スラム 参加者 なし ROM 2人
お知らせ > アンブローシアさんが帰りました。 『( 気づけば廃屋の隅で体育すわり。 )』 [Fri 2 Feb 2007 23:30:46]
お知らせ > エニシさんが退室されました。 『(泣きながら必死で走ってると気づけばお家に着いてした。)』 [Fri 2 Feb 2007 23:28:32]
◆アンブローシア > ( だが小さな魔女のスキルにはうっかりEXがあるからどっこいかもしれない金ぴか。 ) お、おい―――――へぐっ!? ――ぐふううっ!? あべしっ!! ( 馬鹿ちび変態。 三連コンボを喰らいあえなく轟沈。 まあ、正確に言うならばはじめてみた異性のピー――のショックによるダウン状態への攻撃であったからダメージは半端ない。 思わずどさりと倒れたとか。 )( 結局、落ちは前回と大差ないのであった―――つづく(!?) ) [Fri 2 Feb 2007 23:26:22]
◆エニシ > …………うっ……うっ………… ( 俺の傍に近寄るなー! きっとそれがあれば金ぴかな英雄王にも勝てる。 ) ……ひっく……えっぐ…… ( 相手が呆然としていることにも気づかず、ただ嗚咽の声だけを漏らす少女風貌。 そして声を再び掛けられてそちらの方を涙に濡れた顔が見上げる。 男の子認定してもらったばかりで申し訳ないが、服装、髪型、顔立ち、雰囲気といいそれはもう何か汚されてしまった幼い少女にしか見えないのが欠点だ。 ) ………ア――― ( そしてようやく嗚咽以外の意味ある言葉を口にする。 ) アンブローシア様の馬鹿ぁぁぁぁぁ!! ちびぃぃぃぃぃぃぃ!! 変態ぃぃぃぃぃぃぃ!! ( 好き放題叫ぶと前回と同じように即刻その場を走り去って逃げ出す。 それはもう承○郎を目の前にした一番よりナンバー2の男のような見事な逃げっぷりだった。 ) [Fri 2 Feb 2007 23:20:47]
◆アンブローシア > ( な、なんだってー!? ) …………、……………………。 ( 終わりがないのが終わり、それがアンブローシア・レクイエムッッ!! 別名無限の加虐。 ただし暴走時には全て自身の身に返ってくる諸刃の剣。 素人にはお勧めできない。 ) …………………………あ、うん……。 ( スパッツを取られ、履きなおす頃に、小さな魔女は真っ赤な顔ではっと我を取り戻した。 見慣れないもの見るから。 そしてあわあわと立ち上がり、いじめられっこを泣かしてしまって戸惑ういじめっ子のようにおろおろと蹲る少年の背を見つめて。 ) い、いや、エニシ、すまなかったな、うん。 ちゃ、ちゃんと男の子であったぞ。 ( ずぎゅーん。 ) [Fri 2 Feb 2007 23:06:44]
◆アンブローシア > [Fri 2 Feb 2007 23:01:52]
◆エニシ > ………………………… ( そしてもしも一連の動作が成功したのなら、吸血鬼は魔女様に背中を向けて蹲りながら泣き出すだろう。 ) [Fri 2 Feb 2007 23:01:35]
◆エニシ > ( そう…吸血鬼が絶えず行わなければいけないことは血液の摂取では無く女装だったんだよ! ) 違うそれ絶対違うからー! な、なんでそんなに楽しそうに言うのさー。 ( 地の文と相手の言葉両方に突っ込みを入れつつ大粒の涙を零しながら反論。 何処かの世界の弓兵の技のように終わりが見えない虐めっぷり。 何だか出会う人の殆どに弄られているきがする昨今。 みんなそんなに弄って楽しいカー!(PCの叫び。PLには非ず。)) イヤー!露出狂ちがうー! そんなお約束嫌だー!! ( なんだかんだで必死に叫んだところで状況が変わるわけではなく、魔女様の行動も変わらない。 結局剥ぎ取られました。 ナニの大きさについては禁則事項です。 ) …………………… ( そしてその段になってようやく魔眼の呪縛を解き体の自由を取り返す。 そして即座に真っ赤な魔女様の手からスパッツを取り返そうとし、それが適ったのなら急いでスパッツを履きなおす。 ) [Fri 2 Feb 2007 23:00:00]
◆アンブローシア > ああ、わかったわかった。 心は好きではないが体のほうはもはや女装なしでは耐え切れぬのだな。 そうか趣味ではなく体質だったか、すまぬすまぬー。 ( もはや固有結界レベルに粘着質だった。 ちなみに、そういうかわいらしい反応を返せば返すほど小さな魔女(及びその裏)のサドっ気が触発されるだろう。 ) はっはっは、そんなに見ず知らずの方々にみて欲しいのかエニシ。 確かにそういうのばっかりだが、今回ばかりは例外、と考えるのが言う側の心理だ! ( そして抵抗むなしくぺろん、とスパッツはずり下ろされ、小さな魔女様の顔の前に―――! ) …………………おお……。 ( もはや小さな魔女は真っ赤であった。 慣れないことするから。 ) [Fri 2 Feb 2007 22:38:00]
◆エニシ > しゅ、趣味なんかじゃ無いやい! 別に好きでやってるわけじゃないって言ってるでしょ! ( 事実プロフィール欄を見ても女装は趣味になっていない! 将来的にはどうなってるかわからないけど ) い、イヤー! ( いやちっちゃいよ。 と言いたくなる気持ちを抑え、というかそんな暇はなく悲鳴を挙げる。 いや別に未経験というわけではないけどこういう襲われるのは初めてだ慣れてるってわけでもないし。 ) 今僕はとってもそれを望んでるよ! というか絶対それ言われてる相手って本当に嫌がってる時ばっかだよね! ( 相手に尚も反抗するけど魔眼の影響でそれも弱々しい。 現状全く動けないというわけではないが、今は拙い動作で相手の剥ぎ取ろうとする行為に抵抗するぐらいだ。 目が怖いですちっちゃい魔女様。 ) ―――ワーワーキャーキャーキャー! ( 危機的状況に陥った時に秘めたる力が発動する――ということもなく、魔術などといったそういう系統が大の苦手な吸血鬼は結局魔眼の拘束を打ち破ることも出来ず、ただ五月蝿くやかましく悲鳴を挙げるだけ。 いやーん。 ) [Fri 2 Feb 2007 22:32:10]
◆アンブローシア > ふふん、素直に女装が好きですといってしまえば楽なものを。 ( にょきにょきと悪魔の尻尾が伸びているかもしれなかった。 正に悪魔。 やってることは小悪魔。 どこまで行っても小物だった。 ) ……………………辱めてやる! 辱めてやるー! ( 小さくない。 周りがおっきいだけだい! 小さな魔女は少年の言葉を聞かなかったことにした。 無論、少年を縛る魔術についても答えない。 いつ解けるかわからないから早めに辱めなければー。 ) ええい、やかましい。 誰か来たらどうするのだ。 それに嫌よ嫌よも好きのうち、とな。 くくく……覚悟しろっ! ( かなり目がイっちゃってる。 心なし桜色に染まった頬を笑みに歪ませ、スパッツをむしりとろうとする魔女様。 或いはそれへの羞恥が魔眼の拘束をたやすく打ち破るかもしれないしそうじゃないかもしれない。 いえるのは、このままではいやーんな展開になるということぐらいか。 なるかよ。 ) [Fri 2 Feb 2007 22:12:47]
◆エニシ > だ、だって青猫だから道具は揃ってるし結構簡単に印象ガラっと変わるしおまけに僕がやっても結構不自然無いみたいだし……… ( 最後の言葉に自分で落ち込んだ。 魔女様がコンプレックスをお持ちのようにこの吸血鬼にとっては女の子っぽいというのが最大の悩みだった。 けどそのせいで完璧な女装が出来ているため文句を言うことも難しい。 世の中って不条理だ。 ) ―――え……そう? けどぼくよりちっちゃいのってアンブローシアさまとベルベチカ位だよ? ( 体の自由が利かず地に膝をついた体制のまま不思議そうに首を傾げる。 悪気はないんですホント。 そしてこの不可思議な現象に対して疑問の声を挙げようとする。 ) え…っと……―――これは何なの? ( と自分の身を襲う現象に対して疑問を投げかけたところで、相手の次の言葉を耳にする。 ) ――――へ? ( 本日三回目の言葉。 以前と違うところは嫌な予感に真っ赤だった顔が青くなっているところだろうか。 ) え? え? だ、駄目だよちょっとそれはていうか本気キャー!! ( 夜のスラムに響き渡る少女(偽)の悲鳴。 しかしそれもスラムではよくあること。 ちなみに今回の服装はスカートにスパッツという軽装。 そんなので暗黒街にフラフラ出歩くところ少年に危機管理能力というのにはとっても無いようだ。 ) ぼ、僕はそのようなことは――― [Fri 2 Feb 2007 22:06:52]
◆アンブローシア > 返送であえて女装を選ぶところが、最初からそのケがあった証拠であろう! っていうかちびと言うな! 言うなっ! 妾は小さくないー! ( 結構コンプレックスらしい、小さいのは。 なにせ地の文にすら小さな魔女扱いされているのだ。 さて、少年が膝をつけば、小さな魔女はやっと解放されたと深呼吸。 ) う゛ー………酔った……………ま、まあよい。 ちゃんと効いたようだしのう………ふむ。 ( さてどうしようかのう、なんて呟きながらしかし、そんなこたぁ決まってやすぜ魔女様、と脳内小人は体を動かして少年の前に小さな魔女を座らせた。 ) ―――よし、ではそなたが本当に男かどうか確認してやろう。 さすればまあ納得もつかぬでもなかろうよ。 ( 今日の晩御飯はシチューね、みたいな軽い口調でそんなこといって、よいしょと少年の下半身に顔を寄せれば、ぺろっとめくって覗き込もうとしやがる。 セクハラである。 立派なセクハラである。 ) 恨みはないがそなた―――ちびと申したな。 ( 小さな魔女を侮ることなど不可能であった。 ) [Fri 2 Feb 2007 21:49:08]
◆エニシ > だって変装なんだもん! バレないように自然に似合ってないと不味いんだもん! 確かにみんな可愛い可愛い言ってきてこの間なんて新しいリボンプレゼントしてくれたしおかげで最近は週7で女の子の格好だけど僕は全然嬉しくないの!! 可愛い言わないで! ( 女装姿が可愛いと言われてもちっとも嬉しくないのは男の子の性。 というか元々可愛いって言われても素直に喜べない。 性別男だから。 そして魔力の充填は重要なんだなとしみじみと実感。 ) ふぇぇん! アンブローシア様のばかぁぁちびぃぃぃ!! 可愛い言うな!! ( 相手の身体的欠点を言うのは嫌われるので注意しましょう。 そして完全に泣きながら体をガスガス遠慮なく揺する域にまで達している吸血鬼はもう人の話をぜんぜん聞いてない。 それでも可愛いには反射するけど。 ) ――――へ? ( 自分という存在の中で唯一好きな自分の名前を呼ばれた瞬間、少年はその手を止めて涙に濡れた紅い目を少女に向ける。 魔女と目が合いその次に紡がれた言葉。 その意味を理解するより先に行動は実行していた。 ) ――――へ? ( 再び同じ呟き。 そして吸血鬼の体は素直に魔女の命じるままに揺さぶることを止め膝をつく。 ) [Fri 2 Feb 2007 21:40:33]
◆アンブローシア > ( 子供の喧嘩は総じてカオスである。 大人の喧嘩と違い、終わりもなければ理屈もないから。 ) 嘘を言え! そんなこと言いながらあまりにも自然に過ぎるわ! どうせ大方日頃からその姿で通して、可愛がられて喜んでおるのだろう! 可愛いなもう! ( 因みに魔女は服も何も、実際に存在する服という意味では一着とてもっていない。 いま着ているこれも魔力で編んだもの。 つまるところ魔力が切れると全裸。 どちらが危険かというのは言うまでもない。 ) や、止めろ、ゆするな、ゆさぶるな! 無礼だぞ! 可愛いくせにっ! ( しかし、これでは埒が明かない―――そこで小さな魔女はやると決めた。 どこぞの国の核兵器のように、浅慮なモノに過ぎたる力があるのは問題だ。 ) ―――エニシッ!! ( があっ、と叫び、びし、と指を突きつけるようにして視線を誘う。 これは視線を向けさせるのが目的だが、心理療法としても一箇所に意識を集中させることで気持ちを落ち着かせる効果もあるのだが本編とは関係はない。 ともかく、目が合うようであればそのまま魔力を叩きつけて魔眼発動と行くだろう。 内容は、) ―――『跪け』! ( ひざまずけ、と。 効くも八卦効かぬも八卦。 ) [Fri 2 Feb 2007 21:21:46]
◆エニシ > ( 小さな体で威圧してくる相手に負けじとこちらも涙目で言葉を張り上げることによって対抗する。 いや、全然対抗できてなさそうだけどさ。 ) わ、忘れてよ! 僕だって……僕だって好きでこんなカッコしてるわけじゃないんだから!! ( 最初はただの変装目的だったのに一緒に居る人たちが似合ってるだのてかそっちの方がいいだのなんだの好き放題に言われた結果、いつのまにか女装が基本衣装になったといっても過言では無い吸血鬼。 南無。 ) いーわーなーいーでー! さーけーばーなーいーでー!! ( こっちも半パニック状態になっているため、叫んでいる少女の肩を掴もうとしてちょっと洒落にならない力でガクガク揺さぶろうとする。 スラムに響く(見た目)少女二人の叫び声。 カオスだ。 ) [Fri 2 Feb 2007 21:13:53]
◆アンブローシア > ……………あの屈辱を、妾が忘れると思うてか……。 ( への字に曲げた唇。 小さな魔女は小さいくせに威圧しまくっていた。 権力さえあったら八つ当たりで他国に攻め入るんじゃないかというくらいに。 ) 妾をあんな目にあわせた挙句、逃げおって………可愛いくせに。 可愛いくせに! かーわーいーいーくせにッ! 男ッ! ( 信じられぬ! と頭を抱えて叫びだす小さな魔女。 ごめんね、ちょっとね、まじょさまつかれてるの。 ) [Fri 2 Feb 2007 20:58:37]
◆エニシ > ( 声を掛けられた段階で、ようやく自分が驚きのあまりに何も言わず固まっているのを理解した。 無言で押し黙っていたことに慌てる女装少年は慌てて挨拶の言葉を口にする。 ) あ! あ! え、えっと…その……お、お久しぶりです…アンブローシアさま……… ( そして相手におずおずと怯えた小動物のように近づいて小さく言葉を続ける。 ) え…えっと…あの……その…あ、あの時にあった…え、えっと……あのことは……その…で、出来れば…………忘れてほしいんだけど…たぶん無理だよね ( 相手の視線を感じ取った吸血鬼は申し訳なさそうにうつむき、顔を真っ赤に染めながらつっかえつっかえに自分の願いを言う。 けどたぶん忘れるとか無理なんだろうなと思ってるから最後の方は徐々に声が小さくなっていった。 会話の内容だけ切り取れば色気は少しだけあった! …かも。 たぶん。) [Fri 2 Feb 2007 20:53:48]
◆アンブローシア > …………………………。 ( 小さな魔女は、相手が―――エニシが自分を見て物凄い驚きようを示しているのに、なんともいえない複雑そうなため息を漏らした。 叫びたいのはこちらだ。 ) ………………久しいのう、エニシ…であったか。 あの時は…………ふん。 ( むぅうううううううううううう。 そんな唸り声が聞こえそうなくらい不機嫌な視線だった。 なにせ彼には泣かされたのだから。 全然色気のない話で。 ) [Fri 2 Feb 2007 20:41:23]
◆エニシ > うぅ……あんまり遅くなったらまた怒られちゃうし………… ( 今居る場所の風景に見覚えが無いかと辺りを見回す。 すると其処でようやくこちらも少女の姿に気がつく。 こんな時間にあんなちっちゃい子が居て危ないなぁと自分のことを完全に棚に上げつつそんなことを思っていると、ふとその少女がとある知り合いだと気付いた。 ) ―――――っ!! ( なんといってよいかわからない驚愕の言葉が吸血鬼の喉の奥で出てくる。 傍目にもわかるぐらいの驚愕の表情を浮かべた少女風貌が思い浮かんだ選択肢は魔女程に多くなく、逃げるか、殴って出会いを無かったことにするか(物騒)、それともお話をするかという三択程度だ。 M○GIのような高性能とは程遠い。 ) [Fri 2 Feb 2007 20:33:17]
◆アンブローシア > まあ、どうなるにしても妾の責任だが………………む? ( と、行く先に見えるのは幼い少女らしき姿。 暗いのでよくわからないが、華奢だ。 瞬間、小さな魔女の脳内で二十七通りの対処法が浮かんだ。 そのうち実に二十六は血生臭いことであったが、幸いにも小さな魔女は残りの一つを選択したようだった。 ) まあ、今後の指針代わりにでも、しようかのう……。 ( ゆるゆると歩み寄っていった。 そして相手が誰かを知れば、すさまじく複雑そうな顔をするであろう。 ) [Fri 2 Feb 2007 20:20:32]
◆エニシ > え…えっとぉ………… ( 十字路から顔を出した幼い少女の格好をした一匹の吸血鬼は、おろおろと困ったように長い黒髪を左右に振り回して辺りを見回していた。 ) ……ひょ、ひょっとして………迷った……かも……… ( 暗黒街で亡くなった――否、殺した――両親への墓参りの帰り道。 何処をどう間違ってしまったのか、少女もどきは道を誤ったために迷子と化していた。 ) ……どうしよう…… ( 途方に暮れている吸血鬼は以前であった相手にはまだ気付いていない。 ) [Fri 2 Feb 2007 20:15:40]
◆アンブローシア > ( 殺して奪い取るつもりならば―――或いはさまざまなことが可能になるかもしれない。 それこそ、精神の弱いものを魔眼で痛めつければ、非力で小さな魔女にも。 だが、それを頭の隅で考えながらも小さな魔女はそれを実行しない。 悪魔としての意識が強ければ、平然とやったかもしれない。 人間としての意識が強ければ、ふと憎しみが戻りかっとなってやってしまうかもしれない。 けれどいま、魔女はどちらでもない。 その間にいる。 だから魔女は殺すという選択肢を選ぶことができない。 愚かしき人間をいくら殺しても変わらないという悪魔と、愚かしき人間は是非にも殺して駆除するべきだという人間、どちらの意思でもない、面倒だという魔女の意識。 不安定で、だからこそ何より安定しているという矛盾。 ) ううむ…………こんなにも頭を使うのは何十年ぶりだろうかのう……糖分が足りん……。 ( 眠りすぎで脳が溶けているからかも知れないが。 ) [Fri 2 Feb 2007 20:06:21]
お知らせ > エニシさんが入室されました。 『(ひょこ)』 [Fri 2 Feb 2007 20:05:51]
◆アンブローシア > ( だが、さしあたっての問題は―――……。 ) 寒いのう………どこかから服でもギって、ああいや、ちょっぱって……でもなく………そう、いただこうかのう。 ( などと小さな魔女はせこい悪事を考える。 問題はそれを実行する能力が魔女にはないということだ。 魔眼を使用すれば多少魔女にとってやりやすくもなるが、何でも出来るわけではない。 それに、あれとて疲れないわけではないし、できることなら今後は魔力は温存したい。 林檎を強奪することに関しては条件付賛成1、賛成2と合議制による結論が出ている。 脳内で。 ) [Fri 2 Feb 2007 19:59:04]
◆アンブローシア > ( さて、ラジオ体操体をほぐし終えた小さな魔女は、ぎこぎことやかましく扉を閉め、ふらりと歩き出しながら考えた。 今後のことを。 ) 今のうちに得られる駒は得られるだけ欲しいが………御せねば意味などないのだ。 そういう意味では、まず自身を御するために魔力を溜め込まねばならんのだが……。 ( やはり、待ちの姿勢でしかないのは、なんというか気に食わない。 それは、自分が何もせずとも勝手に物事が進んでいくというのが気持ちいいタイプ、正に怠惰だが、しかしそれは物事が「思うとおりに」進めばという話だ。 思い通りにするためには最低限の働きは止むなしと思う程度には小さな魔女は勤勉だった。 ) [Fri 2 Feb 2007 19:49:29]
◆アンブローシア > ( うん、と硬くなった体をほぐすように、小さな魔女は背を伸ばす。 それからあちこちを順に伸ばしていく。 それは小さな子供がラジオ体操に励んでいる姿に似ていたかもしれないがそれははるか未来のあるかもしれない光景であって本編には直接関係しない。 ) うー………毛布はあったからよかったが、上着の一着や二着は欲しいのう……。 ( 小屋にはベッド(ベンチかもしれない)と厚めの毛布が一枚(一部腐りかけていたので引きちぎったが)、それ以外は何もなかった。 毛布に包まってじっとしている分にはまだなんとか隙間風も我慢できるが、さすがに外に出るのが億劫な気分になる。 何せこれしか服がない。 自由に魔力が使えればもちっと暖かめの服にするのだが。 ) [Fri 2 Feb 2007 19:39:09]
◆アンブローシア > ( ごっつん、ぎぃ―――蹴り飛ばすような音に続いて、耳障りな軋んだ音が、夜の空気に響いた。 この蝶番、さび付いてまったく重いのだ。 それを中から体重を預けるように押しあけた小さな魔女は、はあっとため息を一つついた。 ) やれやれ…………意外となんとかなるものだったのう。 ( そこは廃墟だった。 以前からの散策の際に目をつけていた一つであり、扉を開けるのにちょっとコツがいるので、大抵の人間が鍵がかかっているのだと思い放置していた小屋だった。 何故小さな魔女がそのコツを知っていたかといえばそれはまったくの偶然で、全然あかないのでついいらっときてドアの下の部分を思いっきり蹴り飛ばしたら若干の隙間が生まれ、それをぎこぎこ引っ張ったらあいたという乱暴極まりない。 まあ小さな魔女視点であるから、大人であれば蹴っ飛ばしたあとは割と楽に開けられるのだろう。 ) [Fri 2 Feb 2007 19:29:01]
お知らせ > アンブローシアさんが来ました。 [Fri 2 Feb 2007 19:24:14]
お知らせ > アーク=フォースさんが退室されました。 『怖くても…今は一人の方が良いかもね… (そんな事、呟いて歩く速さは上がる)』 [Thu 1 Feb 2007 23:58:38]
◆アーク=フォース > (裏通りは、人通りが少ない、そして、怪しい事も起こる、だが、青年はこの道を行く) 何だろうね……この感じ… (前より、此処の空気が少しばかり心地よく感じるのは、何故だろう) 変な感じだな…そわそわする… (そんなことを考えつつ、歩き続ける、体の違和感を感じながら) まぁ…こんな月夜は……散歩に限る…ね (月見上げながら、この青年は行く……ゆるりと帰路に着く) [Thu 1 Feb 2007 23:57:58]
◆アーク=フォース > (どっちか片方である筈がない……全部自分…逸らすな…) ……ふぅ (一時の頭の中での騒ぎ……自分を認めたいと思う部分と認めたくない部分のぶつかり合い、それが小さな頭痛になる、立ち止まって、ため息をついて) 今日は月夜か…… いい夜だ… (そんな事呟けば……月を見ていて、しかし、すぐに通りに顔を下ろした) 一人でいられる自信なんて……無いさ…誰にも (人である限り…人とのつながりは断てない、それは自分の中でも同じ事だ……自分の闇との繋がりは断てない) だから自分は人なんだよね…… (考えながら、そんなこと呟いて、スラムの人通りの少ない裏通りを歩いていて) [Thu 1 Feb 2007 23:47:05]
◆アーク=フォース > (膝丈までの黒コート、黒髪、紅い瞳の青年、歩くは、スラムの通りの一つ……) 自分の中の闇の制御…か (頭痛は先日よりも、大分いい……考えているうちに大分よくなった) 一人じゃ、重みに耐えられない……とでも言いたかったのかな…ルーアさんは… (一人、そんなことぼやきながら、通りを歩いて……) 自分は…… (其処まで言って押し黙る……何か考えようとするが、その言葉を止めて……眺めた空は…月夜…月明かりに照らされて……通りは明るく見える…) [Thu 1 Feb 2007 23:35:46]
お知らせ > アーク=フォースさんが来ました。 『紅い瞳の青年が通りを行く』 [Thu 1 Feb 2007 23:28:37]
お知らせ > ブロウさんが帰りました。 『(そして再び夜の街に小さな赤い火種は灯る。)』 [Thu 1 Feb 2007 22:15:35]
◆ブロウ > まぁ別に拘ることでも何もねぇんだけどよ。 ( 執着心という物はこの男には絶対的に欠けている。 結局このチンピラはただ嫌いじゃない知り合いを見捨てるのが嫌なだけだ。 ) ………もし見つけたら嫌味の一つでもあの餓鬼に言ってやるか。 そうでもねぇと気がすまねぇっての。 ( 派手なピンク色のチンピラは新たな煙草を探るために懐を漁る。 ) [Thu 1 Feb 2007 22:03:28]
◆ブロウ > …………………… ( 短くなった煙草を路上にポイ捨て。 そして足で火種を踏み潰す。 赤色の火種は押しつぶされて消えていった。 ) ………あー…けどなんつうかアレだ、これでバイバイってのはどうもスッキリはしねぇなぁ。 ( どうもこのまま捨て置くのは目覚めが悪い。 自らの家に居候を許可したときと似た様な感覚がチンピラの胸に去来する。 ) [Thu 1 Feb 2007 21:46:50]
◆ブロウ > まぁ…確かにアイツらしいっちゃらしい出て行き方かもしんねぇけどよ。 ( 紙に書かれていたのはたったの一言。 それだけを残して自分を下僕扱いした魔女は去っていった。 ) ―――――― ( 溜め込んだ煙草の煙を外に吐き出す。 冬の寒さはまるで衰えを見せることなく肌に突き刺さる。 ) それにアイツが俺ん家に居て何か良い事があるわけでもねぇ。 人様を下僕呼ばわりするは様付けを強制するわ飯代はかさむわ色々とめんどくさいわ。 ( そう。 別に最初から泊めている理由も無かった。 ただそれを望まれて、そしてそれを叶えていただけ。 相手が自らの意思で去ったというならば自分にそれを追いかける理由は無い。 ) [Thu 1 Feb 2007 21:32:07]
◆ブロウ > やれやれ……… ( 貧民街の夜は遅い。 ここに住む住人にとってはこれからが始まりといえるのかもしれない時間帯。 そしてこの男にとってはこれからが仕事の時間。 ) ホンッットーに我が侭なご主人様だなぁオイ。 ( けれど今脳裏に浮かんでいるのは仕事のことじゃない。 思い出すのはついこの間まで自分の家に居候していたとある一人の悪魔。 ) [Thu 1 Feb 2007 21:19:03]
お知らせ > ブロウさんが来ました。 『(紫煙が夜空に立ち昇る)』 [Thu 1 Feb 2007 21:14:04]
お知らせ > ブルーボックスさんが帰りました。 『(見えない縄張りの境界線に制されて)(今日は此処でさようなら)』 [Thu 1 Feb 2007 17:59:46]
◆ブルーボックス > (泳ぐ触手)(埃っぽい空気に触れる)(彼方)(区画の外側)……(気付けば墓地にへと近付いていた事を其処で知った)(好奇心はそれこそ垂れ流さんばかりに湛えているけれども)(それ以上に逡巡の色が埋め込まれた石の青に過ぎる)(じりじりと疼いて四角い体躯が小刻みに揺れるだけで)(それ以上は前進しない)(されども未練に引っ張られて後退も出来ない)(行方には日没を迎え始め、暗い陰りの蔓延るスラムの路。人生の終着点にへと進む道)(猫の埋葬の時は遮二無二でまるで気にかけなかったけれども)(今は解った)(あそこには何かが居るって) [Thu 1 Feb 2007 17:54:47]
◆ブルーボックス > (ヒトの関わりが最近は薄い。向こう側の世界にすっかり興味を引き付けられ)(今も余り人気の無い場所を、探って選んで散策中。人前であっちの存在と戯れるのは、好ましい事では無いだろうから。こっそりと。人目を憚って)(細い路地の隙間に屯する一団を覗き込んだり)(壁に彫られた相合傘の前で、待ち人に呆ける朧な影の足元に纏わり着いたり)(行き交う霊の足跡を転々と辿って移ろい)(がしゃん)(間も無く感覚に触れる気配の濃ゆさに一旦停止、した) [Thu 1 Feb 2007 17:47:33]
◆ブルーボックス > (そんなこんなで彷徨える青箱一匹街の中、寂れ切った路上へと、騒々しく跳ねる金属音ががなり立つ)(大袈裟だったかも知れないが、この周辺において死の匂いには事欠かないのは確かな事、何処も彼処もちょっと探してみると、そういう存在の気配が漂っていた)(やほっす)(やはっす)(きちんとコミュニケーションが成り立つ奴も居れば)(まるでこちらの言葉が届いていないかの様に無視を決め込む奴も居る)(死霊事情も様々也けり) [Thu 1 Feb 2007 17:37:45]
◆ブルーボックス > (でも)(生きてる友達は少ないんだ) [Thu 1 Feb 2007 17:34:03]
◆ブルーボックス > (世の中死霊で一杯さ!)(僕が一声かければ、あっちからにゅうっ)(こっちからもにゅうっ)(あっちもこっちもにゅっにゅっにゅー) [Thu 1 Feb 2007 17:33:39]
お知らせ > ブルーボックスさんが入室されました。 『(やあ!僕の趣味はネクロマンシー!)』 [Thu 1 Feb 2007 17:33:11]
お知らせ > ルァさんが退室されました。 『(そして 一番に見つけた細い路地へと入り――)』 [Wed 31 Jan 2007 22:26:35]
◆ルァ > (大きく 息を吸って 長く 吐き出し) …明日 は、暗黒街のほうに行ってみようかな…。 (あそこはスラムより酷いけど、たまに、ごくたま〜〜にだが、タカラモノ があったり。なかったり。 けれどそれ以上に危険。 蒼と桃の双眸 闇色の空を見上げれば また タメ息) ―――。 (もう一度、やっぱり恨めし気にゴミ箱を見遣ってから 子どもは歩き出す) [Wed 31 Jan 2007 22:25:54]
◆ルァ > ―――…うぇ…っ… (口に入れたパンは、すぐに外に出される。 何度か咳き込んだ後子どもは恨めし気にゴミ箱を睨みつつ) ……。 (睨んで… ガンッ) (蹴った。もちろん、八つ当たり) …匂い…嗅げばよかった…。 (忘れていたなんて、 匂いを嗅いでいたらおそらくは、気付けたのに。 パンは 腐っていると言うかカビが生えていたというか…とにかく、食べられなかった のだ。 何度も何度も、口周りを拭く子どもは 少し涙目。) [Wed 31 Jan 2007 22:22:23]
◆ルァ > …なーにか無いかなー…(月の明かりは 雲で隠されてしまっている。 手元はほとんど見えないので、手探りでゴミ箱の中 漁ってみたり。 ゴソゴソと。) …ん? (何か が 手に 触れた。 やわらかい。 食べ物かもしれないと思って、引き上げてみる) パン…。 (の、ように見えた。 おそらくパンだろう。 子どもはそれを 口に入れて みた) [Wed 31 Jan 2007 22:14:17]
◆ルァ > ……。 (クラ リ。 眩暈。 嫌そうに子どもは目を瞑り、眩暈が治まるのを待つ。 血を吸われてから頻繁に起こる。 これだけならいいけれど、本当に、立っていられなくなるくらいの時もあるから手に負えない) 食べるべき、なんだろうな。 (食べて、血を造る…という人体の構造は、子どもにはよくわからないけれど。 なんとなく、本能の部分でか、子どもはわかっていた。 そ れ に 体調が悪い時は食べることが一番!) ……。 (歩く先に大きめのゴミ箱を見つけ、覗いて みた) [Wed 31 Jan 2007 22:03:57]
◆ルァ > ―――やっぱ…、私にとってはスラムは家 なのかな。 (ほんの数日、離れていただけなのに。 離れているとちょっと寂しくて、戻ってきたらちょっと 少し、安心した…気がする) …また曇りだし。 (曇りより 晴れのほうがいい と。 雪よりはずっとマシだけれど。 子どもはスラムの路を ゆっくりと歩きながら そんなことを考え) [Wed 31 Jan 2007 21:57:50]
お知らせ > ルァさんが入室されました。 『…。』 [Wed 31 Jan 2007 21:55:07]
お知らせ > アンブローシアさんが帰りました。 [Wed 31 Jan 2007 00:28:43]
◆アンブローシア > ( しかし自分を「はげます」とか「ほめる」ってどうかんがえても自己暗示のレベルだよな―――そんなことを小さな魔女が虚空に思ったかどうかは不明だが、今日も今日とて夜はふける。 ) [Wed 31 Jan 2007 00:28:42]
◆アンブローシア > ま、よい。 問題は今後の宿だが…………さて、どうしたものやら。 妾のいる場所すなわち妾の領地といっても過言ではないが………まあ、よい。 うん、よい。 ( 野宿。 その単語が浮かぶが、仕方がない。 一度決めたことを覆すのは気に食わない。 どこぞのは依拠でも根城にするほかないだろう。 ) ……………別にその程度ではへこたれんわ。 妾は偉大なる悪魔なのだ。 ( コマンド(以下略) ) [Wed 31 Jan 2007 00:18:05]
◆アンブローシア > ( ずらり。 脳内に考えうる限りの文句を並べ、それを取捨選択し文章を構築し、不自然と思われる箇所から修正・添削をくわえ、思考の文言を作成する―――! ) ……………………「世話になった」……。 ( ―――その結果がそれだった。 天下の小さな魔女、うまい嘘をつくこと以上に、文章作成能力がことごとく欠如しているのかもしれない。 しばし沈黙し。 ) ………いや、まあよい。 これ以上ないほどに簡潔な分であればどのような愚か者でもわかるであろう………面倒な理由もいらん。 ( コマンド「はげます」―――対象「じぶん」 ) [Wed 31 Jan 2007 00:06:17]
◆アンブローシア > だが、妾が何も言わず出て行くというのは、まるで家出のようで笑えん。 さりとて直接言うのも、面倒だな。 ( 正確に言えば面倒なのは自分の心のほうなのだが、魔女としてはそんなものは認めない。 ) ふむ…………置手紙でも置いていくか。 どうせ金も持ち合わせておらんし、それだけでよかろう。 ( ひとり頷いて、早速文面を考え出す。 手紙程度書けないようなわけもない。 ) [Tue 30 Jan 2007 23:56:40]
◆アンブローシア > ( いまのところは、体を休め徐々に魔力を取り戻していくことが最適だ―――であるならばブロウのところにでもいればいいのかもしれない。 ) ………………ふん。 所詮あやつも人間、それも下郎だ………そろそろ去ってもよい頃合だろう。 ( ふん、と鼻で笑う。 ―――その裏で、小さな魔女はため息をついていた。 己が所詮、この地において異物であり、異端であり、邪魔なものであるということを知っているから。 触れ合う喜びと、分かれる悲しみ―――それは一度味わった時点で、たやすく諦念へと移っていった。 自分から失せたほうがまだ気が楽だ―――そんな逃げの気持ちから、怠惰な思考から。 ) [Tue 30 Jan 2007 23:46:47]
◆アンブローシア > ( ―――物騒な世の中だな。 廃屋の屋根の上、小さな魔女はひにくげに笑った。 視線は空。 月も見えぬ、されどその光を受けて茫洋と輝く雲。 ) …………人間は愚かだ。 愚かであることに気づかないほどに愚かで、気づいたとして改めることのできぬ愚かさ………正に死なねば直らん。 ( ゆるり下界に向かい視線―――さほどの遠さはそこには感じられない。 それもそのはず、さして高くない。 そも、ここに上るのも備え付けのはしごを使った。 おかげで服のすそが汚れている。 ………小さな魔女は空も飛べなければ高く跳べもしなかった。 ) [Tue 30 Jan 2007 23:36:31]
お知らせ > アンブローシアさんが入室されました。 [Tue 30 Jan 2007 23:33:09]
お知らせ > CLOWNさんが帰りました。 『 ―― …跡に残るは、頚動脈を掻ッ切られた死体。左手首が傍に転がっていた。 』 [Tue 30 Jan 2007 22:36:57]
◆CLOWN > ( 響きわたる、 絶叫。道化は眉をひそめた。 ) 違うちがう! ぼくが聞きたいのはそんなのじゃない… ぼくに囁いておくれよ。愛のことばを。ぼくはきみへの愛をつたえたのだから -----その、愛らしいくちびるで呼んでおくれよ。ぼくのことを… 好きなんだろう?愛しているんだろう?ぼくのことを---- だったら、呼んで…ぼくのことを…… 好きだ。愛しているんだよ、こんなにも…! なぜきみは応えてくれない? ( いらえのない彼女に道化は微笑み掛ける。やさしく、あざけった微笑を向ける。そうして ) ----- … サヨウナラ 。 [Tue 30 Jan 2007 22:34:56]
◆CLOWN > -----死の間際まで意識は残り、ぼくときみを分けるのは『死』だけ。まさに 「死がふたりを分かつまで。」、------ …如何、素敵だろう? ( 静かに寄せた 顔。彼女のくちびるに、道化は自身のそれを重ねて。暫しの、接吻という名のもとにおこなわれる ---蹂躙。 ) ... 可愛い、可哀想なひとだ----きみは。 愛しているよ。分かっていたんだろう? ( やさしく微笑み掛けた、 道化は彼女のほっそりとした手を取った。手にした彼女の『左』手首に、血にそまったナイフをあてがう。------目を見開く女性にかまわず、 ) --------- … 愛しているよ 。 ( そして道化は、 手首を落とした。 ) [Tue 30 Jan 2007 22:20:02]
◆CLOWN > ( そぅっと。彼女の頬へと這わせる指先、ぬくもりを失いつつある皮膚をいとしい者に触れるかのように。 ) 何を話して良いか、わからない?―――― …ソウダ!それじゃあぼくが、良いことを教えてあげる。きみののどを掻ッ切ったナイフだけれどね… あれにはコニインを塗っておいたんだ。ぼくから、きみへのささやかな贈りもの――きみとはなるべく永く話していたいからね。中毒症状があらわれ始めて30分ほどで心臓停止に陥る。それまでは悪心嘔吐及び口渇…瞳孔散大…手足が麻痺し、全身痙攣……呼吸筋麻痺による呼吸障害――そして心臓停止となるわけだけど… ( じっと。魅入るは彼女の、 顔。蒼白いそれに道化は嗤い掛けた。 ) [Tue 30 Jan 2007 22:02:04]
◆CLOWN > ... 恋に犠牲はつきもの。よく、云うだろう? ( スラム。月光さえ、たとえ在ったとしても照らせぬほどにそこは---否。そいつは暗くしずんでいた。 ) だからきみは、ぼくの犠牲……きみの尊い命がぼくの心を癒してくれる。喜ぶべきことだよ、これは…… ねぇ? 『何か』、云ってよ。ぼくに ----きみの言葉が聞きたいんだ。 ( そいつは、手にしたナイフを紅に染めあげて。崩れ落ちた女性のかたわらに片膝をつく。 ) [Tue 30 Jan 2007 21:54:40]
お知らせ > CLOWNさんが入室されました。 『 Sacrifice ... 』 [Tue 30 Jan 2007 21:47:06]
お知らせ > デュラハンさんが退室されました。 『依頼者が来るまで実験を再開するための思考を巡らす。』 [Tue 30 Jan 2007 00:25:26]
◆デュラハン > しかし、そうなると彼にその旨も伝えなくてはいけませんね。(結論を出すとほぼ同時、自身の伝役に実験に使う人間の調達を行う旨を伝える必要があることに気づくが、さすがに依頼者をほっぽり出して伝役に伝令を出す訳にも行かないの為、この仕事が終わった後に使い魔を飛ばして落ち合おうか?なんて考え始め) [Tue 30 Jan 2007 00:24:44]
◆デュラハン > (無論、墓守の類による警邏は平常時であっても行われているだろうが、そちらの方に関しては慰霊に訪れたと言えばそれ以上の詮索を行われる事もないだろう。それに仮に完全にほとぼりが冷めていなかったとしても、自身が行うとしている事は周囲の物に大きく干渉する事ではなく単純に手を翳す程度の行動だけであるのだから特に疑われる事も無いだろうと考えれば)目立つ様な事でもないですし問題ないでしょうかね?(自身の実験を再開する結論を出して。) [Tue 30 Jan 2007 00:21:29]
◆デュラハン > (まず考えるのは実験場所である共同墓地の状態。事件が起きた当初は違っていたかもしれないが、一ヶ月程経った現在ではVHやパプテスの強硬派の人間が墓場の警邏を行っているとは考えづらく。さらにここ最近の伝役からの話を聞く限りでは、墓場で大きな事件があった等の話は耳にすることも無い。また進展を止める原因となった事件の後に一部の血気盛んな市民達自身が警邏を強化するという事もあったが、ここ最近はその動きも沈静化した様であり実験の妨げになる事も無いだろうと思えて。) [Tue 30 Jan 2007 00:11:34]
◆デュラハン > (閑散とした広場の片隅、闇に包まれるその場所に灰色の外套を纏った人影が静かに佇んでいて。)そろそろ良いかもしれませんね?(灰色の外套を纏う人影・・・聞き屋と呼ばれるその男は軽く傾げた頭をゆるりと擡げポツリと呟き、その視線を闇に染まる空へと向ける。)(頭に浮かべるのは約一ヶ月前にその進展を止めた自身の実験。ほとぼりが冷めるまで凍結する予定としていたそれを再び行うべきか否か?その結論を出す為に悪魔は考えを巡らせていた。) [Tue 30 Jan 2007 00:00:09]
お知らせ > デュラハンさんが入室されました。 『小首を傾げた人影』 [Mon 29 Jan 2007 23:52:50]
お知らせ > ブルーボックスさんが帰りました。 『死の気配から身を遠ざけて』 [Mon 29 Jan 2007 16:44:45]
◆ブルーボックス > ……(ぎざぎざと矢鱈と鋭角に尖った翼を最後に描き)(未知の怪物。二次元上に爆誕の巻)…!(怖っ!)(地面の完成図を前にして体躯が戦慄き弾む)(培われた妄想力に恐怖の感情を自ら呼び込み)(拍子に取り落とした鼈甲飴が地面と仲良くなっている事実にも意識が傾かない。気付かない)(取り敢えず)(えれな)(作品の隣に一筆タイトルを引き結んだ其の後に)(全体ー)(回れ右ー)(速やかに撤退ー!)(其の場より影を返して全力疾走、もとい跳躍。がしょーん。がしょーん。と。盛大に騒音を撒き散らしながら。来た道を辿って戻るのだ) [Mon 29 Jan 2007 16:44:21]
◆ブルーボックス > …(ぺたん。と。叙々にその領域を広げつつある、物陰の夕闇に我が身を落ち着け。壁は背中。枯れた花は御隣さん)(そもそも)(此処が本当に目的の場所かも解らない)(エレナのエの字すらも聞いた事が無い)(以前荒れ果てた家屋で出遭った骸骨は言っていた。弱者を殺しまくっている悪魔がこの市内にのさばっていると)(悪魔)(どんなんだろうね)(残虐非道。っていう四字熟語が一番最初に脳裏に閃く)…(思考)…(伸びるもう片っぽの触手)(地面を引っ掻く)(きっとさー)(イメージの赴く侭悪戯描き)(鮫みたいな馬鹿でかい顎)(背丈は滅茶苦茶巨大)(眼球飛び出しそうに張り出た目)(そんでもって鋭い爪とか)…(あ)(腕無いんだっけ)(逞しい左右の腕は途中でごしごしと擦って消去) [Mon 29 Jan 2007 16:38:00]
◆ブルーボックス > …(結果)(収獲零)(アヤシイ証拠品は何一つとて落ちてない)(空想小説と異なり現実は中々ビター味。厳しい)(探偵活動を一旦休憩して立ち止まり。触手一つ分の蓋の隙間から。空気の流動が溜息みたいに一塊零れ出る)(びゅう)(吹き寄せる細い風。大地を撫で付ける、黄昏の匂いを孕んだ冷たい風)(巻き上げられる砂煙)……!(ぺっ!ぺっ!ぺっ!締まり無く油断して開いてた内部に飛び込んでくる。慌てて唾に乗せて吐き出した。平和、というのも聊か場所柄的に憚れるけれども。落ち着く静けさが満ちている) [Mon 29 Jan 2007 16:26:55]
◆ブルーボックス > (事件が起こった筈の場所だった)(此処で誰かが昔に死んだ)(口にするのもおぞましい凄惨な死に方)(と)(当時に人の口を渡り歩いていた噂話はそんな感じだった様な気がする)(詳しい事は良く解らない)(全て曖昧)(飴の琥珀レンズを介して見得る。過去の痕跡。花の木乃伊)(何も雄弁には語らない)(花は幽霊にならないのかも知れなかった)……(でも何と無く離れ難い)(折角此処まで来たんだし)(煙みたいな手掛かりを求めて草の根を分ける様に周辺を観察する)(地面には靴跡一杯)(人が通るんだろうね)(四角い輪郭の浅い窪み発見)(自分の跳ねた跡)(今も彼処に回っている)(がしゃんがしゃん) [Mon 29 Jan 2007 16:18:29]
◆ブルーボックス > (時々子供達が遊んでいたりする)(探偵なのだ)(正義の味方なのだ)(大悪党どもと丁々発止の冒険活劇を繰り広げるのだ)(構えた鼈甲飴はさながら現場捜索に耽る、極狭い地域で子供達に流行の、小説主人公な名探偵の必須アイテム。ビートルレンズ。色付き硝子飴の向うで、球体状に窪みに収まった青い石に、輝きが瞬かん)…(意味も無く構えた道具を地面に突き付けるっ。風を引き裂くみたいな無駄に鋭い動作)(上!)(左!)(右!)(いやいや此処は真後ろか!)(真実誰も居ないのを良い事に独り遊び)(ぐねりぐねりと濡れた軟体が、曇り模様の下で自在に蠢く) [Mon 29 Jan 2007 16:10:46]
◆ブルーボックス > (花を突付く)(カサカサと乾燥した音が聞える。瑞々しい青春を越えて、もう老い先短い老後ですって感じだ)(盛者必衰のあはれが切々と漂っている様な気がした)……(でも)(取り敢えず幽霊は見当たらない、新しく得た感覚を立体空間に広げてみても、キャッチする気配はまるで皆無。土地に取り憑いてはいないらしい。其れ程執着も無かったのか。それとも単純に他所にお出掛けしているだけなのか。情報の乏しさ故に断定する事は不可能。ぎょろりぎょろりと一頻りに周囲にガンを垂れまくったその後、おもむろに)……(蓋。開いた。ぎしぎしとひとりでに持ち上がった部品の隙間から、這い出る触手が一本)(じゃじゃじゃーん!)(心理描写的自家製効果音)(べっこーあめー!)(触手に巻きつけたトキノミヤコの襤褸いチャップスティックには、琥珀色を滲ませる、円状の特大飴が一枚べったり貼り付いている) [Mon 29 Jan 2007 16:03:38]
◆ブルーボックス > (新旧を問わない)(知力2の記憶力に詰め込めるだけ詰め込んだ知識の棚を引っ繰り返し)(一番最初に目に留まった場所から順番に、という計画だった)(人工知能の中で選り抜いた殺人現場の共通点)(犯人が曖昧模糊という事)(お縄を頂戴したという話も無ければ)(確固たる目撃証言すらも存在しない)(所謂迷宮入りの事件というヤツ)(過去の惨状は、偉大なる時間の流れだけでは拭い切れない様だ)(嗅覚に触れるのは乾いた埃の匂い)(耳に聞えるのは風のざわめき)(阿鼻叫喚の地獄絵図には程遠い夕暮れを前にした穏やかな時刻)(でも。交差する十字路の道端に目を配ってみれば解る。場所は此処で起こった出来事を朧気ながらに記憶していた)(地べたに転がるドライフラワー)(元々は生きた花。自然に乾いて枯れてこのザマという事)(犠牲者達に捧げられた弔いの花束)(白っぽく茶けた色に変色した、物侘しげな形が映り込む)(目の前に居る、鏡みたいな青い外殻の表面に) [Mon 29 Jan 2007 15:54:40]
お知らせ > ブルーボックスさんが入室されました。 『(殺人現場を渡り歩いている)』 [Mon 29 Jan 2007 15:53:27]
お知らせ > ルァさんが帰りました。 『(そういえば、どのくらいで着くんだろう? 訊いていなかった事に気がついた)』 [Sat 27 Jan 2007 00:48:12]
お知らせ > オウルさんが帰りました。 『歩いている時に……少し、首の傷に違和感を覚えたような気がした…』 [Sat 27 Jan 2007 00:47:18]
◆ルァ > うん…。(無理しちゃ駄目だといわれれば、次は素直に頷いて。 嫌がっていたという言葉には、思いっきり首を振って言うだろう) 違うよ。 嫌じゃないよ。 (ごめんなさい、と) (そして、少年に促されるまま後について歩き始めるだろう) [Sat 27 Jan 2007 00:44:46]
◆オウル > 無理しちゃ駄目だよ? (そんな風に言えば、貴女を見つつ、後悔したような表情を見れば) でも、嫌がってたでしょ? だからごめんね (そんなこと言いつつ、方向聞かれれば、思い出しながら、貴女の服の袖でも掴んで、連れて行こうとするだろうか) [Sat 27 Jan 2007 00:41:41]
◆ルァ > う…でも、がんばるよ…。 (背負うから、と言われれば、精一杯 強がりを言う 子ども。 それでも、途中で置いていかれないと思えば、ホっとするだろう) ぁ…。 (引っ込められた手を見て、後悔したような、表情をしたか) 違う。オウルは悪くないよ。 (反射的に そうなってしまっただけ で。 それでも してしまったことは変わりなく) いこっか。 (気を取り直したように微笑めば、どっち? と子どもは首を傾げるだろう) [Sat 27 Jan 2007 00:36:39]
◆オウル > (頭に手を置いたのに他意はない、自分がどんな風になるのかわからなかったから、それだけ) 途中でルァが疲れたら、背負うから、大丈夫だよ? (それはそれで疲れそうですが、夜の間なら、元気なので大丈夫そうです、嬉しそうにそんな事いえば、次の言葉にも笑顔で) 安心かぁ……自分は…わかんない …ごめん (体を固くした貴女を見れば、手を引っ込めて、謝罪するだろう) [Sat 27 Jan 2007 00:31:09]
◆ルァ > (嬉しそうな少年の様子に、子どもも嬉しくなったのか、 表情を緩めていて) そうだね。 いこっか… (少年の言葉に コクリを頷いて。 きっと寝ずに歩くことになるのかもしれないが、寝ないのは大丈夫と して。 体力に聊か不安が残るか。 それでも、歩いていた方がこの冬の寒さは凌げるかもしれない と 子どもは思い) …ぇ、と…。 私は 撫でられると…安心? するような…? (困ったように そう言葉を。 少年の手が頭に伸ばされたことに気付けば、一瞬身体を固くするけれど、抵抗はしないだろう) [Sat 27 Jan 2007 00:25:50]
◆オウル > そうだと思うよ? (引かれた手を見つつ、貴女の言葉を聞いて、嬉しそうにしていて) じゃあさ、善は急げって言う言葉も有るみたいだし、今からゆっくり行かない? (そんなこと言いつつも、誰かと一緒にいられるのが嬉しくて……笑みがこぼれていて) なんで、なんとなく撫でるんだろうなと思って… (そう言いつつ、今度は自分が撫でてみようかと思って……冷たい手を貴女の頭に置くだろう) [Sat 27 Jan 2007 00:17:13]
