街道 参加者 なし ROM 1人
お知らせ > ジョニーさんが退室されました。 [Mon 29 Jan 2007 00:17:00]
お知らせ > ジョニーさんが来ました。 [Mon 29 Jan 2007 00:07:19]
お知らせ > スフェーンさんが帰りました。 [Sat 27 Jan 2007 02:29:18]
スフェーン > お前の主人は誰なんだか。(クスクス、笑って、拍子に浮んだ欠伸。伸びをしたら、今度はもっと強情な大欠伸。)寝るか。(窓辺にて外を眺める白猫の側へ行くと、「閉めるよ?」言葉にした後、窓を閉める。白猫は不機嫌そうな顔をするも、直ぐに許してくれた。 ランプの灯りを消して、ベッドに横になり、)暗いな。(一番星だけ自棄に眩しく見えた。) [Sat 27 Jan 2007 02:28:50]
スフェーン > この年で無職は在り得ないぞ、本当。(かなり真顔で向き合った、相手は只の猫だが。白猫、彼女は野良でも遣っていけるんだろうが、自分は無理だ。 もしゃもしゃ掻き毟った髪。折角結っていたものが無駄に乱れる。溜息と共に、一度リボンを解き、再び結いなおしながら、)嫌なぁ…結局、生きる場所ってのは決まってるのかも知れないなぁ。(色の抜けたこの髪も、其の内元に戻るだろう。春を迎えた其のときは又、こっそり戻るのも良いかもしれない。)――…怒られると思う、かい?(浮かべた苦笑は、)・・・。(白猫に鼻で笑われた。)優柔不断で御免なさーい。(肩を竦めておどける男を横目に見遣った白猫は不意に、窓辺に座り。見ていた。外を。街道の向う。) [Sat 27 Jan 2007 02:23:28]
スフェーン > (目的地までは未だ遠く。3日4日で行ける距離に関わらず、何をのたくっていたのやら気が付けば、である。出発したのが遅かったのだ、とは内の言訳。 然して汚れてもいない武器は暇潰しの道具にはならず、手入れし終わった其れを側の壁に立てかけた。さて、後何かする事はあっただろうか…、)弱った、(遣るべき事はあるにはある。考えたくない、其れだけ。)如何したもんか…。笑えないよなぁ〜…本当。(椅子に腰掛け其のままだらしなく、テーブルに突っ伏し髪掻き毟らん。側で白猫が怪訝そうにこちらを見ている。)仕事だよ。仕事。(切実に。) [Sat 27 Jan 2007 02:14:43]
スフェーン > (曇天にも関わらず、目立つ光がひとつ雲の合間より見え隠れしていた。) (――夜――) (特に遣る事もない。開けっ放しの窓より冷たい風が、故郷の其れよりは温い風が、カーテンを押す。)――…一寸のんびりし過ぎだと思うかい?(椅子に腰掛け男が一人。遣いもしない武器の手入れは、別段嫌な作業ではなかった。)大丈夫。当分の金なら何とかなるよ。(軽く笑い、直ぐ側のテーブルの上に寝そべった白猫の頭を撫でた。此方も又軽い鳴声。) (街道の途中にある、此処は宿屋の一室。) [Sat 27 Jan 2007 02:05:17]
お知らせ > スフェーンさんが入室されました。 [Sat 27 Jan 2007 01:56:01]
お知らせ > トリスさんが退室されました。 『(ごめんね、アマウラ とか先に謝っとくべきか。波乱の予感し過ぎ。)』 [Mon 22 Jan 2007 03:37:13]
お知らせ > マリベルさんが退室されました。 『はじめまして。アマウラ。』 [Mon 22 Jan 2007 03:34:00]
お知らせ > アイリさんが退室されました。 『 ―――いざ、アマウラ。(※観光旅行) 』 [Mon 22 Jan 2007 03:29:45]
トリス > 順に巡るだけでもね。(対照的に此方には非常に適当〜でぐでりとした一日のプランが浮かんでいたりするが。)騎士は己が主と、美しき婦人のために戦う―― なんて横丁で一時期流行ったわね。 興味あるなら、気が向いたら色々語っちゃおうかしら?(風紀、乱れてます。 今までも海岸に春画を放置しただので問題になった騎士もいたしな。(昔のイベントのログに書いてあった。) ・・・まぁ今こそ随員に矛先がいってるが、色々知れたら今回真っ先に物理粛清を受けるのは自分だろう。  此度の場合、事の善悪はおいといて、としてもだ。)お久し振り、アマウラ。  お話の続きは部屋でになりそうね――(到着を知らされれば、速めの荷物確認などしつつ。 見知っている分慌てる事は無いが、その分しっかりしなければなるまい。) 降りた所からは、案内所へ―― か。 確か送迎があるのだったかしら。  [Mon 22 Jan 2007 03:26:28]
マリベル > やる事見るものが多ければそれだけで楽しめそうではありますわね。 (なにやら対面で遊ぶ・・・とか難しい顔のまま復唱していたりする隊長。 難しく考えすぎだと本当、いつも思う。 それがアイリのいい所なのかもしれないが・・・。) ――ぇ、それは・・・その。 わ、ワタクシも騎士を目指してるとは言え年頃の女ですもの・・・恋話、と言うのには自然に興味がわきます・・・わ? あくまで・・・興味だけですわよ・・・? (いけない。 いらぬ誤解を招いたかも、と騎士団の事関しては情け容赦ない百人長の目の色が微妙に変わった。 アレは・・・シゴキの目だ! 慌てて、誤解を解くために思考を巡らせる訳だが・・・墓穴になったかは後ほど。) ――――さぁ、折角の旅行休暇。しっかり楽しみたいですわね。 (同じく外の眺めを見遣れば、その先にははじめて見る異文化。 さぁ、どうなることやら。 [Mon 22 Jan 2007 03:20:49]
アイリ > 遊ぶ…… ( 別にいつもどおりであり、特別機嫌が悪いとかでもなく。 職務中の厳しい態度は単にそれが素だという話。 だから友達が出来ないという話。 微妙に空気を悪くしている当人がそれに気付けるのは何時の日か。 遊ぶ、という苦手分野を指す単語に軽い緊張感を感じてまた眉を顰めた。 のんびり温泉に浸かるだけでは駄目だというのか! 脳内を巡る「効率よく遊ぶ」の図はどちらかというと障害物競走みたいな忙しさでありダウト。 ) マリエベリー、「交友」から「同性愛」に飛躍する貴女の人生観を後でしっかり聞かせて貰いますよ。 ( 騎士の事以外の話をするという希望、早速叶えられそうだが。 百人長が思っている以上に騎士団内の性風俗が乱れているという事実、知れた日には粛清の嵐が吹き荒れるかもしれない。 そこまでの権力があるかどうかは別として。 ) ―――――着いたようですね。 ( 遠く一際大きい灯りが見える。 恐らく木と石でできた朱塗りの門が、出島の関所だろう。 1つ深呼吸をして、下車に備えた。 ) [Mon 22 Jan 2007 03:02:12]
トリス > 向こうに行ってから聞いてみれば良いと思うわ。(実はコイツもクリスティアから出土した人間であるからして。 説明できんよ!)それプラス楽しめれば言うことは無いわね―― やる事見るものには事欠かない所だし。(休暇の過し方としては大体合っているか。 ちょっと安心。)そうね――自分だけだと思う方が愚かだったわ。(この百人長にも似たような事とかあったのだろうか なんて、普段余り見ない口篭もり方から勘繰りつつ。 ) 建設的な話にしないと。効率良く遊ぶのだって、結構難しいのだもの。(でもこの場でほじくるほど意地悪くはない。だから禁断の恋話はまた今度―― ふるる、と頭振って気合入れなおし。  出島と周辺だけでも結構複雑で密度が濃いものだ。 少々しんみりさせてしまったが、朝日が出る頃には完全にそんな空気もぶっ飛んでいると信じたい――― 否、自分らで今からぶっ飛ばすのだ。) あわてずじっくり基盤を固めると良いのだわ。   ……向こうに着いたら仕事の話よりすることも在ると思うし――そろそろ、見えて来ないかしら?(窓越しに見える明かりはそろそろ街と判別できるものに成りつつある。 今後の予定とか簡潔に話し終えたあたりで、到着となるだろうか。) [Mon 22 Jan 2007 02:49:29]
マリベル > ――ま、まぁ、トリス様の仰るとおり楽しく参りましょう!? アイリ様も折角頂いた休暇なのですし、羽を伸ばして遊ぶといいですわ・・・! (何だかアイリの表情が段々不機嫌というかなんか難しい表情になっていっているのが見て取れてしまった。 トリスと話しているとアイリはこうなるのか、何てこれはこれで面白いかもと思いつつも・・・トリスの言葉に助長されて本来の目的を思い出す。 そうだ、のっけからこんな具合で如何するんだ。) ――トリス様とご交友を深められるのならワタクシは満足ですけれど。 それに、禁断の恋・・・というのには少し興味を魅かれますわよ? (マリアベリー家は広く交友を持とうとする貴族だ。このマリベルもその例に漏れず昔から舞踏会やらに出席している所為か、知り合った相手とはすぐ仲良くなりたがる。 偶にお家柄以上に。) フフ、ありがとう御座います。 騎士になるのはまだまだ先になりそうですけれど・・・。 (それこそ、長剣を振り上げたら後にぶっ倒れる実力を見たら絶望するかもだ。) そうですわ、トリス様とは勿論・・・アイリ様とも騎士の事以外でお話をしたことがありませんもの・・・。 (この機会に。と沈黙するアイリに助け舟を出すように笑みを向けた。 [Mon 22 Jan 2007 02:41:59]
アイリ > 何故に命令形…( 「巻かれろ」とか不躾に言われていったい何を如何するのだとか。 しかも「長いもの」? 全くイメージがぼんやりして分からない格言だ。 矢張りアマウラ人の感覚は分からない。 長いもの。 …マゲ? ) 分かっています、休暇だと思うからこそ鎧を置いてきたんですから。 ゆっくりと身体を休めて仕事をしなければ良いのでしょう? ( で、何をするって何もイメージが湧かないのだが。 とりあえず色々見て周って、珍しいものを食べて、温泉に浸かって、で良いのか。 うん。 ) …まぁ、貴族の娘なら各々複雑な話はあるでしょうに。 そういう事を語れる時間もあれば良いし――――そう、なんというか、そう。 ( こほん、と1つ咳払いしつつ視線を窓へ。 さっきよりアマウラの影が大きく見える。そう遠くは無いのだろう。 ) ……身の上とかそういうのを抜きにしてもっと、親睦を、ですね。 ( もごもごと口篭って、沈黙。 ) [Mon 22 Jan 2007 02:19:54]
トリス > 身内にも一人居るし・・・軽く滞在していた事もあったから、諺は其の時にね?  ……楽しみなさいよ、観光なんだから―― (もう少し知識があれば、旅の恥は掻き捨てとかに派生も出来たろうが。 まあ進めておいて、自分だって全てをご存知なほどでもないのだ。 問題が起こってから皆で慌てれば良いか、みたいに諦めた。) 鳥を降りたらただの人 にならないように、忠告の方は聞いておくけれどね。   ……語らなかったし、らしくないのはもう昔の話だからだわ。 周囲との軋轢(ちんこはえてるしな。)とか 禁断の恋(姉妹とだがな。)とかばかり―― 聞いてても詰まらないでしょう?(多分本が出せる程度には奇抜だが。 感じ取れなかったのはコイツの曲がりくねった人生が原因だ。) 大人ではないというのも少し違うというか―― 会得すべきは力の抜き所よ。(休暇に来たのに、鍛える話三昧で如何するのかというわけだ。欠けてると感じた部分の指摘ばらしたら、随員苛め+観察も一段落。いえないよなぁ。) 気概の面ではいい騎士になりそうだけれどね。(宣言っぷりといい、嘗ての自分を見るようだ。 実力は見て無いが、それ以外の評価は結構高いぞこっち視点では。) [Mon 22 Jan 2007 02:09:37]
マリベル > ―――へぇ・・・長いものに・・・・・・え、違うんですか? (いわれて初めて気付くのだ。アイリの解釈も間違っていたこと・・・そして真に受けた自分の同様、と言う事に。) はぁー・・・アマウラの文化に、ですか。 (騎士団に入って慣れない生活を懸命に送っている自分に、その上でまた違う文化ときた、大丈夫だろうか・・・楽しい休暇になるか本当に今になって心配が膨らんできた。) あぁ・・・鳥に乗るから鳥騎士、ですのね。 噂には人を乗せて走る鳥がいることは聞いたことがありますわ。―――いえ、随分・・・その失礼なのですけど貴族らしく見えませんでしたので。 (申し訳ありません、と小さく頭を下げながら。 呼び捨ては正式に騎士になったときにさせてもらいますわ。とか。) バ、バランスですの・・・?そ、それは・・・その――― (確かに、アイリはバランスをというなら大きくかけている面がある気がするのは自分も感じていたようで、トリスの視線に・・・常に含み笑みの表情が・・・少し引き攣った。) これ以上細くなっては、流石に不安になりますわ・・・。 (脂肪が落ちるなら、筋肉がもう少しついてから・・・と、腕を見下ろして・・・) 辞めませんわ。 (キッパリ。アイリの言葉を打ち消すように。 このマリエベリーという少女もアイリ並に負けず嫌いの気があったりする。 [Mon 22 Jan 2007 02:00:21]
アイリ > ??? 随分と上級者向けのアマウラ語を知っているのですねトリスは。 問題ありません、スプーン1つで理解できなくなる文化など。 ( 絶対に使う気満々だ。 用意してもらえずゴキゲンナナメの未来予想図。 若しくは子供用っぽい可愛い絵の描かれた匙を一人だけ用意される感。 ) 鳥に乗る事自体をどうこう言いませんけれど―――そういえば私も初耳のような。 ( 貴族だったのかと。一拍遅れて驚いた。 全くそういう雰囲気を感じ取れなかったのは己の未熟か、はたまた。 ) ……欠けている事、くらい、それはあるでしょう。 人生経験の長さだけで言えば私が一番短いのですから。 ええ、大人ではありませんがそれがなにか? ( むしろ子供らしくないのが正解。 妙な所でムキになって口を尖らせる程度には子供かもしれないが。 ) 肉体作りばかりは急いでも仕方がありません。 半年も続ければいくらか動けるようにもなるでしょう。 辞めなければ。 [Mon 22 Jan 2007 01:41:17]
トリス > それは「長いものには巻かれろ」・・・でよかったかしら・・・ だから違うわよ! ええと要するに、他所に行くからには其処の文化に浸ってみろ、って言う事だと思うわ。(トキノミヤコ文化圏の考え方は口では言えても上手く説明し理解させるのは辛いとかなんとか。 甚だ心配だ。) 仕方ないじゃない――私だって式典では馬に乗りたいのよ。 ・・・でもバランスといえばアイリは一部大きく欠けてるわ?(そう思わない? 見たいな視線を随員の方に投げてみるよ。) 傭兵か何かかと思われたかしら。 其方でも、あまり不正解とは言えないのだけれどね――  OK、それじゃマリベルで呼ぶわ。(そのうち間違えそうなので正直助かったか。 下の名を名乗る事は殆ど無いし、此方も呼び捨てで構わないと告げておこう。)トキノミヤコ語でハニキヌ・キセナイ?   ・・・まぁ、急に鍛え始めると効果が出るの遅いものね。 その辺りはお風呂ででも見せて貰いましょうか――・・・・余分な脂肪が落ちたら今度は太くなるわよ。(そのうちムキムキに、とかこお冗談めかした脅かしかけつつ。) [Mon 22 Jan 2007 01:31:14]
マリベル > ―――弱肉強食な国ですのね・・・・・・アマウラという国は。 (隊長が変な解釈をすると真に受けるのがこの無知な髄員だ。 実際、此処でアマウラの第一印象は・・・「恐い国」になりつつあり・・・本当に休暇を楽しめるのか心配になってきた。 しかもアイリの騎士マニアな話題には黙って聞き入って居たりするのだから・・・楽しくなるのかが本当に、不安。) ――あら、そうでしたの? ソレは失礼致しましたわ。 (トリスも貴族上がりという言葉には内心驚いた。 自分とは結構違うタイプの人柄だけれども・・・すぐに親近感を覚えたりする。握手のお陰か。) はい、是非そのときはご教授をお願いしたいですわ?――ぁ、マリベルと呼んでくだされば結構ですわ。 (呼びづらいでしょう?、とアイリですら偶に間違えたりするほどややこしい名前・・・愛称で呼ぶことをおススメする。) ・・・これでもマラソンとか弓の訓練で少し腕は細くなったのですけど・・・。 (アイリが柔らかい言い方が出来ないのにはもう慣れ気味。 苦笑混じりに、呟きながら。 [Mon 22 Jan 2007 01:20:06]
アイリ > “剛に入りては剛に従え”? 「強い者の言う事を聞け」ですか? ( 力ずくでスプーンを用意させろという事か。 自信は無くも無いが。 イエロティアの文化は優雅さに欠けるというが、少し納得した。 心配だ。 ) トリスは騎乗訓練に偏り過ぎています。 剣、槍、弓、徒手、軍学、神学、騎士道、全てをもっとバランス良く身につける事が最も――――。 ( 以下略。女三人の旅行とは思えない殺伐とした会話であり、あきらかにそれを主導しているのがこちら、「遊ぶのが下手な」アルベント家のお嬢様である。 自分の得意分野に話を持っていきたがる、典型的マニア。 騎士マニア。 ) …トリスも見てみれば分かりますよ、マリエベリーの身体は宮廷のお嬢様のように華奢ですから。 正直、鍛え始めるには少し遅いくらいです。 ( そして、柔らかい言い方というものを凡そ知らないのである。 ) [Mon 22 Jan 2007 01:00:02]
トリス > 他にも”ゴウに入りてはゴウに従え”、という素晴らしい言葉を残したわ。 これは妹の受け売りだけれど――(どうやら使わせる気満々であるようだ。 二本の木の棒隙間から零れ落ちる希望に慄くといい。) でも徒手で模擬戦をすると殆ど勝てないのよね――あの時もそれほど暴れられなかったし、これから評価に恥じないよにしないと。 (期待された分働くには少し大変そうだが。 差し出された手をとって軽く握手。) あら、私だって一応貴族上がりなのよ?  家からは勘当まがいの事をされてるけれどね。 (ちょっと対抗意識なんて燃やしたりしながら。 でも新規の随員が右も左も判らぬ所から頑張ってるのを連想すると、応援なんかもしてやりたくなるものだ。) 結構評価厳しいのね、アイリは。 ・・・まぁ私もそういう時期が在ったし、判らない事とかあったら頼ってくれると嬉しいわ。 宜しく、マリエベリー。(立場はこれで大体理解したか。性格やらなにやらの細かい所は、これからの休暇数日で判明しようさ。) [Mon 22 Jan 2007 00:49:54]
マリベル > ――まず、そのハシというモノを見たことがありませんわ・・・。 ・・・これはちょっと気を引き締めたほうがいいかもしれませんわね。 (ムム、とトリスの言葉に唸るように人差し指で顎をなぞった。 仮にも2人は休暇といえ仮にも二人は騎士で上司。 自分も見習いといえど騎士団に属しているのだから旅行を楽しみつつも、恥のないようにしないといけない、と。) フフ、貴族あがりなもので気にしないで下さると助かりますわ、トリス様。 紹介に預かりました、マリエベリー・マリアベルと申しますわ。是非お見知りおきを。 (鳥騎士という言葉は何度か騎士団の団員同士の話で聞いたことはある。がそれだけでアイリの共闘の話には真剣に耳を傾け頷いていた。 そして自己紹介を終えればいつもの貴族流の挨拶は座っているので略し、手を差し出し握手を求めてみた。 [Mon 22 Jan 2007 00:37:57]
アイリ > ( だいたい皆大袈裟過ぎるのだ。 休暇には休暇の過ごし方をしているし、不眠不休で働いているわけでもない。 「遊び方を知らない」なんて、ちょっと、そういう、子供っぽいことを子供の内にやらなかっただけの話、で。 思い出すだけで少し腹立たしく、想像の中で白い髭を引っ張ってやった。 ) 知り合いにも何人かアマウラ人は居ますし、話せば皆コミュニケーションが取れない程度でもなし…「ハシ」? ああ、あの。 別に無理をして使う必要は…。 ( スプーンとフォークとナイフがあれば大抵のものは食べられるだろうと。 ハナから使う気0。 ) トリスとは件のアンデット砦の時、共闘しました。 彼女からは私とは違った戦い方を学ぶ事もあるでしょう。 ( と、マリエベリーに。 腕力だけなら自分でも敵わないし、遊歴の騎士というのは礼儀作法に疎い分、頭の柔らかい者が多い。 今のところ彼女の奇行らしい奇行をそう目にしていない分、評価は高めだ。 ) 此方が新しい随員のマリエベリー。 まだまだ非力で実戦はこなせませんが、真面目に鍛錬を続けているようです。 手が空いて居る時にでも見てやって貰えると助かります。 ( 次いでトリスへ。 正直体格も能力もまったく問題外のレベルからのスタートだが、負けん気の強さと真面目さは評価している。 もっとも、気心知るにはまだ付き合いも短いものだが。 女性隊員不足でもあり、お風呂の用意から着替えまで、最近は彼女に任せっぱなしではあるが。 ) [Mon 22 Jan 2007 00:29:56]
トリス > あの街にいれば偶には付き合いもあるものね――でも、本場のトキノミヤコ文化を甘く見ると大変よ?(これだけ近くてよく喧嘩にもならずに共存できているもんだ―― 或いは水面下では小突き合っていて、表には出ないだけなのか。 なんて考えもちらり。) ハシの使い方とか、神秘そのものなんだから。(此方の熟練度もその程度ではあるようだ。 所々間の抜けた引率になりそうな。) ・・・そういえば正式にはあまり?  ……悪い癖だわ。 顔と名前と得物を知ると安心しちゃうのは。(早速間が抜けたか。言われた側から頭をかりり。 戦争に行くんじゃないのだ。 交流深めに来て相手を知らず何とする。) なんだか堅苦しい表現ね――同僚で友人、でいいのよ。 似合わない組み合わせだ、とは良く言われるけれどね。(此方に一歩先んじて声を掛けてきたこの子は言うなれば ぷちアイリ。みたいな第一印象だろうか。 砕けに砕けた感じで返してると、少し恥ずかしい。) ――改めて・・・騎鳥騎士のトリスよ。 宜しくお願いね?(名前は前もって伝えてるだろうが、この名乗りだと色々と寄行の噂が知れてそうだし。) [Mon 22 Jan 2007 00:16:13]
マリベル > (「あの遊び下手に遊び方を教えてやれ。」 騎士団監督から仰せつかったのはそんな内容だ。 確かに自分も折角髄員なったのだから騎士団内以外のプライベート面で交友を深めようと度々、アイリを誘ったりはしているのだがその度に上手くはぐらかされて逃げられてしまうのが現状。 これを期にもう少し親しくなれれば・・・。) へぇ、そうなのですか? ワタクシも偶にヴェイトス市でアマウラ人を見かけますけど・・・それだけで詳しくは全く。 (と、隣に座った長身の女性に応える内容は、隊長たるアイリとは正反対・・・知らないものは知らないと応えるのだ。 そして・・・続いたアイリの言葉に待ってましたといわないばかりに目を輝かせた。) そうそう、その事を伺おうと思っていましたの。何でもアイリ様のご交友様だとか・・・。 (あの、遊び下手なアイリのことだ。きっと友達も少ない・・・下手をすればいないんじゃないかと思ってしまったほどだが、一応居たらしいので安心。これから交友を深めようという相手の友達なら、興味がわくのは当然だった。 [Mon 22 Jan 2007 00:04:58]
アイリ > ( 正直、いきなりの休暇の捩じ込みに最初は「またか」と憤慨すらしたものだ。 それなりに多忙なこの時期に何故自分が穴を開けるのかと。 老獪な騎士団監督に「隊長殿が騎士団ではないよ」と嗜められ、言葉に詰まる。 他の騎士たち、騎士団を信用しろという事だ。 自分がやらなければ、と前に出過ぎるのは悪癖だと自覚が無いわけではなかった。 ) ( しかし、よりにもよってアマウラか。たまたまそういう応募が目に入ったとの事だったが。 ) …馬鹿にしないで下さい。 いくらクリスティア人の私でも2年ヴェイトス市に居ればアマウラ人は皆マゲを結って居ないし、甲高い声で喚かない事くらい分かります。 ( まったく、と腕を組んで軽くトリスを睨む。 ようするにそんなレベルの知識である。 ふと二人を交互に見遣り、まだ少しぎこちないかと気を利かせてみる。 ) 少し急な出発でしたけれど、貴女達、自己紹介は済ませたのですか? 簡単な説明は私からしてありますけれど。 [Sun 21 Jan 2007 23:45:47]
トリス > 遊歴で居たころはこの辺りも良く通ったのだけれど――こうして皆で来ると印象も違うものね。(さらにその隣、この中では最長身の女騎士が席の端っこにもたれるみたいに座っていた。 といっても此方も鎧無し、青色基調の私服姿だ。 傍目には旅行客そのものであるし、今回の訪問目的は休暇だからきっと正しい選択。) 距離的には近くても、文化は大分遠いわよ? 服も挨拶も結構違うし。(場所によっては引率みたいな立場になるかもしれないな、何て思いながら、久々に乗る馬車の感覚を楽しむ。 制御せずとも転びも人を食いもせず、前に進んでくれるのがなんとも気楽なのだ。 横に立てかけた二本の長剣からも手を放し、まさに寛いだ面構えである――― 目的地たるアマウラは騎士としては一応の仮想敵国なのだというが、しょっちゅうお邪魔してる冒険者上がりの身にとってはそんな警戒感も無いわけで。) [Sun 21 Jan 2007 23:36:55]
お知らせ > トリスさんが入室されました。 [Sun 21 Jan 2007 23:27:14]
マリベル > (目立つあの紅い鎧を脱ぎ黒いドレスを着ているアイリの対面の席。 長い金髪にホワイティアらしい白い肌、普段着の蒼いドレスを着た少女が座っている。) ・・・ワタクシもアマウラのほうに出るのは初めてですわ。 こうしていざ向かってみると1日足らずでついてしまう距離なんて・・・驚きですわね。 (同騎士団百人長髄員、マリエベリー・マリアベルは笑みを浮かべながら頷いた。 騎士団監督からアイリには内緒で言付かった命令(?)を意識しながら。 [Sun 21 Jan 2007 23:26:42]
お知らせ > マリベルさんが入室されました。 『小柄な隊長より更な小柄。』 [Sun 21 Jan 2007 23:17:42]
お知らせ > トリスさんが入室されました。 『in馬車の中、withふたり。』 [Sun 21 Jan 2007 23:08:22]
アイリ > ( 馬車は和やかにからころと音を立てて揺れている。 ソネモチ川沿いに北東に向けて続く街道は今のところ事も無く平和で、幌馬車ではなく向かい合わせの座席のついた二頭立ての馬車の中に乗客は三人。 その中の1人、一番小柄で歳若そうな、長い黒髪のホワイティアの娘が硝子窓越しに暗闇を見ている。 街道沿いに並ぶ大きな松明の灯りが点々と続き、遠く見えてきたアマウラまで続いている。 ) …案外近いものですね。 ヴェイトス市に来て2年近く経ちますけれど、1度も立ち寄った事が無かった。 ( こんなに近かったのか、というのが素直な感想。 ヴェイトス市騎士団百人長、アイリーン・アルベントはちらりと車内に視線を戻して同行者二人の様子を見る。 今日は慰安旅行だし、いつもの紅鱗鎧は無い。 腰に帯剣しているものの、普段着の黒いゴシックドレス姿は身軽だ。 ) [Sun 21 Jan 2007 22:59:34]
お知らせ > アイリさんが入室されました。 『 ヴェイトス市⇒アマウラ街道 』 [Sun 21 Jan 2007 22:52:30]
お知らせ > フェイロンさんが退室されました。 『(主には逆らえず―。)』 [Sat 20 Jan 2007 17:09:07]
フェイロン > ぇ…そ、そないな事あらへん、もん…。…ひ、ちが…っ…ぁ!(抱きしめられる力が込められるのに心地良さもあるけれど、続く行為にはびくっと過剰な反応をしブルッと身震いをしていた。)…ぁ、あ…っ…そ、なぁ…。 [Sat 20 Jan 2007 17:08:49]
お知らせ > ルミニアさんが帰りました。 『(そうして微笑む悪女。アングリマーラは、もうすぐだ。)』 [Sat 20 Jan 2007 17:05:56]
ルミニア > ――あらあら、なんだかんだで楽しみにしてるんじゃないの。ほんと、どうしようもないエロ狐ね、あなたは―― ( フェイロンを抱く手に力を込めて、彼の首筋に口漬けをする。 ) えぇ、たっぷりと、時間をかけて――身も心も溶かしてあげる。 [Sat 20 Jan 2007 17:05:34]
フェイロン > そぅなんやろか?せやけど、お土産は…ほしいなぁ……。ぅん、楽しみしとぅわぁ(にへら、と小さな笑みが毀れうなづいていた、そして耳元で囁かれる妖艶な声音にはドクンと込み上げて来る熱もあり、身震いをしていた。)は、はい……でも、うち…怖いから…やさしく、してなぁ…?(心配半分期待半分といった所でもあって、主を見つめながらも僅かにうなづいた。) [Sat 20 Jan 2007 17:00:19]
ルミニア > そりゃあ、せっかく里帰りするんですもの。お土産の一つや二つくらいは欲しいじゃない? ま、私の実家に行けば分かるわよ。 ( フェイロンの耳元に顔を近づけて、妖しく囁く。 ) 貴方が貴方でなくなるくらいに、快楽でよがり狂わせてあげるわ。 ( 実家には媚薬だけではなく、性調教に適してモンスターも飼育されているから。 ) [Sat 20 Jan 2007 16:55:18]
フェイロン > ほぇ…そないエエのん…あるんやろか…? はよぅ…見てみたいなぁ…。 ふぇ…?ご主人様、の…お家…?(驚く、との言葉には、どんなものがあるんだろう、家が大きいのだろうかと言う思考しか出てこない狐、顔を上げながらも上目で主を見つめながらもスリスリと犬と同じ様に頬をこすりつけていて。) [Sat 20 Jan 2007 16:51:47]
ルミニア > それに、もしかしたらアングリマーラでいいお土産が手に入るかもしれないし。せっかくの里帰り――貴方にも私の実家を見せてあげる。きっと驚くわよぉ。ふふふっ。 ( この場でフェイロンの首筋に牙を落としたい衝動に駆られるが、いまはだめだ。安全な場所で、ゆっくりと―― ) [Sat 20 Jan 2007 16:48:06]
フェイロン > ぁ……は、ぃ……一杯、お願い、します…。(俯きながらも赤くなる顔、体に回る腕を感じながらも赤くなる顔でもあって。こくり、と小さくうなづいてみせた、ちらっと横目にて主を一瞥しながら。)…ぇ…?ぁ、はい…気ぃつけます…うち、街ついたら…色々みてみたいわぁ…。 [Sat 20 Jan 2007 16:44:45]
ルミニア > ふふふっ……向こうに着いたらたっぷり可愛がってあげるから、覚悟なさい。 ( フェイロンの体に腕を回して、抱きしめる。 ) それから、観光気分で外をうろつくんじゃないわよ。アングリマーラの治安は悪いんだから。いいわね。出かけたいときは私といっしょにいくのよ。 [Sat 20 Jan 2007 16:41:19]
フェイロン > はい……ぁ…。(主の膝元を叩いて来いとの指示されれば、素直に小さくうなづいた、そして…ちょこん、と腰を下ろしながらも尻尾は横に動かして垂れており、下から主を見上げる様になれば)…ぅん…はよぅそぅやって戻れるよぅなったらエエんやけど…なぁ…。(じーっと主を見上げながらも、理解した事に対してうなづいて見せており。) [Sat 20 Jan 2007 16:37:19]
ルミニア > ……ふん、わかればいいのよ、わかれば。――さ、いらっしゃい。 ( 己の膝元をぽんぽんと叩いて、こっちに来るように指示する。 ) 心配しなくても、何事もなければ1ヶ月以内に戻れるわ。 [Sat 20 Jan 2007 16:35:14]
フェイロン > ぁ…はい…おぉきに、ご主人様…いっつもウチの為にいろんなことしてくれて…感謝してるぇ…?だから、ウチ…ご主人様もクレハも、思いっきり…護ります…。(眉下げながらもコクリと素直にうなづいてみせた、馬車の床を擦るような尻尾…会えない時間が長いかも知れないけれど、我慢、と狐なりに脳内で理解し我慢と決意しながらでもあって。) [Sat 20 Jan 2007 16:27:53]
ルミニア > ともかく、私が出発を遅らせてまでクレハとのことをお膳立てしてあげたんだから。これ以上の我がままは許さないわよ。恋人との続きは、ヴェイトスに帰ってから――いいわね? ( フェイロンを見下ろし、そう告げて。 ) [Sat 20 Jan 2007 16:23:48]
フェイロン > (パタパタと揺れ動く狐の尻尾、馬車から顔を出しては特に変化のない景色でもあるけれど、やはり狐は滅多に無い事であるからこそ、好奇心がある様子、そして…主の言葉には視線を向けていて。)…そぅですか…?うちは、こないなん…滅多あらへんかったから…凄い思うんやけど……。(眉下げながらも馬車の中に戻りながらも主の目の前にまで近づけば上目使いになりながらも床に腰を下ろしていて。) [Sat 20 Jan 2007 16:18:47]
お知らせ > フェイロンさんが来ました。 『(馬車から時節顔を出しながらもキョロキョロと周囲に視線を向けてたり)』 [Sat 20 Jan 2007 16:16:40]
ルミニア > ( 席に座って、退屈そうに窓の外を見つめるルミニアの姿があった。4班を2手に分けて、陸路と海路からアングリマーラを目指す。現在、陸路をいくのは、ルミニア、フェイロンを載せた馬車と、もう一台の馬車。 ) あーあ、退屈……外の景色なんて、代わり映えもしやしないわ。 [Sat 20 Jan 2007 16:15:33]
お知らせ > ルミニアさんが入室されました。 『(ゴトゴト揺れる馬車の中)』 [Sat 20 Jan 2007 16:13:36]
お知らせ > メリッサさんが帰りました。 『ヴェイトス市⇒アングリマーラ到着。』 [Thu 18 Jan 2007 16:06:31]
メリッサ > (まぁ、どちらにしても興味よりも不安の方が大きい。ふと、土産用にと腰に下げた箱をローブの上から触る。そうだ……土産を持って帰らないと。襲われて死ぬ暇なんて無いんだから―― 思惑を胸に、馬車は走り続ける。) [Thu 18 Jan 2007 16:05:43]
メリッサ > ま、あちらさんにしたら良い迷惑だよねー。 (あはは、と乾いた笑いを浮かべる。――久しぶりのフィールド、そしてミッション。緊張していない訳がない。) ん……おお、あれかぁ……そういえば、アングリマーラも行ったことないんだよねぇ。 (ゆっくりと建物らしきものが遠くの地平線から競りあがってくる。初めて見るアングリマーラの建物。だが―― いろいろといわくつきの国、正直用が無ければ入りたくない場所だ。思わず苦笑いを浮かべる。) 外も中も魔物だらけって言うのはホントかなぁ。 [Thu 18 Jan 2007 16:01:03]
メリッサ > 無事でいるのかな…… (そんなことをポソリ、と呟く。ヴェイトス市であれば悩まずに敵に回っただろうが……今はただ、その身を案じる。尤も、今はそれどころではないのだが。) ま、何もこないことを祈るよ。 (黒いローブに体を隠しながら外を眺める。幸運なのは出かけるのが早朝だったから余り人が乗ってない、ということか。この距離ならよほど速い魔物でも来ない限りアングリマーラに逃げ込めるだろう。尤もそうなったら魔物が去るまで暫く足止めを受けることになりそうだけども。) [Thu 18 Jan 2007 15:56:48]
メリッサ > (山の麓までは馬車でいける…という話なので喜んでいたら、専用の馬車を貸してくれるのではなかったらしい。結局メインルートを進む羽目になってしまった。徒歩でもいければそうするが、流石に5キロ近いものをずっと運び通しはバカみたいだから。折角タダで乗れるのに。) ……ま、仕方ないか。 (なるようになるだろう。そう思いながら馬車に揺れている。早朝に乗り込み、約8時間ほど。そろそろアングリマーラが見えてくることだろう。アングリマーラ……あそこにステアがいるんだよね。) [Thu 18 Jan 2007 15:51:45]
お知らせ > メリッサさんが来ました。 『 馬車は揺れる。 』 [Thu 18 Jan 2007 15:46:01]
お知らせ > エリシャさんが帰りました。 『 そして、街の灯りは近付き―――。 』 [Thu 18 Jan 2007 00:10:26]
エリシャ > ( 結局あれがどういう事情を抱えた物なのかは分からなかった。 人間を襲うのが当たり前の生物なのかもしれないし、たまたまこの馬車に用があったのかもしれない。 それなりに状況を判別できる知能はあったのだろうが、残念ながら相容れないものだ。 お互い、自分の事で精一杯って話で―――――。 ) 疲れた…馬、大丈夫だよね? ちょっとアングリマーラまで休むからさ、なんかあったら起こしてよ。 凍えるわ――――。 ( はぁ、と1つ息を吐き、荷物の中から毛布を引き摺り出した。 今回は防寒装備だけは完璧である。 ) [Thu 18 Jan 2007 00:10:07]
お知らせ > ブラックワイバーンさんが帰りました。 『(また、いつか、どこかで(四つの★が天に煌く))』 [Thu 18 Jan 2007 00:04:47]
ブラックワイバーン > (片翼の骨が折れた。筋が拉げた。眼孔を貫く矢が脳細胞を損傷した)………(まだ動く。傷付いた目元から流出した体液に代って、ぼたぼたと白い蛆虫を滴らせつつ。自分勝手に痙攣の走る体躯を引っ張り起し)…(辛うじて擡げた首は見詰めていた。速やかに街道を去り行く馬車の背を。額に蠢く蚯蚓腫れ)……(銀色の髪だった)……(歳若い女だった)……(弓使いだった)……(引き摺る様に動く体躯は飛行を損ねて地べたを這い蹲り、歩き出す。アングリマーラの灯りに近付いて行く相手に背中を向けて) [Thu 18 Jan 2007 00:03:47]
エリシャ > ( 幌の上に伏せ、顔を覆って構える間も耳から入る音と声が状況をある程度報せてくれる。 命中、軌道がズレて――――― ) …ッとぉい!! ( ぼんっ、と撥ねるような音がして幌が大きく揺れ、馬車が数秒片輪で走った。 身体が宙に浮いた瞬間流石に肝を冷やしたが、じきに馬車は速度を緩めてやがていったん止まった。 遠くでまた派手な音がして、松明の幾つかが薙ぎ倒されている。 あの状態からの再度の襲来は無いだろう。 このまま進むのが正解だ。 ) ……中、無事ー? ッくしっ!! ( 暫しして幌の中を覗きこみ、飛び込むように中に戻る。 今直ぐ焚火にでも当たりたいくらいだ。 ) [Wed 17 Jan 2007 23:59:56]
ブラックワイバーン > (狙いは馬車だった。最初は。でも今はそうでは無い。敵対すべき相手として狙いを澄ましているのは傭兵ただ一人。地面とは水平に滑空する巨躯の在る場所は張り巡らされた幌の場所よりも高い。傭兵と対峙。視点の縦の距離もほぼ等しい。間も無くして張力によって元に戻ろうとする弦の悲鳴が)……(止んだ)……!?(ズ。瞬間。衝撃が我が身にへと走る。飛来した矢の行き着いた先は。赤色の液体から眦が滴り出していた。眼球を破り、孔の奥底にまで捻り込まれ。放たれた矢を一本頭部に生やした侭。堪らずに制御にエラーの走った翼がバランスを失ってしまい)…ッ!カア゛ッ!(憤怒に満ち満ちた唸りが虚空に融けて潰えると共に落下の兆しを見せる。正面衝突とはならない。よろめいた御蔭で馬との抱擁は免れ幌の横腹に少々掠めるのみ。痺れを帯びた尻尾が少女が構える布張りの屋根を一度だけ叩き。通り過ぎ)――…(遠ざかる距離の彼方で其れはついに落ちた。馬車の上からも見得るだろう。連なる松明を豪快に薙ぎ払いながら。地面に滑り。伏したる姿を) [Wed 17 Jan 2007 23:52:35]
エリシャ > ( 弾丸のように飛んでいく矢の狙いは眼球。右側の瞳を狙って、大雑把には顔の上半分の何処かに突き立てばしめたものだ。 ) [Wed 17 Jan 2007 23:41:42]
エリシャ > ( 膝を軸にして身体を回し、常に鏃が翼竜に向けられるよう姿勢を変えていく。 向こうはいつでも仕掛けられる距離、こっちはあんまり長引くと寒くて指が利かなくなる。 短期戦になるだろう、と思った矢先に思惑通り向こうが先に仕掛けてきた。 馬車正面側、あまり撃つのが遅くても早くても馬車に激突しかねない嫌な方向。 長考している暇は無さそう。 5秒もしないうちに接敵するだろうと踏んで、翼竜の顔が真正面を向いた瞬間引き絞った弓から手を離した。 命中を確認する前に伏せ、幌の骨子に指を引っ掛けて衝撃に備える――――――! ) [Wed 17 Jan 2007 23:40:12]
ブラックワイバーン > (人の匂いの粒子がとみに鼻に付き出していた。情報に在る。この行方には人間達の街が在るのだ。対するは143cm。対するは2m。体格差においても圧倒的に勝っているというのに、拮抗した侭の事態は中々次の展開は見せない、きりきりと弦の引き絞られる音を掻き混ぜられた風の唸りに交えて聞き付け)――(牙が広がった。緊張とも昂揚ともつかぬ感情に満たされて、一層に鮮やかに瞳の色が赤く――湧き上がるにも焦燥にも屈し衝動はブレーキが利かずに飛び出さん!何度目の渦を引いた後の事だろう。馬が駆け走る真正面にへと大きく距離を取って廻り巡った其の瞬間に。ジグザグと飛行の軌跡が捻れ曲がる。急降下。直線。くはあう。長首にぶら提げた顎が歯を剥き出しに、戦意と共に外気に晒し。飛ぶ。迫る。馬の速度にも恐らくは助長され、拓けた距離は詰り!) [Wed 17 Jan 2007 23:32:33]
エリシャ > ( ぴんと張られた皮とはいえあまり丈夫な足場ではない。 緩々と足が減り込む前にまた片膝を着き体重を分散しつつ風を受ける面積を減らした。 視界さえ拓ければ良い。 風の強さ、敵の軌道、道の進路、要素を自然に意識して再びコンポジット・ボゥを引き絞る。 あとは威力を発揮できる十分な距離だ。 なんにせよ仕掛けてくる時は真っ直ぐ此方に顔を向けると思われ――――その瞬間を待ってひたすら待ちに徹する事にした。 ) アングリマーラまで連れてったら怒られるかなぁ。 ( 門の辺りで屯ってる人達を巻き込む感。 なにそのMMO。 残念ながらまだ少し距離があってそれは無理そうだが。 ) [Wed 17 Jan 2007 23:23:22]
ブラックワイバーン > (幾等全速力で突っ走ろうとも、荷物+人員の体重を背負っている馬の駆け足には多分負けない。これが身軽になるツェカン帰りならばもう少し時間を稼いだかも知れないが。兎も角にも今現在においては御互いの距離が縮まりつつある。数十メートルにも及ぶ隔たりがあっという間にほぼ一桁。変温動物である筈の体躯は吹き寄せる寒気も何の其の、荒ぶり吐き出す息は欠片も白く濁らず、透明の侭。高らかに大地に立ち昇った絶叫を合図に。ばさっ!二度竜翼が風を打ち砕く)……!(グルルルル。噛み締めた牙の歯列に澱んだ唸り声をくぐもらせつつ。疾走する馬車の上に佇む敵を見下ろして。ブウン。ウウン。巨体が空気の海を泳ぐ。まるで獲物を狙うハゲワシの様な。渦巻きの様な線を描いて旋回を繰り返しつつ、既に距離を辿り自分の速度の間合いに追い詰めた馬車に叙々に近付き出している処。高度においても。横幅においても。様子を窺い瞬き一つすらも忘れた真紅の瞳が、人の作り出した飛び道具と睨み合い) [Wed 17 Jan 2007 23:15:56]
エリシャ > ( アレだけ派手に後ろから煽られて鞭打たない御者なんてまず居ないもので、馬車のスピードは上がっている。 翼竜を振り払えるような素敵な速度でも出れば良いものだが、どちらかというとガタガタとブレて足場を維持するのが困難になった気もする。 それでも問題なし、行ける、と思った矢先に黒い翼竜が軌道を変えた。 何らかのアクシデントでもあったのか、それとも武器を理解出来る程度には馬鹿じゃないってことか――――横軸に避けられると当て難さは倍増だ。 ) …駄目、射角が狭過ぎる。 ( いったん構えを解くと、身を乗り出して身体を幌から出す。 それでも死角は大きすぎるし、少し考えてから幌の屋根に手をかけて飛び上がった。 足場は悪いけど馬車の上なら方向は大丈夫。 あとは風と揺れで落っこちなきゃ問題なしだ。 ) …っていうかSaMiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii!!!! ( 甲高い声が街道に響いた。 ) [Wed 17 Jan 2007 23:06:21]
ブラックワイバーン > オ゛オ゛オ゛オ゛ア゛ア゛ア゛!(嘆く叫びに呼応するかの様に、腹を震わせる厭に恨みがましい咆哮が静寂を突き破り、辺り一帯に響き渡った!羽が震える。認め合う。地上に煌々と燃え盛る焔の照度を弾く鏃の反射。縦長の瞳孔が肥え太り左右に拡がった其の瞬間、長い尻尾が中空に激しく揺れた)……!(口笛の様な鋭い風の声。直線的に迫ろうとしていた軌道が瞬く間に右に歪んで曲を描いた。正確には斜め右上空にへと舞い上がる、半弧の軌跡、突きつけられた矢より免れようと。羽の音)…(ばさあっ!急激に「街道」の上から離れる影。目の一部は明らかに意識していた。其処に乗っている傭兵の一人を) [Wed 17 Jan 2007 22:56:10]
エリシャ > ……ッとに、この街道はっ!! ( 相性悪いんじゃないかって。 極個人的な感想を漏らして複合弓を構えた。 左の膝は荷物の上で安定させ、右足は荷台の縁に押し付けるようにして固定する。 右手に弓、左手に矢、私は左利きだ。 ) 幌が邪魔!誰か抑えといて!! あと援護できたらよろしく! ( 素性の知らない車内の人達に声をかけ、あんまり期待しないでおく。 多少バランスは悪くなるが幌が邪魔なら少し身を乗り出せば良いし、援護を期待するより自分の仕事をさっさとやるべきだ。 ) …ある意味分かり易くて助かるけどね。 ( 街中で限りなくグレーゾーンを漂う異種族を狩り立てるよりよっぽど簡単だ。 明らかに害意剥き出しだもの。 ) ( 先ずは強く弓を引き絞った。威力と飛距離はあるが弦が硬い、連射には向かない代物。 まぁ的は大きい。 ) [Wed 17 Jan 2007 22:46:09]
ブラックワイバーン > (荒涼と、寒風に緑を刈り取られたヴェイトスの大地に横切る影。街道に沿って連なる松明の赤い灯が一際に強烈な風圧を畏れる様に躍った。轟。今宵も曇天。されども月明りの代りに地面に瞬く照明達が其の仕事を代りに担ってくれる、真下から明々と照らしつける光に纏う闇を剥ぎ取られ、鴉の濡れ羽の様な漆黒が露とならん。左右に広がる翼が滑空していた。凍り付く様な大気を引き裂いて。汚泥の様に濁っている癖に爛々と輝く一対の赤い双眸に認めているのは、アングリマーラへの路に渡る馬車のケツだ)……!(外界に目を配ったならば。覆い包む幌の天井よりも高き場所より睥睨する、飛竜の姿を目撃する事になるだろう。最初は豆粒の様な陰影が。ぐいぐいと加わる加速に従い膨れ上がり始める。馬の足にも今にも追いつかんばかりに) [Wed 17 Jan 2007 22:36:18]
エリシャ > ( 珈琲ね。やたら寒いし買ってきたブランデーを少しだけ垂らして飲むと良いかもしれない。 そんな事を考えながら暫し遠い街の灯りを眺める。 見えてきた、といっても文字通り見えているだけで、まだ1時間くらいはかかりそうな距離だ。 人の街が見えるというのはそれなりに安心するけれど。 ) ―――――…ん。 あれ。 ( 馴染みの薄い音が聞こえた。 幌の中の誰もが気付く様子も無いが、この「風の音」は変だ。 先ず街中で聞くことの無いような、異物が空を裂くような、それが近付いている感じ。 腰を上げて片膝立ちになって、膝の下に荷物を敷いた。 幌の縁に手をついて、空を見渡す。 )  [Wed 17 Jan 2007 22:28:39]
不確定 > (空気の流れの変化。吹き荒ぶ風に入り混じる雑音。巨大な翼が空を切る音。車輪の通った痕跡の走る後方、そして上空からの接近。そしてもしかして、もしかしたら、其の流れる血に訴える精霊達の騒ぐ声。全ては馬車の人物達の中でも相当の高感覚を有している筈の誰かに伝わるかも知れないフィールドの情報) [Wed 17 Jan 2007 22:20:56]
お知らせ > 不確定さんが来ました。 『(予兆)』 [Wed 17 Jan 2007 22:20:20]
エリシャ > ( アングリマーラの灯が点々と灯っているのが見えてきた。 ヴェイトス市程ではないが、大きな建物の影が見える辺りはこの時間でもまだ賑わっているようだ。 そういえばあの街、ちゃんと訪れたことが無い。 治安の悪い所に自分から出向く理由も別に無いって言うのもあるが。 御者が小さく振り返り、愛想の無い声で「門の中に入らないで30分休憩。珈琲が人数分もらえるが飲めない人は?」と問うた。 返事は返らず、再び沈黙が訪れる。 ) [Wed 17 Jan 2007 22:16:41]
エリシャ > ( 乗り合わせた同乗者から見れば、浮いているのは此方の方だろう。 家出娘にしては物々しく、戦士にしては幼く、見る限り連れの姿は無い。 連れが居ないのはいつもの事だ。 たまに行きずりで行動を共にする同業者も居るが、基本的には勝手に生きて勝手に動き回っている。 もともとあんまり集団に混じるのは得意では無いし、そういう性格がお互い足を引っ張り合うのは想像できる。 1人なら思いついた瞬間行動に起こせるし、フットワークは軽い方が良い。 別に、ヒトが嫌いなわけじゃないけれど。 ) [Wed 17 Jan 2007 22:06:20]
エリシャ > ( 見通しは良い。 北西に向けて街道が走り、西側に微かに見えてくるのはアングリマーラだろう。 中には入らないが、其処から誰かが乗り合わせたり降りたりするかもしれない。 東と南は拓けた荒野で、障害物に乏しい。 奇襲らしい奇襲を仕掛けてこれそうな場所はそう無いとは思うが――――いきなり接近される可能性より、馬か何かで仕掛けてくるパターンが在り得るか。 複合弓を外套の前に保持しておこう。 どちらかと言えばこの先、北側を永世の森に覆われて大きく迂回し始める辺りが一番危ない。 森の浅い部分は夜盗隠れ潜むには格好のポジションだし、単純にあの森は人知を超えるものが沢山住んでいる。 ) [Wed 17 Jan 2007 21:55:34]
エリシャ > ( 大きな松明が街道沿いに等間隔に並び、その先まで照らしている。 時折街道警備詰め所があり、途中その辺りで何度か休憩するようだ。 出発して数時間経つし、一回目の下車はそう遠くは無いかもしれない。 そろそろお尻が痛くなって来た頃。 ) ( 同乗する数人の素性は知れない。 皆眠っていたり小声でぼそぼそと喋っていたり、外套を羽織って寒さを凌いでいたりする。 同じ仕事を請けた同業者かもしれないし、商人かもしれない。 もっと別の理由の旅人だと言われても、そうか、といった具合で計り知れない。 ) [Wed 17 Jan 2007 21:50:05]
エリシャ > ( ヴェイトス市を出発した馬車は軋むような音を立て、それでも今のところ順調に進んでいる。 まぁVIPでもない一傭兵1人の為に用意されたわけではないらしく、荷物と数人の人間が同居する幌の中。 時折外の様子を警戒して顔を出しては凍える冷気に目を細める。 ただ外に出ただけでこの寒さだ。 北上するにしたがってもっと冷え込み、その先は雪山。少し憂鬱になってきた。 まぁ、その分報酬の割高な仕事だとは思ったけれど。 ) [Wed 17 Jan 2007 21:45:47]
お知らせ > エリシャさんが来ました。 『 ヴェイトス市⇒クリスティア街道 』 [Wed 17 Jan 2007 21:38:38]
お知らせ > ブロウンさんが帰りました。 『その後バリボリと肉をかじり、休息を取ったらまた出発するだろう──結局何肉なんだろ・・・?』 [Tue 16 Jan 2007 05:02:26]
ブロウン > (枯れ枝を積み上げれば首を下げ、己の口から出る炎で小さな火種を作った。あとは、徐々に木をくべ火を大きくしていくだけ──暖を取りつつアングリマーラで買い込んだ干し肉などを火の近くに置き少しやわらかく、香ばしくしようと言う算段)(とりあえず・・・火は通すか・・・)(良くわからない店で買った良くわからない肉。何の肉なのかも表示されていなかったため、適当に安いところをみつくろったわけだが、ここに来てちょっと後悔気味。基本的に肉ならなんでもいけるが、念のためというやつだ) [Tue 16 Jan 2007 04:59:50]
ブロウン > ここら辺にくんのも久しぶりだな・・・(自分がヴェイトスに旅立ったときに通った道。あの時も森を抜けてきたはず。あの時はすんなり出てこれたわけだが、今回もそううまくいくだろうか?)(とりあえず疲れたし・・・ちと休むか・・・)(長いこと歩いてきて足が棒のようになってしまった。森の入り口付近に散らばる枯れ枝や石などを集めてきて簡単な囲炉裏を組んでいく。) [Tue 16 Jan 2007 04:52:15]
ブロウン > (遠くまで見えない。とりあえずこの方向であっているだろうとクリスティア方面へと向かっているつもり。アングリマーラを出てまる一日ほどたつ。ようやっと、常世の森らしいものがみえてきた)ん〜・・・あれっぽいな・・・後は森を抜けて湖まで行けばいいんだが・・・(森の中にどんな野生生物がいるのか、未だに未知。たいがいの獣は撃退できるが、下手に魔族なんかがいたりしたらと思うと安全ではない、なんて思っていて──)まぁ、回り道はめんどくせぇ。突っ切るか(身の安全は考えていないらしい) [Tue 16 Jan 2007 04:42:38]
ブロウン > (食料調達とみちくさがてらに寄ったアングリマーラ。ずいぶんと時間をつぶしてしまったようだが冬眠することはなかったらしい──)ん〜・・・さっさとかえんねぇとな・・・(両手をポケットに突っ込んで、街道を北上する緑の巨躯。吐く息が白い、空は雲がかかり月明かりのない街道は暗い──) [Tue 16 Jan 2007 04:26:01]
お知らせ > ブロウンさんが来ました。 『なんか、かなり時間かかったんじゃねぇの・・・?』 [Tue 16 Jan 2007 04:18:35]
お知らせ > 利根川さんが帰りました。 『うぅ、このうらみはらさで〜』 [Fri 5 Jan 2007 03:02:33]
お知らせ > ブロウンさんが帰りました。 『「あぁーくっそ・・・さみぃっ!!」 大声で叫んだ。』 [Fri 5 Jan 2007 02:59:14]
ブロウン > ったく・・・・いつぐらいに着くかわかったもんじゃねぇ・・・(ぶつぶつと独り言を言いながらも帰路へと着く。後二日もすればつけるだろうか・・・?) [Fri 5 Jan 2007 02:58:47]
