ヴェイトス地方村 参加者 なし ROM 1人
お知らせ > ナキアさんが帰りました。 『( 儀式は、象徴的大儀礼へと続いた )』 [Fri 2 Feb 2007 22:47:09]
ナキア > ( 蔦もヤドリギも月桂樹もローズマリーもツゲも、全て同様に火を灯しては蝋燭の脇へと入れおいた。 これは象徴的な燃やし方で魔女のように小さな部屋でやる場合のこと。本来、野外などで儀式を行うのなら小枝はすべて完全に燃焼させるのだ ) 死にゆくものにはさらばと告げ 全ての生けるものに挨拶をかわす  ―― かくして我らは冬を消し去り かくして我ら、春を迎え入れん! ( 最後の小枝の火を吹き消して、それもまた大釜の中へと入れた。魔女は魔法円の中央へと歩み寄ればビッディとファリックワンドを持ち上げ、それらを祭壇の脇に置いた。 )  ( そして蝋燭を取り その火を吹き消す ) [Fri 2 Feb 2007 22:46:30]
ナキア > ( だから、魔女は常自分が持っているあの箒を手に取り魔法円の周囲を右回りにまわりながら掃き清めていく。 一周すれば魔女は箒を祭壇の脇に戻し、そうして大釜の前に跪いた ) かくして我らは冬を消し去り かくして我ら春を迎え入れん。 ( 柊の小枝を手にして、大釜の中に灯された蝋燭の火を移せばその火を吹き消し、その枝を大釜の中 蝋燭の脇に置く ) [Fri 2 Feb 2007 22:39:47]
ナキア > 古の人々の間でアルテミスアスタルテアテネディオーネーメルジーネアフロディテケリトウェンダナアリアンロードイシスブリード その他多くの名前にて呼ばれし、大いなる母の言葉を聞け。 ( 柊、蔦、ヤドリギ、月桂樹、ローズマリー、ツゲ。ユールの時期に装飾に使ったこれらを、インモラグでは全て集めて燃やしてしまわなければならない。 新しい生命の潮流が世界中を満たし始めた時期には、人々は過去に決別し未来へと向かわなければならない。春の大掃除は元々自然の儀式。 ) [Fri 2 Feb 2007 22:34:02]
ナキア > ( 燃えている蝋燭を中に入れた大釜は南の蝋燭の側に。大釜の近くには三、四本の常緑樹の小枝。柊、蔦、ヤドリギ、月桂樹、ローズマリー、ツゲなどの乾燥した葉。 そして「ブリードのベッド」と呼ばれる籠の両側に置かれた蝋燭に、それぞれ火を灯さん。魔法円の中央にはビッディとファリック・ワンドが祭壇の方向に頭を向けて並べられている ) ブリードが来た。 ようこそ、ブリード ( ベッドと呼ばれる籠の前に立って魔女はそう告げると部屋の中、南の方角に立ち祭壇と向かい合う ) 三つの姿をとる女神を見よ 彼女こそ永遠なる三。 乙女 母 老婆―― なれど、彼女は永遠に一つなり。春なくして夏が訪れることなく、夏なければまた冬もなく、冬なければ新しき春の訪れはなし [Fri 2 Feb 2007 22:24:37]
ナキア > ( 一般にはキャンドルマスとして馴染まれているだろう今日のこの日。この時期は一年が胎動し大地母神の子宮の中で春の胎児が最初に蠢く時だ。 儀式は、滞りなく。魔女の館、儀式用にと設えた部屋の中。 進む ) ――死と復活の恐るべき主よ 生命の主よ 生命の与え手たる主よ。 神秘の中の神秘と名づけられし我らの内なる主よ 我らが心を鼓舞し、汝が光を我らの血潮のうちの結晶と化し、我らが復活を成就せん。 我らのうちに神々でなき部分はなきゆえに 我らは汝に祈願せん 汝が僕にして司祭たるものの上に降臨せよ ( 祭壇の前に立ち。 魔女は空中に召喚の方向で五芒星を描かん ) 祝福あれ [Fri 2 Feb 2007 22:12:17]
お知らせ > ナキアさんが入室されました。 『( ―― インモラグ。 )』 [Fri 2 Feb 2007 22:05:32]
お知らせ > 翠碧さんが帰りました。 [Wed 31 Jan 2007 23:19:10]
翠碧 > (  そして。キリバナ少女のお店番は続くのでした―― 。  ) [Wed 31 Jan 2007 23:19:05]
翠碧 >  でも……でも、ですよ。翠碧はやっぱり、ディシュクさまの御傍に居たいのです。 ( 呟いて。ぶんぶんと首を振り、 ) ...  甘いのです。それは我侭なのです…! ( ぺしぺし。数回、頬を叩いて気合入れ直しました。 ) [Wed 31 Jan 2007 22:59:40]
翠碧 > ( ご主人さまのお店。そのカウンターにて、ちょ〜んと収まっている少女は、 ) ----- …出来るのです、翠碧にだって。お店番は出来るのですよ…ッ! ( ぐッと気合込めている様子、ご主人さまの役に少しでも立ちたい様子。 ) [Wed 31 Jan 2007 22:49:17]
お知らせ > 翠碧さんが入室されました。 [Wed 31 Jan 2007 22:47:17]
お知らせ > シャリネさんが帰りました。 『( 家に着けば、果物を運ぶのが一番大変だったそうな。 )』 [Wed 31 Jan 2007 02:45:38]
シャリネ > ( 暗い森の中。小さく、小さく。歌を紡ぐ。懐かしい故郷の歌や、恋の歌。優しい夜の子守唄に、親友へ送る歌。鎮魂曲に……。そんな風に、歌えば歌うほど、何だか寂しくなってしまうなんて、おかしいのだろうか。暗い森の中だからだろうか。月夜に、森の色が暗く、昏く、光る。優しい月夜の木漏れ日は、太陽ほど明るくない、柔らかなもので。―――景色を見るのを止め、色とりどりの果物も見ずに、自分の膝元に、握り締めたハンカチに視線落とした。―――そういえば。 ) ……会ってないな……。 ( 月夜の似合う、少女に。同じ銀髪の、吸血鬼の友人に。……どうしているんだろう。大丈夫かな……。と、心配になっても、どうしようもないのに。何だか、大切なものに割って入って、何かを壊してしまった気がして……。あの事件に対しては、何か後ろめたい、負い目のある、そんなものを感じていた。だからこそ……様々なものに少し、臆病になっているのだけれど。―――……ダメだ。考えてしまえば、どんどん落ちた気分になってしまう気がして、ゆるゆる、と首を横に振れば……もう。寝てしまおうと。きっと、最近忙しいから。疲れているんだろうと。言い聞かせて……少女はそっと、目を閉じた。ゆらゆら、馬車に揺られて、果物に囲まれて、静かに眠りに落ちる ) [Wed 31 Jan 2007 02:44:27]
シャリネ >  ………。 ( 思い出すように、空色の瞳が川へと吸い込まれる。町の川辺と繋がっているであろう、上流地帯。そういえば、此処は……と。ふと、傍らのバスケットからハンカチを取り出した。違うものだけれど……そして、もう一度、その川を見ては……もう一度。―――流れる金髪を、思い出して、透き通る水の色をずっと眺めていた。長い長い川を下っていく馬車。まだまだ、道のりは長いけれど。チョコレートのことを考えてから、そういえば結局何も作れていない。どうしようかな、と思いつつ。馬車の中に溢れる果物を振り返って、一つ溜息をついた。白いドレスワンピースに、周りを彩る果物は、ちょっとファンタジックな気もするけれど。―――バレンタイン。お礼なら、彼だけではなく、ミリィや、芸能横丁に聴きにきてくれるお客さん、関わってくれる楽師さんにだって、渡そうかとも考えて。……けど……彼に渡すのとは、何か違う気がしたのは一瞬。……気のせいだと、心の中で遮断させて。お礼をしたい、と。ただ、何か……喜んでもらえることで、偶々イベントごとがあっただけ。それだけだ。と。少女は小さく胸に思いながら……川辺を通り過ぎていく。入るのは、森の中。こんなところを、夜自分ひとりで歩いていたな、と思い返して。……それは、夜道を一人で歩くなんて、と心配してもらっていたとき。親友が、レティがまだ……死ぬ前。そっと、視線を真っ直ぐに戻して。ふるふる、と俯き加減に首を振った。一つ溜息をつけば、握り締めるハンカチをもう一度、静かに見詰めて。その後すぐ……馬車の外の景色に瞳を移した ) [Wed 31 Jan 2007 02:26:42]
シャリネ > ( 重ねるのは、故郷の町並み。緑が美しく、水の色が寒いけれど、とても澄んだ色をしている、思い出の場所。大好きだった、あの場所だ。だから、此処は好きだ。のどかで、優しくて。閉鎖的かもしれないけれど、優しい町並みが、気持ちまで優しくさせられるような、そんな気分になる。不思議だった。ふと、通るのは、川の通り )  [Wed 31 Jan 2007 02:21:11]
シャリネ > ( 今日はエルザファームに手伝いをしに行った。何だか、大したことは出来ず。相変わらず犬とじゃれるだけだった気がする。もっと手伝いたいのに……。そんな帰り道。果樹園に寄って、少し御話をしてきた。ついでに、と果物を買ったら喜ばれて、おまけ一つに苺を渡してもらった。お蔭で、馬車には果物が沢山。このまま芸能横丁の裏路地に有る自分の家まで行くわけだが。少女は流れていく景色を眺めていた。水、村々、森の色。土の色。全てが穏やかで、美しい色をしていると感じて。思わず微笑が零れる。窓にそっと手を当てて、外をのぞきこんで眺めていた。馬車は緩やかに進んでいく。 ) [Wed 31 Jan 2007 02:10:00]
お知らせ > シャリネさんが入室されました。 『(馬車の中)』 [Wed 31 Jan 2007 02:01:23]
お知らせ > ディシュクさんが帰りました。 『『結局とめることになったとか』』 [Wed 31 Jan 2007 00:58:50]
お知らせ > オウルさんが帰りました。 『数十分後……ものすごい勢いで戻ってきた少年の姿があったとか…』 [Wed 31 Jan 2007 00:58:27]
ディシュク > キャラバン、見たいに動く店もありますけれどね(さすがにこの家に足が生えて移動する、ということはできないだろうが、それはそれで面白そうだ)ええ、それでは気をつけてくださいね(かるく手を振りつつ、もしも戻ってきたときのために一応は準備をしておこう) [Wed 31 Jan 2007 00:51:47]
オウル > (友達のこと言われれば、軽く頷いて……) お店が動けたら…夢がありますけどね… (想像しながら嬉しそうな顔して……) そうですね…友達は待たせちゃいけませんよね……じゃ…失礼しました (そして、あわただしく扉の戸を開けて外に出ようとしながら振り返って言うだろうか) お金の事は考えて見ますね、夜なら…店番できますけど… (そう言いつつ、やはり慌しげに……走って出て行くことだろう……) [Wed 31 Jan 2007 00:46:01]
ディシュク > いえいえ、友達なら早々、居なくなることは無いでしょう。暇なら遊びに来てください。店は逃げるわけには行きませんからね。明かりがついているときは大体開いていると思ってください(そんなお友達がいるなら、あまり待たせるのはいけないんじゃないですか、など悪戯っぽく言いつつ)はい、分かりました。お金を稼ぎたいなら、アルバイトや芸でも稼ぐことはできますよ(半分は人でない自分。そのことを明かす気はないけれど)ちゃんと仕事をするなら、私も店番してくれればいくらかは出せますからね [Wed 31 Jan 2007 00:40:37]
オウル > (気ままに、放浪するのは確かだが……街の中から出たことは無いので…それはどうだろう…そんなこと考えながら言うだろうか) 家も宿もないですけど……一人は嫌ですからね……友達はもしかしたら帰っちゃってるかもしれないんで… (何処とは言わない……解ってはいるけれど……『帰る場所』なんて無いと思っているこの少年) とりあえず…今回買うのはやめときますね、金銭的にも…危ういんで……稼ぐ方法あったら良いんですけどね人間でなくても… (最後は小さい声で……聞き取れないかもしれない声で…いうだろうか) [Wed 31 Jan 2007 00:36:46]
ディシュク > おや、そうでしたか…いえ、てっきり帰る家も宿も無い、と言う事ですので気ままに放浪をする旅人かと…、これは失礼しました(苦笑を浮かべつつ自分の非を詫びよう)ご友人を待たせていましたか、ええ。私は提案させて頂いただけですし、待っている人が炒るならそちらに行った方が良いですからね(それは、「帰る場所」ではあるだろうことはあえて口にせず、無理やりに引き止めるようなことはしない)ええ、実際にはそれはどういうものかは分かりません。なのでそんなにあいまいな値段なんですけどね。この辺りはこの像にどんな思いを載せるか、それで何が起こるかも変わってくるとは思いますよ(結局は道具だ。それをどう使えるかは持ち主次第、とはなるだろう) [Wed 31 Jan 2007 00:29:53]
オウル > (客室=何処かに人がいる……一人ではない、と言う解釈ができた様だが、一応確認を取ろうか) いま……空き家に、友達を待たせてるんですよ……もし、いなかったら……そちらの方で…という事ではいけないでしょうか? (戦える…といわれれば……首振るだろう) 自分は……戦えませんよ……この黒マントだって、ただの飾りです…… (こんなもの持ち歩いている、自分の図を想像して……笑いそうになった…) それって…どういうものか解らないって事ですよね? 不安ですね…そういうの… それと……勘違いしてるようですが…自分は旅人ではないんですけど… (そんなこと…貴方の様子伺いながら言うだろうか……) [Wed 31 Jan 2007 00:23:44]
ディシュク > 帰る家も宿も…ですか…、それじゃ、今晩はどうするつもりですか?一応客室という事で部屋はありますけれどどうします?(ベッドはありませんのでソファで寝てもらうことにはなりますけれど、と彼へと提案してみよう)ふふ、そうですか?私としては身を守れるほどに戦えるなら十分すごいとは思いますけれどね?(この身に戦う力はない、自分からみれば彼も立派な戦士には見えるのだが)持ち歩いてお守り代わりにする、という方法もありますよ。厄除けの身代わり人形、という効果ももしかしたらあるかもしれませんし(人形にかんしては持ち歩くだけでも良いかもしれませんよ、と。ただ、旅の戦士なら荷物が増えることに対してはどう思うだろうか) [Wed 31 Jan 2007 00:17:55]
オウル > (変な解釈をされれば、首を振るだろう、その大きな首筋の傷痕に当てていた手をどけながら、この少年は、貴方の笑みを見ながら、言うだろう) 違います、そんなんじゃありませんよ…… (値段を聞いて……がっくりとして……言うだろうか) 帰る家も宿もないんで……買っても置く場所…ないですね… (空き家は…家にあらず……目が覚めた場所…家と解釈はしていないようで……) [Wed 31 Jan 2007 00:10:52]
ディシュク > 旅をされて身を守ることができるなら、安心ではあるでしょうね(笑みを浮かべつつ、彼の言葉はそういう手合いを前にしても身を守れるほどの実力はあるのだろうという解釈をして)クス、一応品物自体は4000エンにはなりますけど、どうします?(二万エンが全財産であれば少々厳しいかも知れないと思いつつ、値段を伝える。輸入費がかさむためにちょっと割高ではある) [Wed 31 Jan 2007 00:06:31]
オウル > (その貴方の答えには……首を振るだろう、傷痕を隠す手は離さないけれど) 自分は、大丈夫です……それだけは…なんとなく解ります (吸血鬼同士は……襲い合わないだろうと、そんな安易な考えからだった……買うのかと聞かれれば) お金……これしかないんで… (そう言いつつ……空いている手でポケットから出したのは20000yen分の貨幣) これなかったら…その…一銭もなくなっちゃいます… (渇いた笑いしながら…そんなこと言うだろうか) [Wed 31 Jan 2007 00:01:55]
ディシュク > 気に入ったならお買い上げしますか?お安くしておきますけれど(あまり高い値段の品ではない。仕入れ値もそんなに高いものではなかったし。案外掘り出し物、という可能性はあるが自分には分からないもの) [Tue 30 Jan 2007 23:57:05]
ディシュク > クス、大丈夫ですよ。噂ではすでにどこかに旅立ったらしいですからね。そんな噂を耳にしても、やっぱりいつ襲われるかも知れない可能性がある、っておもったら不安になっているんじゃないですか?(それでも時間は大分過ぎているし、落ち着きは見せているだろうが)そうですか? [Tue 30 Jan 2007 23:56:06]
オウル > (吸血鬼と言われて……そっと首筋の傷痕を手で隠して……) 吸血鬼……ですか…… (明らかに動揺したのだろう、そんな声で言うだろうか……鬼の事について言われれば) 角……ですか、そんなのがある鬼もいるんですね… (吸血鬼は鬼、そんな言葉思い出しながら、答えて、見ていたものに対しては) なんか……こう…なんていうか、言葉で表せないように何かを感じて…… (同じような感じがする……何かいわく付きの品だろう事は推測できる…) [Tue 30 Jan 2007 23:53:15]
ディシュク > まぁ、惨殺死体がいくつもでたんでその辺りの警戒です。犯人は吸血鬼だという話ですけどね(客の動向をみつつ、カウンター越しに愛想よく説明していく。もっとも、その中のひとつの惨殺犯は別人がやったものだとディシュクは知っているのだが)ええ、鬼です。頭に角が生えているタイプの鬼族をこの場合には差すらしいですね(節分のときにしか有益な効果はなさそうではあるけれど)クス、かっこいいですか?それは…(とどこぞの国で崇拝されている…など薀蓄を質問されるたびに語ることだろう) [Tue 30 Jan 2007 23:47:55]
オウル > (話を聞いて疑問に思ったことは突っ込む、この少年、好奇心は身を滅ぼすかもしれず…) 物騒な…噂? なんですか? それ… (何も知らない少年はそんなこと聞くだろうか……そして、鬼といわれれば……聴いた瞬間一瞬ギクリトした硬直……) 鬼……ですか…… (そして、手にとって見ていいといわれれば、なるたけ、壊れ物には触らないようにしながら…見ていくだろうか……) かっこいいですねぇ…… (悪魔像のような彫像みて、言う辺り…何か美的センスの怪しさを感じるだろうか) [Tue 30 Jan 2007 23:41:23]
ディシュク > (大豆と呼ばれる豆はそれなりに長期保存しても大丈夫なもので。食べる直前には炒ってもらってからにはなるだろうが)そうですね。もともと、今はぶっそうな噂もありますし、物好きが空けているくらいでしょうね(自分もそんな物好きだ、というように笑みを浮かべつつ)その豆ですか?トキノミヤコの節分、という行事に使うものらしいですよ、なんでも家の中に巣食う鬼を追い払うんだとか。トキノミヤコから取り寄せたものですよ。そのままではたべられませんので火で炒ってから食べるものです(仕入れた商品の知識を披露しつつ)興味のあるものがあれば手にとって見てください、壊さなければ大丈夫ですよ(もちろん壊したら…ではあるが) [Tue 30 Jan 2007 23:35:22]
オウル > (有るのであれば、肉のものが良かったのだが……保存の利くものしかないと聞けば……少々、ショッキングだったらしい…) う〜ん……夜じゃ…やっぱり…あまりお店はやってないのかな…… (そう言いつつ、豆を見れば、キョトンとして…豆って保存が利いたか…ちょっと疑問で) あの豆は……何ですか? (そんなこと、興味深げに、商品の豆見ながら聞くだろうか、よく見れば、店の物全てが興味のあるものばかりで、目を輝かせながら豆以外の商品にも興味が沸いたように見ているだろうか) (節分、吸血鬼に効果があるのか疑問に思った影がいたとか内緒です)  [Tue 30 Jan 2007 23:28:12]
ディシュク > (扉を開けたときに入店を知らせるように乾いたベルの音が小さくなるその音に気がついたように手元の本をカウンターの中のスペースへとしまえば、笑顔を浮かべつつ)いらっしゃいませ。食べ物ですか…?見てのとおりここは輸入品を扱ってますので保存が利くものなら多少は置いてますよ。ただ、量は少ないですけどね(そういいつつ立ち上がれば、客の視線を誘導するように一角を指差す。ちょうど節分用の豆がおいてある一角にチーズやらなんやらと保存が利きそうな物が置いてある。乾物が中心であり、生ものは当然ながらおいては居ない) [Tue 30 Jan 2007 23:21:30]
オウル > (扉を開いて現れたるは、黒いマントを羽織った、銀髪に金の瞳の蒼白に近い白い肌の少年、店に入って、店員の方に恐る恐る声をかけるだろうか……周り見ながら……不安げで) こんばんわ…… (そして、貴方を見ながら聞くだろうか) あの…此処って食べ物…売ってますか? (そんなこと、不安げに聞くだろう……) [Tue 30 Jan 2007 23:16:26]
お知らせ > 黒いマントの客さんが入室されました。 [Tue 30 Jan 2007 23:09:17]
ディシュク > (地方村の一角にある輸入品屋。それなりの広さを持つ家の中にある程度は分別をして品物を並べている。そして、己は人が来たときに分かるようにカウンターに座りつつのんびりと本を片手にしている。家の者にはここに居ることは伝えているので用事があれば来るだろう。客がきてもいいようにとはするつもりで) [Tue 30 Jan 2007 23:01:19]
ディシュク > (夜の闇に繰り出してよごと探すのも冬場は堪える。今は闇の種族に対していろいろと敏感になっていることもあり、最近は夜遅くまで店を空けておく事で暇を潰しているような物。普段は奴隷に任せているが、暇つぶしの時には自らが店番をする。月明かりのない外に室内の明かりはやや目立っているか…) [Tue 30 Jan 2007 22:52:58]
お知らせ > ディシュクさんが来ました。 『夜に灯る店の明かり』 [Tue 30 Jan 2007 22:50:08]
お知らせ > オウルさんが退室されました。 『そのまま暫く、夜の散歩をしながら、悩んでいて……』 [Mon 29 Jan 2007 20:57:21]
オウル > (如何すればいいか、解らない、考えても……) 一人は寂しいのに……一人でいなきゃ…いけないのかな… (そんなの、嫌だ…だけど、人から血を吸わないようにするには……それが一番いい……そう思っていて) 血……飲んでる時…自分は……獣みたいだったんだろうな… (吸いたい、喉が渇いた、飲みたい…噛み付きたい…そんなことがめぐっていたかもしれない…止めようとしても…止まらない…) 何とかできないかな…? (そんなこと言いながら、足早に歩き続けていて…) [Mon 29 Jan 2007 20:55:06]
オウル > (夜の闇でも銀の髪と金の瞳は輝いているようにも見えていて……夜の闇の中を歩いていて) ……ルァの調子がよくなったら……スラムに返した方が…良いよね… (一緒に居て欲しいが……血を飲みたくなる前に……離れた方がいいと思った…) このままじゃ……吸い殺しちゃうかも…しれない、そんなの…絶対ヤダ… (ズリズリ、黒マントの引きずるスピード早めながら、そんな事呟いた……)  [Mon 29 Jan 2007 20:44:25]
オウル > (あの家と外を行ったりきたり……友人のことが心配で戻ったりするけれど……すぐに外に出るようにしていた、今もそうやって、外に出て来た訳で) ……ちゃんと、近くに居るべきだったかな…? (だが、一緒に居れば、血が欲しくなるかも知れず……欲しくなれば、少年はそれに抗えない…) 血……飲んじゃいけないよね…だけど…欲しくなったら? (それが一番、この少年が恐れている事……俯きながら歩いていて) 生きるために飲まなきゃいけないけど……だけど…如何すればいいのかな? (血を吸うのはいけない事じゃないかな…なんて思いがこの少年にはあるようで…) [Mon 29 Jan 2007 20:36:29]
お知らせ > オウルさんが来ました。 『あの家から少し離れた場所で……黒いマントを引きずりながら…』 [Mon 29 Jan 2007 20:25:52]
お知らせ > ナキアさんが帰りました。 『 ―――呼びかけてみましょう、か。( もう一度伸びをして、服を着替えよう ) 』 [Sun 28 Jan 2007 00:48:44]
ナキア > ―――― ( そういえば ) ( あれ 以後、乙女や獅子ともしっかり話をしていない。 )  …ふむ。 ( もう一度、木箱の蓋を右手が撫でる。左手がコップを急な角度に傾けて、こくこくと中身を飲み干した。 ことん、とコップをテーブルに置き ) [Sun 28 Jan 2007 00:46:05]
ナキア > ( 表面に手を這わせればそれは冷たく滑らかで どこかあたたかに感じるのは、魔女の信仰ゆえか。それとも送り主を思ってか。 ) 結局、使いませんでしたね。 ( ソレは夕星の魔女へと送ってくれた木箱。中身は吸血鬼対策の品がごっそりと。…総額を知ったら目を丸くするだろうが、知らなくてもそれなりに値の張るものだろうとは思う ) ( 返すか、そうでなくても代金を受け取ってもらいたいのだけれども。 ) [Sun 28 Jan 2007 00:41:43]
ナキア > ( あれ程の規模の儀式をまたすぐにやるというのは難しい。何よりも魔女自身の体力が持たない。肉体的にも精神的にも疲労を拭った状態でなければ、あれだけの長時間集中力を持続させるのは無理な話。 ) … ( 再びコップを傾けて水をこくこくと飲み込み )  …、 ( ふと、視界の中にある木箱に視線を留める。そうして、そちらの方へ足を進めようか ) [Sun 28 Jan 2007 00:36:51]
ナキア > ( 再び欠伸が口から漏れて、漏れるままにふわぁ、と大きく口を開けた。クセのように口の前に翳した左手のひらは、意味があるのかないのか。 ぺたぺたと歩み寄った窓の向こうに満ちゆく月の光がほのか。 ) ( 儀式の余韻が、まだ体に残っている。 倦怠感。 なんとはなしに首を回して、それからコップに水を一杯汲んだ。 ) … はぁ。 ( 水を飲み込めばすぅ、と。冴えた感覚の体に入り込む ) [Sun 28 Jan 2007 00:31:15]
ナキア > ( 規則的な、けれど酷くのんびりとした調子の足音が階下へと、段々近づいてくる。 ) …、 …ずいぶんと長い間眠っていましたね。 ( 一枚着のゆったりとした、ローブのような寝巻き姿の。足音の主である魔女は、闇色に塗りたくられた窓の向こうを眺め。欠伸交じりにそんな言葉を口にした。 ) …、 んー… ( 両腕を伸ばして伸びを一つ ) [Sun 28 Jan 2007 00:23:01]
お知らせ > ナキアさんが入室されました。 『( 魔女の家 )』 [Sun 28 Jan 2007 00:14:01]
お知らせ > ナキアさんが退室されました。 『( すべき大掛かりな儀式は、あと三つ )』 [Sat 27 Jan 2007 00:23:41]
ナキア > ( 意識が遠い。自分で自分が何を考えているのか、或いは何も考えていないのかも定まらない。 けれどふと動かした視線の先。視界の中、 ) …、 ( あぁ、そうだった ) …おわり、ました。 ( 告げるのは周囲で見守っていた村人へ。 は、と吐き出すのは濃き白。綿菓子のように大きく白いもやがいくつか。夜風に流れ夜闇に溶け消えゆく。 体が熱く、そして冷たい。 )  ――― ( もう、このまま意識を飛ばしてこの場に寝転がってしまいたい。 ) ( けれどそうはならずに。魔女は村人の手を借りて体を起こすだろう。前回そのままにして風邪を引いてしまったから、今回はどこかの家で体を拭かせてもらうことになっていたはずだ―― ) [Sat 27 Jan 2007 00:22:41]
ナキア > ―― 魔法円は解かれる しかし続く  女神の平穏を我らに 良き出会い 良き別れ 良き出会いをふたたび  …祝福あれ! ( 叫んで ) ( 魔女はふらりと。くずおれるように、大地へと膝をつき両手をつく。儀式の終了。トランス状態の終了。 )  ――――― 、 ( ゆっくりと長く、息を吐き出した。ぽたりと地面にシミをつくるのは、流れ落ちる汗の雫 ) ( これで、この土地の浄化儀式は二回とも終わった。あとは時々、先ほどしたよう魔法円を視覚化して防護を補強してやればいい。 ) [Sat 27 Jan 2007 00:10:44]
ナキア > ( 魔女は、祭壇へと向き合い ) ―――女神と神よ 我は感謝を捧げる その存在に その魔法円に その光と愛に その夜と変化に 我は恵みを求める この別れの時に いざさらば! 祝福あれ―― ( この言葉は、儀式で昂揚した力を、呼び起こした力を大地に返すためのもの ) ( 魔女は東西南北四方向を再び廻り、今度は召喚ではなく追放の方向にペンタクルを描いた。そしてそれぞれの方向に、こう告げる ) ――東の守護者よ。 空気の力よ。 感謝を捧げる 我とともにあったことに そして我は恵みを求める この別れの時に この平穏の長からんことを―― 祝福あれ。  ――南の守護者よ。 火の力よ。 感謝を捧げる 我とともにあったことに そして我は恵みを求める この別れの時に この平穏の長からんことを―― 祝福あれ。  ――西の守護者よ。 水の力よ。 感謝を捧げる 我とともにあったことに そして我は恵みを求める この別れの時に この平穏の長からんことを―― 祝福あれ。  ――北の守護者よ。 大地の力よ。 感謝を捧げる 我とともにあったことに そして我は恵みを求める この別れの時に この平穏の長からんことを―― 祝福あれ。 ( 四方向の力をそれぞれ返し。魔女は剣の切っ先を天に向け、そうして、大地につきたて 両腕を広げた ) [Sat 27 Jan 2007 00:03:33]
ナキア > ( 最後に、北。ペンタクルを描いて、 ) 聞け、北の物見の塔の守護者よ。 大地の力よ ( ペンタクルを通り抜けた先、魔女の思い描くは草の生い茂る肥沃な山の斜面。 …北。大地の力にして全ての力の礎石。外縁の暗闇の淑女。深夜の牡牛。北極星。渦巻く空の中心。石であり山でありそして肥沃な大地。 ――清涼な泉に養われる緑豊かな草、鉱物と養分に育まれた木々。遠くの大地では穀草が揺れ、野生の山羊が岩山の遙か高くに佇み、眼下には野牛の群れの見える―― 真夜中。月は隠れているが、星は輝いている。星座が、北極星の周りを廻る――  そんな情景を。美しき自然を、思い描き ) … 聞け。 そして行け、静かなるものよ。 ( もとの位置へと、体を戻せば。四つのペンタクルの青白き炎は、ソレをなしていたオドは以前描いた魔法円へと移りそれを縁取るように輝くだろう。 ) [Fri 26 Jan 2007 23:51:06]
ナキア > ( 戻って、今度は南の方角へと体を向けた。同じように、アサミイで召喚のペンタクルを描く。 ) 聞け、南の物見の塔の守護者よ。 火の力よ ( ペンタクルを通り抜ければ、魔女は正午の太陽が照りつける草原に立ち、その身を焼くような太陽の光と熱と力を感じるだろう。 …南。火の力。灼熱の赤いライオン。燃え盛るもの。夏の熱気。生命の火花。 ――赤金色のライオンの、光り輝くさまのような灼熱の太陽を、思い描く ) … 聞け。 そして行け、光を放つものよ。 ( 元の位置に戻れば、次に魔女は西を向く。動作は同じに、 ) ――聞け、西の物見の塔の守護者よ。 水の力よ ( 青白く輝くペンタクルを通り抜ければ、その先は波の打ちつける岸壁。波の飛沫を体に感じるだろう。 …西。水の力。水淀む淵に潜む蛇。雨降らすもの。灰色をまとった黄昏。夕星。 ――夕方に太陽が沈むに従い、青緑色の波は紫にふちどられてゆく。波間の泡の中はまるでイルカと海蛇の遊ぶような 様。思い描き ) … 聞け。 そして行け、流れるものよ。 ( そして再び、ペンタクルを通り抜ける ) [Fri 26 Jan 2007 23:36:03]
ナキア > ( 一番最初に被害にあった家が、建っていた土地。今は此処に、何もない。あるのは、簡易に設えられた祭壇だけ。 以前に一度、浄化儀式を行ったその場所 ) ( 魔女は、アサミイを利き手に持ち宙に召喚の方向でペンタクルを描いた。描いた、そこにオドのか細い線が青白く。炎のように輝くのが、魔術に長けたものなら見えるのだろう ) ――聞け、東の物見の塔の守護者よ。 風の力よ ( 声を響かせ、描いたペンタクルの中を通り抜けようか。儀式中は一種のトランス状態。ペンタクルを通り抜けた時、魔女には草が波打つ平野を薙ぎ払う風が感じられた。 ) … ( 深く。呼吸をして、頬をくすぐり 髪をそよがせ 肺に入る空気を、感じる。 …東。大気の力。暁の金の鷲。星を求めるもの。渦巻く風。昇る太陽。 ――太陽が昇り その光が、まるで金色の鷲のよう 己のもとへ飛来する様を、思い描く ) … 聞け。 そして行け、輝くものよ。 ( 告げて。もう一度ペンタクルを通り抜け、魔女は元の位置へと戻る ) [Fri 26 Jan 2007 23:21:55]
お知らせ > ナキアさんが入室されました。 『( 蝋燭の炎の、夜風に揺れる )』 [Fri 26 Jan 2007 23:07:49]
お知らせ > オウルさんが退室されました。 『嬉しそうに歩くのは、何処からか来る懐かしさの様なものを感じてかもしれない』 [Thu 25 Jan 2007 23:55:16]
オウル > (とりあえず、まだ夜は長いから、歩き回ればいいなんて、そんな考えを浮かべて) とにかく、歩きまわろ……此処、歩きやすくて、なんか好き (喜び加減にそんな事いえば、歩く速度を少しだけ速めて歩こうか…) [Thu 25 Jan 2007 23:54:08]
オウル > (考えながら歩いていたが、めんどくさくなったのか考えるのは放棄して、歩くことに少し集中しよう) こんな夜じゃ、寝てる人のほうが多いだろうから……やめとこ (そんなこと言いつつ、マント引きずりながら、歩く姿は少し寂しげで) でも、やっぱり一人で行くの怖いしなァ…… (マント引きずりながら、そんなこと言いつつ、時々マントを気にしながら歩いているようで……) [Thu 25 Jan 2007 23:46:52]
オウル > (歩く速さこそ遅いものの、しっかりと歩いていて、頭をフードから出したお陰で、多少の開放感があったようで、顔自体は多少ご機嫌である) 月は出てないけど……夜は最高〜 (そんな事、ちょっと大きめの響くくらいの声で言うでしょう、近所迷惑を考えましょう) どこかで……あの家の事…聞けないかなぁ… (しかし……人のいる家の方に行くのは少々気が引けるようで……どうしようか考えながら歩いていて) [Thu 25 Jan 2007 23:40:28]
オウル > (そのせいか、歩く速さは遅い、体を覆うほどのマントの引きずる音が響いていて) そういえば……あの家って…何処だっけ? (立ち止まって首かしげた、思い出そうにも、あの時はぼんやりしていたせいで、記憶が曖昧な状態だったようで) わかんないよ……どうしよう… (しょんぼりと頭俯けて、どうしようか無い頭で考えながら、歩き始めるだろう) [Thu 25 Jan 2007 23:33:09]
オウル > (自分が初めて? 起きた場所、懐かしくて、怖い場所、其処へ向かおうと思って、とぼとぼと地方村の暗い道を行く) むぅ……朝からがんばってあるいたけど……つらいなぁ… (この、吸血鬼少年、朝はフードかぶって、この黒紅マント引きずって歩いていたようです) 一人……だけど…自分の事かもしれないしね… (フード取りながら、頭ゆすって髪を振るう、肩近くまで伸びている銀髪がゆれて、風を気持ちよさそうに感じる) フードかぶってたら……めんどくさかったな…… (俯きかげんなのは、朝日の中を歩いたせいで、大なり小なり疲れたのだろう……) [Thu 25 Jan 2007 23:27:11]
お知らせ > オウルさんが入室されました。 『一人ででも、とりあえず行ってみようと思った』 [Thu 25 Jan 2007 23:20:33]
お知らせ > ディシュクさんが帰りました。 『そのまま、ゆっくりと時間をすごして…』 [Tue 23 Jan 2007 23:55:48]
ディシュク > (年末年始は忙しかった。すこしたくわえはできそうな様子ではあったからしばらくはのんびりと経営させてもらおう。そんなことを考えつつ、紅茶をひとすすりする) [Tue 23 Jan 2007 23:41:31]
ディシュク > (そんなことを地方村の中にある店の中で計算していた。明かりはつけているので外からは中に人が居ることは十分わかるだろう。こんな時間なので訪れる人も少ないと思うが、特にすることも無いのであけている、そんな感じだ)一月はやはり書き入れ時でしたね。だいぶ普段より儲けが多いです [Tue 23 Jan 2007 23:31:50]
ディシュク > (トキノミヤコの方のイベントでアマウラまで足を伸ばせば簡単に手に入るものではあるからそれほど量は必要がないだろう、とは計算をしている。近所の農家が作っている可能性もあるがそれはひとまずおいておこう)ひとまずは収支はこんな漢字でよろしいでしょうね [Tue 23 Jan 2007 23:25:53]
ディシュク > (町ではそろそろバレンタインなるものが近づいているらしい。その前にアマウラのイベント節分があるのだが)アマウラの豆を仕入れておきましょうかね。チョコレートはいい店がヴェイトス市内にあるらしいのでそれを輸入するのは止めたほうが良いとは思う) [Tue 23 Jan 2007 23:15:08]
お知らせ > ディシュクさんが来ました。 [Tue 23 Jan 2007 23:11:31]
お知らせ > ミレイユさんが帰りました。 『( ここでなければ『生きられぬ』。 これも、足掻き方、抗い方なのだと… )』 [Fri 19 Jan 2007 21:21:18]
ミレイユ > ( ―――あるいは。 再調査の手は自分にまで伸びないのではないか。 どこかで止められるのではないかと… ヴェイトス市の法によって罪を犯さぬ吸血鬼が守られるなら? 期待する部分もあるが。 世論というのはあるし、ヴァンパイアハンターギルドに吸血鬼と特定されれば、法がどうであれどの道長くはないとも思う )   ( 流れるに任せている今の状況を、エルザロゥやレティは何と言うだろう。 …『しょうがないな』… って、苦笑して許してくれそうな気がして。 …吸血鬼にも魂なんてものがあるのか知らないけれど… そっと微笑んだ ) [Fri 19 Jan 2007 21:18:25]
ミレイユ > ( 会いに来てくれたツヤコに、自分の事は話せなかった。 …彼女を許すような事を言って… 許されたいのは自分の方かもしれないのに… そんな失礼な話も無いと、言い出せずにいる。 ―――シャリィにも、イチミネにも、フェンにもナキアにもMJにも、結局会いに行っていない。 …イチミネやシャリィは顔を合わせる事くらいあるけれど… )   ( …レティが自分は吸血鬼であると明かし、吸血鬼と知られては生きられぬと考えた自分は、一度は牧場を出ようとした。 …それでもレティが滅んで、同胞達も滅んで、種族の面では牧場に一人になった時… 牧場まで亡くしては、自分には何も無くなると受け入れた。 …消滅を恐れる気持ちはもちろんあるものの… 肉体的には死んでいるとしか言えない状態で、変わりもせずに在り続ける自身を思えば、元人間の吸血鬼が、死地を定めるのは難しくない。 …何の為に、生きるのか…。 …ただ在り続けるという以上の意味を見出せなかった時、自分もまた【ステア】になるのだと、そんな気がしていた。 …それでも… そう受け入れても… 自分のそんな考えを、自分の身を案じてくれるであろう『ヒト』達に話しておくなんて難しい。 ―――謝らなければならないと思っても… 同時に、謝罪になんて何の意味も無いのだと思う… )   ( 同胞の、早い時期に牧場を去った仲間を逃がしてくれた貴族の思いまで無下にするのなら。 MJの言う自己満足の自己犠牲でしか無い事も、受け入れなければならないのだろう。   おまけにそれで丸く治めてもらえるかどうかなんて、分からないときてる   ) [Fri 19 Jan 2007 21:14:49]
ミレイユ > ( ステアは去って、街には未だ吸血鬼対策が溢れているものの、紙面は徐々に静けさを取り戻しているように思えた。 …そのまま、エルザファームの名がそこで踊った事も忘れてもらいたいものだけれど… そう都合よくはいかないか ) ………。 ( ―――私も、話があったんだけどな……… )   ( ケージの並ぶ部屋へと通じる扉は閉じずに、座り慣れた椅子に腰を下ろす。 …遺された牧場の相続はまだだったけれど… 仮にも牧場を運営する上での責任者は必要で。 レティの名前を借りるような形で、事務的な手続きは進められている。 …分かる従業員に一任することもあるけれど、基本、殆どの書類は『一番の古株』である自分の所に回って来て――― 感じは全然違うけど、少しだけ、診察室のデスクがレティの机に似てきたような気がする ) [Fri 19 Jan 2007 21:01:15]
ミレイユ > ( …こんな調子で悪化しやしないだろうかと思いつつ… ただでさえ人手不足の牧場で、こんな事にまで人を呼ぶのも申し訳ない現状。 虐待なんじゃないかって勢いで四苦八苦した挙句、ようやく零れさせずに流し込めばホッと一息 ) 〜いい加減慣れてくれても良いんじゃないかなー…? ったく。 ……だからレティはいないんだったら…… ( 不満を訴えるような救いを求めるような。 相変わらず鳴き続ける犬の頭をわしゃわしゃしたら、ケージを閉じる ) ―――。 ( いつ処刑されるか分からない身なら、極力そんな場所で動物を預かる事は避けたかったけど… 断るのも面倒くさいような調子で迫られてしまえば、牧場の評判から診療所も経営不振だろうという気遣いもちょっとはあったかもしれない貴族(の使い)の思いを無下にするのもはばかられ、随分と久し振りな気のする環境に身を置いていた ) ………。 ( もしかしたら、こいつを預かるのもこれで最後だろうかと… そんな事を考えてしまって、暫く見つめ。 …あんまり側に居て怯えさせるのも可哀想だから、早々に診察室へと引きあげる… ) [Fri 19 Jan 2007 20:51:54]
ミレイユ > ( まだ子犬だった頃から付き合いがあるこのブルドックは、近場にある貴族の別邸で飼われている診療所の常連だ。 持病でもあるのかと思われそうだけれど何の事は無い、溺愛され過ぎによるノイローゼと思われ、ここへ来れば下痢も嘔吐も治まるから主人は名医と称賛してくれるけれど、離れられさえすればどこでも良いんじゃないかって話。 ―――ただ――― ) ―――〜あぁっ!? こら零れる動くな…っ! こ っ ち 向 け …っての! ほ〜ら口開けろーっ!? ( ―――殆どの動物が初対面では大抵そうであるように。 年中会っているわけではないこの犬もまた、獣医の少女の素性について、何か感じるものでもあるのだろう。 逃げたり噛んだり引っ掻いたりしないだけ助かるが、ただでさえ美味しい物ではないであろう薬を飲んでくれようとはしない。 …だからあんまり手のかかる子は、大人しくレティに手伝ってもらう事にしていた…。 …今は亡き同族の幼馴染。 同じ吸血鬼だと言うのに、彼女には動物に好かれるという特技があった… ) [Fri 19 Jan 2007 20:39:33]
ミレイユ > ( その日、死んだように静まり返っていた診療所には久し振りに生き物の気配があった。 いずれも空のままズラリと並んだケージの一つで、家犬っぽい穏やかな顔をしたブルドックが丸くなり、キュゥンキャゥンと切なげな鳴き声を上げている ) ―――そんなに鳴いたって、レティはもういないんだよ…? ( 嫌がってぐいぐい振られるしわくちゃな顔を『ほらほら暴れない』と押さえ付け、獣医はその口に薬の入ったスポイトを捻じ込んだ ) [Fri 19 Jan 2007 20:27:06]
お知らせ > ミレイユさんが来ました。 『( 憐れっぽい鳴き声に苦笑を零す )』 [Fri 19 Jan 2007 20:18:38]
お知らせ > オウルさんが退室されました。 『自分の事すら知らぬ少年は、夜の闇を歩いていく』 [Thu 18 Jan 2007 23:39:21]
オウル > (家の前まで、歩いてくれば……明かりはついてないようで……) もう皆、寝てるのかな? (がっくりと肩落として、また違う道に歩いていこうと足を踏み出す) もっと、遠くの方に行ってみよぉぉ (拳を天に突き出して、小さく「おぉぉ」なんて声をあげながら、歩いていこうとすることでしょう) [Thu 18 Jan 2007 23:34:13]
オウル > (ゆっくりと歩きながら、前に注意していたら、遠くの方に家の明かりのような物が見えた気がした) 今度はあっちいってみよ (夏の虫が街灯に集まるがごとく、この少年は遠くに見える明かりに興味を持ったようで……その方向に向かって歩き出していくだろう) 結構遠そうだな…… (明りがついているのか、どうかすらちょいと微妙に見えなくも無い遠くに見える家……其処にこの少年は向かっているようで) [Thu 18 Jan 2007 23:24:24]
オウル > (まったく、道が解らず、あっちに行ったりこっちに行ったりをしながら、この夜中を歩いていたようで) どっちから来たっけ? (元来た道すら、思い出せないようで、首傾げて考えて) 何処行けばいいのかな……こんな時… (誰かに道を聞きたいけれど、道行く人は少なくて、とても声がかけられない…) 寂しい…… (一人でずっと歩くのが、だんだん心細くなってきたのか…歩く速度が急にゆっくりになる…マントが擦れる音もゆっくりになる…) [Thu 18 Jan 2007 23:14:40]
オウル > (地方村の少しはずれの道を歩く、少年一人、フード付きの裏地の紅いマントを着ているが、マントが地面に擦れて、引きずられて、ズルズル音がする) ここ何処…? (身に覚えがあるようで、無い道、そんな中を歩く中で、フードは着けておらず、銀髪が見えている) つかれたし……おなか空いたし… (歩きながら、愚痴たれながらも、歩く足は止めないで歩いていて)  [Thu 18 Jan 2007 23:06:49]
お知らせ > オウルさんが来ました。 『歩く少年、とぼとぼと……黒いマントを引きずりながら』 [Thu 18 Jan 2007 22:59:02]
お知らせ > 名無花さんが帰りました。 [Sat 13 Jan 2007 02:15:24]
名無花 > (主人の腕に抱かれながら     朦朧とした意識の中で更に主人に擦り寄る     撫でられる髪の感触にゆっくりと瞳を閉じて)うん・・・・・・一緒に、寝る・・・・・・。(そう答えて静かに微笑む) [Sat 13 Jan 2007 02:15:18]
お知らせ > ルードさんが帰りました。 [Sat 13 Jan 2007 02:12:51]
ルード > (はぁ…と荒い息を吐きながら名無花の体をゆっくりと抱きしめる。擦り寄って来てくれている名無花の髪をゆっくりと撫で上げつつ)気持ちよかったぜ…。今日は体を温めたらベッドで一緒に寝るとするか?(そんなことを言いつつ、夜はさらに更けていく) [Sat 13 Jan 2007 02:10:22]
名無花 > うん・・・・・・。(静かに頷いて     主人に躰を擦り寄せる)あぁ・・・・・・。う、ん・・・・・・。(主人の突き上げに合わせて声を洩らす)あ、ん・・・・・・はぁ。ル・・・・・・ド、さまぁ・・・・・・。(中に注がれた主人の精に背を仰け反らせて     きつく主人のモノを締め付ける) [Sat 13 Jan 2007 02:05:27]
ルード > 大分、こうされるのにも慣れてきたか?これなら、気持ちよさそうだな(苦痛を訴えてきているわけではない彼女の中の心地よさに快楽を我慢しようと思う気持ちはなく。そのまま、腰を大きく動かし続け、精を名無花の中へと注ぎこむため、大きく動かし…)名無花…中にまた、注いでやるぜ…?(精を中へと吐き出そう) [Sat 13 Jan 2007 01:51:37]
名無花 > ん・・・・・・。(与えられる快楽に   ビクビク   と躰が震える)ん・・・・・・、ふぅ・・・・・・。(中をかき回される度にそれに合わせるように腰を動かして     主人の背に軽く爪を立てる)んぅ・・・・・・。(大きく動かされる雄をきつく締め付けて)ん、 はぁ・・・・・・。(背を仰け反らせる) [Sat 13 Jan 2007 01:47:47]
ルード > (口付けをしたままのほうが名無花が感じている様子がみえると思えばそのまま口付けを続けたままでゆっくりと肉棒で中をかき回していく。背中につかまってもらいそのまま突き上げて)名無花。今日はあんまり我慢しないで行くからな(体の力が抜けていることをいいことに肉棒はやや大きめに動かしていこう) [Sat 13 Jan 2007 01:27:01]
名無花 > っふ・・・・・・。(長い口接けに躰のお力が抜けて     頭が真っ白になりそうになる     躰の力を抜いて後ろへと体を反らす     それでも背中を支えられている為に湯の中に落ちる事はなく)ぅんん・・・・・・。(主人の雄締め付けて     主人の背中捕まろうと腕を伸ばす) [Sat 13 Jan 2007 01:22:16]
ルード > (物足りない、と動いていく腰にゆっくりと肉棒を進め始めながら体の力を抜かせたままにしようと唇を奪い続けていく。背中を支えたままで体を引き寄せ胸同士をつぶしあい体温を伝え合おうとしていて…) [Sat 13 Jan 2007 01:13:44]
名無花 > 主人のモノに物足りないと言うように腰が動く) [Sat 13 Jan 2007 01:09:19]
名無花 > ぅ、ん・・・・・・。ん・・・・・・。(唇を奪われればその思考は簡単に解けてしまう)んぁ・・・・・・。はぁ、ゃぁ・・・・・・。(浅い部分に居る [Sat 13 Jan 2007 01:08:35]
ルード > (体が硬くなったのを感じればそのまま名無花の唇を奪い、吸い上げて。思考を溶かそうとしていく。肉棒はすぐにはおくまで入れず、先端を軽く入れた状態でなんどもなんども名無花の秘所へとこすり付けていき) [Sat 13 Jan 2007 01:02:21]
名無花 > うん・・・・・・。(答えながらも宛がわれた主人のモノの感触に     自然と体に力が入る     何度味わってもなれない感覚に   キュッと目を瞑って     頷く)うん・・・・・・。(頷きながらも耳元に落とされた唇の感触に     思わず躰がはねた) [Sat 13 Jan 2007 01:00:17]
ルード > 我慢はする必要はないからな?(名無花の体を引き寄せればそのまま肉棒を彼女の秘所へとあてがう。まだまだ何度体を味わっても変わらない感覚に笑みを浮かべつつ)ゆっくり行くからな、つらかったら言えよ?(耳元へ口付けをした) [Sat 13 Jan 2007 00:53:07]
名無花 >    ん・・・・・・ぁ、・・・・・・。   (中で動く指の感触に身を捩って耐えようとする     聞こえた主人の言葉には少し躊躇いを見せて     静かに俯く)  ・・・・・・ん。   [Sat 13 Jan 2007 00:48:45]
ルード > (肉をゆっくりと掻き分けて名無花の官能を高めていこうとしながら)このまま、名無花の中に入れても大丈夫か?ゆっくりほぐしてやれば気持ちよくなると思っているんだけだけどな?(ゆるゆるとかき回しつつ受け入れてもらえるようにと) [Sat 13 Jan 2007 00:40:56]
名無花 > ぅ、ん・・・・・・。(秘処をこじ開けられる感触に中が脈打つ)はぁ・・・・・・。ん・・・・・・。(気持ちイイかと問われれば頷いて   胸全体に這う舌の感触に背を逸らす)あ・・・・・・。 [Sat 13 Jan 2007 00:35:46]
ルード > クク…やじゃないならこのまま、かんじていてもらうぜ?(ゆっくりとした動きから少しずつ名無花の秘所を指でこじ開けようとしていく。中に出入りする動きをしてほぐしていくように…)名無花…ここは気持ち良いか?(同時に胸全体を舌で嘗め回そうとしていく) [Sat 13 Jan 2007 00:28:52]
名無花 > ん・・・・・・。や・・・・・・じゃない。(ふるふると首を左右に振って     秘処に触れる手の感触に耐える     与えられる快楽に時折     甘い声をあげながら     焦らす様な手の動きに無意識の内に腰を動かす)あ・・・・・・。 [Sat 13 Jan 2007 00:21:20]
お知らせ > 名無花さんが入室されました。 [Sat 13 Jan 2007 00:14:36]
ルード > そんなにいやなら俺は無理にはしないぜ…?名無花…。このまま感じたくはないか…?(胸の先をなめながら秘書に触れる手をゆっくりと上下させていく。秘芽には時折軽く触れるか触れないか程度の動きをして)顔が赤くなっているのが良くわかるぜ…? [Sat 13 Jan 2007 00:12:04]
名無花 > うん。(主人の言葉に頷こうとして     言われた言葉に更に顔を赤くする)そ、そんな事・・・・・・無い、もっん・・・・・・。   ぁ・・・・・・。(違うと否定するように首を振る     それでも胸の先端に奔る     微かな痛みに     快楽に体が反応する)あっ・・・・・・!!(秘処に触れる手に腰がはねた     背中を支えられている為にのけぞる事が出来ない分身を捩って)ゃ・・・・・・。 [Sat 13 Jan 2007 00:05:42]
ルード > ん…?気持ちよくなってきたんなら遠慮なく感じたほうがうれしいぜ? それとももう我慢できなくなってきて居たりするのか?(軽く言葉で攻め立てるようにしながら胸の先を軽くはを立てていく。そうしながら片手で背中をささえ、片手は名無花の秘部へすべる) [Fri 12 Jan 2007 23:55:07]
名無花 > (主人の言葉に嬉しそうに笑みを浮かべる     それでも   頬は恥ずかしそうに染まっていて)ぅ、・・・・・・。(与えられる刺激に躰を捩って逃げようとする)ん・・・・・・・・・。   うん・・・・・・。(言われた言葉にこくこくと頷く。) [Fri 12 Jan 2007 23:47:21]
ルード > うん? いや、あんまり大きさにはこだわらねぇよ。 こういったほうが恥ずかしくて興奮もあるんじゃないかと思ってな(胸の先を指先でゆくりと転がすようにしながら舌でなめあげていく。背筋を震わせる様子に笑みを浮かべつつ)ゆっくり温まれよ? [Fri 12 Jan 2007 23:41:40]
名無花 > ん・・・・・・。(胸に与えられた刺激に   ピクリ   躰が震える)う、ん・・・・・・。(冷えた躰に湯の温度が熱く気持ちがいい     ゾクリ   と背筋に伝う感触に体が震えた)ルード様は・・・・・・大きい方がいい?(そう問いかける) [Fri 12 Jan 2007 23:38:41]
ルード > ちゃんと飯を食っていても、こっちの成長はまだまだ、みたいだけどな(軽く名無花の胸をもみながら胸元へと口付けを落としていく。そのまま体を抱き上げて湯船に一緒にゆっくりと浸かって行こうと…9 [Fri 12 Jan 2007 23:32:55]
名無花 > う、うん。・・・・・・・・・・・・。(言われてしまえばもう反論の余地はない     言われるままにされるがままに主人に身を預けて     そのまま浴槽へと移動する)ん・・・・・・。(温かい湯の感触に瞳を細める     そして主人の問いに一つ   頷いて)うん・・・・・・ちゃんと食べてるよ。 [Fri 12 Jan 2007 23:28:38]
ルード > そんなことないならこうして抱いたりはしねぇよ…ほら、こっちだ(名無花の体をゆっくりと抱き上げればそのまま湯船の近くへと移動していく。そして軽く汗を流してしまうように名無花の体にゆっくりと湯をかけてやろうとして)最近もちゃんと飯は食べてるか? [Fri 12 Jan 2007 23:21:09]
名無花 > う、・・・・・・・・・。(ん     続くはずだった言葉は途中で途切れた     可愛いと言われれば困ったように俯いて     首を振る)そんな事・・・・・・ない。(そして     意を決して     それでもゆっくりとリストバンドを外す     外してもその手首が見えないように気を配る事は忘れない) [Fri 12 Jan 2007 23:16:20]
ルード > 恥ずかしいか?でも、そういう表情もなかなかかわいいんだぜ?(髪の毛を軽くなでながら、名無花がリストバンドをはずしていくのをじっと待っている。胸の傷を気にしているようすはわかったのでそれを気にしないようにしてやれればと思いつつ) [Fri 12 Jan 2007 23:10:50]
名無花 > うん・・・・・・。(静かに服を脱いでいく     それでも服を脱いで     リストバンドを外そうとして手が止まった)・・・・・・・・・・・・。(綺麗な躰だと言われれば何故か     ツキリ   と胸が痛む     胸の傷     そして新たに増えていく傷に     胸が痛い)あ、・・・・・・あんまり見たら・・・・・・。(恥ずかしい     そう言外に含んで主人から体を逸らす) [Fri 12 Jan 2007 23:04:46]
ルード > ま、冷えた体にはお湯はちょっとあちぃかもしれねぇけどな。服を脱いだらこっちに、だな。相変わらずきれいな裸だな(名無花の服を脱ぐ様子をにやにやと見つめつつ、肌をなめるようには見ていく。 幾度も抱いているがきれいと思えるものはきれいだ) [Fri 12 Jan 2007 22:55:34]
名無花 > (暖かい空気が心地いい     空気に冷たくなっていた躰もだんだんと温度が戻ってくる     床に降ろされれば主人の様子を見つめて)うん。(言われた事に素直に俯けば服を脱いでいく) [Fri 12 Jan 2007 22:48:24]
ルード > (おとなしく抱かれている名無花を腕の中へ抱えたまま、風呂場へと向かい、大岩を空けて中へ踏み込む。なかは案外暖かく沸騰させていた影響が伺える。名無花の体を一度置いてお湯の様子を見てみる。 このくらいならちょうどいいと思える湯の温度ではあった)お湯はちょうどいい見たいだぞ。名無花。 このまま服を脱いでくれよ? [Fri 12 Jan 2007 22:43:19]
名無花 > ・・・・・・・・・・・・。(主人の笑みに更に顔を赤くして     主人の肩口に顔を埋める)う、ん・・・・・・。(風呂場へと向かう道中     主人に大人しく主人に躰を預けて) [Fri 12 Jan 2007 22:35:21]
ルード > ふふ、このまま連れて行ったら容赦なくかわいがってやるぜ?(くく、と軽く笑みを浮かべつつそのまま名無花を抱き上げて風呂場へと向かおう。今日は冷えるから早めに沸騰寸前まで沸かせて置いたから今は少し熱いくらいかも知れない。温度は確かめておこうと思う) [Fri 12 Jan 2007 22:28:18]
名無花 > ・・・・・・・・・・・・。  (主人の提案に頬を薄く染め     頷く)    お風呂……。    (そう小さく呟く     咽元を撫でられれば   ピクリ   躰はねさせて)う……うん。(真っ赤に頬を染めたまま小さく頷く) [Fri 12 Jan 2007 22:23:13]
ルード > そういうことだ、やりたいことが何にもないなら俺がかってにやるぜ? そうだな。名無花のからだが冷えているみたいだから、このまま一緒に風呂に入る、とかな?(にやりと笑みを浮かべつつ、うつむいた顔を起こすように軽くのど基をなでてやる)エッチなことをすれば体もあったまるかもしれないぜ? [Fri 12 Jan 2007 22:16:51]
名無花 > うん。気を、つける……。(言われた言葉     これからは少しは気をつけるようになるだろうか?     頭を撫でられれば心地良さそうに瞳を閉じて)……やりたい事?(問われた言葉に主人を見つめる     そして   考える     やりたい事     やりたい事     何度か首を捻って     どうやら思いつかなかったらしく     俯く) [Fri 12 Jan 2007 22:12:23]
ルード > ん?気がついてなかったのか?体を冷やすと風邪を引きやすくなるからな。気をつけたほうが良いぞ(微笑を浮かべる様子を眺めつつ抱き上げた名無花の頭をなでて)さて、これからどうしような?食事は終わってるし、家の中で温まるとするか? それとも、名無花はなにかやりたいことがあるか? [Fri 12 Jan 2007 22:05:25]
名無花 > うん。(抱き寄せられて   言われて     初めて気が付いた自分の体温     慣れきっていた所為かまったく気にしていなかった)うん、頑張る……。(それがどちらの方向にかは不明だが     そう答えた     抱き上げられれば大人しく主人に体預けて)うん。(主人の言葉     嬉しそうに微笑んで頷きましょう) [Fri 12 Jan 2007 22:02:00]
ルード > 体はすっかり冷えてるじゃねぇか…あんまり無理はするなよ。一生懸命なのはうれしいけどな(そのまま抱きしめて体を暖めてやるようにしながら名無花を抱き上げてやや早足に小屋へと道具を置きに向かう。そして小屋に道具を置いてしまおう)もうちょい待てよ。今これを片付けてしまうからな [Fri 12 Jan 2007 21:54:58]
名無花 > ・・・・・・。   ……う、うん。(こくりと頷く     でも引き寄せられた躰は冷たくなっている事でしょう     そしてそのまま主人に連れられて小屋の方へ向かいます。) [Fri 12 Jan 2007 21:51:25]
ルード > 俺は慣れているからぜんぜん平気だぜ?名無花は寒さに強いほうだったか?(寒くない、とは言っているものの我慢している可能性も考えて名無花を抱き寄せて。そのまま道具を持って小屋のほうへ向かう) [Fri 12 Jan 2007 21:47:07]
名無花 > (頭を撫でられれば嬉しそうに笑みを浮かべる)うん……。(主人の言葉に静かに頷く)うん……。うん、大丈夫。……寒くないよ。(そう微笑みを向ける。)ルード様は、寒くない?(そう首をかしげて問いかけ) [Fri 12 Jan 2007 21:45:01]
ルード > (とんとん、と一通り釘を打ち付ける。雪が解けて春になったらもっとしっかりと修理しないといけないなとは思いつつ、ゆっくりと立ち上がり、いつの間に来ていたのか、名無花の頭をなでてやりつつ)ん、俺の様子を見に着たのか?これくらいならすぐだからな。名無花は寒くないか? [Fri 12 Jan 2007 21:39:18]
名無花 > (主人の後方でじっとその様子を見ている)・・・・・・。(食事の後に牛小屋に行っていて今までそこにいた     どうやら最近は大分牛にも慣れて来たようだ。) [Fri 12 Jan 2007 21:33:42]
お知らせ > 名無花さんが入室されました。 [Fri 12 Jan 2007 21:26:00]
ルード > (日が明るいうちにやってしまったほうが良いとは思うのだが、日が昇っているうちは牛の世話もある。ここ何日かは自分の監視の当番であるので監視をおろそかにして放っておくわけにもいかないと思いつつ)ま、夏鈴に見つかるとまたうるさいかもしれないし、さっさと済ませることにするか(とんとん、と釘を打つ音をたてて補修作業を始める、結構いいかげんにやってしまうつもりなので10分もあれば終わるだろう) [Fri 12 Jan 2007 21:22:10]
ルード > (吸血鬼の脅威はひとまず去った。それは喜ばしいことで。後は気をつけるべきは普通の獣、というわけだ。後は柵の上のほうに準備してある鳴り子もチェックはしておく。 暗い中で見えにくいなら紅かはそれなりにあるものだ) [Fri 12 Jan 2007 21:11:04]
ルード > (数枚の質の悪い板を手にして柵の一角へと来ていた。本格的な柵の修理は春になってからが望ましいがかなり痛んでいる板を見つけてしまったので応急手当をするつもりで。今年はやはり獣の動きはやや活発なのであろうか) [Fri 12 Jan 2007 21:01:05]
ルード > (年末年始、酪農家は比較的のんびりとして過ごせる物。とはいえすでに年明けから日数も数日過ぎ、普段どおりの生活には戻っている。仕事を見つけた夏鈴もがんばっているみたいなのであまりきつい仕事は言わないようにとしておこうかと思いつつ現在地は牧場の敷地内) [Fri 12 Jan 2007 20:48:28]
お知らせ > ルードさんが来ました。 [Fri 12 Jan 2007 20:45:34]
お知らせ > ディシュクさんが退室されました。 [Fri 12 Jan 2007 02:50:52]
ディシュク > (すこし肌寒さを感じてかそれとも用事を思い出してか暗闇でゆっくり歩いていた足がやや速まり…家路に向かい始める [Fri 12 Jan 2007 02:50:48]
ディシュク > (ポケットに手を突っ込みつつ、白い息を吐き村の中をゆくりと散歩していく。特に目的などはなく、気分転換、というところ。昼間よりはこういう夜中のほうが心地よいのは己の中に流れる魔の血のためか) [Fri 12 Jan 2007 02:30:48]
ディシュク > (夜の空気は大分冷えることは気にせずに久しぶりにのんびりと散歩をする。出てくるときに散歩に出かけることは告げたので家でする番をしているか、それともついてきているかはわからないけれど)いい夜ですね。なかなか空気が澄んでいるようです [Fri 12 Jan 2007 02:18:53]
ディシュク > (年末年始の忙しさがようやくすぎさり一息をつけるようになった。冷えた空気に身を浸しつつも暗闇にのんびりとしている。クリスマス時期も少々この身にはつらい時期だったが) [Fri 12 Jan 2007 02:05:07]
お知らせ > ディシュクさんが来ました。 『ふぅ』 [Fri 12 Jan 2007 02:03:44]
お知らせ > 艶子さんが退室されました。 『夢の中でえのころ飯をたらふく食べながら。』 [Fri 12 Jan 2007 00:08:34]
艶子 > …… 腹、減ったなァ…。 ( ぼつりと呟く。やがて段々と眠気に襲われ、暫くすると静かな寝息が響き始めた。 ) [Fri 12 Jan 2007 00:08:03]
艶子 > ( それぞ自覚すると益々お腹が空いてきた。そういえば、最近えのころ飯を食べてない。 えのころ飯とは犬を使った料理―― とは言っても、犬肉をそのまま食すのではない。まず、犬の首をへし折って殺す。次に腹を捌いて余計な臓物を取り出し、良く洗う。そして腹の中に米を詰めて針金でくくり、真っ黒こげになるまで焼く。すると油のたっぷり乗った美味い米が食えるのだ。 良く父上に作って貰ったが、久しぶりに食べたく……。 ) い、いや。こういうことを考えてるとけるべろすに警戒されてしまう。 ( けるべろすとはナッキーの飼い犬だ。妙に感が鋭いのだ。 ) [Fri 12 Jan 2007 00:03:58]
艶子 > ………。 ( テーブルの上に突っ伏して、ぼんやりと一人考え事。どうせ頭悪いんだから考えるだけ無駄だって思うんだけど、自分の持ち味ってのはいわば勢いな訳で。これだと決めて動くときの力は誰にも負けないって思ってる。私に必要なのは決してその勢いを鈍らせない事と、それを間違った事に使わないという自制だ。それさえ何とか出来れば、後は上手く行く。それさえ何とか出来れば―― ) くそう。こんな後ろ向きな考えばかり浮かぶのはきっとお腹がぺこぺこなせいだ。ご飯だよ、ご飯さえ食べておけば万事上手く行くんだよ。 [Thu 11 Jan 2007 23:49:48]
艶子 > ( 返事は無い。どうやら留守のようだ。 黙って椅子を引いて、そこに座った。ここにこうして座ると、ナッキーお手製のケーキと紅茶の香ばしい匂いを思い出してしまう。そういえば、今日はご飯まだだった。元々生活は不規則だったけど、ナッキーの家にお世話になっている時だけは、きちんとした食生活ってのを体験した。ご飯をちゃんと食べるだけで、朝起きるのが随分楽になるんだな、なんて――。 ) ………。 ( ぐぅ、とお腹の音が鳴る。 ) [Thu 11 Jan 2007 23:22:07]
艶子 > ( 暗い夜道を延々と歩く。家と家が離れているせいか、どうにも長い距離を歩いている錯覚に陥ってしまう。 ―― やがて、ナキアの家に辿り着いた。ドアノブに伸ばす手は重く、それでもゆっくりとノブを回すとがちゃり、と音を立てて扉を開く。 …すん、と鼻を鳴らした。ここに来ると何故か安心する。まるで自分の家に帰って来た時のよう。 ごつ、ごつ、とブーツを鳴らし、家の中へ。 ) …… ナッキー、居る? ( そう呼びかけた。 ) [Thu 11 Jan 2007 23:11:13]
艶子 > ( ただ、やらなくてはならない事は判ってる。ナキアとエルザファームのミレイユ、そして大聖堂のイコトさん。病院に入院しているフェンという女性、それぞれに会って話をしなくてはならない。…なんだ、向かう先は無いだなんて。ちゃんとあるじゃないか。それに、そのつもりで地方村に来たのだから。 ) …ただ、行く勇気が無いってか。 ( 溜息を一つ。らしくない、堂々と行って堂々と殴られてこよう。罵倒されてこよう。こうして歩いていれば、目的の二人のうちどちらかには会えるか。会えなかったら直に尋ねに行こう。 ) [Thu 11 Jan 2007 22:54:07]
艶子 > ( 一月。春の訪れが恋しい季節。 寒いのは嫌いだ、寒さを凌ぐ為に体を売った時の事を思い出すから。 あれから事件は一応の決着がついたかのように見えて、まだ終わっては居ない。高まった吸血鬼に対する街の意識は今度どう動いていくのか。エルザファームの人たちは今後どうなるのか。地方村を訪れた傭兵は、一人村の中を歩いた。…向かう先など無い。ただ歩いているだけ。 ) [Thu 11 Jan 2007 22:47:00]
お知らせ > 艶子さんが来ました。 『寒い。』 [Thu 11 Jan 2007 22:40:11]
お知らせ > ナキアさんが帰りました。 『( 小枝は、答えてはくれなかった )』 [Mon 8 Jan 2007 01:34:36]
ナキア > ( ただ、見えるものには小枝の倒れたその先から、か細い糸のようなオドの気配が知れたかもしれないけれど。まだそれを察知するまでには至らない魔女は、単に小枝の倒れた方向へ向かう。尋ねたのは円石など、呪物に使えるようなもののありか。 ) …、 ( その先に、円石ではなくヤドリギを見つけた。灯りを掲げて見上げる。けれど ) 今日はだめです、ね。 ( 首を振った。 今日は、ヤドリギをとっても意味をなさない。アレは月齢六日目の夜に黄金の鎌で切り取って初めて呪物となる。 )  ――― ( ふと ) … ( もう一本、同じように手折った小枝で同じように魔法円を描き、同じように加護を乞うてみても―― ) [Mon 8 Jan 2007 01:32:03]
ナキア > ( 魔女は ) …… ( 手折った小枝で、地面に召喚の方向で――つまり、頂点から左下へと向けて――ペンタクルを、地面に描きそのまわりに円を描きオガム文字を円形に描いてそれも円で覆った。とん、と描いた円の中心にペンタクルの中心に、ソレを描いた小枝を置く ) ――聞け、北の物見の塔の守護者よ 大地の力にして全ての力の礎石よ 我は汝に祈り汝を呼ぶ 外縁の暗闇の淑女よ 深夜の牡牛よ 北極星、渦巻く空の中心よ 石よ 山よ 肥沃な大地よ ―― そしてそれに連なるものよ。 来たれ! 我願う、汝が加護により我の進むべき道を示せ! ( そうして、小枝の倒れたほうへ進む。 なんのことはない、木の枝に道を尋ねる事など魔法と意識しない子どもだってやっている。 ) [Mon 8 Jan 2007 01:22:41]
