墓地 参加者 なし ROM 1人
お知らせ > ヴェルセリオスさんが退室されました。 『静かに踵を返した』 [Fri 2 Feb 2007 03:34:50]
◆ヴェルセリオス > (何だかんだ言って、自分も迷っているのではないか、という結論に達した。とても褒められた性格、立ち振る舞いではないけど、どうにもこうにも)・・・・・・・・・・・・もし、チョコレートが来たら・・・・・・たまには意地悪をしないのも、良いかもしれませんわね [Fri 2 Feb 2007 03:34:42]
◆ヴェルセリオス > ( [Fri 2 Feb 2007 03:29:48]
◆ヴェルセリオス > ・・・・・・・(正直、悪いことをしてしまったかもしれない、という思いもある。勝手気ままに振り回し、それでいて顧みる事の無い仕打ちを続けている己を。しかし、もっとひどいことをしたいと言う自分がいるのも確かだった) [Fri 2 Feb 2007 03:23:36]
◆ヴェルセリオス > (右手に掲げたカンテラが、歩くたびに揺れてあたりの影も揺れた。墓地を横切り、見慣れた小屋を遠巻きに眺める。訪れたのは確か三度であったと記憶しているが、そのたびに印象的なことをしたのでよく覚えていた) [Fri 2 Feb 2007 03:21:56]
お知らせ > ヴェルセリオスさんが入室されました。 『揺れる、カンテラの光』 [Fri 2 Feb 2007 03:20:02]
お知らせ > ルーア・リシアさんが退室されました。 『(さぁ、戯言はここまで――己の仕事をこなすのだ。)』 [Thu 1 Feb 2007 22:11:53]
◆ルーア・リシア > ( 己には、トートのように美しく舞うことも、K.Tのように楽器をもちいて旋律を奏でる技能もない。いわばそれは死神の個性であり、違いがあることが当たり前なのである。だから、他者のそれを羨む必要も、理由もない――なかったはずなのに―― ) 好きになった誰かのために、自分には、ないものを望む――死神のすることじゃ、ない―― ( こつん、と拳を握り、自分の頭にかるくあてて。”貴女は、たとえ余暇時間を手淫に耽るほど欲望に溺れても、職務には持ち込まない心を失わないように見えますが” ) ――うるさいよ、ばか―― ( 頭の中で聞こえた魔乳メイドの言葉に、ぶっきらぼうに言い返す。 ) [Thu 1 Feb 2007 22:11:27]
◆ルーア・リシア > ( だから、仕事が満足に出来れば己はそれでよかったし、それ以外を望むこともなかった。なのに――いつからだろう、好きな人に、なんとかして喜んでもらい、そのために何かできることはないか、などと考えるようになってしまったのは―― ) [Thu 1 Feb 2007 22:04:17]
◆ルーア・リシア > ( 黒いローブをはためかせながら、ゆっくりと見晴らしの良いなだらかな丘を下る。今宵は青白い墓地の住人たちの姿も少ない。 ) ――この仕事以外に、私が没頭するようなことなんて、ないと思っていた――のに。 ( 元々、墓地に派遣されたのも、少女が死神としては極めてスタンダードな技能しかもっていなかったからである。死者の魂を導き、かつ荒事にも耐えうる。死神と墓地という面白みのない組み合わせが、これほどしっくりくるのも珍しい。 ) [Thu 1 Feb 2007 22:02:00]
◆ルーア・リシア > ( 死神が、恋をした。言葉にすればただそれだけで事足りるような大問題である。今のところ、幸いにして同属にはばれていない。上司への定期報告も、問題なく通った。あやしまれてはいない――はず。ややうつむいて、けれど今は仕事を、と。再び当たりの様子を伺う。 ) [Thu 1 Feb 2007 21:47:51]
◆ルーア・リシア > 迷っているのは――私も、同じ―― ( 結局、ヴェルセリオスに渡すチョコは、買うことにした。渡したところで何がどうにかなるわけでもないが、なにかひとつくらい、あのメイドと会う口実が欲しかったのかもしれない。ため息にもにた吐息が、白く夜の闇に解けてゆく。 ) [Thu 1 Feb 2007 21:40:22]
◆ルーア・リシア > ( 先日のように、真っ暗な海を見つめて波のうねる音を聞くわけでもなく――黄色いツインテールの少女は、カンテラを片手に墓地を歩く。 ) アーク……心に闇を抱いた者……か。 ( 先日海岸で話をした青年のことを、思い返す。彼もまた、現世にあって道を探し、迷う者の一人であろう。チリリィ――ン――鈴を、ひと鳴らし。 ) [Thu 1 Feb 2007 21:33:02]
◆ルーア・リシア > ( 寒い――久しぶりに、そう思えるほど冷え込んだ夜。今日は晴天。天を覆い隠す者は何もない。透き通った空気は、銀月の光を遮ることなくそのままに、墓地へととどけてくれる。 ) [Thu 1 Feb 2007 21:28:01]
お知らせ > ルーア・リシアさんが入室されました。 『(見回り)』 [Thu 1 Feb 2007 21:25:25]
お知らせ > ルーア・リシアさんが退室されました。 『(冬の冷たい夜の中にあって、その光は、どこまでも温かみを佩びて――)』 [Sun 28 Jan 2007 21:38:38]
◆ルーア・リシア > ( 一人、また一人、と――霊たちはルーア・リシアの導きに従い、その身を金色の光へと変えて、空へ溶けてゆく。ある者は恐る恐る、あるものは力強く、少女の光に触れて―― ) [Sun 28 Jan 2007 21:38:01]
◆ルーア・リシア > ( 幽霊の一人が滑るように少女に近づき、そっとその光に触れる。すると光は瞬く間に青白い体へと広がってゆき――やがて幽霊の体を金色の光の塊へと変えた。それは空気に溶けるように金色の砂粒を振りまきながら、空へと上ってゆく。 ) [Sun 28 Jan 2007 21:29:22]
◆ルーア・リシア > みんな、心の準備は――できてる? ( 一度目を開けて、あたりを見渡す。霊たちは、それぞれ、思い思いの表情を浮かべた。 ) ――大丈夫、心を安らかに保てば、すぐに死出の門へたどり着く。 ( そういうと、少女はゆっくりと意識を集めだした。かざした両手に、淡く青い光が宿る。 ) [Sun 28 Jan 2007 21:13:29]
◆ルーア・リシア > ( ここに集まったのは、いずれもこの世での滞在期限を過ぎた魂たちである。これから彼らは、死神ルーア・リシアによって死出の門へと導かれるのだ。少女は手のひらを上に向けて、胸の高さまで掲げる。それから、静かに目を閉じた。 ) 現世に留まるものたちよ――これから、あなたたちを向こう側へと、送る―― [Sun 28 Jan 2007 20:59:56]
◆ルーア・リシア > ( 夜の墓地、静けさが広がる闇の中に、青白い人影がいくつも浮かぶ。その中心には、黄色いツインテールの少女の姿があった。 ) [Sun 28 Jan 2007 20:51:32]
お知らせ > ルーア・リシアさんが来ました。 『(墓地の片隅にて)』 [Sun 28 Jan 2007 20:50:26]
お知らせ > シャリネさんが退室されました。 『( そして、バニラの残り香を残して去る少女は、帰路へと――― )』 [Sat 27 Jan 2007 03:45:30]
◆シャリネ > ( それにしても、最近は以前よりも気を張ることが多くなった。別段、性格的に何かが変わったわけではないけれど、責任感というものが強くなってきたのだと思う。その分、とても後に来る疲労感は大きなものだった。眠気と軽い頭痛が襲って、少女は額をこつん、と手で軽く叩いて小さく微笑む。明日も頑張ろうね、と。レティにも、自分にも、言い聞かせるかの如く。 ) [Sat 27 Jan 2007 03:45:09]
◆シャリネ > ( 暫くその墓石を撫でながら……例え入っているのが灰だとしても、少女は今度、墓石を掃除しに来ようと思った。そっと……細い指が、墓石からするりと離れて。少女はふわり微笑んで。―――今度はもっと早い時間に来て、子守唄、歌ってあげようかな、と。小さく思いながら…… ) またね、レティ。おやすみなさい。 ( そんな風に挨拶の言葉一つ。片手を小さく耳元で振れば、微笑んでもう一度、墓石を一撫でして、そっと……彼女の墓場から、離れんと ) [Sat 27 Jan 2007 03:41:42]
◆シャリネ > ( そっと、祈り終えれば少女は墓石に手を伸ばして……生きていた彼女にそうするかの如く、頭を撫でるように墓石を撫でた。柔らかく微笑む眼差しは、どうしても何処か淋しげで。 ) ―――………おやすみなさい、レティ。また、花が枯れる頃に……来るからね。 ( そういって、少女はそっと手を離した。―――けれど、すぐにまた、手を伸ばして、もう一度撫でた。頭から手を離したとき、いつも淋しそうな表情を浮かべて微笑んだレティの顔を思い出したから。 ) [Sat 27 Jan 2007 03:27:45]
◆シャリネ > ( 祈るように、語りかけるように。「元気にやってるよ」とか、「ミリィのことは心配だけど、ちょくちょく牧場には行ってるよ」とか、「そういえば、貴族の人に短期間援助してもらうことになって、楽師さんたちと歌を歌ってるよ。」とか。―――レティなら、知ってるのかな?なんて、ふと思いつつ、笑み零れて。穏やかに祈る姿は、死者たちの邪魔にならぬよう、静かに佇んだままで。風に髪が靡いても、白いロングコートが揺れても。そのままで ) [Sat 27 Jan 2007 03:14:38]
◆シャリネ > ( 少女は、そっと墓場に訪れた。オレンジの百合と、黄色の小花が溢れる、明るい花束を。レティに似合う色を集めて作ってもらった花束を、帰りに商業地区の花売りから買って、両腕に抱えていた。そっと、墓石の前。立ったのは……レティシア・フォノ・クレストラと、綴られた、墓の前へ。少女は、夜の闇に少し怖く感じる墓場も、失礼のないようにと、静かに足音を顰めながら、控えめに。そこで立ち止まれば、微笑んで小さく呟いた ) レティ、起きてる……?寝てたらごめんね。眠かったら、寝ててもいいから…… ( そう、囁くように、高い声音が小さく消える。柔らかく微笑んだ中の眼差しは、何処か慈しむようで。愛すべき妹のような存在を、かけがえのない親友を、訪れた。―――そっと、墓石の前に腰を折って、花束を置いた。美しいオレンジと黄色。レティに良く似合う。一つ一つ悩んで選んだ花だ。よかった、とほっとするように息を吐いて、微笑んだ。そして……彼女を見たように、少女は墓石を見詰めて、両手を組んだ ) [Sat 27 Jan 2007 03:10:00]
お知らせ > シャリネさんが入室されました。 『 ―――仕事帰りの、ちょっとした時間。 』 [Sat 27 Jan 2007 03:03:24]
お知らせ > アンブローシアさんが帰りました。 『 おやすみ―――……』 [Sat 27 Jan 2007 01:35:52]
◆アンブローシア > リーア・リシア。 そなたは美しい。 気高く、妾の届かぬ境地にある。 ( 背を見送り、ぼそり。 恨みも、憎しみも、風化してしまったかのように、風化してしまったのだろう、もはや怠惰に過ごすばかりの自分は………。 ふるり、首をふり、小さな魔女は来た道を戻っていく。 ) ……………しかし………今宵の運命はよい出会いを運んだようだ……。 [Sat 27 Jan 2007 01:35:42]
お知らせ > ルーア・リシアさんが退室されました。 『おやすみなさい――(その挨拶も、やがて鈴の音とともに風に溶けて消えた。)』 [Sat 27 Jan 2007 01:33:09]
◆ルーア・リシア > ( ルーア・リシアが発した言葉の真意は、本人にしか分からない。ただ一瞬だけ、寂しげな表情を見せたことに、アンブローシアが気付いたかどうかの話だ。 ) ……うつ、くしい? 私、が――? ( 美しいといわれ、少女は僅かに、驚きの表情を見せた。未だかつて、己をそんなふうにいった者はいなかったからだ。 ) アンブローシア――夜の墓地を訪れるときは、好奇心だけでなく、覚悟もあわせて、持ってくること――ここは生と死の境界――運命のきまぐれで、どちらかにたやすく引っ張り込まれる場所だから―― ( そういうと、ルーア・リシアは踵を返し、カンテラを片手に鈴を鳴らし、再び見回りへと戻ってゆく。 ) [Sat 27 Jan 2007 01:32:34]
◆アンブローシア > 左様ならば………妾は何も言わぬ。 ( 慣れることのできることなのか。 門外漢が口を出せることではない。 ) ……………………受け取り、返すものか………。 …………………………そなたは美しいな。 ( ぼそりと呟いて。 ) む、妾か。 妾は………アンブローシアとでも呼ぶがいい。 ( この少女には、様付けを強制することも、また己が忌々しい真名を明かすことも、とてもではないが出来なそうであった。 ) [Sat 27 Jan 2007 01:23:40]
◆ルーア・リシア > ――平気。もう慣れた。 ( ぽつり、と漏らす言葉は、静かに――淡々と。 ) 想いのたけを相手にぶつけるだけなら、簡単なこと――だけど――それだけでは、決して本人の心が晴れることは、ない。それが怒りであれ、憎しみであれ、悲しみであれ、愛情であれ――受け取って返してくれるものがいなければ、決して―― ( だから、あらぶる霊をそのままにはしておけない。何とかするのが、墓守であり、死神の役目、だ。 ) ところで――貴女の、お名前、は? [Sat 27 Jan 2007 01:19:46]
◆アンブローシア > …………………すまんな。 …………………………。 ( 辛かろう、悲しかろう。 そういう言葉を吐くのは簡単だった。 だが魔女はそんなことを言える立場ではない。 だから。 ) ……………そう思ってくれるそなたに消されるのならば、妾ならば諦めもつくだろうな。 ( あまりにも強い未練を残して人を捨てた身なれば、気高きその職は眩しすぎる。 ) [Sat 27 Jan 2007 01:12:13]
◆ルーア・リシア > 楽しんでもらえたのなら、何より。聞かれれば答える、それだけのこと―― ( 相変わらず、変化の少ない表情で答える。吐く息は白く、風に流れて夜の闇に解けて消えた。 ) ――何度か、ある。けど、本当はしたくない。魂の消滅とは――すなわち存在の消滅、だから―― [Sat 27 Jan 2007 01:08:12]
◆アンブローシア > はあ………………………これはまた、変わった場所でいい話を聞いたものだ。 妾は自分に関すること以外いままで学んでこなかったが、いや、実に興味深い話であった。 ( 無数の異界。 ここではない別の場所。 その言葉を聞いて魔女が思い浮かべたのは、理想郷。 よりにもよって悪魔が、理想郷を夢想に求めた。 ) 消滅、か。 魂すらも消える、か。 ……………………そなたは、消滅させたことはあるのか? ………いや、下らぬことを聞いたな。 [Sat 27 Jan 2007 01:01:56]
◆ルーア・リシア > それは、人間たちが天使の住んでいる場所を天国、悪魔の住んでいる場所を地獄、と呼んでいることが多いから――広義的にそう広まっているだけの、こと。厳密には、天界、魔界――それらに区分されない、異界が無数に存在する。天使も、悪魔も――化け物と呼ばれる存在も、そうした”ここではない別の場所”から来て、この世界に根付いた者たち。 ( 聞かれれば答える。それが墓守のスタンス。信じるも信じないも、相手次第だ。 ) どうしても聞き分けのない魂は、――残念だけど、消滅させるしかないときもある。でも――大抵はおとなしくなってくれるから。然る後に、正しき場所へと、導く。 [Sat 27 Jan 2007 00:56:33]
◆アンブローシア > ( 小さな魔女にしては珍しく、口を挟むこともなくじっと聞き入っていた。 人の話を真面目に聞くのは(本人曰く「聞いてやる」のは)、よほど興味があるときぐらいだ。 ) ほう……………天国だの地獄だのというのは嘘なのだな、それでは。 ( 三つの説明にそんなふうに頷いた。 もとより神も仏も信じていないのだ。 天国も地獄も肯定していない。 ) …………スマートだな。 妾はそういうタイプは好ましい。 細かいのは好かんのだ。 ( ふふん、と微笑んで。 ) [Sat 27 Jan 2007 00:52:20]
◆ルーア・リシア > ――死者の魂が、朽ちた肉体を借りて黄泉帰る理由は、大きく分けて3つ。 ( 指を三本立てて、説明してみせる。 ) ひとつは、自分の死に納得できず、死後も怒りや悲しみといった負の感情で満たされた者。――二つ目は、静かに過ごしていた魂が、外部からきた人間たちの心無いいたずらや嫌がらせで墓地をあらされて、怒ったとき――3つ目は、ネクロマンサーや悪魔など死者を呼び覚ます術をもった術者によって、呼び起こされた場合。 ( そこまで説明してから、改めて少女の問いかけに答える。 ) あらぶる魂を沈めるには、一度叩きのめして、おとなしくさせるしかない。霊を沈める術を使う者もいるそうだけど――あいにく、私にそんな力はないから――荒療治。 [Sat 27 Jan 2007 00:47:31]
◆アンブローシア > ( もしも相手が何ものであるかということをこのとき小さな魔女が知っていたならば、力の殆どを失ってしまっていることを実に悔しく思ったろう。 その程度には、欲しいとは思える素材だ。 ) それはご苦労なことだ。 そなたらがおらなんだら秩序はない、か。 …………いやまて。 おとなしく寝ているだけの死者だけでもないのだろう? そういった輩はどうするのだ。 ( 自分の知らない分野に関しての好奇心は魔女にもある。 この場合相手そのものに対してもだが。 ) [Sat 27 Jan 2007 00:36:47]
◆ルーア・リシア > ( 死神とは、高位の天使や悪魔などに仕えるものが多い。ルーア・リシアは今のところ高位の死神に仕えているが、いずれにせよ彼らはなんらかの存在の下につくのが普通である。もしアンブローシアが高位の悪魔で今もその力を保っていたなら、下僕にできただろう。 ) えぇ、ここは死んだ者の体が眠る場所。そこが荒されれば、たちどころに不死者たちの巣窟になってしまう。だから――死者の眠りを妨げてはいけない。 ( 捨てられた死体を野ざらしにせず、きちんと弔い、埋葬するのは、そういう理由。 ) [Sat 27 Jan 2007 00:33:00]
◆アンブローシア > ( …………下僕として扱えそうな人間ではないな。 魔女は相手をそう行った基準で考えていたりした。 なにせ以前、同族の気配すらわからなかったのだから、そこら辺はすっぱり諦めている。 ) 墓守ルーア・リシア、か。 死後は生前よりもしっかりした警備がいるのだな。 妾であれば落ち着いて寝れもせん。 ( 死体を捨てていくとの言葉に、世も末だな、と眉をひそめて。 名乗ることは、なかった。 ) [Sat 27 Jan 2007 00:23:48]
◆ルーア・リシア > ( 死神とはいえ、肉の身をまとっていれば、見た目人間の少女と変わらないだろう。ルーア・リシアが、目の前の少女を見た目人間と見ているのと同じように。 ) 穏やかなのは、墓守たちが墓地を管理しているから――私はルーア・リシア。そんな墓守の、一人。 ( 静かに、自己紹介をする。 ) ほかにも酔っ払いとか、死体を捨てて帰る人もいるから――こうして一日に何度か見回っている。 [Sat 27 Jan 2007 00:18:55]
◆アンブローシア > ( じろり。 じろじろ。 小さな魔女は相手の観察するような視線に対して、それ以上にじろじろと、上から下まで品定めするかのように眺めた。 ) ………ほう? 野犬や墓荒し程度は妾も考えておったが、そのような化物も出るとはな。 意外と物騒なのだな、こんなにも穏やかに見えるというのに。 ( 身長が低いくせに上から見るような態度と口調という、器用なことをやってのける魔女。 アンデッドに関しては魔眼が効かないので、危ないところであった。 ) [Sat 27 Jan 2007 00:10:52]
◆ルーア・リシア > ( 相手の姿が目視できる距離まで来ると、足を止めてカンテラを掲げる腕を下げた。 ) ――そう。散歩、ね。 ( じっと目の前の少女を観察するように見つめてから。 ) でも、夜の墓地は、色々と危ない。野犬とか、墓荒しとか――時々、アンデッドもでる。気をつけたほうがいい。 ( 墓守として、淡々とした声音でそっと忠告をする。 ) [Sat 27 Jan 2007 00:06:01]
◆アンブローシア > ( ―――カンテラ。 闇に慣れた目はまばゆいそれに細められた。 誰かは知らないが、こんな時間に、こんな場所に、あえて来るのは………そうだな、不審者か、墓守か。 恐らく墓守だろう―――前者が自分だということを割と認識していない魔女だった。 ) …………………ん、いや…………。 ( さてなんと答えたものか。 みれば若い女―――いや少女のようだったが、散歩と答えても怪しいだけだ。 ) …………散歩だ。 ( が、結局少し考えてそう答えた。 ) [Sat 27 Jan 2007 00:00:41]
◆ルーア・リシア > ( 透き通った鈴の音は、墓地に佇む生者と死者に、墓守の存在を示す。相変わらず、冬の夜風は冷たい。寒さに身を縮めながら、あたりを見渡し、不審者がいないか、異常はないかを確かめながら歩く。 ) ――ん? ( ふと――暗闇の中に人影を見つけた。確かめるように、そちらに歩み寄っていく。 ) ――あなた、そこで何を――しているの? [Fri 26 Jan 2007 23:56:13]
◆アンブローシア > ( しばしいくつかの対抗策を試行錯誤し、細く息を吐きながら、ふと。 ) …………いや、そも妾がいままでどおりにしておればそんな輩と争うような事態にはならぬな。 争い自体ないように極力街中におるし。 ( しばらくは考えないでよさそうだ。 まあ今後の課題として頭に止めておいてもいいが――――と、音。 静謐な墓地に響く清涼な音。 何かと思い立ちあがれば、音の出所を探すように見回して。 ) [Fri 26 Jan 2007 23:51:03]
◆ルーア・リシア > ( 墓地に鈴の音が鳴り響く。仮眠を終えた死神兼は守りの少女は、プライベートから仕事モードに気持ちを切り替え、いつものごとく淡白な表情で墓地を見回る。黒いローブをまとい、カンテラを片手に、黄色いツインテールを夜風に揺らしながら。 ) [Fri 26 Jan 2007 23:50:57]
お知らせ > ルーア・リシアさんが入室されました。 『(チリリィ――ン。チリリ――ィン――)』 [Fri 26 Jan 2007 23:49:45]
◆アンブローシア > ( 悪魔といえど、霊体としての姿を持たないだけに、感覚としてすらそういう手合いは理解できない。 人の身から変じた、というのは面倒である。 ) ………………しかし、考えればそれは攻め手に欠くだけでなく、防ぐこともできぬということか。 魔力で強引にどうこうというのが通じる相手だけとは限らぬしな…………。 ( ぺたん。 墓石に背を預けるようにして地面に腰かけるちいさな魔女。 罰当たりだとかそう行った思考はもとより持ち合わせていない。 ) [Fri 26 Jan 2007 23:45:22]
◆アンブローシア > ( ある程度歩いたところで、足を止める。 それからぐるりと周囲を見回した。 ) ……………………ふう…………別段、意味もない、ただの散歩になってしまったな。 ( 少なくとも、その幼い容姿でこんな場所を散歩しているというのは怪しい以上に異常だが、小さな魔女はさして気にも留めない。 ) 怪しげな、といえば墓場かとも思ったが…………ネクロマンサーでもあるまいし、妾にはただの墓場以外の何ものでもない、か。 [Fri 26 Jan 2007 23:35:24]
◆アンブローシア > …………ふん………瘴気が濃いかとも思ったが、魔界のそれとはまるで違うものだな。 例えるならば幽界………あるとすればだが。 ( 墓地はいっそ穏やかであった。 或いはそれは魔女にとってはというだけで、実際にはそこかしこにこの世ならざる住人が彷徨っていたのかもしれない。 しかし今の魔女にそれを認識する術はないし、もとより魔女はその手の類を感知する力は乏しい。 ) [Fri 26 Jan 2007 23:25:43]
◆アンブローシア > ( ゆらり。 墓地を行くのは小さな魔女。 月はない。 雲にさえぎられて光は差さない。 ただ冷ややかな風が吹くだけの闇色の墓地を、魔女は歩いていく。 灯はない。 そう行った類のものを魔女は持っていなかった。 闇を見通す目はないが、それでも薄くぼやける墓石を頼りに歩くことはできた。 ) [Fri 26 Jan 2007 23:15:17]
お知らせ > アンブローシアさんが入室されました。 [Fri 26 Jan 2007 23:13:29]
お知らせ > ルーア・リシアさんが退室されました。 『(ここからは、死神としての仕事だ――)』 [Tue 23 Jan 2007 22:51:01]
◆ルーア・リシア > ( 目を凝らせば、月明かりに照らされて、青白い墓地の住人たちの姿がぽつぽつと見える。彼らの中でこの世での滞在期間を過ぎた者たちは、死神として死出の門へと送り出さねばならない。 ) ――始めるか。 ( 足を止めると、少女は鈴を取り出し、軽く振って透き通った音色を墓地に響かせる。 ) [Tue 23 Jan 2007 22:50:49]
◆ルーア・リシア > ( 不特定多数の人間が出入りする墓地だからこそ、墓守の役目は重要だ。広大な敷地に、代わり映えしない無機質な墓標の群れ。出口がわからず、迷う者もいる。酒によって勢いで入り込み、自宅と勘違いして木の下で眠りこける人もいた。荒事を抜きにしても、墓守の仕事は尽きることが無い。 ) [Tue 23 Jan 2007 22:41:51]
◆ルーア・リシア > ( 快楽を受け入れ、己の性体質を自覚しても、やはり戸惑いが完全に消えたわけではない。その感情も、行為を重ねるたびに薄れていくのかと思えば、それもやはり、怖いと感じてしまう。 ) ――今のところ、異常なし―― ( あたりを見渡し、白い息を吐く。今宵、墓地は静寂に包まれていた。 ) [Tue 23 Jan 2007 22:30:07]
◆ルーア・リシア > ( ヴェルセリオスが言ったとおり、一度仕事に入ってしまえばプライベートは忘れられるし、体が疼きだすようなことは無い。少なくとも、今の段階では。この冷たい夜風と凍るような墓地の空気のおかげで、他ごとを考えている暇も無いというのが正解か。ただ、仕事を終えて、この緊張から解き放たれると―― ) また、あんなふうになってしまうのかな――やっぱり、まだ――少し怖い。 [Tue 23 Jan 2007 22:17:54]
◆ルーア・リシア > ( この前のような怪しい影などの例もあって、墓地の見回りの回数を少し増やした。前回はたまたましゃべるだけの相手だったが、墓荒しのほかにも凶暴な野犬や怪鳥などが、死肉目当てにやってくることも多い。黄色いツインテールを揺らしながら、ルーア・リシアはカンテラを片手に墓地を見回る。 ) [Tue 23 Jan 2007 22:04:03]
お知らせ > ルーア・リシアさんが入室されました。 『(夜の見回り)』 [Tue 23 Jan 2007 22:01:39]
お知らせ > アシムさんが帰りました。 『( 吹き付ける寒風が嘲笑めいて聞こえるのも、また。 )』 [Tue 23 Jan 2007 01:25:52]
◆アシム > ( 未だにヴェイトスの言葉も危ういままなら、人の言葉もわかっていないんじゃないかと ) [Tue 23 Jan 2007 01:24:48]
◆アシム > 虫と鳥、言葉――…わからなくて よかった。 ( それなら落ちこぼれのままでいい。 もし鷹の方も同じように考えていたら? ) ( ――確証がなければ想像の域を出ない、そう逃げられる。 早く帰って冬用に買った暖かい毛布に包まって早く寝てしまおう。 考えないふり、気づかないふり。 言葉がわからなくてよかった――と、ふと ) [Tue 23 Jan 2007 01:23:48]
◆アシム > 落ちこぼれー… ( 集団の中で技術水準を下回る、足手纏い。 ――それだけに放っておけなかった。 シンパシーと言い換えてもいい。 かといって己が足手纏いの座から脱却したいかと考えたら答えはNo。 *す のは――嫌だ。 それなら落ちこぼれのままでいい。 ) ( もそもそと蠢く袋の中身の「命」が、そのくせ自分を犠牲にするのかと抗議しているように見える。 それは矛盾していないかと ) [Tue 23 Jan 2007 01:14:11]
◆アシム > ( 傍らに置いた小型の麻袋の中に幼虫を放り込み、袋の中でもぞもぞ動くさまを見て僅かに上機嫌にもなる。 貴重な弱い活餌――世話を任されている鷹の若鳥の中、いっかな狩りのできない落ちこぼれが一羽いたりもするものだから。 兄弟達がそろそろ小型の鼠くらいは狩れるところを未だに動く物に怯える始末で、より弱く小さく無害なものから慣れさせようと考えた。 ようやく見つけたそれはお宝とすら呼べそうだ。 ) 生肉とー…虫。 少しずつ、虫 ミミズ 大型に――慣れ させ る?? ( 後は徐々に活餌に慣れさせていけば、いずれはモノになってくれると思いたい。 そこまで育てきるのが最低限の仕事で、逆に言えばそこまで持っていけなければ淘汰されるだけだから。 落ちこぼれの鷹の命運を握っているのは間違いなくこの手だ。 ) [Tue 23 Jan 2007 01:03:43]
◆アシム > ( 手を止めて土の中を覗き込む。 ) … あった。 ( 長いこと屈み込んでいた膝と腰と背中を一気に伸ばして立ち上がり、銀光放つ細い月へと高々と掲げたのは親指と人差し指で摘める程度の白く小さい何か。 土くれをところどころに付着させながらもどこかぬらりと濡れて光を反射するそれは、――冬眠から叩き起こされて不満げな何かの幼虫。 もそもそ。 ) [Tue 23 Jan 2007 00:50:00]
◆アシム > ( 夜半に墓地の奥地で土掘り返す。 これだけ聞くとどう見てもただの不審者です本当に(略)風情の男に後ろめたさの気色はない。 揃えた指先を軽く、遺跡の発掘作業に使われるブラシのように払って払って、ごく浅く土を掘り進め。 爪の間に黒土が入り込むのもお構いなしに作業は続いて ) [Tue 23 Jan 2007 00:42:50]
◆アシム > ここ、に――…「を」? いない。 ( 白っぽい何かがたどたどしい共通語で呟いた。 白っぽいもの=落ち葉に覆われた地表に屈み込んだ男が羽織った風除けの外套。 ふと手を止め、かさこそと鳴っていた枯れ葉は黙り。 辺りに静寂が訪れる ) 「を」ー… じゃない。 ここに「は」――だ。 「ココニハ イナイ」 それで正しい か。 ( やがて作業を再開したか、再びカサカサと枯れ葉の音。 ) [Tue 23 Jan 2007 00:37:49]
◆アシム > ( 白っぽいものがもそもそしている。 ) [Tue 23 Jan 2007 00:29:54]
お知らせ > アシムさんが入室されました。 『( 墓地の奥手、雑木林で )』 [Tue 23 Jan 2007 00:28:01]
お知らせ > 名状しがたきものさんが帰りました。 『試しに土に中に潜ってみたとか見ないとか』 [Mon 22 Jan 2007 00:33:19]
◆名状しがたきもの > ―――――暗がりから、飛び出す。 土の中から這い出て足首を掴む (グネグネと蠢きながら、墓守の言葉を復唱する。 失敗にくじけず、学んだ事を次に生かそうという辺り、中々ポジティブではある。) [Mon 22 Jan 2007 00:31:34]
お知らせ > ルーア・リシアさんが帰りました。 『(そんな墓地の片隅での一コマ。)』 [Mon 22 Jan 2007 00:26:42]
◆ルーア・リシア > ――そうだ。 ( 去り行く途中、何か思い出したように足を止める。彼女の脇をかためる髑髏たちを、再び消して引っ込めてから、肩越しに振り返る。 ) ――ひとつ、アドバイスして、おく。 ( 相変わらず、淡々とした声音で。 ) 人を怖がらせたいなら、暗がりから飛び出してくるか、土の中から這いでて足首で掴んでやればいい。 ( 突っ立ったまま殺人鬼がくるぞー、こわいぞーといわれても、普段から霊やアンデッドを相手に仕事をしている死神には、文字通り「だからなに?」なのである。 ) ――さようなら、名も分からぬ影―― ( そういい残し、あとはもう振り返ることもなく、荷車を引いて夜の闇に消えていった。 ) [Mon 22 Jan 2007 00:26:19]
◆名状しがたきもの > (『だから、なに?』) (墓守の言い放った冷淡な言葉は、他人をびびらせて何ぼというドSな存在にとって存在意義を根幹から揺るがす一言だったらしい。 もはやかける言葉すらないらしく、ぐねぐねと伸び縮みしながら去っていく墓守の姿を見送るだろう) [Mon 22 Jan 2007 00:20:37]
◆ルーア・リシア > ――だから、なに? ( 渦巻きながらつぶやく影に対して、冷たく言い放つ。 ) 言葉が通じないのか――こちらの話を聞く気がないのか―― ( とはいえ、しゃべっているだけなら特に警戒するような害意もみうけられない。ならば。 ) ――ほっとこう。うん。 ( 一人納得したようにうなずくと、そのまま髑髏2体を伴って、荷車のほうへと移動する。相手をするだけ時間の無駄、と判断したらしい。 ) [Mon 22 Jan 2007 00:10:47]
◆名状しがたきもの > 逃げられない。 どこに逃げても逃げられない。 いつだって見ている。 いつだって狙っている。 (黒い影は蠢きながら、恐怖を煽るように呟き続ける。靄のような体をぐるぐると渦巻きながら、墓守の様子を覗う) [Mon 22 Jan 2007 00:02:45]
◆ルーア・リシア > 私を――狙う? 殺人鬼に顔見知りはいない。恨みを買った憶えもない――それよりも――墓守の質問に答えず、好き勝手なことを言う――あなたを、不審者と認定する。 ( 知らない、といったとたん、それまで静かだった影が蠢き出した。警戒レベルをさらに引き上げる。 ) 忠告は、一応――うけとって、おく。言いたいことは、それだけ? ( ぱちん、と指をはじくと、ルーア・リシアの周りに、宙に浮かぶ2つの青白い炎が産まれる。それは、燃え盛る髑髏だった。 ) これ以上怪しい行動をとるのであれば、墓守として、あなたを排除する。最終勧告は一度だけと、認識せよ―― ( 感情の薄い声音で、継げた。 ) [Sun 21 Jan 2007 23:45:33]
◆名状しがたきもの > 知らない? 知らない? 知らない? シラナイ?(知らない。 その言葉に対するリアクションは中々に劇的だった。 悶えるようにうねうねと蠢きながら言葉を続ける) ――――ヴェイトスのどこかにいるんだ。 いるんだ。 どこかに隠れているんだ。 狙っているんだ。 獲物を。 貴女を。 (それが始めて墓守に対して話しかけた。 ) [Sun 21 Jan 2007 23:32:50]
◆ルーア・リシア > 目標――物質である確立5%未満 霊体である確立95%以上 ――不死者である確立――30%未満。 ( いずれにしても、視覚から得られる情報が少なすぎる。それでも死神は、一つ一つ、消去法で選択肢を潰していく。そして――ようやく相手からの返答? があった。しかしそれも、己の質問とはまるで異なる答え――少女は、いぶかしげに口を開いた。 ) ――知らない。 ( それはもっとも手短、かつもっとも分かりやすい答えだった。 ) [Sun 21 Jan 2007 23:21:01]
◆名状しがたきもの > (歌が止まった) (影はゆらゆらと揺らぎながら、渦巻いたり、伸び縮みしたりを繰り返し) 『名前の無い殺人鬼』の話を………知っていますか? (そして、誰にとも無く、独り言のように尋ねた [Sun 21 Jan 2007 23:13:48]
◆ルーア・リシア > ――良い子の墓守マニュアルその2――対象者が事を起こすまで、こちらから手を下すべからず。怪しいとおぼしき者は、それが確信に変わるまで、静観すべし―― ( 変わらず、紡がれるのは感情の起伏の薄い声。目がないのにこちらと視線が合うことがあるのかと首を傾げるが――たぶん、いまは止まった墓石をみているのだろう、きっと。 ) ――なん、だ――不死者、とも――ちがう―― ( 眉を寄せながらも、ある一定の距離を保ったまま、少女はじっとその影を見つめる。 ) [Sun 21 Jan 2007 23:00:32]
◆名状しがたきもの > Five, six, grab your crucifix (黒い影は、揺らぎ、歌い、進む。 墓守の呼びかけなど聞こえぬかのように。) (人間の気配ではない。 その指摘は実に正しいといえる。 歌と共に吐き出す息が白く濁る事はない―――なぜなら、それには口などないのだから。 足音一つ立てる事は無い―――なぜなら、それは足などないのだから 闇の中灯り一つ持たない―――なぜなら、それには瞳など無いのだから ) (それは、つまる所黒い何かとしか言いようの無い物だ。 靄の如く漂う黒い影は、やがてとある墓石の前で止まった) [Sun 21 Jan 2007 22:53:26]
◆ルーア・リシア > 良い子の墓守マニュアルその1――墓守の呼びかけに応じぬ者に対し、警戒レベルを1段階引き上げること。 ( 感情の色の薄い声音が、冷たい風に乗って墓地に響く。謎のうたを口ずさむ正体不明のそれは、正しく不審者と呼べる者に見える。 ) あなたはだれ? 墓参りか、散歩でここまでやってきたもの好きか――あるいは―― ( そこまで告げて、ルーア・リシアの目つきが、僅かに鋭くなる。 ) ――人間、の――気配では、ない――? ( 少なくとも、足音らしき者は聞こえてこない。 ) [Sun 21 Jan 2007 22:35:12]
◆名状しがたきもの > Three, four, better lock your door (それは答えない。 黒い影は、揺らぎながら、歌いながら、夜の墓地をフラフラと進んでいく。) [Sun 21 Jan 2007 22:27:36]
◆ルーア・リシア > ――ん? ( 初めは、ただの風鳴りかとおもった。それが”声”のような者であると気付いたとき、少女は眉を寄せ、荷車を止める。取っ手を握っていた手を緩めると、ごとん、と荷車が傾いた。 ) なん、だ――うた――? ( 荷車からカンテラを引っ張り出すと、そちらにむけて。 ) ――だれ? [Sun 21 Jan 2007 22:21:57]
◆??? > (1つ 2つ あいつが来るよ。 風に乗って流れる歌は、嘆くよう。 不吉を孕んだその声は、男のようであり、女のようでもあり。 ) (目を凝らせば見えるか、揺らぎ漂う黒い影。 墓地の入り口よりゆらゆらと) [Sun 21 Jan 2007 22:17:56]
お知らせ > ???さんが来ました。 『One,Two,he coming for you1 2 』 [Sun 21 Jan 2007 22:07:20]
◆ルーア・リシア > ( 夜の墓地は、風が強い。小高い丘のようななだらかな地形が連なるばかりで、風をさえぎるような木々や建物がないからだ。 ) ――いつか、あのエルフの魂を送る日がきたら、そのときに聞いてみよう。 ( マジメに悩んで出した答えがそれ。死神が言うとかなり怖い。 ) [Sun 21 Jan 2007 22:05:56]
◆ルーア・リシア > 病んデレ――病んデレ――どこの国の言葉、だろう―― ( むぅ、とまじめな顔して思案がお。先日、エルフの少年に言われた言葉。一瞬エルフ語だろうかとも思ったが――変化の少ない表情で、思案がお。 ) [Sun 21 Jan 2007 21:54:32]
◆ルーア・リシア > ( ゴトゴト、ゴトゴト、車輪が回る。荷車を引いているのは、黄色いツインテールの少女であった。黒いローブをまとい、マフラーと手袋をしている。彼女が荷車を引くたびに、横に取り付けられた鈴が、透き通った音色を奏でる。それは、墓守の存在を墓地のものたちに伝える合図。 ) [Sun 21 Jan 2007 21:44:36]
お知らせ > ルーア・リシアさんが入室されました。 『(墓地の片隅で)』 [Sun 21 Jan 2007 21:43:08]
お知らせ > バロゥさんが帰りました。 『(墓守手伝いをする助祭の姿が暫く見られた。)』 [Sat 20 Jan 2007 13:07:09]
◆バロゥ > (言葉には天使が宿るッて聞いた。…罵詈雑言に乗っかる天使と、聖句を運ぶ天使に違いッてあるのかな。 思ったけれど、疑問は口にしなかった。) (スコップと云うよりは鋤に近いような代物で何とかするのはひどく骨の折れる作業だと思う。けれども、) ( ざくッ。 ) (始めなければ終わりはすまい。) [Sat 20 Jan 2007 13:06:36]
◆バロゥ > (口を開けば北風をもっと呼びそうな気がして、男はムッと口を一文字に引き結んだ。余計な事しかしゃべれないらしい、) …。 (悪い癖だ。) (地中の死者は黙して語らず、昼は特に深い眠いについている。) (酷く荒らされた墓場の傍へ、スコップを携えて来た。…酷く寝相の悪い死者も居たものだ。 男はスコップを傍に突き立てると、) ――…。 (聖句を唱えながら小瓶の聖水を墓へと振り掛けた。) [Sat 20 Jan 2007 12:48:05]
◆バロゥ > (見渡せるだけでも キリがある と思うべきか。) ッはー…あ。 (街路樹の落ち葉掃きとかそう云うのに似ている気分だ。) (曇天の下の奉仕活動。墓標を掃除したり、崩れた盛り土を直したりする作業をずっと続けていた。) …ンまあ、今日中に墓場全部をカバー出来るとか、そンな事は思わんよ。私は。 聡明だから。…おおお寒。 (鼻先がもがれそうだ。) [Sat 20 Jan 2007 12:33:32]
お知らせ > バロゥさんが来ました。 『(キリがない。)』 [Sat 20 Jan 2007 12:24:17]
お知らせ > ルーア・リシアさんが帰りました。 『(そうして終えた一仕事。白い吐息は、夜闇に溶けて。)』 [Thu 18 Jan 2007 23:34:32]
◆ルーア・リシア > ( 彼らを見送って、光の溶けた空を見上げる。横たわる雲は厚く、月も星も見えない。けれども彼らの魂は、死神の導きによって、ちゃんと死出の門へたどり着ける。 ) そう、これが、わたしの――仕事。 [Thu 18 Jan 2007 23:29:07]
◆ルーア・リシア > ( それから少女は、鳥かごにおでこをくっつけて、目を閉じた。死者の旅路を祈り、彼らの想いを、空へと解き放つように、願う。すると鳥かごの中で光が生まれ、それらはきらめく帯を残し、空へと舞い上がる。少女の周りを2〜3度飛び交うと、そのまま光の粒になって、風に溶けていった。 ) いってらっしゃい――そしてまた、いつか―― [Thu 18 Jan 2007 23:12:51]
◆ルーア・リシア > ( 鳥かごのなかの霊魂たちは、とても穏やかだった。この鳥かごは、中に入った魂に、かりそめの楽園を見せる。そこであらぶる心を落ち着け、期限が訪れるまで、死出の旅路へ向けて心の準備を進める。ルーア・リシアは一度鳥かごを撫でると、それを目の高さまで持ち上げてかざした。 ) [Thu 18 Jan 2007 22:32:10]
◆ルーア・リシア > ( 冷たい風にあおられながら、少女はじっとたたずむ。静かに籠の中の霊魂を見下ろし、そしてつぶやいた。 ) そろそろ、時間――今から貴方たちを、死出の門へ、おくる―― [Thu 18 Jan 2007 22:22:59]
◆ルーア・リシア > ( だれもいない夜の墓地――けれど、見える人にはわかるだろう。ここには昼夜を問わず、青白い半透明の住人たちが住んでいることを。そしていま、墓地の片隅で、黄色いツインテールの少女が鳥かごを抱くようにして立っている。籠の中には、何も入っていない――霊が見えない者には、そうみえるだろう。 ) [Thu 18 Jan 2007 22:12:55]
お知らせ > ルーア・リシアさんが来ました。 『(魂送り――)』 [Thu 18 Jan 2007 22:10:11]
お知らせ > 五郎丸さんが帰りました。 『戻ったら令嬢に祈りの一つでも捧げようか、そう思いながら巡回を続ける 』 [Thu 18 Jan 2007 21:20:25]
◆五郎丸 > ( 何事も無ければ明日葬儀で令嬢は土へと還るのだろう。 未だ人として死ねる事を親は願ったのか―――何れにしろ遣り切れない話。 気が付けば眉間に皺が寄り、己が険しい貌をしているのが解る。 再度の溜息を吐けば眉間を指で揉みほぐす。 どうにも被らせてしまう、世話になっているあの朱鷺ノ京の一家と。 ) 私情を挟むなどと未だ未熟。 ( 気を取り直し墓地の奧へと脚を向け。 ) [Thu 18 Jan 2007 21:18:41]
◆五郎丸 > ( 流行病と思えば、腑に落ちぬ点も幾分かは氷解する。 止ん事無き貴族は御令嬢からの感染を恐れ、また病気自体が恥であると人目を忍びこんな小屋へと押し遣ったのであろう。 とすると、壁に立て掛けられた数々の品は治療と予防を兼ね備えた道具だと解る。 其処に恐怖も憤りも無い、ただ哀れに思うだけだ親も子も。 ) 不憫な話で御座いますが致し方ありませぬ。 ( しっかりと小屋に鍵を掛け、十字架が吊り下がっているかを確認する。 死体の警護だけでなく、葬儀の執り行われる墓地も見て欲しいと頼まれた。 勿論、正式な墓守がいるのだから個人的なお願いという事になるのだろうが。 外は風が肌が切れんばかりの寒さを感じる。 月は雲に隠れたせいか酷く足元が覚束無い、小屋にあったカンテラを掲げるも煤で薄汚れた光は一寸先ほどしか照らせない。 ) [Thu 18 Jan 2007 21:04:56]
◆五郎丸 > ( 朱鷺ノ京には吸血鬼なる概念が無い。 確かに人間の生き血を啜る妖怪もいるには居るが…吸血鬼なるモノとは程遠い。 ヴェイトス市に出る吸血鬼は生き血を啜り、人を同じ鬼へと転じさせてしまうらしい。 随分と自分の知っている鬼とはかけ離れた存在であるようだ。 ) …時間となりましたか。 ( であるからして、侍には吸血鬼は流行病の患者程度にしかどうしても思えない。 壁に立て掛けてあった弓を背負う、窓から見える月を見上げればそろそろ墓地の見回りの時間である。 ) [Thu 18 Jan 2007 20:53:24]
お知らせ > 五郎丸さんが来ました。 『椅子からズリ落ちそうになったらしい。』 [Thu 18 Jan 2007 20:45:00]
◆五郎丸 > ( 依頼主の代理、と名乗る男は侍にこう告げた ” 依頼の間何が起こっても他言無用 ” 依頼主との信頼に応えるべく胸を張り約束したのだが。 ) 矢張り、吸血鬼なる事件の被害者で御座ろうか。 ( 其れならば納得がいく。自分は朱鷺ノ京の人間でアマウラの出である。 迷信を信じる信じない以前に吸血鬼だと云われてもイマイチ納得がいかないのだ。 いや、収まりがつかないとも言っても良い。 ) [Thu 18 Jan 2007 20:36:28]
◆五郎丸 > ( 応じた依頼に疑問は無い。 ただ、与えられた仕事を忠実にこなすだけである―――だけな筈であるが。幾ら世間を知らずとも貴族の令嬢なる程の娘が……掘っ建て小屋で葬儀を待つと言うのは些か首を捻りたくなる。 ) して、此は矢張り………。 ( 壁に掛けられた絵画、扉には十字が打ち付けられて窓硝子には大蒜がぶら下がっている。 他にも馬蹄やら何やら、机の上には真新しい聖典までもが置いてある。 朽ちていくだけの掘っ建て小屋の中で其れ等だけが全て真新しく景色から”浮いて”しまっている。 ) [Thu 18 Jan 2007 20:30:56]
◆五郎丸 > ( 暖炉に火は焚いていない、それも依頼主との約束事の一つであった。 何せ同席しているのが死体とくれば此は仕方のない話。 室内はひんやりとした空気が漂う。 布を掛けられているが、あの暗がりには紛れもなく死体が置かれているのだ。 意識の外に追いやろうとすればする程のあの暗がりが大きくなっていく。 ) ……。 ( とあるホワイティアの止ん事無き御令嬢の死体の警護、それが今回の依頼の内容。 丁度懐具合も冬の厳しさと同じ位に木枯らしが吹いていたモノだから素直に首を縦に振ってしまったのだが。 何故か指定された場所は墓地の一角にある小さな掘っ建て小屋。 ) [Thu 18 Jan 2007 20:23:10]
◆五郎丸 > ( そんな謳い文句で紹介された此度の依頼。 ) ……ハァ。 ( 此処は墓地の一角にある小さな掘っ建て小屋。 頼りない灯りが隙間風に揺れ、壁に映る影法師がゆらゆらと水の中を彷徨っているかのよう。 部屋には小さな暖炉が一つと粗末な机と椅子。 侍は今日何度目か数えたくなる溜息を吐いた。 ) [Thu 18 Jan 2007 20:18:52]
お知らせ > 五郎丸さんが入室されました。 『 侍にうってつけの仕事。 』 [Thu 18 Jan 2007 20:10:23]
お知らせ > クレェインさんが帰りました。 『・・・・何年掛かっても、成れないものと諦めたら、終わりなんだよな (独白のように呟いた)』 [Mon 15 Jan 2007 23:40:11]
◆クレェイン > ――――。それでも、まだ先を見たいんじゃない? ( プロだから、と満足してしまってはそれ以上の技術の向上も望まれない。と彼は考える。人はどこまで貪欲でなければならない。この少女の場合、当てはまらないのかもしれないが ) ――――そうだね ( ふっ、と吐いた息は白く、 ) [Mon 15 Jan 2007 23:39:21]
お知らせ > ルーア・リシアさんが退室されました。 『(そうして、夜は更けてゆく)』 [Mon 15 Jan 2007 23:36:53]
◆ルーア・リシア > 残念、これでももうプロよ――だから一人で墓守を任されている。 ( クレェインの言葉には、同じように返して――けれど今度は、僅かに口元に笑みを浮かべて。 ) 成れるなら、本当になりたいのなら、何年かかってもかまわない――違う? ( スコップの手を止めて、たずねる。炎に照らされて、黄色いツインテールが揺れた。 ) [Mon 15 Jan 2007 23:36:41]
◆クレェイン > 残念。最初に載ってる ( 一ページ目の最初の最初。騎士のなんたる、ということである ) ―――――ん。ありがとう ( そう小さく言って、青年は尻を石から浮かせよう ) はははは。何年後の話だろうね ( 困った笑みを浮かべるように、眉尻の下がった顔は少しだけ苦笑いを含む ) まあ、俺が立派な騎士になれるなら。ルーアは立派な死神になれると思うよ ( 小さく笑う ) [Mon 15 Jan 2007 23:17:12]
◆ルーア・リシア > 素敵ね、教科書の13ページあたりに乗っていそう。 ( 模範的な返答。 ) ――わかれば、いい。騎士になるなら、手を差し伸べるべき相手と状況を、見極めれるようにならないと――だめ。 ( 誰もが手伝って欲しいわけじゃない。時には、思いやりが相手を傷つけることも、邪魔になることもあるから。少女はクレェインに、そうしたことを学んで欲しかった。 ) がんばれ――気休めでしかないけれど、諦めなければ、いつかは立派な騎士になれる。 [Mon 15 Jan 2007 23:08:35]
◆クレェイン > ―――騎士道を重んじ、弱きものを助け、己の信じる事を成す ( 模範的な回答 ) ――――わかった ( 疲れているなら代わろうと思ったが、『死神として魂を狩る』という仕事以外、『墓守』としての仕事のほうにも譲れないプライドがあるのだと、彼は少女のことを一つ知った気がした ) ―――ごめん。君を侮辱した ( 彼は浮かせかけていた腰を落ち着かせ、その姿を眺めることしかできないのだな、と思う。火の温かみを憶えながらも ) ―――― ( 手伝おうか、という言葉が喉から出かけた。それすらも少女にとって侮辱になるかはわからないけれど。火に油。藪に蛇は避けたかったので彼は黙って、少女の仕事が終わるのを待つことにした ) [Mon 15 Jan 2007 23:01:44]
◆ルーア・リシア > じゃあきくけれど――あなたが思う立派な騎士とは、なに? ( 淡々とした声音で聞き返す。 ) 必要ない。これは、私の仕事だ―― ( スコップを持つ手を動かしつつ、クレェインを諭すように。 ) あなたは、貴方の仕事を誰かに代わってもらうことがうれしいのか? 同僚ならいざ知れず、職種も違う者に、だ。 [Mon 15 Jan 2007 22:56:09]
◆クレェイン > なにをって―――立派な騎士になることとか? ( 礼節を重んじる騎士であるにして、それとなく『見習い』である。そこに甘んじるつもりはないし、もしそれを口にしたら彼は怒るだろうか。過程の話をしたところでしょうがないのだけど ) ありがとう ( 彼は小さく礼を言う。少女が先ほどまで座っていた石に腰掛けると、夜風で冷えた石の体温が尻から背筋を這い登るのを感じる ) ルーアはさ、座らないの? ( 座ってから、スコップでゴミをすくってから火に放り込んでいく少女の姿を見て、彼は腰を浮かせかける ) そんなの。俺がやるよ? [Mon 15 Jan 2007 22:50:06]
◆ルーア・リシア > 何を期待するのやら。 ( 肩をすくめて、息を吐く。相手が帰属だとは知らないが、知ればずいぶん甘やかされて育ったのだと思うだろう。今までの言動を見るに、この男性が立派な騎士に向いているとはどうしても思えない。 ) ――そこ、空いてるからすわって。 ( 先ほどまで、自分が座っていた大きな石を指差す。それから、スコップでゴミをすくい、火にほおりこんで行く。 ) [Mon 15 Jan 2007 22:45:25]
◆クレェイン > ――――――畏まりました ( 怒らせないようにしよう、なんて心の中で決めますた。 ) ――――ん〜。そればっかりはちゃんと騎士にならないと。これからに期待しておいてよ。 ( それとも、と付け足してから ) そういう風な接し方のほうがルーアはいいかな? ( 教養がある、とは言わないが。これでも見習い騎士。基貴族の次男坊。本物には遠く及ばずとも、マネごとぐらいならできるが。さて ) ――――えと、自然に出たというか。 ( なんだ、と言われて一歩下がられれば、彼は少しだけ困ったような顔をする。なんで己は距離を詰めようとしたのだろうか ) ―――たぶん。寒いからだと思う。火にあたってもいいかな? ( そう、結論付けた。自分でも解らないものを他人にどうこう説明できるとは思えなかったからだ ) [Mon 15 Jan 2007 22:33:18]
◆ルーア・リシア > えぇ、こっちの世界で、力もだいぶつけた。振り回すくらいなら、もんだいない。 ( 人差し指を鼻先に突きつけられても、微動だにしない。相変わらず、変化の少ない表情で言葉を返す。 ) ――やっぱり、未満が見習いに、なっただけ――精神が、まったく成長していない。騎士の道は、精神を磨く道、でもあると――知らないと。 ( 呆れるというかなんかかわいそうな者でもみるような目で。 ) ――なんだ。 ( 一歩不自然に近づけば、こちらは一歩下がる。 ) [Mon 15 Jan 2007 22:26:31]
◆クレェイン > ―――――あくまで興味本位で聞くけど、ルーアは使いこなせるの? ( 目を瞬かせる少女。ふふーんと得意げに鼻を鳴らした青年は ) そこ! 見習いはあえて小さな声で言ったんだから取らないの! ( ずぃっ、と大股に一歩踏み出して少女に人差し指を突き出そう。とはいえ『証拠隠滅』という独り言すら聞こえる静かな夜なのだから、聞こえて当然なのだが ) わぁーいルーアがおめでとうって言ってくれたぞー ( 超棒読み )(それから少しだけ一息挟んでから、彼は眉尻の下がった苦笑にも見える顔で ) それでにっこりとか笑ったりしないのかなぁ、ルーアは。まあ、そこがルーアらしいっちゃルーアらしんだけどね ( そういえば少女の方へと歩み寄ろうと一歩踏み出すだろう。まあ、なんとなく ) [Mon 15 Jan 2007 22:18:00]
◆ルーア・リシア > 実体化させれば、肉を切り裂く武器にもなる。もっとも、重くて現世で使いこなせる死神は少ないけど。 ( そうして、何を見せてくれるのかと、目を瞬かせながら。 ) ――見習い。 ( 騎士勲章ではなく、見習いの部分に注目した。そして、ぽんぽんと両手を叩いて軽い拍手を送る。 ) おめでとう、見習い騎士クレェイン。 [Mon 15 Jan 2007 22:12:49]
◆クレェイン > ―――――つまり、生きている人間は殺せないと? ( そろぉりとノーのポーズを解いて、少女が息を吐くと同時に息を吐いた。此方は安堵のため息だが ) ん〜。こう、あれだ。見せたいものがあってね ( ごそごそとコートの懐を探る仕草の後、青年は一枚の証明章を突き出すだろう ) じゃーん! 見習い騎士章 ( 自慢げに鼻から息を吐いてどうだ、と言わんばかりに胸を張る ) [Mon 15 Jan 2007 22:07:11]
◆ルーア・リシア > ――これは死神の武器。死者の魂を刈り取る刃。 ( とりあえず必至にノーのポーズを取るクレェインを、じーっと半眼で見つめて……しばらくしてから、息を吐いて鎌の実体化をといた。 ) ――それで? 人を暇人呼ばわりするあなたは、こんなところで何をしている? [Mon 15 Jan 2007 22:03:00]
◆クレェイン > ――――――相変わらず色々と嘘っぽいことするよね。ルーアって。どこから出したのさ、その大鎌。 それと不穏な発言は控えようね!!? ( 静かに立ち上がり鎌を構える姿を見れば両手を突き出してクロス! ノーのポーズ ) ・・・・・・・・・・おーけーおーけー俺はなにも聞かなかった聞かなかったし燃えカスがちらりと目に入ったとか『なにが』は知らないけど『ばれたら』大変だと言うのも知らないちなみに立ち聞きじゃありません聞こえただけです後半だけ!語尾だけ!それでいいなっ!? ( 青年は恐らく汚水よりも濃い脂汗を掻きながら物凄く長い口上を息継ぎなしで言った! ) [Mon 15 Jan 2007 21:55:11]
◆ルーア・リシア > ( 聞こえてきた声に、ぴくっと体が動いた。ゆっくり振り向くと、暗がりからクレェインが現れる。 ) ――証拠は、隠滅。 ( すっく、と立ち上がり、おもむろに両手に大鎌を実体化させる。 ) こんばんは、クレェイン。――あいにく仕事中。墓地で拾い集めたゴミを燃やしている。 ( じりじりと間合いをつめながら、淡々と言葉を紡ぐ。 ) [Mon 15 Jan 2007 21:48:36]
◆クレェイン > なんか物凄く犯罪の匂いがしそうな言葉の列が聞こえた気がするんだけど? ( 貴女から数歩離れた場所。そこに一人の青年が立っている。ランタンの明かりを弱めているのはたった今『証拠隠滅』の道具として使われただろう焔の明かりがあるからだろう ) ――っと、こんばんわ。ルーア。相変わらず暇そうだね? ( ゆらり、と遅れて手をあげて挨拶 ) [Mon 15 Jan 2007 21:45:28]
お知らせ > 声さんが来ました。 『なにが? ( それは貴女から少し離れたところから )』 [Mon 15 Jan 2007 21:43:05]
◆ルーア・リシア > ( 俗世に毒されているな、と自分でも思う。以前ならカタチだけであっても、人間の娯楽に手を出そうなどとは考えもしなかった。もう、自分で思っている以上に、己は中立ではないのかもしれない。ある程度火の勢いが弱まってくると、ゴミを入れた麻生袋をひっくり返し、スコップですくって炎の中にほうり込む。 ) [Mon 15 Jan 2007 21:41:20]