利根川 > うぅっ……。 (暫らくは、ブロウンを見送るが、相手が見えなくなれば、ぽろぽろと涙をこぼし、めそめそと自分の落ちぶれっぷりを嘆くことだろう……) [Fri 5 Jan 2007 02:54:57]
ブロウン > 開き直るにゃ100年はえぇわ、ぼけがぁ!(またゲンコツがとんだ。)煮ても焼いても食えなそうなやつなんぞどうすることもできねぇだろうが。好きにしろ、俺は寒いの嫌いなんだ。こんなところで立ち往生するくらいならさっさとアングリマーラに行くっ!(プンスカと怒りながら踵を返してアングリマーラへ向かおうとするだろう) [Fri 5 Jan 2007 02:53:21]
利根川 > くっ、くうっ、自分で自分が情けないよっ……。(男泣きに涙を滲ませながら、胡坐をかいて姿勢を正して) ええいっ、煮るなり焼くなり好きにしなッ!! (開き直ってきっ、と相手をにらみ上げた) [Fri 5 Jan 2007 02:48:25]
ブロウン > 武器持ってるときは威勢がいいくせに、ど〜しようもねぇなホントにおばかさんでよぉ?(はなせといわれればぽいっと捨てるように地べたに落とすだろう。掴んでいた手を麻袋に入れれば犬肉を取り出しバリボリと音を立てて食い始める。骨が残っていたようだ)で、どう落とし前つけてくれるん? [Fri 5 Jan 2007 02:45:26]
利根川 > ひゃあぁっ!? (200生きた割りに、かみそりみたいな牙の列に身を縮めて震え上がった) ちょっ、離しとくれっ、離してくれよぅ!! (食べられる、とじたばた腕の中で暴れて) [Fri 5 Jan 2007 02:42:09]
ブロウン > なんだ、敗北者か。それで追いはぎとはみっともねぇな。(泣く相手に同情の余地はないらしい。実際殺されかけたわけだし)っこーんのすっとこどっこい!お布施ってのぁ崇められてなんぼだろうがぼけぇ!人の懐狙うやつを崇めるような、そんなやつぁいねぇからっ!(月明かりに牙が光る。ガミガミと説教垂れはじめる竜の人。これ以上変な子といわれたら頭からかぶりつきそうな勢いである) [Fri 5 Jan 2007 02:40:12]
利根川 > うぅ……パプテスにおんだされる前はもうちょっと、こう色々祟ったりとか、凄いこと出来たんだけどねぇ……。 (さめざめと泣く) っ!? (顔を近づけられた、それだけで怖いので耳が再び跳ね上がって) うぅ、目が怖い……ばっ、ばっきゃろう!!お稲荷のプライドがあるんだよ。今に、お布施を集めてでっかい祠どころか、稲荷神社を作るんだ (頑張って夢を語る。ぷらぷら) [Fri 5 Jan 2007 02:34:38]
ブロウン > なんだ、女か?威勢がいいから男かと思ったぜ・・・(竜種、爬虫類以外の性別判断がうまく出来ない困ったさんです。)200も生きててその程度じゃ、この先どうだか不安だなぁ?(俺には関係ねぇけど、と付け加えて。ぷらんぷらんと釣り下がる狐の眼前にこれでもかと言うくらい顔を近づける竜の人。)その程度なら追いはぎまがいなことしてねぇで、町に行って娼婦でもやってたほうがいいんじゃねぇん?どうなんよ?(目はまっすぐ相手を見据えていた) [Fri 5 Jan 2007 02:31:32]
利根川 > うう……あたしゃ女だよぉ……。 (耳も垂れて、すっかり負け犬風味になれば、ひょいと持ち上げられてぷらぷらゆれて。どうするかと聞かれてしばし考えるが、何も出来そうに無いことがわかり絶望感に脱力して……) ぷらんぷらん。 [Fri 5 Jan 2007 02:26:09]
ブロウン > ったーく、このおばかさんは・・・・なぁ〜にがしてぇんだホントに(若干痛む股間も、某修道女の蹴りに比べればたいしたこともないといった感じ。あの蹴りはマジで痛かったなんて、昔を思い出し(どうでもいい))ほれ小僧、あとは何すんだ?(うずくまる狐の首の後ろに手を伸ばし、抵抗がなければネコ掴みでもちあげようとするだろう) [Fri 5 Jan 2007 02:24:36]
利根川 > あ、あれ? (なんだか固い感触だ。相手の股間を確認しようとして) ぎゃんっ!? (脳天に直撃をくらい、頭を抱えながらその場にしゃがみこみ脂汗を流しながらうんうんとうなる。もはや反抗は出来ないようで……) [Fri 5 Jan 2007 02:20:55]
ブロウン > うぉっ!?(火の玉ぶつけて攻撃してくるだろうと思っていたものだから一瞬の出来事に唖然とした。残念ながら腰につるすようなものは何一つない、ジャケットの内ポケットにすべてが入っている・・・貧乏だから物なんてもってないんだYO! ということは金的になるのだろう。唖然とした一瞬でよけることも出来ずモロに食らうことになるだろう。が、哺乳類のように玉ぶら下げて歩いてる種ではないため効果は薄かった。)いってーなぁ・・・(でも、痛いことには代わりがない。歯を食いしばり、痛みに耐えてそれだけ言うと、右手を振り上げ強く握ると遠慮の文字がないゲンコツが頭上から襲い掛かるだろう) [Fri 5 Jan 2007 02:17:38]
利根川 > ぱちん。 (意外と軽い音がして、口に飛び込む前にはじけて光を放つ。数秒も視界を奪うような威力はないが……) どりゃあっ!! (目潰しが成功したにもしていないにもかかわらず、突っ込む利根川。相手が腰に、擦り取れそうなものを括りつけているのならそれを狙い、すぐに奪い取れそうなものがなければ、相手の股間を狙って金的蹴りに行こうとする) [Fri 5 Jan 2007 02:10:14]
ブロウン > なんとも都合のいい解釈だな・・・ただの爺婆だろうに?(飛んでく薙刀を視線で追えば今度は目の前に来る狐火を見ておもむろに口をあける。)ったーく、こりねぇなぁ・・・(射程圏内に入ったその狐火に向かいかじりつこうと首を伸ばした。自分の火より熱くなさそうに見えたから!(ぁ)) [Fri 5 Jan 2007 02:07:19]
利根川 > うあぁっ!? (さすがにはさむのは難しいだろう。こちら武器を振るうには剥かない腕はあっさりと薙刀を手離し、薙刀は飛んでいく) う……。 ふ、狐だって100を超えれば神様になるのさぁっ!! (はた迷惑な狐はあきらめていなかった。ブロウンめがけて狐日を飛ばすと顔の前ではじけさせて目潰しにかかろうとして。(攻撃に使える狐日はこれ一つだけで) [Fri 5 Jan 2007 01:59:54]
ブロウン > (大振りになった薙刀は、結構動きもみえるもので薙刀に合わせるように足を振り上げあわよくば薙刀を蹴り飛ばすか、柄の部分を足の指で挟もうなんぞと考えていて)所詮は獣だろうが?(ビンビンに立った耳やら尻尾を見下ろしながら相手を小ばかにするような口ぶりはかわらない) [Fri 5 Jan 2007 01:49:21]
利根川 > ……神だといってるだろっ!あたしは200歳の古狐だよっ!! (怒り心頭で、耳もしっっぽもぴんとたつ。怒りに任せて、薙刀の刃を振るい、相手に袈裟懸けに切りかかる!!) [Fri 5 Jan 2007 01:39:55]
ブロウン > (尻穴・・・神・・・供え物・・・こいつ変なクスリでもやってんのか?)(尻穴は特に関係ないだろう。とりあえずあまり係わり合いにならないほうが利口な選択肢という風に頭の中で処理した。)あぁあぁ、そうかそうか、悪かったな・・・とりあえず、こんな夜更けまで起きてると親御さんに怒られるからな、さっさとうちに帰ってクソして寝な(体を反転させ、相手と真正面に向き合えば右手で追い払うようにシッシッと手を振るだろう。ゆれる狐火も構えられた薙刀も眼中にはないようだ。) [Fri 5 Jan 2007 01:35:55]
利根川 > ちぃ、尻穴を狙ったのに。 (振り向く相手に物騒なことを堂々と言い放ち) やはり尻尾が邪魔だなぁ……ん?アンタがあたしを無視するから焼きいれてやったのさ! アタシャ神様ダァヨ! (親指を自分の顔に向けながら、供え物もなしでここを通すわけにわいかないねぇ、と薙刀を構え、狐火を揺らす) [Fri 5 Jan 2007 01:28:20]
ブロウン > (シカトぶっこいて通り過ぎたものだから直撃を避けることは出来なかった。が、そこそこ硬い鱗で覆われているせいか、ちょっと痛い程度の感覚だったとか──ぴたりととまり、首だけが後ろを向く。見下ろすように目の前の獣人(に見えてる)に視線を向ける。いきなりどつかれ、少々不機嫌な竜の視線は睨んでいるようでもあって)今、何したん?(こちらは急ぎの用があるのでさっさと用件を聞いて無視するつもりなのだが、どつかれたとなれば無視するわけにもいかないだろう。答えによってはゲンコツだ) [Fri 5 Jan 2007 01:22:33]
利根川 > たたるっ……え? (まさかするされるとは思わず、ぽかーん、と暫らく硬直した後、般若のような形相で振り向けば、相手の尻めがけ薙刀の柄を突き出し、ストライクを決めようとして) おりゃああっ!! まてっていうとるだろっ!! [Fri 5 Jan 2007 01:14:53]
ブロウン > (ライカニアか・・・)(感想はそれだけだった。置いて行けと言われてはい、そうですかと置いて行く義理もなければ理由もない。たたりが怖くて狩りは出来ない。そもそも稲荷の存在を知らないだろう竜の人。歩みを止めるどころか若干ペースが上がった)ごくろう(右手をスチャっとかざせば見なかったことにするかのごとく横を通り過ぎようとする。)アングリマーラは遠いなぁ・・・・(ぶつぶつと独り言を言いながら存在そのものを否定するかのようにいざ行かん次の町へ!) [Fri 5 Jan 2007 01:12:16]
利根川 > (更に近づけば、仁王立ちの人影の正体は、一見獣人にも見える女で。ブロウンよりも大分人間に近い) 置いてけ〜、食い物と酒を置いていけ〜。さもなくば、稲荷のたたりがあるぞ〜。 (おどろおどろしい声を上げて相手を脅かそうと) [Fri 5 Jan 2007 01:06:35]
ブロウン > (町の明かりを目指して歩いているつもりが、なにやら別の明かりを発見してしまったようだ──)(なんだありゃ・・・?)(ふわふわと浮かぶ火の玉はたいまつの明かりか何かかと思ったがなにやらそうではないらしい。おぼろげに見える人影は、棒状のモノをもって立っている。ようこそアングリマーラへ!という感じではなさそうだ。用心はするものの、足を止めることなく近づいていくだろう) [Fri 5 Jan 2007 01:02:38]
不確定名山賊 > そのうち、ぽうと青白く光る人魂が道端に浮いているのがわかるだろう。更に進むなら、その中心に、なぎなたを手に仁王立ちしている、武装した和服姿の女が見えるだろう) こ〜ん……。 (女は狐そのものの声を上げた) [Fri 5 Jan 2007 00:58:17]
ブロウン > (懐からキセルを取り出せば、何とか買えたタバコの葉を詰め込み己の口から火を出しつける。雲ひとつない夜空にふわふわと煙が昇る。)ま〜だつかねぇよなぁ・・・夜明け前には着くか?(その後宿なんぞ取るかねもないからどっかで野宿になるわけだが、ヴェイトスで珍獣扱いされたわけだし街中でゴロ寝なんぞは多分出来ないだろう・・・買い物も、さっさと済ませるのが吉っぽい)町の外か・・・(雪やら雨がふらなければいい、なんて思いながら道をひたすら進んでいく) [Fri 5 Jan 2007 00:56:15]
お知らせ > 不確定名山賊さんが来ました。 『道をふさぐ影』 [Fri 5 Jan 2007 00:52:22]
ブロウン > (がさごそと脇に抱えた麻袋から犬肉の燻製を引きちぎれば口へとはこぶ。常に体力を補給しながら進む算段か、牛や豚と違って獣臭バリバリの肉をガリガリ音を立てながら貪り食う。)もうちっとうまい肉にすりゃよかったな(そんな金ないから野良犬捕まえたわけだがね。とはいえ、アングリラーマに着いたら何か食料を補給しなければならないのは事実。道中何か狩りでもできればいいと思ったが、舗装された道に出てくる獣なんぞはあまりいないようで──) [Fri 5 Jan 2007 00:49:38]
ブロウン > くっそ〜、さみぃなぁ・・・(ジャケットのポケットに両手を突っ込み左脇に麻袋を抱えて歩く竜一頭。とりあえず新年の帰省というわけではないが、故郷に向けて足を運ぶ。とりあえず最初はアングリラーマを目指して歩こう。途中何度か休息を入れたが、3/4程度は歩いただろうか?普段から歩き回ってはいたものの、舗装された町の道とは違い、一歩一歩爪が土に埋まる。やや歩きにくいその道は体力を奪いやすい。さらに、この寒さも天敵だ。人間種ならいざしらず、見た目も爬虫類に近いこやつは体力が一段と持っていかれる) [Fri 5 Jan 2007 00:42:50]
お知らせ > ブロウンさんが来ました。 『微妙に舗装された道を歩く大きな影一つ──』 [Fri 5 Jan 2007 00:37:24]
お知らせ > 篝火さんが帰りました。 『(翌日、鍛冶ギルドに酒を振舞いに来た女鍛冶の姿があった、とか。)』 [Thu 28 Dec 2006 22:54:48]
篝火 > (注意が此方に戻る前に、街に灯りへ向けて、只管歩く。歩く──) [Thu 28 Dec 2006 22:53:48]
篝火 > ……はー、効くもんだ。 (イシガレイ避けのまじない。 年寄りの鉱夫がいつだか言ってたモノだ。 此処まで覿面とは思わなかった。) ──こりゃ、酒の一本も包まなきゃ悪いね。 ( に、と歯を剥いて ) [Thu 28 Dec 2006 22:52:44]
お知らせ > 石鰈さんが退室されました。 『つ【★2】』 [Thu 28 Dec 2006 22:50:03]
石鰈 > …!(ざざっ)……(忽ちに注目した意識が逸れた。最初は反射的に、それ以上は明確な興味の移ろいを示して。立ち止まる一瞬の束の間を辿り)………(間も無くあらぬ方向にへと放られた物体にへと転換し、歩みを進め始めた。感覚を刺激する匂いの分子に引き付けられて。早々に街にへと去る人間は無視した。必要なのは生きた血肉では無いのだから)……(それでは食事にありつくとしよう) [Thu 28 Dec 2006 22:49:43]
篝火 > (懐から、手拭を取って)  ( 砂鉄を一摘み取り、指先で摺り合わせる。 少し暖め、汗で湿して。 擦ることで幾分匂いの強まったそれを── ) えい、さッ…とぉ! (手拭に摺り付けると、 投げた。 遠くへ。) (そしてくるりと回れ右。 向かう先は、街。) [Thu 28 Dec 2006 22:44:38]
石鰈 > (人の匂い──火の匂い?)……(何れの理由とも知れぬが、腹を空かしているという一点に関しては的を得ている。標的として定めた証拠として其の場より離れないから。人間の手や足が届かない間合いを計ってやや遠巻きに様子を窺い気味、呟きから、袋に差し入れるまでの終始。投げ付けられた苦笑を含む声音も余り効果を成さない)……(じり。減速。じり。鈍く、重く、次第に次第に狭まる御互いの空間) [Thu 28 Dec 2006 22:43:49]
篝火 > ……やれやれ、こンなとこまで出てくるたぁね。 (採掘夫が、街への行き来の途中で落としてきたのか。 山で出る筈のモノと、路で出くわして女鍛冶は眉を顰めた。 それも、微々たる砂鉄を求めに? 畜生、相当飢えていやがるか。) …寄ってきたってェ、餌ぁ無いよ。 (言葉がわかる筈も無い、が。苦笑混じりに苦い声、漏らし。 腰袋の中、手を差し入れた) [Thu 28 Dec 2006 22:38:32]
石鰈 > (ずり。がさ。ずるり。がささ。不協和音。足を引き摺る歩みに重なり音が立つ。果てし無くひた続く剥き出しの大地より、人の作り出した路にへと立ち入るモノ。八本の節足を忙しなく揺らめかせ、濃灰色のフェイスハガーの如き風体とイメージして下されば是幸い、山にて貴重な鉱物を食い荒らす、害的生物の一種。移動中に知覚した何かに興味を引き寄せられて此処に居る)……(鉄の匂い。金属の匂い。がさがさがさ。距離は叙々に詰るだろう。間も無く視覚出来る距離にへと入る) [Thu 28 Dec 2006 22:33:23]
篝火 > (とくに気配を気にする事もなく、ずるずると袋を引き摺って、歩く。 気にしてどうするものでもなく、気にしてどうかなるものでもなく。 泰然自若。己の道を行くとばかりに。 真っ直ぐ。街道にそって。 ずりずり。ずるりと。 ) [Thu 28 Dec 2006 22:27:03]
気配 > (その独り言に割り込むように、不意に立つ。裸に剥かれた枝木のざわめきとも。吹き抜ける乾いた風の唸りとも異なる物音。音源は作業中の人間の前方より。位置は低く、地べたから昇るような震えだ。距離は遠い。曇り模様の天候では、月明りを頼りに姿を視認するのも難儀だろう。暗視、もしくは其の他照明を携帯していれば、また別の話だけれども) [Thu 28 Dec 2006 22:23:30]
篝火 > (また、歩き出す。) [Thu 28 Dec 2006 22:23:29]
篝火 > (自分の拵えは、砂鉄集めから始める。一から作り出さないと満足のいかない職人気質だ。 故に、寡作。 然し── ) ……鋼百代、か。 ンな一振りを拵えれれば、いいんだけど…ね。 (小さく、笑むと──) (ずるり。 ) [Thu 28 Dec 2006 22:23:22]
お知らせ > 気配さんが来ました。 『がささっ』 [Thu 28 Dec 2006 22:21:08]
篝火 > ……次の刀(ヤツ)が、生み出してくれ、って泣きついてきてしょうがないんだもんさ。 (両掌を広げて、それを見下ろした。 ごつごつと、節くれだった女らしくない手。 それでいて繊細な、職人の手。) [Thu 28 Dec 2006 22:18:05]
篝火 > ──こないだの。(黒竜の鱗の) アレで、暫くはイイヤ、ってくらい思ってたけど──。 ダメだねぇ、あたしは。 (ほ、と溜息。) [Thu 28 Dec 2006 22:16:38]
篝火 > ……少し、草臥れちまった、ねぇ─。 (足を止めて、空を仰いだ。 身体は丈夫な方だけれど、片足不具で遠出は辛い。 距離を進めば進むほど、大袋に堆積したものが、重く圧し掛かってくる。 限界まで歩き切っても、いざ帰るときに困るというもの。余力を考えて歩かない事には。) [Thu 28 Dec 2006 22:15:13]
篝火 > (大袋の中に、引き摺ってた袋を放り込む。 袋の口を開き、中から鉄の塊のようなものを取り出したら、ばさり。 黒い粉が落ちて、大袋に溜まっていく。) [Thu 28 Dec 2006 22:10:18]
篝火 > ……こんなとこ、かねェ。 (足を止めた。 引き摺る袋を持ち上げると、腰から大袋を外して) [Thu 28 Dec 2006 22:09:25]
篝火 > (ずるる。 ずるる。 ずるる。 ) [Thu 28 Dec 2006 22:08:43]
篝火 > (ずるる。ずる。 ずるりり。ずる。 ) [Thu 28 Dec 2006 22:08:35]
篝火 > (踏み出した足に、引き摺るもう一方の足と砂袋。) [Thu 28 Dec 2006 22:08:22]
篝火 > (汗を拭って、歩き出す) [Thu 28 Dec 2006 22:08:07]
篝火 > (ずりり。ずる。 ずるる。) …ふぅ、っ。 (吐息) [Thu 28 Dec 2006 22:07:56]
お知らせ > 篝火さんが来ました。 『(ずるる、ずり。)』 [Thu 28 Dec 2006 22:07:27]
お知らせ > チャリオットさんが帰りました。 『(やがて男の姿も消える)』 [Tue 12 Dec 2006 02:27:16]
チャリオット > ――流石に。(色々処理せねばならない。 帰ったら淫売窟にでも世話になろう――手綱を引いて、再び詰め所へと馬を走らせ) [Tue 12 Dec 2006 02:26:37]
チャリオット > (次第に此方は速度を緩めて、立ち止まる。彼女の銀の鬣が、夜の夜へ消えるのをその場で見届けて)  ―――…あの姿でヴェイトスに入るんでしょうか。 (だとしたら再会できるだろうか。 ――いや、ライカニアは人の姿に変わることが出来ると聞く。 だとすると、目印は、あの艶やかな銀髪のみ。探し当てるのは難しいかもしれない) …………でも。 (女の声。久し振りに聞いた女の声。 男ばかりの詰め所にいると、こんな些細な事に、「よろこんで」しまう。漢字変換はあえてしない) [Tue 12 Dec 2006 02:24:56]
チャリオット > 然様ですか。 判りました。 では、私は此処で見送らせていただきます――(頷く。徐々に速度を上げていく彼女に、この馬は追いつけそうにない。何せ、背中には自分と言う荷物がいるのだ) ――転ばないようにお気をつけて。 良い夜を! [Tue 12 Dec 2006 02:18:21]
お知らせ > 銀鬣の駿馬さんが退室されました。 『(響く。 馬影は街の明かりへ向かって、小さくなっていった)』 [Tue 12 Dec 2006 02:16:03]
銀鬣の駿馬 > 戻ると今度は荷物が重くって──(とほぅ、とそんな返事と萎れ鬣。) お気持ちだけで、ありがとうですよーっ♪ (ぷるぷると長いたてがみを手でも振るように揺すって) おしごとがんばってくださいねーっ♪ (ドップラー効果で、間延びした声が─) [Tue 12 Dec 2006 02:15:15]
チャリオット > (そんな決め台詞を聞いたら、見開いた目を更に丸くして、暫くたってから「はぁ」なんて、大変つまらない反応を返すに違いない。ボケと突っ込みの出来ない男は、もてないって知らないんだ)  (長い睫が、パチリと瞬く。その姿が妙に魅力的で、元気な声と相成って、思わず微笑んだ) ……頼もしい返事ですね。しかしお嬢さんが1人で、夜道を歩く――いや、走るのもなんでしょう。頼りない傭兵でよければ、正門までお送りますが――いかがですか。(と、いっても彼女は馬のライカニア(だと思っている)だ。しかも、その走りは、自分が乗っている馬とは比べ物にならない。シナヤカに地面を蹴る足や、馬蹄の音は、疲れているようにも聞こえない) [Tue 12 Dec 2006 02:10:42]
銀鬣の駿馬 > (ライカニア? ざぁんねんッ、国家機密です! と。いつもならお決まりの決め台詞を吐くところであったが──) (今日は、寒い。 星が滑り落ちそうなくらい。 変身して戻るのがめんどいくらいに。) あは、そうみたいですねーっ♪ でも、大丈夫です。 (ぱちん、と銀駒は片目を瞑ると、足を速める──) はーいっ、ありがとーございまーっすっ♪ (そして快速で、走り去っていこうと─) [Tue 12 Dec 2006 02:05:44]
チャリオット > (その人間らしい仕草で漸く「馬」が声の主だとわかった。 ライカニア――?「銀の鬣を持つ馬」辺りで、普通は気がつくものなのかもしれない。 金属パーツに惑わされたようだ。 ―――ならば、不思議そうな面で尋ねる自分の姿は、さぞや滑稽に映っただろう。小さく肩を落としたのも束の間。並走できるスピードを保って) ――ヴェイトスまでは (そう遠くない距離)くらいです。 もう直ぐ正門が見えるでしょう。 ――― ”久し振り”と、いう事は何度かヴェイトスへこられたことがあるのですね。――最近は物騒だと聞きます。どうぞお気をつけて [Tue 12 Dec 2006 02:01:57]
銀鬣の駿馬 > (ぶる?と馬首を揺すった。 見えて、ますよね?みたいな。) ──えっと。 (さておいた。) ヴェイトスまでって、あとどのくらいですー? 来るの久しぶりだから、距離感つかめなくって。(ぐぬぅ、と。 そんな悔しそうなクリスティア訛り。) [Tue 12 Dec 2006 01:56:25]
チャリオット > ―――― ?! (突如響く声に、瞳を見開く。 並走する馬の背に人の姿は無く――まさか馬が喋っているとは思わない。 馬の背の上で、きょとりきょとりと見回す男の姿が見えることだろう 。 手綱にしがみ付いているのかと、覗き込むが、それも無し。 思わず手綱を引いて、馬の足を更に緩めながら)    (数秒間が空いて、不思議そうな声で) こ―――――今晩は。 今宵は星も隠れてしまって、何時もよりも冷える気がします。(男の馬の足は、徐々に遅く)… ……お1人です、か?大変申し訳ないのですが姿が見えま―――…せ、ん [Tue 12 Dec 2006 01:53:07]
銀鬣の駿馬 > (長距離を駆ける都合、足は速足(トロット)。並走する馬に気がつけば、足を緩めて並足に。) ──あ、こんばんはーっ♪ 寒いですねっ。 (そんな、陽気そうな少女の声でご挨拶。 ぶるん、と鬣と尻尾を振りながら) [Tue 12 Dec 2006 01:47:25]
チャリオット > (返事は無いらしい。 となると…乗り手を振り落としてきたのだろうか。或いは、どこかで振り落とさざるをえない場面に出会ったか。 後方の詰め所を一瞥して――知らせるか否かを一瞬迷った後、結局はそのままその馬影へ近づこう。 引いた馬の背に乗り、街道へと) [Tue 12 Dec 2006 01:43:30]
銀鬣の駿馬 > (吊り下げられた鞍袋/背嚢。 だけど、騎手は不在。 或いは乗り手を途中で振り落としてきたのかもしれない。そんな佇まい。) …♪ (街道をヴェイトス市へ向けて駆けている) [Tue 12 Dec 2006 01:40:17]
チャリオット > (聞くところによると、ヴェイトスは―――…今、外よりも中のほうが物騒だと聞く。 貴族の訃報はそれなりに大きなニュースになるだろう。しかも、殺されたとなれば――…) …吸血鬼ですか。 (噂は、時として翼を得た鳥のように広がる。フェイクの我が身も、他人事ではない―― 種族問題はデリケートな話だからこそ、一歩間違えば、油に火――)――……。(馬の駆ける音に顔を上げた。 此方は街道ではなく、その街道近くの横道を、馬から降りて歩いている。音のほうを振り向けば)…………?(馬影――だろうか。それにしては金属装飾が目に付いて)   ……どなたか。 (声をかけた。馬だけではないだろう、と) [Tue 12 Dec 2006 01:40:07]
銀鬣の駿馬 > (ドップラー効果で近づくにつれて高くなる蹄の音。 野生馬──では無さそうな、鞍に、馬の四肢に取り付けられた金属防具──っぽい何か。) ……? (馬は、前方──そちらの方を窺うように、馬首を“傾げ”たような仕草。) [Tue 12 Dec 2006 01:37:22]
お知らせ > 銀鬣の駿馬さんが来ました。 『(──ぱからッ、ぱからッ、ぱからッ)』 [Tue 12 Dec 2006 01:34:59]
チャリオット > (街道より少し反れ、林の中に入る小道も、この仕事に就いて一週間もたてば慣れるのもだ。 最初は生い茂る木の葉の暗さが、気味悪いと思えたものだが、今は徒の風景にしかならない。夜を見渡す瞳が空を見上げ、合間に覗く空を眺める余裕も出来た。生憎今日は曇っているが、黒い木立の合間に見える星空はまた別格である。 高い空を眺め、冷たい空気を吸い込むと、眠気も吹き飛んでくれる) ――……明日は、一時帰還、と。(この仕事は20日まで続く。 だが、消耗品の買足しや、気分転換のためにも、シフトの区切りに町への帰還が許されている) [Tue 12 Dec 2006 01:30:10]
チャリオット > ( 夜鳥の鳴く声とともに、馬の嘶きが微かに響いた。 しんと冷える夜の空気に吐息を白く染めながら、金髪の傭兵は馬の手綱を引く。 ――篝火の明るさに安堵を感じながら、真っ直ぐにその灯を目指す) [Tue 12 Dec 2006 01:23:47]
お知らせ > チャリオットさんが入室されました。 『(交代の時間だ)』 [Tue 12 Dec 2006 01:15:05]
お知らせ > バラエさんが帰りました。 『(せめてちょっとは、あったかいといいな、なんて。)』 [Mon 11 Dec 2006 21:54:14]
バラエ > 馬車の護衛でも受けてこりゃ良かったなア。寒いったらねエや。 あー失敗した。 (けれど、これから向かうのはアングリマーラだ。) [Mon 11 Dec 2006 21:54:03]
バラエ > (風が強い。遮るもののない風は縦横無尽に走り回る。 髪がぐちゃぐちゃに掻き混ぜられて鬱陶しかったが、整えるのも最早面倒だった。) [Mon 11 Dec 2006 21:50:52]
バラエ > ッても、二杯までだったもんな。水筒に入っても ちょびッッッとか。 ちぇ。 (小石を蹴ってブラブラ、散歩道のように。) [Mon 11 Dec 2006 21:40:01]
バラエ > 風荒ぶー。 …フウ。咽喉渇くよなア、全く。 水貰ってこりゃ良かったなア。 (街道を行く男が一人。) [Mon 11 Dec 2006 21:33:49]
お知らせ > バラエさんが入室されました。 [Mon 11 Dec 2006 21:30:14]
お知らせ > チャリオットさんが帰りました。 『(夜警は続く)』 [Fri 8 Dec 2006 00:25:36]
チャリオット > (馬が軽く嘶く。 その鳴き声に我に返り、手綱を引いた。 痛む左手で思い切り引いたものだから、辿り着いた「答え」が霧散する。 それでも、なんとも情けない答えに辿り着いた後味の悪さから、傭兵の顔に苦いものが過る) [Fri 8 Dec 2006 00:23:32]
チャリオット > 整然たる炬火と喇叭に応じ、 騎乗の兵白刃を抜く、一騎また一騎。  怒れる軍馬また嘶き、     流血の狂宴に馳せ参ぜんとす。     (  傍で仲間を死を見て、仲間の死を踏んで、生き残れた事に安堵を感じて)    (安堵)   ………嗚呼 [Fri 8 Dec 2006 00:10:51]
チャリオット > 深夜となるに及び戦鼓轟き  リンデンの情景忽ち一変。 戦鼓は、必殺の砲火を発して 暗黒の夜景に照明を命ず。( 殺す事を躊躇わず  剣を振るう事を是とし 時には肉を貫かれ  血潮の散った土を踏む) [Fri 8 Dec 2006 00:08:32]
チャリオット > ( 本当のところ、自分は何故傭兵なんだろう。 …何故「これしか選べなかった」と思ったんだろう。本当に生きる為に仕事を選ばずに手繰り寄せたなら、他の道だってあったはずなのに。「これしか選べなかった」と断言した。 …数ある選択肢の中で「傭兵」しかないと思った理由。) ………日西に傾き、リンデンの野に白雪霏霏―――ために人跡消え、血痕消ゆ イーゼルの大河、冬のごとく 暗澹として滾りて流る――… (―――この選択肢は、正しかったのか―――己に問う。 すると、驚いた事に「今」の自分は「余りよい選択肢ではなかった」と答える) [Fri 8 Dec 2006 00:04:36]
チャリオット > (「何故傭兵になったんですか?」 その問いに、自分は「これしか選べなかった。生きる為にはこれしかなかった」と、答えた。)―――…………。(本当に?) [Thu 7 Dec 2006 23:56:58]
チャリオット > (左手の傷が痛むたびに、未熟さを叩き込まれる思いだ。 剣を構えるのが遅れただなんて――暗闇のなかでも「見える」からとの油断もあった。 その後は、ただ我武者羅に動いただけ。仲間を助けようだなんて思えなかった。自分が生き残るだけで精一杯だった。)  ………人を斬ったのも、斬られたのも、初めてじゃないというのに。(それこそ――罪悪感がなくなるほどに)……これでは何時までたっても――……(「何時までたっても」)(…………。)(馬蹄が地面を蹴るのに合わせて上下する視界――木々の合間を真っ直ぐに伸びる街道を眺め) [Thu 7 Dec 2006 23:51:12]
チャリオット > (昨日。――盗賊の一撃を受け止め切れなかった為に出来た傷だ。 …構える事が出来なくて、無理やり刃を「掴んだ」為に、掌がぱっくりと裂けていた。 手綱を握ると、ジクリと嫌な痛みがはしる) ………死ななかっただけましですかね。  (1人語散る声は、やや暗い) [Thu 7 Dec 2006 23:35:58]
チャリオット > (怪我人は出たが、それも軽症で命に別状はない。 思ったよりも早くに本陣からの傭兵が到着したのもあり、盗賊達は直ぐに撤退していった。  心配されていた貨物馬車も、無事ヴェイトス市の中へ。 ―― 次の貨物馬車は明日だ。) …………ふ。 (馬の背の上で、小さく吐息を吐く。 フードをなおす男の左手には白い包帯が巻かれていた。 ) [Thu 7 Dec 2006 23:20:15]
チャリオット > (死亡者が出なかったのは幸いといえよう) [Thu 7 Dec 2006 23:13:42]
お知らせ > チャリオットさんが入室されました。 『(―― 一日たって)』 [Thu 7 Dec 2006 23:13:23]
お知らせ > チャリオットさんが帰りました。 『(――本陣の傭兵達が到着するのは、それから数分後の話である。)』 [Wed 6 Dec 2006 23:44:42]
チャリオット >   [Wed 6 Dec 2006 23:40:12]
チャリオット > (ギィン) [Wed 6 Dec 2006 23:38:53]
チャリオット > (此方をへばって隠れていると見たらしい。――真っ直ぐに向かってくるのが見えた。殺意に滾った盗賊の瞳が己を射抜く。―― 一瞬、射竦められ目を見開くも、”危険”を察知して、無意識のうちに身体は動いていた。)――ッ!!!ハッハッ…!!ハッ!!(ジタバタともがきながら立ち上がる。だが、剣を構える前に――) [Wed 6 Dec 2006 23:37:01]
チャリオット > ―――転がるか。(己が斬り飛ばした男を見詰めて呟く。)(先程連絡があった貨物馬車の一団が、もうすぐ此処を通る筈だ。目的はそれだろう――ティアンからの荷物だと聞いているが、この盗賊達が「狙う」理由になるものが中にあるという事か。 夜は危険だから…と勧めた宿場を断り、先を急いだ馬車の一団の態度も、今思うと可笑しい。 とはいえ、本当のところを盗賊どもに聞いてみれば、「なんだか高そうだから狙った」それだけの理由かもしれないのだけど。元々、最近の化物騒ぎに乗じて、街道沿いの盗賊・夜盗が増えているからの)――――――ッ(盗賊の1人と目が合った。) [Wed 6 Dec 2006 23:26:38]
チャリオット > 6人ッ――6人ッ――6人―ッッ!! (他には?いない――筈だ。いない――!生死をかけた人数確認に、碧眼が揺れる。 目を背けて逃げ出したくなる自分を抑えながら、盗賊の数を6人と断定――対する傭兵の数は自分を入れて4名。――先程斬り飛ばした盗賊は動かない為、5人対4人。)  持ち堪え、る―――もッ ハッハッ――ハッ(奇襲の一報はまだ本陣に届いていない。 戻ってこない傭兵を不思議に思う輩が、増援と共に向かってくれるのを願うのみだ。――或いは、此処にいる人数で全てを切り伏せるか、撤退させるか、撤退するか――…) [Wed 6 Dec 2006 23:13:03]
チャリオット >   ―――1.2.3――ッ !!!(左から斬りかかってきた髭面の男を、乱暴に横へ払う。 大剣たるクレイモアで払われた髭男は、そのまま吹き飛びながら赤い鮮血を散らして転がった。 止めを刺さんと踏み込んだ所で、二人目――黒毛の小男が、ダガーを投げつけてきた為、已む無く後――木の影へ飛び込んだ。上手く受身が取れずに、無様に転がったが、投げつけられたダガーからは避けられた模様。 )   ッハァッ、ハッ、ハッ  4.5――ッ( 散る金髪を、泥と血まみれの両手で乱暴に擦り上げ、傭兵は盗賊の数を確認した。 ―夜警に回されるのは、自分の瞳――闇夜を見渡す双眸があるからだ。 震える歯を食いしばりながら、此処から見えるだけで6人。) [Wed 6 Dec 2006 22:54:35]
チャリオット > (しかも交代時間を狙っての奇襲攻撃。――連絡・情報が寸断されるこの一瞬を盗賊達は狙っていたらしい。 浮き足立った街道沿いの警備任務についていた傭兵達は、不意をつかれた形となり、思わぬ劣勢を強いられていた)――――ォオオオオォォオオッ!!  (そして――クレイモアを振り回す金髪の傭兵も、その中にいた) [Wed 6 Dec 2006 22:40:16]
チャリオット > (闇夜に乗じての奇襲であった) [Wed 6 Dec 2006 22:32:26]
お知らせ > チャリオットさんが入室されました。 『(響く剣戟)』 [Wed 6 Dec 2006 22:31:55]
お知らせ > 利根川さんが退室されました。 『美味い美味い』 [Sun 3 Dec 2006 02:34:42]
お知らせ > デスさんが帰りました。 『取り戻せたかは謎…』 [Sun 3 Dec 2006 02:33:49]
デス > あ、取ったっ!(木立の中に去っていく相手を追いかけて…) [Sun 3 Dec 2006 02:33:39]
利根川 > ああ、じゃあ。 葡萄酒ありがたくいただいとくよ。 (ひょいと瓶を掲げれば、木立の奥に分け入っていって……) [Sun 3 Dec 2006 02:32:47]
デス > (此方も小さく欠伸…相手のがうつったらしくて… )お礼…ま、期待しないどくさ?(くすくす、と軽く笑いながら相手から酒瓶を返してもらって…)…それじゃ、そろそろ僕は行くとするさね…(眠い…と軽く目の辺りを手の甲で擦りつつ) [Sun 3 Dec 2006 02:29:03]
利根川 > ほうほう、成る程、色々と参考になったよ。今度なにか礼をしてやるから、祠が出来たら参拝にでも来ればいいさ。 (そして、くわぁl、とあくびを一つして、犬科の長く幅広い舌を覗かせる。) [Sun 3 Dec 2006 02:26:45]
デス > 別にそんなこと無いさ。(笑いながらパタパタ、と枝から立ち相手の直ぐ近くに降り立って…)弱いのも強いのも街の中が多い、かな……僕もそこまで詳しくないけど…(今の状況、混乱期を過ぎて、大分落ち着いてきた、と… 余り詳しい事は知らないのか、大雑把な噂を教える) [Sun 3 Dec 2006 02:15:01]
利根川 > はー……変わった性癖だねぇ……。 (苦笑しながら頬掻いて、一口葡萄酒をあおる) ま、充実した生活は送ってるんだろうね。 (ところであたしも充実したいんだけど、間抜けそうな旅人とか弱そうな妖魔とかいそうな場所を知らないか、と尋ねて)  そういや、やたら強い奴が多いっていう街の中、今どうなってるんだい? [Sun 3 Dec 2006 02:10:40]
デス > たまには困らせてやるのもありかもね。(くく、と笑いながら口を尖らせる相手に同意して)(酒瓶渡しつつ相手の言葉に楽しそうに微笑んで)んー…下、何もつけてないと…凄く気持ちいいのさね(歩いてるだけで色々見られそうで、と…歳の割りに結構やばい性趣向らしくて)それに……されやすいし、さ?(ぽそ、と付け足した、色々しやすいと) [Sun 3 Dec 2006 02:07:46]
利根川 > けっ、そうそう、せいぜい困るがいいさ。 (ぶーぶーと口を尖らせて文句を言う) や、悪いね、って何でまた風邪引きそうな格好してるんだい? (あきれたような顔をしつつ訪ねて) [Sun 3 Dec 2006 02:02:57]
デス > ふーん…神様がいなくなると大変そうな気がするけど…さぁ?(一寸疑問、でも悪魔だし細かい事はわからない)(余り強そうに見えない腕っ節の相手のやる気、少しだけ好意を持ったみたいで)それだけ元気あればいけそう、さね〜……ここら辺…は…(街の中の方が怖いの多い、と…。 葡萄酒よこせ、という相手に頷いて、フードつきローブの前を外し…ローブの内ポケットに入る、通常の半分ほどのサイズの瓶を取り出して)はい、今年の奴らしいさね(そういいつつ差し出す。 因みにローブの前を肌蹴た時に裸の肌が見えたりしたりで) [Sun 3 Dec 2006 01:59:34]
利根川 > ん?たまには引越しもいいかと思ってね。 (ちょっと視線動かして。意地っ張りである) こう、がつと、コキット一捻りさっ! (細い腕でガッツポーズとりながら、無駄にやる気満々で。それで、ここらへんどんな奴がいるの?と首傾げて) あー、葡萄酒かぁ……ま、贅沢はいえないか。それでいいから一口おくれよ。 (耳を引く付かせながら手を差し出して) [Sun 3 Dec 2006 01:53:10]
デス > 最近…何かあったのさね? ん…この辺り……結構強いのがいた気もするさ?(いけるの?とこの辺りの強い奴の顔を思い出しながら首傾げて)(相手の邪魔、といわれて首を振って)僕はそんなの興味にないし……ん、酒…ワインならあるさ(木の枝に腰掛けて相手を見おろしつつ答えた) [Sun 3 Dec 2006 01:49:26]
利根川 >   [Sun 3 Dec 2006 01:44:18]
利根川 > 最近こっちに越してきてね、そのうちココらへんの怪物度も全員やりこめて仕切ってやるさ。 (とりあえず今の所返り討ちの確立のほうが高いが) 悪魔ねぇ、ま、あたしの邪魔しなきゃぁなんだっていいさ。なぁ、酒だの金だの持ってないかい [Sun 3 Dec 2006 01:44:15]
デス > 神様?にしてはなんか寂しい場所にいるのさ?(寒いし、此処、と辺りを軽く見渡しながら笑って。 神聖な印象は余り感じないので余り危険はなさそうだ、と思いながら、相手の姿…変わった服や装備を見てて)…ん、僕は悪魔なのさ。(お姉さんと近いかもね、と言いながら肩を震わせて…少し寒かったので小さくくしゃみをした) [Sun 3 Dec 2006 01:39:52]
利根川 > 何が楽しいことがあるかい、風邪ひきそうさぁ、神様だってのに。 (ぶつぶつ文句言いなが貧乏臭くその場で足ふみして体をさする) あんたなんだい、妖怪じゃないね、西洋のアヤカシかい? (鼻を引く付かせながら質問して) [Sun 3 Dec 2006 01:34:57]
デス > (上の方、ほんの10m程度の位置なので見上げられれば直ぐに見つかって…此方も発見。相手もこっちを見てるのに気が付いた悪魔は少し高度を下げてそこらの木の枝に立とうとしつつ) やぁ… なんか楽しそうな格好さね?(何してるの?と少し興味を持ったのか、声をかけてきて) [Sun 3 Dec 2006 01:33:17]
利根川 > うん? (此方も、羽根音に気付けば目を細めてじーっと見上げる。もしかしたら視線がぶつかるかもしれない) [Sun 3 Dec 2006 01:30:46]
デス > (暗い夜空にパタパタ〜と蝙蝠が羽ばたくような音がして… 見上げればちょうど上の方を蝙蝠の羽を背につけた人型がぱたぱたと様子を覗うように飛んでるのが見えるだろうか)……何か…いるの?(じーっと瞳を細くして…先ほど豪快な笑い声が聞こえた辺りを見てたり) [Sun 3 Dec 2006 01:30:08]
利根川 > うう、けどほんっと冷えるねぇ……火酒が恋しいねぇ。そういえば、お気に入りの徳利も祠と一緒に流されて土くれになっちまったっけ。 (星一つ無い空を見上げて、かつての安住の地に思いをはせる。ため息が一つ) [Sun 3 Dec 2006 01:27:00]
お知らせ > デスさんが入室されました。 『空からパタパタと音がして…』 [Sun 3 Dec 2006 01:26:32]
利根川 > ま、やがては手勢引き連れて村に脅しに行ったり、神通力を取り戻してたたりの一つも起こしてやれば、参りましたとあっちから声をかけてくるだろう (あっはっはl!と楽しそうに豪快に笑えば寒さも吹き飛んで) さて、何かいないかね? [Sun 3 Dec 2006 01:18:25]
利根川 > (ひゅるる、と風通しのいい街道を冷たい木枯らしが駆けていって、身を震わせて林の中に退避する) ま、ココは一つ、このあたりのアヤカシども一発シメて、縄張りにした後に人間どもに立派な祠を建たせるとしようかしらん。 (バッさバッさと薙刀で藪を払いつつ、落ち着ける場所を探して) まずは、人間からお布施ふんだくって酒にありつくか、それともここいらのアヤカシにけんか売るか、どっちがいいかねぇ? (くんくんと鼻を引く付かせながら周囲の気配を探って) [Sun 3 Dec 2006 01:14:54]
利根川 > くぅ、お供え物の一つも無い、いやそもそも祠が無い。酒にありつこうにもお足が無い。そもそもあの馬鹿でかい壁に囲まれた街に入れない。はぁ……ないないづくし、あたしゃぁ悲しいよ……。 (今から殴り込みにでも行くような勇ましいいでたちをした妖狐が一人、ヴェイトス市を臨む小高い岡の街道で胡坐をかいて一人ぐちぐちと文句を言っている) [Sun 3 Dec 2006 01:11:18]
お知らせ > 利根川さんが来ました。 『ヴェイトス近郊』 [Sun 3 Dec 2006 01:08:55]
お知らせ > アトレーさんが帰りました。 『→後は挿したり捻ったり。そんな感じで被害撒き散らしつつ、明日辺りには街近くに着けるだろうか』 [Tue 28 Nov 2006 01:20:08]
アトレー > (自身の弱点でもあり、人一倍光には敏感だ。 視線の先で定期的に揺れる灯りは、人の手に持つもの、だろうか――  ) ……これって摘み食いかなぁ。 でも良いかも?(基本的に夜の街道で不意に出会ったニンゲンはほぼ残さず貰ってるし、今更我慢することもあるまい。 相手が光源持ってると影潜りからの奇襲は使えない。 大きく道から逸れると、まずは旅人らしき何かの後ろに回り込むように移動せんと――) [Tue 28 Nov 2006 01:18:48]
アトレー > こっそりジュンに聞いてみても良さそうだし・・・んー。  とりあえず何処かに着いてからにしよっと。(諸々の問題を一言で後回しにした。 まずは移動と食事。 目先の事だけ考えるのはニンゲンは悪く言うけれど、向こう側では生き残るのに必要な事だったのだ。 そう簡単に癖は抜けない。)  ・・・ん?(ふと違和感を感じれば影から体を地面に浮かせて、辺りをぐるっと見回す。 遠くの方に幽かに明かりが見えたか――)  [Tue 28 Nov 2006 01:11:45]
アトレー > あのニンゲンモドキも街に居るのかなぁ? 人食いのほうにも興味はあるけど――(此処に着てから始めて自分を傷つけた動物へのお返し、というのも今だ諦めてない目標の一つ――実は探し人二人が同一人物だなどと想像だにしないが。 目立つ容貌ではあるものの、群れの中から探すとなると一苦労だろうか?なんて考えたりしながら。) [Tue 28 Nov 2006 01:06:36]
アトレー > (丁度張り出した地方村と街の中間辺り、どちらに向かうも良し、といった位置だが―― こっちの世界に詳しくない自分はヴェイトスの方向しか知らないのだ。 ごく稀に親切な旅人から道が聞けるが、迷走気味なのは仕方ない所。) 街かぁ……そういえば、約束をすっかり忘れちゃってた。(ふと立ち止まる――というか泳ぎ止ると、手をこぉ ぽむ と。) [Tue 28 Nov 2006 01:01:01]
アトレー > (月灯りで照らされることも無く、星明りで照らされることも無い。 漆黒の夜にあっては、世界の全てを影と看做す。 通常の陸上居動力に加え、まるで魚が水を泳ぐ様に、地面の全てを泳ぎ潜る事が出来るのだ。) ”むこうがわ”ではいつもそうだったのに・・・狩りの時間が限られちゃうよ。(ぼやきつつも何処か上機嫌に道沿いを泳いで進む。) [Tue 28 Nov 2006 00:55:14]
お知らせ > アトレーさんが入室されました。 『曇天の夜は自身の天下である。』 [Tue 28 Nov 2006 00:54:14]
お知らせ > アトレーさんが退室されました。 [Thu 23 Nov 2006 23:04:54]
アトレー > (会って如何するかとかは決めてないし、よしんば同志としても、一人二人増えた所でどーなるとは思えぬが。 興味が沸いてしまったのだから仕方が無い。 最悪責任押し付けてにげればいいよねー? とか都合の良い事呟きつつ。 夜の平地を眺めどもまだソレらしい光は無い。 街の周囲は監視の目が厳しいし、この辺りで腹ごしらえでもしていこうか。) [Thu 23 Nov 2006 23:02:34]
アトレー > (関わらない方が生存には良いとは思うし、実際の所顔の割れている自分は間違えられるリスクというものがあるのだが―― それでも好奇心触手を殺す――移動はいざって時触手と体を容易に隠せる夜に限定するくらいの用心はあるが。) どんな子なんだろ。 同じように残った子かな? (こおまだ見ぬ相手の格好を想像してみたりとかしながら、久方振りのヴェイトスの灯を目指す。夜も眠らぬ群棲地だ。 道なりに近付けば、地図とかなくてもなんとなしに位置が判る。) [Thu 23 Nov 2006 22:54:26]
アトレー > (冬を前に孤立しかけた開拓村とかを渡り歩くのは安全であったが――態々その安全地帯から出てきたのは、遠出してきたらしい旅の者から寝物語に面白い噂を聞いたためだった。 あのヴェイトスの周辺区域に、人食いの化け物が出るという、噂。 情報源曰く、それなりの数が被害にあってるそうじゃないか。) [Thu 23 Nov 2006 22:51:50]
アトレー > (門の一件以来街からは離れていたが―――それで行動原理が変わったわけじゃない。 半魔半獣である自分は相変わらず人の持つ負の感情を喰らい糧としている。大抵は命ごとだが、問題とされなかったのは市から遠く離れた場所で細々と行っていたからだろう。 ”閉門”のショックによる被害を取り戻し、以前ほどとは言わないまでも体が安定するくらいまで、派手な行動は慎まざるえなかった。)  [Thu 23 Nov 2006 22:46:23]
くろいかげ。 > ・・・・少し、冷えてきたかな? 気になる程じゃないけど。(冬も近いからだろうか、街道は自分が来たときよりも大分賑やかさが減った気がする。  お陰で姿を晒したまま堂々と移動しても文句を付けられる事は無く、代わりに餌を得るには探す必要があった。 村落の近くなら、建造物を襲撃すれば大抵無防備に転がってるものだが。) [Thu 23 Nov 2006 22:41:33]
お知らせ > くろいかげ。さんが来ました。 『ずるずると街道沿いを徒歩る。』 [Thu 23 Nov 2006 22:39:13]
お知らせ > 十蔵さんが帰りました。 『短い間、小煩い寝息が響いた。』 [Wed 22 Nov 2006 20:02:20]
十蔵 > (何かが起きるわけでもない。今日は至って平和のようだ。ふと脚を止めるとまた再度周囲を見渡す。そして、道の傍らへと身を寄せると其の場で何の躊躇も無く、横たわった。此れだけ静寂が続いていれば、もう何も起こるまいという妙な安心感からか腰に携える刀を外しては自らの傍に置いて、双眸を閉ざす。帰路の合間を縫っての束の間の休息に心身を休める事とした。其の侭、男は小一時間程の仮眠を取ってからまた出発するだろう…) [Wed 22 Nov 2006 20:01:52]
十蔵 > (此の闇夜じゃ余りに人気が少な過ぎる。其の場で顎を擦り、頬を擦り暫しは策やら方法やらを練っていたが如何も良いものが思い付いたり閃くわけでも無い。顎を擦る腕が一旦引っ込み、其れから袂から取り出されると代わり触れた箇所は項。)――そう簡単には、行かねぇな(此の侭、進んでいけば何かはあるだろう。其れが幸か不幸かはさておき。浪人は前方へと視線を固定する事を決断すれば、まもなく脚はまた帰路への道を辿り始める。項を何処かじれったそうに擦り、また砂利の音は一定の間隔を響かせながら前方へと緩やかな足取りで進み始めて。) [Wed 22 Nov 2006 19:27:14]
十蔵 > (宿場の親父には何を話してやろうか。女を抱く事は許されなかったが面白い事は其れなりにあったし、出会いも逢った。奴隷ギルド、花街―――何処から何処までを話してやるべきか。親父の吃驚した面が見たい。少ないヴェイトスでの経験と情報を思い起こしながら、道に沿って脚を進め。)ちっ――何かと斬り合ったわけでもねぇ。此の侭じゃ、話す事は強いて言えば闘技場しかないな(思案顔、眉を険しく寄せ、襟元から抜け出た片腕が顎を撫ぜる。時折、脚を止めれば面白いものは無いかと話のネタへの好奇心から期待薄い周辺を前後左右と視線が追い、探し出し。) [Wed 22 Nov 2006 19:11:06]
十蔵 > (帰路への途中、最近此処で何者かが食事された事等知る由も無く、ヴェイトスから続く曇り空を闇の中で見上げては止めていた脚を踏み出す。両腕は何時もの如く、袂の奥だった。時折、歩く度にやや強い風に仰がれ、袂が風の向かう方向へと靡いた。僅か双眸を細め、風が過ぎては反射的に細めていた双眸をまた開く。砂利の音を微かに響かせながら、地を踏み締める音は響き其の音に耳を無意識に澄ませながら脳の端っこで思うは宿場の家主への下らぬ心配事だった。) [Wed 22 Nov 2006 19:04:22]
お知らせ > 十蔵さんが入室されました。 『“べえとせ”→アマウラへ』 [Wed 22 Nov 2006 18:58:45]
お知らせ > ステアさんが退室されました。 『街道の傍に流れる川へと放り込んだ。』 [Sat 18 Nov 2006 02:28:36]
ステア > (そして凍結した「食料」を街道から少し脇に逸れた場所で「吸い殻」へと変え・・・) [Sat 18 Nov 2006 02:28:15]
ステア > (ヴァレリアを人影に向ける・・・その宝玉の先に小さな魔方陣が展開し・・・) ―――『FRIGERANS OBSCURI』(凍結させる闇の精)・・・。 (魔方陣から撃ち出された魔力が極冷を纏い、闇夜の黒に溶け込みながら人影へと向かっていく。 そして・・・小さな悲鳴。パキパキパキ、という凍結音・・・悲鳴から相手は女だということは分かったが・・・顔は見ていない。) [Sat 18 Nov 2006 02:25:05]