ナキア > ( 彼女は、どう動くだろう。エルザファームに一人残された吸血鬼。 そして、この地に訪れたというVH。 ) ――― ( 当然、懸念の声は村人からだってあがっているのだ。あの血文字以降。けれど―― ) 元から、村人からレティシアさんへの疑惑の声はあった。 ( ステアが犯人とわかったのは、彼女がステアに襲われた時にそう告げられたと言ったため。ステア…吸血鬼に襲われた。ならば彼女も”その時に吸血鬼化した”のではないかという疑惑を、他の村人たちと同じく魔女もまた持っていた。 ) ”あの日あの夜、レティシアに血を飲む事を薦められてから” ( ステアは、血文字でそう述べた。日時や場所が特定されなかったのは不幸中の幸い。けれども、続く言葉からそれが地方村での事件以前であることは推測されてしまうだろう。 ) …… んーうー… ( どうしたものか。 今のところ魔女はエルザファームの秘密について口を噤んだままだ。他の村人と同じくいったいどういう意味なのかわからないといった態度を取っている。 ――村人たちは聖堂やVHの判断待ちだろう。疑惑の目をファームに向けたそのままに。 ) [Mon 8 Jan 2007 01:08:49]
ナキア > …余計な事をしてくれたものです。 ( 子どもの癇癪だ、アレは。あの血文字は。年末の凶行は。 そうせざるを得なかったステアに多少の同情はするものの、彼女のしたことをけして許しはしない。食事ならばもっと静かにすればいい。やはり食卓で騒ぎ立てる子どもと同じ。それを助長する者はいても宥め叱る者はいなかったのだろう、ステアには。その一点においては同情の念がわくものの、そんなのはステアにとっても不要な憐れみだろう。 魔女が対立しなければならない理由を作ったのもまたステアなのだから、彼女に撫でる手を伸ばす事は魔女にはできないのだ。 ) … ( 或いは、そう。レティシアならばそれができる立場にいたのかもしれない。 けれど彼女も別の道を選んだ。彼女がその道を選んだ理由の一端はやはりこの村にあるのだろう。彼女は吸血鬼として彼女に手を伸ばすのではなく、この村の人間として対立する事を選んだ。 ) ( ぺき、 と。小枝の、魔女に手折られる音。 ) [Mon 8 Jan 2007 00:42:53]
ナキア > ( 年末年始の忙しさに拍車をかけていた吸血鬼事件―― ステア逃亡の情報は、遅ればせながらこの村にももたらされた。それと共に聞こえてくる村人の安堵の声。それから、多少の怒りの声。逃した事を嘆く者も――例えば、被害者の親族だとか――いるけれど、多数は安堵感が強いのではないかと思う。それは、別に、いい。 乙女や獅子、夕星には申し訳ないが一旦その話を置かせてもらって…、 )  ……まったく、 ( 眉を寄せて手近な小枝をぺきりと折った。そのまま捨てずに手に持っておく。 魔女の不安要素は、ステアの逃亡よりもステアの残したモノ。血文字… つまりはエルザファームの問題。 ) [Mon 8 Jan 2007 00:25:50]
ナキア > ( 箒を手に、灯りを手に。魔女は一人、歩いていた。特にどこかへ向かっているわけではない。いうなればただの散歩であり、ついでに円石の一つも見つけられればいいと思いながら。 ―― 自然崇拝的なウィッチクラフトを操る魔女にとって、森はひどく身近でかつ心の落ち着く場所。 ) … ( 月の見えないのは残念だと、ウィッチハット…とんがり帽子の下から、空に視線を向ける ) [Mon 8 Jan 2007 00:13:15]
お知らせ > ナキアさんが入室されました。 『( ―― 森の、中 )』 [Mon 8 Jan 2007 00:03:25]
お知らせ > 一峰@エルザファームさんが退室されました。 『どああああーっ!!?( またしても、蹴り飛ばされた )』 [Fri 5 Jan 2007 01:20:29]
一峰@エルザファーム > ( どうせ、乗りこなせるようになったとしても、売り手がつくのは難しいだろう。なんせ150万エン。牧場のためには売れて欲しい鳥ではあるが──自分はそればかりを考えていて、彼、いや彼女か?と仲良くなろうという気が足りなかった。男は一歩中に入り。 ) …すまんかったのう。お前さんを売ることばかり考えておった。お前さんが気を悪くするのも当たり前だ。──レティシアの代わりには到底なれんだろうが…自分とも、仲良くしてくれんかのう? ( そう言って、もう一歩前に進み。 ) [Fri 5 Jan 2007 01:17:11]
一峰@エルザファーム > ( ステアの血文字事件のせいで、亡くなった当主が吸血鬼だったとかなんとかと噂が流れてただでさえ頭が痛いというのに。資金を作ることすらできないのか……。 ) レティシアがいればのう。 ( つい、無理なことを呟いて。なにしろ、これを扱えるのは牧場主のレティシアくらいだったのだ。はあ、と溜息を。しかしその時ふと、あることに気づいた。男は小屋の入り口に近づくと、見上げて凶暴な鳥に話しかける。 ) ……レティシアが来なくなって、淋しいか? ( その名前を出すと、僅かに鳥の目が動いたように──いや、気のせいかも──しかし、反応したようにも見えた。 ) 悲しいことだがのう、レティシアはもう来られんのだ。…知っておったか? ( ディアトリマにしてみれば、不愉快な日々だったろう。牧場が大騒ぎになった夜を境に、唯一…と言っていいだろうか? 自分が従っている牧場主の少女がパッタリと来なくなり、現れるのは恐々と餌を投げ入れすぐに逃げ去る従業員ばかり。そしてやっと、使役させようとやってきた従業員の目的は売り飛ばすことで。不機嫌になっても仕方が無いだろう。そう男は思った。 ) [Fri 5 Jan 2007 01:10:53]
一峰@エルザファーム > ( 「従業員にも扱えない」「買い手がいない」←この二点の問題が! 致命的とも言える。 ) ま、まだまだ諦めんぞおっ。 ( せめて、売りに出せる状態にしなければと、従業員の有志※勇士と言ってもいいかもしれない※3人が、凶暴なディアトリマの小屋に挑戦しに行ったのだが──。 ) お、おおおおおーっ!!? ( 小屋に入って笑顔で挨拶した途端、どべしーっと蹴り飛ばされ、またしても一峰は地面に投げ出された。 )  ああ…こんなことではとても売りにいけ、ん……。 ( 地面に手をついて震えていると、バタバタと遠ざかる二つの気配が。 ) あっ! ちょっと待て!待たんか! 逃げるなあああああー!! ( 従業員二人が、もう蹴り飛ばされるのはゴメンだとばかりに逃げた。残されたのは一峰一人。 ) ……ああ。 ( がっくりと、地面に倒れたままの姿勢で頭を垂れる。 ) [Fri 5 Jan 2007 00:56:11]
一峰@エルザファーム > ( 驚いたような叫び声を上げながら、男が地面に投げ出された。どざーっと、地面を擦る音が周りに響く。 ) く…な、なんとも手強い……。 ( 地面に伏した男が唸り。──ここは隔離された鳥小屋。しかし、中にいるのはただの鳥ではない。希少種のどでかい鳥、「ディアトリマ」だ。  牧場の再建には、お金が必要だ。規模を縮小することになるが、動物をいくらか売ってその資金を作らないと──とは、皆大体同様の意見。男もそう考えていたが、しかし次の問題は、「どれを売るか」だった。小動物や犬猫辺りを売っても、たいして資金にはならない。馬などは需要があるだろうし、それなりの値だが──あまり減らしてしまっては、再開した後の需要に応えられないかもしれない。そう言う意味では、この「ディアトリマ」はうってつけの動物と言えた。乗りこなすのがとても難しいのと、場所をとることで中々売れないが──「希少種」であるゆえに、なんとお値段150万エン。これ一匹売るだけで、かなりの資金となるのである! ) ( しかし問題が。 ) [Fri 5 Jan 2007 00:47:22]
お知らせ > 一峰@エルザファームさんが入室されました。 『うおおおおおおっ!!?』 [Fri 5 Jan 2007 00:43:00]
お知らせ > ミレイユ@エルザファームさんが退室されました。 『( どうか、誰にも塁が及ぶことがありませんように )』 [Wed 3 Jan 2007 04:39:23]
ミレイユ@エルザファーム > ( シャリィに、イチミネに… フェンに、ナキアに、MJと… まだ知らない、自分を助けてくれた一人、ツヤコ…。 サイオンジ… ―――相談は出来なくても、機会があればもう一度話しておきたいと思う。 …シャリィがヴァンパイアハンターに話を聞かれたと言うし、もう、時間は無いのかもしれないが… ) [Wed 3 Jan 2007 04:38:27]
ミレイユ@エルザファーム > ( ―――ステアは、どうしているんだろう。 血文字からこっち… いや、もっと前からか? …自棄になっているようにさえ思える凶行が続いてる…。 いい加減磐石の警備も敷かれているであろう居住区での堂々たる吸血鬼にヒトを集め嘲笑うかのような放火… おまけにしっかり捕まらない ) ―――楽しいか…? ( 追われて、戦って、楽しいのだろうか。 …レティはそんなものに血を奢ったのか… そんなわけは、ないと思っていた。 …仲間とは思えないけれど、それでも同胞として、ステアの狂気も分かる気がしている…。 レティと皆を殺されて屋敷を焼かれて、それは許せないけど… 怒ると言うよりは哀しいばかり… 血文字についても、ああ、やっぱりやったか程度にしか思っていない…。 ……喋る杖を持っているという話だけど、イエスマンではなく独自の知性を持っているのだろうか…… 連れて来た仲間まで焼いたステアに、仲間は… 相談できる相手はいるのだろうか… 吸血鬼なら誰もがそうなるかもしれない一つの可能性の話に、ため息が零れた… ) …何の為に、『生きてる』のかな… ( 一時は矜持の為に牧場を離れようとした頑固な自分が行き着く先は、もしかしたらステアと同じだったのではないだろうか… 勿論、そうなるより出戻りする方が早かっただろうけど… ―――生きる理由を手放してしまいそうになっていた事には、ぞっとする。 …ステアにはそれが無いのかもしれないと思うと、やはり哀しかった… ) [Wed 3 Jan 2007 04:34:01]
ミレイユ@エルザファーム > ( 去っていく男性を見送って… 離れへ戻ろうと馬を回し一回転。 …どこを目指すわけでもなく、のんびりと木柵に沿って馬を歩かせた… )   ( 『―――相談されないのは寂しいよネェ』 虫の音も無い静寂の中、思い出す赤毛の少年の言葉が、胸に痛い。 …相談してくれなかったレティには、確かに哀しくさせられた…。 ……でも、自分にはもう、ずっと一緒にやって来たような、同じ場所に立って相談出来る相手はいないのだ……。 …皆ヒトで… 同胞は、氏族も持たぬ自分が頼っていいものではない… )   ( 彼らはきっと、生きろと言ってくれるだろう。 自分だって出来ればそうしたい。 知恵があるなら貸して欲しい。 …それでも、吸血鬼の食事であるヒトには… 他に優先して守るべき氏族を持つ同胞には、頼れない…。 ―――レティや、あの日屋敷で灰に還った皆が居れば――― ) ………。 ( 夜の見回りで見慣れた風景が、少しだけ新鮮に感じられた。 …ずっと、ずっと、ずっと… 目を瞑ったって歩けそうなくらい歩いてきた場所。 …あと何度歩けるだろうかなんて、考えもしなくなっていたから… ) [Wed 3 Jan 2007 04:10:50]
ミレイユ@エルザファーム > ( ―――私はまだ、そういった意味では有名じゃないんだ。 ただの獣医。 牧場を継ぐような立場には無い。 でも知らないから、辞退もしない。 ただ、診療所の中にある物は私の物だから。 何かあった時、そういう『私の物』の処分をあなたに任せたい。 それだけだよ。 …そもそもレティの遺した物だから、そんな事に意味は無いかもしれないし… もしかしたら何一つ伏せてもらえないかもしれないけど… 公的に害悪種として処刑された者との繋がりは、少なければ少ないほど良い。 …離れに間借りしての診療所経営で、牧場の従業員でもないしね…。 ―――諦観交じりに微笑んで、金髪碧眼の少女はそう言った。 事務屋に託されるのは数枚の遺言と、それが公開される万一の時の財産管理。 …動けずにただ時を重ね、動けないのではなく動きたくないのだと意識しての、一種の決意は… 例え自分が逃げたとしても、牧場が物理的に無事でさえあれば、書類上での即解体は免れるようにとの処置に繋がった。 ―――どう進むにしても… 今の段階でもここに居続ける未来というのは絶望的に思えて。 けれどその先に『死して尚生き続ける理由』が見出せなければ、どこかで諦めもつく。 ―――唯一の心残りは、自分を庇って傷ついた人間達の事。 逃げ道を用意してくれた同胞の事。 …無碍にしながら、彼らを大切に思うからこその選択だとも考えるのは、自己満足以外のなにものでも無いだろうか… ) [Wed 3 Jan 2007 03:52:03]
ミレイユ@エルザファーム > ( 長く長く伸びる木柵が、林や野原と牧場を分かつ。 その一箇所… 野道が木のアーチを潜って屋敷へと通じる場所で、馬にまたがる二つの人影があった。 ランタンを手にした金髪碧眼の少女が、仕立ての良いスーツに身を包んだ初老の男性を見送っている。 ―――弁護士であったり土地屋であったり、長く付き合ってきた農協組合の職員は、緩く首を振って申し出を辞退した。 初めて会った時はまだ髪も黒かった彼も、自分やレティが人ではない者だと知るヒトの一人。 …牧場経営などしていて、完全に隠し通すのは難しい…。 けれど牧場経営だからこそ、お日様の下で仕事をする二人を見ていた男性はまさか吸血鬼とは思わなかったようで。 …人種と宗教の坩堝たるヴェイトスのマナーにのっとり? その種族を問う事も無かった。 …屋敷が焼かれ妙な噂が流れ、止めを刺すような話が出ても、まだどこかで信じられず… 相続などの手続きにここを訪れて、確信を得てもなお、恐れ戦くと言うよりは困り果てるように、ただ仕事をこなすばかりだった… ) ―――ごめんなさい。 巻き込む積りは無いんだ。 …ただ、もしもの時は… 手続きだけ、してやって欲しい。 …あとは、皆が決めるよ。 まあ、それどころじゃなく焼かれるかもしれないけど… その時はその時で。 ( 『分かっております。 私は何も存じません。 …ですが、上手いやり方ではありませんな…』 ) ………だよね。 …でも、私だけの事じゃないから。 どんなに考えても私の頭じゃ、もう詰んでるだ… ( 『やはり相続されては? レティシアさんがここの主であった事実は変えようもありません。 それならあなたの事が明るみに出たとして、牧場の名誉があなたを守るかもしれない。 その為の、騎士団との繋がりでしょう。』 ) …打算も少しは。 でも、そんなに甘くないな。 …市民の盾となる騎士団、なら… 市民に害を為す存在を守るわけにはね。 …腐ってるのも、甘いのもいるだろうけど… トップに立つような人間が、そんなわけもないから。 ( 『もう、会う事もありませんか。』 ) …分からないさ。 分からない。 でも、備えはしておかないと。 ( 『承りました。 どうか、ご安心を。』 ) ………ありがとう。 任せる。 [Wed 3 Jan 2007 03:39:18]
お知らせ > ミレイユ@エルザファームさんが来ました。 『 送ろうか? 』 [Wed 3 Jan 2007 03:07:05]
お知らせ > シャリネさんが帰りました。 『……いいえ。来たときには、もう……。 ( 瞳を伏せて告げられた言葉は、真実。 )』 [Sat 30 Dec 2006 09:24:42]
シャリネ > (  その事実を掴んだら、必ず…少女は目を見開くだろう。そして、如何するんだろうか。 ) ……そうだったんですか……。 ( その声色は至極重かった。―――材料が少ない。そりゃあそうだ。だって伏せたんだから。バレてしまうこともありうる。否、この女性はとても厳しい人だろう。少女は、そっと脅える息を吐き出して。 ) …私が知っていることは限られています。それでも、よろしければ…… ( 控えめな行動をとって様子を見るべきだと判断し、少女は口を控えめに、答え。なるべく温かいように、と奥へ誘う。弁解するほど疑われるもの。そして自分は秘密を知っている。が、それは…自分の秘密ではない。なら尚更、行動を選ぶ。からだろうか。 ) ………ええ、ごめんなさい。 ( 一礼には此方も礼を。冷え込みを感じつつ、朝の光を感じて少女は空をそっと見つめ。……そして、彼女に視線戻して、答えた。双眸が揺れ、親友の死を想いだ祖手、不覚にもなきそうになる。 ) [Sat 30 Dec 2006 09:24:13]
お知らせ > アレックスさんが退室されました。 『そんな風に再調査は始まった。彼らを焼く日の光の様に無慈悲に、容赦なく。』 [Sat 30 Dec 2006 06:04:14]
アレックス > ( 恐らく、彼女が吸血鬼を深く知る事になったミックスの青年と吸血鬼の少女にも、この女は深く関わっているのは如何にも皮肉な事。何を隠そう、花凛を害悪として指名手配し、それを庇うヴァリスを糾弾したのはこの女だ。それとて未だ、諦めた訳ではない―― 何時か、必ず。 ) そう。 ステアはレティシアを恨んでいたようです。そしてファーム襲撃の経緯と大まかな内容も書き記されていました。 その告発文が事実であるかどうかは判りません。 ですが、その部分が以前の調査内容で不明であり、そこに吸血鬼が絡む以上再び調査をする必要がある。 言い掛かりであればそれは幸い。 ですが、事実であった場合それなりの処置をする必要がある。 ( そこで少女へと視線を向ける。瞳に宿るものは凄惨な色をしている。これ以上は言わなくても判るだろう。 ) 兎も角、話を聞かない事には判らない事ですわ。 与太話めいた血文字をまるっきり信じる訳にはいきませんが、我々の手には信用に足る材料が少ない。 事実関係を確かめる為に此処に訪れた、という訳です。( 牧場と言うだけあっていたるところから動物の匂いがする。潔癖な自分からすれば少々辛い環境だが、立ち並ぶ厩舎と放牧用の敷地を眺めながら、様子を伺う。 少女の反応は普通に思えるが、歯切れの悪さは否めない。 口数は少なく、受動的だ。 疑われているのだから反論や弁護の一つもあって良い気はするが―― ) ええ、構いませんわ。急に押しかけてしまったのは此方の方ですし お手数をかけ申し訳ありません。( 一礼し、一先ず柵へ引いた馬の手綱をかける。やはり冷え込みは厳しく 火の気がランタンの灯りだけでは寒いが、仕方があるまい。 ) シャリネさんは、事件当時何処に? [Sat 30 Dec 2006 04:43:12]
シャリネ > ( ならば、この少女は「被害者」か。されど、矢張り「ステア」は恐ろしいと思う。大切なものを奪い、大切なものをなくしかけ、大切なものを覚え……嗚呼、会った事が無いから分からないが。 ) ( 襲撃を予測していたのは、確かだった。レティシアは、必死で周囲を守ろうとしたから。自分のことも、村のことも、そして…従業員たちのことも。其れを今更掘り返すなんて、少女としてみればちょっと嫌だった。仕方の無いことだと、頭で理解できていても。だから少女は相槌だけ打つ。今は迂闊に何かを発してはいけない気がして、何も喋らなかった。何れ、喋らなければならないこと、いいたいことがいえる機会はあるだろう。今は、黙っていたかった。「お邪魔します」と門を潜る女性を見遣って。また前へと進む。 )  ……告発文…。レティが、吸血を…… ( 声震わせ呟いた。 ) ……地方村と、横丁を行き来しています。昨日から、ファームにいますが…… ( と。「とどまっている」の部分には一言答えて。 ) 血で文字を書くなんて、本当に酷い…… ( それは、本音だった。口元に手を添え、落ち込むように俯き加減。でも、レティはそんなんじゃなかった……。そう、思いを秘めて。とりあえず、中へ中へと案内して……少女は、いつも担当する、牧場の羊の多い場所へと。立ち止まった ) ……ごめんなさい。屋敷が燃えてしまったから、外でお話しすることになってしまうんですけど…… ( 大丈夫ですか?と、心配そうに小首傾げてそっと尋ね ) [Sat 30 Dec 2006 04:19:11]
アレックス > ( 元は常識を持ち、社会のルールに従って生きて居た筈の人々も近しいものが吸血鬼になってしまえば、それを守ろうと反社会的な行動を取らざるを得ない。それも含めての吸血鬼の被害。皮肉な事に、吸血鬼の守護者は被害者だ。 矢張り、吸血鬼、ステアと言う言葉には特別な反応がある気がする。無理も無いだろう 吸血鬼を擁護していなくとも、一連の事件で脅威を見せ付けたそれらは恐ろしいキーワードには違いない。 ) そう、何故 ステアがファームを襲撃したか。 通り魔的犯行にしてはファームは手に余る規模のように思えますし、不可解な点が多いのです。 それに、ファーム側が襲撃を予測していたと思われる所さえある。 そこには何らかの因果関係があるのではないか、と。( 血の告発文を全て信じる訳ではないが、予断は有効だ。可能性を説くだけなら何とでも言える。それで何か出てくれば儲けもの。 ) お邪魔致します。( 空けられた正門を潜り、少女が門を閉める間 灯りを掲げ見て取れる部分を眺める。 宵闇に隠されてはいても、廃墟は惨劇を物語る。 )―― ステアの手によると思われる告発文が残されていました。 レティシアと自分は面識があり、レティシアが吸血を薦めた事から道を踏み外してしまった、という内容のものです。 貴方は暫く、この村に留まっているようですね―― 市では知らぬものはいないでしょう。子供を含む一家6人が惨殺され、氷柱で壁に打ち付けられており、その壁に血で書かれていたのです。( 正直、眼を覆うような惨状であったから聞かせるには忍びない話だが、吸血鬼の脅威を物語るには良い例だ。 ) [Sat 30 Dec 2006 03:57:58]
シャリネ > ……レティが、吸血鬼であった可能性って、どんなものなんですか? ( 少女はそっと、歩きながら何気ないように尋ねてみる。不思議そうに、小さく首を傾げて ) [Sat 30 Dec 2006 03:39:22]
シャリネ > ( きっとそれをいわれれば頭で納得できると思う。確かに正しいと。ただ……今、少女は情を捨てきれない。例え、この身が仮にも滅ぼうとも。そういった点で、この少女は非常に、甘いのかもしれない ) アレックスさん……。 ( 名前を復唱し、顔を振り返る。そっと見遣れば、少女は顔と名前を刻み込むように双眸を見つめた。 ) 吸血鬼……。 ( わかっているけれど、わからなかったふりをする。きょとん、と呟くと、「ステア」という名に矢張り落ち込みを隠せない。 ) ………襲撃した経緯について……――― ( 呟き返すけれども、どう説明したらいいのだろうと内心思う。「憂いを断つ為」……には、同意しかねるものがあった。が……正当な意見かもしれなかった。そっと立ち止まり ) ええ、わかりました……。 ( そう答えれば、大きな正門を開けようか。……さすがに、あんなことがあってから、関係者以外立ち入り禁止となっている。屋敷は黒い灰と化し、残っているのは牧場の動物たちと、広い敷地。どうぞ、と促せば、扉を両手で閉め、そっとあなたに合わせて歩き出すように足進めるだろうか ) [Sat 30 Dec 2006 03:38:12]
アレックス > ( 少なくとも、感情論では納得しないだろう。一時の感情に身を任せた末路は見えている。 吸血鬼は無尽蔵に増え続け、異種交配を繰り返して人間という種は滅ぶ。 後に残るのは元が何なのかも判らない奇怪なフリークスばかり。 非情に見えても、女は人間の味方である。 ) ええ、少しだけ。 貴方にもお話を伺いたかったのです。 アレックスで宜しいですわ。( halleluiah、小さく呟いてこの巡り合わせに感謝する。女は静謐を好み、芸能横丁には行かないが―― 少しだけ驚いて、そして自然に微笑む少女に女性名ではなく男性名を口にした。 ) ご協力に感謝致します。 調査の内容は、ヴァンパイアハンターギルドの人間という事でも判るように吸血鬼の事ですわ。( 協力に同意し、道案内を承諾して先導する少女に居並び、馬を引きながら足を進める。 ) あなた方にとっては聞きたくない名前かも知れませんが先日、「ステア」と思しき吸血鬼が起こした事件によって、エルザファームの前牧場主、レティシア=フォノ=クレストラが吸血鬼であった可能性が出てきましたの。 そして、ステアがエルザファームを襲撃した経緯について不明な部分が多々ありますので、それもあわせての調査という事になりますわ。 お手を煩わせますけれど、憂いを断つ為と思って協力してくださると幸いです。( 歓迎されぬとしても、立場は明確であった方が良い。お互い正面を向いて表情が伺えぬまま告げて。 エルザファームの門を見上げ ) [Sat 30 Dec 2006 03:23:14]
シャリネ > ( 少女は知らないわけではない。知ってしまった。―――けれども。黙認しているのは確か。味方をしていることは確かだ。――きっと、この女性と別れれば少女は、吸血鬼の友人の下へ行く。逃がすように仕向けようとするだろう。 ) ……ええ、わかりました。 ( 密かに意を決して、少女は抵抗せず素直に頷いた。自分が足掻くところではない。足掻いて、守れるものでないと思った。……でも、内心、どうしようかは考えていた。そっと、前方へ向き直って、また振り返る。そして柔らかな微笑みかけて ) 此方です。 ( と。案内をするように歩く。エルザファームの方向へ。正面向いて彼女から見えなくなれば、瞳を揺らすだろう。すぐ其処、歩けばちょっとの距離にエルザファームの、門が見えるだろうか ) [Sat 30 Dec 2006 02:43:11]
シャリネ > ( 人類を脅かすもの。少女はそういった意味で、倫理観に欠けるのかもしれない。が……  冷たい瞳、其れに少女は空色の双眸を僅か揺るがせた。恐い、と感じたと同時に、理解してもらえない、と感じたのかもしれない。 ) ―ええ、ごめんなさい。  ( 気にしないよう、と手を上げられれば微笑みにふわふわ、と微笑み返す。冷たい瞳をしていても、微笑まれれば温かくなる。初めて見た微笑だったからだろう。嬉しかった。「貴女が」その言葉に目を見開いて。 ) ……私の名前をご存知だったのですか? ( 尋ねた。歌い手だから、名を知ってくれているということは不自然ではないけれど、会話の流れで少女は驚いてしまう。 ) ……アレッサンドラさん、ですね。……調査の協力がどんなものかはわかりませんが……協力を否む理由はありません。 ( 少女は柔らかい笑みを浮かべ、頷いた。 )  [Sat 30 Dec 2006 02:42:37]
アレックス > ( 然し、此処で問題が発生する。 もし、血の告発文が事実であり ファームに未だ吸血鬼が居るとすれば。 仮定の話。 然し最悪を想定して当然。 そのファームで働いていたこの少女は牧場主が吸血鬼であった事を知って、その上で働いていた可能性が高い。 その従業員に吸血鬼狩りが村に入った事を知られ、このまま分かれて少女がファームに戻ったとしたら―― 吸血鬼を逃がし、隠すだろう。 それでは捜査の意味が無い。 それならばだ。) 丁度良かった。 夜分遅くに申し訳ありませんが お話を聞かせていただいても? ファームの従業員の案内があれば、事件の理解にも繋がりますし。( 逃がす時間を与えない為には同行する事がクレバーに思えた。 断るのなら、怪しまれても仕方が無い。 如何転んでも自分には得るものがある ) [Sat 30 Dec 2006 02:26:51]
アレックス > ( だが、この人間の女にとって吸血鬼は人類を脅かす敵だ。倫理観を何処かに忘れてきたような異種族も敵だ。これは種としての生存競争である。 焼け爛れた肌の覗く女の目元には冷たい意思だけが宿っている。 ) 貴方もこの村の者で無いのであれば、仕方の無いこと。 宿が無ければ教会にご厄介になりますわ。 ( 未だ幼い仕草と口調に、ほんの僅か微笑めば気にしないよう、とでも言うように軽く手を挙げ。 )――・・・ そうですか、貴方が。( シャリネ。傭兵の口から聞いた名だ。 どこまで関係しているのかわからぬが、エルザファームとそれにまつわる事件の関係者。 ) 私はアレッサンドラ・クレメンテと申します。 痛ましい事件の後、鞭打つようで申し訳ないのですが先の事件で不明な点が多々見受けられまして・・・ 調査に参りましたの。 ご協力をお願いできますか?( 傭兵の口から名前が出た事は、伏せておこう。無理に立場を悪くさせる必要も無い。 ) [Sat 30 Dec 2006 02:18:59]
シャリネ > ( 吸血鬼にとっての死神は、少女にとっても死神なのかもしれない。けれども、この人は……人だ。敵や味方という見方で判断したくない。 ) ……ええ。 ( ヴェイトス市の歌い手であることは確か。静かに頷いた。人間ではないことは確かだが、尋ねられれば堂々と名乗るだろうか。 ) ―――いいえ……なんでもありません。 ( 緩く、やんわりと首を振った。 ) ……いいえ。寒い中、ご苦労様です。 ( 彼女の言葉には振り返って笑みを深め。柔らかな双眸が貴女へと向けられる。 ) ……わかりませんけど、教会の近くには確か、一件あった気がします。 ( 曖昧な記憶を辿って、少女は視線彷徨わせ、確かあったはず、と口元に緩く指を置く仕草。 ) ―――………! ( 「エルザファームの関係者か」と尋ねられれば、少女は目を見開いた。そして、確信する。嗚呼……その意味を理解する。でも少女は ) はい……私は、エルザファームの従業員の一人でもあります。 ( こく、と静かに頷いて。まっすぐな空色の瞳が、貴女を見上げたまま。 ) ……シャリネ、と申します。 ( 名を、述べた。 ) [Sat 30 Dec 2006 02:04:40]
アレックス > ( 確かに、死神には違いない。 吸血鬼にとっては、だが。 ) 嗚呼、ヴェイトス市の―― ( 通りで。芸人であれば、村民にしては派手とも言える服装も頷ける。漂うバニラの香り―― 思い出す記憶は余り良いものではない。人間の少女のように見えるが、恐らく違うのだろう 神の子である人間の血の純潔を危うくさせる所謂「異種族」に対してあまり良い感情は持っていないが、この場は抑えよう。 ) ・・・ 何か?( 眼を見開くその反応、何か引っかかる。少なくとも歓迎はされていない様であれば、それから察するものも在るが――・・・ ) 有難う。何分、夜も遅く不案内で―― 助かりましたわ ( 矢張り包帯を巻いたままの顔を晒すのは憚られるのか再びフードを被って、指差す方向を一度確認す。 ) ・・・ 宿屋も?それは助かります。この村は旅人も多いのでしょうか―― ( 宿屋が在るのであれば、外からの客にも開いている村、という事だろう。ファームに来る客目当ての商売なのかもしれないが、宿があるのならそれはそれで便利な事。 ) つかぬ事を伺いますが・・・ 貴方はエルザファームの関係者で?( 振り返り、闇の中に浮かぶファームの影を見ながら問う。 この深夜の夜歩き お互い、疑うには十分な理由ではあろう ) [Sat 30 Dec 2006 01:52:36]
シャリネ > 訂正:ヴァンパイアーギルド→ヴァンパイアハンターギルド [Sat 30 Dec 2006 01:34:58]
シャリネ > ( 聞こえたのは女性の声で。少女は不思議そうに首を傾げる。こんな時間にこんなところへ。何か用がある者だろうと踏んで。まだ、少々恐く、死神だったらどうしようか、とも思うのだけれど ) ―――いいえ。芸能横丁で歌を歌っている、歌い手です。 ( 首を振れば、声はまだ恐怖の為か震えており。名を名乗る度胸は無かったらしい。ファームを見ていることには気づかずに、目を細めた相手の言葉。「ヴァンパイアーギルド」という言葉に思わず目を見開いた。数秒、間が空く。 )  ………あ……教会なら、あちらです……。 ( あっちの方角、と少女は振り返って、反対側を指差して。そして彼女を見れば……灯りに浮かび上がったその包帯顔に驚くように空色の猫目をいっぱいに広げて、思わず固まった。けれど )  ……教会の近くには、宿屋もあります。早めに休んで、ゆっくり疲れを取ってください。 ( 少女は、柔らかく微笑むと俯き加減。どこか哀しそうに空色の瞳が揺らぐ。バニラの香りが甘く放たれて。―――そっと、近寄ろうと数歩、ゆっくりと貴女へ足を進めて見上げようと ) [Sat 30 Dec 2006 01:34:11]
アレックス > ( そして、女はフードを上げる。 灯りに浮かび上がったのは無残に包帯に覆われた貌―― この際、顔を見せても見せなくても脅えさせる事には変わりは無いが、顔を見せるのは矢張り礼儀というものか。 ) [Sat 30 Dec 2006 01:24:13]
アレックス > ( 白いコートと其処から覗くフリル 地方村の人間にしては泥汚れも見えず垢抜けた服装に思える。もしかすれば現地民ではないのかもしれないが、如何でも良いことか。 照らし出すように灯りを向ければ脅えたような顔。何かと問う声は震えている。 ) 少々お尋ねしたいのですが――・・・ ( フードの奥から聞こえるのは女の声。だが、その死神めいた容貌では時期外れの怪談じみていよう。 ) 貴方はこの村の方で?( そう問いながら、馬から降り 少女の向かう先に視線をやれば、灯り―― 遠目に見えるのは長く作られた柵と、横に広い建物と、廃墟らしき影―― アレが、ファームか。 眼を細める。 ) 私はヴェイトス市から来たヴァンパイアハンターギルドの者ですが、教会の場所をお聞きしても宜しいでしょうか―― ( もう夜も遅い、調査をするにしても日が昇ってからになるだろう。ならまず教会を訪ね、一晩の宿を求める所存。 ) [Sat 30 Dec 2006 01:20:31]
ランタンの灯り。 > ( 白いロングコートに、純白のドレスワンピース。バスケットとランタンを持って、少女は帰り道を歩いていた。―――郊外まで出かけていて、足を引き返して戻ってきた。何かの気配がして、視線向ければ光が見え、その向こうに……何か、人影……一見恐ろしいものに見え、少女は目を見開いて思わず後ずさった。が、「もし」と声をかけられ、小さく首傾げた。空色の瞳は驚いたようにその人影を見る。…村の者ではないだろう、が……嫌な予感がして。少女は近寄らなかった。白い吐息。声が震える。 ) なんですか……? ( そっと尋ねて、貴女のほうへと身体を向けて。けれど、距離は近づけずに。少女がこのまま真っ直ぐ歩いた先には牧場がある。 ) [Sat 30 Dec 2006 01:07:46]
アレックス > ( 真夜中を過ぎ、しん、と静まり返った舗装もない道。 馬上の狩人の目に映る遠く、揺れる灯り―― 現地民か。 其方の灯りが見えたと言う事は、此方の灯りも見えることだろう。 そして、それに映し出される闇に溶け込むような馬上の暗緑のクローク姿も。 フードを目深に下ろし、その奥に暗い闇が覗くように人相の伺えないその姿は夜道であうには心臓に悪かろう。 青い馬に跨る死の化身とまでは行かなくとも、首無し騎士か、死神か、といった風。 どちらにせよ村で見かける姿ではないと言う事は確か。 )――・・・   ( 見れば、人影は少女のよう。何か甘い匂いがする―― 丁度良い。 ) ・・・ もし。( 馬の足を緩めながら、少女へと声をかけた。 ) [Sat 30 Dec 2006 01:01:38]
ランタンの灯り。 > ( ランタンの光は夜の闇に映えるように、それは貴女の前方に。もう少し歩けば、少女の姿が見えるだろうが。明らかにその人影は小柄なもの。小さな人影は甘いバニラの香りを放つと共にふわりふわり、と貴女の前を通り過ぎるように、歩いている。丁度、目の前辺りだろうか。 ) [Sat 30 Dec 2006 00:54:44]
お知らせ > ランタンの灯り。さんが入室されました。 『―――それは、きっと貴方の目の前に光る灯り。』 [Sat 30 Dec 2006 00:44:26]
アレックス > ( 然し、見せられないと言う事は潔白を証明できないという事でもあり、疑いは残る。 ) 本当ならイコト様にもお話が聞ければ良かったのですが・・・ 仕方がありませんわね。 ( 彼(?)は襲撃当時この村に居た事もあり、事実を知っている可能性がある。が、忙しい彼を捕まえることは難しく、また時間もあまり許されては居ない、事件に追い立てられるように拙速を尊び地方村を訪れた。 ) さて、調べるべきはエルザファームとその周辺。 レティシア、ミレイユ、シャリネ 及びファーム関係者。先ずは――・・・( 吸血鬼であった場合、狩人には敏感に反応するであろうファームを直接訪ねるよりは教会や村の長の家を尋ね協力を仰ぐのが良いか。 そこで名前だけ出てきた人物の肉付けができれば良いが―― ) [Sat 30 Dec 2006 00:37:42]
アレックス > ( 先ず調べたのは、奴隷ギルドの購買履歴。 奴隷ギルドこそ、ヴェイトス市で吸血鬼がのさばる原因―― もしレティシアが吸血鬼で、ステアのような事件を起こさずに居られたのなら奴隷を食料にしていた事が考えられる。 また、牧場主が吸血鬼だった場合、他の従業員も怪しいものだ。 奴隷を買うこと自体は特別な事ではないが不自然な数の奴隷購入や、定期的な購入があればそれは疑わしい。 何も生きたままでなくとも構わない。 牧場という事で人手は必要だろうが、吸血鬼が生きていくにはより大量の人命が失われる必要がある。 そういう不自然な購買履歴を発見できればそれは重要な物証となる―― が、何処から圧力が掛かっているのか知らないが事件に係わり合いが在るといくら主張しても守秘義務を押し通され、閲覧は出来なかった。 忌々しい―― 吸血鬼を狩るのなら奴隷ギルドを張るのが一番だろうに。 その代わり、すでに指名手配されているステアに関する情報は幾つか出てきた。 彼女は数度、奴隷を購入していた。 ) [Sat 30 Dec 2006 00:26:28]
アレックス > だと言うのに、あの凶行―― 舐められて居ますわね。( 厳重な警備体制を嘲笑うようにまた居住区で一家殺害の上に火を放つと言う凶事。 火は消し止められ、魔術に寄るものとの説が有力だが、それがステアの犯行であるとは断定は出来ない。 エルザファーム炎上と照らし合わせ、ステアの犯行と視る事も出来なくは無いが、証拠が無い。家財に手をつけた形跡もあり、これこそ物取り目的の模倣犯の可能性も高いが―― 口惜しさに引き攣った口元が歪む。 本来なら悠長に捜査などせずに、討伐隊に加わるべきなのかもしれないが、病み上がりの自分に出来る事はそう多くは無い。 現場は自称クルースニックの修道士等動けるものに任せ捜査に回る事にした。 ) [Sat 30 Dec 2006 00:14:23]
アレックス > ( であるならば当事者である艶子・MJの狂言である可能性もあるが、そのリスクの高さと可能性の低さは理由を並べ立てる必要が無い程。 となれば、血文字がステアから見た真実である可能性は否めない。 それが当て付けにせよ、言い掛かりにせよ 「吸血鬼が存在するかもしれない」 たったそれだけで公的に吸血鬼狩りが認められたヴァンパイアハンターギルドが動く理由は十分。 先日尋ねてきた傭兵の証言など、在っても無くても同じ事ではある。 )――・・・ 今頃、市内は大騒ぎですわね。( 馬上から振り返るのは、眠らない街が暗闇を追い出すように灯す光。 騎士団とVHGの協力体制による警備と、民意による自衛が始まっている。 擁護派と呼ばれる人々も大勢の市民から見れば極一部のマイノリティに違いは無い。とばっちりを受けたくないと他の害悪種達も息を潜めている頃だろう。 ) [Fri 29 Dec 2006 23:51:45]
アレックス > ( 問題の血文字を残したのは事件後直ぐに証言をした当事者MJの証言から「ステア」の手による事は先ず間違い無い。 連続する吸血鬼事件に便乗した模倣犯説も出ているが、その可能性は低いと思われる。 当事者で無い限り「ステア」の腕を切り落としたのが艶子・MJである事など知りようが無いからだ。 其処に影も形も見えない第三者の可能性を見出そうとすれば無駄に複雑になるだけであり、時間の無駄―― それは私立探偵や小説家、新聞記者の仕事であり 自分達のような捜査員の仕事ではない。 証拠無き推理は唯の妄想であり、手の内で踊らされているとしても、踊るより他に事実を手繰る道は無いのだし。 ) [Fri 29 Dec 2006 23:28:25]
アレックス > ( 最初の一家惨殺事件は兎も角、単に通り魔的犯行というにはエルザファームを経営する貴族邸宅が炎上し、屋敷内に居たものの大半が死ぬという結果は大きすぎるような気がする。それも血文字の内容からすればファームは傭兵を雇い、武装して待ち受けていたとの事―― もしそれが事実であるとしたら事前に襲撃を察知していたものと思われる。 そこには何らかの因果関係が見え隠れするが、それは明るみになっていない。 では、一体何を調査したと言うのか?疑問が残る。 )―― 何も見出せなかったのか。見出した上で意図的に隠蔽されたのか。人を派遣した、という事実が大事だったのか。( どれも、十分に在り得る話だが。 ) [Fri 29 Dec 2006 23:26:36]
アレックス > ( 遮る物の少ない長閑な風景の中、全身を覆い隠すよなクロークのフードを下ろした死神染みた吸血鬼狩人は馬の背に揺られ 地方村を訪れた。 既に大聖堂の調査員による調査済みとのことだが、猟奇殺人の現場に残された血文字と、当事者による証言で新たな要素が浮かび上がれば再調査の理由には十分―― 調べるべきはエルザファームとステアの関係と、吸血鬼の存在の有無。 驚くべき事に、凄惨な事件の舞台になったこの村から発信された情報は「ステアが犯人だ。」という事実しかない。そこには動機も、経緯も、何も無い。 グレーの部分が多すぎて報告だけでは事件の内容が把握できない。) [Fri 29 Dec 2006 23:15:31]
お知らせ > アレックスさんが入室されました。 『 再調査 』 [Fri 29 Dec 2006 23:08:27]
お知らせ > MJさんが帰りました。 『 ――― 暫く人前に出れません ( 嘆くに嘆けない )』 [Fri 29 Dec 2006 00:02:21]
MJ >  ―――やった事事態は、そう間違っては無いけどもネ。 レミっちもさ、何処か予感してたみたい。 ホンットに皆、お人好しサンで困ります。 ( 血文字のの恋文は、騎士団、自警団、大聖堂、VHと流れた。 彼女が動かずとも何れは……。 肩で支え合い、武器を杖変わりに。 身体に感じる相手の重みが心地良い、今すぐにでも横になれそうな気分。 ) うっそだァ、それ位の御面相のが悪い虫に近付かなくて丁度良いデス! ( 寄ってくるじゃなくて、近付いていく。 この辺りに餓鬼の本音? ) 艶子……そこは有り難うじゃなくて愛してるとかを希望シマス。 でも、今度相談せずに動いたらグーじゃ済みません。 殺傷沙汰ですからネ? ( コツン、と頭で少女の頭を小突けば鼻を鳴らして。 ) [Fri 29 Dec 2006 00:01:46]
お知らせ > 艶子さんが退室されました。 『―― お互いに酷い顔になってしまった。』 [Fri 29 Dec 2006 00:01:31]
艶子 > そうかもしれない。でも…… 私はもう、やっちまったんだぞ。 ( 今更やっぱり止めてくれってアレックスにしがみ付いて泣いて頼む事も許されない。いや、彼の言ってる事はきっとそうじゃない。諦めるな、投げるなって言ってるのかもしれない。 ステアがファームの人達の事を漏らした瞬間、調べが入るのは確実だった。いや、きっとアレックスならそれが無くとも何故ステアがファームを襲ったのかという点に着目して、突き止めたかもしれない。 ) はは、は…… 全くだァ。似合わないよ、MJ。 こんな顔で頬染めても怖いだけだろ。お前こそ―― 顔殴るなんて、ちょっと酷いんじゃないか?これでも一応女なんだぞ。 ( 意外と忘れられている事実のような気もするが。 少年の腕を掴み、ふらつく足を堪えながら立ち上がる。こんな顔で会いに行ったんじゃビックリされるだろうが。 お互い倒れそうになるのを支えあいながら、歩いていくだろうか。 ) …………    ごめん、MJ。 有難う。 ( 私はどうしようもない甘ったれだ。アレックスが軽蔑するのも良く判る。 ) [Thu 28 Dec 2006 23:49:20]
MJ > ( 肉に触れた感触、目の前で拳が解かれ崩れ落ちて行く。 強さも速さも? 仮に二人の身体能力が逆しまだろうと―――例え餓鬼の拳が当たらずとも、届かせる想いで打った。 ちょっと、少女の真似をした力の振るい方。 自分では此が精一杯、目の前の少女のように誰にでも届く程の心は持ち合わせてない。 ) ―――未だ、大聖堂が先に立ち入った事件に、VHが泥を塗るなんて事しない可能性だってあるでしょ。 ( 口元を拭えば、流れっぱなしの紅色が手の甲にべっとり張り付いて。 ) ソレに―――足並み揃えないとステアは狩れないって事位VHにも解るでしょ。 アーァ、オレサマ……何でこんな南瓜キャンディより甘い事口走ってますかね! ( 少女に殴られ、砕けて四散した飴。 鉄錆の味の中にザラりとした感触が残ってる。 ) うっさぃ! オレサマが1エンの特にも為らない事一緒にしてあげるってんだから頬でも染めて「ありがとぅ」位の事云えませんか此の王様は……イッテ―――。 ( 舌を出し悪態を吐くも、口の中の傷に障り激痛が。 頬は櫻色ではなく血には染まっているが。 ) オレサマ達、予言の中の獅子と乙女なんでしょ!? こんな狂暴な姫見た事ないけどもサァ! ほら、さっさと用意する! ( 面倒だと、崩れ落ちた少女の手を掴まんと腕を伸ばす。 腕所か、脚にも力が入らない。 抱え上げられないとは……本気で殴り合ったと今更ながらの痛感 ) [Thu 28 Dec 2006 23:34:32]
艶子 > ( 交差する拳、けれど速さも力も相手の方が上で、こちらの拳が触れる前に相手の拳が当たった。繰り出した自分の拳はそこで止まり、だらりと崩れて落ちていく。 ) ……… 畜生  負けた……。 ( またしても意識が揺れる。今度のは不味かった、本当にこのまま朝まで眠ってしまうんじゃないかってくらい。けれども辛うじて意識を繋ぎとめて、腫れあがった鼻血塗れの酷い顔でMJを睨む。 ) ……… 土下座ものだぞ、この野郎。私と一緒にそれをやるってのか。  ……いい度胸だ。 ( こいつは全然悪くないのに。いっつもおいてけぼり食らわせて、悔しい思いをしている筈なのに。まだこいつは…。 ) [Thu 28 Dec 2006 23:13:24]
艶子 > う………   う、 うぅッ!   ううううぅうぅぅううウウウウウッ!! ( 糞にも劣る。無理。役立たず。猫の手。 対峙する者を両断し、地獄へと叩き落す恐怖の剣。無駄な物も沢山斬ってきたが、これだけは私の自慢だった。この刀を抜き放つ時、いつも私は父とアレックスと共に戦ってるんだと思った。 それがここまで貶され、しかも言い返す事が出来ないなんて。 ) 私はエルザファームを売ったンだぞ!ファームにはもうVHGの手が入る! 謝って済む問題か――っ! ( 隠蔽して欲しいと言い出したのは自分。けれど、それに賛同してくれた人たちが居る。彼らが今後この村で暮らしにくくなるような事はどうしても防ぎたかった。だからいずれバレるより、格好付けて憎まれ役って奴を買って出ようとしたのに。謝りに行ったら要らぬ同情を買ってしまうじゃないか。それとも卑屈な態度を見て更に怒りを増大させてくれるだろうか? でも、それに塗れたままはこの少年は許さないと言うのだ。 ) [Thu 28 Dec 2006 23:12:26]
MJ >  相談も無しにVH駆け込んだ馬鹿が何云ってますか!? 最初から決まってるじゃん、嫌なら背中でも蹴り出してやるから―――。 ( 拳をキツク握り絞め、少女が繰り出す拳に交差させ再度拳を繰り出す。 ) ―――ナッキーとレミっちに御免なさいして、戦えば良いに決まってるでしょ? オレサマが一緒に謝ってやるって言ってんですヨ! そンなにオレサマが信用無いないのか、ナァァァ!? ( 当たるも当たらぬも儘よ、と。 ただ、拳を少女の頬目掛け ) [Thu 28 Dec 2006 22:48:11]
MJ > ( 拳に衝撃が伝わる、剥き出しの素手では殴る度に皮膚が破け、血が滲み出る。 こっちだって胸倉掴まれ殴打されればふらつきもするし、脚にも来る。 けども餓鬼は止めなかった。 ) 糞にも劣る剣じゃ無理ダネ! 無理、無理! 役立たずなんてモノじゃないヨ! オレサマが貧民窟で出逢った王様とか自分を名乗った子には”信頼の剣”があったのに、今の艶子じゃ良いトコ猫の手位ですよ。 ( 魔人と名乗る悪魔にも、不死竜にも、魔王にも届いた剣が確かにあった。 何時も憧憬と信頼を寄せていた剣が、糞まみれになる……それが赦せない。 ) 昨日レミっち逢った―――。 ナッキーからの手紙にだって書いてあったでしょ 「死なないで」って、そして昨日は血文字を伝えたら「わざわざありがとう」って。 ソレなのに此の馬鹿と来たら、もう艶子も要らないネ! ただの馬鹿で十分だバァーカッ!! ( レミっちこそ、ミレイユ。 未だ彼女は生きている。 少女が拳を振るうのが、揺れる視界の端に見えた。 崩れ落ちる脚に力を籠め、その場に留まる。 ) [Thu 28 Dec 2006 22:46:25]
艶子 > ( 自分に比べてずっと強い相手の腕力。殴られて視界が揺れるどころの話じゃない、一瞬意識がどこかに飛んでいった。 ) ……… う、 ぐっ。 ( 少年の拳は顔面を捉え、鼻血が噴出す。目を瞬かせ、目覚めてから遅れて痛みがやってくる。 ) し、信頼を持った剣だと……!? 私の剣じゃあ届かないだとッ!? ( アレックスは言った。「お前は役立たずだ」と。 何を言ってるのか理解できないってぐらいには自信はあったけど、もしかして同じ事を言っているのか? ) 血文字でステアがエルザファームの秘密をばらした時、その現場の人間が死んだ時、既に私への信頼なんてもう鼻糞程も残って無かった! 私はファームの秘密を護る最後のチャンスを自分で逃してしまったんだ。どうせ遅かれ早かればれるんなら…ッ! ( ぎゅッ、ともう一度拳を握る。 ) MJのクセにべらべらと難しい言葉を喋るなーっ!なら、私がこれからどうすれば良いか、言ってみろ! ( 今度は逆の頬目掛けて殴りつけようと。 ) [Thu 28 Dec 2006 22:27:10]
MJ > ( 視界が揺れた、鼻から脳天に抜けて鉄錆の味が広がる。 少女の繰り出した拳が餓鬼の頬を捉え、衝撃は確実に餓鬼の脳髄を揺らす。 ) ……甘い言葉!? 巫山戯てないよ相手を信頼出来なきゃヒトは斬れないから―――。 オレサマじゃ云わずもで、艶子のお友達のトゥーハンドだってあの百人隊長だって出来ない。 強さは強さによって弾かれ、信念は信念によって防がれる。 けれども唯一信頼を持った剣だけが届くんだって気付けよ、この大馬鹿艶子ッ!! ( 後ろに倒れた首が持ち上がる、頬を赤く腫らした餓鬼が少女を睨め付ける。 ) クソみたいな剣じゃ、次ぎもその先も、未来永劫届きまセンッ! ―――ステアの心臓は疎か、オレサマにだって無理だね。 全然、痛くアリマセンヨッ! ( 蹌踉めく脚を少女の胸倉を掴む手で無理矢理に支えれば、お返しとばかりに餓鬼も拳を振るう。 ) [Thu 28 Dec 2006 22:10:53]
艶子 > 怖気づいた訳じゃあない!私はまだ殺る気満々だ! でも、そんな一部の人間の自己満足で今回死んだ人は納得出来はしない。まずステアをどうにかしなくちゃ……! ( 全てはそれからだ。アレをどうにかしない限りは私も先には進めない。 ) 甘い言葉を私に囁くなMJッ! 今までの事を無駄にはしない、絶対に!その為に私はクソにも劣る手段でステアを追うんだ! 不適に笑いはしないが剣の切っ先だけはまだ向けたままだ!必ず届かせるさ、次は絶対にあいつの心臓にッ。 ( その点に関しては以前と変わりない。だが、どうしても無関係の人間が死んだ事が許せないのだ。 ) ―― その機会はもう、私に残されてな…   あがッ! ( 瞬間、視界がブレてぐらりと歪んだ。ぐわんぐわんと脳が揺れ、星が瞬いたような気がする。 ) こ… の野郎ッ!蹴るだけなら飽き足らず頭突きかましやがったなッ!! 上等だ! やるかこいつッ! ( MJのコートに掴みかかり、拳を突き出すッ! ) [Thu 28 Dec 2006 21:58:28]
MJ >  どーしてッ!! その通り、アンタの云った通りの舞台になったのに。 王様が真っ先に怖じ気づいてるのさ。 真っ先に戦友切り捨ててVHに駆け込むんだよ……アレクスだって良い迷惑だっただろうに。 死んだレティシアに笑われるよ艶子! ( 掴んだ胸倉を強く揺さ振る。 泣き顔に崩れた少女は、未だ嘆いているだけだ。 ) 自分だけ自分だけって、そんなに結果を出せないのが怖い? ここで艶子が降りたら―――今までの事全部無駄になるって解ってるなら嘘でも良いから不敵に笑えよ王様。 良い? 艶子の剣で届かないなら、他の誰にもあの場に居た全員含めて、オレサマだって含めて剣は届かないよ。 ( ただ生きる、と己に信じ込ませた吸血鬼には自分の剣は届かないだろう。 へたり込む傭兵を無理矢理にでも立たせんと、自らの脚で立てと。 ) そうだよ艶子はヒーローじゃなくて王様だろ? 皆が憧れ、弱いヤツだって戦えるだって威風堂々、何時もの通り示してみせろつぅーのッ! ( 掠れて聞こえない声、その涙に暮れる少女の頭蓋に一発。 頭を振りかぶって頭突きを喰らわせん。 ) [Thu 28 Dec 2006 21:37:06]
艶子 > そうだよ、皆が強く戦って―― 皆、ステアから身を護ろうって言って戦って…。それで、私は一体何をした?そんな中何が出来た。レティシアも救えず、ステアを取り逃がして。一番偉そうな事言った自分が一番役立たずだった。 ( 胸倉を掴まれ、無理矢理起こされる。彼の腕力は強く、涙で滲む瞳の向こうの少年の顔は、歪んでいた。 ) あの時の私は斬れたッ!あいつを殺せた!だのに斬らなかったッ! 出来なかったんじゃない、やらなかったんだ!ナキアもイコトさんも、レティシアもエルザファームの人たちも、お前も、アズも…!皆立派にやってのけたのに、私一人がマヌケだったんだよっ。 ( 次第次第に、自分の声もしゃがれて表情が歪んでいくのも判る。目頭が熱い、叫び声も震える。 ) その皆が戦ってきた結果を私一人の為に台無しには出来ない。これは自惚れか? いいや、違う。だって私は……… ( ヒーローだから。 そんな声も掠れて出なかった。 ) [Thu 28 Dec 2006 21:13:51]
MJ >  良い? アレクスの態度ってのは、精神の重さを余りに強調すればやがては破綻する形式に対する反定立でしょ? ( 反定立、つまりはアンチテーゼ。 馴れ合いなどを排除した形式重視の信仰。 ) でも艶子が言ってるのは、誰も彼もが―――強く戦うって事だって云ったじゃん。 あの晩、オレサマを誘った時にさッ! ( 餓鬼が巫山戯るなと叫べば傭兵は力強く弱いモノ虐めだと、弱いモノ虐めでも皆が戦う事を覚えればきっと世の中は良くなる、そう切り返したモノなのに。 倒れ伏した身体を起きあがらせ、咳き込む傭兵の胸ぐらを掴む。 ) レッティだけじゃなくてさ、見たでしょ艶子も……ナッキーだって―――剣なんか握れなくてもあんなに立派に戦ってるじゃん!? あんな、ちっこいでさ……最初から一人で戦ってたでしょ? あの子達が居たからオレサマ達はステアに剣が届いたんじゃないのサ……―――。 艶子の云う通り剣を持てなくても、例え非力戦ったから……ステアに負けてないでしょッ! あの、アズだって戦って見せたのに。 ( 胸倉を掴む手に力を籠める。 禍々しい程に苦痛に歪んだ顔餓鬼の貌、無理矢理だろうが此方を向かせん。 ) ソレなのに……――あの子達が戦って見せてるのに、艶子は一人で犠牲を出したくないとか随分と高慢な意見で剣を握るんだね。 頼ってきただとか、そんな何処のヒーローさんだよアンタ。 彼女達は今も ” 戦ってる ” んでしょ!?  [Thu 28 Dec 2006 20:51:22]
艶子 > ―――ッ!! ( 不意打ちだった。いや、吼えて立ち上がって駆け出して、その動作を見ていたのだから不意打ちでは無い筈なのに、体が動かなかったのだ。あえて喰らおうだなんて、そんな事も考えていない。 気付いた時には両足が自分の胸にめり込んで、そのまま仰向けに倒れた。自分より身長も体重も上の相手の蹴り、無事で済むはずも無く。倒れた時に口を切ったのか鉄の味が口の中に広がる。 ) ……  がはッ! げほ…! ( 痛みより先に、一瞬息が出来なくて焦る。何とか咳き込みつつ短く荒い呼吸をする頃には、激痛が身体に走って。 ) ………。 ( 彼がこんなに声を荒げるのを見るのは初めてかもしれない。降り注ぐ罵倒の言葉はアレックスのものに比べれば子供染みたものだけど、それ故に心のそこから吐き出しているのだと判る。 ) …甘かったんだよ私は。頼ってきた彼らを助けるなら、全部完璧にこなさなくちゃダメだったんだ! ステアの当て付けなんてどうでもいいッ!私がステアを殺さなかったせいで、死人が出たのが我慢なら無いんだ! そうなると知っていた筈なのに…ッ! ( アズを人質に取られたから?そうじゃない。寧ろアズ自身の方が何とかしようと立ち向かって、私より立派だった。 ) これ以上の犠牲は出しちゃいけない。蔑まれよーが恨まれよーがッ、絶対に!  [Thu 28 Dec 2006 20:33:45]
MJ > ( 黙って訊いて居るには艶子の言葉は衝撃過ぎた。 いや、鈍器で殴られたってモンじゃない。 ソレ位の衝撃が頭を過ぎる。 ) 艶子の。 艶子の阿呆んだらァァァ―――!! ( 立ち上がり、吼えるような咆哮と共に少女へ駆け寄り。 その勢いの儘、地を蹴り浮いた餓鬼の身体から繰り出される両足を揃えたドロップキック。 厚底ブゥツの底が少女の身体へと突き刺さらん。 ) 何時もそうだッ! 勝手に決めて、勝手に自分だけが駄目だって泥被ってッ! 言うに事欠いて………アレクスの所に言った!? 既に大聖堂のイコティーお姉サマが居るって時に?  ( 情けなくて涙が出そうになった。 地に投げ出された身体。 ) この早漏! 変態! マゾッ! 何で耐えるとかしないのさ………。 この村で何を見て来たんですが艶子はッ! 自らの一を棄ててさァ、誤解を恐れたかも知れないけども人間を頼った吸血鬼もいるって。 村の一員として……放っておけないって全てを話してくれたレッティだって居たじゃん。 ソレなのに、一度の血文字で当てつけされたからって……。 一匹ステアみたいなヤツが居たからって………。  [Thu 28 Dec 2006 20:18:55]
艶子 > そういう言い方地味に傷つくな… もう格好付けないことにした。 ( 拗ねたらしい。まあ、確かに今夜は冷えるがきっとそういうことじゃない。 ) 正直、私もどっちを向いているのかわかんない。お前から見てどうだ?前か、後ろか、それともあらぬ方向か。 ( 後ろ向きは軽症だ。後ろの逆が前なのだから。でも、あらぬ方向を向いてたら、どっちに向き直ればいいのか判らない。 ) 冗談じゃないよ。久しぶりにアレックスの所に行って全部洗いざらい吐いてきた。レティシアが吸血鬼だってことも、それを隠そうとした事も、何もかも。 で、だ… 私は両方の味方をしてしまった訳だが、これからはそうじゃない。どっちつかずが一番手に負えないからね。 ( 改めて吸血鬼と敵対する側に付く事にしたのだ。優柔不断な態度は、それだけ多くの人に迷惑を掛ける。 ) …… そうだな。「このイカレポンチ!」って言いながら私を押し倒して、犯した上で食い殺すとか? ( 本当は。それでも良いよなんて優しい態度を期待している。でも、それこそ本当にイカレポンチだから、口には出さなかった。 ) [Thu 28 Dec 2006 20:06:26]
MJ >  寒い、寒すぎッ! ヴェイトスに氷河期が来たとか言ってもオレサマ信じますねッ! ( 吐く息は白く、忙しなく膝を揺らす。 夜気に触れた舌、呂律が回りにくい事この上無し。 ) ホント、不思議でショウがありません続けて曲がって行くと……。 気が付かない間に180度方向転換してそうですね。 ( 続く言葉に、寒さも忘れて暫し少女を見た。 ) 先生ィ、それって冗談で言ってる? 裏切ったとか、徹底的に追いつめるとか……。 ( ガリ、顎に力を籠めれば喰われていた飴が音を立て。 ) 艶子はサァ………どんな答えを期待してるのか? [Thu 28 Dec 2006 19:57:44]
艶子 > 前しか向けないくせに右斜め上なんて向くから顔が変になるのかもな。 ( 突っ走る事しか出来ない性格だって最近気付いた。そしてそれはあんまり長所とは言えないことも。 ) …私は、カーンにエルザファームの事を全て話した。少なくとも私があの夜剣を振り下ろさなかったせいで、ステアはまた人を殺したのだから…カーンに協力した。 手ェ一本ぐらいでああも騒ぐとは思ってなかったがな。手なんか失わなくても人を襲ったくせに、笑わせてくれる。 ( 腕を奪ったからステアは人を襲ったんじゃない。私が逃がしたから人を襲ったのだ。 ) 私はナッキーやファームの人を裏切ったのだから、これからはそれを償っていこうと思う。こんな事件が起きないように吸血鬼や悪魔を徹底的に、命を懸けて滅ぼすという方法で。だから、王様を目指すのは止めだ。 ( いざ口に出してみると、やっぱり物凄く悲しかった。例え夢物語でも、自分を支えてきた全てだったのだから。 ) ……その前に、約束は約束だ。途中で投げ出したら私を食い殺す、だったな。 [Thu 28 Dec 2006 19:03:58]
MJ >  ………艶子が右斜め上の思考に陥った時は、大概そんな顔するよネ。  ( 風を受けた時、この少女は信じられぬ程早く走れる少女。 けれども逆凪には滅法弱い、今が其の時。 何かしらの決意に満ちた瞳、だが物凄く不安を掻き立てられる想いが沸き上がった。 自然と眉間に皺も寄ろう。 ) タイミング良いのがオレサマですから―――でも、楽しくなさそうなオハナシね。 ( 草木一本すら残らぬ焼け野原、其処に吹く夜風はやけに冷える。 寒さから逃れるよう膝を折り。 ) [Thu 28 Dec 2006 18:49:17]
艶子 > ( 自分は今回の一件で思い知らされた事がある。吸血鬼に手を差し伸べれば、その手を噛まれるということだ。勿論、レティシアはそうじゃ無かったという事は判るが、その彼女が一番潔い去り際を弁えていた。そんな彼女の事は尊敬したい。 …今更自分の名声なんてどうでも良いが、自分の尻は自分で拭かねばならない。私は許されるのなら、今後吸血鬼退治に一生と命を捧げよう。それが自分なりのけじめのつけ方だと思う。幸い、自分たちの力で自分たちを護ろうという市民の動きも出てきている。これは自分が望んだ形だった。 だがその前に――。 ) ………MJ。 ( いつもの通りの態度に微笑みを漏らす。 ) 難しいものだな。自己犠牲では無くてもっと潔い感じにしたいんだが、どうしても自己犠牲どころか自己満足気味になってしまう。 …丁度いいところに来た、話したいことがあるんだ。 ( それはきっと相手も同じかもしれないけど。 ) [Thu 28 Dec 2006 18:41:03]
MJ > ( 少女の身体に掛かるのは、細長く延びた影法師。 振り向けば、そこには真っ赤なファーコートを着込んだ餓鬼の姿が見えるだろう。 ) もしかしてオレサマの知らない所で―自己犠牲のお祭りでも起こってるゥ? ( あむ、南瓜味のステックキャンディを口に銜え。 ポケットに手ェ突っ込んだ儘の姿勢で 「やっほゥ」と何時もの調子の軽いノリの挨拶。 ) [Thu 28 Dec 2006 18:37:04]
お知らせ >  声 さんが来ました。 『 うん――ウザいね。 』 [Thu 28 Dec 2006 18:33:06]
艶子 > ( ステアは自分で勝手に暴走した責任を他人に転嫁し、ファームから生き延びた吸血鬼が街に逃げ込んだと不安を煽った。それによって人は疑心暗鬼に陥り、吸血鬼に対する態度はより厳しいものになるだろう。元から上手く隠れていた吸血鬼に対しても。人、仲間、同属、全てを裏切ってあいつが一体どこに行き着くのか興味はあるが、しかしそれによる混乱に惑わされてはいけない。事態を出来るだけ早く明るみにして、ステアを討たねばならない。追い詰められた吸血鬼が最終的にどうするか、カリンの時に嫌と言うほどその苦汁を味わったではないか。 …もう、手遅れかもしれないが。もしそうなったら腹の底から笑ってやろう。 ) [Thu 28 Dec 2006 18:29:19]
艶子 > …うぜえな、私。 ( ジコギセーの美しさか?一回死んだほうが良いと思った。 ) [Thu 28 Dec 2006 18:20:16]
艶子 > ( 吸血鬼ステアが血文字で残したメッセージから、エルザファームの秘密が明るみになるのは時間の問題であった。少なくともその血文字に書かれていることが誠か嘘かぐらいは確かめるだろう。最後まで口を閉じて嘘を並べ立てても、十字架を嫌い銀に触れれば焼け爛れる吸血鬼の身体は正直だ。吸血鬼は疑われたら最後なのである。 黙っているだけ無駄、そう思って自分の知っている事をカーンに漏らした。 ) ……でも、隠そうって一番最初に言ったのは私。 ( 大事な所はこの点だ。例え何の権限も無い傭兵風情でも、名前だけは売れている。そいつが隠そうと言ったのなら、悪いには私になる。 少なくとも隠蔽するのには理由があったのだし、言いだしっぺが泥を被らないと格好が付かない。 ) [Thu 28 Dec 2006 18:19:11]
艶子 > ( 炎は消え、熱は感じられなくとも鼻を突く焦げの臭いはまだ残る。例え廃材が全て片付けられても、炎と共に灰と化し土に混じったヴァンパイア達は永遠にこの場を離れる事は無いのだろう。つまり、ここが墓標なのだ。 屋敷を護る事も叶わず、吸血鬼を滅ぼす事も出来ず、最後にはエルザファームが吸血鬼と深い関わりが在ることを漏らした私は再びここを訪れ、ぼんやりとその光景を見つめていた。 ) [Thu 28 Dec 2006 18:00:11]
お知らせ > 艶子さんが入室されました。 『焼け跡にて。』 [Thu 28 Dec 2006 17:43:28]
お知らせ > リオーネ@フェリウェル家別荘さんが退室されました。 『(それから、リオーネは子守唄を歌い始めた。)』 [Mon 25 Dec 2006 00:46:48]
リオーネ@フェリウェル家別荘 > ( あくまでも、自分が楽しむのではなく、相手を気持ちよくさせる愛撫。あまりお腹も膨れないが、相手が大切なお嬢様であればそれも我慢できる。何度もやさしく刺激を与えて――やがて、アイメルが絶頂を迎えたのが分かった。 ) ――ふぅ。 ( ぐったりと倒れこむその体を、優しく抱きとめる。それからもと通り服を着せて、風邪を引かないようにベッドに寝かせよう。 ) お嬢様――今の感じを、忘れないでくださいませ。 ( そっと頬を撫でて、お休みのキスをする。 ) [Mon 25 Dec 2006 00:46:21]
お知らせ > アイメルさんが退室されました。 『(そして、そのまま眠ってしまうだろうか。まだまだお子様なお嬢様だった)』 [Mon 25 Dec 2006 00:43:53]
アイメル > …は、は……ぁっ………は、は……( 荒い呼吸音。ぐったりと貴女にもたれかかるように ) リ、オーネ…… ( まだまだ幼い少女は、その先が良くわからずに。虚ろに眠そうな瞳を閉じそうに… ) [Mon 25 Dec 2006 00:42:29]
アイメル > ( 優しい指使いに、力が抜けていくのを感じた。頭がボーっとする。体が熱くなっていく。 ) ……あ、ひぃ……ッ、あ……だ、め…・・・っ な、んかおかし……あ、あ……ッ! ( 擦るように指で追い立てられれば初めての刺激に達してしまいそうに。口付けされればふさがれるまま、身体をビクビク…と痙攣させ。目を剥いた直後、また瞳をぎゅぅっと瞑って身体を震わせて。がたがたがた、と黙って達すれば、息荒く力を抜いて。倒れこんでしまうだろう。意識失う寸前に ) [Mon 25 Dec 2006 00:41:35]
リオーネ@フェリウェル家別荘 > ( だんだんとアイメルの反応がよくなってきた。震える体を優しくなで上げるように抱いて、乳房への愛撫と秘部への愛撫を強める。そこが潤い始めたのが分かれば、尻尾を下着に引っ掛けて、慣れた手つきでずり下ろす。そして――唾液でぬらした指を――花弁にあてがい、肉芽をこするように攻める。唇は、キスでふさいでしまおうと。 ) [Mon 25 Dec 2006 00:35:37]
アイメル > ( 続けられる愛撫に、少女はビクビク、と身体を震わせ ) ……リ、オーネ……―――ぁ、―――ッ……! ( 優しく告げられた言葉に、感涙したように、少女は泣きじゃくった様子を落ち着かせたけれど、尻尾が入り込めば擽ったそうに身を捩って首を振る。 ) あ、だ、め……だめ、リオーネ、や……ぁッ……! ( 上下になぞるように動くそれに対応しきれないといわんばかりに、段々と強くなる刺激に、身体の内からこみ上げてくるモノに、少女は戸惑う、湧き上がってくるものと同時に声上げられずにはいられずに。処女の秘所は潤い始めて ) [Mon 25 Dec 2006 00:29:54]
リオーネ@フェリウェル家別荘 > ――いいえ、私のほうこそ。お嬢様を悲しませてしまって―― ( アイメルを抱きしめたまま、口に――頬に、首筋に――胸元に――乳房に――啄ばむようなキスを繰り返して、刺激を与えていく。 ) お嬢様――イケナイと思うことは、悪いことではないのですよ。ただ、心から身を任せてもいいと思える相手には――気持ちをゆだねることを知らなければいけません。これは言葉ではなく、体で理解するものなのです。お嬢様のお気持ちは――リオーネにもはっきりと伝わっていますよ。 ( だから謝らないでくださいまし。そう優しく告げて、尻尾をアイメルの太ももの間に侵入させる。下着の上から、秘部を上下になぞるように動かす。その一方で、乳房への愛撫も強めていって―― ) [Mon 25 Dec 2006 00:21:02]
アイメル > ひ、ぁ……ッ……! ( 巧みな愛撫に、少女は高い声をあげ。ゾクゾクと昂ぶっていく快感に戸惑うように、潤んだ瞳は泣きそうに。思わず言ってしまった言葉に、少女ははっと、彼女を見つめた。 ) ……ごめん、なさい……私、リオーネが恐いんじゃないのよ……知らないから、どうしても……何だか悪いことをしている気分になってしまうの…… ( なぜかしら、と……哀しげな表情の彼女に、此方も哀しそうに戸惑う色を浮かべ。口付けには目を閉じる。抱き起こされればそのまま、抱きしめられて背中に手を回し ) ……っ、ふ……ごめん、なさい……リオーネ…… ( どうしたらいいのかわからずに、泣きじゃくってしまう。抱きしめてもらえた安心感と共に、傷つけてしまった罪悪感。でも、どうしたらいいのか、イケナイことなのではないかと思ってしまう少女の葛藤はどうしても止まらなかったのだ。申し訳ないという気持ちを、ただ口に出すように…何度も、ごめんなさい。と ) [Mon 25 Dec 2006 00:14:27]
リオーネ@フェリウェル家別荘 > ( 無理やりではない愛撫。それは、相手に快楽というものをひとつひとつ丁寧に教えていく動作。服を脱がし、胸があらわになると、それを軽く揉み上げながら、乳首に吸い付いたり、舌先で転がすように舐めたりした。そして、嫌だといわれれば、悲しそうな顔をして―― ) お嬢様――何も知らないまま、殿方と交われば、お嬢様は今の言葉を、同じように愛する人に向けることになります。――それならいっそ、私が全ての責めを負いましょう。 ( 主の嫌がることをする。それは本位ではない。けれど、リオーネは今よりも未来を見据えて、あえて自分が嫌われる様なことしなければいけなかった。悲しみの色を浮かべた瞳を、アイメルに向けて。 ) ――お嬢様―― ( 口付けをすると、アイメルの体を抱き起こして、背中と頭を優しく撫でる。 ) [Mon 25 Dec 2006 00:09:19]
