図書館 参加者 なし ROM 1人
お知らせ > シュクレさんが帰りました。 『 ふ ふー。 ( ゆるっこい笑み浮べて、読み返した ) 』 [Tue 3 Apr 2007 23:48:12]
シュクレ > ( しばらく視線を動かす けれど、 )  …ンン、 ( ぱらり ) ( また、1ページ戻る。 )  …、 ( 眺めるのはやはり彼女の名前。パプテス教徒でもない自分ではそれ以上、興味を引くものは今のところこの本の中に見当たらずに )   ( 何気なく、その部分のハナシだけを何度もなんども ) [Tue 3 Apr 2007 23:46:48]
シュクレ > …… ( ふと以前病院で出会ったその彼女の事を思い浮かべたら、思わずオプションでシスター服になってしまったのは今のこの言葉のせいなんだろう。実際は商人サンだということだったけれど )  …ステキなオナマエだナァ。 ( 名前、というただのオトの羅列だったモノがまた違った印象をそこに含んだかのような。 へらり、と表情が緩む ) ( ぱらり、とページを捲り ) [Tue 3 Apr 2007 23:41:38]
シュクレ > ( 少しまぁるくなった目が、ぱちりと瞬く ) …へェ。ソンナ意味だったンだネーェ …… ( 本を読むとはいっても、普段は何気なく流し読むことが多いのだけれど。今ばかりはしかりと両手で本を持ち、まじまじとその文章を見つめた。何度も、視線が文字の上を行き来する。 )   ――― 主よ、 ( 何處に行き給ふ、か ) [Tue 3 Apr 2007 23:32:33]
シュクレ > ( 「わが往く處に、なんぢ今は從ふことあたはず。されど後に從はん」 ) ( 視線で追いかけた先に、記された答えはそんな )  …ふゥン? ( 指先が、ゆぅるりと文字をなぞる。 「クォ ヴァディス」 … と。 読んでいるのはおそらく世界で一番読まれているだろう本。 ) [Tue 3 Apr 2007 23:24:22]
シュクレ > ―――― 主よ、 何處に 行き給ふ か 。Quo Vadis [Tue 3 Apr 2007 23:14:53]
シュクレ > ( グレゴリオ暦:3,April,1604 )( ユリウス通日:2307002 トキノミヤコ暦日:4,弥生,1604 フォーウン式太陰太陽暦:5,季春,1604 アララマ暦:3,Dhu al-Qada,1012 ラエ暦:3,Nisan,5364 ダライマ暦:4,角宿月,1731 ) ( 真実はともかく、おおよそそんなふうに表されるらしい今日のこの日。 ) [Tue 3 Apr 2007 23:10:33]
お知らせ > シュクレさんが入室されました。 『 ――― ( ソレを見つけたのは本当に単なる偶然だった )』 [Tue 3 Apr 2007 23:05:42]
お知らせ > アンブローシアさんが退室されました。 『( 息も絶え絶えに青猫に配達があったそうな。 )』 [Sun 1 Apr 2007 02:12:32]
アンブローシア >  …………すまん、な。 ( ぎゅう、と抱きしめ、ふと気づく。 ) ……………妾、どうしよう。 ( さすがにいつまでもいられない。 しかし放置もできない。 ………結論は。 ) [Sun 1 Apr 2007 02:12:10]
お知らせ > エニシさんが帰りました。 『(暗い夢に落ちていき、その中で白い人影がただ哂っていた)』 [Sun 1 Apr 2007 02:09:59]
アンブローシア > ( 落ち着いたようだ。 小さな魔女は小さく安堵の息を吐いた。 意識が保てていられるなら、自我を保てていられるなら、いいほうだ。 嘲笑にはいささか思うところもあったが、こと記憶のこととなれば深入りはためらわれる。 ) いやなに、予想済みだ。 いまはよい、ただ休め。 ( ぎゅう。 脱力する体を抱きしめて、ずれた鬘を直して、頭を撫でてやる。 或いは、今回のことは少年エニシにとってよくないことだったのかもしれないが………そのことだけが気がかりだった。 ) [Sun 1 Apr 2007 02:06:50]
エニシ > ( 喉から搾り出すようなその叫びは徐々におさまっていく。 この時間帯とはいえ、僅かながらに居る他の人や司書から奇異の視線を浴びる吸血鬼。 頭を強く抱えた拍子に黒の鬘がずれ落ち、色素を失ったような白髪が姿をあらわした。 ) ( 『あぁやっと、思い出してくれたか。』 )  ――――………  ( 声が、聞こえた気がした。 目の前の魔女とは違う。 内に秘めた衝動とも違う。 嘲る様な、楽しむような声。 )( 白髪の少年は、哂った。 それは年相応にはまったく似合わない艶やかな嘲笑。 )  ……あ…すい……ません………取り……乱し…ちゃって………  ( その笑みが浮かんだのは刹那。 息も絶え絶えにしながら今日何度目になるかわからないごめんなさいを。 )  ―――……けど…ちょっとだけ…思い…出せ…ました………ありがとう…ござい……――――  ( 幼い子供相応の柔らかい笑みを汗だくの顔に浮かべて、最後の言葉を言い切る前に吸血鬼の体から力が抜ける。 抱きしめてくれている魔女にその小さな体の全てを預けよう。 ) [Sun 1 Apr 2007 02:01:07]
アンブローシア > ( ―――咆哮。 半ば予想していただけあって、小さな魔女にさほどの動揺はない。 だが対処のしようはない。 魔眼はあくまでも暗示だ。 こうなったものに対して満足な効果が得られることはほぼない。 よって、小さな魔女はその身一つ。 ) ふむ……………抱いておいてよかったのう。 ( まさかこれも予想済みだった、というわけではないだろうが、よいしょ、少年の後頭部に手を回せば、自分の首筋に、顔を押さえつけるような形で抱きしめようとするだろう。 図書館ではお静かに、なんてささやきながら。 ) [Sun 1 Apr 2007 01:47:11]
エニシ > ( すぐ泣く。 とにかく些細なことで泣きそうになる。 今夜も苛めっ子の悪魔は苛められっ子の吸血鬼で遊んでましたとさ。 この方達は本当に害悪種ですか? )  う、うん。 わかった。 頑張って覚える。  ( 頭からポロっと零れておきそうな貴重な情報を必死に抑える。 覚えが悪い子は溺愛だと上手に育たないのでそれでよいかと。 )( 魔女の銀の瞳が赤色と交錯する。 )  ………………  ( 緊張を隠せなかった。 もしも、自身の過去が―――いや駄目だ。 今は純粋に思い出したいと願え。 ) ( 『思い出せ』 )( そうして、魔眼は発動する。 )  ( ――― 夢の中の  あの 光景  倒れ て て 白い 人が  哂 って ) ( 「何、ホンの戯れだよ。真祖の血を享けるなん君は非常に幸運だよ。だから――」) ( 何故 何故 あそこに  僕が 居たのか それ は――― )   あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!   ( 頭を抱えて吸血鬼は吼えた。 恐怖。 歓喜。 嫌悪。 様々な感情がごちゃ混ぜになって、それをどう抑えればいいのか理解することが出来なくて、 吼えるしか 無かった。 )( 失ったものの全てでは無いけれど、その一部は思い出すことが出来た。 ) [Sun 1 Apr 2007 01:43:33]
アンブローシア > ( こやつ涙目が似合うのう。 とか本気で和んでいる邪悪な悪魔、小さな魔女。 大人は嫌いだが子供は大好き。 かわいらしいのも、いじめやすいのも。 ) そういうことだのう。 ええい、エニシ。 妾のスキルを弱点こみこみで教えてやっているのだぞ? 本来契約者でもなければ教えぬ破格の情報だ、しっかり頭に入れろ。 ( 小さな魔女はスパルタ方式。 わからないことがあったら調べろ。 調べてもわからなかったら質問しろ。 しなかったらくずだ。 というスパァールタ。 ) ふむ、それでもやらせてもらおうかのう。 ( ゆるり。 視線を合わせて、眼球に魔力を集める。 了承済みだ、意識を突破することは、この場合さほどでもない。 溜めた魔力を視線に乗せて、少年の瞳へと―――叩きつける。 ) ―――『思い出せ』 ( キーワードは短いほうがいい。 あとは、そのキーワードにどう反応するかだ。 ) [Sun 1 Apr 2007 01:27:14]
エニシ > う、うぅ……酷いや酷いや……引っ掛けるなんて………  ( 涙目で文句を言う。 不用意な発言が招いた不幸。 つまりはただの自業自得。 )  ――――………  ( 一瞬頭から煙が出そうになったけど、それを必死で抑えて相手の言葉を理解しようとする。 )  ……つまり、僕が心の底で『思い出したくない』ってちょっとでも思っていたら全部は思い出せないってこと……かな?  ( 吸血鬼頑張った。 )  ―――……うん。 それじゃあ…お願いします。 ( 真紅の瞳が魔女を見つめる。 )  ――…………  ( 何も言えなかった。 ただ少しでも相手の慰みにでもなるのなら、冷えた死人の肌を寄せよう。 未熟でも、これでも青猫で働く人の端くれだから。 ) [Sun 1 Apr 2007 01:20:53]
アンブローシア >  聞こえては不味いようなことをいったのだというのはな。 ( と、にやりと不気味に笑う小さな魔女。 ) 左様か。 ならば一応説明しておく。 妾の魔眼は、単なるスキルに過ぎん。 視線を媒介に魔力を叩きつけ、一瞬だけ心に隙を作り、「言葉」を囁きかけることで暗示とする。 だが命令ではない。そなたが望まぬことはさせられぬ。 どういうことか、わかるな? ( 1%でも受け入れられるならば、それは心の壁にさえぎられない限り実行される。 だが1%でも思い出したくない気持ちがあるならば、それは完全に思い出すことはないということ。 ) いや、心地よい。 …………妾の住んでいたところは寒くてな。 よく、妹とこうして…………いや、なんでもない。  [Sun 1 Apr 2007 01:10:18]
エニシ > ………え、え!? き、聞こえてたの!?  ( お仕置きとのお言葉に露骨にビビる吸血鬼。 麗しの魔女様の地獄耳を侮っておりました。 )  ――――……うん。 あの…迷惑にならないなら……お願いします。  ( 記憶を甦らす手段が手詰まりの現状。 少年は藁にも縋る様な気持ちで頷いた。 )( 魔女の暖かさが少年に伝わってくる。 けど――― )  ―――ごめん…なさい。  ( ―――吸血鬼の温もりが、魔女に伝わることは決してない。 そのことが申し訳なくて、悲しくて、謝罪の言葉を漏らしてギュっと魔女の服を握り締めた。 ) [Sun 1 Apr 2007 01:05:15]
アンブローシア >  そうかそうか、エニシ、あとでお仕置きだのう。 ( しっかり聞こえてました。 幻聴? 例え幻でも小さな魔女は信じ込むよ。 地獄耳。 ) ふむ、まあそういうやつだのう。 どうだエニシ、妾の魔眼で似たようなことをしてやろうか。 ( 小さな魔女の魔眼は、生来のものではない。 魔術でもない。 ただの技術だ。 故に、結果は対象がどう受け取ったかによる。 「思い出せ」というそれが、或いは魔眼によって可能かもしれない。 不可能かもしれない。 ) いや、なに………たまに、こうしてみたくなるときがあるのさ。 ( ぎゅう。 人肌を求めるように、ぬくもりを求めるように。 ) [Sun 1 Apr 2007 00:55:11]
エニシ > アンブローシア様! カッコいいよね!! ちっちゃいけど。  ( 素直に元気な受け答え。 最後に付け加えた単語はきっと幻聴だ。 魔眼されたらこの吸血鬼はホイホイ引っ掛かるよ。 ある種都合の良いお子様である。 )  ――――どかーんて叩いてパッて電球閃いて思い出したー!っていう奴だっけ?  ( とっても大雑把な知識を披露。 主な知識の収集源が絵本とお姉さまがたという限界だ。 )  ――――ふぇ?  ( なすがままに抱き寄せられる少年。 普段年上のお姉さま方にそういった類のことはされているため、あまり動揺はしてないがそれでも驚きはあった。 )  ……………どうしたの? アンブローシア様?  ( 不思議そうに相手の行動を問い掛ける。 ) [Sun 1 Apr 2007 00:51:02]
アンブローシア >  そなた……………一体妾をなんだと思っておるのだ? ( 本気で魔眼かましてやろうかと一瞬考えてしまう小さな魔女。 最近使ってないが鈍ってはいないぞ。 とか。 ) …………………エニシ、ショック療法というものを知っておるか。 ( ふと思い出したように口にする小さな魔女。 脳内でどんなシチュエーションが広がっているか大層気になるところである。 )( 素直に応じた少年に腕を伸ばし―――可能ならば、その限りなく平坦に近い胸に抱き寄せようとするだろうか。 ) [Sun 1 Apr 2007 00:41:18]
エニシ > ( そんな相手の態度に微笑む少年。 )  変なアンブローシア様。 いっつもみたいに『妾に跪くがよいわー!』って元気になればいいのに。  ( 少年が魔女様をどのような人だと思ってるのかその一言で明らかになりました。 ―――とにかく、この吸血鬼は他人を過大評価する。 他人が迷うことなんてないのだと思っている。 そんなことは有り得ないのに。 )  うぅ……そろそろ記憶戻らないかな本当に………記憶喪失ってやだ……  ( 思い出すのも怖いけど、思い出さないのもまた怖い。 少年の胸中は色々と複雑で。 )  ――――――?  ( 手招きされれば素直に応じる。 絵本を机の上に置いてチョコチョコとした動作で魔女様へと近付く吸血鬼。 ) [Sun 1 Apr 2007 00:37:32]
アンブローシア >  ふふふ、それが妾という重みだ。 ………………と、言いたいところだが、言葉にはできても、な。 ( そなたと大して変わらん。 椅子の上で膝を抱えて、小さな魔女はため息混じりにそう行った。 少年と小さな魔女の違いは、妥協を知るか、否か、かもしれない。 ) 別によかろう、思い出したければ、そうすれば。 妾の場合は、その日のことだけは克明に覚えておるからな。 忘れたくて仕方がないときもある。 ( よいしょ、足を下ろせば、ちょいちょい、と手招きして。 ) [Sun 1 Apr 2007 00:28:57]
エニシ > ( 少年の哀願は一言で切り捨てられる。 自分よりも小さく非力な魔女は、自分なんかよりも力強く断言した。 )  下らない……か。  ( それは、まだ幼い吸血鬼には到達することの出来ない場所。 )  ―――凄いなぁ、アンブローシア様は。 カッコいいや。  ( さっきまで涙を零していた顔が今度は笑いの形になる。 力の抜けたように魔女の傍の椅子に体を預けた。 )  ………僕には…無理だな。 そういう風に割り切れちゃうの……… まだ……忘れた両親と昔の自分のことを知りたがってる………  ( 10年と少ししか生き長らえていない少年に、800年の時を経た魔女の生き方を真似することは逆立ちしても叶わなかった。 ) [Sun 1 Apr 2007 00:25:29]
アンブローシア >  ふん……………。 ( どっかと再び椅子に腰を沈めて、小さな魔女は天井を仰ぎ、少年の言葉をただ黙って聞く。 そして、少年の涙を一瞥し、声高らかに言い切った。 )   ―――下らん。   ( 一蹴した。 複雑に眉を寄せて、真一文字に唇を結んで、ただ虚空を睨む小さな魔女。 ) 下らんぞ、エニシ。 そんなことで泣くな。 妾は怖い。 確かに、忘れていくことは怖い。 しかしそれは現実だ。 足掻こうと、どうしようもないことだ。 ( 悪魔として生きた時は長く、故に、多くのことに折り合いをつけてきた。 妥協し、諦めてきた。 磨り減り、磨耗してきた。 だが。 ) だが妾は泣いたことはない。 忘れることを恐れて泣いたことなどない。 誇りを持って別れられるからだ。 [Sun 1 Apr 2007 00:13:31]
エニシ > ――――………  ( 可哀想。 そういう類の言葉を投げ掛けるのはとても簡単だ。 けれどそれは相手を救う言葉じゃない。 同情は何一つもたらさない。 )  ……………半分だけなら……いいのに………ただ……半分切りだけなら………  ( かつての頃に戻った気持ちになれるのは幸せ。 けれどそのかつての辛い時を同時に思い返すなんてあまりに酷い。 )  ……そんなの…酷すぎるよ……  ( 涙が、零れた。 いつかきっと、生き長らえ続ければ少年は魔女と似た苦悩を味わう。 過去を忘れて、大切だった人も忘れて、思い出したいこともあやふやになってしまって、そんなの―――あまりにも寂しい。 )  忘れるなんて…駄目だよ………!  ( 忘れたいわけではない。 記憶なんていずれあやふやに溶けてしまう。 それでも、吸血鬼は無茶な言葉を魔女へと言った。 ) [Sun 1 Apr 2007 00:05:45]
アンブローシア >  ふむ、嘘だな。 ………半分は、な。 半分は幸せで、だからこそもう半分の悪夢が、酷い。 ( 寝起きだからかあっさりと認める小さな魔女。 或いは、大人相手ではそこまで素直ではなかったかもしれないけれど。 ) ……………………そうだな、エニシ。 そうだのう。 だが、夢見るたびに妾は怖い。 800年のときを殆ど、夢も見ぬ深い眠りについてきた。 …………夢の中ですら、失ったものの姿を思い出せないのではないかと、な。 ( 時は、全てを受け止めて、そして消していく。 忘却という名のそれ。 顔も、声も……忘れていってしまう。 ) [Sat 31 Mar 2007 23:52:36]
エニシ > ………………それは…嘘?  ( なんとなく、本当になんとなく相手の言葉が強がりのように感じられて。 女装少年は疑問口調ながらも魔女へと問い掛けた。 天才は4時間起きている。 それとももしかしたら魔女様の中では一日が36時間ぐらいあるのかもしれない。 )  ――――………  ( 所詮は夢。 それは決して現実にならない。 その言葉は、正しい。 )  ―――……けど…夢の中じゃなきゃ………会えない人もいる。  ( 自分は、夢の中でも両親と会えない。 会ったとしたら、それはあの自分が人以外の物に成り果てた夜の時の夢だけ。 ) [Sat 31 Mar 2007 23:47:40]
アンブローシア >  ん…………いや、不愉快な夢であった。 忌々しい夢であった。 そなたが起こさねば最悪を見るところであった。 気にするな。 ( 眠気の混じった声でそう応え、小さな魔女は大きくあくびした。 因みに平均睡眠時間15時間。 場合によっては20時間突破。 ) 泣くなエニシ。 その程度のことで怒ったりはせん。 それに…………所詮は夢であろう。  [Sat 31 Mar 2007 23:39:07]
エニシ > あ…あの……ごめんなさい。  ( おどおどとした態度で数冊の絵本を胸に抱えたまま、申し訳無さそうに頭を下げた。 )( それが誰の名前なのかはこの吸血鬼は知らない。 けれどその微笑みを向けた相手が黒髪の鬘を被った吸血鬼では無いのは確かなのだろう。 )  ………邪魔…しちゃったみたいで………  ( 今にも泣き出しそうに瞳を潤ませる。 それは相手の安らかな時間を壊してしまったことからの罪悪感か。 ) [Sat 31 Mar 2007 23:34:59]
アンブローシア > ( 控えめな声に、ん、と、眉が寄ったかと思うと、ぼんやりと瞼が押し開けられていく。 そのかすんだ視界になにを見たのかは、小さな魔女以外は誰も知らない。 ) ………………■■■■……? …………ッ! エニシ、か……。 ( 誰かの名を呼び微笑んで―――はっとしたように目を覚ました。 とん、と立ち上がろうとして、お腹のあたりに本をおいていたことを忘れて、ばさばさと落としてしまった。 寝起きはあまり、よくないらしい。 ) [Sat 31 Mar 2007 23:29:46]
エニシ > ( こっそりと傍まで近付くことに成功すれば、吸血鬼は楽しそうに背中を押して声を掛けようとする。 )  ―――わ………  ( けれど、幼い少女の横顔から一筋の涙が零れ落ちたのに気付いてその動作は急遽中断された。 ………アンブローシア様、なんだか―――― )  ――――……風邪…引いちゃうよ? アンブローシア様………  ( どうしようかその場で迷った少年は、ゆっくりと手を肩に置いて控えめに声を掛けてみる。 ) [Sat 31 Mar 2007 23:26:00]
アンブローシア >  すぅ………すぅ………すぅ………。 ( 歴戦の戦士さながらの感覚とかは持ち合わせておらず、接近に気づくこともなく、小さな魔女は深く寝入っていた。 久しぶりにそこそこ温かいところで眠ったからだろうか、座っているからあまり楽ではないが、それでも惰眠をむさぼってしまうらしい。 果たしてどんな夢を見るのか、そもそも夢など見るのか。 わからないけれど―――左目から一筋、涙が落ちた。 ) [Sat 31 Mar 2007 23:19:59]
エニシ > ( そんな弾んだ擬音を響かせて、小さな女装っ子は両手に絵本を抱えて館内を歩いている。 子供向けという幼児向けのそれを見るのは、難しいことを考えるのが苦手な少女(偽)はこういった解りやすい本を見るのがとても好きだった。 久しぶりにお仕事の休みを取って今日はのんびり読書中。 )  ♪――――あ……  ( ふと目に止まったのは小さな自分よりも更に小さな魔女様。 遠目から見るに、どうやら寝ているようにもみえて――― )  ――――♪  ( そういう状況だと年相応の悪戯心が涌いてしまう。 こっそりと近付いて、背中から突然声を掛けて驚かそうかなんて画策。 抜き足差し足で寝息を立てる魔女の元へと近付く。 ) [Sat 31 Mar 2007 23:16:37]
アンブローシア > ( これであと紅茶とクッキーでもあって、ベッドに寝そべりながらとかだったりすると最高なのだが、などと怠惰な思考を続ける小さな魔女。 いい加減暇つぶしも限界に近づいてきたのか、ついに小さな魔女は、開いたままの本をお腹辺りにおいて、重くなった瞼を閉じてしまった。つまるところ寝てしまったわけだ。 ) ………すぅ………すぅ………すぅ………。 ( 規則正しい寝息が響く。 ) [Sat 31 Mar 2007 23:10:24]
お知らせ > エニシさんが入室されました。 『♪―――♪』 [Sat 31 Mar 2007 23:09:55]
アンブローシア > ( さて、小さな魔女とはいえ、こうして黙って本を読んでいる分には害もなかったし可愛げもあった。 飽きたからといって本を放り捨てたり、いらついたからといって本を投げつけてくることもない。物静かでいいものだ。 ) なに? 12リットル入る壷に………訳がわからん。 何故こんな下らんことをするのだ。 ( ………まあ、例題にけちをつけたりはするが、おおむね、いいとしよう。 ) [Sat 31 Mar 2007 23:06:29]
アンブローシア > ( それこそ魔術の勉強でもして努力しろというところだが、小さな魔女は生憎とそんな気はなかったし、そもそも勉強してもどうにかなる話ではなかったから仕方がない。 それに必死で勉強している小さな魔女など、それは小さな真面目っ子であって、小さな魔女ではない。 キャラクターに偽りがでてしまう。 ) ……………嗚呼、いっそ大火事でもおきないかのう。 ( そういう物騒な発言をするのが小さな魔女だ。 ) [Sat 31 Mar 2007 22:56:29]
アンブローシア > ( 小さな魔女の傍には数冊の本が床に積まれていた。 下からタイトルを読み上げていくと、「錬金術とは」、「簡単にできるこんだて100」、「儀式魔術理論」、「たたかえぼくらの看護戦隊」、「世界がっかり集」と、実にばらばら。 正に暇つぶしのために本を読んでいますといった感じだ。 ) [Sat 31 Mar 2007 22:47:16]
アンブローシア > ( +3+4+5+6+7+8+9+10+11〜+98+99+100=? ) ふん……………くだらん。 5050だ。 ( 窓際にわざわざ椅子を引っ張ってきて、背もたれに体を預けて小さな魔女は本を読んでいた。 数学関係のものらしい。 ちなみに一瞬で応えられた理屈は、暗算速度が速いわけではなく、端っこ同士、1と100を足し、その隣、2と99を足し、とすると101が50できる、という既に出来上がった理屈からだ。 ) [Sat 31 Mar 2007 22:36:29]
アンブローシア > ( 1+2 ) [Sat 31 Mar 2007 22:33:10]
お知らせ > アンブローシアさんが来ました。 [Sat 31 Mar 2007 22:32:50]
お知らせ > エレオノーラさんが退室されました。 『(目指せ、オレンジデーの普及!)』 [Wed 28 Mar 2007 23:46:09]
エレオノーラ > あとは、私の計画が通用するかどうかね。 ( さすがに疲れた。深く息を吐いて、凝った肩をほぐし、本を閉じる。後片付けも、また大変な作業である。こういうとき、以前に培った図書館のバイトの経験が役に立つ。さぁ、戦争のない日々の中で、見事軍師の能力を生かせるか――とても、とても楽しみだ。 ) [Wed 28 Mar 2007 23:45:44]
エレオノーラ > ( 表向きは平和な世の中。けれどそこには確かに混沌が渦巻いている。そういう時代にあっては無駄になる知識などひとつもないし、調べつくされた書物をあさることで新たな発見も得られることが多い。大事なのは、組み合わせ。 ) まず最初のターゲットは、えぇっと――やっぱり若い女性がいいわね。十代から二十代に的を絞って―― ( 大まかな案はまとまった。あとはメモを家に持ち帰り、一晩かけて売り込みの手段をより確かなものにしなければならない。 ) [Wed 28 Mar 2007 23:41:59]
エレオノーラ > ( 戦略、戦術――販売にも応用できたら、とっても面白い――情報を集め、それを取捨選択したのち、効果的な販売、オレンジデーの促進に使えるように構築していく。計画書の原案をまとめるように、少しずつメモの量も増えてゆく。 ) 何事もチャレンジしなくっちゃ――ね。 [Wed 28 Mar 2007 23:30:46]
エレオノーラ > うぅん、最終的にはオレンジデーの普及が目的だから、どこからどうやってその目標に繋げるかも、考えないと。 ( 目の内側に溜まる疲れも気にせず、活字をひとつずつ拾うようにページをめくっていく。オレンジと直接関係のない本や記述にも、念のため目を通していく。利用できるものは何でも関連性の有無に関わらず、結びつける材料にしていく。 ) ――で、販売する場所――効率のいい―― ( その最中、街の地図を片手に計画を練っていく。やるならとことん、楽しみたいから。 ) [Wed 28 Mar 2007 23:14:35]
エレオノーラ > ( 依頼を受けてからさっさと現場で販売を開始してもいいが、それをしなかったのはひとえに”それじゃあおもしろくないから”と感じたから。キーワードはオレンジ。書物をあさるように、関連性のある単語、記述を、片っ端からメモにとっていく。更にこの後、抜き出した記述をより細かく選別し、本当に使えそうなものだけに絞る。現物は、たかだか片手に乗る程度の果実。しかし調べを進めるうちに、その果実につながる様々な効能、知識、歴史などが垣間見える。 ) うんうん、これも面白そう――利用しない手はないわね。 ( カリカリと羽ペンを走らせる。 ) [Wed 28 Mar 2007 23:05:34]
エレオノーラ > ( 閲覧コーナーの隅の方を陣取り、椅子に座って本を開く。今回、面白そうな仕事を請けることができた。 ) やるからには、楽しくやらないとね。それで成果も付いてくれると、今後のお仕事も増えて一石二鳥。 ( 取り出したのは果実関連の本。これ一冊だけでも3センチから5センチの厚みがある。傍らにメモを取る用意をしてから、文字の羅列を一つ一つ追って行く。 ) [Wed 28 Mar 2007 22:55:24]
お知らせ > エレオノーラさんが来ました。 『(オレンジデーの下準備)』 [Wed 28 Mar 2007 22:46:09]
お知らせ > リッチーさんが退室されました。 『リッチー・マネーバンクはクールに去るぜ』 [Mon 26 Mar 2007 22:53:46]
リッチー > (残念、祈りは通らなかったようで) あ……… (羽ペンが指し示したのはNOの文字でした。 リッチー少年は、寂しそうに溜息を吐くと、読んでいた本を片手に立ち上がりました) [Mon 26 Mar 2007 22:53:10]
リッチー > (残念ながら、リッチー少年の少年の声は主には届かなかったようで、何の打開策も思いつきませんでした。 仕方ないので、リッチー少年は羊皮紙の隅にYES/NOと書き込んで、小さく歌い始めました。) ど ち ら に し よ う か な ? ROM 様 の い う と お り ・ ・ ・ ・ ・ ・   [Mon 26 Mar 2007 22:47:16]
リッチー > (ボロが出る前に帰ろうかしらん? と、リッチー少年は考えました。 しかし、この素晴らしいシュチュエーションをもっと堪能したいと言う気持ちも当然あります。) あぁ主よ、僕はどうしたらいいんでしょうか? (リッチー少年は、天を仰いで十字を切りました。) [Mon 26 Mar 2007 22:38:35]
リッチー > (こんな時間になってしまっては、買い物はもう諦めるよりほかはありません。 それも問題なのですが、もっと大きな問題がひとつ。 それは―――) ふぅ、む。 (リッチー少年は、くぃ・・・と眼鏡を指で押し上げると、さも気難しそうに吐息を漏らして見せました。 そろそろ、知的に見えるポーズと台詞の在庫が底をついてしまいそうです。 もっとも、『眼鏡を押し上げる。』 『髪をかき上げる』 『なるほど』 『ふぅ、む』の組み合わせで小一時間も持たせたのだから、よくがんばったほうではあります) [Mon 26 Mar 2007 22:32:48]
リッチー > (隣のテーブルでは、ヴェイトス大学の学生さんと思しき3人組の娘さんが、リッチー少年のほうをチラチラ見ながら何事か話し合っています。 耳を澄ましてみると、素敵♪ とか、ハンサムよね〜とか、思春期の少年の心をくすぐる単語が飛び交っているようです) (リッチー少年は、緩みそうになる頬に手を当ててなんとなく知的な感じのするポーズを保ちながら考えました。 実は調べ物など小一時間も前に終わっていて、本当なら今頃は商業区に行って探索に必要な品物を買い求めているはずなのですが、うら若き乙女たちにステキ☆とかいいながら熱い視線を送ってくれるという通常ありえないシュチュエーションをもっと堪能していたいという少年らしい気持ちを抑えられず、無意味に知的に見えそうな発言とポーズをとり続けるという時間の浪費に耽っていたのでした) [Mon 26 Mar 2007 22:23:05]
リッチー > (瞳にかかる金糸のような髪を片手で掻き上げ、細かな字と挿絵がびっちりと並んだ難解そうな書籍に読み耽る様子は、普段アホの子呼ばわりされている彼からは想像もできないほど知的な雰囲気を発しています) なるほど…… (リッチー少年は書籍の一文を羊皮紙に書き留めながら呟くと、ちらりと視線を隣のテーブルに向けました。) [Mon 26 Mar 2007 22:04:45]
