして、硬くそそり立ったペニスをそっと手でなでさすりながら囁いた) [Mon 20 Nov 2006 03:56:24]
ルーア・リシア > ――ほんとうに、いじわるな、ひと。 ( この期に及んで礼を言うところとか、何もかもがずるいと思えてしまう。何よりも、中立を保たなければならない己の心を、快楽で解かされていくようだったから。 ) んっ――んぅ―― ( 頬に触れる手のひらの温かさ、そして、重なる唇の柔らかさ。不思議と、先ほどよりは嫌な心地はしなかった。ヴェルセリオスの両肩に、そっと両手を添える。 ) [Mon 20 Nov 2006 03:45:17]
ヴェルセリオス > ・・・・・・・・・ええ。不肖このヴェルセリオス、夜風に流れる霧のように、一夜の夢を紡ごうかと。ご協力、ありがとうございます・・・・(そんな事を口にしながら、背中に再び覆いかぶさった。しかし、今度は優しく体重をあまりかけないように。そして、ゆっくりと体全体を使ってリシアの身体をゆるりと仰向けにさせてゆく。そうして向かい合う姿勢になれば)・・・・・・ん・・♪(リシアの頬を両手で包んで、唇を重ねようとした) [Mon 20 Nov 2006 03:40:05]
ルーア・リシア > あ、あたりまえだ! 無理やりしておいて――いまさら、こんな――こん、な―― ( 口では強がりながらも、手をそっと、自分の秘部に当てて、軽くなぞってみる。手馴れた前戯ですっかり敏感になってしまったそこは、初めて触れる自分の手でも、気持ちいいと思ってしまうような快感をもたらす。 ) あ―― ( そそり立った肉棒を扱く様を見せ付けられて、それをまじまじと見つめる。やがてうつむき、迷った挙句、ヴェルセリオスの問いかけに答えた。 ) おね、がい――痛く――しない、で―― ( それは続きをする、という答え。今度は仰向けの姿勢のまま、覆いかぶさるヴェルセリオスを恥じらいと共に受け入れた。 ) [Mon 20 Nov 2006 03:36:42]
ヴェルセリオス > ・・・・・・どうかなさいましたか?乗り気のように見えるのは――――たぶん私の気のせいですよね。ええ(れろ・・・っといやらしく自分の指先を嘗め回す。そして開いている左手でスカートを捲り上げ、露にしたペニスをゆっくりとしごき上げて・・・・見せ付けるように、快楽に身を捩ってみせる)・・・・・・・・・続き――――しますか?(再び、ゆっくりと覆いかぶさりながら――――問いかけた) [Mon 20 Nov 2006 03:31:59]
ルーア・リシア > なっ……ぇ……! ( あっさりとヴェルセリオスが身を引いたことに驚き、目を開いて彼女を見る。股を閉じて、両手で秘部を隠し、真っ赤な顔で睨みつける。 ) な、何をたくらん、で――んっ! ( 中途半端に愛撫を受けたからだがうずく。たまらず、自分の体を抱き寄せた。 ) くぅ――う――そだ。こん、な、こと―― ( 体の疼きはおさまらない。ヴェルセリオスを見つめながら、問いかけにも答えられず、悔しそうに歯噛みする。 ) [Mon 20 Nov 2006 03:26:58]
ヴェルセリオス > ・・・・・・・・・そうですね。あまり無茶を通すのもなんですので――――(ぴた、と体の動きを止める。そのままよいしょ、と身体を起こして、ベッドの上に膝立ちの姿勢。その姿勢のままリシアを見下ろして、右手に絡みついた雫をれる・・・と舐めた)お嫌なようなので、今日のところは止めにしたいと思います。嫌がる中無理やり突き入れても、酷い苦痛を味わわせるだけだと思いますので――――ええ。なにかご希望ご要望等御座いますか? [Mon 20 Nov 2006 03:23:03]
ルーア・リシア > ふざけっ――るな――あっ、くぅ! ( もはやまともにしゃべっている余裕などなかった。すでに自分の意思に反して、割れ目からは愛液が漏れてきている。自分のあられもない声を他人に聞かれる恥辱に、頬は赤く染まっていく。 ) う、うるさい! この強姦魔! ひっ、そ、そこは――あぅぅ。 ( 可愛らしい声を漏らしながら、体が熱を佩びていくのを感じる。同時に、その抵抗も少しずつ弱まって言った。肉棒を握らされれば、少ない知識から、相手が何を望んでいるのかをなんとなく察する。 ) お前の――思い通りに、なんか――あっ! はあぁぁ。うぅっ―― ( ペニスを握ったままどうすることも出来ずに、快楽に流されていく。 ) [Mon 20 Nov 2006 03:19:13]
ヴェルセリオス > ――――肉の身体を少しでも持った以上、様々なものの影響を受けずには居られ布ですよ。げに罪深きは、肉の体・・・・とか(そんなおためごかしをほざきながら、メイドの凌辱行為は進んでゆく。穢れを知らない身体を侵し、指先にぬるりと少しずつ蜜が絡んでくるのを見れば、にぃ・・・・と口の端を吊り上げた)・・・・・・可愛い声・・・ちなみに私、誰でもいいと言うわけでは有りませんので、その点だけご理解いただけたら幸いです・・・・・(耳と、背と性器を攻め立てながら、再びリシアの腕を取って自分のペニスを握らせて――――自分も快楽を得ようとする) [Mon 20 Nov 2006 03:12:08]
ルーア・リシア > 私のこのあとの仕事に差し支えるようなマネをして――ただでは済まさない。死神は中立だが、仕事の邪魔となるものに容赦はしない。 ( ぎりぃ、と歯を食いしばる。だが、いくら耐えてもその手馴れた指の動きに、少しずつ熱い吐息が漏れ始める。時折ぴくんっと体を反応させながら、それでも絶対に声をだしてやるものかと耐える。しかし―― ) んっ――はっ、く―― ( 背中に感じる柔らかい乳房の感触。そして、耳と舌にまでその攻めが及べば、ついに耐え切れなくなって声を漏らした。 ) ――んぁ――あっ―― ( 喉の置くから搾り出されるようなその声は、いつも口に出す無機質な声音ではない。体の熱と快楽を佩びた、可愛らしいものだった。 ) [Mon 20 Nov 2006 03:06:50]
ヴェルセリオス > ――――出来るものでしたら、どうぞご自由に。簡単に流行られませんわよ・・・?(まだ幼いスリットに指を軽くうずめ、くにくに・・・とこね回すように動かす。時折指を縦に動かして、恐らくクリトリスがあるであろう辺りを指先でこね回し・・・)・・・・・・あら、これはなかなか・・・・・・我慢なさらなくても(リシアの背中に、大きな自分の胸を無乳ッ・・・と押し付ける形。さて、ただこうして右手を動かしているのも芸が無いので――――少し頭を動かして、上手く行けばシリアの耳を舌と唇で辱めようとした) [Mon 20 Nov 2006 02:59:52]
ルーア・リシア > ――あとでその首飛ばしてやる。 ( キッとヴェルセリオスを睨みつける。最後の抵抗も、効果なし。熱を持った指先が、秘部に触れて――弄られていく。 ) あっ、や、やめろぉっ。――うくっ――うぅ―― ( くすぐったそうに、腰を動かす。しかしそれは、ヴェルセリオスのほうから見えれば、動く尻によって性欲を掻き立てる手助けをしているだけかもしれない。だんだんと、変化のなかった表情に色がついてくる。声を出すものか、とヴェルセリオスを睨みながら耐える。 ) [Mon 20 Nov 2006 02:55:11]
ヴェルセリオス > ・・・・・・私、自分が安全な者というか、善良な一市民であるなどとは一言も言ってませんよ。ええ(く、く――――にっ・・・こりと、笑みを浮かべて、笑った)・・・・・・・・・なかなか、良い眺めですこと・・・・・・ああ、どうぞ。ご自由に(それでクビになったとしても良いか、と。ゆえにあっさりと答えた。そして何事もなかったかのように、凌辱行為を再開するわけで)・・・・・・慎ましくて、綺麗な体ですわね。ふふ、しっとりしてますわ・・・・♪(後ろから覆いかぶさり、右手を太ももの間に滑り込ませて性器をじかに弄り始める。いきなり指を入れるようなまねはせず、あくまで優しく、じっくりと) [Mon 20 Nov 2006 02:49:53]
ルーア・リシア > 貴女を信じた私が馬鹿だった。 ( 短くはき捨てるようにいうと、続く言葉に困惑する。 ) 協力? 何を言って――あっ。 ( 己の手が、厚く硬いものに触れる。それが何か、一瞬分からなかった。しかし、力強く脈打つそれに触れてしばらく、思い出したかのように目を開いた。そして完全に下着を下ろされ、外気に触れた己の秘部。太ももの辺りに、自然と力が入った。 ) ――今すぐやめないのなら、貴女の主に言いつける。 ( それは、最後の抵抗だった。 ) [Mon 20 Nov 2006 02:40:09]
ヴェルセリオス > ――――ですから、今からでも・・・・と申し上げましたのに。後悔先に立たず・・・・・・っと、あら、ご協力ありがとうございます(こうして反応を見ているのは楽しい。そうして目を細めていると、腰が持ち上げられた。是幸いとばかりにずるっ、と下着をずり下ろす。)・・・・・・・・・変態では有りませんよ。その証拠に、ほら(そんな姿勢のまま、リシアの左手を掴んで、自らのスカートの中に導いて――――既に硬くなっているペニスに触れさせた。両方、の意味が解るかな?などと囁きながら) [Mon 20 Nov 2006 02:33:43]
ルーア・リシア > えぇ――やっぱり、魔よけ札はっとくんだった。 ( 覆いかぶさられた姿勢では、ろくに動きが取れない。そうこうしているうちに、下着に手がかかった。 ) や、やめろ――こら。へんたいっ。 ( 激しく取り乱すようなことはないが、それでも嫌がって抵抗を試みる。手を後ろに伸ばして、なんとかヴェルセリオスを拒もうとする。しかしその結果、体を支える両手を使ってしまったため、尻を突き出すような姿勢になってしまう。 ) [Mon 20 Nov 2006 02:29:33]
ヴェルセリオス > ・・・・・・ふふ、いい声ですね。墓守だか死神だか存じませんが、怪しい人を家に入れてはいけませんわよ?物騒な街なのですから。――――と、私が言うのも、片腹痛いとは思いますが(くすくす、くすくす―――と楽しそうに笑みを浮かべると、右手をリシアのスカートの中にいれ、下着を脱がそうとする。抵抗するなら――――とりあえず、様子を見ようか) [Mon 20 Nov 2006 02:26:20]
ルーア・リシア > りょうほ――待って。何を――っ。 ( 顔にほんの少しだが、驚きと焦りの色がにじむ。上から覆いかぶさられると、逃げ場を失って、顔だけを背中側に向けた。 ) ――意地悪上に、変質者――手に負えない―― [Mon 20 Nov 2006 02:19:29]
ヴェルセリオス > 両方です(端的で、かつ不親切な答えだった。解らなくても別にいいや。と投げやりな答えではあったのは事実)・・・・・・おや、よかった。何も反応がなかったらどうしようかと思いましたから。まあ、そうご遠慮なさらずに(さえぎられれば、性器を刺激する手は引き下がるが――――そのかわり、ゆっくりとベッドに上がって、リシアが逃げない限り、その体の上に四つんばいで覆いかぶさるような位置に動こうとする) [Mon 20 Nov 2006 02:16:06]
ルーア・リシア > 女ではない――男――にも見えないが。 ( 精の知識にはあまり詳しくない。というかそもそも興味がない。ただ、ヴェルセリオスが当たり前のように今やろうとしていることは、なんとなくよくないことのように思えたのだ。 ) んっ――やめろ、くすぐった、い―― ( 困った顔で片手を伸ばし、体を捻ってヴェルセリオスの手を掴もうとする。 ) [Mon 20 Nov 2006 02:12:59]
ヴェルセリオス > ・・・・・・何と申されましても・・・・・・猥褻行為でしょうか。まあ、それに類する行為でうす。ちなみに私女では御座いませんので、その点ご注意を(特にさえぎられなければ、ふに、と下着越しに遠慮なく性器を指先で刺激し始める。そんなメイドの身体はほんのり温かい) [Mon 20 Nov 2006 02:08:35]
ルーア・リシア > ( 肌に触れていたスカートの部分を摘み上げられれば、片目を開いてヴェルセリオスを見る。 ) ――なにをしている。 ( ただ、問うような言葉。文字通り、彼女が何をしようとしているのかがわからないのだ。スカートを捲り上げれば、白い下着越しに、秘所の形がみてとれるだろう。 ) [Mon 20 Nov 2006 02:04:38]
ヴェルセリオス > ・・・・・・・・・(ふむ、これはなかなか・・・・と内心で呟きながら、遠慮なくじろじろとリシアの身体を眺め回した)・・・・・・どれ(そして、さもそうするのが普通であるかのように、スカートをひょい、と摘んで持ち上げて中を鑑賞し始める) [Mon 20 Nov 2006 01:59:48]
ルーア・リシア > ( 特に目立った反応がなければ、そのまま目を閉じる。いつも外では羽織っているローブを脱いだその格好は、白いブラウスに黒のミニスカート、そしてニーソックス。寝返りをうつと、毛布が少しめくれて、むき出しの太ももがあらわになった。体の凹凸は少ないが、丸みを持ち始めた少女の体だ。 ) [Mon 20 Nov 2006 01:57:17]
ヴェルセリオス > ええ。どうぞ(平気の平左と言う顔だが、内心アラーム鳴り捲り。冷や汗が出なかったのは上出来というべきか)ああ、いえ。どうぞ御気になさらずに?((ふふ、と口元を笑みの形に歪めれば、じぃ・・・とリシアの身体を嘗め回すように視線を動かした) [Mon 20 Nov 2006 01:54:03]
ルーア・リシア > ――憶えておく。 ( それだけ有名というのなら、人に聞けばすんなり教えてもらえそうだ。疲れた体を休めるために毛布一枚を羽織って寝返りを打つ。 ) ――なぜ、そこに座るの。 ( 立っているのではなかったのか。 ) [Mon 20 Nov 2006 01:50:42]
ヴェルセリオス > ・・・・・・そうでしたら、外に出ないといけませんわね?商業区坂の上工房といえば、大体の人が知ってますので、宜しければどうぞ(平静を装うが、大分旗色劣勢というかなんというか)・・・・・・そうですね。そうさせていただきましょうか(そう呟くと、すたすたと静かに歩いて、ベッドの縁に腰掛けた) [Mon 20 Nov 2006 01:48:41]
ルーア・リシア > その様子だと、まんざらでも、なさそう。機会があるのを、楽しみにしておく―― ( そういうと、ベッドに体を横たえた。 ) 少し休む。飽きるまで、いるといい。飽きたら帰ればいい。 ( いちいち反応を返してヴェルセリオスを楽しませることもないだろう、と。 ) [Mon 20 Nov 2006 01:45:42]
ヴェルセリオス > ――――――――――――――――いい着眼点です(むぐ、と明らかに言葉に詰まった。傍から見ても完全に「一本取られた」状態であった)・・・・・・ いえ。私の意地悪な言動に対する貴方の反応が楽しいです。ですので御気になさらず(く、く。また肩を小さく上下させて、笑った) [Mon 20 Nov 2006 01:43:10]
ルーア・リシア > 別に――性格の悪さをみたいわけじゃ、ない。貴女が雇い主の前ではどんな態度でいるのか、少し気になった。 ( 今と変わらないのか、別人みたいになっているのか。そんな感じ。 ) そうなの――困ったわね。私は貴女を楽しませるような話題も持っていない。つまらない時間をすごさせてしまう。 [Mon 20 Nov 2006 01:39:27]
ヴェルセリオス > 都合が合えば、いつでもお付き合いいたしますわよ?(こちらはこちらで「都合が付けば」と来たものだ)――――ああ、辞めたほうがいいと思います。正確に言うと、期待しない事をお勧めします。性格の悪いメイドの、主も性格が悪いとは限りませんから(く、と肩を震わせたが、胸にあるのは満たされて無い思い。唐突に)そうですね。お言葉に甘えて・・・・・・・(す、と静かに立ち上がれば背筋をぴしっ、と伸ばして安定。難儀な性質だ)・・・・・・・・・なんとなくです。深い意味は有りません(さらりと、述べた) [Mon 20 Nov 2006 01:35:42]
ルーア・リシア > そうね――興味が向いたら、ね。 ( 裏を返せば、興味が向かない限りは何もしないということでもある。 ) 一度、貴女の雇い主の顔を見てみたい。 ( 意味深なセリフ。それもさらりといって流す。 ) ――無理しなくていいのに。 ( 立っているほうが楽そうに見えるのは、やはりメイドがそういう生き物だからだろうか。己はベッドに腰を下ろす。 ) ――それで? わざわざ墓守を尋ねてきた理由は? [Mon 20 Nov 2006 01:31:22]
ヴェルセリオス > そうですか。それはそれでよろしいかと。荷物持ちの居る買い物も悪くありませんよ(綺麗に片付いている。好きではあるが、有る意味嫌いでもあった。メイドの仕事を死に来たわけではないのだが、つい自分のやる事を探してしまうのはやはり職業病)・・・・・・ああ、ええ。まあ、確かに良いところで働いては居りますわ。ですが、良い整頓状況、そして必要の無いものを置かない。それは素晴らしい事です。(「これは正直な意見です。ええ」などと呟きつつ、勧められた椅子に視線を落とすが―――)・・・・・・・・・・・・で、では、失礼して・・・・・・(かなり迷った上に、座った後もどうにも落ち着きなく腰を動かしていた。立っている方が落ち着くのが、正直なところ) [Mon 20 Nov 2006 01:26:41]
ルーア・リシア > 今はいい――買い物は、一人ですると、決めている。 ( 中はタンスやベッドなど、生活に必要なものを部屋の四隅に固めただけの、簡素な作りだった。ただ、家そのものは古いものの、台所などは綺麗に片付いており、住人の性格を物語っている。 ) ――いやみにしか、聞こえない。貴女の格好をみれば、それなりにととのった家で働いていると、わかる。 ( ここでようやくヴェルセリオスを振り返った。客をもてなすものは何もないので、空いている丸イスでも勧めてみる。 ) [Mon 20 Nov 2006 01:21:47]
ヴェルセリオス > それはいいですね。是非それで防備なさる事をお勧めしますよ。何でしたら今から如何ですか?荷物持ちぐらいは致しますわよ?(くすくす。しかし数々の無礼行動とは裏腹に、入るときには深々と頭を下げたのはただの職業病。頭を戻す時に気付いて、慌ててごまかした)・・・・・なかなか、簡素で片付いていて、いいお家で御座いますね?(室内を眺めて、そんな事を呟いた) [Mon 20 Nov 2006 01:18:07]
ルーア・リシア > ――魔よけのお札と置物、買ってこようかな。 ( 淡々とした声音で、さらりと告げて。入り口のドアを開けた。 ) もう十分邪魔してる――狭いし、客をもてなすような道具もない。それでもよければ――どうぞ? ( 相変わらず背中を向けたまま、鍵をしまうとさっさと家の中に入っていく。 ) [Mon 20 Nov 2006 01:13:57]
ヴェルセリオス > ・・・・・・貴方がそのように振舞っても、残念ながら性質の悪いのに引っかかってしまったのですよ。――――お邪魔しても宜しいですか?(つかつかと、リシアの後ろを自然に、それが普通の事のように付いてゆく。そしてドアを開け始めた彼女に問いかける。背中越しゆえ見えないとは思うが、両腕を組んで目を細めながら) [Mon 20 Nov 2006 01:11:26]
ルーア・リシア > ――あぁ。 ( 声で、分かった。一度足を止めて、変化の少ない表情をそちらに向ける。 ) 思い出した。いつかの――嫌な人。ヴェルセリオス。 ( 静かに近づいていって――通り過ぎた。ヴェルセリオスの横を素通りして、小屋の鍵を開けにかかる。 ) ――何の用? 貴女の興味を引くような仕事は、今のところは、していない。 ( そっけない言葉を、背中越しに投げかける。 ) [Mon 20 Nov 2006 01:08:40]
ヴェルセリオス > ・・・・・・誰も居ませんよ(誰も居なかったら、返事が帰ってくる事など無いのに。敢えてそれでも言う、自分としては冗談のつもり)得に約束もありませんが、待たせていただきましたよ。というより、当てずっぽうで待っていたら大当たり、でしたが(丁度道の横から出てくる形になる。現れたのは、この間の意地の悪いメイドでした) [Mon 20 Nov 2006 01:05:43]
ルーア・リシア > ( 墓地の見回りも一通り終わり、日が昇るまで休息をとろうと、いつも寝泊りしている小屋に戻ってきた。黄色いポニーテールを揺らしながら歩く。 ) ――だれか、いる――? ( ふと、前方に人の気配を感じた。何者だろうか。己を訪ねてくる客人はいないと思っている。 ) [Mon 20 Nov 2006 00:49:25]
お知らせ > ルーア・リシアさんが入室されました。 『(鈴を鳴らしながら、小屋へと近づいてくる人影が――)』 [Mon 20 Nov 2006 00:47:34]
ヴェルセリオス > (静寂、時折風が枝を揺らす音が響く。ここは墓地・・・・・・の直ぐ近くではあるが、墓地の陰鬱な雰囲気は変わらずここも包んでいた)・・・・・・・・・さて、日が昇るまでに戻ってくるでしょうか(待っているのは、数日前に会った墓守の少女。しかし、一つ問題があるのは――――ここが彼女の小谷田という証拠は何も無いということだ。直ぐ近くだし陰鬱だからそれっぽい、と。あてずっぽう) [Mon 20 Nov 2006 00:45:38]
お知らせ > ヴェルセリオスさんが来ました。 『――――墓地近くの小屋を眺めた』 [Mon 20 Nov 2006 00:41:59]
お知らせ > ルーア・リシアさんが帰りました。 『(あとで、この子たちの魂がきていないか、墓場を探してみようと思う。)』 [Sat 18 Nov 2006 21:59:33]
ルーア・リシア > 我を恨むる事なかれ くろがね棒をとりのべて 積みたる塔を押し崩す ( 賽の河原に現れる鬼は、手に持った金棒で、子供たちが積み上げた石を崩して回るという。我を恨むることなかれ。そんな歌詞が、鬼たちが悪意ではなく、仕事としてそれをやっていることを物語っていた。 ) ――私の仕事も、誰かに恨まれる仕事。それも全ては詮無き事。 ( スコップをとりだすと、ルーア・リシアは穴を掘りにかかった。 ) [Sat 18 Nov 2006 21:59:06]
ルーア・リシア > ( 子が親より先に死ぬのは親不孝――それはあくまでも一般世間での考え方。実際には平気で赤子を捨てる親もいれば、わが子を邪魔と虐待する親もいる。本来守られるべき存在が、頼るはずの相手から疎まれ、拒まれ、不要とされたとき、それでもなお子供たちに”親より先に死ぬな”というのにはむりがある。黄色いポニーテールを揺らし、ルーア・リシアは死体を埋める場所にたどりついた。 ) 娑婆(しゃば)に残りし父母は 追善座禅の勤めなく ただ明け暮れの嘆きには 酷や哀しや不憫やと 親の嘆きは汝らの 苦患(くげん)を受くる種(たね)となる。 [Sat 18 Nov 2006 21:52:33]
ルーア・リシア > 一重積んでは父のため 二重(にじゅう)積んでは母のため 三重(さんじゅう)積んではふるさとの 兄弟我身(きょうだいわがみ)と回向(えこう)して  ( 荷車を引くたび、木で作られた車輪がギシギシときしむ。ふと、荷台に視線を向ける。この子達は、墓地の端に捨てられていた。こんな風に死後ぞんざいに捨てられた死体は、側に魂があることがほとんどない。大抵はさ迷い歩くか、うらみつらみで人に取り憑くか。 ) 昼は独りで遊べども 日も入りあいのその頃は 地獄の鬼が現れて やれ汝らは何をする。 [Sat 18 Nov 2006 21:44:44]
ルーア・リシア > 父上恋し 母恋し 恋し恋しと泣く声は この世の声とは事変わり 悲しさ骨身を通すなり  ( それは同僚の死神が歌っていた歌だった。アマウラのほうを担当しているその同僚から聞いたうた。今ではすっかり憶えてしまった。 ) かのみどりごの所作(しょさ)として 河原の石をとり集め これにて回向の塔を積む ( トキノミヤコやアマウラなどでは、親より先に死んだ子は、賽の河原という場所で石を積み上げるのだという。世間話のついでに聞いたお話。 ) [Sat 18 Nov 2006 21:37:37]
ルーア・リシア > これはこの世のことならず 死出(しで)の山路の裾野(すその)なる 賽の河原の物語 ( 感情の薄い歌声は、風に乗って墓地に響く。今日もまた、死体を運び、墓地へ埋葬する。荷車の上には、十歳にも満たない二人の女子の死体が横たわっている。 ) 聞くにつけても哀れなり  二つや三つや四つ五つ 十にも足(た)らぬみどりごが 賽の河原に集まりて。 [Sat 18 Nov 2006 21:33:41]
お知らせ > ルーア・リシアさんが入室されました。 『(死体を乗せた荷車を引きながら、うたを口ずさむ)』 [Sat 18 Nov 2006 21:30:04]
お知らせ > ルーア・リシアさんが帰りました。 『(ルーア・リシアの一日は、こうして過ぎてゆく)』 [Fri 17 Nov 2006 00:28:29]
ルーア・リシア > ( 完全に遺体を埋め終えると、今度は手ごろな形に加工した墓標を用意する。掘り返し、柔らかくなった土の上にそれを立てて、使者が眠る場所の証とした。 ) ――私賀してあげられるのは、ここまで。朽ち行く体は任せて、安心して逝きなさい。 ( 最後に花を添えると、未だ近くに姿の見えぬ子供の魂に向けて、そっと言葉を向けるのだった。 ) [Fri 17 Nov 2006 00:25:44]
ルーア・リシア > ( それからまた土をかけて、埋めなおす。実際、こうして遺棄された死体を捜して関係者がやってくることはほとんどない。墓も立ててもらえず、やがては死んだことさえも忘れられて、人の記憶から消えてゆく。墓を立てたところで誰も訪れる人はいない。そういう孤独な死を迎える人のほうが、今の世の中ずっと多いのだ。 ) [Fri 17 Nov 2006 00:10:47]
ルーア・リシア > ( 長い時間を賭かけ、己の胸の高さまで埋まるくらいに穴を掘り終えると、一度外に出て荷車を覗き込む。血の色を失い、冷たくなった顔は、苦痛をにじませて眠っているかのようだった。親に虐待を受けたか、仲間にいじめられたか、それを知る由はない。ただ、ルーア・リシアは仕事として処理するだけ。 ) ――名も知らぬ子よ。これからは私が花を沿え、貴方の墓を守る。願わくば、貴方を知る誰かがここを訪れる日を願って―― ( 静かに言葉をかけると、亡骸を抱きかかえて、静かに穴の中に下ろした。 ) [Thu 16 Nov 2006 23:58:50]
ルーア・リシア > ( できるだけ深く穴を掘らなければ、雨が強く降り続いたあとなどに、死体が出てきてしまうことがある。作業を進めるうちに、だんだんと体も温まってきた。土を掘っては外に捨て、スコップを突き立ててまた同じことを繰り返す。 ) [Thu 16 Nov 2006 23:50:13]
ルーア・リシア > ( 街での騒動も、墓地にいる身にとってはあんまり関係ない。世間に興味がないといえばウソになるが、仕事よりも優先して野次馬にいくほどのものではなかった。寒空の下、一人スコップで土を掘り返し、穴を作っていく。 ) [Thu 16 Nov 2006 23:43:05]
ルーア・リシア > ( 休憩が終わると、霊たちとの話を切り上げ、側に止めてあった荷車を引いて移動する。そこに乗せられているのは、夜になって墓地の隅に置き捨てられた子供の遺体である。まだ3〜4歳くらいだろうか。手や顔に痣が見える。 ) ――あった。あの辺りが、いい。 ( 適当な場所を見つけると、荷車を止めてスコップを持ち、土に突き立てた。 ) [Thu 16 Nov 2006 23:37:18]
ルーア・リシア > ( 何にしろ、退屈しないのはいいことだ。死神の仕事と墓守の仕事、どちらも暇をもてあますことはない。やることもはっきりしているから、あとは淡々とそれをこなせばいいのだ。 ) ――おしゃれ? それは、なに? ( 霊のうちの一体が、陽気に語りかける。着飾れば別人に化けるんじゃないかとか、ほとんど冗談めかしてのことだが。ルーア・リシアにそういった知識は乏しく、不思議そうに首をかしげるだけであった。 ) [Thu 16 Nov 2006 23:27:39]
ルーア・リシア > ( スラムで、暗黒街で、市の片隅で。寿命、殺害、事故、自殺。死因は様々だが、毎日のようにどこかで誰かが命を落とす。そうしてまた、街のどこかで産声を上げる赤子もいる。ルーア・リシアもまた、そんな命のサイクルの歯車のひとつにすぎない。黄色いポニーテールを風になびかせて、少女は一時の急速に身をおいていた。 ) もうしばらく、したら――死体の、埋めなおし。 [Thu 16 Nov 2006 23:19:35]
ルーア・リシア > ( ルーア・リシアの目的は、ノルマを果たしつつ、滞在期限の過ぎた霊魂をあの世へ導くこと。だから必要以上の仕事はしないし、自分ひとりががんばっても、それは理をゆがめることになると知っている。 ) 地方村なら、村の中で死者を埋葬することが多い、と聞く。 ( 世間話程度の会話。記事に目を通すような感覚。 ) [Thu 16 Nov 2006 23:13:47]
ルーア・リシア > ( 今日もまた、何体かの霊魂を死出の門へと送った。そしてまた、それ以上の数の霊魂が、新たに墓地へとやってきた。つまるところ、ルーア・リシアが一人全うに働いても、墓地から霊の姿が消えることはない。今月のノルマをほぼ達したあとは、こうして新たにやってきた魂たちと言葉を交わし、街の様子などを知る。 ) 吸血鬼――? ( 霊たちが話すその内容は、地方村に吸血鬼が出たらしい、というものだった。 ) [Thu 16 Nov 2006 23:10:47]
お知らせ > ルーア・リシアさんが来ました。 『(葉の落ちた木の下に、一人たたずむ。)』 [Thu 16 Nov 2006 23:07:10]
お知らせ > トートさんが退室されました。 『( 更に怯えられて首をかしげた。 )』 [Thu 16 Nov 2006 20:03:47]
トート > ――― お疲れ様でした、 ジャック。  ( 振り返って小さく微笑み。 )   さて、貴方とは逆に私は仕事をしなければ。 ( 言いながら、ベルを取り出せば ) [Thu 16 Nov 2006 20:03:23]
トート > …。 ( じーんと足の痺れる感覚。しばしうずくまり ) …笑わないでください。 ( 常に笑い顔のジャックに ) じゅにくしてると痛いんですよジャック、かといって霊体では貴方を抱えられないんです。 ( 言いながらすたすたと歩み、墓守が使ってるのだろう墓のゴミ置き場にそっとジャックを置いた。 ) [Thu 16 Nov 2006 20:00:55]
トート > ……いえ、ジャック、 別に腐った貴方を抱えているせいで えんがちょー とかそういうのではないと思うんですけれどね。 ( 言いながら、指にねっちょりとついたパンプキンソォスを指を弾いて飛ばしつつ。 ) ともあれ、一応ついてきてくれるヒトがいるか呼んでみようと思いますので。 ( 言いながら、腐ったカボチャを抱えて木の枝から飛び降りようか。 ) [Thu 16 Nov 2006 19:59:27]
トート > ――― 貴方の頭(ジャックランタン)を回収するついでに とはいえ、 少々綺麗にしすぎではないでしょうか? ( 常よりも”気配”の少ないのにため息をつく。 墓場を見回し )  …おまけに、 なんだかおびえられているような気がするんですよ、 わたし。 ( ”気配”がなんだか遠く寄り添っているような気がした。 …。 ) [Thu 16 Nov 2006 19:46:50]
トート > 生きている者たちは凄いですね、ジャック。 Dem bones, dem bones gon-na walk a-round―― ( 骨は。 その骨たちは 歩き回る ) 貴方が生き返りたいと望んだ気持ちも、わからなくはありません。 ( 腐ったカボチャランタン。 撫でるかのように手を動かせば、ねちょりととろけた感触が指に。 )   けれどね、 ジャック。 [Thu 16 Nov 2006 19:37:11]
トート > 芸能横丁の道化師サンも女の子も 気持ちよく逝けたようでなによりです。 此処にいたフランクさんもでしたっけ? 川辺の子守唄を歌う女幽霊さんはまだみたいですけれど、 ( 視線を虚空に。 彷徨っていたモノたちを思い出しながら。 ) ( 川辺の怪人南瓜頭さん? しりません、多分アレは私の管轄ではありませんから。 …。 ) 貴方よりも余程優秀ですよ、 ジャック。 無論、私よりも。 [Thu 16 Nov 2006 19:21:07]
トート > The candle stick. ( ろうそくを。 )   ――― ジャック、 ジャック? 貴方のお手伝いさんたちは中々優秀でしたね。 ( 木の上。太い枝に座し、両手で持った 所々腐って溶けている元カボチャランタンの顔と 小さく笑みを浮かべてお見合い。 ) [Thu 16 Nov 2006 19:03:42]
トート > ( 暗闇の中。 声は、木の上から。 ) Jack be nimble, ( ジャック 早く ) Jack be quick, ( ジャック すぐに ) Jack jump over ( ジャック 飛び越えろ ) ( 囃すような歌声。 ) [Thu 16 Nov 2006 18:56:51]
お知らせ > トートさんが入室されました。 『―― Jack, Jack. Hey, Jack?』 [Thu 16 Nov 2006 18:48:58]
お知らせ > ミカドさんが帰りました。 『(地方村のはなしを聞くのは、こんな出会いの後の話し。)』 [Thu 16 Nov 2006 02:52:15]
ミカド > (ランタンを持って、襟元を正すと歩き出す。――いま少し夜歩きを続けよう。 まだ開いているサロンでも見つけて、今の話を面白おかしく茶化して話すのもいい。 どうせ信じる輩などいないのだから。―― カツコツ 靴音を響かせて、来た時とは逆に石畳を早足で下る。 囁き声の少なくなった墓地の合間――十字架の林を抜けて) [Thu 16 Nov 2006 02:51:52]
ミカド > ――――娘が死んだら、此方に来ていいかな?(戯れに聞いてみた。 返答は―――)   ――――。  (苦笑とも、微笑とも取れる表情を浮かべて、固まった。  その答えは、今目の前で話していた死神の答えのように、分かっている事だったから) [Thu 16 Nov 2006 02:46:34]
ミカド > (彼女の灯が墓場の向うに消えるまで、見送った)――――。 (周りを見渡す。 少なくなった話し相手をみて、やっぱり少しだけ寂しいと思う。―― 情けない表情を見られないように、帽子のつばを、下げた) [Thu 16 Nov 2006 02:39:46]
ミカド > (「還るべき場所へ導く」)――――……。(導かれなかった男は、少しだけ、本当に少しだけ、貴方の横顔を見て、恨んだ。 飴玉を取られて拗ねる程度に、恨んだ。 もう少し早くに来てくれればよかったのに,と――何時か、何時か、己の正体を語り、貴方の前で膝をつく時がきたら、その時は「人」として終われるんだろうか―――)(瞼を閉じて――開けて、その情けなくも今更な妄執を、追い払う) ――― それを聞いて、安心したよ。 僕の知り合いはきちんと、輪廻の輪の中へ戻ったらしい。 ありがとう。ルーア嬢。 ( 視界の隅で、黒い少女の影が動いた。 頭を下げた墓守に、視線を戻し)…… 此方こそ、有意義な夜をありがとう。 またお会いできる事を祈って墓守殿―――。 そして、「あ り が と う」 (僕の話し相手を、空へと戻してくれて) [Thu 16 Nov 2006 02:34:01]
お知らせ > ルーア・リシアさんが帰りました。 『(そうして少女はランタンを持つと、踵を返して去っていった。)』 [Thu 16 Nov 2006 02:21:37]
ルーア・リシア > ( ルーア・リシアは死神の理によって動いている。それは善や悪といった概念ではなく、自分が存在する理由のために動く、ということ。己の役目は墓を守り、死者たちが帰るべき世界に彼らを導くこと。中立であり続けるということは、誰に干渉することも、誰からも干渉を受けてはいけないということだから。 ) ――はるかな昔、吸えての人間には霊がみえていた。でも時がたつにつれて、見える人と見えない人に分かれた。それがなぜかは個人の解釈で決まるけれど、何かしら意味があったのでしょう。 ( 月を見上げて、ルーア・リシアは語る。 ) 私の役目は霊を裁くことにあらず。墓を守り、死者を帰るべき場所へと導くこと。そこに善悪の概念は存在しない。 ( 悪人を裁くのは、お上の仕事だ。 ) あの光の行き着く先は、深い深い常世の森の更に奥。死出の門と呼ばれる場所。生き物は、死後その門をくぐり、輪廻を経て再びこの世に生を受ける。ずっとずっと昔から繰り返されてきた、命のサイクル。 ( それだけ語ると、ルーア・リシアは小さく頭を下げて、別れの挨拶をした。 ) ――月が傾いてきた。私は、また見回りにもどり――ます。高貴なお方。よき夢を。 [Thu 16 Nov 2006 02:21:13]
ミカド > それは残念。――もしOKと言われたら、先ず僕が此処で予約をするところだったのに。(クス。とうとう声に出して笑ってしまった。掌で口元を覆って、ちら、と上目で貴方を見上げて)……その言い方だと、「受信」できる人の為に、成仏しなければいけないという事になる。(逆に言えば、見えなければ、その場で漂っていても問題ないと。)…だから、そういう「悪さ」をする奴にだけ罰を与える…くらいじゃ駄目なのかな。 そっちのほうが、面白いと思うんだよ――… 生者も死者も。(にぃ…と、悪戯を思いついた餓鬼の様に笑った。 彼女が此方の種族を見破っているかはどうか…は、知らない。ただ、どちらにしても――貴方の言葉に、己を重ねるところは多々あった。だから、男は戯言だと知っていても、言葉を続けたのだ。そして、――もしかしたら――嗚呼、本当にもしかしたら、自分がこの世に居る事の「赦し」が貰えるのではないかと、無意識のうちに探っていたが故の言葉かもしれない。)―――――――……。(だけど、貴方の言葉や結論は、既に決まっていて、覆す事など出来ないものなのだろう。 言葉の端々に感じる強い言葉や、態度が、それを物語る。己が幾ら言葉を繰っても、数字の足し算の答えのように変わらないのだろう。――そして、それを自分でも認めているから―― この話を終わりにする為に、少し間を空けて)―――――。(鉄籠を見た)(ああ、似た色を、似た光景を見たことがある。――それは奴隷ギルドでの一夜の話。 サラサラと砂のように夜に、光に混じる様子は、羨ましさすら感じた。――そういえば―― )…………。ルーア嬢。  ……。この光が、何処に行くのか、知っているかい?出来れば、教えて欲しい―――。(空へ降る砂へ手を伸ばす。届きやしないが) [Thu 16 Nov 2006 02:10:10]
ルーア・リシア > ――ダメ。ちゃんと与えられた寿命を全うしなければ。それに、私は墓守。死を見取りにいく出張サービスは、していない。 ( 淡々と語ると、一度だけ考えるように間を空けて、それから男を見た。 ) ――生者だけがそう感じているのなら、それでいいの、でも実際は違う。霊が見えるということは、それだけ彼らの側に近い位置にいるということ。あまり霊に近づきすぎれば、こちら側に戻ってこられなくなってしまうことだってある。それに――霊の方が”友達”だと思い込めば、あちらがわに引っ張られることもある。 ( ちなみに、ルーア・リシアがいっているのはあくまでも肉体を失った霊魂のお話、肉体を持つ吸血鬼は、また別物という解釈らしい。目の前の男が吸血鬼だと気付くことはないが。 ) そう、戯言。私はただ語るだけ。 ( そう告げると、もう一度籠を取り出し、ランタンを地面において、籠を両手で持った。目を閉じ、静かに念を込めると、籠の中の魂たちは、付きの光に溶け合うように、空に消えていく。行く先は、死出の門。少女は、だまって彼らを見送ったのであった。 ) [Thu 16 Nov 2006 01:49:25]
ミカド > (暫くその鉄籠に見蕩れていた。 穏やかに満ちた鉄籠の中は、エデンに続くのではないかとすら思った。思わず身を乗り出して、指先を伸ばさんと、男の腕が僅かに動く。――そこで、幕を閉じられるように籠を隠され、夢から醒めたように瞬きを繰り返した。伸ばしかけた右手を、気不味そうに膝の上に収めて) ―――成る程。墓守は墓守と。 しかも、仕事熱心で、有能な墓守ということか。この共同墓地も、随分位が上がったものだ。君の話を貴族の連中に話したら、「見取ってくれ」とお願いしにくる輩が居そうじゃないか――話していいかな?このこと。(莞爾しながら、籠へ張り付いた視線を剥がす為に空を仰ぐ。) おや、それは初耳だ。霊というか、囁く者達の傍に居ると、そんな害があるのかい?(自分が死者だからだろうか。あまりそのような害は感じなかった為に、意外そうに呟く。――だとしたら、家のぬいぐるみの中に居るあいつ等は、不味いんだろうか。――娘ちゃんの顔色が青白いのはそのためか――!※違う)霊―…囁く者どもが傍に居るだけで、「そう」なるというのならば、確かに害だね。 でも、そうじゃにあなら… ……その子供を例にとるなら「相手が生きているか、死んでいるか分からない」んだろう?…だったら、相手の存在が死者だろうが、生者だろうが構わないんじゃないかな。生きている子供にとっては、ただの遊び相手さ。まぁ、「本当は死んでるの」なんて告白してしまうような奴なら話は別だけど。――――本当のところ、生きていても、死んでいても、肉体の有無はどうあれ、「この世に在る」のなら、同じだと思うんだよね。生者にとっても、重要なのは「悪意」があるかどうか。 言葉を交わして意思疎通が出来るなら、生者だろうが死者だろうが―――……余り変わりはない。………(「不安定な存在」「魔力の影響」「別のものに変わる」)……それは、生者とて 同 じ 。 生者とて、悪意や殺意に影響されて、人を襲う「悪魔」になる。(くるりと視線を回して)……――戯言かな。世界の規則だから、破っちゃ駄目。でも、問題ない話かも。 [Thu 16 Nov 2006 01:38:35]
ルーア・リシア > 子供は、相手が生きているのか死んでいるのか分からないまま、友達として一緒に遊ぶ。そうしているうち、生と死の境がなくなってしまう。死んだあともずっと一緒にいて、同じものを見て同じものを感じて、同じ言葉を交わしずつければ、そこに生と死の隔たりはなくなってしまう。”死んでも生きている時とそう変わらないじゃないか”そんな風におもってしまえば、もう生きる意味も薄らいでしまう。死を恐れることもなくなってしまう。 ( 生の意味、死の意味を、少女は淡々と男に継げているのである。 ) ――誰の迷惑にもならない? 魂だけの不安定な存在が、この世界に満ち溢れる魔力の影響で、まったく別のものに変わってしまうこともある。悪意や殺意に影響されて、人を襲う魔物になってしまうこともある。 ( 月を見上げて、少女はただ、理を述べた。 ) [Thu 16 Nov 2006 01:08:44]
ルーア・リシア > この籠が、貴方の問いへの答え。あとは貴方が、これを見てどう解釈するか決めればいい。 ( それだけいうと、またすぐに籠をしまった。その間、ルーア・リシアはしっかりと、男の反応を確認していた。視線の動き。はっきりと何かを捕らえた目の動きを、見届ける。 ) おかしいことではないわ。それが人の思いというもの。だけど、理に従えば、生きたものと死んだものは区別されなければいけない。 ( そうして、少女は言葉を紡ぐ。子供の戯言を。 ) 霊が生者の側にい続ければ、精気を奪っていくことになる。たとえ霊がそれを望まなくても。徐々に顔色が悪くなり、食は細り、最後には気が狂う。時々小さな子供が霊を見つけて、一緒に遊んだりもするけれど、あれもいけないこと。 ( 言葉は静かに、けれどはっきりと。 ) [Thu 16 Nov 2006 01:06:36]