ステア > ・・・・・・見つけた―――。 (そして、漸く正面から向かってくる人影が一つ。 決まりだ。今宵の「食事」はあの人。) ――veniant spiritus glaciales obsscurantes,cum obscurationi flet tempestas nivalis veniant spiritus glaciales,extendantur aeri tundram・・・ (そうと決まれば速やかに事を済ませるべきだ。 今回は「食事」後の屍の隠蔽もしたほうが良いとヴァレリアもいっていた。 私も同意見。 [Sat 18 Nov 2006 02:16:11]
ステア > (加えて言うならば今は騎士団とか自警団の注意は地方村に行ってしまっている。 そして今回、「食事」はヴェイトス市外、地方村みたいに即時に噂が拡がることはまず無いだろう。 いわばノーマーク・・・非常に行動しやすい。) ・・・・・・・。 (まぁ、今回は前回見たく自分が望んだ「食料」にありつけるという保障は無い。 赤子はありえないし、処女も確率は低いだろう。もしかすると女ですらないかもしれない・・・。 だが、余りここをウロウロするのも怪しまれるので次にすれ違う者を「食事」の対象にするつもりで。 [Sat 18 Nov 2006 01:48:58]
ステア > (昼間、従者とも話したが・・・地方村の事の噂が次の日には街に流れていた。 その早さにもヴァレリア自身も少しばかり予想外ではあった様で・・・。 何にせよ、これからは少なからず街での「食事」は控えた方がいいだろう。) ・・・・・・街から出るのも、結構久し振りではありますね。 (そうして、今宵「食事」の場に選んだのがここ、街道という訳だ。 ここを「食事場」とするのには従者も賛成していたし・・・何より、ここの地形は数度の横行や野宿で頭に入っている。地理的にも有利だ。 [Sat 18 Nov 2006 01:37:13]
ステア > ・・・・・・。 (街道を1人、トコトコと歩く黒のローブ。 天気は予想通り、晴れもせず雨にもならず・・・そう、前回の「食事」の日の天気とよく似ている。) ・・・・・・・・・。 (そして、今回の目的も「食事」である。 だが、前回とは決定的に違うことがある・・・それは人が注目しているか否か、だ。) [Sat 18 Nov 2006 01:27:09]
お知らせ > ステアさんが入室されました。 『闇夜に佇む黒の影。』 [Sat 18 Nov 2006 01:20:09]
お知らせ > 十蔵さんが帰りました。 『都会はもう直ぐだ―――。』 [Mon 13 Nov 2006 20:53:24]
十蔵 > (刀を帯刀し、鞘に添えられたは片手のみ。残った腕は袂の奥へと引っ込み、浪人は最期にもう一度だけ後方を警戒の為に確認する。そして、ゆっくりと足を踏み出すと深く広がった袂を風に靡かせながら進行方向へと進んでいた。途中で残った飯を平らげてから目的の土地まで悠長に強行し。今から数時間先の事、侍は街道から姿を消す…) [Mon 13 Nov 2006 20:53:10]
十蔵 > (結局如何するのか、其の決断をせずして手にしていた残り一口分程の大きさの握り飯は咥内へと放り込まれた。竹筒と最期の握り飯が包まれた包みを風呂敷に包み込むと其れを腰に結んでからゆっくりと刀の鞘の部分を杖代わりに其の場を立ち上がって。)―――はっ!途中で腹が減りゃ食えば良い。…腹が減らなきゃ其処等のワン公にでも食わせてやるまでよ。(決断下さねば、後味が悪い。自らに言い聞かせるように答えては片手に持つ刀を両手で腰に挿してから進行方向へと視線と身体を向けるか。) [Mon 13 Nov 2006 20:15:33]
十蔵 > (人通りは少ない、静まり返った街道の隅で男は頬張った米粒の塊を良く噛み締めてから飲み込んだ。恐らくヴェイトスの在る方角、其方に視線を送りながら後どの程度だろうかと志向しながら見遣るは残りの一つの処分の仕方。)―――時間通りなら、もう近ぇ筈だ…(聞いた話、其れを時間に換算すると浪人の目指す都会“べえとせ”はもう時期。もう一口、半分程握り飯を平らげては片手は竹筒を掴み水分補給は怠らずに咥内に残る米と共に水を少量流し込み、直ぐにはつかぬ思案に面持ちを険しく強張らしていた。) [Mon 13 Nov 2006 19:50:06]
十蔵 > (道の片隅、アマウラからヴェイトスに向かう旅路の途中で束の間を休息を満喫せんとする最中。竹筒を口に寄せては先ずは水分補給を。道の脇の方で帯刀する刀を外してから胡坐を掻く浪人は残り少ない握り飯を一つだけ取り出していた。)(静かに物音を立てて包みの紐を解き、握り飯を一口噛み千切っては頬張る。視線は辺りを警戒するように見渡しては胡坐掻く膝の上に刀の鞘の部分を立て掛けて。) [Mon 13 Nov 2006 19:37:57]
お知らせ > 十蔵さんが来ました。 [Mon 13 Nov 2006 19:33:32]
お知らせ > 十蔵さんが帰りました。 [Sun 12 Nov 2006 20:32:23]
十蔵 > ―――もう御前には頼らねぇよ!!(そして、もう一度大声を上げた。己の勝手さはさておき、袂の奥へと両手を引っ込めてはまた試行錯誤の後片方の道を選んだ。結局はどちらでもなく、僅か進んだ先で直ぐに繋がる道。浪人は無駄な時間を費やした事に自らを呆れた。軽く項垂れたくなる気持を抱きながらも浪人侍の旅路は続く―――…) [Sun 12 Nov 2006 20:32:17]
十蔵 > (其の背後に何かがあるわけでもない。男の顔はただ何故か不思議そうに顰められた。そして、軽い舌打ちの後にもう一度枝を拾い上げてはまた頭上高々と天空に向けて放り上げて。)―――…!?(男は軽い唖然と放心に包まれた。またも落ちて来た枝が示す先は後方。物は試しと二度三度同様の事をするも其れでも枝が示す先は矢張り、浪人の後方。軽く鬼のような形相で枝を睨み付けては声にならぬ声を一喝無意味に枝に浴びせた。) [Sun 12 Nov 2006 20:24:16]
十蔵 > (高々と放り上げた木の枝が落下して来るのを双眸を細めて待ち続け。そして、其の枝が足元に落ちて何度か地面の上で跳ねた挙句に示した方角とは。)…。おいおい、冗談だろう(何と枝が指し示した方向とはよりにもよって浪人の方向。つまりは己の後ろであった。片手は項辺りを複雑そうに何度か擦った。そして、考えに考え抜いた挙句に取り敢えずは運に任せて後方に何かあるのかと下らぬ期待を寄せては振り返り―――。) [Sun 12 Nov 2006 20:07:14]
十蔵 > (自ら歌う鼻歌に時折肩を小さく踊らせながら歩む最中。一つの問題が浮き出た。何と道が二手に分かれているわけで。浪人の面はやや険しく潜められた。)おいおい、こんな分かれ道聞いてねぇぜ…(其の場で立ち止まるとしばし其処でどちらの道を行かんかと試行錯誤を繰り返す。然しながら、そんなもので予測すらも出来るわけもない。結局其処で頼るは運任せ。浪人の視線は片手が握り込む枝へと向かった。)―――御前に任せるぜ…ほらっ(枝を高々と振り上げては其れを見上げ。) [Sun 12 Nov 2006 19:58:10]
十蔵 > (時折、アマウラに戻る輩達だろうかそんな風体をした旅人とすれ違う時がある。長旅になるわけでもなし、時折そういった人との交流を交わしながら侍を袂の奥で腕を組みなおし、肩を狭めながらただ真直ぐと示された道の上を歩いていた。)―――意外に治安も悪くねぇもんだな(暢気に快活な笑い声をあげては天を仰ぐ。人通りの少なくなった頃、気紛れに道端に落ちた木の枝を拾っては其れを肩に担ぎ上げ、暇を持て余すように鼻歌でも気長に歌い出し。) [Sun 12 Nov 2006 19:47:53]
十蔵 > (アマウラを去ってから気長に歩き続ける事、小一時間程。見慣れぬ景色に目を配りながら浪人は道を行く。袂の奥に引っ込めた両腕の内、片腕は襟から抜け出し、顎鬚を時折しきりに擦っていた。田舎者の男は周囲を見渡す度に「成程」等と感心めいた言葉を幾度と無く溢していて。) [Sun 12 Nov 2006 19:36:29]
お知らせ > 十蔵さんが入室されました。 『アマウラから都会“べえとせ”へ。』 [Sun 12 Nov 2006 19:33:17]
お知らせ > カールさんが帰りました。 [Sat 11 Nov 2006 12:11:45]
カール > (帰り道も始まったばかりだ。…早くもバテ掛けている馬の顔に心配は募るばかりだが、少年には「頑張れ」と云うことしか出来なかった――…。) [Sat 11 Nov 2006 12:11:43]
カール > (平和な街道、と云うのは街の中にも無い。其れが外ならば危険性はますます高まる。 幾ら小鳥が囀って空を横切っても、長閑だと気を抜けない。) 日の出ている間くらい油断したいもんだよ。 (夜盗の類はそんなのお構いなしだけれど。…一人と荷物多数で歩く時が一番神経使うンだと、少年は溜息を付いた。荷物の護衛してるみたいだ。 いや、そうなンだけど。) (時々すれ違う馬車と挨拶しながら。) [Sat 11 Nov 2006 11:52:04]
カール > (荷物の中には生物もある。ギルドから迎えでもあれば良いが、そンなものは期待出来ない。 自分で黙々と歩くしかないのだ。) (来る時も歩いた石畳を見下ろすと憂鬱になる。石の目に酔うのだ。 少年はなるべく顔を上げて歩いた。周りの景色を良く見る。ついでに警戒にもなる。) [Sat 11 Nov 2006 11:35:41]
カール > (ヴェイトス市は段々遠ざかる。振り返らないけれど、きっと、影は小さくなってその内見えなくなるのだ。) 微妙な天気だなあ。雨が降ったら不味いぞ。 (借りてきた馬に荷物を乗っけて自分は身軽だが、遠い道のりを思うと気は楽ではない。) [Sat 11 Nov 2006 11:30:57]
お知らせ > カールさんが入室されました。 [Sat 11 Nov 2006 11:24:42]
お知らせ > カールさんが退室されました。 [Tue 7 Nov 2006 23:18:55]
カール > マラソンしてるみたいだ。 (担いだ戟の先が ひやり と空気を裂いて揺れる。 少年は真っ直ぐ街道を辿って行った。) [Tue 7 Nov 2006 23:18:54]
カール > ちぇ。…ちょっとはあったかいかなって期待してたンだけどな。 (足を動かしていないと固まってしまいそうだ。いや、歩いていても、歩いている形のまま固まりそうだ。 膝がギシギシ痛んでくる。) …。爺臭ァい。 (ふはあ、と吐き出した息が白かった。ふわりと空気に溶けて消える。) (鼻を啜ると空気が染みた。) [Tue 7 Nov 2006 23:11:05]
カール > (竜騎士ギルドからヴェイトス市へ。報告ひとつする為にこの距離。ちょっとした旅行気分だ。 情報は一刻一刻古くなるが、至急のものでもない。少なくともこちら側にとっては。 それゆえに、見習いの少年が遣わされたのだ。) (石畳の街道を行く。冒険者だったら、「ちょっと寄り道しよう」ッて気にもなるンだろうか。) …。そンなのも、ゴメンだよ。 (外套の襟を立てて首を竦めた。北から下ってきたと云うのに、暖かくなった気がしない。近くのアングリマーラのようにはいかないか。) ヴェイトスも冬になってきたンだな。 (空には重い色が立ち込めていた。) [Tue 7 Nov 2006 22:50:11]
カール > あー、やっと近づいてきたなあ。…やっぱ馬車無しで歩くってのは辛いや。 (やっと街の影が見えてきても、全然近づいてない気がする。) この分だと、着くのは夜中近くになるかな。 (うええ。誰も見ていないからって、あからさまに嫌な顔をした。) …夜中の門番って怖いンだよなあー…。 (自分達も そう だから解る。寝たい時に起きていなくてはならず、しかもそこで対応しろとなると。 気持ちが解るだけに、門番の顔がリアルに想像出来て…。) でも外で一晩明かしていくのもゴメンだな。どうせなら安宿でも良いからちゃんとベッドで寝たいもんだ。 (少しだけ足早に。) [Tue 7 Nov 2006 22:41:00]
カール > (――ヴェイトス市へ向かう道。) [Tue 7 Nov 2006 22:33:36]
お知らせ > カールさんが入室されました。 [Tue 7 Nov 2006 22:33:04]
お知らせ > 危娘さんが帰りました。 『(鞭を振るいながら、アングリマーラへの道を思い出していた。)』 [Tue 7 Nov 2006 16:48:10]
危娘 > (悲鳴と怒号の喧騒の中で、娘はぼんやりと腰の鞭に手を据えながら、老人「だった」遠くの無機物を見つめていた。この位置からは良く見える。意味より無意味を選んで生き長らえて、今死んだだろう、その命を。) (ひゅんひゅんと矢が飛んできて、娘の脇に突き刺さった。腕はあまり良くないらしい。商人、農民。非力な者相手の盗賊等こんなものなのだろう。人数もあまり居ない。せいぜいが5,6人程度の――、)  (やりたい事が、彷彿と見付かって、娘は漸く立ち上がった。漸くと言いながら、思いを馳せるのは数瞬。襲撃が始まって1、2秒しか立っていないが――、) [Tue 7 Nov 2006 16:46:56]
危娘 > (老人の身体は落ちていく間に車輪に、石に、地面にぶつかり、ガーラベーヤから覗く細い手足を、有り得ない方向へ捻じ曲げながら思い出したように赤く染まり、たちまち後方へ遠ざかっていった。) (彼との別れは、それほど長い位置にはならずに、すぐにがたごとが停止した。恐怖と狼狽の悲鳴が舞台演出のように上がり、馬車の間を鮫のように旋回する馬の一団が視界に入った。どの騎手も覆面を被り、弓と蛮刀を携えている。馬車の馬がいななき、周囲に土ぼこりが舞って行く。) [Tue 7 Nov 2006 16:41:13]
危娘 > (笑ったまま、背中から倒れ込んで行った。 眉間に黒い矢羽を突き立てて。) [Tue 7 Nov 2006 16:36:29]
危娘 > ………戻り、たいのかい? アングリマーラへ。 (老人は頷いた。戻ったら殺されるがね、としわがれ声で笑った。その顔が、) [Tue 7 Nov 2006 16:35:31]
危娘 > (老人は寂寥感に似た感情を濁った瞳に込めて、ゆっくりと何度も頷いた。) (「怖いね。死ぬのは。だから故郷に戻れない」 「意味のある死に方よりも、私は意味の無い人生でもいいから生きて居たかったんだ」) [Tue 7 Nov 2006 16:32:39]
危娘 > (地獄の悪鬼も罪人への口上を噤むような――深く闇色の篭った声音を聞き付けて、馬車内の商人が幾人か幌の外を振り向いた。) (がたごとと揺れる馬車の後ろで、ガーラベーヤと藍色外套の布地の端が、彼らの目には映るだろう。) ……何故、逃れる。 ……あんたの生は、そこで意味を持って終わるかも知れなかったのに。 …何故、死をそんなに厭う。  [Tue 7 Nov 2006 16:29:27]
危娘 > (娘は、視線を上げて、じっと老人の顔を見て。) そうかい。 (初めて言葉を発した。馬車の轍の音よりまだ無機質な、水気の無い密やかな声音で。 老人の白濁した瞳を陰々と深い両眼が見上げた。) 怖いかい? 死ぬのは。 ……逃れたいほど。 [Tue 7 Nov 2006 16:22:48]
危娘 > (老人の物語は、馬車の音と同じ資質の、雑音のようにして紡がれた。自分――老人がその昔は貴族奴隷だった事。宮廷の雑用係として購入される前は、娘と同じ傭兵だった過去もある事。そして、主人の病死に――政敵に衰弱毒を盛られたらしい――殉死を迫られて、棺に入る前夜に逃れて来た事。) (「鎖に繋がれた左腕が邪魔だったよ」と、彼は笑った。――笑うべきでもないだろうに、そんな物語。 彼の目から背けるようにして、老人の左腕部分に落ちた黒い視線は、あるべき腕を見付けられなかった。左腕部分は喪失していた。) [Tue 7 Nov 2006 16:17:27]
危娘 > (老人は顔を崩した。笑っているのかも知れないが、娘には良く解らない。) (胡乱と見つめる黒い色彩の視線の前で、老人は歌でも歌うように物語を紡ぎ出した。) (「逃げて来たのだよ、昔ね―、」  年月の悪意――老衰にしわがれた声が、馬車の音と一緒くたに娘の耳に入って行く。少しだけ顔を顰めて、娘は細い腿を寒そうに抱え直した。聞きたくて聞いている訳では無いと主張しているように。) [Tue 7 Nov 2006 16:08:12]
危娘 > (擦り切れた藍色外套姿――闇隧道の様な瞳の娘は、ヴェイトスへ細々と向かうこの乗合馬車の一番人気のない場所を選んで、頑なのように客達へ背を向けて膝を抱えて居たが、灰色のガーラベーヤ姿の老人が、何時の間にか隣へ居たと言う認識を得たのは、つい十数分ほど前である。互いに口を利くでも無く、人の形をした彫像のように黙然と馬車に揺られていたのだけれど。) (――娘はゆる、と首を振った。1,2回名を聞いたことのある国である。それだけだ。) [Tue 7 Nov 2006 16:03:08]
危娘 > (聞き慣れぬ国の名を尋ねられた相手は、目深に被った藍色のフードの中から、陰影を深く刻んだ黒々の瞳で、静謐に質問者を見つめ返した。) (静かなのは、視線だけである。――粗末な板張りの床は常時ぎしぎしと軋んでいた。格安の乗合馬車――それも地方の農民専用の――内でも一等足場の悪い場所。 最後方部の幌の外へ娘と老人は座っていた。質問者は老人。質問されたのは娘である。) [Tue 7 Nov 2006 15:57:44]
お知らせ > 危娘さんが入室されました。 『(アングリマーラと言う国を知らないか、と聞かれた。)』 [Tue 7 Nov 2006 15:53:15]
お知らせ > ヴァリスさんが退室されました。 『それを見て、彼はそっと溜息を落した』 [Sat 28 Oct 2006 18:17:14]
お知らせ > カリンさんが帰りました。 『向かいの少女は小さな寝息をたてていて…』 [Sat 28 Oct 2006 18:16:18]
ヴァリス > ―――うん。よし ( 彼は眉をハの字にしながらも、笑って言った。 )( そうすれば、後は彼は食べるだけで、その量はたいしたものじゃないから簡単に食べ終わるだろうけど ) ―――― ( そして彼は、火の始末をするだろう。踏み消して、水をかけて、火の始末をすれば、彼は少女とは向かい側に腰を下ろすだろう。 ) [Sat 28 Oct 2006 18:09:56]
カリン > ―――わかり、ました… (そういうと、スポーンで御椀の中身を掬って、口へと運ぶ。決して、器用とはいかない。寧ろ、小さな子供のようなスプーンの使い方だ) ――――― (味はいまいちわからなかった。でも、温かいということだけはわかった) おいしぃ…です (味自体はよく分からなかったけど、温かいだけでこれほどにまでおいしいと思えた)  [Sat 28 Oct 2006 18:07:04]
ヴァリス > ( まったく、と彼は腰にてをやる ) ――――カリン。 ( 彼は腰をその場に落して、少女の顔を正面から見るだろう ) とりあえず暖かい物でも食べて、毛布被って寝ること。 ( 彼は言ってから、困ったように小さく笑うだろう ) 明日だって歩くんだから。ね? ( そういえば、彼は中身が残り半分になった鍋を手に取ると、スプーンをもう一本取り出してシチューを口にするだろう。 ) 味は・・・まあ、悪いけど。それでも、まあ・・・・栄養になるし、ね? ( それでも量は全然ないから、直ぐに食べてしまうだろうけど ) [Sat 28 Oct 2006 17:56:09]
カリン > さ、寒くなんて…なぃです (毛布の端を握り締めて、彼から顔を逸らして答える) ご飯… (差し出された簡易シチューを見つめてから、恐る恐る受け取った)(人間の食べ物…しばらく口にしていない。食べる必要が無かったし、味覚にも自信が無かった) ――――― (御椀を見つめたまま、口にしようとはしない) [Sat 28 Oct 2006 17:50:44]
ヴァリス > ――――― ( 彼は溜息を落した。 ) ねぇ、カリン? ( 彼は少女と一歩分ほどの距離を空けて座るだろうか。まあ、小さなテントだからそんなもんなんだけど ) 俺が、女の子に外で寝ろ。なんて。こんな寒い夜に言うわけないでしょう ( まったく、と彼はがしがしと髪を掻くと、振り返って焚き火の上の鍋から簡易シチュー――命名ヴァリス――を二つの御椀によそって、少女に差し出すだろう。 ) とりあえず、ご飯を食べよう。寒いと元気も出ない。ね? [Sat 28 Oct 2006 17:44:28]
カリン > ――――うぅ (気にしないで良いといわれても、やっぱりまだ気にしているのか、顔をしっかりと上げない) か、ぜ? (一度顔を上げたときに首を傾げた。 引いたこと無いから、わからなかった) ――ぁぅ (放り投げられた毛布を仕方が無く受け取った)(ただ、距離は離れたままで) わ、わたし…外でも大丈夫…ですよ? (毛布を抱きしめながらそんな事を言ってみる)(一緒のテントに居たら邪魔になってしまうかとまだ、考えている) [Sat 28 Oct 2006 17:39:17]
ヴァリス > ―――別に気にしなくていいよ ( 彼は頭を掻きながらそういって、 ) あのさ。 ( ぽりぽり ) 使いないよ。寒くないとかじゃなくて、風邪を引くよ。 ( 首を振る少女に、彼は呆れたような顔で言った。 ) そもそも、俺一人で使うとか、嫌だから ( そういえば、彼は少女のほうに毛布を放ってしまうだろうか ) [Sat 28 Oct 2006 17:33:36]
カリン > 役に…たってなぃから… (俯いたまま、ボソリと答えた。 出来るだけ、無言、出来るだけ邪魔にならないように)(アマウラに最初についたときの彼の言葉がまだ頭の中に残っているらしく、まったく喋らない) ――――いぃ (ちょっとだけ、顔を上げて毛布を差し出す彼を見て、首を横に振る) わたし…寒くない…です (そういってからまた俯いた。 そして、また彼から距離を離そうとするだろうか) [Sat 28 Oct 2006 17:26:06]
ヴァリス > ( 大きくないテント。元々多人数に向いてるわけじゃない。 )( そもそも、最初は一人旅の予定だった ) なんで謝るのさ ( 彼はランタンの灯りを枝に移して、火をつけてから鍋を置く。感想食料と水を入れて煮込めば、簡潔旅食料になる。シチューみたいにすることだってできる。 ) ―――― ( そして、お互い無言。妹発言をしてからあまり喋ってないような気がする。 彼は、バックの中から毛布を一枚取り出すと、吸血少女に近づいて、その毛布を差し出すだろう。 ) 今夜は冷えるから、カリンが使いなよ [Sat 28 Oct 2006 17:19:19]
カリン > (彼がテントを作っていくのを少しだけ離れた場所から眺めている。何かしたいけど、結局テントが出来るまでの間何も出来なかった) ―――はぃ (彼に言われて、初めて行動を起こした。彼が入っていったテントの中にもぐりこんでいくだろう) ―――ごめんなさぃ (テントの中に入ってから、ポツリと言った。 顔を俯かせて、出来るだけ彼から距離の離れた場所に座っている。まぁ、あんまり大きくないと思うから、さほど離れているわけではないけど) [Sat 28 Oct 2006 17:14:30]
ヴァリス > ? ( 彼は小さく首を傾げた。傾げて、小さく息を吐き出したらテントの設営を始める。 )( 折りたたみ式の木の棒でできた骨組みを作って、その上に布を被せる感じ。屋根を作るだけ、といえばわかりやすいだろう。 )( 冒険者用、と銘打ってるだけあって、簡単な作業の繰り返しだった。 ) ――――。どぅs ( どうしたの。元気ないね? なんて、声を掛けようとして彼は口を閉じた。小さく溜息を漏らして、出来上がったテントに潜り込むだろうか。 ) ほら。入ろう。雨が降ってきたからだと、濡れるよ ( ついで、バッグの空きから道々拾ったりしていた薪やランタンを並べていく。少ないけど、まあ、いいか。火は今だったらまだそんなに必要ない ) [Sat 28 Oct 2006 17:09:24]
カリン > (彼の怪訝そうな顔の彼を見るとちょっと俯くだろうか) わかりました… (今度はしっかり敬語です。ただ、あまり積極的には自分から手を出さない。 不器用で…自身が無いというか…壊しそうというか)(ねずみ色の空と彼を交互に見ながら、指示があれば動くといったところだろうか) ―――――― (結局、何をすればいいかわからずに彼の作業を見ているだけ、手伝いたいのは山々だけど手順も何もわからないから、出来なかった) [Sat 28 Oct 2006 17:04:39]
ヴァリス > ( 彼は少しだけ怪訝そうな顔をするが、あまり深く干渉しようとは思わない。バックを持って街道近くの人気があまりなさそうな場所で居て安全そうな、といえばソネモチ河と街道の間辺りだろうか。向うを指差して、 ) あっちに、テント作るよ? ( 言ってから、彼は空を見上げる。ねずみ色の空は少しだけ、不安 ) 早く作ってご飯にしよう。早いところテントを作らないと。雨が降ったら嫌だ ( そういって、彼は適当な場所を見つけると、そこにテントを設置し始めるだろう ) [Sat 28 Oct 2006 16:59:45]
カリン > ―――――― (彼の後ろを近すぎず、遠すぎずついていく)(本人としては彼の護身用刀代わりのつもり) ――ん、わかりました… (振り向いてきた、彼に対して、同意した。 敬語と日常で使う言葉がちょっと混ざっていた) [Sat 28 Oct 2006 16:56:23]
カリン > (曇り、今日は素晴らしい天気だと思う)  [Sat 28 Oct 2006 16:53:04]
お知らせ > カリンさんが入室されました。 『振り向いた先の銀髪少女』 [Sat 28 Oct 2006 16:52:34]
ヴァリス > ( 見慣れた光景だと思いながら歩く。今日の天気は曇天。 ) 今日は早めにテントを張っちゃったほうがいいかな ( 雨の中で歩くのはいただけない。 モンスターが出るかもしれない場所を歩くのに、体力を損耗していては話にならない。休むなら、ある程度余力があるうちに休んでおきたい。 ) ( それに、日が落ちるのが早い時期だから、暗い中での行動は危険だ。夜行性も多い。だから、 ) テントを張るよ。簡単のだけど ( 彼は半身振り返って、そう言った ) [Sat 28 Oct 2006 16:51:51]
お知らせ > ヴァリスさんが来ました。 『――いつものように、ソネモチ河を横目に街道を歩く』 [Sat 28 Oct 2006 16:47:28]
お知らせ > バラエさんが帰りました。 [Fri 27 Oct 2006 20:44:55]
バラエ > (云っている間にもヴェイトス市はどんどんと近くなり、やがて門番の表情も解るようになると、) (少しだけ首を引っ込めて、外套のフードを被りなおした。) [Fri 27 Oct 2006 20:44:54]
バラエ > 安い宿は貧民窟か、…暗黒街は怖エものナア。 犯罪者ばっかりでよ。 (自分も盗掘者であるけれども。) [Fri 27 Oct 2006 20:43:16]
バラエ > 何だかんだで一番ごっちゃりしてるトコだしな。…。 (市の中が、) …ある種の冒険…。 (ごく…。) [Fri 27 Oct 2006 20:39:14]
バラエ > (市の影が見えると表情が緩んだ。ぶはあ、とぬるい息を吐き出す。) まずは何処に行こうかネエ。 (到着しても無いのに。) [Fri 27 Oct 2006 20:30:18]
バラエ > アー、首が痛エ。ちょっとストレス溜まりすぎじゃね、俺? (ヴェイトス市に繋がる街道を行く。ぶらりぶらりと腕を振って、足を投げ出すような歩き方。) [Fri 27 Oct 2006 20:23:56]
お知らせ > バラエさんが入室されました。 [Fri 27 Oct 2006 20:18:57]
お知らせ > ヴェルセリオス@馬車の中さんが退室されました。 『・・・気をつけませんと(荷物を抱えて、瞼を閉じた)』 [Thu 19 Oct 2006 11:02:56]
ヴェルセリオス@馬車の中 > (このままのペースで行けば、日のあるうちに着きそうなペースだった。しかし、夜になるのを待ってから入るつもりだ。自分にとっては、日中行くメリットは殆ど無い。相手側の動きが鈍る、などということがあれば別だが) [Thu 19 Oct 2006 11:00:48]
ヴェルセリオス@馬車の中 > (街道を行く人を乗せて、馬車はごとごとと揺れる。馬車でなければとても時間が掛かる、というほどの距離ではないのだが――――色々と準備に手間取って、応募してから動き出すまでに時間を食いすぎた。ゆえに、こうしてわざわざ馬車を使って移動しているのである)・・・・・・・・・(普段はかないズボンは、まだ少しなれない。ただ、以前もまれに履いてはいたので、もう少しすればなれるだろう。伸ばした足の先には誰もいない。乗車率は60%程度。密着を強いられることが少ない、快適な状態だった) [Thu 19 Oct 2006 10:57:36]
お知らせ > ヴェルセリオス@馬車の中さんが来ました。 『”馬車は揺れる”』 [Thu 19 Oct 2006 10:54:25]
お知らせ > カリンさんが帰りました。 『今は走る。目的地へと着く為だけに』 [Wed 18 Oct 2006 19:41:46]
カリン > (飛ばすか? 一瞬考えた。跳躍を使えばギリギリで身体の限界よりも早く目的地に着ける。 もちろん下手をしたら目的地に着く前に倒れる) ――――――― (走り続けながら、本の少しだけ考えた。加速をかけるのはもう少し目的地に近づいてからだ。強いて言うなら、大体真ん中あたりで使いたい。異常な動きで近づいてくる人物なんて受け入れたくないだろうし) [Wed 18 Oct 2006 19:40:57]
カリン > (数日前、彼の家に一つの置手紙が置かれていた。突然のものだ)(せめて一言言って欲しかった。もしくはいない間にどうしていればいいか書いて欲しかった)(今のままじゃあ自分は何も出来ない。今のままでは生きる目的すらわからない) ――駄目だ…何も考えるな… (余計なエネルギーが消費される。この間吸った時から食事は取っていない。アマウラまでこの身体をもたせなければいけない。余計なエネルギーは消費できない。特に身体を使うよりも頭を使う方が数倍エネルギーを消費してしまう) [Wed 18 Oct 2006 19:24:12]
カリン > (銀髪の少女は走っていた。アマウラの方向へ、外套を羽織ってただ一つの場所を目指して走った。 紅い空は元に戻り、周りの雰囲気も普通に戻り始めている今。外に出るのは難しくは無かった) ――――はっ…は、は… (目的地に間に合わなかったら自分の代わりに死刑にされてしまう友人を残してきた若者のように走った。丁度夕方あたりに町を出た。まだヴェイトスは見える範囲。このまま昼夜を問わず走ればどれほどでつくか…。少女にはそれを考える事すらできない状況だ) [Wed 18 Oct 2006 19:13:35]
お知らせ > カリンさんが来ました。 『走る』 [Wed 18 Oct 2006 19:08:04]
お知らせ > カタリナさんが帰りました。 『カタリナはスタミナが尽きるまで走り続けた。』 [Wed 18 Oct 2006 01:11:37]
カタリナ > メッシャァァ――! ウギギ! ( そしてその気配が過ぎ去れば、また奇声を上げながら走り出す。その声を聞いた者はケダモノか何かだろうと思うか、それとも得たいの知れない何かだと警戒するのか。どちらにせよ、もっと静かに移動した方が気付かれずに済むという結論に至るまでは、カタリナは経験不足であった。それに走りながら叫ぶと何か気持ちいいのだ。 ) [Wed 18 Oct 2006 01:08:43]
カタリナ > ( だがしかし、ある一点に置いてカタリナは成長していた。 ) アギ…。 ( 街道を行き来する人の気配を察知するや否や、物陰に隠れて相手の出方を伺うようになったのだ。丁度街道を走る商人の馬車がガラガラと向かってくる所だった。見た限りでは何人か護衛として馬車に同行しているようである。 真一文字に走る腹の傷痕が教えてくれた教訓”ニンゲン、イガイニツヨイ”が活きているのだ! ) [Wed 18 Oct 2006 01:04:37]
カタリナ > ( 腹の傷が治まるのを待っていたら、いつの間にか戦争は終わっていた。そんな戦地に残された敗残兵のような気持ちはカタリナには無い。カタリナの戦争は終わっていないのだ、まだ始まっても居ないが。 ) グェグェ!ギャギ―――ッ!! ( 夜道の街道をカタリナはひた走る。目指す先は人間の街、ヴェイトスだ。カタリナはそこで犯して犯して犯して孕んで孕んで孕んで産んで産んで産んで食って食って食いまくるつもりだった。最初っから何も変わりはしない、最初っからそれだけが目的だ。 ) [Wed 18 Oct 2006 01:01:48]
お知らせ > カタリナさんが来ました。 『カタリナ、ハイウェイスター。』 [Wed 18 Oct 2006 00:58:33]
お知らせ > ヴァリスさんが退室されました。 『―――二回目の一人の夜』 [Tue 17 Oct 2006 21:58:14]
ヴァリス > ( 小さな溜息。どうしようもな虚脱感。空っぽ。空蝉。ガランドウ )( 徐々に彼の中から漏れ出していく物を受け止めたいとは思えなかった。ただの垂れ流し。どろどろと流れていくのはたくさんの感情。 )( パンドラの箱は最後に希望が残ったと言うけれど、きっと今の自分の中で最後に残るのはそんなものじゃないと思う。 )( ―――そんな、明るいものじゃないと思う――― ) [Tue 17 Oct 2006 21:55:51]
お知らせ > ヴァリスさんが来ました。 [Tue 17 Oct 2006 21:55:37]
ヴァリス > ( 遠く、アマウラの灯りが見えた。近いように見えて、まだまだしばらく歩かないといけない。帰りは馬車を使おうと思う。 )( ん、と唸った。歩きながらそれらしい物を探すが見つからないのだ。 )( ―――― )( だから、しばらく歩いた。 ) ――――、・・・・・・・ ( ふっと、思い出すと少女のことを思い出していた。彼はそっと小さく首を傾げて、溜息を吐いた。 )( 嘘だって事は、わかってる。わかってるけど、わかってるんだけど。 ―――― )( 辛いんだろうということは本当だと思う。だから、吸血鬼の少女をどうにかしないと、結局同じこと。 )( そう、わかっていながら自分は今、ここにいる。 )   [Tue 17 Oct 2006 21:49:09]
ヴァリス > ( 背に腹は代えられないというところだろう。今日は気の上で眠ることにする。さて、と呟きながら辺りを見回す。眠るなら丈夫そうな木がいい。細い木だと寝ている途中で枝が折られてしまったら困る。それとも岩の陰とか間がいいだろうか。 ――生憎、丈夫そうな木も岩も見つからない ) ―――― ( テントを作ってしまったほうがいいかもしれない、とも思う。 )( テントと言っても中心に中折れ式の棒を立てて布を被せるようなもの。テントと言うにはみすぼらしい。雨の降ってる日などにはよく使うけど、今日は――― )( 晴 )( 今日は降るかな、と空を見上げても天気が変わりやすいだけに、今の状況ではなんとも言えない。 ) [Tue 17 Oct 2006 21:40:30]
ヴァリス > ( ソネモチ河にそって東北に向かえばアマウラがある ) ―――― ( 旅の連れは居ない。だから喋る必要も無い。喋る必要が無いからどうしたものかと考えながらも、今日の野宿をそろそろ決めないといけない。 )( 彼は街道沿いにある木の上で眠ろうか考えた。しかし、木の上で眠るのはどうにも嫌だった。しばらく野宿と言うのをしてなかったせいか、なんだか木の上で眠るのに抵抗があった )( けれども、木の上での野宿が地面で眠るよりは安全なのは言うまでもない ) [Tue 17 Oct 2006 21:32:49]
お知らせ > ヴァリスさんが来ました。 『―――さて。』 [Tue 17 Oct 2006 21:25:02]
お知らせ > ヴァリスさんが帰りました。 『( 空を見上げた。今にも泣き出しそうだ )』 [Mon 16 Oct 2006 16:01:39]
ヴァリス > ( だから、出張。逃げるように旅に出た。 )( だからって何かが解決するとは思わないけれど。 でも、それでも、逃げたかった。そして、誰も知らない場所で―――― )( 泣きたかった。 )( 思いっきり泣きたかった。恐らく自分はアマウラに到着したら泣くだろう。たくさんたくさん泣くと思う。泣いて、泣いて、泣いて、 )( それから―――― )( その先に、自分のするべき事がわかるような気がした。それから、考えて、どうしたらいいか考えたいとおもった。 )( ――――それは、気づかないフリをしている心の中にある答えを確認することなのかもしれない [Mon 16 Oct 2006 16:00:30]
ヴァリス > ( 曇天の空を見上げる。なんだか寂しい気分になった。泣いてしまいそうな空を見上げたけど、何かを思ったりはしなかった。雨具を取り出して、それを被ればいい ) ――――あ、お見舞いとお礼 ( 唐突に思い出したことに苦笑する。すっかり忘れていた自分を馬鹿野朗と小さく罵りながら、申し訳ないと思う )( 反面 )( 今は、誰にも会いたくは無かった )( 全ての友人知人だけじゃない。人間と接したいと思わなかった。誰にも話しかけないで欲しい。関わらないでほしい。辛いから。辛い自分をさらけ出したくないから ) [Mon 16 Oct 2006 15:53:04]
ヴァリス > ( とにかく物を考えた。物を考えないと哀しくなるから考えた。考えるものが見つからないと、とことん動くことにした。ストレッチをしながら歩いたり、手ごろな棒でずりずりと線を引きながら歩いた。 )( 思い出すと泣いてしまいそうだったから。泣いてしまって、埋めたくなってしまうから。 )( だから、あの街から一度離れることにした。もしかしたらこの、急で無謀な旅で命を失ってしまうかもしれなかったが、それはそれで構わなかった。 )( 別に命を失ったところで、いいとさえ思った。 )( なんだか自分のことが物凄く小さくて無価値な存在に思えた。彼女だけに認めてもらえればよかった。彼女だけに自分が無価値な存在じゃなくて、彼女に必要にされt――― )( 頭を振って追い出す。思い出すと泣いてしまうから ) [Mon 16 Oct 2006 15:45:20]
ヴァリス > ( バランスを崩さないように荷物を詰め込んだバッグを背負って、曇り空の下を歩いた。置手紙には「出張に行って来ます」 の一文。急な出張。家族は心配するだろうか。 )( 心配するだろうな、とは思う。 拉致されてから幾分か時間が立っていないのに出張に行って来ます、だ。 )( そして拉致の首謀者が家に居れば不安にもなるだろう。 )( ――――悪い事を、したかな。そう思う ) [Mon 16 Oct 2006 15:36:44]
ヴァリス > ( 目的地はアマウラ。極力お金を使わないように、と考えて歩き始めた。 )( 馬車も使わないで歩き。途中、ポワイ川で水分を補給してからソネモチ川沿いに歩いていけばアマウラである ) [Mon 16 Oct 2006 15:33:32]
お知らせ > ヴァリスさんが来ました。 『―――歩く』 [Mon 16 Oct 2006 15:31:24]
お知らせ > バラエさんが退室されました。 [Wed 11 Oct 2006 20:03:22]
バラエ > (時折馬車とすれ違いながら。男の姿は夜の下に遠く。) [Wed 11 Oct 2006 20:03:21]
バラエ > ――…風が強くなってきやがったか。こりゃいけネエ。 先を急がにゃア。 (動かす足は早くなる。) 道中静かに願うぜエ、獣や賊の皆様ヨ。 [Wed 11 Oct 2006 19:59:29]
バラエ > 何にせよ、変わりモンの多い町だっけな。折角だから珍味も楽しみたいとこだア、ナ。 (まだ道の先の街の影は見えないけれど。) (ざわ。と傍の茂みが揺れた。) [Wed 11 Oct 2006 19:54:26]
バラエ > (ぶるる。外套の上から腕を擦る。) ティアン。…ティアンかあ。 イイ買い手が付くと良いけど。 (ぽん、と鞄を叩いた。) [Wed 11 Oct 2006 19:49:34]
バラエ > ハア。やっと道の上に出た。 (やれやれ。) 雲行きもちょいと怪しいし。こりゃア早く町に入らないと…寒い事になるかもネエ。 [Wed 11 Oct 2006 19:44:17]
バラエ > (ティアン方面へ向かう道。) [Wed 11 Oct 2006 19:41:22]
お知らせ > バラエさんが来ました。 [Wed 11 Oct 2006 19:39:39]
お知らせ > 危娘@山沿い街道さんが帰りました。 『―――…会いたい。 (焦がれるような呟きが、掠れて洩れた。)』 [Sun 8 Oct 2006 18:45:00]
危娘@山沿い街道 > (切なく、空を仰いだ。大好きな夜が近い。黒いもの、やわらかいもの。死も夜も、黒に近い。) [Sun 8 Oct 2006 18:44:26]
危娘@山沿い街道 > (――父の名を呼んだのは、戯れでは無い。ずっと心に秘めていた望みを相談しようと頼みにしたのだ。幾つもの寂れた光景。十字に組まれた乾いた木。名も無い村々の墓参り。淡い色彩の花を粗末な墓標に添えるつど、焼かれて浄化していく死人達を思うつど、焦がれて、胸が痛いほど切望して、どんなにか自分にその能力が無い事実を悔やんだ事か。―――悔しい。せつない。死んだものの声が聞きたい。)  (死霊に触れ、話をし、その姿を目にして、常に彼らが世界のそこかしこへ漂っているのだと確認したい。生きているものは、あんなにも怖ろしいのに、死んでしまったとたん、何故あんなにも美しく、清らかなやわらかいものになるのだろう!) [Sun 8 Oct 2006 18:43:48]
危娘@山沿い街道 > (――案の定、悪魔の薄氷を思わせる音階の、返事は無い。彼はおそらくまだあの街――ヴェイトスと言う――都市に残り、右目探しに集中している。「と言う」などと言う枕詞が自然に浮かぶ事に、少々自分で自分に疎外感を覚えた。自分の帰る場所じゃないんだ?あの街は。家が、待っているだろう家族が居るのに?)  (何時の間にか、寂しいもの、侘しいもの、乾いたものに惹かれて惹かれすぎて、「よそ」の寒村に入り浸っている自分を彷彿感じ取って、目を閉じ、首を振った。長い髪が重たげに左右に揺れ、背中へくずおれる。) [Sun 8 Oct 2006 18:36:47]
危娘@山沿い街道 > (――人が居る場所は、彼らの体温で少し熱気が上がる。 その空気にすぽんと弾かれたようにして、商人たちの気配を避け、停留所の最も端に寄ってから首を振り、フードを外した。 耳からうなじ、肩へと黒紗の滝が零れ落ち、いっとき「そいつ」の存在感を黒い色彩として認識させる。)  (昏い光彩をたっぷり溜めた瞳を瞬き、顎を上げた。水気の無い唇を、色の薄い舌がそっと湿らせて。喘ぐように。) ―――――……………父、者………?   (契約者の悪魔の名前を呼んでみた。 傍に居ない男の話だ。) [Sun 8 Oct 2006 18:29:05]
危娘@山沿い街道 > (風に弄ばれるフードから時折覗く二対の瞳は、黒々の光彩を集めて、昏い。 其処に「そいつ」が居ると認識せずに、何気無く隣へ並んだ若い商人がこれまた何気無く隣を見下ろしてぎょっとした。背筋の腱を硬直させる深い黄昏色が、じぃ、と此方を見つめている。――陶製人形のようなつくりの無感情。 それが彼が硬直の溶けないうちに「すう」と遠のいた。藍色のオブジェクトが商人を避けて移動したのだ。 瞬間どっと脱力して、若い商人は五指を開いて、握り直した。 ――何だ、「あいつ」。) [Sun 8 Oct 2006 18:22:53]
危娘@山沿い街道 > (藍色ずくめ――。交易に行き交う人々の印象は等しい。頭から爪先まですっぽりと覆う擦り切れた藍色外套。色彩は濃い癖に、鮮やかな色の乏しい寂れた停留所の光景にあまりに似合いの佇まいで、うっかり何年も前から其処へ居たように思わせてしまう。侘しい空気との同調。 そも山村に交易目的に現れるキャラバンなど殆ど無く、「そいつ」はおよそ商人とも思えぬ風体なのに、何故か場所との融合に違和感を感じさせない、個別体の認識の薄さ。) [Sun 8 Oct 2006 18:14:25]
お知らせ > 危娘@山沿い街道さんが入室されました。 『(風が、目深に被ったフードをはためかせた。)』 [Sun 8 Oct 2006 18:06:58]
お知らせ > 赤ずきんさんが退室されました。 [Tue 3 Oct 2006 22:07:13]
赤ずきん > ( 二度と同じことを繰り返さないよう戒めて、そしてけりをつけるつもりだった。 その戒めは、まだ明確な形としては、最悪の一つしか思いついていない。 ただ、狼を殺す、それこそが最善であろうと考えている。 猟師がいないのだから、自分でやるしかないので。 家出少女はひた歩く。 ) [Tue 3 Oct 2006 22:07:11]
赤ずきん > ( だが確かに、ある意味では彼女は家出少女だった。 誰が悪いわけでもない。 誰に不満があったわけでもない。 ただ、贖罪というわけではないけれど、けじめを、つけにいくつもりだった。 ) [Tue 3 Oct 2006 21:58:18]
赤ずきん > ( 舗装されているとはいえ街中ほどしっかりとした道ではない。 靴擦れでも起こしたのだろうか。 しかし、黙々と歩き続ける姿に苦痛は見受けられない。 或いは、それすらも押し殺しているのか。 確かなことは、とてもではないがひとりで、こんなところを歩く姿には見えない。 家出少女にしては、その道は険しすぎた。 ) [Tue 3 Oct 2006 21:47:11]
赤ずきん > ( ポワイを越え、タットワ川を下る形でティアンへと続く街道。 慣れぬ革靴ながらも健脚で、途中で馬車とは分かれながらも、歩き続けることに苦痛などはないようだ。 目深にかぶったフードの下の顔にも、これといった表情はない。 ただ強いて言うならば、酷くこわばっていた。 ) [Tue 3 Oct 2006 21:37:00]
お知らせ > 赤ずきんさんが来ました。 『ティアンへつづく道』 [Tue 3 Oct 2006 21:33:13]
お知らせ > ステアさんが退室されました。 『すいません、本当に我侭で。』 [Mon 2 Oct 2006 00:54:05]
お知らせ > ヴァレリアさんが退室されました。 『【...It consented.(…わかりました)】(抑揚ない返答の後、杖は沈黙した】』 [Mon 2 Oct 2006 00:51:20]
ステア > (改めて魔杖がが自分を吸血鬼と認識する中、当の本人は何とも難しい表情。) 私の身体の事を考えてくれるのはありがたいですが・・・ヴァレリアさん。 私は他人の命を取ってまで、生き残ろうとは考えていませんよ。 従って・・・街に戻っても人は襲いません。ヴァレリアさんもそのように認識しといてください。 (人間を喰えと進めてくる魔杖。 吸血鬼の主が何日も食事をしていない状況を見れば従者としては当然、進めてくるのが普通である。 が、その申し出に首を振る自分。 確かに人喰わなければ、吸血鬼としての強靭な力とタフネスは保てないだろう・・・。 過去にその衝動に負けて無意識に人を喰った事もある。その後はとても後悔した事は忘れていない。 それに、進んで人を襲うなど、紅い空の事件で溢れた魔族と大して変わらない。) 大丈夫ですよ、ヴァレリアさんに会う前も、何日も血を吸ってませんでしたから。 限界が来る前に何か別の吸血ではない食事のとり方を見つけますよ。 (言う事には保障は無い。吸血以外の食事方法があるかも疑わしい・・・けれども、自分のパートナーが、戒めとしている行動を推奨する事が許せない。 [Mon 2 Oct 2006 00:46:12]
ヴァレリア > 【I'm recognized it.(理解しました。)】 ( 全ての回答に於いて認識不能無し。 マスター・ステアの生体反応、生命活動、生理現象、今日まで確認する限り彼女が吸血鬼である可能性は最上位にあった。情報更新、彼女は吸血鬼だ。 そしてその中ではまだ歳若い部類である。 さて、では。 ) 【In the memorized category,After it meets me, you are not doing the sucking blood act even once.(記憶している限りでは、貴女は私と出会ってから1度も吸血行為をしていません。)It is necessary to attack the person immediately as soon as it returns to the city. Of course, it covers.(街に戻り次第早急に人間を襲うべきかと。勿論援護させて頂きます。) 】 ( 淡々と、マスターの能力維持、健康管理、諸々の為だけに計算する。 襲うのは子供か老人が良い。 場所は人気の無い田舎、夜間がベスト。 同じ場所で繰り返さず、幾つかの狩場を見繕って回転させること。 襲われた人間達が忘れた頃にサイクルを戻すこと。 提案は淡々と続く。 恐らく街に入れば、適当な吸血スポットをデータ内の地図に記しながらストックしていくだろう。 ) [Mon 2 Oct 2006 00:23:20]
ステア > はぁ・・・ありがとうございます。 (そもそも主である自分が、従者であるヴァレリアに遠慮する必要もないかもしれない。 無いかもしれないのだが・・・できない。不器用だ。) ええ、間違いありません。 ヴェイトスは人間の町です。が、結構人間ではない種族もいるようですよ。 そして私の事ですが・・・ヴァレリアさんの人間の敵対種族という認識も間違っていません。・・・言っていませんでしたが、私は吸血鬼といわれる種族です。魔族に分類される種族ですが・・・私の捕食サイクルは多種族の血肉を食す事で吸血鬼本来の力を行使できるのですが・・・手段は人を襲う、しか無いでしょうね。 (聞かれた事に、呻く様に答える。隠すつもりは無いし、いつか言わなければならない事。 [Mon 2 Oct 2006 00:12:01]
ヴァレリア > 【No problem. Please tell even a trifling thing us anything. (問題ありません。些細な事でも何なりと申しつけ下さい。)】 ( 相変わらず返答は丁寧且つ事務的に。機嫌、というもの自体が存在しないこの擬似人格は元々こういう喋り方以外が出来ない代物。 まともにコミュニケーションが可能なだけでも十分な高性能ではあるが。 ) 【I will study.(勉強させて頂きます。) To come straight to the point, it is heard that the Veitos city is Human's town.(早速ですが、ヴェイトス市は人間の街だと聞いています。)】 【In recognition that Master Stair is their hostility kinds the race, isn't the mistake found? I want to know the cycle and the means of preying for your information. (マスターは種族的には彼らの敵対種だという認識は間違いありませんか?参考までに捕食のサイクルと手段を知っておきたいのですが。) 】 ( 声に抑揚は無い。其処には善意も悪意もなく、ただ今後の行動指針として自分がどういったスタンスをとるべきかの情報を求める言葉。 ) [Sun 1 Oct 2006 23:49:51]
ステア > ・・・すいません、我侭で。 (時折、このそっけない返事に変に畏まってしまう吸血鬼。 ヴァレリアの性格上、気にする事も無いのだが機嫌を悪くしたと錯覚してしまう。) す、数百年・・・私もその頃には生まれていませんね。では、今回がヴァレリアさんの初ヴェイトス観光ですね。 (そんな昔の世界等知るはずもなく・・・ 観光という言葉が当てはまるのは謎だが、ヴァレリアにヴェイトスを案内しようという心算。) はい、何でしょう? ―――――なるほど、ヴァレリアさんは魔界から来た存在ですからね・・・ある程度は予想してました。けど、問題ないですよ。 (魔杖のパワーダウン、何ら問題は無い、と首を振って返す吸血鬼。 そもそも、このステア。弱体化したからと言ってパートナーをそう安々手放せるほど、割り切れる存在でもない。 [Sun 1 Oct 2006 23:38:18]
ヴァレリア > 【Received it.(そのように。)】 ( じわじわと囁くように徐々にボリュームを上げていく案を口にする前にマスターから止められた。 「声をかけられる覚悟が決まった頃に挨拶」という非常に要望に忠実な手段だったのだが残念。 ) 【There is no record to which I went out of field for these about several 100years.(此処数百年の間、私が魔界から出たという記録はありませんでした。) 】 ( そして記録上、それ以前に見たこの世界にヴェイトス市というものは存在しなかったという話。 ) 【By the way,There is a thing that should be spoken.(ところで、1つお話しておかなければならないことがあります。)Though my power...(私のパワーのことですが…) 】 ( 続く難解な説明は要約すると、「魔界からのエネルギー供給が薄まった結果、全体的な性能が低下したということ。基本的には支障は無いが、暫らくもとの性能を取り戻すのに時間がかかるという。 ※イベント終了に伴う能力値減退。 ) [Sun 1 Oct 2006 23:22:22]