アイメル > ―――ん、ぅぅ……ッ、ん、は…… ( 舌を絡める度に、息苦しさに襲われて、息継ぎするよう時折離れ。 ) んぁ……ッ…… ( 唇から零れ落ちるのはまだ幼い喘ぎ。太腿の内側おw撫でられる度、擽ったそうに控えめながらも身を捩って ) ……リオーネ…… ( もう嫌だわ。と心がいいそうになるのに、あやすように言われれば、拒めずに。微笑む彼女に戸惑うように瞳揺らすも、どうしたらいいのかわからないといったように、口元に手を当てる ) ……ぅ、あ……ッ……や、リオーネなんか、嫌だわ……ッ……! ( ゾクゾクと、背中を奮わせた。背中に走る電流のような感覚に、脱がされるまま抵抗することも無くただ、その与えられるものに戸惑うように、相手に掴もうと手を伸ばした ) [Sun 24 Dec 2006 23:59:03]
リオーネ@フェリウェル家別荘 > んっ……ふぅ……ん……。 ( 水っぽい音を立てて、舌と舌を絡めあう。その間にも、太ももの内側を撫でる手は、優しく刺激を与えていく。 ) ――えぇ、分かりますよ。誰でも、初めはそうですから。――私にお任せください、お嬢様。 ( 怯えるアイメルをあやすように、そっと頬を手で撫でる。頭を撫でて、安心させるようにして、微笑んだ。それから今度は、アイメルの首筋に舌を這わせながら、ゆっくりと彼女の服を脱がしていく。 ) [Sun 24 Dec 2006 23:49:44]
アイメル > ―――……リ、オーネ……私、恐いわ…… ( 唇をそっと離せば、少女は怯えた潤む瞳を貴女へと。緩く抵抗するように、初めてのことに戸惑う様子で ) [Sun 24 Dec 2006 23:46:57]
アイメル > 交わりの、練習……? ( 下着姿になっていく彼女に動揺と困惑を隠せないまま不安さえ募って。 ) ……わ、わかったわ…… ( ぎこちなさげに、その姿を見れば恥ずかしそうに視線逸らし、横たわった力を抜くように息を吐けば、口付けが降りてきて……――― ) ……ん、ぅ……ッ…… ( 舌を絡められれば、そっと舌を出してみる。 )―――ッ……!! ( 太腿をなで上げられればびくっと身体を震わせて眉を寄せた ) [Sun 24 Dec 2006 23:45:50]
リオーネ@フェリウェル家別荘 > ――いいえ。 ( 静かに首を横に振る。アイメルを見下ろして、眼を細めた。 ) これからするのは、交わりの練習ですよ。 ( そういうと、リオーネはエプロンをはずし、ワンピースを脱いで下着姿になった。コルセットとガーターベルトが、大人の女の体を強調している。 ) では、はじめますよ。楽にしてくださいましね。力を入れると、ご自身が疲れてしまうだけですから。 ( そうして、アイメルにキスをする。今度は唇だけでなく、舌を入れて彼女の舌に絡めるように動かして。片手でそっと、アイメルの太ももの内側をなで上げる。 ) [Sun 24 Dec 2006 23:42:48]
アイメル > ( そっと離された唇に、思わず口元に手を当て、恥ずかしげに顔を赤らめた。実は貞操観念が強いこの少女にとって、唐突なもので。顔を離され見つめられれば、告げられし優しい言葉に少女は思わず涙ぐみそうになる。両親は何時も、ステキな方との婚姻を、と迫るから。リオーネの優しい言葉に、涙ぐんだまま、うん……と頷いて。 ) ……リオーネ……。 ( 唇を重ねられれば、目を閉じる。寝かせられれば戸惑う気持ちありつつも、その優しさにジンときて、ベッドに素直に横たわった ) ……おやすみをするの? ( と、少女は不思議そうに、問いかけて。―――勉強しないの?と言いたげに ) [Sun 24 Dec 2006 23:37:16]
リオーネ@フェリウェル家別荘 > ( 軽いキスをしてから、一度顔をはなしてアイメルを見つめる。 ) お嬢様も今年で十と六――私は旦那様や奥様のように、お嬢様に無理やり婚姻をせまるようなことはいたしませんし、できません。ですが――お嬢様には御自分の想い人を見つけて欲しいと思っています。そのために――リオーネは出来る限りのことをいたしましょう。 ( 優しい声音でそう告げると、再びアイメルの唇に唇を重ねる。決して無理やりではない、優しい口漬け。それから、ゆっくりと体重をかけて、アイメルの体をそっとベッドに寝かせよう。 ) [Sun 24 Dec 2006 23:31:11]
アイメル > ―――……ありがとう……大切にするわ。 ( 楽しそうに笑う彼女にさぞかし申し訳なさそうに落ち込んだ顔ながら、礼を言う。 ) ……え? ( 「物ではない」「物ではないの?」と言いたげに、首傾げれば ) ……ふ、復習? ( 勉強か、と嫌そうな顔をするのだけれど……抱きしめられれば目を見開いてきょとん、とした。が……唇が重なれば、更に固まった。抱きしめられた時に回した背中へ伸ばす手が、動揺を表すようにぎゅっと掴む ) [Sun 24 Dec 2006 23:26:23]
リオーネ@フェリウェル家別荘 > ( 大切なお嬢様が、喜んでくれている。その様を見るだけで、リオーネは嬉しくて堪らない。 ) すっかり寒くなりましたから、お体を冷やさぬようにと、質の良い毛糸を使いました。うけとってください。 ( そうして、しゅんとしてしまう様子に、くすくすと楽しそうに笑って。 ) 大丈夫ですよ――プレゼントといっても、私が欲しているのは”もの”ではありません。 ( そういうと、静かにアイメルに近づき、それからゆっくりと顔を近づけ、ささやく。 ) これまでお嬢様にお教えしてきたことの、復習です。ちゃんと私の授業がみについているか、その確認をさせていただきたいのです。それが、お嬢様から私への贈り物になるのですよ。 ( 優しく微笑み。それから――アイメルの体を抱きしめよう。口付けを伴って。 ) [Sun 24 Dec 2006 23:19:11]
アイメル > ……それでも、何かリオーネにお渡しできるものがありまして? ( 不安げに、「聞いて頂けますか」と言われればそう、尋ねた ) [Sun 24 Dec 2006 23:12:35]
アイメル > まあ、そんなにいらっしゃるの?! ( 少女は思わず驚いた、というように瞬き数度繰り返し。思わず尋ね ) ……でしょう?難しいのね、人って…… ( なんて、考え込む仕草。いつも渡されるクリスマスプレゼント。その中でも、彼女の渡してくれるものは嬉しいものばかりだった。いつもいつも、温かなプレゼントをくれる。楽しみではあったけれど、不意に渡される瞬間に、何時も驚いて嬉しくなる。 ) ……ありがとう。嬉しいわ…… ( しみじみ言うと、少女は微笑み深め、るけれど 「お嬢様から頂きたいプレゼントが」 ) ……え? ( 少女は顔を上げた。そして、焦った表情へと変わって ) ……あ、あの……ご、ごめんなさい。でも私、何も用意できてませんわ…… ( 申し訳なさそうに、最後は段々と声が小さくなって、しゅん……と肩を落とした ) [Sun 24 Dec 2006 23:11:56]
リオーネ@フェリウェル家別荘 > えぇ、一号2号3号と色々いるらしいですけど。まぁほら、誰もが幸せなイブを迎えられるわけではないというしょうこではないでしょうか。わたしだったら――そうですね――見守るでしょう。 ( ニコニコしながら答える。人間たちの繁殖活動が活発になる聖夜は、リオーネのお腹が膨れるときでもある。 ) 当然です。私はお嬢様をお慕いしているのですから。あけてみてくださいませ。 ( どうぞ、と促しそれからこう付け足す。 ) ――だから、というわけではございませんが。願わくば、リオーネもお嬢様からいただきたいプレゼントがございます。――聞いて頂けますか? [Sun 24 Dec 2006 23:05:01]
アイメル > まあ……嫉妬団…… ( 少女は目を見開いてぽかん、と空いた口元に手を添えた。 ) ……そんなものを神様が知っていたとしたらお悲しみになりますわ。――−……私だったら、微笑んで見守るわ。リオーネも、そうするでしょう? ( 少女は当然よ、という高飛車な態度で周りから聴いたらさぞかし嫌味に聞こえるであろう口調で言えばふふん、といったように笑い ) ……ええ、私、リオーネの歌声大好きだわ。 ( 嬉しそうに微笑むリオーネに微笑み返し。差し出されたラッピング箱に視線落とせば、目を見開いた。 ) ……まあ……!今年も用意してくださったの??嬉しいわリオーネ!! ( さっと、それを受け取れば満面の笑み浮かべその箱を抱きしめるように抱えた ) ありがとう!ねえ、開けてもよくて? ( ウキウキした口調で、目を輝かせて早く開けたいわ、というように尋ね ) [Sun 24 Dec 2006 22:59:03]
リオーネ@フェリウェル家別荘 > ちなみにヴェイトスのクリスマスは、街にカップルが溢れ帰り、それを退治するべく”しっと団”が活動する日でもあるんですよ。毎年街ではそうした戦いが繰り広げられているのです。 ( そんなイベント目白押しな今日この頃。やんわりと微笑んで。 ) ありがとうございます。お嬢様に喜んでいただければ、私も歌ったかいがあるというもの。 ( 嬉しそうに微笑むと、そっとリボンでラッピングされた箱を取り出し、渡した。 ) どうぞ。あけてみてくださいませ。私からお嬢様への、贈り物にこざいます。 ( 中身は手編みのマフラー。 ) [Sun 24 Dec 2006 22:52:45]
アイメル > ( まさかメイドたちの間で、コックローチが出た!!と泣き叫ぶ悲惨な冒険者の戦闘シーンのような出来事があったなんて、この我侭お嬢は知る由も無く。聖歌には満足げに笑顔を浮かべ ) ……さすがリオーネ。綺麗だったわ。ステキよ。 ( 両手を祈るように組んで目を輝かせて。会釈にはおそまつなんかじゃないわ、と褒めるように。「よき夜にございますね」 ) ……本当ね……。矢張り、神様がお生まれになった日だもの。当たり前ですわ。 ( と、今日ばかりはとてもご機嫌で笑み浮かべ、口調も浮き上がる明るいもの。調子に乗せたら鼻歌でも歌いそうだ ) [Sun 24 Dec 2006 22:45:12]
リオーネ@フェリウェル家別荘 > ( まぁ昨日は生体兵器Gとの壮絶な死闘とかあったわけですが。そんなことはすっぱり過去の水に流して、今日はパプテスのお祭りというか大事な記念日。サキュバスといえども、お嬢様の為なら聖歌も歌いましょう。 ) ――おそまつさまでした。 ( 歌い終えれば、小さく会釈をして。 ) 今宵はよき夜にございますね、お嬢様。 [Sun 24 Dec 2006 22:39:29]
アイメル > ( しょっぱなからやってしまった……!とかいう誰かの叫びは置いておき。その聖歌を聴きながら、少女はリオーネの優しい歌声に心地良さそうに笑み浮かべてご機嫌そう。大人しく、部屋のベッドに腰掛けて、こうしてずっと、歌を聴く時間。膝の上には、バプテス書物。―――少女はこの日、信仰者として、喜びに満ち溢れているのであった ) ……♪ ( 時折、その聖歌にコーラスを加えたりと、心から喜び楽しむ様子 ) [Sun 24 Dec 2006 22:37:21]
アイメル > ( [Sun 24 Dec 2006 22:34:30]
お知らせ > アイメルさんが来ました。 [Sun 24 Dec 2006 22:33:45]
リオーネ@フェリウェル家別荘 > ( アイメルお嬢様のお部屋で、聖歌を歌って聞かせます。リオーネはアイメルお嬢様の母親代わりとして、優しくうたを口ずさむのでした。 ) [Sun 24 Dec 2006 22:33:30]
お知らせ > リオーネ@フェリウェル家別荘さんが来ました。 『(――まぁそんなこんなで、今夜は聖夜なのでございます。)』 [Sun 24 Dec 2006 22:31:28]
お知らせ > ルードさんが退室されました。 『その後、しっかりベッドまでは運んで…』 [Sun 24 Dec 2006 04:18:30]
お知らせ > 夏鈴さんが退室されました。 [Sun 24 Dec 2006 04:17:53]
夏鈴 > 0じゃないなら50程度でもいいよ・・・・・・・一日お相手してあげるわ(疲労からくる眠気にまかせて言葉を紡ぎ、事後処理を始める男に身を委ねたまま意識を手放していった・・) [Sun 24 Dec 2006 04:17:49]
ルード > ま、一応小遣いくらいだな。 そんなにはださねぇつもりだしよ。 さて、後は風呂で体を温めてから寝るとするか。途中で寝たら連れて行ってやるよ(そういって湯船につかろう。夏鈴が寝るのならちゃんと風邪を引かないように考慮してベッドまで連れて行こう) [Sun 24 Dec 2006 04:10:52]
夏鈴 > (奴隷という立場からすれば、お金を支払われること事体が珍しいことで) それくらいなら・・・・・いいかなぁ・・・。毎日は嫌だけど・・・(少し眠くなって着たのか瞳をしょぼつかせながら男に身体をよせて) はいはい、見たいならまた今度ね・・・ (調子にのる男につれなく返す) [Sun 24 Dec 2006 03:55:07]
ルード > ん〜。そうだな。あんまり高くする気は無いからな…(そういって手のひらのパーを夏鈴に見せよう。正直値段は高くないが)ま、いいじゃねぇか。夏鈴の顔、なかなか色っぽかったぜ? [Sun 24 Dec 2006 03:04:47]
夏鈴 > ぅ・・・・・ (にやついた顔に若干引きつらせた表情をし) 値段幾ら・・・つける? (そこが重要とばかりに、問う。下卑た質問には、つんっと顎をしゃくってみせる) [Sun 24 Dec 2006 02:56:20]
ルード > ほほう、それじゃあ、夏鈴はおひねりをだしたら今日みたいに好き勝手させてもらえると?(やる気なのかどうかをちょっとにやついた表情で聞いてみよう)でも、たくさん入って気持ちよかったんじゃないか?案外よ… [Sun 24 Dec 2006 02:51:43]
夏鈴 > 誰かさんが、調子にのったせぃ・・・(顔を真っ赤に染めて) ぁ・・ぅっ・・ (ずるり、と引き抜かれる楔に身体を振るわせて、それから一拍遅れて白濁した液が大量にあふれ出て) うっ・・・。そ、それは・・・・・(出された条件に視線を揺らして、そこでふとオバカな猫は思いついた) 1日につき少しおひねりはらってくれるなら・・・ (勿論半分以上が冗談ではあるのだが、解放資金を稼ぐには案外効率的かもしれないと踏んだもよう。) [Sun 24 Dec 2006 02:45:41]
ルード > ふふ、しかし、まるで妊娠したみたいになってるな…(そういえば肉棒をゆっくりと引き抜き、ようやく夏鈴を一度開放する)なるほどな。じゃあ、名無花がまた辛そうなら代わりを務める、ということか?(もちろん名無花を基本無理させるつもりはないが。夏鈴がそういう条件をする可能性もある) [Sun 24 Dec 2006 02:40:50]
夏鈴 > (二度注がれたせいで、下腹部はふくらんでいて) ぁ・・・はぁ・・・・・・・ (ひくひくっ、と漸く止まった攻めに荒い呼吸を繰り返しながら抱きしめられる。直ぐ落ち着くのはなかなか難しく、うっとりとしたようなとろんとした瞳を男に向けたまま抱きしめられる。優しく撫でながら紡がれる言葉には、首を振って) 勘違い、しないで・・・ (甘すぎる吐息と共に) ルードのため、じゃなくて・・・んっ・・名無花の、ためにだから・・・ (艶っぽい表情はそのままにツンと済ましてみせる。 そのくせ直ぐに、潤んだ瞳を男の方にむける意地っぱり) [Sun 24 Dec 2006 02:34:05]
ルード > (二度の射精で十分に満足できたような気がしているルードは夏鈴が精を飲み干してさまをそのまま待ち、ゆっくりと抱きしめる。髪を撫でながら再び落ち着くのを待っていく…)気持ちよかったぜ…夏鈴…。気が向いたら、またさせてくれや…? [Sun 24 Dec 2006 02:24:25]
夏鈴 > (ぎゅっと瞳を伏せ、深く侵入してくる指を拒むようにきつくしめあげて、問いかけには首を横に振って) きょ・・は名無花の・・変わり・・だから・・・ (されたくてしているわけじゃないと伝えて) ・・・あ、いやっ・・・・・・ (イキナリ注がれる男の熱に身体をひくつかせて、脈打つ感じに足をはねさせて恍惚とした表情を浮かべて既に一度受け入れているにもかかわらず男のソレを接合部は飲み干していく) [Sun 24 Dec 2006 02:20:48]
ルード > (指を徐々に奥へと入れて行こうとしつつ。腰の突き上げで振動を加え、さらに犯して行く…)夏鈴。いつかはこっちでもできるようにしてほしいか…?(物騒なことをささやいてから、肉棒の快楽が十分に高まったのを感じ、我慢することはなく。再び夏鈴の中へと精を解き放った)逝くぜ・・・ [Sun 24 Dec 2006 02:16:29]
夏鈴 > (こくっと頷きつつも) んくぅっ・・・ぅぅ・・・・・・・ (初めての感覚に眉を寄せて、常とは逆の行為に身を悪戯に捩る。・・・とはいえ、秘所は男の思うままに激しく攻め立てられているため、段々頭の中がぐちょぐちょになってきていて) う・・くぅんっ・・・ (男の言葉にはただこくこくっと頷いて、その時に備えてきゅぅっと身体にしがみつく) [Sun 24 Dec 2006 02:10:10]
ルード > 名無花の代わりにめちゃくちゃになるまで…だな…(夏鈴の菊座から引いた手を再び夏鈴の菊座へともっていく。少しずつこじ開けるように指を這わせ始めながら、夏鈴の表情を見つめる。絶頂に休みを与えないまま貫き続けることで締め付けが強く弱く変わっていくことに満足しつつ)そろそろ、良い感じで注げそうだぜ…? [Sun 24 Dec 2006 02:06:58]
夏鈴 > んんっ・・・・・(再び背中を這う手に身を捩り、男の腕になんとか一方の手を添えて) は・・ぁっ・・・、きょ・・・は、名・・・無花・・の代わり・・だからっ・・(内腿を振るわせ、すぐにでも飛びそうになるのを必死で耐えながらニガテな事も名無花にしているのであればしてもいいと伝えて。そこまでなんとか伝えるが、いつ終わるとも知れない攻めにすぐにまた意識は軽く飛んで) [Sun 24 Dec 2006 02:01:50]
ルード > 別に良いぜ。それだけ気持ちが良いんだろ?じゃあ。もっともっと何も分からなくなるくらいにしてやるよ…(後ろは苦手な要ではあるのでそこから背中、尻を撫でる動きへと変えていく。すっかりとろけた瞳を見つめつつ再び高まってきた射精感に満足げにしていて)胸も敏感になっているみたいだな…? [Sun 24 Dec 2006 01:58:18]
夏鈴 > ぅくっ・・・ぅー・・・(指摘されても、激しい攻めの最中では力をぬくことができず) ひんっ・・・! (突き上げられた直後、またびびくっと、身体が跳ねて達してしまう。) ぁ・・ぅぁー・・・ (達した余韻が引く間もなく続く攻めに頭は焼き切れそうで) っ!?!?んやっ、そこ・・やっ・・・!(思いもよらない所をさぐられると背中が総毛だつ感覚を覚えていやいやっとする) [Sun 24 Dec 2006 01:49:36]
ルード > つつっ…あまりつめを立てるとちょっと痛いな…(つめを立てられたことで軽く痛みを感じつつ。しかし、ここでやめる気は無いことを示すように肉棒をさらに突き上げていく…)しにゃぁしねぇよ…。こんなのはどうなんだ…?分からなくなってきもちがよくねぇか?(菊座も指で刺激を始めて) [Sun 24 Dec 2006 01:43:22]
夏鈴 > あっ・・・あっ・・・ひぅんっ・・っぅぁ・・・(男に縋り、早いペースで突き上げられるたびにぶるぶるっと振るえて) ぅくっ・・・や、そんなぁ・・・激しっ・・ぁぅ (男の身体に、人のそれとは違う硬い猫の爪をたててしまいながら振るえ、時折、抉る様に的確に弱い部分を攻められれば堪らず仰け反って男が望むまま軽く達して) ぁ・・や・・死んじゃう・・・っ・・・うくっ・・こんな・・・ぁ [Sun 24 Dec 2006 01:40:00]
ルード > (今度は背中と尻とをなでながら、夏鈴の膣を突き上げていく。先ほど再確認したポイントを重点的に攻め立てるつもりでやや、最初から激しく動き始めている)夏鈴。このまま、何度でもいっていからな…。その方がたのしいからな…我慢するなよ…? [Sun 24 Dec 2006 01:33:39]
夏鈴 > は・・・ぅ・・・や・・・・・っ・・・・・(言葉にいやいやと顔を横に振って) ん・・・っぁぁ・・・(不意に加えられた指先でたどられる感覚にびくんっと身体をのけぞらせる。それに伴って、接合部も揺れて) あ・・ぅくぅっ・・・ (眉根をよせて、ふるふると身体をふるわせる) [Sun 24 Dec 2006 01:30:45]
ルード > こうして向かい合うと夏鈴の感じている表情がよくわかるな…なかでぐちゅぐちゅって音がしているのがわかるよな…?夏鈴?(向かい合うことになったことで今まで刺激をあまり加えていなかった背中からお尻にかけてをゆっくりと指を這わせて撫でていく) [Sun 24 Dec 2006 01:13:24]
夏鈴 > ((続き)再び奥に注がれたような錯覚を覚えながらひくつき、何か言葉を発するよりも先に) っあ・・あっ・・・やぅっ・・・(繋がったまま強引に身体を回されれば、中を擦り上げられてしまっていて) あ・・くぅ・・・ (瞳をどこかとろぉっとさせながら、、向かい合う形へと体位をかえられて。ただ、荒い吐息ばかりが口をつく) [Sun 24 Dec 2006 01:09:11]
夏鈴 > んっ・・・(こくんっと頷いて) きょ・・は、名無・・・花の・・・代わり・・だから・・・(男と名無花の間での行為がどうであるのか正確には猫は知らないのだが) ひあぁっ・・・・・!! (いきなり深く突き上げられれば堪らず大きくのけぞって震える。一度注がれた精液がぐちゅりっと濡れた音をたて、) [Sun 24 Dec 2006 01:06:44]
ルード > ん?俺の好きにして良いって事だな…?それじゃ、こんなことをしてみるぜ…?(夏鈴が快楽に素直になりつつあるようなので、さらに肉棒を突き上げて見せた。名無花が体力があるときならさらにもう一度は犯して逝く事が多いからで。夏鈴の体をぐるりと回し、向かい合うようにしてみようとする)そろそろ支えもほしいだろ? [Sun 24 Dec 2006 01:03:00]
夏鈴 > ふぁ・・・・・?(とろぉんとしたまま、ただ、与えられる刺激に身体を素直に振るわせて) 名・・・無花に・・・するように・・・して・・・・・・(身体を自由にさせたまま、あくまで自分の意思ではなく男が思うままの自由になると口にする。そのくせ、接合部では、時折男のものを締め付けるような動きもあって) [Sun 24 Dec 2006 00:50:21]
ルード > 夏鈴はまだできそうか…?この気持ち良いのを止めてほしいならこれで終わりにするけどな?(ちろちろと肌を這う舌で夏鈴の様子を伺いつつ体を支えて。その暖かさを心地よく感じつつ。腹部は冷やさないようにと心がけておく) [Sun 24 Dec 2006 00:47:59]
夏鈴 > ンッ・・・ぅん・・・・・・・・・・(力が抜け、男に支えられていなければ崩れ落ちそうになりながらもなんとかこたえて) は・・ぁっ・・・ぅぅ・・・ん・・・(抜かれることのない剛直、そして再び身体をくすぶらせるかのように這う舌に身体を捩って反応をする) [Sun 24 Dec 2006 00:44:44]
ルード > さて、夏鈴…気持ちよかったか…?(肉棒はやや衰えは見えたものの難さはまだあり、夏鈴の中をまだ貫いて栓をしているような状態になる。達した後の声を聞きつつちろり、鎖骨を舐めて…) [Sun 24 Dec 2006 00:40:31]
夏鈴 > っぁ・・・! (深く深く楔を打ち込まれれば、瞳を見開き声にならない声を漏らして背をのけぞらせる。そのまま逃げるような素振りになるからだを押さえつけられたまま、脈打つ動きを感じながら男の体液を身体の奥へと受け入れさせられて) ・・ぁ・・ぁ・・ (掠れた様な歓喜の声が漏れる) [Sun 24 Dec 2006 00:31:47]
ルード > それじゃ、逝くぜ…夏鈴…(思い切りたたきつけるようにして肉棒で奥底をえぐりながら。精をこらえずに思い切り開放する。どくん、と脈打つ感覚に浸りながら夏鈴の体を逃がさないように抑えて…片足は捕らえたまま…) [Sun 24 Dec 2006 00:28:40]
夏鈴 > ーーーーーーーーっ!? (感じるポイントを狙っての攻めに目を見開いて) あっ・・ぅくっ・・・くぅぅんっ、にゃぅぅっ・・・ アッ! ・・あハァ・・・ (時折的確に抉りこまれては、真っ白に焼き切れそうになるのをなんとか必死で耐えて) ん、んっ・・・も・我慢でき・・なっ・・・(がくがく振るえ、唾液を顎に滴らせながら) キ・・・てぇ・・・ (男の宣言に、応えて) [Sun 24 Dec 2006 00:26:02]
ルード > そうか…それじゃ、同じようにしてやるぜ…?(できる限り夏鈴が感じていたポイントを責めるように肉棒を突き上げ。不安定な体勢で肉をえぐるようにしていく。高まってきた欲望をこらえずにそのまま、夏鈴のなかへと思い切り精を注ぎ込もうとしていく)夏鈴。それじゃ…このまま逝くぜ… [Sun 24 Dec 2006 00:22:35]
夏鈴 > ひぅっ・・・ぁ・・・きの・・せ・・・・、あっ・・・(刺激に堪らず抱えられた側の足のつま先が時折びくんっと跳ねさせながら、荒々しい攻めに眉を寄せて必死に何かを耐える様に身体を揺らし) んっくぅ・・名・・無・・・花・・・のときっと・・同じ・・に、してっ・・・(不意に加わる刺激にびくくんっと身体を跳ねさせながらなんとか、上り詰めるのを耐えてひくつくっ) [Sun 24 Dec 2006 00:20:10]
ルード > 夏鈴は感じているとそんな表情になるんだな。なかなか色っぽいぜ…?(クク…と意地悪く夏鈴の耳元へと囁けば。やや荒々しい動きで夏鈴の体を突き上げるように動かしていく。肉棒が感じる快楽もかなり高まってきており…)夏鈴、このまま中に出してもいいか…?(ぎゅっと胸をつまみながら問いかけた) [Sun 24 Dec 2006 00:17:12]
夏鈴 > ひ・・ぁ・・っ・・?(完全に男の腕と片足でだけでバランスをとる形になって。確かに男には支えられてはいるものの、猫からすればバランスをとるのが逆に難しくなっていて・・・とはいえそれを指摘する前に) ひぅ・・ あっ、 ・・・あ・・・、 うごいちゃ・・ あっ・・・ (熱いモノのでただでさえ深く沈んでいた男のものが、何度も突き立てられればたまらず揺らされるままに男に攻め立てられていく。時折、抱えられていないほうの太腿の内側をぬらりとした愛液が伝って浴室の床を濡らしていく。普段見る事のない快楽に染まった表情を惜しげもなく晒し、すぐにでも上り詰めそうな疼きを覚えてひくひくっと身体を震わす) [Sun 24 Dec 2006 00:14:45]
ルード > こうすれば少しは体が支えられるだろ?(足を持ちあげたまま腕を足の下へと回し閉じられなれないようにしたまま片手を支えにできるようにして。片手は胸をもんでやり…)そろそろ良いか…。思う存分感じて良いからな?(ゆっくりと腰を突き上げて奥底を突き上げるように動かしていく。夏鈴のジャン店は狙うようにして) [Sun 24 Dec 2006 00:08:27]
夏鈴 > (くはっ、と吐息を漏らして) ん・・・、 すご・・奥・・にきてるぅ・・・(こくんっと頷いて) この・・体勢・・苦しっ・・・・(縋るものもなく後ろから貫かれた姿勢) ぁ・・・ぁ・・・っ・・・ (再び与えられる刺激に身体をよじらせ素直に甘い声を漏らし、男に身体の準備が整いつつあることを伝えることになるだろう) [Sun 24 Dec 2006 00:00:29]
ルード > 夏鈴、奥まで入っているのが分かるよな…?この状態で動くんだが、夏鈴は準備はそろそろ良いか?(耳元をかんでから、胸をゆっくりと揉み、また体の柔らかさを楽しみ始めて) [Sat 23 Dec 2006 23:56:15]
夏鈴 > ぅくぅ・・・(瞳の端に涙をためて、しばらくはひっくひっくっと嗚咽を漏らしているが、それでも繋がったままの身体は男に馴染むようにと自然とほぐれていくようで) っ・・ぁ・・・・ (ざらつく舌で舐めあげればびくりっと首を竦める) んぁ・・・ (男の言葉に、秘所を埋め尽くす剛直を自覚し僅かに身体を捩り) んくぅ・・・ (痛みによる声なのかそれとも、中が擦れた快楽による吐息なのか、はたまたそのどちらでもあるのか・・・判断しにくい声がこぼれる) [Sat 23 Dec 2006 23:54:12]
ルード > (彼女が処女でないことは知っているから、少し裂けたようすの赤にちょっと強引にしてしまったかとは思う。しかし、夏鈴が今の刺激に慣れるまで絶頂の余韻から抜け出すまでは肉棒を動かさずに居て。落ち着いてきたところで首筋を舐め…)ふぅ…気持ち良いぜ…? [Sat 23 Dec 2006 23:49:25]
夏鈴 > は、はぁ・・・・・・・ふぇ・・・・・・・?あ、や・・・だぁ・・・(上り詰めて早々、敏感な身体は男を拒むことはできず、大して準備がされていない秘所に男のモノが挿入されればくぐもった呻きをもらす。それと同時に蜜に混じって中が少し避けたのであろう、赤が混じってこぼれる。) ひ・・ぅ・・ぅっ・・・(縋るものもなく、強引に身体の中に侵入する男のものをきつくくわえ込みながら荒い呼吸を何度もくりかえす) [Sat 23 Dec 2006 23:46:19]
ルード > まって、といわれて早々待つかよ…。夏鈴。しかし、派手に逝ったな…相当感じていたのを我慢していたんじゃないのか?(耳元で恥辱をあおるように囁き、肉棒を夏鈴の秘所にこすり付けてから、足を大きく開かせて、肉棒で夏鈴を貫いてしまおうと…)いったばかりだから、今ならそんなに痛くは無いだろう? [Sat 23 Dec 2006 23:41:53]
夏鈴 > あ・・・はぁぅっ!やめ、ぁん・・ま、まって・・・・・・・(言葉に慌てて、身体を捩らせるが) きゃぅっ!?あっ、あっ・・あぅっ・・・いやぅっ・・ (容赦なく与えられる刺激に、耳と尻尾がびくんっと跳ね、がくがくと足をふるわせながら激しく身体を捩る。否応無しに声をあげさせられ、口からは唾液が毀れて顎をつたう。やがて、押し当てられる男のモノによる刺激が加えられる頃には、強すぎる快楽に耐え切れることができなくなって) っあああぁぁ・・・・・・ (悲鳴にも似た声をあげて頭の中が白く焼ききれるようなそんな感覚を覚える。それと同時に、潮をふきおしつけられていた男のものを愛液でべたべたに汚す) [Sat 23 Dec 2006 23:34:14]
ルード > 良かったぜ…。それじゃ、このまま夏鈴…真っ白になってしまうと良いぜ…?(胸を突き出すようにしてある胸をさらに引っ張って刺激を与えてやり。秘芽に与える刺激は容赦なく彼女をイかせようとしていく。太ももの拘束が緩んでいるのなら肉棒も秘所に押し当てこするようにして… [Sat 23 Dec 2006 23:28:01]
夏鈴 > いやっ・・・いやっ・・・・(慌てたような静止の声を零すが) あくぅっ・・・・ (あっさりと、一番敏感な部分を押さえられれば身をすくめて) あっ・・・あっ、ゃめ・・・あっ・・・(指の与える細かな刺激に悶えて内腿を震わせて) っぅぅん・・ (舐めあげられるのにあわせて首をのけぞらせ胸を突き出す様にし、その胸に与えられる刺激でそのままの姿勢で身体を自由にされていて) んっ・・くぅ・・・(囁かれる言葉に真っ赤になりながら) き・・もちィ・・ぃ・・には・・ィィ・・・けど・・・ぁ・・・(名無花の変わりである、と言い聞かせながら何時になく素直に返答し、その羞恥に首まで真っ赤になって) [Sat 23 Dec 2006 23:24:01]
ルード > (夏鈴の秘所をこじ開けることができればそのまま指は秘芽を捕らえ、指の腹で細かく振動を与えるようにして夏鈴へと刺激を与えていく。夏鈴の首筋を舐めてあげて、さらに胸は連続的に刺激を続ける)夏鈴は気持ちよくないのか…?こんな封にされて…(耳元にどんな感じなのか囁いて尋ねてみよう) [Sat 23 Dec 2006 23:19:07]
夏鈴 > ぇ・・・?ぁ・・・?(このまま一度、イかされる、と宣言されたように感じ、一瞬身を硬くするが) ぁ、んっ・・ゃ・・・、そ・・こぉ・・・・・ (頬を赤らめて、お腹から徐々に一番大事な部分に下がる手に足をもぞもぞいわせ抵抗を見せる。それすらも挟み込んだ男のものを刺激する材料になっているのだが・・・) ひぅんっ・・ (不意に耳に与えられた刺激に頤をのけぞらせて、手から意識がそちらへと移った瞬間、頑なに手の侵入を拒んでいた秘所に指が触れて) [Sat 23 Dec 2006 23:16:04]
ルード > 名無花にも乱暴にはされてないからな。名無花はいつもこの状態で逝ってから俺のものを受け入れているからな…?(もぞもぞと体が動くのを感じつつ。片手は胸へと宛がい、先端を攻め立てたまま。腹部から秘所へ向けて指を伸ばし、秘所を刺激しようと指を伸ばす。耳も軽く噛み。さらに刺激を与えようとする。肉棒は太ももに挟まれて熱く熱を持ち大きくなって居る) [Sat 23 Dec 2006 23:11:31]
夏鈴 > ぁっ・・・・・・つぅ、ふ・・(以前に抱かれた時のキオクが残っていないため、的確に攻めたてられることに驚くが与えられる刺激に悪戯に身をこがしているうちに段々とどうでもよいことのように思えてきて) んぁ・・・乱暴にはしないよぉ・・・名無花・・してるなら・・・するぅけど・・・ぁ・・ゃ、ぅぅん・・・(ぞくぞくっと、背中を這う疼きを覚えて身をなまめかしく身体を揺らして。きゅっと男の指に力がこめられると、足をもぞっと言わせて柔らかい内腿で男のものをしごくように挟み込む) [Sat 23 Dec 2006 23:07:54]
ルード > (以前抱いたときの知識を応用して、夏鈴の弱点をさらに攻め立てていく。嫌がるようなそぶりも明らかな抵抗とならない限りは無視して。きゅっと先端をつまむ力も強く弱くと加減をしていく。首筋を舐めたまま吸い付くことはしないようにして)夏鈴の太ももがはさんでいるのは俺のモノだってことだよ。乱暴にしたらさすがにおれでも怒るからな? [Sat 23 Dec 2006 23:02:55]
夏鈴 > ぁ・・・はぁ・・・。ゃ、なに・・・・・・・?(男の言っている意味がとれず、もじもじと足を言わせれば言わせるだけ、逆に太腿で男のものをこすりあげることになることに気付かずにいて) ぁ・・・、ゃ・・・・・ぅ・・・・・・(身体を自由に弄ばれはじめれば嫌がるような素振りを見せつつ、それでも的確に弱点ばかりを攻められればたまらずにか細い声を漏らして身体は反応してしまう) [Sat 23 Dec 2006 22:59:24]
ルード > (太ももで肉棒をしめられればその感覚に肉棒はびく、と反応を示しつつ)夏鈴、夏鈴の太もも、なかなか気持ち良いぞ。名無花にこういうことはあまりしてもらったことはねぇけど、案外わるないかもしれねぇな。(にぃ、と笑みを浮かべつつ、本格的に胸を背後から揉み始め。胸の先端をつまみあげていく。と同時に首筋へと舌を這わせ、肌を刺激させ始めていく) [Sat 23 Dec 2006 22:56:25]
夏鈴 > ぅー・・・(生々しい想像をしてしまいそうで、頭を振って頭に浮かびかけた男と名無花との事を忘れようとする) んん・・・・・(お湯がはってあるとはいえ、幾分冷える浴室。撫で回される感覚はあまり好きにはなれないが、それでも冷たい身体にを抱く男の身体は温かくてどこか心地よく感じる。) ひゃっ・・・・ (そんな中、足の間に、何かあたるものを感じれば、思わず足を閉じようとして・・結果男のものを太腿でぎゅ・・・ぅっと締め付けるような感じになって) そ、それは・・・当然・・そう・・なるよ・・(問いかけには、気弱にかえす) [Sat 23 Dec 2006 22:51:52]
ルード > まぁな。その辺りの判断は夏鈴がしてくれると助かるぜ?(夏鈴の体を撫で回しながら、すこしずつその体を自分の体の上に乗せ、背後から抱きしめるような格好にしてしまおうとする。肉棒はまだ入れずに股間に当たるようにと使用とするだろう)やっぱり、緊張するみてぇだな? [Sat 23 Dec 2006 22:46:27]
夏鈴 > ぅ・・・・・・。そんな事、名無花に・・させてるの・・・っ・・?(僅かに嫌そうな表情をうかべ) ん・・っ・・・・ (撫でまわされるように這う手に身体をもぞもぞさせながらも基本は大人しくされるままでいる) ん・・・ぁ・・・ (名無花の変わりをすると宣言した以上、逃げ出すことこそないが、正気のままであるので男に素直に身体を任せるのには若干抵抗があり・・・その結果態度にもそれがほんの少しではあるが時折でてしまう) [Sat 23 Dec 2006 22:41:20]
ルード > そうだな。実際にされてどんな感じか、とかそういうことは言ってもらっているけどな?(我慢はあまりしていないようだということを伝え。そして引き寄せた体のラインをゆっくりと手でなぞっていく。正気の彼女を抱く機会は無かったはずなので。記憶に残っている文では初めてにはなるのだろうか。彼女の胸を軽く揉み始めてみよう) [Sat 23 Dec 2006 22:36:27]
夏鈴 > え・・?あ、声・・・押し殺すのは・・・・(所在なさ気にしていれば、男の腕に引き寄せられ感嘆にその身体は戒められて) 名無花はしない・・・? (恥かしいから声は抑えたかったのだけれど、と続け。名無花がそうしないのであれば・・・今日は彼女の代わりをするという約束をしている手前、声を出すのを我慢する事はやめようと考えるのだが・・) [Sat 23 Dec 2006 22:33:17]
ルード > ここなら、ちょっと大きな声を出してもそれほど外に漏れないから安心して声を出して良いからな?(一糸まとわぬ姿になった夏鈴へ隠さぬ裸体を見せながら、耳元を軽くかんでいく。それから申し訳程度に隠しているタオルはそのままに体を引き寄せて) [Sat 23 Dec 2006 22:30:38]
夏鈴 > (男が脱ぐ間、視線を逸らし見ないようにして・・・こういうところはまだ初心な側面が拭えずに) ん・・、ぅん・・・ (名無花であれば、男の指示に躊躇わずに従うのだろう、と。彼女ならばどうするか、を考えて・・・それを優先させて大人しく男の指示通りに一糸纏わぬ姿になる。それでも、羞恥心は拭えず、タオルで申し訳程度に身を隠しながらもじもじしながら男の元へとむかう) [Sat 23 Dec 2006 22:26:02]
ルード > (夏鈴を抱きかかえたまま、風呂場へと到着すれば服を脱いでから浴室へ向かう。前もって湯を沸かしておかないと入ろうと思ったときに水に入る羽目になるところは、しっかりお湯を張ってある。温度はちょっと熱めなので湯が自然に冷めるまでは湯につかるのはちょっと熱い可能性はある)夏鈴も服を脱いで来てくれや [Sat 23 Dec 2006 22:21:04]
夏鈴 > ん・・・・・・ぅん・・・・(楽しむ、というのに頷いたわけではなく、溺れさせないという言葉に対しての了承をして。抱きかかえられれば僅かに身を硬くさせ) ゃぅ・・(耳を嵌れれば、ひくりっ、と振るえて首を竦める。そのまま、暴れることもなく男に連れられてお風呂場へとむかう) [Sat 23 Dec 2006 22:17:02]
ルード > 溺れさせたり、そういったことはしねぇよ。苦手なのはしっているからな。んじゃ、お風呂場でゆっくりと楽しむことにしようぜ?(そういって主導権を明け渡した夏鈴の体を抱き上げれば軽く耳を食んでから風呂場へと連れて行こうとするだろう) [Sat 23 Dec 2006 22:15:16]
夏鈴 > い・・いけど・・・(名無花に現場を見られることがないのであれば、だが) お風呂・・・・・・・・・。溺れさせ・・・たりとか・・・しない・・・?(水はニガテな猫はまた別のところを心配して) それがないなら・・・・・・(いい、と伝え、男に完全に主導権を委ねるというように身体から力をぬいて身をまかせる) [Sat 23 Dec 2006 22:10:33]
ルード > おーらい、了解だぜ。今日だけでも良いってぇなら好きにさせてもらうぜ…?じゃあ、どこでする?風呂場なら名無花は一人でこねぇと思うけどな?(あそこなら重い扉を使っているのでそうそう来ることができないようになっている。そこでいろいろするつもりだと答えよう)もちろん、お前がよければ、という制限月だけどな?(夏鈴自身に選ばせることで彼女が望んでしているように、と思考を誘導しようとしていて) [Sat 23 Dec 2006 22:06:38]
夏鈴 > んん・・・(ぞわわ、と鳥肌がたつような感覚に身を捩りながら男の二の腕あたりに手をそえて) ん・・ぅー・・(天秤にかけたのは、自分が嫌か、名無花が十分に休めるかどうか、で) ぅー・・・・・・毎日、はャだけど・・ (もごもごっ)  名無花がされなきゃならない事・・・全部、今日は・・・(してもいい、と言外にこめて。自分よりも名無花の方が勝ったよう。) でも、ここや・・・お部屋は・・・ャ・・ (このことを名無花には知られたくない、と変なところを心配して口にする) [Sat 23 Dec 2006 21:25:01]
ルード > ああ、そうだな。そうれなr十分に名無花は休んでくれるだろし、夏鈴はあんまりこういうことはやりたがらないだろ?(聞くべきポイントが微妙にずれていることに気が付きつつ、さらに夏鈴を責めてみようと背中をゆっくりと撫で続けてみようとして)それほど欲求不満じゃないからな。無理に、とはいわねぇけどな? [Sat 23 Dec 2006 21:20:35]
夏鈴 > ふぅん、じゃ部屋に戻ろうかなぁ…。最近、私ができるお仕事とかあったら知りたかったんだけど・・・・・って、やっ・・・(撫でる手にぞわり、と肌をあわ立たせる) うー・・、代わりに相手すれば、名無花は今日はゆっくり休めるってこと…? (眉を寄せながら、それでも名無花のことを気にして。・・・本来気にすべき場所が別のところにあることに気付いていないのは恐らく食後のせいだからであろう) [Sat 23 Dec 2006 21:13:53]
ルード > まぁな。何にも考えていない、ってわけじゃないことだ(そういって片づけが一通り終わるのを確認すればそのまま終わった後でやることがあるかを聞いてきた夏鈴へ)ん〜。いまのところは特別必要ってわけじゃねぇな。強いて言えば。こういうことか?(背中が大きく開いている部分をまた軽く名でやり。刺激を与える。ちょっと意地悪く笑みを浮かべてはいて) [Sat 23 Dec 2006 21:10:51]
夏鈴 > ふぅん。一応は考えているのねぇ・・・ (言葉事体は素っ気無いが、別に悪意があるわけではない) 偶に顔色悪い時もあるし・・・、あなたのために頑張る気にはなれないけれど名無花は結構好きだし・・・・・・少しくらい頼ってもらいたいかなぁ・・ (ぽつ、と最後の頃は聞こえるか聞こえないかという声の大きさでつぶやく。食器籠に洗い終えた食器を綺麗に並べそのうえから埃よけもかねて薄地の付近をかければ男へと向き直って) さてと、休んでる名無花のかわりに少しでよければ何か手伝うけど、やることある・・? (待っていてくれた男に、素直ではない猫はお礼を言う代わりにこう声をかける。) [Sat 23 Dec 2006 20:47:16]
ルード > 何にも手伝わせないのもいつまでも体力が付かない、なんてことになるからな。名無花はちょっとがんばりすぎるきらいがあるから無理している様子が見えたら休むようにいっている感じだな(今はそれで様子を見ている、ということで。手が邪魔だということで軽く振られれば手をのけて、しばらくはそのまま食器を片付け終わるのをまとう) [Sat 23 Dec 2006 20:33:59]
夏鈴 > 確かに・・・って、それなら動物のお世話を一人で任せたりしない方がいいと思うのだけれど・・・(いつか手伝った時のことを思い出しながらつむぐ) そうしていてもらったほうが仕事が速くすすむし助かるわ・・・(おかれた手が邪魔だというように頭を軽く振るが、完全に振り払うことはしない。暫くは、食器を洗うかちゃかちゃという音と、石鹸を流す水音だけがその場を占める) [Sat 23 Dec 2006 20:30:52]
ルード > ま、ちょっと疲れていただけみたいだからな(もともとあまり体力のある方ではない名無花であるし、休め、といっても素直に休まないこともあるし、いまは休んでくれていたので少し安心しつつ)じゃあ、とりあえず食器を洗い終えるまでは大人しくさせてもらうぜ(そういってポン。と頭に手を置こう) [Sat 23 Dec 2006 20:25:48]
夏鈴 > そっか、悪い事しちゃったなぁ・・・ (苦笑を漏らしながらも、名無花のそういう些細な変化に気付いた男を少しだけ見直す。もっとも、それを口に出す事はしない・・・調子にのられるのが目に見えるようだからだ) 悪趣味って良く言われるでしょ? (続く言葉には眉根をよせて) 食器割ってもしらないんだから大人しくしててよ、子供じゃないんだから・・・(ツレナイ素振りをみせる。そのくせ、相手がどんな反応をするのか気になるようで、ちらっと横目で男の顔を盗み見) [Sat 23 Dec 2006 20:21:10]
ルード > ん、名無花は大丈夫だぞ。ちょっと疲れているみたいだからな。早めに休んでもらったからな。今は部屋で休んでるぜ?(食器を洗う様子をみて、落とさない様子に笑みを浮かべつつ)ま、ちょっとさっきの反応が面白かったからな [Sat 23 Dec 2006 20:17:25]
夏鈴 > え・・?(思いもよらない言葉に、目を真ん丸く見開く) 解放してくれるんなら、今すぐでも全然かまわないんだけどなぁ・・・なんて・・・って、ちょ・・ひゃぅっ・・ (調子にのってみよう。食器を洗う最中に、背中を撫でられればたまらず悲鳴をあげる。名無花もこの場に居るのだろうに、何を考えているのかと思い切りジト目を向けよう。) [Sat 23 Dec 2006 20:12:39]
ルード > ま、名無花も大分腕を上げたからな。ん、良い奥さんか?そうだな。夏鈴。夏鈴もなかなか良い腕をしているからな。開放されればとても良い奥さんになるんじゃないか?(開放する気はあることを伝えつつ、夏鈴の事もほめては見よう。そして夏鈴の背中を軽く撫でて意地悪をしてみようか) [Sat 23 Dec 2006 20:09:36]
夏鈴 > (自分が使った食器はもちろん、適宜空になった器を3人の会話に邪魔にならない程度に抱えて流し場へと下がる。・・・が、結局男も手伝うようで猫の目論見は失敗に終わる。それをあえて口にすることこそしないが、苦笑は漏れる。) え?あ、うん。 そうね、やっぱりご飯は名無花の方が美味しいし、レパートリーも多いし・・・ (そこで悪戯っぽい表情を浮かべて) ほんっと・・・、いい奥さんをもらったわねぇ? (なんて冷やかすのだ。その言葉には、無論、悪意もなければ他意もない。) [Sat 23 Dec 2006 20:01:45]
ルード > (楽しい食事の時間をすごしてしまえば後はしばらくの時間をおいて食器などの片づけをしてしまう。それはルードもしっかりと手伝うことにして)夏鈴、今日も名無花の食事はなかなか美味かったな [Sat 23 Dec 2006 19:57:50]
お知らせ > ルードさんが入室されました。 [Sat 23 Dec 2006 19:55:45]
夏鈴 > 微妙なとこかなぁ・・・(問いかけには冷たく返して、久々に家族三人…否、四人での食卓を囲むのだ。おいしい食事を食べ、最近あったことについてなど会話は弾む。終始、猫は3人に気を使い一歩ひいた位置から彼らの幸せそうな表情を見るのだ。口にこそしないが、そんな時間を猫なりに気に入っていた。やがて・・・) ご馳走様・・・ (両手をあわせて、殆どの料理を作ってくれた名無花に感謝の意をこめた言葉をむけてから空の食器をさげはじめる) [Sat 23 Dec 2006 19:51:41]
ルード > くく、それは残念だな…。ま、たまにはそういうことをしても良いだろ?不断なkらずっとしているわけではないんだからな(名無花の作った食事に感謝しつつ。しばらくの時間は皆での食事の時間へと使おう) [Sat 23 Dec 2006 19:32:04]
夏鈴 > ただの勘違い野郎よ、それは・・・(ざっくばらんに切り捨てて、にやりと笑う笑顔に気分を害した様子を見せながら建物内へ。寒さに身をふるわせながらすすみしばらくすると食堂へと抜けて。食卓の上にはすでに、暖かな夕食の準備がなされている。その大部分は名無花が準備したものではあるのだけれど・・・) [Sat 23 Dec 2006 19:28:35]
ルード > 一応は格好をつけているつもりだったぜ?てっきりかっこよさにほれたのかとも思ったけどな?(皮肉ににやりと笑みを浮かべて皮肉を返してやり。背中をなでることで変な声が出たことににや、と笑みが浮かぶ)ま、さっさと飯を食ってしまうとするか…(そういって夏鈴の後について夕食をひとまず食べようと) [Sat 23 Dec 2006 19:25:09]
夏鈴 > 格好つけてるつもりだったの・・・?寂しい人かと思っていたけれど・・・ (少し温まったのか、いつもの皮肉や嫌味がぽんっと口をついて) そうね、ご飯冷めたら嫌だ・・・・・・・ひゃぅ・・・(大きく背中の開いたワンピースを着ていたこともあり、撫でられると変な声が漏れた。それを誤魔化すように、男から玄関の方へ方向転換し少し早歩きで進みはじめる) [Sat 23 Dec 2006 19:20:34]
ルード > たまにはちょっとかっこつけてみるのも良いだろ?夏鈴?一人で居るのはちょっとかっこつけてみているだけだ。ま、寒さが結構厳しいのは確かだし、一回中に入って飯を食うとするかな?(髪から背中にかけてをゆっくりと撫でて。それから足をゆっくりと自分の家の中へと向けよう) [Sat 23 Dec 2006 19:16:54]
夏鈴 > んんっ・・・(鈍い反応を見せ、首を竦める感じで男の胸に顔をもぞもぞと押し付けて。手を嫌がるように耳を揺らすもそれもどこか弱くて) 特典ねぇ・・ (呆れたようなかといって、相手の言葉を否定するでもないようなそんな曖昧な響きで返し) どうせなら、一人でなく誰かと一緒にみればいいのに・・(今こうして自分が男と一緒になってみている・・否、見ていたことは棚にあげて、本人は皮肉を言ったつもりになっているがやはりどこか皮肉というには弱い響きで) [Sat 23 Dec 2006 19:12:58]
ルード > (寒さのおかげとはいえ夏鈴が甘えてくるのは珍しいことではあるのでこの機会を生かそうと耳などもすこし撫でて)冬はさみいけどな。 夜に外に出るとこんな特典が付いてくる、ってわけだ [Sat 23 Dec 2006 19:09:16]
夏鈴 > (瞳を細め、返事の変わりに感嘆の吐息を漏らした。どこか楽しげに聞こえる男の言葉に) もう少しだけなら、ここに居てもいいよ。 その代わり・・・・凍えないようにしてくれれば・・・(男の胸に顔を埋める様にしていつになく少し甘えた雰囲気になっているのは恐らく大部分が寒さのせいだろう。) [Sat 23 Dec 2006 18:59:49]
ルード > ああ、星だ。 結構きれいだとおもわねぇか?(指差しつつ尋ねて。そして全身を摺り寄せてくる夏鈴に)ま、それじゃどれだけ暖かいかはおいておいてとりあえず今はカイロになっておくぜ。寒くて我慢できねぇならすぐに戻るけどな?(どうする?と尋ねよう [Sat 23 Dec 2006 18:54:58]
夏鈴 > うん・・・・、夜は特に無理。外で食事するなら一食抜いてベッドで丸くなって寝てたいくらいだもの・・・(か細く紡ぐ言葉とともに吐き出される息は白い。拒絶する様子のない男に、背中に腕を。相手の足に自分のそれを絡めるようになかば身体を摺り寄せる様にしながら身を寄せて) ほ・・・し? (言われるままに、寒さに赤らんだ顔を空へとむける) [Sat 23 Dec 2006 18:50:57]
ルード > ん。食事ができたか…。これで気温が高ければ外で食事を楽しめるんだが…。さすがにこの寒さだと夏鈴も堪えるだろ(総意って身を寄せてくる少女の頭を撫でつつ)上見てみな。星がきれいだぜ? [Sat 23 Dec 2006 18:45:09]
夏鈴 > (出したままの耳は、寒さがこたえるのかへたりとしていて) ん、そう・・・ (問いかけに声をふるわせながら小さくかえし) そろそろ、ご飯、準備できるから・・・、呼びに・・・ (断片的に外へきた目的を伝えながら、温かさを求め男へと身を寄せようとする。) [Sat 23 Dec 2006 18:42:19]
ルード > (さすがに上半身裸、とかだと寒いので服を着ているが、あまり厚い服ではなく…)ん?よう、夏鈴。俺に用事か?(寒さにあまり強くないイメージがある彼女が外に出てきたのをみて、大体外に来るときは自分に何かしらの用があるときだろうと思っている) [Sat 23 Dec 2006 18:37:28]
夏鈴 > (屋敷の扉を潜り抜けた少女。寒さに小さく身震いし、白い吐息を漏らす。 両手で自分の身体を抱く様にしながら男を探して進みはじめた。) [Sat 23 Dec 2006 18:34:36]
ルード > (地方村にある牧場区域。牛を外に出す頻度は少なくなっていて。それなりに暖かい日に運動不足を防ぐために出すような状態。今は日も沈んでいるので一人そとで星を眺めてみていた) [Sat 23 Dec 2006 18:28:03]
お知らせ > 夏鈴さんが入室されました。 [Sat 23 Dec 2006 18:26:44]
お知らせ > ルードさんが入室されました。 [Sat 23 Dec 2006 18:25:36]
お知らせ > ru-do_さんが来ました。 [Sat 23 Dec 2006 18:25:02]
お知らせ > ミレイユさんが退室されました。 『( ―――きっと、彼にも救われたから )』 [Sat 23 Dec 2006 08:47:59]
ミレイユ > ( あの時滅ぶことができたなら… それなりに心置きなく灰になれたかもしれないと言うのに… ) 〜当たり前。 変わらないよ。 …無茶かもしれないけど、ヒトとして付き合っていく… ( 青くなるさま。 内心あせりながらも、思わず笑ってしまうのは ) ―――うん。 気をつけて。 ( 駆け足を見送って、自分も離れへと歩みだした。 死にはしなくても、苦手なものは苦手だ。 特に夜が追い払われる瞬間は )  [Sat 23 Dec 2006 08:47:41]
ミレイユ > ―――普通のでだめだったら凝ってみようか。 ( 別に私の話じゃないし。 猫だし。 良いんだけどなんて考える獣医もドライだけれど ) ―――分かってる。 ( 自己満足でしかなかったとしても、胸のうちに残るその像に、問いかけるしかないのなら。 …意地悪く返された笑みには『む』と引き気味に… ) 問題は私はレティじゃないってところ。 …当たり前なんだけどね… ( 叶えたとして、叶えた場所にいられるのもレティではないのだから。 …きっかけだけ投げて寄越すなんて… と、寂しさを含んだ苦笑を零す。 ―――あの時、 )  [Sat 23 Dec 2006 08:43:48]
お知らせ > ミカドさんが帰りました。 『(朝帰りした貴族様は、娘に迷惑をかけたとか。※寝台まで足を持って引きずられる罠)』 [Sat 23 Dec 2006 08:36:13]
ミカド > …秘密スパイスがなければ、普通の牛乳粥じゃないか。(普通の牛乳粥を食わせろと猫は主張しているに違いない。……当主様は、猫にべったりしすぎて、嫌われるタイプです。)……彼女の一部は残らなくとも、彼女の言葉は残るし、彼女の存在は残るよ。戯言めいた言葉になるが――彼女を覚えていることが、滅んだ同属にできる最後のことだ。……例え二度と会えなくとも。( 苦笑を交えて、冗談に念押しする少女に、意地の悪い笑みを返す。…此方は何でもバチコイの男だ。本当に催促してやろう。―ーとは、心のうち。)――その夢を「現実」にするかどうかは、君次第だ。 投げやりの決断だったとしても、突き通せば其れが全て。――君が終焉を迎える時に、心置きなく灰になれるように努力したまへ。(言葉こそ、やや突き放して聞こえるかもしれないが、口調は柔らかい。 石榴色の瞳は眩しいものを見るように細められ) ――…己が吸血鬼だと声高々に宣言せよと言うているわけじゃないぞ。正体が露見した事実は消せまい?その上でどうやって彼らと付き合っていくかを考えよと―――(くどくどと「親」譲りの話を続けようとしたが――少女の笑みに止められて)  ……「関係者」ではなく、地方村の獣医を頼る患者の1人としてならば。 其処から「友人」「親友」と進むのならば、問題な―――(「朝」)(東の空を見て、青くなる)――――サ、さて、時間となったようだ。 まぁ、何か他にあったら―――また何れ。で、では――?(慌しく踵を返す。返事を聞く間もなく、姿は遠ざかる。最後は駆け足まで聞こえたそうな) [Sat 23 Dec 2006 08:34:55]
ミレイユ > とっても美味しそうに聞こえるんだけど猫飯に必ずしもヒトと同じ味付けは必要ないって言うか――― とりあえずその妙に不穏な秘密スパイスとかを抜いてみるだけでも。 猫って刺激物弱いしね。 ( すぺしゃるじゃなくていい。 むしろ何を膨れているんですか貴族様。 …もしかしてあれか、可愛がり過ぎでノイローゼになってるんじゃないか猫… ) ―――言いたいから言うんだよ。 …間に合えば良かったとも思うけど… それでどうなったかなんて、分からないんだし。 …輪を外れた鬼でも、心はどこかに残るのかな… ―――分かった。 するからね? いいのね? ( 口付け。 特別好きでもない相手とするなんて楽しくないって言うかむしろ嫌だと感じる娘なら、そんな戯言。 苦笑を返してさらりと流す ) ―――。 ( 常にその命を… 死んでいるが …握られているようなものとは理解するけれど… ハンターと言うよりは有志の集団なら、また少し信じ易い。 ステアよりもっとたちの悪い吸血鬼が現れた時、全て狩ってしまえと矛先を向けられるかもしれない。 それでも ) ―――レティは自分からそう言って… もしもの話になっちゃったけど… 無事だったら、彼らがそれを許すなら、ここで牧場を続けたと思うんだ。 …分からないけどね… 〜あんな風に自分から吸血鬼だって言い出したのは、そんな夢を見たのかもしれない、なんて… ( だから、分からないのだけれど。 …首を振る様子に、頷いて… ) ―――私も、ちょっと投げ遣りになってこんな決め方をしたのかもしれない。 …でも、開き直るのは失礼だと思う。 隠蔽は服を着るのと同じだよ… ( ヒトとして生きなければ、完全に真似るのは無理でも真似ていなければ… どこかで破綻は生じるものと。 開き直ったりはしないって、首を振って――― プラス思考に、笑った ) すぐには気が乗らないけど… わかってる、そのうちね。 ―――関係者だって目を付けられるかもしれないけど、サイオンジ卿はお付き合いくださる? ( このひとは楽しんでいそうだと、礼を ) ―――っと… 朝か。  [Sat 23 Dec 2006 08:09:08]
ミカド > 新鮮な牛乳で、米をコトコト煮て、砂糖と豚肉の脂肪と、その他秘密スパイスで煮込んだ牛乳粥なんだが。(さいおんじすぺしゃるーとか、言い出すよ)無論ふーふ―冷ましてから、喰わせようとしてるんだが、一向に食べん。(ぷんすこ。成人男性が浮かべる表情としては、やや子供じみた膨れ面。――白黒熊の飼育方法は、元々駄目元気分だったらしく、フラフラ手を振って「よい」と伝え)――気にしないでいい。さっきも言ったが、礼を言われるような事は何もしていない。(現時点では。11人の逃亡資金は此方で用意できる。最終的に此方に何人残るカにもよるが、朱鷺乃都までの旅費程度か。その先は向うの同属がどうにでも。催促しないのが、此方で受け持つと言う無言の意思表示)…全ては遅過ぎた。救いの手も、同属としての手回しも、全て遅かった。ならば、輪廻転生の輪を外れた鬼ドモの葬列として、せめて――彼女の心が安らかであるよう動くのみ。……だから、その台詞は、全てが終わった後にでも――そうだな。「ありがとう西園寺様」と言いながら、濃厚な口付けでもお願いしよう?(茶化すように語尾を上げて、唇の端をに初めて自然な「笑み」を乗せた)―――。――……。(悪戯に騒ぎ立てるものも居よう。VHに居場所を知られたデメリットは、どのような形で彼女等を襲うかもわからぬ。 …村人の視線が、ふとした瞬間に敵意に変わるとも限らない。 それらは、聡明なクレストラ嬢の友人の彼女ならば―――既に分かっているだろう。それらを知った上で、此処で生きると言うのなら――)……君の決断を笑うものは、此処に居ない。 (緩く首を振る。)―――何、開き直った者が一番強いのさ。「ばれる心配がなくなった」と云うのは、気楽なものだと聞くよ。プラスに考えようじゃないか。――此処で生きると決めたんだ。楽しむ事を忘れないように。ミレイユ嬢。(帽子を軽く持ち上げて、人の間で生きる事を「是」とする朱鷺乃都の鬼―― 西園寺と呼ばれる吸血鬼は笑った) [Sat 23 Dec 2006 07:44:12]
ミレイユ > ―――熱いままあげてる罠? それとも粥にするのが早いのか――― ごめん白黒熊は分からない。 ( 笹でもあげておけば良いんじゃないの? てゆかアレ雑食でしょ? なんて、獣医でなくたって言えそうなノリ。 この間移動動物園が市に来てた時は見逃したとか、そんな ) ―――。 ( そう言えばお金は。 レティからいっていなかったのだろうか? …レティの財産は屋敷ごと焼けてしまって… この冬の備えは済ませていたものの、一度はいくらか牧場の動物を捌いて資金にしなければならない感じ… ふと覚えた嫌な予感に、何も言わないなら貸してくれると言う事か。 それだけを記憶し保留して、口には出さず ) ―――ありがとう。 …よろしく、お願いいたします。 ( ただ、11人のお礼を。 借りならそのうちいつか返します、と頭を下げて ) ―――知ってるのは牧場の従業員と、村の方で件のヴァンパイア対策に当たっていた人が数人。 …私も、さっさと姿をくらませようかとも思ったんだけど… …出て行こうとしていたくせに、ここが無くなったらって思うと、どこにも行き場が無くってさ…。 …どうも、知られちゃいけないっていう私の決め事より、ここの事は重いみたいなんだ…。 ここに残ろうと思ってる。 ここのヒトでそれを知るヒトが、それで良いって言ってくれたし。 …彼らは彼らの社会の平穏の為にそうするだけ、ヴァンパイアの味方をしてヒトの敵になるってわけじゃないとか… そういう言葉を、信じるよ。 ( 建前もあると思うけど、それでも。 …そう単純でない複雑な思いもあれど… 焼け跡を前にして、他の答えは出て来ない ) …無謀かな。 [Sat 23 Dec 2006 07:17:22]
ミカド > (ゆらゆらと杖先を揺らしながら気楽に)いいや、牛乳粥を食べさせようとすると嫌がる件についてとか。嗚呼、あと白黒熊(パンダ)の飼育方法?(何処まで本気か分からないような事を口にしながら、深い溜息を零した少女を見詰めた。 クレストラ嬢の父親の事を呟いた彼女の横顔は、懐かしさと寂しさを感じるもの――… 夜風の吹き抜ける音を二回ほど聞いて)―――……では、11人はそのように。 ――間に合わなかった「猫の手」でも、その程度ならお安い御用だ。…理由は幾らでも後付けできる。(哀れだから・滑稽だから・同情したから・土地が欲しいから・興味があるから・残った従業員の1人に懸想した…等でも。 寄付と云う形なら、匿名で分かりやすい「援助」もできる。その金で島を出てしまえば、その先――異国で何をどうしようが、簡単には追えまい。100%とはいえないが、其れに近い事は出来ると思っている) ――――さて。”それで”――……君は、この先どうするのかな? 君の正体が既に露見している以上、それなりに覚悟が必要だと思う。 …友人を亡くした君の心の内は――…哀れと思う。だが、こうなった以上、立ち止まって居る時間は少ないといわざるをえない。此処で鬼として生きるのもいいだろう。……「人」の間に混じる事は不可能なことではない。……ヴェイトスでは、特に。 ただ……もし、島の外へ出たいのならば、早めに決断を。君の顔が「クレストラ嬢の後継人」として知れ渡る前に。――噂が飛ぶのは、早いのだから。 [Sat 23 Dec 2006 06:55:20]
ミレイユ > …仔猫? 『懐かない』とかそういう話なら生憎、私も動物にはよく逃げられる…。 レティなら、そういうの得意だったんだけどね。 ( ひょいと肩を竦めて見せて… 75日とは言うけれど、暫くは動物の買い手も減るかもしれない。 ずっと寝込んでいてどんな風に囁かれているかは知らないものの、想像には難くなく。 …それでも、それこそそんなものを気にしている余裕は無いのだと、そこを見つめていよう… ) ―――ああ、レティは何でも丁寧だった。 気張り過ぎるところも… 父親とよく似てたな… ( 配慮を無駄にしたのはこちらこそ。 サイオンジの名を出すなどもってのほかだけど… レティの信頼で自分が在り続ける事を許されるなら、どこかへ行った従業員の事も状況だけは話して、変に追われない方が良いのではと考えた。 万一を考えてしまって、ボロが出る ) ―――彼らがそう望むなら、そうしてあげて欲しい。 …よく、分かるんだ… 人に吸血鬼と知られた上で、そこには居られないって言うのは。 …伏せてくれるとしてもさ… 何人かは、知っているのがいるわけだから… ( 不安もあるし… それでも庇ってくれる人間を、自分を庇うが為に人間の敵にしてはならないと思う…。   『深呼吸したまへ。肩から力を抜いて』   ) ―――ッ。 たくっ… 弱ってるったら… もう… ( きょとんと笑顔を見上げて。 …苦笑を返して、そのまま苛立つように顔を歪める… ) ―――失礼。 …余裕、無いんだな… 今… ( 私が。 ふーっと、深くため息を零そう。 良く出来ているものまねでも、もと人間ならそれで紛れるものもある ) [Sat 23 Dec 2006 06:31:41]
ミカド > 寂しい事を言うじゃないか――地方村の隅っこで獣医をしている同胞に、黒猫の世話の仕方を尋ねようと思っていたのに。(焼け跡の眺めながらの軽口は、感情の薄い声で、囁くように。視線はその間、端から端までを行き来する。   ――『吸血鬼が滅んだ』と、黄色い嘴を動かす貴族もいる。同時に刺激を求めた貴族が陰謀説を唱えたり―― 実際、クレストラ嬢は、大聖堂からの使者が正式に「吸血鬼」だと認定する前に灰と消えたのだから。灰となった遺体こそが証拠と言われるかもしれないが、火の勢いは強かったと聞く。暴れまわる吸血鬼は魔法を使ったとも言うし―― 灰色の部分を残した今回の騒動は、そう云う輩にとっては、格好の餌に違いない。…また、ヴェイトスならではの「吸血鬼保護派」は、本音はどうあれ、同情を向ける。――そんなやり取りを幾度耳にするたび、彼女からの手紙を思いだした。 )――――……。追求の事は心配しなくていい。君の友人はとても優秀だった。此方に突然「火の粉」をふった事を詫びると共に、僕に線が繋がらぬよう配慮をしてくれた。――まぁ、此処に僕が来た地点で、彼女の配慮を幾つか無駄にしたわけだが――。 (小首を傾げ) ………ふむ?此方も、本当のところヴェイトスで出来る事は、殆どないといって良い。出来ることは―― ヴェイトスの外へ逃がすこと。市ではなく島、を。そして、朱鷺乃都の同属の元へに送ること。…しかし、クレストラ嬢のご友人たる君がそう言うのならば、11人の従業員の事はお任せした方が、彼らも安心できよう。――君が手を差し伸べて、如何にも出来ない者だけを、此方に回すも良し。 (―――「処置」―――)(館の後を眺めていた双眸が、ゆっくりと貴方へ) …………。 ブラン嬢。いや、ミレイユ。少し―――深呼吸したまへ。肩から力を抜いて、僕を見てごらん?(己の腰に手を当て、「笑み」を浮かべる)……美しい男が居るだけだろう?君に刃を向けている男は居ないはずだ。 [Sat 23 Dec 2006 06:12:26]
ミレイユ > (*『〜何人か出て行ったのは隠し切れる事じゃないし… ( あなたを頼った従業員を〜』 → 『何人か出て行ったのはどこかで分かるだろうし、変に隠して後でバレたんじゃ、いらない誤解まで招くと思って… ( あなたを頼った従業員を〜』 すみません ) [Sat 23 Dec 2006 05:53:00]
ミレイユ > ―――いや? 粋でいなせな紳士に思い出してもらえるなんて光栄だよ。 地方村の隅っこで獣医している同胞なんて、覚えたって仕方ない。 ( 一度は覚えないと思い出さないのだしと、やや調子を合わせるようにひらひら手を振って――― それもふちまで来れば、口を噤む ) ―――そうだろうね。 私は知られたくなかったから、逃げようって思ってたんだけど。 …まだ、ここにいる… ( 手紙が届くのが遅かった… それも全ては仕方の無いことと、緩く首を振り… ) …間に合っていれば、ここへ来てくれたのが答えじゃないか。 …ありがとう… ………大丈夫だよ。 皆、ずっとこんな所で頑張ってたんだ。 今更どんなになったって、暴れたりはしないだろうし… ―――戻ってくれるなら、戻ってもらっても、いいのかな… 少なくともサイオンジ卿への追求はそれで無くなる。 ―――隠し切れなくて、レティが頼った人の事は話したんだ。 何人か出て行ったのは隠し切れる事じゃないし… ( あなたを頼った従業員を、あなたがどうにかできなくてもそれは仕方ないと。 …それよりも謝らなければならない事があると、焼け跡を見つめながら… ) ―――処置が必要なら、『初めから』一緒に牧場やってきた仲間では、私が最後だ。 何されたって明かすつもりは無いけど、あなたの事が漏れるのが心配なら… ( ヴェントルーでもない。 自身と氏族を守る為ならば、口を封じるのも選択と思う。 …実際、その力があれば秘密裏にステアの口を封じようとしていただろうし… ) [Sat 23 Dec 2006 05:43:25]
黒外套 > ――ああ、夜会――…(クレストラ嬢の顔は、名前を持ち出されれば、顔が浮かぶ程度に覚えていた。しかし生憎直ぐに帰ってしまった友人の顔までは覚えていなかったらしく―― 眉間の辺りを、杖頭で突付いて)――直ぐに思い出せなくて申し訳ない。――「聖夜」にあてられたのかな?綺麗なお嬢さんの顔と名前を忘れるなんて。(暫くすると黒い大地と、焦げ臭さの中心点に辿り着くのだろう。 緑茂る地方村にぽっかりと出来た黒い大地は、まるで深淵のよう)   ――― ……。(足を止め) …… 真っ当な感覚か。 残念ながら其れも事実だね。 今回の件を仲間同士の同士討ちと見るものもいるのだろう。――しかし、本性をばらした以上、それは覚悟の上だったのだろう?――事情は聞いている。11名の従業員の話も。ステアという吸血鬼の話も。そして、どうして――こうなったかも。 ただし、その手紙が僕の元に送られてきた時は、既に全てが終わった後だったけどね。  [Sat 23 Dec 2006 05:26:41]
ミレイユ > ( まだ幼さも残しながら、精一杯弔事を全うしようとする風にでも見てもらえれば良い。 御者のもとを離れるように、指されるままに先に立って歩き出そう ) ―――真っ当な感覚かもしれないよ、ヒトにしてみれば。 …レティの信頼で私は生かされるかもしれないけど… ステアとレティの区別なんて無い、ご機嫌になる連中もいる。 ………大分前に、夜会で一度。 …か、二度か… 覚えてないけど。 ああいう席は性に合わなくて、すぐ帰ってたから。 …改めて、初めまして。 サイオンジ卿。 …だめだったか… ( 何もしていないと言われれば、彼に託してしまった従業員達の事… 思うようには運ばなかったかと、頷きながらも問うような。 …じきに、館の痕にたどり着く… ) [Sat 23 Dec 2006 05:10:52]
