ヴェイトス中央病院 参加者 なし ROM 1人
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 [Sat 2 Dec 2006 20:17:17]
フェンサー > ( ―――ええい、いっそのこと、他の何よりも素晴らしい剣を求めよう。 開き直ったようにフェンサーはそう呟いた。 この地の鍛冶屋は知らない。 だが探すこともまたままならぬ人生の中の一幕。 それを超えられなくて何が理想か。 そう、求めるのならば、) ―――折れない剣を、この手に……。 ( 切れ味などいらない。 決して折れない剣を。 誰も殺さないため。 そして買い換えなくていいため(切実)。 フェンサーは妙な決意でがっつぽぉず。 ) [Sat 2 Dec 2006 20:17:15]
フェンサー > ( 何より問題なのは、思考が現実からの逃避を開始し、一向にまとまらないということだ。 ……………夢を抱くことは間違いではない。 だがこのままでは本当に理想を抱いて溺死しかねない。 すぐには死なないだろうが、ちょっと自信がない。 死に安さは恐らく………結構なものだ。 まったく、因果なものだ。 いや、皮肉なものというべきか。 求むるモノを自覚した途端に、現実は牙を剥く。 幻想が世界に侵食することを世界は嫌うのだろうか。 秩序こそその生命であるから。 )( ………少し哲学的なことを考えて、はあ、ため息。 ) [Sat 2 Dec 2006 20:07:52]
フェンサー > ( 遠くに稼ぎに行くにしてもその遠征費は半端ではない。 そもそも剣など消耗品なのだ、もうすこし出費が激しくなるかもしれない。 や、そもそもこの体では依頼をとることも難しいのではないか。 というか傭兵は無理なんじゃなかろうか。 少なくとも傭兵が主体では。 うーむ。 松葉杖で地面をこつこつ叩きながら、フェンサーは難しい顔だ。 ) [Sat 2 Dec 2006 19:57:12]
フェンサー > ( 人生はままならない。 残された命。 残された人生。 見せざるその意味を―――とかそんなことをいっている暇もない。 相場の値段で言えば安い剣であれば二、三本買っても大丈夫だろう……などとはいっていられない。 剣があればすぐ儲かるわけではない。 退院後も薬は必要であるし今まで以上に病院の助けを借りることは当然であろうし、宿の代金も馬鹿にはならない。 今後の食生活は特に慎重に考えなければならないことを考えると胃も痛くなる。 節約していけば何とかなるだろうが元々出費はやや多い。 中庭のベンチでうーんと悩んで。 ) [Sat 2 Dec 2006 19:47:09]
フェンサー > ( ―――剣どうしよう。 )( 退院した後の話である。 治療費は非常に申し訳ないが市の負担だ。 それこそ恨まれても文句は言えないが……問題は、剣をどうするかだ。 所持金の額からいってさほど高いものは買えないが、買わないわけにも行かない。 他にも、恐らくは既に契約解除されている宿、食費、もう首にされているだろうバイトに変わる仕事、考えなければいけないことは山のようにある。 ) [Sat 2 Dec 2006 19:37:54]
お知らせ > フェンサーさんが来ました。 [Sat 2 Dec 2006 19:34:10]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 『 足、しびれた……。』 [Sat 2 Dec 2006 00:06:49]
フェンサー > ( ―――べしん。 起こされたのが気に食わなかったらしく、お腹に一発猫パンチを食らわせてから、するりと猫は去ってしまった。 ) …………………かわいい……。 ( 脳細胞沸騰してるかもしれない表情と声でそんなことをいい、松葉杖を手に立ち上がろうとして。 して。 して――――、 ) [Sat 2 Dec 2006 00:06:41]
フェンサー > ( できることならば病室につれて帰りたいところだが、それは許されないことだろう。 きっとあとで手を洗えとかきつく言われる。 そもそもなんで中庭とはいえこんなところに猫がいるのだろうかと考えてみるも、それは猫がいるからという答えしかない。 猫フォーエヴァー。 ……………何かちょっと混乱しているがさておき、ともかくそろそろ病室に帰りたい。 仕方がなく、ゆさゆさとフェンサーは猫をゆすった。 ) [Fri 1 Dec 2006 23:58:35]
フェンサー > ( やることがないのならば適当に歩き回って病室にでも戻れよ。 さもなくばどこかでフラグでも立てて来い、折角の病院だから。 そんな天からの声が聞こえてきそうだが、猫が邪魔で立つことが出来ないのだ。 いや、無理矢理どけてしまえばいいのだが………可愛いなあ、とフェンサーはそれができずにいた。 それに正直言うと、あったかいので離したくないというか。 ) [Fri 1 Dec 2006 23:47:13]
フェンサー > ( 膝の上でなーごごろごろにゃーとか言いそうな黒猫はしかし、彼(或いは彼女)としては別に戯れているつもりはないのだろう。 フェンサーの膝の上で丸まって眠っているのだから。 まあそれを撫でたり眺めたりすることをフェンサーは便宜上、戯れている、という言い方をする。 …………や、だって何もしていないとか言う描写は既に飽きているだろう、誰がとは言わないが。 ) [Fri 1 Dec 2006 23:37:27]
フェンサー > ( まあ、何事も過ぎたるは及ばざるが如し。 安易に下ネタに走る時点で過ぎるも何もないが、これで一層、人気が失われたことは想像に難くない。 そういうネタだとかトーナメントのようなシチュエーションが突然出てくるのは、だいたい全体のメリハリを無理矢理付けさせようとするときか打ち切りすれすれのときなのだ。 実際、フェンサーもそんな状態であることは自覚している。 しているが、ない袖はふれない。 今日も中庭のベンチに座り込んで、やっと捕獲した猫と戯れているぐらいだ。 ) [Fri 1 Dec 2006 23:26:59]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Fri 1 Dec 2006 23:24:27]
お知らせ > フェンサーさんが退室されました。 『( ネタ切れだからって下ネタは問題だよな、と誰か。 )』 [Thu 30 Nov 2006 19:44:35]
フェンサー > ( ちーん。 )                ( や、*れてないっすよ、私を*れさせたらたいしたもんすよ。 )( なにはともあれ無事にたどり着いたようだ、そういうなればそこは固有結界トイレインヘヴン。 W.C.の表示を前に推測するしかないが、恐らく内部でhしばらくお待ちください。 )( 次回! その日暮らしのく頃に、「逆戻し編」。 次回もサービスサービス! ) [Thu 30 Nov 2006 19:44:14]
フェンサー > ( そしてクレーンのようにことさらにゆっくりと屈んで―――やばい―――素早く松葉杖を掴むとそれを頼りにフェンサーは小走りに走り出す。 現在の体力及び体内事情による減速はもはや致命的ではあったが、それでもフェンサーは必死で目的地へ急ぐ。 その形相たるやもはや 人 間 機 関 車 。 恐るべし速度で微妙に体を前に倒しちょこちょこぴよぴよと小刻みに足を動かしていく様はセクシーコマンドーか楽園目指す正義の味方のごときであった。 そして人間機関車は、 ) [Thu 30 Nov 2006 19:34:17]
フェンサー > ( クールになれ。 クールになれフェンサー。 例え針の入ったおはぎ級のブツが体内に眠っているとしても、お前が慎重に行動していれば最悪の事態は十分に回避できるんだ。 クールになれ。 もしこんなところで(ズキューン!)が(ドギャアアン!)してしまったら、転院させられてしまう。 くそう、そうはさせるか! 悟(ピカピー!)、力を貸してくれ! )( そんな妄想と戯れながら、ついにフェンサーは決心してベンチからゆっくりと立ち上がった。 決して焦ってはいけない。 あくまでも慎重に、だ。 ) [Thu 30 Nov 2006 19:24:23]
フェンサー > ( かがんだら*れる。 それだけはなんとしても阻止しなければならない。 このままの状態であれば後三十分は耐え切れるだろう―――だがそれは根本的な解決策ではない。 結果が三十分後になるだけだ。 いや、もしかすると体内の連中は、1500秒で全てを終わらせられる、そう思っているかもしれない。 まずい。 かなりまずい。 脂汗が額を流れていくのを感じながら、某司令のように手を組んで肘を膝に乗せ、顔の前にやってみたり。 )( 一見してみるとかなり真剣なシーンではあった。 ) [Thu 30 Nov 2006 19:14:22]
フェンサー > ( ……………トイレに行きたい。 )( かなり限界めいたものを感じていた。 影諸共女性であることを疑われそうではあったが、仕方がない、生理現象だ。 現実的描写は常に本編では省かれがちだが、あえて! あえて描写するそれがフェンサークオリティ。 )( などと格好つけている暇はない。 最寄のトイレまでは現在の歩行速度では十分―――いや、急いで八分程度。 しかしフェンサーはベンチを立たない。 ……否、立てない。 ) …………………っ………杖が………っ ( 松葉杖が倒れて、地面に横たわっている。 トイレに行くにはそれを拾わなければならない。 しかし現状で杖を拾うためにかがむということは自殺行為であり、事実上、不可能であった。 ) [Thu 30 Nov 2006 19:04:11]
フェンサー > ( 久方ぶりに遠い世界の断片を見てしまった気もするその翌日。 さすがに猫も姿を消していた。 代わりにロバだとか鶏だとかは、勿論でてこない。 無礼男に用はない。 )( さて、中庭にてフェンサーは何をしていたかというと、目を閉じてじっとベンチに座っていた。 ―――眠っているわけではない。 唇は固く結ばれ、全身に緊張が走っていた。 傍には松葉杖が転がっていた。 その胸中にあるのは、ただひとつ。 ) [Thu 30 Nov 2006 18:54:56]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Thu 30 Nov 2006 18:51:22]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 [Wed 29 Nov 2006 19:46:10]
フェンサー > ( くそう、なんて可愛いんだ。 猫だから可愛いのか? 可愛いから猫なのか? そもそも猫ってなんだ。 無論目の前にあるこのイキモノだ。 だからそれはなんだ。 にゃあと鳴けば猫なのか。 ともすればそれはにゃあが猫と鳴いているのではないか。 それこそ真実であるかもしれない。 我々がいままで猫だと思っていたものはにゃあであり、にゃあが猫と鳴いていたのだとすればそれは人の新たなる意識の改革ではないだろうか。 否、にゃあが猫となく世界が真理であるとするならばいままでの我々の猫がにゃあとなく世界は幻想であり、すなわちにゃあが猫と鳴く世界を認識することは意識の改革ではなく覚醒とも言えるのではないだろうか。 左様、我々はその手段を用いることで次の高みへと進めるのである。 より高次な領域へと。 そうだ、それこそ楽園だ。 全て遠き理想郷に手が届くのだ! にゃあが猫と鳴いている世界へ! )          可愛いなあ、猫。  ( っておーい。 ) [Wed 29 Nov 2006 19:46:07]
フェンサー > ( しかし―――べしっ。 猫ぱんち。 肉球ではたかれた。 ) くっ………………。 ( しかし、その、なんだ。 ) ……………………こ、これはこれで……っ ( 恐るべし愛玩動物。 はたかれたのになぜかかわいらしく感じられる。 思わず膝をついた―――もともとだが。 ) [Wed 29 Nov 2006 19:36:07]
フェンサー > ( じぃっ、と猫の瞳と剣士の瞳とが交差して、しばし。 じぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい。 こらえきれず先に視線をそらしたのはフェンサーであった。 普段からして人の目を見て話さないからこういうことになるのである。 まあ後ろめたいことが多いからでもあるのだろうが。 しかしだからといって視線をそらしたままでは負けだ。 いっそ捕まえてやろうと両手が伸ばされた。 ) [Wed 29 Nov 2006 19:26:10]
フェンサー > ( ―――にゃあ。 ……再度言う。 気が触れたわけではない。 というかそもそも今のはフェンサーの声ではない。 ベンチの下に、その泣き声の主がいる。 ) …………………猫、ですね。 ( 見紛うことなき猫であった。 それも黒猫である。 ) [Wed 29 Nov 2006 19:17:41]
フェンサー > ( 今日も今日とて世界は回る。 されどそのことごとくは不正に歪んだ歪な御伽噺。 同じことなど何一つなく、そのくせ全てが全て同じような喜劇でしかない。 悲劇も惨劇もなく、まったく捩れ狂っている。 )( ―――まあ、なんて戯言は専門家に任せるとして、フェンサーは今日は、ベンチでぼうっとはしていなかった。 ベンチの前にぺたんと座り込んでベンチの下を覗き込んでいた。 ………言っておくが、別に気が触れたわけではない。 ) [Wed 29 Nov 2006 19:06:37]
お知らせ > フェンサーさんが来ました。 [Wed 29 Nov 2006 19:04:25]
お知らせ > フェンサーさんが退室されました。 [Tue 28 Nov 2006 20:25:15]
フェンサー > ( 意識もすっかり覚醒してしまったし、よいしょ。 松葉杖をとって立ち上がり、フェンサーはもう一度だけ伸びをして、病室へと戻っていった。 ―――勿論、その途中で地図を取り出すのを忘れなかったが。 ) [Tue 28 Nov 2006 20:25:12]
フェンサー > ( 髪を切った理由を思い出して少し苦笑い。 それから、髪を切ってくれた看護婦さんのなんともいえない表情を思い出して、思い出し笑い。 もう一回伸ばしてみようかな、それとも、今後を考えて短いままにしておくかな。 ふたつを天秤にかけて考えてみたりもする。 ―――まあ、運動するのに髪って結構邪魔だしなあ、と一時保留扱いながらも傾きは決まったようなもので。 うん、とひとつ伸びを。 ) [Tue 28 Nov 2006 20:15:15]
フェンサー > ( ただ、風が吹いてくるとやはり、もう結構空気も冷たいから、身を縮こまらせてぶるぶるいわせた。 そしてそのたびに生き返ったみたいに目をぱちくりさせるのだ。 ) ……………あー………少し、髪伸びましたね。 ( ショートカットが、もうセミロングくらいには伸びてしまった。 伸びるのが早いのは自覚している。 助平ではないけれど。 ) [Tue 28 Nov 2006 20:05:11]
フェンサー > ( そうなってくると思考も散文的というか、箇条書き的なものになってくるのを自覚する。 そうやって徒然ごとを考えるでもなく考えていると、段々と前後の脈絡がなくなったりする。 動物の思考はこのようなものなのだろうかと考えたりするのもその一部だった。 そしてそんな内部のことなど周りからはわからないから、結局はぼけぇっとしているに過ぎないわけだ。 ) [Tue 28 Nov 2006 19:55:05]
フェンサー > ( 傍には松葉杖を立てかけ、脱力したようにぼけぇ、と曇り空を眺めている。 ここまで来るのをいい運動に、もはや日課となってきているのだが、それが結構、疲れる。 何せそれ以外にも隠れて筋トレしたりしているので、変に疲れる。 勿論、後に残すような疲れ方はしないようにしている。 だからこうしてぼうっとしているのも、疲れだけでなく半分は単にぼうっとしていたいからだ。 ) [Tue 28 Nov 2006 19:45:44]
フェンサー > ( いや別に、なにがというわけではない。 長年の意味のある行動の結果というわけではなくある意味惰性的な状況の結果とも言うべきものであるし。 )( そんな意味不明の言葉がお空の向こうをよぎっていく中庭で、今日もひとり、フェンサーはベンチに腰かけていた。 ) [Tue 28 Nov 2006 19:35:11]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 『( 気づけばランキング2位 )』 [Tue 28 Nov 2006 19:33:59]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 [Sat 25 Nov 2006 20:35:20]
フェンサー >  ………………「なればいいじゃん」、か………いやはや……なかなか………。 ( 誰にもわからない呟きをもらして、フェンサーは傍らの松葉杖を取り、ぎこちなく立ち上がる。 肺一杯に冷たい空気を吸い込んで、病室へと、歩みを進めるのだった。 ) [Sat 25 Nov 2006 20:35:17]
フェンサー > ( ―――さんは、なにか探偵以外にやりたいこととかないの。 ) ………………「そうだな――正義の味方、かな」。 ( 呟いて、苦笑する。 台詞を言う立場はまるで逆だというのに、皮肉なほどにしっくりと来る。 つまらないことに一切縛られず、そーゆーのなしで事件を解決するだけの、ただそんだけの正義の味方。 …………なるほど、なってみたい。 ) [Sat 25 Nov 2006 20:25:38]
フェンサー > ( 黒尽くめの探偵が出ていた気はする。 コートを着ていて、ベルトは巻かない主義の。 ) あー…………………………なんとなーく…………思い出したような…………。 ( それが正しい記憶であるとするのならば、なるほどどこかで見たように感じるはずだ。 その会話は病室で行われたはずだけれども、出会いのシーンの印象が強かったからだろうか。 それとも別のエピソードにおけるそのシーンの再現に惹かれたのだろうか。 ) [Sat 25 Nov 2006 20:15:09]
フェンサー > ( まあ、その小説だかなんだかではさすがにこんなにだらけていた気はしないが、なんだっただろうか。 これといってニュースもない昨今、そういう細かいことが妙に気になった。 あれは、なんだったろうか。 ) ………………………んー……………あー………探偵……? ( そんな単語が浮かぶも、欠片以下の塵でしかないそんなものではなかなか思い出せそうになかった。 ) [Sat 25 Nov 2006 20:05:18]
フェンサー > ( なんだっただろうか。 最近習慣となってきた、中庭のベンチでのだらけ中、フェンサーは何かを思い出そうとしていた。 なんというか………。 ) …………………この状況は……どこかで見たような……。 ( 小説か何かだったろうか。 うーむむ。 頭を悩ませつつ、しかししっかりとだらけて。 背もたれにくたぁっともたれかかり、両手両足をだらんと伸ばしたまま。 ) [Sat 25 Nov 2006 19:55:03]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Sat 25 Nov 2006 19:52:34]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 『( 十分ほど仮眠したとか。 )』 [Thu 23 Nov 2006 22:50:30]
フェンサー > ( 寒いと眠くなるって本当だろうか。 寝るな、死ぬぞーとか。 不意にフェンサーは思う。 寒いのに眠いって、暖かいから眠いのはわかる。 春眠暁をー、のように。 だが寒くて眠くなるのは何故だろうか………あー、きっと、寒くてやる気がなくなって眠くなるのだろう。 )( 何故にいきなりそんな話題をふったかというと――――そのとうのフェンサーが寒くて眠かったからだった。 ) [Thu 23 Nov 2006 22:50:19]
フェンサー > ( ぼへぇ。 空を仰いでぼけらったしているように見えて、全身の筋肉は服の下でゆっくりと収縮を続けていた―――そういう見えないところで見えないようにフェンサーは鍛えていた。 おかげで女性として理想的な体型とはいえないが、長い入院をしながらもさほどの体力低下は、見かけ上起こっていない。 見かけ上は。 )( もう寒いな、思いながら、少し白い息を吐き出して。 ) [Thu 23 Nov 2006 22:40:34]
フェンサー > ( 記憶力はそんなに悪くない………と言いたいところだが、そうもいえない結果があるわけだし。 方向音痴だとは思っていなかったのだが………建築物の内部が苦手だとかそんなものはあるまい。 いくら病院が似通った場所ばかりとはいえ、これは、なあ。 うなだれる外ない。 すっかり勘が鈍ったとしか思えない。 ) [Thu 23 Nov 2006 22:30:05]
フェンサー > ( 地図をもらった。 ) …………………喜ぶべきでしょうか、悔しがるべきでしょうか。 ( 看護婦さんが凄みのある笑顔で手渡してくれた手書きの地図。 無論、理由は再三に渡って迷子になることである。 その周囲の特徴や目印、困ったときに寄るべき場所など、親切すぎる地図があるおかげでもはやフェンサーは迷うことなく目的地の中庭のベンチに腰かけていたが、これはいいのだろうかとちょっと思ってしまった。 ) [Thu 23 Nov 2006 22:20:12]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Thu 23 Nov 2006 22:17:21]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 [Tue 21 Nov 2006 23:43:21]
フェンサー > ( 結局その日は、そのまま寝入って看護婦さんが保護してくれたそうな。 ―――そのとき寝ぼけて誰かの名前を呼びながら看護婦さんに抱きついたそうだがそれはまた別のお話である。 ) [Tue 21 Nov 2006 23:43:19]
フェンサー > ( そもそも友達がいないから誰も助けに来てくれないということを、けれどフェンサーは考えないようにしていた。 というか、あえてそういうことを積極的に考えるのはあまり好ましくないと思うのだ。 別に友達が少ないからって、というかいないからって、ぶっちゃけいた記憶すらないからって……。 ) ………むなしい…………。 [Tue 21 Nov 2006 23:35:02]
フェンサー >  ええと………………いや……階はあっていると思うんですよ……誤差プラスマイナス1階程度はありえますが………………何号室かってーのを思い出せばいいだけなんですが……。 ( ぶつぶつとそんなことを呟きながら、背もたれにだらしなくもたれかかる。 あー、と白い喉をそらして妙な声が絞り出された。 そしてがくん、その頭が横に倒れて肩に支えられた。 ここまでのだらけかたというのもそう見かけるものではない。 ) ……………助けてフェンさん……神様でも仏様でもねじ山の潰れたねじでも金属疲労で耐久度限界の針金でもぶどうの皮とかの内側に張り付いたすっぱいのでもいいから……。 ( なんてことを呟いたかどうかは知らないが。 ) [Tue 21 Nov 2006 23:24:09]
フェンサー > ( 半分真理にすら到達したようなご老人方の傍を通過し、君は怪我して入院したんじゃないのかとたずねたいくらいに見舞い客と騒々しく騒ぐ子供の病室の前を過ぎ、そろそろ楽園への使者が来ても惜しくないのか窓辺でホタル族などしている中年を見なかったふりをして、フェンサーは歩いていく。 正確に言うと途中何度も休憩しながらであったし、事実いまも、据付のベンチにどっぷりと腰かけていた。 どっぷりと、というのは別に間違いではない。 多分擬態語としては最適だと思う。 ) [Tue 21 Nov 2006 23:13:03]
フェンサー > ( まさか二度も迷うことはあるまい。 ―――そういう常識的な意見とはまた別のお約束的な展開への期待に応えたわけではないが、再度フェンサーは、) ……………迷った……。 ( 全然哲学的でも概念的でもない、物理的に道に迷った阿呆がひとり、どことも知れぬ廊下を、松葉杖をついて。 ) [Tue 21 Nov 2006 23:03:06]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Tue 21 Nov 2006 23:00:43]
お知らせ > フェンサーさんが退室されました。 『( 結局、道を思い出すまでしばらくそうして。 )』 [Sat 18 Nov 2006 20:58:01]
フェンサー > ( まあ名誉などは既に過ぎ去ったものに対して与えられるものであり、そしてそれは場合によっては本人が意図せぬ形で与えられたり、時にはずっと後になって全然関係のない人々によって与えられたりもするものだ。 つまり何が言いたいかといえば、誰にも見られていないのだからこれは不名誉ではない、というイカサマは見つからなければイカサマではないというような強引な理論であった。 …………それでも自分の心だけはそれを知っているのだからどうしようもないのだけれど。 ) [Sat 18 Nov 2006 20:57:33]
フェンサー > ( だがしかし、その場合例える動物がナマケモノ程度しか思い浮かばないのはどうだろうか。 椅子にもたれて弛緩するというのはどこかつかれきった中年男性を思わせる仕種であり、決して可愛らしい愛玩動物とはつながりようがない。 つまるところフェンサーの現状を的確に表現した文句というのは、「突かれきった中年男性のようにベンチにもたれ弛緩した手足を投げ出している疲れ切った若くはない女」ということになるのだろうか。 ) ……………………うぅん……………それはなんだか……不名誉な……。 ( とは言ってみるものの、自分で思いついた表現なだけに否定のしようがない。 ) [Sat 18 Nov 2006 20:47:21]
フェンサー >  ……………………あ゛ー………。 ( 情けなく弛緩した声が漏れる。 とてもではないが、人様に見せられるような格好ではなかった。 誰もいない、と思い込んでいるからこその無防備であり、それは一種、珍種の動物が警戒を解いてだらだらしている姿にも似ていた。 ) [Sat 18 Nov 2006 20:37:07]
フェンサー > ( 見上げる空は残念ながらの曇天で、星のひとつも見えそうにない。 破れた夢ばかりで星も見えなかったあのときの空と、何か違うものが見える気がしていたのだけれど―――私が変わろうとしていても、世界は変わってはくれない―――そんな事実に苦笑いが浮くばかりだ。 そんな世界を変えていこうとすることもまた必要なことなのだろう。 疲労によるため息を盛大に吐き出して、だらしなくベンチにもたれかかり、足を伸ばす。 普段のフェンサーを知るものからしてみれば、そのだらけた姿というのはかなり珍しい光景である。 ) [Sat 18 Nov 2006 20:27:12]
フェンサー > ( 何度も何度も休憩しながら歩いているうちにいつしか道筋を見失い、途中目的地そのものを忘失しかけたのは一度や二度ではない。 改めて思い出すに自分は病室に戻ろうとしていたはずだ―――うん、明らかに一階ではないのに何故に自分は中庭にいるのだろう、と答えのでない問いを。 ) [Sat 18 Nov 2006 20:17:16]
フェンサー > ( 病院内の中庭にて、カーディガンを羽織ったフェンサーはベンチに腰かけていた。 傍には松葉杖を立てかけて、心なし屍じみた雰囲気をかもし出すぐったり具合である。 とはいえそれは完全に体力不足だけによるものとは限らない。 真っ直ぐここに来るだけであれば、恐らくは額の汗を拭い、しばし無言で座り込む程度だったろう。 だが。 ) ………………ま、迷いました……。 ( そもそもここが目的地ですらないという。 ) [Sat 18 Nov 2006 20:07:15]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Sat 18 Nov 2006 20:02:27]
お知らせ > フェンサーさんが退室されました。 『( そして、ぐう。 )』 [Fri 17 Nov 2006 20:40:32]
フェンサー > ( そのうちよーし、よーし、とか心中で呟きながら松葉杖を壁に立てかけてベッドにもぞもぞ横になる。 よーし。 あしたからがんばるぞ! )( 明日っていつさ。 ) [Fri 17 Nov 2006 20:40:25]
フェンサー > ( 最近はチェスをするか思考に耽るかだったので、結構なことになっていた。 額にうっすら浮いた汗を拭う。 もう季節も季節だから、あまり汗をかくと風邪を引いてしまうかもしれない。 けほけほと少し咳き込みながら、さーて頑張ろうかな、ようし、ようし、ようし、とか心の中で何度も呟くばかりでいっこうに立ち上がる気配はない。 ) [Fri 17 Nov 2006 20:29:32]
フェンサー > ( 外出は一応だが許された。 必ず人の居るところを歩くこと。 決して無理をしないこと。 必ず休み休み歩くこと。 そのような注意を幾つも受けた。 だが何よりも障害となるのは。 ) …………………疲れた……。 ( へたり。 ベッドに腰かける。 慣れない歩行と落ちた体力は、まだそれほど長時間動くことを許してくれなかった。 ) [Fri 17 Nov 2006 20:19:09]
フェンサー > ( 渡されたのは松葉杖と忠告。 あくまでも君の体力は見かけ上でしかない。 運動に使われていない筋肉はうまく反応してくれないだろう。 だからとてもとても気をつけて、と。 ) ……………………まあ、言われるまでもなく、気をつけなければ立てもしないのですが。 ( 無駄に密かに鍛えていた筋肉は、役には立ったがしかし―――やはりどこか鈍い。 半分麻痺した右足を半ば引きずるように、病室内を歩いて。 ) [Fri 17 Nov 2006 20:09:11]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Fri 17 Nov 2006 20:05:29]
お知らせ > フェンサーさんが退室されました。 [Thu 16 Nov 2006 23:32:12]
フェンサー > ( バカでもどうでもいいけどさ。 …………君さ、一度死んでるようなものなんだからさ、もう二度と………死なないでくれ。 ) …………………善処します。 ( 死ぬなといわれるのは二度目で、はっきりと答えられなかったのも二度目で、それがすこし、悔しかった。 ) [Thu 16 Nov 2006 23:32:10]
フェンサー >  ……………先生、私は、ちゃんと剣をもって戦えると思いますか? ( 死ぬね。 医者は断定した。 しかし、と呆れたように頭を振って。 しかし、剣を持たなければやはり、死ぬのだろうな。 どこかで納得できなくて、結局は息詰まって、生き詰まる。 他の先生には内緒だがね、君を止めようとは思わないよ。 無駄だ。 ) ……………バカですみません。  [Thu 16 Nov 2006 23:22:13]
フェンサー > ( まあ寿命もそこはかとなく縮んでいるでしょうが、普通に暮らしていれば、他の人より多く病院のお世話になって、他の人より少し早く召されるだけでしょう。 呆れたようなその口ぶりは、わかっているからだろう。 ) ……………先生も、おわかりなんですね。 私が、また剣を持つことを。 ( 医者としては認められませんけれどね。 と苦笑いがひとつ返って。 でも止めることはなかった。 止めても無駄だとわかっているのか、それとも僅か、押してやりたいと思う気持ちがあったのか、それは不明だ。 ) [Thu 16 Nov 2006 23:12:35]
フェンサー > ( 骨は入院中にきちんと栄養摂取したからかきっちり丈夫に直りました。 まあ内臓のほうも大丈夫でしょう。 激しい運動は勿論、ともすればふとした拍子でひきつって吐血するでしょうが。 ) ……………あの、それはかなり危険なんじゃ……。 ( それは勿論。 生きてるだけで不思議なんですから。 どれだけ回復するかは今後の療養次第ですが、どう頑張っても内臓の傷みは一生付きまとうでしょうね、と。 なかなかに容赦のない意見である。 それはフェンサーが要求したのだけれど。 ) [Thu 16 Nov 2006 23:02:07]
フェンサー > ( ふむ、綺麗に直ったものですねえ。 医師はフェンサーの腹を調べてから言った。 肋骨を撫でて、ふむり。 ちゃんと普通の人間の形ですよ、なかなかの体力だ、と。 外見ではなく、それは中身もさしているのだろう。 ) ……………ええと……それで? ( どういうことかよくわからないフェンサーである。 ) [Thu 16 Nov 2006 22:52:07]
お知らせ > フェンサーさんが来ました。 [Thu 16 Nov 2006 22:50:06]
お知らせ > フェンサーさんが退室されました。 [Tue 14 Nov 2006 23:17:31]
フェンサー >  そうか……………………私は正義の味方にでもなりたかったのでしょうね……。 ( 現実から逃げるために理想を求め、理想を叶えるために現実に負けた。 そうしていま、こうして情けない姿をさらしている―――だがまだ死んでいない。 これといって珍しくもない、ひとつの成長がそこにあった。 ) [Tue 14 Nov 2006 23:17:24]
フェンサー > ( そしてそれを止めるために私は。 ) …………………なんということもない。 九を助けるために一を屠ったのか。 他者を護るために身内を手にかけたのか。 ………なんということもない。 私が、―――兄さんを殺したのか。 ( そして、団を追われていまにいたる。 その記憶を誤魔化して、理想も現実もなくふらりふらりと生きてきたのか。 晴れた思考はしかし、何も感じない。 ―――大きすぎる痛みはしばしを茫洋とさせるに足りた。 ) [Tue 14 Nov 2006 23:07:11]
フェンサー > ( なぜ? ―――――なぜというのならば、なぜ彼は死んだ? 傭兵ともなれば命を落とすのは常。 十把一絡げなのだ。 しかし自分にとって彼は唯一。 死んだとなれば何故に死因を知らぬのか。 何故覚えていないのか。 ) ………………私は……………いや、そういうこと、なのか? ( 弱者を殺めることができず、傭兵としての仕事に支障が出たとしよう。 そして奪われる命に耐え切れなくなるとすればそれはどんなタイミングだ? ………大切な人がそれをしようとするときか。 ) [Tue 14 Nov 2006 22:57:24]
フェンサー > ( それこそが確信であるというのに、記憶はぼやけて思い出せない。 もう少しなのだ。 当時の仲間がいれば少しは情報も得られるのだが………? ) ……………………そういえば……私は何故、独りなんだろう……? ( 傭兵団として、動いていたはずだ。 自分を拾った彼に従い、ついていったはずだ。 ―――彼が死んだ後、抜けたのか? いや、団の中での生き方しか知らなかった自分だ、そうとは思えない。 では、なぜ? ) [Tue 14 Nov 2006 22:47:13]
フェンサー > ( 女の身で男ばかりのよう兵団にいることも危険だった。 団員の被保護者とはいえ、幾度となく飢えた男にさらされたこともある。 名も知らぬ顔も知らぬ敵だけでなく、身内にすら武力を振るう毎日の中で思ったのは、これは正しいのか、ということだった。 そして、) ………そして、私はどうしたのだったろう………。 ( 例えば武器を持たぬものを、女を、老人を、子供さえも手にかけたとき、何を思ったのだろう。 直接手を下せなくなっても、仲間の手で失われる命を見殺しにして思ったのは、なんだ。 ) [Tue 14 Nov 2006 22:37:22]
フェンサー > ( 傭兵となってからのそれは、生き抜くためのものだったろう。 子供心の憧れなど抱いていることはできない、汚らしい世界を生き抜くために、強さを求めた。 ) ………そして、その頃からでしたね……戦うことに慣れ、ようやく、その現実に幻滅を覚える余裕ができたのは。 ( 或いはそれは失望だった。 二束三文の金で命をやり取りし、略奪し、強姦し、蹂躙する。 それらも傭兵にとっては報酬の一部だったのだから。 ) [Tue 14 Nov 2006 22:27:19]
フェンサー >  …………最初に強さを求めたのは…………憧れ? ( 自分を拾った傭兵に憧れてのことだったのだろうか。 ………いや、それよりもむしろ、置いていかれることを恐れ、傍にいるために強くなったのだろうか。 なんとも情けない理由だが、それも仕方ないだろう。 ……それは確かな理由ではない気がした。 最初の自覚ではあれ、いまの自分の求めるものとは、違った。 ) [Tue 14 Nov 2006 22:17:22]
フェンサー > ( 何故強くなりたかったのだろうか。 思考はそこに至り、一時停滞する。 その理由はなんだったのだろうか。 さして長くないこの人生の中で既に忘却の波にさらわれたのだろうか。 それらしき記憶の断片が何度もよぎっては、しかし確かな印象を持たない。 ) [Tue 14 Nov 2006 22:07:00]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Tue 14 Nov 2006 22:04:42]
お知らせ > フェンサーさんが退室されました。 『( 剣士は少しずつ進む。 )』 [Mon 13 Nov 2006 23:37:23]
フェンサー > ( 自分の体はぼろぼろになった。 しかし、それ以上に鉄くずと身を落としたのは、この折れかけた心だ。 錆び付き、軋みながら回る歯車のような、ひたすらの不毛な荒野のような、そんな心だ。 ―――強くなりたいと言うよりも、何故に強さを求めるか。 ここに来てようやく思考はそこに至った。 ) [Mon 13 Nov 2006 23:37:05]
フェンサー > ( 剣士(フェンサー)。 その名の意味するところを、亡失していたのではないだろうか。 傭兵の名に溺れていたのではないか。 現実を抱いて濁流に流されて、理想を心にすら抱かない。 それではもはや剣ですらなくただの鉄くずだ。 ) [Mon 13 Nov 2006 23:27:09]
フェンサー > ( しかし。 今になってようやく、知る。 ) ………………剣は在るだけではなんの意味もない。 ( 武力とは、その価値とは、それを用いる人間の意志ひとつで如何様にも変わる。 確固たる意志に基づき振るわれる剣は如何なるものにも遮られないだろう。 しかしそれは有象無象もまとめて断ち切ってしまう。 迷いながら振るわれる剣は何を切れるだろう。 だがその迷いは護るべきものを知る。 ) [Mon 13 Nov 2006 23:17:11]
フェンサー > ( 硬ければ硬いほどに剣は壊れない。 ) [Mon 13 Nov 2006 23:07:24]
フェンサー > ( 武力とはなんだろうか。 例えるならばそれは、最も身近なものにしてみれば、剣。 己をそれに例えたこともある。 この身は剣でできていると。 鋭ければ鋭いほどに剣は正確に切断する。 重ければ重いほどに剣は確実に切断する。 硬ければ硬いほどに [Mon 13 Nov 2006 23:07:10]
お知らせ > フェンサーさんが来ました。 [Mon 13 Nov 2006 23:05:30]
お知らせ > フェンサーさんが退室されました。 『( 答えは出ず、しかし不快でなく。 )』 [Fri 10 Nov 2006 22:57:55]
フェンサー > ( 強さの定義がわからない。 それはなんだ。 それは武力か。 それは動力か。 それは速さか。 それは強度か。 それは質量か。 それは美しさか。 ) ………………最初に求めたのは、武力、でしたね。 ( しかしいまは迷う。 武力だけが強さなのか。 わからない。 わからない。 この世は奇々怪々にして不可思議なり。 ) [Fri 10 Nov 2006 22:57:41]
フェンサー > ( では変わり続けることが強さだろうか。 常に移ろい、留まることなき様こそが強さだろうか。 ) ……………ノン。 ( 否定する。 人は変わっていくもの。 けれどそれは良くもなり、悪くもなる。 時には変わらないことこそがよく変わるための手段ですらある。 変わらないことこそが何よりも大切なこともある。 ) [Fri 10 Nov 2006 22:47:10]
フェンサー > ( 例えば弱点のないことは強いということだろうか。 例えば人間として不可欠である習性や、本能、それらがなくなれば隙もなくより強くなるだろうか。 ) ……………ノン。 ( 否定する。 壊れぬそれは、変わらぬそれは既にして人ではない。 人という存在を捨ててまで得た強さはもはや人としての強さではない。 ) [Fri 10 Nov 2006 22:37:14]
フェンサー > ( 肉体を鍛えることは必ずしも肉体を強化するわけではない。 時に体を痛め、時には戻らぬ時を失う。 精神を鍛えるというのはどういうことだろうか。 何事にも動じない精神が存在するというのならばそれは死んでいるのと何が変わらないのか。 何もかもこの世の全てを愛する精神なのだというのならば、それは誰も愛していないのと変わらないではないか。 ) ……………私はそれらを体験したことがないから、予想でしかありませんが。 ( しかしそれは容易につく予想だ。 では強いとはなんなのか。 水のたっぷりと入った重たげな花瓶で密かに鍛えるフェンサー。 ) [Fri 10 Nov 2006 22:27:07]
フェンサー > ( 強くなりたい。 そう思うだけで強くなれるのならば、誰も苦労はしない。 それでも強くなりたいと駆けていく姿は滑稽だ。 何より、強いということが何かすらわかってもいないその真っ直ぐな瞳は、ことさらに滑稽だ。 ) …………………なあんて、自嘲でしかないんですけれど。 ( 病室にて、そんな呟きがあった。 ) [Fri 10 Nov 2006 22:17:15]
お知らせ > フェンサーさんが来ました。 [Fri 10 Nov 2006 22:15:19]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 [Sat 28 Oct 2006 16:40:06]
フェンサー > ( 宣言どおりに十二手後にフェンサーはチェックされ、しかも途中で追加した宣言「クィーンとナイトとビショップは頂こうかね。チェックはルークで」というそれも実現された。 言葉に翻弄されたのか最初からそうなることが決まっていたのか……。 )( 結局。 ) [Sat 28 Oct 2006 16:40:04]
フェンサー > ( 「十二手後にチェック」 ) ……………………………え゛。 ( 中盤に差し掛かったかなと思ったころ、そんな。 恐る恐る見上げた看護婦さんは口をあけずににまりと笑っていた。 既にそのとき勝負は決まっていたのだろう。 ) [Sat 28 Oct 2006 16:30:13]
フェンサー > ( もしかしたらかなり初期の段階でぼこぼこにされるんではないかと思っていたが、意外と、もった。 看護婦さんもやや以外らしく、時折、少し長めに考えながら打っていた。 これは…………これは今回は勝てるのでは!? ) [Sat 28 Oct 2006 16:20:21]
フェンサー > ( ジジ抜きで完敗したのがショックらしく、今日は看護婦さんとチェスをしていた。 チェスならば強いということは決してないのだが、ここ最近はずっとチェスをしていたのだ。 慣れの点で言えばこちらのほうが上。 そんな風に考えて、しばし穏やかに対対局。 ) [Sat 28 Oct 2006 16:10:09]
お知らせ > フェンサーさんが来ました。 『( 今度こそ……! )』 [Sat 28 Oct 2006 16:08:25]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 『( 罰ゲームはないが完全敗北。 )』 [Fri 27 Oct 2006 19:49:24]
フェンサー >  くっ……………し、しかしいまからでも挽回は……( 「ちなみにジジはクラブのキングね」 )……ちょっと無理かなぁ……。 ( 弱気だった。 というか、さすがにこのベテラン二人に一朝一夕で勝てそうにはない。 カードに傷を付け直すとかそういうないすあいでぃーあは、生憎と魔術師でなく剣士のフェンサーには思い至らなかった。 )( そして。 ) [Fri 27 Oct 2006 19:49:07]
フェンサー > ( しかもひとりだけならばよかったのだが、そううまくもいかないようであった。 )( 「あなたがいま取ろうと考えたカードはあなたから見て右から二番目ね。止めといたほうがいいわ」 )( どこまでが本気なのか―――いや、全て本気でわかっているのだということを既にして悟っていたが………どうしようもない。 たまに混ぜられるフェイントのせいでさらに翻弄され、フェンサーはまっつぁおだ。 ) [Fri 27 Oct 2006 19:39:09]
フェンサー > ( 結構簡単なものだし、勝ったり負けたり楽しめるだろう、とかフェンサーは思っていたのだが、相手が悪かった。 悪すぎた。 )( 「君の手札、右からハートの3、スペードの10、ダイヤのエース、ハートの7ね」 ) …………………え゛。 ( 相手が悪すぎた。 ) [Fri 27 Oct 2006 19:29:07]
フェンサー > ( たまに、極たまに、看護婦さんが相手をしてくれることもある。 そういう時は逆にチェスなんてやらない。 やってられっかって感じだ。 今日は看護婦さん二人を交えて、トランプでジジ抜きのようだ。 ルールは割愛する。 ) [Fri 27 Oct 2006 19:19:32]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Fri 27 Oct 2006 19:16:53]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 『( そしていわゆるつまらないシーンが。 )』 [Tue 24 Oct 2006 23:04:04]
フェンサー > ( ―――飽きないのか、って? そりゃあ、飽きる。 だが、その退屈をどうしろと。 フェンサーにとって待つことは苦痛ではない。 しかし、剣をもてないことは、少々辛い。 何もしていないという状況が耐えられない。 逆に言えば、何かやることがあればその間は待っていられる。 そういう次第でフェンサーはチェスをはじめる。 ごまかしのために。 ) [Tue 24 Oct 2006 23:03:53]
フェンサー >  …………それに、入院中に性格も歪んできた気が……。 ( うーむむ。 自覚しているレベルでは大丈夫なのだろうか。 幻覚とかと一緒で。 少し考えて気が沈み、ごそごそとチェス盤を膝に乗せて、駒を並べ始める。 こういうときはチェスでもしよう。 こういうときでなくてもチェスばかりしているが。 ) [Tue 24 Oct 2006 22:53:09]
フェンサー > ( まあだからといって入院自体は憂鬱にはならない。 今更だ。 しょっちゅう吐血する上、うまく体が動かないなのだから、いくら憂鬱でも関係はないし。 ) ……………けほ………問題は、このまま退屈なシーンばかり続いていると、誰からも見放されそうというところですか……。 ( 雑誌を思い浮かべてそんな仮定を。 なんだかほら、段々と掲載順が後ろになって行きそうだ。 ) [Tue 24 Oct 2006 22:43:05]
フェンサー >  …………………ん……………若干後手向きということでしょうか………。 ( 少々情報不足だがそんな感じだ。 とそんなことを呟いて、ふと沈黙。 ………なんだか、根暗っぽい。 そもそも独りでやっているのだから先手後手どっちが強いも何も………独り相撲。 土俵には独りだけ。 シャドー相撲? もしこれが戯曲ならばこれほど酷いストーリーもあるまいとか歌を思い出して呟くも、仕方のない話だ。 最近は本当に本当に滅多に病室の外に出ていないし。 知り合いを作る前に入院してしまったし。 はあ、とため息。 ) [Tue 24 Oct 2006 22:33:06]
フェンサー > ( 82戦35勝44敗3引き分け。 ―――何の記録かといえば、ひたすら独りでやっていたチェスのだ。 途中から気が向いて記録し始めたので正確な成績ではないが、大体の結果は見えた。 ちなみに全て、先手を基準とした記録だ。 因みに引き分けは千日手。 ) [Tue 24 Oct 2006 22:23:49]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Tue 24 Oct 2006 22:18:32]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 [Sun 22 Oct 2006 00:04:27]
フェンサー > ( 独りで続けるには、たまに訳のわからない手を入れたりするのが必要だ。 所詮没個性が独りなので手は決まってくるわけで、絶対無いだろうって変な手をあえて入れないと変化が訪れないのである。 そのため本当に気分で変な手を入れる。 それによって新たな道が見えたり、逆に完膚なきまでに敗北したりする。 独りで勝利も敗北もへったくれもないが。 ) そもそもそこまでして独りでチェスって、本当に暇は潰れているんでしょうか………。 ( そう思い始めている時点で既に暇だという可能性もあるが、深く詮索すると命取りだ。 なにはともあれ、終日、チェスは続けられたという。 ) [Sun 22 Oct 2006 00:04:25]
フェンサー > ( チェスのことでそこまで妄想できるフェンサーもつくづくキャラクターの方向性というものが固定されてきているが、むしろ幻覚系キャラだった当初よりは大分ましかもしれない。 なにはともあれ、白のポーンを進ませて、ゲームは開始する。 先手のときも後手のときも、徹底的に相手を潰す気持ちでやるフェンサー。 そうでもしないとお決まりの流れが見えてしまうのである。 独りでやろうってんだから楽ではない。 ) …………や、そもそも二人でやるものですから、なんかさり気なく間違ってますよね。 ( 独り言が多いのは寂しがり屋だというが果たして。 ) [Sat 21 Oct 2006 23:54:21]
フェンサー > ( 独り遊びも手馴れたもので、すぐに並べ終えてしまい、ふむ、と眺める。 白と赤の軍勢が、互いをにらみ合い凛と構えていた。 まるで同じ姿の敵を見据える彼らは、鏡を前に誰だと叫び、剣を構えて突進するような、哀れさを感じないでもない。 所詮これは戦争の簡略図でしかないのだ。 自分の代わりに駒という他人に血を流すことを強要した。 ) …………なんてまあ、戯言なんですけどねー。 ( 妄想癖は、酷かった。 ) [Sat 21 Oct 2006 23:45:30]
フェンサー > ( まあこれはこれで楽しめるといえば楽しめる。 残念ながらチェスの本は持ち合わせていないので、技術向上という面であれば効率はかなり悪いが、暇を潰すというその目的は為されているのだから特に問題はない。 強いて言うならば、) …………終わると、ささやかに虚しいですね……。 ( がちゃがちゃと駒を並べなおしながら、ひとつため息。 因みに駒の色は、白と赤だ。 ) [Sat 21 Oct 2006 23:34:28]
フェンサー > ( フェンサーはベッドの上で上体を起こして、膝の上に置いたチェス盤を前にそう宣言した。 ―――無論ながら、お見舞いしてくれる人間もいないので独りだ。 独りチェス。 いまのはわたしが後手だったのだよ、とか愚人を真似て格好をつけてもいまいち決まらないのがフェンサーという人物だった。 ) [Sat 21 Oct 2006 23:24:41]
お知らせ > フェンサーさんが来ました。 『 ―――チェック。』 [Sat 21 Oct 2006 23:18:05]
お知らせ > トリスさんが帰りました。 『そういう事態に向き合わなきゃならないってのもまた、騎士の責務であるわけだ――』 [Sat 21 Oct 2006 02:02:57]
お知らせ > アイリさんが退室されました。 『 その中で、死んだ随員の話なんかも訥々と話すのだろう。 』 [Sat 21 Oct 2006 02:00:46]
トリス > 出てから取り戻せばいい、と考えない辺りが。―――まぁ貴女の良い所でもあるのだけれど、ね?(くく、と笑い噛み殺しつつ。 やはり強情さは医者でも治らぬと見える。)そういうことよ。 此処に帰ってきた日なんて、青空見ているだけでも時間が潰せたんだから。 一度無心でぼーっとしてみなさい――(実際の所寝てるのと変わらないかもしれないが、部屋の中で無いってだけでも随分効果は変わると思うし。)  騎兵かぶれの暮らしが長いと難しいわよ。 其のあたりの注意点も是非聞かせて貰いたいわね――柿でも食べながら。(この周辺でメジャーな食べ物でもなし、自分が切って出してやる形になるか。  騎士同士じっくり話し込むってのも意外珍しい。 居なかった間の街の話も仕入れたいし、此方も色々ネタはある。 互いに話し疲れるくらいまで付き合ってこうじゃないか。) それじゃ、お邪魔します――と。 [Sat 21 Oct 2006 01:57:56]
アイリ > 何週間も眠ったままで体力が衰えてしまっては公の場に出た時、こう、どうかと。 ( 微妙に口篭りつつ。こうも皆して止められると流石に不味いのかとか今更。もう退院する段階にきて。 ) 景色を見る余裕というのも確かにあまり無かったといえば…そうですね、もう空も赤くは無い。 ( 目が覚めたら空は既に元の色を取り戻していた。 実感の薄さはその為か。 皆で守った景色をもっとゆっくりと見るのも悪くは無い、か。 ) あと10p…いえ20pも伸びれば―――――…「当然そうだ」と感じるようになれば重くもありませんよ。 さて、立ち話もなんです、ゆっくり話すなら部屋に入りましょうか。 生憎眠りすぎて眠くもなければ疲れても居ない。 お互い話す事もあるでしょう。 ( 退屈な夜の来客だ。もう少しだけ、付き合ってもらおうか。 勇敢だった騎士達の話、3度目の竜の話、これからの話、幾らでも話題はある。 ) [Sat 21 Oct 2006 01:46:09]
トリス > 仕事と本は兎も角止めなさいよそのトレーニング――(そんな事だから張り紙されるのだ。) 後はそうね・・・気分転換がしたかったら屋上で涼むという手もあるわ。 意外と綺麗な夜景が見えるのよ? (流石に叩かれるの双方共にメリットないし思いとどまるね!)  ふむ――確かに、少し伸びたみたい?  私もうかうかしてられないわ――(まだ少し此方が高いが、覗き込む感じ――がちょっと辛くなってきたか。 私服とか飾る年頃よねー、とか日が浅いからまだ夢は見れている。) 重い言葉だわ。 嘘にしないように頑張りましょう。(性的には一番荒れてる貸し家もちでごめんなさい。まじで。) [Sat 21 Oct 2006 01:34:41]
アイリ > 出来る限りの机仕事、読みかけの本、腕立て腹筋(ブブー) …あとは食べて寝るばかり。 体験談は興味深いですけれど。 正直誰かと話している方が気が紛れると思いますし。 ( どんな黄金体験かなど知る由も無く。 内容次第では引っ叩く所存。 ) 次の準備はしておきましょう。鎧の修理は手配しておきましたし―――少し背も伸びて丁度弄ろうと思っていた矢先。 ( ここ1年で10cmは伸びた。元がよほど小さかったという話だが。 いい加減、スカートも卒業するかとか思うところ。 ) 特別な存在である事を常に自負することです。権利と義務が一組なのは何処でも同じ事―――。 ( 正直、寮内なんかは結構性風俗も荒れているんじゃなかろうかと。一部例外的生真面目が此処に居るだけであり。 ) [Sat 21 Oct 2006 01:23:53]