ステア > ・・・・・・いえ、やっぱり普通に声でいいです。 (ほんの少しだけ、自分の意図とは違う返答をしたヴァレリアに・・・へにゃり、と項垂れて首を振る。 何というか、独特のペースである。) ん・・・あぁ、そうですよ、あれが人間たちの街、ヴェイトス市ですよ。 (ヴァレリアに言われ再び、視線を明かりの灯る彼方へ向ける。 ヴァレリアは自分が紅い空の事件の最中に、ある悪魔から獲得した物だ・・・よって、二人の関係はまだ浅い、知らない事も多々ある。) ヴァレリアさんはヴェイトスは初めてで・・・? [Sun 1 Oct 2006 23:10:20]
ヴァレリア > 【Sorry. Should I previously give any signs?(申し訳ありません。先になにか信号を出してからにしましょうか?)】 ( と、真面目に検討したんだかよくわからない返答を返し、宝石を何パターンか明滅させてみたり翼を上下させてみたり色々試してみせる。 魔杖ヴァレリア、今日もマイペース。 ) 【Master, Is that Veitos city?(マスター、あれがヴェイトス市でしょうか?)】 ( 闇夜の向こう、幾つもの灯の灯る大きな街が見える。 データには無い場所だが、マスター・ステアの行動指針と現状、凡その確率から割り出してそう予測する。 他の街である理由は特に無い。 ) [Sun 1 Oct 2006 22:59:41]
ステア > ―――ッ!? (行き成り真横からの声。 ビクン、と一度、黒衣の体が跳ね・・・ゆっくりとヴァレリアをもう一度手に取る。) おはよう御座います、ヴァレリアさん。 その・・・もうちょっと私の驚かない方法で。声をかけてもらえますか・・・?その、心臓に・・・悪い・・・。 (今日も反応無し、と思った矢先に、声をかけられれば誰でも驚くだろう。 その声が愛嬌があろうと抑揚が無かろうと。 けれども、話し相手を確保した事が結構嬉しいのか・・・ペコリ、と杖に向かってお辞儀。  [Sun 1 Oct 2006 22:52:53]
ヴァレリア > Error. Color entry notariqon correction "l" not "r". OK. ( viorletred. である。vioretredではない。何の話。 ) 【Hello master. How are you?(おはゆございますマスター。ご機嫌如何ですか?)】 ( 目覚めた。本当に今しがた。 うぃぃん、と杖のヘッド部分の翼型の飾りが音を立てて展開し、中央にはまった宝石が輝く。 声はガイドアナウンスのような、完璧な発音の女性のようなそれ。 あまり抑揚は無いが。 ) [Sun 1 Oct 2006 22:24:42]
お知らせ > ヴァレリアさんが入室されました。 『 Starting procedure all O.K. I'm standing by.』 [Sun 1 Oct 2006 22:17:29]
ステア > ・・・・・・ハァ、こういう時くらい主の話し相手として目覚めてもいいんじゃないですか〜・・・。 (手に持った身長より長い杖を、少しだけ振って反応を伺って見る。 帰ってくるのは当たり前の如く静寂だけ。 彼女は(ヴァレリアは女性である。)今は魔力を蓄えるための休眠中なのだが・・・起きるのが割と不定期である。 マスターであるステアが寝ている間に、行き成り起きたり・・・戦闘中なのに休眠状態もままだったり等など。 起きている間は、割とお喋りで世話焼きなのでいい話し相手だったりするのだが・・・こういう時に目覚めて欲しいものだ。) まぁ、愚痴っても始まらないか・・・とにかく買出しですね・・・。 (返事の無いヴァレリアを自分の傍らに置き、再び街の明かりをボケー、っと見つめる。 結構、事件が無ければ暇な生活ではある。 [Sun 1 Oct 2006 22:11:18]
ステア > ―――とりあえず、街に行かないと。 (先の事件で護るべき人間とその町がどうなったのか。人々の魔族に対する見かたの変化。それが知りたい・・・吸血鬼の自分とには割と重要な事だ。) ・・・それと薬草やら衣類も整えないと。―――ローブも・・・ボロボロ・・・だし。 (紅い空で消費した薬品、幾度の戦闘で所々に穴やら綻びのある黒衣のローブ。 結構、傍目から見れば酷い格好である。 唯一、買い換えないでいいものはレイピアとローブの下のボンテージスーツと魔杖ヴァレリア位。(ヴァレリアは買い換えようにも売ってるはずがないが・・・。) [Sun 1 Oct 2006 21:50:16]
ステア > ふぅ・・・・・・。 (久々に戻ってきた街道沿い。 2ヶ月くらい前に紅い空の事件の調査でヴェイトスを発って以来、ここには戻ってきていなかった。久し振りに見るヴェイトスの光が少し懐かしい、かも。) ・・・とりあえず、此処までは戻ってきましたか。 (ヴェイトスの街の灯が見えるちょっと大きめの岩の上、街の近くにいる間はいつも寝床にしていた「お気に入り」の場所だ。 そこに腰掛け、ぼんやりと街を眺めながら考え事。 [Sun 1 Oct 2006 21:37:55]
お知らせ > ステアさんが入室されました。 [Sun 1 Oct 2006 21:29:50]
お知らせ > フィーリアさんが帰りました。 『(紅色が緩く、弧を描く)』 [Fri 29 Sep 2006 22:31:50]
フィーリア > ……いいもの。 おいしいものー… 食べに、行くんだか ら 。 (拗ねた子供の如き物言いで唇を尖らせて、爪先をふらふら揺らす。遠い記憶の中にだけあった空色がかえってきてから、大分疲れ易くなってしまったけどー…もぅ少し休んだら、街に向かおう。星と月だけが薄く照らす街道に視線をやって、物憂げに。休み休みでペースも決して早くは無いが、それでもいつかは辿り着くだろぅ。)  ……ヒトのー… 世界。 見るのは、久しぶりー… ね。 (馳せる思いを象るように、唇をなぞり。) [Fri 29 Sep 2006 22:30:02]
フィーリア > ……ずるい ん、だわ。 甘やかすモノには、本当にー… 甘い、のに。 気に入らないコトがあったら、ぜ ぇ んぶ ぽいっ て、ソレでおわり。 それで、おしまい。 (だから。堕ちてしまったモノが、天に投げかける言葉なんてー…須らく、恨み言で間違いない。くすくすとー…すこぅしだけ韻律の狂った笑い声が、風に流れて。それも、響きの緒が途切れる頃には、飽きてしまう。木の幹に凭れ掛かって、嘆息の欠片が零れ落ちた。 もぅー…魔界には戻れないだろうし、戻る気も無い。だって、此処は望んだ世界に、あそこより近い。身体はとっくに魔界の空気に馴染んでしまっていたが、それでも。) [Fri 29 Sep 2006 22:21:43]
フィーリア > (だって此処は、天がヒトに与えた世界だから。脆い脆いヒトという種を保護する為に与えた世界。適度な苦難があって、喜びがあって、憎しみがあって、愛がある。悲嘆があるからこそ、ヒトは神に縋り。愉悦が存在するからこそ、歓喜と共に天を湛える。此処は、果ての無い箱庭。苦痛と快楽のエデン。 そぅー…既に此処は楽園。天とヒトの、正しく望まれたカタチの世界。だから、此処において天はヒトに味方する。異界からの侵略ともなれば、きっと、尚更。) ……意地がー… 悪い、わ。 知っていたけど。でも、ほんとぅー… に。 (黒檀の闇に、溶岩の台地で出逢った黒の御方の翼を重ねて、手向けの花にはならずともの笑みを。空に重ねて、天に重ねず。 とっくの昔に堕ちてしまったモノはー…地の上。) [Fri 29 Sep 2006 22:02:42]
フィーリア > …懐かしいー…なんて 言うには。もぅー… 遠過ぎたわ。遅過ぎたのねー…… (銀砂の夜に混じらせる吐息が、何処か重たい。否、重たいのはー…溜息ばかりじゃ、なくて。身体も心も、倦怠感が強い。動けない程では無いが、本調子とは言い難い。何時からかと言えば、空を覆い尽くす紅色がゆっくりと薄れ始めた辺りから。 古城に詰めていた屍天使達が、悲痛な声と共に崩れるのを見てー…事態は、把握出来た、けど。) …やっぱりー… 強い、のね。強いんだわ。 此処では、きっとー…… [Fri 29 Sep 2006 21:55:42]
フィーリア > (旅人や荷馬車の走る、街道。ある程度は歩き易く、荷を運び易く整えられた道の傍らー…ぺたんと座り込む姿が在る。夜、空より深く色を落とす木陰から、ぼんやりとー…見上げるのは、空の色。) ……黒ー……ぃ。でも、随分とー…賑やかで、明るい 色。 (空は晴天。魔界との繋がりを示す紅色は薄れ、もぅ、消えてしまった。だから、此処から見えるのは本来在るべき地上の色。そぅー…最初に、あの魔法陣から出て来た時と、同じ色。) [Fri 29 Sep 2006 21:50:19]
お知らせ > フィーリアさんが来ました。 『(街道沿い)』 [Fri 29 Sep 2006 21:47:16]
お知らせ > カロンさんが退室されました。 『(ズゴゴ。ズゴゴ。 引き摺る音は、今暫し響く。)』 [Fri 29 Sep 2006 00:06:39]
カロン > 冒険も楽じゃねーなー…ま、ボヤいてたって仕方ねーんだけど。(いよっと。肩に掛けたロープを担ぎ直した。)やりてー事も、やんなきゃいけねー事も山ほどある。どれからやるか、迷っちまうなー。(す、は。 空気が美味い。)…ま、歩きながらゆっくり考えるとすっかー。 [Fri 29 Sep 2006 00:04:57]
カロン > (下を向いてても仕方ないと、また棺桶引き摺りえっちらおっちら歩き始めた。)…一月くらい空けたら犬が住み着いてやがったからな…三月だと…熊…?(動物掛け算。)あー、見たくねーなー…ったく…(最終日、夏休みの宿題に直面したような気分だ。自業自得といえど、足は鈍る。)『OK、ヴェイトスで会おうぜ!』って古城のメモにゃ書いたけど…イコト等に会いに行けるのはいつになるんだか。(家の掃除…もしくは再建が待っている。) [Thu 28 Sep 2006 23:54:43]
カロン > …(ズゴ。 足を止めた。 俯いた。)…マジで俺んち、どーなってんだろ…(どんより。闇属性を纏った。) [Thu 28 Sep 2006 23:50:18]
カロン > ヴェイトスってこんなに遠かったっけか。…あん時ぁ古城でどこから探そうかって考えてて、あんまし時間とか気にならなかったよなー。荷物も無かったし…(はー。肩を落として頭を振りつつ、歩みを緩めない。 我が愛しいのヴェイトスへ続く街道に、ゴム底の足跡を一つ一つ刻みつけよう。)…そういや大分帰ってなかったよな。夏の初めくらいからだから…(中空睨んで、指を折る。)大体3月ってトコか。大分帰ってねーなー。 俺んちとかどーなってんだろ。ハハハ! [Thu 28 Sep 2006 23:47:01]
カロン > (古城で維言が書いていってくれたメモを眼にして(あのまま忘れ去られ、旧ニポン兵よろしく終戦を知らずに過ごすのかと不安になった夜もあり。)、アマウラへと馬車の裏側に張り付いて侵入。宿に預けておいた荷物やカラクリ兵の残骸を回収し、アマウラを出て…そして、今に至るという訳だ。 カロンが一晩でやってくれました…的な賞賛を受けても良いと思う、この活躍はどうだ。サボり過ぎ…?)…(ズゴゴ。ズゴゴ。)…まだ、遠いぜ…! [Thu 28 Sep 2006 23:35:49]
カロン > 旅は道連れ…なーんつっても、色気のねー道行だぜー。なー、相棒よう?(しゃれこうべをぐるりと向けて、引き摺る棺桶に一瞥をくれた。 蓋に十字のあしらわれた平ペったいツラは、まったく無愛想なもの。溜息一つ、また前を向いて引き摺り始めた。)アマウラからわざわざ持ってきてやったっつーのに、礼の一つもねーんだからなー。 まー置きっ放しにすると、エリシャに叱られるんだろうけど…(よく叱られる。) [Thu 28 Sep 2006 23:30:45]
カロン > (街道の一つ。神の視点から見下ろせば、ぽつりと灯る燈色灯。それは、旅人がヴェイトスへ向けて歩いている事を示していた。 ズゴゴ。)たびーゆーけー、(ズゴゴ。)ばーーー。(調子っ外れの歌唄い、石畳の並ぶ街道を進むのは旅人ではなく…兜被った、骸骨男。 ロープに繋いだ棺桶、引き摺りつつ。) [Thu 28 Sep 2006 23:24:21]
お知らせ > カロンさんが入室されました。 『(ズゴゴ。ズゴゴ。 引き摺る音。)』 [Thu 28 Sep 2006 23:18:30]
お知らせ > ジルさんが退室されました。 『――まるで道化だな』 [Thu 28 Sep 2006 13:31:16]
お知らせ > ジルさんが来ました。 [Thu 28 Sep 2006 13:28:07]
ジル > ( 道のど真ん中で叫びながら鳥と熱戦を演じる貴族風貌。 シュールな光景かもしれない。 ) ……お…おのれ……仕えている者の…使い魔のくせに……生意気…な……… ( ゼェハァと息を荒げながら空を舞う鷹を見やる。 深呼吸して呼吸を整えるとそれに指を突きつけた。 ) こうなったら私は意地でも帰らんからな! 暫くこっちで暮らしてやるからな! ちゃんと使い魔通して聞いてんだろこの嫌味執事!! ( 鷹の目と耳を通して繋がっているだろう己が僕へ高々と宣言。 本当は帰りたくても魔界の門が閉じてるからもう帰れないんだけど、その事には全く気付いてなかったり。 ) 精々暫くの間私が不在という苦労を味わっておくのだな!! ( それを聞いた配下の皆様が喝采を挙げたのはまた別のお話。 ) [Thu 28 Sep 2006 13:25:43]
ジル > ―――――――――ふ……… ( やや時間が経ってからゆっくりと言葉を出して。 ) ふざけんなぁぁぁ馬鹿執事!! もう終わりか!? もう閉じちゃったのか!? て、紅い空が消えたのはそれが理由か!! ( 使い魔の首を絞めつつ怒鳴り声を挙げる。 伝言を伝えただけなのに突如怒り狂う主とそれに仕える執事の使い魔が暫し激闘を繰り広げる。 ) [Thu 28 Sep 2006 13:13:30]
ジル > 爺の使い魔? ( 見覚えがあるその鷹を掲げた腕に止まらせる。 果たして何の用だろうか。 わざわざ使い魔をよこすとは珍しい。 ) ( 降りた鷹はゆっくりと口を開いて片言の言葉を喋った。 『 門 閉ジル クロウァーテ卿 殺ラレタ 早ク 城 帰ッテコイ 』  ) ―――――――――― ( その言葉の意味を理解して固まる貴族。 ) [Thu 28 Sep 2006 13:06:48]
ジル > ( ―――そんな満足そうに腕組みしている貴族の傍にに降りてくる一羽の鷹。 ) [Thu 28 Sep 2006 12:59:36]
ジル > もっとこう…この私に相応しいようなゴゥジャスで美に満ち溢れた馬車は存在しないのか? どれもこれも碌な物が無かったぞ。 ( そんなことよりか、この貴族はなんだか根本的なところでおかしかったようだ。 結局気に入った馬車が見付からなかったので徒歩で行くところがなんか哀しい。 ) いつの間にか紅い空も消えているか。 当然だ。 私の旅立ちの門出を祝福するのならば美しく広がる蒼天でないとな。 ( どうもあの紅い空は気に食わなかった。 せっかく人の世に降り立ったのにこれじゃあまるで魔界みたいじゃないかと。 ) [Thu 28 Sep 2006 12:57:30]
ジル > ようやく………ようやくこの私が赴くぞヴェイトスよ!! ( 漆黒のマントを翻し道端で高々と宣言する一人の貴族風貌。 ) しかしまったく、アマウラの御者どもはなっていないな。 おかげで出立がここまで遅れてしまったではないか。 ( ヴェイトス〜アマウラ間の馬車はあまり数がなかった。 物々しい警戒をしていたヴェイトスにわざわざ足を運ぶ者は数を減らしていたし、街道間を襲う化け物の報告もあったとか。 そんな感じで好んで行く者は少なかったが―― ) [Thu 28 Sep 2006 12:49:25]
お知らせ > ジルさんが来ました。 『―――ようやくだ』 [Thu 28 Sep 2006 12:42:51]
お知らせ > フォスさんが退室されました。 『( 考え事に没入注意。転ぶまで10秒前 )』 [Tue 26 Sep 2006 19:26:18]
フォス > ( とかったってなんだろう。意味不明。よかった ) [Tue 26 Sep 2006 19:23:17]
フォス > ( いやいやと彼は考える。そんなことは無い。思いつかないわけがないじゃないか )( ・・・・・・・・・・・・・・・・・。しばし考える ) ―――あー、 ( 彼は赤い長髪をガシガシと掻いた ) 同族に聞いてみるってのも手か。手だが―― ( 知ってるのは一人のみ。しかもそれは接近系。とてもじゃないが術式系統に詳しいとは思えなかった ) ――となると、 ( 探す? この地上にどれだけの同族が居るのかはわからないが ) ――― ( とりあえず人間のパプテス術式を詳しく学ぼう。あれは己の術式と近いからきっと助けになる。 )( そっと安堵の吐息。とかった。答えが出なかったらどうしようかと思った ) [Tue 26 Sep 2006 19:22:04]
フォス >  ―――――― ( や ば い 思 い つ か な い ど う し よ う っ ! ! ) [Tue 26 Sep 2006 19:16:22]
フォス > ( 彼は考えながら歩く。 )( 今回の出来事と戦術の見直しと術式の考案。及び自らの力量とそれを底上げするにはどうしたらいいか )( ふむ、と彼は一つ考える。とりあえずどうしたらいいかを考えるのではなく、目標のためにどうしたらいいかを考える。目先ではなく後のこと。目先のことなど後からついてくる ) [Tue 26 Sep 2006 19:16:11]
フォス > ( 詳しいことを言えば、その女傭兵は他の多くの仲間の一人らしい。つまり魔界へと進出して退治してきたらしい ) ――――― ( 天が倒せなかった一つの存在を人間が倒した。 嗚呼神よ。これが貴方様のお導きなら私はびっくりです。 )( そんなことを考えながら彼は歩いて行く。ヴェイトスまでは近いが、すぐに届く距離でもない。だからといって今日中に尽きたいので少しだけ早歩き ) ――― ( 彼は地面に転がっていた小石を蹴っ飛ばした。軽快な音がして、小石は小さく飛んで跳ねて転がった ) [Tue 26 Sep 2006 19:07:05]
フォス > ( 帰りは徒歩を選んだ。なぜかと言うと馬車を使うとお金が掛かるからだ )( 任務失敗途中撤退。この道を張り切って進んでいたのが懐かしい。 )( 彼はそっとフードを持ち上げると、遠く灯りのあるヴェイトスを見た ) ―――――― ( すでに空の紅は弱まりつつある。一つの事件が一つの終わりを見せ始めている。 )( きっと人間が倒したのだろう。聞くところによるとそれはあの女傭兵らしい。 名前だけ知っているが、その活躍は目を見張るものだ。 ) まったくもって大手柄だな ( 彼はそっと吐息を零して、とめていた歩みを再開させた ) [Tue 26 Sep 2006 18:57:50]
お知らせ > フォスさんが来ました。 『とぼとぼ歩く』 [Tue 26 Sep 2006 18:54:24]
お知らせ > ユウキ@水樽さんが帰りました。 [Sat 23 Sep 2006 03:11:42]
ユウキ@水樽 > (うっすらと、紅い雲が夜空に映える。こうやってなれて見ると紅いそらも乙なものだ、なんて考える。がらがらとゆれるバシャに頭を打ちながら、道の向こうを見つめる。クリスティア。こんな時間、パプテスの影響の強い都市は、真っ暗で) [Sat 23 Sep 2006 02:38:15]
ユウキ@水樽 > (いまだ紅い空は見えているが、どうも湿りけというか、じっとりとしたものが無くなった。のんびりと空を見上げていると、何となく幌の上あがって、寝転ぶ。ココなら見通しも聞くし空も眺めやすいし、何より広いしいいだろう、と) [Sat 23 Sep 2006 01:50:38]
ユウキ@水樽 > (がっこんがっこん。バシャはクリスティアに向かいゆっくりと走る。一度樽をぶちまけてしまい、ようやく今ロープでの補強が終わったところだった) ふぁ……眠いねぇ。 [Sat 23 Sep 2006 01:10:01]
お知らせ > ユウキ@水樽さんが入室されました。 [Sat 23 Sep 2006 01:09:04]
お知らせ > アトレーさんが帰りました。 『=目立たない所に密かにHELPとか書いてある手紙が完成してもしったこっちゃないのである。』 [Sun 17 Sep 2006 02:31:49]
アトレー > まずはニンゲン探そっと。(紅い空と大っぴらな闘争が始まって以来、街や巣穴に篭ってるのか辺りを歩いてる人影は激減した。 無秩序な乱獲って大変だよね、とか突然自然愛護に目覚めたりしながら、不幸な通りすがりを探し始めるわけだ。) [Sun 17 Sep 2006 02:31:43]
アトレー > ((夜のうちに置手紙かますのが最適だけどぶっちゃけ文字書ける自信が無い、って一文が抜けた――  さておき。) ・・・・文面も考えなきゃ。 背景? 前略? 親愛なる――? ニンゲンの恋文ってどれだっけ。(魔界から来る途中襲撃した連中がそういえば持ってたような気がするが手紙――読んでないから形式がわからない。 どうせなら堂々と主の名を語り、彼にちょっと周囲から白眼視されてもらうオプションも追加したいが、自分の技術で上手く行くものかどうか。) ま いっか。 これもやってもらっちゃお。(他人のならいけるっしょ、と結論。 すぐ人にたよるのは悪い癖だ。) [Sun 17 Sep 2006 02:29:47]
アトレー > でもどうやって知らせよっか・・・(堂々とあれこれするのも良いが今度こそ捕まったら殺される。 ニンゲンの文字は何度か見たが、翻訳はカタコトレベルで語彙も貧弱だ。 十年来の友人(←魔界では多分に信用ならない関係だが。)みたいに喋れるのに互いの文章が判り辛いのはちょっと不思議な感じだがだめなものはだめ。 ――すると後は誰かに書いてもらうくらいか。 道端の人捕まえて。) [Sun 17 Sep 2006 02:19:42]
アトレー > (ニンゲンは今までも当初の魔族側の予想を上回る抵抗を示している。 もし襲撃を知っていれば、下手をすれば陥落前に仁義無き「消耗戦」ってプロセスが入るのかもしれない――それはそれで、苦しむ奴が増えて自分的にはOkだ。) きっと血まみれだよね? そっちの方が楽しそうだね?  ――うん。(何かに確認とるみたいな独り言、頷きこくり。 ――ならば今こそ契約を果たそう。肝心な所だけはぐらかして。) [Sun 17 Sep 2006 02:16:12]
アトレー > (そして宿営の場所に選んだのはよりによってニンゲンどもが探索者を向かわせている筈の位置じゃないか。 赤い悪魔の動向も不明だが――下手をすればまとめて鉢合わせか。) ふふ、どーなっちゃうのかなぁ? (人側を余り知らぬ身では探索隊の能力も推し量れず、順当に考えれば探索隊壊滅→人間側の自体解決手段消滅→正門襲撃→陥落と想像ができるわけだが。) [Sun 17 Sep 2006 02:12:32]
アトレー > (それこそいざ古城周辺域へと思った矢先の事。夕餉のおかずにと絡め取った鴉は、これまた耳寄りな情報を持っていた――食事から物を知るのはどうやら宿命らしい。 さておき、知らせるか知らせまいか考えつつも、まずはヴェイトス近くに取って返したわけだ。 話だけは聞いていた今回の首謀者の一人が、此方に来るやもしれぬという。 少しは名の知れた者であるし、単体という事はまずあるまい。) [Sun 17 Sep 2006 02:08:21]
お知らせ > アトレーさんが入室されました。 『さて、面白い事になった。』 [Sun 17 Sep 2006 02:03:24]
お知らせ > アトレーさんが退室されました。 『近い未来に想い馳せつつ、今夜中にもう少し進んどこう。』 [Wed 13 Sep 2006 03:16:20]
アトレー > (しくじったらしくじったで楽しいし、手の内を離れてる以上罰も無い。 それでも働くのは、まぁ趣味みたいなものなのだ。)もっともっと全面戦争になったらいいのに。(赤く霞がかった月を見上げて呟く。 一人安全な所から命の大量浪費をみつめるの、どんな気分だろうか―― 生憎と仕切れる手勢もないが、自分は情報と自由を持っている。 出来るだけ凄惨な方向に進むよう、 やってみるのも悪くない筈だ。) [Wed 13 Sep 2006 03:15:13]
アトレー > (最早仲間と呼べるかは判らないが、先ずは同類に会う事だろう。 約束を守るにしろ自らの欲望を遂げるにしろ、自分一体で出来ることはそれほど多くないし。) ・・・道、どっちだったっけ。 こっちの世界は目印が少ないや。(大分薄れている記憶を辿りながら、まずは一時的な拠点にしていた古城の周辺を目指すとするか。 向こうが街に近付くならば、運が悪くなきゃ何処かで自分と接触する筈だ。) [Wed 13 Sep 2006 03:08:56]
アトレー > (そーなったら自分は無条件で放免なのだろうか。 なんて都合の良い事も考えるが ――完全にニンゲンに寝返った訳でもない。 それとなく見てきた警備体制を伝えてやるくらいはできるわけだし、魔界も人間も双方に痛みが降りかかれば、命と負の思念を糧とする自分としては上等だ。 退屈な移動の時間は、どーすればいいか考える時間でもある。) [Wed 13 Sep 2006 03:05:18]
アトレー > (命と引き換えに自警団の王が提案したのは突飛な話、赤い悪魔を裏切り、市の密偵として内情を探ること。 大規模な攻撃や集結がある時は、街に一報入れれば対策を立てられるというのだが――) そもそも集まったりするのかなぁ。(奔放な個人主義が横行する魔界の民のこと、このまま精鋭の散発的な攻撃に終始する可能性も多いわけで。) [Wed 13 Sep 2006 03:01:31]
アトレー > (居心地悪い監禁用聖域の中に比べれば薄赤色の空は寧ろ過し易く、慣れない土地で昼を過すのも気にならなかったほどだ。 街道沿いの闇の中、来た道を逆行するように移動する。 第一目標、”群”の発見。 第二目標、とくになし――旅というよりは警備か探索か。 どちらにせよあまりやった事の無い行為だった。) [Wed 13 Sep 2006 02:59:22]
お知らせ > アトレーさんが来ました。 『奇妙な日々のはじまりに。』 [Wed 13 Sep 2006 02:58:13]
お知らせ > ナナオさんが帰りました。 『(どれが噂だったのかを、漸く理解した)』 [Mon 11 Sep 2006 23:49:04]
ナナオ > (そろそろ正門が見えてくるだろう。 物々しい警備兵の姿が篝火に照らされ浮かび上がる。此方の姿も向こうから見えることだろう。馬が暴れないように気をつけないと。手綱を握りなおし、鐙を確かめ―――そして、見えてくる正門の姿と、風景に) [Mon 11 Sep 2006 23:47:58]
ナナオ > (ともあれ。その噂の中には「赤い悪魔が攻めてきた」とか、「正門が内側から削られた」なんて、笑えるような噂話まであるので、アマウラに閉じこもりっきりだった女は、ヴェイトスに近づくにつれ見えてくる惨状に、目を疑うばかりだ。) 既に乗っ取られてました、なんて笑えねぇなぁー…っと、と、(馬が此方の不安を察してか、足を止めそうになった。慌てて手綱を引いて)―― パウロさん、落ち着いて。大丈夫よ。シンパイないアルよ。――あんたのジー様は大丈夫。地方村ならまだ安全でしょ   (馬の主人の顔を思い出して、「そうだといいけど」とこっそり呟いた) [Mon 11 Sep 2006 23:38:51]
ナナオ > (聞いた所によると、既に悪魔の軍勢はヴェイトスの中で好き勝手やってるとか、聖堂は真っ先に焼き払われたとか、自警団の一人が悪魔側に寝返ったとか、「君にならば理解できると思って居たのだがね!」「ノア」!という展開が暗黒街で繰り広げられたとか、後は、べたべたが悪魔ッ子フェアーを始めたとか、ナンダ最後の方) [Mon 11 Sep 2006 23:27:45]
ナナオ > (アマウラに比べたらヴェイトスの空の色は薄いのに、ヴェイトス周りの雰囲気は、アマウラよりも酷かった。「荒んでいる」という表現がぴったりだ。おかげで、馬は気を抜けば暴れだすんじゃないかという程にイキリたっている) ………。 (『まさか、此処までとは思わなかった。』)(女の心に過ぎるのは、その一言。本当に今更だとは思うが、アマウラが「ああ」だったから――…) ………ヴェイトスの中、どうなってんだろ。これ。 [Mon 11 Sep 2006 23:21:04]
ナナオ > (ヴェイトスに近づくにつれ、生々しい交戦の跡と、動物だか人だか分からぬ死体…というよりは肉の塊が、蝿と蛆を纏って転がっているのが目に入る。――これが林道や、街道の奥にも転がってるんだろう。風向きによっては、布を顔にあてたいくらいの腐臭が漂った。)―――――…。(最初は「本当に危険なんだ」程度の認識だったが、こういう風景が続くにつれ、気分を重く重く沈ませていった。)  ………………どうしたもんか。 (馬もイマイチ信用ならない) [Mon 11 Sep 2006 23:15:26]
ナナオ > (とは、とても言えなかった) [Mon 11 Sep 2006 23:09:48]
お知らせ > ナナオさんが来ました。 『(懐かしきヴェイトスの灯よ!)』 [Mon 11 Sep 2006 23:09:34]
お知らせ > ヒサメさんが帰りました。 『空を見る隻眼には空はどう映るのか?』 [Sun 10 Sep 2006 22:49:53]
お知らせ > 錫音さんが退室されました。 『「そンがァ…一番良ゥとぉの」 吐き出し、弁当を開けば…ふっと、また夜空を見上げた』 [Sun 10 Sep 2006 22:46:09]
ヒサメ > まとも…か…確かに…早くまともなるが…一番良い………(何か考えながら空を見て)うむ、飯食ってすぐに動く、身体に悪い(そう言うと自分も地面に腰を降ろして) [Sun 10 Sep 2006 22:44:26]
錫音 > 嗚呼… そう、じゃの。 早ゥ、何もかんもがマトモになっとゥと良ゥの… 何もかんもが…(吐き出す声は、何処か重たげ。 そんな声音を漏らしつつ、思い返すのはスラムで見たヒサメのあの姿。 思い返してしまえば、溜息一つ吐き出し… あの狐から、もう少し情報を手に入れるか、なんて思案して――) ……ま、今ァ飯じゃの。 飯食っとゥたァ…ちぃーっと休んで、そンから…また歩こうけ?(けれども、傍らのヒサメの様子に… 今は考えるのを止めれば、街道沿いへと腰を下ろし… ふっと吐息を吐き出し、て) [Sun 10 Sep 2006 22:39:16]
ヒサメ > 我はどちらでも良いが…他の者は早くまともになれば良いだろう……我は天気も何も気にせぬがそういう訳にいかぬ者も多い………(何時もに比べれば言葉の区切りが少ない、それは少女なりに考えた言葉だからなのだろうか?)うむ…飯、飯(錫音と同じく街道沿いへ足を向け) [Sun 10 Sep 2006 22:34:40]
錫音 > ……… 嗚呼、だからじゃて。 こン空が、何時ンならァまともになっとゥか… っとォの(と、取ってつけた様に言葉投げ… また、苦笑。空を…特に雨を心配するのは嘘では無い…先日のヒサメの事もあるのだし――) … そゥじゃの。飯も食わンと…腹ァ減って歩けン様になっとゥしの?(――思い返し 一瞬、浮かびそうになる杞憂の表情。それを振り払う様にか、嬉々とした彼女の様子に合わせる様な声音吐けば… 街道沿いの方へと足を向け、て――) [Sun 10 Sep 2006 22:28:08]
ヒサメ > そうか…だが最近の空普段と別……星もまともに見えぬ…それでもか?……(少しばかり表情を伺うように)……休憩か、なら飯だな(休憩と聞けば喜々として) [Sun 10 Sep 2006 22:24:20]
錫音 > ん? あぁ…何ぞ、空ァ見とゥなっとゥだけじゃァて(見上げていた時の表情は、彼女の指摘通り、僅かばかりの杞憂の色。 その色を掻き消す様に苦笑の表情作り、彼女を見下ろせば… そう、何でもない様に言葉返し… ) さて、と… こン調子なァ…いくら何でも明後日なァ、アマウラァ着けるじゃろゥし… ちぃーっと休憩取っとゥけ?(それから、話題を変える様に… 言葉投げて、街道の只中で…足を止め、て) [Sun 10 Sep 2006 22:20:32]
ヒサメ > ?………どうした?…何ぞ杞憂か?…(空を見上げる様子にそう尋ねて) [Sun 10 Sep 2006 22:17:00]
錫音 > 応、任せとゥわ(頭を撫でれば、誇らしげに言葉返すヒサメに… 微笑一つ向けてやりつつ、もう一撫でしてやれば…) まッ…夜飛ぶ鳥も居っとゥが… そなァ鳥が頻繁に襲っとゥとァ思えんとゥしのォ… (後は…空を飛ぶ悪魔の類か―― と、手を離し、視線を前に向けなおしてから思案すれば、ふっと溜息一つ。 その手の類が、現状では一番危ういのかもしれない…なんて、ヒサメに表情を見せぬ様…空を見上げて、ポツリと思い――) [Sun 10 Sep 2006 22:14:02]
ヒサメ > うむ。我、任せろ(頭を撫でられながら誇らしげに)鳥も闇は飛べぬ、なら我ら同様地に足を付ける他無い(そう言って共に前を見) [Sun 10 Sep 2006 22:10:27]
錫音 > 頼もしい、けェ… 何ぞゥ、いざっとゥ時ァ頼りィしとゥぞ?(そう…まるで冗談を言う様な言葉投げれば… 彼女の頭をくしゃくしゃと、少し雑に撫でようと、手を伸ばし…――) …… 確かに、そゥじゃァの… 音で、分かる…け(―― その手付きの侭、納得した様に頷き一つ。 そして… 矢張り、少し気を張りすぎているか なんて、思えば… 視線、前へと向け直し――) [Sun 10 Sep 2006 22:05:29]
ヒサメ > うむ、我頼もしいぞ。それに…真っ暗闇とて前が見えぬほどでは無い、道も見える。何者かが距離を詰めようとすれば音で判るはず(危険を指摘されればそう返して) [Sun 10 Sep 2006 22:00:54]
錫音 > 自分を守る力はある、け… そら、何ぞ頼もしゥもんじゃ…(自分の身は自分で守れる。だから普段通りで良い そんな彼女の言葉を耳にすれば、また苦笑する様…或いは自嘲する様に言葉漏らし―― 自分の額をペチン。 案外、自分が思っているよりもしっかりしてるか?。なんて思えば…――) そう、じゃの… 今ン所ァ…不意何ぞ打てそゥなモンはあらンとォか…の? まッ…こン真っ暗闇が危ういっとゥァ危ういモンかもしれンとォが(―― 少し、肩の力を抜き…それから、ぐるりと周囲を一瞥しながら、そう言葉を返して) [Sun 10 Sep 2006 21:55:31]
ヒサメ > 我…自身守る力有る……錫音も普段で良い……錫音は襲われて不意付かれるあるか?…此処まで見通し立てば…不意もそう打てまい(自分の事は気にしなくて良いと言いたげに) [Sun 10 Sep 2006 21:50:01]
錫音 > 蛇が出る藪も無し、け… まぁ…ちィーっと、心配性になっとゥだけかもしれン…けェの?(用心に越した事ァのゥ…と、また視線を彼女へと向ければ… 肩越しに見せるのは苦笑混じりな表情。 その表情の侭、ヒサメが近寄るのを見遣れば… 近寄る彼女の肩へと、手を回そうと、し…) …あれじゃ… ウチァ、普段…一人でこン道ィ歩いとゥけェ…の。 二人で歩いとゥんは慣れンとォわ(と… 苦笑混じりの侭、ポツリ。 吐き出せば、ふっと吐息一つ吐き出して…) [Sun 10 Sep 2006 21:45:00]
ヒサメ > 藪から蛇も…出る薮無し……何か隠遁しているか?……(招かれればそれが何か見えるのかと思い近づいて) [Sun 10 Sep 2006 21:38:44]
錫音 > 何ぞゥ、ちぃーっと嬉しゥ事言ゥてくれっとォわ(自分を見ていれば退屈しない。 なんて彼女の言葉に、ウェヘヘと笑み向けてやれば… 一度、視線を彼女から外し、再び警戒の視線を周囲に。 っと、その様子に対して、疑問の言葉投げられれば… ) あァ… 今ンご時世…何処で何ゾ出て来とゥかワカランとォけェの… (と、視線を周囲に向けた侭、言葉投げ返す。 投げ掛ければ 折角じゃし、もう少ゥ近くに来ィ と、手招き向けて…) [Sun 10 Sep 2006 21:34:44]
ヒサメ > ふむ……殊更退屈無い……錫音を見ていれば……何も無い場所何警戒する?(さっきから周りを注意しながら歩く錫音を面白そうに) [Sun 10 Sep 2006 21:30:19]
錫音 > ん… 今ン所ァ特に異常は無ゥとォが…(なんて… 呟き漏らし、吐息吐けば…見回していた視線を後方… 自分の後に着いて来る少女へと向け――) どうじゃァヒサメ…退屈ァ、しとらンとォか?(そんな言葉、投げ掛けてやり…少し、彼女の様子を窺うか) [Sun 10 Sep 2006 21:26:01]
お知らせ > ヒサメさんが入室されました。 『錫音の少し後ろを付いて歩いて』 [Sun 10 Sep 2006 21:21:07]
お知らせ > 錫音さんが入室されました。 『アマウラへと向かう街道… 歩きながら、周囲へと注意向けて』 [Sun 10 Sep 2006 21:18:57]
お知らせ > タタンガさんが退室されました。 『(咀嚼の音。)』 [Fri 8 Sep 2006 19:36:44]
タタンガ > (ゴキン。)…(びっくりしたような真ん丸の眼が見下ろすのは、馬車から零れた積荷の中身。 包帯、傷薬、縫合針… 怪物退治の拠点たるアマウラで売り捌こうとでもしていたのだろう。それは、巨人の興味を引くでも何かを類推させるでも無かったが。)…ブスシ。馬と…人間…どちらを…?(茂みに顔を向け、事切れた御者を放り込んだ。) [Fri 8 Sep 2006 19:36:09]
タタンガ > (幌の後部より男が一人飛び出した。剣を差してはいるものの、こちらを一瞥するや一目散に逃げ出して行く。 彼を追うでもなく後姿を見送る巨人は、残念そうに息を吐く。)…軟弱…な。(腰が抜けたのだろう。四つん這いで逃げ出そうとする御者の首を、片手で捕らえた。 掴み上げると…御者の首が、悲鳴を上げる。人間の首が曲がる限界の場所で。 ミキ。ミキ。 涙が横に流れた。) [Fri 8 Sep 2006 19:28:57]
タタンガ > (ずんっ。棒を地面へと突き立てると、地響き。落下し割れて燃え上がるランタンの炎に、砂埃の薄雲が掛かる。)…出て…来るがいい…傭兵…とやら。(鈍色の仮面の口が、カタカタと上下し言葉を紡ぐ。)貴殿が…この馬車の荷を、守る者ならば…今此処で…剣を、振るえ。(眼を回していた御者が目覚め、ひいいと悲鳴を上げた。) [Fri 8 Sep 2006 19:22:37]
タタンガ > (巨大な棒は振り回されて、馬の首へとめり込み…巨大な棒が振り切られると、大人の腕が回るかどうかという太い馬の首が玩具のように圧し折れた。 泡を吹いて横倒しになる馬、たまたま踏み付けた大きな石ころで、そう大きくも無い馬車はふわりと片輪を浮かせ… ガシャン、ザザ。 倒れた。)…(それを見下ろすのは、仮面を被った恐ろしげな巨人。) [Fri 8 Sep 2006 19:17:04]
馬車 > (幌の軒先にぶらさげたランタンが、激しく揺れながら進行方向を照らす。ぼんやりとそれを眺める御者は、はっと目を見開いた。 馬の首の向こうに立ちはだかる、巨大な影に。 急ぎ御者は手綱を引くも、間に合わない。ぶつかる…と、御者が思った瞬間。 巨大な影は、巨大な棒を振り翳した。) [Fri 8 Sep 2006 19:13:35]
馬車 > (木製の車輪は馬に引かれて悪路を行く。木の車輪で踏み付けるあらゆる石ころの衝撃を、荷台に乗る全てへと忠実に伝えながら。 悪路は、ヴェイトスからアマウラへと続く近道だった。消耗や時間を省こうと、その道を進もうと選んだ事…それは、間違いであったのだ。) [Fri 8 Sep 2006 19:10:15]
お知らせ > 馬車さんが来ました。 『ガタゴト。ガタゴト。』 [Fri 8 Sep 2006 19:07:11]
お知らせ > ルゥさんが退室されました。 『(様々な幸運に)』 [Thu 7 Sep 2006 00:34:02]
ルゥ > (それでも矢張り、無事戻ることが出来た事は、感謝すべきなのだろう。) [Thu 7 Sep 2006 00:33:45]
ルゥ > (徒労の二文字を背に負って、一路ヴェイトスへ歩を進め──) [Thu 7 Sep 2006 00:33:22]
ルゥ > …なんとか、話し合いとかでこぉ──旨く解決したかったんですけど。 (相手側の首魁と対面できなかった以上、已む無しか。) [Thu 7 Sep 2006 00:28:41]
ルゥ > 兎に角、こぅ…疲れるばっかりで、何もそれらしいものとも遭遇しませんでしたしー。 (クロウ城まで到達する事なく、帰ってきたのだから、或る意味仕方ないとも言えるが。) [Thu 7 Sep 2006 00:21:50]
ルゥ > 労多くして、実り少なし、っていうかっ。 ……はぁ。 (嘆息。) [Thu 7 Sep 2006 00:20:36]
お知らせ > ルゥさんが来ました。 『日暮れて道遠し、と言いますか──』 [Thu 7 Sep 2006 00:20:14]
お知らせ > エリシャさんが退室されました。 『 ⇒ヴェイトス市へ 』 [Wed 6 Sep 2006 21:16:25]
エリシャ > ( 紅色の闇の中を一人進む。 押し黙って息を殺し、足音を忍ばせて。 アマウラでの近況をヴェイトス市に伝える為。 特別守りたいものもないし、帰りを待つ人が居るわけでもない。 そう広い島でもなし、いつかフラっとまた船に乗って出て行くかもしれない。 命がけの荒事なんて御免被りたいし、ヴァイオレートなんて悪魔に特別因縁も無い。 大層な主義主張も無い。 まあ、でも。 平和な方がそりゃあ、良いかな、なんて思うだけ。 静かで涼しい昼下がりまでのんびり眠れる方が良い、とか。 ) [Wed 6 Sep 2006 21:16:12]
エリシャ > ( 一人旅は慣れたものだ。 この島に来て向こう、特に何とか食い繋げるようになってからは本当に好き勝手、思いつくままにやっている。 そのペースに他人を巻き込むのもなんだし、なにより自分がそれを面倒臭いと感じてしまうんだからしょうがなく。 別にひととつるむのが嫌いなわけじゃないけれど、気がつけば一人になっているって話。 そういえば数ヶ月前にヴェイトス市を出る前世話になっていた(身の回りの世話はしまくっていたが)彼女の屋敷はどうしただろう? 多分もう彼女はあそこには住んでいないし、お別れは済ませておいた。 元気に社会復帰してると良いのだが。 ) ……無理臭い。 そっか、戻っても家が無いんだわ、私。 まだあの幽霊アパートあるかなぁ。 ( お屋敷から更に記憶が遡る。 そのお屋敷の彼女と最初に出逢ったのがその「幽霊アパート」。 トイレなし風呂なし幽霊あり騒音あり魔術妨害波あり裏手に墓地あり鳩の糞公害あり立地条件悪し部屋狭し、一月\2000の素敵物件。 実際、幽霊多かったなぁとか思うわけで。 ) 煎餅食われたりね。 ( 昔の話だ。 ) [Wed 6 Sep 2006 20:57:30]
エリシャ > ( 大きな松明の並ぶ街道を避けて80m程距離を置いた闇の中を一人、影のように進む。 あくまで街道沿いに並走しながら、其処を通る人影があれば一方的に観察するような位置だ。 此方は闇の中、街道は灯りに照らされて丸見え。 同じような所に潜伏している野盗なんかに出くわさなきゃ良いけど、このご時世だ、街道も静かなもので、人の気配は今の所感じられない。 ) [Wed 6 Sep 2006 20:44:56]
エリシャ > ( 眠っている間にすっかり暗くなってしまったようだ。 水筒の水を一口だけ呷って咽喉の渇きを癒す。 まだ透明な、貴重な飲み水。 赤いヤツも飲めない事は無いらしいが、絵の具入りの水を飲むみたいで気持ちの良いものじゃあない。 ) …まぁ、なに。 そろそろ行こうかね。 ( 岩壁に踵を乗せて脚を伸ばし、脹脛を念入りにマッサージする。 上体を捻って肩を回し、手首と首も。 少し急ぎで進んだ所為か、あちこち疲れが溜まっているようだ。 ) [Wed 6 Sep 2006 20:38:15]
エリシャ > それ以前に14歳は幼女じゃNeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeッふ、けふっ、けほっ、げふっ……………うぉ、なにこの夢。 ( 魘された。 なんだか方々から好き勝手な感想を述べられて抗議するという非常にたちの悪い夢を見てがばっと起き上がる。 街道から少し道を外れた岩陰から空を見上げれば、相変わらずの色。 雨が降っていないだけマシだが、気が滅入ることには変わりない。 はぁ、と1つ溜息をついて立ち上がった。 アマウラ⇒ヴェイトス市街道は中盤を抜け、遠く微かにヴェイトス市が見え始めた所。 ) [Wed 6 Sep 2006 20:34:28]
お知らせ > エリシャさんが来ました。 『 変な癖毛いうな…エリリンいうな…! 』 [Wed 6 Sep 2006 20:30:51]
お知らせ > ニイさんが退室されました。 [Tue 5 Sep 2006 07:38:22]
ニイ > (いやがて食事を終えて、立ち上がり…) [Tue 5 Sep 2006 07:38:21]
ニイ > (ひざの上に葉を敷いて。魚をその上に乗せる。木の枝二つをナイフとフォーク代わりにして…優雅な手つきで食べ始める)…お、お客様にお、おもてなしするには、これでは、とても(悲しそうな口ぶりでいい、ため息をひとつ。首を横にふり。そういいながらも魚の燻製を口に運び。) [Tue 5 Sep 2006 07:35:26]
ニイ > ヴェイトスへは…あと、どれくらい、でしょう―ほ、本当にこちらの道であっているのでしょうか―−(手は空から足元に、葉で包んだものを取り出す。くるんでいるのは燻製の魚。どこかで火をおこして作ったらしい。) [Tue 5 Sep 2006 07:32:27]
ニイ > (もともと野宿にはなれている、が、異世界であれば、疲れることも多い。顔にやや疲労の後が見れるかもしれない。 空を見上げては視界におさまる赤い空)あ、あか――きれい――(手を足から離し、そっと空へと伸ばす。届くことがないのはわかっている。)で、でも――あ、赤い空、お空――きれい、です。(人には不吉と思えるそれも、彼女にはそうみえるらしい。) [Tue 5 Sep 2006 07:27:59]
ニイ > (ヴェイトスアマウラ間、その街道のやや外れた場所で。木にもたれかかり三角に体を折りたたみながら休憩中。) [Tue 5 Sep 2006 07:18:55]
お知らせ > ニイさんが入室されました。 [Tue 5 Sep 2006 07:17:08]
お知らせ > ニイさんが帰りました。 [Sun 3 Sep 2006 17:53:21]
ニイ > (目的地を目指し――襤褸布の女は、歩き続ける。壊れた声、けれどどこか弾んだ響きの声でつぶやきながら) [Sun 3 Sep 2006 17:53:19]
ニイ > (もれるのは甘い吐息。欲情したときのそれに似た。胸から手を離す。目を細めると、遥か彼方のヴェイトスの方角を)そ、それに、これは、わ、わたくしごとではありますが――ニンゲンの皆様―――はやく、お会いしたい、ニンゲンの皆様に(とまっていた足を動かす) [Sun 3 Sep 2006 17:45:31]
ニイ > それが、い、偉大な赤き方のお望み――(足を止めたまま。うっとりとした表情を作る。)つ、強き方の命、おききするのは、ことはうれしいこと。強き方の願い、かなえるのは楽しいこと。そして―――あの方はまごうことなき強きもの――(恍惚とした表情のまま、腕で胸を抱くようにして。体を振るわせる。) [Sun 3 Sep 2006 17:38:29]
ニイ > (いまだ、ヴェイトスよりもアマウラに近い。不慣れな道故迷い、あるいは障害――人類や野生動物、自然現象――などが彼女の足を遅らせた。)あ、ああ――は、はやく、まいりませんと――ああ、い、いそぎませんと(ほかの悪魔がすでに門を襲っていることは知らない。が。布告が出てから)――た、たくさんの日が昇りそして沈みました――だ、だから、いそがないと―――ヴェ、ヴェイトスへ、なぜなら――― [Sun 3 Sep 2006 17:35:43]
ニイ > (ぼろ布をまとう女が一人、歩いている。ゆるゆると。 )ヴぇ、ヴェイトスへ…ヴぇ、ヴェイトスへ…(自分が出遅れたことやすでに多くの悪魔が戦い散っていったことは知らない。胡乱な目で前方を見やりながら、進んでいく。) [Sun 3 Sep 2006 17:26:44]
お知らせ > ニイさんが入室されました。 『アマウラからヴェイトスへと向かう道』 [Sun 3 Sep 2006 17:24:24]
お知らせ > ブスシさんが退室されました。 [Sat 2 Sep 2006 22:17:53]
お知らせ > タタンガさんが退室されました。 『(街道の一つに、馬車や通行人を狙う魔物が現れる事となった。)』 [Sat 2 Sep 2006 22:17:08]
タタンガ > (蟲の親玉のような物が一瞬、見えた。赤い眼をしていた所を見ると、あれが恐らくはブスシの本体なのだろう。足りない物を他で補う。見事なものだ。自分と比較して…の話。)…ああ。(ブスシの姿を見送り、また巨人は街道に立ちはだかる障害物と化す。) [Sat 2 Sep 2006 22:16:32]
ブスシ > 旦那が休まれる時は、起こしてください。見張り、かわりますんで。 [Sat 2 Sep 2006 22:12:49]
ブスシ > そうなんです。近づいたところで、本体で奇襲、でしょうかね。 (頭が爆ぜて、轆轤首のように勢いよく筋肉質のチューブのような本体が飛び出し、ゴカイのような牙で木にかじりついてみせる) へぇ、気を使わせてすみません。それじゃあ、お言葉に甘えまして……。 (ずるる、と茂みに引っ込めば、休息状態に入ろうとして) [Sat 2 Sep 2006 22:11:56]
タタンガ > …正面切ってが苦手とは…そういう…事か。物を支えたりなどは…難しいだろう…な。(武器の叩き付け合いなどでも、蟲の筋肉は本物に劣ってしまうだろう。)…今通らないならば…いい。貴殿には、傷を癒す時間が必要だろう…(蟲が増える時間と言い替えてもいい。)…済まなかった。今は…休むと…いい。 [Sat 2 Sep 2006 22:06:09]
ブスシ > へい、これなら、相手が手の一本や二本切ったところで、平気で反撃できますからね。 (油断を誘いやすい、と呟いて) この時間は、ちょっと難しいかもしれませんね。ちょいと調べてみましょう。 (大きく口が開かれ、羽虫が飛びあがる。羽虫は出来るだけ上空に上がる。それでも十メートルも上がるかあがらないかだが) ……木々の深いところが、潜みやすいんじゃないですかね。……もちろん……あっちも注意して通るでしょうが、どの道強襲になるなら……。 (蟲を使役しているためか、やや言葉がぎこちなくなって) [Sat 2 Sep 2006 22:01:38]
タタンガ > …ローブの下は…そうなっていたのか…蟲の、粘土細工。(蟲が肉を装い、ブスシは人型を保っていたのか。)…そうか。頼りになる…な。(巨人は嫌味を言うほど、複雑な頭の造りをしていない…という事。)…今、一番近い馬車はどこか…分かるか。 [Sat 2 Sep 2006 21:51:40]
ブスシ > (ずるる……臓物を食い尽くしていけば、やがて、今までのように肋骨の内部にもぐりこみ、蟲たちは人の四肢を模ししていく。今までよりも骨格が大きいため、飢餓状態の人間のようなシルエットになるが、そのうち捕食していけばまともな人型になるだろう) へい。そっちのほうが得意ですし、動物の死体も操れますから、誘導と、援護くらいは。 (のっそりと、全裸のひともどきはおきあがり、ぺこりと頭を下げる) [Sat 2 Sep 2006 21:46:05]
タタンガ > (湿った音を立てながら、肉は齧られ血は吸い取られる。大柄な男の死体が見る見る内に骨と化してゆく様は、蟲というものの恐ろしさを改めて教えられる。森で最も強いのは、彼等なのだ。巨人とて、彼等には敬意を払う。)…馬車、か。(頭を僅かに下げ、考えるような仕草。)…その見張りを任せても良い…と? [Sat 2 Sep 2006 21:39:09]
ブスシ > いやね、今、大概の魔物たちは、ヴェイトス市を攻撃中です。んで、どうせやるなら少しはそっちの助けになるように、ヴェイトス市に行く荷馬車を襲う、というのはどうでしょう?まぁこの人数じゃ小さな幌馬車を襲う程度でしょうが、今護衛の無いバシャってのは少ないでしょうし、いつか強敵ともめぐり合えるかもしれませんぜ? [Sat 2 Sep 2006 21:34:27]
タタンガ > …ああ。(礼には、そう返し。 引いていた顎を僅かに上げ、ブスシを見た。蟲使い…器用な物だ。)…組む…か。構わない…が…どこで。なんのため…? [Sat 2 Sep 2006 21:32:18]
がさり > へへっ、確かに。 いやぁ……助かりやす。一度魔界に戻ろうかとも思ったんですが、これだけありゃぁ、蟲たちも何とかなりそうです。 (そして、骨がつかえるのがうれしい。取り込むようにして、死体を皆で貪りながら、タタンガの言葉に頷いて) だんな、しばらくこうしてるつもりなら、組やせんか? 場所を少し移して。 (蟲の集合体の一角が、まるで人の口のように動き、そんな提案をして) [Sat 2 Sep 2006 21:29:28]
タタンガ > …ああ。出くわした者を倒してはいるが… どれも強者とは…言い難い。 [Sat 2 Sep 2006 21:25:57]
タタンガ > …なるほど。相手は強い…貴殿には、貴殿の戦い方がある…それが分かって、命がある…(瞬き。)重畳…だろう…な。(巨人なりの、慰めのつもりだ。)…腹具合は…?良ければ…あれを。(自分が殺めた、人間の死体を指差しつ。) [Sat 2 Sep 2006 21:24:39]