◆ルーア・リシア > ( こうして火の番をする傍ら、冷えた体を温めてもいる。その手には、締め切りギリギリになって買った馬券があった。1万エン分なくなったが、もともと興味本位で買ったもの。当たっても外れても、それ以上の感慨もなく。 ) ――同僚や、上司にばれたら――たいへん、だ。 ( 日本の指で挟んだ馬券を、ピッとはじいて炎の中に入れる。馬券はあっという間に黒く燃えて、灰になって空に上っていった。 ) ――よし、証拠隠滅。 ( 変化の少ない表情で、それを見上げてつぶやいた。 ) [Mon 15 Jan 2007 21:31:13]
◆ルーア・リシア > ( 手ごろな大きさの石を椅子代わりにして、墓守の娘は淡白な声音でつぶやいた。夜の墓地。その広大な敷地の一角に、ゴミを焼却する擂り鉢状の場所がある。ここでは、墓地の見回りで拾い集めたゴミを燃やしていた。今も紅い炎が空に向かって燃えている。 ) [Mon 15 Jan 2007 21:24:56]
お知らせ > ルーア・リシアさんが入室されました。 『はずれた――か』 [Mon 15 Jan 2007 21:21:13]
お知らせ > 夢霧さんが帰りました。 『(さて…どこに行こうか?思案を始めて)』 [Sat 13 Jan 2007 21:38:25]
◆夢霧 > …そういえば肉体を持ったのは最近だったね。(それなら知らないかと納得して)嬉しかった、か…。(その言葉が少し嬉しかったのか小さく笑んでその場を去って) [Sat 13 Jan 2007 21:38:00]
お知らせ > ルーア・リシアさんが帰りました。 『(そんな夜の墓地の一コマ)』 [Sat 13 Jan 2007 21:35:55]
◆ルーア・リシア > ――そう、なのか――私には、よくわからない。家族、という者を、知らないから。 ( 知識で知っていても、己が持たない者は、よくわからない。息を吐いて、うなずいた。 ) えぇ、こちらこそ。話せて嬉しかった――またね、夢霧。 ( 小さく手を振ると、踵を返し、またカンテラをかざして歩き出す。 ) [Sat 13 Jan 2007 21:35:36]
◆夢霧 > わがまま言っちゃうと全員で行きたいかな。「家族」ってそういうものだと思うんだよね。(暫く沈黙して)でもまあ、現実には厳しいから、一人ずつにするよ。(提案に頷いて)ん…付き合ってくれてありがと。(小さくお礼をいって) [Sat 13 Jan 2007 21:33:46]
◆ルーア・リシア > いっしょに住んでいて仲がいいのなら、そう呼んでもいいと、思う。――一度に全員は無理でも、一人ずつ、時間の合うときに連れて行ってあげるだけでも、いいんじゃないの? ( そんなふうに提案して。 ) それじゃあ、私――そろそろ仕事に戻らないと。 [Sat 13 Jan 2007 21:30:28]
◆夢霧 > 成る程ね…良く分からないけど。(とりあえずそう返して)それでもいいか。けど家族と言っても本当の家族じゃなくて僕が家にいる人たちを勝手に家族と思っているだけだからね…(全員は来れないかも…と残念そうに呟いて) [Sat 13 Jan 2007 21:25:14]
◆ルーア・リシア > 自分のペースで、仕事が出来る。それに――ここは生と死が交わる場所。その両方を見つめることが出来る。 ( 退屈しないことが、この娘にとっては何よりの報酬なのである。仕事疲れを癒す風呂もあるし。 ) ヴェイトスには、観光に適した場所が多いと、聞く。そういうのをみて回るのも、いいと思う。 [Sat 13 Jan 2007 21:17:52]
◆夢霧 > 気に入っているんだ。どの辺が気に入ったの?(前に仕事のないよう聞く限りじゃ気に入る要素はなさそうと思っていたので気になって)特技と趣味を組み合わせた仕事、かな。旅行か…そういえば一度もしたこないね。(家出してここに来てそれっきりまったくここから出ていない事を思い出して) [Sat 13 Jan 2007 21:10:24]
◆ルーア・リシア > 別に気にしてない。仕事はやりがいもあるし、気に入っている。 ( 夢霧の話に耳を傾けて、相槌をうつ。 ) 占い――か。家族がいるのなら、余暇を使っていっしょにどこかに出かけるとか、そういうのでも、いいと思う。 [Sat 13 Jan 2007 21:03:11]
◆夢霧 > それはお気の毒だね。(嘘だと分かるはずも無くそう返して)そのアイデアはいいかもしれないね…けど何やろう?(困ったように首をかしげて)陰陽師…金持ちとかに占いしてる。的中率はどうなのかは知らない。(結果なんてどうでもいいらしく)家族は…(聞かれれば口ごもって)いる、かな。一応。(そう答えて) [Sat 13 Jan 2007 20:59:02]
◆ルーア・リシア > もてあますほど暇があるなら、趣味を作ればいい。私は――自由に使える時間のほうが少ないから。 ( ここだけ、嘘をついた。 ) そういえば、夢霧はどんな仕事をしているの? ――家族、とか、いる――? [Sat 13 Jan 2007 20:52:18]
◆夢霧 > まあ、騒がしかったらそれはそれで嫌だけどね。(辺りを見回して小さく笑って)相変わらず大変そうなことで―僕のほうは普通かな、いつものように仕事して帰って暇を持て余す…そんな感じ。(少しつまらなさそうに話して) [Sat 13 Jan 2007 20:48:01]
◆ルーア・リシア > そう――といっても、こっちは相変わらず、静かなものよ。 ( カンテラを掲げる腕を下げて、静かに答える。 ) たまに不死者がでてくるけど――問題なく対処できる規模だから。――あなたのほうは? [Sat 13 Jan 2007 20:45:01]
◆夢霧 > こんばんは。(挨拶を返して)なんというか暇潰しに来たというかおしゃべりに来たというか…そんな感じ。(しばらく考えればそう答えて) [Sat 13 Jan 2007 20:39:56]
◆ルーア・リシア > ( 黄色いマフラーを巻きなおし、吹き付ける風に身を縮める。 ) ――夢霧? ( ふと、知り合いの声が聞こえた気がして――あたりを見渡した。そして、それらしき人影を見つけると、歩み寄り。 ) こんばんは――また、お散歩? ( いつもの淡々とした声音。 ) [Sat 13 Jan 2007 20:38:08]
◆夢霧 > (墓地へとやってくれば目的の人物はいないかどうか確認、カンテラの光を見つければ其方へと向かって歩き出して)…ルーア、いる?(呼びかけてみて) [Sat 13 Jan 2007 20:35:49]
お知らせ > ルーア・リシアさんが入室されました。 [Sat 13 Jan 2007 20:35:34]
お知らせ > 夢霧さんが来ました。 『(暇潰し)』 [Sat 13 Jan 2007 20:33:19]
◆ルーア・リシア > ( いつものように面白みのない顔で、平然としていればいいのだ。いまルーア・リシアが怖いと感じること。それは、自分のもうひとつの浅ましい姿を他人に知られることだった。黄色いツインテールを揺らして、カンテラを片手に墓地を歩く。 ) [Sat 13 Jan 2007 20:31:00]
◆ルーア・リシア > ( それは何も変わることはない。いつもの時間に自宅を出て、墓地を見回り、その途中途中で壊れた墓標を修復し、野ざらしになった死体を埋める。そう、何も変わらない――体の疼きさえ収まれば、こんなふうに何事もなく仕事が出来る。 ) [Sat 13 Jan 2007 20:22:07]
お知らせ > ルーア・リシアさんが入室されました。 『(いつもどおりの、仕事。)』 [Sat 13 Jan 2007 20:18:16]
お知らせ > ルーア・リシアさんが帰りました。 『(次なる迷い子は、誰か――)』 [Wed 10 Jan 2007 21:47:00]
◆ルーア・リシア > ( ヴェイトス市で中立を保つということが、これほどむずかしいと感じるのは、己が死神として未熟なのか、それとも――答えを出すまでもなく、首を横に振った。ひとつの事件の終わりは、次なる騒動の始まり。ステアが街を去っても、またすぐに次の事件が起こるだろう。墓標の数は、そのときまた増える。再びゆっくりと歩き始める少女は、吹き付ける風に首を縮めた。 ) [Wed 10 Jan 2007 21:46:37]
◆ルーア・リシア > ( 迷って、悩んで、苦しんで、時に道を見失い、自棄になり、他者へとその感情をぶつける。ヴェイトス市を騒がせたステアという吸血鬼も、そんな迷い子の一人なのかもしれない。 ) 私は――私も、迷っている、のか――? ( ふと足を止めて、カンテラの明かりを下げる。誰に問うわけでもなく、少女は自問した。 ) [Wed 10 Jan 2007 21:38:33]
◆ルーア・リシア > ( 日々繰り返される生と死の営み。その狭間で自らの道に迷う子羊たち。迷っているのは、生者も死者も、同じだろう。 ) この街はめまぐるしく変わりすぎる――人も、物も――社会も、事件も―― ( だから迷いやすいのかもしれない。そんなことを、ふと考えて。 ) [Wed 10 Jan 2007 21:22:49]
◆ルーア・リシア > ( こうして冷たい風に当たっていると、思い出す。シャリネは、きちんと自分を取り戻せただろうか。ヴェルセリオスは、またそのうちこっちにくるのだろうか。クレェインは――まだ騎士未満を続けているのか、などなど。吐く息は白く、寒さで痛く感じる耳を軽く抑えて、肩をすくめた。 ) [Wed 10 Jan 2007 21:05:23]
◆ルーア・リシア > ( 吸血鬼事件の影響か、夜に墓参りをしようという者もずいぶん減った。そのぶん、変わり者だとか物好きだとか、そういう類の来訪者が目立つようになったので、彼らに対する警告と対応も増えた。今日も、つい先ほど酔っ払いが自宅と間違えて枯れ木の下で眠りこけていたので、たたき起こして敷地の外まで歩かせた。黄色いツインテールを揺らしながら、ルーア・リシアはまた見回りを続ける。 ) [Wed 10 Jan 2007 20:52:16]
お知らせ > ルーア・リシアさんが来ました。 『(今宵も冷たい風が吹く)』 [Wed 10 Jan 2007 20:44:26]
お知らせ > ルーア・リシアさんが帰りました。 『(まとう肉は違えど、魂の本質は同じ。誰であっても、そうだ――)』 [Sun 7 Jan 2007 22:32:12]
◆ルーア・リシア > ( こんな寒い日には、不死者も温かい土の下で眠ってくれれば幸いだが――実際には、彼らは寒さを感じない。元はルーアも同じ霊体なのだが、宿る肉体が死んだものか、生きたものかの違い――であろう。また息を吐き、肩をすくめた。 ) そう、言ってしまえば、それだけの違い――行くか。 ( 一度目を閉じてから、また歩き出す。 ) [Sun 7 Jan 2007 22:31:32]
◆ルーア・リシア > ( 黄色いツインテールを風になびかせて、一歩一歩、踏み締めるように歩を進める。今日は珍しく、そこらに捨てられた死体をまだ見ていない。もっとも、壊れた墓の修復は、一向にはかどっていなかった。 ) [Sun 7 Jan 2007 22:22:51]
◆ルーア・リシア > ( 首を縮めて、少しでも服の隙間から入ってくる風をしのごうとする。格好の悪いことだが、背筋も曲がってしまって、情けない。 ) ――はぁ。 ( 息を吐くと、それが白く変わって、あっという間に風に溶けていく。見上げても月はなく、代わりに分厚い雲が広がるばかりであった。 ) [Sun 7 Jan 2007 22:20:15]
◆ルーア・リシア > ( 今日は特に風が強かった。マフラーをいつもよりも口に近く巻いて、マスクのようにしっかりと顔の下半分を覆う。手袋越しにもはっきりと伝わる強い寒波は、指先が冷えて痛く感じるほどだ。カンテラを片手に、鈴を鳴らしながら、墓守は墓地を歩く。 ) [Sun 7 Jan 2007 22:17:54]
お知らせ > ルーア・リシアさんが来ました。 『(今日も今日とて、鈴を鳴らしながらのみまわり)』 [Sun 7 Jan 2007 22:16:08]
お知らせ > トートさんが退室されました。 『 ( 死神は、一人と一匹をつれてゆく。 ) 』 [Sun 7 Jan 2007 04:11:03]
◆トート > ( 猫の魂を連れて、呼びかけは墓石の主。 ――猫の飼い主に ) [Sun 7 Jan 2007 04:10:20]
お知らせ > トートさんが入室されました。 『 ( 受肉を解いた姿に驚いた猫に引っかかれたのかもしれない。 ) 』 [Sun 7 Jan 2007 04:08:27]
お知らせ > トートさんが帰りました。 『 …さ、いきましょう。( 猫の魂を連れて ) 』 [Sun 7 Jan 2007 04:06:43]
◆トート > ( けれど猫がその意を解すはずもなく。なーぅと、鳴いてみせるだけ。猫が首を傾げれば、その首の鈴がころりと冷えた空気を助長する涼やかさで ) ―― Hey diddle diddle, The cat and the fiddle, The cow jumped over the moon; The little dog laughed, To see such sport, And dish ran away with the spoon... ( そンな、ありえないことばかりのナンセンスな歌。 ) ( 口ずさみながら、屈んで猫を抱き上げようと。無論、唄ってみたところで猫が解るとは思わないけれど ) [Sun 7 Jan 2007 04:03:30]
◆トート > ( 新しく掘り返された地面には、猫の骨が埋められているのだろう。墓石の主である飼い主と共。 ) …誰かを呼ぶことはできても、さすがにヴァイオリンは弾けませんか。 ( The cat and the fiddle, ) ( 霊体の猫に、思わずぽつりとそんな言。 ) [Sun 7 Jan 2007 03:54:48]
◆トート > …まぁ、お助けマンばかりでは私がだらけてしまいますからね、 ( ある意味釣り合いはとれているのだろうか。人の世にしてみれば多分に迷惑であろうが ) ( なぁう。 猫の声が足元から。 声に誘われて、死神は視線を落とす。 ) 良かったですね。お優しい人…、いえ、物…? …チェスト? に、見つけていただいて。 [Sun 7 Jan 2007 03:45:49]
◆トート > ( 顔を上げれば此処に墓があるのだと示す十字の墓石。屈んだ姿勢のまま、向かい合って目を細めた ) … ( けれど、掘り返された地面の範囲は人間一人分には足らない。子どもだとしても、尚足りない。 ) この街はひとだけでなくモノもお優しいみたいですね。 もちろん、逆に私たちの仕事を増やしてくれるような方もいるようですけれど。 ( 指先から土を払えば立ち上がり、ひょぃ、と肩をすくめようか。 ) [Sun 7 Jan 2007 03:38:19]
◆トート > ( 視線の先には新しく掘り返されたばかりとわかる地面。 ) 随分と、また…… ( 思わず、屈んで指先で触れる。掘り返された事で、まだ幾分柔らかな土の感触 ) … 珍しい事。 [Sun 7 Jan 2007 03:30:52]
お知らせ > トートさんが来ました。 『 ――― おやおや。 』 [Sun 7 Jan 2007 03:25:19]
お知らせ > ヴィーダァ@警邏さんが帰りました。 『(ダイアが消える前に踵を返して、別な区画へ。)』 [Sun 7 Jan 2007 00:58:11]
◆ヴィーダァ@警邏 > (何もないような空間を睨みつけて、それだけで気分が晴れるわけでもない。) ――あたり一面に、これでもばら撒きたい気分だ。 (そう言って、開いた右手で、ポケットから小瓶を取り出す。 そして、半ば衝動的に。それを地面へと投げつけた。 墓と墓の間。枯れた草と、砂利が敷き詰められた場所へと、それは叩きつけられて。パリンと、高い音を立てて、砕け散った。)(暗闇の中、白い小さな粒が、僅かに舞う。月光を浴びたそれは、闇に輝くダイアモンドダスト。) [Sun 7 Jan 2007 00:51:21]
◆ヴィーダァ@警邏 > ――…そうか、あのときの。 (幾度と出てきた、今最も恐ろしいとされるヴァンパイアの名。引っかかっていたものが、記憶を引きずり出せばそれなりに鮮明に思い出せる。) ――呑まれたか? 赤い空に。 (気が狂うような空と結びつけたのは、ほんの浅はかな推測。それを支持するつもりもない。 真意などわからぬ。屠殺を繰り返した同属の内など、知りたくもない。) ――気分が悪い。 (苦虫を潰したような顔を少し伏せて。 帽子の陰から覗く目は、細く中空を睨んでいた。) [Sun 7 Jan 2007 00:43:31]
◆ヴィーダァ@警邏 > ――これで、終わりというわけにはいかんだろう? (語りかけるような口調になったのはなぜか。 視線は、朽ち気味の墓標へと向けられていた。)(一つ、巨大な力を示したものが居なくなったのだ。次に、何が出てくるか、わかったものでない。) ――しかし、何か。 『ステア』 (その名前に、聞き覚えがあった。こうも騒ぎが起きる前のことではなかったか…。 気がかりなことを思い起こすために、一度立ち止まり)【判定】 [Sun 7 Jan 2007 00:31:53]
◆ヴィーダァ@警邏 > ――ああ、せめて、妙なノイズが混じらぬことを。 (昨夜は大丈夫だった。ここしばらくは落ち着いているようだった。だが明日は、いや、今この瞬間より先がわからない。 戦いが起きたときに、いらぬ幻影が見えては分が悪い。 ノイズの切欠が何か。それは探ろうにも探れぬもの。) ――集中、せんとな。 (雑念が多すぎる。そう戒めても、次から次へと浮かぶものは仕方がない。 終いには、いつからこうも移り気になったのか、などとの疑問まで浮かんでくる。)(軽く頭を振って、余計な考えを振り落とそうと。今いる場所を、確かめるように見回して、止まるほどに遅くなっていた足を元の速度に戻し、十字以外の墓標も増えてきた区画へと足を踏み入れていく。) [Sun 7 Jan 2007 00:21:31]
◆ヴィーダァ@警邏 > (昨夜の件を報告しておこうと立ち寄った先は、以前に輪をかけ慌しかった。 何があったのか、飛び交う言葉からもぼろぼろ零れてくる。『吸血鬼』『ステア』『海』『逃げた』)(ためしに一人捕まえて事情を聞けば案の定。それを聞いて、早々に、報告など後回しに踵を返した。)(ここまで足早に、ざわつく人だかりを横目に、道を進んだ。たまに見かけたざわめきは、件のことが、いくらか街の人間に広がっているからだろうか。) ――うかうかしては居られない。 (出来ることなら、依頼を早く済ませて、何処かへ紛れ込みたいものだ。 十字の並ぶ、柵の内側。冷たい空気と、澄んだ空。しんと静まった空気の中に、男の足音と、匣のゆれる音が小さく響く。 ナイフは胸に。小瓶は脇のポケットに。) [Sun 7 Jan 2007 00:09:49]
お知らせ > ヴィーダァ@警邏さんが来ました。 『(『ステア』が逃げた。)』 [Sat 6 Jan 2007 23:52:14]
お知らせ > ルーア・リシアさんが帰りました。 『(炎が治まったら、改めて死体を埋めなおそう。)』 [Thu 4 Jan 2007 22:54:40]
◆ルーア・リシア > ( 炎は穢れた体を焦がし、その魂を焼き清めてゆく。ルーア・リシアは鉄の鳥かごを出すと、それを穴に向けてかざした。 ) ――死者の魂よ。この中で、一時の安息に抱かれ漂え―― ( 燃える死体の中から、魂が飛び出して、かごの中に吸い込まれていく。ひと段落すると、ルーア・リシアはほぅ、と息を吐いた。 ) [Thu 4 Jan 2007 22:53:57]
◆ルーア・リシア > ( スコップの先端が、ゾンビの頭を砕く。腐ったからだが砕け散る様を、静かに見つめて――けれど、まだ不死者の動きは止まらない。 ) ――炎にて、清める―― ( 足首に絡み付いていた腕の残骸をはずすと、まだ悶え動くゾンビを残し、穴から出た。ランタンを手に取ると、なかの蝋燭を取り出し、その炎を穴へと放り込む。 ) [Thu 4 Jan 2007 22:50:57]
◆ルーア・リシア > ( 腐りきった腕は、垂直に振り下ろしたスコップに切断されて、力を失った。同時に、土の中からゾンビが雄たけびとともに顔を出す。むき出しになった目玉は、片方が無残に崩れ落ちていた。 ) ――まったく――仕事が、増えた。 ( それ以上の感慨も感想もなく、少女は不死者を見下ろし、淡々とつぶやいた。穴の中で死神の鎌を振り回すことも出来ないので、代わりに手にしたスコップを、再度ゾンビの頭めがけて振り下ろす。 ) 少し崩すけど――ごめんなさい。 [Thu 4 Jan 2007 22:32:38]
◆ルーア・リシア > ( ある程度深く掘れたところで、そろそろ死体を埋めにかかろうかというときだった――突然地の中から腐った腕が飛び出し、ルーア・リシアの足首を掴んだ。 ) ――ッ! ( 眉を寄せて、足を引こうとするが、掴まれた足首から指を解けない。とっさに持っていたスコップを振り上げると、掴んでいる腕めがけて思い切り振り下ろした。 ) [Thu 4 Jan 2007 22:25:12]
◆ルーア・リシア > ( 死体が雨で野ざらしにならないように、できるだけ深く、穴を掘る。掘って、掘って、また掘って。その繰り返し。周りでは、今日も墓地の住人たちが、青白い顔で少女の仕事を見つめている。 ) ――静かなのは、いいこと。 ( 小さく息を吐き、土を穴の外に出す。 ) [Thu 4 Jan 2007 22:03:20]
◆ルーア・リシア > ( 今宵も墓地の片隅に捨てられた死体を見つけて、埋める場所まで運んできた。荷車をそばに止めると、スコップを取り出して土に穴を彫り始めた。スコップの先端を地面に突き刺し、土をすくって外に出す。 ) [Thu 4 Jan 2007 21:46:20]
◆ルーア・リシア > ( 静寂が広がる墓地に、透き通った鈴の音がこだまする。カンテラを片手に、黄色いツインテールを揺らしながら、少女は歩く。黒いローブをまとい、マフラーを巻いて、静かに見回りをする。 ) [Thu 4 Jan 2007 21:26:33]
お知らせ > ルーア・リシアさんが来ました。 『(チリ――ィン。チリリィ――ン――)』 [Thu 4 Jan 2007 21:23:39]
お知らせ > 寒河江未希さんが退室されました。 『 79:死神の話 』 [Wed 3 Jan 2007 05:48:21]
お知らせ > トートさんが帰りました。 『( 貴女の姿を見送れば受肉を解き、どこぞへと漂う。 )』 [Wed 3 Jan 2007 05:41:36]
◆トート > じゃぁ、次にもしまた此方の姿でお会いしたら今度はもっと具体的に説明するところから。 ( イキナリは駄目だというから。 ちなみに己は本当にこれ以上成長しないので、いつか貴女に追い抜かれる日が…、 …来るといいですねとか。 ) 上司はともかく、お金とか奴隷とかはナマなひとたちがつくりだしましたから生っぽいのは仕方ありません。本当は余りそういうのに関わらないんですよ、私は。 ( 他の方は知りませんけれど、と肩を竦めて。現世に属している者たちは普通にヒトに混じって生活しているので己よりもっと生活感溢れているだろう。 ) ( バッグは己の名前の後です。貴女の名前にはハウスとかつけるべきでしたか。…。 ) はい、お気をつけて。 ―― 此処は墓守の方に注意されたり、それこそゾンビや吸血鬼が出るかもしれませんから… 気をつけてくださいね、私でしたら川辺なんかにも良くいます。 ( 最近は割りとどこにでも見回る。もしまたお会いする機会があればその時はと、会釈を返し。 死神代行、気が向いた時でも本当にしてくれたらラクで助かりますとか駄目っぽい死神は言うだろう。 ) [Wed 3 Jan 2007 05:40:33]
◆寒河江未希 > じわじわ予告されてもやっぱ怖いものは怖いんだけど。 いきなり顔出すの勘弁―――。 ( 緊張感の無い話だが、そりゃぁある日いきなりフランクな死神と出会ってする会話なんて、正解どうだっていうんだ。こんなもん。 そして普通に存在する人間的且つ小癪な体を確認して一安心するやら複雑な気持ちになるやら。 これから成長するんだよと言い続けてかれこれ1年。 mm単位の変化も現れないが。 ) ふぅん…上司とかお金とか奴隷とか半端に生々しいなぁ。 ( 生活感溢れる世界だ。案外。 ) まぁ今まででまだマシな方だから良いけど…バッグは兎も角。 ま、私もそろそろ行く。 帰んないと。 明るくなってから寝るの嫌だし―――――気が向いたらこの辺ウロウロするかも。しないかも。 生きてても死んでてもその時はよろしく、かな。 ( もたれかかっていた墓石から身体を起こし、そんな別れ際。 死神代行ね、なんて軽い予感を飲み込みつつ軽く手を振って、反対方向へ。 ) [Wed 3 Jan 2007 05:27:49]
◆トート > はい、イキナリは強引だと思うので優しく段階を踏みますからご安心を。 ( 何の話。 ) とはいえ、踏める段階はないので骸骨でお会いする事があったら骸骨ですが。 ( 受肉か骸骨かの二択。後者は泣きます子ども。ホントに近寄ってくれません。…。 ) 一応人間ぽくしてあるつもりです。 ( つねられるかと、少し覚悟して構えたけれど実際触れる手は優しいもの。どこを触られても今は特に気にするでもなく。胸?普通ですよ普通。大きくする必要も小さくする必要もないし、平均的なホワイティア16歳の体つき。つまり貴女より、 …。 …発育不審も可愛らしくてよろしいと。 ) 私が欲しているわけではありません。うるさい上司に与えられた仕事を完遂するためです。とはいえ悪いようにするつもりはありませんのでご安心を。 ( 実は迷子の死神が一人、とっつかまって奴隷になっているんですとか、ちょっと流石に言えなかった。…。 ) …ちゃん付けで固定されるとか思ったら甘いですから。 ( ぼそり。 ) 後ろにバッグ、ってつけても良いですよ。 ( 己の名前。 ) ちょっと戻るのは遠いですけれどね。霊体の姿でなら何日かふらふらしてます。 ( 小まめに報告とか魂の受け渡しに行くのとかメンドイですからとか。 ) ご招待するのは残念ながら一度きりですよ。 ( 貴女の視線をふと追いかけて。 死神は目を細める。 ) ( 掘り返した土を墓穴に入れて、シャベルの背でぺしぺしと土を固めた。一応墓とわかるよう、それっぽく大き目の石とか乗せておこうか。 ) さて、そろそろ私は此処から去ります。 ( 帰るとは言わずに。 ) [Wed 3 Jan 2007 05:16:34]
◆寒河江未希 > いやほら、さっき言ってたみたいなのあるじゃない。 骸骨顔の――ああいや実際見せてくれなくて結構。 怖いから。 ( 前もって知ってればまぁある程度耐性もつくかもだが、予備知識なしでいきなりだとそりゃぁ子供も泣くわな。 ハロウィンの時の娘を思い出して、ああ、無くわなぁとかしみじみと思った。 ) 殆んど人間なのかね。 まぁその方が都合は良さそうだけど―――どれ。 ( 身を乗り出して手を伸ばし、つねる代わりに真っ黒い服の上からどれどれと触ってみようと。 おっぱいおおいきさ勝負も兼ねて。 顔がヒトっぽい構造なのは見れば分かるし、こぅ。 そんな発育不審の外見年齢14歳。 ) 何の為に。 食費とかかかるよ? 服とか部屋とかもないと簡単に死んじゃうし。 ( あんまりあの制度好きじゃない。 奴隷っていうの。 目を細めてオススメシナイ顔で淡々と、少し声のトーンを落とした。 ) …今度はちゃん付けか――――まぁ…良いけどさ。 ( 安定しないな私の呼び名。未だ「未希」って呼んだヤツは1人だけ。 ) トート。憶え易くて何より…ああ。そんなちょくちょく行き来できるんだ。 そのうち招待して貰いたいね。 ( ああ、そろそろ遅い時間。 とっくに遅いがまぁ、日が昇るのも遠からずだ。 不意に顔を上げて遠くヴェイトス市の地平を見れば、ほんのりと闇の色が薄れ掛けていた。 ) [Wed 3 Jan 2007 04:59:53]
◆トート > ( お仕事はお仕事です。それなりにきちんとこなすけれど別に魂を狩りまくりたいとか思っていない。あくまでサポートするのが己の仕事。 ) 迫力出したら子ども ( の魂 ) に、泣かれるじゃないですか。 ( というよりは、やる気がないから迫力がないのかもしれない。…。 ) 一応実体ですよ。今は。 なんならつねっていただいても一回だけなら文句は言いません。 ( 掘った穴からよいせ、と出てきながら。シャベルを置いて、中に老女の亡骸をそっと横たえようか。 なるべくなら、貴女の魂を導くのは遠い未来であってほしい。 ) そうですね、嘆く魂が多くて厄介です。 ( へふ、と息をつき ) … ( 少し躊躇いを見せた後 ) 奴隷を買うんですよ。 ( お金の使い道。しれりと。 ) 名前ですか? サガエ… ミキ。 ( 貴女が言い直した事で、丁度良く切れたらしい。 ) ミキちゃんですか、私はトートと呼んでいただければ。 暫くいるというより、ちょこちょこ現世には来ますよ。仕事がありますので。 ( ずっと現世に留まってはいない。疲れるしおなかが減ってもお金がないし。…。 現世に属してないとはそういうこと、二束の草鞋は履きたくありません。 ) [Wed 3 Jan 2007 04:46:05]
◆寒河江未希 > ( そんなもんでしょ、と気の無い返事をして少しだけ見た「死神」の顔は幾らか安堵しているように見えた。 割と普通だなあ、とかそんな感想。 全然困らない。 こんな具合に普通に世間話する程度には。 ) うん、迫力無いからそういう心配は特に。 ( 微妙に失礼なはなし。 ) そうか、死神が居て幽霊が居て魂なんてものがあって。 そんな感じなのか―――――まぁ、幻覚じゃなくってなにより、か。 ( 個人的な話。 ああ、世界ってそんな感じで出来てるのか、なんて。 死後があるならもう少し真面目に生きなきゃ駄目かなぁなんて。 面倒だけど、それはそれで張り合いもあるか。 ) …なんかちょっと駄目な人みたいな響きだ。 最近あんまり良いバイト無いよ? 殺伐としてるしさ、っていうか何にお金使うのかって聞いて良いのかと。 …いや、それ以前にあれだ。 名前。 珍しいから聞いておいた方が良いかもしれない。 死神。 名前ある? お金が要るって事はさ、暫らく居るんでしょ? 私は寒河江…いや、未希でいいや。また変な区切りされたらたまらん。 [Wed 3 Jan 2007 04:32:42]
◆トート > ( 憑かれても鎌を振るう力のない己には対処のしようがないので気をつけてくださいとか。 寄ってくる事自体は、ベルのなければ避けられる事の多い己には羨ましい話。 ) ―― そうですか。 ( 現世に属さぬ死神は そうですね、とは言わなかった。けれど声音は幾分ほっとしたような。 死神としては別にどちらでも構わないが、魂が安らかである方がラクだとか。墓石の”主”がこの場にいなければ貴女の行動を咎めることもなく ) えぇ、死神みたいというか死神ですよ。見られたからにゃぁ生かしちゃおけねェ、とか言い出しませんからご安心を。 普段は霊体ですから骸骨ですけれど。 ( そちらでお会いしてもよろしくお願いしますなんて。 今年初めて?だろうか、新たに出来た貴女の知り合いは貴女も言っていた通りシュールかもしれない。 ) …定職につく気はないんですよ。 面倒ですし。 ( 本音。 ) ただ、少し現世の通貨が入用なので。 ( リストラされたわけじゃありませんよとか。 一年の計は元旦―― 一年の初めにあるという。 貴女の今年大丈夫ですかなんて。 ) [Wed 3 Jan 2007 04:21:20]
◆寒河江未希 > ( 今の所憑り付かれた事は無い、と思う。 実はやたら呼び寄せるのはなんかそういう理由があるとか言われたら真剣に困るが。 ) そんな事ァないと思うけどさ。 何にも無い人生なんてそれこそ不自然だ。 ( この歳まで生きればそれこそ。 肉食文化の人達に火葬はちょっとキツイだろか? ヴェイトス市在住が長いと流石にイエロティアだって由乃屋で牛食べるが。 行儀悪く近くの墓石に肘を着いてそんなどうでもい物思い。 ) っていうか―――――なに、本当に死神みたいな物なわけ? テキトウに言ったんだけど――――あ、はじめて見たかも。 ( いよいよもって私の知り合いバリエーションも凄くなってきた感。 しかしまあ、比較的見た目は馴染んでると思うけど。 ) 見た目はそんなにおかしくないと思うし、探せば仕事はあると思うなぁ。 墓守とか普通にやっても良いし――――正直どの辺まで人間っぽいかじゃない? ( そして死神の就職口相談だ。 なんだろうな、今年は。 ) [Wed 3 Jan 2007 04:09:53]
◆トート > ( 魂に懐かれて貴女から離れない、というのは困るけれど。死神としては己の仕事を乱されるような事がなければ別に何したって良いと思う。むしろ そういう年頃ですよね、どんどんはっちゃけてください とか真顔で親指立ててゴーサイン。…。 ) はい、スラムの方です。 ( 先程からの言動から、観察力に優れているのかそれともそういう事の見える能力でも持っているのだろうかと頭の片隅、何気ない思考。 答えを出すほどの事でもないと、すぐに思考は別のところに流れるけれど。 ) …どうでしょうね、彼女には本当に”何もなかった”のか。 ( 本当に、本当に。 …ゆっくりと瞬きを一度。 ) なるほど。確かに火葬の方が良いのでしょうね、場所も余りとりませんし。 ( ふむ、なんて。イエロティアとかホワイティアとか関係ない死神は少し感心したように考える。 それでも今、屍の老女を土葬にするのは単に彼女がホワイティアだからであるが。 ) 問題はそれが受け入れられるかどうかですか。 ( カルチャーショックの壁は厚い。 ) いいですね、死神代行。 たまに ( 魂を ) 見かけたときにでもしてくれると私が喜びます。此方の通貨を持ち合わせていないので、残念ながらバイト代は出せませんが―― あ、 と、いうか。 ( 話の途中、ふと何か思い当たったらしく。言葉を切る ) むしろ、私がどうやってお金を稼いだらいいのか教えていただきたいくらいです。 ( 少々事情がありまして、なんて。面倒くさそうな顔して溜息。 ) ―― いつもは、ヒト捜ししてますよ。 ( 嘘では、ない。 ) 私は現世に属してはいませんから。墓守でもありませんし、こういう事は余りしません。 ( 今宵は。なんとなくなんとなく。 キレイ事を言うならば、そのおかげで…老女のめぐり合わせで、貴女と逢えたのだとでも言おうか。しれりと。 ) [Wed 3 Jan 2007 03:57:51]
◆寒河江未希 > ( 退屈で代わり映えのしない日常が嫌いだ。毎日同じことの繰り返しをしていると感覚が鈍磨しそうで無闇に其処から抜け出したくなる。 それで。幽霊を連れて歩いたり。 怪物を追い出したり。 なんかそういう方向に首を突っ込んで何か期待してるんだろか。 我ながらその辺、よく分からない。 結局そんなに劇的なすごい事なんて無い気も、する。 ) スラムかなんかの人かね。 死ぬ瞬間にさ、まぁ総じて見れば良かったかなって思えればそれが一番だと思うけど。 ( 身なりからして、こんな身内も見送りも無い埋葬のされ方からして苦労して死んだんだろう。 それでも歳を取って死ねただけマシか。 想像できるのはそこまでだ。 流石に超能力者でもなし。 ) 土葬ってのね、やっぱ衛生的じゃないと思うんだけど―――死んだら焼く、っていうのもホワイティアから見たらちょっと凄いか。 ゾンビだ吸血鬼だって騒ぎにならなくて機能的だと思うんだけど。 ( 最近またそんな話になってるって言うし。 そんなドライな話。 実際有害なそういうのが出るっていうのが確認されてるんだから、焼いちゃって良いと思うんだが。 異文化難しいね。 ) バイト代出たし。 話し相手が居て楽だったし。 しょっちゅうはやりたい仕事じゃないけどさ、死神代行? ( どこの児童向け物語だ。 小さな墓石をぺたぺたと軽く叩いて振り返る。 夜中に墓地で穴を掘る黒尽くめの娘。 まじまじと見るとやっぱシュールだ。 ) いつもそんな事してんの? [Wed 3 Jan 2007 03:38:38]
◆トート > ( そして己もひとでなし。そういうものに惹かれられやすいのだろうか、目の前の彼女は。ともあれ ) 歌の通りの方のようで。 ( ひょぃ、と肩を竦めて見せた。貴女に対して幾分柔らかな死神の態度は、それこそ過去の貴女の行いゆえのこと。仕事を手伝ってくれた者だと、一方的に好印象を持っているせいだろう。 屍は干乾びて表情の判別は難しいだろうが、目を閉じ軽く口を開けている様くらいは窺えるだろう。少なくとも肉体的には苦しんで死んだわけではない様子。 内面は知らねど。 ) 冬場だからこそ、という人もいるでしょうけれど。 ( 静寂を好む人は特に ) …夏場は余りおススメできませんね。 臭いとか。 ( 幽霊が、とかではなく。腐臭。 ) ――― 、 ( 穴を掘る手を止めて、少し目を細めた。視線の先には少女の背しか見えないけれど。 しばし、考えのめぐる胸中。 ) …えぇ、行けましたよ。 その節はどうもありがとうございました。 ( そっと告げる、その言葉を貴女への返答としよう。 ) 穴を掘りながらですみませんが。 ( ざっくざっく。 ) [Wed 3 Jan 2007 03:22:57]
◆寒河江未希 > ( 「人間以外」特有の匂いというか、眼で見て、ああ、っていうのがある。 最近気づいたのはそれが誰でも見えているってわけでもなく、自分の目が少し変だということ。 どおりで幽霊なんてごろごろ見るわけで、そういうのと関わりあうわけで、人間の知り合いができないわけで。 ああ、ニンジャは居るか。ともあれ。 ) どういう人? っても墓掘ってる人が知ってるわけじゃないか。 ( そりゃ、墓地でもなければ相当怖いだろう。 イキナリ遭遇しちゃったし、返事を返す人(?)の声が思ったより若い女の人で、案外穏やかだったから平気な程度だ。 見る限り、本当にただの死体だろう。 何の気なしに1mくらい離れた所から屍の顔を覗き込む。 穏やかに死ねた人だろうか。 ) 静かな所は好きだけど、寒いね。 冬場来たのは失敗。 ( 白い息を吐いて空を見上げると、生憎の曇天。 街から離れた高い所なら、少しは星だって見れそうなものだけれど。 ) あれかな、死神? この子ちゃんと家族のとこ、行けたのかね。 ( 示された墓石の前に立ち、背を向けたまま黒尽くめの女の人に聞いてみた。 あてずっぽうだ。 夜中にこんな事してるのってその辺なのかね、とか。 死神なんて見た事も無いからよく分からないけど、吸血鬼じゃないのは見て分かった。 アレはもっとこう、硬くて、肉体寄りで、俗っぽい。 ) [Wed 3 Jan 2007 03:08:08]
◆トート > ( 己も余り言葉の多い方ではないが。けれど死神は、真っ向から じ、と貴女を見つめる。伏し目がちの目を咎めるでもなく。ただただ、貴女の所作を視界におさめようか ) 実際は、彼女の ( 視線で、傍らの亡骸を示した。年ごろの少女がコレを見て悲鳴一つあげないことを内心訝しみながらも ) 家の近くの子どもたちが歌っていたんですよ。 ( 無邪気で残酷な揶揄なのだと返す言葉。 ) なるほど、こういう所はお好きですか? ( ざく、と。また手を動かし始めながら。散歩と応えた貴女に、問いかけは探るというよりはむしろ何気なく。 ) お暇でしたらついでに声をかけてあげると喜ぶかもしれませんよ。 ―― 其処 とか。 ( 如何にも適当に選んだかのように。手を止めて、黒色の少女…死神の指し示すのは 貴女の導いた少女の墓。貴女のおかげで、そこに魂はもういないけれど。 ) [Wed 3 Jan 2007 02:55:12]
◆寒河江未希 > ( 知らない人と話すのは苦手だ。 でも否応ナシに二人きりの状態で沈黙するのはもっと苦手。 ただそれだけの理由で口を吐いた言葉だった。 途中から利いた素直な感想ではあるけれど。 何となくポケットから手を出して前髪をかき上げ、ゆっくり歩み寄る事にした。 我ながら少し危機感っていうのが麻痺してる感じ。 墓地に死体があるのは兎も角、今話してるのが人間かっていうと、どうだか。 眼は自然と探るように、でも視線を合わせるのはちょっと苦手だから伏し目がちに相手の胸元辺りに。 ) 明るいのかね、それ――――ん…別に。 散歩…かな。 顔見知りが居ないでもないけど、知らない子ばっかだ。 ( ふと墓地を見渡し、アレとアレとあと向こうにもそんな墓があったな、と思い出した。 身内の不幸は無いし、祖母はアマウラ、祖父のお墓もアマウラ。 道端で見かけた幽霊のお墓は知り合いの墓と言っていいの、やら。 御参りしたことは無かったしついでに寄っても良いか。 ) [Wed 3 Jan 2007 02:41:14]
◆トート > ( 歌は、そこで終わりだった。元から噤んでいた口の代わり、声に反応してぴたりと止まるのはシャベルを握る両手。 声のした方へと顔を上げながら。先程と同じく、濃く大きく吐き出される白い息は疲労の証。 ) … ( しばらく、息を整えるフリをしながら相手を見つめようか。実際、息を整える必要はあったわけだから。 見つめた先の少女は死者ではないようだ。死神は、ほんの少しだけ一方的に相手を知っていた。それはいつだったか、ジャックの代わりに 己の代わりに、貴女が導いてくれた少女の魂を知るゆえ。 ) 明るく解釈すれば世捨て人…仙人のようだとも思えなくありませんけれど。 こんばんは、お嬢さん。こんな時間に…、どなたかのお墓に? ( 御用事ですかと。何気なく ) [Wed 3 Jan 2007 02:24:07]
◆寒河江未希 > ( 其処に来たのはたまたま。 静かな場所を求めて歩けば決まってこっちの方に足を向ける事になるし、天邪鬼な私の性格は年明けの喧騒から逆行するみたいにしてこんな何も無い所に。 考え事をするのには丁度いい場所だし、1人になるのはいつもの事で――――物音をききつけて先客の姿を確認しに来れば、老婆の亡骸と、その傍らで歌う誰かの姿。 最近じゃこういうシュールな絵面にも随分と馴らされてきた気がする。 良くもも悪くも、だ。 厚手の革コートにマフラー姿で頬を埋めて1人、ポケットに手を突っ込んで思わず感想を述べた。 ) [Wed 3 Jan 2007 02:14:08]
お知らせ > 寒河江未希さんが入室されました。 『 …救いの無い歌だなぁ。 』 [Wed 3 Jan 2007 02:09:47]
◆トート > ( 吐き出した白は濃く大きく。シャベルを握る手の、少し汗ばむような感覚。普段霊体を取る死神は、余りその不快感に慣れていないせいか眉を寄せて。 眉の寄る、理由はそれだけかどうかはわからねど。 ) …And when she did die (とうとう彼女が死んだ後) ( 歌いながら。視線はちらり、なんの気まぐれか此処まで連れてきた己の傍らの 干からびた老婆の亡骸へと。 向けられ、すぐにシャベルの先、地面へと戻る。 ) She'd nothing to leave ――― (残るものなどありはせぬ) ( ざく、 り ) [Wed 3 Jan 2007 02:09:01]
◆トート > ( 口ずさむのは彼女の近所に住んでいた子どもたちの戯れに歌っていたナーサリーライムズ。子どもは無邪気で残酷だ。 ) She'd nothing to eat, (食うものとても何もなく) She'd nothing to wear, (着るものとても何もなく) She'd nothing to lose, (失うものとて何もなく) She'd nothing to fear, (恐れるものとて何もなく) She'd nothing to ask, (欲するものとて何もなく) And nothing to give, (与えるものとて 何もない) ( 墓地とされる地であるだけあって、土はそれほど固くもなく。ざく、とシャベルを突き刺した。 ) [Wed 3 Jan 2007 01:56:43]
◆トート > (一人の老婆が住んでいた) ――― ( 彼女はスラムに住んでいた。 いた。 …過去形だ。 ) …… And nothing she had, (何にも持たない婆さんだ) And so this old woman (人の噂がいうことにゃ) Was said to be mad, (あの婆さんは狂ってる―――) ( 夜の墓地に ざく、 ざく と。土を掘り返す音。 ) [Wed 3 Jan 2007 01:44:08]
お知らせ > トートさんが来ました。 『( There was an old woman )』 [Wed 3 Jan 2007 01:36:10]
お知らせ > ルーア・リシアさんが退室されました。 『(今宵も墓地に、墓守の鈴が鳴り響く)』 [Tue 2 Jan 2007 22:46:29]
◆ルーア・リシア > ( 軋む音を立てて、荷車の車輪が回る。そのたびに、脇に取り付けた鈴が成る。墓守の存在を周囲に知らせながら、ルーア・リシアの仕事は、これからが本番を迎えようとしてた。 ) [Tue 2 Jan 2007 22:46:26]
◆ルーア・リシア > ( 見上げても星空は見えず、ただ重い雲が広がるのみ。墓石の数は日に日に増えているが、それでも一時期と比べれば落ち着いている。 ) さて、ちょうどいい埋葬場所――決めないと。 ( 今はどこの区域も、増えた墓石で飽和状態だ。だから、死体を同じ穴に埋めて葬ることにしている。 ) [Tue 2 Jan 2007 22:43:35]
◆ルーア・リシア > ( 不特定多数の人間が出入りする広大な墓地では、こんなふうに身元不明の死体が遺棄されることもめずらしくない。ルーア・リシアは慣れた手つきで死体を引きずり、荷台に乗せると、布をかけて荷車を引っ張った。 ) [Tue 2 Jan 2007 22:27:26]
◆ルーア・リシア > ( 荷車に道具を載せると、それを引いて移動を始める。手袋をはめ直しても、かじかむ手の感覚はすぐには戻らない。 ) ――む。あれは―― ( 途中で見つけたのは、墓参りにきた人たちがおいていったゴミ――ではなく。野ざらしにされた死体だった。近寄って、カンテラの明かりをかざしてみる。 ) 魂は――近くには、ない、か―― [Tue 2 Jan 2007 22:21:24]
◆ルーア・リシア > ( 当然ながら、水を使う作業中は、手袋ははずさなければならない。冷たいを通り越して痛くなってきた手に息を吐きかけながら、少しずつ作業を進めていく。 ) ――よし。 ( やがて、いくつかの墓石の清掃が終わり、立ち上がる。次は、墓地の見回り――その途中でゴミひろいだ。 ) [Tue 2 Jan 2007 22:07:48]
◆ルーア・リシア > ( 墓石を綺麗に保つことも、立派な仕事のひとつ。ひとつ綺麗にすれば、すぐ次に取り掛からなければ、夜が明けてしまう。広大な墓地の中で、一つ一つ、丹念に手入れをしていく作業は、地味以外の何者でもない。そしてそんな地味な作業の繰り返しこそ、もっとも大事だと知っている。 ) [Tue 2 Jan 2007 21:53:12]
◆ルーア・リシア > ( 桶を満たす水は、凍るような冷たさである。そこに浸した雑巾を掴むと、よく絞って墓石の汚れをふき取っていく。こびりついた苔などは、ヘラで丁寧におとして―― ) っ――! 冷たい。 ( 僅かに顔をしかめて、反応の鈍くなった指先を曲げ伸ばしする。 ) [Tue 2 Jan 2007 21:45:42]
お知らせ > ルーア・リシアさんが入室されました。 『(寒空の下、墓石を磨く――)』 [Tue 2 Jan 2007 21:43:31]
お知らせ > ルーア・リシアさんが帰りました。 『こんばんは――良いお年、を――』 [Sun 31 Dec 2006 23:35:46]
◆ルーア・リシア > ( トキノミヤコでは、年の暮れにソバを食べて、100と8つの鐘の音を聞くらしい。それはそれとしても、できれば静かに年を越したかったが――この慌しさこそ、ヴェイトスらしさともいうべきなのか。 ) さ、この亡骸を、埋めなおさないと。 ( 踵を返し、道具の置いてある荷車へと足を向ける。その途中、ところどころから顔を出す青白い住人たちをみつけて――なにげなく、つぶやいた。 ) [Sun 31 Dec 2006 23:35:30]
◆ルーア・リシア > ( 静寂の戻った墓地で、しばらくたたずんだまま、じっと魂をいれた鳥かごを見つめる。このなかで魂はかりそめの安らぎを与えられ、やがて来る死出の門への旅立ちに備えて。 ) ――寒い、な――凍りそうな、くらい。 ( 吐く息が白いだけでなく、耳が痛くなるくらいに冷える。 ) [Sun 31 Dec 2006 23:27:32]
◆ルーア・リシア > ( 不死者が時折顔を出すこの墓地では、墓参りにきた客がアンデッドに襲われるという事件も起こる。そうでなくともいまは吸血鬼事件で街が騒がしいのだから、こうして見回りをしては、騒ぎの芽を潰していくしかない。 ) といっても――私の仕事は、むしろここから、だけど―― ( 鎌の実体化を解くと、少女は鉄の鳥かごを取り出し、動かなくなった骸にかざす。 ) さぁ、この中で、しばしあらぶる心を沈めて―― ( つぶやきとともに、ゾンビの体から魂が抜け出し、鳥かごの中に吸い込まれていった。 ) [Sun 31 Dec 2006 23:14:13]
◆ルーア・リシア > ( 回転の勢いを借りて、引っ掛けた切っ先をそのまま振りぬく。腐った肉はボロボロとくずれ、ゾンビがもがくほどに、その体重を支えきれず、機能を失っていく。 ) ――終わりだ。 ( ルーア・リシアはゆっくりと近づき、鎌を振りかざすと、一気にゾンビの首めがけて振り下ろした。それは頭と胴体を切り離し、完全にその動きを止めるのに、十分すぎる一撃―― ) [Sun 31 Dec 2006 23:06:15]
◆ルーア・リシア > ( こんな年の暮れに、寒い外にはいでてくる骸だ。それなりに強い遺恨があってのことだろう。だが、このまま野放しにはできない。墓守としても――死神としても。ルーア・リシアはもう一度鎌を掲げると、ゾンビめがけて駆け出した。 ) これで――! ( そのまま突進すると見せかけて、横に飛ぶ。そのまま体を捻り、回転しつつ、すれ違いざまに相手の体に、切っ先を引っ掛けた。 ) [Sun 31 Dec 2006 22:52:33]
◆ルーア・リシア > ( 大鎌による斬撃は、一撃が重い代わりに隙が大きい。幸い、相手は動きの鈍いゾンビ1匹である。 ) 眠れ――ここはあなたが帰る場所では、ない――! ( 変化の少ない表情で短く告げると、再び鎌を振り回し、間合いを詰める。ゾンビが咆哮とともに吹きかけた毒霧をどうにかかわし、、態勢を整える。 ) 情念が、深い、か――てこずる――わけには、行かない。 [Sun 31 Dec 2006 22:44:54]
◆ルーア・リシア > ――ハァァァッ!! ( 墓地の一角で、小さな戦闘が起きていた。相手は地面から這い出してきたゾンビ。対するは、身の丈ほどもある大きな鎌を振りかざすツインテールの少女。体全体を軸にして、大きく振りかぶり、ゾンビに切りかかる。 ) ハッ! セアアァ!! ( 鋭く風を切る音が響き、腐った腕が空を舞う。片腕を切り裂かれたゾンビは、にごった雄たけびを上げた。 ) 年くらい、ゆっくりこしたかった、な――まったく。 [Sun 31 Dec 2006 22:40:04]
お知らせ > ルーア・リシアさんが入室されました。 『(今年がもうすぐ終わろうかという頃――)』 [Sun 31 Dec 2006 22:37:19]
お知らせ > ルーア・リシアさんが帰りました。 『(なんだかんだで、相手を気にしている。そんなこと、みとめられるわけがない。)』 [Fri 29 Dec 2006 23:07:02]
◆ルーア・リシア > ( 異種族――それは己も同じだが、ヴェルセリオスはどうしているだろう。彼女が吸血鬼だとは知らないが、人間とは違うのも分かっているから――そこまで考えて、ふと顔を上げて。 ) なんで、ヴェルの心配を、私がしてるんだ―― ( 僅かに眉を寄せて、変化の少ない表情を変える。それから肩をすくめて、踵をかえした。 ) [Fri 29 Dec 2006 23:06:32]
◆ルーア・リシア > ( 小さくはいた息が、空に白く溶ける。心なしか、墓地をうろつく霊も少なめだった。墓地全体が、奇妙な静けさに包まれている。それはもしかしたら、この先起こる何かの前触れなのかもしれない。 ) むぅ、お腹――すいた。一度戻ろうか。 ( ランタンをかざして辺りを見渡しても、異常は見当たらない。 ) [Fri 29 Dec 2006 23:02:58]
◆ルーア・リシア > ( 結局、人間が一番多い街だ――人間の天敵となりえる吸血鬼が立て続けに起こした今回の事件で、真っ先に立ち上がったのも、当然彼ら。逆を言えば、人間以外の種族は、肩身の狭い思いを強いられるだろう。これを機会に、異種族を弾圧しようとする動きがでてもおかしくない。 ) 私も、死神だから――追い立てられる、のかな。 [Fri 29 Dec 2006 22:57:57]
◆ルーア・リシア > ( マフラーに、ローブ、それに手袋。防寒の用意を一通り整えても、吹き付ける風には身を縮めるしかない。ツインテールを揺らしながら、ゆっくりゆっくり、だれもいない墓地を歩く。 ) もうすぐ、年が明ける。お餅――食べれるかな。 ( 以前、一度口にしたことがある。まるくて、温かくて、やわらかい。また食べたいな、とおもったら、きゅぅぅ〜っとお腹がなった。 ) ――む、そっか、夕食、まだだった。 [Fri 29 Dec 2006 22:51:39]
◆ルーア・リシア > ( 街ではいま、VHGや大聖堂の関係者たちが、昼夜を問わず見回りを続けているという。全ての発端は、ステアという吸血鬼の起こした数々の事件。事態はすでに、市民たちが個人で身を守るために警備を固めるという事態にまで発展した。墓地を守る墓守りたちにも、その知らせは届き―― ) こんな場所だ。不審者も、くるだろう――けれど、いかんせん、見回るには寒すぎる。 [Fri 29 Dec 2006 22:44:35]
◆ルーア・リシア > ( チリィン――チリリィン――透き通るような音色が、夜の墓場に響き渡り、風の音がそれに答える。今宵は、ひときわ肌身にしみる冷気が辺りに満ちていた。 ) [Fri 29 Dec 2006 22:40:10]
お知らせ > ルーア・リシアさんが入室されました。 『(今宵も、墓地を見回る墓守の鈴が聞こえる。)』 [Fri 29 Dec 2006 22:38:33]
お知らせ > ルーア・リシアさんが退室されました。 『(その声もやがて、風にとけて――)』 [Wed 27 Dec 2006 19:11:33]
◆ルーア・リシア > ( 恐らく、少女の予想通り、墓地に新しい墓石と霊が増える日も近いだろう。寒さで冷えて固まった体をほぐしながら、鈴を鳴らし、今日も墓守の存在を周囲に示す。 ) せめて――墓地を夜にうろつく連中が、もう少し、減ってくれればいい、のに―― ( つぶやいたのは、そんな愚痴。 ) [Wed 27 Dec 2006 19:11:14]
◆ルーア・リシア > ( 寒さは日に日に強まり、今ではマフラーに手袋をしていても、寒いと感じるようになった。今日も墓地は静かで――けれどその平穏は、たやすく崩れ去ってしまうもの―― ) ステア、か―― ( くしゃくしゃに折りたたんだ手配書を取り出し、広げてみる。 ) 吸血鬼は、生まれながらに業をもっていると、いう。その業を周囲に振りまきながら、やがてその重みで自らがつぶれるまで――この女は、周囲に災いと不幸を広げる、はず―― ( 年末年始も、墓守兼死神に、休む暇はなさそうだ。 ) [Wed 27 Dec 2006 19:01:20]
◆ルーア・リシア > ( 一通り霊たちとの話を終えると、ツインテールの少女は鈴を鳴らして、墓地の見回りを開始する。透き通るような音色が、夜の墓地にこだまする。 ) まったく――ヴェイトスの、年末は――どうしてこうも騒がしくなる、のか―― ( 去年もおとといも、そんなかんじだった。 ) [Wed 27 Dec 2006 18:48:58]
◆ルーア・リシア > まだ――少し、だるいけど。――うん、これなら、大丈夫、だ。 ( 猫の顔が刺繍された手袋に包まれた手を、握ったり開いたりして感覚を確かめる。霊たちを送る傍ら、それを見送る別の霊たちと世間話をする。 ) ――吸血鬼、ステア――殺し――あぁ、それでまた、墓地に霊がふえだした、のか。 ( 悪霊も、でるだろう。復帰早々厄介な話だ。 ) [Wed 27 Dec 2006 18:37:10]
◆ルーア・リシア > ( 今日は久しぶりに墓地でお仕事。滞在期間の過ぎた霊たちを集めて、いつものように鉄の鳥かごをかざす。すると、魂たちはその中に吸い込まれるように消えていった。 ) さぁ――心安らかに――逝きなさい。 ( 鳥かごを抱きかかえるようにささやくと、金色の光が淡い輝きを伴って、いくつも光の筋をつくり、そらに上っていく。 ) これで、よし。 ( 彼らの旅路を見送って、ルーア・リシアはちいさくうなずいた。 ) [Wed 27 Dec 2006 18:29:00]
お知らせ > ルーア・リシアさんが入室されました。 『(具合もだいぶよくなったので)』 [Wed 27 Dec 2006 18:26:32]
お知らせ > セィナさんが帰りました。 [Sun 24 Dec 2006 23:49:01]
◆セィナ > ………明日が本当の、クリスマス だもの。 …お父さんに お願い、… してみようか なあ。 ( ぼンやり空見上げ。 ―仔猫の行った先 暗闇ばかり。 追いかける気にもなれなかった。 ) ……帰ろう。 ( こつン、 靴音が静寂に響いて やがて、 消えた―――。 ) [Sun 24 Dec 2006 23:49:00]
◆セィナ > ……、 ( にぃ、と小さな声。 ) ………じゃあ、わたしと一緒に クリスマス …過ごしましょう。 ( 誰かが、何かが居れば寂しくないもの。 と口の中で呟いて、 ) ……ほら、おいで。 暖めてあげる、から――…。 ( ゆっくりと手を伸ばした。――けども、仔猫は慌てる様に草の奥。墓地の外。 何処かへ、走り去って。 …また残されるのは黒服の 色素の薄い少女が1人。 ) ………、 ( 少し眉をハの字に下げて、 ) 怖い顔。……してた、かなあ…。 ( 少し頬っぺた 抓んでみた。 ) [Sun 24 Dec 2006 23:47:00]
◆セィナ > ――…寒くなってきた。 ( 立ち上がり、 ) ……ごめンなさい。…なんか、愚痴みたいになっちゃった。 ……わたし、帰ります。…今度は、何か楽しいお話、……持ってくる、ね。 ( ふにゃり、気の抜けた笑顔。 ちょっとだけ話した十字架に礼をして くるり、踵を返した。 ) ―――え、 ( 目の前。 ) …わァ、 可愛いっ………。 ( 凍える真黒な仔猫。 ) …今、あなたも1人、なの………? [Sun 24 Dec 2006 23:43:29]
◆セィナ > ………。 ( 膝抱える様に、視線を落とした。 ) ……いいなあ…。 わたしも、お父さんと一緒に ……クリスマスのお祝い、…したかった、なあ…。 ( 零す溜息は白の色。 何処かの童話の女の子みたいにマッチに火を付けたら色んな幸せが見えるかしら? ) ………云ってても、仕方ない、ね…――。 ( きゅ、と口許結ぶ。 ) [Sun 24 Dec 2006 23:40:27]