◆ルァ > そうかな? よく わからないけど…。 ぁ、確かにうん…そう、かも? (少年の 頭を撫でていた手を引こうとしつつ 何かを思いついたのか、子どもは コクリコクリ 頷いて) そ、っか…。 オウルがそう言うなら 私も一緒に行く。 ココから出たことないし。 (そして子どもは、再度 コクンと頷くだろう。 「外」に出るのは初めてなので、それにも興味を引かれたらしい。 そういうのわからない、という言葉には、) …? そういうの、って? (キョトン、と して 少年の言葉にそう訊くだろう) [Sat 27 Jan 2007 00:09:40]
◆オウル > 狂っちゃわなくても、変な人はいると思うけど? (笑顔交じりでそんなこと言いつつも、貴女の言葉には頷いて) 一人より、二人の方がいいもん、寂しく無いし、あの家、空き家みたいだから、住めるかもよ? (寂しくない方が重要です、この吸血鬼少年の中では……しかし、大胆にも、そんなこと言い放つだろう、なんとなくと言われれば) 自分は、そういうのわからないなぁ (そんなこと言いつつ、笑顔を浮かべていようか…) [Sat 27 Jan 2007 00:03:12]
◆ルァ > うん、だって、オウル狂ってるようにも 見えないし。(キッパリと、そう言いきるものの 子どもの基準は そこだった らしい。 一緒に行ってみないかと言われれば、僅か 不安そうな表情をするだろうか) …いいけど、私で いいの?? (少年の頭を 撫でつつ。 子どもにも 特に理由は無い。 恋心とか、そういうのは 鈍いのかそれとも何も感じてないのか、 問いには) なんとなく。 (一言) [Fri 26 Jan 2007 23:56:41]
◆オウル > ルァがそう思うなら、そうなのかな? (そんな疑問浮かべて、貴女に問うだろう、そして、貴女の問いには聞くだろう) じゃあさ……一緒に行ってみない? 二人なら怖くないかも知れないし……? (伸ばされた手に、驚いて、あなたを見ていて、近づきながら問うだろう) どうしたの? (そんな事問う辺り……何か鈍いきもする) [Fri 26 Jan 2007 23:52:21]
◆ルァ > ? オウル、変には見えないけどな。 (本当に 不思議そうに、子どもは少年を見ているだろう。 そして、少年にどう声をかければいいのか分からなく、そのまま、少年の次の言葉を訊いていて) …? 怖いのに、でも 行きたいんだ…。 (復唱するように そう呟き、 そしてやはり 何を言えばいいのか分からず) …。 (ただ黙って、少年の頭へと手を伸ばそうとするだろう。 撫でようと して) [Fri 26 Jan 2007 23:44:58]
◆オウル > でも、自分、変かもしれないよ? (そんな事言いつつも、貴女の言葉には頷いて、言うだろう) ずっと前の事か…… (自分の曖昧な過去、それをはっきりさせたくて、行きたいと思った……だけど、一人で見るのが怖くて戻った、情け無い話) 怖かったから……かな? (傾げ加減だった顔を戻せば、そんな事言えば、今度は違うこと考えているようで) [Fri 26 Jan 2007 23:40:55]
◆ルァ > うん、そうだね。オウルも生きてる。 (私も、と付け足しながら。 謝られれば、首を横に振るだろう) 大丈夫。 ずっと前のコト だから。 (時間は イヤな記憶も薄くしてくれるもの きっと。 蒼と桃の瞳は まっすぐと少年を見るだろう。 心配そうな表情で) そうなんだ…? なんで、嫌になっちゃったんだろう、ね? (子どもには よくわからないらしかった) [Fri 26 Jan 2007 23:35:19]
◆オウル > 自分だって…生きてる… (俯いて、話された言葉には、頭下げてあやまろう) ごめん、嫌なこと聞いたみたい… (怖かったの? 聞かれれば、少し首かしげながら……言うだろう) 解んないけど……家の扉開けるのが嫌になっちゃって……でも、入りたいんだけどね (そんな風に言えば、また無い頭振り絞って考えているようで…) [Fri 26 Jan 2007 23:30:27]
◆ルァ > 私は、生きてるけど… (少年の言葉に、そう答えてから 俯いて) …冬は、凍死する人 よくいるから…。 (苦い思い出を 喉の奥に押し込むように そう言葉を紡いでから、少年のほうを見遣れば) 地方村? …怖かったの??? (不思議そうにそう訊き) [Fri 26 Jan 2007 23:26:29]
◆オウル > 物騒だよ、まるでそれじゃあ、自分が死んでるみたいじゃない? (一度死んでる身では有るのだろうが…この少年吸血鬼はそれすら知らずに今まで歩いていたようで、あなたの質問を聞けば軽く頷いて) ちょっと、早起きして、地方村の方の自分の目がさめた所に行ってみようと思ったんだけど…怖くて帰ってきちゃった…… (だって、一人、怖いし…なんて付け加えて、言うだろう) [Fri 26 Jan 2007 23:20:22]
◆ルァ > 物騒、かな? (子どもにその自覚はなかったらしく、首を傾げてそんなことを 訊きつつ) がんばってって…何かしてたの? (更に 質問を 少年へと。 よかったと言う言葉には、はにかむように微笑み、頷くだろう) [Fri 26 Jan 2007 23:17:13]
◆オウル > (さらっと、危なげな言葉言うあなたには、苦笑いを浮かべながら、言うだろう) 大丈夫だったけど、そんな物騒なこと言わないでよ……朝もがんばって歩いてたら、此処で寝ちゃってたんだから (そんな事言いつつも、あなたの怪我は心配しつつ……見遣っていて……) そう……ならよかった… (安心して、笑顔を戻して、そんな事言うだろう) [Fri 26 Jan 2007 23:14:12]
◆ルァ > (少年の笑顔を見れば、訝しげな表情で少年を見るけれど) 大丈夫なら、いいけど。 …路で寝てると 死ぬよ。 (少年に会った時から言っている言葉 を また言ってしまいつつ。 すりむいていないかという質問には、両の掌を交互に見遣って) 多分、大丈夫。 ちょっとすりむいたくらい かな。 (金の瞳を見返して、子どもはそう答え) [Fri 26 Jan 2007 23:09:59]
◆オウル > (貴女に向けるのは、笑顔、怖かったことを忘れようとする笑顔で、貴女を見れば……) 大丈夫、大丈夫、道端でぐっすり寝てただけみたいだから (かなり問題です……路地裏で、まして倒れている間に窃盗にでも、有ってたらどうするつもりだったんでしょうね?) 痛いところは無いよ? そっちは、どこかすりむいてない? (そんな風に心配そうに、金の瞳は貴女を見るだろう) [Fri 26 Jan 2007 23:05:45]
◆ルァ > (立ち上がった子どもは、パタパタと砂を手で掃い 倒れていた人物を見れば それは確かに 見慣れた少年の姿か) …オウル… (探していた少年がいて嬉しいのか 異なる色の双眸の瞳が、 僅か 開き) 大丈夫? どこか痛かったの? (すぐいつもの表情に戻してから、そんなことを問うだろう) [Fri 26 Jan 2007 23:02:11]
◆オウル > (乗られた痛みで目が覚めて、地方村はずれの方で家自体は見つけたものの、結局扉の前で怖くて退散してきたと言う……情け無い話はおいて置いて) ん? (謝罪の声に、疑問・・・聞き覚えと暖かさと……それを思い出して、ゆっくり立ち上がって貴女を見ようか…) ルァさ……じゃなくて、ルァ? (銀髪を夜の路地裏に吹き込む風に揺らしながら、そんなこと問うだろうか) [Fri 26 Jan 2007 22:56:40]
◆ルァ > ぁッ(気付いたときにはもう身体は傾いていた。 なんとか手をついて、顔を打つのを防いで) …ぅ…痛い…。 ……ぁ、ご、ごめんなさいッ (うめき声で 人だと気付いたらしく。 慌てて立ち上がりつつ謝罪を口にし) …ぁれ? (どこかで聞いたことのある声だと思ったのだろうか、小首を傾げ) [Fri 26 Jan 2007 22:52:18]
◆進み行く先で倒れている者 > (躓いた場所は何処だか知らないが、倒れこんでこられれば、うめき声を上げて起きるだろう) ふぐぅ……な…何? (己が倒れていることにすら気付いていなかったこの少年、いろんな意味で危ない気もにします、周囲を確認すれば、背中に重みを感じる……フードを取って辺りを見れば…暗くて…) もう…夜? あれ…此処に戻ってきたのは…お昼だったと思うけど…… (うつ伏せでそんな事考えている少年一人……上にかかっている重さには気にしていないようで…) [Fri 26 Jan 2007 22:46:42]
◆ルァ > (空から前方へと視線を戻してから、キョロ、と軽く周りを見てみる。 それはまるで 何かを 誰かを探しているような仕草でもあり) …別に、探してるワケじゃないけど。 (ポツリ、言い訳を1つ 誰にでもなく呟き)でも… (温かさを知ったから余計に 独りは寂しかったのだ。 考え事でいっぱいになり、少し先に倒れている物体には気付かず、思いっきり つまずいて 転ぶ だろう) [Fri 26 Jan 2007 22:42:31]
◆進み行く先で倒れている者 > (この薄暗い路地裏で、黒いマントに覆われて倒れている者あり、このまま進んでいれば……踏むつけてしまうことも可能だろう) (倒れている者はフードをかぶっているが、フードを取れば其処にいるのは見慣れた少年の姿があるだろうか) [Fri 26 Jan 2007 22:39:08]
お知らせ > 進み行く先で倒れている者さんが来ました。 『黒いマントに覆われて、倒れている者一人…』 [Fri 26 Jan 2007 22:36:08]
◆ルァ > …月、見えない…。(異なる色の双眸で夜の空を見上げれば、雲が覆っていて月は見えなかった。 けれど、薄く、本当に薄くだが、白い月の明かりがぼんやりとだけ 見えているようだ) 月が出ているほうがいいのにな。 (灯りが無くても、明るいから というのが 子どもの一番の理由) [Fri 26 Jan 2007 22:25:28]
お知らせ > ルァさんが来ました。 『(暗い 路地裏)』 [Fri 26 Jan 2007 22:21:59]
お知らせ > オウルさんが退室されました。 『廃屋につけば、誰もいないのを安心してから、眠るだろう』 [Wed 24 Jan 2007 23:10:33]
◆オウル > (引きずるマントの音が響いていて、歩いている方向は先日友人と休んだ廃屋……) やっぱり、新しい廃屋より……前休んだとこの方がいいかな…… (あそこなら、月も見える……それにゆっくり休める気がしていて、歩く速さも早まるという物で……) [Wed 24 Jan 2007 23:09:49]
◆オウル > (しかし、今から歩いて、其処に付くまでに日が昇ったら? だるくなる) 行ってみようかな……どうしようかな…でも… (一人で行くのは怖い……、そんな言葉は言えずに止まった……何故かは解らないけれど…) とりあえず……今日の寝床探そうかな…… (ズリズリマント引きずりながら、そんなこと呟いて……あるいていて) [Wed 24 Jan 2007 23:00:24]
◆オウル > (昨日、友人に言われたことをぼんやり思い返しながら、少し人目に付く通りを歩いて) やっぱり……自分…なにか変なのかな? (寒い中で道で寝てもぜんぜん平気だったり……普通、朝は人が歩き回るのに自分はそういう時間は眠っている…そういう点を思い返しながら、自分は変かもしれないと思った…) あの家に行ってみたほうがいいかな? (自分が目を覚ました、あの家、誰もいなかった……だけど、どこかで懐かしさを感じる、その家に言ってみようかとか思っていて) [Wed 24 Jan 2007 22:51:45]
◆オウル > (月明かりに照らされた銀髪をなびかせながら、少年は歩いている) 月が綺麗…… (雲間から見え始めた月が輝いていて、それを見上げながら歩いていて) 今日はどうしようかな…… (行く当てもなく、マントを引きずりながら歩いていて) [Wed 24 Jan 2007 22:42:18]
お知らせ > オウルさんが入室されました。 『黒いマントを引きずりながら、歩いている銀髪の少年一人』 [Wed 24 Jan 2007 22:38:43]
お知らせ > バロゥさんが退室されました。 [Wed 24 Jan 2007 11:45:15]
◆バロゥ > でくのぼうめ。 おるすばんくらいお子様でも出来るってンだ。 (すっくと立ち上がる。土埃を払って、教会の裏口へ。) 掃除でもするか。 (動こうと思えば幾らでも動けるもんだ。) [Wed 24 Jan 2007 11:45:14]
◆バロゥ > (本当は、裏口の前に腰掛けていようと思ったが、いつ彼らが帰ってくるか知れないので止めた。留守番と云っても、やる事が思い浮かばない。 本当はやる事だらけなのだろうけれど、考えない。) (普段は、色々と使いに出されるのは自分だ。) …つまんねえ。 (鼻息をひとつ。ふぅ。) やっぱり、…、 (おれは。) 動いてないと駄目なンかなあ。魚みてえ。 [Wed 24 Jan 2007 11:31:05]
◆バロゥ > (スラムの一角。教会の裏口。――実は結構 此処は人の出入りが激しい。シスターも司祭も彼方此方へ出向いたりするからだ。) (久し振りに留守を任された男は、裏口向かいの家(廃屋?)の石段に腰掛けていた。 どんよりとした空のそのまま、自分の胸の内にもある。すっきりしない。) 静か過ぎるからか、ねえ。 (膝の上に肘を付いて、顎を乗っけた。) [Wed 24 Jan 2007 11:21:06]
お知らせ > バロゥさんが来ました。 [Wed 24 Jan 2007 11:15:06]
お知らせ > オウルさんが帰りました。 『おやすみ……(寝付いた貴女を見て安心して、寄り添うように眠るだろうか…)』 [Wed 24 Jan 2007 01:26:24]
お知らせ > ルァさんが帰りました。 『(コートを借りていつもより温かい。 子どもはすぐに寝付くだろう)』 [Wed 24 Jan 2007 01:25:33]
◆ルァ > ううん、そうじゃなくて、ね…。 ……うん。私も、独り、イヤ。 (ずっとずっと、心に押しとどめてきた本音を ポツリ) うん、わかった。(少年の 優しげな瞳を見れば微笑みを浮かべて、小さく頷けば、身体を丸くして) …おやすみ。 (少年に向けて、そう言い) [Wed 24 Jan 2007 01:25:30]
◆オウル > (謝るあなたを見れば、苦笑い浮かべながら言うだろう) 謝らなくてもいいよ……喋ったの自分だし…… (正直なのは良い事といわれれば軽く頷いて、寝ることを告げられれば……) ルァ……が寝たら、自分も寝るから……ゆっくり寝てればいいよ… (そんな風に言えば……金色の瞳はやさしげに貴女を見ていて) [Wed 24 Jan 2007 01:20:11]
◆ルァ > (おろおろする少年に、子どもはやはり 俯いたままで) ちがうの…ごめん。 (そう、何度か謝るだろう。 息を深く 何度か吸い 落ち着けば顔を上げ) 正直なのはいいことだよ。 (ずっとそのままでいてね、そう、小さくだけれど 付け足して。 つられて月を見上げれば なるほど確かに 夜は更けているようだ) うん…。そうだね。 寝ないと明日 起きられない。 [Wed 24 Jan 2007 01:14:33]
◆オウル > (貴女の様子を見ていて、驚いたこの少年は慌てて謝って、おろおろするだろうか) 自分こそ、ごめん…… (そう言いつつも、笑顔を見せながら、言うだろうか……) 嘘は嫌いだもの… (そんな風に言えば、窓の外に見える月を見ていて…) そろそろ、寝た方が良いかもね…… (そんな風に言えば、だいぶ月が沈んでいるようにも見えていて) [Wed 24 Jan 2007 01:10:59]
◆ルァ > (自信なさげな少年の様子に、子どもは、なんだか悪いことを言ってしまった と言いたげな表情で) うん。 そうだよ。 (少し 力を込めて そう言って) ―――…オウルは、正直だなぁ。 (子どもは、笑おうと した けれど、うまく笑えなくて、泣きそうになり、慌てて膝を抱えて俯いて) ぁー、ゴメン。 (何がゴメン なのか、本人もわからないけれど) [Wed 24 Jan 2007 01:06:17]
◆オウル > (勘違いだと言われれば、自信なさげに頷いて、少し距離を置いて座るあなたを見れば) そうだね…うん (勘違いであれば良い、そういう願いも込めた、そんな物言い、そして、一人が怖いと言われれば、頷いて言うだろう) だって、一人でいたら、凄く寒いんだもん……だから逃げたくなる…… (引き寄せた膝を伸ばしながら、そんな事言うだろう) [Wed 24 Jan 2007 01:00:14]
◆ルァ > (呼び捨てで自分の名を呼ばれれば、やはり子どもは満足気。 蒼と桃の瞳は嬉しそうに少年を見ていることだろう。 少年の隣へ移動した子どもは、 ほんの少しの、微妙な距離を開けてそこに座り) そう、なら、きっと私の勘違い。 (自分とて、それほど人に触れたことは無いのだから。 勘違いじゃ十分にありえると、そう納得して) オウルは、独りが怖い? (1人が怖いという少年に、子どもは静かにそう訊くだろう) [Wed 24 Jan 2007 00:55:08]
◆オウル > (呼び捨てにするのは気が引ける気がするけど、それでいいならそうしようと思って) うん…じゃあ、ルァ! (そんな風に復唱するだろう、微笑顔で、そして、移動してきた貴女を見つつ……答える) 別に…自分はそう思わないけど? (そんな事言いつつ、あなたを見ていれば、嬉しそうに膝引き寄せて体育座りの体制で) 一人じゃないから…怖くないね… (一人でいると、凄く冷たく思える……傍に人がいると、暖かく思える……) [Wed 24 Jan 2007 00:51:39]
◆ルァ > (ぎこちなく言う少年に、コクコクと 満足気に頷いて) うん。 それでいの。 (ズルリズルリ、少年のコートを引きずりながら、少年の横へと移動しようとしつつ) ぇ、と…私も、わからないけど、冷えてる気がする。 (違うかな? と、子どもも首をかしげてしまっただろう) [Wed 24 Jan 2007 00:46:45]
◆オウル > じゃあ……ルァ…で? (ぎこちなくそんなこと言うだろう、そして、貴女の疑問の言葉には) 嫌じゃないけど……頭触られたの……二回目… (心配そうな貴女の言葉には、首かしげて……) 冷えてる? 自分解らないけど…そうなの? (そんな疑問、少年は首かしげながら言うだろう) [Wed 24 Jan 2007 00:42:57]
◆ルァ > …ルァで、いい。 さんとか付けられると、なんか変…。 (言いながら、少年を撫でた自分の手を見る。 人の頭って、冷たいっけ? と。 最も、誰かを撫でたことなどほとんど無い子どもには、比べようがなかったけれど) …イヤだったかな、って思って。 (問いには、そう応えてから) ねぇ、やっぱり、身体冷えているんじゃない? (心配そうに そう訊いたか) [Wed 24 Jan 2007 00:38:18]
◆オウル > (了解の言葉を聞き、貴女がマントに身を包むのを見れば微笑んでいて、自分の目のこと言われれば) そうかな? ルァさんの方が綺麗だと思う…… (なでられた頭は暖かさの無い物、頭皮の暖かさすらないそれに気付くだろうか?) 何で謝るの? (やっぱりキョトンと首をかしげながら聞き返すだろうか) [Wed 24 Jan 2007 00:35:26]
◆ルァ > …うん、わかった…。 (少年がいいと言うのなら、良いのだろう。 そう結論に達したか、子どもは彼のマントに身を包んで) …オウルの目も、綺麗だね。 (少年を見て、僅か、微笑んでそう言うだろうか。 少年の頭に置いた手は、そのまま優しく 撫でるような仕草で) ……ぇーと… (問われた本人も 戸惑ったように) …なんとなく。 …ごめんなさい。 (謝り、右手を戻そうと 自分のほうへ) [Wed 24 Jan 2007 00:31:21]
◆オウル > (駄目と言う言葉には、貴女に笑いを向けながら言うだろうか) 大丈夫だからさ、気にしないでよ (怖かったと、聞かれれば、首筋の傷跡隠すようにしながら言うだろう) うん……あまり覚えてないけど……それだけ解る気がする… (手が置かれれば、キョトンとした目で、貴女を見ていて……) どうしたの? (なんて問うだろう……) [Wed 24 Jan 2007 00:25:53]
◆ルァ > でも、ダメ。 もし風邪引いちゃったら大変だよ。 (確かにマントはとても暖かいけれど、自分のせいで相手が風邪を引いてしまったら困る、と頑なにそう言って) …こわかったん、だ…。 ……。 (ズルリ、彼のマントを引きずって、近くまで行こうと身体を動かし、手が届くまでの距離になれば、自分の右手を彼の頭へと 伸ばそうとするだろう) [Wed 24 Jan 2007 00:21:47]
◆オウル > (礼の言葉ばかりでキョトンとしてるが、頷いて、寒くなると言う言葉には) 自分は、ほら、道で寝ても風ひかないから、大丈夫、明日の朝でがけにでも返してくれればいいよ? (返そうとしてくるマントには、着てて、と言うだろう、傷の事を聞かれれば) 傷はふさがってると思うから……痛くはないけど… 怖かったのは覚えてる……そんなに前の事じゃない気もするんだけどね (そして、壁に凭れ掛かるようにして、座り込もうか) [Wed 24 Jan 2007 00:17:42]
◆ルァ > …ありがとう…。 (綺麗な目、と言われるのに 恥ずかしそうに俯きながら。 マントをかけられれば驚いたように 彼を見るか) ぇ…、オウルがが寒くなるよ。 (慌ててマントを彼に返そうとしつつ そう言って) 覚えてないくらい、前のなら…もう痛くない? (子どもが心配しているのはそこらしく、不安気な色の瞳が彼を見るか) [Wed 24 Jan 2007 00:12:28]
◆オウル > 綺麗な目なのに、嫌がる人って…いるんだ? (そんなこと言いつつ、自分のマントを拾えば、身震いしている貴女にかぶせようか) これ着てれば、少しはマシかな? (赤黒い染みの事を言われれば、う〜んと唸りながら言うだろう) わかんない……怪我なのかな? よく覚えてないや… (そんなこと言いつつ、どこか座れる場所に座ろうとしていて) [Wed 24 Jan 2007 00:08:36]
◆ルァ > でも、あまり いないから。 きもちわるいって思う人も、いるんだよ。 (仕方ないよね、と子どもは 軽く肩を竦めてそう言うだろうか) …ッ…… (ブルリ、と、空気の冷たさに身震いを して。 彼が物陰から出てくるのは、やはり肩越しに見ていて) ―――…? (促され、中に入っていけば子どもの眼にも映るだろう、彼の服の 赤黒い染み。 ソレが何か 子どもは知っていて) …ケガ? (ポツリ、一言) [Wed 24 Jan 2007 00:02:03]
◆オウル > 綺麗な目なのに? 変なの…… (気にしないんだ、といわれればにっこりと答えるだろう) うん、気にしない (そして、了承してくれれば……ゆっくり物陰から出てこようか、灰色の服、傷跡も見えてはいるが、それ以上に左側の方に見える赤黒い染みが見えるだろうか、それでもこの少年は微笑みながら言うだろう) じゃあ、大丈夫だね・・・良かった… (ほっと息ついて、もっと中に入るように貴女に促すだろう) [Tue 23 Jan 2007 23:57:14]
◆ルァ > (訂正:嫌って人も→嫌っている人も) [Tue 23 Jan 2007 23:54:53]
◆ルァ > そうだね…。 でも、ホラ、私の眼、嫌って人も中にはいるから。 (困ったような苦笑を浮かべ、そう言うが、次を言う時は微笑んで) オウルだったら 気にしなくていいみたいだね。 (ペタリ、彼に背を向けた状態で座ったので、肩越しにそちらのほうを見て) ? 秘密…? うん。 誰にも言わないよ? (そもそも、言うような人もいない のだけれど) [Tue 23 Jan 2007 23:52:31]
◆オウル > (礼の言葉を言われれば、微笑み浮かべていて) 廃屋なんだから、気にしなくていいんじゃない? (困ったような表情の貴女を見れば……何か考え込むようにしながら) 二人だけの秘密にしてくれたら、いいよ? (そんな事言えば、座り込んだ貴女を、じ〜っと見ているようで) [Tue 23 Jan 2007 23:48:37]
◆ルァ > 拒む人も、いるんだよ。 …ありがとう。 (入れてくれてありがとう、と、感謝の言葉を口にして。 なんでもないよと言われれば、困ったような表情をし) ぇーと…… (どうしようかと考えてみて、から) …私、後ろ、向こうか…? (言うが早いか、子どもはクルリと後ろを向いて少年が見えないようにし、パタリ、座り込み) [Tue 23 Jan 2007 23:44:36]
◆オウル > (先にいた人が優先と言う言葉を聞けば、首をかしげて) 来た人は拒まないよ? 一人は怖いし…… (そんな事、言いつつも、疑問の言葉を投げかければ、どきりとして) な……なんでもないよ! (繕うようにそんな事言うだろうか、マントを取りに行きたいが、少し離れれば、首筋の傷も丸見えになるのはあまり好まない訳で……後は、灰色の服にたっぷりついている赤黒いしみ…これは見られたら嫌なような気がして…かといって、自分のいる方に来られれば見られてしまいそうで) [Tue 23 Jan 2007 23:40:30]
◆ルァ > 先にいた人が、優先。 (自分の家じゃないけど、という彼の言葉に、冗談交じりのように、微かに笑いながらそう返し、身体を廃屋の中へと入れる。 扉は閉め、振り向けば、) ……どうかしたの? (物陰から出ようとしない為不思議に思ったか、首をかしげてそう訊いて。マントが目に入り、更に不思議そうにしているようだ) [Tue 23 Jan 2007 23:35:07]
◆オウル > (自分の名前言われれば、嬉しそうに頷いて) 入っていいよぉ、自分の家じゃないけど (そんな苦笑い浮かべながらも、そんな事言うだろう、一人でなくなったのは嬉しそうだが、床に置かれたマントはおそらく貴女の視線に入るところ……しかし、未だ、顔は物陰から出そうとはせず…) [Tue 23 Jan 2007 23:32:24]
◆ルァ > ぁ…。 (やはり、先日あった少年だった。 強張った表情が和らぎ、安心したように息を吐いた。 彼が自分の名前を呼べば、首を縦に1つ 振り) ……オウル…。 (確か、この名前 だったハズ。 そんなことを思いながら) 入っても、いい? (未だ、身体は外にある状態。 入ってもいいかと先客者に了解を得ようかと) [Tue 23 Jan 2007 23:27:57]
◆オウル > (驚いて……貴女を見れば、少しだけ笑顔で、しかし、物陰から顔以外出そうとはせず) あ……ルァさん? だっけ? (思い出しながら、そんな事聞くだろう、マントは置いているので、どうしようかと、目線を往復させていて) また会えた…… (一人よりはいい……そんなこと思いながら、貴女の方を見れば、嬉しそうにそんな事いうだろう) [Tue 23 Jan 2007 23:24:15]
◆ルァ > (不安気に中をのぞきながら、寒さで、クシュン とくしゃみを 1つして。 誰もいないと思っていた暗闇から 声が返ってくれば慌てた様子で) ぁ、う… (どうしよう、人がいた。 このまま扉を閉めて走って逃げるべきか否か、考えて。 しかし) …あ、れ…? (細い月明かりの下、見えた銀髪は先日会ったことがあるような気がして) [Tue 23 Jan 2007 23:19:52]
◆オウル > (もう少しなんだ……首もとの繋ぎの部分が取れればそれだけで終わるんだ……だけど、取れにくい) もう……少し…… (そして、カタン、と言う音が聞こえれば、それに驚いた時に、不意にぽろっと取れた……) あっ……とれた… (そして、マントを置いて、物陰に少し隠れて、貴女の方を顔だけ出して見遣って声をかけようか) だ…誰ですか? (先日あった少女とは知らず、そんなこと聞きます……チャラリとネーム付きのタグを揺らしながら…銀髪の金の瞳の少年は貴女を見ているようで) [Tue 23 Jan 2007 23:16:27]
◆ルァ > (本日眠る場所を見つけた子ども、廃屋のドアをゆっくりとゆっくりと開けて、ひょこり、首だけ中に入れて様子を伺い) …誰か、いる? (誰もいませんように。 そんな願いをこめつつ小さく 暗闇の中に聞いてみた) [Tue 23 Jan 2007 23:13:36]
お知らせ > ルァさんが入室されました。 『(カタン、という 小さな音)』 [Tue 23 Jan 2007 23:11:41]
◆オウル > (昨日あったお姉さんに言われたとおり、我慢して……夜の早い時間から、寝床になりそうな廃屋を探した、なるべく月が見える所を探して…見つけたのが此処で) わかんなぁい! (廃屋にそんな声がこだまするでしょう、思い出そうとして、色々失敗したようです) ……思い出すの止〜めた…さてと…今晩は此処から出ないことだし (諦めが早いです、マント外そうと、繋ぎの部分を緩めようとしていて) 外れにくいなぁ…つけるの簡単なのに… (そんなこと言いつつも、マントを外そうとがんばっていて…) [Tue 23 Jan 2007 23:09:02]
お知らせ > オウルさんが入室されました。 『廃屋の一つで、無い頭振り絞って考え中』 [Tue 23 Jan 2007 23:01:54]
お知らせ > ルァさんが帰りました。 『(置き捨てられた人形を 一度も振り返ることなく―――)』 [Tue 23 Jan 2007 22:22:49]
◆ルァ > …。(月から視線を 人形へと戻し、少しの時間何かを考えるように人形を見ていた が) うー。 さむいー。 (誤魔化すように 間延びした声でそんなことを言いながら、ゆっくりと立ち上がり、そして人形を 元あった場所へと 戻し) キミ、大きいから一緒にいられないゃ。 (あっても 邪魔になってしまうだけ。 なら、ここに置いて行ったほうが 寂しくならないので) ばいばい。 (軽く右手で手を振ってから、子どもは小走りで走り出し) [Tue 23 Jan 2007 22:22:24]
◆ルァ > (人形の大きさは、子どもの両手くらい。 少々大きい) いらなくなったら、ゴミって 悲しいね。 (蒼と桃の色の双眸は、悲しげに人形へと向けられていて。 もちろん 人形は何も言わないけれど。 子どもはそれでもいいらしく) ぁー、今日の月は細いんだね。 (視線を上へと見上げれば、細い月が寒空に浮かんで いた) [Tue 23 Jan 2007 22:13:28]
◆ルァ > ……痛そうだね。(人形の 失った目の位置を右手で軽く触れる。 ケガした右手はもう、痛くは無いようで) 直せるなら、直すんだけどな。 (生憎、代わりの目 どころか、針も糸も無い。 残念そうな溜息 1つ) [Tue 23 Jan 2007 22:05:12]
◆ルァ > 片目…、取れてるんだ、ね。(ポツリ、呟き) イラナイナラ、取ッチャエバ…。 (思ったことを 口に出して、言ってみる。 いらないなら…。 けれど、それをする勇気は 子どもには無かった) 困っちゃうね? (苦い笑いを人形に向け 首を傾げる。 人形からは勿論、返事はない) [Tue 23 Jan 2007 22:00:02]
◆ルァ > (捨てられた ボロボロの人形を持って路地に座り込み) ………誰のだろう。 (きっともう いらなくなったのだろう。 人形は片目が取れているし、中の綿も出ている。 色も薄く、汚れていた) [Tue 23 Jan 2007 21:52:55]
お知らせ > ルァさんが来ました。 『(』 [Tue 23 Jan 2007 21:50:15]
お知らせ > ブルーボックスさんが退室されました。 『スラムに箱は跳ねる(がしゃん)』 [Tue 23 Jan 2007 20:58:47]
◆ブルーボックス > (でも其れは出入り口まで。其処から路は別の方向にへと分かれる事になる)(カロンと名乗る男は魔女を捜しに行った)(自分は?)(噂に昇った過去の殺人現場を渡り歩いてみよう)(何時か見付かるかも知れない)(死んでも尚囁き続ける霊達の言葉から)(エレナの名前が)(憐れな魂が悪魔に食われていなければの話)(だが取り敢えず日々に目的は出来た)(興味と好奇心の赴く侭に) [Tue 23 Jan 2007 20:58:18]
◆ブルーボックス > …(カロン)(認識)(名前)(記憶)(ぐらりと揺らぐ箱の蓋。告別の身振りを真似て緩やかに触手の片割れを掲げ。踵を返して夜闇に紛れ、スラムにへと飛び出して行くその背中が融けて消えてしまうまで。見送っていた。そして間も無く何も聞えなくなる。軽快な足音すらも静寂に飲み込まれ)(しんと凪いで静まり返り)……(間も無く持ち上がった触手も引っ張り込まれ。蓋を閉じてしまえばただの箱。ばぐんと湿った大気を噛み砕き。はてさて其の場より動き出す)(がしゃん)(がしゃん)(騒々しい金属音を打ち鳴らし。先立って出て行った訪問者の軌跡を辿り) [Tue 23 Jan 2007 20:55:43]
お知らせ > カロンさんが帰りました。 『(その音も消え、廃屋の夜露に軋む音色だけ。)』 [Tue 23 Jan 2007 20:50:24]
◆カロン > おうよっ!お前、いいヤツだなー。お前に会えて良かったと思うぜっ。(ぺしーん、最後の一はたきっ。 た、ん。立ち上がり、尻の埃を払った。)んじゃな。俺はカロン。スラムに住んでんだ。 また合おうぜっ、青い箱っ!(び、と額に当てた二本指を投げると、僅かな埃を立てて駆けて行く。) [Tue 23 Jan 2007 20:49:35]
◆ブルーボックス > ……(果たして。エレナ。という魔女に殺害された霊魂かは解らないが。何せあちこちから引き連れて来たのが荒屋の天井を舞台に集っているのだから)(其々に好き勝手な事をのたまっている幽霊達の言葉を真下で受けながら。激情を露にする人間臭い魔法生物の面相を覗き見て)……(沈黙)(押し黙る)(取られるが侭に触手は持ち上がり。くるりと滑ったマントの布地に汚れは落ちた)(其の末端と)(そして強い意志を示す骸骨の双方に。視線の一瞥を配りつつ)……(ガンバテ)(大いに迷った其の後に。最後に残った汚れの残滓を使って其の一文字だけを引いて締め括る。後はただ見詰めているだけ。悪魔を追うという人造の生命を) [Tue 23 Jan 2007 20:44:15]
◆カロン > …ユーレイの話なんて、いつもは笑い飛ばすんだけどな…なんでだろ。お前の話は、信じちまうよ。(ブルーボックスの触手を手にとって、マントの端で、付着した埃を拭う。そうキレイなマントでもないが、今よりはマシだろう。)そろそろ俺は行くぜ。エレナを、追っ掛けねーと。また辛い思いをするユーレイを、生んじまわないように。 [Tue 23 Jan 2007 20:38:26]
◆カロン > (…ギリッ、歯軋りの音。ブルーボックスが書き表した、死者の言葉に。)…そうだよな…そうだよな…(俯きながら、うわ言のように呟いた。 …文字を読み、ブルーボックスの瞳…青い石を見詰める眼窩に、色の気配。 晴れた日の海のように青い悲しみと、どす赤く燃える炎のような赤い怒り。交じり合わず、涙のようにゆらめく。) [Tue 23 Jan 2007 20:35:58]
◆ブルーボックス > …(応じるのは沈黙。首の据わってない人形みたいに叩かれるリズムに乗ってがくりがくりと蓋が上下に揺れた。色めきたった感情の色が鎮まるのを感じ取り。僅かに孕んだ緊張が弛み。隙間が拡がって)……(クルシイ)(ツライ)(シニタクナイ)(問いかけに一考を挟んでから又書き足す。今迄の筆跡にぐちゃぐちゃになった床を綺麗に触手の腹でざっと拭き清め。其処に粘りを含んだ埃の汚れを絵の具みたいに使って書く形。執着に気を取られ、足取りの重たかった死者の代弁はそんなもの。仰ぎ見る髑髏の眼差しに応える霊の反応はまるで無いが。綴った其の後に。じ。青い視線。覗き込む。眼球の嵌ってない空っぽの眼孔)(エレナ)(シテル)(マダ)(イルカモ)(コロサレテルナラ) [Tue 23 Jan 2007 20:28:15]
◆カロン > …で、幸せそう…なのか…? [Tue 23 Jan 2007 20:20:22]
◆カロン > (文字を見。)…なーんだよ、お前が謝る事ぁねーって。 なんだかグチっぽくなっちまったよな。俺こそ、悪り。(手袋の手が、ぺちぺちと箱の背を叩いた。 …続く言葉を見。)…ユー、レイ?(きょと。 逆立った兜飾りを右、左、後ろ。)…(触手の指す上を見つめた。)…いるのか、ユーレイが? [Tue 23 Jan 2007 20:19:30]
◆ブルーボックス > (うわ)(認識の途端に。激しい感情の起伏に当てられ戦慄き弾みかける箱の重量)(空気だけが縮み上がり。開き掛けた蓋が重たくぱたんと閉まる。外に出ている触手が引っ掛かって密閉という訳には行かないが)(そして瞬く間しょげた風情を見せる隣人の有様に更なるクエスチョンの色が、石に滲む)……(其処から愚痴めいて連なる言葉の羅列に聴覚を澄まし)(終わった)(一瞬の考え込む様な間。至極控えめがちにそう、と、床を這う筆代りの肉の器官)(シラナイ)(ゴメン)……(引いた文字が結ぶ。濁る逡巡)(デモ)(また書き出す)(シヌ)(ユウレイナル)(イルヨ)(イパイ)(書き綴る声無き言葉に合わせ。埃塗れになった触手を静かに持ち上げ。頭上の何も無い場所を指す)(乱舞する霊達の在り処を示し) [Tue 23 Jan 2007 20:14:07]
◆カロン > エレナ、って、知ってるか。魔女のカッコした、腕の無い悪魔だ。 弱いヤツから殺してく、とんでもないゲスで… …ここの家も、そうだ。ヤツに殺された人の、家。(未だに消えない血の跡と、悲鳴の記憶。)エレナは人間に化けて、言ったんだろう。 あの骨男は人殺しだ、なんて。 …だからアイツ等にとっちゃ、俺は…悪者なんだろーさ。(…)へっ。 [Tue 23 Jan 2007 20:07:08]
◆カロン > (死にながら生きる、生きながら死ぬネズミ達から、既に骨男の意識は逸れていた。 少なくとも彼らが姿を消すまでは、そちらへは向けられまい。)…んん、何だ何だ。(子供の絵でも覗き込むよう、ブルーボックスの書く文字を見た。ワ、ル、イ…)誰が悪い人だァッ?(ぐあっ、噛み付いてっ…へっしょりとトサカも萎れて、また背筋を曲げた。)…でも、そうかもな… [Tue 23 Jan 2007 20:04:05]
◆ブルーボックス > (落下した→外に落下した) [Tue 23 Jan 2007 20:01:51]
◆ブルーボックス > ……(強烈な怒気の波。ネガティブな感情。騒ぎ立てる声に引っ張り込まれて野次馬癖の抜け切らぬ幽霊の一部は、ちらほらとこの場より姿を消していた。息詰まる様なじっとり感が僅かに和らぐ。ただ)(晴天。光。ぎこちない動きで苦心して戸口より這い出す其のネズミの灰の毛並みに。白い蛆の湧いた様を見たかも知れない。其処に視覚を傾けていない箱の感覚は与り知らぬ事。どてん。と。不様に落下した物音を五つ立て続けに聞いても一顧だにせず)(今見詰めているのは。男の声を紡ぐ髑髏だから)(おお)(驚きを滲ませ触手が上向き。蓋がもう少し開いた。ぎしぎしと音を震わせ)……(そしておもむろに。投げ付けられた言葉の途絶える頃合を見計らい。埃の絨毯に敷き詰められた足場へと。余ったもう一つの触手を毀れさせ。其の端を引く)(ワルイ)(ヒト?)(濃い汚れを粘膜に吸い取って。拭った軌跡の書く拙い文字。短い文字。一拍をおいて更に付け足すように。ずず)(チガウ?) [Tue 23 Jan 2007 19:59:16]
◆カロン > …あのネズミ、動きが妙だな。ケガしてんのかな…(とはいえ、ネズミの看護などできない訳でただ見遣る。 三日月の月明かりへ歩み出る、彼らを。) [Tue 23 Jan 2007 19:51:58]
◆カロン > (追い立てる気色ばんだ声は、敵意を帯びる。悲しみの色をして。 その声が過ぎれば、男は一息ついて背筋を曲げた。)…参るぜ。誤解でやられてやる訳にゃ行かねーしな。(蓋が動いたように見えたのを、相槌ととっていい気になった。)おお、中々愛想がいいじゃねーか。 … …!(ぎょ、と眼を見開いた、つもり。 箱から這い出した蛇のようなその触腕に。 それが示すのは…「しい」?)…はは、そうそう!静かにしててくれよなっ。 …なんだお前、モンスターなのか?それとも、俺と同じ…(ぐい、と顔を覆う包帯を剥ぎ取った。 闇に、白く浮かぶはしゃれこうべ。)…魔法生物、だったりしてな。 [Tue 23 Jan 2007 19:50:23]
◆ブルーボックス > (聞える)(怒鳴りつけるみたいな)(夜闇に劈く。スラムの住民達の声)(表情を表す部品は無いが、疑問の色が突き刺す凝視に入り混じる)(取り敢えず敵意が其処に無い事を確認して。ぎし。僅かに開いた蓋が上下に揺らめく。隣人より囁かれた言葉に対する肯首代りの心積もり。好奇心を湛え)……(変なの)(体臭がしない)(形状はまるで異なるけれども妙に親近感が湧いた)(ぎぎ)(持ち上げた蓋の下からにょろりと触手が食み出して。指みたいに開けた隙間の前に縦に立てて。「秘密」のジェスチャー)(幽霊達も害意が及ばぬと知れば必要以上のコンタクトは取らない。死臭を滲ませる毛皮を負って。具合を確かめるかの様に鎧戸の方にへと向かい。外に出ようと) [Tue 23 Jan 2007 19:43:51]
◆カロン > ネズミだ。こんな寒いのに、よくやるよなー。 やっぱ毛皮があると違うのか…(闇の中に、彼らを見ながら。) [Tue 23 Jan 2007 19:37:38]
◆カロン > …ん。(気付いて包帯越しの視線を向けた、痩せ男。見るのは、廃屋の中央に鎮座する青い、箱だ。中々立派な箱である。 …その箱にもまた、見られている気がするのは気のせいであろうか…闇を見る者は同様に見られていると、そういう事か…違うのか。 男はててっと駆け寄ると、とすんと隣に座る。)悪りーな、ちっと匿ってくれィ。(それに生命に似た物を感じて、話し掛け。 遠くで、あっちだ!逃がすな!などの声が聞こえた時には、息を潜めたが。)…はは、追われてんだ、俺。 [Tue 23 Jan 2007 19:35:10]
◆ブルーボックス > (という状況下において。霊で在り続ける事に危機感を憶える者が居たのだろう)(御蔭で新しい発見をした)(かさこそと物音がする)(湿った暗闇に蠢く気配)(鼠の足音)(スラムでは珍しくも無い)(其れが既に屍でなければ)(ネズミのゾンビ)(元人間達が勝手に取り憑いた。死んでもいない。生きてもいない。新たに得た器をぎくしゃくと動かし。地に這い蹲っている。数はまだ五つを数える程度。材料が乏しかったから)……?(駆け足。疾走。物音。静けさに割り込む何者かの気配に反応を示して鼠達が立ち止まる。蹲る箱は其の侭。部屋の中央に鎮座して動かない。暗がりに立ち入る人影の輪郭が。埋め込まれた青い石に映り込み)(視線)(視線)(一杯の視線が来訪者を迎える) [Tue 23 Jan 2007 19:29:28]
◆カロン > (子供のように軽い足音が、部屋の中に駆け込んだ。足音の主は、細い肩を上下させ荒い息を整える。 グレートヘルムの下、包帯で隠した面相からは… 闇の色をした冷気に色付くの吐息の白は、無かったが。)…はあっ、しつけーな。ったく! [Tue 23 Jan 2007 19:24:54]
お知らせ > カロンさんが来ました。 『(足音に、気配に、眼に見えぬ物どもが僅かにささめくか。)』 [Tue 23 Jan 2007 19:21:21]
◆ブルーボックス > (今は大分落ち着いていた。じっとりと蔓延するこの陰気な雰囲気に馴染んで。時折に家具の残骸が勝手な模様替えに、がたがたと動き出すくらいだ)(何故、死神を嗚呼まで嫌ったのだろう)……(それは多分、霊魂達が自分の状況を理解しているからだろう)(矢も鉄砲も通じない無敵の体になったけれど)(其れでも自分達に害する可能性を知っている)(悪魔や悪霊達を打ち滅ぼした頼もしいエクソシストや禍払いの面々も、今や恐れるべき対象でしか無い)(取捨選択された霊魂が、なまじ執着する心が強いだけに警戒は過敏な程となり忌避するのだ)(無論、死神と懇意にしている者も居るだろう。何時か門を叩く日までの心の準備に)(しかし此処では歪んだ情報が伝播し。拡がって。最早収拾がつかない。そして恐れは群れる事を選び、叙々にレギオンを形作りつつある。混じり合う事で個を失いかけている事は、本人達ですらもう解らない) [Tue 23 Jan 2007 19:19:08]
◆ブルーボックス > (僅かに開いた鎧戸から差し込んで来る茜色の西日は何時の間にか途絶え。とっぷりと日の暮れた夜の呈を醸し出している)(盛んに冷え切った風の唸り声が聞えた)(老朽化の一途を辿りガタの来た彼処の隙間から、部屋の中にへと忍び込んで来る)(外も中も殆ど関係無い。余り人目につかないという点においては、堂々と往来に居座っているよりは好ましいけれども)(家主は?)(居ない)(壁という壁に飛び散った、海老茶色に乾く流血の痕跡)(疎らに湿り気を帯びた部分にはみっしりと黒黴の群生が集っている)(もう昔に死んだのだ)(自ら。或るいは誰かの手に掛かって)(其れ以来誰も此処を住居として使ってはいない)(暗がりに潜んでいるのは人ならざるちっぽけな青い箱)(そして其の頭上には、曖昧に暈けた白い何かが彷徨っている)(感覚に自信が在るものならば見えるかも知れない。肉体を失った、其の存在の群が) [Tue 23 Jan 2007 19:05:14]
お知らせ > ブルーボックスさんが入室されました。 『荒屋の中』 [Tue 23 Jan 2007 19:02:37]
お知らせ > オウルさんが帰りました。 『寝床を見つければ、貴方が眠るのを待ってから、この少年も眠ろうか…』 [Mon 22 Jan 2007 00:10:44]
お知らせ > ルァさんが退室されました。 『(一番最初に見つけた廃屋に 入ろうか、そんなことを考えて)』 [Mon 22 Jan 2007 00:09:56]
◆ルァ > (タグを、見せられても文字を読むことが出来ない子どもは、困ったような、悲しいような表情を したが、少年の口から名前を教えてもらえば、何度かその名を呟いて) オウル…。 私は、ルァだよ。 (自分の名も名乗り、そしてまた歩き出し) [Mon 22 Jan 2007 00:09:07]
◆オウル > (名前聞かれれば、振り返って立ち止まれば、ネームのついたタグを見せるでしょう『O.W.L』というネームの入っているそれを見せながら) オウルって呼んでくれたら嬉しいな (そして、また振り返れば歩きを再開して、マントをズリズリ引きずって……時々、空を見上げたりして歩いているとか) [Mon 22 Jan 2007 00:07:09]
◆ルァ > (少年の言葉に、微笑みを返し、ゆっくりと少年の斜め後ろに付き 歩き出し) …ぇ、と…名前きいてもいい? (少年の マントを踏まないように気をつけながら 子どもも同じく、歩き続け) [Mon 22 Jan 2007 00:01:58]
◆オウル > (じっと見られれば、きょとんとしてみていたが次の言葉に頷いて) そうだね、道なんかで寝たら、危ないものね、ここら辺 (朝が辛いから、起きてても動かないのが常なこの少年、そして、答える時は軽く頷いて) うん、わかったよ、自分も起きたら早めに出て行くことにする、じゃあ、探そうか? (そう言いつつ、マント引きずりながら歩いていくだろう、そして、空を見ながら曇ってる空を見て顔を戻して歩き続けていて) [Sun 21 Jan 2007 23:55:35]
◆ルァ > そう…? (少年のことばを受け、じぃ、とその顔を見れば) うん、そうかも…。 なら尚更、路なんかで寝ちゃダメだよ。 (1人勝手にそう決めて。 一応これでも、 心配して 言っているのだろう。…多分) …私も、早くは無いと、思う。(時計なんて無いから、時間はわからないけれど。) まぁ…うん。 別に、気にしないから。 あなたが寝てても私は起きて、出て、いつもと同じこと、するだけ。(曇っているので星は見えず、今の時間はわからないけれど、そろそろ寝ることろ、探し始めた方がいいかなと思いつつ) [Sun 21 Jan 2007 23:49:27]
◆オウル > (丈夫なんだね、と言われれば首を横に振る) 顔色悪いって言われるけどね (暗いのでよくわからないかもしれないが、よく見れば顔色は蒼白に近いことがわかるだろうか、寝るところのことを言われれば頷きつつも言うだろう) 空き家かぁ、思いつかなかった…… (一緒に寝るところ探す? と言われれば、微笑みながら言うだろう) 良いよ、でも、自分起きるの遅いよ? (そんな事、言いながら、金色の目は道の方を見ていて) [Sun 21 Jan 2007 23:43:09]
◆ルァ > (首の傷の、大丈夫、という言葉に 安心したような表情を見せ) ………体…丈夫なんだね…。 (この寒さで、よく平気でいられるものだと…感心すらして) …私…どこか、空き家とかで、寝る けど……(歯切れ悪く、そんなことを言えば、少年を見上げたまま 軽く首を傾げて問うか) …一緒、探す? 寝るトコ…。 イヤなら、いいけど…。 [Sun 21 Jan 2007 23:35:15]
◆オウル > (礼の言葉を言われれば頷いて、傷の事言われれば) たまに痒いけど……まぁ、大丈夫でしょ… (そんな事言いつつ、見上げる貴方にこれまたさらりと答えるだろう) 毎日、外で寝てるけど? (眉をひそめた貴方に、疑問持ちながら見ていることでしょう) [Sun 21 Jan 2007 23:30:47]
◆ルァ > (何か考えてたの、邪魔しちゃったかな? と、僅か 不安に思いつつ。 綺麗だと言うのには、)ありがとう…。 (と、嬉しそうに、恥ずかしそうに、目を細めて微笑み) そう…。 痛くないなら、よかったね。(何か良いのか、本人はよく 分かってけいけれど。 次の言葉には、ピタリ、近づいていた歩みを一時、止め けれどまた 歩き出し。 近くまで行けば 少年を見上げる形になるか) 路なんかで寝たら、寒くて死ぬかもよ。 (眉を潜めて そんなことを) [Sun 21 Jan 2007 23:25:51]