ミカド > ―――――ハンギングボーイが、遊んでいる。(知人?の気配と声がその中にあった。思わずポツリと言葉を洩らし) [Thu 16 Nov 2006 00:53:32]
ミカド > ――――そうかな? 大切な友人だったから、死んでいたとしても、会いたいって思うのは、可笑しい事かな――………。(「忠告」)(少女の言葉に、一瞬動きが止まった。 それからジワジワと込み上げる笑いの衝動。――表情に出ないようにするのが、大変だった…!!! だって、「生者が死者と関わる事は好ましくない」なんて―――今、目の前に居るのが、普通の人間だったなら、「そうだね」と同意する事だろう。だけど、今此処に居るのは死人だ。吸血鬼だ。 そして、 この街には死人が混じっているのに。 死人がぬいぐるみに入り込む童話のような話まである始末――そんな街の墓場で、こんな「当たり前」の話を聞くと思わなかったんだ。 ……当たり前過ぎて、忘れるくらいの言葉。 そして、自分にとっては受け入れ難い言葉だ。 ――俯いて顔を逸らした。笑い出すのを堪える為に) ……好ましくないかな、やっぱり? 僕はね、思うんだ。 別に死んだ後も漂いたいなら、そのまま漂えばいいんじゃないかと。――別に誰の迷惑になるわけでもないからね。 (密やかに俯いたまま、必要のない深呼吸。 仮面を貼り付けたような面に戻ると、再び顔を上げ) ―――― 。(「見えるか否か」――男がどう受け取ったかは、その鉄籠の中に釘付けになった視線の強さで答えよう。 黒い双眸が、鉄籠の中身で動くものを、一つ一つ捉えて動く。 咄嗟の視線の動きまでは、誤魔化せなかった) [Thu 16 Nov 2006 00:53:02]
ルーア・リシア > ( 霊魂を入れた鉄の籠を取り出し、見せる。見えないものにはからっぽの籠にしか移らない。これを見て、何らかの反応を示すだろう。 ) [Thu 16 Nov 2006 00:43:39]
ルーア・リシア > それはとても正しい選択。三十六計逃げるにしかず。 ( 男の余裕を返答と受け取れば、もうそれ以上の忠告はしない。ただでさえ1日では見回りきれない広さの共同墓地である。敷地内で誰かが襲われても、必ず助けにいけるとは限らない。もっとも、ルーア・リシアの場合、人助けというよりも、単純に墓地の静寂を乱されたくないからである。 ) 貴方のいいかも、似たようなもの。死んだ者に会いたがっているように聞こえるから、もうひとつ、忠告―― ( 面白みのかけらもない語り口で、言葉を紡ぐ。 ) 死んだものはあの世へ帰る。現世に留まる霊もいるけれど、生者が死者と関わることは、好ましいことじゃない。 ( そうして、今度は男の問いかけに答える。 ) 貴方が霊の存在を信じる人なら、見えていると捉えてもいいかもしれない。貴方が霊なんていないと思うのなら、子供の戯言と思えばいい。私の答えに真意はない。貴方の感じたものにこそ、答えはある。 ( はっきり見えているとはいわなかった。いったところで、この男が霊を信じなければいぶかしむだけだし、霊を信じているのなら話に乗ってくるだろう。もし――姿が見えているのであれば―― ) [Thu 16 Nov 2006 00:38:07]
ミカド > (この墓守。――本当に「墓守」らしい――。へぇ、面白い。 さて、この墓守さんに「何」が出来るんだろう。 話し相手が居なくなって、つまらなく思っていた反動もあって、俄然興味が湧いた。 じぃ、と瞳を覗くように見上げながら) ご忠告ありがとう。 何――こう見えても、結構僕は強いから大丈夫だよ。 少なくとも、野犬辺りなら、走って逃げるし、危ない夜盗さんがでてきたら、急いで逃げるし、アンデットが出たら、華麗に逃げるし、悪魔が出たら、蝶★逃げるよ。(さらさらと歌うように告げる言葉は、まるで貴方をからかうように聞こえるかもしれない。――が、同時に茶化す程度には、男に余裕があることも伝わるだろうか。――この態度こそが忠告に対する返答といえよう) ……日のあるうちに来たいのは山々なんだけど――夜じゃないと、出てきてくれないような気がして、ね。 友人はシャイな奴だったから――。(貴方が視線を移した辺りを、男の双眸が追いかける。―― 同じものが見えているのだろうか…? 男の特技となってしまった「死霊術」は、姿無き者どもの声と姿を捉えることが出来る。同時に、向うに此方の姿を見せて、認識させる事も。 ) ……… 疎む? (不思議そうに聞いた。) 可愛い墓守さんを邪険にする奴がいるのかい?もし、僕が幽霊ならば、ストーキングしたくなるくらいに喜ぶと思うのに。 ――――それに、今の言い方だと「見えている」ように聞こえるよ?死霊ドモの姿が見えるのかい? [Thu 16 Nov 2006 00:26:55]
ルーア・リシア > ――世間では、それを無防備という。身の安全の伴わない散歩は、散歩では、ない。冒険――あるいは旅。 ( 帰るように忠告こそすれど、ルーア・リシアが無理やり相手を追い返すようなことはしない。あくまでも、仕事の上でのこと。 ) それなら、できるだけ――日のあるうちに訪れること。そうすれば、他に人の姿も見受けられる。安全も、高まる。 ( きっと、男はそんなこと全て承知でこの時間に来ているのだろう。と、その口ぶりから察する。 ) ――全員が全員、そう思っているわけじゃ、ない。 ( ぽつり、とつぶやく。表情は変わらない。相手を睨むわけでもあざ笑うわけでもなく、ただ静かに見つめ返すのみ。 ) お礼を言ってくれる霊もいる。でも、墓守を疎む霊もいる。 ( そうして、辺りを見渡す。少女にも見えている。遠巻きに様子を伺うもの、調子よく手を振るもの、怒りの目でにらみ返すもの、何をするでもなく沈み込んでいるばかりのもの。 ) [Thu 16 Nov 2006 00:15:17]
ミカド > 嗚呼、散歩だ――危険なのも承知の上。(頷く。細い笑みを浮かべる男の双眸が、女の声や――女の背後―つまり、墓場の住人達の反応を「視て」 更に笑みが深くなる)――でもさ。僕の友人は墓の中にしか居ないから。(言葉の意味を普通に受け取るのならば――「死んだ友人」が墓の中にいると言う意味だ)――寂しがりやでね。一日、顔を見せないと拗ねて夢枕に立つんだよ。(これは嘘。)僕の安眠の為にも、こンナ時間でも――危険でも、此処に来るしかないのさ。 (左手に持った杖を石畳の上につきたてると、その上に顎を乗せ) ――……うぅん。(貴方の顔を覗くように顔を傾げて見上げ) 随分可愛い墓守さんだ。 君のような子が墓を見回ってくれるなんて、此処の墓場の住人は幸せモノだね? [Thu 16 Nov 2006 00:06:51]
ルーア・リシア > ( 背の高い、整った顔立ちの男性。品性をかもし出す風貌。名のある家の出なのだろう、とルーア・リシアは瞬間的に判断した。 ) 散歩―― ( 相手の言葉を確認するように繰り返し、なるほどとうなずいた。進められた席を、必要ない、と首を横に振って断って。 ) ――高貴な家柄の方と、お見受けする。夜の墓場に野犬や墓荒しがでることは、十分ご承知でしょう。 ( ルーア・リシアが敬語で話すのは、上司に対して位のものである。それでも、慣れないようスで少しずつ、言葉を選んで話していく。 ) 墓守の仕事、として――忠告は、しなければ、いけない。から―― ( そんなことは重々承知で出歩いているであろう様子の男を見つめて、そう言葉を返した。 ) [Wed 15 Nov 2006 23:57:20]
ミカド > (鈴の音と共に此方へ近づいてくるのは――女だ。 しかも幼い女。 自分の娘と比べて同じくらいか――揺れる金髪に、黒衣を纏ったその姿は、どこか人形のようにも見えた。) ――――。( 女を見詰めながらも、辺りの気配の変化に気がついていた。 今一度注意深く見回せば、鈴の音が鳴る度に穏やかになるものも居れば、逃げるものも居る。  ―――周りの姿なき住人達の反応と、今日の状況から、幾つか予想して――なんとなく、今日の墓場がつまらない理由が分かった気がした) ………やぁ、新しい墓守さんだね。 ごきげんようルーア嬢。 (慇懃無礼さがやや滲む女の挨拶に、軽く返して) 何を―――散歩コースなんだよね。此処。(座るならどうぞ、というように、長椅子の隣を掌で勧めた。――もっとも、断られても構わないので、「取り敢えず」程度に) [Wed 15 Nov 2006 23:43:40]
ルーア・リシア > こんばんは――とまずは言って置こう。 ( 男との距離を詰めると、一礼をして。 ) 私はヴェイトスの墓守、ルーア・リシア。貴方はこのような時間に何をしておられるのか。 ( 淡々と、静かな声音出問いかけた。 ) [Wed 15 Nov 2006 23:31:15]
ルーア・リシア > ( 鈴の音色は浄化の音。揺らぐ心を安らげ、聞くものの魂を癒す。古来より、鈴は魔よけや神聖な儀式などにも使われてきた道具である。ここ数日で十数体の魂を死出の門へと送ったが、それでも次の日になれば新しい死体が運ばれてくる。新しい霊魂も、だ。ヴェイトス市の命のサイクルは、いびつなほどに早く、儚い。 ) ――空が泣いている。また、市のどこかで人が死んだ――か。 ( ふと、空を見上げて淡々とつぶやく。感慨も感傷もない。ルーア・リシアは、ただ己の仕事をこなすのみ。 ) ――ん? ( やがて、歩いているうちに、長椅子に腰掛けた人影を見つけた。男性のようだ。 ) ――また物好きか。あるいは暇人か。 ( とりあえず、そちらへ歩み寄る。 ) [Wed 15 Nov 2006 23:29:43]
ミカド > (そちらが、此方に気がつくとすれば――― 直ぐに気がつくことが出来るだろう。―― 男のランタンの灯は、緩い丘の上――長椅子と男を夜の黒さから浮かび上がらせる) [Wed 15 Nov 2006 23:26:16]
ミカド > ――声無しばかりか。 ( 長椅子に腰を下ろして、足を組む。――返事のない墓場の住人ばかりが残った。 「つまらん」と、幼い子供のように唇を尖らせ、面白そうな「何か」は無いかと、夜に浸された墓地を見回す。――人の目には何も映らぬだろう、夜の景色も吸血鬼たる男の瞳には、昼の様に見えていた。 ――だから、音がすれば、直ぐにそちらへと視線を向けて)  ――――――――。 (見かけぬ顔だと思った。 新しい墓守か [Wed 15 Nov 2006 23:24:14]
ルーア・リシア > ( 夜の墓場に、透き通るような鈴の音が響き渡る。それは、聞くものに墓守の存在を示す音。そして、死者の魂に心地よさを与える音色。黒いローブをまとったツインテールの娘は、今宵も静かに共同墓地の見回りを行っていた。ランタンを下げて、辺りを見渡しながら、ただ歩く。 ) [Wed 15 Nov 2006 23:20:25]
お知らせ > ルーア・リシアさんが入室されました。 『(チリリィ……ン……。チリリィ……ン……。)』 [Wed 15 Nov 2006 23:17:55]
ミカド > ( 少ない。 )  ―――――………。(自然と消えていくものもいる。 自分と言葉を交わしていて、唐突に消えるものもいる。 だが、今日の墓場は、何か妙に減っている気がした。 ) ハンギングボーイ(木の下で、ぶらぶらと揺れている子供)も、泣きオカマ(まんま)も、レッグレス(足無し)も居ないじゃないか。 ―――おやおやおやおや。盛大に合同慰霊祭でも行ったのかな?それともなければ、万聖節…或いはティハールで、一緒に連れて行かれたのかな? ( 残っている漂う奴等に言葉を投げてみる。――今、周りに居るのは言葉を話せない奴が殆どだから、返事はない) [Wed 15 Nov 2006 23:15:59]
ミカド > (何時も其処――長椅子の傍で漂っているのが当たり前だった。 自分がここいらをうろつく様になって、初めて声をかけたのも、声を返してくれたのも「彼」だった。 ) ……珍しいな。 ( 普段は相槌を打つだけの「彼」は、何か色々心残りや、未練がこの世にあるようで…そして、長くその未練に固執しているうちに、いつしか「未練」の内容を忘れてしまって、ここらをぼんやりと彷徨うしかなくなっていた。 依然来た時はまだまだ、ここいらを漂いそうだと思っていた。  が。 いくら「彼」の姿を探しても、矢張り見つけられなかった。 ) …………ふむ?何だ、よくみれば――(見回して、幾つか気がつくことがあった) [Wed 15 Nov 2006 23:09:14]
ミカド > ―――おや?(杖を片手に、トップハットを頭にのせた、貴族然とした男は辺りを見回して、短い声をあげた)  ―――― 。 (墓参客用の長椅子の傍に、いつもいる話し相手がいない。) [Wed 15 Nov 2006 23:02:42]
ミカド > (…参拝って、違うよね。墓参だよね――僕ちょっと顔から火が出る思いでモジモジしたが、もういいとして。) [Wed 15 Nov 2006 22:58:26]
参拝客 > (丘の上には、参拝客用の長椅子が用意してあった。 目指す場所はそこだ。 ――細い石畳の道を、カツン コツン と、硬い靴音を響かせて、ゆっくりと進む。 手にしたオレンジ色の灯と共に、照らし出されるは――黒衣の男。 ) [Wed 15 Nov 2006 22:54:04]
お知らせ > 参拝客さんが入室されました。 『(丘へと続く緩い坂を上る)』 [Wed 15 Nov 2006 22:47:03]
お知らせ > ヴェルセリオスさんが帰りました。 『―――ニンゲンなど、死んでもどうせ――――』 [Wed 15 Nov 2006 02:13:34]
ヴェルセリオス > ――――――――まあ、いいか。さらばだ(大人気ない真似は、墓守殿の顔を立ててやめにする事にした。ランタンをとりあえず回収して、火を消して――――空へ) [Wed 15 Nov 2006 02:12:48]
ヴェルセリオス > ・・・・・・それは、誰もが考える事。しかし、実際にそうあり続けるのは難しいと思うのですよ。私は(そして、死者と、墓と、巡るものの話。吸血鬼すらも巡るのか。ニンゲンと同じように。――――深い)・・・・・・そうですね。今度は、お仕事でない時に、お会いしたいものです。・・・御機嫌よう(そして、墓場のあちらこちらから送られる視線。顔。それを眼にすれば、牙を隠すことなくむき出しにして――――) [Wed 15 Nov 2006 02:11:22]
お知らせ > ルーア・リシアさんが退室されました。 『(彼女を取り巻くように、あちこちから興味深げな視線を送る、青白い住人たちの姿が。)』 [Wed 15 Nov 2006 02:06:49]
ルーア・リシア > そうじゃない。私たちは、全ての物事において中立でなければならない、だけ。だから他人に干渉することも、善や悪を掲げることもない。ただ己の役割を果たすのみ。 ( 祈りが終われば、立ち上がってヴェルセリオスを振り返った。黄色いツインテールが、風になびく。 ) 墓地は死者たちが眠る場所――そして、死者と生者をつなぐ場所。生者は墓を見て、いつか来る己の死を認識する。死者は生者に朽ちた体を任せて、心安らかにあの世へと帰る。金持ちも貧乏人も、人も悪魔も吸血鬼も、男も女も老人も子供も、死ねば皆等しく体は朽ち果て、土へと帰る。それが、”生者必滅の理” ( どう感じるかは人それぞれ。ただあるがままを告げると、踵を返した。 ) 私は見回りを続ける。腕に覚えがある貴女なら、もう忠告もいらないだろう。おやすみなさい、ヴェルセリオス。 ( 肩越しに振り返ると、またチリィン、チリィン、と鈴を鳴らして、見回りに戻る。そして、ルーアリシアの姿が止みに消える頃、ヴェルセリオスが見ようと思えば見えるだろう。 ) [Wed 15 Nov 2006 02:06:15]
ヴェルセリオス > ――――流石。多少の事で動じているようでは、墓守をしつつ魂を導く、などという仕事は出来ない・・・・・・・・・・・・いえ。どうも。なにも。貴方が何処の誰で何をするものだとしても、何も(軽く肩を竦めた。何でこんなに意地悪に絡んでいるんだろう、などと今更冷静に自分が馬鹿らしくなったが、本当に今更だ)・・・・・・恐ろしい話です。本当に。だからニンゲンは墓を作り、様々な儀式で人の魂を送るのですね(人は死ぬ。だから死の結末である墓場を好まないのだとばかり思っていたが――――他にもあったようだ。そして思う。血鬼にも魂歩あるのだろうか?と)――――――――・・(そろそろ、ニンゲンごっこは止めにしようと思った。集中して、肉と光の世界に属さないものを眼にしようとした。しかし、そういう事の専門家であるわけでもない。見えるか見えないかは、ここに居る霊次第だろう) [Wed 15 Nov 2006 01:55:02]
ルーア・リシア > ――別に。悪さをしないのであれば、捨て置くだけのこと。 ( 墓の傾きを直して、土を整え、墓標を綺麗に磨いてやる。 ) そういう方だとしたら、どうするの? ( 他愛もない問いかけ。意味もない。ただ、ヴェルセリオスという女性が退屈に飢えているのは分かった。 ) ――普通の人間に霊の言葉は聞こえない。姿も見えない。だから彼らに”勘違い”をされると、誤解を解くのは難しい。それが彼らの怒りを呼ぶこともある。 ( 近づいてくる足音が聞こえる。一度、目を横にそらして後方に注意を向けるが、やがて墓に向けて、目を閉じ、小さく祈りをささげた。 ) [Wed 15 Nov 2006 01:46:57]
ヴェルセリオス > ふふ。「とんでもないのが来てしまった」というところでしょうか(く、く。肩を少し上下させながら、軽く笑みを浮かべた)あら、いつもでは御座いませんわ。流石に。とはいえ――――以前に比べれば、大分(相談すらもまともに出来ぬとは、ああ、なんと言う――――しかし、まあ、墓守の方は知る由も無いわけでいい迷惑である)――――なるほど。やはりそういう方でしたか(墓場で、天に帰す。この時点で相当選択肢は絞られるのだから、名推理などというものではないけれど――――的中してるなら、それはそれで嬉しいものである)・・・・・・・・・なるほど。素人が甘い気持ちで手を出すと、後々痛い目に逢う――――と(先ほどからふざけたような態度を取ってはいるが、他人の仕事の邪魔をするつもりはない。とりあえず、後ろを向いたままの墓守の少女の後ろ、三歩ぐらいまで近づこうか。近づいても何もしないが) [Wed 15 Nov 2006 01:39:22]
ルーア・リシア > ――言葉もないわ。 ( 声音は変わらないが、言葉の意味は”呆れた”というような感じ。 ) 要するに――いつも退屈しているのか、貴女は。仕事だけでは物足りない? ( つらつらと並べられることばを適当に聞き流しながら、作業を進める。可愛らしいというところで一瞬手が止まるが、それもほんの一瞬のこと。 ) ――死者の魂をあの世に返した。それだけのこと。 ( あっさり、はっきり、そして手短に、第一の興味の答えを返す。 ) ――手伝うなら、軽い気持ちで手を出さないほうが、いい。 ( 背お向けたまま、手を休めることはない。 ) 特に縁もない墓に祈りをささげたり花をそえたり手を加えたりすると、霊はそれを見ている。そうして、自分に興味を示してくれたものだと思い込む。だから憑かれたり、もっとかまってほしいとちょっかいを出されかねない。 [Wed 15 Nov 2006 01:32:34]
ヴェルセリオス > ええ、そうです。性格は悪いです。またもやご名答(ランタンをとりあえず地面に置いて、互いの肘を抱くように腕を組んだ。墓守少女とは対照的に、メイドの方は楽しそうだ)・・・・・・そう言う時もあります。ただ、興味があるかどうか、それが問題。そして、興味がいつ誰にどのようにして湧くかは――――自分にも解らない。ただ、墓場を歩いていたら、興味を引くことが、そして興味が湧くような人がいた。ただそれだけです(色々と言っていたが、纏めると一言で終わる。「気まぐれなんです」と。言葉の割に、実は少ない)――――第一に、先ほどのアレが何なのか、少し気になる。第二に、中々可愛らしい。貴方が。第三に、私は暇。以上三つですか。並べるとすれば(「力仕事ならお手伝いしますよ」などと呟きながら、淡々と仕事を進める墓守を見つめた。仕事に邁進する姿は素晴らしい。とは思っても口に出さない) [Wed 15 Nov 2006 01:21:40]
ルーア・リシア > ――嫌な人。 ( ぼそりとつぶやいて、背を向ける。すぐ近くに傾きかかった墓石を見つけて、修復にかかった。しゃがみこんで、道具を取り出し、ひび割れや傾きを直していく。 ) ――貴女はいつもそうやって、人を観察している――ように見える。 ( もくもくと作業を進めながら、背後の彼女に言葉を向ける。ただただ、淡々とした声音で。 ) さっきも言った。私は墓守。メイドの貴女が墓守に興味をもつとしたら、それはなに? ( 雨が降ってくるかもしれないから、その前に作業を終わらせたい。墓石の修復を進める。 ) [Wed 15 Nov 2006 01:15:03]
ヴェルセリオス > 実に正確な観察眼です。おめでとう御座います。何も商品は出ませんが、拍手でも(ぱちぱちぱち、と軽く拍手を一つ。種族を考えると、物好き100%ということでもないのだが――――まあ、大部分あたっている。物好きは)・・・・・・・・・ふふ、なるほど・・・モルグをサロンに、集いて輪になり――――と(「何か居るような気がするような気がする」程度。真剣に集中すればなんとなく形ぐらいは見えるかもしれないが、今は幽霊をその眼に捉える事は無かった)・・・・・・ああ、確かに・・・色々と聞かれたりすると、仕事の邪魔になりますからね。いえいえ。ふらりと現れたのは私です。貴方の謝るような事は何もございません(そう答えてから、近くの木に寄りかかった。空はあいにくの曇り空。月も見えず今ひとつ気だるい夜) [Wed 15 Nov 2006 01:07:37]
ルーア・リシア > ――物好き。――把握した。 ( ヴェルセリオスと名乗るメイドの答えに、呆れるわけでもなく静かに言葉を返した。過敏な反応に感じるのは、真夜中ということと、相手がさっきの出来事を仕事だといったことが関係しているのだろう。 ) ――夜の墓場でフレンドリィな出会いを求めるのは、幽霊だけで、いい。 ( 淡々と感情の薄い声音で語り、辺りを見渡す。残った幽霊たちは、面白そうに二人のやり取りを見ている。ヴェルセリオスにも、これが見えているのだろうか。 ) ――邪魔をしないなら、べつにいい。 ( そっけない態度で答えると、どこか楽しそうに語る相手を、不思議そうに見つめ返した。 ) 最近は、夜中に散歩気分で出歩く、一般人が――多い。警戒を、強めている。気を悪くさせたのなら――許して欲しい―― ( そう静かに答えて、小さく頭を下げた。 ) [Wed 15 Nov 2006 01:00:00]
ヴェルセリオス > ・・・・・・(随分過敏な反応ですこと、と眼を少し大きく開いて軽く肩を竦めた)私はメイド。ヴェルセリオスと申します。(空いている右手でスカートを軽く摘んで、お辞儀を一つ。街角で普通に挨拶をするかのように、平然と)・・・・・・・・・何と問われれば、ただなんとなく来て見ただけ、と答える以外にありません。そして――――己の身を守る算段も無しに、出歩くほど無用心では御座いません。どうぞお構いなく。・・・・・・・・・仕事の邪魔になるから消えろ、と仰るのでしたら、お暇致しますが(どこか楽しそうに、そんな事をのたもうた) [Wed 15 Nov 2006 00:50:08]
ルーア・リシア > ――ッ! ( 突然耳に届いた声に、そちらを振り向く。一仕事終えた直後で、注意が散漫になっていたか。僅かに眉を寄せた。来訪者をじっと見つめる。 ) ――私は墓守。ルーア・リシア。 ( 一歩そちらに近づいて、静かに口を開く。今の光景を見ていたようだ。そうして、仕事、といった。あれを見て仕事、といったのだ、目の前の女は。 ) ――問う。お前は何者だ。参拝者か? 墓荒しか? それとも迷い人か? ( 特に慌てるそぶりも見せず、淡々と事務的に語る。 ) 参拝者ならば引き返せ。夜の墓地は危険な場所。身の安全は保障できない。墓荒しなら消え失せろ。生者が死者の眠りを妨げることまかりならず。迷い人なら―― ( すっと片手を上げて、ある方向を指差す。 ) 帰り道は、あっち。 [Wed 15 Nov 2006 00:42:58]
ヴェルセリオス > ・・・・・・・・・ふむ(なにやら聞こえる、そう大きくはない声。耳に届いたのは、誰かが喋っているととう事がわかる程度だった。さて、誰が居るのだろうか。少々気になったので、声と光のあるほうへと脚を進めた。正直必要のないランタンが煩わしかったが、これも自衛のため。あからさまに扱わぬよう気をつけた)・・・・・・おや。お仕事、ご苦労様です――――と、申し上げるべきでしょうか(死神だろうか、と思った。が、それはそれとして思いついた言葉を掛けてみた) [Wed 15 Nov 2006 00:34:00]
ルーア・リシア > ( 「どうしても、いけなければならないか?」霊たちは、この世への名残を惜しむように、口々に告げた。 ) 期間を過ぎてなお現世に留まれば、自縛霊になって一生苦しみと怨嗟の鎖に縛られることに、なる。それでもいいのなら。 ( 脅すわけではない。あくまでも事実を告げるだけ。やがて、迷っていた霊たちも、覚悟したようにうなずいた。ルーア・リシアは彼らを霊魂の形に戻すと、それを胸に抱くようにして、次々と光の粒に変えて空へと解き放った。それらは宙に解けていく光虫のように、消えていった。彼らが行く先は、死出の門――来訪者には、まだ気付いていない。距離が狭まれば、相手にもそんな光景が目に留まるだろうか。 ) [Wed 15 Nov 2006 00:29:50]
ヴェルセリオス > (そんな当然の事をなんとなく考えながら、ランタンを片手に進む墓地の順路。人の活気や賑やかさとは無縁のこの場所は結構落ち着ける場所。それ故、ここに足を運ぶ事は少なくはない。しかし特にどこ、という目的地はない。ランタンをとりあえず掲げて、のたりゆたりと墓地を歩く。先客にはまだ気付いてない) [Wed 15 Nov 2006 00:23:01]
ルーア・リシア > ――それから。 ( すっと片手を上げて、霊を指差す。 ) あなたと、あなた。それから――あなたも。 ( 怒るわけでもなく、諭すわけでもなく、ただ淡々と事実を告げる。 ) 滞在期間が過ぎている、でしょう? ( 死んでからある程度猶予を与えはするが、期限が過ぎれば速やかに死出の門へと送る。それが死神の勤め。淡々と告げると、指指された霊たちは困ったように顔を見合わせるのだった。 ) [Wed 15 Nov 2006 00:22:34]
お知らせ > ヴェルセリオスさんが入室されました。 『――――墓地とは、死体を埋める場所である』 [Wed 15 Nov 2006 00:20:02]
ルーア・リシア > ( 肉体から離れた霊魂は、肉眼では目視できず、またその声も聞こえなくなる。つまるところ、お祭り騒ぎが好きな霊たちにとって、自分たちの姿が見えて声も聞こえるルーア・リシアは、格好の話し相手になるわけだ。かまって欲しいのかしきりにコンタクトを取ろうとする彼らに、少女は淡々と告げる。 ) ――度が過ぎれば、死出の門へ連れて行く、から―― ( 軽く息を吐いて、ルーア・リシアは肩をすくめた。すぐに大鎌で刈り取ってやってもいいのだが、彼らの中にはまだ未練を持つものも多い。だから、少女は少しだけ待ってあげているのだ。気ままな彼らの気が済むまで。それが済めば、魂をあちら側へと送る。わからずやには、強制的に鎌を振るうけれど。 ) [Wed 15 Nov 2006 00:18:58]
ルーア・リシア > ( ふと足を止めると、気配のしたほうに顔を向ける。人ならざる気配。青白い半透明の人間が、気ままに宙を舞っていた。中年の男性の霊のようだ。夜は霊の動きが活発になる。とはいえ、大抵の死者は土の下で静かに眠っている。こうして表に顔を出すのは、ほとんどが自分の死に納得できていないものか、自分が死んだと気付かないもの。あるいは、死してなお、生前と同じように人と接しようと望む者か、だ。 ) ――うるさい。 ( ルーア・リシアの周りを飛び交う霊たちに向けて、少女は顔色ひとつ変えずに静かにそう発した。 ) [Wed 15 Nov 2006 00:12:51]
ルーア・リシア > ( ルーア・リシアは、仕事中にサボらない。怠ければ死神のノルマを果たせないと知っているから。有事の際には己の両脇を固める下級の死霊たちは、手持ちの籠にしまってある。夜の墓場で人魂を連れた娘が目撃されれば、こちらが不審者になってしまうから。死者たちが眠る墓地には、静寂こそがふさわしい。ルーア・リシアは、常々そう考えている。 ) [Wed 15 Nov 2006 00:04:50]
ルーア・リシア > ( ルーア・リシアは仕事中に愚痴を言わない。これが自分の役目であると、自覚しているから。昼間は墓地の掃除をしたり、墓標の汚れを落としたり、花を添えたりする。そうして、夜になると墓地の見回りへと出かけるのである。夜遅くになって墓を訪れる一般人が、墓荒しやならず者などに襲われるという事件もある。自己責任問えばそれまでだが、墓守としては静かな墓地に騒音が混じるのは好ましくない。 ) [Wed 15 Nov 2006 00:01:07]
ルーア・リシア > ( ポニーテールを揺らして、ローブをまとった娘はゆっくりと墓地を歩いて回る。不審者はいないか。夜に危険な墓地を訪れる参拝者はいないか。墓守の存在を教える鈴を鳴らしながら、寒空のもと、暗い墓地を見回る。 ) [Tue 14 Nov 2006 23:56:44]
お知らせ > ルーア・リシアさんが来ました。 『(チリィ……ン……チリリィ……。鈴の音が墓地に響く。)』 [Tue 14 Nov 2006 23:54:18]
お知らせ > シェーラ@ランタンさんが帰りました。 『 シェーラと申します。どうぞ、よしなに。 』 [Sun 12 Nov 2006 02:54:22]
シェーラ@ランタン > …その目晦ましは何かと面白そうです。Master辺りが草葉の陰で泣きそうなので、面白そう。 ( その発言こそが草葉の陰で泣かせる理由だとか、聞こえません。 )( 案外真面目に考え兼ねなかった。むしろ考えていた。真顔で。 思案めいた沈黙すら暫し。 ) Yes. ( 肯定した。 ) 菓子を寄越さずば無体を働き強奪する。犯罪者の如き所業が主に子供限定で解禁される、恐るべき祭りですよ、Lady. …食事を綺麗に平らげるのは正義です。主に、私基準で。 ( ハロウィンの認識は、更に捻じ曲がっていく。いた。 ) ……置き去りの難儀さは、多少は知っているつもりですので。 ( つぃ、と片目を細めた顔は、薄く笑みにも似て。 これ自体は仕事。傷んだランタンの蔓をひょいと摘み上げると、荷車に歩み寄って、静かに置く。 )  …死人は何もしないので、基本的には安全ですよLady. 只、貴方は優しそうなので、寂しがり屋に目を付けられそうなのが困った所―― お送り致します。 ( ガラリ、荷車の車輪が回る音―― ) [Sun 12 Nov 2006 02:53:41]
お知らせ > アーシュラさんが退室されました。 『名前、聞くのを忘れていた』 [Sun 12 Nov 2006 02:36:14]
アーシュラ > 嫌な顔されるのか…ん、良ければ可愛いアップリケが家にあるから譲ろうか。斡旋所の職員もキュートなアップリケに目をくらまし仕事をほいほい差し出す、という計画だ。 ( 滅茶苦茶な計画。家にある兎さんやら蛙さん等のアップリケを思い浮かべて、それが目の前の小奇麗な顔立ちの相手のローブに取り付けられているところを想像し思わず吹き出しそうになったことは秘密 ) ハロウィン。確か集団で見ず知らずの人間に菓子をたかる日だった…はず。まぁ、私は常日頃より善良な人間ではあるがな。その証拠に食べ残しは絶対にしない。 ( ハロウィンのやや捻じ曲がった認識は本人の記憶が曖昧なせいか。そのハロウィンの後始末をする人間がいることを知り「大変だな」と他人事よろしく言葉を継ぐと指し示された荷車の色とりどりな残骸を見て、目を輝かせた。 ) ―泣いてしまう、か。優しいな。 ( 相手の言葉に耳を傾けて、目を細めると自然とそんな言葉がこぼれた。ランタンを発見し、その方向をびしりと指で指されると頷いて後ろについて行こう ) 良かった。ここで見捨てられたら死人と共に夜を明かさねばならぬところだった。 ( 軽い調子で言ってはいるが、さすがに墓場で一人ぼっちになったままであったら最終泣き出していたかもしれない。帰る途中思い出したように聞いたのだとか ) [Sun 12 Nov 2006 02:36:03]
シェーラ@ランタン > …普通に、斡旋所とかでヤな目が向けられるので、なるべく格好はキチンとしておきたい所なのですよ、Lady. ( ふ、と遠い目して呟く、何かと世知辛い台所事情の欠片。 ) ( 緩々と腕を解くと、数秒の緊張の反動か、暑くは無い。むしろ寒いくらいなのに、汗が滲んでいた。息を吐いて、額を拭う。 ) 某商店から斡旋所に出されていた依頼で、ハロウィンの片付け、後始末です。 速やかな遂行をそろそろ余儀なくされる昨今なので、今宵の出会いに感謝です。 ……健康は何より。そして、一ヶ月に一個でも、良い事をするのは良い傾向。むしろ、その恩恵にあずかれた幸運が嬉しい事です。 ( 一ヶ月分の一。結構凄い確率。幸運かもしれない、私。 説明しながら指差したのは、荷車の中身。同じく、ちょっと傷み掛けのランタンや、色鮮やかな飾りが幾つか積まれている。 きょろと、視線巡らせて、落ちたランタンを探し。 )  Yes. 地面ならば手が届く。空に届かせるには、工夫がいる。されど地の底となれば、話も別―― 冥府奈落に喰われる前に、迎えに行かねば泣いてしまう。 ( 少し先の茂みの中、ころりと転がる影発見。見付けたとばかりに、びっしり指差し確認して、歩き出し。 )  ………。なるほど。このような時間帯に、淑女がいらっしゃるのは珍しいと思いましたが、把握しました。OK. お手伝いをして頂いた恩を速やかに返すチャンスです。喜んで承りましょう。 ( 納得いったとばかり、胸前で手をぽんっと。 ) [Sun 12 Nov 2006 02:18:04]
アーシュラ > ×開いたら商業地区付近の→○拾ったら商業地区付近の [Sun 12 Nov 2006 02:12:54]
アーシュラ > 斬新な虫食い穴ファッション…。 ( 遠くを眺めてぽつりと呟く。穴だらけの服は斬新というよりは、無残となることだろう ) ( 地面に足が着く感触。足に力を入れて己の脚で立つと無意識に詰めていた息を吐き出した ) なんの任務かは知らんが、とりあえずは成功してよかったな。うむ、私も今宵はよく眠れそうだぞ。心身ともに健康そのものだしな。それに一ヶ月一善が遂行できた。 ( 一日ではなく一ヶ月。これがこの女の最短善意の貯蓄期間。腕を解けば、達成感溢れた笑みを浮かべ同様にぐっと親指を立てた。こうしてここに、ジャンピングランタンズというコンビが…できたかどうかは分からない。間を取るように数歩後ろに下がり ) さ、はたき落とした例のものを拾いに行こう。地面なら、手が届くのだろう? ( にんまりとガキ大将のような表情を浮かべて促すと、言葉を付け足そうと口を開いた ) で、開いたら商業地区付近の広場まで連れて行ってもらえると嬉しい。正直な話、私は迷子なのだ。 ( 腰に手をあてて、迷子だと告げた。いくつになって方向音痴は直らない ) [Sun 12 Nov 2006 02:11:38]
シェーラ@ランタン > ( 最終地点は爆発物注意まで行ったかもしれない。目的を見失うにも程があるの巻。 その辺りも全て真顔な辺り、タチは中々宜しくない。 ) 引き摺られると、ちくちく繕いながら頑張ってくれている、私の一張羅が大変な事になると思う訳ですよ、Lady? ( 優先順位、服。私は無事ならそれでいいですが、服は修繕しないと直らないんです―― ) ( …言ってて切ないとは思ったので、視線が微妙に虚空へと泳いだ。 )    ( ―― ともあれ。遺言は遺言にならずに済んだかと推測のリアルタイム。 とと、と数歩後ろにたたらを踏むが、何とか踏み止まって、抱き締めた身体をそろり、と地面に下ろしていく。爪先からちゃんと、地面に立てるように。 ) ……おお。 ( ぺしぺしとされて、僅か驚いた色は瞳に。 ) Yes,成功。任務は無事に完了です、Lady. 貴方の協力のおかげで、私も今宵の任務を果たせそうで何より。 …其方こそ、お怪我が無ければ幸いです。 ( 生真面目ぶった顔でこくこくと頷きを幾度も返し。 緩々と身体に回した腕を外すと、びっしり親指立てて、やり遂げた顔。 ) [Sun 12 Nov 2006 01:53:56]
アーシュラ > ( ランタンを手にするために挙げられた案は数知れず。最終的に木を燃やすとまで行き着けば、喉の奥でくつくつと笑った ) やはり引き摺るのは駄目か?…荷車だと物凄く寝心地が悪そうだがお前が望むのならば頑張って乗せよう。遺言が…引き摺らず、荷車に乗せてくれ。…何故だかとても切ないぞ。 ( 胸の辺りを抑えて、呟くように一言。言い出したのは自分 ) ――――― ( 上手に落ちると予告したわりに、それが実践出来たかは謎ではあるが、とりあえず自分を受け止めてくれた暖かい腕の持ち主を押しつぶさずに済んだらしい。襲ってこない衝撃と人肌のぬくもりに、ぱちぱちと瞬きを繰り返した後、腕を相手の背へと回せばその背中を興奮したようにぺしぺしと叩こうか ) やったぞ!成功した!怪我はないか? ( 計画が成功したことが嬉しかったらしい。囁かれる声に何度も頷くと、軽く頬を上気させて笑った。地面になら手が届く、その言葉にもまた面白そうにくつくつと笑った ) [Sun 12 Nov 2006 01:41:37]
シェーラ@ランタン > いそ、燃やした方が早いという選択肢もありそうです。……怒られそうですので一応却下しておきますが。 ( NoN. 流石に無理と首を横に数度。 怒られなければやるのかと問われたら、きっと目を逸らす。 ) Yes. 望む所で受けてたちます、Lady. ……引き摺られると多少ダメージを食らうと予測。その場合は、其処の荷車にでも適当に乗っけて行って下さい――。 …とか言うと、凄い遺言風味ですよ、Sir. ( 淑女とワンホール。 尊きものに誓われた言葉に神妙に頷いた。 ) ( 途中、虚空のSirにちょっとだけツッコミ入れたが! ) …… Yes.準備はOK. いざ、  … ( 緊迫、緊張。額に汗がつぅ、と。 )  ( 夜目は幸い効く方。月明かりの下、走り出す淑女の姿を、知覚一杯で捉え。 跳躍の瞬間を目撃。落ちるランタンが視界に揺れるが、優先順位は確保済み。 )  ……ッ と……!! ( 広げた両腕と身体で、落ちる身体を受け止める。クッションと名乗った通り、膝を柔らかく使って衝撃を殺し、殺し―― )  ( ぐ、と踏みとどまって、確保。 … ほー、と息が漏れて。 )  ミッションは成功です、Lady. 後は、落ちたものを回収すればOK. 地面になら、手が届きます。 ( 間近の顔に向かい、ぽそ、と。囁くように。 ) [Sun 12 Nov 2006 01:22:22]
アーシュラ > …摩擦熱を利用して少しずつ木を焼き削る…。いやいや、うむ止めて正解だったな。 ( 相手の腰元にぶらさがった剣鞘二振り目をやりこれまた世間知らずこの上ない思考をめぐらせる。そんな考えを振り払うように首を緩やかに左右に振ると深く頷くのだった ) 私も極力お前に怪我を負わせないように上手に落ちてみよう。案ずるな、仮に私の下敷きとなりお前が怪我を負ったときは私がお前を家まで送り届ける。そう、引きずってでも!…淑女とワンホールの名に誓う。 ( 嬉しくないことこの上ない提案。しかし、いたって本人は真面目に約束した ) …では、始めるか。 ( 距離を測るために再度木を見上げれば、ランタンを見詰めたままゆっくりと数歩ずつ後退。運動神経は物凄く悪いが、気合を入れれば飛ぶくらい出来るだろう。よしっ、と意気込むと助走体勢に入り足を踏み出した ) 行くぞ! ( 少し離れたところにいる黒ずくめ仲間に声をかけると勢いよく木へ向かって走り始めた。かさかさと落ち葉を踏む音が周囲に響く。目標まで後僅か ) ―――あっ。 ( 地上から足が浮き手がランタンに触れるとそれは勢いよく弾かれ、というよりは手にはたかれて地面へと落下していった。どうやら掴み損ねたらしい。ランタンが地面に転がる頃、体重プラスケーキワンホール分の重さを持った体もまた下で待つ腕の中にぼすんと落ちていくだろうか ) [Sun 12 Nov 2006 00:55:58]
シェーラ@ランタン > 生憎、私の得物では難しいと推測。 故、却下しました。 ( ぽす、と叩いて示すのは、腰元。 )( ベルトで固定されて揺れるのは、剣鞘二振り。 ) ( 見目よりは多少力はあるが、其処までびっくり人間じゃなかったトラップ。多少は残念と思うか、太い梢を見遣り。 ) Yes. 身のこなしに自信があったとしても、悪戯に怪我をすべきでは無いでしょうから。保険をかけておくのは、悪い事ではないでしょう。元々私の仕事。手伝って頂くのであらば、相応の安全は保障せねば、名が廃ります。 ……Yes,Lady. 淑女とケーキは恐らくセット。ワンホールで動じてはならないと今言い聞かせました。私に。 ( またの名を自己暗示。 ) ( 表情は薄いが、びしっと親指立てて、応え。 ) ( ―― それでもオッケーとばかりに、数歩下がる。着地点予測。大雑把に。 ) [Sun 12 Nov 2006 00:42:34]
アーシュラ > 切り倒す…。 ( 黒銀色の髪を持つこの女性が、斧やのこぎりを持たずどうやって木を倒そうとしたのだろうか…自分よりも頭ひとつぶんほど身長差のある相手を見て想像。「殴り折る?」そんな物騒な思考にいたったところで、ぶっちゃけ無理宣言を耳にすれば密かに安堵の息を吐いた。墓場で木を殴り倒す人の姿を見た日にはきっとトラウマになるに違いない ) …あぁ、失念していた。例のぶつを取り、忍者のごとく無事着地という格好いい技は私には仕えそうにないしな。ん、ではクッションよろしく頼むぞ。言っておくが、私は重い。さきほどケーキをワンホールほど食べてきたからな。 ( クッション、そう聞くと口をあけて手を打つ。例のぶつことランタンを取った後のことを考えていなかったらしい。手を広げてクッションに徹してくれるらしい相手に、先ほどの行動を真似るようにぐっと親指を立てると、悪戯めいた笑みを浮かべて脅すような一言を添えた。ケーキワンホールの力は恐ろしい、と ) [Sun 12 Nov 2006 00:29:16]
シェーラ@ランタン > ( 月灯りを弾く瞬間だけ銀掛かる髪は黒銀。 一見すれば黒髪に囲われた無表情気味な白面が、相手の姿、じっと見る。 ) ( 令嬢、と呼ぶのが相応しい物腰。 伴が着いていないのは、それもあるかで済ます内部考察コンマ1秒風景。 ) 最初は切り倒そうかと思いましたが、流石に労力的に疲労度がつりあわないとか思った訳ですよ、Lady。ぶっちゃけ出来ませんし。 ( ぶっちゃけた。 これが案その1である。 枝に揺れるランタン見ていた視線を、ふと戻して。 ) ………む。 ( ちきちきちーん。 ) それですと、勢いを受け止める人材、もといクッション損座右がいた方が安全度が増し結果的に成功度が増すと思う訳ですよ、Lady. ( きらきらー、と月光背負って広げる両腕。 ) ( 乗り気ですか。Yes. ) [Sun 12 Nov 2006 00:15:51]