トリス > 退屈なら此処で出来る退屈凌ぎを考えればいいのよ。 貴女のことだから仕事と本くらいは持ち込んでるかしらね―――私の体験・・はお勧めしないし。(若気の至りとか武勇伝なんて余り語るものでもないな。 そしてニンゲンは普通にしてれば血は余り見ないもんだぞ。)然り、画竜点睛を欠くのよね。 何処かで力を蓄えているのか・・・尻尾巻いたって事は無いと思うけど。(無論後者なら完全勝利だが。出てくるようならば、再び仕事が来ることになるだろうか。 今の心境では少し嬉しい位だ。) 時間は作れば沸くものよ。  でもありがとう――コレで胸張って同僚よね。(近況連絡も相手入院だとこちらの話になりがちだ。 )  ・・・・・・・今回の件が無ければ多分決まらなかったと思うから、釈然としないモノが無いといえば嘘になるわね。 貰ってはおくけれど、後ろ盾とするなら相応の働きをしないと風当たり厳しいんじゃないかしら。(なるだけでも辛かろうが、騎士って言うのはなってからが騎士だ。 鎧の上に看板と責任を背負い、遊歴の頃のようなやんちゃも勝手には出来なくなるか。) [Sat 21 Oct 2006 01:15:07]
アイリ > 自分の身体の事くらいある程度自分でわかるというのに…いい加減、退屈で仕方が無い。 ( 腹筋中に血が出た程度で大騒ぎである。「治す気ありますか?」とか槍を持った魔術医に怒られる事必死。 でも淫行罪は適応して良いと思いますよ? ) 個としての結果を見るなら私だって大差はありませんよ。 結果として「我々は」勝ったと考えるべきだ。 …まだ片割れが残っているとも聞きますが。 ( 赤と黒、黒い方が討たれ、赤い方は行方知れず。 あの赤い空の色を思い出すに、矢張り重要なのは赤い悪魔だったのでは、と思うが。 ) ええ、ゆっくりと話せる時にでも―――というと、今のような時しかありませんか。 ん、入団したのですね。 おめでとう御座います。 面倒は増えるかもしれませんが十分な後ろ盾の代価だと思って下さい。 ( 助長云々をそ知らぬ顔で流した―――。 ) [Sat 21 Oct 2006 01:05:53]
トリス > 私も入った事があるけれど―― 医者というのは往々にして過剰なものよ。 縛られなかっただけ良かったんじゃないかしら?(複雑骨折治療中に淫行に及んだ騎鳥兵とかはベッドに拘束の経験があるらしい。 医者ってカゲキだし、治すためなら手段選ばないよな。)そう言ってもらえると助かるわ。 不運とはいえ目だった手柄は立てられなかったし・・・(見舞いに来ていたわられているのが此方というのは奇妙な話だが。) 面白い子だから、何れ機会があったら紹介するわよ。 心配ってのは助長するような事をするから・・・・・・ああ、騎士団所属の話、あれなのだけれど――再編に際して私も正式な団員として認めて貰えたわ。(今後を決める一大事→朗報、なのだが――寧ろあっさりとした感じでそう告げた。) [Sat 21 Oct 2006 00:55:23]
アイリ > 口で言われればそれなりに従うというのに、これは不本意な扱いです。 わざわざ眠っている間に部屋の中にまで。 ( ※怯えた看護士の言い方が遠まわし過ぎて通じていなかった様子。 「入院中は身体を休めて下さいね?」とかそんな。 全力全開なら腕立て腹筋くらいでは済まない。 ) 目が覚めたら全て終わっていましたけれど―――貴方達の責任ではないでしょう。 相手が狡猾だっただけの話です。 ( 多く死者を出した理由を仲間の力不足にはしたくない、というのもある。 皆が出せる力を出し切った結果がこれ、でなければ救われない話だ。 差し入れの柿(未知の果物)を受け取り、バナナの次はまたフルーツ、と内心。 ) ああ、妹さんがいらっしゃったと…前に聞いた事、あったような。 まぁ、皆心配して色々口を出すというのもあるでしょうし、そうでないのもあるでしょうし。 少し忙しくなるとは…そうだ、貴女、騎士団に話はどうなったんですか? [Sat 21 Oct 2006 00:44:09]
トリス > この張り紙の主についてよ―― 熱心なのはいいけれど、偶に息抜かないと壊れるわ?(入院中に鍛えるという発想自体がこっちにはもう無かったわけで。 連張りされてる張り紙指差しつつ、心配だと語るおせっかい騎士がまた一人増えたのである。) 適度な休息を入れた方が筋肉だって付くと・・・・ コレ、差し入れね。 私達が梃子摺ったお陰でこんな目に遭わせてしまった訳だもの、アマウラ直輸の柿でも食べさせないと寝覚め悪くてね――(まさか食べ物は止められてないでしょう? なんて言いながらこぉ、見舞いの袋を揺らして。) 私は自宅に妹と居るから判らないけれど・・・・そんな物かしらね。 (怪我人相手にとやかく言う輩も無いでしょう――とか。 批判とかに晒される段階まで登った事もない身では、余り実感も沸かないか。) [Sat 21 Oct 2006 00:34:34]
アイリ > ( 機嫌の悪い小熊が現れた。 暗く人気のない廊下に出れば、ぽつんと一人佇む人影に直ぐに目が行って、ほぼ同時に姿を確認するだろうか。 ) …なにがやっぱりですか。 ( しかも溜息つきだ。何をどう=で結んだのかと問い詰めたい所だが、ロクな事が無さそうである。 ) ええ、随分と休んでしまいました。お互い無事で何よりです、トリス。 ( 何箇所かに包帯を残し、腰まであった黒髪をバッサリと肩の上で切り落とした入院患者は相変わらず背筋を伸ばして歳不相応な口調で挨拶を返す。 張り紙を見る目はゴキゲンナナメ。 ) 近々自宅養生に移ろうとは思います…といっても、今は騎士団寮ですけれど。 周りがうるさく言うのは変わらないでしょうね。 [Sat 21 Oct 2006 00:22:09]
トリス > 部屋が判り易いのは正直在り難いのだけれど・・・出没注意の警告文じゃないんだから。 (アマウラの侍だったら張った奴手打ちにしてる所だろう。 物価変動でちょっと高めだったフルーツなんかを入れた袋を下げて見舞いにやって来た訳だが――  扉の開く音を聞けば、くるりと振り返る。) やっぱり・・・ね。(はふ、と先ずは溜息から。 酷い見舞いだ。)重症だって聞いてたけど、もう歩けるようになってたのね・・・ お久し振り、アイリ。 具合は・・・コレを見れば判るか。(見た目からは多分もう少し休んでるべき体なんだろうが―― とりあえず、ひらりと手ェ揚げて挨拶など。) [Sat 21 Oct 2006 00:15:09]
お知らせ > トリスさんが来ました。 『廊下には張り紙を呆然とみつめる騎士が一匹居た。』 [Sat 21 Oct 2006 00:06:40]
アイリ > ――――ふんッ。 遊びを知らなくて死ぬわけでなし、私は十分に充実しています。 ( 何が悪い、と一人顰めッ面で大きな息を吐いて独り言。 騎士団の口の悪い面々の人をからかうような顔を思い出して無性に腹立たしく。 いい加減狭い空間で周り飽きたのか、扉を開けて廊下に出る事にした。 騎士達はもう帰している。急に具合が悪くなるような事もなし、やっておいて貰いたい事も山ほどあるのだから。 ) [Fri 20 Oct 2006 23:59:02]
アイリ > ( 休暇の楽しみ方を知らないとはよく言われるが、全く持って反論のしようがない。 趣味はと聞かれれば「仕事」と躊躇無く答えられるし、故に仕事を苦痛と感じた事も無い。 先だっての緊急事態のような時の為に常に覚悟を身にまとって生きる事を息をするような感覚で過ごすよう、そんな教育を施されてきた。 祖父は厳格で、覚えている限り「遊ぶ」ということをしたのは5つくらいまでだったと思う。 10代に入ってからは両親の元を離れて毎日教育と訓練を受けていた。 ) [Fri 20 Oct 2006 23:51:16]
アイリ > ( 院内で出来る仕事など限られていて、いい加減退屈なのだ。 さっさと退院してやらなければならない仕事もあるのだが、2時間も外を歩くと内出血した足の甲がじんじん痛んで脂汗を掻く始末。 骨折と深い切り傷の治癒もようやくといった所で、入院はもう暫らく続きそうだ。 ) …こう退屈だと。 ( 読書か筋トレくらいしかやる事が思いつかない。 さっきからウロウロぐるぐると室内を旋廻しているのも兎に角寝ているのが嫌だからだ。 傍から見ると気が立った熊かなにかのようだが。 ) [Fri 20 Oct 2006 23:43:21]
アイリ > ( 個室内、そしてこれ見よがしに個室付近廊下に張り紙されてしまった。 歩けるようになって机仕事程度なら支障は無くなれば、今度は鈍った身体を作り直したくなるというのが自然な人間の欲求だと思う。 指の骨折で未だ使えない左手さえ庇えば、もうそんなに困らない筈、という自己判断のもと。 ) ……左手が使えなければ右手で腕立てすれば良いじゃないですか。 ( 怒られた。 ) [Fri 20 Oct 2006 23:34:15]
お知らせ > アイリさんが入室されました。 『 †筋トレ禁止† 』 [Fri 20 Oct 2006 23:31:24]
お知らせ > ヴァリスさんが退室されました。 『( 彼の答えは少女の頬への優しいキス )』 [Wed 11 Oct 2006 03:03:40]
ヴァリス > おっけー ( 彼は笑った ) 驚異的な悪運と天井知らずの楽天でなんとかするよ、うん ( 世の中それで渡っていけたらどれだけ楽なのだろう ) おおう。本気だ ( 彼は笑った。彼女のベッドを借りて一緒に寝るか、このまま椅子に座って寝るか。悩むところだ。 )( でも、病院と言う立場上、後者を選ぶことにする ) うん。おやすみ ( 彼はそっと笑って、少女をベッドに寝かせると、布団をかける ) [Wed 11 Oct 2006 03:03:25]
お知らせ > シャリネさんが退室されました。 『あのね・・・大好き。( と、耳元で )』 [Wed 11 Oct 2006 03:00:27]
シャリネ > ( 許す、といってくれた相手に笑っていた少女はふっと微笑んで、ありがとうといった ) ―――・・・・・・・・・・ ( 相手の言葉を最後まで聞こうと思った。けど、じぃっと見てしまう ) ・・・・ふぅん。そうなんだ。 ( 逃げ切るような彼に、一度じゃないということ確信。にーっこり笑ってから少し、一瞬だけしゅん・・・とした顔を見せた ) ・・・うん、攫われちゃやだ。 ( と、はっきり言い切って。ちょっと泣きそうだけど、少しだけ駄々をこねる子供のような口調 ) ・・・う?・・・う、うん。ありがと・・・ ( 相手の言葉にはにかみつつも、嬉しそうに微笑む。それは、いつも通りの少女の柔らかな微笑み ) ・・・おやすみ、なさい。 ( 頭を撫でられれば、視線を合わせようとして、小声で・・・貴方に囁くだろうか ) [Wed 11 Oct 2006 02:59:12]
ヴァリス > ――わかってるんだけどさぁ ( むすーっ、と膨らませた鼻から息を抜いてから、彼は許す、と頷いた ) ――なんだか嫌な言われ方だなぁ。別に拉致されたのって今回が初め――― ( 思い出す。思い出す。思い出す )( 意識内で拉致されかけたの。 一つ、海岸 )( 意識外で拉致されかけたの。 一つ、公園 ) ――――――――――――まあ大丈夫!! ( ぐっ、と親指突き出して何とか逃げ切れ! ) あはははは。それじゃあ簡単に攫われないようにしないとね ( ぎゅっ、と少女を強く抱きしめれば彼はそっと離れるだろう。はにかんだ笑み ) それじゃあ、シャリネ。今晩はずっと一緒に居ようかな ( というのは、曲解したフリの悪戯。彼は楽しそうに笑ってから、 ) おやすみ、シャリネ ( 頭を撫でるだろう )( 優しく、優しく、優しく )  [Wed 11 Oct 2006 02:53:46]
シャリネ > ―――・・・ふふふっ。冗談なのにな・・・ ( しょぼんと肩を落とす相手には、ちょっといたずらな、だけど優しい微笑みで、ごめんね?許して?と付け加えて ) ―――・・・でも、なんていうんだろ・・・ヴァリスって、連れて行かれそうなタイプだよね・・・こないだのカリンのときもそうだったし・・・ ( と、じぃっと見つめて拗ねるように、視線を逸らす。・・・けれど ) ・・・うん・・・ ( 抱きしめられれば安堵する。目を細めて、そして、微笑む ) ん・・・ ( 首筋や首に口付けられれば拒むことはせずに、擽ったそうに肩を竦ませてはにかみ笑い ) いっちゃったら、私もどっかいっちゃうから ( と、一言。拗ねたような、悪戯っぽいような。彼女は、ちょっとだけ、この青年に意地を張っている。やきもちを焼いているけど、素直には出せなくて、こういう言い方。引き止め方をしてしまう ) [Wed 11 Oct 2006 02:46:39]
ヴァリス > ( Σ )( びくーっんと慌てたのは彼のほうだった。 )( あの、その、えと、その? )( 身振り手振りだけで会話を成立させようとするかのように彼は手をはっちゃかめっちゃか動きまわした後、 ) え、えと。ごめん、なさい ( しょぼーんっと肩を落した ) そうなんだよ ( 彼の答えは淡白だった。 ) ん ( 彼は一つ頷いた。嘘は言ってない。嘘は言ってないけど肝心な部分は言ってない。ちょっとの罪悪感に心臓が絞まる ) 俺がどっかに? そんな放浪癖は無いつもりなんだけどなぁ ( 彼は困ったように頬を掻いた。 )( そして、不安げに自分を見つめてくる少女に彼はそっと微笑むと、 ) 大丈夫 ( 一言そういって、少女を抱きしめるだろう ) 俺は何処にも行かないよ ( そして、できるなら、キスをしたい。 頬とか首筋に? ) [Wed 11 Oct 2006 02:38:50]
シャリネ > ( 相手の笑顔には、うん、と微笑みを深めようか。屈託のない、心から嬉しそうな、柔らかいあどけない笑み ) え、もう・・・じゃあ、私も嫌いっ。 ( とか、いたずらっぽい口調で吐くも、矢張りおかしくて笑ってしまう、くすくすと、小さく肩を震わせて ) ―――・・・・・・ん・・・ ( 彼の大きな欠伸、それがうつったのか、自分も手を口元へと当てる。欠伸が漏れる。熱で涙目の瞳が更に潤んだ ) ―――・・・・そうなんだ? (  どうして?と、なんとなく聴けなかった。なぜだか嫉妬してしまいそうな自分がいたからだと思う ) ・・・そう、なんだ・・・ ( 相手の嘘には、気づかない。でも、ちょっとだけ、やっぱり心配顔 ) ・・・うん・・・。でも、心配なんだもん。心配しないと、すぐどっかいっちゃいそうなんだもの。ヴァリスって・・・ ( と、本音ひとつ。実際今の彼女の顔は、不安げな瞳を見つめていることだろう。どっかいっちゃやだとでも言いたげな、甘えたな顔。視線で ) [Wed 11 Oct 2006 02:32:49]
ヴァリス > うん。無理はしないよ ( 彼はニコニコと笑いながら言う。 )( そして、彼の肩はびくんっと震えた。やばい。やばいですよ旦那。これは不味い ) ぃ、いいもん! そんな事を言うシャリネなんて嫌いだ! ( と、言った彼の声音も十分に悪戯が混じってる。だから、あっかんべーなんても追加した ) ん? ああ、吸血ね。それなら大丈夫だよ ( 彼はのんびりと背凭れに体重を預けて、大きな欠伸を漏らした ) シャリネに会う前から首筋から吸血はなんども経験してるから ( 目元に浮いた涙の粒を拭ってから頭を掻きつつ、 ) 彼女に感染に対する能力はないよ。実体験済み ( なんて、嘘を吐く。 )( だから、 ) ほぉら、なにそんな心配そうな顔をしてるの。俺は俺。なにも変わってないでしょう? ( 彼は笑いながら、少女の頭を撫でるだろう。 ) [Wed 11 Oct 2006 02:26:30]
シャリネ > ―――消毒液? ( 思わず、聞き返す。何でだろ・・・と、内心思いつつも、訊くまでに頭が回らなかったのは、熱のせいだと思う。 ) ( 彼女は骨を折ることも嫌だろうけどフレイバーなのであしからず。そして、彼女も同じく注射が嫌いなのは此処だけの話・・・になると思う ) ( 座った貴方に穏やかな微笑みを向けて。笑う相手の曖昧な誤魔化し。大丈夫、という相手には、あっさり信じる。だから ) そっか・・・無理しないでね? ( とだけ優しく言って。真っ赤になった自分、もうっ、とふてるような少女。だけれども ) え?! ( 途中で固まった。そして、慌てる。があまりにもその泣き真似が下手だったので※酷っ。 少女は笑ってしまう )  ん?どうだろうなぁ。 ( と、無邪気に茶化すように言えば、くすくすっとおかしそうに笑うだろうか ) ふふふっ、くすくすっ。 ( 思わず、おかしくて仕方がないというように。しかし、そのあと思いついたようにぱっと笑うのをやめた ) あ・・・そういえば、ヴァリス・・・カリンにつれていかれる前に吸われたところ・・・処置、した・・・? ( 彼女は護衛してくれた自警団隊長から聴いていた。吸血鬼のことについて、少しだけだが、知識を。吸われたらレッサーバンパイアになるとか。そういうことを思いついて、今、改めてはじめて彼に質問を投げかける。それこそ、心配そうな面持ちで ) [Wed 11 Oct 2006 02:20:14]
ヴァリス > 消毒液も嫌いだね ( 思い出しながらの台詞。正直針とか消毒液も嫌いだろうけど、我慢するんだろうなぁ )( 痛いのが嫌だものと必死に言う少女に彼は苦笑いを返した。骨を骨折したりするよりはマシだと思うのはきっと彼が元傭兵だから。※でも注射からは逃げる! ) ん ( 彼はありがとう荷小さく頷いて、椅子に腰かける。視線を少女と同じくして、彼は笑った ) ん? ああ。なんていうかな。体調悪いんだ。まだ ( 彼は曖昧に誤魔化す。心配を無理にかけてもしょうがない。大丈夫、と彼は手をひらひらと振って、 ) ―――――。ぅ。違うのか ( 彼はがっくりと項垂れる。ぐすん、なんてわざとらしい声を出して涙を拭く真似事 ) いいよぉ。シャリネは俺が来ても来なくても同じなんだね!? ( と、素人臭い演技調で言ってから、彼はおいおいと声を出しながらヘタな泣き真似 ) [Wed 11 Oct 2006 02:10:39]
シャリネ > ミナちゃん?針、嫌いなの? ( 彼の言葉には首を傾げて尋ねようか。きょとんとしているも、どこか興味を示している様子で。彼から家族の話を聞いたことはあったから、そして、一度手紙を返したことだけはあるから、尚更。まさか彼が、注射から逃げるような情けないところ・・・など考えてはいない ) ―――だって、やだもん、痛いの・・・ ( 後頭部を掻いて言う相手に、今にも泣いちゃうぞってくらい嫌そうな顔をしてふるふると首を振った。 ) ―――ありがとう。 ( きてくれたことは本当に嬉しかった。だから、いつもの笑みを、ふわっと深めて礼を言う。少し、はにかんだ様子で視線を落として。ついででた言葉には、顔を上げて ) あ、そうだったんだ。目、充血してるみたいだもんね。・・・大丈夫?  ( 近寄ってくる相手の顔を、したから覗きこむように見つめて尋ねるが ) ―――・・・っ。何それ。うぬぼれてるの? ( と、図星なため真っ赤。ぷいっと一度視線を逸らすも、すぐに迫力のない睨みで相手を見る。もう、まったく、とでもいいたげに ) [Wed 11 Oct 2006 02:03:47]
ヴァリス > うわ! ミナみたいなことを言ってる! ( とか言いつつ彼は注射から毎回逃げているのは秘密だ。彼は今年で21になる。※だ か ら な に !? ) うぅん。真面目に考えてる時点でシャリネダヨねぇ〜 ( 彼はぽりぽりと後頭部を掻いた ) おう。来たよー。ばりばり来たよー。―――? ああ、これ? 栄養剤もらってきた ( ちなみにキリバナ用の栄養剤。流石にフラフラのままじゃやばいので水に溶かして飲むのをもらってきた。これで明日からは抜群体調! 。。。。かもしれない ) おおう。シャリネはつまり、こういう訳か〜 ( 彼は少女に求められるがまま近寄りながら、意地悪そうな笑顔を浮かべた ) つまり、俺が来たと言うお土産はいらないとー。なるほどー ( なんだそれ ) [Wed 11 Oct 2006 01:55:36]
シャリネ > ( 相手の第一声に、瞬き数回。暫く思考停止。きょとん、とした顔を向けて、小さく首をかしげた。頭が回ってないのか、大好きな人物の声色だということさえも気づくのに時間がかかる。そして ) ―――・・・え? ( と。聞き返してしまう ) 針はいやですっ・・・ ( と、言おうとしたそのとき、ぬっと現れたのは自分が大好きな人。なんだか、恥ずかしくなった ) ・・・真面目に考えちゃったじゃない・・・ ( と、口答え。そう、少女は何を隠そう、突っ込みが苦手なのである。顔を赤くして、少し意地張るように言いつつも、きてくれたことには嬉しそうにふわりと微笑みを浮かべた。それでもまだ熱気を帯びる顔で ) こんばんわ。きてくれたのね。 ( と、黒いコートの彼に言おう。紙袋を見れば、きょとんと首をかしげて ) ・・・どうしたの?それ。 ( と尋ねればまた表情が変わって ) ・・・お土産なら、よかったのに・・・ ( と、照れくさそうに微笑んで俯き加減に言おうか。上半身だけを起こしたベッドに横たわりながら少女は彼に手を伸ばして、微笑みかけようか。此方に来てほしいと促そうとするかのように )  [Wed 11 Oct 2006 01:47:42]
ヴァリス > はーい検診ですよぉ〜。とりあえず袖まくって腕を出してください。純度100%のお酒で消毒した後針治療を始めますよ〜 ( とか ) 言ってもシャリネのことだからツッコミなしだよね? ( なんて言いながら扉を潜ったのは一人の青年。黒髪に薄赤い瞳の持ち主。大量生産品の黒コートは彼のトレードマーク。これを着てないと『ヴァリス・ファングレー』と認知されないから困ったものだという話はずいぶん前のこと ) こんばんわ。シャリネ ( 彼はのんびりと手をあげる。その逆の手には紙袋が握られてる。 ) [Wed 11 Oct 2006 01:39:52]
シャリネ > ( コンコン、と鳴った音には、ふっと顔だけを其方に向ける。こんな夜中に誰だろう、見回りの看護婦さんだろうか、と考える。少女は、拒むことなく ) どうぞ。 ( というだろう。貴方が扉を開ければ、そこにはいつもの髪飾りを外した、少し顔の赤い少女がベッドに横たわっているだろうか ) [Wed 11 Oct 2006 01:35:08]
ノック > ( 秋の足音が近づいてきた夜は肌寒かった。彼はマフラーの下に指を突っ込んで首筋を掻いていた )( ―――これを、誰かに見せる気は無かった。今から大聖堂に行ったところで赤い雨のせいにするには時間が立ちすぎてるし、他の理由にするにしても思いつかなかった。これだと手を打てるほどの理由が見つからない限り行くつもりもない。まだ困るほど悪化していないのでこのまま放っておくことにしておく ) ――― ( 硬質なノックの音が鳴る。 )( 彼はマフラーの位置を整えて、ぼんやりと考えていた )( そういえば、前にお世話になった騎士も此処に入院しているんだっけ ) [Wed 11 Oct 2006 01:32:05]
お知らせ > ノックさんが来ました。 『ココン』 [Wed 11 Oct 2006 01:28:35]
シャリネ > ( 寝込んでしまっている。いくら病院費が高いからって、体が動かせなければ退院だってできない。夜になれば熱が上がってしまう。少し、頭がぼんやりする。思わず、右手を目の上に置く。熱くて熱くて、視界が定まらない。だるさと、僅かの気持ち悪さ。そして、頭痛 ) ・・・完全にこじらせちゃったな・・・ ( と、苦笑いも出来ない。辛そうに、いつもの凛とした声が弱弱しく発される。病院の夜は、何だか彼女にとって淋しく感じた。少女が此処にいて、してしまうことといえば、堂々巡りのような考え事。葛藤と、悩みの嵐だった。そして、少女は思う ) ―――・・・これから、どうしよう・・・ ( と。呟いて。なんだか、本当に泥沼に突っ込んでしまっている。熱を出しているときに、考え事なんてするべきじゃないかもしれないが、少女には大きい出来事だったのだから、仕方がない。ため息混じりに出た言葉は、そのあと、辛そうな吐息に変わって ) ―・・・頭、痛い・・・ ( と、思わず誰に言うわけでもなく、痛みを訴える。少し、右手を移動させて額を押さえて ) [Wed 11 Oct 2006 01:27:50]
お知らせ > シャリネさんが来ました。 『結局。』 [Wed 11 Oct 2006 01:21:11]
お知らせ > バニラの少女さんが退室されました。 『・・・なんで好きになっちゃったんだろ。( と、僅か後悔と、それに抗えないというような、声。』 [Mon 9 Oct 2006 10:52:47]
バニラの少女 > ( そしてもうひとつ心配なのは、あの吸血鬼の友人。一体どうしたらいいのだろう、と。少女は、出口のない迷路に迷い込んだ気分だった。途方もない連想ゲームのような悩みに、考え事に、段々と嫌気が差してくるものの、投げ出せない。もう・・・どうしたらいいんだろう。と思っても、考える他、術がない。といっても、考えて良案が出てくるわけでもなく。肩を落とす。そして ) [Mon 9 Oct 2006 10:51:49]
バニラの少女 > ( さて。どうしたものか。恋人とはいえ、あんな状況にまでなった以上、悩む。少女にとって大切な人であっても、何だか越えた一線がある気がして。それでも、少女は彼が好きだった。気持ちはそう簡単には変わらないもので。けれど、疲労感で一杯だった。青年に引き止められば抗うことのできなかった自分。けれど、罪悪感。会ってしまえば嬉しくて、求めてしまう。でもそれって、いいのだろうか。少女は、葛藤していた。けれどこの少女にあの大好きな青年を傷つける勇気などなかった。ため息が思わず零れて、空から、視線を落とす ) ・・・はぁ・・・ [Mon 9 Oct 2006 10:49:55]
バニラの少女 > ( そして、小さな欠伸。手で口元を押さえて、ひとつ ) ―――・・・ん。 ( 若干血の臭いがする。病院なのだから、当たり前なのだろうが。少女は実は血が結構苦手で、しかも二週間前のあの事件のときに、恋人に刺された友人を見ていて、白い血を吐き出した恋人も見ている。結構、少女にとっては刺激の強い出来事だったかもしれない。そして、視界が霞んだ ) ―――っ・・・! ( 痛みに思わず頭を押さえる。そして、ふっと・・・手の力を抜いて、ベッドにおろそうか ) ・・・今日は・・・良く、寝よう。 ( そう、独り言を小さく呟いて。ここで休まなければ後が持たないと本気で思ったから。歌を歌うにしても、牧場で仕事をするにも、体力は必要なことはわかりきったこと。そして、それ以上にやりたいことが、やらねばならないことがあるのならば、尚更 ) ―――・・・・。 ( ふわりふわり、バニラの香りが漂う。少女は習慣過ぎて、自分でもわからないくらいなのだが、きっと周りからは凄く甘い匂いのする少女だと思われているに違いない。髪から花飾りをとって、ふわふわの銀髪を窓辺から来る風に靡かせている少女は、窓辺を見て、少し見上げれば視界に入る青空にふわっと微笑んだ ) [Mon 9 Oct 2006 10:29:33]
バニラの少女 > ―――・・・早く、治さないと・・・ ( 明日に此処を出るのなら、今日はしっかりと休まなければと思う。少女は頭痛を抑えるように、額に手を当てる。フレイバーだから、汗は出ないけれど、だからこそ少しばかり辛いものがあって。少女はしんどそうに、顔を僅かに歪めた ) [Mon 9 Oct 2006 10:21:11]
バニラの少女 > ( 入院したら、金額が馬鹿ならないと思い、一日入院だけ。今日は家に帰るつもりだった。薬をもらい、処置してもらったものの、まだ辛い病状は元気になったとは言えず、熱もあり ) ―――・・・やらなきゃいけないこともあるのに・・・ ( と、ベッドの上で呟く。明日の朝には、此処を出るつもりではいるが。隊長さんにお礼状も書きたいし、心配してくれた牧場の友人たちにも手紙を出して、会いに行きたい。やることは山積みで、少女は懸命にベッドの中でそれを整理する。ここに運ばれてくるまでにお姫様抱っこで恋人に連れてこられたことは結構周りに凄い目で見られた。それは、とても恥ずかしくて、目撃者には未だ凄い目で見られる。それが、心中とても複雑だった。 ) [Mon 9 Oct 2006 10:18:49]
お知らせ > バニラの少女さんが入室されました。 『2,3日の安静。』 [Mon 9 Oct 2006 10:14:38]
お知らせ > アイリさんが帰りました。 [Sun 8 Oct 2006 23:04:51]
アイリ > ( 竜の牙が突き刺さった肩口が痛んで顔を顰め、本を閉じた。 どうにも集中できそうにない。 結局身体を休めて少しでも早く身体が治るのを待つのが一番の早道と言う事か。 溜息を吐いてサイドボードに置かれた蝋燭を消し、深く布団に潜り込んで目を閉じた。 巷が平和を取り戻した今も、まだ張り詰めている。 窓の外の赤くない空を見ても、矢張りそう思えた。 ) [Sun 8 Oct 2006 23:04:09]
アイリ > ( アルベント隊からも死者が出た。 まだ13の随員で、歳の割に卒なくこなす少年だったが、「別に僕は騎士になりたいわけじゃない」というのが口癖だった。 親に期待されて此処に居るだけだったと。 幾つかの戦場を共に渡り、同じ卓で食事を取り、愛想のなかった少年が幾らか口を開き始めた矢先のこと。 最期は死に物狂いで竜に挑んだという。 結局彼の思うところは分からず終いだ。 ) [Sun 8 Oct 2006 22:51:51]
アイリ > ( 正門で指揮した騎士団の犠牲者の数は異常で、人数、錬度共に元の形に戻すのにまたどれだけ時間がかかるか分からない。 時間をかけて訓練を繰り返し、そしてあっという間に薙ぎ払われた。 これからもずっとこんな事が続くのだろうかと考えると、流石に滅入る。 死者のリストは既に手配済みで、歩けるようになったら各々の家を周るつもりだ。 恐らく、何度かは罵られるだろう。 「こんな子供に息子は命を預けたのか」「言わんこっちゃ無い。家の名の威光だけで隊長など務まるものか」「アルベントの田舎娘が」 今までは陰口で済んでいたものが表に出るだろう。 ) [Sun 8 Oct 2006 22:41:05]
アイリ > ( 盾を保持していた側の指が折れ、未だ左手は使えない。 他にもあちこち骨がいかれているらしく、個室から庭に出るだけで脂汗をかいた。 打撲した脹脛が青黒く変色して、内出血が足の甲をぱんぱんに張らせる。 左右の足の甲の大きさが違うのを見て思わず笑ってしまった。 お陰で足を腰より上に上げていないと内出血がびりびりと痛む。 今までも何度か病院の世話にはなったが、ここまで本格的な入院は初めてだ。 遅い時間だが横になり過ぎて寝付けず、足を吊った状態でベッドの上。 報告書も書き終えて今は本を読んでいる。 右手だけで捲る紙の煩わしい事。 ) [Sun 8 Oct 2006 22:31:35]
アイリ > ( ベッドから身を起こして数日が経つ。 半月近くベッドに横たわっていた身体をまともに動かせるよう、連日のリハビリが今の仕事。 長すぎる休暇だ。 事の顛末と詳細を聞き、直ぐにでもしなければならない事が山ほどあるというのに、今はまだ休めというのが騎士団からのお達し。 ならばせめて、と食い下がった結果、報告書の作成が日課に加わった。 それが現状だ。 ) [Sun 8 Oct 2006 22:27:10]
お知らせ > アイリさんが来ました。 『 目が覚めると、季節は変わっていた。 』 [Sun 8 Oct 2006 22:22:42]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 『( ぐう、すやすや )』 [Sun 8 Oct 2006 03:03:32]
お知らせ > ルゥさんが退室されました。 『はい。 それでは──( ランプと六尺棒を手に、巡回に戻るのだ )』 [Sun 8 Oct 2006 03:02:22]
フェンサー > ( 宗教を認めないわけではない。 多くの神々をいないものとするわけではない。 でも………人の上に主として存在するものを信じることはできない。 奇跡をくれないもの全能などいらない。 ) ………そういうものですかね……………あ、はい、おやすみなさい。 先生も、働きすぎないでくださいね? ( 小さく微笑んで、もそもそ、布団の下で居心地のいいかたちを探して。 ) [Sun 8 Oct 2006 03:00:50]
ルゥ > …んぅ、そうですか。 (カミサマの端くれとして、思う。 神であってもGODではない。 フォーウンでは仙人の下、精霊と同じ地位。 アマウラなどでも人と同列で、少し上でしかない。 場合によっては、人に道具として使われることもある。 この国も同様。厳密な意味で、奇跡や偶然を左右できる絶対者なんて、いない。歴史の最初から。これから先も。) …うん、そういうのに頼らない生き方を選ぶなら、それはそれでいい事だと思いますよー。 (血の付いたガーゼを、簡単に纏めると) さ、じゃあそろそろお休みなさい? 夜更かしは毒ですよー? [Sun 8 Oct 2006 02:56:30]
フェンサー >  ―――ですよねえ。 あはは、や、ちょっとした好奇心だったんですけどね。 ですよねえ、起きないから奇跡ですもんねえ。 ( いやあははは、なんて。 自分としては平然としているつもりだったのだけれど、普通に挙動不審だった。 から笑いというかなんというか。 奇跡を期待していなかった、といえば―――それは、嘘になるから。 ) え? あ、いや、いいですよ………神様は、昔も今も信じていませんから。 [Sun 8 Oct 2006 02:42:13]
ルゥ > さぁ。 でも、起きないから奇跡って言うらしいですよ? 迂遠な事ですけど。 (そう言うと、目を細めて) かといって、運命論者でも無いんですけどね。 (逆説的に言えば、総ての結果からみれば、そこに至る経路のあらゆる要因は必然だ。 そこに奇跡といったものの入り込む余地はない。 だからこそ、医師は失策を減らし、最善を尽くすのだろう、と思う。 この患者にしても、原因は不明とはいえど今まで永らえているのは“必然”なのだろう。 だからこそ、もし自分の手で健常な状態に戻そうとしたら、いちから解きほぐす必要があると思われる。 閑話休題。) ─んー…っと、そういった話に飢えてます? なんだったら、シスターとかに来てもらいましょうか? [Sun 8 Oct 2006 02:37:31]
フェンサー >  あー…………代わりといってはなんなんですけれど………先生は、奇跡って、信じますか? ( 一度かくんと下げて、それから質問を。 本当は、何歳まで生きられるのか、などというなんとなくお約束な質問でもしようと思ったのだけれども、実際に口にしたのはそんな質問で。 ) [Sun 8 Oct 2006 02:26:18]
ルゥ >  ──よろしい。 (うん。 と首をかくり、縦に大きく首肯した)  はい?可能な内容であれば。 (目をぱちくりと大きく瞬かせると──) そうですか。 (実際の処、所見を問われたところで困る。 担当医は担当医なりに治療計画があるかもしれないのだから。 病状についての質問でなくて良かった、と内心安堵する。) [Sun 8 Oct 2006 02:19:32]
フェンサー > ( 人に拭ってもらうというのは、なんだかくすぐったい感じがするもので、小さく身をよじって。 ) ………すみません………………気をつけます、はい。 ( こめだま程度で、よかった。 はふぅ、と安堵のため息。 それから、ちょい、と小首をかしげて。 ) ねえ、先生、少しお聞きしたいのですが………ええと………………ああ、いえ、止めておきます。 ( 歯切れ悪く口にするのをやめて。 ) [Sun 8 Oct 2006 02:12:12]
ルゥ > んしょ、と。 (ベッドに寝かせると、掛ける寝具を上から被せて。 ) …ん。 ( 懐を探り、厚手のガーゼを。 汚れた口元と、手を拭おうと ) 無理が効かないからだなのは、自分自身、ご存知でしょう? 大事に使えば、ちゃんと保つ身体なんですから、ご自愛なさい。 (め。 と おおめだま──とは行かないまでも。こめだま程度を喰らわせた) [Sun 8 Oct 2006 02:07:39]
フェンサー >  ………あぅ……………えへへぇ。 ( 困ったように笑って、口元をごしごし。 ) か、抱えます、って……ふわっ! ( 身長もそれなりにあるし、体重も―――が、普通に抱き上げられてショック。 姫抱きに対する感動に対してさらにショック! ) [Sun 8 Oct 2006 01:59:32]
ルゥ > (ランタンを前へ。) ほら、大丈夫じゃないじゃないですかー。 (あきれたような声で応じよう。 かつり、かつり。 患者の傍まで近づくと) 抱えます。 力抜いてくださいね。 ( 有無を言わさず、姫抱きにしてベッドの上に載せる所存。 ) [Sun 8 Oct 2006 01:56:51]
フェンサー >  あー、や、ちょ、けふっ、転んだだけ、なので………げふっ。 ( 咳を押さえた手に液体。 あ、出た、とか思いながら口元を乱雑に拭って。 あ、待って、という前に戸は開いて、否応なくお仕置きを想像させる姿が。 そして向こうからはきっと、モノノケ・プレンセスばりに口元の赤い姿があったりするんだろう。 ) [Sun 8 Oct 2006 01:49:23]
ルゥ >  大丈夫って── 凄い音してましたよ? (部屋を特定。 ここは──ええと。 自分の担当じゃないから、あまりよくわからない。 長期入院患者の病棟である事は間違いないのだが。 ) …とにかく開けますねー? (鍵束からマスターキーを取り出すと、施錠を外して。 かちゃり。 戸を開こうと ) [Sun 8 Oct 2006 01:46:05]
フェンサー >  ………痛っ…………………。 ( 咄嗟に受身は取ったが、―――頭ぶつけてる時点で受身になってないが―――痛い。 ずるずると座り込んで、額をこすって痛みを誤魔化して。 むしろ自分以外の静けさが痛い。 静寂の中に響く声にびくり。 ) あ、いいえ、いえ、な、なんでも、けほっ、げほっ、ないです、から……っ ( 最近あまり声を出していないし―――まあそれだけでもないかもしれないが、咳き込みながら、何とか返事を。 個室の中より。 ) [Sun 8 Oct 2006 01:41:27]
夜回り先生(何 > ( ぴくん。 ) (獣のように鋭敏、とはとてもいえない感覚ではあったが、流石に大きな物音に、いぶかしく思い足を留める。 音の元は何処だっただろう? 就寝中の患者を起こしてはいけない。 多少声を抑え気味に ) ──どうなさいました? ( まず。 どこの部屋だろう? ) [Sun 8 Oct 2006 01:37:24]
フェンサー >  ………………………ふぅ……。 ( あの棒っぽいので殴られたり突かれたりすることは今日もなかったようだ。 あったら問題だが。 ………今日は抜け出す気力もないし、大人しくしているか。 寝る前に少し水でも飲もうかと、ベッドを抜けて水差しに手を伸ばし―――)       あ。       ( がくん、と倒れる。 なにが? 水差しが? いや、自分が。 床へとダイブしてごつん、と頭がいい音立てた。 ) [Sun 8 Oct 2006 01:31:43]
夜回り先生(何 > ( へんじがない。 ただのしかばね患者さんは就寝中のようだ。 ) うん。 (こくん。と大きく頷くと、 こつり。こつり。 また靴音を鳴らして。) (廻らなければいけない箇所は多い。 ぐるり一周するだけで、それなりに骨なのだ。 ) [Sun 8 Oct 2006 01:27:59]
フェンサー > ( ふ、と耳を澄ませば足音一つ。 この足音は、この声は―――ルゥ先生だ。 一度こっそりと後姿を拝見したことがあるが正直お仕置きという単語がオブラートを何重にしているんだろうかと思わせるような装備だった。 それ以降こっそりでも見ようとは思えなかった。 ひぃっ、て感じだ。 もぞもぞと布団をかぶって死んだふりもとい寝たふり。 ………きれいな先生なんだけれどなあ。 ) [Sun 8 Oct 2006 01:24:56]
夜回り先生(何 > ( 片手に六尺棒。 片手にランタン。 光槍にすれば一丁で済むのに。 なんて多少思わなくも無い。 けど、槍を抱えて廊下を徘徊するのは傍目に怖いらしいから、仕方ない。 六尺棒ならマシなのかと問われれば、非常にそれは難しい質問である。 さておき) …ふぅ。 ( 小さく嘆息。 今日ももうぼちぼち終わりだ。 もうじき、深夜勤務と交代の時間。 万全を期して引き継げるよう、習慣の夜回りを今日も果たさんと。) ──みなさんちゃんと休んでますかー? 深夜の廊下を徘徊する悪い子はお仕置きですよー。 ( 普段通りのほんわかした口調ではあるのだが。 何故かこれは恐怖の対象であったりしたりしなかったり。 何故だろう。) [Sun 8 Oct 2006 01:20:34]
フェンサー >  …………神様でも仏様でも壊れた椅子の足でも―――なんて、神様なんて、信じてないけれど……。 ( 何かに縋りたくなるときもある。 そしていま自分が縋っているのは病室の枕だ。 医者はドコダ! なんてのはやらない。 それは、いいたいところが本心だ。 でも現実はそうそう甘くないと知っている。 それに、努力のないものは誰も救わない。 努力してこなかった自分を、救ってくれる誰かがいるとは思えない。 だから、自分にできるのは賭けだけだ。 )( 今日、この扉を開けるものがあれば、私は明日も笑っていられる。 )( 願掛けにも似た、くだらない。 ) [Sun 8 Oct 2006 01:16:09]
お知らせ > 夜回り先生(何さんが来ました。 『(かつり)』 [Sun 8 Oct 2006 01:15:41]
フェンサー > ( 夢見る形は、段々と確かなものになっていった。 願いであり、望みであり、理想であり―――現実とは相反するそれが、心の中で大きくなっていく。 それのためにはなにせ、動けるようにならなければいけないのだから。 ) [Sun 8 Oct 2006 01:06:13]
フェンサー > ( 見上げる天井はいつもと変わらなくて、でも今日は少し違う。 「ばか」が木霊する。 「ばか」なんて言われないために、言わせないために、この体を治してしまいたかった。 早く、速く。 まだ長い入院期間を思って、目を閉じる。 ) [Sun 8 Oct 2006 00:56:10]
フェンサー >  いやまあ……………………ばかだなあ、私は。 ( 少なくともこの一時間の間に、日常生活で聞く「ばか」を一生分は聞いたと思う。 泣き声交じりの「ばか」は、正直かなり答えた。 きっと、しばらくの内に誰か医師が来るのだろう。 そして説教と診察、だろう。 甘んじて受けるほかにない。 ) [Sun 8 Oct 2006 00:46:17]
フェンサー > ( 幸い、これ以上悪化することはなかったが、無茶して転んでしかもその原因が抜け出そうとしたことだったりしたもんだからかなり絞られた。 拳骨こそ振るわれなかったがかなり怒られた。 何が最も罪悪感を感じさせたかというと、その怒った看護婦さんが泣きながら怒ったことだった。 一時間ほど怒られて、文字通りベッドに手を縛り付けられた。 ) [Sun 8 Oct 2006 00:36:23]
フェンサー > ( 本日のニュース―――バカが一匹絞られた。 ) [Sun 8 Oct 2006 00:33:04]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Sun 8 Oct 2006 00:31:20]
お知らせ > メルビルさんが退室されました。 『 あれこれ考えながらも、卆なく退勤。 』 [Tue 3 Oct 2006 00:17:18]
メルビル > ( 医学の知識にそう明るくない私、メルビル・セブルラキスはただ医師の診断書に目を通してそれにあわせた治療術式を用意する。 赤い雨の影響か、門を護っていた兵士の恐怖の後遺症か、此処暫らくは怪我の治療よりも錯乱した精神を沈静する仕事が多く。 コレが色々と制約が多い上に施術後の魂が抜けたような患者の顔があまり好きじゃない。 今日もそんな仕事ばかりだった。 怒りや悲しみを鎮める事で落ち着くまでの時間をぼんやりと穏やかに過ごさせる事が出来る魔術。 …正直、そんなものが必要だろうか。 周囲の平穏の為には必要、か。 ) ……悲しまないで過ぎるなら良いじゃない。 ( カリカリと羽ペンが書面をなぞる。 今日担当した患者の顔が順番に頭を過った。 ) [Tue 3 Oct 2006 00:11:49]
メルビル > ( 熱い珈琲が美味しい季節になってきた。 ミルク多め砂糖少な目の、赤くない珈琲を一口啜ってレポートを広げる。 毎日書いているそんな大層な書類でもないし、休憩室で済ませてしまおう。 カップと書類を並べて置く行儀の悪さだが、カツンとぶつけて書類にぶちまけた事なんてそんなベタ、1度も無い。 ) [Tue 3 Oct 2006 00:01:44]
メルビル > ( 行き違うのも何だか間の抜けた話。 それに焦らして向こうから会いに来るっていう方が何だか微笑ましいというか。 暫らく会ってなかった分、話す事も多いだろう。 此処は1つ直帰してみるか。 ) ―――そうと決まればあと一仕事か。 ( 少しだけやる気が出てきた。 後は今日の仕事内容のレポートを簡単に纏めて提出するだけである。 気持ち早足になって歩き、休憩室に向かった。 …急患とか、来ないと良いなぁとか思いながら。 ) [Mon 2 Oct 2006 23:54:35]
メルビル > ( 友人の所に寄って行こうかとも思ったが、1つ思案。 あの一見クールで飄々としたオトコマエはその実結構な寂しん坊である。 お互い忙しく、件の悪魔騒動の最中などそれこそ身動きも取れないくらいで。 ) ……暫らく顔を合わせてない、と。 ( 天井を見上げるような仕草で立ち止まり、んん、そろそろか、とか呟く。 家の合鍵を渡して以来、寂しくなるとそういう顔をして転がり込んできたりするのだ。 ) [Mon 2 Oct 2006 23:49:59]
メルビル > それじゃ、後は宜しくお願いします。 ( 交代で入った医師にそう告げて治療室を出た。 今日も疲れた。廊下を歩いている間はまだ職員の顔をしていなければならないし、さっさと休憩室に逃げ込もう。 怪我人の数は依然多く、治癒魔術も毎日限界数まで使いきってしまう。 お陰で咽喉と頭が痛い。 不調の顔をあまり人に見せるのは好きじゃ無いし、軽くマッサージなどしてみる。 漢方医に貰った咽喉の薬がまだデスクにあった筈。 多少アルコールが入っているが、退勤後なら問題ないだろう。 ) [Mon 2 Oct 2006 23:41:10]
お知らせ > メルビルさんが入室されました。 『 退勤前 』 [Mon 2 Oct 2006 23:36:13]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 『( ああ、情けない )』 [Sun 1 Oct 2006 00:56:34]
フェンサー >  ………………なさけない……。 ( 右足は動かず、すぐにバランスを崩す。 体は衝撃に耐えることも出来ない。 ………物音で看護婦が来てしまうだろうか。 医者ならば……治らないだろうかと、問いかけるのだろうか。 小さく首を振り、ベッドへとずりずりと戻って。 ) [Sun 1 Oct 2006 00:56:17]
フェンサー > ( ―――ぐらり。 傾いた体は支えきれず、床に倒れこむ。 咄嗟に手が伸びて、だずん、中途半端な物音を立てて、体は倒れこんだ。 その衝撃で、げほん、げほん、咳を押さえた手は、暗くて見えはしないけれど、濡れた感触がした。 ) [Sun 1 Oct 2006 00:53:54]
フェンサー > ( ずり、と体を起こし、ベッドに腰掛ける。 小さく咳き込んでから、ひとつ、深呼吸。 いつまでも世話になっているわけにも行かない。 待っているだけでどうにかなるなどと、考えていること自体、悪。 悪は、間違いは正す。 全身に力を込めて、ゆっくりと立ち上がろうと。 ) [Sun 1 Oct 2006 00:38:19]
フェンサー > ( 剣士は――――いや、ただの怪我人はひとり、奥歯をかみ締める。 ぐい、と目元をこする。 目が疲れていたからだ。 そう、それだけだ。 ひとり、そう独り暗闇の中で。 ) [Sun 1 Oct 2006 00:28:34]
フェンサー > ( 自分の役割を悟るには若すぎた。 正義を掲げて駆け出すほどに子供ではなかった。 その間に挟まれて、ただ剣士は葛藤した。 考えても考えても、答えなど出ない。 それが、苦しい。 繰り返す諦めのそのたびに、苦しむ。 どんなに一時を楽しく過ごしたとしても、その思いは訪れる。 何度でも、何度でも。 ) [Sun 1 Oct 2006 00:21:25]
フェンサー > ( 振るわれるべき剣はなく、憤るはずの拳も力ない。 いまのところ脅威は去ったはずなのに―――……その筈なのに。 ) ………………こんなに…………こんなに……っ ( こんなにも、悔しい。 全ては自分で選んだはずなのに、それが無性に、悔しい。 ぎゅ、と握った拳に、雫は落ちる。 ) [Sun 1 Oct 2006 00:09:03]
フェンサー > ( 窓の外は暗い。 だが、紅くはない。 涼しい風が吹いてくるだけだった。 ああ、終わったのだ、そう思うには心は重い。 事件が終わっても、それに関連する事象の全てに終止符が打たれたわけではない。 取り戻せないものを失い、まだ取り戻せるものも、その怪我に苦しんでいる。 何もかもが終わったわけではない。 それに。 ) …………………私は、動けませんでしたね。 [Sat 30 Sep 2006 23:58:28]
お知らせ > フェンサーさんが来ました。 [Sat 30 Sep 2006 23:56:41]
お知らせ > 艶子さんが退室されました。 『はい、是非ッ。 ( 看護士や先生に睨まれそうな元気の良い声が響いた。 )』 [Fri 29 Sep 2006 01:00:16]
お知らせ > 騎士Aさんが帰りました。 『 ま、暇な時は騎士団にでも遊びに来な。 』 [Fri 29 Sep 2006 00:59:16]
艶子 > 成る程。仕事場に近いから―― 私が騎士で寮に住んでたらあまりのプレッシャーに引っ越してしまいそうです。 ( 上司の隣の部屋の人とかどんな思い出暮らしているんだろう。騒ぐと怒られそうだし。 ) あれまだやってたのかって… ご存知だったんですか。 でも、そこは余り触れてあげない方が…! ( 見られる度にあんな風につかつか詰め寄って居たのだろう。…もしかしたらまたやってるところを見れるかもしれない。 ) いえッ、私も傭兵とはいえ戦士の端くれ。私が背を向けるのは相手が倒れて動かないのを確認した時だけですっ。 アイリ様はそうする事のカッコよさ―― い、いえ。素晴らしさを教えてくださいました。 ( 高い給料や良い暮らしを貰っている訳では無いが、その代わり「どうだい、私ってばスゲェだろ」って言わせて貰うんだ。  ――ついつい長話をしてしまった。騎士の言葉に頷いて、廊下を歩き出す。 ) …今日は有難うございました。お目覚めの頃にまたバナナの差し入れをお持ちします。 [Fri 29 Sep 2006 00:55:55]
騎士A > 蔓の事件で家が潰されてな。 騎士団寮に住むようになってから益々仕事仕事。 とっくに新築するくらいの金はあると思うんだがね。 ( “此処に住んで居る方が何かと都合が良いですね”とのこと。 もう少し緩い生活をしたい騎士達にしてみれば良い迷惑である。 ) ――――良い事聞いたな。 ( 「あれ、まだやってたのか。」騎士Bがイカツイ顔を窓に向けて、大袈裟に歯茎をむき出しにして笑顔トレーニングの真似をした。 隊長苛めのネタがまた1つ増えたようだ。 ) ま、そういう犠牲の上に平和があるってのは覚えてて貰いたいが―――あんたは一般市民だから死にそうになったら逃げて良いぞ。 俺達は駄目だ。その為に高い給金貰って贅沢なメシ食って、いい服着てるんだからな。 明日死ねと言われても文句を言わないように、先に楽しい事を済ませてるんだ。 ( 騎士Bが立ち上がった。胸のポケットから取り出した螺旋巻き式懐中時計を一瞥し、目で廊下を促す。 送ろう、ということか。 騎士Aが頷く。 ) [Fri 29 Sep 2006 00:38:00]
艶子 > ………… 一人も…。 ( そいつはビックリだ。友達という間柄がどうやって出来るのか普段意識しないのが普通だと思うのに、やっぱりこの騎士の言うとおり仕事中毒ってヤツなのか。 ) その姿勢は立派ですが、それは身体にも心にも毒ですね。判りました、この豪天寺艶子が頑張ってアイリ様を連れ出します。目標は自然な笑顔を作らせること! …あ、でも。前にアイリ様、窓に向かってお一人で笑う練習とかしてましたし、本人は努力してると思―― はっ!? いや、げふん! ( これは失言と言わんばかりに大きく咳き込んだ。今の聞こえてなかっただろうなとか思いながらとっても挙動不審に。 ) いッ、今のは聞かなかったことにッ! ( 思わず相手の服に縋る勢いで。 ) …バナナは頭からマルカジリするから良いんだそうです。 ( 美味しいんじゃなくて良い。何が良いのかとかきにしちゃいけない。本当にどうでも良い話だ。 ) ……はい。そうします。そして、彼らの上を歩いている事を常に忘れないようにします。 ( 騎士団は壊滅した。一体何人その犠牲になったのだろう。私は騎士団の人間では無いけれど、彼らと後に残された騎士達を思うと胸が熱くなる。 ) [Fri 29 Sep 2006 00:25:55]
騎士A > ( いちいち言い返す言葉が無いだけである。気にして居る事実ばかり、しかも巧みに笑い話に混ぜてくるのがたちの悪い所で。 15の子供には無い話術スキルである。 ) 居ないな。 ( 「一人もな。」 ) 前はなんだ――――竜騎士団のオドラータ様だとか居たんだけどな。 なんせ仕事中毒患者でな、暇があれば仕事してるから騎士団監督の爺さまが勝手に休暇のスケジュールを捩じ込むくらいの重病患者だ。 多分遊びに連れてっても墓石みたいに固まってるが無理矢理担ぎ出してくれると助かる。 他の友達でも誘って囲んでやってくれ。 ( 病院で不謹慎なはなし。 大丈夫、死線をさまよっているわけじゃない、直ぐに目を覚ます筈だ。 ) ん? 俺、スプーンで食うぞ。 こうして…上側だけ剥いてだな。 デザートみたいに。 ( 心底どうでもいい話。 暗い雰囲気は好きじゃない。 まぁスプーンで食うのは本当だが。 ) ――――そか、気が向いたら墓地にでも出向いてそっちで眠ってる連中にその言葉をかけてやってくれないか。 あんたや隊長よりも若いヤツも立派に戦ったんだ。 俺達はその上を歩いてる。 [Fri 29 Sep 2006 00:07:29]
艶子 > ( それは慣れたのか諦めたのかはたして。…やはり二人のやり取りを見てみたい。 ) きりっとしてるのは良いと思うんですけど…。 でも、えと。そんなにお友達が居ないのですか? ( 思わす恐る恐る訪ねて見た。だがしかし、言われてみれば彼女の親しい間柄というのが思い浮かばない。戦友だとか勇ましい響きの関係は居そうだけれど、お友達となるとしっくりこないのは確かだ。 ) …アイリ様が退院なされたらどこかに誘ってみます。 ( 構って貰って喜ぶアイリ様を想像してみよう。何かとてつもない事のような気がする……。 ) クリスティアではバナナですらナイフとフォークで食べる方も居られると聞きました。ですが、そこをあえてそういったものは使わずにそのままぱくりとお召し上がり下さい、とお伝え下さい。 ( バナナをナイフで剥くのはバナナに対する冒涜である! ) はい、お願いします。 ……それと…。 ( 言葉を探る度に視線が落ちるので、普段言葉遣いを気にせず喋る傭兵の仕草は幾らか忙しなく見えるか。 ) 私なんかがこういう事を言って良いものか判りませんが、悪魔の侵入を最後まで許さなかった貴方がた騎士団を心の底から尊敬したい。場所は違えど、同じ目的の為に戦った事を誇りに思います。 ( これはアイリ様にも、この場に居る騎士達にも言いたかった言葉。 ) [Thu 28 Sep 2006 23:56:37]