がさり > なんとか……ってかんじですねぇ。 いや、ヴェイトスの門を襲ったはいいが、仲間はやられちまうし、このざまだし……へぇ、やっぱりあっしぁ正面切手の荒事には向いてねぇ。 (スライム状態のまま道を横切れば、タタンガの側によって) 旦那はこうやって、街道通る人間を? [Sat 2 Sep 2006 21:19:28]
タタンガ > …ブスシ。(彼の名を呼ぶ、鋼鉄の顎。)魔界で会って以来…だな。…生きて…いたか。(古城に一度挨拶へいってから、巨人はあまり寄り付かなかった。彼に会うのは、これで二度目。) [Sat 2 Sep 2006 21:15:16]
がさり > (タタンガとは、街道を挟む形になるその茂み。そこから突き出ていたのは一つの、こぶし大のルビーの瞳。次いで、どす黒い粘液に覆われ、ミルクワームに守られた体が、軟体生物のようにうごめきながら出てくる) へへっ……旦那、お久しぶりです。景気もよろしいようで。 [Sat 2 Sep 2006 21:11:32]
タタンガ > (街道に腕組み座る、仮面頭の巨人が一体。 ゆっくり、物音へと視線を向ける。) [Sat 2 Sep 2006 21:09:52]
お知らせ > がさりさんが入室されました。 [Sat 2 Sep 2006 21:08:18]
タタンガ > (街道脇には巨人の他にもう一人、座りこむ姿がある。冒険者と思しき、大柄な男の影だ。 街道脇に生える、巨大な常緑樹…その木陰に座していた。 彼もまた、動かない。頭を、失っているからだ。)…(顔に、体に、月明かりが付着した血を照らし出す。 太い樹の幹に激しく叩き付けられたのだろう。幹には爆ぜたような赤い血痕。垂れる血と死体からの血を、樹はどのような気持ちで飲み干してゆくのか。) [Sat 2 Sep 2006 21:01:48]
タタンガ > (否、肉だ。 アマウラへと続く街道の上に、巨大な肉が居座っている。 それは静かで、大きく、ゴツゴツとした、巨人。 丸太を傍らに胡坐を掻き、腕を組む。)…(道の方向に向かって垂直。両側から来る者達を発見せんが為… 巨大な仮面のような物に刻まれた、模様のようにも見える眼が動く。) [Sat 2 Sep 2006 20:55:09]
お知らせ > タタンガさんが入室されました。 『(岩…)』 [Sat 2 Sep 2006 20:50:21]
お知らせ > アイシェさんが退室されました。 『( 轍を刻み、馬車は往く。 )』 [Sat 2 Sep 2006 17:35:44]
アイシェ > ( …守備側はあくまで待ちの姿勢、敵襲に合わせて動くのだとして――…此方は一体どうしたものか。 出立を目一杯遅らせたやつが言う事ではないのだけれど、各自が散発的に行動しても危険なだけなような気がする。 「紅い悪魔」が市街襲撃に奔るとしても、もうひとり――その片腕が居るのだから。 不確定ながら出島で再会の口約束をした御方は居られるが、さて――果たして他の御同業とは顔合わせる機会に恵まれるかどうか。 日没の刹那、最後の距離のひと稼ぎと速度を上げる荷台の上。 火傷痕を隠す為の絆創膏を剥がして放り投げ ) 事故らないように頼みます――…アマウラは逃げやしませんから。 ( 御者殿へと声を投げた。 ) [Sat 2 Sep 2006 17:34:40]
アイシェ > ( 黒鴉の城で既に「紅い悪魔」との単語だけなら聞いていたから、全くの予想外ではないのだけれど――だとしたら、前哨戦とも云える開戦は何を目的としたものか。 ) …顔見せ? ( 何の為に。 疑問は尽きない、けれどかの悪魔は以前も律儀に「予告」を出していたと聞くし――とは言えこれも噂の域。 悪魔の顕示欲の高さは寓話のモチーフとしては珍しくない、独り歩きしたイメージの産物に過ぎないのかも知れない。 何れにせよ、今から引き返す手はもう無いのだろう。 そも、正門の警備の中に混じれる訳じゃなし。 ) [Sat 2 Sep 2006 17:18:22]
アイシェ > ( ヴェイトス市を後にしたのが昨日の早朝、数度の休憩を挟み時には速度を落としとロスタイムはあるけれど、今晩にはアマウラに到るか。 木箱の上で片膝を抱え、鈍色の空を見上げる。 ――遠くに薄くヴェイトスの城壁。 一方馬を操る御者殿にはアマウラを控える空が見えるのだろう、赤く黒く瘴気に染んだ気味の悪い空の色。 それでも恐らくは、ヴェイトスに留まるよりは安全だろうが――…噂なのか真実か、堅牢に固めた市正門で目撃されたと云う悪魔。 民間レベルで真偽を確かめるには到れなかったのは、ある程度の情報規制が行われている為か。 生憎今朝方未明の戦端を知らない。 ) [Sat 2 Sep 2006 17:00:30]
アイシェ > ( ソネモチ河に並走して、一路アマウラ方面へと向かう一台の荷馬車。 ヴェイトス島東部より発生する瘴気が日々濃くなり、街道を往く者の姿は驚くほど少ない。 それでも人の足が皆無でないのは、それでも人の暮らしは完全に物資の流通を途絶えさせては立ち行かないからなんだろう。 商魂たくましい人間の中にはきなくささと金の匂いを同一視する節もある、かく云うこの荷馬車もその中の一。 貨物に混じって幌付きの荷台に乗り込み、何時かと同じように後ろ向きに流れる景色を眺めるでもなく目に収め。 ) [Sat 2 Sep 2006 16:37:33]
お知らせ > アイシェさんが来ました。 『( 右手遠方に河川の流れ )』 [Sat 2 Sep 2006 16:26:06]
お知らせ > フォスさんが退室されました。 『―――――』 [Thu 31 Aug 2006 13:01:04]
フォス >  ( 男はそっと瞼を落す )( おお、我らが偉大なる創造主よ。我らが父よ。今この地に堕ちた者。私は今から悪魔を滅します。今からです。怨敵を打ち滅ぼします。どうか神よ。我らが父よ。私に力を。父よ、貴方様の創造物としての力の代行を許してください )( そんな、祈り )( 男にとってそれは至極当然の祈りである。 天使の中でも若輩である男にはこれはいい。とても落ち着くものであった ) ――――・・・・・・・・・・ ( アマウラは、もうすぐそこだ ) [Thu 31 Aug 2006 13:00:29]
フォス > ( ―――馬鹿馬鹿しい。と男は思う。そんなことは今は関係ないではないか )( 今、己に関係することは悪魔を滅すると言うことだ。 )( 生まれついての本能というのもあるだろう。元々悪魔と天使は敵対するもの。敵視こそするが、友愛などというものはない )( 奴らは裏切り者。創造主に造反した馬鹿な奴ら )( くっ、と赤髪の口元が歪んだ )( そうだ。これを待っていたのだと、男は己を奮い立たせる )( 天使として生まれつき、その他大勢の中で火を操り、滅しってきた。そこになんの感慨も浮かばなければ情動もない。悪魔を狩ることは当然であって、空気を吸うのにも等しい行いだ ) [Thu 31 Aug 2006 12:51:01]
フォス > ( 男は大きな自らのカバンの上に足を載せる。ヴェイトス・アマウラ間の馬車のチケットは簡単に手に入った。 そもそもがら空きもいいところだし、御者の男だってどこか落ち着かない。お前が落ち着かなければ馬も乗客も落ち着かないだろう。なんてことを男は深い溜息と一緒に呟き、視線を馬車の天井へと向けた )( ぼんやりと思う )( 天使の世界から堕ちてどれだけ経っただろうか。 己にしてみれば小さじ一杯分の人生にも足りないと言うのに、なんだか長いような気がした )( ―――それは、人の肉の檻に包まれた存在だからだろうか ) [Thu 31 Aug 2006 12:44:47]
フォス > ( うっすらと瞼を持ち上げる。眠っていたらしい。 )( 男は大きく伸びを一つすると、乗客の少ない馬車をぐるりと見回した。 )( まあ、状況が状だからな。そう思う。 )( 誰が好き好んでわざわざ目的もなしに危険地帯に向かうと言うのだろうか ) [Thu 31 Aug 2006 12:39:28]
お知らせ > フォスさんが来ました。 『( 男は街道の馬車に揺られていた )』 [Thu 31 Aug 2006 12:31:21]
お知らせ > さんが帰りました。 『( 車輪は、砂埃を激しく巻き上げて、 アマウラへと向かう )』 [Wed 30 Aug 2006 16:40:38]
>  ――――― 僕だって、心配なんですから。  ( 自分より、実際に戦いに赴くだろう貴方の方がずっと。 ) [Wed 30 Aug 2006 16:40:14]
> ( そして、もしあの紅い柱の近くで戦闘が起こるような事があれば、野営地に向かう可能性も考えられないではなかった。 特に飲み薬などは、その場で調合して与える事が少なくはない。 )  ……… 。 ( だからといって、別にそれを厭うではなかったけれど。むしろ、自分のできることなら、と思う。  …ただ、彼にはさらなる心配をかけそうではあったけれど、 ) [Wed 30 Aug 2006 16:39:16]
> ( ヴェイトスの方の薬の確保も心配の種ではあるが、これから向かうアマウラの現状がどうなっているのか、まったく知れなかった。 アマウラからの薬材は手に入り難い。そして向こうは自国で賄える薬材以外の薬材と、手が必要で。  それは極めて簡単な取引の構図のようにも思える。 ) [Wed 30 Aug 2006 16:34:29]
> ( がらごろ、煩い車輪の音に、その呟きはきっと馬車の中の誰にも聞こえなかったと思うが。  きゅ、と口を引き結ぶのは、単に揺れの中口を開いた事で舌を噛みそうになったから。 )  ……、 ( ふ、と。  道中、もう何度ついたかわからないため息を漏らす ) [Wed 30 Aug 2006 16:24:32]
> ( 先日、結局あのまましばし調合を手伝ってから家へと向かい。 同居人にアマウラへ向かう事の次第を書き置いておいたら、翌朝「ついていく」なんていうふざけた返答が返ってきていて大きな溜息をついた。 久しぶりに墨と筆とを取り出して、半紙に毛筆ででかでかと「結構です」と書いておいてやったが、その後の反応はしれない。 )  … 貴方が守らなければならないのは、もっと別のものでしょうに。 ( 呆れたような呟きが、ぽつり ) [Wed 30 Aug 2006 16:20:19]
> ( 少しずつ、その大きさを増していく。 馬車の窓からぼんやりとその様を眺めて、夜になる前につけばいいけれど、と胸中で呟いた。  街道沿いの旅籠で、一度二度馬を変え常よりも急いで駆けていく馬車。 )   …、 ( 当然揺れもひどくて、がくがくと揺さぶられる体に気がめいった。 ) [Wed 30 Aug 2006 16:15:13]
お知らせ > さんが来ました。 『( 視界に映るアマウラの町並みは )』 [Wed 30 Aug 2006 16:11:25]
お知らせ > トリス@街道沿いさんが帰りました。 [Tue 29 Aug 2006 01:23:44]
トリス@街道沿い > ・・・・向うに着いたらちゃんと腹ごしらえ出来るといいわね――(寄り道できないほど酷い状態だったりするとキツイ任務がさらにきつくなる。 目指す地は誇り高きサムライの領土。 敵の拠点らしき場所に程近いとはいえ、そう簡単に落ちないことを願おうか。) ・・・さって、休むしかできないうちは休んどきましょ。(上がったら直ぐに移動するわ とか告げて、暫し仮眠でも取るとするか。   この雨の中を移動してくる連中も少なかろうし、いざとなればそれこそ獣並みの感覚のボディーガードもいる。 安心して体休められるってもんだ。) [Tue 29 Aug 2006 01:23:33]
トリス@街道沿い > い、意外と強かなのね・・・・(座ったまま、器用な嘴捌きで地面掘り返して、木の根元から虫捕まえていた。 視線に気付くと一匹差し出してくるこの忠誠心・・・! 食事中でなきゃ素直に感動モノだ。 何そのミミズの化け物っぽいの。) ・・・・要らないわよ。(ちょっと干し肉が不味くなってしまったが、水筒の水でなんとか流し込んだ。) [Tue 29 Aug 2006 01:22:33]
トリス@街道沿い > (問題があるとすればいつまでもこーしてても先へは進めないことだ。・・・・今日中にアマウラに着く予定だったのに。  そう思いつつ空見上げても、月も見えなきゃ星も無い。 一向に雨足弱まる気配無く、今夜はこのまま野宿となってしまいそう。 非常食としてもってきた硬いパンと塩味干し肉とか準備して、密かに期待してたアマウラ料理はおあずけた。) ・・・・? モコ?(騎鳥がしきりに妙な挙動するのでそっちに視線を向ければ――) [Tue 29 Aug 2006 01:17:59]
トリス@街道沿い > (というわけで街道横に隣接した林の、大きめの木の下で雨を凌ぐことにしたわけだ。 転がってる木の枝はみんな湿気ててなかなか火も起こせない――冬だったら凍死もののこの酷い状況も、濡れない場所だけ確保して騎鳥と身を寄せ合ってれば何とか乗り切れる。 とりあえず温いし、害獣害虫の類も恐れをなして寄ってこないし。) [Tue 29 Aug 2006 01:13:51]
トリス@街道沿い > この豪雨ではね・・・!(これが昼間なら雨避けコート羽織って強行軍でもよかったが、夜ともなると唯でさえ狭い視界を奪われ全く先が見えない! 騎鳥は早くて身長が高い分、不用意に転倒すれば容易に死に関わる。 それだけにどんなに急いでても一定以上の雨の時は移動を諦めねばならない。) [Tue 29 Aug 2006 01:10:08]
お知らせ > トリス@街道沿いさんが入室されました。 『雨の中を走る――わけにも行かなかった。』 [Tue 29 Aug 2006 01:09:36]
お知らせ > セレニアさんが退室されました。 『( 教会は絶対。 …16課が異端として処断された夜に、それは真理ではなくなっている )』 [Thu 24 Aug 2006 22:58:14]
セレニア > ―――ぁ… っ マスター…? …マスター? ( 続くのは更なる否定でも肯定でも無く、苦悶。 倒れかかる身体を、体力無いなりにコツは知っているからしっかりと支えて… 心配しながらも、やはり、何か『された』のだと思う。 …たった一つの答えを与えてくれるなんて… そんな楽をさせてくれるとしたら、それはきっと、悪魔なのだろう。 …教会への忠誠は生きている… 危ういけれど、信仰だって持っているつもり… 〜ただ、教会の所属であり、また姉や母のように感じて慕う人の苦痛は、すっかり脆くなった妄信的な部分と衝突し、それに勝る…。 ティフィスを、このままにさせてはいけないと… 落ち着くまで、抱き締めていて。 心配してくれる周りの人には、それを安心させるように努めよう ) [Thu 24 Aug 2006 22:56:55]
お知らせ > ティフィスさんが帰りました。 『(次に目覚める頃には、ヴェイトスについているだろう。)』 [Thu 24 Aug 2006 22:45:49]
ティフィス > ――あ――ぅ、あ―― ( ずきんっと頭が痛む。セレニアの言葉が核心に近づくたびに、何かが拒むように壁を作る。 ) あ――わたし、は――教会、の―― ( ずきずきと痛む頭を抑えて、セレニアのほうへ倒れ掛かる。荒い呼吸を繰り返し、やがてそれが落ち着く頃には、眠っていた。 ) [Thu 24 Aug 2006 22:45:23]
セレニア > …何故ですか? マスターが授かったのは、神託ではないかもしれません…。 司祭様にも、誰にも、主の御心をはかることは出来ないのなら… 神託なんて、勘違いかもしれません…。 もっと、別の… 〜私は、以前のマスターが仰った事を、『ほんとう』だと思っています。 大聖堂で色々な方とお会いしました… 外へ出て、パプテスではない方とお話する事も出来ました…。 …『私』には容認出来ない事でも、マスターの言葉を本当と思えば、あの街に居られます… それで、穢れる事なんてありません…。 ( 楽しげな笑顔… 彼女がこんな風に笑ってくれるのは、ほっとする事の筈なのに… 今は、止めて欲しいと思う。 夜毎の悪夢の方が、まだましだった ) ―――ですが… それに振り回されて、墓標を破壊して…。 マスターは、私が『ああなる』事、それ自体を… 望んでいなかったのではありませんか…? [Thu 24 Aug 2006 22:39:31]
ティフィス > それは決して口外してはならないと、神はおっしゃったわ。私はいままで神のお声を聞いたことがなかったから、あんなふうにいっていただけよ。今は違うわ。 ( くすくす、楽しげに笑う。 ) いいえ――望んだのは”あなた”よ。セレニア。吸血鬼と対峙したときのあなたは、とても楽しそうで生き生きとしていた。それなら私は、貴女の喜ぶことをしてあげたいと思っただけ……。 [Thu 24 Aug 2006 22:28:17]
セレニア > ―――いえ、そんな… 信じられないなんて。 …マスター… 神託とは、どんなものだったのですか? …主は、私達に、たった一つの答えを与えてはくださいません。 だから、それを探すのではないのですか…? ( 『聖教会を信じられない』なんて、簡単に同意出来る言葉ではないけどその通り。 ただ… だからこそティフィスの変化に戸惑って、疑念をより強めている。 心を見透かされたようでぎくりとして… 『反抗』なんて言われてしまうと口を噤むしかないけれど… それでも緩く首を振って、重たい口をどうにか開けた ) ―――マスターは… そのような事、望まれなかった筈です… [Thu 24 Aug 2006 22:23:43]
ティフィス > ( セレニアの従順な態度に、満足そうにうなずく。 ) 聖教会は信じられなくても、私なら信じられるでしょう? ( セレニアの心を見透かしたように、耳元でささやく。 ) それとも――あなたはマスターに反抗するのかしら。いけない子ね……うふふふ。 ( 柔らかい手でセレニアの手を包み込む。もうティフィスは聖教会の道具に成り下がってしまったのである。 ) [Thu 24 Aug 2006 22:15:37]
セレニア > …クリスティアへ同行したのは私の独断です。 マスターも許可されましたが、ただくっついて行ったという訳では… ………。 …はい、マスター… ( 『絶対者』として正しく導いてくれる。 彼女にさえ従っていれば、それで良いと思える。 …大聖堂で時を過ごすうちに薄らいだ感覚だけれど… 思考を放棄してただ盲目的に従う事に、それで神の国へ入れるのだと安心してしまうのは以前のままだ。 未だ、精神支配からは脱し切れていない。 …煮え切らない態度だけれど、重ねられる手に、戸惑いがちに頷く… )   ( ほんの少し前までと変わらない笑顔が… 酷く遠くに感じられて、哀しい…。 従いたい、従いたくない、教会は正しい、だけど嫌い …思いが渦巻いて不慣れな感覚に片手で頭を押さえる… ) ッ …マスター、以前は、そうは仰いませんでした… ( ぽそりと ) [Thu 24 Aug 2006 22:12:02]
ティフィス > サンクトゥス様へのご報告は、私が行います。貴女は何を聞かれても、ただ私にくっついていっただけだと話しなさい。いいですね? ”命令”に異議を唱えることは許しません。 ( にっこりと微笑んで、服を握ってきたセレニアの手に、己の手を重ねる。 ) 何も迷うことはないのよ。何も考えなくていいの。あなたは、ただ命令に従うだけで……いいわね? 私の――セレニア。 ( 微笑だけは、あの頃のまま。 ) [Thu 24 Aug 2006 22:01:42]
セレニア > ―――。 ( 自分の事は棚に上げて。 ティフィスについては、聖教会で何かをされたのだと考えていた。 …彼女は話せるようになって… それは勿論喜ばしい事だけれど、表面的には変わりなく笑顔を浮かべる彼女の変化は、見逃せるほど簡単なものじゃない。 ただ『神託を受けた』で納得出来る事じゃない。 サンクトゥス様に相談を… そう考えていたら、先手を打たれてしまう。 戸惑うように、そのにこやかな笑顔に顔を上げて ) …ですが… ………。 …マスター、私の現在の所属は大聖堂です。 一応の報告は、必要ではありませんか? …ぁ、それに私は無断外出ですので… どちらにしても、報告の必要はあると思います。 ( 『命令』に対して抜け道を探したり、あるいは無視したり… 自分で考えてそうする事を教えてくれたのは、ティフィスだ。 …『教会は絶対』… 自分もまた条件付けによってそんな意識が根強いけれど、『だけど』と言ってしまえるようになっている ) ―――はい…。 ( 自分の存在価値は、吸血鬼を狩る事によってのみ証明される。 その為だけの命なのだから。 それもまた前提で… 考え込むような顔のまま、それでもそれは喜ばしい事のはずだと、笑うティフィスに頷いて… 何かつなぎ止めようとするように、ティフィスの服の裾を握る ) [Thu 24 Aug 2006 21:57:15]
ティフィス > セレニア。聖教会でのことは、一切大聖堂へ報告してはいけませんよ。コレは”命令”です。 ( にこやかな笑顔で、傍らのセレニアに指示を出す。名実共に少女のマスターとなった今のティフィスの言葉は、絶対である。 ) よかったわね……ヴェイトスについたら、思う存分吸血鬼を狩れるわよ。うふふ……。 ( 神託という名の洗脳をうけたティフィスは、もうセレニアの慕った彼女ではなかった。 ) [Thu 24 Aug 2006 21:48:01]
セレニア > ( 先日何者かによる大規模な襲撃があったらしい。 いや、規模はそうでもないけれど被害が甚大だったと言うか… とにかく、そういった事件があると、商人は日常的に往復しているそう危険では無いはずの街道であっても、一行の中には緊張が漂っていた。 …そんな中、馬車の中で並んで腰掛ける修道女二人の内の一人… 薄紅色の瞳が奇妙な少女は、そんな事おかまいなしと言った調子で、窓の外に目を向けるでもなく、じっと膝の上で重ねた手に視線を落としている。 …聖教会を出て、ほっとした…。 クリスティアを離れて、早く大聖堂に着けばいいのにと思っている。 一時期は望みさえした帰還は、それが嘘のように、慣れ親しんだ筈の場所に疑問を抱くばかりのものとなっていた ) [Thu 24 Aug 2006 21:43:50]
お知らせ > セレニアさんが来ました。 『( ティフィスの隣 )』 [Thu 24 Aug 2006 21:36:13]
ティフィス > ( セレニアと共に、来た時と同じ合同馬車にのってヴェイトスへと向かう。大きめに作られた馬車にはお金のない分棒人が寄り添いあって、護衛を勤める傭兵の動向を心配そうに見守っていた。 ) [Thu 24 Aug 2006 21:34:31]
お知らせ > ティフィスさんが来ました。 『(馬車に揺られて、ヴェイトスへの帰路に着く。)』 [Thu 24 Aug 2006 21:32:23]
お知らせ > ヴァレリアさんが帰りました。 『【I'm stnading by.(準備完了です。)】』 [Tue 22 Aug 2006 22:51:13]
ヴァレリア > 【Remainder 2or3. Please secede.(残り2、3射で離脱を推奨します。)】 ( 実際の限界数はあと4、5発といった所だが、早めに切り上げて損は無い。 この襲撃自体に重要性は無いし、長い目で見ればマスターの「たくさんころす」目的に適う提案。 一晩でどれだけ殺せるかを試すわけではないのだから。 マスターは聞いているのか聞いていないのか、風に乗って高度を維持しながら次の詠唱を開始し、此方にも促した。 飛行維持のほうもそう長く続かずマスターの疲労が来るだろう。 ) 【Begins to chant.(詠唱開始。)】 [Tue 22 Aug 2006 22:43:50]
ヴァレリア > ( アマウラ街道に三度、閃光と雷音が響き渡った。 直撃を請けた馬車の幌が炎を上げ、何人かの絶叫に似た悲鳴が続く。 馬は嘶き車輪は傾き、馬車は崩れ落ちた。 先行して逃げていた馬車の幌から誰かが顔を出して大きな声を上げているのを見て指差し、マスター・ヘキサは今までに無く上機嫌に笑っている。 「人間を沢山殺す」こと以外になんの感心も見せないマスター。 このためだけに存在しているかのような。 ) [Tue 22 Aug 2006 22:33:24]
ヴァレリア > T(Thunder).VVolt.SSprender S H O T(雷光爆散弾)】 [Tue 22 Aug 2006 22:28:26]
ヴァレリア > ( あとどの程度こうして滑空していられるかを計算しておく。 此方の利はこの滑空状態からの長距離射撃に尽き、まともな白兵戦になれば並みの人間相手でもいっぺんに2人も相手は出来ない。 マスターの暴走にも見える呪文乱射は命中率も低く、また消耗も激しく。 ある程度限界に達したら撤退を強く推奨しなければならない。 もっとも、彼女がそれを聞き入れるかは別問題だが。 ) 【Shock posture please.(対ショック姿勢、備えてください。)】 ( 杖のヘッドに当たる翼状の装飾が反り返り、二又槍のように先端を尖らせると、いい加減扱いなれていたマスターは歩兵槍のように脇を締めて構え、先端を地上に向けた。 ) [Tue 22 Aug 2006 22:23:58]
ヴァレリア > 【Next bullet preparation completion. (次弾、準備完了。)】 ( 夜空にまた、稲光が降り注ぐ。 上空の闇から次々と人間を狙い打つ雷光は止む事無く、ついに一人目に命中した。 地上からでは殆んどわからないかもしれないが、黒い蝙蝠の翼を持つ人影は長い杖を持ち、高い少女の声で狂ったように笑っている。 運悪く襲撃を受けた商隊は散り散りに馬車を走らせ、街道から外れて逃げていた。 ) 【Blame this on the misfortune of your birth.(生まれの不幸を呪いなさい。)】 ( ただ人間である、という理由が全て。 マスター・ヘキサがここまで狂気を見せたのは初めてだが、彼女の人間に対する殺意は異常だ。 幸いな事に、上空10m前後を滑空飛行する此方に対する迎撃手段が無いのか、人間達は反撃をしてこない。 ) [Tue 22 Aug 2006 22:17:20]
お知らせ > ヴァレリアさんが来ました。 『【Actually got one.(一体撃墜。)】』 [Tue 22 Aug 2006 22:07:05]
お知らせ > デュラハンさんが退室されました。 『鴉の城ではない一つの城の姿』 [Tue 22 Aug 2006 02:25:09]
デュラハン > (首を傾げ完全に理解していないと返す童子を見れば、小さく相槌の声を返して。)ふむ。(続けられた言葉に対し返すのは、数秒前に漏らしたのと同じ小さな相槌。忘れてくれという事は、何か尋ねられたくない理由があるのだろう。その理由に幾らか興味が惹かれたが、それを尋ねると言う事はせずに何事も無かったかのように聞き流して。)私の故郷ですか。(童子の言葉を聞くと同時、雲った空を見上げれば思い出すように呟いて。)(目に浮かぶのは門の先にある魔界の風景と) [Tue 22 Aug 2006 02:24:23]
お知らせ > 童子さんが退室されました。 [Tue 22 Aug 2006 02:13:44]
童子 >   確かに、ね ----俺にもハッキリ分かってる訳じゃないんだ。 (軽く、首傾げて見せると) でも…… ---いや、良いんだ。今の言葉、忘れて貰って良いから ... 俺も。  忘れたハズだったのに、忘れられないンだね。ホントに忘れたいコト --- (後半は、ほぼ呟きに近く。雨音に掻き消えてしまうだろうか。)  愉しみだな、 …… デュラハンの故郷。俺の知らない場所、早く見てみたい 。 ( 自ら。先の呟き掻き消そうとでもするかのように、酷く明るく振舞って--- …。 ) [Tue 22 Aug 2006 02:12:46]
デュラハン > (自身が童子から聞いた物の中では珍しい、信心深そうな言葉を聞けば)私にはイマイチ分からない感覚ですが、葉っぱ如きでは罰など下らないのでは?(そんな価値観の差は長く触れてきた宗教の違いからか、少しばかり不思議そうに童子に告げて。貴方が座ったのを確認すれば周囲を一瞥する。それから数秒後、自身の感知できる範囲では人や獣の類が居ない事を認識すれば軽く背を伸ばし)アマウラまではまだ距離がありそうですね。(遠い先、アマウラがある方向に視線を向け呟く。) [Tue 22 Aug 2006 01:57:32]
童子 > ( ------- ナゾです。何処かで、影が囁いた。 )(…誘われるままに、木の下まで辿り着くと---) …  そう、みたい。 それとも... 勝手に採って来た罰なのかな、これは ... (時として童子は、信心を垣間見せるかの如き言動を …無意識のうち、に。)( 貴方が腰を下ろすと、倣うように自身も座り込んで。 ) [Tue 22 Aug 2006 01:34:44]
デュラハン > (心を読まれている様に思えるのは、どこか似通った物を持つからか?)(童子が自身の提案を受け入れれば)では、あの木の下で暫し休みましょう。(誘導するように先を歩き、眼前の木の下へと向かって。所詮はただの大型植物と言った所なのだろう、傘らしき葉っぱがボロボロになったのを見れば)どうやら寿命の様ですかね?(そう呟きながら大地に張り出した木の根に腰を下ろして。内心、伝手役に外套を準備させておいて良かったなんて思ったとかどうとか。) [Tue 22 Aug 2006 01:26:17]
童子 > ( --- 頷く、その表情が何処かホッとしている風にも。何だか最近、貴方の思い通りな反応を返してしまっているようで、ちょっぴり気掛かりな童子でした。…休憩、の提案には素直に従う。 疲労も在るコトながら、傘が---所詮は葉っぱの傘では、やはり脆かったようで。 貴方に貰った外套に、助けられました、ホントウに。 ) [Tue 22 Aug 2006 01:11:25]
デュラハン > (自身の為を思っているだけではなく、どこか故郷を避けているようにも見える童子の言葉を聞けば)まぁ、童子がそう言うのならば予定通り準備が整い次第、直ぐに再出発しましょうかね。(告げるのは貴方が望んでいるかもしれない言葉。まぁ、童子が望まないのならば無理にそれを行う必要は無いというのがデュラハンとしての考えなのだろう。)(途中、街道から少し離れた場所にあった木を見つければ)そろそろ休憩しましょうかね?(最後の休憩から2時間程度だろうか?自身の足にも幾らかの疲労が溜まっている為に休憩を提案してみて。貴方が同意したのならば、その木の下を目指すように歩き出すだろう。) [Tue 22 Aug 2006 01:04:03]
童子 > ( 貴方の言葉に、頷いて ) …  うん。 そうして貰った方が良い、と思う。別にコレは、俺が「故郷に戻りたい。」と思っての旅じゃないンだから... 俺は、貴方に付いて来ただけ。貴方は、貴方の望んでるコトをして …… ( 告げる言葉は、酷く現実的な... 見方を変えれば、故郷を避けている風にも映るだろうか。 ) [Tue 22 Aug 2006 00:43:33]
デュラハン > (貴方からの言葉、「特に感じる物が無い」と言った意味の言葉を聞けば)そうですか。まぁ、思い入れが無いのならば余り長居する必要もなさそうですね。(別にその理由を問いただす事もなく。童子が望むのならば一日二日程度、アマウラに情報集めも兼ねて滞在しようかと考えていたが、童子が望まないのならばそのまま門を目指す方が良いだろう何て考える。)(人という生き物は生まれ故郷を想うというが、やはり自身や童子の様な人でなしにとって生まれ故郷というのは単なる場所でしかないのだろう。) [Tue 22 Aug 2006 00:37:43]
童子 >  『面白い』? … そうかな、でも... デュラハンから、そんな言葉聞けるのは……嬉しい、と思う。 (何処か、褒め言葉に感じるそれには、嬉しそうな笑みさえ見せて。) ---- 故郷 ... うん。確かに、そういうコトになるけど … 俺には、だからといって 特別な感情とか、そういったモノは無いみたいだ。 ( 貴方の思考読んだワケでは、決して無いハズ。 ) [Tue 22 Aug 2006 00:24:19]
デュラハン > (「野暮だったかもしれない」と言う童子からの言葉を聞けば)まぁ、童子のそういう発想は面白いと思いますけどね。(自身にはあまり無い考え方、それに対して褒め言葉に似た言葉を告げる。)そうでしたか。(アマウラ出身かという尋ね、それに返された肯定の言葉に相槌を返して。服装や天邪鬼という種族からアマウラ系の出身であると予想はしていた為、その答えに別段驚く事もなく)となると、童子にとっては故郷に戻る事になるのですね。(続けるようにそう告げて。まぁ、自身が居る以上、出島までしか足を運べないので故郷に戻ったと言えるかは怪しいが。) [Tue 22 Aug 2006 00:17:44]
童子 >  ----- … うん 。 (一つ、頷いて...) 歓迎か拒絶か。---思えば、訊くコト事態 野暮だったかも知れない。どちらにしても、デュラハン ……貴方は行くコトを選んだし、俺は貴方に付いて行くコトを選んだ。それだけ、なのかも知れない ... (自身の出身を尋ねる貴方に、視線移して) ……  うん。 そういえば、俺のコトも 貴方に話したコト無かったね。 ( アマウラの出であることを肯定すると、気付いたように 答える。 ) [Tue 22 Aug 2006 00:03:12]
デュラハン > (現実的に考えれば、雨が長く降り続けるのは梅雨がまだ明けていないから。ただ、自身の言葉に返された童子の呟きを聞けば)どうなのでしょうかね?まぁ、童子が嫌な感じがしないというのならば、我々を拒んでいると言う事は無いのでしょう。(歓迎とまではいかないが、拒まれてはいないだろうと告げて。まぁ、本当の所は神が躍起になって降らせているのかもしれないが、自身達にとっては大きな影響は無く。この悪魔としては、所詮雨は雨でしかないといった所なのだろうか。)そういえば・・・・(先の言葉に続くようにポソリと声を漏らす。貴方が何を告げるのか見たのならば、続けるように貴方がアマウラの出身かどうか尋ねようとするだろう。) [Mon 21 Aug 2006 23:53:49]
童子 > ( 葉っぱは葉っぱでも、今宵は又、奇妙な葉っぱを傘としている童子---何処から失敬してくるのか、 謎である。 )(……それは、ともかく。) --- うん ... (貴方の言葉に頷くと、空から貴方へと視線を戻し) この雨は、 『歓迎』か、それとも『拒絶』のどちらかな。--- 俺は、余り嫌な感じは受けないけど ... ( そんなコト、呟くように 言って。 ) [Mon 21 Aug 2006 23:28:01]
デュラハン > (そこはヴェイトスとアマウラとを繋ぐ街道の途中)(葉っぱを傘とする子供の傍、灰色の外套を纏う男が並ぶように歩いていて。その歩みは街の中で見せるそれではなく、背筋を伸ばした歳相応の物で。)中々止みませんね?(雨を降らし続ける空にちらりと視線を向ければ、まるで童子に同意を求めるように呟く。) [Mon 21 Aug 2006 23:21:29]
お知らせ > デュラハンさんが入室されました。 『その横に立つ灰色外套』 [Mon 21 Aug 2006 23:12:23]
童子 > ( 雨が、多い。生憎と今宵も降りしきる、雨に童子の手に在るのは 件の『葉っぱの傘』だろうか。 ) [Mon 21 Aug 2006 23:02:12]
お知らせ > 童子さんが来ました。 [Mon 21 Aug 2006 23:00:19]
お知らせ > 園内一花さんが帰りました。 『( とりあえず侍ってそういうものとか言った事について、おしおきでも )』 [Sun 20 Aug 2006 17:26:14]
園内一花 > ( 上体を屈めて、頭にキスを落として。 …やがて寝息をたてはじめたら… 包み込むように抱き締める )   ( ぽぅ と、その身体が淡く輝いて… 地面ではなく、術者本人に、幻の花が芽吹いて、咲き誇る。 …身体に展開した六号は気を清めてコンディションそのものを整える… 菫から霊力を送ってもらえず、また自分のを吸って貰えない状態では、効率は悪いけど…。 より確かに、その乱れた気を受け止めて、優しく抱きとめ、返せるように… 肌を合わせ、少しずつ少しずつ、循環させた ) [Sun 20 Aug 2006 17:25:23]
園内一花 > ( 傍に居る。 触れ合える。 声が、温もりが、全てが心地よくて… 愛し合うのとはまた違う、穏やかな時間。 それを知ってしまって、それを知る以前の自分を思い出せなくなるような、強い想いで満たされる瞬間 ) ―――私も、菫を守ります。 …ずっと、一緒ですよ…? (  [Sun 20 Aug 2006 17:19:28]
園内一花 > ( 傍に居る。 触れ合える。 声が、温もりが、全てが心地よくて… 愛し合うのとはまた違う、穏やかな時間。 それを知ってしまって、それを知る以前の自分を思い出せなくなるような、強い想いで満たされる瞬間 ) ―――私も、菫を守ります。 …ずっと、一緒ですよ…? (  [Sun 20 Aug 2006 17:19:28]
お知らせ > 南条菫さんが帰りました。 『(アマウラについたら、思い切り激しく愛し合おう。)』 [Sun 20 Aug 2006 17:15:54]
南条菫 > ( こうしてお互いに身を寄せてすごす時間。たったこれだけのことに、どれほどの幸せがつまっているか、一人でいたときには考えられなかった。 ) 大丈夫だよ、何ああっても私が一花を護るから。 ( それだけいうと、霊力の安定を図るために、まぶたを閉じた。しばらくすれば、すぅすぅと寝息が聞こえ始める。馬車に揺られながら、恋人と過ごす幸せを味わう。 ) [Sun 20 Aug 2006 17:15:27]
園内一花 > 〜そうですね。 南園神社のお守りを作れれば、それに越した事は無いんだけど… ( まずは市販と言うか、ハラエのでも。 最近忙しくてあまり手を付けられていなかったけど、帰ったら神社の修復も進めないと…。 くつろぐ菫を、愛しげに迎えながら、希望を持って頷こう。 〜お金に少しは余裕が出来たのだし、また服とか買いに行くのも良いかな、なんて ) ―――ぁ、ゃ、別に嫌だって事は無いんだけどね? 〜っもう。 艶子さんと同じこと言うんだから。 ……ん…… お願い… ( 最後はぽそり。 疑うと言うか、遠慮してそう言ってくれるなら、それはそれで嬉しいのだけど… 恋人が望むようにありたいと思う、ちょっとした欲求。 微妙に恥ずかしそうに頬を染めて… 気を紛らわすよう、窓の外へと目を向けよう… ) [Sun 20 Aug 2006 17:11:01]
南条菫 > そのためには、まず神社を復興させないとね。ご利益のない廃墟で作ったお守り渡すわけには行かないでしょ。 ( 一花に甘えるようにくつろぎながら、尻尾をゆらす。 ) ふぅん――まぁ一花が小さいのイヤだって言うなら、私が揉んで大きくしてあげるから安心しなさい。 ( いたってまじめ。本当のことを言っている。もし疑われていると狐がしったら悲しくてないてしまうだろう。 ) [Sun 20 Aug 2006 17:01:53]
園内一花 > ―――うん。 トレジャーハントとは勝手の違うものだと思うけど… 探索に調査、無事の撤収は十八番ですからね。 〜ただ、巫女らしくお守りの一つも持たせられればって、思っちゃって。 ( 慌しい別れ際を思い出して、微苦笑を零す。 …触れる身体に、霊波を感じる…。 乱れていても、菫のそれが、心地良い ) ―――ぁ、うん、そうですよね。 私も、別に、どうでも良いんだけど…。 ナナオさんも艶子さんも、大きい方が良いみたいだったし… ぅん…… ちょっとだけだけどね……。 ( 『気になる』 前は菫よりは大きかったけど、今は分からない。 薄い身体に手を当てて。 微妙そうなため息一つ。 大きいのなんて邪魔、それは分かってるのだけど。 〜菫が良いなら、本当にどうでも良いんだけど。 薄い自分を前にして、本当に本当の事言ってるかな?なんて。 どうでもいいけど少しは真剣な思考 ) [Sun 20 Aug 2006 16:58:57]
南条菫 > ――無事だよ。これ以上私の友達が死ぬのなんて考えたくない。だから、きっと生きてる。 ( そこだけ真剣な声で告げる。耳に触れられれば、心地よさそうにぴこぴこ動かした。 ) 胸ぇ? ( 同じく小さい声でいぶかしげに答える。 ) 私はどっちでもいいと思うけど。特に気にしないなぁ。――なに、気になるの? [Sun 20 Aug 2006 16:50:13]
園内一花 > ( 勿論、御者さんには聞こえないよう、小声だっ ) [Sun 20 Aug 2006 16:47:49]
園内一花 > ……ええ。 とんでもなく規模の大きなものみたい。 勝手になくなってくれるなんて、甘いかな……。 〜ナナオさん、無事だと良いけど。 ( 他にも数人知り合いは居るけれど。 菫と面識があるのは彼女くらいだろうか? …頭を乗せられれば、ごく自然に髪を撫でつつ受け入れて… 時折、変な気持ちにはさせないような、ただ優しい手つきで耳に触れる。 そういえば ) ―――ね。 菫は… やっぱり、胸大きい方が魅力的だと思う? ( 自分は別に気にしないけど、男性は大きい方が良いのだと聞いている… 気がする。 薬でけしからん身体になった艶子さんを思い出し、そんな事を。 …ちょっと、菫とは別の意味で彼女をライバル視しているのかもしれない… 勝負になんてならないと、思いたいけど )  [Sun 20 Aug 2006 16:47:28]
南条菫 > ( 頬にキスをされると、甘えるように一花の膝に頭を置いた。そのままくつろぐ。 ) うん――ありがとう。せっかくの二人たびなのに、向こうの空模様は怪しいね。 ( もちろん、アマウラの向こう側のこと。 ) [Sun 20 Aug 2006 16:40:06]
園内一花 > 〜っぷ… ん。 がまん、がまん。 五本になるの、楽しみですね。 ( ぼーっとした横顔に、努めて明るく微笑んで。 押し付けられた尻尾に擽ったそうにしつつ、纏めて抱き締めもふもふとー ) ……辛かったら引き返したって良いんだから。 気楽にいきましょう…… ( 馬車代とかあるけれど。 調査隊に加わるかどうか聞いた時には、絶対嫌だと言った場所に、結局近付いている事には変わりない。 …ちらり、一度御者の方を見てから、頬にキスを… ) [Sun 20 Aug 2006 16:38:09]
南条菫 > ( 一花に尻尾をワシャワシャと押し付けて、ぼーっとしたまま外を見る。他に気が回せないようだ。アマウラはまだまだ遠い。 ) 平気……一花もそばにいるしね。 [Sun 20 Aug 2006 16:31:02]
園内一花 > ( 歩きで!なんて無茶をした事もあったけど、今回は馬車旅。 パートナーの隣で座る、やはり巫女装束を着込んだポニーテールは、アマウラの、その先の空ばかりを見てた ) ……大丈夫……? ( 窓から目を逸らし、そっと手を重ねて、問う。 霊力が不安定なのは、彼女自身の成長によるもので、それは、心配でもあるけれど喜ぶでき事。 ただ、もう一つ危惧があった )   ( アマウラの更に向こう側に生じたという瘴気の渦。 まだ距離があるとは言え、不安定になっている菫には、堪えるかもしれないと ) [Sun 20 Aug 2006 16:27:16]
南条菫 > ( 結局霊力が不安定なままアマウラを目指すこととなった。巫女装束に身を包み、イスに腰掛けて、窓から揺れる景色を楽しんでいる。 ) [Sun 20 Aug 2006 16:22:09]
お知らせ > 園内一花さんが来ました。 『( かっぽかっぽと運ばれる )』 [Sun 20 Aug 2006 16:22:03]
お知らせ > 南条菫さんが入室されました。 『(馬車の中)』 [Sun 20 Aug 2006 16:21:14]
お知らせ > 汐姫さんが帰りました。 『ひとまず宿屋でおやすみなさい』 [Thu 17 Aug 2006 06:46:09]
汐姫 > ………あ。 (などと考えているウチに…前方に、影。街道正面に位置しているところを見ると、よほど大きな怪物が通せん坊でもしていない限りあれが目的地だろう。前者はありえないので、考慮する必要もあるまい) …ようやく、たどり着きましたね。あと少し…頑張りましょう… (ふぅ、と大きく深呼吸してから、気合を入れなおして。ひとまず、寝床を目指して歩を進め続ける…明日からはいよいよ仕事になるだろう。出来るなら、5日後…何の重みも背負わず、緩やかな足取りでこの街道に戻ってきたいものである) [Thu 17 Aug 2006 06:45:58]
汐姫 > …ううん。きっと、大丈夫だよね… (フルフルと頭を振って。自分の考えが徒労であるだろうと思う。思い込む…最小限周りを見渡してみた感じでは、獣や人の気配はない…さすがに、人の気配がまったくないのは方角があっているか疑いたくなるが。街道を進んでいれば何れはたどり着くはずなので、そこら辺は問題ないはず。きっと、朝方だからであろう…出来れば、馬車の一台でも通ってくれれば安心できるのだが) [Thu 17 Aug 2006 06:37:01]
汐姫 > …でも、それ以前… (無事、たどり着けるのだろうか?…微かな不安。確証はないが、アマウラは近いはず。そこまで心配することもないと思うが…今、野党なぞに襲われたら正直撃退する自信がない。取れる手段はせいぜい尻尾を巻いて逃げるくらいだろう…速さには、それなりの自信がある。ただ、今の状態では、それすら失敗する可能性が大きいのだが) [Thu 17 Aug 2006 06:26:11]
汐姫 > ん… (睡魔を振り払うよう、瞼を拳で擦ってから頭を何度か横へ降る。この四日間、何度か睡眠はとっているが熟睡というほど長時間眠ったことは一度もない。このまま何事もなければ、アマウラにたどり着いて一番に実行するのは仕事ではなく宿屋で睡眠だろう。さすがに、こんなヘトヘトのままでは得るものも得られないだろうし) [Thu 17 Aug 2006 06:18:38]
汐姫 > …はふぅ。もぅ少しだと思うんだけどなぁ… (とぼとぼと、一人街道を行く黒髪ボブカットの少女が一人…相も変らず、首元の赤スカーフと腰の赤リボンが印象的だろうか?その表情、その足取りはさすがに疲労の色が見え隠れしている…元々、体力のあるほうではない。4日とはいえ、永遠と歩き続けていればやはり疲れてくるのだろう) [Thu 17 Aug 2006 06:08:24]
お知らせ > 汐姫さんが入室されました。 『一日中歩き詰めで』 [Thu 17 Aug 2006 06:03:50]
お知らせ > アイシェさんが帰りました。 『( 旋律に耳を傾けながら。 眠らじの侭で扉を閉ざす。 )』 [Wed 16 Aug 2006 16:21:32]
アイシェ >  …   ( 上げたツラがまたかっくり落ちた。 そちらへと向けてひろひろと振られる手は力なく、どこぞのぴちょん君のような心境を示して――曰く、「もうどうにでもして」。 いや最近のぴちょん君は頭からビーム出すけど。 ※何の話※ ) ( 物欲しげな視線には気づかないふりをした。 ) ――…何処かの宗教に元々人はひとつだったと云う説話もある。 それが崩れて言語の多様化を招いたと――さて、卵とひよこ毛玉はどちらが先なのだろうね? ( 人と云う別個のものが共通理念を縁に手を取り合える希望が先にあったものか、元より百なる一を約束されていたものが欲に目を眩ませ崩壊に至る、絶望が過去と未来を彩るものか。 舞台遊戯を見るのは何時だって傍観者。 ) …酔う前に舌を噛みそうだ。 だから、少し黙る。 ( 言って素っ気無く目を閉じる。 雨に相応しき調べの出所は知らず、ましてやそれを子守唄にするつもりもないのだけれど。 ――…白昼には本質的には馴染めぬモノだから ) [Wed 16 Aug 2006 16:19:19]
お知らせ > シェーラさんが退室されました。 『 ――Singin' In The Rain 』 [Wed 16 Aug 2006 16:04:01]
シェーラ > ( 薮蛇。まさに潜む蛇。 はらぺこ星人はいつだって心と胃袋の中に。 )( いやなはなし。 ) ( …かち合った視線が甘味処のショーウィンドウに張り付く子供ような代物だったのは、きっと気のせい。気のせい? ) では、中庸を取って。ますたー・ちょこれーとけーき。 ( 中庸でもなんでもなかった。 )( 護衛側に至っては、その辺りの確認はアマウラに着いてからになるというていたらく。 物欲しげな視線を逸らせば、見やるは外。湿気が増したように感じるのは、錯覚というより雨の所為か。 ) それを尽きぬ共通の可能性と見るか、人の限界と見るかで、また違う物語が紡げるんだと思いますSir. ( こんな会話をしている者は、人ナラズとはまた喜劇。俯瞰の視点はなくとも、舞台遊戯を見るように。 ) むしろ、口にした時点で負けフラグですよね。 ( フラグとか言うな。 ) 非常に建設的だと思います。 求めよ、さらば与えられん――とか謳ったのは何処の宗教だったかは忘れましたが。 ( 脚の位置を組み替える。いざという時の挙動に遅れを出さない為に )( もしもそれを聞かれる機会があれば。お空と同時に否定するかどかは、さて? )  Yes. 無理を通して任を果たせずは本末転倒。 其方も、お気をつけて。揺れが酷くなると推測されます。馬車酔いには、充分なご注意を。 ( 視線が外へと流れる。雨曇る視界―― )( でも。視界以外の感覚は案外に澄み渡っていくもの。 雨は嫌いじゃない。 )   ( だから、口ずさむ旋律を変更。 )  [Wed 16 Aug 2006 16:03:08]
アイシェ > ( 木箱の上で頭抱えた。 うぁ。 ) ( そのまんまの体勢で、左目だけをそちらに向ける。 ) ――…諸々の事情で今回はその名は使ってませんけどね。 混乱を来たさない範囲でしたらどちらで呼んで下さっても構わない。 ( 何を以って混乱とするのかはさておき。 事の始まり、斡旋所の表明の時に他の顔ぶれを確認するような殊勝さを持ち合わせていなかったから、そっちの名を知る御方も居られるとは知らないで居る。 気を取り直して頭を上げ ) 剣は刀、羽根ペンは筆。 大概のものは置換が利く辺り、人の考える事などそうそう変わらないのだと思います。 ( 轍の周期が速度を増す。 御者殿からしたら、悪化する視界を好機と見る野盗を警戒する分もあるのだろう。 ) KOOLはいけない、それは事態が悪化するまじないだと聞いた事がある。 ( 何の話 ) ――…私がそれを聞いたのは、ひとりで何ぞ抱え込むよりは誰かにとっとと相談しやがれとそんな話でしたがね。 よしんば相談にはならずとも、他者と接する事で見えてくるものもあるのでしょう。 ( 今は亡き御方に捧げるよう、雨空へと向けた親指を見るまでもなく、彼女とその主とは当人同士が思っている以上に傍目には良い間柄だったんじゃなかろうか。 ) ――…護衛殿に申し上げるのもおかしな話ですが、頃合を見て休養はどうぞ充分に。 アマウラ行きが我々の最終目的ではないのですから。 [Wed 16 Aug 2006 15:48:32]
シェーラ > ( 弔辞に似た言葉に目礼だけ返した視線が、空の彼方。 )( …先刻までは地平の果てをも包み込んでいた青空を、端から喰らう灰色の雲に、眼を細め。 ) …ちょこれーとけーき。 ( ギルド証の記憶=ちょこけーき。 )( ちらりと、木箱の上に座す姿を見やる視線。 )( …じゅる。 )  …メジャーとされているものが無いのは、不思議な感覚です。それが地域のギャップというものですかSir? でも、そういう例えを聞くと、人は人。括りは近しいものだと知らされる気がします。 ( 人間、何処で暮らしていようと酒だけはあらゆる手段を講じて作り出すらしいですよ? ) ( 翼持つ鳥の影も、遠く。雨足を察して帰路を急ぐ翼だったのかもしれない。 )  御自分ではクールを標榜しておりましたね。KOOLになれ――とか口癖にした時点で負けだと思いました。 ( 誤字のような、違うような。何。 )  少なくとも、トモダチの類はいなかったんじゃないかと思います。 ( ひどかった。 ) …それを狙って私を喚んだのなら、大した慧眼だったとお空に向かって褒めて差し上げたいです。 ( 空に向かってさーむずあっぷ。 )( …涙雨? )  ……濡れないようにお気をつけて。後、すっ転げないよう。 ( 馬車のスピードが僅かに上がった気がする。恐らく、本降りになって視界と路面が悪化する前に、距離を稼ごうという算段なのだろう。 ) [Wed 16 Aug 2006 15:32:31]
アイシェ > ( ――と。 俄かにばらばらと幌を叩く音が響く。 雨。 ) [Wed 16 Aug 2006 15:21:58]
アイシェ >  …  。 ( 生憎おふたりめの夭折がそう遠くない日の事とは知りようもない話、事実の報告に近い淡とした声を無言で聞いた。 推測の限りを出ないが、彼女の方に何の情もなかったとは思わない。 元より感情的になれる手合いではないのだけれど、当事者より感情的な部外者と云うのもおかしいから此方もただ「御愁傷様です」と社交辞令の域に収めた弔いの言葉を述べ。 ) 造詣が深い訳じゃないのです。 仕事柄目にする機会が多いだけで――…私のギルド証を御覧になりましたでしょう? …端的に一例を挙げるならば、トキノミヤコにはプレイング・カード(トランプ遊び)の習慣がありません。 なのでかの国にそれを伝えるならば、それは一体何なのかをいちいち説明するよりは元々そこにある類似したもの――「花札」とでも置き換えてしまった方が話が早いのです。 ( そこまで話し終えて、ひと息。 ――戻る為の翼≠ニ聞いて何を思ったものやら自分でも判らないまま、僅かに満ちた沈黙はされどすぐに破られる ) ――貴女がおちょくるから口数も増えたのじゃないですか、その方。 ( 箇条の形で挙げられた故人の特徴からそこはかとなく想像したのは象牙の塔の住人の姿。 ) もっともそれともひとりきりで篭りがちな御方だったなら、それが気分転換になっていた可能性もあると思いますが。 [Wed 16 Aug 2006 15:20:09]