アーシュラ > ( 振り向いた相手の表情は薄暗さのせいではっきりとは窺えないが、銀色に輝く髪が月光を浴びてなんとも美しかった。落ち着いた声色からとりあえず近づいた瞬間刺されたりはしないだろうと、結論。のろのろと近づいていくと、荷車にぶつかる数歩手前で足を止めた ) なるほど、木登りか。うむ、中々いい案だと思うぞ。だが、私が思うに…。 ( 案3、ということはその1その2が存在するのか、と興味深げに瞬きするも案その3を耳にすれば、つられるようにして相手がさきほどまで手を伸ばしていた木を見上げた ) 私が少しばかり助走をつけて飛べば、届かなくもないような気がするのだ。ちなみにこれは案その4と名づけよう。 ( 視線を隣にいる自分と同じ黒ずくめさんに戻すと、どうだろうかと小首を傾げて見せた ) [Sun 12 Nov 2006 00:03:43]
シェーラ@ランタン > その2。此処で不思議な力に目覚めて突風巻き起こし目的のものを入手。いや無理――。 ( そんな法則に逆らうご都合機能は備えてませんよSir. 虚空にビシッとツッコミ手。 地道に背を伸ばすか。 ) ( それはそれで、何年掛かるんだ。 )  ( 背伸び、しかけて。 指先が空転、空気を撫でた所で、掛けられた声に気付いた。 )  ……Yes. 全力を尽くさせて頂こうと思いますが、私の身長だけでは届かないと現時点で判明。今から案その3、楽しい木登りタイムへと以降準備でしたよ、Lady? ( 傍らに荷車置いた、これもまた黒尽くめ。 髪が僅かに月光、銀に照り返す。 ) ( びしー、と親指立ててサムズアップして、今後の作戦方針を口にした。 ) [Sat 11 Nov 2006 23:50:38]
アーシュラ > ( 月明かりに浮かぶ墓碑の数々。その間を縫うようにしてのんびりと歩いて来る女の姿があった。黒髪黒服となんとも夜目には目立ちにくい格好は、墓場に少し不気味に映るかもしれない ) ……。 ( 暫くふらふらと歩みを進めていたものの、前方に人影を見つければ足を止めた。背伸びして何かに手を伸ばしている。顎に手をあて考えるように空を見上げた後に、ぽむと手を叩けば ) 頑張れ、目的のものまであと少しだ! ( 口元に手を添えて、何故か応援の言葉を背後よりかけてみよう ) [Sat 11 Nov 2006 23:44:03]
お知らせ > アーシュラさんが入室されました。 『足音』 [Sat 11 Nov 2006 23:34:52]
シェーラ@ランタン > その1。木を切り倒す。 ――私個人が有する腕力だけでは、成功は難しいですよSir. ノコギリなど盛ってくればアリですが、墓守の方に怒られそうな気がするので、ノーコンテスト。OK. ( 提案1、廃棄。 ) ( 背伸びを止めて踵を地面に下ろし。もったいぶった腕組み思考。 ) [Sat 11 Nov 2006 23:29:01]
シェーラ@ランタン > 末期を看取るとか、余り得意じゃないのですが。お迎えに参りました――。 ( 輪郭の崩れかけたソレに向ける一礼。 ) ( 粛々とした沈黙を挟んで、伸ばす指先が )  ―――――。 ( 届かない場合、どうすれば宜しいですか、Sir? ) [Sat 11 Nov 2006 23:19:39]
シェーラ@ランタン >  ……此処でお菓子をその口から吐き出してくれたりすると、私がもれなく喜ぶのですよ、Sir. ( 墓碑に影落とす木陰で背伸び。 見上げる先には、傷み掛けたカボチャのランタン。 ) [Sat 11 Nov 2006 23:15:45]
シェーラ@ランタン > ( ―――返事が無い。ただの、ランタンのようだ。) [Sat 11 Nov 2006 23:14:32]
お知らせ > シェーラ@ランタンさんが来ました。 『 ――TRICK OR TREAT?』 [Sat 11 Nov 2006 23:13:41]
お知らせ > アーク=フォース@ランタンさんが帰りました。 『仕事が終れば…去る…荷車押して…すこし…考え込みながら 二日目 完』 [Mon 6 Nov 2006 22:24:04]
アーク=フォース@ランタン > (相変わらず、数え間違いにすこしため息をつきながらも、顔は微笑で…) だから、シーフじゃないですし…アー君って… (内心すこし落ち込む…愛称で呼ばれるのは慣れないせいで違和感だらけだから…) 「餓鬼」…… (そう呟いて…言われた事に聞き入る…欲しいのが食べ物ではなくて…力だったら? と言う疑問にもかられて質問しようとしたが…薄れゆく老人の姿…それにすこし……驚いた) フランク…さん? (そして、消えた老人の姿…そして、最後の言葉に答えるように言うだろう) 自分は…生きてますよ……ありがとうございます… (そう言って…すこしの間…作業を続けるだろう…) [Mon 6 Nov 2006 22:21:35]
お知らせ > 老人さんが帰りました。 『( その声も程なく夜気の中に消えた。 )』 [Mon 6 Nov 2006 22:14:04]
老人 >  ならばいずれは成仏できるじゃろ――――…  ( カカカ、カカ。 アークの方をこそ幽霊だと思い込んだままの「老人の幽霊」の姿は徐々に薄まり、声だけを残して ) [Mon 6 Nov 2006 22:13:26]
老人 > ( カカカと笑った ) んん、それもそうか! 自分はシーフですと言う泥棒もそりゃあおらんわなぁ!! こいつぁ一本取られたぞぃアー君。 なんだかんだ言うても若いモンには敵わんのぅ……どれ。 アー君がしっかりきっちり一日五食食えておるなら何の問題もないわ。 ( 言葉を切り、終止笑い顔だった皺だらけの顔を真剣なものにして ) 餓えて死んだ者の中にはなアー君。 時折おのれがとうに死んでいるにも関わらず、食いたい、食いたい、食いたい――飢えを満たしたい。 その一心で現世に残る者もおるのじゃよ、「餓鬼」と言うのじゃがな。 そういう者は他人の墓の供え物を盗み食うために夜な夜な土の中から出て来るのじゃ。 アー君が餓鬼でのうてよかったよかった――と、 ( ジジイこと「グランパ・ザ・フランク」は再びにんまりと笑い ) [Mon 6 Nov 2006 22:12:26]
アーク=フォース@ランタン > (三色→三食 申し訳ないorz) [Mon 6 Nov 2006 22:05:47]
アーク=フォース@ランタン > (呆れつつも……答える) シーフじゃ有りませんよ…自分は……それで、フランクさん? 何か勘違いしてるようですけど……自分はこのランタンの片付けの為に此処に来てるんですよ それに、ご飯は一日四食じゃなくて、一日三色ですよ? (笑顔はすこし、さらっと言う…片手にカボチャのランタンぶら下げつつ……) [Mon 6 Nov 2006 22:04:54]
老人 > ( 組んでいた腕をほどき、左右に振り ) んにゃあ、わしゃあ腹は減っとらん。 さっき食うたでの。 それよりアー君こそきちんと日に三食飯は食うておるのかと思ったまでじゃ。 朝昼晩々一日四食! ( 計算が合ってない。 ) [Mon 6 Nov 2006 21:59:37]
老人 >  ではぬしは今からアー君だ。 アー君。 アー君。 ( 三度呼んだ ) いい呼び名じゃろう〜んふっふ〜? わしのことはそうじゃな、「グランパ・ザ・フランク」とでも呼ぶといい。 気さくな皆のおじいちゃんだ、これもまたいい呼び名じゃろうんっふっふ。 ( 一人で勝手にご満悦だった老人、誘導尋問(?)をかわされて「ちっ」とか言うた ) では盗賊組織所属・新進気鋭のシーフのアー君よ、そのランタン奪還がぬしのミッションなのだな! これこそまさにみっしょん★いんぽっしぼー! 年甲斐もなく血が滾るわい。 これでも若い頃はな――? ( 脳内でアークの素性や隠された背景、「恋人は自警団、泥棒と刑事の恋の行方やいかに!?」そこまで想像していたジジイがぱちくり、まばたきをした ) [Mon 6 Nov 2006 21:59:07]
アーク=フォース@ランタン > (ご飯? の問いの答えには…すこし黙りながらも答えるだろう) …お腹空いてるんですか? (笑顔交じりで聞いてみる……) [Mon 6 Nov 2006 21:54:32]
アーク=フォース@ランタン > (……一瞬この人に、何か…見たことある人の面影を感じた気がする…) 自分は……アークと言います…まぁ、仕事ですし、アルバイトですけど… 住んでる場所は教会ですよ… 恋しい人…やっt (復唱しようとして…赤面して、後ずさりながらいう) そんな事してません、してませんから! (むきになるところは、まだ子供のようです……最近、危ない状態にはなったが……とは言わない…この手の人に言えばきっとからかわれる…) [Mon 6 Nov 2006 21:49:22]
老人 >  ( 深い皺に細めた目を埋めさせてにんまりと笑う。 うんうんと腕組みさえして ) ヤッたやつはみなそのように言うのだよ「俺は何もやってない!!」とな。 清廉潔白を方便に使っちゃならんと言うても言うても言うても言うてもッ! ( 腕組んだ枯れ木のような指をシャツに食い込ませ、感極まるも一瞬のこと。 すぐに我に返り ) まぁよいわ。 今宵だけは見ぬフリをしてやるでの――時にぬしこそ何者じゃ。 ランタン泥棒では飯は食うてはいけんじゃろ? 何をして暮らしておる恋しい者はいるかのその女子(オナゴ)とはもうヤッたかのところでわしの飯はまだかの? ( ぐっ、と親指で品のないポーズを作り――詳しくはご想像にお任せします――一気にまくしたてた ) [Mon 6 Nov 2006 21:43:04]
アーク=フォース@ランタン > (見えたのが人だったことに安心して、深呼吸を一つしてから答えるだろう) 墓場荒しなんかじゃありませんよ……ランタンの片付け、ですよ、このままランタン片付けないでいると…それこそ汚くなっちゃいますからね (そんな事いって、軽い笑顔を相手に向けて言うだろう) ところで、貴方はこんな夜の墓場で如何したんですか? (迷ったんなら、送ってあげよう…そんな事考えながら…老人の方に近寄っていくだろう) [Mon 6 Nov 2006 21:36:27]
> ランタンの〜……回収〜〜? ( しばしの沈黙。 声の主はそれの意味するところを考えているようだ。 やがて ) そんなモンはいらん。 ふぅん……ほぉ……見たところまだ若いのに盗っ人とは感心せんのぉ? ワシが若い頃はなそれはそれはつましく暮らしていたものじゃ。 清く貧しく美しく! 清廉潔白こそが最大の美点じゃった……ものじゃがぁ……。 ……。 …。 墓場荒らしは感心せんのぅ。 ( とほー。 気配は長々と溜息をつく。 言う間に少しずつ、蓬髪に長く髭を伸ばしボロボロのシャツを着た老人の姿が確かなものになっていく ) [Mon 6 Nov 2006 21:30:56]
アーク=フォース@ランタン > (逃げることはしない…出来ない…不気味な足音……それが怖い……言葉に問いと答えを向ける) 此処に、ハロウィンのランタンの回収にきたアルバイトです、おいていけとは、このランタンのことですか? (そういいつつ、今手に持っているランタンを見せている……なるべく恐怖から震える手を隠そうとするが…少なからず震えているようで…)  [Mon 6 Nov 2006 21:22:34]
> ( 墓標ごとにきれいに区画された土の上を何かが歩いている。 声の気配を辿るならば足枷を嵌められた奴隷のように鈍重に歩いているのだと知れるだろう。 ) お〜い〜て〜〜け〜〜 ( ひたり、ひたり ) ……お〜い〜て〜〜……  ( ひた。 足が止まる ) だ〜れ〜〜だ〜? ( お前こそ誰だと真正面から問い返す声が耳に届くだろうか ) [Mon 6 Nov 2006 21:18:42]
アーク=フォース@ランタン > (墓場は怖いです…夜には来ないようにしようとおもった…本当に… そう思いつつ恐る恐るになりながらも、ランタンを回収し続ける……) なんだか…なぁ… (墓場の方も空気が張り詰めている…理由? 怖いから…) ランタン、に火を灯したらどうなるんだろう…寄ってくるのかな…色んなの… (考えてすこし、怖がるが、それ以上に見てみたい気もする………聞こえた声にビクリと背中が震えた…) だ…だれですか? (警戒心MAX状態になる自分…辺りから聞こえる声に…恐怖を覚えつつ、周りを見る…) [Mon 6 Nov 2006 21:13:28]
> ( 墓標の間を縫って声が聞こえてくる。 声の主はアークから3メートルほど離れたところをうろうろ回っているようだ。 )  [Mon 6 Nov 2006 21:11:19]
お知らせ > さんが入室されました。 『 お〜いて〜け〜〜 』 [Mon 6 Nov 2006 21:10:18]
アーク=フォース@ランタン > (そのまま、近くの柵にもたれかかるようにして、座り込んで、星空を見る) 自分のせいなのかな…… (昨晩の事を引きずっている自分…むやみにあの時、聞かなければ…友人はあんな事にはならなかったのではないかと……自分を責める…) ……自分でやったことには自分でちゃんとする、それでいいはずだよね…うん (そう呟くなり、立ち上がる、自分にやれることをすればいい、そんな事を考えて、再び仕事を再開する) 一人でする仕事…寂しいよね… (やっぱり怖いです……そういいそうになるが、堪える……誰もいないのが異様に寂しく思える…この墓場…) [Mon 6 Nov 2006 20:59:43]
アーク=フォース@ランタン > (墓に飾られているランタンは後回しにして……街灯付近に付近に飾られたランタンから片付ける事にする、色々考えをめぐらせながら…だ) ふぅ……墓の物に夜に手を出すのは…まずいですよね…間違いなく… (そんな事を思いつつも、墓に飾られている数々のランタン……これも、後ほど片付けなければならないだろうと思いつつ…次々にランタンを荷車の中に収めていく……) やっぱり、墓となると…多いなぁ… 広いし……何より、夜だと怖いし、朝だと花を供える人も来るだろうし……結局夜だけか…此処で仕事できるの… (若干愚痴混じりな事を呟きつつ……荷車を動かないように固定して、すこし休憩…早すぎる気もするが……それは気にしない…) [Mon 6 Nov 2006 20:48:29]
アーク=フォース@ランタン > (悩みを埋める如く、黙々と仕事に打ち込んでいる、それでも、やはり怖いのかすこし、周りの様子を気にしつつ…ではあるが…) 仕事…やってる内はいいんだけどね…終ったら嫌な事考えてる自分が…情け無い…よっと (カボチャランタンを荷車に入れつつ、考えるのは昨晩の事……偽善者…といわれたのは少々こたえた気がするが…) とりあえずは…仕事、仕事… (時々、仕事の手をとめながら、墓場では誰かに見られているような気がした、それがすこし怖かったが、逃げたらダメだと言い聞かせて仕事をしている…) [Mon 6 Nov 2006 20:37:17]
アーク=フォース@ランタン > (二日ぶりの仕事再開 したはいいのだが、墓場になぜきたか考えながら、まだ残っているランタン回収の仕事をはじめた) まぁ、こんな場所で、まして、夜なら、薄気味悪いだろうね…だけど、仕事したがらないだろうしね、此処では (そんな事を考えつつ、回りをキョロキョロと見回しながら、少しずつランタンを荷車の中へ……正直、自分の黒い服装も十分怖そうでは有るが…) [Mon 6 Nov 2006 20:29:32]
お知らせ > アーク=フォース@ランタンさんが来ました。 『何で、こんな所に来たんだろう? 自分』 [Mon 6 Nov 2006 20:25:23]
お知らせ > トートさんが退室されました。 『―― 悪魔のくれた灯りが、 彼をどこへ導くというのでしょう。 ( おそらくは、 )』 [Sat 4 Nov 2006 02:43:40]
トート > ――― ジャックを哀れんだ悪魔が、 彼に道を照らすための灯りをくれたそうです。道案内のための灯り。 ( 物語る声は淡々として、ベルの奏でるリズムとはちぐはぐな静けさ。 ) その悪魔を 「やさしい」 と思いますか? [Sat 4 Nov 2006 02:42:14]
トート > けれど 歩き回って、どうするというのでしょうね? ( 再び歌は途切れ、首を傾げる。 けれど集まった光たちから、答えが返されることもなく。 ベルの音だけが絶えることなく、どこか事務的にリズムを刻む ) 哀れなジャックのように、天国にも地獄にも行けなくなったらどうするのでしょう。 ( 返る声は期待しない。 ただの独り言。 ベルを鳴らす手とは逆の手で水晶球を持ち、魂たちを招き入れながら ) [Sat 4 Nov 2006 02:38:34]
トート > Dem bones, dem bones gon-na walk a-round, ( 歌声が絶えてもリズムを奏でていたベル、その響きに合わせて再び紡ぎだす言の葉。 )  Dem bones, dem bones gon-na walk a-round, Dem bones, dem bones gon-na walk a-round, Oh, hear the word of the Lord. ( 骨は。 その骨たちは 歩き回る 歩き回る  あぁ、神の声を聞け。 )  ( …ベルの音に、周囲に集まり出す命の光のただ中で。 ) [Sat 4 Nov 2006 02:32:14]
トート > ( … ベルを鳴らす。 暴発もいいところだと誰かの呟きは風の中。 )  …まぁ、そのまま迷子にならなければ此方は構いませんけれど。  可哀想に。 ( 甦ったソレは現世に属すか? 否、 けれど 天国にも地獄にも属すことはなく。 彷徨う、 )  Jack-o'-Lante... まるで彼のように。 ( 彷徨う。 ) [Sat 4 Nov 2006 02:24:17]
トート > ( けれどこんな夜更けにお墓参りに訪れるものもなかろうと。 受肉した死神は ) [Sat 4 Nov 2006 02:16:08]
トート > The thigh bone connected to the back-bone, The back-bone connected to the neck bone, The neck bone connected to the head bone, Oh, hear the word of the Lord. ( 甦る、枯れた骨。 神の言葉を聞いて 足の骨はひざの骨にくっつき ひざの骨はももの骨にくっつき ももの骨は背骨にくっつき その背骨は首の骨にくっつき 首の骨は頭の骨にくっついた   ――― 嗚呼、 )  … かわいそうに。 ( 歌声なく ベルの音だけが、先ほどの曲のリズムを辿る。 ) ( 夜半も過ぎた墓地。 聞こえる音はどれも静かで、己の奏でる音だけが異質に響く。 ) [Sat 4 Nov 2006 02:13:50]
トート > Oh, hear the word of the Lord. The foot bone connected to the leg bone, The leg bone connected to the knee bone, The knee bone connected to the thigh bone, ( 月の下。 墓地に不釣合いな歌声と、ベルの音。 風に揺れる乾いた木の葉と、梟の鳴き声の中 それは 逆に不気味な、 ) [Sat 4 Nov 2006 02:03:26]
お知らせ > トートさんが入室されました。 『Ezekiel cried, "Dem dry bones!"』 [Sat 4 Nov 2006 01:51:33]
お知らせ > バラエ@ランタンさんが帰りました。 [Thu 2 Nov 2006 23:20:00]
バラエ@ランタン > (墓場から引き上げる頃には、すっかりお爺ちゃんみたいに腰を折り曲げてヨロヨロと。) [Thu 2 Nov 2006 23:19:58]
バラエ@ランタン > ゲ、手ェ臭くなった。 (植物の、あの青臭い感じ。) 何だっけあのパン掴みみてーなやつ。アレ借りるか…。 (チラ、と籠を振り返る。) 場所にも依るが。ちょっとこりゃア、籠じゃ足りなさそうだア、ナ。 量、甘く見すぎてたぜ…。 [Thu 2 Nov 2006 23:16:01]
バラエ@ランタン > (晴れ空の下でも風は冷たかった。 ひょう、と吹く温度に首を竦めた。) (手が冷たい。死人よりはマシな温度だけれど。) [Thu 2 Nov 2006 23:10:19]
バラエ@ランタン > 食えないカボチャ、食えないカボチャ。 (背負った籠が段々重くなる。) …やっぱ勿体無えー…。駄目かな、煮ても駄目かな。 (腐ってるトコ削れば何とかイケそうな気がするンだ。) [Thu 2 Nov 2006 23:09:01]
バラエ@ランタン > 他人様のお供え物を横取りしてる気になるが、…依頼に出てるモンだし。 (自分に言い聞かせながら。) ……祟るなよ? (誰にともなく。) (きょろ。視線が落ち着きなく辺りを探る。) [Thu 2 Nov 2006 23:02:32]
バラエ@ランタン > 蝋燭代わりに使った? いや洒落てるかもしンねーが。が。 (後始末してやれよ、とは小さな呟き。) あーあーあー、コレなンかもう黒ずんでンじゃネエか禍々しいな何か。 (カボチャに顔が付いてるから尚更だ。) (これもまた、摘んでポイ。) [Thu 2 Nov 2006 22:54:00]
バラエ@ランタン > お、早速。 (墓場を囲う塀、その入り口にひとつ。掴んで ポイ と籠に放る。) (墓場をざっと見回して、) わアお。 (口ポカァン。) 確かに、結構な量…だネエ、こりゃア。 (お供え物的にカボチャの色が点々と。墓の前に置いてあるのが見えた。) [Thu 2 Nov 2006 22:47:27]
バラエ@ランタン > こンな仕事でもねーと、此処なンか来ねーよ、ナ。 (自分が骨になってもきっと来る機会などあるまい。) (籠を負った男がひとり、墓地にやってきた。) 良い天気だ。よく見えらア。 (カンテラを手に。) [Thu 2 Nov 2006 22:42:13]
お知らせ > バラエ@ランタンさんが入室されました。 [Thu 2 Nov 2006 22:38:15]
お知らせ > ミカドさんが帰りました。 『(「娘」「手作り」「欲しい」)―贅沢を言うなッ…!それが欲しいと言うのなら、僕の屍を(ry』 [Tue 31 Oct 2006 00:12:26]
ミカド >  (パチリ) ――――む。 (遠くを見ていた自分の目の前に、溶けかけフェイスの住人が突然顔を近づけたものだから)  …………。  ………。  …………。  (死霊術師の指先は、そいつの額を弾いて)  宜しい。 明日は僕から、君達へ? キャンディでもチョコでも配ってさしあげよう。 [Mon 30 Oct 2006 23:59:40]
ミカド >  ――――――。( 考え始めた自分を、止める為に、首を横に振る。 短くなった黒髪が緩く揺れた。 ) …………。 (苦笑が浮かんだ自分の頬を撫でて、立ち上がる。 ――此処の来たのは、矢張り正解だった。鏡がなくて良かった。誰もいなくて良かった。 )(――考える意味が無い。 今更だ。――彼の欠片を拾えたとして、今更、なんになろう? 何にもならない。全ては遠い日の夢のようなもの。 ――切り離された自分が、何をしても、もう届きやしないのだ)  [Mon 30 Oct 2006 23:54:32]
ミカド > ( 最後の時間―― 自分よりも先に、始祖の傍へ歩んだ彼は――あの時何を考えていたんだろう?) [Mon 30 Oct 2006 23:45:04]
ミカド > (足を組み、肘掛に頬杖をついて身体を崩す。 騒ぐものどもを横目に、白い墓標を――その向こう――街の灯を眺めた。遠く暖かな灯は、二度と見れないだろう陽を思い出させる。 ――始祖の元へと近寄った己の血は太陽を嫌った。   ――去年は       去年は、そんな時が来るなんてさっぱり考えなかった。 終焉が訪れるまで、此処に在らんと願い――最後の時間を楽しめればいい。) ――――……… 最後の時間 。 (落とした言葉は誰にも拾われる事なく、風に流れ) [Mon 30 Oct 2006 23:37:58]
ミカド > (実際に吸い込んで、悪戯に胸から顔を出す輩もいたりと、まぁ、暇つぶしに着てみたが、相手をしてくれる暇人はいなさそうだ。 騒ぐ街の雰囲気から逃げ出してきたというのに、これでは同じ事。――去年は―――) ――…去年――――……。(ヴェイトスで迎える二度目のHalloweenとHallowmas, All saints'――? 去年は何をしていた……? Halloween。 そうだ。何かを計画していたんだ。) [Mon 30 Oct 2006 23:23:40]
ミカド > (長椅子に腰掛けながら、改めて墓地を見渡す。―― 供えられた花が揺れるのに混じって、Jack-o'-Lanternが備えられていたり――)  はっ―――(軽く笑って肩を竦めた) 去年は君達を知らなかったから、こんな大騒ぎしてるなんて思わなかったね。 呼吸をするだけで、君らの欠片を吸い込んでしまいそうだ。 (それくらい、満員電車のぎゅうぎゅう状態に見えるのだ。       もっとも――男の目にはそう見えているが、他の死霊術師達や、他のなんらかから見て、同じように見えるとは限らない。これは、あくまで、この男から見える「世界」を語っただけ。 だから、もしかしたら――合わせる「世界」や「意識」が違うなら、男が見えている「モノ」とはまったく別の光景が広がっている可能性は否定できない。 ) [Mon 30 Oct 2006 23:15:12]
ミカド > (普段は騒がずに、じっと淀んでいるような奴まで、そわそわと揺れている。) ……子供達の後ろに?ついていく?  だけ? (何人かは騒ぎ過ぎて、誰かの一部と誰かの一部が混じってしまっているような奴までいる始末。 おかげで帰ってくる声は、男なのだか、女なのだか――) ……あんまり調子に乗りすぎて、エクソシストや退魔師の類に頭を撫でられても知らんぞ、君達。 (偉そうに、墓場の住人達――もっとも、普通の人々には見えない住人だが――へ、杖先を突きつけて、肩を竦めた。 もっとも、そう言うこの男も吸血鬼なのだが。) [Mon 30 Oct 2006 23:01:14]
ミカド > (黒のインバネスに、ボウラーハットを被った男は、パーティー会場状況の墓場を見渡して、目を白黒させていた。――馴染みの誰かは「明日」「準備」「騒ぐ」「trick」「or」「treat」 と、何時もよりも浮かれた声――或いは思念を飛ばしていた。) ……Halloween? キャンディーでの強請りにいくのかい。(身体を持たない墓場の住人達は、それでも構わないと言うように、此方の言葉や反応にお構いなく、飛んだり跳ねたり消えたり千切れたりしている) [Mon 30 Oct 2006 22:55:54]
黒外套 > (墓場の一角。――参拝客用の長椅子に辿りつくと、馴染みの「誰か」に先ず一言) [Mon 30 Oct 2006 22:50:49]
黒外套 > な、な、なんだね、この大賑わいはっ―――――!! [Mon 30 Oct 2006 22:47:40]
お知らせ > 黒外套さんが入室されました。 『なっ−−−………』 [Mon 30 Oct 2006 22:47:16]
お知らせ > クオ=ヴァディスさんが退室されました。 『( 一人でも、ないのだし )』 [Fri 27 Oct 2006 01:17:02]
クオ=ヴァディス > ( 慈悲と言うのなら、こんな悲劇を生んでくれるなと… アニマーとしては、世界の脚本家のようにも感じてしまう各宗派が掲げるその存在を思い、文句の一つも言いたくなって首を振る。 過去が変えられないものならば、それはいつか未来だったものの連続。 祈りはよりよくしようと努力する事、未来はその結果に訪れる必然。 複雑に絡み合った縁の中で、努力が報われない事も稀ではないけれど、そう捉える事で、この娘… この魔法使いは、魔法を使う。 未来をほんの少し捻じ曲げる。 それが必然であると、胸を張って )   ( だから、今出来る事をしようと。 丁寧に畳んだ紙を膝に置いて、顔を上げた。 魔法で『声』を聞こうとしなくても、じっと見つめるだけで、墓標に感じるものはある。 二人はもう死んでしまったとしても、まだ、今なら間に合う事がある ) [Fri 27 Oct 2006 01:14:12]
お知らせ > さんが退室されました。 『墓は静かに待ち続けていた。』 [Fri 27 Oct 2006 01:02:35]
> ( 夫の方はずっとずっと待ち続けていたのだろう。そして神の慈悲か、男の想いが通じたのか、二十年目にして漸くそのチャンスが訪れた。墓はそれ以上何かを語る事は無い、だが。墓の下で眠る男は貴女に希望を託した―――。ずっとずっと離れ離れのままでいた夫婦の想いが、結ばれる事を祈って。 ) [Fri 27 Oct 2006 00:50:22]
クオ=ヴァディス > ( 仮に海賊船で出会った『彼女』を多少なり解き放つ方向に向けられたとしても、四層の未踏査区画に入れるだけで、五層程の実入りは無いように思える。 だとしたら、金銭的な面で言えば自分のしている事は本当に無駄。 …そもそも神職でもない自分が、『怨霊』のような状態になっているのかもしれない彼女を解き放つなど困難な事と、魔法使いとして分かっているつもり。 …自警団でそう言われたように、エクソシストに依頼するのが無難だと思えるけれど… 放っておけば沈む幽霊船までボランティアで出向いてくれるかと言うと怪しいと思うし、では雇うかと言われれば、そこまでは出来ない。 無理にでも損得を秤にかけて、一人の魂が自分の価値観で多少なりとマシな旅立ちを迎えられることを、『世界の得』として考え動いてる。 呪われているという海賊達の魂の方にははっきり言ってあまり関心を持っていないのだけれど… そちらはそちらで、別の方面で依頼が成立しているのはまた別の話。 ―――注意深く刻まれた文字を写し取って行けば、カンテラの灯りだけではちゃんと捉えられなかった部分も読み取れる。 こんな事件そうは無いと思うけど、人違いだとしたって、あんまりだ。 眼鏡が邪魔で、潤んだ目を拭えない… ) ―――違ってたら… ごめんなさい…。 …確かめて、来ますね…。 もし… もしも、彼女があなたの生涯の伴侶なら… 力を、貸してください。 きっと、連れて帰ります。 ( 写し取る為に丁寧に手を当てていれば、刻まれた文字の質も伝わってくる。 …人の死や、激情に触れるなど、冒険者をしていて初めてでもないけれど… 大人びて見えて夢見がちな娘は、涙腺がけっこう脆い。 ぐすん… 鼻を鳴らして、写し取った紙を丁寧に折りたたもう ) [Fri 27 Oct 2006 00:42:48]
> ( 『結ばれる筈だった二人、幸せになるべきだった二人。ヨシュア・ウィンスロップ、グレース・ウィンスロップ、ここに眠る。』掠れて読み難くなってはいたが、確かにそう刻まれていた。また、二人が出航した船の上での式の最中に海賊に襲われ、夫の方が死に妻の方が行方不明という文字も見れるだろう――。注意深く観察すれば、妻の名前は夫の名前より刻まれた時期が新しいこともわかるかもしれない。 二人の家族は、連れ去られた新婦の無事を祈り帰りを待ったが、ついに死んでしまったのだろうと諦め、その名前をここに刻んだのだ。つまり、墓の中には妻の遺体は無い。 ) [Fri 27 Oct 2006 00:31:40]
お知らせ > さんが来ました。 『その墓に刻まれていたのは』 [Fri 27 Oct 2006 00:15:27]
クオ=ヴァディス > ( 神職でなくたって、多少なりと信心があれば墓守や、お参りに来た一般人にだって咎められそうな行動。 活動的なキルテッドシルクに大きく編んだお下げと眼鏡の娘が、考古学者の卵か何かのような手つきで向かうのは碑文でも壁画でもなく、ごく一般的な墓標 )   ( それでも声をかけるのがはばかられるものがあるとすれば、それは真剣さかもしれない。 眼鏡の奥にある穏やかそうな形の目と対照的に鋭い眼光を一心に墓標に向けて、一文字一文字、丁寧に写していった。 …そんなもの、仮に『本物』だとしても何の証にもならないと言うのに… ) [Fri 27 Oct 2006 00:07:14]
クオ=ヴァディス > ( 一つの墓碑に、二つの名前が並ぶ。 刻まれた言葉は抽象的で、ただの勘違いという可能性も十分に考えられるものの… この下には、夫妻が埋葬されている事になっていた )   ( ハズレているかもしれない。 むしろここに辿り着く過程を考えれば、その方がずっと自然。 …冷静になって考えれば… せっかく加えてくれたパーティーのメンバーに無理を通して、サボっているのと変わらないかもしれない時間を過ごすなんて失礼この上無いし、一体何をしているのかと疑問にも思ってしまいそうだけど… 間違いだと決まったわけでもないから、そっとその場に膝を折って、祈り未満の挨拶を ) ―――人違いでしたら、ごめんなさい。 …ちょっと、失礼しますね… ( そう言って、紙を墓石に押し当てると、鉛筆で擦り始めた。 墓碑銘を写し取る ) [Thu 26 Oct 2006 23:52:28]
クオ=ヴァディス > ( 現実は、ワンコインノベルのように単純にはいかない。 吟遊詩人の歌のように、時には非情で… と言うとどちらにしても夢見がちな感じだけれど。 永遠の愛を誓ったカップルだって離れ離れの音信不通になればやがて新しい相手を見つけてしまうもの。 …祝福の船から攫われた新婦に、生き残っていれば新郎は涙にくれた事と思うけど… 永遠に哀しみ続ける事など不可能なら、どこかで幸せになっていて、もう過去に幸せの直中で失った人の事など思い出しもしない事だって考えられる。 …それならそれで、悪い事ではないだろうし、覚悟はしていた… ) ―――。 ( 目の当たりにしてみると、果たして夢見た物語のような展開と、非情と思った現実にありそうな展開と… どちらが残酷なのか、よく分からない ) [Thu 26 Oct 2006 23:43:16]
クオ=ヴァディス > ( なんだか凄いミスに開口一番どこかで平たくなる気配はさておきー… おくな? ごめんなさいっ… )   ( 一日港を歩き回って、『そんな話もあったっけ』以上の情報を得たのは日も暮れた頃…。 二十ほど前、船上での挙式を海賊が襲うという事件について当事者を探していた眼鏡の娘は、ようやくそれと『思われる』場所に辿り着いてた。 …正解かどうかは、分からない。 ただ、港で聞いた新郎新婦の名前と、その墓碑銘は一致する…。 たったそれだけの手掛かりだけど… ツテも何も無い個人で時間も限られれば、ここまでが限界か。 …送ってくれた墓守にお礼をして、カンテラの灯りの中で一人、闇の中に佇んでいる――― ) [Thu 26 Oct 2006 23:33:41]
お知らせ > クオ=ヴァディスさんが入室されました。 『( ログ汚しすみませんっ… )』 [Thu 26 Oct 2006 23:19:37]
お知らせ > mhさんが帰りました。 [Thu 26 Oct 2006 23:16:13]
お知らせ > mhさんが入室されました。 [Thu 26 Oct 2006 23:16:02]
お知らせ > mhさんが来ました。 [Thu 26 Oct 2006 23:15:50]
お知らせ > mhさんが来ました。 [Thu 26 Oct 2006 23:15:50]
お知らせ > リコリス@アニモーさんが帰りました。 『( 何処ぞのギルド員に、声掛けられた。 警戒に跳ねたうさみみ、これが見納め。)』 [Sat 21 Oct 2006 01:53:01]
リコリス@アニモー > ……何を、葬りたがっているのやら――…本当、に。 ( 其処には何も無いと知った上で、一度目を閉じ。祈りに似た沈黙の終わりは、立ち上がる衣擦れの音。 その侭、再来の約束も何も無しに踵を返し、手ぶらと化した身が行く先に――…人影。) ――……? ( 墓参りに適した時刻も何も無いが、遅くなり過ぎれば物騒ではあろう。僅か、訝しげに眉寄せた先で―― ) [Sat 21 Oct 2006 01:47:55]
リコリス@アニモー > ( この季節に見上げれば、紅葉も超えてそろそろ落葉の季節。夜風にさざめく葉の音色に暫し耳を澄ませた後、樹木の根元へしゃがみ込み。そっと、花束を其処に置いて。) ……こうして、益体も無い事を繰り返す程度には、未だ整理がついていないのですよ。きっと。……ええ。 ( 手を合わせ、祈る先は無い。これとて、手向けにもならぬもの。 ――…遠く、朱鷺乃京の伝承ならば、此処にも黙して埋まる死体はあるかもしれないが、薄紅の魔性が散る春で無く、枯れ木の風体晒す秋口、冬の近さを示す空気の中では実感も薄いもの。 しゃがみ込んだ侭、風に揺れる白い花弁を見下ろして。) [Sat 21 Oct 2006 01:25:02]
リコリス@アニモー > ――…分かってはいるつもり、なのですが。どうにも、侭ならない事。 ( 憂鬱を振り切るように軽く頭を振ると、足元に落ちる影が同じ仕草を。 ――…長く伸びた耳も。こうして影に鏡に見る度に、やはり幻ではないと知らされる。少しばかり、見知らぬ墓石に額をぶつけたくなる衝動を無言で堪え、墓地の奥へと緩々と進み出す。この先は、もう墓碑も少ない場所。春先には、佇む樹木が薄紅の花を満開に咲かせた区域。 ――…場違いな花見の名所は、この季節には静かなもの。) [Sat 21 Oct 2006 00:49:51]
リコリス@アニモー > ( 雌雄判別?それはきっと心の中だけに。いや、蝙蝠の生態には余り詳しくないもので。 昨晩といい先日といい、変な形で己の狭量を自覚する日々。手にした弔花が漂わせる微かな香に、溜息が一筋混じる。) [Sat 21 Oct 2006 00:26:08]
リコリス@アニモー > ( 昨夜はアレだ。色々と各所土下座する誰かは物陰に押し込むとして。 ツッコミは入れたものの、貸し出しの暴挙は阻止出来なかった予感がひしひしと。その辺りを色々と思考すると、表情以前にぐったりと耳が垂れる。) ……邪魔。 ( ぺいっと軽く払い除ける度に、触覚、感覚が繋がっていると自覚させられて、よりへこむ連荘コンボ。何ですかコレ陰謀ですか。 ごくごく初期に考えたおとーさまの陰謀説は既に否定済み。 ――…数日、寝食を共にした愛らしい小動物の正体を知った辺りで、もう一度懸念したのは秘密だ。) ……迷子になってらっしゃる、という事は御座いませんでしょうけど。 ( ――…件の蝙蝠は、あの日以来姿を見せない。流石に、正体の知れた状態では問題があるという事か。 あの時の己の言動を思い返すと、また別の意味で耳が萎れるが。) ……我ながら――…余裕の無い事。 [Sat 21 Oct 2006 00:05:50]
リコリス@アニモー > ( 正直、花の種類には余り詳しくは無い。館主様の留守中に雇った庭師にでも、もう少し詳しく聞いておくべきだったかと思うのは、こんな時ばかり。 月明かりが薄く照らす静かな道を歩く影――…の頭上。夜風にふらりと揺れる影。白い毛皮のうさぎみみ。 そろそろ慣れてしまいそうな自分が怖い所だが。) [Fri 20 Oct 2006 23:55:45]
お知らせ > リコリス@アニモーさんが来ました。 『( 抱えるのは白い花。)』 [Fri 20 Oct 2006 23:54:16]
お知らせ > セラさんが退室されました。 『( 泣く男の腕の中にずっといた。ただ、慰めるように )』 [Mon 16 Oct 2006 03:22:00]
お知らせ > 氷桜さんが退室されました。 『(今は・・・ただ泣いていた)』 [Mon 16 Oct 2006 03:20:50]
氷桜 > ―――ッ (少女の言葉に唇を噛む) (この少女に、家族達に苦労はかけさせないそう男は誓おう) ・・・・・・・・・ありがとう、セラ・・・ありがとう・・・・ (抱き返す少女にそう繰り返そう) (身に纏った異温のヴェールからではなく、少女の体からぬくもりを感じながら) [Mon 16 Oct 2006 03:20:27]
セラ > ん・・・ ( 肯定の言葉に、またひとつ頷く )  ・・・・ん・・・・? ( 苦しそうに、自分を呼ぶ相手を、そっと見上げた。それは・・・彼の弱い部分。少女は其れを言葉で説明できないものの、なんとなく・・・どういうものかはわかって ) ・・・いいたかったから、ゆった・・・・ ( ありがとうには、くすぐったそうに笑う。強く抱きしめられればぎゅうっと抱き返して ) ・・・つらかったら、いっていい・・・。いってほしい・・・。私、いわないから・・・ ( そう、呟いて ) [Mon 16 Oct 2006 03:05:25]
氷桜 > ・・・・・・・・ああ、そうだな (今ではそれが普通になっているが男は十年前からそう演じているのだ) ―――・・・・・・・・・セ、ラ (喘ぎながらも少女の名を呼ぶだろう) (それはジャンクにも、師にさえも見せたことの無い姿) (十年間溜め込んだ涙は先程のように滴るのではなく、関を切ったように溢れ出した) ―――・・・ありが・・・とう (嗚咽の混じった声で少女に礼をいい、その小さな身体を強く、強く抱きしめよう) [Mon 16 Oct 2006 02:59:30]
セラ > そーなのか・・・ひおー、あんまし顔に出さないから・・・ ( とか、笑い返した男に言った。さらりと。悪びれた様子もなく笑っていて ) うん・・・ ( 撫でられれば、嬉しそうに歯を見せて笑う ) ―――・・・ん・・・そんなことない・・・ ( 相手の言葉には、やんわり首を振る。抱擁されたまま。結果的に頬擦りっぽくなってしまうが ) ひおーは・・・もっと頼っていい。私、ひおうのこと、だいすき。 ( 嗚咽に体を震わせる男に、優しい笑顔。子供な口調だけれど、まっすぐに。腕を背中に回せば、小さな手で擦ろうとするだろうか。少しでも、安堵させられるようにと。少女なりの・・・慰め ) [Mon 16 Oct 2006 02:48:27]
氷桜 > ・・・・・・・俺でも恥ずかしく思うことぐらいある (少女の笑みにつられるように笑い返そう) ・・・・・ん (ありがとう、そう礼を言う少女の頭を撫でるだろう) ・・・・・・・・・・セラ? (抱き疲れれば困惑したように少女の名を呼ぶが、直ぐにこちらも抱擁を返そう) ・・・・ふぅ、これではどっちが家長かわからな――・・・・ッ (言いかけた言葉は最期まで紡がれず、40センチ以上も身長の離れた少女を抱きしめたまま、嗚咽に身体を震わせるだろう) [Mon 16 Oct 2006 02:42:28]
セラ > ん・・・ひおー、恥ずかしいのか? ( 笑みを浮かべる相手に、ぽかんと尋ねるも、恥ずかしいと言うのは悪い気持ちではないんじゃないかと勝手に察知して、少女はまた笑った ) ―――・・・ありがとう。 ( 男の言葉に、少女は礼を言った。滅多に、こんなこといわなかったと思う。 ) ん・・・? ・・・・ばか。 ( 涙を零した相手に、立ち上がって近寄って、またあどけなく笑う ) ひおー・・・死なない。死なないよ。ずーっと、いる。 ( そう、言えば、ふわっと抱きつこうとするだろうか。ぎゅぅっと )  [Mon 16 Oct 2006 02:29:59]
氷桜 > (少女の表情につい表情が緩みそうになるが堪える) ・・・・・・・・・・・照れるな、こっちが恥ずかしくなる (ああ、だめだ) (頬が緩み軽い笑みが浮かんでしまう) ・・・・・・・・・・・・・構わない ・・・家族なんだ、苦労の一つもさせてくれ (それは男の心からの言葉) ・・・・セラ、お前は俺より先に死ないでくれ (それは少女だけではない、ジャンクも花々も・・・もう置いて行かれるのは嫌だった) (自らのエゴを吐露するともに抑えていた涙が落ちるだろう) [Mon 16 Oct 2006 02:23:15]