騎士A > ( いつもこんな調子である。別に隊長が寝こけているから陰口を叩くでもなく、いつも。 その都度憤ぬしていた隊長が最近はスルーすることを覚えて少々つまらないが。 ) 皆そう言うんだよな。 あの顰めッ面で背中ピーンと伸ばして軍人口調で話してりゃま、そんなもんだろうが。 ( 「短気で頑固で潔癖だしな」 ) まぁかわいそうなこだからたまに構ってやってくれ。 多分喜ぶ。 ( そう言って受け取った篭の中を確認して、何故か軽くぷふゥと吹き出した。 あのしかめっ面がもりもりバナナを食べる姿を想像して和んだらしい。 ちなみに鳥騎士については遠からず正式に騎士団入りするという話を聞いているが、当人にはまだ正確な話を聞いていないという現状。 一応、アンデット砦ではこの騎士達も彼女と面識がある。 ) 悪いな。あんたが来た事はちゃんと伝えておく。  [Thu 28 Sep 2006 23:39:04]
艶子 > ( …兜脱いでても覚えていなかった可能性が大きい。グングニスク系の男のフォローにほっと胸を撫で下ろしたのは内緒。 あのアイリ様の部下なら生真面目な方だろうっていう思い込みがあったが、意外とフランクな性格のようで少し驚きだった。二人がいつもどんな会話をしているのか興味があるが――。 ) お、お友達だなんてそんな。まだ友達の半歩手前というか、斜め後ろというかその。 ( 自分がアイリ様のお友達だなんて考えた事もないが、ちらりと傭兵の言動に本音が出る。彼女の友人と言えばトリスたんだと思うのだが、彼女は今どうしているのだろう。魔界でも会えなかった。 ) ………そうですか…。 ( 軽い口調、冗談めかした言葉は遠まわしの―― 朱鷺の都の人が好んで使いそうな言葉だった。 ) 判りました。 じゃあ、その。これ。お見舞いのバナナです。 ( 何故バナナなのだろう、自分でも不思議だ…。 ) [Thu 28 Sep 2006 23:30:01]
騎士A > ( 「分かるわきゃねぇだろ」 常に騎士Aがレディに対してそうするように、優しく病院の外まででもエスコートしようかと思えば、座ったままのグングスニク系の男が低い声を出して口元を歪めた。 ) ―――ああ、そうか。 分かるわけ無いか。 兜、被ってたしな。 お友達の居ないアイリーン・アルベント百人長様をお尋ねになる同年代のご友人なんて珍しいからな、こっちは一方的に覚えてたけど。 顔、ね……。 ( 肩を竦めてホワイティア独特のオーバーなリアクションでおどけてみせ、直後、表情を硬くして振り返ると、座ったままの男が短く「無理だ」と切って捨てた。 ) だそうだ。 本当、ずっと眠っちまっててさ、同性ったってレディの寝顔覗き見なんてするもんじゃない。 ( 渋い顔をして頭を掻き、男は遠まわしにお引取り願う。 包帯まみれの黒髪の焼け落ちた姿など晒したくは無いだろう。あの見栄っ張り隊長はそんな少女だ。 ) [Thu 28 Sep 2006 23:19:04]
艶子 > ( これだけ体が大きかったら大剣も振るい易いのだろうな、と思う。実際強いのだろう。口調からして彼の言うとおり出立前にお互い見かけているのだろうが、物覚えの良くない私は相手の顔を覚えていなかった。甲冑でもつけていただろうか…。 ) はい。豪天寺艶子と言います。 ( オヤスミ中。…それは本当に寝ているわけでは無くて。 気さくな男を見上げる片方だけの目は少し不安そうだった。 ) ……言伝、は。 そうですね、お願いしたいのは山々ですが、口下手なもので。もし良かったら一目アイリ様の顔を見たいのですけれど。 ( もう一度伺うように見上げた。 ) [Thu 28 Sep 2006 23:10:52]
騎士A > ( 騎士鎧を脱いでいるとはいえ、180〜190pはある大柄な男二人が身なりの良い正装に帯剣して座っている。 二人ともホワイティアで、片方は金髪碧眼の逞しいロゥマ系マッチョハンサム。 もう一人はワイルドな茶色い髪をオールバックに纏めたグングスニク系の大男。 二人は訪問者を前に顔を見合わせ、幾らか社交的な顔をしたロゥマ系の男が立ち上がった。便宜上彼を「騎士A」、座ったまま様子を窺う男を「騎士B」としようか。 ) ああ、あんた門で会ったな。 隊長の知り合いの――――傭兵だったか。 部屋は此処であってるが、お姫様はオヤスミ中だ。 見舞いはありがたいし、目を覚ましたら言伝するが。 ( 男はフランクな言葉で穏やかに、小柄な娘を見下ろしながらそう告げる。 ) [Thu 28 Sep 2006 23:01:25]
艶子 > ( 地味な茶のワンピースを着て騎士を見上げる姿は、不釣合いな帯刀と右目の眼帯が無ければただの小娘に見えたかもしれない。刀とは逆の手のバスケットの中には、見舞いのバナナが入っている。自分が見舞いに来た者であろうとすぐに判断して貰えるように。 ) 失礼します。アイリーン・アルベント様の病室はここですか。 ( 考えてみれば愚問である。騎士ががっちりと護る部屋なんてこの病院には他に無いから。 イエロティアの少女の口調には緊張ともとれる堅さがあるが、場の空気に気圧されているわけではない。まだ信じられないのだ、あの人の意識が戻らないままなのが。 ) [Thu 28 Sep 2006 22:52:34]
お知らせ > 艶子さんが入室されました。 『部屋を護る騎士達に近づく、背丈の低い姿。』 [Thu 28 Sep 2006 22:45:20]
アイリ > ( 部屋の外では相変わらず屈強な騎士達が押し黙って座り、交代で少女の目覚めを待っている。 彼女が目覚め立ち上がり、また直ぐにでも次の仕事を始めるとき、既に完璧に準備が整っているように。 騎士達はひっそりと息を潜めてその時を待った。 ) [Thu 28 Sep 2006 22:33:30]
アイリ > ( 拉げて曲がった鎧は直ぐに修理に出された。 多少形状が変わるかもしれないが、竜鱗の部分だけは再利用したいところだ。 竜の口の中、高熱に耐えられたのは竜鱗鎧のお陰だろう。 【※修理費用に\50万消費】 ) [Thu 28 Sep 2006 22:23:27]
アイリ > ( 理由はハッキリしない。目を覚ますかもわからない。 此処暫らく何かと事あるごとに働きすぎたのかもしれない。 少し休めと、身体が訴えているのかもしれない。 赤みを帯びていた空は蒼を取り戻し、街は静か。 今は少しだけ眠っていても良いのかも。 ) [Thu 28 Sep 2006 22:17:32]
アイリ > ( 意識は戻らない。 身体の傷は幾らか癒えて、目を覚ましさえすれば起き上がることくらいは出来る筈だが。 個室のベッドで眠る少女は未だそうして、薄い呼吸を繰り返しながら横たわっている。 あちこちに巻かれた包帯と、焼け落ちて中途半端な長さに切りそろえられた黒髪が痛々しい。 ) [Thu 28 Sep 2006 22:10:37]
お知らせ > アイリさんが入室されました。 『 昏々と眠り続ける。 』 [Thu 28 Sep 2006 22:01:37]
お知らせ > ルゥさんが退室されました。 [Tue 26 Sep 2006 03:42:04]
お知らせ > ユリウスさんが帰りました。 『 ( 3万yen程の治療費を受付へと置いた後、Juliusという名をメモを残し。 ) 』 [Tue 26 Sep 2006 03:41:05]
ユリウス >  了解です。 …今は傷を治す事に専念しますが、公務を休む訳には行きません。 …出来る仕事はさせて頂きましょう。 ( 側へと置いた鎧を手に、其れを手際よく纏えばそう付け加えた返事を一つ。 ――入浴は兎も角、食事については些か考慮したい所だ。 美味い水が飲みたい。 何とか調達出来れば良いのだが、と思案する。 ) ――ええ。 …有難う御座いました。 また機会があれば、その時は宜しくお願いします。 ( 改めて会釈を返し、笑顔には騎士団で定番とも言える敬礼で返そう。 踵を返し、人が居るか定かではないが、受付へと歩み行く。 診療室、扉の取っ手を握る左手には確りと力が込められていた―― )  [Tue 26 Sep 2006 03:27:51]
ルゥ > そう、ですね。 (頤に指を当て、んー、と唸ると) 軽いトレーニング程度なら差し支えありませんけど、とりあえずは一週間は安静に願います。 戦闘なんてもってのほかです。 入浴や食事については、問題ありません。 食欲があるなら、是非栄養をつけるようにしてください。 …そのくらい、でしょうか。 (ふむ。 かくりと首を傾げると。 もう一度首肯した) お大事になさってくださいね? (そう言葉を添えると、にっこりと微笑んだ) [Tue 26 Sep 2006 03:15:50]
ユリウス >  ( 光の糸が傷口を見事に紡げば、傷跡が嘘であったと"傷跡自身"が証明して見せるだろう。 ちりちりと微かに残る暖かさも今では心地良いとさえ感じられるだろうか。 其の表情は色を変えない性質だが、治療を受ける以前に比べて見違える程の意思を感じられる程だ。 ) ――理論が存在する術式であるならば、其れを理論的に行使するのは当然の事。 何れ機会が在れば、俺自身で空白の知識を埋め合わせるよう、尽力します。 …理解する事は困難だが、其の行為は決して無駄ではない筈です。 ( 【…感覚的に行使せねば成らない物であろうと、理論があるなら理解は可能だと信じたい。】 ――栗色の髪を揺らして頷いた後、必死に説明する彼女の様子が何処か微笑ましくさえ思えた。 この感情の転換も、疲労が抜けた事による物から来ると理解するのは、未だ時間が足りないか。 やがて治療を終えたとの声に、軽く肩へと手を添えて。 ) ……微かな違和感はありますが、痛みは皆無です。 ―――併し、此処まで治るとは。 ……そうだ。何か、事後処置は必要でしょうか? ( 後、肩を静かに回して見せた。 何か刺々しい生き物が張り付いていた様な鋭い感覚も無く、今は只、傷という害から解放された事による違和感が残るだけだろうか。 )  [Tue 26 Sep 2006 03:11:32]
ルゥ > うーん…魔法式の構成なんかを微に入り細に入り説明するには、ちょっと時間が足りませんし──「考えるな、感じろ」って、武術の師範なんかが仰せのように。 感覚としては、そんな感じなんですよ。 理論は合理的なんですけど、実践は酷く感覚的なんですね。 このへんの説明、ちょっと口では難しいです。 (ふむぅ、と。 小首を傾げながら、処置を済ませる。 最後に【賦活】。掌を押し当てて、暖かな光を傷へと宛てよう。 溢れる光芒が総て患部へと消えていくと、こくんと頷いて) ……術式、総て終わり。 まだ痛みますか? [Tue 26 Sep 2006 02:57:37]
ユリウス >  ( 一連の行為が齎す結果を理解する為に回転を続ける思考、如かして、其の理解度が追い付く結論は、傷が癒えているという不可思議な解答。 解答を得た所で、其の過程が理解出来なければ疑問という意思を表すのが、ユリウスという男に他成らない。 ) ……其処まで大層な白魔術を? …――やはり理解し難い物です。 どの様な仕組みになっているのか。 ………非現実的過ぎる。 ( サービスという言葉の意味を理解するのは未だ先だ。 礼には礼を尽くす律儀な男故、如何なる医療費が掛かろうとも、傷を癒す代価として認めれば、頑なに其れを支払う事を求めるだろう。 尤も、其れが代価を払うに値するとの認識が在ってこそだが。 ――そして、其の認識は揺るぎ無い物へと変貌するだろうか。 内心で燻る不信感まで"癒されて"しまったのかもしれないが、白魔術という物が医療技術として成り立っている、と改めて理解する。 ) ………暖かい。 不可思議な感覚ですが、痛みが消えて行くのは確かです。 ( 其の視線は何処か遠いが、鏃が残した傷跡は確かに塞がって行くだろうか。 【―――不可思議、だ。 果たしてこれが神の成せる奇跡という物なのだろうか。】 ) [Tue 26 Sep 2006 02:46:20]
ルゥ > (先ず【治癒】。 消毒はしてあるとはいえ、浄化を施しておくに越したことはない。 続けて、【縫合】。大判ぶるまいだ。) ──本来、切り離された腕なんかを繋ぎなおす魔法なんですけどね。 (口元を少しだけ、綻ばせて) サービスです。 (細く、細く。光条が伸びる。 神経さえ繋ぐ程に細く繊細で、骨を繋ぎ合わせる程に強靭な癒しの糸。 羽毛で擽られるような感触に近いかもしれない。 瞬時に光の糸が傷口を精密に走りぬけ、きゅッと結び繋げば、ぴたりと矢創は塞がるだろう) [Tue 26 Sep 2006 02:34:33]
ユリウス >  ……く ッ …―― ……いや、何でもない。 …失礼を。 ( 抜糸作業は何の問題も無く、走る痛みに漏らす呻き声を抑え続けるだろう。 糸が綺麗に抜かれた後の傷口が力なく開こうとする様は、自然治癒力に対して縫合という処置が役目を果たして居ない証拠だろうか。 歪な塞がり方と開き方が入り混る切創は、ルゥ・ファリスの見事な手際により確実な処置が施されるだろう。 ) ―――――魔、法? ………成る程、貴女は白魔術士か。 ( 魔法という単語に反応するが、白魔術という行為は医療行為として確かに存在し、其れが効果を及ぼしている事も理解している。 今、正に自分が受けている行為も其れに等しいが、内心で燻る不信感は、傷が癒えたとて払拭されないだろう、か。 ) ………白魔術は存知ですが、果たして効果が有るのかどうか。 …確と見届けさせて貰います。 ( 切創に微かな違和感、否 【これは暖気か? ――非常識、ではあるが、この不可思議な感覚は何だ…?】 ――男の双眸が困惑の色を見せる。 ) [Tue 26 Sep 2006 02:22:51]
ルゥ > ( 薄めたブリムベリーの絞り汁を綿に付け、傷口を洗う。 続けて、先の少し曲がったピンセットで、乱れ打った杭のように酷い縫い目のそれを、丁寧に抜糸していく。 疵口は若干変色しているが、アルコール消毒はしているせいか、化膿まではしていないようだ。 若干熱を感じる。しかし炎症は起こしているらしい。) … 幸い、ちょっと休憩を摂ったあとですからね。 魔法のストックは、あります。 (胸の前で、掌を合わせると、囁くように、謳うように詠唱を始めて── 医療ミスの後処置となると、料金は取れまい。 その分は、後で医科にたっぷりといやみを言ってやる事としよう。 光を束ね、縒る。 糸をイメージして、細く、しなやかに。 酷い傷痕が残らぬよう、魔法で【縫合】せんと) [Tue 26 Sep 2006 02:10:15]
ユリウス >  ―――少々の傷に対する療養など、数少ない人手には代えられないので。 ( 其の言葉に返す態度は酷く冷静過ぎた。 低く鋭い質の声が、翡翠色の双眸を揺るがさんと、低く低く言い放つ。 対する紺碧が見据える先は、足下を見据えて微動だにしなかった。 ) …俺は不要だと思ったのですが、どうしても診て貰えと煩く言われたので。  ( 着脱した鎧を側へ置けば、会釈返して促されるままに椅子へと腰を下ろす。 【 ……任せても問題は無さそうだが、この傷は其処まで酷い状況なのだろうか。 】 床から上げられた表情が、テキパキと動く後姿を眺めて想う。 微かに左肩の酷い縫合跡を眺めて、何事も無かったかの様に視線を戻そう。 ――見習いの腕など、戦場では得てしてこの程度だ。 寧ろ、縫合処置を受け、止血材と包帯による応急処置が行われただけマシだったのかもしれない。 消毒には其の辺りに置いてあった名も解らぬ酒が用いられ、傷口が焼ける想いをしたのも、消毒という処置を代価と考えれば安い物だ。 ――末端の騎士など、所詮はそんな事実に裏づけされた存在だと垣間見れる。 )  [Tue 26 Sep 2006 01:57:24]
ルゥ > ……これ、は──。 ちょっと、ん、なんというかっっ。 ( ちょっと、あんまりだと思った。 どこの科もそうだろうが、今回の事態はインターンまで駆りだされた非常事態だ。 とは言え、白魔術科では湯の手配、布の煮沸消毒、傷口の洗浄と特殊な技術を必要としないものに限定して仕事を割り振った心算だ。 外科では、それでも手が足りなかったのだろうか。 いや、憶測を巡らせても詮無い事だ。 この処置を受けて放り出された患者が居る、という事実が総てだろう) …そちらにかけてください。 その椅子に。 (腕捲りしながら、薬棚を漁った。 医術用具など、最低限のものしかそろっては居ないが、抜糸くらいならば問題ない) [Tue 26 Sep 2006 01:48:04]
ルゥ > そんな。 処置が良くない時は、そんなに我慢しないでください。 (4,5日前って。 眉を曇らせかけて──現状を思う。 病院の待ち行列も漸く小康状態に落ち着いたのが今日の事。 それまで待たせたとすると、気の毒な話だ)  [Tue 26 Sep 2006 01:41:34]
ユリウス >  ( 更に言葉は続く。 ――見た目に反して、会話を交わす事は嫌いでは無いらしい。 併し、其の態度は何処か事務的な雰囲気も含むだろうか。 ) …無理を掛ければ鋭い痛みが。 肩は余り上がりませんし、少々の負担にも敏感に痛みを返します。 ……これでは、勤務にも差し支えるので、止むを得ず。 ( 軽さが売りのチェインメイルを取り外し、チュニックの下から晒された左肩には包帯と止血剤で固定された傷口が。 荒々しい縫合の跡は、行った者の未熟さを伺い知れる程度の物。  )  [Tue 26 Sep 2006 01:40:11]
ユリウス >  ( 先導に従い診療室へと向かう足取りに揺らぎは無い。 否…"特例"とは言えど、其の本質は些か違った様だ。 急患の類では無く、夜間診療を目当てとした事を改めて伝える意味も含めて、其の問いに一定の音域を保ち続ける声が答える。 ) ……左肩に矢傷を受けました。 尤も、傷を受けたのは、4・5日前。 …応急処置は受けたのですが、見習いの腕では些か傷に対して効果的では無かった様です。 ……頗る調子が悪かったのも有り、今日は巡回の帰りに窺った次第。 態々、この時間帯に診療をして頂けるのは有り難い事です。 ( 左肩に右手を沿え、紳士的な礼を振舞う姿は堅苦しいだろうか。 鈍い痛みが走り、微かに左眼の端がぴくりと揺らいだ。 ) …俺は、騎士団所属の生き残りです。 ( 最後にそう短く付け加えれば、此処暫くの間続いていた戦争沙汰と結び付くだろうか。 敢えて真っ直ぐには事を伝えない心境は、力及ばず潰えた騎士団の事を想っての複雑さ、故。 )   [Tue 26 Sep 2006 01:35:06]
ルゥ > あぅ。(急患、だろうか。 意識ははっきりしているようなのだけど) そうですか、ではこちらへ。 (六尺棒を杖がわり、空いた片手にランプを提げて、診療室へと先導した。) 今日は、どうされました? (自覚症状について尋ねてみよう) [Tue 26 Sep 2006 01:23:07]
ユリウス >  ( 訪れた気配、そして掛けられた声に表情を上げれば、其の色は無愛想にも似た無感情。 ――眉間に谷を築いている様子を端から見れば、微かに不機嫌なのかと思えるだろうか。 ) ……時間も時間です。 正規の受付は未だ済んでいないので、必要ならば受けましょう。 ( 其の"特例"が発した声は、未だ何処か若さを残したやや低い声質。 薄暗い廊下に浮ぶ瞳の色は蒼。 ) ――此方に来る様にと、適当に声を掛けた看護士から言われたので。 嗚呼、失礼を。 ……俺は、その。 …傷を診て貰いに来た者です。 ( 左肩を軽く押さえて見せる動作の後、其の"蒼"が見遣る先には、看護士か、それとも白魔術士かの判別は付けられないが、若い女性の姿が在った。 湛えた緑色の光を真っ直ぐに見据えれば、何か常人とは違う"神気"の様な空気を微かに感じ取れるだろうか。 其の本質は良く解らないが、双眸が微かに揺らいだ。 )  [Tue 26 Sep 2006 01:17:12]
ルゥ > (ぐるりと巡回から戻ってくると、長椅子に腰掛けた人影に気がついた。) ……こんな時間に、来診ですか…? もし、お見舞いでしたら、問題なければ、明日また──。 (普段ならば、見舞い客も普通に追い返している時間だ。 が、今は例外的に“それでは差し支えの或る状況”にも対応できるよう、周知されている。 明日の朝日を拝めるかどうかも判らない、そんな入院患者にはずっとついていたいと思うのが人情だろう。 そして近日はそんな“特例”が多すぎた。 ) [Tue 26 Sep 2006 01:05:15]
人の気配 >  ( ―――果たして、簡素な作りをした長椅子に腰掛ける男が、同じ事を思案しているとは誰が想像出来たのだろうか。 何度思い返した所で、蘇る記憶は苦痛と苦渋とで彩られた代物。 散って行った多く同胞達、尊き命。 全身を覆い尽くす嫌悪感と左肩の鋭い痛み。 ――伏せた表情の奥、眉間の皺は益々もって深さを増すばかりか。 幾分かの休息を得た故、疲弊には未だ遠い気配だが、其の空気は何処か …脆い。 ) ( 無言と沈黙が待合室を埋め尽くしている。 ――この程度の傷など、暫く立てば癒えると言い切ったのは果たして何時の事か。 生き残った団員達から、無理にでも医者に掛かる様にと推し進められ、其の男は渋々と此処に居た。 鎧の下で適度に交換されていた包帯の色は薄い紅を帯び、腕の悪い縫合技術では感知が見込めそうにない。 ――彼らが無理にでも医者を勧めたのは正しいと言える。 ) [Tue 26 Sep 2006 00:53:04]
ルゥ > ……父神とう様の御力ちからは借りられても、碌なことができませんね。 (“なんでもできる”イルダーナ、光明神の恵み子も、所詮はアイバン出の田舎娘か。 基本、無駄にポジティブな性格乍、たまにはそんな夜も或る。 少なくとも喪われた者を悼むときくらいは、燦々と照っていなくても良いと思うのだ。) [Tue 26 Sep 2006 00:48:33]
お知らせ > 人の気配さんが入室されました。 『 −待合室− 』 [Tue 26 Sep 2006 00:42:05]
ルゥ > (もう少し、あの場に留まっていれば。 魔界の門のところで遭遇したあの魔族──ええと、多分女性──から、真相の一端を得る事ができたかもしれない。事態の早期解決に貢献できたかもしれない。 が、独力でなんとかできた、と思うのは思い上がりだとも思う。 なにしろあれだけの怪異を起こしうる存在だ。 一人の力で何が出来たかと。) [Tue 26 Sep 2006 00:37:35]
ルゥ > (もう少し、早めに街に戻っていれば、つぶさに状況を見守りながら、薬剤の手配をかけたり、人員の調整を事前に行っておいたり、打てる手はそれなりあったようにも思う。 だが、それも今だからこそ思えることであって、そのときその場に居合わせたからといって、果たして実際に先手先手を打てたかどうかは疑わしい。 でも。 と思う気持ちもあるという処。) [Tue 26 Sep 2006 00:35:07]
ルゥ > ( 後悔は二つ。 「もう少し早く戻っていれば。」 もうひとつは「もう少しあの場で粘っていれば。」 二律背反する思い。) [Tue 26 Sep 2006 00:29:30]
ルゥ > ……半分は救えたと思うべきか。 半分も死なせてしまったって悔やむべきか。 (八面六臂の働きをした自負はある。 けど、自負だけでは患者は救えない。 白魔術科も、外科も、調剤科も。 食医科さえもフル稼働で未曾有の患者数に立ち向かったが──) …結果はどっちにしても、変わってくれるわけじゃありませんけどね。 (こういうときには、幾許かの無力さを覚える。 [Tue 26 Sep 2006 00:26:20]
ルゥ > ( 九死に一生を得たもの、死の淵よりもどることのできなかったもの。 いろいろ居て。 出来る限りの手を尽くしながら、天命に委ね続けて。 とりあえず、ひと段落。) [Tue 26 Sep 2006 00:20:39]
お知らせ > ルゥさんが入室されました。 『(ひとだんらく)』 [Tue 26 Sep 2006 00:18:29]
お知らせ > アイリさんが帰りました。 『 待ち受ける試練を前に、少女は眠り続ける。 』 [Sat 23 Sep 2006 10:44:20]
アイリ > ( 出来る限りやってみせた。 聖騎士でもなければ魔剣士でもなく、ましてやジャンヌ・ダルクでもない無骨な鎧騎士だが、振える限り剣を振るったし、考えうる限り考えて指揮をとった。 それでも騎士団は多くの死者を出し、長い時間をかけて育て上げた屈強な騎士達が玩具のように蹴散らされた。 再編にはどれだけ時間がかかるだろう? そして、失墜した名を取り戻すのは更に先だ。 ) [Sat 23 Sep 2006 10:42:12]
ホワイティアの少女 > ( 竜殺しだ、ヴェイトス市騎士の象徴だ、アルベントの娘だ。 少女はそう呼ばれている事を知っていたし、それが純粋に尊敬の声であっても、プロパガンダの一種であっても、与えられた役として納得し、務めた。 それで上手くいくのならそれが良い。 皆が安心できるなら、騎士団が団結するのなら、そういうものが必要とされるなら。 ) [Sat 23 Sep 2006 10:37:19]
ホワイティアの少女 > ( 彼女は15歳という若さで多忙な身の上で、こうしている今もやらなければならない事が山積みになっている。 だが、騎士達は誰も少女を無理には起こさない。 起こしてしまったら多分彼女の事だから、杖を突いてでも立ち上がって、すぐさま休息を終えるだろう。 誰が止めてもきっと止まりはしないから、今は眠らせておこう。 皆でそう決めた。 白髪の騎士団監督、ナイスミドルの紋章長、ハンサムと伊達男の騎士、血気盛んな随員、全部で5人。 少女のほかにもう一人、若い随員が欠けている。 目覚めた少女が皆の顔を見渡した時、直ぐにそれに気付くだろう。 ) ( 沢山の騎士や援護要員が死んだ。 ) ( 少女が先ず最初にしなければならないのは、その一人一人の遺族を訪ねることだ。 ) [Sat 23 Sep 2006 10:33:29]
ホワイティアの少女 > ( 相変わらず不快な空模様の朝。 ヴェイトス市中央病院個室。 ベッドに横たわったままの少女は目覚めない。 体中いたるところに包帯を巻いた小柄な少女はホワイティアで、歳の割に凛とした少し気の強そうな顔立ちをしている。 腰まである綺麗なストレートの黒髪は密かな彼女の自慢だったが、今は途中で焼け焦げて肩甲骨の辺りで不揃いに途切れていた。 部屋の外では屈強な騎士鎧の男達が毎日何人か交代で立ち、少女の目覚めを待っている。 彼女は騒がしいのが嫌いなので、皆押し黙っていた。 ) [Sat 23 Sep 2006 10:26:35]
お知らせ > ホワイティアの少女さんが来ました。 『 とある個室にて 』 [Sat 23 Sep 2006 10:19:59]
お知らせ > ピアナさんが帰りました。 『(頭の中でぐるぐる考えながら、次第に眠りについて)』 [Sun 17 Sep 2006 23:37:56]
ピアナ > ( どれくらいの時間と努力を重ねれば、その差を埋めることができるだろうか。──いや、そもそも埋められるものではないかもしれない。だけど、少しでも差を縮めなければ。 ) 負ける。だめ、それは駄目……。 ( でも、今の自分には──もう出来ることなどほとんど、ない。元々多くは無かったが……しかし。  こんな時に、足を。こんな時に!  ──唇を噛んでみたところで、怪我が治るわけでもなく。 ) ……とにかく、自分に出来ること。 ( 自分一人が戦っている訳ではないのだ。まだまだ、警邏以外にもやれることは沢山あるはず。足が駄目なら、手がある。と。 ) [Sun 17 Sep 2006 23:37:40]
ピアナ > ( あの屍天使の一団の頭と思われる者は……上空に浮いたまま結局誰とも戦わなかった。素人目から見ても、他の屍天使とは格段の差があるように感じられたが。 ) ……もし、あれが本気を出して襲撃に来ていたら……。 ( 考えるだに恐ろしい。昨夜の戦力では、とても敵わなかったのではないか。そんな考えが頭をよぎる。そしてさらに、嫌な考えが浮かんで。 ) ……あの襲撃が、下見だったとしたら? ( 可能性は十分にある。あの時正門を突破するつもりだったのなら、もっと別の戦略を取ったのではないか。──自分に対して、屍天使の頭が最後に言った言葉が響いてくる。「矮小な存在」と。潔いと言われたとて、どうして嬉しいか。それは明らかに、圧倒的に向こうの方が力が上だからこそ言える言葉だ。 ) ……怖い。 ( 自分と向こうの、圧倒的な差。その差を思い知って、ただ怖かった。 ) [Sun 17 Sep 2006 23:28:10]
ピアナ > ( ずっと働きづめで疲弊している様子の医師の話によると、左足首の骨折以外に大きな怪我は無く、一ヶ月ほどで完治するだろうとのことだった。ただ、「絶対、左足に負担をかけないこと!」と、キツく言われた……。松葉杖をついて歩くことは構わないそうだが、「とりあえず今日は大人しく休んでいるように」と、もう一度キツく言われた……。目覚めてすぐ後に、警邏に行けると言い張ったことがどうも良くなかったらしい。その時は、無理をすれば完治が遠のき仕事の復帰も遅くなる。と随分言い聞かされた。さすがに、無理だと自分でもやっと理解できた。 ) …………。 ( でも、不安で仕方ない。他の自警団員や傭兵などが正門の警備には当たっていてくれているだろうけど、実際に魔物の襲撃を目の当たりにしてしまって、不安は増すばかりだ。 ) [Sun 17 Sep 2006 23:11:11]
ピアナ > ( 九栄先輩は今どうしているんだろうか。確か、記憶が曖昧だが──怪我をしていたような、気がする。でも、ここは病院なのにあれから一度も会っていない……。 ) ちゃんと治療受けてるのかな……。 ( 大した怪我じゃない、ということならいいのだけれど。情けないことに、敵が去った後すぐ気を失ってしまったので…あの後どうなったのか解らないのだ。気がついたらベッドの上だ。病室に訪れた人は、忙しいらしく質問を幾つかしただけで帰ってしまい、ほとんど何も聞けなかった。 ) でもとにかく、休んでる場合じゃないわ。 ( ぎゅっと拳を握って小さく言った。自警団本部に戻れば、書類整理の仕事が山ほど待っているはずだ。デスクワークなら、戦闘時のように足も引っ張るまい。多分。 ) [Sun 17 Sep 2006 22:45:01]
ピアナ > ( 怪我の様子を見に来た者が帰ってから、半日近くが経ち。左足首を固定された状態で、娘はジッと天井を見つめていた。 ) ダメだなあ、本当……。 ( 正門で無茶した結果、このザマである。 ) でも、まあ…こうして生きてるだけ上出来かもね。 ( 正門も守れたし……と続け。  しかしこうなると、やり残した仕事──街の警備が気になっていて。 ) 自警団の先輩達、どうしてるだろう……。 ( もちろん警邏の最中である者が多いだろうけど、何かまたスラム辺りで事件が起こっていないか、とか。そんなことが気にかかり。そしてもう一つ、心配なこと。 ) [Sun 17 Sep 2006 22:31:07]
お知らせ > ピアナさんが来ました。 『(白いベッドの上で)』 [Sun 17 Sep 2006 22:23:49]
お知らせ > ビリー・ウォンさんが退室されました。 『結局、自分のできる治療と製薬を精一杯やるのが、一番なのだとはわかっているけれども』 [Tue 12 Sep 2006 03:05:52]
ビリー・ウォン > (そのうちこうして食べ物を確保するのも困難になってくるのではと思うと気が重い…)こうして治療に従事し続けるしかないですが・・・どもかしいものですね(手を洗い消毒して、食事は終わり…。さすがに自分は戦争参加なんてできないが…何かできるのではないかとつい思ってしまう) [Tue 12 Sep 2006 03:05:16]
ビリー・ウォン > ・・・ともあれ・・・(点心を茶で流し込みながら…)・・・そろそろ、清潔な湯が…(確保困難になってきた…と。ここ連日の赤い雨が、きちんと蓋をしているとはいえ病院の井戸にどの程度影響を与えるかわからず…、そういう意味で『汚染』は広がっている) [Tue 12 Sep 2006 03:00:23]
ビリー・ウォン > (見習い医者として主に火傷を負った人間に対しての回診と治療、専門の漢方薬剤師として新型鎮痛剤の投与のタイミングと量の指示…分野にまたがって動いているわけで…)ああ、薬品ギルドから届いた追加の火傷用軟膏の礼も、必要ですしね…(これに本来、必要な薬の調合作業も加わっているのだろうけれど、そこらは薬剤ギルドの方にお願いしているような現状だろうか) [Tue 12 Sep 2006 02:58:16]
ビリー・ウォン > (そんな立場の自分なわけで…『見習い』部分は医者として、『専門』部分は薬剤師として…本当は両方専門家であると言えればいいのだが、あいにく前者は経験不足)…ままならないものですね(落ち着いて食事をする時間が取れないせいもあり、病院従事者用に軽食を用意してある所でまた軽く点心をつまみながら一時の休憩) [Tue 12 Sep 2006 02:53:57]
お知らせ > ビリー・ウォンさんが入室されました。 『『見習い』と『専門』の間の子…』 [Tue 12 Sep 2006 02:50:16]
お知らせ > エフローナさんが退室されました。 『( 焦燥は晴れずとも。ほんの少しだけ進む力を、どうか。 )』 [Tue 12 Sep 2006 01:03:54]
エフローナ > ( よろめきながら立ち上がる最中、呪文のように繰り返す。 守るべき物の為に。守るべき者の為に。 …正直、本国の者から呼び戻されるのを期待しなかったと言えば、嘘になる。私が本当に守りたいものは、この街じゃなくて、人じゃなくて。 ――街の、人間。 先日に目撃した光景が脳裏に蘇って、吐き気すら催した。 廊下の壁に額を打ち付けて、やり過ごす。 …あんなもの守りたくない。あんなもの死んでしまえ。あんなものは――  嗚呼。でも。 )  ……ありがとうって、言ってくれる人、くらいは。 …私、だって。  [Tue 12 Sep 2006 01:02:12]
エフローナ > ( …最後に、ひとつだけ聞こえた、叫び声じゃない小さな声が。「 死にたくない 」 って言ったんだ―― )  ……当たり前。当たり前、でも、駄目だ。駄目なんだ。 ( 守るべき物の為に、命を賭さずして何が騎士か。 それは己の声でなく、何処か遠く懐かしい人の言葉。小さい頃からそれを聞いていたから、今だってこうして、かろうじていられるけれど。 …一つ破れてしまえば、何でこんなに脆いのか。 …遺品を抱えて、深呼吸。 胸がちりちりと焦げるような思いは収まらない。みっとも無く泣いた痕は、またフェイスガードに隠さなきゃいけない。 でも、こんな風にしていたくない。 していられないんじゃない。私が、嫌、なんだ。 ) [Tue 12 Sep 2006 00:59:59]
エフローナ > ( 雨が。 )    ………嗚呼、もう。情け無い……! ( ダン! 拳を叩き付けたのは、己が座るソファに向けて。柔らかな感触に吸い取られてしまう一撃は、いっそ己の無力の象徴じみている。 バッと顔を上げて、鼻の奥に残る血の匂いも振り切ってしまおうと乱暴に顔を拭うと、掌にぐしゃりと触れる、濡れた感触。 …嗚呼、もう、本当に。 )  ……… ( 雨が降っていた。カーテンは閉じられていたけど、その外はきっと真っ赤で。赤い世界から隔たれた白い白い病院の室内だったのに、暴れだしたヒトの身体はどんどん真っ赤に染まっていって。嗚呼、顔は知っているのに名前が思い出せない。先輩騎士の一人、正騎士。 きっと頼もしくて強くて大きくて、でも ) [Tue 12 Sep 2006 00:25:26]
エフローナ > ( 衣服と装備を一度引き取り、洗浄して戻す手筈だった。己以外にも数名の見習い騎士が駆け回って、最後に残された私はやっぱり、幾分トロ臭いんだろう。実働出来る騎士団の人数は減っているし、見習いとはいえ安穏としていられるご時勢じゃない。 だから、私が残って、瑣末な始末をして。嗚呼、この病室は最後に巡った場所。外では雨が降っていて、窓の外は真っ赤でこのマントに染み付いたような血みたいで――― )    ( …無言で、血の痕が残るマントに顔を埋めた。 錆汗の匂いが、散漫に千切れる思考を無理矢理繋ぎ止めてくれるように。 けれど、喉奥で詰まる浅い呼吸に混じる血の匂いに改めて自覚してしまう。 これが、つい先程、「遺品」になった物なんだって。 ) [Tue 12 Sep 2006 00:11:21]
エフローナ > ( 膝上に乗せられているものは、まだ血の痕も何処か生々しい鎧の一部にマント。 無論、己の物じゃない。サイズが大き過ぎる。 先日の攻防戦で負傷し、入院していた騎士の持ち物だ。 否―― )  ……… ( 先刻まで、彼がいた病室の扉へと、視線が上がる。睨むという程には力無く。その先が、今は空っぽなのだと確かめるように。 ) [Mon 11 Sep 2006 23:31:39]
エフローナ > ( 雨の降り続く間、病院内の空気も何処か慌しかったように思える。病に侵され、怪我に心身を削られれば、心の防壁も平生より弱くなるのが宿業か。 錯乱する病人、それを宥める病院スタッフ。そんなやり取りを、幾つも聞いた気がする―― ) ………… ( 病室の扉が幾つも並ぶ廊下。据付のソファに座り込んで俯いた姿が聞いていたのは、そんなものだ。 安穏と聞いている場合かと叱咤する理性の声は、いつもは煩いくらい強い癖に、今だけは細々と弱々しい。 武装も解かない侭の姿で、膝の上に在るものを見据える。睨むような視線で。 ) [Mon 11 Sep 2006 23:13:35]
お知らせ > エフローナさんが入室されました。 『( 雨は止んだ。 )』 [Mon 11 Sep 2006 23:08:13]
お知らせ > ルゥさんが帰りました。 『( 独り言とも、うわ言ともつかず。 そんな事を呟いた )』 [Sun 10 Sep 2006 13:45:03]
ルゥ > ( 死んだように、硬い診療室のベッドに横たわって── ) 青い、空。 取り戻すために何か出来ない身が もどかしいです。 [Sun 10 Sep 2006 13:44:32]
ルゥ > ( ぱたん、と。 戸が閉まった。 なにも言わずに帰ってしまったようだ。 ) …はふ。 (ひんやりとしたタオルの感触が心地良い。 火急の用事でも入らない限りは、このまま体力回復に努めたい処だ ) [Sun 10 Sep 2006 13:36:56]
ルゥ > (かちゃり、と 戸の開く音に…顔だけ向けて。 目の上には濡れたタオルを乗せた侭) …うー、ごめんなさい、タネ切れ中です。 (振り絞ったところで、きっと碌な力も出せない。充分な休憩を取れば、幾分力も戻るだろうか。) [Sun 10 Sep 2006 13:34:42]
ルゥ > (何か1つ片付けば、その間の2つの仕事が発生しているような、そんな状態。) …はぁ…。 (無尽蔵の体力を持っていると思っていた、けれど。 矢張り生身のイキモノであったことに、残念に思いながら。安堵しながら。) [Sun 10 Sep 2006 13:29:38]
お知らせ > ルゥさんが入室されました。 [Sun 10 Sep 2006 13:27:41]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 [Sat 9 Sep 2006 23:19:45]
フェンサー > ( まあ、その前にもう一度くらいは診てもらわないとな、なんて。 ) [Sat 9 Sep 2006 23:19:44]
フェンサー > ( だが、選んでも。 助けに行って返り討ちにあうのが関の山、ってところだろう。 そのくらいを考えるくらいには、フェンサーはまだ冷静だった。 ただそれでも、ここから出るメリットは十分似合ったし、デメリットも肉体的なものだけで済んだ。 大事なことは、納得することだった。 自分の精神が納得することが何よりも大切だった。 げほけほ、とひとつ咳き込んで。 ) [Sat 9 Sep 2006 23:19:15]
フェンサー > ( もしかしたら、誰か、自分の知っている人間が傷ついているかもしれない。 どこか知らないところで、どうにかなってしまっているかもしれない。 いまのままでは助けることは出来ない。 でも助けたいという気持ちはある。 そのジレンマを解消したい。 それが、願いといえば願いであり、欲求といえば欲求だった。 ) ……………もし、この体が無事であれば……。 ( ………否。 もしもの話をしてもそれは意味がない。 いま、ジレンマを解消するために出来るのは、心を殺すか、体を壊してでも助けに行くか。 選ぶのはどちら? 決まっている。 ) [Sat 9 Sep 2006 23:10:03]
フェンサー > ( 直接その水を身に受けたことはないが、噂に聞くには大層厄介なもののようだ。 みなの気が立っているのも、少なからずこれの影響もあるだろう。 自分が何か影響を受けているとも思えないが、どこかでは少しずつ侵されているのだろう。 それが恐ろしいと思うと同時に、この空をそんな紅にした原因をどうにかしたいと思った。 ) [Sat 9 Sep 2006 22:59:26]
フェンサー > ( 逃げ出されることもまた迷惑だ、ということに気づくまでには、遠くかかりそうだが。 ) ………………………そういえば。 ( ちらと窓の外の紅を見て、ため息を一つ。 傘の一本でも常備しておいたほうがよさそうだ、と少し思った。 ) [Sat 9 Sep 2006 22:50:02]
フェンサー > ( 完全に外出不可となったいまは、早々簡単な話ではない。 そのためには準備が必要だった。 いまはまだ全てはそろっていない。 まず重要なのが足だった。 車椅子も持って行かれてしまったから、杖のようなものがあるとありがたかった。 また、服。 さすがに病院服で外に出ればすぐに見つかる。 自分の衣服は全て、病院側で管理してもらっているから、さすがにそれは取りにいけない。 これはかなりネックだった。 病院内の構造もまだわからない。 正面玄関からだとなあ。 体の問題もある。 山積みのそれらに少し頭を悩ますが、遠からず無理にでも実行しそうではある。 ) [Sat 9 Sep 2006 22:39:19]
フェンサー > ( 自分は、ただのひとり。 されど、大きなひとりだ。 本来なら死んでいた自分を支えるのは手厚い保護と治療で、それはもう現状では厄介者でしかない。 平時でさえ既に邪魔者なのだ今となっては言うまでもない。 けほ、と小さく咳き込んで、フェンサーは体を起こす。 ) ……………………………そろそろ、出るかな。 ( フェンサーは頭の中で考えたその事柄を、自主的な退院と呼んでいた。 ) [Sat 9 Sep 2006 22:29:20]
フェンサー > ( 病院はもはや無事とはいえなかった。 そこはもう戦場で、そこにはいつも以上に死があふれていた。 かろうじて救われる命や、治療なしでは生きられない命。 戦場だった。 …………まるで野戦病院だ。 自分がお荷物になっていることを自覚して、フェンサーは唇を噛んだ。 ) [Sat 9 Sep 2006 22:19:17]
お知らせ > フェンサーさんが来ました。 [Sat 9 Sep 2006 22:16:59]
お知らせ > 蹲る人影さんが退室されました。 『 ( 帰還後。 部隊の再編成にしては、余りにも寄せ集めの集団に成り下がるだろうか。 ) 』 [Sat 9 Sep 2006 03:32:20]
蹲る人影 >  ( 不意に、背後から声が聴こえた。 丁寧な作りをした木製の扉、正面玄関の其れが開け放たれれば、すすり泣く女と、其れを支える男の後姿が、振り向く事さえしない己の視界を過ぎって行く。 【 ――嗚呼、言わずとも理解している。 】 また一つ、命が失われたのだろう。 後に残された者は、只嘆くしか出来ない 其れが今という現実なのだ。 …誰が言わずとも、理解していた。 ) ………。 ( 理由を考えるのも馬鹿馬鹿しいが、重い肩が更に重く感じられた。 漏れる筈の溜息すら漏れず、眉間の皺が深さを増すのみ。 ) ……報告に、戻ら、なければ…。 ( 重い足取りが、石作りの階段を蹴り、酷く時間を消耗して立ち上がった。 出来れば、今では機能しているかどうかも怪しい騎士団へ戻る前に 【 喉の渇きを潤さなければ――。 】 ) ……っ…! ( グリーブが、泥と血で汚れた足跡を作り始めた。 纏う外套は、相変らずの力無さで、紅の大気に揺れていた。 ) [Sat 9 Sep 2006 03:30:21]
蹲る人影 >  ( 負傷者の血と泥と汗とで汚れたチェインメイルを、脱ぎ捨てる気力さえ沸かない。 体力の消耗が何より著しい。 ――疲弊という言葉に染められて、思考も殆ど働かない。 …力無く、紅黒い夜空を見上げた。 ) ……………。 ( 何か言葉を発するつもりが、其れすらも枯れた。 平静を纏う普段からは想像も出来ない程の疲弊振りを見て驚愕の声を上げる同僚達も、先の戦いで多くが犠牲となった。 "せめて、戦場で最後を看取れれば" という思考も、先程まで病院内で続けていた行為を思い出せば、自然と心情の奥底へ沈み行くであろうか。 【 疲れたという言葉を、口にしたくはない、が…。 】 ――併し、其れを紡ぐだけの気力すら、続く"人の死"によって容赦無く抉られていた。 紅の大気を睨む力も弱々しく、見上げる視線もやがて足下へ堕ちるだろう。 酷く、身体が熱い。 火で熱せられた熱さでは無く、強いて言うなら、夏場の太陽が岩肌を焼く熱さだ。 水が欲しい。 出来る事なら、あの色に染まっていない水が。 水が、欲しい。 ) ―――情け、ない…。 ( 力無く伸びた指先が、自分の額に触れた。 …酷い熱さだ。 余りの酷使に、身体にも相当な負荷が掛かっているのだと、改めて実感した。 併し、脳裏を埋め尽くす幾人もの死が、この負荷も軽度な物に過ぎないと強制的に思考させる理性が、今は只、只管に鬱陶しい――。 )  [Sat 9 Sep 2006 03:09:53]
蹲る人影 >  ( 紅と闇が入り混じる夜空の下、酷く不快な大気が栗色の髪を揺らしている。 一日中人の出入りが絶えなくなった中央病院。 其の玄関先を飾る小階段の脇に、頭を垂れて力無く膝を付く人影が在った。 【 ……大勢、死んだ。 ……大勢だ。 】 ――怪我人を運び続けた弓騎士は、先の苦渋を想い出していた。 夜の闇より巨大な黒竜と、想像を絶する熱を帯びた巨人が襲来した戦いを。 己の一歩が遅過ぎた故、何も出来ないという無力さを嫌という程に味わった、あの戦いを。 【 …騎士団の被害は甚大。 紅の竜殺しも、彼の黒き竜が持つ鋭き牙の前に倒れたと聞く。 …竜殺しが竜に倒されるなど、皮肉以下でしかない。 】 ――思考を続ける表情は、疲労の色で塗り潰されていた。 …先程、同部隊所属の騎士がまた1人。 傷の手当ても虚しく息を引き取り、何度目かも解らない、其の、死の淵目を看取ったのだ。 精神的な疲労が理性を突き崩し、積み重なって行くのも至極当然だ。 ) ………。 ( 【 ……視界、が…。 】 ――あれから、負傷者の救助と病院での身元確認とに奔走し続け、まともな睡眠を取っていなかった。 睡眠不足による頭痛は痛みを越え、思考を停止した瞬間に夢魔が自分を容赦無く攫うだろう。 【 ……第三弓騎隊も、果たして何名負傷し、何名が命を落とした事か。 …隊長の姿も見ていない。 彼は果たして生存しているのか……。 】 脳裏を過ぎる要素は、全てが暗い色を帯びていた。 )  [Sat 9 Sep 2006 02:49:42]
お知らせ > 蹲る人影さんが来ました。 『 ( 戦場へ続く扉の前、短き階段の隅。 )』 [Sat 9 Sep 2006 02:37:08]
お知らせ > ルゥさんが退室されました。 『(その日は普段の「はらぺこ」が嘘のような凛々しさであった、という。)』 [Fri 8 Sep 2006 02:41:52]
ルゥ > …処置、お仕舞いです。 次は何処ですか? (手袋を脱ぐと、新しいそれに取り替える。せかせかと廊下を早足に急ぎながら──) [Fri 8 Sep 2006 02:39:02]
ルゥ > (怪我による死の大きな原因は、外傷性の二次ショックだ。 それを抑えることができれば、余程拙いところを傷つけて居ない限り、どうにかできる自負はある──) (治癒の力を帯びた光を受けて、黒ずんだ患部が、血色を取り戻していく。 すかさず【縫合】まで掛けておきたい処だが、ここは外科へと廻す事としよう。 まだまだ先は長いのだ。) [Fri 8 Sep 2006 02:37:32]
ルゥ > …こんなとき、あの先生ならどうしたかしら──。 (前任の管理職の事を思う。そして首を振った。 居ない人間の力を頼ってどうしようというのか? 心を落ち着かせ、両の掌を胸の前で合わせると、ぽぉ、と白い輝きが生まれ出でて── ) [Fri 8 Sep 2006 02:31:04]
ルゥ > (重篤の患者は……残念ながら、自身の力でもどうにもならない。 意識があるならば、家族を呼ぶよう手配させるのが手一杯。 せめて痛みを忘れて眠れるよう、件の新型鎮痛剤の投与が出来るように処方に一筆添えて── ) [Fri 8 Sep 2006 02:28:55]
ルゥ > (軽傷の患者は、見習いインターンや看護士だけでも事足りる。 包帯と、清潔な湯だけは切らさぬよう念を押す。) [Fri 8 Sep 2006 02:27:14]
ルゥ > (対象は、昨日の交戦による負傷者。 弓兵に、カタパルト工兵に騎士たちだ。 怪我の度合いによって、部屋を分けさせるように指示を飛ばすと、自分は重体の患者を集めた部屋へと。) [Fri 8 Sep 2006 02:25:09]
ルゥ > (院長の含みの或る言葉──仕事が溜まっているぞ──の意味を知ったとき、一旦家に戻ってゆっくりやすんで──といった目論みは無惨に消え去ったことを知った。 手を洗い、服を着替えて旅の汚れをざっと流せば、真新しい白衣に袖を通して、早速現場に立ち戻ることとなった) [Fri 8 Sep 2006 02:22:31]
お知らせ > ルゥさんが入室されました。 『ああ、もう! (眼の回るような忙しさというのはこのことか)』 [Fri 8 Sep 2006 02:20:09]
お知らせ > ビリー・ウォンさんが帰りました。 『自分は暫く火傷の治療の方に周り、それが終われば痛み止めの量産体制だ』 [Thu 7 Sep 2006 22:49:48]
ビリー・ウォン > 巡回してきます、すぐに戻って『睡蓮』作りの方へまわりますが…(漢方は配合に変化はせず、相手の体格・体力・気の虚実などによって薬の方を変えるのだから調合は心得があればできるだろうが…仙丹まがいの、しかも痛み止めとなればそれこそ専門家の出番と言った所…本来はもっと熟達した漢方薬剤師がやっているものだが、今回ばかりは自分にも役目が回ってくる) [Thu 7 Sep 2006 22:44:25]
ビリー・ウォン > (だが、火傷ならばまだどうにか漢方でも役に立てる…一番良く使われる軟膏『紫雲膏』は火傷に良く効く。さすがに皮膚の全層が焼けて黒くなった第三度火傷までいくと焼け石に水だが水ぶくれまでの第二度火傷までなら、痛みを止めて後も残さず治療できる)…薬品ギルドの方にも追加をお願いしておいてください(まさかこんなに火傷の薬が必要になるとは想定外ではあったから、応援を頼む事になりそうだけども) [Thu 7 Sep 2006 22:38:20]
ビリー・ウォン > ルゥ先生も帰って早々、大忙しでしょうね…(でも間に合って良かったとそんな話…。白魔術による迅速な治癒は途切れかけた命の糸を繋ぎとめる確かな手段…、自分の担当する漢方医療と丁度対極に位置するわけだけども、絶対に必要になる) [Thu 7 Sep 2006 22:30:59]
ビリー・ウォン > (先日までとは中央病院内の空気が一変したと言ってもいい状況。散発的な魔族に対して人間はその結束力を見せ、特に騎士団、自警団を中心に組織だった守りによって、困難なのは『赤い雨』の方ではないかと思った矢先…)・・・ああ、余計な事を考えている暇がないのはありがたい事ですね…っ!(そんな皮肉を漏らしながらも、傷薬は完成。重態の患者は白魔術医がいま頑張ってくれている所だろうから、自分は自分でできる事を) [Thu 7 Sep 2006 22:27:39]
お知らせ > ビリー・ウォンさんが入室されました。 『ここは、もう一つの戦場…』 [Thu 7 Sep 2006 22:21:38]
お知らせ > ルゥさんが退室されました。 『(まずは、各部署に、お礼とお土産を配りに奔走せんと)』 [Thu 7 Sep 2006 18:41:38]
ルゥ > ……対症療法を進めて、様子を見る。 大掛かりな手術はその後で。 これで問題ないんじゃないかと。 (こくり。 頷いて見せた。 『結構。 ところで休暇中の仕事が随分溜まっているぞ。頑張り給え。』 ) おかげさまで。 あまり楽しい休暇とは言えませんでしたけど。 ( 失礼します、と深々と一礼をすると、その場を辞そう ) [Thu 7 Sep 2006 18:40:37]
ルゥ > ( 『で、治せそうかね?』 なんて、こともなげに問いかけてきた。 一介の白魔術士をなんだと思っているのだろう? 一度、腰をすえて話をつけなくてはいけない。絶対。 ) ──“患部”の特定ができなかったので、なんとも、ですけど。 [Thu 7 Sep 2006 18:34:38]
ルゥ > (そう、普段の調子で院長のところに顔を出すと、以外や以外、叱責の言葉は降ってはこず── 『 それで、どうだった? 』 などと、主語抜きの問いかけが返ってくる次第。 ) …んー、っと。 よくありませんね。正直なところ。 “中”まで入ってみたんですけど、そこの内側のものが、こっちまで溢れてきてる。 そんな状態です。 [Thu 7 Sep 2006 18:27:54]
お知らせ > ルゥさんが来ました。 『ただいま戻りました──』 [Thu 7 Sep 2006 18:25:21]
お知らせ > さんが退室されました。 『そして自室へ消えていった』 [Tue 5 Sep 2006 00:58:08]
> (少し考えた後、歩き出して)まずはスピードを出せるようにしなければ……(呟きながらその場を離れていって) [Tue 5 Sep 2006 00:57:58]
> (少し考えた後再び、思考上の刀を構え廊下を突進して虚空に鋭い突きを入れる)……突進力を打撃に加えられれば相手に与えるダメージは増えるな……(ポツリと呟いてから)最も此方が突進してくるのを見て黙って攻撃を受けてくれるほど馬鹿なのは屍人ぐらいしか居ないだろうから、いかにスピードを出せるかだな(考え込むように顎に指を当てて地面を見つめる) [Tue 5 Sep 2006 00:29:08]
> (ベンチに座ってのんびりとしていれば次第に落ち着かなくなってきたのか足が小刻みに震え始めて)……さて……少しぐらい体を動かした方が気分が晴れるかな……(少し考え込むようにしながら指を顎につけて天井を見上げる)ふむ……(立ち上がり、頭の中で刀を持った姿をイメージし)はぁ!!(踏み込みと共に突きを虚空に入れて)……(暫くそのまま固まっていて。やがて息を吐いて)少し考えてみるか…… [Tue 5 Sep 2006 00:04:02]
> (廊下のベンチを見つければ其処に腰を下ろして溜息をついて)病院に居たら居たで気がめいるな……体を動かしていたほうがまだ、気が楽だ……頭では私一人が頑張っていても仕方が無いとは解ってはいるのだが……(苦笑しながら溜息をつく)しかし、早く怪我を治したいが……そういった技能を持つ人間は既に仕事が山積みだろうな(苦笑して肩をすくめる) [Mon 4 Sep 2006 23:52:51]
> (ゆっくりと廊下を歩いていけば嫌でも怪我人の姿が目に映ってしまい。中には明らかに非戦闘職の人間が紛れ込んでいるのに気がつけば溜息をついて)困った事だな……ただの戦争であれば此処まで民間人に被害は出なかったかも知れないが……(溜息をついてゆっくりと歩き続ける)長期戦は此方が不利か……調査隊に期待するしか無いな……早い所、ヴァイオレートの息の根を止めなければ……(天井を見上げながら小さく呟く) [Mon 4 Sep 2006 23:34:10]
> (一人の少女が廊下を歩いていく。周囲には紅雨にやられた人間によって怪我をさせられた者も居れば、悪魔との戦闘によって重症を負った者も居て)酷いものだな……(看護士が足早に茜の隣を挨拶もそこそこに通り抜けていく。そんな看護士に挨拶をしながら)早い事けりをつけないとえらい事になりそうだな……この雨は火種に注ぐ油みたいなものらしいからな……(元々、火種は内部にあったのだ。この火種に油を注ぐように紅雨に降られてしまえば、手に負えなくなるのも時間の問題で) [Mon 4 Sep 2006 23:24:13]