シェーラ > Yes. 前は――偏屈Masterと、おっとりMadamに。 どちらもお亡くなりになってしまわれたので、只今絶賛無職キャンペーンです。 ( 特に声音が沈みはせずに、事実のみを並べる語調。 ) ( お望みならば、SATUGAIせよとか歌いますが。望みませんかそうですか。 ミドルテンポの旋律が夏風に紛れて消える間際の、小さな沈黙。 ) その過程で本来の意図が失われていくのも良くある話だったりしますか。もしや。 …子供向けの。其方に造詣が深いとは、意外と言ったら失礼に当たりますか、Sir. ( 羽ばたきの音は、地上に届くにはまだ遠い。 言葉が途切れる際は、外部に意識を向けている時。 「此方」に向けられた気配を探る沈黙は、会話の端々に混じり。 )  戻れる鳥ならいいのではないですか。翼はいつか帰る為の指針なのだと私は聞きました。ならば、道行の無事を祈るのは悪くないと思います、Sir. ( さっくりと述べたのは、あくまで私見。 )( 迷い歩いて泣きさざめいても、断絶した地を飛び越える翼があれば帰れるのだろうと。 儚いと取るかは分からぬ、希望の詩。 )( ――純粋に、思い出そうとする為の仕草。首を傾げて、眉寄せて。 ) ええと、Masterの方ですね。偏屈でワガママで気難しくて口喧しくておちょくると中々愉快な方でした。 ( 故人に対してミもフタも無かった。 )( 見上げた空、白い雲に映し出すステキスマイル。 きっと中指立ててふぁきんべいべー。 ) [Wed 16 Aug 2006 15:00:49]
アイシェ > そう云えば貴女は、元は何方かに仕えておいでだったと。 ( はっきりとそう聞いた訳ではないが、会話の中に沈んだ幾つかの欠片を拾い上げて推測の糊で繋いでの結論。 どこかのクラウザー氏( 誰 )が素敵に編曲あそばしたようなアレンジメントの披露の後、急にテンポを落として繰り返される旋律を聴いた。 …そちらがおそらくオリジナルなのだろう。 ) ああ、原文が国境を越えて容れられる際、民族性に合わせて内容を改変する例は少なくはないですしね。 特に子供向けの物語や歌には頓にその傾向が強くて――…その歌もそんなひとつなのかも知れない。 ( 幌に覆われた世界の向こう、青々とした空を見やる。 翼の話をした所為やら、雲の向こうに遠く遠く、何かの鳥の影が見えた。 ) ――…止めましょう。 これから向かうところなのに戻れない鳥の話をするのも余り高尚な趣味とは言えますまい。 …どんな方だったのです、その歌に苦情をなさったのは。 ( 余り深くは考えず、シンプルに話題を切り替えようとしてみた。 ) [Wed 16 Aug 2006 14:46:08]
シェーラ > 私も余りレパートリーは無いのです。 これは昔―― Masterに子守唄を所望された際に歌ってみたら、「切なくなって眠れない!」 そんな苦情の来た思い出の歌です。 ( 思い出ってか因縁ってか。 )( 8ビート刻んで飛ばしてデスメタル化しつつあったメロディを、元の旋律に戻して数節。 ) …元はこんな感じです。 やはり専門の音楽家ではないので、調律は上手くいかないようです。 ( 問題点はきっと其処じゃない。 ) ( ガタゴトと揺れる荷馬車。現実と歌を結ぶ共通項の上で。 ) 帰りたいと嘆く歌ではありますが、原詩は意外と前向きと取れたりするので無問題。 ……翼の意味。それは新解釈。私的には初めて聞きました。 ( 飛んだら飛びっ放しと言えば、情緒は無いが。 ) ( 眩しげに細めた視線の先、広がる空に混じる術を、戻れない可能性の示唆と語る声に、感慨深げに頷く仕草。 ) [Wed 16 Aug 2006 14:32:43]
アイシェ > ( 返る言葉の意味を反芻する。 ) …あんまり歌は知らないや。 でも、何だろう。 ――…   ( 頭上に張られた幌の目の粗い編目を数えるように、視線が上。 ) どこかが何か、合ってないような気がする。 ( 8ビートのドナドナとかどうなんですか。 ――残念ながら曲調とテンポの齟齬にまで思い至れない辺り、男は確かに歌には疎かった。 ) 我々はこれから何処かに向かうところなのに、何処かに帰る歌なんですか、それ。 ――…翼が羨ましいですか。 何処にでも行ける反面、戻って来られない可能性も示唆していると思うのだけれど。 [Wed 16 Aug 2006 14:21:11]
シェーラ > ( 遮るものとて無い街道に、白々と夏の太陽。 見上げれば、雲もまだ遠い青空。 方角的に、この位置からは噂の「赤い柱」とやらは拝みようも無いが。 )  ( 外を窺いながら何か口ずさんでいたものが、視線に気付いて振り返る。 ) 「Dona Dona」 何処かの古い歌です。 荷馬車に揺られている時は、きっとこれがお約束です。 ( 大間違い。 )  ( 発音もはっきりとさせず、何処か物寂しげな旋律をアップテンポで口ずさむから、何かおかしい。 )  ――翼があったらあの大空を飛んで帰れるのに。  辛気臭い歌詞はともかく。 ( 辛気臭いって言った。 )  翼は時々羨ましくなります。涼しそうですし。 ( 空には鳥の影は遠く。鳴き声はいずこから。 ) [Wed 16 Aug 2006 14:11:44]
アイシェ > ( 先日この道行きも、アマウラ東北東の方角に出現した謎の紅を調査するのも「物見遊山」と称した。 そこに何があるのか、その一切を知らぬとは言え無用心ではあるのかも知れん。 ――…投げ遣りな思考はそれでも、護る刃を共連れとしたなら。 護衛の為に危機を意識すると云うのも、卵がひよこ毛玉を生むかのような、些か妙な話だけれど。 )  …………。 ( 何とはなし、同じく荷台に姿を潜めたその護衛殿の方をちらと見た。 ――…呟く声は轍の音にかき消されても、その唇が何かを紡いでいたのは見えたから ) o=Ea=@――…  ? ( 母音の部分しか判らなかった。 何を仰っていたのだろうかと、問う視線がそちらへと。 ) [Wed 16 Aug 2006 13:59:12]
シェーラ > ( 同じ馬車の荷台の上。幌の影に紛れるように、荷台の端近くに座る人影。 )  ( 視線や気配はやはり後方。 景色を眺めていると言うよりは、何か不審なものは無いか、気配が無いか探るような視線。 )    ( でもって、何か口ずさんでいた。小声で。 ) [Wed 16 Aug 2006 13:50:30]
お知らせ > シェーラさんが入室されました。 『( Dona Dona )』 [Wed 16 Aug 2006 13:48:26]
アイシェ > ( 糸紡ぎの車のように、一定の周期を保ってごとごとと音と振動が響く。 射込むような漂白の陽光を反射する街道に刹那、くっきりと濃い影を刻みながら、荷馬車はアマウラ方面へと進んでいた。 ――直射日光を避けて張られた幌の下、積み込まれた木箱のひとつに腰を掛けて後ろ向きに流れる風景を見送っている。 ) [Wed 16 Aug 2006 13:38:31]
アイシェ > ( *ばしゃのなかにいる* ) [Wed 16 Aug 2006 13:32:56]
お知らせ > アイシェさんが来ました。 『( 刻む轍 )』 [Wed 16 Aug 2006 13:32:47]
お知らせ > 汐姫さんが退室されました。 『食事を終えると、すぐに寝床探しは始めました』 [Wed 16 Aug 2006 03:08:59]
汐姫 > …はふ。 (半分ほど、食べ終わってから一息つく。食事は急いで食べるものではない…よく噛んで、よく味わって。できるだけ、食事の時間を長くする…傭兵としては、多分間違いだと思うが。貧乏生活10年以上な彼女にとって、もはやそれは習慣なのだろう) …食べ終わったら、眠る場所も探さないとね。 (不意に、あたりを見渡せば…今のところ、野宿できそうな場所は見当たらない。おそらく、もう少しばかり歩くことになるだろう…夜の闇を動き回るのは危険だが、ここで眠るわけにもいかないので仕方あるまい。半分残ったパンの端を千切り、口の中へと運びながら少女はそんなことを考えていた) [Wed 16 Aug 2006 02:59:34]
汐姫 > …はぐ、んぐ…ん…はぁ。毎日歩き詰めだと、これだけが楽しみになってきますね… (一切れ飲み込んで、素直な感想をそのまま…いや。実際、歩くのは嫌いでないし、景色の変化を見ているだけでも十分楽しむことはできる。こんな街道でも、見渡し続ければ些細な変化があるのだ…大陸帰りとはいえ、狭い世界で生きてきた彼女にはそれだけで十分なのだろう) [Wed 16 Aug 2006 02:46:29]
汐姫 > よし、と…それじゃ、いただきます。 (まず、周囲に獣や賊の気配がないかどうか確認して。安全を確かめた後、袋の上にパンを置き、両手を合わせてお百姓さんに感謝…いや。ここは時の都じゃないし、食べ物もパンなので色々と間違っているが。とにかく、トキノミヤコ式な食事の儀式を済ませれば、紙袋を取り払い、少女はパンを口に運び始める。今回は樫パンではなく、スライスされた食パンのようだ…4日という期間を考えれば、非常食にこだわる必要もなかったのだろう。現地に着いたなら、食料はアマウラで補充すればいいわけだし) [Wed 16 Aug 2006 02:31:40]
汐姫 > あと少し…ですね。 (なんとなしにぼやいたかと思えば、すぐ後ろに置いておいた皮の袋を取り出し…ガサガサと中をあさり始める。取り出したのは、紙袋に包まれた拳2つ分くらいのパンだ…どうやら、このまま遅めの食事に入るらしい) [Wed 16 Aug 2006 02:22:18]
汐姫 > …ふぅ。 (街道脇に座り込み、一息つく少女が一人。今日は別にここで眠るつもりはないため、本当に街道のすぐ横で待機している。無論、街道上で休んでいないのは道行く馬車などに轢かれないためだろう) [Wed 16 Aug 2006 02:15:57]
お知らせ > 汐姫さんが来ました。 『ただいま休憩中』 [Wed 16 Aug 2006 02:12:28]
お知らせ > エリシャさんが退室されました。 『 とぅっ!(おもいっきりジャンプした) 』 [Wed 16 Aug 2006 01:46:01]
エリシャ > ( 鬱蒼と茂る草木を掻き分けて小さな岩場を登りきれば、幾らか視界が拓けた。 遠く横たわる深い深い暗闇は海だろう。 あそこが行き止まりだと考えれば目的地は遠くない。 さっき見えた古城と海の位置関係を確かめて方向を修正して、滑るように崖を降りていく。 人間が住んでいないのがはっきりとわかる闇の中で、明らかに人工のものと思える灯りが幾つかちらちらと見えた。 其処だ。 先客が何人かいる筈だし、間違いない。 ) [Wed 16 Aug 2006 01:42:42]
エリシャ > ―――――にしてもなんだろね、ロクな予感がしないっていうか。 ( 赤い光の柱。 そういう報告だった。 自然の光にしては奇妙なものだし、魔術的なものだとしたらそんな辺境で行われる大々的なものにいい予感がするわけもなく。 古城で骸骨男が出逢ったという奇妙な女――――なんだったか。 ) “ヴァイオレート”。 そうそれ。 ( 過去何度かヴェイトス市に姿を現し、真正面から喧嘩を売ってきた悪魔の名前を思い出す。 その関係者だか部下だかが古城に現れたのが先日。 それでヤバイっていうんで一仕事終わったしアマウラに撤退していたわけで。 ) …その関係だったら本当面倒かもね。 ( バッチリ的中しているなどと知る由も無く、邪魔な蔦や草をナイフで払いつつ、行軍は続く。 ) [Wed 16 Aug 2006 01:35:54]
エリシャ > ( 古城方面に向かう道は当然利用者も少なく、荒れている。 罅割れて間から草の伸びた石畳の馬車道が見えてきた頃、そろそろ遠くに古城が見えてきた。 地図で見る限り、この辺りから東に街道から外れた方が良さそうだ。 もともと道は酷いもんだが、今度こそ道なき道を突き進む事になるだろう。 腰の後ろに挿した一番大きなナイフを逆手に引き抜いて右手に、左手には火を灯したカンテラを。 土と草の匂いの濃い闇の中に向かっていく。 ) [Wed 16 Aug 2006 01:28:55]
エリシャ > ( 入ったばかり× 行ったばかり○ ) [Wed 16 Aug 2006 01:16:38]
エリシャ > ( アマウラから出発して暫し。 目的地はそう遠くも無く、入ったばかりの方向。 丁度良いといえば丁度良いし、そこそこ大き目の収入になりそうだった。 出島で十分な休養をとったし、古城探索と違って確固とした目的がある仕事は久しぶりだ。 傭兵の娘はマイペースに歩を進め(※結構速い)、明日には目的地に到着できそうな距離まで進んでいる。 骨トレジャーハンター? いや…どっかで…見失った…! ) 棺桶ごとね…! ( 出島の出入りが自力で出来ない怪しい骸骨人間と最近はつるんでいる。 しょうがないから死体のフリをして棺桶に入ってもらってるんだけどまぁ適任かと。はまり役かと。 でもカロっちゃん、あんま棺桶引きずって街に出入りしてるとそろそろ私胡散臭いよ。 ) [Wed 16 Aug 2006 01:16:05]
お知らせ > エリシャさんが入室されました。 『 アマウラ⇒光の柱 』 [Wed 16 Aug 2006 01:07:00]
お知らせ > 汐姫さんが退室されました。 『そんなわけで、少女は3〜4時間眠りにつく』 [Tue 15 Aug 2006 02:55:42]
汐姫 > ん…そうだね。仮眠している間だけなら…大丈夫だって。そう思おうっか… (コテン、と横になれば。どうやら、火を着けるのは諦めたらしい…やはり、リスクが大きすぎる気がする。だからといって、族に見つからないよう街道から離れすぎるのもそれはそれで危険だ…だったら、このまま。朝起きて、体中虫刺されだらけになっていないよう祈りながら眠ろうと思った。なんとなく、あまりいい夢は見れないような気がしたのは…きっと、気のせいではあるまい) [Tue 15 Aug 2006 02:55:27]
汐姫 > …考えすぎかなぁ? (はふ、とため息。そう…考えてみれば、自分は一人。火を番する人物がいなければ、どれだけ下準備をしても寝ている間ソレが消えてしまう可能性のほうが大きいだろう。それならば、別に悩む必要のないことなのかもしれない…毒をモツ何かに刺されたとしても、そんなときのために薬草を常備しているのだから) [Tue 15 Aug 2006 02:34:42]
汐姫 > けれど…寝るときは、どうしようかな。 (うん、と少しばかり考え始めて…うん。起きて間は、何も問題ないのだろうけど…寝ている間でも、この辺りなら族の心配もなかろう。街道沿いだけに、獣に出くわすとも思えない…ただ、虫。それと、爬虫類…蛇の類だが。これだけは、どうにも防ぎようがない。大きいものなら、気配を感じて起きる事もできるかもしれないが…小さいモノに関しては気づきようがない。それが毒を持つ種のモノであれば、なおさら最悪であろう) [Tue 15 Aug 2006 02:27:34]
汐姫 > この時期は、火をつける必要がなくて助かりますね。 (岩の一つに背を預けるようにしながら、呟く…空を見上げれば、満点の星空。闇を照らす月の光。そして、周囲は真夏の夜にふさわしい蒸し暑さ。昼間よりは遥かにマシな部類だが、それでもじっとりと汗が染み出してくる…獣避け、という意味合い以外では火をつける必要はないだろう。無論、ここが山中ならその意味合いだけでも十分活用すべきものではあるのだが…ここは街道だ。獣より、族のほうが出現率が高い気がする…そして、相手が族ならば、獣避けの火は返って目印になってしまう。ゆえ、今はそれを活用することなく、ただ暗闇の中に身を委ねているという訳だ) [Tue 15 Aug 2006 02:17:53]
汐姫 > そろそろ半分、ですか… (街道のややはずれ…『かくれんぼ』をするなら御誂え向きな岩場が一つ。その裏で、まるで本当に隠れているかのような少女が一人いる…いや。比喩ではなく、実際本当に隠れているのだろう) [Tue 15 Aug 2006 02:10:37]
お知らせ > 汐姫さんが来ました。 『只今、野宿の最中です』 [Tue 15 Aug 2006 02:04:30]
お知らせ > ルゥさんが退室されました。 『(漸く風景が代り始める頃は、ヴェイトス市は遥か後方)』 [Tue 15 Aug 2006 01:32:40]
ルゥ > ……街道って、結局の処── 代わり映えしなくって、つまらないですね。(ふむり。 あまり変わらない景色を、凄い速度で後方へ追いやりながら。 向かい風を切って、ぐんと前へ進む。) [Tue 15 Aug 2006 01:32:06]
ルゥ > (街道を、一路東へ。向かう先はアマウラ。アマウラよりさらに先である。) [Tue 15 Aug 2006 01:00:46]
ルゥ > (白ローブの裾を翻して、駆ける女医。 都市伝説か何かになりそうな勢いである。) [Tue 15 Aug 2006 00:58:46]
お知らせ > ルゥさんが入室されました。 『(鎧に羽兜を背負い袋につめて)』 [Tue 15 Aug 2006 00:56:20]
お知らせ > ナナオさんが帰りました。 『ちなみに宿屋の自室には「ちょっとアマウラに行ってくる。おやつは机の上よ」って置き手紙※一緒』 [Mon 14 Aug 2006 23:05:50]
ナナオ > (苦笑い。) ―――さて。 (落としていた視線を上げて、前を見る。 ――アマウラとティアンの分かれ道まで、もう少し。 其処まで付いたら、一時休憩しよう。 暗闇の中――見渡すばかりの黒の海は、変わらぬ雨音に満ちている。) 久し振りにアマウラの飯が食えるんだ―― もう少し楽しい気分で行こうぜ、アタシ!(声と共に馬の腹を蹴る。 歩く程度だった速度が、徐々に上がって―――馬は夜の街道駆けて行く) [Mon 14 Aug 2006 23:02:45]
ナナオ > ―――あの頃と変わったと思うんだけど。(変わってないのかもしれない。 成長している?していない?身体的なものは直ぐに分かるけど。 外套の下で手綱を握る力が強くなる。 ――今回は、自分で「自分」の確認作業のつもり。何が出来るようになったのか、何がどう変わったのか――…) ………。 (我ながら、ちょっと自分らしくない理由だと思う。 これから行く場所が、面白そうな場所じゃないってことも原因だろう。)――――忍耐力は、変わってないかも [Mon 14 Aug 2006 22:52:07]
ナナオ > (実際の所はアマウラでの聞き込みや、キャラバンの商人――オアシス近くの住人に聞けば分かるだろう。 特に砂漠の住人たちは、夜に輝く赤い柱を見逃したりはしないだろう。――賑やかなアマウラと違って、砂漠の民は夜は夜の中で眠るから。どんな話が飛び出すやら――……アマウラという事もあり、時期柄火薬事故の可能性もある。 赤い火星でも暴発させたとか、そう言うオチだったら笑って帰ってこれる)  ―――………花火かぁ。 (かつて花火師として食い扶持を稼いでいた頃を思い出す。 ――ヴェイトスにきた当初はそれくらいしか稼げる手段を持っていなかったから。つっても、本当に微々たるもんだったが) [Mon 14 Aug 2006 22:42:08]
ナナオ > ――――………今年は雨が長いな。(一人旅の独り言は、誰に拾われること無く雨音の中に混じる――。 辺りに視線を巡らせて、再びフードを目深く引きおろした。この分ならば問題なく到着することが出来るだろう。 馬も慣れた様子で抜かるんだ泥道を走る。 )――――宜しく頼む世相棒。 今回はアマウラに付いたら留守番だから、のんびり出来るぞ。 ちょっとした旅行だと思って頂戴。 (馬の首を何度か撫でて手綱を握りなおした。―――さて、少しずつ頭の中を切り替えねば。――今回はアマウラからの依頼だ。 赤い柱が何なのかを探るのが仕事だ。 アマウラから東北東――頭の中の地図は、依然あの辺を探索した記憶に照らし合わせ、古城方面で何かが起こったのだろうと思っている。) [Mon 14 Aug 2006 22:35:41]
ナナオ > (アマウラへの道は何度も通っている。迷うことは無いだろうから、真っ直ぐに着けるはずだ。 …尤も、この雨が止まなければ、馬の為の休憩は多くなるだろう。 その分遅くなるのは間違いない。それでも…明日の昼には到着している筈だ。 )――――――………。(久し振りの一人旅だ。 ――油を塗った鞣革の外套のフードを少し持ち上げる。暗い街道には人影どころか動くものの姿すら見えない。 聞こえるものは馬の蹄の音と、自分の息遣い――後は、雨、雨、雨―――) [Mon 14 Aug 2006 22:27:31]
ナナオ > (街道を道順に東へ進む。 ――アマウラへは明日の早朝には到着する予定だ。 ) [Mon 14 Aug 2006 22:21:07]
お知らせ > ナナオさんが入室されました。 『(馬の背に乗り)』 [Mon 14 Aug 2006 22:16:40]
お知らせ > セレニアさんが退室されました。 『( 綴られた文字に、置物のようにおとなしくしていようと誓う )』 [Mon 14 Aug 2006 15:57:17]
セレニア > …一人と二人は違います。 …それに… 私だって戦い方を知らない人よりは… ( どこを攻撃すれば有効とか、それを躊躇わずに行える事とか。 少しは、戦える方だと思いたい。 力になれると思いたい。 …それでもかえって足手まといになる気はしてしまうから、ちょっと小さくなりつつ…。 体調について否定しないティフィスを、心配そうに見つめよう ) ―――はい。 分かりました。 ( 勿論だ。 …ヴァンパイヤの存在さえ感知しなければ、それは約束できる…。 従順に頷いて ) [Mon 14 Aug 2006 15:56:47]
お知らせ > ティフィスさんが帰りました。 『中間管理職みたいなものですから、責任は当然降りかかります。』 [Mon 14 Aug 2006 15:48:14]
ティフィス > ( 体調は相変わらず悪い。ろくに休むまもなく、こうして長旅にでなければならないのだから。 ) 『女一人が二人になったところで、何が変わるわけでもないでしょう。貴女はヴァンパイアに対しては有利に戦えますが、普通の人間相手では無力です。』 ( それに、聖教会からどんな話を受けるのかもさだかではない。道中、セレニアを危険にさらしたくはなかったのだが、ここまで付いてきてしまったのなら仕方ない。 ) 『その代わり、道中おとなしくしているのですよ。毎日聖書を読むことも忘れずに。神への祈りも然りです。』 ( それから、雨の中走り出す馬車に揺られながら、最後にこう綴った。 ) [Mon 14 Aug 2006 15:47:38]
セレニア > ( 〜のたのたしているのも実は同じくらいな筈なのだけど。 バカマスターが心配で急いだみたいです。 自分のせいでと考えるのもあるし… なんだか酷く、嫌な予感もしたものだから… ) …それは… …マスターの体調は、良好とは言えない状態だと思います。 一人旅は、危険と判断しました。 …それに、私のせいで呼び出されたのかもしれません…。 …辞令が下りたばかりのあの時、私の行動の責任を、全てマスターが負うのは変です…。 ( 教会の意のままにとは言わない。 マスターの指示でもない。 自分で考えて、こうした。 …それにしてはあまりにアクティブな行動だったから… それが余計に悪いことをしているようで… でも我慢出来なくて、小さくなって…。 〜優しい微笑を向けられるまでもじもじと。 向けられたら、ほっと表情をやわらげよう ) …ありがとうございます。 ですがマスター… 私の勝手な行動まで、マスターが責任を負う事はありません。 …同行を許可したのはマスターですが、無理を言って連れて行ってもらうのですから… ( 既に連れ(違)が馬車に乗っていた事や、筆談である事に遠慮したのかもしれない。 値段は結局、安くも高くもないその中間で落ち着いて。 自分の分は自分で払う。 …その言葉に異を唱えつつも、導かれるままに馬車へと入ろう… ) [Mon 14 Aug 2006 15:39:09]
ティフィス > ( なんでって、そりゃぁトロいからですよ。のたのたしているうちに追いつかれました。ウサギと亀。 ) 『では問います、ティフィス。聖堂に勤めるあなたがそこを離れるというからには、それ相応の理由が必要です。貴女にその理由はありますか? なければ勝手に私を追いかけてくる行為が”いい子でいること”なのですか?』 ( 怪訝な顔で何度も問いただす。けれど、自分で判断したこと、という言葉を聴けば、しかたがないな、と諦めて。 ) 『――お金は持っていますか? 貴女が自分でそう決めたのなら、その責任を背負うのも私の勤めでしょう。いらっしゃい、セレニア。』 ( 優しく微笑んで、馬車へと導く。 ) [Mon 14 Aug 2006 15:27:00]
セレニア > ( 馬車側の主張はいざとなったって何の役にも立たない女の子は割高。 護衛は付くと言っても、何かの時に力になれる人は一人だって多い方が良いから。 〜対する薄紅色の瞳が奇妙な…これも割高の原因かもしれない…尼僧服のままの少女の主張は、体重が軽くて荷物も少ないのだから割高はおかしい、というもの。 …そうこうしていたら、その馬車から降りて来る探し人に… あれ、なんでまだここにいるの? と驚いた風に表情に乏しい目を見張る ) ―――ぁ。 ( とはいえ。 探していたとは言え… 『待っていなさい』という意味であろう手紙を受け取っていたのも事実。 『えーと』 と、ちらーり視線を逸らしたり ) …こんにちは、マスター。 ………。 ……それは、違います……。 言伝は、『いい子にしているように』というものでした。 私は私の判断で、最良と思える選択を――― ( もごもご。 やはり表情は乏しいけれど、困っているらしい。 視線は逸らしたまま、妙に間の空く話し方 ) [Mon 14 Aug 2006 15:20:28]
ティフィス > ( なんだか外が騒がしいので見てみると、あれなんでここにいるの? と困り顔で目を丸くする。それはまぎれもなく、おとなしく聖堂で待っているようにと伝えてあったセレニアそのものであった。慌てて馬車を降りると、のてのて歩み寄った。 ) 『なにをしているのです? セレニア。聖堂にいなさいといったはずです。』 [Mon 14 Aug 2006 15:12:23]
セレニア > ( 違いと言えば、奴隷馬車ではなく本物の馬車という点くらい。 安いとは言え収入0の修道女は出費に気を使う。 向こうでの滞在費とか、帰りの馬車代とか。 ヴェイトスでひっそり暮らすなら1・2ヶ月は平気そうなくらい持っているけれど… 身一つで頼れるものもないという状況は、少し心細い。 …それでも急がないといけないから、選り好みはせずに… ざっと見て回って規模に対しての費用が一番安い馬車に乗り込もうとしていた )   ( ただちょっと、費用の事で揉めてしまって… ああでもないこうでもないと言っているのが、馬車の窓からでも見えるだろうか ) [Mon 14 Aug 2006 15:10:25]
お知らせ > セレニアさんが入室されました。 『( ヴェイトスへ来る時も、利用した )』 [Mon 14 Aug 2006 15:02:50]
ティフィス > ( ティフィスはそれほどお金に余裕があるわけでもないので、クリスティアに向かう人たちが使う合同馬車にのせてもらうことにした。これは、乗客がお金を出し合って乗車するというシステムであり、貧しい人でも集めあったお金から、護衛を雇っての集団移動ができる画期的なシステムなのである。 ) ( ティフィスもお金を払うと、道中同行してくれる護衛の傭兵さんに挨拶をして、大きい馬車に乗り込んだ。 ) [Mon 14 Aug 2006 15:00:47]
お知らせ > ティフィスさんが来ました。 『(クリスティア行きの馬車が集まる停留所。)』 [Mon 14 Aug 2006 14:58:13]
お知らせ > 汐姫さんが帰りました。 『こんなこと…お姉ちゃんが知ったら、怒るよね…』 [Mon 14 Aug 2006 05:15:58]
汐姫 > …………アマウラ。 (歩みを止めず。ふと、目的地の名前を呟く…自分の生まれ故郷。姉は、けっしてそうだと口にはしなかったけど…以前、アマウラへ入ったとき、確信した。心の奥底に仕舞いこんであった、小さな欠片が蠢くのを感じた…間違いない。自分は、あそこの風景に見覚えがある) ………大事にだけは。したくない…ですね… (沈む表情と声の中に、小さな決意…故郷とはいえ。アマウラという街に愛着はない…見覚えがあるだけで、実際はただの一度行った事のあるだけの街。けれど…それでも、特別な感じ上が芽生えてしまうのは。きっと、そこに…) [Mon 14 Aug 2006 04:56:45]
汐姫 > ………できれば。人に害のないものであってほしいのですけど… (火柱も。謎の生物も。この依頼事態、無害を確認するだけの徒労なものであってほしい…と、思うのは。さすがに…都合が良すぎるだろうか?) ………世の中。そんなに上手くは…いかないよ、ね… (少しだけ、沈みがちに呟く。もちろん、そうであることに越したことはない…そうであってほしい。しかし、今まで…震え、伺い、怯え続けながら生き抜いてきた自分には…世界は、そんなにも甘くない。そう思えて、ならない。) [Mon 14 Aug 2006 04:48:04]
汐姫 > それにしても、アマウラへ向かうのはこれで二度目ですか… (ふと、以前赴いたときのことを思い出す。あの時は、フェンさんも一緒だったし、足のツテもあったから楽だったけど…今回は、徒歩。道のりは遠く、危険も倍以上のものになるだろう) けれど…不満は言っていられませんね。何せ… (あちらはもっと危険かもしれないのだから。アマウラのはずれで上がった火柱…そこから現れた得体の知れない生物。人に害を及ぼすかどうかなどは聞いていないものの、言葉だけ聴くとあまりいい気はしない。警戒をしておくにこしたことはないだろう) [Mon 14 Aug 2006 04:42:38]
汐姫 > (関所を潜り抜けて暫く。そろそろ、ヴェイトスが見えなくなってくる頃だろうか?日はまだ昇りきっておらず…空模様は朝の白と夜の黒が混ざり合ったような薄闇。とはいえ、まだそこまでヴェイトスと離れているわけでもないから、危険も少ないだろう) [Mon 14 Aug 2006 04:37:29]
お知らせ > 汐姫さんが入室されました。 『さて、いよいよ出立です』 [Mon 14 Aug 2006 04:34:18]
お知らせ > 汐姫さんが来ました。 『さて、いよいよ出立です』 [Mon 14 Aug 2006 04:33:53]
お知らせ > 錫音さんが退室されました。 『…… 気付けば、手は…刀の柄に掛かって、いた』 [Sun 13 Aug 2006 00:33:48]
錫音 > …… 考えとゥも、仕方あらンとゥわァ… 良く、けェ…(そして…それから、そう言葉吐き出せば… 足を再度前に出し、ゆっくりと進んでいくだろう―― やけに、足取りが重いな、等と…他人事の様に思いながら… ) [Sun 13 Aug 2006 00:32:52]
錫音 > まッ…指令ン方は…大しとゥモンでも無い… っとぉ信じとォしのォ… ウチにとったァ…こっちン方が重大…けぇの?(そう、吐き出し…また、一煽りすれば―― 見遣るのはアマウラの方角。視線は…気持ち、その向こう側を意識し…――) ほォんにのォ… 大したモンじゃァ無ゥとォ良ゥんじゃァがの…(… ポツリ…吐き出せば、視線外し… 地面へと吐息落として―――― どうしてだろうか?酒を飲んだ後だと言うのに、唇が乾くのは ――頭の中、そんな疑問を思い浮かべれば… 舌打ち、一つして…) [Sun 13 Aug 2006 00:31:16]
錫音 > (帰ったら、先ず怒鳴られるだろうか? 其れより先に、ド突かれるだろうか? 下手をすれば、刀の峰で打っ叩かれるだろうか? 頭の中、巡る想像… 其れに、苦笑―― ちょっと引き攣った其れを更に深めれば… 腰の瓢箪を掴み…軽く、一煽りし――) …… 何ぞゥ、久しぶりィ賭けしとっとォ良ゥかっとゥわ…(自分がどれだけの惨状に逢うのか… 無論、賭けを持ちかければ相手――隊の伝令役にド突かれるのは目に見えているが… だが、まぁ…それでも気休めにはなるだろう、とは思う訳だ。 色んな意味で) [Sun 13 Aug 2006 00:28:02]
錫音 > ―――― いや、まだ大分あっとゥけぇのぉ…(道の最中… 吐き出し、遠くを見遣る視線を細めれば… 吐息と共に目算一つ。 多分、遅くとも明日の夜には着くだろうが…とは、一応は頭にあるが…) …… まっ…もうちぃーっとゆっくぅだァも良ゥかもしれンとゥがァの… (頭の中、アマウラの光景に顔を合わせたくない上司の姿を重ねてしまえば… 苦笑と共にそんな言葉一つ、漏らして…) [Sun 13 Aug 2006 00:25:12]
お知らせ > 錫音さんが入室されました。 『「そろそろアマウラ、けぇの」 遠く見遣りながら呟きつつ吐息、一つ』 [Sun 13 Aug 2006 00:21:58]
お知らせ > ステアさんが退室されました。 『その速度はいつもより、少し遅め。追跡者が見失う事等ない、速度。』 [Sat 12 Aug 2006 02:10:25]
ステア > ・・・・・・・・・。 (暫く、視線を気配のする樹の陰に向けていたが・・・向こうもこちらをやはり見ているのだろうか。 やがて諦めたように、目を伏せる。) 雨の中、その翼で付いてくるのは大変でしょう? それに、私が今から向かうのは・・・もしかするととても危険なところかもしれない。 それでも――? (ポツリ、ポツリ、と虚空に呟けば・・・座っていた岩から腰を上げる。 そうして再び、歩を進めだし・・・) 付いて、来るつもり? (背中越しに呟き、再び吸血鬼はヤマウラを目指す。 [Sat 12 Aug 2006 02:09:16]
ステア > ――・・・それに。 (ふと、視線を泳がせれば・・・その先は少し離れた木の枝で、止まる。) ならず者、と言うなら、ズーッと追ってきているのも・・・いるけど。 (そう、私は着けられていた。ヴェイトスを出てからずっと・・・ソレは空から・・・或いは木の上から、ずっと私を監視するようにしながら付いてくる。 気配には何となくだが多少、覚えがあるが・・・定かではない。)  [Sat 12 Aug 2006 01:54:23]
ステア > (ヴェイトスをもう出て二日・・・人の行きかう街道を通るのはあまり本意とはいえないけれど、迂回している時間はない。 一刻も早く、あそこへ・・・この、ドロリ、とした不気味な違和感のする方へッ) は、ぁ・・・本当に、最近雨ばかりですね・・・ (半分泥濘と化した様な地面を踏みしめ、ローブに伝う水滴を眺めながら呟く。 本当に、雨が多い。) ――――はぁぁ・・・。 (何度目の溜め息だろう、近くの岩に適当に腰を下ろせば小休止。 アマウラはもう少し先だと言うのに・・・こんな調子では、ロクに進めない。 それに、こんな夜更け・・・ここいらは盗賊や強盗の類のならず者達も多いと聞く・・・ できる事ならば、速めに抜けたい・・・。 [Sat 12 Aug 2006 01:48:25]
お知らせ > ステアさんが入室されました。 『宵闇に紛れてる吸血鬼、一つ。』 [Sat 12 Aug 2006 01:37:52]
お知らせ > 錫音さんが退室されました。 『「鬼が出とゥか蛇が出とゥか…」 呟く唇が、妙に乾くのは気のせい…だろうか?』 [Fri 11 Aug 2006 20:04:42]
錫音 > (気だるい…それ以上に、この先に進むのが嫌だ。 なんて、ふっと思ってしまえば―― 慌てて、その考えを振り払う様に頭を振り――) まっ… ウダウダ考えっとゥも仕方あらン…か(己に言い聞かせるのは、そんな言葉。ソレを吐き出し… 拳をギュッと握り締めれば、重い足を…強く、強く前へと踏みしめ、て――) ――――― ( そのまま、無言で…足早に街道を歩くだろうか。 今は、一先ずはアマウラに着く事だけを考える様に… 淡々と、前へ… 前へ、と――――) [Fri 11 Aug 2006 20:03:56]
錫音 > ――――…… (公の調査依頼が飛ぶ以上、単なる山火事等ではあるまい。 では、一体なんだ?妖術や魔術的な要素があるのは何となしに推測出来るが―― 歩きながら、思い巡らせ…思案する様に顔を歪めれば… 腰の瓢箪をグィっと掴んで一煽りし――……) …… はァ…何ぞゥ、ロクなモンであっとゥほしゥモンじゃァーがの(…その方が、面倒が無くて良い。 酒臭い吐息と共に、気だるげに吐き出せば… 妙に、前に進む足取りが重いな…なんて、チッと舌打ちを一つと共に思って――) [Fri 11 Aug 2006 20:00:14]
錫音 > まっ… 寺なァ、アマウラで見つけとゥは良ゥけェの… (それなら、報告がてらにさっさとアマウラに行くべきだったか。 なんて… 思えば苦笑一つと共に、頭の中で「こらァ言い訳にもならンとォな」なんて漏らし――) …… まっ…こン嬢ちゃんァ供養しとゥたァ…例ン光ン調査じゃァの… にしとゥも――(―――― それから、直ぐに頭を切り替えれば… 次に思い浮べるのは…例の、指令にあった光の事。 紅い光――アマウラ側は重要視していないらしいし… 自分を偵察に向けるという事は、欧州隊も重要視しているか危ういが… どうにも、気になる気がする――) [Fri 11 Aug 2006 19:52:16]
錫音 > そぉ言っとゥぁ… 先月ァ…顔ゥ出しとゥはのうけェのォ…(思い返し、ポリポリと頬を掻けば… 思い浮べるのは、怒り心頭な様子の上司の姿。 まぁ、報告の予定を一月も遅らせてしまえば、誰だって怒るだろう――) ウチもなァ… 色々とやっとゥ事ァ、あっとゥンじゃァがのぉ…(その脳裏の顔に言い訳する様に、ポツリ独り言漏らし… 見下ろすのは、袖口の… その中に忍ばせた荷物の中に混ざった小さな蛇の亡骸―― 結局、ヴェイトスでは良さ気な神社や寺を見つけられなかった訳で… ) [Fri 11 Aug 2006 19:43:35]
お知らせ > 錫音さんが来ました。 『「一先ずは、報告も兼ねてアマウラに戻れ」 密偵に告げられた言葉を思い返しながら…街道を歩く』 [Fri 11 Aug 2006 19:38:24]
お知らせ > 藍音さんが帰りました。 『雨止み見て歩けば、明日には目的地に到達するだろう。』 [Fri 4 Aug 2006 02:36:13]
藍音 > ――今暫く、だな。(雨の勢いは暫く衰える様子無し。 ならばせめて疲れを取るかと、荷物纏めて丸くなってみる。 視界及び火気確保のための焚き火の熱は冬以外じゃ帰って鬱陶しく、寝てる前に消えてしまったらそれでいいか、位の心境だった。 用意してあった薪を数本放り込んで。) [Fri 4 Aug 2006 02:35:41]
藍音 > (然し考えてみれば約半年振りとなる自国文化圏への帰還。 米の飯を食い裸で風呂に入り、床に布団引いて寛ぐチャンスといえるかもしれない。) 願わくば、面倒の無いものであると良いが。(折角だから時間を作り、向こうで出来ない事を色々と行い溜めておきたいものだ。 故に夜通し歩きもしていたわけで―― 袖捲って屋根の外へとちょっと手を出してみる。)  [Fri 4 Aug 2006 02:31:46]
藍音 > (「来たる道を遡り其の侭アマウラに至れ」 と、雨に濡れて飛べなくなってしまった連絡用の式は語る。 自分が借り出されるからには何かあったのだろうが、理由までは小さな羽根では運びきれなかったようだ。 覚悟キメつつ想像に任せるしかない。) これではあの2人に礼も言えんな。  そのうち機会もあろうが・・・・(汗でベタつく服を反脱ぎにしつつ、束ねた符を団扇にしてぱたぱたとこぉ。) [Fri 4 Aug 2006 02:26:59]
藍音 > (祖国朱鷺の都の夏は湿気の多いものだったが――此方も中々どうして、雨に祟られる日の多い場所らしい。 街道の旅人用に設けられた休憩所、木組みの屋根は所々雨漏りしつつも、辛うじて直撃を防いでくれていた。  真っ直ぐヴェイトスに帰れていれば、こんな夜を過ごさなくても良かったのだが――) [Fri 4 Aug 2006 02:23:11]
お知らせ > 藍音さんが来ました。 『雨宿り実施中。』 [Fri 4 Aug 2006 02:22:17]
お知らせ > セレスさんが帰りました。 [Tue 1 Aug 2006 00:48:18]
セレス > ―――――すご…悪意……や、め…だめ……ひンッ…そこ―――だめぇ……( 荷台の片隅で淫らな声を上げ続ける聖女を黙らせる事は出来ない。 誰も彼女の身体に起きている事を理解出来ないし、共感もできず、いつもこの手の発作の後、頬を真っ赤にして謝り続ける姿を見せられているのだ。 彼女の嬌声を非難することは、彼女の存在自体を非難することと変わらない。 聖教会の紋章が描かれた幌馬車は、最低限の人員だけを乗せて、ヴェイトス市へ向かった。 ) [Tue 1 Aug 2006 00:48:10]
セレス > ( 行くしかないな。という3人共通の決定が下され、馬車は一路ヴェイトス市に向けて走り出す。 聖教会への報告は事後承諾になるが、聖女認定自身の要望であるといえば無碍には出来まい。 実質彼女にろくな発言権が与えられていないにしても体面上は。 )  [Tue 1 Aug 2006 00:38:54]
セレス > ―――…原因も たぶん ヴェイトスに 近…近い所、で、う………!!! ( 酷い痛みに呻き、両目を覆う黒い目隠しから涙の筋が毀れる。 身体中を刺激する原因不明の責め苦にだらしなく舌を出しながら息を荒げ、次第に聖女の声は艶を帯びて淫猥なものに変わっていった。 狭い馬車の中、直ぐ其処に二人の神官と御者が一人居るという事を理解していてもそれを止める事は出来ず、神官たちは各々見えないフリ聞こえないフリをしながら目を逸らす。 聖女が「あッひぃッ」と甲高い悲鳴を上げる嬌声が、妙に大きく響いた。 ) [Tue 1 Aug 2006 00:27:45]
セレス > ―――――…ッ、かっ…けふッ…あ………大聖堂…ヴェイトス市…行きましょう――――クリスティ…けふっ…クリスティアまで、持ちそうにありません、から―――――( 拘束衣の効果を強める為に目隠しと手枷足かせまでつけ、他人が見たら誘拐されているのか奴隷なのかという姿の聖女は横になったまま、口の端から垂れる涎を拭う事もできずに途切れ途切れにそう告げる。 近場の聖域といえる場所は確かにヴェイトス市大聖堂が一番近くて強力だろう。 ) [Tue 1 Aug 2006 00:20:24]
セレス > ( 街道の端に停められた馬車の中、“聖女認定”セレスティアはもう何日も苦痛に喘ぎ、朦朧とした意識のまま魘されていた。 悪い周期ではなかった筈だし、今は特別おかしなものを体内に取り入れているわけでもない。 暴走を防ぐ為の拘束衣は正常に機能していて、その上でなお激痛は続く。 立ち上がるどころか、付き添いの神官の問いかけに返事を返す事すら出来ない状態。 馬車の御者と二人の神官が途方に暮れた深夜、ようやく聖女は言葉を発した。 降り始めた雨の所為か、もともと真っ白な身体の血色がさらに悪い。 ) [Tue 1 Aug 2006 00:15:47]
お知らせ > セレスさんが入室されました。 『 発作は治まる気配を見せず――――。 』 [Tue 1 Aug 2006 00:11:07]
お知らせ > シャリネさんが帰りました。 『(小さな矢の入ったクロスボウは、そこにおかれたまま・・・・・)』 [Sat 29 Jul 2006 17:10:37]
シャリネ > はぁっ、はぁっ…(何かから逃げてくるようには知ってきた少女。背中にかけたクロスボウを、そっとおろして街道の隅に置いた)・・・ふぅ…(そしてまた振り返り、逃げるように走っていく。こわい…やっぱり、闘う力のない私には…。少女は足早に逃げるように去っていった) [Sat 29 Jul 2006 17:10:08]
お知らせ > シャリネさんが来ました。 『(急いで走ってくる少女の姿…)』 [Sat 29 Jul 2006 17:08:37]
お知らせ > 危娘@逸れ街道さんが退室されました。 『(千切られた首と身体が、吹き上げる血を浴びながら。天は嬉泣きしているのだと考えた。)』 [Tue 11 Jul 2006 21:07:36]
危娘@逸れ街道 > (ほら、世界の。   何処までも行ける。)     [Tue 11 Jul 2006 21:05:55]
危娘@逸れ街道 > (十字傷の下の瞳が、屈託無く弧を描く。おずおずと、柔らかく。) (ひっそりと、己の口元に指を持ち上げた。秘密だよと言う風情。)  ―――――――………ありが、――…とう……?   (一言一言、区切るように囁いて。にっこりと面差しを傾けた。髪が一房、どさり、肩から落ちて、地面の泥濘に蹲る。  皺深い額にそおっと唇を押し当てて。)            (緩やかに離してから。  左手で引き抜いた鞭を、振り上げた。 きっと、直ぐに。 雨を弾く、風切り音。) [Tue 11 Jul 2006 21:04:56]
危娘@逸れ街道 > (フードの下から覗く口元が、ひっそりと微笑んだ。すっかり血が流されて、白っぽくぶよぶよと膨らんだ、老女の皺深い肉の半顔も、20秒遅れて虚ろ笑む。人生の執着に脳裏を巡ると言う灯篭の中で、自分は彼女の娘に見えたのかも知れない。  外套姿より小さなその身体の半分が、馬車の残骸に押し潰されていた。助かる事は無いだろう。身体を乗り越えて持ち上がった車輪の傍らに、少しばかり撒けた内臓も、雨に洗われて清楚に白い。   老女の。瑪瑙の櫛を掴んだ指が、戦慄いて。死に際につらつらと上がった。  濡れそぼった黒髪に届くまで、もう十センチも無い。)   [Tue 11 Jul 2006 20:59:12]
危娘@逸れ街道 > (すると、しわがれた指が、ひくりと蠢いた。        まだ、生きている―――。) [Tue 11 Jul 2006 20:52:57]
危娘@逸れ街道 > (余りにもあっさりと、人は死ぬ。  余りにも平等に、終焉は訪れる。)  (―――それ見ろ。この世で間違いなく優しくて正当なのは、死の退廃そのものじゃないか。)   (のけぞるように喉を反らすと、濡れそぼったフードが首の後ろに落ち、白い面差しが露になる。瞬きの少ない黒々の水晶体に、空の涙が一粒落ちて、硝子のように弾け散った。 鏡面のような瞳に、緩やかな愉悦と安寧が満ちる。血の気の無い唇が、心からの安堵の笑みを結んだ。  柔らかい腐臭。水に晒された白っぽい肉。大地に死んだ血の赤が染みて行く。  生きている時は、あんなに人見知りした有機質な何もかもが、平等な死色の無機質に変わると、こんなにも慕わしい。もう老女は喋る事も、笑う事も無い。自由になった魂で、世界中の。きっと何処までも行けるんだ。クリスティアにも飛んで行ける。会いたがっていた娘夫婦を見守って、孫娘の顔を見届けて。温かみなどと言う不確かさも、もう彼女を「害」さない、愛しいひとびとの傍に何時までも寄り添えるだけの存在になって――。)   (ゆらり恍惚の足取りが老女の傍に直ぐ近い。傍らまで来て、蓮華の花が萎れるように、くたくたと膝を付いた。   彼女の灰色の頭髪に、怖れげも無く手を触れて。掻き上げる。)   [Tue 11 Jul 2006 20:51:37]
危娘@逸れ街道 > (見下ろす足元の布切れに、竜胆の刺繍の藍色が見て取れた。)  (顔を上げる動作は緩やかに。フードから零れ落ちた黒紗の髪が、雨雫を含んだ風を孕み、動きに合わせて眼の高さにつらり持ち上がり、萎れ、角膜を覆う前に。その眼の端。ガンディア風の紅いケープはすぐに見付かった。)  ゆらゆらと近付くに連れ、雨でけぶる視界の中、それはおぼろげに鮮明な死を形に映す。 左の横向きに倒れた身体に敷かれる形、皺枯れた指の先に、瑪瑙の櫛が握られている。 陽気な乗り合い客たちに頑なに背を向けた自分に、彼女は至極穏やかに話し掛けてくれていた。この旅を最後に、馬車を畳んで、クリスティアに居る娘夫婦と共に暮らすのだと言っていた。生まれたばかりだと言う、孫娘への手土産だったのだろうか。  その櫛で、己の髪をも梳いてくれたがるのを、気後れを覚えて無言に頭を引いたのだった。微かな交友。   動かなければ良かったのにと、自分でぼんやり思うのを、不思議な気持ちで佇んだ。  天を見上げると、雨。) [Tue 11 Jul 2006 20:42:14]
危娘@逸れ街道 >  (それでも藍色外套の、黒い瞳の中も、また似た気な映像を思い起こしていた。廃村へふらりふらり。墓参りの道程。御者兼運営主である、ガンディア風の紅いケープを頭から巻いた老女を、数日前の夕方は見上げていた。) (「こんな時間に、若い娘さんがお一人で。」) ( 年月が皺と刻まれた笑顔。かさかさに乾いた皮膚が模る、素朴な慈悲の面差しを、あの時自分は、目深に被ったフードの下、どんな顔で見上げていたか。 手を引かれて、幌の中へ入れられても、自分に取っては、ちっとも親しみの念を呼び起こさない触れ合いだったに思い出す。膝を抱えて、客席の端。薄暗くがたつく馬車の天井を見上げると、厚い布の一面に、竜胆の花の刺繍が丁寧に施してあった。老女の温かみがふわり感じられた、その時の。こそばゆいような微かな気持ちを、自分に腹を立てたように振り払ったのを覚えている。 くたりと瞬き。) [Tue 11 Jul 2006 20:34:55]
危娘@逸れ街道 >  (焼け焦げのような板切れや、泥濘に塗れた麻色の布や、壊れた人形に似て、道しるべ宜しく転々と横たわる人々が、雨と夜のモノクロームの色彩に、寂しくも鮮やかに眼に付いた。野盗にでも襲われたものなのだろう。夜は呆気ない死を良く見ている。それは泣きもするか。 くらり、幽鬼の足取りに土を踏んで、緩やかに死の色濃い範囲へ近付いた。)    (数時間前は、それは確かに。街道沿いの農家の運営する粗末な乗合馬車で、その板張りの客席には、確かに垢抜けない辺境廻りの商人や、ヴェイトスの市場へ作物を卸しに行く農夫達が乗り込んで居たのだろう。  其処には笑いはあっただろうか。洗練されなくとも、せいかつの貧困さを伺わせても、たぐいなく暖かい触れ合いがあったのだろうか。 イキモノたちの残骸からは、そんな記憶の何ひとつ。外套の脳に伝わらない。解らないけれど。) [Tue 11 Jul 2006 20:25:49]
危娘@逸れ街道 > (中天の夜から降る雨が、真新しい死地になった逸れ街道を濡らす。空は泣いているのかも知れないけれど。これから夏になるのに、と。如何してヒトとは暖かい季節の前に、こんなにあっさり。冷たく死んで、冷たく殺してしまうのか、と。)  (天の正当性など解らない。死んだ有機物の血と肉と木と繊維が湿った外気に腐れる時の、独特の粘着質の腐臭が支配する範囲。小さな世界の中、一人。有機質と無機質の境界線を彷徨う気に、虚ろ直立した小柄な藍色の外套姿もまた、死の温度と良く似た風情の両の双眼をじっと持ち上げ、哀しげ、泣き続ける天を見上げていたが。)  (瞬きひとつ。視線を蜻蛉のように前方へ傾けた。死臭芳しい大地へ。) [Tue 11 Jul 2006 20:16:13]
危娘@逸れ街道 > (しとど濡れる藍色の布の下。虚無色に黒い瞳の中を、眩々の死が漂っている。) [Tue 11 Jul 2006 20:08:22]
お知らせ > 危娘@逸れ街道さんが来ました。 『(見上げると、黒々の空に雫。)』 [Tue 11 Jul 2006 20:07:21]
お知らせ > インディさんが退室されました。 『 当然ながら、後を追うハンターコンビの事など知らず。⇒アンデット砦へ 』 [Fri 30 Jun 2006 22:10:17]
インディ > ( やがて視界の向こう、街道沿いに数十m置きに並ぶ大きな松明が、一端分岐した。 其処が砦行きルートの目印だ。 然し、その目印以降は松明は灯されていない。 細くなった道が、濃い暗闇の向こうへと続いているだけだ。 ) ………流石に薄ら寒くなる光景ね。 軍、もう撤退しちゃったのかしら。 ちょっとくらい駐留しててもおかしくないけど。 ( 此処からは自前で灯りを灯さなければ駄目そうだ。 馬の速度を緩め、カンテラに灯を入れた。 ) [Fri 30 Jun 2006 22:06:15]
インディ > 1400年前後、ってとこね……で、竜とネイティブの呪いっていうのは――――( それとは別件だろう。 砦を建造した土地が悪かったのか、後年戦争が沈静化して打ち捨てられた砦に何かがあったのか。 砦について調べても、ネイティブに関連する記述は残っていなかった。 ) ……案外、新発見の匂いがするじゃぁないの…♪ [Fri 30 Jun 2006 21:58:40]
インディ > ( 街道はなだらかに西へと続き、ヴェイトス市からそう遠くない所で国境付近の砦へと曲がる道に至る。 歴史的にはそう古くない―――ホワイティア入植後のものだし、来歴もはっきりしている。 ネイティブ弾圧時には砦を作るよりも片端から追い立てて不毛の地に追い遣った筈だし、むしろあれは後から入植を開始したマウーラ藩に対するものだ。 先に島に入り、既にある程度土地に地盤を作っていたクリスティアは有利。 結果、ブラティリア奴隷の時代があり、ヴェイトス市の地盤にホワイティア文化が根付いているわけだ。 ) [Fri 30 Jun 2006 21:54:05]
インディ > やっぱ外よね外! 閉じ篭っておべんきょばっかしてたら腰曲がっちゃうわ。 学生達にも外歩かせようかしら本当。 ( 妖精の森でも地方村まででも良いから、遠出させてレポート提出、とか。 夏の課題に良いかもしれない。 今から生徒達の嫌そうな顔が思い浮かんだのでとりあえず「うるさいだまれもう決めた」で通そうと思う。 遺跡発掘は会議室でやってるんじゃないのだ。 ) [Fri 30 Jun 2006 21:47:21]
インディ > ( そんなわけで学者先生は元気です。 ) だいぶ進んだし後ちょっとよーっ! ( その後無事、砦までの道のりを調べ、レンタル馬(命名、愕天王)を調達して街道へ。 アンデット砦目指して一路街道をクリスティア方面に向けていた。 乗馬は「一応出来る」程度で、もっぱら荷馬として活用しているが、夜になってちょっと気分がハイなのか、背に跨って飛ばしてみる事にした。 どうせずっと真っ直ぐな街道だし、あんまりのろのろしている方が襲われやすそうだし。 ) いやっほー! きンもちいいー! ( 別にお酒ははいってない。 ) [Fri 30 Jun 2006 21:41:43]