リッチー > (ヴェイトスの智の宝庫たる市営図書館には、昼夜を問わず、知識を求める人々が集います。 駆け出しのトレジャーハンターであるリッチー少年も、お宝の商品価値を調べたり、探索予定地の情報を調べたりと、日ごろから頻繁に図書館に足を運んでいました。) ふぅ、む。 (リッチー少年は、くぃ…と眼鏡を指で押し上げると、さも気難しそうに眉を寄せて吐息を漏らして見せました。) [Mon 26 Mar 2007 21:50:59]
お知らせ > リッチーさんが来ました。 『情報収集:砂の薔薇 2』 [Mon 26 Mar 2007 21:31:47]
お知らせ > 万緑さんが退室されました。 『(広げて暫く後、罰のようにまんまと智恵熱を出した。)』 [Sat 24 Mar 2007 20:03:03]
万緑 > (ふと。) 相応シ 無い人、読む したら…、 (どうなるかな。 閃いたのは実に子どもっぽい単純な考え。別にどうもならないだろうとは解ろうものだが。) (思いついてしまうとウズウズしてしまう性質らしい、少年は早速「どれにしようかな」とばかりに人差し指を動かした。)     (――…ぴた。) コレ。 (綺麗な装丁に眼を輝かせながら、分厚い本を引っ張り出す。) [Sat 24 Mar 2007 19:59:03]
万緑 > (読むべき人が見ないと解らないのだろう、) 本、人を選ぶ 感じ? 不思議。…私に合う本、無い か です…? (若しかして、若しかして。そんな本がないかなあ、なんて。…夢見がちな希望しかない、) (空想に浸ってうっとりするだけで時間は過ぎるものだ。書架の前で、魔術書の、奇妙に歪んだ金文字を眺めて。) [Sat 24 Mar 2007 19:49:03]
万緑 > (図書館の匂いは落ち着く。――何を読むとも決めずに来てしまった。かと云ってウロウロするのは邪魔になってしまう、) (少年は、読めもしない本の並ぶ辺りへ来ていた。魔術書や技術書、そういった類の専門書は、背表紙からして首を傾げるものが多かった。) 模様 みたいです ネ。 (それはそれで、楽しいものだ。 人気が少ない(時々佇んでいるのは中々近寄りがたい雰囲気を持っているが)、ちょっと探検気分で背表紙を追おう。) [Sat 24 Mar 2007 19:33:35]
お知らせ > 万緑さんが入室されました。 [Sat 24 Mar 2007 19:27:00]
お知らせ > シャリネさんが帰りました。 『想いを込めて、綴る詩は、いつか。涙を流した分だけ、調べに乗せて。 』 [Sat 24 Mar 2007 19:23:04]
シャリネ > ( いっそ、思うのは―――仔犬や、周りの人のこと、いつものように、「そのまま」書けばいいのかな、とも。 けれど……何かが、足りない気がして仕方が無くて。 ) ……なんだろう……。 ( うーん、と軽く悩む調子で顎に指の甲つけるままの体勢。  ) ……さっきの、恋物語を歌にしてみる、とかもいいんだろうなぁ……―――  あ。 ( それだ。 ) ( 空色が瞬く。ぽん、と閃いたように。思わず羊皮紙に視線落とす。 ) 書ける、かも……。 ( ぽつり。ふわ、と微笑み深めて、筆を握る。其れと同時に、先ほど閉じた本を手繰り寄せ、ページを開いた。 ――― 一番好きな箇所を、探すようにぱらぱら、ページ捲り――― )( その開かれる書物の名は「十六夜の君へ綴る文」 ) [Sat 24 Mar 2007 19:22:30]
シャリネ > ( 思いついた調べに、想いを乗せる。いつもはそんなやり方で、思いついたものを後で書き留めることのほうが多いのだけど。今回は、逆をしてみようと思った。筆を取るものの、その指の甲は顎へ。視線彷徨わせ、何を綴ろうかと、悩ましげに。 ) ……恋歌は、パス。 ( 多いし、ちょっとわからない。恋の詩は多く詩ってきたけれど、スランプなのか、あまり思いつかない。 ) ……日常も、なんだか…… ( 浮かばない。 いつもなら、思った事がすぐ、言葉に出来るのに。 なんだかちょっとした、すらんぷ。 ) ……うーん。 ( 思わず小さく肩を落とした。 ) ( うまくいかない。 )  [Sat 24 Mar 2007 19:18:10]
シャリネ > ( 泣きすぎて目が痛い。 ) ……。 ( ぱたん。本が閉じられれば心に染みた恋物語が頭にぐるぐるしている。 ) ―――。 ( 新しい歌を書こうとしていたのについつい読み耽ってしまった。ほ、っと息を静かに吐いて、整えようと。 ) ―― ……歌、すっかり書いてないや。 ( ぽつり。 泣いているどころじゃない。けれどついつい感動すると涙が出てしまうらしく、こしこし、と指で拭えば瞼重く。 )  ( ぐすぐす、と瞳拭って。――― 穏やかに微笑み深め仔犬に視線を。 ) ……ごめんね。つき合わせてるのに。 ( ちょっと眉を下げ、申し訳なさそうに小さく囁いた。隣に出していたインクと羊皮紙を、傍に寄せた。 ) ―――。 ( やんわりと、筆を取る。 ) [Sat 24 Mar 2007 19:11:08]
シャリネ > ……ぇ……っく ( 切ない恋物語は、忍び、想い、恋焦がれる二人の物語。独特な朱鷺京のお話らしく、それが標準語で翻訳されたもの。泣きすぎて、喉が苦しい。仔犬も心配そうに、ぴくり。と目を覚ました。が……先ほどからこんな調子なので仔犬も困り果てた表情。 ) ……哀しい、ね……。 ( 語りかけながらほろり、ほろり。甘い滴が零れ落ちては、仔犬はぺろり、と舐める。 )  ( 甘い匂い、高い書架たち。広い図書館の、とある一角。 ) ( 銀の色。白いドレス。眠るお菓子色子犬は膝の上。 )  [Sat 24 Mar 2007 19:05:06]
シャリネ > ( さようなら。十六夜の君。さようなら、夜の君。 )―――。 ( はらり、捲られる音と、静かな寝息。甘いバニラと古い書物の匂い、交差して ) …… ( 愛していた、大切な。瞳に映るあなたに言葉は要らぬ。 ) ……っ…… ( ほろり、潤んだ瞳から滴は零れ落ち、甘い甘い匂い、広がって。―――指で拭いつつも、ただひたすら読み続けた。 )( 触れる指先は冷たいけれど、あなたを慕う気持ちはこんなにも熱を帯びる。あなたは私が一人、こんな想いを抱えて夜を過ごすなど、知らないでしょうに。  ) ……っく……ふ………。 ( 視界が滲んでは拭う指先。このまま古い書物が甘いバニラの香になってしまうのではないかという程。 )  [Sat 24 Mar 2007 19:03:31]
お知らせ > シャリネさんが来ました。 『書架に囲まれ、隅の席。』 [Sat 24 Mar 2007 18:52:07]
お知らせ > ザッハトルテさんが退室されました。 [Thu 22 Mar 2007 18:48:47]
ザッハトルテ > ( ――さあ、人間並みに笑って見せろ ) ――…済みません。 こいつの関連書籍を、他に探しているのですけども―――― ( 「 正体不明 」(Jabberwock)ならぬ吸血鬼は。 こうして人のふりをする ) [Thu 22 Mar 2007 18:48:43]
ザッハトルテ > ( 無視し続けてきた千億の訴えは正しい。 けれど――通貨たるそれ(・・)が唯一性を失ったのは僥倖としても。 その人間への義理立てには何の意味もない――訴える声は正しい。 生来種であれ後天性であれ、一度吸血の属となったモノが最早血を不要と公言したとて何も変わるまい。 全く以って無駄な事―――― )     …とも、 ( 言い切れない か。 「人間のように」心拍と呼吸の落ち着くのを待って、書架から手を離し――これくらい力の抜けた方が、笑う顔は作り易いから。 一度は返した本を抜き出し、向かう先は職員の控えるカウンター ) [Thu 22 Mar 2007 18:39:15]
ザッハトルテ > ( 人そのもの は この書架の向こう それから  カウンター の 奥  ) ――――………   は 。 ( 床が、視界が赤から黒。 ――頭の血が落ちる。 崩れかける膝を、書架に凭れ掛ける事で支え ) ……………      ・ ( ――――薄くなりすぎた、血の。 ) [Thu 22 Mar 2007 18:24:44]
ザッハトルテ > ( ――…「人そのものではない」からだろう ) ……………。 ( 俯く。――手を伸ばして収めたばかりの背に触れた。 革の手触りも、箔押しの窪みも無機物の冷たさ。 「これ」は生ける者などではない――――「人そのものでは」「決して」「ない」 ) [Thu 22 Mar 2007 18:08:30]
ザッハトルテ > ( 平日の夕暮れ、就労中に講義中。 それだからなのか偶々今日がだけなのか、図書館の利用者は少ない。 こうしてひとり何ぞ呟いたとて、咎める視線も感じない程度には。 実際はそうでもないだろうに、この場に自分と本しか居ない≠謔、な錯覚―― ) ……………。 ( 本に囲まれていた方が落ち着くと云うのは。 これらが著者や訳屋の知識であれ思想であれ技術であれ感慨であれ、「人が遺したもの」であって―― ) [Thu 22 Mar 2007 18:03:21]
ザッハトルテ > ( 開かれた頁の左一面には奇怪な挿絵。 剣を構えた人間の姿と、対峙するは竜に似た何か。 体躯こそ竜のようであれ、服を着ている上に面構えは眼球備えたワームのような。 兎角良く判らんモノが人間を威嚇している。 ) 正体不明の怪物に、造語――…いや寧ろ混成語か。 …参ったな。 こういうのは苦手―― ( そうでなくとも詩は苦手な部類に入る。 何と言うか、抽象的過ぎて――これに類するものを考えろと言われると非常に困る訳だ。 詩の体裁を保つなら、韻も意識しなければならないし――…とは、言え。 ) 「敵」が何だか判っただけでも良しとすべき、か。 ( ぱたん。 本を閉じて元の位置へ ) [Thu 22 Mar 2007 17:50:32]
ザッハトルテ > ( 納得すると同時に、思わずの嘆息が出た ) 造語、造語――…道理で、 。 ( 本を閲覧席まで運ぶ事なく、それが収まっていた書架に身を寄せるように立ち読みで。 かなりの人の目に、手に触れたのだろう革表紙のそれを大きく開いて。 ) [Thu 22 Mar 2007 17:36:27]
お知らせ > ザッハトルテさんが来ました。 『( ――…ああ。 )』 [Thu 22 Mar 2007 17:30:54]
お知らせ > アイシーさんが帰りました。 『(僕は、自分が少しくるっていることを自覚した)』 [Thu 22 Mar 2007 00:58:39]
アイシー > ( ―――――――  ) [Thu 22 Mar 2007 00:58:09]
アイシー > (僕は一週間の期間限定で「奴隷」ではなく「僕」に戻った。 ”主の興味が失せたモノ”から、”アイシー・ルー”になった。 今日は朝から一人で出かけて、自分がしたかったこと、見たかったことを、思いつく限り実行した。 一万yenなんてあっという間になくなって、手元に残ったのは、新しく買った春色のワンピースだけ。) …………。 (僕は、あと何をしたい? 見たいところを見て、したい事を下あと、何がしたい? ――― )(――――――――) [Thu 22 Mar 2007 00:56:58]
アイシー > ――――………。 (「残す」) …………。 (この本は、きっと、ずっと――この筆者が死んだ後も、複写され此処に残り続けるんだろう。 ―――「残る」) ………………。 ( 本から顔を上げ、天井まである本棚をゆっくりと見上げた)  …… 残る。 ( この本の数だけ、この世に筆者の知識が残る。 肉体が朽ち果てようとも。) [Thu 22 Mar 2007 00:50:17]
アイシー > (自分の上司―つまりキッチンで一番偉い「シェフ」のメウルは、分量やコツや順番なんて教えてくれなかった。 雑用をしながら技を盗んで、味を盗む。 それが当たり前。 ――その彼女に、漸く認められて、料理の一部を任せられるようになった時は、本当に嬉しかった。 ――― ページを捲る音が響く) …………… 。 ( 此処に乗っているレシピは、詳しいものもあれば、曖昧なものもある。 きっと、このレシピも、「本物」とは一味違うんだと思う。 だって、自分と同じ味を作られるのは、シェフにとっては嫌な事だろうと思うから。 )(それらを目で追いかけて、頭の中で――) ………………。 (  ”こういう形で味を残せるのだな” と、 思った) [Thu 22 Mar 2007 00:45:06]
アイシー > (レシピは 自分で作るものだった。 ) [Thu 22 Mar 2007 00:38:50]
アイシー > (ついてない。 明日も此処に来れるか分からないのに。 貸し出し中のカードと睨み合いを暫く続けて――) ………。  (肩を落とす。) ……仕方ないか。 (せめて、ジャクリンが持っていない分を読んで帰ろうと、次巻に指先を引っ掛けた、時) ………。 (ふと、視線が隣の本棚へ飛んだ。 本の分類が違うんだろう。今、目の前の本棚にある本とはまったく違うジャンルの本が並んでいるのが分かる。 プレートには――生活全般、と。) ………… 。 ( 小説にかけた指先を滑らせて、誘われるように隣の本棚へ歩いた。 左右を見上げたり、見下ろしたりしながら―― やがて「料理」関係の本が並ぶ辺りになると) ……… 。 (自然と―――) ………。 (指が伸びて、適当にページを捲り始めた) [Thu 22 Mar 2007 00:35:29]
アイシー > (”普通の生活”を送っていた頃は―――  今の時間は、夕食も終わり、食器の整理も終わって、下拵えのチェックをしている頃だろうか。 ) 憂鬱な ――( 瞳は連番の並ぶ背表紙を眺め、タイトルを呟きながら、サブタイトルを一つ一つチェックする。 )  薔薇の ―――… (カツン)  勧め  第5……巻 (ブーツの踵がタイルを叩く。 背表紙をなぞっていた指先が、本では無いモノをなぞった。 書かれているのは「貸し出し中」のカードが挟んである。)   ……… え。 嘘。 えー…… [Thu 22 Mar 2007 00:20:42]
アイシー >  気になってたんだよね。この本の最新刊がどうなってるか――ジャクリンが「読んでからじゃないと、駄目」って展開教えてくれないし。 ――読む前に―― ……。(ツェカンを離れ、ヴェイトスにつれてこられたのだから。 )(思えば本を返さずに「あんな事」になってしまったんだな。  背表紙を指先で撫でながら、友人に借りた本と同じタイトルを探した。  それに従い、図書館のさらに奥へ進む事になる) [Thu 22 Mar 2007 00:04:46]
アイシー > (共通語の読み書きは出来る。 簡単な計算も――これはキッチンに立つに辺り、自然に覚えたものだけど。 故郷で一通りならっている。 だから利用案内看板や、案内図を見ながら、本の壁の合間を歩いて目的の場所へ。 古い紙の薫りを吸い込みながら、目指すは――)  ………… 。 (探偵小説の続き物が並ぶ所だ。) ここ  だ。 ( 見慣れたタイトルが並ぶ本棚をみつけて、おもわず両手を合わせた) [Wed 21 Mar 2007 23:57:10]
アイシー > (ヴェイトスに来てから、ずーっとずーっと来たかった場所だった。 ヴェイトス図書館……! ツェカンに居た頃、図書館を覗いてきたという同僚に話を聞いて、色々想像を膨らましていたのだが)  …凄いや。 本当に「本の壁」で、「本の扉」で……本だらけなんだ。 (思わず声が上がる。 司書さんがじろりと此方を見たのに気が付いて、慌てて口を噤む。 ……口元を掌で押さえながら、人目から逃げるように奥の方へと足を進めた) [Wed 21 Mar 2007 23:46:39]
アイシー >    凄い。   (その一言だった) [Wed 21 Mar 2007 23:41:40]
お知らせ > アイシーさんが来ました。 『(目を輝かせた)』 [Wed 21 Mar 2007 23:41:14]
お知らせ > エリーさんが帰りました。 『 足早に図書館を立ち去る―――。 』 [Tue 20 Mar 2007 21:44:36]
お知らせ > 新聞の欄外さんが退室されました。 『( 新聞は再び棚の中で眠りについた。忌まわしい事件の痕跡を抱えながら。 )』 [Tue 20 Mar 2007 21:40:51]
新聞の欄外 > ( 新聞を棚に戻すその寸前に―― しかも隅っこに書かれた小さな欄外にそれを見つけたのはある種奇跡に近いのかもしれない。否、理不尽な死を強いられた子供二人と、それを嘆く子供の両親の想いが通じたのか。或いは細かな情報でも逃さず調べ続けた貴女の努力の賜物か――。 ) [Tue 20 Mar 2007 21:40:17]
エリー > ―――――見つけた…! ( これだ。 ほぼ確実に身体特徴が一致する。 生別の組み合わせ、おおよその年齢、身長、頭髪の色、これだけの要素が一致すればほぼ確定したようなものだ。 居住区5番…スラムや暗黒街からは縁遠い所。 ハズレは無い、あとはこのアウグストという人物を尋ねて遺体の確認をして、少年…ヨハン、ジェシカの素性と失踪前の足取りを追う。 ) ―――――――。 ( 痛ましい腐乱死体を思い出して、少し憂鬱になった。 恐らく親か親族であろうアウグストという人物の心情と、これから見せなければならないもの。 だが、それが仕事だ。 記事を一字一句逃さずメモに書き写し、返却しよう。 ) [Tue 20 Mar 2007 21:34:08]
新聞の欄外 > ( そこに書かれている情報はスペースの問題もあって詳細では無いが、こう書かれている。 「尋ね人―― 人を探しています。1月頃から子供が二人行方不明になっています。身長160cm、15歳で金髪のヨハンという男の子と、身長154cm、14歳で茶髪のジェシカという女の子です。お心当たりのある方は、ホワイティア居住区5番通りのアウグストまでお願いします。有力な情報をお寄せした方には、謝礼をお支払いします。」 …それが文の内容だ。 ) [Tue 20 Mar 2007 21:26:57]
エリー > ( これからどうしよう。 今日の報告を終えて、何処かで遅めの晩御飯でも食べて帰ろうか。 そんな事をぼんやりと考えながらかさばるニュースペーパーを棚に戻そうとした時だった。 ずっと探していた単語が不意に目に入り、しかし広告欄だと気付いて脱力しながら流し読む。 ) ――――尋ね人…こんな所に…! ( 気付かなかった。あまりの莫大な量に後半は正直集中力も途切れがちだったというのもある。 額に手を当てて唸り、気を取り直して灯りの下でそこに注視する。 ) [Tue 20 Mar 2007 21:16:30]
新聞の欄外 > ( それは新聞を棚に戻そうとした時にでも偶然目に止まるだろうか。「海賊船?眠るお宝の噂」や「悪魔の襲撃、その後」と紹介された10月の新聞の、記事とはまた別の場所に書かれた所謂「広告欄」にそれはあった。どこそこの店の求人情報だったり、淫売窟の店のいかがわしい紹介だったり、そんな広告に埋もれるようにして。 「尋ね人―― 人を探しています。」で始まる一文が。 ) [Tue 20 Mar 2007 21:12:09]
お知らせ > 新聞の欄外さんが入室されました。 『ちらりと見える「男の子」「女の子」の文字。』 [Tue 20 Mar 2007 21:03:42]
エリー > ( 10月の記事を過ぎた所で手を止めた。 見落としが無い限り――――それらしい物は見当たらなかったか。 このニュースペーパーに必ずしも全ての事件が記載されているとは思わないが、収穫のなさに小さく溜息を吐いた。 ) ……まぁ、最初から簡単に行くとは思ってないけれど。 ( さて、遅い時間だ。 全てを元の棚に戻して帰ろうか。 ) [Tue 20 Mar 2007 21:02:36]
エリー > ( 素性の知れぬ吸血鬼だが、身なりや言動、行動からしてスラムの貧しい暮らしをしているとは思えないが―――いや、あまり人間の尺で考えると思い込みで捜査を誤る事になりかねない。 可能性は考えておこう。 ) ( 「ヴァリス・ファングレー」の近況調査もまた何度かしなければならない。 ひとつの仕事だけに集中していられるほど暇もない、人員も無い。 直接戦闘が苦手な私のような人員はこういうところで役に立たないと意味が無いだろう。 ) [Tue 20 Mar 2007 20:45:51]
エリー > ―――――…とはいえ。 ( 疲れた目を解しながら椅子の背凭れに背を預け、首を回す。 この地道な作業が必ず何処かで実を結ぶならまだ良い。 ただ、あの無縁仏の少年と少女がスラムや暗黒街の住人だったらかなりお手上げだ。 あの辺りで起きた殺人や失踪事件なら、余程珍しいか話題性のあるものでもない限り記事に載る事は無いだろう。 この方法では手掛かりは掴めないということ。 ) [Tue 20 Mar 2007 20:41:17]
エリー > ( 少年の遺体には微かに吸血痕らしきものが見られた。 吸血鬼が花を添えたと思われる無縁仏に吸血痕、調べない方がどうかしている。 行方を晦ました吸血鬼には手掛かりも多く、そして一般市民に偽装している可能性が高い。 そして世間で言う所の―――「社会に迷惑をかけていない吸血鬼」とかいうカテゴリにも該当しない。 ハンターの職務妨害、暴行、殺人未遂、それから少年の吸血殺害容疑。 ハンター・セレニアが耳にした言葉を聞く限り、温和なタイプとも思えない。 ) [Tue 20 Mar 2007 20:31:59]
エリー > ( 幸いにして律儀な事に、市内で定期的に発行されている質の悪いニュースペーパーも幾らか保存されているようで。 地道な捜査の一環として、ヴァンパイアハンターギルド職員こと私、エリエッタ・嘉村はその一紙一紙の一般事件欄に目を通している。 探し物は行方不明、若しくは死亡事件。 被害者は十代半ばの少年と少女。 できれば一組であるものが望ましい。 今のところ目を引くような記事は見当たらず、ここ1年分の記事のうち三分の一を読破してさっき返却してきた所だ。 今見ているのはその続き、夏頃のもの。 冬に入ってしまったら恐らく探している記事は見つからないだろう。 被害者は3月現在で既に半分白骨化を始めていた。 ) [Tue 20 Mar 2007 20:23:39]
エリー > ( 静かな夜の図書館に微かに紙の擦れる音が響く。 別段目立つでもない普通の市民らしき娘が、並ぶ座席の真ん中辺り少し壁際寄りの席でなにか調べ物をしている。 積み重ねた此処最近のニュースペーパーの、綺麗とは言えない滲んだ細かい文字に目を通しては傍らのメモ帳に何か書き込み、また次の一紙を捲る。 席に着いてから近々40分程度。 単調なその動作は続いていた。 ) [Tue 20 Mar 2007 20:14:42]
お知らせ > エリーさんが入室されました。 『 座席の一角 』 [Tue 20 Mar 2007 20:09:32]
お知らせ > 万緑さんが帰りました。 『(ひょいひょいと歩いてゆく司書さんがひどく頼もしく見えた午後。)』 [Mon 19 Mar 2007 14:26:45]
万緑 > (著者のように、万物に目を向けて旅すれば良かった。 ぐう、と唸る声。…そっと図鑑を閉じる。) 併し、後悔先に立つ しませんネ。コレからですだよ。 …よい せ。 (重い本を抱えて、よろり と席を立つ。危なっかしい足取りで、棚へと返しに向かおう。)     (図鑑はどの辺りにあったっけ。) つ、ついでに、別の…もッ、 (借りたいなあ、ッて、欲張りに。) [Mon 19 Mar 2007 14:10:04]
万緑 > ――…、絵 上手い方。 (感想がポツリと。画家でもやっていけそうだと思えるくらいの精密なスケッチには感嘆の溜息が出る。) 嗚呼。 (自分も流れ流れてこの島に来たクチではあるが、) …道中、もっとしッかり見物するべき でした…。勿体無イ。 (面白いものも一杯転がっていたろうに。) [Mon 19 Mar 2007 14:03:53]
万緑 > (大きな本を机に広げている少年が一人。閲覧室の隅っこで。)    (本は大層分厚かったが、中身は挿絵ばっかりだ。或る研究者による動物図鑑である。) …。 (次のページを繰るまでに随分と掛かる。穴が開くほど見るとはこう云う感じだとばかり。) [Mon 19 Mar 2007 13:50:02]
お知らせ > 万緑さんが入室されました。 [Mon 19 Mar 2007 13:36:56]
お知らせ > 炎涼さんが帰りました。 『直後、足腰が砕けて倒れ込んだ。』 [Sat 17 Mar 2007 00:15:27]
炎涼 > (穢れてしまった。既に引き戻す事が出来ない。悪魔と接触をし、邪道と呼べる領域を踏み込んでしまった。炎と闇の道に身を滅ぼすまで走り出してしまおう。其の先は誰も分からない。だからこそ、見たい、知りたい、確かめたい。) ―――、 (仕様が無いな。)(内心で溜め息を吐き捨てた。欲望と感情を生み出す、精神が無くなれば何もかも解決する。だが、生ける屍に等しい存在だ。大切な者達を護り続ける、信念は果たして忘れず貫き続けられるか。) ―――、試そう。 (大罪が大罪を壊そう。行き過ぎた正義と言う大罪を抱えて、都合が良いように言葉を置き換えているかも知れないが分からない。間違いなのか、実際にしなければ分からない。過程より、結果こそだ。) ――― 、そろそろ、な。 (閉じた本を、幾つか積み重ねた本の上に置いた。一言を呟いて、音を立てないように立ち上がった。足腰がキツかったように、隻腕の手を腰に押さえ付けた。堪えるように顔を下に向ける。) [Sat 17 Mar 2007 00:14:16]
炎涼 > (本を静かにバタンと閉じた。目の行き場を無くした、金の双眸は力を尽きたように何も無い机に見下ろした。ただ、静かに当たり前のように見つめ続ける。) ―――、 ・・・・。 (強大な力を持っている筈の神が何もしてくれず、不条理な世界を維持し続けて傍観する神が憎くて、羨ましい。其れが嫉妬なのだろうか。) (不条理な世界で救えた命と救いたい者達を救い上げられず、力が足らず未熟だった自身を呪い続け、怒り続けた。もっと、もっと、力があれば助けられた。其れは、傲慢に近いけれど憤怒、か?) (皆が望んだ平和の世界を害し続ける存在、命を奪い続ける犯罪者、命を喰らい続ける全ての存在。憎い、平和を喰らってまで生きようとする邪悪な存在が。其れは憤怒であり、憎悪、七つの大罪じゃない。) ―――。 (無情の仮面を維持し続けたが、内心でも何も言えなかった。身体の中に眠り続けているか、半分だけ此方側に漏れかかる状態か。良くない悪しき感情と欲望が抑え続け、其れを利用して暗黒の魔法と言う形で放出をし吐き出している。感情と欲望は幾ら吐き出しても、湧き続ける。) [Sat 17 Mar 2007 00:04:41]
炎涼 > (色欲、七つの大罪の一つだ。大罪の名を持つ事件を起きてから、七つの大罪を調べ上げて、其れが人類の当たり前な罪だと言う。罪は罪でも大罪と言う。) ―――。 (傲慢。嫉妬。憤怒。怠惰。強欲。暴食。色欲。其れが欲望と感情…。)(読み上げた本は、其れとは別の類であり、悪魔や魔族の類を関連する一冊。何処までが本当なのか区別と判断が出来ない。曖昧な表現が多い。対処方法は、聖、に関連する物だそうだ。神も天使も含める。が、興味を示さない。実感が湧かない。) ・・・・・・。 (無情を維持し続け、肩を落として息を吐き捨てた。実際に見て、感じて、確かめた。炎と熱の力を持つ亜人が触れて良いか、はっきり言えば分からない。一般人や市民なら触れてはならない。邪道だ。と言うのかも知れない。実際に聞いた訳じゃない。より、聞けない。) [Fri 16 Mar 2007 23:49:06]
炎涼 > (大体が変わった姿勢より、生気や気合いにやる気など感じるか疑わしい姿勢を続けた。) ―――。 (無情の仮面を被り続けて、卑しい夜を思い出し、教えられた事は何か出来る限り思い出そうとした。其れでも疲労のせいか頭はそう簡単に回させてくれない。読書をしても、気休めになる程度か、小さな切っ掛けや感想を覚えるだけで、表情を崩す様な事でも無い。) ―――。 (読み明かし続けるのは、魔術、魔法、東洋系、等ばかりだ。朱鷺都の出身が其れを学ぶ事は珍しいと言えば珍しい方だ。本来ならば、出身の文化と歴史に耳を向けて知識と技術を得る者達が少なくない。) [Fri 16 Mar 2007 23:32:49]
炎涼 > (眩しい光の朝が時間と共に経て、暗くて深い闇の夜が訪れた頃に、自警団支給された青い制服を身に包まない。何時もに決まって赤毛に合わせた紅い服をした青年がいて、窓際に密着させられた席で机に這い付いていた。精神が強靭であれ肉体が並の並では持つ筈も無い。) ――― 。 (腰が痛い。)(無情の仮面を這い付かせたまま、顔の頬をぺたりと机に置いた。其の侭、隻腕の片手だけで置かれた本を捲って、見易いように本の片側を持ち上げた。) [Fri 16 Mar 2007 23:26:25]
お知らせ > 炎涼さんが来ました。 『机に這い付いた。』 [Fri 16 Mar 2007 23:19:43]
お知らせ > シュクレさんが帰りました。 『( 後は結局、ココくんのお土産話待ち )』 [Thu 15 Mar 2007 22:18:20]
シュクレ > ( フェアリンから来た自分は、あんまりこの島の事に詳しいとはいえない。来てからの事ならともかく、昔むかーしの話は、 ) ( その後もぱらぱらページを捲ってみるけれど )  … ンン、 ( とりあえずわかったのは文化と宗教が違うらしいってことくらいで ) [Thu 15 Mar 2007 22:17:39]
シュクレ > ( ココくんがお出かけしてるから、帰って来た時にちょっとでもお話についていけるようにって思って。日記帳、旅の間に色々書き溜めてくれるって言っていたし、 ) …。 …デモあんまり詳しいコトは書いてないナーァ? ( ふむ。 ) ( ヤーキャ族とかカイギュウ族とかウォセ族とかとはまた違うのだろうか。ネイティブヴェイティアン。公的な略奪行為が行われたため現在人口は二百人以下まで激減、隠里の位置は不明。 ) [Thu 15 Mar 2007 22:10:16]
シュクレ > ( けれど説明書きに「催淫薬」の文字が見えれば先日会ったヘンタイさん向けのお薬なのだろうと。勝手に移り変わる失礼な思考。 いや、滋養強壮としても使われるらしいけれども。 ) …。 トキノミヤコとかアマウラの文化ッテすごいなァ… ( しみじみ。思わず少し眠気だって覚めた心地。イエロティアの方に聞かれたら怒られそうだけど、ホワイティア文化で育った自分にはどうも馴染みがない ) ( ぱらぱら、本を最後まで捲って。閉じれば、傍らに積んでそこから別の本を取り出そう。持ってきた本は、今読んでた本とフォーウンの民話の本と、それから今手に取ったネイティブについて書かれた本 ) [Thu 15 Mar 2007 21:55:53]