お知らせ > さんが来ました。 『寝室から女が抜け出して』 [Mon 4 Sep 2006 23:19:23]
お知らせ > ビリー・ウォンさんが帰りました。 『…人知れず狂い死にさせる事はできるかも知れませんね』 [Mon 4 Sep 2006 21:40:51]
ビリー・ウォン > ああ・・・でも・・・・・(小さく呟いた) [Mon 4 Sep 2006 21:40:20]
ビリー・ウォン > ・・・喧嘩や小競り合いでの患者がここまで増えるとは思いませんでしたね…(幸い打ち身、打撲、切り傷だのその手の薬はたっぷりキープしてあるから…困る事はない、が…)『原因』が取り除かれない限り、尽きるのは時間の問題ですものね・・・(ちゃぷ…と、高価なガラス製の瓶に入ったその雨水を見ながら…) [Mon 4 Sep 2006 21:37:40]
ビリー・ウォン > 処置としては、泥酔者及び薬物中毒患者と同じような処置…になりますか(この水に含まれた毒が抜けるまで、待つしかないとそんな結論になるか) [Mon 4 Sep 2006 21:32:45]
ビリー・ウォン > 蒸留した水でも、同じです。また、蒸留元の色が濃くなると言うわけでもないようです…(これはどうしたらいいものなのか、どんなものであるかは大体は理解できた…が、どうしろと言うんだとそんな気配が色濃く部屋に漂う。医者としてできる事を模索するにしても、あまりにも手がかりが少ない) [Mon 4 Sep 2006 21:31:41]
ビリー・ウォン > 濾過すれば、色はなくなりますよ…色は。ただ、濾過した後の水を飲ませたネズミが周りのネズミに襲いかかっているんじゃ、そのまま飲ませたものと大して変わらないでしょうに・・・(門の襲撃でもそれなりに被害は出ているが『戦争』と言うほどの規模ではなく…それよりも、この『赤い雨』だ。これのせいで、どうにも街がざらついている苛立っている、そんな気配がする。怒りは容易に空気を伝わり、周りに影響を及ぼす…それが街レベルで起こっていると言える様で…) [Mon 4 Sep 2006 21:29:17]
お知らせ > ビリー・ウォンさんが来ました。 『・・・だから、先ほどから言っているとおり…』 [Mon 4 Sep 2006 21:26:08]
お知らせ > シシィさんが退室されました。 [Mon 4 Sep 2006 00:10:24]
シシィ >  ……………き、 今日、は、……………。………おうち、帰ろう………。 (猫心配だし。着替えたいし。負傷の大義名分があるし。悪魔だってそう連日連夜出血大サービスしないだろう。うん、そうしよう……。) [Mon 4 Sep 2006 00:10:23]
シシィ > (真夏のように生温い風の中、それは芝生に墜ちて見えなくなった。…こんな風潮になった以上、あんなもんを後生大事に持ってる方が可笑しい。…別に捨てなくてもいんじゃね?と言う女々しい思考は、軟弱なので却下。いつまでもあんなものに意志を委ねるのは、きっと良くない。そうして自然に、髪を掻き混ぜようと右手を挙げ――) …………ッ痛たたたたたたた!!!! (………られなかった。何これ!キザに髪を掻き上げる事も出来ないのね! 何でオネエ言葉。) [Mon 4 Sep 2006 00:02:19]
シシィ >  (窓から真っ逆様に、滑らせるように放り投げた。) [Sun 3 Sep 2006 23:41:34]
シシィ > (言わばスートリアで言う所の正式名称不明のお守り、パプテスで言う所のロザリオのようなものだ。実際ロザリオを逆さにしただけの形になっているし、神への反骨心がモリモリ窺えてちょっと面白い。 何でこんなもん後生大事に持ってんだ、と聞かれると――…) ……………。 (矢張り、お守りなのだ。神も悪魔も、実在を信じようが信仰してない自分だが。パプテスに唾を吐きかける立場だが。) ……パーパ。護ってくれてありがとう。 (今の生を、まさか死者の加護と思う程間抜けな頭をしていないけれど。つうか吸血鬼に祝福されたって何か呪いにしか思えないし。) でも、御免ね。 ……もう大丈夫だから。 (ぶツッ、と チェーンを外し――) [Sun 3 Sep 2006 23:41:20]
シシィ > (成る可く成る可く使われていない薄暗い階段を選んで、踊り場の位置で窓に持たれかかった。服は脱がされなかったのか、今朝の戦闘時と同じ、微妙に破けてボロくなった一張羅だ。 …一回家帰ンないと、服も無いな。 異常な紅い空。よくよく目を凝らすと、地面に紅い水溜まりが見える。…あれ、何?人に聞こうにも看護士怖いし。ただ、ぞわりと頬を撫でる怖気が よくないものの予感をもたらす。) ……飲み水とか平気なんだろーか。 (痣でも出来たのか痛む胸元をまさぐると、…ちり、と指先に触れる何か。) あっ。 (逆十字。……不幸中の幸いとでも言おうか、よく見付からなかったもんだ。) [Sun 3 Sep 2006 23:28:21]
シシィ > (廊下に出ると、慌ただしい人、人、人――人の海ッ。看護士達が檄を飛ばし合い、医師は半泣きになり患者が悲鳴を交わす。先日の騒ぎで当然負傷者が出なかった筈はない。街の各地で様々な、小さな争い事も勃発していると言う。…… これは、益々街中が混沌としそうだ。何より窓から差し込む紅い紅い紅い空に、眩暈。) …………すいません、ちょっと 今って何時―――(通り掛かった看護士に話しかけると、物凄い剣幕で怒鳴られついでに「11時っ!!」と返された。)―――ですか有り難う御座います――……。 (…廊下は危険だ。走る人間を細かに避けつつ、階段を目指す。怖い。病院怖いよう!) [Sun 3 Sep 2006 23:22:03]
シシィ > (先ずこれから日常生活すら困難な状況になろうと言うのに、まさか槍など握れる訳があるまい。……ぬかった。言うだけ言って去って行った、医師のいなくなった病室で、ほけりと溜息を吐いた。殆ど丸一日寝ていたのは体力を使い果たした所為だったのだろう。けれどちっとも疲れが癒えた気がしないのは、多分、右手の所為だ。ろくに寝返りが打てなかったんだろう、人体って余計な所で神秘だ。) ……… ざっけんなよ。 (一言。 立てるだけ立てて、悪口も吐ける患者に用意するベッドは無いから、これから陣営に帰るのだ。そうだ、自宅でもなく避難先でもない。) 口が動くなら、 (…椅子から何気なく立ち上がるにも苦労する。壁に立て掛けてあった槍を左手で掴み、ドアを肩で押し開けようと。) ………まだ、やれらあ。 [Sun 3 Sep 2006 23:14:55]
シシィ > (昨日、――と言うか、今朝。気が抜けたのか、腰が抜けた後でぐっすりと眠り込んでしまったのだ、と医師には聞いた。成る程、それで、目覚めた時に見慣れない天井が見えた理由は納得した。……だがこの、右手に巻かれた大袈裟な包帯と添え木はどういう事だろう?) エッ、つまり、その、もう、満足に動かない可能性もある、と? (その他の外傷は大した事が無かった。だが、自身の間抜けで受けた味方からの傷が結構な重傷だとは……いやはや、笑えない。いや、笑うしかない。) つまりその、利き腕の、危機? (何ら、上手い事は言ってない。) [Sun 3 Sep 2006 23:07:39]
お知らせ > シシィさんが来ました。 『 エッ嘘。 』 [Sun 3 Sep 2006 23:01:00]
お知らせ > さんが退室されました。 『そして、自室まで戻っていく』 [Thu 31 Aug 2006 01:26:43]
> (暫くの間、座っていれば疲労も取れて)さて……と(ゆっくりと立ち上がり松葉杖を手に取り歩き始める)此処から部屋まで歩いていくか……(ゆっくりと歩き始め廊下に移動していく。その周囲を看護士や医師が忙しそうに動き回り、患者達が各々のスペースで移動していく)……退院しても暫くは警邏中心になりそうね……(溜息をついて、ゆっくりと廊下を歩いていく) [Thu 31 Aug 2006 00:50:11]
> (入り口までくればそこから曇天を見上げ)次は必ず……足手まといにはならない(決意に満ちた表情を浮かべ独り言を続ける)さてと……少し休憩するか(溜息をつきなれない松葉杖を壁に立てかけ床の上に座り込む)やはり足が動かないのは不便よね……比較的早く直るみたいだから気にするほどじゃ無いだろうけれど) [Thu 31 Aug 2006 00:31:50]
> (廊下を歩いていればすれ違う看護士や同じように入院している、傭兵に挨拶をしていきながら)しかし……今戦局はどうなっているのかしら?(窓の外から市街地を見つめ)今の所大規模な襲撃は無いようだけれど……持ちこたえられるかしら……(溜息をつく。今の自分の力が不足している事は解っていても、落ち着いていられなくて) [Wed 30 Aug 2006 23:50:48]
> (松葉杖を使いながらゆっくりと歩き出し)でも、こうして体を動かしておかないと、修練を積むにもつらくなるだけよね……剣の腕を上げるためにも修練は必要だし、早く修練をする為にも……それにまだ戦いはまだ終わっていない……(すれ違う患者は普段とは異なり、敵との戦いで重症を負ったものが多く、中には体の一部を義肢に付け替えた人もおり) [Wed 30 Aug 2006 23:29:07]
> (溜息をついて曇天の病院の窓から空を見上げる)……怪我を早めに治したいわね。早く強くならないと……(再び溜息をついて近くの壁に背中を預けて)今の私では実力不足か……強くなる為にも……(天井を見上げて、周囲には同じように最前線で重症を負った傭兵や兵士などが簡単に見つける事が出来て) [Wed 30 Aug 2006 23:15:36]
お知らせ > さんが入室されました。 『松葉杖を突いてゆっくりと歩いていく。』 [Wed 30 Aug 2006 23:11:13]
お知らせ > 豪人さんが退室されました。 『コレも役得だと思えって?無理だよ…!(喚き乍も、そぅと、其の儘寝そべった)』 [Sun 27 Aug 2006 03:52:46]
豪人 > (喚いてもおきません。わかってるよ…!)   嗚呼   ッ!もォオオオオオォッッ……!!!!  [Sun 27 Aug 2006 03:52:09]
豪人 > (赤い髪、もう聞こえない声、見下ろせば、涎たらした寝顔※勝手に決め付けた※)     -――…いや、コランダムさん?! コランダムさん!!(抱き締めた儘)     俺、抱いたまんまなんですけど、コレ如何にーッッ?!(夜の病院で叫ンじゃいけません)      …どうやって寝ろと。つか、そうか、抱き締めた儘寝ろってことだな! …って、俺男だよ!一応、いや、別に下心とか今更無いけど、   ッてか、そういう問題でもなくって! いや!無防備すぎるよ! [Sun 27 Aug 2006 03:51:12]
豪人 > ―――…いや、勝手にそんな、無視って…(わやわや、うもうも言うてる間、に)          …あれ。(ずし、と腕に掛かる重みが増した) [Sun 27 Aug 2006 03:46:52]
お知らせ > コランダムさんが帰りました。 『 今更なんて云わずとも休む。 (※巻き添えにする気) 』 [Sun 27 Aug 2006 03:45:47]
コランダム > (子供あやす動作ひとつで、落ち着くのは現金なモンだろうか。) …空白くなって来てるっぽいしね。 (そういえば今晩、ずっと雨でしたが。いつのまにか晴れてた。)  うン、おやすみ。 (そのまま寝る。3秒でゴートゥードリーム。) [Sun 27 Aug 2006 03:44:22]
コランダム >  …だったら尚更無視して良いと思う。 (ほざいた。) うン、良かった。 (それはそれで酷いお話。そういう気分にさせないで楽だ、なんて云ってる奴は。相手がアレソレ葛藤しててもきっと気付かない。馬鹿だった。) …ゥん。 (そういう事にしといて欲しい。眠気と重量に負けて、ねじれ加減の首預け。) [Sun 27 Aug 2006 03:42:52]
豪人 > さて、こんな時間です、し。(―――背中を一撫で)     そろそろ休まなくちゃ。(今更…!) [Sun 27 Aug 2006 03:40:54]
豪人 > ………、少なくとも俺は? ほら、人それぞれですし。(倫理観なんて其の極み。)(それから、零れる声に、)     ………冗談でした。ごめんなさい。(確りきっぱりはっきり謝った)(其れは貴女にそういう魅力が無いわけでなくて―――そんな気分でないだけ。当然。)     ………なら、信じておきましょう?(そっぽを向いた顔を追いかけることはしない。くつくつと笑いを零し乍)―――…そうはいかないんですよ。男としては。(自嘲じみた微苦笑に、肩を竦めて。―――こてりと首が落ちてくるならば、其れを受け止めよう) [Sun 27 Aug 2006 03:40:23]
コランダム >  本当。 (意固地になって、そっぽ向いた。ぶすー、とか膨らせた頬から空気漏れの音。) 俺は別に…女って扱われなくて、良いンだ、が。 (微苦笑は、自嘲みたいだったろうか。隠しきれる技量も、今は無し。) …弱いもんか、なぁ。 (結局、結論は「よく判ンない」。そのうち、首を立ててる体力も勿体無くなって、こてりと預けそうだ。) [Sun 27 Aug 2006 03:31:45]
コランダム >  ───。 (むくれた。二度も。) そうかな。 (そんな、思いっきり倫理観の崩れた元剣奴。良く判らないけれど、笑った声は聞こえたから、つられて笑みの声を零した。) …冗談じゃないの? (そんなまるっきり本気の声。痩せぎすの身、欲情される可能性だとか、これっぽっちも考えて無い。男として云々ではなく、単純に自分が女だとかに無関心なだけだった。)( 箱の奥底に、残れば良い。 ) [Sun 27 Aug 2006 03:28:27]
豪人 > ……あれ?本当ですかァ…?(むくれた顔は、抱き締めた儘では見えないから、抱き締める力を緩めて、少し覗き込んでみようと)            ……、男は女の子の涙に弱いモンなんですよ。(笑ったのは、見えていなくても、空気の動きで分かる。だから、此方も僅かに笑った) [Sun 27 Aug 2006 03:25:43]
豪人 > そんなモンです。(きっぱりと言い捨てた)  其の惚れたっていうのが、キモチワルイんですッて。(落ち着いてきたのはお互い。抱き締める腕も、抱き締めた腕も、もう、震えていない、から。くすりと笑って―――)    あれ、冗談だと思ってます?(少しだけ上がったトーン。安心したように、窺うよな声音で、くつり、笑って。危機感を抱かれていないと、知れば、勿論少しは凹む。だって、男の子だもん。)(切り捨てられた希望は、焼却炉。そもそも、無かったコトにしてしまえば、それでいい) [Sun 27 Aug 2006 03:23:59]
コランダム > (…けれども。) …。 (少し、口の端で笑ッた。) [Sun 27 Aug 2006 03:20:23]
コランダム >  …泣いてない。 (…むくれた。) [Sun 27 Aug 2006 03:18:36]
コランダム >  …そんな、モン? (判らない感性は、ズレた侭。) ───惚れたなら、仕方ないじゃない、か。 (自分で想像した事は無くも、同性に慕情抱く可能性を、無いとは言い切れない頭、はじき出す答えは至極、感嘆なまま。) …またまた。 (冗談だろ、なんて声のトーンを上げようか。己が身抱き締める腕に、動けない事に危機感の一つも覚えずに。…切り捨てられた希望は、何処に仕舞われるのだろう。) …。  [Sun 27 Aug 2006 03:18:23]
豪人 > ―――無いから、目の前で泣いてる女の子を放っておけません。(コトバが飲み込まれたのをイイコトに。今更、カッコウつけても仕様が無いのに) [Sun 27 Aug 2006 03:15:02]
豪人 > ………俺が思うンですよ。キモチワルイッて。(抱き締めた儘、笑う。) だって、普通に女の子にどきどきするし、女の子好きだし、なのに、男に対して其処まで依存するなんてキモチワルイ。(此処まで話したのは貴女が最初で、きっと最後だろう。否、最後にしよう。)あ。(付け加えるように)―――勿論、今もどきどきしてますよ?(冗句めかして零すコトバ、抱き締める腕は其の儘だから、冗句の色は強くなるばかり)          無いです、無い無い。(あるなんて言ってしまったら、そうしてしまうから、希望的観測は袈裟斬り宜しく、切り捨てる。酷いとは思っても。―――…その代わり、抱き締める力を少し強めて) [Sun 27 Aug 2006 03:14:18]
コランダム >  見舞いは…、良いから。 (揺れる頭の振動、届く。) 先、そっち─── (探せよ、と。続けかけたのを、飲み込んで。) [Sun 27 Aug 2006 03:06:37]
コランダム >  キモチワルイなんて、言わせとけば、 いいの…に。 (踏み出せない後押しも、ろくに出来やしないくせ。別に役に立ちたいわけじゃ無いくせに、支えが無くて暴れてるんだ、きっと。払えるべくもない腕の中、暖かいのは人だ。) …… それ、でも。 探す術が、 無いわけ…じゃ。 (無い、だなんて希望的観測と知っているけれど。無造作に伸ばしっぱなしの髪、臭いそうだなんて妙な事考えたりするのは間の抜けた話。) [Sun 27 Aug 2006 03:05:31]
豪人 > …    いいえ、(抱き締めた儘、首を振るう。小さく。)    コランダムさんは謝る必要ないンです。俺こそ――― [Sun 27 Aug 2006 03:00:06]
豪人 > (其れが出来ないで居るからには―――まだ踏み外せない、ミチ)   逢いたい逢いたい、逢いたいッて?好きだって…? そンな、キモチワルイ。(抱き締めた儘、簿やけた視界を細めて肩をすくめた。抱き締める腕は其の儘に。)(深く呼吸する吐息、浅い空気を吸って)    …大変、ですよ。何も知らないンです。其の人が何処から来たのかも。何をしに来たのかも。(背中を撫で乍)―――それに、ヴェイトスは広すぎて。(諦めがちな声が、貴女の耳に、髪を伝って届くだろう)(―――と、) [Sun 27 Aug 2006 02:59:09]
コランダム >  ──ごめ   …ん。 (ぽつ、と) [Sun 27 Aug 2006 02:55:13]
コランダム > (踏み外して良いだなんて、思えるのは全てを切り捨てた後、なンだろう。)      …泣いて、 わめいて、 叫んじゃえば、 いいん…だ。 (相手の表情も、何も知ったものでは無いんだろう、痩躯。相手の本心、ようやく聞けたと、一瞬だけ停止した呼吸。)    …見つけるの、 そン…な、 (…ぐず。) 大変…な、ワケ? (…──── 吐息は自身を落ち着かせる為の。) … ───。 (ぐるりと、一周した思考。…言葉無くした。) [Sun 27 Aug 2006 02:54:58]
豪人 > でもね、本ッッ当に何処にいるか分からないンですッてば……、分かるなら、直ぐにでも探しに行ってます…よ―――(ぐずぐずと消えていく声)(すん、と鼻を擦る) [Sun 27 Aug 2006 02:50:45]
豪人 > (思い切り、踏み込んで、踏み出して―――何かを動かそうと、心を、身体を動かすための力は膨大で。其れを、思い切り―――落とされたときの、反する力は、更に膨大で―――。其れを知っているからこその、自己防衛。)           ………、(謝るなと聞こえる声。そして、続いて漏れた言葉に)………、(泣けばいい)―――………、     ………。(囁く唇が動きを止めて、暫しの逡巡。困り顔。)   …否、既に…泣いちゃってるンですけど、ね。(苦笑と共に、微かな声)(抱き締める腕の中で、何度も何度も繰り返される呼吸、コトバ、)     ………    …、俺だって、追いかけたい、ですよ。(本心。認めて。) [Sun 27 Aug 2006 02:49:45]
コランダム >  泣けば、いいんだ…─── (子供のように泣いた気がする。自分が泣いて如何するのだろうと、酷く弱っちく囁いたりして。) 侘びなんて、 いらな い… (おさまっては来たが。まだ呼吸が微かに揺れる。) ……侘びてる、 間に、 追っかけ…ろ。 (この期に及んで。届かないとしても動けだなんて。自分は動けないかわり、他人にそうして貰おうなんて、云う。) [Sun 27 Aug 2006 02:39:12]
コランダム > (先に進むまでに得る事を怖れる、のは。其れ以上を望めども、手を伸ばせないのは。今より落ちる事を拒むから。人の無意識の自己防衛。衝突して、叩き落される事を拒むが故の。)  (ひとつひとつ、どの言葉だって身勝手だろうが想いの断片。 一度捕らえれば逃がそうとはしないと、自分がそうする事を、知っているから得る事を怖れ。 そして失う空虚も怖がるのに。) 謝る、な   … 謝ったり、する 前、に。 (声の振動が間近な分、耳ふさぐ事もあたわず。) その、前に───…  [Sun 27 Aug 2006 02:38:27]
豪人 > 其の上、―――こんな…(泣かせてしまって)………、(其のコトバは飲み込んで、ざんばらの赤い髪越しに声を落とす)       本当に、ごめんなさい。(なだめるように、其の背を撫でて―――)      お詫びはどうしましょう、 か。 [Sun 27 Aug 2006 02:33:30]
豪人 > (抱き締めた身体の細い腕が力をなくしていくのに気付く)(罵られるも、否定など出来ようもない―――)     ……うん、卑怯だね。(寧ろ、己ですら自覚しているのだから。)   凄く卑怯だと思う…―――傍に居たいって、喚いて、喚いて、傍に縛り付けるくせに、其の理由を 分からない で、誤魔化してるンだもの。俺は。(―――だから、曖昧に掴めないでいる、関係。失ってしまうのが、怖いから。約束で相手をぐるぐると、縛り付けて雁字搦めにして、逃がさないように、しているだけ。)     俺が卑怯だから、何も手に入らないンだね。(卑怯者の、結末)(貴女に突きつけるには酷すぎるコトバ)       嗚呼、(力の抜けかけた腕に、貴女を抱くカタチのまま、抱き締めた首筋に)    俺、こんな時間まで話をさせてしまって。 [Sun 27 Aug 2006 02:31:26]
コランダム > (認めて仕舞えば、自分が張っていた堤防も全て崩れて仕舞うから。必死で自他共に認めさせまいとして居たものは。)          (嗚呼、何の根拠も無いのだと、直視した。震え止まらず、次第、泣いて無意識疲れて行くのだけは、力ぬけゆく腕に覚え。) [Sun 27 Aug 2006 02:24:13]
コランダム > (如何してと、紡ぐ事も侭ならず。選べもしないと決め付けて、選択を捨てた頃は今とは立場も状況も異なれども。痛い程判るだけ拒む事も出来ないのは、相手が痛むのが嫌だからじゃなく自分が甘えて居たいのだろう。どれだけ弱くなったものかと、自身に呆れるのも所詮は脳裏の事。助けてと云える相手は、今は姿を見て居らず。) 卑怯者、 卑怯者、だ─── …。 (相手が、判っているだろうに、続けるのは追い討ちでもかけたいように。出来ないなんて、卑怯だと。)         ────、…      (判りたくも無いと啜り泣く。) [Sun 27 Aug 2006 02:22:08]
豪人 > (―――続けるように紡いで)        でも、   出来ないンだ。 (―――貴女が拒むのなら、この腕は容易く解けるだろう。ぶつけられる嗚咽にも。コトバにも。震える声が、只同じ答えを返すばかり)(貴女の、辛い、  ココロの中の傷をえぐるようなことをしてしまった癖。自分の恐怖や痛みを拒むなンて、矢張り、身勝手。)    わかってくれるでしょう―――?(卑怯なコトバ。) [Sun 27 Aug 2006 02:16:59]
豪人 > (何処か似ていて、根本的に、間逆なんだろう。きっと。同じなのは、自分を放り出す悪癖だけ。)(震える腕で。震える肩を、震えないように。抱くなんて、―――どれだけ、誰かに依存して、傷の舐めあいをするつもりなんだろう。それでも、自分よりも小さな震える肩を離せなかった)     謝るくらいなら、コランダムさんの言うようにするべきなンだろうけど―――…、(紡ぎかけて、貴女がやめた言葉を [Sun 27 Aug 2006 02:14:24]
コランダム >  ……───ッ! (如何しようもない、止まらない。抱きしめて欲しいのだとか、そんなんじゃない、泣き声をぶつけるのは、唯の八つ当たり。 塗り固めてた氷は何処だか突き崩された。 臆病だな、なんて他人事のように笑って云えずに、 其の選択が刺さるよう、で。) [Sun 27 Aug 2006 02:08:13]
コランダム > (自分も、相手も似たものなんだろか。自分に無関心で、鈍感で。そう見えるのは、相手の気のせいだと、ある種の責任転嫁の、悪癖。) …。 (開く両の目、閉ざしているのは目前から逸らす為。しゃくりあげるのは気のせいと云う事にして欲しいと願う。伸びる腕は、人の温度から離れて久しい身に染みる。震えは止まらない。怖いのか、痛いからなのかも把握の外。 あ、ぁ。 息の合間に止まらぬ嗚咽、喉が鳴る。) 謝る、くらい   な ら─── …。  [Sun 27 Aug 2006 02:05:55]
豪人 > ―――…でも、   追いかけようがないから、……やっぱり、俺は目の前にある、しなくちゃいけないことを選ぶ、よ。(謝罪するのは、貴女が悲しいというなら。) [Sun 27 Aug 2006 02:00:28]
豪人 > ………、(返ってきた言葉は、放ったコトバも、主旨も―――恐らくは同じ意味のもの。己の放った其れと。お互い様の悪癖のぶつけ合い)     (伏せられた肩に、背中に、腕を伸ばしかけて、其の呼吸に、)      ……、(貴女の其の表情を見てはいけない気がした。だから、目を逸らす代わり、見えないように、)……   ごめん、  ごめんなさい、コランダムさん。(謝罪の言葉と一緒に、貴女の顔が見えぬよう、己の顔が見えぬよう―――に。抱き締めんと腕を伸ばした)(見えないように。震えないように。其れ以上でも其れ以下でもない、抱擁をしよう、と)       …ごめん。  [Sun 27 Aug 2006 01:59:05]
コランダム > (ッく、 引き攣れた喉の音。 痛みや過呼吸の其れとは違った、規則的。) 心配、 かけた───く、 無いだけ、 だ。 (伸びる腕は、拒まず。拒めるだけの、力も持たず。起こされたら充血した目は頑なに伏せているけれど、両頬に痕跡は残って仕舞ってるんだろう、情けない。) 俺が、 伝えよ…と、 しなかったのと、 同じッ  …、 …で。 (心身両方弱ったか。) …赦されて、 るのに。 手を伸ば さな い、なんて…  ───…( は、)  贅沢だ、よ。 (自分と重ねただけの身勝手。手を伸ばしたい気持ちが。自分の其れのように、酷く痛い。) [Sun 27 Aug 2006 01:50:29]
コランダム >  …俺は、多分、違うんだ。 (無茶の基準も何もかも。ヒトには無茶だと見えるだけだと、云ってみた。)  じゃ、ぁ。 俺が。 悲しいと、云ったら…そうしてくれる、のか。 (知って居て紡ぐ勝手はお互い様、か。所詮我侭、相手の感情なんて無視したもの。) …。 (伏せた顔面。水を良く吸う材質に押し付けたのは、らしくも無い自分を唯見せたくなかった、それだけの。) [Sun 27 Aug 2006 01:46:11]
豪人 > 如何して、    そンな風に―――(貴女の姿に狼狽えたのは、刹那の後)    如何してコランダムさんが、そんなこと ッ   、(今更、慌てふためいて、貴女の身体を起こそうと腕を今度は此方が伸ばす番)      [Sun 27 Aug 2006 01:43:29]
豪人 > 皆、そういうンです。(其れも否定するべき言葉だと。頭は横に揺れる。人のことをいえぬ癖、人には自分を大事にしろとのたまう勝手。) じゃなきゃ、俺が悲しい…―――(其れも勝手な押し付け)(全部全部理解している癖、言う我儘。貴女すら、己の我儘で縛ろうとする身勝手さが憎い。だのに、口を突くコトバは、其れ。)     行く先を言わずに、何処かに行くのは、追って欲しくないからでしょう。…俺は、一番守りたいものに、守られるのを拒まれてるンです。(細い細い腕、)   だから、守りたいものじゃなくて、守るべきものを、…(紡ぎかけたコトバは、其処で流れを止める)    (掴まれた手、固まったのは、全て。)(まるで、流れる時間、息、心音、全てが止まったような     気が     した) [Sun 27 Aug 2006 01:42:12]
コランダム >  た、頼  む、 から─── (手を伸ばした侭で。両目、閉ざして俯いた。顔面だけ、枕に押し付けるような、不自然の姿勢で。) [Sun 27 Aug 2006 01:35:32]
コランダム >  無茶は…して、ないよ。 (無茶だと感じて無いだけか。感情の無い人形になるべく。感情へと繋がる線を焼き切って、何も感じないようにした名残。支える土台も無ければ、自分を、何とも想え無い。) ───…。 (手を掴み。) 追いかけて、 欲しい、よ  ───… 赦され、る んだから。 (この混沌の街ならば。『厄介な相手』の元に赴くのならば、尚更のこと其の前に。) 頼む、 よ─── (腕を、捕らえるよな軌道の腕。掴んでも、すり抜けそうな力だけ篭めて、震え。) [Sun 27 Aug 2006 01:34:35]
豪人 >     だから、(と、言いかけた言葉)(貴女の腕が、此方の腕を掴もうと伸びてきて―――コトバが止まる。腕は拒むことすらしない、儘、固まったように) [Sun 27 Aug 2006 01:29:07]
豪人 > だって、そんなに自分に興味が無いと―――やっぱり、無茶するから。(其れも芯の強い人がよく、陥りがちなミステイク。自分を疎かにする悪癖は人にいえた義理で無い癖。)    ―――…(そう、と包まれた指先。俯いた儘の、視線が、貴女を見上げるように上がって。)……、いいえ。探さない、です。   待ちも、しない。(何かこみ上げて、視界が簿やけた)   俺には、俺のことより、しなくちゃいけないことがある。から―――  [Sun 27 Aug 2006 01:28:23]
コランダム > ( 氷解したか。 何処か。 ───… ) …。 (伸ばしたもう片手。)  (引っ掴もうとでも、するように。) [Sun 27 Aug 2006 01:22:06]
コランダム >  …そうなの? (いけない、事なんだろうかと。感覚、雲を掴むような其れ。良く無い事とは、知識としか、残らず。) …理由が、わからなくても。 何処かに、在るんだろう…さ。 (見えるものとは、限らないからと。震えた指を、手で包もぅ、と。唯どうか泣かないでと、想ったのでも無いのに。嗚呼、誰かを見ているようで、痛く思えて。) …探そ、 う。  探せない、なら…待っ、 て。 (うまく続かない。) [Sun 27 Aug 2006 01:21:20]
豪人 > ―――だから、悔しいから、悲しいから。 俺が、このキモチを認めたくない、   ンです。(貴女のように、素直になれない)(我儘を振りかざすことは、出来るのに。) [Sun 27 Aug 2006 01:18:32]
豪人 > …駄目ですよ、そんなの。(其れは何時か、自分を放り出してしまう確率の前兆。否、既に貴女は自分を放り出して、今此処に居るのやも知れないけれど)(伸びてきた指先、昨日よりも、もっと矮小な恐怖に震える指先に重なれば―――其の仄かな温もりを感じる)     理由が分からないから、もっと、おかしいンです…よ。 普通じゃない…、(貴女の指先を拒まない指先は、小さく震える)(そぅ、と水が静かに染み入るように、落ちてくる貴女の声、)       ………、(貴女のコトバに)………何処に居るか、分からないンです。いつも、そう。(合うのは、もう、逢えば大抵そうなる。)(さておき、撫でられる指先、零れる声音が速度を失って。) [Sun 27 Aug 2006 01:17:47]
コランダム > (合うのも、良いけど…むしろ、逢いに。) [Sun 27 Aug 2006 01:12:29]
コランダム >  俺、は…。 (そと、手を撫ぜよぅ、と。) 俺を叱りそうな奴に、会って来る…の。 奴隷だったくせして、 主人ほったらかして、焦がれて追った相手に。 (かける言葉は、うまくまとまらない。見透かされたよに、感じたからかも知れない。淡白には紡げず、弱い語調は、相手の其れに似てたかも知れず。) …だから、あなたも、合いに…いってよ。  [Sun 27 Aug 2006 01:11:12]
コランダム >  …───。 (かるく見開いた目。 云われて見れば、だとか。) (情けないとは、思っておらず。ただ、ただ。)  …。 (指を頬の手に、重ねよと。)   ────。 (嗚呼。) (嗚呼、ようやく思い至るのは、深に悩む其の理由。) そう、だな。 異常 ───…だろうな。 (男が、男に。) けれど、そうと知ってて、想って仕舞ったなら、それだけの…理由が、あるんじゃない、の?  [Sun 27 Aug 2006 01:08:00]
豪人 > コランダムさんは、自分に興味が無いみたい。(ぽつりと、貴女が漏らした言葉に、此方も思わず零れるコトバ。)(落とした視線は、貴女の表情の変化に気付かない。―――きっと、情けないヤツだと、呆れられているだろうと、思い乍。顔が上げられない)    確かめるのが、怖い……、(如何して。貴女から零れた問いに、反射的に零れるのが、本心。怖い。只、怖い)(伸びてくる細い指先にも、気付く筈も無い)       …………、其れは、コランダムさんが俺を知らないから。(堕ちてくるコトバを、否定する言葉ばかり、口を。)(俯いた頭が揺れる。揺れる、右へ、左へ)     男が、男にそんな風に思うのは、異常でしょう―――?(望んでいて欲しい、本心を知りたい。そう思っても、頭を擡げるのは、倫理。)   其れに、もう随分会ってない、から。 [Sun 27 Aug 2006 01:00:30]
コランダム >    俺より近しい人が、 そう、望ま無いわけ…───     (無いだろうに。) [Sun 27 Aug 2006 00:54:12]
コランダム >  嗚呼、 ───… (    )    …俺とて、 それを望んでいるのに。 [Sun 27 Aug 2006 00:53:43]
コランダム >  … 嗚呼、うん、そんなつもりは…無いのだけれど。 いや、そうなのかな。 (自分の事が遠い他人のようなんだろうな、なんて。声、漏れてる自覚も無くに。 甘い、甘い呼吸は一時の休息の。) …、   ───。 (眉間が寄った。苛立ちだとか、怒りでなく。唯、沈むように眉尻下げた。) 如何して、 確かめもしないうちに、 そう決めて…仕舞うの? (表情を包んだ手。やせ細った指先伸ばし。) [Sun 27 Aug 2006 00:52:09]
豪人 > ―――望まれてない。(視線、顔、落ちる)(口元を先程冗談半分抑えた掌が、顔を覆う) [Sun 27 Aug 2006 00:48:52]
豪人 > …自分のコトなのに。(善処する、なんて他人事のような。―――思わずくつりと喉の奥で笑って、堕ちた指が口元押さえた)    えぇ、煩いし、俺は子供らしいですから…(甘い甘い味の溶ける舌先が痺れるような感覚)(ぴり、と走る緊張)        そンな    モン …?(ばちりと開いた瞼が、貴女を凝視する)(つらつらと綴られる言葉、キモチ半分、落ち着かぬ。流れるように、耳を通って、      溶ける貴女の声に)        だって、 [Sun 27 Aug 2006 00:47:58]
コランダム >  何処かの国の言葉じゃ、人の為って書いて『偽り』…って言うんだろう? (声も、表情も。何故だか自然、やんわりと。) 自分の為に動いて、如何していけないの? 自分がした事が、相手の為になったかなんて、相手にしか…判らないんだし。 それだったら…喜んで貰いたいとか、好かれたくて、動く事の、何が…悪いんだろう。 (語尾。溶けて、消えそうに…なった。) [Sun 27 Aug 2006 00:41:09]
コランダム > (煙草禁止は、ちょっとばかし辛い。…飴は、随分と効果成した。) …善処する。 (曖昧に。) …そう? (煩い、ピンと来ない。)  …。 (抱える不安の中身には。嗚呼、と低く吐き出し。) ……そんなモン、だろ? (細くなった灰へと、はたと紡ぐは。) [Sun 27 Aug 2006 00:39:10]
豪人 > ―――…俺は、『 俺のすることで喜んで欲しい 』 とか、 『 俺の存在が意味のあるものであって欲しい 』 とか……本当に相手を思ってるンじゃなくて、只、俺という人間を必要として欲しいって、我儘を思い描いてるだけ、なんですね。(目が細まり、眉が下がる。唇だけが、笑みのカタチを象って。) [Sun 27 Aug 2006 00:36:05]
豪人 > (禁煙の為にいつも忍ばせている飴玉) ―――……そういうことですね。(びし、と立てた人差し指はへなりと落ちて)(暫しの沈黙と、貴女の声。)        ………煩いンだそうです、俺は。(上げられた語尾に、弱いコトバが続く)(それから、)    …迷惑なんじゃないかって、いつも気にして、て。只、其れを聞いて、迷惑だとか、不必要だとか、はっきり言われたら、耐えられないから、俺の心配は積もるばっかりなんです。(駄目だなァ、と付け加え、へろりと笑った)   でも、今、考えてて、気付いたンですけど… [Sun 27 Aug 2006 00:34:29]
コランダム > (果物の味は好きだ、甘い物は考え疲れた頭に染み入る。) あ、はは…こりゃ、行かないわけには、いかない…かな。 …さっさと、体力作る事にしましょう。 (そうしないと、行くにゆけない。有難う、と後押す指先に向けて告げた。) 沢山、あっても。 (嗚呼悩むのだろうなと、軽い予測立てればその通りだったりで。 思案の時間を黙して過ごす。言葉を、待つべく。) …。 (安堵したような表情を、笑みに。俯き加減の表情、瞳の色を。) じゃあ、それで…良いんじゃないか、な? 俺は、  少なくとも…そう思って貰えるだけで、嬉しいと思うんだけれど。 (如何だろう?なんて語尾を上げた。) [Sun 27 Aug 2006 00:29:03]
豪人 > (ゆる、と緩んだ笑みに、つられて飴玉を自分も口の中に放り込む。甘い、甘い、桃の味。)   行くンです。行かなきゃ駄目なんですよ。(びし、と人差し指一本おったてて。貴女の鼻先にびしーむ、突きつけよう)(泣き言には聞こえない。只、弱気には聞こえたけれど。)    何故?(―――苦手な問い。)(問いを投げるのは得意だけれど、答えを投げるのは苦手。まるで、其の人に投げられた問いみたいな、貴女の問いに、眉が寄った)―――…何故って、 …理由は沢山あります、よ。(沢山ありすぎて、どれが理由か分からないくらい。)(へにゃりと浮かべた情けない面は、次第に、眉を寄せて、俯き、考え込む様子)     どうして、欲しいか? …―――(視線が彷徨って、さまよって、彷徨って)―――……笑って欲しいし、喜んで欲しいし、     (コトバが止まる)(俯いた顔を貴女が覗き込めば、何かを見つけたような男の面が見えるだろう) [Sun 27 Aug 2006 00:21:59]
コランダム >  その人に、如何して欲しい? (意味の、ある事。) 笑って欲しい?  [Sun 27 Aug 2006 00:13:44]
コランダム > (もご、と。飴玉の味に顔面ぜんぶ、緩ませた。) …行けたら。 (良いな、なんて泣き言にでも聞こえたか。唯、可能性として直ぐでは無理だろう、なんて意味のつもりだったけど。) …。 (揺れた頭に、かるく見張る目、疑問符うかべ。)   何故、そう思う? (純粋に答えを求めて。) きっと、なんて憶測のうちだろう? 如何して、無意味だと…嗚呼。   そう、だな。 (長考。) [Sun 27 Aug 2006 00:13:05]
豪人 > ―――…どうせ、なら。 其の人にとって、意味のあることをしてあげたい。から。 [Sun 27 Aug 2006 00:09:38]
豪人 > (飴玉は開けられた口の中へ、からりと音を立てて飛び込むだろう)   はは。やっぱり。それなら、ご自分で怒られに行くべきっぽいですね。(くすくす、くすり。笑う。コレだけ素直に、正直な気持ちを話してくれると嬉しい、なンて。自分が怒る権利を戴いたワケでもないのに。)(貴女がそう望む相手をうらやましく思ってしまったのは、秘密。)   ………でも、ね。(ふるり、貴女のコトバに首を横に振るう)(―――未だ、誰にも話していないコト。もごりと唇が、戸惑いがちに動いて)    きっと、俺は、其の人にとって、何でも無いから、こそ。 俺は俺を褒められないンですよ。 無意味じゃないですか。その人にとって。(白い歯のまぶしい笑顔に、へらりと、力の抜けた笑み) [Sun 27 Aug 2006 00:08:51]
コランダム > (堕ちる先には言葉控えて。ぱくり、あけた口。子供がねだるのと大差ない動作にて、飴玉を待ち構えよう。) Bingo. …怒ってくれたらいいな、なんて、ちょっと期待してはいる。 (怒る権利は誰にでも。自分にはそれが無いと思っているような、焼き切れた脳の線。甘え方なんて何処かで知ったかどうか。よく、判らない感覚。) だから。 (小さく、頷く。乾いた声が響く中途で。) …潰されそうになるのに、そう思うのを止められないんだから。 (それは多分、強さなんだと。想う事から逃げて、赦された相手以外への、想う気持ちを何処かに追いやって仕舞った自分より。) …もっと、自分を褒めても良いんじゃないか、な? (少し、歯を覗かせた笑み方。) [Sun 27 Aug 2006 00:01:35]
豪人 >  …其れはそうですね。(己が考えていた 堕ちる先は先など無かったから、濁す言葉尻。)(ポケットから、飴玉を取り出し)    です、ね。 ご自分で動きたいときに、動きたいようにならないのは苛々するでしょうから。(―――一つ、貴女に飴玉を差し出した。口をあければ、放り込んで差し上げようと。)    ……怒られそう。 いいじゃないですか。怒られれば。その人は怒る権利もあるんでしょうし―――コランダムさんも、怒られるのはイヤじゃないでしょう?(其れは心配してくれていた、自分を思ってくれていた、証だから。)(甘えるばかりの自分には、甘えられない人が不思議でならない)    俺の場合は分不相応なお節介ですから。(感謝の言葉にひろりと掌が揺れる)(悲しいコトバを紡ぐ貴女の視線が、此方を射抜く)       思うばっかりも辛いンですよ? ―――(はは、と軽い笑いが宙を舞い)――― 勝手に心配して、勝手に思う気持ちでつぶれそうになりますから。勝手に。(射抜く視線を見ないように、目を細めて笑う) [Sat 26 Aug 2006 23:55:55]
コランダム >  …そう、全力で心配を出来たり、 心配して貰わなかったとしても、思い向けられる人の…方が。 (指差すのは、眼鏡の奥。) [Sat 26 Aug 2006 23:49:04]
コランダム >  先があるなら、それでも。 (未来が無ければ、無意味だってクギさす意味も含めよぅ。歯車ひとつ、代用を探す手間とてあるから、なんて。) です、ね。 ま、日常に差し支えの無い程度までは、せめてちゃっちゃとやらないと。 (動けないと苛々するからと、笑い含めて。ロクに立っても居ないのだとは、おそらく心配するだろうから、伏せて置こうか。) 嗚呼、…心配してたら、多分こっち聞きに来てくれるかな、なんて。 …一人、まァ、いる…けど。 ───怒られそうで。 (たはり、告げて眉下げた。嗚呼、そういえば甘え方は、良く知らない、昔からだけど。) でも、心配する相手は、幾人もいるんだろう? 心配してもらえるって、嬉しい事じゃないか。 …ありがとう。 (笑みが侭、吐息。) 俺は、強くない…ですよ。  そう感じる処が、すっかり麻痺しちまっただけで。 (虚空、視線にうろつき。) [Sat 26 Aug 2006 23:48:08]
豪人 > 一層、堕ちた方が楽かな、なンて思う俺は弱すぎますかねェ。(冗句のように、軽く乗せた言葉は、半分冗句の、半分―――)(己は世界の歯車の中の、ちっぽけなちっぽけな一つの歯車。無くとも世界は動く。其れは組織も同じこと。軽い薄い口調に載せた言葉は、それ以上の意味を持たない)    病は気から、とも言いますし、ねー。(薄く笑った)(貴女の病状、否、怪我の現状を良く知らぬが故。)     了解ですよ。 何処ぞの誰、とか、そういうのは無いンです?(遠慮は要りません、とばかり。親切の押し付け、一つ。甘えるときは甘えればいいのに。芯の強いヒトは其れが出来ぬ人が多いらしい、貴女を含めて。)         …――― 俺よりも、  強い   人は大抵心配ですよ。 芯の確りしている人は無茶をするから。(静かな声に、悪戯な笑みを返そう)    コランダムさんみたいに。(くつり) [Sat 26 Aug 2006 23:42:04]
コランダム >  心配しているのは…どんな人? (静かに、そっと語尾の後、上乗せするように問いかけた。) [Sat 26 Aug 2006 23:35:05]
コランダム >  なら、何かで堕ちるより先に、逃げ出すのも一手かも。 (逃げるのは弱さでなく、戦略で逃げでは無いのだなんて、偉そうに。一人の喪失、どれ程の重さを持つかを、駒であれども知るべきと。) …ま、自分でやる気があれば、直ぐに如何とでも。 (なりましょうよ、と。腕を自分の身に並べ。) …あ、お願いして、良いかな。 俺の事知ってる奴とか、探して居る奴が、居たら。 (手間をかけさせたいと、思うでもない。探す一旦、偶然でもまみえた時で良いとつげ。) …。 (目尻、緩めた。) [Sat 26 Aug 2006 23:34:33]
豪人 > ―――俺は、主に、     一方的に心配 する 側です。(ぼそり、落ちるように付け加えられた言葉。) [Sat 26 Aug 2006 23:30:27]
豪人 > ―――ははは。大丈夫です。俺ビビリなんで、大したコトは出来ませんから。(どーん。)(どんな宣言だ。あからさま、己が役立たずだと宣言するかのよに。ひろり、掌を顔の前で振った。己一人の損失等、然したるものでないという意味合いも篭めて)    …其れは、(細く、少し荒さを感じる赤い髪に細い指先が滑るのを眺めて、男は目を細めた。女性の仕草に。)    ………もし、宜しければ、俺、お伝えしておきましょう、か? おせっかいかな。(こうして、土産を持ってくる以外で、何かしてやれることはないかと考えた上での問い。だったのだけれど。)(―――逆に、打ち返された問い。しぱり、と瞬き、)     いえー。其れが全くー。寂しい独身男ですから。( は は は、乾いた笑いと、下げた眉。) [Sat 26 Aug 2006 23:29:47]
コランダム > (土産も、勿論。) 無茶は、禁物…なんだろうけどな。 (手数が一人減るだけで、増える不利益は知って居る。道具としてでなく動く機関に、喪失が与える影響は、心身ともに。…その一端ほどの力も無く、説得力も何も持てない言葉は、少しもどかしい。) ええ。 …嗚呼、俺は正直、何時になるやらで。 俺の動き次第、なんだそうですが。 (己が指、ざんばらに伸びた髪潜らせ。) 気になる奴は居るけど…知って居るかも判らない。 心配してるとは、思うんだが。 (瞬き。) …そっちこそ、ちゃんと顔が見られないと、心配する人は居るんでしょう?  [Sat 26 Aug 2006 23:23:29]
豪人 > (例え、土産が一の目当てだとすれど―――今は自分を受け入れてくれる、喜んでくれる存在が、何よりこの男には救い、故。)   ははは。そのとーり。流石です。(もう助けを求めない。少なくとも、眼前の床に伏せる女性に求められようもない。恐らく、嘗ては己よりも遥かに強かっただろうとしても。)(くつり、喉の奥で一度笑って)    了解、(びし、とふざけ半分敬礼を) 覚悟しておきます。 ―――…そうですね、………コランダムさん、退院は何時頃になりそうです? ほら、ご友人とか心配されてないかなァ、と。(ぼさりと髪をかき上げて、気になっていたこと、一つ) [Sat 26 Aug 2006 23:18:29]
コランダム > (何処にも無いものを、持っているのが自分という個人でなくとも。自分にとっての利になるのだから、それだけで喜ばしいのだけれど。戸惑いの気配、それとなく覚えたまま。) お迎えに行く相手がまた、厄介なんだろうな、とは。 (力量見定める目は、何処かにしばらくおいて来てしまっているけれど。震えそうでも、助けもとめない内なれば、それは彼の手の中に宿させた侭。) 有難う、ございます。 楽しみにしてますよ。 (生きて戻れば何よりなんて、それ以上は果たして無かったかも、知れないけど。) …了解しました。 忘れないんで、お覚悟を。 (返された質問。) …ああ、そうですね。 何か面白い話題でもないかな。 …何か、聞きたい事とかあれば、答えますが。 (答えられる範疇なら、だとか。それはそもそも話題づくりといえるのか。小娘もまた、話題づくりが下手だった) [Sat 26 Aug 2006 23:13:32]
豪人 > そうですねー…何がいいです?(質問に質問を返すな。)(そも、会話下手である。この男、は。つまらぬヤツ。) [Sat 26 Aug 2006 23:10:38]
豪人 > (其れは其れで愉快故。次はそうしておきましょう ――― さておき、職場、家、其の二つどちらにも無いものが此処にはあるが故、こうも足を運んでしまうらしい優男は、貴女の困惑色した笑みに、へにゃりと眉を下げた情けない面を返す) ……接待みたいなもんなんですよ。(魔界ご一行様の。と付く辺り、未だ、思い出すと指先が震えそうな感覚すら憶えるのだけれど)(軽く笑うように告げて、優しい 女性 の笑みに、)      ははは。 えぇ、勿論。これ以上食べられないってほどに。(其のコトバの裏に貼り付けられた意味を勝手に、深読みして、思わず嬉しくなるのは、自惚れだろうか。)(緩む面)     コランダムさんにお土産をお届けするために、少しでも早く次、来れるようにします。 [Sat 26 Aug 2006 23:06:45]
コランダム >  ───何から、話そうか? (切り出しは、簡素に。) [Sat 26 Aug 2006 23:06:33]
コランダム > (中が空っぽだったら、きっと唇を尖らせて拗ねていただろう、痩躯。頼りない気配よりは、何処か強張りがあったんだろか、相手の表情。…そこまで深く、見通してはいないのだろうけど。) …ン。 頑張ってるンだなぁ。 (そっか、と短く。困惑げの笑みを軽く、浮かべたその後に。) それなら、喜んで。 (ゆゥるり、表情は緩め、ながら。) そのぶん、次に来た時のお土産は、弾んで頂けるんだよね? (冗句めかした声は。無事に戻れなんて云う代用に。) [Sat 26 Aug 2006 23:00:18]
豪人 > (中は空洞にしてないのでご安心。浅く掘り込まれた笑みの表情。―――作り笑いの自分よりも、良い顔。)    えぇ。(視線がぶつかると、目を細めることで、少しの照れくささを隠そう)―――……えぇ、なまじ、一年も自警団やってませんし。 一応、体力も付いたかとは思うンで、やれる限りやってきますよ。(詳しくを語るかどうか。其れを思案しながら、コトバを紡ぐ。―――勘の良い貴女ならば、薄らとこれから起こるだろうことの  方 向 性  くらいは予想できるだろう。)    なので、今日は色々お話しましょう。(最後にならないようにするために)   コランダムさんの話と声を、次会う時までの餞別にいただけますか?(くすりと笑って零す冗句染みた台詞。限りなく、本気なのだけれど。) [Sat 26 Aug 2006 22:56:59]
コランダム > (描かれた顔は、ひどく元気そうに見えるもの。見ているだけでも気はまぎれようか。何処となく力なく見える微笑。汗腺の少ない身体に、傷の治癒の最中に沸く熱を汗に流した、赤い頬。何処となく意識ボケた侭…首かしげ。) そ、か。 (隻ツ眼、視線を絡めん。) 余程、忙しい状況と見える。 お気をつけて。 (何も知らされてはいない、けれど。…肌で、それとなく。何かが、日常と異なる程度の気配がある事ぐらいは感じられなくも、無い。) [Sat 26 Aug 2006 22:50:11]
豪人 > (デカイ西瓜には、少し気早い顔が描かれていた)(其れが、サイドボードの上から貴女を眺めてにたりと笑んでいることだろう)    …イェス。暫く。(こくり。瞬きに緩い面が頷いた。夏だというのに確り規程通り制服を着込んだ男は、ハンカチで額の汗を拭って、溜息一つ。) ―――……、えぇ、仕事で。警邏が忙しくなりそうなんですよ。(此方を見上げる視線に、灰濁の視線を合わせ乍) [Sat 26 Aug 2006 22:47:02]
コランダム > (食ってそれなり体調管理だけは。痛みはまだまだ残るけれど、それでも進展ないわけでもないし。蒼色のコートに目を細め、でかい球体に気を取られつつに。) …。 しばらく? (ぱちり、まばたきを一つ、送り。) 仕事か、遠出でも? (腰下ろすにともなって、低くなる視線の高さを、軽く見上げたそのままに。) [Sat 26 Aug 2006 22:40:47]
豪人 > (緩い笑顔を見れば、ほっとしたように。先日より、少しは顔色もよくなったよう。) ―――…そうなんですかー? まァ、お見舞いにあんまり来てもって、気を使ってる方も居るでしょうしー。(西瓜抱えた、自警団の蒼いコートを着た男がぺったらぺったら、部屋へ入る)(西瓜をどん、とサイドボードへ置いて) ………(変わったこと)……えぇ、其れが一番の土産です。で、其れに伴って。暫く、お見舞いにお伺いできなくなりそうなので、報告に。(問いかけに答え)(勝手においてある腰掛に腰を下ろした) [Sat 26 Aug 2006 22:38:33]
コランダム > (へらり、緊張感もカケラの無い笑みお返ししよう。お互い様か。) ほら、病院だといつまでも残させるのも申し訳なくて。 (子供に食べてもらってンです、とか何とかほざき。) いや、こっちは見舞い来てって云うような相手も、そんなに居ないですし、ね。 (太さもさながら、腕力差の垣間見える腕を眺めて目を細め。) 何か、変わった事はありました、か? (あまり起きていないぶん、足りない知識、埋めようとするよに問いかけ先んじ。) [Sat 26 Aug 2006 22:31:48]
豪人 > ぼんそわーる?(きっと今晩和ですね、へろん、と緩い笑みが相変わらず。)  あははははは。俺すっかり、食料調達班じみてますねー。(力無い細い腕に、此方は鍛錬帰りの疲労はしていても、漸く男らしくなった右手をひらり。)   そう言っていただけると、何よりです。 [Sat 26 Aug 2006 22:29:31]
コランダム > (震えた西瓜、その後ろ見えた黒髪眼鏡。片目の視界に入れて、にンまり口元笑みに。) Bonsoir, おなかすいてたんですよ。 (コンバンハ、改めて。片手ひらりと力なく揺らし。) いや、でもお見舞いいただけるっていいですね、本当。  [Sat 26 Aug 2006 22:23:41]
豪人 > ―――なんちゃってコンバンワー?(震える西瓜の後ろから、情けない面がハロー。) [Sat 26 Aug 2006 22:21:14]
見舞い客? > Oh! イキナリ 食テモ イイ? ナンテ、俺様ビビッチャウゼー。(ぶるぶるぶる)(西瓜がドアの間で震えた) [Sat 26 Aug 2006 22:20:18]
コランダム > (時間間隔は、もとより少しズレていた。あまり遅くなる事などは気にしない故。声は少し弾んだ雰囲気かもした侭。) コンバンハ西瓜さん、食べていい? (丸い緑へと投げかけたるは、本気の声。) [Sat 26 Aug 2006 22:19:05]
見舞い客? >    やァ!オミマイ ニ ヤッテキタ ヨ!(ドアと壁の間に、緑の丸いものが顔を出した)(―――西瓜だ) [Sat 26 Aug 2006 22:18:04]