◆オウル > (また考えるのを放棄して、ケロリと言うだろう、どうも集中力に欠けるようです) そうかな? 綺麗だと思うけど? (痛そうだという、言葉には自分も首を横に振るだろう) 痛くないよ? でも触られたくは無いかな…… (何処かに泊まった方が良いと言う言葉には、少し首傾げつつ言うだろう) 泊まるお金も無いもん、けど、何処でも休めるから良いや (近づいてくる貴方には、目を向けたまま、興味を持って見ているだろう) [Sun 21 Jan 2007 23:19:07]
◆ルァ > …こんな目の人、いないもん…。(フルリ フルリ、緩く首を振って、そう言い けれど左手はゆっくりと右目から離れ 元の位置へと戻っていくか) …ごめんなさい…。痛そうだなって、思ったから…。 (少年に 答えを聞いて そう返し。 嫌なことと言うのには、また首を振って) 別に…。 ………家、無いなら、どこかに泊まったほうがいいよ…。(言ってから、少年のほうへと一歩、二歩、ゆっくりと近づいていこうと) [Sun 21 Jan 2007 23:13:05]
◆オウル > (隠すようにして居る貴方を見れば、残念そうな顔して言うだろう) 隠しちゃ駄目だよ、綺麗なんだからさ (そして、目を逸らして出た言葉に、首の傷の事だと思い、俯き加減に言うだろう) 知らない誰かにやられた、それからあんまり覚えて無い (家がないという手に力を込めた言葉に、俯いたまま言うだろう) ごめん……嫌なこと聞いたね (そして、顔を上げて、何か無い頭で考えているようで…) [Sun 21 Jan 2007 23:07:19]
◆ルァ > (少年の答えに、不思議そうな表情をしたが 目を綺麗だと言われ、ビクリとして 右目…桃色のほうへと左の手を持ってきて 隠すようにして) …綺麗じゃない。 変だよ。 (少年の首のほうから目を逸らし 口早にそう言い、どこを見ているのかと言う問いには) …怪我 したの? (遠慮がちにそう訊いたか。家はあるのかと訊かれれば、桃色の眼を隠すように右目においた左手に、ぎゅっと力を込めて) 家、無い…。 (ポツリ、と) [Sun 21 Jan 2007 23:00:58]
◆オウル > (少しだけ、ヴェイトスのことなど聞かれれば、考えて首を傾げたが、すぐに考えは放棄して答えるだろう) 気付いたら、ここら辺歩いてた (無い頭ではこの程度の答えしか浮かばないらしく、貴方のと目が合えば、興味を惹かれたらしくその目を見ながら言うだろう) 目が綺麗だね…… 何処見てるの? (微妙に目線が下なのに少し感づいたのか、そんなこと問うだろう) そういえば、君は帰る家、あるの? (そして、思い出したように、そんな事聞くだろう) [Sun 21 Jan 2007 22:54:50]
◆ルァ > …ヴェイトスに来たの、最近? (でないと、スラムも 暗黒街も 知らない理由が思いつかないらしく。 嬉しそうな少年の様子に、子どもも警戒を少し 緩めたか、僅か 肩の力を抜き) …ぇ… (さらりと放たれた 一言に、僅か 異なる色の瞳の目を 見開いて) …そっ、か…。 (息を吐くのと一緒に、言葉も出して。 首のほうの傷、目に入り そこを凝視 してしまうか) [Sun 21 Jan 2007 22:47:43]
◆オウル > 【暴発したのでリテイクorz】(頷いた貴方を見て、少し嬉しそうな顔を浮かべたものの、悪い人と言われると少し考え込んで) 悪い人かぁ……うん (軽く頷いて、変じゃないという言葉にやはり少し嬉しそうにしたが、送る? と言う言葉には首を横に振って) いや、ちょっと気になって……、自分は帰るところ無いもん (さらりとそんなこと言うだろう、もし貴方が首の方に目をやればちらりと傷跡が左首筋に見えるかもしれない) [Sun 21 Jan 2007 22:40:02]
◆オウル > (頷いた貴方を見て、少し嬉しそうな顔を浮かべたものの、悪い人と言われると少し考え込んで) 悪い人かぁ……うん (軽く頷いて、変じゃないという) [Sun 21 Jan 2007 22:37:04]
◆ルァ > (覚えとこと 言った少年の言葉に、コクコクと頷いて) あそこは、悪い人いっぱい。 (言葉少ないけれど、一番わかりやすい だろう、か? 変かという問いには、慌てて 黒い髪を大きく揺らして首を振り) 違う。 変じゃない…。 全然、変じゃないからッ…。 ……ごめんなさい…。 (最後は俯いて、謝りの言葉 を。) ……送る…? (俯き、少し考えてから、一言。 僅か顔を上げ 見るのは少年の顔…よりも 下 か。 スラムの外まで送ろうか、と) [Sun 21 Jan 2007 22:34:55]
◆オウル > (猫の事を言われれば、少し喜ぶように頷いて、次の言葉には軽く頷いて) 初めて来た……と思う… 暗黒街の方が危ないんだ……覚えとこ… (一歩下がった貴方を見て、その足を止めて、金色の瞳を貴方に向けていて) 自分……なんか変? (そんな事問う少年は、己の事を指差して聞くだろう) [Sun 21 Jan 2007 22:27:08]
◆ルァ > 高いところ、好きなんだ…。 (初めて知ったように、少年の言葉を繰り返せば、夜の 冷えた空気に震え 走ったせいで乱れた、纏っているボロ布を、ぐいと引っ張るように前のほうで掴んで 出来るだけ寒くないように して) スラム、知らないの…? …そりゃ、暗黒街ほどは危険じゃないけど… (どう言えばいいのかわからず、困ったように眉を寄せて。 少年が 近づこうとするならば、 子どもは足を後ろに一歩 出し 少年の様子を注意深く伺い) [Sun 21 Jan 2007 22:18:07]
◆オウル > (息を吐いている貴方を見れば、頷いたように納得して) 確かに見えなくなっちゃったね……猫は高いところが好きみたいだけど…… (目を逸らした所を見れば、首をかしげて、次に放った言葉に言うだろう) へぇ……スラムなんだ…此処…危ないの? 此処来るまで何も無かったけど…… (そんな事、言いつつ、少し貴方に近づいてみようとするだろう、マントの引きずる音を少し立てながら) [Sun 21 Jan 2007 22:09:08]
◆ルァ > (走ってきて切れていた息を正そうと、何度か深く 呼吸を繰り返し。 一緒に探す? の言葉には、少し考え) …もう 見えなくなっちゃったから、見つけられない…かも…。 猫って…いろんなトコに 行くし…。(少年が 警戒心なく自分を見ているのに なんとなく、居心地が悪いというか、落ち着かないような そんな気分になったらしく 僅か 眼を逸らしつつ、そう答えたが、次の言葉には)何処って…。(呆気に取られたように 少年へと視線を戻し) …スラム、だけど…。 知らないなら、出たほうがいいよ…? (危ないから、と) [Sun 21 Jan 2007 22:02:16]
◆オウル > (言葉を聞きつつ、猫の走っていった方向に少年は少しだけ目をやっていたが、貴方の方を見れば) 野良猫かぁ……うん、なんか、楽しそう…一緒に探す? (貴方が警戒の目を向けていることなんて、いざ知らず、この少年は警戒する気配すら見せずに貴方を見ていて) 少し聞きたいんだけど……ここ何処? (知らぬ間に、この少年は歩いていれば、こんな所に来ていた様で……とりあえず、目の前の人に場所だけでも聞こうとか考えていたりして) [Sun 21 Jan 2007 21:56:11]
◆ルァ > (子どもは、少年を通り過ぎずに 少年の前 声が届く程度少し離れた距離の所で立ち止まり、問いには) 私のじゃない…。 多分、…野良猫。 遊んでたんだけど、走っていったから…。 (軽く首を振り、そう答え。少年が子どものことを見ているのなら、子どももまた 少々警戒したような目で 少年を見ているだろう) [Sun 21 Jan 2007 21:50:42]
◆オウル > (この猫が少年の横を通り過ぎていけば、少年は猫を目で追っていて、ついで貴方の方を見れば問うだろう) あれ、貴方の猫? 逃げちゃった? (そんな事問いながら、貴方がこの少年の横を通り過ぎるなら、マントをズリズリ引きずりながら、ついていこうとするだろう、でなければ立ち止まって、貴方を見ているだろう) [Sun 21 Jan 2007 21:45:58]
◆ルァ > …ハッ…ッ…(走れば息が切れるのは当然で。 比べ、猫は軽い足取りでまだ走っている。 負けるもんかと 妙な対抗心を出してか 子どもは猫の後を追いかけて 走り続けて) どこに… (どこに行くのかな? わからないけれど。 なんとなく 追いかけたい気持ち。 その先に 猫の行く方向に 人がいるのを見れば 子どもが走る速度は段々と緩やかになり。 少年が 猫の飼い主か何かでなければ 茶色の猫はそのまま走り去って行くか) [Sun 21 Jan 2007 21:40:33]
◆何かを引きずる音 > (その猫が走り行く先に、黒いフードの着いたマント体を隠した銀髪の少年が居た) 猫? (そのまま立ち止まって、貴方が来るのを金色の瞳で見ているようで……) [Sun 21 Jan 2007 21:38:17]
お知らせ > 何かを引きずる音さんが来ました。 『その猫の走り行く先に…』 [Sun 21 Jan 2007 21:32:52]
◆ルァ > ……?(猫の動きが止まった。 その眼は子どもではなく、子どもの左手でもなく、別の方向を向いているようだ。 つられて子どもも その方向を見るけれど 何かあるワケでもない) どうしたの…? (訊いても 返事があるハズがなく。 ただ 猫の動きが止まったので 子どもは不安らしく 色の違う双眸を 猫と猫の向いている方向を交互に見ていて)…ぁッ ……待って!! (猫は 急に ゆっくりと走り出した。 子どもも慌てて腰を浮かし 立ち上がり 猫を追いかけようと) [Sun 21 Jan 2007 21:30:24]
◆ルァ > どってでも、いいけどね。(自分は 楽しいから。テシ、テシ、と、前足を伸ばしては空振りする猫を見て、かわいいなぁと思ってクスクスと笑い) キミの親はいないのかな?? (猫は 仔猫ではないけれど、まだ大人猫とは言いがたい大きさのように思えて。 ニャァ。 中々つかめないからか、それとも別の理由か…猫が 一声鳴いて) にゃー。 (…返してみた) [Sun 21 Jan 2007 21:24:59]
◆ルァ > (訂正:持ってる→思ってる) [Sun 21 Jan 2007 21:19:48]
◆ルァ > (茶色の野良猫一匹と 薄汚い子どもが1人、いた。 子どもは 左の指を上下させて猫はそれを捕まえようと前足を伸ばす。 どうやら 遊んでいるようで) 食べ物だと持ってるのかな…。 (左手を狙う猫を見つつ。 それとも自分と同じで ただ遊んでいるだけなのだろう か) [Sun 21 Jan 2007 21:18:14]
お知らせ > ルァさんが入室されました。 『(スラムの路の端)』 [Sun 21 Jan 2007 21:15:22]
お知らせ > トートさんが退室されました。 『( 魂たちに見つかって彼らの不安を煽らぬよう、そっと。 )』 [Sun 21 Jan 2007 15:57:19]
◆トート > あれですか。水面を跳ね飛んで (I skipped over water) 海面で踊って見せれば (I danced over sea,) いいんでしょうか。 ( そんなこと、本気で思っているわけではないのだけれども。 ) …、 ( 本当にままならないことだと、思いが胸中。 ) …さて。 ( この場は去ろうか。舞い踊る無数の霊魂たちに、己がしてやれる事はない。不用意に接触して彼らを散らしてしまうよりは、スラムに常駐している例の死神へと声をかけておこう。その者の方がこの場所の対処はよくわかっていることだろうから。とはいえ、これだけの数をどうにかできるとは思わないが。 ) かたまっているというのは、実に賢いですよね。 ( 何に対してでも、手出ししづらい。 ) [Sun 21 Jan 2007 15:53:56]
◆トート > 大体、呼んでも素無視なんですから。 ( はじめからなんでもできるわけではないとはいえ。未だにベルの補強がなければ魂の寄り集まってこないというのは。 ) …。 ( むに、と己の無表情の頬を一度だけつまんだ。 某同僚に、笑うべきだと言われた言葉を思い出す。すでに顔見知りの相手だと己の笑みは凶器だとのたまうのも同じ同僚であるけれど。初対面なら有効だろうか? ) …。 …べつにできないことはないのですけれど。 ( あんまり気乗りしない。それで怯えられたらいくら己でもちょっと色々と思わないでもない。 ) [Sun 21 Jan 2007 15:37:12]
◆トート > 一部除外、ですけれども。 ( 例えば以前墓場で会った彼女とか。死神とバレている、まだ以降関わる事があるはずの者にまで怯えられるのはやりにくくて困る。 ) ま、何のために肉を纏うのか、というハナシですよね。 ( 面倒くさげに息を吐く。受肉しているのはなにも人間社会に溶け込むためだけではない。もう人間社会から外れた者たちをも、欺くためだ。己は「人間」なのだと。死神ではなく、「見えるヒト」なのだと。 彷徨うモノたちからは視線を外したまま。視線が合って、「見えるヒト」だと知った時の彼らの反応というのはあまり良かったためしがない。人徳云々はさておき。 かといって初対面の死神に対する死霊の反応というのもあまり良かったためしはないが。…やっぱり人徳云々はさておくことにする。 ) [Sun 21 Jan 2007 15:27:54]
◆トート > ( 中立の立場を忘れ無闇に人間の魂を狩りとっているのは一部の死神の話だ。けれど人間たちには”そういうもの”としての死神のイメージの方が強いのだろう。元人間の霊魂たちにいくら中立がなんだのというハナシをしたって俄かには信じてもらえるはずもない。悪魔の甘い囁きと、同等の罠と誤解されたら更に始末が悪い。 ) 大体、名前からしてイメージが悪いのだと。 ( 肩をすくめた。死神。そンなこといったら己自身の名前も大概だが。かといって、普通の死神たちはむやみやたらと人間に接触して死神が実際にどういう存在であるかを説いたりなどしない。 ) [Sun 21 Jan 2007 15:15:25]
◆トート > ( 出遅れたとか戯言はともかく。発見したのは、地面に「が」の字が描かれた頃あたりから。 ) …そんなちからいっぱい拒否しなくてもいいのではないかと。 ( 屋根の上に立って、死神はふ、と息をつく。 …舞い踊る霊魂たちを視線をほんの少しずらして見やった。 彼らの逃げ惑うがごとき騒がしさは、己―― 死神の気配を察してだろうか。 ) [Sun 21 Jan 2007 15:08:10]
お知らせ > トートさんが入室されました。 『 ――― おやまぁ。 ( 屋根の上。 ) 』 [Sun 21 Jan 2007 15:02:05]
お知らせ > ブルーボックスさんが帰りました。 『(し に が み)(中途半端に彷徨うモノ達が恐れる相手を知った)』 [Sun 21 Jan 2007 14:52:12]
◆ブルーボックス > (そしてやがて最後の一文字が其処に加えられる。ぶるぶると震えて波打つ軌跡を、重く結び。傍目から見ればひとりでに動いていた破片の粒は、力尽きたみたいに倒れ込み)(み) [Sun 21 Jan 2007 14:48:11]
◆ブルーボックス > (ポルターガイストどもの声無き言葉。生前から下手糞だったのか。単純に幽霊の指は文字を書く様に出来ていないのか。蚯蚓の張った様な意思疎通の記号)(が) [Sun 21 Jan 2007 14:47:39]
◆ブルーボックス > (広い大地を画布に見立て。大きく。緩やかに。カーブを描き。原始的な筆記用具が用いられ。其処に記される文字。万民に浸透したヴェイトスの言語)(に) [Sun 21 Jan 2007 14:47:00]
◆ブルーボックス > (この狂乱っぷりは一体何故?曇りの過ぎる青い石に湛えた疑問に応えるみたいに。目の前で何十ものピースに分たれた破片の一つが蠢いた)(ずずず)(剥き出された硬い地面の土を浅く抉り)(し) [Sun 21 Jan 2007 14:46:39]
◆ブルーボックス > (幽霊の捕獲は、夏休みの昆虫採集みたいには上手く行かない)(何せ相手には実体というヤツが無いんだから)(強い辛酸の味を尚一層際立てるかの様に、無数の霊魂達が頭上に舞い躍る)(今日は無闇矢鱈に騒々しい)……(横合いからひったくり宜しく掠め取られた壺が。熱烈な地面との抱擁に堪らずがっちゃん。音を立てて砕け散り) [Sun 21 Jan 2007 14:36:26]
◆ブルーボックス > (跳梁跋扈する幽霊達を)(生の世界から潰え行く、魂に残った未練に漬け込んで)(其の足を引っ張るのだ)(迷いの境目から此岸の領域にへと留まる様に)(ただそれ以上はまるで強制力は働かない)(後は全く浮遊する魂達の自由)……(制止しても言う事を聞く誰かなんて居やしない)(逝かない事を決定した途端に目も暮れず、何処かに飛び発ってしまうのが大半だった)(タチが悪い奴の場合は生者に害を成す時も在る)(肩が突然、重たくなった事は?)(もしもそんな体の不調を訴える知人が居たら、其の背中を見てみると良い)(もしかしたら怨み骨髄の幽霊が、負ぶさっているかも知れないから)………(今居る場所は貧民窟の往来。逆様に引っ繰り返った素焼きの薄汚れた壺を、蓋を押し上げた触手二つで挟む様に巻き付いて抱え込み)(乳白色の霧の様なモノが目の前を刹那に横切り過ぎ去った)(確かに捕らえたと思ったのに)(静かに持ち上げた壺の中味は見事に空っぽ) [Sun 21 Jan 2007 14:28:44]
お知らせ > ブルーボックスさんが入室されました。 『(捕まえる)』 [Sun 21 Jan 2007 14:27:14]
お知らせ > ラリーさんが帰りました。 『(イマイチ気分が優れなくて、今日は早く寝た。)』 [Sat 20 Jan 2007 22:29:06]
◆ラリー > ハ!(パッ○マンの如く口を開いて、笑い飛ばす。)カンケーねーカンケーねー。どーせ死ぬのは奴隷だろ。カンケーねーな。 危ねーから運ばねーけど。(肩をすくめて、煙草を懐に落とした。 さて、表通りまではあと少し。) [Sat 20 Jan 2007 22:28:15]
◆ラリー > (でも、もっと汚い仕事ならどうだろう。例えるなら、あの薬を運ぶ仕事であるとか。バッド、スピード…とか、言ったっけ。 正気を失わせるほどの、非常にアレな薬だ。使うヤツが使うヤツなら、運んだヤツも同罪なんじゃあなかろうか。)…(どこかボンヤリした表情で、煙草の箱を弄びながらスラムのストリートを歩く。 喧騒と、自分の足音が、少し遠くに聞こえた。) [Sat 20 Jan 2007 22:21:07]
◆ラリー > (傭兵ギルドの、知り合いの、知り合いの、…そのまた知り合いくらいからの頼まれ物。 善人面した表通りでは手に入らない物を、代わりに買ってくる事もある。)キレイに生きてちゃ楽はできねえー、っとぉ。(いつか聞いた歌の一節は、その通りだと思う。 この煙草を吸って楽園に行くヤツも、この煙草を渡して金を貰う俺も。 汚れた事をしなきゃならない。それがクールだ。) [Sat 20 Jan 2007 22:14:14]
◆ラリー > (煙草の箱を手の中でくるくる回す。カラリカラリと音がする所を見ると、中身もいささかシケているようだ。)…何本か抜いてある。まさかあの野郎、立ちんぼみてーに待ってる間に食ってたんじゃないだろうな。(ぎ、犬歯を剥き出し…収め。)…別にいいけど。吸うのは、俺じゃぁないしさ。 …五月蝿せーよ。触んな。(ハエでも追い払うよう、眼の離れた娼婦を追い払う。) [Sat 20 Jan 2007 22:07:01]
◆ラリー > (彼の姿はもう見えない。 自分はスラムの裏路地に居る。 金貨と引き換えに手にしているのは、煙草の箱。ただの煙草ではなく、少々危険なご禁制の。)ったく。シケたモンしか扱ってねークセに、プライドだけはいっちょまえだ。大したモンだゼ。(皮肉って笑み、表通りに出た。) [Sat 20 Jan 2007 22:00:11]
◆ラリー > (売人が東洋人だったので、少々大袈裟に拝み手をしてみた。 そしたら、睨まれた。)…へ。ジョークの分からないイエローめ。(恐らくこちらを格下と見ていたんだろう。だからこんな事にも機嫌を損ねる。)ペッ。(心の中でも少し酷い悪態吐いて、唾吐いた。) [Sat 20 Jan 2007 21:57:48]
お知らせ > ラリーさんが来ました。 『はいドーモ。』 [Sat 20 Jan 2007 21:54:31]
お知らせ > ルァさんが退室されました。 『また会いたいな…。 (温かさは まだ消えておらず)』 [Sat 20 Jan 2007 02:09:41]
◆ルァ > (ブルリ、と震え、男の言葉にはただ頷いて) …まぁ、不思議なことに中々死なないよ。 (ほら、まだ死なないのがここに1人、と肩をすくめ) 女って気付いてたの…か? (それとも子ども のほうに当てはめていたのかは わからないけれど) ………ぅ… (耳打ちに、とってもとっても、心は揺らされて。 ものすごく グラリとくる 甘美な誘惑にも それは似ていて) …ありがとう…。 また、今度。 (迷惑になるから と小さく付け足せばクルリと男とは反対の方向へと駆けて行き) [Sat 20 Jan 2007 02:09:18]
お知らせ > フィンガさんが帰りました。 [Sat 20 Jan 2007 02:04:35]
◆フィンガ > 寒いのは苦手だ、(ぼそり。独り言、囁き声、併し目前の相手に 聞かせんとして 述べた言葉の様でも、) (家云々に、僅かに跳ねる眉。)家…つか、宿。野宿なんて死んでも無理だ、いや死ぬから無理だ。(少々早口な台詞は、語尾に少々の焦り含み。 さて、痺れる左手をコートのポッケに突っ込み、男は一歩歩み出す。其れは先まで貴女が居た方へ、向うに宿へ続く大通りがある。)さっき言ったでしょー、手ェ出さないって。女子供には優しくって、よく言うじゃない?(屈託無く笑う。さて、己の隣に在る小柄なあなたに、そーと耳打ち。)気が向いたら、着いておいで。食べ物とベッドなら提供出来ますよ?(して、男はくるり前方を向くと、其の足取りは鈍く地面に靴底擦りながら。寒空の下、帰路に付く。) [Sat 20 Jan 2007 02:04:30]
◆ルァ > (寒さが身に突き刺さるようだ。 ぎゅっと、ボロ布を掴みつつ聞いた雪、という単語に 嫌そうに眉をしかめ) 降ってほしく、ないけど。 (つられるように空を見上げれば、曇天にうんざりし、また視線を戻し、立ち上がる男を見上げ) …家、あったんだ。 でも、怪しいオジサンのトコへ行ったら何されるかわからない。 (僅か、目を細めて笑んでそう言い、右斜め一歩前 男の隣のほうへと移動すれば さてどこへ行こうかな、とクルリを周りを見た) [Sat 20 Jan 2007 01:50:33]
◆フィンガ > (いけない、いけない。夜風に当たり過ぎたか、左手が僅か痺れていた。)嗚呼、本当…今夜は雪でも降りそうだしねェ…、(こっこいせ、重い腰上げ再度見上げた空。)…ェ…、あ、嗚呼。如何も。(お礼の意を掴めぬ男は、頭をぼりり掻き。)――何なら俺ん家にでも来るかい?(何て戯言を無遠慮に零しながら、鞄片手に立ち上がらん。) [Sat 20 Jan 2007 01:44:05]
◆ルァ > えらい・・・・ (されるがままに撫でられていると、寒いハズなのに少しだけ温かくて) ぅ・・・ (北風に、子どもも纏っているボロボロの布をつかんで寒さを凌ぐか) ……そろそろ、寝るとこ探すから…ぇと…ありがとう…? (風を凌げるところを探さなければいけない。 ありがとう は、話し相手になってくれたことへか、撫でてくれたことへか) [Sat 20 Jan 2007 01:37:39]
◆フィンガ > (「何」その問いに、)え?いや、ほら。献身的に御父さんの御世話して、偉い子だなァって思って、(ミトンの左手が、相手の髪を乱すでも無く、軽い撫で。)御利巧さん。(男の其れは、近所で見付けた可愛い子猫を愛でる姿に、似ているかも知れず。) (不意に吹き付けた北風に、)…――う゛、ッ。(男の左手は引っ込んだ。自服の襟を鷲掴んで凌ぐ、冷や風。) [Sat 20 Jan 2007 01:34:14]
◆ルァ > 少年・・・・。(少女なら手を出すのか? 思ったけどやっぱり口には出さない方が賢明か。 虚勢 崩れかけ、不安そうに男を見るか) …ッ… (遠慮しないの、その言葉の意味はわからなず。 頭に手が触れた瞬間、ビクンと肩を揺らし、息をつめ…撫でられていることに気付けば、何ともいいがたい表情を) …なに? (誰かから 撫でられたコトなんてほとんど無かったから、驚いていた) [Sat 20 Jan 2007 01:28:08]
◆フィンガ > (自分の無実を証明する為か否か、面は相変らず笑みを保っていた。)顔…此れは生まれつきなもんで。雅か、少年には手ェ出さないって。でないと、おじさん犯罪者。(屈んだ男。視線の位置は逆転、貴女の双眸を見上げる男の目。) (雅か、謝罪の言葉が来るとは予想していなかったのだろう。貴女に伸ばしかけた手は一度、びくり、止まった。前髪奥で小さく見開いた、目。)遠慮しないの。(男の手より、簡単に身を交わせるだろう。只、其の手は次の時、貴女の頭を良い子良い子、小ッさい子供あやす様に撫でんとして、 少年 に触れるだろう。) [Sat 20 Jan 2007 01:23:10]
◆ルァ > 取って食いそうな 顔してる。 (真近くにいる男に、やっぱり 精一杯虚勢を 張り。 酷いという言葉には、否定と肯定の思い両方が浮かんだか、ただ黙っただけだった) …ヤダ…。 ごめんなさい……。 (伸びた手を見れば 謝り 一歩後退 反射的な行動 か。 ナイフを持っているのに、出す余裕は無かったようで) [Sat 20 Jan 2007 01:12:40]
◆フィンガ > 酷いなァ。別に、取って食ったりしないって、(けれど「懸命な御判断、」と、語尾に付け加える賞賛。) (少年 の言葉が終わるまで、男は口を噤んでいた。俯く其の面持ちを無粋に覗き込まん、とする事は無かったが、)父親を道端に転がしとくつもりだったのかい?そりゃ、酷いなァ…――(男は側に屈んでいる。)死んだ後も、父親の世話させられたんだね。(右手は塞がっていた。ミトンを付けた左手が、のそりと貴女の頭に伸びん。) [Sat 20 Jan 2007 01:07:00]
◆ルァ > (大切な人、という言葉に、思いっきり首を振って否定し) 違う。 死んだ人をどうしたらいいかわからなかったの。 父親だから私がどうにかするしかなくって、でもどうしたらいいかなんてわからなくって…どうせなら路で死んだままでよかったのに (わざわざ丁寧に死体を家に戻されてどうしたらいいかわからなかった、と、当時を思い出したか苦々しい表情でそのまま口を閉ざし俯いてしまい。 だから男がすぐ近くまで来たと気が付いた時には、足を動かすことも出来なかったか) あなたには、お世話になりたくないかも…。 (心の読めぬ満面の笑みを見て、そう答えて) [Sat 20 Jan 2007 00:55:53]
◆フィンガ > 如何かなァ?(小首を傾げる。髪が一房肩に流れ、)坊やの其の表情。大切な 人 って感じだったけど?(にや付いた笑みは塵と一緒に足元に払い捨て。可能なら男は貴女に手が届くか否か、そんな距離で歩みを止めるだろう。)人食い?(貴女の疑問符を、鸚鵡返し。)若しさ、売窟デビュする時は、俺ンとこおいで。(一寸視線が合い難い。男は其の場に身を屈めん、)良い御仕事紹介したげる。(お人好しな、満面笑み。) [Sat 20 Jan 2007 00:48:26]
◆ルァ > 1人だけだから、常連にはならなかったかな。(ごめんねー、と、苦く笑ってそう付けたし。 男が歩みを進めれば、ただ警戒しながらそれを見つめて) …そういうコト? (問いながら、僅かに見えた男の顔。 その にやついた表情を見れば身体を硬くした) [Sat 20 Jan 2007 00:39:45]
◆フィンガ > (歩み寄らんとした足がふと止まる、は、後退する貴女を見た其の後。)8年前…――惜しかったなァ。其の頃この島に来てりゃ、常連が一組増えてたか、(暫し面に浮ぶ草案の色。其の後、闇に浮かず貴女の小柄なシルエットを双眸は眺めていた。) (再び、歩みは前進。地に靴底を引き摺る様な鈍い歩みだ。)じゃア〜…そーいう事にしときましょうか?(其方からは見えるだろうか。長い前髪の奥、無駄ににや付いた企み顔が。) [Sat 20 Jan 2007 00:34:07]
◆ルァ > ぅ…。(一晩寒さを凌げるのは今は何よりも嬉しいこと。 ちょっとだけ心が揺らいだけれど、慌てて首を振り) 言ってなくても、そう聞こえたッ! (グっと拳を握り、バタバタと振る。 相当 余裕が無い) …遺体…、8年前…困ったからその時来てほしかった。( 本音を、 ポツリ。 男の足音に気が付けば、一歩退いて様子を伺い) [Sat 20 Jan 2007 00:26:46]
◆フィンガ > 一晩の宿代空くし、運がよけりゃ御飯も頂けるんじゃないかねェ、(其方の心情とは真逆、軽い笑声が男の喉を突く。此れも又淡白な笑み。長い前髪の奥に呑気に緩む口許が見え隠れ。)御飯のおかず…とは言ってないなァ〜。(束の間、口許にやり歪むも、片手が襟元たくし寄せ隠した。) (語尾に引っかかりつつ、)御仕事してますよ、してますとも。坊やは…、遺体の処理に困ってる知人とか居ない?(唐突に始まるビジネス口調。無警戒に男の足は一歩、二歩其方へと、) [Sat 20 Jan 2007 00:20:00]
◆ルァ > ……それは、あまりしたくないかな。(売窟、その言葉の意味するコトに気付き、僅か間を空けてからそう答え。 絶対しないとは言い切れないこのご時勢。 自分が言ったことに笑われれば、ムっとして) だって、飯の種って言ったから…! (言い訳を して) 葬儀屋…仕事してる人だったんだ。 (自分には聞きなれない 葬儀 の言葉。 意味を思い出しつつ、一言余計な言葉をつけたし) [Sat 20 Jan 2007 00:07:30]
◆フィンガ > (訂正:鞄を右手に貴女に向き直った、) [Sat 20 Jan 2007 00:03:15]
◆フィンガ > 売窟辺りに突っ立ってな。幾らでも金、手に入るだろうよ。(特に口許が歪むでも無く。淡白な口調にて。鞄を右手に貴女の向き直った、呑気な面。この男、警戒心が無いのか、或は只の馬鹿。) (さて、続く言葉に「ブ…ッ、」口より空気の漏れる音。)人?食う?俺がッ?…冗談きついなァ、坊や。死体なんぞ食ったッて腹壊すだけだよ。(月の出る晩であれば、その二色の双眸を見る事が出来たのかも知れない。男は 少年 に笑う、)葬儀屋。(一言。) [Sat 20 Jan 2007 00:01:58]
◆ルァ > (何やら男にとっては大切そうな鞄。 お金入ってるのかなぁとか、男から視線を逸らし鞄のほうを見て) そんな優しい人、中々いないケドね。 (言って 肩を竦め。 男の次の言葉には 疑問を持ったらしく首を傾げた か) 何それ。 あなたヒト食べるの? 私も食べるの?? (人間を食べる生き物もいるらしいコトは聞いたことがある。 警戒して、左右違う目で男を睨んだか) [Fri 19 Jan 2007 23:54:25]
◆フィンガ > (鞄をゴミ溜めより拾い上げると、塵を丹念に叩き落とした。自分のなりはさて置き、) (彼の視線に気づいてか、否か、)くれる奴はくれるンでない?御飯。(鞄に付いた塵を払う手。其方の表情は、前髪が邪魔で見えなかった。)へっへ、逞しいなァ少年。そうだね、生きた方が良い。でないと、(ようやっと、自分の衣服に付いた塵に気が付いた。ばっさばっさ叩きつつ、)俺みたいな奴の飯の種が増えちまう。 [Fri 19 Jan 2007 23:49:59]
◆ルァ > (立ち上がり、纏っている布についたゴミやら砂やらを払いつつ、注意深く相手を見遣りながら) ……遊んでご飯もらえるならどんだけでも遊ぶけど。 ――そ。 スラムの子ども。 (質問に、僅かに頷いて答え。 声が震えないように精一杯の虚勢。 知らない人、怖いもの) 大変でも、生きていかないとねぇ。 (まだ死にたくないし、と口をつりあげ笑みを作り) [Fri 19 Jan 2007 23:41:15]
◆フィンガ > (直に此方より相手の方が、視線が高くなるか。男の視線は上空へ、建物の合間より見えるのは厚ぼったい雲。返答の代わり、くぐもった唸り声は喉の奥。曇天の感想。)ゴミと?…遊んでる、様に見えなくもないが…――スラムの子かい?(さて、男も又立ち上がらんと片手を地面に付け。して、髪の奥で僅かに息を飲んだ。)――…や、べ。無くした。(首が真横へガクン傾き、先のゴミ溜めへと向う視線。其処に埋もれる鞄一つ。)若いのに大変だねェ、(他人事口調は、伸ばした手にて、鞄の取っ手掴み取った。) [Fri 19 Jan 2007 23:34:00]
◆ルァ > (ヒリヒリと痛い手の平。 僅かに溜息をもらしつつ、立ち上がろうと腕に力をこめ) 雪が降ってないだけマシじゃない? 運が良ければ死なないよ。 (運と体力があれば、か。 まぁ、死ぬ確率のほうが高いだろうけれど) 事情、ねぇ…。 (ジト、と相手がいるほうを見る。 暗くてよくは見えないが、大人の男だというのは体格と声で分かったか) …ゴミ箱と遊んでるように見える? 食べ物探してたの。 (間違いは特に訂正せず。 この場所この時間。 わざわざ女だと教えることに利点はないだろうとの判断か) [Fri 19 Jan 2007 23:20:42]
◆フィンガ > (倒れんとす相手を支えん、とす選択肢は男の頭には無かったらしい。一部始終を地面に座り込んだまま呆けた面にて眺めていた。)この季節、外で夜越しは死ぬしねェ。(其れ程遠くはない距離。地面に胡坐掻き、長ったらしい前髪の合間より其方を見下ろす双眸。)えーあー…、まァ何と言うか、拠所無い事情って奴、ですわ、うん、(歯切れの悪い語尾。単に、酒に喰われたなれの果て、とも言う。)そう言う御宅はゴミ箱と何してンの?坊や。(さらりと間違えた。) [Fri 19 Jan 2007 23:13:46]
◆ルァ > うゎ、うゎ、(と、何度か体勢を整えようと努力はしたものの報われず、ズベッ と、前メリになって転んだ。 手をついたので頭は打たなかったようだが…) よ、よかったね…。 (転んだ体勢のまま、男にそう答え) なんでそんなトコにヒトがいんの…。 (最後のほうは転んだことに対しての八つ当たり気味か) [Fri 19 Jan 2007 23:04:26]
◆フィンガ > (木箱、蓋は閉まっていなかった。片手は淵を鷲掴み、自棄に重い身体だ、転がる様に路上に這い出た。)よ、夜か…助かった。凍死する、(男の周り、路上は見事に塵屑だらけ。)いやァ、助かった、御宅のお陰…で…ッえ?(此方から見れば薄明かりをバックに其方の小柄なシルエット。傾いていく其の姿、口開け呆然と眺めん。) [Fri 19 Jan 2007 22:58:43]
◆ルァ > え… (まさか、ゴミ箱の中だとは思っていなかった。 ゴミ箱の中に生き物がいるとは予想外で、驚いたまま目が合ってしまい、また驚き) ゃ、まだ夜… (反射的にそう返してしまったものの、今自分がいる場所が不安定な木箱の上だったことを忘れ、思わず足を一歩引いてしまい) …げ。 (体勢が 崩れた) [Fri 19 Jan 2007 22:50:20]
◆フィンガ > (此方も又、ゴミが詰まれた木箱の中。埋もれる様に布塊が一つ。 丁度其方の眼差しと、布合間より這い出た金目がぶつかった。)…頭痛…――嗚呼、おはよう、早いなァもう夜明け?(頭掻きつつ身を起した拍子。衣服に付いた塵がぼろぼろ土の上。) [Fri 19 Jan 2007 22:45:30]
◆ルァ > (ガサガサガサ。 暫くゴミを漁っていたが、食べられそうなものも、温かそうな布も、無いような気がした。 カクン、と肩を落とした頃に、何か…聴こえた 気がして) ………? (人がいたのか、と思いつつ硬い表情で声がしたほうへと目を向け) [Fri 19 Jan 2007 22:38:51]
◆布切れ > (貴女の乗ってる木箱の近く。壁際の暗がりにて、呻き声。)うー、あ゛ー、(目を向ければ、其処には蟠った焦茶布の塊が蹲り、) [Fri 19 Jan 2007 22:35:18]
お知らせ > 布切れさんが入室されました。 [Fri 19 Jan 2007 22:33:37]
◆ルァ > (そしてまた、懲りもせずゴミ漁りを再開させる。暗がりでほとんど見えないので、手の感触と勘が頼りだ)食べ物がすぐに腐らないのが…いいことかな・・・(冬の、唯一のイイコトかもしれない。 そう 呟きつつ) [Fri 19 Jan 2007 22:25:29]
◆ルァ > ―――ッ・・・何・・・?(一瞬顔を歪め、動かしていた手を止めて、引く。 本日も曇天なり。 月明かりもなく視界は利き難いが) 何かで切ったかな…(右腕が7pほど切れているようで、血が出ていた。 その様子に僅か、眉を潜めて) あぁ、もうッ!(苛立たしげに声を出す。 本当はこのゴミ箱を思いっきり蹴ってやりたいトコロだけれど、不安定な木箱の足場。 体勢を崩して落ちるのが目に見えている…) [Fri 19 Jan 2007 22:17:46]
◆ルァ > …は、クシュッ…(ブルっと、身体を震わせ)布とか、無いかなぁ〜。(食べ物も欲しいが、何か布もないだろうかと考えるが) 無いよなぁ…。(ほぼ毎日、同じことをしているけれど、食べカスは見つかっても寒さを凌げる様な物を見つけたことが無かった。 しかし、万が一の幸運も有り得なくもない、と粘っているか) [Fri 19 Jan 2007 22:10:37]
◆ルァ > (ガタガタと揺れる不安定な木箱に乗って、ゴミ箱を漁る人影が 1つ。 目的は、夕飯。 一応今日は食べ物を食べることはできたけれど、足りることはなく。 外を出歩く者が少なくなるであろうこの時間に、どこかの夕食の残り物でも無いかという魂胆で) [Fri 19 Jan 2007 22:06:13]
お知らせ > ルァさんが入室されました。 『(ゴソゴソ…)』 [Fri 19 Jan 2007 22:01:37]
お知らせ > ジョニー@警邏さんが帰りました。 [Fri 19 Jan 2007 20:34:08]
◆ジョニー@警邏 > (――世は全てことも無し、ということか。貧民街。物騒な場所であれ、其処では日常が続いている。裏で蠢く犯罪は数あれど、それでもやはり『日常』なわけであり)……なら、それを良し、として。次へ進むべきなのかなあ、俺は――(槍を片手に周囲を見回し、独り頷く。それで良いのかもしれない。一歩一歩確実に、足を進めていけばよい。そういう事なのだろうと、そう思って。青年は警邏を続けていく) [Fri 19 Jan 2007 20:25:49]
◆ジョニー@警邏 > 【判定】 [Fri 19 Jan 2007 20:23:23]
◆ジョニー@警邏 > (――そして、街は落ち着いていく。吸血鬼が討たれた、或いは逃げた。そんな噂が流れていったからだろう。喜ばしいことではある。だが、それは自分が何かをなした結果ではない。――これから先、何か自分にできることはあるのか。そう考えながら、最期の警邏へと、青年は向かっていた) [Fri 19 Jan 2007 20:23:01]
お知らせ > ジョニー@警邏さんが入室されました。 [Fri 19 Jan 2007 20:21:32]
お知らせ > カロンさんが退室されました。 『(アクセス、習得。)』 [Fri 19 Jan 2007 20:14:12]
◆カロン > いや、こんな人間だって… いるだろ。きっと。(そんな訳ない。分かってはいるが、口に出しておきたかった。 そうでないと、自分が完全に人とは違う物だと自覚してしまいそうで。) [Fri 19 Jan 2007 20:11:31]
◆カロン > …俺は、人間だったのかな。元々は人間だったらいいな、って…思ってたけどよ。(今がこれでは、そう空想したくもなるのだ。 しかし。 …カキ。手首を戻す。)人間離れしてるよな、これは。…気付かなきゃ良かったのか… … [Fri 19 Jan 2007 20:10:02]
◆カロン > 俺は、体を動かしてたんだ。(何を言ってるのか分からねーと思うが、ありのままを言ったのだ。)これは俺の体で、俺が動かしてる。 動けと思って動かすよりも、寧ろ…人形の手足を指で曲げる、みてーな。(そう自覚するまで、大分掛かったもの。)俺はこの体を、操縦してる。 …(カキッ。 右手首を外した。 左手の上で、わきわきと空を掴もうとする。) [Fri 19 Jan 2007 20:05:52]
◆カロン > …(僅かに上下していた細い細い肩が落ち着く頃、骸骨男は神妙な面持ちで自分の手を見る。働けど働けど楽にならざり…という訳でも無い。だって働いてないからだ。 ぐ、ぱ。手袋に覆われた手を開閉。)…ふうん。(納得したかのよう、鼻を鳴らす。) [Fri 19 Jan 2007 19:54:08]
◆カロン > (グレートヘルムの赤い兜飾りを振り乱し、背と腰の剣が動く毎にぐらぐら揺れる。 そんな事慣れっこだとも言わんばかりに気にも留めず、演舞は続く。 長身を屈め、深く引いた拳を抉り込むように、アッパー。 ザッ、ザッ、低く構えたまま爪先立ちで後退、一歩踏み込み、想像の中の相手の顎を蹴り上げる。 …タ、背筋を伸ばし、一歩後退。)…ふう!(一頻り練習を終えれば、しゃれこうべが男の声で一息吐いた。) [Fri 19 Jan 2007 19:52:10]
◆カロン > (スラムの広場にあるのは、ボロ切れのようなゴミと、腐り掛けた建材の欠片。 生きている物は、何一つ無い。心臓が鼓動する事を生きる事、と言うならば。 拳が風を切る音と、布が風に靡く音。広場で一人、踊る影。) [Fri 19 Jan 2007 19:42:53]
お知らせ > カロンさんが入室されました。 『(シュ。 ババッ。)』 [Fri 19 Jan 2007 19:40:06]
お知らせ > ルァさんが退室されました。 『おやすみなさい…。(そう、小さく呟いて目を閉じ…)』 [Fri 19 Jan 2007 02:36:37]
◆ルァ > バド…(忘れないように、忘れないように、何度かその名を呟いて) …ジェントルメン…(って何? 聞いたことがある気がするが、何だかよくわからなかったらしく首を傾げたが) ……。 (流石にもう眠いのか、欠伸を1つし、ゴシゴシ と目を擦り) [Fri 19 Jan 2007 02:35:59]
お知らせ > 声さんが帰りました。 『そんな冬の一夜』 [Fri 19 Jan 2007 02:35:37]
◆声 > *それでは、そろそろお暇させていただきます。 お付き合い有難うございました [Fri 19 Jan 2007 02:33:56]
◆声 > ………バドラック、バドって呼んで。 (前言撤回。 流石にどうかと思ったらしい。 顔を顰めつつ訂正を求めた) 大丈夫、オレってばジェントルメンだからさ (スラム産ジェントルメン、微妙に心もとない響きだ) [Fri 19 Jan 2007 02:30:38]
◆ルァ > (切れてしまった・・・が、続きを)干し肉くれたひと。(それが一番 印象に強かったらしく) …それ、普通私が言うと思う…。(暗くて相手の動きはわからないが、なんとなしに予想はつき、僅かに苦笑したか) [Fri 19 Jan 2007 02:20:28]
◆ルァ > 好きに…。……。(少しの時間 考えて) …干し肉くれた [Fri 19 Jan 2007 02:18:47]
◆声 > ………好きに呼んでよ。 命の恩人とか、足長おじさんとかサ (また何かほざいた) ……冗談に決まってんだろ。 いや、でもマジでくわしてくれたらほんと嬉しいけど。 (言うだけならただだろ、と。 皆まで言う前にごろりと横になった) じゃ、俺寝るけど――――襲っちゃだめよ? (いやんいやんとキモくしなを作って。) [Fri 19 Jan 2007 02:16:10]
◆ルァ > (相手が 人 で無いことなんて思いもせず。 そして勝手に いい 人 と決めた人の夕飯だったことも知らず、頂いた干し肉はゆっくりとお腹の中へ) 本当に、ありがとう…ぇっと……(そういえば名前を知らなかった。 今更ながらに気付き。 無茶なことを言われ、困ったように眉を寄せ) …そんなの簡単に手に入ったら、こんなトコにいないよ…。 (けれど、けれど、本当に 何かものっすごい幸運に恵まれて、少しでもそれらが手に入ったら 必ず渡したい、と思うけれど) [Fri 19 Jan 2007 02:02:14]
◆声 > 訂正:本人には→本人にも [Fri 19 Jan 2007 01:55:53]
◆声 > (正確に言えば『人』ではないのだが…。 ともあれ。 同じような境遇の相手への同情か、それとも寝床を使わせてもらってる礼か、その辺りは本人にはわからないけれど――――とりあえず確かなのは、今晩の晩飯がなくなったって事だけだ。 女の子は大切に・・・辛いぜブラスト) 礼とかいいからさ、今度会ったらなんか食わせてよ? 肉がいいな……それかシャケ、蜂蜜でも可! (無茶な事をほざいた) [Fri 19 Jan 2007 01:55:03]
◆ルァ > …?(別に、の言葉に違和感でも持ったのか、不思議そうに首を傾げたもののそれを声には出さず。 相手との会話が居心地のいいものになりかけていた時、言葉と共に飛んできた物体。 ポト、と1度は服の上に落としてしまったものの、すぐに拾い それが何か認めれば) …。……。………。(人からもらった物を警戒せずに食べていいのか悩…んだものの、クウゥ と先ほどよりも大きな音が腹から鳴れば、その悩みも一瞬で消え) ぁ…ありがとう…!(この人いい人だ。 絶対いい人だ。 いい人決定ッ と勝手に決め付け) [Fri 19 Jan 2007 01:40:08]
◆声 > ………振らないといいよなぁ (同じく、天を仰いで。 ほぅと空気を白く濁らせて溜息を吐いた) ん、別に……… (謝罪の言葉には、なんでもない風を装って。 そちらへと向き直った) ん………そうだなぁ、越せるといいよな。 ・・・お互いさ? (本当に。 心からそう思った。 そして、響いたクゥという音に小さく瞬きを一つ) これ、食う? (言葉と共に飛んでくるのはほんの一欠けらの干し肉。 残飯から漁った物だ、妙な味が付いていてもご愛嬌) [Fri 19 Jan 2007 01:31:30]
◆ルァ > 雪かぁ…。振らないといいのになぁ…。 (顔を上げ、見えない空を見る。 白い魔物、と言ったのは孤児の誰かだったか。 思い出すだけでも気分が沈んでしまう) …それもそうか…。 ごめんなさい…。(返された言葉に、納得し。 しかしその声音が冷たく、反射的にか、謝罪の言葉を) …無事に冬、越せるといいね。 …お互い。(言ったところで くぅ と腹が鳴り、小さく溜息をつき) [Fri 19 Jan 2007 01:14:24]
◆声 > 雪が降ってねーからまだマシだけど、もうそろそろ降り始めんだろなぁ……… (言葉の端々に滲む憂鬱な色合いは、スラム住民共通の者ではあるまいか。 いわゆる孤児や浮浪者といったホームレスにとっては雪は死神そのもの、餓死と凍死の象徴でしかない) ………じゃなきゃ、夜中に寝床探してうろついたりゃしねーって (『あなたも一人?』 その言葉に、先程までとは打って変って冷えた声音で返す。 ) お互い、大変だよな (似たような境遇、しみじみとじっかんをこめて。) [Fri 19 Jan 2007 01:05:48]
◆ルァ > うん。 この時期は…外だと死にそうなくらい寒いからね。(実際、死んでいる人もいるだろう が。 警戒を緩めたのか、僅か 肩の力を抜かし、自分も元の場所に座ろうとしつつ) 他に誰も いないから。(質問にはそう答え。 物騒なのは本人も承知で) …あなたも1人? (そんな質問を投げかければ、冷たい空気に身体を震わせ、できるだけ丸くなり 自分の体温を逃がさないようにし) [Fri 19 Jan 2007 00:51:14]
◆声 > あんがと。 いや、斡旋所で仕事断られたり、寝るトコみっかんなかったりでサ。 やっぱアレだな………寝るトコくらいは確保しねェとマジ死んじゃうよね、この季節は。 (どさ、っと腰を下ろす音が響く。 そちらが小さく息をついたのが聞こえたのか聞こえてないのか、声の主はここぞとばかりにまくし立てる。) ってかさ? アンタ女だよね? いつも独りなの? (無用心、と言外に。 最近スラムは何時にもまして非常に物騒。 吸血鬼騒ぎを発端に、異種族狩りやら冬の寒さやらで弾ける前のポップコーンみたいに剣呑な雰囲気が漂っている。 そんな中、女の子一人で………なんてのは、女傑都市ヴェイトスにおいてはただの戯言なのだろうか) [Fri 19 Jan 2007 00:42:20]
◆ルァ > ……わかった。 ごめんなさい。(相手が何かしてくる様子もない為か、一言謝り ナイフを下ろし、しまおうとしつつ) 使うのは いいと思う。 …私の家でもないし。 (相手が退いた気配を感じれば、ホっと小さく息をついたか) [Fri 19 Jan 2007 00:20:54]
◆声 > オーライ。 わかったから、そっちも物騒なもん下ろしてくんない? (ぴたり。 再度足音が止まる。 どうやら夜目が利くらしく、そちらの手に握られたナイフが見えているようだ) 近づかねーから、おれも此処つかわせてくんない? 行くとこなくってさ (頼むよ、と。 数歩退く足音と共に声の主は尋ねた。 ) [Fri 19 Jan 2007 00:17:19]
◆ルァ > (今日はとことん ツイてない日かも知れない。 立ち上がり、暗がりで姿の見えぬ相手へ、その声と音だけを頼りに顔を向け) …いつもじゃないけど…寒いから… (ナイフを持つ手に力をこめ、声まで震えぬように気をつけ) ……こないで。 (だって怖いじゃないか。 近寄ってきているような足音に、更に警戒を深くし) [Fri 19 Jan 2007 00:04:48]
◆物音 > ・・・・・・・・・・・・先客かよ (答えとして適切であったかはともかくとして、これ明確に存在を証明しえたのは間違いない。 漏れる呟きには、少なからぬ失望の色が見て取れよう) な? アンタ独り? いつも此処つかってんの? ちっとそっちいっていい? (一転、気を取り直すように。 声の主は、ぺらぺらとまくし立てる。 なお、足音が伴っている事からもう既に移動を開始しているが知れるだろう) [Thu 18 Jan 2007 23:58:01]