◆セィナ > ( 入り口から墓地の中央へと進む。 花の飾られている十字架から、無い墓まで色々。 ) ……お花、 持って来てあげれば ………良かった、かな。 ( 冷える指先を、己の両の手で暖める。 ) ……きっと。 死んじゃった人でも、 今日みたいな日は、……寒い、よね。 ( 墓の一つへ座り込みながら。 ふと、家の方角、見遣り。 ) お父さんも………地下から出て来れないみたいだもの…。 [Sun 24 Dec 2006 23:35:41]
◆セィナ > ( 薄着の黒いワンピース。 コートもマフラーも持っていないから、 少しだけ冷える。 指先と、足先。 ) ………天使さまが、…プレゼントくれるなら …マフラーが、良いな………。 ( 見上げた空は真っ暗。 ) ……。 ( はふ、ともう一度白い息。 この白から天使が生まれれば良いのに、なンてちょっと思った。 ) [Sun 24 Dec 2006 23:30:30]
◆セィナ > ( 零した息は、白かった。 ) ――――クリス マス………。 ( 見上げる空。天使の羽も、輪ッかも、姿も見えない。 勿論髭を生やした赤い服を着たおじいさんすら。 ) ………他の人は、…こういう日に 家族みんなで 楽しく過ごすの、かな…――。 ( ちょっとだけ肩竦めて。 ) [Sun 24 Dec 2006 23:25:22]
お知らせ > セィナさんが来ました。 [Sun 24 Dec 2006 23:23:26]
お知らせ > ルーア・リシアさんが帰りました。 『(静かな墓地にたたずむ木が、イブの夜を彩る)』 [Sun 24 Dec 2006 20:27:22]
◆ルーア・リシア > よるは、しずか――星は、光り――心もほがら―― ( 決して上手くはないうた。声も小さいし、ほんとうに”口ずさむ”といったかんじのもの。それでも、静かな墓地には、風に乗ってよく響く。 ) やさしき 母の――そばによき子――やすく眠る。 [Sun 24 Dec 2006 20:25:32]
◆ルーア・リシア > ( 思えば、こっちにきてから、人間に毒されたというか影響されたというか。 ) ――半分以上はあの魔乳メイドのせいだ、うん。 ( そこだけははっきりとわかる。ともあれ、今日くらいは鈴の音を歌声に変えて、空に向けようとおもう。墓場の住人たちも、こんなに喜んでくれているのだから。 ) [Sun 24 Dec 2006 20:17:30]
◆ルーア・リシア > ( だから、自分もまねしてみようと思った。自分なりに、人間を理解しようとしてみた。その結果が、このツリーだ。 ) つくづく、おかしくなってる――私は、死神。中立な存在、なのに―― ( けれど、楽しかった。一人で見よう見まねにツリーを飾り付けるとき、今までにない喜びを感じた。 ) 上司に知られたら、大目玉間違いなし、か。 ( 口元に、ほんの僅か、笑みを浮かべて。 ) [Sun 24 Dec 2006 20:07:09]
◆ルーア・リシア > ( しばらく、じーっと見てから、変化の少ない表情でポツリとつぶやく。 ) ――うん、墓場にクリスマスツリーほど、似合わないものは、ない。 ( 興味本位とはいえ、自分でやっといてこれはないなとおもった。ただ、それをみた霊たちは大喜びで、みな陽気にツリーを眺めたり周りを飛び回ったり、楽しんでいた。 ) ――人間は、木を飾る、とか――よくわからないことを、する。――でも。 ( 街で見たツリーは、とても、とても綺麗だった。思わず足を止めて見入るほどに。 ) [Sun 24 Dec 2006 19:59:00]
◆ルーア・リシア > ( ずっと昔に誰かが植えたのだろうか。枯れ木ばかりがぽつりぽつりと目立つ墓地の中で、ここだけは冬も緑の葉が見える。そんなもみの木に、墓守の娘が飾り付けをしていた。 ) ――よし、できた。 ( 街で買ってきたキラキラする飾りや、☆とか雪だるまとか、そんな小さい細工物を取り付けて、梯子台を下りた。少し下がって、じーっと墓地にできたクリスマスツリーを見てみる。 ) [Sun 24 Dec 2006 19:54:08]
お知らせ > ルーア・リシアさんが来ました。 『(墓地の一角に、もみの木が一本生えていた)』 [Sun 24 Dec 2006 19:50:18]
お知らせ > ルーア・リシアさんが退室されました。 『(聖なる夜に、人は祈りと願いを込める。私は――誰に、何を願うんだろう――)』 [Sat 23 Dec 2006 21:53:33]
◆ルーア・リシア > 静かな夜に、教会の鐘が鳴り響く――星は輝き、人々の心は喜びと安らぎでみたされる、か。 ( そんなうたが、街角で流れていた。いつからだろう、そういう知らないものに興味を持つようになったのは――いつからだろう。中立でいなければならない自分が、快楽に流され、求めるようになってしまったのは。 ) ――へんだ、私――だけど、いやじゃない。なんで、こんなふうに――死神は中立。変わるはずなんてないと、思っていたのに―― [Sat 23 Dec 2006 21:51:19]
◆ルーア・リシア > ( 今日はあいにくの曇り空。月は見えないが、もうちょっと冷えれば雪も降るだろう。墓地の住人たちも、聖夜が近づくと浮かれ出す。陽気な彼らは、少女の周りを飛び交い、喜びを表していた。 ) 特別な日、か。――けれど、そんな日でも、死んでいくものはいる。寿命で、事故で、事件で―― ( 街が喜びと安らぎにみちるその中で、誰かが命を落とす。死神は、そういう物事の全体を見なければいけない。 ) [Sat 23 Dec 2006 21:36:23]
◆ルーア・リシア > ( 人間の行事とかあんまり詳しくない死神は、自分ならどうするか、と考える。鈴を鳴らし、辺りを見渡しながら、ゆっくりと歩いていく。 ) ――どうせ、なら――新しい魔よけ札を買って、あの魔乳メイドに貼り付ける、とか。 ( 今度こそ仕返しをしてやろう、とか考える。 ) [Sat 23 Dec 2006 21:24:57]
◆ルーア・リシア > ――お酒を一気飲み、鶏を丸焼きに――木をゴミでデコレーション――公園のカップルを襲撃―― ( パラパラとメモ帳をめくって読み上げるのは、今日街で聞いてきた聖夜にやりたいとおもうことランキング。いろいろな人から意見を募ったが、微妙に死神の解釈が混ざっているので変な回答になっている。 ) 人間って、おもしろいな――聖夜を血に染めるとか――結構大それた意見が、多い。 [Sat 23 Dec 2006 21:17:07]
◆ルーア・リシア > ( もうじき、街は聖夜を迎える。そのときには死者も生者も、一時の幻想に酔いしれる。だが――あいにく死神にはそうした習慣がなかった。 ) 同僚の墓守が、祝い事をしようと、いっていたけれど――なにを、すればいい? ( ツインテールの娘は、立ち止まって空を見上げる。 ) [Sat 23 Dec 2006 21:06:24]
お知らせ > ルーア・リシアさんが来ました。 『(本日も見回り)』 [Sat 23 Dec 2006 21:03:39]
お知らせ > クレェインさんが帰りました。 『( そして彼は街へと帰る )( なんだかなぁ、 )』 [Fri 22 Dec 2006 21:40:01]
◆クレェイン > ―――それじゃあ、元々その身体なんじゃないか ( じぃ、と観察するように見つめられれば後退り、 ) えええっ!? ( 毒舌とも聞こえる言葉で断たれれば、 ) ちょっ、送り狼って「戦場に置いて逃げる敵兵を追う追跡兵」のことじゃないの!? ( 結構嘘。 ) あ、ああ。うん。帰る、けど、って早やっ!! ( さっさと歩いていく少女に声を掛けることすら間に合わず、彼の伸ばした手は空を掴み、あちゃあ、と額に手をやった ) [Fri 22 Dec 2006 21:39:36]
お知らせ > ルーア・リシアさんが帰りました。 『(面白いヤツにであったものだ、と思案して。)』 [Fri 22 Dec 2006 21:35:33]
◆ルーア・リシア > なんだ、わかってるじゃないか。 ( じーっとクレェインを観察するように見つめる。そして、さっと髪を書き上げるようなしぐさの後に、心なしか歯がきらーんと光ったようにも見えた。 ) ――帰れ変態。 ( ぼそっと毒舌で一刀両断。真顔で返しました。 ) ――とにかく、貴方の帰り道はあっち、私の見回りルートはこっち、だ。また会えたら会おう、クレェイン。 ( そういうと、踵を返して歩き出す。鈴の音を鳴らしながら。 ) [Fri 22 Dec 2006 21:35:12]
◆クレェイン > ―――ということは、魂の形が肉体に反映される、という感じなのかな? ( なんて惚けるように言いながらも脳内ではエーテル変換率とアストラル構成率によりマナ変換式を考えようとしてやめているとかいう落ち零れ ) ―――――わっ ( 彼は驚きながらもいきなり顕現化した鎌をしげしげと見ようとして―――消えた。少しだけ残念だ ) ――――ふっ ( なぜか彼はさっと髪をかきあげるような仕草をして口餅に不敵な笑みを浮かべた。 ) 男は常として何時でも狼に変わることができる生物なんだよ ( なんか言うた ) ―――――という言葉は兄からの受け売りね? [Fri 22 Dec 2006 21:30:19]
◆ルーア・リシア > ――べつに。ただ、この姿が一番安定するという、だけのこと。深い意味はない。 ( 死神で墓守、指して珍しいくみあわせでもないだろう、と息を吐いて。 ) えぇ、剣と剣なら、貴方がたぶん勝つ。でも――私の獲物は、これだ。 ( そういうと、手の中に身の丈サイズの大鎌を実体化させて見せる。それはすぐに元に戻すが。 ) ――男は、送りオオカミとかいう生き物になると、効いた。貴方はオオカミなの、か? [Fri 22 Dec 2006 21:25:23]
◆クレェイン > ( Σ ) あああっ! ごめんごめん、ルーア ( 早速間違えたのは背後打ち間違いにより全力ダッシュ土下座。 )( 青年は慌てて頭を下げる ) ――――へぇ、それじゃあルーアは好きなように身体つきを変えられるんだ、便利だなぁ ( いいなぁ、と言う風に呟いた後、 ) ―――――。ああ、まあ、そうだけどさ。死神で墓守って凄い組み合わせだよね ( ぽりっ、と困ったように頬を掻こうとしたら固まった ) ―――なっ! これでも師匠から「お前には飛び抜けた資質は無い」とか烙印押されたけどこれでも小さいころから剣術を学んだらきっとルーアよりは強いよ! たぶんきっと恐らく! ( なんだか後半危なげだったのは資質が無い、と烙印を押されたことであるからだ ) まあまあ、男が一緒に帰っていけばそれだけでも襲おうとする人も居ないんじゃない? 面倒ごとに巻き込まれて処理するよりは、面倒ごとに巻き込まれないようにするほうが楽じゃない? [Fri 22 Dec 2006 21:20:41]
◆ルーア・リシア > ――ルーアだ。私の名前は、リーア、じゃ、ない。 ( 半眼でつぶやいてから、頬をかく。 ) ――そういうふうに受肉したんだ。しかたがない。というか、貴方のイメージする死神は、みな霊体の姿だ。受肉すれば、それぞれ個性のある顔つきになる。 ( 真顔で返した質問の答えに、肩をすくめて息を吐く。 ) さっきもいったはず。わたしは墓守。そうするのが、しごとだと。――少なくとも、貴方よりは、強い。 ( 家は近いから別にいいと、そっけなく断った。 ) [Fri 22 Dec 2006 21:14:30]
◆クレェイン > ――――なんだかそういわれてもパッとこないなぁ。死神って皆リーアみたいなの? ( さっそく名前を呼んでいるあたり、少しだけ失礼かもしれない ) ―――そうかな? だって怖がれと言うほうが無理だよ。どう見たって俺より背の小さい女の子にしか見えないもの。 ――( 間があってから、 )―― あ、わかった! そうだよね、死の淵にいる人間に骸骨骸骨して鎌をもったヤツがきたらびっくりして心臓麻痺で死んじゃうからか! なるほどぉ、すごいなぁ ( 感心するように頷く。死神なんだから死んでもいいと思うが ) ―――――ごめん。言わなくていいからできるだけ伸ばしてください ( 真顔で返さした言葉は真顔に引き攣った笑みつきである ) ・・・・それより、こんな夜に一人で出歩くのは大丈夫なの? 帰るんだったら家まで送るよ? ( 笑いながら、お礼だと一つ提案 ) [Fri 22 Dec 2006 21:09:42]
◆ルーア・リシア > そう、あの死神。 ( 小さくうなずいて、クレェインと名乗った男をしげしげと見つめる。 ) 私を怖がらないのか。やっぱりおもしろい人間だな、あなたは。 ( 少なくとも、あまり会ったことのないタイプの人間であることは分かる。 ) あぁ――なに、言ってほしいのか? 寿命。 ( 真顔で尋ね返す。 ) [Fri 22 Dec 2006 21:05:00]
◆クレェイン > ――――死神? ・・・・・死神って、あの死神!? ( 彼は今度は驚いた。目を剥いて一歩後じ去るように身を剃らした。脳内ヴィジョンでは骸骨が鎌を持って高笑い中 ) ―――そ、そうかな。面白かな、俺。 ・・・・・・・って、そういうことわかってるんじゃんか ( 小さく笑みを浮かべて言う冗談に返すように彼もまた笑みを浮かべる ) ・・・・・えと、俺はクレェイン・ラインベルト。 ・・・・・ただいま勘当中。というか、修行中? ( そう、名乗ってから彼は興味深そうに少女の顔を見るだろう。ただ、失礼にならない程度に ) ―――でも、死神って言われてもピンとこないよ。なんか、物凄いことができたりしないの? ほら、「お前の寿命は何歳だー!」とか ( 信じてはいるがどこか死神としての何かを見たい様子 )( その顔はどこか好奇心で輝いている! ) [Fri 22 Dec 2006 21:00:42]
◆ルーア・リシア > えぇ、よくいわれる。でも平気――死神とはそういうものだから。 ( そういうと、なにやら口をパクパクと動かす男性を見つめて。 ) やっぱり、おもしろい。――もしその手で私に不用意に触れば、わいせつ罪で通報、だ。 ( 小さく笑みを浮かべて、そんな冗談を。 ) ――私はルーア・リシア。さっきもいったけれど、ここの墓守で、そして死神だ。 [Fri 22 Dec 2006 20:56:46]
◆クレェイン > ――――戦えるように見えないんだけど? ( 見れば身長の低い。体躯ともいえる少女。とてもじゃないが戦えるようには見えない。 ) ―――――えと、待った。受肉? 霊? ・・・・・・・・・・えと、それはつまり、 ( 少しだけ考えるように彼はぱくぱくと口を動かした後、 ) ―――どういうこと? ( 答えが出なかった! ) ・・・・いや、だってこれで手が透ければ面白い! で済むかもしれないけど不用意に触られたらイヤでしょ? [Fri 22 Dec 2006 20:53:25]
◆ルーア・リシア > 問題、ない。何かあれば戦えばいい。 ( 表情の変化は少ない。元々こういう性格なのだ。 ) ――正確には、受肉しているから、今は霊からだでは、ない。 ( 伸ばされた手をジーっとみつめて、引っ込められれば、また相手の顔を見る。 ) 面白いひと、だ。 [Fri 22 Dec 2006 20:50:02]
◆クレェイン > ということは、墓守? 君一人で大丈夫なの? ・・・・えと、ほら。結構危険な場所の人だとも聞いてるし ( 向けられた瞳に彼はたじろぐ。色の無い、と言えば失礼になるだろうがそう彼は感じたからだ。それは、もしかしたら少女の言動から連想してしまっただけなのかもしれないが ) ―――え? ( 半分正解、と言われて彼はぱちくりと瞬いて。それから、) うそっ!? 俺幽霊って始めてみたよ!? ( 怖がるのではなく喜ぶ野良騎士基冒険者。思わず少女の体から手が透けるか試そうとしてその手を慌てて引込めた。だってそれで身体に当たったら失礼じゃないか ) [Fri 22 Dec 2006 20:47:37]
◆ルーア・リシア > ( それはあくまでも事務的な、必要最低限の案内だった。問いかけられて、その瞳を彼に向ける。 ) 私は、墓地の見回りをしている。墓を守るのが、私の仕事。 ( 幽霊というのには、半分正解、とだけ答えた。淡々と事実だけを述べる。いつもの死神。 ) [Fri 22 Dec 2006 20:44:19]
◆クレェイン > はい ( 青年は一つ頷く ) ―――――あっち・・・・ ( すっと指差された方角に視線を向ける。相も変わらず暗闇に包まれた場所で、良くわかるなぁ、と感心したものだが ) ・・・・あの、君はこんなところで何をしてるの? ( それも墓場で、である。まさか墓守であろうことなど彼は想像すらしていなかった。墓守と言うのは老人などがするものだと、彼は思っていたからだ ) まさか、幽霊です。なんてこと言わないよね? ( ともすれば、こんな冗談交じりのことが口から出てもおかしくないと思いたい ) [Fri 22 Dec 2006 20:38:39]
◆ルーア・リシア > こんばんは。――そう、迷い人ね。 ( 男の言葉を聞くと、納得したようにうなずいて。 ) 出口なら、この道をまっすぐ。明かりがあれば、迷わずいける。 ( すっと指でその方角を指して、静かに告げる。 ) [Fri 22 Dec 2006 20:35:34]
◆クレェイン > ―――? ( 歩み寄る気配に鈴の音。青年はゆっくりと其方に視線を向ける ) ―――ぁ。ども、こんばんわ ( 彼は小さく頭を下げてから、少女の質問に応える ) ・・・・・・なんていうか、まあ、道に迷ったといえばそうなんですけど ( 彼は困ったような顔で笑う。事実は墓場を散歩していたら道に迷った、というのが事実。草地が多いところが好きなんだ。ともいえる。 )( 本当は、魔術師としてヴェイトスで活躍した人間の墓を探しにきたら迷ってしまった、ともいえるが ) [Fri 22 Dec 2006 20:33:30]
◆ルーア・リシア > ――ん? ひと、か? ( 前方に明かりを見つけて、ゆっくりとそちらに歩み寄る。鈴を鳴らせば、それは墓守の存在を示す証と成る。 ) ――どうした、の? こんな、じかんに。 [Fri 22 Dec 2006 20:28:23]
◆足音 > ( それはゆらゆらと揺れるカンテラの明かりと土を踏む音。 )( 貴方から見て墓場の奥へと向かう明かり。とも思えば奥に行こうとすれば迷うように右に左へと彷徨い、 ) ――――― ( その誰かが小さく溜息を落とした ) [Fri 22 Dec 2006 20:25:21]
お知らせ > 足音さんが来ました。 『( 揺れる揺れるカンテラの明かり )』 [Fri 22 Dec 2006 20:23:48]
◆ルーア・リシア > ( マフラーを首に巻いて、猫の顔が刺繍された手袋をはめて、ゆっくりゆっくりすすむ。 ) ふぅ、今日も、異常なし――か。 ( 白い息がもれた。 ) [Fri 22 Dec 2006 20:23:37]
◆ルーア・リシア > ( 鈴の音を響かせながら、ローブをまとった死神は、墓地を見回る。カンテラを手に持って、黄色いツインテールを揺らしながら、冬の風に身を縮めた。 ) [Fri 22 Dec 2006 20:19:32]
お知らせ > ルーア・リシアさんが入室されました。 『(――チリィン――チリリィ――ン――)』 [Fri 22 Dec 2006 20:18:26]
お知らせ > セレニアさんが帰りました。 『( それが自分の思いを形にする作法なら、そっと十字を切って… )』 [Thu 21 Dec 2006 20:15:51]
お知らせ > マドゥーさんが帰りました。 『静かに草を踏みしめる音、残しつつ……』 [Thu 21 Dec 2006 20:13:30]
◆マドゥー > (すっ……少女の言葉が終わると同時…そのくらいのタイミングで横を通りすぎて歩み去る。その瞬間、わずかに目を伏せたのは、少女の言葉をかみ締める様でもあり…) [Thu 21 Dec 2006 20:12:57]
◆セレニア > ―――哀れ…。 ( そう口にした男性を見つめる眼が、は としたように… それでもほんのわずかな変化だけれど、見開かれる。 …哀れ… そうだ。 それを前にした時の特異な衝動を持つ自分には、抱き難い感情であるものの… ヴァンパイアを滅ぼす事は、滅ぼすだけでなく、救うこと。 …彼の口にしたニュアンスとは、これまた微妙に違うのかもしれないが… ゆっくりと頷いて ) …その発生には諸説ありますが、多くは元人間だったものとされています。 …死して尚おぞましい存在となってあり続けるのは――― ( 立ち去るのなら止めはしない。 こちらも一人ごちるような言葉… ただ、最後の言葉には… ) ―――生きる者を縛る事かもしれません。 ( 冷徹な一言か、あるいは慰めのつもりか、それとも自身の願いか。 そう言って、墓標と男性に軽く会釈する ) [Thu 21 Dec 2006 20:06:00]
◆マドゥー > なるほど……破壊を繰り返しつつも生きたい…さもなくば、生きたいなれど破壊せずにはおれぬ……ともあれば、真に哀れと言わざるを得んか…。(目前の少女はおそらく、その冷徹なるも鉄の如き意志でその吸血鬼を滅することに微塵の迷いも感じないのだろう。しかるに自分は?…ヴェイトスに身を置く以上、仮にその吸血鬼が目前に立ったとき、討ち取ることができるだろうか??)……世を去ったものにとって最も恐ろしいことは…忘れられること…であったな。(その言葉は、セレニアではなく、墓石に向かって語っているようであった。男はそろそろ立ち去らんと、手荷物を抱え始め) [Thu 21 Dec 2006 19:55:59]
◆セレニア > ―――不明ですが、少なくとも滅ぼされることは避けようとするでしょう。 ヴェイトス市に留まるには、各所で警戒が強まっています。 闘争に喜びを見出しているようにも、見受けられません。 …貴族の館を襲撃し焼くなど、不可解な点も多いのですが… ヴェイトス市に拘りが無いのであれば、逃亡も配慮すべきかと。 ( それならもっと密やかにすれば良いものを、と思うけど… 吸血鬼のする事だと思えば、不可解でも何でも、知った以上滅ぼすだけと考える ) …そうですか。 ( 見ず知らずの少女の話しに、話されない事まで聞いたりしない。 殺人者であると分かったのなら… 彼の事情も何も知らず、とりあえずこの場を離れて自警団にでも行ったのかもしれないが ) [Thu 21 Dec 2006 19:48:14]
◆マドゥー > ステア・・・・・・か。(エレナでは無いのだな…と頭の中で付け加えた。それは片手間に自身も調査に協力している悪魔の名…)逃れようとしておるのか?そ奴は??(悪事を至福としていたかの魔人にはあり得ない行動であった。逃げるということは、討伐されるのを恐れているということ…ならば騒がなければ良いはずなのだが・・・)………哀れな少女でな…以前は兄が良く墓参りに来ていたようなのだが…(相手の視線を見れば…自身も墓石に目を落とし、呟くように言う。最も重要なことは伏せられていた。その少女を殺めたのは自分であると…) [Thu 21 Dec 2006 19:38:09]
◆セレニア > ―――『ステア』と呼ばれています。 アングリマーラよりは市民の危機意識が低い人種と宗教の坩堝ですから… ヴェイトス市は、彼らに過ごし易い街なのかもしれません。 ( ちょっとくらい見てくれが変でもあまり目立たないし、迫害も他都市に比べればずっと軽いのではないだろうか。 アングリマーラは例外 ) …一般にも知れ渡るほどです。 アングリマーラか… ティアン辺りに、逃れようとするかもしれません。 ( セオドアの名は知っている。 NPCだけど、彼に大聖堂の修道女が殺されていた ) ―――。 ( 都合と言われて視線を移すのは、さっぱりとした墓標。 …あまり来られないのだろうと、下げられる頭に首を振る… ) [Thu 21 Dec 2006 19:21:47]
◆マドゥー > (相手の、どこかとげとげしさを感じる単調な物言いに、ずっと以前にクリスティアに立ち寄る羽目になった際の事が頭をよぎる。もっとも、アングリマーラですら少数派の教義に属する自身ゆえ、慣れっこといえばそれまでであったが…)吸血鬼…?……そういえば最近やたらと耳にするな…。名は知らぬが、セオドアの如く騒いでおる者がいるようだな……(相手に対する返答というよりはむしろ呟き。暗黒街を騒がせた魔人セオドアの名を相手が知っているかは分からなかったが、最近耳に入ってくる騒動……、滅びた魔人の名を連想させた。)……そうしたいところなのだが…まぁ、俺にも都合があってな…(苦笑浮かべつつも少女の忠告に軽く頭を下げた) [Thu 21 Dec 2006 19:13:00]
◆セレニア > ( 『異教徒に何を謝罪するのか』 と… 未だにそんな事を思う部分はあっても、同時に彼らも大切にしているものがあるのだとは考えるようになっていた。 勿論、パプテスに帰依すべきだけれど… 改宗も認めないとは言い難いものを感じてる。 …振り返る驚いたような表情から、そっと視線を逸らすのは… 無表情であっても、気まずさの表れか。 もっとも、そのまま歩き出そうものなら ぷい とソッポを向くのと大差ない仕草だが ) …それもありますが… 私の追っている者は、暫くここへは寄り付かないのではないかと思います。 ( ケープの下、腰に覗くのは剣と銃。 『下手人』 と言う言葉には、やや不服だったのか愉快そうな顔をじっと見つめよう ) 手配中のヴァンパイアを発見し、仕掛けました。 …お気をつけ下さい。 日が暮れれば、ここは安全な場所ではありません。 ( お墓参りなら日中に、と。 …相手を見る目は無いようだった… ) [Thu 21 Dec 2006 19:01:15]
◆マドゥー > (ぱちゃ・・・・・・桶が空になったようだ。ぶんぶんっと中の水滴を切るように桶を振るしぐさが、男を知る人間にとっては妙に俗っぽくも見えたかもしれないが・・・)・・・・・・・・・(相手の返答に背を正し、顔を向ける。ターバンの下の浅黒い肌にわずかに驚いたような表情を浮かべ)・・・・・・てっきり、墓地の見回りでもやっておるのかと思っただけなのだがな?なるほど、お主が下手人であったか・・・(相手の、自分にとっては予想外であった謝罪の返答に、愉快そうに頬を緩めれば言い)酔狂で乱痴気騒ぎをした…などということではあるまい? [Thu 21 Dec 2006 18:50:48]
◆セレニア > ( 気付かれないからと言って、あんまり不躾に見つめているのも失礼だ。 そう思い直して歩き出そうとした矢先――― 唐突に発せられた声には、それが自分へ向けられたものだと理解するのに暫しの間。 周りに他の人がいない事を確認してから… その言葉に、僅かに目を伏せる… ) ―――そう、ですね。 …なるべくなら… ですが、止むを得ない場合もあります。 ( 平坦な声が返す。 振り返れば、そこにあるのは無表情。 けれど、迷うような間を開けた後に ) ………申し訳ありませんでした。 ( 相手がそれを知っているのかは知らないけれど、そう言った ) [Thu 21 Dec 2006 18:44:01]
◆マドゥー > (冬場であれば作業はすぐに終わる。遠目から見ても墓石が地面に在る様子がはっきりと分かるほどになれば、男は桶に汲んできたであろう水を墓石にかけて行き……)……墓地で荒事を起こすなど不届き千万…そうは思わぬか?(ぱしゃぱしゃっと水音が響く中、唐突に背を向けたまま男は語りかけてくる。静寂に支配されたこの場所で、自分以外の相手が動けば、見ずともその存在を何とはなしに察知することは比較的容易であった。) [Thu 21 Dec 2006 18:37:46]
◆セレニア > …シスターティフィス… ( その人を思う度、色々な事が分からなくなる。 ―――そう言えば、彼女は変わってしまったけれど、元々彼女がお目付けに指名されたのはとびきりのハト派だったからではないか? …だとすれば、マリア様はどうだろう… ) ………。 ( 枯れ木を離れて歩き出し… 思考は、すぐにそこで草を毟る男性の姿に中断された。 …綺麗にしているのだと言うのは分かるし、別に気にする事も無いと思うのだけど… 東洋風の外套が気になったのか、それとも先日この付近を騒がせてしまったのが気になったのか… 何とは無しに、見つめてしまっていた ) [Thu 21 Dec 2006 18:29:58]
◆マドゥー > (ざしゅ・・・・・・息も白くなる季節と言うに、夏とは比べるべくも無いものの、名も知らぬ草草に覆われてしまっている小さな墓石があった。男はターバンにドルマンといった丈の長い東洋風の外套を纏った姿でその草を引き抜いていた。墓地に居るもう一人の女性の存在を機に止めた風も無く、ただ黙々と・・・) [Thu 21 Dec 2006 18:22:59]
お知らせ > マドゥーさんが来ました。 『墓地の隅…雑草に覆われて…』 [Thu 21 Dec 2006 18:18:58]
◆セレニア > ( 大聖堂の寄宿生である彼女は、強く真っ直ぐな信仰を持っているようだった。 甘さは無く、けれど、だからこそ正しいと思える姿勢。 懐かしいもの。 …教会に対して疑念を抱くようにさえなった今でも、パプテス教徒として修道にあろうとするのなら、彼女のようにあることが出来ればと思う…。 …『使ってください』… もしかしたら奇妙かもしれない願いは聞きいれられて、本人が承諾してくれた事は担当司祭に伝えてある。 『お目付けになってください』 と言ったわけではないし、寄宿生である彼女にその権限があるのかどうかは分からないけれど… 無くても司祭が与えれば問題ないだろう。 当の司祭は煩わされる悩み事の種を誰かに押し付けられるのなら願ったりと考えるなんて知らない話でも、疎まれているのは雰囲気で感じているし、シスターティフィスよりは人選に無理もないと思う ) [Thu 21 Dec 2006 18:06:39]
◆セレニア > ( 御国の来るその時まで、どうか安らかにと… 異教徒であっても、贖罪の気持ちが伝われば、今はそれで良い。 …無表情、無感動なその様子は、形式に則るだけのようにも見えるかもしれないけれど、見た目ほどおざなりではない思いで立ち上がり… 何気なくステアの逃走した方を見つめていた ) ―――。 ( 『撃つべきだった』 …盾にされた女性に構わずに、当たるかもしれないのだから、撃つべきだった…。 言い聞かせるようにもなってしまうのだけど、今はそう思う。 狙いは付けられていたのだから、盾にされた女性かステアの、どちらかには当たっただろう。 それで止められたのかもしれないのだから、迷うべきではなかった。 ―――最悪の事態も大事の前の小事だ。 …それは、間違っていない… そう思う ) ―――。 ( 胸に残る、何故だか納得し切れない思いに、掌に余るサイズのロザリオを握り締めた。 何を迷うと言うのか。 正しい事は分かっているのに、悩んでしまう ) [Thu 21 Dec 2006 17:57:38]
◆セレニア > ( 相手は『ステア』だ。 それこそ、今度こそ本当に、場所や周りを気にしている余裕は無かった。 …ならば手を出すなと、シスターティフィスなら言ったかもしれないけれど… 止むを得ないとも思う。 ただ、だからと言って『止むを得ない』で終わりにしない事を教わった。 …花束を置いたまま膝をついて、目胸の前で手を重ねる… ) [Thu 21 Dec 2006 17:37:29]
◆セレニア > ( 冬も深まり日は短い。 夜の帳が下りる頃、先日戦闘のあったその場所に、花束を手にして訪れる人影がある ) ( 薄紅色の髪を編み目が少ないゆったりとした大きな三つ編みにした少女は… まだ未熟な細い身体を、フィットする黒革の戦闘服で包んで。 そのラインを隠すように銀糸で十字の施された白地に青い縁取りのケープを羽織っていた。 本当は赤を羽織るべきみたいだけれど、そんなに持っていないのでとりあえずはこのまんま ) ( 爆ぜた氷槍に耕された地面も、ステアが逃走の際に踏み倒して行った墓標もすっかり元のまま… 教会の職員が直したのか、あるいは墓守が直したのか… と言うか墓守も一応教会の職員か? よく分からないけれど、静けさを取り戻した一帯を見回して、枯れ木の下に花束を置いた ) [Thu 21 Dec 2006 17:33:03]
お知らせ > セレニアさんが入室されました。 『( 花束を手にして、墓地の外れの枯れ木の下 )』 [Thu 21 Dec 2006 17:18:16]
お知らせ > アーシュラさんが退室されました。 『帰宅したのは夜も随分と深けた頃』 [Wed 20 Dec 2006 22:43:43]
◆アーシュラ > まぁ…ここも永遠に広がる墓地というわけでもないし…。 ( 歩いていれば、どうにかなるだろう的な呑気な独り言。とりあえず、今向いている方向とは逆に歩いていけばいい。踵を返すと、枯葉をしっかりと踏みしめて元来た方向へと歩きだした ) [Wed 20 Dec 2006 22:43:21]
◆アーシュラ > うむ…今度にするか。 ( 白い花の収められた瓶をきゅっと握り締めて、ゆっくりと立ち上がると月を見上げた。怖いものはどう足掻いたって仕方ない。そんなふうに己に言い聞かせると、瓶をベルトについた袋に戻した ) 寒い…。 ( 気温とはまた違う悪寒。ぱたぱたとドレスについた汚れをはたくと、周囲を見渡して腕組み ) ………。 ( どの道を通って来ただろうか、と首を傾げて道という道もあやふやな墓地内に視線をめぐらせた ) [Wed 20 Dec 2006 22:36:02]
◆アーシュラ > ( 千切り取った花に顔を近づけてまじまじと見る。図鑑で見た花で間違いはないかと確認するための行動であったが、月明かりだけでは花をしっかりと確認することが出来ず項垂れた ) …こういうとき、人間は不便だ。 ( ぶつぶつと文句を並べながら、腰に巻かれたベルトから小瓶を取り出した。コルクに器用に指をひっかけて、蓋をあけると手にしていた花を瓶の中へと滑り込ませる。特に意味もなく、それを空へとかざして眺めてからコルクをしめた ) …在庫ようにもう少し欲しいところだが。 ( そこで言葉を区切ると、先の見えない暗闇に視線を這わせた。恐怖心に比例して、独り言の数は増す ) [Wed 20 Dec 2006 22:15:10]
◆アーシュラ > こればっかりは家では栽培できないからな…。 ( ふと足を止めると、墓石に寄り添うようにして咲いた花の前にしゃがみ込んだ。小さな白い花が、風に首を揺らす。手招くようなその仕草が奇妙で、躊躇するように伸ばした手を寸前で止めた ) 屍の上にしか咲かない花…か。悪趣味な花だ。 ( 口元に微かな笑みを浮かべると、花の茎を出来る限り根元の部分で千切りとった ) [Wed 20 Dec 2006 22:03:48]
◆アーシュラ > ( 空に浮かんだ白い月には、素直に綺麗だとは思えない薄気味悪さがあった。極力月を見ないように足元に視線を伏せて、さくさくと枯葉を踏み歩く。場所が場所であるだけに、どうにも神経が張り詰めた ) ……嫌な空気だ。 ( 小さく呟いて、息を吐き出した。風がなるたびに、踏みつけた枝が音を鳴らすたびに、いちいち足をとめる ) [Wed 20 Dec 2006 21:55:47]
お知らせ > アーシュラさんが入室されました。 『薬草採集』 [Wed 20 Dec 2006 21:53:26]
お知らせ > ルーア・リシアさんが帰りました。 『(やがて踵を返し、カンテラを片手に闇の中へ。)』 [Tue 19 Dec 2006 22:56:04]
◆ルーア・リシア > そう、めんどくさい。でもそれが私の仕事。 ( 短く答えて、それから去っていく夢霧の姿を見送った。 ) [Tue 19 Dec 2006 22:55:22]
お知らせ > 夢霧さんが退室されました。 『子ども・・・。(小さく呟けばためいきをついて)』 [Tue 19 Dec 2006 22:54:25]
◆夢霧 > ・・・・・めんどくさそう。(聞けば大きくため息をついて)仕事の邪魔して悪かったね、暇だったらまた来るかもしれないから・・・・じゃあね(そう言うと歩き出して) [Tue 19 Dec 2006 22:53:53]
◆ルーア・リシア > 朝と昼と晩に、それぞれ見回りがある。広い墓地だから、1度や2度では全てみて回れない。不審者がいれば対応するし、壊れた墓石を見つければ直しもする。死体が捨てられていたら埋める。さらに墓地の掃除。アンデッドがでたら排除。ならびに墓地にきた人の安全確保。――他にもあるけど。 ( 指折り数えて、つらつらと。 ) ――えぇ、わたしもそろそろ見回りに、もどる。またね、ムームー。 [Tue 19 Dec 2006 22:50:27]
◆夢霧 > ・・・・例えば?(気になったのかたずねて)そうなんだ・・・・迷惑な話だね。復讐したところで何になるんだか。(やれやれと言って)僕はそろそろ帰ろうかな・・・・。(ぐっと伸びをして) [Tue 19 Dec 2006 22:44:45]
◆ルーア・リシア > やってみると、わかる。墓守の仕事も死神の仕事も、ムームーが今いったようなことだけではないことが。 ( 特に気にする様子もなく、淡々と事実だけを告げて。 ) それなら、彼らが時に生者への復讐を始めることも、わかる、はず。この墓地でも、稀にアンデッドが現れる。 [Tue 19 Dec 2006 22:42:23]
◆夢霧 > そんなに忙しいとは思わないけどね・・・墓が荒れてないかどうか確認して定期的に死者を送るだけでしょ?(首をかしげて)会話も出来るし見えるよ・・・天使の特権なのか、生まれもった体質なのかは知らないけど。 [Tue 19 Dec 2006 22:38:30]
◆ルーア・リシア > そうでもない。墓守の仕事と、死神の仕事、二つをこなすから――退屈しているヒマがない。 ( 淡々と答えを返して、浦山氏王にする夢霧を見つめて。 ) あなたはどうなの? さっきの話だと、霊とかいわできるみたい、だけど。 [Tue 19 Dec 2006 22:35:59]
◆夢霧 > あ、それもそうだね。仕事中も退屈しなくて良さそうだね、それは。(少し羨ましそうに)だーかーらー・・・・もういい。(言っても無駄と思ったのか抗議するのを止めて) [Tue 19 Dec 2006 22:33:30]
◆ルーア・リシア > 一応……見えたり話せたりは、できる。――できないとかれらを向こうに送れないし。 ( そう答えて、頬をかいた。 ) ――反応するところが、こどもっぽい。そんなに怒らないで、ムームー。 ( あだ名にかんしてはもう決定らしい。真顔で返す。 ) [Tue 19 Dec 2006 22:31:29]
◆夢霧 > まあ当然そうなるね。(納得して)・・・人間ってわかるって事は霊と話せたりとか出来るの?(首をかしげ)・・・・かわいいとか言うな、子ども扱いされているみたいだ。(少し顔を赤くして抗議して) [Tue 19 Dec 2006 22:26:23]
◆ルーア・リシア > ここに居るのは、ほとんどが人間の霊――ヴェイトスには人間が一番多くて――だから死ぬ比率も人間が多い。 ( 少年から名を聞くと、小さくうなずいて。 ) ムームー。鳴き声みたいで、かわいい……。 ( 真顔で納得したようにくりかえす。命名したようです。 ) [Tue 19 Dec 2006 22:22:54]
◆夢霧 > そうなんだ。・・・・ここって他にもたくさんいるかと思ったけどそうでもないのかな。(少し意外そうに)夢に霧って書いてユメキリでもムムでも・・呼びやすいほうを使っていいよ。(名乗って) [Tue 19 Dec 2006 22:17:45]
◆ルーア・リシア > えぇ……かすかに、だけど。久しぶりだ。羽のあるヒトをみたのは。 ( 懐かしそうに眼を細める。 ) ――ルーア・リシア。あなたの、名は? [Tue 19 Dec 2006 22:14:33]
◆夢霧 > 堕天使のなりそこないだよ・・・感じるの?(証明とばかりに灰色の羽を出して)・・・・そっか。まあ長生きだし・・・会える事もあるかもしれないね、それはそれで楽しめる、かな。説明ありがと。(軽く礼を言って)・・・名前、何て言うの?(少し考えてからたずねて) [Tue 19 Dec 2006 22:12:58]
◆ルーア・リシア > そういうあなたも、人間ではなさそうだけど。 ( こちらは特に興味なさそうな眼で見る。ただ思ったことを口にする。 ) いつかまた、魂は転生を果たす。あなたが長く生きていれば、会えるかもしれない。もっとも、お互いその出会いに気付ける可能性は、低い。 [Tue 19 Dec 2006 22:09:16]
◆夢霧 > ・・・・・死神ね。(少し興味深そうな目で見て)・・・・そっか、じゃあ。もういないね。・・・・もう少し構ってやればよかったかな。(少し残念そうに) [Tue 19 Dec 2006 22:05:44]
◆ルーア・リシア > 正確には、墓守で――死神。 ( マフラーを巻きなおして、淡々と答える。不思議な感じを受ける少年だ。人間のそれとは、伝わってくる波動が違う。 ) 幽霊なら一杯いるから、どの人を言っているのか、わからないけれど。2ヶ月以上前なら、たぶん、いない。私が定期的に死出の門へ送っているから。 [Tue 19 Dec 2006 22:00:20]
◆夢霧 > 墓守ってやつ・・・かな?(首をかしげて)それは悪かったね・・・・こんばんは。(少し遅めの挨拶をして)前に話していた幽霊がいてね・・・・今もいるのかなって。きまぐれの確認、かな。(いないみたいだけど、と付け加えて) [Tue 19 Dec 2006 21:56:46]
◆ルーア・リシア > む――? ( 声が聞こえれば、そちらに注意を向けて。 ) 見回り。最近、墓がよくあらされる、から。 ( 黄色いツインテールの娘は、マフラーを弄りながらそう答えた。 ) とりあえずは、こんばんはの、あいさつから。あなたこそ、こんな時間になにを? [Tue 19 Dec 2006 21:52:23]
◆夢霧 > ・・・鈴の音?(そちらと眼を向ければカンテラの光が見えてそちらへと赴いて)・・・・何してるの?(そこまで来れば首をかしげて声を掛けてみて) [Tue 19 Dec 2006 21:49:36]
◆ルーア・リシア > ( 霊たちと他愛ない世間話を交わしてから、少女は鈴を鳴らし、再び見回りを始める。チリリィン――チリィ――ン―― カンテラをかざしながらゆっくり進む。 ) [Tue 19 Dec 2006 21:47:22]
お知らせ > 夢霧さんが入室されました。 [Tue 19 Dec 2006 21:46:56]
◆夢霧 > (やってきたのはきまぐれ・・・付け加えるならかなり前に気になる霊がいたから今もいるだろうかという確認)・・・もういないかな。流石に。(墓地につけばとりあえず誰か居ないかと歩き始めて) [Tue 19 Dec 2006 21:45:01]
お知らせ > 夢霧さんが来ました。 『きまぐれ。』 [Tue 19 Dec 2006 21:41:11]
◆ルーア・リシア > ん……よかったね、貴方たち。ちゃんと、直ったよ……。 ( 虚空を見つめて、小さく微笑む。そこには、青白い半透明な住人たちの姿があった。一時は墓石を倒され、悲しみと怒りを強めていた霊たちも、だいぶ落ち着きを取り戻してくれた。 ) それにしても――こう墓地が広いと、見回りが行き届かない……。 ( また、こういうことはあるだろう。そうなる前に、できるだけ発見したいところだが。 ) [Tue 19 Dec 2006 21:34:42]
◆ルーア・リシア > 結局、夜までかかってしまった―― ( 大きく伸びをして、体をほぐす。同僚の墓守に頼み、朝から数人係で修復を開始した。その後、幾度かの休憩を挟み、新しく運んできた墓石に死者の名前を刻んで、全てが終わったのがついさっきのこと。同僚たちと別れた少女は、一人夜の墓地にたたずんでいた。 ) [Tue 19 Dec 2006 21:28:16]
お知らせ > ルーア・リシアさんが入室されました。 『(壊された墓石の修復を終えて――)』 [Tue 19 Dec 2006 21:25:31]
お知らせ > ルーア・リシアさんが帰りました。 『(少女は、小走りにかけてゆく。)』 [Mon 18 Dec 2006 21:21:43]
◆ルーア・リシア > ( しばらく鈴の音を鳴り響かせていると、だんだんとざわついていた霊たちも落ち着きを取り戻し始めた。この機を逃す手はないと、ルーア・リシアは墓守の同僚たちを呼びにいく。これだけの量の仕事、一人でやっていたら朝になってしまいそうだ。なにより、材料や道具が足りない。 ) ――まったく、タダでさえ死人が増えて大所帯だと、いうのに―― ( それが一気に悪霊化でもしたら、たまったものではない。後で滞在期限を過ぎた霊たちを向こうへ送らなくてはいけないから、大忙しだ。 ) [Mon 18 Dec 2006 21:20:24]
◆ルーア・リシア > ( 鈴の音には心を安らげ、魂を安定させる効果がある。それは生きている者も、死んでいる者のおなじ。鈴の音というものは、そういう独特の波長をもっているのである。 ) 大丈夫――壊れたお墓も、荒れた地面も、私たちが元に戻す。ちゃんと綺麗に直して、花を添えてあげる。だから――静まって―― [Mon 18 Dec 2006 21:12:41]
◆ルーア・リシア > ( 墓守の同僚を呼んでくるべきか、霊たちの憤りを静めるべきか。――ルーア・リシアは後者を優先した。 ) あなたたちの気持ちはわかる。けれど、その感情を強くしては――悪霊になってしまう。心安らかに――あらぶる魂たちよ―― ( チリィ……ン。チリリ……ィン。鈴を鳴らし、その音色を霊たちに聞かせる。透き通るような音が、墓地にこだました。 ) [Mon 18 Dec 2006 21:02:24]
◆ルーア・リシア > ( 霊たちが怒っている。当然だ。自分たちの寝床でどたばたされた上に、墓標をこんな風にされたのだから。調べてみると、辺りの地面などにも争った痕がある。それも、複数。 ) ――とにかく、修復を、しないと―― ( 立ち上がって、息を吐く。マフラーをあげて、口元を隠すと、もう一度辺りを見渡した。 ) ――といっても、どれから、手をつける? [Mon 18 Dec 2006 20:54:33]
◆ルーア・リシア > ひどい、ことを―― ( 夜の墓地で、黄色いツインテールの少女がぽつりとつぶやく。広い墓地をいつものように見て周り、これらを発見したのは、ついさっきのこと。 ) ――あなたたちも、おちつかない――でしょうね。 ( 宙に視線を向けて、辺りを見渡し、つぶやいた。 ) [Mon 18 Dec 2006 20:48:15]
お知らせ > ルーア・リシアさんが来ました。 『(踏み倒された墓石を手で撫でて――)』 [Mon 18 Dec 2006 20:44:52]
お知らせ > セレニアさんが帰りました。 『( 無断外出だけれど交戦は勿論報告。【ステア】の弱点に聖水がある事も、資料に追加される )』 [Mon 18 Dec 2006 04:47:17]
◆セレニア > ―――あ。 いえ。 問題、ありません。 自分で… あの… ( ひょい、と肩を貸されてしまうと、戸惑うように視線が泳ぐ。 彼は教会関係者で無いのだし、このような支援を受けてもいいものかどうか… それでも 『イコティーお姉サマ』 がブラザー改めシスターイコトの事であるようなら、それ以上は拒まない。 謝礼というのは、ヴァンパイアを討った時に教会が善意の市民に授与するであろう事を言ったもの。 個人的には… 少しはお金はあるものの傭兵雇おうかとか考えているし、無い袖は触れない感じ。 現物支給… 何が欲しいのですか? と首を傾げて ) ―――MJ様。 ( 素直に呼んだ。 様付けはナチュラル。 『セレニアといいます』 とニコリともせずに続けて――― 大聖堂まで、一緒に行こう ) [Mon 18 Dec 2006 04:43:00]
お知らせ > MJさんが退室されました。 『 ―――で、お姉さんの名前は何てーの? ( 肩を貸しながら屈託無い顔で )』 [Mon 18 Dec 2006 04:35:57]
◆MJ > それだけ元気なら大丈夫ダネ―――。 名乗る程のモノじゃ無いけども、どうしてもお名前を知り合たそうなお姉サンには特別に 『 MJ 』 後ろに「ちゃん」でも「様」でもお好きな様にお呼び下さいマセ。 言ったデショ? プチ豪華な馬の骨デス。 ( 片脚を引きずるVH、何処か打ち所が悪かったらしいのか。 ) ええ、地方村での事件からステアを追ってますヨ。 何なら大聖堂のイコティーお姉サマにでも下さいな。 ( 大聖堂を訊けば、渡りに船とばかりにニンマリと口の端を歪めVHへと手を伸ばす。 ) 謝礼よりも現物支給で。 ( 「だからこれは前払いのサァビス」 盾になった女性は平気そうだ彼女にも挨拶を。 そして半ば強引に感情の乏しいVHさんの肩を持つを大聖堂まで運ばんと。 ) [Mon 18 Dec 2006 04:35:03]
◆セレニア > ―――申し訳… ありませんッ…。 助力に、感謝… いたします。 ………ステアを逃がしてしまっては… 謝礼は、お渡し出来ないと思いますけど… 手当ては、教会で。 ( ―――別人のような、平坦な口振りが答える。 装備を収めて、ゆっくりと立ち上がった ) ―――ステアの、知り合いと言いましたか? ( 状況が状況で大人びて見えるかもしれないが、見た目、同年代か、それ以下か。 『あなたは何?』 と感情の欠しい薄紅色の瞳で少年を見つめよう ) [Mon 18 Dec 2006 04:29:12]
◆MJ > ( 剣の切っ先が僅かに吸血鬼の身体を捉えた。 だが手応えを感じてる暇も無く、退路を塞いだ女性の手を取りあまつさえ肉の盾にせんと吸血鬼は女性を突き飛ばした。 ) ―――。 ( 流石にそれを悠長に眺めている事もなく、射線が女性に被されば忌々しそうに剣を降ろす。 同士討ちは避けられたが追撃の機会も失った。 ) ―――お姉さん、興奮し過ぎ。 ステア取り逃がしたのは誰のせいでも無いでショ、怒ると顔に皺出来ちゃうヨ。 ( 矢張り厄介な吸血鬼だ。 魔法だけでなく、それでVHと斬り合った上に退却時に見せた軽業。 落胆の色を浮かべたまま、背に剣を吊し―――苦悶に呻くVHを横目に。 ) [Mon 18 Dec 2006 04:22:49]
◆セレニア > ( 傷む身体に鞭打って、狙いを定める。 ステアの背後に控える女性とステアが対峙した時、動きを止めるその一瞬を待って――― しかし。 狼狽したような声が上がり、ステアへと突進する女性。 戦えないのなら逃げろと言ったのにと内心で舌打ちしつつ、それでも善意の市民という認識だ。 キッチンシザーで戦おうとする、ちょっとどころでなく無謀な。 ―――以前の自分であれば、迷わずに撃っただろう。 市民を巻き込む事を考えもせず、取り逃がして犠牲者が増えるのならここで滅ぼせる可能性に賭けるべきだと主張して。 けれど、墓標を壊して哀しませたシスターティフィスの事が意識を過ぎる。 教会で、ヴェイトス市で話したたくさんの人達の事が――― ) ―――ッ! ( ダメだ。 …発砲出来る状態で、けれど銃口は火を吹かない…。 少年の、節を持ち伸びる奇妙な剣はどうか――― どちらにしても前へ転がり出た女性の背中越しに、去って行く吸血鬼を忌々しげに見送る事になる。 …追おうにも、打ち所が良くなかったらしい… 脚がやけに傷む… 治療を受ければすぐに回復するだろうけれど、教会まではびっこを引く事になりそうだった ) ―――戦えないのなら逃げろと言ったでしょっ! 邪魔よ! 邪魔したのよ!? 怪我は? 立てるの立てないの! じゃあ行きなさいッ…! 目障りよ消えなさい! 消えろっ! ( 善意の市民に、そう思いながらもヴァンパイアの存在に刺激されて凶暴性を増している気性は、声を荒げてしまう。 にべも無く追い払ってしまうような剣幕で。 ―――すっかりステアが見えなくなって、更に少しの時が流れ、知覚領域外に出た頃――― 忌々しげな表情がすぅ… と引いて。 無表情になる。 変わりに、今更傷みに耐えかねたように苦痛に顔を歪めた ) ―――ッう゛… っく…! …ふ…ぅッ… [Mon 18 Dec 2006 04:17:55]
お知らせ > 鋏を持った女性さんが退室されました。 『残念ながらPLレベルでそれを見届けることはできないのだった。どっとはらい。』 [Mon 18 Dec 2006 04:07:38]
◆鋏を持った女性 > …う…あっ? (引っ張られてつんのめるように、前へ── ) (構わず銃の引き金を引けば、剣を振ったならば。 その侭斃されることだろう。 攻撃を止めるなり、中断する事ができたなら…二、三、言葉を交わしてその場を後にする──。 が。 ) [Mon 18 Dec 2006 04:07:20]
お知らせ > ステアさんが帰りました。 『(右手、聖水火傷。 またエロィ格好で徘徊する羽目に。)』 [Mon 18 Dec 2006 04:03:40]
◆ステア > ッ――!! (間近で爆ぜた槍はさながらショットガンのように術者にも襲い掛かる。 ドドドッ!頭や太腿を氷礫が当たったり掠めたり・・・痛いし冷たい!!だけど尼僧の追撃は何とか凌げたらし・・・銃を構えているが距離を離せば命中率も落ちる筈と考え・・・とにかく貌を腕で遮り目への直撃だけは避けつつバックダッシュ・・・鋏の女性に一直線。) ・・・・ッ?! ―――い゛っ!? (視界を遮る為に投げた外套も大した意味を成さなかったのか・・・ものともせず向かってくる傭兵。 右にバックダッシュしているので左側に位置していた傭兵からは背後は取れなくともその差は徐々に詰まってくる!更にその持っていた剣の切っ先が伸び・・・迫ってくる!! そこで、ドスン、と背後に「何か」ぶつかり、脇に微かな痛み。視線を落とすと同時に、鋏を持った少女の手を掴み、反転!(妙に少女の腕が冷たかった気がするが・・・それ所ではない。)) ―同士討ちでもッ してなさいっ!! (傭兵の伸びる剣の切っ先と、尼僧の拳銃、両方のタ盾するように・・・・・・ドン!、と少女を突き飛ばす。そして墓石を踏み倒したりしながら逃走。 経験値★3 贈呈。 [Mon 18 Dec 2006 04:02:43]
◆MJ > ( そのまま吸血鬼の腕を寸断せんと剣を振るうが、空を切った。 変わりに視界に飛び込んでくるのは無数の氷塊。 ) っと―――。 ( とっさに顔を、腕甲で庇いながら。 手にしたカンテラがオイルをぶちまけながら派手な音を立て破壊され。 ) っと、逃がさないっての。 ( 餓鬼の身体にも無数の疵が出来る。 それに構わずに、飛んだ吸血鬼の背目掛けて文字通りの意味で剣が延びる ) [Mon 18 Dec 2006 03:43:22]
◆鋏を持った女性 > (他称吸血鬼。えっちぃ衣装の女のコの魔力を受け、弾ける氷の槍。 魔法の心得は無いが、なかなかすげェと感心すること頻り。) ─と、とッ。 (慌てて目を覆う。) (どういう見間違いかはわからないが、此方のエモノはナイフ程度のキッチンシザーだ。前述したとおり刃渡り6.5cm。巨大とは言いかねる。) (爆ぜる冷気が収まれば、腕の間から垣間見る。矢張り、此方へ向かってきた、様子──判断力はまだ生きているようで何よりだ。アタマは生きているうちに使えとこの体の女も生前口を酸っぱくして言っていた、らしい。 良く判らんが。)──わわ、わ──(狼狽したように、鋏を相手へ向ける。切っ先をその侭突き出すが──初めから、狙いは脇の下を掠めるように。杭、大蒜、聖水、パプテス十字。メジャーな弱点の一つである杭がそうであるように“突き立てる”行為は吸血鬼には有効な筈だ。鋏で斬りつけるのでなく、突きを行っても、動機的には不自然は──ない。多分。) [Mon 18 Dec 2006 03:13:31]
◆セレニア > ( 競り合っている今こそ追い打ちをかける時。 それをしない女性に、やはり味方と思っていればじれったいものも感じるけれど、誰とも知れない市民?に過剰な期待はしていない。 目まぐるしく推移する状況の中で、それでもとりあえず囲む位置に移動する女性を視界の隅に捉える。 男性… 少年の方は、女性よりも場慣れしているらしい。 ステアへと斬りかかるのを見とめれば、ふっ と氷の槍と切り結ぶ力を緩めた ) ―――…ハッ… ( 勝負あった、そう確信して… 侮蔑するような嘲るような吐息を零したのも束の間… 『爆砕』 …魔法で生み出された槍だ、何かあると思わないのが甘かった… ) ―――っア゛ッ…―――! ( 銃口を向けるのと、氷の槍が術者本人をも巻き込んで爆ぜるのが同時。 引き鉄を引く事は適わずに、競り合っていた少女は全身を氷の礫で強打された――― ステア本人が逃げおおせるのであれば、それ程の威力は無いのかもしれないけれど。 刺す、切る等の攻撃による出血を防ぐ意味合いの強い戦闘服は、衝撃には弱い。 軽めの身体は緩く後方に吹き飛ばされて、尻餅を付く。 ―――そのまま倒れ伏したいのを、剣を手放した右手で支えて――― 上体を起こしたまま、銃の撃鉄を上げた。 火打ちが触れないように噛ませていた木片が落ちて ガチン と重たい音がする。 …照準… ステアの背後にはあの女性が居るのなら、多少の足止めは出来るだろう。 そこへ、撃とうと――― 発砲は次のターン。 性能の都合、近接距離でなければ当たり難い ) [Mon 18 Dec 2006 03:10:26]
◆ステア > ―――グギッ! (強烈な痛みを伴いながらもその感覚は非常に鮮明だった。 新たに加勢して来る2人・・・視界は尼僧に遮られてるけど聞こえた声で大体の方向はわかる・・・その内一つ、左側から聞こえた声には聞き覚えがある・・・あの地方村で魔女と一緒にいた奴、いつ戻ってきた。) ―――ッ!・・・『爆砕』!! (今度ははっきりと舌打ち・・・強引に外套を引き千切ればソレを傭兵に対し目隠しのように振り放り・・・体を尼僧のショートソードの切っ先から逃げる様に右後に飛んだ。 同時にショートソードと切り結んでいた氷槍は術者魔力を受け爆砕。砕けた氷はほぼ全方位に氷の礫を撒き散らす。切り結んでいた尼僧、槍を持っていたステアをも巻き込んでッ) (ステアが飛んだ先、囲まれて退路を遮断する形なら鋏を持った女がいるだろう・・・が、ステアには背後に気を配っている余裕がなかった。 [Mon 18 Dec 2006 02:53:11]
◆MJ > ( 近くの茂みから頭に葉を乗せ飛び出して来た人影。 事態を把握せんと辺りに目を凝らせば ) ちょっと―――。 ( 人数は三人、前方に人影を確認すれば顔色が変わる。 火の粉舞い散る、あの場所で見た顔を苦悶を浮かべたフードの下に見えた。 ) 謝礼は貰うけどもねッ! お知り合いなのさその吸血鬼のお姉サンとは、えーっと何処の誰だか知らないけども骨は骨でもプチ豪華な馬の骨が助太刀する也よ。 ( 巨大な挟みを持つ女性に続き、吸血鬼の脇へと回り込み、VHが動きを止め、挟みを持った人影が退路を塞ぐようならば自分は吸血鬼の杖を持つ腕を寸断せんと斬りかからん。 VHが援護を期待し隙間が空いたのならばソコに剣撃を叩き込まん。 ) [Mon 18 Dec 2006 02:25:25]
◆鋏を持った女性 > ……そういッたって──せいぜい退路を塞ぐ、くらいさ。 (いろいろぶちまけた、様子。 獲物の長さを考えれば、勇ましい教会の尼さんの加勢するにしても、難しい。 次に何が来るともしれない今、背中を刺すにもリスクが高い──ええい、忌々しい。 自分を棚上げに、こんな時間にふらついている相手に理不尽な怒りを覚えた。) ──あーらら。 (聖水か、あれは。 焼け焦げる様子に目を丸くした。 ここでおッ死ぬのも気の毒だが、どう立ち回るべきか──思案しつつ) ──っし、囲む、さね。 (退路の一方を塞ぐように、ポジションを取った。 無論、いざ突っ切って向かってきたら、あっさり倒される心算だが) [Mon 18 Dec 2006 02:23:02]