ノック > (答えが返ってくれば、ドアが少し開いて) [Sat 26 Aug 2006 22:17:02]
コランダム >  ドウゾ。 (即刻お招きモード。) [Sat 26 Aug 2006 22:15:28]
ノック > (控え目なノックの音。こつこつこつ。)(返事があれば、入ることにしよう。――約束の時間より、少し送れた訪問を知らせる音) [Sat 26 Aug 2006 22:15:21]
お知らせ > ノックさんが入室されました。 『(こつこつこつ)』 [Sat 26 Aug 2006 22:14:17]
コランダム > (もともと頑丈な体躯にあらず、食物を少し口にしただけで、すぐに満腹を訴える。すぐに満ちる分、減るのも早く。) …腹減った。 (起きていると、すぐにエネルギー足りなくなる次第。) …そろそろ来るかな。 おなかすいたな。きっと手土産持ってきてくれる。きっと、くれる。 (ほくほく面して、何処ぞより来訪予定の手紙を思い返す。) [Sat 26 Aug 2006 22:12:08]
コランダム > (意識を軽く重くされるは、何の所為かとは判らず、とも。) …何か、妙にご飯が美味しかったなぁ。 (そりゃあ寝てる間はロクに食って無いから当たり前である。) [Sat 26 Aug 2006 22:07:57]
お知らせ > コランダムさんが来ました。 『 ───目覚めは幾日も隔て、ながら。 』 [Sat 26 Aug 2006 22:06:45]
お知らせ > ビリー・ウォンさんが帰りました。 『とりあえず、暫くは病院で泊まり込みで薬剤の確保を最優先に』 [Sat 26 Aug 2006 14:00:09]
ビリー・ウォン > 今からで…材料全部そろえれますかね…(麻酔や鎮痛剤…今から揃えきれるかどうか…きっと自分もその鎮痛剤の製作がメインになるだろうし) [Sat 26 Aug 2006 13:57:23]
ビリー・ウォン > (棚を全部確認し、戦場に必要な薬剤の不足がないようにまとめて…薬剤ギルドの方に回して、そこからまとめて一括で処理になるのだろうか)アマウラの方の薬師は、大変でしょうね・・・(荷が滞るのは仕方ないだろうが、それでもどうにか確保しないといけないわけだし) [Sat 26 Aug 2006 13:55:26]
ビリー・ウォン > ・・・フォーウンに出向いて、押さえるのもありでしょうけれど…(それこそ実家は末席と言えども大人として名を連ねているが、個人的にそこに頼るなんて死んでもご免とそんな話) [Sat 26 Aug 2006 13:52:51]
ビリー・ウォン > 今回は屍砦の比じゃありませんしね…(フォーウンからまだ荷が届くうちに、大量に押さえておかないと不足する。薬がなくなった病院なんて存在意義が問われる…) [Sat 26 Aug 2006 13:51:12]
お知らせ > ビリー・ウォンさんが来ました。 『(一足早く、こちらは戦場になっている)』 [Sat 26 Aug 2006 13:46:44]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 [Wed 23 Aug 2006 23:28:19]
フェンサー > ( 人間というヤツは本当に、昔からいままで罪というものが好きなようだ。 そんなものは、ありもしないのに。 本当の罪は、自身の心なのに。 ありもしない十字架を背負って悲観する暇があるのならば、自身の罪に早く気づくべきなのに。 くああああ。 大きなあくび。 そして、やがて寝息。 ) [Wed 23 Aug 2006 23:28:18]
フェンサー > ( 何の話かって? 薦められた聖書の話だ。 正直者のノアの話。 彼とその家族は赦され、沈み行く世界から逃げる術を与えられた。 数多くの動物の番たちとともに。 しかし、今の世界に悪人の蔓延るのを見ると、考えるにノア一行には悪人が混ざっていたらしい。 或いは、人間という種族にはあらかじめそういった血が混じっているのかもしれない。 原罪というヤツだろうか。 ) [Wed 23 Aug 2006 23:18:35]
フェンサー > ( 窓の外ではざあざあと、飽きもせず雨が降っていた。 ざあざあ、ざあざあ。 七日も続けば世界など沈んでしまうかとも思うこともあったが、こうも長く続けば、世界などそう簡単には沈むまいよと考えも改める。 急いで方舟を作るほどのことでもない。 ) [Wed 23 Aug 2006 23:08:51]
フェンサー > ( くぁあああああ。 奥歯まで見えるくらいに盛大にあくびを一つ。 ぱくん、と口を閉じれば、もにゅもにゅとぼんやりと。 変な時間に寝て、変な時間に起きてしまった。 ううむ、体内時計がいまいちすぐれない。 ) [Wed 23 Aug 2006 22:58:58]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Wed 23 Aug 2006 22:57:23]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 [Tue 22 Aug 2006 23:36:47]
フェンサー > ( 気づけば意識は夢の中。 お空の上まで旅立っていた。 ) [Tue 22 Aug 2006 23:36:46]
フェンサー > ( 実際にあの高みに近づけたならば、綿菓子のようにちぎって取ってこれるだろうか。 ああでも、あんなにふわふわと浮いているのだから、ちぎってとっても降りてこられないかもしれない。 そんな子供みたいなことを、フェンサーは大真面目にううむと考えた。 ) [Tue 22 Aug 2006 23:26:41]
フェンサー > ( ぜんたい、あの雲というものはどんなものなのだろうか。 それは、高い高い空の上のお話だから、鳥にだってわかるまい。 見下ろすお天道様ぐらいだろう、知っているのは。 窓の外をちょいと伺い、不思議だなあ、とつくづく思うのだ。 ) [Tue 22 Aug 2006 23:17:05]
フェンサー > ( 曇りの日の空が不思議だと思うのはフェンサーだけだろうか。 あののっぺりとした白いのか灰色なのかはっきりしない空模様を眺めていると、フェンサーはとても不思議に思うのだ。 その曖昧さに苛立つということもない。 ) [Tue 22 Aug 2006 23:06:26]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Tue 22 Aug 2006 23:05:13]
お知らせ > フェンサーさんが退室されました。 [Sun 20 Aug 2006 22:38:39]
フェンサー > ( 梅雨という季節は相変わらず好きにはなれなかったが、まあ、すこしだけなら、そう思う程度には、嫌いではなくなりそうだった。 ) [Sun 20 Aug 2006 22:38:38]
フェンサー > ( この世の全てを背負う神様ならば、きっとその涙もたいへんなものなのだろう。 時にはすぐ先だって見えないくらいに降り注ぐのは、そういうことだ。 雨が恵みになるのだって、そういうことだ。 神様を慰めるために大地は実るのだ。 そして神様はその実りに涙するのだろう。 喜びで涙を。 そんな風に妄想してみれば、長雨もさして悪くはない。 ) [Sun 20 Aug 2006 22:28:30]
フェンサー > ( そういえば、雨は神様の流す雨だと聞いたことがある。 それはちょっとした戯言なのだろうけれど、こうして毎日のように降るそれを見ると、あながち間違いでもないのではと思う。 たまには大泣きしたくなるときは、誰にだってあるだろう。 ) [Sun 20 Aug 2006 22:19:29]
フェンサー > ( けほっこほっ。 小さく咳き込んでから、それを飲み込む。 何気なく見やった窓の向こうは今日もまた雨で、陰鬱な気分以上に呆れさえ生まれてくる。 空は、毎日毎日雨を降らせて飽きないのだろうか。 こんなに沢山の水は何処から来るのだろうか。 あふれもせず何処へ流れていくのだろうか。 雫は語らず、雲は黙す。 ) [Sun 20 Aug 2006 22:08:45]
お知らせ > フェンサーさんが来ました。 [Sun 20 Aug 2006 22:06:38]
お知らせ > フェンサーさんが退室されました。 『( 叶うことのない夢ほど悲しくて。 )』 [Sat 19 Aug 2006 20:49:29]
フェンサー > ( 嗚呼――――――おぼろげなその向こうを垣間見て、一層涙は零れ落ちていく。 それは、悲しくて、恐ろしい悪夢でも、嬉しくて、幸せな夢でもなかった。 それは―――穏やかな夢であった。 私がいて、彼女がいて、彼がいて、晴れたり、曇ったり、時には雨が降ったり、それでもやっぱり大きな変化はなくて、毎日が、暖かくて―――絶対にありえない、悲しくて、幸せな夢。 ) [Sat 19 Aug 2006 20:49:13]
フェンサー > ( 人は意味もなく泣くことなどあるのだろうか。 少なくとも、いままでそんなことはなかった。 どんなに無意識のうちでも、小さなことが胸のうちの些細なものを呼び起こして、感情を起こしていた。 だが、今日のこれはなんだったのだろうか。 涙のヴェールの向こうで、もう少しで、もう少しで見えそうなのに、見えない。 悲しくて、恐ろしい悪夢なのか。 嬉しくて、幸せな夢なのか。 わからずにフェンサーは泣いた。 嗚咽をかみ殺して、シーツをぬらして、ぼろぼろと泣いた。 隠しようもない。 恥ずかしいと思うこともなく、ただただ、抑えきれぬ何かのために泣いた。 ) [Sat 19 Aug 2006 20:39:12]
フェンサー > ( とても怖い、悪夢だったのだろうか。 とても幸せな、夢だったのだろうか。 自分でも知らないうちに涙を流すような、そんな夢だったようだ。 まだ確たる意識を取り戻さないけれど、それでも何度も、涙を拭う。 淡い断片に、思い起こしては涙がこぼれ続けていた。 拭っても、拭っても、あふれ出てくるのだ。 それは押さえようもない嗚咽だった。 訳もわからずに、私は泣き続ける。 ) [Sat 19 Aug 2006 20:29:22]
フェンサー > ( それは、どんな夢だっただろうか。 ぼやけた記憶を恐る恐る探っても、それは曖昧にしか姿を見せてはくれなかった。 断片ですら、淡い。 ただ、確かなこととして、 ) ………………………なみ、だ……。 ( 泣いて、いた。 ) [Sat 19 Aug 2006 20:19:06]
フェンサー > ( 夢を―――夢を、見ていた。 ) [Sat 19 Aug 2006 20:17:36]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Sat 19 Aug 2006 20:17:15]
お知らせ > 豪人さんが帰りました。 『(―――そ、と肌掛けを被せて)(ぱさぱさした髪を撫でた※勿論、落書はして帰ったけれど※)』 [Thu 17 Aug 2006 00:20:35]
豪人 >  いいえ、俺は俺ですよ。やだなァ。(HAHAHA。何だかドライな笑い声響かせつつ。冷や汗にニッコニコしている。多分マヂで焦ると、貴女が女の子だって忘れて、へち殴る。それからじたばた焦る上に、勘違いされて泣きそうになる未来予想図。)        どういたしまして。(―――直ぐに、安らかな寝息。)       ……こちらこそ、有難う、かな。(其の寝顔に、口元が緩む。誰かが居ると落ち着くのは同じ。―――家の動物達には申し訳ないけれど。人の気配がする此処に、もう少し、…) [Thu 17 Aug 2006 00:19:00]
お知らせ > コランダムさんが退室されました。 『 食べかけのおやつ、食べきらないうちで後悔するのはまた別のお話。 』 [Thu 17 Aug 2006 00:15:09]
コランダム >  ───何か、人が変わ っ…た ? フジサキさん。 (笑顔で返すも冷や汗タラリ。捨てないのかとサックリ問いそうな奴は、鈍感なのでその葛藤に気付く事無く殴られるだろう。男装は趣味というか必然だがさておき、そういう趣味に思うかも知れないうえに、受け入れるので心して置くべし。いや何の為に。)  ───ありがとぅ。 (そういえば、いつぞや会った時なんかは、血みどろで目の前で意識トバしたんだったか。瞼ゆるく閉ざして、数秒後。) おやす み… (寝息、本当に直ぐ寝た一匹、落書きでもしとくと良さそうな、ヨダレ垂らした寝顔を晒して。) [Thu 17 Aug 2006 00:13:28]
豪人 >    俺の言う通りにするといいんです。(にこーッ。嘗て無いスマイル、きらきらー。―――何故捨てないのかと問われると、じたばた暴れるので気をつけるといい。今のコイツは貴女を投げるのくらいは、軽い。※酷いフラグ※つか、男装と同じ趣味だと思われたら如何しよう。そんな一抹の不安。)(小さな頷き、とろりと落ちかける瞼。)      …あ、(告げられるお願い事。其の間にも落ちる瞼)(何時だったか、貴女に出会った時のデジャヴのよに)-――えぇ、   其れくらい、お安い御用です。(もう、既に落ちきろうとする瞼に、頷いて。)      おやすみなさい。 [Thu 17 Aug 2006 00:07:45]
コランダム >  俺が眠るまで、ここに…居て?  誰か居ンの、落ち着く。 (男女の性差も年齢の程も無関係、頼めるだけの信用を、出来ると認識した相手だから頼もうと。目を閉じたら、きっとすぐに寝てしまうからと添付けて。)  …ンじゃ、頼む───…。 (…返答待つより先に、うっすら閉じ行く両目蓋。酷い確定。) [Thu 17 Aug 2006 00:03:46]
コランダム >  …俺、如何すれば良い、んだ…ろ。 (かなり真剣に悩みだした。バトル開始ならば大喜びするのに、こういった方面となると、とんと疎いというか、苦手と云うか。そんな不審な持ち物、何故捨てないのかと、経由を知れば問うだろう、男装。)(こくり、動作はやっぱり小さく。血なまぐさい話題に慣れたとしたら、落胆に似た表情を見せたんだろう。) …それが…一番、だし。 (慣れないで済めば。誰も慣れない方が良いと、慣れきって仕舞った側の。) … … 嗚呼、 ちょっと。  不躾なお願いで悪いンだけ、ど…。 (よく喋った所為か、気分は晴れて居るのに眠気を催した、模様。視界が揺れていた。) [Thu 17 Aug 2006 00:01:38]
豪人 >     本気ですよ、マヂです、マヂ。(鼻息ふんすか。拳まで握る始末。ひらひらふりふりは何故か、    何故か、未だにとってある、イン・ザ・クローゼット。いつか誰かに見つかって誤解されないか心配な持ち物、パート1。)    其れじゃ、まずは、早く退院すること、ですねッ。(何より、其れ。びし、と人差し指を立てて、にんまりスマイル。)(ほんのり安心したような顔。どうにか下手糞な嘘は伝わった様子。へにゃり、眉を下げながら視線を戻して、)     慣れる気もしません。(失礼も何も、既に自分で諦めてたらしい。肩を竦める)(―――と、)       …ン?(隻つ眼の赤が、また此方を見つめているのに首傾げ。呼び掛けの先を催促する面。) [Wed 16 Aug 2006 23:57:21]
コランダム > (…うつら、と揺れた赤銅絲の下。) …なァ。 (血色、深みの灰色見やり。) [Wed 16 Aug 2006 23:51:00]
コランダム > (蒼褪めた背景を、そっと柔らかく塗り替えよう…。ともあれ。) ほ、本気っ…! (いつしか宝石屋さんが何を持って来たのか。ひらひらふりふりの衣装か。そうか。能力値に伴い立場まで逆転すると云う。教育される側、想像もつかない世界。わたわた焦るのは目に見える世界。)  了・解───…ちゃんと、した親切を…押し売りしてくれたら、今度は、お礼するし。 (結局、あんまり変わらないのかも知れない間のソレ。サムズアップ。落ち込んでた処から這い上がれば、気力は充分。) …───そ、か。 (信じた、のだろう。仄かに、ほっとしたような表情は少し、あからさまなバカ正直。) …あまり慣れて欲しいタイプじゃ、ないしなぁ。 (とか、云うのは多分。男性には失礼なんだろうけど。) [Wed 16 Aug 2006 23:45:11]
豪人 > (既に蒼褪めていた。―――主に背後が。) [Wed 16 Aug 2006 23:37:16]
豪人 > (思わず落ちるくらい。ともあれ、)     よし、絶対にやりましょう!俺が用意しますから!衣装とか。(何時だったか、宝石屋さんに 戴いた?洋服。ふんぬ、と鼻息荒く心に決めた。歩き方から立ち居振る舞いまで、教育するらしい。自分好みに。―――わたわた焦る姿は、貴女のご想像にお任せ。)    ははは、そりゃ心して掛からなくちゃ、ですね。(肩を揺らして笑って。少し動いて落ちた腕に、無理しないでくださいよ、とでも言うように、代わりにサムズアップ。入院生活が贅沢も、娯楽も無いものならば、退院したらべたべた行きましょう。そして、食べたいだけ出来立てを戴きましょう)     です、(確認するような言葉と、貴女の頷き、同意するように頷いて)ね。 ――ンン、得意じゃ、   ないですね。(見上げる視線には、誤魔化すように、思い出すフリで視線を泳がせて。―――コレくらいの嘘はつけるようになったはず。) [Wed 16 Aug 2006 23:36:44]
コランダム > (我に返ると蒼褪めるから気をつけて…!) [Wed 16 Aug 2006 23:33:02]
お知らせ > 豪人さんが来ました。 『(我に帰って大変なことになった)』 [Wed 16 Aug 2006 23:28:33]
コランダム >  ……何ていうか、見た奴に笑われそうな気がする。 (男歩きが身に付いてたりとか、色々と自分で不安を抱く。後で我に返って大変なコトになるんんだろうか。頑張れごーたん。そろそろ大台近い痩躯、頑張る。) 不良品だったら、返品する。  新しい親切はっつけてさ。 (親指、立てたかったけど、ちょっとふるりと動かして下ろす。ぬくいデザートも、贅沢な生活から遠のいてた痩躯には、美味も美味。) そっか、他はー…特に無いか。 (ゥむ、と確認するように、一つ頷いて。) …んー。 いや、そういう話、あんまり好きじゃないかな、と思ってさ。 いや、無かった、のかな。 (まじまじと、見詰める目。) [Wed 16 Aug 2006 23:10:12]
豪人 > やってみなきゃわかりませんて!(退院したら、絶対やってみましょうよ。俺が用意しますから!とか、張り切る始末。傷は洋服で隠せばよし。鈍感さんの傍ら、何だか近頃さっぱり女ッ気の無い野郎は、勝手に考えて勝手に焦る。放っておいてよし。)      不良品にはご注意ですよ。(餡蜜の餡がどろりと溶ける。握る器が生ぬるい。)    何処にでもある名前なンですか。(逆に言うと、横文字の名前は全部同じに聞こえたりもするのだけれど。―――ぱちり、瞬き。)    らしーですけど。 まァ、ソイツが死んだとかいうお話、くらいですかね。(最近 のは。と、付け加えて、見上げてくる隻つ眼に、)      ん?(首を傾げ、て)    …俺ですか?大丈夫ですけど、ッて…   何が?(ぽかん、と。) [Wed 16 Aug 2006 23:02:05]
コランダム >  …いや、やっぱり似合わないと思うよ。 このナリだし。 それに、着られる服も無い、し。 (全身、傷だらけだなァとか軽く。アレがドレだかは無論気付かぬ鈍感は、悪意も他意も無いのでどうぞご容赦。単純に、看病やら何やらの延長の類と受け取る動作、ほぅと齎す安心感。) ありがたく買いましょ。 押し売りも、良い品を買えば、得した気分さ。 (買った側も。やンわり、緩んだ面。) ま、何処にでもある名前、かな…セオドア。 不死身? 死んだのに、そうウワサされてた? 滑稽だな。 (ともあれ。騒ぎの現況が一つ、失われたのなら、幸い等と。) …ん。 (じ、と。灰色見やった隻ツ眼。) 大丈夫、か?  [Wed 16 Aug 2006 22:51:16]
豪人 > (先程の台詞と、今の乱れた呼吸だけ、扉の外に誰か居たら ちょっと アレだな と思った。ドレ。今更。)      ……大人しくして、お洒落したら、似合うかも、知れませんよ?(くすくす笑い乍背を撫でれば、少しは楽になったんだろうか。撫でる背中より少し上から、似たような笑みが零れる)     そう受け取って貰えれば、今回の善意の押し売りは成功ッてコトで。(気の無い返事にはへろ、と気の抜けた緩い面。)       傭兵?―――……何か、不死身の魔人がどーとか、らしかったんですけど。如何せん、スラムとか暗黒街とかそっちの方のことは、よくわかりません、けど。(首を再び傾げる。)(事実はよく分からない。けれど、と。) [Wed 16 Aug 2006 22:38:02]
コランダム > (離れてたのは、ヴェイトスってか、ヴェイトスの近況から。) [Wed 16 Aug 2006 22:27:56]
コランダム > (背を撫でる手、乱れた呼吸を声にあわせて整えて。) …どうしよう、お嬢様とか、死ぬほど似合わない。 (お嬢様、に。目を見開きながら。動けないのを良い事にマイペース貫きつつ。神経どれほどひっ詰めてたか、安堵をゆるり。) 相手が善意って、受け取れたら、それは偽善でも、何でもないんじゃない、の? (くす、と今度は肺に響かぬ程度。一人暮らし、大変だなぁ。 なんて事情を知らぬ者の、気の無い返答。) 偶然、 名前が近い別人かもしれないけど…雷電所属の傭兵にー…セオドア、って、居た…から。 (それとは違うのかな、と。問い返し。痩躯も長らくヴェイトス離れてて、ちょっと自信ない。) [Wed 16 Aug 2006 22:24:27]
豪人 > もう。はい、深呼吸、深呼吸ー。(背中に伸ばした腕、すりすりと背を擦って)   ………コランダムおじょーさまですか。 (そろりと伸ばした腕は、ゆるゆると背中を撫でる。呆れたように言葉を吐く、けれど、表情は緩い。己の持ってきた甘味を嬉しそうに口にするのを、やんわり眺め乍、)    お見舞いは、俺の勝手な善意の押し付けですから。(―――雨の所為で、家に居ても憂鬱なだけだし。付け加えるように、独りモンは虚しいモンです、なンて笑って。)(次の一口を掬い乍)      え。        セオアドって、         (暫し考えて)     セオドア、なンですか。(ヴェイトス語が不自由な人から聞いた名前なので、あっさり貴女の言葉を信じた。) [Wed 16 Aug 2006 22:18:13]
コランダム >  ぐ、ちょっと…きっ、つ。 (※事実確認のみで悪意は無い。) 何か、深窓の令嬢の…気分? (留まった腕、意図を知らずに、留まるのをぼんやり眺め。そう云えば、出身と種族柄、元々それほど身体は強くない。) …だって、お見舞い来てくれた…し? (いただきます、開いた口にもぐもぐ、和風のホロ苦さを練りこんだモチモチと、西洋人には最初は不気味に映る、真っ黒な豆。口腔に含んで堪能。 …ごっくり。)  セオドアじゃなくて? (かっくりこ、お返し。) [Wed 16 Aug 2006 22:08:51]
豪人 > …つ、つか大丈夫です?(其れでも流石に心配になる心配症。背でもさすろうかと腕を伸ばし、かけ。……流石に女性相手、ちょっと戸惑って止まる腕。)    感謝されるほどのことは、俺はしてません。(感謝の言葉は伝えておきます、とだけ頷いて。)     (ぱっくり開けられた口。何処のご主人様と下僕なんだろう、なンて切なくなるのは気付かないフリ。スプーンも箱から取り出して、緑の白玉(白くないから白玉じゃないとか突っ込んじゃ駄目だ)と、小豆。掬って、そぅーっと開かれた口元へ。)        セオアドでしたっけ。(※黒獣のヒモさんから聞いた名前なので、素で間違ってるよ)(かっくりこ、首傾げて) [Wed 16 Aug 2006 22:01:59]
コランダム >  けほ、ぐえ…ゴメン、 ゴメン。 (罪深きは、あっさりと嘘をこいた痩躯なので激しく問題皆無。心の奥底に仕舞って置かずとも、きっと誰も文句は云うまい事象。) ありがとう。 …何か俺、物凄い世話になってばっかり、だなぁ。 その人にも、お礼を。 …勿論、貴方にもだけど。 (感謝は素直に告げるが筋と、定めた其れ。) べたべた…良いなぁ。 有難う、頼む。 (あんぐり、口あけた。色気の無い動作、娘としてよりは子供が強請る其れ。相手の呆れも迷惑も、全くもって考えぬ侭。) ……魔人? (…ぱちくり。) [Wed 16 Aug 2006 21:54:29]
豪人 > (酷ェ台詞の上、噴出した。床に orz ←この体勢で、じとりと見上げ)    …ほら、言わんこっちゃ無い。(咳き込む姿にざまーみさらせ、なンて言うたら酷すぎるので、心の奥に仕舞っておく。※其れでも十分酷い※)    らじゃ。知ってそうな奴が居れば。ここ来るように言っときます。(誰か居るのなら、と。とりあえず、此処に貴女が居ることを教えてくれた同僚にでも。視線を宙に回せて思考を一瞬巡らせ、直ぐに貴女の表情に視線は移る)    抹茶餡蜜ですね。(封を開けて差し上げようと、手を伸ばし掛けて、)―――べたべたのですからねー。絶対美味しいで…(聞こえた声に)…      はい ?(ぽっかーん)(理由を聞けば、仕方無いですねぇ、とか納得するのだけど。)      最近のはー…、魔人、死す。とか。 [Wed 16 Aug 2006 21:49:47]
コランダム > (伏せた、体躯を眺め見て。軽く吹いた。体に響いて咳き込む次第。) …じゃ、ないよ。 (間をたっぷり持たせてから、告げた。メタ発言。中級と初級が入れ替わった現状。) 覚えてー… あンまりだな、ァ。 何処で、拾われたのかとかも。 …知ってそうな人いたら、教えてくれるように、お願いしたいや。 (まァ、何処でもいいや、なんて思ういい加減な思考海路。会話を控えた事に気付いたのでも無いだろうが、深く問う事も、避ける。) わァ。 どっちも好き。 …どっちがいいかな …よし、、抹茶餡蜜。 (そっと、受け取って。) …ね。 食べさせて。 (ロクに動かなくて、関節の曲げ伸ばしが厳しいんだとか何とかほざいたヒョロい怪我人。…一息。) いろいろ、知った名前を…聞いた気も、しなくも、ナイけど。 …一番最近の、は?  [Wed 16 Aug 2006 21:37:41]
豪人 > … ッて、嘘?! (べっしょり)(がっくり、床におーあーるぜっと。) [Wed 16 Aug 2006 21:34:59]
コランダム >  嘘。 (さっくり。) [Wed 16 Aug 2006 21:33:02]
豪人 > …え、(目をまた見開く)   ま、マヂですか? 俺、ちったァ男らしくなりました ッ?!(やっと効果出たのかしらー!と、ぱぁっと顔を明るくさせた。そういえば、貴女と以前会った時は初級でした。なンて、メタ発言。)     ……他は覚えてますー? 同僚に聞けば、何か分かるかも知れないですけど。(其処まで聞いてこなかった。余りに立て続けに厭な話が耳に入ったモノだから、詳しく聞く気もせず。ゆるりと首を振って。)    えぇ、甘味。抹茶餡蜜と、オペラ。(矢張り、そンな部分は女性だから、という読みは正解だった様子。にへり、と笑んで、そぅっと渡そう)         えぇ、一杯。(神妙な顔に、緊張感の無い疲れた面が頷いた)何から話したらイイのかッてくらい。 [Wed 16 Aug 2006 21:32:05]
コランダム >  鍛えてた…んだなぁ、きっと。 そっちは、随分と見ないうちに、逞しくなった気が、するや。 (自分と比較するのも何だけど、自嘲でなく笑いながら。隻ツ眼細めた侭、姿勢直した。) ここに来る前の事、ホントさっぱり、覚えて無いんだ。頭でも、どつかれたのかも。 …そっちも、判ンないか。 (原因。誰も判らないなら、ワカラナイで仕方ない。心配ないからと、微苦笑へとニヤけ。…手土産に、焦点薄く定めながら。) うん、悪かった。 …甘いもの? 好き、大好き。 何、なに? (輝いた。包帯巻きの両手のばして、受け取ろう。心してかからないと、落とすから注意払いながら。)   ───…、 ま…た、話題が増えたか? (一瞬前の其れ、切り替え。神妙な面持ち。) [Wed 16 Aug 2006 21:20:26]
豪人 > ……鍛えてらっしゃったから、ですかねー。(随分と痩せたように見えるけれど、其れは筋肉が落ちた所為なのだろう。少し、以前よりは女性らしく。)    …其れ、何か危なっかしい言葉ですよ、ね。(覚えてない。―――生死に関わる出来事だというに。苦笑を唇の端、軽くなる片手、落ち着いたよな柔らかな表情ををい眺め乍、見舞いの手土産を持ち替えて)     本当ですよ。 (態とらしく呆れたように肩を竦め、持ち替えた土産を掲げる)   其れじゃ、お見舞いの甘味、なンてのも初ですね。(其れを続いて手渡すように、伸ばして、投げられた世間話に)―――   相変わらず、話題に尽きない街ですよヴェイトスは。 [Wed 16 Aug 2006 21:13:49]
コランダム >  あァ、これでも、体重は、変わってないんだ。 (骨ばった指。筋肉が落ちたぶん、丸みがあったら良いな、だとか。) 其れが…俺も、良く覚えてないンだ。 最後、どっかでドンパチやった気がー…しなくも、無いんだけどもさ。 あ、有難う。 (拾われた一品に、安堵の様相。軽く頷く程度の辞儀。) 命あってのモノダネとは、 良く言ったモンだけど。 ……あ、失礼。 (腕下げて、指差した事に悪びれもなく。紡ぐ言葉を減らしながら。) 俺も、嬉しいや。 寝てるばっかりで、退屈で、さー…。 (に。) 最近、何か、起こってる? 何か…慌しいや。 (世間話、切り出すように。) [Wed 16 Aug 2006 21:04:29]
豪人 > (ひろりと挙げられた腕は、矢張り、細い。骨格が矢張り、彼女が 彼   女   なのだとよく分かる細さ)    えぇ、そうです。(こくり、返された返事に、ほんのり嬉しくなって頷いた。―――伸ばされていた腕の先、刀。ちらりと其れを見て、扉の前からゆっくり其方へと歩む)      何があったのかは、詳しくは俺は知らないンですけど、(歩いた先、傘と見舞いの品を持つ手とは逆の手で、其れを広い上げ)――― 無事が一番です。(手渡すように伸ばそう)       …と、(聞こえた悪戯っぽい声)―――、(一瞬目を見開いて) あははは。本当ですか、嬉しいですねー。(へろん、と笑うて、付け加えるのは、『人を指差しちゃいけません』とか。勿論、くつくつと喉で笑う声で言うから、何のことない。) [Wed 16 Aug 2006 20:58:58]
コランダム >  オメデト…君が、俺が起きてる時の、最初のお見舞い。 (挙げた手で人差し指伸ばしたら、悪戯めかして。) [Wed 16 Aug 2006 20:53:29]
コランダム >  …。 (剣に伸ばしてた手を引っ込めて、軽く挙げた。) 久しぶり。 えっと─── 。 (挟む空白は記憶をなぞる分。筋力落ちた分だけ、情けない格好になってはいるけれど。ぼんやりとした視線を空中に彷徨わせて、しばしの後。) …うン、覚えてる。 バラガキー… 持ってきた時の。 (だよね? くたり枕に預けて垂れて、暢気に笑ンだ面。ふるり、頭を左右に揺らす。) 大丈夫、誰も見舞いに来た様子も…無かった、し。 (床に転がしっぱなしの刀が、一度だけ返答を黙ってた原因。に、と歯を見せて。) 大分、やられた。 情けないー…な。 (たはは。片目の視野に殺風景な景色の中、数少ない色彩を映した侭。) [Wed 16 Aug 2006 20:51:26]
豪人 > (目をこらして)コランダ       ……(一瞬言葉を失って)…ムさん。(其処には、毛布芋虫が腕を伸ばす姿)(ざら、と零れるように顔に掛かる髪の色と、微かな声、其れと傷が。彼の人だとやっと分かる程度―――痩せ細ったシルエット。其れは毛布越しにも分かる程。不自然に小さな毛布の芋虫。)    ……、と、自警団のフジサキです。覚えてます?(小さな小さな声に、ぺこり、頭を垂れて)―――…と、大分、    …。(言いかけた言葉を飲み込んで)    …… 突然ですみません。(へにゃ、と眉を下げた) [Wed 16 Aug 2006 20:46:48]
コランダム >  …お見舞い。 (以前より余程痩せた身、横たえた其れ、薄い唇に笑み一つ。) ───…こん、ばん… は。 (ひそり、肺を痛めたような、小声。) [Wed 16 Aug 2006 20:40:35]
コランダム >  っとやっぱ待っ… (遅い。)  ………。 (床に剣倒れた鞘入り日本刀、寝転がった侭にて手を伸ばす痩躯、インザルーム、オンザベッド。 傷だらけ、素肌の上に包帯ぐるぐる、その上から毛布被せた格好にて。) …あ。 (十字傷側の顔面に、髪しなだれさせた表情は。目を真ン丸くして、入室者を迎えたり。) [Wed 16 Aug 2006 20:39:08]
豪人 > え、ととととー。こんばんわー?お見舞いに来たですよー?(かっくり小首かしげて、ベッドがあるだろう方を見た)(さて、あの凛々しい紅玉の姿はあるンだろうか。) [Wed 16 Aug 2006 20:36:06]
見舞い客 > ……Σ ッ?!(びびった)(思わず何か、言葉でない言葉が出るくらい。びくり。聞こえた声に肩をすくめて、から)    ………、(聞こえた弱い声)…………、(矢張り間違いの無いらしいメモを上着へ仕舞うて。ゆっくりと)―――お邪魔しまーす…。(ドアを開ける) [Wed 16 Aug 2006 20:35:10]
コランダム >  ───…ッ痛っ! (やっと響いた人の声らしきは、痛みにうめくソレ。ただのしかばねでは無いが、ひとまず迷惑極まりないのは、室内の人物やも知れぬ。上着から取り出された部屋の番号は正確無比。) ど、どう   …ぞー… (扉越し、弱弱しく。) [Wed 16 Aug 2006 20:33:05]
見舞い客 > ……(返事が無い)………あっるぇー?(かっくり首を傾げ、) ―――ッて、うわ、間違いだったら、イイ迷惑じゃん、俺ッ。(焦る。)(がさごそと見舞いの品を傘を握る手に移して、上着のポケットを漁る。同僚から聞いた部屋のメモを取り出、し…―――)    … ?(と、物音)      ………。    …もしもーし?入りますよー?(名乗りもせずに、とりあえず、尋ねる言葉) [Wed 16 Aug 2006 20:30:26]
コランダム > (─── がたンッ。)(声の代用、雨音の占める静寂に、物が転がった音が一つ。) [Wed 16 Aug 2006 20:27:23]
お知らせ > コランダムさんが入室されました。 『 ノックに声、未だ返らず。 』 [Wed 16 Aug 2006 20:26:10]
見舞い客 > …わかんないなァ。  でも、憂鬱。(両手に傘と見舞いの品を抱えて、―――静かな廊下を。)        ………、(幾つかの角を曲がって、何部屋目かの扉。)……此処、かな。(病院等、余り慣れない場所。扉の前、聞いたとおりならば、の。場所)            ふぅ、(深呼吸、―――扉を叩こう)(コレが、三つ目の厭な話。) [Wed 16 Aug 2006 20:24:25]
見舞い客 > (ぱたり、ぱたり、雨雫が落ちる傘。外は雨)(盆休みを取ろうと思っていた矢先、厭な話が二つも三つも、懐に飛び込んできた。何もかも)―――雨の所為じゃないのかな。(そう思える程。空は鈍い灰色をしていて、見上げるたびに憂鬱になるばかり。そンな中で。追いかけ続けていた、事件は、―――死体から殺いだと思われる羽根を6枚抱き締めて息絶えていた容疑者の死亡で、真相は謎。二つ目は、家の動物達の様子がおかしい。其れに伴って、獣人である誰かの姿が消えた。何かが起こっているンだろうか。) [Wed 16 Aug 2006 20:22:06]
お知らせ > 見舞い客さんが来ました。 『(―――雫)』 [Wed 16 Aug 2006 20:17:36]
お知らせ > ビリー・ウォンさんが退室されました。 『効果を確認したいので、カタナを一本借りてきてもらえませんか?(看護婦に無茶言いました)』 [Mon 14 Aug 2006 22:38:59]
ビリー・ウォン > ・・・ああ、薬品ギルドの…戒さん、でしたね…あの方に聞くのもいいかも知れません(あやふやな口伝よりも正しいものを知っているかも知れないと、訪ねて聞いてみるのも悪くはないと思いながら…)とりあえず、私は私で作ってみるとしましょうか・・・ああ、その前に…(ふと思い出した様に…) [Mon 14 Aug 2006 22:38:22]
ビリー・ウォン > ・・・おおばこを食べる蝦蟇…つまり四六の蝦蟇ではないですが、まぁ大丈夫でしょう(とりあえず、中央病院にある薬の在庫などを見ながら、自分で改めて『蝦蟇の油』なるものを作ろうとそう言う話…) [Mon 14 Aug 2006 22:32:38]
ビリー・ウォン > 前口上の方ばかりが長くて実際に何を使っているか言わないのが困りもので…(その軟膏に触れてみて匂いをかいでみて、大体の成分を聞いて・・・一応目の前にある軟膏がソレなのであるが・・・)そもそも、蟾酥を止血に使うというのも初めてきいたのですが…(それでも目の前で実演込みで効果を見せられればそうなのであろうと) [Mon 14 Aug 2006 22:25:57]
ビリー・ウォン > (入れる物は色々口伝であったり大雑把であったりとそこが民間薬だと言えば仕方ないが…基本的には馬油で、どちらかと言えば皮膚薬のようなものだが…)これに蝦蟇の油…つまり、蟾酥(センソ)を加えたものである…と(いささか頼りなさげな口伝を自分なりにメモしたものを見ながら…)ふむ・・・。 [Mon 14 Aug 2006 22:18:19]
ビリー・ウォン > まぁ…、せっかく施薬院にも行ってきましたし…民間薬で良ければ、いくつかありますが…(それもどちらかと言えば気休め程度…)ともあれ、無事に帰ってきてもらいたいものですね・・・(それでも暫くはその刀傷にも効くと言う、施薬院から教えてもらった薬を用意しようか) [Mon 14 Aug 2006 21:56:33]
ビリー・ウォン > (アマウラあたりからの噂で、赤い柱から見た事もない化け物が出てきたなる話…その真偽はともかくも、それなりに調査にも人手は出ているのは知っている)・・・漢方には、あまり刀傷にいい薬はないんですよね…(火傷などによく効く軟膏はあったとしても、どちらかと言えば怪我より病気への対策や体質改善、健康増進が得意分野) [Mon 14 Aug 2006 21:53:39]
ビリー・ウォン > (昼間からの豪雨は夜になって少しは弱まったとはいえ降り続いて…雨音を調合室で聞く)…日が照りすぎるのも問題ですが、水が溢れすぎるのも、また問題なんですよね…(去年だったか疫病の対策として事前調査に出向いたのは、スラムの奥など汚水が大雨で溢れれば疫病が発生する事もあるだろう…) [Mon 14 Aug 2006 21:47:16]
お知らせ > ビリー・ウォンさんが来ました。 『雨が止みませんね…』 [Mon 14 Aug 2006 21:44:44]
お知らせ > フェンサーさんが退室されました。 [Mon 14 Aug 2006 20:57:16]
フェンサー > ( それに雷を切ったとしてもそれってあまり実用性がない気がするのだ。 いやだって、ないでしょ、そんな機会は。 雷がどかどか落ちてたら全部切っている暇ないし。 むしろ、避雷針をつくるとかそういった地道なこつこつとした努力が人類の発展を――――――ああ、いやなんか話が大きくなってしまった。 ふるふると頭を振って、一つため息。 難しく考えて疲れてしまった。 今日はもう寝よう。 ) [Mon 14 Aug 2006 20:57:14]
フェンサー > ( 本でも読んでいたならば、蛍雪の、ならぬ稲光の、と後に逸話を残せるかもしれないなあ、などとたわけたことを考えても見るが、生憎と書を読んで逸話を残すにはやや性質の違う人物である。 うーむ、いやいや。 雷を切ったと伝説でも残してみたいところだがさすがにそりゃあ死ぬだろう。 自然現象には勝てない。 うんうん、となにやら独り頷いて。 ) [Mon 14 Aug 2006 20:46:45]
フェンサー > ( そんな下らぬ思考を垂れ流す間に、ぴかりぴかりと稲光の差し込みそうなものであるが、幸いにして雷様は今日は重役出勤の様子だ。 それはまあ確かに幸いではあるのだがどこか残念に思う気持ちもないではない。 大方、雷は恐れるものと無関心なものと、それから興奮するものの三つに分かれるのだがフェンサーは三番目のそれであった。 ) ………………………子供っぽいとは思いますがね。 ( 雷のひとつふたつで笑顔が浮かぶのも年頃の女性としてはなかなかいいものでもあるまい。 ) [Mon 14 Aug 2006 20:36:44]
フェンサー > ( やれやれ。 窓どころか壁を打つ音さえも響いてきそうな豪雨だった。 車軸の降るような、とは正にこのような天気をさすのだろうか。 さしものメロスもこの中を走りきるにはよほどの体力がなければ無理そうだ。 ああ、それに雨のヴェールを見通す土地勘も。 ) [Mon 14 Aug 2006 20:26:28]
お知らせ > フェンサーさんが来ました。 [Mon 14 Aug 2006 20:25:01]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 [Sun 13 Aug 2006 21:54:05]
フェンサー > ( 知っている先生…………ルゥ先生にでも相談してみよう。 見舞い客も途絶えて久しいし、気分転換になるだろう。 …………ああ、いや、お忙しい先生を気分転換に使ってはいけない、あくまで相談だ。 独り頷いて、とりあえずとフェンサーは瞼を閉じた。 また、盲いたようになっていた。 ) [Sun 13 Aug 2006 21:53:59]
フェンサー > ( だが確かなこととして、こうやってふさいでいる自分が自分らしくない、と思う。 元気はつらつなのが自分だ、とは決していえないけれど、こうして俯いていては、雰囲気も暗くなる。 とてもじゃないが、見せられた顔じゃなくなっているのは確かだ。 すううう、と静かに息を吸い込んで、大きく吐く。 酸素がよどんだ血液を流れていく気がした。 ) [Sun 13 Aug 2006 21:43:57]
フェンサー > [Sun 13 Aug 2006 21:34:29]
フェンサー > ( 今日は一日、窓から空を眺めていた。 曇った空は灰色で、細かな濃淡を見せながらも、やはり、ああ、平坦だった。 時折それが、盲いたようにも感じられて、そういう時はきつく目をつぶった。 再び開くときには、ただの気の迷いだったという風に、世界は元の姿を取り戻している。 いや、自分が、元のように感じられている。 )( そうした一日は、とても長い。 その癖いつの間にか外は暗くなっている。 入院したことによる出会いもあった。 経験もあった。 だがそれらが時折、なにがなんだかわからなくなるのも事実だった。 ) [Sun 13 Aug 2006 21:33:49]
フェンサー > ( 後悔しているかと聞かれれば、答えはNOだった。 だが現状を受け入れられるかと聞かれれば、すぐには答えられなかった。 ) ………………………………私は………。 ( 錆付いたように思考は停止するのだ。 所詮フェンサーは独りだったから、そこまでだった。 そしてようやくおとなしく、ベッドにゆったりと横たわっていた。 ) [Sun 13 Aug 2006 21:23:20]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Sun 13 Aug 2006 21:18:11]
お知らせ > フェンサーさんが退室されました。 [Fri 11 Aug 2006 22:51:42]
フェンサー > ( 静かに扉が開いて、看護婦がきびきびと室内に入り、そしてすぐに後ろでに扉を閉ざした。 『汗を拭きにきました。やあ、暑いですねえ』 そんな言葉を聞きながら、私はゆっくりと脱力した。 ) [Fri 11 Aug 2006 22:51:39]
フェンサー > ( そんな自分も、確かに私。 まごうことなき私。 けれど、私の本質はやはり剣士だ。 否―――剣だ。 鞘はここにはない。 打算もなく、利益も求めず、損失を無視して、ただ、抜き身の剣としての私がそこにはあるのだ。 それが歪な過去で鋳造された脆い鉄塊だとしても、もうそれを否定なんて出来ない。 ) ……………っ……。 ( ゆっくりと上体を持ち上げて―――そこで、扉の向こうで気配が動いた気がして、動きを止める。 気のせいかもしれない、そうじゃないかもしれない。 ) [Fri 11 Aug 2006 22:41:20]
フェンサー > ( ――――くだらない感傷だ。 現実的な問題として再起は不可能であり、現時点での無謀な運動も寿命を縮めているだけだ。 落ち着いて勘定してみろ、私の利益は明らかに損失を下回る。 いや、私の損失は甚大であり、逆に利益など欠片もないといったほうがいいだろう。 無駄だ。 黙って眠るのが一番だ。 剣を振るうなどもってのほかだ。 )( そう、心の中の冷めた部分が言う。 それは説得力のあるものだった。 なにせ、それは自分の心なのだから。 自分の言葉なのだから。 耳を押さえて、頭を振る。 ) [Fri 11 Aug 2006 22:31:31]
フェンサー > ( もう、そんな風になれないことは誰よりも自分がわかっていた。 穏やかな平和は、何事もない平穏は、もはや自分にとって息苦しく、生き苦しい。 そこは、小鳥がほんの時折羽を休めるために舞い降りる、細い枝でしかなかった。 そこに止まり続ければ、枝はすぐに折れてしまう。 小鳥は落ちて死んでしまう。 そんな風に、行き詰ってしまう。 生き詰ってしまう。 その壊れた身体で自分はきっと剣を振るう。 ) ……………それは、きっと、いまこの瞬間でもそうなのかもしれない……。 ( 出ろといわれればすぐにでもこの身体で出て行き―――そして、死ぬだろう。 命を捨てることは出来ない。 けれど。 ああ、けれど。 ) [Fri 11 Aug 2006 22:21:47]
フェンサー > ( 入院中に筋力を鍛えても仕方がない、と運動をやめ、日がな一日ぼんやりとうつらうつらと暮らしてもいいのではなかろうか。 後遺症は残り、病弱なままかもしれない。 しかし、それを受け入れさえすれば―――埋没するように、平和を暮らしていける。 何事もなく、ただ毎日を。 穏やかに穏やかに過ごせるのではないか。 ) ………………………はっ。 ( しかし、諦念はそこまで及ぶことなく、ふわりと尻切れトンボ。 ) [Fri 11 Aug 2006 22:11:18]
フェンサー > ( もはや自分だけでなく病院にとってもお荷物でしかないこの身体が、すぐに回復してくれるというのであれば、自分はなにをかけられるだろうか。 剣士としてもう一度を願うのならば。 金も、名誉も、或いは寿命も、時間もかけられるかもしれない。 ………………だがそれはあくまでも、仮定。 叶わぬ、願い。 諦念がすっと自然に舞い降りる。 ) [Fri 11 Aug 2006 22:01:44]
フェンサー > ( せめて自分を納得させられるだけの理由付けは欲しいところであった。 例えば金銭があれば。 入院費を払っているのだと、いえた。 例えば四肢の喪失があれば。 退院など出来るはずもないのだと、いえた。 そのどちらもない。 動作の不調などは理解できても、中身の不都合は、コルセット越しでなくとも本質的に理解しにくい。 それが余計にもどかしい。 いっそ、もっとはっきりしていたら、と。 身体だけでなく、自分自身が。 ) [Fri 11 Aug 2006 21:51:35]
フェンサー > ( 窓は閉ざされていた。 それを叩くように、雨が降る。 その音をかなたに聞きながら、ベッドにひとり横たわる。 繋ぎとめられていないだけいいか、なんて思うのは、あまり常識的な思考ではないだろう。 常識的な人間でなく状況でもないし。 戸の外では看護婦さんが見張っているかもしれない。 さすがに、出るのは無理。 そして、すっかり脱力した身体では出たいとも思えない。 ) [Fri 11 Aug 2006 21:41:20]
お知らせ > フェンサーさんが来ました。 [Fri 11 Aug 2006 21:38:25]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 『( そして缶詰だ。 )』 [Fri 11 Aug 2006 15:51:15]
フェンサー > ( ヒステリックな怒りを押さえつけているだろうことがうかがえるその様子には、さすがに申し訳なく思う。 でも少しばかり、それを行動のほうにも表して欲しい。 そんなに力強くやられるとさすがに痛い。 口をつぐんで、つばを飲み込むようにごきゅりと錆臭い液体を飲み下した。 )( ………いやまったく、申し訳ない。 )( まるで軽薄に聞こえる、しかし偽りなき本心を、フェンサーは口の中でだけ呟いた。 ) [Fri 11 Aug 2006 15:51:08]
フェンサー > ( 窓を開けたところで、病室のドアが開いた。 『何をしてるんですか!?』 最近動向のおかしいことがわかっているのだろう、いつもより早い時間に病室を訪れた看護婦に、すぐにその身体を押さえつけられてしまう。 いえね、退院しようと思いましてね、そろそろ皆さんお疲れでしょうから。 そんな言い訳は考えてみたが口に出さない。 そんな建前はとてもじゃないが口に出せない。 それは……。 すぐに身体はベッドに寝かせられてしまう。 そう、抗うことも出来やしない。 唯一つ、咳き込んだだけ。 ) [Fri 11 Aug 2006 15:47:12]
フェンサー > ( 考えればフェンサーは迷惑をかけ続けているのだ。 戦いで足を引っ張ることなど山のよう。 いまも、役所に、病院に。 そしてそのツケのように自分の体。 ) ………覚悟を、決めなきゃならない。 ( この体が今度こそ本当に壊れることも。 それでも、証を立てたい。 生きているのだという証を。 壁を伝わらなければ歩くのも困難なこの体を引きずってでも。 そろそろ頃合だ。 そろそろ頃合だ。 脂肪が殆ど落ちる代わりに、無駄に燃費の悪い筋肉は増えた―――そのくせ、力は奇妙に入らない。 コワレタカラダ。 ならそんなものは引きずっていこう。 ) [Fri 11 Aug 2006 15:41:25]
フェンサー > ( 覚悟を決める。 それは実に短い言葉だ。 誰もが軽々しく使える言葉ではないが、実際問題、軽々しく使われているのが現状だろう。 フェンサーにとってもそれは同じだったろう。 覚悟などいつでも決めていると。 しかし。 ) ………………偽りを口にするのは、もう止めだ。 ( ただ自分の気持ちを和らげるだけのコトバに、覚悟なんていう大層な役割を与えてはいけなかったのだ。 だからもう、フェンサーは自分を護るのを、やめた。 ) ………………覚悟を、決める。 ( ずるり。 壁を頼りに、立ち上がった。 ) [Fri 11 Aug 2006 15:33:53]
お知らせ > フェンサーさんが来ました。 [Fri 11 Aug 2006 15:28:01]
お知らせ > 園内一花さんが退室されました。 『( 腕を抱く手に、力を込めた )』 [Thu 10 Aug 2006 01:18:09]
園内一花 > ( ナナオさんとココさんに、ラルフォーレン先生… 心配させてしまったと思う。 もしかしたらその為に、帰還を急がせてしまったかもしれない。 解決には程遠い、保留している状態で変な話だけど… 一度お礼に行って、退院した事くらいは伝えておきたい。 …菫が豪天寺と会ってからで、良いだろうか… )   (   本当に、大丈夫だろうか   ) [Thu 10 Aug 2006 01:15:59]
園内一花 > ―――〜会う時は、人目のある場所にしてください。 …豪天寺の左目は光を失ったままかもしれないけど… 気にする事、ありませんからね? 菫だって、歩けなくなっていたかもしれない。 死んでたかもしれない。 …彼女のは、自業自得なんだから… ( 不安は尽きないけれど、意外と安かった?入院費にはちょっと安心。 ルゥ先生の価格を採用させて頂きました。 ありがとうございます ) [Thu 10 Aug 2006 01:12:18]
園内一花 > ( 危険かもしれない豪天寺との面会に、菫が自分を同席させたがらないのは分かってる。 …それに、今の自分のこんな気持ちでその席に居合わせて、平静で居られるとは思えない… きっと、邪魔をしてしまうだろう )   ( だから、自分も行くと言うのはぐっと我慢する。 菫を信じて。 そして、菫の語った矜持を、その通りに豪天寺が持っているのなら… 菫と自分が彼女の物にならなかったとしても、付け狙ってまで命を奪おうとする事は無いと思いたい… ) ―――っ… もう。 真面目に聞いて。 本気ですよ? ( キスに頬を染めて、やや不服そうな。 囁きには腕に手を回して、身を寄せた ) [Thu 10 Aug 2006 01:09:00]
お知らせ > 南条菫さんが退室されました。 『(お会計2万エンを、二人で割り勘にしましたとさ。)』 [Thu 10 Aug 2006 01:00:37]
南条菫 > ( ココさんは、きっと今頃たくましく生きているのでしょう。ヴェイトスの大地がお前を死なせやしない! という名台詞を思い出した菫ちゃんなのでした。 ) どうなんだろう――”これからも”狙い続けるかどうかを確かめるために、会って話がしたい。大体、逃げ回るっていったってお金ないし色々たいへんよ? ( そうして、最後の言葉には、にっこりわらって一花の頬にキスをした。 ) ふふふ、分かってるって。かわいーんだからもうっ。 ( 大丈夫、ずっとそばにいるから。そうささやいて、レッツお会計。 ) [Thu 10 Aug 2006 00:58:53]
園内一花 > ( ココさんはどうしたって? 赤い海から這い上がって来ていたなんて知りませんよ(ぇ)。 〜同室の人達に挨拶して、部屋を出よう。 …それでも豪天寺に対しての不信を拭えない自分は、二人で神社に戻る事に不安が全く無いと言えば嘘になるけれど… 菫が退院するのなら、それ以上宿での生活を続けても仕方ない。 何らかの形で解決せずには、いられないのだし ) ―――〜ええ、退魔行の合間になら… もっとも、先生に人出が足りなければ、ですけどね。 ( あまり積極的に売り込める立場では無くなった。 アンデッドの出現が想定されるというのであれば、別として。 のんびりとした会話は、けれど豪天寺の話となると、やはり表情を少し強張らせる ) ―――〜嫌ですよ? 分かってると思うけど。 …戦ってなんて、欲しくない。 …豪天寺がこれからも菫と私の命を狙い続けるのなら、そんな狂人、まともに相手にする必要ありません。 …手はいくらだってあるんだから… 命をかけるような真似はしないで、逃げて下さい。 ……忘れないで…… 菫が死んだら、私も死にます。 『命をかける』のは、それでも良い時だけにして。 [Thu 10 Aug 2006 00:53:42]
南条菫 > ナナオさんかぁ。そうそう、あの人には私が狐だって話してあるからね。 ( うなずいて、一花と一緒に部屋を出る。並んで廊下を歩きながら、他愛ない話に花を咲かせて。 ) しかたないよ、退院手続きとかちゃんとしないと。散々お世話になったんだしね。またインディアナ先生のお手伝いで、遺跡とかいってみたいねぇ。 ( のんびりとそんなことを語る。艶子と会う――見透かされたような言葉に、くっくっと肩を揺らした。 ) えぇ、会えばまた斬り合いになるかもしれないけど、もしそうなったら、今度は全力で戦うかうつもり。艶子さんとはちゃんとお話して、その後でどうしてもきりあわなきゃいけないのなら、それもしかたないしね。 ( 覚悟なんてとっくにできている。相手を斬る覚悟も、斬られる覚悟もだ。その覚悟を持った上で、ちゃんと話し合いたい、というのである。 ) [Thu 10 Aug 2006 00:39:32]