セラ > ( 頭を撫でられれば、ふにゃ・・・と目を細めて、あどけない顔をしてしまう。この男に会って、彼女がどれだけ丸くなったのかなんて、聞いちゃいけない ) ん・・・ ( 暗い。その言葉には頷いて。月明かりに照らされることに、妙に心地いい感覚を味わう ) ・・・うん・・・ ( 感謝の言葉に、少し照れる。ちょっとだけ、頬を紅くして、それからへへ、っと笑った ) ――――・・・。 ( おやすみ。その意味は、少女にはわからなかった。けれど、何かあったことの中のひとつで、少女は聴いてはいけないことと判別 ) ―――・・・でも、寝たら・・・ひおー・・・大変だ・・・ ( 確かに眠い。眠そうな、うとうとした様子で、ぽつり・・・ぽつり・・・言葉を紡ぐ。そしてだるそうに少女もその場にぺたっと、座り込んだ。大きな欠伸、いつものようにひとつして ) [Mon 16 Oct 2006 02:10:18]
氷桜 > ・・・・・・・ん (聞かないでくれる少女の頭を撫でよう) ・・・・・・・・・そうだな、暗い (こんな時間に墓参りなどする者はおらず、ただ月明かりが二人を照らしていた) ・・・・・・・・・・・・・・ありがとう (少女に感謝の言葉をかけ、倒れた墓石を起こす) (十年の歳月で苔生し、刻まれた文字は判別できない) ・・・・・・・・・・・・・・ (墓石を穴に乗せる前に暫し考え、そして呟こう) ・・・・・・・・・・・おやすみ (墓石は再び錆付いたナイフを覆い隠す) ・・・・・・・・・・セラ、寝てもいいぞ? (傍らの少女に声をかけ、自分はゆっくりと腰を下ろす) [Mon 16 Oct 2006 02:03:49]
セラ > ん・・・そうだっ。 ( 無表情。けれど、さっきは泣いていた。だから・・・益々この少女は訊けない。何があった、とは、もう ) ―――・・・ん・・・暗い。 ( 相手の言葉には、ぽつりと一言だけ。頭を撫でられれば、細めた目が閉じてしまう。心地よくて ) ―――・・・わかった・・・・ ( 怪我をしても死ぬことはない。そして、この男はもう少しここにいさせてくれといっている。だから・・・ひとつ返事を返して ) ――――・・・ん・・・傍、いる・・・ ( ぎゅぅっとしがみついて、眠そうにしながら ) ( 目を閉じかけた少女に、落としたナイフは見えなかった。でも・・・何か、隠し事があっていえないことがある。それは、わかったつもりだった ) ―――・・・・・。 ( 此処に、何をしにきたのかなんて聞けなかった。だから、黙っているしかない。でも、今此処にいることが少しでもこの男にとっての安らぎなら、ここにいればいいのか、という把握 ) [Mon 16 Oct 2006 01:51:03]
氷桜 > ・・・・・・気をつけよう (そう、もう悟られないように いつも以上の無表情で) (「ああ、ばれている」そう思いながらも黙って頷くだけの少女に感謝する) ・・・・・灯を持ってくるべきだったな (帰らないのか、そう言った少女を抱く腕にほんの少し力を入れ、頬擦りをされればいとおしそうに頭を撫でるだろう) ・・・・・・・・もう少しいさせてくれ・・・・・・壊したものは治さないとな、傍にいろ 暖めてやる (一度収縮された血管は広がるだろうが少女の風邪が悪化するよりはいい) (そっと穴の中に血に濡れたナイフを落とすが少女に見えただろうか) [Mon 16 Oct 2006 01:43:50]
セラ > ―――…うん…… ( 否定しなかった。自嘲の笑いに、益々心配そうな顔をして ) ・・・そ、か・・・。 ( 嘘だとわかっても、訊く権利はないような気さえする。だから、頷くだけ ) ・・・馬鹿・・・気をつけろっ。 ( 抱き寄せられれば、ちょっとだけ泣きそうに怒る。掌をみる男を見ながら、少女は熱のだるさに少しだけボーっとしてしまい、目を細めるも ) ・・・帰らない、のか・・・? ( と、ぽつり・・・一言尋ねて。甘えるように、ごろごろと頬擦りするだろうか、じぃ・・・っと見つめて ) [Mon 16 Oct 2006 01:32:32]
氷桜 > ・・・・・・・・そうか、おかしかったか (少女に心配されるほどに自分は思い詰めていたのか、そう思うと自嘲気味な笑いがでる) ・・・・・・なに、一寸墓石に躓いただけだ (倒れた墓石を指差し苦し紛れの嘘をつく) ・・・・・・・・・・そうだな・・・痛い、な (アァ、トテモ イタイ) ・・・・・・・何でもない (少女を胸の血のついていない位置に抱き寄せよう) (そして掌を見れば錆付いていたナイフが抉るような傷を残していた) [Mon 16 Oct 2006 01:27:59]
セラ > ―――だって、ひおう、なんか今日、おかしかった・・・から ( 何故此処にいるといわれれば、此処にいてはいけない気もした。でも、少女は心配で仕方がなかったのだ ) ・・・でも・・・血・・・ ( 男の言葉に、反論しようと。彼の持つ刀にはきづかないで ) ・・・っ、ばか・・・痛そうだっ・・・!! ( 同じ種族だ。核さえ傷つかなければ。というのを知っているからこんな風にいえる。でも、大好きな主人が血を流していたら、素直になんか帰れない ) ひおー・・・ ( 見つけてはいけなかったのか。でも、心配だったのだ。痛みに唸った男に、少女は戸惑いと切羽詰った顔を浮かべて ) [Mon 16 Oct 2006 01:18:29]
セラ > ( [Mon 16 Oct 2006 01:14:50]
氷桜 > ・・・・・セラ!? (家で寝ているはずの少女の声が聞こえれば振り返るだろう) (唇の傷からは未だに血が滴っている) ・・・・・・何故ここにいる (空いている手で口元を押さえ血管を収縮させ訊ねるだろう) ・・・・・・・・・何でもない、ジャンクが心配する 直ぐもどれ (顔を覗き込む少女に錆付いた刃を見せまいと後ろでに隠すだろう) ―――ッ (ふいに熱を持ったような痛みが掌に走る) [Mon 16 Oct 2006 01:13:30]
人の気配 > ( 少女は、追いかけてきた。主人の様子がおかしいと、思ったからである。まだちょっと微熱があるため気だるさが抜けないけれど、それでも追いかけてきてしまったのは、何か可笑しいと、少女なりに理解したから。確かに、彼は此処に来ていた ) ―――・・・ひおー? ( 小さく、声が出ては消えていく。けれど、少女は姿を見て、立ち止まる ) ・・・ひおうか・・・・? ( と、人影を見つけたから。けれど、歩いていけばそこには・・・血まみれの男。しかも、血を吐いていて、泣いていたから ) ―――・・・!!ひおう!?  ( 慌てて、駆け寄ろうとするだろうか。相手が許すならば、近寄ってしゃがんで顔を覗きこむだろう ) なあ、どうしたっ?? ( かなり、必死に、心配そうな表情で尋ねるだろうか ) [Mon 16 Oct 2006 01:02:43]
お知らせ > 人の気配さんが来ました。 『げほっげほっ。』 [Mon 16 Oct 2006 00:49:58]
銀影 > (血が滲む、異常活性した血流に乗った血はぼたぼたと溢れ出る) (止める気は無い、流れるなら流れればいい) ・・・・・・・・・・・・なぁ・・・お前は死ぬときにどう思った? (「おやすみ」女の最期の言葉) (胸から血に染まったナイフを生やしたまま、まるでまた目覚めでもするように) [Mon 16 Oct 2006 00:48:34]
銀影 > ・・・・・・・・・・・教えてくれ・・・・・・ ・・・・・・死に病んだお前を殺した俺は正しいのか? (深紅の瞳から溢れた涙が頬を伝い落ちる) (崩れるように膝をつき、苔生した墓石に寄りかかる) ・・・・・・・・・・・・あの時お前を裏切ってでも・・・今際の時まで待っていればよかったのか? ・・・・・お前の望んだように・・・・・お前を殺した俺は正しかったのか? (加重に耐えられなかった墓石は倒れ、その秘所を露にする) ・・・・・・・・・・・・・・・ (口を空けた闇の中に遺体など無かった) (代わりにあったのは一本のナイフ、酷く錆付いた一本のナイフ) ―――・・・・・・・・・・・・・・・・ッ(唇を噛み締め嗚咽を殺す) [Mon 16 Oct 2006 00:36:10]
銀影 > (思い出すのは一人の女、料理が下手でそのくせそれを認めるのが嫌いだった) ・・・・・・・・お前の料理は不味かったな ・・・十年たってもまだ覚えてる (その言葉に意味は無いかもしれないが、ただ喋り続ける) ・・・・・・俺が作り直せば文句を言いながら食べていたな・・・食事のときにお前の「ずるい」を聞かなかった日はあったか? (物言わぬ冷たい石に向かいくすくすと笑い出す) ・・・・なぁ、俺は正しかったのか? ・・・・・・俺は間違っているのか? (物言わぬ相手に問いかける声は墓地の闇に解けていく) [Mon 16 Oct 2006 00:17:06]
銀影 > ・・・・・可笑しいだろ?たった一人の人間を失う事に耐えれなかった男が三人もの家族を守ろうというんだ (表情の乏しい口元に自嘲気味な笑みが浮かぶ) ・・・・・お前は俺を怨むだろうか、お前を置いて平穏を求める男を (返事は無く、冷たい風が男の髪を揺らす) [Mon 16 Oct 2006 00:01:05]
銀影 > (随分と冷たくなってきた風に髪を揺らし、みすぼらしい墓の前に立つ) ・・・・・・・・・・・・寒くなったな (答えなど返ってこないのは分かりきっている) (それでも物言わぬ墓石に語りかける) ・・・・・俺に家族が出来たなどといえばお前は笑うか? [Sun 15 Oct 2006 23:53:43]
お知らせ > 銀影さんが来ました。 [Sun 15 Oct 2006 23:50:53]
お知らせ > 外套姿さんが帰りました。 『オトギリソウ… 花言葉は 『復讐』』 [Sat 14 Oct 2006 17:34:40]
外套姿 > ――――…… どうしてやるかね…ぇ(ボソリ。 続ける様に言葉漏らせば… 墓の前、握り締めた花を放り… 墓へと背を向ける。 そして…その足を墓地の出入り口へと向け――…) ―――――― 最低でも、蹴りの落とし前位…バチは当たらないよねぇ ?(花と、何処か震えた声音残した侭… 其の侭、墓地を出ようとするだろう。 墓の前…オトギリソウの花を残し、て…――――) [Sat 14 Oct 2006 17:34:12]
外套姿 > ―――――― (其の侭の姿勢で…ふっと、目を瞑れば、暫し無言。 目を伏せた侭…静かに呼吸を繰り返せば。 やがて、再び目を開き… その墓の、削られた部分へと視線を送り――…) ハッ… (小さく、自嘲気味に?けれど、何処か怒りを含みながら… 誰かを鼻で哂い―― 花を握る手が、ギリリ…と、音を立てる、か ) [Sat 14 Oct 2006 17:30:43]
外套姿 > (夕暮れ迫り、赤みの差した空の中… 独り、佇む人影。 その手の中には、数本の花が握られていて――……) ―――――― (その花を握る外套姿は、ただじっと墓を… 一人分の名前が削られた、その墓を見詰め続けるだけ。何の言葉も発さず… 何の身動きもせず、ただ見詰め――…) [Sat 14 Oct 2006 17:28:33]
お知らせ > 外套姿さんが来ました。 『とある…誰かの血縁者の墓の前』 [Sat 14 Oct 2006 17:26:47]
お知らせ > 艶子さんが退室されました。 『不謹慎ではあるが、この昂ぶった気持ちを押さえられず無駄に走って帰った。』 [Tue 10 Oct 2006 00:59:03]
艶子 > ……何だか、全然墓参りっぽくなくなっちゃったな。まあ、いいや。 ( 最後にもう一度彼らの前に立って、腰に手を当てた。 ) じゃあな、また来るよ。大将が無事なんだから、心配しなくても騎士団は復活するさ。時間は掛かるだろうけどな。 ( 最後にそういい残し、背を向けて歩き出した。 ) [Tue 10 Oct 2006 00:55:24]
艶子 > 良いか。お前達とお前達の大将は私のハートに火を付けた。私だけじゃない、ヴェイトス中の皆のハートにだ。見ろよ、あの灯りの数。あれがその炎の明かりだ。 ( 眼下に広がるヴェイトスの街は、人々の生活の灯が灯され美しく輝いていた。命の光だ。どうだい、お星様も思わず裸足で逃げ出すよな輝きだろう。 ) …今までは私自身の為だけだったけど、これからはあの灯りの為にも戦う。ここまで完璧に街を護られたんじゃさ、自分自身の為だけに剣を振るうのがなんだか見っとも無くて―― それこそカッコ悪いように思えてきちゃったんだよ。 うん、お前達が悪い。 ( まるでこの騎士達を束ねる者が、出撃前に言って聞かせるかのように。墓石の―― 否、隊の合間を縫いながら私は語りかけた。 ) [Tue 10 Oct 2006 00:53:16]
艶子 > お前たちの顔は知らないし会ったことも無い。命を預けあった戦友でも無い。そんな私にはお前たちの意思を継ぐとかそんな大それた台詞は言えないけど、せめて無駄死ににならないように気合いれてこれからもってやる。 …傭兵の言葉は信じられないか?じゃあずっと見てるがいいさ。 ( 死んだらなんにもならない。そう言う奴も居るし、一理ある。だがしかし、そんな彼らに憧れを抱くヤツは沢山居ると思う。その中の何人かがきっといつか剣を取って、この死んでいった騎士達のようになりたいと願う筈だ。今度はそんな奴らがこの街を護るだろう。 悪魔との戦いで散っていった騎士達は、そんなカッコよさを……ええい、自分の言葉の語彙の貧しさには呆れる。兎に角、カッコよさだ。それを生き残った奴らに残した。 ) 少なくとも、お前たちはこの私よりカッコ良いよ。 [Tue 10 Oct 2006 00:40:30]
艶子 > …くそったれ、格好良すぎるじゃないか。 ( 立ち止まり、振り返り、また歩いた道を戻る。横に並ぶ墓を眺めながら。 ) [Tue 10 Oct 2006 00:15:13]
艶子 > ( 何人死んだのだろう。私はその正確な数を知らない。沢山死んだぜ、雷電の知り合いはそう言った。 勇敢だったか?と、私は聞いた。 涙が出るくらいにね、雷電の知り合いはそう答えた。 ) このやり場のないやるせなさは一体どこにブツけりゃ良いんだ、畜生。自惚れだってわかってて尚『どうにか出来なかったのか』なんて考える私を誰が叱ってくれるんだ。 ( 並ぶ墓の列に沿って歩きながら、読み取れぬ騎士達の名前を見た。今ほど字が余り読めない自分を悔いた事は無い。英雄の名前を読み上げてやれないなんて。 ) お前たちよォォ――ッ。見えるかよ、この街が。悪魔は一体何を破壊できた? 私が行きつけの飯屋の看板も、暗黒街でいつもからかって来る立ちんぼも、私が帰って来たときにはちゃんとあった!私の友人は誰も死んじゃいないし、私の家もちゃんと浮んでた。 全部お前たちが護ったんだ! [Tue 10 Oct 2006 00:12:47]
艶子 > ( 真新しい墓だ。供えられた花もまだ枯れては居ない。 その花の隣に自分で積んだ花を供え、十字を切るでもなく手を合わせるでもなく、静かに見下ろした。 ) この私が花摘みだとよ、何年ぶりにやったかね。虫には詳しいが生憎花は詳しくないもんで、私が綺麗だと思ったものを摘んできた。変な花だったらすまん。 ( けれど、その墓の数は多すぎて全ての墓に供えてやる事は出来ない。私は、私の手が二本しかない事を恨んだ。 ――ここから並ぶ墓は全部、悪魔の襲撃で散っていった人たちの墓なのだろうか。 ) [Mon 9 Oct 2006 23:55:58]
お知らせ > 艶子さんが来ました。 『騎士達の墓の前。』 [Mon 9 Oct 2006 23:47:47]
お知らせ > エニシさんが帰りました。 『これも…意味が無い事……?(疑問に応える人は居ない)』 [Mon 9 Oct 2006 19:13:52]
エニシ > ( 吸血鬼は夜空を見上げる。 月は雲に隠れ、その姿を見せない。 先程までの茜空から、徐々に宵闇が世界を支配する。 )   ………僕は…何もできないの………?   ( たった一つだけ鮮明に覚えている、あの両親から啜った血の味。 それは少年を罪の意識に縛り付ける。 ) [Mon 9 Oct 2006 19:12:38]
エニシ > そんな…謝るのは僕の方です。   ( 心の底から申し訳無さそうな態度で少女風貌は、相手の言葉を否定する。 悪いのはどう贔屓目に見ても自分だ。 )   ―――大丈夫ですよ。   ( 青白い顔色を指摘されれば、一瞬の躊躇の後に淡い笑顔でその気遣いを受け取る。 そして走り出す背中を見送った。 ) [Mon 9 Oct 2006 19:09:00]
お知らせ > アーク=フォースさんが退室されました。 『まずい……神父さん…腹空かせて待ってるだろうな…内心不安で…』 [Mon 9 Oct 2006 19:03:23]
アーク=フォース > (よかった…大丈夫そうで……すこしほっとして、更に声をかけた) なら、良いんですけど…… それに、自分の不注意だったんですから、謝る事無いですよ (そういって笑顔をうかべて、相手の顔を見てから歩き出そうとするだろう) じゃあ、自分は行きますね…… (後ろ歩きをしながら手を振り、走り出すだろう……すこしだけ、あの人に違和感覚えたけど、女っぽい服なのに…男? なんで・・・それは今度会えた時に聞けば良いかな・・・そう思って聞かないでおいた、何か顔色も悪いように見えたので一言いった) ちゃんと家帰ったら寝た方が良いですよ? 顔色悪そうですし (そんな事を良いながら背を向けて、走り出すだろう、自宅の教会の不安を覚えて) [Mon 9 Oct 2006 19:00:27]
エニシ > ……………………   ( 唇を噛み締めていた。 人では有り得ない長さの犬歯が肌を突き破り一滴の血を流す。 外套の人の言葉がその内に刻まれる。 )   ―――あ…僕は大丈夫です。 ぶつかっちゃたのは…こっちですし……ごめんなさい。   ( その言葉で現実に引き戻される。 そして謝罪の言葉を。 何だか今日は謝ってばかりだ。 ) [Mon 9 Oct 2006 18:48:12]
お知らせ > エニシさんが来ました。 [Mon 9 Oct 2006 18:38:35]
アーク=フォース > (ぶつけた部分を手で押さえながら、開いている片手で箱を拾いながらいう) そちらに怪我が無いのならいいんですが…… (撃った部分を手で押さえながらも、会釈をしてくれた人物の言葉が気にかかる、まるで自分は生が終っているような……そんな言い方のような気がした、言い放った着物の人物にもう一度声をかける) そちらこそ、本当に怪我とか、していませんか? (正直、過剰な心配だと思う……だけど、怪我をさせてやしないかと本当に心配だったから…) [Mon 9 Oct 2006 18:24:00]
お知らせ > ザッハトルテさんが帰りました。 『( そのまま宵闇に溶ける黒。 )』 [Mon 9 Oct 2006 18:19:24]
ザッハトルテ > ( 下り坂で勢いもついていたのだろう、結構な衝撃でもって少女風貌――止むに止まれぬ事情があるとは言え、娘子の衣装を纏う以上それは良く似合っているのだろう。 よってこれっぽっちも疑わず少女だと思っている――と青年がぶつかるさまが見えた。 )   ( 少女風貌の追憶、その手繰る糸の細さを知る由もない。 人だけを識別する感覚は逆説的に「彼女」が人でないと教えるが、ではいかなる種かと問われればそこから先は判らない。 同様に小箱を飛ばした青年も「人間と何かと何かの混血」、おぼろげながらの見当もそこまで。 ――いずれにせよ、ヴェイトスは人間の街。 自ら好んで「自分は人間じゃない」などと言いふらす趣味でもない限り、人として人の定めた枠組みに従い生きている間は比較的安泰だろうとただそれだけ。 おふたりが縺れている間、ゆるゆるとその横を通り過ぎながら )  貴方にとっての真実を嘘だなどとは言いません。 …それが嫌なら、生きている間くらいは生を満喫なさるとよろしいかと。 ( 語る口も死人、説く相手もまた同じ。 有り体な道徳論は、或いは皮肉でしかないのかも知れないが。 )  [Mon 9 Oct 2006 18:08:24]
エニシ > ―――!?   ( 吸血鬼にとっては突然目の前に現れた壁というイメージ。 それを回避する術もなくぶつかって相手を押し倒してしまう。 )  い…たぁ……ご…ごめんなさい! ごめんなさい!   ( すぐに押し倒した相手から退くだろう。 慌てきった様子で謝罪をして――― )   ―――――違う   ( 背中へと投げ掛けられた言葉にその小さな体を怯えたように強張らせる。 )( 一輪の手向けの花を送る相手は、問われた通り肉親へのものだった。 霞のようにしか思い返せない記憶。 顔も声も名前も思い出せない相手。 本当にこの場所に眠っているのすら定かでは無い。 確かにそれは自己満足だろう。 死者がそれを願うなんてのは意思を持つ者の妄言だ。 )( だけど――― )   そんなの……嫌だ。 たった独りぼっちで土の下で眠って、誰からも忘れ去られて、―――それが寂しくないなんて 嘘だ。   ( 今度は迷いは無く、漆黒の外套の背中をまっすぐ見つめて言い切る。 たった十年と少ししか生きていない若造が、エルダーに向けて甘い戯言をほざく。 傍から見たら難癖をつけているように見えるのかもしれない。 だけど、それは少年にとって絶対に譲れないことだから。 ) [Mon 9 Oct 2006 17:57:39]
アーク=フォース > (小さなポシェットから先日見つけた箱をとりだして、何処で開けようかと考えながら歩いていると、足音……顔を上げて正面を見ると、着物を着た人物) !! (びっくりした、そう思った瞬間、吹き飛ばされて自分は着物の人物にのしかかられるように倒れるだろう……その時に、宙に手に持っていた箱が飛ぶ、箱が落下の衝撃で開いてしまわないかとすこし心配だが…頭を地面にぶつけて、頭を抱えたが、相手の方が心配になり声をかける) つぅ……そちらは大丈夫ですか? (できる事なら、そのままのしかかってしまった相手をどいてくれる様に促しながら) [Mon 9 Oct 2006 17:41:48]
ザッハトルテ > ( 墓地に向かう途中ですれ違っただけの間柄、おまけに元々社交性は高くない。 特に用事がある訳じゃなし、呼び止めるのも悪かろう――青年に対してははそんな認識。 ) ――…謝られる憶えはないけどね、世の中には「だったら始めから突っかかるな」と言う人も皆無じゃないからその辺は御気をつけて。 ( どうやら肉親の弔いの類ではないようだが、ならば誰かと問う詮索も無粋だろう。 駆け出すならば止めはしない、遅れて後に続くだけ。 続くというよりは単に一本道なだけだけれど。 ) 弔いの花とは遺された者が手向けたいから持ち込むのであって、墓の下のモノにはそれが花だろうが涙だろうが恨み言だろうが関係ないよ。 何せ連中には手向けを理解するだけの自我も何もないのだから――…   墓参りは私の趣味のようなものでね。 ( 最後にキモノの背中へとそう返し ) [Mon 9 Oct 2006 17:32:45]
エニシ > けど、じゃあ何故こんな所に居るんですか? 慰めの花を不要だと思う人なんて…居ないはずですよ。 ………きっと。   ( その口調は途中から少しばかり強い調子になっている。 だって、そうでないとこの自分が持っている花も意味が無いのかもしれないから。 化け物になってしまった自分の花など要らないと言われているような気がしたから。 ) ( けれど最後は自信がなくて、声が小さくなってしまった。 そしてふと初対面の相手に自分のしている行動が恥ずかしくなり白い顔を朱に染める。 )   ―――――……あ…す、すいません。 突然…こんなこと言っちゃって………その……ごめんなさい!   ( 出会ったばかりの人に随分と失礼なことを言ってしまった。 元々人見知りが激しい性分。 慌てた様子で丁寧に相手にお辞儀をして詫びると、脱兎のように背後を振り返り駆けだそうと。 )( 出入り口はザッハトルテさんの方にある。 もしも帰ろうとしているアークさんが此方に注意を払っていなければ、其方にまるで気付いていなかった慌てている女装少年と正面衝突をしてしまうかもしれない。 ) [Mon 9 Oct 2006 17:22:36]
アーク=フォース > (着物を着た人物から発せられた声に、先ほど会釈をしてくれた人物が答えていた、自分はこのまま、去るのが良いだろう……話しに入ってこしをおるのも良くない……そのままゆっくりと、呼び止められなければ、墓地の出入り口に向かうだろう……) [Mon 9 Oct 2006 17:08:13]
ザッハトルテ > ( 緩く長いスロープをゆっくりと下りかけながら改めて見下ろすヴェイトスの街並みは、そろそろ街灯の光が浮き上がる頃合。 すれ違う刹那に特に意味を見出す事もなく、トキノミヤコの民族衣装から離れようとした革靴の足がふらりと止まった。 羽織の裾を風に任せながら振り返り ) 要らなくなったから棄てただけ。 ( 投棄した場所に意味など無いと。 ) 先の争いで誰ぞ知り合いでも亡くしましたか。 ( 手に収まる一輪きりの花は父親か誰かの手向けだろうかと、さして問う気もなさそうな声。 ) [Mon 9 Oct 2006 17:00:06]
エニシ > ( 言葉だけで他人を理解することなんて出来やしない。 だけど送らなければ伝わることも有り得ない。 )( 女性が着用する着物は、男性のそれとは似て非なる物。 もっとも興味が無い異国の人には違いがわからなくても無理ないが。 )   ―――何処に、投げていたの?   ( 言葉は自然と口から紡がれる。 様々な人が眠っている共同墓地へと向かう途中、たった一輪の花を携えた吸血鬼は交錯した瞬間、足を止めた。 もしも此方を振り返れば、不思議そうな表情で首を傾げて、幼い少女風貌が漆黒の人を見つめているのが見えるだろう。 ) [Mon 9 Oct 2006 16:53:30]
アーク=フォース > (すれ違う時に会釈をされれば、自分もすぐに反応して会釈を返し、大きな墓標の前に来る、共同墓地…といっても、身元不明者などの名前が書かれているだけの石碑のような墓標の前に花を供え、黙祷を捧げる、少しでも、追悼の思いが届けばいい……そう思って黙祷を捧げた、黙祷を終えて戻ろうとすれば、着物を着た人物と先ほど会釈をした人物の背中が見えるだろう、炎涼さんの着ていた着物とは別のタイプのようだが、良く解らない……そのまま、戻る為に歩き出す、着物のきている人物に近寄るだろう……興味から…会釈をした人物を呼び止めようとも…思っているが、言葉を考えている) [Mon 9 Oct 2006 16:46:41]
ザッハトルテ > ( 手向けられない花は何処か、届かない言葉を連想させる。 伝えたつもりで全く通じていなかった なんて、珍しくも何ともない普遍的に良くある話――   …の、筈。 )  ( だけど、今回に限っては――――  )   ( 墓標へと供えられるべき花は放り投げてしまったから、この先に用はなくなった。 緩く長い坂道の終わり間際、墓地はこの先。 そちらへと向かうのを取り止めて、来た道を引き返そうとした。 少女風貌と平服の青年、どちらがより近きに居るかは不明だが、すれ違いざまに会釈を送り。 「人間」の気配しか感知できない分を差し引いても、人でないものとて珍しくもない街。 ましてや異種族への風当たりも強い昨今の事、好んで波風を立てようとも思わず。 ) [Mon 9 Oct 2006 16:35:58]
エニシ > ( その漆黒の人は眼下に見下ろす街に向けて、墓に供えるべきであったはずの花を放った。 そんな光景を、女性が着用するはずの着物をその身に纏った少年が視界に納める。 ) ( 興味だったのか。 それとも何か別の理由か。 無意識の内に足は自然とそちらへとゆっくり向かっていた。 吸血鬼の気配が色濃い女装少年の気配は同属である貴方には目立つのかもしれない。 もう一人が近付いてきていることには、花を放った人影に気を取られているため気付かず。 ) [Mon 9 Oct 2006 16:27:56]
アーク=フォース > (今日は……神父さんに頼まれて、共同墓地に花を供えてきてほしい といわれて、花束片手にこんな所まで来たわけだ、結局あの箱は開けようと思っていたが……いまだ開けていない、歩きながら…真新しい墓地が多い事にすこし、悲しくなる…遠くに見える人の影を見つければ、僅かに吹く風に髪が揺れ、黒に近い紅の瞳の青年は近づくだろう、まだすこし遠いので声はかけないだろうが) [Mon 9 Oct 2006 16:24:44]
お知らせ > 人影さんが入室されました。 『遠くから 近づく影 』 [Mon 9 Oct 2006 16:15:09]
お知らせ > エニシさんが来ました。 『―――不思議な人を見た』 [Mon 9 Oct 2006 16:14:05]
ザッハトルテ > ( ――――そうして、 )     ( 虚空に散り行く色彩が見えなくなるまで見送ってから ) [Mon 9 Oct 2006 16:13:25]
ザッハトルテ > ( 守る盾と対照、外敵を切り払う刃の一端だったモノとして、もう少し逆転のトライが早ければ=@――とは、思わない。 あの時あの場所で自分たちが取った行動は決して最善ではなかったかも知れないけれど、もっと上手くやれた筈 などと考える方が傲慢。 …そう考えたら献花に相応しい手でもないような気がしてきて、束ねた花を眼下に広がる街へと向けて投げ散らした。 生き残った者の頭上に死者の為の花が散るさまを、ここからでは見る事もできないけれど。 ) [Mon 9 Oct 2006 16:09:18]
ザッハトルテ > ( 見下ろす限り、街の全景にこれといった損壊は見られない。 それが、人間とそれに与するそうでないものが「門」より押し寄せた外敵から自分たちの世界を守りきった、意思の結実。 ――…それでも人的被害は無視できるものではなかったらしく、この先に続く階段を上りきった先には真新しい墓標が幾つも増えているのだろう。 正解と云うよう、献花を包んでいる紙が風にかさりと鳴った。 ) [Mon 9 Oct 2006 15:59:01]
ザッハトルテ > ( 海を越えて流れて来た雲が、日を追うにつれ早まる日没を更に急かしているような空の色。 長いスロープの終わり際、馬車留めに開けた敷地のほんの少し手前で、淡いバーミリオンに染まる街並みを見下ろしている。 ) [Mon 9 Oct 2006 15:50:32]
お知らせ > ザッハトルテさんが来ました。 『( 空に近い処 )』 [Mon 9 Oct 2006 15:42:52]
お知らせ > フリュィレさんが帰りました。 『(理由も感傷もオキザリに。翼は空へと舞い上がる)』 [Sat 7 Oct 2006 00:19:19]
フリュィレ > んー。今日もきれーなお月様。(大体、この手の「お参り」は月の綺麗な夜に命じられるのが多い。なんでかは、知らない。聞いた事も特に無い。ぐーっと背伸びをすると、翼を大きく広げた。お使いは終わったし、今から返れば夜のご飯にありつけるかもしれない。ありつけるといいな。) それじゃ、多分またですよー。(なじみたい場所じゃないが、顔馴染み?になりつつある石碑に小さく手を振った。石は応えず、花も語らず。夜風が淡く花弁を揺らしさざめくのみ。緑葉に白、もしくは紫。青に藍色、黄色に――そう。紅色だけが、綺麗に取り除かれた花束。) [Sat 7 Oct 2006 00:18:33]
フリュィレ > (嘆きを押し隠す足跡に踏み固められた道が薄れ、足元に石ころが障るようになる頃に、目的の石碑が見えた。石碑、とか言えたものでも無い、単なる目印じみたちっぽけな碑。結構古いものなのか、手入れされてないだけなのかは知らないが、表面もすっかり苔むしてしまっている。そんな碑の前で足を止めると、しゃがみ込んで抱えてきた花束をそっと下ろした。甘やかな芳香が鼻腔を擽るのを感じて、少しの名残惜しさと共に手を離す。) どーか、ごゆっくりとおやすみくださいー。そっちには、わたしたちもいないから、もう、ふつーにしあわせにいられるでしょう。まるー。(あからさまに棒読みめいた、どこか本来の韻からは外れた奇妙な言葉は、ここへのお使いを命じた職員がそう言えと命令したもの。周囲に誰もいない時にが望ましいが、もしも聞かれたら「弔い歌」と言えと教えられている。鳥頭が覚えているか怪しいのは秘密。) よーし、任務完了ー。(万歳と振り上げた腕から、はらりとひとひら花弁が落ちる。夜風に流され、月のスクリーンに舞う花びらの色は黄色に紫。艶やかな色彩が視界に踊り、消えていくのに目を細め。) [Sat 7 Oct 2006 00:14:04]
フリュィレ > よし、出発れつごーごー。(手についたコケを、ぐしぐしと墓石になすりつけようとして、手の汚れが拡大する罠。半べそで服の裾で拭う。あんまり汚すと怒られるのがネック。ともあれ今夜は幸い、明るい月のヨル。鳥目気味にはちょっと辛いけど、何とか歩けない訳じゃない。出発進行ーと掛け声一丁。歩き出す先は墓碑もまばらな外れの区域。墓守の人手が不足してくると、真っ先に放置の対象になりがちな、とある区画。何度か訪れた道だから迷いはせずに歩いていく。腕の中、抱える花束は白一色とは言わずに、様々な色の饗宴。花の色を片っ端から集めたんじゃないかと思うようなソレは、余り趣味のいい花束とはいえない。季節の花を適当に寄せ集めたような――けど、一つだけ特徴がある。) [Fri 6 Oct 2006 23:54:04]
フリュィレ > …あああ、微妙に夜風も冷たいですし、ちゃっちゃかちゃーっと終わらせてしまいましょーうー。(幽霊とかよく分からないが、この辺りの空気は夏でも冬でも、何だかじとっと湿った感じで変な気分になる。重苦しいような、悲しいような。そう――ギルドで懲罰喰らって、三日ぐらいご飯食べさせて貰えなかった時みたいな、きゅーっとしてやるせない感覚。頭の中でリピートすると感覚まで思い出してへこたれそうになって。反省ポーズで手をついた先は、トキノミヤコ風の墓石というオチ。バチアタリ。) [Fri 6 Oct 2006 23:46:23]
フリュィレ > (明らかに変な声を上げながら、水色の羽ばたきが地に降りた。月明かりを弾く光沢帯びた翼が緩々と畳まれていけば、花束を抱えた少女の姿が現れる。少しばかり冷え込み始めた空気に、へっふーと溜息混じらせて。) ここのお使い、すきじゃないんですよー。うぇー。(腕一杯に抱えた鮮やかな色彩の陰に半ば隠れるようにしながら、へとーりと背の翼まで萎れさせた。) [Fri 6 Oct 2006 23:35:53]
お知らせ > フリュィレさんが来ました。 『 うぇあー 』 [Fri 6 Oct 2006 23:33:42]
お知らせ > ティエンさんが帰りました。 『 …お礼言われるような事でも、無いのに。 ( また、腕の中が少しだけ疼いた。 )』 [Thu 5 Oct 2006 05:43:03]
ティエン > ……終わるより、厳しいかもしれないよ。 始まってしまったら、まだ続かなきゃいけないし、進まなきゃいけないんだから。 ( それでも、ヒトの強さは転んでも立ち上がって、やり直せる事なんだと。それはいつか、彼女自身が口にした事。 それが本当かなんて、ヒトデナシには分からないけれど。 一度は脅えて投げ捨てた赤子に伸ばした手の暖かさを、わたしはまだ覚えてるから。 ―…ぐちゃぐちゃに傷付けてしまいたいって衝動を、ギリギリで抑えていられるんだ。 腕から流れた赤色は、その分止まらないけれど。 )  ……そこから、間違えたんだよ。 その時は、まだ …マギーに …ううん、マギーにじゃなくたって ヒルダは、助けてって、言えたんだろうに。 ( ―…それとも。苦しいだなんて分からなくなるのも、あの 忌々しい赤色の仕業だったんだろうか。 やり場の無い憤りに、ぎし 歯を食いしばり。 ) ……怒られ捲くりだ、ヒルダ。 …何かの所為にしちゃうのは、きっと 簡単だから。 ( 例えば、赤い雨。 わたしなら、例えば 吸血衝動。 仕方ないで済ませてしまえば楽だけれど、それじゃ どうしようも無い。 どこか自戒じみた感慨に、吐息は苦く。 ―…ヒトの肌を僅かに裂いた感触の甘さすら、そう受け取るのはわたしなんだって、忘れないように。 )  …… 痛い目、見るなら わたしがやるもの。本当。  …マギーだって、きっと 怒ってるんだから。 ( 何に対してかは、察する事しか出来ないけれど。 驚きの色を露わにした彼女の顔から、すい と、目を逸らして。 ) [Thu 5 Oct 2006 05:42:08]
お知らせ > ヒルダさんが帰りました。 『…ありがとう。 ( と、呟いた。 )』 [Thu 5 Oct 2006 05:15:41]
ヒルダ > そう言ってくれるの?始まりだって言ってくれるの? ( 優しい言葉には甘えたくなる。けれど、甘えてはいけないんだ。私はどうしようもなく甘ったれだから、過度にそれに寄り掛かってしまう。 ) ……おかしくなった矛先を余所に向ける努力はしたの。マギーに迷惑掛からないように、一人で処理しようと…… ううん、言い訳は…止めるね。 ( その処理の仕方が奴隷相手に腰を振ることだったなんて、とてもじゃないが言えない。 ) ……わかった。ティエン、貴女―― 私の死んだ師匠みたいなコト言うのね。そういえば恋人も似たような事言ってたわ、マギーもそう。 きっとよっぽどなのね…私ってば。 ( 僅かに震えた刃の切っ先には気づかぬフリ。本当は誰かに刃を向けられるような性格の子では無いのだと、そういう事にした。 ――この子は何者なのだろう、それを意識の外に追いやって。 ) 痛いの嫌いだし、その点に関しては必死になる。死ぬのも嫌。それにマギーの奴にこれ以上偉そうな態度取られるのも嫌だしね。 ( ここら辺の気持ちはまだ自分でも良くわからない。ムカツクような、申し訳なく思うような。けれど、今はこれで良いとしよう。 少女の申し出に、魔女は少しだけ驚いたような瞳を向けて――…… ) [Thu 5 Oct 2006 05:15:20]
ティエン >  間違えた事に気付いたなら、それはやっぱり、終わりじゃなくて始まりなんだと思う。それが、何処に向かうんだとしても。  ( それが、何処に向かうとしても。終わりに近付くだけだとしても。 言葉にしなかった部分で、一度 目を伏せて。 欺瞞の熱が宿る指先が震えて、少しだけ力が篭った。それだって、痕すら残せない程度でも。 )  ……ヒルダ、悪趣味だ。 でも――… それだけなら、きっと 珍しいことでもない。 …あの雨は、明らかにおかしかったから。おかしくなったのも、歪んだのも、ヒルダだけじゃなかったのかもしれない。  ……正直な話、マギーが巻き込まれて、霧子が今みたいな事にならなければ、構わなかったと思うもの。 ( 雫のひとつも零さないのだから、泣いているとは言えない顔。 ただ、時折 視線だけが歪む。乾いたままで。 )  それが、どんな形で終わるとしても。 ……駄目だよ、ヒルダ。それこそ、運命じゃない。 かくあるべしと唱える前に、考えて、引き寄せて。 マギーに対して、本当に悪いと思ってるなら 誰も傷つけないで、取り戻させて。  償える方法も何も無いだなんて、そんな甘い世界は許さないんだから。 ( 握り締めただけの短刀が、彼女の指を傷付けた刹那に 薄く、赤い光を纏ったような。瞬きの合間のこと。 ――…魔女の血。魔力の因子に、ざわめくものを感じる本能を、歯を食いしばって押さえ込んで。 ほんの僅か、ヒトの肌を傷つけた感触に、刃を握る手がみっともなく震えた。 )  ……ちょっとだけなら、ね。でも、いっぱいは駄目。 殺されるのは、もってのほか。 それくらいなら、本当に なんだから。 ( 目標を断ってしまえば、果たされない。浮かんだ可能性は、隠す事なく彼女にも提示した。 ―…最悪から、数歩しか離れていない悪手。 彼女の指から滴る赤を見ないようにして、離れる姿を見やる。 )  ……途中まで、一緒に行くよ。 …人気が無くて、静かで、本当 危ないんだから。 ( 護衛なんてものじゃない。目的は何処までも真逆で。 ―… だらりと赤いものが滴る腕を垂らして、刃を仕舞って。 ) [Thu 5 Oct 2006 04:57:03]
ヒルダ > 言ったでしょう、嫌いになったって。これが運命なら私は大聖堂に火をつけるわ。神様のバカヤロウって言って。 でも違うの、私が選んできた選択肢の果てが今なのよ。決して運命なんかじゃない。私は突き通しているつもりで、その方向を間違えた。そしてそれに気付かなかった。 …難しいわね、上手くいかない。 ( 触れるぐらいに近づく少女の姿。自分よりずっと小さく、自分よりずっと細く。肌には確かに体温はあったから何も疑問に思ったりはしないけれど、余りにも細いから冷たく感じてしまった。 ) ――我侭ね。でも、解るわ。私も我侭だから。私は、私の為に苦しんでくれる人が好き、悲しんでくれる人が好き、傷ついてくれる人が好き。どうしてかと言うのなら、それを突き詰めるなら、その歪んだ感情がいけなかったのよ。私と言う人間の根本から間違っていたのよ。切欠は確かにあの紅の雨だったかもしれない、でも。一番の原因はこの私。 ( 泣いているのだろうか、違うのだろうか。涙は流れないのに、まるで泣いているかのよう。 ) 私が蒔いてしまった種なのだから、終わるまで見届ける責務が私にはあるのね。 ――良いわ、ティエン。もう後が無いことぐらい私だってわかってる。もし私がその約束を護れなかったときは、針千本でも飲みましょう。その刃で突かれましょう。 でも、絶対にそうはならないわ。そうならないのが運命だともう一度だけ信じてやるから。 ( 掴まれたのとは逆の自由な手がそっと刃に触れようとする。触れたのなら、魔女の指先にじくりと痛みが走り血が滲むだろう。それを証としよう、誓いの証。 ) ……私運動神経悪いから、ちょっとぐらいの切り傷ぐらい勘弁して欲しいところだけれど。 ( そう言うと、一歩後ろに下がった。 ) …そろそろ行かなくちゃ。余り遅いと心配して… こんな私でもまだ、心配してくれる人が居るから。 [Thu 5 Oct 2006 04:30:00]
ティエン > …別に、嘘でも欺瞞でもいいんだ。貫き通してくれるなら。 …ヒルダは、今の状況 運命だとー…思ってるのかな。 ( 口にしたのは、只の願望で、酷く我侭で強引な理論。そうあればいいと願うだけの理想は、子供の我侭と違いないけれど。 ―…彼女を見上げる視線が、少しだけ鈍く 細く。 )  ……わたしは、我侭だから。 あんまりー…すきなひとに、苦しんだり悲しんだりして欲しく、無いし。 傷付けるのも、傷付けさせるのも、いやなんだ。 だから、幸せになって欲しいなんて、思う。   …ねぇ、ヒルダ。 どうして…壊しちゃったの、かな。  あの紅がいけなかったのかな …… どうして、なんだろう――… ( くしゃり 歪む赤色は、けれど 潤みも泣きもしない。 韻律を編みしだ区みたいに繰り返す声音だけが、しゃくりあげて、震えだして、酷いアンバランス。 )  ……ぅん。 あんまりやりたくないし、最悪の一歩か二歩くらい手前の悪手でしかないから、嫌なんだけど。  ……だけど。 ( 彼女が下がった分の距離を、数歩で詰めて。引き寄せられるみたいに、密着するくらいの距離まで、近く。 )  ……人気がある場所なら、霧子が逃げる前に捕まえられるかもしれない。 ううん、逃げるだけじゃだめ。もしも見つけたなら、ちゃんと 捕まえなきゃ。じゃなきゃ、きっと繰り返す。終わるまで、終わらせるまで、終わらない。 …そんな風に時間を使わせるのは、わたしが嫌なんだ。 ( 酷く自分勝手な事を呟きながら じくじくと、赤い染みの広がる腕と手で、触れる。 捕まえて、離さない。 触れる指先は、死人のそれではなくても、欺瞞の体温。 ぎゅ、ときつく握り締めるのとは逆の手が、外套に隠された部分から ずるり 抜き放つ赤い色。 ぬらりと光る、赤い刃。 )  ……今度こそ、約束 ね ヒルダ。  ……霧子に、傷付けられちゃ だめ、だよ。  …じゃないと、先に ころしちゃうかもしれないから?  [Thu 5 Oct 2006 03:57:14]