黒外套 > ( 返答に一拍の間を空け ) ――同意だ。 確かにこの道を歩いて「ご機嫌」になる輩が居るとしたら――そうだな。随分捻くれたヤツだろうね。(否定の声に被せるように、つらつらと述べて――貴方の声が終わる頃に、此方も言い終える。 細めた双眸に、唇の端に、表情の欠片を浮かばせて)――夜の散歩に来るような道じゃないことは重々承知。 気分を悪くしたのなら、謝ろう。だけど、僕は此処に来なければならなかった。 (ふ。小さく落とした吐息は、決して軽くない。 溜息と共に落ちた視線が、少女の瞳へ戻り)  随分と遅くなったが、此処の牧場主に、挨拶をしたいと思ってね。 ――クレストラ嬢のご友人――…。 …初めましてブラン嬢。 どうやら僕をご存知のようだね。 (御者に聞かれると不味いと思ったか、奥――燃え尽きた館の痕の方をランタンで指し ) ――礼を言われるようなことは、何もしていない。(歩き出した) [Sat 23 Dec 2006 04:56:01]
黒外套 > ( 返答に一拍の間を空け ) ――同意だ。 確かにこの道を歩いて「ご機 [Sat 23 Dec 2006 04:55:53]
ミレイユ > ―――よかないけどね。 ( その姿に貴族的なものを感じれば… 土地の買取の話でも持って来たのかと、辟易する気持ちでそんな軽口を。 …もっとも軽口と言うにはあんまりな響きになってしまった為に、すぐに自分で否定するのだけれど… ) …いや。 ごめん… ………あ。 ( あなたは。 …こんな時間にやって来る土地屋も無いだろう… 見上げる帽子の下の白い面は、馴染みこそ無いものの誰であるかは認識する顔。 …作り物の涙のあとが残る顔で、暫し呆けたように… ) ………レティの、幼馴染で。 ここに住んでる。 ミレイユ=M=ブラン。 ―――ありがとうって言って、良いのかな。 ( 見る者があれば見た目の歳にそぐわない礼をして。 親交など無いし、覚えていなくても仕方ないと、名乗った ) [Sat 23 Dec 2006 04:32:22]
黒外套 > (ランタンの灯に浮かぶ人影はトップハットに、インバネス姿の男。 朱鷺乃都人らしきその男は、未だに焦げ臭さの残る林の合間を見回して――) ――――……… 。 (近づく足音に気がついたか、闇夜を見渡す双眸が、女の姿を捉えた。…そちらからは、ワンテンポ遅れた「人の姿を探す」仕草が見えることだろう)  ……御機嫌よう。 (「取り敢えず」の挨拶は、死者を悼む重さもなく、かといって冷やかしの軽さもなく――擦れ違う人へ投げかける声で告げられる。 帽子のツバを軽く引き上げ、その下に浮かぶ白い面) [Sat 23 Dec 2006 04:20:41]
ミレイユ > ( …繰り返す様々な想いが吹き荒れて、許されるのなら牧場を続けようと決心した事すら挫けそうになってしまう…。 滅びるのは自分のはずだった――― ) ―――? ( こんな時間に馬車? …幸い、お日様の匂いがする牧場経営吸血鬼は、馬蹄は平気。 涙を拭いつつゲートの方を振り返る。 落ち込んだ意識が、それで少し紛れるのは気付かぬまま… ランタンの灯りを揺らして、来た道を引き返そう。 聞こえてくる話し声… 何を話しているかまでは分からないが…   教会の人間だろうか   )   ( それも良いと。 二つの足音は近付いて――― ) [Sat 23 Dec 2006 04:12:53]
黒外套 > (もう暫くすると、ランタンを片手に、そちらへ近づく人影が見える事だろう。 草を踏む足音は、徐々に貴方の傍へと) [Sat 23 Dec 2006 04:11:34]
馬車 > (その音は、貴方がたった今、通ってきた道から聞こえることだろう。音は、ゲートの辺りで一度止まり――) ………。 (人がやり取りしているような話し声が、虫の声すら絶えた、暗い冬の夜道に響き――) [Sat 23 Dec 2006 04:09:29]
お知らせ > 馬車さんが来ました。 『(馬蹄の駆ける音と共に、揺れる馬車灯)』 [Sat 23 Dec 2006 03:55:34]
ミレイユ > ( 碧の瞳をしている眼であれば、作り物だけれど、ごく自然に涙が溢れ、頬を伝った。 …ベッドの中で何度も何度も思い返して… それで、割り切れたり覚悟できたりする事でもない。 …言うはずだった言葉… 聞くはずだった言葉… 永遠に失われたそれを想って… 心だけで見つめ続けなければならない身には、零すことができて少しだけ楽なのに、だからと言って軽くなるわけではない哀しみを連ね、立ち尽くした… ) [Sat 23 Dec 2006 03:47:06]
ミレイユ > ( まだ完治とはいかないまでも、多少隠蔽能力と行動に支障が出る程度で、動けるくらいには回復している。 魔女の使いが訪ねてくれたのを期に、間借りしていた家を出た。 フェンの事、自分を助けてくれた一行の中にいた大聖堂所属という人の事、シャリィとイチミネの事… 気になる事は山積みだけど、真っ先に向かうのはこの場所だ )   ( ヒトに擬態した眼では、闇の向こうはよく見えない。 けれど長い長い時間をかけて歩き慣れた道。 それがどこにあるのかは、直ぐに分かった ) ―――。 ( ぽつぽつと花の添えられている、風に灰を舞わせる炭化した木材の小山。 …自然、拳が握られて… 震えがじんわりと全身に広がっていく ) [Sat 23 Dec 2006 03:35:08]
ミレイユ > ( いつものパンツスーツでなく、借り物の作業着を着た金髪碧眼の少女が、ランタンを片手に地方村の野道を歩いている ) ………。 ( 日が一番短くなるという夜が晴れているのにいつもより深く感じるのは… 決して知られてはならない自らの種を、誰かに知られて尚そこに居るという心境から来るものか… それとも、意地を張って離れようとした矢先の永遠の別離なんて形で、本当に大切に想っていたものに気付かされたからか… 見慣れた木柵が左右に延びるゲートを潜って、牧場へと入って行く。   進む先に、灯りは見えない   ) [Sat 23 Dec 2006 03:25:20]
お知らせ > ミレイユさんが入室されました。 『( 動けるようになって )』 [Sat 23 Dec 2006 03:16:40]
お知らせ > ナキアさんが帰りました。 『( そうして、儀式は閉儀式へと向かう―― )』 [Sat 23 Dec 2006 00:18:43]
ナキア > 始まりなく 終わりなき 永久に変わることなき偉大なる女神に祝福あれ! イオ・イーヴォ ヘイ! 祝福あれ! イオ・イーヴォ ヘイ イオ・イーヴォ ヘイ … ( 本を閉じ、祭壇に戻した蝋燭を再び手にして魔女は緩やかに大釜へと歩めば、その中の蝋燭―― 先に述べた、火のついていない蝋燭に炎を移し 火を灯そう。 ) [Sat 23 Dec 2006 00:18:08]
ナキア > ( 大いなる母と再び生まれる約束の子。パプテスでいえば聖母と神の子になるだろうか。太陽が死に再び生まれ出ると言われる冬至…ユールに近く、福音書には記されていないというパプテスの神の御子の生誕日が制定されたのは賢明といえよう。クリスマスは言うなればパプテス的な太陽の再誕物語だと、魔女は思っている。 ) ―― 丘と山の黄金の太陽よ 陸を照らし、世界を照らし、海原を照らし、川を照らし、悲しみを倒し  世界を歓喜させん! [Sat 23 Dec 2006 00:14:53]
ナキア > ( そも、一般人の想像する”サバト”と、己のような魔女が行うサバトは別物。そのようなサバトも実在するのかもしれないが、この魔女はいうなれば悪魔信仰ではなく自然信仰に近い。 祭壇の前に立ち、魔女は本を片手にそこに記されているものを朗読しようと伏せ目がちに視線を落とす。空でも口に出来るけれど、本を持つのは形式じみて ) 月の女王 太陽の女王 天国の女王 星々の女王 水の女王 地の女王  我らに約束の子をもたらさん! そは神を生み出したる大いなる母 そは再び生まれいづる生命の主 太陽が早く昇りし時、暗闇と涙は追いやられん ―― [Sat 23 Dec 2006 00:06:43]
ナキア > ( 儀式用の衣装の上に柔らかな白のシースルーのローブを身に纏い。同色の長いヴェールを頭から被った、白き貴婦人、女神を模した姿の魔女は蝋燭とシストラムを手に魔法円をめぐり ) 神々と人々は、共に汝のために慟哭す。 太陽の神、光の神よ 戻られよ! 汝を愛する汝の配偶者 汝の妹のもとへ戻られよ! 戻られよ、戻られよ… ( 周回が終わればシストラムと蝋燭を祭壇の上、定められた位置へと戻そう。 カブンなればそれぞれ役割を決められ、大々的にサバトが行われるのだろうが己はソロウィッチなので儀式といっても大した面白みはない。 ) [Sat 23 Dec 2006 00:01:19]
ナキア > ( 儀式は、滞りなく。魔女の館、儀式用にと設えた部屋の中。 進む ) ――戻れ、戻られよ! 太陽の神、光の神よ、戻られよ! 愛しき助け手よ、戻れ、戻られよ! 汝の敵は逃げ去り、もう敵対するものはいない。 汝を愛する汝の配偶者 汝の妹のもとへ戻られよ! 我ら、引き離されることはなし。 我が連れ合い、我が兄よ、戻れ、戻られよ! 汝に相まみえられん時 我は汝に想いを馳せ 我が瞳は汝を追い求め 汝を探す我が足音は、大地に響かん! ( 常と同じ祭壇の様。違うのは大釜が柊、蔦、ヤドリギなどを絡ませた輪で覆い、中に火のついていない蝋燭を入れて南の蝋燭の傍に置いているところか。 ) [Fri 22 Dec 2006 23:54:15]
お知らせ > ナキアさんが来ました。 『( ―― ユール。 )』 [Fri 22 Dec 2006 23:45:31]
お知らせ > ナキアさんが帰りました。 『( 唯一、手紙だけは確りと届けてくれる使い魔へとそれを託す。 )』 [Wed 20 Dec 2006 04:51:38]
ナキア > …… どういたしまして。 ( おやすみなさい、と。 灯りを揺らして、扉を閉めようか。 )   ――― 、 ( もふり。 黒に舞う、白。綿菓子みたいな大きさで ) ( 家に帰れば、乙女と獅子と夕星の三人に先程のミレイユさんの言葉と牧場を続けるとの意、それから鎮魂式の事などを簡単に手紙に綴り―――  ) [Wed 20 Dec 2006 04:50:29]
ナキア > そこは大丈夫だと思うですよ。 ( へろ、と緩く笑みを浮かべ。 …貴女の考える万一は、既にレティシアさんの事を村人たちに話さないと決めたときに覚悟済み。恐れるのは自分に及ぶ被害ではなく、むしろ己の判断のせいで村人たちに危害の及ぶ事だから。 )  ――― できるだけのことは私も手を貸しますから。なにかあったら言ってくださいね。 ( 楽観ばかりしていられない理由も、貴女には多々あるだろうから。それこそ一人で抱え込まないように、 )  まんまですねぇ。といっても呼ぶのはご先祖様とかですし、本当に呼べているかどうかは自信がないですけれど。 ( もっと力があったなら、真実だと語ることもできるだろうけれど。生憎そうはいかないのが現状。 ) ――― お気遣いありがとうございます。 はい。皆さんにも伝えておくですよ。 ( たくさんお話させてしまってすみませんでした、と。…こういう時は、喋るのも案外体力を削られるものだから。 ) ( 叶うならば一度だけ、そっと頭をなでようと手を伸ばし ) [Wed 20 Dec 2006 04:47:06]
ナキア > ( ちょっと笑って、 ) ―― 男性だけじゃなく、おとぅさまおかぁさまがたにも人気と思うですよ? ( へろ、と。冗談めいた響きには同等の響きで。 ) はい。 ( 応えて。ふと、視線を少し上にあげる。 ) …えっと、祭壇のしつらえはいつもどおりなので気にしなくていいです。後は陶器と銀色の紐、布と金槌… あたりも用意できますから。 必要なのは参列者に振舞うワインとケーキ、もしくはクッキーあたりですかね? ( 少し首を傾げながら。あとは墓石、慰霊碑。…村人たちからも細々とではあるが援助はあるだろう。 ) やりたいと言い出したのは私ですから私も少し出しますし。 ( もちろん、鎮魂式の費用もいらない。 ) [Wed 20 Dec 2006 04:34:19]
お知らせ > ミレイユ@民家さんが退室されました。 『………ありがとう。 ( おやすみの代わりに )』 [Wed 20 Dec 2006 04:33:49]
ミレイユ@民家 > ―――勿論。 対面で話せる相手なら、いくらでも。 ( 十字架ぶら下げてたり大蒜の匂いさせてたり、神聖だったりされるとその限りではないけれど、付き合えるならと。 …万一、の事を考えてしまうのだ。 万一公になった時に、一時でも匿っていた事が、有害無害など問われるまでもなく問題になるのではないかと…。 その人個人の意思など、社会の目の前ではしばしば軽視されてしまうから ) ―――努力して善処する。 でも、絶対とは言えない不安がね。 ( ヴァンパイアだけを目の仇にしたような存在… ヴァンパイアハンターの事もある ) 〜うわ。 案外イメージのまんまなんだ。 …って言うか死霊呼んだりしたらそりゃ怖がられ… ( 『私の言う事じゃないけどさ』 と、不思議そうな怪訝な顔を。 盆、と言われると分かり易いのだけど、生憎ベースはホワイティア…? 多分、ホワイティア ) ―――お互いにね。 …ステアがどうなったかは分からないけど… もしまだ在って、追うのなら… 死なないで。 ―――ツヤコさん、MJさん、イコトさんだっけ。 ( 覚えるように、名を反芻し ) …皆に、よろしく。 ……それじゃ、休んでも、いいかな…… ( ずっと寝転んでいたわけだけど。 そう言って、目を閉じる ) [Wed 20 Dec 2006 04:33:09]
ミレイユ@民家 > ―――それはどうかな。 もう少し成長してれば浮いた話の一つもあったかもしれないけど。 ( 変われない身体。 そこに年齢があるとするのなら、自分など老婆を通り越して骨。 そんなだから、成長していさえすれば浮いた話があるなんて言うのも冗談だ。 ナキアの年齢につても実感はあまり無いまま、手を振った ) ―――。 ( 死して尚動く自分とは多少異なり、レティはオリジナルのヴァンパイア。 それでも魂なんて概念があるのかどうかは分からないと思いつつ… 葬儀と言われれば、断る理由は無かった ) …ありがとう。 …パプテス式で送られたんじゃ、『安らかに』とはいかないだろうから… 〜ぁ、でも… 屋敷と一緒にレティの財産、殆ど焼けちゃっただろうし… 私にも蓄えはあんまり無いから、そんなに盛大なのは……… ( なんて、世知辛い話も。 牧場を立て直すにしたって、今居る動物を売って資金にしなければならないような現状だと思う。 ―――それでも、嫌うと言うよりとにかく生理的?に受け付けないパプテス式では、それこそが救いになるのだとも言われるかもしれないけれど、眠るに眠れないのではと頷いた… ) [Wed 20 Dec 2006 04:22:23]
ナキア > ―― 維言さんには維言さんなりに考えがあると思うですから。訪ねてきたら、きちんとお話してくれると嬉しいですよ。 ( 少し居住まいを正しながら、そう告げようか。 …裏切る裏切らないではなし、先程も述べたとおり何かあれば己は村人たちの平穏を取るだろう。…否、取らなければならない。 同じように、夕星にも優先すべきものはあるだろう ) …弾かれるかどうかは、お互いの今後次第ですから。 ( 村人は知らないのだから、現状弾かれる心配はないと。 ) 他の方は使い魔とか悪魔とかも呼べるかもしれないですが。私はとりあえず、大釜から死霊は呼びますよぅ? 本当に呼べてるかどうかはわかりませんけれど。 ( ちょっと笑って。ソーウィン…ハロウィンでの儀式の話、死霊を呼ぶのはトキノミヤコで言えばお盆みたいな感覚だろう。 )  ふふ、そうですね。 ( ようやく見れた微笑に、笑みを深めて嬉しそうに応える。 )  ――― えぇ、どうぞ。余り無理はしないようにしてくださいね。 ( 病み上がりなのだから。 ) [Wed 20 Dec 2006 04:19:40]
ナキア > もちろん、声をかけなくても手は伸びてくるでしょうけれど。 ( 見た目は己と同じくらいの少女である貴女なら。村人から声を掛けられる事も多いだろう。別に彼女のように振舞う必要はない。 もっとも己はもう老婆だと村人にはバレているけれども。…。 )  …ですよね。ちょっと遠いですし。 ( 行き難い。本来の意味では口に出さず。 ) で、ですね。邸の焼け跡を綺麗にしたら、そこにもお墓…というか、葬儀式をさせていただきたいなと。 ( レティシアさん以外にもあの地で亡くなった者たちはいるから、慰霊碑を建てるのでもいい。その辺りは村の顔役たちや牧場の人たちとも相談してもらうとしても、できればこの地でも鎮魂式をしたいと。ヴェイトスの方の墓地は、きっとパプテス様式で葬られたのだろうが。無論、己がするのではなく教会の神父さんにしてもらいたいなら其方に頼むけれども。 )  ( 返ってきた礼の言葉には、淡く笑みで返そう。 ) [Wed 20 Dec 2006 04:10:20]
ミレイユ@民家 > ―――そっか… そうだね… ( 『そうだった』 と、ぺたりと額に掌を当てた。 イコトさんというのは大聖堂のヒトらしい。 当然信者。 吸血鬼など……… ―――安易な虚構に逃げようとした吸血鬼は、やはりその重さに悩まされる。 …ここに居てもいいのだろうか… 彼らに、ヒトを裏切らせてまで…。 …いや、それでも裏切ってはいないのか… ) …ごめん。 無神経な事、言った。 …良いんだ、どうせ誤魔化しだって分かってる… ただ、ヒトの社会に弾かれてまで、味方するようなものじゃないって… ―――〜あぁ、私も魔女を知らないのか… ( 悪魔とか呼ぶ? なんてベタなイメージに、本当にそんな事してるのかと首を傾げつつ ) …ありがとーって言っとくけど、私やあなたの話しなんてしてないよ。 魔女と吸血鬼の話でしょ。 ( イメージの話。 笑顔には、ふと微笑み返せた ) ―――も少し休ませてもらったら、牧場と… 街に、行ってくる。 どこに行ったかは、牧場で分かるようにしておくから。 [Wed 20 Dec 2006 04:06:08]
ミレイユ@民家 > ―――うん…。 ( レティのようにするのは苦手。 頷く言葉は微妙に歯切れが悪くとも、それでも頷いて ) …そう、聞いてる。 墓地、行き難いんだけどな… ( 十字架にょきにょきで。 確認の言葉には複雑そうに頷きつつ ) …こちらこそ。 ……ありがとう…… ( お礼言ってばっかりだと、気恥ずかしそうに痒くも無い頬を掻いた )  [Wed 20 Dec 2006 03:57:27]
ナキア > ――― ( 言葉に、少しきょとん、として。 それから、少し困ったような顔を。 ) …ありがとうございます。 …私はそれでよくても、夕星…、 …いえ、維言さんにばかり背負わせたくはありませんから。 ( 彼女は大聖堂の人間だから。貴女の言葉通りにはできない、ならば己ひとりその願いに甘えるわけにはいかない。 ) …貴女のおもいは、ありがたく受け取っておくですよ。 ( 少なくとも表面上は、貴女の願いに沿うように振舞おう。 )  ――― ( 魔女とは、違う。 ) ( 少し、目を丸くした。  …ちょっとだけ、口元が緩んで笑みのように。 ) 貴女が魔女を良く知らないように、吸血鬼の事も詳しくは知らないヒトは多いでしょう。 ( 実際、イチミネさんとかは弱点についてあやふやだったし。 ) 私が村人に受け入れられているように、貴女もファームの人たちに受け入れられています。  ――― 私とは違う、なんて。ホラ、そうやって自分をいじめて追い詰めちゃうのは良くないですよぅ。 ( へろ、と笑んでみせることにした。貴女はヒトでしょう?と。 ) ( 勿論、乙女や獅子、夕星など。実際に吸血鬼を追っている人たちにはきちんと真実を伝えた上での狂言。無論それも、一人で決めてしまうつもりはなかった。 その結果人心が休まっても、調査がしにくくなるのではという懸念があったから口には出されないまま。 ) [Wed 20 Dec 2006 03:56:06]
ナキア > … はい。 ( 安堵と、微かに喜びの混じる声。 ) 良かったですね。周囲の村人たちも、きっと声をかけたら手伝ってくれると思うですから。 ( だから、気にせずにまずは自分から親しんでみてはどうかと。村の人たちだって、非難の目を向ける人たちばかりじゃない。もしそうであったら、己は守りたいだなんて思えないだろう。 )  …。 ( 呟きのような言葉。静かに耳を傾けてから、口を開く。 ) …レティシアさんのことですけれど。ヴェイトスの墓地に葬られたとか…? ( 尋ねる言葉は、確認。 )  …ありがとうございます。 ( しんみりとした響きの拭えない言葉に、それでも礼の言葉を返そうか。 ) [Wed 20 Dec 2006 03:42:37]
ミレイユ@民家 > ―――滑稽かもしれないけど… 私はヒトだ。 あなたや、皆が、どう思っているかなんて知らない。 何か知っている気になっていても、そんなものは勘違い。 騙されてるんだって、思っておくよ。 ( いざ、という時に… それでも吸血鬼の味方をする必要は無いのだと。 続く魔女の矜持には、味方になるより知らずに居て欲しいという、無茶な願い。 …勿論、様子を見に来るのを拒むとか、そういう事ではなくて、万一の時の心構え…。 …そんな見え透いた嘘には限界があるかもしれないけれど… 正直になって累を及ぼされるくらいなら、嘘をつくべきで、それは構わない、本心はそこに無いと知っているからと、念を押すように。 …状況を知って、心は決まった…。 どんな事になったとしても、今日話せた事を忘れなければ、気持ちは大丈夫だ ) ―――魔女とは違う。 …悪い事をしていそう、とか、怪しく見えるって言うのと… 忌まわしい事をしなければ存在する事すら出来ないのとは、大分差があるよ。 …魔女と名乗って村に居られるなら、大丈夫さ… ( まさか、心の平穏の為だけに、むしろ実質的な捜査を混乱させてしまいそうな狂言をうとうと考えていたとは知らず。 …そこまでだったら、話す事はもっと別にありそうだけど… それが現実にならないのなら、知らない話か ) [Wed 20 Dec 2006 03:38:26]
ミレイユ@民家 > ―――勿論、そうするつもり。 書類の上での権利なんて、意味無いと思ってる。 ( 総意に従うと、牧場には言ってある。 その上で ) …今のところ、皆続ける事に賛成してくれてるみたいだ…。 …人には恵まれたよ、本当に… ( ヴァンパイアであると明かして残ってくれるなど、考えられない事。 …だからこそ自分は牧場を離れるつもりでいたけれど… レティとその父親の牧場を離れ難いという想いは、『周囲の人間が受け入れてくれるのであれば』 矜持よりも強いものだった。 …意地を張って出て行こうなどと考えず、レティがまだ在るうちに、そう思えればと悔やんでしまう…。 それでも、エマはどうするのか分からないけれど… シャリィにイチミネに、牧場の皆… 魔女と、ツヤコとMJ、イコト… 彼らの好意に甘える事が彼らを危機に晒す可能性を孕むのは、狂おしい思いに駆られるものの… レティならと考えた時、好意には甘えても良いのだと、どこかで思う。 …納得するにはまだ時間が必要としても… 保留して決定を下すことは、出来た ) ………相談したら、決められないって思ったんだろうな。 …決めるのは、レティだったから…。 当主だったから。 …もしかしたら一人で背負わせていたのは、私達かもしれない… 相談して欲しいなら…   今更か   ( もっと、一緒に背負わなければならなかったかと… 改めて、繰り返される魔女の言葉を考える ) ―――なんで謝る。 ………感謝、してるよ。 見ず知らずだってのに物好きだとも思っちゃうけど。 ( 逸らされる目は合わせないまま、しんみり。 後半は冗談めかして見ても、やっぱりしんみり ) [Wed 20 Dec 2006 03:28:16]
ナキア > …いいえ。 ( どういたしましてなんてそんな言葉は紡げなくて、短い声が礼に返る。 ) ――― 私が守りたいのは村の平穏です。 貴女方も村の一員には変わりないですし、必要以上に騒ぎ立てて不安を煽りたくはありません。 ( それが己の理由。見ず知らずの村人もたくさんいるけれど、村人には変わりない。 ) ヒトの敵というのなら。私だって魔女と名乗っている以上、糾弾されることがあります。 ( どちらかといえば悪魔的なものとは対極に位置する己ではあるけれど。イメージ的に。 …もし犯人が特定できず、あのまま村や人心が荒れるようであれば。そのイメージを利用して、己が犯人だと名乗り出て殺されても。それで人心が治まるならいいと、そう思っていた時期もあった。 今はそんなこと考えられないくらい状況が動いている。 ) [Wed 20 Dec 2006 03:17:49]
ナキア > 牧場の事は、残っている皆さんで話し合って決めていったらいいと思うですよ。 ( 決定権は貴女にあるだろうけれど。一人だけで考えなくてもいいと。 ) …私で良かったら相談にのるですし。 ( 話しにくいかもしれませんけど、と困ったような笑みで。 ) ( 貴女が話し始めたならこちらは口を閉ざし )  ――― 死人を… というのもおかしいですが、(彼女は吸血鬼だから)…いない人を悪く言うのもなんですけれど、レティシアさんももっと話すべきだったと思うですよ。私たちにだけでなく… 一人で全部決めないで、牧場のみんなで決めるべきだったと、…時間もなかったのでしょうけれど。 ( 貴女みたいな間柄であったなら、なおさら。だから、貴女にも先程から繰り返し、一人で気負わぬよう言っているのだ。 躊躇いがちな言葉は視線を横に逃がしながら途切れ途切れ。口にしてから、すみませんと項垂れる ) ――― 逃げたら、追われるでしょう。 ( それは、確実だろう。 ) …はい。 ( 決意を耳に。ゆっくりと瞬きを一つ。 先に述べていたように、今は言及はしない ) [Wed 20 Dec 2006 03:11:59]
ミレイユ@民家 > ( 話しておいてナンだけど。 襲撃前に牧場を離れた者の事を知られていれば不安材料になるだろうし、確認の出来ない答えを一つ。 確認出来ないのだから意味が無いとも言えるかもしれないけれど… 嘘を付くならもっと付き方があるだろうと、頼った先を口にする事は、頑なに拒んだ ) ―――ありがとう。 ( 微笑む顔に、微笑み返すことは出来ないけれど。 ベッドの中、礼をした。 続く言葉、当然の事で… むしろ破格の条件… ) ………分かってる。 ―――でも、どうして、そうしてくれる? …敵の味方は敵じゃないか… 私達はどんなに言ったって、本質的にヒトの敵だよ…。 隠す責任、見ず知らずの私にまで、負う事は無いんじゃないか…? ( レティとの仲は、知らないけれど。 『大聖堂の人』 とはっきり聞けば… その人大丈夫かと、怪訝そうな顔さえした ) [Wed 20 Dec 2006 02:57:26]
ミレイユ@民家 > ―――そうだね。 …古参の中で最後の一人って思うと、どうしても… ( 気負い過ぎだろうか? そうでもない気もするけど… とりあえず気を遣ってくれる魔女の前では頷こう… ) …レティの友達。 親子とも姉妹とも違うと思うけど、恋人が出来たって変わらない程度には近い位置に居たつもり。 幼馴染、かな… レティをああいう風に育てた父親が、私の恩人だった…。 ( 不思議そうな表情には、その問いの真意を察する事も出来る。 …しんみりしてしまうのを飛ばすように、溜息をついて… 微苦笑。 ひらひら手を振ろう ) …肝心な時に篭もってて、ちゃんと話が出来なかったんだ。 …私は、レティがあなたに手紙を出す事を反対した。 相談されればね。 …相談も無く手紙を出して、そういう事だから皆牧場を離れるようになんて言う… ―――離れようと思ったけど、ステアの事だけは気掛かりで、一段落するまでは残っていようと決めたのが、あの夜だ。 ( 自嘲染みた苦笑はすぐに消え… 遠くを睨むように、虚空へと視線を戻した ) ―――そっか。 …分かった。 ( やはり村人には伏せられているという話と、その上での村人の反応… 牧場の皆があっての事だろう。 …優しさも重たくて浮かない表情のまま… 人間諸共吸血鬼一党として処断されるよりはずっと良い。 一安心と言った風に、ベッドに深く身を沈める ) ―――ごめん。 私が、この期に及んで逃げようと思ってないってだけか… 私で最後の一人だ… 私を消してそれで手打ちだって言うなら、それでも良いと思ってた…。 ―――負うよ。 私が在り続ける限り、それは負える。 レティはあそこで、いい加減な事をしたりはしないし… もしも思惑通りにいかなくても、ずーっと一緒に牧場なんてやってた仲だから… 今更ヒトのフリを止めるくらいなら、ヒトのまま消えるって思ってる。 ( 渇きの前でどうなるかと言われれば、それは恐ろしくもあるけれど… お日様の匂いがする生活は、吸血鬼にとっては仏門に入るような苦行の毎日のようなもので。 ずっとそれを供にした仲間なら、そこで道を別っても、踏み外しはしないだろうと信じてる。 自分もまた、先送りにしたけれど別とうとしたのだから ) ―――深い仲でもなかったし、こんな事になって縋るなんて、向こうにしてみれば大迷惑には違いない。 言えないよ。 絶対に。  [Wed 20 Dec 2006 02:47:17]
ナキア > … 知っているならなるべく教えて欲しいです。 ――― 同族を売るようで、嫌だというなら… …私は、今は聞きません。 ( 夕星がどうするかはわからないけれど。 ) (  ――― どうしたいのか。 問いたかったのはむしろ此方で。返った答えに、少し肩の力を抜いた ) …それなら良かった。 はい、残って今までどおり―― …続けてくれたら嬉しいですよ。 ( 小さく、笑みの浮かぶ。 ) …ただし、私は貴女の存在を隠しているという責任がありますので…、時々様子を見に行ったりとか、させてもらいますけれど。 後は―― … このことを知っているのは、艶子さんとMJさんと維言さんだけです。 艶子さんとMJさんは、貴女たちの種族を隠しておいて欲しいと言っていました。私もなるべくならそうしたいです――― けれど。何かあった場合はその限りではないです。 ( 優先すべきものを間違えてはいけないと、それは自分に言い聞かせるようでもあり。 ) ―― 維言さんは大聖堂の方なので、そちらはそちらで何か決まり事があるかもしれませんが。 ( とりあえず今は、この地に留まる事を了承してくれていると。 ) [Wed 20 Dec 2006 02:28:29]
ナキア > 貴女一人が請け負う問題でもないですよぅ。 ( イチミネさん同様、貴女もまた”残された者”だと思うから。牧場の権利は貴女にあるとはいえ。 ) …メイフォンさんのことも、貴女一人が抱える問題ではないです。 ( 少し沈んだ言葉。己だって、どうすればいいのかわからない。謝りたい。何かしたい。けれどそれを聞いて彼女はどう思うだろうか?…思考は無意味に、廻る ) というか… 貴女はどういう位置にいたんですか? ( 権利を移されるだけの親しい間柄であることは知っているが、それにしては今回の事にどこか理解が遠い気がして。不思議そうに貴女を見つめた ) ステアが街にいるかどうかはわかりません。そも、生き残っているかどうかさえわからないのですよ。 ( 火の手の上がった邸の中へと走っていったのだと、告げようか。 明日になれば、大聖堂の夕星から頼んでいた吸血鬼対処の道具と共に墓地にステアの出たことが知れるかもしれないが。今頃家に届いているかもしれない。 戻ってくるかもしれないのは、ステアではなく乙女たちの事。 ――少なくとも、火災に関しては考えなくていい。 )  …何故狙われたのか、訝しむ声もあります。でもイチミネさんとか、見回してくれてたりしましたから。それに…レティシアさんも貴女たちも、吸血鬼だとは村の人たちに言ってないです。 ( レティシアさんが吸血鬼と疑われたのは、むしろステアに襲われてそうなったのではないかという勘繰り。だから他の牧場の人間までそうだとは思われないだろう。吸血鬼の弱点であるニンニクをぶら下げて見回りをしていたイチミネさんのこともあるし、 ) …むしろ今となっては同情の声の方が多いのではないかと。 ( 邸が焼けても、動物の世話を続けるものたちの姿も見られるだろうから。 )  …。 ( 食事。 ) …そうですか。 ( 今はつっこんで聞かなかった。調達しなければならないわけではなくて良かったと思っておこう。奴隷ギルドでも、血液は少々入手し辛くなっている。 ) …主導権とか、ありませんよ。私には貴女を拘束する権利さえありません。 ( 告げて。 …続く話に、耳を傾けた ) …ステアみたいな事には、ならない。 ( 言葉を繰り返し。 ) …そんな事いってしまうと、その責任を貴女が負わされます。 ( 貴女方が吸血鬼であると言う秘密を、己が背負っているように。 ) [Wed 20 Dec 2006 02:19:32]
ミレイユ@民家 > ―――私は… できれば牧場に残りたいなんて、思ってるけど… 贅沢は、言えないから。 状況を見ないと、分からないよ。 ( どうしたい? と、問うような目を逸らされる目に向けた ) [Wed 20 Dec 2006 01:59:30]
ミレイユ@民家 > …うん。 こっちの気分の問題かな… ( のんびりとした言葉に、少し気を抜くような溜息一つ。 精巧な擬態で、頷いて ) …イチミネが教えてくれた。 彼女にこそ、だ… どうすれば良いのか分からないのは……… ( 片手足を失ったって? 魔女も知っている様子なら、こちらも口には出さない。 それで何かが変わるわけでも無いのに、重たくなるばっかりだから、今は ) …ステアが、街に…? ( 何となく帰って来るような口振りに、そうかなと虚空を見つめる。 ―――考えなくて良いと言われれば、微苦笑を零して曖昧に否定しよう。 村人の反応も見なければ、これからの事は決められないのだし ) ―――私達の事は、どう見られてる? 村の人達に。 ………食事は… 私は、牧場の離れに住んでたんだけど。 そこまで帰れば地下にある。 焼けてないって話しだし… 傷はあるけど、今まで通りで大丈夫…。 ( 人の生き血を啜る必要は無いだろうと… それもシャリィのお陰なのだけど、伏せて… ) …主導権はそっちにあるんだ、遠慮する事無いよ。 …あとは… 私が、どうするか、かな。 ―――あの夜の、牧場の生き残りの中に、私を除いて『初めから』牧場に居た人間は居ない。 分かるよね。 生き残ったのは… あの夜、屋敷の外を受け持っていたのは… 全部後から雇った『人間』だ。 ―――屋敷が焼かれる前に、出て行ったのはいるけど… そっちは多分、大丈夫。 詳しくは知らないけど、レティのつてで、面倒見てくれそうな人を紹介したって話しだし……… ステアみたいな事には、ならない。 ( 吸血鬼のコミュニティー。 …安心させる為に言うのだか、不安を煽るのだか、分かりゃしない… ) [Wed 20 Dec 2006 01:56:14]
ナキア > …。 …イチミネさんも牧場や動物が好きだからそうしただけで、別に見返りを求めたいわけじゃないと思うですよ。 ( のんびりと、言葉を紡ぐ。彼女の悩む事は多いだろう、その一つをやんわりとそぐように。 ) その様子だとメイフォンさんのことはどなたかからもう聞いているみたいですね。 ( …傷ましさに、あまり口にしたくはなかったから。ほんの少し、安堵したのは事実でそれに罪悪感が首をもたげる。 ) 他の方は今は街に行っているですよ。 ( 戻ってきたら顔を見せる機会もあるだろうか。 ) …。 …村のひとたちは、単純に火が出ていたから消火してくれたのですよ。余り深く考えなくていいかと。 ( 聞こえようによっては酷いセリフ。例えばそこに乙女たちがいたからとか、例えば動物たちが可哀想だからとか、他に燃え移り災禍が広がったら困るからとか。他人のためだけでなく自分のためであるかもしれない、理由なんていくらでもある。それだけ多くの人が参加していた。そこに後ろめたさを感じる必要はない。 )  ―― あぁ、そう… …”お食事。” どうしましょうか。 ( 尋ね。 )  ――― 卑怯だとは思いますが、その前に貴女たちがどうするつもりなのか聞いてもよろしいですか。 ( 此方の方が、後ろめたさに縮こまりたいくらいだ。傍らの椅子、もじもじと居心地悪げに座せば視線を逸らし。 ) [Wed 20 Dec 2006 01:38:26]
ミレイユ@民家 > …だいたい聞いてる。 よく逃げ出さないものだなんて、私の言う事じゃないけど… どう返せるのか、分からないな… ( お礼もそうだけど、気持ちの返し方。 感謝はするが、ではその形は? …悪あがきではっきりと口にしていなくても、それと知られているであろう吸血鬼は、黙って消えるべきかもしれないという選択肢も、根強く残る… ) …フェンは知ってるけど、他の人は… ………そうか。 ( 心中は複雑。 消さなければ延焼するかもしれないという危惧もあったろうけれど… 消化活動に手を貸してもらえたというのは、やはりレティの存在が大きい気がした。 それなのに、生き残ったのは私… 『それじゃ遠慮なく』 と抜け出したばかりのベッドに潜り込んで。 時々来てくれる人もあれば、ベッド脇には椅子がそのままになっているだろう。 口数は少ない ) ―――これをするのも人の血なんだから、無駄遣いしちゃいけないとも思うけど… 落ち着かないんだ、こうしてないと… ( 誰も見ていなくても。 無明の地下室以外では、この姿。 …ほとんど見ず知らずの者に『知られている』というのは、相手がそれを受け入れてくれている?と言うのに、屈辱に似て… そっと顔を背ける ) ………私は、どうすれば良い? ( 魔女と言えば、レティが手紙を送った相手。 最高責任者的立場にあるのではと思って、単刀直入な問いを ) [Wed 20 Dec 2006 01:22:08]
ナキア > そうですか。 …邸は焼け落ちましたが、牧場として機能している部分は大丈夫ですよ。イチミネさんが動物さんたちを宥めてくれていたと…、もう聞いたですか? ( 返す言葉に、牧場へ戻ると言う貴女の意思を否定するものは何一つない。 ) 私もその場にいられたらどれだけ良かったかと思います。 ( 己では貴女一人でさえ担ぎ出せるかどうか怪しい。嘆息が言葉に混じった ) 助けてくれたのは乙女…、 …艶子さんとMJさんと維言さんですよ。 メイフォンさんは、始めからその場にいてくれたと…、 …消火活動は村のみんなで。 ( その言葉を貴女がどう思うにしろ、それは事実 ) ―― そうですね。 ( まだ早い、の方に微苦笑を浮かべて同意した。 ) どうぞ楽にしてください。その姿も…、…消耗するなら解いておいてもいいかと。 ( どのみち、助け出されてこの家に運ばれるまでの間に赤の方を己は目にしているから。 ) [Wed 20 Dec 2006 01:10:04]
ミレイユ@民家 > ( 緊張はお互いさま。 沙汰を待つ囚人の気分だ。 事情を心得ているらしい言葉に、頷いて… 魔女と聞けばなるほどと、お辞儀を返す ) …平気と言えば、平気。 正直何もしたくなかったけど、これだけ動けるなら牧場へ戻ってみようかと思ってたところ。 …そう。 エルザファームのミレイユ=M=ブラン。 助け出してくれたのは、あなた? お天道様の下ではね、それっぽい色になるよう心掛けてる…。 ( 本来は赤髪赤眼。 首を傾げる様子に気にしないでと手を振って… 言われるまま、中に戻った ) ―――ありがとう… って言うのは、まだ早いのかな。 [Wed 20 Dec 2006 01:00:01]
ナキア > ( 聞こえた声に、緊張が増さなかったと言えば嘘になる。少しだけ深い吐息を一度。家人のそれではない声に、ドアを開けようとして―― ) …、 ( 相手に先に開けられて、無様に手を伸ばしたまま少し目を丸くした。ここの家人とは違う姿の人物。 )  …もう歩いて平気ですか? ( まず口をついて出たのはそんな言葉で ) こんばんは。貴女がミレイユさん…ですね? 私はこの村に住む魔女で、ナキアと言いますですよ。 ( お辞儀を、一つ。 )  …、…そっちがいつもの姿ですか? ( 運ばれた時は、今と少々違っていたような。軽く首を傾げ。 ) 私が言うのもなんですけれど、中に入りましょう。ここの家の人には来訪を告げてありますし、 ( 傷に触ります、と。言い添え ) [Wed 20 Dec 2006 00:50:09]
ミレイユ@民家 > ( 誰がノックしたのかなんて分からないけれど… 何となく、本当に何となく、シャリィやイチミネではないのだと思った。 担ぎ込まれた時のまま、そこだけ時間の止まっているような少し煤けた装いで、治療の為に所々裂かれたパンツスーツから包帯を覗かせて、『金髪碧眼』の少女はゆっくりと寝床を起き出し、入り口に向かう。 …鍵はかけてないけど、出迎えに… もう壁に手をつく必要はないものの、まだ覚束ない足取りで、ドアを開けた ) ―――ここの人に用なら留守よ。 私は居候って言うか、何て言うか… ( 誰だろう。 炎の中で、助けてくれた数人の顔もよく覚えていないのだけど… あの場に居たか…? 『こんばんは』 と会釈して、見つめる ) [Wed 20 Dec 2006 00:39:13]
お知らせ > ミレイユ@民家さんが来ました。 『( 珍しく? 起きていた。 『はい』 と短い声が答えて――― )』 [Wed 20 Dec 2006 00:33:53]
ナキア > ( 彼女らの好む夜闇に閉ざされた、この時間ならば起きているだろうか? マントに隠れて見えないだろう、素足の部分は感覚が鈍い。歩む足の遅さは空気の刺すような冷たさに侵されているからだけではなくて。 )  ――― ( その民家の前にたどり着けば、足を止めて。 一際大きく白濁の漂う。 ) ( 此処に運び込まれたはずのエルザファームの生き残り。 …正しくはエルザファームの吸血鬼たちの生き残りだろうか。 彼女、ミレイユ嬢は起きているだろうかと軽く握った手をあげて ) …。 ( 少し躊躇ってから。 最初は小さなノック音が二回。 続けて普通の大きさで。 ) (  トントン ) [Wed 20 Dec 2006 00:21:15]
ナキア > ( ブラティリアの少女に手渡された手紙は、今日一日でもう何度目を通したか知れない。 )  …、 ( 思わず目が潤みそうになって、文面を思い返すのを途中でやめた。そこに滲む気遣いの気配が、 …申し訳ないのも、気後れしてしまうのも、己の方で。 傷ついた彼女を前に平静でいられる自信がなくて中々お見舞いにいく決心もつかない。 酷く情けない顔をさらしてしまいそうだ。泣きたいのは彼女の方だろうに。 けれど折角の手紙、折角の機会。明日か明後日か、近いうちには病院に足を運びたいと思いながら。 ) ( 指先の感覚の胡乱さに、何気なく握っていた箒の柄を掴み直す。 思えば、事件が起こったのはソーウィン…ソーウェンの後からだ。太陽が弱り、休息の期間に入っていた頃。そしてユールには、太陽が死に絶えそしてまた新しく生まれ変わるとされている。 )  …… 。 ( ふと思い浮かんだのはあまり愉快な思考ではなくて、開きかけた口を噤んだ。漏れ出ていた白の、途切れる数瞬。 歩みと共に揺れるランタンの光は闇に飲まれてどこか心許ない。 ) ( 向かっているのは、とある民家。己は他事に時間をとられ中々足を向けられなかったが、牧場関係者は幾人か足を向けた様子。考えは纏まっただろうか。気持ちは落ち着いただろうか。 周囲の世話は他の村人に任せていたが、現状に不満があればそれも聞いておきたい。…主に”食料”をどうすべきか。それがなければ回復も遅かろうに。 ) [Wed 20 Dec 2006 00:02:46]
ナキア > ( 宵闇の空は晴れ渡っていても月の光は望めずに。白濁とした吐息の気配を周囲に撒く ) ――― 。 ( もうそんな頃かと、夜半も近いのに月光を浴びれぬ今宵に時の流れを知る。存外に早い時の移り。 …ユールが近い。死の季節が終わる。もうすぐ、太陽が生まれ変わる。 ソーウィンの時と同様、恙無く儀式を行えるかどうかは不安が何よりも先に立ってそれ以上の思考を妨げた。 ) [Tue 19 Dec 2006 23:38:44]
お知らせ > ナキアさんが来ました。 『―― ( 黒に、白を紛れ込ませた )』 [Tue 19 Dec 2006 23:27:43]
お知らせ > ディシュクさんが退室されました。 [Tue 19 Dec 2006 02:21:26]
ディシュク > クスクス、誰も見てませんよ…(精を注いで、その体を脱力させた翠碧を抱きしめれば自らの性欲を満たしたことに満足したために体を休めようと自室へと引き上げていく。翠碧の体は一緒に連れて行き共に眠ることにするだろう) [Tue 19 Dec 2006 02:21:23]
お知らせ > 翠碧さんが帰りました。 [Tue 19 Dec 2006 02:18:39]
翠碧 > (  ... 施錠はしてある。貴方が施したのを見ていた翠碧は、それでも  )( 『窓』という単語に弾かれたかのように、其方を見てしまいます---けれども、 )  ッ ゃ、  ディシュクさまの--- …翠碧の中、入ってる  ...  ( 「かたッ。」 窓の外、微かな音が聞こえます。その実、風による僅かな音だったのですが。 )  ...  ディシュクさま。  ...  ふぁ .. ン .... 誰か、見てる  です? ( そんな時、でした。 ) や…やぁっ …… 嫌 ぁぁ ――ッ!! (  『誰か』に見られてしまった。そう、思い込んでしまった翠碧は 酷く羞恥に襲われて ... 注ぎ込まれる精に追い討ち掛けられるかのように。 ----そして。クタリ、 貴方へと凭れてしまうことでしょう。  ) [Tue 19 Dec 2006 02:18:03]
ディシュク > ええ、翠碧に気持ちよくなってくれるほうが私も嬉しいですからね…(痛がらないようになるのを声に満足をした様子。そして腰の動きも早まっていき…)大丈夫ですよ。ちゃんと鍵はかけているでしょう?もしかしたらその窓で中の様子を見ているかもしれませんけれどね(限界を迎える肉棒の感覚に翠碧の中へ精をたたきつけていく) [Tue 19 Dec 2006 01:56:21]
翠碧 > ----- ……ごめんなさい、です。  翠碧、……  早く慣れて。痛がらないように、なる ... です ---- ( 云いつつ、も。 貴方の笑みに幾分落ち着いたと思われた翠碧、徐々に早まる動きには 息も乱れてしまい ) ……ひゃ  ぅ ... あぅ……っん---- …  ゃ ...  そんなの、やぁ  です ..... (  もし…… それを聞くと、不安気に 貴方を見遣ります。  ) [Tue 19 Dec 2006 01:49:48]
ディシュク > 本当は翠碧もそれなりに気持ちが良くなれるはずなんですがね…。ですが翠碧が痛がることが多いので…。やっぱりまだまだ体はなれていない、ということなのでしょうけれど…(翠碧の頭を撫でつつ、とろんとした瞳に笑みを浮かべてやりながら肉棒を徐々に激しく動かしていく。カウンターという場所で見た目にはひざに乗せているような状態で…)ふふ、この状態でもし、お客様が入ってきたら大変ですね… [Tue 19 Dec 2006 01:34:11]
翠碧 > (  ... そう。貴方の性格を知っていた翠碧は、もしも 嫌がり、抗っても解放されることはない事を 知っていました。それ以前、抗う気力すら 翠碧には残っていないのです。  )  ―――ッ ふ……ぁ…ン…  汚して、欲しいのです ……ディシュクさまだったら、  いっぱい ...  汚して欲しい、 ... です 。 ( 云う、瞳は既に とろン。と、 )  -----ふぇ?  気持ち良く--- ? (  不思議そうに、云って。  ) [Tue 19 Dec 2006 01:30:53]
ディシュク > クスクス…ええ、翠碧をたくさん汚してあげますよ…このまま、ね…(これでやめるような性格をしていないのは翠碧も知っていることだろう。肉棒で翠碧を貫いたまま動かしていく。胸を揉みつつ耳を舐めては翠碧を刺激していく…)翠碧、気持ちよくしてもらいますよ [Tue 19 Dec 2006 01:19:58]
翠碧 > ---- …   っ  ... ふぁ  ...  良い、です……痛くっても  イイ ... です。 ディシュクさま、喜んで ... 貰えたら、良い ...です 。 ( だから--- と。抗う気配も無く、 )  ....   構わないのです、翠碧 ……  汚れちゃっても、  良い です ... (  貴方を見つめると、 そう。応えましょう。  ) [Tue 19 Dec 2006 01:11:52]
ディシュク > ふふ、痛いですか…?奥までしっかりと入れて翠碧を感じたいのですがね…(震えながらすがりつくままに身を任せつつ。片手は翠碧の中へと肉棒を進入させるべくスカートの中で動いていく。反対の手は胸を服の上から揉み上げて)うまくすればこのまま服は汚れませんね [Tue 19 Dec 2006 01:01:16]
翠碧 > (  耳元で囁かれると、貴方の服の裾 ... きゅッと掴もうとするでしょう。……こくン。一つ、小さく頷きます。  )( ...  ゆっくりと。けれど、確実に ) …  ひゃ  ゥ ...   ゃ、  痛ぃ です。  ディシュクさま ぁ ... (  侵入する感覚に、声音は既に泣き声です。ふるふると震えながら、貴方に縋り付くようにして。  ) [Tue 19 Dec 2006 00:58:12]
ディシュク > ええ、無いなら問題は無いですね…。このまま、翠碧の中に入れてもかまいませんか…?翠碧…(耳元にささやき、そして見つめてくる翠碧の瞳へと見つめ返した。そのまま、指を動かし続け秘所に肉棒をくわえ込ませようとしていく) [Tue 19 Dec 2006 00:49:54]
翠碧 > (  … 一瞬。言葉に詰まってしまいます。思考した後、 ふるふる。小さく頭が振られます。  )  ...  無い、です。ですけど、 ....  ゃ  ぅ ... ( 貴方の指先が胸を撫でると、じんわり ... ショーツ越し。貴方にも、濡れたような感触が伝わるでしょうか。 )  翠碧。 ....  ッ!? ……  あ ぅ ...  ディシュクさまの、触ってるのです。 (  貴方のモノがショーツ越しに触れるのを感じると、 幾分。怯えるように、小さく肩が跳ねてしまいます。涙に潤んだ瞳で、貴方を見つめることでしょう。  ) [Tue 19 Dec 2006 00:42:48]
ディシュク > 触れていることが分かるのがなにか不都合ありますか…?翠碧?(クスクス、と笑みを浮かべて翠碧の胸を軽く撫でて…ショーツを撫でる指はそろそろか、と動きを止めて、スカートの中でできるようにとズボンのチャックを開けていく。翠碧にはディシュクのモノがショーツ越しに触れるのを感じられるようになるだろう)ふふ、エッチじゃないのですか…。翠碧は恥ずかしがり屋ですけど、甘えん坊、ということにしておくのが良いんでしょうかね? [Tue 19 Dec 2006 00:32:35]
翠碧 >  …  きゃぅ  ッ...   ( 触れた指先、確かめるように。ゆっくりと動かされていくのに伴い、翠碧の頬は薄桃色に染まっていきます。 )   ぁ ....  分かってしまうのです、  ディシュクさま。触ってるの、 分かっちゃう ...です ---- … んぅ … ッ 。 ( 唇を奪われてしまえば、小さく声が零れます。 )  ...  ち、違うのです。翠碧は えっちなんかじゃ .... (  真っ赤になって、ぷるぷると頭振ります。  ) [Tue 19 Dec 2006 00:28:26]
ディシュク > 止めなくて良いんですね…?クス…。それじゃ、最後までここでしますよ…?(ショーツ越しに触れる指はそのまま翠碧のその場所を確かめるように動かしていく。そのまま翠碧の口元を覆う手も片手で押さえてからそのまま唇を奪おうとしてしまおうと)翠碧はエッチですね…(ディシュクはそれ以上にスキモノではあろうが) [Tue 19 Dec 2006 00:20:10]
翠碧 >  ------ …い、のです ...  良いのです。嫌じゃないのです 。 ( ... スカートの内へと滑り込む指先、ショーツ越しに指先の触れる感覚に気付いてしまった 翠碧は )  ...  此処でも、良いのです。だから、  止めないで欲し--- … (  ハタと。気付いたように、口元を手で覆います。先ほど、自身で発した言葉に 今更ながら真っ赤になって。  ) [Tue 19 Dec 2006 00:17:03]
ディシュク > クスクス、嫌じゃないんですか?嫌じゃないのでしたら続けますよ?翠碧…?(するりとスカートの中へと指を滑らせてしまえばそのままショーツの上から股を刺激させ始めようとして…)ここでするのが嫌でしたら、このままベッドへでも連れて行きますけれど…ね? [Tue 19 Dec 2006 00:11:00]
翠碧 > (  やはり…… 云って。微かに笑う貴方に翠碧は  )  ...   当り前です 。  --- …ぅ……そ、それは --- … やッ.... なのです ...  あぅ ....ディシュクさま、違うのです。  翠碧は、嫌じゃないのです ... (  軽く 耳元を噛まれれば、 ぴくン。肩が小さく跳ねてしまいます。  ) [Tue 19 Dec 2006 00:06:58]
ディシュク > ふふ。やはり嫌ですか。じゃあ、今度はお客様が来ない状態ですこし恥ずかしい思いをしてもらってもよろしいですか?翠碧…(再びいすの上に腰を下ろすと太ももと胸をと抱きしめながら耳元をかるく漢で行く) [Mon 18 Dec 2006 23:58:45]
翠碧 > (  ... 何と云いましょうか。詳細を事細かに説明して貰った翠碧は、オーバーヒート寸前です。---まだ序の口だと云うのに。  )  ....   翠碧。よく分かったのです、  ..  それは 嫌なのです ... ( 云ってしまってから、湯気の出そうな勢いで赤面してしまいます。 )  ...  ディシュクさま。 今、ちょっぴり ... お客様来ない状態になって ホッとしてしまいました。 翠碧は、いけない子です ...? (  窺うように。貴方を見つめましょう。  ) [Mon 18 Dec 2006 23:52:34]
ディシュク > クス、そうですね。たとえば翠碧が感じているところでお客様が来ればそのまま感じている表情を我慢してお茶を出しに言ったり中途半端でやめたりとかしなければいけませんからね(そういってさっさと看板とかぎとをしてしまい。そしてまた、カウンターのところに戻ってくる。これで邪魔が入ってもすぐにはあわてなくて良いだろう [Mon 18 Dec 2006 23:46:05]
翠碧 >  ---- …  ふぇッ? どして、翠碧が大変です? ( イマイチ、理解出来ていないようですね。 ... 耳元を舐められると、 ふるッ。小さく震えてしまいます。抱き上げられてしまえば、そのままで )  ...  分からないのです。翠碧の頭の中 ...  一寸、混乱してるかも知れないのです 。 (  じわッ ... 微か、瞳に涙が滲んできました。  ) [Mon 18 Dec 2006 23:42:48]
ディシュク > クスクス、実演はしなくてもかまわないのですね。本当にお客様が来たら大変なのは翠碧でしょうけれど(軽く耳元を舐めてから翠碧の体を抱き上げてしまおうとして)それじゃ、翠碧を抱き上げたまま、表を締めてきましょうかね(鍵をかけて、クローズにすればよい。その間、翠碧をこのかっこうのままにするつもりで) [Mon 18 Dec 2006 23:36:32]
翠碧 > (  ... 流石ディシュク様。其処にシビれる、《以下略。》  )  …… 遊ぶ、とは……如何いうコトです? ( 世の中には、態々聞かない方が良かった。とか後悔するコトもあるのです、とは云え ... この場合。聞いても聞かなくとも、結果は同じな気がしますけれど。それはさておき ... )  ...  やぅ ... ッ。良いのです、ディシュクさま。 翠碧、別に実演して貰わなくっても分かったので良いのです ! (  太腿から滑る、貴方の手には ワタワタと焦り始めて居ります。 ... 追撃の如く、問いかけられてしまえば 真っ赤な顔で俯いてしまうことでしょう。  ) [Mon 18 Dec 2006 23:31:33]
ディシュク > (ミス 客が困る、ということには間違いは無いのだが、あまり深くは考えないことにしているらしい)お客さんはこれ以上来る様子はないですからね。すこし、このまま遊びましょうか?万一、で来る可能性もありますけれど。(足を撫でる手はそのままふとももから股へと手を滑らせていこう)翠碧は見られるのは恥ずかしいですよね? [Mon 18 Dec 2006 23:21:07]
ディシュク > (客が困る [Mon 18 Dec 2006 23:18:29]
翠碧 > (  ... 「可也」の誤りじゃあないか。とも思う翠碧は、それでも 次いでの言葉には真っ赤になってしまい。ツッコミ入れる余裕など無くなってしまいました。  )( 意地悪もする。と聞けば、一寸の間思考しまして )  ...  確かに、ディシュクさま。時々、 意地悪なコトもありますけど。翠碧は、構わないと思うのですよ……意地悪されても、ディシュクさまですから--- …  っ、 ....  ゃ .... くすぐったいのです 。 (  軽く 足を撫でられると、思わず声が挙がってしまいました。  ) [Mon 18 Dec 2006 23:15:50]
ディシュク > ええ、この光景をみたらちょっと困るかもしれませんね。翠碧はかわいいのですけれど…(甘えるように身を預けてくる少女の様子に微笑みつつ。少しさめたお茶を少女にこぼさないようにすすり…)翠碧のことは考えてはいますけれど、別にやさしいわけではないと思うんですけれどね。意地悪もしますし…(紅茶を元の場所に置けば、そのまま外からは見えないカウンターの下で翠碧の足を軽く撫でましょう) [Mon 18 Dec 2006 23:07:10]
翠碧 > (  .. お客様が来たら……の言葉に、  )  ...  ぁ……当り前なのですよ、ディシュクさま。お客様いらっしゃってもこのままだったら、きっと困ってしまうと思うのです……主にお客様が 。 ( 街道邁進中な貴方を、翠碧も よく知って居りましたゆえの言葉で。 ... 頭を撫でて貰うと、瞳細めて。甘えるように、貴方に”ぽてッ。”と身を預けます。 )  ...  嬉しいのです、ディシュクさま。 翠碧のこと、考えてくれるから ... 優しくって、大好きなのです 。 (  貴方に擦り寄るようにして、翠碧は 云いました。  ) [Mon 18 Dec 2006 23:00:26]
ディシュク > ええ、最近は大分翠碧も役に立てていると思いますからね。大丈夫ですよ。お客様が来たら開放してあげます。(そういってしばらくは開放する気が無いことを告げることにした。抱き上げてひざの上に乗せればそのまま軽く腰を抑えるようにしつつ頭をゆっくりと撫でて)最近はあまり一緒に居て上げられませんでしたからね。こういうと気は一緒にいたほうが良いでしょう [Mon 18 Dec 2006 22:51:32]
翠碧 > (  ... 口元に人差し指触れさせて、何事か考えていたのでしょう。  ) ---- …大丈夫なのですよ、ディシュクさま。お客さま、いらっしゃったら 翠碧だって ... お茶のオモテナシくらいは出来るのです。 ( 最近漸く、サマになってきたようで。嬉しそうに云うでしょう、 )  ...  だから、お客さまいらっしゃっても大丈夫なので---- …きゃぅ ッ!?  ディシュクさま、困っちゃうのですよ? お客さま、いらっしゃったら 翠碧。直ぐにお茶、淹れられないです ... (  ひょィ、 抱き上げられてしまえば。小さく声が挙がりますが、抗ったりする気配は皆無です。  ) [Mon 18 Dec 2006 22:43:53]
ディシュク > ええ、かまいませんよ。今夜はほぼ来ないでしょうからね。もちろん翠碧が良ければ、ですけれどね(そう言ってそのまま、翠碧の体を抱き上げてひざの上に乗せてしまおうとする。ロリコン街道まっしぐらなのは今に始まったことではないので気にするつもりは無く) [Mon 18 Dec 2006 22:36:28]
翠碧 > (  返事を返してくれた貴方に翠碧は、ホッとしたようです。--如何やら。貴方の仕事の邪魔をしてしまったワケではなさそうでした。  )( 教えられた場所に、お茶とカップを載せたトレイを置きまして )  ...   良いのですか?翠碧は、特にコレと云ったお仕事残ってませんけど ... (  何だか久方振りなのも手伝ってか、気恥ずかしそうに。貴方を見つめています。  ) [Mon 18 Dec 2006 22:29:38]
ディシュク > ふふ、ありがとうございます(こちらへと歩み寄ってくるキリバナの少女を横目で見ればお茶を置く場所を教えた後。ぽん。とひざをたたき)ここに座りますか?もうほとんど纏めは終わってますし。翠碧も他にすることが鳴ければ、ですけれど [Mon 18 Dec 2006 22:25:05]
翠碧 > (  「カチャカチャ ...」 小さな音とともに、カウンターの 貴方の傍へと歩み寄るキリバナ少女。  )  ディシュクさま、 ... お茶。淹れられたのです。 (  静かに。貴方へと声を掛けましょう。  ) [Mon 18 Dec 2006 22:22:08]
お知らせ > 翠碧さんが入室されました。 [Mon 18 Dec 2006 22:19:56]
ディシュク > (かなり寒くなってきたようにも思うこのごろ。雑務の間にいろいろと情報を集めていたりもするが…思うようには行かない物で)やれやれ。ですね…。この間焼け落ちた牧場がこの間の悪魔とかかわりがあるか調べてみましたが…どうやら関係性は薄そうですね…(地方村内の店にはまだ明かりがついていて。そこのカウンターでまれにはとまじめに仕事を…) [Mon 18 Dec 2006 22:15:05]
お知らせ > ディシュクさんが来ました。 [Mon 18 Dec 2006 22:11:42]
お知らせ > ヴァリスさんが退室されました。 『いい風じゃないね、やっぱり(流れる風は気持ちの悪いもの。やはり人死には慣れない)』 [Sun 17 Dec 2006 12:32:06]
ヴァリス > できれば・・・・・・・。死に顔を見たかったけど・・・・・。葬儀は終わったのかな。 ――――っと、あれ? ( 歩いていると、村人が居るのが見えた ) こんにちはーーーっ ( 彼は手を振る。気づいた村人は最初首を傾げて此方を見たが、やがて此方に気づくと小走りに走り寄ってきた。その男の人は馬の世話をしているときに何度か雑談を交わしたことのある人物であったのだけど。 ) どうも、お久しぶりです ( 小さく挨拶をお互い交わした後、彼は覚えてたんだ、と少しだけほっとする ) ええ、ちょっと気になって・・・・・。え? ああ、生き残りが・・・。そうなんですか ( 地方村で起きたでかい事件なだけに、話すことが好きらしい村人は色々話してくれた。とは言っても実際に聞いている噂以上の情報なんてあるもんじゃないけど )( そも、情報集めが目的じゃない )( 話もそこそこに切り上げて、彼は小さく頭を下げて村人と別れる ) ――――知り合いの人が居たら、会ってみたかったんだけどね ( 話している間、放置されっぱなしだった煙草の長い灰が風に流されて落ちた ) [Sun 17 Dec 2006 12:29:20]
ヴァリス > ( 彼はゆっくりと、柵に沿って歩き出す。正門入り口から続く敷地外側を歩きながら彼は敷地内に入ってしまおうか考える。 )( 否、入るわけにはいかないだろう、と考える ) ・・・・・・色々と、噂は聞いたけど。当主が死んだ、という噂は本当なんだろうか・・・・ ( つまり、レティシアさん。思い出すのは数日お世話になった人たちと使用人の人たちの顔。彼はゆっくりと頭を振り気持ちを切り替える ) ―――噂は本当だった、と ( 紫煙と一緒に溜息を吐き出した )( できればでたらめの類でよかったのに ) [Sun 17 Dec 2006 12:21:18]
ヴァリス > ( その光景は想像以上 )( ファームの外、つまりは敷地外から彼は遠くの屋敷を目を細めて見た ) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ( 自然と眉間に皴が寄る。一度仕事をしただけだから敷地内に入るつもりは無いのだけど ) ―――ひどいな ( 彼は加えていた煙草をひょこりと揺らし、灰を落す。 )( なんとも、複雑な気持ちが心の中で渦巻く ) [Sun 17 Dec 2006 12:08:07]
お知らせ > ヴァリスさんが入室されました。 『――――』 [Sun 17 Dec 2006 11:58:42]
お知らせ > 乙架さんが帰りました。 『……今宵は月が綺麗だこと。 ( 曇りだけれどと付け足して、少女は眠りに着いた。 )』 [Sun 17 Dec 2006 03:39:56]
乙架 > ――――……外は広くて驚いてございます。……こんなにも世界はお広いなんて……――― ( さらさら、と扇子が閉じられ顔が覗いていく。くすり、と笑む微笑は花の様に月夜に照らされて、そっと目を閉じた。 ) ……明日が、楽しみにございますわ、ねえ。 ( 戯れに一言微笑んで告げれば、そっと目を閉じて…… ) [Sun 17 Dec 2006 03:38:39]
乙架 > ……それで、この辺りなんですの?お父上のお知り合いは。 ( 一度尋ねなければならない知り合いがいて、其処まで向かっているのだがなかなかたどり着かず。少女は少し飽きてきた模様 ) ―――……ねぇ。わたくし、寝ていてもよろしい? ( そっと聞けば眠そうに小さく欠伸を。袖で隠すように矢張り口元を覆う。懐から扇子を取り出して顔を隠す仕草 ) ……着いたら起こして頂戴。 ( ゆったりとする口調に、独特な訛り。ぱた、ぱた、と顔の前で扇を遊ぶように前後にゆっくり揺らす。 )  [Sun 17 Dec 2006 03:26:09]
乙架 > ―――……そう。吸血鬼が。 ( 表情が深刻になる。 ) 物騒なお話にございますねぇ。 ―――……あ。そういえばわたくし、一度べたべたというところに足を運びとうございますわ。今度連れて行って頂戴な。 ( にこっと微笑みかけて。甘いものを食べられる場所と聞いて、行きたいと思ったらしく、従者に柔らかく頼む。従者は快く一つ返事を短く返して。 ) [Sun 17 Dec 2006 03:23:25]
乙架 > ……ふぁ、く…… ( 欠伸を堪えるかのように、少女は十二単の袖で口元を覆った。眠そうに瞳が潤む。漆黒の髪が艶やかに夜風に揺れた。 ) ……これが馬車というものにございましょうか。 ( 独特な訛りのある朱鷺の京の口調。 ) ……まあまあ、馬がよくも走りますなぁ。 ( ゆったり、ゆったりと話して首をひくように動かして、袖を慎むように膝に置く。 ) ……ヴェイトスの嗜むものを、明日持ってきて頂きたいのでございます。 ( 語尾が上に上がる。それでも、馬鹿にしたような口調ではなく、少女は気品を乱さぬよう、ふふ、っともう一度口元に袖を持ってきて。長く重い紅の十二単も、馬車では麗しく見えるだけのもの。 ) ……それにしても、最近は物騒なことが起きたと耳にしましたけど、心配するところにござりませぬか? ( 従者の一人にそう尋ね、きょと、ん、と小首を傾げた。幼い風貌が残る少女だが、口調は割としっかり地に足の着いたような、けれどもふわり、どこか浮くような喋りを見せる ) [Sun 17 Dec 2006 03:19:10]
お知らせ > 乙架さんが来ました。 『―――がたごと、馬車に揺られて。』 [Sun 17 Dec 2006 03:11:27]
お知らせ > ジャスティスさんが帰りました。 『こんばんはー。』 [Sat 16 Dec 2006 23:58:06]
ジャスティス > (よし、今日はチーズをかばん一杯に買いだめしておこう。そして、しばらくはスラムの方の見回りを強化しよう、と考えて、ちょっと明確になった行動方針に気が楽になる) ある程度は動けると思うけど……だれかスラムに詳しい人に渡りをつけてもらったほうがいいかも? (事件のあった地域は誰かの縄張りなのだろうかと頭をめぐらせる) [Sat 16 Dec 2006 23:12:50]
ジャスティス > そういえば、ルードさんたち自体には、話を聞いてないんだたっけ。 (場所的には近いんだろうか?と荷物のちょっとした地図を取り出そうと四苦八苦しながら考えて) ま、私がここに繰るよりも地元の暗黒街とか、ちょっと足を伸ばしてスラムとかで聞いて回ったほういいのかもしれないけど……。 (今のところ別口と思われる、スラムでの大量殺人、そこから意外と取っ掛かりがつかめるかも、などと淡い期待を抱く。まさかそちらも自分の知った顔が犯人だとはまさか思わないで……) [Sat 16 Dec 2006 22:44:21]
ジャスティス > 心地よさ下に頬を撫でる風を受けながら、えっちらおっちら牧場を目指して。真冬といってもいい時期だが、厚着で歩けば多少の汗は出て。手袋の甲でぬぐいながら周囲に人影が無いか視線を彷徨わせる [Sat 16 Dec 2006 22:29:36]
お知らせ > さんが入室されました。 [Sat 16 Dec 2006 22:19:51]
ジャスティス > (結局、報告書にあったステア、と自分の知っているステアさんが同一人物か、という疑問は解決しないままだった。なんとも嫌な感じのまま、数日が過ぎれば、知人、ルードの元へ尋ねていくついでにこうやって歩いているのだった) ま、歩くだけで誰か見つかるんなら苦労しないけどね。 (苦笑しつつ、今日はどれくらいチーズを買って帰ろうか、なんて庶民的なこともしっかり悩んでいて) [Sat 16 Dec 2006 22:14:38]
ジャスティス > (知人の家にチーズを買いに行く途中。かび臭いフードに身を包んだ青い髪の女は、普段よりも駅馬車の停留所二つ分ほど早めに降りて目的地に向かってゆっくり歩いていた。別にお金をケチろうとしたわけではない、何か、世間をにぎわせている一連の事件や、思いもかけない出来事に出くわせないか……そして何よりダイエットのためである) [Sat 16 Dec 2006 21:54:31]
お知らせ > ジャスティスさんが来ました。 『とことこと歩く』 [Sat 16 Dec 2006 21:50:45]
お知らせ > シャリネ@民家さんが帰りました。 『向かう先は、エルザファームへ。』 [Sat 16 Dec 2006 16:35:19]
シャリネ@民家 > ( 数十分かけて、その作業は完成した。少女は見直して微苦笑を浮かべた ) ……読める、かな…… ( なんとか、読めるだろうと。バナナの皮が柔らかくてよかったと、今この時初めて思った。ほっと安堵したように小さな溜息。そして、微笑みを深めた。 ) ――――――……。 ( そして、もう一度振り返る。友人を。そして、紅いマントのリボンを結び直した。 ) ……またね、ミリィ。 ( 友人への、挨拶。また来るよ、と。笑み深めればそっと扉に足を運んで――― ) [Sat 16 Dec 2006 16:35:07]
シャリネ@民家 > ―――……ご馳走様。 ( おいしかった、と笑み深め。少女はそこから真剣な色に、双眸の色を変えた。 ) ……。 ( フルーツナイフを取って、歯を出す。そして、バナナの皮に、拙いながらも字を刻もうと……器用さ4。そんなにうまくはないけれど、字には見えるといいだろう。……書かれた言葉。それは、簡単なメッセージ。「ファームに行って来るね。また、お見舞いに来るから」それだけ。時間をかけて、一文字一文字、できるだけ、読みやすいようにと……書き綴っていく ) [Sat 16 Dec 2006 16:27:23]
シャリネ@民家 > ――……。 ( そっと、果物の中の、柔らかいバナナを手にとった。 ) ……。 ( 丁寧に剥いていく。そして ) ……頂きます。 ( と。食べ始めた。ぱく、ぱく……と、一口、一口、食べていく。おいしい、と顔を綻ばせて ) [Sat 16 Dec 2006 16:24:12]