シュクレ > ( 開いている本は医学系というか薬学系の。 けれど別に勉強をしているだとか、本の世界に入り込んでいるとかいうワケでもなくて。足音がすればなんとなく顔を上げるし、視界の中で人が動くならつられてそっちに視線が動いてしまったりだとか。 ) …。 ( 開いているページにはイモリだとかいうナマモノが真っ黒になっている図絵。トキノミヤコにある「イモリの黒焼き」とかいうらしい。 ) ( ミカドオニーサンも食べるんだろうかコレ。 ) [Thu 15 Mar 2007 21:43:02]
シュクレ > ( …あれ、「と」が二個ある。 …。 ) ( ともあれ ) …… ( 静かな空間、のんびりと流れる時間。それは眠気を誘い、けれどゆるり文字を追う視線の動きやページを繰る手を止める事はなく。 ただ、それはとてもとても。水滴がしずくとなって滴り落ちるまでのようにゆっくりとしたモノ。 ) ( 左手が、手慰みに。ひざの上に乗せたウサギのぬいぐるみの手をむにもにといじる ) [Thu 15 Mar 2007 21:33:01]
シュクレ > ( 今日はオコサマ用じゃなくって、一般開架の方に。もちろん、読んでいる本も絵本じゃなくって一般書籍。 でも絵本だって面白いし色々学べるととボクは思うよ?特に異国語の本なんかはわかりやすいモノ。 )  … ン。 ( 椅子に背を預け、けれどあまりイイとは言えないゆるっこくだらんとした姿勢で。 ) ( 時折 ぱらり、ページを捲る。 ) [Thu 15 Mar 2007 21:23:23]
シュクレ > ( グレゴリオ暦:15,March,1604 )( ユリウス通日:2306983 トキノミヤコ暦日:15,如月,1604 フォーウン式太陰太陽暦:15,仲春,1604 アララマ暦:13,Shawwal,1012 ラエ暦:13,VeAdar,5364 ダライマ暦:14,翼宿月,1731 ) ( 真実はともかく、おおよそそんなふうに表されるらしい今日のこの日。 ) [Thu 15 Mar 2007 21:15:37]
お知らせ > シュクレさんが来ました。 『( ふぁ。 ) ( 欠伸 )』 [Thu 15 Mar 2007 21:11:34]
お知らせ > アズさんが帰りました。 『そしてまた、パン頭をむしる絵本を読み出す』 [Sun 11 Mar 2007 03:01:12]
アズ > ( 図書館がこんな危険な場所になるなんて…!が、少年は危機的状況だと気づいていない。 )( 「ちっちゃいから」 ) な、なにおーっ!? ( 瞬時に立ち上がる! …でも、やっぱり少年の方が小さかった。さっき向かい合ったから解ってはいたけど…! ) く、くそう…。 ( 悔しげに呟きつつ説明してくれるのに耳を傾け。…怪人。やはり、人外が多い絵本のようだ。 ) ──うん、そうだよね。確かに…。 ( でも、知り合いに見つからないようにこっそり読もう。なんて思った。まだちょっとだけ「子ども向け」が恥ずかしいらしい。…子どものくせに。 ) あ、うん。ありがと。じゃあね。 ( 軽く手を振って、彼を見送った。 ) [Sun 11 Mar 2007 02:59:55]
お知らせ > ソードさんが帰りました。 『尻尾を軽く揺らしながら歩いていった』 [Sun 11 Mar 2007 02:48:44]
ソード > (きっとしれは…貞操の危機。 もう時間も遅いので図書館はほぼ”二人っきり”……後は押し倒すだけという状態か(マテマテ))(年上だったのか、とやや驚きつつ)……い、いや…ほら、ちっちゃいから(フォローのつもりが駄目押し。 視線を本のほうにずらして) 本ごとに色んな怪人出てくるしね〜(こっちだとカビたパンが生えた不幸な怪人、とかそんな風で。絵は子供向けに可愛く分かりやすいがかなりシュールなキャラが多いらしい)やっぱりこういうのは楽しくないと…読む気にならないからさ(読んでみる、という相手に笑顔でいい。 借りれない、という言葉に不思議そうに瞬きするも、家の事情とかか、と勝手に想像して納得。さて、という感じで軽く首を回し)んじゃ僕はそろそろ…自分の読むの探しにいくから(頑張ってね、と言って…自分は料理の本がおいてる方に向かい) [Sun 11 Mar 2007 02:44:20]
アズ > ( いい笑顔に、不安が増した…! 思わずしゃがみこんだまま後ずさろうとするが、背後は本棚でした。背中に感じた本の感触に、たらりと冷や汗が一筋。…いや、まさか…逃げなきゃならないような事態にはならないだろう…。そう考えて、自分落ち着け、と。──ちなみに、この少年微妙に言い間違えました。もう15になってます。背後が名簿変えるのを忘れていただけで※ぶっちゃけた※ が、どちらにせよ外見は変わらないので構わなかったという話。 ) 俺は、それくらいかなって思ってたけど。 …「てっきり」? ( その後に続く言葉は想像がついた。よくあることだけど、やっぱりムスッとしてしまう少年。 ) ──……うん、確かに絵も、話も解りやすい感じはするけど…。 ( やけに獣人や魔法生物が多い…なんて感じたが、口には出さず。本に視線を落としながら。 ) でもなんか、面白いね…これ。 ( ついつい絵ばかり追ってしまって、文章を読み忘れそうになるが、絵が解りやすいから書いてある文章もなんとなく解るような気がした。少年は、顔を上げると。 ) …ありがとう。これ読んでみるよ。…借りれないから、閉館までに読むか、また来ないとなー…。 ( 彼がこの本を出してくれた辺りを見ると、シリーズでズラッと並んでいた。今日だけじゃ無理か。ちなみに、借りれないのは奴隷だから。今も手袋を着けているので、奴隷印は見えないだろうけれど。 ) [Sun 11 Mar 2007 02:34:09]
ソード > (あまりに可愛い反応なのでついつい性欲…もとい食欲が…(ぇ))触るな、といわれると…ね…(にっこりいい笑顔って奴を浮かべた。意外と器用で強い尻尾…服の中で暴れまわるなんて苦でもないのだ。 とか考えてる時に言われた言葉…もう直ぐ15…じゃあ今14?と相手の姿を見て…)…同じ年…だったんだ…てっきり…(2つ位下だと、と言いかけて。 本を見てる相手に頷き)分かりやすいでしょ、ほら、「脳」「内臓」「ミンチ」「バラバラ」とかの単語の説明が絵でされてる感じがして(にこ、と笑顔でその頁を指差して… 確かに辞書みたいな物かもしれない(それ以前に絵本としていいのか、これは、という疑問も出るが) [Sun 11 Mar 2007 02:20:13]
ソード > (あまりに可愛い反応なのでついつい性欲…もとい食欲が…(ぇ))触るな、といわれると…ね…(にっこりいい笑顔って奴を浮かべた。意外と器用で強い尻尾…服の中で暴れまわるなんて苦でもないのだ。 とか考えてる時に言われた言葉…もう直ぐ15…じゃあ今14?と相手の姿を見て…)…同じ年…だったんだ…てっきり…(2つ位下だと、と言いかけて。 本を見てる相手に頷き)分かりやすいでしょ、ほら、「脳」「内臓」「ミンチ」「バラバラ」とかの単語の説明が絵でされてる感じがして(にこ、と笑顔でその頁を指差して… 確かに辞書みたいな物かもしれない(それ以前に絵本としていいのか、これは、という疑問も出るが) [Sun 11 Mar 2007 02:20:13]
アズ > ( なるほど、「食べられる」と感じたわけですね!(待て) ) う…まあ……。 ( 弱点を自分でバラしてしまったことに今更気づいたが、もう遅い。 ) だから、あんま触んなよ? ( 顔見てから、そう言った。視界の端でゆらゆら揺れている尻尾に、微妙に不安覚えたが。首と耳さえガードすれば…!なんて考えている。背中は、まあ…服があるから大丈夫か。 ) そうかな。でも、もう15になるのに…。 ( 俺の気にしすぎなのかなあ。と呟く。──そういえば、15歳になったんだった。外見は相変わらず、ちょっと幼くに見られそうな感じだろうけれど。 ) ──…なにこれ。変な頭。 ( 差し出された絵本を受け取る。表紙を見た第一声がそれ。※酷い ) ……へえー…。 ( そのまま、本を開いてページをめくりだす。「うわっ、頭食わせてる!脳がっ!」なんて言いながら。 ) [Sun 11 Mar 2007 02:14:05]
ソード > (きっと危険な物と感じたのは僕の持つ”野生”的なものだろうっ!とか実は豹の獣人である少年,思ったり)(睨みつけてきていた目が…こう…劣情をそそられるような目になって、可愛く鳴いたりすると色々危険なわけで)…首……ほんとに弱いんだ…(しゃがみ込んだ相手の首元をジーッと見つつ呟いて…反撃されたらまた首筋撫でようとかという感じに尻尾はゆらゆら揺れ)別に…気にしないでもいい気がするけどね…変に難しいの取っても読めないのならさ?(そう言いながらそこらにあった1冊の絵本を手に取る… パンで出来た顔を持つ怪人が幼児に自らを食わせようと街を飛びまわるややホラーの混じった絵本…懐かしい、と一瞬微笑みつつ)これとか、動作をちゃんと書いてるから勉強にはいいよ?(としゃがんだ相手に差出) [Sun 11 Mar 2007 02:01:37]
アズ > ( 何か怪しい笑顔が見えた気が…!本気で魔物とは思っていないが、別の意味で危険かもと感じたのは果たして気のせいだろうか。そして、あんまりくすぐられると、背筋がゾクゾクして手に力が入らなくなって。睨む目も、長くは続かず次第にぼんやりしたものに。 ) ……うん…くすぐったいの、だめ…だから。ちょ、ホント…! ( 上手く外せねええええ。と焦っていたら、首の後ろという敏感な部分をくすぐられた。 ) ひゃうっ! ( 思わず、右手で首の後ろ押さえてしゃがみこんだ。はーはーと息をついた後、見上げて。 ) くっそ、首弱いのに…! 尻尾め…! ( 言うと、尻尾を恨めしげに見た。 ) はあ。まあ…ね。俺もそう思って探してたんだ。でもさ、あんまり赤ちゃんが読むみたいのだと恥ずかしいし。 ( しゃがんだままそう言おうか。 ) [Sun 11 Mar 2007 01:55:17]
ソード > (間違えなんだが、いくらかは正解っぽい気もする勘違い…不気味な蝋燭立て…そのうちアレが流行る日もあるかもねぇ…とか思っている獣人で) [Sun 11 Mar 2007 01:40:19]
ソード > (魔物の手先といわれると少し邪悪な笑み(の本人はつもり)を浮かべて…さわさわと首を尻尾で擽りながら)ふふふ……気が疲れてしまったようだね…(にやり、という感じに、此方を睨む相手を笑顔で見返して。 余り本気で絞めてないので、くすぐったいのに我慢できたら外すのは簡単で…)…ま、最初はその方がわかりやすいよ、言葉の意味も絵で理解できるし(尻尾は首の後ろ辺りを擽った後、少年を解放して) [Sun 11 Mar 2007 01:38:04]
アズ > ( もちろん、不気味なのは骸骨風の蝋燭立てのこと。そして、少年に間違ったミサの知識が着きました。まる。 ) [Sun 11 Mar 2007 01:36:35]
アズ > ──なんでそんな不気味なんだよ…! もしかしてお前、魔物の手先…うひぁっ。 ( 首をフワフワの尻尾がくるんと撫ぜながら巻きついて、ゾクッとした。 ) ちょ…離せ、くすぐったいっ…! ( ゾワゾワする、ゾワゾワ! 耐えながらも、10cmほど目線が上にある相手の顔睨みつけて。無理矢理引き剥がせたらと思うけど、尻尾や耳って下手に掴むと痛いんじゃなかったか確か。──とりあえず、首と尻尾の間に手を入れようと。そうしたら掴まずに外せそうな気がして。 ) ──そうだよ。絵があると解りやすいからっ。 ( 尻尾を外そうと苦心している間にそう言う。 ) [Sun 11 Mar 2007 01:34:06]
ソード > (ゴー!とか此方の背後も叫んだ。そういえば時間もある…とか色々)うん、骸骨風の蝋燭たてとか〜(悩んでる相手に追い討ちしたりで。 短いけどふさふさ柔らかな尻尾の毛はいい具合だけど口に入れば流石になので、それは直ぐに下に…相手の首元にくるんっと巻き付かせたりしてみて) …よくわかんないけど……悪魔を呼んで一緒に楽しむ…のがミサらしい、よ?(此方も間違えた知識で答えているので混乱は更に進むかも)(謝る相手…此方もすまなく感じて)…い、いや…ごめん。うん、読めない人のが…多いもんね…(そいえば家の同居人も読めないって言ってたし、とか呟いてフォローしてみて…)じゃ、勉強用に…絵本…を…(確かに分かりやすいかな、と納得して) [Sun 11 Mar 2007 01:19:37]
アズ > ( 少年の意志はともかくも、背後はヘイ、カマン!と呟いた(←何) ) へ、へー……お、面白い…面白い…。 ( 「悪魔=魔物=怪物」程度の認識しかない少年には理解し難いらしい。眉根寄せて唸り、悩んだ。 ) ──もがっ!? ( なんかフサッとしたものが口に! ) ちょ、毛が!毛が口に入るっ。 ( 小さい声で話すからっ。と、尻尾押しのけようとしながら喋る。──が、話の続きを聞いて口をポカンと。 ) …………。……。 …え、エッチなことするのに、なんで悪魔が要るんだよ。 ( 知力2を総動員して考えた。が、またもや理解不能だったらしく。そして「絵本描くの?」と来れば、しばし悩んで。 ) ──…いや、ごめん。読み書きがあんまできないから…です。 ( ちょっと肩を落として正直にそう言った。ここで見栄はっても苦しくなるだけだよな…。うん。 ) [Sun 11 Mar 2007 01:08:18]
ソード > (そんなに弱点を言ってしまうと此処が第2の黒ミサの場になるかもしれない、ソードXアズなどで(マテ)) よくわかんないけど面白い場所だったよ。(怪しげな魔法陣とかお香があって、と笑顔)シー…頭、割られちゃうよ…(あの分厚い本を持った司書さんに、と思わず声を上げてしまったらしい相手の口を慌てて尻尾で塞ごうとして)……んー…よく分かんないけど…色々…えっちしたりする…為?(首かしげ。 尻尾が蛇…顔も人じゃなかった、アレは怖かったな、と思い出すと冷たい汗がでて)勉強………あ、ああ…絵本、描いてみたい、とか?(そういう仕事もあるしね、と少し納得顔) [Sun 11 Mar 2007 00:55:48]
アズ > ( 耳が弱い人は確かに多そうだ…。ちなみにこの少年は、首筋も背中も弱点だったり。これも、割と多い弱点かもしれない。 ) ミサ…。 ( 聞いたことあるようなないよーな。主人がパプテスじゃないからか、ミサもあまり知らない。「悪魔きたよ」 ) って、まじでー!? ( 思わず大きめの声が出てしまい、ハッと口を塞ぐ。ここは図書館、図書館…自分に注意しつつ。 ) …な、なんでそんな怖いことしてんの…。尻尾が蛇。うわあ。 ( 尻尾って可愛らしいものだろう普通。それが蛇! 単体でなら見てて楽しいが、尻尾が蛇となると楽しくない。怖い。と少年は思った。 ) …ん? ( 相手の視線を追って。 ) あ、ああ…う、うん。ちょ、ちょっと勉強を……。 ( 口ごもるが、適当な嘘が思いつかず。絵本で勉強…理由を察してもらえるかどうか。 ) [Sun 11 Mar 2007 00:49:01]
ソード > (耳が弱いのは種族を超えて共通かもしれないなぁ、と自分も耳が苦手な少年、思いながら…黒ミサという言葉に心当たりが無い相手に軽く首を振って)んー…よくわかんないけど、黒いミサで…ああ、悪魔きたよ、凄い怖くてでっかいの(尻尾が蛇だった、とか大雑把な説明してみたり。 そんなことをいいつつ相手が見上げていた本棚を見て…)絵本…?(歳ごろにしてはちょっと対象年齢が・・・とか思った) [Sun 11 Mar 2007 00:38:24]
アズ > ( 耳元に「ふっ」とか反則だ。「ぞわっ」と来た耳をさすりながら── 「黒ミサ」と聞くと、少年は不思議そうな顔をした。 ) ……くろ…みさ? ──って悪魔!? なんで呼ぶのさ。本当に来たら大変だよ! ( 夏にあった、魔界の門が開いたやら悪魔の襲撃だとかの噂を思い出して、アワアワしながら否定。パプテスにも悪魔崇拝にも無知な少年は、意味をよく解せなかったらしい。 ) [Sun 11 Mar 2007 00:28:25]
ソード > (きっとオレンジを使ったプレイを楽しむ黒ミサなのである、色々染みて気持ちいいとか)(背後に寄ってみるとそれは呪文というよりも本の題名を読んでるように聞こえてきて)こんばんは。(耳元にふっとしながら挨拶した獣人は相手の驚き具合にちょっと嬉しそうに笑顔で)ううん、なんか呪文みたいに唱えていたから、黒ミサの人かな、とかおもっちゃって…(念のため、悪魔を呼んでないよね?と笑いながら確認して) [Sun 11 Mar 2007 00:21:07]
アズ > ( いいサイレージはオレンジの香り…と唱えながら草を踏みしめる作業ほどは(?)黒ミサっぽくないだろうが、ぶ〜つぶ〜つ呟きながら背表紙を横になぞっていく少年の様子は、ちょっと異様だったかもしれない。ろくに読めもしないのに…いや、読めないからこそ? 背表紙のタイトルの文字に集中していた少年は、背後に近づかれたことに気づかず。耳元で挨拶をささやかれると──。 ) うおわっ!? ( びくっと振り返った。一瞬、司書さんか誰かが何か注意しようと声をかけたのかと思ったが、ささやかれたのが「挨拶」だったのと、何より相手の容姿から、注意などではないとすぐに気づいてホッとして。 ) あ…こんばんは。な、なに? ( この辺りの本を取りたいのかも、と思い、本棚から僅かに身を離そう。 ) [Sun 11 Mar 2007 00:15:11]
ソード > (昨日はお酒を飲んでさっくり寝てしまった獣人。黒い耳と尻尾をふさふさしつつ図書館の中を歩いていて…向かう先は専門書コーナー…と前方から怪しげな呪文が聞こえた)…まさか…ここでも黒ミサ…?(ごくり、と息を呑みつつ…足音を立てないようにしながら呪術師(のように呪文を唱える)な少年の背後に接近してみようと…接近できたらそっと耳元に挨拶をささやかこうか) [Sun 11 Mar 2007 00:04:15]
お知らせ > ソードさんが来ました。 『ぽてぽて歩いてきた』 [Sat 10 Mar 2007 23:59:13]
アズ > ( 以前頼んだ時から、アーシュラにちょっとずつ教えてもらってはいるが、少年の物覚えはあまり良くなかった。それに、文字を覚えるよりも、鍛錬所でナイフを投げている方が楽しいのだ。どっちも大事なことだとは頭では解っているが…やはり、あまり勉学向きではないのだろう。この少年。テーブルを離れると、児童書の棚の方へ向かった。 ) ……なんか、楽しいの。ないかな…。 ( さっきまで読んでいた本を元の場所へ戻すと、次に読む本を探し出す。 ) ──本当に、「絵本」は…なんか子ども向けみたいでカッコ悪いし。 ( ※実際子どもだろう、とか。絵本バカにすんな。なんて声が聞こえてきそうな※ ) 面白いの〜。面白くて簡単なの〜。 ( 呪文のように呟きながら、背表紙をなぞっては本を出したり、戻したり。 ) [Sat 10 Mar 2007 23:49:06]
アズ > ( 全館開架になるのは明日らしいが、あまり図書館に来ない少年は、図書館の状態がいつもと少し違うことにすら気づかず。ブツブツと…小さく声に出しながら読んでいた。──本当は、小さな声でも音読はよくないだろう。まだ咎められていないのは、恐らく運。 ) ……ダメだ。やっぱり、絵がついてないと……。 ( ちょっと、見栄を張って絵がついていない本を選んだのが間違いだった。ここは素直に、絵本を探しに行こう…。たった今まで読んでいた本を持ち、立ち上がった。 ) [Sat 10 Mar 2007 23:39:17]
アズ > ( で、目の前に広げた本を睨んでいる。じりじり。そんな感じの視線で。 ) ……そして、ひめは、…に、……なんやら、されて。…に、帰ったのでした? ( どうやら、児童書を読んでいるらしく。ちょっとでも難しい単語や言い回しになると読めないので、物語の内容がほとんどつかめない。多分、話の流れからして、姫が騎士か勇者か何かに助けられて国、家?に帰った──辺りが妥当だとおもうのだけれど。自信なし。 ) [Sat 10 Mar 2007 23:25:41]
お知らせ > アズさんが入室されました。 『(しかめっつら)』 [Sat 10 Mar 2007 23:21:05]
お知らせ > アヤさんが帰りました。 『 それでは、 ( 失礼しますとカウンターに戻る。いつも通りの仕事風景 ) 』 [Sat 10 Mar 2007 20:42:18]
アヤ > あぁ、はい。 その本でしたらこちらの方に。 ( 向かう方向へ軽く手のひらを向け。どうぞ、と案内する。けして急ぐでもなく、目的の書架に辿り着けば視線を動かして本を見つけ。此方です、と手で示そうか ) 私も好きなんですよ、その本。 ( 微笑んで、何気なく話しかける。仕事は大事だけれどただ事務的なだけじゃなくて利用者の方との繋がりも大切だから ) どうぞ、他の本もみていってあげてくださいね。 [Sat 10 Mar 2007 20:41:20]
アヤ > ( なんとなく、気持ちも切り替わるような心地。同僚だけじゃなく、他の人にも見られているかもしれないという意識。 もう三年も勤めているっていうのに、それでもなんだか緊張してふ、とこっそり息をついた。 ) ( 奥の方ではまだまだ入庫作業が行われているけれど己は今は入り口近くのカウンターへ。 向かい、ながら )  …、 …なにかお探しですか? ( ふと、その様な動作を繰り返す利用者さんを見つければ己から声をかけよう ) [Sat 10 Mar 2007 20:27:15]
アヤ > ザッハトルテ先生は、顔に怪我をなさったって聞いたけど…、 ( 大丈夫かなって、軽く首を傾げる。少し緩い動作になりかけた手を、意識して動かし。例の絵本の対応をしてくださったらしい。今年は猫が出てきちゃったとかで、引っ掻き傷。 それなのにわざわざ菓子折りまで。有難く休憩の時間に職員皆でいただいたけれど。 ) … ( 後は、例のお友達との仲も大丈夫かなって。まさか図書館にその人が訪ねてきたとは知らぬ話。手が出ちゃうのは、照れ隠しなのかしら。 ) …さて、 ( 小さく呟いて。自分の担当は終了したから、一般業務に戻ろうと。閉鎖の書架から開架の書架へと足を進める。利用客のいる方へ。 ) [Sat 10 Mar 2007 20:12:09]
アヤ > ( 新しい本が開架の書架に入れられないと困るから、整架のついでに書庫に収める本の選別も。カートの上に、書庫入れする本を重ねていく。 まだ、利用者に貸し出されたままの本だってあるのだからぎゅうぎゅうに詰めてしまうわけにはいかない。 ) まぁでも、お手伝いのひとたちがいてくれたから随分はかどったかな。 ( 小さく、笑う。動く本とか、スライムだとか。お話を集める題名のない物語集に、お話を提供してくれたっていう人もいるらしい。どんなオハナシなんだろう、仕事が終わったら読んでみようか。 ) [Sat 10 Mar 2007 20:02:03]
アヤ > ( 暴発しました入室発言。 ともあれ ) お、終わるかな… ( 書架を前にして、はふりと息をつく。明日の開架を前に、曝書で閉鎖されていた区域の書架を延々と整架作業。 自分の担当区域はあと一息で終わるけれども、終わるかどうかというのは全体の話。 ) [Sat 10 Mar 2007 19:52:23]
お知らせ > アヤさんが入室されました。 『  』 [Sat 10 Mar 2007 19:44:37]
お知らせ > 職員さんが退室されました。 『(曝書は本日中に終了。明日には開架される)』 [Sat 10 Mar 2007 16:50:33]
職員 > では、私はこれを貼り付けてくるとしよう。 (書類を手に立ち上がり) [Sat 10 Mar 2007 16:49:07]
職員 > (このような事が起こるから、過去に依頼を請けた事がある、つまり図書館の仕事に幾らか慣れた者をと制限をつけたのだ) 他の方々もお前が対処するよりはよほどしっかり対応してくれたんじゃないか? (同僚を揶揄し)(無論、そのような現象だけでなく一般客への対応も然り) [Sat 10 Mar 2007 16:45:00]
職員 > いや、今回も予想通り色々あったようだが… (移動する本、書棚の奥から飛び出したスライム、絵本から抜け出した猫、語りをねだる本) (その他、職員の方でも似たような報告が来ている) お手伝いの方々もよく対応してくれたよ、例の訳者先生に至っては傷までつけられてしまって申し訳なかったな [Sat 10 Mar 2007 16:41:37]
職員 > 一般業務の合間にやっても問題はないだろう。暫く閉鎖されていた分、明日はこの区画の利用者は多いだろうしな (同僚へ語りかけながら男も書類を書き) ん?あぁ、これはほらお手伝いの依頼と、利用者に掲示するものだよ。 (曝書の終了を示す物) [Sat 10 Mar 2007 16:35:13]
職員 > 少々問題もあったが、なんとか曝書の区画も明日には利用者の方々に開架できそうだな (やれやれと、吐息零し) まぁ、裏方ではまだ幾つか仕事が残っているが… (書類の書き換えや入庫処理等) [Sat 10 Mar 2007 16:31:33]
お知らせ > 職員さんが入室されました。 『さて』 [Sat 10 Mar 2007 16:28:23]
お知らせ > ストレイ@バイトBさんが退室されました。 『( 星のきらめきは、きっと 心の中に灯るひかりのこと。 そんな、不思議な最終日。 )』 [Sat 10 Mar 2007 00:28:56]
ストレイ@バイトB > …… 後で、他のお話も読ませて頂きます、よー。 ( ストン。題字の無い『物語集』を、書架に戻して。 いつかの約束を語るように そっと、口にしたら。 )   … よし。 もうひとがんばり、です、よー。 ( 作業の続き。 ちょっと、気合が入った気がするから。はかどると思うのだ。 … 多分。きっと。 ) [Sat 10 Mar 2007 00:28:16]
ストレイ@バイトB > 続きがあったのかもー…ですけど。最後まで聞けた事が無いのです、よー。 ( ちいさな頃の寝物語。どこかに伝わる子守唄。 緩々と穏やかに変わる響きに、照れ臭そうに。 )  …はいー。 あんまり上手くお話は出来なかったです、がー。 …… 何か、いつか読まれるかもと想うと、照れます、ねー。 ( 物語。 物語を集めるかたちに記された、空のおはなし。 優しいと受け止める、そのかたちの方が、きっと優しいのだろう。 よろこびもかなしみも、すべて受け止める物語という形が、あるいは。  …沈黙の戻る世界は、正常で。 ほんの少しさびしいなんて、おかしな話、だけど。 )  … はい。 おやすみなさ、いー? ( 今は、物言わぬ書物に。ひとつ、お辞儀して。 ) [Sat 10 Mar 2007 00:25:50]
お知らせ > さんが退室されました。 『(星が一つ、キラキラとどこかで輝いていた)』 [Sat 10 Mar 2007 00:21:39]
> 優しい話を、どうも有難う―― (それきり、本は眠りについたかのように何も言わず) [Sat 10 Mar 2007 00:21:25]
> うむ、うむ――― (相槌を打つ声は。感想を漏らす声は次第に、次第に。ゆっくり、ゆるり。親の紡ぐ寝物語、聞きながら眠りにつく子の如く) 成程、だからやさしいのだなぁ…… (何が、とは。本は紡がなかった。もしかしたらそれは複数であり、もしかしたらそれは語りの内容だけでなく貴女の声や貴女自身をも含む、今宵本の触れたもの全てかもしれない) いや、いや…有難う、おじょうさん。私の話がまた一つ増えたよ。 (本は、革の表紙にも背表紙にも裏表紙にも題名はないけれど。表紙を捲り、遊び紙を捲った其の先にはしかりと『物語集』と題名の記されている。)(そして今宵また一つ、物語は編まれ真白いページが文字で埋まった) [Sat 10 Mar 2007 00:19:12]
ストレイ@バイトB > … ぎんいろは、ちょっとわらって。 「でも、これはわたしの力だけじゃないのですよ。だから、ひとりで王様になるのなんて、御免です。」  ―― だから。 明けには明星 真昼に太陽 そして、夜には鏡の月が。  今でも、くるくる巡り巡って、空を順番に 仲良く照らしているんだと か。    … そんな? ( 何処か半端な、結末の緩いお話。 それでも、結構長くはなるもので。 ぷはー。 息継ぎ。 ) [Sat 10 Mar 2007 00:12:14]
ストレイ@バイトB > ( この世に在るちからを感じるのが専門では無いから、それは何処か朧な気配。 言葉という形で紡がれる『物語』が、編まれていく様は、今 この手の中。 ぱらぱら、記憶手繰りの最中に捲るページに綴られる文字が、少し照れ臭くて。 こくこく、頷きながら続く言。 )  ちいさなちいさなぎんいろは、それだけでは ちっぽけで無力で。 王様になれる きんいろたちの前では、霞んで消えてしまいそう。 ちいさな声は届かないから、考えて、考えて――  地上で、祈るものたちが捧げものにしていた、とあるものを思い出して …それに、「為る」 事にしました。  そして、日が巡り、次の「朝」  明けのきんいろが、まずそれに気付きました。 それは、夜にある筈の無い、きんいろ。  そして、まひるのきんいろも、やがて気付きました。 それは、これまで夜が知らなかった、  そう。 それは、まるで自分のひかり、でした。 慌てて ずっと離れていた空の世界に飛び出せば、そこには。 明けのきんいろより、やわらかくつよく。 まひるのきんいろより、つめたくひかる  それでも、それは きんいろの、ひかり。 比べれば細いひかりでも、それすら喪っていた地上は、大喜びで。  だから、ふたつのきんいろはびっくりして、尋ねました。 「あなたは一体、誰ですか。私たちが照らせない夜を照らすあなたは。」  そして、そのきんいろは、こたえました。 「わたしは、ちっぽけな、自分では輝けない ひかりです。 これは、あなたの。あなたたちのひかり、なのですよ。」  … ちいさなぎんいろは、自分の身体を一生懸命磨いて磨いて。とてもとても薄くなって、 そう。 地上の、「鏡」のようになって、きんいろのひかりを、空から地上に反射していたのです。  ―― それを見て、役目も忘れていた きんいろたちは、恥らって。 王様の役目を、そのかがみの星に渡そうと、したのです が 。 [Sat 10 Mar 2007 00:10:14]
> (貴女が魔力の感知が出来るというのならば感じるだろう、今正に貴女が手にした本に宿る魔力を、その動きを)(本は貴女の語りを、言葉の力を吸収せん) ほう、ほう。金は自己主張が強いのだなぁ… (金の色。二つとも。今宵は、残念ながら意地悪な曇が幕を引いてしまって銀の色を暗闇に見ることは出来ぬけれど)(貴女がもし、本を開いたなら。開いて、ページの後ろの方。まだ白いページを見やったなら、其処に貴女が言葉を綴る毎、文字も綴られてゆく様が見えるだろう) [Fri 9 Mar 2007 23:54:19]