ヒルダ > ……そうね。私ももしかしたら、選ばざるを得ない選択肢を選ぶ時、少しでも納得できるようにってその言葉を持ち出していただけなのかもしれない。 ( それを突きつけられた時に破綻してしまった。いや、きっと私の場合はベストじゃ無かったんだ。 ) ………ごめんなさい。返す言葉も無いわ…。 ( その後に言った言葉は冗談染みていたくせにやけに印象に残ったら、良く覚えてる。その言葉に私は怯えに似た何かと、それを決意に変えたものを感じ取った筈なのに。 私は本当に出来の悪い生徒だ。 マギーの名を聞いてまるで驚いたかのようなティエンの視線。時折恐いぐらいに綺麗に見える赤い瞳。 何かを押さえつけるような仕草に、魔女は思わず一歩後ろに下がりかけた。私の感覚に訴える何かに。 ) ……最終手段? ( 少女は歩き出した。ゆっくりと、しかし確実に私の方へ。今度こそ小さく一歩後ろに下がってしまったけれど、それは本当に小さな一歩。それ以上私は下がらなかったのだから、すぐに追いつけてしまうだろう。 不安な気持ちと、どこか冷静にその光景を見る気持ち。 ) ――…… もう、人気の無い場所には近づかないつもり――…… だけど……。 ( それでも人通りの多い場所には死角があり、決して安心とは言えない。 真っ白な肌に浮ぶ赤い点は酷く目立ち、それが私の手に触れた時、息を呑んで、言葉を失った。小さい手、白い手、少女の手、その手に浮んだ赤い点と、同じ色の瞳を交互に見る。 ) [Thu 5 Oct 2006 03:35:06]
ティエン >   …お、多いなー……人通りとかで考えると、海岸が一番、やり易いのかな。 他は、人通りが多すぎて 目撃者とか大変。 …いや、どうなんだろう。でも、ヒトが多すぎるのは、きっと良くない。 確実性が薄れるんだから。 ( 思わず頭が傾きそうになったのは、結構彼女の行動範囲が広かったから。 その中から、霧子の「 目的 」が果たし易そうな場所を検索するのは、標的である彼女の前で口にするのは、いっそデリカシーとか皆無でも。 ぽつぽつと、赤い点を沁みさせた腕が、ふらりと 彼女の腕へと伸びる。 触れる手はちっぽけで、見た目どおり大した力も無いけれど。 ) [Thu 5 Oct 2006 03:17:33]
ティエン > ……どうなんだろうね。自分で選んだ道でも、それが最善じゃないって分かっていて。それでも、選ばざるを得ない時もあるから。其処に運命って言葉が絡まってたら、やっぱり 好きにはなれなさそうだ。 ……ヒルダが、きらいになった理由と 一緒かは分からないけど。 ( ほろ苦さよりは、乾いた諦観。雨の遠い砂漠みたいに掠れた声が、細く息を継ぐ。 選ぶこと、選ばざるを得ないこと。ヒトデナシの視線が細くなって、腕を押さえる指が、ぎち 爪を立て。 )  ……針千本のお約束でも、しておけば良かったのかな。 …しあわせに、なって欲しいって  …いったのに。 ( わたしを嫉妬させるくらい、なってくれるって。そう、彼女は言ったのに。繰言は抉るだけの刃物に過ぎないのだから、こんなのは只の、恨み言。 願いがひとつ、叶わなくて。恨めしげに呟くだけの、私怨に過ぎないんだから。 ――… その後に、囁くみたいに零した言葉を、彼女が覚えているかは分からない。そも、本気だと思っているかも、分からないのだから。 だから、一度 言葉を切って。 )  ……っ! マギー、が。 ( びくん 視線が顕著に跳ねて、フードの下の赤色に、焦燥じみた光が過ぎる。 叫びだしそうな衝動を、腕に爪を立てることで押さえつけて。 でも、内在の衝動が、腕に血を滲ませる。服越しに立てた爪のつけた傷じゃなくて、内側から抉るような痛みで。 ―… 気配は、分からない。意識が乱れすぎてて、辿れない。 )  ……へんなの。逆、なのにね。 此処では、本当はー… ヒルダが、なのに。 でも、マギーがそう言ったんじゃ、本当にー…… ぅん。 最終手段だ。 ……、なんて。 ( 一度、小さな墓碑に視線を流す。 刻まれた名前は、此処にいる彼女と同じ。同じ名前、同じ苗字。 どこかぼんやりと彷徨う視線のままで口にした事場は、肝心な所がきっと、不明瞭。 )   ……紅は。鬼門、だな。本当に。 ――… 赤い影が、この街に過ぎるたびに 何か、たいせつなものが壊れてくんだ。 ( 紅い雨に影響された彼女の行いで知っているのは、たったひとつだけ だけど。きっと、自分にとってはそれで充分。 緩慢に彼女の方に視線を向けると、会話をするには近すぎる距離まで、間隔を詰めていく。 ) [Thu 5 Oct 2006 03:15:05]
ヒルダ > …昨日はそんなんだったから、結局まともにお墓参り出来なくてさ。改めて来たって訳よ。 …前はここへは偶に来ていたけれど、最近は来なくなってた。あの紅い雨が降り出してから。 ( それから私はそれ所じゃ無くなって、奴隷を弄びついには親友にまで手を出した。本当にあっという間だったなあ、なんて事を思う。 ) 魔女ギルドのお仕事で色んな場所に行くわ。バイクツとか、商業地区とか。プライベートでは海岸とか、芸能横丁とかかしらね。 [Thu 5 Oct 2006 02:40:22]
ヒルダ > 一番強いのは、ティエン。自分がこうだと思った道を運命だと信じることよ。 ほら、そう考えると運命って言葉もちょっとは好きになれるでしょう? 私は昨日嫌いになってしまったけれど。 ( 魔女の中では、この少女はただのマーガレットの友人でしかない。吸血鬼であるという事実を知る由もない。知っていたらまた別の反応を返したのだろう。 ) ……そう?そうかしら… そうかもね。 じゃあ前にここで、貴女に対して誓った事を破った、それに対して謝る。 やり直したい、償いたい、私は確かにそう言ったわ――。 ( 今、その言葉をもう一度言う勇気は無い。やり直す事も償う事ももう出来ないけれど、どうにか最低の一歩手前で踏みとどまらなくてはならない。 ああ、どんどんハードルが下がっていく。駄目な子に対して肩を竦める大人達が、どうにか出来る範囲の事をやらせようと課題の難易度を下げていくかのよう。 少女は痛い思いをしたのは自分じゃ無い、という。でも、その沈黙や発する声からは痛みのようなものを感じ取るような気がした。気のせいかもしれない。 ) ………この足跡は私のよ。私と、マギーの足跡。 彼女、あれから魔女ギルドに来たのよ。そして私を監視するって。 ( その理由は語るまでも無く――。 ) ひょっとしたら、今もどこかで私たちの事見てるかもしれない。 それでね、私をここに引っ張り出して―― 言うの。「あんたは最低だ」って。この墓の下で眠る子に恥ずかしく無い生き方をしろって。 ――まるでママみたいだったわ。自分の母親の顔は知らないけれど。 ( 夜風に僅かに乱れる髪を掻き揚げて、相手の目を見返した。 ) [Thu 5 Oct 2006 02:34:38]
ティエン >  …運命、とか 正直良く分からないし。あんまり好きな言葉でも無いけれど。 …そんなのに全部、縛られてるなんて思うと、腹が立つし 何も出来なくなりそうだから。 …動かせるって思うようにー… したいところ。 ( 運命だけで語るなら、今 わたしが此処にいる理由だって、成り立たない。 吸血鬼が人間の為に動くなんて、それだけでおかしいんだから。 堅い線を帯びた唇を緩々と開いて、細々と形にする声は、いっそ 憮然としてしまいそうだけれど。 )  …… 別に。 わたしは、わたしのやりたいように、やってるだけだ。ヒルダが謝るのは、わたしにじゃない。痛かったのも傷付いたのも、これから痛いかもしれないのも―― …違う。 ( あれから、彼女達が顔を合わせたとは知らないから、凍りつくみたいに熱をなくした声が、不自然に軋む。 全力で逃げるという彼女。彼女が逃げ切ってくれれば、少なくとも ナイフを手にして消えた少女が、その手を再び血で濡らす事は無い。 ――… でも。 心境は複雑で、返事は出来ずに黙り込む。無言で、夜風に揺れる花束を見下ろした。 )  ……遺言みたいなことをする。 ――… でも、そか。なら、この足跡は…違ったんだ。 今、久しぶりだって言ったけど。ヒルダ、此処は結構来たりする? 魔女ギルド以外に、よく 出入りしてたのって何処だろう。 ( 遺言と手向けの違いは、口にした時点で良く分からなくなった。最後に出来る事、なんて言ったら感傷的に過ぎるのだろうし。 わたしがここにいるのは、霧子の手でそれをさせない為。 霧子の決意、彼女の誓いを知らずにいるからの思考は、空転してはいるけれど。 は、と短く空気を吐き出すと、視線をヒルダの方へと戻す。 ) [Thu 5 Oct 2006 02:10:11]
ヒルダ > 占い師にとって永遠の謎だわ。望む望まないに関わらず必然だったのか、それとも貴女が望んだから運命がそうなるように動いたのか。 ( 結果や今の状況は別として、前者より後者が真実だと信じたい。願えば変えられるものであってくれた方が希望がある。けれど、今までの私は一体どっちだったんだろう。 ) ……苦労掛けるわね。本当にごめんなさい。 今更何を言えた立場じゃないけど、せめて私も全力で逃げるわ。じゃあこんな時間にこんな場所をうろつくなって言われそうだけど、この子の墓参りずっとしてなかったから。 ( 昨日は結局できなかったし。でも、これじゃまるで自分の死期を悟って、最後に花を添えておいてあげておこうって思っている風に見えちゃうかな、と感じた。 …霧子の手に掛けられた時点で私の呪いは完成すると、そう考えた時もあった。けれどご覧の通り、あの生意気な楽師に尻叩かれて覚束ないながらも歩いてる。 …本ッ当、身勝手な女ね、私って。 ) [Thu 5 Oct 2006 01:49:35]
ティエン > ( 黒髪の魔女と、土の下の赤子。 場所は違うし、状況も何もかも違うけれど、重なるのは何時かの既視感。 軋むものを押さえつけて上げる視線が、僅かに歪む。 )  …偶然だとしても、多分 望んだのはわたし。運命でも、同じ。  …正確には、手繰る糸を捜して、だけど。目的は――… 果たせそうだ。 ( 口にした言葉も、恐らく 予想の範囲内だろう。探し物、手繰る糸。 表現は抽象的でも、視線は彼女に据えて離れないのだから。 近付く足音に、姿に 僅かに挙動が軋むけれど。立ち尽くした侭。 )  ……止めるよ。それが、わたしのー…望む所の、 なら。 傷付けさせない為に、止めたいんだ。  ……他人事じゃないんだよ、ヒルダ。知ってるだろうし、分かってるだろうけど。 ( そう。もう少し月が明るければ、闇に紛れるのだって困難になるのに。 真っ暗な闇の中で、息を潜めて復讐を果たそうとする少女の幻に追い立てられるみたいに、こんな所まで来てしまっている。 ――… 捧げられる花束が、やはり 死体のようだなんて益体も無い想像を、頭を振って振り払う。幻想に捕まってる場合じゃないんだ。 ) [Thu 5 Oct 2006 01:34:13]
ヒルダ > ( 挨拶をしたのは墓の下のヒルデガルド・グレーテではなく、墓の外のヒルデガルド・グレーテ。驚く仕草に目を細め、肩を竦める。 ) こんばんは。ここで出会ったことに運命を感じる?それとも、やっぱり単なる偶然なのかしら。 少なくとも―― 貴女は何かを探してここに来た。違うかしら? ( 土を踏みしめる音と共に、黒髪の女は墓へ、貴女へと近づく。さも占い師のような事を口に出してみるけれど、彼女がマーガレット・ストーンズと親しい間柄だというのなら、何となく予想も出来よう。 ) …そうね、とても不安な夜。 望む所とは強気に聞こえるわね。貴女を。いえ、貴女と私を窺う視線があるとしたら、その視線の主がここに出てきたとしたら、貴女はどうするの?ティエン。 ( これも何となく予想は出来るけれど、所詮は予想にしか過ぎない。この少女とはまだ数えるぐらいしか会った事が無くて、良く知らない。だから私の思いつかないような突拍子も無い事を仕出かすのかもしれない。 堅い態度、堅い声色、堅い仕草に女の足は一瞬止まりかける。近づくのを拒絶されているような気がしたから。しかし、女はそのまま歩みを再開させ、墓の下に手にした花束を置こうと。 ) [Thu 5 Oct 2006 01:07:14]
ティエン > ( 墓碑の前の土が、少し荒れてるような気がした。 極些細な違和感には違いないし、気のせいと言われれば、それで済んでしまうくらい、小さな違い。墓守の手が入っただけなのかもしれないけれど、この辺りの墓碑に、複数の足跡がある事は珍しい。 誰か、来たんだろうか――… 此処に、来るとしたら そう。  今、耳に届いたこの声の――… )  っ て、ぅわわっ!? ( 夜の静寂を破る素っ頓狂な悲鳴と、ずざっ! 思わず後ずさる、過剰反応。 墓碑と、その下の地面に向けていた視線が跳ね上がって、蛍の灯火みたいにゆらゆら揺れるカンテラの光に、目を細め。 )  ……夜の色を見る為の散策なら、確かにー… 別の日の方が、良かったかもしれないけど。 今は、こういう夜の方が、不安なんだよ。 …月が遠い。ひかりの下に晒したくないものを隠すには、いい夜だ。 ――… わたしのことを窺ってくれるのなら いっそ、望むところって言いたくなるのかもしれない、から。 ……だから。 ( 見上げる角度の先に見えた姿に、ぎしり 身体の中で軋むものを押し殺す。 だらりと垂らしていた空っぽの手が、不自然に両腕を押さえつけて。だから、声音も態度もきっと、おかしな風に堅さを帯びてしまっただろう。 ――… 窺うもの。窺う視線。彼女が、どれだけを知っているかは、知らないのだけれど。どうしても、その示唆に思い出してしまう幻想を振り切るみたいに、唇を引き結ぶ。 ) [Thu 5 Oct 2006 00:54:08]
> ( 否、喋ったのは墓では無い。その墓の向こう側、離れた所に立っている髪の長い女が言ったのだ。カンテラの灯りを片手に持ち、逆の手には花束を。 ) 夜歩きには良くない日だわ。月も星も出ていないし、薄暗くて薄気味悪い。 誰かが墓の影から貴女の事を窺っているかも。 ( ――それを言われるべきは、寧ろ自分の方なのだという事は判っている。だから冗談めかして声に出してみたのだ。 ) [Thu 5 Oct 2006 00:43:08]
お知らせ > さんが入室されました。 『―― お久しぶりね。 ( 墓が喋った。 )』 [Thu 5 Oct 2006 00:41:32]
ティエン > ( 場所柄、思考が沈むのは仕方ないのかもしれないけれど、それにしたって限度がある。 憂鬱な幻を振り切るみたいに、ぶんっと一度、頭を横に振って。 灰色掛かった暗澹の夜に彷徨わせた視線が、目的の墓碑を見付けて。少しだけ安堵に肩が落ちる。 )  …ん、あった。 ( まだ、建てられてからそれ程時間が経ったようにも見えない、小さな墓碑。 それが何時、誰の手で建てられたのかも、知っている。 ――… 思考と記憶は、感傷じみた苦いものに突き当たって。 酷く緩慢になっていく歩みを叱咤するみたいに、肺から空気を吐き出した。 )  ……久しぶりって言うのも、おかしいー… かな。 ( どれだけ緩慢な歩みでも、進もうとしていれば、いつかは辿り着く。 沈黙と静寂の中に佇む墓碑に向けるには、何処かおかしな言葉を呟きかけて。 ――… 奇妙な違和感に、言葉と動きが止まる。 ) [Thu 5 Oct 2006 00:25:44]
ティエン > ( 正常の色を取り戻した夜の下。 夜闇にひっそりと存在を誇示するような、十字架の白に ふと、そんな連想。 乾いた骨をふたつ組み合わせれば、きっと同じような色と形が作れるのだから。大腿骨辺りがいいんだろうか。首の骨は、細かなものを組み合わせてあるから、こんなオブジェにはきっと向かない。 ほら、其処に供えてある純白の百合だって、まるで首の折れた死体のようじゃないか。甘い腐臭を漂わせて、朽ちて錆びて枯れていくだけの――… )  ……何、考えてるかなー… わたし。 ( 墓碑の合間を緩慢に進みながら、益体も無いにも程がある思考に、がっくり 白いフードが項垂れた。 ) [Thu 5 Oct 2006 00:11:34]
お知らせ > ティエンさんが入室されました。 『( 何処か、死骸の模様じみている。 )』 [Thu 5 Oct 2006 00:07:44]
お知らせ > ヒルダさんが帰りました。 『よろよろと歩き出した。』 [Wed 4 Oct 2006 00:10:38]
ヒルダ > ( その背中を見送って、暫く墓の前で蹲っていた。 ) …自棄っぱちで人殺しで元薬中のクセに、偉そうなのよ馬鹿マギー。 そんな事言われたら頭に来るじゃない。何よ、何よ何よ。 ( 面白くない。考えるのを放棄していた自分が、今になって必死に考えを巡らせているのが面白くない。自分で呟く後悔の念が酷く胸を締め付けるのにそれが止まらない。癪だ。腹が立つ。ひっくり返った身体を必死に起こそうとしている自分に腹が立つ。歩こうとしている自分にとてもとても腹が立つ。 自分と言う人間を直視する羽目になって、本当に申し訳ない気持ちで胸が一杯になってしまったのが一番腹が立つ。命を絶って終わりにできないこの現状に絶望する。 墓石に体重を預け、破れた服を結んでとりあえず胸を隠して。 ) [Wed 4 Oct 2006 00:10:05]
お知らせ > エンジェルさんが退室されました。 『ほんと・・・ こっちが泣きたいわ。( 何してるんだ、って 溜息は、密か。 )』 [Tue 3 Oct 2006 23:52:26]
ヒルダ > ……… 何よ、何よォ。 まるで私、馬鹿みたいじゃない。 ( 私だって辛かったんだ、そんな言葉を飲み込んで腹に溜めた。それは、あの紅の雨より不味かった。 今度は誰も甘えさせてくれなくて、自分で慰める事も許されない。酒や薬に逃げるのも駄目だ。ただ只管堪えて受け止めるしか無い。 実を言うと―― 本当にどうして良いのか判らなかった。誰もその答えなんか与えてくれず、明日から何をしていいのか判らない。 今自棄になって吐き出した言葉をとりあえず実践してみせるしか。 ) ひ、卑怯よッ!アンジェリカ先生の事をだすなんて! 先生は! 先生は…………   先生は…。 ( 頭を抱えぐしゃりと髪を掴む。私の大好きなアンジェリカ先生、今の私を見たら何ていうだろう。天国でどんな思いで私を見ているのだろう。 『もう少し落ち着きなさい、ヒルダ。』 それが口癖だった先生は。 ) ………う、うッ 判ったわよ……。言えるようになれッてんでしょ?やれば良いんでしょ、やれば…。 あんた何かに言われなくったってね、本当は判ってたんだから! ( 好き勝手言われた挙句子供に興味を無くされた玩具のように放り捨てられたような気分。背を向ける姿を睨み、何か言い返してやろうとするけど嗚咽しか出てこなくて。 ) [Tue 3 Oct 2006 23:46:39]
エンジェル > こンッッ ッ なに情けない奴に姦られたのか、って 改めて見てムカついただけ。 泣きたいのはこっちの方なのに加害者のあんたが泣いてるんだもの。 ほんッと腹立つわ。 あと、そんな奴と友達だった事。 そんな奴の尻を母親みたいに引っ叩いてる自分にも腹立つわ。( 破れ肌蹴た服から見っとも無く乳覗かせて尻餅ついた姿を見下ろして、ふん と鼻を鳴らして怒りを撒き散らして、女の口から毀れる言葉を指折り数え ) ハ!判ってるようだけど、ちょっと違うわね? 前向きになったつもりで嫌な事から目を逸らしてただけよ。 美化しないで。 さあ、自分がどんな人間か思い知った?あんたは、あんたの親父よりも、あんたの元彼よりも最低よ。( ”視た”物を引き合いにだして罵れば、居直って自棄になって返る返事に顔を顰め ) その言葉、あんたの親代わりだった先生の前で言える?アンジェリカって言ったわね。あんたを助けてくれた魔女の前で、同じ言葉が言える? あのギルド長に舐めろと言われりゃ足でも尻でも悦んで舐めるあんたにプライドなんか誰も期待してないわ。 死にかけたあんたの命を救った先生と、あんたが拾った子に恥かしくない生き方をしたら?って言ってんの。 ( 流されるままから、泣き喚き、今度は跳ねッかえり始めた。嘲笑うよに体を起こし、見下ろして―― ) ま、あんたの勝手で あたしの知った事じゃないけどね。 そこでしばらく頭冷やして考えたら?乳丸出しで( 突然、投げ出したよに肩を竦めて背中を向け バイバイ、と手を振った。 ) [Tue 3 Oct 2006 23:21:10]
ヒルダ > ね、ねえ。 どうしたのよ急に。どうしてそんな風に怒るの。 私は何でも都合の良い様に解釈してしまう女だって解っていながらどうして怒るの。 ( ああ、駄目だ。また私はこの言葉の雨に悦びはじめている。だから駄目だというのに。 この人は本当に私が気に入らないだけだ。目障りなんだ。でも、少なくとも今は視界から外すことは出来ない。私の事なんてこれっぽっちも心配してない。それを歯を食いしばって飲み込め。 突き放され、自分の身体は地面に転がった。仰向けのまま怒れる天使を見上げて。 ) ――ま、前向きであるという自分の姿に酔ったこと。決して後ろを振り返るような事をしなかったこと。 貴女の好意が欲しいが為に、自分の気持ちを押し付けたこと。それが上手く行かなくて、悪魔のせいにするだけに飽き足らず貴女のせいにして逆恨みしたこと――。 ( 私ははっきりと、彼女の幸せなんて壊れてしまえば良いと願った。今だってこの人の事が憎い。そして同じぐらい好きだった。 まだ収まらない涙を土のついた腕で拭って。 ) どうしたら良いか、ですって?誰とも関わりを持たなければ良いんじゃないかしら!でもきっと駄目よ、私はどうしたってそういう性根なんだから。文字通り死ななきゃ治らないでしょうね。 ( じゃあいっそ死んで見るか、そんな馬鹿げた話。でもそれって結局逃げるって事じゃないのかな。 ) じゃあ、プライドでどう!この子の母親である事を誇りにすればどう!恥じらいのある人間になるっていうのは、どうよ!さっき言ったわよね、恥ずかしくないのかって。 クーンやアンタが私にした事をさぁ、誇ってたら流石にもう恥ずかしくてオイタは出来ないでしょ!? [Tue 3 Oct 2006 22:47:10]
エンジェル > 結果?悪化の一途を辿るんじゃ取り返そうとした結果とは言わないわ。馬鹿言わないで。 駄目にしちゃう女?駄目な自分に浸って甘えないでよ! そんな風にすぐに逃げ道作って自分を甘やかすから、何が悪かったのかも、何が間違ってたのかも判んないんでしょう( またしても直ぐに用意する逃げ道を踏みにじる。この女は、その場で反省しても自分の何がマズかったかを考えない。根本的な改善をしないままやり直そうとするから繰り返すのだ。 大声で泣き喚き始めた女に顔を顰めて、引き摺り上げた体を突き放し 見下ろしたまま、子供のような謝罪を聞いて ) 口だけなら一人前ね! さあ、謝ったは良いけれど自分の何が悪かったのか判ってる?2度とやらない為にどうしたら良いか、考えてる? 言ってごらんなさいよ。 ( 腰に手を当てて、腰を折り 覆いかぶさるよに顔を近づけて。 ) [Tue 3 Oct 2006 22:16:20]
ヒルダ > い、 今まで 何度も、何度もそうやって取り返そうとしてきた。あ、あ、貴女にしてしまった事の前にも、私は何度も。 それでも、それでも駄目にしちゃう女なのよ っ。取り返そうと手を伸ばしたけ、結果が、こ、こ、これなのっ! ( 唇が震えて上手く喋れない。無理矢理引きずり起こされ、びりぃッ、と服が破れ乳房が覗く。しかし一切色気の類のものを感じさせないのは取り乱す姿がみっともないからだろうか。 横一列大隊が放つ矢のように降り注ぐ言葉の雨に、言い返すことも出来ないまま瞳に涙が浮ぶ。それはすぐにぼろぼろ毀れて――  ) う、 う、ぅ    ひ、ぐっ   うわぁぁぁぁぁぁあぁぁん! ( ――泣いた。子供のように泣き出した。 ) わかってる、わかってるわよ! わかってンのよ!紛れも無く私が仕出かしたことだって、ちゃんとわかってるのよ! でも、でも、悪魔のせいにしてしまえばとりあえずまた頑張れたのよっ。後ろ向きな自分が大ッ嫌いだったから、とりあえず前だけは向いておきたかったの。 そんな女から悪魔をとったのが今の私なのよっ! ( すぐ目の前にある人の吐息が触れる。怒りに満ちた声の混じる吐息が。 ) 歩く、歩くわよ、歩けば良いんでしょ!? 歩くわよ、歩いてやるわよ。マーガレット! ( 二度と呼ばないでと言われた名前を叫んだ。それから一呼吸、二呼吸置いて。 ) ――― あんなことして、あんなこと、して―― ごめんなさい…。も、もぅ、二度と、やりません。 本当にも、も、申し訳、ありませんでした。 ( 背筋が震え、立って居られなくなりそうだ。仕出かした事を全て受け止めて謝罪を口にするって事がこんなに大変なことだったなんて知らなかった。 途方にくれそうな罪の重さに地面に突っ張っている足の感覚すら失いそう。 ) [Tue 3 Oct 2006 21:52:06]
エンジェル > 止めないわ?今のあんたは最悪よ。 私が怒ってるのは、あんたのした事にじゃない。 過ぎた事はもう取り返しがつかない。 でもね、取り返せない事と、取り返そうとしない事はぜんぜん違う事だわ? ( そして、泣き喚いて取り乱す女を引き摺り起こす。 何のつもりかデコルテラインも丸見えに見せた黒ドレスが破れようと、乳が出ようと知ったことか。 ) まだまだよ?ヒルダ。 あんた、そんなんで どうにかしようと精一杯努力したつもり?あんたは努力したつもりかも知れないけど、あんたはあんたの好きに、思うとおりに食い散らかして、自分が食い散らかしたそれを悪魔のせいにして、嘆いてるだけ。 ( 引き摺り起こしたヒルダを睨み付け、口付けせんばかりの距離で言う。 ) 悪魔なんかじゃない。 全部あんたのした事よ。 考えるのを止めて誰から逃げたって、自分からは逃げらンないわ。 この地面に立って歩いてンのは、誰の足?あんたの足でしょ! 歩いてンのを誰かのせいにするのは止めて、自分で歩きなさいよッ [Tue 3 Oct 2006 21:21:40]
ヒルダ > ( そのエネルギーはまるで大気を揺るがすかのようだ。今にもこの世界が吹き飛び、濁った雲間から神様が落ちてきそうな気がする。 私はまるで吹き飛ばされまいとするように墓石に縋り、立ち上がろうとしていた。 ) ………わ、私の―― 子供……。 ( …長い間ずっとこの子の事を思い出していなかった、意識の外に追いやっていた。 最初に見つけた時は悲鳴をあげて放り投げて、放って置くわけにも行かずこの子を抱いて、それでも、あの白い影の少女と一緒にこの子を弔い、この子を娘とする事にした。その時私はこの子と少女に誓った筈だ。 ―― 何かを。 ) ………止めて。 ( 搾り出すのは否定の言葉ではない、しかし懺悔の言葉でもない。 ) 止めて、止めてよ。 折角思考を停止させて何も考えずに生きて行こうと決めたのに、その方が私も皆も嫌な思いしなくて済むのに。 ( まるで鏡を向けられているようだ。泣く事も後悔する事も許されず、償う事すら出来ないと決め付けて。 ) 止めてェェェ っ、言わないで、聞きたくない!聞くたくない! 今のこんな私にどーしろッて言うのぉぉっ。 ( べしゃりと卵が砕けるように女の表情が醜く歪んだ。この上から恥と罪悪感を抱えるなんて、辛くて苦しくて耐えられない。 ) [Tue 3 Oct 2006 21:04:05]
エンジェル > ( 訂正 ×聖女か天使のような名前を〜 → ○聖女か天使のような顔をして名前を〜 ) [Tue 3 Oct 2006 20:52:49]
エンジェル > ( 私の中で一番大きなエネルギーを生むものは、慈しみでも、悲しみでもない、怒りだ。 食べ続ける悲しみを糧に、育ったエネルギーが爆発する瞬間が、怒り。 私はずっと、いろんな物に対して腹を立ててきた。 養父に、吸血鬼に、処刑人に、世の中に。 そうして、怒れるエネルギーを礎に私は立っている。 そうしてまた、爆発とともに失望を踏み潰し、この墓碑の前にこの女を突き出した。 ) あんたが建てたモンよ。 ヒルデガルト あんたが拾って、あんたが名付けた、あんたの子供の墓。 ( 墓碑をランプで照らし出したまま これが何、と問う声に目を逸らす事を許さないよう、執拗に一言づつ区切って言う。 ) あたしが聞きたいのは、この子に恥かしくないの?って事よ。 死んでいようとなかろうと、あんたが拾ったからにはあんたの娘よ。 この子の親のあんたが、そんなんでこの子に対して恥かしくないの?って聞きたいの。( 可哀想な事に、この女の気紛れと思い付きで同じ名前を与えられたこの墓碑の下に眠る私の姉妹は、性的倒錯者で変態趣味で、奴隷を実験と称して捌け口にし、さらに友達を強姦したイカレた魔女の娘。 聖女か天使のような名前を分け与えておいて、この子に恥じもしない。 それが、我慢ならない。 ) [Tue 3 Oct 2006 20:43:47]
ヒルダ > ( 元々粗暴な人だったけれど、今日は一段と乱暴だった。それがどうしてなのか私は知っている。 私に対する恨みや怒りもあるだろうが、きっと私自身が注いだ種が彼女の中で暴れているんだ。だってほら、この空気、この気配が懐かしい。 ) きゃっ! ( 大人しくすれば痛くされない、自分で歩けば痛くされない、そう思っていた矢先に墓石の前に突き飛ばされ、膝と掌を地面に擦りながら跪いた。 一体何なのか、と一瞬マギーを見遣り、言われるままランプの灯りに照らされたものを見る。 ) ……………。 ( その視線はすぐに逸らされた。私が拾った子供、既に息絶えていた子供、私と同じ名前の子供、私の苗字を与えてあげた子供。 私の、娘。 ) ………こ、これが何だっていうの。何でこんな所に私を連れてくるの。 ( 今の私にとって過去の出来事を思い出すという事は、その過去の自分と今の自分を見比べ比較してしまう事にどうしても繋がってしまう。少しずつ昔を振り返っていた私だけれど、それがまるでマギーの手によって急に突きつけられたかのようで、酷くうろたえた。 ) [Tue 3 Oct 2006 20:12:57]
エンジェル > あーあーあー、もう遅いわ。 愚図愚図してる間に着いちゃったじゃない。 ほらッ ( 私の中の歯車が、孕んだ紅いものを燃料に唸りを上げて回転している。 良いとか悪いとか、関係無しに怒りはでッかいエネルギー。 惰性のまま勢いを無くし、さび付いていた細胞が目覚めていくような気がする。 アドレナリンを発散しながらヒルダの言葉も半ば無視して引きずり回し、やがてたどり着いた一つの墓碑の前へ、引き摺る女を突き飛ばす。 ) それに、見覚えあるでしょう。無いだなんて言わせないわよ。 ヒルデガルト・グレーテ ( その墓碑を手にしたランプで照らし出しながら、その墓碑に刻まれた名を(・・・・・・・・・・・・)口にした。 ) [Tue 3 Oct 2006 20:01:41]
エンジェル > ( クスリや、訳の判らない魔術まで駆使して強姦され、その間中、感応能力による頭の中に叩き込まれるようなダイレクトな理解を強要され、背の翼と、大切にしてきた場所を穢されて、その結果ルームメイトは失踪して行方は掴めない―― 途方に暮れて泣き喚きたいのはこっちだというのに、加害者のこの女ときたら 何もかも投げ出して、世の不幸を一身に背負ったよな顔して感傷に耽り、死んだ師の名前を呼ぶ始末。 振り絞り、腹を括って繋いだ忍耐も、ブチきれた。 ) [Tue 3 Oct 2006 20:01:28]
引きずられる女 > ( あの後、マギーとクーンが何を話し合ったのかはまだ知らない。私はただ、思考停止したままあらゆる面倒な事が過ぎ去るのを待っていた。耳と目を塞ぎ口を噤んでしまえばそれで良いと。 しかし、その自ら閉ざした殻の中から引きずり出されるかのように急に私は墓場へとつれて来られ、私は突然の環境の変化に対応出来ないまま痛みの声をあげる。 ) あ、歩く、歩くから――っ 引っ張らないで、痛くしないでよ…。 ( 一度何かに屈服した人間は心がとても貧弱だ。周囲の状況に対してこれからもずっとそうであろうと心に決めた通り、歩けと言われれば大人しく歩いた。 ――悪い意味で、その心の決意は固い。 見限った私に対し、一体何の用があるのか。何をしようというのか。解らないけれど、解るような気がした。 ) [Tue 3 Oct 2006 19:48:27]
エンジェル > ( エンジェル・マギーことマーガレット・ストーンズは怒っていた。 それも、髪を逆立てん勢いで。 それもこれも、この魔女の―― 否、魔女と呼ぶのもおこがましいこの女が為だ。 魔女団体「スターブルーム」を尋ね、この女の恋人でもあるギルドの長と話した後から、この女の監視を始めた。 その目的は、失踪したルームメイトの報復を防ぐため。 未だ報復は果されておらず、少なくとも、ギルド長はそれなりにマトモな対応をしてくれた―― だがしかし ) 嫌よ、止めないわ。 痛い目みたくなきゃあ、しっかり歩きなさい。 ( もう、どうなろうと知ったことかと、見切った筈だった。 こんな女相手に騒ぎ立ても、この手で裁きもしないつもりだった。 けれど、けれど この女の態度が。 加害者の癖に、被害者の私よりも悲観に暮れて、自分で物を考える事を投げ出したようなこの女の態度がどうしても我慢ならなかった。 ) [Tue 3 Oct 2006 19:38:11]
引きずられる女 > ( ―― 何度も躓きそうになりながら、実際躓いて膝を少しだけ擦りむきながら墓場へとつれて来られた。 時折足を少し踏ん張って見せるのは抵抗の態度。けれど突然の出来事とその怒りに満ちた声に気圧され怯えてしまっては、その抵抗も弱い。その様はまるで叱られるのを恐れた子供のようだった。 )――  や、 だッ 止めて、離して!  痛い! ( 整えた髪はれ、肩紐は外れかけ、新調したばかりの眼鏡はどこかに落としてきてしまった。 ) [Tue 3 Oct 2006 19:28:29]
お知らせ > 引きずられる女さんが来ました。 『引きずられるのもまた、黒髪の女。』 [Tue 3 Oct 2006 19:25:38]
ランプの明かり > ( 秋の日は釣瓶落とし、既にとっぷりと日は暮れて 宵に沈んだ薄ら寂しい墓地に揺れるランプの明かり。 ランプの明かりが闇を裂いて墓碑に刻まれた名を浮かび上げると共に照らされるのは長身の女二人連れ。 その一方が、もう一方へと向けるのは怒気を孕んだ声。 ) ちんたらしてないでちゃんと歩きなさいよ、この愚図ッ! ( 引きずる様にもう一方の手を引き、ランプを持って声を上げるのは、怒気に膨らんだ薄ぼんやりとアイボリーの翼を闇に浮かび上がらす、黒髪の女。 ) [Tue 3 Oct 2006 19:18:56]
お知らせ > ランプの明かりさんが来ました。 『 宵闇を裂く。 』 [Tue 3 Oct 2006 19:17:07]
お知らせ > 人影さんが退室されました。 『(泣くのは今日だけ。叫んでやった)』 [Tue 3 Oct 2006 00:17:14]
人影 > お前、真っ直ぐ昇っていけよ――。 ( 精一杯勝手なこといって、その場にうっつぶした。 腕を噛んだら歯に何ともいえない感触が走ったけれど、声を押し殺すにはちょうど良くて ) ( 土を握る感触はないけれど、音と顔に流れる感触はしっかりと聞こえたし解った ) [Tue 3 Oct 2006 00:16:50]
人影 > ( 矛盾な内容を言い切って、もう一度強く鼻をすすった ) ナンダロウナ。 悔しいんダケド? ( 結局目から溢れて、鼻水だってすすり切れなかった。 ぬぐうこともできない。遠くなら見えないだろう ) 声は 嗚咽混じるし、 本当。 どうしろってんだ ( もっと会っておけばよかった。もっと話したい人が消える事を知った ) 次は、次のときは甘いもの買って来てやるカラ ( 17歳になって、此処で全てぶち壊れた。どうにでもなれと ) [Tue 3 Oct 2006 00:14:16]
人影 > お前さ、一回しか会ってないんダゾ? 甘いものだって食わせてないし。 ( まるで今まで長い時間一緒に過ごしたように話しかける。 少しだけ上を向いた ) 見ろよ。だから曇ったジャン。 約束破るから、曇りナンダゾ。 ( 鼻がツンとして、すすった。 目元が熱くて瞬きも多くなる ) あのな。 回数じゃないんだよ、どう過ごしたかなんだヨ。 解るカ――? ( 一人のつぶやく声が淡々と流れるのに、男は一度だけあった、これからきっと続く時間で大事なものになるであっただろうソノヒトに語りかける。馬鹿みたいに ) [Tue 3 Oct 2006 00:10:26]
人影 > (  もう一度大きなため息をついた。 石の前へと歩いた。 静かな場所だからそれが凄く響く気がする。 しゃがみ込んで、石の名を読んでしまった ) ありやがりましたット。 ……ちくしょう ( 苦笑いひとつ零して、そのまま座り込んだ。 目の前には確かにあったのだ、その 墓 が。彼が眠っているかは分らない。けれど、間違うわけもないから ) [Tue 3 Oct 2006 00:06:18]
人影 > ( 月の光が薄いし、文字が見えないだろう。だから、此処にはない 此処にはない 此処にはない。 何度も何度も同じような言葉が脳裏に流れて、そして時間も過ぎる。 一通り見つめ終わり、あぁ、帰ろう。何かの間違いなのだから ) ( 来た道戻ろうと振り返った ) ―――アァ。 ( 声が漏れた。どんなタイミングか。 風が流れた、それは顔を押すように。 その先にはあった、あってしまった )  [Tue 3 Oct 2006 00:00:16]
人影 > ( 花など、菓子など。そんな器用なものは手に存在していない。金がないとか、一度会っただけだからとかそんな理由ではない ) ( ただ、信じれない ) ( ざくざくと足音、気配消すこともせず真顔でその道を歩いていく。不意に横に存在した冷たい石の文字を確認して、 その事実をウソだと信じたいがために ) [Mon 2 Oct 2006 23:56:46]
人影 > (男の脳裏にあるのは一言。「此処へ来る日が来るとは思わなかった」である。だって、よく考えてみてくれ。 ついこないだ会った人が、見えない場所で戦い、そして見えない時にこの時間から全ての存在が消えるように消滅してしまったのだ。 信じられるか、と) [Mon 2 Oct 2006 23:53:18]
お知らせ > 人影さんが入室されました。 『(長い長いため息をついた)』 [Mon 2 Oct 2006 23:51:33]
お知らせ > リゼルさんが帰りました。 [Sat 30 Sep 2006 23:52:46]
リゼル > ―――もう一度、…寝ようかな。 ( 彼が迎えに来る迄。 )  ――お休み。 ( 誰かに向けるでもない独り言の お休み。―― ふわ、と大きな欠伸を最後に零して、ゆっくりと墓地の奥へと引っ込んでいく。 己の棺桶の有る場所。塒。 ―― そうして、墓地には本当の静寂が戻るのだろうゥ。 ) [Sat 30 Sep 2006 23:52:43]
リゼル > ( はた、と口許押さえた。 ) これじゃァ、私の独り言みたいだね―――…。 ( 人影無い事確認。ふ、と息零す。 ) ――何時になったら行けるのかな――…。旅。 ( 僅かに眉に皺寄せて。 約束破り、なンて此処には居ない人物の事を。 ) …準備、其処まで必要かな―――。 ………ねぇ。 ( 誰へとも無く、ぽつン呟く。 ) [Sat 30 Sep 2006 23:48:55]
リゼル > ――あァ………そう。家族が来ないのかァ…。 ( 暫し考える様な間。 ) ―――何年前の話…? ( 指先で撫ぜる十字架は木の十字架。――手作りの様な そンな。 ) …50年の前じゃァ きっと、…――奥さんは此処には居ないんじゃないかなァ。 ( きっと、彼が死んだのは 50,60頃だろウ。 …―す、と其処で話は中断。立ち上がり、 もう一回空見上げた。 ) …今日は星が見えないから説得力は無いけど―― ― 死んだ人間は星になれるそうだよ。 ( 受け売り。 …―十字架の上に視線戻せば、 くすくす 笑ゥ。 ) あ………居なくなった、ね――…。 [Sat 30 Sep 2006 23:44:30]
リゼル > ( 見上げた空に月の形は見えなかった。―― 少女は、十字架林の隅ッコで、石碑に背凭れながら 僅か溜息を零す。 ) ―――眠いなァ………。 ( 暫く眠りに付いていた。最近の現状など知らぬ。 …ふわ、と大きく欠伸を零し、ゆっくりと足を中央へ踏み出した。 ) ねェ―― 久し振り。 …………――元気、かな? ( 見も知らぬ、けれど良く見掛ける古びた十字架へ。 人撫でして話しかける様に 問うた。 ) [Sat 30 Sep 2006 23:38:22]
お知らせ > リゼルさんが入室されました。 [Sat 30 Sep 2006 23:35:22]
お知らせ > 氷桜さんが帰りました。 [Thu 21 Sep 2006 01:53:46]
氷桜 > ………………ああ、そうかも知れんな(そう呟き紅い闇を見上げる) [Thu 21 Sep 2006 01:53:34]
お知らせ > 翠碧さんが帰りました。 [Thu 21 Sep 2006 01:51:14]
翠碧 >  ------  お墓参り ( ぽつンと呟く。 ) 確かに、亡くなった人はもう帰ってきませんし。例えば翠碧は、その人に「ごめんなさい。」って言いたくても、もう伝えられません。---でも、 本当に伝えたいコトって諦められないと思うのです。お兄さんは、違いますか? ( 涙を拭い取れば、 貴方に微笑み掛けよう。 ) [Thu 21 Sep 2006 01:50:32]
氷桜 > ………そうか………ニュアンスの違いはあるだろうがな(そう言って苦笑するが、また直ぐに表情が消える)……例え霊前に参ったとしても死者は何も語らない、それは魔術の領域だ…………(と、自分の台詞の矛盾に気付く)(……ならば………俺は何故此処に居るのだ、と) [Thu 21 Sep 2006 01:41:19]
氷桜 > (貴女の意外な反応に一寸驚く) [Thu 21 Sep 2006 01:38:15]
翠碧 > ( 溜息。---それには、びくりと 怯えたように身を震わせた。が、告げられた言葉。 ) …  同じ、なのです。 ディシュクさま---えと……翠碧のご主人さまも、お兄さんと同じコト言ってました。 その人は、『罰』を受けただけだって…… ( 言って、貴方を見遣る。主と同意見の貴方に、興味引かれたかのように。 ) [Thu 21 Sep 2006 01:36:13]
氷桜 > (貴女の台詞が途切れると一度大きな溜息を吐き)………スイヘキと言ったな、大方その男は人攫いか貴女を襲おうとした輩だ……そいつは報いを受けた、貴女は罪の意識を得てしまった………それだけの事だろう。…抗うことも出来ないクズはニブルヘイムに囚われるだけだ(一気に捲くし立てた。それは今までの僅かばかりの社交性を排した冷たい台詞だった) [Thu 21 Sep 2006 01:26:34]
翠碧 > ( 貴方と彼女の遣り取り。発端を作ってしまったのは、自身の挙動であることに気付けば、何事か発しようとした刹那... 話し合いが終局を迎えたようで。…去り際の、その言葉が如何も分からずにいたけれど、礼を受ければ会釈を返した。 )(貴方の問いかけには、左右に頭を振って) ……紅い雨とか、関係あるのです。翠碧は、じっとしてられなくって 外に出ちゃったのです。そしたら、スラムに迷子になっちゃって……それで、その人が声掛けて来て。出口まで案内してくれるって言ってましたけど、全然違うトコロに行ってそうだったので…訊いたら、 ナイフ出してきて---翠碧、怖くって。その人、転んだ時に落ちたナイフで……その人を... ( 言葉は、続かず。 ) [Thu 21 Sep 2006 01:16:13]
氷桜 > (後ろを振り返らずに)……先に帰れ(「………応じかねます」ジャンクは少女より、寧ろ主に対し警戒を抱いていた)………また閉じ込められたいか?(その台詞に少女は身を震わせる「………お気をつけて」キリハナの少女に一礼した従僕が去ったのを見届け貴女に向き直る)…………その者は………抗ったか?(少女の涙を見ながらだるそうに、余所行きでは無い素の声で問う) [Thu 21 Sep 2006 01:05:17]
翠碧 > ( 貴方の背後。極自然のコトながら、臨戦態勢に入っている彼女に、幾分怯えながらも ) ……やっぱり、そうでしたか。  翠碧は、”自業自得”なのです。----  翠碧は……人を殺めてしまったのです。でも、その人はそのままなのです、 だから…… 翠碧は、まだ「ごめんなさい」って言ってないのです。痛いコトしちゃって、ごめんなさい…って--- ( ぎゅ、と握る服。其処には一つの血痕が、在った。 やがて、堪えていたのも限界がきたように、瞳を涙で潤ませて。 ) [Thu 21 Sep 2006 00:57:17]