◆ルァ > (止まった足音にひとまずはホっとしたか。 けれど心臓は早鐘のようになり続け 気を抜けばカタカタと身体が震えそうになるのを必至で押さえ込む。 ナイフを持てば、座っていた大勢から立ち上がろうと腰を浮かし) それは、こっちの台詞…。 いなかったら、声なんて しないでしょ…。 (固い声音は相変わらず か。 疑問に 答えになっているか、なっていないのか分からない言葉を返し) [Thu 18 Jan 2007 23:46:25]
◆物音 > (足音が止まった。 息を呑む音と、沈黙。 無言の闇の中、微かに動揺の気配) だ、誰かいんのか? (疑問文に返される返答は疑問文。 やや幼いその声には、警戒の色が覗える、かも・・・) [Thu 18 Jan 2007 23:41:42]
◆ルァ > (眠りに付こうとした矢先の、物音。 ビクリ、と身体を揺らして目を開け、物音がした気がする方に目を向け) …誰? (固い声音で足音に問いながら、ナイフへと手を伸ばし。 こんな時間に、こんな場所。 警戒するにこしたことはなく) [Thu 18 Jan 2007 23:32:58]
◆物音 > (いいタイミングだな、と誰かが呟いたとか) (さておき、物音は入り口の方より。 風に軋む家鳴りの音に混じって、キィと小さな音が響く。 続く足音は、何かの存在を少女に伝えるか否か?) [Thu 18 Jan 2007 23:28:54]
お知らせ > ルァさんが入室されました。 『(物音に、気付いた?)』 [Thu 18 Jan 2007 23:19:06]
お知らせ > 物音さんが入室されました。 『・・・・・・・・』 [Thu 18 Jan 2007 23:17:58]
お知らせ > ルァさんが帰りました。 『(おやすみなさい。 と、心の中でだけ呟いて)』 [Thu 18 Jan 2007 23:17:33]
◆ルァ > (怒りもまた、明日への活力 か。 これ以上エネルギーを使っても空腹は満たされることはないし、逆に空くので) 明日は 絶対 食べる。(その為に必要なことは、寝るコト。 出来る限り風が当たらない位置に座り 目を閉じ) [Thu 18 Jan 2007 23:16:34]
◆ルァ > 今日は大失敗だった…ッ…(俯き、苦々しく呟く。 そう、今日は大失敗。 せっかくスリに成功したのに、別の奴にスられてしまった のだ) スったお金をスられるってどう言うことよッ…(不注意なのだけれど。 こんなことはよくあること、 けれど…)…悔しい……(どこの誰だかは知らないが、ここで自分が死んだら呪ってやる、と心に決めて) [Thu 18 Jan 2007 23:11:24]
◆ルァ > …はぁ。(溜息も、闇に消える。 外から入ってくる冷たい風邪にブルリを身を震わせ、纏っているボロ布のようなローブをぎゅっと握り、身体を丸める。 ――コト、と、後ろで重い音がして…。 何の音かは分かっている。 自分が持つ唯一の武器、ナイフ。 持ち物で一番重いものだ) …ナイフくらいの重さのお金が、あれば…(パンくらいなら買えたかな…) [Thu 18 Jan 2007 23:04:04]
◆ルァ > (左右違う色の瞳で、くるりを周りを見てみる。 本日は曇天。 灯りもないこの廃屋の中では闇に視界は遮られて)…明日は何か食べられるかなぁ…(視界がきかないのなら、嗅覚で。 何か食べられるものは無いか探してみる。 …こんな廃屋に、食べ物などあるハズも無いのは分かっているけれど。 わかっているけれど…) [Thu 18 Jan 2007 22:58:11]
◆ルァ > (くぅ、と腹から小さな音がして、閉じていた目を薄く開ける) …あたたかいのを食べたい…。(結構 切実。 本日眠る場所はなんとか見つけたものの、空腹に眠りも妨げられて) [Thu 18 Jan 2007 22:54:41]
お知らせ > ルァさんが入室されました。 『崩れそうな廃屋の 中』 [Thu 18 Jan 2007 22:52:32]
お知らせ > エリスティア@バレンタインさんが帰りました。 『 そして教会の扉は閉まる。 』 [Thu 18 Jan 2007 00:20:21]
◆エリスティア@バレンタイン > え……? ( 声がしたような気がして振り返った。 「貴女の想いが命ずるままに……」 そう、聞こえた。 それは妖精の言葉だったのだろうか。 それとも…… 神様の、声? ) 私の、想い…… ( 小さく反芻しながらその言葉を噛み締める。 私の想いは、あそこにある。 初めて 『彼』 と出会った、あの場所…… ) [Thu 18 Jan 2007 00:19:45]
◆エリスティア@バレンタイン > やっぱり…私のような『人形』では…だめ、なの……? ( 血の通わない『人形』だから。例え形式でもチョコレートとともに『心』を渡すことなどできはしないか…… カンテラとチョコレートを持って立ち上がり、半ば無力感に打ちひしがれながら教会の扉を開ける。 すると… 【判定】 ) [Thu 18 Jan 2007 00:16:20]
◆エリスティア@バレンタイン > ( 暗闇の中にほのかに輝く明かりと風の音があたりを支配している…… どれだけ時間が経っただろうか。 一瞬、手に持っている箱が暖かくなったような気がした。 ) …………? ( 手には感覚など通ってないはずなのに。 ゆっくりと目を開けたその顔は、少し不思議そうな表情を浮かべている。 ) ……終わった、の? ( 辺りを見回すが誰もいない。…何かを感じたのはやはり気の所為だったのか。 ) [Thu 18 Jan 2007 00:12:43]
◆エリスティア@バレンタイン > ( そういえば 『念じれば現れる』 …なんて話もあった気がする。馬鹿らしい以前に 『人形』 である自分に念なんてものがあるか分からないけれど… その光を映さぬ目をゆっくりと閉じ、自分がチョコレートを渡したい者を頭の中に想い描いてみる。 ) [Thu 18 Jan 2007 00:04:18]
◆エリスティア@バレンタイン > ( 話によればどこにでもチョコレートに魔法をかけてくれる『妖精』はいるらしい。けれど、そのあたりに関しては専門家ではないので、どこにいるなんて想像もつかない。とりあえず住みこみの…まさしくスラムにあるに相応しい簡素な教会で文字通り座して待っているのだけど。 ) やっぱり…闇雲にでも探さないとダメ、かな……? ( 抑揚のない声でポソリ、と呟いた。 ) [Wed 17 Jan 2007 23:57:51]
◆エリスティア@バレンタイン > ( スラムに在る教会の入り口に人影が1つ。 修道服に身を包むシスターが仕事を終えて座っている。 隣には彼女を映し出すカンテラ。 太股と手で覆うように持っているのはチョコレートの入った箱。 それを光が反射しない瞳でじぃ〜〜〜〜〜っと、眺めていた。 ) [Wed 17 Jan 2007 23:52:55]
お知らせ > エリスティア@バレンタインさんが入室されました。 『 ――スラム教会前。 』 [Wed 17 Jan 2007 23:50:15]
お知らせ > アーク=フォースさんが帰りました。 『そして、暫く散歩してから、帰ることだろう…』 [Wed 17 Jan 2007 21:41:43]
◆アーク=フォース > (来た方向を戻りながら、悔しげな顔を浮かべながら呟いた……) 次は絶対……捕まえて…… (それから、どうする? という自問に答えが出ずに呟けず、黙って歩いた) まぁ…その時に考えればいいか… (そして、今日も帰路につく……教会で何か作ろうか、などと考えながら) [Wed 17 Jan 2007 21:41:07]
◆アーク=フォース > (通りの真ん中で、息を整えながら、夜食を失ったこの黒コート青年……とぼとぼとゆっくり歩き始めていて) こんな事なら来なきゃ良かったな…… (後悔先に立たず…とは、良く言ったものです……) 今度はもっと注意しなきゃな…… (今度、あの引ったくりに出会ったら、捕まえてやろうとか、小さく考えているようで……) 今日の夜食代…もう無いし… (小さなため息を漏らしながら通りを歩いていて……) [Wed 17 Jan 2007 21:34:24]
◆アーク=フォース > (少しバランスを崩しそうになるもこけずにはすんだようだが……その隙に、相手はどこかの路地に入り込んでしまったようで……) あぁ……自分のあんまん……まだ一つしか食べてないのに…… (思いっきりひったくられました……それなりにがんばって走ったものの……後一歩及ばず…) まぁ…仕方ないか… (自分が警戒していなかったのも悪かったのだし……なんて、ため息はいて……立ち止まっていて…) 仕方ないとはいえ…つらいなぁ… (かくんと…頭うつむけて……がっくりとしているようで…) [Wed 17 Jan 2007 21:25:20]
◆アーク=フォース > (あんまん買って、こんな物騒な所を歩いている自分に落ち度はあるのだが、夜食があった方が動けるから……そんな単純な理由…) 追いつけない…… (そう言っている間に、どんどん離される距離、そして、離れるあんまん……走る足に力を入れているが、だんだん離されていく…) あっちの方が地の利が…あるよね… (少し息も上がってきはじめていて、それでも走る辺り、やっぱり諦めていない様で……) (この秒数、一桁が奇数なら脚を引っ掛けて、転ぶ…) 【判定】 [Wed 17 Jan 2007 21:19:34]
◆アーク=フォース > (走っている理由は、自分の数メートル先を走っている、紙袋を持った人物、それを追って走っている……紙袋の中身は…) 自分のあんまん、返せぇぇ! (今日も並んで買いました、あんまん、最近買いすぎだと思う……が、今はそんなことを考えている暇も無く) 絶対、捕まえて、返してもらうんだぁぁ! (食べ物の恨みは恐ろしいというのは本当ですね……走る足にも自然と力が入るという物で……) [Wed 17 Jan 2007 21:09:03]
お知らせ > アーク=フォースさんが来ました。 『通りを走る青年一人……』 [Wed 17 Jan 2007 21:04:20]
お知らせ > シシィ@バレンタインさんが退室されました。 『 ……うへえ。 (マジかよ。)』 [Tue 16 Jan 2007 23:40:11]
◆シシィ@バレンタイン > (駆けて往く、路地裏の奥 その先に ――――) 【判定】 [Tue 16 Jan 2007 23:39:46]
◆シシィ@バレンタイン > (…ともかく今視界を掠めた光は、何だろう。自分の記憶と感覚に違いが無ければ、魔力の発動に似ている。ぱん、とズボンの裾を払って、追い掛け始め。時計兎を追うアリスのよう …と言うには、穴からの落っこち方が雄々しかったが。周囲は不思議の国でも鏡の国でもないし。) [Tue 16 Jan 2007 23:38:53]
◆シシィ@バレンタイン > (ガ、ァン!!) (屋根の縁に脚を叩き付け。) (ゴッ ―――) (その勢いで前宙を成し得、) ( ヒュッ ―――……… ) (……… 地面に、踵からの着地 ッ!! 10点!) ………………ッぶ ね ェ…… !!!! (卓越した運動能力に感謝、だ…ッ!) [Tue 16 Jan 2007 23:34:24]
◆シシィ@バレンタイン > (荒事から脚が遠退いたって、喜ぶ?) ……。 (こんな時に何を不謹慎なって、怒る?) …………。 (想像を掻き消すみたくゴリゴリバリバキッ、と勢いよく板チョコをかじり囓って喰らい尽くせば口の周りに黒の残滓、使い慣れてきた左の手の甲でぐっと乱暴に拭って。) (怪我を理由に家で腐ってたら、余計にそれを気にしてるみたいで居心地悪い。何にも気にしちゃいない、って言う証明の代わりに、これからちょっとアクティブになろうと思っただけだ。そうだとも、何にも気にしちゃ居ないんだから。余所様の吸血鬼が暴れてるからって何だ。そんなの、噂に踊らされるも良い所――… 考えていると、ちらと視界の端 きらきらと零れる、光 が?) ………あ ァ? (ずるー。)(屋根から。)(滑 ……ッ!?) [Tue 16 Jan 2007 23:31:13]
◆シシィ@バレンタイン > (吸血鬼がどうこう、と言う話は、未だ決着が付いていない。久し振りに顔を出した傭兵ギルドでもみんなピリピリしていて、誰が其奴を仕留めるか、一部では懸賞金がかかっているなんて噂も聞く、し。VHだって聖堂だって、みんなそうだろう。…平素から、お近づきになりたくない場所ではあるが今は余計に、だ。ぽりぽり囓る板チョコが憐れ半分辺りになった頃、腰掛けた屋根の縁から、ん、と立ち上がって背伸び。鈍りきった躯がぴしぱし、煩い。欠伸を堪えるような顔で、ヒップバッグに板チョコを突っ込んで、ついでにポケットに手を突っ込んで歩き出す。妖精、妖精。念じた所で出て来るもんでもないが、妖精。) …………。 (囓るチョコレートに浮かぶ幻視。こんな時期にこんな暢気な依頼を請けたと知ったら、あの人はどんな顔をするんだろ。) [Tue 16 Jan 2007 23:23:56]
◆シシィ@バレンタイン > (…それが何で、「気になる人にチョコレートをあげる日★」なんて乙女なニュアンスになったのかは知らん。そこまで調べてないのは兎も角。 見ていたら何だか喰いたくなってきたので買って来てしまった板チョコ一枚咥え、依頼のそれを夜空にひいらひら、透かして ――…。) ……… 「ばれんたいん」は喰いもんじゃなかったけど、チョコは美味いな。 (そんな、屋根の上。妖精を捜して魔法のチョコを作れなんてファジー★にファンシー★な依頼、ちょっと落ち込み気味の今受けるのはどうかと思った、が。 沈んでばかりでも居られない。) [Tue 16 Jan 2007 23:18:10]
お知らせ > シシィ@バレンタインさんが来ました。 『 パプテスの聖人が処刑された日。 』 [Tue 16 Jan 2007 23:12:07]
お知らせ > 黒紫さんが帰りました。 [Tue 16 Jan 2007 00:43:35]
◆黒紫 > 戻ろう--- … ( 云って。立ち上がり掛けた黒紫は ) 気持ち悪 ... ( 再度しゃがみこんでしまう。----帰宅は、もう少し遅れるかも知れない。 ) [Tue 16 Jan 2007 00:43:31]
◆黒紫 > ( 葉って何ですか、葉って ----正しくは「零れ落ちるは…」に訂正願います。 )( さておき ) 何て ... イベント多いんだよ、最近----- … 。 ( 元旦に続いての一大イベント---ヴァレンタイン。如何やら街の賑わいには、それも一役買っているように思われた。 ) ... デュラハンは ----平気そうだよなぁ、こういうのも… ( 自分ほど未熟には見えないあの方はきっと、賑わいにアテられることもないのだろうと。そんなこと考えた。 ) [Tue 16 Jan 2007 00:28:28]
◆黒紫 > ( 相も変わらぬ天邪鬼。In 屋根の上。 )( 腰掛けた黒紫はひとり、俯いている。大分具合が悪そうだった。 ) -------- ( 長い沈黙が続く。 ) 最悪 ... ( 第一声がそれだった。 軽く頭を振れば、零れ落ちる葉ため息一つ。 ) [Tue 16 Jan 2007 00:21:56]
お知らせ > 黒紫さんが入室されました。 [Tue 16 Jan 2007 00:17:42]
お知らせ > アーク=フォースさんが帰りました。 『月を見ながら歩いて、今度は本当に迷ったとか……』 [Sun 14 Jan 2007 22:06:36]
◆アーク=フォース > (そして、立ち上がれば、いつものように歩き始めるだろう、少しだけ、教会に帰ったときの神父さんを想像していて) なんか……怖いな… (微妙に今日はずるい手段で脱走を試みたので、神父さんに鋭い目で見られるんじゃないだろうかと……しばし不安になる) まぁ……仕方ない…か (半分あきらめ気味に、そんなこと呟けば、夜の街をゆっくりと歩いて帰路に着くだろう) [Sun 14 Jan 2007 22:05:27]
◆アーク=フォース > (手を少し持ち上げて、手首の腕輪を見つつ、色々考えている様子だったが、その手も下ろせばため息吐いて) 何してんだろ……自分 (そんなこと呟けば、座り込んだまま、うつむいて、ため息はいた) [Sun 14 Jan 2007 21:56:20]
◆アーク=フォース > (広場の隅で立っていれば、空を眺めて、月を見て、顔を下ろした) まぁ……いいか、少しここで休んでいっても (そんなこと、ボソリと呟いて、広場の方を見て、いまさらながら感じる) ここって…ベンチないんだ… (そんなこと呟いて、中央付近の方に歩いていけば、座り込んでいて) [Sun 14 Jan 2007 21:47:05]
◆アーク=フォース > (広場に着けば、やっぱり、あの休憩していた広場なわけで……安心したように息を吐くだろう) 良かった…本当に…迷ってなくて… (迷ったら、長い時間付近をさまようことになるので、あまり、良い事ではない……) とにかく……どうしようかな… (目的もなく、こんなところに来たせいで…どうしようか、色々迷っていたりする…) [Sun 14 Jan 2007 21:38:01]
◆アーク=フォース > (まったく知らない道=迷った、そう考えて、辺りを見るが、見覚えのない場所ばかりで……) 完璧に迷子か……な? (月に見とれすぎて、周りを見ていなかった自分が悪いわけで……もう一度注意深く周りを見渡せば…見覚えのある広場への道が見えた) 良かった……訳解らないところ…歩いてなくて… (内心うれしそうにしながら、広場の方に歩いていくだろう……) [Sun 14 Jan 2007 21:24:43]
◆アーク=フォース > (夕方から出かけて、ぶらぶらとこんな場所に来ていて、何をしているかと思えば、月を眺めながら歩いていて) 夕方からでたら……神父さんには、何も言われないか… (夜になってから出歩こうとするから、注意されるのか…なんて考えながら歩いていた) てっ…また、わけわかんない場所に…… (人気の少ない場所に来ていたのは解っていたが……空を見ながら歩いていたせいか、訳のわからない道に出ていたようで……) [Sun 14 Jan 2007 21:14:39]
お知らせ > アーク=フォースさんが入室されました。 『月夜が綺麗だと、色々落ち着く気がしながら歩いていて』 [Sun 14 Jan 2007 21:05:17]
お知らせ > バロゥさんが帰りました。 『(ツレないねえ。なあ、一緒に帰ろうや。 男は教会へと足を向けた。)』 [Sun 14 Jan 2007 16:10:02]
◆バロゥ > (空っぽになった袋は見向きもされずに広場の地面に横たわっている。可哀相ね、と笑って拾い上げた。 何時振りかのおやつを得た子どもたちはめいめいに帰路を辿ってゆく。) 気を付けて帰るンだぞ、 (たとえ晴天の下だとしても。 小さな背中、大きな背中が遠ざかってゆく。中には手を振ってくれる子も居る。可愛いなあと思うから子どもは生意気でも嫌いになれない。) (手を振って見送った。) ――…。 (人が減ると、広場は随分と広く感じるものだ。 痩せた野良犬が寄ってきたが、) 売り切れだよ。一足遅かったな。 (そう云うと、ふい とそっぽを向いてしまった。) [Sun 14 Jan 2007 16:01:27]
◆バロゥ > おいおい、口に入れて持ってこうとするンじゃないよそこ! リスかお前らは! (痩せたほっぺがまるまるとしている。思わず吹き出し、男はヒラヒラと手を振った。 2ツ口にした奴ァ退いた退いた。なるべく多くの子に行き渡らねばならない。) (麻袋は結構な量を入れられた筈だが、ものの数分で売り切れになってしまった。大人気だ。) 帰りは荷物が軽くて良いや。 [Sun 14 Jan 2007 15:54:16]
◆バロゥ > (広場に、大きな麻袋を置いた。――途端、わッと寄ってくる子ども達。中身は干した果物だ。) (甘味は贅沢品。安く手に入らなければ、こんな風に配ったりは出来ない。今日居合わせた子は運が良い。) 一人2ツまでだからなあ、コラッ誰だ一掴み持ってってる奴ァッ!! (わいのわいの。男の胸下で頭が犇いている。) [Sun 14 Jan 2007 15:39:21]
お知らせ > バロゥさんが入室されました。 『( どさッ。 )』 [Sun 14 Jan 2007 15:34:38]
お知らせ > バロゥさんが帰りました。 『(な゛ーぁああ゛。濁った鳴き声が後で聞こえた。)』 [Sun 14 Jan 2007 00:21:21]
◆バロゥ > ――あ、やっぱヤメテ。怖えから。 怖過ぎるから。 (笑った。) 未だもうちょっと回るトコあンだ。ビビッて早足になっちゃいけねえからな。 (猫は黙して語らず。ニャァとも鳴かず。) (男は のそり と向きを変え、再び夜回りのコースに戻った。 ゆらん、ゆらん、カンテラの明かりが揺れる。大股の歩幅に合わせて。) [Sun 14 Jan 2007 00:18:56]
◆バロゥ > (振り返る。) (…猫が居た。) お前か。 (視線の正体は。) 笑うなよう。 (舌を伸ばして、ちょい、と唇の上の窪みを舐めた。ちょっとしょっぱい。 結局袖で拭った。やっぱりガキだ。) (猫はじぃっと此方を見つめている。…こっちを見てンだよな? 男は首を傾げた。) そう云や、猫ってのァ不可視のものも見るって聞くが、 (何見てるの?) 私の背後に何か居る? [Sun 14 Jan 2007 00:12:42]
◆バロゥ > (鼻の下が濡れてきた。) あ、ヤベ、垂れてきた。 (ずずッ。啜っても、風が顔を撫でる度に冷たいものを感じる。 気になる。) あー、もーッ。 (でっかい洟垂れ小僧だ。 何処からか笑われている気がする。) [Sun 14 Jan 2007 00:07:15]
◆バロゥ > (鼻水を啜る。) あーもー、よー冷えること。 (ぶるる。肩が震える。 一本しか無い手にカンテラを携え、男は教会の傍を歩いていた。) (何のこた無い、火の用心だ。 東から来た同僚は、カチンコチンと打ち鳴らす木を持って行けと云っていたが、…どう鳴らすってンだ、と断ってきた。) (曇天。空は重い。) [Sun 14 Jan 2007 00:03:16]
お知らせ > バロゥさんが入室されました。 『(――ズズッ。)』 [Sat 13 Jan 2007 23:59:41]
お知らせ > カロンさんが帰りました。 『(3万で怪しい地図を買った。)』 [Sat 13 Jan 2007 22:55:43]
◆カロン > (切れ。) 失せるか。どちらかにするんだね、坊主、ヒエッヘッヘ。』 との事だ。 ギリギリギリ、骨は歯軋り。)クソババーめ…!黙って聞いてりゃいい加減にしろよ! [Sat 13 Jan 2007 22:53:12]
◆カロン > (『あたしがこれ以上アコギ言い出す前に買うか、 [Sat 13 Jan 2007 22:51:40]
◆カロン > さんま…オイ、コレ値札3000って書いてあるじゃねーか!このピリオドがゼロだなんて言わせねーぞコラ! [Sat 13 Jan 2007 22:45:49]
◆カロン > (スタスタと歩み寄ると、枯れ木細工のような老婆が開く露天の一つにしゃがみ込んだ。興味深げに見つめるのは、一枚の羊皮紙。)…魔女ギルド、内部見取り図…(大分古いが、細部まで緻密に書き込んである。)…馬ッ鹿らしい!こんなモンがホイホイ売ってるモンかよ!だって連中の最高の秘密だぜエ! でも買うか!バーサンコレイクラー! [Sat 13 Jan 2007 22:44:57]
◆カロン > (エレナの出入りを見張ってみたものの、ヤツに隙は無かった。見ている範囲では滅多に外出はしないし、出たとしても魔女の同伴付きだ。 人気の無い所で襲い掛かる!という、当初のプランは実行できそうにもなかった。 時折、こちらに気付いて笑い掛けるかのような仕草が実に腹立たしい。)あーもー、どーすりゃいいんだ…早いトコ片付けねーと… お。(大きな剣を背負った男は、眼を留め、足を止め。) [Sat 13 Jan 2007 22:37:53]
◆カロン > (悪魔を檻に閉じ込め燻り出す作戦は失敗に終わった。実行に移してすらいないのだが、まあ企画倒れというヤツである。 考えに煮詰まると、骨はここを歩く事にしていた。眼に映る何かが、頭の中に眠っていた何かを掘り出してくれる事があるからだ。文字通りの掘り出し物もあったりする。)…ッ。(眼を向けられれば、そっぽを向いた。 スラムでは、大量殺人の嫌疑が掛けられている。包帯を外せば、それが確定してしまうだろう。) [Sat 13 Jan 2007 22:34:58]
◆カロン > (なんでも揃う、ここはスラムの闇市場… 夜も深まった時刻といえど、未だ活気は衰えない。寧ろこれから、本領を発揮するのだ。闇に隠しておいた物が、作られた灯りに晒される時。 そんな場所を、赤々としたトサカが歩く。 包帯で顔を隠した、グレートヘルムを被った男だ。)…はぁ。(足取り重く、両サイドに露天の並ぶ通りを歩いた。) [Sat 13 Jan 2007 22:26:02]
お知らせ > カロンさんが入室されました。 『(とぼとぼ。)』 [Sat 13 Jan 2007 22:22:54]
お知らせ > ブルーボックスさんが退室されました。 『(死霊達を引き止める事を知った)(感覚+1)』 [Sat 13 Jan 2007 19:08:52]
◆ブルーボックス > (後は簡単だった)(言葉を操るまでも無い)(ただ触手を差し伸べて)(其の衣の裾をちょっとばかり引っ張ってやれば事が済む)(元々逡巡に満ち満ちているその足取りを止めてやるには十二分) [Sat 13 Jan 2007 19:08:42]
◆ブルーボックス > (砂漠の蜃気楼の様に掴み所が無く。視覚を闇に一度閉ざしてしまえば消えて無くなってしまいそうだ)………(でも)(彼等、彼女等にも個性が在る)(記憶にも残らない薄い影法師の只中にあって。強烈に存在感を放つ異質の存在が歩いていた)(大抵は凄まじい形相を宿している)(怨念)(執着)(そういった類の感情を顔の部品全てを使って剥き出しにしながら)(一目見て解る)(あいつらはまだ、本当は逝きたくないのだと)(行列の先に待ち構えている新たな運命よりも)(以前に生きた肉体が歩いていたこの世界に残りたい理由が在るから)……(跳ねる跳ねる)(遠巻きに見詰めていた体重を移ろわせ、粛々と闊歩するその側に近付き出した)(がしゃん)(静寂に押し包まれたこの一角において、騒々しい金属音を劈かせ) [Sat 13 Jan 2007 18:58:09]
◆ブルーボックス > (彼等、彼女等にも個性が在った)(魂の器であった肉体と思しき形の原型を留めるもの)(彼処の輪郭が狂い種族どころか男女の区別すらつかないもの)(共通点は無駄口を叩かずにただ押し黙っている事。そして何処に続いているのかも知れぬこの行列に加わり只管に進んでいる事)(此処は貧民窟だ)(だからかも知れない、着衣まで幽霊になるものなのかは知らないけれども、随分みすぼらしい身形の者が其の大半を占めている)(衰弱や凍死、病死)(中には死因も明らかに頸や腕をぶった切られているゾンビィさながらの奴も混じっている)(殺されたのだろうか)(そうかも知れない)(大勢の人間が何かに巻き込まれて死んだ)(話題の吸血鬼)(或るいは血に飢えた殺人鬼に?)……(しかし何かを問い掛ける術は無い)(ヒトの様に意志疎通の器官に欠いた青い石が、ただ去り行く背中を静かに見送る) [Sat 13 Jan 2007 18:48:30]
◆ブルーボックス > (並んでいる)(寧ろ犇いているという表現の方がしっくり来るんじゃないだろうか)(時折現れる教会のスープの配給や、商業地区のバーゲンセールス地帯においてはよく見掛けるものだけれども)(其の面々皆に足が無いという点で珍しいと言えると思う)(ステレオタイプの人間幽霊達)(曖昧模糊にぼやけた足元はきっちり大地に根付いている癖に、壁という壁も突き抜けて、まるで百足みたいにぞろぞろと連なっていた)(十字路を突っ切る其の緩やかな行進を見詰めている)(物陰にひっそりと居座って) [Sat 13 Jan 2007 18:40:37]
お知らせ > ブルーボックスさんが来ました。 『(行列が在る)』 [Sat 13 Jan 2007 18:33:30]
お知らせ > ジムさんが退室されました。 [Fri 12 Jan 2007 01:20:50]
◆ジム > ………ええと、コロンビーナってことはタッデーオだったかアルレッキーノだったか、はたまたパリアッチョか………まあ専門外ってことで。 ( それでも思考するだけの知識はあったらしい。 体育座りの道化に肩をすくめて。 ) なんとも言いがたいわけですが、まああなたにお似合いのお別れの言葉は………「芝居はこれでおしまいです」……"La commedia e finita."ってとこで。 ( 今後この道化が半減期間のすさまじく長い放射性物質のような影響を及ぼすことをなんとなく思いながら、事務員は退場いたします。 ) [Fri 12 Jan 2007 01:20:48]
◆・ク・ > 。。、ィ、ィ、ネ・ウ・・・モゥ`・ハ、テ、ニ、ウ、ネ、マ・ソ・テ・ヌゥ`・ェ、タ、テ、ソ、ォ・「・・・テ・ュゥ`・ホ、タ、テ、ソ、ォ、マ、ソ、゙、ソ・ム・・「・テ・チ・遉ォ。ュ。ュ。ュ、ィ、ィ、、。「検餤、ク、网ハ、、、、ヌ。」。。」ィ。。、ス、、ヌ、簫サ場ヒシソシ、ケ、、タ、ア、ホヨェラR、マ、「、テ、ソ、鬢キ、、。」。。フ衲ラ、熙ホオタサッ、ヒシ遉、ケ、ッ、皃ニ。」。。」ゥ。。、ノ、ヲ、ヌ、筅隍、キ、、、ネ、、、ヲ、ォ。「、゙、「、「、ハ、ソ、ヒ、ェヒニコマ、、、ホ、ェe、、ホムヤネ~、マ。ュ。ュ。ュ。ュ。クヨ・セモ、マ、ウ、、ヌ、ェ、キ、゙、、、ヌ、ケ。ケ。ュ。ュ"La commedia ィィ finita."。。」ィ。。ス矣ー徘ニレ、ャ、メ、ソ、ケ、鬢ヒ餃、、キナノ菻ヤホル|、ホ、隍ヲ、ハモー側ャ、「、、ホ、タ、、ヲ、ハ、ネヒシ、、、ト、ト。「ハツユT、マヘヒ因、ケ、、ネ、、、ソ、キ、゙、ケ。」。。」ゥ [Fri 12 Jan 2007 01:17:55]
お知らせ > CLOWNさんが帰りました。 [Fri 12 Jan 2007 01:10:45]
◆CLOWN > ( 物凄い勢いで手を引かれた貴女を、道化はちろっと一瞥した。 ) っ !? ------- … も…もしかして。ひょっとすると、今、あなたはぼくの好意を拒否したのかい?ぼくのこのうえない好意的表現を拒んだのかい、コロンビーナ!? 嘘だろう、嘘だと云っておくれよコロンビーナ! ( 歌劇の姫君の名を連呼した道化は、偉大なる御意思に背くこと叶わず。 ) ... それは何かい、あなたはぼくよりその---物言わぬ骸の方がお好みなのかい?ならば好きにするがいいさ、ぼくはひとり黄昏るだけ---- …ふふっ……ぼくにはそれもお似合いだね。そうは思わないかい、コロンビーナ? ( 飽く迄道化は貴女が気になっているようだ。体育座りで貴女に向けた背が酷く哀愁を漂わせている…が! 即刻この道化を置き去りに立ち去ることをお勧めする、『今後』の貴女の精神衛生上。この道化は酷く有害であると、何処かの誰かの声がしたとかしないとか―― …。 ) [Fri 12 Jan 2007 01:10:03]
◆ジム > 国によってはサーカスが盛況のところもありますから―――ねっ。 ( 思わず、握られかけた両手を思いっきり後ろに引いた。 神の意思が体育すわりでのの字を書くのが見たいとかそういう感じだったみたいなお告げが! ) ………あなたと番組張る気はないですし、サーカスやる気はないですって。 まあ帰るところがあるのでしたら返ったほうがいいかと。 仕事以外で面倒ごと引き受けるの嫌いなのでね。 ( ちらりと見るのは死体か。 ) [Fri 12 Jan 2007 00:50:27]
◆CLOWN > ----ホワイトフェイス!よく知ってるじゃあないか!見直したよ、ぼくはあなたのことを見直したよ! ( ちょっと引かれた貴女に道化は構うことなく、何をするかと思いきや。あろうことか、道化は--- 貴女が拒否しなければ、の話であるが。貴女の両手を握ろうと。握ってぶんぶか縦横無尽に振ることだろう。拒まれたなら、道化は凹む。手を引かれたりした日には、道の端で体育座り。いじけて「の」の字を描き始めること間違い無しである。 ) … だってほら。ぼくがボケて、あなたがツッコミ--- 丁度良いじゃあないか。あなた、「突っ込む」の好きそうだし 。 ( ちろりと貴女を見遣って、云った。 ) ----- …えぇ〜 !?そんなの嫌だよ、ぼくは耐えられない。だからぼくは帰るよ、団長も待ってると思うから 。 ( 道化はハッタリをかました。 ) [Fri 12 Jan 2007 00:44:29]
◆ジム > ( いや泣かれても。 さすがにちょっと引いた。 趣味でその格好しているなら差別とやらも自業自得というか………まあ、それもいつかきっといい思い出になるから……! ) ああ、そうですかホワイトフェイス。 サーカス団員とは知らずこれまた失敬。 …………って今後もあるのかよ! ( 思わずツッコミをいれてしまった。 フラグ立っちゃったよ。 フラグ立っちゃったよ! ) いえ、別に頼まなきゃ出ませんから。 取調べでもの食べながらってのは実際は全然ないですし。 ( 経験からの言葉であった。 勿論捕まる側の。 ) [Fri 12 Jan 2007 00:28:38]
◆CLOWN > ( 外的要因のすべてが怪しい。そう云い切った貴方は正しい、その意見はご尤もであった。そしてそれを聞いた道化はというと ) ... ぅ ……ぅわぁぁぁぁん!差別だ、偏見だよそれはあなた! ( 泣いた。号泣した。 ) ----あぁ、それとひとつだけ。ぼくは「ピエロ」じゃあないんだ。ピエロとは似ているけれどね、ぼくは「クラウン」-----シー・エル・オー・ダブリュー・エヌでクラウン。今後は間違えないでほしいな、 ( 如何やら道化は、貴女との縁を感じたようだ。 ) ... それじゃあ何。ぼくが頼んでもいないのに出されたカツ丼に支払わなきゃいけないってことじゃあないか! ( 道化の杞憂は飽く迄そこのようだ。 ) [Fri 12 Jan 2007 00:22:08]
◆ジム > ( どこが怪しいか。 ああ、うん、確かに普通の場合、普通に被害者を発見した第一発見者は疑わしくはあれど怪しくはない。 普通であれば。 ) や、「ピエロ」、「言動」、「態度」、つまるところ外的要因のほぼ全てが怪しいんですが。 犯人というか人として。 ( ズバリ。 せめて場所がもう少しばかり違ったらよかったのだが、生憎と閑散たるスラムの殺害現場付近にてやけに陽気なピエロが存在する理由は推測のしようもない。 ) あと、別に自警団でもないので連行もできればしたくないですし、カツ丼もアレは出前とってくれるだけで料金は払ってくれません。 ( ずびし。 態度がころころ変わる相手は疑わしい場合がある、という人生経験から来る思考だった。 ) [Fri 12 Jan 2007 00:05:36]
◆CLOWN > ( ----貴女の答えに、道化のくすくす笑いが止まった。 ) 「怪しい」 …… ぼくのどこが怪しいっていうんだい !? ひどいひとだなぁ、あなたは!嗚呼、このシチュエーションは---- … 哀れ。ぼくは無実を晴らすこともできずに連行されていくシチュエーションじゃあないか!ぼくには田舎のお袋さんもいないけれどね!せめてカツドンは出して貰える保証はあるのかな? ( 今度は酷くしおらしく。めそめそと目元拭うしぐさすらして、道化は貴女に問い尋ねる。如何やら食事の心配をしているようだ。 ) [Fri 12 Jan 2007 00:00:31]
◆ジム > そりゃどうも。 ( 残念ながらオバンになるとそんなことくらいじゃ揺らがないよ。 とは言わないが、割とその手の話題に恥じらいを覚えなくなったのは確かだ。 全然嬉しくもないが。 ) 素晴らしく怪しい方ですし、何より第一発見者を疑うのは基本、おっとと、これは本人の前で言うことじゃないですか。 ( いかんいかん。 なーんて、わざとだが。 ) 死人に口なし。 だから生きているあなたに聞くほかないので。 [Thu 11 Jan 2007 23:50:51]
◆CLOWN > ( くるりと振り向いた、貴女の目撃したのは当然ながら一人の道化。しかし、ただの道化じゃあない。 ) 「突っ込む」 だなんて!なんて破廉恥なんだろう、あなたは!恥を恥とも思わない厚顔無恥さには感服するよ、まったくね! ( 身をよじらせて、「いやんいやん。」とする道化であった。 ) ----犯人? ( 僅かに首をかしげた道化は次いで、軽く肩をすくめてみせた。 ) 知らないな、云ったじゃあないか。ぼくは通り縋りの一般人だってね?どうしても知りたいなら、このひとに訊いてみたら? ( 云った道化は、くすくすと笑っている。 ) [Thu 11 Jan 2007 23:47:32]
◆ジム > ………………や、これって突っ込むべき? ( 虚空に問いかけつつ、くるりと振り向く。 正直、いつまでも背を向けていられるほど図太くはない。 ) …………ふぅん。 まあそれでしたらよかった。 最近運動していないんで。 ( YESと答えたら「運動」するつもりであった。 もっとも、バカ正直にする気はない。 ) ええとじゃあ、犯人はどなたでしょうか。 見たりしませんでしたか? スラム街でとはいえ、もしかすると危険な犯罪者による犯行かもしれません。 [Thu 11 Jan 2007 23:35:44]
◆CLOWN > ------ ……うわァ!びっくりしたなぁ、もう!いきなり立ち止まらないでよ、ぶつかっちゃうところだったじゃないか。 ( 歩調や足音重ねる程度で尾行成功とか本気で思っているあたり、やはりこの道化の程度が知れるというもので。貴女から声をかけられれば道化は、酷くびっくりしたかのように。おおげさなほどに声を挙げてみせた。 ) だったら?----って訊くのもたのしそうだけれどね。違うよ、残念ながら……ぼくじゃない。ぼくは通り縋りの一般人さ、そのひとに最期のおはなしを聞かせてあげた----そんなぼくって、なんて良いひとなんだろう! ( 死体を前におどけてみせる道化は、一度といわず数回ほどしばき倒すことをお勧めする。 ) [Thu 11 Jan 2007 23:31:02]
◆ジム > ……………………………んー………これは、あなたが? ( 足音や歩調を重ねようと、その程度のことであればさすがに尾けられているのは気づく。 気づくが特に何もしない。 死体を発見した際には、おおむねかっちりと状況判断ができた。 そして平和なここ数年を思い浮かべてその中で最も楽しかった日々などをピックアップする余裕というか現実逃避もまた。 ) [Thu 11 Jan 2007 23:20:56]
◆CLOWN > ( 貴女が一度振り返るのを見遣った道化は、僅かにかしげた小首のまま見返すだろうか。 )( やがて、また歩き出した貴女の後ろ、道化もまた歩き出す---貴女の後ろから、貴女のあとをついていくように歩き出した。足音、歩調を貴女のそれと重ねているのは何を意味するのだろう。 そして貴女が目にした遺体は、恐らく、争いの末此処までたどりついたのだろう。切り傷やら擦り傷やらアレとかコレとか---まぁ、そんな感じの遺体だった。そして貴女が先の道化の言葉と現状を照らしあわせているであろう沈黙に、道化は話掛ける。 ) ... 感想、聞かせてよ ? ( 貴女の背後から唐突に。 ) [Thu 11 Jan 2007 23:17:52]
◆ジム > …………………え? ( すれ違う瞬間、聞こえる言葉。 思わず振り返るも、しかし声をかけることはなく戸惑うばかりだ。 カンソウ―――感想? なんの? ) ……………? ( 疑問に思いつつも、大方独り言だったのだろうと見当をつけて、そのまま進み―――そして死体を見つけるだろう。 もっとも、それを死体と認識するか眠っていると認識するかは、遺体の様子にもよるが、もし死体だと認識したならば無論、先の言葉と照らし合わせるだろう。 ) [Thu 11 Jan 2007 23:07:09]
◆CLOWN > ( パタパタ---せわしい足取りで道行く道化は、やがて貴女の姿捉えるだろう。けれどもだからといって、特に気を払うそぶりもなく---見えたかのような道化はしかし。貴女の行く方向に在るモノを思い出したのだろう。真っ赤に裂けた笑みをかたどる口元から、笑いが小さく零れた。 )( やがて貴女の姿が近付いて来、そのまま擦れ違うかという瞬間、道化は言葉を紡ぐだろう。 ) 感想、聞かせてよ 。 ( 何の感想かはこの際置いておくとしようか。----そして彼方からの声が答える。この道化の脳内は万年お祭り騒動であると。 ) [Thu 11 Jan 2007 23:01:32]
◆ジム > ( かつ、かつ、かつ。 やがて不思議な姿を目にして、少し見開く。 ) ……………ピエロ? ( そう、ピエロだ。 自分の目はまだ遠いうちからそれを認識できた。 確かにピエロである。 変わった趣味だとは思いつつ、立ち止まる。 思わず考えるのは近くで祭でもあったかということだけれどそんな記憶もないし気配もない。 まあやはり、趣味だろうか。 ) …………いやいや、人様の趣味にけちをつけるのも……。 ( ひとつ頭を振って、そのままならば軽い会釈とともにすれ違うだけだろう―――その先の死体を見つければ、じっくり面会することになりそうだが。 ) [Thu 11 Jan 2007 22:52:26]
◆CLOWN > ( それでも道化は男を一瞥した。 ) 失礼なひとだな、あなたは。ぼくが折角あなたのためにおはなしを聞かせてあげたのに--- 感想も云ってくれないで逝っちゃうなんて。なんて無礼なひとなんだ! あ〜ぁ、折角感想がきけると思ったのにつまらないな。 ( 愚痴る道化は、今度こそ男から距離を取るべく一歩を踏み出すだろう。その先に 『貴女』 がいることに気付かぬまま。 ) [Thu 11 Jan 2007 22:47:08]
◆ジム > ( かつ、かつ、かつ、かつ。 静かな足音を立てて、スラムを行く。 ギルドのお使い、のようなものだったけれど、思いのほか面倒である。 ) ………はあ……天気もあまり優れないし、やる気も出ないな……。 ( かつ、かつ、かつ、かつ。 まだ気づいてはいなかった。 歩む先に誰かがいることに。 ) [Thu 11 Jan 2007 22:40:53]
お知らせ > ジムさんが来ました。 『( ―――かつ。 )』 [Thu 11 Jan 2007 22:38:22]
◆CLOWN > ----年老いた男性が、死の床に横たわっていました。余命数時間しかない彼は、突然、大好物のチョコレートクッキーの匂いに気付いたのです。最後の力を振りしぼり、ベッドから出て、部屋を横切り階段まで向かいました。そして階段を下り、台所の中へ入っていくと……そこでは、彼の妻がチョコレートクッキーを焼いていました。つまみ食いをしようと手を伸ばすと、妻が手にした木製スプーンで手の甲をピシャっと叩かれました。「取っちゃダメよ!」彼女は言います---- … 「葬式用なんだから!」 ( 語り終えた道化は男の反応を待つ。如何かな。とでもいいたげに。男は答えない。 道化は笑う、くすりと笑って。 ) でも、『彼』とあなたは似ているけれど違うよね。だってホラ -----あなたにはそんな風に云ってくる相手も居ないんだから…。良かったネ?あなたの最期はたったひとりで静かに迎えられる。 ( 男は疲れたかのように息をひとつ吐き出した。 )( 道化は立ち上がる。すでに男への興味はなくなったようだ。 ) [Thu 11 Jan 2007 22:37:12]
◆CLOWN > ( 道化が---では、ない。無論のことながら。たったいま、道化が見下ろす男が---であった。 )( 道化は、しゃがみこむ。男の耳元へと声をとどかせるように、しゃがみこんで。その耳元で囁くだろうか。 ) ねぇ .... 大丈夫? ( 一目瞭然。道化は、構わない。 ) 確りして。ソウダ! ぼくが愉しいおはなしを聞かせてあげる。あなたに元気になってほしいから---- …あなたによく似た人のはなしを聞かせてあげるよ? ( そうして道化は語り始める。 ) [Thu 11 Jan 2007 22:27:02]
お知らせ > CLOWNさんが来ました。 『 虫の息 。 』 [Thu 11 Jan 2007 22:21:30]
お知らせ > 氷桜さんが退室されました。 『・・・・・・・おい? (返ってきたのは静かな寝息)』 [Thu 11 Jan 2007 00:55:18]
◆氷桜 > (小枝の倒れた方へと進んでいけば) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あれ? (行き止まりでした。 当然といえば当然の結果 力無く壁へ背中を預ける姿が何とも間抜け) ・・・・・・・・・・なぁ、帰ってししょーに殴られるのと配達先が見つかるまで彷徨うのどっちがいい? (ついには子猫に意見を求めました しかし) [Thu 11 Jan 2007 00:54:22]
◆氷桜 > (今自警団とかに職質を受けたら面倒な事になりそうだがスラムでそんな心配は無用 むしろ自警団で良いから道を教えてほしかった) ・・・・・・・・仕方がない (唐突に道端へしゃがみ何やら探し初め) ・・・・・よし (拾ったのは小枝 十字路の方へと歩いていき) ・・・・・・・・・・・。 (再びしゃがんで小枝を地面に ゆっくりと手を離せば当然ながら小枝は倒れ) ・・・・・こっちか (絶対確実に間違ってます 更に道に迷っていく) [Thu 11 Jan 2007 00:44:53]
◆氷桜 > (配達の品も武器防具の類ではなく何やら怪しげな装身具 首輪とか枷とか拘束衣とかetc... 何やら危険なスメルがぷんぷんします) ・・・・・・・何処のどいつだ? こんな物注文した奴は (素体は持込であることを信じて疑いません 師匠がこれを作っているのを想像すると一緒にコピーとか作ってそうで嫌だ) [Thu 11 Jan 2007 00:33:53]
◆氷桜 > (そして痛恨のタグミスorz) (リトライ) (吸血鬼事件の御蔭で人影は見当たらないが逆にそれが不気味 風の噂で件の吸血鬼は国外逃亡したと聞いたがここはヴェイトス、何処に何が潜んでいるかわかったものじゃない) ・・・・・速く帰りたいのに (思わず小声で呟く ぶっちゃけ怖いのです 現在の武装は呪術刀とナイフ 人以外に襲われたらどうしようもない) [Thu 11 Jan 2007 00:25:26]
◆氷桜 > (吸血鬼事件の御蔭で人影は見当たらないが逆にそれが不気味 風の噂で件の吸血鬼は国外逃亡したと聞いたがここはヴェイトス、何処に何が潜んでいるかわかったものじゃない) ・・・・・速く帰りたいのに (思わず小声で呟く ぶっちゃけ怖いのです 現在の武装は呪術刀とナイフ 人以外に襲われたらどうしようもない) [Thu 11 Jan 2007 00:24:17]
◆氷桜 > (帰りは子猫――アルテミスについていけば確実に家までは辿り着けるが商品を届けられなかったとなればそれは大問題 鉄拳どころじゃ済みそうにありません) ・・・・大体この地図が悪い、こんなんで分かる訳ないだろうが (ぶつぶつと紙切れに悪態を吐きながらスラムを彷徨う一人と一匹 連れてこられた子猫はいい迷惑) [Thu 11 Jan 2007 00:12:53]
◆氷桜 > (息子が幸せな時を過ごしているころ 馬鹿親はよりにもよってスラムで迷子) ・・・・・ここをこう曲がって、こうだろ? それで・・・・・・・・・ (何やら蚯蚓ののたくったような線で描かれた地図、そこ地図上にある赤い点が今日の配達先なのだけども) ・・・・・・・ここ、どこだ? (呟いたところで返ってくるのは頭に乗った子猫の間延びした鳴き声 ほんの少し和みつつも背負った商品が肩にずしっと) [Thu 11 Jan 2007 00:04:55]
お知らせ > 氷桜さんが入室されました。 『・・・・・あれ? (ぽつり呟く男が一人)』 [Wed 10 Jan 2007 23:57:59]
お知らせ > ジョニー@警邏さんが退室されました。 [Wed 10 Jan 2007 22:48:14]
◆ジョニー@警邏 > (そのまま、ゆっくりと再び周囲を見回して、青年は立ち去っていき――) [Wed 10 Jan 2007 22:48:12]
◆ジョニー@警邏 > (――だが、拍子抜けしたように、周囲には何も無かった。 死体も、血の臭いも、悲鳴も、何も。 ただ、いつも通りの貧民街。 思わず、壁にもたれかかって息を吐きたくなる。 全身の力が弛緩する。 本当に、怖かったのだと、今更ながらに笑みが浮かんだ) [Wed 10 Jan 2007 22:44:49]
◆ジョニー@警邏 > は、ぁ……ったく、吸血鬼も化け物も犯罪者も、来るなら来い、だ(小さく呟いて、さらに数歩。膝が笑いそうになるのを槍を握り締めることでこらえながら、まずは周囲を見回して)【判定】 [Wed 10 Jan 2007 22:42:13]
◆ジョニー@警邏 > (出かけに聞いた所――相棒は、無事に職務を果たしたという。それに対して、自分は? スラムの入り口で、一度敗北したからといって怖がっている。 みっともなく。情け無く。 馬鹿ではないのか自分は。そう思えば、歯を食いしばって、脚を踏み入れる。――暗闇というほどではない。だが、澱んだ空気や、路地裏から除く濁った視線。それらは、この部位を『暗い』と、そう思わせる) [Wed 10 Jan 2007 22:39:45]
◆ジョニー@警邏 > (――からだの傷が癒え、こうして退院を許され、職務に復帰して。しかしながら表情は冴えない。槍とランタンをそれぞれ持ちながら、周囲を警戒しつつ脚を進めていく。……恐怖がない、といえば嘘になる。だが――……そう、精神の方の傷がいえていないのだ)……何か、嫌な感じだ、クソッ(ぼそり、と吐き捨てるような言葉。それは己へ向けて、だ。悪夢に現れた場所だからと、怯えているのだ、自分は) [Wed 10 Jan 2007 22:34:24]
お知らせ > ジョニー@警邏さんが来ました。 『……そして、復帰直後』 [Wed 10 Jan 2007 22:32:17]
お知らせ > アーク=フォースさんが帰りました。 『あの廃墟で一晩過ごしたとか…』 [Tue 9 Jan 2007 23:35:27]