ストレイ@バイトB > …… あは。 ( 拙い語りだから、其処は本職 …本職? であるところの、書物の『物語』にして貰えれば、幸いといった所。 ちいさな笑みを挟んで、回想じみた間を挟む物語の続き。 )  お話は平行線。 明けのきんいろと、まひるのきんいろは、どっちが王様になるかで譲らずに。 ずっとずっと空のひとつにいたものですから、他の場所にはふたつのきんいろが届かずに。 空は真っ暗、ぎんいろが照らそうとしても、それだけじゃ 夜明けの指針も まひるの空にも足りなくて。 こまったことに、地上の世界はまっくらになってしまいました。 ―― けもの も、ひとも 大弱り。 水は濁り、大地は枯れて。 ひかりが無ければ、あさもよるも分からない。 空に上ろうとかけた梯子は、長さが足りず。 仕方ないので、皆で空に向かって助けを呼んだのです ――  … 応えようとしたのは、ぎんいろのひとつ。 とてもちいさな、ひかりでした。 「お困りのひとたち。あまねくすべて。 わたしが、力になりましょう。」 ( 長くは無いお話。 終わりまで語る為に、軽く深呼吸。 ) [Fri 9 Mar 2007 23:46:11]
> (美しくも愛らしい物語に貴女の声と語りの口調は良く似合う。むしろ、貴女の語りの調子在ってこその、この物語の雰囲気であるとも言えてしまう程。) …ふむ、ふむ。成程、その三つが先程の。 (一拍の間に穏やかな感想) やれ、お主の声ごと『残せない』のは少々惜しいな (笑うように微かに揺れる。本) [Fri 9 Mar 2007 23:28:08]
ストレイ@バイトB > ( こんな風に、昔語りをした経験なんて、殆ど無いものだから、語る口上そのものは、何処かたどたどしいけれど。 膝の上、先を待つちいさな声に応えるように、言葉は緩々流れ出す。 )  遥かの遠く、空の国。数多の星々が住まう場所。ちいさなちいさなひかりから、焼けるほどに眩しいひかりまでが、溢れる場所で。王様を決めようというお話が持ち上がったときのこと。 集まったのは、みっつのひかり。 ちいさな、けれど眩しいきんいろは言いました。「朝の最初と夜の最後を飾る私こそが、空を統べるに相応しいでしょう。」 おおきな、あふれるきんいろは言いました。「恵みをもたらし、真昼を照らす私こそが、空を統べるに相応しいでしょう。」 おだやかなぎんいろは、まだ黙したまま。 二つの主張を聞いて、言いました。 ( … こほん。息継ぎ。 一拍。 ) [Fri 9 Mar 2007 23:18:30]
> (本は閉じられているのか、開かれているのか。どちらにしろ、今はしかりと貴女の膝の上。大人しく語りを待ち) ほう、ほう。出だしからして美しいな。 (話の邪魔にならないように、声は独り言めいて密やかな)(時々そわそわ揺れて、その先を待つ) [Fri 9 Mar 2007 22:58:11]
ストレイ@バイトB > それじゃ、色々と半端なお話なんです、けど。 むかーし、わたしが聞いたの、をー。 ( 今度はちゃんと持っているから、落としたりはしない。びっくりしたりしなければ、早々は落とさない。落とさない、筈。 年月を経た書物は、沈黙と共にあれば歳月を想う指針にもなるんだろうに、その仕草?が何だか可笑しくて、微笑ましくて。思わず、ほころんでしまう唇は 口元覆う布の下。 ) …お、落としませんです、よー。 でも、一応保険保険。 ( こっそり、カートの陰に隠れるように、床の上に座り込む。膝の上に本を乗せて、準備完了。 ) むかしむかしー  朝に明星 真昼に太陽 夜には星の輝く空を抱いた 何処にでもある、今は知らない何処かでのことー。 ( 思い出しながらの語りは緩く、語り部のように流暢とは言えない。ほんの少し潜めた声は、今は たったひとりに向ける為の。 ) [Fri 9 Mar 2007 22:52:23]
> いや、どんな話でも構わない。うむ、うむ。勿論だ、内緒にしてやろう (どうやら語りが聞けるようだと、本は少しぱたぱたと表紙を、ページを動かして。まるで話の前、口の開かれる間をソワソワと待つ子どもの如く内緒だと約束する声も少々弾んだもの) 話の最中に落とすなよ。しっかり持っていてくれ [Fri 9 Mar 2007 22:36:22]
ストレイ@バイトB > ( 指先に感じるのは、少し古びた革の手触り。歳月が織り成した証、馴染む感覚。 数多の人の手を経て来たのであろう革に記された題字は無く、リストとの照合も少し難しそう。 ふむ、と困ったように零れた音が、少し疑問の響きを帯びて。 ) ものがたり。 ( 鸚鵡返しの一言と、きょとんとした眼差し。 ) んー…余り面白いお話とか知らないです、が。 ( 物語。ことのはつむぎの結果として在る存在に、お話を所望されるおかしな感覚は、何処かくすぐったい。 緩く小首傾げたら ) それでも宜しければ、お詫びがてら、にー。 …落としたの、内緒です、よー? ( しー、と指先口元に当てて、辺り憚るように。 少し眉寄せるのは、自分の中にある物語を思い出そうとするためか。 ) [Fri 9 Mar 2007 22:31:09]
> (背表紙も表紙も、触れてみても革の乾いた感触がするだけであろう。題名が刻印されているわけでも、記されているわけでもなくただの革。かわりに) うむ。私は物語集だ。…おおそうだお主、もし時間があるのなら私に一つ、何でもいい。話を聞かせてくれ。いつもは私が皆に物語を提供する方なのでな。偶には私も物語に触れてみたいものだ。如何かな、それで落とされた事は忘れてやろう [Fri 9 Mar 2007 22:20:51]
ストレイ@バイトB > …結構、神秘に満ちているのですよ、図書館…… ( ぱたぱた。慎重な手付きで埃を払いながら、呟きは神妙に。喉、ごくり。 ヴェイトス図書館、侮りがたし。 ) ……うう。申し訳ありませんでした、です、よー。 ( 二回言われた! 今度は落とさないよう、両手でしっかりと保持した本に向けて、ぺこぺこ頭下げて謝るの図。 傍から見たら結構おかしな構図かもしれない。 当人だけは真剣なのだけれど。多分。 )  …… で。 ( 恐る恐る顔、上げて。 )  本の方は、何の本でしょー… ( 魔道書の類か何かと思って、ひょい、と覗き込み。 背表紙か表紙の題字を確認してみようと。 ) [Fri 9 Mar 2007 22:12:11]
> そうか?別に私だけではないと思うがな。 (喋る本。拾い上げられ、埃を払われればその間は大人しく) うむ。傷は付かなかったが痛かった。…痛かった。 (二回言ったよこの本。) [Fri 9 Mar 2007 22:01:45]
ストレイ@バイトB > ( 本を保持しようとした、中途半端な手の形の侭、あちゃー みたいな顔で、ぎこちなく視線を床に落とす。 …痛みを堪える本という、レアな光景を目に焼き付けた。 汗が、三角巾の下で一筋、たらり。 )  ご、ごめんなさ、いー! 書物の方に喋られるのは、ちょっとばかり予想外だったのです、よーっ ( 風も無いのにはためくページに目を丸くしながら、しゃがみこみ。 恐る恐る本を床から拾い上げ。 恐々と表紙の埃を払いながら、改めてしげしげと見詰め。 ) や。お怪我はありません、かー。 ( へんな尋ね方。 ) [Fri 9 Mar 2007 21:55:13]
> あ。 (どっ)(ばささっ)   ――――― (本は開かれた状態で床で小刻みに震えているだろう。まるで痛みを耐えるかのごとく) っなにをするかー!!更に傷めてどうする…! (ばさばさ)(ページをはためかせながら) [Fri 9 Mar 2007 21:51:00]
ストレイ@バイトB > あ。 ( つるっ。 ) [Fri 9 Mar 2007 21:45:59]
ストレイ@バイトB > うわっ、すみませんごめんなさいしゃべってるー!? ( 謝罪と動揺と驚愕の混合物が、その侭声になって唇から駄々漏れた。 人影はなし、他に気配もきっとなし。 声は確かに手の中、その書物からで。 しかも、手応えすらあるのだから多分現実。 書架作業の単調さで、うっかり私が寝て無い限り。 こんな現実逃避入り乱れの思考が多分、一瞬かつ数秒。 ) あわわ、あ、暴れたらだめです、よーっ! ( そも、そんなに手先が器用な方でも無し、手の中でぴこぴこされたら、保持するのも大変。 取り合えず、がしっと握って安定させてみようと試みる。 ) ( 秒数判定。 下一桁が奇数ならセーフ。偶数ならアウトー。 ) [Fri 9 Mar 2007 21:45:54]
> 違う、何処を向いて――おおようやく気づいt ああっ!?こらやめろなにをする落とすんじゃないぞちゃんと私を持て!! (偉そうに響く声。何処から、といえば本から。それ以上の特定は出来ないだろう。しかし落とすなと言う癖に喋れば本は焦ったように手の中で跳ねるものだから)  [Fri 9 Mar 2007 21:41:49]
ストレイ@バイトB > ……… はいっ!? ( 思わず視線が跳ね上がって、手元では無く周囲を見渡した。 誰かに怒られたのかと思ってきょろきょろ。 …人影なし。 ) それは、分かってるのです、よー。 ほら、乱暴な扱いで傷んだのは別ですけど、擦り切れてく感じとかはむしろ――― ( この辺りで、声の元に気付いた模様。 ぎぎぃっ 油の切れた機構仕掛けのような仕草で視線が手元に、落ちて。 ) うわった、たたた! ( 思わず、手の中で本のお手玉、わたわた。 ) [Fri 9 Mar 2007 21:36:11]
> 私はこれでも現役バリバリなんだぞ…! (喋ったりもするさ、ヴェイトスの本だもの) 傷んでるって事はそれだけ読まれているという事なんだよ、傷はむしろ本の勲章だ! (貴女の手の中でがなるように本は軽く震えているだろう) [Fri 9 Mar 2007 21:33:08]
お知らせ > さんが入室されました。 『傷んでるとは失礼な!』 [Fri 9 Mar 2007 21:29:12]
ストレイ@バイトB > ( 少し半端に本の詰まった書架前到着。 司書の方から預かったリストと書架の中身を照合しながら、本を入れ替えていく。 ) えと、これは内部移送で、……で、代わりにこれを入れて、と。 ( 何をどう移し変えたのかも、随時チェック。 後々、利用者の方から所在を尋ねられた時に答え易くする為だとか。後は整理整頓の意味も込めて。 普段、何気無く利用しているシステムの裏を知るのは、少し楽しい。 大変そうだとも、同時に感心感服してしまうけれど。 リスト照合の手間はあるけれど、基本的には単純作業。 ) ……ん。ちょっと傷んでるかな…? ( その途中、一度手を止めて。 しげしげと革表紙の本と睨めっこ。 ) [Fri 9 Mar 2007 21:17:15]
ストレイ@バイトB > あ。此方の区画は、今ちょっと整理中でして。 …はい。えと、開放時期? ええと、10日以降です。はいー。 ( 途中、今から向かおうとしていた区画に入れず、戻ってきたらしき利用者の方と擦れ違い、かけて。呼び止められてのお話。 しどろもどろの説明なのは、勘弁して欲しい所。 一応納得はして貰って、背中に向けて またの御利用をお待ちしております なんて。 )  ……何か違う、かな…? ( 言ってから思った。手遅れなので、よかったことにする。 ともあれ、期日終了までもう少し。 相変わらずの完全装備スタイルで、がたごと。 書架の方へ。 ) [Fri 9 Mar 2007 20:51:04]
ストレイ@バイトB > そもそも、結構力仕事…! …嗚呼。だから、外から人を雇うのか、な…? ( がたがた、ごと。 本日も本が満載のカートとセット。むしろ、カートの付属が自分くらいの勢い。 目的の本棚がある区画を目指して、カートを押していく。途中には一般の利用者の人たちもいるから、なるべく静かに。 がたごとごと、がたがた。 …無理かもしれなくても、なるべく静かに。 ) [Fri 9 Mar 2007 20:36:46]
ストレイ@バイトB > …結構、表に出てない本というのもあるのですよ、ねー。図書館。 ( 前のお仕事の時も、内部書庫の広さに驚いたような気がする。 別段、貸し出し不可な書物ばかりがある訳でも無く、それ程利用頻度の高くない書物が収められていたりもするのだとは、今回の仕事も重ねて理解できた事。 案外、知らない事って身近にもあるもの。 ) …司書さんのお仕事、たいへんそうですよ、ねー。 ( しみじみ。 書棚と睨めっこして見付からなかった時でも、聞いてみたら案外分かる事は多いもの。 けれど、その辺りを逐一把握するのは大変そうだと、ほんの少しだけ関わってみただけでも感じたから。 ) [Fri 9 Mar 2007 20:30:21]
お知らせ > ストレイ@バイトBさんが来ました。 『( 書架、カート。 主役は書籍。 )』 [Fri 9 Mar 2007 20:24:08]
お知らせ > メルビル@バイトBさんが退室されました。 『 …読んでみたらまた、つまらないんでしょうね―――。(ちょっと目を輝かせた。) 』 [Fri 9 Mar 2007 13:00:34]
メルビル@バイトB > ―――っと、仕事仕事。 真面目に、ね。 ( 多分倉庫に入ったら最後、誰に検索される事も無く風化していくんだろうなあ、などと心の底からどうでも良い想像の翼を広げて愉しんでいたのも束の間。 あんまり馬鹿な事をしているとマスクの上からでも不審がられる。 イメージは大切だ。 こう、美女然とした。 ) [Fri 9 Mar 2007 12:50:43]
メルビル@バイトB > ( 背表紙に書かれたタイトルのこの絶妙な、良くも悪くも目が素通りしてしまうどうでもよさ。 覚えようと思ってもどうにも特徴の無い、その上タイトルから伝わる本の内容に全く興味をそそられない具合。 きっとどの本もぱらぱら捲られる事すら稀なのだろう。 無駄に美品ばかりだ。 ) これはなかなか見れる光景じゃないわね。 どれか一冊選べと言われてもどうにも選びようが無いもの。 ( 適当に指差すくらいしか無いような、どれもこれも「目に留まらない」具合だ。 ある意味本当に凄い。 ) [Fri 9 Mar 2007 12:47:17]
メルビル@バイトB > ……つまらないわ! ( でもなんか嬉しそうな顔である。 貸し出し回数一桁とかまさに1とか2とか奇跡的な不人気具合の本達を前に、マスクの中で頬を緩ませてニヤける。 ああ、いままさに古今東西のなんとも言えない誰に興味も引くはずの無い本達が目の前で一同に会しているのだ。 こんなどうでもいい光景は、ない。 ) ( そんな事に密かな笑いを堪能する女もそう、居ない。 ) [Fri 9 Mar 2007 12:38:46]
メルビル@バイトB > ( 今日はまた違う仕事が用意されているようだ。 書庫に移してしまう本を選別する為に、貸し出し回数のチェックをするのだという。 館内も無限の広さがあるわけでなし、それでも年々本は増えていくのだから当然だろう。 仕事の内容を了解してカートを押し、棚の下に選別された本を纏めていく。 利用者数の少ない本というの、具体的にどんなものなのかという個人的且つマニアックな興味が湧いてきた。 まぁ、恐らく良くも悪くも「どうでもいい」本が多いのだろう。 凄くつまらなかったり極端な少数派意見の本だったりすると、それはそれで興味を引くものだ。 そういうマイナス部分にすら引っかからない、真の意味で「興味を引かない本」。 さて、どんな素敵じゃない本とめぐり合えるだろうか。 ) [Fri 9 Mar 2007 12:16:42]
メルビル@バイトB > ――――思ったよりかかってしまったわね。 ( 今日この時間を利用しなければ期間内に間に合わなさそうだ。 「気分転換に丁度いい」なんて気軽に請けたとはいえ、自分からやると言い出して遅れるのは格好悪い。 少々中途半端な時間になるが、最低限のノルマをこなしてしまおう。 ほぼ終わりに近付いてきているようで、館内はそう慌しくない。 慌てず、騒がず、且つ優雅に済ませようか。 三角巾とマスクとエプロンをつけて。 ) [Fri 9 Mar 2007 12:05:50]
お知らせ > メルビル@バイトBさんが来ました。 『 3日目/最終日 』 [Fri 9 Mar 2007 11:59:51]
お知らせ > 氷桜@バイトAさんが帰りました。 『(一番大きいのは将棋を持っていないこと)』 [Wed 7 Mar 2007 23:19:00]
氷桜@バイトA > (上がり気味のテンションで気づいたときにはワゴンは空 残る本を搭載し再び書架の海へと漕ぎ出す。 しかし喜ぶばかりで気づいていないことが幾つかあるのだが) [Wed 7 Mar 2007 23:18:42]
氷桜@バイトA > (大まかなルールを把握しチェスと似たような体系の遊戯だと認識) ・・・・成る程、ポーン以外の駒も強化できるのか (為りのことをいっているらしい そして) !! (『キュピーン』とか某赤くて三倍な新型の軍人の如く変な天啓受け) これなら師匠に勝てるんじゃ・・・・? (チェスでの惨敗記録を将棋で払拭、なんとも希望的なプランを立てにやりと一人ほくそ笑む) ・・・・ククク、何時までも自分が上だと思うなよ若造め (なんていうかキャラ違う 一様年長者としてのプライドはあったようですがやっすいプライドですね。 その本を棚ではなく後で借りようとコートのポケットに半分はみだしたまま入れ急ピッチで作業を進める。 今頭の中は師匠に一泡ふかせれるとばかりに有頂天、ちゃんと本の場所はあってます) [Wed 7 Mar 2007 23:11:13]
氷桜@バイトA > ・・・・そりゃな、ここまで伸ばした俺もどうかと思う どうかと思うが勝手に勘違いして人の顔見て驚くとはどういう了見だ (ぶつぶつと鼻息荒く捲くし立てつつワゴンを一杯にし元の場所へ 文句を言いながらもしっかりと作業はするあたりマメ・・・というか金が欲しいようで) 後一回往復するくらいで丁度いいか・・・・ (先程積んだときに見た本の量を顧みそんな事を呟く。 と) ・・・・・ん? (手に取った妙に砕けた感じの本 そのタイトル見れば「サルでもわかる将棋」とある) ショウギ?・・・・・ああ、向こうの宿にあったあれか (以前泊まった宿に置いてあったが遊び方がさっぱりわからずあろうことかドミノにしてしまった駒を思い出し適当にめくってみる。 周りに職員がいないかチェックするのも忘れない) [Wed 7 Mar 2007 22:50:56]
氷桜@バイトA > ・・・・・・。 (妙に不機嫌な男は黙々と開始当初に比べ少なくなった書架の隙間を埋めていく。 短い期間だったがこの二日間で学んだ事がある それは) 『この髪はこういう作業には向かんな』 (帰宅して鏡見たら裾の方とか埃で凄い事になってました なので三日目にして漸く対策として髪を結い上げてみたのだが) ・・・・・・・・。 (声かけられ振り向いたら驚かれた回数はや6回、トキノミヤコでは仏の顔も三度までというらしいが既にその倍になっている。 もっとも切れてバイト代無しなどという事態は避けたいので押さえに押さえて今に至った) ・・・・あ゛ー、煙草吸いたい (ぶつくさいいながらワゴンに残っていた最後の本を書架へ詰め補充しに戻る) [Wed 7 Mar 2007 22:33:14]
お知らせ > 氷桜@バイトAさんが入室されました。 『(バイト最終日)』 [Wed 7 Mar 2007 22:17:37]
お知らせ > エースさんが退室されました。 『( 帰り道に寄るのは勿論、淫売窟 )』 [Wed 7 Mar 2007 19:55:34]
エース > ( 美人の女医師に診察してもらう我が愚息。仕方ないのね、みたいな微笑を浮かべる女医師。その光景を妄想し-- ) く…ッ。しまった…。 こんな知識と経験の宝庫図書館で、思わず前かがみになっちまう俺!想像力が豊か過ぎるんだ、俺は悪くない。 ( 本棚の影で悶えました。ともあれ、誰かに見られる前にそそくさと退散しよう。受付の娘をデートに誘うのはまた今度だ。 ) [Wed 7 Mar 2007 19:54:52]
エース > もっとさあ、早撃ちでも良いからリロードも早くなりたいよな。どっかにそんな方法が書いてある本は無いのかね? ( へふりと溜息吐きながら、エロ本を元の本棚に戻した。薬とかに手を出すのは流石に怖くて出来ない。何とか食生活の改善とか、そっちの方面で何とかならないだろうか。 ) …相談してみるか。医者とか、そこら辺に。うん、知ってそうだよね。なんていったって人体の隅から隅まで知り尽くしたお医者だもの、出来れば美人の先生が良いなあ。 [Wed 7 Mar 2007 19:49:11]
エース > はっ!? ( 気付いたら半径5m以内に誰も居ない状況になっていた。受付の娘もなにやらじと目でこちらを睨んでいる。 …少々、自分の世界に入りすぎたようだ。愛想笑い浮かべ頭を掻きつつ、本棚の影に退避。 ) 俺とした事が……迂闊だったぜぃ。 ( 何にせよ、男の魅力も女の魅力もチンだったりパイだったりする訳じゃァ無いんだ。いや、別に俺のは平均的なんだけど。…早漏なのはちょっと気にしてる。 ) 娼婦の子からは評判良いのよね。「楽でいい」って。 ……ち、畜生……!やっぱり納得いかねェぞ俺は! [Wed 7 Mar 2007 19:33:07]
エース > だがどうか…!対する男の方はというと、小さいのは愛されるどころか馬鹿にされてしまうっ。これは不公平な話ではなかろうか! ( 今でも忘れられない。俺が14、15の餓鬼だった頃の話だ。グループってのは大なり小なり苛められ役というか、スケープゴートみたいな存在が居るんだ。使い走りにしたり、無理難題を押し付けたり。俺たちの仲間にもそんな奴がいた。 だが、ある日……戯れにそいつのズボンとパンツをずり下ろした所、何ともまあご立派なお宝が顔を覗かせたのだ!まだ毛も生え揃ってない俺たちは自然と奴に対して敬語で接するようになった。しかも今じゃ俺の初恋だった娘と宜しくやってる。 ) く、くそう…ッ!納得行かないぜ! [Wed 7 Mar 2007 19:24:32]
エース > むほッ。おっぱいDEKEEEEE! ( ぺらりと捲ると2ページブチ抜きのやらしいお姉さまの画。本を縦にして思わず見入った。勿論図書館なので声は控えめにしてるが、隣に座ってる人には恐らくきっと聞こえているんだろう。でも気にしない。 ) おっぱいはよぅ…神がこの世に与えたもうた嗜好の存在だと俺は思うね。 勿論、小ぶりなのを気にする娘も居るがその必要は無い。エース理論によれば、おっぱいのでかさは母から娘に遺伝するッ。もし世の男どもが巨乳の女ばかりと結婚したのなら、世の中は巨乳だらけになるはずだ。しかしどうか!巨乳と貧乳の比率は何時の時代も変わらない!つまり―― 貧乳は愛されているッッッ! 俺も、好きだ! ( …図書館なので声は控えめにしてるが、隣に座ってる人には恐らくきっと聞こえているんだろう…。 ) [Wed 7 Mar 2007 19:18:23]
エース > ( 正直に言おう。エース・ハイランダー、図書館に来たのはこれが生まれて初めてだ。けど、例えどんなに自分とは不釣合いな場所でも、行ってみない事には素敵なハニーは見つけられないのさ。それに図書館にお勤めする女のコって、知的なイメージがあって中々可愛いじゃない。そういう訳だから、俺はこうして席に座ってチラチラとカウンターの方の娘に愛の視線を飛ばすのだった。勿論、お茶に誘う機会を伺っている訳だが。 ) やっぱり閉館のタイミングを狙うべきか…。案外、そういうのを受け付けなかったりするんだよなぁ。ここは一つ、何度も足を運んで顔を覚えてもらう地道な作戦に切り替えるべきか。 ( そんな思考を巡らせる。勿論、春本を広げながら。 ) [Wed 7 Mar 2007 19:04:53]
お知らせ > エースさんが入室されました。 『兄貴が言ってた。エロ本を人前で堂々と読めるようになったら一人前だって。』 [Wed 7 Mar 2007 18:59:51]
お知らせ > ストレイ@バイトBさんが退室されました。 『 …漸く、照合と整理。 ( 夜明けは遠く。同じくらい終わりも遠い。 が、頑張ろう…っ )』 [Tue 6 Mar 2007 23:13:31]
ストレイ@バイトB > ( 頭が白いのは、中身じゃなくて、外見。埃被り。 灰被りにもならないから、物語未満のおはなし。 余談はさて置き。 )  もう一息というか、此処からが本番…… よし。 まずは、お掃除から、ですよー。 ( 雑巾とバケツの出番は、此処から。 からっぽになった書架の埃を払い、水拭き掃除。 一段拭き終わる前に真っ黒になる雑巾に戦慄しながら、上から一段ずつ。 )  けほ……っ あ、今こっち、お掃除中ですから、立ち入り禁止です。 ごめんなさいー、です。 ( 時折近付いて来る足音に向けて、そんな風に声を掛けながら。 大体は、露骨に掃除中の雰囲気に驚いて立ち止まってはくれるけれど。 口元は防護してても、目に入る埃に、しぱしぱ瞬き繰り返しながら。 )  で、これが終わったら――  [Tue 6 Mar 2007 23:10:16]
ストレイ@バイトB > …で。 背伸びすれば届く高さだからって油断すると、腰に来る訳です、よー… ( 下半分は空になった辺りで、一度腰を伸ばす。 ごき、とか聞こえた気がするのは、錯覚で処理するのが心の安定を保つ秘訣。 ちょっと遠い目で目の前の書架を見遣ると、台の上に乗って同じ作業。 上下運動が加わって、益々息は切れるけれど、めげないめげない、挫けない。 )  …司書さん、とか、けっこー、体力勝負…ですよ、ねー…っ ( ―― 数十分経過。 何とか、本棚が空になった辺りでの感想は、ずっしりと本が満載されたカートに手を着いて、項垂れながら。 ぜーはー。 片っ端から本を引っ張り出したものだから、頭も真っ白。埃の層が見えそうで、ちょっと怖い。 ) [Tue 6 Mar 2007 22:58:59]
ストレイ@バイトB > ( 書架から書物を束にして引っ張り出しては、荷台に移動させて行く。 荷台というか、一言で言えばカート。 まずは一度、本棚をからっぽにしてしまおうと、思ったのだけれど。 ) ……割かし重労働ですよ、ねー…っ これだけ、でも。 ( 単に体力が無いというだけのお話かも、しれないけれど。 口元も覆っているものだから、ぜーはーと息遣いが余計に、耳に煩い感じ。 でも、整理整頓、お掃除なんて地道なもの。 ) ギルドでだって、同じようなことはしますし、ねーっ ( まだまだ雑用兼任の下っ端のお仕事は、整理整頓もざら。 決して上手いとは言えないのは、面白そうなものがあると、気が散りがちな所為。 それでも、地道にこつこつやっていれば、下の段から次第に空にはなっていく。 ) [Tue 6 Mar 2007 22:43:34]
ストレイ@バイトB > 冗談はともかくー…… よし。 ( 今日は。今日も? 棚の掃除を兼ねての書架整理。 専念用語は覚え辛いけれど、やる事は頭に入っている 筈。 ) まずは、棚の掃除ー… って、やっぱりこれ、全部抜いちゃってからの方が、速いですよ、ねー。 本傷めるのも嫌です、し。 ( 本がぎっしり詰まった書架は、こうして見上げると中々の威圧感。 私の背より高いのだから、それもうべなるかな。 ) えーと。 埃は上から落ちるからー… んん、何か既視感? ( 多分、本棚整理の度に、同じ事を確認してるから。 割かし進歩が無い。 しゃがみ込むと、一番下の棚から本を抜いて行く。 ある程度纏めたら束にして抱えて、荷台の上に積んで―― ) …重っ、重……! ( 重さに引っ張られて、前のめりになりかけたのは、ひみつ。 ) [Tue 6 Mar 2007 22:16:33]
ストレイ@バイトB > …私が蹴っ飛ばしそうになった時は、身を以って守ってくださいです、よー? ……とか言っても、無理です、がー。 ( 踏み台の傍らにしゃがみ込んで、足元でふよふよしていた羊玉と、同じ目の高さで睨めっこ。 三角巾装備の羊玉。ちょっとシュールな絵柄。 )  …身を以ってクッション… ひどいか。 ( 何となく、おっきな目が半眼になった気がする。 きっと、気のせい。 ) [Tue 6 Mar 2007 22:00:39]
ストレイ@バイトB > いざ、戦場ー。 ( 大仰な事を言ってはいるけれど、此処は図書館の一角。 蔵書点検を控えた書架の前。 エプロンにマスク、三角巾。 装備品はやっぱり雑巾。 水を満たしたバケツも足元にセット済み。 ) ……蹴っ飛ばしたら大惨事。 ( たら、と汗が頬を伝った気がしたけれど。 ) [Tue 6 Mar 2007 21:47:49]
お知らせ > ストレイ@バイトBさんが入室されました。 『 装備良し、荷台良し、踏み台良し。 』 [Tue 6 Mar 2007 21:44:00]
お知らせ > アヤさんが帰りました。 『お願いします ( 運んでもらっている間、自分は他にも入庫できる本がないか調べよう )』 [Mon 5 Mar 2007 17:27:50]
アヤ > …ごめんなさい、えっと、書棚の下に積んである本を奥のカウンターに「回数調べお願いします」と言って持っていってもらえますか? ( 全館閉鎖しているわけじゃないから、入り口の方のカウンターは一般のお客様が使う。だから曝書関連の手続きは別のカウンターで ) [Mon 5 Mar 2007 17:27:05]
お知らせ > アヤさんが来ました。 『( 小さなくしゃみ。 )』 [Mon 5 Mar 2007 17:24:24]
アヤ > ( 選んだ本は過去に貸し出された回数を調べて、その回数が多ければ開架に戻すし少なければ書庫に入れてしまう。入れる前に、その本の情報を開架から閉架に変更したという旨をデータとして残して本にも印をつけておかなければ、その本を借りたいという人がいた時にスムーズに貸し出し手続きが出来ないし、返ってきた時に間違えて配架してしまったら困る。 ) …あ、すみません。 ( お手伝いの人、もしくは後輩へと声をかけ ) [Mon 5 Mar 2007 17:20:40]
アヤ > ( 何を選んでいるのかといえば、書庫に入れる本だ。書いてある内容や情報の古い本で、あまり利用者に読まれない本。後者は、後で一応借りられた回数調べをしてみないといけない。 ) 書庫入れの手続きもしないといけないし… 終わるかな。 ( 淡い溜息交じり ) [Mon 5 Mar 2007 17:12:41]
アヤ > えーっと、 ( 本立てもリストも漏れのチェックも終わった書架の前。整架をしながらときおり本を書架から抜き取り、ぱらぱらと中を改めて脇に避けて置いておく ) [Mon 5 Mar 2007 17:08:02]
アヤ > ( 曝書の区域は埃っぽい。マスクはしているというのに漏れる咳に口を覆う手。こふり、と ) …んん。 ( 少し喉を鳴らして、息をつく。汚れてしまうから、今は司書の制服ではなしに。 ) [Mon 5 Mar 2007 17:02:17]
お知らせ > アヤさんが入室されました。 『( けふけふけふ )』 [Mon 5 Mar 2007 16:55:56]
お知らせ > シュクレさんが退室されました。 『 …お名前って難しいネ。』 [Mon 5 Mar 2007 02:01:13]