お知らせ > インディさんが来ました。 『 進め!愕天王ーっ!! 』 [Fri 30 Jun 2006 21:36:39]
お知らせ > ヴァリスさんが退室されました。 『( そして、彼はその文字を見つけてもう一度、「くそっ」と呟いた )』 [Wed 28 Jun 2006 22:45:16]
ヴァリス >  ――――くそっ ( 彼はぎりっと歯軋り一つ残し拳を思いっきり地面へと叩きつけた ) ―――考える時間なんてたくさんあったんだよ。 ・・・・・・ ( 彼は顎の汗を拭い、くそ、ともう一度呟いた ) ―――――、どうすんだよ。俺 [Wed 28 Jun 2006 22:43:05]
お知らせ > カジカさんが帰りました。 『“渚”と一文字。書き記しておけば─ (霧も又、嘘のように晴れて)』 [Wed 28 Jun 2006 22:39:35]
カジカ > それこそ。 頭を冷やし、誰かとじっくり相談してみると良いでござろ。 ──よくよく考えて、それでも尚必要なのであれば。 (気配は、其の侭霞むように消えて) [Wed 28 Jun 2006 22:37:16]
ヴァリス > ( そして、彼は見当違いであるかもしれないけど、その気配を感じた方向に走り出そうとするだろう ) [Wed 28 Jun 2006 22:33:20]
ヴァリス >  ――――。 ( 彼は黙ったまま腕を組み、その声を聞いた ) ――――そうだね。 ・・・・・貴方が言ったとおりだよ ( 彼はその気配の方向に睨むような視線を送る。 それはとても見当違いの場所を睨んでいたのだけど ) ・・・・・俺は、大切な人が欲しくて、大切な何かを守りたくて、それで結局不相応なほどたくさんなものをもってしまって、結局今度は切り捨てるようなことをするのが、今の俺だよ ( ぎりっ、と奥歯を噛締めた音は静かに、 )( そして、立ち去るような気配の音に彼は慌てた ) ――――ちょっ! 待てって! 頼むっ! [Wed 28 Jun 2006 22:32:56]
カジカ > ──然様な身勝手な理由で振われたのでは、形見分けした刀の主も、───さぞ浮かばれん事でござるなぁ。 (がざ。 枝の揺れる葉摺れの音。 立ち去らんとする気配を感じる事が出来るだろうか? ) [Wed 28 Jun 2006 22:30:50]
カジカ > 妙な事に、拙者には。 ぬしの物言いは、まるで逃げない理由イイワケを探しているように聞こえるでござる。 (ヴェイトスを離れると生活出来ない? まったく共感できない泣き言に聞こえるのは、どこへ行っても生きて行けるという自負が齎す傲慢だろうか? 否) …護ろうと身体を張った事もある娘がどうやらぬしを疎んじて今や諍い合う仇敵に。この街を離れたくないが、相手が向かってくるので已む無く 殺して後腐れなく安楽なこの街で家族や友人と楽しく過ごそう。 ぬしが言ってる事をまとめると、そういう事でござるな? [Wed 28 Jun 2006 22:26:12]
ヴァリス > 確かに、そうだけど。 それは無理 ( 彼は首を横に振る ) ・・・・確かに、そうすれば逃げられるでしょ。 でも、 ( 彼は思い出す。 彼女のことを、だ ) ・・・・家族を養うにはこの街にいるしかない。 ・・・・・。 ずいぶんと大変だよ。 ( それに ) ・・・・・決着がつけたいのは、俺だよ ( それには耳が痛いな、と彼は思う。 確かに、自分はそこまで強いわけじゃない ) ・・・・・・・。貴方は俺に家族を連れて逃げろ。 というのでしょう。でも、そうすると生活できない。 ・・・・・。 この街に居るしかないんだ。俺達は [Wed 28 Jun 2006 22:13:49]
カジカ > 守りながら、戦いながら。おぬしがそう器用にこなせる男には、悪いが拙者には見えんでござるよ。 (肩を竦めた。当然分厚い霧を越してみること叶うまいが。) [Wed 28 Jun 2006 22:11:31]
カジカ > 前のときにも言ったでござるが。 ヒトはそれほど多くのモノを抱えられるわけではござらんよ。 おぬしの命、ぬしの刀。前のときの娘子の命。 天秤に掛けて、刀を諦めて二つの命を選んだのでござろうよ? [Wed 28 Jun 2006 22:09:19]
カジカ > 逃げてみてはどうでござろうか? ぬしが懸命になれば、“大切なヒト”を庇いながらどこか遠い町で暮らす事も、さほど難しい事ではござるまいよ。 [Wed 28 Jun 2006 22:07:08]
ヴァリス > ( 彼は首を傾げる。 解決?  ) ・・・・・・それは、なに? [Wed 28 Jun 2006 22:06:53]
カジカ > …ふむ。 一つ、解決手段があるのでござるが。 [Wed 28 Jun 2006 22:05:24]
ヴァリス > ・・・・・・・ぬあっ ( 彼は慌てて思考をまとめに入る )( 思ったことをそのまま口にしてしまっている。 むむむむ、と彼は唸る。 )( そうやって悩むこと数分 ) ・・・・えーと。まあ、ね。吸血鬼の女の子が居てね。 ( どうにも話を聞いてくれるようであることに彼は安堵の吐息を吐き、 ) ・・・・。まあ、色々あったんだよね。今、その子はVHに追われてる。 ――で、俺はその子と敵対することになった。 ・・・・・ ( 彼はそっと思い息を吐く ) ・・・・・・。俺一人が殺されるなら、かまわない。でも、ね。家族とか。大切な人とかが、もし、その子に襲われるなら――。せめて、俺がとどめを刺す。 そう、思ってる ( 彼は一度首を振り、 ) ・・・・・・・。大切な人を守るためなら、俺は―――。 戦うよ。どうやっても ( そうして、彼は重々しく、ゆっくりとメイド忍者の最後の問いに首肯するだろう ) [Wed 28 Jun 2006 22:02:28]
カジカ > ──甘いから、戦場には立つな、と前の修羅場では言い置いた記憶があるのでござるが。 相手を屠る、気構えが出来た、と。 そう受け取ってよいのでござるか? [Wed 28 Jun 2006 21:57:20]
カジカ > …む? (支離滅裂でなんだか良く判らない) …ぬし、ヴァリスと云ったでござるか。 まず深呼吸。一回、二回。  ……すまんが、判るように話してもらわんと困るのでござるが。  と、いうか。 (断片的ではあるが、刀が欲しい。理由は戦うため。 戦う相手はよくわからなかった。 VH? 吸血鬼の女の子、では話が通じない気がする。) …ぬしは甘い。 [Wed 28 Jun 2006 21:56:15]
ヴァリス > ――――だよね。まあ、この状態で俺のことわかるのって貴方だけみたいだし? ( そういって、彼は困ったように首を振る ) ( こうなっては、まあ、命を取るも取らないも目の前のメイド忍者しだい ) ――――。まあ、ね。包み隠さず言いますと ( これはまあ、信頼するしかないのだろうな、と彼は思う。 ) ・・・・・。自己紹介ってしたかな。ヴァリスっていうんだけど ( およそ一年前、他人の頼み一つで殺そうとした少女の命を見逃してくれるような人だ。 ) 聞いたことあるかな。吸血鬼の女の子を助けるためにVHを殴ったり殺そうとした犯罪者 ( だから、彼は勝手に信じようと思う ) ―――。その子とね。戦おうかな、と思うんだ。 もちろん、ただ戦うだけじゃなくて、仕事にも使いたいんだけど。 街の外に取材に出かけるのにナイフ一本じゃあ心細いし。ね [Wed 28 Jun 2006 21:50:21]
カジカ > 一つ勘違いをしているようでござるが、ぬしの現状は、条件を付けられる立場なのでござろうか? (苦笑する。 勝手と言えば、あまりに勝手な言い分だ。 椅子代わりの梢を蹴って帰ろうかと思ったくらい。) 拙者とて、オニではござらん。 理由くらいは聞いてやっても良いでござるが。 (そもそも、誰にも話さない、とかいう条件自体にあまり意味が無い。お互いに知り合いでもなければ、共通の知人がいるわけでもなし。) [Wed 28 Jun 2006 21:41:50]
ヴァリス > ―――――。あー。 ( 彼は頭を掻きつつ、意識を声の方角に向ける。しかし、それは本来の貴女の場所よりも左よりではあるのだけど ) ――――。だから、勝手なお願いだと思うよ。 でも、ね。 ( 彼はそっと息を吸い、吐き出した ) ・・・・・・・また、その刀の力が欲しいな、と思う時がきたんだ。もちろん、貴方には関係ないことだとは思う。 ( 一息の間を入れ、 ) ―――。頼む。お願いします。 もちろん、タダでとは言わないよ。 理由を欲しいと言うなら全部話す。包み隠さず他の人に話さないと言う約束でなら。 何か代わりのものを差し出せといわれたら、できるだけ差し出す。 どうだろう? [Wed 28 Jun 2006 21:35:55]
(樹上の何か) > あれが、生かされた後、どう変わろうと拙者の知ったことではござらん。 善い子になったならば、ぬしのやった事は間違っては居なかった。 それで胸を張ればよいのではござらんか? 他に何の不満があろうか。 [Wed 28 Jun 2006 21:28:10]
(樹上の何か) > 拙者は、あれを殺すと云うた。 ぬしはそれを助けたいと。 命を贖うには、命に代わるものを。…ぬしの言葉と約定は (そこで言葉を切って) ──随分と、軽いものなのでござるなぁ。 [Wed 28 Jun 2006 21:26:43]
ヴァリス > ( 彼は自分の姿を確認する。 以前と変わらない服装。 模造刀の入った袱紗とつま先に鉄が入ったブーツと鉄板つきのリストバンドと銀ナイフ。 まあ、装備はこんなところかな ) ―――。忘れました、なんていったら駄目かな。 ・・・・・やっ、憶えてるよっ ( 彼は周りを首だけで回して確認する。 彼は霧が出てくる前の風景を思い出す。 身体の向きから街の方角を予想。 ) ――あの子は真面目だよ。もう忍びはやめたそうだよ。 ( 彼はそっと息をつき、声の方角から居場所を探そうと視線を回らせ、意識を集中する。 )( 自分が他人よりも僅かに優れてるところなんて集中力くらいか ) ―――。勝手なお願いだな、というのはわかるよ。 でも、ね。 刀を返してくれるととても助かるかな、と。 それじゃあ駄目かな? [Wed 28 Jun 2006 21:24:36]
(樹上の何か) > ふむ、刀を? 拙者がぬしから刀を取り上げた際のいきさつ、忘れてはおらんでござろうな? (霧を貫く零度の視線。感覚10は伊達じゃない。) …詰り、『あのときの娘子の命はもう要らん』、と。 そういうことで良いのでござるな? [Wed 28 Jun 2006 21:19:49]
ヴァリス > ( 視界が白に覆われる。 彼は驚くよりも先に動こうとする。 )( 一気に地面を蹴り、その場から離れようとするだろう ) ――――や。用件と言うほどでもなかったりするんだけどぉ ( 彼は周りの風景を確認できないことに恐怖を感じながらも、 ) ・・・・・えーと。単刀直入に言いますと。 刀を返して欲しいかな、なんて ( あははは笑いを最後に付け足して ) [Wed 28 Jun 2006 21:17:11]
(樹上の何か) > (霧が掛かる。 薄く、視界が曇ったかと思うと、瞬く間にミルクのように濃くなっていく。 延ばした手の先が霞んでよく見えない程の霧──いかにも不自然なそれ──を展開し終わるや) ……さて、呼び出した用件を聞こう──。 拙者に何用でござるか?  [Wed 28 Jun 2006 21:13:36]
ヴァリス > ( 今日の天候は晴れである ) ・・・・梅雨明けまでもう少しかなぁ・・・・ ( 彼は気だるそうに首を回し、 ) ? ( ふっ、と首を傾げた )( 何かがおかしい。 そういえば、なんだか視界に微妙な靄が出てきたような気がした ) ・・・・気のせい? ( しかし、靄にしろ霧にしろ季節がなぁ、と彼は思う。 彼は寝ぼけているのだろうかと目を擦り、それでもひやりとする感覚が抜けない。 )( 彼は徐に、僅かに身体に緊張を張りつつ、緑樹から背を離そうとする ) [Wed 28 Jun 2006 21:07:48]
(樹上の何か) > ( 複雑に印を組む。 それは水を触媒に霧を張る忍術【水流霧幻陣】。 元から霧でも出ていれば、もっと簡単に出来たのだけれど。 この季節柄、仕方ない。(あと1巡。) 霧が展開したら、話しかけようか。) [Wed 28 Jun 2006 21:04:18]
人影 > ( 彼は緑樹に背を預け、何度目かになる溜息を漏らした ) ・・・・・ ( それにしても、と彼は思う。 )( 今更刀を返して欲しいなどと言うのはムシがいい話ではないだろうか。 ) ・・・・断られたりしたら、どしよっか ( 彼はうーん、と悩みつつ腕を組み ) ―――― ( 意識の底、何かが引っ掛かるが勘違いとして彼は処理してしまう ) [Wed 28 Jun 2006 21:00:09]
(樹上の何か) > (カンテラの灯りが近づいてくる。樹上から見やったそれは…確かに、見覚えのある、それ。 今日は無駄足ではなかった。 とても、とても残念な事に。) …。 (腰から下げた水筒の栓を抜くと、無言で印を切る。まじまじと顔を見られて覚えられるような真似はしたくない。 煙幕くらいは張っておいても撥は当るまい。(あと2巡)) [Wed 28 Jun 2006 20:57:08]
人影 > ( ゆらゆらと揺れるカンテラの光。それは件の場所までやってくるととまり、右に左にと揺れるだろう ) ・・・・・今日も居ないのかな、と ( そして、彼はそっと溜息を漏らした。 まさか木の上に居るなんて知らない彼はその場で立ち止まり、樹に背を預けようとするだろう ) [Wed 28 Jun 2006 20:52:04]
●○゛●@(樹上) > (実際の処、主持ちであったならば気に留めもしなかった事だろう。不況と偶然と気まぐれが、彼のメイド姿をココに居さしむる。) [Wed 28 Jun 2006 20:49:23]
お知らせ > 人影さんが入室されました。 『( その人影は街の方向からてくてくと歩いてくる )』 [Wed 28 Jun 2006 20:48:49]
●○゛●@(樹上) > (それはそれとして、来て待機してみる。 律儀さ半分、残りの半分は暇だったから、と言えよう。) [Wed 28 Jun 2006 20:47:59]
お知らせ > ●○゛●@(樹上)さんが入室されました。 [Wed 28 Jun 2006 20:46:21]
お知らせ > セレスさんが帰りました。 『 やがて遠く微かに、鉱山のシルエットが見えてくる。 』 [Wed 28 Jun 2006 03:05:44]
セレス > ( ごとん、と馬車が大きく揺れた。 白っぽい軟毛が跳ね、兎みたいに赤い瞳が薄く開くと、起きて見張りをしていた聖職者が「大きな石を踏んだようです」と穏やかに告げる。 そして、まだ少しかかるから眠っていて構わないと。 寝惚けたままの聖女は、少し遅めの反応でコクリと小さく頷いてまた瞳を閉じた。 ぷす、と幼児のような寝息がすぐに聞こえ始める。 ) [Wed 28 Jun 2006 03:01:20]
セレス > ( クリスティア城から南、湖畔に程近い寒い所に聖女の住む修道院がある。 その地下室は神聖な場として結界を張られ、聖女はその中で生活することでコンディションを保っている。 外に出るには、今現在カソックの下に着込んでいる黒い拘束衣が必須だった。 先の聖剣戦争の際は聖剣の力添えもあってか幾らか楽であったが、今回はそうもいかない。 いきなりの発作的激痛に悩まされないよう、薄くゆっくりと、一定のリズムで呼吸をしながら眠っている。 ) [Wed 28 Jun 2006 02:53:30]
セレス > ( 大袈裟な護衛は無く、精々護身具を持った聖職者がもう二人、御者も含めて3人が同行する程度。 一応自身も護身用のクォータースタッフを持たされては居るが、ただの木の棒のくせに、先の聖剣戦争の剣よりも重かった。 無いよりはマシ、程度だろう。 聖女認定、と呼ばれる娘は大仕事の前にゆっくりと身体を休めるべく、現在荷台で小さな寝息を立てている。 昼間は久しぶりの街道にはしゃいで外を見ていたものだが、あまり肌が強くない体質上、すぐにヒリヒリしはじめて顔を引っ込めてしまった。 ) [Wed 28 Jun 2006 02:46:46]
セレス > ( 久しぶりに外に出る“仕事”が来た。 体調も整ってきた所だし、そろそろ復帰したい所だったし丁度良い。 明日には到着できるようにと早朝から出発した馬車は、何度目かの休憩を経て夜道を進んでいた。 聖教会が寄越した聖職者が御者を務める。 目的地は、クリスティア領内にある鉱山。 不吉な事故が続き、鉱夫達が仕事を躊躇っているという。 ) [Wed 28 Jun 2006 02:37:28]
お知らせ > セレスさんが来ました。 『 馬車の中、一人眠る。 』 [Wed 28 Jun 2006 02:33:01]
お知らせ > ヴァリスさんが帰りました。 『――。さて、今日は帰ろう(そう思うまで彼はそこにいた)』 [Tue 27 Jun 2006 22:13:37]
ヴァリス > ( そして、見回した結果として思う。 ここなら、すぐに見つけられるだろうか、と )( 無論、相手は忍びである。 初夏に入ったヴェイトスの草木はぐんぐんと急成長し、膝下まで伸びた草は多い。 もちろん、身を伏せれば隠れるぐらいにはその面積も大きい )( だから、 ) ・・・・・あの人なら、きっと隠れられるな ( 彼の、傭兵時代の経験がそう告げていた。 ) そうなったら ( 気づかれないで近づくことも可能だろう。 )( そう考え、彼は静かに首を縦に振る ) ――――驚かされるな。きっとっ。わっ! とか、ぐあ! とか、ケロッ! とか、ケロケロリ! とか [Tue 27 Jun 2006 22:05:01]
ヴァリス > ( それにしても、と彼は思う ) ・・・・・匿名希望。わかってくれたかな ( 名乗りはしていなかったから、あまり変わらないと思う )( それでも、匿名希望としたのは他に問題があったからだ )( あの掲示板は、多くの人間が見る )( 探し人であったり、募集であったり、会う約束であったり ) ・・・・・。他の人達に、見られる可能性があるからね ( 彼は首の背に手を回し、揉みながら思う )( できれば、『本物』を手に戻すことが出来たのなら、出来るだけそのことは伏せておきたいな、と ) 無理、かな ( 彼は視線をゆっくりと街道に向けながら、思う。 すこしでも、隠し事で隠し札が多く出来たらいいな、と。 ) [Tue 27 Jun 2006 21:59:14]
ヴァリス >  ・・・・ ( いや、と彼は首を横に振る )( とりあえず、最初の説明で押し切ってしまおう。 )( さて、と彼は思う )( たぶん、出されるであろう、約束を果たせるかどうか、である )( 確か、と彼は首を捻りつつ思い出す )( ・・・・・人間としての道を踏み外したら、俺が斬る。 だったか ) ・・・・・できるかなぁ。いや、 ( 彼は首を横に振り )( するんだな、と思う ) ・・・・・・、まあ、最近は静かだし、そんなことがないことを祈ろう ( だが、 )( あの子とは別に、 )( その刀を別の子に向ける可能性と言うのを、彼は解っていながら考えないようにしていた ) [Tue 27 Jun 2006 21:54:18]
ヴァリス > ( かといって、探そうとは思わない )( 懐に銀ナイフ。背には模造刀。爪先に鉄が仕込まれたブーツ。黒のズボン。灰色のシャツ。 街に居るときとそう変わらない服装で彼は立ち、そしてまた大きな溜息を漏らした ) ・・・・・あったら、何を言ったらいいかな。えーと ( 彼は顎に手をやり少しだけ悩んだ ) ・・・・・・うん。やっぱり最初はありがとう、だよね。お礼言ってないような言ったような・・・・。 でも、ありがとうございました、だよね ( そこからどうやって話そう。 )( すいません。仕事で街の外への取材とかしたいんですけどナイフ一本じゃあ不安なのです。ですから、刀を返してはくれないでしょうか ) ・・・・・ ( それとも? ) [Tue 27 Jun 2006 21:51:26]
ヴァリス > ( アマウラ方面、歩いて一時間かからないところ )( まあ、ここはそんな場所だ。 何かあったら走って街に逃げれば安全な場所。 )( でも、その気の緩みがとても危険なことなのだということは、彼は思い出す ) ―――。まあ、ここで襲われたわけだしね ( 彼は吐息一つ漏らし、再び視線を空へと戻した )( 雨具を持ってくればよかったかもしれない。今にも泣き出しそうな空から彼は視線を外し、 ) ――――あれば。回収してないナイフとか転がってるかもな ( そうして、見渡したところでナイフは見つからなかった。 月が出てればまだ確かめようがあったのかもしれない ) [Tue 27 Jun 2006 21:46:55]
ヴァリス > ( 街から出てそう長い時間がかかる場所ではない )( 兵士が近いせいか、妙な安心感がある。 彼はゆっくりと首を回し、 ) ・・・・・。返事は無いけど、ここらへんだった、よね ( 彼は街道から僅かに逸れた場所に立っていた。 今にも泣き出しそうな空を見上げ、彼は困ったような顔で呟いた ) ・・・・・・今日、来るとは思わない、けどさ ( それでも、下見ぐらいはしておきたいものだと思いながら、彼は模造刀の入った袱紗を担ぎなおした ) [Tue 27 Jun 2006 21:43:36]
お知らせ > ヴァリスさんが入室されました。 『(振り返れば、街の明かりが良く見える)』 [Tue 27 Jun 2006 21:41:06]
お知らせ > 藍音さんが退室されました。 [Tue 27 Jun 2006 09:00:33]
藍音 > (死に損ないが陣を組んで闊歩し屍の竜が吼える異界の跡地。 終いは騎士団を初めとする街の部隊に蹂躙されたというが、残る痕跡は多かろう。 未だ死臭と兇気に彩られている筈の目指す空を、宝探しをする少年のような瞳で見詰めつつ。) [Tue 27 Jun 2006 09:00:28]
藍音 > (アマウラ側の国境――目標たる砦に近付くにつれ、地形の起伏が激しく湿度の高いあちら側の気候に変わる。 雨の日もさらに増えるのだろう。 不快を越えるだけの得るものがあると良いのだが。) 不死者の砦―― 今は再び死の砦 か。 (携帯食代わりの菓子を齧りつつ、街で得た噂に思いを馳せる。) [Tue 27 Jun 2006 09:00:02]
藍音 > (大抵はつまらない視察に終始するので現場志向の連中は嫌がるのだが、自分にとっては好みの仕事である。 低危険度・高収穫のビッグボーナスである確立が高いし、さもなきゃサボり放題だ。) ・・・・後は季節柄さえ何とかなればな。(夜雀や鬼火を使役し符術を好む陰陽巫女(厚着)の身としては、雨は大敵である。 できるだけ日を選んだものの、出発早々曇り空を見上げる羽目となっていた。) [Tue 27 Jun 2006 08:58:46]
藍音 > (本土からの増援や外部からの戦力導入もあってガチンコでも相応の対応力を持つに到ったが、陰陽寮の仕事はやはり情報命。 正確に敵を知り、対抗する術を見出す事――簡単に言えば成されるべき事を成す技だ。 故に、一度片付いた事件の事後調査なんかも偶に行ったりする。 本来は移動費が出るのだが、急ぎたいので自分で捕まえた乗り合い馬車。 荷物と一緒にがたごとと揺られてく。) [Tue 27 Jun 2006 08:58:17]
お知らせ > 藍音さんが入室されました。 [Tue 27 Jun 2006 08:58:07]
お知らせ > アシムさんが帰りました。 『 Welcome to veitoss. ( 巨人の体内に飲まれる。 )』 [Thu 8 Jun 2006 00:12:38]
アシム > ( この街で何をすべきなのか、後日下命が下されるのか流刑者は未だ知らない。 正しく郷里と一切の縁を断ち、過去は抹消してこの街で果てよと言うのか。 はたまた人間の洪水のような街で、見事役立たずの汚名を返上して見せよとの意思なのか。 夜風に孕む服の中に仕込まれた一見何の変哲もない糸は絞首用の、こまごまとした雑貨を詰める麻袋は砂を詰めれば立派な鈍器。 後者の予想が当たった場合、遠からず殺人の命が下るのだろうか? ――… それをも拒絶したなら、転がるのは己の方? )  ( 背後の彼に尋ねてみても答えは得られないだろう。 急かされるまま家畜のように歩みを進めて、 ) [Thu 8 Jun 2006 00:11:42]
アシム >  ――――――――。  ( 背後にちくりと針の気配は、今もどこかで見張っているのだろう監視者の視線。 振り返っても姿は見えない、兵士でも戦士でもなく暗殺者の姿が背後の闇に溶けている。 立ち止まった被護送者を「早く歩け」と急かしている。 この先、あの巨人の腹に飲まれるまで姿なき気配は数メートル離れた背後で尾行を続けるつもりなのだろう。 ゲートをくぐる際に振り向いたなら彼の姿も見られるものかと考えたが、実行に移すのはやめておいた。 小さな集落の同郷の出のこと、きっと知っている顔だろうから。 改めて踏み出す一歩を以って、その承諾の証とした。 少しずつ着実に巨人が近くなる。 ) [Wed 7 Jun 2006 23:59:36]
アシム > ( 道の先に遠く、夜をも照らせとばかりの明かりが、不自然に直線で構成された濃い影を作っているのが見える。 砦のような城壁のようなそれは、街を囲う外壁なのだと聞いていた。 こんなに大きな建造物を見るのはもちろんこれが初めてで、巨人に睥睨でもされているような威圧感を感じた。 夜風がいつも以上に冷たく感じるのは、怖気もあるのだろう――多分。 ) [Wed 7 Jun 2006 23:45:53]
アシム > ( 足に伝わる硬い土の感触が物珍しくて軽く立ち止まる。 駱駝を降りて歩くこと数時間、砂の途はいつしか、旅人や荷馬車やその他によって踏み固められた自然の道へと様相を変えていた。 ――砂漠では見たこともない風景がそこにはあった。 ) [Wed 7 Jun 2006 23:31:08]
お知らせ > アシムさんが入室されました。 『( 街道を行く。 )』 [Wed 7 Jun 2006 23:25:35]
お知らせ > 錫音さんが帰りました。 『とりあえず、暫しの間は… 彼をおちょくり覇気を戻す所存か。』 [Thu 1 Jun 2006 00:13:41]
お知らせ > 利光さんが退室されました。 『は、はぁ・・・(相手の調子が戻れば。街につくまで翻弄されるか―)』 [Thu 1 Jun 2006 00:12:14]
すっかり勢いの抜けた便乗者 > (訂正…そン為→そン時ァ為) [Thu 1 Jun 2006 00:09:50]
すっかり勢いの抜けた便乗者 > ………… まっ…ウチらァ握っとゥモンは、そン為ンモンかもしれんけぇの( 口に出すのは、推測程度の戯言。 吐き出せば、街の灯を眩しげに目を細めて眺め…… 口の端歪め…) ウェヘヘ。どーせなぁ、手柄よゥも酒代ン方が欲しゥ思っとゥとォが―― 今回ァ、カンベンしとゥわ。 さァーって、帰っとゥたぁ呑むけぇー( と、またケラケラと…漸く、覇気が戻ってきはじめた笑い声を投げ掛けてやるか。) [Thu 1 Jun 2006 00:09:24]
利光 > (ダンテをはじめとして、あの砦に出現した敵はいずれも強烈な者ばかりだった。雑魚ですら数を揃えて統率を取っていたという。その首魁ともいえるダンテの行方は気になった―あるいはヴェイトス市かもしれぬ、ヴェイティアンの呪いに匹敵するような無念はそこかしこに転がっていそうな混沌の街)あ・・・そういえば。形の上ではそういうことでしたね(郎党―つまり封建的家来だ。主が受け取り分配、という手順が妥当。いつもの依頼の癖で別途報告を出したために相手がそうとったのだろう)お気遣いどうも・・・(背中縮めて、頭下げた) [Thu 1 Jun 2006 00:03:14]
すっかり勢いの抜けた便乗者 > ……… そうけぇ。まっ… いきなァ、じゃっとゥもんのぉ…( 思い返すは、突然過ぎるダンテの失踪。 千年分の怨念を利用した儀式は矢張り無理があったのか、或いは…それ以外の要因か。 まぁ、今となっては闇の中。 大勢がダンテとの勝負に出向いている間、キャンプの警護をと考えていた自分でさえ、アレの報告にはやや気が抜けた… ) …… ほぉン――― 何ぞゥ別払いけ。ウチが金預かっとゥて、後で分けるっとゥ事ァ違っとぅンか( そんな思考を頭を振って振り払い、それから…怪訝そうな彼の顔を見詰め返せば… そンなぁ良ゥわ、と視線を街の明かりへと向けていくだろう) [Wed 31 May 2006 23:58:21]
利光 > そうですな・・・実のところ拙者は連絡をつける算段はしたのですが。ダンテが消えたために気が抜けて、結局他の者達と組めずじまいで(反省点。最大の仮想敵が消えたことで、一種気が抜けてしまったことは否めない。これは自分だけの傾向ではないようだが、失態には違いない)・・・金、ですか?ああ、報酬はまだ受領していませんが。それが何か?(少しずつ色濃くなる灯火から視線外せば、怪訝そうに鬼の顔と金袋を眺めて) [Wed 31 May 2006 23:52:25]
お知らせ > 利光さんが入室されました。 [Wed 31 May 2006 23:49:10]
すっかり勢いの抜けた便乗者 > まぁの… ウチも、ちぃーっと他ン連中に声掛けとゥ余裕やらコネやらァあっとゥなぁのぉ…(と、呟きつつ何処か脱力気味にケラケラ笑えば… ふぅ、と吐息吐き――― ) 早ァ話ァ… ソレが出来とゥた、他ン隊ン連中の勝ちっとゥ事じゃろ。 今回は…の( 或いは今回も。 と、思いつつ…もう少し人脈でも作るか、と頭の片隅で思えば―― 利光の言葉に、ふっと) 嗚呼…手柄ァ要らんが… おんしぁ、金ァどうしとぅ?( と、街の明かりに目もくれず、腰の報酬――30.000エンの入った袋をパンっと叩くだろう。 ) [Wed 31 May 2006 23:41:33]
利光 > 連携が取れれば手柄も楽に稼げたかもしれませんが・・・(他隊との連絡は、口約束だけで終わった。もし所属を問わず横の繋がりがしっかりできてれば手強い相手も袋叩きにして楽に勝てたかもしれない。それ以前に、組織的に動ければ敵を囲い込むこともできただろう、と)ま・・・それが一番難しいのですが(今更何を言っても後の祭りだ。錫音の笑みに少しだけ、背筋に悪寒が走ったもののそれは表情に出さず。戦功もいらぬとされれば小さくうなずいて)さて・・・そろそろ街ですかな?(会話の間も馬車は確実に行程をこなしていって。特にアクシデントも無いまま、やがて街の灯火が見えてこようか) [Wed 31 May 2006 23:36:00]
すっかり勢いの抜けた便乗者 > そンも、そうなんじゃろうがのォ… じゃぁかぁ…自分に腹ァ立っとゥんわ。 何ぞ、あそこで何時もン博打根性出さんっとゥっと…のぉ?(と、吐き出すのは…そんな何処か不貞腐れ気味な言葉。 それから、溜息一つ吐けば…刀の柄の先で、ガリガリと自分の頬を掻き毟り… 「それ以上に、役立たず晒しとゥだけっとゥんが辛いわ」 と、ポツリ。) 生きとゥなァの… まっ、手柄としとゥなぁ…上なぁ満足出来っとゥもんばっかじゃが、の―――(そして、顔を上げなおし…傍らの彼へと視線を向ければ、何処か疲れた笑み一つ。 砦での出来事に、ヴェイトスの戦力情報の一部。 そして…相原家の侍への貸し。  頭の中で浮かぶのは、そんな事。 っと――) ああ?要らんワ(―― 不意に耳に入った言葉に、手をパタパタと振ってやった) [Wed 31 May 2006 23:28:57]
利光 > ・・・ですが、命を何度も的にした代価ですから(落ち込む方向に感情表し始めた相手に、さてどうしたもんかという視線を送りながらも。やや重々しく言葉口にした)一つボタンを掛け違えれば、仲間共々砦の土―(全てゼロになるかもしれない危険に連続して遭遇した、という事でもあるから。自分がその立場だったら―と思えば羨ましがるばかりでもいられない)生きていれば、次の機会もありますよ(無様でも生き延びれば次に手柄を立て、儲けるチャンスにめぐり合えるかもしれない。武士としては未練、と取られる思考法かもしれないが生活費が浮き無傷でそれなりの報酬も手に入れられた。それを喜ぶほうが良いでしょう、と勧めて)・・・なんなら、これを持っていきますか?(しかしその素振りがあまりにアレだったので。鉄屑詰った箱を叩いて見せた。名義借り料として戦功を譲ろうか、と) [Wed 31 May 2006 23:19:35]
すっかり勢いの抜けた便乗者 > … かも、のぅ。そン前に、逃げられっとゥんなぁ…じゃーが(と、ポツリ。 まぁ、単身なら逃げ延びられるだろうが…とは、思う。そうすれば、次は何処でナニをするか…になるのだろうが。 まぁ、其れは流石に自分の知った事ではない。) …… まぁの… 無事で済むンは良ゥかもしれンとぅがのぉ… じゃがの、アレじゃ…29万、のぉ… ( で、アレの話題を頭から追い出せば…今度は、そんな事をポツリ。 オケラの所に追い討ちとばかりに降り注いできた金額は、流石にショックだったらしく―――)  安牌なんぞ、切っとゥんじゃァ無ゥわァ… (血反吐吐いて、泣いて 泣いて 啼いて) [Wed 31 May 2006 23:13:12]
利光 > 知性ある相手ですから。軍隊が近づけば逃げるかもしれませんな(そうでなければ殲滅されるだけだ。集団の力に個は敵し得ない―それが戦争の鉄則だ。それこそ天災クラスの力でも持たぬ限りは)・・・・・・ま、無事で帰ってこれたのが一番ですよ(侍隊の戦果は総計で一番少ない。そして報告書を見る限りでは、錫音は敵と遭遇しなかったようでどうやら功が無いのを気にしているらしい、と見て取る。自分も途中までそれに近い気分だっただけに良くわかるが、出たのはそんな下手な慰め) [Wed 31 May 2006 23:04:04]
すっかり勢いの抜けた便乗者 > あぁ、そなァモンも居とゥの… まぁ、殆どォ丸裸ン上、大挙して押寄せられとゥなァー… 風前の灯火っとゥか、海ン中ン線香花火じゃろゥが…( カワイソウニ、なんて… 感情どころか気力すら篭らぬ声音で呟き、肩を竦めればチラリと視線を返し… ) そらァ、良かっとゥの。 まっ、御首級上げとゥ他ン連中とァ比べン方が良ゥじゃろゥが―― そンでも、上出来じゃろゥの(と、その箱をコツンと鞘の先で何度も突付きつつ… 何故か、溜息吐いて…) [Wed 31 May 2006 22:58:20]
利光 > 無病博士、と名乗る奇妙な者の件など、まだ気になるといえば気になることはありますが。粗方脅威は無くなったようですからな(座った姿勢のまま、体の向きを声の方向に。見れば覇気の欠片も無い様子に首を傾げるのを抑えられず)拙者はほとんど敵らしい者と出会いませんでした。最後に動く鎧一体と戦ったぐらいです(その戦利品が近くに乗せてもらっている鎧だった鉄屑の詰った箱) [Wed 31 May 2006 22:54:21]
お知らせ > 利光さんが来ました。 [Wed 31 May 2006 22:50:22]
すっかり勢いの抜けた便乗者 > 後ァー… もう、何も心配あらんっとゥかぁー… 粗方、終っとゥんと違うンけぇのぉ… (声の主は、馬車の荷台の中… 荷物に寄り掛かりつつ、ちょっと脱力中な着流しの少女。 彼女も、一応は護衛名目として馬車に乗り込んでいるのだろう―― そうは見えない、が) ……… そンで、おんしぁーどなァ感じじゃ?( とか、瓢箪片手に脱力… 或いは、魂が抜け切った様子で口にする辺り、どちらかと言えば護衛と言うより護衛対象かコバンザメか) [Wed 31 May 2006 22:49:19]
お知らせ > すっかり勢いの抜けた便乗者さんが入室されました。 『「ホンマ… 後ァウチらの出番なんぞあらんとゥ」 とか、ボソリ呟く声は馬車の中から。』 [Wed 31 May 2006 22:43:53]
利光 > (思えば予想外の事態と激闘の連続だった。討伐側に死者がでなかったのが不思議なくらいで。その代償とばかりに感状や高額報酬が飛び交っているという)あとは本隊次第、か(この依頼に噛んだ密かな目的―偵察の成果はまとめて既に侍組合に送付してある。屍竜やダンテ・不死者大量発生の根源と思われる儀式品は取り除かれているから、よほど失敗をしない限り砦掃討は無事終わろう。ぼんやりと暗い空を眺めながらつらつらとそんなことを考える) [Wed 31 May 2006 22:38:56]
利光 > (馬の鼻先が向く先はヴェイトス市。屍砦より撤収する一行だ・・・本来より人数がやたら増えているのは、便乗して安全確保しようという目端の利く商人などが随伴しはじめているから)・・・ふぅー(もう振り返っても不死者砦の影も見えない。荷台の一つに腰を降ろした侍は竹の水筒で口を湿らせた。重い荷物を運搬してもらう代わりに、護衛役を引き受けたのだ) [Wed 31 May 2006 22:34:45]
お知らせ > 利光さんが来ました。 『(馬車の列は行く)』 [Wed 31 May 2006 22:32:21]
お知らせ > ラングさんが退室されました。 『( …生き残りを期待しては、いなかったのだ。)』 [Thu 18 May 2006 15:24:30]
ラング >  …誰か生き残っているか、私はヴェイトス竜騎士隊、準竜士ラングと云うが…。 ( …小声で、馬車の陰などに囁き掛けるように。 ) [Thu 18 May 2006 15:23:04]
ラング >  二頭立て馬車、…馬は両方とも居ない、連れ攫われたか。 ( 見分に入る……、周囲に注意を払うのを忘れぬ、傾いた幌馬車の陰に隠れるように、動き。) 護衛らしき死体が幾つか…。 ( …哀れ、と彼等の死体に対して十字を切る。 ) 荷は荒らされている、か…。 上等な馬車内部だな。  [Thu 18 May 2006 15:20:05]
ラング >  … く。 ( …歩み脚から、早脚へ、そして駆け足へ… 金属を擦れあわせる音をさせて、…ある場所へ。) 酷いな…。 ( …襲われた荷馬車の残骸…。 血の匂いがする、…歩み寄る。 ) …誰か生き残っているか。  [Thu 18 May 2006 15:15:49]
ラング > ( …街の行く先、行く先で、叱責を受ける事は明白。) ………。 ( 泣き言だけは言うまいと、心に決めた。 一番辛いのは自分ではないから。 ) ( そこへ ――。 ) [Thu 18 May 2006 15:13:50]
ラング > ( …槍を担いでヴェイトス市へと歩いていた。竜洞での密漁事件、早馬が市本部へと飛んでは居るが。…当事者証言の為、男も移動している。) …………… 今までは街に帰るのが愉しみだったのだが。 ( ……埃っぽい街道を歩く、歩く。心が疲れ気味であった。 …失態は重く圧し掛かる。) 兄上や姉上にも報告せねばな…。 [Thu 18 May 2006 15:04:59]
お知らせ > ラングさんが来ました。 『( …歩く…。)』 [Thu 18 May 2006 14:59:40]
お知らせ > ヒグラさんが帰りました。 『暗い夜道、寂しさも不安も覚えることは無く』 [Sun 14 May 2006 22:35:22]
お知らせ > 信統さんが退室されました。 [Sun 14 May 2006 22:35:00]
信統 > そうかそうか(仕事は順調のようだ。楽しく仕事しているのなら、斡旋したこちらの顔も立つ)さて…ではゆるゆると往くかな(荷物持ちを手伝おう、とは言わない。仕事なら手を出せば却って気まずかろうと心底から思っていて。そのまま連れ立ち、街までたいした距離もない道行きを雑談でもしながら消化していくだろう) [Sun 14 May 2006 22:31:34]
ヒグラ > 大変なんだな…やっぱり(派閥もそういえばあったっけ…。と。さぞもめていることだろうなぁと…)いろいろ考えてる人が居るんだな…(お金とか、権力とか、そういうことなのだろうか。興味が無いことを持ち出されてもぴんとこない)ああ、給金は高くは無いけれど、手伝えるときに手伝ってくれれば良いって、良くしてもらってる。荷物運びそのものは結構つらいけど、それが当たり前のことだし(仕事は楽しい、と言うように笑顔を向けるだろう) [Sun 14 May 2006 22:28:13]
信統 > うむ。しかも侍組合は身内の争いもあるからの(派閥闘争は周知の事実なので隠す気もない)何、見送りぐらい楽なものよ。腹の中で何を考えているかわからん連中の相手よりはな(根回しとか交渉事とかの場面を思い出し、自分の胃を擦って)…む。そうか、どうじゃ仕事は?あちらの者達は良くしてくれるか?(口利きの事を思い出せば、馬を歩ませ始めながら首だけをそちらに向ける) [Sun 14 May 2006 22:23:01]
ヒグラ > なるほど、たしか、ヴェイトスと他の国との境だからいろいろ面倒…なんだっけっか…(そんなこと言っていた記憶もある。その伝達役…ということは大変なんだろうな…とは思って)いろいろ、大変なんだな…(結構大切な役割をしていることを考えつつも、それは頭の隅に、ヴェイトスに向かって歩きつつ)そうそう、仕事、紹介してくれてありがとう。商人のところで荷物運び、手伝わせてもらってるんだ、今。 [Sun 14 May 2006 22:18:44]
信統 > ああ、かまわんよ(馬の轡を取って方向を転換しながら空いている手をひらりと振って見せた)今のは本国への早馬でな。ワシはその見送りよ(通信技術など無い時代、最速の伝達手段は早馬)先程の不死者の屯所の件やらなにやらで、兵が動くことになるのでな(ややこしい事務処理やら、あちこちへの許可やら取らなければならない連絡は山ほど) [Sun 14 May 2006 22:12:39]
ヒグラ > うん。それはできるだけね(信統の仕事についても深くは聞こうとはしないままで、忠告はこくり。とうなずく)モンスターもやっぱり出るんだろうな…一緒に行ってくれるとありがたいけど…仕事はいいのか…?(好意は嬉しいけれど、後回しにしても大丈夫なのか…と少々不安そうにします。大丈夫、といわれたら素直に好意を受けることにしますが) [Sun 14 May 2006 22:08:05]
信統 > あまり危ないことはせぬほうが良いな(まだ少年といっていい風体の彼の個人的用事にしては、時刻や場所・荷物が不釣り合いだと感じた。しかしいきなり問い詰めるのは友に対する態度ではない、と思い。やや遠まわしに忠告するだけに止めた)…昨今このあたりで野盗が討伐されたばかり。不死者の屯所なるものも発見されたというし…(不安要素を数え上げれば、すらすら出てくる)では、街まで一緒にいくかの(ちらり、と走り去る騎乗武士を遠目に見やる。異常無しと確認し) [Sun 14 May 2006 22:03:44]
ヒグラ > うん。信統も元気そうでなにより(にこ、と笑みを浮かべて相手を見るが…やはり荷物は気になる様子。苦笑いを浮かべて)これは俺の個人的な用事…なんだ。この荷物は。本当は身軽で帰るつもりでいたんだけど、荷物が思ったよりも増えちゃって。昼のうちにヴェイトスに付かせるつもりだったんだけど、こんな時間になっちゃってね。もう少しでヴェイトスだろうから、下手に足をとめるよりは先に進んだほうが良いかな…って。護身術程度は身に付けているし(個人的な用事…というのははぐらかすも視線はそらさないように。まっすぐに見つめて)ちょっと荷物が多くて困ってるのは確か(襲われたら不利になるのは間違いなさそう) [Sun 14 May 2006 21:56:28]
信統 > おお、やはりお主か(声をかけられれば、笑顔で答えるもすぐに怪訝な光が目に浮かび。馬を止めながら不思議そうに牽く車とその搭載物を見やり)こんな所まで使いか?(馬を止めれば飛び降りる。着地とともに全身がじゃりっと鳴るのは用心の鎖帷子が擦れるそれ)遠乗りではなく、仕事だ(供の一騎に目配せすれば、そちらは馬の脚を緩めずアマウラ方向へとそのまま走り去る)ここいらは物騒。何ゆえそんな大荷物で…(一人で移動しているのだと首傾げた) [Sun 14 May 2006 21:49:05]
ヒグラ > (遠くで見えた光が一気に近づいてい来る。この速さは馬かな…と思っていたところで、近づいてきた人影を目にする。一応、今は普通の格好で…)信統…?(はっきりと見えた顔は見覚えのある顔。こんなところに遠乗り…七日と声をかける。街道を荷物を持って荷車で…そんな様子を見れば使いに頼まれたかとも見えるか。店には一応長期でこれないことは断っていたが…)こんなところまで遠乗りか? [Sun 14 May 2006 21:42:54]
信統 > (ぽっと小さな光が生まれたかと思えば、それはぐんぐんと近づいてくる。光の正体である提灯を掲げるのは二騎の騎馬)……ぬ(馬上の主らはいずれも正装した武士で夜盗の類ではない―一見、ではあるが。やがてお互いの顔が見える距離まで近寄れば、こちらの顔はしっかりと見えよう) [Sun 14 May 2006 21:38:26]
ヒグラ > (街に帰還したらこの武器を売らないと…と思いますが)…あ、そういえば倒した証とか持って帰った方が良かったんだよな…(一応、それらしい物はいつくかありますが…、それで大丈夫なのかは気になります。とりあえずはもっていってみよう…そんなことを考えていた矢先…でしょうか) [Sun 14 May 2006 21:36:20]
お知らせ > 信統さんが来ました。 『(丁度、逆方向より)』 [Sun 14 May 2006 21:35:54]
ヒグラ > (とりでの中で見つけた手押し車を引いての帰還。中身は当然、砦で見つけた武器が満載されている。残っていた聖水は砦に置いてきた。無効に居る人の方が必要になるだろうから)…ふぅ…でも、収穫は多かったな〜(なんとなく動きやすくなった気がしますし。変装がすぐばれてしまうので考え直さないといけないとか、いろいろありました)大きな怪我も無くてよかったよ…(大きな怪我をしていたら多分きっと殺されてしまいます) [Sun 14 May 2006 21:20:18]
お知らせ > ヒグラさんが入室されました。 『帰還中』 [Sun 14 May 2006 21:13:08]
お知らせ > 錫音さんが帰りました。 『街道に、鬼の駆ける足音が響き―――  (暫し後に、嘔吐音に変わったのは秘密)』 [Sat 13 May 2006 06:36:57]
錫音 > (軽く、煽って中身の液体を喉に通す。 その酒を一気に腹の中へと収めれば… ぷはァー と酒臭い吐息一つを吐き出して――…) まっ… なるよゥにしとゥけぇ! 死なん様にとゥの!!(ウェヘヘヘヘ、と笑い声を上げれば… 身体を前に傾け… 歩む足取りから、駆ける足取りへと変え、て) おっちゃん達ァ何考えとゥか知らんとゥが―― ウチァウチじゃ。精々、小遣い稼ぎさせて貰っとゥけェ… のっ! [Sat 13 May 2006 06:36:21]
錫音 > …… (何か、適当に準備でも出来れば良かった。 そうは思うも、懐の中身は先程の独白が示すとおり… カラッケツ寸前。 死人対策と取れるモノなど用意出来る余裕も無く―― 誰か同行者のアテを探そうにも… そんな事を思い返せば、口から酒気混じりの溜息を吐き出し…) …… まっ…先ン行っとゥ輩ァ派手なァ面子ばっかじゃぁーし… そっちィ頼っとゥけぇかァの… (それから、また独り言一つ吐き出せば、首を緩々と左右に振って、自嘲染みた笑み一つ。 ソレを浮かべ終えれば、腰に下げた瓢箪を軽く掴み――…) [Sat 13 May 2006 06:32:53]
錫音 > ――――― はァ… (そんな溜息と共に街道を歩くのは、鬼娘一人。 腰に刀と瓢箪を下げ、歩く足取りは普段のソレとは違って確りしたモノだが――) なんぞゥ… アレじゃァのぅ。財布ン中ァ隙間風吹いとゥとォンは辛いっとゥかァ――(普段と違うのは、ガックリと落とされた肩と… 顔に浮かぶ、困った様な笑み。顔は酔いどれた様に赤みを帯びながらも、其の表情はやや素面よりだろうか。) [Sat 13 May 2006 06:27:35]
お知らせ > 錫音さんが入室されました。 『出遅れ組』 [Sat 13 May 2006 06:25:12]
お知らせ > 園内一花さんが退室されました。 『( 他の隊との合流、情報交換は出来るだろうか? ハラエ隊、到着 )』 [Thu 11 May 2006 00:16:28]
園内一花 > ( …を浮かべる砦を、緊張した面持ちで見つめるばかり。 せめて自分も、眼と耳の代わりになる式くらい呼び出せると良いのだけれど… 結界の外で術を維持する事はまだ難しく、申し訳無さそうに―――。 キャンプの設置は頑張ろう ) [Thu 11 May 2006 00:15:34]
園内一花 > 〜む、無理なんて…! ……〜それは、そうだけど… 故あってハラエにお世話になるのなら、そこのお仕事はこなさないと。 …人に仇なす者達を無害化する事と、果し合いでも無いのに真剣使って斬り合うのとは、違います……! ( でも、そんな屁理屈にも一理あると思うから、微妙にむくれてしまう。 …まだまだまだ、育ちはしたけれどそのスペックを扱いきれていない、未熟…。 〜ただ。 木刀での試合であればあるいは… もう、『泣いて止めたり』はしないのかもしれない。 一応、止めるけど ) ―――〜一斉に出て来たりしたら、逃げましょうね。 ( みもふたも無い事を呟いてしまうけど、本当に。 …『砦』と聞いて… どうしても、人間の使うそれという印象を拭えない。 間近でただの廃墟と言える状態なのだと確認するまでは、闇の中人工のシルエット [Thu 11 May 2006 00:12:11]
お知らせ > 十示さんが退室されました。 『(懐から折紙の蛙を取り出して撒く。式は鳴子の代わりくらいにはなるだろう)』 [Thu 11 May 2006 00:02:43]
お知らせ > 南条菫さんが帰りました。 『(ついたら、まずはキャンプ地の確保だろうか。)』 [Thu 11 May 2006 00:00:39]
南条菫 > あ〜あ、また無理してしっかり者ぶっちゃって。それならこの先の砦に赴くことも、危ないこと、だよ? ( 狐なりの屁理屈で、一花を丸め込もうとする。彼女の心配性は、決して直らないだろう。わかっているんだけど、歯がゆくて――もどかしい。 ) でも、砦を攻め落とすってわけじゃありませんし。中の様子を探るのならなんとかなるんじゃないでしょうか。 ( いまから色々悩んだって仕方がない。自分たちは、勤めを果たすことを考えればいいのだと。一花に微笑む。 ) ――あ、見えてきましたよ。あれが砦でしょうか。 ( 月明かりに照らされて浮かび上がるシルエット。それを指差して、いよいよそのときが来たのだと心持を改める。 ) [Wed 10 May 2006 23:56:49]
園内一花 > ( 喜んでお手伝いするに違いない。 ビバふわふさ ) ―――〜…もぉ… ( また『先輩』… よく見てくれているという事だろうけど、色々余計な事まで吹き込んでくれている気がして仕方ない。 やはり夜目には分からぬ程度に赤いまま、ふるふる首を振って ) …って!なッ… そんな、人聞きの悪い! 危ない事しようとするんだもの、当然でしょう? 先生だって、止めますからね! ( 『無茶な事は禁止!』 にやにや笑いにうろたえながら、それを表に出さないよう、過剰に ビシリッ! と釘を刺す。 『心労をかけない修行』の言葉に、そうそうと頷くけれど――― どうしよう。 あれも心配これも心配ー ←どっちもどっち ) …術、と言っても… 悠長に祝詞を上げている時間なんてくれないでしょうしね。 …私じゃ、武器を使って動けなくする方が、まだ早いかも… ( どちらにしても中途半端な己。 ちょっと項垂れて ) 〜ちゃんと埋葬して貰えなかったり… 未練があったり… 人に無理矢理蘇らせられたり… 屍鬼がそうなってしまう理由は様々と言いますけど、『砦』というのが気になるんですよね。 …戦の舞台になった場所で、陰気を帯びて誘っていたと言えばそうなのかもしれませんけど… 『組織』として動いているのかな…。 ( そうでもないようだけれど、見張りが居て、物見櫓が立てられてと思うと… 隠密でも無い自分達が内情を嗅ぎ回るのは、それこそ十示様の式だけが頼りになってしまう。 ふむ と中を仰いで ) [Wed 10 May 2006 23:48:27]
十示 > (腰の冴形の他は、特に防具は無い。 人間の防具は、当然ながら人対人を想定して創られているわけで、妖怪相手では荷物になる事も少なくない。追いかけっこを強いられる事もまた多く、結果として慣習的に軽装になる傾向にある─のだと思う。) はは。もし神が降りてきてたら、其の侭暫く篭っていたな。( そりゃせっかくだもの。) …まぁ、どこに居ても精進は出来るさ。 君の相方に心労を掛けない修行を探すといい。 (そして、菫の問いには) …まぁ、読経は聞かないだろうな。(意味が通じないだろうし。じゃなくて) …ああ、いや。 効くだろう、普通に。 力量さえ充分ならな。 (いや、あれはあれで充分動揺してましたとも、とか慌てふためきつ) 幻想はより強き幻想の前に破れる、だったか。 死者を動かしている呪(しゅ)を解けるだけの術が編めれば問題ない。 [Wed 10 May 2006 23:37:51]
南条菫 > ( 逆に、夏は暑苦しくてしかたないだろう。尻尾の手入れの手間も9倍だし。 ) ――ゃ、だって――先輩たちがほら、そういってたから。 ( 人と交わることで霊気を取り込む。本来ならそれは、妖かしの者が人間を取り殺すときに起きる現象。でも、そのやり方を少し変えれば、己の体に霊気を取り込むいい練習になると教わった。そしてそれをそのまま実行したのだこの狐は。 ) でも、十示さんはいいなぁ。私なんて修行しようと思ったら一花が泣いて止めに入るんだもん。 ( にやにやーっと、悪戯っぽい笑みを浮べよう。具体的に何を指しているかはあえて言わなかったけれど、真剣勝負とか、そんなあたりだきっと。 ) でも、西方のアンデッドに東方の術が効くんですか? ( 十示の顔をみやりつつ、小首をかしげた。さすがは桔音さんのボインにも動じない鋼の心の持ち主だ。涼しげなお顔に尊敬のまなざし。 ) [Wed 10 May 2006 23:25:49]