◆アーク=フォース > (休憩に使っていた小さな広場、其処につけば、夜空の星を見上げながら、歩くだろう) いい天気だけど、ここの空気は相変わらず…… (そんな事、呟いて、顔を道の方に戻せば歩き続ける、そして、数分後には、あの休憩に使っていた廃墟を発見することだろう) [Tue 9 Jan 2007 23:33:37]
◆アーク=フォース > (裏路地を通り抜ければ……とりあえず、安心したようにため息ひとつ、つくだろう) よかった……正解…かな? (見慣れた通りに出られたようで、ほっと一息……) ここから、あの広場にいけば… (あの廃墟から、休憩に使っていた小さな広場は近い……、あそこを一応の目印にしているので、その方向に向かって歩き始めて) [Tue 9 Jan 2007 23:25:36]
◆アーク=フォース > (入ってみれば、予想以上に明かりが少ない上に道が狭い……こういう場所は幽霊とかが出るとか小さいときに聞いた事を思い出すが一本道なので、大丈夫だろうとか考えていて) 何かくるにしても……前か後ろだろうから…多分…大丈夫だよね… (ゆっくりと歩いていく、次の通りがすごく遠く見える……怖いからだろうか…) [Tue 9 Jan 2007 23:18:31]
◆アーク=フォース > (通りの人影は疎ら、一人で歩くには少し静か過ぎるくらいで……) ここの道……だったかな? (なれない道……加えて、いつもは歩いていない道のため、方向感覚がつかめない……迷いかけていて、とりあえず、路地裏を抜けて次の通りに行こうと…明かりの少ない路地裏に入ろうとしていて) 間違えてたら…如何しよう… (歩くのが怖いわけではないけれど…安全に休める場所を探さないとならない……そんなこと考えつつ…路地裏に入り込んでいく…) [Tue 9 Jan 2007 23:11:33]
◆アーク=フォース > (居座っているといっても、スラム等で放浪していたときに休む場所に使っていただけの場所) 落ち着く気配だって無いのに……ね (そんなこと呟いた、このまま周りの状況が悪化したりしたら、自分はどうなるんだろうとか……色々考えていた) こんなこと考えてても、仕方ない…か (そんな事呟きつつ、歩はゆっくりと歩き続けていて) [Tue 9 Jan 2007 22:56:25]
◆アーク=フォース > (神父さんに色々話して、働きたいと頼みました…けれど、返ってきた答えは『事件が静まるまでは、仕事はしない方がいい…』と言うお言葉、それでいつもより落ち込み加減で歩いていた) 明日の昼まで帰らない…絶対… (教会での手伝い、明日はサボってやるとか、考えているようで、そんなこと呟いた) 今日は、あのねぐらで休もうかな… (スラムで自分が勝手に居座っている無人の半壊の廃墟に向かおうと人気の少ない通りを歩いているわけだが……) 神父さんのケチ… (そんな陰口、叩いて、少し反省しつつも、歩いていて) [Tue 9 Jan 2007 22:43:07]
お知らせ > アーク=フォースさんが入室されました。 『黒コート着込んで歩いている青年一人、何か落ち込み加減である』 [Tue 9 Jan 2007 22:37:05]
お知らせ > エリスティアさんが帰りました。 『近場にあるはずなのに、歩みの遅い所為で着いたのにずいぶんかかった。』 [Tue 9 Jan 2007 03:07:06]
◆エリスティア > ( 痛くて死にそう…応急処置をしながらその言葉を聞けば、腕を縛った後に立ち上がり、彼女が立つのを確認した後、ゆっくりと目的地に案内する。ヤブ…否、闇医者の元へ。 ) [Tue 9 Jan 2007 03:06:31]
お知らせ > ヒルダさんが帰りました。 『――スラム。自分が想像していた以上に、酷い場所だと知った。』 [Tue 9 Jan 2007 03:06:09]
◆ヒルダ > い、痛くて死にそうよ…… ひ、 うぅ…。 ぐすっ…。 ( 修道女はあくまでも淡々と語りかけてくる。相手が内心自分が魔女である事なんて、気に留めない所か気付いていないなんて思っておらず、その対応は冷やかなものなのかもしれないと感じつつ。 しかし、手当てをしてくれる事は心の底から感謝するだろう。自分の命も救ってくれたのだ。 ) あ ありがとう…… 。 ( 涙は止まらないが、どうにか声を搾り出して。 ヤブ医者は困るがここら辺だとそういう医者しか居ないのかと一瞬不安になる。しかし、この手に刻まれた烙印を見せても良い相手としては闇医者の方が良いのかもしれない。こくりと頷いて、案内をしてくれるならおとなしくその後に着いていくだろう。 ) [Tue 9 Jan 2007 03:03:31]
お知らせ > 首無し死体さんが退室されました。 『Lost:クレイモア』 [Tue 9 Jan 2007 02:58:53]
◆首無し死体 > (逃げる。 それはもう、全力で逃げる。 矜持とか何とか言ってる場合ではない。 嬲ってないであの女殺しとけばよかったーとか、剣士からパクった大剣おいてきちゃったよとか悔やむ事は多いけれど) [Tue 9 Jan 2007 02:58:38]
◆エリスティア > 痛いの?……死にそう? (演技でもない発言ではあるが、一応心配してはいる様子で、ひじの辺りを縛って止血しようとしていく。エリスティアの頭の中ではアンデットに襲われていた女性イコール被害者の構図ができていた。相手が魔女だなんて、考えもしない―― 否、分かったところでどうもしないのだけど。) 死にそうなら、医者の所に…… ヤブ医者でいい…? (不安になるような真顔で冗談を言った後 「あ、闇医者だった」 と付け加えたエリスティアは、人形らしく空気が読めていなかった。) [Tue 9 Jan 2007 02:57:13]
◆ヒルダ > ( 大金槌を食らった死体は尚も立ち上がり、逃げ出した。正に不死者の名に恥じぬと言えるだろう。 ――刀を庇うような走り方に今は疑問を抱く余裕はなく、危険が立ち去っていくのを涙を零しながら見つめていた。あんなのが住む街なのか、ここは狂ってる。けれど、強姦を罪を犯しその烙印を押された私が、ここ以外のどこに住めばいいのか。 未だ状況を理解できていない女は、とりあえずただ「どうやら助かったようだ」という点において漸く理解した。 ) ………… う、ぇぇっ 痛いよ…… い、痛いよぉ…… ( 刺された右手からどくどくと血が溢れ出し、それが止まらない。妙齢の女が子供のように泣きじゃくるのはやや滑稽な光景だが、助かったという安堵と痛みで取り繕う余裕も無かった。 ゆらりと近づく修道女に、痛みを訴えて。 ) [Tue 9 Jan 2007 02:50:06]
◆エリスティア > ……逃げ、た。 (まるで歩く死体ということを忘れさせるかのようにまさしく脱兎の如く逃げていく首無し死体に初めて、驚いたような声を漏らすエリスティア。そして……腐った死体ではあるけれど、追いつけるようなスピードではなく、そのまま見送った。「――逃げられた。」とすごく悔しそうに呟いた。) ( ヒルダの考えに答えるとすれば―― それは「危険区域」だからに他ならない。日のあたる道から一歩外れれば、それは危険の満ちた世界。だからこそ……大聖堂ではなく『ココ』で暮らしているのだと養っていただいている神父様はおっしゃっていたけれど。) 大丈夫…? 血が止まらないのなら、病院にでも、行ったほうがいい…… それとも、どこか壊れてる? ( 振り返り、泣いている女性に問いかける。 「壊れた?」 ――それはおおよそ、人の発する言葉ではないのかもしれない。その修道女は、ゆっくりと、ゆらりゆらりとやはり人にしては妙な動きでヒルダに近づいていく。 ) [Tue 9 Jan 2007 02:43:04]
◆首無し死体 > (いつもなら、このまま死んだ不利をして後ろからばっさりやろうと試みる。 人間不思議な物で、明らかに動く死体でも動かなくなると死んだものと思うらしい。 頭を切り離したり、何度も刺したりする奴はいるが、刀を砕こうという奴は今までいなかった。) ―――――――― (だが、今回は別だ。 しすたー えりすてぃあは別だ。 以前のやり取りから、この女を人間の範疇においてはいけないと言う気さえしていた。 この女なら、大金槌を躊躇なく刀に振り下ろしたとして、まったく不思議には思えない。 槌と、理解不能の者。 相手にはできない。) ―――――― (『まだ、立ちますか……?』 かけられる声に、跳ね起きる。 そして躊躇なく背を向けて駆け出そう。 死体などいくら殴られても構わない、むしろ刀を両手で抱えてガードするという露骨な守り方で走る) [Tue 9 Jan 2007 02:37:13]
◆ヒルダ > ( 信じられない。ただ只管信じられない。この状況は有り得ない。 ――何で?何で私、こんな眼にあってるの? ちょっと前まで、普通に生活してたのに。普通に笑って、普通に怒って、普通に泣いて。 なんで今、殺されそうになってるの? ) ( 刀が引き抜かれ、女は膝を突いた。血が溢れ出す片手をもう片方の手で庇いながら、涙目で見上げた視線の先には―― 大金槌がめり込んで、弾き飛ばされる首なし死体。そして、怪我をした私に注意を払わずそのまま歩みを進める修道女。 ) う、 ぅ。 ひっ … う、 うぅっ、 う…。 ( めそめそと啜り泣き、修道女と弾き飛ばされた死体を見遣る。この隙に逃げてしまおうと考えても、足腰に力が入らなくって立ち上がれなかった。 ) [Tue 9 Jan 2007 02:24:53]
◆エリスティア > ( 幸いというか不幸にもと言うべきか、哀れな魔女の予想に反して、そのハンマーの狙いは首無し死体だけに向かっていた。もっとも、目の前でざっくりと刺された手から血を流してのた打ち回っている女性をみても眉ひとつ動かさないのは異様といえば異様ではあるけれど。突進力を利用してフルスイングで振っていったホームラン打ちは、見事にそのリビングデットを弾き飛ばした。 ――その死体の『意識』が以前会ったことがある者だということはわかろうはずが無い。何せ、今の刀の宿主は以前の『人』はあまりにもかけ離れている姿なのだから……否、最早人ではなくアンデットか。 ) まだ、立ちますか……? ( 大金槌を下ろせばゆっくりとした足取りでその死体へと歩を進める。その動きはやはり人と呼ぶにはふさわしいもので、また、やる気満々だというのは今の行動で目に見えているというのに、表情は何一つ変わることが無かった。) [Tue 9 Jan 2007 02:19:28]
◆首無し死体 > (ズッ、という湿った音。 鉄錆の臭い。 柔らかな肉を抉る感触。 人を斬る為だけに存在する妖刀にとって、それらは存在意義の証明であり、また、最高の悦楽である。 蜘蛛は煙となって滅び、刃は女の掌を貫通して血潮を溢れさせる。) (さて、とりあえず女の方は問題ないことにしておこう。 刃を返して更に肉を抉りながら、女の手から刀を引き抜く。 そして、視線を新手の方へ) ――――――――!? (しすたー えりすてぃあ! 大金槌を携えて駆け来る人影は見覚えのあるものだった。 いつぞやとは打って変って、戦意は満々らしい。 しかも、得物は槌。 槌はだめだ、槌はまずい。 恐るべき女が恐ろしい武器を持ってやってきた! あまりといえば、あまりのその光景に反応が一瞬遅れた。 ) (殺る気満々で振りぬかれた大金槌は死体の脇腹へとめり込み、肋骨を粉砕しながら死体を2〜3m弾き飛ばした。 ) [Tue 9 Jan 2007 02:13:13]
◆ヒルダ > ( 突きは蜘蛛に刺さり、肉を砕き肉を抉り、手を貫通した。一瞬、信じられないという眼でそれを見て。 ) うう ぎ ぁ ! ( 傷口の痛みが波のように反動をつけて大きくなり、ぼたぼたと血が流れ落ちる。体を貫かれた蜘蛛はぶすぶすと煙を発しながら消えて行き、後に残ったのは包帯で覆われた手を貫く刃だった。包帯で隠された「I am a sex offender」の文字の上に重ねられた真新しい傷口。 ) あ、ああぁッ! 痛い! 痛い! 痛い…! い、痛……ッ! ( 涙をぼろぼろと零しながら子供のように必死に痛みを訴える。一体誰に?きっと、自分を取り巻くこの世界に。 その間に迫る、大金槌を持った修道女。彼女に向ける視線は助けを請う意味と、パプテスに悪魔を召喚する所を見られてしまったという焦りの混じったもの。きっとこの修道女はアンデッドごと魔女を叩き殺すつもりなんだ、とすら思った。 ) [Tue 9 Jan 2007 01:55:13]
◆エリスティア > ――AMEN。 (短く言葉を呟くと、心の中で十字を切る。ヒルダが何かを召還したらしいのを見れば「一般市民ではなかったのか」と一瞬思うものの、被害者の方に興味は向かず、その足は止まらない。何故ならエクソシストである彼女が興味を引くのは専らアンデットである首無し死体。ソレはエリスティアにとって退治すべき存在。勢いに乗ったまま手に持った大きなハンマーを首無し死体の胴体にえぐりこむようにして打とうとしていく…もう、遠慮なしに。) [Tue 9 Jan 2007 01:46:13]
◆首無し死体 > (目を見張った、という言葉は正確とは言えない。 なぜなら、死体には目なんてないのだから。 とはいえ、それに近い感覚で、死体は注意を女の掌に集中する。 何かが、真っ当な存在ではない何かが、こちらへと向けられた女の掌から出現する気配。 ) (『やはり呪いか』 口があればそう叫んでいただろうが、今はそれも適わず。 よって、無言で心臓に定めた切っ先を突き出そう。 とりあえず、殺しておけば問題なかろうという思考に基づく行動。 女が蜘蛛を楯にするというなら、まずは蜘蛛に――――悪くすれば女の掌を貫き、最悪はその胸に突き刺さるかもしれない) (そんな切羽詰った状況で、突如響く声と足音。 新手の出現は、何時だってろくな事にはならない。 まずは、女の状況を確かめてからそちらに顔を向けようと) (この発言秒数の末尾が1〜4であれば刀は蜘蛛でとまり、5〜9なら手、0なら胸に突き刺さる) [Tue 9 Jan 2007 01:43:26]
◆ヒルダ > ( その時、女は漸く理解する。いや、冷静な状態ならば首が無いのに動き回っている時点でそうだと気付けた筈だが。 こいつは物を語らないが、今の自分の負の感情は喰われたに違いない。悪魔とかそういう類の奴らは大抵そうだ、そうに決まってる。 ) ………ッ!! ( 大きな太刀の切っ先がこちらを向いた。この距離だ、掌の上に現れた蜘蛛の糸は直ぐに発射できる。でも、どこを?眼を潰すにもこいつには眼が無い、糸で防いでも刃物で容易く貫かれてしまう。 ) や、やぁ ッ!! ( 結局出来たのは、蜘蛛が張り付いた手を蜘蛛ごと盾にしようと前に差し出すぐらい。 その時、こちらに駆けてくる修道女の姿を見て――。 ) [Tue 9 Jan 2007 01:22:27]
◆エリスティア > (いま目の前に見えている首無し死体が幻影でなければ――動き回る死体 か… ならば、これは本職としての私の仕事。 特訓帰りなのは幸運だった。) 彼の者に永遠の眠りを。 (修道服のスカートから取り出したるは大金槌。構えたと思えば、襲われている女性のちょっと放送できなさそうな台詞を合図に、スラムの通りを先ほどまでの緩慢な動きが嘘のように、修道服姿の女性が暗闇を――走る。) はい、そこまで…… (その言葉は『挑発』だったのだろうか。今まさに切っ先を相手の心臓部分に定めている首なし死体めがけて奔る。攻撃範囲に届く位置までたどり着くのは次のターンか。) [Tue 9 Jan 2007 01:09:13]
◆首無し死体 > (女の柔らかな手を腕を掴む死体の青白い腕は、その不健康そうな肌の色とは裏腹の強力で持って女を捕獲する。 こっそり死体を操ってる妖怪刀は、女から溢れる怒り・恨み・恐怖・絶望の気配・・・・・・・・陰の気をビンビン感じてもうご機嫌だ。 たっぷり嬲った甲斐もあったもんである。 もう、ご機嫌すぎて見覚えのある人影を見逃す大失態を犯していることに気が付かないほど) ――――――― (さぁ、少しばかり致命傷を負ってもらおうと刀を振りかぶったその時だ。 なんだか良く解らないが、女が妙な事を叫び始めた。 呪いの類なのだろうか? こちらに手を差し出してペニスがどうとか・・・・・・ 最近、呪い師の類には酷い目に遭ってばかりなので、念には念を入れておこう。 左手で女を捕まえたまま、刃を引いて、切っ先を相手の心臓部に定める) [Tue 9 Jan 2007 01:05:34]
◆ヒルダ > ( どうして誰も助けに来てくれないのか、女は何もかもを呪った。この辺一帯に住む糞ったれの貧乏人ども、ここで死んだら必ずお前たちに呪いを掛けてやる。女は心の底でそう誓った。他の気配に気を配る余裕は無く、まだその新たな人影には気づかないが。 ) ―― きゃぁッ! ( 死体の冷たい手が自分の腕に伸びる。がっしりと強く捕まれ、その力だけで女の動きは止まった。そのままぐい、と後ろに引っぱられ、引き倒そうとする動きに抵抗する。 ) ………ッ!! ( …駄目だ、殺される。ごめんなさい、クーン。本当にごめんなさい。愛してる。 ) ( 二度と言えぬ筈のその言葉を心の底で呟いて、女は絶望の表情を向けるその刹那。 この期に及んでの足掻きか、ただ只管助かりたいという想いか。或いは脳裏に浮かんだ恋人の姿か。 捕まれなかった方の手を相手に向けた。 ) や、や ―― 闇の! 淵から、 その艶やかなかッ 体を現し、 奴のペニスを喰いちぎってしまえ、ブラックウィド――ッ! ( 使い魔を召喚しようとする。けれど、この状況でそれが一体何の役に立つのか?それが判らぬまま、次のターンには巨大な黒後家蜘蛛が女の手から這いずりでようとする。 ) [Tue 9 Jan 2007 00:48:31]
◆人影 > ( それは、ゆっくりと、ゆらりゆらりと、おおよそ人ではあまり有り得ないような動きで歩いている人影が一人。ソレは偶然現場に居合わせた。目の前に広がるのは暗黒街ではよくある光景。そして、自分は 『ヒーロー』 などではなく……そんな『人影』が見たのは、今まさに首無し死体に捕まらんとする女性の姿―― 前言撤回。暗黒街よりも墓場で見かける風景だった。) [Tue 9 Jan 2007 00:38:59]
お知らせ > 人影さんが来ました。 [Tue 9 Jan 2007 00:31:55]
◆首無し死体 > (叫ぶ女、追う死体。 貧民窟の住人が相互補助の精神を持ってるようなら、件の吸血鬼とかもっと被害を少なく抑えられたかもしれない。 我関せずが長生きの秘訣なのかどうかは知らないが、貧民窟や暗黒街で悲鳴を聞きつけて駆けつけてくるヒーローはあまりいないようだ。) (とはいえ、最近人外狩りなんて事もやっているようなので、あまり賑やかなのはよろしくない。 走りつかれたのか、それとも別の要因があるのか――――女は徐々に失速しているようだ。 それならばと、死体は女の方へと腕を伸ばす。 もし腕を掴む事ができるようなら、そのまま力づくで後方に引き倒そうと。) [Tue 9 Jan 2007 00:20:30]
◆ヒルダ > 嫌アァァァッ!! だ、誰か――ッ!!誰か助けて――!! ( 頭がついてないからこっちの言うこと何て聞いちゃくれないのかもしれない。元々聞く気なんて無いのかもしれない。 …刀を抜き放つ冷たい金属の音が後ろで鳴り、追ってくる気配が背後から迫る。更に、刀が風を切る音が耳のすぐ傍で聞こえ―― これ以上の恐怖があるだろうか。 ) ( やっぱり、そうだ。罰は当たるものなのだ。運命と同じように、巡りめぐってこの身に降りかかるものなのだ。 けれど、死にたくない死にたくない死にたくない。何とかしなくちゃ、何とかしなくちゃ、何とかしなくちゃ。考えろ、考えろ、考えろ。 ―――使い魔。この場を何とか出来る手段はアレしかない。 しかし、走りながらでは集中も詠唱も出来ない。そうこうしている内に、女の背中は相手から見て近づくだろうか。 ) [Tue 9 Jan 2007 00:09:29]
◆首無し死体 > (金銭とは生活に必要な物であって、もう既に死んでしまっている死体には不要のものである。 死体がふつうに買い物するような世の中なら、女もいちいち悲鳴を上げたり怯えたりする事はないだろう) (よって、立ち上がったり、人差し指を立てたり、刀を抜いたりする死体の風上にも置けないその死体は、彼女の提案を無視して抜刀した。 この死体は案外足が速い、女が並以下の速度しか出せないというなら、悠々追い縋るだろう。 彼女を嬲るように、手を伸ばせば肩を掴める位置を保持しながら、刀を出鱈目に振り回して後を追う。 ) [Mon 8 Jan 2007 23:59:35]
◆ヒルダ > ( 殺される。 ) ( 鞘から引き抜いた刃は鈍い鉄の輝きを放ち、女は縮み上がった。 ) ( 殺される。 ) ( 自分の悲鳴を聞きつけて、誰かが助けに来てくれるなんて都合の良い展開は無い。 ) ( 殺される。 ) ( この死体が最初見たときそうだったように、自分もこんな路地裏で死ぬんだ。散々悪い事をしてきたんだから、これが当然の結末? ) ……ま、待ってッ!殺さないで… 助けてっ! お、お金ならあるから! ね…… お、お願いよ…。 ( しかし私は、それが無駄な願いだと心のどこかで知っていた。 ――咄嗟に逃げ出そうと背を向けて、反対方向に向かって駆け出そうとした。しかし腰が抜けて足に力は入らず、おまけに箒にのれなければ足の速さなんて並以下だ。 ) [Mon 8 Jan 2007 23:47:13]
◆首無し死体 > (今の所、足音や物音が近づいてくる様子はないようだ。) (尻餅をついて後ずさる女。 死体は左手で体を支えながらふらふらと起き上がると、女の後ずさる速さに合わせて彼女を追う。 右手に持った刀を、女に見せ付けるようにゆっくりと鞘から引き抜いていく) [Mon 8 Jan 2007 23:38:31]
◆ヒルダ > ( 頭の中が真っ白になって、目の前で起きているこの光景が夢か現実か疑った。魑魅魍魎が蔓延る貧民街と、暗黒街。実際今までも色んな化け物がここで悪さをしていたのだ。しかし、今まで法に護られた安全な場所で暮らしてきた女にとって、そんな事件は新聞か何かで眼を通すぐらいの―― 言わば現実味の無い話だったのである。職業柄、悪魔や吸血鬼と関わる事はあったが、首の無い死体が動くのは予想外、かつ想定外。 ) ひ、 ひぃぃ………ッ。 ( 尻餅を突いたまま後ろに下がろうと、両足が地面を削る。耳がないのにこちらの声を聞き、目が無いのに自分と周囲の状況を確認している。 人差し指を立てるその仕草は、死体がやるとこんなにも異常なものになるのか。 ) [Mon 8 Jan 2007 23:28:41]
◆首無し死体 > (響き渡る悲鳴。 死体は人差し指一つ立てると、頭部があれば口の辺りだったと思われる辺りに。 静かにしろ、とでも言うかの如くだ) (さて、それで女が黙るか否かは別として。 死体は後ろを振り返り、そして暫らく辺りを探るように向き直ったり振り向いたりし始めた。 今の悲鳴を聞きつけてこちらに向かってくる者がいないかを探っているようだ。) [Mon 8 Jan 2007 23:20:11]
◆ヒルダ > ( 街中でこんな死体が転がってたら大きな騒ぎになるだろう。すぐに自警団に報せが行って―― しかし、ここや暗黒街は自警団があまり関わらない場所とも聞いている。それもそうだ、ここに住んでいる者の何人が税金を納めているというのか。 …それはつまり、これから自分がここに住むとして―― 自分の身に何かあっても誰も助けてくれないって事になるのかもしれないが。 ) ( そしてふと、その時。 ) っ。 ( 女の顰めた面が、恐怖に彩られた。まるで生きているかのように上半身を起こし、こちらに向き直ったのだから。死体は巨大な剣を手放して肩を竦めた。対する女は尻餅を着いて ) ギャ――――ッ!! ( …悲鳴をあげた。 ) [Mon 8 Jan 2007 23:08:47]
◆首無し死体 > (『一体何やらかしたらこんな風に死ねるのよ』) ――――――――― (女がそう言い終えた、まさに次の瞬間という奴だ。 何の前触れもなく、死体が体を起こした。 まるで、今まで眠っていて経った今目がさめたとでも言うように、ごく自然な動作で上半身を起こすと、女のほうへと向き直り) ――――――― (左手に握っていた両手剣を手放すと、ひょいと肩を竦めて見せたではないか) [Mon 8 Jan 2007 23:01:25]
◆ヒルダ > ( こんな所に何をしに来たかというと、勿論家探しだ。汚い、臭い、狭い。それに眼を瞑れば、安いアパートなんて幾らでもある。 ……でも、女は早くもこの辺りに住まう事を諦めかけていた。さすがに、死体は勘弁してほしい。以前この辺りに来たときは赤ん坊の死体を拾ったけれど――。 ) …… や、やっぱり…見間違い、よね。 ( 近くまで歩み寄って覗き込めば、それは正しく死体だ。首は無いし、胴体にも穴が開いているし、始めてみるので断定は出来ないが死斑らしきものも浮かんでいる。 その腐臭とあまりの酷さに思わず胃の中の物を戻しそうになり、口元を押さえた。顔を不快感で歪め、それでもまじまじと見てしまって。 ) 酷い臭い…。一体何やらかしたらこんな風に死ねるのよ。 ( 両手に持ったアマウラソードと巨大な剣、体の傷を見るに殺し合いでもしたのだろうけど。 ) [Mon 8 Jan 2007 22:52:46]
◆首無し死体 > (近づく人影の胸の内など素知らぬふりで、死体は倒れたまま動かない。 人間が生存する上で不可欠な部品である頭部が欠けているし、所々見える青白い肌はいかにも死体らしい色合いだ。)(死体らしいといえば、これ以上ない死体らしさで死体は死体であることを主張し続ける) [Mon 8 Jan 2007 22:45:32]
◆足音 > ( 遠くから見てそれが何だか何となく予想できた筈なのに、あえて近づいて確かめようとしてしまう人の不思議な性。きっと、自分が普段触れている日常生活に置いてそれが「不可思議」なものであるからに違いない。どうしてもそれが何なのか確かめてみたくなる。 ――そう、見間違いなら良いのだが。 動いたような気がしたのだ、気のせいかもしれないけれど。 ) ………。 ( じり、と少しずつ少しずつ、その死体の―― 本来なら頭がついていた方向から恐る恐る近づいてくるのは、黒いローブを身に包み目深に被ったフードで顔を隠した女だった。 ) [Mon 8 Jan 2007 22:36:52]
お知らせ > 足音さんが来ました。 『こつ――……。』 [Mon 8 Jan 2007 22:35:01]
◆首無し死体 > (人気のない通りには、灯りなどなく。 月明かりさえない曇天の下、死体は独り、ただ倒れ臥していた。 ) (たまに体制を変えたり、肩を揉んだりするものの、概ね一般的な死体と変わらず、ただじっと倒れていた。) (遠くから聞こえてくる野良犬の吠え声に返事をしたりもしない。 見た感じは、ただのしかばねのようだ) [Mon 8 Jan 2007 22:34:13]
◆首無し死体 > (寒風に晒されても、死体は身動ぎ一つしない。 死体なのだから当たり前ではあるが、時折、気短な人がするように右手の人差し指がこつこつと地面を叩いている辺りを見るに、あまり真っ当な死体ではないのかもしれない) [Mon 8 Jan 2007 22:20:01]
◆首無し死体 > (大通りから少し離れた通りに、それは転がっていた)(首無し死体。 呼んで字の如く首の無い死体だ。 首から上を切断されたようで、青黒く変色した断面を晒している。 よく見れば左胸や腹部にも貫通創が口を明けている。 なくなった顔の代わりなのか、両手にはそれぞれ武器が握られていた。 右手には、艶やかな朱塗りの鞘に納められた刀。 左手には、長大な両手剣。 握り締めたまま、万歳をするような格好だ。 殺されてから運ばれてきたのか、死体の周りには血の跡が見当たらない。 そんな奇妙な死体が通りの隅に転がっていた) [Mon 8 Jan 2007 22:14:36]
お知らせ > 首無し死体さんが入室されました。 『ぽつん』 [Mon 8 Jan 2007 22:02:26]
お知らせ > ブルーボックスさんが帰りました。 『不確定名:朧気なる者達に囲まれつつ暫し右往左往』 [Mon 8 Jan 2007 01:14:13]
◆ブルーボックス > (アップルパイが食べたい)(べたべたに行けば食べられるよ)(アップルパイが食べたい)(そんな事自分に言われても)……(ぎし)(軋んだ音を立てて蓋が僅かに開け放たれる。まろび出る触手の一振り)(ことん。ことん。影法師の座り込んだ足元に、ぬめぬめと体液に濡れた石ころを二つ転がす様に並べ出し。宝箱の中に収まった内容物だ)(お金は無い)(モノを買い取るのに金銭による交換が必要なのは知っていた)(迷宮に貯金は在るけれども。外壁に閉じ込められた此処からでは余りにも遠い場所じゃないか) [Mon 8 Jan 2007 01:02:40]
◆ブルーボックス > (ある者は自分が一体何者かを問いた)(ある者はこれから一体どうすれば良いのかを問いた)(ある者は殺された怨みを晴らす手伝いをして欲しいと願って来た)(煩い)(猫を埋葬した昨日の夜から一睡もまるで出来ていない)(相手は最早この世ならざるもの。触手を振って追い払おうとしても実体の欠いた対象にダメージは無し。蓋を閉じ込めむっつりを押し通し、飽きるまで話を聞く他に術は無し)(今は盛んに側でアップルパイが食べたいと何者かの声が繰り返し訴えていた) [Mon 8 Jan 2007 00:49:57]
◆ブルーボックス > (いっぱいいる)(やまほどいる)(少し世界を見詰める視点を変えてみると、こんな辺鄙な貧民窟の隅っこにおいても大層賑やかだった)(魂が在るのはヒューマンだけの特権じゃない)(犬)(猫)(夏に死んだ蝉の幽霊までもがみんみんわしわし鳴き喚きながら、頭上に羽音を撒き散らし通過して行った)(一寸の虫にも五分の魂とはよくいったもの)(箱は誰のものとも知れぬ傾き掛けた家宅の壁を背中に辟易と蹲っている)(煩いのは勿論動物に限らず)(霊媒として使えると見られた途端に死者の門に辿り着いていない辺りの浮遊霊が近付いて来ていた)(絶賛とりつかれているの図) [Mon 8 Jan 2007 00:46:12]
お知らせ > ブルーボックスさんが入室されました。 『(ゆうれい が いる)』 [Mon 8 Jan 2007 00:40:03]
お知らせ > エリスティアさんが帰りました。 [Sun 7 Jan 2007 01:39:48]
◆エリスティア > (長い間そうしていたような気もするし、もっと短時間だったかもしれない。やがて顔を戻しゆっくりと動き始めると、教会へと戻っていった。明日はどこかに立ちよってみようかな――そんなことを考えていた。 ) [Sun 7 Jan 2007 01:39:43]
◆エリスティア > (時折ブロンドの前髪とショール以下修道服を風で揺らしながら立っている。エリスティアも寒さは感じるように作られているけれども、だからといって「寒い」というわけでもなく、顔色一つ変えずにずっとそこで空を見上げ続けている。 ――あたりに時折何か小物が跳ねる音以外聞こえず、まるで時間が止まったような空間がそこに広がっていた。) [Sun 7 Jan 2007 01:28:24]
◆エリスティア > 今日は…星が綺麗…… (誰に言うわけでもなく、小さく呟きながら空を見つめる瞳には、星の光も月の光も映らず、エメラルド色の深い闇に吸い込まれるよう……そして、まるでその輝きを羨むように見続けている。空気が冷えているためか、いつも以上に星が綺麗に輝いて見える。) [Sun 7 Jan 2007 01:17:00]
◆エリスティア > (修道女エリスティアは数日分溜まっていた仕事を終える―― 即ち、教会の掃除。今しがた外の掃除を終え、入り口で休んでいる処で。手には箒を持ったまま空を見上げる。今日は星も月も良く見えていた。) [Sun 7 Jan 2007 01:00:36]
お知らせ > エリスティアさんが来ました。 『( 寒空の下―― )』 [Sun 7 Jan 2007 00:57:30]
お知らせ > クロアスさんが退室されました。 『これは僕の分だ。』 [Sat 6 Jan 2007 21:20:16]
◆クロアス > (僕の食べるクッキーを求め、また集まってくる飢えたスラムの住人。 だけどこれは君たちにはあげられない。) [Sat 6 Jan 2007 21:20:03]
◆クロアス > (僕は一人、その寒さの吹き付ける路地で・・・自分の分、残しておいたクッキーを食べる。)(僕のクッキーは甘い。高カロリーだ) [Sat 6 Jan 2007 21:17:57]
◆クロアス > (風景描写を忘れていた・・・)(寒い風が吹き抜ける少し幅の広い路地。小さい木箱に腰掛けて・・・) [Sat 6 Jan 2007 21:10:05]
◆クロアス > (全てのクッキーがなくなると、子供達はすぐにスラムの闇に消えた。 現金な子達だ・・・もらえるものがなくなると、寒さから逃れるため、いなくなる。) ・・・・・・「ありがとう」をいった子はいなかったな。 [Sat 6 Jan 2007 20:55:37]
◆クロアス > (もしかしたら偽善者とかもしれない。いや、実際偽善者だ。 僕はこの子供たちに『恵んでやっている』と思っている。立派な偽善者だった) [Sat 6 Jan 2007 20:44:30]
◆クロアス > (僕の前に集まった数人の子供たち。その子達に、僕は自分の作ったクッキーを食べさせていた・・・・)(子供の一人に、何で?と聞かれると) ただの気まぐれだよ。(と、小さく笑って返した) [Sat 6 Jan 2007 20:40:50]
お知らせ > クロアスさんが来ました。 『(僕は優しい男だ)』 [Sat 6 Jan 2007 20:36:00]
お知らせ > フィンガさんが帰りました。 [Sat 6 Jan 2007 03:34:01]
◆フィンガ > (何度か息を付いた後、鞄を抱き抱える様に立ち上がり、再びミトンが衣服の埃を叩く。)確か明日はー…あー…、面倒臭ェなァ、早起き苦手なんだけどねェ…、(愚痴はぼろぼろ歩みはずるずる。其れはスラムの塵の中。) [Sat 6 Jan 2007 03:33:55]
◆フィンガ > (して、対して体力も無い故に。スラムの一角、先の場より角をニ三個曲った先にて、地面にへたり座る薄茶の影があった。)あー…、流石にアレは、商売にならない。(軽く咽。付いた息が寒気に白く色付く。見上げた夜空は灰色。 ざらついた地面の上を這う様に壁際まで行き座り込めば、鞄の留め金を開けた。)無事ね。ヨカッタヨカッタ。(盛大に落した割には被害の無かった鞄の中身。再び留め金閉め。) [Sat 6 Jan 2007 03:23:23]
◆フィンガ > (少年が横手にて何か叫んでいた。聞こえなかった、言うよりは、聞かなかった。粗方内容は、何時もの通り。)んー、お気の毒様。(生返事は条件反射。這い蹲っては地面に引っくり返っていた鞄を抱き取った。 地面より立ち上がる序でに土埃払いつつ。)坊や。辛いのはよーく分った。誰だって身内死んだら辛いからなァ。 …でもほら、頼む相手が間違ってるだろうよ。ホトケサマはちゃんと土に入れてあげないと可哀相じゃない。(尚も食い下がる少年の諸肩、此方はミトンをポンポン置いて、少年の身体は回れ右。 とんと軽く背中押せば、例の暗がりへと少年身体は多々良踏んだ。)急いで墓守さんとこいってらっしゃい。健康な人間は死体になんか執着しないの。(「では!」と一声、後は一切振り返りもせず、其の場に少年とソレを残し。男は其の場を一目散。) [Sat 6 Jan 2007 03:15:41]
◆フィンガ > じゃあね。バイバイ。御機嫌よう。(後はそのまま一目散。回れ右のその次に、諸足はすらこら少年より逃げんと歩みを進めん。 さて、予測していなかった訳でもなかったのだが、不意に引っ掴まれたコートにて、思いっきり後方に尻餅付いた。 引っくり返ったその耳元で、嫌な音立て地面に倒れる鞄。)おい、こらッ。俺に一体何の恨みが在るってンだ、よ。(思わず少年に怒鳴りつけた己に小ッさく溜息付きつつ、)如何にか成るもんでも無いでしょ?俺に依頼する前に、墓守とかそこ等変に持ってけって。(如何も居心地悪い。今度は真上よりの視線に、堪らず顔背けた。その先、スラムの一角、陰の一つ、)この寒さじゃ無理、無いもンねェ。 [Sat 6 Jan 2007 03:03:28]
◆フィンガ > (如何も居心地悪い。真下よりの視線に顔を背け、序でに頭を掻こうかとも思ったが…。諸手はポケットに突っ込んだままだった。)…あのなァ。坊やの気持ちはよーく分った、分りました ッ。(「でもねェ…、」ひょろ長い体躯。其の場にしゃがめば、ようやっと相手の視線と同じ目の高さ。 目の前にて、俯く少年の頭を、ミトンがもさりと撫でた。)お金が無いと、駄目なのよ。(にっこり笑って立ち上がる。薄茶のシルエット。) [Sat 6 Jan 2007 02:50:26]
お知らせ > フィンガさんが入室されました。 [Sat 6 Jan 2007 02:43:03]
お知らせ > ヴィーダァ@警邏さんが帰りました。 『(戻り人ごみなどに当たればそれはそれで辟易と)』 [Fri 5 Jan 2007 21:43:43]
◆ヴィーダァ@警邏 > (念のためにと、警戒はそれまでのまま。) ――何も無い、のならばそれはそれでよしとしようか。 (それでも、せめて報告ぐらいはしておこうと思いながら。来た径を引き返す。) ――……。 (何も無かったことの安堵と、何も無かったことへの警戒を、胸に刻んで。) [Fri 5 Jan 2007 21:40:42]
◆ヴィーダァ@警邏 > (餌をちらつかされた獣の心境にならない、そう思えば、この空気も少しはましか。) ――何なら、一度寝床にするのも手かね。 (夜一斉に稼ぎに出ている住民の住むところだったりしたら目も当てられない、などと頭の中でわざと見当違いな突っ込みを。 帽子の鍔の陰から、赤い瞳で闇を見通しつつ、そのまま歩いて。匣の中身や金具、衣擦れに、揺らす小瓶から響く音。それだけが聞こえるような錯覚。) ――そろそろ、人通りのあるところに、戻るかね。 (何も居ない空気。それはそれで特異点だが、原因まで見つけるにはいたらずに。踵を返し。) [Fri 5 Jan 2007 21:32:51]
◆ヴィーダァ@警邏 > (本音を言えば、適当に隠れて、それらしい報告をして小金稼ぎしたいところだが。それをしては、次の仕事が危うくなりそうで。 結局、危ない橋を渡らなければならぬ。) ――なに、覚悟など、とうの昔に。 (終わるというなら、それまでのこと。 何もわからぬままに滅びるのも、何も無く目覚めたのだから当然かも知れぬ。) ――いやはや、それにしても、人気がない。 (あるいは、生気がない、とでも現そうか。)【判定】 [Fri 5 Jan 2007 21:18:23]
◆ヴィーダァ@警邏 > (ここしばらく、血の匂いが濃く漂っているように思える。それらに紛れて、食事を済ませようかとよぎることも何度かあった。そのたびに、逃げ出した。) ――気を付けるべくは、負傷せぬこと。 (傷を負っては、いろいろとまずい。 死体と間違われるのは兎も角、病院送りになってはどうにもならぬ。 などと、注意点を呟きながら、細い道へと折れて歩いていく。) ――何より、ご同業は、避けて通りたい。 (昨夜も、ここらで一つ何かがあった模様。勘違いを受けては、ひとたまりもない。) [Fri 5 Jan 2007 21:09:39]
◆ヴィーダァ@警邏 > (瓶の中には、聖別されたらしき塩が詰まっている。コルクの蓋が外れて、中身が零れぬようにと注意しながら、手の中で、指先でと、くるりくるりと弄ぶ。 直に触れなければどうということもない、と、無難なものを一つ選んできたわけだ。) ――さて、鬼が出るか蛇が出るか? (並べられた、聖なるものに、見ただけで目が焼かれる類のものがなくて助かった。 そんなことを思いながら、一つの綱渡りを終えた襤褸のスーツ姿は、帰りの足でスラムへと寄った。 胸に、一つナイフを仕込みつつ。左手には、匣を下げて。) [Fri 5 Jan 2007 20:53:16]
お知らせ > ヴィーダァ@警邏さんが来ました。 『(小瓶を一つ、手の中で弄び)』 [Fri 5 Jan 2007 20:36:36]
お知らせ > クリストファーさんが帰りました。 [Fri 5 Jan 2007 02:47:24]
◆クリストファー > …………了解した。 ( 抗う力もないもやしっ子は、そのまま引きずられて診療所へ向かうのだろう………そして吸血鬼ということは恐らくばれるだろう。 ついでにそれで逃げ出すのだろうが。 ) [Fri 5 Jan 2007 02:47:22]
お知らせ > オケアノス@警邏さんが退室されました。 『(Lost:クレイモア)』 [Fri 5 Jan 2007 02:45:37]
◆オケアノス@警邏 > ……………ッふーッ…ふーッ…!!! (振り下ろしたままぶっ倒れそうになったが、ここはスラム。倒れるわけにもいかない。爆炎で乱れた金髪を整えることも無く、ぶっ倒れた魔術師の襟首を引っつかんで引き摺り始める。目指すは――スラムの診療所。あそこまで辿り着けば何とかなる。) …身体、でも、うって、いただきま、しょう――――ッ…!!! (冗談だが、これくらいの悪趣味で下品な冗談は、今日は許されると思う。途中でカンテラを引っ掛けて) [Fri 5 Jan 2007 02:45:01]
◆クリストファー > ( 言うなればご貴族様も、同様の、或いは似通った価値観を持っていたのやもしれない。 ) ………………………ッ…………………すまん………取り逃した。 ( ごぉん、と定番の擬音が脳内に響き渡ったかと思ったときには、クリスの体はすでにべしゃりと情けなく倒れていた。 しかしそれでも、そんなことをいうだけの気力はあるようで。 ) ………………あー………あと治療費もなければ大剣弁償する金もない………ぶっちゃけ一文無しだ。 ( ずるずると座り込んで、そんな軽口。 ) ………すまん…………誰かと共闘したことなどないのだ。 [Fri 5 Jan 2007 02:37:24]
◆オケアノス@警邏 > (腐肉男が遠ざかる。姿が見えなくなるまで立っていたのが傭兵の意地だった。 だが、ひとたび見えなくなると――) ――――――――……ッハーッ…フーッ…!! (荒い息をつきながら、魔術士に向き直った。 殺気混じった怒りの双眸で睨みつけながら、でかい擦過傷の残った足を引き摺りながら、一歩一歩確実に近づく。 「すまん」なんて台詞を聞いても足は止まらない。 白い面を珍しく怒りで赤くしながら) ―――――……こ、の――――ッ(右手を思い切り振り上げ) 馬っ 鹿野 郎ッ!!!( 頭めがけて振り下ろすッッッ)(もし、魔術士が己の一撃で昏倒しても構わない。どちらにしても、自分の魔法で巻き添え?くって怪我をしたらしき市民をほうっておくことは出来なかったから。―― 一緒に、病院へ連れて行くつもり+腹の虫を収めるつもりで!) [Fri 5 Jan 2007 02:30:42]
お知らせ > 青年さんが退室されました。 『スラムの七不思議に、走る石榴頭が追加』 [Fri 5 Jan 2007 02:24:11]
◆青年 > (大剣を奪ったのは、青年のささやかな矜持。 腹に穴をあけられた相手に手傷の一つも負わせられずに逃げるというのは流石に許せない物があった。 刀は魂という文化圏で生まれた妖怪にしてみれば、これ異常ない意趣返しの心算なのだ。 そのようなわけで、貴族様のご希望には残念ながら沿いかねる。 逃亡を妨げられる事がなければ、脱兎の如く逃げの一手) [Fri 5 Jan 2007 02:21:08]
◆クリストファー > ………………っく………まだ動けんのか………待ちやがれ! ( 駆け出そうとした足は弱く、べしゃりと地面に顔から倒れこむ。 だが、逃がすわけにはいかない―――せめて、大剣を持っていかせるのだけは、阻止しなければ………! ) て、めえ……っ! やったのは俺だろうが…………そいつは返しな……! 腕でも足でも、代わりに持っていきゃいいだろうがよぉッ!! ( ずり………立ち上がり、よろけるように後を追う。 だがその足は酷く遅い。 無駄、極まりない。 だが、自分のせいで大剣が持っていかれるというのは………認められない。 歪んだ化け物なりのささやかなプライドだった。 ) ……………………………すまん。 ( 普段傍若無人な貴族様も、さすがに申し訳なく思っているらしい―――身体的な負傷より剣の損失に対してらしいが。 ) [Fri 5 Jan 2007 02:10:50]
◆オケアノス@警邏 > 其処に、SEIZA し、ロッ 魔術師ぃッ…!! (普段穏やかな傭兵も、流石にこの事態には怒り心頭らしく、口調も荒く、喉で唸るように吐き捨てながらも――足は、腐肉男へ対峙する。 膝が震えて、立っているのも辛いが、相手がアンデットならばこれも仕事だ。――脇を引き締め、拳を握る。向かってくるのならば、まさしく捨て身で相手をせんと)―――――。(息荒く、砂埃の収まりはじめた路地の向う――腐肉男を見詰める。其処には、既に「頭」と言うよりは『石榴』のような顔で「喋る」化物の姿があった。――四肢を怪我するよりは、頭を潰す方を選んだのだろうか――アンデットだから? )――ま――ッ てッ!!!! (剣は使い捨て。そんなイメージがあるからか、未練は無いが――今この場で逃がす事は得策ではない。 追おうと足を動かすも、膝から力が抜けそうで――) ………ッ!! (追う事は出来ないだろう) [Fri 5 Jan 2007 02:08:09]
◆青年 > (剣士は、青年の顔を見てしまったのだろうか? だとしたら、多分夢に出てくるくらいの事はあるかもしれない。 何しろ、高熱の熱風を至近距離から受け、高さ数mの落下の衝撃と地面との抵抗による摩擦を顔面で受け止めた訳だ、陥没したり爛れたりずる剥けたりと酷い有様なのは請合おう。 とても他人様に見せれる物ではない。 そんな様で立ち上がれたのもまた、顔面から着地のおかげ。 刀を抱えた胴体部から落ちていたら、本体である刀がぽっきりなんて事もあったかもしれない) (なんにせよ、腹に穴が開いたり背中が爛れたり顔が可愛そうな事になったりした今の状態では、流石に二人相手は厳しく。 行きがけの駄賃に、得物を失った剣士を斬り殺してから逃げようかとも思う物の、そんな事をしている間にもう一度あの術を喰らってしまうかもしれない。) (プライドと義務感と保身を秤にかけ―――――) お前の得物、預かりおくぞ (壁を支えに立つ剣士に、一言言い捨てて。 速度3程度の速さで大剣を引きずりながら逃走開始) [Fri 5 Jan 2007 01:55:12]
◆クリストファー > …………………さて………………どうなった……? ( 土ぼこりが邪魔でどうなったのか把握できない。 外れてしまったから倒せたとは思えないが、爆発圏内、それも至近距離だからそれなりのダメージを負ったとは思うが……確認にはいけない。 土ぼこりの中で呼吸が阻害されればまたいつ発作が来ることやら。 疲労で小刻みに震える足を支えるため、壁に体を預けて。 ) ……………あー………悪かったよ。 ちょいとシチュエーションをど忘れしてた………………あとで病院連れてってやるから。 ( けほげほと咳き込みながら、そう。 ) [Fri 5 Jan 2007 01:37:44]
◆オケアノス@警邏 > (生身の身体は、地面に擦られれば、肉が殺げ、叩きつけられれば肉は痛む。一瞬遅れて、全身から発せられたアラートは、痛みとなって傭兵を襲った。 咄嗟の行動で飛べたのは良い。だが、受身を取れなかった為に、臓腑が痛む。)(数度地面の上を転がった後、漸く四肢に力をこめて、身体を起こそうともがいた。防具のおかげで守れた部位もあれば、擦過傷が酷いところもある。 痛みに耐えながら何とか壁に寄りかかるよう、仰向く、と―――土埃の向うに蠢く誰かの姿が見えた。 ) 化物――ッ…め…っ(直ぐに立ち上がれるのは死体だからか。遠のく意識を必死に掴みながら、此方も壁を支えに立ち上がった。)―――魔 術士 き さま――ッ (包帯男へ恨み言を呟きながらも、視線は、立ち上がった腐肉男へ。 肉弾戦を考えていた一瞬前が、嘘のようだ) [Fri 5 Jan 2007 01:34:51]
◆青年 > (肌を焼く熱は背面を広く爛れさせ、吹き付ける風はやすやすと青年の体を5〜6mの空中浮遊を強制する。 顔面から叩きつけられるように地面へのキスを敢行した青年は、それでも懐に刀を抱いて守り続けたという点では賞賛されるべきなのかもしれない。) (青年は、よろよろと立ち上がった。 もうもうと沸き立つ土ぼこりを透かし、現状を把握しようと。 今のところ見えるものは無し) [Fri 5 Jan 2007 01:29:04]
◆青年 > (爆音は一瞬だった。。 知覚できたのは、だが。 背後から襲う爆風は、直撃では無くとも至近距離という範囲内にいるこちらの方が咄嗟に距離を稼いだ剣士より悲惨だったと [Fri 5 Jan 2007 01:19:45]
◆クリストファー > ( 光球は的を外し、身を投げ出した死体男の上を過ぎ、近くの壁にぶつかり―――爆発した。 ) かははははは―――――ぅおっ!? ( そして阿呆極まりないことに、狭い通路でそんなものを使うから、弱いとはいえ自分のところにまで風圧はおとずれ、思わずよろめいた。 結果として、魔術はスカった挙句、本人も思わずよろけるという、見る側からは笑えるだろうが威力的には洒落にならない状況になるのであった。 飛び散る壁の破片に、注意。 ) [Fri 5 Jan 2007 01:14:28]
◆オケアノス > (判定はしたのに、尻尾をつけるのを忘れていましたと土下座を、今更のように) [Fri 5 Jan 2007 01:12:27]
◆オケアノス > (次の手はどうするか――得物を手放したなら、肉弾戦になるのは必死。相手は刀を持っている。だが、あの怪我ならば、早くは動けまい。一撃覚悟で飛び込むのも――等と考えている時だ。背後で小さな雷鳴?雷光?――くらい路地を照らす魔力光に、ぎょっとする。思わず振り向こうとした時響く包帯男の声――!) ――ッ!!! 魔術――士!!! (距離を開けたと言っても、せいぜい1M程度。 其処から離れろといわれても、どのくらい離れていいかは見当もつかない。ただ、術士の傍に飛べば問題ないだろうと咄嗟に考え、飛び込むも――狭い通路だ。巻き添えは免れまい。爆炎が、網膜を焼く。続けて発生する爆風に身体が浮く。長い髪が風に巻き上げられ、熱に炙られ縮れる。全てが一瞬のことだ。 ――飛ばされた…と、気がつくのは、壁と地面に身体を叩きつけられ、擦られてからだ。) ―――――ッぁ” ( 昏倒はしないものの、叩きつけられた衝撃で、動けず) [Fri 5 Jan 2007 01:08:18]