シャリネ@民家 > ―――……紙、ないかな……。 ( 手紙が書きたい。軽い置手紙。けれど、少女は紙を持っていない。ペンも。家から持ってくればよかったな、と唸るけれど……昨日訪ねた時はそんなこと考えていなかったのだ。仕方がない。 ) ―――……。 ( 友人を振り返る。眠っている、友人を。そっと見つめて、空色の瞳は憂いを帯びる。血を、与えることはきっと幾らでも出来る。でも、彼女は……吸血鬼と人の社会を、立場をとてもよくわかっていて、無理をする。イチミネさんと3人で話したときに感じたことだ。きっと……一人で抱え込むことが多いのだと思う。レティがいなくなってからは、特に。―――少女の言いたいことは、一つだけ。「牧場に行って来る。また、お見舞いに来るね」それだけだった。 ) ……どうしようかな…… ( 小さく、呟いた。友人を起こさぬ程度の声。 ) ……。 ( そっと近寄っていけば、友人の体に布団をかけなおすようにして、微笑を深め。―――大切な友人だ。出来ることなら、何でもしたいと思う。出来る限りで。レティが出来なかった分。なんて、おこがましいけれど。…それでも、ちょっとくらい、何か些細なことでも、こうして友人だと思っている存在だ。何か出来れば……それだけを、強く思って。空色の瞳が、そっと友人から離れれば。 ) ………。 ( どうしようか、と考える。見つめるのは、沢山の果物と、ナイフ。テーブルに置かれたものだ。 ) ―――………あ。 ( 思いついた。少女は閃いたというように瞳の色を変えて、そっとテーブルに歩みよった。 [Sat 16 Dec 2006 16:19:12]
シャリネ@民家 > ( かさ、こそ……。寝ているであろう友人から離れ、バスケットを。ショールをマフラー代わりに首に巻けば、花束をそっと友人の近くに置いた。適当に、家の中にあった木のバケツに近くから水を汲んで、生ける。さりげなく、友人の適度な距離に其れを置いて。バスケットから出した沢山の果物は、家の中にあったテーブルに置いた。フルーツナイフはあるだろう、と。少女の持っていたフルーツナイフをバスケットから取り出すけれど……。戸惑う。置いていくべきか否か。―――でも。ことん、と音を立てて、テーブルに置いた。そして、起きたときに食べられるよう、りんごだけは剥いて。適当にお皿を引っ張り出して ) ……勝手に使って、ごめんなさい。 ( と、小さく謝ってから、お皿の上に、剥いた林檎を置いていく。持っている黒いハンカチを被せて、少しでも埃が被らないようにと。 ) ……よし。 ( 終われば、少女はフルーツナイフの歯をしまって、バスケットに入れた。嗜む程度にでも、食べられればいい。……血抜きは自分で出来ないけれど、これくらいならば、できる。少女は地下に食料があるなんて知らないから ) [Sat 16 Dec 2006 16:04:18]
お知らせ > シャリネさんが来ました。 『 バスケットを漁っていた。』 [Sat 16 Dec 2006 15:52:59]
お知らせ > ミレイユ@民家さんが帰りました。 『( 低血圧はシャリィのせいじゃない。 吸う時は気をつけないと…って、吸わないけど、けど )』 [Sat 16 Dec 2006 02:45:14]
お知らせ > シャリネさんが退室されました。 『 ―――朝はきっと、すっかり元気。気持ち良さそうに眠るくらいだから大したことは無い。』 [Sat 16 Dec 2006 02:41:38]
シャリネ > ……うれしいな… ( ぽつり、力なく笑ってケーキについては嬉しそうに笑み浮かべて呟いた。途切れかける意識の中で、「顔が見られるだけでホッとする、そんなこともある……」という言葉に安堵したように息を吐いて。うん、と頷くけれど。 ) ……うん、ありがと、う……ごめんね……低血圧な、だけなんだ…… ( 気にしないで、と力なく笑えば、立たせるように気遣ってくれる貴女に負担をかけないよう、自力で立ち上がれば――― ベッドまでついた途端、ぱたりと意識を失って――― ) [Sat 16 Dec 2006 02:40:50]
ミレイユ@民家 > ―――何の話? ( 本当に今更なんだけど、意地を張る。 私は金髪だ。 へら とバツ悪そうに微笑み返しながら ) …分かった、何ホールでも。 ( 冗談か本気か。 牧場を続けて行こうと思うと、屋敷ごと色々全部焼けてしまった現状お金はいくらあっても足りないけれど、それくらいは。 しんみり頷いて ) ……本気でそう思ってるなら、勘違い。 話せるだけで、顔が見られるだけでホッとする、そんな事もあるでしょ…… ( だから、ありがとう。 …今日はこのまま、また眠ると言いかけて… しまった、大分我慢したつもりだけれど、やはり久し振りの命の源には、がっついてしまうのもあったのかもしれない。 慌てて倒れる身体を支え ) ―――ほら、立って。 私、今は担いで行くなんて無理だ。 ベッドまで頑張って。 ( 私も怪我人だし、半分こだけど。 などと言いながら… どうにか立たせるように――― シーツを直すのもそこそこに、一緒に眠ろう ) [Sat 16 Dec 2006 02:37:04]
シャリネ > ―――……。 ( 戻った綺麗な金髪。少女は、それを見てまた驚くように目を見開くけれど ) ……赤い髪も綺麗だけど、金髪も綺麗。 ( と、勝手な感想をポツリと漏らして微笑んだ。 ) ……ありがとう。バニラのケーキがいいな…… ( なんjて、冗談交じりだと明らかにわかる明るい口調で言えば、ふわふわ安堵した微笑み浮かべるのは、友人が元気になってくれたことに心から良かった…と思ったからだろう。またほしいといわなくても、苦しんだときにはまたいつでも分ける気でいるつもりだ。友人として、出来ることはそれくらいだろうと思う ) ……でも。私は、ミリィの友達だ。これくらいしか出来ないの……これくらいなら、出来る。 ( 説得されるように言われれば、抱きしめられたまま、ぎゅぅっと支えるように強く抱きしめようと。……しかし。 ) ホント……?よかった……。これ、で……少しは、よく、なる…… ( クラクラ、貧血による眩暈が襲う。倒れてしまいそうに、力が抜けていって。友人に体重をかけないように、膝の力が抜けてするすると床に落ちようと―――そのままとめなければ、少女はばたりと倒れて意識を失いかけ。 ) ……ご、めん……ね。ちょっと、貧血……起こしちゃったの、かな…… ( 久しぶりの吸血だった。虚ろな瞳のまま、力なく笑むけれど、意識は朦朧と。そのまま手放してしまいそうに…… ) [Sat 16 Dec 2006 02:26:19]
ミレイユ@民家 > ( 撫でられて、シーツが落ちる。 赤い髪… 真っ赤な髪… 人では無い色を一瞬さらして… 直後、それが見間違いだったかのような金髪に、すぅ と色を変える。 今更? 人と会う時はだらしない格好はしないとか、そういう種類の気持ちの問題 ) ……うん。 ありがとう、か…… でも、何か違う…… 今度、ご馳走するよ。 ( 吸った血の分たんとお食べ。 …なんて言うとみもふたも無いが… だからと言って、また欲しいと言うような事は、滅多な事では無いだろう。 …笑うシャリィにつられるように、ちょっと情けなさやバツの悪さが混じった笑みを零す… お腹がくちくなると、気持ちにも余裕ができて ) ……直さないと、長生きしない種類のバカだ。 ……私は間違えてない。 共有できるのは…… ( 吸血鬼だけだ。 相手の為にも。 …吸ってしまった後で言ったって、説得力なんか全然だけど… それでも暫くは、腕の中に身を任せる ) ―――ありがとう。   牧場に戻る必要、無くなったかな。   ( それはつまり、歩ける程度で止めるほどの我慢はできなかったと言う事で ) [Sat 16 Dec 2006 02:15:45]
シャリネ > ( 甘いバニラの香りが、強く強く放たれた。啜る音だけを聞いて、眩暈が襲いそうな貧血。僅かに怒ってしまうのは、少女が低血圧気味だから。けれど…早々に口を離した友人を、黙って見つめ、もういいのだろうかと思うも……其れは敢えて問わなかった。 ) ……ごめんはいらないの。 ( 一筋零れた涙、くすっと笑ってもう、と口を尖らせる。抱きしめられれば、その頭をそっと撫でた。擽ったさに肩を竦めそうになるけれど、くくっと喉で思わず笑い声が零れる。擽ったさ故の。 ) ……バカだもん。 ( ぽつっと、開き直った言葉を呟いて。甘やかすように頭を撫でながら ) ミリィこそ、バカだよ……一人で抱え込んで…… ( と、抱きしめ返して頭を包み込むように。……きっと、レティは、ミリィが死んだら悲しむだろうから。私だって望まないし、彼女はもっと望まないんじゃないかと考える。だからこそ……後悔は無くて。 ) [Sat 16 Dec 2006 02:03:13]
ミレイユ@民家 > ( なるべく余計な快楽も、勿論苦痛も与えないように。 手はしっかりと腕を抱いたままの、静かな、それだけに切羽詰った調子の吸血。 …フレイバーのは、初めてだった…。 生き血自体が本当に久しくて、理性が飛びそうになるのをぐっと堪えるような調子では、あまり味わう余裕も無いけれど… この時のバニラの甘い香りを忘れる事は、滅びるその時まで無さそうだった ) ……ッふぅ…… ンん…… ( 遠慮がちに、少しずつ… どこか怯えるような調子で血を啜り。 少し落ち着いた頃、手の力を緩める。 …信頼に甘えて、貪ってしまいそうになるのは堪えないといけない…。 優しい言葉に心がぐらつくのを感じて、少し恨めしくさえ思いながら、名残惜しそうに早々と口を離した。 …レティが好きになった理由が、分かる気がする… きっと多くの人に、好かれる性だろう… そう思いながら、だからこそ自分達に関わってはならなかったのではないかと、吸血痕を見つめて ) ……ごめん…… ( 他に言葉が出てこない。 気持ちとは裏腹に… 視覚も聴覚も、五感が冴え渡って生まれ変わったような調子だ。 傷の痛みも大分和らいで、ここ数日が嘘のように回復に向かうのだろう。 …まだ満足に動かないけれど、そのまま止まってしまうのではと思うような重たさは消えた腕をその背に回して、抱き締める…。 …変なやり方ではなくて、ただ傷を舐めるように、もう一度首筋に唇を当てた。 ちろ ちろ と… 暫く舐めて顔を離して… 視線を落とす。 吸血痕… その昔は消せたのに、すっかり吸わなくなって、擬態以外の力を使わなくなって、痕が残ってしまっていた… ) ……ごめ…… ぁ… ありがとう、か…… なんて言えばいいか…… もう…… バカだよ。 シャリィもバカだ…… ( 背に回した手を、ぎゅっと。 …レティは何て言うだろう… ) [Sat 16 Dec 2006 01:54:29]
シャリネ > 大丈夫……私は、傷つかないよ。壊れ物じゃないから。 ( そんなにやわじゃないよ、と柔らかく微笑むけれど。どこか泣きそうで。貰い泣きをしてしまいそうで。涙が零れ落ちそうになるのを堪えながら、未だ余裕の無い声を意識的に明るく、そっと囁いた ) [Sat 16 Dec 2006 01:42:17]
シャリネ > ( 葛藤の声を聞いて、見つめていた顔。其処に……牙があるのを確りと見て。腕が抱くように伸びれば、拒むことは無い。耳元で囁かれた言葉には ) 謝らないで……私が、催促したんだ。 ( ミリィは悪くない。誘ったのは…私だと。覚悟を決めたように、首筋に下ろされていく顔に、眼を閉じて息を吐く。 ) ―――……ッ……! ( 痛みに、歯を静かに食いしばった。眉を寄せるけれど、痛みと、独特な快感がこみ上げる。声を上げないように喉で殺しながら、握られた腕を抱き返して力をこめた。少しずつの吸血に、静かに息を吐いて力を抜こうと。それは、信頼の証であるのか。それも暫くして眼を開けられる余裕が出てきた頃。空色の瞳は揺れる友人の肩を確りと捉えた。顔を覗き込むことは出来ない体勢だけれど。嗚呼……苦しんでいたのだなと、憶測ではなく確信に変わって……背中に回していた手で、そっと擦ろうと動かして。力なくだけれど、受け入れるように。言葉は、紡がれない沈黙の時間。 ) [Sat 16 Dec 2006 01:36:42]
ミレイユ@民家 > ( 離れの地下が無事なら、そこに血のストックがある。 タチの悪い冗談みたいに、ワインボトルに入って。 …手にした果実を握り締めた。 そう遠くはないだろうから、もう少しの辛抱… でも、今の自分の足でどれくらいかかるかは、分からない… ) ……ごめん。 牧場まで着けば、大丈夫だから…… ( 微笑むシャリィに頷いて。 行かなければしょうがないのだと歩き出――― そうとして。 踏み出す身体に戻されるように、家の中へ数歩後退る )   ( そう言ってくれると… 求めれば助けてくれるとアテにしていた節もあるものの… やはりそれは拒まなければならない事に思えて、シーツの下、俯いた。 確かに一番安全な方法ではあるのだけれど… 友人を穢すようで… レティの友人を傷つけるようで、苦しい。 ―――それでも、白い肌に抗えない衝動を感じてる。 …鳴らない喉を一度ひくつかせて… 薄く開いた唇からは、鋭利な、肉食獣とはまた違う針のような牙が覗いていた ) ―――だめ、だ… ( 我慢できない、という呟きか。 我慢しなければならない、という呟きか。 …ぽつりと零しながら… 壁から離した温度の無い震える手が、そっとシャリィの腕を抱くように伸ばされた )   ごめん   ( 囁くように、耳元に寄せた唇から振るえる声を… そのまま、首筋に顔を下ろそう。 …遠目に一見する限りでは、控え目な抱擁。 許可する言葉も、求める言葉も無く… それでも二人の間には、 ブツリ と、肩に走る感触が )   ( それでも堪えるように、ぐっと抱いた腕を握って… 少しずつ、少しずつ、潤すようなペースで、喉を鳴らし始めた。 どこか嗚咽でも零す風に、肩が揺れる ) [Sat 16 Dec 2006 01:26:52]
シャリネ >  ―――……そうだね。 ( 此処にいるのは不味いといわれて、少女は静かに頷く。否定はしない。不味いだろうと思うから。レティが死んで、ミリィまで……なんてことは無いだろうと信じたいけど、其れは嫌だと強く思う。 ) ……牧場の離れ……。 ( 無事だったろうか。確か、無事だったような……―――曖昧な記憶を辿るように、思案顔。空色の瞳がくるくると動き、思い出そうとしている様子で ) ―――……。 ( 微苦笑には、ふふっと笑うように柔らかい笑みを深めた。どんなことがあっても、変わらない。ミリィが友人だということは変わらないのだから。 ) ―――……わかった。いいよ。此処からファームまでなら、知ってるから……案内できる。少しは役に立てそうね。 ( 口元に寄せられる果物を握る手が震えるのを、しっかりと見ていた。ふわりと微笑んで応じるように頷く。相も変わらない調子。けれど、その言葉の後に、静かに、空色の瞳が柔らかく、けれど…… ) ―――……でも。 ( 真剣なものになる。真っ直ぐに貴女を見つめた ) ……食事、してから、だよ。 ( 友人として、生きてほしい。そう思う。だからこそ……今の短い間で考えた末、少女は決断する。ぱっと、紅いマントを脱いで床に落とす。扉を閉めようか。漆黒の長袖のワンピースドレスは首筋が開いたもの。白い肌が、黒に映える。柔らかく見つめる双眸は変わらない。追及したいとも思わない。無理やり人の心に土足で踏み入ることはしたくない。でも……このまま、このままだと……予想できるから。 ) ……ねえ、ミリィ。―――ごめんね。でも、私…… ( 「死んでほしくないんだ。」と。 懇願するように、見つめるまま。一番大切なことは言わない。吸血していいと。態度でわかるだろうと示すように。ただ、待つだけだ。無理強いはしたくない。けど、死んでほしくない。強く、願うから。他の人の血を吸って友人が罰を受けるのならば……耐えられないと。 ) [Sat 16 Dec 2006 01:01:55]
ミレイユ@民家 > ( 屋敷で滅んだ付き合いの長い従業員達は揃いも揃って吸血鬼。 屋敷が全焼したと言っても、それと分かる死体の一つもなく全て灰になるなんて妙な話。 ならば、最古参組の一人であるこの少女が何かは、事情を良く知る関係者であれば容易に想像がつくだろう。 主義を曲げる事になるけれど… 黙っているでもなく、そのままの姿でシャリィに会った。 …そのまま滅んでも良いなんて、それこそ最悪の状況を回避する場合のみ。 消えるにしても、牧場の権利を誰にも移せないのは心残りだったから ) ……ありがとう。 だけど、このままここに居るのはまずいんだ。 無理でも何でも、離れが無事だったなら牧場に帰りたい…… ( 食べてる? 何も口にしていない。 擬態できない今では、真似事で口にする事も難しいだろうと首を振る。 変わらな過ぎる言葉が嬉しくて… ちょっと可笑しくて、微苦笑を零した。 …ギラつく雰囲気を、少しだけ和らげて… オリジナルのレティよりも更に、通常の飲み食いは苦手だ。 味を楽しむ事は出来るけど ) ……折角来てくれたのに悪いけど… 連れて行って欲しい。 ここがどこかも、分からないんだ。 …もうずっと、住んでるんだけど…… ( それでもひょいと、差し出された果実を受け取ろう。 齧りもしないけど、香りを楽しむように口元に寄せて。 …握る手が、少し震えてる… ) [Sat 16 Dec 2006 00:45:38]
シャリネ > ――――……。 ( 少女は知らない。吸血鬼だということに勘付いていても、飢えが酷くなれば、暴走してしまうことを知っていたとしても……核心は無くて予想できない。ただ、反応を待った。 ) ―――……! ( そして、驚愕した。一瞬、目を見開く。赤毛に、赤い眼。それは、少女の知る友人の姿ではない。……吸血鬼なのだと確信するけれど、普通に接しようと変わらない友人に、少女はいつもと同じように微笑み浮かべようと明るい口調 ) ……そうだったの……。―――……でも、無理しちゃ駄目だよ?調子悪いみたいだし、寝てなきゃ……。 ( ちゃんと食べてる?なんて心配そうな顔を浮かべ、空色の瞳がわざとバスケットに向いた。視線を落とし、バスケットの中を漁るように。 ) ―――………連れてきてくれた人たちに会えてないなら、尚更何も食べてないんでしょう? ( と。ふわりふわり微笑んで。そして。果実を一つ取り出せば貴女に渡そうと差し出して。内心、どう突っ込んだものかと悩む。果物でおなかいっぱいになるわけないのだ吸血鬼は。わかっている、親友がそうだったように、同じならば……―――けれど。ミリィにそれを強いる権利が、資格が私にあるのかと悩んで、何時もの装いを、今は選んだ。 ) [Sat 16 Dec 2006 00:31:16]
ミレイユ@民家 > ―――。 ( 壁に手をついて、玄関まであと数歩。 …このまま出て行って、どうなるか分からない。 場合によっては匿ってくれたヒトの好意を無にする事も有り得るけれど… このまま、ここに居るよりは良いだろう。 最悪どこか、誰も居ないところで動けなくなるのなら、それはそれで… とも思える。   そんな時に、ノックの音   ) ―――ぁ… ( こんな時に、ヒト。 …でも、それが知っている声で少し安心した。 知り合いなら、まだ我慢できる… レティの好きだった人に、牙を立てられるものか ) ………あぁ。 ( 少し間を空けて返す返事は、ドアの近くから。 色素だけでも擬態しようと試みて、失敗して。 そのまま歩いて、ドアを開けよう。 田舎というのもある、前回二人がここを出たそのままに、鍵はかけていなかった。 ……煤けたパンツスーツは、ヒトのそれはあまり意味が無いけれど治療の為に所々割かれて包帯を巻かれている。 包まるように被ったシーツから覗くのは、赤い髪、赤い瞳… 獣のようにギラつくそれを隠すように、フード状にしたシーツの前を下ろした…… ) ……ここに、連れて来てくれたヒトと、会えなくてさ。 一度、ファームに… 行こうかと、思ってた…… [Sat 16 Dec 2006 00:22:51]
ノックの音 > ( 其れは控えめなノックの音 ) ……ミリィ、起きてる? ( 遠慮がちに、聞き慣れているであろう高めの澄んだ声が貴女のいる家の扉の向こうから響くだろうか。バスケットには沢山の果物。そして……見舞い用のガーベラの花束。少女はそのまま反応を待つだろう。扉を開ければ 漆黒のワンピースに鮮やかな紅いマントを羽織った銀髪ウェーブの少女が立っているだろうか。開けなければ、少女は自分からは扉を開けようとはせず )  [Sat 16 Dec 2006 00:14:08]
お知らせ > ノックの音さんが来ました。 『コンコン。』 [Sat 16 Dec 2006 00:09:14]
ミレイユ@民家 > ( 長年住んでいた地方村とは言え、活動範囲は狭い。 老いぬ姿を多くの人に見せないように、付き合いの長い者とだけ付き合って、ひっそりと生きて来た。 ここがどこかも分からずに、ファームまで辿り着けるかどうか… それでも、ここに居てはじきに近場の民家を襲うだろう…。 他の何によっても満たされないなら… 人だって、飢えれば人を喰えるのだから )   ッは…   ( 呼吸などしていない。 それでも漏らす言葉は喘ぎのように… 時折、シーツを前で合わせる胸元に爪を立てた…。 この時期使われていない様子の農家… 布を被せられた家具の合間を縫って、玄関に辿り着くまでが酷く遠い ) [Fri 15 Dec 2006 23:55:03]
ミレイユ@民家 > ( ここへ運ばれてから何日か。 正確には把握出来ていないけど、傷を負った身体でなくても渇きを覚える程度の時間は経過したのだろう。 普段なら我慢すれば済む事でも、損傷の修復に力を傾けなければならない状況では、存在を維持しようとする衝動が身の内から湧き上がる…。 それが本質なのだと思い知らされる瞬間…。 抗い難い欲求と闘いながら、シーツを剥がす )   ッ… ぅ…   ( 様子を見には来ているのだろうけど、誰だか知らない向こうにしてみれば、眠りっ放しの怪我人だ。 起きていられるようになるまで待つべきだと思いつつ… このままここに居ては、狂うか死ぬかのどちらかだろう。 もはや擬態など不可能。 煤けたままのパンツスーツに、赤い髪を晒さないようマントのようにしてシーツを被り、部屋を出た ) [Fri 15 Dec 2006 23:48:14]
ミレイユ@民家 > ( 実際、眠りっ放しだったのだと思う。 日が完全に暮れてから目を覚ますという種族的には正しいサイクルにしても、お寝坊な感のある時間。 ―――激しい『渇き』に、ベッドから転がり落ちた )   っぁ…   ( 未だに修復されない傷を打った痛みに、擦れた声を漏らす ) [Fri 15 Dec 2006 23:33:50]
お知らせ > ミレイユ@民家さんが入室されました。 『( 何日か眠りっ放しだったと言われても信じそうな――― と言うか )』 [Fri 15 Dec 2006 23:28:02]
お知らせ > ミレイユ@民家さんが退室されました。 『( やがて再び、意識を閉ざす )』 [Wed 13 Dec 2006 02:06:26]
ミレイユ@民家 > ( 血か、銀の剣… どちらかが欲しい。 どちらかと言えば、銀の剣が。 バカなこと考えていると思う… それこそレティやエルザロゥには物凄く怒られるだろうと… 思うけど…。 元人間の吸血鬼には、果たして怒ることが出来るのかどうか、分からない。 吸血鬼にも魂というものがあるのかどうか。 …肉体が滅びれば、それまでなのではないかと思ってしまっていた…。 天国と地獄とがあるとすれば地獄行きなのだろうから、それを恐れて、消滅を願うのかもしれないけれど。 …牧場を出ようと… レティと離れようとしていたと言うのに、それでどうする積りだったのか、何も出て来なくて。 ―――シャリィとイチミネの言う通り… レティの願いだ、牧場を続けようと思う反面、魂を否定してしまうなら、レティのいない牧場を続けてどうするのだろうと思ってしまう )   ( 一人闇の中で考える事は、ループばかりを繰り返して ) [Wed 13 Dec 2006 02:05:40]
ミレイユ@民家 > ( 大泣きしてすっきりする事が出来るなんて… もう、記憶の果てに霞んだ過去の事。 死してなお在り続ける身体は、嗚咽を零し叫ぶことはあっても、涙は流れない。 制限の無い時間の中で、疲れも知らず、ただじっとその想いと向き合う事になる。 傷付いた身体や、弱っている状態ではちょっと厳しいカーテンの隙間から差し込む日光や、血の渇きで、まだ紛らわされているけれど… イチミネやシャリィの気遣いも、助けてくれたお団子頭やハンター連中の事も今は頭に無く。 ただ思い出に縋って、悔いるばかりだった ) [Wed 13 Dec 2006 01:22:05]
ミレイユ@民家 > ( これからどうなるのだろうと、閉ざしたカーテンを見つめ、眼を閉じる。 ステアは、あそこで滅んだのだろうか… それとも…。 村ではどんな噂になっているのか… レティが吸血鬼である事は、まだ伏せられているのか… 一緒に滅んだレティの古い従者達や、自分の事は… )   ( 匿われている、という状況は、つまりそういう事なのだけど。 …どこかで… あと一人、自分が滅んで今度こそ一人の吸血鬼もファームに残らなければ… と、ふと思う。 …騙されていた、という事にすれば… レティの願いのまま、それ以上嘘を重ねる事も無く、エルザファームは平穏を手に入れるのではないかと… ) ………。 ( 甘いか ) [Wed 13 Dec 2006 01:09:51]
ミレイユ@民家 > ( 二、三日眠りっ放しだったと言われても信じそうな身体を深くベッドに沈めたまま、真紅の瞳が虚空を見つめる。 …書類の上で継ぐことになるからとでしゃばる訳ではないけれど… 牧場のこと、牧場の皆のこと、助けてくれたフォンだかフェンだかのこと、村のこと、気になることが山積みなのに、身体は言う事を聞かなかった。 もっとも自由に動けたとしても、動く気力は無かったかもしれないが… こんな状態の自分が、情けない。 …レティの側で言って来た励ましの言葉が、全て自分に返って来るようで… その空虚さに、腹が立つ。 …きっとレティはそんな風に思わなかったろうけれど… 肝心な時に篭もってしまった後ろめたさ… 良い友人ではなかったのではと思ってしまうのが、哀しかった。 …謝らなければならないこと、話したかったこと… 側に居た時には出て来なかった言葉が次々湧いて来て、遣る瀬無い ) [Wed 13 Dec 2006 01:04:51]
お知らせ > ミレイユ@民家さんが入室されました。 『( 気付くのは、また夜闇の中で )』 [Wed 13 Dec 2006 00:54:06]
お知らせ > シャリネさんが帰りました。 『( 離された後は、貴女に微笑もう。握った手を、かつて親友にしたように抱きしめて。 )』 [Tue 12 Dec 2006 06:12:42]
お知らせ > ミレイユ@匿われた?民家さんが帰りました。 『( そっと握り返して、すぐに離す )』 [Tue 12 Dec 2006 06:09:56]
ミレイユ@匿われた?民家 > ( 触れられて、びくりと硬くするのは… 物のように冷たい手 )   ( 触れた少女に、レティを感じた気がしたけれど… 弱気になっているだけだろうか… ) [Tue 12 Dec 2006 06:09:26]
シャリネ > ――――。 ( 私で言い訳が無い、どうしろと。一人で背負ってたんだな、と。語る、切羽詰る友人の様子に、少女はミレイユに近づいて跪いた。そして見上げればそっと両手で包み込むように手をとろうと ) ―――ミリィ。………私は、あなたがなにであっても………大切だよ。だから……私も一緒に、牧場のお仕事がんばるから、だから……――― ( 一人で、抱え込まないで、と。心配げに微笑んで。大丈夫だ、一人じゃないよと。少女はそういってから、おやすみなさいと立ち上がり、踵を返すだろうか )  [Tue 12 Dec 2006 06:06:46]
ミレイユ@匿われた?民家 > ( 軽く考えていた牧場の権利。 …エルザロゥから継いだレティが、ずっと守って行くのだろうと思っていた…。 だから、せめて一人前になったと自分が思えるまでは一緒に居ようと…。 ―――そして先日、大切な決断を下せたレティを見ても、その決意を軽く考えていた…。 ステアからの手紙など揺さぶり… ステアはレティが吸血鬼であると知っているとは言え、危険に飛び込むような真似はしないだろうと思っていた…。 でも… ) ―――私でいいわけないじゃないか… 誰なんて、分からないけど… エルザロゥとレティの牧場なんか… どうしろって……… ( 牧場の話なのに。 その手前で止まってしまう。 皆で決められたとしても… ただ書類上の権利があるだけなんていう… それこそ普段なら鼻で笑うような事が、何より重い…。 譲渡するにしても、誰に譲渡するかを選ばなければならず… そもそもそんな事は出来ない。 彼と、彼女が、それでいいと思い望むなら、おざなりになんて出来る訳が無い。 ―――そこを離れようと考えていたなんて… レティが死んでから、何より優先される事に気付くなんて…。 イチミネもシャリィも、困らせてしまったと思う。 …こんな姿、見せなくない… でも… 誰かに聞いて欲しかった…。 レティはもういないから、誰かに。 …ヒトはこういう事を、教会でするのかもしれない… ) ―――放り出せるわけ、ないのに… ―――レティ、ずっと背負ってたんだな… ( …自分がレティに全て背負わせていたのは… そうするべきだったからだし、それを間違いとは思わない…。 それでも重みを、知らなかった…。 レティの父親の友人で、レティの友人で… それ以上になんてなれなくて… なるのが、怖かったのかもしれない )   ( 言うはずだった言葉。 聞くはずだった言葉。 レティは滅び、全ては永遠に失われている、今になって――― ) ―――ごめん。 …おやすみ… ( 簡単な擬態では、涙の一粒も流れない。 言葉の抑揚は苦しげであっても、その表情は僅かに歪むだけというアンバランス。 …分かっている事だけど… 決まっている事だけど… 受け入れるには、まだ時間がかかりそうだった。 …側に居てくれる。 …もしかしたらという予感や、あるいは確信があるだろうに離れない二人に… バカだと罵りながら ) …ありがと。 (二人の背中を見送ったら、眼を閉じる) [Tue 12 Dec 2006 05:59:25]
シャリネ > ( イチミネを見送ってから、ミリィに、先ほどの弾かれる、を心に留めた表情で微笑んで。一言告げて ) [Tue 12 Dec 2006 05:40:54]
シャリネ > ( レティには名乗ってほしくなかった。その願いはわかる。少女だって、名乗ってしまった親友を見たときはなぜ、と思ったから。食われるのも怖い。自分だって殺されかけたら怖がるし抵抗するのだと思う。苦悩している友人に、どう手を差し伸べたらいいか―――わからなくて。しばしば思案するけれど。悩んでしまうばかりで、どう慰めたりしたらいいかわからず何もいえないままで。ぐっちゃぐちゃだ、と、ごめんと何度も呟く友人に、何だか切ない気持ち、胸が締め付けられるような感覚を覚えて、ふるふると首を振るばかりで ) ――――――人の敵……―――弾かれる……。 ( 呟くことしかできなかった。目を見開いて、ゆらゆらと瞳ゆるがせる。「うん」とぽつり、落ち込んだ表情で頷いた。受け入れるべきだ、と。 ) 私もそろそろ帰るね。   [Tue 12 Dec 2006 05:31:03]
お知らせ > シャリネさんが来ました。 [Tue 12 Dec 2006 05:28:13]
お知らせ > 一峰さんが退室されました。 『しばらくは火事の後始末と…動物たちの世話を続けよう』 [Tue 12 Dec 2006 05:14:55]
一峰 > ( 正常な感覚…。確かに、自分が異常だとは思わないが……薄情だとは、少し思う。色々世話になっておきながら、種族が解った途端に態度を変えた自分。──背中を向けたまま、ミレイユの言葉を黙って聞いていた。肉食獣…か。 ) ──ああ、自分は人間だから…ヒトの敵にはならない。きっと。 ( いや、それとも「多分」か?まだ、解らない。 おやすみと言うシャリネには、「うむ」とだけ返事をし。玄関へ向かおうと──シャリネが、自分はフレイバーだと、そして吸血鬼と人間、それは人間と魚と同じだと言っているのを背で聞きながら。……それは、自分も思う。実際、アマウラでは自分にそう言い聞かせながら山の動物達を狩っていた。だが、生き物たちだって生きようとする、逃げ延びようとするのだ。そう言う意味でも同じだ。吸血鬼などの、人間を獲物とする者に殺されそうになったら──自分は力の限り抵抗するだろう。結局は、どちらも生きることに必死で──結果、強い方が生き残る。そういうことだ。感情を挟まなければ、とても単純なのに。  …「ありがとう」というミレイユの言葉には、首を横に振った。そして、少しだけ振り返って。 ) ……おやすみ。 みんなには…ちゃんと伝えておく。 ( 権利の事や村の様子を見ると言う話をだ。ミレイユも吸血鬼であるということは…誰にも話す気は無かった。気づいていなかったと言うことにすればいい、と。おやすみの挨拶をした後、部屋を出て──ファームへと帰ろう。 ) [Tue 12 Dec 2006 05:10:25]
ミレイユ@匿われた?民家 > ( 『ありがとう』 ともう一度。 …帰るのなら… ) おやすみ。 気を付けて。 ……皆に、よろしく…… [Tue 12 Dec 2006 04:51:23]
ミレイユ@匿われた?民家 > …イチミネ。 それはきっと、正常な感覚。 肉食獣を怖がるのと同じなんだよ。 危ないもの。 怖いさ。 …私も怖い…。 好きだけど、怖い。 …だから、仕方なかったのかもしれないけど、レティには名乗って欲しくなかった… ( …それは、ヒトとしての言葉。 かつてヒトとして、更には吸血鬼の食餌として生きた者の正直な感想。 …そして吸血鬼としての言葉。 喰えるからと言って一方的優位に立てるわけではない。 それを阻み撃退し、滅ぼそうとするヒトに対する正直な感想。 ……怖い……。 でも、ヒトと、ヒトの文化とが、好きで… そこで生きるには、ヒトでなければならないから、今もそうとは口にしていない。 …レティの事だから、レティが決めれば良いと思う、その上での自分の感想を言っただけ… と言う風に。 …ともあれ、十分なヒントの上に察するには、十分かもしれないけれど… ) …ありがとう。 ………私も、哀しい。 ……こんな事になるんならって… もう…… ―――ん。 ごめん。 今更、どうすれば良いのかって、思っちゃって… ( レティの遺志を継ぐのか、ある部分においてはレティと違った自分の思うままに、牧場を離れるのか。 …答えは出てるのに、正直にはなれない…。 だったら、レティが居る時に、篭もったりしないで、それでもレティと一緒に居ると、胸を張れば良かったのだから ) ―――ぐっちゃぐちゃだ………。 ( 『ごめん』 と何度も呟いた。 整合性を欠いた自分があんまり無様で… その意識が、レティに会わせる顔のないもので… 何もかもが今更 ) 私も… レティと同じ。 イチミネもシャリィも好きだよ…。 でも好きだから… ヒトの敵になって欲しくない…。 ( ヒトを中心とする社会を敵に回す事だ。 その意識が無くても――― そうか、シャリィはフレイバーか。 甘い香水の正体、知らなかった。 でも、ヒトに害は為さないだろう。 なら、言葉を介する人間社会の一部だと思う ) ―――シャリィ、そう考えないヒトも居る。 …血は、たくさんの宗教で、考え方で、大切なものだから… それを貪るのは、穢れてる、気味の悪いものになる。 …敵になる…。 ……敵に味方するのは、敵なんだ…… レティも、シャリィも… 私も… お互いをそう思わなかったとしても。 社会がそう判断すれば… 弾かれるよ。 [Tue 12 Dec 2006 04:47:17]
シャリネ > ( 訂正:レティ→ミリィ 失礼しました・・・!orz ) [Tue 12 Dec 2006 04:17:36]
シャリネ > ――――そっか……そうだったんだ。 ( 笑って見せた友人に、少女は…本当に、レティは自分ひとりで当主をこなしていたのだと思うと……本当に一人で抱えているものが大きかったんだなと痛感するばかりで。きっと、きっとみんなで決めようと。心に思うけれども。ミリィが一番下せるのではないかと矢張り、思ってしまって )―――…ううん。いいから無理しないで? ( と。マッチとランタンを素早くバスケットに戻せば、少女は微笑むけれど ) ―――……。 ( 間には、何も答えなかった。なんとなく、嗚呼…やっぱりな、と思うだけで。 ) ―――……。 ( ミリィの言うことは、とてもよく納得のいくものだった。荒げそうになる声に、少女は視線落とす。一番悔しかったのは、この子なんじゃないかと。 ) ―――うん。 ( もう少し待ってみる、といわれれば少女は微笑んだ。無理にとは言わない。提案だ。というように ) ―――……。 ( そして、イチミネの言葉を黙って聴いてから。帰るというイチミネさんには「ええ、おやすみなさい」と柔らかい微笑み浮かべ ) ―――……。私も、ミリィのこと、大好きよ。 ( と。イチミネに同意するように言えばその笑みを深め ) ―――ねぇ。レティ。 ―――私は、フレイバーだから、人でも吸血鬼でもない。……でも、でもね?私は、人間の味方になったつもりも、吸血鬼の味方になったつもりも無いよ。―――生きていくには血を吸わなければならない吸血鬼と、それを怖がる人間。でもそれって……人間に食べられてしまう魚さんと、魚さんと一緒だよね……。だから、だからね……――― ( うまくいえないけれど、というように。ミリィを否定しているわけじゃない。けれど、的だ何て一度も思ったことはないし、逆に……人の敵になった覚えも無いのだと。ただ、ただ……大切な人だというだけだと。精一杯言葉を紡いだ後 ) だから……レティもミリィも、私……大好きだよ。 ( 困ったように、うまくいえなくてごめんね、と苦笑して。わかってもらおうなんて思わないけれど、でも……言いたかった。普段、こんなことを言わない、弱音をはかない友人に対して、言っておきたくて。 ) [Tue 12 Dec 2006 04:16:05]
一峰 > ( 吸血鬼と言うだけで憎むことが前提とは、失礼なことを言っている…と思う。だがそれが、今の一峰の正直な気持ちだった。 ) [Tue 12 Dec 2006 04:02:16]
一峰 > うーん、そうか。それもそうか。うーん…。 ( 微妙に納得できない気もしたが、もしミレイユが選ぶのなら、ミレイユが継ぐか彼女が選んだ者が継ぐか、結局同じことかと納得し。つまりは、「適当」が「適した」の意味ならばいいか…と。──しかしなんだか、どうにも牧場の従業員らしい雰囲気が無いシャリネには以前から、どういう…?と思っていたが、ミレイユに微笑んで話しかける様子を見れば──ああ、そうか、友達なのだと納得して。きっと、レティシアともそうだったのだろう。……となると、やはりシャリネも吸血鬼なのだろうか、と、また見当外れの推測をした。そしてベッドに横になるミレイユを、少し心配そうな面持ちで見る。  ) …ああ、広間にみんな集まった時…聞いた。 ( レティシアが吸血鬼だと。その時の衝撃は、今でも忘れられない。結構ショックだった。続く言葉を聞きながら──やはり、ミレイユは吸血鬼か。鈍い男ではあったが、そう判断できる材料が多く、そう確信した。しばらく黙って聞いた後、口を開く。 ) ……自分は…吸血鬼なんて、恐ろしい。自分には人の血を吸い尽くし仲間を増やす怪物にしか思えん。──だが、レティシアが吸血鬼だと知って…恐ろしくはあったが……憎んだりは、できなかった。今も、レティシアが…亡くなって、悲しいと思っている。 ( ぽつぽつと、そう言ってから、「ミレイユも疲れているようだし…自分はそろそろ帰る」そう続けて、ベッドに背を向けた。エルザファームの事は…とりあえず村の反応を待つことと、今、権利はミレイユにあることを他の従業員には伝えればいいだろうか。 ) ──正直に言うと、まだ少し恐いのだが……ミレイユのことも、嫌いや憎いというよりは──どちらかと言えば、好きな方だ。 ( 最後にそんなことを言って。 ) [Tue 12 Dec 2006 03:58:30]
ミレイユ@匿われた?民家 > 〜結局ごっちゃになっちゃってるけど、私は一応部外者なんだ。 レティの友達ってだけで。 だったら、牧場の事もっと分かるのが他に居るでしょ? ( コミカルな?冷や汗垂らす二人には、元気ないけど悪戯っぽく笑ってみせる。 …どうでも良いと思ってた… 万一の事なんて、起こらないと…。 笑顔はすぐに消え… ふと、手伝ってくれそうな気配を感じるものの、一人でも倒れる事無く、ベッドまでは行くだろう ) …ごめん。 人様の家みたいだし、あんまり好き勝手出来ないから… ( 身体も動かないし。 『失礼』 とバツ悪そうに一言、のろのろと横になろう ) …レティが、吸血鬼だって、明かしたでしょ。 ヴァンパイアから村を守ろうってヒト達に…。 それで… ( 逡巡するような、間が開く。 やはり自分には、言えない。 …勘付かれているとしても… そんな沈黙は、形式でしかなかったとしても… ) …レティが自分でそう決めたんだから、それで良かったんだ…。 …相談されたら止めただろうけど、しなかったんだから、それで良かった…。 でも、私は嫌だ。 …もしかしたら、騒いだり言いふらしたり、滅ぼそうとしたり、しないかもしれないけど… するかもしれないし。 ……しなかったらしなかったで… 吸血鬼とも共存できるなんてバカで優しい夢を見るヒトは… そのヒトが本当に吸血鬼と知った上で誰かをかばうなら… そのヒトも、ヒトの敵じゃないか…。 …だから、ステアの事が大丈夫そうなら… 近いうちに牧場を出ようって……   ッ   こんな話も、全然… してなかったのに… 出来なかったのに… 後を追うとか言って先に行ってあのバカッ…… ―――。 ( 考えまい考えまいとしたって、出て来るのはレティの話… 声を荒げそうになって、口を噤んだ ) ―――勝手に出て行くわけに、いかない。 ………よね? 多分。 良く分からないんだけど。 ………もう少し、ここで待ってみるよ。 レティが話したヒトが、そのうち来るでしょ。 ( 明日か明後日か、分からないけれど… 今、シャリィの家にというのは無理がある。 ―――牧場の診療所… 屋敷とは離れになっている自分の住まいも、焼けてしまったのだろうか? …地下さえ残っていれば、そこに血があるのだけれど… ―――とにかく、血だ。 …この二人に… 渇いて渇いてしょうがないなんて ) [Tue 12 Dec 2006 03:29:20]
シャリネ > て、適当……ミリィ、それはちょっとまずいような、うん…… ( 少女も同じくあわわ、と冷や汗を。主になれるとも思わない。みんなで……そういわれれば、少女は「うん」と一つ返事を返すだけだ。 ) ―――うん、そうだよ。お茶なんか、いいよ? ( イチミネに同意するように、気を使わないで休んでいてと言いたげに心配顔を。肩を貸そうとするイチミネを見つつ少女も近寄り、イチミネが支えているのを見つつ、いつでも手が出せるようにと構え。 ) あ……え、と…… ( これでいいかな?と、ランタンの火を消したものを、バスケットから取り出して。 ) 灯りをつけないで来ちゃったから……あと、マッチでいいなら…あるよ。 ( と。バスケットをごそごそ漁って取り出しイチミネとミリィに見せるように手に取った。 ) ―――………ミリィ……。 ( どうして、なんて、聞けなかった。ただでさえ、自分から言わない少女のことだ。だからこそ、聞いてしまったら何かが壊れてしまう気がした。だから……聞かずに少女は元気付けようとするように柔らかく微笑んだ ) 暫くの間、うちにくる?狭いけど…… ( なんて、提案を。そっと、小さく首を傾げながらどうかな?と相手の顔を窺って ) [Tue 12 Dec 2006 03:07:07]
一峰 > ( 従業員の中から適当に。 ) …いや、さすがにそれは……。 ( ちょっと冷や汗が。そんなんでいいのだろうかと思ったらしい。しかし、主になれるとは思わない、か。 ) うむ…。 ( 皆で決めようと言われれば頷いた。シャリネも、ファームの存続を望んでいるようだ。ミレイユに言っているのを、黙って聞いて。 )( ──開いたドアから中に入る。ドアを開けてくれた彼女の全身を見ると、窓越しに見るより痛々しかった。 ) ──いや、ミレイユ無理はするな。治るもんも治らんだろう。 ( お茶なんて全く構わないのに。壁に手をつく様子を見て、そう言い──肩を貸そうと思い近づくものの…手を差し出すまでには至らない。いや、家の中だし、すぐ部屋なのだから。そう自分に言い訳したが実際は、彼女が吸血鬼だろうと思うから躊躇したのだ。誤魔化すかのように家の中を見回し、シャリネも灯りを持っていないようなら、探してこようと言い出すだろう。色々節約しているのか、男は灯りは持ってきていなかったらしい。 ) ──初めて聞いたのう。牧場を出ようと思っていたとは…。 ( 何故かとは聞かない。──しかし考えてみれば、初耳なのも当たり前か。レティシアが吸血鬼と知ってからは、ミレイユとも遭遇しないようにしていたのだから。 ) [Tue 12 Dec 2006 02:53:54]
ミレイユ@匿われた?民家 > …ん。 ありがとう、皆によろしく… ( 去って行く従業員に、緩く手を振って見送って ) あちこち痛いけど、何日かすれば普通に動けるようになると思う。 ( 今はなるべく、レティの事は考えないように。 …どうしたって考えてしまうのだけど、悲しみからは眼を逸らそうと… 泣きそうなシャリィの顔を、唇を結んでじっと見つめ返した ) 〜仕方ないよ、血縁じゃないし。 私だって、従業員の中から適当に選んでおけば良いんじゃないかって思ってたくらいだから。 ( 謝るイチミネにヒラヒラ手を振る。 色々口出しするようで、決定を覆そうとまではしないから、そんな認識。 自分でもそうなのだから、それは皆も同じだろう ) …権利があるってだけで主になれるとも思わない。 皆で決めよう…。 ( ―――そうして開いたドア。 拘束も、内側から外せない鍵も無いのは、まだ自分を殺そうというような話にはなっていないのだろうと思わせる。 この身体で、遠出など出来ないだろうと踏んでいるのもあるのかもしれないけれど… 命の水は、そこらじゅうに――― だめだ。 心配そうなシャリィには、大丈夫だから歩いているのだと務めて落ち着いて ) …お茶も出せなきゃ火も起こせないけど、外よりは良いでしょ。 こんなの、軽い… あの中に居てこれで済んだんだから… ( 運が良いと言うより、意地が悪い。 …壁に手をつきながら頼り無い足取りで、部屋へと戻ろう…。 一時期に限定して農業をする者が使っている家か。 家具の多くには布が被せられている。 灯りは… 二人が持って来ていれば、それが頼りだろう。 火種とか、探せばどこかにあると思うけど、場所は分からない。 イチミネと、シャリィの言葉を聞いて ) ―――そっか…。 そう、だよね。 やっぱり。 でも  ………私は… どうすれば良いのかな… 牧場を出ようと、思ってたってのに………    [Tue 12 Dec 2006 02:29:21]
シャリネ > あ…。どうも。 ( 帰っていく相手に会釈をし、微笑むけれど。見送ればすぐにミリィを見た。至極心配そうな表情で ) ―――よかった……大丈夫?ミリィ。 ( 生きていて、良かった……と。少女は一瞬泣きそうな顔になる。けれどそれよりも、大丈夫?と。容態が心配だった。少女も控えめに、覗き込んだ。それは、自分だって辛いのに。ずっと一緒にいた家族のような存在をなくして。それなのにどう顔を合わせようかという思いが無いわけではなかったから。金髪、碧眼で変わらない友人を見て、ほっとするように息を吐く。けれども ) ―――-……まだ、具合悪そうだね。顔色が悪い。 ( 吸血鬼だということは、知らない。そうなのではないか、という疑問もあるけれど、だからどうということもない。ミリィはミリィだ。話したくれば話してくれるだろうし、例え吸血鬼であって言わないのだとしてもそれはそれでいいと思うから。 )―――…………。 ( 継ぐことになっていたから、と聞けば、レティの後継ぎ、これから牧場がどうなるのか、という話し合いだと察し、黙って二人の会話に耳を傾けていたけれど――― )―――……うん。ありがとう。 ( 促されればイチミネについていく形になり ) ―――……あ、そういえば……。 ( 誰の家なんだろう、とわからない。というような顔で首傾げ。扉が開かれれば思わず目を見開いて顔色を変えた ) ミリィ、その怪我……!歩いたりして、大丈夫なの?? ( と、至極心配そうな顔をまた向けて。けれど。「どうしたい?」と空けた扉から尋ねられた友人からの質問に少女は固まって )私……? ( と、自分を指差して小さく首を傾げ )―――……私は………私も、ファームは残したい。レティもきっと、それを望むんじゃないかな。 ( 動物が好きだった彼女だ。きっと……きっと、なくなってほしくはないだろうと。 )―――私は、どっちみち、せめて落ち着くまではファームで動物たちの面倒を見ようと思っていたの。だから……イチミネさんもなくなってほしくないって言ってくれているし、残せるのなら……がんばりたい。 ( 死んでいった親友のために、できることだと。少女は思うから。真っ直ぐな双眸で親友を見つめて ) [Tue 12 Dec 2006 02:12:29]
一峰 > ( 窓の前が狭くなってきた。もう一人の従業員はシャリネのために場所を空けると、少しの間三人の様子を見てから「仕事がまだ少し残ってるし、先にファームに戻るよ。後で報告してくれ」と、一峰に声をかけてから、ミレイユにお辞儀をしてその場を後にした。残った従業員達はどうすべきかは解らないものの、意見はまとまっている。ミレイユに相談することだ。なら、後でその結果を聞けばいいと。おお、と返事をして見送り。ミレイユから様子を見に行くことについて礼を言われると、いや…と首を横に振り。このくらいのことしかできないのだ。吸血鬼だったからと、レティシアを信じられなくなったことを後悔している。残ったミレイユにだけでも、せめて力になりたかった。とは言え、警戒心が全くなくなったわけではないが…。 ) ん?そうなのか? すまんかった、全然知らなくてのう。 なら…今までのようには行かなくても…エルザファームの存続は……。 ( 牧場がすぐに無くなるわけではないと知って、嬉しい。屋敷やレティシアが無くなり、もうあそこで働き続けることについてはほとんど諦めていたのだし。 ) あ、ああ…。では…。 ( 言われると、玄関に向かおうとし。 ) うーん、自分も人伝に聞いただけだからなあ。誰の家かまでは…。 ( 歩いてきたのだから、ファームからそこまでは離れていないだろうか。 ) ──うむ、村のみんながどう思うかは…自分も気になっている。だが、それならできれば──個人的な意見だが、エルザファームが無くなっては欲しくないのう。 ( 動物たちも、慣れ親しんだ牧場の方がいいだろうしの。と付け加えて。そうしてから、玄関に向かう。ドアが開き、改めて包帯が巻かれたりしたミレイユの姿を見ることになる。 ) [Tue 12 Dec 2006 01:51:36]
ミレイユ@匿われた?民家 > ―――ファームの皆はどうするかって、話してた。 ……レティなら、続けると思う。 もっともレティは吸血鬼だって明かして… 外にまで知れ渡ってはいなくても、一部に知っている人は居るんだから… まずはそっちの反応待ちだろうし…。 それに、今度の事で、お客さんが残るか、とかさ…… 色々あって、分からないけど。 ( この状況でレティが生きていればどうするか、と考えるのは、とても難しい事なのだけど… ―――話しながら部屋を出て、玄関へ。 ドアを開けたら ) ………シャリィは、どうしたい………。 ( もしかしたら、それが一番なんじゃないかって思ってる。 …シャリィがもう少し長く牧場に居られたら、そうなっていたのではとも思うから… ) [Tue 12 Dec 2006 01:37:20]
ミレイユ@匿われた?民家 > ( 馬を使っても、今日明日ヴェイトス市まで上京するのは難しいだろう。 彼の知り合いでもあるようだけど、様子を見て来てくれると言われれば 『ありがとう』 ともう一度 )   ( ちらちらと近付いてくるシャリィを、居た堪れないような様子で待って ) ………シャリィ。 ( 呼ばれる名前に、まだ存在しているという、返事を返す。 生き残るなら、レティの方だったのに。 ちなみに、拍動も呼吸も無く体温も無いが、髪と眼の色だけは、窓から顔を出すのと時を同じくして金髪碧眼に変えていた。 姿そのものは、ちょっと包帯だとか、整えられていない髪だとか、着替えさせられていた寝間着が新鮮でやけに血色が悪いくらいで、別人、というほどの事は無い ) ―――ぁ、牧場、市や組合に取り上げられたりはしないから、それは大丈夫。 レティには… 親戚とか、いないけど… もしもの時は… 私が、継ぐ事になってたから。 ( 牧場を出ようとさえ思っていたと言うのに。 その精神的な資格云々は別にしても、書類上の権利はあるから、即解体というような事にはならないと… 言い難そうに ) ―――って、ごめん。 そんなところじゃなんだし、入ってよ。 …って… 私の家じゃないから、何が何だかだけど… てゆかここ、どこ…? ( 眼が覚めたらここに居た。 窓を挟んでの会話に、今更のように気付いて首を振り――― 恐る恐るベッドを出たら、壁に手をつきながらのろのろ玄関を探そうと――― ) [Tue 12 Dec 2006 01:28:22]
シャリネ > ( 少女は、どんな状態で彼女が運ばれてきたのかも、どういう状態でファームが焼け落ちたのかも知らない。ただ知っているのは……ステアがファームに来たということ、そして……レティが死んだということ。二人の話っは少女の耳には届いていなかったけれど、イチミネが誰かと話していることはわかり―――恐らく其れが、少女の訪ねる人物であろうと半場確信する。手を上げ挨拶されれば、柔らかく微笑むけれど、どこか瞳の色はまだ悲しみを拭払し切れぬように揺らいで ) ―――ミリィ………? ( 元気?と、イチミネに挨拶をした後は窓を覗き込もうと―――姿が見えればその変わった外観に驚いて一瞬目を見開くだろうし、隠れたり見えなかったりしたら、少女はそのまま柔らかく問いかけるように覗き込もうと。声だけをかけるだろうか ) [Tue 12 Dec 2006 01:15:48]
一峰 > ( ──ちなみに、牧場の権利がミレイユに移ると知っていれば、エルザファームを続けようと意見を出しただろうが…牧場主の居ない牧場は、運営していけないように思えてそのような意見になった。 ) [Tue 12 Dec 2006 01:14:37]
一峰 > ( 耐える様子に気づいても、怪我が痛むのだろうとだけ──吸血鬼が、どれだけ血を欲するのかなど知らないため、そう思った。相変わらずその辺は鈍い。 ) ──あ、ああ…なら、その人だのう。自分が会ったのも。 ( レティシアの知り合いだったのか。あの人が、重傷で運ばれた──。 ) 近い内に、病院を訪ねて怪我の具合を見てくる。 ( 自分も気になるし…ミレイユもその人が無事かどうか知りたいだろう。なるべく早く病院を訪ねようと。 ) ──どうしたいかと言われると…のう。 ( 隣の従業員に頷きかける。そちらも困ったような顔だ。牧場の権利がどうなるのかは、解っていなかったが。 ) 現状や動物たちの事を考えると…どこか別の牧場に託して──エルザファームを畳んだ方がいいとは思う。だが…なあ。そうハッキリと割り切れんのだ。──ミレイユは……レティシアなら、エルザファームをどうするだろうと思う? ( そう、レティシアの事を考えると──どうすべきか解らなくなる。しかも自分達はただの従業員だ。牧場の行く末を決めるのは荷が重いように思う。だが、ミレイユならその権利があるのではと感じ。 )( ──少女には、ミレイユに話しかけていた一峰より先に、手持ち無沙汰だったもう一人の従業員が気づいた。おい、と一峰の肩を叩き。 ) ん? あ、ああ…シャリネ。 ( こんな所で偶然──いや、もちろん彼女はミレイユに会いに来たのだろう。小さく手を上げて、挨拶を。 ) [Tue 12 Dec 2006 01:05:01]
ミレイユ@匿われた?民家 > ( 大丈夫なものは大丈夫。 …血さえあれば…。 だから、詳しいことは話さずに… ―――イチミネと、傍らの従業員相手に覚える 『渇き』 をぐっと堪えて頷いた。 精神力も何も、さして強くはないけれど… 耐える事に、心が苦しみに勝る価値を見出すのなら、耐えられる。 ……でも、レティももういない…… ) ―――イエロティアでしょ? こう、お団子二つの。 フォーウン系だと思うけど、よくある名前なのかな。 何でも屋ならメイドになっても、おかしくないのかもしれないし… 見た目によらない物凄い力持ちだから、見回りしていたっていうのも頷けるよ。 ……レティ……  ぁ、  〜が、急に、連れて来たみたい… で…… 私が、助かったのは…… ( いや、同じ人じゃない? と首を傾げ返す。 直前にレティが連れて来たらしく、詳しい事を聞いていないのは皆同じようで… 思わず出た名前… ごく自然に出た名前の空虚さに、額に手を当てぐしゃりと前髪を握った ) ………うん。 ( もういない。 …牧場について話すというのは、そういう事だ…。 自分で言い出したこと… 何度か頭を振って、顔をあげよう。 ―――親族ではないけれど、万一の時、牧場の権利は自分に移る事になっている。 主は一人、という意識と… レティとはあくまで友達でありたくて… 獣医としての報酬も現金では受け取らず、牧場の方針には殆ど触れていない状態だったが――― だから、皆で決めた事に従おうと ) ……皆は、どうしたいって……? ―――屋敷と一緒に、みんな、全部……… 燃えちゃったから。 この冬はどうにかなっても… 今の規模のままやっていくのは、難しいと思う…。 ……私もね…… ( 最後の呟きは小さなもの。 吸血鬼とは、まず間違いなく発覚している。 ならばさっさと、どこかへ身を隠そうかとも思ったり… でも、レティは… エルザロゥ… 牧場… 残った皆… 色々ごちゃごちゃになって、視線を泳がせて――― ふと、近付いてくる少女に気がついた。 …どんな顔して、会えばいい… ) ………。 [Tue 12 Dec 2006 00:39:57]
足音 > ( それは、ほんの些細な足音で。早くも無い、遅くも無い一定のリズムで刻まれる音。―――けれど。そこは二人のいる民家の前で止まるだろうか。 ) ―――……此処で、合ってるのかな……? ( 小さく呟いたのは、謡うような声音。けれど、いつものように穏やかでも、どこか沈んだトーンで紡がれる。ミレイユが、この辺りの民家に匿われていると聞いて、少女はやってきた。これで、数件目。 ) ―――……あ。 ( 少女はその視線の向こうに、よく見知った人物を見た。目を見開く ) イチミネさん……? ( きょとん、と小さく首を傾げる少女が丁度、イチミネとは数十歩離れた距離にいるだろうか。飾り気の無い広がる黒いドレスワンピースに鮮やかな紅いケープを羽織り、髪には椿の髪飾りを付けた姿。その腕には相変わらず、木篭のようなバスケットと淡い桃色のショールがかかっている。少女はそっと、彼に近づこうとするだろう ) [Tue 12 Dec 2006 00:27:55]
一峰 > ( レティシアが亡くなったショックもあるだろうし、今日は容体を確かめるだけにしておこうか…と思っていたが、彼女の方から牧場について聞かれ、少し躊躇ってから口を開く。 ) ──牧場は……みんな、どうしたらいいのか困っている状態だ。動物たちは無事だったが────レティシアが……いないからのう。どうするべきか、残った者で話し合っていた。ひとまず、ミレイユに相談できるようなら…そうしたいと思っての。 ( レティシアの事については相当躊躇いつつ、そう言う。外──窓の側に立ってはいるが、まだ足音には気づかない。 ) [Tue 12 Dec 2006 00:18:57]
お知らせ > 足音さんが来ました。 『( 其れは外から聞こえる小さな足音。気づかれるかどうかもわからないような、ささいなお。 )』 [Tue 12 Dec 2006 00:12:02]
一峰 > そうか、それなら良かった。 ( 数日で普通に動けるように──重傷と言う話は間違いだったのか。いや、それとも、吸血鬼だから回復が早いのか? 少々疑問に思ったが…怪我が大したことないなら、それにこしたことはないと考え直す。生き残った者の名前を聞きながら、目を閉じるミレイユの様子に、死んだ者のことを考えているのだろうと…。慰めの言葉など、とてもじゃないが出て来ない。 ) いや…うむ。 ( 礼を言われて、自分は何もできなかったと否定したくなったが、動物たちが無事だっただけでも良かったのだと、頷く。 ) ──フェン? どこかで聞いたような…ああ、村の見回りに来ていた人の名か。スラム…の、何でも屋だとか。……なら違う人だのう。 ( 似たような名前のメイドだったと言うことだろうか?と、またも首をひねり。そして、帰ったら、詳しく知っている者がいないか聞いてみると言おう。 ) [Tue 12 Dec 2006 00:10:24]
ミレイユ@匿われた?民家 > ―――あちこち痛いけど、大丈夫。 何日かすれば普通に動けるようになると思う。 ( もっとも生き血を啜れない状態では、その回復にも時間がかかる… と言うか、こうなってはどこかで吸わなければならないかもしれないけれど。 …挙げられていく名前を聞いて、眼を閉じた… 戦う位置に立った者の名前は無い… つまり、異界より共にこの世界へ渡って、牧場を興した仲間… 吸血鬼は、皆滅んだか ) ―――そう。 …そうか…。 ( 生き残った者もいるのは嬉しいけれど、失ったものの大きさに、とても喜べず曖昧に頷く ) 延焼は防げたんだ…。 ありがとう…。 ( 渦を巻いて燃え落ちる屋敷を見た。 牧舎の中でも近くにあるものは、火消しの修羅場だっただろう。 …自分はあんまり好かれない… と言うか逃げられがちな動物達だけど、触れ合うレティを思い出し、そっと首を振る… 今は、考えるな ) ―――フォン… だか、フェン、だか… そんな名前の。 病院… 間に合ったかな… ( 彼女と、触手の魔人が盾になったような感じで熱線を免れた…。 身体の一部でも燃え移ったなら、吸血鬼の身は無事では済まなかったと思う。 ……感謝と…… 何故、助けたのかという思いと…… )   ( 口振りや、自分の無事にホッとするような様子からは敵意を感じない。 …それでも、そうだとは思っているのだろうなと… ふと憫笑を零すように眼を細めて、視線を逸らした ) ―――牧場、どうなってる? [Mon 11 Dec 2006 23:52:32]
一峰 > ( 開いている窓の前まで来、ミレイユの声を聞くと、想像していたよりは重傷ではなさそうだと思えてホッとした。 ) ああ、ミレイユも…助かって良かった。体は大丈夫かのう? ( 体が辛いようなら、すぐに帰ると続けて。助かった者について聞かれると、神妙な表情をして幾人かの名前を隣に居る従業員と共に挙げた。屋敷の外にいた、つまり非戦闘員の従業員は助かったようで。逆に言えば、屋敷に残った者はほとんど死亡したことになるか。そして、動物たちは皆無事だと付け加える。──レティシアの事について聞かないのは…既に誰かから聞いて知っていると言うことだろうか?と思いながら。 ) 新人のメイド…? うーん、どんな人かのう…。 ( 首をひねって、隣の男を見る。彼は少し考えた後、「重傷で病院に運ばれた女性がいるとは聞きましたが…メイドだったかどうかまではちょっと」と口にする。どちらも、詳しくは知らないらしい。 ) …………。 ( 話しながら、じっとミレイユの顔を見る。やはり、彼女も吸血鬼なのだろうな、と。病院ではなくこんな所に匿われていればなおさらだ。しかし、吸血鬼自体に対する思いは、以前とは少しだけ違う。少なくとも、その目に敵意はない。 ) [Mon 11 Dec 2006 23:36:00]
ミレイユ@匿われた?民家 > ―――〜や。 ( 微笑未満の気の抜けた表情。 表向き、穏やかだけれど諦観のようなものを表して、近付いてくる二人にひょいと小さく手を挙げた ) …二人とも、無事で良かった。 あと… 助かったのは…? 皆は? 私を助けてくれた新人のメイド… 生きてる…? ( レティの事は聞かない。 知っているから、聞かないのが答え。 牧場の従業員と話す時には… そんなの無理だけど、務めて考えまいとして…。 屋敷に残った者は、戦う覚悟のあった者。 大半は… あるいは全員死亡しただろうと覚悟しながら、そこは確信を持てないから、聞いた )   ( ぎこちない笑顔をじっと見つめる。 …一峰は、吸血鬼に対してヒトとして真っ当な認識を持っていたように思うから… 本人が肯定していなくても、かなりの割合で吸血鬼と思われる自分に対してどう出るか… )   ( どうでもいい、と思いながら ) [Mon 11 Dec 2006 23:14:10]
外の話し声 > ( 情報なんていい加減なものである。特に口伝えは、伝言ゲームのごとく内容が変わることがある。一峰は火事の直後、「ステアは逃げ去ったらしい」と聞いてそれを信じ込んでいたが、後日改めて聞いた話によると別に見た者がいたわけではなかったらしい。個人的な感情からすると、火事で死んでいてくれれば、とも、VHあたりに捕まえられて然るべき処罰を受けるべきだとも思えた。複雑な気持ちでありながらも、今すべきこと──牧場の行く末についてだ。残った従業員と話した結果、まずはミレイユの容体を確認して…可能ならば、エルザファームの今後について相談しようと。幼馴染、と言う風に聞いている。その辛さは、自分などの比ではないだろう。 ) そうだなあ、怪我が酷ければ昼夜の問題でもない気がするが……ん? ( シャッ、と、物音が聞こえた。そちらを向くと、窓のカーテンが開いた民家が。暗くてよく解らないが──人影らしきものが見える。ミレイユだろうか? 窓に、従業員と共に近づいていき。顔を確認できたらゆっくりと片手を上げて、挨拶しよう。その笑顔は、少々ぎこちない。 ) [Mon 11 Dec 2006 23:01:26]
ミレイユ@人払いのされた民家 > ( お返しだ。 後を追ってやろうか。 なんて… 笑って言い返してやる相手がいなければ虚しいばかり。 でも、もういいよね、エルザロゥ…。 だけど、言われて追うなって思ったのは私か… )   ( 聞えて来た話声に、顔を上げる。 …最初は、じっとしていよう、やり過ごそうと思ったのだけど… なかなか去らないようなら、のろのろとベッドの上を這うようにカーテンを引いた。 留具を外して、窓を開ける ) ―――イチミネ…? ( 声をかけるのも億劫で、小さな声。 どちらかと言えば、声より窓の音で気づかせるような感じ。 通り過ぎるなら通り過ぎるで、良かったから。 ―――でも気付くなら、闇の中にいるうちに、思い出したようにヒトの振りをしよう。 拍動も呼吸もないけれど、どうにか、金髪碧眼には擬態する ) [Mon 11 Dec 2006 22:47:33]
外の話し声 > ( その話し声は、その民家に近づいてきながらも、目指す場所が見つからないのかウロウロとしている。 ) ──本当にこの辺りの家なのか? この辺はどこも明りがついておらんし…。 ( どこかのんびりとした口調の男の声の後に、別の声が続く。「私はこの辺だと確かに──いや、はっきりとどの家だとは…」困ったような、別の男の声。どうやらどこかを探しているらしい。 ) もう遅いし…眠っているのかもしれんのう。ミレイユの容体だけでも確かめたかったが…。 ( 「うーん、どうしますかね。やっぱりちゃんと場所を聞いて、明日また来ましょうか?」なんて話しながらも、まだすぐ去る風でもなく。 ) [Mon 11 Dec 2006 22:37:09]
ミレイユ@人払いのされた民家 > ( 暫くぎゅっとシーツを掴んでいて… やがてベッドに両手をついて、ゆっくりと身を起こす。 …外れた肩は、入れてくれていた。 あちこち損傷していて、生き血を啜っていなかった吸血鬼では回復も遅いけれど、一番問題なのは頚椎の損傷だ。 それでも動けると言うのも、それが治ると言うのも、ヒトではありえない事。 …大分回復しているとは言え満足に動かない身体を、習慣的にヒトに擬態させようと試みる…。 …消耗が激しくて上手くいかず… …何を今更と思いなおして、止めた… )   ( 拘束はされていないようで、そのまま両足をベッドの外へ ) ………は。 ( どこへ行くと言うのだと、気の抜けた笑みを零す。 『後を追う』 なんて、バカな事言ったレティを先に行かせて――― ) ……レ…ティ……ッ…! ( くしゃり。 両手で頭を抱えるように、真紅の髪を握った ) [Mon 11 Dec 2006 22:31:42]
お知らせ > 外の話し声さんが来ました。 『( 窓の外から聞こえてくるだろう、話し声 )』 [Mon 11 Dec 2006 22:26:31]
ミレイユ@人払いのされた民家 > ( ヒトに擬態していない身体では、泣く事も適わない。 …表しようの無い思いを、ただ瞼と唇をきつく結んで閉じ込めた… )   ( レティが吸血鬼であると明かし… 自分は牧場を離れるつもりでいた…。 数日ステアに備えて屋敷に残るとしても、レティとは別れ難いけれど自分の役目は終わったと思えたし… 自分の考えのまま、吸血鬼であると肯定せずに時を過ごして行こうと思っていた…。 人と深く関わらず、関わったとしても事あらば去って行く者になるのなら、生き残るのはレティだったのに――― )   ( 築き上げ守って来たものは、その所有者達と共に灰に帰した。 離れが延焼を免れたとしても、牧場経営はどうなるか… そもそも、どれだけの生き残りがいるだろう… ) [Mon 11 Dec 2006 22:11:05]
ミレイユ@人払いのされた民家 > ( 知らない部屋で目を覚まして、現実感の無い天井を見つめる )   ( 焼け落ちるクレストラ屋敷より助け出された獣医の少女は、気を失い… 赤過ぎる髪と瞳、白過ぎる肌を晒して、総合病院に移される事は無く、匿われるようにこの部屋へと運び込まれていた。 …あの時駆けつけた数人… 恐らくは、レティが連絡を取っていた人が手配してくれたのだと思うけど、昏々と眠り続けていて、良く分からない。 灯りが落とされていても自分には十分過ぎる程明るい部屋。 ベッドの脇にある窓… 閉められたカーテンの隙間から差し込む星明りが、ここがまだ地方村に近い、人口密集地ではないことを示している。 もっとも曇っているみたいだけれど ) ………エルザロゥ。 ………レティ…ッ……… ( どうしてまだ、ここに在るんだ ) [Mon 11 Dec 2006 21:58:55]
お知らせ > ミレイユ@人払いのされた民家さんが来ました。 『( どうして、まだ――― )』 [Mon 11 Dec 2006 21:49:23]
お知らせ > 維言さんが退室されました。 『( 悪魔祓いも家を出る。 向かう先は、村を出て大聖堂まで―― )』 [Mon 11 Dec 2006 04:13:09]
維言 > … ええ。 どんな関係だったかは、知らないのですけれどね。 ( その、墓碑銘の魂を送った時の話。 その時も先日も、擦れ違い。 )  …… どうでしょうね。偽りを重ねるだけでは、ほころびた時が怖いのも、事実なのですよ。 ( だから、良策とは、世辞にも。 …肩竦める仕草で。 それでも、必要な時には躊躇いはしないと誓うように。 )  ―― ええ。 「 淑女殺し 」 の、シスター・ジャスティス。 ( 協力を仰げれば、頼もしい事この上無い。 )  … 分かりました。 では、また後程――   … お茶請けも、楽しみにしておりますよ。 ( いつかは分からない約束。 なら、その時の為に。 そっとマントに隠れた腕に触れると、ちゃり 微かに鎖の音がした。 …確かめるように、目を伏せて。 ) [Mon 11 Dec 2006 04:12:34]
お知らせ > ナキアさんが退室されました。 『( こうしてしばしの間を置いて、ステアの事は広く一般にも知られる事となろう。 )』 [Mon 11 Dec 2006 04:09:15]