園内一花 > ( 決意を新たにするパートナーへ微笑んで。 九本になったらお布団要らず?なんて思うのは措いて置く。 にへら。 ……三人並ぶようにして歩く原野……。 靴だけなんてまだまだっ! 巫女装束の下にはハードレザーアーマーの籠手と脛当をして、装束の上に胴を着てる。 見慣れれば戦装束と見えなくもないかもしれないけれど、やっぱりちょっとミスマッチだろう。 …そう言えば十示様も防具無し?なんてチラ見しつつ ―――って吸われてたの!? 何ですかその特殊能力っ… どうりで心地好い気だるさが抜けないと思ったらー(ぇ) 〜そんな事は露知らず、『有り余ってる』とまで言われる事に、キョトンと ) …うん? それなら、良いんだけど…。 〜そう言えば、境界って曖昧なんですよね… ミコミコにスートリア、修験道… よく知らないだけだと思いますけど、あちこち似てる。 ( 菫と一緒に、改めて目を向ける十示様。 …でも、答えは至極あっさりしたもので…? 『冷静なんだから』と微苦笑を零し、帰ってからでもイベント遅くないはずですっ!とデンパー ) ―――〜へ?ぁ、ゃ、それはこっちの話でっ… ( 『何の話』? 気にしないでって、慌てて手と首をパタパタ振ろう。 これでお供二人が恋仲でなかったなら、あるいは十示様の朴念仁っぷりがいかんなく発揮されたのではと思うとちょっと残念か ) ―――ぇ… こう… 神様が降りて来たりは…? ( 『足腰』 そりゃ強くなるだろうと、ちょっと呆けたように。 …中級陰陽師でも体力トレーニングは必要なんて思うと、当たり前だけれどちょっと地味な感じだ。 …その内で眠る本人すら気付かない手応えなど、知る由も無く… ) [Wed 10 May 2006 23:17:22]
十示 > 変わった、かな。 どうだろうな。微妙だ。 (戻るなり、あの老人に 『 どれ、もうぼちぼち中級陰陽師の認定してもよかろうな 』 なんて、茶飲み話のようにあっさりと言われた程度。中級化イベントを打ち立てて、目覚しい覚醒を遂げる夢は打ち砕かれた。おのれ老人。) ……何の話だ? (きょとんと二人の話に首を傾げる。朴念仁は時に罪悪です。) 山に篭った成果? …強いてあげれば──足腰がちょっと丈夫になったか、くらいかな。 (少なくとも眼に見える部分では。 内面的には、陰陽の理に、劇的な意識革命があったのだけれど(修験道の和合)、特に自覚も無い侭で) [Wed 10 May 2006 23:06:35]
南条菫 > いつか絶対に九尾の狐になってやるんだ。 ( 刀の鞘に手を添えて、小さくうなずいて決意を新たに。シャムネコ印のブーツは外でも歩きやすいぞっ。巫女服にブーツもどうかと思うんだけど。 ) ――いやぁ、だって昨日は一花からたっぷり霊力すいと――げふんげふん。まぁそれはともかく、元気有り余ってるから心配しないで。 ( 何やらごまかした後で、笑顔でウインクを変えそう。 ) 山篭りなんて、修験者みたいですね。それで、何か手ごたえはあったんですか? ( 十示のほうを見て、ワクワクしながら尋ねよう。 ) [Wed 10 May 2006 22:57:16]
園内一花 > 見習ですもの、仕方ないよ。 ( お給金は月十万エン。 『見習』が取れたら十五万エン? どちらにしても日雇いだった頃よりは増えているし、何より定収入だし! 危険の伴う仕事だけれど、その辺りは概ね満足で。 …昨日の今日で実力不足は仕方の無い事… 『焦らずじっくり』と首を振ろう ) 〜だって… 疲れ、残ってないの…? ( そう問う声は微妙に言い難そう。 …仄かに赤くなっているのは夜目には分からないだろうけど… 昨日アレだけお仕置きされたしっ! ちょっとした寝不足まで加わってしまった。 ……よかったけど……。 なにが? ) 〜でも少しは、変われたんですね? ( 菫も狐火を修得した。 二人とも頑張っただけの事はあるのだと思えば… 自分もと気合を入れる。 帰ったら、頑張らないと ) ―――〜あぁ、いえ。 気にしないで下さい。 まさか山篭りなんて思ってなくて、びっくりしましたけど――― ええと… その、何て言うか… 私達って、このままで良いのでしょうか? 戦い方、とか… ( 戦い方の打ち合わせみたいな、細かい事はあまりしていなかったと思う。 …冒険者として、探索など目的にするのであればそれでも良いけれど… 退魔士の仕事は違う ) [Wed 10 May 2006 22:51:10]
十示 > 何、扱いが変わっただけで、まだまだ下っ端だ。(手続きの上では兎も角、自分の狐はまだ居ない。 それにしても、ほんの数ヶ月前に比べて随分と賑やかで、華やかになったものだ。) 山篭りか…大仰な割りには大した変わりは無いんだけどな。 (微苦笑しつつ頬疵を掻いて) そういえば、留守中に一度訪ねてきたんだって? 悪い事をしたな。 [Wed 10 May 2006 22:42:27]
南条菫 > いいなぁ、私はまだまだ半人前。剣の道も巫女の道も中途半端。 ( 十示の姿をうらやましげに見つめる。未だに志に実力がついていっていない。 ) ――もう、またそうやって私を出す〜。一花も同じでしょ。心配ばっかりなんだから。 ( 昨日アレだけお仕置きしたのにっ! 菫としては、一花と同列に扱って欲しいのに、自分ばっかり心配されるのがどうにも悩みだった。 ) [Wed 10 May 2006 22:33:58]
園内一花 > ―――〜ええ… 少し、怖いけど… こう、胸のスッとする、不思議な感じ。 ( 人の領域の外。 冒険の空気。 …菫に頷いて、大きく息を吸って… 『晴れて良かった』 と微笑もう ) 〜えぇー? 休憩は、しっかり取りましょう? ここで疲れちゃっても危ないだけですよ。 私はともかく、菫は頑張っちゃうし、先生も山篭り帰りですし… 心配。 ( 肩を竦めて、『お手柔らかに』なんて ) [Wed 10 May 2006 22:28:52]
十示 > 半人前扱いの頃は支給額もいま一つだったからなぁ。 (頭を掻き掻き) 修行がてら何処でも歩いて向かってたっけ。 …と、言っても、大抵ヴェイトス近辺。精々が山村くらいだけどな。  (二人の返事を聞いて) それは重畳。 途中の休憩回数に反映させてもらおう。 (と、歯を見せた) [Wed 10 May 2006 22:21:29]
南条菫 > ( 狭い馬車から開放されると、窮屈そうにしまっていた尻尾をゆらして、気持ちよい風に頬を緩めた。 ) 歩きでのんびりいくのもいいものだよー。足腰鍛えられるし、景色も楽しめるしね。 ( 腰には、木刀と新たに生まれ変わった【告魂】を下げている。 ) それはもう。速剣術で足腰鍛えましたからね。 ( 十示に胸を張って告げよう。体力は人並みだけど。 ) [Wed 10 May 2006 22:18:55]
園内一花 > ( 星空を道標にすると… 初めて冒険に出た時の事を思い出す。 …薬草の採集で訪れたそこは、人の勢力圏外であっても安全とされる妖精の森だったけど… こんな風に、ドキドキしてた。 …正式なものではないとは言え、退魔士見習としての初仕事…。 また… と言うより、今度こそ本当に『戦い』を生業とする事に、複雑な思いはあるけれど…   がんばろう   〜んー っと伸びをして、馬車に揺られてばきばきになった背を伸ばし…。 空を見上げていた視線を、共に旅する二人へ向ける ) 〜いっつも、遠出する時も歩きなんですか? ( 揺られてお尻痛くなったり、楽チンとは言えないかもしれないけれど、『逆に疲れた』とまで言う先生に、微苦笑を零して ) 〜んン… 『自信は』って聞かれてしまうと… ありますなんて、言い難いですけど。 …多分… そこそこ? 普通には…。 元、冒険者ですから。 ( どちらかと言うと日雇い労働で培われたものだけど気にしない。 首を傾げつつも、多分大丈夫、と ) [Wed 10 May 2006 22:12:54]
十示 > ( 去っていく、馬車の御者に緩く会釈。 旅の荷物を肩に引っ掛けると道標を見て、北を指す。) 据わりっ放しは性に合わないな。 逆に疲れた気がする。 (苦笑混じりに思わず零す。) さ、ここからは歩きだが─ 脚に自身は? [Wed 10 May 2006 22:08:07]
お知らせ > 南条菫さんが入室されました。 『(久方ぶりに、街を出て)』 [Wed 10 May 2006 22:03:10]
お知らせ > 園内一花さんが来ました。 『( 乗合馬車を途中下車して )』 [Wed 10 May 2006 22:02:43]
お知らせ > 十示さんが来ました。 『──さて、と。』 [Wed 10 May 2006 22:02:26]
お知らせ > アイリさんが帰りました。 『 ( この団結。一体感こそが、騎士の騎士たる強さだ。 ) 』 [Tue 9 May 2006 02:46:28]
お知らせ > トリスさんが退室されました。 『(見送りが済めば進路を砦に向けて。 絆と使命に後押しされて、今は前に進むのだ。)』 [Tue 9 May 2006 02:43:44]
お知らせ > アクトンさんが帰りました。 『( 孤影は一団が見えなくなるまで佇んでいた )』 [Tue 9 May 2006 02:34:47]
アイリ > ――――では、此れより任務に就きます。 お見送り、ご苦労さまでした! ( トリスと共に馬(?)を並べ、騎士団一同を随えて背筋を伸ばした敬礼を。 その後に団員が続く。 ) では、此処から先はキャンプが設営できるような比較的安全な場所を探して進みます。水場が近い場所である事も忘れずに。 突入は明日に控え、設営地点で今日はゆっくりと休みましょう。 ( 分岐する道は細く暗く、人の生活区域から遠ざかるかのように荒れている。 アクトン卿の姿が遠ざかるまで見送り、進路を向けよう。 長い戦いが始まる―――――。 ) [Tue 9 May 2006 02:33:09]
トリス > 二度以上も討てばまぐれも仕事の質も無いでしょう―― 此方こそ、宜しくお願いするわ?(それでも伝説を纏った奴の責任、っていうものはこういう評価になって憑いて来るわけだ。 分かれ道が見えたら、皆に合わせてペースダウン。 砦に篭ってると聞いたが溢れ出てくる場合も想定しなきゃならない。此処から先が戦場だ。) ――大丈夫、現場では弁えるから。(逃げ足は一番なのだしね? と付け足しつつ。 其処まで行くと騎士の領分じゃない。 後で来るらしきハラエ隊にも仕事を残しとくくらいの気持ちでいこう。 分岐に差し掛かれば、騎鳥を一度反転させて正面を向けて。) 改めて感謝します、アクトン卿。 神が貴方と共にあらんことを―― (少し崩れたクリスティア流で、礼を返そう。) [Tue 9 May 2006 02:26:06]
アクトン > ──そろそろか。 ( 愛馬の首をそっと撫で、歩を緩める── ) 名残は惜しいが、此処から先は手続き的に厄介なものでな。 (がッ、と握った拳をこめかみに宛てる、グングスニク式の敬礼を執ると) ──貴卿らに武運が長く久しく共にあらん事を。 願わくば、その歩みが誇りと栄光に照らされん事を。 (流石にこれだけの集団だ。敢えて襲わんとする剽盗もあるまい。 見通せる限りの道行きも、余計な人影は見当たらぬ。) (馬を留め、一行を見送ろう。 陣に立ち剣を振るう彼女等に平穏などは望むべくも無いが─ せめて、願える限りは安寧であるようにと) [Tue 9 May 2006 02:14:52]
アイリ > 竜殺し、などと大層な呼ばれ方ですけれど、実際はそこまで大きな仕事をしたわけではありませんよ。 最初の紅竜も単独で倒したわけではありませんし―――たまたま目立つ鎧を作ったお陰で私ばかりが見られているようですが。 ( 当時はまだヴェイトス市に来て間も無く、指揮をする立場ですら無かった。 その後2度、竜種と戦った事もあるが、どちらも小物といっていいレベルのもの。 名声を得て地位を上げるのには役立ったが、真相に関しては必ずこう言って事実を話す事にしている。 ) ―――今度の相手は不死者だと聞きます。 聖別された剣で戦える範疇なら良いですが、それ以外に遭遇した時は――――。 ( 機動力を駆使して撤退するべきだろう。 恐らく霊体の攻撃など、鎧では止めようが無いのだから。 警戒を続けながら訥々と会話を繋げば、先の道に小さな分岐路が見えてくる街道の本流から外れ、件の砦の方向に向かう道だろう。 見送りも、そろそろ終わりか。 ) [Tue 9 May 2006 02:02:05]
トリス > 久々の騎士らしい仕事、無論のことです。(実は半分女性騎士でないのは流石に知れて無いだろうが――  功を焦るなと釘は刺されてはいるけれど、逸る気持ちをは顔に出るもの。 到底隠し通せまい。)  確かに外回りが多かったけれど、私の戦績ってそれほど立派なものでは無いわ――竜殺しに頼ってもらえる物かどうかは解らないけれど、できる限りはしてみましょう。(身内や騎鳥兵以外の指揮を執るなんて殆ど無い経験、号令だけだとしても蔓事件以来か。 確かに重装の騎士二名は心強くはあるが、あまり無様な所を見せられなくなる。 騎士の本分――と飛びついた仕事だが、何だか今後を決める一つの分岐になりそうな。 手綱握り直して、心中で気合入れ直して。) [Tue 9 May 2006 01:50:59]
アクトン > ああ。 後を顧みての憂いは無用だ。 存分に武勲を。 (騎士の一団として動く事が。女性騎士ばかりで無い事が救いだ。 剣を手に、護る戦いをする者は男女の差は無く気高いとは思うが、矢張り其処は婦女の盾となり身を挺すべきだと、己の矜持は訴える。) ──流言の類は如何ともしがたいが、出来る限りの事はしよう。 (支柱になるのが、己のような立場というのも微妙ではあるが。 以前より考えていた方策を、そろそろ実行に移すべきかもしれない ) [Tue 9 May 2006 01:42:50]
アイリ > 市の護りが薄くなっている隙に何か来るのでは、などと勘繰る者も居るようです。 全く無い、とは言い切れない事ですし、皆の動揺を抑える為にも卿のような方が残って戴けるのは頼もしい。 ( アクトン卿との接点は実はあまり無い。 友人の結婚式の場で顔を見たとか、そんな程度だ。 倍は年上の男を相手に、口調は変わらず。もともと大抵の人間が自分より年上というのもある。 ) 私の団は外での実戦経験に恵まれて居ません。 特に今度のような人外を相手にするとなると余計に。 そういう意味でもトリスさんには良く指導をして戴きたいですね。 ( と、軽く微笑む顔はやっぱり固く。 笑顔を作るのは酷く苦手だ。 相談した上で、別行動をする際は隊の半分を彼女に預ける事に決まった。 若い騎士を一人と初老の騎士団監督の二人を彼女に、もう一人の騎士と紋章長を此方に。 随員の二人は後方でキャンプを設営して、食事の準備や馬車の見張り、装備の手入れをする事になっている。 ) [Tue 9 May 2006 01:32:35]
トリス > (巨大な鳥に跨るは異形の鎧の女?騎士。 此方は家紋も旗も無いが、若草色に染め抜かれた装甲とその存在自体で一際異彩を放っていた。 暗い内は鳥目という事もあるのだろう。 索敵に躓いたり妙なもの蹴ったりせぬようという要素が加わり、警戒する一団の中でも特に気を入れてる風 か。) それでも助かります。 後を固めてくれるからこそ、職務に集中できる――― ”秩序の楯”を間近に見れないのは少々残念ですが――(大物二人に無銘の自分、アイリの方は食事等の色々もあり少しは気楽になったのだが――やはり実際に話すと少々圧されてしまう か。 兜の面を上にずらせば、銀色の髪が風に踊る。) 卿の分も、我々が。 [Tue 9 May 2006 01:23:08]
アクトン > ( 腰に吊るした片手半剣。身を包むのはレザージャケットアーマー。 胸の盾形(紋章)と羽織ったサーコートが無ければ、騎士とは察しがたい程の軽装姿。 蟲人に変ずる身、必要に迫られての事ではあるが── ともあれ、黒髪黒瞳の偉丈夫は、声を出さずに笑みを見せ) いやなに、街道巡視の道すがら。 ついでのようなものだ、遠慮には及ばない。 出来る事なら、力添えをしたい所だったが── (それも侭為らぬ、と。 口元を引き結んだ。 先日の貴人殺傷事件は此処にも根を下ろしている。 市の戦力の出払うこの時期に、ヴェイトス市を長く離れる事は適わない。 況して、国境近くに”個人として”赴くにはあまりに多くのものを背負いすぎている。) ──せめて、道中の安全くらいは護らせてもらいたい、出なければ気が済まない。 寧ろ、俺の我侭のような物。 感謝するのは此方の方だ。 [Tue 9 May 2006 01:07:56]
アイリ > ( 真夜中、点々と道を灯す松明の間を通って進む騎士の一団がある。 先頭を3騎、紅い鎧の小柄な騎士と、対照的にがっしりとした騎士が黒馬に跨り、それから奇妙な鳥のような生物に乗った重装備の騎士の三人が進み、その後ろに軍の馬車。最後尾には更に4騎、一人は紅い龍の描かれたフラッグを手にしている。 ヴェイトス市の灯りも遠く、皆黙々と周囲に注意を払っている。 ) …アクトン卿、わざわざお見送りまでして戴いて有り難う御座います。 ( その中の、小柄な騎士が兜の全面を上げて横に並ぶ騎士に声をかけた。 口調は大人びているが、幼さの残る少女の顔が露出する。 ) [Tue 9 May 2006 00:44:33]
お知らせ > アクトンさんが入室されました。 『 黒馬に跨った軽装の騎士 』 [Tue 9 May 2006 00:41:21]
お知らせ > トリスさんが入室されました。 『一羽だけ妙〜にデカイ鳥だったりもするが。』 [Tue 9 May 2006 00:38:14]
お知らせ > アイリさんが来ました。 『 街道を進む騎馬の列。 』 [Tue 9 May 2006 00:36:32]
お知らせ > レイ・シェリダンさんが帰りました。 『ああ、あたしの武器は後回しでいいからよ・・・(ひっそりと薄情なところを見せてみた』 [Mon 8 May 2006 02:58:10]
お知らせ > 艶子さんが退室されました。 『* おおっと * ……いやいや洒落にならないぞ!』 [Mon 8 May 2006 02:57:23]
お知らせ > アレックスさんが退室されました。 『 ささやき えいしょう いのり ねんじろ ( 不吉ワード。 )』 [Mon 8 May 2006 02:56:22]
レイ・シェリダン > ん・・・それじゃ、月があの山に掛かった頃にでも声かけるからよ、それまで休んで…ってぇか、周辺の地図を確認していてくれよ(空を見上げて…夜明け前に交代すると言う事になるか。休んでろの言葉は呟きによって失礼な方向に変化しつつ…、後は集中する雇い主の邪魔にならないように、話すとしても声を落としたくらいになるだろう) [Mon 8 May 2006 02:52:16]
艶子 > うん。 ( と、短く答えた中には矢張り残念そうな響きがあるのだろう。頭では判っているんだ、砦を落とすだなんて言うのが無謀どころか無理だっていう話は。それでも手の豆が潰れて血が滲み、それすら乾いて柄と手が離れなくなってしまうまでに斬って斬って斬りまくりたい、そんな願いが傭兵の心の奥底にある。 まあ、それは精々馬車に揺られるまでの間、夢の中で果たすとしよう。 ) ……とりあえず迷子とか気をつけなくちゃなぁ。鮑取りに行った時は見事なまでに迷子だったからなぁ。 ( ――で、言わなければ二人が不安な思いをせずに済むような事を傭兵はぽつりと漏らすのだ。アレックスに武器を預けて、暫くしたら私がレイと交代しよう。 ) [Mon 8 May 2006 02:47:47]
アレックス > そうですわね。たかが6部隊の内の3人程度でできる事はたいした事ではありません。 殆ど退治はオマケで敵戦力の規模の確認と、出来うるならば砦内部の把握、あとは、周囲に流れ出す事を防ぐのが目的 それも一部分のみを担う、と思って居てくださいませ。 あまり、手を広げすぎても目的は果たせませんし。 ( 少々粗野ではあるが、経験に裏づけされた身の程を弁えた言動には好感が持てる。 傭兵の存在がある限り、裏切る事もあるまい。 その点漸く信用が置ける、と認識し。 ) 艶子さんもそのように。 ( そうなると、問題になるのが、この傭兵の暴走か。 迷子とか、その、何だ。 困る。 置いて帰るわけにもいかないし―― く、と一度伸びをすれば木箱から立ち ) では、私は武器の聖別に取り掛からせて頂きますわ。 お二人で交代で御者を務め、適時休んでくださいませ。 [Mon 8 May 2006 02:41:32]
レイ・シェリダン > まぁ、専門家に従うのが一番だろーしな。うちらは肉体労働ってな(幽霊とかの扱いに関しては専門家に一任して、うちらは「あらほらさっさー」とでも言うかなスタンスだと)とりあえず、うちらで砦落とすってわけでもねぇだろうし…、な(なんか落とせるものなら落とそうと言わんばかりの艶子にそんな事を言いつつ・・・もう一度がんばれと手をひらっと振れば御者に意識を戻して) [Mon 8 May 2006 02:27:35]
艶子 > ……私がイメージしてる幽霊とちょっと違うな。でも、判った。 ( 朱鷺の都での幽霊のイメージを当てはめるのは流石に止めた方が言いか。 「ウラメシ屋ーッ!」なんて言いながら出てきては、上手く言いくるめられて満足して成仏していくなんていう話が故郷にもあったのだけど。 この場合はアレックスの意見に従おう。 ) う…… ぬッ。 それは言ってくれるなアレックス、傭兵として満足に仕事出来るようになったのなんてここ最近なんだ。 ( 具体的に言えばアイソン兄ぃの紹介で雷電に入り、アレックスに剣を買って貰った辺りからだろうか。それ以前はどうしていたかというと―― 思い出したくも無い話。 ) いざとなったら試してみよう。折角倒すチャンスがあるものをむざむざ追い払って取り逃がす事も無いし。 ( 多分艶子だから艶々してるんだ。テカテカは… 若さだ。 この仕事が終えたらまた文字を習おうと思う。 ) これが朱鷺の都人の性なのなら、斬り捨てるのに骨が折れそうだ。 ( レイの言葉にそう思った。 だが、慣れなくてはならない。時間を掛けてでも。 ) [Mon 8 May 2006 02:22:26]
アレックス > 話が通じるのであれば不死者になどならないでしょう。それに彼らの言葉に耳を貸す事は危険ですので、お勧めはしませんわ。( スートリア的な考えか、それとも、人の良さから出た言葉か、どちらかは判断がつかないが 摂理に逆らい神を呪い、人を呪うからこそ墜ちた身に何を言っても無駄だ、と言う。 耳を貸す事で、健全な精神に異常をきたし、取り込まれる恐れすらある。 問答無用で滅ぼすのが一番良い、と。 ) 良くもまあ、それで傭兵としてやってこれたものだ、とは思いますけれど――… ( 単に、恵まれていたのか。身分制度に縛られたハードな生活から身の在り方を踏まえた闘奴と比べると、より傭兵の甘さが際立つように思う。 それは少々、苛立ちを感じるほど 奴隷に死ね、と言えなければ死ぬのは自分だと、そう言う自覚はあるのだろうか。 友人であるだけに、これが、魚食いの農耕民族か、と落胆する部分もある。 ) その通り。マテリアルにはマテリアルを、アストラルにはアストラルを、という事ですわね。 追い払うくらいはできるかもしれませんけれど、滅ぼす事はできませんわ。( ツヤツヤテカテカして、頬すら染めてるのがわかる。少し憂鬱だ――… そうだ、まずは文字を読めるようになったから、という事にしよう。 ) [Mon 8 May 2006 02:12:38]
レイ・シェリダン > (とりあえず魔法だ、宗教だ、神秘がどーのとかの世界は丸ごとパス。殴れるか否か…もっと言えば勝てるかどうか、その点だけがまず重要で、少なくとも自分は前者の部分を気にするだけでしかなく)まぁ…出来うる限りの最善は尽くすさ(実際の場でどうなるかはわからないが…ともあれ、自分たちだけで砦一つ落とせと言うわけでもなしできる事をやっていくだけでしかないと)戦闘中に話ができるとは思えねぇけど、なぁ…。ん、ああ…まぁ、トキノミヤコ系の人間がその手の事に不慣れなのはみんなわかってることだけど、な(少なくとも出会ってきた人間ではそう言う人間が多かった記憶、ひらっと手を振って艶子に応援の意思を示して) [Mon 8 May 2006 01:57:31]
艶子 > せめて幽霊が話の通じる相手ならな。身の上話でも聞いて時間稼ぎを……。 ( 多分怖くて震えてそうだけど、私。それにこの私にそんな話をしても幽霊は浮かばれ無さそうだ。 ) ……あ、ありがとう。でも、なんだ。 …少しずつ覚えていくよ、奴隷の扱い方に関して。 ( 自分の中にある色々な物を斬り捨てていかないと、私は前に進めないのだ。それだけは良く理解している。  聖水やら薬やらは恐らく「大いに越した事無いだろう」という認識。間違っては居ないかもしれないが、この傭兵の場合は間違いになる。ぎゃふん。 ) ……むぅ。 判った。ならばお前がその術を唱えている間、私とレイはアンデッドどもの指1本お前に触れさせないようにしよう。 ( 改めて思うのは、中々バランスの良い組み合わせでは無いだろうかという事だ。 ぷす、と押された頬に含んだ空気が萎んで目を白黒させた。ちょっと顔も赤かった。 ) そういう説明だと良く判るな。物と霊魂か。 ( イメージによる理解もあるだろうから尚更説明は難しいかもしれない。しかし艶子は既に興味を持ってしまった! ) 念だけで存在を維持… 成る程、だから祈りとか強烈な意志に弱いんだな。殺意やら敵意なら私もレイもきっと自信あるんだけど…。 逆効果になりそうなイメージがあるな。 [Mon 8 May 2006 01:52:42]
アレックス > ( 要するに、用法用量を正しく守ってお使いください、っていうのができないのだと認識。ならば与えなければ良い事だと断定。酷いというなかれ。 パプテス教徒になったらおしえてあげゆ、とか。 ) ですから、期待している、と言っているのですわ。二人が戦闘に専念してくれれば、私も術に専念できるのですし――… 違いますか?( 心配を向ける傭兵に何を今更、と。ただ単に信頼を表現している訳ではないのだ。 ) ふむ… とりあえずの所 マテリアルとは物理的な存在、いわゆる肉体そのもの。 アストラル・エーテル両方を纏めて、霊魂、という風に覚えておいてくださいませ。( 理解には神秘学を勉強させる必要が出てくるが、文字が読めないのではいちいち口頭で説明せねばならぬ。 流石に、面倒だな、と思っても仕方ないかと思う。 膨らんだ頬が面白かったから ぷす、と指先で頬を潰し。 ) 聖別を施しても、霊体に影響を持たせられるとは限りませんわ。 脅威にはなりましょうが――… 摂理に逆らい、念だけで存在を維持する不死者なのですから。( 摂理を強力に打ち込んだ物になるのは確かだが、霊体の意思力がそれを上回っていれば難しい話。 退魔専門の術に比べればやはり劣るのは確か。 実際にはやはり、実体を彼女らに任せ、霊体を自分が念を打ち込み滅ぼすのが一番効率的に思う―― 奴隷についてのやり取りには眺めるばかりで口を置こう。 「智に働けば角が立つ 情に棹せば流される 意地を通せば窮屈だ」とは誰の言葉だったか。 )  [Mon 8 May 2006 01:39:43]
レイ・シェリダン > まぁ…了解、な(あまり理解しているわけではないが、そこらの棒で作った十字架と教会で作られた十字架が違う事くらいは理解しているようで。どう違うかなんて説明なんかはできないけど)そーだな…実体のない奴に影響を与えれるようなモンであれば助かるってくれぇだけど、な(斧は刃と鈍器の側面を帯びて…ポールアックスならばそれもより顕著でゾンビ・スケルトン相手にも問題なく対応できるだろうが…問題は実体がないのだと。祈ってどうにかできるとは到底思えないし)ま、艶子のそーいうとこもいいとは思うんだけど、な(そんな無理した響きに気楽に笑いながら、上に立つ人間としては良くないにしても個人的にはそういうところは好意が持てると) [Mon 8 May 2006 01:22:33]
艶子 > ( 吸血鬼に効くと言って大蒜汁を水筒に入れて持ち運ぶような娘だ。恐らくアレックスの心配は当たっている。 …まあ、大蒜に限っては吸血鬼に有効なのは確かだが、すでに普通の人間にも有効なくらいに濃縮されている。そういえば作ったの去年の夏だったなあ、以来一度も空けて無い。 …そろそろ捨てなくちゃ。 ) 尚更じゃないか。余り戦いの前にお前に負荷をかける訳にも―― ( 精神的な疲労と聞いて心配そうに彼女の見遣った。 ) マテリアル、アストラル、エーテル。…名前は覚えられた、今度暇な時にでも詳しく聞かせてくれ。 ( 確かにチンプンカンプンだ。でも諦められてもそれはそれでちょっと悔しい。頬を膨らませた。 ――夜警をするようになってからめっきり夜型になってしまっているので、その点は問題ない。口に出してしまうとアレックスが申し訳なく思ってしまいそうなので、言わない。 ”んんー、何て気が利くんだ私。”なんて一人で良い気分になってました。 ) わ、判ってるよ…っ。 奴隷は物だ。武器だ盾だ。 レイは私たちの道具なんだー。 ( 今一本心で言って無いような響きを含んだ台詞を零す。 ) [Mon 8 May 2006 01:18:56]
アレックス > そんな事でも教会の秘儀なのですから、ナイショですわよ?( しー、と指一本立てて。 神秘は神秘であってこそ、その神聖が守られると思う。 神秘が失われれば、無信心な者が食塩で聖水が作れる、と思うように、だ。 奴隷はまだ無理だと薄々判っていたようだが、この傭兵の方は塩水で悪魔払いができる、と思い込みそうではある。 まあ、塩は塩で、主の恵みの塊ではあるが。 ) 武器の聖別自体は大した事ではありませんわ。物量よりもむしろ私の精神的疲労が激しい、と言ったところです。( 事象を変異させるほどに祈るのは、そう簡単な事ではない。 いかにも便利に思われる魔術なり法術であるが、そんなに便利な「魔法」は存在しないのだ。 ) マテリアル体、アストラル体、エーテル体と言う三位一体で存在は形作られている… と、この手の話を艶子さんにしても仕方がありませんわね。 要するに、霊体の事ですわ。 ( パプテスには魂という概念は存在しない、だから幽霊も存在しない。 それを言い表すのが、この三位一体であるが 正直理解できまい、と投げた。 ) [Mon 8 May 2006 01:11:11]
レイ・シェリダン > ま・・・大丈夫だろ。それに今のうちにいくらか夜に馴染んでた方がいいだろうし、な(昼間からアンデットがうろついているとは思えないから、戦闘は夕方から夜にかけてになるだろうから、身体を慣らす意味でも馬車はありがたくありと)・・・ああ、やっぱりそうか。まぁ、塩はあるに越した事はねぇしな(例え聖水に使わなくても塩はあって困る事はないと、そんな判断で購入したものに過ぎず…でもどうやらお気に召さなかった様子と。信仰に完全に無関心な闘奴は無自覚にタブーに触れつつ、魔法関係は完全スルーで)ん、冗談なんだけど、な…。まぁ…いい機会だから、艶子も奴隷の扱い方でも学んどけよ(上に立つんだろ?なんて艶子が悩んでいる部分をあっさり通り越して、自分が奴隷であるのがさも当たり前のように言葉を重ねて) [Mon 8 May 2006 00:57:47]
艶子 > い、いやいやそういう意味で言ったんじゃなくてだなっ! ( 慌ててレイに声を返す。 ) ……鬼に金棒じゃなくて鬼が二匹にしよう。素手でも鬼二匹の方が強そうだし。 ( うん、と一人で頷いた。 ) 私は聖水に塩を使う事自体知らなかった。蔓の悪魔の時にもしてくれたんだよな、アレックス。 ( 塩の浄化から。となると、すぐには無理だろうか。蔓との戦いの前は丸一日掛かったから、到着までに全員の武器を聖別するのは難しいかもしれない。 ) もし限りがあるのなら、レイの武器を聖別してやるのが良いと思うんだ。 何せ一番強いからな。 ( 蔓の悪魔の身体に叩き込んだ斧の威力と迫力、今でも忘れられない。今回の敵はそこまで大型でも無いだろうから、普通の武器でも倒せない事は無いだろうが。 ) ……あすとらる。 ( 思わずそれって美味しい?なんて付け加えそうなぐらいきょとんとした顔をしていた。 ) [Mon 8 May 2006 00:53:58]
アレックス > こんな夜中に単独で進むのであれば襲い易い、と言うのはありますけれど――… その時はその時ですわ。何とかなるでしょう ( 木陰や丘などから矢を射掛けられれば危険な事には変わりないが、街道のルートでその地点だけ警戒すれば良い事だと。 ) 聖水に使う塩と、食用の塩は別の物なのですけれど――… まあ、構いませんわ。 塩の浄化からはじめましょうか…。 聖水の用意と、簡易的なものですけれど武器の聖別も致しましょう。 ( 塩三袋、と無信心な言葉を聞いて少々眉を潜める。 成分的には塩水には違いないが、勘違いも甚だしい。 聖別し、浄化した塩を使い、祈りを込めるからこそ「聖なる水」となるのだ。 対吸血鬼用ににんにくを摩り下ろしたものを混ぜればもっと強力、と言っていた者が居るが、決してそう言うものではない。 様式に従った儀式を経る、というのが重用な事。 用意してきた分が無くなれば、それを利用する事もあるだろう。 ) 中にはアストラル存在を物理的に破壊する能力を持ったものも居るようですが、それは「特殊な才能」。 恐らくは無意識に魔術を行使しているのですわ。 様式を持たない、原姿的な魔術とでもいいましょうか。 ( それは自覚のない魔術。 とても不安定で危険なものだが便利といえば便利だろう。 無自覚さも、危険ではあるが。 ) [Mon 8 May 2006 00:44:55]
レイ・シェリダン > (食料は10日分抱え、さすがに水は途中で補給する事も考えないといけない量しか持てはしないが、寝床はマントなり毛布なり夜露で身体を冷やさない場所で焚き火を焚けばよいなんて大雑把な考えゆえにVHの雇い主との考えの逼迫は著しかったりもしたが、そんな事は口に出すはずもなく雇い主の考えに従うのみで)ああ、それが一応本職だし、な…。一応、こっちで塩を三袋くらい買ったけど、これで聖水って作れるもんか?(とりあえず祈れと言う言葉には内心無理と即答しつつも。聖水=塩水と言う認識でしかない闘奴は自分の荷物を置いてある一角を軽く指差して…、なぜ塩水と判ったかと言えば聖水でうがいしたからなんだけども)ま、あたしは道具扱いだから金棒でも正解だぁな(なんて艶子の内心を知らないで言葉をまぜっかえして) [Mon 8 May 2006 00:28:46]
艶子 > 確かにそうだ。貴族の馬車でも無ければ商隊の馬車でも無いからな。 ( …少し複雑な気分ではある。私は奴隷を物として認識し、いつか雑多奴隷を試し斬りに使う決意までした。だがそれは最近の話であって、以前から付き合いがあるレイ・シェリダンを戦友と見る部分が多かった。しかし彼女は剣闘奴隷、だからアレックスをマスターとして従う。 レイは私の中で消耗品である奴隷なのか、それとも大切な戦友なのか。傭兵は少し悩んでいた。 多分近いうちに「レイは特別な奴隷だ」なんて都合の良いカテゴリを作るんだろうけど。 ) 任せろアレックス。私とレイが一緒に戦ったら鬼に金棒だぞ! …私が鬼ね。 ( ※個人的な希望。 ) ………祈るの? ( 思わず不安そうに聞き返す。パプテスで無い私が祈るとこう、「ナンマンダブ」とかになってしまう。でもナンマンダブはスートリアであってミコミコじゃない! ) ………Yes,Sir. ( どうにかして防げ。その命令に対してレイと同じように返す。 それが出来なくては意味が無いのだから。 ) [Mon 8 May 2006 00:23:51]
アレックス > ( 徒歩、と聞いたときには耳を疑ったもの。 いかにも冒険者的な考えではあると思ったが、食料は?水は?仮設にしてもベースキャンプを張る道具は如何するのだ、と。 幾ら4〜5日で横断できる狭い島でも、国境ギリギリの辺鄙な場所で補給源も何もないとしたら――…。 戦力を支えるのは物資。 Yes,sirを返す二人に頷き。 ) 宜しい。 戦闘では期待していますわよ。 私も戦いますけれど、正直お二人に敵うとはおもいませんし ( 適材適所、と言った所だと思う。 実際の戦闘では二人に護ってもらわねばならぬであろうし――… 質問がきた。 ) レイスやスペクターなどの、非実体アンデッドですか? 祈りなさい。 ( こともなげにそう言った。 何を馬鹿な事を、と言った時と同じ調子で。 ) 彼らに対して、物理的な攻撃は意味を為しませんわ。 強烈な意思をぶつける訓練でもしていれば違うのでしょうけど――… 期待できそうもありませんわね。 その時は私が処理いたします。 お二人は集中を邪魔されないように防いでくださいませ ( どうやって?どうにかして。 ) [Mon 8 May 2006 00:15:43]
レイ・シェリダン > ま・・・狙うんなら、もーちっと実入りのいい馬車を狙うわな(軽い言葉で警戒する必要がない事を伝える様に言葉を送り…、振りかえるわけではなくどちらかと言えば独り言の延長線程度なものだが)Yes sir.きちんと正式なコロセウムからの命令だしな…、この依頼中は貴方があたしのマスターだしな(奴隷の使い方を知らないタイプではないだろうから、その点は逆に安心できる…存外自分の知り合いでは少ないタイプで、記憶をたどったところで蔦の件で共闘した召喚師(夜散)くらいかと) [Mon 8 May 2006 00:05:31]
艶子 > うん、そうだな。 ( 街道を行く途中で何度か警備隊に呼び止められる時もあるだろう。少々手間になるだろうが、それを見て安心は出来る。 自分も馬車のお陰で修理したばかりの長剣と真新しい刀をこうして積み込めた。徒歩でも持ち歩く事が出来る武器ではあるが、鎧もあるのでやはり馬車での移動は助かる。 そうでなくたって食料やらキャンプ用具やらで大荷物なのだ。 ) ……アレックスには敵わないな。 お前の判断を信頼するから、ガンガン扱き使って欲しい。 ( 笑いながらそう言った。多分、この形が一番効率的と言えるだろう。こういうのも何だが私は頭を使うのがすこぶる苦手だ。 戦闘に関しては今までに積んだ経験の中で少しはまともな判断を下せる自信があったが。 ) ―― ところでアレックス、一つ聞いておきたいんだけど。腐った死体やら骨やらはまあ切り伏せられるとして、幽霊みたいな刃が通り抜けるような敵に出くわしたらどうしたら良い? ( 不死者に関しては聞きかじった情報しか知らない。なので、アドバイスが欲しかった。 ) [Mon 8 May 2006 00:01:16]
アレックス > ルーザード家の当主が街道で殺害された事を考えておられたのでしょう。大丈夫ですわ、街道警備隊も機能していますし、有志の騎士が見回りをしているそう 今しばらくは野盗の類も大人しくしている事でしょう。 ( とは言え、被害が出ない訳でもなかろうが、その時と状況も違う。護衛もつけずに移動するわけでもなし、また武装した馬車を襲うものも早々居るまい。 傭兵と、闘奴のやり取りに鷹揚に頷いて、身を包んだクロークの裾を直し。 ) 構いませんわ。二人では少々心もとないと思っていた所ですし、私にもその考えがなかった訳でもありませんもの。 傭兵も、候補でしたけれど―― その分、お二人ともしっかりと働いて頂きますわよ。 ( 傭兵の抜け目のお陰で、二人に対してイニシアティブを取れるというものである。傭兵には40万程の貸しで、そして闘奴に対しては命令を下せるクライアントという立場で。 ) [Sun 7 May 2006 23:53:06]
レイ・シェリダン > (最初は徒歩で行くものと思っていたが…、それを言ったらあっさりと『何を馬鹿な事を』みたいな反応を返されたわけだが…。もっともそのお陰で武器も両方、バトルアックスもポールアックスも積みこめたのだから助かると言えば助かる)ああ。・・・今のところ異常なしだ。力抜いといて構わねぇぜ(前を向いたままそんな言葉をかけて…慣れない御者ゆえ片手を上げて答えるなんて事もしないわけだが、やはり夜風はまだ自分にとっては冷たく…脂を塗りこんでメンテナンスが終わったばかりの革鎧の上にマントを羽織った格好のまま、ただ手綱を手にして) [Sun 7 May 2006 23:42:55]
艶子 > あ、ああ―― すまない。 …前にこの道を同じように馬車に揺られて通った時も、一緒に居た旅仲間に似たような事を言われた覚えがある。 ( 落ち着け。そんなんじゃ到着する頃には疲れてしまうぞ、と。 苦笑しつつ、肩に担いだ刀を持ち直した。 ) ん、そうだな。レイは信用出来る。 というわけだレイ、頼りにしてるぞ。 ( 御者席の彼女にそう言葉を投げかけた。そうだ、安心しても良い筈だ。 ) …ところでアレックス、手数かけて済まなかったな。 わざわざコロセウムまで行って話してきてくれて。 ( ちょっとだけ申し訳無さそうに、ちょっとだけ恥ずかしそうに言った。 ) [Sun 7 May 2006 23:41:09]
アレックス > 艶子さん、落ち着きませんか? ( 闘奴に御者を任せ、自分は物資だらけの幌馬車の中、木箱の上に座り、落ち着かない様子の傭兵を眺める。 食料や水、松明や武具の類が乗せられた空間で寛ぐにの少々無理のあるが、一定のリズムで訪れる揺れのお陰で少し眠い。 ) そんな事では、つく頃には疲れてしまいますわよ。 レイ・シェリダンにお任せなさいな ( 警戒は御者に任せよ、と鷹揚に。 油断といえば油断だが、任せられなくては仕事を任せた意味がない。 ) [Sun 7 May 2006 23:35:55]
レイ・シェリダン > (別に御者の経験なんてあろうはずもなく…、ただ手綱を握り周りに目を配るくらいしかできず…さしあたって悪路を踏破するわけでもなく、急ぎ駆け抜ける必要があるわけでもなく今のところは夜間の見張りの延長に過ぎない状態で進んでいる。もっとも、見る人間が見れば鞭をそこらに置きっぱなしだとか、本来右に寄って座るとかの御者の基本がまったく無視されているのがわかるだろうが)・・・ん・・・(今のところは異常らしきものはなし…と、夜目が利くでないから先の方は照らされた範囲でしか見えないが、争うような音もなくただ静かな夜で) [Sun 7 May 2006 23:29:42]
艶子 > ( ここで貴族の女性が野盗に襲われて命を落としたらしい。野犬や獣以外にもそういう人間の賊がこの道を通る商人や旅人を狙っているのは知っていたが、それを知って傭兵は少し緊張しながらも馬車の車輪以外の音を拾おうと神経を研ぎ澄ませていた。 騎士団の警備も強化されたようでそういった敵に襲われる心配は幾分か少なくなったのかもしれないが――。 何か発見したら御者席のレイが真っ先に気付くだろう。 ) [Sun 7 May 2006 23:29:18]
お知らせ > アレックスさんが入室されました。 [Sun 7 May 2006 23:28:40]
お知らせ > レイ・シェリダンさんが来ました。 『(御者台に座る闘奴が一人…)』 [Sun 7 May 2006 23:24:51]
お知らせ > 艶子さんが来ました。 『( ガタゴトと揺られながら。 )』 [Sun 7 May 2006 23:23:26]
お知らせ > アクトン@馬上さんが退室されました。 『夜を護る騎士I』 [Wed 3 May 2006 22:12:47]
アクトン@馬上 > (馬首を巡らせて、引き返そう。 市壁から此処までならば、夜を徹さば何度か行き来出来そうだ) [Wed 3 May 2006 22:10:48]
アクトン@馬上 > (街道向こうにクリスティアの騎士団の騎影か。 旗印を見るや、間違いない。) …此処から先は、あちらの領分か。 (握った左拳をこめかみの横へ付け、グングスニク風の敬礼を。) [Wed 3 May 2006 22:09:06]
アクトン@馬上 > 敵影無し、か。…良し。 (蹄の音を立てて、街道を進む。 蟲人の感覚は、伏撃の可能性を極限まで引き下げてくれる。) (幾人かの旅人と行き交いながら、更に進む。) [Wed 3 May 2006 22:04:22]
アクトン@馬上 > (フェアリン貴族が凶刃に倒れてより数ヶ月。 まだ記憶に新しい。 暫くの間は巡回も強化され、再犯の予防となっていたけれど──此方が手薄になるならば、また蔓延ってくる可能性は強い。) (目を凝らす。) (人の姿のときは、蟲人のときのように複眼等の特別な感覚器は使えない。けれども、全般的な感覚が鋭敏だという事にはなんら代わり無い。) [Wed 3 May 2006 21:59:54]
アクトン@馬上 > (各有力騎士団に市軍らは、攻城戦の準備に追われ。 腕に覚えのある冒険者は砦への先行任務を請け負った。 と、なれば) …手薄となった箇所を護るが、盾の勤め。 そうだろう? (愛馬の手綱を緩めて、馬なりに進む) [Wed 3 May 2006 21:52:18]
アクトン@馬上 > (街道へ出て、クリスティア方面まで進む。) …早駆けの必要は無い。ゆっくり進むといい。 (そう話しかけながら、鬣を撫でた) [Wed 3 May 2006 21:48:51]
お知らせ > アクトン@馬上さんが入室されました。 『…行こう、ゴウラム。(首をそっと撫でて)』 [Wed 3 May 2006 21:46:36]
お知らせ > 信統さんが退室されました。 『(今夜は頭痛の種に事欠きそうも無い)』 [Thu 27 Apr 2006 23:33:13]
信統 > それと在番がいるの(これだけの取引が事実だとすれば、当然取引をしなければと思わせるほどな勢力であろう。とても少数の若手だけで殲滅しきれたとは思えない。報復に備えた常駐警備を置くべきだろうと)あの若侍達は各家に預かりとする。重ねて言うが、一切他言無用ぞ(組合に判断を求めた若侍達をちらりと見やれば、肺が空になるほどな溜息をついた) [Thu 27 Apr 2006 23:30:15]
信統 > (本物なら本物で、偽物なら偽物で政治的に爆弾となりそうな代物)―口止めをせよ(密かな裏取りが開始されたのを確認すれば、次には真顔のまま部外者には掴みきれぬ下命。アマウラ系の侍組合は三隊に分かれて派閥争いをしている。この件を知られて利用しよう、という気になられてはたまらなかった…もっとも掻首隊ならば利用よりこれを証拠として各団体に是非を難詰するか。それはそれで内部抗争より大問題ではあるが) [Thu 27 Apr 2006 23:24:05]
信統 > (それは野盗達と街の各団体との契約書といっていい内容だった。金銭を支払う代わりに特定の商人などは襲わない、奪われた物品の買戻し契約、さらに誘拐した者の奴隷売却の目録など)……なるほど、大事だの(止むを得ない自衛のため、とか。正当な取引だと強弁できなくもない内容ではあったが。『すきゃんだる』と言うことは十分できる程度の癒着。しかも侍組合と関わり浅くないと思われる団体とおぼしき取引相手も散見されていた)隠密組は?(馬鹿正直に契約者の正式名が書いてあると思えない書面。真偽確認となると普通の侍の手に余る。事が事だけに『飛燕』に応援を頼まなければならぬかもしれない) [Thu 27 Apr 2006 23:14:16]
信統 > (事の発端はこの界隈を騒がせていた野盗達の噂。旅人を襲い殺し誘拐するなど悪事の限りを尽くしていた。腕試しがしたい、あるいは義憤を吐き出したい若侍達にとっては格好の獲物、徒党を組んで繰り出して彼らを討伐した―そこまでなら良かった。天晴れと褒美の一つも下されたかもしれないが)……(差し出された血塗れた書状を手に取り、開いて読む。厄介ごとに不機嫌だった男の顔が見る見る引き締まっていった)これは…念書か(紙は羊皮紙、羽ペンでかかれたそれを再度読み込む) [Thu 27 Apr 2006 23:05:25]
信統 > (盛大に焚かれた灯火の下、幾つもの影が躍る。難しい顔した襷掛けの武士にその部下達。そして夜気を染める血の匂い―)…で、どういうことか(武士達―職制でいえば与力・同心といった侍組合の警察官といえる者達の旗頭として引っ張り出された男は。むっつり顔で事情説明を同心頭に求めた。本来なら野外に出張る顔ぶれではない。視線を転じれば、神妙な面持ちで正座する若い侍が幾人か。いずれも返り血を帯びていた) [Thu 27 Apr 2006 23:00:27]
お知らせ > 信統さんが入室されました。 『(頭痛)』 [Thu 27 Apr 2006 22:56:24]
お知らせ > カロンさんが帰りました。 『(犬が後を追う。)』 [Wed 26 Apr 2006 19:46:30]
カロン > (それは死地にて試すとしよう。別れは十分過ぎる程に惜しんだのだから。)…またな。(振り返り、ニヒルな横顔を街に向け…家から引っ張ってきた糸を吹っ切るように、目的地、古城へ向けて駆け出した。) [Wed 26 Apr 2006 19:46:11]
カロン > …(以前に比べて、くるりと反転できなくなった気がする。前ならば、遺跡や迷宮が自分のいるべき場所だったのに…いつのまにか、街に居るとほっとしている自分が居た。 照れ臭いような困ったような気分で頭を掻いた。 でもこれは、弱さになりかねないだろうか。躊躇い無く死地へと踏み出す一歩を失ってはしまわないだろうか。それを思うと不安になる。) [Wed 26 Apr 2006 19:40:52]
カロン > (しゅる、一息に引き抜いた。夜風に遊ばれる包帯がさっきまで覆っていたのは、生白く闇に浮かぶしゃれこうべ。 まぁ捨てられない物を置いてきている分、身軽になったという訳だ。ぐっと天に向けて伸びー…!)っかー、明日からは野宿だなチクショー!野良犬に腕とか持っていかれねーといいな!(全身大好物。) [Wed 26 Apr 2006 19:34:05]
カロン > (あそこには実に捨て難い物が沢山ある。右手の指で済んでしまうほどの少ない友人、漸く認知されたご近所、全財産、雨漏りの絶えない家…)…(去来するイメージに微妙な物がいくつかあったが、捨てられない事実は事実。)俺のベッドとも、暫くはお別れってか…(ベンチの出来損ないに布団を敷いたものをベッドと呼ぶならば、だが。 顔を覆う包帯に手を掛け。) [Wed 26 Apr 2006 19:28:33]
カロン > (大股で歩いてきた道のりを振り返れば、我がヤサ・ヴェイトスの灯りが見えた。幾条にも立ち昇る炊煙の数だけ、笑いあり涙ありに違いない。)…(しみじみと腕を組む。いざ離れるとなると中々名残惜しいもので、旅人は思わず足を止めてしまった。) [Wed 26 Apr 2006 19:22:04]
お知らせ > カロンさんが来ました。 『ふー…!(兜直して振り返る。)』 [Wed 26 Apr 2006 19:17:39]
お知らせ > 跡野末理さんが退室されました。 『( …ヴェイトス大学に届け物って、何… )』 [Thu 20 Apr 2006 04:00:11]
跡野末理 > ( 先程から弄んでいた封筒を、窓から差し込む月光にかざし… それで中が見える事も無いけれど、釈然としない面持ちでヒラヒラ揺する。 それはせいぜい、紙数枚分の厚みで… 折ってはいけなさそうなのだけど、もう少し他に持ち運びようのある形状に出来なかったものかと思う。 ―――〜ぺたり。 …封筒を落として、額に手を当てて… ) ………。 ( …帰る場所が無いというのは、案外堪えるものなのだと… 深く息を吐き出した。 ―――〜ねえ… 兄さん… 今、どうしてる? ……レッド…… あなたはどうして、『そういられる』の ) [Thu 20 Apr 2006 03:58:47]
跡野末理 > ( そんな事がしたい訳じゃない。 …任地がヴェイトス市となると… 数年前に里を抜けて、生きていたとしてなんとなくアマウラに残っていそうな兄を探すのは、困難なようにも思うけど。 …身を隠すのであれば、アマウラ人同士であっても余所者に敏感なアマウラよりは、ヴェイトス市を潜伏先に選びそうな気もする。 …と言うよりそのくらいの夢を見ないとやっていられない… ) [Thu 20 Apr 2006 03:40:16]
跡野末理 > ( そもそも、この『封書を届ける』というのは… 忍びを使わずとも良いような気もするけれど、飛燕の任務に違いない。 …であれば、せめて自分の仕える主…とは言わないまでも、直属の上司に挨拶を済ませる方が、先では無かろうか ) ………。 ( …生まれ育った里との関係はあっさりと… いかにも忍びらしく断たれる事を告げられて、まだ数日…。 …予想以上に地に足の着かない感覚と… それを助長してくれる飛燕(?)の指示に心許無いものを覚え――― もう、今度こそ姿を晦ましてやろうかと考え… 首を振って苦笑を零した ) [Thu 20 Apr 2006 03:23:49]
跡野末理 > ( アマウラで『飛燕』に縁の場所と思い訪ねた商店は、とうに潰れた廃屋で… けれど『とんと人の立ち入った形跡の無い廃屋』の二階には、これ見よがしに『真新しい封書』が置いてあった。 …ホワイティア圏を思わせる封印を捺された封筒が一通と… それをヴェイトス市のとある機関に届けるようにという指示と、期限を指定する文が一通。 …封筒の中身を改めるような真似は出来ずにアマウラを後にしたけれど… まさか任地はヴェイトス市なのだろうかと、ややげんなりとした溜息を零す ) [Thu 20 Apr 2006 03:06:04]
跡野末理 > ―――〜何かの間違いなんて言わないでしょうね。 ( 街道沿いの宿場町。 大荷物故に馬での移動… 道中の宿もしっかりと取って、順調に旅をする娘は… 灯りを落とした狭い一人部屋で、思わず呟いた ) [Thu 20 Apr 2006 02:54:44]
お知らせ > 跡野末理さんが来ました。 『( アマウラ ≫ ヴェイトス市 )』 [Thu 20 Apr 2006 02:51:32]
お知らせ > ガランさんが退室されました。 『( 【トロウまで乗せていってくれませんか?】 )』 [Wed 19 Apr 2006 21:04:26]
ガラン > ( 俺は何も何も何も何も見なかった。何も何も何も何も聞かなかった。何も何も何も何も乗せてない。) …。(…息が荒れた。) [Wed 19 Apr 2006 21:02:31]
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