園内一花 > 〜ん… それじゃ、行きましょうか。 結構時間かかっちゃいましたね。 ( 今日から自分も神社へ帰る。 二人で話して決めた事。 荷物の半分を受け持って、空になったベッドをほんの少しの間、しみじみと見つめてた ) ―――〜ナナオさんとラルフォーレン先生は、無事に戻られたみたいです。 ( 関係無いようで、関係のある事。 …自分が思い詰めていたのが大げさだったとは思わないけれど… 菫の見方を聞けば、大分余計な心配をさせてしまったようにも思う ) …菫の話を聞いてもね… どうして良いか分からなくって… ただ、宿に居たんだけど。 …もう少し入院が長引くようだったら、それこそナナオさんに付き添って貰って、豪天寺に会ってみようかと思っていました…。 ( ナナオさん以外の人とは、結局ちゃんと話せず仕舞い。 顔を合わせる事もあっただろう十示様とも、この件ではちゃんと話せていない。 『頼まれれば』 という言葉に甘えて、彼女に付き添って貰って。 危険の無い場所で、会う事が出来ればと思っていた ) ―――〜菫は、豪天寺と会うんでしょ? [Thu 10 Aug 2006 00:34:01]
南条菫 > ( 入院費。軽く10万エン超えると思う。その辺は割り勘で何とか払うつもり。 ) うん、今終わったところ。いつでもいけるよ。 ( 荷物を持つと、ふふっと小さく笑う。 ) いや、神社のこともそうなんだけど――ほら、艶子さんのことだよ。一花、どう思ってるのかなぁって。 ( パートナーの隣へ移動して、苦笑する。 ) [Thu 10 Aug 2006 00:25:30]
園内一花 > ( 枯れていなかった花はご近所さんに引き取って貰って、花瓶を洗って来て。 菫も身支度を済ませれば、あとは一言挨拶して入院費を支払って退院するだけだ。 一体幾らになるだろう。 仕事では無いから見舞金もあまり望めないし、傭兵ギルドにも豪天寺にも請求なんて出来ないし。 〜もっともちょっとは怖いけど収入も上がった身。 それほど意識せず、今は無事に退院できる事を喜ぼう ) 〜菫、用意出来た? ( ひょっこりと病室に覗かせる顔は、明るい。 調度肩を落としたタイミングだったりして――― ) …どうしたの? …ぁ、大丈夫ですよ? 神社の状態、そんなに酷くありませんから。 ( ひらひら手を振って、微苦笑 ) [Thu 10 Aug 2006 00:22:15]
お知らせ > 園内一花さんが来ました。 『( 来ない分けが無い )』 [Thu 10 Aug 2006 00:16:06]
南条菫 > なんなんだろう――街に出られるようになったら、詳しい情報もあつめてみなくちゃ。 ( 動物の感、というやつではあるが、とてつもなく嫌な予感がする。今までに感じたことのない、言い知れぬ不安。一花は気にするなといってくれたけれど、一人でいるとどうしても考えてしまう。 ) 勘が鋭いって、いいことばかりじゃないよね、やっぱり。 ( 小さく息を吐いて、肩を落とした。 ) [Thu 10 Aug 2006 00:09:24]
南条菫 > ( とりあえず、ほったらかしになっている神社の掃除と、浄化結界による清浄化を優先しよう。まだまだお化け屋敷といわれても仕方のない神社だけど、根気よく手入れ手直しを繰り返せば、きっとまた立派な社にもどるはずだ。 ) でも、まだ艶子さんと一花のこともあるしー、それに何よりも……。 ( 思い返すのは、やはりアマウラの方角から感じた強大な気配。天高く上がる火柱を目撃した者もいると聞く。 ) [Thu 10 Aug 2006 00:01:37]
南条菫 > ( 少ない荷物をまとめて、長かった病院生活とも今日でお別れ。院内の関係者や親しくなった患者さんにもお別れを告げて、気が付けばもう日付が変わろうかという時間帯。もともとハデに見送られるような身分でもないし、静かに家路に着こう。足を深く切られたにもかかわらず、ここまで回復できたのは、ひとえにパートナーの応急処置のおかげ。そして、ルゥ先生を初めとした病院スタッフのおかげだ。 ) [Wed 9 Aug 2006 23:55:51]
お知らせ > 南条菫さんが来ました。 『(退院の日――)』 [Wed 9 Aug 2006 23:53:46]
お知らせ > ルゥさんが退室されました。 『──と、そろそろ交代の時間ですね。 お疲れ様でした─。 (2日ぶりに自宅へと)』 [Tue 8 Aug 2006 00:07:07]
ルゥ > ( 戦士として、再び戦場に立ちたいと思う気持ちが本物であれば。 問うまでも無い質問だろうと思う。 だが、若気の至りを噛み締めて、別の道を選ぶのもまた人生。 好きな生き方を選べばいいのだ。 ) ……。 あ。 (間食のお皿が空になっていた。 大皿にこんもりと乗せてあったのに、何時の間に。) [Tue 8 Aug 2006 00:03:59]
ルゥ > (だが、それは今まで病院で過ごした分の時間を、代償として支払う必要があるだろう。 無為にベッドで寝そべっていた時間を代償に、健常な身体が帰ってくるのであれば取引としては破格だとそう考えるが──患者も同じようにそう思うとは限らない。蔦の魔と相対したとき経験も、一切合財失われて、二度と戻らない。 だが──) [Mon 7 Aug 2006 23:59:52]
ルゥ > ( おそらく、折れたり砕けたり、断絶したりした骨、血管、筋繊維。腱。 それらが互いに干渉しあいながら回復したため、現在の不具合となっているのだろう。傍目にはなかなか判りづらいが、先日整体を施した医師が、矢張りそれらしい事を口にしていた。) ……。 快刀乱麻を断つ、荒療治が必要でしょうね。 (はぁ、と嘆息。 まさしく荒療治だ。 己の白魔法の中でも 【復旧】は少し性格が違う魔法だ。 文字通り、“旧に復す”。 全力、加減抜きで、【復旧レストレイション】を発動させれば、再起不能の重傷を負う前の身体へ戻す事さえも可能であろう。) [Mon 7 Aug 2006 23:56:17]
ルゥ > (『先生、治せないんですか…?』 看護士は、酷くのんきにそんな事を口にした。 微苦笑すると、応えて) なにしろ、原因不明ですからねぇ──。 ( とは言え、治す方法は一つ、見当を付けている。 結論を言えば、病院に担ぎ込まれて来たとき、矢張り出来るだけ早期に術を施すべきだったのだ。 ) [Mon 7 Aug 2006 23:48:38]
ルゥ > (日がな一日寝台の上で、栄養価は決して高くない消化の良さだけがとりえのような粥を啜りながら、痩せ衰える事もなく、日に日に筋肉質に。腕の太さなど入院した時の倍以上もあるかもしれない。 だというのに、立つ事も歩く事も出来ないというのだ。 どこが悪いのかと問われても、医者の方が首を傾げる容態と言えよう。 詐病の線を疑う医師も居るというが、仮にもヴェイトス市を救った戦士の一人。おおっぴらに口にする事ははばかられる──) …何にしても──戦士としては現状再起不能でしょう。 (逆に言えば、戦場を駆け回れる身体を要求しなければ、社会生活自体は現状不可能では無い。1.無理は出来ず。2.根を詰めると反動が尾を引き。3.自重していても、何時唐突に血を吐くかわからない。 なんて条件を受け入れるのであれば、だが。)  一般の社会生活に馴染めるまでは、職業訓練と通院を繰り返していただいて── (だがその間、生活を繋げるだけのお金があるのかどうか。 展望は暗い。) [Mon 7 Aug 2006 23:44:12]
ルゥ > (実際、入院費、治療費の負担を申し出たヴェイトス市にしても、これほどの長期入院は想定していなかったのであろう。 入院して直ぐの頃は、治療費用を市の職員が足を運んで納めてきてくれたものが、二ヶ月目からは集金に行かねばならず。今となっては、費用を要求するのにもいちいち実費を計上して起票し、承認が降りなければ再提出が求められるような有様だ。 我が身を省みず蔓の化け物に挑んだ、名誉の戦傷。 少なくとも、市の交付課に於いては、今でもそう考えている者は殆ど居ないのだろう。 人の心は移ろいやすいもの、と言うのも酷かもしれない。 限られた予算で運用していかないと役場に於いて、想定外の出費は蛇蝎の如く疎まれるものだ。) …でも、だからって──歩く事も侭ならない患者さんを、なにやら適当な理由つけて退院だって追い出す事、出来ます? (表面上の数字はどうであろうが、本来であればあの場で、病院に運び込まれた時に死んでいた筈の大怪我。 今まで生き永らえて居ることが──白魔術士としてこう思うのも不謹慎ではあるが──何かの冗談としか思えない。腸が破れたまま半年以上経過している、のだ。) [Mon 7 Aug 2006 23:31:10]
ルゥ > ずっと病室の中に居たんじゃ、気も滅入ります。 身体だって動かしたく思うでしょう。 (『でも、先生。』 一息つく間もなく、反駁。 言いたいことは判る。 実際、駆け出しの頃は同じように先輩や上司に噛み付いた覚えもある。) ──“万一の事”を危ぶんでいるんですよね? それを回避するためには…申し訳ないですけど、頑張ってください。(息を抜けるように、病室からは時折離れ。 でも、容態急変に控えてあまり遠くへは行かない。 たった一人の患者に対するには、破格の対応である事は、管理職になった自分には判りすぎるほど判る。 看護士らへの負担が大きすぎるのだ。) [Mon 7 Aug 2006 23:14:55]
ルゥ > 好きにさせてあげましょう? (酷く立腹した様子で入ってきた看護士をそう宥めると、暫く愚痴に付き合う覚悟を決めた。) [Mon 7 Aug 2006 23:08:16]
お知らせ > ルゥさんが来ました。 『…まぁ、よろしいじゃありませんか──』 [Mon 7 Aug 2006 23:07:31]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 [Mon 7 Aug 2006 22:56:13]
フェンサー > ( 結局、その日一日フェンサーは運動し続けて、ベッドは汗でぐっしょり、看護婦さんには呆れられたそうな。 ) [Mon 7 Aug 2006 22:56:11]
お知らせ > フェンサーさんが来ました。 [Mon 7 Aug 2006 22:55:37]
フェンサー > ( モツと右足は気長にやるほかないが、体力の低下は認められない。 健全な肉体にこそ健康は訪れるのだ。 いや、当たり前だけれども。 やっているのがばれたら医者に止められそうだが、フェンサーはそれでも筋トレにいそしんだ。 軋む筋肉、飛び散る汗! そして汗疹になるんだろうなあ………かぶれろ! ) [Mon 7 Aug 2006 22:46:07]
フェンサー >  ……………101……102……103……104……っ ( 身体はじっとりと汗ばんでいて、時折止まっては額の汗を拭っていた。 右足にうまく力が入らず、たまにバランスを崩した。 そして。 ) …………………………。 ( 足音が聞こえないか、定期的に聞き耳を立てた。 ) [Mon 7 Aug 2006 22:36:34]
フェンサー > ( 部屋に独り、ボーっと………………しているほど、フェンサーはおとなしい人間ではなかった。 回診のしばらくないことを思いながら、フェンサーは筋トレしていた。 ベッドの上で、ぎ、ぎ、腕立て。 ) [Mon 7 Aug 2006 22:26:24]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Mon 7 Aug 2006 22:22:34]
お知らせ > フェンサーさんが退室されました。 [Sun 6 Aug 2006 22:32:24]
フェンサー > ( なにもないのが、いちばんだ。 そう思うのに、拳はぎりぎりと強く握られる。 こんな身になってもまだたたかいたいと思う自分が醜く、そして哀れに感じられた。 ) [Sun 6 Aug 2006 22:32:22]
フェンサー > ( 外の世界はどうなっているのだろうか。 この病院の外の世界は。 人づてに聞く事柄は、どこかかすれたようで、どこか欠けているようで、なんだか物足りない。 何も異常はないのだろうか。 そこまで考えて、フェンサーは手で顔を覆った。 ―――そうだ。 何もないのが一番じゃないか。 心ではなく理性が言う。 ) [Sun 6 Aug 2006 22:22:13]
フェンサー > ( お腹を固定しているコルセットの下で、すっかり鈍った腹筋を感じる。 腕も、足も、そこかしこ鈍っている。 わかっている、わかっているさ、いま退院しても戦えやしないなんて。 それでもどうにかならないかと考えてしまうのだ。 そんなもの、ルゥ先生どころかどんな先生でも無理だろうけれど。 ) [Sun 6 Aug 2006 22:12:23]
フェンサー > ( 結局、ルゥ先生に会うこともなく、部屋から脱出することもなく、フェンサーは悶々としっぱなしだった。 ああ、まいった。 何で自分は、こんなときに入院しているのだろう。 それはまあ、自業自得。 ベッドに寝そべったまま、アイソメトリック法で筋トレ。 ) [Sun 6 Aug 2006 22:02:28]
お知らせ > フェンサーさんが来ました。 [Sun 6 Aug 2006 22:00:40]
お知らせ > 天子さんが帰りました。 『(後に残るは、一枚の黒羽のみ。)』 [Sun 6 Aug 2006 10:14:24]
天子 > たっ!(掛け声一つ、壁を飛び越え、天狗は「外」へと脱出した。) [Sun 6 Aug 2006 10:13:51]
天子 > (すぐ其処の塀を越えれば、逃げ出す事が出来るのに。この場合逃げ出すと言う言葉は使いたくない。「警告」しに行けるのに。溜息を吐き乍ら、重い腰を上げた。)…ん?(突然中庭に広がり出した喧騒。どうやら、患者の一人が暴れ出したらしい。必死で止めにかかる看護士や医者達、其れを眺める野次馬、連鎖反応で暴れ出す他の患者。一瞬で、中庭は混沌と化した。)…こりゃ、神様の思し召しかな!(少しだけ、神様を信じたくなった。お礼を言うのもそこそこに、壁に駆け寄り乍ら、変化を解いて。背に生えるは黒翼、顔は鴉の其れ。) [Sun 6 Aug 2006 10:12:53]
天子 > 北東東…赤い円…其れに蟻塚(?)か…うん、此れだけの情報があれば信憑性も増すってもんだ!(情報源に大いなる不安要素があると言う事は少しも考えない。飛び立って行く鳥達に手を振り乍ら。)…よくよく考えたら、此れだけの情報が有っても、此処じゃ…。(そう、この場所では、そのような情報も殆ど意味をなさない。自分に病院関係者が居ないと言うのが一番の原因か。舌打ちをして、中庭を見渡す。精神科の患者達、数人の看護士や医者が何人も居る。逃げ出すのは相当難しそうだ。) [Sun 6 Aug 2006 10:03:18]
天子 > 此処から北東東に3日飛び続けた所、か…。(アマウラより更に先と言う事か。そちらの方に行った事はまだ一度も無い為、何があるのか見当もつかない。)赤い円…何かの魔法だね、きっと。(魔法についての知識はこの鳥達と同レベルなので、それ以上の事は判らんが。大雑把すぎる場所と、アバウト極まりない特徴だけでは、いまいち決め手に欠ける。何か目印は?と再度問いかけ。)…大きな蟻の巣ぅ?(大きな蟻の巣と言うと、蟻塚とかそんなか。鳥達にとっての大きいがどの程度の大きさなのか知らんが。) [Sun 6 Aug 2006 09:55:19]
天子 > (呼びかけに、2、3羽の鳥達が舞い降りてくる。今日の鳥達は、比較的落ち着いている様だ。いい加減この状況に慣れたのか、既に諦めてしまっているか。はたまた恐怖を感じぬ鈍い者だけになってしまっているのか。其れを知る術は無いが、「恐怖」の源がどのような状態にあるか、知る事は出来る。)…「怖い物」は何処にあるの?其れはどんな物?(そう鳥達に問いかけん。動物達の、危機に対しての情報伝達は並々ならない。この鳥達の記憶力がどれほどなのかが一番の問題だ。よく鳥頭と言うし。言われたし。黙れ。) [Sun 6 Aug 2006 09:43:59]
天子 > (今日は珍しく太陽が顔を覗かせている。お陰で朝っぱらかなりの暑さだ。そんな中庭の端、木陰に座り込む天狗の姿。険しい顔つきで、空をじっと見上げ。)…おいで。おいで!(声をかけるは、時折宙を横切る鳥達に向けて。端から見てると、空中に向かって話しかける危うい人だが。幸い辺りには自分をキノコだと思い込んでる人やら、敗北のショックで幼児化した人やらが大勢居るので、巧く紛れている。…全く嬉しくないが。) [Sun 6 Aug 2006 09:35:04]
お知らせ > 天子さんが来ました。 『(病院の中庭にて。)』 [Sun 6 Aug 2006 09:29:12]
お知らせ > フェンサーさんが退室されました。 『( 悶々としながら、就寝。 )』 [Sat 5 Aug 2006 22:59:06]
フェンサー > ( それは、いまだって密かに筋トレはしている。 柔軟も欠かさない。 けれど、やはり実践的な感覚というものは室内での小さな動きではどうにもならない。 剣を持って実際に動いて見なければ。 だから、今出来るのは精々イメージトレーニング。 ただ、ただ、ただ、今までを思い出してそれをこえるために。 ) ……………はあ……やっぱり……ルゥせんせいに………。 ( ああ、でもお忙しいかもしれないし。 ) [Sat 5 Aug 2006 22:58:11]
フェンサー > ( ずりずりと身体を引きずってベッドに戻り、ぼふん、枕に顔をうずめる。 前のように髪が広がることはなかった。 ) …………やはり、おとなしくしているべきなのでしょうか。 ( たとえ出られたとしてもこの足だ。 とてもじゃないがまともに動けない。 身体も鈍っている。 はああああああ。 寝返りを打ちながら、盛大なため息が漏れた。 ) [Sat 5 Aug 2006 22:52:12]
フェンサー > ( 話を聞きたい。 せめてちょっとした確認ぐらい取りたい。 そう思うがしかし、そうしてもいいものかと迷う心もある。 いいえなんにも、と答えられたらどうすればいい? そのまま精神科いきか? 少なくともいまよりもう少しはしっかりと監視されるだろう。 それはちょっといやだった。 うーむむ。 ) [Sat 5 Aug 2006 22:48:17]
フェンサー >  …………………あれ? ( そういえば。 そういえばそういえば。 あんまりにも普通に身近だったから、というかそれほど会う機会もないので忘れていたが。 ) …………ルゥせんせい……。 ( 確かあの人は、思いっきりあの日、戦ってらっしゃったはずだ。 それも、フェンサーには割となじみのない、魔法らしきもので。 ) [Sat 5 Aug 2006 22:43:54]
フェンサー > ( 自分以外の誰も何も感じていないというのならばそれはフェンサーの妄想に過ぎない。 もちろん、フェンサーとしてもそういう可能性は思慮のうちだ。 しかし、しかし自分の勘を欠片でも信じるならば、やはり確認はしたい。 誰か一人くらいは同じように思うものはいないのだろうか。 こういうとき、見舞いに来てくれるような戦友を作っていなかったのが痛い。 傭兵らしくもないミスだ。 ) [Sat 5 Aug 2006 22:38:47]
フェンサー > ( なんにせよ、はやく出たい。 予定ではあと四ヶ月は入院していることになるのだが、それでは遅すぎる。 いま、この瞬間に出て行きたい。 無論どこかでは駄目だという声がする。 けれど。 コトバであらわせないもやもやがある。 冷たい床に腰を下ろして、せめてドアの外の音を一つでも拾おうと、じっと耳をすませる。 けれど響いてくるのはいつもの平和な足音や談笑程度だ。 ) [Sat 5 Aug 2006 22:33:16]
フェンサー > ( やれやれ。 心中そう呟いて、フェンサーは鍵のかけられたドアに耳を当てた。 そう、いまフェンサーは病室に閉じ込められている。 別に犯罪ではない。 フェンサーが駄目だというのに出て行こうとするので止めるためにそうしているのだ。 とはいえ、まだ右足はまともに動いてくれないので、捕まえるのは容易なことだったが。 ) [Sat 5 Aug 2006 22:28:13]
お知らせ > フェンサーさんが来ました。 [Sat 5 Aug 2006 22:26:56]
お知らせ > 天子さんが退室されました。 『(嗚呼、やれやれだ。)』 [Sat 5 Aug 2006 20:00:50]
天子 > (ふう、と溜息を吐いて、椅子に崩れ落ちた。笑顔を引き攣らせた相手に向かって。)…どうしても駄目なら、せめてさ。今の話、あなたの同僚にも伝えておいてよ。(誰か一人でも、興味を持ってくれれば。誰か一人でも、信じてくれれば。それだけで、状況は大きく変わる。すっかり大人しくなった天狗に安心したのか、元の微笑みを浮かべて頷く相手。そして、看護士に連れられ、診察所を出て行こう。) [Sat 5 Aug 2006 20:00:27]
天子 > 兎に角…検査で、あたしが薬物をやっていない事は判ったんでしょ?まともだって証拠は其れで十分じゃない。(だからお願い、と。一寸困惑気味の相手に、手を合わせよう。しかし、それでも、相手は首を横に振った。どうしても、天狗の言う事は信じられないようだ。其れが当然なのだが。)…どうして!此れはあたしだけの問題じゃないんだよ!(思い切り椅子から立ち上がり乍ら、叫ぶ。こんな所にいる暇は無いのに、誰かに伝えなければ、誰かに誰かに誰かに) [Sat 5 Aug 2006 19:54:14]
天子 > (此処に連れられてきて、問答無用で入院させられて早2日。こうしている間にも、刻々と恐怖が迫ってきていると思うと、歯軋りしたい気分だ。眼前の看護士を睨みつけて。そんな天狗に、ますますにこやかに話しかける看護士。貴女は少し被害妄想なだけです、此処は安全だから安心しなさい、と。)…安全?そうだね、確かに此処は安全だね。でも其れは今だけだよ。放っておいたら、此処だって戦場になりうるんだ。(このまま誰も危機に気付かなければ、間違いなく其れは現実になる。相手は自分が幻覚に取り付かれているとでも思っているだろうが、確かに恐怖は迫っている。ほら、窓の外の鳥が怯えて縮こまっている。) [Sat 5 Aug 2006 19:47:36]
天子 > (此処は中央病院の、一寸頭がおかしいと言うか精神に異常をきたしている人達の診察所。其処では天狗と看護士の舌戦が繰り広げられていた。)だからねぇ、何度も言う様に、あたしは何処も悪くなっていないし、疲れてもいないから、早く退院させて。(嘘おっしゃい、とにこやかにその台詞を否定する看護士。確かに天狗の顔はゲッソリしていかにも疲れてますと言った感じだが、其れは先程から行われているこの不毛なやり取りに飽き飽きしているからだ。) [Sat 5 Aug 2006 19:38:54]
お知らせ > 天子さんが来ました。 『(押し問答。)』 [Sat 5 Aug 2006 19:32:21]
お知らせ > フェンサーさんが退室されました。 [Fri 4 Aug 2006 21:24:31]
フェンサー > ( ごきんっ ) あああづっ!? いま骨鳴りましたっ、鳴りましたからっ!! ( あー、骨ずれてますねー。 ここもそう。 )( ぺきんっ ) うぶぐふっ!? ( そうしてしばらく、病室には必殺仕事人ばりの骨の音が響いたそうな。 ) [Fri 4 Aug 2006 21:24:28]
フェンサー > ( 痛いってことは神経がつながっているってことなんですからいいじゃないですか。 ) そ、そういう問題ではなく―――づぅっ!? せ、せんせいっ、腕がありえない方向に……っ!? ( いやいや、まだいきますよ。 )( どうなっているのかは詳しくは伝えられない状況に陥っているが、すくなくとも扉の向こうから聞き耳を立てる分には、何かしら拷問でも行われているような状況ですらあった。 ) [Fri 4 Aug 2006 21:14:25]
フェンサー >  ―――あづつつつつっ!!? ( そしていまは、更にそれに苦痛が加わっていた。 普段とは違う医師らしき人物が、まるで容赦の欠片もなく整体及びマッサージをしてくださっているのだ。 いやらしい手つきはまったくないが、しかし女性だからといって手加減もない、肉体に優しく心に優しくない先生だった。 ) [Fri 4 Aug 2006 21:04:54]
フェンサー > ( 頭が軽くなった。 ちょっとした違和感を、しかし楽しむ余裕はなかった。 ぐったりと身体はうつぶせにベッドに倒れ伏していたのだ。 因みに先ほどまではリハビリをしていた。 ―――その因果関係はあえて説明するまでもないだろう。 ) [Fri 4 Aug 2006 20:54:30]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Fri 4 Aug 2006 20:52:53]
お知らせ > 園内一花さんが退室されました。 『( おやすみのキスを返して、菫が眠りに付くまでうちわで扇いでいよう )』 [Fri 4 Aug 2006 01:25:34]
園内一花 > ( 一緒に居たいのはいつもだけれど、今日は特に、ちょっとナーバスになってしまっているような菫と離れたくないのもあって… 嬉しさもひとしお。 躊躇い無く、幸せそうに好意に甘える事にする ) [Fri 4 Aug 2006 01:23:57]
お知らせ > 南条菫さんが退室されました。 『あっつぅ……。(蒸し暑さにやられるのだ。)』 [Fri 4 Aug 2006 01:23:18]
南条菫 > ――平気、一花がそばにいてくれればね。 ( そういって微笑むと、軽く一花の頬にキスをしよう。 ) おやすみなさい、先生――おやすみなさい、一花。 ( 二人にそれぞれ声をかけると、またベッドに戻って……。 ) [Fri 4 Aug 2006 01:23:01]
園内一花 > ―――。 ( その少し具体的な言葉には、束の間言葉を失ってしまう。 蔓の悪魔のような存在が、複数同時に顔を出したらどうなる? 蔓の悪魔だってヴェイトス市の街中に現れたから良いようなものの、常世の森辺りで育たれたら手の付けようが無かったのではないか… ) 〜誰かが何とかしてくれる、なんて、言いたくありませんけど… 私達はそうしました。 誰かにとっての私達がそうであったように… 私達にとっての誰かが、今も人知れず頑張っているのかもしれない…。 ( 折角菫が気を取り直したのに、自分が弱気になってどうすると緩く首を振り… 頷いて…。 名残惜しいけど帰り支度 ) ―――ありがとうございました、先生。 どうか、菫をよろしくお願いします。 ( 礼をして見送――― ろうとして。 かけられた声に、目を瞬いた ) [Fri 4 Aug 2006 01:16:27]
お知らせ > ルゥさんが帰りました。 『 ──お泊りにするなら、毛布、準備させましょうか?』 [Fri 4 Aug 2006 01:05:37]
ルゥ > ん、そうですね…では、わたしはこれで──。 (ぺこりと辞儀をすると、部屋を後にしよう。) ………。         (戸を閉めかけて、思い出したかのように振り返ると、イツカさんへとこう尋ねるのだ)   もう遅いですし [Fri 4 Aug 2006 01:05:29]
南条菫 > 今までは、茨の怪物とか、そういう夜の一滴が落ちてきた――そんな感じだったけれど――今回のは、うぅん……なんていったらいいんだろう。夜のとばりが――闇そのものが広がっていくような――そんな気を感じるの。こんなの、生まれて初めてだから、気になっちゃって。 ( だが、ルゥと一花の言葉に安心感を覚えたのも確かだ。そう、ここは人の街、人の世界。何があったって、今までだって何とかなってきた。だから――だから、今度も、きっと。 ) そう、ですね。えぇ、私もそう思います。人は一人じゃなにもできないけれど、ここにはみんなが居る――だから、平気です。 ( にっこりとうなずいて、そろそろ消灯の時間だと気付く。 ) ルゥ先生、遅くまで回診ご苦労様です。私も、そろそろ床に就きますね。一花もありがとう。少し、元気でた。 ( パートナーにも微笑んで、大きな三角耳をピコピコ動かす。 ) やっぱり、一日でも早く退院できるようにならなくっちゃ。ね。 [Fri 4 Aug 2006 01:01:42]
園内一花 > ( …再び曇る菫の表情に… 家と両親のお墓があるのはあるけれど、気にし過ぎてやしないかと… 指を絡めた尻尾、優しく撫でて… ) 〜そんなに気になるのなら、退院したら、見に行ってみましょうか? 占天台もざわついていますし、アマウラからの連絡待ちかもしれないけど、ヴェイトスのハラエだって人を出すかもしれません。 ( 〜だから、とりあえず今は気にする事は無いと。 ぽむ ぽむ あやすように尻尾を叩きつつ、ルゥ先生の言葉に頷こう ) [Fri 4 Aug 2006 00:53:17]
ルゥ > (お実家違う。ご実家。) …うん、まぁなんといいますか──胸騒ぎは感じてます。 何か起きそうな、そんな。 (その時は、最前線で支援に当たろうと思っても居る。身辺の整理も進めているところだ) ──けど、もし仮になにかあったとしても…心配は要りません、何も。 (こくり、頷いた。 こういうときの為に、力を揮い骨を折る事を惜しまない者は、それこそ星の数ほども居るだろう。 ヴェイトスには“人”がある。 その点についてはどこまでも心強く思う) [Fri 4 Aug 2006 00:47:56]
南条菫 > え、えぇ――アマウラには私の実家もありますし、両親の墓もあります……。もっとも、もうだれも住んではいませんが。 ( ほんの一瞬衝き上がる氣柱を、菫は見逃さなかった。思わずびくっと身を硬くして、霊気を蓄えた4つの尾がざわつく。 ) と、とにかく私は健康ですから、気持ちさえしっかり持っていれば大丈夫ですよ。 ( ルゥ先生が、本題を駒仮装としているのはわかる。表情こそ変わらないが、彼女もまた、この異変に気付いているのだとわかれば、無理に話題を穿り出す必要もないだろう、と。けれど、やはりアレは気のせいなどではないのだと再認識して、また表情は曇ってしまう。 ) [Fri 4 Aug 2006 00:38:51]
園内一花 > 〜待ってます。 首を長くして。 ( 『優等生』 そうかそうか、早く良くなりたいのかと… 知っている事だけど、他の人からそう言われるのはなんだか嬉しい。 ややはにかむようににっこり微笑んで、こくん、頷いた ) 〜ぅん…? 『気のせい』 という事は、ないと思いますよ? ( ハラエでも出ている話。 他は知らないけれど、自分だって言われて見れば、微かな違和感を覚える。 ふむ、と、どうにも気にしている様子に首を傾げつつ… 伸ばされた尻尾へ指先を絡めて、心地良さそうに目を細めよう。 ―――“あの”って何って、正にソレです。 一花が知っているのはごく一部だけれど、それだけだって十分に街の名士さんだ。 名実に加えてインパクトもある ) 〜二人ともトキノミヤコですけど、菫はアマウラに住んでいた事があるんです。 …そうか、何かあると家が心配ですね… ( 今は住む人も無いけれど、郊外には菫が家族と暮らした家と、育ての親のお墓がある。 ややしんみり、同じく窓の外へと目を向けた――― が、ハッと驚かされるのは、窓の向こう、ずっと先の違和感より、ルゥ先生の気の方にだろう ) ―――。 ( “あの”と形容される一端を実感。 『なるほど』って顔で見つめたり ) [Fri 4 Aug 2006 00:32:01]
ルゥ > (“あの”って何。ちょっとフードファイトでラスボス気取ったり、暴食の大罪を常時犯し気味だったり、光る槍を手に夜警の真似事をしたり、蔓の悪魔を相手取って立ち回ったりするくらいだろう。 後は、それなりに経験を積んだ白魔術士である程度では。 あと、常時身体の廻りを神氣が渦巻いてるくらいで、市井にうろついてる普通のヒトとなんら変わりはあるまい、と思う。 (※いろいろてんこ盛りですorz))     …んー。 そうですね。 そういえば、南条さんたちのお郷里は… (見たところ、黒髪、黒目。 名前の感じからしても) もしかして、お実家の方が気がかりだとか─? ( なんて、そっちの方向にシフトしようと思いつつ。 高い精神力ゆえに、表面上の動揺──同じ居心地の悪さを感じている──を悟られないようには出来ても、身を鎧う神氣までは隠し切れないかもしれない。 アマウラの方角、と口に出したほんの一瞬、氣柱を衝き上げてしまった ) [Fri 4 Aug 2006 00:22:22]
南条菫 > そんな、成績優秀だなんて―― ( 僅かに頬を染めて、ぽりぽりと指でかく。 ) 早く直したいって思うのは、待っててくれる人がいるからですよ。 ( 加減は、と問われると、どう答えていいか迷ってしまう。体の具合なら、これといってへんなところはないのだが。 ) ううん、なんといったらいいのか――体調はいたって普通です。ただ――気になることが少しだけ……。 最近、アマウラの方角が妙に気になってしまって――わずらわしい気、とでもいうのでしょうか。体に直接害を与えるものではないですし、意識しなければ感じ取れないほど微弱なものなのですが――どうにも気になってしまって。……いえ、やっぱり入院生活が長引いてしまっているから、それで気持ちが落ち込んでいるだけかもしれませんね。 ( あはは、と笑ってごまかして、それからまた尻尾を一花のほうに伸ばした。 ) [Fri 4 Aug 2006 00:14:36]
園内一花 > ―――〜分かってます。 折角菫が帰って来たのに今度は私が倒れるなんて、目も当てられない。 ( 紅潮の引いていない感じのする火照った頬を、ちょっと気まずそうにさすったりつねったり。 〜いちゃついてるのを見られてしまったかと恥ずかしく思っていたけれど、気付かなかったのか気にしていないのか、そう見せるプロの技術か… 気にした素振りも見せない先生にホッとしつつ… 『この人が“あの”ルゥ・ファリス』 と、色々と畏敬の念が籠もった瞳で見つめ、改めて礼を。 丸イスからは立って、ベッドの前を空ける。 さぁ、一分の隙も無い回診を! ) [Fri 4 Aug 2006 00:09:00]
ルゥ > ……? (目をぱちくりさせて、緩く首を傾げた。 はて、お見舞いの方はナニゆえにどぎまぎしているのだろう? よくわからないまま曖昧に微笑むと、一呼吸置いて) いえいえ、一頃の無断外出繰り返す患者さんたちに比べたら…っっっ。( アリアリトオモイダスノロワシキヒビ。 ) 南条さんなんて、成績優秀の優等生さんです。 これは、よく患者さんにも言ってる事なんですが本人の治したいって気持ちが一番大切なんですよ。 そういう患者さんの為なら、苦労のし甲斐があるってものですし。 (にっこりと応じた) ええ、そうです。 お加減はいかがですか? ( 問いつつ、顔色、声音から診断の材料を収拾。 そこからは深刻な問題は見て取れないが──) [Thu 3 Aug 2006 23:58:41]
南条菫 > ( ぷにぷに、ぷにぷに、もひとつおまけにぷぷにぷに。一通りほっぺを堪能してから、また体を戻して。 ) 一花はがんばりすぎちゃうからね――少しは休まなくちゃだめよ? ( 尻尾にじゃれつく恋人の頭を、優しくなでてやる。それから、仕事をもらえないという彼女の言葉に、可笑しそうにくすくすと笑うのだ。 ) ――あら、先生。こんばんは、回診ですか? ( ルゥ先生。病院でも有名な白魔術の先生だ。入ってくる相手に、やんわりと会釈をした。 ) [Thu 3 Aug 2006 23:52:26]
園内一花 > ―――む、ぅ… ( 遊ばれて… 嬉しいような恥ずかしいような、釈然としないような――― )   っァ … ( 手や足を撫でる尻尾の感触に、頬を染めて微かに身を震わせるのは、もう条件反射のような。 …幸せそうに、少し切なそうに、そんな尻尾を捕まえて… 桃のお皿をサイドテーブルに置いて、再びベッドに身を乗り出すようにして、尻尾にもふもふとじゃれ付いた ) 〜ぅん、ちょっときつい…。 ( 心地良さそうな声音で口にする本当のところは、重みも何も無い。 何だかすっかり落ち着いてきている菫の物言いに対して、反比例するように自分が子供っぽくなっている気がするのは気のせいと言う事にしておいて ) …と言うか、一人だとちゃんとしたお仕事を任せて貰えないんですよ。 菫が居ないと、私と十示様で組んでも、私は狐になれませんしね。 ―――〜今はしっかり養生して良くなって、早く帰って来て。 ( そんな訳で、無理はしたくても出来ていませんと微苦笑を。 『い・ろ・い・ろ』 …したい事の中にあるあれやそれを考えてしまって、ぽ と赤くなった矢先。 空いた扉に びくぅーっ!? と肩を跳ねさせてっ! 可及的速やかに丸イスへとお尻を戻し、しゃちほこばった ) ―――こ、ここっ… こんばんはっ! ぉ、お世話になっています! ( 〜そんな反応だけど、ようこそお出でくださいました! ) [Thu 3 Aug 2006 23:48:05]
ルゥ > 病状も順調に回復しているようですし、通院に切り替えても良かったんですけど── ちょっと大事を取らせていただいてます。 (ん。 と。 こくり頷きながら。 病室の戸をあけて入ってくる白魔術女医。) ──状況的には『話は聞かせてもらった!』 って処でしょうか。 (くすり。) [Thu 3 Aug 2006 23:43:25]
お知らせ > ルゥさんが来ました。 『済みませんねぇ──』 [Thu 3 Aug 2006 23:41:01]
南条菫 > ( 膨れた一花の頬を指で軽く押して遊んでみる。太く長い尾はそれぞれが触手のように伸びて、一花の手や足を撫で回す。 ) ありがとうね、ほんと――助かってる。仕事はどう? 一人できつくない? ( まるで郷里の母親のような物言いだが、最近はすっかりこんな感じ。一花に子ができれば、己も親狐になるのだ。 ) 無理しないでね? 小さな神社っていったって、一人で全部手が回るわけでもないし。私も、早く直るようにリハビリ津ず蹴るから。――治ったら、色々、したいことしようね。 [Thu 3 Aug 2006 23:33:59]
園内一花 > ( 遠い地に生じた未知の気配は、思い悩んだって、仕方の無いこと。 自分にとってはその気配より、豪天寺の事や、菫の状態の方が遥かに大問題だとか… その辺りの内情は措いて置いて ) 〜ううん。 元気付けようとするくらいしか、出来ませんけど… 菫と一緒なら、何があったって平気。 そんな気がします。 ( 微かな笑みに緩く首を振って。 『あーん』 とかしようと思っていたけれど、怪我は足だし我慢する。 ただ 『ほったらかし』 には、ちょっと膨れた ) 〜ちゃんと週に一度は掃除に帰ってますよ。 …それは、まぁ… 一人だし… 日帰りにしてるし… 雑草とかは伸びちゃっていますけど… ( 菫の掃き清めていた庭は、そこまで手が回らずに、降りに降った雨で育った草をまばらに生えさせていて… けれどそれが、とうに跡も消えたそこで流された血を覆い隠してくれるようで、少しだけホッとしてる ) 〜退院したら、今度こそ一緒にべたべたへ行ってみましょうね。 また舞踏会にも行きたいし。 神社の事も、ハラエで一緒に仕事が出来るのも、みんな楽しみ。 ( 一緒に桃をつついて、口を動かして… ) [Thu 3 Aug 2006 23:27:19]
南条菫 > ( それを一口ほおばって、ふかふした4つの尾を揺らす。 ) もうすぐ退院できるそうだから、そうしたら、私もお仕事てつだうわ。神社も、ほったらかしになってるでしょうから、また掃除しなくちゃね。 ( そんなことを、ぽつり、ぽつりと語ってゆくのだ。 ) [Thu 3 Aug 2006 23:17:36]
南条菫 > ――だと、いいんだけど。 ( ほぅ、と深い息を吐いてから、床に両足をつけた。 ) ごめんね、せっかくお見舞いに来てくれてるのに、辛気臭いことはなしちゃって。 ( かすかな笑みを浮かべて、切り分けられたモモを受け取ろう。 ) [Thu 3 Aug 2006 23:16:21]
園内一花 > ―――ぅん…? ( やっぱり上の空な調子に、やや心配そうに首を傾げて… 大人しく見舞い客用の丸イスへと戻り、洗って来た桃とお皿、果物ナイフを手にとって ) ―――北の方で『何か』があるのではという話は、ハラエで聞いています。 …私は、言われてみればそうかも…ていうくらいで、よく分からないんだけど…。 ―――菫の勘は当たるから。 思い過ごしでは、ないかもしれませんね。 ( ネガティブな事を口にしつつ、浮かべるのは困ったような微苦笑。 穏やかなもの。 皮を剥いて、さくさく桃を切り分けていく ) 〜だけど… 大丈夫ですよ。 蔓の悪魔に屍竜に… 色々あったけど、大丈夫だったじゃないですか。 今度もきっと、大丈夫。 [Thu 3 Aug 2006 23:13:28]
南条菫 > ( 狐の嫁入りならぬ狐のお見舞い。むしろするんじゃなくてされるほう。 ) ん? ――うん……。 ( 一花が側まできても、相変わらず上の空といった感じで、遠くを見つめている。あれから強力な気の波動は治まったものの、以前アマウラの方角から漂ってくる不可解な気の流れは、消えていない。 ) ――分からない。でも、怖い。思い過ごしならいいんだけど……。 [Thu 3 Aug 2006 23:02:27]
園内一花 > ( ―――菫のお見舞いに来ようという人の邪魔をしてやしないか心配なのは、意識の片隅。 かむひあー!? とデンパなど送信しつつ ) ―――菫? ( 今日も今日とて病室に顔を出す、着物姿のポニーテールは… どこか上の空な恋人の様子に首を傾げて、水切りして来た花瓶の花をサイドテーブルに置いた。 ちなみにミコトさんには結局『弁みて』シリーズを貸して貰いに行かれずに、図書館では貸し出し中だった。 閲覧席で空飛ぶメイドさんが読んでいたのとニアミスしてたなんて、知らない ) ―――大丈夫? ぼうっとして。 ( 覗き込むように、ベッドへ身を乗り出そう ) [Thu 3 Aug 2006 22:59:30]
南条菫 > ( 雨でじっとり湿っぽい夜。菫はベッドから上体を起こし、窓の外をじっと見つめていた。 ) あの時感じたおぞけ――アレは何? ( うわごとのようにつぶやく。だれに言うでもなく、意識はアマウラの方角へと向けられて。 ) [Thu 3 Aug 2006 22:54:12]
お知らせ > 園内一花さんが来ました。 『( 入り浸ってしまって――― )』 [Thu 3 Aug 2006 22:53:23]
お知らせ > 南条菫さんが来ました。 『(やっぱり――気になる――)』 [Thu 3 Aug 2006 22:52:16]
お知らせ > フェンサーさんが退室されました。 [Thu 3 Aug 2006 19:56:31]
フェンサー > ( しょき、しょき、しょきん。 長かった髪はおおむね切り落とされて、後はしょきしょきと形を整えられていくだけだった。 ふと視界に一房の髪を見つけて、フェンサーは少し、ほんの少しだけ寂しそうに小さく微笑んだ。 ) [Thu 3 Aug 2006 19:56:30]
フェンサー > ( しょき、しょき、しょき。 切断された灰色の髪の毛が落ちていく。 腰まであったのだから、結構なものだった。 しょき、しょき、しょき。 それは、そう、思い出だって確かにある。 綺麗だと言われたこともあるし、確かにそれはフェンサーの個性の一つでもあったのだ。 でも切る。 それは過去を捨てるためじゃない。 新しい出会いのためでもあるのだ。 ) [Thu 3 Aug 2006 19:46:10]
フェンサー > ( しかしそれでも気分転換にはなるだろうと了承し、病室にて散髪している最中であった。 )( ねえ、本当に切っていいの? ) ……はい、もう、ばっさりやってください。 ( 髪を櫛ですきながらたずねる看護婦にフェンサーはそう簡単に答えた。 もとより髪に固執する気はなかった。 むしろ邪魔ですらあった。 自分で無造作にばっさりとやってもよかったのだがあいにくと刃物の所持は認められていなかった。 ) [Thu 3 Aug 2006 19:36:54]
フェンサー > ( かねてより打診していた散髪について、ようやっと許可がでた。 ただし、それには条件がついていた。 )( しばらくは外出禁止です )( 近頃の醜態はすっかりばれていたようだった。 ) [Thu 3 Aug 2006 19:26:57]
お知らせ > フェンサーさんが来ました。 [Thu 3 Aug 2006 19:25:52]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 [Tue 1 Aug 2006 23:41:16]
フェンサー > ( それでも構わなかった。 生きていくにはそれだけで十分だった。 けれど。 ) ………っ、あ…ぐぅ……っ ( 吐き気を催す。 咄嗟に押さえた口との中は、何処か痛みを伴う酸味があった。 …………こんな醜い戦鬼の徒を、果たして彼女はどう見るのだろうか。 いまは、それが何よりも恐ろしかった。 ) [Tue 1 Aug 2006 23:41:15]
フェンサー > ( この身はきっと剣で出来ているのだ。 この心はきっと修羅に作られたのだ。 この想いはきっとそれにまとわりついた些細なしがらみ。 ただの一度の勝利もなく、ただの一度の栄光もなく、ただただ不様に這いずるように、戦場を求めて渇きに嘆く餓鬼なのだ。 そして屍骸の山にただ独り佇んで、ひたすらの空虚に許しを請う。 ―――この身はきっと剣で出来ていた。 ) [Tue 1 Aug 2006 23:31:11]
フェンサー > ( 胸のうちにだけ秘めておけばいいものを、こらえきれず漏らす言葉はただの一つ。 ) ………………たたかいたい………。 ( 戦いたい。 闘いたい。 人を殺すことは嫌いだ。 けれど戦うことからは逃れられない。 それはもはや習性だった。 強いものと戦いたい。 戦いの中で生死の狭間に立ちたい。 そのときが最も生を実感できるから。 おぞましい本能が騒ぐ。 ) [Tue 1 Aug 2006 23:21:06]
フェンサー > ( ひどく渇く。 水差しの水を何度も口にして、けれどその渇きは癒えない。 むしろ慰めなど要らぬというように、がさがさと渇いていく。 それは飢えにも似た渇きだった。 それらがちょうど重なったような感覚。 飢餓感。 焦燥感。 吐き気すら覚えるそれに、フェンサーはぐったりとベッドに横たわった。 ) ………………か…たぃ……。 ( かすれた声。 ) [Tue 1 Aug 2006 23:11:23]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Tue 1 Aug 2006 23:08:52]
お知らせ > コランダムさんが帰りました。 『 再び眠りに一直線落下。 』 [Tue 1 Aug 2006 16:46:35]
コランダム > (タイムリーに開いた扉に、頭打った。) [Tue 1 Aug 2006 16:46:19]
コランダム > ( ───…ごん。 ) [Tue 1 Aug 2006 16:46:00]
コランダム > (高低差で、再び寝台に上がるのは無理かと判断す。如何したら良いものか。いかに思うよう動こうとしても、動かんのだから仕方無い。芋虫が如くに痩せた体躯を這いずらせ、扉迄ずずりと進み行く。途中、室内に有る品物の幾つかを、狭い視界で確かめながら。こほり、咳き込むも今は進むが先と。) ───。 (今少し覚醒に馴染めば、少しは動けもしように待てず。扉の傍ら迄寄って。) [Tue 1 Aug 2006 16:45:44]
コランダム > (楽しい事が待って居る。さあ早く俺を行かせてくれ。細った身を暴れさせるが寝台の上、きしきしと軋む音色が、僅か立つばかり。覚醒を迎えたばかり、負傷昏睡隔てた末の不自由の肉体は、今直ぐ動きたい思考に追い付かぬ。思いの他、長く眠って居た? 何時もの癖で片目伏せた視界。白い天井と壁の広がる無機質な景色。) …誰、か───。 (ず、り。強引に起こした上体、支えが足りずに。) ッあだっ! (冷たい床に、転がる次第。) [Tue 1 Aug 2006 16:39:07]
コランダム > (察知するのは、本能的な危険。何かせねばならぬような、焦燥感に似た感覚。生粋の、戦闘中毒───バトルジャンキー。剣を持てと囁く脳裏。 ───俺の剣は、何処だ!) 誰、か───。 (居ないのか。細く呼ぶ声。誰でも。看護士でも医者でも。あるいは、今迄の事の経由を知る自警団だとか。誰でもいいから。) [Tue 1 Aug 2006 16:33:18]
コランダム > (まともに動かない手足、髪を掬い上げるのにも力が要る。癒えるだろうか未だ判らぬ負傷。新たな傷か、永劫と治療を受けて居たのか。筋力の低下と相俟って、酷く動きづらい理由も納得が行く…何とはなしに冷静に働く思考回路。) 参った、な。 (思い出せぬ事で、酷く苛立つ。らしくも無いだとか呟きながら、伸びた爪で頭皮を掻いた。) [Tue 1 Aug 2006 16:29:41]
コランダム > (嗚呼、スラムだったか暗黒街だったか、何処かで酷く痛い思いをしたのだったか。負った傷の理由も何も。喉が渇いて声が掠れる。水が欲しいなと虚空に喘ぎ。) …。 (…鈍感に部類する感覚にすら、酷く感じ慣れない物を、肌に背筋に覚える事だけは漠然と。理解したのは己が身に有る深い負傷、自身の居場所と状態。) [Tue 1 Aug 2006 16:24:22]
コランダム >  ッ痛…───。 (視界にかかる、伸び放題の髪。普段の感覚で、顔迄上げようと上げた腕が、何故だか重い。如何した、自分の体じゃ無いかのような。) …あ? (辛うじて顔面に持ち上げた掌で視界を覆う。指先から透かし見た景色は、随分と以前に見た覚えが有る物。一つの個室。一つ前の年の半分程を、病院にて過ごした男装痩躯。) 何故───。 (亡羊とした呟き。) [Tue 1 Aug 2006 16:19:33]
コランダム > (寝台上、開いた赤青二色。それなり回る筈だった頭は、今は酷く鈍い。随分と最近の記憶が曖昧。膝を抱え眠る生活を過ごして居たのが確か最近で。最後にまた、十字傷の瞼を伏せた…記憶は。) 如何、し…? (何が在ったか、覚えて居ない。唯、全身が痛い。) [Tue 1 Aug 2006 16:13:47]
お知らせ > コランダムさんが来ました。 『 ───長らく眠って居た、か。 』 [Tue 1 Aug 2006 16:09:18]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 [Mon 31 Jul 2006 22:33:18]
フェンサー > ( いい。 これはいい(。。)。 この身がたぎるほどに。 剣を取り、駆け出したい。 強い、力を感じる。 ―――しかし剣は鞘から抜けることはない。 それがとても悔しく、フェンサーはただひたすらに雨の向こうを睨むことしかできなかった。 ) [Mon 31 Jul 2006 22:33:11]
フェンサー > ( もしも入院という枷がなければ、そのまま走っていきそうなほどの高揚感があった。 そう、フェンサーはたかぶっていた。 この鈍い肌にも感じる、この素敵な感覚。 びぃん、と背筋を震わせるような感覚。 ) [Mon 31 Jul 2006 22:23:12]
フェンサー > ( 悪寒を感じたわけではない。 言い知れないプレッシャーを感じたわけでもない。 予感でもなければ予知でもない。 ただ、その握り締めた拳は震えていた。 ぶるぶる、ぶるぶる。 小刻みに拳は震えていた。 見据えたその先に漠然としたそれを感じて。 ) [Mon 31 Jul 2006 22:13:27]
フェンサー > ( 別に何があったというわけでもない。 病室はいつもと変わらず静かであったし、フェンサーもまた体調はよかった。 だが。 ……雨のヴェールの向こうを、じっと見据える。 そこに何があるというわけでもない。 だがフェンサーはベッドに横たわりながら、窓の外をじっと見据えていた。 ) [Mon 31 Jul 2006 22:03:29]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Mon 31 Jul 2006 22:01:53]
お知らせ > 南条菫さんが帰りました。 『(ひとしきり考えた後、急なおぞ気にいそいそと建物の中に戻っていった。)』 [Sun 30 Jul 2006 23:00:38]
南条菫 > ( 先ほどよりもずっとずっと研ぎ澄まされた五感で、再びアマウラの方角に目をやる。けれど、見ているのはそのもっと向こう側。なんだろう、風はこんなに生暖かくて、夜はこんなにも綺麗なのに――肌を時折伝う、このぴりぴりとした刺激は―― ) いやーなことなんて、あんまり考えたくないんだけどなぁ。 ( 思い起こすのは、屍砦の戦いであったり、街を突如襲った蔦の怪物だったり。 ) [Sun 30 Jul 2006 22:56:56]
南条菫 > ( こうして瞑想のように心を無にして意識を尖らせていると、空耳にも似たようなノイズが時々流れてくる。いや、ほんと白夜ちゃんに変なことを教えたりとかしてないんですよ? なんて、どこかの誰かの声も聞こえる。あ、もしかしてパートナーとの夜の営みをみ――(瞑想中断) ……ふぅ、こんなところかな。 ( 先ほどの眠気に負けた顔から一転、すっきりした面立ちになる。 ) [Sun 30 Jul 2006 22:51:41]
南条菫 > 艶子さんとも最近会ってないし、元気でやってればいいんだけど。 ( 一度は真剣で斬り合ったが、それでも菫は彼女のことを案じていた。胸騒ぎの現況があるのかないのか、本当にあるとしたら、たぶん――豪天寺艶子は真っ先に首突っ込むだろうから。 ) あたりにはだれもいないし――私なりのリハビリもしとくかな―― ( きょろきょろとあたりを見渡して、ほかに人がいないことを確認する。それから菫は目を閉じて、霊気を練り始めた。見る見るからだから青白い気がにじみ出て、体を包み込む。 ) [Sun 30 Jul 2006 22:49:21]
南条菫 > ( 神社の再建、ハラエの任務。すべてとまったままだ。体がなまらないよう、日に数時間はリハビリを行っているが、それでも屍砦にいったときと比べれば相当腕も落ち込んでいる。感だって鈍っているから、この頼りないくらいいい加減な胸騒ぎも、あてにはならない。 ) 霊力だけはちょっとずつ増えていってるようなきがするんだけどなぁ……。 ( 所詮、増えたところで使い手がこの有様では意味もない。 ) [Sun 30 Jul 2006 22:43:18]
南条菫 > ( 時折吹く風は生暖かく、夏は今が本番といわんばかりの熱帯夜である。大きな三角耳をぴくりぴくりと動かしては、長い黒髪を片手で押さえる。 ) 早く、怪我治さなくっちゃ。 ( いつまでもこうしてはいられない。霊力を蓄えた4つの尾は、菫の胸騒ぎに呼応するかのように、ゆらゆらと揺れていた。 ) [Sun 30 Jul 2006 22:38:38]
南条菫 > ――なんだろ、変な天気。 ( ぽけーっと手すりを握ったまま、何気なくつぶやく。だが、別段雨が降っているわけでもない。けれど狐娘は、漫然とした異変を感じていた。 ) やな感じ――地震でもくるのかな。 ( まぶたを半分ほど下ろして息を吐く。動物というのは少なからず、地震やらの天変地異を察することができるというが――ただ漠然と、嫌な気分がするのである。 ) [Sun 30 Jul 2006 22:35:25]
お知らせ > 南条菫さんが来ました。 『(病院の屋上で、ぼんやりと遠くを見つめる――)』 [Sun 30 Jul 2006 22:31:58]
お知らせ > ルゥさんが退室されました。 『こういうときに相談できる相手が居ないのも、不便ですねぇ。 (嘆息)』 [Sun 30 Jul 2006 13:13:43]
ルゥ > ……。 (そのまま、東北東方向にじっと見据える。 何か、大変な事が起こっている。 未曾有の何かが起ころうとしている── それは、察する事が出来ても、伝える術がない。 己は白魔術士であって、占い師ではない。) …困りました。むぅ。 (あんまり困ったようにも聞こえない、そんな呟きを漏らしながら。 根拠を問われて、真逆、神の御子と名乗る事も出来ず。 嗚呼、矢張り伝えるすべはない。) [Sun 30 Jul 2006 13:10:46]