ナキア > …、 ( ぱち、と瞬き。 ) メイフォンさんに、ですか? ( 今の言葉。 …彼女は、以前にも誰か失ったのだろうか。 ) …それが村の人たちにとって良策なら。私は文句は言わないですよ。 ( 以前も言ったとおり、己が動くのはレティシアさん一人のためではないと、…乙女と獅子には怒られるかもしれないけれど。 十字を切る、誓いのような所作によろしくお願いしますと、目を伏せて ) …暗黒街、青い髪のシスターで…メイス。 …もしかしてそれこそ、先程の淑女の事件に関わっていたという…? ( ぱち、と瞬き一つ。 ジィーちゃんの正体。 ) 村全体には、以前ヴァディスさんという行商の方がいらしたので…少しは備えがあるかと。 ( イチミネさんが所持しているようなものになるだろうか?吸血鬼対策。 頷きには、小さく笑みを浮かべてありがとうございますと言葉を返し。 )  …はい。 その時は、お茶請けもはりきって作るですよ。 ( いつになるかはわからない、けれどそんな約束を。笑顔、浮かべながら ) はい、よろしくお願いします。 ( ぺこ、と頭を下げて。 テーブルの上に置かれたタオルへと、手を伸ばそうか。 タオルやらカップやら。片付けたら戸締りをして、魔女も家を出よう。 ) [Mon 11 Dec 2006 04:07:05]
維言 > … 子供に、死者の名前を託していじめちゃだめですよ―― とは。もう、言わずに済むとは思うのですけれどもね。 …今回は、ぶつける相手がいますから。 ( ぽつり。 零れたものは、意味不明かもしれないけれど。 それは、以前の出会いの時に、己が彼女に告げた事。 )  …大した事は―― 無いとは、言い切れませんけれど。 ( あの二人の反応はともかく。 言い置いて。 )  緊急の場合には、処断します。それが、私の役割ですから。 ( 其処は間違いなく行うと、胸元で十字を切り。 ) 少し背の高い、青い髪の修道女です。後、凄いゴツいメイスとか担いでるかもしれない方。 ( そういえば、地方村にも足を運ぶと言っていた様な。 端的に特徴を口にし。 )  流石に村全体にとは、参りませんのですが。 すとろべりーな方々や、なっきー嬢がお使いになる程度は手配出来ますから。 ( お届けしますよ。 そう、頷いて。 )  …貴方のお茶は、温かくて美味しい。 充分、頂きました。 願わくば、憂いの無い心でご馳走になりたいですから。 ( いずれ、は。 まだ見えぬ先を示して。 己も、椅子から立ち上がる。 )  宜しくお願いします。 私も、一度大聖堂に戻って―― その辺りの進言をして参ります。 ( 今から出れば、昼前には何とかなるか。 被っていたタオルをテーブルにおいて、一礼を。 ) [Mon 11 Dec 2006 03:52:30]
ナキア > はい。私も時間が出来たらお見舞いにいきたいと思っていますけど、…そうですね。 ( メイフォンさんを思って、そっと瞼を伏せた。 ) …そんなにですか。 ( 乙女と獅子の反応を見やってから、夕星へと視線を戻す。話を聞きながらもぱち、と瞬きひとつ。 ) …わかりました、ですが緊急の場合はお任せするですよ。 ( 少なくとも己には遠慮しなくていいと。乙女と、…特に獅子がどういうかはわからないけれど。 ) シスターさん。 …あぁ、 ( そういえば何度か村に足を運ぶ姿を目にしたと村人が言っていたような?なんでも牛がどうとか、 ) 吸血鬼対処セットは、そうですね。手が回るならば用意してくれたら色々助かるですよ。 ( 申し出に、今は遠慮している場合ではないと。こくり、頷いて ) …いいえ。 乙女も獅子もお疲れ様ですから。もちろん宜しければ夕星も。 ( 乙女や獅子ならばもっと反応するだろうか?珍しいだろう夕星の表情にへろ、と笑み返す。頑張りすぎな人たちには、ゆっくりと休む場所は必要だろうと。此処で良ければいつでも休息所になろう。 ) はい。いってらっしゃいませ獅子。お願いします ( ぺこり、軽く頭を下げて。 お出かけの獅子と、寝室へ向かう乙女。見送って。 ) ありがとうございます夕星。はい、何かありましたらその都度連絡が行くように手配しておきますよ。 ( 情報の共有が、いつでも可能なようにと。 )  さて、では私もステアについての情報を一般に広めるよう進言してきますよぅ。 [Mon 11 Dec 2006 03:38:11]
維言 > ……お気をつけて。何かあれば、駆けつけますよ。 ( 剣を片手に見回りに行く少年と、明日の為に身体を休める少女と。 どちらも、強い意志が裏付ける行動。 … 否。 強く在ろうと。もしくは、己で在ろうとする心は。 一度、ゆるりと瞼を伏せて。 )  はい。 ( す、と顔を上げると。 ちいさな魔女に、緩く口角上げた表情で。 )  何かの際には、教会か、大聖堂の方へお知らせ下さい。なるべく早く、馳せ参じますから。  [Mon 11 Dec 2006 03:26:38]
維言 > … 街との往復の合間に、話が聞ければとも思います。 …尤も、直ぐには無理かもしれませんけれど。 … 誰かの死に、感情の動き易いひと、かもしれないから。 ( …そう。後から思い出した。フェン・メイフォン。名前は知らなかったけれど、己は一度彼女と会っている。故人の、墓の前で。 … その時の荒れた様子を思い出して、瞬きを緩く一度。 ) …手っ取り早い方法。 最初の約束を破る事になるので、一応最後の手段にしておきます。 … 相談無しには、余程の緊急でない限りやりませんから、そんなに警戒しないで宜しいと言います。それと、そんなに怖くないです。 ( 詭弁ですから。 ぽつり、付け足して。 恐ろしいと口を揃えるすとろべりぃずには、半眼。 )  …嗚呼。シスター。ジャスティスの事でしたか。 ( なるほど。彼女なら暗黒街に詳しいし、顔も利く。そして、戦闘能力は問題無い。 お願いします、とは扉に向かう少年の背に。 己も機会あらば、尋ねてみようとも。 ) 不意打ち闇討ちも、いっそ上等です。 ( 正道を語りすらしない。 ) そうですね―― 間合いは空け過ぎない方が、確かに良いです。大規模な魔法を至近で撃てば、己も巻き込む事になりますから。 ( 特定属性のみに作用する、己のような術式は、時に味方巻き込み上等で撃つけれど。 物理的な焔の類などは、術氏だけを都合良く避けてくれる性質のものでもない。魔法で作られたものでも、それ自体は物理法則に左右される―― 恐らく。 ) 吸血鬼対処セットは、何でしたら此方で用意しますよ、二人―― 三人分、くらいは? ( かく、と視線を巡らせて。  [Mon 11 Dec 2006 03:24:38]
お知らせ > 艶子さんが退室されました。 『今はもう少し身体を休めよう。 そのまま寝室へと。』 [Mon 11 Dec 2006 03:11:36]
艶子 > 集中の隙を与えない方法…か。遠距離攻撃手段というと色々あるな。ちょっと考えてみる。 ( 魔法というものに縁の無い生活を送っているせいか、どんな手段が魔法の集中をかき乱すのか判らない。…いや、集中は集中だ。私だって集中力に欠ければ剣先が鈍くなるんだ。 ) ……本当に。維言お姉さまが言うと私まで怖ろしく。 ( 一体どんな手を考えているのか。やるやらないは別にして、その考えの内容を想像するだけで怖い。 ) ……ありがとう、ナッキー。凄く、助かる。 ( 優しい言葉には優しい笑みを。便利だとかそういうんじゃなくて、心を休めることが出来ると言う点で。闘いしか能の無い私でも、戦いばかりではいずれ身も心も擦り減って行ってしまうから。 ) 維言お姉さまも気をつけて。MJも―― 何かあったら真っ先に起こしにくるんだぞ。 ( いってらっしゃい、と声を投げかけた。 ) [Mon 11 Dec 2006 03:10:55]
お知らせ > MJさんが帰りました。 『 イッテキマス。 ( 話して気持ちが軽くなった。 剣を片手に外へ見回りに )』 [Mon 11 Dec 2006 03:04:21]
MJ >  すっかり淑女さんとかと肩を並べちゃってるのネ―――ステアも、何か二つ名でも考えてあげる? 『皆殺しのステア』とか。 ( 冗談にしては趣味の悪く、冗句としては出来が悪い。 自分の言葉を鼻で嗤うと、餓鬼も席を立つ。 ) イコティお姉様が躊躇するってのは相当エゲツなさそうでイヤン。 ( 本人も乗り気で無いだけに恐ろしい。 ) アァ、暗黒街で教会なんて構えてるシスタァさん。 ( 首を傾げる悪魔祓いに軽い説明、彼女は有名なのでこれ十分だろう。 ) ホント、やってる事は変わらないって身も蓋も無いけどさ。 ステアの場合―――何が何でも生き延びようとするって感じましたネ。 ( あの状態からも、生きて村から出ると明確が意思は感じられた。 自分の持つ牙の威力は自らが一番知ってるだろう、自分の起こした惨劇に、何をどう思っているのか。 ) オッケー、何か唱える前に殴れって事ダネ……。 結局は近付いて殴れってハナシなのね。 ( 術者二人のの視点からの意見を胸に留め。 薄汚れた外套を手にすると玄関へと ) じゃ、オレサマは見回り。 ここで休んでたら怒られちゃうしネ。 ( 無力な自分は置いて置き、出来る事を。 村は今人手も足りないだろうと。 ) じゃミナサマ、それぞれが頑張るって事で!  [Mon 11 Dec 2006 03:03:00]
ナキア > …そうですね、あとは… ( 声が、沈む ) 中央病院にいるメイフォンさんにも、 ( 彼女も始めからいたようであるし。心配げに、嘆息を零し ) …レティシアさんの事については、乙女たちが口を噤んでいる限りは確証のないただの噂に留まるのではないかと。 ( 逆にこの場にいる者の口から漏れたらすぐにでも確かな噂として広まるだろうと、 ) …手っ取り早い方法。 ( 繰り返し、呟く。見回す視線、受け止めながら。 …その方法が後でも実行可能なら、…場合によっては実行されるのだろうか。 ) …じぃーちゃん? ( 夕星と声が重なったかどうかは知らぬけれど。そういえば、今までも獅子と乙女の会話には度々出てきていた。単にお爺さんのことかとおもっていたけれど、 ) …いかにして集中や詠唱を途切れさせるか。集中の隙を与えないようにするか… ですかね? 間合いはなるべく空けない方がいいでしょう。私だったら、集中するヒマがなかったら何も出来ないですよぅ。 ( 魔女としての意見であって、戦いに寄する者の意見ではないけれど。 だから夕星の意見に耳を傾けて、なるほどと頷く。 ) …はい、その時はぜひ乙女の頭を撫でて差し上げたいですよ。そんな改まらなくても、どうぞいたいだけいてくださいな。 ( 微笑んで、告げよう。勿論此処に留まる理由がなくなっても、いつでも足を運んでもらって構わないのだし。 ) 勿論、夕星もいつでも訪ねてきてください。多分、一番情報のやり取りがしやすいと思いますから。 ( へろ、と笑みかけ。 ) はい、おやすみなさいですよ、乙女。  [Mon 11 Dec 2006 02:49:12]
維言 > ( 仲間に撃たれて灰燼と化したという魔物。 同情はしない。しないけれど。 湯気の向こうに、顰めた眉を僅かに隠し。 ) 此方やスラムで大きな騒動が起こってますから、便乗しての騒ぎなら、主核に「 なってしまった 」モノを潰せば、ある程度沈静化すると思われます。 ( …なってしまったもの。只、現象としてそうなってしまった、だけ。 ) …ある程度沈静化を促す手っ取り早い方法はありますが、余り使いたくないんです。前言を、思い切り撤回しますし、詭弁ですから。 ( …三人の顔を見回す。 彼、彼女らには、恐らく歓迎されない案。 湯気を溜息で揺らし、一度カップを置いて。 )  じぃーちゃん? ( 首傾げた。 ) …… 誇りを掛けて戦った淑女も、生きる為に獣と化したステアも、共に害悪。人殺しには違いない。 …尤も。種を撒こうとして、実らなかった者と。刈り取るだけに堕した者を並べるのは、苦々しいとだけは言っておきます。 ( 平坦な声が紡ぐのは、意見と言うにはミもフタも無い。 わしわしと乱暴な手付きで頭を拭い。 ) ……。魔法使いと戦う時のコツは、 「 喋られる前に 殴る 」 これです。 致命に繋がるような魔法の前には、大なり小なり隙は出来る筈。 …向こうの手が届く前に、此方の手を長くすればいいんです。 ――― 遠距離攻撃手段。致命に繋がらずとも、集中を乱す方法があれば、詠唱完成は防げる可能性が高まります。 ( 意見は、術者としての視点から。 事実、黒の魔王との戦いでも、前線で魔王と側近を抑える彼と彼女―― 此処にいいない、もう一人の存在が無ければ、術式の完成すら叶わなかったであろうから。 )  …私は、あちこち動きますけれど。また、お邪魔する事もあるかと思います。 その際には、… 何卒。  [Mon 11 Dec 2006 02:40:13]
艶子 > 少なくともその仲間の方はステアを裏切る素振りは見せなかった。急にステアがその仲間ごと焼き払おうと……。その前のやり取りはやはり生存者の話を聞くしか無いな。 ( もう少し早く駆けつけていたら、或いはこんな結末にはならなかったのだろうか?…いや、止めよう。そういう考え方は。 ) 淑女は吸血鬼の誇りの為に戦っていたと聞きます。私はその時はまだ街には居なかったから、詳しくは知らないけど…。 ( ステアは自分の為に戦っているのだろうか。あの嘆きを孕んだ声は、一体何を意味するのか。 ) …… 魔法使いマジックユーザーと戦うのはこれが初めてだ。最初にこの村で犠牲になった一家のあの傷口も魔法によるものだろうか。 ……正直 ( 腕を組んで、椅子の背もたれに寄り掛かる。 ) 勝てる気がしない。今まで通りの勢いとか凄みだけで勝てるような相手じゃなさそうだ。 ( ナキアに拭いて貰ってさっぱりした髪をがしがしと掻いた。 ) …嘆いたり、泣いたり、悔やんだりするのは全部終わってからにしようと思う。…もう少し、ここでお世話になります。 ( ぺこりとナキアに頭を下げた。正直、居心地が良すぎて離れたくないというのもあるのだけど。勿論一度家に戻って白夜の様子も見に行ったりしないといけないが。 ) …さて、私はそろそろ休みます。 ( 疲れの溜まった身体を休め、明日も頑張らねば。 ) [Mon 11 Dec 2006 02:27:58]
MJ >  オレサマ達がステアの仲間を見たって言っても―――直ぐに火の手が上がって良く解らなかったけどネェ。やっぱりソコもミレイユお姉サンの情報待ちだネ。  折角レッティも協力してくれたのに皆余裕ないヨォ。 ( 無理ならぬ事だが、生き残ったファームの人々の風辺りは決して良いモノではナイのかと。 小さく肩を竦めた、自分も貧民窟で育った故にそう言った話には複雑な顔を浮かべる。 ) 暗黒街での聞き込みなら、アレかな?ジィーちゃんが何か知ってるかも。 でも、でも。 ステアを追うって言うなら……あの魔法を何とかしないとダメっぽいよねェ。 一般人とは言えさ最後逃げる時、レッティさんの召使いを片っ端から薙ぎ倒して行ったワケだし。 魔法一発で”アレ”でしょう。 『 淑女 』と違って……―――美学じゃないけども、そうのは無いんでしょステアには。 ( 本格的に吸血鬼狩りの装備でも購入しようか、などと首を傾げ。 ) アァ、艶子が約束しちゃって言うし。 オレサマはもうちょっと村に残るヨ……勿論街に聞き込みも行くけど、ここでサヨウナラってのもネェ。 ( 基本的に王に付き従うが、まだ村でやるべき事は残っているだろうと。 ) [Mon 11 Dec 2006 02:17:27]
ナキア > …本当に魔物の類なんですね。 ( そんなものがこの村で人を襲っていたなんて、 ) …後者の方が確実なんじゃないかと。確か街では、なんだか最近他にも色々噂があるとか? ( 便乗してなのかなんなのか。騒動の噂。 ) あ、勿論私も村の人にレティシアさんの事を話すつもりはありませんよぅ? ( 獅子の言葉に反応して。現在もそれは伏せられている。ただ、ステアに襲われ彼女が犯人だと教えてくれたのがレティシアさんだとは村人の代表たちにも告げたから、 ) それは別として、襲撃者が誰かとは噂されているかと。 ( 今後ファームがどうなるかとも。乙女の言葉にも同意を示すかのように頷いて ) …そうなんですよね、私はその去った人の中に…”いた”かどうか聞きたかったんですけど、…。 ( もはやそれは出来ない。ミレイユさんなら知っているだろうか? 非情だという自覚はあれど、他を守るためには可能性はなるべく潰しておきたい。…命まで取ろうとは思えないけれど、 ) …。…大丈夫でしょう。みんな消火活動でいっぱいいっぱいでしたから。 ( 夕星の言葉に、そうあってほしいとの意もこめてそっと返す。ただでさえファームへの襲撃、というのにショックを受けているだろうし。 ) そうですね、潜みやすいのはそのあたりでしょう…、…淑女の時同様、騒ぎを起こしやすいのも。 ( 貧民窟と、暗黒街。 ) …こういうのはなんですけれど、ある意味同じ吸血鬼でも淑女は潔かったと、…。 ( ふと、思い起こす。当時の噂や戦況を伝え聞く限りでは。思う ) ―― では、ステアの事は公表して。乙女と獅子は街に戻りますか? ( 乙女の髪を拭き終えて、己も席につき。冷めたカップを傾ける ) [Mon 11 Dec 2006 02:06:44]
維言 > … 仲間割れでも? ( 軽く眉が寄る。その辺りの事は見ていない。 艶子の言葉に、眉の角度はまた少し、険しく。 ) ……常世の森辺りから、流れてきたか。それとも―― それこそ、魔界騒動の生き残りか。 ( 湖の深きにも、そんなのが棲むそうですが。 実際に目撃していないだけに、憶測じみるのは仕方ない。 ) 当面は纏めて監視しておくのが、楽だとは思います。…誰が吸血鬼で、誰がそうでないのかは、明確に知っておく必要がありますが。 ( これが面倒の部分。 溜息を隠すよに、カップを傾けて。今更、寒気に肩が揺れる。 )  …遺体と灰。 ( カップから僅かに唇離しての声は、囁くように。 )  …灰の比率が多すぎる。燃え残りが少な過ぎる。 気付く人間が少ない事を、祈ります。 ( それこそ、襲撃者の魔法の所為にしてしまうのも、方便と言えば。 あらゆる意味で酷い話だけれど。 )  スラムか暗黒街辺りに潜む可能性は高いと思います。 かの 「 淑女 」 が騒動を起こしたのも―― あの界隈でしたし。 ( 害悪と認定された、悪名高き吸血鬼。 … そして。淑女が滅んだのも、また。 ) [Mon 11 Dec 2006 01:54:53]
艶子 > ( 維言の視線に気付き、昨日の光景をもう一度思い出す。 ) …一つ言えるのは、どう見ても普通の人間じゃあなかったってぐらいかな。太くて黒い蔓のようなものが生えてて、エルザファームの人を絡めとっていた。 ( 今まで培ってきた常識や知識の中に当てはまらない生き物を示す便利な言葉がある。悪魔とか鬼とか化け物だ。あいつはそれに分類されるのだろうか。 ) レティシアが吸血鬼だった事は言わないよ。言わないけど、吸血鬼だったんじゃないかと噂されてしまうかもしれない。エルザファームの生き残りに吸血鬼が多いと知れたら …怪我の治り具合とか、人間と吸血鬼で違うんでしょ? ( そういった点から憶測が飛び交うのでは無いか。一度そんな話が出てしまえば、エルザファームの人たちは此処に居づらくなる。 ) ……うん。襲撃前に、何人かがレティシアの元を去ったという話しだし。 ( 彼らの多くが今後どう出るか…。それを思うとナキアの言葉は確かに詰めたいけど、正論に感じる。 ) 顔と特徴を広く知らせればまあ、おのずと街中では暗黒街とスラムに潜むしかないからな。 聞き込みをしてみる価値はあると思う。 [Mon 11 Dec 2006 01:45:51]
MJ >  ちょっと待ってヨ、元々は村のヒトには吸血鬼だってのは黙っておくって話だったジャン。 死んだからって実はレッティは吸血鬼デシターとか言うワケ? 決めるのは残ったヒト達に任せれば良いのに。 ( 眉が八の字 火の無い所に煙は立たない? ソレとも魔女や悪魔祓いの言った通り「仲間割れ」と噂されるのか。 ) 喋る杖の噂を探してもネェ。 後手、後手に回ってたらずっと追いつけ無い気がスル―――そう言えば、レッティの話だと暗黒街とか、貧民窟で活動してたって話聞いたけども? 聞き込みとかは? ダメかな? ( 街に、仮に街に戻ったとするならば。 身を潜めるならば暗黒街辺りだろうか、とか。 名案といった顔で。 )  [Mon 11 Dec 2006 01:37:01]
ナキア > ふふ、ありがとうですよ。 ( 真剣な話の合間、獅子との心和む些細なやりとり。 )  …仲間ごと、……そうですか。 ( 伏せ目がちに俯いて、口を閉ざした。視界の端に、僅か震えたような乙女の様。 ) ―― どうでしょう。昨日の件、襲われたのがエルザファームですからステアの襲撃である事は隠しようがありません。 ( 既に噂としては広まっているだろう。 ) 私としては…、…どこかに散らばるよりは一箇所にいてもらった方がいいんですけれども。 ( もしも村を出てあてもなく、彼らがステアのようになる事を考えれば、と。非情な言い方をした。けれどその方が残りやすいだろう。残りたいならばの話。…無論、大聖堂側でなんぞあれば其方に従うのだろうが、 ) 今更奴隷ギルドで、なんてこともないでしょうからね。…どこかで騒動は起きるでしょう。 ( 一瞬だけ。垣間見れた乙女の表情に微笑を返して。手は、獅子の時同様やわく動く。 ) わかりました。 ( 乙女と夕星二人の言葉に頷きながら。此方もそれに合わせた対応を村人に伝えなければ、 )( …杖。 ) …ステアの名前と容姿…特徴を、広く知らせますか? [Mon 11 Dec 2006 01:28:41]
維言 > 仲間… その辺りは、私は確認出来ていないので。様子等は、その時場に居た方に尋ねるしかないのが、心苦しい所です。 ( ちらりと、艶子の方にも視線が向いた。 …後は。療養中の怪我人達か。 ) ファームの関係者各位、生き残りにも―― ( 苦い顔で唇を閉ざす。話を聞く以外にも仕事はある。 …面倒な方が。 村に彼らが残れるのかについては、黙る。 ) …そうですね。然程遠くには行ってないとは思うのです。村に潜伏しているかは、分かりませんが。 ( そう。血を吸わなくてはならないのなら。 何処かで動く。 ちいさな魔女の手から渡されたタオルを頭から被り、カップを手にして。 )  …… 杖。 ( ぽつ。 )  喋る杖、でしたっけ。手がかりになるとすれば―― ( …目撃証言が出る=次の騒動。 そう考えれば、苦いのは仕方ないが。 )  私は、実地検証に捜索に―― しばらくは、此処と各地の往復です。 報告も、しないといけませんから。 ( …そう。「 一族 」としてある吸血鬼の処遇について、聖堂に一時戻っている間に。 夜明け前に戻ってきた時には、既に火の手が――  …零した息が、カップの水面に波紋を緩く。 ) [Mon 11 Dec 2006 01:18:36]
艶子 > 或いは、昨日の襲撃に備えて最近出来た仲間か。どちらにせよ、仲間ごと敵を焼き殺すようなヤツだ。 ………。 ( 不意にその瞬間の事を思い出して身震いした。その震えは寒いからだと言わんばかりに、淹れて貰った茶を啜る。 ) 後に残った者は―― この村には残れるだろうか。人間は兎も角、吸血鬼は。 ( 昨日の事件、村中にはどのように伝わっているのだろうか。吸血鬼絡みのものだったと知れ渡っているのだろうか。 ) 居る事の証明より居ないことの証明の方が難しいって言うらしいが…焼けようが焦げようが吸血鬼だ。血を吸わなければ生きていけないっていうのには変わりない。 ( つまり、暫くは大人しくしているかもしれないが必ず動きがある筈だ。それに生きていてくれなくちゃ困る。私自身のこの気持ちをどう決着つけたらいいのか判らなくなるから。 ふと、そんな張り詰めた気持ちを静めてくれるように灰を拭いてくれるナキアの手。嫌がるような事はしないが、一瞬だけ気を緩めるような隙のある子供染みた顔をナキアの方に向けた。 ) …ならば、待つさ。レティシアにここに残れと言い出したのは私だ。護ってやるとも言った。その約束は果たせなかったけど、ケリは絶対につけなくちゃならない。 [Mon 11 Dec 2006 01:12:20]
MJ >  二人して口を揃えて生きてるとか言うんだネ―――。 仮に生きてるとしてサァ、ステアが行きそうな場所にアテ付いてるの? ( 焔に灼かれたあのレティシアの話では、暗黒街や貧民窟を渡り歩いていたと言っていたが。 渋顔で湯気の立つカップを口に運び。 何か決意を秘めた視線を傭兵から感じた……落ち込んでは居ないのだけども嫌な予感がして。 ) 流石ナッキーは見る目がアリマスネ……オレサマも常々ナッキーの手料理は美味しいと賞賛している也。 ( 餌付けは完了、えへらと頬も緩む。 ) どうするって言われてもネェ。 またステアが此処に来ない確証も無いし……今いったけども、手掛かりも無しデスヨ。 ( お手上げ、と両手で小さく万歳。 ) [Mon 11 Dec 2006 00:59:15]
ナキア > ふふ、全部ほんとのことですからー。 ( へろ、と。否定もせずに言葉を返し ) 仲間は、元からいたんでしょうか…? ( もしも他にもいるとしたら、 ) …そうですね、イチミネさんもこれからどうするのか。 ( 気遣わしげに吐息をついて。 …乙女から言葉の返ったのに、ほっと息を吐く。 ) ( 灰被り。…苦労をした分、いつか姫君のよな幸福が訪れたならいいのだけれど。謝罪の声には気にしないようにと答えよう。 ) ありがとうございます夕星。 はい、ファームの事について話すとしたら、…今は彼女しかいないでしょうから。 ( 己は、獅子の色にも似た紅を見てはいないけれど。 )  …そうですね、レティシアさんと違って彼女は動けたようですし、遺体も確認できてませんから…… ( 生きている確証はないにしても、気は抜けない。 こういう場に慣れている二人が生きているだろうと言っているのだし、それを否定する根拠が魔女にはない。 ) どうぞ。 ( 夕星に二枚のタオルを手渡して。 常とは違う様の乙女には、獅子と同じく背後に回って拭いてあげようかと、…嫌がられれば拒否することもなく彼女にもタオルを手渡すだろうけれど。 ) ――― それで、皆さんはどうするですか? [Mon 11 Dec 2006 00:51:05]
維言 > 一応、清めは一通り。 検地と片付けは、もう少し掛かりそうですけれど―― ( 髪掻き上げる仕草に、灰が落ちる。 すみません、と口にする声の沈み具合も、やや掠れ気味。 )  ……ミレイユ。 …嗚呼。ファームの。 ( 髪を押さえた仕草の侭、思い出すのは人ならざる白い肌と――  … 過ぎる色は瞬きで伏せて。 )  そうですね。私も、死んだとは思えません。 煙に巻かれて死ぬ程ヤワな種族でも無し―― 壁なり窓なり破る術は、持っていれば使うでしょう。 …使えたかは、別しても。 ( ステアの力と負傷状態によるか。 屋敷を崩す程の火炎はダメージにはなったであろうけれど。 椅子に座ると、少々行儀悪く頬杖。 ) [Mon 11 Dec 2006 00:43:26]
艶子 > …… ただいま。 ( おかえりなさいと二人に言われてから、思い出したようにその言葉を漸く口にした。意気消沈しているというよりは、何か思いつめたような様子で。維言と共に灰を被り、MJの衣服にもまだそれが残る。そういえば、淑女が倒されてから暫く暗黒街は吸血鬼達の灰で覆われたらしいが、まるでそれと同じだ。これは吸血鬼の灰では無く屋敷の灰だが――。 ) ……ステアは多分、生きていると思う。勘だけどな―― あれで死ぬ様なヤツには見えなかった。 ( 勿論、あの業火の中で見た姿が怖ろしかったせいもあるが。勿論、だからといって調べもせず放置する気も無いが。椅子に座り、ナキアの淹れてくれるお茶を待った。凍えた身体にはそれが一番だから。 ) [Mon 11 Dec 2006 00:36:34]
MJ >  いやだ、そンな―――可愛くて強くて格好良いだなんてナッキーも口が上手いんだから。 ( えへら、とはにかんで笑みを返す。 ソコにかなり手前勝手に勝算の言葉が増えていたのは気のせいか。 ) かなり攻撃的な魔法使いサンだねェ。 一番の誤算は仲間を引き連れてきた事だろうけどサァ。 ( 全てが焔の中に、今でもヒトの灼ける嫌な匂いがこびり付いて離れない。 ) いーちゃんが無事で良かったヨ。 落ち込んでないけど良いけどネェ……。 ( 近付く足音が二つ。 確認する迄も無く、昨日戦いの場にいた二人だろう。 ) おっかえりィ―――と今晩和ァ。 艶子ォ、帰って来たら「タダイマ」でショ。 ( むぅ、未だ引きずっているらしい艶子に眉を潜め。 ) 検地って……ステアの死体でも探すワケ? 調べる所なんて残ってるかな? ( 形だけであろうとも、悪魔祓いの職務は職務なのだろう。 「ご苦労サマ」と。 ) [Mon 11 Dec 2006 00:29:17]
ナキア > ――― 獅子のそういうところは可愛らしいですよぅ。 きっと乙女も賛同してくれます ( 笑って、汚れたタオルを洗濯物籠に片付けようか ) …魔法、ですかぁ…… ( 実際目にしてはいないそれがあの屋敷を燃やしたのだと、魔女とはいっても俄かには信じがたい話。 ) そうですね、動物さんたちはイチミネさんが様子をみていてくださったみたいで、 ( 暴れださなくてよかったと感謝の念。ほ、と息の漏れる。 ) …無理に聞こうとは思いませんからね、ミレイユさんの調子がよくなってからで、 ( 途切れた言葉は、一瞬感じた冷たい空気と扉の音に。 近づいてくる足音に、視線はそちらへと向けらる。 足音、二つ分。察して、二人分のお茶を用意することにした。 )  …おかえりなさい。 と、いらっしゃいですよー。 ( 乙女の、無言が痛々しい。 ) …お疲れ様です。 ( カップをテーブルに伸せれば、二人の分のタオルも取りに。 ) [Mon 11 Dec 2006 00:19:27]
維言 > ( ただいま では無く、お邪魔します。 そう口にしたのは、教会を根城にしている悪魔祓い。 黒髪に黒マント。どちらも今は、立派な灰被り。 胡乱に沈んだ表情は、ある意味で常と然程変わらないとも言えるけれど。 )  …延焼には至らず。 実地検分は、これからですが。 ( ぐしゃ、と前髪掻き上げて。 呟くように口にするのは、酷く実利的な欠片。 …二人と。共に来た一人に交互に眼差し向けて、伏せて。 ) [Mon 11 Dec 2006 00:16:41]
艶子 > ( ばたんと扉が閉じる音の次に、ごつ、とブーツの底が床を叩く音が真っ直ぐ二人の方へと近づいた。それは二人分の足音だ。 傭兵のただいまの声は二人の元には届かず、やがて黒い髪と黒コートにたっぷり灰を被った姿が現れるだろう。傭兵の顔にも疲労の色が浮び、険しいものにも見えるか。 ) ………。 ( 二人が直前まで何の話をしていたかは予想がつく。じ、とMJとナキアを見つめ、何も言わぬままコートを脱ぎだす。 ) [Mon 11 Dec 2006 00:12:57]
お知らせ > 維言さんが入室されました。 『( 重ねて足音は、もうひとつ。 )』 [Mon 11 Dec 2006 00:11:01]
お知らせ > 艶子さんが来ました。 『玄関の扉が開いて、閉じた。』 [Mon 11 Dec 2006 00:07:06]
MJ > ( 煤にまみれた髪は艶を取り戻し、汚れと脂が綺麗に拭き取られれば不思議と頭が軽くなった気分 ) ―――ナッキーのそういうトコ、卑怯だ! ( 心地良く瞳を細めてた餓鬼は置きあげると先ず不平を口にした、優しさに慣れてないなんて絶対に認めたくないから。 手櫛で整えながら気分を切り替え。 ) ステアの魔法だってサ……あンなの反則デス。 ( 眉唾かと思われた貧民窟でも虐殺も嘘ではないらしい。 口を尖らせる餓鬼は何時もの調子に戻る。 ) ―――燃えたのは屋敷だけっぽいけども。 あのミレイユとか言うお姉サン? 身内なんデショ? ( 彼女が引き継ぐのか否か。 ) オハナシ聞ける状態なら良いんだけども。 [Mon 11 Dec 2006 00:03:39]
ナキア > なにがですか? 汚いなら洗えばいいですよぅ。 ( 後でちゃんとお風呂に入ってくださいね、と告げながら。痛くないよう触れる感触はやわく。時折わしゃりと。 乾いている方のタオルでもう一度拭き取ったらオシマイ。いつもと同じ紅の色 ) …火は、ステアが…? ( 生死から話題をずらして、別のことを問いかける。獅子も、…この場にいない乙女も、自分を責めてしまいそうで ) …。 …ファームの今後についてはミレイユさんや…、他の残った従業員の方たちと一度話をする必要がありますね。 ( イチミネさんとか、 ) [Sun 10 Dec 2006 23:51:19]
MJ >  ( 起きあがる気力も無く遠ざかる足音を聞く。 ショックを受けるなと言う方が無理か、溜息を吐き―――うだうだと過ぎ去った事に思考を巡らせて ) オレサマも弱っちくなりましたネ……。 ( 感傷に浸っていれば、髪に触れるタオル。 視線を後ろに巡らせれば、そこには優しい笑みの魔女が何時の間にかタオルを手に立っていた。 ) 良いの? バッチィよオレサマ―――。 ( 髪に触れる指先に恥ずかしさを覚える、一緒にいる傭兵とは違う温かみ。 ) レッティの方は……、無理だねオレサマと艶子が行った時には辺り一面火の海だったし……。  [Sun 10 Dec 2006 23:42:53]
ナキア > …、 ( 微苦笑を浮かべて席を立てば、ぬるま湯を含ませたタオルと乾いたタオルを手に戻りこようか。 子どもの世話を焼くかのように、獅子の背後に立てば雄々しい鬣の色を元の紅に戻さんと柔らかく拭き取らせていただこう。  …カップは、テーブルの上で湯気をくゆらせたまま、 )  …。 はい、ステアの方はわかりませんがレティシアさんは…、 ( 言葉を切る。 メイフォンさんが確認しているだろう、彼女の体の炎に包まれゆく様を。 ) あとは、ステアの連れていた魔物も…ですね? [Sun 10 Dec 2006 23:32:23]
MJ > ( 鬣と称された髪も灰と煤にまみれ―――顔には疲労が浮かんでいる。 獅子と呼ばれたのにこのザマだ。 テェブルにくったりと突っ伏し。 ) 結局さ、死体は見付からなかったヨ。 『 レッティ 』のも『 ステア 』のも……。 ( 慌ただしく過ぎて行く内は良い。 だが、時間が経てば経つ程に無力感が増す。 気まずい空気の中、ぽつりと餓鬼が切り出した ) [Sun 10 Dec 2006 23:25:35]
お知らせ > MJさんが入室されました。 『 煤まみれの獅子―――。 』 [Sun 10 Dec 2006 23:19:01]
ナキア > ( 村の片隅。魔女の家のいつものダイニングテーブルで、ぼんやりとしたまま。両手で包んだカップは淹れた時から全く中身を減らさぬままに。ただ、包み持つ手をあたためるだけで )  ――― … 。 ( 思い切り泣いてしまえたなら、どれだけ楽だろうか。 ) ( けれど、自分にそれは許されないだろう。 まだ、すべきことはいくらでもあった。それを放棄する事はできないから、 ) [Sun 10 Dec 2006 23:17:12]
お知らせ > ナキアさんが来ました。 『 ――― ( 手にしたカップから、湯気のくゆる。 ) 』 [Sun 10 Dec 2006 23:10:20]
お知らせ > 一峰@エルザファームさんが帰りました。 『( その後、残った従業員達の元へ行き──果たしてファームは、どうなるのか。 )』 [Sun 10 Dec 2006 16:46:16]
一峰@エルザファーム > おお、こちらこそよろしく。 ( そう言って、笑った。こんな時でも、笑えるものなのだな、と、自分に対して思った。彼女の笑みには、可愛らしいものだなあ、とだけ。 ) ──ステア…な。こうなれば、きっとすぐに捕まる。 ( そう、自分に言い聞かせた。そうでも思わないとやってられない。 ) そうか。ああ、またな。 ( 今日は帰ると言う彼女に手を振り返し、その後ろ姿を見送った。 ) [Sun 10 Dec 2006 16:43:53]
お知らせ > メリッサさんが退室されました。 [Sun 10 Dec 2006 16:36:47]
メリッサ > うん、もちろん! 一峰さんね。よろしく!(そう言ってフード越しに屈託の無い笑みを浮かべるメリッサは、とても悪魔とは想像できないもので。) そうだね、ステアは―― (もう、どうなっているか分からない。だが、とる処置はひとつ。襲ってくるなら倒す、それだけだ。と、考えていると今日はどうするか問われて首をかしげる。) ん〜、とりあえず帰るかな。一応世話になるところはあるし。 (そう言って笑う。あまりそばにいて馬脚をあらわすのも何だし、それに、大聖堂だかパプテス教徒やらがこの事件の事情聴取などにくるかもしれない。そうなると面倒だ。) それじゃ、また今度ね。 (そう言って手を振りその場を後にする。) [Sun 10 Dec 2006 16:36:00]
一峰@エルザファーム > ああ、ありがとう。…力仕事か。 ( 思わず、その小柄な彼女を上下に視線を走らせてしまう。…いや、まて。傭兵なら力があって当然だ。と自分を納得させ。 ) うむ、その時はよろしく頼む。ああ、そうだ。名前をまだ言っとらんかったな。自分は一峰だ。 ( ようやく名乗って。そして…そうなのだ。どうやって生活するか──そこが問題だ。所持金が無くなったのが痛い。とは言え、二万エンも持っていなかったのだが。まあ、持ちつ持たれつの田舎なら何とかなるだろうと楽観的に。ただ、こうなってしまってエルザファームが村人たちにどう思われているか…場合によっては、何の協力も得られないかもしれない。 ) そうだなあ…。だが、今更ステアが償おうとするとは思えんし、考えても仕方ないかもしれん。 ( 今のステアの印象からは、償いとは結びつかず、そう言った。 ) ああ、働いている内に考えもまとまるかもしれんしのう。──さあ、とりあえず残ったみんなと相談してくるかのう。メリッサは、今日はどうするのだ? ( 言いながら、疲労した肩を鳴らす。分担とか、誰に指示を仰ぐべきかとか、できる範囲の事を残った従業員らで相談しよう。重傷であるらしいミレイユの容体も心配だ。どこに運び込まれたか、従業員の誰かが知っているだろうか。 ) [Sun 10 Dec 2006 16:29:16]
メリッサ > そっか……まぁ、何かあったら傭兵ギルドまでおいでよ。力仕事なら手伝ってあげられると思うし (自分もレティシアに何もできなかった以上、しばらくは後始末の手伝いに通うつもりなのだが。でも、他にも仕事しないと生活自体できないなぁ、と考えあぐねていたりもするのだが。) まぁ、償いっていっても、人のために何をしてあげられるのか…そこから考えるしかないよね。 (死んだ者は帰ってこないのだ、それに対価するものとなれば――想像はできない。かつての自分も、そうだった。今も、そうかもしれない――以前よりも意味を見失っている気はするが。今は、行き続けることこそが贖罪――と思っている。もっとも、普段はそんなことかけらも考えていないのだけど。) まぁ、何もできなかったのは私も同じだしね――とりあえず、その分は働かないとね。 [Sun 10 Dec 2006 16:13:13]
一峰@エルザファーム > ああ、牧場主がいなくなって──誰が動物たちの行き先を決めるのかは解らんが。少なくともそれまでは、世話してやりたいしなあ。 ( タダ働きということになるが…何もできなかったのだ。せめて残った動物たちが次の場所で無事に暮らせるように。非戦闘員の従業員なら、まだそれなりの人数が残っているだろうか。食事はどうするかな…知り合いの村の人に頼んで、しばらくの間分けてもらうか。返す絶対の当てがないので厳しいかもしれない。寝場所?牛小屋に泊まります。 ) 償い…のう。思いつかんなあ。 ( そう言って笑った。ヴェイトス市なら、公開処刑で市民の楽しみになる──と言うのが定番だろうか? さすがにそれは思いつかなかったが。 ) ──ああ、そう言う意味では…最悪ではないな。ただ、気持ちとして…最悪だ。レティシアを信じれないまま…何もできんかったからなあ。 ( 気づかってくれているのが解り、少し笑顔を見せた。 ) [Sun 10 Dec 2006 16:05:12]
メリッサ > うっ……た、確かにそううかもね。――無くなった牧場、残された動物、か。 (自分は素人なのでこの後動物達のみの不利はどうなるか分からない。確かに、いろいろと大変なのだろうな、と一峰さんと動物を眺めながら苦笑いを浮かべた。そして、浅はかな自分の発言を心の中で詫びた。) たくさん殺していたからこそ、償わせるべきだ――って、思うんだけどね。 (けれど、当事者はそれどころでは気がすまないだろうということも考え付いてた。) 結局、ステアは許されざるべき存在だったのだろう。) まぁ、ね。 でも、さっき「最悪の結果」だって言ったけど…従業員や動物達全てが死んだわけじゃないし。まだ希望はあるんじゃない? (そう言って笑う。きわめて朗らかに。それは――一種の気遣いなのだろう。) [Sun 10 Dec 2006 15:47:51]
一峰@エルザファーム > ( レティシアが吸血鬼だと明かしたことは──去った従業員は自分のために言わないだろうし、他の吸血鬼でない従業員が誰かに言わない限り外に知れることはないだろう…か。 ) ……いや、どうかのう。やるべきことは沢山あるしの。ゆっくりとは…考えられないかもしれん。 ( ここの動物たちは、どうなるのだろうか。組合を通してどこか別の牧場に売るなど、何らかの方法は取られるのだろうが。その際は仲良くなれた動物たちを見送る手伝いをしたいし、アマウラに帰るための資金も稼がなくてはならない。落ち着いて考えたいと思う内心とは裏腹に、忙しくなるだろう。 ) ……話して止められたとしてものう…既にステアはたくさん殺していた。 ( そう言ってから、気づいたように。 ) そうか、やはり無理な状況だったと言うことかの。 ( はは、と力なく笑う。結局、自分に出来ることなど何も無かったのか。と。ステアがどういう気持ちでいたのかなんて、この男には知る由もない。 ) [Sun 10 Dec 2006 15:42:21]
メリッサ > (人間でないことがばれているとはさすがに知らず。冷静だ、といわれると改めて気づいた様子で) そう…みたいだね。まぁ、これでもいろいろ経験してるから。結局、「現実」は受け入れなきゃいけない。ケド……時間制限はないんだもん、ゆっくり考えるといいよ。 (その言葉と気持ちに嘘はない、が、悪魔の血の影響もあることをメリッサは気づいていなかった。彼の質問には、力強くうなずいた。) うん、昨日までならね。でも状況的に無理かな。どのみちレティシアさんは「徹底抗戦」のつもりでいたみたいだし。話の余地なんてなかったでしょ。ただ―― (逆にステアのほうはそうではなかった。自分は確かに聞いた。彼女を生かすかどうかは「レティシアの返答しだい」と。戦う可能性を示唆しながらも、レティシアさんが説得できる可能性はゼロではなかった。) どっちが正しかったかは分からない。どちらにしても、捨てなければならなくなる可能性はあったからね。 (見ず知らずの同族よりも、部下と従業員、そして村の皆の命のほうが重かったのだろう。そして、そう思ったのは悪いことではないと思う。だから、あえてその先は言わなかった。) [Sun 10 Dec 2006 15:26:42]
一峰@エルザファーム > …ああ。 ( 「人間でなくても」 信用の出来る人──とも言っていたし、メリッサには明かしてあったのだろうか。ふと、そう思い。 ) ──……随分冷静だのう。自分は…その最悪の結果が…受け入れられないな。 ( 中立的な彼女とは違い、一峰はレティシア側であると言える。自分の雇い主だった(過去形だ)彼女に対しての厳しい言葉に、眉根を寄せた。 ) 口では止められない…か。もちろん、そうだろうのう。 ( そして、「もう」と言ったのに気づいて。 ) ──…昨日までなら、説得できたかもしれないと思うのか? ( 彼女の方を向いて、そう聞いた。 ) [Sun 10 Dec 2006 15:18:07]
メリッサ > 分かってるよ。でも世の中には結構あることだからさ……人間でなくても、ね。 (ステアに殺された人を思っていることは大体分かった。そして、自分もそういう経験をしているし、見聞きしている。だからこそ、理解できる。最後の言葉はレティシアさんが吸血鬼だということを知っている、ということを暗に意思表示していて。) 別に理解者が欲しくて殺しまわってたわけじゃないと思うけど。 それに、隠していたことを明かしたのはレティシアさんの英断だし、今回多くの犠牲が出たのはステアと徹底抗戦を決めたレティシアさんの責任。この状況はその結果が最悪になっただけに過ぎないわ。……もちろん、だからといってステアのした事を容認してるわけではないけれどね。 (一峰さんと違ってレティシアさんに対して辛辣だった。しかし、それはあくまでも客観的な立場に立っての台詞。それが証拠に――ステアに対しても辛辣かつ淡々とした口調だった。) 結局、ステアにとっても理解してくれそうな人を殺すことになった。もう――口では止められないでしょうね。 (その瞳に映るは哀れみか……小さく、疲れたようにため息をつく) [Sun 10 Dec 2006 15:08:15]
一峰@エルザファーム > ( 嬉しそうな雰囲気で言う彼女に対し、「何故もっと早く来てくれなかった」と言いそうになったが…自分だって何もできなかったのだ。言う資格などない──いや、資格云々より、そんな言葉はむしろ八つ当たりに等しい。 ) いや…気にせんでくれるかの。どのみち、今帰るつもりはない。 ( 謝る彼女に、首を振ってみせ。 ) いや…あっさり死ぬという意味でのう。 ( ステアに殺された人を思い出して、言っていたのだが少し違う方向に伝わったらしい。吸血鬼であるレティシアすら死んでしまったが…彼女が、レティシアの種族について知っているかどうか解らないので、「吸血鬼ですらあっさりと死んだ」とは言えなかった。──が、ステアが可哀想という言葉を聞くと目を剥き。 ) 可哀想? ステアがか? ──何を言う、あれだけ殺しておいて、未だなお生き延びているステアが可哀想だと!? ──ずっと隠していた事を明かさざるを得ない状況に追い込まれ、挙句殺されたレティシアを──彼女を殺したステアが可哀想だなんて自分は思わん。 ( 珍しく、捲くし立てた。吸血鬼と知って、レティシアを信用できなかった。そのまま彼女が死ぬまで何もできなかった自分が、腹立たしくて仕方ない。 ) 理解者が欲しくて、殺して回るなんて自分には全く理解できん。 [Sun 10 Dec 2006 14:56:12]
メリッサ > (確かに、ローブを着ていても小柄と分かるその体型は、背中に背負った大きな剣も伊達や酔狂で持っているとしか思えないかもしれない。) 信用できる人、か…そういわれると少し恥ずかしいかな。 (改めてそんなことを言っていたと聞かされるとついつい顔がほころぶ。フードをかぶっているので相手に分かるはずもないのだが、慌てて表情を戻す。) そっかぁ…私も手を貸してあげたいけど、生憎お金ないんだよねぇ。 (ゴメンネ、と手をあわせるも、あまり切羽詰ってない様子の彼にはあまり意味のないことだろう。) 吸血鬼は道すがら出てきたりしないと思うけど…… (旅人を襲うのは供給が少ない上に需要が多い。なぜなら人を襲うのは吸血鬼だけではないからだ。寧ろ、街中でこそその被害は大きいだろう。) ステア……か、あの子も結構かわいそうな子だよね。 (暴走した血を抑えきれず、仮初とはいえ、嫉妬にも似た感情があったらしいとはいえ、友にすら牙を向いた彼女。けれど、本当の所は―― ) 本当の理解者が欲しかったのかもね。 (誰にともなくポソリ、とつぶやいた。何せ、他人事ではない。友と呼べる存在がいなければ自分もそうなっていたことが何度かあるだろうし、それに――悪魔となってしまった今、自分もその血の衝動でどうなるかわかったものではないから。) [Sun 10 Dec 2006 14:42:49]
一峰@エルザファーム > どうだろうなあ。あちこちで言っていたのかは知らんが…。信用できる人だと言っておった。 ( 「傭兵」という言葉だけならメリッサの名には結びつかなかっただろう。レティシアの知り合いらしい言葉を聞いて、思い出せた。 ) さあ…どうするかのう。暇が出来ればアマウラに帰るつもりだったが…手持ちの金を屋敷の部屋に置いたままだったのだ。帰るにも資金がなあ…。 ( 焼け跡を掘り返せば、硬貨のいくつかは見つかるかもしれないが…あの屋敷の焼け跡から探すのは、砂漠に落ちたコン○クトレンズとまでは行かずとも、かなり難しいだろう。しかし、その口調には、あまり困ったといった雰囲気がない。こんな気持ちのまま、帰るつもりは無いからだ。 ) …ああ、それで、吸血鬼の餌になったりのう。 ( 言いながら、下を向く。そして心底悔しいと思いながら、言葉を続け。 ) ステアがいなければ……。 ( その後は、言わなかった。 ) [Sun 10 Dec 2006 14:35:24]
メリッサ > うん、そうだけど……そっか、レティシアさんいろんなところで話してたんだ。 (自分の名前をずばり当てられ一瞬驚くものの、その前に「レティシアさんが言っていた」という言葉があったので納得はできて。結構いろんな人に私の名前言ってくれちゃって……と、半ばあきれているような声で、それでいて嬉しそうな笑みを浮かべていた。) だった、か……貴方はどうするの?エルザファームもなくなって……私は傭兵だからまた仕事のない生活に戻るだけだけど…… (雇われの人がこれからどうして行くのか…多少の心配はしているらしい) ん、そうだね。人間なんて、死ぬときはあっさりだよ。それでいてしぶとい人はシブトイしね? (そういう人も見てきたし、自分もあっさり悪魔になってしまったクチだ。それを考えるとつい苦笑いを浮かべてしまう。レティシアのことに触れないのは正直ありがたかった。口にしてしまったら本当に死んでいると認識しなくてはいけない気がして。)  [Sun 10 Dec 2006 14:21:32]
一峰@エルザファーム > ( 一応知り合い。 ) …自分と同じ様なものかの。 ( こちらも、接点としては似たようなものだ。続く言葉を聞いて。 ) …おお、レティシアが言っていた…メリッサ…さんだったかのう? もしかしてそうか? ( 傭兵の知り合いが他にいれば違うかもしれないが。可能性は高いと思い尋ねた。 ) ああ、自分はここの従業員……「だった」というべきかのう。 ( 自分も、屋敷の焼け跡の方を見て。 ) ──……人間でもなんでも、あっけないものだのう…。 ( レティシアが亡くなったことを知って言っているのだと思い、特にレティシアがどうなったとは言わず。そう呟く。 ) [Sun 10 Dec 2006 14:14:00]
メリッサ > (ふと、横から聞こえてきた声。よくよく見れば牛小屋の入り口に立っていたらしい。屋敷のほうばかりを見ていて気づかなかった。) ん?まぁ、知り合いといえば知り合いだけど…… (少なくともトモダチではない。ただ、2、3話をしたことがあって知っているだけだ。あいまいに答えてはいるが、悪魔になっても嘘はつけないメリッサであった。) あ、私傭兵やってるんだけどね?レティシアさんに用心棒になって欲しいって誘われたんだけど……これじゃあね。 (そう言って肩をすくめると、再び焼け落ちた屋敷を目を細めて眺める。) 貴方は……ここの従業員さんかな? (一峰さんの体を上から下まで眺めて、多分そうだろうと予想をつけた。) [Sun 10 Dec 2006 14:02:02]
一峰@エルザファーム > ( 昨晩、自分は牧場にいた。事実を知ったものの、エルザファームを去ろうとまでは思えず、レティシアやミレイユ──彼女も吸血鬼なのだろう。一従業員達でさえ、吸血鬼だったのだから。もしやシャリネもか?──を避けながらも動物たちの世話をしていた。ステアを警戒するため、牧場の仕事はどうしても手薄になる。そんな牧場にいる動物たちが心配だから…というのを表向きの理由にしながら。実際はただ、どうするべきか迷っていた。決断できるまでは残るつもりで。────屋敷から火の手が上がった時、駆けつけようと思った。ステアが来たのだと、レティシア達を助けなければと思った。だが──動物たちが、騒ぎ始めた。火事の気配に気づいたのだろう。そして間の悪いことに、屋敷から見て風下に牛小屋があった。飛んで来る火の粉と屋敷が燃え上がる様子を見て騒ぐ牛たちをなだめ、あちこちの牧舎の屋根に登っては火の粉を払って回った。──そして、屋敷が燃え尽きてやっと駆けつけた時には、全てが遅かった。ステアは逃げ去り、レティシアや仕えていた者たちが死に、多くの怪我人が出ていた。自分にとって一つだけ幸いだったのは、一太を部屋に残してこなかったと言うことだった。携帯していた吸血鬼避けセット以外の荷物は部屋に置いていたので燃えてしまったが……。 ) …ん? ( 聞こえた声に振り向く。黒いローブに、ステアを連想して一瞬ギョッとしたが、声が違うとすぐに気がついて立ち上がった。 ) ……なんだ、お前さんは。ステアの知り合いか? ( レティシアが言っていた傭兵だとは見ただけではもちろん気づけず、耳にした言葉が件のステアであれば、顔をしかめてそう言った。最近、自分でも笑うことが減ったな、と思う。 ) [Sun 10 Dec 2006 13:54:46]
メリッサ > (朝帰りで燃え尽きたエルザファームを眺めた第一声はソレだった。今は黒いローブにフードで顔を隠しているメリッサは、一峰さんの後ろで何度目かになる見学に来ていた。否、レティシアの生存を確認してきているのかもしれない。それはメリッサ自身も無意識のことだから、改めて問われても分からない。結局、当事者に聞いたほうが早いのだが――未だ聴けずにいた。) ――ステラに老婆心を抱いたのがまずかったのかな……あ〜あ、仕事先がなくなっちゃったなぁ。 (こうなることは十分予想できたはずだった。悪魔になっても優柔不断な自分に腹が立つ。――最後の台詞は、半ばヤケクソ気味だった。) [Sun 10 Dec 2006 13:46:59]
お知らせ > メリッサさんが来ました。 『派手にやったみたいね……』 [Sun 10 Dec 2006 13:38:19]
一峰@エルザファーム > ( 怪物なら、退治してしまえばいい。向かってきたら全力で抵抗すればいい。そう思っていた。だが──怖くなった。こんな近くにその怪物がいたと知って、怖くなった。優しくて、子どもとは思えないほどしっかりしていて、動物が好きで彼らからも好かれていたレティシア。そんな彼女がまさか吸血鬼だったなんて。──恐ろしい。自分は全く気づかなかったのだ。もし──ふと、背後に忍び寄られて、首筋に噛み付かれたりしたら…気づいた時にはもう自分は血を吸われて抵抗できなくなっていただろう。それを、彼女達は容易に行うことができた。けれど。 ) ……生きてる。 ( 自分は、そうはされなかった。彼女達は、そうはしなかった。普通に、人間と同じく仕事をして、人間と同じ様に生きていた。吸血鬼だと知らなければ、普通に人間と同じく接して一緒に仕事をしていけたのだ。──いや、吸血鬼だと知った後でも、それは可能だった。 ) …くそう。 ( ガッと、地面を握るように爪を立てた。──時間が、足りなかった。彼女たちが吸血鬼であることを受け入れられるようになるまで、あまりにも時間が足りなかった。迷っている内に、レティシアは死んでしまった。 ) [Sun 10 Dec 2006 13:34:22]
一峰@エルザファーム > ( 燃え尽きた屋敷の方向を見ながら──牛小屋の前で、一峰はぼんやりと座っていた。傍らのムクドリは、地面を突付いてミミズを食っている。男の気持ちを感じ取っているのか、肩に留まろうとはしなかった。 ) のう、一太。命拾いしたなあ。 ( 抑揚がつかない声で呟く。そして自分の発した言葉に腹を立てて、頭をがしがしと掻いた。何が命拾いか。 ) どうすれば良かったというのだ…。 ( またも呟いて、うなだれる。──ほんの三日前だ。レティシアが吸血鬼だと知らされたのは。いやもう、本当に寝耳に水でした。吸血鬼って、案外身近にいるんだなあ、なんて。驚いた。驚いたものの、吸血鬼にも色々いるのか。と表の意識で思った。レティシアは、ステアとは全然違う。──…が、それと同時に心の底で、いつかレティシアもステアのように変わってしまうのではないか、とも思った。一度会って話しただけの自分が気づけるほど、ステアは変貌していた。だから「あの」レティシアだって、何かをキッカケに変わることがあるのではないかと──。 ) ……吸血鬼なんて、ただの怪物だと思っていたのにのう。 ( そう、呟く。 ) [Sun 10 Dec 2006 13:27:06]
お知らせ > 一峰@エルザファームさんが来ました。 『自分に何ができたろう』 [Sun 10 Dec 2006 13:24:42]
お知らせ > ナキアさんが退室されました。 『――― 消火の用意を!! ( 月の母よ。願わくば、救助の手が間に合いますように。 )』 [Sun 10 Dec 2006 05:05:04]
ナキア > ( ――― 視線の先には、あがる火の手。 )  ――― …、 ( 目を丸くして、 )  …っ、 ( 己では力の及ばぬやるせなさが胸のうちに穴をあける。強く手のひらを握り締めてファームとは反対方向に駆け出した。 ) [Sun 10 Dec 2006 05:03:04]
ナキア > ( 見回りの者たちに指示を受けながらこの場から避難していく人々。 己の指示を他に伝えに行ってくれた人、準備に回ってくれた人。 ) ( この場から人の散っていくのを用心深く見回して、 )   …、 ( ずっと、背にしていた。 ファームの方向を、振り返る ) [Sun 10 Dec 2006 04:47:49]
ナキア > ( 症状が重い場合はすぐに街の病院に搬送できるよう、馬車の手配なども。 それから寝る場所や食事の準備なんかも、 )  …お願いします、 ( 戦闘に参加できない分、己や村人たちは出来るだけのサポートをするのみ。 ) [Sun 10 Dec 2006 04:38:42]
ナキア > それから、 …怪我人が出るかもしれません。 ( 出て欲しくないから、そんな言い回しをした。けれど無傷とはいかないだろうとも思っている。 …それ以上のことは考えたくない。 ) 怪我人の受け入れ態勢を整えておいてください。 できるだけの医療品の準備と、休む場所の確保… 医者がいるなら叩き起こしてくださいな。 [Sun 10 Dec 2006 04:27:42]
ナキア > ( 街灯などあるわけもない、月明かりもない地方村の夜は暗く。見回りなどに参加している農夫の何人かが松明を掲げてはいるけれど、 …闇色に、ファームの方向が明るく感じられるのは邸に灯りのともっているせいだろうか。 ) ――― 、  今はファームについてあれこれ言っているよりも身の安全を優先してください。 ( ファームやレティシアさんに対して、疑惑めいた声のあがる方へぴしゃりと。 ) [Sun 10 Dec 2006 04:19:54]
ナキア > あちらに近づかないように、 …… 近隣の方は避難を! ( 近隣、といってもこんな村の中、牧場との距離はあるけれども。安心はできない。 ) ( 乙女と獅子は牧場へ向かった。戦えない人間が戦場に増えても逆に彼らの動きを制限してしまうだけだ。 それよりも、魔女はあの騒ぎは何事かと騒ぐ村人たちを静めることを優先した。 ) [Sun 10 Dec 2006 03:59:56]
お知らせ > ナキアさんが来ました。 『 ――― 落ち着いてください! 』 [Sun 10 Dec 2006 03:51:16]
お知らせ > フェン・メイフォンさんが退室されました。 『「一先ずは、ファームに行って話付けたりしないといけないかなぁ…」 って事なのだが』 [Sat 9 Dec 2006 00:41:27]
フェン・メイフォン > …… よぉは、ヤツが何かしようとしても…直ぐに対応出来る位置にいれば良いのよね。(そうなると… 考えられる場所は、レティシアの直ぐ傍。 其処に平然と、かつ何食わぬ顔で居られるにはどうすれば良い? 頭を掻きつつ…掻いた部分から煙上げつつ思案すれば、今度は頭をグリグリと回転させ…肩をトントンと何度も叩き―― ぶすぶすと、心理情景的に立ち上る黒煙。バチバチと、心理情景的に爆ぜる紫電。 そして――) メイドの振りして、こっそり潜入とか…しちゃおっかなー(… 口走るのは、そんな… どこか不穏めいた呟き。 レティシアに許可とってメイド服なんかを借りるなりすればいけるかな? なんて、思えば… 左腕ジャラリと鳴らし――) そうなったら…コイツを外さなきゃならない、けど―― 大丈夫だと良いかしらねぇ。(ボソリ。 次は…グルカナイフ一本で大丈夫か、と言う思案に移っていき―― そんな風に思考を切り替え、小声の独り言で間を繋ぎながら…見回りがてらの思案を続けていくか。 続けるは良い、が…結局の結論は ) [Sat 9 Dec 2006 00:40:32]
フェン・メイフォン > (万一、ステアがレティシアを人質にして立てこもったりしたらどうする? 悪いが、あたしはネゴシエイトなんて出来やしない―― 出来たとしても「聞き分けの無いお嬢さんだ!ショータイム!!」位がセキノヤマ。 そうなったら、万事上手く事が運ぶとは―― 絶対に思えない) そうならなきゃ良いんだけど… ふーむ(尤も、メイドが走っていったのならば他の人にも話は行くだろうし… 自分以外の人…特に、頭の良い人も動くだろうとは思うから、そう言う事態にはならないだろう… と信じている、が。 なったらなったで、どうするべきだろうか…なんて 軽く思案したりすれば、また頭を掻いて) [Sat 9 Dec 2006 00:27:18]
フェン・メイフォン > (その足が進むのは… 一先ずは、いつもの見回りルート。 何時も通りに見回りを続けながら、頭の中… 軽く、余り頭の負担ニならない様に…) さてと、来ると分かった以上―― どうなるのかしらね(なんて思案を一つ。 此方は、此方の事情を通して…ステアに聞くこと聞いた後でキッチリと落とし前を付けさせると言う目的がある、が――  相手がそれを易々と許すか…と、思えば多分NO。 一家郎党皆殺しにした勢いで抵抗だってするだろうし――) 何より…相手の目的は、レティシア…なんだろうなぁ。多分、だけど(―― ポツリ。八割推測気味に… 吐き出して、頭を掻く。) [Sat 9 Dec 2006 00:20:09]
フェン・メイフォン > スラムに戻らなくって正解だったかしらね… まぁ、カタが着いてないから戻る訳にもいかなかったけど(メイドから聞けたのは 「近い内にステアが来る」 と言う事のみ…だが、それさえ分かれば、此方としては十二分。正確な日付は分からずとも… 来ると言う事が確定しているなら、何とか待ち構える事は出来る筈だろう… 尤も、ファームが  ) 張り込みとかそう言うのを拒否…しなければ、だけど ( と言う問題も残るが――… 余程の事情が無い限りは、多分拒否しないだろう、と偽少女は思えば… 暫し留めていた足を、再び進め始めていく。) [Sat 9 Dec 2006 00:07:06]
フェン・メイフォン > ―――――― (そして、軽く何があったかを問い詰める事…数分弱。 最初は事情を話すのを渋っていたメイド嬢も、鬼気迫る形相とギリギリ粉砕しない程度の力加減で肩を掴んでの説得(脅迫とも言う)に渋々と…簡単に事情を話し――…) ふぅー…ん、成る程…ね(…――そして、ソレが終れば慌てて再びどこか…恐らくナキア宅かエルザファームのどちらかだろう… へと駆けて行くメイドを見送ったのが、ちょっと前の事。 その時から、じっと彼女が去って行った方向を見詰めていた偽少女は…ポツリと呟きと共に、軽く吐息一つ吐き漏らし…) [Fri 8 Dec 2006 23:56:28]
お知らせ > フェン・メイフォンさんが来ました。 『見回り中、慌てた様子のメイドの姿見遣れば…思わず呼び止め――』 [Fri 8 Dec 2006 23:50:24]
お知らせ > 維言さんが帰りました。 『 こんな風にほざく時点で、きっと―― ( ぐしゃ。無造作に髪を掻き上げて零れた溜息。 )』 [Fri 8 Dec 2006 03:23:35]
維言 > ( 隙間風こそ入らないが、深夜―― 冬もそろそろ深まる頃合の聖堂は、寒い。 感傷に浸るには、似合い過ぎて不釣合い。 ざらついた首筋を撫でると、それでもかろうじて白くは無い息、吐き出して。 )  感傷は混ぜない。事実と実利のみ。 その結果としての妥協は ―― 然るべき。 …それ以上は、私の手には負えませんよ。責任は取りますが。 ( かき、と 指を軽く鳴らす。 曲げた関節、唇に押し当てて―― 瞼を緩く伏せ。 )  心情としては、向こうの方が数倍楽でしたね。 救いなんか、欠片もありゃしませんでしたが ―― … 嗚呼、いや。 そう、か。 ( ふ、と瞼を上げて。 ) [Fri 8 Dec 2006 03:22:59]
維言 > つくづく――… ( 背凭れに身体を預けて、天井を仰ぐ。 背中に感じる僅かな軋みは、何処か懐かしい。 こんな風に、礼拝の場から空を、見えない空を見上げようとして、何度ひっくり返った事か。 過ぎるものは感傷というにも遠い、記憶の泡沫。 ――― 焦点の淡い眼差し、緩く細めて。 ) 堕落してますね。我ながら。 ( は、と短く吐き捨てる息。 それを甘いと感じるか、苦いと感じるか。 基準すら曖昧なのが、困った所。 ) やる事は変わらないのですけどね、正直。  …それにしたって、だ。 あの地の上司様に知られた日には、首ハネられますね。軽く。 ( 比喩では無く、概ね物理的な意味で。 …これこそ懐かしい悪寒の心地に、首筋を撫でた。 鳥肌。 ) [Fri 8 Dec 2006 02:36:59]
維言 > … 連鎖、もとい芋蔓式も、地域に根ざした氏族も―― 珍しいものじゃないんですけれど。 ( 吸血鬼の法則。 彼らは完全に人と関わりを断って生きていく事は出来ないものが、大半。 エルダーと呼ばれる長命種になると、必ずしもそうとはいえないが、其処まで到達したものは、極少数派。 だからこそ、基準には出来ない。 だから省く―― …関係の方法が共存であれ、搾取であれ。 摂取であれサツガイであれ、皆無にはなりえない。 だから、珍しいケースではない。無いの、だが―― )  ……ヴェイトスという社会で起こると、此処まで面倒臭いんですか。 …心情、が。 ( ぎち、と眉は顰めた侭。零すものは些か苦い。 ) [Fri 8 Dec 2006 01:54:54]
維言 > … 取り合えず。 色々取っ払ってしまえば、単純な話なのですけれど。 案外に。 ( 面倒臭いのはしがらみや、何がしかの部分であって。 事象だけを手繰れば、存外に単純な。 …良くある出来事とまで言えば、偽りにも届こうが。 塩の詰められた瓶を指先で軽く弾くと、爪がぶつかって澄んだ音がちいさく響く。 ) 取っ払う部分が一番面倒だろう 等と呟く理性の声はさて置いて。 ( 置いた。 ) [Fri 8 Dec 2006 01:38:50]
維言 > ( 地方村の一角に存在する、小さな教会。 夜も更けて礼拝客も途絶えたこじんまりとした礼拝堂の中、蝋燭の灯りの下に影は一つ。 ) ……用具は揃いました、が。 …さて。 ( どうしたものか―― 胡乱な響きは更に沈み、思案と言うにも暗澹の影は濃い。 瓶の中に詰められた塩やら大蒜を目の前で揺らしながら、礼拝席の一つに行儀悪く陣取った代物が、眉顰める。 ) [Fri 8 Dec 2006 01:18:57]
お知らせ > 維言さんが入室されました。 『( 教会。 )』 [Fri 8 Dec 2006 01:15:49]
お知らせ > 利根川さんが退室されました。 [Fri 8 Dec 2006 00:38:08]
利根川 > とりゃ。 (こき、とその場で〆れば、鳥さんはぐっすり眠ったまま昇天して……うれしそうに狐はその場から逃げ出そうとして……) [Fri 8 Dec 2006 00:31:26]
利根川 > お?お?お? (声のトーンがうれしそうに跳ね上がるそっと、寝ている鶏を抱きかかえるようにして小屋から出そうとして) 今夜は久々に生血がのめるなぁ……。 (しみじみと呟く) [Fri 8 Dec 2006 00:15:44]
利根川 > (【判定発言秒数一桁が偶数なら開く】) [Fri 8 Dec 2006 00:13:44]
利根川 > (人影はいない。ラッキー、とほくそえむが、どうしたものか、頑丈そうな鍵が施されている。珍しいこともあるものだ、と首を捻りつつこじ開けようとする) [Thu 7 Dec 2006 23:50:13]
利根川 > (そっと進んでいけば、納屋の脇にある鶏小屋を発見。網ごしに覗き込めば、ぐっすりと眠る鶏。にぃ、と輪郭一杯口を横に伸ばして哂いながら、きょろきょろと周囲を確認する) [Thu 7 Dec 2006 23:15:13]
利根川 > うけけけ、やっぱりたまには精のつくもの食べないと。徴発徴発。 (まさか地方村で血なまぐさい事件が起こっているとは知らず、妖狐は鶏小屋を探してこそこそと村内をうろついていた) [Thu 7 Dec 2006 23:02:59]
お知らせ > 利根川さんが入室されました。 『ほっかむり』 [Thu 7 Dec 2006 22:59:27]
お知らせ > 維言さんが退室されました。 『( 考え事、思案事は増えるばかり。 …どうするか。道中に緩く、溜息の事。 )』 [Thu 7 Dec 2006 07:13:27]
お知らせ > ナキアさんが退室されました。 『( 二人の姿を、見送って。 ―― 扉は、姿の見えなくなるまで閉まらなかった。 )』 [Thu 7 Dec 2006 06:43:36]
お知らせ > MJさんが退室されました。 『 そして反撃を受ける前に魔女の家から離脱、元気に外を駆けていく。 』 [Thu 7 Dec 2006 05:33:08]
MJ > ( またワシャワシャと撫でられた頭、パーマがかかったみたいな爆発ヘアに「 ぎゃー!? 」と叫び声が漏れるも抵抗は出来ず、涙を飲んで。 ) 流石どSのイコティお姉サマも魔女サマに掛かると優しい星の光になっちゃうのネ。 ( 玄関に向かう脚で、二人の遣り取りを横目に「きひひひひ」と人の悪い笑みで。 微笑ましい遣り取りに喉を鳴らして。 ) いやいや、ナッキー……これはイコティーお姉サマに向けての言葉サ、きっとツンデレならぬツンツンなお姉サマは素直じゃないのデス。 ( 「いってきまーす」 と元気良く返事を返し、ブゥツの音が遠ざかる。 夜明けまで後少し―――今のトコロは平穏に。 ) [Thu 7 Dec 2006 05:32:33]
ナキア > あぁ、実は乙女も積極的なんですねー。 ( 照れる様にくすりと、やはり微笑ましいと思う頬を染めるその色も、夕の星が獅子の髪をわしゃりとする様も。 ) あぁ、さすがですねおばぁちゃん…でもこの村に利己的云々と獅子にいうひとはいないですよ、安心して善行に励んでください……とはいえ、もうだいぶお世話になってるですが。 ( 乙女にも、メイフォンさんにも。ありがとうございますと。 どこかのヒィロウの如くな、得意げな顔の獅子は可愛らしい。 ) はい、感謝してるですよ。乙女は…そんなに悩んでたですか。 ( 少し、気遣わしげな。 ) …でも、いっぱい悩みながら一生懸命書いてくれたメモ、嬉しかったですよ。 ( 微笑み。綴られていた拙い文字、けれどその一つ一つに乙女の思いの込められているようで。ある意味宝物だと。こっそり、引き出しにいつまでも残しておきたいような心地。 ) …はい、でも可能性だからこそ安易には考えられないですから、…優先するものは私も同じですよぅ。先ほども言ったとおり私が守りたいのはこの村の平穏で、レティシアさん一人を庇うつもりはないので…、 ( 氏族単位で動く可能性に、彼女を庇うことを躊躇ったように。 ) …だからやはり、夕の星は優しいと思うですよ。 はい、ありがとうございます。 ( ぇへら、と応え。 西は水の力、母の羊水。流れる水、雨降らすもの。 )  ―― はい、おそまつさまですよ。 ( 二人に、微笑みながら。 ) ご満足いただけて嬉しいです。 ( へろり、獅子の言葉に応えながら己も見送りのため椅子から立ち上がろう。 ) わかりました、何かあったら伺わせてもらうですよ。夕の星も、どうぞまた…何もなくても、遠慮なくいらしてください。 ( 礼に、此方も礼で応えよう。 ) はい、どうぞお持ちくださいですよ。 ( 手紙。翻るさまを目に、頷いて )  おやすみなさいです、夕星。 獅子も、気をつけていってらっしゃい。 ( 玄関の扉の向こうに、それぞれ。 ) [Thu 7 Dec 2006 05:23:28]