シュクレ > ( ぱらぱら ) …。 ( ぱらぱら ぱ ら、 )  ……。 ( べちょ。 伸ばした手はそのままにページを繰るのを止めてお花の図鑑の方に顔を埋める。おでことご本がこっつんこ ) オニーサン、ボク 挫折しそうデス… ( ほろり。難しいよ、難しいよトキノミヤコ語。オニーサンの名前も未だに本名は上手く発音できない ) …とりあえずコノご本借りていッテ、頭にセのつくお花とマのつくお花でそれっぽいの探そうカナァ… ( 両方混ざって、万寿菊と間違えそうな気配。 ) [Mon 5 Mar 2007 01:58:36]
シュクレ > ムー。銀の髪のコはなんだったカナ? ( 確か「マ」がついたはずなんだけれど、とへふり溜息をこぼし。こっちのコのお名前は、金髪のオネーサンのお名前以上に難解でした ) ナンか、おいしソーなオナマエだった気もするんだけれど… ( 美味しそう。多分おまんじゅうと間違えてる ) おいしソーっていえば、あともう一人チョコさんなオニーサンが…… ( 少し手を伸ばしてお菓子の本を適当に開く。開いたページはチョコ菓子とはまったく関係ないところで、しばしぱらぱらとページを繰る ) [Mon 5 Mar 2007 01:38:16]
シュクレ > ( いっぱいいっぱいお口でも頭でも繰り返して、ちゃんと覚えていようって思っていたはずなのに。いざ本で調べてみようと思うと、その言葉に朧がかかってはっきりと思い出せないでいる。 ) 確か、金髪のオネーサンはセンー… …センー? クー?  …ウゥン。 ( トキノミヤコの発音は本当に苦手。聞き取りはそんなにできないってワケじゃないと思うけれども。自分で言葉にしようとすると聞いた言葉のイメェジも曖昧になってしまう ) [Mon 5 Mar 2007 01:27:28]
シュクレ > ( 近くにはお菓子の本とネイティブ関係の本も。ココくんが遺跡とネイティブの村へ冒険に行くらしい。旅の間にいっぱい色々書いてきてくれるっていうから、楽しみにしている。お土産も考えてくれてるらしくって、なんでもいいけど食べ物はお砂糖か蜜系しか食べられないからゴメンネって言ったら甘いものをお土産にしてくれるって。 嬉しいけど、この時ボクはまだ気づいてなかったのです、お土産に妙なフラグを立ててしまっていたことに――― ) ( ともあれ ) チョコレェトケェキは覚えてるンだけど、ナーァ…… ( でも、チョコレートケーキにも色々あるんだってお菓子の本みて思った。ぱらぱら、お花の図鑑をゆっくり捲りながら首を傾げて ) [Mon 5 Mar 2007 01:14:28]
シュクレ > ( ちょこっとぷちなスライム見てみたかったかもしれないとか。それはさておき、お子様用の。背の低い本棚で区切られた、床に座り込んだり遊んだりできるようなそんなスペースに ) ウーン…? どれだった、かなァ…? ( 寝転がって目の前に開いているのは子供向けのお花の図鑑。 ) [Mon 5 Mar 2007 01:04:15]
シュクレ > ( グレゴリオ暦:5,March,1604 )( ユリウス通日:2306973 トキノミヤコ暦日:5,如月,1604 フォーウン式太陰太陽暦:5,仲春,1604 アララマ暦:3,Shawwal,1012 ラエ暦:3,VeAdar,5364 ダライマ暦:重日5,翼宿月,1731 ) ( 真実はともかく、おおよそそんなふうに表されるらしい今日のこの日。 ) [Mon 5 Mar 2007 01:00:36]
お知らせ > シュクレさんが入室されました。 『( お子様用区域。 )』 [Mon 5 Mar 2007 00:54:30]
お知らせ > ストレイ@バイトBさんが退室されました。 『 これのご飯、魔力の供給でいーんでしょうか…? ( 仕事中、こっそり調べたりもした。 )』 [Mon 5 Mar 2007 00:41:40]
ストレイ@バイトB > ( 術者頑張る。 そんな夜明けの誓い。 まだ明けの明星は遠かった。 )  うわっ、た、とと……!大人しくー、です、よーっ ( エプロンで、スライムの茶巾包み風、出来上がりー。 ぜーはー言いながら、何とか一般利用客の目に、書棚奥の神秘が露見するのは防いだ模様。 )  ……取り合えず、暫く大人しくしててくださいです、よー…… ( だって、お仕事まだ残ってるし。 茶巾包み片手に、よろよろと元来た道を戻っていく。 )    ( お持ち帰りする気、満々だった。 契約結べたら、結んでみよう。 召喚師魂。 ) [Mon 5 Mar 2007 00:40:47]
お知らせ > ぷちスライムさんが帰りました。 『(スライムと星一つが貴女の手の中)』 [Mon 5 Mar 2007 00:37:18]
ぷちスライム > (術者のレベルによりスライムのレベルも上がるかもしれないが成長の方向に注意が必要だスライム。) (包まれればそれはしばらくその中で足掻く様にぽよぽよ跳ね続けるが、しかしそこから出てはこれないだろう。)(持ち主不明のスライムは職員に提出するも持ち帰るも貴女次第) [Mon 5 Mar 2007 00:36:48]
ストレイ@バイトB > ( 威嚇用か、和み用か。 用途の狭さにちょっぴり戦慄。 でも、今呼び出せる代物も、レベルとしてはあんまり変わらなかったトラップ。 ) ( でも当人達、少なくともその片方は割と必死だった。 ばたばたばた。 だから、出来るだけの狙いをつけて、雑巾シュート!  あ、当たった! )  よしっ! 大人しく、お縄につけーです、よー! ( もぞもぞしている間に、一気にダッシュ! 書架の水拭きするつもりだったから、ちゃんと濡れ雑巾な筈。筈。  もぞもぞしている間に、雑巾ごとエプロンで包んでしまおうと―― アタック! ) [Mon 5 Mar 2007 00:33:08]
ぷちスライム > ( 出来るかもしれないが小さなスライムはそれ以上大きくなるでもなく唯飛び跳ねるだけ。ぷにぷにの感触が心地良いかどうかは人によるだろう ) (速度の緩い追いかけっこは傍から見たら微笑ましいかもしれない。ぽよんぽよん)(べちゃ) (空中に飛び上がった瞬間、背後から襲いかかってきた雑巾に叩き落とされそのまま雑巾の下に。抜け出そうともぞもぞ動く。もし濡れ雑巾なら更に抜け出しにくいだろう) [Mon 5 Mar 2007 00:27:25]
ストレイ@バイトB > ( いっそマスター契約出切れば…! 声も制止も何処吹く風のぷちスライム相手に大人げ無く歯を食いしばるのは、召喚術師の一種の業かもしれないけれど、だからといって解決に繋がらない。 ぽよんぽよん、ばたばた。 生憎、足も早い方とはいえない上、追いかけっこを続けていたら割かし速攻で息も切れる。 ) はーっ、はー……! え、ぇえい、こうなったら…っ! ( 羊玉がいれば、それこそけしかけて足止めするのに…!だからといって此処で召喚する訳にも行かない。( してる間に逃げられる。 ) だから、じゃきっと構えたのは、本日唯一の装備品、雑巾。 ぽよぽよ跳ねるスライムに向けて、投擲っ ) [Mon 5 Mar 2007 00:21:27]
ぷちスライム > (貴女が召喚師であっても、貴女がマスターというわけではないスライムはかけられる声などお構いなしにぽんよぽんよと跳ねてゆく。一回に跳ねる距離は貴女の一歩程。それ以上速度は出ないようだ。ぽよぽよてんてん) [Mon 5 Mar 2007 00:14:35]
ストレイ@バイトB > ( 有難う御座いますとは心の声。誰だろう。 ぽよぽよぽよ。その大きさに比例させれば、中々恐るべきジャンプ力だとか、観察している場合でもない。 瞬き五回目くらいで、はっと状況を思い出した。 ) あっ! そ、そっちいったら駄目です、よー! ( 利用者の元々少ない区画で、今は一応一般利用者立ち入り禁止。とはいえ、明確に柵などが立てられている訳で無し、通路を辿ればその先には、利用客はいる訳で。 慌てて踏み台から降りると、ぷちスライムを止めようと追いかける。 本日の装備品、雑巾。 ) しまった、羊玉連れてくるんだった…! ( 今日はいないんですか? はい。埃塗れになりそうだったのでお留守番です。 がっでむ。 ) [Mon 5 Mar 2007 00:09:04]
ぷちスライム > (セーフおめでとうございます等と言う訳が無いが、代わりにボールのようなそれはぽよんぽよんと貴女の周り、踏み台の周りを幼い子どもの身長程度の高さ程まで飛び跳ねる。どうやらそれ以上は跳ねられないらしく貴女へと到達する気配はない)(それはしばらく飛び跳ねた後、別の場所へ移動を開始するだろう。図書館の利用客のいる方へ) [Mon 5 Mar 2007 00:01:08]
ストレイ@バイトB > ととっ、と、た……! ( ぐらぐら、ぐら。 かろうじて体勢整えて、落下は免れた。ぜーはーと肩を上下させながら、恐々と視線を下に向けてみれば。 ) ……ぽよぽよ? ( 何か、ちっちゃくてぽよっとしたのが、ある。 ) [Sun 4 Mar 2007 23:57:45]
ストレイ@バイトB > ( 埃以外にも、色々なものが詰まっている暗黒空間、異空間。 まさに身を以って体験する事になる瞬間。 ) あぶっ! ( べっちょん。 咄嗟に動ける反射神経には、あんまり恵まれていない。額に当たる感触に、がっくん 頭仰け反らせ。 ) あうわっ、たっ、た、たぁー……!? ( ぐ、らり。踏み台の上でバランス崩しかけて、慌てて体勢整えようとするの図。 奇数ならセーフ。偶数ならアウト。 いざ判定。 ) [Sun 4 Mar 2007 23:56:53]
ぷちスライム > (本棚の後ろとはある意味異空間。時として驚くようなものが出てくるものである。その一欠片) (貴女が何も回避行動を取らないのならそれは貴女の額辺りにべっちょりと。あたって跳ねて、床にぽよんと落ちるだろう) [Sun 4 Mar 2007 23:54:05]
ストレイ@バイトB > うあ、目がー、目がー… ( しぱしぱ。鼻と口はガードしても、流石に目まで覆う訳には行かない。 其処まですると、何も見えなくなる恐れあり。 だから、埃の舞う視界の中、不意に飛び込んで来たそれに気付くのは、少し遅れて )  ……… はうっ!? ( ぱち、り。 両目見開いた時には、もう目の前。 ) [Sun 4 Mar 2007 23:51:16]
ぷちスライム > (本の後ろから、埃とは別のテニスボール程の大きさの何かが)(貴女の顔めがけ) [Sun 4 Mar 2007 23:49:10]
お知らせ > ぷちスライムさんが入室されました。 『(飛び出す)』 [Sun 4 Mar 2007 23:47:25]
ストレイ@バイトB > えーと、この本棚の中身を抜き出して…… ( 台車を傍らに一度置き、載せておいた踏み台も床にセット・オン。 これで高い所にも手が届く。余り背が高いとは言えないから、これが無いと上の方は、ふくらはぎと爪先の限界との勝負になりがち。 大抵負けて、足が攣る。 ) 埃は上から落ちるから、えーと…上から、上から。 ( 下を掃除しても、上から落ちると台無し。 踏み台に乗って、書架の一番上の段から、ごそっと本を抜き出し )  うわ、ぷっ!? ( 余り使用率の高くない区画、だったらしく。ふわふわ落ちて来る漂う、白い埃。 ) [Sun 4 Mar 2007 23:43:21]
ストレイ@バイトB > よい、しょ…っ、と。 ( ごとん、がたん。 台車を押して指定の棚の前へと移動。基本的に静かな館内だから、好奇心に狩られてか、はたまた煩いと苦情がセットか。 覗きに来る一般利用者の方には、此方から先は只今整理中ですと。 丁重にお断りするのもお仕事のうち。丁重に、丁重に。 ) …えーと。此処から先の区域が、今日の整理担当区―― うん、よし。間違ってない筈。 ( 書棚の林、もしくは森。林立と言えば文字通りの書架を指差し確認。 ) [Sun 4 Mar 2007 23:24:17]
ストレイ@バイトB > 何か、無意味にポーズとか決めたくなるのですよ、ねー。 ( 実際にやったら、物凄い勢いで不審者確定だけれど。 そも、書架が全面閉鎖されている訳でも無いのだから、一般利用者はしっかりと存在している訳で。 人気の無い処とはいえ、初っ端から奇行に走るのはどうかっていうお話。 こほん、口元を覆うマスク越しに、咳払いして気を取り直し。 ) 基本は、前のお仕事と似ているのです、ねー。 うん。 ( 気合一発腕捲り、しかけて止める。 何の為に、長袖エプロンで身を固めているのかが分からなくなる所だった。 深呼吸―― ) …も、しづらいです、ねー。これ。 ( 口元触れる指先も、軍手に覆われている。頭も三角巾でがっちり覆って、そんな完全装備。 ) [Sun 4 Mar 2007 23:18:02]
お知らせ > ストレイ@バイトBさんが来ました。 『 完全装備ーっ! 』 [Sun 4 Mar 2007 23:14:44]
お知らせ > メルビル@バイトBさんが退室されました。 『 特別問題なく、2日目は終わった。 』 [Sat 3 Mar 2007 01:01:04]
メルビル@バイトB > ( 自分を含めて数人が雇われ、それなりに作業は進んでいるようだ。 空になっていた棚も埋まり始め、作業は中盤を越えている。 それでも数日で終わらないのだから相当の大作業なのだろうけれど。 一般に開放したままというのもやり難いといえばやり難い所以か。 ) ( 一巡して途中、「これもお願いします」などと追加される本もあったが、直ぐにカートは空になった。 さて…また埃まみれの仕事に戻るとしようか。 ) [Sat 3 Mar 2007 00:58:59]
メルビル@バイトB > ( 落ち着いた物腰で知的な白魔術師。 そんなイメージで見られる事が多いが、実際はこんなもの。 下らない事を考えて一人でのんびりマイペースにやっているのが一番好きだ。 そののろのろ感が余裕の態度に見えているんじゃないかとか、多少自覚はあるがそれはそれで困らないからいちいち弁明もしない。 好印象であるに越した事もなし。 書架の影、人目を避けて小さく欠伸を噛み殺した。 さて、片付けようか。 ) [Sat 3 Mar 2007 00:45:12]
メルビル@バイトB > ( 単純にこうして背表紙のタイトルを見ているだけでも案外退屈はしない。 極短く本の内容を示すタイトルから、想像力の刺激と取り留めの無い思考の循環を楽しむ。 禅問答のお題が目の前に山積みになっているようなもので、頭の中ではさっきから思いつく限りの挽き肉料理や知っている剣闘士の名前、うろ覚えの紅茶の美味しい淹れ方、おこと塾で行われる壮絶な闘いなんかがぐるぐると巡っている。 ) [Sat 3 Mar 2007 00:32:55]
メルビル@バイトB > ( 「図説悪魔事典」「咎人の血」「お手軽おかず術/挽き肉編」「コロセウム剣闘士録/グレゴリオ暦26版」「フェンシング入門」「紅茶の事典」「魁!おこと塾」 統一感の無いジャンルのばらばらな本が手押しカートに纏められてからころと絨毯の上を進んでいく。 勿論勝手に進んでいるわけではなくて、三角巾にマスク、軍手の作業スタイルのバイトこと私が運んでいるのだが。 蔵書点検の際発見された、迷子の本達である。 正直整理していれば度々出てくるもので、ある程度集まったら纏めてもとの棚に戻す事にしないと効率が悪かった。 一区切り付いて丁度、そんなタイミング。 足音を殺す柔らかい絨毯の上、ころころとかすかにカートの音が響く。 ) [Sat 3 Mar 2007 00:16:51]
お知らせ > メルビル@バイトBさんが入室されました。 『 2日目。 』 [Sat 3 Mar 2007 00:10:39]
お知らせ > 氷桜@バイトAさんが帰りました。 『(探そうかと迷った挙句作業を優先)』 [Thu 1 Mar 2007 01:26:32]
氷桜@バイトA > ・・・・あ (先程ワゴンに搭載した本があらかた片付いたところであることに気付き作業の手が止まる) 一緒に配架したな (先程借りようとキープしていた本を収めてしまったようで) [Thu 1 Mar 2007 01:25:55]
お知らせ > 氷桜@バイトAさんが来ました。 『(腰に大打撃とか)』 [Thu 1 Mar 2007 01:22:07]
氷桜@バイトA > (ワゴンが軽くなったところで元の場所へ戻り本を補充 今度は少々多めに積んだがそれでも全体から見れば微々たるもの) やらないだけマシというのがこれほどしっくり来る作業も無いだろうな (苦笑しつつワゴンを押して中断した地点へ戻る。 ちらりと未整理の棚を横目で見た後軽く溜息を吐き作業を再開しよう) これはこっちで・・・・これもか (少しでも量を減らそうとペースを上げる) [Thu 1 Mar 2007 01:14:53]
お知らせ > 氷桜@バイトAさんが来ました。 『(あまりの量に立ちくらみとか)』 [Thu 1 Mar 2007 01:00:34]
氷桜@バイトA > (普段あまり利用しない場所だがこれだけの量を管理するとなると相当な費用がかかるだろうなと考え) ・・・市税の何割だ? (などと阿呆なことを呟きながらもせっせと配架作業を続けていく。 そろそろ馴れたかコツを覚えたかは知らないが腰にくるようなことは無くなったよう) ・・・・・。 (でも無いようで時折り腰を擦りながらワゴンから本をとり並べていく。 相当な量を収めたはずだが横を見れば隙間の開いた棚はずらりと端まで並んでいる) ・・・・バイトでよかった (職員さんガンバッテと声に出さずエールを送りつつ自分の作業を続けようと) [Thu 1 Mar 2007 00:56:36]
氷桜@バイトA > (何かメールで「その配架の仕方どうよ?」とご指摘いただきましたが当然ながらその分類の中でのアルファベット順なので問題ないかと。 そんな影事情は置いておいて) ・・・・またか (うんざりした様子で書架から種別の異なる本を抜き出しワゴンに乗せる 収めている本と同じぐらい抜き出す本がある様な気がするが確実に気のせい。 収めようと手に取った本の背を見て手がとまる) ・・・・グングスニクの本か (ヴェイトスの公用語へ翻訳してあるがそれは男も知っている本 しばし感傷に浸っていたが) っと、仕事仕事 (慌ててぷるぷると首を振るが後で借りようとワゴンへ戻した) [Thu 1 Mar 2007 00:25:27]
お知らせ > 氷桜@バイトAさんが来ました。 『(二日目)』 [Thu 1 Mar 2007 00:01:38]
お知らせ > エレオノーラ@バイトAさんが退室されました。 『(紅茶の歴史――とかいいかもしれない)』 [Wed 28 Feb 2007 23:35:08]
エレオノーラ@バイトA > ( そうしてカートが軽くなると、また新しい本を積みに戻る。この時間になると、人の気配もずいぶん少なくなって、のんびりした気持ちで仕事が出来る。もう一息だ。最後までがんばろう。 ) ――うんうん、またシャンゼルに聞かせる話のタネが増えたわ。 ( バイトが終わったら、彼になにか本を借りていって読ませてみようか、と考えて。さて、どんな本を選ぼうか。 ) [Wed 28 Feb 2007 23:34:08]
エレオノーラ@バイトA > あぁ、これも――これも、違う場所の本。うぅん、結構みんな雑に戻すのね。 ( 普通に利用者でいると、気付きにくいことだ。本をぎゅうぎゅうに詰めすぎて、引っ張っても取り出せなくなっているところも珍しくない。そういうのを一つ一つ、時間をかけて丁寧に直していく。自分の仕事に痛んだ本を直す役目は入っていないが、どの程度修復の必要な本があるのかをメモしたりすることで、少しでも司書の負担を減らそうと。 ) [Wed 28 Feb 2007 23:21:10]
エレオノーラ@バイトA > ( 礼を言って棚の角を曲がっていく女性を見送って、また作業再開。カートに積んできた本を全部しまい終えるまで、地味なスクワット作業が続く。時折脚をさすりながら、体を伸ばしたりもして。 ) [Wed 28 Feb 2007 23:17:52]
エレオノーラ@バイトA > ――はい? 何か御用でしょうか? ( かけられた声にそちらを向けば、若い女性が近づいてきて、フォーウン関係の資料を探していることを説明した。エレオノーラは快くうなずき、少しあたりを見渡して。 ) えぇ、それでしたら――ちょうどこの3つ奥の書棚です。 ( こんなふうに、エプロンをつけてバイトをしていると、利用者たちの応対をすることも多い。細かく資料別に分けられているとはいえ、やはり目当ての探し物が見つけられないことが多いのだ。 ) [Wed 28 Feb 2007 23:07:02]
エレオノーラ@バイトA > ( やはり、長く生きていても、学ぶことは多い。世界は日々変わっていき、そのたびに学ぶことも増えるのだという。また、生活の中で見落としたり、関わることのなかった出来事も数多くある。そういうものを見つけたり、拾い集めていくのは、とてもとても楽しいことだ。バイトをしたことで利用者として出入りしていた頃よりも、図書館の内情が少しだけ分かったし。 ) ――これが、ここで――あぁ、これは反対側の書棚ね。 ( 一つ一つ、丁寧にチェックしながら作業を進める。効率よく仕事を進めるコツも、少しだけだがわかってきた。 ) [Wed 28 Feb 2007 22:56:21]
エレオノーラ@バイトA > ( そう、立派な役割だ。うなずいて、書棚から本をしまう場所を探し当てる。時折間違った場所にカテゴリーの違う本などが入っているから、それを見つけて正しい場所に入れなおすのも、なかなかに楽しい。間違い探しも、立派なお仕事。 ) ――あぁ、この本もだいぶ傷んでいるわね。あとで報告しておかないと。 ( やはり体力的に大変だが、またやってみたいと思える仕事。今度は、曝書点検の手伝いなどできたらいいな、と思う。 ) [Wed 28 Feb 2007 22:46:38]
エレオノーラ@バイトA > ( 立ち並ぶ本の壁。膨大な情報の海。自分の細腕の中に納まる、この一冊の本ですら、そこに記された内容を深く読み解くだけで半月はかかる。溢れかえる情報は、しかしきちんと管理されてこそのもの。無尽蔵にただ膨れ上がった知識の海では、人はただ困惑するしかない。図書館でバイトをやってみて、そんなふうに思えた。 ) 司書さんは大変――でも、立派な。 ( 抱えていた本の背を見て、番号を確認すると、エレオノーラはそんなことをつぶやき、微笑んだ。 ) [Wed 28 Feb 2007 22:37:40]
お知らせ > エレオノーラ@バイトAさんが来ました。 『(バイト3日目――)』 [Wed 28 Feb 2007 22:24:53]
お知らせ > ザッハトルテ@バイト(B)さんが退室されました。 『( 口に出せば困らせてしまいそうで、重ねる謝辞は心中に留め。 )』 [Wed 28 Feb 2007 03:30:26]
ザッハトルテ@バイト(B) > ( そろそろ利用客も引けた頃合か、頁を捲る音よりリストを読み上げる声やカートの車輪の音で館内は平時よりほんの少し賑やかで。 林のような書架のひとつでふたつ、黒い髪の頭が下がる。 ) それっきりになっちまっても構わない、…とか。 ( 嫌われてもいいと思ってしまうような争いの形。 ――続く言葉は元来無関心の塊だった己にはほんの少し、耳が痛くて。 本を収める手が止まり、やっぱり困り笑いが浮かんでしまう。 ) 関心がなければ嫌いにもなれますまい、「好きでも嫌いでもない」と「どちらでも構わない」は別のもの…だったんですね。 そこを勘違いしていたんです。 衝突して、互いに砕けたら。 その後欠片なりとも拾えるものがあるかどうか、ですか―― ( 忌避すべきは衝突そのものより、その後何も残らない事。 穏やかな物腰の中に芯の強さを垣間見た気がして、 あの青灰色をもう一度見返した。 …余り人の顔を眺めるのもどうかと思うのだけれど、今はそれが必要だからと思ったから。 さて、これまでの自分たちはどうだったろうかと考えて――慌てて付け足した言葉が、いろいろだいなし。 「でも気がついたら毎回殴り飛ばしてるんです」――。 )  ( そう告げたなら、戸惑われただろうか。 或いは笑い話の一環として、些かなりとも微笑んで頂けたろうか。 ――そんな、二日目の話。 ) [Wed 28 Feb 2007 03:29:32]
お知らせ > アヤさんが退室されました。 『( 訳者さんなのに、エプロン姿も似合うだなんて思ったのは内緒。 )』 [Wed 28 Feb 2007 03:14:01]
アヤ > …、 …… それじゃぁ、私は どういたしまして と、 いつもありがとうございます …を? ( まだ少し硬い。けれどほんのちょっぴり、冗談めかした色を声音に混ぜた。貴方が此方を思ってくれたよう、己も貴方の気がほんの少しでも休まればいいと、見上げた先の紅へ小さく笑みを向ける ) 嫌われてもいいっていうようなのは、そうですね…争い、傷つけ合い、というような感じでしょうか? ( 少し首をかしげて。上手くニュアンスが伝わるかどうか、自信の無さが語尾をごにょりと曖昧にする ) でも、前者も結果的には喧嘩別れでなく逆に解りあえてしまうこともあると思うんです。 ( 相手の本音がわかって、それを理解しようとするのなら。 ) そうですね、一番こわいのは無関心でしょう。そうでなく互いに干渉しあうから近すぎてぶつかってしまうのかもしれません。いくら仲が良くても、誰も彼もが同じ意識や認識を持っているわけではありませんから。だからこそ自分の事、相手の事をわかり合うための意見のぶつかり合い―― で、しょうか? ぶつかることよりも、自分の主張を相手に言って、相手の主張を聞いて、その後どうするかが大切なのだと。 …、…すみません、自分でも自分の思っていることを正しく言葉にできているかどうか自信がないんですけれども―― … ( 静かに聴いてもらって、頭まで下げられて、少し気恥ずかしさと申し訳なさに動揺する。 ) …誰でも知っているかどうかは、どうでしょう? 知るきっかけ… つまり、そういう意見のぶつけ合いができる相手がいなくては解らなかったことだと思います。だから――― …そんな方に出会えて良かったですね。 ( 祝すよな気持ちで、微笑を浮かべ。 ) はい。 こちらこそどうぞよろしくお願いします ( ぺこり、改めて頭を下げ返す。 ) …今度もしお会いするは、その方との仲の良い話が聞けると嬉しいです。 ( 笑いながらそんな事。言い添えれば、本へと手を伸ばそうか。 ) [Wed 28 Feb 2007 03:11:56]
ザッハトルテ@バイト(B) > ( 再度漂いかけるぎこちなさの片鱗に、何故か鏡を思い出した。 余り馴染みのないその板は、こちらが笑えば鏡の向こうの像もまた笑う。 ――こちらが構えてしまうから、この司書殿も困ってしまう――…成る程。 小さく頷いて、可能な限り平素の声を押し出した ) 本当に優れた書き手はね、人とこそ向き合うんだそうですけども。 …書かれたものを読むのは人ですから。 人に伝わらなくちゃ意味がないんです。 ですから、嬉しかったと仰られると些かおもはゆいのですけど――…良かったです。 ( 告げられるままに相手の瞳を軽く覗き込めば、燻りを帯びる青が見える。 深くて落ち着いた、彼女に良く似合う不思議な色。 ) ――――――――… ( 押し付けるのではなく、諭すのでもなく。 柔らかく告げられる言葉の連ねに、表情の作り方が上手くないアルビノイアもどきは意識する事6割、無意識4割で微笑を浮かべ。 ) 無意識なのかな、だとしたら。 ――…他の方とはそうはならないのですけども、余りにもこう、ね。 しょっちゅう衝突するものだから。 嫌われても構わない=\―どうでも良いなら言い争いもしないでしょうし、ね。 ( 丁寧な説明はすんなりと受け止められる。 改めて感謝を込めて頭を下げた ) ――と。 きっと誰でも知っているような事でも、こんな風に分からずじまいでここまで来てしまったのが私です。 物書きの物知らず、後一日こちらで尽力させて頂きますのでどうぞ宜しく。 とまれ、今日はここの棚を片付けてしまいましょう。 [Wed 28 Feb 2007 02:45:54]
アヤ > あぁ、書き手の方はそうなりがちでしょうね。 ( 余り人と話さない日々。仕事で机と向き合っていたのかと、そう思って ) … え、 えっ。 そ、そんな。 ( 相手に緊張されるような人間では己はないと思うから。またじわじわと、此方も糸が張ってしまうような心地 ) そんな、えぇと私がいうのもおかしいかもしれませんが、そんな気にしなくとも…その、さっきのままで十分ちゃんとお話できていたというか嬉しかったというか、 ( おろおろ。少しでも相手にわかって欲しくて、重ねる言葉は自分でもちゃんと伝わるかどうか不明瞭な。何をいっているのだろうと思いながらも ) …あ、いいえ。イエロティアでも別に間違いではありませんから。 ( ホワイティアとのハーフなんです、とイエロティアにはない青灰色の目を笑みに細めて答えよう )  …… ( きょとん、と。丸くした目を瞬かせ ) …。 …えっと。 喧嘩には二つあると思うんです。もしかしたらもっとあるかもしれませんが。 ただお互い貶しあい傷つけ合うだけの、相手のことなど考えずその人に嫌われても構わないという意識の元での喧嘩と。 …それから、仲のいい人たちがお互いを解り合うために自分の意見をぶつけて、相手の本音も聞こうとするような―― もっと仲良くなれる、お互いに解りあうための喧嘩と。 ( 整架の手を伸ばしながら、けれどキビキビとではなく動く手も口調ものんびりとした ) 後者は、多分お互いに気を許しているからこそ互いの主張をぶつけ合えると思うんです。嫌われたらどうしようと怯えながらも、それだけでは相手に嫌われないと知っている。意識的にも、無意識的にも。相手にわかって欲しい。そして自分も相手をわかって、これから先どうするべきか考える―― … そんな感じでしょうか。 だから、事実だと思います。 ( 喧嘩するほど、仲がいい ) [Wed 28 Feb 2007 02:24:40]
ザッハトルテ@バイト(B) > そう仰られると、こう――…  ( 会ってみようと御考えだった、そう聞いた日には。 視線を斜め上に逃がして不明瞭にごにょごにょと――やがて肺が空になるくらい盛大に息を吐き出してから ) ここ暫く余り人と話さない日々だったものですから――ここでは本だけと向き合う訳にも参りますまい、それでは司書は務まらない。 …参ったな。 何だか酷く緊張します。  ……だからこそ、参加してみようと思ったのですけど。 ( 口にするのは全て事実。 どうやら先程と立場が逆転してしまったらしく、そこまで言うとこちらも整架に取り掛かった。 「仲の良い」――ふと手を止めて ) …あ。 失礼しました、イエロティア――髪の印象が強かったのでつい決め付けてしまって。 ( こちらもへこり、馬の尾を模した頭を垂れる。 顔を上げ、少し考えてから ) ――御聞きしても宜しいですか、アヤ嬢。 喧嘩する程仲が良いって事実だと思われます? 図書館職員になり損ね、今はこちらで資料面でも大いに御世話になっている翻訳屋のザッハトルテには生憎同世代の知人が少ないもので良く分からんのです。 ――…本当はね、資料は自前で全て揃えないとプロとは言えないそうですが。 全て購入していては破産してしまいます。 ( 冗談にはなりきれない感想。 職員殿の対応? そちらもあらゆる意味で言う事なしの。 ) [Wed 28 Feb 2007 02:02:04]