ルゥ > ( 無論、魔界の入口が開いた影響に拠るものだった。 開いたそのときには気付かないあたりが、感覚4クオリティ。 神族であれば、無条件に気付けるというものでもないのだ。 さておき) [Sun 30 Jul 2006 13:02:15]
ルゥ > ( 身体を取り巻く神氣は、戦闘のときのようにごぉ、と渦巻き吹き上がる。 未だ呼んでも居ないのに、四つの武具がと身体の四方を護るかのように顕現して── ) ……なんなんですか。 (もう一度、同じような言葉を口にした。 本気でワケわかんない、とばかりに。) [Sun 30 Jul 2006 12:57:39]
ルゥ >  なんッ ですか… こ、れ…。 ( 凄いプレッシャーが、とある方向から迫ってくる。 反射的に睨み返した先は──北東方向。アマウラのある向き。) [Sun 30 Jul 2006 12:52:49]
ルゥ > …… (ずくん。) ……? ( ず く ん ) ……! ( ずくんッ! ) な…?! (顔色を変えた。 患者さんを看終わった後でよかった、なんて心のどこかで安堵しつつ──) [Sun 30 Jul 2006 12:49:24]
ルゥ > (午前最後の患者を送り出すと、遅い昼食。 今日は何を食べようかと思いを巡らせ──) …。 (最初は、ほんの僅かな違和感。) [Sun 30 Jul 2006 12:47:30]
お知らせ > ルゥさんが来ました。 『ではお薬出しておきますね? お大事に──』 [Sun 30 Jul 2006 12:46:41]
お知らせ > ルゥ@診療室さんが帰りました。 『(完成品は差し入れのスコーンと一緒に、餐されてしまう運命。ごちそうさまでした。(本末転倒)』 [Fri 28 Jul 2006 22:54:17]
ルゥ@診療室 > 蒸留水と、乾燥させた香草をあわせて、薬効成分を抽出して──蜂の蜜と、乳酪を、10:1:2で…って、本当にこれ、お薬なんですか? ( アンチョコにツッコミを入れた。 というか、普通にミルクハーブティな気がする。微妙に。 でも、突っ込もうにも相手は大学時代の自分なのだから仕方ない。 空しく空気ツッコミ。) [Fri 28 Jul 2006 22:52:21]
ルゥ@診療室 > (踊る炎に底を炙られて、こぽこぽと煮立っていく。 それを漏斗で集めて、結露した露を別の器へ。 ここで他の煮炊きや、薬剤などを扱うと不純物が混ざってしまう事が多い。 なんたってホラ、中世ファンタジー世界だし。 (※都合よく中世を持ち出した)) [Fri 28 Jul 2006 22:40:30]
ルゥ@診療室 > …んーと、まずは真水の蒸留から──。 (アルコォルランプに三脚を立てて、金網を敷く。ビーカーになみなみと井戸水を満たして、漏斗を逆さにし、心持ち傾けて) [Fri 28 Jul 2006 22:34:44]
ルゥ@診療室 > (神統からか、霊縁からか。 自分の治癒術は基本的に戦傷を癒すものばかりだ。 最近、【縫合】を習得したが、矢張りその系統を一歩も出る事は無い。 早い話が、病気の類には効く魔法を殆ど持ち合わせていないのだ。 過労から来る軽い風邪などなら、【賦活】が役に立つ事もあるし、毒の類に【治癒】が有効である事もある、が。さておき ) …ええと。 (記憶力にはそれなりに自信のあるほうだったが、複雑な練成術を何時までもそらんじて覚えていられる程、本業をおろそかにはしていない。 アンチョコを取り出した) [Fri 28 Jul 2006 22:10:42]
ルゥ@診療室 > お客さん、もとい患者さんの居ないときこそ、忙しくあるべきですよね──。 ( なんて嘯きつつ、久しぶりに思いっきり展開するガラス器具。 愛用の錬金術の道具たち。) …んーっと。 あれは、どういう配合でしたっけ。 (むむ。 眉根を寄せながら) [Fri 28 Jul 2006 22:03:11]
お知らせ > ルゥ@診療室さんが入室されました。 『…んしょっと。 (こぽこぽ──)』 [Fri 28 Jul 2006 22:00:58]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 『( 三つ編みしすぎてまるでドレッドヘア。 )』 [Thu 27 Jul 2006 23:26:15]
フェンサー > ( こうして髪で遊ぶというのは割と楽しい。 大昔は宿屋の娘と戯れたこともあったけれど、主に野郎衆と過ごしているうちにそういった遊びもしなくなってしまった。 今考えればそういったことが女性らしさをどんどん奪っていったのだろう。 ) ………………あ。 ( ふ、と大変なことに気づく。 ) [Thu 27 Jul 2006 23:26:03]
フェンサー > ( 考えてみれば、髪を伸ばす必要性はあったのだろうか。 運動するには邪魔だったろうに。 うーん…………未練みたいなものだったのだろうか。 セピア色に色あせる記憶をたどりながら、前髪をチョコチョコ、細い三つ編みにして遊んでみたり。 普段は全部まとめてやるためか、こう細かいのは逆になんだか難しくて、はまる。 ) [Thu 27 Jul 2006 23:16:12]
フェンサー > ( ぱ、と手を離せば視界は灰色。 灰髪に赤目、というとどこかアルビノのようだが、医者によると元々こういった色素であるらしい。 身体も丈夫であるし、少し毛色が違うというところか。 ああ………にしても長い。 邪魔なくらい長い。 そろそろ切りたいところだが、さすがに病室で切るわけにも行くまい。 刃物も持っていないし。 今度打診してみよう。 ) [Thu 27 Jul 2006 23:06:20]
フェンサー > ( 最近、髪を無造作にがっしと掴んで後頭部で束ねているか、横たわっているため気づかなかったが。 ) …………伸びたなぁ。 ( ぞろり。 なにげなく髪を手ですいていたら、前髪が鼻の下まで届いていて、結構邪魔だ。 心なし頭を動かすにも重い。 ) [Thu 27 Jul 2006 22:56:29]
フェンサー > ( [Thu 27 Jul 2006 22:54:50]
お知らせ > フェンサーさんが来ました。 [Thu 27 Jul 2006 22:54:24]
お知らせ > フェンサーさんが退室されました。 [Wed 26 Jul 2006 21:06:39]
フェンサー > ( これは、試練なのかもしれない。 そう、思う。 人間としてほんの少しだけ成長するための、ちっぽけな試練なのではないかと。 ) [Wed 26 Jul 2006 21:06:33]
フェンサー > ( フェンサーにとってそれは、足であったのかもしれない。 この身体を支えるものだったのかもしれない。 それなしでは歩けなくなるほどに。 剣がなければ何も出来ない、そう自覚できるほどに。 普段は忘れているのに、ふとした拍子にとてつもない心細さを感じる。 なんとも、情けないことに。 ) [Wed 26 Jul 2006 20:56:36]
フェンサー > ( ダメなものはダメでダメでダメ。 何度言われても、堪えきれないほどにその思いは強くなる。 だから、その代わりに、折れた剣の柄を握る。 あれからずっととってあるそれは、女々しい未練がましさの象徴であるかもしれない。 すでに剣としての一生を終えたそれをお守りのように握り締め、一つ、ため息。 ) [Wed 26 Jul 2006 20:46:15]
フェンサー > ( 素振りをしたい。 それがダメでも、せめて剣が持ちたい。 時折、無性にそう思うことがあった。 ベッドに横たわるいまも、フェンサーは唐突にその想いに囚われていた。 剣を持ちたい。 それを振るいたい。 体の一部のようであった剣を。 ) [Wed 26 Jul 2006 20:36:06]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Wed 26 Jul 2006 20:33:34]
お知らせ > フェンサーさんが退室されました。 [Tue 25 Jul 2006 23:28:20]
フェンサー > ( がーっと廊下を転がるように進んでいって―――! ) 『はいフェンサーさん病室こちらですよー』 ( ぐりん。 救助と呼ぶにはあまりにもぞんざいに看護婦に止められて、一命を取り留めたのであった。 むなしい。 ) [Tue 25 Jul 2006 23:28:19]
フェンサー > ( 幸いにして廊下には誰もいなかったが―――あ、いや、不運なのか。 誰も止めてくれない。 きぃきぃと段々速度を増していき、車椅子は廊下を進んでいく。 フェンサーは一向に起きる様子もなかった。 むしろ鼻ちょうちんとか出していそうだ。 結構、シュールな光景かもしれない。 ) [Tue 25 Jul 2006 23:18:07]
フェンサー > ( そう、フェンサーはそのとき、注意していなかった。 というより―――寝ていた。 車椅子に腰掛けたまま、こっくりこっくり。 僅かに傾斜がついているのか、それともフェンサーの僅かな身じろぎのためか、車椅子は廊下をゆっくり、ほんのゆっくり、じっくり、進んでいた。 そのうち加速して壁にでもぶつかったら事だが、肝心の本人が何にも気づいていない。 ) [Tue 25 Jul 2006 23:08:09]
フェンサー > ( 車椅子というものは、かなり危険なアイテムだ。 それは、病院内という空間ですらそうだ。 それは時に凶器となり、乗せたものを怪我させることもある。 とはいえ、それも注意していれば大分回避できる。 ―――注意していれば。 ) [Tue 25 Jul 2006 22:58:54]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Tue 25 Jul 2006 22:56:44]
お知らせ > メルビルさんが退室されました。 『 私はただ、出来るだけ苦痛を味わう事無く生きて死にたいのだ。 』 [Tue 25 Jul 2006 22:52:07]
メルビル > ( 寝起きはすこぶる悪い。 起きてからも暫らく口を開く気になれず、自慢の自宅風呂に一人でぼんやり浸かってようやく目が覚めるくらいで。 一緒に? 多分ものすごく機嫌の悪そうな顔をしてじっと動かない置物状態だが。 ) 仕事、仕事、を言い訳にはしたくないけれど――――。 ( 仕事の方が大事、なんて思うような余裕の無い人間にもなりたくない。 まぁ、もともとバリバリ働くなんて全然好きじゃないが。 魔法の余力を結構残して仕事をしているなんて当然秘密だ。 ただでさえ白魔法の専門家が少ない院内だ。 骨の髄までしゃぶりつくすみたいにカラカラになるまでコキ使われかねない。 そういういつも全力で気合を入れて云々、なんていうのは一番嫌いな考え方。 仕事人間は温存という言葉を知らない。 ) [Tue 25 Jul 2006 22:48:14]
メルビル > ( あとは少し書類仕事をして数時間待機。 急患でもない限りは遅くに帰宅して昼間でグッスリだ。 お陰様で眠りだすと本当になにをされても目が覚めないようで――――――。 ) ……まったく、趣味が悪い。 ( 珍しく不貞腐れるような小声の独り言。 暗い夜の廊下でコッソリと地の顔を出した。 たまに自宅を訪れてくれる友人は嬉しいが、眠っている所を起こすでもなく。 何が楽しいのか人の寝姿を肴に朝方まで真っ暗な部屋に座っていたりする。 お陰でゆっくり話す事だってできやしない。 ) [Tue 25 Jul 2006 22:41:23]
メルビル > ―――…お疲れ様でした。 これで施術は終了ですよ。 あくまで貴方の回復力を促すだけのものですから、激的な効果はありませんけれど―――身体が熱いのはその所為ですから、効果が出ている証拠だと思って我慢して下さいね。 ( もともと低めのハスキーな声が咽喉の酷使でいっそう渋く。 我ながら容姿と相俟って男だか女だか。 ちら、と窓に映る自分の顔を見て直ぐに視線を戻した。 では、と会釈をして病室を出ると、廊下は随分と涼しく感じた。 ) [Tue 25 Jul 2006 22:34:16]
メルビル > ………MightとMisticとMagicの三つのMの相互作用によって全ての行程を締める。(All the distances are tightened by the interaction of three M of Might,Mistic,and Magic.) ( 長い長い詠唱が終わり、静かに深呼吸をしながら汗でびっしょりに濡れた手を患者から離した。 額を伝う汗を軽く拭い、咽喉の具合を確かめる。 今の所まだ大丈夫だ。頭痛も無い。 平時には緊急の為、2、3回分くらいは余裕を残しておくことにしていた。 ) [Tue 25 Jul 2006 22:26:52]
メルビル > ( 珍しい施術ではない。 いつもどおりの一番ポピュラーな回復呪文だが、消耗が激しく時間のかかるもので、一日にできる回数は限られていた。 故に一部の重傷患者、若しくは優遇されるべき(?)患者だけに施される。 ほとんどは個室だ。 ) ―――――処置完了と同時に回路の正常化を実行。動作確認。正常ならば終了とする。(The normalization of the circuit is executed at the same time as completing treatment. Confirming the operation If it is normal, it's assumed that it ends.) [Tue 25 Jul 2006 22:22:58]
メルビル > ……24番から33番までを一時的に封鎖。その上で全てのエーテルサーキットの効率化を促す。(It blockades it from the 24th to the 33rd temporarily. The efficiency improvement of all the ether circuits is pressed on that.) 始まりから終りまでの行程を7回と半分繰り返し、継続。(continues repeating half seven times, the distance from the start to the end.) ( 一文字のミスも許されない行程は集中力と体力と精神力を同時に消耗していく。 ついでに言えば、長い長い詠唱によって咽喉の酷使も。 この辺りで中だるみを起こさないよう、意識的に文脈を読み解き、頭の中でビジュアル的にイメージを促した。 患者の呼吸が徐々に安定して行く。 続けよう。 )  [Tue 25 Jul 2006 22:19:23]
メルビル > ……斯く在るべくしてそうであり、然しそれは本質ではない。5番、6番、13番、継続。(does to break out thus, it's so, and it not essence. The 5th both, the 6th, and the 13th continue.)  更にそれは断続的に投入され、心音のリズムと等しく。(In addition. It's turned on intermittently, and is more equal to the rhythm of heart sound.) ( 胸の辺りからちりちりと、腕を通じて掌に流れ込むものがある。 静かにベッドに横たわる患者は今、熱いものが流れ込んでくるのを感じているだろう。 詠唱というには少々幻想に欠ける、錬金術か数学のような言葉の羅列が続く。 ) 一滴、二滴、三滴。 1ミリ秒待機、その後継続。(One drop, two drops, three drops. One millisecond standby and continuance afterwards. ) [Tue 25 Jul 2006 22:14:52]
メルビル > ………基礎として(As a base) ( 低く静かに、一定のリズムを維持したまま詠唱は始まる。 薄暗い部屋の中、椅子に座ってベッドの横に陣取り、右手は患者の曝け出した胸に直接触れる。 左手には片手で長時間支えるには少々重い魔術書を開いて保持。 2ページに亘る細かい文字の羅列の意味を認識しながら一語一句間違える事無く続けなければならない。 蒸し暑い季節だけに、早速患者の体温で掌に汗をかいてきた。 ) 水35ℓ、炭素20s、アンモニア4ℓ、石灰1.5s、リン800g、塩分250g、硝石100g、硫黄80g、フッ素7.5g、鉄5g、ケイ素3g、その他15元素(Water 35ℓ, carbon 20s, ammonia 4ℓ, lime 1.5s, phosphorus 800g, salinity 250g, niter 100g, sulfur 80g, fluorine 7.5g, iron 5g, silicon 3g, and 15 other elements)―――――――。 [Tue 25 Jul 2006 22:07:29]
お知らせ > メルビルさんが来ました。 『Conservation of mass and natural providence, 』 [Tue 25 Jul 2006 22:02:13]
お知らせ > 南条菫さんが退室されました。 [Mon 24 Jul 2006 22:22:18]
南条菫 > ( 恋人の応急処置のかいもあって、傷はない。ただ、未だに足に力が入りにくいのは致命的であった。ゆっくりと、けれど確実に過ぎ行く時間。菫にとってはどうということもない一瞬なのだけれど、パートナーと過ごせるのは、その一時なのだ。 ) あせってるんだろうなぁ、私。らしくない―― ( 苦笑して、また膝におでこをくっつける。夏の夜風は、どこまでも心地よかった。 ) [Mon 24 Jul 2006 22:22:12]
南条菫 > ( 妖かしの色から、透明感のある光へと変わった蝶。持続時間もいくらか増えたようで、今までのようにすぐ消えたりはしなかった。 ) もうすぐ8月。海にでもいきたいけれど……それまでになおるかなぁ。 ( 眉をヘの字にまげて、かるく包帯が巻かれた足を触ってみた。 ) [Mon 24 Jul 2006 22:11:05]
南条菫 > ( そういえば――と思い出して、顔を上げる。妖怪だったころに時々やっていた、紫色の蝶。アレは今も出せるのだろうか。機会がないから、最近試していなかった。 ) ――ん。 ( 周りに人がいないのを確かめて、そっと両手の中に霊気を練りこむ。妖気か霊気か、それだけの差なのだが、やってみると案外簡単にイメージ通りのものを作ることができた。手のひらを天に向けて、ふぅっと息を吹きかける。 ) とんでいけ〜、なぁんてね。 ( まるで命の息吹を与えられたかのように、霊気の形は青白く光る蝶へと変わり、ヒラヒラと舞い始める。 ) [Mon 24 Jul 2006 22:03:58]
南条菫 > ( 4つのもふもふした尾を揺らして、それらしい星を探してみる。しかし、字で読むものと、実際に見る夜空は違っていて――なかなかみつからない。 ) 十示さん、今頃任務かな……一花も、たぶん……。 ( 立てた両膝におでこをくっつけるようにして、軽く息を吐く。 ) 早く直さないとなぁ。 [Mon 24 Jul 2006 21:56:02]
南条菫 > ( 短い時間なら、どうにかこうにか立って歩けるようになった。久しぶりに晴れたということもあって、菫は屋上にでて、座ったまま空を見上げることにした。 ) きれい――夏の大三角形っていうんだっけ? まだみえるかな? ( 入院中、色々と恋人が持ってきてくれる本を読み漁る日々。その中で、いくつか知識も増えていた。 ) [Mon 24 Jul 2006 21:48:50]
お知らせ > 南条菫さんが入室されました。 『(久しぶりに見た星空)』 [Mon 24 Jul 2006 21:46:28]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 [Mon 24 Jul 2006 19:23:26]
フェンサー > ( そして、どさり、倒れこむ前に受け止められて、フェンサーは今日何度目かの冷や汗をかいた。 それから、さあ今日はもうおしまいと押さえつけられて、手早く汗を拭かれるのであった。 ) [Mon 24 Jul 2006 19:23:20]
フェンサー > ( いまの医学でも、リハビリなしにはどうしようもないことだという。 フェンサーはそれを身体で知っていたし、頭でも理解していた。 しかしそれで辛さが薄れるわけではない。 かつてよりはマシだと比較してみても、それはどうしようもないことだ。 いまあるのは、いまの苦痛。 そしてその向こうにかすかな希望。 それに縋るだけ縋って、フェンサーはゆっくりと腰を上げる。 ) [Mon 24 Jul 2006 19:12:07]
フェンサー > ( 足はゆっくりとだが、かつての感覚を取り戻しつつあった。 だがそれでも、いまはまだ力なき小鳥のように震えるばかり。 この身を支えるに力足らず。 筋力低下はさほど問題でもなく、やはり、神経。 ) [Mon 24 Jul 2006 19:02:12]
フェンサー > ( ぎっ。 そんな音が、自分の、人間の喉の奥から漏れるということに、すこし感動した。 ……いやいや、そんな余裕はない。 がくがくと震える足を叩いて、フェンサーはベッドから腰を上げようとしているところだった。 しかしそれは遅々として進まない。 補助の看護婦がふたり、両脇から見守る中、リハビリ。 ) [Mon 24 Jul 2006 18:52:08]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Mon 24 Jul 2006 18:49:54]
お知らせ > フェンサーさんが退室されました。 [Sat 22 Jul 2006 23:02:31]
フェンサー > ( さて、それじゃあ健康促進のためにもう一眠りしようか。 ………とまあ、最近昼寝キャラが定着しつつあるフェンサーなのでありました。 ) [Sat 22 Jul 2006 23:02:27]
フェンサー > ( ベッドサイドの鏡を覗き込めば、ふうむ、大分血色もよい。 入院したての頃はそれはもう、不健康の象徴の、かさかさした肌に骨ばった頬、色も悪いったらありゃしなかった。 それが今では、まだ見れる顔だ。 さすがは病院。 健康管理はばっちり。 順調だという医者の言葉から考えて、退院もそう遠くはないかもしれない。 [Sat 22 Jul 2006 22:52:24]
フェンサー > ( ただ、医者が去り際に残した言葉には、少しだけ微笑んだ。 予定よりも順調だ、と。 ひとりベッドに身体を横たえて、ひとつ、大きな大きな、あくび。 手で隠しはしたけれど、いやはや、人に見られたくはない姿だ。 くつくつと一人笑い。 ) [Sat 22 Jul 2006 22:42:12]
フェンサー > ( まだ数ヶ月はかかりそうだ。 医者はそういい、剣士はただ頷いた。 それは仕方のないことだったし、いままでの入院期間を考えればさして長いことでもなかった。 百里の道も九十九里から。 まだ一歩目も踏み出せてはいないのだから。 ) [Sat 22 Jul 2006 22:32:32]
お知らせ > フェンサーさんが来ました。 [Sat 22 Jul 2006 22:30:14]
お知らせ > 南条菫さんが退室されました。 『やっぱり、退屈だわ。』 [Sat 22 Jul 2006 21:23:40]
南条菫 > ( なんとなく、体を丸めてふくらはぎのあたりに触れてみる。包帯の上から、なぞるように傷の場所を確かめると、痛みももうすっかり消えている。ただ、足にちからが入らないのが致命的だった。 ) まだ、当分はこのままか。 ( 天井を見つめて、半眼でぼやく。 ) [Sat 22 Jul 2006 21:23:30]
南条菫 > ( 自分は恐れている。恋人が先に逝ってしまったあと、愛する者のいなくなった世界で生きていけるかどうか。自信がないのだ。だから子供をつくろうと躍起になっている。一花がいなくなった世界で、彼女と同じくらい愛せるものを作るために。 ) 私にとって、50年や100年、あっというまだし……ね。 ( ほぅ、と軽く息を吐いて、ベッドに体を横たえた。 ) [Sat 22 Jul 2006 21:17:17]
南条菫 > ( 大きな狐耳をピコピコ動かして、窓の外の景色をぼんやり見つめる。神社の再興、恋人との子作り、生活の安定。すべてとまったままだ。 ) だけど、時間はちゃんと進んでる。 ( 一花と己では、与えられた時間の長さがまったく違う。恋人も、それはよくわかっているようで―― ) あーあ、気持ちまで沈みがちになってきちゃった。 [Sat 22 Jul 2006 21:10:54]
南条菫 > ( 長いこと動いていないから、体がなまって仕方がない。パートナーは今頃仕事を一人でこなしているだろうし、二人分の生活費を一人で工面してくれている恋人に、静かに感謝して目を閉じた。 ) 艶子さんはどうしてるのかな……白夜のことも、気になるし。あぁ――早く退院したいわ。 [Sat 22 Jul 2006 21:01:19]
南条菫 > ( 引き続き、入院中の狐娘。ヒトガタになれるようになったとはいえ、元通り歩けるようになるには今しばらくの休息が必要。一花が持ってきてくれた本もあらかた読んでしまったので、また窓の外を見ながらの退屈な日々。 ) 街では今どんな様子なのかしら。んー、入院してるとそういう情報って、入ってこないものね。 [Sat 22 Jul 2006 20:55:15]
お知らせ > 南条菫さんが入室されました。 [Sat 22 Jul 2006 20:52:38]
お知らせ > フェンサーさんが退室されました。 [Tue 18 Jul 2006 23:34:22]
フェンサー > ( この肉体は二十四歳―――だと思う。 しかし精神はそれからただの十年しか生きていない。 肉体と魂は、記憶と魂とは関係があるのだろうか。 魂とはなんなのだろうか。 もしも私の魂が綺麗だとして……それを量り売ることは出来ないだろうか。 ふと、そう思ってしまった。 否、否、否。 首をふって、そんな考えは捨てた。 信じるべきは悪魔ではなく、神でもなく、己だ。 ) [Tue 18 Jul 2006 23:34:16]
フェンサー > ( 悪魔は人と契約する。 有史以来、彼らはそうして人間に語りかけた。 なに、難しいことじゃないですよ。 あなたが得して、私も得する。 フェアな取引って奴ですよ。 合意の下で、誠実な言葉で、契約を交わしましょう、って具合に。 願いを叶える、その報酬は魂。 それは若ければ若いほどに、つまり、人が子牛や子羊を好むように、柔らかく美味なのだろう。 そんなことを、思った。 私の魂はいくらするのだろうか。 ) [Tue 18 Jul 2006 23:24:20]
フェンサー > ( なぜそんなことを思い出したのかといえば、強いてあげるならばこの曇天のせいだろうか。 気分の沈むような曇天のせい。 つまりは特に意味もない、戯言。 ただ、最初にふと思いだしたのは、悪魔の好みもまた人と同じようである、ということだった。 ) [Tue 18 Jul 2006 23:14:10]
フェンサー > ( 悪魔、というものがこの世には存在する。 それは時には作り話であったり、妄想であったり、人の心そのものであったりするけれど………実在する、らしい。 見たこともあったこともないけれど、聞くところによればそういう種族は存在して、そして割と、気づかないうちに人ごみにまぎれているらしい。 ) [Tue 18 Jul 2006 23:04:08]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Tue 18 Jul 2006 23:02:07]
お知らせ > 園内一花さんが帰りました。 『( どうなったかは… 弁天様だけがみてる? 気が乗らなくて、まだ読んでいなかった )』 [Sat 15 Jul 2006 21:21:01]
園内一花 > ―――なっ… ( 露骨な言い方には… と言っても他の言い方なんて思いつかないけれど… かぁ と赤くなって、少し拗ねる風にそっぽを向く。 …菫が自分を求めてくれる… その幸せだけで、身体の芯が切なくなるような感じがするのは本当だけど… あんまりいやらしいみたいに言われてしまうのは、やっぱり恥ずかしい ) 〜わ、分かってますよ。 …菫こそ、怪我してるんですから、無理しちゃダメですからね。 ( ―――頬へのキスに、そのまま頭を寄せて… 囁いた ) ―――菫は、じっとしてて。 全部、私がしてあげます。 ( 本当に、消え入りそうな声だけど ) [Sat 15 Jul 2006 21:19:06]
お知らせ > 南条菫さんが帰りました。 『(早く退院したい、と心から思える幸せ。)』 [Sat 15 Jul 2006 21:11:53]
南条菫 > そりゃあ、宿命のライバルですもの。 ( クスクスと笑って、それでもつまらなそうにする一花を見れば、頬に軽くキスをする。 ) 一花にこんなにも愛してもらっている私が、一番の果報者だけどね。 ( すっきりした顔で、こちらもうなずこう。そうして、トイレに入ればひそやかに、けれども激しく愛し合うのだろう。 ) [Sat 15 Jul 2006 21:11:23]
南条菫 > 平気よ――それに、術を完成させるためにも、もうちょっと実際にまじわってみないとね。 ( 耳元でささやき、立ち上がる。一花の肩を借りて、寄り添って歩く。 ) それに、一花だって、もう私なしじゃいられないからだになってるでしょう? ( その証拠に、抜いた指はいやらしい愛液で濡れていた。 ) 分かってると思うけど、声を漏らしちゃだめよ。気付かれたら大変。 ( 意地悪に微笑んで、先輩狐さんたちから色んな知識を吸収中。 ) [Sat 15 Jul 2006 21:09:24]
園内一花 > …よく、分かるんですね… 彼女の事。 ( ちょっとつまらなそうにそんな事を言う、寄り添って歩く病院の廊下。 …菫を傷つけて… 自分の事も殺すと言った彼女へ、それでも向けられる菫の好意は、少し羨ましい。 …真似しようなんて、絶対に思わないけれど… ) ―――向かおうとする意思を持っていたって、彼女のしている事は暴走です…。 いつか辿り着くかもしれないけど… 辿り着いたって… 菫を傷つけた彼女を、私は許せない…。 ( どんな偉人になったとしてもだ。 病院の床を見つめる目は、厳しい。 …それでも菫のお願いには、コクンと短く頷いた… ) …やっぱり、甘いですよ。 …もしかしたら、私よりずっと… 甘くて、優しくて… 〜でも、強くないと、そんな風にはなれないんだと思います…。 ( だから ) ―――分かりました…。 …豪天寺は果報者ですね…。 ( 菫に、こんなにも買われてる。 …仕方無さそうに… でも、すっきりした表情で、もう一度頷こう ) [Sat 15 Jul 2006 21:03:47]
南条菫 > [Sat 15 Jul 2006 20:57:00]
園内一花 > ―――へ…? ( 笑って封じられる唇に… きょとん、と目を瞬いて。 その気になってしまった自分に、恥ずかしそうに視線を泳がせるけれど… それでも続けられる愛撫には、もどかしそうに脚を閉じた ) …ッン… ァ っ ……いじわる。 ……はい…… ( 交わる時の、あの感覚を知ってしまって… 三週間は我慢しないとと思っていたけれど、求めてくれるのを拒めるほど、気の無い身体ではなくて… はにかむように頷いたら、乱れた裾を直して、肩を貸そう ) …ぅん、がんばります…。 …だけど、菫… もう、その… 出来るように、なったの? ( 以前は、機能までは備わっていないと言っていた気がするけれど… いつのまにって。 〜ちょっと不安そうなのは、赤裸々な話をしているらしい先輩狐さん達と、試しちゃったりしていないでしょうね?などと考えたのかもしれない ) [Sat 15 Jul 2006 20:48:19]
南条菫 > そうね――彼女は結果だけを求めているから――あぁいう行動にでたんでしょうね。人は結果だけを求めると、近道したがるものよ。近道した時、真実を見失うかもしれない。やる気も次第に失せていく。 ( 一つ一つ、丁寧に一花に語りかける。豪天寺艶子がここで終わるような人間でないことを知っているし、何より彼女には立派な王になって欲しいと願うから――踏み誤った道は、彼女にしか正せない。見守るしかないのだ。 ) 大切なのは『真実に向かおうとする意志』だと思う。向かおうとする意志さえあれば、たとえ今は両手からこぼれていく命を救えなくても、いつかは誰もが笑って暮らせる世界にたどり着く。”向かっているわけだから”……違う? ( だから、今は待ってみよう。そして艶子が自分で出した答えを聞きたい。 ) もし、また艶子さんが私たちを狙ってきたら、そのときは斬る。だけど――もうちょっとだけ、彼女をみていてくれないかしら。お願い。 [Sat 15 Jul 2006 20:42:25]
南条菫 > ( そっと近づく唇を、やさしく立てた指先で静止する。 ) ――ダメ、貴女はお見舞いに来たのだから、何事もなく――ね。 ( くすっと笑って、上下に指先を動かす。見えない布団の下での愛撫。そうしてそっと、ささやくように口を動かした。 ) ねぇ、トイレに行きたいんだけど、一人じゃ足が思うように動かないわ。肩を貸してくれないかしら? ( やさしく微笑んで、極自然に、一花を人の目に付かない場所へと誘導しようとする。 ) 私は強いから――耐えられるのよ。それに、今は貴女もいる。 ( っぷ……と絡みつくように音を立てて、秘部に入れた指を引き抜いた。 ) 私と貴女の時間がともにあったことを示す証――一緒に作りましょう。 ( そういって、ゆっくりとベッドから起き上がる。 ) [Sat 15 Jul 2006 20:37:39]
園内一花 > ―――豪天寺が、そんな思想を持っていたのだとしても… 彼女は、彼女に従わない私達の幸せを、その力で壊そうとする…。 …ただの無法者と、理想とする所は違ったって、やっている事は同じじゃない…。 ( 菫の予感が正しければ、少しは考えを改めないといけないかもしれないとは、思う。 …それでも、事実はどうしたって変わらない… ) [Sat 15 Jul 2006 20:30:16]
園内一花 > …? ( かぶせられる布団に、なんとなくその意図を察して、どきりとする。 …こんな場所で、そんな積りではないのにと… 戸惑うように抱き締めていた身体を離し、じっと見つめて、その言葉を聞く…。 ―――それで良いのだろうかと、ふと、考えてしまった。 …菫には三百年の時間があって… 自分はどんなに頑張っても百年… 順当にいけばせいぜい五十年…。 そして、これは菫にも言える事だけど… 戦いに身を置いていれば、その時間はぐんと縮まる。 …きっと自分は先に死ぬ… 『順番』だから、自分が先でなければいけないと思う…。 …その後でまで、菫を縛っても良いのだろうかと… ―――考えた事は、緩く目を瞑り否定した。 …菫が望んでくれるのだから、大丈夫… 応えたいように応えて、良いのだと ) ―――ッ… ここで…? ( 案の定、撫でられて… 真っ先に口にするのは、確認の、そんな言葉。 …たったそれだけで頬は赤いし、目は潤む… 『また今度に決まってる』 なんて言われるとそれはそれでショックなのだけど、傷の具合や、場所も心配だ ) ―――菫はどうして、耐えられるの…? 私は、どうでも良いような理由でそんな事はしない… だから… もしも、そんな事になっても、耐えてみせる。 ……大切な何かの為に、仕方なくする事なら…… その穢れは、大切なもので清められると信じます…。 ( 自分は、まだなのだろうか。 …そして菫は、もう、汚れているのだろうか…。 ―――そうだとしても、自分が清めると… 愛撫に微かに身を震わせながら、囁きを返した。 …そっと、唇を重ねようと… ) [Sat 15 Jul 2006 20:19:10]
南条菫 > 艶子さんはね、たぶんだけど――見てみてぬふりができない人なのよ。今こうしている間にも、どこかで力ない者が殺されているかもしれない、乙女が陵辱されているかもしれない、子供が人買いに売られているかもしれない。そうでなくったって、目の前で人が襲われていたら、誰だって助けたいと思うわ。でも――実際そうはいかない。相手が自分よりも強かったり、大人数だったり、武器をもっていたり――誰もかれもが困っている人を助けたいと思いながらも、でも必ず助けてあげることなんて、なかなかできないわ。そうでなくったって、自分の家族、家庭、恋人を護るだけで精一杯、日々を生きることで精一杯だって言う人も大勢いる。結局、誰も彼もが幸せになんていうのは、無理なのよ。――艶子さんは、そんな現実が許せないのかもしれない。だから、あんなふうにいうのよ。どうして力を持ったものが、弱いもののために尽くさないのかって、ね。 [Sat 15 Jul 2006 20:04:04]
南条菫 > もし、本当に”私の力になりたい”と思うのなら―― ( そっと布団をかぶせて、見えないように、身を寄せてくる一花の股の間に手を伸ばす。指先で、そっと愛しく秘部なでるように。 ) 貴女には、私の子を産んでほしい。貴女が先に死んだとき、私が希望を持って生きていけるように――もし私が先に死んだとき、貴女が私の子供を、見て、悲しみを癒せるように――たくさん、赤ちゃんほしいな……。 ( そっと身を寄せて、一花の体を片手で抱くように――太く長い尾を使って、一花をつつむように。 ) 汚れるのよ……血は洗えば落ちるけれど、匂いは消えない。鼻じゃくて、頭が覚えてるのよ。幻聴や幻痛と同じように、匂いもある。肉体は滅びても思いは残る。人を殺してなお平気でいられるだけの強さがなければ、殺した命の重みに自分自身が深遠へと沈んでいく。貴女がそれに耐えられるとは、思えない。 ( 秘部ヘの愛撫を続けながら、そっとささやいて。 ) [Sat 15 Jul 2006 19:59:15]
園内一花 > ―――力で護るというのは、その規模が大きくなれば、支配するのと同じです。 護っているつもりで加害者になって… 時には『誰を護るか』を選ばなければならなくなって… 結局、分裂してしまう…。 色々な国があって、組織があって… それぞれに自衛して、その規模は、小さく見れば個人のそれと変わらないと思います…。 …傍に居る人を守る… その為の立ち位置が、違うだけ…。 それでは、足りないんですか…? [Sat 15 Jul 2006 19:56:49]
園内一花 > …『獲物』や、『侵入者』としてでなく… 『菫』を狙われるのは、堪えられない。 …リゼルの時は、私はリゼルを知らなくて、その人は私の前に居なかったけど… でも、今回は違います。 …ずっとそうして、守って貰って… だけど私だって、菫の力になりたい。 ……菫がそれで良くても、菫だけに汚れさせるなんて、嫌……。 ( 包まれる指先を尻尾に絡めて… 傷に触れないように細心の注意を払いつつ… ベッドの上、身を寄せる ) ―――ええ、ありません。 ( 『人間』を相手にすると考えれば、傷付けた事すら、稀だ。 …『ある』と呟いた菫に… 繋ぎ止めるように、腕を回す ) ―――私にだって、そうしなければならない理由があったなら… その相手の想いも、甘んじて受けるしかありません…。 ―――そのくらいは、できるって、思いたい…。 …戦わなければならない時に、その力が僅かでもあるのに何もしないなんて… そっちの方が、きっと、ずっと後悔するもの。 ……迷っちゃ、いけない事です…… ( それでも… そう思って戦ったとして、勝てたとして… 菫の願いを知っていて尚、更に自分の正直な気持ちを封じ込め、迷い無く命を断てるかと言われれば… 躊躇わないとは、言えなかった。 …それが、情けない… ) ―――でも、それなら尚更…。 菫にだけ、そんな思いをさせるなんて… 出来ない。 …ねえ… 『汚れる』事なんですか? …大切な人を守る事が… その敵の命を絶つ事が…。 誰かに恨まれるかもしれなくたって… そんな人と菫を秤にかけるなんて、出来ません… ( 『ごめんなさい』 菫にばかり押し付けて、と… 小さく付け足して… 虚ろな横顔を見つめ、抱き締める )  [Sat 15 Jul 2006 19:49:45]
南条菫 > 貴女が戦わなくて済むように――殺さなくてすむように――汚れやくは全部私が引き受ける。いままで、ずっとそういうスタンスだったから……。 ( 愛する人を護るということ。同時に、愛する人に人をあやめて欲しくないとも思う。大好きだから―― ) 私が心配しているのはね、貴女が人を殺した後、その重みに耐え切れるのかってことよ。貴女はまだ、人をあやめたことはないのでしょう? ( 私はある、と短くつぶやいて。殺すということは、それだけで終わるものでは決してない。長く長く、後に尾を引く。 ) 殺してそれで終わりなら、そんなに楽なことはないわ。だけど実際には、殺した相手の関係者――たとえば恋人であったり家族であったり、仲間であったり――ねぇ一花、貴女にはできるの? もし私を護るために誰かを殺して――その後で、もし殺した人の関係者に逆に狙われる形になったら―― ( 尻尾を動かして、一花の手をくるむように優しくなでる。 ) 今度は貴女が殺された相手の”敵”になるの。憎んでもいない――もしそれが、自分が好意を持って接していた相手だったら? 貴女はそれを斬って、なお平気でいられる? 剣を握るもの誰しもが、強い心を持っているわけではないわ。時には自分が殺した死者に足を引っ張られることもある。誰かの一生を奪い去るというのは、つまりそういうことなの。 ( 菫はうつろな目で、どこか遠くを見るように語った。過去を思い出しているのだ。自らの過去――ヴェイトスにくる前のことを。 ) 私だってエスパーじゃないんだし、はっきりしたことまでは分からない。ただ――”どうしてお前達は力を振るわない、どうしてお前達はそれだけの強さを持っていながら、全体の為に尽くさない”雨の中、艶子さんはそういっていた。たぶんだけどね……彼女がしようとしていること、やりたかったことは、誰もが思うような、ごくごく当たり前のこと。強いものが弱いものを護る――それが当たり前にできる世界。彼女が作ろうとしているのはね、たぶん、そういう世界よ。 ( 一花の言葉には、その通りだとうなずいた。もう一度茶をすすって、息を吐く。 ) [Sat 15 Jul 2006 19:24:25]
園内一花 > ………『平気』、では、ありませんけど…。 …だけど、私も、菫を失うのは怖い…。 …殺したくなくたって、傷付けたくなくたって… そうしなければその相手が菫を傷付けるなら、悩む事なんて無い…。 菫は、豪天寺がこの先も私達の脅威になるとは思えなかったと言いますけど… 私はあの時の彼女の態度に、命ある限り喰らい付いてくるような気迫を感じました…。 ( 『諦めない、引かない』といった、それらの言葉… 冗談だとは、思えなかった ) …菫は… 嫌じゃない? …菫を殺そうとしている誰かを、それでも私が殺せないなんて… そんなのは、あなたの事を一番に考えていたら、出来ない事。 ―――私は、菫がそうしたいなら、それでも良いけど… だけど私を殺そうとしている誰かを、菫が、それでも殺せないなんて… よく分からないけど、少し寂しいと思う…。 ( 秤にかけろなんて、残酷な言葉。 …でも… そうして欲しくないと言われる戸惑いは、それを口にさせる。 …他の何よりも強く愛する事が、相手にとって最良の形で愛されている事にはならないと知るのは、初恋の身には難しい… ) ―――どうすれば、良いのかな。 …菫には誰より私の事を好いていて欲しいと思うけど… でも、その為に菫を諦めたりは、出来ない…。 当たり前じゃない…。 ( 彼女を意識するより以前の自分が、日々何を考えて、どんな風に過ごして来たのか… 上手く、思い出せない ) ……そうですよ… そんなの、私より甘い… 自分勝手ですよ、本当に…。 菫を失うのが私にとってどういう事か… ( …そういう自分もまた、自分勝手…。 ―――だけど――― ) …でも… 少しだけ、安心した。 ……菫の願いは…… きっと、私にしたいようにさせておくより、ずっと難しいものだと思う。 …弱い私を、受け入れて、愛してくれるのは… 嬉しい。 ( だからと言って、菫を諦めることは、やっぱり出来ないのだけれど…。 丸イスからベッドへお尻を移して、尻尾の一本にそっと手を乗せる。 …戸惑うような… 嬉しそうな、曖昧な表情で ) ―――彼女は、何をしようと言うんですか? …『全体の為に』なんて言っていたけど… その為に、自分に従わない人一人の、ごく普通の幸せをないがしろにする人に… 何を言う資格も無いはずです…。 [Sat 15 Jul 2006 19:06:37]
南条菫 > 私はね、一花――私が愛した貴女の姿が汚れるのが怖かったの。私のために必要とあらば、誰かを平気で殺す。私が好きなのは――私が愛したのは、そんな貴女じゃない。やさしくて、可愛らしくて、まじめでちょっとおっちょこちょいで、誰かを殺したり傷つけたりすることを、誰よりも嫌う人。 ( ぽつり、ぽつり、とつぶやいて。 ) ごめんね、こんなこといいたくないのに。私は一花のすべてを受け入れているつもりなのに――まだ心の中で、私が描いた理想の貴女であって欲しいと思っている。人なんて殺して欲しくない。――甘くて、自分勝手よね、こんな考え方って。 ( うつむいて、それから寂しさに満ちた顔で、お茶をすすった。 ) ――艶子さんが、自分でまっとうな道に戻ってくれればそれでいいわ。よく憶えておいて、一花。あの子は自分の力を過信しすぎている。他の人がやらないのなら、自分が何かをやらなければとかたくなに考えている。そして、自分の絶対的な価値観を当然のこととして他人に押し付ける――艶子さんが本当にそれでいいと自身で思えるような、天衣無縫の剣豪なら、私はそれでもいいと思うわ。でもそうじゃない。彼女は己の行為に無自覚なだけ。気づいてくれれば――まだいくらでも歩みなおせるけれど――無自覚な悪というのはね、一花。自分が悪いことをしていると気づいているものよりも、何倍もタチの悪いものなの。 [Sat 15 Jul 2006 18:39:31]
園内一花 > ………。 ( 何をしでかすか分からないという、その認識は、同じ。 …狙いは菫と自分だと言ったって、神社や白夜ちゃんに手を出さないとは言い切れない…。 …それでも、自分だって『殺したくはない』けれど… 菫と自分では、決定的に違っている部分があった。 …殺せなくても良いけれど、殺してしまっても構わない、自分はもう、豪天寺艶子を『障害』以外の何かとは見ていない… ) ―――私には… よく、分かりません。 …豪天寺の考えている事は、何も… 狂っているとしか思えないくらい、怖いんです。 …それに、たちの悪い冗談や、何かの例えだとしても… 菫を殺すかもしれないと言った彼女を、あなたを斬った豪天寺を、私は絶対に許さない。 ( …許しちゃいけないんだ…。 …それを許すのは、菫を失う事を肯定してしまう事だから… ) …私は… …私にとっては、それだけなんです。 …菫には、豪天寺の気持ちが分かると言うけど… それは、私と菫の命を危険に晒してまで、思い直させないといけないものですか? …そもそも、思い直せるものなんですか…? ―――私も… あの時に豪天寺を殺そうとしなくて、今では、良かったと思うけど… でもそれは、菫が止めたから。 ……菫の願いを聞けて良かったと思うけど…… でも菫さえ望まないなら、勝てたかどうかなんて分からないけど… 機を逃さずに、殺してしまいたい相手と言うのが本音です…。 [Sat 15 Jul 2006 18:28:36]
南条菫 > ( 一花ガ入れてくれたお茶を受け取って、それから湯気の立つ水面を見つめて、つぶやく。 ) 艶子さんが神社に来たときは、奥に白夜もいたし――逃げることはできなかった。だけど、決闘を断っても帰ってくれそうになかったから――貴女を護るために、あの場は戦うしかなかった。 ( だけどね、と自嘲するように。 ) 私は艶子さんを殺したくはなかった。元侍っていうのもあったけれど、彼女と私はよく似ていて、そのせいかな……彼女の考えも、なんとなくだけど分かる気がするから。 ( 耳を弱弱しく倒したまま、4つの大きな尾で己の体をくるむようにする。 ) 艶子さんが、この先も私たちの脅威になるとは、どうしても思えなかったの。敵っていったけどね、ほんとうにそうなら、不意打ち食らわしてでも切り捨てておかなくちゃ。だけど、なによりも――艶子さんに止めを誘うとしている貴女を見たときにね、怖くなったのよ、私。 [Sat 15 Jul 2006 18:10:39]
園内一花 > …ううん。 …私が入り浸るのを、煩いと思わないなら… ずっと、ここに居たいくらい…。 ( 一番好きな人で、恋人で… この想いは当然と考えていたけれど… 最近、自分は何故か、相手に執着し過ぎているのではないかという自覚も生まれてる。 …自分にとっては当然で、そうでないなど理解出来ないのだけれど… そう考える『自分』がズレているとすれば話は別だ。 …白夜ちゃん本人が、自分を前にしてそれを言う事は無かったものの… 菫の微笑の中に陰りを感じる度、遣る瀬無い思いに身体の芯がヒヤリとする。 …そんな事を口に出すのも、やっぱり相手の負担なら… 『面白かったですか?』 下巻の入っていなかったミコトさんのお見舞いに、感想を聞いてみたり ) ―――ぅん? …何を、甘いと思うの? ……似てるけど、違うんじゃないかな…… ( 拒む事だって出来たのに、白夜ちゃんを奴隷ギルドへ返したし… 豪天寺と戦った時だって、『甘い』ところなど無かったと思う ) …豪天寺を『蹴った』事を言っているなら… あれは、強くなければ出来ない事です。 ( こぽこぽと… 貰って来たお湯で、お茶を煎れて ) [Sat 15 Jul 2006 18:02:45]
南条菫 > (白夜を送り出してから、少しだけ寂しそうに笑う日々が続いた。菫の中では、割り切っても割り切れない気持ちがまだある。 ) うん、ごめんね、一花だって仕事あるのに――頻繁にきてもらって。 ( 読み終えた本をベッドの端に置くと、パートナーに微笑みかけた。 ) ねぇ一花。私は、やっぱり甘いのかな。やさしさと甘さは違うよね? (ふと、そんなことをつぶやいて。 ) [Sat 15 Jul 2006 17:50:12]
園内一花 > ( そんな声をかけて、病室へひょっこりと顔を出すのは… 例によって、着物姿のポニーテール。 お見舞いに来てくれる人が、もっとあれば良いのだろうけど… 一人になる入院生活で塞いでしまいがちにならないかと、自分だったらと考えると心配だった )   ( 白夜ちゃんの事… 『売れた』とだけ、律儀な職員から連絡を受けている。 …彼女の友人が、自分のせいで手の届かぬ場所に、最悪の形で送られたのではないかという危惧を拭うことは出来なくて… 少し、怯えるように微笑んだ ) [Sat 15 Jul 2006 17:42:13]
お知らせ > 園内一花さんが入室されました。 『 本、読んじゃいました? 』 [Sat 15 Jul 2006 17:35:52]
南条菫 > ( 入院着の格好で、ベッドから上半身を起こした姿勢で窓の外をぼんやりと見つめる。 ) 退屈。 ( はふぅ、とため息を吐いて、けれどどうにもならない現状を憂う。 ) [Sat 15 Jul 2006 17:35:01]
お知らせ > 南条菫さんが来ました。 『(ようやっと変化ができるようになった)』 [Sat 15 Jul 2006 17:32:13]
お知らせ > バドラック@カビさんが帰りました。 『そんなこんなでカビ殺し3日目終了』 [Thu 13 Jul 2006 23:40:08]
バドラック@カビ > ………うむ! OK! カンペキ! (もはやカビのかの字もないほどに掃除が完了した食堂を見て、小熊は満足げな笑みを浮かべた。 やはり物量作戦は有効らしい)  [Thu 13 Jul 2006 23:39:31]
バドラック@カビ > (判定結果6 わりと落ちたほうじゃなかろうか? カビ 0/25 根絶成功) [Thu 13 Jul 2006 23:37:02]
バドラック@カビ > ん〜〜〜〜……… まぁ、こんなもんかな (目に見えるカビは大分洗い流せたようなので、コレでよしとする。 最後は洗い場。 カビだけでなく、水垢も丁寧に布でふき取り、洗い流す) 【判定】 [Thu 13 Jul 2006 23:35:56]
バドラック@カビ > (判定結果5 いまひとつか? カビ 4/25) [Thu 13 Jul 2006 23:31:41]
バドラック@カビ > ほんじゃ、まずは調理台から………っと (調理台の足元から石鹸を塗りつけて水拭きし、洗い流す) 【判定】 [Thu 13 Jul 2006 23:30:45]
バドラック@カビ > おお……… だいぶ綺麗になったんじゃね? すごくネ? (アレだけあったカビが、見た目にはもう殆どない状況 満足げに頷いて、周囲を見渡し) もう床はこんくらいでいいんじゃね? この勢いなら水周りもすぐ終わっかもね (うんうんと頷きながら、部屋の中を見渡す。 後は、調理代についたカビや洗い場のカビを拭き落とそうと用意したバケツに水を汲み、雑巾を絞る) [Thu 13 Jul 2006 23:27:30]
バドラック@カビ > (判定結果7 そこそこ落ちたんじゃね?といったところか カビ 9/25) [Thu 13 Jul 2006 23:22:01]
バドラック@カビ > このままッ!! ブラシを! カビの! 巣の中に………… つっこんで! こすりぬけるッ!  (追撃の手を緩めず、更にカビの巣を清掃) 【判定】 [Thu 13 Jul 2006 23:20:27]
バドラック@カビ > (なんということでしょう! あんなに暗くジメジメしていたカビの巣が、今では真っ白なタイルが見える程綺麗に磨き上げらています。) 俺、匠名乗っちゃっていいかな? (あっさり調子に乗った小熊は満足そうに切れになった床を眺め、ふんぞり返りました) [Thu 13 Jul 2006 23:17:14]
バドラック@カビ > (判定結果9 驚くほど落ちた。 カビ 16/25) [Thu 13 Jul 2006 23:10:25]
バドラック@カビ > (清潔第一の病院で胞子が巣を作り、黒かびが蔓延する。 湿気と水垢をもって繁殖を企てるカビを ベノム雑貨店臨時従業員われわれが! ベノム印の清掃員われわれが!  このカビキラーが許しておけるものか!!。 カビ取り石鹸をグリグリとブラシにこすり付け、あまつさえカビ本体に直接塗ったくって擦り上げる!)  【判定】 [Thu 13 Jul 2006 23:08:49]
バドラック@カビ > (ヴェイトス中央病院内食堂。 昨日泣きながら逃亡したはずの小熊は、なぜか余裕の表情で腕組みし、未清掃ゾーンの下に蔓延るカビの巣と対峙していた) 昨日は、確かにお前らを甘く見てた………まさか、あんなに石鹸が効かないとは思わなかったし、こんだけいっぱいあるとも思ってなかった――――でも今日は違うぜ! (ビシ、と指を突きつけて吼える。 浮かぶのは勝利を確信した笑み、そして『ベノム雑貨店』の刺繍が輝くエプロンより鳥居だし足る石鹸は3つ) 今日は石鹸3つ………昨日の3倍だぜ! (ぶっちゃけ物量作戦。 もっとも単純に勝率を上げる方法だ) [Thu 13 Jul 2006 22:51:18]
お知らせ > バドラック@カビさんが入室されました。 『決戦再び』 [Thu 13 Jul 2006 22:38:26]
お知らせ > エリアルさんが退室されました。 『物覚え悪い看護婦に、悪戦苦闘。』 [Thu 13 Jul 2006 00:43:44]
エリアル > (案の定怒られましたとさ。仕方ないからタバコを消して、出口へと向かう途中の事。呼び止められた。なに?)…もっかい?なに?…水に濡らすなとアレだけ言ったのに(頭痛がした。自分もここで治療受けて帰ろうかと思うぐらいに。先程いったばかりの事を守らなかった看護婦見やり)わかった、わかったからそんな目で見るなっ!(もう最後まで付き合うしかないんだな…とほほ。ならば行くまで) [Thu 13 Jul 2006 00:43:27]