維言 > … あ。 これは、預からせて頂きます。 念の為。 ( テーブルの上に置いた手紙を取り上げて、きちんと畳み。 ひらり、と一度翳して。 ) [Thu 7 Dec 2006 05:04:11]
維言 > ( わしゃわしゃわしゃ。 をとめのように桜色に染まる頬と含めて、無言のツッコミ一打。 )  …中々、含蓄深いご老体ですと言います。 …正直、策に嵌まる気分で気は進みませんけれど、ね。 ―― 一度くらいは、良いです。 ( びしっと伸ばされた指先に。 やんわりと告げられた感謝の言葉に、僅かに零す苦笑い。 軽く、肩を竦める仕草で。 )  …こうして告白を残したのであれば。ある程度、覚悟は出来ているという事なのでしょう。 ある意味、水を注すだけなのかもしれませんが。 …その辺りの文句は、後程聞くとしましょう。 ( 魔界ならば、立場は明確だった。 尤も、多いのは今回のようなパターン。 はふ、と息を緩く零し。 )  ……可能性です。吸血鬼は氏族単位で動く事もありますから。その場合、どれ程殲滅戦なのかと。ガン首並べて差し出してくれるなら、まだしも。  …安寧を優先するだけであって、吸血鬼を庇う訳では無い。 そういう事です―― OK? ( 下手に手出ししてバラけられるより、郎党として穏やかに纏まっていてくれるなら、その方がマシな事もある。砂上の楼閣じみた対処療法だが、ぴし、と指を立てて。 )  ……私は、そんな優しい光じゃ無さそうですが。 言葉は有難く受け取らせて頂きましょう。 ( 新たに注がれた紅茶を、今度はゆっくりと傾けて、飲んで。 …ゆるり、息をついたら。 )  …今から牧場に向かうには、少々時間が勝ちすぎましたし。 私も一度、教会に戻ります。 何か御座いましたら―― どうぞ。 ( カタン。 椅子から立ち上がると、一礼を。 ) [Thu 7 Dec 2006 05:02:13]
MJ >  イコティお姉サマも、殴るのがスッカリ癖になっちゃって。 この暴れん坊さんめッ ( ★とかつかた語尾。 唇に指添えて、こう茶目っ気ある仕草で「えへへへ」と。 ) ほら―――艶子がいつ求めてきても良いように、キャッ。 ( カァ、と櫻色に染まる頬。 微笑ましいというよりもキモさが際立つ、緋色の髪を振り乱し顔を覆い照れた。 ) 貧民靴のお婆ちゃんが言っていた 「 あなたが善を行うと、利己的な目的でそれをしたと言われるでしょう。気にする事無く、善を行いなさい 」 と……。 ( ビッシーム、とピンと伸ばした指の先に暖炉の灯火を乗せるように。 良い事いったつもり貯金な顔で得意げに。 ) ―――渡世の仁義に悩むのはイコティーお姉サマのお仕事としてさ。 後は、当の本人の気持ち次第だよネェ……。 ( 珍しく、魔界に突入する時ですら躊躇の無かった悪魔祓いに困惑と戸惑いが見て取れた。 色々とややこしい、立場、想い、理想、現実。 ) オォ、良かったじゃん。 ナッキーから格好良い二つ名貰えたって事は感謝されてるって事だよネェ。 まっ、艶子は頭から煙吹く程悩んでるけども大丈夫吸血鬼だからって剣を振り回すのに戸惑ってるから。 そっちはそっちで考えて下サイナ、と。 ( 残りの紅茶を一気に飲み干せば。 どSな灰色の黄昏にしばかれる前に席を立つ。 ) ご馳走様ナッキー、今日も大変ご満足也。 ( 手をぱしむと合わせて「ゴチソウサマ」 と再び外套を引っ掛けて村の巡回に戻ろう。 ) [Thu 7 Dec 2006 04:20:10]
ナキア > ( 別に秘密ではないけど未だに獅子には信じてもらえてない様子。 ) 獅子と乙女はいつでもラヴラヴですよね、村の人たちも微笑ましいとゆってたですよ。 ( あの出迎えの時とか。獅子の許容範囲の広さには「愛ゆえですねぇ」なんてのんびり。 ) ありがとうございます。…でも、獅子。 維言さんは維言さんで大聖堂としての立場や考えがあるですから。 ( 擁護してくれる獅子の言葉にやんわりと。無理を言っているのはこちらなのだと ) …すっぱり断られなかっただけでも、感謝しているですよ。 ( こうして話し合ってくれている事。 建前だなんていう彼女に、少し表情を緩め。 ) …よろしくお願いします。 ( 座ったままではあるけれど、頭を下げて ) …進言に証拠として必要なら、その手紙はお持ちいただいても結構ですよぅ。 お仕事お疲れ様です。 ( 必要ならば二人に、お茶のおかわりを注ごうか。 )  ――― 牧場、ひとつ。 ( さすがに、眉が寄る。 ) …他にもいるというなら、さすがに全員の弁護はできないですよ。レティシアさんは庇うかもしれませんが…、 ( そこまで大きなコブを今のこの村に抱えるのは、躊躇われた。危険だと ) …ただ、彼女たちは一応村人として他の村人とも馴染んでいますし、今まで何かあったという話は聞いていません… と、だけ。 ( それは自分に言い聞かせるようでもあり。溜息交じりの ) …牧場について疑った上でのレティシアさんへの考慮、ありがとうですよ。 維言さん…灰色を纏った黄昏、夕の星は優しいですね。 ( ほっとしたような笑みを淡く。 例えるのは、西の物見の塔の守護者を示すもの。 彼女は己よりも余程、レティシアさんの事を考えてくれていると思った。 ) [Thu 7 Dec 2006 03:57:49]
維言 > チョップの拍子に、回路がズレましたか。もう一度叩いて直すべきですか。 ( ドSとか。 ぎち、と軋ませた指と拳。 ) …対応幅が広いですよね、前にも思いましたけれど。 ( ちいさな魔女の手に撫でられる、赤髪の獅子の姿は、どうにも微笑ましい。 だからといって目尻を下げるような可愛げは、今更持ち合わせも無いのだけれど。 代わり、やんわりと一度眼差しを伏せて。 ) 私のようなもの。正確には、私たちのような立場のモノまでが、吸血鬼やら悪魔に配慮するようになったら、被害者や、抗う力の無き者の心の行き場がなくなってしまいますから。 ―― 建前ではありますが。 ( 建前、だ。それ程清廉潔白なものでも無いし。 …大聖堂にも言えるかもしれないが。 己が所属するような部署であれば、ある程度臨機応変な対応も。 暫し、考え込む素振りと。 ) …ええ。助け合いという偽善は、楽園へと至る唯一の道。 誰も、己が楽園に至る為の鍵をその手には持たず、全ては他者という隣人に委ねられている――  …前者の対応を進言する事は出来ます。 一度、本人と話す必要はあるでしょうが。 ( 当人が受け入れるか、どんな意見を持つか。…手紙にも記されてはいたけれど。 ゆら、と背を丸めて頬杖着いて。 ) 汚れ役でも何でも無いですよ。只の職務です。いつもの話。 地域性とか色々絡むから面倒なだけで、人間社会の本領発揮ですねコンチクショウ。 ( 半分ほど残った紅茶をくい、と飲み干すと、がしがしと前髪を掻き上げて。 )  …最低限のラインとして、当主への勧告と検査は必要です。 只、全てを早急に処断するという方向に行かないように留めることは可能だと思います。 牧場全域浄化なんて、私一人じゃぶっちゃけ無理ですから。 …当主か生来の吸血鬼というのなら、古くからの従業員は同族、もしくはそれを承知で働いている可能性が高い。 牧場一つ、包みの可能性が高いんですよ。ぶっちゃけ。 ( 吸血鬼の数るもしくは、かかわった人間の数。 ―― だからこそ、頭にだけは釘を刺す必要がある。 ) [Thu 7 Dec 2006 03:33:04]
MJ > ( 実はこの中で最年少は獅子と呼ばれた餓鬼なのは秘密だ。 ) ほら、オレサマ過激な愛略して絶愛みたいなのもそりゃあ好きですけどもネ。 本来は雄女(ヲトメを読むべし)ちっくな愛のが好きなのですよ―――。 あっでも艶子がどうしてもって言うならハァド対応しますみたいナ? ( へんにゃり、撫でられながら。 総括した結論はどっちもバチコーイと言う事らしい。 ) さっすが、右の頬を打たれたら抉り込むように打つべしなイコティお姉サマだネ―――。 ( リアリスト。 ソレでも普段よりも優しげな物言いは魔女を気遣ってか。 ) ―――でも、ナッキーがこうして頼んでるジャン。 ちょっとは考えて上げようよイコティーお姉サマ。 『 得ようと思えば先ずあげちゃえ 』 がモットーの宗派なんでショ? ( 十分、考えてはくれてはいるけども。 ソコはソレ。 ) 自ら汚れ役を引き受けますとかナシだと思うな、そんな美味しい役目。 ( 暈かされた言葉、告発者も罪人として処断するか否か揺れるだろうが。 まむまむ、とアップルパイを平らげる。 ) [Thu 7 Dec 2006 03:08:59]
ナキア > そうなんですか? ( きょと、とした言葉は ) ドSには見えませんですよぅ。 ( すとろべりぃには同意しつつ。獅子流の、そして維言さん流のパプテスの教えには不謹慎ながらも笑いをもらし。 ) あぁ、獅子はえむのひとでしたか。 ( よしよしと幼な妻?へと撫でる手をのばしたままに。 ) ツッコミというか、拗ねないでくださいなーって。 ( 信用されてないわけではないだろうと。そう思ったから )  ( 沈み落ちるような溜息を耳に。 ) …できれば、前者をお願いしたいですよ。 ( ゆっくりと。噛み締めるようなはっきりとした声音 ) 私も村の人たちに事実を伏せる以上は、責任を持って監視…というか、彼女の行動には注意するつもりでいましたし。 ( もし彼女が今後、ステアさんのようになる事があれば、…それは今こうして、彼女を見逃してくれと言っている己の責。 ) その点においては手は抜きませんし容赦もしません。少しでも疑わしい事があれば大聖堂に連絡しますし、こちらでも何らかの対処をします。 私が守りたいのは村の人たちで、…レティシアさん一人というわけではないですから。 ( 少し俯いて。どこか言いにくげに、声に混じるのは多少の申し訳なさ。 ) [Thu 7 Dec 2006 02:52:54]
維言 > …微笑ましいですよね、すとろべりぃ。 ( すとろべりぃ。 ほふ、と吐き出す息は、紅茶の香り。 …扉を器用に開いて、夜空の下へ出て行く黒犬に、ちらりと一度視線を向けて。 ) 右の頬を打たれたら、左の頬をも差し出せ。 許容と愛と、痛みは自ずから知るべしの法則ですが、生憎私は、右を打たれたら左はストレートでカウンターです。 ( パプテスにも色々ある―― と言うよりは、悪魔祓いの性質と言っておく。多分。 乗り込むのは単身でも、色々と手助けが得られたから、今もこうして無事な訳で。 …。 ) 艶子嬢にチクります。さて置き。 ( 仲間割れ云々に関しては、其処だと。 ゆるりと頷いた後。 ) 事実は事実。私のような代物が違える訳には行かないのですよ。 ( 仲間とも限らないようですが、とは。もう一度付け加えて。 )  …まさか。其処までやったら、伏せる意味も無くなる。伏せなくていいというのでしたら、しょっ引くより手っ取り早い手段は、幾らでも。 ( 淡々と紡ぐのは、事務的ですら無く。事実を並べるだけの薄い声音。 …が。 はぁ、と重く溜息を零し。 )  しかし。 先にも言いましたが、規模が大き過ぎます。 見過ごすにも、見逃すにも―― 対処をするにしても、です。 …対処法を仮定するなれば、二つ。 認定し、監視対象として留め置くか。 後顧の憂いも断つか、です。 ( ――暈した言葉の意味は。言うまでも無い事。 平坦さは憂鬱の色を落として、カップをも一度傾け。 ) [Thu 7 Dec 2006 02:37:44]
MJ >  イコティお姉サマだって可愛い所あるんだよネェ。 ちょっと見ての通り「どS」だけども。 パプテスの教えだと右の頬を打たれたら左の頬を「アァン」だと思ったけど違うみたい。 ( 生温いと、にべも無く告げられた。 流石、単身古城に乗り込んでくるだけの猛者。 身体は鉄で出来てるに違いない。 ) って、ヒトの頭をぽこぽこ叩かないでヨ! 感じちゃったらどうするのさ!? ( すんすん、夫の暴力に堪え忍ぶ健気な若妻の如き表情で不当を訴えて。 ) 二人から厳しい突っ込み也ネ―――。 そう言う言い方も冷めた都会のニンゲンだと我が輩悲しい也。 ( 吸血鬼同士の仲間割れ、とはドライな響きに ほふ、と嘆息を漏らし。 ) んじゃ―――大聖堂にしょっ引くのレッティさんを? ( 御茶を啜り、黒目がちな悪魔祓いの方へと身体を向け ) [Thu 7 Dec 2006 02:11:29]
ナキア > 私にとっては乙女と獅子の方が何倍も可愛らしいですよぅ。( 姿形がどう、というだけではなく。好意のかたちとして ) お二人は仲良しなんですねぇ。 ( ほのぼのと言いながら、泣く子によしよしと撫でる手の伸びる。 ) ( ぬくぬくしていた使い魔は、手紙を咥えて家を出、ファームにいるレティシアの元に向かうだろうか。扉の開閉音を耳に入れながら ) そうですね、こちらもこれ以上あれこれと疑いをかけなくてすむですし。こうやって対処を考える事もできるですから――  …。 …仲間割れはレティシアさんとステアさんじゃないですか、獅子? ( 維言さんの言葉に拗ねたような彼に告げれば、彼女からも同意が返って安堵する。 )  …。 ( 己もテーブルにつき、呟きと眼差しとを受け。 )  …うぅん。 ( 眉を寄せて思案顔 ) …とりあえずは村にだけでも結構です、が… ( とりあえず、暴動の起こる心配はなくなるだろう )  …彼女の対処は、どのようになるでしょうか。 ( 難しい、それは承知の上で。どこか事務的な声 ) [Thu 7 Dec 2006 02:01:32]
維言 > 可愛らしいのは否定しないと言います。 ( 有難う御座います、と目礼しながら。 当人の前で臆面も無く。 …チョップしながら。 ) 失敬な。画鋲なんて、そんな半端に温いことして、何か意味があるんですかと問います。 ( 溜飲は下がったと、ゆったりと手を引く仕草は薄く、満足感すら漂わせるいじめっ子の図。 ) …嗚呼。仲間割れ云々は、吸血鬼同士の話ですよ。 …この文面を見る限り、同じなのは種族だけかもしれませんが。 ( 一通り目を通した、ファーム当主からの手紙を、テーブルの上へと置く。柔らかな香りの漂う紅茶で一口、喉を潤して。 ) ……偽装。 ( カップを置く音に重ねて、呟く言葉。 温度の乏しい眼差しが、ゆるりと二人を見渡して。 )  ……村に対して、発表を伏せる事は可能です。 でも、事実を完全に伏せるのは、無理―― と言うか。難しいと言います。 レティシアという一少女の話なら、…そうだとしても、問題の部分は面倒なので省きますが。 ( 省いた。 ) 些か、規模が大き過ぎるのですよ。 ―― ステアではなく、レティシアの背負うものが。 [Thu 7 Dec 2006 01:51:41]
MJ >  ナッキー可愛いモンねェ。 親しみを込めて呼ぶと良いよナッキィーって。 ( 幸せそうに御茶を音立てて啜ってる餓鬼、そこにめっこしとイコティの断罪ちょっぷが炸裂した。 ) ―――ッたァ。 何するのさ? オレサマが明るく可愛いからって嫉妬ッ? イコティ、嬉々として靴に画鋲とか入れそうだけどさ……痛い、痛い。 ( 緋色の頭を押さえて、えぐえぐとナッキー学園に虐め発生の図。 ) んとねェ、どの道……―――ステアの口から真実は告げられたと思うし。 真逆、口封じの為にステアを告発したワケじゃないなら話しちゃって正解だったカナって。 でも―――― ( 隣で手紙に目を通す悪魔祓いから出た言葉に苦いモノが零れた。 ) ――――いやァ、信用されてませんねオレサマとか艶子とか。 ( 村を出て行く危険性もあるのは餓鬼にも何となくだか解るが、正に内部が揺れている状況にほふりと溜息を一つ。 ) でも、ナッキーは信頼にたり得ると思ったんだけどネェ……、そう思わないイコティお姉サマ。 ( 手伝ってクダサイ、と臆面無く告げる魔女を横目に小首を傾げて。 ) [Thu 7 Dec 2006 01:40:57]
ナキア > ( とりあえず使い魔はお話中は客人にじゃれることもなく静かに暖炉の前に。獅子の意識が自分に向けられてはいないことに、安堵してぬくぬくまったりし始めるだろうか。 )( 魔女も微笑を浮かべたままに。 …お給料あっぷはおめでとうですと ) はい、気にせず呼んでもらっていいですよー。 ( 微笑ましく二人のやり取りを眺めながら。 ) そうですね。 ( 獅子の言葉に頷いて。あの夜ひっかかったモノが取れたような心地ではあるけれど、それはけして快いものではなく。 ) …獅子は、どう思います? ( ペンを手に、簡潔に今村を離れないようにとの言葉と理由を書いてきながら。ステアさんが犯人だと教えてくれたのがレティシアさんだということは、己が情報をもたらした人たちには確実に知られている。今このまま村を出て行けば、逆に彼女への嫌疑は強まるだろう。やはり彼女は吸血鬼化しており、検査が怖くて逃げたんじゃないかと。聖堂やVHGが彼女を追うかもしれない、そうなる前に…… それに、ステアさんがまだレティシアさんを狙うつもりなら警戒の強い村の中から出て行くのは危険だ。 それから検査について、聖堂の使者にかけあってみるつもりだとも。乙女も同じ考えである事も記し )( それを使い魔に託す。むろん、黒犬の咥える部分に文字は書かれていない )  …そうですねぇ。 とりあえず、ぶっちゃけるとあれですよ。維言さんには偽装工作を手伝ってくださいと言いたいです。 …つまり、レティシアさんの検査はした、けれど吸血鬼ではなかったと。 ( 少しくだけた物言いとは裏腹に、目は真剣に黒衣のエクソシストを見つめ。 ) [Thu 7 Dec 2006 01:32:56]
維言 > ( 切なげな声に、ぎし、と頭が揺れたが。 …振り返らない、振り返らない。 ) ……そう言って頂けると、遠路辿った甲斐もあると言います。 ( それだけで充分と、僅か、目元を緩ませて。 …ついでに、給料も上がりましたと付け加えるのは、蛇足ながら。 ) ナッキー嬢と呼ぶ方が、舌が馴染んで困ったものです。適当に臨機応変します。 ( 呼び名。可愛らしくも珍妙な響きの名付け親が、嬉々としてテーブルにつくのを見計らって。 す、とマントから取り出すもう片方の手。 何気無くさりげなく、その焔のよな頭に チョップ一発ぶちかまそうと、しながらも )  どんよりとか、凄い事を仰ってくれるものですね、そんな事を言うのはこの口ですか、この口ですね。 ともあれ、お元気そうで何より。 ( 防がれなければ、びしびしと連打で入るチョップ。 ―― ともあれ。 改めて席に着くと、手渡された手紙へと目を通し始める。 )  …………。 ( 紙面に落とす眼差しが、細く。 僅かに顰められる眉。 表面上の変化は、それだけだが。 )  ……なるほど。 道理で――― ( 小耳に挟む二人の会話は、この手紙の内容と照らし合わせれば、薄々。 こつ、とこめかみを指先でつつき。 ) ……仲間割れと言うのも、おかしな話ですけれど。 ( ふす、と息を吐き出して。 一度カップに手を伸ばす。 ) [Thu 7 Dec 2006 01:19:06]
MJ >  このドンヨリと暗い空気はイコティお姉サマに違いないネ! ――コバワァ。 ( 妙竹林な渾名ばかりを付けてる当人は、そう黒衣に挨拶をすれば外套も脱がずにテェブルへと御茶と夜食を前に手を摺り合わせ、舌なめずりをうじゅる、と。 暖炉の前で縮こまるワンコは今日もご飯の標的にはされずに済んだ模様。 ) ん―――、アァお手紙の件なら訊いたヨ? ( あむり、アップルパイを一切れ摘み。 口の中の広がる甘さに「ほぅ」と幸せの溜息を。 だが、手紙の話が出れば僅かに表情が曇る。 ) 何か隠してるナァ、とは思ったんだけどネ。 これで全部のハナシは繋がったよネェ。 [Thu 7 Dec 2006 01:09:36]
ナキア > ( 黒いナマモノは逸れた視線に切なげにくぅんと鳴いて、共に家の中へと入ってゆく。 ) ふふ。( 紡がれた言葉に少し笑いを ) 実際は、そうですねぇ、お疲れ様でした。それから、ありがとうですよ。 ( へろり、笑みと共。肯定された事実に対して ) あぁ、はい。どちらでもいいですよぅ。 ( 名前。獅子が呼ぶから、村人の中でも定着してきている呼び名。 ) どうぞどうぞ。  …あ。 おかえりなさいですよぅ獅子。 ( 声に、笑みを浮かべて応え。 …使い魔は、貴方の迎えにはいかない様子。食べられたら困ると暖炉の前で縮こまる )( 獅子の分のお茶と今日の夜食、アップルパイを用意して。 ) はい、本人さんですよ獅子。 …獅子は、乙女から話をきいてるですか? ( 尋ねながら、紙とペンを用意する。 )  [Thu 7 Dec 2006 01:01:07]
維言 > ( …足元。あたたかいイキモノの感触が、気配が。 一度見下ろす視線と見上げる瞳がぶつかって、軋むようなぎこちなさで、斜めに逸れた。 ) その維言で合っていると言います。 ―― ええ。若き勇者たちに協力して、とか言うと美しいですよね。物語としては、ですけれど。 ( 斜めの視線が、更によれる。 それでも、事実には肯定を。 ) 他に言い出すのは、それこそ艶子嬢くらいでしょうし―― ナッキー嬢… ナキア嬢も。 ( 昼間話した少女が口にしていた、本名。 …ナッキーと口にするたびに、村人たちがきょとんとしたり、可笑しそうに笑っていた理由も判明。おのれ。 ) …お邪魔致します。 ( 入ってからだから、今更だけれど。 椅子に腰掛けると、やわらかく立ち昇る紅茶の湯気が鼻先擽り。 手短に口にする礼。 そして、差し出された―― 手紙。 ) …ええ。お構いな、く――? ( 響くのは、元気な。そして聞き覚えのある声。 手紙片手に振り返ると、特徴的な赤い髪。 )  ……御機嫌よう、MJ。 パチモンではなく、本人だと言います。  [Thu 7 Dec 2006 00:51:29]
MJ >  ( 穏やかな時間に割ってはいるのは、ワンコのように元気な声。 玄関からリビング目掛けて一直線にドタドタと足音を響かせ。 この魔女の厨では毎夜の出来事になって来た緋色の餓鬼が巡回から帰ってきたトコロ。 ) ―――お腹空いたヨゥ、ナッキー。 あっ、今晩も異常ナシ也。 ( 扉が開き豹柄が姿を現せば、巡回帰りなのだろう白い息を弾ませ。 ) っと、オオゥ。 イコティーお姉サマによく似たヒトがおる。 ( 黒尽くめの、夜を切り取ったような少女の向け。 ) [Thu 7 Dec 2006 00:35:37]
お知らせ > MJさんが来ました。 『 たっだいまァ。 』 [Thu 7 Dec 2006 00:28:43]
ナキア > ( 黒犬は貴女の足に擦り寄って、だらしなく口を開けてはっはっはっはと夜色の中に白を漏らしながら不思議そうな貴女を見上げる。尻尾は忙しない程に左右に。 )  …あや。 イコト… 維言さん? あの、乙女…艶子さんたちと魔界の黒鴉を討ったという。 ( ぱちり、瞬く。 ) …すみません、獅子…MJさんにイコティさんとお聞きしていたもので。 ( そのまま定着していたと微苦笑じみてへらり。 )  ―― あぁ、それはますますちょうど良かったですよ。 ( 安堵したような響きの声が、思わず。 ) とりあえずお掛けください。 ( 手前の椅子を示し、とりあえず紅茶を淹れて彼女の前にカップを差し出そうか。 )  …まずは、コレを読んでいただけますか? ( 先ほどの棚から、取り出すのはレティシアさんの手紙。 貴女に差し出そう )  …其の間、すみませんが少し書き物をさせていただくですよ。 ( レティシアさんが早まって村を出て行かぬよう。使い魔に今から手紙を届けてもらおうと ) [Thu 7 Dec 2006 00:26:24]
維言 > ………。 懐こいこと。 ( 足元に触れる、やわらかな温度の塊。もしくは、毛皮。 …余り、動物に懐かれた覚えは無いものだから。少しばかり、不思議そうに瞬きを。 ) ……はい。イコティです。もとい、維言ですが。 ( 先日、教会の方に訪れたのは、確かに彼女。 あの時は、明らかになった事実を確認するのが精一杯で、それこそゆっくり話す暇も無かったのだけれど。 ゆるりと頭を下げると、マント以上に身を包む撫養もに長い髪が、ざらりと揺れて。 ) ―― いいところ? ( ぴく、と僅かに上がる眉。 招かれる侭、ダイニングの方へと向かい――閉じる扉。やわらかな空気に包まれる心地は、聖堂のそれとは違うけれど。緩く目を細め。 ) …先日、情報を下さったというファームの当主を尋ねる前に、挨拶を―― とでも思った次第ですが。 何か、動きが? ( 昼間は留守でした、とは 軽く添える言葉。 ) [Thu 7 Dec 2006 00:11:16]
ナキア > ( 使い魔は尻尾を振って貴女の足元にじゃれつこうと。 ) はい、こんばんわで―― 、 ( 数瞬、目を丸くするだろうか。先ほどの思考の中にあった者の姿に ) …こんばんはです。はぁい、ナッキーですよう。 イコティさん…でしたよねー。 こちらこそ先日はどうもでした。 ( ぺこり、頭を下げ。 明るい家の中から見やる、夜色に沈むその姿。視線を向ける。ドアの枠の額縁に、まるで絵のような ) いいところに来てくれました。 どうぞ、中に。 ( 家の中。ダイニングのテーブルへと、促そうか ) [Thu 7 Dec 2006 00:02:17]
維言 > ( 開いた扉、冷えた空気が温もりの空気に僅か、溶け入ろうとする夜の中。 佇むのは黒い影。 扉を開いたのが人の手ならぬ、小さな黒犬であった事実に、軽く目を見張った表情も、家主たるちいさな魔女が訪れる頃には、茫洋とした無表情の数ミリ手前。 ) 御機嫌よう―― 此方、ナッキー嬢の御宅で宜しいでしょうか? 大聖堂より派遣されてきたものです。 先日は、お世話になりました。 [Wed 6 Dec 2006 23:54:34]
ナキア > ( たとえ、それが人間側の身勝手な選別なのだとしても。 )  ――― レティシアさんは、同じ村の一員ですから。 ( 今は無理でも、村の人たちにだって落ち着いた頃に打ち明けたなら受け入れてくれるかもしれない。 それはきっと、甘い考えなのだろうと知りながら、 )    …、 ( ノック音。 魔女よりも使い魔の小さな黒い犬の方が反応が早かった。 魔女がたどり着くよりも先に、使い魔が慣れた様で鍵のかかっていないドアを開けるだろうか。 )  ――― はぁい。 あいてるですよぅ ( 手紙とメモをキッチンの棚にしまいこんでから、魔女も玄関に向かう ) [Wed 6 Dec 2006 23:41:10]
ノック > ( 扉を叩く音は、二度。 夜の静寂に響く、硬質の。 ) [Wed 6 Dec 2006 23:37:48]
お知らせ > ノックさんが来ました。 『( コン、コン。 )』 [Wed 6 Dec 2006 23:37:17]
ナキア > 私たちでヴァディスさんの売ってくれた商品を使って検査をしてもレティシアさんは平気だったなんて、私が証人になるだけでは疑われるでしょうからね。 今の状況では、村の人たちからも少なからず。 ( だって己は魔女と呼ばれるものだから。特に聖堂の者たちには疑わしく思われるだろう ) だからイコティさんが協力してくれたら嬉しいですけれど、も。 ( どのみちレティシアさんをどうするにしろ、今の段階で魔女は彼女が吸血鬼だと村の人たちに言うつもりはなかった。 )  ――― そんなことしたら、暴動が起きるですよ。 ( はふり。 ) ( 彼女の牧場が、村人たちに襲撃されてしまう可能性がある。村の中に吸血鬼がいたという事実に、他にも誰か吸血鬼なんじゃないかという疑心暗鬼も強まって騒動も増えるだろう。  せっかく今は聖堂からの慰問や警護の強化…それから、犯人の特定されたことで怒りがそちらに向いているため村の雰囲気は以前ほど悪くはないのに。 ) [Wed 6 Dec 2006 23:27:53]
ナキア > …だから許さない。   …なんて、言うつもりはないんですけれど ねー。 あぁ、乙女が私の思っているとおりの乙女で本当に良かったです。 ( なにやら吸血鬼に思い入れのある様子だったから、ほんの少し心配していたけれども。 手紙を読みながら考えていた己の意見と、その後少し躊躇いながらも手にしたメモに書かれていた乙女の意見とは奇しくも一致している。 ) ( メモを右手にとって、目の高さまであげた。一生懸命書いたのだろう、少しよれっとしたメモに踊る文字。 自然と、口の端があがり目元が緩んだ ) あとは、イコティさんが協力してくれるかどうかが不安ですけれど。 イコティさんと付き合いのある乙女が彼女に頼み込んでというからには大丈夫…、で、しょうか? ( ほんの少し首を捻る。まだ余りよく知らない、エクソシストであるという彼女の人となり。 ) [Wed 6 Dec 2006 23:14:20]
ナキア > ( もう何度目を通したかわからない手紙とメモ、その上に綴られた文字を伏せ目がちに視線がたどる。 )  ――― 乙女は、やっぱり甘いですね。 ( ぽつり。 ) 吸血鬼は、忌むべきものです。 それがたとえ良い吸血鬼と呼べるような存在であっても、これからどうなるかはわからない。 事実、件のステアさんだって―― ( 言葉を切って、こくり。 もう一口葛湯を口にすれば、まだ湯気の立つ椀をテーブルの上、手紙とメモとは少し離した位置においておく )  …イチミネさんも、そしてレティシアさん自身も”前は違った”と言っていたですよ。 ( けれど、彼女は変わってしまった。一体何があったのかはわからないけれど ) [Wed 6 Dec 2006 23:02:55]
ナキア > … ( 自宅。 ダイニングのテーブルの上には一つの手紙と一つのメモ。 )  ……。 ( ずず、と。痛む胃を宥めるように湯気の立つ椀を傾けて汁をすする。 アマウラでは冬に飲まれるらしい、葛湯というもの。 もう少しストレスに強い心…強い精神力でありたいものだと、はふりと漏れるあたたかな嘆息。 ) [Wed 6 Dec 2006 22:49:16]
お知らせ > ナキアさんが入室されました。 『 ――――― 。 』 [Wed 6 Dec 2006 22:38:39]
お知らせ > 艶子さんが帰りました。 『で、字が書けなくてまた四苦八苦。汚い字を書き終えた頃には朝でしたとさ。』 [Wed 6 Dec 2006 03:42:36]
艶子 > ( とりあえず昨日の今日だ。明日エルザファームに行ったらもぬけの殻、なんて事も無いだろう。 レティシアが吸血鬼であることを報告するのはナッキーに待って貰って、出した結論をレティシアに話に行こう。そしてイコティーお姉さまにこう、なんとか……。 ) 断られたらその時だ。 ( 今日はもう休もう、疲れた。この手紙を机の上に残し、ナッキー宛に自分の考えを書いたメモを添えて。 ) [Wed 6 Dec 2006 03:40:33]
艶子 > ……………… あ―――ッ!も、ダメ!面倒くさい! ( がたん、と乱暴に席を立つ。 ) 要するにッ!今のところ無害なら今後何かやらかさないように監視しときゃ良い話だろうがッ!!常に喉元に剣突きつけておけば乱心することもあるめェよ! ( それに、このまま何処か判らない場所に引っ越される方が怖いじゃないか。勿論彼女がこれからも地方村に居られるよう、ここの村人には彼女が吸血鬼である事を伏せる必要があるが。 ) どうだ!どうだこれ!頭良い!ちょっと自分が怖い! [Wed 6 Dec 2006 03:30:02]
艶子 > ( ………だからこうして頭を抱えて悩んでいる。がっくりと肩を落とし机に寝そべった。 ) 畜生、頭使うの苦手なんだから勘弁してくれっての…。 [Wed 6 Dec 2006 03:24:36]
艶子 > ( そして私は同時に、吸血鬼に対してこういう理解を深める事を恐れている。情に訴えられたから助ける。親しいから助ける。好きだから助ける。 ……私が吸血鬼だったら、そんな曖昧で身勝手な基準で自分達は追われているのかと怒り狂うだろう。 ) ( しかし同時に、ここまでしてくれた吸血鬼を滅ぼすような真似は私には出来ないとも思っていた。レティシアがどんなヤツなのか、私はまだ良く知らない。けど彼女はシャリネの友人で、こうして私たちの手助けをしてくれる。己が吸血鬼だと明かすその思い切りの良さも気に入った。 ) [Wed 6 Dec 2006 03:20:23]
艶子 > ……でも。この吸血鬼は良い吸血鬼だ、生かしておこう。この吸血鬼は悪いから殺せ! …そんな選別をやり出したら、そしてそれが当たり前になってしまったら”悪い吸血鬼”の思う壺だ。 ( 彼らは必死に良い吸血鬼のフリをはじめるだろう。只でさえ見た目人間に似ているのに。 吸血鬼に対して強い姿勢を崩さないのは、そういう理由もあると思う。私たちには相手がどんな吸血鬼なのか知る術は無いのだ。感染因子があるかどうかは噛まれて見ないと判らないし、害悪かどうか見定めようとしたその隙に先手を打たれて殺されないっていう保証もまた、無いのだ。 ) [Wed 6 Dec 2006 03:12:42]
艶子 > ( では、レティシア=フォノ=クレストラの場合はどうか。 ) ( 彼女はヴァンパイアだと言う。しかし、人に害を及ぼす存在では(今の所)無い。そればかりか己が吸血鬼である事を打ち明け、ステアの情報を私たちに齎した。この時点で敵か味方かと問われれば、味方だ。 この手紙の内容をナッキーに伏せてもらい、どうにか大聖堂の人に―― そう、イコトお姉さまとかに。頼み込んで吸血鬼の検査をパスして貰うか、或いは吸血鬼だと知った上でそれを黙認して貰うようにする。必ずそう上手く行くとは判らないが、そういう手段も有る。有るのだ。有る事には、有るのだ。 ) [Wed 6 Dec 2006 03:07:20]
艶子 > ( 子を作る能力と、血を啜らねば生きていけないという習性。どちらか一方だけだったらカーンなんていう専門の狩人ギルドなんて存在しないし、私もこんなに必死になって追ったりはしない。幾らパプテスの勢力が強くたって、それが街の全てでは無いのだから。クリスティアならいざ知らずここは色んな思想と文化と人種が入り混じる混沌の街、ヴェイトスなのだから。現に、吸血鬼に対して友好的な意見を持つ者も多い。 ) [Wed 6 Dec 2006 03:01:19]
艶子 > ( しかしそう言った只の犯罪者とは大きく異なる点がヴァンパイアには二つ有る。一つは”子”を増やす能力だ。子は子を増やし、油断すれば吸血鬼の数が数倍にも膨れ上がる、そんな危険な要素を孕んでいる。そう、暗黒街で起きた淑女の事件のように。 無論、そんな能力を持たない吸血鬼も居るが、将来的にどうなるか誰も保証してくれない。もしかしたら、吸血鬼自身が知らぬ内に感染能力を手にしてしまうこともあるのでは無かろうか。 そしてもう一つは、血を啜らねば彼らは生きていけないという点だ。そして血を啜る事は、子を生み出す条件の一つになる。――彼らはの多くは”必要に駆られて””仕方なく”人を襲うのだ。 ) [Wed 6 Dec 2006 02:58:07]
艶子 > ( 私は何故ヴァンパイアを追うのか。私はパプテス教徒では無い。アンデッドに刃を向けるが、それは襲い掛かってくる熊やら狼やらを退治するのと同じ感覚である。人に害を為すから、理由は主にそれだ。勿論、アレックスの影響もあるのだろう。 つまり、ヴァンパイアに限らず―― 例えば生身の人間にも関わらず大きな害を及ぼすような奴にも刃を向ける。刃向かってこなければ、それで良いと思う。  ) [Wed 6 Dec 2006 02:51:44]
艶子 > ( 机の上に手紙を置く。何十分も集中して疲れた腰と肩を解しつつ、天井を見上げた。 ) ……………。 ( そして、どうしたら良いのか判らなくなってしまう。 ) [Wed 6 Dec 2006 02:46:03]
艶子 > ( とは言っても、傭兵にはそれがいつ投函されたものかは知る術は無い。お世話になっているとはいえ余所様の家のポストを確認する趣味は無いし、少なくとも今朝には無かったかと思うが。ただ、投函されているのを知って後でナッキーに知らせてやろうと手に取った時、差出人の名前を見て、ナッキーには悪いと思ったけど中身を確認してみる事にした。 ) ( …それからが、難儀だった。 ) ( 今までも時間の合間を縫って読み書きの勉強はしてきた。書くのは難しいけど、読むのだったら文章全体から漠然とその意味を読み取るぐらいにはなれた。でも、それも時間を掛ければ――の話で。どうにか手紙の内容を理解する頃には、もう何十分も経過した後だったのだ。 ) [Wed 6 Dec 2006 02:43:25]
お知らせ > 艶子さんが来ました。 『手紙に気付いたのはそれからすぐだった。』 [Wed 6 Dec 2006 02:37:56]
お知らせ > レティシアさんが帰りました。 『(これでひとつの事が終わり、そしてまた、始まるだろう――)』 [Wed 6 Dec 2006 01:59:18]
レティシア > ( 『最後になりましたが、昨日ナキアさんにお話したことは、本当のことです。ただ、一点、私が吸血鬼だということを隠すために、言葉をわざと削ったりした箇所はありますが。私は今回、吸血鬼としてではなく、村に住むものの一人として、この痛ましい殺人事件の解決を望み、ステアのことを報告しました。私の招待がばれることも、覚悟はしていましたから。――それでは、どうかお元気で。殺された村の家族の冥福を、祈っています。   レティシア=フォノ=クレストラより。』 ) [Wed 6 Dec 2006 01:58:39]
レティシア > ( 『私が吸血鬼だと知れれば、ファームの信用も地に落ちるでしょう。そうなれば、私についてきてくれた人たちは職を失い、行き場をなくします。言い訳にしか聞こえないでしょうが、私は――私が守らなければいけない人たちのためにも、最後の最後まで、自分が吸血鬼であると人に明かすことができませんでした。もうすぐ、従業員たちの処遇も決まりそうです。村の人たちが、”吸血鬼の言葉は信用できない、村に吸血鬼が住んでいると事件のことを思い出す、ということも、考慮しています。どのみち聖堂の職員が、近々吸血鬼検査にやってくるでしょう。それで、全て終わりです。』 ) [Wed 6 Dec 2006 01:54:49]
お知らせ > さんが帰りました。 [Wed 6 Dec 2006 01:49:32]
レティシア > ( 『そして、ステアが私を殺さなかった理由は……ごめんなさい、ほんとうに定かではないんです。彼女が何か言ったわけでもないですし、ただ……次に会うときは、とだけ。もし、彼女に人の心が残っているのなら、私を試したのかも知れません。私が吸血鬼として、自分の正体の発覚を恐れて、襲われたことを黙っているか。いずれにしても、私のしたことは、吸血鬼に対する裏切りであり、人間にとっては更なる吸血鬼の存在を示すことで、より一層の不信を招くものだったとおもいます。真実を語った今、この村に私の居場所はなくなるでしょう。この村の人たちがほんとうに安心できるなら、それがきっと、ただしいことなのでしょう。』 ) [Wed 6 Dec 2006 01:46:36]
レティシア > ( 『公園で再開したとき、ステアは私に強い恨みを抱いていました。誤解のないように付け加えておきますが、私はステアのように、人を殺したことは一度もありません。奴隷ギルドで買った奴隷や、友人から、適量もらっているんです。それでも、人の血を吸う吸血鬼、という意味では、私もステアがいうように、彼女と同じ、なのでしょう。今のステアは、吸血鬼本来の考え方に近い状態で思考しています。人間が魚や肉を食べるように、吸血鬼が生き物から血を吸うのも同じこと。ステアはその考えを前提に動いているからこそ、私が血を吸いながらも、ひっそりと暮らしていることが納得できなかったのでしょう。』 ) [Wed 6 Dec 2006 01:44:00]
お知らせ > さんが来ました。 [Wed 6 Dec 2006 01:43:46]
レティシア > ( 『私、レティシア=フォノ=クレストラは、吸血鬼の親から生まれた――いわば生粋の吸血鬼。生まれながらにして熱を持たない死人の体。ステアはそのことを知っているから、私の首筋に牙を立てるのではなく、その両手で首を絞めにかかったのです。』 ) [Wed 6 Dec 2006 01:42:20]
レティシア > ( 『なぜなら、吸血鬼が吸血鬼から血を吸う必要など、ないからです。』 ) [Wed 6 Dec 2006 01:40:47]
レティシア > ( 『お留守だったので、この手紙を置いていきます。できれば直接会ってお話したかったのですが、このような形で本心を語ることを、お許しください。まず、先日私が話した内容――あれは、お察しの通り、いくつか言葉を削って話しました。そうしないと、いけない理由があったんです。MJさんや、艶子さん……そして恐らく、ナキアさんたち村の人も、私が吸血鬼に血を吸われたのではないか、と思っていることでしょう。けれど、そんなことはありません。なぜなら――』 ) [Wed 6 Dec 2006 01:40:03]
レティシア > ( フェンを見送って、一人になってから――しばらく夜空を見上げて――家の人は、まだまだ帰ってこないようだ。 ) たそがれてるひまなんて、ないね。 ( 力なく微笑むと、ポケットから手紙を取り出し、ポストに入れた。やや厚めの封筒に包まれたそれに書かれた内容は、次のようなものだった。 ) [Wed 6 Dec 2006 01:38:15]
お知らせ > フェン・メイフォンさんが帰りました。 『『何も知らないと言う事は大きな罪である』 果たして、誰の言葉だったのだろうか』 [Wed 6 Dec 2006 01:36:06]
レティシア > えぇ、首は絞められましたけど、血は吸われてませんよ。それは事実です。 ( にっこり微笑んで言葉を返す。そう、それは嘘偽りのない事実。吸血鬼が吸血鬼から血を吸う行為に、意味はないのだから。 ) はい、寒いですけど、見回りよろしくお願いします。風引かないでくださいね、フェンさん。 ( 小さく手を振って、彼女を見送ろう。フェンが最後に残した言葉には、ただ微笑むのみ。この事件が片付いたとき――恐らく、己はこの村にはいられなくなっているだろう。 ) [Wed 6 Dec 2006 01:30:13]
フェン・メイフォン > (多分、気のせいだろう。 確かに目の前の偽少女は吸血鬼を押し倒した経験はあるが、それでも多分気のせいだろう。 うん) ……… そう、よねぇ。 んー、あたしの思い過ごしか。 うん! それに、レティシアさん、そんな風に言う事は…吸われたって訳じゃないんでしょ? なら、大丈夫だ―― うん!(そして、何もしらない彼女は… そう、彼女の事を信頼しきった様な様子で頷き返せば… 軽く、伸びを一つ。それから――) そうよね。落とし前は付けないといけないわよね。うん――――  んっ、じゃあ… あたしは、そろそろ見回りに戻るわね。(笑みを返せば… その言葉と共に、見回りに戻ろうとするだろう。) ねぇ!この事件が片付いたら… 何か、おいしいものでも作ってあげようか?(で、一緒に食べない? なんて、言葉をその場に残して) [Wed 6 Dec 2006 01:24:26]
レティシア > ――!? ( いやキノセイだ。今のは空耳だソラミミだそらみみだ……。なんだろう、吸血鬼は捕食者と忌み嫌われるのに、目の前のこの人が、捕食者に見えたのは。運、きのせいだきっと、たぶん、ぜったい。 ) あはは、私がもし吸血鬼だったら、たぶん襲われたことも黙って報告しませんよ。だって、吸血鬼にかまれたかもしれないって疑われたら、吸血鬼反応の検査、受けなきゃいけませんしね。 ( そう、吸血鬼なら――吸血鬼の立場なら、そうするだろう。それでも、己が――守るべきものを失う結果を選択したのは―― ) 私は、私の住む村の人を殺した犯人に、早く罪を償ってほしいだけですよ。 ( ふっと、笑みを浮かべる。その言葉に、偽りはない。人間の立場からの、言葉と行動。 ) [Wed 6 Dec 2006 01:16:12]
フェン・メイフォン > ―――――― チッ (その瞬間 偽少女は、心底悔しそうな表情で、舌打ちを一つした気がした。   どこか、世の中には吸血鬼よりも先に何とかしなければいけない生命体が居る様な気にさせる表情だったのも、多分… 気のせい、だろう) いえいえ、この程度ならお安い御用よ。早い話…あたしは人類の半分に対しては平等なだけ…に、しても (と、また偉そうな様子で言葉漏らせば…続けて、視線を彼女へと。 向ければ、少しだけ不思議そうな顔を浮かべ…それから) …何か、吸血鬼が聞いてくる様な質問っぽかった気がするけど 今のって(さり気無く、何気なく… そう、漏らすだろうか) [Wed 6 Dec 2006 01:09:12]
レティシア > え、遠慮しときます。 ( 手を顔の前でばたばたふって、逃げを打つ。 ) そう、ですか――いえ、なんとなく、気になったものですから。へんなこと聞いちゃって、ごめんなさい。 ( またもとの笑顔に戻ると、ありがとう、とお礼を言った。 ) [Wed 6 Dec 2006 01:04:10]
フェン・メイフォン > あはははははは! 今すぐ十割本気にしちゃっても良いわよ―― ん? (豪快に笑っている最中…不意に、投げられる彼女の問い掛け。それを耳にすれば…軽く、周囲を見回して人目が無い事を確認し…それから 伏せた彼女の目を覗こうとする様に暫し凝視、し――…) まっ… あんまり大っぴらにこう言う事言うべきじゃないんだけどさ。 あたしは、別に吸血鬼が悪いとは思ってないわよ。 むしろ、あいつ等って力も強いしジャンプ力とかもあるし、タフで夜行性だから徹夜で突貫とか出来るし… 真っ当に付き合えば、頼りになると思うわよ。 ただ… パブリク(パプテスの事らしい)が吸血鬼=悪とか言い張って追い回したり… 調子に乗った馬鹿が人間=食べ物だとか思って暴れたりするのがいけないのよ。 後は… 血の吸い方、よねぇ。(人間だって本能抑えて我慢するトコ我慢してるってのに… どうして噛んで吸いたいとか我侭ぬかしか… と、その偽少女は…短気で短絡思考な自分の事は棚に上げて、酷く偉そうに言ってのけるだろうか。) [Wed 6 Dec 2006 00:58:29]
レティシア > あの――フェンさん。 ちょっとだけへんなこと、聞いてもいいですか? ( 陽気に笑う彼女に、おずおずと問いかける。 ) 悪さしない吸血鬼も――やっぱり退治されちゃうんでしょうか。それとも――吸血鬼という存在自体が、人間にとっては悪なのでしょうか。 ( 目を伏せて、やや控えめに、言葉を紡ぐ。 ) ――えぇ、っとなんか8割くらい本気にきこえるのはきのせいでしょうか。あは……はははは……。 ( 別の意味で、こわい。乾いた笑みを浮かべて、なんだか肩の力が抜けました。脱力。 ) [Wed 6 Dec 2006 00:48:15]
フェン・メイフォン > 事情… ねぇ―――― まっ、悪さする吸血鬼が居る以上… ちょっと、ね。それに、お世話になってるから… 此処には(と、爪先でトントンと地面を叩けば… これからもお世話になるだろうし、なんてクスリ。微笑みを返し――) あははは、あと三年位は待つわよ。 今すぐ押し倒しても良いきもするけど――ね(そして、続けて投げるのは…本音八割冗談二割の、ちょっとしたジョーク。 投げて笑えば――彼女の、面白い人…と言う言葉に) 偶に、本能とかに忠実なんじゃないの?って、スラムでつるんでる連中に言われるけどね(と、笑い返すだろう。 ) [Wed 6 Dec 2006 00:39:45]
レティシア > 色々、事情がおありなんですね。でも――そうであっても、この村のために動いてくれたこと、感謝いたします。 ( 丁寧にお辞儀をすると、微笑を浮かべた。 ) あ、ありがとうございます。あぅ――で、でもでも、押し倒されるのは、ちょっと―― ( 前半は照れくさそうに、後半は困ってしまって、頬をかく。 ) フェンさんって、面白い人ですね。 ( クスクスと笑って、こちらも言葉をかえそう。 ) [Wed 6 Dec 2006 00:34:53]
フェン・メイフォン > いやま、ホントにあたし個人の恨みって訳じゃないんだけどね… えぇ。 どっちかって言うと―― 何かこぉ…あたしの知人相手とか、親しい人とか相手に仕出かしたツケは払わせてやらないと気が済まないって言うか…ね?(と、苦笑と共に吐き出せば… やがて溜息、一つ。 まぁ、この偽少女の場合――チョークも鯖折りもどちらも性質の悪い結果になる事は確実かも、しれないが――) … ん、成る程ねぇ。確かに… ご飯食べるのには、そこ等辺が都合が良い、か。 これはアレね…近い内に一旦街に戻ったりした方が良いかも――  っとと、成る程成る程、動物が好きなんだ…レティシアは。 そーかー… ああもうかわいーなぁ!ギューってしてきゅーってして、ちゅーってした後押し倒し、ゲフンゲフン。 失礼(なんて、咳払しつつ今度は此方が誤魔化せば… 手、パタリパタリと振って「ありがと」と、誤魔化し気味に言葉投げるだろう、か) [Wed 6 Dec 2006 00:26:35]
レティシア > えぇ、それは分かります――私も、同じ村の人が殺されたんですから、ステアのしたことは許せません。――あぅ、やっぱり、フェンさん個人的な恨みがまじ――いえなんでもないです。 ( ポリポリと頬をかいて、ごまかした。ぎゅーできゅー、はいやだから。未だに首絞められると思っているらしい。 ) そうですね。やっぱり暗黒街やスラム――それに奴隷ギルドでしょうか。ステアがほんきで食事をするのなら、人目につかないところで行うのが道理でしょうから。 ( そして最後の質問には、へ? とマヌケな声を上げて。 ) う、んと――わたし、の、好きなもの、ですか? ――えぇっと、うん。動物が好きです! [Wed 6 Dec 2006 00:17:41]
フェン・メイフォン > 恨み? あたし個人の恨みは無いわよ。 ただ―― 村の人、それも親子殺したツケは払って貰わないと駄目じゃない? それにもし――ステアが、あたしが探してるヤツだったりしたら… 少し、やりすぎてしまうかもしれんね(と、笑って口に出せば… まるで準備運動の様に軽く…鎖に包まれた左腕を一振りしたりするだろう、か。 それこそ、凄く軽そうに…ぶぅーんっと?) んぁ?あー… そうねぇ。あと、聞きたい事はステアが来そうな場所とか… ステアが未練のありそうなモノ。それと―― レティシアの、好きなモノとか(そして…彼女の促される侭に吐き出す質問の…最後のソレは、まったく関係の無いものに思えるのは… 気のせい、だろうか?) [Wed 6 Dec 2006 00:13:07]
レティシア > あ、あのぅ――フェンさん? ステアさんに、いったい何の恨みが……。 ( 恐る恐る、聞き返す。彼女が言うヤワな吸血鬼が、目の前にいたりするわけだが。 ) それじゃあ――ほかに、なにか聞きたいことはありますか? [Wed 6 Dec 2006 00:07:40]
フェン・メイフォン > そっかぁ… じゃあ、ホントに直接乗り込んで…って感じじゃないと無理っぽいのかしらね――って、あぁ… 乗り込んで問い詰めて、それからマウントとってボコボコにする積りだけど。 取り合えず、死んだ方がまだマシって位には(なんて、真顔で漏らせば…―― ふっと、彼女の方に視線を向け、て…) あぁ、安心して良いわよ。 何か知らないけど… あたし、ヤワな吸血鬼よりも馬力あるらしいから(全力で殴った事って… まだ無い気がするけどね。 と、さも、平然と口に出して、笑み一つ。浮べるも、続いて見遣った彼女の項垂れた姿には――) …んー、そっかぁ… いや、そんなに項垂れなくっても良いわよ。えぇ [Wed 6 Dec 2006 00:04:14]
レティシア > お医者さん、ですか? いえ、そんな風に名乗っていたという話は、まったくききませんでした。  ( そして、なんか物騒なことを言い出したフェンをみて、またあたふたと。 ) ちょ、ちょっと、フェンさん! 乗り込むって――な、なにするつもりなんですか。 ( どうも、このひとは他の外から来た人たちとは違う気がする。目的とか。 ) ――まだ私を殺すつもりがあるのなら、来ると思いますけど。――必ず来る、とはいえないですね……。お役に立てなくて、ごめんなさい。 ( しょんぼりと、うなだれた。 ) [Tue 5 Dec 2006 23:55:53]
フェン・メイフォン > ん… 成る程、ね。って、事は… アイツが、昔…医者名乗ってたかは分からない、かぁ(と、素直に応えてくれたであろう彼女の言葉に… コクンと小さく頷きながら、暫し考え込む様に言葉吐けば… 大丈夫、と問う彼女に「大丈夫よ」と苦笑一つ返し――…) 直接、乗り込んで…ってのも出来なさそうねぇ。かと言って、アイツがまた此処に来るか如何か…かぁ――(その言葉に応えてから、またブツブツと思案再会。 思案する度に、頭から煙が吐き出しそうな気配が増せば…顔を顰めたりなんか、して――) [Tue 5 Dec 2006 23:49:21]
レティシア > ( 近いうちに、聖堂関係者が屋敷に吸血鬼判定をしにくるだろう。そうなる前に、できる限り、自分のしたいことをしておきたかった。 ) どれだけ――といわれましても――会ったのはたったの2回ですし。その中で分かったのは、彼女が吸血鬼であるということと、地方村で一家を殺害した犯人であるということ、ですね。どこに住んでいるかとか、そのあたりは、さっぱり。 ( なんか煙で適そうな様子に、大丈夫? と心配して。 ) [Tue 5 Dec 2006 23:43:50]
フェン・メイフォン > (実際、フェン自身は彼女が血を吸われたか如何かは関係ない…が、そういえば村人達の誰かが「レティシアさんが血を吸われてなきゃ良いけど…」なんて心配する様な言葉もあった… 気がするな、なんてうろ覚え気味に思い出しつつ―― 改めて此方を見遣る彼女に、此方からも視線を返し…) あぁうん、結構…広まってるっちゃ広まってる感じっぽいわよ。あたしが体感した感じで…だけど――って、あぁ良いって。あたしも…驚かせちゃったんだし―― で、聞きたい事なんだけど… そう、ね。一先ずはアイツの事についてどれだけ知ってるか…ね(ドレくらいの付き合いか…とか、と頭を絞り…脳天から煙まで吐き出しそうになりつつも、問い方を探り…投げ掛けて ) [Tue 5 Dec 2006 23:37:23]
レティシア > は、はい―― ( やっぱりみんな、私が血を吸われたと思ってるんだろうなーと思っていたものだから、レティシアの心臓バクバク。動いてないんだけど。 ) そうでしたか――あ、いえ。こちらこそ取り乱してしまって。ごめんなさい。ステアのことは、昨日ナキアさんにお話したんですよ。それで村の人に、知らせてもらっているところなんですけど。 ( それから、改めてフェンのほうを見て、少し考えてから。 ) んと――色々、ですか。たとえば、どんなことから話したほうがいいでしょうか? [Tue 5 Dec 2006 23:31:25]
フェン・メイフォン > そ、野暮用。 大した用事じゃないわよ、聞くこと聞いて… 悪い子に『適当』に御仕置きする程度だから。(なんて、また肩竦めながら…どこか物騒な声音で漏らしてから、ふっとレティシアの方へと視線を戻せば… 其処にあるのは彼女が怯えてドアの方へと後退っている様子。それに、少し驚いた様な様子を見せれば、慌てた様に手を振り――…) あぁ、怯えなくっても良いわよ。 あたしは、基本的には信頼してない男どもと悪い子以外には優しいから。 ただ…ステアの事について、色々と聞きたかっただけ…だからね(…脅かしてゴメン。と、苦笑混じりに返してから、少し自分を落ち着かせる様に、大きく吐息を吐き出す…か ) [Tue 5 Dec 2006 23:27:08]
レティシア > 吸血鬼に、用――ですか? ( 何かはしらないが、あんまり深く聞かないほうがいいかもしれない。なにやらレティシアには理解できない言葉――青い果実――とかは聞き流して、改めてフェンの様子を見ていると―― ) え、えぇ――そう、ですけど―― ( なんか急に雰囲気が変わった。びくーっと怯えるように、ドアのほうにあとずさる。先ほどまでとは打って変わって、にじり寄ってくるような威圧感を感じる。 ) [Tue 5 Dec 2006 23:22:03]
フェン・メイフォン > まぁ、村の為もあるけど… 件の吸血鬼に用があったってのが一番の理由だったりするんだけどね。(まぁ、人違いかもしれないけど… なんて、苦笑して肩竦めれば、半分は自分のためよ…と、漏らして見せ―― ) うん、でもって… その青い果実とかを、おぉっとゲフンゲフン。 今のは聞かなかった事にしてくれるかし――――――…… って、えーっと… あらま、件のレティシアさん?(と、呆気に取られた様な様子で彼女の姿をじっと見遣れば… 暫し、意外そうな顔で沈黙し―― その後で、慌てた様子で首を左右にふりふりと。 そして――) って事は、あんたが… あの、ステアに襲われて殺されかけたって言う…?(―― 再確認する様に、問い掛け一つ。 その問い掛けを投げる視線は、先程までの子供に言い聞かせるようなソレでは無く… どこか問い詰める様な、ソレに近くなる…だろうか?) [Tue 5 Dec 2006 23:18:10]
レティシア > は、はぁ―― ( ちっこくてかわいくてぎゅー……で、きゅー。首でも絞められるんだろうかと、フェンの言葉にあっけに取られつつ、後頭部にでかい汗をたらす。 ) あぁ、艶子さんやMJさんみたいに、村のために駆けつけてくれた人ですね。 ( ようやくわかった、というように、にっこりと微笑む。 ) いえ、あの――だから私がその牧場主で――さすがにこんな狭い村に同じ名前の人は二人もいませんよ。 ( あはは、と苦笑い。吸血鬼事件を解決するために、己の名を出して情報を提供したのだ。今ここで知られている名をとぼける必要もあるまい。 ) [Tue 5 Dec 2006 23:11:58]
フェン・メイフォン > へぇ、レティシアちゃんね… あたしは、フェン・メイフォン―― ん?レティシア? いやいや、件のレティシアさんがこんなちっこくて可愛くてギュってしたらきゅーってなっちゃいそうな… いやしかし。(と、ふと… 相手が名乗った名前。それが、つい最近耳に入ったばかりのソレに似ている様な… 或いは、同じ様な気がすれば、少しばかり困惑気味な様子を浮かべ… それから――…) えぇーっと… あー、ゴメンゴメン。改めて――あたしは、フェン・メイフォン。ちょっとした事情で、地方村の見回りとかの手伝いしてる… スラムの何でも屋よ。(その困惑気味な様子を振り払いつつ、改めて名乗りを返せば… 一先ず、呼吸一つの間を置いてから――) あー… 少し前に、村で騒ぎ起こした吸血鬼の事よ。 最近も、お嬢ちゃんと同じ名前の牧場主さん…だったかな?その人を襲ったとか… だったかなぁ?(その間の後で、昼間の農作業中に聞いた… わりと大分うろ覚え気味になってきている話を口から吐き出し… これで合ってたかな、なんて自問自答する…だろうか?) [Tue 5 Dec 2006 23:06:21]
レティシア > あ、わたし――レティシアといいいます。えぇっと、おねぇさんは、ナキアさんのお知り合いですか? ( 狭い村とはいえ、村人ン顔を全て憶えているわけじゃないけれど。どうも雰囲気が街の人を思わせるものだったから、きいてみた。 ) う――ごめんなさい。……こわいこわい、おばけ? それは、なんですか?? ( かくり、首かしげて目を瞬かせる。首に巻いたマフラーを片手で抑えて、聞き返す。 ) [Tue 5 Dec 2006 22:53:02]
見回りらしき人影 > おっと、驚かしちゃったみたいね。ゴメンゴメン――(なんて、驚いた様子の相手の姿を見遣れば… 小さい女の子かなぁ?なんて、内心の舌なめずりと共に思ったりしつつ。 その、女性の方へと足を進め――…) 手紙? ふぅーん… まぁ、居ないなら多分…ナキアさんも見回りとかやってるかも、って思うけど…(それなら、ポストに入れておくのが良いかもしれないわね、なんて漏らしつつ… 彼女と目線を合わせようとする様に、少しばかり屈みこみ――…) けど、こんな夜更けに出歩いたら駄目じゃない。 お母さんから、怖い怖いお化けの事とか聞いてないの?(なんて、茶化した風に…少し言い聞かせる様に、言ってみせようとするだろうか。) [Tue 5 Dec 2006 22:48:48]
レティシア > わ、わっ! びびび……びっくりしたぁ。 ( 急に声などかけられたものだから、止まっているはずの心臓が動き出したかのように感じた。振り返り、相手の姿を確認する。 ) こんばんは。――はい、ちょっとナキアさんにお手紙を届けに。でも、お留守みたいで――ポストにいれて帰ろうと考えていたところです。 ( 女性のようだ。地方村では、見ない顔。外から来た人だろうか。 ) [Tue 5 Dec 2006 22:42:12]
見回りらしき人影 > (声を投げれば、その見回りらしき人影は… 相手の姿を確認しようとする様にカンテラを前に掲げながら近寄っていくだろう。 歩く度に、左腕の辺りから僅かにじゃらじゃらと音を鳴らしつつ…) んー… もしかして、ナキアさんに何か用でもあるの?(そんな音と共に、彼女へと声を投げ掛けつつ近寄れば… やがて、その人影が…外套姿の小柄な影だと分かる、だろうか?) [Tue 5 Dec 2006 22:38:07]
お知らせ > 見回りらしき人影さんが入室されました。 『「ん…其処にいるのは誰よ?」 カンテラ片手に歩く人影は、玄関前に佇む人影に声を投げるか』 [Tue 5 Dec 2006 22:29:33]
レティシア > ( 艶子とMJ,村の外からやってきたあの二人は、まだこの家にいるのだろうか。ナキアも忙しそうだったし、会えないのであれば、手紙だけここにおいていくつもりだった。結局語るに語れなかった、真実を記した手紙――どうせなら、自分の口で、いいたいけれど。 ) ――言えば、そのとき、私が守ってきたものが崩れ去る。――それも、定めなのですか? お父様。お母様。 ( 玄関の前でうつむいて、ただ静かに、反応を待った。 ) [Tue 5 Dec 2006 22:22:28]
レティシア > ( 人と吸血鬼は、決していっしょには生きられない――という格言に、例外などないのだろうか。いや、仮にあったとしても、己にはそれが適応されなかただけのこと――なのかもしれない。 ) ――寒い。 ( 手袋に包まれた手を合わせるようにこすって、息を吐く。地方村の魔女、ナキアの家の前で、レティシアは立ち止まった。コン、コン、コン――また、ドアを叩く。 ) [Tue 5 Dec 2006 22:16:43]
お知らせ > レティシアさんが入室されました。 『(結局のところ――)』 [Tue 5 Dec 2006 22:13:33]
お知らせ > シャリネさんが退室されました。 [Tue 5 Dec 2006 05:32:37]
お知らせ > MJさんが退室されました。 『 魔女が村の各方面に告げてくれるだろう―――解決に向けて。 』 [Tue 5 Dec 2006 03:54:43]
MJ >  ―――勿論だけどサァ、此処まで来たんだから。 ( 置かれた手に、眉を下げて見返す姿は何時もの覇気が抜け落ちている餓鬼。 寝癖だってへんなりと垂れた。 ) ナッキー達はこの村にいるんだから―――。 ( 魔女の事を思うと浮かぬ顔、こんなに美味しいクッキーを焼いてくれるヒトが悲しむのは。 ) [Tue 5 Dec 2006 03:54:08]
お知らせ > 艶子さんが帰りました。 『とりあえず。今日の情報は事件の解決に向けて大きな一歩となった。それは確かだ。』 [Tue 5 Dec 2006 03:51:01]
艶子 > ち、ちがーうッ!ちょっとバニラの香りにクラっと来ただけだーっ! ( 余計に危ない。 ) ………。 ( 立ち去る二人の背中を見送りつつ、傭兵も腕を腕を組んで悩む。もし、彼女が血を吸われていたのなら。その時はどうするか、だ。当然ヴァンパイアの検査を行うべきだろう。結果、ヴァンパイアとしての反応を見せたら? ) ……MJ今は―― ステアを追おう。あの人の事も気になるけど。 ( MJの肩に手を置いた。私だって釈然としないものを感じている。けれど、害の無い吸血鬼相手に取るべき対応が、今の傭兵には判らなくなっているから。 …もしレティシアが噛まれて、吸血鬼化していたらの話だけど。 ) [Tue 5 Dec 2006 03:49:36]
MJ >  何でそんなに狼狽するのサッ!! シャリたんが可愛いから!?ねぇ可愛いから!? ( ガタンッ、椅子から勢い良く立ち上がりテェブルをタシタシタシとぶっ叩く。 と、話の途中だったのに気が付いて渋々椅子に戻り。 ) ナッキーも今回大変そうじゃナイ? そりゃあ獅子だって普段は怠け者だけども狩りの時は頑張るそうデスカラ、ご飯の御礼位はイタしますヨ―――。 ( 己と共にいるあの剣闘士の言葉を借りて。 ) ―――柄にも無い事言うけどサ。 今村には護衛さんとか大聖堂から派遣されたってヒトが来てるんだから吸血鬼に襲われたってレッティお姉サンも『検査』されるンじゃないの、VHのヒトにも同じ言葉言える? ( 不安なのはソコだ。 だから、柄にも無い事を言った。 白い肌に残る生々しい痕、怨念や恨みが滲み出ているようで眉を潜めた。 ) 余所者のオレサマ達を信じろとは言わないけどもさ―――ちゃんと話すべきヒトには話した方が良いと思いマスヨ。 ( 感じた違和感は、あの夜ステアを前にした時と同じ。 立ち去る女性二人を見送って。 溜息を零す、遣り切れないとばかりに。 ) [Tue 5 Dec 2006 03:43:31]
お知らせ > レティシアさんが退室されました。 『(そうして、シャリネをつれて、家を後にした。)』 [Tue 5 Dec 2006 03:39:26]
レティシア > ――だから、私にも分からない、と最初にいったんです。 ( MJの言葉には、内心焦りを感じていた。不味い。非常に不味い。今この場で、ニンニクだの聖水だの取り出して向けられれば、それで全てが終わってしまう。 ) さっきお話したのは、あくまでも私の勝手な推測。どんな理由があったのか、ただの気まぐれか――朝の散歩をする人にでも見られたくなかったのか、私には、分かりません。 ( そういうしかなかった。それから――うつむいていた顔を上げる。 ) ならば、ご覧になりますか? ステアによってつけられた、この傷跡を。 ( そういうと、レティシアは静かに包帯を取り始めた。低級吸血鬼である己の再生能力など、人間に毛の生えた程度にすぎない。つい二日前につけられたばかりの痣が綺麗に消えるはずもなく。白い包帯を完全に巻き取ると、あらわになった細い首には、くっきりと首を締め付けられたとわかる痕がみてとれる。吸血鬼にかまれた傷口は、どこにもない。 ) ステアが血を吸うのなら、動けなくなった私の首を絞める必要などないでしょう。彼女のちからは、私と比べるまでもありません。一度組み付いてしまえば、血を吸うなどたやすいでしょう。 ( そう、痣ができるまで首を絞める必要などないのだ。事実、ステアはレティシアを力で抑え込める。 ) それに、あなたはいま、ステアが『 昼間に調査を終えた 』と聞いた。そういいましたよね。実際に昼間ステアとあって聞いたのか、もしくはそれを、誰か見ていたのなら、そうなのでしょう。けれど、その場をごまかす嘘ということも、十分に考えられるのではないでしょうか。 ( 艶子の言葉には何も言い返せず、その通りだ、とうなずくばかり。 ) ――すみません、この話はもう、そろそろ―― 動物たちの世話もありますし、明日も早いので。まだ、なにかお聞きしたいのであれば、のちほどファームにおいでください。ご納得いただけるまで、お付き合いいたします。 ( 丁寧に頭を下げると、レティシアは包帯を巻きなおし、席を立った。その顔は、精神的なものからくる疲れの色が滲んでいる。 ) [Tue 5 Dec 2006 03:36:45]
艶子 > だだだだだからナンパじゃないって! あ、と、いってらっしゃい。ナッキー!気をつけて! ( ナキアを見送りつつ。彼女のような人が居てくれると、情報の伝播が早くて助かる。自分が情報を持っていっても最初に素性を疑われてしまうから。 ) む……。 ( 漸く事件の解決に一歩近づけたと思ったのも束の間。否、ちゃーんと夜食を用意してくれていたナッキーに感謝したのも束の間…。否否、はむはむとケーキを頬張るのも、束の間。レティシアが意気消沈するのを見て。 ) 奴は赤ん坊を食い殺している。まだ善悪の区別もつかないような赤ん坊をだ。そんな奴を気遣ったり、庇ったり出来るものか。ここでステアを止めなければ、アイツはまだまだ人を殺して回るだろう。それを止めるのも友人の務めじゃないかなぁ。 ( 少なくとも、私が吸血鬼になってしまったら、そして自分じゃあどうしようもない位血の乾きに飢えてしまったら。止めて欲しいと思う。 …しかし、MJの言葉には眼を丸くする。次に、レティシアを見つめる。 ) [Tue 5 Dec 2006 03:23:04]
MJ >  良いじゃん、未だ真相編は始まったばかりなんだから名探偵は最後に登場するモノなんでデショウ? その間にナンパ成功して良かったジャン。 ( んべぇ、と小憎たらしい顔で艶子に思い切り舌を出した。 ) マァ、今ナッキーとレッティお姉サンが話してくれた通りダヨ。 ステアって冒険者サンでアタリらしい。 ( 頷く魔女に 「頑張ってネ」と手を振ってお見送り。 一番安堵しているのはナッキーだろう、村の相談役やら護衛との繋ぎ、果ては儀式までと一人でこなして来たのだから。 早速、テェブルの上のクッキーへと手を伸ばし口の中へと放り込む。 ) ―――いやサァ。レティシアさんだっけ? ちゃんと話してくれたのは全然良いんだけど。 ソレで全部じゃないデショウ、ヒトを助けたいなら先ず話してくれないと。 ( 後ろで扉が閉まる音が聞こえる――魔女は去った。 ともあれば彼女も当然気が付いてるだろう疑問を引き継ぐ。 ) 先ずさァ、吸血鬼が首を絞めて殺しに掛かるってのがちょっとオカシイ。 其程迄にレッティさんが憎かった? いや、逢って三回目の人間にソコまでの殺意が湧くかな? 生き血を啜るんじゃないの、怪我をしてたなら尚の事さァ。 ( パリ、と口に銜えたクッキーが割れる。 ) ソレと朝日が出て来たから助かったってのもオカシイんだ……何故ならステアは村に事件の調査で来た時にさ 『 昼間に調査を終えた 』 って言ってたンだよね。 ( あむり、残った半分のクッキーも口の中へと消え。 手を払うと、偽善と自嘲するレティシアの方を見る。 ) で、何が言いたいかって言うと―――レッティお姉サンさ、本当は噛まれたんじゃないの? ( 誰にかそれは当然犯人であるステアに。 )  [Tue 5 Dec 2006 02:46:41]
レティシア > 難しいですね――人を、助けるのって――なんで、こうなっちゃったのかな。 ( パンケーキを食べる元気もなく、少女は消沈していた。どんより。 ) [Tue 5 Dec 2006 02:31:54]
レティシア > ――もし―― ( MJとナキアの言葉に、目を伏せてつぶやく。 ) もしも、ステア――さんに、心がまだ残っていたとしたら――私は、彼女に恨まれてしかるべき、なのかもしれませんね。もし、あの時――私を殺そうとして――でも、助けてくれたのだと、したら―― ( そう、私は同胞を人間に売ったようなものだ。吸血鬼ならば彼女をかばい、事を伏せて全てをやみに返すのが、ただしいのかもしれない。けれど――私は―― ) 最初に、奴隷ギルドでであったとき、彼女は覇気もなく、ふらふらで――いつたおれてもおかしくない、そんな状態でした。そんなステア、さんに、わたしは――困ったことがあれば、力になるから、と――頼っていいよ、と、いったんです。 ( 僅かにカップにのこった紅茶を見下ろしながら、悲しみを表す。 ) おせっかい、のつもりだったんです。でも――困っている人を見たら、助けたくなって――でも、結局こうなった。私がみんなに話したと分かれば、今度こそ、ステアさんは、私を殺しに来るでしょう。――とうぜん、ですよね。彼女にしてみれば、私の行為は――都合のいい、うわべだけの――偽善。 ( 心が痛い。胸が痛い―― ) 彼女がやったことは、ゆるされることじゃない。でも――もし、私を生かして返した彼女の思いを、私が裏切ったのなら――私は、彼女に殺されて、しかるべきなのかもしれません。 [Tue 5 Dec 2006 02:29:56]