アヤ > ( そうなっていたら大丈夫ですかとおろおろして止めようとしただろう。でも気持ちはわかります、毛糸玉にじゃれる猫は確かに愛らしい ) ―― ふふ、お手伝いしてくださるって聞いた時からお会いしてみたいと思っていたんです。 ( 以前貴方が手伝いに来てくれた時は会えなかったし。もしかしたら図書館内ですれ違ったりはしていたのかもしれないけれど ) そうなんですか? そうなって貴方の本が見られないのは残念だったでしょうけど、なり損ねたのはなり損ねたで、ちょっと残念です。 ( 気難しい方だったらどうしようかなんて思っていたけれど。話しやすい相手に、少しずつ緊張の糸も緩んでいく。こんな人が同僚だったら良かったなんて、勝手に想像してそんな感想。浮べるのは、此方も微笑 ) …とても仲の良い方なんです、ね? ( 近くの書架に両手を伸ばして整架をしながら。くす、と笑い声をもらす。打ち解けた仲でなければ中々そのような事はいえないだろうと。 ) …あ、失礼しました。 私は此処の司書をしています、アヤ・イヴェスティと申します。 ( 書架から手を離せば姿勢を正して、ゆっくりとお辞儀を向けようか。 ) …よろしければ貴方からも改めてお名前をお聞きしたいのですけれど。 書き手の方から見て、この図書館はいかがですか? ( 蔵書や、収集態度や、職員の対応など。よろしければ意見をお聞かせください、なんて ) [Wed 28 Feb 2007 01:44:13]
ザッハトルテ@バイト(B) > ( 想像図をもし拝見できたならカートの引き手にガンガン額ぶっつける勢いでその場に突っ伏していただろう、毛糸玉+猫の姿は反則。 図書館に不審人物を生まずに済んだのは幸いだったか――和らいだ微笑にこちらもつられかけ―― )  ……  …   ( つられかけて、止まる。 思わず何度も何度も目を瞬かせてから口元を覆い ) …うわ。 いや、その――――…  ええ、と。 何だか、そのー…  恥ずかしい、です。 外で仕事の話が出るなど、まずないものですから。 仰る通り、しがない訳屋をしております――本当はね、ここで厄介になろうかと考えた事もあるのですけど。 反復作業もきらいじゃないって、今回改めて実感しましたし。 ( 渡島直後は職として図書館勤務を考えた時期もあったものだから、懐かしさに目を細める。 「同僚になり損ねました」と付け足した。 困り笑いと微笑とを往復させて ) 貴女と違って知り合いの方は謙遜の美徳から程遠いところにおりますけれど。 ――…何だかんだで長い付き合い、です。 と、いつまでも「貴女」じゃ失礼ですね。 御名前を伺っても? ( カートから本を抜き出す手を止めてそちらを見やり ) [Wed 28 Feb 2007 01:29:20]
アヤ > …猫毛玉? ( ぱち。瞬く。…毛糸玉の上にひょこりと猫が顔を出している図が浮かんだ。起き上がりこぼしみたいな ) はい、今回はお手伝いいただきありがとうございます。単純作業が多いので… あの、腰や腕はもちろん手首を痛めないように気をつけてくださいね。 ( 本を立て直す時に手首を使うから。 ) あ、ありがとうございます。 ( 多分こちらを気にしてくれたのだろう。降りてきてくれた貴方に礼の言葉 ) いえあの、…いいえ、そういう理由ではなく… 訳者の方だとお聞きして、つい。 ( 浮べる笑みは困ったような、けれど緊張と憧憬が向ける視線に浮かぶ。 読み手にとって書き手という存在はとても大きなものだから。たとえ原作者でなくても本作りに携わっている人というのは凄い人なんだろうって勝手に雲の上の想像図。 髪から離れない手は、貴方の推測どおり困った時や緊張した時の自分の癖だ ) え、あ、 ( 思わず手が、髪から離れる。恥ずかしさに軽く俯いて ) あ、ありがとうございます。…その、私はともかくそのお知り合いの方は―― きっと、髪だけでなく美しい方なのでしょうね。 ( 淡く浮べた笑みは、少し緊張の抜けたもの。 埃だらけには、己も同じ作業をすればどうしてもなってしまうもの ) [Wed 28 Feb 2007 01:14:15]
ザッハトルテ@バイト(B) >  …ああ。 それは猫毛玉――じゃない。 市民の手も借りたい、ですよね――… 二度手間なんて言葉では済まないくらいの一大イベントだ。 ( 丁寧な説明を受けて再びの納得。 横にした本を立て直すだけでも相当な量だろう、市が蔵書数を誇るこの図書館では。 やけに上向いての視線を何事かと考えて、脚立の高さに漸く思い至り、手にしていたリャルオス神話を言われた通り背を上にして収めた。 とん、と軽く飛び降りて ) こちらが貴女のホームグラウンドですのに、そんなに緊張なさっては毎日疲れてしまうでしょう。 大切な本がなくなっていたり、手伝いの手がかえって本を傷つけたりしないか…物憂いの種は尽きないのでしょうけども。 ( 髪を撫でるのは困った時の癖なのだろうか、そのように考えたから笑う表情を作って。 ) きれいな髪ですね。 深みのある黒で真っ直ぐで――知り合いもそうですがイエロティアの方の髪は皆そのようなのでしょうか。 ( 色だけなら同じでも、こちらはいかにもコシの足りない。 おまけに今は埃だらけ。 ) [Wed 28 Feb 2007 01:00:15]
アヤ > ( 身長差以上に、脚立が手伝って床に立つ自分は相手を見上げる形。 ) い、いえ。 ( 軽く首を振って。わかっていただけたなら良かったと ) その、そうやることで処理と未処理の区別がつきますから… 掃除と整架の終わったところはリストチェックをして、チェックが終わったら本を元の状態に立て直すんです。 ( その後漏れのチェックやら書庫に収める本の選別やら。 ) ―― え、あ、あっ、いえ! すみません気にしないでくださいっ… ( 必要以上に気にして、大丈夫かなって心配になるのは自分の悪いところだ。 けれどそれだけでなく ) その、別に貴方に対してだけでなくいつもこんな感じですから… 後は、その、 …少し緊張して、 ( 置く場の無い手が何気なく髪に触れながら。困ったような笑み ) [Wed 28 Feb 2007 00:47:44]
ザッハトルテ@バイト(B) > ( ――ともあれカート内の本をある程度纏めたなら、棚の角へと最初に収めるのはリャルオスの神話を戯曲風に描いたもの。 年季の入った表紙の割に頁の方がきれいなのは、寄贈された時期とその後の利用の少なさの現れだろうか――検索かけたら5人しかいらっしゃらなかったんです、リャルオス出身の方。 本を片手に脚立を数段昇りかけた所で背後から声をかけられた。 蝶結びの微妙なエプロン姿が振り向いて、イエロティアの女性を見返す。 ) あ。 (  間  ) ああ、 あー…成る程。 いやてっきり誤解してました、本を収める前で良かったです――助かりました。 丁寧に説明して戴いたはずなのに肝心な部分を聞き逃していたみたいです、申し訳ない。 ええと――…そんなに声をかけ辛く見えてしまいましたか、私。 ( いかにもおずおずと話しかけられたものだから、頼りなげにへんにゃりと。 ) [Wed 28 Feb 2007 00:35:41]
司書 > あの、横置きっていっても表紙や裏表紙が上…つまり、天井側を向くのではなくてですね、題名の書かれた背表紙が天井側を向く状態にして欲しいの、です。 ( 多分そういうこと。いうなれば普段並んでいる状態のそのまま、自分の立つ位置とは反対側…書架の奥に向かって本を九十度回転させてやった状態。背表紙が上。本の開く方が下。一冊、手にとってそのようにおいてみせながら )  …い、今の説明でわかりました…? ( おずおず、確認を ) [Wed 28 Feb 2007 00:28:29]
お知らせ > 司書さんが入室されました。 『 …あ、えっと―― 』 [Wed 28 Feb 2007 00:22:56]
ザッハトルテ@バイト(B) > ( リストにざっと目を通したところ、目立つのはフォーウン、ヴァーシャ。 国土面積の広さが国力に繋がる部分もあるのだろうか、もっとも後者に関しては郷里でもあるから若干の色眼鏡もあるのかも知らん。 トキノミヤコは「国家としては活力はすでに失われつつある」らしいが、落日を感じさせないだけの蔵書数はアマウラの気炎だろうか。 またガンディア書籍の存在は、アングリマーラの存在がヴェイトス市民にかの国への関心を呼んだか。 リストに従うなら、これらをまず東国と西国とに分類。 それから需要が高いと思われる言語のものから手の届き易い場所へ。 カートからフォーウン語の表題の本を選びながら――さて、ところで。 )  … 横置き。 ( 聞けば整架後の本は縦ではなく横に置くようにと指示を受けた。 何故だろう――本が横に寝て収められた図を想像して首を捻り。 ) [Wed 28 Feb 2007 00:18:13]
ザッハトルテ@バイト(B) > ( とは言え、空きの目立つ本棚など元来そう珍しいものでもないのだろう。 だからこれは隙間なく本が詰まった状態が常態だと思う先入観。 けれど、やっぱり「自分の中の」常態の方が自然だ。 だから――カートに積み込まれた本の一番上にはこの書架に収めるべき書籍とその並び順を記したリストが乗っている。 少しでも早く、その常態とやらに戻してしまおう。 ) ――時々手が止まりそうで困る。 ( 所謂外国書籍ばかりが連ねられたリストに目を眇め。 寡作が故に余り有名ではないが、個人的に気に入りの作家の名を見つけてしまったものだから。 ゆるりと結び髪が左右に揺れて、それからカートを検めるべく傍らに膝を着いた。 ) [Tue 27 Feb 2007 23:59:55]
ザッハトルテ@バイト(B) > ( 書架の前で立ち止まった。 積んだ本の重みの分、抵抗を腕に残してカートもまた止まる。 立ち止まって、つい。 腹を空にした書架をまじまじと眺めた。 臓物たる書物をごっそりと抜き出された後の棚板は丹念に拭き取られてきれいなものだったが、一種異様な光景。 ) [Tue 27 Feb 2007 23:46:39]
お知らせ > ザッハトルテ@バイト(B)さんが来ました。 『( 二日目 )』 [Tue 27 Feb 2007 23:41:28]
お知らせ > メルビル@バイトBさんが退室されました。 『 とある推理ゲームの話。 』 [Tue 27 Feb 2007 23:03:51]
お知らせ > さんが退室されました。 『冷静で聡明な貴女に☆1をそっと残して、本はただ大人しく』 [Tue 27 Feb 2007 23:00:27]
> (本は、しばらく悪あがきのように入れ替わりを続けるだろう。)(けれどそのうち、貴女の作業が終わったならば―――) (「行き場」を失くした悪戯な和綴じの本は、元の位置、つまりテーブルの上に並べられた四冊のうちの一冊へと居場所を定められたまま、それ以上動こうとはしないだろう。まるで追い詰められたかのように)  (本はただ其処に在る。触れてもなんの変哲のない、ただの襤褸の本だ。)(もし貴女がその本を何気なく開いたならば、表紙の裏側に貼られていた札が破れている事が知れよう) [Tue 27 Feb 2007 22:58:57]
メルビル@バイトB > ( 出来るだけ多くの事例を試して「報告書」として纏めるのが吉か。 幾つかのパターンを検証して、結果をまた記録する。 どういうカテゴリで、どういう状況の本を、何処までの範囲で移動するのか。 検証中もふとした拍子に本は移動を続け、所在を探すのにも一苦労だ。 結果として浮かび上がった、シンプルだが非常に面倒臭い解決方は―――――。 ) …これを全部平置きして駄目だったら最低な作業量だわね。 ( しかも下手に自分以外が触れない方が良さそうだ。 面倒だから報告して専門家に任せる/黙々と作業開始 の二択に軽く肩を竦め――――――端から淡々と、背表紙を上にして並べ始めた。 ) [Tue 27 Feb 2007 22:51:14]
> (その後も本は幾度か姿を入れ替えた。「貴女が触れたことのある本」へと) (けれどその内、何故だろうかトキノミヤコやアマウラ関連の本には入れ替わらない――或いは入れ替われない。)(「同じような大きさの本」にしか入れ替わらない。)(もしも貴女が触れた本の中に、貴女の方に背表紙の見える縦置きではなく、背表紙が上を向いた形の横置きの本があればそれにも本は入れ替わらない。) (そしてもし周囲に「開かれた本」があるのなら、それにも入れ替わらない。或いは例えば貴女が「パンクラチオン入門」の本を何気なく開いてそのままにしておいたなら、それ以降本は入れ替わらない) [Tue 27 Feb 2007 22:44:29]
メルビル@バイトB > ―――――そう来たか。 手に負えないわね。 ( 左から「パンクラチオン入門」「岩竜人一代」「ズバリ当てるわよ六星占術」「コロセウム剣闘士録/グレゴリオ暦25版」だ。 アマウラ人のご婦人の肖像が其処に加わって濃度が増した感。 額を押さえ、溜息。 とりあえずマスクを下ろした。 ありのままの事象を報告すべきか。 一般人には理解しづらいかもしれないが、普通の本ではないという旨を報告して、この手のトラブルを解決できそうなアマウラ人術師を呼んでもらうとか。 一先ず此処までの状況をメモしておこう。 ) [Tue 27 Feb 2007 22:33:11]
> (周囲を見回しても、同じように作業をしている人物の影。うっかり此方の区域に紛れてしまってやんわりとこの辺りの区域への立ち入りを断られている一般人。そのくらいしか見当たらないだろう。魔術に触れている貴女ならば、それらの誰も魔術を使っているような素振りがなく、またこの本へ通ずる魔力の流れも無いことが知れるだろう) (『トキノミヤコ呪術の系譜と歴史』は、再び『岩竜人一代』へと変わろうとする。)(そしてその後、並んだ四冊の本の中から、『トキノミヤコ呪術の系譜と歴史』という本は姿を消すだろう。代わりに、「貴女がリスト照合の際に触れた本」の一冊と、ソレは入れ替わっている―― 書架を調べれば、今度はその本があった位置に『トキノミヤコ呪術の系譜と歴史』があるだろう) [Tue 27 Feb 2007 22:26:15]
メルビル@バイトB > ( 「仕組み」というか「何が起きているのか」は理解した。 此方が追えば追っただけ「入れ替わる」という単純な―――悪戯のようなものだ。 今手元にある本の中で入れ替わりが行われている辺り、意図というか意思というかを窺えた。 クリスティア生まれのクリスティア良家育ち、トキノミヤコの事は本当に疎いのだが――――。 ) …本に主観があるのか、誰かが図書館に居るのか――――。 ( とりあえず辺りを見渡しながら呟き、合計四冊の本を近くのテーブルの上に並べてみる。 ) [Tue 27 Feb 2007 22:15:32]
> (貴女が魔術的にその本を「知ろう」とするのならば、題名に呪術とあるが如き「嫌な感じ」は感覚的に伝わるだろう。けれどもう少し奥まで知ろうとするならば、その本には「悪意」ではなくそれとは似て異なる、つまり悪戯をする子どものような感覚を覚えるのかもしれない) (貴女が見つめていた古めかしい本はまた様相を変えようとするだろう、今度は『パンクラチオン入門』と入れ替わろうと) [Tue 27 Feb 2007 22:11:00]
メルビル@バイトB > …こんなにロンゲだったのね。 ( 拳を突き出す首の太い男の絵に本当にどうでもいい感心をしてから、いや違うだろうと遅めの驚き。 小脇に抱えて保持していた「岩竜人一代」を確認しようと其方を手に取れば、明らかな異常現象。 ) …入れ替わっている? ( …魔術書の類なら無い事も無い現象か。 本には何かが宿り易い。 仮にも魔術師の端くれ、ぼろぼろのその本に何か感じる事は出来るだろうか? 司書に報告するにはまだ少し状況整理が足りない。 ) [Tue 27 Feb 2007 22:03:55]
> (そのかわり、貴女の手元にある三冊のうち『岩竜人一代』という本を持っていたはずの位置に『トキノミヤコ呪術の系譜と歴史』があることに、貴女は気が付くだろうか) [Tue 27 Feb 2007 21:57:43]
> (襤褸屑のようなその本は、確かに貴女が手に) (した、だろう。しかし人間誰しも生理的に瞬きをするものである。貴女の体が無意識に目を潤そうと瞬きをした瞬間に、貴女が取り出した本は題名も様相さえも変えていた) (『岩竜人一代』)(表紙にはどこかの絵師の作だろう、若かりし頃のドラゴニア・ロック・ガンビエに似た絵が) [Tue 27 Feb 2007 21:56:10]
メルビル@バイトB > ( あまり運動神経の良い方ではないし、ゆっくりとマイペースに脚立を降りる。 足音を吸収するような質のいい絨毯のお陰で無音。 聞こえるのはそこかしこで棚と本がこすれあう作業音と、時折誰かが声を殺して話す声。 夜間あまり照明の強くない書架の間に降り、さて格闘技の棚とカウンターとどちらに向かうかと思った時、ふと目に入った一冊の本。 これだけ本があればどれが何処にあったかまでは覚えられないが、それは少し特徴的な形をしていて、確かに目を引いた。 何の気なしに手を伸ばしてそっと引っ張り出してみると、随分と傷んでいる。 )  [Tue 27 Feb 2007 21:47:43]
> (さて、貴女の視界にこの本は映っただろうか) [Tue 27 Feb 2007 21:43:22]
> (脚立を降りた貴女の、ちょうど目の留まるくらいの位置にそう題された本があった。貴女がリスト照合していた時には「無い」はずだった題名をその背に負った本は、そこにあった。古めかしい和綴じの様相。題名は後からわかりやすいように加えられたのだろうか)(それは触れれば朽ちてしまいそうで、修理に出さねばならぬだろう事が窺える) [Tue 27 Feb 2007 21:42:01]
お知らせ > さんが入室されました。 『トキノミヤコ呪術の系譜と歴史』 [Tue 27 Feb 2007 21:37:55]
メルビル@バイトB > ( かと思えばこの棚一面調べ終わった段階で、「岩竜人一代」 「コロセウム剣闘士録/グレゴリオ暦25版」 「パンクラチオン入門」 なんてものも発掘されている。 明らかに魔術の棚とは無縁というか、いったいどんな格闘マニアか本職がこんな不精をしたのやら。 手元の三冊、表紙に描かれた「岩竜人」ガンビエ・カルタリの若かりし頃のイラストが案外似てる、とか思いながら脚立を降りる。 格闘技の棚の方で探しているだろうし、そっちに持って行くか。 それとも勝手な事をしないでカウンターの司書に預けるか。 ) [Tue 27 Feb 2007 21:30:11]
メルビル@バイトB > ( それで、何が出たかといえば。 ) …「エーテル時空絶対軸概念」 「基礎魔術概論」 上級機構士論No.16/並列魔術回路」 「初等教育からの魔術」…「「『信仰』というトランス」 「太陽の波紋エネルギー/仙導パワー」 「だれにでもできるウィッチクラフト」 ( ナンバリング順に並べられた魔術系の本リストから幾つかのタイトルを再確認する。 矢張り、見当たらない。 まだまだ続く。 ) 「伝承上の大魔術師達/23巻」 「トキノミヤコ呪術の系譜と歴史」 「ドリームタイムという考え方」 「魔術師インディ・ルルク全史」 「マニファクト」 「ミスター・モリックの超魔術」 「ルーンタロット占術」…ほかの棚に紛れ込んだか、紛失したか。 ( 未返却なら記録はある筈。 盗難された可能性もあるか。 ) [Tue 27 Feb 2007 21:13:26]
メルビル@バイトB > ( 空きの時間を軽い気分転換に充てようと請けたアルバイト、初日。 以前同じような書架の整理の仕事をした事もあったし、図書館という所が好きだ。 静かで、煩わしい声や音が無い。 病院という所も比較的そんなイメージはあるかもしれないが、急患の慌ただしさや遺族の生の感情、子供の喚き声、休憩中でも安らげる気はしない所だ。 その点、図書館は良い。 自宅の次に憩える。    この清掃のおばさんみたいな格好がなければなおいい。 ) ( そんな事を考えながら高い脚立の上、リストを片手に気障なポーズで足を組んでその上に肘を突く清掃のおばさん三角巾にマスク、エプロン、軍手姿の女がいた。 ) [Tue 27 Feb 2007 21:06:05]
お知らせ > メルビル@バイトBさんが入室されました。 『 さて…結構出たわね。 』 [Tue 27 Feb 2007 20:58:28]
お知らせ > ザッハトルテ@バイト(B)さんが退室されました。 『( 作業は続き、夜は更ける。 )』 [Mon 26 Feb 2007 00:25:49]
ザッハトルテ@バイト(B) > ( やがて作業を再開しながら ) ――――ふ。 ( ふと気づいた時にはベストもスラックスも真っ白だ――上着は予め預けて来たが、ええ。 折角お借りしたエプロン、装備してません。 後ろ手で蝶結びなんてそんな超絶スキル持ってませんもの――でも明日は素直に装備しようと思った。 きっと縦結びになってるのに本人が気づかなくともそう思った。 どうかすると何もしなくても喉が埃っぽくて敵わないのは、恐らくコレにも原因があるのだろう。 ) [Mon 26 Feb 2007 00:24:47]
ザッハトルテ@バイト(B) >  …良いんだ別に。 ( 高さを恐れはしないから脚立を下りるまでは早い。 カートにヴェイトス島年代史の分巻を乗せ、再び元の位置に戻って、ぐし。 棚に濃く薄く積もった塵を雑巾で払い ) 良いんだ別に、利用客への対応だけをしに来た訳じゃないんだから。 あくまで蔵書と書架の整頓がメインで―― ( 聞く人も居なかろうと思えば、手を止めずともどうしたって独り言は増える。 ひとりごちる余裕がなくなるとしたら、所謂棚卸し――蔵書点検に回った時だろう。 蔵書の目録を作ってみたり、それと書架の内容とを逐一チェックしてみたり。 職場やらどこぞの邸宅やらではるかに小規模ながら似たような事をした経験があるが、あれはあれで中々大変。 その分完了時の達成感も大きいが―― ) 整理整頓って基本的にエンドレスなんだよな… ( 片付けて散らかす。 また片付けて、散らかす。 高台から見下ろした書架の林に目を細め、それが日課でもあるここの職員殿に敬意を込めて刹那の黙祷。 邪魔にならないようにと適当に結い上げた髪先が馬の尾のようにふらりと揺れた。 ) [Mon 26 Feb 2007 00:16:11]
ザッハトルテ@バイト(B) >  ――あ、済みませんがそこから先は御遠慮下さい。 点検作業が終わりましたら改めて御利用戴けますか――はい。 御迷惑をおかけします――…   ( 脚立の上から極力柔らかく注意を促すのも早数度目。 「相手の顔を見て」「その場に相応しい表情を選択し作り」「穏便に治まるように口調を調整する」――たったそれだけの事が酷く困難だった。 それだけに、渡りに船と云えば甚だ失礼ながらこの依頼は良いリハビリになりそうだ。 ――…とは言え、実際の所は。 ) げほ。   ごほッ、 ……ごほ! ( 何か喋ろうと思う度に埃にやられて。失笑買ってる可能性の方が高いのは気のせいですか――。 ) [Sun 25 Feb 2007 23:59:27]
ザッハトルテ@バイト(B) > ( 因みに今居る場所は脚立の上。 天井に近い高さまで脚立を立てかけ、そこに腰掛けて書架の最上段を見ているところ――館内の構造については公式イラストを参考。 ふと、手の中の色褪せた本に目を落とす。 ヴェイトス島年代史と書かれたそれは風合いからしてとても古く、時代の流れに伴って人の目に触れる事がなくなり年老いた老人のようにここに追いやられたようだった。 だが、表紙には職員による幾度もの補修の跡が見て取れ、改めて表紙を手の甲でそっと払った。 勧められた軍手は本を取り落としそうな気がしたので申し訳ないが嵌めていない。 一日の作業が終わる頃には指先が酷く乾燥しているのだろう――死人の手にも紙に吸われる脂があればの話だが。 ) [Sun 25 Feb 2007 23:48:45]
ザッハトルテ@バイト(B) > ( ここの蔵書数がいかに豊富か度々足を運んだ身としてそれなりに理解しているつもりだった。 それが「つもり」に過ぎなかったと初日から思い知る事になる安息日の夜――平たく言えばハードだった。 今回の曝書は部分的なものであり、即ち一般向けに開放したままだから利用客もそれなりに居る。 時折物珍しさに足を踏み込みかける客を丁重に送り返しつつ本を退かし、風通しの良い所定の場所へと運んで空いた棚で綿の塊と対面する。 言葉にすれば簡単だが、体力勝負の色も濃い。 ) 皆 元気だな――… げほ。 ( 抜き出した分厚い本と本の間に溜まっていた埃が舞い上がり、咽た。 ) [Sun 25 Feb 2007 23:34:23]
お知らせ > ザッハトルテ@バイト(B)さんが来ました。 『( 初日から )』 [Sun 25 Feb 2007 23:25:14]
お知らせ > ヴェルセリオスさんが帰りました。 『仕事探さないと・・・(呟いた)』 [Sun 25 Feb 2007 04:57:07]
ヴェルセリオス > 確かに。それこそ自警団の出番と言うものでしょうね(こくりと小さく、首を立てに動かした。自警団。自分は殆どそれに係わったことが無い組織だ。そうならないように生きてきたから当然なのだけど)・・・・・ふむ。これは手ごわいですね。何にせよ、書架探し有難う御座いました。お陰ですんなり帰れそうです。(会釈にはこちらも会釈を返し、そして見えなくなる相手の姿。そうして、本をかかえて踵を返し) [Sun 25 Feb 2007 04:56:14]
お知らせ > エレオノーラ@バイトAさんが退室されました。 『(そうして会釈を返すと、カートを押して本棚の角を曲がっていった。)』 [Sun 25 Feb 2007 04:53:25]
エレオノーラ@バイトA > 図書館では基本的に荒事は――でも、あまりに度が過ぎるようでしたら、最悪入館禁止を通り越して、自警団のほうへ通報、となるでしょう。 ( そういうことにならないように、できるだけ口頭で相手に伝えるわけである。ヴェルセリオスとの会話をしながら、地味に体力を使う動作を繰り返す。慌てたり急いで終わらせようとすると、余計に疲れてしまうから。ゆっくり、自分のペースで。それでも時折、脚などを軽くさするしぐさを混ぜて。 ) うふふ、そんなに見つめないでくださいませ。お仕事に支障が出てしまいます。 ( 相変わらず冗談めかして、ヴェルセリオスの言葉をひょうひょうとかわす。そうしているうちに、持ってきた分の本はあらかたしまい終えた。軽くなったカートを押して、次の本を積むために戻ろう。 ) それでは、私はこれで。見ての通り人も少なく静かな時間帯ですので、ごゆっくり。 [Sun 25 Feb 2007 04:52:54]
ヴェルセリオス > ・・・・私は我侭で、こらえ性の無いものですから。ある程度以上手を焼かせるようなら――――まあ(色々と、と言葉を濁した。軽く肩を竦め、つつ)・・・・・・・(あがる、さがる。それも大きく小さく中ぐらい。そして左右に。体力筋力には自信が有るが、これは結構馬鹿にならないなぁと内心呟いた)・・・ふむ、なるほど・・・・起きたら、素直に従ってくれるような人だと良いですね(図書館には色々な人が来る。ロクでも無いのが来ないといいなあ、と言うお話。)ご丁寧にどうも。やはり丁寧な方ですね(そんなやり取りを交わしつつ耳にした名前。そしてそれにもかかわらず相変わらずガン見中)・・・・・ああ、いえ。良い眺めでしたのでつい(と、呟いた。 [Sun 25 Feb 2007 04:44:04]
エレオノーラ@バイトA > そう、みえます? ――人を相手にするお仕事は、みんなそうですよ。 ( くすっと小さく笑うと、また別の本を手に取り、しまう場所を探す。その位置によって、脚立を上ったりしゃがみ込んだり、横に移動したり。とにかく地味に動きが多くなる。 ) そうですね――やっぱりここは本を読む場所ですから。眠くなるのも分かりますけど、その分他の人が使う場所に居座ることになりますから。――まず職員にはなして、対処を仰ぐというのが定石でしょうね。 ( 作業をしながら、やんわりとした口調で語る。相手が名乗れば、そのときはちゃんと彼女のほうに向き直り、手を止めて。 ) 私はエレオノーラ、と申します。以後よしなに。 ( 胸に片手を当てて、小さくお辞儀をする。 ヴェルセリオスが己の脚を見ているとはしらず、つぶやいた言葉に首を傾げるだけ。 ) [Sun 25 Feb 2007 04:37:09]
ヴェルセリオス > ええ。そうですよ。なんとなく応募に食指が動きませんでしたので、それで(何も意味はありません、と。そして)・・・・・・ふむ。良い光景です(ぼそり。脚立の上り下りの際、時折見える脚を眺めてひとりごちた) [Sun 25 Feb 2007 04:29:35]
ヴェルセリオス > ・・・あら、まあ。それは大変ですね。貴女は見たところ――――丁寧に接してお相手をするのでしょうね。(仕事の邪魔をしないよう、こちらもある程度距離をとったり角度を保ったまま口を開く。)子供は兎も角、寝入っている人はどうするんですか?やっぱりつまみ出しますか(ぽい、と何かを投げ捨てるジェスチャーひとつ。もえないごみ(こら)・・・・ええ。心得て居りますよ。・・・・やはり大変そうな仕事で・・・・・ああ、申し送れました。私ヴェルセリオスと申します。どうぞ宜しく(ふと思い出して、己の名を告げた。エプロンをつけていないとつい忘れ気味) [Sun 25 Feb 2007 04:28:31]
エレオノーラ@バイトA > ――応募を見合わせたのは、ご気分の問題、でしょうか。 ( 野暮な話ではあるが、本をしまう傍ら、なんとなくそう問いかけた。 ) [Sun 25 Feb 2007 04:24:01]
エレオノーラ@バイトA > 変、かどうかは分かりませんが、日暮れ時を過ぎると、たまに館内で迷子になった子供が見つかったりするんですよ。あと、閲覧コーナーで夜まで寝入っている方とか。 ( 後者は困りますけどね、と苦笑する。会話をしながらも、女性から渡された本をしまう場所を目で探して。 ) え? ――えぇ、平気ですよ。仕事の手を止めるわけには行きませんから、あまり面と向かって話せないので、ご容赦ください。 ( 脚立を使って、高い位置にある場所に本を戻す。それからまたカートに戻って、本を手に取り、背の番号を確認し、膨大な書物の壁を眺め、しまう場所を探す。時にスクワット運動みたいになるから、体力がいるのは間違いなかろう。 ) [Sun 25 Feb 2007 04:22:59]