エリアル > (庭に出れば、タバコを咥えて。火をつければようやく落ち着いて大きく深呼吸。タバコの味が口いっぱいに広がる。嗚呼―‥‥美味)特に、やる事やった後のは格別ネ(ニヤリと笑えば不気味に見える。タバコの煙見られりゃ怒られる事は確実) [Thu 13 Jul 2006 00:39:59]
エリアル > (その声の主はようやく一息つける所に辿り着く。そうしたら外を見ようか)……なんか今夜も遠出したな(エリアルさん、ありがとうございました。そう声をかけられれば会釈のみ。別に何したわけでもないが)あー…お礼言われるの、ダルイ…(項垂れた。お礼なんて言われたくないというより、言われなれちゃいないから) [Thu 13 Jul 2006 00:37:18]
お知らせ > リュンメルさんが退室されました。 『(何か聞こえた。が、関係は無さそうだ。そう思い、得物支えに外へと。)』 [Thu 13 Jul 2006 00:35:06]
> (病室の入り口で話しをしていた。白い服を着たここの職員と、だ)じゃ…あの怪我が現れるまでの刻はここに書いてあるから。…は?お礼?…イラナイ、イラナイ。また呼んでくれれば来るから(そう告げれば、その声は静まるだろう。代わりに、靴音が響く) [Thu 13 Jul 2006 00:33:11]
お知らせ > さんが来ました。 『とある病室から聞こえる話声…小難しい話。』 [Thu 13 Jul 2006 00:31:27]
リュンメル > ん……(左足を半ばずる様に、右足だけでトントンと跳ぶ様に歩けば、得物の横へ。そして、それをガシリと掴み取る。) んじゃまぁ……川辺にでも行きますかね。(ついでに商業区にも脚を運ぼう。何時も付けてる色眼鏡、今は壊れたそれをそのままにしておくのは心理的に辛いから。) [Thu 13 Jul 2006 00:29:58]
リュンメル > (長さにして6フィートを超えるそれは、白い布によって姿を隠していた。だが、中身は良く知っている。己の獲物だからだ。) ……振る位ならいいよな。 (パイプをぴこぴこと揺すりながらの物騒な独り言。自分で無理矢理治療受けさせておいた癖に、と見る人が見れば突っ込まれる事請け合いだが、この男は気にしない。そう言う男であるからだ。) [Thu 13 Jul 2006 00:25:52]
リュンメル > (傷ガンと見せたのが良かったかねぇ。そう、昼頃の事を思い出しながら一服。実に良い身分だ。)……ん……ふぅ……(鼻から白い煙を吐きながら、紫がかった右の瞳で、包帯巻かれた左手や、左足を見る。昨日の夜での一戦において負った傷は、深かった。傭兵として鍛えられた筋肉で無ければ、完全に機能を喪失していただろう。今はどちらも動かせないが、一ヶ月もすれば…跡は残るだろうが…完治はすると思われる。尤も、そんな悠長に待っている暇は無かったが。) このハンサム顔に傷跡こさえてくれたあんにゃろうを締めんとな。 (そう、己の母国語で独白すれば、ぽんとパイプの中に積もった灰を、窓の外へと叩き落し。すっと、右目を動かし眺めるのは、布で包まれた長物だ。) [Thu 13 Jul 2006 00:16:54]
リュンメル > (そう、良い笑顔で答えて、思いっきり門前払いされたのが今日の朝。) いや、解った、金は払う。何時かだ。だが、絶対だ。それならいいだろう。(いい訳無いと断られるも、多少の有り金を渡しながら、延々頼み込んだのが今日の昼頃。) ふぅ……(そして、左腕、左足、左顔に包帯を巻いた姿で窓辺に佇み、思いっきりパイプ吸って寛いでいるのが、今日の夜、つまり今だ。) [Thu 13 Jul 2006 00:01:16]
お知らせ > リュンメルさんが入室されました。 『早急に治してくれ、金は払えんが。』 [Wed 12 Jul 2006 23:56:09]
お知らせ > フェンサーさんが退室されました。 『( 額に「肉」。 )』 [Wed 12 Jul 2006 23:40:19]
フェンサー > ( 顔色でも見てみようかと取り出した手鏡。 そこには―――! ) [Wed 12 Jul 2006 23:40:08]
フェンサー > ( 腹の減り具合からなんとなく推測してみようと試みるが、燃費の悪い体のこと、何時だって大抵少しはお腹が減っている。 いまいちよくわからなかった。 もしかすると意識不明で数日眠り込んでいたのかもしれないなあ、そんな阿呆な妄想もしてみるが、現実感はまるでない。 天の上から誰かに見下ろされるような気分でぼんやり。 ) [Wed 12 Jul 2006 23:30:20]
フェンサー > ( はっ。 フェンサーは鈍い頭ながらもそこで気づいた。 もしかすると一日眠りこけていたのではなく、さっき寝て、すぐ起きたのではないだろうか。 数分しか寝てないとか。 時計などというものはそもそも見方がよくわからないし、今日の日付もわからないから、実際どれだけ寝ていた」のか不明だ。 うにゅうにゅと頭を悩ませる。 ) [Wed 12 Jul 2006 23:20:24]
フェンサー > ( うん、なんだかおかしな言葉だ。 正確に言うならば、夜寝て、目覚めたとき夜だった。 寝すぎたのか、少し頭が鈍い。 ううむ、下手すると二十四時間寝ているかもしれない。 これはこれですごいのかもしれない、とフェンサーは少し思った。 少なくとも連続睡眠時間の記録は更新されている。 ) [Wed 12 Jul 2006 23:10:13]
フェンサー > ( 朝起きると―――夜だった。 ) [Wed 12 Jul 2006 23:08:50]
お知らせ > フェンサーさんが入室されました。 [Wed 12 Jul 2006 23:07:38]
お知らせ > バドラック@カビさんが帰りました。 『三度目のリベンジは黒かびに阻まれた』 [Wed 12 Jul 2006 23:06:50]
バドラック@カビ > (小熊は泣きながら逃げ出した) [Wed 12 Jul 2006 23:06:05]
バドラック@カビ > よ、よし………! 少しだけど落ちてる! Ok! この調子…………―――――で? (必死で擦り倒し、どうにかこうにかカビをこそげ落とした小熊は、額を拭って残り僅かな未清掃ゾーンに視線をやり) え? えぇっ!? (そして、見てしまった。 未清掃ゾーンの調理台の下を支配する巨大なカビの巣を) [Wed 12 Jul 2006 23:04:46]
バドラック@カビ > (判定結果4 しかし、ここに来てゾロ目…カビの巣にぶち当たる カビ 25/25) [Wed 12 Jul 2006 22:57:18]
バドラック@カビ > うわ………こんだけ石鹸つけてコレしかとれねぇの!? このカビ絶対なんかやばいっ! (ぞわっ!と、おもわず毛を逆立てて呟いた。 7割本気で戦術的撤退も考えたが、さすがに仕事でそれは拙かろうと思いとどまった) コレで落ちなかったら帰るっ! 本気で帰るっ! OK? OK! (自問自答しながらブラシに石鹸を全力で塗りたくり) (判定) [Wed 12 Jul 2006 22:53:44]
バドラック@カビ > (判定結果6 そこそこ落ちたんじゃなかろうか?という程度 カビ 12/25) [Wed 12 Jul 2006 22:47:14]
バドラック@カビ > んー!? なにコレ………なんか実験中の変な薬とか零してやばいカビになったとか? 5倍くらいの勢いで増えるとか………そのうち怪物とか生まれてくるんじゃねコレ? (カビ取り石鹸さえ物ともしない強靭なカビに慄きつつ、偏見に満ちた戯言を呟いた。 しかし、それでも仕事は仕事。 水周りは後日に回して、今日は床だけでも片付けようと、先ほどの二倍くらいブラシに石鹸をこすり付けた) 【判定】 [Wed 12 Jul 2006 22:45:46]
バドラック@カビ > (判定結果1 殆ど効果なし。 カビ 18/25) [Wed 12 Jul 2006 22:37:11]
バドラック@カビ > よっし! じゃ、さっさと終わらせっか! (目的はどうあれ、やる気が出たのは間違いなく。 再びブラシでゴシゴシと床をこすり始める) 【判定】 [Wed 12 Jul 2006 22:35:31]
バドラック@カビ > ん、そういえば………リベンジって今日やってもアリかな? (こそげ落ちていくカビを尻目に、小熊はふと手を休めて考えた。 夜警を掻い潜って宿直室の扉に何か書いて戻ってくるという肝試しはまだやっているんだろうか? 小熊は2度のチャレンジをルゥ先生に阻まれ、入院中のリベンジはならなかったのだが。) うん、多分アリだろ、アリ! (フスー、と一人気を吐いた) [Wed 12 Jul 2006 22:32:15]
バドラック@カビ > (判定結果6 そこそこ落ちたんじゃなかろうか? という程度 カビ 19/25) [Wed 12 Jul 2006 22:24:50]
バドラック@カビ > とりあえず床から   っと! (『ベノム雑貨店』の刺繍がデカデカとなされたエプロンより取り出したるは、特製カビ取り石鹸。 ブラシにたっぷりとこすり付けて、床をこすり始める) 【判定】 [Wed 12 Jul 2006 22:23:26]
バドラック@カビ > んー、あの激にが薬膳粥はここで作られてたのか……… (感慨深げに呟いて、小熊はあたりを見渡す。 入院生活の中でもっとも過酷な思い出の一つ、激にが薬膳粥―――食す者の味覚を震撼させる強烈な味が舌に蘇るようだ) ………嫌な事思い出した。 さっさとかたづけっか (頭を一つ振って、小熊は作業に取り掛かった。 本日のターゲットは床と水まわり)  [Wed 12 Jul 2006 22:20:12]
お知らせ > バドラック@カビさんが来ました。 『食堂』 [Wed 12 Jul 2006 22:10:34]
お知らせ > ミコトさんが退室されました。 『( ともあれお大事に。 )』 [Mon 10 Jul 2006 12:49:41]
ミコト > ( 反応をめっさ愉しみに ... 。 ) さて、 帰ろぅかしら。 ( ... 廊下をゆるり、ゆるりと、歩いて。 馬尾の髪を ふぁさ、ふぁさ ――。 ) [Mon 10 Jul 2006 12:48:38]
ミコト >  ... ほら、全部入れたら、本当は菫さんの趣味に合わなくても、無理やり読ませる感じになりますし ... 。 ( 中巻迄で、気に入ったら 『下巻!』とお手紙来るかな、と 思う次第。 )  ( ちなみに 一花さん用にも一冊。 とある神道系学園の中で巻き起こる、おにゃご同士のあれこれを描いた小説 マリ ――  もとい、 弁天様が見てる! という小説である。 ) [Mon 10 Jul 2006 12:46:43]
ミコト >  日延べし過ぎるのも、非礼ですし、 ... 。 ( 近くを通りかかった看護婦さんに、『南条菫さんにお願いします』と ... 見舞い籠をお願いしておく。 ) 喜んでくださるかしら ... 。 ( こう 見た目は普通の高級果物籠だけども。 なんと 果物の底には ...!  厳選された 剣客小説達が ...!  マニア、もとい剣の本職をも、納得させる、リアリティある動きと知識、それでいて小説の愉しさ、面白さを損なわぬ ベストセラー達である。 ちなみにミコトさんは、保管用・鑑賞用・布教用*2 と 一つの小説を四つ持っています。 その内の布教用。 上巻・中巻と入れてある。 ) ふふ ...  。 ( しかし、ちょっと策士な所は クライマックスな 下巻を入れてないところだ。 ) [Mon 10 Jul 2006 12:43:47]
ミコト >  何で 狐さんが ご飯たべてらっしゃいますん、、 ? ( ... つい 病室閉めちゃった。 ) ... 菫さんのペット ... ? ( ――本人です―― ) [Mon 10 Jul 2006 12:37:13]
ミコト > ( ある病室の扉をそっと閉めて、廊下で困り貌 ... ) あ、あら、、  ?? ( ... 病室のネームプレートをちらり。 スミレ・ナンジョウ。 ... 間違って無いはず。 ) ( ... 己が刀を鍛え直してあげた相手が、入院したと聞いて。 まず、メイドを遣わした後、時間を見つけて自分でも、お見舞いに来たのだけれど。 ) [Mon 10 Jul 2006 12:36:05]
お知らせ > ミコトさんが入室されました。 『 ( 困っていました。 )』 [Mon 10 Jul 2006 12:33:10]
お知らせ > ルゥ@診療室さんが退室されました。 『( 少し気になったようで、明日あたり白魔術ギルド経由で照会かけてみようかと。 )』 [Mon 10 Jul 2006 01:57:39]
お知らせ > ナナオさんが帰りました。 『(向かう先は病棟―眠っている友人の顔でも見て帰ろう。)』 [Mon 10 Jul 2006 01:56:12]
ナナオ > ――怪我人を担いで来た時もお願いします。(医者の見送りに、手を振って――) …じゃあ、私はこれで。夜分遅くにごめんなさい。お仕事がんばってくださいね。(椅子から立ち上がると、頭を下げた。)今度はもう少し気の利いたお土産持ってきます。 [Mon 10 Jul 2006 01:55:43]
ルゥ@診療室 > いいえ、どういたしまして。 (こっくりと頷いて、ドーナツに齧りついた。結局喰い気重視) …はい、御武運を。 生きて戻ってくる限りは、最善を尽くしますから── 安心して、怪我してらっしゃいです。 (にっこりと。送り出そう) [Mon 10 Jul 2006 01:52:47]
ナナオ > お願いします。(彼女にも話を聞きたかったが、もう時間がなかった。――砦に行った友人も心配だし。) ………うぅん。 最前線に立っているルゥ先生がそういうなら…もし他にいたとしたら、噂くらいは耳にしそうですよね…。(独り言のように、早口で低く呟いて) ……目に針と糸を使って縫い合わせるわけには、いけませんよね。 どっちにしたって………私が目を怪我したら、失明は避けたいとおもうから、絶対に此処にくると思ったんですけどねぇ…。完璧に治る可能性が低くても、一縷の望みをかけて?――そっか。すいません、ありがとうございました。(この話はおしまい、と一息。 にっこり微笑んで) ――明日から外へ――砦のほうに行くんです。怪我したら、宜しくお願いしますね。 [Mon 10 Jul 2006 01:48:56]
ルゥ@診療室 > あ、はい。 心に留めておきますね? (どんな子だったか。 名前からするとトキノミヤコ系のようだけど。) 病院の外となると、ちょっと事情に明るくないんですけど─ 一時的に、とか。 急場凌ぎで、とかの言葉が頭に付かない、欠損箇所補遺の術者って寡黙にして聞きません。 勿論、魔法自体はあるんですけど、使いこなせる術士は数えるくらいしか居ないような状態ですから…。 (自身の【接合】にしても、腕や脚なら兎も角、目や耳なども同じように繋げるかと言われれば自信が無い。やってできない事は無いかもしれないが、良くて五分、と言ったところだろう) [Mon 10 Jul 2006 01:40:42]
ナナオ > いえ、そんな事ないです。――ルゥ先生の顔、久しぶりに見れただけでも嬉しいですし。それにっ…友人が―南条菫っていうんですけど、今此処に入院しているんですよ。その子を宜しくお願いしますって言いたかったのもあるし。(顔をぶんぶん横に振る。――そして、目の話になると、途端真剣に) ――…。(言葉が終わるまで黙って聞いた。 ドーナツの甘い匂いがやけに鼻につく。――首を捻り) ………。(瞳。話によると結構深い傷のように思うんだけど――…瞼を切っただけなのだろうか。 それとももう「失明する」と覚悟をしている? 視界が半分になる恐怖など、想像するだけでもぞっとする)―――……。あ。じゃあ、ヴェイトス病院以外で、それを直せる白魔術師の噂って言うのは…? [Mon 10 Jul 2006 01:31:40]
ルゥ@診療室 > ええ、お役に立てなくてごめんなさい。 (残念そうな様子をみて、そんな言葉を添えた) …うー…ん、程度にもよりますね。 ざっくりいってると、ちょっと無理です。 薄皮一枚程度なら、処置が早ければ視力低下くらいでなんとかなるかも、ですけど。 (一般論での話では、そんな所だろう。) クランクを入れる、って方法もありますけど、女の子が顔にメスを入れるのはちょっとお奨めできないですね。 感覚器の類は、腕とか脚とかに比べて、性能も微妙みたいですし。  [Mon 10 Jul 2006 01:26:18]
ナナオ > ―――来てない。( 中央病院に来ていない。 住所がわからないので、せめて様子くらい聞いて置ければと思ったのだが…内心舌打ちしたい気分だった。早朝には砦に出発しなければならない。菫の見舞いをかねての病院訪問だったのだが――)……そっか。個人系の病院回ってるのかな。そっか―…ありがとうございます。―――…。(ふと、一瞬沈黙がおりて)  ルゥ先生。目を―――切ったら、「治る」ものなんでしょうか。白魔術や、その他の技術で。 [Mon 10 Jul 2006 01:19:31]
ルゥ@診療室 > ええ、蔓のとき、担当したの私ですからよく心得てます。(こくこく、と重ねて頷いた。 やっぱり、最近は看てない筈。入院患者にも居なければ、診断書は院内回覧なので、他の医師が担当したとしてもそこで気付く筈──) はい、こちらにはみえてないみたいですけど──。 中央病院の他にも、幾つか病院はありますし、そちらに掛かられてるのもしれませんね? [Mon 10 Jul 2006 01:15:27]
ナナオ > いえいえいえいえいえ、何時も大変でしょう。こんなものでスイマセン。(心の中で ヒット!と叫んだ釣り人の気持ちナウ。 お菓子に釣られる軍神様の姿は、いろいろな意味でレアだけど、病院だと当たり前の姿とか聞こえない。) え。 ――あれ?傭兵ギルド所属の――蔦断ちの女傭兵ですよ。来てませんか?(此方もきょとんとした顔で、聞き返す) [Mon 10 Jul 2006 01:06:56]
ルゥ@診療室 > ああっ。 ありがとうございます。 (いい人だ。 お菓子を呉れる人はいい人です、とか知力8とも思えない短絡回路を働かせた。(ダメ。)) (はむり、ドーナツをほおばりながら─ ああ、そういえば以前に看た事があった、かもしれない。 ナから始まった筈、ナナ…ナタレシオン…ナインハルテン。何だっただろう。まぁもう少し出思い出すと思う。頭の中でそんな検索平行稼動。) 艶子さん、ですか…? (はて。 最近は看てない筈だけど。 目を大きく瞬かせて) [Mon 10 Jul 2006 01:02:57]
ナナオ > で、そのですね――。(受け取らなくても、机の上において、ずいずいと差し出すね) …聞きたいことというのは、最近病院に「豪天寺艶子」っていう人が来たと思うんですよ。(目を怪我したと聞いていたから。すぐに此処に来たのだろうと思っていた)その人の様子を知りたいなーなんて―・・・ [Mon 10 Jul 2006 00:58:41]
ナナオ > ――肩の時はお世話になりました。(左肩を無意識に撫で)それに、フードファイトのときも。あの時の壮絶な姿は忘れられません――(爽やかに営業用スマイルを浮かべながら、イスに座った。 名前を呼ばれない意味に気がつけるのはもう少し後だ。 今はそれよりも先生の言葉が止った意味を探るのに、女の勘が使われて)…………。(ぴーん)…あ、これ、お夜食です☆(即座に差し出した。オールドファッションが一番美味しいと思うんです――五つくらいが組み立て式の箱の中にはいってゆ) [Mon 10 Jul 2006 00:56:41]
ルゥ@診療室 >  あ、えーと… はい、お久しぶりです。 (こくんと大きく頷いて─ 患者の顔ならそうそう忘れない自信があるものの、顔と名前が微妙に結びつかない様子で。 とりあえず名前で呼ばずにお茶を濁そうと。 姑息。) ん、この時間でしたら──大丈夫、ですよ。 飛び込みの急患でもない限… (そして、決して人より秀でているわけでもない感覚に、菓子の存在がHitした。 大人ですから要求はしないですけれど!) [Mon 10 Jul 2006 00:52:22]
ナナオ > ――ええと、ちょっと、こー…込み入った話なんで、もし答えられないって時は遠慮なく――…(なんて、らしくもなくまごまごしていると、聞き覚えのアル腹ペコ先生女医の声だと気がついて、瞳を輝かせた)――あ。ルゥ先生…お久しぶりです!(ぺこりと頭を下げた)…で、その、治療のお願いとかじゃないんで、他に患者さんがいるんだったら、おとなしく終わるまで待ってます。(申し訳なさそうに後ろ頭を掻きながらイスの傍へ。手には――ドーナツだ。見舞い客に装う為のカモフラージュ兼、本当の見舞い品) [Mon 10 Jul 2006 00:45:54]
ルゥ@診療室 > あ、はいはい、どんなお話です? (まぁ、どうぞどうぞと 空いてる椅子をぽふぽふ叩きつつ。 ) [Mon 10 Jul 2006 00:40:45]
ノック音 > (あ、人いるじゃん。)(廊下から聞こえる独り言。――看護士と患者さんの顔が扉という壁が取り払われて、間近に見えた。)――あ、ゴ、ごめんなさい、どうぞ、どうぞー…(カニ歩き。二人が通り過ぎるのを待って中を覗く赤毛の女が一人)―――こ、こんばん、は―…。ちょーっと聞きたいことがあるんですけどいいですかー…?(恐る恐る中の医者に声をかける。まだルゥ先生だということは気がついていないらしい) [Mon 10 Jul 2006 00:38:30]
ルゥ@診療室 > (ノックの返答より先に、がちゃりと扉が開いて。) ……あ、はいー? (はいってます、と小さく挙手をして。) [Mon 10 Jul 2006 00:36:24]
ルゥ@診療室 > ( 黒っぽい、どろりとした膏薬を盛った貝殻の口をぴったりと閉じると、化粧布で包んで差し出した ) 患部が熱を持ってるときに使ってくださいね。 炎症が少し治まりますから。 薬が切れたら、今度は薬剤師の先生に処方をお願いしてください。 (さらさらと診断書にペンを走らせると、看護士にそれを手渡した) …じゃ、お大事に。  (患者を連れ立って、部屋を後にする看護士を、にっこりと見送った) [Mon 10 Jul 2006 00:34:43]
ノック音 > コン――ココン―――(一回目は、普通に。二回目、三回目は、中に人がいるか居ないかを調べるように。) [Mon 10 Jul 2006 00:34:42]
お知らせ > ノック音さんが入室されました。 『――。(扉の傍に佇む人物は中の様子を伺うように)』 [Mon 10 Jul 2006 00:33:49]
ルゥ@診療室 > ええと、それじゃお薬出しておきます。 (言いつつ戸棚へと向かう。 錬金術で拵えた魔法薬の一種だ。 尤も、専業錬金術師に比べれば、それ程目覚しい効果を発揮できるような代物ではないが。) [Mon 10 Jul 2006 00:30:18]
お知らせ > ルゥ@診療室さんが入室されました。 [Mon 10 Jul 2006 00:28:08]
お知らせ > クロアスさんが帰りました。 『我が家(テント)に・・・!』 [Sat 8 Jul 2006 14:26:06]
クロアス > (久しぶりの外は風がふいて、なんだか湿っぽくて、曇天で、薬品の臭いがかすかに香る そんな外だった。)―――うむ、帰ろう。 [Sat 8 Jul 2006 14:25:51]
クロアス > (それから扉を開けて廊下へと出る。 複数の患者と看護婦が行き交う中を、僕はすり抜けながら出口を目指す。 広いホールを抜けるとそこはもう玄関だ。とどまることなく玄関からは患者が入り、また出てゆく・・・・) さて、釈放された気分だな・・・・って、僕は罪人かっ (一人乗りツッコミをしつつ、玄関から外へと・・・・) [Sat 8 Jul 2006 14:20:04]
クロアス > (もともとあんまり荷物なんて物は無い。 だいたいから何ももってないからね。財産と言えばこの余計に長いナイフと弓くらい)(壁にかけてあるハンガー、それにかかっている真紅のコート。ハンガーからそれを外すと、バサリと振り回して腕を通す。 腹部辺りが無残にも切れている、ついでに言えば肩もズタズタだ。しかし、紛れもなくこのコートも僕の財産だった) 拾ったものだけどね・・・ (小さくて、中身の余り入っていないバックを肩にからうと 一度部屋を見渡して・・・) [Sat 8 Jul 2006 13:56:25]
クロアス > (次に行くのは精神科か?) とりあえずは、傷も大体治ったし・・・・やっと元の生活に戻れる (完治はしていないけれども、腹部の傷は塞がり、肋骨もなんとか繋がっているようだ。仕事に復帰するのはまだずっと後の話になりそうだけど・・・)(自分の病室、荷物をまとめながら。 無駄に時間を過ごしたこのベットも、魂が抜けたかのように見つめていたこの窓とも、お見舞いに貰ったりんごくらいしか入っていなかったこの引き出しとも、今日でお別れだ) [Sat 8 Jul 2006 13:43:27]
クロアス > 長かった闘病生活も(病気じゃなかったけど)今日でおしまい。暇で暇で仕方なかったこの病院とも今日でおさらば・・・・ (思えば暇な思い出しかないこの病院。お見舞いに来てくれたのは僅か一名と、自分の余りにも友達の少なさに精神的にボコボコにされたものだ) [Sat 8 Jul 2006 13:38:54]
お知らせ > クロアスさんが入室されました。 『(退院)』 [Sat 8 Jul 2006 13:36:39]
お知らせ > 園内一花さんが帰りました。 『( 飾り付けを終えた笹には、短冊が一枚 ) 【幸せでいられますように】 』 [Sat 8 Jul 2006 02:55:22]
園内一花 > ( …怖い…。 …菫を信じよう。 自分を信じられなくても、菫なら信じられると思っても… 自分で知る『自分』は、あまりにもロクでもなくて…。 …本当なら三行半だって、おかしくないと思う… ) ………。 ( だけどそれでも、まだ、菫は自分の傍に居てくれる。 …白夜ちゃんの真意がどこにあるかは分からないけれど… 少なくとも菫は、私の嫉妬が原因と思った様子なのに、それでも私に『出て行け』とは言わなかった…。 …それなら… 菫は納得したようだけど… 自分は、納得出来ないから…。 白夜ちゃんが目を覚ましたら、話をしてみよう。 …本当に帰りたいと言うのであれば、仕方ないけれど… まだ迷っているのなら、つなぎ止めるのは――― ) [Sat 8 Jul 2006 02:53:34]
園内一花 > ( でも ) …そんな風に菫を縛って… 私だけのものにして… それで菫が本当に幸せかって言うと、違うんだよね…。 …私には菫だけで良くても… 菫には… 菫の『幸せ』には、私だけじゃ足りないのかな…。 …私を一番にしてくれた上でも、他の誰かも居ないと、幸せにはなれないのかな… ………そう? ( 応えは返らないって、分かってる。 …二人の寝顔を見つめて… 取り残されたように、一人七夕飾りを作るついでと言った調子で… 口を動かした ) ―――そうでないと、いけないんだよね…。   私… 先に、死んじゃうんだもの…   ( 三百年の、今となってはそれ以上の寿命を持つ彼女と添い遂げる事は、人間でしかない自分には出来ない。 …自分にとっては菫が全てで良いけれど… 菫にとっては……… ) …菫を独り占めして… 私ばっかり幸せになれたって… そんなんじゃ… 私っ… 安心して… ッ……死ねないよね…… ( 思わず考えてしまう、『その時』の事… 胸が張り裂けそうになって… 声を詰まらせた ) [Sat 8 Jul 2006 02:41:04]
園内一花 > ( 怪我をしている菫に抱きついてしまったからじゃ、ない。 …私の嫉妬に気圧されしたというのとも、違う…? だけど、敏感な子だ。 ―――優しいからいちゃいけない… それが本心だろうかと思うけど、では何が不満なのかと… 『奴隷ギルド』の方が良い… どういう事か分からないけれど、『買われて殺された方が良い』と言う白夜ちゃんの言葉に… 黙々と手を動かしていく )   ―――譲りたく、ありません…   ( 随分と遅れて返す言葉は、しおれたように元気無く。 …勘違いかもしれないけれど… それが何を招くのか、感じているところだから… )   …私は… こんなだし…。 …菫が、誰か他の人と仲良くしてると… そのまま、どこかへ行っちゃうんじゃないかって、思ってる…。   ( 聞こえていないだろうけど… だから、ぽつぽつと… )   ばかだね   ( バカだって思うのだけど… 怖いんだ。 相手を信じようと思う… 何度も思った… それでも、菫は情が深いから ) [Sat 8 Jul 2006 02:28:54]
園内一花 > ―――な… ( 何を言っているのか分からない… 菫も、何故すんなりと受け入れるのかが分からない…。 …抱き合う二人を、今だけは嫉妬も忘れて、口を曖昧にぱくぱくさせ、見守って… ) ……わたし… 私の… せい? ――それは、ヤキモチ焼きましたけど…っ… ( 眠ってしまう白夜ちゃんと… 『疲れた』と言う裸の菫… …悲しげな笑みを見送って… 二人にタオルケットをかぶせて… 上の空で、七夕飾り作り… ) [Sat 8 Jul 2006 01:46:37]
お知らせ > 銀色の狐さんが退室されました。 『私は、この子をかえしてあげたい。』 [Sat 8 Jul 2006 01:12:40]
銀色の狐 > ( それから一花をみて、力の抜けた笑みを浮かべる。 ) ――ごめん、ちょっと、疲れた。 ( 無理をして変化をしたことで、体に負荷をかけたのだ。 ) ねぇ、一花。私は――この子のしたいようにさせてあげたいの。私はこの子の家族に慣れると思っていた。でも――白夜が帰りたいっていうのなら、私は―― ( そうして微笑むのだ。悲しげに、けれど、どこか納得したように。 ) [Sat 8 Jul 2006 01:12:24]
銀色の狐 > ( そういえば、白夜がいっていた。優しかった人――白夜を買っていった人は、みないつの間にかいなくなってしまったと。それがナゼなのかは、菫にもわからない。だけど、そのことが白夜にとって、深いトラウマになってしまっているようだ。何度も優しく背中をなでて、あやしながら……白夜の言葉にうなずく。 ) ――わかった。それが、あなたの望みなのね。でも、これだけは憶えておいて――私はどこにもいったりしない。いなくなったりもしない。だけど、あなたがそう望むのなら、縛り付けておくことなんてできない。 ( 一度おでこにキスをして、また抱きしめた。お別れの日が近いのだな、とかみ締めながら。 ) [Sat 8 Jul 2006 01:10:17]
お知らせ > 白夜さんが帰りました。 [Sat 8 Jul 2006 01:06:18]
白夜 >  --- … ぅ、の。 ( 二人の言葉聞きえる、と-- ふるり。頭を、振った。 ) ちがう、の...そうじゃない、の。 (一花さんへ、訴えるように 瞳を向けて..) --- … つやこおねぇちゃん、わるくないの。だって、 ぼくのこと、かえるって... おそと、でてなかったら”かえた”って...いってくれたもん。  すみれおねぇちゃん、いつかおねぇちゃん.... だいすき。でも、やさしいから... ぼく。いちゃいけないんだ。やさしかったひと...みんな、いなくなっちゃったから …… (ゆっくりと、菫さんへと向き直れば...) --- … ぼく...  ”かえりたい。”... ぼく。”もとのとこ”...もどりたい。  おねぇちゃ.... ごめんなさい... ( 涙で滲んだ瞳、懸命に擦りながら。ぺこんと頭を下げて、それでも、本心を 告げた。 )(  感情の昂ぶりゆえか、一気に告げてしまうと 気が抜けたように。菫さんに抱かれたまま、その温もりを忘れないように--- …。  ) [Sat 8 Jul 2006 01:04:12]
園内一花 > ( 黙って、白夜ちゃんの話を聞いて。 …自分は 『やめなかったら しんじゃってた』 の部分に気を留めたけれど… 続く菫の言葉には、『まさか』 と俯いた ) ―――違うでしょ…? …白夜ちゃんが言っているのは、菫を苦しめた事ですよ…。 怪我してる菫に、抱きついちゃったから… 違う? ( 板挟み… 確かに菫の事を独り占めしたいとは思うけど… それでも、今はそれを口にしなかったし、白夜ちゃんの前でそんな様子を見せる事、一体何度あっただろう。 …菫の大切な人だと、そこだけはわきまえている積りだ… 気に入らない事があったって、追い出そうとは、思わない。 ―――無理をして… そして白夜ちゃんを抱き締めて… 自分に向けられるのは、悲痛な――― ともあれ、そういう問題じゃない。 きっと ) …ッ… ふざけないで。 …どういう、事ですか。 『やめなかったら、しんじゃってた』 って、どういう事? 豪天寺と、何を話したの? ……それは、自分が死ねば良かったんだって… そう言ってるの……? …あなた…ッ… 白夜ちゃん、こんなに菫に想われて… ッ それなのに死ねば良いなんて、贅沢よ! ( 菫が抱き締めていなければ… 引き剥がして、平手の一つも浴びせていたと思う。 …まだ、間接的という面は拭えないけれど… 自分だって、この子の事を一応、大切には思ってる。 …菫とべたべたするのが気に入らないだけで、大切なものは大切だ…。 だから… 死ねば良いなんて… そんな事を言うのは許せない ) [Sat 8 Jul 2006 00:41:31]
銀色の狐 > ( 嗚咽をこらえるように紡がれる白夜の言葉。それガうそ偽りのない言葉出ることは、菫も良く理解できた、だからこそ、胸が痛かったのだ。艶子に足を切られたときよりも、ずっと。 ) 白夜は――私と一花の板ばさみになるのがつらい? ( そっと、やさしく問いかける。所詮、無理だというのか。パートナーの嫉妬がどれほどのものかは知っていたが、それでも変わってくれると思っていた。白夜を受け入れてくれると思っていた。だが――実際は――菫は胸の痛みをこらえながら、静かに霊気をまとい始める。それはあっというまに彼女の全身を包み込み、その身を人へと変えた。まだ体力が戻りきっていない中での、無理をしての変化だった。それでも顔色一つ変えずに、菫は母親のような目で白夜をそっと抱きしめる。 ) ごめんね――白夜。私、結局貴女を苦しめることしかできないみたい。どうしたら――いいんだろうね。 ( 悲しい声で、つぶやいて。 ) ねぇ一花――貴女も、譲れないの? 私にはいつも貴女だけを見ていて欲しいのは分かるわ。だけど、他を排除して二人だけの世界を作ったって、それは内側に閉じこもるだけの世界よ? 家族って、そういうものじゃないでしょう? ( どうにかならないのか、と悲痛な訴えを一花に投げかけて。 ) ――白夜、貴女は、どうしたい? ( 悲しげな笑みで、ウサギの貴女を見下ろして。 ) [Sat 8 Jul 2006 00:29:45]
白夜 > ( ふかふかな尻尾、すっぽりと包まれたなら ) …  ごめん、なさい。すみれおねぇちゃん...ぼくのこと、だしてくれたの、うれしかった。---でも.. ぼく。だしてくれたの、つやこおねぇちゃんだったら よかったかなぁ... このまえ、つやこおねぇちゃん、きたの。ぼく、おねぇちゃんが やめなかったら...しんじゃってた、でも...  ぼく。つやこおねぇちゃんとこ、いってたほうが よかったのかなぁ... (しゃくりあげながら、呟くのは 白夜の”本心”。) [Sat 8 Jul 2006 00:19:18]
園内一花 > ―――ッ…だけど… ( 分かっているから、引き剥がしそうになるのは堪えたけれど… 菫に言われると、辛い…。 白夜ちゃんが寂しかったのも、怖かったのも分かるけど… だからって…。 …けしてちゃんとは咎めない菫に… その必要は無いという事だろうけれど… ちょっと むすっ として、丸イスに腰を下ろす…。 …自分に向けられるのは悲しそうな目で… そうさせているのは自分で… 悪気は無かったとは言え、考え無しな行動を取った白夜ちゃんは、撫でてもらってる…。 ―――バカみたいな感情だと思う一方で、それでも胸の燻りはどうしようも無くて… それがますます、菫を哀しませてしまうのだと思うから、『ごめんなさい』と微苦笑を浮かべるけれど… ―――そんな風にする自分が嫌いだ )   ( 急速に燃え上がった炎は、暫く耐える事が出来れば次第に鎮火する…。 …ちゃんとお使いだって出来る白夜ちゃんの、勝って来てくれた色紙を取り出して、七夕飾りを作ろうと。 …二人の方はあんまり見ないように… それでも、もう少しはあのままで居させてあげないと、いけないような気がしたから ) [Sat 8 Jul 2006 00:07:41]
銀色の狐 > コラ一花、子供相手になんて顔してるのよ。私なら平気だから――怪我してるのは足だしね。 ( でも体をぎゅってされると肺も圧迫される。それでも、白夜が不安で不安でたまらない毎日を過ごしたことを思えば、そういうふうにはできなかった。 ) まぁまぁ、白夜もいっぱい怖いの我慢してきたんだもの。でも、次からはもう少し優しく抱いてくれるとうれしいかなー。……なんてね、あはは。ほんとは頭なでなでしたり、抱きしめてあげたいんだけど。この姿だとできることって限られるから。 ( これで我慢して、と泣きそうな白夜の顔にふかふか尻尾をかぶせる。四つの尾はそれぞれに動き、それぞれが白夜の体を撫で回す。 ) 一花――貴女もう少し肩の力を抜いたほうがいいわ。確かに艶子さんの一件でいつも以上に過敏になっているのは分かるけれど。でも、だからこそそんな顔しちゃだめよ。 ( ね? とお願いするように、悲しい目で一花を見た。 ) [Fri 7 Jul 2006 23:54:02]
白夜 >  ……  ぇ、と... ばいばい? (急いで出て行ってしまった、彼女に手をフリフリとして --- 抱きつこうとした、刹那...一花さんの声が聞こえた、”ダメ” と---けれど、時既に遅し。抱きついてしまった、菫さんは ちょっぴり苦しそうな表情を瞬時に隠してみても...) ---  ごめ... なさ、い。ぼく...いたいこと、しちゃったの。 ぼく...おねぇちゃんのこと、かんがえらんなかった... (怪我をしている、それを聞かされてから。心配の毎日、だった。菫さんの姿を見た途端、何も考えられなくって ---思わず、抱きついてしまった。白夜は今、泣いてしまいそうなのを、懸命に堪えて。) [Fri 7 Jul 2006 23:47:55]
園内一花 > ―――〜ん、ありがとうございます。 ―――?ぁ、ヴェルセリオスさん…? 〜ぁあっ、いえ、お気になさらずに? お急ぎ下さい。 …あの… また、来てくださいね。 ( 紙袋を受け取る方も、受け取る瞬間にそっと手を重ねて、ニッコリと。 そうして、急な用事を思い出したというヴェルセリオスさんに礼をして、見送っていたら――― 菫に抱きつこうとする白夜ちゃんに、ハ と色を失って、止めようと手を伸ばす――― ) ―――ダメッ! ( けれど、遅かった。 …ちょっと苦しげな菫の表情に、一瞬全ての表情が失せる… こんな顔をさせた『敵』は――― ) ―――。 ( ………暫く、戸惑うように、笑って顔を舐めている菫を見つめて… そ、と… けれどしっかりと、白夜ちゃんの肩に手を置こう ) …菫は、怪我をしているの… そんな風に抱きついたら、きっと痛い………。 ―――何言ってるの。 家族でしょう? ( 奴隷である以上、その自覚を失わせる事は危険だと考えている。 …だから、奴隷である事について教えるのは躊躇わないけれど… それでも家の一員として ) [Fri 7 Jul 2006 23:36:41]
銀色の狐 > ( 白夜に抱きつかれて、ちょっと苦しげな狐。でも笑って顔をペロペロ舐めるあたりはお姉さんっぽく。 ) お見舞いに来てくれてありがとう。白夜、心配かけてごめんなさい。 ( スリスリと尻尾で撫でるようして、あやす。 ) 一花もありがとう。白夜のこと任せられるの、一花しかいないから。それで――えぇとヴェルセリオスさんは用事かな。 ( 色々思い出したらしいメイドさんの突然の退場に、やや困惑気味。 ) [Fri 7 Jul 2006 23:27:49]
お知らせ > ヴェルセリオスさんが帰りました。 『色々おもいだしてしまって、慌てて帰りました。ぺこぺこあやまりつつ』 [Fri 7 Jul 2006 23:12:48]
白夜 >  … (優しく呼び掛けられれば、扉は開いて...そぉ、と顔を覗かせた兎は。ベッドの上の狐さん→一花おねぇちゃん→知らないおねぇちゃん。と向けられた。)( とてとて。入って来れば、一花さんに紙袋を手渡して、 )  おつかい、できたの。 ( にこぉ、と笑んで見せた。見知らぬ女性にも、ぺこんと頭を下げて、 ) ぇと...  こんばんは。ごめんなさい、 ぼく。おねぇちゃんの”おなまえ” しらないの... ( くるり。振り返るは、狐さん。ととと...と駆け寄れば。ぎゅう、と抱きつこうとして...。 ) [Fri 7 Jul 2006 23:06:14]
お知らせ > ヴェルセリオスさんが来ました。 『こほん、と気を取り直して』 [Fri 7 Jul 2006 23:02:23]
ヴェルセリオス > ・・・・・・・・あ、ああ、あぼう・・・・・・(やっと全部繋がった。色々と変わっていた事も有ってか、パズルのピースをさかさまにして「入らない」と言っていたようなもの。改めて菫に向き直り)ミコトさまに召抱えられてから、結構なお時間を共にすごさせて降ります・・・・・この度の負傷、命に別状無しとのことで何よりです・・・(そうして、また深々とお辞儀を一つ。相手が狐状態でも全くお構いなし) [Fri 7 Jul 2006 23:01:58]
園内一花 > ( そう、そう 『い』 であってますよー なんて。 がんばって思い出してくれるのを、固唾を呑んで見守ってみる。 『そのうちいつか』 良い名前と言ってくれる人が多いけれど、ともすればいい加減にも聞こえる名前。 それでも思い出してくれた相手に微笑んで。 さり気なーく、明らかにイスを持つのとは異なる手つきで持ち上げていた丸イスを、床に置いた ) 〜とんでもありません。 覚えていてもらえて、嬉しいです。 …不思議なご縁ですね。 その節は、ありがとうございました。 …まだ、飛べませんし… 冒険者は辞めてしまいましたけど… 今は、ハラエで巫女をしています。 菫と一緒に。 ( いや、いや、会ってますっ、メイド=戦闘職というヴェイトス市の常識に則った勝負を、鍛練所でー! お見舞いに来てくれたヴェルさんにイスを勧めつつ… 扉の向こうの気配に… 無事にお使いを済ませられたのだろう。 ホッとしたような微笑を零して、呼びかける ) 〜おかえりなさい? お使い、ありがとう。 …こっちへ来て、一緒に七夕飾り、作りましょう? [Fri 7 Jul 2006 22:59:22]
ヴェルセリオス >     ぅ(むぐ。どうやらあちらはこちらをご存知のよう。しかししかしああしかし。ゴメンナサイ記憶にございません。「すみません忘れました」なんていえないので内心ガクガクブルブルしつつ必死に記憶掘り返し大工事第二回。きっと芯までスポンジ状(駄目)・・・・・・・・・・・も、申し訳ございません。やはりキツネの方に面識は・・・・・・・・・(あせっているので、変化して狐娘になる人、ということをすっかり失念。ひたすらキツネの面識を探して探して当然見つからず。がっくりとうなだれながら申し訳なさそうに呟いた) [Fri 7 Jul 2006 22:59:21]
銀色の狐 > (じつはメイドさんやってたときに鍛錬所で一回あってたりもする。メイド対メイドというよくわからない試合をやった。 ) [Fri 7 Jul 2006 22:56:22]
銀色の狐 > ミコトさんだったらこの場で刀のお礼もできるね。 ( そして入ってきたメイドさんをみて、目を丸くした。 ) ――ヴェルセリオス、さん!? じゃ、じゃあ貴女の主はミコトさんだったんですか。 ( 目をしばたかせて、狐は驚嘆する。以前己と試合をしたときから、独特の雰囲気が印象に残っている。 ) ――あ、えーと。南条菫です。たぶん信じられないでしょうけれど。 ( 一泊遅れて自己紹介。それから、扉の向こうでおどおどしているような気配も、またあの子独特のものであって。 ) 白夜でしょ? はいっても大丈夫よ。別に怖いことなんてないから。 ( もう一人の家族であるだろうと見当をつけて、優しい声で呼んでみる。 ) [Fri 7 Jul 2006 22:52:35]
ヴェルセリオス > ・・・・・・・・ああ、そういえば・・・・確か、園内・・・・・・園内、園内・・・・・・・い、い・・・・・・・・(むむむ、と首をかしげて記憶を掘り出し始めた。名前が出てこない。聞けば早いのだけど、それはなぜか負けたような気がするから(意味不明)・・・・・イツカ。イツカですわ。園内一花様。苗字が印象的でございましたので、すっかりそちらのほうばかり・・・・・無礼をお許しくださいませ(そう告げると、また深々と頭を下げた。そして人間形態でも、菫さんとはたぶん面識が無かったはず) [Fri 7 Jul 2006 22:52:01]
気配 > (   もぞもぞ。もじもじ。---そんな擬音が相応しい、その気配は。病室の内部を窺っている様子---扉にぴたりと、くっつくようにして。  ) [Fri 7 Jul 2006 22:47:07]
園内一花 > 〜私達が屍砦へ行ったと知って、方々歩き回って探してくれたみたいです。 …『落ち着いたら』と思っていましたけど… 挨拶くらい、しておくのでしたね。 …ナナオさん自身は、豪天寺と直接面識は無いそうです…。 ただ、ココさんが助けられた事があるみたいで… そんな事をする人だとは思わなかったって、驚いていました。 ( …同じ気持ちだ…。 やや複雑そうになりかける表情は… くすぐるような尻尾の動きに、すぐに微笑へと変わって。 …応えるように、指先を尻尾に絡ませる… ) ―――そうみたいですね。 …そうだ、ミコトさんへお手紙出しておきました…。 〜近々、お見舞いに来てくれるそうです。 …でも、違うかな… ( そうして、立ち上がり、迎えるお客さん。 扉の向こうの人物は、とりあえずミコトさんでは無さそうだと思えば… …扉が開く時には… 病室に置かれていた丸イスを、まるで鈍器か何かを扱うように手にとって――― ) ―――? ( …現れた人… 確かに見覚えのある人… 名乗りを聞くのも上の空で、ポカンとして――― ) あーっ! 空飛ぶメイドさんっ!? ( どうしてココに! …だからお見舞いなのだけどー… 素っ頓狂な声を上げて、びしり!指差そう。 …彼女に会ったのはかれこれ、一年前だろうか… ―――〜そして子狐モードでなくなれば菫ちゃんともお知り合い? 広いようで狭い島だっ ) [Fri 7 Jul 2006 22:46:08]
お知らせ > 気配さんが来ました。 [Fri 7 Jul 2006 22:45:18]
ヴェルセリオス > ・・・・・・(顔を上げてしばしのシンキングタイム。はて、”ニンゲン”の方はどこかでお会いしたことが有るような――――) [Fri 7 Jul 2006 22:43:49]
ヴェルセリオス > ・・・・お初にお目にかかります。商業区坂の上工房”ぎるがめっしゅ”が主、ミコト仕えがメイド、ヴェルセリオスと申します・・・・・・本来は主に付き従い来訪する予定でございましたが、急な用事により主の来訪はほぼ絶望的となりまして・・・・せめてもの代わりに、とわたくし一人で参りました(ドアをパタン、と閉め、長い説明交じりの挨拶を終えると、スカートの両端を均等に摘み上げながら部屋の中の二人に深々とお辞儀を一つ) [Fri 7 Jul 2006 22:43:02]
見舞い客 > (来訪者からすれば部屋の中からの返答は無く、暫く考えるような少しの時間を経て、静かにドアが開かれる)失礼致します・・・・・(静かに、しかし横幅のある服が幽かにドアに触れて起こした衣擦れの音を響かせて、入ってきたのは――――) [Fri 7 Jul 2006 22:38:29]
銀色の狐 > え、ナナオさんって神社の場所知ってたんだ。それで? 艶子さんのこと、なにか言ってた? ( 興味深げに耳を傾けて、撫でてくれる優しい手使いには、尻尾で一花の手を絡めとるように、くすぐるような動きを見せる。 ) インディアナ先生もあいかわらずね。 ( クスクスとおかしそうに笑って、それからノックの音に耳を立てた。 ) ――あの人なら、きっと無事よ。ナナオさんもすぐ後を追ったんでしょう? ……お客さん、かな? [Fri 7 Jul 2006 22:35:52]
園内一花 > ―――。 ( 白夜じゃない。 …外の気配… けれど菫を探しているらしい『誰か』には、自然、ベッドより立ち上がる――― ) [Fri 7 Jul 2006 22:32:12]
園内一花 > ―――〜見られないのは残念ですけど… 雲の向こうにしてみれば、落ち着いて会えているかも? ( 織姫と彦星。 何かを憂うような目… 自分はそんな目をしないように、静かに見つめて… 笹を固定したら、ぽふん、促されるままにベッドへ腰掛けた。 …そっと身体を撫でて… 尻尾に触れる ) 昨日、神社にナナオさんが来てくれました。 …ラルフォーレン先生が、一人で屍砦の調査に行ってしまったみたいで… 地図や、現地の事を聞きたいって。 ( 微苦笑を浮かべて話し出すのはそんな事。 …溜息には元気付けるように、尻尾をもふもふして… ) …ナナオさんも、豪天寺との話を知っていました…。 …菫によろしくって… 本当に、心配してました。 〜ぁ、栗饅頭、お土産に貰ったんですけど… 食べられる? ( 荷物より取り出すのは、昨日貰った、笹に包まれた栗饅頭――― これを残して、彼女は旅立った…。 ぇ、無駄に大袈裟? ) [Fri 7 Jul 2006 22:31:21]
見舞い客 > (ノックの音に続いて、ドアの向こうから声が聞こえてくる。夜の病院ということを考慮してか――――静かな、囁くような――――声が)南條菫様の病室は、こちらで間違いございませんか・・・?(と) [Fri 7 Jul 2006 22:30:27]
お知らせ > 見舞い客さんが来ました。 『”こん、こん”(不意に響く、ノックの音』 [Fri 7 Jul 2006 22:28:40]
銀色の狐 > 調子は――相変わらず変化できない。 ( 付け足すように、ため息を吐いた。くてっと鼻先をベッドに落とす。 ) [Fri 7 Jul 2006 22:26:54]
銀色の狐 > うん、最近どんよりしてばっかりだから――こんな日ぐらい晴れてもいいのにね。 ( 促すように窓の外を見やり、何かを憂うような目をする。短冊も何もないただの笹は、星の見えない空のようで、なんだか味気なく感じられた。 ) 白夜もきてくれたんだ。うれしいな――家族に見舞ってもらえるのは。 ( そうして、前足でぽむぽむとベッドをたたくと、まぁすわりなよと言わんばかりにくわぁ〜っと口をあけた。 ) [Fri 7 Jul 2006 22:22:12]
園内一花 > 〜うん。 …生憎の雨で、天の川は見えませんけど…。 神社の笹ですよ。 ( 揺らされる尻尾に微笑んで… 枝葉を括っていた糸を解いたら、その糸で、笹を窓際に立てかける。 まだ七夕飾りも何も無い、ただの笹だ ) …調子、どうですか…? 今日は、白夜ちゃんと一緒なんですよ。 ちょっと飾り紙を買いに行ってもらっています。 ( すぐに来るかもしれないけれど、ここへ来るのは少し遅れるかもしれないと。 …つまりはその間に、少し話しておく事があるという事で… ) [Fri 7 Jul 2006 22:17:29]
銀色の狐 > ( 近づく音を聞けば、大きな三角耳がぴくりぴくりと動いた。頭をあげて、入り口をみやる。 ) ――こんばんは。あぁ、そっか。今日は七夕だったっけ。 ( お見舞いに来てくれたパートナー彼女が抱えた笹は、願い事をつるす媒体だ。目を細めて、尻尾をパタパタと揺らした。 ) [Fri 7 Jul 2006 22:12:38]
園内一花 > ( 病室に、広がらないよう枝葉を糸で纏めた『笹』を持って… 着物姿のポニーテールが、顔を出す。 病院であれば、一応神職の服装で来る事は遠慮したみたい ) 〜こんばんは…? ( 起きてるかな?と伺うような、小さな声で挨拶して… 目指すベッドへと、足を進めよう ) [Fri 7 Jul 2006 22:10:19]
お知らせ > 園内一花さんが入室されました。 『( カサリ、葉の擦れる音を立てて )』 [Fri 7 Jul 2006 22:06:43]
銀色の狐 > ( 一花と白夜は無事に過ごしているだろうか。艶子は今頃何を思っているのだろうか。この怪我はいつごろ治るのか。そんなことを考えつつ、いまだにからだの力は戻っていない。この現状にため息をしつつ、そっと窓の外を見つめた。 ) [Fri 7 Jul 2006 22:04:44]
お知らせ > 銀色の狐さんが来ました。 『(ベッドの上で丸くなる狐が一匹。)』 [Fri 7 Jul 2006 22:03:09]
お知らせ > フェンサーさんが帰りました。 『( そして明日、また決まった時間に起きるのだろう。 )』 [Thu 6 Jul 2006 23:27:40]
フェンサー > ( とにかく、この調子では、明日もあさっても、いや、一週間は動きたくない。 ため息とともにそう思いながらも、明日になれば起き上がり、あさってになれば散歩ぐらいは出来るだろう、自分の丈夫さが恨めしい。 入院してからは寝ることだけに専念していればよかった。 ………いや、健康である、ということなのだから喜ぶべきことなのか。 やや意識に問題を感じて、緩慢に頭を振る。 途端、ずきん、と前頭葉のあたりが傷んだ。 といっても、ゼントウヨウなんてのは精々聞きかじった名前で、それが脳みそというのはわかっても、何処かとかそういうのは知らないし、何の働きを持つのかも知らない。 フェンサーに言わせれば全部同じようなものだ。 ただ、音が気に入っただけで。 なんにせよ、もう寝よう。 そう思えばすぐに瞼が落ちて、驚くほどに意識は簡単に落ちた。 ) [Thu 6 Jul 2006 23:27:20]
フェンサー > ( リハビリを終え、身体はすっかりと脱力して、まるで鉛のようだった。 いや、その緩慢な死を連想させる、全身を酷く柔らかく拘束する重みは、世間一般の表現に難癖をつける気はなかったが、むしろ同等の重量を持った真綿に押しつぶされているようであった。 しかもその上で、血液の代わりに油の浮いた、質の悪い、それもかなりぬるいスープを流し込まれたような気分だ。 ―――一言で言えば、もっさり。 いや、どんな表現だろう、それは。 ) [Thu 6 Jul 2006 23:17:07]
フェンサー > ( であるからして、その限界に衝突することは仕方のないことであって、それは恥ずべきことではない。 むしろ自分がこれから何をすべきか考えるいい機会となるであろう。 ) ………………だか、ら……これは別に……自然なこと、なのです………。 ( ぐったりとベッドに伏せるフェンサーは、誰かにそんな言い訳をした。 ) [Thu 6 Jul 2006 23:07:08]
フェンサー > ( 人には限界というものが存在する。 それはどうしようもなくどうしようもないことで、それの存在しない人間というのは、恐らく急激な成長過程にありまだその存在を知らないでいるだけか、最初から何処にも進んでいない人間だけだ。 或いは、生まれてくる前には限界などないのかもしれないが。 さて。 なんにしても、限界というものは条理である。 道理である。 法理である。 論理である。 公理である。 合理でもある。 定理である。 摂理であり、節理である。 ) [Thu 6 Jul 2006 22:57:11]
お知らせ > フェンサーさんが来ました。 [Thu 6 Jul 2006 22:51:28]
お知らせ > クロアスさんが退室されました。 『(そんな暇人の独り言)』 [Wed 5 Jul 2006 18:58:19]
クロアス > ―――柄じゃないな・・・・ [Wed 5 Jul 2006 18:58:05]
クロアス > もし今私が風になれたなら 険しい山の頂を越えたら やがて愛する人の下に何を届けるのでしょう・・・・ (旋律は夕暮れに溶け、僕の歌は寂しく響く。 元から寂しい歌だから、こんなに孤独感に浸ることも仕方のないこと・・・) [Wed 5 Jul 2006 18:57:51]
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