氷桜 > (背後で今にも鞘を走らせそうなジャンクを手の動きで止める)…………助かる………墓参り…………ああ、そうだな(故人に対し敬意を払わない勝手な訪問を墓参りと呼べれば、だが) [Thu 21 Sep 2006 00:50:32]
翠碧 > ( 貴方の胸中知るハズも無い少女は、 ----”種類”の言葉に続く、打消しの意を感じた様子。 ) 分かりました。翠碧は、それ以上追求しないのです。 (素直に こくンと頷くと) お兄さんはお墓参りですか?翠碧は、ちょっぴり違うけど……お墓参り、なのです 。 ( 小首傾げて尋ねるでしょう。 ) [Thu 21 Sep 2006 00:44:26]
氷桜 > (少女の言葉を聴き啼かせれば楽しめそうかと一瞬浮かぶが、所有の印を見つけ押し殺す)……………葉か………我等と同じで種類もあるか(と、自分の失言に気付く)………いや、何でもない(一瞬種を隠していることを忘れていた) [Thu 21 Sep 2006 00:38:39]
翠碧 > ( スッ、と 無言で動いた彼女には、びくりと怯えたように身体が強張ってしまった…けれども ) 平気なのです。行き成り近付いちゃったのは、翠碧の方なのですから --- キリバナといっても、翠碧は葉っぱなのです。 ( 葉に毒を含む植物であるコトまでは、添えなかったけれども。 ) [Thu 21 Sep 2006 00:30:25]
氷桜 > (「…………」従僕は無言で主とキリバナの少女の間に身体を入れる)…………下がれ(従僕は暫し逡巡し少女に一礼し背後に下がる、柄に手はかかったままだが)………失礼した………キリバナとは初めて見るな [Thu 21 Sep 2006 00:24:48]
翠碧 > ( 振り返る、貴方の様子には。忍び足していたワケでも、ないのに。 ) …… 見つかっちゃったのです。 (何処か、悪戯を見つかった子どものような 表情を浮かべる少女が一人。其処に居た。---草色の服を纏っている。極普通の少女。片目から生えた、植物の花を除くならば。 ) [Thu 21 Sep 2006 00:19:52]
氷桜 > (「………主、誰か来られました」)………………ん?(ジャンクの言葉に後ろを振り返る) [Thu 21 Sep 2006 00:16:50]
翠碧 > ( 靴というものの無い素足は、足音をたてることもなく。 ぺたぺた、と。貴方と彼女の佇む、其方に向かっているのだろう、足音が一つ。 ) [Thu 21 Sep 2006 00:15:25]
お知らせ > 翠碧さんが入室されました。 『 あしおと 。 』 [Thu 21 Sep 2006 00:14:00]
氷桜 > (「………」ジャンクは顔色を変えず主の背を見詰めたまま沈黙する)………ちッ(自分に従順なこの従僕も疎ましく思うことがある、今思えば自分も弱っていたのだろう、身体では無く精神が) [Thu 21 Sep 2006 00:07:12]
氷桜 > …お前はそれ以外に言うことは無いのか?(「………申し訳」従僕の台詞を遮り)……黙れ、貴様の声なんぞ誰が聞きたがるか [Thu 21 Sep 2006 00:02:23]
氷桜 > (従僕は答えない、氷桜も答えを期待した訳ではない)……つまらんな(「………申し訳ありません」従僕の台詞に声を荒げる) [Thu 21 Sep 2006 00:01:08]
氷桜 > (従僕は遠慮がちに「………ありません、主に拾われるまでは何も」と反す)……過去に縛られる者と過去を持たない者………どちらが幸せなんだろうな [Wed 20 Sep 2006 23:56:43]
氷桜 > (つまらない、お前が死んだ後の十年は何の面白みも無い)………クズ、お前に故郷の記憶はあるか? [Wed 20 Sep 2006 23:54:23]
氷桜 > (予想通りの従僕の対応に低く押し殺した笑いが起きる)…元よりお前に語りはせん、クズが(理不尽な台詞にも従僕は顔色を変えず「…申し訳ありません」とだけ反す) [Wed 20 Sep 2006 23:50:35]
氷桜 > ………気になるか?(後ろを振り返らずジャンクに問うが従僕は短く「……いえ」とだけ答えた) [Wed 20 Sep 2006 23:47:35]
氷桜 > (十年、色んなことがあった。今の師と出会い師事したこと、日ごろクズと呼ぶ従僕を拾ったこと、色んなことがあったが)………そこにお前はいないんだ(そう、粗末な墓石の下に眠る人物はもういない) [Wed 20 Sep 2006 23:45:34]
氷桜 > …今更どうしたというのだろうな、もう十年も経つというのに [Wed 20 Sep 2006 23:43:08]
氷桜 > (墓地の園内からやや外れた位置にある風化しかけた墓石、その前に少女を伴った男が佇んでいた) [Wed 20 Sep 2006 23:41:14]
お知らせ > 氷桜さんが来ました。 『……また来てしまったか』 [Wed 20 Sep 2006 23:38:58]
お知らせ > ヴァネッサさんが帰りました。 『さようなら…お父さん、お母さん』 [Sat 16 Sep 2006 21:33:02]
ヴァネッサ > 後でちゃんと返しに来るから (そういって、ゆっくりと歩き出した。絶対に振り向かず、俯きながらその場を去っていく) [Sat 16 Sep 2006 21:31:32]
ヴァネッサ > (それからゆくりと墓石に背を向けた) ――――――― (両親の顔も知らない。声も覚えていない。生きていた頃に覚えているのは死ぬ間際に聞いた吸血鬼の声だけだ) ――本当の親はあっちなのかな (あはは…と一度笑って、冗談半分に言って) [Sat 16 Sep 2006 21:29:27]
ヴァネッサ > (手をゆっくりと墓石に伸ばした。そして、墓石の表面をゆっくりと撫でた) ――もう、関係ない…人だよね…私は (墓石を撫でる手は少し震えていた。涙はもう流さない…。もう、流せない) 返してあげるよ…ヴィルヘルミナは返す (そっと墓石から手を離した。 今は何も道具が無いから名前は刻めないから、ちゃんとは返せないけど…。でも、約束する…返すよ) 私は―― (ゆっくりと立ち上がりながら) ――化け物だ (貼り付けた笑顔で墓石に向かっていった) [Sat 16 Sep 2006 21:13:48]
ヴァネッサ > (目の前の墓石の前にしゃがみ込み、墓石に刻まれている名前を見つめる。男の名前、女の名前、そして削り取られたあと) ――やっぱりもう死んでるんじゃないのかな… (かつて、そこを削り取った自分。あのときの自分は今もいるのか? 変わらずにいるのか?) ――刻んでやるべきなのかね? (溜め息を一ついてから、悲しそうにそういった) [Sat 16 Sep 2006 20:54:41]
ヴァネッサ > (歩く少女の表情は少し暗かった。暗いながらも無理矢理元気を出して…そんな感じで墓を見て回っている) ――――― (昨日のことのせいだろう。今日はここに来る前までは頭の中がまっさらだった。あの瞬間の時よりもあとから思い出す方がショックが大きかった)(でも、進む足はしっかりと歩き続けていた)(しばらく歩いて、ようやく目的の墓石を発見した。それは前にもましてボロボロになっているように見えた) ――はは…来る人なんていないからねぇ (今だって、来ているのはこの下に入るべきだった者なんだから) [Sat 16 Sep 2006 20:42:17]
ヴァネッサ > (カンテラも持たず、暗闇の中をしっかりとした足取りで歩く銀髪外套姿の少女が一人。 目指す場所はとある一つの墓石) あー…、どこだっけ? (ここを出発する前だったら何度も行っていて、覚えていたのだが長いこと来ていなかったせいか目的の墓石の発見に手間取っている。 片っ端から名前のところを見ていくという面倒な作業中) [Sat 16 Sep 2006 20:30:06]
お知らせ > ヴァネッサさんが来ました。 『来るのを忘れてた』 [Sat 16 Sep 2006 20:26:53]
お知らせ > 未希さんが退室されました。 『 65:昼下がりの墓地にて 』 [Fri 15 Sep 2006 14:55:20]
未希 > ( しばらくぼんやり街を眺め、なにしてんだろうね、なんて今更自分の無計画さに突っ込んだ。 衝動的だとはよく言われるけど、そればっかりは性格だからどうしようもない。 濡れてないのを確かめて芝生に腰を下ろし、わざわざ担いできたギターを皮のケースから取り出した。 どうせ誰も居ないし、練習でもしていこうか。 ) [Fri 15 Sep 2006 14:44:41]
未希 > ( 此処暫らく大きな物音も振動も無い。門の辺りも静かなもので、襲撃は息を潜めていると聞く。 そりゃ、向こうも生き物なら休みもするし都合だってあるんだろう。 遠く曇り空に霞んだ東門の方に目を凝らしながら、ぼんやりとそんな事を考える。 ) ……なんなんだろうね。 敵ってさ。 ( 誰に言うでもない独り言。悪魔だとか。魔界だとか。そんな浮世離れした単語だけが断片的に伝わってきて、実際、いったい何と戦争しているのかなんてイメージできない。 気分が悪くなるような赤い雨の方がよっぽどわかり易いくらいだ。 ) [Fri 15 Sep 2006 14:27:05]
未希 > ( 別に大した意味なんか無かった。 ただ、疎開でもしてるのか引き篭もってるのか、大学もロクにヒトが来ないし。 空は赤くてもどうも私にとってソレは相変わらず、どこか遠くの戦争としか思えなかったから。 直接東門に行っても近付いただけで追い返されるのは目に見えてるし、大学の屋上からじゃちょっと見えないし。 街を客観的に見るのにも此処は良いかな、と思って。 遠く全景を見下ろす、死者の視点だ。 ) [Fri 15 Sep 2006 14:13:21]
未希 > ( 緩くて長い坂道の終点には少し広い馬車停留所。 今は2台の馬車とその御者が遠くで雑談している。 振り返れば既に市内が見渡せるくらいの景色だけど、此処から更にまた気が遠くなるような長い階段を上ってようやく墓地だ。 見晴らしの良さならそっちの方が良いだろう。 見知らぬ御者の横を通り過ぎようとして「こんにちは」と声をかけられ、慌てて会釈だけして一呼吸。 長い階段を登り始める。 ) [Fri 15 Sep 2006 14:05:00]
未希 > ( ここからなら東門の辺りが見えるんじゃないかって。 ただそれだけの理由で選んだロケーションだ。 私はゆるいスロープを描く坂道を登って、坂道の途中に据え付けられた小屋の横を通り過ぎる。 ポンプ井戸、バケツ、箒と塵取り、それから墓前に添える花なんかが置いてある小さな小屋だ。 花は新しいし、誰かが毎日のように取り替えてるんだろう。 なにかと不安定なご時世、そんなのだけで少し安心した。 ) ――――もうちょい。 ( 空は曇っている。 相変わらず悪趣味なバーミリオン…いや、スカーレットか。 夕焼けとは違う異常な赤だ。 ) [Fri 15 Sep 2006 13:57:25]
お知らせ > 未希さんが来ました。 [Fri 15 Sep 2006 13:49:21]
お知らせ > 洸雅さんが退室されました。 [Fri 1 Sep 2006 01:51:01]
洸雅 > (気配が完全に消えて暫し、墓地内を歩いて異常が無い事を確認すれば、立ち並ぶ墓碑へそっと瞑目を捧げ)流石に墓場でことを起こそうなんて物好きはあまりいないかなぁ…(何ごとも無かった事に一先ず安堵すると、墓碑の間を通って外へと。ささやかな安寧に感謝しつつ仮住まいの宿へ帰途を辿るか) [Fri 1 Sep 2006 01:50:57]
洸雅 > (くすくす、と笑みながら此方の訂正に返される言葉。それには見た目だと間違いやすいので仕方ないですねと微かな苦笑いをするか)そうですか…くれぐれも、お気をつけて。(此方がかがみこもうとすれば、正体を知られまいと身を引いて、やがて闇に溶け込む背中へ言葉を紡ぎ) [Fri 1 Sep 2006 01:46:07]
お知らせ > 蜘蛛女さんが退室されました。 [Fri 1 Sep 2006 01:40:35]
蜘蛛女 >  ―― ……クスクス…  それは、ごめんなさい。『お嬢さん』 ? ( 足音…気配 ――貴方が屈み込んだのを察すれば、 ) ……  お構いなく ――? ( 墓石から、墓石。――オンブお化けに取り憑かれた 某漫画家のごとく。貴方から距離を取り、此処から退散しよう と――。 ) [Fri 1 Sep 2006 01:40:32]
洸雅 > (己を見やる彼女の視線が何だか妙に低い、と訝しげな思いを抱きつつ。このようなところに寝転がるとは思えず、夜道で転びでもしたのだろうかとか様々に考えをめぐらせて)……失礼ですが、『坊や』ではありません。(昼日中でも時折少年と間違われる己、暗いなかでは間違えるも致し方ないと微苦笑しつつ訂正をいれ)そうならぬよう、こうして散歩をかねて見回りをしてるんです。只でさえ夜道は危ないですから…(そう言葉をかけつつ夜道で転んでいるのだろうと己が考えている彼女へす、と屈み込むと手を貸して起こそうとするだろうか) [Fri 1 Sep 2006 01:26:50]
蜘蛛女 > ( 似つかわしくない。『不自然』だというならば、女の 貴方を見据える視線の高さも 不自然極まりない。――貴方の膝より、恐らく下。そんな位置から、睨め上げるかの如き 女。 ) 『見回り』?―――それは、 偉いわね、 坊や ? (空腹が 判断誤ったか、貴方を『少年』と見て取った。) でも、 貴方みたいなコ ……気をつけないと、食べられちゃうかも ――ねぇ? ( 見て取ったのは、 貴方の所持する太刀――目に入れば、墓石より僅か離れた。 ) 『物騒』 ……まァ、怖い。私も、 退散しようかしら? ( そう告げると、 『退散』に徹するコトに決めたようで。 ) [Fri 1 Sep 2006 01:18:39]
洸雅 > (眼を凝らしてぼんやりと浮かぶ姿を視れば、このような夜更けに少々似つかわしくない女性の姿。墓参りにしては妙な時間だとか疑念も浮かぶが、それは先方へ気取られないようにして)いえ…最近物騒なので。散歩を兼ねた見回りみたいなものです。(長い髪の女性の姿を認めれば今晩はと会釈をし、このような時間にどうしたのかと問いつつ徐々に彼女へ近づくか) [Fri 1 Sep 2006 01:03:32]
蜘蛛女 > ( 振り返る、貴方の反応に 瞬時身構えるように 蜘蛛の足は止まって―― ) ――― こんばんは、 こんな夜更けに お散歩かしら? ( 墓石の影に潜ませるは、蜘蛛の体。朧げながら、貴方に晒すは ヒトの顔のみ――にやりと笑みを形取る口元。其処に留まり、声を掛けた。 ) [Fri 1 Sep 2006 00:57:03]
洸雅 > ン…?(周囲に視線を巡らせながら墓碑の間を通っていき。ふと耳に届いた物音におやと振り向いてみるも月明かりに辛うじて真っ暗闇を逃れているような中では物音の主を見定めるは叶わずか。ただ、己以外に何かがいる、という事だけははっきりしているゆえに周囲へと間断なく視線を向けて。此方からは人間の姿らしき相手の上半身がぼんやりと見える状態か) [Fri 1 Sep 2006 00:46:59]
蜘蛛女 > ( ――ガサッ。 ) ( その 『音』 は、明らかに蜘蛛のたてた それとは異なっていた。――そう。二足で歩く、人間のたてる足音に酷似した……音のしたと思しき方へと、忍び寄る。既に、音をたてる…などという失態は犯さぬよう。 慎重に―― 貴方との距離を詰めようとするかの如く。その背後へと―― 次ターンで近付くだろうか。 ) [Fri 1 Sep 2006 00:39:04]
洸雅 > (最近混乱の色を見せる市内、人気の無い夜道を見回りがてら徐々に墓地へと近づいていって)……最近、夜ともなると本当に人気がない…以前はこんなではなかったのに。(現状を憂いつつゆるりと墓地に近づいて。普段ならこういうところへの見回りはしないが、何となく胸騒ぎがして。念のため、と呟きつつ墓石の立ち並ぶ中へ踏み入るか) [Fri 1 Sep 2006 00:32:58]
お知らせ > 洸雅さんが入室されました。 [Fri 1 Sep 2006 00:24:32]
蜘蛛女 > ( 然し 空腹ゆえか、蜘蛛は いつにない失態を犯していた。―――音をたてるコトは、獲物に注意を促しているようなものではないか。それが証拠に、僅かな気配さえ 消え去っていた。 )  …  嗚呼――  もう…… ! ( 己の失態棚に上げ、 蜘蛛は苛立ちの声を洩らして――。 ) [Fri 1 Sep 2006 00:18:38]
蜘蛛女 >  ――― 嗚呼 ―― 誰でも 、いえ ……何でも良い。 『何か』 無いのかしら ―― ( 呟き、 蜘蛛は徘徊し始める。夜更けの墓場、 ガサガサ 音をたて、 『獲物』を捜す。 ) [Fri 1 Sep 2006 00:03:30]
蜘蛛女 > ( 『街』 は、混乱の極みにでもあるのだろうか―― 夜ともなれば、人一人見かけない日々が 続いている。然し、 蜘蛛にとって論点は其処ではなかった。 ) (   『 空腹 』 簡潔にして、切実な問題――獲物が少なくなってしまうのは、由々しき事態だ、と――。 ) [Thu 31 Aug 2006 23:58:24]
お知らせ > 蜘蛛女さんが入室されました。 [Thu 31 Aug 2006 23:54:31]
お知らせ > エニシさんが帰りました。 『(全てを自らの罪としてしまうのか。少年は、ただ今が続く事を願う。)』 [Thu 31 Aug 2006 20:48:35]
お知らせ > ヘルン・ローレヌ”typeW”@卵さんが帰りました。 『「夜道に注意」と言いそうになった。まだ、自分のせいではないということが信じきれない・・・』 [Thu 31 Aug 2006 20:44:51]
ヘルン・ローレヌ”typeW”@卵 > ・・・・・・・・・(そうとは限らない、と言いそうになった。以前なら言っていただろう。しかし、そんな風に振舞っても人の心を冷たくするだけ。だから言わなかった。変わりに、小さく頷きを1つ返して)人の世界  の  ・・・ 人の尺  度なら・・・・(物事は多角的である。あちらから見れば白でもこちらから見れば黒ということも大いにある。単純に考えれば、何処までも単純になる話。逆もまた然り)・・・・・・ また   (こちらも手を振って、そっと静かに分かれた。空しきあの家へ帰るのだ) [Thu 31 Aug 2006 20:43:53]
エニシ > 笑ってる方が……きっと、幸せになれる。   ( 自分にとっての幸せは今の環境が永遠に続く事。 では目の前の人の幸せは? それは他人には出せない答え。 )   それだけ………か……。   ( 夕闇に彩られた墓地。 この時間がとても愛おしくて、そして拒絶したい。 そんな二律背反を抱えて吸血鬼は宵闇を歩く。 )   また ヘルンさん。   ( 別れの言葉を告げる相手に小さく手を振りつつ、こちらは再会を願う言葉を投げ掛けた。 自らの用事を終えた少年は、青猫へと帰ろうと。 ) [Thu 31 Aug 2006 20:39:39]
ヘルン・ローレヌ”typeW”@卵 > ・・・・・  そろそろか  ・・ える    (帰り道はどっちだったか。きたのは一度や二度ではない。多分外には出られるだろう。慌てた様子は無かった) [Thu 31 Aug 2006 20:27:12]
ヘルン・ローレヌ”typeW”@卵 > ・・・・・・どうやら、笑えたみたい・・・・ね(自分で自分の表情や感情を認識していないことがたまにある。ずれとか。今日は、少なくとも今はなかったようだ。そして微かな笑みをかわした後に、ゆっくりと立ち上がった。「目立っている」との言葉には、「白い目には慣れている」と返して。人の生気が無いこの場所を好むものは少なくはないだろう。人間だとしても。それが何処の誰などといったことには興味は無いが)  ・・・・   人に有益か   否、か・・・・・・それだ ・・・ け (信仰と言った物を真面目に考えたことは無い。神のことは良く知らない。悪魔のことは知っているがうっすらと閉じた霧の彼方。ただ、おぼろげに浮かんだ考えを口にした。気が付けばいつの間にか日は沈んで暗闇。瞳は幽かに琥珀の色) [Thu 31 Aug 2006 20:26:12]
エニシ > ( ――――クスリ ) ( 貴女が笑った姿を見れば吸血鬼はそれに呼応するように微笑みをみせた。 幼くて、儚くて、幻のように掻き消えていきそうな、そんな笑みを(見た目)少女は浮かべる。 )   確かに…変わってる。 ………とっても目立つよ?   ( 墓地に佇む銀色メイド。 良くも悪くも目立ってしまう。 少年がこの場所を好むのは死者は死者に魅かれるから―――なのかもしれない。 )   鬼と悪魔と人と神と。 ―――……何が違うんだろう。   ( 自分の存在を受け入れてくれた姉。 自らの存在を知りつつ受け入れてくれた同胞。 それらの存在が脳裏を掠めて。 勝手に祈って、勝手に失望して、祈る側はどこまでも我が侭だ。 ) [Thu 31 Aug 2006 20:16:37]
ヘルン・ローレヌ”typeW”@卵 >   ・・・・・・  ふふ   (笑った。表情は「笑ってるの?」と首を傾げるほど幽かな変化だが、それでも笑った。とても微かに)この格好  だ、もの  ・・・  見た目に違わ  ず    ?(確かに、ここは実は危ない場所だ。命の危険を感じたこと一度。最後まで行かなかったとはいえ犯されたこと一度。それでもここに足を運ぶのは、墓地特有の雰囲気のためなのだろうか)   ・・・・   悪魔も、人とおな  じ ・・ 日々、己の保身に  ・・・汲々と、す・・・・・・きっと、神もおな、じ・・・・・(自分達が思うほど、皆それほど大げさなものではないのだろう。大げさなことではないのだろう。只の思い込みといわれればソレまでだが――――その祈りを受けるものが誰か、それを知るものはいない) [Thu 31 Aug 2006 20:04:36]
エニシ > そう、なんだ……。 ――― 一緒?   ( ふと一言。 )   なんだか………ヘルンさんも…変わってるね。   ( その銀色と浮世離れした態度にそんな感想が漏れてしまう。 時折危険もあるこの墓地。 か弱げな外見の少女が一人で居るのも随分と怪しい光景になってしまうのだろう。 お互いこの場所に何か縛り付けられているのだろうか。 )   ―――何も知らなければ……幸せでいれる。 ………そう…なのかもしれないね。   ( 自分が不幸だと気付かなければ人は不幸ではない。 それは間違っていないと思う。 )   けど…何にも知らない赤ん坊は………やだな。   ( 鬼の祈りを受けてくれる神はいるのか。 それを知らぬ少年はやがて死者への祈りを終えたのか立ち上がりつつ一言漏らす。 ) [Thu 31 Aug 2006 19:56:15]
ヘルン・ローレヌ”typeW”@卵 > ・・・・・・・・  どこか、遠  く    ・・・   はっきりと思い出せは  しな  い(なにやら突っ込まれたくない様子だったので聞かなかった。対する自分は、おぼろげな記憶の彼方。メイドの格好はしているが本職としてやっているわけでもなく、主もいない。酷く半端で怪しいといえば怪しい。目の前の人物のことは、完全に少女だと思っている。訳ありの二人・・・?)  ・・まい   ご  ・・・    (そうかもしれない。そうではないかもしれない。だからといってどうなのだろう。なにができるのだろう。なにをすればいいのだろう。空しい考えばかりが巡る)  ・・・・・・・  そう  ね  ・・・ has 、でも   ・・・・    知らないことすら知らなけれ ば  ・・・まだ幸せ    (それは、酷く不毛な話なのだけど) [Thu 31 Aug 2006 19:42:46]
エニシ > たぶん、そう。 ……そこら辺は…うろ覚えなの。 ―――ヘルンさんは…何処の人?   ( これは、お姉ちゃんがくれた名前。 嬉しそうな笑顔で一言付け足した。 そして相手の格好をみて不思議そうに聞いた。 まだ性差が出る前に吸血鬼化してしまったから服装によってどちらにも見えるだろう吸血鬼。 )   …そっか…ヘルンさんも、迷子だったんだ………。   ( あきらめたと言った女性を悲しそうな紅の瞳で見つめる。 ) ( そして女性の背後辺りにある無縁仏の安息を願う場所。 其処へと花を捧げた少年は膝を着き祈る。 )  ―――わからないこと…知らないことは………悲しいよ。 きっと………。   ( 墓地に向かい掌を合わせたまま、吸血鬼は呟いた。 それはどこか悲哀を含んだ声色。 ) [Thu 31 Aug 2006 19:34:03]
ヘルン・ローレヌ”typeW”@卵 > エニシ  ・・・・・ ?    トキノミヤコの ・・ 人?  私は  。    ヘルン。ヘルン・ローレヌ(眺めていた右手は下げたが、相変わらず木の根元に座り込んでもたれかかりながらの返答。少女(にしか見えません)が僅かながらの笑みを見せたが、何が面白かったのかは解ってない)  ・・・・・ それならさしづ め ・・・・ 迷ってあきらめ  た  ・・  has  迷 子    ?(幽かに首をかしげながらこたえた。そして自分もある意味死人だ)    ・・・・    たぶ  ん(だって、これしか知らないから。満たされているということも、空ろということもどういうことか良く解らない。だから多分) [Thu 31 Aug 2006 19:19:51]
人影 > ( クス ) ( その相手のどこか浮世離れしたような不思議な態度に思わず小さな笑いを零してしまう。 )   僕は…縁っていいます。 ……お姉さんは?   ( 首を傾げて相手の名前を問いかけよう。 )   お墓参りに来る人以外………迷子とか、そういう人。 ―――それぐらいじゃ…ないかな?   ( それか死人か。 自分もただ気まぐれにこの場所を訪れていたことを思い出してそんな言葉を並べよう。 THE・ヴェイトス七不思議。 墓地で喋る人形。 )   ―――――お姉さんは、虚ろなの?   ( 座り込んでいる相手と視線の高さを合わせるように屈んだ吸血鬼は浮かんだ言葉を口に乗せる。 ) [Thu 31 Aug 2006 19:13:24]
ヘルン・ローレヌ”typeW”@卵 >   ・・・・・・・    確か   に  (頷きもせず同意した。確かにはじめましてだ。そしてそんな言葉を返してからまた気が付いた。もう少し言い方があるのではないかと)  ・・・   そう  ね  ・・ お墓参   ・・・・ り以外  で  fir  いつまでも墓にいる人    いな、い(驚くのも無理は無い。おかしいのはこちらの方なのだから。しゃべらなければ捨てられた人形に見えるだろうから、今度からは黙ってて人形と思って通り過ぎた人の後ろから声を掛けてみようかななんて思った。何を考えているのやら)   ・・・・・・・     他にするこ   と、ない  。   ・・・    他にも、いくつ   か(相変わらず、返答に困るような言葉。座り込んだままのその瞳は、未だ白銀) [Thu 31 Aug 2006 19:01:59]
人影 > ――――え…と……『初めまして』です。   ( 誰と問われた。 初対面の相手になんと言うべきかその答えを一瞬探して空白の間が空く。 結局出した答えは少しばかり間の抜けたものになってしまうだろうか。 )  あ……ごめんなさい。 誰か居るなんて思ってなかったから……ちょっと驚いて……。    ( ましてや墓地といった薄気味悪い場所の木陰の下で安らぐ人影などあまり居ないだろうから。 )   ――――……お姉さんは…どうして………?   ( 近付いても迷惑にならないか逡巡の迷いを見せたあと、結局其方に近付いていく女装少年は相手に問いかける。 ) [Thu 31 Aug 2006 18:56:19]
ヘルン・ローレヌ”typeW”@卵 >   ・・・・・・・  has   誰   ?  (ぼー、としていたので気付くのが遅れた。眺めていた右手から視線を上げれば、立ち尽くす人影。とりあえず声を掛けた。自分に用事があるとは思えなかったから、特に声を掛ける必要性も感じなかったが――――それでは、あまりに社交性が無いというものである) [Thu 31 Aug 2006 18:48:15]
人影 > ( 一匹の吸血鬼が死者の眠る場所へと訪れた。 緩やかな振袖を身に纏い、日傘を差した黒髪の女装少年は無縁仏が居るところへと足を向けている。 )   ――――………あ………。   ( そして自分以外の誰かがいることに気付いた瞬間、緊張したように一瞬体が硬直する。 ) [Thu 31 Aug 2006 18:41:53]
お知らせ > 人影さんが入室されました。 『手向けの花を手に携えて』 [Thu 31 Aug 2006 18:29:24]
ヘルン・ローレヌ”typeW”@卵 > ・・・・・  fi   結構生き  もの ・・・・  いる  (いつもの(とはいえいつもは夜なので、もしかしたら似た形の違う木かもしれないが)木の根元に座り込んで見れば、陰鬱な墓場のイメージとは裏腹に、結構色々な生物がいるのに気付いた。墓場が陰鬱で生気とは反対のイメージを持つのは、人間の勝手なイメージの中だけだが。動植物はそんなことを気にしない。死体はやがて土に還り養分となる。木々が育てばそこに生き物が集まる。自然の営みがどんなものかはなんとなく知ってはいたが、直に目の当たりにしてみると、それはそれで何か思うことがあった) [Thu 31 Aug 2006 18:18:35]
ヘルン・ローレヌ”typeW”@卵 > (無言で自分の手を眺める。白銀の肌を覆う錆はあれ以来その面積を増やしてはいない。少し残念だった。この錆が体を覆い尽くしたら、もしかしたら死と似たようなものが訪れて、安らかに眠れるのかもしれないと思ったから。勿論根拠など何処にも無い。只の思い付きである。それに、別段死にたいわけではない。ただ、特にこれといった――――ついこの間受けた孵化の仕事のような――――ことが無ければ、何も無い日常である。会いたい人は半分ほど既に死んだ。半分は会えずじまい。変なことにこだわっているから悪いのかもしれないが [Thu 31 Aug 2006 17:56:06]
ヘルン・ローレヌ”typeW”@卵 > (何が長いのかは秘密である。秘密というかキャラクターとして知りえぬことである。さて、市内に日に日に緊張が漂いつつあるここ最近であるが――――)  ・・ has  ・・・・   (今日は日のあるうちに訪れてみた墓場。しかし、昼間でもそれほど変わりは無かった。鬱蒼と生い茂る木々の間から差し込む曇天のぼんやりとした陽光。光を反射するほど光沢のある身体ではないが、錆びた部分は明らかに違う色の光を放っていた) [Thu 31 Aug 2006 17:39:08]
お知らせ > ヘルン・ローレヌ”typeW”@卵さんが来ました。 『―――― 長い』 [Thu 31 Aug 2006 17:35:09]
お知らせ > さんが帰りました。 『今度、もう一度聖堂に足を運んでみよう』 [Wed 30 Aug 2006 02:53:57]
お知らせ > 維言さんが帰りました。 『( 黒尽くめの姿は、やがて夜に溶けるように。 )』 [Wed 30 Aug 2006 02:48:52]
維言 > この辺りの決断は、今回早かったですね。恐らく、何処も。 何か理由があるのかもしれませんけれど。 …昨夜、既に正門付近で戦端が開かれたという話も聞きました。 需要は恐らく多いと思います。 ( その辺りは聞かされた話ではあるけれど、恐らく間違いないだろうと。 気合を入れ直す姿は、頼もしく映る。 唇の端を僅かに上げて。 ) ……それはまだ若い。花ではあれど、散るには若過ぎると言います。これからが艶やかに咲き誇る時期だというのに。 ―― 貴女が。貴女方が守って下さるからこそ、私達は行けますから。 どうか、御武運を。 ( …改めて聞くと、まだ本当に若いのだ、このシスターは。 なればこそ、口にした事は戯言じみても本音の響き。 十字を切る仕草を終えた手を下ろすと、頭を緩く下げて。 ) お気をつけて。私も、まだ準備がありますので。 ( 一度大聖堂に戻りますと告げて、踵を返す。 ) [Wed 30 Aug 2006 02:47:54]
> そうね、そうなる前に、叩く、か。 受けに回るよりは確かに賢いかもしれないわね……そうね、せめて、何か動く時だけでも、お手伝いさせてもらえないか聞いてみましょう。 (頷きながら、気合を入れなおすかのようにタスキ掛けのサラシを締め上げて) そう、焦らないで慎重にね。 私もまだ死にたくないわ、やっと19になろうっていうのに……ま、最悪教会と後輩は守って見せるわよ。 (あなたも、と同じく十字を切って) さて、それじゃあ、私は土饅頭の方にいって、この人埋めてくるわ。 [Wed 30 Aug 2006 02:38:32]
維言 >  ……日頃は、どうしても管轄外という事にされてしまいがちですけれど。 今回のケースで、魔物が跳梁跋扈し始めたら、そうも言ってられないのだろうと言います。 …そうならないに越した事は無いのでしょうけれど。 ( 武装ヤクザに、銃剣マフィア。それに、騎士団と自警団が並んで戦うとか、中々に夢想絵図。 冗句のように口にして、軽く肩を震わせると。 ) …立場上、護衛は恐らくついていらっしゃるでしょうけれど。其方に助力なさるのも、宜しいのでは無いかとも思います。駄目とは大聖堂も仰らないでしょうし。 ……なるべく、篭城戦にならないように祈るばかりでしょうか。 大聖堂も、今は手一杯らしいですし。 ( 衛生面。スラム系の永遠の課題に対する答えは咄嗟に出ずに、眉を寄せた。 眉ひそめた顔を突き合わせて、一度考えるように間を取り。 ) …いきなり、では無いと思います。まずは、原因を突き止めて、然るべき後―― と言う事になりそうですから。 …死ぬつもりは、無論ありません。 シスターこそ、御無事と健闘を。 ( 胸の前で十字を切る。 祈りの形。もしくは証。 ) [Wed 30 Aug 2006 02:21:27]
> ウチの近所は、そのうちの二つが着てくれないから大変なのよねぇ。 (武装したマフィアとヤクザ頼りよ、と苦笑して) サンク様が? まさか一人って事は無いでしょうけど……大丈夫かしら。 教会は、避難所になるかも知れないから準備だけはしてるわ。食べ物は備蓄しておくにしても、トイレとか、衛生面が問題なのよね…… (頭が痛いといいながらも、相手の仕事の内容を聞けば、やや眉をひそめて) いきなり攻めるの?それとも……けっこう情報がそろってるのかな? まぁ何にせよ、必ず生きて帰ってきてね。  [Wed 30 Aug 2006 02:12:17]
維言 > ええ。中々。 ( 二回目。 見上げる視線が、一度頷いて駄目押し。 …四方山は一度置くとする。 ) …そうなって下さると良いと言います。 騎士団に自警団、『雷電』も動きを見せておりますし。確か、防衛線にはサンクトゥス様も出ておられた筈。 ……治安維持などに関しては、先の二つの団体にお任せしたら駄目ですか。 人心の安定を求めて、教会に訪れる方も増えそうですし。 ( 門の方で、昨夜戦闘があったらしいと、付け加えてから。 ) 他の二名に関しましては、余り深くは知らないのですけれど。 外―― 例の魔法陣の調査。然るべき後、速やかに原因の排除に努めよ―― といった所です。 ( 他の二人―― 大聖堂所属のエクソシストという管轄は一緒でも、仕事場が重なった事も無い為、よく分からないと首を捻り。 「 仕事 」 の内容については、簡潔極まりない。 ミもフタも無いくらいに。 ) [Wed 30 Aug 2006 01:59:21]
> そう? (やがて視線は相手の顔に固定されて) そうね、ホントそれに関しては運が良かったわ。 まぁ……今回は非常事態宣言も出てるし、組織どうしも上手く手を組むんじゃないかしら。 人手は足りてるんだし、パニックといさかいさえ起こらなければ、治安は守れそうだけど……中々難しいでしょうねぇ。 (ため息一つつくも、外の仕事と聞けば、片眉を上げて) 外? 何?街道の警備……とか、輸送の護衛とか? (ちなみに、他の人はどんな人が行くの?なんて尋ねる) [Wed 30 Aug 2006 01:49:10]
維言 > シスター・ジャスティスも中々。 ( 彼女達の動きについては、不死者砦で拝見しているだけに、疑いは持たない。なので、揺れると痛くないですか? とかは聞かないけれど。その辺りはシェバト氏に尋ねて見た方が面白そうですし。※怒られます   黒マント姿の胸元は、どう見ても平坦。 それこそ胸ばかり見ている訳にも行かずに、視線は流れるように逸れて。 ) ……それが重ならなかったのが、不幸中の幸いと言っていいものか。 ……アマウラの方から瘴気が流れてきているともいう話。触発される者もいるのでは無いかと言います。 ―― 人の動きは、パニックにならなければいいのですけれど。 ( 騒ぐ気持ちは分からないでは無い。その部分は口を噤んで、人の逞しさに、口元だけの苦笑い。 ) ……私は、中では無く外の仕事です。他、大聖堂よりエクソシストが二名、同じ任にあたります。 ( のそりと視線を上げて彼女の顔を見上げると、指差す方角は―― 推定アマウラ。 赤い柱の立つ方向。 ) [Wed 30 Aug 2006 01:36:45]
> たゆんたゆんねぇ。 (ぼんやりと思い出しつつ、自分の胸見て、維言さんの胸をみる。特に意味も無ければ表情も変わらずに。腰に手を当てて、しばらく考えるように空を見上げる) そうね……魔人も死んだし、目だってどうのこうのっていうのはまだ無いわね。ただ……今までもあった路地裏での食事……が少し増えたような気がするのと、死体の損傷が酷くなってるわ。……人は、そうねぇ、けっこうびくついたり、窓を塞いだりしている所も個人レベルじゃちらほらあるけど……活気付いてるところも結構多いかな。なんか色々買占めたりしようとしてるみたい。 (なんでも利益にしてしまおうとするんだから、とため息をつく) えぇ……正直、私はあまり詳しくは聞かされていないんだけど、暗黒街の警備の強化と……教会の死守をするように言われたわ。 維言さんは何か?いや、言える範囲でいいんだけど。  [Wed 30 Aug 2006 01:30:27]
維言 >  ……流石シェバト氏。 例え胸がたゆんたゆんでも切れ味は鈍らない御様子だと言います。 ( 謝罪の言葉に、戦意と言うにも何処か歪な意識が、瞳の中から抜け落ちて。残るのは、元の胡乱な黒い色。 何かを思い出すように視線を揺らしながらの言葉は、毎度ながらに色々と余計。 )  ………。 相手が納得してくれそうなのは、楽で良いと言います。 …埋葬。 ―― 暗黒街は、今の所どのような感じで? ( 耳を澄ましてみれば、なるほど。 一種聞きなれた音がする。 得心いったと頷きながら、彼女が属する教会のある場の情勢を尋ね。 )  ……シスターは、防衛に?  [Wed 30 Aug 2006 01:22:49]
> ドア開けたら白刃が迫ってきたわよ白刃が。 (あれ、寸止めしてくれるつもりだったのかなぁ、と首を捻って脂汗流しつつも、もう一度謝って) そうね、こんな時だし、相手も納得してくれるでしょうし…………ああ、ここには埋葬に着たんだけど……大八車を使うほどでもなくて。 (ちょっとしたなっぷサック程度の皮袋。それがうごけば、ズチャ、だの、くちゅ、だの嫌な音がして) どうも……柱の影響か、元々いた奴らも殺気立ってるみたい…………。 [Wed 30 Aug 2006 01:12:39]
維言 > ( 腕に伝わる衝撃が、今の蹴り自体は本気のそれとは違ったと教えては暮れる。牽制の可能性は存在するけれど。 ―― ざっ。 踏み締めた足元は、連日の雨の所為で少し緩い泥。 僅かに痺れる腕を垂らして、警戒と言うよりは、やはり胡乱に沈む黒色を彼女に向け。 ) ………シスター・ジャスティス。 ( 謝罪の言葉と理由に、目前の存在を確認するように名を呼んで。 長い溜息と共に肩から力を抜いた。 ) ……その手法は、どうにもあの方らしいと言います。 驚きましたけれど。…緩んでいた気持ちに、気合を入れられた気分です。 ( メイスを拾う姿に対して、ぴり と僅かに気配が張り詰めてしまうのは、それが擬似であっても戦端の名残。 …ふと、彼女が提げる皮袋に視線が向く。 ) ……その類の代物は厄介だと言います。不審に思ったら聖水なり、お経なりぶつけてみるのが一番手っ取り早そうですけれど。 ……時にシスター、その袋…は? ( 事実、判定方式としては実践しているだけに、ぼそりと呟く言葉は躊躇いも無い。 間違っていたら?謝る。 かくして始末書と上司様とのガチバトルは増加する―― 閑話休題。 近付いて来る姿に、軽く細めた視線が、彼女の肩。皮袋へと向く。 ) [Wed 30 Aug 2006 01:02:12]
> (今の相手の動きは、此方が振りぬいたとしても間に合うものだっただろう。そんなことを考えながら、ゆっくりと二本の足で地面を踏みしめて) ごめんなさい、いきなり。……いやね、私も前に御姉様、もといトバルカイン神父様に、こういうことされたのよ。 けどまぁ、こういうときって、こういう予行練習ってやっぱり大事なのかな、とおもって。 (いきなりやっておいて、凄く気まずそうに謝りながら、メイスを拾い上げる。その肩には、普段は持っていない皮袋が提げられていて) それにね、昔教会の警備をやってた傭兵が、あたしだったり、他の人だったりに化けたりしていた妖怪がいたって話していたの、思い出してたところだったのよ。 (ゆっくりと、会話をする距離に近づこうとして) [Wed 30 Aug 2006 00:54:55]
維言 > ( 視界の端、意識していたメイスがふっと消える。 何故――? 僅かな疑問符が答えになるより先、詰まる間合いから繰り出される彼女の脚。 咄嗟、掌底の構えを崩し、軽く地面を蹴って身体を浮かすと、腕で蹴りを受け止めようと。 蹴る勢いが強ければ強いほど浮いたであろう身体は―― 振りぬかれる事が無ければ、衝撃も予測する程の強さでは無いものか。 ) ――シスター…っ? ( 着地の間際、漸く先の問いかけが音になる。 ) [Wed 30 Aug 2006 00:49:00]
> っ……。 (飛び込んできた相手、一気に間合いが縮まれば、すぐにメイスの扱いづらい間合いに入るだろう。相手も飛び込んでくれば、メイスを手放し、勢いに任せた蹴りを放とうとする。が、どう転ぶにしてもその足は振り抜かれることなく止まるだろう) [Wed 30 Aug 2006 00:41:14]
維言 >  ――――。 ( 向けられる笑みに対して、笑みと言うには足りずに唇の端が僅かに動くも。 カンテラを腰に吊るし、手を空かせた所で向けた視線が僅かに揺れる。 …担ぐメイス。彼女の力を象徴するような金属の塊。 それに伸びる手を認識するまでは、何処か動く絵画でも見ているような現実感の無さだったけれど。 )  ―――!? ( 唇の動きだけを見れば、「 シスター? 」 とでも言ったか。咄嗟の事に反応するのは、頭よりも身体。 声を音にするより先に、垂らしていた片腕を掌底の形に構えると、自ずから彼女の懐に飛び込むように地を蹴りつける。 軌道は斜め、突進ルートから半身ズラすように。 ) [Wed 30 Aug 2006 00:37:04]
> …………。 (青い髪をしたシスターは、維言に向かって微笑みかけると、カンテラを腰帯に引っ掛けて……背後のメイスに手を伸ばした) しっ!! (やや前のめりに腰に力をためメイスを引き抜けば、何を思ったか維言に向かって突進する。体勢は、左手をメインに、メイスを保持し、柄を右肩に当てた、担ぐようにも見える格好で) [Wed 30 Aug 2006 00:26:18]
維言 > ( …考え事なんかしながらだったから、泥に足を取られたんだろう。 つんのめりかけて、体勢を何とか立て直した視界の端に、ゆらゆら 小さな灯り。 弾かれたように視線が上がるのは、昨今の情勢と相俟っての事。 ―― 夏の終わりらしい湿気が混じる、空気の中。微かに混じる金属音に張り詰めたのは警戒、だったが。 ) ――― あ。 ( 人よりは夜に親しい視界が、淡く捉えた青い色。 背格好と相俟って、ひとつ導き出される姿に、微かに気の抜けたような声が漏れて。 だらり 腕が下がる。 ) [Wed 30 Aug 2006 00:19:59]