◆青年 > (もし剣士が大剣を離すまいとしていたなら、恐らく肩とは行かないまでも、腕や手先を捕まえる事はできたかもしれない。 そもそも、刀は武士の魂という文化圏で発生した妖怪には、自分の得物を手放すという発想すらなかった。 杭のように突き刺さった大剣ごと突き飛ばされれば、大きく踏鞴をふんで後ずさる。 崩れる体制を壁に手をついて支え、剣士を睨み据え――――そして見た。 あの夜と同じ輝きを) っ!? (咄嗟に考えたのは、本体を守らなければならないという事だけだった。 剣を抱き抱えるようにして身を投げ出そうと。) [Fri 5 Jan 2007 00:51:44]
◆クリストファー > ( ―――ばしんっ、ばしんっ、ばしんっ! 放電現象にも似た魔力の収束が掌の上でおき―――光球が生まれいづる。 ) ―――虐げる怨恨……オープン。 ( その光球を携え、投球フォームを構える。 ) おい兄ちゃん! 急いで離れな! 保障はしねえ! ( 何の保障か。 それはもちろん―――命の。 そして投げた。 実際にはその投球フォームには何の意味もない。 ただのイメージ的なものだ。 )( 放たれた光球は矢のような速度で、死体男を真っ直ぐに狙うだろう。 爆風を主体とするその魔術の爆弾の、爆風の規模は半径5メートルほど。 爆炎は極中心部に火傷する程度に発生するだけ。 直撃すれば骨や内臓も砕けるだろうが、中心よりはなれれば、吹き飛ばされるだけですむだろう。 ) [Fri 5 Jan 2007 00:17:35]
◆オケアノス > (肉を裂く手応えは慣れたものだ。刃をひねって肉を抉るのは、刃を抜きやすくするための癖のようなもの。 その瞬間、皮膚という血袋が破れ、血が噴出す。強くなる腐臭。――それは、「アンデット」だと言った包帯男の言葉を裏付ける)(「何故」問いに返す言葉に返す言葉はない。ただ、) ―――ッ……!!!(刃に刺さっても尚、進もうとする男を凝視する。伸びる左手が視界の端に移り、アンデットに噛まれデモしたら、何が起こるかわからん。…捕まるのは不味いと、突き刺した大剣ごと腐臭男の体を強く押した――もし、突き放すことが敵わなくとも、左手に囚われるのを嫌がって、己の獲物を手放してまで、距離を開けようと後へ下がらんと) [Fri 5 Jan 2007 00:12:15]
◆青年 > (上段からの切り下ろしで飛来物を打ち落とそうとした時だ――――背後の剣士が突きを繰り出そうとするのが見えた。 思わず剣士の突きを避けようと視線を移し・・・・・・・・・・・・頭部に衝撃が走った。 視界が揺れ、ついで、ズッと湿った鈍い音。 聞き覚えのある音だ、何度も何度も聞いた音だ。 腹部に違和感を感じ、視線を下ろせば見えたのは半ばまで突き刺さった大剣の刃) な・・・・・・・・・? 何故? (ばれた? と、続けたのは胸中で。 そのまま、刃が更に深く突き刺さるのも無視して男の肩へ左手を伸ばす。 そして、突きを繰り出すべく刃を引き) (文化が違うためか? それともパプテスに対する信仰心がまったくない為か? 死体を命中した為、本体である刀に少量しか聖水がかからなかったのが幸いしたのかも知れない。 なんにせよ、今のところ聖水の影響はなく) [Thu 4 Jan 2007 23:56:10]
◆クリストファー > ―――OooooOoooOooOoAaAAAAAaaAAaaaa.........! ( 詠唱終了。 次ターン待機状態で発動。 ) [Thu 4 Jan 2007 23:39:23]
◆オケアノス > (聖水瓶を斬るというのなら、中身が飛び出すか、何かするのだろう。中身は聖水だ――アンデットならば効くだろうとは思うが、効かなくても構わない。――追撃手たる大剣の切っ先は、切り下げた?または切り上げた?刀の上か下を通り、胴体を抜こうと突き出される) [Thu 4 Jan 2007 23:37:43]
◆青年 > (表記ミス。 発言秒数末尾が奇数であれば聖水瓶を切り落とす。 偶数であれば聖水瓶が顔を直撃し、大きな隙ができる) [Thu 4 Jan 2007 23:29:46]
◆青年 > (剣士が何かを投げた。 更にこちらに向かって駆けてくる。 何をしている? 訳がわからない――――) ちぃっ!? (反射的に飛んできた何かを切り落とそうと。) (奇数であれば飛んできた聖水瓶を切り落とす。 偶数であれば聖水瓶が顔を直撃し、大きな隙ができる) [Thu 4 Jan 2007 23:28:21]
◆クリストファー > ―――IIiiiIIiiiuuuUUuUuuOoooooaAAaaaAaa...... ( 無為に音を発しているようなそれはそうではなく、全ての音が間違いの内容正確に紡がれている。 聞きようによって音はいくらでも変わるが、しかし意味するところはただ一つ、術を構成するものだ。 )( 詠唱に集中しているため行動には出れないが、現状を把握しておくために視線は鋭い。 できれば剣士がこのまま倒してくれるのがベストだが。 あと1ターン。 ) [Thu 4 Jan 2007 23:22:00]
◆オケアノス > (傭兵の金髪が、戦旗のように翻る。 怒りを宿した双眸は、殺意と共に腐臭男へ向けられた。半ばまで入った聖水瓶は、近づいてくる腐臭男に向けて、力一杯投げつけられた。避けるもよし、避けられるもよし、何故なら――その瓶を追うように傭兵は走っていたから。背後で悲鳴のような唸り声(呪文詠唱だとは気がつかない)が聞こえるも、今は背後の腐臭男を切り伏せる事が唯一だ。包帯男へ向けていた切っ先は、一転――地面を擦るようにして、腐臭男へ向けられんと――狙うは胴体狭い路地だ。串刺しにせんと) [Thu 4 Jan 2007 23:18:02]
◆青年 > (様子を見る、聞こえてくるのは包帯男の奇妙な声・・・・・・・そういえば、以前もこんな風にブツブツいっていたか。 コレは、今から斬りに行っても剣士を斬ってからでは間に合わないかもしれない。 剣士はまだ動かない。 そのまま動かずに包帯男の足止めしてくれれば、包帯男が例の術で剣士を殺してくれるかもしれない。 そうすると、包帯男はもう一度術の準備をしなければならないはず―――― とりあえず、もう少しだけ、彼らに近づいた方がいいだろう) (そんな事を考え、二人の方へと歩き出した時だった。 剣士が動いた。 こちらに向かって) ぇ? (剣士の怒号に、そして奇妙な動作に。 青年は思わず足を止めた) [Thu 4 Jan 2007 23:09:18]
◆クリストファー > ( 激怒しながら、しかし思考は冷たい。 使用可能魔術のうち攻撃用はふたつ。 しかし射程は10メートル、ぎりぎりだ。 激する憎悪は間違いなく命中すれば対象を破壊できるだろうが、やばすぎる。 虐げる怨恨では剣士にまで被害が及ぶかもしれない。 どちらにしろ、こんな狭い路地で使うことはできない。 爆発は狭ければ狭いほど威力が高まる……。 それに詠唱する時間をくれるだろうか。 ………いったん、動きを止めることだけ考えるか。 どうやら、剣士も敵対はしないようだし。 ) ―――AaaaAAaaooooooooOooouuuuuooOOoooOoo...... ( 詠唱開始。 あと2ターン。 ) [Thu 4 Jan 2007 22:57:04]
◆オケアノス > (訂正: 手にした聖水の残りを、死臭男に投げつけるつもりで振りかぶり) [Thu 4 Jan 2007 22:55:35]
◆オケアノス > ――――――ッ?! (包帯男の殺気に気圧される。そして、飛び出す台詞に目をむいた。)(「アンデット」「仲間」)(パズルのピースを拾い集めるように、傭兵の頭の中で、今までの会話が甦る。やがて――)(「男から漂う腐臭」「違和感」)(最後の1ピースを自分の目で確かめるために、この包帯男の背後――通路の先を覗いく。闇夜を見通す双眸は、狭くなる通路の先を――最後の1ピースを手にした。 通路の先に、「怪我人」は――居ないッ――踵を後に滑らせるようにして振り向いた。手にした聖水の残りを投げつけるつもりで振りかぶり) 動くなァアアァアアッ!!! (死臭男へ向かって怒号を上げた) [Thu 4 Jan 2007 22:55:02]
◆青年 > (怒気を孕んだ包帯男の声。 思わず舌打ち一つして振り返った。 相手の情報を教えた事で感ずかれたらしい。 ) (さらに、剣士の方も、敵を前にしていると言うのに一向に切りかかる気配が見えない。 剣を抜いたのに斬りかからない所を見ると、何か切りかかる事ができない重大なようだ。 包帯男の呪いで動きを封じられたか? それとも持病の発作でも起こしたのか? なんにせよ、人を斬るための道具である剣を抜いているというのに斬りかからないという事は、あの剣士はもう使えないという事だ。 ) ・・・・・・・・・・・・・ (剣士への距離は約5m。 引き返して剣士を斬り殺してから包帯男とやりあうか? 奴が術を使う前に剣の間合いに入れるか? ちと、様子を見つつ思案) [Thu 4 Jan 2007 22:42:22]
◆クリストファー > ……………てめえ……あのアンデッドのガキの仲間かっ!? ( この街で術を使用したのはただの二度。 そして実際に多少であれ燃焼を伴う術は一度きり。 そしてその一度の相手は「刀」で少女に襲い掛かったやつだ。 ) てめえにもお灸すえてやらねーといけねーよーだなあッ!! ( 瞬間的に殺気に迫るレベルの怒気が膨れ上がる。 ) おい兄ちゃん、そんな「すったもんだ」は知ったこっちゃねえ! どこのどいつかしらねえが、人殺しのアンデッドを庇うなら前歯の一本や二本は覚悟してもらうぜ!? ( ぎろり。 傭兵を睨み、苛立たしげにクリスは怒鳴りつける。 ) [Thu 4 Jan 2007 22:29:54]
◆オケアノス > (この傭兵が、真実を知ったなら、流石に怒りで表情を凍らすだろうが――今は、与えられた情報を信じるしかないのだ。)――――――。(包帯男の視線に浮かぶ表情が、自然なものに見えて、迷いが過る。これが演技ならば、いいや、演技だからこそ自然なのか―― 「まさか」両方が? ――、疑心暗鬼に拍車がかかるも、未熟な傭兵の切っ先は徐々に持ち上がる。狭い路地ゆえ、振り回すことは出来ない為、槍のように相手を貫く事になるだろう。)(「人殺し」「ぼこる」)……其れは此方の台詞です。この人のお連れの方はどうしました…? 斬り伏してきたので、この方を追ってきましたか――…?しかし、2対1は分が悪いと申し上げます。このまま手出しをせずに引いてくれませんか。私はただ、この先の怪我人を回収したいだけ。(もっとも、その先に本当に怪我人が居るかどうかは、これから確かめるのだが)……しかし、其れを押し切ってあの人を斬るというのならば、大変申し訳ありませんが(持ち上げた切っ先を、包帯男に向けた――聖水と月光に濡れて光る。其れが、傭兵の意思表示)――― (が) ―― 。(男の声が耳に入る「火の術を使う」其れはつまり、この男が、襲ってきた相手という事でいいのだろう。だが―― ) ………。(対峙する包帯男の顔が見えない)(「青い顔をしておりました。 病人、いや・・・・・・まるで死人のような。」) ………っ……………。(包帯男の目の前で、逡巡の色を見せる傭兵) [Thu 4 Jan 2007 22:22:17]
◆青年 > (さてどうしたものか。 実際の所、青年は当惑していた。 最初は、ただ自分の参加を拒んだ人外狩り共への意趣返しに人外狩り狩りを目論んでいたわけだが・・・・・・・・・・・こういうのを、瓢箪から独楽というのだろうか? どうやら、『本物』とかちあったらしい。 しかも――――――) うぬはっ!? (この声、そして包帯で顔を隠した人相。 相手は、以前自分の狩りの邪魔をした怨敵に相違ない。 間の悪い時に――――いや、良い時か? どうやら、剣士はこいつを敵と勘違いしてくれたようだ。 剣士と一緒にこいつを斬って、その後剣士も後ろからばっさりというのが最良なのだが。 とりあえず、逃げろと言われた手前無視するのもなんなので5mほど彼らから離れて様子を見ようか) そやつは火の術を使います、ご用心を! (うかつにも相手の情報を剣士に伝えて、走り出そう) [Thu 4 Jan 2007 22:04:26]
◆クリストファー > …………………なんだ? ( 制止の声に、クリスは足を止めた。 そして、きょろり、包帯の向こうから意外そうな視線。 ) ………ちっ………外れか……? ……………くそ。 おい兄ちゃん。 どっかで人でも殺してきたか? この屍臭は誰のだ。 返答によっちゃボコるぞ。 ( と、立場をまるで意識しないように逆に尋問するような口調でクリスは問い詰める。 がりがりと頭をかこうとして、まだ癒えぬ火傷に顔をしかめた。 道を譲ったらしい青年には意識が向いていなかった。 ) [Thu 4 Jan 2007 21:48:50]
◆オケアノス > (そして、灯に浮かぶ相手を見て、目を見開いた。 だが、内心の怯えを表に出すことは、すまいよ――碧色の双眸で睨みつけながら) ……申し訳ありませんが、止まっていただけますか。(男の誘導で此処まで来たのだ。貴方が死臭漂う男を襲った相手だと思っている。大剣の切っ先は、今だ床を指している――) [Thu 4 Jan 2007 21:43:02]
◆オケアノス > 一匹――……。(此方に近づいてくる足音に、背筋が凍る。 ――死臭の男のいう事は正しかったのだろう。アンデットだとしたら、ただ斬るだけでは、如何にもならんと聞いた事が在る。ヒップバックから聖水の小瓶を取り出した。――己の刃に聖水を浴びせるつもりで)正直に言います。貴方を守りながら戦う自信が、まったくありません。 この先に居るのが件の吸血鬼だとしたら、自分の身を守るので精一杯です。 …だから、どうぞそのまま逃げてください。 ――今来た道を戻って、私と会った場所まで戻り――三角ほど戻ったところまで行けば、治療所の看板が見えるはず。 お連れの方は、私が責任を持って貴方の元へ届けましょう。 (呼吸を整え、刀を抜いた男と擦れ違う瞬間に、怒鳴るよう)さぁ! 走って! ( 狭い路地――剣を振り回すには向かない場所だ。舌打ちしたい気分を押し殺しながら、聖水の栓を抜いて) [Thu 4 Jan 2007 21:40:01]
◆青年 > みどもが見た限りでは、一匹――― (剣士の問いに答えて・・・・・・・男は目を見開いた。 剣士が剣を抜くのを見たのだ。 長大な刃から、男は目を放さない) みどもがお供しても、手傷を負った身では足手まといとなるやも知れませぬ故・・・・・・・・・・!? (聞こえてきた足音に、男は剣士に道を譲り、腰の刀を抜いた。 二尺八寸、直刃の刃紋が星明りを受けて闇に煌く) (いまだ、姿は見えず) [Thu 4 Jan 2007 21:26:50]
◆クリストファー > ( ―――かつ、かつ、かつかつ、、、かつ、かつ。 足音は時折立ち止まったりしているようなリズムで、段々と大きくなっていった。 そしてやがてその姿にカンテラの灯は届くだろう。 そいつは一言で言うならば―――怪人だった。 なにせ顔面を包帯でぐるぐる巻きにしているのだ。 ) …………………カンテラ持った奴もいるとはな………しかも二人組みか? ( 鼻をひくつかせ、そんなことを、クリスは呟いた。 屍臭を感じる程度はでき、しかし区別はできていないようだ。 もしどちらかは、或いは両方とも人間だったときのことは、さして考えていなさそうであった。 警戒した雰囲気が漂っていたが、その割には、攻めの姿勢としては無防備に尽きた。 ) [Thu 4 Jan 2007 21:24:17]
◆オケアノス > (男が自分の傍を離れる。それに伴い「甘い臭いが移動する」――…いかに鈍い男でも、これには気がついた。死 臭 だ。腐った臓物と、虚ろな瞳――同僚だった傭兵を埋める為に持ち上げた時匂う「あれ」だ。 途端、湧き上がる恐怖に、足が止まる。 「もしや」を想像した傭兵は、表情が強張った。「もしや」この男こそがアンデットなのではないだろうか。「もしや」この男こそが、襲われた男であり、死霊に取り付かれているのではなかろうか。「もしや」 …この誘いの手こそ、死神の手ではなかろうか。 、改めて――改めて、先を行く男を見詰める。 疑いの眼差しで――)―――――――……。(指差す先に 死臭をまとう男が指差すその先。カンテラの灯が届かなくとも、夜目の効く己には見る事が出来るだろか――?)――そう です、か――――…では、用心して、まいりましょう…?まだ、先にいるやもしれません。(疑心が過るも、男が「アンデット」もしくは「死霊」だと断言は出来まい。本当に怪我人の可能性とてあるのだ。 その可能性を捨てきれぬ故、表面上は頷き後に続く。 )――その人外は、何体でしょうか(剣の柄に手をかけ、抜き放つ。――月光を映して銀光が刃の上を走った。アンデットが本当に「この先」に居るのなら――抜いても可笑しくはないだろう。もしくは、目の前の男がアンデットならば―――抜いておいても良い。) [Thu 4 Jan 2007 21:02:28]
◆クリストファー > ( ―――こつ、こつ、こつ。 偶然にか、クリスはその暗く細い通りの向こうから、ゆっくりと歩いてきていた。 だがまだ少し遠い。 或いは出会わぬで終わるかもしれない。 ) [Thu 4 Jan 2007 20:58:50]
お知らせ > クリストファーさんが来ました。 [Thu 4 Jan 2007 20:54:46]
◆青年 > (死体の腐りゆく臭い、俗に死臭などと呼ばれる独特のその臭いは、確かにその男から漂っている。 剣士の問いに、男はきょろきょろと辺りを眺めながら答えた。) 申し訳ない、この辺りなのですが・・・・・・・・・・・ ああ、あの通りです! (男は更に細く暗い通りを目に留めると、肩を借りるのを辞して先を進み始めた。 人気の無いその通りは灯りも乏しく、大人が二人肩を組んで歩くのが精一杯という小さな道だ。 道に明るくない者でも、大きな通りに続くものではないと気が付きそうなものではある) この先を歩いておりましたら、先を進んでいた共が突然襲われまして・・・・・・・ (男は足を止め、前方を指差した。 そして、チラリと剣士の得物へ探るような視線を走らせる。) [Thu 4 Jan 2007 20:43:15]
◆オケアノス > (この甘い香り、何処かで嗅いだ事が在る。 そして、この臭いも自分は知っている。だが、何処で嗅いだものなのかが思い出せない。仕事に出れば、必ず嗅ぐ臭いなのに――とてもよく知っているからこそ、思い出せない。もどかしい思いをしながらも、口は動く。指差される方へ歩きながら。――この臭いが腐敗した死体の臭いであり、男から漂ってくると「確信」できるのは次のターン)――随分奥に行かれたのですね。ここいらはヴェイトスの「スラム」です。道といえる程、整備されていない為、戸惑ったでしょう。…何よりも「スラム」と呼ばれるだけあって、あまり治安良くない。時折ヴェイトスについたばかりの旅人が、騙されてここらの宿屋に案内されると聞きます。―――………アンデットの類かもしれませんね。(ぽつ)…最近騒がしい吸血鬼やも。ああ、どちらにせよ、お連れの方は、治療したあと、大聖堂かどこかで清めていただいた方が―――…(辺りを見回す仕草に気がついて)…いかがなさいましたか。迷われましたか…? [Thu 4 Jan 2007 20:21:52]
◆青年 > はい、ヴェイトスに参って日も浅いもので・・・・・・・・・・・ (肩を貸す剣士にかたじけなしと謝し、行く手を指差しながら歩いてゆく。 細い路地はだんだんと人気の無い裏道へと入っていく。 時折足を止め、辺りを見渡して道を確かめては先に進む) ああ・・・・・・・・青い顔をしておりました。 病人、いや・・・・・・まるで死人のような。 (暫らく考え込むようにしてから、少しづつ人外の特徴を話し始めた。 ) [Thu 4 Jan 2007 20:11:32]
◆オケアノス > (歩き出す男の、鞘を下げた側とは逆――つまりは、利き手側の腕を取り、肩を貸そうと手を伸ばす。歩く姿から思うに、軽い傷だとは思えなかった為だ。 ランタンを持ち替え、貴方の背中へ回るだろう手へ持ちかえた。近づけば、血臭に混じって――独特な甘い香りも漂うが―)――その様子では、スラムに迷い込まれましたか。…さぞや驚いたでしょう。…どのような人外に襲われましたか。出来れば教えていただきたい。 [Thu 4 Jan 2007 19:53:27]
◆青年 > おお、有難う存じまする! 何分急の事で、助けを求めに駆けるのが精一杯で・・・・・・・・・みどもの傷は大事ありませぬ、こちらへ! (左胸の傷を片手で押さえながら、手前―――細い路地へと繋がる曲がり道を片手で示し、家屋の壁に体を預けるようにして歩き始めた。) [Thu 4 Jan 2007 19:43:51]
◆オケアノス > (姿を隠したまま、問いを飛ばす年若い…だろう男 …しかも、血の臭いが気の所為ではないのなら、怪我をしているか――はたまたドコゾで血飛沫でも浴びてきたか。 何よりも、暗黒街の近いスラムだ。物取りの可能性もあるが、物取りに襲われて怪我をしている可能性もある。こちらを警戒しているというのなら、このやり取りも納得できた。 もし怪我をしている方だったら、知らぬ振りも出来ない。 治療が出来る場所まで運ぶことならできるだろう)――…いいえ、お気になさらず。年明けと言うのに、物騒な噂は収まる事も無い事ですし、仕方のないことです。(ランタンの灯に照らされたのは、想像よりもやや幼い男だった。傭兵は、柄を握る手はそのまま、頭の先から爪先まで男を眺めた。 風体に不釣合いな刀と、ひたりと此方の獲物に張り付いた視線に気がつきはしたが、それ以上に、男の左胸の傷が気になった。 ――まさか死体だとは思わない。 だから、素直に眉を寄せて)……人外に?それは――お連れの方の容態は?貴方も怪我をしているようですね?この近くに、病院紛いの場所がありますから、そちらへ運びましょう。案内していただけますか? [Thu 4 Jan 2007 19:28:16]
◆影 > (再び、暫しの沈黙。 張り詰めた空気に、通りを抜ける風の音だけが響いた) ・・・・・・・・・・・・・・・・ (やがて、足音。 先ほどと違い、隠そうとすらしない。 やがて、足音の主はランタンの明かりの下へと。) お呼び止めいたし、失礼の段お詫び申し上げる。 (黒髪の若い男だ。 顔立ちはどこと無くフォーウン人を思わせる。 着崩した服装と釣り目が素行の悪さを物語るようだ。 奇妙なのは、腰に差した獲物――――艶やかな朱塗りの鞘に収められた刀だ。 持ち主には、いささか不釣合いな物といえよう。 男は、剣士の得物から目を離す事無く、3mほど離れたところで足を止めた) 共の者が、人外に襲われ申した。 どうかお助けくだされ [Thu 4 Jan 2007 19:17:11]
◆オケアノス > (何処の言葉だったか――傭兵仲間の侍崩れが、こんな喋り方をしたような気がする。だが、今は其れよりも何よりも、一番気になるのは、この臭いだ。嗅ぎ慣れた「それ」は、直ぐに正体が分かる。――血臭――。白い面を顰めながら)――人外狩り。――………。(答えに迷う。 この仕事は、暴れる吸血鬼を排除せよという内容だったから。――人外となると、意味が幅広い。――眉を顰め、少し違う答えを返す事にした。) …「件の人外狩り」の示す所がが、一般市民の自衛の仕事ならば はい と。…それ以外――ギルド「カーン」のVHや、大聖堂のエクソシストの類かと聞かれているのならば…いいえ。(すらすらと静かに答えた。) [Thu 4 Jan 2007 18:43:15]
◆影 > 故あってお尋ね申す。 御身は件の人外狩りの方か? (誰何の声より暫し。 姿を見せぬまま問いを返す声。 年若い男の声だが、妙に古めかしいトキノミヤコ訛りの言い回しだ。) [Thu 4 Jan 2007 18:27:30]
◆オケアノス > (明らかに「何か」が居る。しかも、此方から逃げるような素振りすら――…即座に腰にぶら下げた大剣の柄に右手がかかる。――夜風に絡む金髪の合間から、「何か」の姿を確かめんと凝視しながら、左手のランタンを掲げた。このランタン、実は夜目の効く自分にとって不必要なもの。暗闇を迷いなく歩く自分を他の人に誤解されない為に持っているに過ぎない。何時でも投げつけられるよう、構えながら)――何方か。(先ずは声を) [Thu 4 Jan 2007 18:19:35]
◆影 > (剣士から見て右の家屋の陰へ。 足音も密やかに移動する。 それは、明らかに身を隠そうとする意図を感じさせる動き。 ) [Thu 4 Jan 2007 18:13:57]
お知らせ > 影さんが入室されました。 [Thu 4 Jan 2007 18:07:00]
◆オケアノス > ――――……………。(左右は襤褸屋だ。粗末な木板と、不揃いなブロックを積み重ねたような壁でできた家。先は暗黒街――ほぼ一本道だ。咄嗟に後ろを振り返る。――と、ランタンの灯りの外に、何かが過った。) [Thu 4 Jan 2007 18:06:07]
◆オケアノス > (だが、それは拒んでいないだけで、際限なく”受け入れる”というわけでもないのだろう。 デメリットにしかならないモノを、好んで受け入れようとするものは居ないのだから。 そして――今、『種族:吸血鬼』を、ヴェイトスという受け入れ皿から、弾いてしまおうと動いている人々が居る。 「正義」を掲げて動くその人々は「吸血鬼」を排除しただけで止まるだろうか? 最悪を考えるのならば―――否。 そのまま突き進む人は、必ずいるとおもう。そして、「正義の矛先」は次の「悪」を探し始める。 其の矛先が自分に向かないと断言なんて出来ない。 なにせ表面こそ普通の人と変わらないが、自分も混じりものだ。 )…………… 。 (何れ、自分も逃げ回る日が来るのだろうか。じっとりと足元に忍び寄る不安に、眉を寄せた。 だが、自分がそう云う人々に雇われている事も事実だ。 今更ながらに、この動きを増長するような仕事を請けてよかったのか――考えた。) ………? ………。 (何か、視線を感じた。歩みを止める。) [Thu 4 Jan 2007 17:58:35]
◆オケアノス > (最初は騎士を快く思わないものに襲われたのではないかと思いもしたが、今のところ間違いなく『吸血鬼』に襲われたのだとか。 ……その事実は、傭兵の心を重くする。) ………。(暗黒街に続く、夜が濁るスラムの道を見詰めて、ひっそりと溜息をついた。) ………火を (不安を) つけられれば (感じる状況になれば) 誰でも (動物でも、人でも) 騒ぐ(逃げる)―――………( ヴェイトス市は、異種族を拒んではいない。人間や亜人、神に属するものも居れば、悪魔に属するものもいる。混じり者など、「ヴェイトスだからこそ」多いだろうし) [Thu 4 Jan 2007 17:31:57]
◆オケアノス > ……序に贅沢を言うのなら。(全ての騒ぎも収まっていてくれたら嬉しかったのに。 と、言葉にせずに胸中で呟いた。 鍛錬所でなまった身体に活を入れながら、同僚に話を聞いた所…件の害悪吸血鬼は今だ健在。 その上、同じ仕事を請けている騎士?が酷い怪我をして病院に運び込まれたらしい。 その怪我を負った場所は暗黒街――)…………暗黒街。 (あそこに踏み込むのは傭兵の自分ですら、躊躇する。 独自のルールに、暗黙のルール――ヴェイトス市の中にある別の国 そんなイメージ。 見えない境界線が引かれているかのように。) ………吸血鬼、に…(襲われたのだとか) [Thu 4 Jan 2007 17:19:11]
◆オケアノス > ――――不甲斐ないことだ。(暖かな感動に浸ったのも束の間。聞けば五日間も眠りこけていたらしい。手足を動かすのに酷く苦労した。寝すぎて腰が痛いなんて洒落にもならない。)しかも、寝ていた間、仕事の期限は間違いなく近づいていますし。……新年早々ペナルティは勘弁して欲しいものです。(新年のカウントダウンどろこか、年明け馬鹿騒ぎの熱すら引いたヴェイトス市内を歩くのは、なんだか寂しかった。祝いの酒を飲みそびれたのも悲しい。 しかし、そんな状況の原因を辿るに、自分の不用意さが原因だ。……口を真一文字に結んで、黙って病院を去るしかなかった) [Thu 4 Jan 2007 17:10:27]
◆オケアノス > 【判定:7】(窓から差し込む朝日が、自分の横顔を照らし、暖かな「現実」を実感させてくれた。 数日振りの日の光は、なんだかとても眩しくて、目を逸らしてしまいそうになったのを覚えている。上っていく太陽を眺めながら、現状把握をしようと、ふと横を向くと、傍らに看護婦が居て、「お目覚めですか」と、静かに語りかけてくれた。その声に酷く安心して、涙を零す。―――其れが、今朝の話) [Thu 4 Jan 2007 16:57:26]
◆オケアノス > (目が醒めたら、既に年は明けていて――三箇日はとっくに過ぎていた) [Thu 4 Jan 2007 16:51:20]
お知らせ > オケアノスさんが来ました。 『【判定】』 [Thu 4 Jan 2007 16:50:27]
お知らせ > 桜炎さんが帰りました。 『(暫くして、人気の無い暗闇で生き物の悲鳴らしきものが聞えたとか――)』 [Thu 4 Jan 2007 00:54:17]
◆桜炎 > (老人、子供、やせ細った人…目に付くのはそう言う人ばかりでふう、と息を吐き出す)もう少し、表に出ないと居ないか……(だれにとも無く呟いて、軽く伸びをする)まあ、適当に猫でも探そうかな(早々に目標を人から動物へ変更。再びあたりを見回しながら、暗闇の中へと歩いていく) [Thu 4 Jan 2007 00:51:32]
◆桜炎 > (きょろきょろと、何かを探すようにせわしなく辺りを見回す。実際探しているのは、手頃な食事。前までは、血を提供してくれる姉が居たのだが今は何処にいるかも分からない。となれば、必然的に獲物を探さなければいけなくなる)…なるべく血の気の多そうなのとかいないかな(ぽつりと小さく呟いて、息を吐く。吸血で流石に人殺しまでは行きたくないから) [Thu 4 Jan 2007 00:41:55]
◆桜炎 > さてと……何処に行こうかな?(楽しげに声を弾ませながら、獲物を探すように辺りを見回す。大人しくしようと思っていた矢先にこれでは意味無いだろうと、何処かで声が聞こえるものの無視。こんな場所だ、そう簡単に気づかれないだろう) [Thu 4 Jan 2007 00:36:07]
◆桜炎 > でも、生きるために食事して何が悪いのさ…(ふう、と息を吐きながら聞えないように呟く。人は生きるために動物を殺すのに、正直不公平というものではないだろうか…?)ま、その理不尽さが人間なんだろうけどね(くつりと口元をゆがめて笑う。まあ、とりあえずは、ばれなければ狩られることはないだろうしと、のんびり路地を歩く) [Thu 4 Jan 2007 00:32:14]
◆桜炎 > (路地を歩いていれば、ぽつぽつと耳に入る吸血鬼事件のこと。正直自分には関係ないという程度で済まされなさそうだ)…迷惑な人も居るもんだね(果たして人といって良いのか疑問だが、これでは迂闊に血を吸えない。とはいっても、食事をしなければ生きていけない)…動物の血でも吸うかな…(あの毛むくじゃらに噛み付くのは正直言って気が引けるものの、しばらくはおとなしくしておくほうが良いだろう) [Thu 4 Jan 2007 00:25:45]
◆桜炎 > (人の気配の無い廃墟の一角。暢気にも欠伸をしながらもそりと起き上がる吸血鬼。辺りを見回して、誰も居ないことを確認すると、警戒しながら外に出る) [Thu 4 Jan 2007 00:22:23]
お知らせ > 桜炎さんが来ました。 『ふぁ……(漏れたのは、小さな欠伸)』 [Thu 4 Jan 2007 00:19:18]
お知らせ > レミー@警邏さんが退室されました。 『(結局、しばらく探検してみることにした。)』 [Tue 2 Jan 2007 22:37:41]
◆レミー@警邏 > けれど、この血は…… (床に落ちた血を触ってみる……やはり乾いていた。) ずいぶんと昔に被害にあった方の亡骸のようですわね。この辺りを探してホトケさんが多いようでしたら……この辺りを縄張りにしている方がいらっしゃるということかしら。 (散策してみるべきか、それとももう少し増援して後日来るべきか……その場で思案する。) [Tue 2 Jan 2007 22:34:40]
◆レミー@警邏 > 惨い…ですわね。 (物取りの類だろうか?それとも……正真正銘魔物の仕業だろうか。少しだけホトケさんを見てみれば腹をばっさりと…剣でできた傷だろうか?) どうか、化けて出ないでくださいませね…… (冥福を祈るというよりは、幽霊が嫌いだからという感じで祈りを捧げた……別に信仰している宗教はないのだけれども。) [Tue 2 Jan 2007 22:28:57]
◆レミー@警邏 > (ゆっくりと歩いていると、裏路地になるあたりがふと気になった。別に大した理由ではない。ただS字になっているようで奥のほうが見難いな……そんな感じの疑問だった。暗黒街ほどに危険は感じないし、気になるから行ってみようかそう思っただけだった。まさか、そこで人が死んでいるとは。一目見て死んでいることも餓死でないことも分かる。なぜなら……辺りには血が飛び散っているから。以前の吸血鬼に襲われた人々の現場を見ていなければ卒倒していたかもしれない。) [Tue 2 Jan 2007 22:22:45]
◆レミー@警邏 > (今の所、浜辺で痕跡を見つけた以外に大した成果は挙げていない。それでも、吸血鬼の活動を抑える効果があるようだからそれなりに成果はあるのか。しかし、結局のところ何もしていないわけであるから、幸運を喜ぶと共に、少し情けない気もする。とりあえず、今日もしっかり探索して見ますか。 【判定】) [Tue 2 Jan 2007 22:19:04]
◆レミー@警邏 > (辺りの景色は、はっきり言ってレミーとは住む世界が違う、といわんばかりに殺風景なところだった。自分ならばこんなところ、3日と生きていられないだろう……そんな感じだ。時折見かける 「人」 も、どこか目に生気を感じず君が悪く、暗黒街とは別の理由で寒気を感じた。) [Tue 2 Jan 2007 22:14:56]
◆レミー@警邏 > (黄金色の鎧を身に着けたレミーの次のターゲットはここ、スラム。ここでも話題の吸血鬼が活動した形跡があったらしい。尤も、信憑性は薄いらしいのだが。カンテラを片手に、今日も町を見回る。今日は赤いマントが示すとおり、それほど風が無い所為か、思ったよりは暖かい。) [Tue 2 Jan 2007 22:10:51]
お知らせ > レミー@警邏さんが来ました。 [Tue 2 Jan 2007 22:07:56]
お知らせ > ハセオさんが帰りました。 [Tue 2 Jan 2007 18:58:55]
◆ハセオ > さて……あとは今夜の食事、でござんすね(長い合羽を翻しながら雑踏を進むのは飛蝗の蟲人。その点を除けば、真っ当な渡世人である彼の格好は、この景観の中ではさほど浮いているわけではない。渡世人とは無宿人のことでもあるから、スラムを寝床にしている連中も、そう少なくはないのだ。彼の場合もまた同じ。そしてこうして道を行くのは、旅の道連れとなった少女と己の為の晩飯探し、というわけで) [Tue 2 Jan 2007 18:26:37]
◆ハセオ > (海岸を離れ、今夜の宿は貧民窟へ 様々な人、種族が集まるヴェイトスにおいても、ここほど雑多な場所は他にあるまい となれば、獣人2人――1人はそうと認識していないが――が寝床とするのも、そうおかしな場所ではないだろう) [Tue 2 Jan 2007 18:03:50]
お知らせ > ハセオさんが入室されました。 [Tue 2 Jan 2007 17:52:59]
お知らせ > アーク=フォースさんが帰りました。 『結局…道に迷いまくったとか…』 [Mon 1 Jan 2007 22:58:16]
◆アーク=フォース > (歩きながら、何が目印だったか…などを思い出そうとするが見つからない) もしかして…道間違えた? (ため息つきながら項垂れた、けど、もう少し探してみようと思った) もう少し探してから帰ろう…うん (そう自分に言い聞かせれば、もう少しだけ歩いてから帰ろうそんなこと考えながら歩いて) [Mon 1 Jan 2007 22:58:00]
◆アーク=フォース > (人通りの少ない通りを歩く……人通りのある道の方が怖いから…) こっちで良かったかな…… (自信なさげにそんなこと呟いて、とぼとぼとポシェットをコートのポケットにしまいながら歩いていた) しばらくあそこで休んでなかったから……忘れてた… (そんな事いって、ため息一つついて歩くスピードはゆっくりと歩いていて) [Mon 1 Jan 2007 22:46:54]
◆アーク=フォース > (とりあえず、あまり休んでいても仕方ないので、立ち上がって歩き始める、向かおうと思っている場所は自分が勝手に居座っていた事もある廃屋) まぁ…ゆっくり行こうか (そんなこと呟きつつ、ゆっくりと歩き始めようとした…が、肝心なことを思い出した) 道…忘れた (新年早々…度忘れをやらかした……なにか…思いやられる気がしながら…歩き出す) [Mon 1 Jan 2007 22:37:13]
◆アーク=フォース > (目を細めるのをやめながら、神父さんから聞いた事件の事を色々考えていた) スラムでも起こってるんだし…仕方ないけど…大丈夫かな… (スラムでであった友人や、住んでいる友人の事を考えると不安になる) 今度、行ってみようかな (その友人が仕事でいなかったら、どうしようかと思いながら、同じように、ほかの友人の心配もしているようで…) [Mon 1 Jan 2007 22:22:00]
◆アーク=フォース > (空を見て、顔を下ろせば、コートの中の小さめのポシェットを取り出す、中身はお土産の中でも、自分の無いセンスで選んだ良さげな装飾品) この装飾品なら似合いそうだけどね…… (中を除き見ながら、これは誰なら良さそうだ、とか勝手に想像していた) まぁ、こんな事、考えるべきじゃないか (そんな事言いつつ、建物に背を預けながら、ピリピリした空気を感じて、目を細めた、こっちまでピリピリしそうな空気だから…) [Mon 1 Jan 2007 22:07:39]
◆アーク=フォース > (膝丈までの黒コート、お土産は今回はポシェットの入れてるのでコートの下、目立たないようにしている、向かっているのは自分がスラムで落ち込んでたときに使ってたあの広場) ここがやっぱり…ここら辺では落ち着くけど… (やっぱり空気がピリピリする、以前にもまして……) やっぱり…前よりも物騒だ…此処 (前来た時は、もう少し空気はこんなにピリピリ尖ってなんかしなかった筈だ、感覚的に…) とりあえず……休もう… (そう言いつつ、広場の端っこの建物のほうに凭れ掛かりながら座り込んだ) なんか、疲れる (ため息一つついて、冷たい空気を感じながら空を見ているようで) [Mon 1 Jan 2007 21:57:30]
お知らせ > アーク=フォースさんが来ました。 『年が明けたが、こんな場所を歩いていて』 [Mon 1 Jan 2007 21:45:29]
お知らせ > ヴァリスさんが退室されました。 『( 結局、気配は途中まで付いてきたけれど。何も無かった )』 [Mon 1 Jan 2007 00:14:46]
◆ヴァリス > ( だったら、自分から行こうか? なんて血に飢えてるわけではない。出てくるようなら逃げ出すだけだった。 ) ――――― ( くるり、と路地に背を向ける。勘違いかもしれない、と思うより「勘違いかもしれないが注意しておこう」というほうが安全を守るためなら必要なことだと思う。 ) ・・・・・・ ( だから、歩き出す。気配を感じたら動けるようにしながら。 ) [Mon 1 Jan 2007 00:14:14]
◆ヴァリス > ( 治安が悪化しているのは有名な話。昨今の吸血鬼事件に便乗するように、触発されるように犯行を企てる人間。もしくは、さらにここぞとばかりに活動する亜人種 ) ―――― ( 少女は、一つの路地を見る。曲がり角。枝分かれするように存在する細い路地。人が隠れるにはうってつけの場所 ) ・・・・・・ ( 市民レベルでの警邏をするという仕事が張り出されている以上、治安の悪化は言うまでも無い。本当は参加したかったのだけど・・・・・残念ながら犯罪歴が存在する己では無理だったと思い出す ) ―――出てこないのかな? [Mon 1 Jan 2007 00:10:11]
◆ヴァリス > 新年早々ご苦労様? 出てきてもいいんじゃないかな。 ( そっと呟くような言葉は暗い路地裏に響く ) [Mon 1 Jan 2007 00:02:42]
◆ヴァリス > ( そっと息を吐いた。恋愛に対して考え方が変わったのはふとしたきっかけである。 ) ―――― ( だけども、それを考えたところで何も変わらない。もう、あの輝きと温もりは手に入らない。彼女のことは引きずることはやめよう。『その程度の付き合いだった』と思ってしまえば楽だった ) ・・・・・・ ( かつん、かつん、かつん、と踵が地面を叩く音が続く ) ――――― ( ふ、と。少女は足を止める ) [Mon 1 Jan 2007 00:02:08]
◆ヴァリス > ( 自分自身ではわからない。だから、そっと息を吐いて帰ることにする。 ) ・・・・・・・ ( 一歩、踏み出せばスラムの路地に硬質な音が鳴る。 ) ・・・・・・・ ( 寂しい、音。そっと、その静かに染み渡る音にそっと目を閉じた )( ―――かつん――― )( もう一度、鳴らしてみる。 )( 息を吐く ) ―――― ( そっと、寒空の下。冷風に手を浸してみる。目を細めて、その手を見ればふっと自嘲気味の笑み ) ―――――恨んだり、見下したり、悪いやつだと思えば。ずいぶんと楽になるものだね ( その顔に浮かぶのはそんな自分に嫌気が差す笑み ) ――――。結局、恋愛なんて片方の『終わり』で終わっちゃうような、簡単な物なんだね ( そっともう一歩、踏み出す。硬質な足音。だけども、今度は歩みを止めない ) [Sun 31 Dec 2006 23:56:57]
◆黒髪少女 > ―――まあ、今日はこの程度 ( 笑い、 ) ほら、家に帰りなよ。気をつけて。もうすぐお正月だ ( あまり関係ない。彼――少女にとっては、あまり関係ないと思っている行事だ ) ・・・・・さて、 ( じゃあね先生! と手を振る子供たちに小さく手を振り返す。早く帰れよなぁー、と思う。まあ、引き止めたのは自分のようなものだが ) ―――さすがに時間が遅い、か ( 少女は空を見上げて思う。 ) ・・・・・・・・・ ( すぅ、と息を吸ってから、長く吐く。 ) ―――― ( 薄らと瞼を持ち上げる ) ・・・・・帰ろう。この姿は危険だそうだし ( だぶだぶの黒コート。無理矢理中のベルトでサイズを調整したブーツは、膝までありそうなロングブーツ風味である ) ・・・・危険、なのかな [Sun 31 Dec 2006 23:49:18]
◆黒髪少女 > この表現や言い回しはアマウラの文化が入ってきてから生まれたものなんだ ( 地面に書いた文字。溝を作るように石の先で書かれた文字を少女が指し示す ) わかった? ( じぃ、とその文字を興味津々、という体で見つめる子供たちに笑いかける。 ) だから、その読み方は微妙に間違ってるの。なんていうのかなぁ、 ( ぽりっ、と頭を掻き ) あってるんだけど、厳密に言えば違うのかな ( 数人の子供たちは「わからない」と首を振った。 ) まあ、それはそれでしょうがないと思うけど。でも、本を読んでみたいから文字を覚えたい、というのはいいことだと思うよ ( 笑って、小さな子供の頭をなでた ) [Sun 31 Dec 2006 23:38:47]
お知らせ > 黒髪少女さんが来ました。 『――――と、言うわけで。』 [Sun 31 Dec 2006 23:34:56]
お知らせ > ブルーボックスさんが帰りました。 『新年の御馳走にヤキトリゲットの巻』 [Sun 31 Dec 2006 17:00:09]
◆ブルーボックス > (自慢じゃないけれども素早さには余り自信無い。近付いた所で空に逃げられるのが関の山)(何時もならばの話)(でもね、今日は違う。あんなにぐでんぐでんになっているなら大丈夫。卑怯だなんて云うなかれ、何処かの伝説だと八つ股の竜を英雄が相手取る時に、酒で酔い潰したっていうじゃない)(作戦作戦)………(頃合を静かに見計らい)(がしゃん!)(えいやと飛び出して奇襲するのだ)(すかさず水分で重たくなった瓢箪で、ぼかんぼかんと殴打してまわり) [Sun 31 Dec 2006 16:59:12]
◆ブルーボックス > (此処に来た鳥の嗅覚は余り鋭くないみたい)(もしくは慢性的に栄養不足なスラムの人々を揶揄し尽くして油断していたのかも知れない)(けんけん地面を跳ねて皿に近付き、ちょっと嘴で突付いてみたのが運のツキというやつ。それは餌だと認識してあっという間にがっつきだす)(しめしめ)……(汚く食い散らかされる皿の麦なんて気にならない。だってもっと大きなものを得られる筈だから)(次第にほら)(足元が覚束無くなってくる)(身体中に酒の毒が染み込んで)(鳥の酔っ払いの出来上がり)(千鳥足とは正にこの事) [Sun 31 Dec 2006 16:42:51]
◆ブルーボックス > (飲んだ?)(いやいや違う)(使ったのはもっと別の事)(其処で注目して欲しい。丁度三本の路が重なる中心部分を。舗装すらされていない剥き出しの地面に鎮座する、彼処が欠けた白い平皿、其の上に麦の粒が盛られているのが見える筈)(少し近付いて匂いを嗅げば明白だし)(感覚の優れた人なら遠くからでも解るんじゃないかと思う)(凄く酒臭い)(麦を酒に漬け込んだのだ)(一体何故って其れは勿論)……(只管押し黙って宝箱になっている其の頭上において、鳥影が不意に横切る。地べたを這い蹲る人々を見下ろして、悠然と風に乗って天空を泳ぐ鳥達)(冴えきった大気には囀る鳴き声も澄み渡り伝わった)(そして手に触れる事も適わない羽ばたく音が、やがて何かの拍子に此処にへと舞い降りて来る) [Sun 31 Dec 2006 16:30:39]
◆ブルーボックス > (人間達の交わす話を聞いてみた感じだと、もう世間は年越しだそうです。スラムの人達も無関係では無し)(近辺のアマウラ出身な人なんかはありったけの雑穀を掻き集めて搗いて餅みたいなものを拵えていたりした)(ちゃぷん)(乾いた空気の唸りに交えて水の音が微かに震える)(内側から押し上げられた蓋の隙間よりこんにちはしている触手の端に巻きつけて、ぶら下がっているものが揺れる度に。朱塗りの小さな瓢箪。中味は国々の文化から成る酒を数種類混ぜ込んだ、とっても国際的なカクテル)(ぶっちゃけるとチャンポン)(きたる新年の御馳走に、蓄えた魚の塩漬けを添えたお礼に、ちょっとだけ分けて貰ったモノ)(余りもう中味は入ってない) [Sun 31 Dec 2006 16:23:47]
◆ブルーボックス > (相変わらず物騒な諍いの火種は絶えないけれども。自分の周辺には限っては割と平和です)(警邏の人達も頑張って廻ってるみたいだしね)(感謝感謝)(其の御蔭かは知らないけれども、此処もとっても静か。貧民窟の一角。何も無い道端)(人気は少ない)(寧ろ人影が見当たらない)(冬毛でもこもこになった鼠達も、年末を迎えて休暇を取っているのか最近は余り見なくなりました)(乾燥と砂埃と瓦礫に征服されたこの場所に通って行くのは、相変わらずに冷っこい風の音だけ)……(今はT字路になった場所の角の物陰に潜んでいる)(今日も空は晴れず曇り気味。全体的に風景は薄暗く。暗色に近い青色は薄闇に馴染み溶け込んでしまいそうだ) [Sun 31 Dec 2006 16:15:13]
お知らせ > ブルーボックスさんが入室されました。 『(こんにちは、青箱です)』 [Sun 31 Dec 2006 16:08:47]
お知らせ > チンピラ風貌さんが帰りました。 『戯れが始まる』 [Sat 30 Dec 2006 23:14:31]
◆チンピラ風貌 > 吸血鬼か………捨て置いても、いずれ狩られるか野垂れ死ぬであろうが―――化け物が化け物を斬るというのも一興か (血溜まりに細波を立てて男は立ち上がった) [Sat 30 Dec 2006 23:12:12]
◆チンピラ風貌 > (此処最近、周辺の住民や傭兵の類と思われる者達がうろついているのを何度かみた。 なにやら吸血鬼を探しているようだ。 迷惑極まりないが、とばっちりを食うのも面白くないので貧民窟でもかなり奥まった辺りまで足を伸ばしたのだが………まさか、殺しの現場を見られる事になろうとは。) 貧乏長屋の者達も、己の手で事を成す甲斐性がまだあったか。 やれ、難儀な事。 (定期的に人を殺さねばならない身の上の物にとっては本当に。 やれやれと空を見上げるも、月は見えず) [Sat 30 Dec 2006 23:02:18]
◆チンピラ風貌 > (男は、しゃがみ込んで若い男の死体の頭部に手を伸ばした。 前髪を掴んで後ろに引き、喉元を覗き込む。) やはり、此方の方が男ぶりが良いのう。 (死体の喉元に真一文字に走る刀傷を撫でて、やれやれと頭を掻いた。 しくじった、傷が目立ちすぎる。) [Sat 30 Dec 2006 22:50:18]
◆チンピラ風貌 > 厄介な事よ (月明かりさえない曇天の冬空の下、男は舌打ち一つして呟いた。 酷薄さの滲む黒の相貌を糸のように細め、眼下、血沼に溺れた二つの塊を見やる) (それは、古い死体と新しい死体。 死後数日が経過したのか、死斑の浮いた老婆の死体の上に折り重なるように、若い男の死体が転がっている。) このような所まで見回りが来るとは (忌々しげに吐き出された吐息は、白く煙る事無く冬風に流される) [Sat 30 Dec 2006 22:40:13]
お知らせ > チンピラ風貌さんが来ました。 『血沼に佇む』 [Sat 30 Dec 2006 22:20:12]
お知らせ > ジョニー@警邏さんが退室されました。 『(その夜、少しはスラムも平和になったのだろうか』 [Sat 30 Dec 2006 00:24:07]