ヴェルセリオス > 夜は夜で、変な利用者が来るものですね。この街の図書館は。・・・私が言うのもおかしな話ですけどね(貸し出しを希望するつもりの、他の本を手近な閲覧用テーブルに置いて、アルバイトの女性の反応を眺めていた。その彼女の身のこなしや言葉遣いが基本的に優雅だと感じた故、ふと疑問が起こった。多分かなり良いところのお嬢様――――奥様?なのに、何でバイトなどしているのかと)・・・実は私、この仕事に応募するかどうか少々悩んだのですよ。でも見送りました。特に何か理由があったと言うわけでは御座いませんけど・・・ああ、ご迷惑になりませんか?(お仕事の邪魔になってません?と小首をかしげながら問いかけた) [Sun 25 Feb 2007 04:13:12]
エレオノーラ@バイトA > あら――そうだったんですか。確かに、よく図書館を訪れる方なら、アルバイトが入る時期も良くご存知でしょうね。 ( どきっとしました、なんて口元に片手を当てて冗談っぽく笑う。なるほど、女性の立ち振る舞いといい丁寧な物腰といい、人を相手にすることが多い仕事に良く見られる様子である。 ) 気分だなんて、そんな――バイトとはいっても、図書館を訪れるお客様の目に、失礼にうつるようなことがっあっては申し訳が立ちません。だから――ありがとうございます。 ( こちらも丁寧に会釈をしてみせた。 ) [Sun 25 Feb 2007 04:01:49]
ヴェルセリオス > (何でアルバイトとわかったかと言うと、エプロンである。本職の司書は制服を着てるから。) [Sun 25 Feb 2007 03:54:58]
ヴェルセリオス > ・・・・・・・おや、中々ですね。ああいえ、実はあなたがどんな反応をするかを確かめるために声をかけたのですよ。この間応募の有った、アルバイトの方が――――ちゃんと案内できるのかと思いまして(本が手から離れると、くす、と幽かに表情に笑みを浮かべて口を開いた。ワンピースの女。自分の頬に指を当てて)・・・ああ、でも戻す先がわからなくなったのは本当です。それと――――もし気分を害しましたらごめんなさいませ(スカートの右端を摘んで、ちょん、と小さくお辞儀。小さくとはいえ本式) [Sun 25 Feb 2007 03:54:00]
エレオノーラ@バイトA > ――え? あぁ、ごめんなさい。気がつきませんでした。 ( 一応、バイトとはいえ今はここの職員と同じ立場である。図書館の印象を悪くするような言動は慎もうと、つとめて敬語で話す。両手を体の前に重ねて小さくお辞儀をすると、女性が持つ本に視線を移した。 ) はい、では拝見させていただきます。 ( 差し出された本を受け取ると、さっそくその背に書いてある番号を確認する。 ) これは、ちょうどこの隣の書棚ですね。戻しておきますので、ご安心ください。 ( バイトが自分で戻しといてねとか言うわけないし。やんわり微笑んで、そう告げる。 ) [Sun 25 Feb 2007 03:46:48]
ヴェルセリオス > (背中には布で包まれた、一メートル以上の長いもの。髪を飾るものは何も無く、エプロンも無い。只上乗せを省いただけとも言える格好) [Sun 25 Feb 2007 03:40:01]
ヴェルセリオス > (不意に、そんな奥様の背後からかけられる女性の声。振り向けばそこには、黒いワンピースの女性が一人立ってるだろう)・・・・・・図書館の関係者の方ですよね?この本を借りようと書架から持ってきましたが、やはり気が変わって戻そうと思いまして。しかし何処の書架か忘れてしまいました。何処の書架かご存知ですか?(そういって差し出した本は、クリスティアの上流家庭の生活様式についての本だった) [Sun 25 Feb 2007 03:39:09]
お知らせ > ヴェルセリオスさんが入室されました。 『――――宜しいですか?』 [Sun 25 Feb 2007 03:36:03]
エレオノーラ@バイトA > ( 図書館に眠る資料の数は膨大だ。それこそ、エレオノーラの永遠を費やして、何とか全部読めるかどうかというレベルであろう。そして読み終えたとしても、その全てを記憶に留める事は、そういう能力でも持っていない限りは無理な話である。ゆえにその膨大な資料は、本を書いた作家の名前やタイトル、ジャンルなど、細かく分けられて管理され、探す側や取り扱うものに優しくなっている。 ) ――とはいえ―― ( 見上げた視線をずーっと下ろしていく。 ) 口で言うほど簡単じゃ、ないわねぇ。 ( 片方の手を頬に当てて、目を瞬かせる。図書館の書棚は、この通り上から下まで本がぎっしりだ。そのため、書棚を舐めるように見て、本の背の番号をみて本の位置を探さなければならない。この時点で目が滑る。思いっきり滑る。 ) [Sun 25 Feb 2007 03:35:22]
エレオノーラ@バイトA > ( 右を見ても左を見ても、書棚、書棚、書棚。分厚い本から薄い本まで、表紙の色もさまざまに、しっかり棚に収まっている。本を積んだカートは予想していたよりもずっとずっと重く、なるほどこれは力仕事だと、初日から思い知らされる。 ) ん……しょっ……。 ( 目的の書籍に付けば、カートを止めて、そびえ立つ本の壁を見上げる。 ) えぇっと、たしか――本の背に、番号が書いてあるのよね。 ( 本の背表紙を見て、そ子に書かれている番号を確認する。これはいわば、図書館の資料の住所である。これを頼りに資料を書棚から探し出すので、学生などは知らない間に使って居ることも多いのだ。 ) [Sun 25 Feb 2007 03:24:58]
エレオノーラ@バイトA > あぁ、なんかこういう簡素なエプロン一枚つけるだけで、ずいぶんそれっぽくなっちゃうから不思議ね。 ( 支給されたエプロンをつけて、すっかりご満悦の奥様。普段からたびたび図書館は利用させてもらっているのだが、返却した本がどのように扱われるのか、実際にやってみたことはない。知識だけならば、配架は返却された本を棚に戻す作業であり、整架は棚の整理であると知っている。知ってはいるものの、実際にどの程度腕と足と目を酷使する作業なのだろう。 ) やっぱり、何事も経験、なんてね。 ( 深夜の図書館。さすがに利用客もまばらだ。カートに本を50冊ほど積んで、本と本の壁の間を縫うように奥へと進んでゆく。 ) [Sun 25 Feb 2007 03:17:56]
お知らせ > エレオノーラ@バイトAさんが来ました。 『(ワンピースにエプロンをつけて)』 [Sun 25 Feb 2007 03:10:56]
お知らせ > 氷桜@バイトAさんが帰りました。 『(何事も無く一日目を終えた)』 [Sun 25 Feb 2007 00:17:13]
氷桜@バイトA > ・・・・さて(見落としていた本を棚へ戻しワゴンの元へ戻り中断していた箇所から再開する 何度か同じような事を繰り返したが他に大した問題も無く) [Sun 25 Feb 2007 00:16:54]
氷桜@バイトA > (小休止を終え作業再開、書架のスペースギリギリまで本を並べ次の列へと移動する。 普段店番しているときよりよっぽど働いてる感があるのは多分気のせいです) これはこっちでこれは・・・・さっきのところか (見落としていたらしく既に整架した棚の本を手にUターン 似たような動作を数回繰り返しているのは内緒の話。 集中してても見落とすものは見落とすんですとか自己弁護 『人物特性:うかつ8』とかついてそう) [Sun 25 Feb 2007 00:04:19]
氷桜@バイトA > (流石に拙いだろうとアルテミスは置いてきたがそれでもバッチリ不審者チック エプロンが図書館からの支給なのがせめてもの救い。 ワゴンに積んだ本の頭文字を揃えて配架していく) ・・・・あ゛ー、結構腰にくるな (棚の中ほどまで終え、腰に手を当て上体を軽く反らせばゴキゴキと腰が異音を発する ) ・・・・年は取りたくないものだ (年寄り臭い台詞を呟くが見た目は二十代前半 その辺の御老人方に窘められそうです) [Sat 24 Feb 2007 23:52:30]
お知らせ > 氷桜@バイトAさんが入室されました。 『(外套の上からエプロン)』 [Sat 24 Feb 2007 23:42:34]
お知らせ > 炎涼さんが帰りました。 『本部帰還。残業覚悟。』 [Wed 21 Feb 2007 22:33:08]
炎涼 > (他にも幾つか、一人の力で、誰にも巻き込まず、人の為に成れる。職業。孤立してしまう。誰かが傷付けるなら、其れで構わない。) ―――。 (そろそろ戻ろう。)(同僚に告げた時間。其の時間が接近してきている。静かに椅子から立ち上がってから、元の位置に戻す様に直してから、まだ読み明かしていない本を戻そう。其れが終わったら、まだ残っている仕事の為にもさっさと戻ってしまおう。) [Wed 21 Feb 2007 22:32:42]
炎涼 > ・・・・。 (僧侶、神父、神官など。其れは好まない。炎涼自身が、薄汚れた欲望を常に感じる。黒い炎。感情を反映する炎。其れだけで黒く染まっているか感じた。) ――、 (吸血鬼を付け狙う狩人、邪悪たる悪魔を退治する狩人。人々を救い治して遣れる白魔術師。どれもこれも、考えたり、口にするだけなら誰でも出来る。問題は如何したいか。如何するのではない。本当に何をしたいか、が一番の重要だった。自警団では、人を支え、救いたい、が団体で無ければ行けない事が苦痛だったかも知れない。) ―――。 (これが本音?)(炎涼自身でも分からなかった。魔法は支えるが、闇と炎だけで其れ以外を扱った事が無い。闇は負なる感情を作り出し、炎は元々支配する能力を所有する。無表情ながら、微かだけ眉毛を動かした。) [Wed 21 Feb 2007 22:29:05]
炎涼 > 条件的、人の為に成る、単独で仕事が出来る。 (炎涼は思う。団体だからこそ、周囲に迷惑を掛け、詰まらない揉め事を起きる事を避けて、自らの行動や思考に制限と重圧を仕掛けている。) ――――。 (魔法を主体とした職業。守護を主体とした職業。思い浮かべるのは限られて来る。傭兵や兵士なら戦争を終着させられるが、破壊を主体とした魔法では多少ながら犠牲がある。場合によっては、却下であり、保留である。) ――次、 (騎士。魔法を扱う騎士も居る。騎士は守護をする。適している。が、そう簡単に騎士に慣れる訳が無い。何も知らないから言えるだけ。適合であり、保留である。) 其れ以外は合わない。 (首を微かに傾げながら、机の上に開かれたページを次ページに捲った。そして、次は魔法に関連した職業など。) [Wed 21 Feb 2007 22:20:42]
炎涼 > (同僚。言葉を与えられ、気付いた事や考えさせてくれる。自警団の他に、人の為になれる方法や職業は様々である。現在は転職をするか、退職をするか、はっきりと決めてない。) ――接近戦が苦手。中距離からが得意。隻腕と言う欠点。 (自己評価。得意と苦手を小言にした。何時もと同じように目立たない場所である席に座っていた。其れでも服装からにすれば分かり易い目印に等しい。今回は時間が無い。少しでも考えられる事は考える。思考や言葉と異なるジャンルの本を開かれていた。) [Wed 21 Feb 2007 22:09:46]
お知らせ > 炎涼さんが入室されました。 『職業。転職考案。』 [Wed 21 Feb 2007 22:04:22]
お知らせ > 炎涼さんが帰りました。 [Mon 19 Feb 2007 21:44:22]
炎涼 > ※背後より、回線都合が悪い為に退出します。 [Mon 19 Feb 2007 21:44:16]
お知らせ > 炎涼さんが来ました。 [Mon 19 Feb 2007 21:44:00]
お知らせ > 炎涼さんが入室されました。 『孤立。非協力的。』 [Mon 19 Feb 2007 21:37:13]
お知らせ > ジムさんが退室されました。 『( 誰に言っているのやら。 )』 [Sat 17 Feb 2007 00:33:34]
ジム > ( しかも秘書の字を間違えて捉えようによってはなんだか卑猥になってしまったではないかとか思いながらも、司書さん及び他のお客さんの視線が痛いがために、泣く泣く帰還。 帰還者トーマスって書くとSFみたいだよね。 ) [Sat 17 Feb 2007 00:33:13]
ジム > ( まあ本を読んでも実践できなければ意味はない。 が、逆に言えば応用さえ利かせられれば本を読んだだけの何倍もの効果を引き出すことができるというわけだ。 現在も応用法を模索し、日々試行錯誤、切磋琢磨し、ゆくゆくは顎一つで部下を使い、最終的には秘所あたりのポジションにつきながらも秘密を握り裏から組織全体を掌握するのが理想的であり、)って違ーう!! 危ねー! 本気と書いてマジで危ねー! ( 思わず本を取り落として叫び、怒られてごめんなさい。 ) [Sat 17 Feb 2007 00:23:12]
ジム > ( え? 何のための勉強だって? 無論、職場で快適に仕事するための勉強だ。 去年から始めたこの読書の習慣のおかげで、今では仕事の効率が一割前後上昇したし、その割に疲労はいままでの一割減。 だるいときは上手に他人を動かせる。 ) ……………完っっっ璧……マーヴェラス。 ( 単語の意味は特にわかっていない。 ) [Sat 17 Feb 2007 00:13:35]
ジム > ( これが趣味であったり気紛れであったりするのならば、疲れるのも気にならないかもしれないし、疲れたらやめればいいだけのこと。 しかしこれは勉強なのだ。 仕事のための勉強。 だから休みばかり何度も入れるわけには行かない。 ) ………………ふぅ……。 ( 思わずため息も出るというものだ。 因みにタイトルは「職場の失敗を切り抜ける48の秘訣」。 ………他の二冊のタイトルはそれぞれ、「これだけで三割も仕事がデキルと思われる!」、「猿でもわかる人の動かし方」。 ) [Sat 17 Feb 2007 00:04:15]
ジム > ( 図書館の一角、読書スペースに備えられたテーブルに目的の本を二冊積み、読んでいるもう一冊は無論目の前手の中に。 深く腰掛けた椅子は硬いが、一日中座っていることさえある職場環境から考えればそれはさしたる苦でもない。 痔に困ったことも、まあ、ない。 精々いま困っていることといえば、ぐっと手を伸ばし、眼鏡越しに細めて目で字を追っていくことだろうか。 遠視ぎみであるため、近くの字は正直読めない。 さっと読んでしまえる書類はともかく、自然目を向け続けざるを得ない本となると、やはり、疲れる。 ) [Fri 16 Feb 2007 23:53:24]
ジム > ( 読書というものに、昔は知的なイメージを抱いていた。 自分には縁のないものなのだと。 だがいま抱いているイメージは、知性とは関係のない、ただ忍耐と集中とを試される単純労働に過ぎない。 ) ――――………。 ( ……ぱらり。 頁をめくる。 そう、私とて本を読むことはある。 ) [Fri 16 Feb 2007 23:43:44]
お知らせ > ジムさんが入室されました。 [Fri 16 Feb 2007 23:41:35]
お知らせ > アヤネ@実験さんが帰りました。 『( 振り上げた腕が隣の人に当たって、今度こそ『すみません』と謝った。 )』 [Fri 9 Feb 2007 23:26:57]
アヤネ@実験 > ( … でも、まあ。 仕事はキツイし華もないけど、働かないわけにはいかないし目的だってちゃんとある。 秋の頃には特に信じてもいない神様にちょっと奮発しちゃったけど、今の目標はとにかく貯金。 お金はいくらあっても困らないし ―― それに、貯めたお金の使い道。 選択肢は多い方がいい。 指折り数えて思い出すに、目標はまだまだずっと先だけど。 ) よっし。 特に体に異常もないし、また明日からお仕事がんばろっと ―― 【判定】 [Fri 9 Feb 2007 23:25:59]
アヤネ@実験 > ( どこにどんな本が置いてあるのか、案内がなければ分からないほどの本の林の中を物珍しげに眺めて歩く。 時々ごっそり本が抜けている所があったりして、そこにどんなものが埋まっていたのか想像する方が、読みたい本を探すより楽しかったりもする。 両脇がそれぞれお料理とケーキ作りのレシピ集だから、たぶんこの歯抜けはチョコレートを使ったお菓子作りの本じゃないかしら、なんて。 こんな風にゆったり、考えても考えなくてもいいようなことを頭に浮かべられるほどに館内はとても静か。 働くお母さんの託児所がわりになっているのか、小さな子供もちらほら見かけるけど、どの子も所定の場所におとなしく座って黙って本を読んでいる。 ふと勤め先にやって来る、通いの小さな患者を思い出して比較した。 )  … うちに来る子もこのくらい静かだったらいいんだけどなぁ。 それはやめてって言っても言ってもひとのしっぽを掴みたがるし、怪我人病人なのに皆元気すぎ。( 患者じゃなかったら、いくら子供でも爪出してその手を引っかいてると思う。 … 思い出したらなんかモヤモヤしてきた。 ) 休暇は終わりぬ、か。 お休みってはかないわー…  [Fri 9 Feb 2007 23:17:57]
アヤネ@実験 > ( 新薬の実験と称する依頼を請けて錠剤を服用するようにしてから、十日以上は経っている。 どこかと数字が合わないのは見ないフリ―― 今のところ食欲が増したとかなくなったとか、どれだけ寝てもまだまだ眠いとか、これといった変調はなし。 家に戻ればベッドに直行! だったりする日も多いけどそれは引いた血の体質、雨の日の猫はとことん眠いんです。 ―― それはさておいて。 ) ( いつも通りの生活と言われて、日頃よっぽど無意識にただ暮らしているだけなんだってよく分かった。 外で運動するよりはよほど平素に近いけれども、図書館に通う習慣だって本当はない。 お堅い話は苦手だし、仕事で必要な資料はギルドの方から借りている。 ) この静か過ぎる空気がこう、ね。 皆して借りてきた猫になっちゃったみたい。 ( 賑やかなヴェイトス市民もここに来たらお行儀のよさ、三割増し。 ) [Fri 9 Feb 2007 23:04:51]
アヤネ@実験 > ( 梯子を使ってようやく手が届くような背の高い本棚の前で、インクと革の匂いが強い館内の空気を吸い込んだ。 ―― ほ、と息をついていたら、脇を通り抜けようとしていた人と目が合って、どちらからともなく謝るように頭を下げた。 ) すみません。 ( すみませんって、便利な言葉。 謝るようにもただの挨拶にもどっちだって受け取れる。 ) [Fri 9 Feb 2007 22:51:39]
お知らせ > アヤネ@実験さんが来ました。 『( 四日目 )』 [Fri 9 Feb 2007 22:45:46]
お知らせ > シュクレさんが帰りました。 『( 泣き顔のまま淡く笑むのは、 ) ( このハナシがけして悲劇だけではないから )』 [Thu 8 Feb 2007 01:04:29]
シュクレ > ( 犬の気分になって、物語を辿る。 )  ( 辿って、 たどって、  ――― そうして最後に、 ) [Thu 8 Feb 2007 01:02:47]
シュクレ > ――― ( どんな気分だろう、と 考える。 ) ( 自分がもしこの犬の立場だったら。 どんな気分だろう ) …、 … ( 目から零れるのは甘い雫。涙。両腕に頭を乗せて寝転がったままに、すン、と鼻を鳴らす。 ) ( 脇に避けた絵本に左手を伸ばして、 ぱらり、 ぱらりと 何気なくページを上から下へと落とした ) [Thu 8 Feb 2007 01:01:46]
シュクレ > …、 ( 読み終われば、一度ぱたンと閉じて )  … ( もう一度何気なく裏表紙を開けた。まるでそこに話の続きを探そうとするかのように ) ( 幾枚かページを捲ってみて けれどそんなことをしても続きが現れるわけでもなく )   … ゥー …… ( ぐす。 ) ( ぱたん、と本を閉じたと同時 己の体もぱたり、と。静かにうつぶせる。組んだ両腕に顔を埋めて ) [Thu 8 Feb 2007 00:51:08]
シュクレ > ( けれどそれは十分にうったえるモノのある。黒炭で描かれた、その景色の、その犬の、 なんと生き生きとしていることだろう。 ) …、 … 。 ( 思わず、魅入って。 無言でページを捲っていく。 普段、絵本を読むときはところどころ思ったことを口にしたりして、騒がしくゆっくりと読んでいくのに。 ゆっくりと、ページの繰られる動作の遅いのははしゃいでいるからではなく ) [Thu 8 Feb 2007 00:45:14]
シュクレ > ( 表紙のわんこは、なんだかちょっと悲しそうに見えて。思わず自分の眉も、へんにょりと八の字に下がる。 ) ンー… 何があったのかなァ? ( 首を傾げて。とりあえず中身を読んでみようと、本を床に下ろして表紙を捲り、それからもう幾枚かページを捲ってオハナシは始まった。 中身は黒炭で描かれたデッサン画のみ。白黒の画面に、文字はない ) [Thu 8 Feb 2007 00:35:44]
シュクレ > ( 今みたいに物語になっているものや、単なる言葉の繰り返し。言葉遊びや仕掛け絵本、文字の分量。 ひとくちに絵本、といってもそれぞれ子どもたちの年齢に合わせて様々。中には、まったく文字のない絵本だってある。 ) わんこサン。 ( 背を向けて、こちらを振り返る犬の絵の描かれた絵本。両手で目の位置まで持ち上げて、ふーンとまじまじ表紙を見つめる ) [Thu 8 Feb 2007 00:20:11]
シュクレ > ( 子どもの遊戯場のような、低い本棚で囲われた場所。椅子に座るではなく何かシートの引かれた、そのまま床に座れるようになっているそこは本来椅子に座る事のできない子どもたちへの配慮なのだろう。 けれど日付の変わったばかりのこの時間では子どもたちの影はなく。背ばかり大きな子どもが、うつ伏せに寝転がってごろりと。 ) ( 周囲には読み散らかした本と、これから読む積み上げられた本と、 それから真っ白な色でいっぱいになった小瓶が一つ。 ) ン! めでたしめでたしで良かったナーァ ( ぇへへ、とご満悦に。ぱたムと絵本を閉じれば、さて次はと積んだ本の山に手を伸ばす ) [Thu 8 Feb 2007 00:09:53]
シュクレ > ( グレゴリオ暦:8,February,1604 )( ユリウス通日:2306947 トキノミヤコ暦日:9,睦月,1604 フォーウン式太陰太陽暦:9,孟春,1604 アララマ暦:7,Ramadan,1012 ラエ暦:7,Adar,5364 ダライマ暦:8,星宿月,1731 ) ( 真実はともかく、おおよそそんなふうに表されるらしい今日のこの日。 ) [Thu 8 Feb 2007 00:02:34]
お知らせ > シュクレさんが入室されました。 『( 児童図書コーナー。 )』 [Wed 7 Feb 2007 23:56:10]
お知らせ > 豪人さんが帰りました。 『――とは言え、其れを勉強して、で、如何できるって話だけど。(其れにも気付いてへっしょりした』 [Mon 5 Feb 2007 04:27:12]
豪人 > ………気付いたら、なんか家に子供が居ましたとか、笑えないぞ……!(でも、有りうるとか思った。何処其処で、やらかしてくだされば、見事にきっとライカニアの子供とかが生まれるんだろうから―――そんなの連れて帰ってこられても、困る。)     ………、確り読もう。(猫の本を握り締めて。) [Mon 5 Feb 2007 04:26:41]
豪人 > …しかし、シェリィは勝手に出て行かないからいいとして、   ベスとマリィもまぁ、雄だし勝手にやってくれ、とも思うんだけど―――(可愛らしい猫が増えたところで、なんてこたない。野良猫なんて可愛いもんだから。抱えた本を借りる手続きをしながら、思うのは、デカイ猫) [Mon 5 Feb 2007 04:25:03]
豪人 > ―――そろそろ4匹とも(※4匹言うた)、発情期とか考えなきゃ、矢鱈滅鱈そこらで子供作られても困る、し。 (特に猫。)(どっちの猫もだ。今気付いたが、仔猫、仔猫言うてたが、バカデカイ猫の所為で仔猫に見えるだけで、実際もう結構育ってると思う。ちょっとお間抜けな発見をして、何処かで誰かががっくりしながら、『 犬 』 と 『 猫 』の本も抱える) [Mon 5 Feb 2007 04:22:53]
豪人 > (『 犬 』 と 『 猫 』)    …や、流石に、黒豹、とかいう本は (考えかけて)―――……いいや。 猫と同じようなもんだと思うし。 (何か勝手に結論出した) [Mon 5 Feb 2007 04:20:20]
豪人 > (動物や、イキモノ、其の他色々な―――ペット関係だったりの本の並び)     ………。 ………、そういえば、ペット一杯居るのに、まともにこういうの読んでないよなァ。 (ふと、足を止めて。少し考える。)(愛犬が一匹、仔猫が二匹、デカイ猫が一匹。)    ………。 よし、 (少し考えてから、)    きっと明日一日集中して読んだら、読める。 (頷いて、其の辺りから2冊。) [Mon 5 Feb 2007 04:19:21]
豪人 > うっわぁー、素敵に何が簡単で何が難しいかすら、わっかんねー! (うふふあはは。本を閉じて、思わず一人で笑った。※危ない※とりあえず、首を捻って、背表紙のタイトルを眺めて、『 簡単! 』とか、『 すぐできる! 』とか『 初心者の為の 』 とかいう文面があるヤツを適当に借りることにした。もそもそと両腕に抱え。)     ………まぁ、食べれるものを使って作れば、喰えないものは絶対に出来ない筈!筈…! (うんうん。なんて自分の結論に自分で納得しながら、ぺたこぺたこ。4冊、本を抱えて、書架から書架の間を。歩いていた、ら―――) [Mon 5 Feb 2007 04:15:17]
豪人 > …………て、適当に何冊か持って帰って、片っ端から読んでみる、かなぁ。 (眼鏡のフレームを、きゅ、と指先で押して) ………、出来れば簡単そうなヤツ ……(一冊手に取ってみて、ぱらぱらと頁をめくってみる) ……………(めくってみる)……………(めくってみる)………………、       ………(ぱたむ。)(閉じた) [Mon 5 Feb 2007 04:09:53]
豪人 > (一つは)―――………料理、料理、料理の本ー…。 (本気でチョコレート手作りする気らしいぜ…!)(もっさもっさと書架の間をきょろきょろして、菓子作り、やら、何やら。文字の並ぶ背表紙の上を、指先がつつー、と何冊かなぞって)    どんな本を読めばいいんだか、皆目見当がつかねェことに、今気付いた。 (指が止まる。) [Mon 5 Feb 2007 04:08:02]
豪人 > (もう、上瞼と下瞼が コンニチワする直前。くぁり、大欠伸一つ) ―――……  えぇ、と …。 ……   ぅあ、(欠伸もう一つ)    …やっぱり明日にすればよかった、かな。 んにゃ、でも明日休みだし、のんびり家で本を読もうと…こう、    (くぁ。)    ………。 さっさと探して帰ろう。うん。 (何度も漏れる欠伸に、せかせかと書架の間を通り乍) [Mon 5 Feb 2007 04:04:56]
豪人 > (に、眠い目を擦って、ふと、前から来ようと思っていた図書館に。) [Mon 5 Feb 2007 04:00:31]
お知らせ > 豪人さんが入室されました。 『(―――オシゴト帰り)』 [Mon 5 Feb 2007 03:59:53]
お知らせ > 炎涼さんが退室されました。 『ささやかなしあわせ。』 [Sun 4 Feb 2007 00:00:51]
炎涼 > (好きになって、女の傍に居て、何度も泊まったり、夜を過ごした。) ―――。 (出会う事でさえ、もう無いのだろう。だけれど、悲しめない。会おうと思えない。思い出せない。何処か欠落した感情を浮かんだ。仕事しか覚えず、其れ以外を捨てて、力を求めて求めた。代償。赤い雨、赤の暴走、訳が分からない事件。其れが原因か分からない。今は力を求めようと思えない。けれども、好きだ、と言った相手は思い出せない。その昔も、遥かな遠かった過去を思い出そうとも。) ――、触れられない。 (後悔などしない。変えられない過去より、好きに選べる現在を、誰も知らない未来を大事にしたい。其れだけは確かだった。) 時間は、 大丈夫だろう。 (また、複雑な心境を覚えた。過去を思い出したから、今まで何をしたのか。緩やかに立ち上げてから、読み明かしている途中に、栞の代わりになる赤紐を挟んでから閉じた。其れを戻してから、持ち場に戻ろう。) [Sun 4 Feb 2007 00:00:02]
炎涼 > 普通で、当たり前なこと? (眉間を微かに寄せた。) 小説を読む事。…………。 (何故。本にそう書かれていた。更に眉間を寄せ上げて、表情を一瞬だけ険しくさせた。書類を読み上げるのは、嫌でも慣れた。だが、小説と書類の世界は違う。見慣れない言葉もあるだろうし、一々読んでいたら時間が喰わされてしまう。公衆面前で読め、と言われたらそうする。其処までは気にしない。) 信じられる。人生を預けられる人。 (寄せ上げた眉間も、小難しそうに険しくさせた表情も、炎が消えるように消していった。冷静を取り戻したように。)(其れも考えたか。そう簡単に信じない。知人でも、友人でも、だ。何時しかは友情という色も褪せる。信頼も崩れる。多かれ少なかれ、其の経験をしている。愛情。それは分からない。似たようなものだろうか。) [Sat 3 Feb 2007 23:44:23]
炎涼 > (訂正 念→年々 ) [Sat 3 Feb 2007 23:34:19]
炎涼 > (其れが幸せと呼ぶべきか、如何なのか理解し難い。頭を悩めてくれる。其れだけ無知だったと言うのだろう。一世紀に近いほど、念を重ねているというのに、考えた事も無い。そんな気でさえした。炎涼は、自身の幸せは単なる自己満足とか偽善、偽りの感情でしかないんじゃないか。) ―――、好きな事をして笑いながら人生を終える。  運が良かったり、最も幸運な人。信頼して愛し合っ、――― (言葉が途切れた。気軽に言えない、もどかしさ、はずかしさ、ためらい、という感情を抱いた。幸福を考えた本の中に刻まれた文章を読み上げて。簡潔に纏めたり考えた一言を小さく呟いた。) ―――普通の女の子? (矢張り、名誉と期待が少女を縛り付けている?だから普通過ぎて当たり前な事が出来ない、のだろうか。)(金の瞳を伏せるように細めた。また次のページに飛ばして、頬に引っ掻いてから顎に添えて口許を隠すようにしていた。) [Sat 3 Feb 2007 23:33:33]
炎涼 > (歌姫。そう呼ばれていた。) ―――、あれだけ有名だったら。 (許されなかったり、何か決め付けられたりしているのだろうか。)(視線を上から外して、広げたまま置いている本に向けた。其れは「幸福」の一言に尽きない本だった。) ―――・・、 (人並みのささやかな幸せ?)(炎涼は幸せなど考えた事が無い。幸せと言えば、仕事を頑張って頑張って、少しでも市民の安全を守って、市民が笑顔を浮かべたら嬉しい。その“嬉しい”が幸せに入るのだろう。) [Sat 3 Feb 2007 23:25:02]
炎涼 > (密かに。密かに。誰にも見つからないように。目立ってしまわないように。出入りする扉から最も離れた席に付いていた。席の周りは本棚で囲まれているようで、視線を気にしない。) ―――。 (普通の女の子、普通の人生を許されない。)(昨夜出会った。ルーアの言葉を頭に思い出すように描いていた。上に見上げるようにして、居座っていた椅子も傾けそうになった。) [Sat 3 Feb 2007 23:18:40]