> (……ほのかに、明かりが見えるだろう。弱い光源は、墓石に、木立に遮られ、緩慢に明滅しているかのよう。だんだんエクソシストに近づいていく光はカンテラのもので、ゆったりとした服装をした人物。時折金属音が聞こえるだろう) …… (ある程度近づいてから動きが止まり、そしてまた維言に向かって接近してくる) [Wed 30 Aug 2006 00:14:03]
お知らせ > さんが入室されました。 [Wed 30 Aug 2006 00:01:30]
お知らせ > 維言さんが入室されました。 『( 躓きかけた。 )』 [Tue 29 Aug 2006 23:43:42]
維言 > ( 弔いがおざなりになっている訳じゃない。偲ぶ余裕が、きっと足りないだけなんだろう。 …かく言う己に足りないのは、偲ぶ理由かるそれとも、よすがか。 ぼんやりと視線が墓地の奥に向く。其方に何があるのかは、分かっている。 だからこそ―― 今日は、訪れるつもりも無いのだけれど。 ) ……阿呆ですか、私は。 ( 胡乱な色を漂わせる面差しが、更に憮然とした色を目元に浮かべて。顔の半ばを隠す髪を、ぐしゃり 掻き上げた。 ) [Tue 29 Aug 2006 23:34:29]
維言 > ( 流石に、雨が続いたからといって墓碑やらが流されるといった事は少ない。 完全に無いとは言い切れないのが、自然の驚異。その辺りは―― 墓守が頭を抱える所なのだろうけれど。 手に花やらを携えている訳でも無い姿は、墓参りの風情とも遠い。 事実、足取りとて目的の見えぬ散策風味。 胡乱に沈む視線が、ぐるりと辺りを見渡していく。 ) ……多少、荒れた感じは致しますが。仕方ない所だと言いますか。 ( …今は、生きる者の法が大変かと言えば、何処までも現実論理。 世知辛いというべきか、逞しいというべきか。 ) [Tue 29 Aug 2006 23:21:45]
維言 > ( 連日の雨模様。 今考えれば、異変の前兆じみていた天候。 動乱真っ只中である現在もそれは変わらず、今日も朝方まで止む事の無かった雨。 ) ……いい加減、地面が削れそうだとか思いますけど。どうなんでしょう、その辺り。 ( 地理学、地層学とかは全く詳しくない。 数日ぶりに天体を抱く姿を見せた空の下、季節外れの黒尽くめが、泥に濡れた道を緩々歩く。 ) [Tue 29 Aug 2006 22:57:09]
お知らせ > 維言さんが入室されました。 『( 雨のち、晴れ。 )』 [Tue 29 Aug 2006 22:54:41]
お知らせ > リゼルさんが退室されました。 [Fri 25 Aug 2006 18:29:51]
お知らせ > スフェーンさんが退室されました。 [Fri 25 Aug 2006 18:26:21]
リゼル > ―― まァ、きっと先に約束を破るのは私なんだろうな。 ( 冗談云う様な口調。 )  … 、 ( 掴んだ裾、 彼が振り向けばゆっくりと離した。 )  ―― うン。 ( 彼の後ろではなく隣に、 僅かに嬉しげに笑いながら 歩いた。 ) [Fri 25 Aug 2006 18:20:00]
スフェーン > …。(小さな沈黙の後、)OK。(短く相槌を打つ。)――…まぁ、確かにベッドは渇いてる方が心地良いのは確か…――って、ぉ。(手を振った側からつかまれた服に、小さく驚き目を丸くして。)あ、ああ…――そうだな。一緒に行こうか。(少女の歩幅に合わせて歩く。見下ろす隻眼は笑みに、) [Fri 25 Aug 2006 18:17:50]
リゼル > ――消える事は云わないようにしよう。 約束。 ( 良い?― と小首傾げた。 少しだけ不安げな顔、 けれど彼の様子見遣ったら は、と息を零し。 )  ――そうだよ。 スフェーンだって布団が湿ってたら気持ち悪いよね? 其れと一緒。 ( て、と彼の後付けていく様に歩き始める。 )  私も何か食べ物とか、 色々買っていくよ。 ――あ、 服も買おうかな。この機会に。 ( 手を振った彼の、服の裾掴んだ。 ) 途中まで一緒に行こう―― ? [Fri 25 Aug 2006 18:12:50]
スフェーン > (木に寄りかかる男も又、腕を組み言う。)寧ろ逆だろう?10年先が在るのか分らないのは、俺の方だ。(少女の声音とは真逆に、楽しげに述べる。背が木を離れると、男の歩みは自然に墓地出口へと向いた。)棺桶も湿ってると寝心地が悪いのかい?(喉の奥震わせ、)俺もそうする。腐らない程度に食物の準備でもしとくよ。(軽く手を振り、背を向けて、) [Fri 25 Aug 2006 18:06:57]
リゼル > ン。 ―― 安息の時間になれば良いな。 ( 見上げた空の色は 少しだけ不安を伴う色だったけれど。 ― 木に寄り掛かる彼の姿見遣り、僅かに笑ゥ。 )   「 贅沢は敵? 」  …其れはお金がないと生きていけない人間の台詞だね。 ( ふむ、と腕組んだりして。 )   ―― 10年… 先が有るのかも 解らないから。 ( 言葉は独り言の様に小さく、消え入りそうな声。 )    …うン。 ( 一言言って、息を吸う。 )  さて、 私はそろそろ準備に入ろうかな。 棺桶とか ―― 持っていく前に日干ししたかったのに。 ( 吸血鬼らしからぬ言葉を。 ) [Fri 25 Aug 2006 18:00:12]
スフェーン > (再び木に身を預け、片眼は瞑り天を向く。)小休憩、か…――(口の端吊り上げ、) (続く言葉には思わず目を向き、小さな絶句。)ガイケンテキニ…ですか。いやー、何というか…―― 「贅沢は敵です。」 (苦虫を噛み潰した面持ちは、少女を見てみ塗る振りを決め込まん。) (小さく笑った。)10年後か…。未来なんて、想像も付かないな。(少女は今と、変わりないのだろうか。)蜩の季節かな。(雨期を未だ出ぬこの街が。) [Fri 25 Aug 2006 17:53:15]
リゼル > 戻る自信は有るからね。 ――ただ、少し  …色んな物を見すぎたから。  この旅は 小休憩になると良いな。 ( 長い長い時間の中の、安息の時に。 ― 会った血の色と月の色。 血の色が僅かに細まれば、 )  ――本当は君が私を養ってくれなきゃね。 こう …―外見的に? ( ぽン、と己の胸元抑えて。 )  …10年 ――ゆっくりで良いよ。 長すぎるのは勘弁だけど。 ( 僅かに冷たい身体に触れる風に、 )  もう夏も終わるね――――。  ( 暦が変わる。 ) [Fri 25 Aug 2006 17:44:06]
スフェーン > 大丈夫。その内又、自信を取り戻すさ。(少女の動向を追う様に、隻眼が追う。)まあ、確かに…。ただ、携帯食くらいは持ってないとな。水と…――もしもって時のためだ。(続く少女の言葉には「ヒモか俺は。」げっそりと俯く男の姿。それこそ髪も真白だ。) (顔を上げれば、振り返った少女の血色とばったり出会った。)その期待沿うには、後10年は掛かるかもな。(頬を撫でる風が心地良くも、)楽しみだな。(直に夏の空が戻ってくるのだろうか、少女と同じように灰色の天を仰いだ。) [Fri 25 Aug 2006 17:39:25]
リゼル > ――… そうでもないさ。 前より自信が持てなくなった。 ( てン、水溜り避けながら、子供の様に跳ねて歩く。 )  ――何でも食べれるものだけどね。 草も実も ――…動物も?   …お金は心配要らないよ。 私の貯めてたのがあるから。 ( 殆ど遣わずに残った金銭。今も埋まっている棺桶の中に大量に。 ―― くるり、と彼の方振り返れば、 )  じゃァ、私より強くなる事を 期待するよ。 ( ひらひら、と子供の様に小さな手を振った。 )  …  楽しみだなァ。 ―― 旅。 ( 灰色になった空見上げて、独り言の様に。 ) [Fri 25 Aug 2006 17:31:22]
スフェーン > リゼルなら、向かう所敵無しだろう?(おどけた様に笑う。気が付けば、何時の間に上がっていたのか雨。木陰を出て、雨に湿った顔を拭った。)武器は大丈夫。それより食料だなぁ。ああ、金の問題もある。(さて、ギルドを失って収入源は如何するか、という生活臭さは取り敢えず足元においとく。)――…、(しばし沈黙。)何か複雑な心境だよな。(少女の一見細っこい腕を見た。) [Fri 25 Aug 2006 17:25:45]
リゼル > ――… ヴェイトスの島の外に出る勇気は無いな。 …今は。 でも街の外にはずっと出たかったんだ。 ( ゆっくりと立ち上がる。 雨は上がり、灰色の空が一面を覆うばかり。 )  ―― 水と食料は必須。 スフェーンの場合は、武器も かな …?  ( 一歩だけ、木陰から足を踏み出した。 十字架林に 綺麗な雨粒が 光る。 )  …ン? ン―… 棺桶は大事なものだし、私が持つよ。 まだスフェーンよりは力に自信が有るし ね。 ( くすくすくす。 悪戯っこい笑みで彼を見遣ろゥ。 ) [Fri 25 Aug 2006 17:01:52]
スフェーン > ん。回らなかった。(笑み顔は白髪を掻き揚げ、)ああ、旅した。ただ、この島に来てからはずっとヴェイトスに居たしな。ギルドがあると下手に動けないんだよ。(「島の外なら、幾らか見てまわったさ。」言うや、立ち上がり木陰の下、伸びをした。雨は未だ止まないのか。気の屋根の下、墓地を見る。)準備か。OK。俺も色々買い出ししてこないとなぁ…――って、若しかしてその「棺桶」、俺が担ぐ…とかそんな事無いよ、なぁ?(立ち上がった片眼は、恐る恐る少女を覗き見る。) [Fri 25 Aug 2006 16:57:11]
リゼル > ――― そこまで頭が回らなかったの? ( 呆れた様な、けれど楽しげに笑ゥ。 )  …結構旅しているかと思ったよ。 流浪が合ってる、って云うくらいだし? ( くすくす、と 未だ男の顔を下から見上げながら 言葉を紡ぐ。 男のくすぐったげな笑みに 己もまた同様。 )  行く… ! ――行く前に私も髪の色変えなきゃ。 瑠璃色に。  ( 葉から落ちる雨粒が 己の髪を少しだけ濡らして。 ―― 彼の一言に、それ以上何も紡ぐ事無く。 ただ、笑んだ。 )   … もう少し 経ったら。 ―― 準備がある。 …棺桶とか 水とか 持っていかないとね。 [Fri 25 Aug 2006 16:50:28]
スフェーン > 不覚。(のたまいながらも、面持ちは愉快気であった。)俺も実の所、余りこの島を知らないな。前に、北のクリスティアに行ったくらいだ。(下からの赤い視線を、男はくすぐったげに見返す。断る理由は何処にも無い。相槌は「YES」。)じゃあ、瑠璃色でも見に行くかい?(隻眼が仰ぎ見る空から灰色が降ってくる。) ん? (一言。微笑む面持ちはそれ以上は語らない。)何時行く? [Fri 25 Aug 2006 16:45:33]
リゼル > 辞表が有るんだから、幾らこっそり出て来ても無駄だよ…。 ( 苦笑の様な笑みを浮かべた。 )   … ン。何処か。  …私は―― 此処以外をもう知らないから。 結構前からずっと滞在してる。  … だから、 ( 少しだけ戸惑う様な間の後、 )  決めないで旅をしよう? ―― 一緒に。 時間だけは 有るよ。 ( 駄目? …なンて、 屈んだ彼と同様にしゃがみこんで、 上目で見遣る。 )    ――、 ( 最後の言葉に、 )  え? ( 一言。 意味を解さずの疑問では無く。 ) [Fri 25 Aug 2006 16:37:18]
スフェーン > 噂が立たん様に、こーっそり出てきたつもり、だったんだけどなぁッ。(チッ、漏らす舌打ちは、悔しさ篭った苦笑。)ヴェイトスは、流れの中の町だしな。(留まる事の知らない街。)――…何処かに?(一瞬呆けた様に、呆然と少女の顔を眺める隻眼。)リゼルもか?そうだなぁ…、軽く島を一周するのも、良いかも知れないな。(海を越え、母国へ戻ろうとは言わない。)リゼルは何処へ行きたい?島は大きいから、初めの目的地を決めんと。(楽しげな己の声が、雨舞う墓地に僅かに響いていた。)――…、(無言は、ひとつ深呼吸をするための間。)独りじゃない、って事 だ。 [Fri 25 Aug 2006 16:28:16]
リゼル > ―――うン。 ( ただ一言。 ―― 続いた言葉には、あァ、と僅かに音洩らし )  …ギルドの中では広まってるみたいだね。  …仕方ないんじゃないかな。 ( 人の噂も何とやら、 ―恐らくすぐ消えてしまうだろゥ。 )  流浪、かァ――  じゃァ、何処かに行こう? 此処じゃない何処か、 ( ぼンやりと空見遣る。 ―― 住み着いてから出た事が無いこの街。 )  ――… 瑠璃色にする。 朱鷺ノ都には詳しくないけど、 … 綺麗な色なんだろうなァ。きっと。 ( ふと、彼を見遣る。 片方しかない月色に 僅かに笑みを浮かべて。 )  …――ン。何でも無いよ。   ただ、 1人じゃやッぱり限界があるんだなァ、 とか考えてただけ。  [Fri 25 Aug 2006 16:19:05]
スフェーン > ――…そっか。(それ以上を言いかけて、それ以上は言わなかった。)噂って立つの早いな。 辞めちまった。俺には流浪があってる。(雨に混じり風が鳴り頬に雨粒を感じた。)瑠璃色。トキノミヤコって所で重宝されてる硝子細工の色名だったかなぁ…。確かな記憶じゃぁ無いんだが――…、ん?(独り語り延々延々。ふと、傍らには俯く少女。片眼が見やる。)如何した? [Fri 25 Aug 2006 16:13:37]
リゼル > 嘘でも本当でも ―― 良いンだけどね。  …別に。 ( 僅かに首を傾げる。  )  ――ただ、 今までのスフェーンで無くしたいのなら、 辞めたのかなァ、 って。 ( 推理。――誰でも思いつく様な 簡単な。 )     …私にとっては どちらも変わりは無いのだし。  ( そして、 )  菫色――… 瑠璃色。 瑠璃色の方が 綺麗なイメージだね  …。  ( ぱ、と顔が下を向く。 瑠璃色と 菫色。 色々な青が 頭に浮かんで。 ) [Fri 25 Aug 2006 16:07:00]
スフェーン > (直ぐ傍らにある筈の貴女には矢張り、体温を感じない。小さく笑みが漏れた。)嘘だったら、如何する?(悪戯気な片眼が、側の少女を盗み見た。けれど結局、かち合う血と金。)或は、本当だったら、君は如何する?(        )似合うと思うぞ?赤い瞳に青は映えると思うんだが。いっそ、菫色の髪にしてみるか?(自分の髪色を決める時より楽しい。内心は胸の内に、悩める少女を見ていた。) [Fri 25 Aug 2006 16:02:13]
リゼル > ―――ふゥン。 … ね、 狩人に少し聞いたんだけど、 ( す、と彼の方へとまた近付く。 触れるか触れないか、ぎりぎりの距離まで。 )  ――ギルドを辞めたって本当かな ? ( じ、と血色は彼の月色を映す。   ―― そうして、は、と息を零して。 )  …よく有るのじゃァつまらない。   …瑠璃色? 赤い目には 合うかな? ( 己の髪を見遣る。 青に近い 銀の色。 ) [Fri 25 Aug 2006 15:56:22]
スフェーン > さぁ…――様は 今までの俺 じゃ無ければ良い。其れだけだよ。(雨露ぬ濡れても、少しも寒さを感じなかった。不快ですらない。)ん――…、(一度か二度か口を開き、結局言葉には成らなかった音。抱えた両膝に肘を付いたまま、)吸血鬼、としてはよく見る容姿だが…――リゼルが黒髪になるってのは、全く想像出来ないな。 金髪も桃髪も遣ったとなると…、(どうやら白髪は論外らしい。此方も又、考える様に顎を撫で、)黒が嫌なら、瑠璃色は?(深海色。コバルトブルー。) [Fri 25 Aug 2006 15:52:49]
リゼル > ( 雨は止む事無く降り続く。 ふと空を見上げた―― 雲が流れ、けれど雨の止む気配は無い。 )   …白銀――。  白にしか見えないけど、 …光が当たると少し銀っぽくなるのかな …? ( 見遣った髪色。 ただ、雪の色の様に見える。 )   … ( 男と目が合えば、 くすくす、と笑ゥ。 )  …ン。そうかな?  …在り来たりなのは嫌だなァ。 … 私も白に染めたら、 アルビノっぽくなるな。 ( 考え様な間の後、 )  白にしよう。 … 誤魔化しが効くし。  [Fri 25 Aug 2006 15:45:46]
スフェーン > (気まず気に頬を掻く男の面持は、何処と無くはにかみに近く。返答を返す代わりに、傍らの木陰に身を屈めた。もう随分とずぶ濡れだが。)何でも…「白銀色」らしい。 んー、俺には 白 も 銀 も大差無いと思うんだけどなぁ。(「如何でも良いさ。」頬杖付いた男の片眼は十字架の群れ。) (屈んだ男は、少女を見上げ、)リゼルは今のままの方が良い。 ――…黒髪ッ?想像も出来ないなぁ…、(ひとつ言葉を切り。続き楽しげな笑みが零れた。)黒か…正しく、吸血鬼っぽくなるなぁ。 [Fri 25 Aug 2006 15:40:26]
リゼル > ―― くすくすくす。 だッてピンクの髪の男の人なんて居ないし。  … 怒った? ( 機嫌伺うかの様に男を下から見上げて。 ―― す、と彼の方へと手を伸ばす。 )  … 白髪 に見えなきゃ良いのになァ。  白い髪って 嫌いでは無いし。 ( 伸ばした手は彼の髪には触れず 落ちる。 そして、 )  … 。 ( 彼の返答に呆れ顔。 )  考えが古いよ。 ―― 今は結構短い子も多いみたいだけど …? ( なンて云った。 )  でも伸ばした方が良いって云うなら切らないさ。 ―― また染めるかな。 金とピンクは遣ったから、 …黒とか? [Fri 25 Aug 2006 15:32:09]
スフェーン > まさかとは思うが、 俺と他者の区別、髪色でしてたのか?(少女の傍らに対峙して一番、脹れっ面。)同じく。やっぱり、老けるよなぁ…白髪。(真白になった前髪を指で抓み、軽く唸っては再び少女を見遣る。)――…勿体無い。(顔を顰め、)女の子ってのは、髪を伸ばすものだろう?切っちゃ駄目じゃないか。 [Fri 25 Aug 2006 15:28:27]
リゼル > ――ン。 少し戸惑ったよ。 … 似てるけど違う、 からね。 ( 雨音に混じり、足音が響く。 ―― くすくす、と可笑しげに笑う少女は 少しだけ小首傾げた。 )  ――シャンとお揃いかァ … なんか一気に老けた感じだね。 …髪、白くしただけなのに。  ( 似合うか、の問いには 如何だろう? なンて曖昧な言葉を掛ける。  そして、ふと己の髪に触れ、 )  私も切ろうかなァ――。  久し振りに会えた事を記念して、 …ンー。 イメージチェンジ? [Fri 25 Aug 2006 15:22:08]
スフェーン > (流れる雨音に混じり、木陰より聞こえてきた声音に男も又、小さく笑み声がもれた。)はは。分らなかったかい?髪色変えただけで、想像以上の効果だ。(おどけた様な口振りと共に、指は濡れた髪を絡めながら、十字架の林を越え影の元へと歩む。)そそ。イメージチェンジ。 …て、まぁ、シャンとおそろいにしてみただけだ。(「似合うかしら?」肩竦め問う。) [Fri 25 Aug 2006 15:18:19]
> ――…、 ( 暫く男の行動を確認している様な 間。 続いた言葉に、ふ、と僅かに息が零れる。 )  ――やっぱり…。  ( 小さく零れた声は少女の声。 ―― そうして、木の陰になっていた場所から、一歩だけ踏み出した。 )    髪、切ったの――? …色も。 イメージチェンジって、奴かなァ ? ( くすくすくす。 笑い声が洩れた。 ) [Fri 25 Aug 2006 15:10:43]
スフェーン > (石畳の上を行く。地と空の境すら、曖昧な午後。水を吸った前髪を鬱陶しげに払いつつ、隻眼は左右を見渡していた。) (ふと、止まる歩み。)――…。(何処の視線に気が付いたのか、或は隻眼が向かった先にその姿を見止めたのか。鈍い歩みが止まり、再び進む。視線の先に。)其処に居るのは…誰だい?(濡れた髪の影で面持はにこやかに笑む。) [Fri 25 Aug 2006 15:08:27]
> ( 男が居た木陰よりも 少しだけ遠い場所。 …十字架林からも離れた其の場所は 木が茂る場所。 )  ―― …。  ( 薄暗い墓地に、其の子供の様な影はただ佇んで。 ―― 男の方を向いている。 ) [Fri 25 Aug 2006 15:03:33]
お知らせ > さんが来ました。 『( ――…。 )』 [Fri 25 Aug 2006 15:01:46]
スフェーン > (見慣れた景色には何時も、十字の影が色濃い。灰色の墓地を飾るのも矢張り、十字架の群れであった。白銀髪の影で、細まる双眸。)…。(僅かな沈黙を挟んで、木陰の下より踏み出した一歩は、抜かるんだ道を抜けて石畳の上を行く。) (身に纏わり付く雨だった。) [Fri 25 Aug 2006 15:00:36]
スフェーン > (湿った雨が降りていた。) (灰色一色に見える。雨音すらしない墓地の中、男は独り木陰に居た。時折、鼻先に水滴が落ちては頭上の鬱蒼と茂る緑を見上げ、)長い雨期だ事。(身を預ける木の幹は、乾いていた。) [Fri 25 Aug 2006 14:56:52]
お知らせ > スフェーンさんが来ました。 [Fri 25 Aug 2006 14:52:37]
お知らせ > ヘルン・ローレヌ”typeW”さんが退室されました。 『眺めるのに飽きたならば――――あの空しき家へ帰る』 [Sat 19 Aug 2006 23:29:53]
ヘルン・ローレヌ”typeW” >   ・・・・  (何故気が付くと墓地に来てしまうのか、土砂降りの雨を眺めながら考えた。そしてあっさりと、直ぐに結論は出た。暗く、命の輝きのようなものが極めて低く、そして人が無い。あっさりと見つかり、しかも意外でもなんでもない結論は、見つかったところで「だから?」という程度にしか過ぎなかった。再び、豪雨を眺める退屈な時間が訪れた) [Sat 19 Aug 2006 23:15:17]
ヘルン・ローレヌ”typeW” >   ・・・・  vir  ・・・  ここ、は  ・・・・?(順路を巡っていたら、ふとたどり着いた建物。墓場にあるだけのことはある、飾り気の無いどこか陰鬱な建物だった。傘を畳み、その軒先に腰を下ろした)    雨    ばかり   ・・   (はぁ、とため息一つ。普通の人間ほど困らないが、やはり少しは困るところがあるのだ) [Sat 19 Aug 2006 22:58:28]
お知らせ > ヘルン・ローレヌ”typeW”さんが入室されました。 [Sat 19 Aug 2006 22:46:38]
ヘルン・ローレヌ”typeW” > (重い体が、ぬかるんだ地面にめり込む。そんなに酷くめり込むわけではないが、少なくとも金属鎧を着込んだ人間と同じぐらいにはめり込んだ。右手に傘を持ち、墓地の順路を歩み進んだ。特に目的は無い。というより)  ・・・・・・  また   来てる。   has  あんな目にあったの   に(頭の中にぐるぐる巡る、あの日の出来事――――あまりにも色々と起こりすぎて、未だに夢だったのではないかとすら思う。現実の証拠は、使った形跡のある自宅のベッド。少なくとも、体温の無い少女と出合ったのは現実ということ) [Sat 19 Aug 2006 22:37:11]
お知らせ > ヘルン・ローレヌ”typeW”さんが入室されました。 『――――ざくり』 [Sat 19 Aug 2006 22:32:43]
お知らせ > ステア@ドッペルゲンガーさんが退室されました。 『ヘレンさんの家・・・本体よりいい夜を送るドッペルゲンガー。』 [Tue 15 Aug 2006 02:53:54]
ステア@ドッペルゲンガー > ・・・お互いに、色々大変ですね。 (今度は伸ばされた手を、握る。 伝わる感触は金属そのものだけれど・・・何故か温かくて―――― 果たして、本体がこの意識を共有した時・・・どうおもうだろう、とふと考えた。 [Tue 15 Aug 2006 02:52:41]
お知らせ > ヘルン・ローレヌ”typeW”さんが退室されました。 『帰宅すれば、いつもどおり椅子で寝ようとする。気の椅子に座って。』 [Tue 15 Aug 2006 02:49:10]
ヘルン・ローレヌ”typeW” >    ・・・・・・ 私にも色々  ある  (今度はこちらが手を伸ばして、ステアの手が重なったならば、それを静かに握って――――) [Tue 15 Aug 2006 02:48:29]
ステア@ドッペルゲンガー > ・・・主が、居ない。ですか? (ソレを聞いて首を傾げた。 主が居ない、とはどういうことなのだろう、と・・・いないとして、何故?、と思考をめぐらせていたが・・・) ぇ、ぁ? あ、じゃぁ・・・お言葉に甘えさせて・・・貰います。 (その思考は、ヘレンさんの返答の催促の言葉で断ち切られる・・・そして、焦ったのかいつもより素早い動作で頷いた。 [Tue 15 Aug 2006 02:46:23]
ヘルン・ローレヌ”typeW” > ただ、帰るだけの家   だか ら 。   ・・・・ 主 ・・いない  ・・・家 ・・ ひとり  (気を使う必要は無い、というようなことを淡々と説明する。目の前の少女が普通の人間で無いことは、体温が伝わってこなかったことから容易に想像が付いたが――――どうでもいいか、と)   ・・・・  そう 。   大変     ね (気にした様子も無く「来るの?」と問いかけた。自分も普通の人間では無いし、人外同士である) [Tue 15 Aug 2006 02:35:44]
ステア@ドッペルゲンガー > そうですね・・・もう夜もかなり深いですし・・・帰る所があるのなら、帰った方がいいかもしれません。 (ヘレンさんの呟きに、窓に視線を移して呟き頷く。 確かに帰るべきところがあるならソレがいいだろう。) お家、ですか? でも、主人の方とか居るんじゃないです? (自分がドッペルである事は、出来うる事ならば伏せておきたい。 だから、普通の返答を返す。ヘレンさんの服装・・・メイド服という事はつまり誰かに仕えているという事で・・・家というのには誰かいるのではないか?、と考えに至り。) ハハ・・・陽の光を浴びれないので、こうなっちゃうんですよ。 (ある意味自分が吸血鬼とばれてもおかしくない発言をする分身。 分身ゆえに、知能も半分らしい。 [Tue 15 Aug 2006 02:29:02]
ヘルン・ローレヌ”typeW” >   ・・・・・・・  そろそろ かえらない     と(体温の残って無いローブ。でも、どこか嬉しかった。それに身を包んだまま、ふと思い出す。そろそろ帰ったほうがよいと。勿論、何か理由があるわけではないのだけど)野宿  ?  雨の日は   has  つらい 。      お礼、うち ・・・泊ま る  ?(目の前の少女が分身であるなんて知る由も無い。なので、お礼といってはなんだがここよりましな雨風のしのげる場所はどうかと。ベッドはあるが使ってない。誰かを家に誘うなんてこれで二度目だろうか。そんなことを考えながら)  ・・ きれい  ね (白く、まだ少女の色を残したステアの体を見て、ぽつりと呟いた) [Tue 15 Aug 2006 02:17:14]
ステア@ドッペルゲンガー > ――いいえ。 (会話というモノに慣れていないのだろうか? たどたどしい雰囲気で返ってくる返答を、ステアはクスクス、と笑って返事を返す。) いえいえ、行く宛がないだけですよ? 今夜はあそこで野宿をするつもりでしたし。 (違います。と違います覗き見趣味発言を断固否定。 そして、豪雨の墓場で野宿という常識から外れた事を一言。) あ、いいですよ? 家もありませんし・・・ただのローブですから。 (パタパタと手を振って、返すというヘレンさんを制して。 [Tue 15 Aug 2006 02:06:56]
ヘルン・ローレヌ”typeW” >   ・・・・・・・    sia  ・・・・・・・・ありが  とう (もう一度感謝。しかし、実はどう答えてよいか解らなかったので苦肉の策ともいえた)   ・・・・・・ ずっと見ていた ら  ・・・・  それはそれで    趣味   ?(落ち着くと、普通とずれた思考の方向性が表面化。そのまま見てたら覗き趣味?とか思った恩知らず?)  ・・・・・・   え と ・・・(困った。どうせ仕える人も居ないし、ただ帰って洗うだけなのだが――――)  ・・・・  洗って返  す   。  家 ・・ どこ? [Tue 15 Aug 2006 01:58:05]
ステア@ドッペルゲンガー > ええ、私はそう思いますよ? (ただ一言帰って来た言葉に、笑みを絶やさぬ貌がコクリ、と頷く。) ほんとのことを言いますと、あのまま見捨てて傍観をしているつもりだったのですけど・・・私には無理だった見たいです。 ―――――と、はい。 (そう、本当は傍観するつもりだった。だけれど本体と同じ思考を持つ私には・・・ソレは無理だった、それだけだ。 そうして、自身のローブに手をかければ、「バサッ」とローブを脱いでしまう。 露になる薄着を纏う純白の肢体。そして脱いだローブをヘレンさんに差出し・・・) それメイド服、ですよね? 泥だらけの服じゃ色々不便でしょうから、コレでも着てください。 [Tue 15 Aug 2006 01:48:59]
ヘルン・ローレヌ”typeW” >   ・・・・・・  そう  ・・・   (また悪い癖が出てしまった。昨日内気な少女に返したのと同じ、ただ一言「そう」という返事を返してそれっきり。他に言い言葉が思いつかない現実)  ・・・・  確かに   has   そう、だけ    ど  (朽ちた建物へと、手を引かれるままに入り込む。身体に打ち付ける雨は届かなくなった。泥は少し落とされたが、まだあちこちについているはず。身体は冷えていたが――――そもそも普通の生物のように体温が重要な身体でも無いので、心配は無いだろうと) [Tue 15 Aug 2006 01:34:44]
ステア@ドッペルゲンガー > フフ・・・ありがとうございます。 でも ヘレンさんも・・いい名前ですよ? (俯いている理由を勘違いしたまま、ヘレンさんの手を引き墓地のすぐ傍の倉庫にでも使われているようなボロ屋へとたどり着く。 此処なら、少しくらい居座っても大丈夫だろう。中に入れば、ヘレンさんから手を離す。 ) ・・・・・・理由、ですか?さぁ、どうしてでしょう?でも・・・人を助けるのに、理由が要ります? (本体の「人との接触は極力避ける」というのを完全に無視してしまっているこの状況。 今更言ってもしょうがない、と半ば諦め気味でいて。ヘルンさんの返答には真意の見えない曖昧な返答をして。 [Tue 15 Aug 2006 01:28:51]
ヘルン・ローレヌ”typeW” >    ・・・・・・ステア   ?   そう。  良いなま   え  ・・・・(うつむいているのは恥ずかしいからなのだけど、そんなことを言うのも恥ずかしいので言わない。そうして、雨の降らないところに移動しようと持ちかけられれば、こく、と小さく頷いてついてゆく)   ・・・・・・・  どうして私  を ・・・ 助けよう  と?(ふと涌いた素朴な疑問。それを素直に、真っ直ぐ投げかけてみた) [Tue 15 Aug 2006 01:18:06]
ステア@ドッペルゲンガー > ・・・これで、おあいこです。 (落ち着いてきたのか、自己紹介をしてくる銀のメイドさん。 ヘレンさんというらしい。) ヘレンさんですか。 私・・・ステア、といいます。 ―――とりあえず・・・雨の当たらない場所に行きませんか? (そうして、顔を俯かせて何も言わなくなってしまうヘレンさん。 当然か、先程強姦されてしまったのだ。 普通の状態を維持できているほど神経が図太くも、見えない。 とりあえず、銀の手を握ったままの白い手が引かれ、この緩やかになったとは言えまだ降っている雨を凌げるところへと、誘導しようとする。 [Tue 15 Aug 2006 01:13:50]
ヘルン・ローレヌ”typeW” >   ・・・・・・・  こちら  こそ  ? (ようやく落ち着きを取り戻して、いつもの調子に戻りつつある。ローブの女性に返答を返しながら、重ねられた手には体温が伝わらぬ。その点については、きっと人間ではないのだろう、と1人納得した)  ヘルン  ・・  ヘルン・ローレヌ  ・・・・・(ぼそりと次げる自分の名前。そうなると、急に恥ずかしさがこみ上げてくる。服はあちこち泥で汚れ、肌は泥と錆が付いている。挙句の果てには後ろから犯された現場を見られたのだ。名前を告げると、うつむいたまま顔を上げない) [Tue 15 Aug 2006 01:01:55]
お知らせ > 浮浪者さんが退室されました。 『そして男は気を失った。』 [Tue 15 Aug 2006 00:59:25]
浮浪者 > ( その異臭を放つボロ布を漁る気があるのかどうかという疑問もあるが、懐を弄れば子供の小遣いにもならない程度の金―― 100エンが見つかるだろう。自分の一物を露出したまま気絶する姿があまりにも哀れすぎて視界に入れるのも嫌がられそうだが――。 否、それよりも何かを獲得するというのなら、戦闘経験ポイント★2こそが相応しいだろう。 ) [Tue 15 Aug 2006 00:58:52]
お知らせ > ヘルン・ローレヌ”typeW”さんが入室されました。 [Tue 15 Aug 2006 00:57:06]
ステア@ドッペルゲンガー > ――――えぇ。 大丈夫・・・助けにきといて助けられましたね。 拳は大丈夫です?ええ、と・・・メイドさん。 (文字通り「飛んだ」浮浪者を傍目に眺めつつ・・・「罰ですよ。」なんて内心で男に言い放つ。 そうして、差し出された銀の手に白い手が重ななる。 銀の女は、気付くだろうか。 この女に体温というモノが存在しない事に。) ありがとう。 (そうして、立ち上がれば先程、男を脅したどす黒い一言が嘘にも思える、笑顔を。 やはり、男を無視している。 [Tue 15 Aug 2006 00:54:21]
ヘルン・ローレヌ”typeW” >  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ra ra ri  r i  ri  ri  ri   ・・・・・・・(右手が痛い。硬いからといって、ダメージが無いというのは間違い。人を殴れば、人の肌をしてなくても痛いのだ。初めて人を殴った。傷つけた。そして心配そうに視線を降ろせば、刺されたはずの女性は平然としてるように見えた)  ・・・・・ 大丈  夫  ?(右手を女性に伸ばしながら、問いかけようか。男は起き上がる素振りが無ければ、そのまま捨て置く) [Tue 15 Aug 2006 00:42:47]
浮浪者 > ( 勢い良く―― とはいえ、所詮は硝子の破片。酔った男の片手の腕力。だがそれを除いても不可解な不思議な手ごたえの無さに男は一瞬驚きの表情を浮かべた。 苦痛の叫びでも悲鳴でも無い、毀れたのがただの溜め息なら尚更だ。そして更に二撃目を振り下ろさんとしたとき、横からヘルンの拳が迫った。予想していなかったその行動に男は反応出来ず、男よりはるかに強い力がその金属の体という重さに乗って ) うげ  ァッ! ( 勢い良く、例えるなら男の体が”飛んだ”。 倒れた衝撃で手に持った瓶は粉々に砕け散り、濡れた地面を滑る。 拳は浮浪者の脳をこれでもかという程揺さぶり、ぐらぐらと視界が揺れて――。 ) ……… う、  うぅ っ ( ダメージが大きかったのか、男は立ち上がらない。否、気絶しようとしている。 ) [Tue 15 Aug 2006 00:37:15]
ステア@ドッペルゲンガー > ・・・・・・・・・ッ (背中に瓶が突き刺さる、その衝撃で「バシャッ!」と泥水の上に手を付く。だけどそれだけで・・・。) ・・・はぁ。 (銀色の女が立ち上がって、男にその拳を叩き込もうとするのと同時に、溜め息。 [Tue 15 Aug 2006 00:33:04]
ヘルン・ローレヌ”typeW” >   ・・・・・  !(よけるどころか、そちらを見もしないローブ姿の女性。男の望むままに割れた酒瓶が背中に突き刺さる。少なくともこちらからはそう見えた。頭の中を、ものすごいスピードで考えが巡る。さらに混乱が深まったとも言う。怒りが涌いたわけでも、憎しみを抱いたわけでもないが――――) ash  !   やらせ     ない  (ぐ、と立ち上がり、右手を握って力いっぱい大きく振りかぶり、男の顔面に叩き込もうとする) [Tue 15 Aug 2006 00:24:59]
浮浪者 > ヒャッハ――― ッ! ( 女は動かない。その一撃を背中に振り下ろす。 男は歓喜に満ち満ちた笑みを浮かべるだろう。常に誰かに踏みにじられる側だった男が、初めてその立場を逆転させた―― と感じたのだから。 ) お前も、 お、お、お、オ、お、犯してやるゥ――ッ! ( 直撃したのなら、それをぐりぐりとねじ込むようにし、そのまま押し倒そうとする。男はとりあえずコイツを動けなくしてから隣の女をまた犯すつもりだったが――。 ) [Tue 15 Aug 2006 00:19:45]
ステア@ドッペルゲンガー > そうですか、ならよかったです。 私ですか? 私は―――― (銀色の女の傍に屈んでパサリ、とフードを外せば・・・真っ白い肌が闇に映える紅い瞳の女がはっきり、と銀色の女の前に。 そうして、自己紹介をし始めた矢先にっ) ・・・・・・・・。 (背後に迫る凶漢に視線を向ける事もなく、無言。 本当にこの男を、存在から無視しているかのよう。 男がやろうと思えば、その凶刃をこの女の背後の至る所に振り下ろせるだろう。 [Tue 15 Aug 2006 00:13:13]
ヘルン・ローレヌ”typeW” > 大丈  夫  ・・・・  。  貴方  は   fir  ・・   誰   ・・  ?(今、間近にローブの女性の顔が見える。やはり、その顔に見覚えは無いようだ。今日は今までで一番騒がしい日かもしれない。知らない男に犯されかけ、さらに知らない女性に助けられて。日々を茫洋と過す頭には、いささか刺激が強すぎるような――――)  ・・・  危な  い    後ろ 、瓶    ! (まるで手当てをするかのように、乱れたスカートを整えてもらえば、少しは精神的に落ち着くことができた。そんな安堵のため息を漏らしかけた時に、不意に響くガラスの破裂音。反射的に後ろへの警告を告げたが――――口まで周りの遅いこの身。間に合うだろうか?) [Tue 15 Aug 2006 00:03:40]
浮浪者 > どいつもこいつもこいつもどいつもどいつもどいつもどいつもどいつもこいつもこいつもこいつもこいつもどいつもこいつもこいつもどいつもどいつもどいつもどいつもどいつもこいつもこいつもこいつもどいつもこいつもコケにしやがって糞がアァ―――ッ!! ( 男は叫び、逆手に持った割れた瓶を向け突進してきた。しかしその足は鈍重極まりなく、振り下ろす力も片手のみで弱い。 ) [Mon 14 Aug 2006 23:52:50]
浮浪者 > ( 引き抜かれると同時に男は見っとも無く地面に転がり、地面の水溜りに己の赤い熱を交わらせる。ひぃひぃと悶えながらその襲ってきた女から離れようと地を這った。 しかし男には―― 勿論恐怖はあったが、それ以上の屈辱があった。生まれてから今まで苦汁を舐めさせ続けられた屈辱が。脳裏に蘇るのはそれの記憶。 ) 『パリィン』 ( そんな硝子が砕ける音がするだろう。さっき男が投げ捨てた酒空き瓶だ。それを地面に叩きつけて割り、その鋭利な切っ先と狂った獣の目を向ける。 ) どいつも、こいつも……っ ( 相手が隙だらけだとしても、男はそれに輪をかけて隙だらけだ。瓶を割る音は大きかったし、傷の痛みと酔いで男の足元は覚束ない。ゆらりと立ち上がる。 ) どいつも…… こいつもぉ……! [Mon 14 Aug 2006 23:52:03]
漆黒のローブ > (この男が大した男でないことは見て判った、だから少し自分の得意な暗黒魔道で人の恐怖心に直接働きかける様な声にして脅しただけで・・・この通り。 最も、ドッペルゲンガーたる今の私にはコレが精一杯だが。) ・・・・・・いいでしょう。では・・・ 「ズッ――」 (刺したとき同様、軽い音をさせて引き抜かれた細剣。 刀身を濡らす紅い血を、指でなぞりながり・・・ローブは男を無視したかのように先程まで貫かれていた女、に近付き。) ・・・大丈夫ですか? (男がすぐ傍にいるというのに、ローブ姿は銀色の女と視線を合わせるために身を屈める。そうして、細剣を置いて・・・女のスカートを正してやり臀部を隠す。 男から見れば、今はこのローブの女は隙だらけか?それとも――― [Mon 14 Aug 2006 23:45:03]
ヘルン・ローレヌ”typeW” >  は  ―――  ・・・・・・・ っ  ・・・・・・は    ・・・・・      (動くというか、のたうつ男。どうやらあの剣を刺したのは女性であるらしい。胎内を貫いていた男根という名の杭が引き抜かれると、先ほどからしがみついたままの木にもたれかかった。雨に濡れたスカートは身体に張り付き、臀部が少しあらわになってしまっていた)  ・・・  has   ・・・   la ce      ・・・・・・・・・     (黒いローブ。そして、その中に爛々と輝く赤い瞳。美しかった。男の肩に剣を突き刺して押しのける様をぼぅ・・・・・と眺めていた。そして、未だ胎内を貫通されているような錯覚を感じさせる、男の体温の残り。もじ・・・・と内腿を摺り寄せれば、どこか甘い痺れが走った) [Mon 14 Aug 2006 23:34:49]
浮浪者 > ( 男はぎょっとした。強盗とか、チンピラとか、そういう奴らとは違うこの感覚。スラムで生まれ育った自分だから判るこの違和感。恐ろしい声、恐ろしい瞳。 ) あぁ! がッ…! ひ、いあぁぁ!止めろ!止め… ぐあぁぁッ! ( ゴリゴリと削れるのは肩の骨だろうか。痛みの悲鳴をあげながら体を捩り、それは銀色の女に突き立てた肉棒はそれにあわせ女の胎内を抉るだろう。無論、それに快感を感じている余裕など無い。 女の尻から離れ、肉棒がぬめる愛液に塗れつぅ―… と糸を引いた。 ) ぬ、抜いた…!抜いたから、も、抜いて…! ( まるで犯されている最中の娘のようにか細く、情けない声を浮浪者は零す。 ) [Mon 14 Aug 2006 23:26:19]
漆黒のローブ > (振り返った男は見るだろう、その姿は夜の闇に溶け込むかのように黒。 フード付きのローブなのかフードを深く被ったその奥から微かに覗く血の様な双瞳。) ・・・何しやがる、ですか。どうも見ていた所、どうやら貴方が無理矢理その娘を貫いているように見えたので・・・私も貫いてみただけです。 (なんだろう、このイラつきは。 なんだろう、この行き場のない怒りは。 私は激昂しているのだろうか、この男を見て?) 私は貫かれた事は無いからわかりませんけれど・・・男性の方というのは挿した事はあっても―――― 刺 さ れ た 事 が あ ま り な い ら し い で す ね ? (ソレは果たして女の、人の声なのだろうか。 まるでこの墓地に眠る死者達の呼び声の様な・・・どす黒い、泥の様な雰囲気の声。) 聞こえません、でした・・・? その辺にしといた方がいいですよ?ホントに・・・ 「ゴリッ!」 (そうしてもう一度呟く、今度は普通の女の声だ。 そうして今度は何か削れるような音が響き・・・。) 貴方が、その娘からソレを抜くまで私も抜きませんから。 「ゴリッゴリッゴリッ」 (そう、言いながら刺した細剣を捻る!捻る!!捻る!!! [Mon 14 Aug 2006 23:19:50]