◆セレニア > ( 物騒な場に寄ってくるような人間だ。 この街に溢れている冒険者か傭兵か、何にせよ、女性の落ち着いている態度にも、まだ何かを不審に思う事は無く――― あるとすれば、眺めていないで手伝え! と言ったところか。 もう一人、近付いて来るのを目に留めて――― 三対一と認識。 正直ステア相手に一対一は分が悪いとも思っていれば、『天使』なんて事をふと考えた ) ―――『これ』はヴァンパイアッ! 教会が謝礼を出す! 戦えるのなら手伝ってッ! ( 効果を上げた聖水によって出来た余裕で、また声を張り上げる! 緩んだ力にはそのまま押し切らんばかりの勢いで踏み出しつつ、援護を期待できる状況なら完全に密接してしまうのは避けた。 外套を脱ごうとするのを阻むように槍にプレッシャーをかけながらも… 左手を、銃に伸ばす――― ) [Mon 18 Dec 2006 02:11:28]
◆ステア > (薙ぎ払った氷槍と尼僧のショートソードがぶつかり甲高い剣戟が鳴り響く! 此処からリーチを利用して氷槍を甘そうに突き刺すことが出来れば行動を制限できもう一人現われたものに集中できると思っていたのだが・・・尼僧の切り結んだ刹那の行動にその思惑通りに運ばなくなる―――。) ――――ッ!?ヒッ・・・ギッ! ギャァァァァァアアアア!! (バシャリ、と黒い外套にかかる聖水。 今身につけている外套はスラムの訳の判らない男から奪ったもので冒険者用でも何でもない唯の外套だ。前回まで愛用していた冒険者用の物ならば防水効果で項はならなかっただろうが・・・唯の布は、みるみる聖水を染み込み、下の素肌へと聖水を伝わらせる事となり・・・結果、焼けるような痛みが襲い掛かる。幸い、間近で浴びなかったので全身に降り注ぐことは免れたが・・・・槍を持つために突き出した手に盛大に降りかかり、切り結んでいた手の力が一時的に抜ける。相手が更に剣を押し込もうとするなら、その距離は更に縮むだろう。杖を持った手で、外套を脱ぎ捨てようとするも杖を持ちながらの作業・・・あと1ターンはかかる。因みに塩やら大蒜は平気だ。 [Mon 18 Dec 2006 02:02:19]
◆MJ > ( 墓石を踏み越え、飛び越し―――、一直線に走る。 近付けば聞こえて来るのは聞き慣れた闘いを告げる剣戟の音。 ) お――、ホントに何かやってんのねェ。 ( 足音を隠しても無ければランタンも消してないその場にいる全員が餓鬼の接近気付けるだろう。 空いてる手で、背に吊した抜き身の剣、その柄を掴む。 【次ターン到着】 ) [Mon 18 Dec 2006 01:45:11]
◆鋏を持った女性 > (茂みをつっ切って、走る。 何者か知らないが、もう一つ近づいてくる気配がある。 こんな時間に墓参りも無いだろうし、まっとうな人間では無い、と思うが。墓守りや、聖職者であれば厄介な所だ。 ) …おー。 (出てきたところに、激しい剣戟) ──やってるねぇ。 (あらあらまぁまぁ。 そう続きそうな口調。) …なるほど、そっちが吸血鬼なワケね? (ふむふむ。 普通の市民にしては、落ち着きすぎているきらいはある。 あるが──其処まで気を廻す余裕も無かろう。) (巻き添え喰うのも面倒だ。 が──これをウツワに出来れば、中々、いい感じかもしれない。 不意を、隙を衝いておいしい所を掠め取りたい所だ。) [Mon 18 Dec 2006 01:40:35]
◆セレニア > ( 吸血鬼の存在を知覚している間であれば、吸血鬼に対するのと同等の力でそれ以外の者と戦う事も出来るけれど、感知能力は対象外だ。 吸血鬼が人類の敵であるのなら、既知の仲でもなくそれに味方する者はあるまいという判断。 近付く女性に、さして警戒心は抱いていない… と言うか殆ど丸っきり無視してヴァンパイアに襲いかかっている ) ―――っるァあぁああああああッ!! ( 自分の身長ほどもあるかと言う槍の間合いはショートソードよりも長い。 けれど… 既に振り被っているのなら、双方の斬撃は互いの身体に触れる前に衝突する事になる。 金属と、氷の、強い音が響き――― もう一方の左手を振り払えば、顆粒状の大蒜と聖別された塩、聖水が吸血鬼に降りかかる――― このまま鍔迫り合いとなれば押し切られて地面に転がる事になるだろうけれど、これらの中に弱点があるか、どうか――― ) [Mon 18 Dec 2006 01:32:20]
◆ステア > cum obscurationi flet of aquilonis !! 『AQUILONIS of JAVELIN』(氷神の投槍)――!! (術式完成――具現化! 杖を持つ反対の手を振るう様に振り被り・・・振るうのと同時にその手に氷の槍が握られる。 槍の長さは1.4m程度だが、それでもショートソードよりは間合いは広い筈、と力一杯薙ぎ払う!) ―――余計なことをッ!! (尼僧の叫んだ言葉とソレに応える女の言葉。 クソ・・・返ってくる声の様子にどうやら声の主は逃げる気どころか此方に来るみたいだ・・・・・・冗談じゃない!!) [Mon 18 Dec 2006 01:23:11]
◆MJ > 成仏しなっせ。 ( 建てられたばかりなのだろう綺麗な墓石は、故人の人柄を思わせる立派なモノだ。その墓前で手を合わせてた餓鬼。 怒鳴り声や笛の音がここまで響いて来れば―――顔を上げる。 ) 訊かなかった事にするのが良いんだろうけど―――。 行きますかネ。 ( 餓鬼の脳裏に浮かぶのは幾人かの人物。 傭兵であったり魔女であったり、今どこにいるか知れない冒険者だったり。 ゆっくりと立ち上がると、声のする方向へカンテラの灯りを頼りに駆け出すだろう。 残り【2T後】にセレニアの後方より到着。 ) [Mon 18 Dec 2006 01:23:01]
お知らせ > MJさんが入室されました。 『―――遠くで聞こえる声。』 [Mon 18 Dec 2006 01:21:29]
◆人影 > 吸血鬼? 本当? (声の感じからするに、酔った挙句の戯言というわけでは無さそうだ。 自分の首から下を見下ろした。 見た目に、わりと力もありそうな、肉付きのいい感。 飛び出して行っても然程違和感は無かろう、と考える。) とりあえず待ってなっ! 今行くよ。 (教会のもンか。と、微苦笑浮かべれば 鋏をぎぅ、と強く握り締めた。 キッチンツールではあるが、刃渡りは6.5cm程もある。ちょっとしたナイフ程度には扱えよう。) (次ターンには、セレニアの傍へ現れるだろう) [Mon 18 Dec 2006 01:11:27]
◆セレニア > ( このヴァンパイアハンターは、金も名誉も欲していない。 ただ、ヴァンパイアを滅ぼす為に、出来る事を全てする。 …警笛を聞きつけて駆け付けるのは、とりあえず『吸血鬼の味方』ではないだろうとアタリをつけて…。 鋭敏になっている聴覚で、その声を捉える事は難しくない。 蓮っ葉な感じの声に対して、その姿を確認しないまま声を上げた! ) ―――『これ』はヴァンパイアッ! 戦えるなら手伝いなさい! 謝礼は教会が! 戦えないのなら逃げて! ( 声こそ発するものの、文字通り喰らい付くかのように肉迫する勢いは弱めない。 抜き放った銀のショートソードを構え、ゆっくりとした速度で下がる吸血鬼に容赦無く追い縋る。 空いた左手はウェストバッグに伸びて、そこに留めてある顆粒状大蒜と、聖水、聖別浄化塩の小瓶をそれぞれ指の間に挟んで引き抜いた。 詠唱完了間近の吸血鬼に、それだけを目の仇にしたようなショートソードを振り被る―――! 小瓶の中身が襲うのは、次のターンになるだろう ) [Mon 18 Dec 2006 01:03:24]
◆ステア > ――veniant spiritus glaciales obsscurantes,―――!! (詠唱をしながら舌打ちしたい気分だ。 聞こえた警笛の音・・・そんなものを吹かれたら人が寄って来るじゃないか・・・と。 しかも相手の行動の方が詠唱が終わるより少し速いかもしれない・・・!) ・・・・・・・・・・! (詠唱を続けながら、ジリジリとゆっくりした速度で下がっていく。距離を近づけさせるな! 近づけさせても術式だけはとぎらせない! 術式が完成すればまだ幾分手はあるはず。) (詠唱中なので回りこんでくる尼僧に視線だけ向け、詠唱を伽ら背ない程度の速度で後退していく・・・当然、詠唱中なので尼僧の言葉にも新たに現われたモノの言葉にも返す言葉は無く・・・ただ新たな声に貌を顰めるだけ。 『氷神の投槍 残り1ターン 次ターン発動』 [Mon 18 Dec 2006 00:46:44]
◆人影 > ( 夜も更けた、墓地。 何故かこの辺り近所に居た人影は、怪訝そうに緩く首を傾げた。 足元には、掘り返した様な土の跡。 持参したバスケットケースを小脇に抱えれば、右手に鋏を握り締めて── ) だれ? 何を騒いでるんだい? (蓮っ葉な感じのする、女の声だった) [Mon 18 Dec 2006 00:40:46]
お知らせ > 人影さんが入室されました。 『警笛の音を聞きつけて』 [Mon 18 Dec 2006 00:38:08]
◆セレニア > ―――随分と開き直ったじゃないッ!? どういう心境の変化かしらヴァンパイアッ!! ( 暗黒街では頑なに人である事を曲げなかった調子の狂う吸血鬼。 それが手配されてみればとんだ大物。 滅ぼす事に変わりは無いが、愚問に答える代わりにそんな問いを投げて――― ランタンを土の柔らかそうな地面に落とす。 枯れ木に回り込むのなら、枯れ木ごと蹴り倒したいところだけれどそこまでの力は無い。 迷い無く回り込もうとするのは、枯れ木に向かって左側。 右手で銀のショートソードを引き抜くが――― 木に阻まれて、斬り付けるには至らない。 変わりに左手で、ホイッスルを吹いた。 標準的な警笛――― 耳にする者があれば、その音の方で何かがあった事は察する事が出来るだろうか。 ―――カウンターを警戒しつつも、相手が強力な術士なら、余計な時間は与えられない。 殆ど木との間を開けず、後方へと駆け込んで行く―――! ) [Mon 18 Dec 2006 00:31:03]
◆ステア > (枯れ木に隠れたなら呪文の詠唱を開始しよう・・・『氷神の投槍 詠唱残り2ターン』 [Mon 18 Dec 2006 00:19:46]
◆ステア > ・・・・・・やはり、あの時の・・・! (闇の向こうに見えるランタンの光。 徐々に近付いてくる相手の姿が闇目の効く目で捉えられ・・・相手にも私が確認できたのか、聞こえた声に確信した。 あの暗黒街で対峙したシスターだ、と。) ――――貴女もしつこいですねッ・・・今度はなんの用です・・・。 (愚問だ。 相手が何をするために此処に来て私を捜しているかなんて判っている・・・・・・ソレが二度目の接触なら尚更!) ――veniant spiritus glaciales obsscurantes,cum obscurationi! (自分が今まで背を預けていた枯れ木を盾にするかのように移動し・・・相手との直線状に枯れ木を重ねる。 此方は術士・・・向こうは接近戦タイプ・・・近付かれるのはなんとも避けたい・・・・・・常に逃げ道を確保出来るようにするべきだろう。 [Mon 18 Dec 2006 00:17:08]
◆セレニア > ( 曇天の暗い墓地に、人の領域を切り開くように揺れるランタンの灯りが疾駆する。 霊廟の合間を縫って墓標を飛び越えて、ほぼ一直線に獲物へと向かうなら、じきに吸血鬼がその姿を捉える事も出来るだろう ) ―――ステア…ッ! ( 普段無表情な顔に、前回のような喜色は無く。 苛立ちとも怒りともつかない色を浮かべて… もはや遊ばない、そんな余裕は無いと分かっている… ただ滅ぼす為だけに突き進むハンターが喰らいつくのは、動かないのなら次のターン。 まだ、逃げようと思えば逃げられるかもしれない ) [Mon 18 Dec 2006 00:04:21]
お知らせ > セレニアさんが入室されました。 『( 勢い余って転んだ挙句に結構重症なんて目も当てられない――― )』 [Mon 18 Dec 2006 00:03:59]
◆ステア > 「――ピリッ」 ・・・・・・ッ! (跳ね上がる瞼。 半分眠りかけていた意識と感覚が一瞬で鮮明になる。夜の冷たい空気が更に張り詰める様な感覚・・・・。) ・・・・・・この・・・感覚ッ。 (この畏怖にも似たような感覚は身に覚えがあった・・・あの、暗黒街の夜・・・あのクルースニックとか言う感覚だけで私を吸血鬼と看破した女から感じた感覚と、同じ。) ・・・・・・・・・ッ。 (背を預けていた枯れ木から離れて立ち上がれば・・・辺りを伺う。 どの方向にいるのかは分からないけど・・・確かに、居る・・・。 [Sun 17 Dec 2006 23:16:48]
◆ヴァンパイアハンターの気配 > ( 偶発的に、移動する点と点の距離が近くなる事はある ) ―――みつけた。 ( ただ移動する為だけにのたのたと動かしていた足を止めて、次の瞬間。 薄紅色の髪を一房の緩い三つ編みにした少女は、銀糸で十字を刺繍された白いケープを翻し、別人のような足取りで猛然と駆け出した。 一度それと知覚したヴァンパイアに、先天型ヴァンパイアハンターの血を覚醒させられて… 見る間に距離は縮まっていく。 枯れ木に凭れる吸血鬼が同族を同族と感知する程度の能力を持つのなら、時を同じくして『天敵』の接近を察知する事も出来るだろう ) [Sun 17 Dec 2006 22:59:16]
◆ステア > ・・・・・・誰にも悟られず、見つからず、痕跡を残さない。のが理想的。 行き先を特定されるようなことがあったらまた面倒ですからね・・・・・・。 (墓場の隅、枯れ木に凭れ掛かり暗い空を仰ぎながらそんな事を呟く。 空でも飛べれば楽に国外逃亡できるのだが無理なことを言っても仕方が無い。残された手段といえば陸路と海路って事に成るのだけど・・・・・・海を泳げない吸血鬼は海路は論外。現実的には唯一の手段は一つと言う事になるんだけど・・・) それが、難しいんですよねぇ・・・・・・・ (ハァァ・・・と深い溜め息。いや、呼吸は無いけど。 [Sun 17 Dec 2006 22:54:51]
お知らせ > ヴァンパイアハンターの気配さんが来ました。 『( …ある範囲の中で場所を変えても、そこが既にマークされているのなら… )』 [Sun 17 Dec 2006 22:50:23]
◆ステア > 今夜は曇り・・・・・・よい闇夜ですね・・・・。 (月のない空を見上げて、そんな一言。 結局、国外逃亡のいい案は浮かばずズルズルと色んなところで野宿する生活。さて、どうしたものか・・・・) [Sun 17 Dec 2006 22:44:44]
お知らせ > ステアさんが入室されました。 『(野宿――――何日目だっけ。)』 [Sun 17 Dec 2006 22:36:21]
お知らせ > セレニアさんが帰りました。 『( 広い墓場、一晩で全ては周れないと言うのも、やり難い )』 [Sun 17 Dec 2006 02:38:56]
◆セレニア > ( 悩んでしまっても、分からないからと悩むことを諦めたりはしない。 ―――そうだ。 パプテス教徒の傭兵なら、何の問題も無いのではないか。 散漫な… けれど活発な思考で、そこに思い至り… 四万六千エンで何が出来るかは分からないけれど、出来るだけの事をしてみてはどうかと思う。 ―――ステアは人のフリをしていた。 そこに、放置できないと思いながらも追っていた自分が抱いていた一抹の不安… 本当に狩り立てても良い相手なのかどうか、という疑問を抱いた事を、拭い去るように… ) [Sun 17 Dec 2006 02:19:17]
◆セレニア > ( ステアは、人に紛れようとするフリをしていた。 狡猾な者ほど、当然のようにそうするだろう。 それを報告したのが自分であったのもあり、教会は受理する前段階で保留にしたけれど… 結果、ステアは何をしていた。 多くの人を貪るように殺すただの殺人者、紛れも無い吸血鬼だったと言うのに。 発覚さえしなければ、それも『狩り立ててはならない者』なのか ) ( どこで線を引くべきなのか、分からない。 やはり全て滅ぼさなければならないのだとも思う。 それでもその意思に共感するのは、変わってしまったシスターティフィスの存在があるのだろう。 吸血鬼を取り逃がす事よりも、墓標を粗末に扱った事に怒った彼女が… 嬉々として吸血鬼狩りを促すようになった時に感じた反発…。 …信仰とは杓子定規なものでなく、考え悩む事だと言ったマリア様、シスタージャスティス、ブラザー?イコト… 色々な人と、話した事… ) ( 教会に逆らいながらも、未だ決定的な部分では従順であるように… 彼らを哀しませては、いけないと思う…。 そんな事は、したくないと。 教会への恭順の根底が条件付けにあるのとは違う。 考えて出した、答えとして ) [Sun 17 Dec 2006 02:13:46]
◆セレニア > ( もっともヴェイトス市にすらいないかもしれないが… スラムや暗黒街の方が身近で手軽。 自らの手で探る事が出来ればと、思う。 手配されている以上、ハンターが方々探し回っているのだと分かっていても… ある種、教会への反発。 自分の報告を受理していないなら、自分にとっての暗黒街で取り逃したヴァンパイアはステアではないのだと、意地を張って。 …そしてそれが存在意義なら… 明確な害悪となった存在に対して、教会の保有する戦力を遊ばせずに運用するのは必要な事だと信じている ) ( 『人に紛れようとする彼らを狩り立てるな』 ある部分では理解できる指示には忠実に。 吸血鬼を探る感覚は解放せず… ただ、吸血鬼として既知の存在を否応無く捉えるのを待って… 霊廟や小屋の間、木立へと割って入って行く ) [Sun 17 Dec 2006 01:59:02]
◆セレニア > ( 常態においては人並みの力も持ち得ない先天型ヴァンパイアハンターにとって、行動を供にする者の存在は重要だった。 何にせよ、吸血鬼以外が相手では戦闘に耐えないのだから… 治安の悪い場所にこそ害悪となる者が潜み易いのであれば、単独行動では捜索に行かれる場所を制限される。 ―――いっそ傭兵でも雇おうか。 そんな事を考えて、それが正しい事かどうか、悩んでいた。 奴隷を買い継続的に運用するようなお金は無い。 必要経費の請求なんて、修道院の規則を犯して独断で動いているのなら無理な話だ。 それでも傭兵なら… 四万六千エン、万一の時の為にと、聖教会から大聖堂へ向かう時に持たせてもらえたお金の残りがあれば、数日は雇えるのではないかとも思う ) ( 奴隷ギルドで張り込んでいても、墓地を周っても、ステアを捉える事は今のところ出来ていないから… これは、もうそれらの場所に立ち寄らなくなったのではないかとも思っていた ) [Sun 17 Dec 2006 01:21:03]
◆セレニア > ( 『ステア』ではなく、自身の取り逃がした『暗黒街で遭遇したヴァンパイア』を追って、修道院を出た ) ( 事務局で配備してもらえなければ、それ以上自分に働きかけられる事は無い。 シスタージャスティスは暗黒街の教会があると思うと、マスターならぬお目付けになって欲しいとは言い難い。 マリア様やブラザー?イコトはつかまえられず、サンクトゥス様は聖女だ。 他に無理を言えそうな人は、知らない ) ( 白地に青いライン、銀糸で十字の刺繍が施されたケープを揺らして、薄紅色の瞳と目をした戦闘服の少女が頼り無い足取りで深夜の墓地を進む ) [Sun 17 Dec 2006 01:09:24]
お知らせ > セレニアさんが入室されました。 『( 『ステア』追討への参加は、お目付けの不在を理由に受理されず )』 [Sun 17 Dec 2006 00:58:15]
お知らせ > ルーア・リシアさんが退室されました。 『(さぁ、ここからは死神としての仕事だ。)』 [Sat 16 Dec 2006 22:20:28]
◆ルーア・リシア > ( 墓標に刻まれた名をよく見てから、静かに立ち上がり、辺りを見渡す。この墓地の主は、もうあの世へいった後だろうか。もしかしたら、この近くに家族の墓があるかもしれない。関係者の霊にあって話せば、どうすればいいか方針も固まるだろう。 ) [Sat 16 Dec 2006 22:20:05]
◆ルーア・リシア > ( あまりにも痛み具合が激しい場合は、職人でもなければ修復は出来ない。今回の場合は―― ) ん、これは……無理だ。 ( 眉を寄せて唸る。このまま放置すれば、近いうちに壊れてしまうだろう。いっそ墓石ごとかえてしまうべきか――だが、それを死者とその関係者たちが認めるか、聞く必要がある。 ) [Sat 16 Dec 2006 22:07:55]
◆ルーア・リシア > ――あ、あった。 ( しばらく荷車を引いて移動していると、雨風にさらされて形を崩しかけた墓石を見つけることが出来た。さっそく近寄って、状態を確かめる。 ) 痛み方がひどい――直せる、か? ( 指でひび割れた部分をなぞると、それは墓石の橋から端まで届きそうだった。深さもある。 ) [Sat 16 Dec 2006 21:55:07]
◆ルーア・リシア > ( ただ、問題なのは――回復したのが日が落ちてからだということ。だから、本来は昼間のうちに痛んでいる墓石を見つけておかなければいけないものが、今回は探して回らなければならない。 ) ――う、さむい。まだ、風邪――なおって、ない? ( 眉を寄せてうなだれる。こんなにも自分の体は脆かったのかと。 ) [Sat 16 Dec 2006 21:51:21]
◆ルーア・リシア > ( いつものように首にマフラーを巻いて、両手に猫の顔が刺繍された手袋をはめている。 ) 薬――こんどは、いくらか用意しておこう……。 ( 死神が病気で他界などと、笑うに笑えないから。 ) [Sat 16 Dec 2006 21:39:18]
◆ルーア・リシア > ( ひとまず熱も下がったので、また仕事に出てきたツインテールの娘。多少だるい感じは残るが、咳もおさまってきていた。 ) ――見回りは、まだ、やめて――今日は、墓石の手入れを―― ( 荷車にスコップや布巾、桶などを乗せて、引いていく。 ) [Sat 16 Dec 2006 21:30:09]
お知らせ > ルーア・リシアさんが入室されました。 『(病み上がり――)』 [Sat 16 Dec 2006 21:27:49]
お知らせ > ステアさんが退室されました。 『(思考を巡らせながら、眠りへと・・・。)』 [Sat 16 Dec 2006 02:22:25]
◆ステア > ・・・・・・変装・・・? (外見の特徴を変え名も変えて別人に成りすます。私の外見的特長といえば・・・この長い髪と、黒外套・・・後は、そう・・この長い魔杖だが。髪とか服装はどうにか出来てもこのヴァレリアをどうするかが問題だ。ちょっと長すぎる・・・・・・何かの筒に入れても・・・目立つか。二つに折る・・・論外。) 強行突破・・・リスクが高すぎますし・・・。 (国外に出たのがばれてしまっては元も子もない。選択肢は拡がるが・・・出来れば人知れず街を出たい・・・。) そういえば、アトレーは・・・どうやって・・・あぁ、影潜りがありましたね。 (うぅん、と頭を捻り考えを巡らせるも中々纏まらない。やはり、ヴァレリアと後日相談するべきだろう。 [Sat 16 Dec 2006 02:21:53]
◆ステア > ・・・うーん・・・・・・。 (旅支度はそんなにしなくて良い、たりない物やお金は街を出てから適当に人を喰った時に身包み剥げば事足りる。 やはり、逃亡の点での最大の難題はこの街を出ることだろう。 さて、どうするべきか。) ・・・・・・こういうとき、人脈が少ないのは・・・苦労しますね。 (ディーフィールは・・・国外逃亡という点では余り使えそうな人脈は無さそうな気もするが・・・今度会った時にでもそれとなく聞いてみるべきか、今のところの唯一の人脈だ。 そういう人脈に頼らずに街を出るとするなら・・・適当な貨物馬車の荷に潜む・・・いや、関所で荷のチェックもするだろう、確実性にはやや欠ける。 [Sat 16 Dec 2006 02:11:59]
◆ステア > ・・・・・・・・・。 (ソレは、ヴェイトス市正門だ。魔界戦争時に魔族が突破目標として集中的に攻められ大打撃を受けた門だが・・・・・・内側からも攻められたらしくアレ以来、門の関所としての警備は強くなっている気がした。 まだ一連の吸血事件の犯人として扱われていなかった時ならすんなり抜けられたかもしれないが・・・今は顔も名前も割れている身、堂々と出て行くのは難しいか。 [Sat 16 Dec 2006 02:03:18]
◆ステア > ・・・・・・国外逃亡、するにしても・・・。 (先日の吸血で完治した足に視線を落としながらボソリと呟くのは今後の事。 国外逃亡をする上で足が完治したのはいい・・・けど、問題があった。 [Sat 16 Dec 2006 01:56:59]
◆ステア > ・・・・・・・・・。 (月明かり差す夜。 綺麗とは言いがたい外套に身を包み、長い杖を抱えて枯れ木に凭れ掛かる影。 外套の頭の影から紅い瞳が二つ、月光照らす墓場を眺めていた。 [Sat 16 Dec 2006 01:52:07]
お知らせ > ステアさんが来ました。 『(もそり。)』 [Sat 16 Dec 2006 01:49:36]
お知らせ > ルーア・リシアさんが退室されました。 『(帰ったらベッドにバタンキュー。)』 [Thu 14 Dec 2006 23:31:01]
◆ルーア・リシア > ( 死神といえども、受肉してしまえば人間と同じ。お腹も減るし、病気にもなるというもの。改めて肉の体の不便さを実感しつつも、仕事が終わるまでは帰れない悲しさ。 ) 今月のノルマは、あと少し――少しくらい、お休みしても、たぶん――平気。 ( ノルマを抱えた身としては、軽々しく仕事を休めないのも辛いところである。 ) [Thu 14 Dec 2006 23:30:41]
◆ルーア・リシア > ( 重たい死体を引きずって、それを荷車に載せる段階で、微妙に足元がふらつく。今はやりのノロウイルスだろうか、とか考える。 ) 不覚――体調管理には、自身があった、のに――くしゅんっ! ( なんかもうボロボロである。 ) [Thu 14 Dec 2006 23:25:12]
◆ルーア・リシア > ( でてくる鼻水をすすりながら、鬱陶しい思いで麻袋をとってくる。口紐を解き、死体を中に詰めてまた結ぶ。後はそれを引きずっていき、荷車に載せる、という手順だ。 ) ――うん、きめた。明日は、やすもう。 ( 頭がボーっとするものだから、考えも短絡的になりがち。 ) [Thu 14 Dec 2006 23:20:05]
◆ルーア・リシア > ( 今日は早めに見回りを切り上げて、温かい鍋でも食べて眠ろうか。そんなことを考えていると、カンテラの明かりが墓地に捨てられた死体を照らし出した。 ) ――やっぱり、すぐに変えるのは、むり――か。 ( 肩をすくめて、荷車のところまで歩いていく。死体を見つけたからには、野ざらしには出来ない。 ) [Thu 14 Dec 2006 23:17:16]
◆ルーア・リシア > ――くしゅんっ! ( 本日何度目かのくしゃみがでた。マフラーを手であげて、口元を覆い隠す。 ) ――風邪、ひいた、かな? ( 半眼になって、機嫌悪そうに鈴を鳴らしつつあるく。そういえば微妙に熱っぽいような。 ) [Thu 14 Dec 2006 23:14:09]
お知らせ > ルーア・リシアさんが入室されました。 『(今日も今日とて墓地の見回り。)』 [Thu 14 Dec 2006 23:12:22]
お知らせ > ライティさんが帰りました。 『(そのまま、墓場を後にし)』 [Wed 13 Dec 2006 23:32:59]
◆ライティ > (相手が完全に闇に溶けると、リュートを抱えなおして辺りを見回し)…さて、俺も帰るかな。(口元に笑みを浮かべて、ゆっくりと歩き出す) [Wed 13 Dec 2006 23:32:15]
◆ライティ > ぷ…(噎せる様子に小さく吹き出した。)ん? ああ、よろしくな……また(去っていく背中へと、声をかけて軽く手を振り) [Wed 13 Dec 2006 23:29:00]
お知らせ > バロゥさんが退室されました。 『(「気を付けて帰るンだぞ」と一言残して、男は貧民窟の方へ帰って行った。)』 [Wed 13 Dec 2006 23:27:39]
◆バロゥ > (ゲホ。) 「べたべた」も目じゃねえくらいな! (力みすぎて咽た。) ――ライティ。よし、芸能横丁に行く事があったら探しに行くぜ。 (そうして、辺りを見回した。) さて、うっかり長居しちまった、楽しい時間ッてのは過ぎるのが早えなあ。 (彼を見、) そろそろ戻るわ。またな。 (会いに行くから。) [Wed 13 Dec 2006 23:26:56]
◆バロゥ > ああ、そりゃもう。べたべた [Wed 13 Dec 2006 23:25:15]
◆ライティ > でも、教会のお菓子は美味しいって聞くしな。(歳相応に笑いながら答え。名のる様子に、自分はまだ名乗っていないことに気が付く)あ。俺はライティだ。教会に行った時はよろしく(もう既に行く気満々。) [Wed 13 Dec 2006 23:23:36]
◆バロゥ > (シスター特製の甘い焼き菓子が自慢。) スラムの教会だからな、茶の質はあンまし期待しねえでくれ、な。 (へへ、と眉を垂れた。) そうそう、私はバロゥだ。 (教会の位置を教えるついでに、思い出したように名乗った。) 云ってくれりゃ解ってもらえると思うから。 [Wed 13 Dec 2006 23:20:18]
◆ライティ > よし、それならいいぜ(にっこりと嬉しそうに笑いながら頷く。教会ならば美味しいものが食べられそうだと思いつつ)それじゃ、一曲に付きティータイムな。(冗談交じりに笑いながら言った) [Wed 13 Dec 2006 23:18:17]
◆バロゥ > 任意か。 (相手のにやり笑いに、此方は片眉を上げた。ほほう。) じゃあ、教会にきたら漏れなくティータイム、ッて事でどうよ。おやつ分、浮かせて差し上げる。 (硬貨数枚分にもならないかもしれないけれど。) [Wed 13 Dec 2006 23:13:07]
◆ライティ > そう、それ(相手の言葉に、自分も納得したように頷く。)俺だって、生活かかってるからなー。でも、そうだな……とりあえずは任意ってことでいいぜ?(にやりと、笑みを浮かべてみせ。首を傾げてみせる) [Wed 13 Dec 2006 23:11:08]
◆バロゥ > あー、あー! なるほど! (ポン、と手を打…てないから、気持ちだけ。彼のたとえは、男にはすんなり入ってきたようだった。) 成る程なあ、慣れって云うか、もう、自然に出てくるようなもんなンだな。 (目から鱗が落っこちたみたいな顔をして。) ――…ちぇ、やっぱ有料か。 (おどけて笑う顔。) 今日は得したンだな私。 聴料を教会に寄付って事で、プラスマイナスゼロでタダ…ッてのは無し? (軽口を。) [Wed 13 Dec 2006 23:05:52]
◆ライティ > そっか。なんだろうな…例えるなら…良くおばさんが夕飯何にしようか考えて、魚を見て焼き魚にしようって決める感じ?(例えは微妙だ。でも、本人は結構真面目に考えて出した返答)そうか。でも、横丁に来るなら聴料貰うよ?(しんみりとした雰囲気を吹き飛ばすように、わざとおどけたように告げて笑い) [Wed 13 Dec 2006 23:01:54]
◆バロゥ > 下手な慰めよりよっぽど良いぜ。…つか、即興で作詞まで出来ちまうもんなンだな。 (別の感動がまたひとつ。へええ、と感嘆の声を零す。) 芸能横丁に聴きに行けねえのが残念だ。 (余り暢気に散歩していられる身でもない。雑用は山ほどあるのだから。 それはとても残念に思われた。) [Wed 13 Dec 2006 22:56:56]
◆ライティ > ありがとう(告げられた言葉、それだけで充分だと笑う)なんかな、話聞いてて思いついたんだ。(もともと自分はそう言うもの、そのときの話を聞き、そのとき思ったことをそのまま歌にしていく)慰め、なんて同情的なことは出来ないけどさ、歌だけでなら…良いかなって(ただそれだけのこと。それでも、嬉しそうに笑って) [Wed 13 Dec 2006 22:54:22]
◆バロゥ > (しんみり、と云うのは少し違う。レクイエムであってレクイエムでない、生者にも向けられたその曲は、不思議な気分だ。) (輪廻転生。そう云う言葉もあったっけ、と、男は思い出していた。音に引き出される感情を何と呼ぼう。) (――…余韻も消えるまでじっと聞いていたが、 やがて、顔を上げた。) ブラボ。 (拍手が出来ないのが悔しいけれど。精一杯の賞賛を一言に込めて。) リュートの弦とアンタの言で、心まで震えさせることが出来るンだな。 [Wed 13 Dec 2006 22:50:20]
◆ライティ > 『天に昇りし、魂たちよ。この地に彷徨うもの達よ。案ずるな。そなたたちは、まだ終りではない』(まるで鼓舞するように、語りかけるように歌う。鎮魂歌と、そう言うには少し違ったもの)『いつか、生きて、再びこの地に降り立つときが来るだろう。そして、魂の記憶で……再び彼に会いまみえんことを……』(歌い終えると、余韻のようにリュートを奏で……音が、消える) [Wed 13 Dec 2006 22:45:17]
◆バロゥ > (歌と云うものは、音楽に乗った瞬間に音になるものだと思っていた。歌詞は聞き取れないものだと思っていた。 けれど、) (彼が歌っている、即興…だろうか…のものに、は!と目を見開く。) ……ぁ…。 (小さく零れた声が、彼の意図するところに気が付いた証。) (伏目がちになる、黙祷をもう一度捧げるように。) [Wed 13 Dec 2006 22:42:50]
◆ライティ > 『迎えし使者は、黒衣の聖者……。見送られし老人は、再びこの地に生を受けるだろう。』(一体誰のことを歌っているのか、気が付くだろうか。そんなことを思いながら言葉を紡いでいく)『死を向かえ、終りを迎えたものは、始まりの道を歩むだろう』(ゆっくりと、ただ静かに紡いでいく。生きているものは一人だとしても) [Wed 13 Dec 2006 22:39:16]
◆バロゥ > (答えようと口を開きかけた、) ――…、…! (が、止まる。) (歌声が聞こえてきた。目の前で奏でられているのに、まるで夢の向こうから響いてくるかのような声。音。) (男は口を閉じて、続きに耳を傾けた。) [Wed 13 Dec 2006 22:38:11]
◆ライティ > そうだと良いよな……。(小さく呟いて、小さく息を吐いて気持ちを落ち着ける。一瞬にして、変わる雰囲気…リュートを弾きゆっくりと言葉を紡ぐ)『今宵も死者が弔われん……』(歌うのは、鎮魂歌とはまた違った雰囲気のもの) [Wed 13 Dec 2006 22:36:16]
◆バロゥ > 魂は目の前に居なくても、上で聞いててくれると思ってる。…だといいなあ。 傍から見たらただの独り言だけど。 (へへ。口の端を上げて。) 墓ッて、生者の為にあるンだなあッてしみじみ感じるぜ、こう云う時。 (弦が震える音が耳を打つ。) ……。私が聞いたら寝ちまいそうだ。 いや、音楽そのものは好きなンだけどな!うん! …子守唄に似てンだよなあ、音が。 (そう云う印象だった。) [Wed 13 Dec 2006 22:31:02]
◆ライティ > ……気が向いたらな(少し考えて、答える。実行するかは、そのときの気分ということで)へぇ……。でも、そうやって目の前で話しかけれるのは幸せなことだよな。死者の前だとしてもさ(柔らかく笑いながら告げて、続いた言葉に頷く)…どうだろう? それは、聞く人によるな(悪戯っぽく笑って、確かめるようにリュートを軽く弾く) [Wed 13 Dec 2006 22:26:47]
◆バロゥ > 今度やってみ。 (いけないススメ。) いや、駄目ッて事はないさ。ちょっと気難しい爺さんだった、近所に住んでたから、よく会いに行ってたンだよ。 (その程度の知り合いだった。「今度 爺さんにも歌ってやってくれねえかな」なんて付け足して。) ――あ、そうか そうだよな。やっぱ歌うよな。 (あはは、後ろ頭を掻き、) リュートだろ、…結構、優しい感じ? (得意とする歌ってどんなだろう、ッて。) [Wed 13 Dec 2006 22:23:03]
◆ライティ > それ、初めて聞いたな(笑いながら首をかしげて見せ。)んー。まあ、ね(ほんの気まぐれだった。それが今でも続いていると言うだけの話だけれど。問いかけに、居る、と言う言葉に目を細め)そっか。どんな人だ? その人……って、俺が聞いたらダメか。(自己完結して、言葉にきょとんと目を瞬いて思わず笑う)歌うよ。当たり前だろ。(何を当たり前のことを、とクスクスと笑い) [Wed 13 Dec 2006 22:19:14]
◆バロゥ > そうだな。ヴェイトスに石を投げ込んだらカミサマに当るって云うしな。 (今作った。) ――何だ、居ないのか。でも、レクイエムを歌ってあげようって思うンだな。 (優しさを見た気がして。) 私は、…うン、居る。さっきちょっと話しかけてきたトコだ。 ッてかアンタさ、生者相手には歌わねえの? (墓場より芸能横丁の背景が似合う気がしたので。) [Wed 13 Dec 2006 22:14:36]
◆ライティ > へぇ……(そうは見えない、と思いながらもあえて言わず。)まあね。時々、カミサマもうろついてるみたいだしさ(小さく肩をすくめて見せ、感じた視線を辿りその先にあるものと、問いかけに小さく笑って)居ないよ。……いや。もしかしたら、知らないだけで居るかもしれないけどさ(答えて、相手に視線を向ける)えっと……貴方は、居るのか? [Wed 13 Dec 2006 22:06:18]
◆バロゥ > 正確には助祭な。 (そんなことはどうでもよくて、だ。) はっは! 大層なものに見間違えられたもんだな、…まあ、近頃の様子を見ると死神がウロウロしててもおかしくないかも知れねーが。 (リュートに視線を。) 誰か、知り合いが眠ってる、とか? (この墓場の何処かに。) [Wed 13 Dec 2006 22:01:40]
◆ライティ > ……神父?(距離が縮まれば、闇に目が慣れたことも重なってぼんやりと見える顔。眉を寄せて、じっと見つめて首をかしげる)…死神かと思った(大真面目にポツリとつぶやき。問いかけには、肯定するように一つ頷く)楽師、とは違うけどな。まあ……そんな感じ(小さく肩をすくめて、リュートを奏でられるように持ち直す) [Wed 13 Dec 2006 21:58:43]
◆バロゥ > (黒い僧衣は夜に溶ける。加えて自分の図体や面。 「あ、」と口を開けて、それから笑った。) 悪い悪い、驚かせたか。 (彼と数歩の距離にまで近づけば、お互いの顔もよく見えるだろうか。) 私は見ての通りの神父さんだ。 (トン、と胸を親指で示して。) ――…アンタは、…楽師さんかい。迷子じゃないとすると、レクイエムでも捧げに? [Wed 13 Dec 2006 21:55:18]
◆ライティ > っ!?(暗闇から、急に聞えた声。思わずびくっとなって、反射的に辺りを見回す。ふ、と視界の端、動く影を見つけて良く見ようと目を細めてじっと見つめる)…えっと、迷子じゃないけど…。誰?(心持ち、リュートを持つ手に力を込めながら聞えるように問い返す。視線は動く影を見つめたまま) [Wed 13 Dec 2006 21:48:03]
◆バロゥ > (広い墓場の隅っこには、街灯の光も届きにくくて薄暗い。――が、声が聞こえれば別だ。) (赤い髪が夜に鮮やか。目立つ色を見つけた男は、) よう! (声を掛けた。) 墓地で迷子かい? (少し離れたところの貴方へ。何かを持っているなとは分かったが、はっきりとは見えなかった。) (其方へ近づいて行こう。) [Wed 13 Dec 2006 21:45:06]
◆ライティ > (死神、ではないが。赤い髪のハーフエルフ、墓地に足を踏み入れる)…暗いなぁ(ぽつりと小さく呟いて、先客に気づかないまま辺りを見回す。その手にはしっかりとリュートを抱え) [Wed 13 Dec 2006 21:41:26]
お知らせ > ライティさんが来ました。 『『さくり、小さく土を踏む音』』 [Wed 13 Dec 2006 21:37:49]
◆バロゥ > (貧民窟に暮らしていて、そうやって死ねるのは幸せだと思う。畳は無いが、薄っぺらい布団を敷いたベッドの上で横たわって逝くのは、) …、 (少なからず、男のアコガレだった。) 羨ましい。何十年かしたら、私もそうやって逝きたいもんだね。 (何十年かは生きるつもりだけど。) (よっこいしょ。立ち上がる。) さて。間違えて死神に連れて行かれねえ内に戻るか。 すっかりこンな時間だ。 (夜が深くなってゆく。) [Wed 13 Dec 2006 21:30:24]
◆バロゥ > (僧衣の男は、教会での諸事を終えてやっと祈りを捧げに来れた。すっかり日も落ちてからのことである。 合わせる手を持たないので、頭を垂れて黙祷を捧げた。) (年寄りにありがちな頑固持ちだったけれど、悪い人ではなかった。会いに行くと、「何しにきた」とか云いつつも、茶菓子とか出してくれたのを思い出す。) …いま思うとよ、爺さん。ありゃあ、ツンデレッて云うンだぜ。 (はっは。小さく笑った。) ――…でも、何だ。天寿を全う出来て良かったな。 (死体には、刺し傷や切り傷、締め痕や噛み痕も無かった。) [Wed 13 Dec 2006 21:16:55]
◆バロゥ > ――…あーあ。 (小さな、粗末な墓の前。しゃがみ込んで背を丸めている男が居た。片肘を腿に預けて、) (じっと墓を見下ろしていた。どれだけ経っただろう。) …。爺さん、呆気無かったなあ…。 (教会の近所に住んでいた爺さんが亡くなった。今朝の事だった。 身よりも誰も無い彼の埋葬が終ったのは夕方頃だった。) [Wed 13 Dec 2006 21:05:05]
お知らせ > バロゥさんが来ました。 『(風が墓標を打つ。)』 [Wed 13 Dec 2006 20:48:35]
お知らせ > ルーア・リシアさんが帰りました。 『(その場を離れた。)』 [Wed 13 Dec 2006 00:00:19]
◆ルーア・リシア > ( さて、近くに止めておいた荷車までいって、供養の為の道具をとってこよう。そうおもい、一度その場を離れようとしたときだった。 ) ――ん、ハト? ( 炎によって視界が開けていなければ、気付かなかったかもしれない。なにせ全身真っ黒で、孔雀のような尾羽根があるハトだ。 ) ――へんなやつ。 ( それは墓石の上でじっとしていて、まるで何かを待っているかのようだった。少なくともこの辺ではあんまり見ない。気にはなったが、仕事を優先する少女は、ほどなくして踵を返し。 ) [Wed 13 Dec 2006 00:00:06]
◆ルーア・リシア > ( 断末魔の叫びを上げて、炎に包まれたからだが朽ち果てる。その中から、人魂がが飛び出てきた。ルーア・リシアは鎌の実体化を解くと、鳥かごを出して魂にかざした。 ) ――この中で、あらぶる心を静め――時が来れば、私が冥土への案内をしましょう。 ( 魂を籠の中に取り込むと、戻ってきた焔の髑髏を引っ込めた。あとは、残った炎が消えるのを待って、灰を土に返して弔おう。 ) [Tue 12 Dec 2006 23:54:24]
◆ルーア・リシア > ( 死者は人の思いを敏感に感じ取る。それが悪意であったり死者に対する軽視であったりすれば、時にこうして骸の体をまとい、驕れる生者に復讐を開始するのだ。 ) 行け! ( 2体の死霊は焔をまとい、ゾンビに体当たりをした。何度も何度も腐った肉に体をぶつけ、そのたびに鼻が曲がりそうな焦げ臭い匂いと、不死者の叫び声があたりに広がる。 ) ――眠れ。ここは汝が帰る場所にあらず。 ( 徐々に炎はゾンビの全身に燃え広がり、その穢れた体を焦がしてゆく。火だるまになって尚もこちらに向かってくるその体を―― ) ――ハァッ! ( 大鎌で一閃した。 ) [Tue 12 Dec 2006 23:48:56]
◆ルーア・リシア > ( 実際のところ、墓参りというのは彼らの建前で、面白半分に墓地の幽霊でもみようとしていたのだろう。自業自得というやつである。それでも――墓地の敷地内で不死者が出たときは、鎮めなければならない。 ) ――まずはその穢れた体、焼かせてもらう。 ( 指を鳴らすと、それに答えて少女の両脇に焔をまとった髑髏が姿を現す。動きののろいゾンビに対して間合いを取りながら、ルーア・リシアは2体の死霊を不死者に向けて飛ばした。 ) [Tue 12 Dec 2006 23:41:23]
◆ルーア・リシア > ――走れ! ( 墓守の娘は、ほんの少しだけ語気を強めて言い放つ。それを皮切りに、墓参りに訪れていた男二人組みは、転がるようにして逃げ出した。ルーア・リシアは実体化させた大鎌を構えて、彼らと――彼らに襲い掛かる死霊の間に躍り出た。 ) ――だから、夜の墓場にはくるなと――忠告した。 ( もう逃げ出した男たちは聴いてなどいないだろうが、不機嫌につぶやいた。 ) 怖いもの見たさに刺激するから、こういうことになる。 ( 土の中から這い出てきたゾンビは、腐った雄たけびをあげた。 ) [Tue 12 Dec 2006 23:37:31]
お知らせ > ルーア・リシアさんが来ました。 『(その日の墓地は、いつになく慌しかった。)』 [Tue 12 Dec 2006 23:31:26]
お知らせ > デュラハンさんが退室されました。 『日が昇った後に残るのは1羽の孔雀鳩だけで。』 [Tue 12 Dec 2006 04:10:15]
◆デュラハン > (周囲の状況を一通り確認し終えれば外套の隙間からシルクハットを取り出し・・・・・その被り口から真っ黒い羽を持つ孔雀鳩を一羽呼び出して。)私が良いというまでここで待機していてください。(自身の傍らにある墓石の上で自身の様子を窺っている孔雀鳩に対し指示を出せば)他にも良い場所があれば良いのですがね。(他にもあるかもしれない候補地を探すための徘徊を再開して。) [Tue 12 Dec 2006 04:09:19]
◆デュラハン > (老人風貌の男が探しているのは、自身が考える仮説を実証するのに適した条件を満たす場所。ただ、この共同墓地の構造等に疎い男にはその条件に適していそうな場所が何処にあるかまでは分からなくて。)誰かに聞ければもっと手早く探せそうなのですがね。(周囲の状況を確認する為に視線を彷徨わせていたが、人どころか人だった者達すらおらず。まぁ、自身が求めているそういう場所の情報を知っていそうな「人だった者」達は自身の魔の気配を感じて距離を置いているので当然と言えば当然なのだが。) [Tue 12 Dec 2006 04:05:46]
◆デュラハン > (月明かりを遮る雲によって普段よりも暗さを増した墓場。その中を灰色の外套で全身を隠した人型らしき何かが灯りも持たずにゆっくりと歩いていて。人型は共同墓地の中でも陰鬱な空気が濃く溜まっているその場所で足を止めれば)この場所も良さそうでしょうかね?(何かを探している様な口ぶりでポツリと呟いた後、周囲に視線を彷徨わせ始める。)(誰かが近くを通ったのであれば、参拝客にも墓守にも見える灰色の外套を纏う老人の様な男が何かを探している事に気づけるだろうか。) [Tue 12 Dec 2006 03:54:51]
お知らせ > デュラハンさんが来ました。 『闇に紛れる人影』 [Tue 12 Dec 2006 03:44:40]
お知らせ > ルーア・リシアさんが退室されました。 『(忙しい日々は、続く。)』 [Sun 10 Dec 2006 18:33:50]
◆ルーア・リシア > ( そういえば、と以前上司から聞いた話を思い出す。ヴェイトスは変わったところで、毎年一年が終わる季節になると、街で一つか二つ、大きな事件が起こるそうだ。今回も、何か起きたのだろう。増える死体と悪霊の発生率が、それを物語っている。 ) とにかく、墓地を訪れる人に、被害がでないようにだけは、しないと―― [Sun 10 Dec 2006 18:33:00]
◆ルーア・リシア > ( 冬の墓地は、ところどころに生えた細い木も全て枯れ木と化し、小高い丘が連なるようななだらかな地形は、風を防ぐ役割を果たさない。結果、街中よりも夜はよく冷える。白い息を吐きながら、ルーア・リシアは墓地の中を伸びる細道を通って、いつもの巡回ルートへと。 ) [Sun 10 Dec 2006 18:22:00]
◆ルーア・リシア > ( スコップや麻袋など、必要なものを荷台に積み込むと、荷車を引いて見回りを開始する。最近では巡回中に捨てられた遺体を目にすることも多いので、こうしてすぐに処理できる用意をしなければならなかった。 ) ――うん、寒くない。むしろ、温かい。 ( 新しく買った手袋とマフラーの効果は、早速実感できた。これなら、いつもより長く一度の見回りができそうだ。 ) [Sun 10 Dec 2006 18:13:51]
◆ルーア・リシア > ( 昨日も今日も、連日のように人が死に、そのたびに棺おけが運ばれてくる。まともに埋葬してもらえる故人ならいいのだが、スラムや暗黒街での死者となると、だいたいは身包み剥がされているから、身元の証明になるようなものは残っていないことが多い。それゆえ、誰にも引き取られずに、墓地の片隅に放り捨てられることが多いのだ。 ) ――霊の数も、増えている。一時、おさまったとおもった、のに―― ( ほんとうに一人では出が足りない。悪霊が他の霊や人間に影響を与えないよう、沈めて回るだけでも一苦労だ。 ) [Sun 10 Dec 2006 18:07:11]
◆ルーア・リシア > ( 教会のそれとよく似た大きな鐘を鳴らすのは、黄色いツインテールの少女。黒いローブはいつもの格好だが、先日購入したマフラーを首に巻きつけ、手の甲の部分に猫の顔が刺繍された手袋をはめている。 ) ――これで、よし。あとはいつもどおり、見回りを、開始―― ( カンテラ、鈴、鳥かごなどなど。持っていく物を確かめる。 ) [Sun 10 Dec 2006 17:57:45]
◆ルーア・リシア > ( それは墓地にいるものたち全てに、日が沈んだことを……一日の終わりを告げる鐘の音である。早い話、墓地に残っている墓参りの人間に、”日が落ちたから危なっかしくなる前にはよ帰れ”という意味も込めて。生者にとっては夜の訪れを告げる鐘。死者にとっては、目覚めの鐘とでもいうべきか。これから明け方近くにかけて、霊たちは活発に動き出す。 ) [Sun 10 Dec 2006 17:54:12]
お知らせ > ルーア・リシアさんが入室されました。 『(小高い丘の上に設置された、大きな鐘を打ち鳴らす。)』 [Sun 10 Dec 2006 17:51:48]
お知らせ > バロゥさんが帰りました。 『(墓場が街を飲み込みそうに見えたとか、冗談交じりの雑談を交わして。 掃除を終らせよう…。)』 [Sun 10 Dec 2006 11:05:21]
◆バロゥ > (悴む指に はあ と息を吹きかけても痺れには効かないように感じられた。ブラシを桶に突っ込んで ごしゃごしゃ と洗ったら、色の変化の変わりにくい指先は固まってしまいそうだ。) ちょうど仕事探してたンだ、――あ、勿論ボランティアーだけどな。 (こんなことで金を取るつもりはない。取ったらそれは奉仕ではなくなる。) (…墓場を見回した。数が多いのは元々だが、) (チラ、と墓守を見遣る。) 数、増えた? (何となく、訊ねてみる。) [Sun 10 Dec 2006 10:53:39]
◆バロゥ > まあ、何だ、このくらい。 身体動かすのは嫌いじゃないしなあ [Sun 10 Dec 2006 10:48:59]
◆バロゥ > (貧民窟の教会は、大聖堂と比べると掘っ立て小屋みたいなものだ。…比べる相手が間違っているかもしれないが。 狭いのは掃除に便利なのだが、人がいっぱい居るのとちょっとばかし邪魔である。) (掃除中、教会の男たちは外の奉仕に出て行くのがウチのルールだとシスターたちは指を立てて振ったのだった。勿論司祭も外出中、別のお仕事に行っている。 そンな訳で隻腕の助祭は、墓掃除なんか手伝いましょうとなったのだ。) (「最近腰が痛くてねえ。助かったよ」 墓守の爺さんが近くで体操している) [Sun 10 Dec 2006 10:38:12]
◆バロゥ > (墓場を磨く姿が晴れた空の下。墓守ではない、僧衣を纏った隻腕の男だ。 捲くった袖はベルトで留めてあったが、ズリ落ちてくる度に口でまた引っ張りあげた。慣れた生活とは云え、仕事の効率はこういうところでじわじわと悪くされてしまう。) うあー、冷て。 (ブラシを持つ手がヒリヒリとする。水は肌を刺す、爪の生え際辺りが特に痛くて、似たような拷問があったっけなと男は思った。) [Sun 10 Dec 2006 10:30:51]
お知らせ > バロゥさんが入室されました。 『( ―― ゴシ、ゴシ。 )』 [Sun 10 Dec 2006 10:23:54]
お知らせ > ルーア・リシアさんが帰りました。 『(イブは仕事休みのところが多いと聞くが――こちらは変わらず、仕事だろう。)』 [Fri 8 Dec 2006 22:05:36]
◆ルーア・リシア > ――よし、これで―― ( 表面の苔をあらかた落とすと、今度はひび割れた箇所の補修に入る。ボロボロになった部分にヘラで粘土質の石膏を塗りこむ。あくまで応急措置だが、これをやるだけで墓石もずいぶんと長持ちするのだ。 ) そういえば――ヴェイトス、には。クリスマスとか――そんなものが、あったっけ。 [Fri 8 Dec 2006 22:02:38]
◆ルーア・リシア > ( 墓石の前まで来ると、さっそく痛み具合を確かめる。墓参りに来るものはいても、墓標を綺麗に保つ、という作業をするものはなかなかいない。結果、雨風に晒された墓石は痛み、こんな風に苔むしたりひび割れたりするのだ。ルーア・リシアはまず、布巾をもって、墓石の表面についたコケを落とし始めた。 ) [Fri 8 Dec 2006 21:48:44]
◆ルーア・リシア > ( 墓地の地図を取り出し、明かりを当てて印を確認する。昼間見回っていたときチェックしておいた。見回りだけが、墓守の仕事ではないから。荷車を引いて、移動する。荷台にスコップ、麻の袋、花束、石膏の元などを積み込んでいるため、結構おもたい。 ) [Fri 8 Dec 2006 21:29:16]
◆ルーア・リシア > ( 殺人鬼だって、連日人を殺すのには疲れるのだろう、とか。自分なりの感想を。寒さは日を追うごとに厳しさを増し、いい加減カンテラをもつ手が冷えて痛くなってきた。 ) 今日は、ここと――あそこ、の、墓石の、修復。 [Fri 8 Dec 2006 21:21:09]
◆ルーア・リシア > ( 先週から今週の初め辺りにかけてまで増えていた仕事量は、ひとまず落ち着いてきた。 ) ひとだん、らく。――いつもこれくらい、が、いいな―― ( つかれた、という様子で、息を吐く。 ) [Fri 8 Dec 2006 21:14:29]
お知らせ > ルーア・リシアさんが来ました。 『(見上げるは、雲天の空。)』 [Fri 8 Dec 2006 21:10:31]
お知らせ > ルーア・リシアさんが退室されました。 『(見回り、これからが本番だと、気を引き締める。)』 [Thu 7 Dec 2006 20:12:49]
◆ルーア・リシア > ( しばらく歩き回ってみるが、今のところ異常らしい以上は見受けられない。幸か不幸か。 ) それにしても――今夜は、よく、冷える。 ( 寒さに身を縮めながら、それでも続けなければいけないのが仕事の辛いところ。次の休憩時間までは、まだだいぶある。 ) [Thu 7 Dec 2006 20:08:05]
◆ルーア・リシア > ( とはいえ、こうも毎日立て続けに悪霊を相手にしていたのでは体力が持たない。仕事だからと音を詰めすぎれば、やがてミスがでてくる。 ) 難しい、ところ。――よし、ここは、異常なし。 ( 鈴の音を鳴らしながら、次なる見回りのポイントへと。 ) [Thu 7 Dec 2006 19:59:24]
◆ルーア・リシア > 街に、殺人鬼でも――いるというの、か? ( いぶかしげな表情で、思案する。多くの人間が、恨みを残して死んでいくとなると、あまり理由は多くない。ここ最近の傾向を見るに、街にいる殺人鬼は、一人だけではないようにも思えた。 ) それでも――死神は、職務を全う、する、のみ。 [Thu 7 Dec 2006 19:45:30]
◆ルーア・リシア > ( ひとまず、今のところは悪霊らしき存在は確認できていない。かといって安心できるわけもなく、ツインテールの少女は黒いローブをまとって、見回りを開始する。いつも通り、決められた巡回コースを回っていく。 ) [Thu 7 Dec 2006 19:38:18]
◆ルーア・リシア > ( 応援は出してもらえなかった。魂の量が増えて仕事しんどいです、とかのたまったら、”泣き言いうな”と上司に殴られましたとさ。死神の世界は上下関係厳しいのですよ。 ) 一人でやるしかない――か。 ( 日もとっぷりと暮れて、寒い風が吹く墓地の中を、一人あるく。 ) [Thu 7 Dec 2006 19:30:24]
お知らせ > ルーア・リシアさんが入室されました。 『(――結局。)』 [Thu 7 Dec 2006 19:28:38]
お知らせ > アーウェルンクスさんが帰りました。 『それじゃあ、ばいばい元気でね。』 [Wed 6 Dec 2006 22:36:57]
◆アーウェルンクス > 幸せなもんだね。アンタが羨ましすぎるよ。 (妬み。彼女は持っていないものが、人間達が持っていることに何処か自然に悔やんだ。でも約束が約束だから破れない。) もうアンタに伝える事は伝えた。 じゃあ、今度花でも持ってくるわ。 (待ってて。と付け足してから立ちあがる。外套を叩きながら、土を落とした。それから静かに足取りをしながら立ち去っていこう。) [Wed 6 Dec 2006 22:36:26]
◆アーウェルンクス > 女さ、アンタのこと想って泣いていたよ。 (墓石に不器用ながら優しく触れて撫でてあげた。彼女は死んだ人間の代わりに姿を借りて、人間の彼女に伝えたい言葉を伝えてあげた。一度消えてから、また姿を変えて人間の彼女の様子を嫉妬は見眺めていた。) でも、アンタの分まで幸せになって生きる。そう彼女は言ってたよ。 (口許に静かに微笑んだに関わらず、癖のせいか妖艶にも見えてしまう。そっと墓石に触れるの止めた。) [Wed 6 Dec 2006 22:26:51]
◆足音 > (ショックを受けたように溜息を吐いた。怒り、悲しみ、憎しみなどいった感情を浮かばない。ただ和やかに微笑んでいるだけ。) まさか、呆気無く死んじゃうなんて悲しいね。 (表情と言葉が噛み合わない。死んだ人間は仲が良かった。だからこうして来ている。) 仕方が無いよね。 ああ、それとアンタが好いていた女に伝えといたよ。 (姿を借りさせてもらったけどね。小さく付け足した。死に際に立ち向かってしまった上に、約束まで交わしてしまった。だから約束を果たすためだけ、その報告として死んだ人間に伝えに来た。) [Wed 6 Dec 2006 22:21:17]
◆足音 > (足元まで届いた滑らかな黒髪をして、妖艶を漂わせる紫電の瞳を持った。彼女はある墓石の目前に座り込んでいた。) やあ こんばんは。 久しぶりだね。 (突然に突き破った高い声を、墓石に向けて言い放した。露出した格好ながら外套が隠している。) [Wed 6 Dec 2006 22:15:14]
お知らせ > 足音さんが入室されました。 『静粛なる空間を突き破る。』 [Wed 6 Dec 2006 22:11:24]