お知らせ > ナキアさんが退室されました。 『ゆっくりしていってくださいね ( 開いた扉に、部屋の中にも一瞬だけ寒風。 )』 [Tue 5 Dec 2006 02:26:42]
ナキア > ――― さて、それでは乙女も帰ってきたことですし。 お二人に後を頼みます。私は今レティシアさんから聞いたことを村の顔役の人たちや教会にいるイコティさんにもお知らせしてきますから。 ( マントを羽織り、ウィッチハットを被って。箒を手に 「いきますよ、けるべろす」と使い魔に声をかけようか。 ) ( 無論、大聖堂やVHG、自警団や騎士団などにも情報はもたらされるだろう。 ) [Tue 5 Dec 2006 02:24:54]
ナキア > ――― ありがとうございました。 ( 肩においていた手。落ちた肩に、労わるようにそっと撫でながら手を離そうか ) …そうですね、少なくとも私がお会いした時には―― ( 「この村がどうなっても」 ) …多少気になるところはあるものの、話はちゃんとできていましたし再会したイチミネさんやその場にいたヴァディスさんを襲おうとしていたわけではありませんでしたし。 ( 残っていればいいと、それは希望や願いの形。 ) あぁ、杖は確かに持っていらっしゃいましたねー。喋るところは聞きませんでしたけれど、そうなるとただの杖ではないという事にもなるでしょうし、 ( 有力な情報だ。 獅子の方へ視線を向けてこくり、頷きを見せようか。 ) 私はナキアといいます、 シャリネさんですか。 …歌い手なのにファームで?? ( 軽く首を傾げて自己紹介しながら、用意した新しいカップをレティシアさんの隣に一つ、獅子の隣に一つ。 )  はい、ステアさんが今回の犯人だという話を聞いていました。 ( 乙女に簡単に話の内容を説明して。すみませんと微苦笑。それから、乙女たちの夜食にと用意していたパウンドケーキを切り分けて…クッキーと同じよう、皿に盛ってテーブルの真ん中におくことにしようか。食べる分量が違いそうだからご自由に。お年玉のかわり? ) [Tue 5 Dec 2006 02:20:54]
シャリネ > ( 控えめに葉柄の少女の後をついていけば、家の中へと。お邪魔しますというように ) [Tue 5 Dec 2006 02:15:35]
艶子 > ( 中に入ってみれば、シャリネの言った通り何やら難しそうな話をしている。アレだ、正月に親戚一同が家に集まってあーでもないこーでもない大人のつまらない話をしていて、そんなのどうでも良いからお年玉下さいよと言いたいようなそんな空気。いや、親戚が集まったこともお年玉を貰ったことも無いが。 ) …ステア? ( しかし聞こえてくるのは自分にも関係のある人間の名前だった。 ) こ、この人は前に芸能横丁で会っただけで、そんな疚しいアレなんて無いよ。 ( 眼が泳いでました。うん、ちょっと変なこと考えただけでまだしてないから。うん。 ) …っていうか、ズルいぞ!私を差し置いて真犯人を割り出すなんて! ( うんがー、と怒る王様。 …どうにも、重要な話をしていたらしい。まあ、後でMJとナッキーに話の内容を聞くとして。 ) [Tue 5 Dec 2006 02:15:29]
シャリネ > ――…ナ、ナッキー……? ( 誰だろうと尋ねようとした瞬間扉が開いて驚く。目を丸くした。ナキアさん=ナッキーとはまだ気づかず ) ……ごめんなさい、レティ…。 ( 苦笑されれば、ちょっと反省したようにポツリ返し、申し訳なさそうに謝って ) ……ええ。こんばんわ、お邪魔します…。レティシアのところで働いている、歌い手のシャリネと申します。 ( ナンパ、という少年には困ったように笑うけれど。ふわりと微笑み浮かべれば、控えめに自己紹介を。バニラの香りを漂わせながら、少年らしき男とナッキーという少女を見て会釈。 )  [Tue 5 Dec 2006 02:14:04]
MJ > ( 長い話を終え、一息吐けたレティシア。 緊張は和らいだだろうか。 ) もしも、のオハナシだけどサ。 ステアさんにも『人の心』とか言うのが残ってるなら―――話だって通じると思うからさ重要なのサ。 ( 何故助かったのかと言う所は。 飲み掛けのカップに揺れる紅茶に視線を注ぐ。 ) ソレでレティお姉サンが助かったと言う方が救いがあったと思うんだけどネェ。 ( 「 太陽に 」 朝日が彼女を救ったと言う話になるのだろう。 聞く限りヒトの心は残ってないのだろうか、小さく肩を竦める。 疑問は首を擡げた儘だ。 ) 喋る杖に、血に飢えた吸血鬼ネェ……。 喋るだけなら杖の形なんてしてないと思うけども。 ナッキーこれで対策打てるんじゃナイ? 村人に犯人が誰かって伝えるだけでもさ疑心暗鬼にならなくて済むよね。 ( ご馳走様、残った紅茶を一気に煽テェブルへと。 そこに入ってくるのは賑やかな声、と足音。 ) オッカエリィ、艶子? 何―――ナンパでもしたのそのオネェサン? こっちは今犯人が分かった所なんだけどサ。 ( 一緒に入って来たのは小柄な良い香りを漂わせた少女。 瞳をパクチクリと。 対面のレティシアが言うには従業員、と言うお話しだが。 ) [Tue 5 Dec 2006 02:02:15]
レティシア > ――シャリィ!? もう、待っててって、いったのに。 ( 親友が家に入ってくるのを見て、驚く。けれど、苦笑して。 ) あ、この子はシャリネさんといって、エルザファームで働いてもらっているんです。 ( そういって、ナキアとMJに紹介しよう。 ) [Tue 5 Dec 2006 01:54:41]
レティシア > ――朝日、ではないでしょうか? ( しばらく考えるようなそぶりをしつつも、思い出したように答える。 ) ステアが私の首を絞めて――もうだめだと思ったとき、夜が明けたんです。早ければ、早朝の散歩に人が出歩きだす時間帯になっていましたし、ステアと話をしてから、思った以上に時がたっていたみたいです。ステアは朝日の光をみるや、私を掴んでいた手を緩め、フラフラとどこかへ去っていってしまいました。吸血鬼が日光を苦手とする、という話は、聞いたことがあります。もしかしたら、そのおかげで、私は助かったのかもしれません。 ( そう、実のところ、なぜ助かったのかはレティシアにもわからない。ステアは本気で己を殺そうとした。それでも生きていられたのは、彼女の気まぐれか、あるいは夜が明けたからか。 ) ――それからもうひとつ。これは事件とはあまり関係ないとは思いますが――ステアは、しゃべる杖を持っているんです。名前は、たしかヴァレリア、と。以前、奴隷ギルドであったとき、女性の声でステアに助言のようなことをしていました。――マジックアイテム、なのかな? 自分で意思を持ち、思考しているようでした。しゃべるだけなら、それほど問題ないとは思うのですが、もしかしたら、ほかにも何か機能が備わっているかもしれません。これが、私の話の全てです。 ( 長い長い説明を終えて、疲れたように肩を落とし、お茶をすすった。体が温まる。 ) [Tue 5 Dec 2006 01:53:00]
ナキア > ( わからない、と言うのを無理に訊いたりはしない。己だってわからないから尋ねたのであるし、 ) ―― ふむ。 ( 悩み声。 ) …そういえば、イチミネさんも前はあんなじゃなかったとかいうようなことを言ってたですねー…  それを聞いていたので今までの話から、私は吸血鬼でなかったステアさんが吸血鬼になって変わってしまったのかと思ったですが――― … レティシアさんの推測では、その礼儀正しかった頃のステアさんも吸血鬼、ということですね? まぁ、そうであるなら獅子の言うとおりご飯を買いにギルドに行った、と考えられますし ねー… ( 纏まらない思考を纏めようと、視線が天井を彷徨いながらの言葉。 )  ――― 、 ( 獅子の言葉にも耳を傾け。 ふ、と吐息をついて。獅子の思っている以上に、獅子がこの場にいてくれている事に安堵を感じているのも確か。 )  ――― ( ”首を絞めて殺そうとした” ”殺すつもりだったんじゃなァい?” ”ご飯も欲しかっただろうし” ) … ( どこかにひっかかりを感じながら。 そういえば、乙女はまだ帰っていない。彼女がいてくれたらもっと安心していられるだろうにと思いながら、 )  …あの、 ( 言いかけた言葉は )  ( どばーん ) …、 ( 景気のいい音。元気のいい声。 目を丸くして、 …それから笑みを浮かべてそちらへ視線を。 ) お帰りなさい乙女。 …お客さん? ( きょとん、として。共に入ってきた人物に視線を向けるだろうか。 ) ( 己のカップを下げて、新たに二つ、温かい紅茶を用意する事にした。 …いらっしゃいませでも別に構わないと魔女は言うだろう ) [Tue 5 Dec 2006 01:43:41]
艶子 > 私?私も吸血鬼を追って、今はこのナッキーさんちにお邪魔してるんだ。 ……友人?ああ、誰か来てるんだ。そんな所でまごまごしてないと、ばばーんと大きく行こう。こんな所に居ると風邪引くよ! ( 困ったようなシャリネを脇目に、どばーんと扉を開き中に入る。 ) たーだいまー。寒いー 眠いー お腹空いたー。あとお客さんだよーぅ。 ( 中に客が居るというのにそんな情け無い言葉を発しながら。やがてレティシアの姿が眼に入れば、ヒラリと手を振った。 ) や、いらっしゃいま…せ…? いや違う。私も客だった。こんばんは。 ( ここ数日住み着いてすっかりこの家の人間になった気分に。 ) [Tue 5 Dec 2006 01:24:34]
シャリネ > ―――ッ…! ( 背後の声に、思わず肩をびくぅっと震わせ小動物の如く、身を縮込ませる。少女は驚いて振り返る。反射的に扉を後ろに、体を預ける形に。しかし、その姿を見て、目を益々見開くけれど、どこか安堵の眼差しをむけた ) ―――艶子さん……!貴女こそ、どうしてここに……? ( 驚いたあまり質問を。瞬き数回、きょとんとしたように。緊張感が解けて息を吐き気味に。小さく首を傾げて尋ねて ) ―――……。 ( けれど、表情を変えた。至極、真剣に深刻な表情。背後の扉越しから聞こえるのは、ナキアさんだろうか?女の人の、質問に。親友の話す声。答える言葉。瞳が揺らいで、堪らないと言う様に、俯いて。けれど、しっかりせねば、と唇をきゅっと結んだ ) ……私は、友人の付き添いです。 ( と、顔を上げて言えば、柔らかい笑みが、どこかゆれるように。震える声を確り正そうと深呼吸一つして。 ) ……入ろうと思ったのだけど……真剣な話のようで、いつ入ったらいいものかと…… ( と。機会を窺っていたというように話をし、揺れる瞳を、今度は困ったように映し、小さく微苦笑を。 ) [Tue 5 Dec 2006 01:21:17]
MJ > ( 魔女の告げる疑問は尤もで。 ) ―――確かにそうだネ。 怪我してる時に知り合いに逢えたなら誤魔化しようもあった筈だけどさ。 ( 最後まで聞いてから聞くべきか、と悩んでたのだが魔女が代わりに聞いてくれるなら大丈夫だろう。 衝撃を隠せないようだが、気丈に振る舞うサマが何時か見た儀式を思い起こさせる立派な村の相談役だ。 ) ステアが奴隷ギルドに来た理由ってのも解るけどネェ―ご飯を買いに来たって事なんだろうサ。 ( 解らない、と首を振る牧場の主に視線を流す。 ) 血の味を覚えて暴走しちゃったとレッティお姉サンは考えるってか―――聞かされた訳だからネ。 いや、寧ろさ疑問なのはどうやってレティシアお姉さんが助かったかってハナシでさ。 ( 何か窓の方で音がしたけども、風だろうとか。 余程の恐怖を味わったのか微かな物音にも過敏に反応する牧場主を痛ましげな視線で。 ) アァ、別に話を信じないってワケじゃァないから。 ナッキーも、レティお姉サンも解らなくても普通だと思うけど。 怪我してる吸血鬼さんが、自らの凶行を語るなんてなんは決まってるジャン 『 殺す 』 つもりだったんじゃなァい? 怪我してるならサ、ご飯も欲しかっただろうしね。 ( 淡々と告げるのは路地裏の流儀か。 死に往く相手には幾ら喋っても問題はナイ。 けども―――少しだけ首を擡げる疑問。 ) [Tue 5 Dec 2006 01:18:48]
レティシア > (訂正:今日で→恐怖で) [Tue 5 Dec 2006 01:16:42]
レティシア > ――そのあとで、今日で動けなくなった私の首を絞めて、殺そうとしましたし。 ( 震える手で包帯の巻かれた首をそっと撫でる。それから、来訪者の気配に、びくっと体を起こして、ドアのほうをみた。 ) [Tue 5 Dec 2006 01:08:21]
レティシア > ( そう、この話をする上で、必ず突っ込まれるであろうと覚悟していたこと。ステアが自分にその理由を語ったのは、ほかならぬレティシアが彼女に奴隷を買い与え、同じ吸血鬼であると告げた――その要因が大きい。さて、どう切り抜けるべきか。 ) ――分かりません。 ( 困惑した表情で、力なくつぶやく。 ) 彼女がなぜ、私にだけそんな話をしたのか――ただの気まぐれか――でも、ひとつだけ。 ( そこで言葉を区切り、静かに答える。こうなれば、とことん隠し通すしかない。 ) 奴隷ギルドで始めてあったときのステアは、とても穏やかで、礼儀正しく――そして、とても体調が悪そうに感じました。元気がないというか、力が入っていないというか――何日もご飯を食べていないような、そんな弱々しさがあったんです。でも、公園で再開したときのステアは、まるで別人でした。何かに取り付かれたかのように、真っ赤な目をこちらに向けて、狂人じみた物言いと雰囲気をまとっていたんです。殺気と、憎悪をにじませて――あれは、あれは――まるで―― ( ぎゅうっと己の体を抱きしめ、再びよみがえってきた恐怖に震える。バケモノのようだった、と震えてつぶやくその声が、きこえるか。 ) ステアが私と別れてから、何をしたのか、詳しくは知りません。ただ、時間軸を並べてみたとき、ステアと奴隷ギルドで別れてしばらくたってのち、地方村であの事件が起きたんです。そして再開したときの不自然な変わりよう―― 以前、屋敷の文献でよんだことがあるんです。何日も血を吸わなかった吸血鬼が、我慢しきれず吸血に及び、枯渇状態だった体に急に栄養をいきわたらせたことで、血を吸うという行為が、ある種の中毒状態になってしまうことがある、と。欲望のまま、己の空腹を満たすために、人を襲うようになることもある、と。――これは私なりの推測ですが、ステアは私と別れた後、奴隷ギルドかどこかで血を吸い、空腹を満たして急激な高揚状態になった――そして自我を抑えられないまま、人を襲ってためらいなく血を吸うようになってしまったのではないか、と。 ( うつむきながら、ぽつりぽつりと言葉を紡ぐ。震えているのは、いつ自分のウソがばれるかという、怖さもあった。 ) ステアが半狂乱の暴走状態であれば、何かの気まぐれでそういうことを語りだすのも、あまりおかしくはないでしょう。 [Tue 5 Dec 2006 01:07:07]
ナキア > ( そして香りがするなら使い魔のわんこが気づくはずだが、暖炉の前でのほほんとしているあたり。レティシアさんについてきたという貴女の香りを扉を開けたその時に察知できなかったという事は風邪でも引いて鼻が詰まってるんだろうか黒犬。 とことん使えません。 )  ( 家の中に魔女がいる時はいつも鍵はしまっていないですよと、窓から灯りのもれる家は囁く。 ) [Tue 5 Dec 2006 00:53:32]
ナキア > ( どういたしましてと、仄かにでも浮かべられた笑みにほっと息をついたのは魔女の方で。 小さな少女の強さに、己の情けなさを顧みる瞬間。 それでも、少女の肩には気遣うように両手を乗せたまま。 )  ――― 、 ( 少女の言葉に、ふと浮かぶ疑問は軽く寄る眉に寄って示されようか。 )  ―― そうですねぇ。 ( 獅子の言葉に同意を示す頷きを。ぎこちなく ) レティシアさんの挙げた場所からしてイコティさんから聞いたというスラムの事件も彼女でしょうか…? ( 首を傾げて。けれど本当にひっかかったのはそれではなくて )  …。 レティシアさん。 ( そっと名を呼ぼうか。邪推はいくらでもできる。けれど、やはり納得がいかないことがある。 ) 私はステアさんがこの村に来た日と帰る日―― 二日間とも彼女に会ったですよ。 そして両日とも、彼女に吸血鬼であるかないか確かめて欲しいと…二日目は多分それなりに強く言ったと思います。 けれど、彼女はそれを頑なに拒みました。 無論それは彼女が吸血鬼だから、…それが”バレたら困るから”でしょう。 ( それは、わかるのだけれど。 ) …、 ( 一度、少し深い呼吸を ) …そんなステアさんが、なぜまだ二度しか会った事のない貴女にそれを打ち明けたのでしょうか。バレたら困るのに。 …同じように再会した、というのなら貴女だけでなくイチミネさんだってそうです。でもイチミネさんはそんな話を聞いたという感じではなかったですよ。 …邪推なら申し訳ないです、でも心当たりが何かあるなら…、 ( 話して欲しいです、と小さな声。 自分には、あのステアという名の少女――吸血鬼の言動が、どうしてかよくわからない。初めて会った時から、どうにも掴みにくいのだ。それはクオさんの言ったようによそ者と村に住むものの意識の違いかもしれないが。 ) [Tue 5 Dec 2006 00:50:39]
艶子 > …シャリネだ。何やってるんだ、こんな所で。 ( 扉の前にへばり付いて聞き耳を立てている怪しいヤツが居ると思ったら、それはなんと芸能横丁で出会った歌姫の姿。外から帰ってきた傭兵はすん、と鼻を鳴らしその場に漂う甘いバニラの香りを嗅ぐ。 ) [Tue 5 Dec 2006 00:43:30]
お知らせ > 艶子さんが来ました。 『…あれ。』 [Tue 5 Dec 2006 00:42:11]
バニラの香り > ―――……。 ( 親友についてきたはいいものの、遠慮して入らなかった自分が悪いのだけれど。……このまま入るのも気が引けて、緊張した面持ちで会話を聞き続け ) [Tue 5 Dec 2006 00:33:32]
バニラの香り > ( 息を殺して、ひっそりと。聞き耳を立てていた少女は、ほぉっと息を吐く。冷や冷やしてたまらない。種族特性で汗は出ないけれど、これが人間なら、手汗や冷や汗が出ていただろう。少女からはバニラの香りが漂う。気配は隠せぬため、すぐにわかってしまうだろうけれど。少女は、耳を潜めて真剣な表情で扉に体を寄せて話を聞いていた。―――大丈夫だといいんだけど……。そう、祈るばかりで。思わずコートの上から服を掴んだ。状況説明を、唯耳にするままに。ナキアさんという魔女と、もう一人の少年の声。寒そうに体を抱きしめながら、少女はへばりついたまま。なんだか入る機会を失ってしまっていた。思えば堂々と入ればよかったのにと後悔するも、扉の前で情けなく話し声に耳を潜めるだけで。 )  [Tue 5 Dec 2006 00:31:41]
MJ >  ( 気遣うような素振りの魔女、当然同じ村に住む人間が襲われたのだから――。 ならば、聞くのは部外者の方が幾分気楽かと。 ずず、とカップを口に付け暖かい御茶を飲む。 この御茶にもきっと魔法が掛かっているのだろう、寒さで凍えた芯が溶けるみたいな暖かさ。 ) 街なら普通はネェ……物騒な所に行くんでない限りは平和な筈なんだけどサ――――つまり、平然と街を歩いてるワケだ吸血鬼サンが。 ( コップを片手に、人種の坩堝たるヴェイトス市なら当たり前なのだけど。 ) んー……、その話を聞く限り。 事実ステアが犯人だったんだから疑いはナイよ。 オレサマとナッキーも逢ったけども怪しいって感じたしネェ。 ( 頑なに検査を拒んだ吸血鬼、なら何も疑う事はない。 どうぞ、と話の続きを促して。 ) [Tue 5 Dec 2006 00:22:42]
お知らせ > バニラの香りさんが来ました。 『( 聞き耳を立てている扉越しの気配 )』 [Tue 5 Dec 2006 00:20:30]
レティシア > 地方村での事件のあと、彼女は奴隷ギルドや、スラム、暗黒街などを移動して、食事をしたと――怪我は、その途中に負ったものだと、私に説明しました。 ( いくつか付け足して、脚色した部分。実際、ステアが狩りをしそうなところを適当にあげただけだが。 ) [Tue 5 Dec 2006 00:15:22]
レティシア > 彼女はいいました。人間を襲ったときにつけられた傷だと。えぇ――傷口なんて、じっくり見ませんけど――それでもちらりと見ただけで分かる傷の数でした。足を引きずるようにして、歩いていたから――ふらついていたんだと思います。だから相当深い傷じゃないかと。 ( 出された紅茶を手にとって、息を吹きかけ、一口。ありがとうございますと、うっすら笑って礼を言った。 ) 深夜――いえ、どちらかといえば明け方に近かったので、誰も。そんなところで一人いた私が、無用心すぎたんです。――屋敷の馬車を待っている間、公園で時間を潰そうと――相手先に無理を言ってでも、泊めてもらうべきでした。地方村での吸血鬼事件以来、安全を考慮して牧場を休業していて、少しでも、お金をファームにいれようと――必死だったんです。 ( うつむいたまま、ポツリポツリと語る。 ) ステアの話をきいて、しばらく立って、なぜそんなことになったのかと問いかけました。――すると、彼女は――ステアは、自分が吸血鬼であること、そして、地方村で事件を引き起こしたのは自分だと――私に語ったのです。 ( ここから、重要な部分に入る。ひとつ間違えば、自分も吸血鬼だと知られる危険が、最も高い部分。 ) [Tue 5 Dec 2006 00:12:30]
ナキア > ―― 五つの傷穴? ( 一つ一つの大きさは解らない、けれど。傷穴なんてものが片足の太ももに五つも開いているなら、人間だったら… )  …、  ( 「ステアってヒトが…」 獅子の言葉に、魔女も彼女と会った二日間を思い起こす。 獅子の気遣うような視線に、少し眉を下げたまま大丈夫ですと返そうか。正直、こういった事は経験不足でイマイチ現実感が曖昧で、不安ではあるけれど ) ( 己よりもむしろ。震えた少女に眉を下げて、今座ったばかりの椅子から静かに立ち上がろうか。音を立てては驚かせてしまうだろう 少女の横、椅子の無い方。少し後ろに魔女は立ち、そっと身を縮こませた彼女の華奢な肩に、宥めるよう両手を置こうと。 )  …よろしければ、どうぞ紅茶を。 ( 温まりますよ、と。先を話す前に一息つくことをすすめようか。 二人で質問攻めでは小さな少女には辛かろう、聞くのは獅子に任せて己は少女が落ち着くように、 …無論、気になることがあれば尋ねさせてはもらうけれど ) [Tue 5 Dec 2006 00:01:10]
MJ >  ―――話しぶりからしてステアってヒトが本当に犯人その者って感じなのネ。 ( 露骨に怪しかったと、言えば怪しかったけども。 茫洋とした瞳で話に集中を。 ) 街で逢ったのが初めてネ、成る程ソレじゃ―――ステアってヒトが村に来た時お姉サンの牧場に行かなかったのも説明が付くよネェ。 ( 知り合いを頼らぬのを疑問に思っていた。 ヒトに云えない何かかも、幾らでも邪推出来るとは黒衣の悪魔祓いの話だが。 湯気の立つカップへと手を伸ばす。 ) 街中……。 いや、公園で―――って誰か他にヒト居なかったの? ( 怪我を、返り討ちに遭ったと見るのが妥当だけども。 少し大胆過ぎないか、と。 それでも、貧民窟の事件と関連性を思い浮かべるなんて事は出来ない。 露骨に眉が潜まり、隣で覇気の無い魔女を気遣うような視線を向ける。 これで犯人と確定したようなモノだからだ。 ) [Mon 4 Dec 2006 23:52:22]
レティシア > いいえ、ステアと会ったのは、そのときが初めてです。公園でであったのが、2度目。そもそも、イチミネさんがステアと知り合いだと知ったのは、つい昨日のことでしたから。 ( この部分にうそはない。よってさらりと流す。別件での知り合いという答えにうなずいて。 ) ――彼女は、フラフラと千鳥足でこちらにやってきました。今にも転びそうな姿が、奴隷ギルドでみたときの様子とあまりに違ったので、どうしたのかと、私は声をかけました。 ( さぁ、ここからだ。どこまで己が吸血鬼であるかを隠しつつ、ステアのことを正確に伝えられるか。 ) ステアはしばらく黙っていましたが、やがて何もいわず、ローブの前面を空けて、自分の体を私に見せました。――彼女の右足の太腿には、何かで突かれたような、5つの傷穴が空いていたんです。 ( そこから先のことを思い出し、体が震える。 ) 私が、その傷はどうしたのかと驚いてたずねると、ステアは――こういったんです。”人間がそうする様に、私も食事をしただけなんです。なのに、私が悪いって言うんですよ”と。……私には最初、彼女が何を言いたいのか、何を言っているのか、意味が理解できませんでした。 ( 状況を思い出すたびに、振るえ外起きて――体を抱くように身を縮める。 ) [Mon 4 Dec 2006 23:41:38]
ナキア > 大丈夫ですよう、お気にせずに。…先ほどの言葉の断片を聞く限り、焦るのもわかりますから。 ( ぽん、と一度だけ肩に手を置こうと。 触れても触れなくても、そのまま魔女は茶の用意にかかる。 )  ―― 、 ( 彼女の話を耳にしながら、動く手はいつもよりも緩慢に。 )  … ステア。 ( ぽつり。手を止めて、名を繰り返し呟く。  …貴女の名を聞いた時、思い出したのは彼女のことだったから。 ) ( 使い魔が暖炉に薪を放りこんで、ぱち、と火のはぜる音。  ――丁度少女の言葉の区切れる頃、三人の前にはそれぞれ湯気の立った紅茶のカップと、テーブルの真ん中にロッククッキー。 )  ――― じゃぁ、レティシアさんと一峰さんはそれぞれ別件でのお知り合いなんですか? ( 言葉は、獅子の後に続くように。緊張感からか、言葉はカタく。獅子の隣、椅子に腰掛ける動きも少々鈍いもの ) …、 ( 視線が、ちろ、と首に巻かれた白へと。 )  …それで、声をかけてきた後彼女は何を? ( 先を、促す。 ) [Mon 4 Dec 2006 23:30:21]
MJ > ( 犯人の手掛かりが―――、魔女も聡明だ会話の断片から事の重大性を受け止めたか。 魔女にコクリと小さく頷き返す 「 話を聞くベキだ」 と。 ダイニングは暖炉の焔で、先程まで温まってた布団の中のように暖かい。 コォトを椅子に引っ掛け、レティシアの対面へと。 ) 一峰サンだっけ? あのお兄サンの話じゃ、前から知り合いだったみたいな口ぶりだったけども―――じゃあ街ってヴェイトス市で出逢ったのステアってヒトとは。 ( テェブルの上で頬杖をついて。 あの時の口ぶりに嘘は無かった、と言うよりも嘘を付く必要が無かったワケで。 奴隷ギルド……ネェ、と口の中で反芻する。 暫くすれば、魔女の煎れる御茶の良い匂いがテェブルまで漂ってくるだろう。 ) [Mon 4 Dec 2006 23:21:55]
レティシア > す、すみません――だいぶ心を落ち着けてきた、つもりだったんですが。最初からこんな風にいわれても、わけ、わかりませんよね。 ( はぁ、と肩を落とし息をはく。とりあえず、彼らの招きに応じて部屋の中へ。コートと手袋をははずすと、ダイニングの椅子に腰掛けた。 ) そうですね。いつ、どこで、だれが、なにを―― ( 獅子の言葉にうなずき、繰り返す。いまだ精神的に混乱状態が抜けきっていない中、がんばってわかりやすく情報を整理して。 ) ――まず、1昨日のことからお話します。その日、私は仕事の用事で街のほうへ出て、その帰り、公園でステアという女の人と出会いました。彼女とは、以前、一度奴隷ギルドで会っているんです。私が仕事用の奴隷を選別しに行ったときです。彼女は全身黒いローブに身を包んでいて、初めは誰だかわからなかったんですけど、向こうから声をかけてきて。 ( まずは、そこから。怪しまれないように、最低限のウソを盛り込んで。一つ一つ言葉を思い出すように語る。 ) [Mon 4 Dec 2006 23:06:10]
ナキア > そんなことないですよー。勿論お父様の事もあるでしょうけれど、いまだに評判のいいのは今の代の方々の力量と思うですから。 ( 黒犬は尻尾を振って貴女の脚に軽く体を擦り寄らせてから、主である魔女の隣にはべるだろう。 ) ――― ( 獅子と少女とのやりとりは黙って聞き、 ) ―― 、 ( ”犯人の素性” ”首を強く絞められて” ”昏睡状態”―― そして首に巻かれた包帯。 ) ( 驚きと訝しさ、傷ましさ、 …感情が明確な形ではなく複雑な模様のまま浮かんで、どんな表情をしていいか解らずに。 眉を寄せたままちらり、獅子とアイコンタクト。 )  …、 ( ふ、と息を吐いて眉間の皺を解く努力をしながら、 ) …獅子の言うとおりです、混乱しているのはわかるですが、 …。 …とりあえず、中へどうぞ。 ( 貴女を家の中へと招きいれ。ダイニングの四人がけのテーブルの椅子、どうぞと示そうか。 ) ( 己はまだ座らず、寒い外からやってきた落ち着かない貴女と寝起きの獅子の為のお茶の用意。 ) [Mon 4 Dec 2006 22:59:35]
『 声 』 >  ―――んじゃ、丁度イイヤ。 寒い中行く手間が省けたってモンだね。 ( 未だ寝癖まみれの頭は、雛が囀る小鳥の巣のようにも見える。 手櫛で押さえる端からぴょっこりと毛が跳ね回る、溜息はこの原因たる闇色の包囲を身に纏った悪魔祓いのせい。 ) どうも、押し掛け正義の味方で『 獅子 』の名で呼ばれるMJクンですヨ。 ( 突然の訪問に面食らうより先に、その会話の内容に驚いた。 手櫛を止め、魔女へと視線を飛ばす。 ) アァ、レッティお姉サン。 会話がすっ飛び過ぎて繋がってないヨ―――。 ( 犯人? 首を絞められた? 聞きたい事は山程あれど先ずはソコだ。 ) 何時、何処で、誰か、何を。 先ずは……ソコからじゃあない?  [Mon 4 Dec 2006 22:54:20]
レティシア > ――いえ、私自身にそこまでの器量は――父の残してくれた人と牧場を、守っているだけのことです。 ( 微笑を浮かべて、ある程度イヌを撫でて満足したら、立ち上がって改めて会釈をする。 ) ――獅子、さん? ふわぁ―― ( ナキアが体をずらすと、家の中から出てきたのは、焔色の髪をした――なるほどナキアが獅子と呼ぶ理由が分かる。 ) こ、こんばんは。初めまして、レティシアです。 ( やや緊張気味に、ぺこりと頭を下げる。 ) ――うちで働いているイチミネさんから、あなたの事を聞きました。外からきた方々と交流もあるとか。すみません、本当はもっと早くにお邪魔したかったのですが。――なにぶん、犯人の素性が知れたのが1昨日のこと。そのとき首を強く絞められて、昨日はほとんどこん睡状態でしたから。 ( 首の包帯を指して、目を伏せる。 ) [Mon 4 Dec 2006 22:47:01]
ナキア > ( 黒犬は使い魔のくせ、両耳を横に寝かせてもっと撫でるといいと言わんばかり。 )  ――― 、 ( 見下ろした先。珍しく己よりも目線が下の、…少女、に魔女には見えた。少し、目を丸くする。こんな時期、夜に少女が何事かと。 )  …あぁ。 貴女がエルザファームの。お話は色々きいていますよぅ、お若いのに頑張ってらっしゃるとか。 ( へろ、と笑みを浮かべ。 ) ( ―― けれど心のうちで、とある人物の言葉を思い出した。 ) はい、私がこの家の主、ナキアです。 ( ぺこ、と頭を軽く下げ、 )  ――― 。 ( 潜められた声に、軽く眉が顰められる。 ) …ちょうどよかったです、私も少し貴女に聞きたいことが――  (  と。 ) ( 声。 振り返って ) おはようございますですよー。 はい、エルザファームのレティシアさんですよ、獅子。 ( 彼に、来訪者の姿が見えるよう体を少し横にずらし。 ) [Mon 4 Dec 2006 22:40:09]
『 声 』 > ( 屋敷の中―――階段の踊り場から焔色の髪の毛が顔を出す。 ) 今、エルザファームつったかな? ( 豹柄のコォトを揺らしながらパタパタと玄関へと。 家の主人には 「 やっほゥ 」と寝起きなのだろう欠伸を噛み殺して。 ) [Mon 4 Dec 2006 22:37:51]
お知らせ > 『 声 』さんが入室されました。 『―――ちょっとお姉サン。 』 [Mon 4 Dec 2006 22:35:11]
レティシア > わぁ! かわいいわんちゃん。――いいこだねぇ。よしよ〜し。 ( 尻尾をふる黒いワンちゃんの体を優しく抱くようにして、にっこり笑いながら撫でてあげる。それから顔を上げて、あなたを見た。 ) あ、こんばんは。私、この近くでエルザファームという牧場を経営している、レティシアと申します。――えと、ナキアさん、ですよね? ( 首をかくんと傾けて、問いかける。 ) ――今日は、この村で起きた吸血鬼事件の犯人について――お話したいことがありまして。 ( 僅かに声を潜めて、いった。 ) [Mon 4 Dec 2006 22:28:42]
ナキア > ( 小さな黒い犬が、尻尾を振りながら貴女の足元に。 ) ( 開いた扉の隙間から、漏れる灯りと暖かな空気。 それから、 ) はぁーい。 開いてるですよぅ。 ( のんびりした声が、家の中から。足音と共に。  使い魔の開けた扉、後ろから開け放たんと。 ) こんばんは、なんの御用でしょうかー? ( 姿を現した魔女は、マントとウィッチハットのない姿。 ) ( いつもならば返事をかえせば勝手に入ってもらっていいのだけれど、今はこういう時だから。魔女はひょこりと顔を出し ) [Mon 4 Dec 2006 22:24:51]
お知らせ > 黒犬さんが入室されました。 『―― わう! ( 扉のあく音と共に。 )』 [Mon 4 Dec 2006 22:18:03]
レティシア > えっと――ここ、かな。 ( ナキアの家までやってくると、手袋に包まれた手をぐーにして、コンコンコン、と玄関のドアを叩いてみる。 ) すみませーん、ナキアさん、いらっしゃいますか〜? ( コートを羽織ったまま、寒さに身を縮めながら、まずは待つ。 ) [Mon 4 Dec 2006 22:09:37]
レティシア > ( 今、こうしている間にも、ステアがどこかで誰かを襲っているかもしれない。自分は今こうして生きているけれど、決してレティシアだけの問題ではない。己が吸血鬼だと周囲にばれる危険を犯してでも、吸血鬼事件の犯人を皆に知らせる必要があった。 ) とはいえ、いきなり村中に知らせてもかえって混乱させてしまうでしょうから、しかるべきひとに――そののちに、村を訪れている外の人に知ってもらうのがいいですね。 ( 地主であると名を出したら、ナキアの家はすぐに教えてもらえた。さっそくたずねてみることに。 ) [Mon 4 Dec 2006 22:03:06]
レティシア > ――えぇ、大丈夫。あなたたちはここで待っていて。あとは一人でいくから。 ( 首に包帯を巻いた少女は、付き添ってくれた従者二人を待たせると、村の中に入っていく。 ) ――すみません、ナキアさんという方のお宅を探しているのですが。 ( 村の人を捕まえて、聞いてみる。イチミネがいっていた、魔女さんの名前。外の人たちとの交流があるそうだから、まず、そのひとをたずねてみることにした。 ) [Mon 4 Dec 2006 21:55:07]
お知らせ > レティシアさんが入室されました。 『(首の痛みがようやく治まってきた――)』 [Mon 4 Dec 2006 21:52:30]
お知らせ > ナキアさんが帰りました。 『―― まともとは思えませんね。 (冷えた紅茶のカップだけが、その呟きを受けた)』 [Sun 3 Dec 2006 19:51:23]
ナキア > ( とりあえずそのイコティさんについては一応彼女に協力してくれるよう村の人たちに言い添えてはおいたけれども。 )  ―― それから、 ( その彼女から聞いたという。 街のスラムでの事件 ) …、 ( 獅子が貧民窟の出ゆえか。話していた彼の眉間には軽い皺。もっともそれは、事件の凄惨さゆえかもしれなかったが )  …… ( その事件と、この村での事件に関連性があるかどうかはわからないけれど ) [Sun 3 Dec 2006 19:50:20]
ナキア > ――― 、 ( その間、魔女は記憶を意識を、 …多少無理矢理に別なところに動かし )  あぁ、 …乙女…と、獅子がいつも通りラヴラヴだったのには、安心したですよ。 ( ようやく、笑みの漏れる。 ) ( 昨夜、村に戻ってきた乙女と。迎えに出た獅子の。観衆と化していた村人たちに魔女も混じっていた。 二人が熱いベェゼを交わす姿もばっちり見ていて「若いですねぇ」とかにこにこしていた。人目のないところに移動する二人に別に家でしてくれても全く構わないと思ったのだけれど、…大丈夫、乙女の恥じらいのためにしらんぷりしておきますよ )  …で、お二人のお知り合いのエクソシスト…イコティさんでしたか。 ( 視線を思考するように軽く上に向けてぽつり。 名前はだってほら獅子からよろしくと聞いたものですから。から。 ) [Sun 3 Dec 2006 19:32:11]
ナキア > ( 今回襲われた家が二件とも、赤ん坊のいる家だったからだろう。子を宿した彼女は「堕ろして、堕ろして」と泣き叫び続けた。「私の赤ちゃんが、化け物に食われるくらいなら」と。 ――― 夫や母に抑えられ宥められても涙を流し続ける彼女に、堕胎薬だと偽って鎮静剤…安定剤の類を渡した。勿論、その事実を彼女の夫にはこっそり耳打ちして。 それから訪ねてくる気配がないところをみると今は落ち着いているのだろうか? )  ――― 、 ( 無意識に、肩が下がる。吐息が、湿っぽく零れ ) ( しばし、紅茶から湯気が立ち上るのみの沈黙。 時折、暖炉から薪のはぜるぱちりという音。 ) ( 伏せていた使い魔がのそりと起き上がって、傍らの新しい薪を銜えて暖炉の中に放り込んだ ) [Sun 3 Dec 2006 19:13:20]
ナキア > ( 薬を求める人、産婆としての手を求める人、今回のようにまじない―― 儀式を、と請う人以外にも、いやそれ以上に今は事件の情報をと求める人が多い様子。  ――魔女の家はいつでも誰にでも開かれている。訪れ人は快く迎えよう…無論、外出時には閉じられてはいるものの。魔女がいなくとも今は乙女か獅子か。誰か顔を出すかもしれない ) 正直、ありがたいですねぇ。 ( はふ、と。紅茶の香まじりの吐息。 ) ( 依頼によって警護人員が増えることも、大聖堂からの使者たちの慰問も。 …ささくれ立って不安になっている村人たちの心は、慰められよう。慰問なんて表立って成果のない、と思うかもしれないが村人たちにとって心の慰めはある意味今一番重要であろう )  …もう、あんなのはいやです しー。 ( 何日か前。魔女の家を訪れた半狂乱の妊婦。 ) [Sun 3 Dec 2006 19:03:05]
ナキア > ( 貴族様のお出しになった警護依頼、大聖堂からの使者たちの布教活動や慰問、エクソシストの来訪、乙女の帰還―― 様々な事態が、あの夜から再び動き出している。 …今以前にも、街の中ではいくつか動きがあったのだとは知らず。無論、今現在とある牧場で話し合われていることも、魔女は知る由もなかった )  …私も、いつまでも動かないでいるわけにはいかないですよ、ねー…… ( 特に情報などの面においては。広く伝えられていること以上のものをと、思う人もいるだろう。 )  ( 自宅のダイニング。椅子に座って魔女は湯気のたつカップを両手で包むように。 ) …、 ( こく、と一口。 ) [Sun 3 Dec 2006 18:43:13]
お知らせ > ナキアさんが入室されました。 『( ――― まるで、止まっていた時計が動き始めたかのように。 )』 [Sun 3 Dec 2006 18:28:00]
お知らせ > 維言さんが退室されました。 『 感覚理解で充分なのですよ。きっと。( ひらり。手を一振りして、己も一度引き揚げを。 )』 [Sun 3 Dec 2006 10:53:34]
維言 > 大変だと分かっているからこそ、なのですよと言います。 ( 闇に紛れる為の一手段としても、必要以上に長いのは否めない。 真摯の欠片を匂わせる眼差しの下、思案の形は分からないから、淡々と。 分かっていたらベアクロー。余談はさておくべし。 ) 疑念を一つずつ削って確証なり、却説なりに変えるのも、必要な事でしょうといいます。しらみつぶしはこの際、覚悟の上。 ( 無論、確証が出た時点で対応は変わるのだけれど、デリケートな時期。今は証拠なり手がかりなりを一つでも集め、埋めていく時期。焦りが無いと言えば―― 嘘になるのだろうけれど。 ) 何か一つでも、引っかかる場所があれば、バンザイですよとも言います。 …そういう思考論は嫌いでは無いと言います。話が早いですから。 ……その条件はお互い様。私に何かあった時は―― と言えば、益体も無い仮定事ですが。 ( 胸前で軽く、十字を切る仕草。受諾の証しは、いと軽く。 …都合が重なる部分での協力は、やぶさかでは無い。有難い事と。 ) 私の方でも、何か分かる事があれば。 この際、情報の共有も手っ取り早くて悪くない。 ―― それでは。 ( 背中に向けて、目礼ひとつ。 ) [Sun 3 Dec 2006 10:52:45]
お知らせ > MJさんが退室されました。 [Sun 3 Dec 2006 07:47:36]
MJ >  オレサマ、お姉サマの言った難しいトコとか良く解りませんけども―――そっちも頑張って下さいナ。 ( 傭兵の真っ直ぐな刃が正しく向かうように。 どうだろう……今でも向いているのか、性根の曲がった自分には良く解らない。 手をヒラヒラと、ノンビリ畦道を探索しながら戻ろうか ) [Sun 3 Dec 2006 07:47:34]
MJ > そンなに長かったら手入れも大変そうなモノを!ヒトの髪にパーマ掛けやがりますか!? ( 話に出てる冒険者、ステア嬢以上の漆黒の髪。 確かに夜風に靡く姿は格好良いのだけども、身を飾る気が全くないのが何とも……枯れてる?とか失礼な想像を一つ、真面目な面の下で思い描いていよう。 ) 話が早くて何より―――。 ( 指折り数えるサマに、肩を竦めて同意しよう。 とてもじゃないが証拠でも何でもないタダ怪しい人物と言うだけの根拠。 これで捕まえるなら魔女狩りか冤罪だろうと。 ) そうそう、今は疑うべき人物を捜して手掛かりすら霧の中だからね。 だから話を聞きに行くだけだよオレサマも。 お姉サマには隠し立て出来ないだろうから言うけどもネ―――ぶっちゃけて解決出来ればイイヤと思ってるからオレサマ。 此処だけの話にしておいてクダサイな……もしオレサマに何かあった時は、ね。 ( ヨロシクと、両手を合わせてカックリ首を傾げた可愛くお願いのつもりらしい。 悪魔祓いは悪魔祓いの都合があるだろうし、その言葉だけでも十分に有り難い。 ) どうなったか位は何れまた、プレゼントでも持参しますともサ。 ( 目礼にへらり、と笑みを。 傭兵はもうナッキーの家に着いてる頃か、ポケットに手ェ突っ込んだ儘悪魔祓いに背を向け。 ) [Sun 3 Dec 2006 06:43:12]
維言 > 形あるものは、いずれ崩されるのも定めの内―― と言います。 ( もっともらしい言葉でいけしゃあしゃあと。 ざらりと身体を覆うように伸びた黒髪は、殆どマントと用途も変わりない有様で、セットも何もあったものじゃない。 髪型は多少愉快な事になっていけれど、真顔めいた眼差しは、毎度覇気は足らずとも、真摯に。 ) …知り合いといえども、親しい仲とも限りませんしね。もしくは、煩わせるのを避けたかった―― とも考える事は出来ますけれど。 …もしくは。其方の方には知られたくない目的が、あったか。邪推なれば、幾らでも。 ( 調査自体を知られたくなかったか、それとも別の目的があったか――。 幾つか、指折り数えて見せて。 ) ……信用、有難う御座いますと言います。 私たちの今回の目的は、あくまで解決に向かう為の手がかりの捜索及び、乱れる人心の安定、その為の助けとなる手。 …その際に、御一緒出来れば幸いと言いましょう。 …彼女の真っ直ぐさは美徳。その切っ先が良き方向に向かう限りは。 ―― 頑張って下さいと言います、MJ。 ( 淡々と並べるお題目は、タテマエではあるけれど、だからこそ果たされなければならない事。 その言葉で己のスタンスを伝えて、目礼を返す。 ) [Sun 3 Dec 2006 06:23:27]
MJ >  ―――折角セットしたのに。 ( もういっそ全部逆立ててパンクでも気取ろうか、と。 ちりひりな己の髪を一房摘み…ほっふぅと切なげな溜息が漏れた。 手櫛程度では直りそうも無し。 焔よりも縮れた赤いラーメンとかのがしっくり来る髪型。 完全に傭兵が立ち去ったなら、ラーメンヘアーの儘で表情を幾分真面目に。 ) 現時点じゃステアって人の線はソコにしか繋がってないネ。 ただ、オレサマはその牧場の従業員とステアが話してるのをちょっと聞いたけども――ステアは牧場には顔を出してないらしいヨ。 ( 不思議でしょ?と調査の為なら顔見知りの家に泊まるなどはしなかった。 ソコが引っ掛かると。 ) アァ、魔界なんてけったいな場所で一緒に戦ったお姉サマだから教える情報ダヨ。 大聖堂だって地方村に―――異端審問しに来たワケじゃあないんでしょ? 何にせよ一度調べて顔は出しに行こうかなって思ってるヨ……艶子はさ、ほら問答無用で斬りかかりそうで。 ( 目の前の悪魔祓いには 「 お姉サマは違うでしょ? 」 と片目を瞑って。 ) [Sun 3 Dec 2006 06:10:45]
維言 > … よし。問題無しと言います。 ( ぐわし。 最後に仕上げとばかり、もう一度撫でて 抉り込むように。 ぱき、と軽く手首を鳴らすと ) ……胸元。無いものを開いて見せても、一体誰が楽しいのかと。 ( 自分の胸元に掌、宛がいすらして。 焔の如くと言えば聞こえは良く、されど違う方向性にカールか買った。もしくは、かけた髪を直す仕草に、軽く眼差し細めたけれど。 ) ……ふむ。 ( 傭兵の彼女が、先に踵を返すのを見て。其方に一礼向けてから、聞きの姿勢。 ) ええ。スラムの一件につきましても、目撃者は皆無―― 見たもの、関わったものを、片っ端から始末したかのようです。 ……ふむ。 エルザファーム。 ( 牧場――。 直に聞いた事は無いけれど、大きなところなら見つけるのは難しくは無いか。 ) 其方に確認してみるのも、手かもしれないと言います。 私が出向けるかは、分かりませんけれど。  [Sun 3 Dec 2006 05:55:55]
MJ >  ―――オーケィ解りましたお姉サマ。 吸って吐いて落ち着きマス。 ( 序でに少女に加勢して悪魔祓いまでやって来た。 小さいナリだが二人とも林檎位は握りつぶせン握力だ。 ぐわしぐわし、と撫でるではなくて練り込むとかそんな言葉の似合う動作だった。 ) お姉サマ酷い也! 今度嫌がらせに胸元開いたヒラヒラのドレスでも送ってやる也! ( 「覚悟してクダサイ」 と 手が離れる頃には頭にオバチャンパーマがかかっておりましたとさ。 泣きながら必死に元に戻さンと。 ) ―――と、まぁ勿体付ける迄も無いけどネ。 ( 艶子には先に戻っててくれ、と促して。 ) そっちも調査中っても、何も見付からないデショ? 聞いた感じ目撃者なんて生きて無さそうだし。 こっちのは大した話じゃないけどサ……その冒険者サン? ステアって子の知り合いがこの村に居るらしいんだよね。 何でもエルザファームとかって大きな牧場をやってる地主さんっての、そんな人だけども。 ( レティなんとか―――確かそんな名前だと餓鬼は続ける。 ) [Sun 3 Dec 2006 05:32:29]
維言 > ……躊躇わなくても良いので、深呼吸。 ( 手の届く位置まで下がってきた彼の頭を、ぐわし。 わしわしと赤い髪を掻き回して、直ぐに離―― )  ……生憎、持ち合わせは皆無だと断言します。 ( そうとして、止めて。もう一回わしわしと。 アフロ並みに縺れるまで。 ) …それは楽しみ。地方村まで出向いた甲斐もあるものです―― とは、冗談ですが。 ( 冗談と言う前と後と、語調が全く変わらないけれど。 本気は数割。何処かは冗句。 ) ……捜すとなると、本当に雲を掴むような話になりますけれど。 …一応、心には留めて置きます。調べてらしたというのなら、何か彼女の視点から気付いた事などもあるかもしれませんから。 ( 季節は冬へと景色を変え、日の出は遅くなったけれど。それでも、そろそろ。 地方村の朝は早い。牧場などは動き出す頃合か。 街中とは違う空気に、つ と目を細めて。 ) 規模が大き過ぎて、隠蔽し切れなかった―― といった様子。娯楽か、目的があってか、苦し紛れか。 どれも推測ですけれど。 ( 調査中と言えば聞こえは良くとも、進展は無い。 は、と鈍く溜息。 ) ……ふむ。 ( 彼の言葉に、片目を細くし。 調律された声量で語られる言葉に、緩く頷く仕草を返答に添え。 )  時間に余裕があるなれば、今でも。ゆっくりと説明がいるなれば、後ほどでも。 時間は融通利きますから。 ( 傭兵の少女にも内緒の。 その言葉に、軽く眉を寄せたが。 聞くとの姿勢だけは確かに。 ) [Sun 3 Dec 2006 05:15:44]
MJ > ―――愛は躊躇わないって続くんだから良いzy ( 「モゴ」 軽口の途中、めっこし傭兵にアンアンクロゥで押さえ付けられた。 奇しくも悪魔祓いの願いは少女の手に依り叶ったと言えよう。 ) ん……、そんな事言ってェ。 ホントは可愛い服とか箪笥の奧にあるんでしょ? ソレを見付けられて顔を赤くとかそんなイベントが……モガッ! ( 今イベントとか言ったよこの緋色。 一段と掌に込められる力が増したのは気のせいか、手がちたぱた、と宙で藻掻く。 ) イチチ……、うん――ナッキーの焼いてくれるケェキはとっても美味しい也。 ( あぃ、と掌をヒラリと了解したと返しす。 ) 嗚呼、艶子には言ったけどもう居ないよその冒険者サン。 何処かに行っちゃった後。 ( 肩を竦め、そろそろ明け方も近いだろうか空見上げて。 ) 吸血鬼にしたら、何かあったのカナ。 やる事が派手良いけども自分の首に縄掛けるなんて腑に落ちないネェ。 ( 解らず終いとそう結論を示されれば唸る位しか返す事は出来ない。 ) 御一報ネェ……―――イコティ姉サマ。 今度でも今でも良いんだけどサ。 ( 少女の手を引き剥がして、悪魔祓いの方へと一歩脚を踏み出し ) 手掛かりって程じゃないけども、もう一個情報聞きたい? ( 小首を傾げチャラけた態度で問う、ぶーたれてる少女を視界の端に捉えながら悪魔祓いにだけ聞こえる声 ) 艶子にも内緒の情報なんだけど。  [Sun 3 Dec 2006 05:03:03]
維言 > ……若さとは、振り向かない事だと。昔、偉い人も言っていたといいます。 ( でもエロスは程々に。三度目。 何処までも青少年たちのストロベリィを止める気がなさそうなエクソシストが此処に一人。 微笑ましいものを見るというには、相変わらず表情や覇気が足りないけれど。 嘘泣き青少年の頭を、ぐわし 掴んでみたいお年頃。 )  …只でさえ仕事着でこんな、ひらひらしたのを纏うのに、どうして私服までひらひらさせないといけないんですか。観賞用で充分です。 ちなみに、一応生誕時から性別は変わっていないとは言っておきます。 ( 真顔で。人様が着飾っているのを見るのは、嫌いでは無いけれど。 ちなみに身体つきは、悩む程ありません。色々と。 )  お願いします。ナッキー嬢に、宜しくと。 (本名が一度も出ていないので、ナッキーで認識。 謎が解けない夜明け前。 )  ……その辺りは、一度保留で。無辜の旅人か、やましいところがあるのか。 いずれ、明らかに―― なるのかは、分かりませんけれど。 ( 風体と名前は、心に留めておく。 一度緩く頷いて。 )  犯人は不明ですけれど。現場の状況から見て―― 人食いか、吸血鬼か。 …後者の可能性が高いと言われている模様。昨今の事件と重ね合わせての風聞かもしれませんけれど。 ( その辺りは、説明を求められればある程度は。 聖堂も人使いが荒いとか、中々言ってられない時勢。 はふ 小さく溜息ついて。 )  …どうにも、此処と街中の往復になりそうで。 私は教会の方で屋根を借りておりますので。 何か御座いましたら、ご一報願えれば幸いと言います。 [Sun 3 Dec 2006 04:48:07]
お知らせ > 艶子さんが退室されました。 『―― 気を引き締めて掛からねばなるまい。』 [Sun 3 Dec 2006 04:25:47]
艶子 > …お恥ずかしい限りであります。 ( ストロベりますこれからも。どうかうっかり見てしまっても、見なかったフリをして頂けると幸い。キーキー喚くMJの顔をわっしと手で塞ぐ感じで、こぉ。 ) 結構似合うと思うのですけど、ワンピース。そういう私も女性らしい格好をする事は少ないですけど。 いや、もしかしたら男の子として育てられたのでは!ハートは男なんだ! ( でも体つきがどんどん女らしくなってきて悩みの種とか。すいません妄想も大概にしておきます。 ) ええ。他の村の人達にもナッキーは慕われてますし、そうすればイコトお姉さまも動きやすいかと。 ……スラムの…「一角」ですか。 ( どれだけの範囲でやられたのだろう。MJの言うとおり、無茶をしでかしたものだ。 ) セオドアだって一度にそこまで派手にはやらなかったと思う。ヤツはその分暴れまわった期間が長かったけど。 ( そして目立ちたがりというか、犯行を隠そうとしなかった。 …何にせよ、吸血鬼以外にもまだまだ物騒な事件が起き続けているという訳か。 ) [Sun 3 Dec 2006 04:22:54]
MJ >  違うよ刺激ダヨ! し・げ・きッ!! 艶子だって喜んでた癖にィ!( キーキー喚いて抗議した、惚気でも無い辺りが餓鬼なりの配慮か歯を剥き出しに他人様の前だとちょっぴり忘れて。 ) ほら、爛れたとか言われたし! ちょっと欲望と愛情をはき違えてる苺だって思われたジャン! ( すんすん、と感極まったようにメソメソと。 声だけでちっとも涙は流れてないのが嘘泣きの印。 ) 今女装とか言ったヨ――姉サマ。 真逆、いや実はオトコノコだったり? いや、元男性? ( 色気も何もないお答えに、今度は本当に涙した餓鬼。 女装とか言ってる有様にホロりと来た。 ) はいはい、ナッキーにはヨロシク言っておきますヨ。 んー……―――、前の事件も未解決の儘でしょ? ステアって人は好奇心からとか云ってたかなァ、言い争いになってさ吸血鬼かどうかを調べる調べないで有耶無耶だねその辺りは。 ( 協力者が居た方が良いだろう、とは同意。 しかしステアなる人物の目的は不明だと首を振って ) えーっと……―――。 そんな無茶な事するなんて言葉も無いけど。 犯人は? ( 「 感動だ」と言われれば満足げに会話に集中しようか、 言葉振りからして未解決だろう、未だ昨日の事ではあるし。 ) [Sun 3 Dec 2006 04:10:18]
維言 > ……取り合えず、相変わらず仲睦まじきは良き事かな、と言います。 その侭真っ直ぐ健全に程々に爛れたストロベリィのロードを歩まれると宜しいとも言います。 ( びしっと親指、地面に向けて突き出した侭で。 ある意味甘受。ある意味投げっ放しジャーマン。 ) ……仕事は主に夜ですから、そんな昼間まで保護色してないと言います。 ……ワンピース。そんな女装みたいな格好、どうなのかと。 ( 昼間は寝てますとか、浪漫の欠片も無い返答は真顔で。 …服装に関しては、素で眉を顰めたけれど。 ) ……一家全員。その辺りの調査も踏まえて、動こうとは思っております。どうにも、昨今―― その辺りの騒動が増えている様子。 ( 吸血と食事。どちらも有態に言えば食事なのだけれど。 前の事件―― ) …その事件の被害者が、その方に縁の人物、とかでしたら。話はまた別になるのですけれど。 ( 今まで聞いた印象だと、そんな事も無いとすれば。軽く困惑もあるけれど。 小さく、間を取って。 ) 快くご協力頂ければ―― その、なっきーとかいう方も含めて。もしも、お話聞ける機会があれば、一言伝えておいて頂けると、話が早いかもしれませんか。私の風体とか。 ( 現地の協力者の存在はありがたい。長逗留出来るかは何かと微妙なので、杞憂かもしれないけれど。 )  ……無理無茶はし過ぎないように、と言います。 つい先日の事なのですけれど、「 スラムの一角 」が、食い殺される事件が発生しました。 ( 個人ではなく、示したのは地域。 ) [Sun 3 Dec 2006 03:49:01]
艶子 > そういう事言うのはアレか、わざとか!わざとだろ! ( 対するイコトお姉さまは逆サムズアップなんかしたりしえて。やっぱりこの人には敵わない。地面に向けられた親指を見て心の底からそう思った。 ) ははぁ、成る程。確かに黒だと闇に紛れやすい―― ワンピースのお姉さまとかちょっと見てみたいですが。 何でも、吸血鬼に襲われる事件の前に、一家全員食い殺されるっていうイカれた事件があったそうなんです。同じヤツがやったのか、違うヤツがやったのか―― 手口からしたら全く別物になりますけど。 ( 食い殺すのと吸血では大きく違う。 ) ええ。ヤグザ者の傭兵だからこそ取れる手段ってのがあります。多少強引でも躊躇わずに行こうかと。 ……スラムの?少しだけ聞いた事はありますが、詳しくは…。 ( ニッコリ尋ねるMJを涙目で睨みあげて。「ああ、感動だよ!」ってぶっきらぼうに言った。 ) [Sun 3 Dec 2006 03:29:19]
MJ >  オレサマの辞書に後悔なんて文字はありません。 イイジャン、思い出して悶絶するのだってオレサマ酒場で公衆の面前にも関わらず抱き合ったとかもう思い出しては恥ずかしィって感じで楽しいヨ?。 ( また悶えた。 返された親指には祝福されちった、とか妙に嬉しそう。 ) 格好良いけどサァ、ヴェイトス市だと誰でも彼でも黒だからサァ―――。 つか、朝とか昼はじゃあ青色とか赤色着てるのカナ? ( 闇に紛れると聞いて、夕日なら赤、昼なら青みたいな格好で鎖を振り回す姿を想像中。 何か面白かったらしい。 ) そォなんだよね。 今更、と言うのも何だけどこのタイミングで前の事件調べてるってちょっと、ね? でも、村人のヒトもナッキーとか優しいからご安心。 ( ←すっかり餌付けされた餓鬼 ) 今そんな感動の再会をしてたんだけど、ネェ艶子? 感動ダヨネ? ( 抓った後、澄ました顔でニッコリと再度尋ねる辺り確信犯。 ) 艶子、未だ追うとか気が早いってェ。 ―――貧民窟で? ( 出て来たのは生まれ育った故郷の名 訝しげに知らないと首を振る、村に滞在してたので世事には疎くなってしまったようだ。 ) [Sun 3 Dec 2006 03:21:32]
維言 > 正論だと言いましょう。このすとろべりーふぃーるずめ。 ( 浮かべた表情は何処か生温い侭、サムズアップな親指をびしっ 地面に向けてみたりするのも、恐らくご愛嬌。 平然と誇る少年と、悶絶する少女は綺麗な対比。 いいもの見たとばかりに、小さく息継ぎ。 思考転換。 ) 魔女の方の所以は分かりませんけれど、私たちみたいのは簡単です。夜に紛れ易いからだと言います。恐らく、吸血鬼もそんな所でしょう。 …無難も否定しませんが。 ( 夜闇に紛れて行動を起こす。 後、返り血とか跳ねても目立たないから、楽だし。 ) 普通にしていたら、結構怪しいと言いますよ。ワンピースとかローブまでならともかく。 ( 黒尽くめ実践派は、案外ミもフタも無い。 ) ……嗚呼、それは。 ( 彼の言葉。その一団からは、己がやや遅れて到着した理由―― に、眉を軽く顰め。 ) ……過去の事件? ( 今回の、では無く。訝しげに眉を寄せて、続き促すように瞬きを。 )  ……協力的でないとしても、それも脅えの結果。其処に私たちが躊躇すれば、逆に被害を増やす事に繋がると思えば、容赦はしません。程々に。 ……疑わしきは罰せずとは、言うものですけれど。 灰色は白ではない。それも、また確かな事。 ……では、私の方からもひとつ、耳に入れておきましょう。既にご存知かもしれませんが――  スラムでの大量殺人のお話は、ご存知で? [Sun 3 Dec 2006 03:08:47]
艶子 > う。う。う。 ( 彼女に言わせるとなんと重い言葉の数々。これが若さゆえの過ちだというのか。滅多に笑わない人がこんなに生温い笑みを浮かべていると、それだけでもう悶絶できます。はい。 ) お前は歳をとって若い頃を思い出しても恥ずかしがるとか後悔するとか無さそうだなちくしょう! まあ、そういう私だって今は黒コートだしな。きっとカッコイイから皆黒尽くめなんだよ。あと無難な色だし! ( 黒は誰にでも似合う素敵な色です。 ) イコトお姉さまも黒尽くめなのにそんな…! ここは街の人の目が向きにくい場所ですし、村人達もあまり協力的ではないかもしれませんが――長く付き合えばきっと向こうも判ってくれる筈です。 ( 悪い人たちじゃあないんだ。ちょっとだけ警戒心が強いだけで。 ) ステアは村人の吸血鬼かどうか調べさせて欲しいっていう頼みを断ったそうです。それだけで吸血鬼だと判断する事は出来ませんが――。 ( ぎり、とお尻抓られて「あひッ」とか言いながら思わず体が跳ねた。 ) もうこの村には居ないようですが、私達はそのステアを追おうと思います。時間は掛かるかもしれませんが…。 [Sun 3 Dec 2006 02:51:14]
MJ >  お歳を召したら出来ませんので今やろうって事ですよイコティー姉サマ。 ( グッと親指を立てて笑顔で答える。 別に深い意味はこれっぽっちも無いと思われるそんな赤毛は艶子分はチャージ出来たので艶々のテカテカ。 気まずい空気とマイナスイオンたっぷりの空気の狭間で餓鬼のオツムには適温の温泉が湧いておりました。 ) そうそう―――、うん何で魔女とか吸血鬼とか悪魔祓いサンってのは皆黒尽くめなんだろうね? ( 不思議だと一人腕を組む唸っておく。 そんな餓鬼は今はファーの付いた豹柄のコート。 ) アッルェ? 何かさっきもさ大聖堂から来ましたって神父さんだか何だか来てたけども……結構深刻に受け止めてるみたいね。 ( 唇に指を添え、ポソリと呟く。) オレサマとナッキーって魔女さんが逢ったんだけど、その冒険者のオネェーさん独自に吸血鬼の事件を調べに来たんだって。 今回の事件じゃなくて『過去』の事件を。 ( 残念ながら傍らの少女には同意は得られなかった、悪魔祓いから見えない位置でギュムとお尻の辺りでも抓ってやろうと手が伸びた。 前にも遭ったという一家惨殺事件。 ) [Sun 3 Dec 2006 02:42:53]
維言 > …そうやって言えるのも、若い内だけだと言います。 将来的に、思い出すと悶絶出来る思い出を、一つでも多く増やしやがると宜しいですと言います。 今宵は幸い、目撃談として語れる程度には。 ( 緩々と離れる腕を、影のかたちを見定めて。笑みと言うには薄く、唇の端を吊り上げる。 何かと生温い。 ) ……程々に。 ( 一応、聖職者らしく。付け加えてから。 )  …こんな黒尽くめ? ( 二人の言葉を拾い上げて、己の服装を鑑みる。見下ろして、沈黙数秒の後。 ) それはまた、けったいな装束だと言います。闇に紛れて生きるタイプですか、あからさまに。 ( 自分の格好を振り返った上で、いっそ不思議そうに眉すら寄せた。 ) …嗚呼。貴方達も、ですか。 はい。大分日は経ってしまっているので、今の所調査と―― 対処法の指導に警邏。後は警戒その他色々。 ( 仕事の最中の、一場面だったと知って。喉が小さく、くつ と、鳴ったけれど。 一度、それは横に置いて。 )  …黒尽くめのステア、ですか。 私は先程到着したばかりで、まだ情報も何も得られていないので―― ありがたいです。現場は、軽く見てきたのですけれど。 [Sun 3 Dec 2006 02:28:11]
艶子 > そこは黙ってた方がポイント高かったと思うぞMJェェ!セーフとか言っちゃう辺り逆効果だ! ( 慌てて離れてばばッ、と乱れた衣服を直し。…物凄く気まずい空気が流れる。 ) ご、御機嫌よう。お久しぶりです……。 は、はいっ。その、あのー…… 程ほどにします…。 ( ←認めた。 ) む、そうか。そういえば維言お姉さまも黒尽くめだった。 ……それはきっと私とは正反対の目なんだろうな。 ( 自分で言うのも何だが、私の目はきっと輝いてる方だ。キラキラじゃなくてギラギラに。 ) え、ええ。そうです。ここで起きた吸血鬼事件を追っているのですけども、お姉さまもその関係で此方へ? ( 確か大聖堂の関係者が来るという話だった。彼女ならば信用できるし、何より魔王を打ち倒した中の一人だ。 ) 丁度不審な冒険者が此処に立ち寄ったという話が出てまして――。黒尽くめのステアというのがその冒険者の名前です。 ( ねー、とか言われても困っちゃうヨ!顔を赤らめて眼そむけてやる。 ) [Sun 3 Dec 2006 02:16:56]
MJ > ( 幾日が何年にも感じる事だって、こうして逢えると吹き飛んでしまう。 ) 違うよネ! 未だこれから――みたいな所だったからギリギリセーフだよね艶子? ( 背に回された手がちょっと名残惜しいけども。 ぶちまけられるのは怖いので、餓鬼から手を話そうこの温もりから。 ) アァ、そうそう―――あんな黒尽くめと。 幼い頃に酷い心理的外傷追いましたって澱んだ目をしてたよそのステアってヒト。 ( 悪魔祓いこと、イコティーお姉サマのその黒一緒に塗りたくった姿を指さして。 此方を見る眼は生温い、矢張り若い頃何かあったようだよ餓鬼はアタリを付け。 ) うぅン―――聖夜に向けて七面鳥の買い出しじゃなくてお仕事の途中、場面で云うならば「恋人同士の再会」ってトコ。 ( 「ねー」 と傭兵にも同意を、仕事中に何しているのかってのは当然の疑問だけども気にしない。 ) [Sun 3 Dec 2006 02:09:44]
維言 > ( ざく、り。 夜目にも輪郭の確認出来る距離まで近付いて行く頃には―― 二人なれど、ひとつの影。 ぞろりと伸ばした髪から、服の爪先まで染め上げた馬鹿馬鹿しい程の黒尽くめが、何処か季節外れの怪談じみて揺らすカンテラ。ぼんやりと照らされる顔が、情動薄めの表情の侭、じっと二人に視線を据えて。 ) 御機嫌よう――。 エロスは程々に、青少年達。 ( 何かミもフタも無く口にして、かくんと首を斜めに。首の動きは揺れても、据えた視線が動かない。 )  ……買出しですか、お仕事ですか。昨今の色々鑑みると、後者辺りかと推測してみると言いますが。 ( 生温い訳でも無く、受諾して達観したような。それはそれで、結構嫌な類のかもしれない眼差し、その侭に。 ) [Sun 3 Dec 2006 02:00:59]
艶子 > わ、きゃーっ! ( 突然抱きつかれて。けれどもさっきと違うのは傭兵の方が幾分か嬉しそうな声色になっていることだろうか。はしたないけれど、何日も会ってなければその―― げふん。 とりあえず、押しのけたりはせずに手を背中に伸ばして抱きとめよう。 ) 場所はある程度まで絞れるさ。それでも広いことには代わり無いが。 ( そしてその時聞こえてきた足音と、声。そして近づいてくるカンテラの明かりに眼をやれば。 ) あ。イコティー!……じゃなかった、イコトお姉さ……… はッ!! ( その時点で漸く私たち二人が今どんな状況なのか知る。思い出す。こんな人気の無い場所で抱きしめあって、何してんのあんたたちみたいな。 ) や、その、これは、違う、いえ違わないですけど違うんです。ええ。 ( 慌てて説明しようと試みるけど説明になってない。 ) [Sun 3 Dec 2006 01:55:28]
MJ >  ん―――。 ( 此方も拗ねた餓鬼みたいな顔のまま、ただいまの言葉が聞ければふッと、ソレ表情を緩め。 少女の方へと視線を、大事な言葉は忘れてはイケナイ。 ) お帰り艶子、寂しかったよォォォォォ!!! ( また抱き付かんと、結局こんなオチ。 じゃあ今夜は?って「 うへへへ 」とごっつ嬉しそう。 ) 魔女っぽいなって思ったな格好だから。 ナッキーとは対極に位置する。 ( 悪の魔法使い? と冗談めかして ) でもヴェイトスは広いよォ? それでも良いならさ。 ( 手を握られた儘、抱き付き人間湯たんぽは今日も暖かいと。 そこに聞こえる声。 ) ―――え? 声は!? ( 抱き付いた儘振り返る、闇の中から聞こえるのはあの女王の声だ! ) [Sun 3 Dec 2006 01:50:13]
> また、意外な所で御会いしました―― と言うのも、無粋でしょうか。御機嫌ようと言いましょう。 ( ざく。 足音に付随して、淡々と言うより茫洋と。 何処か覇気に欠けた響きは、闇の中。 片手にゆらゆら、カンテラ揺らすは黒い影。 見知った二人連れを、闇夜に目敏く見つけたか。 気配と足音、近付けて行く。 ) [Sun 3 Dec 2006 01:40:41]
お知らせ > さんが入室されました。 『 ――― おや。 ( 夜に紛れて、声ひとつ。 )』 [Sun 3 Dec 2006 01:38:57]
艶子 > あ、う、うん。 …ただいま。 ( ぽつりと呟くそれは、まるで膨れっ面の子供が渋々言う言葉みたいで。でも、大事な言葉だと思う。ただいまと、おかえりなさい。 ) ……わ、判ったよぅ。でも、もう少し物陰で、ね? ( 正直に言えば拒む理由はあまり無い。私だって嫌じゃあないんだから。 ) はは、そういう事にしておくよ。まぁ、私も似たようなものだけどさ。 ……うん、頼むよ。二人だけじゃ探し回るにも限度があるだろうけど、余所は余所で動いてくれているみたいだし。 ( 凍えた手を労い、MJの顔を見上げてにっと笑った。 ) 髪切る前の私みたいだな。ステア、か……。 ( それが一度会った事のある相手だとは知る由も無い。あの時は相手の名前を聞かなかったから。 ) 似たような容姿のヤツは沢山いるだろうケド、根気よく行こう。それしか無いからな。 ( あとは菫の言っていた囮になる形で現れそうな場所を歩き回るか。 ) [Sun 3 Dec 2006 01:37:59]
MJ > ( じぃ、と拾い喰いに関しては後で追求しちゃうよばりの視線が注がれる ) ―――ダメです。 有り難うの前に 「タダイマ」挨拶をちゃんと聞いてません。 ( ぷいす、とか素直じゃない少女と素直過ぎる少年。 ) いいじゃん、ほら初日見たくさ―――。 ( 軽いノリで。 宿が無くて馬小屋とか寒空の下で過ごした良い思い出、きっと娯楽もナイので盛んなのだろうか。 ) そう言う言い方は酷い也、違うよ反逆したいお年頃なのデス。 ( 膨れっ面。 胸を押されて重心が保てない、再びコロリと地に転がる。 ) そうなんだよネェ、頑なに拒むにしても何にもメリットがナイからさ。 知り合いはオレサマが当たりまショ。 ( 土を払い立ち上がれば掴まれた手。 暖かい吐息と温もりに、へなりと眉を下げ。 ) なっがい黒髪のね、全身真っ黒の女の子でさ…見た目は艶子位の歳。 名前は 『 ステア 』 と名乗ってた。 ( むくれっ面の儘、それでも包まれた手はその儘、告げるのはその冒険者の情報。 ) [Sun 3 Dec 2006 01:26:28]
艶子 > や、うん…。今までも色々あったから心配するなって言えないのが心苦しいのだけども。でも拾い喰いはしてないから!今までもこれからも! ……ま、なんだ。その。 ( げふん。 ) 心配してくれてありがとうぐらいは言っておいてやる。 ……う、うむー。確かにベッドは一つだけんどもさ……。 ( 頬染めてもじもじと。外は外で誰かに見られそうな。でも田舎村だしそういうの盛んなんだろうかとか、勝手な偏見。 ) 要するに、脛に傷のある人間ってことだろう? ( ふふふと笑ってMJの胸を突付く。 ) 単なる通りすがりならそりゃ断ることもあるだろうが、調査しに来たのなら吸血鬼じゃないって事を証明しておいて損は無いだろう。 …知り合いが居たのか―― ふぅーむ。 ( その人の話を聞ければ一番なのだが。 ) 吸血鬼ってのは元々灰色に近いものさ。なぁに、元々手掛かりすら無い人探しだったんだ。顔は判るんだろう?地道に探すさ。 ( 項垂れるMJの手を取って、その手にはぁ、と熱い吐息を吹きかけた。 ) [Sun 3 Dec 2006 01:09:26]
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