◆ジョニー@警邏 > (やはりいた 奥に存在していたスケルトン数体に向かって、青年は槍を構えて慎重に近付いていき―――) [Sat 30 Dec 2006 00:23:55]
◆ジョニー@警邏 > (さて、かくして悪霊の類に属する存在を滅ぼしたのだから、もう今宵の警邏は必要ない、必要ないのだが――)入り口で会った、ってことは……もっと奥にいるかもしれない というか、入り口でさっさと帰ってしまうのも、少しつまらないかもしれない 息を整え終われば、青年騎士はゆっくりと奥へと脚を踏み入れた)(判定) [Sat 30 Dec 2006 00:22:57]
◆ジョニー@警邏 > ……やれやれ(はあ、と溜息を吐いて、槍の石突で、その残された腕を払うと、それもまた塵となった 息を整えながら、スラムの壁によりかかる―――まったく)おっかない所だな、ヴェイトスってのは(なんて、冗談を言って笑う程度の余裕はある 初勝利、初勝利なのだ そう考えると、感慨深いものがあった) [Sat 30 Dec 2006 00:20:33]
お知らせ > 槍を装備したスケルトンさんが帰りました。 『サラサラ サラ ( 風に散る骨の粉が★2の形で残る。バトルポイント2をどうぞ。 )』 [Sat 30 Dec 2006 00:15:05]
◆槍を装備したスケルトン > ( それは先の魔界戦争で命を落とし、狗や獣に肉を食い荒らされた兵士かもしれないし、もっと古くの死者であるかもしれない。 ただ、生者は自らの力と機転により今日も生き延び、死者は正しく冥府に送られた事実だけが残る。 脛を掴んだ指の力がわずかに緩むのは、切られた十字で最後の呪縛から開放されたためだろうか――。 ) [Sat 30 Dec 2006 00:14:53]
◆ジョニー@警邏 > (裏路地の奥に入ったらスケルトンに襲われた――――なんて相棒が想像している通りの状況ではあったものの、辛うじて青年騎士は無傷で生還することができた はじけた骨――最後に残った腕の部分が、しっかりと脛を掴んでいた)……なんだったんだ、コイツは(スラムで殺された者なのだろうか? にしては槍を持っていたりと、装備が豪華だった気もするが――なにはともあれ)……まあ、安らかに、ってところか(小さく呟いて、指先で十字を切った) [Sat 30 Dec 2006 00:11:25]
◆槍を装備したスケルトン > ( 口惜しい、悔しい くやしい クヤシイ )( 志半ばにして朽ちたことが悔しいのか、死霊のたぐいとして再度の死を迎えるのが悔しいのか、頑健たる生きた肉体を持つ騎士へのそねみか。 骸骨にももうその区別はついていない。 ただ、槍を手離し一欠けらの肉すら削げ落ちた手を伸ばし、生ける者の脛の辺りを掴もうと。 もしそれが叶ったとしても、むき出しの肌でもない限りは何のダメージも与えられなかろうし、そうであったとしても精々骨の指跡が残る程度であるが―― ) !!! ! ( 叩きつけられた塩はパプテスの清めを受けたものだ。 それが死者に降りかかった途端、 バン! と音を立てて骨は粉となり弾けた。 後には騎士へと伸ばした腕の部分が残るのみ。 ) [Sat 30 Dec 2006 00:07:39]
◆ジョニー@警邏 > だ、あ……ッ!!(べきいと鈍い音がして、骨の脚が圧し折れる 彼?が如何なる理由から己を狙ったのかはわからない、が――生憎、それに応えてやるつもりは全く無い)まさに『骨折り損のくたびれ儲け』っと――(立場逆転 驚きに下あごを開けた骨ににやりと笑ってやりながら、腰の袋からソレを取り出した いやあ、十字架やにんにくでは吸血鬼はどうにかなっても、骨はどうにもならなかっただろう これを選んだ自分を誉めてやりたい)――ふっとべ、骨野郎……ッ!!(ばさっと、聖塩を叩きつけるように、投げつけた) [Fri 29 Dec 2006 23:59:02]
◆槍を装備したスケルトン > ( 動揺する【生きている人間】を存在しない目玉で捉え、僅かに顎を軋ませた。 笑うようにも見えたろうか? ) ・・・・・ ・・・ ・ ・・・ ( アタタカイ カラダ ガ ホシイ ) ( 亡者特有の歪んだ羨望と妄念を全身に滲ませ、関節を鳴らしつ槍を振りかぶり―― ) !!? ( 秀でた筋力をもって振るわれた槍の一撃は、肉を持たず装甲もない骸骨にとっては鈍器の一撃にも値した。 左大腿骨が砕け、がくん。 わずかな身長差とはいえ、たった今まで騎士を見下ろしていた高さが入れ替わる。 見開ける目もなく、今度は驚愕に大きく顎関節を開いて騎士の動向を見ることしか、今はできず――。 ) [Fri 29 Dec 2006 23:54:26]
◆ジョニー@警邏 > ……ほ、骨ぇっ!?(吸血鬼を予想していたのに! とはまあ、此方の勝手な理屈か ちぃと舌打ちをしつつ、右手で槍を構えなおす 相手は骨だ となれば……突いたり刺したり、は効果があるまい)……参ったな、こりゃあ……ッ!!(ならばと、青年は骨の脚を狙って、片手で槍を薙ぐ! その間に、左手を腰の袋へと伸ばしていき……) [Fri 29 Dec 2006 23:43:40]
お知らせ > ジョニー@警邏さんが入室されました。 [Fri 29 Dec 2006 23:40:59]
◆槍を装備したスケルトン > ギィン! ( 騎士の筋力は並みいる人間よりも、そして暗がりに潜むものよりはるかに優れていた。 咄嗟に振るった穂先が突き出されたそれを払い、スラムの乏しい明かりを反射してきらめく。 ) ・・・・・・・・ ・・・ ・・・・・・ ( やがて声に反応したか、細い路地を抜け襲撃者は完全にその姿を現す。 全長180センチほどの骨格に腐食したハードレザーの胸当てを身につけ、右手にさきほどの槍を携えたスケルトンの姿が見えるだろう。 声帯は既に失われ、声にならない声を上げながら、ゆっくりと――再度の槍を振るう為に構え。 ) [Fri 29 Dec 2006 23:36:01]
◆ジョニー@警邏 > ――――う、お……ッ!!(生憎と人並み程度の目と、人並み程度の反射神経ではあったが、肝だけは据わっているのが、この青年――警戒していた甲斐もあり、突き出された槍に対して、咄嗟に反応することができた いや、やりだとは気付いていない ただ、己に向かって飛んできた『何か』を此方の槍の穂先で払いのけようと振るう!)――誰だ、出て来い……ッ!! [Fri 29 Dec 2006 23:27:46]
◆音 > ( 常に警戒を解かず、周囲に気を配っていた騎士の耳にその音は容易に捕らえられるだろう。 音は何かに導かれるように、確実にそちらに近づいてゆく。 カタリ、騎士の数歩手前で足音は止まって ) ( 闇の中から突然、騎士の腹部を目掛けて【先の尖った長い物】が突き出される! それがひどく錆びた槍の穂先と気づけるだろうか? ) [Fri 29 Dec 2006 23:21:02]
◆ジョニー@警邏 > …………ん?(奇妙な音が、聞こえた気がした 風の音? 首をかしげながらも、槍を構える――近付いてくるのならば、話が早い いずれにせよ、すぐに正体がわかるのだから) [Fri 29 Dec 2006 23:14:51]
◆音 > ( 騎士の左手前方。 スラムの薄暗く細い路地の奥から、何か軽いものが動く音がする。 隠形の気配は全くなく、ただカタカタ カタ カタ と。 よろけながら歩く酔っ払いの足取りにも似た不定期さで、少しずつそちらに向かって近づいている。 ) [Fri 29 Dec 2006 23:11:47]
お知らせ > 音さんが来ました。 『 カタカタ カタ 』 [Fri 29 Dec 2006 23:08:33]
◆ジョニー@警邏 > (……ぞっとしない話だ ただ運が悪かった、それだけの理由で一家が全滅する もちろん、それはスラムなどで犯罪の被害にあう人々も同じなのだが――しかし違う あってはならない理不尽だ、あの惨劇は)まあ、こうして見回る以外にできることもない、んだけど……(苦笑い そんな立派なことを思っても、できることは殆ど無い そのまま、周囲に気を配りながら歩いていく) [Fri 29 Dec 2006 23:04:20]
◆ジョニー@警邏 > (支給された聖塩を腰に提げた袋にいれる――同じく、先日もらった聖水も、其処へ いざと言うときに取り出しやすいように位置を調整した後、槍を片手に青年騎士はスラムへと脚を踏み入れた)………………(顔には緊張がある スラムが、というわけではない――あの吸血鬼によって引き起こされた惨劇 それを知っているからこその、恐怖があった) [Fri 29 Dec 2006 22:46:19]
お知らせ > ジョニー@警護さんが入室されました。 『――まずは、都市部から』 [Fri 29 Dec 2006 22:40:13]
お知らせ > 黒紫さんが帰りました。 [Fri 29 Dec 2006 00:19:29]
◆黒紫 > それに ... ( 立ち上がり、 ) 俺が欲しいのは---- ( 屋根を蹴って 後、闇に呑まれるは ---唯の一言。 ) 誰かの 『オサガリ』じゃない…… 。 [Fri 29 Dec 2006 00:19:25]
◆黒紫 > ( 知らず、火照ってしまっていた身体を夜風が掠めます。 ) ... コレって 、何?もしかして ----俺から離れられない。とかヨユウかましてたら実は離れられなくなってたのは俺でしたとか ...? ぁ、 ハッ ……下らない。ホント、下らない 。 ( 別に ……俺はいつでも離れられる。 ) [Thu 28 Dec 2006 23:48:01]
◆黒紫 > ( 退屈。その理由の主たるものは ... 最近見掛けぬ『彼』が深く起因しているのでした。否、見掛けることはあっても、その傍らにはいつしかもう一人の影が在って--- ) ----- …別に? 俺は気になんて掛けちゃいない。ただ、面白くないだけだ…… 先に手に入れたのは、俺なのに--- 勝手に横取りして……挙句! 「アーちゃん。」って何だよ、アーちゃん ッてさ !! ( 廃屋の屋根の上。一人蚊帳の外的シチュエーションな天邪鬼は、思わず声が荒がってしまいます。相当面白くない展開になってしまったようです。 ) [Thu 28 Dec 2006 23:34:58]
◆黒紫 > ( -----スラムの一角。 月の無い夜。廃屋の一つ、 屋根の上に腰掛けて ... ) ( 天邪鬼は、 至極つまらなそうな様子で夜空を見上げます。 ) [Thu 28 Dec 2006 23:26:09]
お知らせ > 黒紫さんが入室されました。 [Thu 28 Dec 2006 23:23:56]
お知らせ > ラヴレスさんが帰りました。 『(―――それでも生きているのだから、不思議な話。諦めて、同僚から離れて眠ることに。)』 [Wed 27 Dec 2006 01:27:08]
◆ラヴレス > (―――静かなスラムの夜をぐるり、一瞥して、)(つくづく) ―--―………、 危機感と緊張感に欠ける、オトコだ。 (自分も。扉の向こうの自分を何故か慕う同僚も。自嘲染みた嘆息一つ。ふらりと立ち上がり、もう一度スラムの夜に、視線を泳がせて) [Wed 27 Dec 2006 01:26:30]
◆ラヴレス > (トモアレ,―--背面から薄いドア越に聞こえる寝息は酷く心を逆立てた。) [Wed 27 Dec 2006 01:24:56]
◆ラヴレス > (それに)―――…嗚呼、よく考えれば、送り届けてやるも…、新居の場所を知らなんだ。 (ふと。―――近頃引っ越したらしい、扉の向こうの寝息の主。前の部屋は知っているが、オトコ一人ならば十分の広さ。何を思ったかは知らねども。厭に広い一戸建てに越したらしいとは風の噂。―――ペットが大きい、ペットが多い、が理由らしけれど。) ……愛玩動物如きに。 (己には理解できぬ理由也。) [Wed 27 Dec 2006 01:24:07]
◆ラヴレス > (ぐるぐると脳裏を過ぎるのは、明日は自分が仕事であること。勿論、今現在、背にした扉の向こうに居るヘタレと名高い同僚も仕事であること。そして、如何この同僚を始末すれば、自分の安眠が確保できるのか、ということ。) ………確か、この先に空き家があった、な。 ( 放り込んでやろうか。 ) ………家まで送ってやるなんぞ、何故俺が其処までせねばならんと思う、し。 (溜息吐息は白く舞う)(わしわしと掻き毟って、ざんばらに顔に落ちる赤い髪。―――近頃真面目に働いて、さっさと帰宅する同僚の姿から、何ぞ女でもデキたかと思って、酒の勢い。聞いてはみたが、女など居ないと逆ギレされる始末。ならば、迎えに来る人間も居らなかろう。) ……………、 (赤い長い髪を指先に巻いては解き、巻いては解き。弄い乍、背にした扉のあちら側の物音に時折耳を傾ける) [Wed 27 Dec 2006 01:20:44]
◆ラヴレス > (ドアを開けたら、其処は一面銀世界でした―――ならば、まだしも。ドアを開けたら、其処には何故か、昨日押し掛けて来た同僚がまた伸びてました。 なんて、もう、笑えぬ。) …………えぇい、誰ぞアイツを引き取るやつは居ないのか…!!! (わしわしと髪を掻き毟り、冷たい指先に息を吹きかけ、座り込んだ拍子、少し開いたコートの胸元を手繰り寄せ、溜息、溜息。) [Wed 27 Dec 2006 01:15:11]
◆ラヴレス > (―――だのに今。) ……何故。 何故、俺は今、自分の家に入る気になれない? …というより、寧ろ、何故、俺がこの糞寒い、 中。 外に追い出されなければいけ、ない? (何故何故何故何故。 ひゅぅるりら、冷たい風の吹くスラムの入り口に比較的近い辺り。崩れかけた幾許かの家の一つの前。ぺっちょりと地面に座り込んで嘆息を一つ、 二つ。) [Wed 27 Dec 2006 01:11:02]
◆ラヴレス > (ケェキを届けた其の足は、其の儘、何処ぞ寄り道する事無く―――帰路に着き、帰宅する。) …………。(……筈、だった。) [Wed 27 Dec 2006 01:08:44]
お知らせ > ラヴレスさんが入室されました。 『(―――帰路)』 [Wed 27 Dec 2006 01:07:49]
お知らせ > バロゥさんが退室されました。 『(おやすみなさい。おやすみなさい。)』 [Wed 27 Dec 2006 00:43:50]
◆バロゥ > なぁに、こンな夜でも頑張って働いてるお父さん達の方がずっと立派なンだよ。…ランクアップしてくれてありがとう。お誘いの言葉、確かに聞いたからな。聞いちゃったからな。 (こっちからは「遊びにおいで」なンて云えないから。) 突然行ってビックリさせても、追い出さないでくれよな。 (ナリは神父でも面はチンピラだ。 背を見送る。カンテラの明かりが揺れた。) ちゃんと足、看てもらうンだぞーッ!! (雑踏に向かってそれだけ云うと、) (男は踵を返した。) [Wed 27 Dec 2006 00:43:35]
お知らせ > アナスターシャさんが退室されました。 [Wed 27 Dec 2006 00:41:35]
◆アナスターシャ > …ふふ、大丈夫よ。バロゥさんだって主様に遣える立派な方だもの。 (カンテラ持っている右手を軽く取って触れた後、) …面白い人ね。 あたしは可愛いって云われるのが好きよ。 ありがとう、お友達にランクアップしてあげるわ。 (くすくす笑いと一緒の言葉。ゆっくりと手を離し、再びスカートの裾抓んでさよならの御辞儀。) また、お会い出来ると嬉しいわ。 あたし居住区のお家に住んでるの。何時か遊びにいらしてねッ。 (一歩踏み出せば其処はもう大通りだ、) さようなら。また――ッ。 (大きく一度手を振って、歩き始める。 少しばかり引き摺るような歩調で、少女は人の中に消える。) [Wed 27 Dec 2006 00:39:46]
◆バロゥ > 立派な人間は眩しく見えるンだ。お兄様を見たら眼がどうかならないか心配だよ。 でも楽しみにしてる。 (きっとその時は、彼女はすごく良い笑顔をしていると思うから。) (細い手に手を取られる。その手を握り返せないのが口惜しい。 カンテラを持っている右手しか無いなんて。) 恩人か。もう一歩だけランクアップして、友人ッて事でどうだい。 (軽い口調はずっと。嬉しそうに男は云った。) ありがとう。好きッて云われるのは大好きなンだ。 それと、可愛い子もね。 (活気のある大通りが彼女の背後に見える。 ああやっぱり、この子はこう云う景色に居ないとな。) [Wed 27 Dec 2006 00:34:22]
◆アナスターシャ > 何時か、お兄様がこっちに来た時に紹介するわ。 …あたしのお兄様のお髭は立派よ。 (笑いながら冗談の様に云う。確かに髭が無いと若く見える、頷きながら同意の意を。) ふふッ、ありがとう。この意見だけは譲れないの。 …あたしとバロゥさんはもう他人じゃないわ。 (軽く小首傾げて彼を見上げる。) …バロゥさんはあたしの恩人よ。 ずッと迷子になってたら、あたし、死んじゃってたかもしれないもの。 (そ、と彼の手を取ろうと手を伸ばして。) 本当にありがとう。 …あたし、男の人は大ッッッ嫌いだけど、優しい人は好きよ。 [Wed 27 Dec 2006 00:29:06]
◆バロゥ > (うんうん。何度も頷いた。 好きなひとを語るときは、やっぱりこうだよな、としみじみ。こう云うのも、久し振りの感じだ。) 2ツ上かな。若く見えるのは髭が無い所為かもよ。 (軽口。 彼女が秘めた台詞は知らず。本当は、お妾ではなく金で買った女が多かっただけ。 普通の男性と何ら変わらない。) ――…♪ (ひょぅ、と口笛。) 成る程ね。私は好きだな、その考え。 (そうして、足を止めた。もう直ぐ其処が大通り。 境界線を付けるなら、其処からスラムでは無くなる。) 全く血の繋がってない者同士でも、楽しくお話して歩いたら、他人以外の何かになれるかな。例えば、アナちゃんと私みたいな。 (わはは。声を上げた。) …どういたしまして。 気を付けてお帰り。 [Wed 27 Dec 2006 00:24:02]
◆アナスターシャ > えぇッ。お兄様はあたしの希望。…誰よりも、誰よりも大好きなの。 (ちりン、とネックレスの音が鳴る。無邪気の子供の様な表情を浮かべて、直ぐ、) あら。バロゥさんはお兄様より上なのね。…若く見えるわ。 (口許押さえながらころころと笑う。肩を揺らした男に、「奥さんじゃなくてお妾さんが沢山居そう。」と思ったのは秘密。) …ン…。血が繋がってても面識も何も無いならやッぱり他人だわ。 …人と人の間に感情があって、初めて他人以外の何かになるんだと思うの。 (あたしの意見だけど、は付け足し。) …ァ、人の声が近くなってきたわ。 …本当にありがとう、バロゥさん。 [Wed 27 Dec 2006 00:17:40]
◆バロゥ > 話聞いてると安心だよ。どうやら、アナちゃんにはお兄様って希望が居るみたいだからな。 (少なくとも、その人の事は信じているだろう。それは無理矢理に神を信仰するよりも良い事だ。 矛盾した言葉にも、「そう其れ、その感じ」と口の端を持ち上げる。) (そして、) ――…30か。はあ、私よりちょっと下か。 男盛り働き盛りだな。 (チラ、と振り返る。) 奥さん、居るように見えるかい? (ふっふ。肩を揺らす。) 子どもは居るかもしれねえけどな。…それでもやっぱり、顔も知らない。 血が繋がってるのに家族じゃない、ッて、おかしいと思う? (周りが段々明るくなってきた。大通りが近い。) [Wed 27 Dec 2006 00:12:00]
◆アナスターシャ > …ふふッ。そうね。人は信じるわ。 (口許押さえながら楽しげに笑う。指の隙間から零れる白い息を、少し目で追って。) …希望って人によっても其々ッて事、かしら。解らないけど、少し解ったわ。 (少しだけ可笑しな言葉。けれど気にしない。――彼の方見遣り、指折り数えた。) えェ、15離れているの。お兄様はもう今年30だわ。 (彼の言葉、残念そうに肩を竦めた。が、) 聞きたかったのに。 …もう奥様とかお子さんが居るのかしら? (首を傾げて更なる問いかけ。) [Wed 27 Dec 2006 00:05:42]
◆バロゥ > 其れは寂しいな、せめてヒトくらい信じてやってくれ。 (はっは。笑うと薄ら白い息が零れる。) …経験しないと、解らないだろうからなあ。 無理に「解れ」とは云わねえさ。“希望なンて無い”ッてのは違うよってだけ、知ってくれれば。 (そうして、「お兄様」とやらのことを語る彼女の声は、宝石の笑う音のようで。聞いている男の表情も和らぐ。) こンな可愛い妹に好かれてるお兄様は幸せものだな。…名前を付けてくれたッて事は、結構年は離れてる? ――…私の事を聞いたッて面白くないぞ。家族は居たが、もう何年も会ってなくてなあ。 今頃どうしてるやら。 [Wed 27 Dec 2006 00:01:20]
◆アナスターシャ > …いいえ。何も信じてないわ。 (首を横に振る。ゆっくりと闇から抜け出した来た様で、ふ、と息を吐いた。) ……ふゥ、ン。良く分らないわ。…食べる物も着る物も無いのに、希望って有るのかしら? (後を少しだけ首を動かして見遣る。闇の一本道の様。) …あたしは、きっと此処での生活は無理だわ。 (ちゃりン、と触れたネックレスの石が鳴る。) …、 (名前には、照れた様に頬を染めて笑った。) ありがとうッ。お兄様が付けてくれたの。…あたしのお兄様は今、故郷に居るんだけど、優しくて頼りになって……―ァ、ごめンなさい。 (恥かしそうに俯いた。) あたし、お兄様が大好きなの。 (ふふ、と嬉しそうに思い出し笑い様な後、) バロゥさンにも家族って居るでしょう? [Tue 26 Dec 2006 23:55:35]
◆バロゥ > パプテスの信者かい? (違うだろうな、と思いながら雑談のように訊いた。信者だったら今日は買い物に出歩いたりしないだろうと。) 此処で暮すしか無い、ッてのが殆どじゃないかなあ。私も訊いて回った訳じゃないから、推測だが。 ああでも、希望は此処でだって見える。イイトコに住んでたって希望の見えない奴が居るのと同じ。 (見かけによらない、と聞けば笑った。「よく云われる」。) アナスターシャ? OK、よろしく。 かわいい名前だな。名付けたのは誰だい? (ゆっくりと、しかし確実に道を行く。段々人の気配も濃くなるだろう。) [Tue 26 Dec 2006 23:49:31]
◆アナスターシャ > 本当、良かッたわ。主様は見ていて下さるのね。 (特に何を信仰しているでも無い娘入は云った。男の言葉に、珍しそうに ふゥン、 と声を洩らし、) ……何でこンな所で暮らしてるのか、良く分らないわ。 希望も見えないじゃない?…変わってる。 (歩き出した彼を追う様に、此方も足を進める。―ゆっくりとした歩調、気付けば くすくす含み笑い。) 人ッて見掛けじゃ無いのね。 (無邪気に笑ゥ。) …暗黒街、ッて所かしら?聞いた事があるわ。 ―行きたいとは思わないけど。 (少し眉下げて苦笑い。不意に、) ァ。自己紹介が遅れたわ。 …あたし、アナスターシャ。 アナって呼ばれてるの。 (よろしくお願いします、と首を微かに傾げた。) [Tue 26 Dec 2006 23:43:01]
◆バロゥ > うン。ドレスをひん剥くような輩じゃなくて、本当にお嬢ちゃんは運が良い。 (久し振りに見た。ホンモノのお嬢様っぽいひと。 珍しいものを見るような不躾な視線を向けつつ、) 此処は、そうね。スラムッて云えば解るかねえ。 お嬢ちゃんが優雅なカフェで一杯するくらいの金があれば一週間は根性で生き延びれるような人達の暮らしてるところさ。OK? (「こっちだ」と道案内をしようと歩き始める。挫いたらしい足の事を考えて、ゆっくりと。) もっと治安の酷いトコにも教会ってあるンだぞ、知ってた? 勿論、大聖堂みたいに豪奢な建物じゃないがね。 [Tue 26 Dec 2006 23:35:21]
◆アナスターシャ > (薄いカンテラの光が此処では何故か明るく感じる。少し不思議そうに首を傾げた後、) 助祭さン。…バロゥさン。 良かったわ、まともな方で。 (ぽン、と両手を鳴り合わせた。) お買い物の帰りで迷子になってしまって――… ねェ、此処は何処なの?嫌な、感じのする所だわ。 (視線だけで周りを見渡し、白い溜息を零した。) えェ、ありがとう御座います。 (スカートの裾軽く抓み、御辞儀をすれば、) それにしても、…こういう所にも教会ってあるのね。 (独り言の様な問い掛け。) [Tue 26 Dec 2006 23:29:17]
◆バロゥ > (眼を細めた。笑みでなく。 やっと、相手の顔が解った。それから、本当に此処には不釣合いな人が紛れ込んできてしまったのだ、とも。) ……そうかい。 (布にも、足にも。 そして、) 私はバロゥ。近くの教会の助祭だ。 今は見回り中。 ――…お嬢ちゃん、どうやって来ちまったか知らないがね、早く帰ろう。大通りくらいまでなら案内するし。 (歩く宝石箱みたいな少女だ。絶好のカモを前に、男は眉を顰めた。) [Tue 26 Dec 2006 23:23:00]
◆アナスターシャ > (闇にも目が慣れてきた。相手の風貌見遣れば、格好だけは聖職者関係だろう、と。) ……イラナイわ。 (落ちた布には視線だけ遣って、) もう汚れちゃったもの。…汚い物には興味が無いの。 (勿論彼が付けた足跡の事では無い。そンな事気付く由も無かった。) …足?…あァ、さっき其処で転んでしまって…、 (ぴ、と彼のほう見上げ、) ところで、彼方はどなた?…此処に住んでいる方? [Tue 26 Dec 2006 23:18:21]
◆バロゥ > (僧衣の男、その姿はカンテラの明かりに照らされて浮かび上がる。 此方からはまだ、少女の輪郭しか解らないけれど。) (――近寄ってくれると、漸くどんな風貌なのか、ぼんやり。) 落とした。コレ コレ。 (顎をしゃくって、白い布を示す。 足跡を付けてしまったけれど云わない。) ――…ッて、何だよ。足、どうかしたか? (歩き方がおかしかった気がして。) [Tue 26 Dec 2006 23:14:22]
◆アナスターシャ > ……帰ったらこのドレスも、もう捨てちゃおうかしら。 (呟いた後に、後から掛かる声。) ――…。 (少女姿は振り向いた。―カンテラの光に視線がいって、次に漸く相手を見遣る。) …落とした?…何を? (未だ右足引き摺る様に、少女は少しだけ近寄る。) [Tue 26 Dec 2006 23:10:04]
◆バロゥ > (何を。) あ。 (白い布を。) (丁度路地を曲がったところで、誰かの背中を見つけた。シルエットからするに、貧民窟には不釣合いのドレス姿か。) (片手はカンテラを下げているので拾えない。そこで、) おおい、 落としたぜー? (「イラナイ」の声が聞こえてなかった。足を退けつつ、声を掛ける。) [Tue 26 Dec 2006 23:07:42]
お知らせ > バロゥさんが入室されました。 『( ――踏んだ。 )』 [Tue 26 Dec 2006 23:05:29]
◆アナスターシャ > (光も無く、希望も無く見える。何故何時までもこンな所に居る人が居るのかしら、なンて世間知らずな我侭娘は想った。) ……もうッ、…痛い。 (足首に触れて。ふと、地面に落ちた木の枝に気付いた。) 当たるかしら。 (くすくす含み笑い。白い布取り出して木の枝を拾う。其れを真直ぐに落とせば―――、) 家の方向。こっちねッ。 (枝が倒れた方へ。―歩き出す、一瞬前に。) もう イラナイ。 (白い布を落とした。) [Tue 26 Dec 2006 23:04:41]
◆アナスターシャ > やだッ。ドレスが汚れちゃうッ……。 (直ぐ立ち上がるも足首が痛い。僅か口許一文字にして、眉尻は下がッた。) ……捻ッたのかしら。何であたしがこンな目に合わなきゃいけないのッ。 (ドレスの汚れ払って歩き始める。痛めた右足を支える様に、引き摺る様に。) ……寂しい場所。 (ぽつン、呟いた。) [Tue 26 Dec 2006 22:59:21]
◆アナスターシャ > (月明かりのみで人工的光など殆ど見えぬ。…故か、異常に辺りを見渡して。) ………迷路みたいな場所。 (己の声のみ聞こえる様。賑やかな人声など欠片も無く。…ぶる、と身震いしたのは寒さだけでは無い。) …………。 (こつン、こつン。自身の足音の響きが、まるで違う誰かの様。) …ッ。 (更に足早に。早く抜け出したい一心。) .…ァッ。 きゃあッッ! (嫌な音がして、其の場に転倒した。) [Tue 26 Dec 2006 22:55:14]
◆アナスターシャ > ………嫌だわ、此処。 (開口一番。溜息と共に洩らした言葉は静寂に消えてしまうかの様。) 此処、何処かしら。……貧民窟? (裏路地には倒れる貧相な体系の子供。回りは瓦礫だらけ。…眉間に皺を寄せた。) ――ンもう。急いでるのに。……此処から、どうやったら帰れるの。 (足早に歩く。) [Tue 26 Dec 2006 22:48:06]
お知らせ > アナスターシャさんが来ました。 [Tue 26 Dec 2006 22:45:43]
お知らせ > エリスティアさんが退室されました。 『そうして「明日のために」再び教会へと戻っていく』 [Mon 25 Dec 2006 01:47:58]
◆エリスティア > ( 少し憂いを帯びた様子で空を見上げる……星の見えない空。光源は教会の中から漏れる光のみ。――その体は、随分と鈍い光に包まれていた。来客の少ない「お祭り」だけど。仕事は大変だけど――神父様と楽しげに過ごすのは悪くはない……そう思う。) [Mon 25 Dec 2006 01:35:31]
◆エリスティア > ( 今日はアルバイトではなく、朝から教会の仕事に勤しんでいた。1日目の祭典は終わり、今はそのボロボロの教会の前で一服しているところ。片付けに今の今までかかっていた。 明日もう一日祝いをすることになる ―― 正直、今している短期アルバイトよりも大変かもしれない、と思い始めていた。それもあと一日で終わるのだが。 ) [Mon 25 Dec 2006 01:22:21]
お知らせ > エリスティアさんが入室されました。 『――クリスマス前日の祝いも終わり。』 [Mon 25 Dec 2006 01:18:48]
お知らせ > バロゥさんが帰りました。 『(飯の匂いにつられて足取り軽く。)』 [Fri 22 Dec 2006 19:24:37]
◆バロゥ > (尤も、財布の状況が遊びなど許してくれない。そんな事ぁ解っちゃいるので、云っても虚しくなるだけだった。) (抜かなきゃ死ぬってもんでもない。意識しなけりゃ、多分、大丈夫。) よいせ。 (木屑だのボロ布だの、破れたポスターだの、片っぽしかない靴だの…が詰まった袋を担いだ。聖何某みたいだ、と笑う。) 帰ったら飯だ、飯。 (くる、と踵を返した。) [Fri 22 Dec 2006 19:22:43]
◆バロゥ > (近道が空いて助かったわあ、なんて云って人懐こい笑顔を残して去ってゆく娼婦。今頃色とりどりの照明で眩しいだろう淫売窟の方にその背が消えると、) …。 (はああ。男は溜息を付いた。) そー云や、抜いてねーなー。最近。 (忙しくてすっかり忘れていたけれど。香水の匂いがふっと懐かしい欲求を思い出させた。 聖職者になったからって、傭兵の頃と変わったのは毎日着る衣装くらいだ。中身は相変わらず。) こっそり買いに行ったら、――…怒られるよな。 (やれやれ。首を振る。) [Fri 22 Dec 2006 19:07:28]
◆バロゥ > (聖夜が近づいてきた。) 今年ももう終わりか。 (スラムの教会でもささやかながら祝う事はするらしい。…司祭様は奮発するとか云っていたけれど、きっとその金が使われるのは炊き出しの中身にだ。) (男は教会近くの路地に居た。散らかって道を塞ぐゴミを掃除していたところだ。) … おッ。 (安い香水の匂い。淫売窟へお仕事に出て行く娼婦か。) ああ、この路地は通れるようになったぜ、たった今な。 (へらへらと笑う。) 薄暗いから、気を付けて。 (いってらっしゃいとお見送りしようか。) [Fri 22 Dec 2006 18:53:53]
お知らせ > バロゥさんが入室されました。 [Fri 22 Dec 2006 18:44:06]
お知らせ > ステアさんが帰りました。 『男の背中を唯ジッと・・・見つめ考えていた。男の言葉を・・・どう取るか。』 [Fri 22 Dec 2006 03:34:38]
◆ステア > あくまで・・・人間本位ではないですか・・・。私は貴方たちがしているのと・・・同じ事をしている、だけ・・・。 (ステアはあくまで術士であり、接近戦は出鱈目。今までは吸血鬼としての人間をはるかに凌駕する身体機能と、スタンダードな武器を持つ相手が多かったからだが・・・この男は見たことない武器を使う・・・あの環で攻撃されたら対処しづらい。 なるべく、なるべく間合いを取らなければ。) ・・・・・・・・・尊敬・・・? (唖然とした。変な男だとは思っていた・・・人間が吸血鬼を尊敬する、なんて言うほどとは思いもしなかったから。) [Fri 22 Dec 2006 03:33:42]
お知らせ > マドゥーさんが帰りました。 『少女が撃たねば、その背は闇夜に消える・・・』 [Fri 22 Dec 2006 03:24:59]
◆マドゥー > お主のやってきたことは、生命に対する侮辱だ・・・・・・少なくとも俺たち人間本位で見れば・・・。(間合いを広げようとゆっくりと後ずさる少女を見やりつつ口を開く。しかるに間合いはまだ充分・・・少女が術者であるならば、呪文の一文を紡ぐ前に充分そのか細い喉をつぶすことができるだろう。)だが・・・・・・俺はお主の、お主自身が生きたいと思うその、一念のみにおいて・・・・・・・。・・・お主を尊敬する。(そして全ての刃を鞘に収めた。)ここから先の、俺の戯言をどう捕らえるかはおぬしの自由だ・・・(言いつつきびすを返す。一見無防備とも取れるその背を少女に向けて)・・・・・・この先お主に待って居るのが・・・絶望的な詰め将棋であった場合・・・・・・(そして、歩き出した)・・・・・・一度だけ、手を貸そう。お主が生きるために・・・・・・。 [Fri 22 Dec 2006 03:21:47]
◆ステア > ―――ッ! (男の声がステアに届いた瞬間、ビクリ・・・と身体が震えた。別に今更、もう正体がばれてもどうという事はないのだが・・・眼の前の男は、強い。今まで会ってきた人間の多くは敵だ・・・そして眼の前の男も人間だから。敵の可能性は・・・高い。) 私は・・・追い詰められてなんて・・・ない。 (苦し紛れの一言。 見え見えの虚勢・・・あぁ、こんなことなら男が割って入った時点で見捨てるべきだったか、と。) ・・・・・・だったら如何するというのです、人間。私を・・・狩る?そうじゃないなら・・・消えて。 手出し、しませんから・・・。 (ジリ、ジリ・・・と摺り足で間合いを拡げつつ、声を絞り出す。 この男やりあうとなると・・・間合いを拡げてなければ勝てない、と感じていた。 [Fri 22 Dec 2006 03:13:46]
◆マドゥー > (チャクラムを拾い終えると手拭で血糊をふき取りつつ、背後の少女の声を聞く・・・。そしてその言葉の節々に・・・・・・男にそうと理解させたキーワードがあった。)確かに・・・・・・おかしい・・・かもしれぬな・・・。(くくっと肩を震わせながら振り返る。)だが、生きたいと思いつつもその行動は自分を追い詰める方向にしか向かない・・・・・・そんな矛盾を抱えるお主とどちらが可笑しいかな?(そこで一旦言葉を切り・・・言う)吸血鬼ステアよ。(あたかも自分は人間でないといった言動・・・そして生きるという言葉・・・カマをかけているに過ぎなかったが、確信めいたものがあった) [Fri 22 Dec 2006 02:59:54]
◆ステア > ・・・・・・不器用な。 (背後越しに聞こえた言葉に同じく背中越しに応え、男たちが蹲るのを確認すればゆっくりと振り返った。) ・・・ええ、まぁ・・・こんな人間に・・・遅れは取りたくないですから。 (チャくらむを広いに行った男を眺めながら、少しだけ杖に力が入る。さっき倒した男供よりこのターバン男のほうが数段、強いから。そして恐らく人間だから・・・。) その様で・・・・・・。 気をつけたほうが言いといいながら首を突っ込むのは・・・・・・やっぱりおかしいと思いますけどね。 (なにやら意味ありげな男の言葉。 警戒しながら。)・・・・・・ですが悪魔に城吸血鬼にしろ・・・何かしら理由があって暴れているのだと思いますよ・・・。・・・・・・生きる為、とか。 [Fri 22 Dec 2006 02:48:16]
◆マドゥー > それに良く損もする・・・・・・(戦輪を投げつけた姿勢のまま、言った。ゆっくりと手を下ろせば、それに呼応したかのごとく男たちの体が崩れ落ちる)・・・・・・・・・もっとも、要らぬ世話であったようだが・・・?(背後を振り返れば、おそらく魔術の類であろう、吹き飛ばされた男達の姿)能力のあるものがそれをせずに見て見ぬ振りをする・・・というのは案外に気の乗らぬものだ。(しゃべりながら男たちの死骸に歩み寄れば、チャクラムを1輪ずつ拾い始め)悪魔やら吸血鬼やらが暴れておるらしいではないか・・・・・・気をつけたほうが良い・・・互いにな? [Fri 22 Dec 2006 02:35:46]
◆ステア > ・・・・・・変な人です。 (枕を高くして・・・つまり安心してということだが、ならこういうイザコザに首を突っ込まないでいいと思うのだが・・・それは口にせずに。 円形に包囲されつつある後の四人を見遣る。食料である筈の人間に助けられっぱなしというのもアレだ。これ等の面倒私が見るべきだろう・・・。) ・・・・・・ヴァレリア。 (ターバンの男がチャクラムで前の四人の首を飛ばすのと時同じくして・・・周囲に聞かれないように杖の名を呟き魔力を杖に叩き込めば―――ボボボボボボボッ!と空気銃の様な音がして無数の圧縮魔力が4人に散弾銃のように襲い掛かる。 一発は私の拳程度しかないが、それも無数となれば話は別。 全身打撲になるくらいまで体を打ち抜かれて・・・圧縮魔力の嵐は止んだ。 残り、0人。 [Fri 22 Dec 2006 02:27:49]
◆マドゥー > (集団と闘うことの大前提・・・・・・それは“必ず1対1で闘う”こと。決して包囲網を完成させてはならぬ・・・・・・のだが。)・・・助けた・・・か。違いない・・・(ステアの言葉に苦笑するように口端を吊り上げ)枕を高くして眠りたい故な・・・・・・(少女に背後を任せてしまうわけにもいくまい。そう思えば、シャムシールを捨て、外套より・・・常備しているチャクラムを、4輪、左右の手首に通し取り出して見せ)・・・・・・面倒だ。大道芸を見せてやろう・・・(瞬時、男の肘から先が閃いたかと思えば、4輪のチャクラムがそれぞれ目前を囲む4人の男に向かって飛来して行き・・・) [Fri 22 Dec 2006 02:12:12]
◆ステア > (ターバンの男が後退して来る。背後から現われて、私の前にいた男供に飛び掛って行ったのだから、その立ち位地は近くなっている筈。 自ら進んで厄介事に巻き込まれるとは、酔狂な男だ。何て思いながら・・・) ――何故助けました・・・・・・。 (本当なら此処で男を見捨てて逃げるべきなんだろうが・・・あの癪に触る物言いは些か私の怒らせた様だ。 逃げもせず一歩踏み出せばターバン男の背後に移動し呟いて。) 「ギャアァァ!」 (ターバン男の一閃は右端の男を捉え鮮血を散らし崩れ落ちた。 所詮、チンピラに毛の生えた程度の集団だ。熟練した武人の剣が受け止めきれるわけがない。が・・・男供は数の暴力を利用して、1人切り崩されたこと等お構い無しに円形に包囲網を完成させつつある。後「8人」。 [Fri 22 Dec 2006 02:02:16]
◆マドゥー > ……(相手とどれほどの力の差があろうとも、人は背後に目を持たぬゆえ、完全に囲まれてしまうのはまずい。そして、陳腐とはいえ武器に素手で挑むのも危険な行為であった。集団が囲まんと円を形成せんとするならば、囲まれる前に即座に後退し…同時に腰より護身用の曲刀を抜き放てば、端の男を切り捨てんとし…) [Fri 22 Dec 2006 01:46:30]
◆ステア > ・・・・・・! (ターバンをした男が瞬時に脇を抜けていく。疾いっ・・・ 「ぎぷぇっ」不幸にも間合いに入ってしまった男はその男の速度に反応することも出来ず抜き手を諸に貰い昏倒。) 「テ、テメェ・・・この人数の俺等に手ェだして五体満足で帰れると思ってんのかぁ!?」 (リーダー格の男も、ターバンの男の速度に反応できなかったのか昏倒した男を見てギョッ・・・と面食らったような顔、そして遂にリーダー格も堪忍袋の緒が切れたのか・・・腰に差していたダガーを抜いて。「野郎なんざにゃ用ねぇんだよ!」「バラしちまおうぜ!」と口々にいいながら・・・男を取り囲むように動く。 その手にはナイフやらソード等、大小様々な武器が握られているが・・・どれも陳腐なものばかり。) [Fri 22 Dec 2006 01:40:23]
◆マドゥー > ……(次々となにやらわめきたてる男たち…それらには答えず無言で早足で歩み寄れば…)……喚くな、聞くに堪えん。(そのまま、間合いに入った手近な男の喉元に抜き手を放ち、昏倒させんとす) [Fri 22 Dec 2006 01:27:51]
◆ステア > (このグループのリーダだろうか。襲い掛かってきそうな男を制しながらそんな事を口にする。 だがその表情は他の男供と大して変わらない。) ―――・・・低脳ですね。結局、強要するのは一緒、と。身勝手な人間らしい、浅ましい選択ですね。 (抑揚のない声で言い放つ。 今まで数多くの死線に直面してきた・・・この程度の脅しで怯む程柔じゃない。 発せられた罵声に男共が遂に堪えきれなくなった時、強く響く声。 背後からだ・・・振り向けば商人風の男が1人。その口ぶりから唯の商人ではないことはすぐに理解できるが―――) 「あぁん?何だオメェ? 姫様を守る騎士気取りかぁ? それとも唯のキチガイか?痛い目見たくなかったらサッサと失せろ・・・あぁ、混ざりたいってか?」(、新たに現われた男が商人風で一人だとわかればクツクツと笑いが堪えきれない様子でリーダー格の男が言う。「混ざりたいなら土下座でもして赦しでも乞えよぉ?」「さっきはスイマセンでしたってか?ギャハハ!!」なんて続く男供。全く堪えてない。 [Fri 22 Dec 2006 01:21:22]
◆マドゥー > (少女の体格を見る限り、おおよそ大の男を吹き飛ばせるほどの力も、体重もあるとは思えない。自身の知らぬ武術の類でも身に付けているのか、或いはなんらかの魔術?成り行きを見守るべきか否か迷う。が…)…………(次々と紡がれるチンピラ達の物言いに迷いは、驚くほどの速さで消滅した。)……命惜しくば、消え失せよ、下郎共!(声を張り上げつつ路地に出た。当然、被害者(?)の少女にもその姿は見えているはずで・・・) [Fri 22 Dec 2006 01:09:01]
◆ステア > (まったく・・・この格好は結構気に入っているのだ。 動き易いし、デザインや色も目立たないから都合がいいというのに何故か最近・・・こういう奴らに絡まれることが多い。絡まれなくても何か周囲から目線を感じるし・・・何故だ?(実はそのボンテージそのものが目立っていることになんて気がついてない。)) 「こンのアマァッ・・・・・・」 (殴られて吹っ飛んだ男が漸く立ち上がり、怒り心頭といった表情で私を睨みつけている。今にも飛び掛ってきそうだ・・・他の男供は「へへっ、だらしねぇ。」「おぃおぃ、女のコブシ一発でフラフラかよ。」なんて口々にからかっている)「まぁ待て。どうだぃ、ねぇちゃん。大人しくするなら拳の詫びは俺らに奉仕するで負けてやるけどよ。 これ以上オイタするってぇなら―――わかるよなぁ?一生俺等の肉便器になってもらうぜぇ・・・?」 [Fri 22 Dec 2006 01:01:24]
◆マドゥー > (貧民街をあるく少女を程度の低いチンピラが集団で襲う……初めはそんな“ごくありふれた風景”なのだと思った。最近自分を割と世話焼きだとも思ったが、見てみぬ振りもできぬ。その場に姿を現さんとした瞬間、男の一人が飛んでいた。)・・・・・・・・・・・・(妙な雰囲気…瞬時に思いとどまり、反射的に建物の影に身を潜めていた) [Fri 22 Dec 2006 00:53:42]
お知らせ > マドゥーさんが入室されました。 『建物の影にて…』 [Fri 22 Dec 2006 00:50:12]
◆ステア > 「へへへ、ねぇちゃん。おイタはいけないぜ。そんなナリ出歩いてるオメェがいけねぇんだぜ・・・ほら、見ろよ、この納まり効かなくなった俺のをよぉ、この責任はどうとってくれんだい?」 (何て殴られた男のグループの1人がそんな事を言ってくる。ソレをゲラゲラ笑う他の男共。 ことの始まりは、あの男共が行き成り私の行く手を阻み、卑しい笑みを洩らしながら「ねぇちゃん、盛ってんなら俺等が悦ばしてやるよ。」なんていいながら私の体に触れようとしたのだ・・・ソレを私が殴り飛ばした。そんな顛末。) ・・・卑しい人間が・・・・・・。 (全く、黒外套がないとこんな奴らが何人も釣れる・・・今までは無視したり気に求めなかったのだが、妙にこいつ等は癪に触る物言いだ。 私の格好の何処が盛っている。 [Fri 22 Dec 2006 00:44:41]
◆ステア > (大柄の男が顔面を殴られ吹っ飛んでいく。殴ったのは小柄の白い肌の女。 突然だが私は今面倒なことに巻き込まれている。) ・・・・・・私に触れるな。 (そう、殴った男に吐き捨てた。 [Fri 22 Dec 2006 00:33:00]
お知らせ > ステアさんが来ました。 『(バキャ!)』 [Fri 22 Dec 2006 00:27:26]
お知らせ > 白外套の男さんが帰りました。 『まったく良い店である』 [Thu 21 Dec 2006 22:11:00]
◆白外套の男 > ・・・・・・・・・それもお仕事。 (ぐんなりとテーブルにもたれつつピッチャーに水を頼んだらすごい嫌そうな顔をされた) [Thu 21 Dec 2006 22:10:27]
◆白外套の男 > (当分は貧民窟にいついて怠惰のシェアー拡大に努めるのもいいだろう。 長く居れば、怪しまれぬように住処なり何なり人間に成りすますためのに必要になってくる物もあるだろう、果てしなく面倒だが。 憤怒や強欲のように殺したり奪ったりとは違い、質より量というわけには行かない。 怠惰の悪魔は、より深く長く人間とお付き合いしていかなければならないので、その辺りの面倒ごとは避けられないのが辛い) [Thu 21 Dec 2006 22:04:35]
◆白外套の男 > (白外套にとって、貧民窟は最高の職場だ。 弱い奴、貧しい奴ほど簡単に悪に堕ちる。 明日への希望が持てないからちょっと突いてやれば堕落するし、放って置いても盗んだり誘拐したりしてお互いに才能を潰しあってくれる。 ただ―――) あの神父みたいなのもいるな (ちびり、エールを舐めながら一人語散る。 この間あった片腕の神父は、わざわざ誘拐をとめた挙句に犯人を突き出そうとしていたっけ? 邪魔といえば邪魔な存在だが、ああいうお人よしがいるからこそ、騙したり裏切ったり依存したりする奴らがいるのだ。 上手く折り合いをつけていかねばならないのが悪魔の辛いところか) [Thu 21 Dec 2006 21:45:18]
◆白外套の男 > (店主は、最近通ってくるようになった白外套の顔を忌々しそうに眺めている。) (白外套は、この店が気に入っていた。 辛気臭いシケた店も豚の小便みたいな温いエールもなかなかだが、客層はもっといい―――アル中・貧乏人・チンピラ・ジャンキー・etc。 皆、努力や他者への施しなんかとは無縁のナイスガイばかり。 もっとも、元から無気力なのにいるだけで怠惰を撒き散らすような奴が来るようになったせいで、酒を飲みにすら来なくなった奴もいるようだが) [Thu 21 Dec 2006 21:27:51]
◆白外套の男 > (薄暗い店内の最奥、いわゆる『トイレ前』のテーブルに男は座っていた) (ジョッキを僅かに傾け、気の抜けたエールをちびりちびり舐めるように口に含む。 男がテーブルについてもう2時間、にも関わらずジョッキにはまだ5分の3ほどエールが残っている) [Thu 21 Dec 2006 21:16:18]
お知らせ > 白外套の男さんが来ました。 『寂れた酒場』 [Thu 21 Dec 2006 21:08:08]
お知らせ > カロンさんが退室されました。 『さって、続き続き!(ぐっと伸びをした。)』 [Wed 20 Dec 2006 21:19:12]
◆カロン > 魔女ギルドにもっかい行って、ヒルダに会わせろって言ってみっか? …いや、そーすっとあいつに怒られそうだし…(理詰めでネチネチと小言を言われそうだ。 外見のイメージで。) [Wed 20 Dec 2006 21:18:47]
◆カロン > へへ、しょーがねーか。(鼻の下を擦る。 少し寂しいが、それよりやらなきゃいけない事があるのだ。そしてそれは、やりたい事でもある。 敵意と憎しみの黒ずんだ炎は、惨劇の記憶がある限り、骨の胸の内で燃え続ける。 ぐ。拳を握る。)今んトコ、手掛かりはヒルダ頼み… 女に頼るなんて、なーんか情けねーよな。(怒り肩を、撫で肩に。 はふ、と溜息をついた。) [Wed 20 Dec 2006 21:15:23]
◆カロン > (骨の風体を見て尚にこりと微笑む年嵩シスターは、精神力が結構高いに違いない。 大きくても軽そうな荷物を抱え、メリークリスマス、と。)おう、メリークリ… 前倒しだなオイ!?(そんな声にも構わず、彼女は一礼し、教会に入ってしまったが。)…メリークリスマス、か。ちょいと楽しむヒマもねーかな?今年はよ。 [Wed 20 Dec 2006 21:06:12]
◆カロン > つっても、しれーっと礼拝とかしてそうだけどなー。アイツ。(未だ底の知れない相手。単なる雰囲気で物を言う。)あれから姿を現さねーよな。誰かに退治された… なーんて事ぁ、ねーか。(マドゥー辺りならやってそうではある。)…っと、悪り。道塞いじまってたか?(大剣を背負った背中は、赤いトサカを揺らしてぴょいと飛び退いた。) [Wed 20 Dec 2006 20:55:57]
◆カロン > (スラムで死体の山を作った悪魔・エレナは、自分を人を殺すものだ、と言った。 その言葉を信じるならば、きっとヤツはまた来ると思うのだ。役割を果たすため。…希望的観測、というヤツに過ぎないのだが。どの道、さしあたって自分に出来る事はこれくらいしかなかった。 街の外でするフル武装で、スラム街の夜警。とはいえ。)…ここにゃ来ねーよな。なんたって悪魔だし。(兜の上から頭を掻いた。) [Wed 20 Dec 2006 20:46:48]