お知らせ > ルーア・リシアさんが帰りました。 『(ヴェイトスに潜む数々の悪意は、徐々にその波紋を広げつつあるようだ。)』 [Wed 6 Dec 2006 17:12:22]
◆ルーア・リシア > ( 苦痛に喘ぎ、恐怖に晒され、悲しみと絶望の中で死んだ者たち。そういう霊は、必ずといっていいほど怒りや憎しみを覚え、我を忘れて生者への復讐を開始する。 ) 仕事の、量が、多すぎる――応援、を――呼ぶべき、か? ( どっちにしろ、上司に報告したほうがいいだろう。与えられた仕事もこなせないのかと怒鳴られそうだが。 ) [Wed 6 Dec 2006 17:11:43]
◆ルーア・リシア > ( ヴェイトスでは、毎日のように人が死ぬ。スラムで、暗黒街で、奴隷ギルドで、病院で。どこかで必ずといっていいほど、人が死ぬ。けれど死因は様々で、恨みを残して死んだ者も、全体から見ればせいぜい2〜3割である。なのに、ここしばらくで少しずつ、確実に増え続ける霊の数。誰かが意図的に、人を殺して回っているとでもいうのだろうか。 ) [Wed 6 Dec 2006 17:08:48]
◆ルーア・リシア > ――ほんとうに、ここ最近は何かがおかしい。 ( 大鎌の実体化を解くと、ツインテールの少女は、その場に方膝を突いて姿勢を崩した。普段無表情に近いその顔には、連日戦い続けた疲労の色が見て取れる。 ) みんな、たしいたことは、ない。死んで間もない、低級にもみたない悪霊ばかり。でも――発生頻度、が、多すぎる。 ( 外の世界――ヴェイトスの街で、何が起こっているというのだろうか。少女はそっと、街のほうを見た。 ) [Wed 6 Dec 2006 17:05:09]
◆ルーア・リシア > ( 憎しみに支配され、ゆがみきったその魂は、鎌できられたことで、一時的に本来の霊魂の形に戻る。すかさず、ルーア・リシアは鳥かごを取り出し、魂に向けてかざした。 ) ――しばしの間、この中で安らぎ――憎しみを沈めなさい。 ( 魂は、鳥かごに吸い込まれるようにして消えた。 ) [Wed 6 Dec 2006 17:00:57]
◆ルーア・リシア > 死んで間もない人間が、こうもたくさん、悪霊になる。つまりは――チィッ! ( 苦しみに歪んだ形相で襲い掛かってくる悪霊。早く――解き放ってやらなければ。体勢を立て直すと、ルーア・リシアは再び獲物を構えた。今度は、ぎりぎりまで相手をひきつけて……。 ) ――とらえた! ( 一瞬の交差――沈む夕焼けに照らされて、銀の残光がきらめく。死神の放った一撃は、悪霊を切り裂いていた。 ) それはすなわち、外の世界で非業の死を遂げる人間が、増えているということ。 [Wed 6 Dec 2006 16:58:29]
◆ルーア・リシア > ――ハァァ!! ( こちらも隙をついて大鎌を振るうが、いかんせん宙を移動する相手のほうがはやい。互いに決定打を与えられないまま、こちらにとっては不利となる消耗戦に入ってしまっている。 ) なぜ――こんなにも、悪霊が、増える? ( つい先日も、似たような怨念を抱いた霊と戦い、あの世へ返した。1体だけではない。ここ最近、ぽつりぽつりと、悪霊化する真新しい霊が墓地にでてきているのだ。 ) [Wed 6 Dec 2006 16:52:20]
◆ルーア・リシア > ( まだ墓参りをする一般人の姿もある時間帯。墓地の片隅で、墓守は霊と対峙していた。ただの霊魂ではない。不遇の死を遂げ、痛み、苦しみ、怒り、憎しみ、悲しみをその内に宿した悪霊である。 ) ――くっ! ( 実体化させた大鎌を両手で構えて、己の周りを飛び回りながら向かってくる悪霊と戦っている。 ) まだ死んでから、そう時間はたってない――みたい。 ( 金切り声を上げながら向かってくる悪霊の攻撃を、飛びのいてかわした。 ) [Wed 6 Dec 2006 16:49:47]
お知らせ > ルーア・リシアさんが来ました。 『(夕日が地平のかなたに沈み行くころ―― )』 [Wed 6 Dec 2006 16:45:00]
お知らせ > セレニアさんが帰りました。 『( それでいい。 その為に、在るのだから… )』 [Wed 6 Dec 2006 00:52:05]
◆セレニア > ( チンピラに絡まれる程度であれば、戦う気持ちと戦い方を知っていれば、それなりに対応出来るものだとしても。 暗黒街の、暗黒教会の勢力外や路地裏… スラムの細道などに単独で捜索に向かうのは、現実的ではない ) ( もっとも、アテなどがあるわけでもないのだけれど。 …『一画』が喰われたという話も聞く… もっと動ければと、思ってしまう ) ( 歩みを進めても、ちょっと寒さに凍えるだけのフラットな感覚に、ノイズが走り身体が軽くなる事は無い。 今は、この辺りは平和なようだ――― ヴァンパイアの発生という、全体から見れば稀有な問題についてのみの、『平和』だけれど ) [Wed 6 Dec 2006 00:17:53]
◆セレニア > ( クリスティアで、自分が最後に配備されたマスターは、盾となるべき自分を庇って死亡した。 ヴェイトス市で教育係りを兼任するような形で担当してくれたマスターは、沢山の事を教えてくれて、けれど多くの疑問を残したまま本国へ帰国してしまった。 …今は一人… 仮にマスターがあったとして、教会の指示にない行動を取る現状では迷惑をかけるだけかもしれないけれど… ヴァンパイアの存在を知覚出来ない状況では戦闘に耐えない身体は、単独での行動を大きく制限される ) [Wed 6 Dec 2006 00:11:31]
◆セレニア > ( 人がヴァンパイア化する原因は特定されていないけれど、『ヴァンパイアに全ての血を吸われた後にヴァンパイアの血を与えられる』 や 『ヴァンパイアに血を吸われただけで』 などの他に、『生前の行い』 『体質』 といったヴァンパイアによらない原因で転向する者もある。 墓地は、時として未熟な彼らの目覚める場所となった ) ( 新たなヴァンパイアの発生には、クランやカヴン、氏族と表現されるヴァンパイアの団体が迎えを出す場合もある。 今地方村を騒がせている吸血鬼のような存在は、人の社会に潜むヴァンパイア全体に累を及ぼす危惧があるからだ。 調和を乱さぬよう、躾ける必要がある。 …ヴェイトス市ではあるいは、そういった流れをどこかで歓迎している節もあるのかもしれないけれど… クリスティアで自分の属していた組織の方針は、拡散の断固阻止。 発見次第例外無く最大効率での殲滅を求められ、墓場がその中心となる事もあった ) ( 乾いた冷たい土を踏み締めて、歩く、歩く… 隠蔽も知らぬ新たなヴァンパイアの発生を感知すれば話しは別だけれど、指示を下された事では無いから鐘は鳴らさずに… それでもふと湧いた懐かしい思いに、溜息を零す ) [Wed 6 Dec 2006 00:05:01]
◆セレニア > ( はためくケープから覗くのは銃と剣。 今夜もヴァンパイアを追って僧房を抜け出して… 一度張り込みを開始したなら、また奴隷ギルドで待つのが基本だけれど… 追っているヴァンパイアがどのような手段で忌まわしい糧を得ているかは分からない。 …ならば、殺すまで吸えば確実に残る死体の処分をどうするだろうと考え、今夜は場所を変えていた…。 …『ヴァレリア』と口にした少女の特徴を数人の墓守に尋ねたけれど今のところ空振り。 足を止めていた真新しい墓標… と言っても墓碑銘も無いような、ただ木の棒を十字に組んだだけのもの… にそっと会釈して。 かつてクリスティアで、研修に訪れたヴェイトスで、ヴァンパイアハンターとしてそうしていた時のように、ゆったりとした足取りで墓場を進む――― ) [Tue 5 Dec 2006 23:43:08]
◆セレニア > ( あるいは喰らった者の埋葬などといった事も考えるだろうか ) ………。 ( 共同墓地の中でも、無縁仏などの埋葬される粗末な一画で。 冴え冴えとした夜風に、一房に編んだ薄紅色の髪と、白い大聖堂のケープをなびかせて… 全身にフィットした黒革の戦闘服に身を包んだ少女が、ランタンを手に一人佇んでいる ) [Tue 5 Dec 2006 23:31:38]
お知らせ > セレニアさんが入室されました。 『( そのヴァンパイアが人を気取るなら――― )』 [Tue 5 Dec 2006 23:26:52]
お知らせ > ミカドさんが退室されました。 『目がっ目がー!!!(1人ラ●ュタごっこ絶賛開催中)』 [Mon 4 Dec 2006 03:03:20]
◆ミカド > (そんな「俺格好EEEEEEEEEE」の瞬間に) ベシ (使い魔は、最後の抵抗とばかりに男の顔面に尻尾たる鞭の先をたたきつけた) [Mon 4 Dec 2006 02:59:32]
◆ミカド > ……さて。 (汗をかく事を忘れた身体だが、長時間の死霊術行使と、使い魔との対話で、疲労感が体の中心にへばりつく。 鞭を振るい続けた非力な右腕は明日、明後日は動くまい。――それでも、最後の調整と、今一度、己の使い魔と意識を繋ぐ。意思を繋ぐ。感覚を繋ぐ。 ――細い糸を一つひとつ確実に結んでいくイメージ――やがて)(右へ一回) (左へ一回)(――ヒョン――と、風を切る音が二回響き――最後に、地面に叩きつける。) ――――よく出来たね。 いいコだ。 (右腕の使い魔に向かって、微笑んだ) [Mon 4 Dec 2006 02:52:46]
◆ミカド > …これで掌握完了と言うわけだっ―― …!(胸を張ってからから笑う。墓場に響き渡る男の哄笑は、さぞかにホラーだろう。まぁ、存在自体がホラーなのだが。誰もいない場所に向かって、顎先に指を沿え斜め45度) 流石僕っ――誉めてくれて良いよ?ん? 盛大に!ココゾトバカリニ! (ば、と両手を広げて姿の見えぬ友人へ――…墓場の友人は淡々と揺らぐくらいで、返事ナシ。喜怒哀楽を浮かべるほど器用な相手じゃないらしい。) ………。くっ…!理解できないかっ…! 結構だ!娘にここぞとばかりに見せ付けてだね、「おとーたますごーい」フラグをたててくれるっ…!! [Mon 4 Dec 2006 02:50:09]
◆ミカド > 道理で、こぅ……! 普通の鞭のように扱うと、そりゃぁね! ふふふ! 自分の身体を打つ事17回、重さに振り回されて転ぶ事31回、身体にまきつく事8回、顔に当りそうになって必死回避する事98回―――っ!!――何か使い魔の並々ならぬ悪意を感じるがともあれっ――!! [Mon 4 Dec 2006 02:29:27]
◆ミカド > (両手の中には、ジャラジャラと鳴く鞭が収まっている。―― 鳴く鞭 ―― 即ち、この吸血鬼の使い魔の姿。 普通の鞭とは違い、右肘から右人差し指まで、細い鎖のようなモノが巻き付き――その、人差し指から先は、幾束の細い鎖が一縒り合わされて一本に。 一定間隔に節があり、長さは3m程度のもの) ――…鞭術と言うよりは、人形繰りに近いようだよ? (見えない話し相手に、語りかけながら、先程の的――墓参客を装う為の白い百合の花の花束――を眺める。 その中の一輪が、花弁を散らして揺れていた。 残るは茎だけ。――散らされた花弁は、いま足元まで風に乗って転がってきた) [Mon 4 Dec 2006 02:16:21]
◆ミカド > …当ったか? 当ったのかな? ―――ん?んんん? (深夜の墓場を怖がることなく、自室にでもいるような声で独り言を呟く。 勿論――この男の独り言に返事をする「人」の声はない。 …帰ってくるのは「元」人の返事ばかりだ。 もっとも、普通の墓参客には聞こえない返事だが。) …… そうかい。 へぇ。 なかなかどうして―― (「普通の墓参客には聞こえない返事」を聞くことが出来る男は、返って来た声に、軽い驚きの表情を浮かべて、自分の両手を眺める。) ………戯れにでもやってみるもんだね。 [Mon 4 Dec 2006 02:01:26]
◆ミカド > (墓場の墓参客用の長椅子の傍で、風切音が木霊する。) ――おー……? (音の発信源は――黒いインバネスをきっちり着こなした、貴族風体の男。 白い手袋をはめた両手には、黒の鞭が収まっていた) [Mon 4 Dec 2006 01:55:04]
◆黒外套 > おお。 (自分でも驚いた。そんな声) [Mon 4 Dec 2006 01:45:49]
お知らせ > 黒外套さんが入室されました。 『(のびる黒い触手は、白い花弁を宙に散らす)』 [Mon 4 Dec 2006 01:45:33]
お知らせ > ルーア・リシアさんが退室されました。 『(いつかまた、会う日まで――)』 [Sun 3 Dec 2006 22:15:53]
◆ルーア・リシア > えぇ、また――いつか出会うときがくる。それまで――しばしの、お別れ。 ( しばらく空を見上げていた少女だったが、やがて夜風の寒さに身を縮め、眉を寄せた。 ) さぁ、また――お仕事の、続き―― [Sun 3 Dec 2006 22:11:25]
◆ルーア・リシア > ( あ り が と う ―― ま た ね ―― 空に解けてゆく猫霊の想いが、ルーア・リシアの耳にこだまする。あるべき場所へと帰った魂を、少女はそっと見送り――夜空を眺めた。 ) [Sun 3 Dec 2006 22:03:16]
◆ルーア・リシア > ――心安らかに。 ( 小さい声で、呪文のような言霊を紡ぐ。そして、猫の体は光の粒になって、空中に解けていく。 ) ――逝きなさい。 ( かざしていた指先を、ほんの少し、押し出すように動かす。それを合図に、猫霊の体は始めるように霧散して、空に上っていった。 ) [Sun 3 Dec 2006 21:56:36]
◆ルーア・リシア > ( しゃがみこみ、猫霊の額に指先をかざす。そっと、紡ぐように、唇を動かして。 ) 大丈夫。じっとしてくれれば、すぐおわる。――あなたの行く末に、幸せのみちがあらんことを。 ( 指先から伝わる光は、静かに猫霊の体を包み込んでいく。 ) [Sun 3 Dec 2006 21:46:12]
◆ルーア・リシア > ( ”みゃぁ〜” ようやく自分の死を、自覚してくれたらしい。あれから様々な話をして、この猫霊に彼岸へ帰るということがどういうことなのかを教え込んだ。そして、分かってくれた。 ) それじゃあ、始める―― [Sun 3 Dec 2006 21:38:12]
お知らせ > ルーア・リシアさんが入室されました。 『(――そして、猫をあの世へ返す日がやってきた。)』 [Sun 3 Dec 2006 21:35:26]
お知らせ > カウスメディアさんが退室されました。 『そんなこんなで夕方まで激しく。』 [Sun 3 Dec 2006 05:53:58]
◆カウスメディア > 誰でも良いのかなー?私だから良いんですよねー?…───( カワイイ、可愛くて仕方がない。身体的な事よりも精神的にこの子なら許せると言っていた。 おでこを撫でてあげ 好 き そう唇を動かした。)私の場合はたぶん、死ぬまでこういう事は好きかも知れない───( 適齢期 エルフの適齢期はいつだろう?そんな事を考える余裕を相手は与えてくれない。けれど、その求められている感覚が心地よく) ナンテコッタちゃんもシテ欲しいー?…この割れ目の中にある芽をね、剥いて爪でカリカリしちャウの──( 目を細めて絡まる舌を芯に見立て、爪でカリカリと軽く引っかいてみる。ザラザラとした感触は似ても似つかないけれど、これから相手の芯を責められる事を考えると秘部から液が溢れ出る。) そうそう、わんこになるの。 何回シテくれるのかなー?…ふふ───私はアナタを5回はお漏らしさせちゃうから。( ちゅ。 此方からも寄り添い唇を重ねた。 ) [Sun 3 Dec 2006 05:49:27]
お知らせ > ナンテコッタさんが退室されました。 『そんなこんなで初めてさん。夕方くらいまでまったりー。』 [Sun 3 Dec 2006 05:48:53]
◆ナンテコッタ > ぅ んー・・・ そっちの意味でも、良いでぃすよ?強気な子も、強気じゃない子も、どっちもスキー( 鼻先を潰すよな指を食もうとするよに、上向き加減ではぐはぐ、と口を動かし 抱き返される温度と、漏れていく「好き」を吸い込むように、す、と息をいっぱいに吸い込んで、ゆっくりと吐いて ) 結構、寿命が長いせいで性欲が薄いー、っていう部族もあったりなかったりぃ?ナンテコッタも、実は適齢期じゃないのでしたぁー☆ ( 大学やその他で不特定多数と肉体関係があるけれど、人間で言えば12,3歳くらい。そもそも種として違うんだから詮無い事だけど子を成すには速すぎるのは本当。 ) わぁ そんな風に聞いたら、ドキドキしてきちゃった。ねぇねぇ、どんな風にするの?( 自慰告白に指をしゃぶりながら、うっとりと問う。下腹が疼くのは、きっと同じ様にしてもらいたいから。この指で、シて欲しい。ちゅう、と指を吸って―― ) ん、ナンテコッタも直接ぺたってしたい。お外じゃ寒いし、ムズかしいし―― あ、はァ・・・( 手応え十分の反応にきゅう、と目を細め、縋るよに増す、掛かる重みに感じる愛しさ。舐め尽してあげたい ) んふっ ふふふふふーっ わんこになっちゃうんだ?でも、一人じゃなくって、メディアたんにもシて欲しい なー?( 腕を取ってぴとー、っとくっ付きながら、顔を寄せて囁き 行こう、と腕を引いて。 自分の部屋には、こういうのに抵抗の強いな娘が泊り込んで居る事だし、ベッドを求めるのなら淫売窟にでもいこうか。リサーチ済みの宿の中、どれにしようかな、なんて期待を膨らませ―― ) [Sun 3 Dec 2006 05:05:30]
◆カウスメディア > どっちもって?…もうー…またエッチな意味?───( からかう様に鼻頭を人差し指でグリグリと押し込みました。 この子ことが好き… そんな幸せな気持ちを感じた瞬間に相手の圧力を感じました。此方も軽く抱き返して ) 当たり前でしょう?何年生きてると思ってる?…て、アナタもエルフじゃナイですか───( おどける様に唇を尖らせて言う) ンン…ッ… エッチ…───この親指ね、いつも一人でする時に ( 使っテルの… おしゃぶりを舐める赤子の様に思えるその行動はとても可愛らしくて。 親指で歯や舌に触れながらジャレさせる。 今まで自慰で染み込んだ愛液を貪らせる様に。) だってベットが硬いのはイヤだもの…───もっと柔らかい場所でシタいな。 ウ…ッ…ア…アハァ…───イ( 充血した秘部は触れただけで芯がクリクリと動く程に硬くたかくなっていた。 もし芯を剥かれて同じように触れられたら、はしたなく漏らして果ててしまう所だった。 ) ン…───ネエ…犬になるから柔らかい場所でシテ…その… 何回でもシテいいから。(差恥の極限で赤面しながらも身体は喜びを覚える。) [Sun 3 Dec 2006 04:41:57]
◆ナンテコッタ > あっるぇー?ううん、ナンテコッタはどっちも好きディスよぅ?( 露骨な表現にあぅん、とか鼻に掛かった声漏らして、すり、と微笑みに頬を擦り付け。遠慮がちに寄り掛かってくる重みがいじらしくて、はぐー、と抱きつきつつ鎖骨に口付けし。 ) わぁお。積極的ぃー メディアたんったらえっちぃんだ。 そんなえっちな子は―― ん、むっ ンー・・・っ( 濡れた親指が唇に押し付けられ、言葉が途切れる。その親指にちゅ、ちゅと唇を降らせ、れるん、と舌を這わせて唾液を舐め取る。 ぬる、と滑り込ませた指先が、太ももに挟まれて立ち往生すれば切なげな瞳で見上げ ) う わぁ・・・・・・ すごいこと言ってるぅー。 ナンテコッタはもっと、くっつきたいよぅ ぴとー、って。( お預けに往生際悪く く、く、とほんの少しだけ指を曲げ指の腹で濡れた秘肉を押し、ぬるりと滑りを肌に擦るよにして下着から指を抜き 腰を押し付け、くびれをなぞりながら重ねられる唇を従順に頂戴し―― こくん、混ざり合った唾液を飲み下して、ほぅ 息をつき ) [Sun 3 Dec 2006 04:20:06]
◆カウスメディア > 私は全然強気でもないですよ…自信がある事なんてないですし───強気じゃない人は嫌い?( だって擽ってるんダモノ そう呟くと控えめに微笑みました。 体重の事を気にしながら相手に寄りかかり、お尻に手が行くと背筋がピクンと反応し秘部をさらに濡らす ) ナイショでもいいけど…───たまにシテくれないと バラしちゃうから。 ( 可笑しそうにくすくす笑って。 でも私のは”おしっこ”とはまた違うのよね ───そんな事を思っていたら唇を啄ばまれた。 急かす様な手の動きに、ペロッと親指のお腹を自らの唾液で湿らせそれを相手の唇に押し付け焦らせ ) ア…ン…ッ…───もう… ───( 亀裂はスムーズに指先を迎え入れたけれど、股を閉じて唇を重ねた。 「此処を指でコネコネはもう少し後だよ」 わざと露骨な表現で呟いた。それは自らの差恥を高めるためでも、相手の差恥を高めるためでもあり。) [Sun 3 Dec 2006 03:55:20]
◆ナンテコッタ > ん、ぅ―― あ、は。さっきまで強気だったのに、素直さんー?ん、ぅ くすぐったい、けど―― ( ちろちろと唇を這う舌先がくすぐったく、んふ と鼻から甘く息が漏れ 明け渡された優位に従いキスを重ね 腰を引き寄せた掌はウエストから下着の縁なぞるよにお尻の柔らかなカーブ上を滑り ) んっふっふー・・・ じゃあ、おあいこ?みんなには、ナイショだよー・・・?( 自らスカートをたくし上げるその所作と湿り気の伺える布地を見て顔を赤らめ、興奮気味に ね?と首をかしげ ちゅ、と 今度は軽く、触れるだけのキス。 お尻を撫で回す手はするりとスカートの下へ、内股からつつつ、と指先を滑らせ 湿った布地を横にズラすよに下着の下に滑り込んで滑る感触を愉しみ ) ん、ぅー? 恥かし ぃー? それとも、オバケ 怖い?( 混ぜちゃおうよ、なんて冗談を言いながらゆっくりと、滑りを纏った指先を亀裂に沿わせ滑らせて ) [Sun 3 Dec 2006 03:37:59]
◆カウスメディア > ン…ンフフ…─── ア… ンゥ… ( 唇を求められ拒むことなく委ねて、瞼が快楽で下がって来る。 自然と漏れてしまう自らの甘い声を隠すように、何度も啄ばんで来る唇の皺に沿いチロチロと舌で唇を舐めて服従を示した。 ) ワタシもおしっこ出ちゃった…───。( 膝立ちでスカート状の物を両手で腰からぐいっと上げて見せると、その下の白い下着の秘部の部分がじんわりと湿っていて…───視線を反らしながらもその差恥にゾクゾクした。) あ、あのー…───大きな声は出さないでね。 ( フフ と笑って、二度目の服従の証に唇を舐めて頭を頬にこすり付けました。) [Sun 3 Dec 2006 03:17:00]
◆ナンテコッタ > んっ・・・ ンっ んんぅ む・・・っ ( 擦り付けるよに唇を結び付けあい、鼻から甘ったるい声を漏らし―― 小さく、何度も唇を食み―― ) っは・・・ 漏れましたが、何かー?いきなりぺろぺろされたら おしっこだって、出ちゃうんですぅー。( 僅か、唇を離し 額をくっ付けて鼻が触れる距離でイナオリズム。触れそうで触れないフェイクのキスなど織り交ぜつつ。 ) まっさかァ。どっちかって言ったら、楽しみでぃすよ?( にへらぁ、と温い笑みを浮かべれば 回す腕を背中を撫でながら腰まで滑らせ、ぐい、と太ももの上を滑らすよに腰を引き寄せて また深く唇を結びつけて―― 建てられた墓碑の上に乗って、十字架に寄り掛かってる当たり罰当たりだがッ ) [Sun 3 Dec 2006 03:04:25]
◆カウスメディア > ネ…ネェ…───もしかして… 漏らしたの? ( 気温の低さで湯気は流石に立っていないけれど、地面は湿っていました。質問は途中でさえぎられ着物を掴まれ引き寄せられ…───。) 誘ってきたのはソッチじゃないデスカァー…それとも怖くなっちゃった?フフ───( 体中がゾクゾクと細かく震えて、身体は反応し もう膝で這って歩かないと子宮が疼いて力が入りませんでした。 けれど強気な姿勢を崩さないで居ると唇を重ねられ… ) ア…───ンン… ( 力が入らず抵抗することなく引き寄せられ、唇に唇で蓋をされました。 バランスを崩しそうになり、相手の膝に乗り上げてしまい その瞬間に足の間の湿りを気づかれるかもしれない。 ) [Sun 3 Dec 2006 02:50:21]
◆ナンテコッタ > うう、んっ・・・ う――・・・・・・ ン―― っ( なんだか調子にのってれるれると這い続ける舌。流石に最初ほどのインパク値はないものの、ぞくぞくっと這い上がる物に首を竦ませたままぎぅー、とメディアたんの着物を掴み。 ) うう、な、なんだかとってもお恥かしい・・・ッ しゅ、羞恥ぷれえディスカーッ!?( 膝の力が抜けてへんにゃり、尻餅つくよに座り込みつつ恨めしげ。 そして、つい、と反らされる視線を追えば―― 死臭混じる陰気な土の匂いに混ざる匂いは尿ですが、何か?漏らしましたが、何か・・・ッ!? ) う、う、うー・・・・・・っ!か、かくなる上はーッッ!( にょろん、と細っこい手を首に回せば、ぐいーっと引き寄せていざぶちうと口付けをば。 でぃーぷな。 かくなる上は?アマタ様も漏らさせる―― ッ!(カッ!)) [Sun 3 Dec 2006 02:35:05]
◆カウスメディア > アハハハハハハ…♪なぁーんだ、カワイイとこがあるじゃないですか。 される事は苦手ナンだ、恥かしがり屋って奴ですねェー ( ぴったりと密着のまま大爆笑した。 密着なのは寒かったという理由もあり、その他理由はその他諸々───調子にのってレロレロと舐め続けてみた。 最初はオフザケ けれど、何故か普段見せない相手の表情にゾクゾクした物を感じた。 そして、二人の足元から僅かに湯気。 ) フフフー…────( にんまりと笑って見遣りました。 弱み握った…!!) [Sun 3 Dec 2006 02:21:56]
◆ナンテコッタ > ・・・ ちょっ と 漏れ まし たー・・・・・・ !( 何を?聞くな。 ぷるぴるぷる震えながらの告白。 生暖かい不快感に唇突き出して、恨めしそうにじと、と見詰めるテスト。 ) [Sun 3 Dec 2006 02:14:32]
◆ナンテコッタ > んふひっ メタル味ー?( 何だか機械っぽいものを弄ってたものだから、舌に感じたのは金属っぽいちょっとツンとくる感じ。びみょーに裏返った声にしてやったり、としたり顔。ナンテコッタの思考の6割は意外性を狙う事で占められているッ ) オウイエス、あのねー?そのねー?( そんな沈黙めいた前置きにふんふんと頷いて、dkwkしながらその口元に耳を近づけたらー・・・ ごッ ) 痛ぷッッ!!!!? 角!角がッッ!ナンテコッタの脳がーッッ! Σ( 角来ましたヨ!帽子がなかったら即死だったカモシレーヌ。昨夜は箒の柄が圧し折れるほど殴打され、今朝はマッパのサガエミキーに跨られて血が出るまで殴られた訳で。いい加減怪我とか入院するべきなのかしらんッ。 ) う、ううう・・・ 流石のナンテコッタもいい加減ボロボロでぃす。取り扱いはお優しくお願い致したき次第ー・・・ ふぇ?( 頭抱えて蹲ってりゃ、ぴったり密着風味。ひょっこり、上げた首に這うのは生暖かい―― ぬるっ ) ァ ひゃぅッ!? Σ( 亀のよに首すっこめて声が裏返った声が!ぞわぞわと背筋を走るモノに鍵盤でも叩くよに指先が宙を踊るッ ) [Sun 3 Dec 2006 02:11:44]
◆カウスメディア > ウワッ…!!イヤアァァァァ…!!バッチイ…!! ( 手に走る新しい感触何かが這うような。 めったりと唾液をつけて手、普段出ないような口調、声が出て───エロい…!! この子エロい )ナンテコッタちゃん、あのね…─── ( 頬を赤らめて相手にのってみた そして、ちらりとレンズを見。) お墓で誰がそんな事するのよ。 ( ゴチ…ッ… 横に置いてあったレンズ角で脳天に一括。 ) フフフ…───でも、ほんとにしちゃったら性格変わっちゃタイプですかねー?( にんまりと笑って悪巧み。 手のお返しがしたいらしい─── 横にぴたりとくっ付きました。 ペロリと舌を出して 避けなければ、その下が首を這うでしょう ) [Sun 3 Dec 2006 01:53:31]
◆ナンテコッタ > ンッがっぐっぐッ!?Σ( しぱーんッ!っとビンタ気味に口塞がれ、びくんっ。窒息!この手の静的バイオレンスはナンテコッタ的に新しい。言い聞かせよーとぐいっ、と迫る顔に あらいやん、頬赤く染めてもでぃもでぃしつつ、こくこく頷き。 ) ふもっふもふふもー?( 口塞がれたまま何故怒られるのかと問うてみるテスト。ついでに掌舐めちゃうね!れるー、と くすぐったい事請け合い。 ) ぷは・・・っ そ、そんな口説き文句は初めてっぽく、ナンテコッタちょっと理解に苦しみまする。けれどけれども、それは大きな声だしたら見つかっちゃうよ?アハハ、ウフフと了解する次第っ。お、お墓の前でだなんて、ドッキドキでぃすけどー・・・ え、えっと い、いいでぃすよ?( てぃらり、もぢもぢしたまま俯き加減に見上げてみるテスト。もちろん性的な意味で!空気嫁 ) [Sun 3 Dec 2006 01:37:36]
◆カウスメディア > ダメダメダメダメダメ…────ッッ!!ワタシが悪カッたですよ、叫んでスミマセンでした…!!( 問いの答えは叫びだった。慌てて相手の口をブチュと手で押さえ込んだ。酸素供給ゼロ? 夜の静寂を乱す二人のエルフなのです。 ) イイ?此処はさわぐと怒られルンですよ? ブっ↑飛ばされちゃいますよ、お墓が増えちチャイますよ? ───。( イイ?静かにしてくだサイねー… 相手の口を押さえつけたまま、自分の唇の前で人差し指を一本立てました。 夜なので静香にね、むしろ墓地では静かにね?の意。 そう何回か言い聞かせてから、手を解いてみよう。 ) [Sun 3 Dec 2006 01:25:05]
◆ナンテコッタ > おぎゃ―――――――― ッッ!?( 夜闇を切り裂く絹を切り裂くよな悲鳴にドミドリ色まで叫んだよ!悲鳴連鎖超迷惑。眠れぬ死者が蘇るカモシレーヌ。 びりびりとお脳を揺るがす残響にオレンジおめめをくるくるまわしつつー ) なんだかんだと聞かれたらッ!答えてやるのが世のナサケー?諸行無常のヒビキアリー 日々キャー・リー( ズビシ、一本指立てた指をスタイリッソ(否すたいりっしゅ)に突き出してチッチッチッ、と横に振り ) ナンテコッタは何処にでも居て何処にも居ないのディス。トゥマリ!このナンテコッタを倒しても第二第三のナンテコッタが――・・・・・・ 以下略!( 意味不明であった。きっと泊り込んだオトモダチに淫行を働こうとしてボテ繰り回されたお陰で変な回路とか繋がってるのかもしらん。 ) [Sun 3 Dec 2006 01:17:15]
◆カウスメディア > オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ…ッッッッッ…!!!!!( 油断して木を背もたれにレンズをクルクル回していた、暇つぶし。 しかし、目の前に出現したミドリイロに本日二度目の場違いな雄たけび。 驚きとはいえ、眠る死者に対して失礼。 ) な、なんで、アナタが此処にいるンですか?…ほんと神出鬼没というか、なんというか。 ─── お墓参り?( ヘナヘナと力なく砕けて、木にもたれると 可笑しそうに笑って聞きました。 失礼だけれどお墓参りのイメェジはこの子に対して持っていない。) [Sun 3 Dec 2006 01:05:34]
◆ドミドリ > ( アナタの視界ににょろっと飛び出すミドリイロ。空気読まないのがやってきましたヨ!ハーイ!ナンテコッタでーす☆ ) それはつまり生まれ変わった方が良い奴宣言という事でありまして、アナタ一体何てコト!?いのちをだいじに!いのちをだいじにー! アナタに百歳(アナタ指差し)ワタシに百歳(ワタシ指差し)二人合わせて二百歳ー?(腕をクロスさせてビスビスと立てた二本指ッ 特に意味などあるものかッ) [Sun 3 Dec 2006 00:56:02]
お知らせ > ドミドリさんが入室されました。 『 つまりー、生まれ変わりたがり症候群ー? 』 [Sun 3 Dec 2006 00:51:11]
◆カウスメディア > ああー、うん。此処から少し歩くと街のほうへ行けますから。 寒し暖かい街の方が楽しいですよ。 ( 魚だ。 足元を見て答えが出た。 長く生きては居るけれど、人魚を見たなんて記憶の隅にもありませんでした。 笑顔で帰っていく背中に対して手を振りながら見送りました。 そして、ふたたび大木に寄りかかり星空にレンズをあてました。 ) 恩か…───歳を百歳ばかし取るというアマウラの海の国ですかね。 ( レンズ越しに空を見ながら、アマウラの物語を思い出しました。 図書館で調べ物をしているときに見つけた話 ─── ) 100歳ぐらい、あの子にあげようか。 [Sun 3 Dec 2006 00:15:35]
お知らせ > ダリアさんが退室されました。 『(帰る足取りは軽く、歌をのせて。)』 [Sun 3 Dec 2006 00:04:07]
◆ダリア > ムギャッ!!! (あなたの声に逆ドッキリ(違) 目をパチクリしながら小動物のようにビクビクしてしまうだろう。) 墓地… お墓だったンだナ? (海のお墓とは全然違うのだなと改めた知った新しい知識は記憶の中へ整理されていく。) そうなンだ… ボク迷ったンだな でもココ入り口なら、あっち行けば帰れるカモか! (浮上した心持でパッと表情を明るくすれば、感謝の気持ちをこめ、ヒトの真似してペコリと頭を下げるだろう) ありがとなんだナ! このご恩はいつか返すヨ (そう言えば墓地を抜ける道に駆け出そう。向かうは我が家、家族の待つ家へ。) [Sun 3 Dec 2006 00:02:31]
◆カウスメディア > オオオオオオオオオオオオオオオッッッッッッ…!!!───( レンズに意識がいって周りに警戒していませんでした。そんな時に声をかけられ話かけられて驚いたという事よりも 突然、背後から声がして驚きで血の気が引き思わず耳を立て取り乱しました。 ) え?ああー…ええっとー・・・───こ、ここは墓地の入り口ですよ。 もしや迷った人?人?… じゃナイか。( ハァハァ… と荒くなった息を整えながら、尻餅の状態で相手を見上げました。 何とか質問だけは理解したようで、戸惑いながらも少し愛嬌で微笑んでから答えました。 迷ったのかな? 墓地に好んで入る人なんて早々いないと思うから。 ) [Sat 2 Dec 2006 23:55:31]
◆ダリア > (てくてく。 やっとあなたの後姿を確認できる距離まで来れば、助かったと思って駆け出すだろう。 そのままあなたの背後から声をかけようか。) すみまセンっ ココはどこなんダな? (何やら忙しそうなあなたの背にへんてこ訛りがたずねよう。 もう意識は早く帰らなきゃナ方向へ、 きっと出口を知ってるはずと表情を輝かせて。) [Sat 2 Dec 2006 23:44:21]
◆カウスメディア > クシュン…ッッ!! クシュ…ッ!!───ハァー…ッ…ズズッ。 ( 連続するクシャミに生理現象とはいえ、その風邪や身体やクシャミを誘発する全てものに憤慨し、乱暴に大きなカバンから毛布と言えるほどの大きな布を取り出しました。 寒い季節は外での仕事いう事もあり重装備で大きなカバンを持っているのでした。 ) あーあー…頼まれておいて申し訳ないンですけど、寒いから占い家業は廃業ですかね。 ───( 手帳にはアマウラの資産家の名前がずらり。資産家同士の争いで、ついには星占師まで駆り出した。資産家の全員が全員、足を引っ張り合って蹴落とそうと必死なようです。 ) 欲張ると貰いガ少ないって奴ですよ。 ( そう言ってレンズ越しに再び夜空を見て、資産家全員の生年月日や様々な情報と照らし合わせた。 どうやら全員が将来的には破産へ向かっているようでした。 此方へ向かってくるダリアさんの様子にはまだ気がついていません、レンズのほうに意識が行っているようでした。) [Sat 2 Dec 2006 23:36:42]
◆ダリア > 〜――… (奏でるは母の歌か、 自分を慰めるように歌えば少しだけ気持ちも浮上する。) …―――〜 っ、 (ヘロヘロ歌いながら歩いていればハミングとクシャミの音。 それが天の助けに聞こえ辺りを見回して。 音の聞こえた方向へ足を向ければ、警戒ひとつせずに海の言葉を奏でたまま、そちらの大木にきょろきょろテクテク向かうだろう。) [Sat 2 Dec 2006 23:20:44]
◆カウスメディア > (訂正:うす暗い墓地では目を凝らすと見えるぐらい。) [Sat 2 Dec 2006 23:14:13]
◆カウスメディア > フンフンフーン…───ハァー… クシュン!!クシュ…!!(墓石のよこ、不気味な雰囲気を持った大木の下でレンズを空にあてながら夜空の星の位置をみて何やらブツブツと呟いていました。 冷たい風が肩を通り抜けるとブルブルと震え、時折クシャミをしながら先程から聞こえてくる不思議な歌声にあわせて上機嫌に鼻歌をうたいました。 ダリアさんとの距離は気をつければ日中は見えるくらい、うす暗い墓地では気をつけると見えるぐらいでしょうか。 ) [Sat 2 Dec 2006 23:11:34]
お知らせ > カウスメディアさんが入室されました。 『聞こえる音色に合わせて鼻歌を…───。』 [Sat 2 Dec 2006 23:04:32]
◆ダリア > (帰り道を失った人魚はただ心細く。 その場から立ち上がっても頼りない足取りで歩くだろう。 ココがどんな場所かは分からなかったが、心細いのと一緒に少し寂しい気持ちになる。) … ―――― (それを紛らわせるように、自然と喉が音色を奏ではじめる。 静かなソコでか細く響く海の言葉、今はそれだけを頼りに石の列にそって歩く。) [Sat 2 Dec 2006 22:57:58]
◆ダリア > コレは… 看板カ? (どこぞ訛りが素っ頓狂に喋る。 文字の書いてある石=看板。 人魚はその程度の思考回路しか回っていなかった。) 看板あってモ 読めないト分からないジャンね… (もしこの中に家に帰る道しるべがあったとしても自分は分からないのだろうと思うとがっくり肩を下げて。どなたのか分からない墓石の前で失礼にもため息をつくだろう。) [Sat 2 Dec 2006 22:49:21]
◆ダリア > (てくてく。 はだし姿のまま色んな形に整えられた石の脇を抜けて、 ココまで来た道のりを思い出そうとするが記憶は曖昧で。 このままでは家に帰れないと眉を下げるだろう。) … ヒトの言葉がいっぱい? (ぱっと目に入ったお墓の前にたって小首をかしげる。 ヒトの言葉を聞き話す事はできてもまだ読む事と書く事は出来ない人魚。 石碑の前でちょこんと座ってじっと見ようか。) [Sat 2 Dec 2006 22:43:04]
◆ダリア > …おかしいんダナ (自分は散歩の帰りに家に向かっていたはずだった。 苦手な足でヘロヘロ歩きながら、色々考えながら歩いてたはずだったのだが…) …ココ どこなんダ? (顔をしかめ首をかしげて、どうやら道に迷ったらしい。キョロキョロ見回すも人気はない、 辺りには石造りの何かが立ち並び見たことも無い風景。 自分のいた海にはこんな形のお墓は無かったせいか、 それが墓地である事にも気がついてはいない。) [Sat 2 Dec 2006 22:37:03]
お知らせ > ダリアさんが入室されました。 『 … アレ ?』 [Sat 2 Dec 2006 22:31:22]
お知らせ > ルーア・リシアさんが退室されました。 『(それから、猫に死神の話でもしてやろうか。)』 [Sat 2 Dec 2006 22:06:13]
◆ルーア・リシア > ( 踵を返し、向かうは己が寝泊りするために使っている借家=ボロ小屋。冬に備えて薄い板で壁を補強してはいるが、安っぽいつくりの家は、どうしても隙間風がある。帰ったら、体を温めるスープでもつくろうか。 ) そうだ――また、買出しにいかない、と。 [Sat 2 Dec 2006 22:04:47]
◆ルーア・リシア > ( この猫霊が自分の死を自覚し、あの世へと送られるのは、もう少し先になるだろう。それまでは――側にいても別にかまわない、と思う。どうせ長時間の見回りが難しい季節になってきたのだ。小屋で体を休める間の暇つぶし相手にもいいだろう。 ) ――行こう。ここは異常なし。 [Sat 2 Dec 2006 21:58:24]
◆ルーア・リシア > ( かじかむ指先に息を吹きかけて、吹き抜ける風に身を縮める。もう少し厚着をするべきか――だが、それでは何かあったときに動きづらくなる。悩みどころ。 ) お前は、元気、だね。 ( ほんの僅か、笑みを浮かべて、足元の猫霊を見下ろした。 ) [Sat 2 Dec 2006 21:46:18]
◆ルーア・リシア > ( このところ連続しておきているという事件のせいだろうか。街全体が騒がしい。墓参りに訪れる人々も、どこか物々しい雰囲気だった。加えて寒さは日を追うごとに強さを増していって、肉の体をまとったルーア・リシアも、一度に見回る範囲と時間を狭めるしかなかった。 ) [Sat 2 Dec 2006 21:40:07]
◆ルーア・リシア > ( 見回りのときにも後ろからテコテコ付いてくるものだから、それをみた墓地の幽霊たちから”新しいペットか?”と茶化されることもある。 ) ――まったく。 ( 肩をすくめて、一度足を止める。見下ろせば、猫が足に擦り寄っていた。 ) [Sat 2 Dec 2006 21:35:50]
◆ルーア・リシア > ( ”ミャ〜ァ〜ゥ!” あの猫は、未だにルーア・リシアの側にいる。死んでからいくらか時がたったので、猫の思っていることもうっすらと感じ取れるようになった。しかし、それでも”おなかがすいた” だの ”あそんで”だのその程度のことばかり。 ) [Sat 2 Dec 2006 21:32:04]
お知らせ > ルーア・リシアさんが入室されました。 『(――で、結局)』 [Sat 2 Dec 2006 21:29:59]
お知らせ > ルーア・リシアさんが帰りました。 『(少女が歩けば、猫霊もついてくる。今しばらくは、このままで――)』 [Fri 1 Dec 2006 17:36:54]
◆ルーア・リシア > ( ”ミャ〜” こちらを見上げて鳴き声をあげる。しゃがみこんで、そっと手を伸ばした。 ) 墓地も、未だに騒がしい。また今日も、死体と共に霊がはこばれてきた、みたい。 ( 猫に話しかけるように、そっと目を細めて――たまにはこういう霊の相手もいいかもしれない、なんて思う。 ) ――さ、お仕事の、続き―― [Fri 1 Dec 2006 17:36:12]
◆ルーア・リシア > ――好きなだけ、そうすれば、いい――お前は自分が死んだことを、自覚、しなければ―― ( 自らが死んだことを受け入れなければ、あの世へ送り出すこともできない。猫の屍骸を埋めて、小さな墓を作ると、ルーア・リシアは静かに祈りをささげ、目を閉じた。 ) [Fri 1 Dec 2006 17:25:24]
◆ルーア・リシア > ( 生きているときと同じように、四つの足で地面を歩き、トコトコついてくる。飼い主に捨てられたのか、野良が路頭に迷ったのか。ルーア・リシアは適当な場所を見つけると、屍骸を側において、スコップを持ち、穴を掘り始めた。猫はかまって欲しいようで、しきりに足元に擦り寄ってくる。少女は困ったように、ほんの僅か、表情を見せた。 ) [Fri 1 Dec 2006 17:13:53]
◆ルーア・リシア > ( 死んでからある程度時間がたてば、相手が猫といえどもその”想い”は感じ取ることが出来る。ただ、この猫の場合は死んでから数時間も立っていないようで、自分の死を自覚してもいないようだった。 ) ――どう、したものか。 ( 傍らには、もう動かなくなった猫の屍骸が転がっている。ひとまずそれを埋葬してやることにした。猫の亡骸を抱きかかえると、ルーア・リシアの歩みにあわせるように、猫の霊も擦り寄ってくる。 ) お前は、もう、死んでしまった、の。分かる? ( ”ニャ〜” ) そう――わからない、のね。 [Fri 1 Dec 2006 17:02:44]
◆ルーア・リシア > ( 悪魔、天使、その他さまざまな異形。肉の身をもち、魂を宿すものであれば、死神は分け隔てなくあの世へと送る。――たとえそれが、言葉を話さぬ動物であったとしても。 ) ――なにを、いっている、のか――わからない。 ( かくり、首を傾げてみる。”ミャ〜ゥ〜”という細い鳴き声が帰ってきた。目の前にいるのは、ネコの霊。夕暮れ時に、墓地の入り口近くをうろついていたのを発見した。 ) [Fri 1 Dec 2006 16:54:16]
お知らせ > ルーア・リシアさんが来ました。 『(死神が送り出すのは、人の魂だけとは限らない。)』 [Fri 1 Dec 2006 16:50:19]
お知らせ > 黒い外套さんが退室されました。 『( 投身じみた真似事の後。 夜空に一羽、梟が飛んだ )』 [Fri 1 Dec 2006 02:00:02]
◆黒い外套 > ( ――…最後の鐘が鳴り止むまで。 ) ( こんな時間に人の目もあるまいから、手すりに預けたまま更に乗り出して ) [Fri 1 Dec 2006 01:54:01]
◆黒い外套 > ( 変わらぬ過去に訪れぬ未来。 秋口残れなかった地の底、届く事のない空の上。どうにもならないのに――正しくはどうにもならない「から」――どちらにもなりきれずに此処に在る。 何処でもない場所で何にもなれずに只漂うには、この器は煩わしいものでしかないけれど。 ) ( 転落防止の為の手すりに軽く身を乗り出すと、ほんの少しだけヴェイトスの街が近くなった。 ――…けど、それだけ。 これ以上はどうにもならない。 どうにもしない。 それが果たされずの贖罪なれば―――― ) [Fri 1 Dec 2006 01:45:12]
◆黒い外套 > ( ――――… どちらでもない、そう思うのなら――手元に視線を落とす。 掌と甲とを翻す度、刻印の赤と血の気の足りない白が交互に目に入った。 どちらでもないと思うから。 いらないものにほしいもの、相反するものを同じ紙の表と裏に書いて、その都度使い分けたりなんかするから―― ) ――… Which Dreamed It? =@( 一年前の問答が頭に浮かんで、声とまではなりきれずの吐息混じり。 …かの話のように真相は藪の中ならどれほど良かったろう。 表も裏も混ざり合って、今は遠きに眺めるだけの。 改めて街並を見下ろして、――あの辺が居住区。 少し離れた処に高級住宅地があって、目を転じた先が職場の辺り。 それほど多くはない関わりのある――「あった」場所をひとつひとつ数えて、片側だけの目を閉じる。 ) [Fri 1 Dec 2006 01:19:47]
◆黒い外套 > ( 始めから望みもしなかったのだから、道行く人の言葉は泡沫の域を出ず。 その殆どは目の前をただ通り過ぎていったし、そうでない僅かも手の中に留めた端から零れて行く。 ――眼下の灯はひとつひとつが10万の生物が存在する証、頭の上には既に死したる何方かの。 どちらでもない境界に、どちらにもなりきれないモノがただ、此処に在る。 未だ治まりきらない動悸も、さして長くもない距離を歩いた程度で重くなった足にしても。 どちらも「どちらでもない」証拠だろう、衰える屍なぞ真っ当な世界には存在しない。 ) [Fri 1 Dec 2006 00:42:55]
◆黒い外套 > ( ――異国に於いて俗に師走と呼ばれる月。 今宵がその始まりと知ったのはほんの数刻前の事。 少しく亀のように閉じ篭っていた間にも時間は等しく過ぎたらしい。 ひと月かそこらの間の諸々を埋めるべく、雑踏をすり抜けとりとめのない噂話を拾い――――割と早い段階で挫折した。 さもありなん、最初から「埋めよう」などとは微塵も思わなかったのだから ) [Fri 1 Dec 2006 00:27:42]
◆黒い外套 > ( 鐘の音が長く長く尾を引いている。 街のどこかにあると云う大鐘楼が刻む時の区切りか、心なし控えめな抑えた音量は時間帯を考慮したものか。 一日の終わり、11番目の月の終わり。 物事の終末はいつだって酷く呆気なくて、未だ引き切らぬ鐘の音だけがそれを悼んでいるようで。 ――動悸に息切れ。 墓地へと到る長いスロープの途中で立ち止まり、近くて遠い街並を一瞥した。 ) [Fri 1 Dec 2006 00:16:13]
お知らせ > 黒い外套さんが入室されました。 『( 夜の静寂の中 )』 [Fri 1 Dec 2006 00:06:52]
お知らせ > ルーア・リシアさんが帰りました。 『(チリィン――チリリィ――ン――)』 [Thu 30 Nov 2006 22:57:41]
◆ルーア・リシア > ( 墓守として、死神として、己が担当するこの区域であらぶる魂があれば、沈めねばならない。魂の共鳴は時に負の意識をほかの霊にまで広げることがある。悪霊にでもなって人を襲うようになれば最悪だ。ルーア・リシアは墓石の清掃を一時中断して、墓地の見回りを行うことにした。 ) 街が、騒がしくなりそう――ね。 ( そういって踵を返し、歩き出す。鈴の音が、夜の墓地に響きだした。 ) [Thu 30 Nov 2006 22:57:20]
◆ルーア・リシア > ――予定変更。 ( しばらくその場に立って耳鳴りが静まるのを待っていた少女は、やがて片手を下ろすと荷車のほうへ移動し、道具を片付けだした。 ) 仕事の順序を、一時変更。墓地の見回りに、向かう。 ( ランタンと、それから鈴を取り出した。 ) [Thu 30 Nov 2006 22:50:26]
◆ルーア・リシア > ( 場所までは特定できないが、この墓地に来た霊は、死んだ中でも1〜2人程度だろう。多くの場合、理不尽な死を迎えたものは、その場に留まり感情のまま恨みの念を飛ばす。 ) [Thu 30 Nov 2006 22:41:26]
◆ルーア・リシア > ( 墓場がにわかに騒がしくなるのは、新しい魂がここへやってきたときか、招かれざる何者かがやってきたときくらいか。ルーア・リシアには、墓地にこだまする怨嗟の声が、金きり音のように聞こえていたのだ。 ) 未練を残して死んだ霊――理不尽な死を与えられ、感情の槍どころをなくして暴走する霊の、声。 ( 耳鳴りは、波をもって押し寄せ、いったんは軽くなった耳鳴りがひどくなってきた。思わず顔をしかめる。 ) [Thu 30 Nov 2006 22:38:12]
◆ルーア・リシア > ( 墓地の片隅で墓石の手入れをしていたルーア・リシアは、墓地の幽霊たちがにわかに騒がしくなっていることに気付いた。同時に、軽い耳鳴りのような違和感を覚えて、片手を耳に当てて立ち上がった。 ) この感覚――覚えがある。街のどこかで――人が死んだ。それも、大勢―― [Thu 30 Nov 2006 22:34:36]
お知らせ > ルーア・リシアさんが来ました。 『(魂たちが、ざわついている)』 [Thu 30 Nov 2006 22:32:55]
お知らせ > K.T.さんが退室されました。 『( ―――後は、タマシイが如何するかは、タマシイ次第。 横丁へと、歩みを進める )』 [Thu 30 Nov 2006 01:52:41]
◆K.T. > ―――残念乍、 僕には媒体を提供することが出来ても、 器に 入れて差し上げるのは、 まだ出来ませんので。 ( ず、ず、ずり。 ―――引き摺るチェロケェスを差し出し、て ) [Thu 30 Nov 2006 01:52:10]
◆K.T. > ――― ……けれど、何故か、 此処に、死神が居るからか、 離れられないんですね。 ( 時折、あること ――― タマシイが、束縛されることが。 殆ど稀なのだけれど。 普通は、タマシイの思い入れの或る場所に、束縛されて、器に戻れぬ、逝けぬ、 そんなことが多いのだけれど。 奇しくも、これは逆パターン。 ) それで、此処から 導ける 死神を呼べば、 ――― 尚且つ、常、 横丁に居る僕なれば、 ということですね。 ……分かりました。 其れでは、 ――― …… 暫くの間、僕のこれ(チェロケェスを指差し)に、タマシイを寄せることは出来ます か。 ……引き摺っていきますので、 乗り心地は保証出来かねますけれど。 横丁まで、お連れしま す。 [Thu 30 Nov 2006 01:49:38]
◆K.T. > ―――…何故、 僕を ? ( 再び投げかける問い。 ―――二度、三度、タマシイが揺らいで、声が聞こえる ) …………、 嗚呼、 つまり、 身体此処にあれど、心此処にあらず …、の逆、というワケです、 ね。 心此処にあれど、身体此処に在らず。 ( 齎されたタマシイからの声は、そう語る。 ―――心は此処にあるけれど、体が、 ) 芸能横丁 ――― ………、嗚呼、それで 僕を。 ( 其れは己が普段、ヴェイトスでケィティとして生きる為の手段、楽師として奏でる通りの名前。 ――― 其の近くに、器はあるのだと、タマシイは語る。 ) [Thu 30 Nov 2006 01:46:08]
◆K.T. > ( 周囲には誰も見当たらない。 ―――墓標が立ち並ぶ場所とも少々離れた、暗闇。 ) [Thu 30 Nov 2006 01:42:23]
◆K.T. > 別に、 僕等にはノルマも、 何も無いのですけれど ……… ( きょろりと周囲を見回して ) ――― 矢張り、普段、此処に居る方が 今は居ないとは、 言え。 いないうちに勝手に、其処に居る方を導いても ――― 気分もよくないでしょう し。 僕は、そう思うんです。 ( ほら、だって、見るに、目の前に居るタマシイは、別に 今日 此処に唐突に現れたタマシイではなさそうだから。 ―――きっと、昨日も、一昨日も、一昨昨日も 此処に居たのだろうことは、 周囲に感じるタマシイの気配からも知れる。 ならば、余計に。 ) ………どうして、急に 逝く 気になられたのですか。 此処の、 ……あの方(先日一度だけ、少し、話した死神)が居る時に、 逝けば良いのに。 何故、態々僕を ――― 呼ばれたのでしょう。 ( 時折、無意識に、呼ぶタマシイも居るけれど。 ―――今回のは、はっきりと。 呼ぶ意思があっての、声が聞こえた。 暗闇の声が。 ) [Thu 30 Nov 2006 01:40:10]
◆人影 > ――― 此処は、 僕の管轄外です よ。 ( びゅぅ、と前髪を撫でる風。 揺れる髪と、揺れる葉を見上げて ――― 嘆息一つ。 紅いコォトに、大きなチェロケェスを抱えた影が、木に凭れ掛かって 闇に向かって言葉を投げる ) ……此処には、僕以外の ヒト が居るので。 …いえ、別に、 僕が導いて差し上げられないワケじゃ、 無いんですけれど。 ( ―――呼ばれる声に呼応して、やってきた先は、 此処。 けれど、此処には別の モノ が、普段居るのだ。 自分の手出しするべきでない場所だと、―――定められたことではなけれど。 思う。 ) [Thu 30 Nov 2006 01:32:54]
◆人影 > ( 墓標が並ぶ其の近く。 )( ひょろりと一本だけ、細い木が、風に少なくなった葉を揺らす ――― 其の根元。 ) [Thu 30 Nov 2006 01:22:54]
お知らせ > 人影さんが入室されました。 『―――困りました、ね…。』 [Thu 30 Nov 2006 01:21:02]
お知らせ > ルーア・リシアさんが退室されました。 『(彼らの答えは――)』 [Wed 29 Nov 2006 21:51:56]
◆ルーア・リシア > ( 死者の骸を守り、その一方で死者の魂をあの世へと送り出す。墓守と死神。この二つの仕事をもてたことは、ルーア・リシアの存在意義を示すものであり、少女の誇りでもある。道行く途中、捨てられた死体を見つけると、荷車に載せて運んでいく。初めは遠巻きに様子を伺うだけだった霊たちも、今では仕事中に寄って来て、話しかけてくる。 ) あなたたち、この死体の魂が墓地に来ているか、しらない? ( まともな答えは期待せずに、静かに問いかけた。 ) [Wed 29 Nov 2006 21:50:25]
◆ルーア・リシア > ( 細々とした、けれども着実な活動によって、少しずつ――ほんの少しずつ墓地にも穏やかな静寂が広がってきた。まだまだ広い敷地内のほんの一角の出来事だが、訪れる人からも声をかけられるようになった。そしてその一方で、死神としての仕事も順調だ。 ) [Wed 29 Nov 2006 21:41:54]
◆ルーア・リシア > ( 墓守の仕事は、決してハデではない。墓荒しを追い払うこともあるが、それは極まれな機会であり、ほとんどはこうした清掃活動や、長時間かけての見回り、死体の処理であったりする。箒で掃いて集めたゴミを麻袋に詰めて、紐で縛る。墓地の一角にあるゴミ焼却のスペースまで持っていくのだ。 ) [Wed 29 Nov 2006 21:33:39]
◆ルーア・リシア > ( 不特定多数の人間が出入りする墓地は、定期的に手入れをしなければ、すぐに荒れ果ててしまう。訪れる者は数あれど、墓地を綺麗に保つという意識は、ほとんど浸透していない。そして荒れた墓地には、決まって悪霊や死霊の類が集まるのである。 ) ここは、よし。つぎは――あそこ。 ( スコップなどの道具を乗せた荷車を引いて、少しずつ移動しながら掃除を行う。 ) [Wed 29 Nov 2006 21:24:24]
◆ルーア・リシア > ( 墓地の敷地内を縦横に伸びる通り道。ところどころにぽつぽつと生える木々はやせ細り、葉もすっかり落ちている。秋はもう終わりに近い。散る木の葉もないが、それでも日中訪れる訪問者たちや、風に乗って飛んでくるゴミを拾ったり、掃いたりするのも仕事のうち。 ) [Wed 29 Nov 2006 21:15:14]
お知らせ > ルーア・リシアさんが来ました。 『(箒を片手に、通り道の掃除。)』 [Wed 29 Nov 2006 21:12:14]
お知らせ > クロアスさんが退室されました。 『でも、ちゃんと朝は来るよね』 [Wed 29 Nov 2006 00:04:13]
◆クロアス > (後に残るのはランタンに照らされた僕一人。水筒と弓をコートの中へ 腰を上げ、背伸びをするようにもう一度空を眺めた・・・・) ――――やっぱり暗いね〜 [Wed 29 Nov 2006 00:03:59]
◆クロアス > ごもっとも。 (流石は墓の番人か、深い言葉だ。 命が無ければそこに笑顔などあるはずも無く・・・か。) ご忠告ありがとう、気をつけるよ。 (そしてありがとうと告げる彼女はカンテラの灯りと共に闇の向こうへと消える。) [Wed 29 Nov 2006 00:01:08]
お知らせ > ルーア・リシアさんが帰りました。 『(もう一度礼をいうと、踵を返し、ランタンを片手に去っていった。)』 [Tue 28 Nov 2006 23:57:58]
◆ルーア・リシア > みんなの、えがお――守りたいというのなら、命を大切に、すること。あなたが死んでも、きっと誰かが笑顔をなくす。 ( そう静かに告げると、クロアスの言葉にうなずいた。 ) えぇ、体調管理も、仕事のうち。あなたこそ、気をつけないと。最近、スラムや暗黒街、地方村、街道などで、吸血鬼による被害が相次いでいると、聞く。 ( それは風の噂で聞いたこと。クロアスに注意を促す。 ) ――心配は、いらない。私は他人に干渉しない。あなたが忘れてと望むなら、忘れましょう。 ( それが死神の理だから。 ) ――私は、そろそろ仕事に戻る。コーヒー、ありがとう。おいしかった。 [Tue 28 Nov 2006 23:57:28]
◆クロアス > いいえ、どう致しまして。 (笑顔で返答。 こういうのも正義の味方の仕事の内) (反芻される言葉には、ただ笑みを向けよう) ・・・・立派な仕事だね。 こんな寒い夜にも見回りするなんて、仕事熱心だね。体調崩さないよう気をつけたほうがいいよ。 (こちらもコーヒーを飲み干そう。紙コップは丁寧に潰してコートの中へ) うん・・・・僕の帰るところがなくなったときからずっとね。――――あ、忘れて。 (口を滑らせてしまった・・・) [Tue 28 Nov 2006 23:52:00]