ヘルン・ローレヌ”typeW” >  うっ ・・・・・ く、あ、ぁ、ぁ    ・・ ・・ ・・・     ァ  ・・ (自らの意思とは関係なく、白銀乙女の性器は男のたけり狂うそれを受け入れてゆく。先ほど自慰で潤っていたのが最大の原因。最も不幸中の幸いと言うことも出来る。濡れてスムーズに入ったことは即ち、無理やり進入されるよりはマシだからだ)vir  ?な ・・・    に ・・・・・・・・・  ?(男のうめき声を聞いて、最初は射精されたのだと思った。しかし、よく聞いてみるとその声は苦痛の色。恐る恐る振り向いて見れば、男の肩を貫く細い剣。何が起こっているのかわからず、ただ胎内を貫く男の熱と、臀部に零れ落ちた男の血――――それは直ぐに雨に流されたが――――の熱さに、未だに貼り付けにされたように動けずにいた) [Mon 14 Aug 2006 23:05:12]
浮浪者 > ( ”女”は柔らかかった。そして美しかった。その声も、熱も、男を優しく包み込む。久しぶりのその感触に浮浪者は悶え悦び、その奥を乱暴に突く。すぐに達してしまいそうな予感が腰に走る。が―― ) ………… ッ ( 一瞬、何が起こったのか男は理解できない。理解が追いつかない。貫いたと同時に貫かれた。快楽と同時に苦痛を味わった。恍惚と苦悶を同時に顔に浮かべた。 熱い。肩が熱い。貫かれた肩から僅かに毀れた血がヘルンの尻を赤で汚す。それと同じ色に汚れて伸びる銀色が男の肩から生えていた。繋がったまままるで果てたかのようびびくびくと身体を痙攣させ、男は首だけ振り返り後ろをみやる。 ) な、に…… しやが、る …ッ ! [Mon 14 Aug 2006 22:54:08]
漆黒のローブ > ―――ッ! (ザワッ! 男の呻き声、女の悲鳴。 男のすぐ背後に辿りついた所で、ローブ姿の中でソレが切れた気がした。 位置的に詳しい事はわからないが、唯一わかった。 この男は「行為」に走ったのだ。と―――) その辺にしといた方がいいですよ 「 ト ス リ 」 (短くポツリといえば・・・女の身体に触れているであろう方の浮浪者の肩を、あまりに軽い音をさせて・・・貫いた。 男からは嫌でもその視界に、女からはちょっと振り向けば・・・その男の肩を貫き伸びた紅く妖しく光る細剣が見える事だろう。 [Mon 14 Aug 2006 22:50:14]
ヘルン・ローレヌ”typeW” > ひ     ッ !    ぁ、ぁ・・・・・・・・・・・・(なんて熱いのだろう。皆雨にまみれて冷え切っているのに、押し当てられた「それ」はああまりに熱かった。まるで真っ赤に燃えた鉄の棒、それをあてがわれたような感覚。そのあまりの言葉に出来ない圧力に、ただかすれたような声を唇から零れ落ちさせた。彼がその「先端」に感じたものは、普通の人間同様の熱さと柔らかさ) ・・・・・・  な   に ・・    ?(木にしがみついたまま、何が起こったのか混乱した頭でなんとか考えようとする。いましたのは女の声。後ろを向きたかったが、浮浪者と顔をあわせるのが嫌なので振り向かなかった。尻の谷間に深々と突きつけられた性器の熱さに、腰を動かして逃げることも出来ない) [Mon 14 Aug 2006 22:36:12]
浮浪者 > ( 男は”良くしてやる”と言ったが、荒々しく求める手には相手を思いやる気持ちも悦ばせようという意思も何も無い。犯せば女は喜ぶだろうという一方的で自分勝手な妄想の塊、それがこの浮浪者。 銀色は闇の中では美しく妖しい色になる。下着に手を掛け乱暴にずらし、男は熱をその女の濡れた秘所に押し付け――。 ) あ、オォ――……ッ ( ぬるりと絡みつく感触に歓喜の声を上げた。男は興奮していた。男は酒に酔っていた。男は夢中になっていた。だからすぐ背後の気配に気付かず、身を翻し逃げるところを―― ) く うぅッ! ( 愚かなり。男根をねじ込もうと前へと進もうとした。その肉の感触は硬いのか?柔らかいのか?熱いのか?冷たいのか? これが男が感じる最後の快楽になるのだろうか。 ) [Mon 14 Aug 2006 22:29:59]
漆黒のローブ > ・・・・・・。 「―――傍観を決め込んでいるつもりだったのですが・・・。」 (内心、そんな事を思いながら男の背後より近付いていく。 本体には、人との接触は避けるように命じられているけれど・・・この状況。 果たして、本体も見逃す事ができただろうか? そうしてローブから白い手が生える・・・真っ白い手が。 その手には握られているのは、本体も余り使用しない細剣。 このまま浮浪者が気付かなければ、このローブ姿は、浮浪者のすぐ背後手の届くところまで近付くだろう。) [Mon 14 Aug 2006 22:23:43]
ヘルン・ローレヌ”typeW” >  ・・・・・ ! や、や ・・・  !(足元は不確か。すがりついた木を、他に頼るものが無いかのように確りとしがみついた。当然両手は塞がる。背後から聞こえる荒い吐息、そしてスカートを捲り上げた手が、直ぐに下着に手をかけるのは容易に予想が付いたが――――どうにもできない。それに、こんな形でも求めてくれる人がいるなら、それでも――――)  ――――  ッ !  や  ・・ !(そんな考えと冷静な思いが行ったり来たり。そんな状態なので新たな視姦者に気付けるはずも無い) [Mon 14 Aug 2006 22:13:00]
浮浪者 > ( 雨に濡れて浮かび上がる女のライン。上質の布生地はそれをより一層艶かしく男を誘惑する。 )  …… はぁッ はぁッ …はぁ…ッ ( 野獣のような荒々しい吐息が雨音に混じった。女の動きは緩慢で、突き飛ばす腕の力も構わず。 女はバランスを崩し転んだ。泥水が撥ねる。 ) そう言うなよ…… あぁ、女だァ…! あんた、良いぜ。凄く良い… ! ( 木に手を付いたヘルンにまるで犬のように後ろから覆いかぶさる浮浪者。忙しい手つきで自身のベルトを外し、汚らしい一物を取り出す。逆の手は女のスカートをたくし上げようと伸びた。 新たな気配にはまだ気付かない。 ) [Mon 14 Aug 2006 22:01:20]
漆黒のローブ > (滝かとも思える豪雨。 そんな人目を憚る様に佇む漆黒のローブ。その眼の先には・・・同じく人目から逃れるように自慰にふけっていた女性、と・・・如何にも浮浪者、ゴロツキと言える男が、居る・・・) ・・・・・・はぁ・・・・・・。 (暫く傍観を決め込んでいたローブ姿から、小さな溜め息。 [Mon 14 Aug 2006 21:59:35]
お知らせ > 漆黒のローブさんが入室されました。 『―――――そのやり取りを、離れた影から眺める闇、一つ。』 [Mon 14 Aug 2006 21:49:48]
ヘルン・ローレヌ”typeW” >     fi  sha   ・・・   いや   っ    (元々動きが遅い上に、さらに今身体は少し錆びている。そのせいか、現れた男の望むまま密着を許してしまい――――掴まれた右手を振り払って突き飛ばそうとするが上手くいかない。そうこうしているうちに、互いの服越しに伝わる男の局地的な熱。それの意味を知らないわけでもなく)  い ・・らな ・・・・・・ い  (無理やり立ち上がって離れようとする。しかし、無茶な体制でしかも手をつかまれたままなので、足を滑らせてうつぶせに転んでしまう。木に手を突いて立ち上がろうとするが――――それは男を誘うそぶりのようにも見える) [Mon 14 Aug 2006 21:45:40]
視線 > ( 男は最初にその雨とはまた別のもので濡れた右手を掴もうと手を伸ばし、更に相手の身体を後ろの木に押さえつけるように自分の身体を密着させようとする。酒瓶が地面に落ちる音がからぁん、と響いた。男の下腹部には熱が宿り、それを恥じらいも無く擦りつけようとするだろう。。 ) フヒヒ… 悪ィ悪ィ、気悪くしたか? けど、俺ぁ好きだぜ。色狂いさんよ。 ( 改めて女を近くで見たとき、何だクランクかと一瞬男は思う。だがすぐに『まあいい』と下品な笑みを浮かべた。 ) …良くしてやるよ。そんなんじゃ全然物足りないだろ…? [Mon 14 Aug 2006 21:39:33]
ヘルン・ローレヌ”typeW” >  ・・・・ は  ・・・・・・・・・・・・    (ひとしきり両手の動きを止めると、自分の顔の前に両手を軽く掲げた。左手はともかく、右手はぬらりとした粘液にまみれていた。自分で言うのもなんだが、こんな身体のものが「濡れる」などおかしいかもしれない。そんなことをぼぅ・・・と考えてると、突然現れた身なりの悪い男の姿)色   狂     ・・         (反射的に身を縮こまらせて、じぃ・・・と現れた男を見た。知り合いではない。人付き合いがとてもとても少ないゆえ直ぐにわかる。しかし、解ったところでどうにもならない)失礼  ・・   な  ・・・・(そう呟くのが、精一杯) [Mon 14 Aug 2006 21:33:41]
視線 > ( 女。女だ。どうして女がこんな所に?まさか幽霊じゃあないだろうな。そんな事を男は考えていた。が、それもどうでも良い。捨てる物なんてもう何も無くなった人間は自棄ッぱちにしかなれない。自身で自身を弄ぶその光景を前に、ご無沙汰の男が何を考え、どうしようとしているのか。…男はなけなしの金を差し出す自分の手を払う、スラムの安娼婦の顔を思い出し歯軋りした。 )    …へッ。 ( 下品な笑い声と共に物陰から姿を現した男はばしゃばしゃと水溜りを撥ねさせながら、前方から真っ直ぐヘルンの方へ向かう。幾ら大雨とはいえ、こうも判りやすく近づいて行っては流石に気付かれるだろうが――。 くすんだ茶色の髪、同じ色の瞳。そしてボロ布を身に纏い、髭は伸び放題。空の酒瓶を片手に―― 見るからに浮浪者という風体だ。 ) へ、へへへっ。 フヒヒ… 色狂いめ。 ( こんな夜に、こんな場所で、こんな雨の中。自分のスカートの中を弄るなんて。 ) [Mon 14 Aug 2006 21:25:59]
ヘルン・ローレヌ”typeW” > は   ・・・  ん  ん ・・・・ ッ      !(雨はいろいろなものを覆い隠す。匂い、音、そして今は夜でここは墓場。先ほど見回した時に何も認められなかったゆえ、誰もいないと完全に思いこんでいる。ゆえに白銀のメイドはあたりにはばかることなくその行為を深め――――)  f    fi 、 ri     h  a          あ  !      っ ・・ (びくんっ!と身体をひときわ震わせたかと思うと、かくん・・・と糸の切れた人形のようにぐったりと身を木にもたれかからせた。未だに右手はスカートの中。時折動かしては、また幽かな声を上げた。視姦者には気付いていないよう) [Mon 14 Aug 2006 21:21:36]
視線 > ( 雨と墓石の合間から覗かせる視線。二つの穴。貪欲な光。 その正体は同じように雨に打たれ行くあても無く彷徨う浮浪者の一人。スラムの浮浪者達のグループにも入れてもらえなかった正真正銘最底辺の男。いや、奴隷よりは辛うじて上か。 ついさっきまで寝転がっていたある店の軒下から追い出され、豪雨の音に呪いの言葉を響かせながら空になった酒瓶片手に男はふらりと墓地へとやってきた。このままここでくたばっても良い、なんて自嘲の笑いを浮かべて。 ――しかしふとその時、墓場に人影があるのに気付いた。その人影を物陰からじっと見つめていた。 ) [Mon 14 Aug 2006 21:13:36]
お知らせ > 視線さんが来ました。 『じ、と見つめる瞳。』 [Mon 14 Aug 2006 21:10:56]
ヘルン・ローレヌ”typeW” >   ・・・・・ vir ・・・・・  ? (ぽたりと顔に落ちた水滴に、はっ、と瞳を開く。辺りを気にするかのように視線をさ迷わせるが――――)  ・ふ   ぅ  ・・・・  ・・  ・・・・   ン (ひとしきり周りを見回すと、再び自分の身体に掌を重ねてもてあそび始めた。声の割には、うつむいて眉根が少し寄った程度だが――――) [Mon 14 Aug 2006 21:01:10]
お知らせ > ヘルン・ローレヌ”typeW”さんが入室されました。 [Mon 14 Aug 2006 20:54:38]
ヘルン・ローレヌ”typeW” >   ・・・・・  ん  ・・・・      (服の上から自分の胸に掌を重ね、そっと力を込める。そこに伝わるのは、肉でできた体と変わらぬ感触。表情は殆ど変わらず、幽かに零れた声は雨音にかき消された。何をしているのだろう、と自分でおかしくも思うけれど、少ない交友や知人の中で二人も亡くなったのだ。それこそ「自分で慰める」ぐらいしかなかろう) [Mon 14 Aug 2006 20:47:59]
ヘルン・ローレヌ”typeW” >    洗濯しな   いと  。 (大雨で身体はびしょぬれ。地面は土なのでお尻の辺りは泥汚れにまみれている。このまま雨で洗うのはどうなんだろうか、なんて考えた。そんなのんきな考えの最中、ふと目を下ろせば、濡れた服が張り付いて身体のラインがぴっちりてしまっている。見た目からは少々想像しづらいとは思うが、身体全てが硬いわけではない。その最たるものが唇と顎周り。もしここも硬かったら口の端に縦線が入ったサン○ーバ○ド状態だ) [Mon 14 Aug 2006 20:15:32]
ヘルン・ローレヌ”typeW” >   ・・・・・・・  (しかし、自分が気を落ち着けてどうなるというのだろう。取り乱しても騒ぐことも出来ず、ならば気が落ち着いてなくてもどうでもよいのではないだろうか。あの日以来、少し精神は自由になったような気はするが――――) [Mon 14 Aug 2006 19:56:38]
ヘルン・ローレヌ”typeW” > (気を落ち着けようとすると、いつの間にかここに来るようになった。つい先日あの少女と出合った木下で、再びすわりこんでぼー、と身動き一つせずにいた。会いたいからきているわけではなく、また何か希望があるわけではない。相変わらず身体は錆びたまま。身体や服が濡れるが、あんまり気にならない) [Mon 14 Aug 2006 19:40:24]
お知らせ > ヘルン・ローレヌ”typeW”さんが入室されました。 『――――最近』 [Mon 14 Aug 2006 19:36:42]
お知らせ > 小柄な少女さんが退室されました。 『「あ、はい…ありがと、ござい…ます」 ポツリ返しながら、慌てて、着いて行くか』 [Sun 13 Aug 2006 03:02:20]
お知らせ > ヘルン・ローレヌ”typeW”さんが退室されました。 『足元 ・・気をつけて(それが、精一杯)』 [Sun 13 Aug 2006 03:00:52]
ヘルン・ローレヌ”typeW” >  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  (互いに名乗って、さてでは、と墓地の外へと歩き出すが、これもちょっと社交性に欠ける行動だった。しかしどうしていいか解らないのだ。それを学べたであろうあの邸宅は既に無い。しかしそれでも、無い知恵と記憶を絞って―――) [Sun 13 Aug 2006 03:00:13]
小柄な少女 > …… は、い(今度は…短い返答に頷きを加え… やや緊張気味に見上げて、相手の…何やら思案気味な様子なメイドの反応を待って―― そして、やがて返ってくるのは… 了承の、言葉。) あ… はい、ありがと…ございま、す  (それに、おずおずと言葉とお辞儀返せば… 彼女の立ち上がったメイドの、傍に…身体を近付け…) え?あ… ドリィ… ドリィ・ディフィート、です [Sun 13 Aug 2006 02:54:41]
ヘルン・ローレヌ”typeW” > ・・・・・・・・  そう 。(また一言。小さく頷きながらの返答一つ。帰り道はどちらだったろうか、なんて記憶を掘り起こしつつ。少女が道を知っているようならばそれに従おうか。そして)  心配は要らないけ  ど。      一緒、良い。帰ろう(いつもは言わないようなことを言って見た。きっと、普通の社会生活を送るにはこういう能動的な行動が必要なのだろう。夜明けはまだ少し先。そして今更ながらに気が付いて――――)ヘルン。ヘルン ――― ローレヌ。貴方は? [Sun 13 Aug 2006 02:49:52]
小柄な少女 > ……… ぇ… け、ど――(慌てる理由の大丈夫じゃないと言う言葉と… 錆。 それに、困惑等が織り交ざった結果だろうか? そんな風な様子を浮べる少女は、見上げられれば… じっと、相手の体にか…自分に対してか困った様な視線を返し…――) …… ぇ…あ…――(そんな風な様子を見せていれば… 目の前で立ち上がるメイド。その挙動に少し驚きを深めつつ… 彼女の問い掛けに…暫し、思案を見せ――) え… えぇっと――… ( 暫しの困惑… その、後で…) あ、あの… 心配だし…一人だとやっぱり怖い、から…途中まで、一緒に帰って…いい、ですか?(お父さんだったら…「具合の悪そうな人を放って置くな」って言うと思います、し お墓参りは…日が昇ってから、でも… と、ボソボソと小声て漏らし、た ) [Sun 13 Aug 2006 02:42:12]
ヘルン・ローレヌ”typeW” >     ・・・・・・・・・ 気にしなくて   良い。  医者も掃除屋も ・・・ いら、ない(こちらが座っているから見上げる形になるが、それほど背の高く無い少女だ。知る由も無いことだが大学生には見えない。何を慌てているのか良く解らないが、とりあえず話は通じるようで一安心)なんとなくここで  ・・   ・・・・・ こうして、いる 。    でも、    ああ、そう。いい機会  だから(ゆっくりと立ち上がる。軽い軋みの音が少し響いたが、直ぐに聞こえなくなった。錆びは変わらず身体のあちこちに見受けられる)家に、帰る   。墓参りは?(休に尋ねた。もう用事は終わりか?と) [Sun 13 Aug 2006 02:32:52]
小柄な少女 > ――――…… は、ぁ… (一言で終らされてしまえば… 同じ様に、曖昧な感じに言葉返し… …それから、困った様に沈黙し…  そして、困った風に視線を彷徨わせ――… ) ……… ぇ?(っと、ふと耳に入るメイドの声。それに、驚いた様に視線を向ければ… 掲げられた手… 其れを犯す錆を見詰めれば…目を、丸くして――) あ、あの… お医者さ―――駄目、お医者さんじゃ、錆なんておとせな… え、っと… だ、大丈夫、じゃ…無いんです、よね? えっと…どう、すれば――(それから、混乱丸出しな様子でメチャクチャな言葉を漏らして、しまうだろう、か ) [Sun 13 Aug 2006 02:23:58]
ヘルン・ローレヌ”typeW” > ・・・・・  そう。  (一言で終わってしまった。これでは会話が続かない。しかし、他に何も思いつかなかったのだ。昼ではなくこんな時間に来るのならば、何か事情があるのだろう。そして、親の墓参り。自分には解らないが、きっと重要なことなのだろうと納得してしまったから。話題も社交性も乏しい白銀メイドには、これが限界のよう)   ・・・・  さあ   ?  むしろ、大丈夫ではない方   が 。  (軽く右手を上げて、錆びているところをわざわざ見せて)  ・・こうしていたから錆びたわけ  じゃ・・・ ない [Sun 13 Aug 2006 02:16:43]
小柄な少女 > …… ぁ… えっと… は、ぁ… そ、その 長い間…お父さんのお墓、行って…なくって―― (投げられた言葉。それに… 律儀に応えたのは… 眼鏡に薄汚れた古い服を着た少女。怯えと、困惑と、何処か心配げな様子が入り混じった表情を目の前のメイドに向ければ… やがて、彼女の傍に屈みこみ――…) …… あ、あの… あなたは… 大丈夫、なんです、か? …えっと… その、こんな所で寝てて… も (…そして、自分を落ち着かせる様な深呼吸の後で吐き出されるのは… しどろもどろな問い掛け…掛ければ、未だ困惑気味な視線を彼女の体へと向ける…か) [Sun 13 Aug 2006 02:10:37]
ヘルン・ローレヌ”typeW” > ・・・・・(着ている変わったメイド装束は少し汚れているが、それほどよれよれと言うほどではない。傍から見るとどう見ても捨てられた人形だが、実のところあまり変わらないのかもしれない。誰かに捨てられたのではなく、自分で自分をというべきか。) [Sun 13 Aug 2006 02:06:09]
ヘルン・ローレヌ”typeW” >  ・・・・  そう  ・・   人形違   ・・・   う 。こんな時間  に  墓   まいり  ・・?。おすすめしな  ・・・  い(きい、と軽い軋みの音と共に、白銀の人形が顔を上げて少女を見た。その瞳は未だ銀色) [Sun 13 Aug 2006 02:04:33]
小柄な少女 > ―――― っ!?(はっきりと聞こえてきた「いる」と言う言葉。 それがどんなに間の抜けた遣り取りだろうと、怯えきった所に応えが返ってきた当人にとっては…そんな所では無く… 緊張か恐怖か、その両方か… それに息を詰まらせれば… じっと、目の前―― 其処にある人影に、視線を…向けて…) ……… ぇ… あ… 人形… じゃ、無い…です、よね?(其処にあったのは、錆びた人形―― そう思った瞬間、そちらから聞こえた言葉に… 一度、肩をビクンと震わせれば―― 再度、問い掛け… そして息を飲み、意を決して、彼女の傍へと近寄ろうと… する、か) [Sun 13 Aug 2006 02:00:39]
ヘルン・ローレヌ”typeW” >       ・・・・  ・・       ・・・・・    いる     (誰かいるんですか、と問われている、と返すとなぜか間抜けなやり取りに聞こえる不思議。多分止まれといって止まる奴はいないとかそーいうことで。いるかいないかと問われたので正直に答えはしたがさてはて) ・・・・・・・  夜遊びには   向かない      場所    (貴方の目に入るのは、あちこちが錆びたメイドの人形。大きな、白銀の、人形) [Sun 13 Aug 2006 01:55:33]
小柄な影 > ――――… ?(ふと、その小柄な影は…耳に入った声らしき音に足を止めて、辺りを見回す。 暫し、怯えた様子をありありと示しながら見回せば… 気のせいかな、と呟きを漏ら――) ―――― ッ!? だ、だれか… いる、んです…か?(――そうとした直後、耳に入った軋む音に…ビクンと体と声を震わせれば… その音がしたと思う方向に視線を向け、恐る恐るに声を掛けるだろうか。 震える足と、完全に引けた腰で、ゆっくり前へと… その音がした方へと近付き―― やがて、木の下にある人影に、気付く…か?) [Sun 13 Aug 2006 01:52:16]
ヘルン・ローレヌ”typeW” >    has  ・・・・・・・・    ?  (何か聞こえる。雨音の無い夜の墓場はとても静か。どうやらこんな時間に、こんな場所に少女が迷い込んだようだ。しかし、だからどうしようかというと何も思いつかない。かける声も思いつかず、そのまま座り続けた。木に寄りかかって、誰が来るのかを茫洋と待ち続けた。ぎぎ、と軋む音が届くだろうか?) [Sun 13 Aug 2006 01:47:57]
小柄な影 > ――――…… ぅ…(その影が、口から漏らすのは怯えた吐息。 何処か忙しなく… 何処かおどおどする様に周りを見回すそれは… ゆっくりと、震える足取りで墓石の林の中を歩き…) ――――………… っ… ぅぅ…昼間に、来ておけば… 良かった… (… その影が吐き出すのは… 小さく、弱々しい声音。 その声を漏らす影は、震える足取りの侭… 彼女が横たわる木の方へと進んでいくだろうか。その影に、気付いた様子は、未だ無い…が) [Sun 13 Aug 2006 01:42:33]
お知らせ > 小柄な影さんが入室されました。 『深夜の墓参りだろう、か… ふと、小さな…怯える様な影が…一つ』 [Sun 13 Aug 2006 01:37:55]
ヘルン・ローレヌ”typeW” >    ・・・          (嫌だ、というはずだった。でも、唇が幽かに動いただけ。声は出なかった) [Sun 13 Aug 2006 01:32:11]
ヘルン・ローレヌ”typeW” >   ・・・・・・・・・      cas   ・・     いつまで寝てて   も    (いつまでも、こんなところで寝てても仕方ない。それは自分でも思う。しかし、では何をするというのだろう。何も無い。勤め先は悲しみと共に失われた。家は相も変わらずとても綺麗で整頓されていて、まるでモデルルームのように部屋の住人(私のことだ)を出迎えてくれるだろう。そしてまた再び以前のように椅子に座って起きているとも寝ているともつかない日々を――――) [Sun 13 Aug 2006 01:31:47]
ヘルン・ローレヌ”typeW” > (目が覚めた。覚めたくなかった?覚めてしまった?目が覚めればいつもの部屋でいつものように椅子に座ったまま――――ではなく、以前目を閉じたままの墓地の一角、木の下であった。流石に家屋のように雨を完全に防いでくれたわけではないが、体中びしょぬれということも無かった。体中ずぶぬれになったら、もっと錆びて「終われた」のだろうか、などということをぼんやりと考えた。)   ・・・・     sie  ・・      (軽く掲げた手は、やはり錆びたまま) [Sun 13 Aug 2006 01:14:49]
お知らせ > ヘルン・ローレヌ”typeW”さんが来ました。 『   ―――    ―   』 [Sun 13 Aug 2006 01:11:32]
お知らせ > メルビルさんが退室されました。 『 かり、と爪がベンチの木目を掻いた。 』 [Sat 12 Aug 2006 11:45:50]
メルビル > ――――――…っ、痛……。 ( 急激に色を取り戻した世界は雑音と濃い緑の匂いと極彩に満ちている。 暫し掌で眼を覆いながら深呼吸を繰り返し、頭痛が治まるのを待つ。 もっと空気を。 肺の中を満たさないと。 ) [Sat 12 Aug 2006 11:43:05]
メルビル > ( また黙り込んだ。 『今は結論が出ないようね。貴女に黙り込まれると終わりだわ。 今日は帰りなさいな。 少し自覚を強めたのよ、貴女の大好きな“バランス”が傾いてるって。 今でも思う? いつでも何処にでも消えてしまえる、って。』 黙り続けた。 『求めないのは得意だけれど、奪うのは苦手よね? 甘えるのも。』 ざ ザ ザ と景色にノイズが走る。 直ぐにesの領域が崩壊して、鈍い痛みと共に景色が空転した。 ) [Sat 12 Aug 2006 11:39:52]
メルビル > ( 『そんな詭弁を本気で思ってるわけでもなし。友達に合鍵を渡すほど迂闊な人間ではないでしょう?』 分かっている。 彼女が特別他より1段階上なのは自覚している。 「それでも友達よ。 恋人でなければ身体を重ねちゃいけないなんて思わないもの。」 『彼女もそう思ってる?』 黙り込んだ。 ) ( 「曖昧で良いのよ。お互いの為だわ。」 遅い返答に“彼女”が小さく笑って溜息を吐いた。 『入れ込みすぎると他の何も見えなくなるものね。 貴女は。 感情が“多すぎる”から。 一生そうして他人との距離を多めに取って生きて行けるかどうか怪しいわ。』 『そのうち仮面が割れるかも。』 ) [Sat 12 Aug 2006 11:29:51]
メルビル > ( 『最近ご無沙汰だったわね、セブルラキス女史。新しい恋人に夢中で忘れていた?』 ふと、背後からそんな風に皮肉っぽい音を含んだ声がかかる。 私は別に振り返る事も無くその場に座り込んだ。 「彼女は友達よ。」とだけ返事を返して。 私の背後に居るそれは、私自身だ。 「主観の私」と「客観の私」との対話で私は思考を整理する事にしている。 だから、今こうしている私は私だし、声をかけてきた彼女も私だ。 ) [Sat 12 Aug 2006 11:18:52]
メルビル > ( 其処は乾いた秋の丘の上だ。 此処ではない、もっと北にある国のとある場所。 セピア色の其処は遠くに街を見下ろす場所で、風が吹くたびに木の葉が舞い散った。 久しぶりに帰ってきたその私の領域、心象風景。 何度見ても嫌な場所。 無音、無機質、遠くにぼんやりと霞む太陽までもがセピア色で、風の音は耳に入らない。 心の中、その場所でしばし遠い故郷を見下ろした。 此処は私の唯一支配する世界である反面、絶対に街には降りられないようになっていた。 あそこは私の世界じゃないということ。 ) [Sat 12 Aug 2006 11:14:31]
メルビル > ( こんな何も無い朝の墓地だ。 遠くの音も聞こえないような丘の上で、私は久しぶりに瞑想を始めた。 魔術師にとって、自己の原初根幹の部分を認識するのは重要なことだ。 時々其処に立ち戻って、今現在を整理した方が良い。 自分が何処に向かっているのか、どこか歪んでは居ないか、何を成すべきなのか、案外其処から再認識する事が出来るものだ。 ベンチに座ったまま両手を膝の上で組んで目を閉じ、自己催眠の領域に至るべく心を開放した。 そして、冒頭へと続く。 ) [Sat 12 Aug 2006 11:02:27]
メルビル > ( 静かな墓地をひとしきり歩いて墓石の間を通り抜けた私は、ふと何も無い広場に抜けた。 これから墓石が増えていく空き地なんだろう。 木で出来た新しいベンチだけがぽつんとあって、其処に座ると街を全部見下ろす事が出来た。 市病院。コロセウム。その向こうには商業区の石畳と均一な大きさの建物が並んでいる。 少し視線を逸らせば、暗黒街の壊れた時計塔が聳え立っていて、その向こうに芸能横丁や大ホール。 大聖堂はもっと向こうだったか。 ) ( 彼女の職場は見えない。 ) ( 話を少し戻そう。 ) [Sat 12 Aug 2006 10:58:25]
メルビル > ( イメージはそんな感じだ。 真っ暗な闇の中を浮遊するみたいにゆっくりと降りていって、其処に私の心象風景が広がっている感じ。 中途半端な休日の朝、薄曇りの中を歩いて坂を上り、丘を上がって辿り着いたのは墓地だった。 別に其処に知り合いの墓があるわけでもなし、この街に来てから御参りなんてした事も無い。 ただ、人気のない時間帯の灰色に曇った寂しい風景が自分らしいと思っただけ。 ずっと坂を上っていってヴェイトス市が見下ろせる高台まで辿り着くと、其処は墓地の馬車停留所だった。 ) [Sat 12 Aug 2006 10:54:18]
お知らせ > メルビルさんが入室されました。 『 (深く深く潜っていく) 』 [Sat 12 Aug 2006 10:50:08]
お知らせ > ジャスティスさんが退室されました。 [Sat 12 Aug 2006 04:11:42]
お知らせ > セレニアさんが退室されました。 『( 最後にもう一度… 自分の破壊してしまった墓標に向き直って )』 [Sat 12 Aug 2006 03:38:21]
お知らせ > ティフィスさんが帰りました。 『(大聖堂に帰ったら、またぶったおれるのだ。)』 [Sat 12 Aug 2006 03:35:08]
ジャスティス > (とりあえず、紹介できそうなエクソシストを思い浮かべてみて……オブライエン神父様と、トバルカイン様。……立派なエクソシストにはなれそうだが、とりあえず黙っておくことにした) そうですね。物取りなどに気をつけてくださいね。 (二人への祝福を祈り、仲の良い彼女達を見送ろう。そうして、力強くスコップで穴を掘るのだった) [Sat 12 Aug 2006 03:31:43]
セレニア > …感覚的な事で、説明は難しいのですが… ( 攻撃、などというアクティブな行動が、我慢したくても出来ないなんて… 眉をひそめられてしまっても仕方の無いこと。 それを受け止め、考えてくれる様子の二人に、ちょこりと会釈をしたようなしていないような。 エクソシストに、と言われれば… 知り合いの顔も出て来るけれど。 それについては返答するでもなく、黙ったまま、ティフィスの尼僧服の裾をそっと掴もう ) ―――はい。 大聖堂が私を起用しても問題無いと判断する時は、戦線に加えられる事になっています。 ( それは、相談してみた一例。 いい意味でも、あまり良くない意味でも、大聖堂は柔軟だ。 聖教会よりも。 …条件付けは教会に従おうとさせるし… 聖教会を優先するから、侮辱と捉えて反応しそうにもなるけれど。 言いたいことは何となく分かるし、それが間違いだとも思わない。 こくん 素直に頷いた ) …シスターティフィス、体調に異常はありませんか…? ( 優しく撫でられたまま。 ほっとする微笑を見上げて、改めて問う。 吸血鬼と出会う前の様子は、彼女がそういった周期に入る事を示すものではなかったか… 無理をさせてしまったと、思っていた ) ―――はい。 失礼します、シスタージャスティス… お気をつけて。 ( 台車を一瞥して、一人では骨の折れる作業。 非力だけれど人手はあった方が良いのではと思いつつ… ティフィスの状態も良くなければ、協力してもかえって足手まといという事も考えられる。 …少しの逡巡の後… 『ありがとうございました』 と礼をして、十字を切った ) [Sat 12 Aug 2006 03:18:36]
ティフィス > 『色々とありがとうございます。シスター・ジャスティス。』 ( 自己紹介するまでもなく、相手の顔と名前は知っていた模様。時折大聖堂を訪れるのを見ていたらしい。 ) 『そうですね――どのエクソシストに師事するか、セレニアがそれを望めば、の話ですが。』 ( ようやくまたもとののほほんとした笑顔に戻ったティフィス。セレニアを優しくなでて、安心させるように笑う。 ) 『では、私たちはそろそろ大聖堂に戻ります。――いきますよ、セレニア。』 ( 一通り話が終われば、ジャスティスに十字を切って、別れを告げる。 ) [Sat 12 Aug 2006 03:05:45]
ジャスティス > (うんうん、とティフスの記す言葉に相槌をうつ。ここヴェイトスでは、それは色んなところとの軋轢を生むだろうから) ……話には聞いたことはあるけど……攻撃衝動、か。 (吸血衝動のようなものなのだろうか、だとしたら制御はかなり難しいだろう。言葉で止められない、という言葉には腕組みして) やはり……本来なら、大聖堂のエクソシストなりに師事させて上げるのが一番なんでしょうけれど……。 (一歩ひいて、頭を撫でられ、それを受け入れる二人を見ていると、離れ離れにするのもかわいそうな気がしてしまう。微笑ましい光景にくすり、と笑って) まぁ、二人で話し合えば……いいえ、大聖堂だって、けっこう柔軟ですよ? いろいろと相談してみて損は無いと思います。 (聖教会より柔軟、といいかけて、そこはなんとか飲み込む) [Sat 12 Aug 2006 02:57:33]
セレニア > ( そっぽを向いたジャスティスに、おや?と目を瞬きつつ。 続けられた言葉には、少し思案するように ) …私は聖教会で、ヴァンパイヤは例外無く全て滅ぼすようにと教えられましたが… 大聖堂はそれを選別すべきと考えるようです。 ( と言うよりは、セレニアを担当した司祭からの指示が、そうだった ) …奴隷の血を啜り、身を潜めるヴァンパイヤを刺激するのは適当で無いと判断しているようですが…   私は、クルースニック… 先天型のヴァンパイヤハンターです。 天敵を前にして攻撃衝動を抑えるのは、難しいことが… いえ、努力しますが…   ( ハブとマングース? 先走るな、交戦規定をと提案されても、それを守る自信がまるで無い ) …はい。 教会の教えは、守らなければいけません。 …ヴァンパイヤを前にしても… なるべく、気に留められるように、努力します… ( 言っていることは… 一応、分かっていると思うけど。 じっと見つめられての答えは、確約する自信が無いから、やっぱり今ひとつ歯切れが悪い。 …哀しげなため息を、元気の無い無表情で見つめて… それでも撫でてもらえれば、すまなそうにした後で、ほ と表情をやわらげた ) [Sat 12 Aug 2006 02:48:09]
ティフィス > ( これまでのことから、セレニアが本能でヴァンパイアを感知し、感情を前面に出して戦うということは分かっている。けれども、それをとめる手段が今の己にはなくて、しゃべれないこの身を嘆いた。 ) 『吸血鬼を狩るなといっているわけではありません。吸血鬼を滅するためになりふりかまわず突き進むのをやめろといっているのです。私の言うことが分かりますか? セレニア。』 ( じっとセレニアを見つめて、問う。 ) 『私がもう少しこの子をしっかり見ていてあげられればいいのですが――なにぶんまともにしゃべれませんので、言葉で止めることができません。』 ( 悲しげに息を吐く。それでもセレニアがお墓に向かって謝れば、ようやくにっこりと笑って頭を撫でてあげた。 ) [Sat 12 Aug 2006 02:36:13]
ジャスティス > 自体は私は否定しないけれども、それも冷静に、理性で行うべきじゃ、ないかしら? (職務として。ティフスさんが怒ったのは、自分から突っかかって行った事と、お墓の破壊。セレニアさんにとっては、吸血鬼の駆逐の優先順位がかなり高いことから来たいさかいなのかな?などと考えて……) その、理性的に行動できるように、交戦規定みたいなのを自分で明文化してみるというのは、どうかしら?それにいつも従うように心がければ、先走るようなことも無いと思うけど……。 (とりあえず、教えてもらった吸血鬼の外見情報は頭に叩き込んで)  [Sat 12 Aug 2006 02:30:54]
ジャスティス > (結構しっかりした人だなぁ、と毅然とした態度のティフスをながめ、破壊跡の残る墓標を見つめる…………そういえば、昔砕いたり、吹き飛ばしたりしたなぁ、と思い出せば冷や汗流しながらいったんそっぽを向いて) 挑発……ですか? えっとセレニアさん。大聖堂があなたに吸血鬼を狩るのを自粛させているのは……そのあたり、感情的な面も、もしかしてあるの? その……ヴァンパイアとの積極的な戦闘 [Sat 12 Aug 2006 02:26:15]
セレニア > ………。 ( そう、身を守るため。 マスターと、人類全てを守る為に吸血鬼を戦うのだと、そこに最高の価値を見出す意識は考えるけれど。 …そのマスター自信によって別の考え方を求められて、混乱して… ジャスティスの助け舟にもきっぱりと言い放つ… 書き放つ? ティフィスに視線を落とす。 指されるままに目を向ける直された墓地は… それでも完全に元通りとはいかなくて…。 …それを過ちと認めれば、自分の存在意義が否定されるようにも思ってしまうけど… 間違いだったとする見方も教会として正しく、理解できる。 少し戸惑うようにしたあとで ) ―――…ごめん…なさい… ( ぽそぽそと、物言わぬお墓に謝った。 年齢不相応に、幼く見えるかもしれない。 ややあって顔を上げて ) …戦意の有無は問題ではありません。 ヴァンパイヤは人の振りをして人に近付きます。 明確な敵意を見せずとも、その存在そのものが危険である事に変わりはありません。 吸血鬼は生きる為の糧として人間を狩る必要がある、人類の敵です。 ―――首にかかるくらいの白髪に紅い瞳、アルビノイアのように見える、140cm弱の少年です。 …大聖堂は私にヴァンパイヤとの交戦を禁じていましたが、知覚しようとせずに感知した事から、種族隠蔽能力は低いと思われます。 教会とVHGでモンタージュの閲覧が可能でしょう。 ( まだ元気なく… というか元々無表情で今もだけれど… 微妙に気力が抜けているような様子で、ぼそぼそ ) [Sat 12 Aug 2006 02:14:23]
ティフィス > 『その誠意が微塵も感じられないからこうして叱っているのです。』 ( きっぱりといって、その後でしかし――と首を横にふった。 ) 『この子のしたことは、吸血鬼を挑発して戦意を駆り立てることです。明確な敵意をむけていた相手ならともかく、今回の場合はセレニアのほうからけんかを売ったようなものです。』 ( ごめんなさいと謝るセレニアには、”謝る相手がちがうのではありませんか?”と静かに墓地を指差す。今彼女が謝罪すべきなのは、ティフィスに対してではなく―― ) 『吸血鬼は途中で戦意を失い、逃げ去りました。幸いセレニアが顔をはっきり覚えていますから、似顔絵を作成してVHGに提出しておきました。』 [Sat 12 Aug 2006 01:57:42]
ジャスティス > ははぁ……成る程……しかしですね、ティフスさん。 セレニアさんも、身を守るためにやむなくそうしたのでしょうし……きっと墓標の主も、誠意を込めて祈れば解かってくれるはずです。 (セレニアの焦燥具合を知っていればまた違った意見も出るのだろうが、とりあえず落ち着いて、とティフスさんにそんな言葉をかけて。素直に謝るセレニアさんに微笑ましいものを感じながらも、フト気付いて) そういえば……その吸血鬼はどうしたんですか?  [Sat 12 Aug 2006 01:52:38]
セレニア > …私は、教会のヴァンパイヤハンターです。 …それ以外の事に意味が無いとは思いませんが… 私の身体は、そう出来ています。 ヴァンパイヤを狩る事は教会の意思であり、私の存在意義です。 ( さらさらと、良くない筈の体調を押してスケッチブックにペンを走らせるティフィスを見守って、補足するように。 公にしないようにと指示を受けているけれど、気にしている余裕は無かった ) ……墓標を壊した事は…… そうするよりも、墓地の外へ誘導するなど、先に為すべき事があったのかもしれません…。 ( 冷たく突き放されてしまうと、もうどうすれば良いのやら。 罰を与える! で許されるより、ある意味厳しい状況で… ) ―――ごめんなさい… ( 終には子供っぽく謝るしかなかったり ) [Sat 12 Aug 2006 01:37:29]
ティフィス > 『実は――かくかくしかじかというようなことがありまして。』 ( それで伝わるのも色々とすごいが、説明を求められれば、ティフィスはスケッチブックにこれまでのいきさつを書いて説明して見せた。セオドアに殺されたシスターの墓参りに来たとき、偶然にも吸血鬼と出くわしたこと。セレニアが吸血鬼を狩るために、つい先ほどまで祈りをささげ、花を添えた墓をためらいなく壊して十字架を引き抜いたこと。それを武器に戦おうとしたことなど。 ) 『セレニア、私が聞きたかったのは、そんな答えではありません。あなた自身の手で、考えなさい……。 ( やはり、冷たく突き放して。 ) [Sat 12 Aug 2006 01:19:17]
ジャスティス > (どうやら、セレニアさんがお墓を壊したらしい。そして、彼女、聖歌隊の彼女がそれに関してお説教している。……VHG? いったいどういうことだろう? 思ったより物騒な話なのだろうか?と頭の中ではてなマークを躍らせる) その……どういういきさつでそのお墓を壊してしまったのですか? その……さしでがましいかもしれませんが……。 (セレニアのうろたえた表情を見れば、荷車から離れて、おずおずとティフスに質問し、次いでセレニアに視線を向ける) [Sat 12 Aug 2006 01:09:51]
お知らせ > 物音さんが来ました。 [Sat 12 Aug 2006 01:03:29]
セレニア > ( 雨具の下をよく見れば、そこにあるのは知っている顔。 そうだ二万エン、と思うけど今はそれどころじゃないし、持って来ていないし。 …警戒を解いて、まずは礼をしよう… ) …こんばんは。 お久し振りです、シスタージャスティス。 ( ペコリ、礼をして… 紹介は必要だろうかと、ティフィスとジャスティスを見比べる。 …そこに出されるスケッチブック… 涙は、傘を差しかけているけれど雨に濡れてしまったのだろうかと思うほど突然で… 彼女が泣くなんて、予想外で…。 うろたえるように、助けを求めるように、シスタージャスティスの方を見てから… おろおろと返答を ) …私の命は教会のものです。 VHGはヴァンパイヤを狩りますが、それは必ずしも教会の意向にそうものではありません。 ( …違う、そんな、当たり前の回答を求められているのではなくて…。 …そんな事に、怒って、哀しんでいるのではなくて… もっと…。 ―――それは分かるのに、何と言って良いのか分からない ) [Sat 12 Aug 2006 01:01:32]
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