◆カロン > (通りが途切れ、開けた場所に出た。包帯で顔を隠し、豪華なグレートヘルムを被った怪しい男は立ち止まり、見上げる。)…教会、か。(闇夜に聳える神の家。来る聖夜祭に備え、中では忙しなくしているのだろうか。 ランタン片手に暫し、思いを馳せる。) [Wed 20 Dec 2006 20:39:24]
お知らせ > カロンさんが入室されました。 『…お。(足を止めた。)』 [Wed 20 Dec 2006 20:34:13]
お知らせ > ハセオさんが退室されました。 [Tue 19 Dec 2006 23:36:36]
お知らせ > ナイさんが帰りました。 『またなー!(と、大きく手を振りながらスラムの闇を駆けていった)』 [Tue 19 Dec 2006 23:30:10]
◆ナイ > 笑うなー!!(がー!とケモノのように吼える。それが相手を笑わせている原因だとも気づかずに)あ?何が?(何が放っておかれないのだろうか?相手の言葉の裏に隠された意味を汲み取るような器用な真似は出来ないのがこの馬鹿娘。別名力馬鹿。頭の回りは非常に遅いです)へー………(感心したように相槌を打つが、多分よく解っていない。というか途中から話が頭を素通りしているのではなかろうか)ふあ〜(不意に出てきた大あくび。目を擦りつつ)アタシそろそろ帰るな。ハセオも気をつけて帰れよー!(にぃ、と最後に満面の笑みを浮かべて) [Tue 19 Dec 2006 23:29:05]
◆ハセオ > いやいや、なるほど、確かに『硬そうな顔』ってなあ、間違ってないなあ、ってェだけでやすよ 別段、其方さんを笑ったわけじゃあ、ございやせん(くっく、と相変わらず噛み殺したはずの笑いは蘇ってくるものの、そう言って彼女の疑問を否定しようか まあ、しかし、それにしても表情がころころと変わる娘だ――うん、見てて飽きない、と良く伸びる頬やら、嬉しそうに微笑む姿を眺めつつ、頷いて)柔らかくて綺麗な髪もあって、となりゃあ、放っとかれないんじゃあ、ないでやすかい?(冗談めかしてそんな言葉 まあ、彼女の姿を見る限りでは冗談ではないような気もするが――はて、と今度は此方も首を捻る番)どうでやしょうねえ? アッシは生憎と、アッシ以外の獣人にゃあ逢ったことが無いでやすし――(まあ、コオロギの虫人には会ったわけだが あと現在進行形でもう一人 だけど気付かない だけどわからない だって鈍いんだもの 注;感覚2)まあ、アッシみたいなのばっかり、ってェわけでもないでやしょうね [Tue 19 Dec 2006 23:18:15]
◆ナイ > な…………何だよ!!(いきなり笑われたことに顔を赤くして牙を剥く。何か変な言葉遣いをしていただろうか?)うん?やわらけーぞ(自分の頬をつまんで引っ張る娘。びよーん、と意外に良く伸びた)えへへー(髪を綺麗だといわれれば、嬉しそうに顔を綻ばせ)へー………ん?(相手の言葉に感心しながら―多分半分も理解していないが―、獣人?と相手の言葉の中にある言葉に首を捻る)じゅーじん?獣人ってのは皆そんななのか?(お前もその獣人の一人だと誰か突っ込んでやってください) [Tue 19 Dec 2006 23:11:46]
◆ハセオ > (――ぐい、と引き寄せられ、間近に近付く互いの顔 赤い複眼が無表情に彼女を見つめるが、男の声はひどく楽しそうに笑っていた)……や、は、はっは、はっはっはっはぁっ! いやあ、はっは、硬そうな顔、ってなあ、確かにそうでござんすね(よりにもよって『硬そうな顔』だ そんな表現をされた事は今までに一度も無い)そう言う其方さんの顔は柔らかそうでござんすね……ああ、髪の色は綺麗でやすが(しかし、それにしても、硬そうな――とは くっく、と笑い声を噛み締めるようにして抑えつつ、少女の問いに頷いた)ま、普通の飛蝗ってなあ、もちっと小さいんでやすがね……アッシは飛蝗の獣人――いや、虫人ってんでやすかね、ま、そう言った代物にござんす [Tue 19 Dec 2006 23:05:54]
◆ナイ > (ハセオと名乗ったシルエットは自分の目の前でしゃがんでみせる。だんだん近づいてくる顔を)てい――ッ!(がっしと両側から挟み込み、一気に顔を引き寄せる。思い切り目を細め、鼻先が突きそうなほどに顔を寄せて)……………硬そーなかおだな(とりあえず、出た感想はそれだけ。人の顔、というものになじみの無い娘にとっては相手の顔も特に変だとは思わないようで)コレが『ばった』ってやつか? [Tue 19 Dec 2006 22:59:36]
◆渡世人風 > …………ふぅむ(参った、という様に男はピシャリと額を叩いた 己の風体をこれ以上無いほど良く示している言葉であるところの飛蝗、その飛蝗が通じないとなると、さて困った 自分の事をどう説明すれば良いのやら むう、と少し唸った後に、小さく頷いて)んなら、渡世人のハセオと名乗らして頂やしょうかね――っと、それじゃあ、こんくらいの大きさならどうでござんしょう?(でかいと言われれば彼女と目線を合わせるようにしゃがみこんでみせて――わりと顔が近くになれば、飛蝗が何かわからずとも、男の容姿は理解できるだろうか?) [Tue 19 Dec 2006 22:53:50]
◆ナイ > ???(相手の声とは別に、否、相手の声に混じって聴こえる何かを擦り合わせるような音に首を傾げた。人とは違う、そう思った。人にこんな声は出せないし、こんな足音は出せない)……………ばった?(飛蝗と言われても、目のが殆ど見えない娘にとってバッタが何なのか良くわからないらしい)って、でけーなー(頭一つ分は違うであろうシルエットを見上げた) [Tue 19 Dec 2006 22:49:49]
◆渡世人風 > アッシですかい? ああ、や、怪しいもんじゃあ、ございやせんよ(ギチギチという少々耳障りな音と共に、その人影はアマウラ訛りの残る共通語で応えた 擦れ違っていく男たちを横目で見送り、そのまま少女のほうへと歩き出す 微妙に人とは異なる足運びで、ざ、ざ、と足音を立てながら、少々楽しげな声で続けてみせた)アッシはね、ただのしがない渡世人、見たとおりの飛蝗にござんすよ [Tue 19 Dec 2006 22:45:23]
◆ナイ > う…………?(今にも泣き出しそうな顔を鋭い歯を食いしばって、何とかいつもの笑みに変える。そうして、何やら前方から聞こえる声に眉を寄せた。なんだろう、人とは違う匂いがする。暗い路地の中では恐らくまともな目であってもはっきりと相手の姿を捉えることは出来ないだろう。酷い弱視ならなおさら)誰?(首をかしげて、闇の中の気配に問う) [Tue 19 Dec 2006 22:43:13]
◆渡世人風 > (運良くと言うべきか、それとも運悪くというべきか――男たちが悲鳴を上げて逃げていった先には、独りの男が立っていた 風体はトキノミヤコなのだが、背格好が微妙に違う 赤い複眼でちらりと、逃げてくる男たちに視線向け、それからまなざしを向けたのは少女の方へ 単に通りがかっただけではあっても、聞こえた彼女の叫び声 放っておくのも、どうかと思った)『化け物』ってェのは、アッシみてぇなのを言うと思ってたんでやすがねえ…… [Tue 19 Dec 2006 22:38:03]
お知らせ > 渡世人風さんが来ました。 『……いやまあ』 [Tue 19 Dec 2006 22:35:46]
◆ナイ > ああ、ゴメン。大丈夫か?(鼻に感じる血のにおい。相手の拳は最悪骨が露出しているかもしれない。努めて明るく笑いながら、謝罪を口にするが)『化け物!!』(誰かが怒声と共に振り下ろした何かが、ゴガっ!、と頭頂部を打つ。しかしそれもまた、ぞり、と嫌な音を立てて削れてしまった。目には見えていないが解るのだ。今までもこんなことがあったから)『ひ―――っ!?』(男の揚げる悲鳴がもう一つ。自身の皮膚を覆う盾燐は前進を隈なく護っているために、先ほどの棒のようなもの―恐らくは木だろう―も、また削れてしまったのだろう)は………はは、ひでーな……『化け物』ってか(血は出ていない、でも、痛かった。頭でも顔でもない。胸が痛かった)アタシは……化け物じゃない………!(ざ、と一歩足を踏み出せば。男たちは我先にと悲鳴を上げて逃げ出した) [Tue 19 Dec 2006 22:32:33]
◆ナイ > ウルサイなぁ…………(なまじ耳が良いだけに、男たちのだみ声は鼓膜に痛い。両手で耳に蓋をして、男たちの怒鳴り声をやり過ごしていると)お―ッ!?(いきなり胸倉を掴まれて、ごっ!、と頬に衝撃。倒れこそしなかったものの、僅かにバランスを崩した。ちょっと痛い)『痛―――っっ!!』(突如上がる悲鳴。しかし、それを揚げたのは自分ではない。自分を殴った男のうちの一人だ。自分の皮膚のことを知らなかったとはいえ、ご愁傷様を言わざるをえない。自分の目には見えないが、恐らく皮膚はズタズタになっていることだろう) [Tue 19 Dec 2006 22:18:44]
◆ナイ > (鼻歌交じりに当ても無くさ迷い歩けば、不意に前方に数人の匂いと足音を感じる。それを感覚で回避しようとして、どん、と、肩をぶつけてしまった。途端)『おいコラ。ガキ。何処見て歩いてンだテメェ?』『人にぶつかっといて詫びもナシか?あ?』『何とか言えよ。調子に乗ってんじゃねぇぞ』(謝る間もなく何故だか口々に浴びせられる罵声。数からして三人か。その一つ一つが大きく、しかし発音が酷くてはっきりと聞き取れなかった)あ?何言ってんのアンタ達(特に他意も無く、男たちに聞き返すが。少々言い方が悪かったらしい。瞬間的に男たちの気配が膨れ上がる)『――――ッ!!』(怒鳴りつける男たちの声はもう何を言っているのか解らない) [Tue 19 Dec 2006 22:11:18]
◆ナイ > (スラムのお世辞にも衛生的とはいえない道を、全身を皮製のスーツに身を包んだ娘は行く)流石にあんなことは二度も三度もねーよなー(数日前の殺し合いのお陰でここ数日少々警戒していたのだが、なんとも無く日が過ぎた。そんなわけで少し機嫌が良い) [Tue 19 Dec 2006 21:55:41]
お知らせ > ナイさんが入室されました。 [Tue 19 Dec 2006 21:51:34]
お知らせ > バロゥさんが帰りました。 『(ぐるっと教会の周りでも見てくるか。 白い息を吐き出して歩き出す。)』 [Tue 19 Dec 2006 19:28:58]
◆バロゥ > うっし!! 目ぇ覚めた。 (ぱたん。腕を下ろす。) (夜風が顔の穴から頭の中身を冷やしてくれる。酷かった頭痛が嘘のようだ。) 私がサボった分、シスターが頑張ってくれた…ンだろう、な。うっへえ悪いことした。 (ぐい、ぐい、と腰を回してから、男は顔を上げた。) (もうすっかり遅い。雲の多い空は暗かった。) [Tue 19 Dec 2006 19:24:06]
◆バロゥ > (痛気持ちいい、と云うンだろうか。こう云うの。 錆び付いたところを無理矢理動かしているのに似ている。) やっぱ怠惰って罪なンだなあ。 (しみじみと実感する。 昨日は酷く体調が悪かった、風邪を引いた訳でも無いのだが。) ――…。しっかし、素直に寝かせてくれてたのが意外だぁな…。 (司祭はずっとだんまりだった。怒るでもない、その様子はちょっと不気味だった。) …。酩酊してた訳じゃねえから、か…。 まあ、いいよな。 (フゥウ…――、体操終わり。) [Tue 19 Dec 2006 19:10:48]
◆バロゥ > (教会の前の道はちょっとだけ広い。そこで いちにー さんしー 、夜のラヂヲ体操のように腕を振る男が居た。 左袖がひょろひょろ、風に靡く。肩が ごきん と大きく鳴った。) 痛ッテ、 (首を傾げるのが怖かったが、思い切って。) (ごきんッ。) ア゛ォアッ。 [Tue 19 Dec 2006 18:57:21]
お知らせ > バロゥさんが入室されました。 『 ――…は ぁぁあ… 』 [Tue 19 Dec 2006 18:53:49]
お知らせ > デュラハンさんが帰りました。 [Tue 19 Dec 2006 01:39:49]
◆デュラハン > (これからの行動を決め終えれば、思考に向けていた意識を周囲への警戒を強める事に切り替えて。ゆっくりと歩いていると言ってもそれなりの速さではあるため、暫くすれば老人風貌の気配はその場から消えうせるだろうか?) [Tue 19 Dec 2006 01:39:37]
◆デュラハン > (近いうちに共同墓地である実験を行おうと考えていた時に訪れたその情報は自身にとっては、まさに寝耳に水な物。VHと吸血鬼が交戦したとなれば周囲からの警戒の目は強まるだろう。そしてそうなると、夜中に自身のような不審者がうろつけば余計な面倒事に巻き込まれる可能性もあるわけで)やはり事が落ち着くまでですかね。(伝役には墓場の件を延期するように伝えたが、事のほとぼりが冷めた頃に再び再開すれば良いだろう。実際、リスクを取るよりも、安全策を取った方が面倒事に巻き込まれる可能性は少ないのだから。) [Tue 19 Dec 2006 01:34:50]
◆デュラハン > (スラムのとある通り。人気の無いその場所を灰色の外套を纏った老人風貌がゆっくりとした足取りで歩いていた。)やはり横槍を防ぐ術は無いという事でしょうかね。(聞き屋と呼ばれるその男は、数十分程前に伝役の人間から聞いた共同墓地で吸血鬼とVHとの交戦があったという話を思い返しながらポツリと呟く。) [Tue 19 Dec 2006 01:21:45]
お知らせ > デュラハンさんが入室されました。 『不可視の眉を顰める』 [Tue 19 Dec 2006 01:15:22]
お知らせ > 白外套の男さんが帰りました。 『怠惰の間は静かにほくそ笑む』 [Sun 17 Dec 2006 23:38:33]
◆白外套の男 > (チンピラについては、安宿に放り込んでおく程度の協力はするだろう。 今後もせいぜい誘拐に励んで、未来ある子供達の才能を踏み躙ってくれる事を願うばかり) [Sun 17 Dec 2006 23:37:31]
お知らせ > バロゥさんが帰りました。 『(――暫くの後、隻腕の男は教会の中で目を覚ます。 …酷い頭痛を伴って。)』 [Sun 17 Dec 2006 23:36:17]
◆バロゥ > (男は最早夢の中深く。ぐったりと死体のように、彼のなすがまま。) (チンピラもまた、ぐっすりと眠り込んでいた。それこそ、今までの騒動やら、自分が何をしようとしていたか、など…。 怠惰の織り成す心地良い世界に酔いしれているように。 後で悪魔が手を貸すなら、罪を問われず逃げ果せるだろう。) (悪魔の前に、ヒトふたりは敗北した。) [Sun 17 Dec 2006 23:34:59]
◆白外套の男 > (堕ちた。 眠りについた男を背負いなおして、満足げな笑みを浮かべる。 人の心が折れる瞬間が、怠惰の魔にとって最高の愉悦であり、己の手腕を誇るべき瞬間。 )(男を教会の前まで運び、通りすがりのスラム民を捕まえて教会関係者を呼んできてもらおう。 教会のような聖性の強い場所はでき得る限りご遠慮したい所だ。 男を引き渡したらチンピラの元へ急がねばならない、凍死などされたらこれまでの苦労は水の泡なのだから) もっとも・・・・・・・・・・苦労なんて、怠惰にはあるまじきことでは在るが [Sun 17 Dec 2006 23:29:11]
◆バロゥ > (だめだって、それじゃだめなんだって 足は縛ってないから走って逃げちゃうんだって だからおれよ り さ き に ――…、) (ガリ、と地面を引っ掻いた。) (それから男は白目を剥いて沈黙した。息はある。 だが、彼の囁きによって眠りの世界に突き落とされたのだ。) [Sun 17 Dec 2006 23:12:09]
◆白外套の男 > 大丈夫だ。 あいつもまだ目を覚ましていないよ。 (囁くように、あやす様に) あんたを協会へ連れて行ったら、すぐに戻る。 (耳打ちするのは甘い言葉。 甘い毒) だから―――目を閉じて休むんだ (怠惰の魔は、いつだって優しく堕落に誘うのだ) [Sun 17 Dec 2006 23:09:19]
◆バロゥ > (眠い眠い眠い眠い眠い眠いちょっとまて何で急に眠い? ああでも眠い眠い眠い。) (人間の本能的な欲求の一つを大いに刺激されては、抗う力も湧いて来ない。) (眠い眠いダルいダルいダルい寝たい寝たい。) ……ちょ、ま…、 (夢の中の言葉を聞いているかのようだ。不明瞭な台詞を返そう、) …俺は い…ィから、…、 (まずこいつ、と云ったつもりが地面に突っ伏していた。) (なんできゅうにねむ ああねむい ねむ…、) (ず、ずず。地面の上を芋虫のように蠢く。抗っているのだけれど。) [Sun 17 Dec 2006 22:57:57]
◆白外套の男 > ああ、あんたよほど疲れてたんだなあ。 大丈夫か? (まるで何事も無かったとでも言う風に。 倒れた男に語りかけながら、傍らに歩み寄ろう。) こいつは俺が連れて行こう、まずはアンタを連れて行かなきゃな………OK? (夢現の男に肩を貸して、声をかけよう) [Sun 17 Dec 2006 22:52:58]
◆バロゥ > そりゃあ、疲れて無いっつったら嘘になr (言葉が途切れた。) (薄い靄を見た。其れまでは覚えている。) (――どさ、どさ! 重い音が2つ重なって聞こえた。 白外套の彼の前で、男とチンピラがぐったりと倒れ伏したのだ。) ……。 (男の顔は夢うつつ。) [Sun 17 Dec 2006 22:43:02]
◆白外套の男 > いや、別に――― (5メートル) そう、たいした事じゃ……… (4メートル) ないんだがね (3メートル。 そこまで歩み寄って、白外套は足を止めた。) あんた、少し疲れてるんじゃあないかね? (それこそ、優しげと言う言葉がふさわしく。 柔らかな笑みを浮かべ、男の体を労るように尋ねる。) (同時に。 白外套を中心として5メートルほどの範囲に、薄く薄く靄のような空気が立ち込め始める) (能力:怠惰の揺り篭発動) [Sun 17 Dec 2006 22:39:59]
◆バロゥ > ――…あ? (人間の甘さは、悪魔のお菓子となるのか毒となるのか。 振り返った男はまんまと立ち止まった。) [Sun 17 Dec 2006 22:33:51]
◆白外套の男 > そうか、覚えとこう (男の言葉に、再度頷き) あぁ、そうだ! 忘れてた・・・・・・・・・ちょっと待ってくれないか? (今、用事を思い出した。 そんな風に声をかけて、男に歩み寄ろう。) (能力発動準備3) [Sun 17 Dec 2006 22:33:00]
◆バロゥ > 優しい? 違うな。あのことばの定義を知りたくて、一回だけ辞書で引いてみた事があるンだが…、欠片も私に合っちゃいなかった。 コレは、お節介ッて云うンだ。 (そう云うと、男は自警団の方へと歩いて行った。 悪魔の企みに気付かぬまま、男は徐々に遠ざかる。) [Sun 17 Dec 2006 22:25:57]
◆白外套の男 > わかった (男の言葉に頷き、チンピラを肩へ担がせよう。) あんたは優しいな。 あんたみたいな奴が増えればいい (改心の可能性という言葉に、心からの言葉をささげよう。 この人間の甘さがなければ、悪魔が付け入る隙も無いのだ。 悪魔とさえ馴れ合う人間がいるヴェイトスにふさわしい人間なんだろう、この神父は。 ) (能力発動準備2) [Sun 17 Dec 2006 22:22:20]
◆バロゥ > へえ…? (片眉を上げた。随分とはっきり云い切るな。) (しかし、手を貸してくれるのはありがたいと、彼の厚意に甘えよう。ただし、) 私の肩にコイツを乗っけてくれるかい、それだけで良い。 (連れ添って行くまでも無いと笑うのだ。体力には自信があるから、と。) 犯罪者でもヒトだろ。やろうとした事は許せねえが、改心する可能性はあるからな。 犯罪者だから消えてしまえとか云う考えは好きじゃねえや。 [Sun 17 Dec 2006 22:13:41]
◆白外套の男 > 無いよ、いちども (何故なら囁く方だから、なんて事は言わないが。 断定系で言い切ろう) 悪党が滅びれば人の世も終わる、か。 こんな奴らでも保護してやるべきかね? (呻くチンピラを視線で示して、皮肉な問いを。 そして後ろからついていこう) 手伝おう。 手は多いほうがいいだろう? (後ろからチンピラを支えてやろう。 能力発動の準備をしつつ、だ) (能力:怠惰の揺り篭 発動準備開始 1) [Sun 17 Dec 2006 22:09:56]
◆バロゥ > なンだい、悪魔に囁かれて堕落でもしたことあるってのかい。 (まさか怠惰そのものだとは知る由もない。) …。聞いた事ある言葉だ、 (意味は良く考えたことなかったけど。男は思う。) まあ、悪党の種が尽きるなンて事があったら、そりゃあヒトの世の終わりだろうな。 ――さて、コイツが動けねえ内に連れていかなきゃならん。 (呻いているチンピラを抱える。男こそ人攫いのようだ。) [Sun 17 Dec 2006 21:58:26]
◆白外套の男 > それが、悪魔の飯の種さ。 浜の真砂は尽きるとも、世に悪党の種は尽きまじ・・・・・・・・・ (肩を竦めて。 気がついた様子の男には動かないほうがいいと声をかけてやろう) 何、俺のも実体験からの感想って奴さ (神父の問いに、笑みを浮かべたまま答えよう。 嘘は言っていない。 ただお互いの立ち位置が違うだけだ。) (怠惰の魔は、この誘拐を目論んだ男のような人間が大好きだ。 人間が神から貰い受けた才能の展開を妨げ、他の人たち、貧しい人たち、病人、弱者の援助を妨げるこういった類の人間達が大好きだ。 こういう人間が一人でも多くの才能の芽をつぶし、人々を堕落に落と巣のをフォローするのも大切なお勤め。) [Sun 17 Dec 2006 21:54:13]
◆バロゥ > ドジ踏む奴が居るから、悪党は尽きねえンだろうなあ。 (完遂してやろう、自分こそは。そう思う奴が居る限り、悪事を根絶やしになんか出来ないだろうと思うのだった。) (頬を叩かれれば、チンピラは薄らと目を開ける。思い切り殴られているので、まだクラクラしているようだが。) (男は、相手の笑みに瞬く。) そりゃどーも。実体験からの言葉なンでね。 多分、スラムの住人だったら誰でも知ってることだと思うぜ。――否、それよりも、…何故そンな話をする? (新興宗教でも興そうとしているのだろうか。…いや、違うな。) [Sun 17 Dec 2006 21:37:07]
◆白外套の男 > ・・・・・・・・・・こうやってドジ踏む奴がいるから、悪事を成し遂げる奴も出てくるんだろうな。 皆が皆抜け目の無い悪党じゃあ、悪事の働きようも無い。 (袖口の汚れなど意に介さず。 男の血を綺麗に拭き取った後、ほっぺたを軽く叩いて反応を見る。 が、次の神父の言葉に、目を見開いてゆっくりと振り返った。) 驚いたな。 あんたは賢い。 (s路外套の無気力な顔に、初めて表情らしいものが浮かんだ。 ほんの僅か口角を吊り上げるような、微かな笑み) [Sun 17 Dec 2006 21:31:20]
◆バロゥ > そーさな。…悪事は毎度上手く行くとも限らねえってこった。 (白外套の男の行動にどうと云うこともなく、しかし じっと見つめていた。) ――…。貧乏人に限らねえと思うがね。神よりも親しみ易い顔して近づいてくるのが悪魔ッてもんだろ? (そうして、「汚れるぜ、」と一言。チンピラの鼻血は中途半端に固まってどす黒い色だ。) [Sun 17 Dec 2006 21:15:25]
◆白外套の男 > そりゃ、そいつもついてないな。 自業自得だろうが (倒れた男の傍らで白外套は足を止めた。 運悪く口よりも腕が立つ神父に出会ってしまった男を一瞥して、屈みこむ) こんな場所じゃあ、こんな事もしなきゃ生きていけんのかもしれないが。 貧乏人には神よりも悪魔のほうが親しみやすいのかね (憐れむように、男の血を外套の袖で拭いてやろう) [Sun 17 Dec 2006 21:11:34]
◆バロゥ > (近づいて来る姿。…眉を顰めた。) そうかい。 (身なりを見た。生気の無い感じ。だが浮浪者とも思えない。 多分、白っぽい外套の所為だ。) (近づいて来るとは云え まだ遠くに居るのに、声だけ不思議としっかり聞こえる。) 誘拐しようとしてたからな。止めたンだ。 私はまだ未熟者でな、言葉で諭せる力は無いンだよ。 [Sun 17 Dec 2006 20:58:17]
◆白外套の男 > 見ていた。 (問われれば、眉一つ動かす事無く答える。 ) それ、何をやったんだ? 聖職者が人を殴る理由だ、よほどの事なんだろうが (泣きながら走って行く子供の背を見送りながら、問いを返そう。 顎の先、疎らに生えた無精ひげを撫でながら溜息を一つ。 のろのろと立ち上がって、そちらへと歩き始める) [Sun 17 Dec 2006 20:55:21]
◆バロゥ > (浚われそうになった子どもは、) (…まだ泣いている。 そりゃそうだ。) 怖かったよな。 (チンピラも、隻腕の聖職者も。大のオトナが殴り合ってるシーンなんて、ホントは子どもに見せるべき光景じゃないんだ。) そこの教会に行ってると良い。今日はもう泊まってけ。 私はホラ、こいつ連れてかなくちゃいかんしな。 (雑貨鞄から三角巾を取り出し、チンピラの腕を縛りあげる。子どもは頷いて、ぱたぱたと走っていった。教会の裏口は此処から見えるくらい近い。) (――その背を見送ると、) (気味の悪い視線に気付く。) …。 (つい、睨み返した。) 何だ? [Sun 17 Dec 2006 20:46:54]
◆白外套の男 > (僧衣の男とその一団から10mほど離れて。 野ざらしの地べたに腰掛けて眺める視線一つ。) (通りすがりか、野次馬か。 草臥れた白い外套に身を包んだ男が、活力を感じさせない灰色の瞳で眺めている) [Sun 17 Dec 2006 20:43:30]
お知らせ > 白外套の男さんが入室されました。 『視線』 [Sun 17 Dec 2006 20:29:10]
◆バロゥ > (靴かよ。窟だ。かっこつけるといい事無い。) ……。 (奴隷ギルドがスラムから商品を入荷するのは見た事がある。親が子を売るのだ。二束三文と引き換えにヒトがヒトでなくなる。…それに口を出すつもりはない。 ちゃんとした、商売であるから。) (しかし。それ以外なら話は別だ。見てしまったのだから、話は別だ。) ……自警団に突き出してやるか。 (制服の彼らを思う。お手数かけます。) (男は、気絶したチンピラの手を後ろに回した。) [Sun 17 Dec 2006 20:24:03]
◆バロゥ > 教会の近くでやりやがるとは、…いい度胸だよまったく。 (子どもを誘拐しようとしたチンピラも、それをブン殴ってしまった男の方も。) (貧民靴の中でも余り治安の宜しくないところにある教会だ(それでも暗黒街に比べたら可愛いもんだが)、犯罪はよく目にする。殺しより盗み。 他人様の財布からヒトである権利その他諸々。) (鼻血で汚れた拳を解きながら、男はじっとチンピラを見ていた。…奴隷ギルドの職員では無い。) [Sun 17 Dec 2006 20:18:16]
◆バロゥ > (後で懺悔するからカミサマ。赦してくれなくても良いからカミサマ。 メイスじゃなくて拳を使った理性だけは認めてくれよカミサマ。) (荒い息を繰り返して、僧衣の男は地に伏したチンピラを見下ろした。) ちくしょう。やっぱ目の当たりにすると、…イヤなもんだな。 (男の背後には、僧衣をぎゅっと掴んだ子どもが居た。) [Sun 17 Dec 2006 20:13:33]
お知らせ > バロゥさんが来ました。 『 …。とンでもねえ。 』 [Sun 17 Dec 2006 20:08:05]
お知らせ > クリストファーさんが帰りました。 『( そして吸血鬼も去った。 )』 [Sun 17 Dec 2006 01:15:54]
お知らせ > 少女さんが退室されました。 『今一時、剣難は去る。 お二方に戦闘経験2を』 [Sun 17 Dec 2006 01:14:11]
お知らせ > 少女さんが退室されました。 『今一時、剣難は去る。 お二方に戦闘経験2を』 [Sun 17 Dec 2006 01:14:11]
◆クリストファー > そうかい…………あばよミス・レディ。 次はできりゃキレイにお化粧してな。 ( ひらり。 手を振りクリスはひとつ大あくび。 今日は大出血サービスだ。 ) 次ぎ逢うときはお互い友達だといいんだがな。 [Sun 17 Dec 2006 01:12:17]
◆少女 > ・・・・・・・・・・・・名は、無い――――――好きに呼べ (ずるり、ずるり。 零れた腸を引き摺りながら、スラムの深奥へと消えていく) [Sun 17 Dec 2006 01:09:34]
◆クリストファー > ( なにやら恐ろしい音が響くが、クリスも死体少女もそれに関係していないとすれば―――まあ先の娘なのだろう。その後何もないのだから恐らくは逃走手段の音だ。 背を向ける死体少女に向けて、息を落ち着かせながらクリスは言う。 ) おう……………それで今日みたいに誰かを襲うことがなくなるっつーんならそいつは歓迎だ。 俺様はクリストファー・クローヴィス・クライド。 てめえの名も教えとけ。 以後よろしく、ってやつだ。 ( そう―――イカレているとしか思えないような台詞を大真面目に吐きやがった。 ) [Sun 17 Dec 2006 01:06:52]
◆少女 > ぬかったわ・・・・・・・・・ (心底忌々し気に吐き捨てて、逃走するウォータリアンの少女の背を目で追い、次に包帯の男に視線を移す) これよりは、影が形に添うように、剣難がうぬの傍にあると知れ (呪いの言葉を吐いて、息を荒げる包帯の男に背を向けて、ズタズタの体を引き摺るように逃走に移る。 無理やり動かしている死体があまりに壊れすぎていれば、まともに操作するのは不可能。 ぎりぎり素早さ2程度の速度での逃走が限度か) [Sun 17 Dec 2006 01:03:11]
お知らせ > ナイさんが退室されました。 『うっわ!すげぇ臭い!(自分の体に付着した臭いに顔をしかめ)』 [Sun 17 Dec 2006 00:57:12]
◆ナイ > バケモンかよあいつ等………(まともじゃねぇ、と呟くが。自分も十分常識の埒外の生き物だということを完全に忘れている。其れはともかく、選択肢は二つ。この場から逃げるか、再び立ち向かうか。取るべきは既に決まっている)逃げるが勝ちってね………(がじ、と片手の手袋の指先を齧り、引き抜く。その手で縁を掴み、自由になったもう一方も同じように銜えて今度は両手で縁を掴み、離した。途端ガガガガガガガガガガガ!と壁を削る音と共に体が落下していく。掌の盾燐を壁に引っ掛けることでスパイクの役目を持たせているらしい。そのまま、適当なところまで降りれば、壁を蹴って地面に着地)あの野郎………今度会ったらぶっ飛ばしてやる(両手に手袋を嵌めなおし、男に向けて履き捨てる。どうやら、死ぬ思いをしたことに腹を立てているらしかった。だが、再び屋上に向かうようなことはせず。その背はスラムの闇に消えていくのだろう) [Sun 17 Dec 2006 00:50:22]
◆クリストファー > ―――かははっ。 相変わらず調整がきかねーのな………ばらばらにゃなってねーと、思……ったが…………………………おいおい。 ( 腐臭は誰のものかなんて考えていたが―――こいつ本人だとは。 術式直後の急激な疲労の蓄積に息を荒くしながらも、僅かに苦笑い。 自分でも多分あそこまで行けば普通に死ぬだろう。 もう一発かませば倒せるかもしれないが……少しやすまなければ。 ) ……………あれ…?……………………小娘がいねえな。 ( 落ちたか? とか見回すわけだが、屋上の縁に引っかかった指先は生憎と見えない。 やっちまったか? と焦りと嫌な気分と罪悪感だとか抱くわけだが、表に出た反応は頭をがりがりとかくことだけで。 ) [Sun 17 Dec 2006 00:43:34]
◆少女 > (家屋の陰に逃げ込む少女に数瞬遅れ、光球が家屋の壁を叩いた。 爆音と熱風が着弾地点を中心に膨れ上がる。) っ!? (叫ぶ暇も有らばこそ。 暴力的なまでの突風に弾かれ、隣家に壁に激突。 瓦解した壁の破片が、吹き飛んだ木板が雨あられと降り注ぐ! 崩壊した家屋の残骸を掻き分けるように立ち上がった少女は、爆風で弾丸と化した飛来物に腐肉を抉られ腸が零れ、右の眼球に木片が突き刺さったおぞましい姿を晒していた。) (さて、ここで判定を。 0〜4ならば破壊された家屋の住人の死体を掴んでいる、5〜9ならば無人の家屋 [Sun 17 Dec 2006 00:36:47]
◆ナイ > えええっ!?(さっきから驚きばかりで気が休まる暇も無い。思わず男の言うとおりに耳をふさぎ、口の方は驚きで開いたままだ。流石に逃げている時間はなく、当然腐臭の元に返答する暇も無い)っ!!(ゴッ!と大気が膨れ上がる音。辛うじて其れだけを認識できたときには、娘の体は爆風に押されて浮き上がる。踏ん張りなど既に利いていない。そのまま地面を削るように屋上の床を跳ね、上下の感覚が一瞬無くなる。屋上から飛び出てしまったらしい)………マジかよ(さぁ、と血の気が引く。やばいよコレは。幾ら頑丈な肉体を持っていようとも、流石にこの高さから落ちたら命は無い。一瞬死を覚悟した、が、更にその一瞬後、もがく様に振るった手が屋上の縁を掴む)あっぶねぇ………(なにぶん頑丈な肉体ゆえに爆発の影響は殆ど無い。九死に一生を得た感じだ。生命の危機は余り変わっていないのだけれど) [Sun 17 Dec 2006 00:17:23]
◆クリストファー > …………長髪の小娘ッ! 耳ィ抑えて口開けなッ! ―――ついでに逃げとけッ! ( あとは知らねえ。 本気でそういっているだろうことがわかる口調だった。 因みにその忠告は、近くで爆音が発生すると鼓膜が破れる可能性があるのでそれへの対処だが………言うのが遅すぎる。 正に咄嗟、だ。 御貴族様は落ちぶれようが御貴族様なようで。 )( そして、クリスはそいつを、虐げる怨恨をぶん投げた。 正確にはそれは術式に規定された方向に向けて規定された速度で射出―――ああ、いや、そんなことはどうでもいい。 とにかくその光の球は死体少女に向けてなげられた。 そう、真っ直ぐに。 例えば家屋の陰に逃げようとするのならばその家屋めがけて――投げられた。 爆風と爆圧を主体とした爆発を発生させるそれは。 ) [Sun 17 Dec 2006 00:03:46]
◆少女 > ・・・・・・・・・・・・? (奔る光、弾ける音。 見やれば、今正に光球を投げつけんと構える男。 迂闊―――――訳の判らぬ存在を生かしておいた愚を悔やむが、時すでに遅し) 女! まずはあの男から片付けたほうが良いようだが? (少女は、横槍を入れてきた男を『共通の』敵と認識したようで。 転がるようにして手近な家屋の陰に逃げ込もうと試みつつ、ウォータリアンの少女に休戦協定を申し込む) [Sat 16 Dec 2006 23:57:01]
◆ナイ > (髪の毛のことなど気にしている余裕は無い。その髪が仮に切れていたところで、この瞬間で気づけるはずも無かった)っしゃぁ!!(確かな手ごたえと共に腐臭の元が吹っ飛んで、ガッツポーズをとろうとした矢先)…………あ?(吹っ飛んだ先。その更に向こう側。屋上の出入り口付近から発する光と音)まずいんじゃねぇのかよコレ!?(悲鳴にも似た叫びを上げ、取った対策は両腕を交差し顔を庇い、膝を曲げてその場に踏ん張ること) [Sat 16 Dec 2006 23:48:17]
◆クリストファー > ( その向こうではタックルする娘と倒れる少女がいるのだが―――どうも死体少女に対してその上で攻撃する気まんまんらしい。 ) [Sat 16 Dec 2006 23:42:59]
◆クリストファー > ―――UuuuiiIiiiinnnNnOoooKkkkkkKuYyyyaaAaaammmmMMm......! ( ばしんっ、ばしんっ、ばしんっ! 放電現象にも似た魔力の収縮が右手の上に起こり、拳大の光の球が発生する。 ) 『虐げる怨恨』―――オープン。 ( ぎゅ、と地面を踏みしめ、クリスは投球姿勢に入る。 それは別段必要はないが、そのほうが飛ぶ気がする、というイメージによるもので、魔術というものには割と影響があった。 ) [Sat 16 Dec 2006 23:42:18]
◆少女 > ・・・・・・・・・・・・・・・ちぃ。 (舌打ち一つ、闇に響く。 焦りに歪んだ表情は、回避されたことより『掠った筈の髪が切れていない』事にたいするものだが、ウォータリアンの少女が気づいたかどうかは定かではない。 振り切った直後に生じる隙に、叫び声と共にウォータリアンの少女の突撃が襲い掛かる。) (――――が、避けない。 向こう側がくっきりはっきり見えるほど完全な貫通創が口をあける鳩尾辺りに頭突きまがいの体当たりを喰らい、ふっ飛ばされる。 無様に吹っ飛ぶ少女の手に握られた刀がゆっくりと少女の腕の中へと沈んでいく) [Sat 16 Dec 2006 23:41:25]
◆ナイ > げっ!(完全に蚊帳の外かと思いきや、蚊帳は自分を逃がしてはくれないらしい。再び足音を刻み始める異臭の元。空気を切る、鋭い『何か』)う………おっ!(此れは受けてはいけない類のものだと脳髄が叫ぶ。とっさに体を丸めれば、本当にギリギリで刀を回避。髪の毛が数本刀身に掠る!無様に四つん這いになって)こん……っ野郎!!(叫び、相手にタックルを仕掛ける。というか、頭突きに近い。狙いを定めたわけではないが、真正面、相手の鳩尾辺りに向かって突き進む) [Sat 16 Dec 2006 23:29:34]
◆クリストファー > ( クリスという男は頭が悪いわけではない―――ただ、回らない。 というか気が利かない。 逃げると決めればひたすら逃げる。 ぶちのめすと決めたら何が何でもぶちのめす。 だから、その、なんだ―――割とその周囲に対しての影響とかそういうものを考慮しない傾向がある。 この場合もそれである。 動く死体をぶちのめす、という目的があるのだが、その理由は下らない犠牲者を出さないという理由から生じるもので―――娘をないがしろにしている時点で、本末転倒である。 ) ―――YuuulyuuuLriyoouUuuuuuUuoooOmmmAkkwuOnnnn............ ( 詠唱は残り1ターンである。 『理解の外』から、『蚊帳の外』へは、どうやらクリスのほうが先に追いやられそうである。 ) [Sat 16 Dec 2006 23:24:37]
◆少女 > 異国の祈祷? ・・・・・・・・・陰陽師の類か? (男の唱える経文?は今のところ何の影響も無いようだ。 新たな闖入者を『理解の外にいる者』のカテゴリに追いやると、少女は再びウォータリアンの少女へと駆け出した。) (完全に顕現した刀でウォータリアンの少女の首を刎ねるべく、相手側から見て左の横なぎ一閃繰り出さん) [Sat 16 Dec 2006 23:18:16]
◆ナイ > 何だ何だ何だ何だ何なんだよオイオイオイ!?(いつの間にやら異臭の主は自分を避け、新たな闖入者は呪文を唱え始める。いつの間にか蚊帳の外?運が良いのか悪いのか) [Sat 16 Dec 2006 23:05:17]
◆クリストファー > ( 極端に省力された言葉と意識のみで発動させられる―――高速詠唱技術。 ) [Sat 16 Dec 2006 23:03:31]
◆クリストファー > ( 動きを止めてしまった娘に、クリスは自身の失態を悟る。 待てと言われた泥棒が待つはずがない、というのとは関係ないが、突然の怒号に対して体がすくむというのはそれこそ生理的な反応に近い―――あっちゃー、いけね、やっちったー、とは思わないが。 まあ死体少女も反応して攻撃を中止したのだから結果オーライ。 詠唱を開始する。 その視線はじろりと死体少女に突きつけられていた。 ) ―――OooollriiiiIiiaaAsdloooOoooooommmMmwoouuUuuoo [Sat 16 Dec 2006 23:02:44]
◆少女 > (少女は、腐り始めた表情筋に鞭打つように全力で笑みを浮かべてウォータリアンの少女に接近する。 本来愛らしいと表現すべきその表情も、死の穢れに満ちた現在では禍々しいという表現のほうが適切だ。 そして―――) 流派無し、人斬り刀・・・・・・・・・参る! (名乗りを上げて振るわれる右掌から、冷たく輝く白刃が迫り出す。 闇夜に銀の軌跡を描――――く事無く、死体は横っ飛びに飛び退り。 唐突に響いた男の声に、見開かれた蒼い瞳が向けられる。) (後方から男の叫び、前方にウォータリアンの娘。 挟み撃ちの形になろうか) [Sat 16 Dec 2006 22:58:49]
◆ナイ > !?(耳に聞こえる奇妙な声。声音と言葉遣いが噛みあっていない。途端、変化した足音のリズムに、距離をとるため横っ飛びに―裂け様とした、が)う………おっ!?(男の怒号が耳を打ち、思わず動きを止めてしまった。『何か』との距離はもう幾らも無い)や……ばいっ!!? [Sat 16 Dec 2006 22:45:24]
◆クリストファー > ……………ったく。 ( 彼―――クリスは走る。 そして恐らくはなにかが、期待していたものだろうがそうでなかろうが、何かが起こっているのは確かだ。 ) よりにもよってこの俺様に引っかかるたあ、な…………。 ( やがてクリスは、ざ、と急に足を止める。 そこには、少女へ走る首を九十度近く傾けた―――というか圧し折られたらしい死体の背中。 どちらが「それっぽいか」なんてのは、いうまでもなかろう。 ) 動くんじゃねえぞてめぇッ! ( 叫べば、詠唱を始めようとして。 ) [Sat 16 Dec 2006 22:41:24]
◆少女 > ・・・・・・・・・・・・・・・だれか、じゃと? (うら若い乙女の声音が、古めかしい言葉を紡ぐ。 チグハグな死体はさもおかしいと言わんばかりの笑みを浮かべて呟いた) <font size=1>ひ</font> <font size=5>と</font> <font size=3>き</font> <font size=6>り</font> <font size=1>っ!</font> (言うなり、死体が駆ける。 緩から急、揺らめくような姿勢から打って変った俊足でウォータリアンの娘へと迫ろう) [Sat 16 Dec 2006 22:36:31]
◆ナイ > !?(びく、とこちらに向かってくる新たな足音に身を震わせる。近い。もう、直ぐ其処だ。集中力も精神力も些か足りていない娘は舌打ちする。複数に意識を割き続けることなど己は出来ない)………っ!(ぎり、と歯を噛み締める。腐臭を放つ足音には『気配』がない。気配を読んで行動する己には分が悪いと思った) [Sat 16 Dec 2006 22:34:39]
◆クリストファー > ( こつん。 こつん。 惑うように、探すように、リズムを失った足音が、聞こえてくる。 知らない何か、見知らぬどこかを目指すための足音が。 それは―――腐臭を辿ってきた。 特異な感覚ではない。 異常なレベルではない。 ただひたすら、そう、他の何もかもを差し置いてそういった事件を求めて歩き続けたというそれの成果に過ぎない。 そして先の咆哮に誘われ、足音はやがて走り始める。 次のターンにはたどり着くだろう。 ) [Sat 16 Dec 2006 22:20:36]
お知らせ > クリストファーさんが入室されました。 『( ―――こつん。 )』 [Sat 16 Dec 2006 22:15:34]
◆ナイ > う………(嗅覚と聴覚が同時に異変を察知する。異臭がこちらへと近づいてくる。足音を立てて。理解不能の事態に思わず足が退く。耳が捉える足音はどこか人間のものとは違う)誰だ………っ!?(闇に沈む視界の中、娘は『何か』に向かって恫喝する。その顔には焦りと不安。いつでも動き出せるように膝をたわめて腰を落とした) [Sat 16 Dec 2006 22:13:59]
◆少女 > (大気を震わせるような咆哮が闇に轟く。 そして、異変は起きた) (静かに、静かに死体が立ち上がった。 揺らめくように佇むも、その姿には弱々しさは無い。 90度曲がった視界の先に音源と思しき人物を捕らえれば、瞳孔の散大した碧眼が糸の様に細められる。) (そして、死体は歩き始めた [Sat 16 Dec 2006 22:10:00]
◆ナイ > …………(気配はない。何かが動く様子もない。こう着状態が続くこと数分。耐え切れなくなった獣人の娘は吼える)ゴアァアアアアアア!!!(スラムの一角に響く威嚇の声。其れは最早人間の出せる声域の其れではなく、地鳴りのような『音』だ) [Sat 16 Dec 2006 22:01:01]
◆少女 > (なぜ突然その『臭い』がうまれたのか? そこに居たのは何なのか? 腐臭の主は答えない。 応えない。 屍はただ横たわるのみ) [Sat 16 Dec 2006 21:57:31]
◆ナイ > …………(ぴりぴりと肌が痺れる。警戒心が胸を満たす。ふー………と、大きく呼吸して、再び嗅覚、そして同時に聴覚にも意識を集中させる。目が頼りにならない己にとってはこの二つが目の代わりだ。距離はそれほど離れていない。近からず遠からず。そんな距離から匂いは漂ってくる)(どう考えたっておかしいだろ………何で今まで気づかなかったんだよ、此れだけ臭うのに)(胸のうちで自分に問いかける。明らかに自然に生まれた臭いではないことを確信する。明らかに『何か』が居たのだ) [Sat 16 Dec 2006 21:53:03]
◆少女 > (貧民窟独特の饐えた臭いに混じって漂う異臭。 それはウォータリアンの少女が振り向いた目地の先、距離にして10〜15mほど離れた場所に横たわるあるものから放たれていた。) (それは、放置された死体。 まだ十代も半ばであろうか? あどけなさの残る顔立ちのその少女は、細い首の半ばから90度近い角度で傾げて頚骨を露出させている。 生前若さと生気に満ち溢れていただろうその体も、今は腐敗と死臭に汚しつくされていた。) [Sat 16 Dec 2006 21:48:26]
◆ナイ > …………ッ?(ぴくん、と鼻がひくつく。鋭敏な嗅覚が捉えたのは異常な臭気。肉が腐った不快な臭いだ。思わず鼻を覆い、振り返った。既に暗くなった周囲は弱視も相俟って何も見えない。しかし、確かに何かがいる)なんだぁ………!? [Sat 16 Dec 2006 21:40:32]
お知らせ > 少女さんが入室されました。 『腐臭』 [Sat 16 Dec 2006 21:32:43]
◆ナイ > (不意に。ぷつりと歌が途切れる。唇は言葉を探すように何度か動くが、しかし次の言葉が出てくることはない)…………(座り込み、膝を抱く。目は下を向き、顔はうつむいて。普段の底抜けな明るさは見る影もない。歌を歌ったことには余り意味はなかった。なんとなく沈んだ気持ちを切り替えるために、なんとなく歌を歌っていたに過ぎない)…………別に、意味なんかねぇやい(誰に言うでもなく、不貞腐れた様にポツリと呟いた。意味もなく気分が沈み、意味も無く愚痴っぽくなる。こんな日も偶にはあるのだ) [Sat 16 Dec 2006 21:32:10]
◆ナイ > (スラムの一角にある比較的高い建物の屋上に其れはいた。高所特有の強い風に流した髪は、金属質な光沢を持って揺らめく)〜〜〜〜♪(その唇が紡ぐのは歌というよりもリズムに近い。歌詞は殆ど言葉にならず、ただ、あーとか、うーとか、うめき声に近い『音』になってしまっている。昔、どこかの国で聴いた曲で、全てを覚えているわけではなくなんとなく記憶にある『音』を引っ張り出して口ずさみ続けた) [Sat 16 Dec 2006 21:22:22]
お知らせ > ナイさんが入室されました。 『〜〜〜〜♪(何処からか聞こえるつたない歌声』 [Sat 16 Dec 2006 21:16:43]
お知らせ > ブルーボックスさんが退室されました。 『感覚+1、趣味にネクロマンシー追加』 [Sat 16 Dec 2006 00:11:51]
◆ブルーボックス > (其の日、自分の知らなかったもう一つの世界に接触した) [Sat 16 Dec 2006 00:11:42]
◆ブルーボックス > ……(見よう見まねのストリートファイターのコンビネーションのその結果)(物凄く触手腫れた)(マフラーと見せ掛けて其の背面に聳える石壁をぶん殴っていたの図)(太り過ぎて箱の中に入り切らない)(蓋に引っ掛かって閉じ切らない)(びりびりと痺れる痛みを燃料に変えて尚も空を駆ける布切れを追い続け) [Sat 16 Dec 2006 00:07:35]
◆ブルーボックス > ……(其の癖に背中を向けると途端に下って覆い被さって来る)(ぎりぎりと噛み合せた蓋を軋り合わせて指の欠いた粘膜を伸ばし。風の助けに連れられ逃げ行く姿をまた追い掛ける其の繰り返し)(地図にしたら御腹壊しそうなぐねぐねの道程を曲がってくねって騒々しく)……!(射程内に捉えた所で蓋が勢い良くがぱんと開け放たれ)(青箱ジャブ!)(青箱フック!)(青箱右の黄金ストレート!) [Sat 16 Dec 2006 00:06:45]
◆ブルーボックス > (ひゅごう)(埃臭い風が一吹き駆け抜けた後には必ず其れが傍に居る)(ふわりふわりと闇夜に舞い躍るマフラーが一枚)(朽ち果てた貧民窟の家屋の壁面に。青白い月明りによってくっきりと浮かぶ二つの影)(退いた分だけ追い掛けて。追った分だけ退いて。きりきり舞いと跳ね回り、まるでダンスでも踊っているみたいな有様)(ぎい)(今度は翻弄されっぱなしで捕まえられない。何故なら相手は風に乗っかり空を飛ぶから。蝶を追い廻すみたいに押し開けた蓋の隙間から二本の触手を両方とも差し上げ大きく弾む)(がしゃん)(跳ねても弾んでもまるで届かない)(石拾った)(投げた)(避けられた)(蓄積するフラストレーション) [Fri 15 Dec 2006 23:56:52]
◆ブルーボックス > (募る苛々)(先日に遭遇した襤褸同然のマフラーが執拗について来ていた)(外出している内にふと気付くと、何時の間にか風に運ばれて来るのだ)(あっちけー)(何度邪険に振り払っても)(ついてくるなー)(時には念入りに瓦礫の重石まで乗っけて逃げ出しても) [Fri 15 Dec 2006 23:50:53]
お知らせ > ブルーボックスさんが来ました。 『(纏わりついてくる布切れ)』 [Fri 15 Dec 2006 23:49:39]
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