◆ルーア・リシア > そう、なの? 寒い中で見回りを何時間もするから、おかげで冷えたからだが、温まった。 ( クロアスに礼を言うと、残ったコーヒーを飲み干す。 ) みんなの、えがお―― ( 彼の言葉を、なんとなく繰り返して。 ) 私の仕事は、死者の眠る場所を守ること。墓を掃除したり、墓荒しを追い払ったり、ここに捨てられた死体を埋めて花を添えたりする。 ( それから、クロアスの弓をじっと見つめる。 ) ――えぇ、ほんとうに。よく、使い込まれている。長い間ずっと、あなたと共に、あった――のね。 [Tue 28 Nov 2006 23:45:26]
◆クロアス > だろうね・・・そう言う本読まなさそうだし。 (僕も一口。僕は熱いうちに飲むのが好きだ・・・・舌を焼いてしまうのが悪い癖だけど。) お褒めに預かり光栄だね。コーヒーを褒められたのは初めてだよ (心の中では、「へぇ、この子笑うんだ」とか、そう言う風に。) 正義の味方は・・・・みんなの笑顔を守ること全般。 悪いことをする人を捕まえたり、懲らしめたり、縄で縛ったり、いじめたり・・・・etc そぅ、これが僕の相棒。でも、もうそろそろ寿命かな・・・・ (随分と使い込まれたその弓。弓を眺めつつ、笑みを浮かべる) ―――いい弓だろ? [Tue 28 Nov 2006 23:37:28]
◆ルーア・リシア > 本は、たまに読む。けれど――ナンパというのは、書いてなかった。 ( コーヒーを冷ましてから、一口すする。冬の寒い夜には、温かい飲み物が体によく染み渡るようだった。 ) ――温かい。それに、いいかおり。 ( コーヒーを飲んで気が緩んだのか、それまで変化の少なかった表情に、うっすらと笑みが浮かんだ。それは墓守ではなく、年頃の娘の笑顔だった。 ) ――別に。飲み物をくれた、から。名前を聞いてみただけ。正義の、みかた――とは、どんなことを、するの? ( 四次元ポケットを髣髴とさせる収納力を目の前で見せ付けられて、目を瞬かせる。 ) それが、あなたの武器――なのね。 [Tue 28 Nov 2006 23:27:39]
◆クロアス > 本でも読むといいよ・・・小説一つ読むだけで、結構勉強になると思うよ。 (彼女にコーヒーを渡すと、自分の分のコーヒーも注ぐ。 墓石に腰掛・・・ようとして、一度立ち上がり頬を掻く。 そして近くの木製の柵に腰掛ける) 僕の名前? 興味ある? 僕の名前はクロアス。職業は正義の味方。 ―――ん〜、そうだね。大抵いつも持ち歩いてるよ。他にも・・・・こんなのとか (にゅ!と、コートの中から出てきたのは大きめの弓。 質量保存の法則を無視した収納力だね、このコート) [Tue 28 Nov 2006 23:17:48]
◆ルーア・リシア > よく、いわれる。街にはあまり出ないから。 ( 外の世界の習慣や知識はかなり乏しい模様。世間勉強以前に人との接し方がまずできていない。 ) ――ん、ありがとう。 ( ランタンを地面に置くと、鈴をしまって両手を伸ばす。細い指で包み込むようにコップを受け取ると、湯気立つそれに息を吹きかける。そのしぐさだけなら、歳相応の娘の可愛げがある。 ) ――そうだ、名前。あなたの、なまえ、は? ――いつも、こういうもの ( コップをさして ) を、持ち歩いている、の? ( そっとたずねる。 ) [Tue 28 Nov 2006 23:10:56]
◆クロアス > (失礼な人だな。 即返答。しようと思ったがやめた。少なからず自覚はあるからだ・・・・返答の変わりに、小さく笑って返した) だからナンパじゃないって・・・・ありえないくらいに誤解しているみたいだし。 (まず『墓地で』というところで間違っているし、コーヒーを勧めるだけがナンパじゃない。 そしてこれはナンパじゃない) 君は世間勉強が必要だね・・・・ (苦笑い。ランタンを近くの墓石の上に置こうとして・・・・彼女が墓守だったことを思い出す)(怒られる・・・よな)(近くの枯れ木に引っ掛けることにした。 どこから取り出したのか紙コップ×2、注がれるコーヒーは湯気を出して・・・) はい、どうぞ。熱いから気をつけな・・・ (差し出す) [Tue 28 Nov 2006 23:02:11]
◆ルーア・リシア > ――へんな人。 ( ぽつり、率直な感想をもらした。ルーア・リシアはほとんど墓地からでないし、そもそも死神なので人間とは考え方も感覚も違うのである。 ) ――墓参り、墓荒し、死体放置、散歩。ここを訪れる人間はおおむねそんなところだけど、ナンパというひとは、初めて。 ( 反応が薄いのはいつものこと。 ) 墓場でコーヒー……やっぱり、へんなひと。 ( 表情もあまりかえず、再度男性をそう認識した模様。ともあれ、再度誘われれば、静かにそちらへ近づいていく。再度誘われれば、断る気もないようだ。 ) 墓地で相手にコーヒーを勧めるのが、ナンパ。――把握した。 [Tue 28 Nov 2006 22:53:52]
◆クロアス > 墓を守ってる・・・・ああ、墓守さんか。 (ようやく理解した様子。 相手の自分を観察するような視線には終始笑顔) あら?ナンパを知らない・・・しかも知らない人からは物をもらわない。 (どこの箱入り娘だ? 反応も薄いし、不気味な子だね・・・) ―――そか。でもまぁコーヒーくらいは一緒に飲まない? 一期一会は大切にしなきゃ。 (再度誘うが・・・・また断られそうな気がする) [Tue 28 Nov 2006 22:45:45]
◆ルーア・リシア > 私はルーア・リシア。この辺り一帯の墓を守っている。 ( 軽く自己紹介をして、じっと相手を観察する。墓荒氏の類には見えないが。 ) ――お茶? ( いきなり何を言い出すのかと、首をかしげた。この少女は、こういった言葉への対応があまり得意ではなった。 ) ナンパ、というのが何かは、知らない。でも、見知らぬ人から物はもらわないことに――している。 ( 淡々と表情を変えぬまま告げる。 ) [Tue 28 Nov 2006 22:41:14]
◆クロアス > 後者ですよ。そう言う貴女は?お散歩・・・・? (其処にいたのはローブを羽織った女性。暗闇から出てきたようなその格好に、光をまぶしたような髪・・・・対照的な、不思議な、そんな印象がした) よかったらお茶しません?――あ、ナンパじゃないですよ。 (笑みを浮かべ、コートの中から取り出すのは水筒(中はコーヒー)、クッキーの入った紙袋。) [Tue 28 Nov 2006 22:36:50]
◆ルーア・リシア > ( そろそろ休憩を挟もうかと思っていたところ。近づく足音を聞けば、歩みを止めて、気配のほうに体を向ける。 ) ――人? ( 明かりの乏しい中、その姿がぼんやりと闇に浮かぶ。男性のようだ。 ) こん、ばん、は。――お墓参り? それとも、お散歩? ( 静かに、問いかける。 ) [Tue 28 Nov 2006 22:31:45]
◆クロアス > (左手をポケットに、右手にランタンを持ち・・・。手袋でも買おうかな、右手がちぎれそうに寒い) 灯り・・・。こんな時間に墓参り?それとも僕みたいに散歩している人かな? (そんなものずきはいないだろう。 ふらりと、いつのまにか其方へと足が向く。立ち並ぶ墓の間を縫うようにして・・・) [Tue 28 Nov 2006 22:28:18]
◆ルーア・リシア > ( 秋の色が薄まり、冬の空気が濃くなるにつれて、墓地を訪れる者も減ってきた。毎月何度も墓参りにくる人はそうそういないし、こう手先が悴むようでは、わざわざ風が強く吹くこの場所へ赴く気も起きないだろう。 ) 今日も、以上、なし―― ( ぽつり、紡ぐ言葉は白い吐息となって、空に消える。カンテラの明かりを揺らしながら、ただ歩く。 ) [Tue 28 Nov 2006 22:23:14]
◆クロアス > (このすさんだ世の中も、今の夜空のように少しだけの白じゃ明るくはならない。ずっとずっと闇の中・・・。) ・・・・・・・・・? (ふと聞こえてくる鈴の音、何の音やら・・・・。視線を巡らせ音の元を探す) [Tue 28 Nov 2006 22:19:47]
◆ルーア・リシア > ( 冬の風に乗って、透き通るような鈴の音色がこだまする。それは、墓地にいるものに、墓守の存在を示すものであった。黄色いツインテールの少女は、黒いローブをまとって、今日も墓地を見回る。 ) [Tue 28 Nov 2006 22:16:27]
お知らせ > ルーア・リシアさんが入室されました。 『(チリリ――ィン。チリリリィ――ン。)』 [Tue 28 Nov 2006 22:15:35]
◆クロアス > (その歩みを止める。 顔を上げ、どこまでも続く闇の空に白い息を吐いて・・・・) ――――。 (闇という黒の中に、息という白を混ぜたのに、そこに残るのはひたすらに続く黒ばかり) [Tue 28 Nov 2006 22:11:45]
◆紅い影 > (・・・まぁ 男、と言うよりも青年と言ったほうがいいでしょう。 マフラーで口元を隠し、前髪でほとんど顔は見えていないが。その背格好から若い男性だと言うことくらいはわかるだろう) [Tue 28 Nov 2006 22:08:15]
◆紅い影 > (血の色で塗られたのか、そのコートは紅い色をしていた。ちょうど、乾いた血のような黒ずんだ紅だ。 星も出ていない、闇の中を、ただその紅いコートの男が持っているランタンだけが、頼りない光を放っていた)(男は墓地内に侵入すると、ゆっくりと墓地を徘徊し始める・・・・) [Tue 28 Nov 2006 21:52:40]
お知らせ > 紅い影さんが来ました。 『(墓場の入り口から・・・)』 [Tue 28 Nov 2006 21:47:24]
お知らせ > ルーア・リシアさんが退室されました。 『(踵を返し、歩き出す――)』 [Mon 27 Nov 2006 22:52:28]
◆ルーア・リシア > ( 静けさが戻った墓地に、風が吹く。ルーア・リシアはそこに立ち尽くしたまま、籠の中をしばらく見つめていた。遠巻きに、事の次第を見守っていた霊たちが、恐る恐る視線を送っている。 ) ――あなたたちも、私が、こわい? ( 肩越しに振り返り、誰に言うわけでもなく、彼らに問いかける。――返答は、ない。 ) それでも、かまわない。死神の仕事は、人に褒められるようなものでは、ないから―― [Mon 27 Nov 2006 22:50:56]
◆ルーア・リシア > これで――いい。あとは―― ( 重たい一振りを終えると、大きく息を吐いて呼吸を整える。実体化させていた大鎌を消し去ると、ルーア・リシアは鳥かごを持ち出して、霊魂に向けてかざした。 ) しばしの間、この中で安らぎ――そして逝け―― ( 少女が告げると、霊魂は吸い込まれるように鳥かごの中に入っていった。外から見ればただの鉄の籠だが、中にいる霊には、そこが楽園のように見えるつくりになっている。ここで荒ぶる心を静めてから、改めて送り出すのである。 ) [Mon 27 Nov 2006 22:43:34]
◆ルーア・リシア > ( 望めば霊魂も肉体も斬る事が出来る死神の鎌は、同時に扱いにくくもある。両手でしっかりと握り締めても、なお重い。 ) 苦しまないよう――せめて、一撃で―― ( 大きく体を捻ると、少女は細身の体を駒のように半回転させ、遠心力をもって大鎌を振るった。空気を切り裂く鋭い音が聞こえ――どす黒い気を放ち始めた男性霊の体を、薙いだ。ひときわ大きな叫びを上げて、男性霊は見る見るうちに、その姿を人魂の形へと変えてゆく。一時的に霊魂本来の姿に戻したのである。 ) [Mon 27 Nov 2006 22:41:01]
◆ルーア・リシア > ( この男性は、早い話、家族に捨てられたのだ。もっとも、生前の行いを知っていれば、誰もが自業自得と思うだろう。酒におぼれて妻や息子に手を上げ、家の金を使い込んだ挙句の突然死である。もっともルーア・リシアは、その事実を知っていたとしても、男に対して哀れみも憤りも呆れも感じなかっただろう。 ) いま、あなたの心は憎しみと怒りに染まり始めている。これ以上拒み続けるなら、少し――手荒に送り出す。 ( いま、まさに悪霊へと変わりつつある男性霊に鎌を突きつけると、ルーア・リシアは静かに告げた。 ) [Mon 27 Nov 2006 22:35:28]
◆ルーア・リシア > だから、何度も言った。この世への未練に縛られ続ければ、悪霊にもなりうる、と。 ( 死神の鎌を実体化させると、それを握ったまま、悪霊へと変わりつつある男性の霊に話しかける。口調はあくまでも冷静に、淡々と。 ) 未練は、時に執念となって、やがて怨念へと変わることがある。今のあなたが、まさにそれ。 ( 目の前で苦しみもだえるその霊は、40の半ばをすぎた中年の男。”家族に――あぁ、家族に、会いたい。なぜ、だれも、俺の墓を、訪れない! なぜ――なぜ、だ――” 嘆き、悲しみ、その声はやがて怒りを佩びて震えだす。 ) [Mon 27 Nov 2006 22:31:35]
◆ルーア・リシア > ( この世のことは全てあるがまま、流れのままに動いていく。ゆえに、ルーア・リシアは仕事に関して妥協しない。死した後も現世に留まりたいと訴えるものには、49日の猶予を与え、その間にこの世で遣り残したことを終え、あの世へ帰る準備をさせる。だが、全ての霊がその言葉を受け入れるわけではない。中にはルーア・リシアの求めを拒否するものもいる。目の前で苦しみ喘ぐこの霊魂も、そうしてあの世へ帰ることを拒み続けた者の一人だった。 ) [Mon 27 Nov 2006 22:27:20]
お知らせ > ルーア・リシアさんが入室されました。 『(なりゆくこと、定めの如し――)』 [Mon 27 Nov 2006 22:22:23]
お知らせ > ミカドさんが退室されました。 『(かくして――どっきん☆調教大会 仕返しもあるでよ は、開催される。)』 [Mon 27 Nov 2006 01:51:24]
◆ミカド > 調教してさしあげる。 [Mon 27 Nov 2006 01:47:30]
◆ミカド > (沈黙が返って来る。 ) …………。 (非常にやり辛い。 こいつが夜会の会話相手だったら、適当に話を切り上げて背中を向けるところだ。 だが、そうもいかない。 今日は―― 今日は――)(唇を真一文字に結ぶ。マリィの使い魔の躾がなっていないと言ったけど、どうも他人の事は言えないらしい。 今、目の前に浮かんでいる「これ」も躾がなっていないのと同じ。) ……… …主の腕を、跳ね飛ばす、馬鹿な、犬――蛇か――に。 [Mon 27 Nov 2006 01:45:09]
◆ミカド > 僕の使い魔らしくない。(不満そうに一言)…まだマリィ君の、躾がさっぱりこれっぽっちもなっていない犬のほうが可愛らしい。リボンでもつけてあげようか?リボンでも。赤がいいかね、青がいいかね、黄色――いっそレインボーとかどうだい。(使い魔は虚空で身体を捩らせるだけ。 嫌がってるようにも見えないが、喜んでいるようにも見えない。 反応が無いのが一番つまらない。 小さな子供が拗ねるように頬を膨らまして――溜息に変える。一応此方のいう事を理解している、と、伝えてはくるのだが――) …… …………名前でも付けたら、お喋りできるようになるのかな?ん? [Mon 27 Nov 2006 01:33:58]
◆ミカド > ――…。(自分の使い魔ながらに、この黒い蛇にはウンザリする。ある程度の意思疎通は出来るが、この使い魔たる鎖が望む事は一つだ。 ―― 「クライタイ」 ―― 地面に吸い込まれた己の黒い血すら、浅ましく舐めくじり、更に餌を強請る。 自分の血を強請る。 ――蛇はぐるぐると虚空に渦を巻きながら揺らめいて、己の主を見下ろした。 ―― 一方、主も) なんというか――…君は何時見ても、華麗さの欠片も、可愛さの欠片も無いね。 [Mon 27 Nov 2006 01:19:03]
◆ミカド > (使い魔を呼び出す為に此処にきた。 出来れば自室に篭って試したかった所だが、以前呼び出した時は、機嫌を激しく損ねてあっさり右腕を跳ね飛ばされた。 そんな凶暴な使い魔を呼び出すのだ。娘に万が一被害が及んでは――との考えから。此処なら、巻き込むものは死体だけ。 …墓参客もこの時間なら来ないだろう。さて。) ――……。(呼び出す呪文や、印などは無い。名前すら付けていない。――そいつを呼ぶときは、ただ「在る」事を認めるだけだ。 指先から滴り落ちる黒い血が、地面に落ちる事を忘れた時―――…ジャラジャラと呪詛を紡ぎながら、西園寺と呼ばれるvampireの使い魔は、主の前に姿を現した) [Mon 27 Nov 2006 01:09:46]
◆ミカド > (既に慣れた風景だ。――「死んだ人はどうなるんだろう」――純粋な好奇心から学んだ死霊術は、「己と同じ存在――死しても在る――」と思う事により、随分身近なものになったと思う。 現世に形をなくした「人」は、酷くシンプルだ。――形があると、どうしても何かに縛られる。 自分を含め、だが。) ――……さて。 (今日は、墓場の住人達に用事があるわけではない――) [Mon 27 Nov 2006 00:53:33]
◆ミカド > (其処には夜の住人達が犇いている。自分が今座っている長椅子の周りと云わず、墓地のいたるところに佇んでいる住人達。 それらをゆっくりと見回して) ―――――…ごきげんよう。 (囁いた。)(そのうち、此方の姿を確認した住人の何人かが気がつきはじめ、囁くような反応を、空から・夜から・梢の擦れる音から・返してくれる) [Mon 27 Nov 2006 00:38:54]
◆ミカド > (瞼を開ける) [Mon 27 Nov 2006 00:29:42]
◆ミカド > (乾いた墓地の地面は容易く黒い血を飲み込んで、男の足元に黒い染みを作る。 その染みを革靴の爪先で、軽く踏み潰して男――黒い外套にボウラーハットを頭に乗せた墓参風体――は、深呼吸をする。 墓場独特の土の匂いと共に、自分の血の匂いが、動く必要のない肺の中に満ちた―――) ――――……。(瞼を閉じる)(意識の中で、黒い海の中から細い糸を指に絡めて、一つ一つ縒り合わせていくイメージを展開する。 次第にクリアになっていく「雑音」と「声」と「音」――ボリュームを徐々に上げていくように、それらが大きくなって――) [Mon 27 Nov 2006 00:29:38]
◆ミカド > (白い指先の上に、黒い血玉が徐々に膨れ――やがて、指の上から雫となって地面に落ちた) [Mon 27 Nov 2006 00:13:59]
お知らせ > ミカドさんが入室されました。 『(指に乱杭歯をつきたてた)』 [Mon 27 Nov 2006 00:06:41]
お知らせ > マリィゴールドさんが退室されました。 『 闇鍋のリアって二つ名とかどうかな? ( 笑顔でスルーされたとか。 )』 [Sun 26 Nov 2006 01:54:01]
◆マリィゴールド > ホントに、無意識にやってるなら―――ボク以上に素質があるんじゃないかな。 ( 青猫を紹介しようと思っているのは半ば冗談ではなくて。 きっと自分の立場が無くなる程なんじゃないかって予感。 外套を羽織り。 襟元を正すが何処か見窄らしい。 矢張りクリーニングか、仕方ないが少女の手をまた煩わせる事になるだろう―――ソレが少女の思惑通りだとは知らずに。 ) いや、お店の御茶が美味しいのは当たり前とも云えるでしょ。 だけどもボクはリアの煎れてくれた御茶のが好きだよ。 ( 暖かくて落ち着く、ソレは眷属が失った温もりのようで。 隣を歩くと言った少女、ならばスコップを預けて共に帰路へと。 ) [Sun 26 Nov 2006 01:53:34]
お知らせ > リアさんが帰りました。 『( 二人並んで子猫の待つ”家”へと。 )』 [Sun 26 Nov 2006 01:45:51]
◆リア > その必要がある時は叩きますよ? 無闇にムチ打つつもりもありませんから。 ( 這い出る貴女、助けようと手を伸ばしながら。 「 お茶を出してもらえる日を楽しみにしてます 」 と。 ) …、そうですね、気をつけてはみますけれど… 驚かせるつもりはありませんので。 ( へっしょり項垂れた頭、撫でようと右手で外套を押さえ、左手を伸ばしながら。 驚かせないようにマリィも駄目なところは叱ってくださいね、と。 ) ――― そうだったら、少しはマリィに近づけた気がしていいんですけれどね。私のことは前に話したでしょう? ( 香水を使っているわけでも、化粧をしているわけでもないのにただよう桃の香の正体。 貴女の背後に回って外套を纏う手伝いをしようか ) ――― ふふ、はい、お店の味には負けますけれど… なるべく美味しく淹れますから、 ( 重くなったずた袋を持ち上げる手伝いをしようと手を伸ばしながら。 もし拒否されても、最低スコップは持たせていただきたいところ。 ) ロスマリヌスのところに帰りましょう。 ( 微笑んで、 ) [Sun 26 Nov 2006 01:44:16]
◆マリィゴールド > つい居心地が良くてさ、いっそ背中を叩かれた方が良いんだボクは―――。 何か今日はドツボに嵌ってる気がするんだけどさ気のせいかな? ( 掘り返した穴から這い出んと、今の気分は正にコレ。 浅く広く掘り返してしまった土は適度に余所から土を盛り……一応の証拠隠滅。 こっそりと隠れて御茶を煎れてたのもしっかり見抜かれてるらしい、最近は御茶の飲み過ぎで身体が揺れるとちゃぷちゃぷと音がだって事も。 何時か少女に差し出せる日まで頑張ろう。 ) 喜ばれても……、喜んで良いのかな此の場合。 兎に角、余り吃驚させないで欲しいってボクのお願い聞いてくれる? ( へっしょり、と。 何時か歓楽街で出逢った白い影がこんな顔をしていたのを思い出す。 成る程、こんな気分だったのか……。 冗談交じりの少女、困ったように首を傾げた。 ) ―――リアの正体は実はバッタの獣人だったって言われても今なら信じるよボクは。 ( 軽口で返す。 この救い縋ってはダメだと、好意ばかりに甘えては……外套を羽織り。 袋の口を縛ろう。 ) うん、これ位あればね……―――疲れたから帰りに御茶でもして行きたいのだけど。 ( 自分の姿を見下ろす、ズボンもシャツも少しドロが跳ねている。 これにズタ袋とスコップではお店のヒトに自警団を呼ばれ掛けないか。 ) ……仕方ない、家で寂しがってる子もいるし。 家でゆっくり御茶を飲むってのに一票。 [Sun 26 Nov 2006 01:32:48]
◆リア > ( 此方を振り返り、見合う視線に笑みを深め。 ) ふふ。 何言ってるんですか、前にいったでしょう? 休憩所になるつもりはあってもずっと留まらせておくつもりはありませんから… 歩き出せなくなったら 蹴り出しますよ って。 ( 笑みのまま。 無論、貴女が紅茶を淹れる練習をこっそりしているのを知っているから、そんな事はしないだけで。貴女はちゃんと解ってて、ちゃんと動こうとしてるって知っている。 だから、大丈夫 ) ――― そうしたら、喜びますよ? ロイさんはうらやましいと言うでしょうか。 ( 冗談交じりに。くすくすと、 彼女の頬にのぼる色に、春に二人でみた桜木を思い出す。 ) …、 … ? ( これ以上は。 なんなのだろう、後に続く言葉は。しばし彼女の顔を見つめながら待つけれども、 ) … え? ( きょとん。 ) …そんな脚力はありませんよ? そういうことはむしろロイさんやマリィの方が。 ( 得意でしょう、なんて。 呆けたような響きの言葉は、言葉の表面以外の意味を感じ取ったが為か。 ) ( きょとんとしていた目は、しばらくはにかむ彼女を見つめていれば自然に微笑みに細まって ) ――― 。 …そろそろ帰りましょうか? ( 支える袋の重みに、作業の終了を感じながら。 ) [Sun 26 Nov 2006 01:11:16]
◆マリィゴールド > ( 土を掘り返す手を止め、少女を振り返る。 ほっと安堵してしまう、見るモノを穏やかにさせてしまう笑みだったけども。 ) ダメダメ―――ボクが気を許すとリアに甘えて何にもしなくなる。 少しは気にしてるんだよ、何て言うか……。 ( 「 せめてリアにお茶位は出せるようになりたい…… 」 呟きがちに、小さな言葉を添えて。 何かとても恥ずかしいのは気のせいだろうか。 ) いやいやいや、駄目だから! ホントに―――ボクの止まった心臓が吃驚して動き出したらどうするの。 ( 猫も、少女も。 見守っていたいと願うのだけど――どうやら真実は逆のようだ。 傾げた顔に、首を勢いよく振る。 蠱惑的に微笑みながら指を咥える少女を想像して更に速度が増す。 折角戻った顔色が、また桜色に逆戻り。 ) ボクもキミやロイに十分救われたよこれ以上は――― ( 『 忘れてしまえば良い 』 )( 朽ちた心臓が脈打つ、暫し言葉を忘れて。 もう思い出にしてしまえば良いのだろうか全てを。 ) ―――リアは何時だって簡単に塀でも何でも乗り越えてくるんだね。 ( 救いにも似た言葉に、はにかみながら作業を再開しよう。 少女の手伝いもあってか持ってきた袋は直ぐに一杯になるだろう。 ) [Sun 26 Nov 2006 00:58:18]
◆リア > ―― そうですね、じゃぁ家にいるときはのんびり手足を伸ばしてくださいな。 ( 猫が伸びをするかのように。 そのうち家の外に飛び出していくのだろう子猫。成長は嬉しいけれど心配もつきまとうモノで。それでも慣れない冒険に怪我して帰ってきたなら、優しく抱きしめて手当てをしてあげようか。けれどきっとそのうちたくましくネズミとか狩ってくるのだろう。 ) ―― にこにこしながらいってほしかったですか? ( きょと、と首を傾げ。 気をつける、との言葉には満足そうに頷こうか。 ――恥ずかしくなってしまえばいいと思う ) そうですね、マリィたちのお陰ですよ―― まだロイさんはちょっと心配なんですけれど。彼のお陰でもありますね。 ( 微笑んで、昔を思い出し少し気恥ずかしそうな。今も不安定になることはあるけれども、でも貴女が一緒に住んでくれるようになってから 一人でいる時も不安より共に在る嬉しさで自然と顔が緩むのだ。 ) ( いつもどおりの色に戻った白を見つめて ) …忘れてしまってもいいんじゃないでしょうか? ( きょとり、として。 ) ( 続く言葉には外套を受け取りながら頷くけれども。左の腕に掛け持とうか ) ( 自分は、袋の口を広げておく手助けをしながらそのさまを見つめていよう。 ) [Sun 26 Nov 2006 00:34:07]
◆マリィゴールド > ―――飼い猫に首輪に付けない質なのだけど。 青猫に勤めてるボクだよ? 窮屈さも解ってるよ。 ( 一寸吸血鬼がたじろいだのは錯覚か。 でも、窓の外の世界は覗いてるだけじゃない。 自分の脚で歩く為に広がっているのだから。 親の仕事は後ろからハラハラと見守るのが勤め。 ) ―――リア、そう言う事は真顔で言うモノじゃ。 はい、スイマセン気を付けます。 ( 謝ったとっても形無しの蝙蝠だった。 包帯を探していたら、自然と隣に来て自分の手を取り―――その後は余り思い出したくは無かった、恥ずかしい。 ) リアは落ち着いたね。 始めは優しく微笑むけども何処か不安そうな顔ばかりしていたのに。 ( 少しばかり先行して、木を見上げてたら顔の火照りも冷めた。 追いつく頃には、平素の表情を何とか取り繕えたか。 ) どうかな? リアと居ると自分が吸血鬼だって忘れそうだよ。 いや、吸血鬼に囚われてる訳じゃないから。 ( はい、そう言って手渡した外套。 スコップの先端で土の具合を確かめる、根が邪魔したら掘り返せない。 ) この辺りかな―――。 ( お利口と逆の言葉の力を発揮して、土を掘り返し袋の中へと。 流石に、スコップに当たる感触は硬い。 ) [Sun 26 Nov 2006 00:18:19]
◆リア > …。 (黙。) …やらないでくださいね? ( そっと釘を刺すのは冗談のつもりだけれども。 広がった行動範囲――世界に、興味がわくのはいいことだと思う。あまりやんちゃなのも見ててハラハラするけれど ) …。 指切ったらまた舐めますからね。 ( 怪我はしないでください、と。 四角いおじゃがは可愛らしかったけれど、食べ物は大切に。その四角が一個のお芋でたくさんつくれたらいいのだけれど。 他人は良くみえるけれど、自分の行動は得てしてわからないモノ。特に意識無くしている事は。 ) そんなものでしょう。 全く変わらないものの方が怖いですよ。 ( 外見は変わらなくても、貴女は確かに成長していると少なくともずっと見てきた己にはそう思える。 早くなった歩みには「あ、」と声を漏らして。隣に、と言った言葉を裏切らぬように己も少し足を早めようか。追いつけるかどうかはともかく、 ) 忘れてませんよ? だからどこに敷きますかって聞いたんですし。 ( 土を。 ) でもマリィ イコール 吸血鬼、じゃなくて私の中でそれはマリィを形作る要素の一つでしかありませんから。 ( 脱いだ外套、受け取ろうとカンテラを持つ右手とは逆、左の手を差し出しながら。 ) [Sat 25 Nov 2006 23:56:46]
◆マリィゴールド > ―――ニンゲンの赤ん坊は布でくるんで吊しておくと聞くけど、何となく理由が分かったね。 ( こうして見れば赤子には区別なんて無いと知る。 好奇心旺盛過ぎでヒヤヒヤしてしまう。 自分は勿論違ったともさ、なんてのは定例句。 ) いや、前も言った通り家事――取り分け料理の分野に関しては既に魔術の領域に入ってるとボクは認識してる。 ( 米神に指を添え、緩やかに首を振る。 ジャガイモの皮を剥いて下さいと言われ、四角いキューブ状のおじゃがを生産して少女に差し出したのは記憶に新しい。 さて、自分が何が出来るのか……そんな疑念も湧くけども。 ) ………街はその間に随分と様変わりをしてしまったけどね。 ( 己を取り巻く環境が変わったからだろうか。 同族の知人、ハンタァとの邂逅。 吸血鬼に成長は無く、あるのは変化のみ。 傍らの少女の囁きが聞こえたのか、俯いて足早に樫の木を目指す―――今更に朱に染まった顔は覗かれたくなかったから。 ) 忘れてもらっちゃ困るけども…、ボクは吸血鬼。 そんな日向の園芸に使う土とはワケが違うよ。 ( 不気味なので丁度良い。 湿り気を帯びた枯れた土、木の根本―見上げた空に広がる枝がひび割れた空みたいに見えた。 杖代わりのスコップを幹に立て掛け、外套を脱ぐ。 ) [Sat 25 Nov 2006 23:42:50]
◆リア > …なんでもかじってみたいお年頃らしいですからね、 ( 昔はマリィもそうだったんだろうか、なんていう言葉は胸の内で。 まだ子猫は高いところに上れないから、ある程度高さのあるところに置けば大丈夫だろう。 ) なんでも出来るわけじゃありませんよ? ( 困ったように首を傾げようか。レェスから作れ、なんて言われたらそれこそ無理な話。 ) あー…、 ( ちょっと悩み声。 ) …まぁ、マリィが望むならそうしてもいいですよ。 ( 部屋に来たキャバ先生とかヴェルセリオスさんとかがどう思うかは知れないけれど。 家事が出来なくてもそれ以外、己に出来ないことが貴女にはできるってこともたくさんある。 逃げ出されても、追いかけるだろう。 ) …ふふ。 懐かしいです、ね。 ( 己にとっては楽しい思い出。ロイさんを見つけるきっかけにもなった。 手にした灯りの範囲にあるならば見えただろう美しい白磁の肌の紅に染まる様。 隣に立ちながら見上げて「可愛らしい」と囁く。 穴に埋まられたら困るけれども。ひっこぬいたらついてきてくれますか ) はい、ありがとうございます。 ( 微笑んで、 ) ( カンテラを掲げようか。夜目の利く貴女と違って己の視界には朧な木の輪郭。その樹肌の印象も伴って、貴女の言うように不気味な、 ) …。 …マリィ、不気味なのお好きでしたっけ。 ( 少し訝しげに問いかけながらも、貴女と共に其方へと足をすすめよう。段々と灯りに照らし出されていく樹肌はどこかグロテスク。 ) [Sat 25 Nov 2006 23:25:48]
◆マリィゴールド > 先刻も、ボクのお気に入りのオペラグラスが―――危うくロスマリヌスのおしゃぶりになる所だったし。 ( 想像するだに恐ろしい、しっかりと躾る事も肝心だが……。 手の届かない所に置く事も肝心だと聞く、なればと少女の申し出に頷き。 ) な、何でも出来るんだねリアは……―――。 いっそお揃いのバラのレェスが着いた枕でも良いけども。 ( 何故かからかいを帯びた声に聞こえる。 家事に於いては無用の長物と化すのがこの蝙蝠、益々頭が上がらない模様。 きっと掃除をした所から汚すに違いない。 舐められたらきっと尻尾を巻いて逃げ出すと宣言しておこう。 ) ボクも真逆信じるとは思いませんでした―――。 ( 遣り取りを思い出したのか暗闇の中でも赤くなるのが自覚出来た。 穴があったらの…、今から掘る穴に入りたい心境。 ) キミが望むのならば共に……。 ( 何時も驚かされる、今だってそう。 ) ……あの、樫の木が生えてる辺りが良いかな? 適度に不気味で良い。 ( 墓地の真ん中、これでもかと言う程に不気味な形影を晒してる木を指さす。 闇の中では巨大な蠢く蟲にも見えるソレ。 ) [Sat 25 Nov 2006 23:11:44]
◆リア > 私もマリィも家を空けてる時にやられたら、帰ったら家の中もロスマリヌスも土まみれですよ。 ( その光景を、そして最近お気に入りのマリィからのプレゼントで遊ぶ子猫の姿を思い出しながらくすくすと。 ) はい、任せてください。なんなら枕にも薔薇のレェスとかつけましょうか? ( レェス部分だけ買ってきて縫えばいいと、冗談めかして。 指先は穴が開いたら舐めて差し上げるから覚悟するといい。明日が楽しみですお洗濯。 ) 私も驚きましたよ、まさか家庭菜園用の土を墓地に取りに来ている、なんて言われるとは思いませんでしたから。 ( 種族をバラすつもりで貴女に見せられた発達しすぎた犬歯に、 あぁ、わんこさんなんですね とか言ったのも良き思い出だろうか。だって可愛らしかったものだから。ら。 ) …。 私はマリィに紳士だなんて望みませんから、 ( 初めて出合った日は、貴女に手を引かれたけれど。今は、隣を歩むを、望もう。 ) どのあたりの土がいいんでしょう? ( 見回して ) [Sat 25 Nov 2006 22:57:38]
◆マリィゴールド > ―――元気になってくれたのは良いのだけどロスマリヌスのヤツ。 確かに引っ掻いて中身を出しそうだ。 ( 結局人形は、お詫びと友情の印に送った毛玉君と名付けた小さな猫の形をしたソレをあの子猫は噛んだり踏んだりと良く遊んでいる。 その姿を見る度に安堵と小さな笑みが零れてしまう。 ) 無理に作る必要もないけど、手頃なヤツが無ければお願い出来るかな? ボクはこう見えても指先は不自由で。 ( 裁縫でもしようものなら指先が穴だらけに。 きっと洗濯とも為れば、服が無いと言う事態に陥るのは間違いなし見事に経略に引っ掛かりそうな蝙蝠。 ) あの日は驚いたね……、墓場に来て見たらこんな可愛い子がいたからね。 ( 懐かしさを覚えるあの日の出来事。 蝙蝠は 「先を行くのは紳士の務めさ」 とか少女の前に立つ先を行くだろう。 ) [Sat 25 Nov 2006 22:47:00]
◆リア > ―― 単にベッドの下においておくだけでは、最近よく動くようになったロスマリヌスに穴を開けて蹴散らされてしまいそうで。 ( 子猫は家にもどってきた。また賑やかになるだろう。 自分の服を貸そうにもサイズが合わないという話。キャバ先生にでも借りてきたらちょうど良かったろうか? もし服が汚れたら明日はお洗濯、その間例のドレスっていうのは如何だろう。…。 ) あぁ、中敷の中でもいいですね、どちらにしろやぶれないよう袋をつくりましょうか。 ( 余っている端切れか何かで。 よなべして? ) … なんだか、初めて会った夜を思い出しますね。 ( 墓場。 彼女とは別の意味で、不気味さの前に感じるのは 懐かしさ。 そういうのもオカシな話だけれど実際この場所では色々あった ) …さ、いきましょう。 ( とはいえ、あまり長居したい場所でもなし。 辺りを手に持った灯りで照らし、一歩足を踏み出しながら ) [Sat 25 Nov 2006 22:33:22]
◆マリィゴールド > ―――袋に詰めてベットの下にも良いと思ったのだけど。( 蝙蝠の方は土弄りになろうとも普段の服と変わらない三揃えのダァクスーツに黒の外套。 自身の話に依れば作業に適した服なんて持ってない、と真面目な顔で言い放ったとか。 ) そうだね、シーツの舌に敷けるなら大丈夫かな。 青猫のベットは中敷きの所に袋詰めにしてたよ。 ( ザム、とスコップを杖代わりに。 少女の前で言い難いが、夜の墓場とは不気味さの前に心が躍る。 気分は上々といった所。 ) [Sat 25 Nov 2006 22:24:37]
◆リア > どこに敷くんですか、土? ( 金の麗人の隣に立ち。 荷物の多い貴女のかわり、角燈を手に行く道を照らしながら。 今日はズボン、孤児院にいる時みたいな青年風の。土色の外套を纏い ) 布袋にでもいれて、シーツの下や枕の下に仕込みます? ( 今の貴女の寝所を考えると。 ) [Sat 25 Nov 2006 22:14:48]
お知らせ > リアさんが入室されました。 『――― ところで。』 [Sat 25 Nov 2006 22:11:27]
◆マリィゴールド > ( 墓地の入り口 ) さて、と―――。( 浮かび上がるのは幾多、幾千の墓石達。 闇に融ける外套、今日はその服に似つかわしくないズタ袋とシャベルを背負い。 辛うじて残っているやる気を出す為に、深く息を吸う。 ) [Sat 25 Nov 2006 22:10:37]
お知らせ > マリィゴールドさんが来ました。 『 角燈の灯り。 』 [Sat 25 Nov 2006 22:05:52]
お知らせ > ルーア・リシアさんが退室されました。 『(今宵も一人、役目を果たす。)』 [Sat 25 Nov 2006 21:54:11]
◆ルーア・リシア > ( 途中、崩れかけた墓標や痛んだ墓標を見つけると、それらをチェックしていく。朝になってから、それらを順番に手直ししていくのだ。他にも、死体を埋めるスペースの確認、とくに死体が置き捨てられやすい場所などをチェックするのだ。 ) ここはよし――次は――あのあたり。 [Sat 25 Nov 2006 21:53:47]
◆ルーア・リシア > ( 周りを飛ぶ幽霊たちは、寒さを感じていないようで、相変わらず陽気に話しかけてくるものもいる。わざとらしく褒めたおして、滞在期間を延ばしてもらおうとする調子のいい霊もいた。 ) 雪が降れば、見回りも、むずかしく――なる。どうするか。 ( 今後のことを考え、手袋でも買おうかと思案する。黄色いツインテールを揺らしながら、更に歩を進める。 ) [Sat 25 Nov 2006 21:46:42]
◆ルーア・リシア > ( 鈴を鳴らしながら、今日も今日とて墓地の見回り。寒さは日を追うごとに深まり、最近はローブで覆ったからだも冷えるようになってきた。雨でも降りそうな曇り空を見上げて、ルーア・リシアは吹き抜ける風に身を縮めた。 ) 指先が悴む。――肉の体は、こういうとき、不便だ。 [Sat 25 Nov 2006 21:42:13]
◆ルーア・リシア > ( お礼を言われるのは、何も人間に限ったことではない。最近は、幽霊からも感謝されるようになってきた。それまで、自分の仕事は誰かに恨まれるのが当たり前だと、ルーア・リシアは思ってきた。実際、お礼を言われるよりも憎まれることのほうが、今でも圧倒的に多い。しかし、ほんの少しでもそうした感謝を受けるようになったことが、大きな変化だった。 ) 不思議なこと――私はただ、仕事をしているだけなのに。 [Sat 25 Nov 2006 21:34:12]
◆ルーア・リシア > ( 墓守として現世に派遣されてからしばらくした日のことだった。少しずつ墓地を訪れる人たちにも顔を覚えてもらえているのか、はたまたただの偶然か。それでも、見ず知らずの者が家族の墓の手入れをしてくれているという事実を実感して、感謝を示す人もいる。そんなとき、ルーア・リシアは決まって対応に困るのだ。お礼を言われるということに、慣れていないから。 ) [Sat 25 Nov 2006 21:29:49]
お知らせ > ルーア・リシアさんが入室されました。 『(墓参りにやってきた人たちから、お礼を言われた。)』 [Sat 25 Nov 2006 21:26:51]
お知らせ > ステアさんが退室されました。 『いえ、貴女に任せるなら必要ないでしょう。と言って墓場を後にした。』 [Fri 24 Nov 2006 03:30:25]
お知らせ > ルーア・リシアさんが帰りました。 『(夜の墓場に、土を掘る音が響く――)』 [Fri 24 Nov 2006 03:28:59]
◆ルーア・リシア > そう、それで正解。私の前であまり多くを語らないほうがいい。 ――貴女は賢いし、状況判断力もある、とおもう。 ( 目の前の女性は正しい選択をしたのだ。何も言わず、この死体を埋めてくれと頼むだけでいい。ルーア・リシアはいちいちしたいなど調べないし、自分から相手の名を聞くことも無い。 ) それじゃあ、あとは私の仕事。不安なら、最後まで見届ける? 寒いし特に話す話題も無いから、あまりお勧めはしない、けど。 ( 近くに止めてあった荷車からスコップを持ってくると、さっそく穴を掘り始めた。ルーア・リシアは誰かを咎めたりしないし、罰したりもしない。ただ己の役目を果たすのみ。 ) [Fri 24 Nov 2006 03:28:30]
◆ステア > いえ、素直にそう思っただけです。 (そっけない返事を返す少女にフ・・・とローブの中で笑った。 別に礼を言われるようなことではないと吸血鬼は思っていた。) ・・・・・・ええ――お好きに。 この様な姿の女など・・・割と多いですからね。 (そのことも判っていた。ここで私が正体を晒し、名を晒し、居場所を晒し、かつこの皮袋の中の死体が吸血死体と判るなら・・・この少女を今此処で殺してしまわないといけないのだが、生憎私の事は何も教えてはいないし、死体は死因が特定しにくいほど解体されている。大丈夫だと・・・思っている。) ―――わかりました。、と・・・・・・・・・ンッ・・・。 (血抜き、枯渇した死体とは言え3人分ではいささか力5でもそれなりに辛い。ズルズル、と数歩引きずって担ぎ上げれば・・・指差された場所へと皮袋を運ぶだろう。 [Fri 24 Nov 2006 03:21:35]
◆ルーア・リシア > ありがとう。 ( そっけない返事。ルーア・リシアにとっては、仕事をこなすことこそが己の存在の証であり、理由。非常に分かりやすい。 ) そういうことになる。ただし―― ( そこで言葉を切って、女性を見つめる。 ) あくまでも私は貴女のすることに関与しないというだけのこと。死体を持ってくればちゃんと埋めるし理由も聞かない。けれど誰かがやってきて、貴女の事を私に聞くようなことがあれば、ありのままを話す。中立とはそういうこと。 ( 警告でも脅しでもない。自らの立場を表明しているまでだ。ルーア・リシアは仕事をするし、この女に関与することも無いが、仮に後ろめたいことをしていたとしても、それを擁護することもない。ということである。 ) ――持ってもらえると、助かる。あのあたりがちょうどいい。 ( 指差すのは、数メートル進んだところ。墓地の空きスペースもすくなくなってきているから、まとめて1箇所に葬るのがいいだろう。 ) [Fri 24 Nov 2006 02:58:30]
◆ステア > ・・・仕事熱心なんですね・・・。 (近付きながら呟く。 この死神は生まれながらに墓場を守り、ソレが自分の仕事だと信じているようだ。 なら私は何の為に存在しているのか?) ・・・なら、私にとっても貴女は敵ではない・・・そういうことになりますね。 (善悪もなく、何も聞かず、何も調べないと言うならこの死神は私にとっては非常に都合がいい存在だ。 「食後」の隠蔽をこの死神がやってくれるのだから。) ―――魂ですか。私にはそういうのはよく判りませんが・・・。 (この死骸は全て・・・人間たちにすら奴隷と蔑まれた者達だ。世界をよくは思ってはいまい。) ―――重いなら埋める場所まで持って行きますが・・・? (余りに重たそうな態度を示す少女。確かに血を抜かれ枯渇した死体とは言え三人分は重たい。 私にも少々堪えた程だ・・・そして、再び皮袋へと手を伸ばし・・・ [Fri 24 Nov 2006 02:46:39]
◆ルーア・リシア > 簡単なこと。それが私の役目だから。 ( 何のために。それが仕事だから。 ) 死神は善悪の概念では動かない。ただ、己が役割を果たすのみ。 ( それが死神の理。他に理由など無い。 ) 肉体は魂を入れる器にすぎない。正確には、死体にとって、ではなく――この人たちの魂にとって。 ( ちゃんと供養をしないと悪霊になってしまうものもいる。皮袋を受け取れば、その重さに驚くだろう。こんなものを片手で持っていたのか、と。解体してあるとはいえ、死体3人分なら力2の身には少々重い。 ) [Fri 24 Nov 2006 02:20:09]
◆ステア > ならば、私は貴女の邪魔にはならないでしょう・・・多分。 ―――それでも墓地を守るのですね、貴女は。・・・何の為に? (人間は同族で徒党を組みたがる。そしてそれ以外を排除したがる種族だ。何とか自分の様な種を理解して欲しい物だが・・・。 とにかく死を司るとまで言われる魔だ。吸血鬼である私も死が恐いのだから・・・あっけなく死んでしまう人間には死神を好意的にみる者はいないだろう。) ええ・・・そういう事です。今夜貴女に会えたのはこの死体にとっては幸運なんでしょうかね・・・。 (私なら墓場の一角に置いて帰るところだった、と付け足しながら・・・死神に近づこうと歩を進めだす。) [Fri 24 Nov 2006 02:13:13]
◆ルーア・リシア > ――貴女はその皮袋の中身を、ここに捨てにきた。ということで、いいの? ( 説明を終えると、目の前の女性に確認するように問いかけた。 ) [Fri 24 Nov 2006 01:55:03]
◆ルーア・リシア > 私の仕事の邪魔になるようなことをしなければ、何もしない。 ( 短く、はっきりとした答えを、そっけなく返した。 ) バケモノと嫌う人もいる。あまり他人によく思われる存在ではないことは、確か。 ( わけの分からんガイコツに魂を持っていかれるというイメージが強いから、当たり前といえば当たり前。そうでなくても、死者をあの世に送る仕事は、その親族や友人、恋人などから恨みを買うことが多い。 ) ――死神だけど、透視はできない。でも――死臭がする。 ( 大方死体でも入っているのだろう。 ) 死体を捨てにくる人は、大勢いる。自分で穴を掘って埋めてくれる人もいるけれど、大抵はこっそりそのへんに置き捨てていく。そうなると私の仕事が増えるから、できるだけ声をかけて欲しい。 ( 夏は特に腐敗が早いから、余計に。 ) 私は死体を受け取って処理するだけ。身元を調べたり、わけを聞いたりはしない。 [Fri 24 Nov 2006 01:53:17]
◆ステア > へぇ・・・なるほど。じゃあ、私は貴女にとって荒事? (別に相手の仕事を知ろうとは思わない。ただ、相手が何者か・・・私に敵意を向けるものか。知りたいのはそれだけだった。) 死神・・・そう、貴女は人ではないのですか。本当にいるモノなんですね・・・死神って。 (相手の正体を聞き出しヒトではないと知り、どうやら敵意もない事も知りえれば警戒を弱めよう。 ヒトではない。けれど魔でもない・・・そう、精霊的なものなんだろうな、と相手の姿を捉えたまま。) いえ、別に大した事ではないですよ。死神ならば・・・この中身も分かるのではないですか? (敵意がなく人でもないことが分かったなら、隠す必要もないだろう。 担いでいた皮袋を死神に翳す。 解体された3人の奴隷が詰め込まれた皮袋をだ―― [Fri 24 Nov 2006 01:45:12]
◆ルーア・リシア > ( そして最後に、こうも告げた。 ) だから、貴女がここでしたいことがなんなのか、聞くだけ聞いておかなければいけない。墓を汚されたりしたら困るし、墓参りならここを出るまで安全を確保するのが私の仕事。 [Fri 24 Nov 2006 01:30:36]
◆ルーア・リシア > そうでもない。もうなれた。――ここは死者の骸が眠る場所。まだ現世に留まっている霊たちも多い。荒事が怒れば沈めなければいけないし、墓地の掃除も欠かせない。墓守とはそういう仕事。 ( 淡々と面白みの無い事実だけを並べていく。赤い目――あまり好意的ではない。というより敵意のほうが強いか? どちらにしろ、ルーア・リシアはあるがままに動くのみ。 ) さっきもいった。私は墓守。この墓地を守る傍ら、死神として死者の魂をあの世へ返している。 ( 別に正体を隠すつもりも無ければ、相手が誰であろうと興味も無かった。 ) 死神は中立。正直な話、貴女が誰であろうと私には関係ないし、聖人君主だろうと犯罪者だろうと、墓地を荒らしたりここで騒ぎを起こさないでいてくれれば、それでいい。ただ、それだけのこと。 [Fri 24 Nov 2006 01:28:44]
◆ステア > ―――ええ、どれでもない・・・です。 (研ぎ澄まされた吸血鬼の感覚は僅かな呟きも逃さない。あくまで態度そのものは涼しげだ。が・・・杖を握る手はいつでも震えるように備えてはある。) それはそれは・・・難儀なお仕事で――――・・・・・・? (やがて表れた声の主。 カンテラを持っているのでその姿ははっきりと伺える。ツインテールの少女だが・・・吸血鬼に備わった魔を「視」る事が出来る魔眼は少女から滲み出る「ソレ」を敏感に感じ取っていた。) ・・・・・・ええ、どうやら貴女のテリトリーを犯しているのは私の様ですから。 (纏ったローブの影から紅い瞳の眼光が相手にも見えるだろう・・・) ――――ところで・・・貴女はなんですか? (先日の暗黒街で尼僧に正体を見破られた時には人が周りにい過ぎて、人間の振りをするしかなかったのだがここは墓地だ。 周囲に人影らしきものはない。ならば遠慮は要らない・・・といつに無く強気に相手に問いただす。 さぁ、返ってくる答えは人か、魔か?それとも――― [Fri 24 Nov 2006 01:20:51]
◆ルーア・リシア > ――どれでも、ない。 ( 聞こえてきた言葉に、ポツリとつぶやく。妙だな、と思った。こちらを警戒しているのは当たり前だし仕方ないとして、何かよそよそしい物言いだ。後ろめたいことでもあるか? ) それならどうぞご自由に――とはいえないのが墓守の仕事。 ( そう告げて、ゆっくりと声のほうに歩み寄る。こちらは姿を隠す理由も無い。カンテラを片手に、ゆっくりと姿の見える位置まで行こう。黄色いツインテールの少女が、ローブをまとってあなたの前に現れる。 ) 悪く思わないで欲しい。私にはここを訪れた人にきちんと応対する義務がある。 ( まだ何をするかもはっきりしない相手だ。墓参りに来たというような様子でもない。 ) [Fri 24 Nov 2006 00:57:55]
◆ステア > (別に墓を荒しに来たわけではない。 確かに墓荒らしの様に如何わしいことではあるが・・・。誰もいないことが前提で成り立つ用事だ。だから鈴の音の主が確認する必要があった。) 墓守・・・。 ―――さぁ、どれでもない。といったら如何すればいいでしょ? (最初の言葉は自分にしか聞こえない声で呟いた。 そして、相手にも聞こえるように声を出す。本当は三番目の理由なのだが・・・相手の正体がハッキリするまで、自分の目的を告げるわけにはいかないだろう。) ただ、この墓場に少し用事があるんですよ。 (そうとだけ告げておこう。 まずは相手の位置を知るのが重要だ。先日のように自分の正体が感覚だけで分かる様なモノなら・・・・・・逃がしてはいけない。 幸いここには人はいないのだから・・・と持てる感覚を総動員して、あなたの位置を探るだろう。 [Fri 24 Nov 2006 00:48:55]
◆ルーア・リシア > ( 透き通るような鈴の音は、冬の冷えた空気に溶けて、墓地にこだまする。返事が返ってくるのを確認すれば、まずは一安心。墓荒しならばまず返事を返すことは無いから。 ) 私はルーア・リシア。このあたりの墓地を守る墓守だ。 ( 高い少女の声音が、そちらまで届くだろう。 ) 墓参りか? 散歩か? それとも死体でも捨てに来たか? ( この時間帯に墓地を訪れる者など、墓荒しを除けばそのどれかしかあるまい。少女は淡々とした声音で問いかける。 ) 散歩と墓参りなら速く帰ったほうがいい。夜の墓地は危険な場所。死体を捨てに来たのなら、埋葬するのは私の仕事。適当に捨てていくのだけはやめて欲しい。 ( 静かな声音で、まずは定番の忠告を。 ) [Fri 24 Nov 2006 00:36:10]
◆ステア > ・・・・・・鈴の、音? (静かな墓場に滲み出すような鈴の音に気付けば辺りを見回す。 それが墓を守護する者の存在を示す者だと知らない吸血鬼は、歩を止めて辺りを警戒するだろう。) ・・・・・・誰か、いるんですか・・・・・・? (皮袋の中のものがものだけに・・・人の見ている所では捨てられない。容易に見つかってもいけない。 容易に見つからず、人に見られにくいのは墓場だ、と言う結論から此処に来たのだが・・・何かいるのが分かれば伺うように、何処にいるとも知れぬ貴女に問うてみた。 [Fri 24 Nov 2006 00:29:44]
◆ルーア・リシア > ( また見回りを続けるために歩を進めようとしたとき――先ほどまでとは別のざわめきを感じた。 ) 誰か、きた――? ( 墓地の霊は、来訪者が現れると、にわかに騒ぎ出す。それは退屈しのぎの好奇心であったり、いたずら好きの暇つぶしであったり、あるいは自分が静かに眠る場所をあらされるのが嫌なのか。ルーア・リシアは、鈴を鳴らし、墓守の存在を来訪者に示す。それから、霊たちの気配を追って来訪者のほうへと歩いていった。 ) [Fri 24 Nov 2006 00:21:08]
◆ステア > (闇夜、黒い外套はやはり闇に溶け込むのにはうってつけだ。 その外套から生えた二本の手は外套とは対照的に白。 右手に長い赤紫の杖。 左手には大きな皮袋。中には・・・先日、「食」した3人の奴隷の「解体」された亡骸。 その皮袋を担ぐような形で・・・墓場の一角を目指す人影。)(もし死神が、墓場に集う霊たちからこの来訪者の事を聞いたならすぐに見つけることが出来るだろう・・・ [Fri 24 Nov 2006 00:17:10]
お知らせ > ルーア・リシアさんが入室されました。 『(魂をあの世へと返して――)』 [Fri 24 Nov 2006 00:16:14]
お知らせ > ステアさんが来ました。 『黒外套・・・持つのは身の丈ほどある魔杖と、大きな皮袋。』 [Fri 24 Nov 2006 00:08:43]
◆ルーア・リシア > ( 相手がだだこねようが拒否しようが、この世での滞在期間が過ぎれば無理やりにでもあの世に連れて行く。それが己の仕事であり、役割だから。それで誰かから恨まれるのも、また仕事。ただ、あの方は――アルエ様は、違うことを言っていた気がする。 ) 向こうも、それほど悪い場所じゃ、ない。少なくとも、現世に留まるよりは―― ( 気休め程度にいって、それからそっと手をかざす。光が指先から形亡き者たちに伝わっていき――その姿を金色の砂粒へと変えて、空へ解き放つ。 [Fri 24 Nov 2006 00:08:32]
◆ルーア・リシア > ( やはり、自分の足で街に出て、人と会話するのがいいだろう。そこで気をつけなければならないのは、中立であり続けるということ。一通り霊たちから話しを聞くと、今度は彼らの中で、滞在期間を過ぎたものたちを死出の門に送ることにした。 ) さぁ、あなたたちに与えた49日間の間に、遣り残したことは全て終えることができた? 未練のある者も無いものも、期限が過ぎればあの世に帰らなくてはならない。 ( そう淡々と告げると、やはりというか、霊たちの中にはいい顔をしないものもいる。ずっとここにいると、駄々をこねるものもいる。 ) [Fri 24 Nov 2006 00:01:36]
◆ルーア・リシア > ( チリィ――ン――チリリィ――ン。鈴を鳴らせば寄ってくる霊もいるし、怖がって隠れてしまう霊もいる。敵意をむき出しにする霊もいる。ルーア・リシアは世間話好きな霊を何体か集めて、彼らが見てきた世間の様子を聞くことにした。 ) ――ようするに、街のあちこちで小さな事件がおきている、と。そういう、ことなの? ( 彼らの話はいつも断片的であり、また変に尾ひれをつけるものだから、鵜呑みには出来ない。首をかしげて、目を瞬かせた。 ) [Thu 23 Nov 2006 23:54:39]
◆ルーア・リシア > ( 今まで気にならなかっただけで、よくよく考えれば、死神の個々にそれぞれ特徴があり、個性がある。先日であった二人の同属の話を総合すれば、今こうして黙々と仕事をしているのが自分らしさであり、個性であろう。 ) ――そういえば、最近、霊たちが騒がしい。外でなにか―― ( あったのだろうか。買出しくらいしか街を歩く目的の無い少女は、世間の話題に疎かった。 ) ――話の上手い死神も、いるの、かな。 [Thu 23 Nov 2006 23:47:33]
◆ルーア・リシア > ( ルーア・リシアの役目は墓守として墓地を守り、死者の魂を死出の門へと導くこと。今までがそうだったし、それで満足だった。他人に興味を示せど、羨む気持ちなど起きなかったのだ。それが、人間と関わる期間が長くなるにつれて、少しずつ気持ちに変化が現れ始めた。 ) あまり、いい傾向では――ない。現世との関わりが深まりすぎれば、中立をたもてなく、なる。 [Thu 23 Nov 2006 23:41:42]
お知らせ > ルーア・リシアさんが来ました。 『(鈴を鳴らして、墓地の見回り。)』 [Thu 23 Nov 2006 23:36:44]
お知らせ > マグナスさんが帰りました。 『(誰に見られてるでもないが、悲しそうな瞳を隠してその場を去っていった)・・・、・・・。』 [Thu 23 Nov 2006 00:14:08]
◆マグナス > ・・・。どうか・・・安らかに、お眠りください・・・。(目を瞑りながら小さくしかしハッキリと言う。)・・・、・・・。(また数分後、目を開けて、立ち上がる。)・・・そろそろ・・・行こう・・・。 [Thu 23 Nov 2006 00:03:29]
◆マグナス > ・・・ん・・・?ここ、は・・・。(数分してから目を開け、ようやく自分が普通はまず立ち寄らないようなところにいると気付いた。(←遅 周りは暗く、墓地で1人というかなり肝試しに最適な場所だが。)・・・墓地・・・か・・・。(全く動じず、目の前の情景をそのまま口に出す。さすが精神力が無駄に高いだけはある。)・・・かわいそうに・・・。(1番近くにあったお墓に近付いてかがむ。)・・・どうして・・・お亡くなりになったのか、わからないけど・・・無念のうちだったら・・・とても、かわいそう・・・だ・・・。(また目を閉じ、今度はお墓の前で手を合わせる。) [Wed 22 Nov 2006 23:46:51]
◆マグナス > ・・・、・・・。(特に何の目的も無いただの散歩だったので、自分がどこにいるのか気付いていなかった。)・・・こんな・・・『平和』が・・・いつまでも・・・続けば、いいな・・・いつまでも・・・。(言うと夜空を見上げる。軽く深呼吸をすると、スッと目を閉じる。)・・・、・・・。 [Wed 22 Nov 2006 23:33:32]
◆マグナス > (夜中は何もすることが無いので、夕食の後は腹ごなしに少し歩くことにしていた。)・・・ふうっ・・・おいしいものを・・・素直に、おいしいと思えるのは・・・いい、な・・・。(今日食べたのは自分で釣ったよくわからない魚だったが、普通においしかったし、いまのところ体には何の影響も出ていない。) [Wed 22 Nov 2006 23:26:56]
お知らせ > マグナスさんが来ました。 『・・・、・・・。』 [Wed 22 Nov 2006 23:23:32]
お知らせ > ルーア・リシアさんが帰りました。 『魔よけ札――買わないと』 [Wed 22 Nov 2006 00:53:28]
◆ルーア・リシア > ( 中立であり続けるためには、周りの世界の流れを知らなければいけない。そして、世界の流れは日に日に移ろい行くもの。だからこそ、墓地に閉じこもってばかりいてはいけないのだ、という自覚もある。 ) ――あぁ、そうだ。 ( ヴェルセリオスをたずねるにあたって、大事なことをおもいだした。よくよく油断しないように、準備をしておかなければ。 ) [Wed 22 Nov 2006 00:53:10]
◆ルーア・リシア > ( 彼らが口々に言うには、仕事ばかりしてないでたまにはおしゃれして街にでたら? というようなものであった。そういわれるたびに、ルーア・リシアは怪訝な顔をする。出て行ったところで特に用もないし、そもそも着飾る、という行為自体に興味が薄い。ただ―― ) たしか――ぎるがめっしゅ、とか。そういっていた―― ( あの強姦メイドの主の顔は一度見てみたい。それに、どんなところにすんでいるのかも。今度、一度いってみようと思う。 ) [Wed 22 Nov 2006 00:42:50]
◆ルーア・リシア > ( 黙々と作業に徹していると、墓地の幽霊たちが集まってきた。通りがかりに声をかけるもの、ルーア・リシアの気を引こうと、なにやら始めるもの。いたずらしようとするもの、いろいろである。たまに度が過ぎることもあるが、ルーア・リシアにとっても彼らは話題を提供してくれるし、街の様子を語ってくれたりもする。 ) [Wed 22 Nov 2006 00:35:04]
◆ルーア・リシア > ( ヴェイトスに墓守は何人かいるものの、守る墓も規模も個々に違うようだ。個人の墓を守るものもいれば、ルーア・リシアのように敷地内にある不特定多数の墓を守るものもいる。丁寧に汚れを落とすと、今度は別の墓を掃除にかかる。荷台に乗せた道具から箒を取り出し、周りを掃いて、それから布巾を持つ。 ) [Wed 22 Nov 2006 00:19:34]
◆ルーア・リシア > ( 広いヴェイトスの墓地。名のある故人の墓から、名も無き誰かの墓まで。その数や形は様々だが、手入れするものがいなければ、一月足らずでみすぼらしく変わってしまう。そうなることがないよう、ルーア・リシアは毎日のように掃き掃除をしたり、墓標の汚れを落としたり、花を添えたりする。未だに夜遅く墓を訪れる人間はあとを絶たないから、そんな彼らに対する警告もしたりする。 ) [Wed 22 Nov 2006 00:12:54]
お知らせ > ルーア・リシアさんが来ました。 『(布巾を片手に、墓石の汚れを落としていく。)』 [Wed 22 Nov 2006 00:09:17]
お知らせ > ルーア・リシアさんが退室されました。 『(今宵も、墓地の片隅で少女の仕事は続く。)』 [Tue 21 Nov 2006 00:25:45]
◆ルーア・リシア > ( ルーア・リシアはそれを確認すると、静かに大鎌を取り出し、手に持った。時折、あぁして低級のアンデッドが現れる。大抵は、なにかしら強い恨みを抱いたものである。 ) ――眠れ。ここはあなたが帰るべき場所にあらず。 ( 鎌を構えると、ルーアシリアはアンデッドに向かって軽やかに駆け出した。 ) [Tue 21 Nov 2006 00:25:28]
◆ルーア・リシア > ( それは雑多の奴隷であったり、家をもてない浮浪者の類であったり、様々だ。ルーア・リシアはこれからもそんな亡骸たちを葬り、守っていく。やがて、墓地のとある一角に差し掛かったとき、少女は足を止めた。 ) ――あれは。 ( 目を凝らすと、前方の土が不自然に盛り上がり、中から何かが外に出ようとしている。土の下から手が伸びて――半分白骨化した肉体が這い出てきた。 ) ――アンデッド、か。 [Tue 21 Nov 2006 00:23:09]
◆ルーア・リシア > ( 黒いローブをまとって、いつものように鈴を鳴らしながら、辺りを見渡し歩いていく。寒くなると、墓地を訪れる人間は徐々に少なくなっていく。その一方で、寒さに凍え死に墓地に運ばれる名もない死体が増える。 ) [Tue 21 Nov 2006 00:14:48]
◆ルーア・リシア > ( 人間が欲望におぼれて流されていく理由も、今なら以前よりも理解できる。熱く硬い肉棒が膣の中で突き動かされるたびに、中立でいようとする気持ちも、ヴェルセリオスへの嫌悪も、全て真っ白にとかされてしまった。首をはねるといった手前、情事のあととなっては、そんなことなどもはやどうでもよくなっていた。 ) ――息が白い。もうそろそろ、ここも白銀の色に染まる日が来る、か。 [Mon 20 Nov 2006 23:58:12]
◆ルーア・リシア > ――んっ……ヴェルのばか。やりすぎ、だ。 ( 下腹部をさすって、ツインテールの少女は僅かに眉を寄せる。まだ膣の中に異物が入っているような違和感。それでもなんとか仕事に差しさわりのないくらいまでに回復を待つと、ルーア・リシアは墓地の見回りに出かけた。 ) [Mon 20 Nov 2006 23:50:56]
お知らせ > ルーア・リシアさんが入室されました。 『(情事の後――)』 [Mon 20 Nov 2006 23:48:18]
お知らせ > クロアスさんが帰りました。 [Mon 20 Nov 2006 21:00:08]
◆クロアス > (こんな場所はさっさと通り抜けちゃおう。 ゾンビが出てきたら大変だ。今の(ビビリきっている)僕では勝てそうに無い) トンズラしよう・・・ [Mon 20 Nov 2006 20:59:16]
◆クロアス > (吹き抜ける北風は首下を撫でて。 襟を立てると)すぁむい!(と、一人愚痴をこぼす) [Mon 20 Nov 2006 20:44:10]
◆クロアス > (下手したらアンデットくらいは出てきそうな勢いだ・・・出てきたら出てきたで聖水でもぶっ掛けてやるところだけども。) つうか寒い、やっぱりもう冬だよねぇ。風が冷たいもん。 [Mon 20 Nov 2006 20:24:28]
◆クロアス > (お散歩だ。あまりいい天気ではないけれど、それでも散歩を楽しんでいる。 墓地をそのコースにチョイスしたのは失敗かもしれない。この時間なら誰もいないし、落ち着けると思ったけれど・・・・なんだか恐い) うん、今度から夜の墓地はよそう。恐怖で死にそうだ。 [Mon 20 Nov 2006 20:08:20]
お知らせ > クロアスさんが入室されました。 [Mon 20 Nov 2006 20:05:53]
お知らせ > ヴェルセリオスさんが帰りました。 『その後、二度ほど身体を重ねて――――ようやく、眠りへと』 [Mon 20 Nov 2006 05:29:04]
お知らせ > ルーア・リシアさんが退室されました。 『(それは少女が、新しい世界を知った夜だった。)』 [Mon 20 Nov 2006 05:28:04]
◆ルーア・リシア > んふっ――くっ、あんっ! はっ、むぅ―― ( 唇を重ねるだけでは完全に声を消すことは出来なかった。それでも、ずいぶん音を抑えられたと思う。そこから先は、ほんとうに頭が真っ白になっていくばかりであった。 ) な、なか? ――だめっ、あ! なか、はぁ――ひぅ! あっ、あんっ! ひっ、あっ! はあああぁぁんっ!!! ( ついに絶頂を迎えた体は、アh夏至ク痙攣をおこし、ヴェルセリオスにしがみついたまま、虚ろな瞳で快楽の余韻に浸る。 ) あ……あぁ……。でてる――中で、ヴェルの、あ、あつい、のが――びゅく、びゅくって――ああぁ―― ( 脳がとろけそうなほどの快楽に、最後の一滴まで搾り取るように膣を痙攣させて、意識を手放していく。 ) [Mon 20 Nov 2006 05:27:15]
◆ヴェルセリオス > ふふ、だって――――そんなに可愛い声を張り上げたら、だれだって・・・・・んむ・・っ!?(最初はゆっくりだった腰の動きも、完全にオトナのセックスでする激しい動きのものに変わっていた。そしてふさがれた唇の間から零れ落ちる熱い吐息。キスの合間に少女が上り詰めようとすれば、メイドもまた――――我慢の限界を向かえ、絶頂へと上ってしまい・・・)な、ナカ――――たくさん、だしますから――――ね?ああ出る、ダメ、イッちゃ・・・・・うンッ・・・・・!(ひときわ深く、一番奥までペニスを突き入れて・・・・射精した。まるでリシアのヴァギナに搾り取られるように、びゅく、びゅくっ・・・とリシアのヴァギナに精液を注ぎ込んだ。熱く、どろどろの精子を) [Mon 20 Nov 2006 05:20:45]
◆ルーア・リシア > ( 初めて異物を受け入れた膣は、ヴェルセリオスの肉棒を、キュウキュウときつく締め付ける。 ) そ――そん、な、ことっ――いわれ、ても――あうぅん! はぅ、あはぁぁ――むり、むりぃっ! ( 涙目になって、可愛らしい声で喘ぐ。それまで成すがままだったが、なんとか解決策を思いついた。ヴェルセリオスに顔を近づけ、その唇に己の唇を重ねようとする。声を我慢できないのなら、ふさいでしまえばいいのだ。 ) ヴェル、ヴェル――ぅ――んくっ、はくぅ! くる、なにか、くる! ( 背筋を電流が走るような、何か今までかんじたことのない大きなものが、体の心から全身に広がっていく。そんな予兆だった。それが絶頂に達する前触れであると、ルーア・リシアはまだしらない。 ) [Mon 20 Nov 2006 05:13:23]
◆ヴェルセリオス > (射精遠くない) [Mon 20 Nov 2006 05:07:56]
◆ヴェルセリオス > ・・・・・・凄く、きつくて・・・・・・・あんまり、長くは持ちませんわね・・・・・・あんまり大きな声を出すと、誰かに聞きつけられてしまいますよ?静かに、相手にだけ聞こえるような声で・・・・・(慎ましい少女の性器がペニスを受け入れ、その身を卑猥にゆがめていた。相対的なサイズか、はたまた天性の素質か。かなりきつい締め付けを受け、射精く無い) [Mon 20 Nov 2006 05:07:44]
◆ルーア・リシア > やぁ――いや、ぁ――か、硬いのが、あっあっ! なかでぇ――こすれっ! ひはぁぁっ!! ( がくがくと体を震わせながら、ヴェルセリオスの体にしがみつく。 ) だめっ! う、うごかさない、で……。あふぅ――くひっ! へん――へんに、なる――ぅう――! ( 腰のグラインドに合わせて、小さな体が揺れる。 ) [Mon 20 Nov 2006 05:04:07]
◆ヴェルセリオス > ・・・・・・そのよう・・ですね。大丈夫。優しくしますから・・・・・・ん、熱・・・・・・・・ッ(ぬるり、と亀頭の半分までは簡単に膣孔に埋め込まれた。まだ誰も知らない処女地を文字通り侵略すると、その締め付けのきつさに目を細めながら腰を進め・・・)・・・・・・リシア様・・・・♪そんなに乱れて、可愛い・・・・もう直ぐ、全部入、る・・・・・・っ♪(腰を推し進め、とうとう根元までリシアの胎内に挿入してしまう。初めてのセックスに震える少女の身体を改めて抱きしめると、しかし次第に雄としての動きをはじめ、ペニスをぬぷぬぷ・・っと出し入れし始める) [Mon 20 Nov 2006 04:59:56]
◆ルーア・リシア > ( 初めて感じる、異物を受け入れた傷み。しかし前戯がしっかりしていたためか、血はでなかった。 ) [Mon 20 Nov 2006 04:55:19]
◆ルーア・リシア > ひぅ! ふ、うあぁぁっ。そ――そういうの、苦手、だ。あまり、したこと、ない――から。 ( 熱いと息を漏らしながら、たどたどしく答える。ヴェルセリスの言葉が恥ずかしくて、思わず目をそらした。ルーア・リシアは、生まれて初めて、快楽に身をゆだねて啼き声をあげた。 ) んくっ、あ、あふぅ――はっ――あぁっ! ( 指が引き抜かれると、秘部と指を結ぶ糸が、名残惜しそうに細くなって途切れた。もう、足を閉じようという気も起きない。ヴェルセリオスも準備が整ったようで、熱い肉棒の先端が割れ目に触れると、いよいよそのときが来たのだと、目を瞑った。 ) う、うっ――はっ! あぐっ、あああぁぁっ!! ( じゅぶっと生々しい音を立てて、硬い肉棒が進入してきた。たまらず目を開いて、歯を食いしばる。 ) い――た――ぁ――ひぐっ! あっ、うぅ―― [Mon 20 Nov 2006 04:52:11]
◆ヴェルセリオス > ・・・では、参ります――――ね?(ぬるりと先端を幼いヴァギナにあてがい、ぐね・・・・と腰を推し進めた) [Mon 20 Nov 2006 04:45:55]
◆ヴェルセリオス > ・・・・・・・・・お仕事は、お仕事。それ以外は、それ以外・・・・・・そうであるように振舞うべきがあれば、そうでないときもあるんですよ。――――かわいらしい少女として啼く時も(ぬるぅ・・・と奥まで入り込む中指と薬指。現実にみてみると、指二本とはいえ中指薬指二本の根元は太い。それらが奥まで入った今、もう大丈夫だろう、と指を引き抜いて)・・・・・・では、ちょっと失礼致しまして・・・・・・(身体を起こし、するする・・・と慣れた手つきでエプロンドレスを脱いでゆく。カチューシャも外して、下着も脱いだ。ガーターベルトだけの姿で、優しく覆いかぶさって) [Mon 20 Nov 2006 04:45:29]
◆ルーア・リシア > や、やめて――ひあぁっ! いわ、ないで――はずか――あううっ――はずか、しい。 ( 顔を真っ赤にして、ヴェルセリオスの成すがまま、体は快楽に反応する。いつものそっけない死神の顔からは想像もできない今の姿を見て、目の前のメイドは、きっと楽しんでいるに違いない。ほんとうに、いじわるだ。 ) や、やっぱり――怖――あっ! ( 細いとはいえ、指先が根元まで入ってしまった。恥ずかしさで胸が破れそうだ。 ) [Mon 20 Nov 2006 04:40:40]
◆ヴェルセリオス > ・・・っ・・・・ふふ・・・・・そうですね。そう思うのが普通ですよ・・・・・・・・・凄く、熱い・・・・・ナカ、とっても熱くて、ぬるぬるしてて・・・・・これなら、少しほぐしてあげるだけで大丈夫ですわね・・・・・♪(正直なリシアの感想に笑みを零せば、ぬるりと入れた指をゆっくりと動かし始めた。蜜の絡み方と、中のほぐれ具合にあわせて次第に指を増やしてゆく。中指と薬指を滑り込ませ――――根元まで押し込めたら、いよいよ、と) [Mon 20 Nov 2006 04:35:08]
◆ルーア・リシア > んくっ――ふっ、う――苦い。まずい。 ( ペニスの先端から漏れ出るその液体は、粘り気が強く、癖のある匂いと味だった。思わず顔をしかめる。 ) あっ、はあ……ぅ。 ( 指が中に入ってくる。初めての体験に、自然と体はこわばる。だが、愛撫が進めば、徐々に緊張も解けていくだろう。 ) あぁう――や、あ――へん、な――気持ち、に―― ( ぴくんぴくんと体を反応させて、膣の中でヴェルセリオスの指に肉ヒダを絡みつかせる。可愛らしい喘ぎ声は、自分のものとは思えなかった。 ) [Mon 20 Nov 2006 04:31:17]
お知らせ > ヴェルセリオスさんが来ました。 『――――やっぱり、いい眺めですわね・・・』 [Mon 20 Nov 2006 04:26:24]
◆ヴェルセリオス > ・・・・・ふふ、そう――――ですか。貴方の行為は半端ではありませんよ。ここは嘘をつけませんから・・・・(とろ・・・とリシアの口の中か、舌に絡みつく粘液。ペニスの先端から零れ落ちたそれは、まさしく快楽の高まりの証)・・・・・・大丈夫ですよ。ちゃんと、ほぐしてからにしますから・・・・・ささ、仰向けになって、脚を開いて――――ね?(身をかがめると、リシアの肩を優しく抱いて、そっとそのままベッドに倒れこむ。ちゅ、と軽いキスを交わせば、ゆっくりとリシアの脚の方へと移動して・・・・お願いの通りに脚を開いてもらえれば、優しく指を差し入れて、中をほぐしに掛かる) [Mon 20 Nov 2006 04:25:57]
◆ルーア・リシア > 勘違い、しないで。半端なことはしたくない。それだけのこと―― ( 気持ちいいのだろう。見上げた先にあるメイドの表情を見て、また先端をくわえ込む。少しくわえ込んで、ゆっくりと嘗め回し、また一度頭を引いて、今度は先ほどよりも少し深くくわえ込んでいく。その繰り返し。 ) んんぅ――ぷはっ――え、ひ、ひとつ――に――? ( 一瞬意味を理解できなかったが、視線は自然とメイドの股間に向けられる。そうしてその意味を悟ると、少女はふるふると頭を横に振った。 ) む、無理。そんな大きなの――はいらない。 ( 戸惑いながらも、逃げる気は不思議とおきない。仰向けに横たわって、恥ずかしそうに胸の前に両腕を寄せた。 ) [Mon 20 Nov 2006 04:20:35]
◆ヴェルセリオス > ・・・・・・その懸命さ、かなり胸に来るものがありますわね・・・・ええ、お上手ですよ。そう、そう・・・・・♪(見上げた先にあるのは、うっとりと瞳を潤ませて快楽を感じている意地悪なメイドの姿。たとえ行為はたどたどしくても、そのぎこちなさが逆にたまらなかった)・・・・・ん、もう、いいですわよ・・・・・・つぎは、そろそろ――――・・一つに、なりましょうか?(腰を軽く引いて、リシアの頭を撫でながら、そっと囁いた) [Mon 20 Nov 2006 04:15:11]
◆ルーア・リシア > ( まだ手つきも舌先も、恐れと戸惑いが混じっている。初々しい、というのだろうか。時折顔を上げて、ヴェルセリオスの反応を確認しながら、少しずつ舌を動かしていく。 ) んふっ――ちゅぱ――む、むずかしい―― ( 今はまだ、歯を立てないようにすることで精一杯らしい。少しずつ、少しずつ深くくわえ込んで、舌を這わせる。けれど、根元魔で飲み込むのはとても無理で、ともすれば、勢い余ってむせてしまいそうになる。 ) なんだか――んっ――ここだけ、別のいきもの、みたい――あむっ―― ( 痙攣を繰り返すペニスを目にした率直な感想。 ) [Mon 20 Nov 2006 04:11:02]
◆ヴェルセリオス > あら、増えてしまいました。ですがせっかくですから頂いておきますか・・・・ん、ぁ・・・・・・そう、ですね。最初は無理せずに・・・・・・・(そんな言葉のやり取りが終われば、おずおずと触れられる手。そしてぎこちなく亀頭を這い回る舌の感触に、感じる快楽とはまた別の興奮を覚えて―――)・・・・慣れてきたら、唇を使ったり、歯を立てないようにくわえ込んだりとかしてもらえると嬉しいのですけど――――流石にそこまでは求めませんよ(片方の手でスカートを掴み、もう片方の空いている手は、自分の胸を弄り回していた。大きく形を変えるほど力を込めて、先端を抓り上げる――――度に、ペニスがびくっ、と痙攣した) [Mon 20 Nov 2006 04:06:48]
◆ルーア・リシア > 訂正――いじわる+ずるい、ひと。 ( 手と口で――その言葉に、一瞬固まる。膝たちになったヴェルセリオスの股間をじっと見つめて、相変わらず硬くそそり立った肉棒を凝視する。 ) こ、これを――? 手、は――さっき、みた、あんなふう――に? でも、くち――は―― ( いぶかしげな表情のまま、顔を恐る恐る近づけていって――細い指先で包み込むようにペニスを持つと、一度亀頭を舌で舐めて、それから顔を上げてヴェルセリオスの反応を見る。それからまた、口をあけて肉棒を舐め始めた。 ) んっ――ちゅぷ――ちゅっ――ぴちゃ――へんな――あじ―― [Mon 20 Nov 2006 04:01:05]
◆ヴェルセリオス > ・・・・・・・・・あら、ずっと前にご存知だと思いましたけど・・・・♪(重ねる唇。さっきまでの無理やりな行為もいいけど、こうして同意を得るのも悪くは無い。自分のテクニックがどうこう、などと思うつもりは無い。今回はたまたまのラッキーなケースなどという考えは、直ぐにどこかに仕舞いこんで)・・・・・・ん・・・では、そうですね・・・・貴方のその可愛らしい手とお口で、私のこれを気持ちよくしてもらえますか・・・?(ゆっくりと体を起こして、また膝立ちの姿勢。そして、硬くそそり立ったペニスをそっと手でなでさすりながら囁いた) [Mon 20 Nov 2006 03:56:24]
◆ルーア・リシア > ――ほんとうに、いじわるな、ひと。 ( この期に及んで礼を言うところとか、何もかもがずるいと思えてしまう。何よりも、中立を保たなければならない己の心を、快楽で解かされていくようだったから。 ) んっ――んぅ―― ( 頬に触れる手のひらの温かさ、そして、重なる唇の柔らかさ。不思議と、先ほどよりは嫌な心地はしなかった。ヴェルセリオスの両肩に、そっと両手を添える。 ) [Mon 20 Nov 2006 03:45:17]
◆ヴェルセリオス > ・・・・・・・・・ええ。不肖このヴェルセリオス、夜風に流れる霧のように、一夜の夢を紡ごうかと。ご協力、ありがとうございます・・・・(そんな事を口にしながら、背中に再び覆いかぶさった。しかし、今度は優しく体重をあまりかけないように。そして、ゆっくりと体全体を使ってリシアの身体をゆるりと仰向けにさせてゆく。そうして向かい合う姿勢になれば)・・・・・・ん・・♪(リシアの頬を両手で包んで、唇を重ねようとした) [Mon 20 Nov 2006 03:40:05]
◆ルーア・リシア > あ、あたりまえだ! 無理やりしておいて――いまさら、こんな――こん、な―― ( 口では強がりながらも、手をそっと、自分の秘部に当てて、軽くなぞってみる。手馴れた前戯ですっかり敏感になってしまったそこは、初めて触れる自分の手でも、気持ちいいと思ってしまうような快感をもたらす。 ) あ―― ( そそり立った肉棒を扱く様を見せ付けられて、それをまじまじと見つめる。やがてうつむき、迷った挙句、ヴェルセリオスの問いかけに答えた。 ) おね、がい――痛く――しない、で―― ( それは続きをする、という答え。今度は仰向けの姿勢のまま、覆いかぶさるヴェルセリオスを恥じらいと共に受け入れた。 ) [Mon 20 Nov 2006 03:36:42]
◆ヴェルセリオス > ・・・・・・どうかなさいましたか?乗り気のように見えるのは――――たぶん私の気のせいですよね。ええ(れろ・・・っといやらしく自分の指先を嘗め回す。そして開いている左手でスカートを捲り上げ、露にしたペニスをゆっくりとしごき上げて・・・・見せ付けるように、快楽に身を捩ってみせる)・・・・・・・・・続き――――しますか?(再び、ゆっくりと覆いかぶさりながら――――問いかけた) [Mon 20 Nov 2006 03:31:59]
◆ルーア・リシア > なっ……ぇ……! ( あっさりとヴェルセリオスが身を引いたことに驚き、目を開いて彼女を見る。股を閉じて、両手で秘部を隠し、真っ赤な顔で睨みつける。 ) な、何をたくらん、で――んっ! ( 中途半端に愛撫を受けたからだがうずく。たまらず、自分の体を抱き寄せた。 ) くぅ――う――そだ。こん、な、こと―― ( 体の疼きはおさまらない。ヴェルセリオスを見つめながら、問いかけにも答えられず、悔しそうに歯噛みする。 ) [Mon 20 Nov 2006 03:26:58]
◆ヴェルセリオス > ・・・・・・・・・そうですね。あまり無茶を通すのもなんですので――――(ぴた、と体の動きを止める。そのままよいしょ、と身体を起こして、ベッドの上に膝立ちの姿勢。その姿勢のままリシアを見下ろして、右手に絡みついた雫をれる・・・と舐めた)お嫌なようなので、今日のところは止めにしたいと思います。嫌がる中無理やり突き入れても、酷い苦痛を味わわせるだけだと思いますので――――ええ。なにかご希望ご要望等御座いますか? [Mon 20 Nov 2006 03:23:03]
◆ルーア・リシア > ふざけっ――るな――あっ、くぅ! ( もはやまともにしゃべっている余裕などなかった。すでに自分の意思に反して、割れ目からは愛液が漏れてきている。自分のあられもない声を他人に聞かれる恥辱に、頬は赤く染まっていく。 ) う、うるさい! この強姦魔! ひっ、そ、そこは――あぅぅ。 ( 可愛らしい声を漏らしながら、体が熱を佩びていくのを感じる。同時に、その抵抗も少しずつ弱まって言った。肉棒を握らされれば、少ない知識から、相手が何を望んでいるのかをなんとなく察する。 ) お前の――思い通りに、なんか――あっ! はあぁぁ。うぅっ―― ( ペニスを握ったままどうすることも出来ずに、快楽に流されていく。 ) [Mon 20 Nov 2006 03:19:13]
◆ヴェルセリオス > ――――肉の身体を少しでも持った以上、様々なものの影響を受けずには居られ布ですよ。げに罪深きは、肉の体・・・・とか(そんなおためごかしをほざきながら、メイドの凌辱行為は進んでゆく。穢れを知らない身体を侵し、指先にぬるりと少しずつ蜜が絡んでくるのを見れば、にぃ・・・・と口の端を吊り上げた)・・・・・・可愛い声・・・ちなみに私、誰でもいいと言うわけでは有りませんので、その点だけご理解いただけたら幸いです・・・・・(耳と、背と性器を攻め立てながら、再びリシアの腕を取って自分のペニスを握らせて――――自分も快楽を得ようとする) [Mon 20 Nov 2006 03:12:08]
◆ルーア・リシア > 私のこのあとの仕事に差し支えるようなマネをして――ただでは済まさない。死神は中立だが、仕事の邪魔となるものに容赦はしない。 ( ぎりぃ、と歯を食いしばる。だが、いくら耐えてもその手馴れた指の動きに、少しずつ熱い吐息が漏れ始める。時折ぴくんっと体を反応させながら、それでも絶対に声をだしてやるものかと耐える。しかし―― ) んっ――はっ、く―― ( 背中に感じる柔らかい乳房の感触。そして、耳と舌にまでその攻めが及べば、ついに耐え切れなくなって声を漏らした。 ) ――んぁ――あっ―― ( 喉の置くから搾り出されるようなその声は、いつも口に出す無機質な声音ではない。体の熱と快楽を佩びた、可愛らしいものだった。 ) [Mon 20 Nov 2006 03:06:50]
◆ヴェルセリオス > ――――出来るものでしたら、どうぞご自由に。簡単に流行られませんわよ・・・?(まだ幼いスリットに指を軽くうずめ、くにくに・・・とこね回すように動かす。時折指を縦に動かして、恐らくクリトリスがあるであろう辺りを指先でこね回し・・・)・・・・・・あら、これはなかなか・・・・・・我慢なさらなくても(リシアの背中に、大きな自分の胸を無乳ッ・・・と押し付ける形。さて、ただこうして右手を動かしているのも芸が無いので――――少し頭を動かして、上手く行けばシリアの耳を舌と唇で辱めようとした) [Mon 20 Nov 2006 02:59:52]
◆ルーア・リシア > ――あとでその首飛ばしてやる。 ( キッとヴェルセリオスを睨みつける。最後の抵抗も、効果なし。熱を持った指先が、秘部に触れて――弄られていく。 ) あっ、や、やめろぉっ。――うくっ――うぅ―― ( くすぐったそうに、腰を動かす。しかしそれは、ヴェルセリオスのほうから見えれば、動く尻によって性欲を掻き立てる手助けをしているだけかもしれない。だんだんと、変化のなかった表情に色がついてくる。声を出すものか、とヴェルセリオスを睨みながら耐える。 ) [Mon 20 Nov 2006 02:55:11]
◆ヴェルセリオス > ・・・・・・私、自分が安全な者というか、善良な一市民であるなどとは一言も言ってませんよ。ええ(く、く――――にっ・・・こりと、笑みを浮かべて、笑った)・・・・・・・・・なかなか、良い眺めですこと・・・・・・ああ、どうぞ。ご自由に(それでクビになったとしても良いか、と。ゆえにあっさりと答えた。そして何事もなかったかのように、凌辱行為を再開するわけで)・・・・・・慎ましくて、綺麗な体ですわね。ふふ、しっとりしてますわ・・・・♪(後ろから覆いかぶさり、右手を太ももの間に滑り込ませて性器をじかに弄り始める。いきなり指を入れるようなまねはせず、あくまで優しく、じっくりと) [Mon 20 Nov 2006 02:49:53]
◆ルーア・リシア > 貴女を信じた私が馬鹿だった。 ( 短くはき捨てるようにいうと、続く言葉に困惑する。 ) 協力? 何を言って――あっ。 ( 己の手が、厚く硬いものに触れる。それが何か、一瞬分からなかった。しかし、力強く脈打つそれに触れてしばらく、思い出したかのように目を開いた。そして完全に下着を下ろされ、外気に触れた己の秘部。太ももの辺りに、自然と力が入った。 ) ――今すぐやめないのなら、貴女の主に言いつける。 ( それは、最後の抵抗だった。 ) [Mon 20 Nov 2006 02:40:09]
◆ヴェルセリオス > ――――ですから、今からでも・・・・と申し上げましたのに。後悔先に立たず・・・・・・っと、あら、ご協力ありがとうございます(こうして反応を見ているのは楽しい。そうして目を細めていると、腰が持ち上げられた。是幸いとばかりにずるっ、と下着をずり下ろす。)・・・・・・・・・変態では有りませんよ。その証拠に、ほら(そんな姿勢のまま、リシアの左手を掴んで、自らのスカートの中に導いて――――既に硬くなっているペニスに触れさせた。両方、の意味が解るかな?などと囁きながら) [Mon 20 Nov 2006 02:33:43]
◆ルーア・リシア > えぇ――やっぱり、魔よけ札はっとくんだった。 ( 覆いかぶさられた姿勢では、ろくに動きが取れない。そうこうしているうちに、下着に手がかかった。 ) や、やめろ――こら。へんたいっ。 ( 激しく取り乱すようなことはないが、それでも嫌がって抵抗を試みる。手を後ろに伸ばして、なんとかヴェルセリオスを拒もうとする。しかしその結果、体を支える両手を使ってしまったため、尻を突き出すような姿勢になってしまう。 ) [Mon 20 Nov 2006 02:29:33]
◆ヴェルセリオス > ・・・・・・ふふ、いい声ですね。墓守だか死神だか存じませんが、怪しい人を家に入れてはいけませんわよ?物騒な街なのですから。――――と、私が言うのも、片腹痛いとは思いますが(くすくす、くすくす―――と楽しそうに笑みを浮かべると、右手をリシアのスカートの中にいれ、下着を脱がそうとする。抵抗するなら――――とりあえず、様子を見ようか) [Mon 20 Nov 2006 02:26:20]
◆ルーア・リシア > りょうほ――待って。何を――っ。 ( 顔にほんの少しだが、驚きと焦りの色がにじむ。上から覆いかぶさられると、逃げ場を失って、顔だけを背中側に向けた。 ) ――意地悪上に、変質者――手に負えない―― [Mon 20 Nov 2006 02:19:29]
◆ヴェルセリオス > 両方です(端的で、かつ不親切な答えだった。解らなくても別にいいや。と投げやりな答えではあったのは事実)・・・・・・おや、よかった。何も反応がなかったらどうしようかと思いましたから。まあ、そうご遠慮なさらずに(さえぎられれば、性器を刺激する手は引き下がるが――――そのかわり、ゆっくりとベッドに上がって、リシアが逃げない限り、その体の上に四つんばいで覆いかぶさるような位置に動こうとする) [Mon 20 Nov 2006 02:16:06]
◆ルーア・リシア > 女ではない――男――にも見えないが。 ( 精の知識にはあまり詳しくない。というかそもそも興味がない。ただ、ヴェルセリオスが当たり前のように今やろうとしていることは、なんとなくよくないことのように思えたのだ。 ) んっ――やめろ、くすぐった、い―― ( 困った顔で片手を伸ばし、体を捻ってヴェルセリオスの手を掴もうとする。 ) [Mon 20 Nov 2006 02:12:59]
◆ヴェルセリオス > ・・・・・・何と申されましても・・・・・・猥褻行為でしょうか。まあ、それに類する行為でうす。ちなみに私女では御座いませんので、その点ご注意を(特にさえぎられなければ、ふに、と下着越しに遠慮なく性器を指先で刺激し始める。そんなメイドの身体はほんのり温かい) [Mon 20 Nov 2006 02:08:35]
◆ルーア・リシア > ( 肌に触れていたスカートの部分を摘み上げられれば、片目を開いてヴェルセリオスを見る。 ) ――なにをしている。 ( ただ、問うような言葉。文字通り、彼女が何をしようとしているのかがわからないのだ。スカートを捲り上げれば、白い下着越しに、秘所の形がみてとれるだろう。 ) [Mon 20 Nov 2006 02:04:38]
◆ヴェルセリオス > ・・・・・・・・・(ふむ、これはなかなか・・・・と内心で呟きながら、遠慮なくじろじろとリシアの身体を眺め回した)・・・・・・どれ(そして、さもそうするのが普通であるかのように、スカートをひょい、と摘んで持ち上げて中を鑑賞し始める) [Mon 20 Nov 2006 01:59:48]
◆ルーア・リシア > ( 特に目立った反応がなければ、そのまま目を閉じる。いつも外では羽織っているローブを脱いだその格好は、白いブラウスに黒のミニスカート、そしてニーソックス。寝返りをうつと、毛布が少しめくれて、むき出しの太ももがあらわになった。体の凹凸は少ないが、丸みを持ち始めた少女の体だ。 ) [Mon 20 Nov 2006 01:57:17]
◆ヴェルセリオス > ええ。どうぞ(平気の平左と言う顔だが、内心アラーム鳴り捲り。冷や汗が出なかったのは上出来というべきか)ああ、いえ。どうぞ御気になさらずに?((ふふ、と口元を笑みの形に歪めれば、じぃ・・・とリシアの身体を嘗め回すように視線を動かした) [Mon 20 Nov 2006 01:54:03]
◆ルーア・リシア > ――憶えておく。 ( それだけ有名というのなら、人に聞けばすんなり教えてもらえそうだ。疲れた体を休めるために毛布一枚を羽織って寝返りを打つ。 ) ――なぜ、そこに座るの。 ( 立っているのではなかったのか。 ) [Mon 20 Nov 2006 01:50:42]
◆ヴェルセリオス > ・・・・・・そうでしたら、外に出ないといけませんわね?商業区坂の上工房といえば、大体の人が知ってますので、宜しければどうぞ(平静を装うが、大分旗色劣勢というかなんというか)・・・・・・そうですね。そうさせていただきましょうか(そう呟くと、すたすたと静かに歩いて、ベッドの縁に腰掛けた) [Mon 20 Nov 2006 01:48:41]
◆ルーア・リシア > その様子だと、まんざらでも、なさそう。機会があるのを、楽しみにしておく―― ( そういうと、ベッドに体を横たえた。 ) 少し休む。飽きるまで、いるといい。飽きたら帰ればいい。 ( いちいち反応を返してヴェルセリオスを楽しませることもないだろう、と。 ) [Mon 20 Nov 2006 01:45:42]
◆ヴェルセリオス > ――――――――――――――――いい着眼点です(むぐ、と明らかに言葉に詰まった。傍から見ても完全に「一本取られた」状態であった)・・・・・・ いえ。私の意地悪な言動に対する貴方の反応が楽しいです。ですので御気になさらず(く、く。また肩を小さく上下させて、笑った) [Mon 20 Nov 2006 01:43:10]
◆ルーア・リシア > 別に――性格の悪さをみたいわけじゃ、ない。貴女が雇い主の前ではどんな態度でいるのか、少し気になった。 ( 今と変わらないのか、別人みたいになっているのか。そんな感じ。 ) そうなの――困ったわね。私は貴女を楽しませるような話題も持っていない。つまらない時間をすごさせてしまう。 [Mon 20 Nov 2006 01:39:27]
◆ヴェルセリオス > 都合が合えば、いつでもお付き合いいたしますわよ?(こちらはこちらで「都合が付けば」と来たものだ)――――ああ、辞めたほうがいいと思います。正確に言うと、期待しない事をお勧めします。性格の悪いメイドの、主も性格が悪いとは限りませんから(く、と肩を震わせたが、胸にあるのは満たされて無い思い。唐突に)そうですね。お言葉に甘えて・・・・・・・(す、と静かに立ち上がれば背筋をぴしっ、と伸ばして安定。難儀な性質だ)・・・・・・・・・なんとなくです。深い意味は有りません(さらりと、述べた) [Mon 20 Nov 2006 01:35:42]
◆ルーア・リシア > そうね――興味が向いたら、ね。 ( 裏を返せば、興味が向かない限りは何もしないということでもある。 ) 一度、貴女の雇い主の顔を見てみたい。 ( 意味深なセリフ。それもさらりといって流す。 ) ――無理しなくていいのに。 ( 立っているほうが楽そうに見えるのは、やはりメイドがそういう生き物だからだろうか。己はベッドに腰を下ろす。 ) ――それで? わざわざ墓守を尋ねてきた理由は? [Mon 20 Nov 2006 01:31:22]
◆ヴェルセリオス > そうですか。それはそれでよろしいかと。荷物持ちの居る買い物も悪くありませんよ(綺麗に片付いている。好きではあるが、有る意味嫌いでもあった。メイドの仕事を死に来たわけではないのだが、つい自分のやる事を探してしまうのはやはり職業病)・・・・・・ああ、ええ。まあ、確かに良いところで働いては居りますわ。ですが、良い整頓状況、そして必要の無いものを置かない。それは素晴らしい事です。(「これは正直な意見です。ええ」などと呟きつつ、勧められた椅子に視線を落とすが―――)・・・・・・・・・・・・で、では、失礼して・・・・・・(かなり迷った上に、座った後もどうにも落ち着きなく腰を動かしていた。立っている方が落ち着くのが、正直なところ) [Mon 20 Nov 2006 01:26:41]
◆ルーア・リシア > 今はいい――買い物は、一人ですると、決めている。 ( 中はタンスやベッドなど、生活に必要なものを部屋の四隅に固めただけの、簡素な作りだった。ただ、家そのものは古いものの、台所などは綺麗に片付いており、住人の性格を物語っている。 ) ――いやみにしか、聞こえない。貴女の格好をみれば、それなりにととのった家で働いていると、わかる。 ( ここでようやくヴェルセリオスを振り返った。客をもてなすものは何もないので、空いている丸イスでも勧めてみる。 ) [Mon 20 Nov 2006 01:21:47]
◆ヴェルセリオス > それはいいですね。是非それで防備なさる事をお勧めしますよ。何でしたら今から如何ですか?荷物持ちぐらいは致しますわよ?(くすくす。しかし数々の無礼行動とは裏腹に、入るときには深々と頭を下げたのはただの職業病。頭を戻す時に気付いて、慌ててごまかした)・・・・・なかなか、簡素で片付いていて、いいお家で御座いますね?(室内を眺めて、そんな事を呟いた) [Mon 20 Nov 2006 01:18:07]
◆ルーア・リシア > ――魔よけのお札と置物、買ってこようかな。 ( 淡々とした声音で、さらりと告げて。入り口のドアを開けた。 ) もう十分邪魔してる――狭いし、客をもてなすような道具もない。それでもよければ――どうぞ? ( 相変わらず背中を向けたまま、鍵をしまうとさっさと家の中に入っていく。 ) [Mon 20 Nov 2006 01:13:57]
◆ヴェルセリオス > ・・・・・・貴方がそのように振舞っても、残念ながら性質の悪いのに引っかかってしまったのですよ。――――お邪魔しても宜しいですか?(つかつかと、リシアの後ろを自然に、それが普通の事のように付いてゆく。そしてドアを開け始めた彼女に問いかける。背中越しゆえ見えないとは思うが、両腕を組んで目を細めながら) [Mon 20 Nov 2006 01:11:26]
◆ルーア・リシア > ――あぁ。 ( 声で、分かった。一度足を止めて、変化の少ない表情をそちらに向ける。 ) 思い出した。いつかの――嫌な人。ヴェルセリオス。 ( 静かに近づいていって――通り過ぎた。ヴェルセリオスの横を素通りして、小屋の鍵を開けにかかる。 ) ――何の用? 貴女の興味を引くような仕事は、今のところは、していない。 ( そっけない言葉を、背中越しに投げかける。 ) [Mon 20 Nov 2006 01:08:40]
◆ヴェルセリオス > ・・・・・・誰も居ませんよ(誰も居なかったら、返事が帰ってくる事など無いのに。敢えてそれでも言う、自分としては冗談のつもり)得に約束もありませんが、待たせていただきましたよ。というより、当てずっぽうで待っていたら大当たり、でしたが(丁度道の横から出てくる形になる。現れたのは、この間の意地の悪いメイドでした) [Mon 20 Nov 2006 01:05:43]
◆ルーア・リシア > ( 墓地の見回りも一通り終わり、日が昇るまで休息をとろうと、いつも寝泊りしている小屋に戻ってきた。黄色いポニーテールを揺らしながら歩く。 ) ――だれか、いる――? ( ふと、前方に人の気配を感じた。何者だろうか。己を訪ねてくる客人はいないと思っている。 ) [Mon 20 Nov 2006 00:49:25]
お知らせ > ルーア・リシアさんが入室されました。 『(鈴を鳴らしながら、小屋へと近づいてくる人影が――)』 [Mon 20 Nov 2006 00:47:34]
◆ヴェルセリオス > (静寂、時折風が枝を揺らす音が響く。ここは墓地・・・・・・の直ぐ近くではあるが、墓地の陰鬱な雰囲気は変わらずここも包んでいた)・・・・・・・・・さて、日が昇るまでに戻ってくるでしょうか(待っているのは、数日前に会った墓守の少女。しかし、一つ問題があるのは――――ここが彼女の小谷田という証拠は何も無いということだ。直ぐ近くだし陰鬱だからそれっぽい、と。あてずっぽう) [Mon 20 Nov 2006 00:45:38]
お知らせ > ヴェルセリオスさんが来ました。 『――――墓地近くの小屋を眺めた』 [Mon 20 Nov 2006 00:41:59]
お知らせ > ルーア・リシアさんが帰りました。 『(あとで、この子たちの魂がきていないか、墓場を探してみようと思う。)』 [Sat 18 Nov 2006 21:59:33]
◆ルーア・リシア > 我を恨むる事なかれ くろがね棒をとりのべて 積みたる塔を押し崩す ( 賽の河原に現れる鬼は、手に持った金棒で、子供たちが積み上げた石を崩して回るという。我を恨むることなかれ。そんな歌詞が、鬼たちが悪意ではなく、仕事としてそれをやっていることを物語っていた。 ) ――私の仕事も、誰かに恨まれる仕事。それも全ては詮無き事。 ( スコップをとりだすと、ルーア・リシアは穴を掘りにかかった。 ) [Sat 18 Nov 2006 21:59:06]
◆ルーア・リシア > ( 子が親より先に死ぬのは親不孝――それはあくまでも一般世間での考え方。実際には平気で赤子を捨てる親もいれば、わが子を邪魔と虐待する親もいる。本来守られるべき存在が、頼るはずの相手から疎まれ、拒まれ、不要とされたとき、それでもなお子供たちに”親より先に死ぬな”というのにはむりがある。黄色いポニーテールを揺らし、ルーア・リシアは死体を埋める場所にたどりついた。 ) 娑婆(しゃば)に残りし父母は 追善座禅の勤めなく ただ明け暮れの嘆きには 酷や哀しや不憫やと 親の嘆きは汝らの 苦患(くげん)を受くる種(たね)となる。 [Sat 18 Nov 2006 21:52:33]
◆ルーア・リシア > 一重積んでは父のため 二重(にじゅう)積んでは母のため 三重(さんじゅう)積んではふるさとの 兄弟我身(きょうだいわがみ)と回向(えこう)して ( 荷車を引くたび、木で作られた車輪がギシギシときしむ。ふと、荷台に視線を向ける。この子達は、墓地の端に捨てられていた。こんな風に死後ぞんざいに捨てられた死体は、側に魂があることがほとんどない。大抵はさ迷い歩くか、うらみつらみで人に取り憑くか。 ) 昼は独りで遊べども 日も入りあいのその頃は 地獄の鬼が現れて やれ汝らは何をする。 [Sat 18 Nov 2006 21:44:44]
◆ルーア・リシア > 父上恋し 母恋し 恋し恋しと泣く声は この世の声とは事変わり 悲しさ骨身を通すなり ( それは同僚の死神が歌っていた歌だった。アマウラのほうを担当しているその同僚から聞いたうた。今ではすっかり憶えてしまった。 ) かのみどりごの所作(しょさ)として 河原の石をとり集め これにて回向の塔を積む ( トキノミヤコやアマウラなどでは、親より先に死んだ子は、賽の河原という場所で石を積み上げるのだという。世間話のついでに聞いたお話。 ) [Sat 18 Nov 2006 21:37:37]
◆ルーア・リシア > これはこの世のことならず 死出(しで)の山路の裾野(すその)なる 賽の河原の物語 ( 感情の薄い歌声は、風に乗って墓地に響く。今日もまた、死体を運び、墓地へ埋葬する。荷車の上には、十歳にも満たない二人の女子の死体が横たわっている。 ) 聞くにつけても哀れなり 二つや三つや四つ五つ 十にも足(た)らぬみどりごが 賽の河原に集まりて。 [Sat 18 Nov 2006 21:33:41]
お知らせ > ルーア・リシアさんが入室されました。 『(死体を乗せた荷車を引きながら、うたを口ずさむ)』 [Sat 18 Nov 2006 21:30:04]
お知らせ > ルーア・リシアさんが帰りました。 『(ルーア・リシアの一日は、こうして過ぎてゆく)』 [Fri 17 Nov 2006 00:28:29]
◆ルーア・リシア > ( 完全に遺体を埋め終えると、今度は手ごろな形に加工した墓標を用意する。掘り返し、柔らかくなった土の上にそれを立てて、使者が眠る場所の証とした。 ) ――私賀してあげられるのは、ここまで。朽ち行く体は任せて、安心して逝きなさい。 ( 最後に花を添えると、未だ近くに姿の見えぬ子供の魂に向けて、そっと言葉を向けるのだった。 ) [Fri 17 Nov 2006 00:25:44]
◆ルーア・リシア > ( それからまた土をかけて、埋めなおす。実際、こうして遺棄された死体を捜して関係者がやってくることはほとんどない。墓も立ててもらえず、やがては死んだことさえも忘れられて、人の記憶から消えてゆく。墓を立てたところで誰も訪れる人はいない。そういう孤独な死を迎える人のほうが、今の世の中ずっと多いのだ。 ) [Fri 17 Nov 2006 00:10:47]
◆ルーア・リシア > ( 長い時間を賭かけ、己の胸の高さまで埋まるくらいに穴を掘り終えると、一度外に出て荷車を覗き込む。血の色を失い、冷たくなった顔は、苦痛をにじませて眠っているかのようだった。親に虐待を受けたか、仲間にいじめられたか、それを知る由はない。ただ、ルーア・リシアは仕事として処理するだけ。 ) ――名も知らぬ子よ。これからは私が花を沿え、貴方の墓を守る。願わくば、貴方を知る誰かがここを訪れる日を願って―― ( 静かに言葉をかけると、亡骸を抱きかかえて、静かに穴の中に下ろした。 ) [Thu 16 Nov 2006 23:58:50]
◆ルーア・リシア > ( できるだけ深く穴を掘らなければ、雨が強く降り続いたあとなどに、死体が出てきてしまうことがある。作業を進めるうちに、だんだんと体も温まってきた。土を掘っては外に捨て、スコップを突き立ててまた同じことを繰り返す。 ) [Thu 16 Nov 2006 23:50:13]
◆ルーア・リシア > ( 街での騒動も、墓地にいる身にとってはあんまり関係ない。世間に興味がないといえばウソになるが、仕事よりも優先して野次馬にいくほどのものではなかった。寒空の下、一人スコップで土を掘り返し、穴を作っていく。 ) [Thu 16 Nov 2006 23:43:05]
◆ルーア・リシア > ( 休憩が終わると、霊たちとの話を切り上げ、側に止めてあった荷車を引いて移動する。そこに乗せられているのは、夜になって墓地の隅に置き捨てられた子供の遺体である。まだ3〜4歳くらいだろうか。手や顔に痣が見える。 ) ――あった。あの辺りが、いい。 ( 適当な場所を見つけると、荷車を止めてスコップを持ち、土に突き立てた。 ) [Thu 16 Nov 2006 23:37:18]
◆ルーア・リシア > ( 何にしろ、退屈しないのはいいことだ。死神の仕事と墓守の仕事、どちらも暇をもてあますことはない。やることもはっきりしているから、あとは淡々とそれをこなせばいいのだ。 ) ――おしゃれ? それは、なに? ( 霊のうちの一体が、陽気に語りかける。着飾れば別人に化けるんじゃないかとか、ほとんど冗談めかしてのことだが。ルーア・リシアにそういった知識は乏しく、不思議そうに首をかしげるだけであった。 ) [Thu 16 Nov 2006 23:27:39]
◆ルーア・リシア > ( スラムで、暗黒街で、市の片隅で。寿命、殺害、事故、自殺。死因は様々だが、毎日のようにどこかで誰かが命を落とす。そうしてまた、街のどこかで産声を上げる赤子もいる。ルーア・リシアもまた、そんな命のサイクルの歯車のひとつにすぎない。黄色いポニーテールを風になびかせて、少女は一時の急速に身をおいていた。 ) もうしばらく、したら――死体の、埋めなおし。 [Thu 16 Nov 2006 23:19:35]
◆ルーア・リシア > ( ルーア・リシアの目的は、ノルマを果たしつつ、滞在期限の過ぎた霊魂をあの世へ導くこと。だから必要以上の仕事はしないし、自分ひとりががんばっても、それは理をゆがめることになると知っている。 ) 地方村なら、村の中で死者を埋葬することが多い、と聞く。 ( 世間話程度の会話。記事に目を通すような感覚。 ) [Thu 16 Nov 2006 23:13:47]
◆ルーア・リシア > ( 今日もまた、何体かの霊魂を死出の門へと送った。そしてまた、それ以上の数の霊魂が、新たに墓地へとやってきた。つまるところ、ルーア・リシアが一人全うに働いても、墓地から霊の姿が消えることはない。今月のノルマをほぼ達したあとは、こうして新たにやってきた魂たちと言葉を交わし、街の様子などを知る。 ) 吸血鬼――? ( 霊たちが話すその内容は、地方村に吸血鬼が出たらしい、というものだった。 ) [Thu 16 Nov 2006 23:10:47]
お知らせ > ルーア・リシアさんが来ました。 『(葉の落ちた木の下に、一人たたずむ。)』 [Thu 16 Nov 2006 23:07:10]
お知らせ > トートさんが退室されました。 『( 更に怯えられて首をかしげた。 )』 [Thu 16 Nov 2006 20:03:47]
◆トート > ――― お疲れ様でした、 ジャック。 ( 振り返って小さく微笑み。 ) さて、貴方とは逆に私は仕事をしなければ。 ( 言いながら、ベルを取り出せば ) [Thu 16 Nov 2006 20:03:23]
◆トート > …。 ( じーんと足の痺れる感覚。しばしうずくまり ) …笑わないでください。 ( 常に笑い顔のジャックに ) じゅにくしてると痛いんですよジャック、かといって霊体では貴方を抱えられないんです。 ( 言いながらすたすたと歩み、墓守が使ってるのだろう墓のゴミ置き場にそっとジャックを置いた。 ) [Thu 16 Nov 2006 20:00:55]
◆トート > ……いえ、ジャック、 別に腐った貴方を抱えているせいで えんがちょー とかそういうのではないと思うんですけれどね。 ( 言いながら、指にねっちょりとついたパンプキンソォスを指を弾いて飛ばしつつ。 ) ともあれ、一応ついてきてくれるヒトがいるか呼んでみようと思いますので。 ( 言いながら、腐ったカボチャを抱えて木の枝から飛び降りようか。 ) [Thu 16 Nov 2006 19:59:27]
◆トート > ――― 貴方の頭(ジャックランタン)を回収するついでに とはいえ、 少々綺麗にしすぎではないでしょうか? ( 常よりも”気配”の少ないのにため息をつく。 墓場を見回し ) …おまけに、 なんだかおびえられているような気がするんですよ、 わたし。 ( ”気配”がなんだか遠く寄り添っているような気がした。 …。 ) [Thu 16 Nov 2006 19:46:50]
◆トート > 生きている者たちは凄いですね、ジャック。 Dem bones, dem bones gon-na walk a-round―― ( 骨は。 その骨たちは 歩き回る ) 貴方が生き返りたいと望んだ気持ちも、わからなくはありません。 ( 腐ったカボチャランタン。 撫でるかのように手を動かせば、ねちょりととろけた感触が指に。 ) けれどね、 ジャック。 [Thu 16 Nov 2006 19:37:11]
◆トート > 芸能横丁の道化師サンも女の子も 気持ちよく逝けたようでなによりです。 此処にいたフランクさんもでしたっけ? 川辺の子守唄を歌う女幽霊さんはまだみたいですけれど、 ( 視線を虚空に。 彷徨っていたモノたちを思い出しながら。 ) ( 川辺の怪人南瓜頭さん? しりません、多分アレは私の管轄ではありませんから。 …。 ) 貴方よりも余程優秀ですよ、 ジャック。 無論、私よりも。 [Thu 16 Nov 2006 19:21:07]
◆トート > The candle stick. ( ろうそくを。 ) ――― ジャック、 ジャック? 貴方のお手伝いさんたちは中々優秀でしたね。 ( 木の上。太い枝に座し、両手で持った 所々腐って溶けている元カボチャランタンの顔と 小さく笑みを浮かべてお見合い。 ) [Thu 16 Nov 2006 19:03:42]
◆トート > ( 暗闇の中。 声は、木の上から。 ) Jack be nimble, ( ジャック 早く ) Jack be quick, ( ジャック すぐに ) Jack jump over ( ジャック 飛び越えろ ) ( 囃すような歌声。 ) [Thu 16 Nov 2006 18:56:51]
お知らせ > トートさんが入室されました。 『―― Jack, Jack. Hey, Jack?』 [Thu 16 Nov 2006 18:48:58]
お知らせ > ミカドさんが帰りました。 『(地方村のはなしを聞くのは、こんな出会いの後の話し。)』 [Thu 16 Nov 2006 02:52:15]
◆ミカド > (ランタンを持って、襟元を正すと歩き出す。――いま少し夜歩きを続けよう。 まだ開いているサロンでも見つけて、今の話を面白おかしく茶化して話すのもいい。 どうせ信じる輩などいないのだから。―― カツコツ 靴音を響かせて、来た時とは逆に石畳を早足で下る。 囁き声の少なくなった墓地の合間――十字架の林を抜けて) [Thu 16 Nov 2006 02:51:52]
◆ミカド > ――――娘が死んだら、此方に来ていいかな?(戯れに聞いてみた。 返答は―――) ――――。 (苦笑とも、微笑とも取れる表情を浮かべて、固まった。 その答えは、今目の前で話していた死神の答えのように、分かっている事だったから) [Thu 16 Nov 2006 02:46:34]
◆ミカド > (彼女の灯が墓場の向うに消えるまで、見送った)――――。 (周りを見渡す。 少なくなった話し相手をみて、やっぱり少しだけ寂しいと思う。―― 情けない表情を見られないように、帽子のつばを、下げた) [Thu 16 Nov 2006 02:39:46]
◆ミカド > (「還るべき場所へ導く」)――――……。(導かれなかった男は、少しだけ、本当に少しだけ、貴方の横顔を見て、恨んだ。 飴玉を取られて拗ねる程度に、恨んだ。 もう少し早くに来てくれればよかったのに,と――何時か、何時か、己の正体を語り、貴方の前で膝をつく時がきたら、その時は「人」として終われるんだろうか―――)(瞼を閉じて――開けて、その情けなくも今更な妄執を、追い払う) ――― それを聞いて、安心したよ。 僕の知り合いはきちんと、輪廻の輪の中へ戻ったらしい。 ありがとう。ルーア嬢。 ( 視界の隅で、黒い少女の影が動いた。 頭を下げた墓守に、視線を戻し)…… 此方こそ、有意義な夜をありがとう。 またお会いできる事を祈って墓守殿―――。 そして、「あ り が と う」 (僕の話し相手を、空へと戻してくれて) [Thu 16 Nov 2006 02:34:01]
お知らせ > ルーア・リシアさんが帰りました。 『(そうして少女はランタンを持つと、踵を返して去っていった。)』 [Thu 16 Nov 2006 02:21:37]
◆ルーア・リシア > ( ルーア・リシアは死神の理によって動いている。それは善や悪といった概念ではなく、自分が存在する理由のために動く、ということ。己の役目は墓を守り、死者たちが帰るべき世界に彼らを導くこと。中立であり続けるということは、誰に干渉することも、誰からも干渉を受けてはいけないということだから。 ) ――はるかな昔、吸えての人間には霊がみえていた。でも時がたつにつれて、見える人と見えない人に分かれた。それがなぜかは個人の解釈で決まるけれど、何かしら意味があったのでしょう。 ( 月を見上げて、ルーア・リシアは語る。 ) 私の役目は霊を裁くことにあらず。墓を守り、死者を帰るべき場所へと導くこと。そこに善悪の概念は存在しない。 ( 悪人を裁くのは、お上の仕事だ。 ) あの光の行き着く先は、深い深い常世の森の更に奥。死出の門と呼ばれる場所。生き物は、死後その門をくぐり、輪廻を経て再びこの世に生を受ける。ずっとずっと昔から繰り返されてきた、命のサイクル。 ( それだけ語ると、ルーア・リシアは小さく頭を下げて、別れの挨拶をした。 ) ――月が傾いてきた。私は、また見回りにもどり――ます。高貴なお方。よき夢を。 [Thu 16 Nov 2006 02:21:13]
◆ミカド > それは残念。――もしOKと言われたら、先ず僕が此処で予約をするところだったのに。(クス。とうとう声に出して笑ってしまった。掌で口元を覆って、ちら、と上目で貴方を見上げて)……その言い方だと、「受信」できる人の為に、成仏しなければいけないという事になる。(逆に言えば、見えなければ、その場で漂っていても問題ないと。)…だから、そういう「悪さ」をする奴にだけ罰を与える…くらいじゃ駄目なのかな。 そっちのほうが、面白いと思うんだよ――… 生者も死者も。(にぃ…と、悪戯を思いついた餓鬼の様に笑った。 彼女が此方の種族を見破っているかはどうか…は、知らない。ただ、どちらにしても――貴方の言葉に、己を重ねるところは多々あった。だから、男は戯言だと知っていても、言葉を続けたのだ。そして、――もしかしたら――嗚呼、本当にもしかしたら、自分がこの世に居る事の「赦し」が貰えるのではないかと、無意識のうちに探っていたが故の言葉かもしれない。)―――――――……。(だけど、貴方の言葉や結論は、既に決まっていて、覆す事など出来ないものなのだろう。 言葉の端々に感じる強い言葉や、態度が、それを物語る。己が幾ら言葉を繰っても、数字の足し算の答えのように変わらないのだろう。――そして、それを自分でも認めているから―― この話を終わりにする為に、少し間を空けて)―――――。(鉄籠を見た)(ああ、似た色を、似た光景を見たことがある。――それは奴隷ギルドでの一夜の話。 サラサラと砂のように夜に、光に混じる様子は、羨ましさすら感じた。――そういえば―― )…………。ルーア嬢。 ……。この光が、何処に行くのか、知っているかい?出来れば、教えて欲しい―――。(空へ降る砂へ手を伸ばす。届きやしないが) [Thu 16 Nov 2006 02:10:10]
◆ルーア・リシア > ――ダメ。ちゃんと与えられた寿命を全うしなければ。それに、私は墓守。死を見取りにいく出張サービスは、していない。 ( 淡々と語ると、一度だけ考えるように間を空けて、それから男を見た。 ) ――生者だけがそう感じているのなら、それでいいの、でも実際は違う。霊が見えるということは、それだけ彼らの側に近い位置にいるということ。あまり霊に近づきすぎれば、こちら側に戻ってこられなくなってしまうことだってある。それに――霊の方が”友達”だと思い込めば、あちらがわに引っ張られることもある。 ( ちなみに、ルーア・リシアがいっているのはあくまでも肉体を失った霊魂のお話、肉体を持つ吸血鬼は、また別物という解釈らしい。目の前の男が吸血鬼だと気付くことはないが。 ) そう、戯言。私はただ語るだけ。 ( そう告げると、もう一度籠を取り出し、ランタンを地面において、籠を両手で持った。目を閉じ、静かに念を込めると、籠の中の魂たちは、付きの光に溶け合うように、空に消えていく。行く先は、死出の門。少女は、だまって彼らを見送ったのであった。 ) [Thu 16 Nov 2006 01:49:25]
◆ミカド > (暫くその鉄籠に見蕩れていた。 穏やかに満ちた鉄籠の中は、エデンに続くのではないかとすら思った。思わず身を乗り出して、指先を伸ばさんと、男の腕が僅かに動く。――そこで、幕を閉じられるように籠を隠され、夢から醒めたように瞬きを繰り返した。伸ばしかけた右手を、気不味そうに膝の上に収めて) ―――成る程。墓守は墓守と。 しかも、仕事熱心で、有能な墓守ということか。この共同墓地も、随分位が上がったものだ。君の話を貴族の連中に話したら、「見取ってくれ」とお願いしにくる輩が居そうじゃないか――話していいかな?このこと。(莞爾しながら、籠へ張り付いた視線を剥がす為に空を仰ぐ。) おや、それは初耳だ。霊というか、囁く者達の傍に居ると、そんな害があるのかい?(自分が死者だからだろうか。あまりそのような害は感じなかった為に、意外そうに呟く。――だとしたら、家のぬいぐるみの中に居るあいつ等は、不味いんだろうか。――娘ちゃんの顔色が青白いのはそのためか――!※違う)霊―…囁く者どもが傍に居るだけで、「そう」なるというのならば、確かに害だね。 でも、そうじゃにあなら… ……その子供を例にとるなら「相手が生きているか、死んでいるか分からない」んだろう?…だったら、相手の存在が死者だろうが、生者だろうが構わないんじゃないかな。生きている子供にとっては、ただの遊び相手さ。まぁ、「本当は死んでるの」なんて告白してしまうような奴なら話は別だけど。――――本当のところ、生きていても、死んでいても、肉体の有無はどうあれ、「この世に在る」のなら、同じだと思うんだよね。生者にとっても、重要なのは「悪意」があるかどうか。 言葉を交わして意思疎通が出来るなら、生者だろうが死者だろうが―――……余り変わりはない。………(「不安定な存在」「魔力の影響」「別のものに変わる」)……それは、生者とて 同 じ 。 生者とて、悪意や殺意に影響されて、人を襲う「悪魔」になる。(くるりと視線を回して)……――戯言かな。世界の規則だから、破っちゃ駄目。でも、問題ない話かも。 [Thu 16 Nov 2006 01:38:35]
◆ルーア・リシア > 子供は、相手が生きているのか死んでいるのか分からないまま、友達として一緒に遊ぶ。そうしているうち、生と死の境がなくなってしまう。死んだあともずっと一緒にいて、同じものを見て同じものを感じて、同じ言葉を交わしずつければ、そこに生と死の隔たりはなくなってしまう。”死んでも生きている時とそう変わらないじゃないか”そんな風におもってしまえば、もう生きる意味も薄らいでしまう。死を恐れることもなくなってしまう。 ( 生の意味、死の意味を、少女は淡々と男に継げているのである。 ) ――誰の迷惑にもならない? 魂だけの不安定な存在が、この世界に満ち溢れる魔力の影響で、まったく別のものに変わってしまうこともある。悪意や殺意に影響されて、人を襲う魔物になってしまうこともある。 ( 月を見上げて、少女はただ、理を述べた。 ) [Thu 16 Nov 2006 01:08:44]
◆ルーア・リシア > この籠が、貴方の問いへの答え。あとは貴方が、これを見てどう解釈するか決めればいい。 ( それだけいうと、またすぐに籠をしまった。その間、ルーア・リシアはしっかりと、男の反応を確認していた。視線の動き。はっきりと何かを捕らえた目の動きを、見届ける。 ) おかしいことではないわ。それが人の思いというもの。だけど、理に従えば、生きたものと死んだものは区別されなければいけない。 ( そうして、少女は言葉を紡ぐ。子供の戯言を。 ) 霊が生者の側にい続ければ、精気を奪っていくことになる。たとえ霊がそれを望まなくても。徐々に顔色が悪くなり、食は細り、最後には気が狂う。時々小さな子供が霊を見つけて、一緒に遊んだりもするけれど、あれもいけないこと。 ( 言葉は静かに、けれどはっきりと。 ) [Thu 16 Nov 2006 01:06:36]
◆ミカド > ―――――ハンギングボーイが、遊んでいる。(知人?の気配と声がその中にあった。思わずポツリと言葉を洩らし) [Thu 16 Nov 2006 00:53:32]
◆ミカド > ――――そうかな? 大切な友人だったから、死んでいたとしても、会いたいって思うのは、可笑しい事かな――………。(「忠告」)(少女の言葉に、一瞬動きが止まった。 それからジワジワと込み上げる笑いの衝動。――表情に出ないようにするのが、大変だった…!!! だって、「生者が死者と関わる事は好ましくない」なんて―――今、目の前に居るのが、普通の人間だったなら、「そうだね」と同意する事だろう。だけど、今此処に居るのは死人だ。吸血鬼だ。 そして、 この街には死人が混じっているのに。 死人がぬいぐるみに入り込む童話のような話まである始末――そんな街の墓場で、こんな「当たり前」の話を聞くと思わなかったんだ。 ……当たり前過ぎて、忘れるくらいの言葉。 そして、自分にとっては受け入れ難い言葉だ。 ――俯いて顔を逸らした。笑い出すのを堪える為に) ……好ましくないかな、やっぱり? 僕はね、思うんだ。 別に死んだ後も漂いたいなら、そのまま漂えばいいんじゃないかと。――別に誰の迷惑になるわけでもないからね。 (密やかに俯いたまま、必要のない深呼吸。 仮面を貼り付けたような面に戻ると、再び顔を上げ) ―――― 。(「見えるか否か」――男がどう受け取ったかは、その鉄籠の中に釘付けになった視線の強さで答えよう。 黒い双眸が、鉄籠の中身で動くものを、一つ一つ捉えて動く。 咄嗟の視線の動きまでは、誤魔化せなかった) [Thu 16 Nov 2006 00:53:02]
◆ルーア・リシア > ( 霊魂を入れた鉄の籠を取り出し、見せる。見えないものにはからっぽの籠にしか移らない。これを見て、何らかの反応を示すだろう。 ) [Thu 16 Nov 2006 00:43:39]
◆ルーア・リシア > それはとても正しい選択。三十六計逃げるにしかず。 ( 男の余裕を返答と受け取れば、もうそれ以上の忠告はしない。ただでさえ1日では見回りきれない広さの共同墓地である。敷地内で誰かが襲われても、必ず助けにいけるとは限らない。もっとも、ルーア・リシアの場合、人助けというよりも、単純に墓地の静寂を乱されたくないからである。 ) 貴方のいいかも、似たようなもの。死んだ者に会いたがっているように聞こえるから、もうひとつ、忠告―― ( 面白みのかけらもない語り口で、言葉を紡ぐ。 ) 死んだものはあの世へ帰る。現世に留まる霊もいるけれど、生者が死者と関わることは、好ましいことじゃない。 ( そうして、今度は男の問いかけに答える。 ) 貴方が霊の存在を信じる人なら、見えていると捉えてもいいかもしれない。貴方が霊なんていないと思うのなら、子供の戯言と思えばいい。私の答えに真意はない。貴方の感じたものにこそ、答えはある。 ( はっきり見えているとはいわなかった。いったところで、この男が霊を信じなければいぶかしむだけだし、霊を信じているのなら話に乗ってくるだろう。もし――姿が見えているのであれば―― ) [Thu 16 Nov 2006 00:38:07]
◆ミカド > (この墓守。――本当に「墓守」らしい――。へぇ、面白い。 さて、この墓守さんに「何」が出来るんだろう。 話し相手が居なくなって、つまらなく思っていた反動もあって、俄然興味が湧いた。 じぃ、と瞳を覗くように見上げながら) ご忠告ありがとう。 何――こう見えても、結構僕は強いから大丈夫だよ。 少なくとも、野犬辺りなら、走って逃げるし、危ない夜盗さんがでてきたら、急いで逃げるし、アンデットが出たら、華麗に逃げるし、悪魔が出たら、蝶★逃げるよ。(さらさらと歌うように告げる言葉は、まるで貴方をからかうように聞こえるかもしれない。――が、同時に茶化す程度には、男に余裕があることも伝わるだろうか。――この態度こそが忠告に対する返答といえよう) ……日のあるうちに来たいのは山々なんだけど――夜じゃないと、出てきてくれないような気がして、ね。 友人はシャイな奴だったから――。(貴方が視線を移した辺りを、男の双眸が追いかける。―― 同じものが見えているのだろうか…? 男の特技となってしまった「死霊術」は、姿無き者どもの声と姿を捉えることが出来る。同時に、向うに此方の姿を見せて、認識させる事も。 ) ……… 疎む? (不思議そうに聞いた。) 可愛い墓守さんを邪険にする奴がいるのかい?もし、僕が幽霊ならば、ストーキングしたくなるくらいに喜ぶと思うのに。 ――――それに、今の言い方だと「見えている」ように聞こえるよ?死霊ドモの姿が見えるのかい? [Thu 16 Nov 2006 00:26:55]
◆ルーア・リシア > ――世間では、それを無防備という。身の安全の伴わない散歩は、散歩では、ない。冒険――あるいは旅。 ( 帰るように忠告こそすれど、ルーア・リシアが無理やり相手を追い返すようなことはしない。あくまでも、仕事の上でのこと。 ) それなら、できるだけ――日のあるうちに訪れること。そうすれば、他に人の姿も見受けられる。安全も、高まる。 ( きっと、男はそんなこと全て承知でこの時間に来ているのだろう。と、その口ぶりから察する。 ) ――全員が全員、そう思っているわけじゃ、ない。 ( ぽつり、とつぶやく。表情は変わらない。相手を睨むわけでもあざ笑うわけでもなく、ただ静かに見つめ返すのみ。 ) お礼を言ってくれる霊もいる。でも、墓守を疎む霊もいる。 ( そうして、辺りを見渡す。少女にも見えている。遠巻きに様子を伺うもの、調子よく手を振るもの、怒りの目でにらみ返すもの、何をするでもなく沈み込んでいるばかりのもの。 ) [Thu 16 Nov 2006 00:15:17]
◆ミカド > 嗚呼、散歩だ――危険なのも承知の上。(頷く。細い笑みを浮かべる男の双眸が、女の声や――女の背後―つまり、墓場の住人達の反応を「視て」 更に笑みが深くなる)――でもさ。僕の友人は墓の中にしか居ないから。(言葉の意味を普通に受け取るのならば――「死んだ友人」が墓の中にいると言う意味だ)――寂しがりやでね。一日、顔を見せないと拗ねて夢枕に立つんだよ。(これは嘘。)僕の安眠の為にも、こンナ時間でも――危険でも、此処に来るしかないのさ。 (左手に持った杖を石畳の上につきたてると、その上に顎を乗せ) ――……うぅん。(貴方の顔を覗くように顔を傾げて見上げ) 随分可愛い墓守さんだ。 君のような子が墓を見回ってくれるなんて、此処の墓場の住人は幸せモノだね? [Thu 16 Nov 2006 00:06:51]
◆ルーア・リシア > ( 背の高い、整った顔立ちの男性。品性をかもし出す風貌。名のある家の出なのだろう、とルーア・リシアは瞬間的に判断した。 ) 散歩―― ( 相手の言葉を確認するように繰り返し、なるほどとうなずいた。進められた席を、必要ない、と首を横に振って断って。 ) ――高貴な家柄の方と、お見受けする。夜の墓場に野犬や墓荒しがでることは、十分ご承知でしょう。 ( ルーア・リシアが敬語で話すのは、上司に対して位のものである。それでも、慣れないようスで少しずつ、言葉を選んで話していく。 ) 墓守の仕事、として――忠告は、しなければ、いけない。から―― ( そんなことは重々承知で出歩いているであろう様子の男を見つめて、そう言葉を返した。 ) [Wed 15 Nov 2006 23:57:20]
◆ミカド > (鈴の音と共に此方へ近づいてくるのは――女だ。 しかも幼い女。 自分の娘と比べて同じくらいか――揺れる金髪に、黒衣を纏ったその姿は、どこか人形のようにも見えた。) ――――。( 女を見詰めながらも、辺りの気配の変化に気がついていた。 今一度注意深く見回せば、鈴の音が鳴る度に穏やかになるものも居れば、逃げるものも居る。 ―――周りの姿なき住人達の反応と、今日の状況から、幾つか予想して――なんとなく、今日の墓場がつまらない理由が分かった気がした) ………やぁ、新しい墓守さんだね。 ごきげんようルーア嬢。 (慇懃無礼さがやや滲む女の挨拶に、軽く返して) 何を―――散歩コースなんだよね。此処。(座るならどうぞ、というように、長椅子の隣を掌で勧めた。――もっとも、断られても構わないので、「取り敢えず」程度に) [Wed 15 Nov 2006 23:43:40]
◆ルーア・リシア > こんばんは――とまずは言って置こう。 ( 男との距離を詰めると、一礼をして。 ) 私はヴェイトスの墓守、ルーア・リシア。貴方はこのような時間に何をしておられるのか。 ( 淡々と、静かな声音出問いかけた。 ) [Wed 15 Nov 2006 23:31:15]
◆ルーア・リシア > ( 鈴の音色は浄化の音。揺らぐ心を安らげ、聞くものの魂を癒す。古来より、鈴は魔よけや神聖な儀式などにも使われてきた道具である。ここ数日で十数体の魂を死出の門へと送ったが、それでも次の日になれば新しい死体が運ばれてくる。新しい霊魂も、だ。ヴェイトス市の命のサイクルは、いびつなほどに早く、儚い。 ) ――空が泣いている。また、市のどこかで人が死んだ――か。 ( ふと、空を見上げて淡々とつぶやく。感慨も感傷もない。ルーア・リシアは、ただ己の仕事をこなすのみ。 ) ――ん? ( やがて、歩いているうちに、長椅子に腰掛けた人影を見つけた。男性のようだ。 ) ――また物好きか。あるいは暇人か。 ( とりあえず、そちらへ歩み寄る。 ) [Wed 15 Nov 2006 23:29:43]
◆ミカド > (そちらが、此方に気がつくとすれば――― 直ぐに気がつくことが出来るだろう。―― 男のランタンの灯は、緩い丘の上――長椅子と男を夜の黒さから浮かび上がらせる) [Wed 15 Nov 2006 23:26:16]
◆ミカド > ――声無しばかりか。 ( 長椅子に腰を下ろして、足を組む。――返事のない墓場の住人ばかりが残った。 「つまらん」と、幼い子供のように唇を尖らせ、面白そうな「何か」は無いかと、夜に浸された墓地を見回す。――人の目には何も映らぬだろう、夜の景色も吸血鬼たる男の瞳には、昼の様に見えていた。 ――だから、音がすれば、直ぐにそちらへと視線を向けて) ――――――――。 (見かけぬ顔だと思った。 新しい墓守か [Wed 15 Nov 2006 23:24:14]
◆ルーア・リシア > ( 夜の墓場に、透き通るような鈴の音が響き渡る。それは、聞くものに墓守の存在を示す音。そして、死者の魂に心地よさを与える音色。黒いローブをまとったツインテールの娘は、今宵も静かに共同墓地の見回りを行っていた。ランタンを下げて、辺りを見渡しながら、ただ歩く。 ) [Wed 15 Nov 2006 23:20:25]
お知らせ > ルーア・リシアさんが入室されました。 『(チリリィ……ン……。チリリィ……ン……。)』 [Wed 15 Nov 2006 23:17:55]
◆ミカド > ( 少ない。 ) ―――――………。(自然と消えていくものもいる。 自分と言葉を交わしていて、唐突に消えるものもいる。 だが、今日の墓場は、何か妙に減っている気がした。 ) ハンギングボーイ(木の下で、ぶらぶらと揺れている子供)も、泣きオカマ(まんま)も、レッグレス(足無し)も居ないじゃないか。 ―――おやおやおやおや。盛大に合同慰霊祭でも行ったのかな?それともなければ、万聖節…或いはティハールで、一緒に連れて行かれたのかな? ( 残っている漂う奴等に言葉を投げてみる。――今、周りに居るのは言葉を話せない奴が殆どだから、返事はない) [Wed 15 Nov 2006 23:15:59]
◆ミカド > (何時も其処――長椅子の傍で漂っているのが当たり前だった。 自分がここいらをうろつく様になって、初めて声をかけたのも、声を返してくれたのも「彼」だった。 ) ……珍しいな。 ( 普段は相槌を打つだけの「彼」は、何か色々心残りや、未練がこの世にあるようで…そして、長くその未練に固執しているうちに、いつしか「未練」の内容を忘れてしまって、ここらをぼんやりと彷徨うしかなくなっていた。 依然来た時はまだまだ、ここいらを漂いそうだと思っていた。 が。 いくら「彼」の姿を探しても、矢張り見つけられなかった。 ) …………ふむ?何だ、よくみれば――(見回して、幾つか気がつくことがあった) [Wed 15 Nov 2006 23:09:14]
◆ミカド > ―――おや?(杖を片手に、トップハットを頭にのせた、貴族然とした男は辺りを見回して、短い声をあげた) ―――― 。 (墓参客用の長椅子の傍に、いつもいる話し相手がいない。) [Wed 15 Nov 2006 23:02:42]
◆ミカド > (…参拝って、違うよね。墓参だよね――僕ちょっと顔から火が出る思いでモジモジしたが、もういいとして。) [Wed 15 Nov 2006 22:58:26]
◆参拝客 > (丘の上には、参拝客用の長椅子が用意してあった。 目指す場所はそこだ。 ――細い石畳の道を、カツン コツン と、硬い靴音を響かせて、ゆっくりと進む。 手にしたオレンジ色の灯と共に、照らし出されるは――黒衣の男。 ) [Wed 15 Nov 2006 22:54:04]
お知らせ > 参拝客さんが入室されました。 『(丘へと続く緩い坂を上る)』 [Wed 15 Nov 2006 22:47:03]
お知らせ > ヴェルセリオスさんが帰りました。 『―――ニンゲンなど、死んでもどうせ――――』 [Wed 15 Nov 2006 02:13:34]
◆ヴェルセリオス > ――――――――まあ、いいか。さらばだ(大人気ない真似は、墓守殿の顔を立ててやめにする事にした。ランタンをとりあえず回収して、火を消して――――空へ) [Wed 15 Nov 2006 02:12:48]
◆ヴェルセリオス > ・・・・・・それは、誰もが考える事。しかし、実際にそうあり続けるのは難しいと思うのですよ。私は(そして、死者と、墓と、巡るものの話。吸血鬼すらも巡るのか。ニンゲンと同じように。――――深い)・・・・・・そうですね。今度は、お仕事でない時に、お会いしたいものです。・・・御機嫌よう(そして、墓場のあちらこちらから送られる視線。顔。それを眼にすれば、牙を隠すことなくむき出しにして――――) [Wed 15 Nov 2006 02:11:22]
お知らせ > ルーア・リシアさんが退室されました。 『(彼女を取り巻くように、あちこちから興味深げな視線を送る、青白い住人たちの姿が。)』 [Wed 15 Nov 2006 02:06:49]
◆ルーア・リシア > そうじゃない。私たちは、全ての物事において中立でなければならない、だけ。だから他人に干渉することも、善や悪を掲げることもない。ただ己の役割を果たすのみ。 ( 祈りが終われば、立ち上がってヴェルセリオスを振り返った。黄色いツインテールが、風になびく。 ) 墓地は死者たちが眠る場所――そして、死者と生者をつなぐ場所。生者は墓を見て、いつか来る己の死を認識する。死者は生者に朽ちた体を任せて、心安らかにあの世へと帰る。金持ちも貧乏人も、人も悪魔も吸血鬼も、男も女も老人も子供も、死ねば皆等しく体は朽ち果て、土へと帰る。それが、”生者必滅の理” ( どう感じるかは人それぞれ。ただあるがままを告げると、踵を返した。 ) 私は見回りを続ける。腕に覚えがある貴女なら、もう忠告もいらないだろう。おやすみなさい、ヴェルセリオス。 ( 肩越しに振り返ると、またチリィン、チリィン、と鈴を鳴らして、見回りに戻る。そして、ルーアリシアの姿が止みに消える頃、ヴェルセリオスが見ようと思えば見えるだろう。 ) [Wed 15 Nov 2006 02:06:15]
◆ヴェルセリオス > ――――流石。多少の事で動じているようでは、墓守をしつつ魂を導く、などという仕事は出来ない・・・・・・・・・・・・いえ。どうも。なにも。貴方が何処の誰で何をするものだとしても、何も(軽く肩を竦めた。何でこんなに意地悪に絡んでいるんだろう、などと今更冷静に自分が馬鹿らしくなったが、本当に今更だ)・・・・・・恐ろしい話です。本当に。だからニンゲンは墓を作り、様々な儀式で人の魂を送るのですね(人は死ぬ。だから死の結末である墓場を好まないのだとばかり思っていたが――――他にもあったようだ。そして思う。血鬼にも魂歩あるのだろうか?と)――――――――・・(そろそろ、ニンゲンごっこは止めにしようと思った。集中して、肉と光の世界に属さないものを眼にしようとした。しかし、そういう事の専門家であるわけでもない。見えるか見えないかは、ここに居る霊次第だろう) [Wed 15 Nov 2006 01:55:02]
◆ルーア・リシア > ――別に。悪さをしないのであれば、捨て置くだけのこと。 ( 墓の傾きを直して、土を整え、墓標を綺麗に磨いてやる。 ) そういう方だとしたら、どうするの? ( 他愛もない問いかけ。意味もない。ただ、ヴェルセリオスという女性が退屈に飢えているのは分かった。 ) ――普通の人間に霊の言葉は聞こえない。姿も見えない。だから彼らに”勘違い”をされると、誤解を解くのは難しい。それが彼らの怒りを呼ぶこともある。 ( 近づいてくる足音が聞こえる。一度、目を横にそらして後方に注意を向けるが、やがて墓に向けて、目を閉じ、小さく祈りをささげた。 ) [Wed 15 Nov 2006 01:46:57]
◆ヴェルセリオス > ふふ。「とんでもないのが来てしまった」というところでしょうか(く、く。肩を少し上下させながら、軽く笑みを浮かべた)あら、いつもでは御座いませんわ。流石に。とはいえ――――以前に比べれば、大分(相談すらもまともに出来ぬとは、ああ、なんと言う――――しかし、まあ、墓守の方は知る由も無いわけでいい迷惑である)――――なるほど。やはりそういう方でしたか(墓場で、天に帰す。この時点で相当選択肢は絞られるのだから、名推理などというものではないけれど――――的中してるなら、それはそれで嬉しいものである)・・・・・・・・・なるほど。素人が甘い気持ちで手を出すと、後々痛い目に逢う――――と(先ほどからふざけたような態度を取ってはいるが、他人の仕事の邪魔をするつもりはない。とりあえず、後ろを向いたままの墓守の少女の後ろ、三歩ぐらいまで近づこうか。近づいても何もしないが) [Wed 15 Nov 2006 01:39:22]
◆ルーア・リシア > ――言葉もないわ。 ( 声音は変わらないが、言葉の意味は”呆れた”というような感じ。 ) 要するに――いつも退屈しているのか、貴女は。仕事だけでは物足りない? ( つらつらと並べられることばを適当に聞き流しながら、作業を進める。可愛らしいというところで一瞬手が止まるが、それもほんの一瞬のこと。 ) ――死者の魂をあの世に返した。それだけのこと。 ( あっさり、はっきり、そして手短に、第一の興味の答えを返す。 ) ――手伝うなら、軽い気持ちで手を出さないほうが、いい。 ( 背お向けたまま、手を休めることはない。 ) 特に縁もない墓に祈りをささげたり花をそえたり手を加えたりすると、霊はそれを見ている。そうして、自分に興味を示してくれたものだと思い込む。だから憑かれたり、もっとかまってほしいとちょっかいを出されかねない。 [Wed 15 Nov 2006 01:32:34]
◆ヴェルセリオス > ええ、そうです。性格は悪いです。またもやご名答(ランタンをとりあえず地面に置いて、互いの肘を抱くように腕を組んだ。墓守少女とは対照的に、メイドの方は楽しそうだ)・・・・・・そう言う時もあります。ただ、興味があるかどうか、それが問題。そして、興味がいつ誰にどのようにして湧くかは――――自分にも解らない。ただ、墓場を歩いていたら、興味を引くことが、そして興味が湧くような人がいた。ただそれだけです(色々と言っていたが、纏めると一言で終わる。「気まぐれなんです」と。言葉の割に、実は少ない)――――第一に、先ほどのアレが何なのか、少し気になる。第二に、中々可愛らしい。貴方が。第三に、私は暇。以上三つですか。並べるとすれば(「力仕事ならお手伝いしますよ」などと呟きながら、淡々と仕事を進める墓守を見つめた。仕事に邁進する姿は素晴らしい。とは思っても口に出さない) [Wed 15 Nov 2006 01:21:40]
◆ルーア・リシア > ――嫌な人。 ( ぼそりとつぶやいて、背を向ける。すぐ近くに傾きかかった墓石を見つけて、修復にかかった。しゃがみこんで、道具を取り出し、ひび割れや傾きを直していく。 ) ――貴女はいつもそうやって、人を観察している――ように見える。 ( もくもくと作業を進めながら、背後の彼女に言葉を向ける。ただただ、淡々とした声音で。 ) さっきも言った。私は墓守。メイドの貴女が墓守に興味をもつとしたら、それはなに? ( 雨が降ってくるかもしれないから、その前に作業を終わらせたい。墓石の修復を進める。 ) [Wed 15 Nov 2006 01:15:03]
◆ヴェルセリオス > 実に正確な観察眼です。おめでとう御座います。何も商品は出ませんが、拍手でも(ぱちぱちぱち、と軽く拍手を一つ。種族を考えると、物好き100%ということでもないのだが――――まあ、大部分あたっている。物好きは)・・・・・・・・・ふふ、なるほど・・・モルグをサロンに、集いて輪になり――――と(「何か居るような気がするような気がする」程度。真剣に集中すればなんとなく形ぐらいは見えるかもしれないが、今は幽霊をその眼に捉える事は無かった)・・・・・・ああ、確かに・・・色々と聞かれたりすると、仕事の邪魔になりますからね。いえいえ。ふらりと現れたのは私です。貴方の謝るような事は何もございません(そう答えてから、近くの木に寄りかかった。空はあいにくの曇り空。月も見えず今ひとつ気だるい夜) [Wed 15 Nov 2006 01:07:37]
◆ルーア・リシア > ――物好き。――把握した。 ( ヴェルセリオスと名乗るメイドの答えに、呆れるわけでもなく静かに言葉を返した。過敏な反応に感じるのは、真夜中ということと、相手がさっきの出来事を仕事だといったことが関係しているのだろう。 ) ――夜の墓場でフレンドリィな出会いを求めるのは、幽霊だけで、いい。 ( 淡々と感情の薄い声音で語り、辺りを見渡す。残った幽霊たちは、面白そうに二人のやり取りを見ている。ヴェルセリオスにも、これが見えているのだろうか。 ) ――邪魔をしないなら、べつにいい。 ( そっけない態度で答えると、どこか楽しそうに語る相手を、不思議そうに見つめ返した。 ) 最近は、夜中に散歩気分で出歩く、一般人が――多い。警戒を、強めている。気を悪くさせたのなら――許して欲しい―― ( そう静かに答えて、小さく頭を下げた。 ) [Wed 15 Nov 2006 01:00:00]
◆ヴェルセリオス > ・・・・・・(随分過敏な反応ですこと、と眼を少し大きく開いて軽く肩を竦めた)私はメイド。ヴェルセリオスと申します。(空いている右手でスカートを軽く摘んで、お辞儀を一つ。街角で普通に挨拶をするかのように、平然と)・・・・・・・・・何と問われれば、ただなんとなく来て見ただけ、と答える以外にありません。そして――――己の身を守る算段も無しに、出歩くほど無用心では御座いません。どうぞお構いなく。・・・・・・・・・仕事の邪魔になるから消えろ、と仰るのでしたら、お暇致しますが(どこか楽しそうに、そんな事をのたもうた) [Wed 15 Nov 2006 00:50:08]
◆ルーア・リシア > ――ッ! ( 突然耳に届いた声に、そちらを振り向く。一仕事終えた直後で、注意が散漫になっていたか。僅かに眉を寄せた。来訪者をじっと見つめる。 ) ――私は墓守。ルーア・リシア。 ( 一歩そちらに近づいて、静かに口を開く。今の光景を見ていたようだ。そうして、仕事、といった。あれを見て仕事、といったのだ、目の前の女は。 ) ――問う。お前は何者だ。参拝者か? 墓荒しか? それとも迷い人か? ( 特に慌てるそぶりも見せず、淡々と事務的に語る。 ) 参拝者ならば引き返せ。夜の墓地は危険な場所。身の安全は保障できない。墓荒しなら消え失せろ。生者が死者の眠りを妨げることまかりならず。迷い人なら―― ( すっと片手を上げて、ある方向を指差す。 ) 帰り道は、あっち。 [Wed 15 Nov 2006 00:42:58]
◆ヴェルセリオス > ・・・・・・・・・ふむ(なにやら聞こえる、そう大きくはない声。耳に届いたのは、誰かが喋っているととう事がわかる程度だった。さて、誰が居るのだろうか。少々気になったので、声と光のあるほうへと脚を進めた。正直必要のないランタンが煩わしかったが、これも自衛のため。あからさまに扱わぬよう気をつけた)・・・・・・おや。お仕事、ご苦労様です――――と、申し上げるべきでしょうか(死神だろうか、と思った。が、それはそれとして思いついた言葉を掛けてみた) [Wed 15 Nov 2006 00:34:00]
◆ルーア・リシア > ( 「どうしても、いけなければならないか?」霊たちは、この世への名残を惜しむように、口々に告げた。 ) 期間を過ぎてなお現世に留まれば、自縛霊になって一生苦しみと怨嗟の鎖に縛られることに、なる。それでもいいのなら。 ( 脅すわけではない。あくまでも事実を告げるだけ。やがて、迷っていた霊たちも、覚悟したようにうなずいた。ルーア・リシアは彼らを霊魂の形に戻すと、それを胸に抱くようにして、次々と光の粒に変えて空へと解き放った。それらは宙に解けていく光虫のように、消えていった。彼らが行く先は、死出の門――来訪者には、まだ気付いていない。距離が狭まれば、相手にもそんな光景が目に留まるだろうか。 ) [Wed 15 Nov 2006 00:29:50]
◆ヴェルセリオス > (そんな当然の事をなんとなく考えながら、ランタンを片手に進む墓地の順路。人の活気や賑やかさとは無縁のこの場所は結構落ち着ける場所。それ故、ここに足を運ぶ事は少なくはない。しかし特にどこ、という目的地はない。ランタンをとりあえず掲げて、のたりゆたりと墓地を歩く。先客にはまだ気付いてない) [Wed 15 Nov 2006 00:23:01]
◆ルーア・リシア > ――それから。 ( すっと片手を上げて、霊を指差す。 ) あなたと、あなた。それから――あなたも。 ( 怒るわけでもなく、諭すわけでもなく、ただ淡々と事実を告げる。 ) 滞在期間が過ぎている、でしょう? ( 死んでからある程度猶予を与えはするが、期限が過ぎれば速やかに死出の門へと送る。それが死神の勤め。淡々と告げると、指指された霊たちは困ったように顔を見合わせるのだった。 ) [Wed 15 Nov 2006 00:22:34]
お知らせ > ヴェルセリオスさんが入室されました。 『――――墓地とは、死体を埋める場所である』 [Wed 15 Nov 2006 00:20:02]
◆ルーア・リシア > ( 肉体から離れた霊魂は、肉眼では目視できず、またその声も聞こえなくなる。つまるところ、お祭り騒ぎが好きな霊たちにとって、自分たちの姿が見えて声も聞こえるルーア・リシアは、格好の話し相手になるわけだ。かまって欲しいのかしきりにコンタクトを取ろうとする彼らに、少女は淡々と告げる。 ) ――度が過ぎれば、死出の門へ連れて行く、から―― ( 軽く息を吐いて、ルーア・リシアは肩をすくめた。すぐに大鎌で刈り取ってやってもいいのだが、彼らの中にはまだ未練を持つものも多い。だから、少女は少しだけ待ってあげているのだ。気ままな彼らの気が済むまで。それが済めば、魂をあちら側へと送る。わからずやには、強制的に鎌を振るうけれど。 ) [Wed 15 Nov 2006 00:18:58]
◆ルーア・リシア > ( ふと足を止めると、気配のしたほうに顔を向ける。人ならざる気配。青白い半透明の人間が、気ままに宙を舞っていた。中年の男性の霊のようだ。夜は霊の動きが活発になる。とはいえ、大抵の死者は土の下で静かに眠っている。こうして表に顔を出すのは、ほとんどが自分の死に納得できていないものか、自分が死んだと気付かないもの。あるいは、死してなお、生前と同じように人と接しようと望む者か、だ。 ) ――うるさい。 ( ルーア・リシアの周りを飛び交う霊たちに向けて、少女は顔色ひとつ変えずに静かにそう発した。 ) [Wed 15 Nov 2006 00:12:51]
◆ルーア・リシア > ( ルーア・リシアは、仕事中にサボらない。怠ければ死神のノルマを果たせないと知っているから。有事の際には己の両脇を固める下級の死霊たちは、手持ちの籠にしまってある。夜の墓場で人魂を連れた娘が目撃されれば、こちらが不審者になってしまうから。死者たちが眠る墓地には、静寂こそがふさわしい。ルーア・リシアは、常々そう考えている。 ) [Wed 15 Nov 2006 00:04:50]
◆ルーア・リシア > ( ルーア・リシアは仕事中に愚痴を言わない。これが自分の役目であると、自覚しているから。昼間は墓地の掃除をしたり、墓標の汚れを落としたり、花を添えたりする。そうして、夜になると墓地の見回りへと出かけるのである。夜遅くになって墓を訪れる一般人が、墓荒しやならず者などに襲われるという事件もある。自己責任問えばそれまでだが、墓守としては静かな墓地に騒音が混じるのは好ましくない。 ) [Wed 15 Nov 2006 00:01:07]
◆ルーア・リシア > ( ポニーテールを揺らして、ローブをまとった娘はゆっくりと墓地を歩いて回る。不審者はいないか。夜に危険な墓地を訪れる参拝者はいないか。墓守の存在を教える鈴を鳴らしながら、寒空のもと、暗い墓地を見回る。 ) [Tue 14 Nov 2006 23:56:44]
お知らせ > ルーア・リシアさんが来ました。 『(チリィ……ン……チリリィ……。鈴の音が墓地に響く。)』 [Tue 14 Nov 2006 23:54:18]
お知らせ > シェーラ@ランタンさんが帰りました。 『 シェーラと申します。どうぞ、よしなに。 』 [Sun 12 Nov 2006 02:54:22]
◆シェーラ@ランタン > …その目晦ましは何かと面白そうです。Master辺りが草葉の陰で泣きそうなので、面白そう。 ( その発言こそが草葉の陰で泣かせる理由だとか、聞こえません。 )( 案外真面目に考え兼ねなかった。むしろ考えていた。真顔で。 思案めいた沈黙すら暫し。 ) Yes. ( 肯定した。 ) 菓子を寄越さずば無体を働き強奪する。犯罪者の如き所業が主に子供限定で解禁される、恐るべき祭りですよ、Lady. …食事を綺麗に平らげるのは正義です。主に、私基準で。 ( ハロウィンの認識は、更に捻じ曲がっていく。いた。 ) ……置き去りの難儀さは、多少は知っているつもりですので。 ( つぃ、と片目を細めた顔は、薄く笑みにも似て。 これ自体は仕事。傷んだランタンの蔓をひょいと摘み上げると、荷車に歩み寄って、静かに置く。 ) …死人は何もしないので、基本的には安全ですよLady. 只、貴方は優しそうなので、寂しがり屋に目を付けられそうなのが困った所―― お送り致します。 ( ガラリ、荷車の車輪が回る音―― ) [Sun 12 Nov 2006 02:53:41]
お知らせ > アーシュラさんが退室されました。 『名前、聞くのを忘れていた』 [Sun 12 Nov 2006 02:36:14]
◆アーシュラ > 嫌な顔されるのか…ん、良ければ可愛いアップリケが家にあるから譲ろうか。斡旋所の職員もキュートなアップリケに目をくらまし仕事をほいほい差し出す、という計画だ。 ( 滅茶苦茶な計画。家にある兎さんやら蛙さん等のアップリケを思い浮かべて、それが目の前の小奇麗な顔立ちの相手のローブに取り付けられているところを想像し思わず吹き出しそうになったことは秘密 ) ハロウィン。確か集団で見ず知らずの人間に菓子をたかる日だった…はず。まぁ、私は常日頃より善良な人間ではあるがな。その証拠に食べ残しは絶対にしない。 ( ハロウィンのやや捻じ曲がった認識は本人の記憶が曖昧なせいか。そのハロウィンの後始末をする人間がいることを知り「大変だな」と他人事よろしく言葉を継ぐと指し示された荷車の色とりどりな残骸を見て、目を輝かせた。 ) ―泣いてしまう、か。優しいな。 ( 相手の言葉に耳を傾けて、目を細めると自然とそんな言葉がこぼれた。ランタンを発見し、その方向をびしりと指で指されると頷いて後ろについて行こう ) 良かった。ここで見捨てられたら死人と共に夜を明かさねばならぬところだった。 ( 軽い調子で言ってはいるが、さすがに墓場で一人ぼっちになったままであったら最終泣き出していたかもしれない。帰る途中思い出したように聞いたのだとか ) [Sun 12 Nov 2006 02:36:03]
◆シェーラ@ランタン > …普通に、斡旋所とかでヤな目が向けられるので、なるべく格好はキチンとしておきたい所なのですよ、Lady. ( ふ、と遠い目して呟く、何かと世知辛い台所事情の欠片。 ) ( 緩々と腕を解くと、数秒の緊張の反動か、暑くは無い。むしろ寒いくらいなのに、汗が滲んでいた。息を吐いて、額を拭う。 ) 某商店から斡旋所に出されていた依頼で、ハロウィンの片付け、後始末です。 速やかな遂行をそろそろ余儀なくされる昨今なので、今宵の出会いに感謝です。 ……健康は何より。そして、一ヶ月に一個でも、良い事をするのは良い傾向。むしろ、その恩恵にあずかれた幸運が嬉しい事です。 ( 一ヶ月分の一。結構凄い確率。幸運かもしれない、私。 説明しながら指差したのは、荷車の中身。同じく、ちょっと傷み掛けのランタンや、色鮮やかな飾りが幾つか積まれている。 きょろと、視線巡らせて、落ちたランタンを探し。 ) Yes. 地面ならば手が届く。空に届かせるには、工夫がいる。されど地の底となれば、話も別―― 冥府奈落に喰われる前に、迎えに行かねば泣いてしまう。 ( 少し先の茂みの中、ころりと転がる影発見。見付けたとばかりに、びっしり指差し確認して、歩き出し。 ) ………。なるほど。このような時間帯に、淑女がいらっしゃるのは珍しいと思いましたが、把握しました。OK. お手伝いをして頂いた恩を速やかに返すチャンスです。喜んで承りましょう。 ( 納得いったとばかり、胸前で手をぽんっと。 ) [Sun 12 Nov 2006 02:18:04]
◆アーシュラ > ×開いたら商業地区付近の→○拾ったら商業地区付近の [Sun 12 Nov 2006 02:12:54]
◆アーシュラ > 斬新な虫食い穴ファッション…。 ( 遠くを眺めてぽつりと呟く。穴だらけの服は斬新というよりは、無残となることだろう ) ( 地面に足が着く感触。足に力を入れて己の脚で立つと無意識に詰めていた息を吐き出した ) なんの任務かは知らんが、とりあえずは成功してよかったな。うむ、私も今宵はよく眠れそうだぞ。心身ともに健康そのものだしな。それに一ヶ月一善が遂行できた。 ( 一日ではなく一ヶ月。これがこの女の最短善意の貯蓄期間。腕を解けば、達成感溢れた笑みを浮かべ同様にぐっと親指を立てた。こうしてここに、ジャンピングランタンズというコンビが…できたかどうかは分からない。間を取るように数歩後ろに下がり ) さ、はたき落とした例のものを拾いに行こう。地面なら、手が届くのだろう? ( にんまりとガキ大将のような表情を浮かべて促すと、言葉を付け足そうと口を開いた ) で、開いたら商業地区付近の広場まで連れて行ってもらえると嬉しい。正直な話、私は迷子なのだ。 ( 腰に手をあてて、迷子だと告げた。いくつになって方向音痴は直らない ) [Sun 12 Nov 2006 02:11:38]
◆シェーラ@ランタン > ( 最終地点は爆発物注意まで行ったかもしれない。目的を見失うにも程があるの巻。 その辺りも全て真顔な辺り、タチは中々宜しくない。 ) 引き摺られると、ちくちく繕いながら頑張ってくれている、私の一張羅が大変な事になると思う訳ですよ、Lady? ( 優先順位、服。私は無事ならそれでいいですが、服は修繕しないと直らないんです―― ) ( …言ってて切ないとは思ったので、視線が微妙に虚空へと泳いだ。 ) ( ―― ともあれ。遺言は遺言にならずに済んだかと推測のリアルタイム。 とと、と数歩後ろにたたらを踏むが、何とか踏み止まって、抱き締めた身体をそろり、と地面に下ろしていく。爪先からちゃんと、地面に立てるように。 ) ……おお。 ( ぺしぺしとされて、僅か驚いた色は瞳に。 ) Yes,成功。任務は無事に完了です、Lady. 貴方の協力のおかげで、私も今宵の任務を果たせそうで何より。 …其方こそ、お怪我が無ければ幸いです。 ( 生真面目ぶった顔でこくこくと頷きを幾度も返し。 緩々と身体に回した腕を外すと、びっしり親指立てて、やり遂げた顔。 ) [Sun 12 Nov 2006 01:53:56]
◆アーシュラ > ( ランタンを手にするために挙げられた案は数知れず。最終的に木を燃やすとまで行き着けば、喉の奥でくつくつと笑った ) やはり引き摺るのは駄目か?…荷車だと物凄く寝心地が悪そうだがお前が望むのならば頑張って乗せよう。遺言が…引き摺らず、荷車に乗せてくれ。…何故だかとても切ないぞ。 ( 胸の辺りを抑えて、呟くように一言。言い出したのは自分 ) ――――― ( 上手に落ちると予告したわりに、それが実践出来たかは謎ではあるが、とりあえず自分を受け止めてくれた暖かい腕の持ち主を押しつぶさずに済んだらしい。襲ってこない衝撃と人肌のぬくもりに、ぱちぱちと瞬きを繰り返した後、腕を相手の背へと回せばその背中を興奮したようにぺしぺしと叩こうか ) やったぞ!成功した!怪我はないか? ( 計画が成功したことが嬉しかったらしい。囁かれる声に何度も頷くと、軽く頬を上気させて笑った。地面になら手が届く、その言葉にもまた面白そうにくつくつと笑った ) [Sun 12 Nov 2006 01:41:37]
◆シェーラ@ランタン > いそ、燃やした方が早いという選択肢もありそうです。……怒られそうですので一応却下しておきますが。 ( NoN. 流石に無理と首を横に数度。 怒られなければやるのかと問われたら、きっと目を逸らす。 ) Yes. 望む所で受けてたちます、Lady. ……引き摺られると多少ダメージを食らうと予測。その場合は、其処の荷車にでも適当に乗っけて行って下さい――。 …とか言うと、凄い遺言風味ですよ、Sir. ( 淑女とワンホール。 尊きものに誓われた言葉に神妙に頷いた。 ) ( 途中、虚空のSirにちょっとだけツッコミ入れたが! ) …… Yes.準備はOK. いざ、 … ( 緊迫、緊張。額に汗がつぅ、と。 ) ( 夜目は幸い効く方。月明かりの下、走り出す淑女の姿を、知覚一杯で捉え。 跳躍の瞬間を目撃。落ちるランタンが視界に揺れるが、優先順位は確保済み。 ) ……ッ と……!! ( 広げた両腕と身体で、落ちる身体を受け止める。クッションと名乗った通り、膝を柔らかく使って衝撃を殺し、殺し―― ) ( ぐ、と踏みとどまって、確保。 … ほー、と息が漏れて。 ) ミッションは成功です、Lady. 後は、落ちたものを回収すればOK. 地面になら、手が届きます。 ( 間近の顔に向かい、ぽそ、と。囁くように。 ) [Sun 12 Nov 2006 01:22:22]
◆アーシュラ > …摩擦熱を利用して少しずつ木を焼き削る…。いやいや、うむ止めて正解だったな。 ( 相手の腰元にぶらさがった剣鞘二振り目をやりこれまた世間知らずこの上ない思考をめぐらせる。そんな考えを振り払うように首を緩やかに左右に振ると深く頷くのだった ) 私も極力お前に怪我を負わせないように上手に落ちてみよう。案ずるな、仮に私の下敷きとなりお前が怪我を負ったときは私がお前を家まで送り届ける。そう、引きずってでも!…淑女とワンホールの名に誓う。 ( 嬉しくないことこの上ない提案。しかし、いたって本人は真面目に約束した ) …では、始めるか。 ( 距離を測るために再度木を見上げれば、ランタンを見詰めたままゆっくりと数歩ずつ後退。運動神経は物凄く悪いが、気合を入れれば飛ぶくらい出来るだろう。よしっ、と意気込むと助走体勢に入り足を踏み出した ) 行くぞ! ( 少し離れたところにいる黒ずくめ仲間に声をかけると勢いよく木へ向かって走り始めた。かさかさと落ち葉を踏む音が周囲に響く。目標まで後僅か ) ―――あっ。 ( 地上から足が浮き手がランタンに触れるとそれは勢いよく弾かれ、というよりは手にはたかれて地面へと落下していった。どうやら掴み損ねたらしい。ランタンが地面に転がる頃、体重プラスケーキワンホール分の重さを持った体もまた下で待つ腕の中にぼすんと落ちていくだろうか ) [Sun 12 Nov 2006 00:55:58]
◆シェーラ@ランタン > 生憎、私の得物では難しいと推測。 故、却下しました。 ( ぽす、と叩いて示すのは、腰元。 )( ベルトで固定されて揺れるのは、剣鞘二振り。 ) ( 見目よりは多少力はあるが、其処までびっくり人間じゃなかったトラップ。多少は残念と思うか、太い梢を見遣り。 ) Yes. 身のこなしに自信があったとしても、悪戯に怪我をすべきでは無いでしょうから。保険をかけておくのは、悪い事ではないでしょう。元々私の仕事。手伝って頂くのであらば、相応の安全は保障せねば、名が廃ります。 ……Yes,Lady. 淑女とケーキは恐らくセット。ワンホールで動じてはならないと今言い聞かせました。私に。 ( またの名を自己暗示。 ) ( 表情は薄いが、びしっと親指立てて、応え。 ) ( ―― それでもオッケーとばかりに、数歩下がる。着地点予測。大雑把に。 ) [Sun 12 Nov 2006 00:42:34]
◆アーシュラ > 切り倒す…。 ( 黒銀色の髪を持つこの女性が、斧やのこぎりを持たずどうやって木を倒そうとしたのだろうか…自分よりも頭ひとつぶんほど身長差のある相手を見て想像。「殴り折る?」そんな物騒な思考にいたったところで、ぶっちゃけ無理宣言を耳にすれば密かに安堵の息を吐いた。墓場で木を殴り倒す人の姿を見た日にはきっとトラウマになるに違いない ) …あぁ、失念していた。例のぶつを取り、忍者のごとく無事着地という格好いい技は私には仕えそうにないしな。ん、ではクッションよろしく頼むぞ。言っておくが、私は重い。さきほどケーキをワンホールほど食べてきたからな。 ( クッション、そう聞くと口をあけて手を打つ。例のぶつことランタンを取った後のことを考えていなかったらしい。手を広げてクッションに徹してくれるらしい相手に、先ほどの行動を真似るようにぐっと親指を立てると、悪戯めいた笑みを浮かべて脅すような一言を添えた。ケーキワンホールの力は恐ろしい、と ) [Sun 12 Nov 2006 00:29:16]
◆シェーラ@ランタン > ( 月灯りを弾く瞬間だけ銀掛かる髪は黒銀。 一見すれば黒髪に囲われた無表情気味な白面が、相手の姿、じっと見る。 ) ( 令嬢、と呼ぶのが相応しい物腰。 伴が着いていないのは、それもあるかで済ます内部考察コンマ1秒風景。 ) 最初は切り倒そうかと思いましたが、流石に労力的に疲労度がつりあわないとか思った訳ですよ、Lady。ぶっちゃけ出来ませんし。 ( ぶっちゃけた。 これが案その1である。 枝に揺れるランタン見ていた視線を、ふと戻して。 ) ………む。 ( ちきちきちーん。 ) それですと、勢いを受け止める人材、もといクッション損座右がいた方が安全度が増し結果的に成功度が増すと思う訳ですよ、Lady. ( きらきらー、と月光背負って広げる両腕。 ) ( 乗り気ですか。Yes. ) [Sun 12 Nov 2006 00:15:51]
◆アーシュラ > ( 振り向いた相手の表情は薄暗さのせいではっきりとは窺えないが、銀色に輝く髪が月光を浴びてなんとも美しかった。落ち着いた声色からとりあえず近づいた瞬間刺されたりはしないだろうと、結論。のろのろと近づいていくと、荷車にぶつかる数歩手前で足を止めた ) なるほど、木登りか。うむ、中々いい案だと思うぞ。だが、私が思うに…。 ( 案3、ということはその1その2が存在するのか、と興味深げに瞬きするも案その3を耳にすれば、つられるようにして相手がさきほどまで手を伸ばしていた木を見上げた ) 私が少しばかり助走をつけて飛べば、届かなくもないような気がするのだ。ちなみにこれは案その4と名づけよう。 ( 視線を隣にいる自分と同じ黒ずくめさんに戻すと、どうだろうかと小首を傾げて見せた ) [Sun 12 Nov 2006 00:03:43]
◆シェーラ@ランタン > その2。此処で不思議な力に目覚めて突風巻き起こし目的のものを入手。いや無理――。 ( そんな法則に逆らうご都合機能は備えてませんよSir. 虚空にビシッとツッコミ手。 地道に背を伸ばすか。 ) ( それはそれで、何年掛かるんだ。 ) ( 背伸び、しかけて。 指先が空転、空気を撫でた所で、掛けられた声に気付いた。 ) ……Yes. 全力を尽くさせて頂こうと思いますが、私の身長だけでは届かないと現時点で判明。今から案その3、楽しい木登りタイムへと以降準備でしたよ、Lady? ( 傍らに荷車置いた、これもまた黒尽くめ。 髪が僅かに月光、銀に照り返す。 ) ( びしー、と親指立ててサムズアップして、今後の作戦方針を口にした。 ) [Sat 11 Nov 2006 23:50:38]
◆アーシュラ > ( 月明かりに浮かぶ墓碑の数々。その間を縫うようにしてのんびりと歩いて来る女の姿があった。黒髪黒服となんとも夜目には目立ちにくい格好は、墓場に少し不気味に映るかもしれない ) ……。 ( 暫くふらふらと歩みを進めていたものの、前方に人影を見つければ足を止めた。背伸びして何かに手を伸ばしている。顎に手をあて考えるように空を見上げた後に、ぽむと手を叩けば ) 頑張れ、目的のものまであと少しだ! ( 口元に手を添えて、何故か応援の言葉を背後よりかけてみよう ) [Sat 11 Nov 2006 23:44:03]
お知らせ > アーシュラさんが入室されました。 『足音』 [Sat 11 Nov 2006 23:34:52]
◆シェーラ@ランタン > その1。木を切り倒す。 ――私個人が有する腕力だけでは、成功は難しいですよSir. ノコギリなど盛ってくればアリですが、墓守の方に怒られそうな気がするので、ノーコンテスト。OK. ( 提案1、廃棄。 ) ( 背伸びを止めて踵を地面に下ろし。もったいぶった腕組み思考。 ) [Sat 11 Nov 2006 23:29:01]
◆シェーラ@ランタン > 末期を看取るとか、余り得意じゃないのですが。お迎えに参りました――。 ( 輪郭の崩れかけたソレに向ける一礼。 ) ( 粛々とした沈黙を挟んで、伸ばす指先が ) ―――――。 ( 届かない場合、どうすれば宜しいですか、Sir? ) [Sat 11 Nov 2006 23:19:39]
◆シェーラ@ランタン > ……此処でお菓子をその口から吐き出してくれたりすると、私がもれなく喜ぶのですよ、Sir. ( 墓碑に影落とす木陰で背伸び。 見上げる先には、傷み掛けたカボチャのランタン。 ) [Sat 11 Nov 2006 23:15:45]
◆シェーラ@ランタン > ( ―――返事が無い。ただの、ランタンのようだ。) [Sat 11 Nov 2006 23:14:32]
お知らせ > シェーラ@ランタンさんが来ました。 『 ――TRICK OR TREAT?』 [Sat 11 Nov 2006 23:13:41]
お知らせ > アーク=フォース@ランタンさんが帰りました。 『仕事が終れば…去る…荷車押して…すこし…考え込みながら 二日目 完』 [Mon 6 Nov 2006 22:24:04]
◆アーク=フォース@ランタン > (相変わらず、数え間違いにすこしため息をつきながらも、顔は微笑で…) だから、シーフじゃないですし…アー君って… (内心すこし落ち込む…愛称で呼ばれるのは慣れないせいで違和感だらけだから…) 「餓鬼」…… (そう呟いて…言われた事に聞き入る…欲しいのが食べ物ではなくて…力だったら? と言う疑問にもかられて質問しようとしたが…薄れゆく老人の姿…それにすこし……驚いた) フランク…さん? (そして、消えた老人の姿…そして、最後の言葉に答えるように言うだろう) 自分は…生きてますよ……ありがとうございます… (そう言って…すこしの間…作業を続けるだろう…) [Mon 6 Nov 2006 22:21:35]
お知らせ > 老人さんが帰りました。 『( その声も程なく夜気の中に消えた。 )』 [Mon 6 Nov 2006 22:14:04]
◆老人 > ならばいずれは成仏できるじゃろ――――… ( カカカ、カカ。 アークの方をこそ幽霊だと思い込んだままの「老人の幽霊」の姿は徐々に薄まり、声だけを残して ) [Mon 6 Nov 2006 22:13:26]
◆老人 > ( カカカと笑った ) んん、それもそうか! 自分はシーフですと言う泥棒もそりゃあおらんわなぁ!! こいつぁ一本取られたぞぃアー君。 なんだかんだ言うても若いモンには敵わんのぅ……どれ。 アー君がしっかりきっちり一日五食食えておるなら何の問題もないわ。 ( 言葉を切り、終止笑い顔だった皺だらけの顔を真剣なものにして ) 餓えて死んだ者の中にはなアー君。 時折おのれがとうに死んでいるにも関わらず、食いたい、食いたい、食いたい――飢えを満たしたい。 その一心で現世に残る者もおるのじゃよ、「餓鬼」と言うのじゃがな。 そういう者は他人の墓の供え物を盗み食うために夜な夜な土の中から出て来るのじゃ。 アー君が餓鬼でのうてよかったよかった――と、 ( ジジイこと「グランパ・ザ・フランク」は再びにんまりと笑い ) [Mon 6 Nov 2006 22:12:26]
◆アーク=フォース@ランタン > (三色→三食 申し訳ないorz) [Mon 6 Nov 2006 22:05:47]
◆アーク=フォース@ランタン > (呆れつつも……答える) シーフじゃ有りませんよ…自分は……それで、フランクさん? 何か勘違いしてるようですけど……自分はこのランタンの片付けの為に此処に来てるんですよ それに、ご飯は一日四食じゃなくて、一日三色ですよ? (笑顔はすこし、さらっと言う…片手にカボチャのランタンぶら下げつつ……) [Mon 6 Nov 2006 22:04:54]
◆老人 > ( 組んでいた腕をほどき、左右に振り ) んにゃあ、わしゃあ腹は減っとらん。 さっき食うたでの。 それよりアー君こそきちんと日に三食飯は食うておるのかと思ったまでじゃ。 朝昼晩々一日四食! ( 計算が合ってない。 ) [Mon 6 Nov 2006 21:59:37]
◆老人 > ではぬしは今からアー君だ。 アー君。 アー君。 ( 三度呼んだ ) いい呼び名じゃろう〜んふっふ〜? わしのことはそうじゃな、「グランパ・ザ・フランク」とでも呼ぶといい。 気さくな皆のおじいちゃんだ、これもまたいい呼び名じゃろうんっふっふ。 ( 一人で勝手にご満悦だった老人、誘導尋問(?)をかわされて「ちっ」とか言うた ) では盗賊組織所属・新進気鋭のシーフのアー君よ、そのランタン奪還がぬしのミッションなのだな! これこそまさにみっしょん★いんぽっしぼー! 年甲斐もなく血が滾るわい。 これでも若い頃はな――? ( 脳内でアークの素性や隠された背景、「恋人は自警団、泥棒と刑事の恋の行方やいかに!?」そこまで想像していたジジイがぱちくり、まばたきをした ) [Mon 6 Nov 2006 21:59:07]
◆アーク=フォース@ランタン > (ご飯? の問いの答えには…すこし黙りながらも答えるだろう) …お腹空いてるんですか? (笑顔交じりで聞いてみる……) [Mon 6 Nov 2006 21:54:32]
◆アーク=フォース@ランタン > (……一瞬この人に、何か…見たことある人の面影を感じた気がする…) 自分は……アークと言います…まぁ、仕事ですし、アルバイトですけど… 住んでる場所は教会ですよ… 恋しい人…やっt (復唱しようとして…赤面して、後ずさりながらいう) そんな事してません、してませんから! (むきになるところは、まだ子供のようです……最近、危ない状態にはなったが……とは言わない…この手の人に言えばきっとからかわれる…) [Mon 6 Nov 2006 21:49:22]
◆老人 > ( 深い皺に細めた目を埋めさせてにんまりと笑う。 うんうんと腕組みさえして ) ヤッたやつはみなそのように言うのだよ「俺は何もやってない!!」とな。 清廉潔白を方便に使っちゃならんと言うても言うても言うても言うてもッ! ( 腕組んだ枯れ木のような指をシャツに食い込ませ、感極まるも一瞬のこと。 すぐに我に返り ) まぁよいわ。 今宵だけは見ぬフリをしてやるでの――時にぬしこそ何者じゃ。 ランタン泥棒では飯は食うてはいけんじゃろ? 何をして暮らしておる恋しい者はいるかのその女子(オナゴ)とはもうヤッたかのところでわしの飯はまだかの? ( ぐっ、と親指で品のないポーズを作り――詳しくはご想像にお任せします――一気にまくしたてた ) [Mon 6 Nov 2006 21:43:04]
◆アーク=フォース@ランタン > (見えたのが人だったことに安心して、深呼吸を一つしてから答えるだろう) 墓場荒しなんかじゃありませんよ……ランタンの片付け、ですよ、このままランタン片付けないでいると…それこそ汚くなっちゃいますからね (そんな事いって、軽い笑顔を相手に向けて言うだろう) ところで、貴方はこんな夜の墓場で如何したんですか? (迷ったんなら、送ってあげよう…そんな事考えながら…老人の方に近寄っていくだろう) [Mon 6 Nov 2006 21:36:27]
◆声 > ランタンの〜……回収〜〜? ( しばしの沈黙。 声の主はそれの意味するところを考えているようだ。 やがて ) そんなモンはいらん。 ふぅん……ほぉ……見たところまだ若いのに盗っ人とは感心せんのぉ? ワシが若い頃はなそれはそれはつましく暮らしていたものじゃ。 清く貧しく美しく! 清廉潔白こそが最大の美点じゃった……ものじゃがぁ……。 ……。 …。 墓場荒らしは感心せんのぅ。 ( とほー。 気配は長々と溜息をつく。 言う間に少しずつ、蓬髪に長く髭を伸ばしボロボロのシャツを着た老人の姿が確かなものになっていく ) [Mon 6 Nov 2006 21:30:56]
◆アーク=フォース@ランタン > (逃げることはしない…出来ない…不気味な足音……それが怖い……言葉に問いと答えを向ける) 此処に、ハロウィンのランタンの回収にきたアルバイトです、おいていけとは、このランタンのことですか? (そういいつつ、今手に持っているランタンを見せている……なるべく恐怖から震える手を隠そうとするが…少なからず震えているようで…) [Mon 6 Nov 2006 21:22:34]
Reload : off Line : 1000