お知らせ > 炎涼さんが来ました。 『普通の女の子。』 [Sat 3 Feb 2007 23:14:49]
お知らせ > メルヴィンさんが退室されました。 『( なんだかえらく先が遠い気がして、もう一度机と仲良くしたくなった。 )』 [Thu 1 Feb 2007 16:54:11]
メルヴィン > ( 左手が、何気なくカフスをいじりながら。ペンを持った右手がパラパラと脇に放っていた本を引き寄せてページを捲る。どこまで書き写したのだったか。目の前の紙の上、書き途中の文章と。本の中に並ぶ文字たちとを、見比べる事数度。 …ページ数をメモっていなかった事に気がついて、はしっこにカリ、と書き加えた。 ) ( 書き写した資料を纏めなおして清書して、その上でそれらを見て気づいた事をレポートとして書き出す。必要ならば論を補強する資料も、新たにひっぱってきて提出しなければならない。 ) [Thu 1 Feb 2007 16:53:16]
メルヴィン > ( 変なところで真面目というか。せっかく半期を費やした授業の単位を落としてまた来年取るのもそれはそれで面倒だ。 )  …… ( 溜息。別に痒いわけでもないのに何気なく頭を緩くかいて )( だらけた姿勢のままノロノロとペンへ手をのばし、インクをつける。そこでようやくうつ伏せていた体も起こし、遠のけていた紙を引き寄せた ) [Thu 1 Feb 2007 16:41:19]
メルヴィン > ( かといって友人たちと遊びに行けば良かったかと言えば、レポート提出の迫ったこの時期にそれはどうだろうと眉を寄せる。 ) …大丈夫かな、あいつら。 ( 確か、自分よりもレポートの提出数が多くはなかっただろうかと。青年は溜息を一つ。いや、他人の心配をしていられるほど青年も作業が進んでいるとは言い難いのだが。 ) [Thu 1 Feb 2007 16:31:03]
メルヴィン > ( 左腕だけに頭を乗せて、右側を向いて。 右手が、傍に詰まれた紙束にのびた。何気なく、ソレの角を親指ですくいあげてはぱらぱらと落とす。書いて書いて書き写して、それでもまだ、これでもまだ、資料を作るための下書きだというのだから。 ) … うー… ( レポートを書く段階にも至っていない。 やってらんねェ、と言葉を口にするかわり、顔を下向けて俯いた。ごり、と手の甲の骨が、己の額と擦れる ) [Thu 1 Feb 2007 16:22:13]
メルヴィン > ( そこに書かれた字が読めるなら、それがなんとも中途半端なところで終わっているのがわかるだろう。キリのいいとこまで書き終わるより先に気力の方が尽きてしまった ) …… ( 腕が腱鞘炎になりそうだと、思いながら机の上でごろごろうだうだ。休憩。ちょっと休憩。 再開は未定。あぁ。 ) [Thu 1 Feb 2007 16:16:56]
メルヴィン > ( 魔法かなにかだろうか。心地よい室温に保たれている館内。左側に顔を向ければ窓の外は曇りだけれど、それでも淡く光が差し込む。 目を、細め ) あー… ( ペンやら紙やら。ずず、と右手で奥へと遠のけて。両腕を机の上に組んで枕のかわり。その上にだらり、頭を乗せた。べしょり。 青年の周りには下げた頭よりは高く積まれた本の山が二つ。分厚い本が一冊作れてしまうような紙の束がひとつ。それからさっきまで書いていた紙一枚。 ) [Thu 1 Feb 2007 16:11:03]
メルヴィン > ( くあぁ、と隠しもしない大あくび。口を覆う右手は申し訳程度 ) …やっべ。コレ。ぜったいやべー…… ( 周りに人がいないのをいいことにぼそぼそと。ずず、ずと椅子と床の擦れる音。椅子が、机から遠ざかるおと。 ) [Thu 1 Feb 2007 16:04:53]
お知らせ > メルヴィンさんが入室されました。 『( …ねむい。 )』 [Thu 1 Feb 2007 16:00:24]
お知らせ > 炎涼さんが帰りました。 『無言の姿。微かな笑みを。』 [Wed 31 Jan 2007 23:03:17]
炎涼 > (それに町の英雄と同じようにけがをするわけでもないし、怪物を倒して名誉を得るようなものでもない。只港に突っ込んで被害が広まってしまい、何の罪を持たないのに傷付いて地面に転がってしまう人々の姿を想像してしまった。参加していれば、あるいは変わった結果なのかもしれない。) ―――。 (言葉にならない。ただ答えを求めるように、夜空に見上げ続けていた。誰にも必要とされていない“力”は不要かもしれない。ただ、壊したり、滅ぼしたり、する事でしか出来ない。手加減が出来るようになっていない、回復させるようになっていない、最悪であれば何も残させないかもしれない。それでも、弱すぎた人、小っぽけな存在、必要とされない存在、嫌でも頭に浮かぶばかり。) ―――、戻ろう。 (これ以上、考えても得る価値などない。頭を痛めるだけ。)(多く言葉を語らず、手短い言葉を残した。まだ最後まで読み終わっていないけれど、借りて持って帰るのも宜しくない。同僚や上司に聞かれても面倒が臭いだけ。すうっと立ち上がっては、歌を、少女を、気持ちを思い出して口を綻んだ。) [Wed 31 Jan 2007 23:02:42]
炎涼 > (どちらでも、如何でも良かった。単純な事に、黒船を破壊すれば、港に余計な被害を発生させない。破壊が出来なければ、どれだけの被害が広まってしまうのだろう。それだって、少女の歌と同じように想像が付かない。ちがう。少女の歌の方がはるかに想像がつかないのかもしれない。彼の世界には、歌とは縁が遠すぎたから何も知らない。知っている歌もない。) ―――。 (そもそも、何も遣らないよりは、何かを遣った方がいい。出来る事は、壊して、壊して、壊し尽くすだけ。実にシンプルだった。其れを、同じように黒船を破壊すればいいはず。なのに、如何して躊躇をしなければならない。失敗すれば自警団本部に良くない評判が生んでしまわないか。それでさえ気がかりだった。) [Wed 31 Jan 2007 22:42:33]
炎涼 > (暫し沈黙のときを経てから、漸く閉じ篭っていた口を開いた。) ―――どんな歌、なんだろ? (想像が付かない。周囲に聞き取られてしまわないように、ぼそり、となるべす小さな声で呟いた。興味津々に湧き上がった、彼でも気がつくか微妙だと言う心がそうさせる。そもそも、歌とは何だったのだろう。) ―――。 (感動を与えるため?駄目だ、それくらいしか思い浮かばない。)(だが、一つだけ気に掛かる事があった。其れは、黒船、だった。其れを破壊する依頼を受けたい。失敗すれば汚名が背負われてしまうんじゃないのだろうか。成功すれば、ただ少しだけ目立つんじゃないのだろうか。否、どちら――。) [Wed 31 Jan 2007 22:36:36]
炎涼 > (前日、夜空に似合うような少女に出会った。あの声色を、言葉を、会話を、約束を、気持を、思い出せば出すほど。今に思えば、あれだけ笑っていた事は隠しようも無かった。) ―――・・・、うわ。 (驚く声を上げた。眉を微かに顰めたようにして、金の瞳を細め上げた。羞恥心が覗かせるような表情を。今まさに浮かべた。) ―――、うっ (確かに温かい。悪くない空気だ。何より。)(言葉だ出ない。何を言葉にしようとしたか。口に出せなかった。誰も居ないし、見ても居ないのに、この言葉は恥ずかしい。)(・・・・・。) ・・・・・・やっぱり、だめ。 (一時の溜息を吐いた。物凄い気疲れしたように、そういえば例の少女が歌う歌はどんなのか、興味を湧き上がった。これまで長年生きてきたが、歌には興味を示さなかった。約束により、聞く事になれば、当然興味も湧くし、夢中に焦がれるように考えてしまう。これは何だ、と自問しても分からない。) [Wed 31 Jan 2007 22:26:58]
炎涼 > (寝息を繰り返し続けて、彼は何時もと違った感覚の中に歩いていた。やがて、其れも終幕を引かれた。同時に、眠っていた意識を呼び起こすように双眸を見開いた。) ―――、ああ・・・寝てた。 (見ていれば、言われなくても、分かる事。なのに、寝ぼけた口調をして確認の言葉を漏らしていた。マフラーに頭を預けたまま、窓を通り越して薄暗い夜空へ視線を注ぎ始めた。見上げるように。) ―――。 (外で寝るよりは、また良いだろう。)(目蓋を重たそうに瞬き繰り返した。何故、火系の魔術に関連した本を読み漁っている。言わなくても何れは分かること。理解をしたい。それだけでしかない。) [Wed 31 Jan 2007 22:16:55]
炎涼 > (赤い私服である事は変わりない。窓際に密着させた席に付いていた。) ―――。 (反応が無い。只の屍のようだ。) ――。 (傍には魔法を関係した一冊一冊を積み重ねて、其の内の一冊は火系の魔術に関連したページに開かれていた。そして彼、炎涼は其れに手を伸ばしたまま。マフラーを下にして凭れ掛かっていた。眠るように静かな寝息を繰り返している。) [Wed 31 Jan 2007 22:09:57]
お知らせ > 炎涼さんが来ました。 『窓際の席。其の姿も。』 [Wed 31 Jan 2007 22:05:23]
お知らせ > シャリネさんが退室されました。 『( 片付け終わる頃には、すっかり仲良くなっていたとか。 )』 [Tue 30 Jan 2007 01:29:07]
シャリネ > ( 拾ってくれたのは、優しそうな女の人。ライカニアのようだ。 ) ありがとうございます。 ( そう、礼を言って微笑んで。手伝ってもらえる暖かさが心地いい。優しさが、ぽかぽかして。昨夜の川辺の感覚を思い出す。つくづく、人とのつながりは大切だな、と実感して。 ) [Tue 30 Jan 2007 01:28:54]
シャリネ > ( そんな作業を、二、三度繰り返した。まだまだ凄い量の散らばる本の数。少女は思わず目を真ん丸くしたまま、溜息をついた。 ) ……何だか、悪いことしたのかなぁ、私。 ( そんなことを小さく呟いて、あたふたと本を集めて、一つ一つ。順番に並べていく。そして、ふ……と視線落とすとそこには、本を一つ、拾い上げて手伝おうとしてくれているヒトがいて。少女は驚いたように目を見開いた。 ) [Tue 30 Jan 2007 01:14:00]
シャリネ >  ( 凄い音に、流石に周りの視線を集めてしまった。寝ているヒト、起こしちゃったかな……といわんばかりに申し訳なさそうな気まずい顔を浮かべ、眉下げながら、ちょっとだけ泣きそうに、それでも地道に本をかき集めて……一冊、一冊。と、散らばった本を戻そうと、脚立に足をかけた。長いドレスワンピースを引き摺らないよう、片手で裾を摘んで静かに上がる。本を戻そうと手を伸ばして…… ) [Tue 30 Jan 2007 01:05:04]
シャリネ > ( 訂正:仕舞った本→仕舞ったらしき本 ) [Tue 30 Jan 2007 00:56:43]
シャリネ > ( と、思った瞬間には、少女は「きゃぁ!」と小さく悲鳴を上げて、本に埋もれた。どうやら、中途半端に仕舞った本が、上から雪崩のように落ちてきたらしく。 ) ( その中座り込んで、ばさばさ……と本が落ちる様子。少女は目を丸くして、暫し硬直。瞬き数十回。吃驚。 ) [Tue 30 Jan 2007 00:55:48]
シャリネ > ( ところが ) ( ば さ っ! ) ( なんか落ちてきた……っ?! ) [Tue 30 Jan 2007 00:55:10]
シャリネ > ( ぱた、んと。本を閉じた。ダメだ。もう一度、考え直そう。いい案が浮かぶまで、もうちょっと時間もあるから、と。 ) ―――………。 ( 何冊か、本を胸に抱えて書架まで戻そうと……席を立って椅子を仕舞った。書架まで歩いていけば静かな足音を鳴らしながら、少女は他のジャンルの本を眺めるように見上げて、反対側の書架にも視線向けた。空色の瞳が穏やかなれど、何処か楽しむようで。その紙の香りに心地良さそうに微笑んで、息を吸って、小さく吐いた。たどり着けば、そっと一冊ずつ、丁寧に、大切そうに本を戻していく。 ) [Tue 30 Jan 2007 00:48:21]
シャリネ > ( けれど、その意識も気がつけば、「あ、おいしそうだな」とか、「これ、作ってみたい!」とか、目を輝かせながらぺらぺら、と捲ってふわふわ微笑んだ。美味しそうだ……と顔が綻ぶ。甘党万歳だ。そういえば、昨日のあんまん、おいしかったな。と思いだして。嬉しそうに微笑み深めて。 ) ―――……って、いけない。 ( ふるふる、我に返ったようには、っと首を振った。片手頬杖をついて ) ぺら、ぺら、と捲りながら、もう何時間が経過しただろうか。何を作ろうか決まらない。 ) ……どうしようかな……ホントに…… ( 困り果てた様子で一言漏らして、落ち込んだ表情。当たり障りのないもので、相手の好きなもので、喜んでもらえるものって、難しい。 ) [Tue 30 Jan 2007 00:43:01]
シャリネ > ( 優しい匂い。奮い本の匂い。歴史を感じさせる、重みのある、時間の経過した匂い。木の、紙の匂い。 ) ――――……。 ( 静寂に、はらり、と。また、ページを捲る音。少女が読むのは、甘すぎないチョコレートの作り方、が主だった。様々な書物を読みながら、少女は物思いに耽る様に、小さく小さく溜息をついた。甘いものばかり食べていて、辛いものをあまり食べない。けれど、辛いものとチェリーが好きだと聞いたから。なるべく好きなものに沿って作りたい。お礼、という形だから、小さなもののほうが喜ばれるだろう。と、思うのだけど、そもそも…… ) 渡していいのかな……。 ( いっそ、捨ててしまおうか。それとも……という感じだ。渡す度胸がなくて、悩んでいるなんて。お礼と言えども、かしこまられてしまう気がする。ならば…… ) 自分で食べるとか……? ( 真面目にぽつり、呟いて。うぅん、と小さく唸ってまたページを捲る。甘くないチョコなんて、あんまりない。甘すぎないチョコレート菓子があったとしても、チョコレートとは甘いものだ。無理もない。 ) [Tue 30 Jan 2007 00:37:26]
お知らせ > シャリネさんが来ました。 『( 静寂の中。本の匂いを感じながら、閲覧席で少女は、はらり……はらりとページ捲る。 )』 [Tue 30 Jan 2007 00:30:57]
お知らせ > アーク=フォースさんが帰りました。 『受付で、二冊の分厚い本を借りる申請をすれば、多少重そうにして帰るか…』 [Fri 26 Jan 2007 21:51:07]
アーク=フォース > (ケーキ自体も、作るのは難しそうだが……これは更に上級のにおいがする、そんなことを本を見ながら思う) 普通のケーキから練習しないと駄目かな…… (ため息混じりにそんな事言いながら、ページを捲っていた) 甘い物は好きだけど…作るのは、難しそうだなぁ… (ぼやきつつ、本を閉じれば抱えて、テーブルから立とうか……ついでに選んだ本も抱えて) [Fri 26 Jan 2007 21:48:33]
アーク=フォース > (悩みは尽きないが、たまにはこういうことをして、考えないようにしているのも必要かと思って今日は此処に来ていた部分もあったが、現在……そんな事よりも、既にやる気満々な状況で……) まぁ……普通のお菓子くらいなら…何とかなるかもしれないけど…チョコレートケーキは難しそうだな… (挿絵付きの、チョコレートケーキを見つけて、そんなこと呟いた……) とにかく……帰ったら練習あるのみ……、必ず…作れるようになって、お礼の品として届けよ…期待は裏切りたく無いし…… (製作過程を見ながら、色々考えていて……) 多少…お酒使うのもありかな… (どこかの国では、大人のお菓子と言われるケーキ…お酒が入っていることもあるそうな…) [Fri 26 Jan 2007 21:40:32]
アーク=フォース > (ついでに選んできたのは、魔法や、魔術の事が書かれている本) これは借りて読むとして……菓子の方は少し読んでいくか…… (そういいながら、菓子の本を読み続けていて………) なるほど…多すぎて…何処のページだか…… (目次読んで、かっくんと頭下げてうなだれて……それでも、諦めずに読んでいる様で……) 絶対に見つけて、作り方覚えてやる… (そして、その背中からは、いつもの自分らしからぬオーラを纏っているようで) [Fri 26 Jan 2007 21:32:15]
アーク=フォース > (そういう理由で、図書館に足を運んだのは、ふと思い出した、友人の言葉……チョコレート…云々) まぁ……睡眠薬作って貰ったんだし…お礼の品ぐらい作るのは当然・・・かぁ (チョコや甘い物が好きそうな友人の貴族様、お礼の品はチョコレートケーキにしようと決めていて) 商業地区辺りで……チョコレートは仕入れられるからいいけど、作り方がわからないんじゃ…困るしな… (読んでいる本は新しげな『菓子レシピ大全』と描かれている物…細かく作り方まで書いてあるため、異様に分厚い……) [Fri 26 Jan 2007 21:24:37]
お知らせ > アーク=フォースさんが来ました。 『夜中に料理系の本なぞ読み漁っていて……』 [Fri 26 Jan 2007 21:17:35]
お知らせ > シュクレさんが帰りました。 『 ( に、しても ) …まめまき、かァ… 』 [Thu 25 Jan 2007 00:25:10]
シュクレ > ( あと「魔女狩り祭」なんていうのもあったか。適当にぱらぱらページを捲りすぎて気がつかなかったけれど ) …。 … 闘牛祭りってヴァレンタインとおんなじ日なんだねーェ…… ( なんだか色んな意味で激しそうだと、「うわァ」と声をあげた ) [Thu 25 Jan 2007 00:23:36]
シュクレ > ( なんていうか、なんていうか。 ) やさしーデビルが多いよねーェ、この街はサ。 ( 絵本を両手で持ったまんま、ごろり。仰向けに方向転換。ちょっと放っておいた絵本の角が頭に刺さって、「イテ」ってもぞり頭を動かす ) ( ぱらぱら絵本を捲ってみれば、「シューリー・パンチャミー」とか「闘牛祭り」とか「ヴァレンタイン」とか「レモン祭り」とか。 ) [Thu 25 Jan 2007 00:15:30]
シュクレ > ( 軽く眉が寄って、へにょりとさがる。 ) ウゥーン… なんか、こーいうのみちゃウと、ネェ…… ( 前の吸血鬼事件じゃないけれども。ひととデビルの関係って、いったいどういうものが正しいンだろうって考えてしまう。 白衣のポケットから小瓶を取り出して、蓋を開けて氷砂糖ひとつ、口の中にほおりこんだ。 ) きっと、デビルは悪い事して、ひとはその悪い事したデビルを排除しようとするのがふつうのカタチでほんらいのカタチで、 ていうか、デビルってそうやって悪いコトするのがアタリマエなんだろォケド… [Thu 25 Jan 2007 00:08:43]
シュクレ > アッ、アオイのとかキイロイのもいるんだー?すごいなー。向こうのデビルはカラフルだネーェ…… ( 夜の闇の中にかくれるーとかって、そういうのはないのかな?なんて。 自分がイメージする悪魔はなんか黒々しているから。珍しそうにしげしげと、その挿絵を眺めている ) でもやっぱりイタイんだネーェ… ( お豆。だって絵本の中の鬼サン、泣いちゃってるンだもの。 ) [Wed 24 Jan 2007 23:57:58]
シュクレ > へーェ。 お豆さん投げてオニサンにぶつけるのかーァ。 ( 暦としての季節の節目は理解しているものの、こういう行事にまで詳しいわけじゃない。広げた短いページ数の絵本には、大きく絵が描いてあって文章なんかほんの少しだ。 ) 鬼サンってトキノミヤコのデビル?ナンカすごいアカーイ、ねェ。 ( コシミノ?とか、腰に巻きつけられているモノを見て首を傾げた。 ) [Wed 24 Jan 2007 23:42:18]
シュクレ > ――― マメま き? …ふゥーン。 ( お子様用の、寝転がったり座り込んだりできるスペースの真ん中で。周りにコドモの誰もいないのをいいことに、うつぶせに寝転がって足をぱたぱたと動かした。 目の前に広げているのは子供向けの一年の行事の本。一ヶ月一冊になっていて、今読んでるのは来月の。一月の分はもう読み終わって右側に放りだされてる。 ) [Wed 24 Jan 2007 23:32:39]
シュクレ > ( グレゴリオ暦:24,January,1604 )( ユリウス通日:2306932 トキノミヤコ暦日:23,師走,1603 フォーウン式太陰太陽暦:24,季冬,1603 アララマ暦:21,Shaban,1012 ラエ暦:22,Shebat,5364 ダライマ暦:23,鬼宿月,1730 ) ( 真実はともかく、おおよそそんなふうに表されるらしい今日のこの日。 ) [Wed 24 Jan 2007 23:25:24]
お知らせ > シュクレさんが来ました。 『 おに や、らい。 ( つたない発音。 ) 』 [Wed 24 Jan 2007 23:21:07]
お知らせ > エンジェル@バレンタインさんが帰りました。 『その後、妖精との邂逅は果され恋と愛の魔法は完成に至る。待ち受ける自らの運命を未だ知らない。』 [Wed 24 Jan 2007 05:03:50]
お知らせ > 円方寺シャロンさんが退室されました。 『変わったもの、変わらない――――もの、かぁ。』 [Wed 24 Jan 2007 05:03:36]
円方寺シャロン > やれやれ、本格的にそういう趣味になった?今からそれはきついよハナコサン?ま、そだね。今もってるものを十分活かしてみたいなと思うよ。それじゃそういうことで、またね。ハナコさ――――ん(またハナコ、と言うと回れ右してだったかだったか。逃げろや逃げろーである) [Wed 24 Jan 2007 05:03:07]
エンジェル@バレンタイン > ―― ほんッッッッと、アンタって可愛くない餓鬼よね・・・ またパンツひん剥くわよ( 老け込んだのは、もとい、歳食ったのは事実。数えてるだけでもう26で見た目も歳相応。実年齢なんて知ったこっちゃないが、如何見ても10代にしか見えない堕天使に向けるは半眼。 ) そお、世間に余裕が無いと辛い仕事。まあ、逆に切羽詰った状況でこそ潤う仕事でもあるんだけど―― 貧乏人は幾らでもいる、って話よ。( 貧しいが故に死に物狂いで芸を身につけ、芽を出す者も。 定評というものはあるにせよ、出入りが多く落ち着きの無い、才能に甘んじて胡坐をかいていれば直ぐに転がり落ちるアンバランスな職事情。 物の序、とばかりに書き上げたばかりのカードを其方へとほおって 栞にでも使って、と。 ) そうね、折角モラトリアムが許されている状況なら腰を落ち着けて一の技術を確り熟成させるのも良いと思うわ?せっかくの環境を無駄にしないようにする事、積み重ねた年月はきっと応えてくれるわ( 何だかんだで年寄りの苦言じみて、少々ニガワライ。まあ、少しは前向きになったように思う。自分の境遇を嘆き、世を悲観して拗ねているだけじゃ誰も見向きもしない。 ) そうねー・・・ あたしはもうちょっと描いて行く事にするわ。きっと、部屋に戻っても出来ないだろうし、少し 用事もあるし。( ちゃっかり思い出した愛称を呼ぶ堕天使に肩を竦め、言う。きっと、帰れば眼を覚ました霧子が寄り添ってくるだろう。 それにはできる限り、応えてあげたい。 そんな思考をさて置き、ちら、と眺めるのは空間。 何かを探すよな―― 探しているのは、妖精 ) [Wed 24 Jan 2007 04:58:04]
円方寺シャロン > ・・・で、だ。ボクはそろそろ帰る。眠い。マギーはどうするの?(テーブルに置いた本を抱え上げて、さて、と図書館入り口を眺めながら問いかけた [Wed 24 Jan 2007 04:43:15]
円方寺シャロン > 暫く会わない間に、めっきり老け込んだんだね。知らなかったよ。あんまり夜更かししない方がいいよ。マギーおばあさん?(スピードの速い、時折変化球も混ぜる――――キャッチ・ボール)・・・・・・そうなんだよねぇ・・・・・・農業とか商業と違って、ボク達の稼業はえーと、つまり王様が道化師を雇うのと同じ。必ずしも必要では無いけれど、余裕があれば、って。だから何か切羽詰ると真っ先にいらないと言われる。営業努力ってのも、涙ぐましい努力だよねぇ・・・・・・・(食えなければ死ぬ。非常に当たり前ではあるが非情な現実問題だ。人間でも天使でも吸血鬼でもなんでも、糧を得られなければ死ぬ。あの横丁に居る連中は、だれもかれもが大抵腹をすかせている。自分は幸運にも違う道を歩めたが、じゃあその先どうするのかといえば全く思いつかない。鳥になりたいなら、高い視線で物事を見られないとダメということか)正直、楽器は弾けなくてもいいかな、って思う。軽視じゃなくてさ、楽器に裂かずに、歌のほうを――――ってね(しかしアカペラばかりはそれはそれで辛い。そこも今後の課題だ。) [Wed 24 Jan 2007 04:42:35]
エンジェル@バレンタイン > さすがにこの歳になると、そんなやんちゃは辛いわねー?疲れるし 謹んで両手で突き飛ばして差し上げる事にするわ?天罰だと思って頂戴。( どっかの、と付くカミサマにシニカルに唇を吊り上げ。 ) 見て判ンない?営業努力よ。 感性任せで道端に突っ立ってお歌を歌ってるだけじゃ喰ってけないの。 あたしは趣味で音楽をやってる訳じゃない、ビジネスなの。( お分かり?と偉そうに羽ペンを宙に舞わせ。 彼女が続ける話題にも繋がることだけれど―― いい気分で披露して、お客にも喜ばれて、それでお仕舞い じゃ駄目なのだ。 食い扶持に繋がらなければならない。 ) ふぅん・・・ 青臭い事言ってると思うけど そういう熱意も良いんじゃない?鉄は熱い内に打てって言うし、無駄にはならないわよ。( なんて、一歩引いたスタンス。偉人級と称されるほどのスペックを持つに至った結果、ある程度限界の見えた自分にはもう遠い話。自分にもそんな時期があったのか、頬杖を付いて一思案。 けれど、自分にとっては十にも満たない頃から音楽は食う為の手段だったような気がする。 育ての親も職業音楽家だった為にしみったれた職業意識が身に染みすぎているのだろう そういう意味でまだ手垢に塗れていない彼女を羨ましく思う部分も無くは無い。 ) 声を生かす、って言う意味なら まあ向いた楽器だわね。( リュートに比べて比較的容易な扱いと、手軽さという意味なら確かにそうかもしれない。 同じ辻音楽の楽器でも、ヴァイオリンは歌に向かない。 ) [Wed 24 Jan 2007 04:27:00]
円方寺シャロン > んー、まあ、そんなところ。資料探しかな。運悪く貸し出し中ばっかりに遭遇してね。張り込んでたのさ(三日三晩寝ずに図書館の前で――――なんて、冗談交じりに返した) [Wed 24 Jan 2007 04:14:25]
エンジェル@バレンタイン > それで、こんな時間までお勉強―― ? そりゃあ、朝が来るのも嫌になりそうだけど( と、未明の窓の外を見やっても、眠らない街とは言えどももはや灯りは乏しく深い闇が広がるばかり。もう一時もすれば白んでくるだろう。 こんな時間まで書き物をしている自分もアレだが。 書き終えたカードは乾燥が終わり次第数十枚ごとに纏め、積み重ねて行き ) [Wed 24 Jan 2007 04:11:13]
円方寺シャロン > はいはい。それがとび蹴りで無いのを祈るとするよ。どっかのカミサマにね。ハナコサン(冗談交じりに返して、肩をすくめた。そしてカードに眼を留めると、「内職でも始めたの?」と問いかける。最近そういう掲示関係も覗いてないから解らなかったわけで)んー・・・・・・このままじゃ、結局路肩で一人歌うぐらいでお仕舞いかな、って思い始めたんだ。そう、以前どうにかこうにかして、一緒に舞台でやったとき、あの時だよ。ボクの頭の中の歌を伝えるのに、すごく苦労した。マギーもそれを汲み取るのにものすごく大変な思いをした。自分で言うのもなんだけど、ボクは確かに歌はまあ、上手いよ。だけど感情ともって生まれたもの以外何も無い。他の音楽関係の人と共通しているものが何も無いんだ。・・・だから、解るようになりたかった。音を、声を紡いで作る「音楽」というものを、他人に伝えるための方法を(そして頭を指でつつきながらこう呟く「ヘンなおたまじゃくしは死んでしまえ、って100回は呟いた。それから先は数えて無いよ」と。)・・・・まあ、そうだね。本当に奇妙な縁だったとは思う。・・・・・・楽器を覚えるのもいいけど、でもピアノは・・・・持ち運べるのがいいな。一人でも手入れが出来て、普通に持ち歩けるのが(となると、やはりギターだ。ギターが普及している理由も、そう考えると良く解ると言うもの。その華がさほど華やかでなくても、一輪だけ咲いていれば華やかに見えるのだろう。多分。) [Wed 24 Jan 2007 04:11:12]
エンジェル@バレンタイン > またまたざぁんねん、忘れた頃に後ろから突き飛ばしてあげるのが私の流儀なの。 ハイ、私ハナコ、ってサ?( 喋りながらも量産されていくカードが乾燥待ちで並べられていく。名前とマークの他にはハッピーバレンタインディ、と書かれただけの素っ気無いカード。 あまり感情の篭った物はすれ違うだけの他人にゃ重すぎる、と考える。 ) 大学生ェ・・・?なぁに、オペラ歌手にでもなるつもり? ( 自分と同じく泡のような日銭で暮らすストリートの芸人だった筈、そう裕福には見えないのにどういうコネで入ったのかと思えば―― ) ああ、ルゥ先生の?ふぅん・・・ 変な縁ね。 ( 中央病院の白魔術師の名前を聞けば、少し驚いたよう。やや天然がキツいが腕は確かな先生。 彼女は何かよくわかんない気体のようなものがだだ漏れに漏れてるが、詳しい事は良く知らない。 ) ふぅん、本格的に勉強してるって訳?感性任せも行き詰ったりした?( 少し、羽ペンを動かす手を休めて首をかしげ 楽譜の読み書き、演奏技術や発声の技術など自分は教えられる事なく目で盗み耳で盗んで実践を通して身に着けてきた方だけど ) ああ、あんたって 歌だけだったっけ?まあ、1日2日じゃ指もマトモに動かないわよ ちょっと真面目にやってみたら?ピアノとか。( ギターは辻音楽向けの楽器だが、音域の狭さと音量の乏しさでそれほど華のある楽器じゃないから、そんな風に ) [Wed 24 Jan 2007 03:56:56]
円方寺シャロン > うわ酷い。自分から言っておいて無視は厳しいな無視は。ダメだよ?まいたタネはとりあえず10秒ぐらいは見てあげないと(10秒。それでは返事を待つ間に終わると言う。つまりなんだ。意味は無い。もしくは気が早い。何が)んでまあ、あらためてお久しぶり?マギー。まあ、ボクのほうは――――大学生やってるよ。中央病院のルゥ先生。あの人のところで厄介になってるんだ。毎日楽譜読んだり書いたり、音楽の技術とか概要とか歴史とか――――正直入って2ヶ月の間は、夜寝て次の朝が来るのが嫌に鳴るぐらいだったよ(天使と天使。片方は元本物で、もう片方はいわばあだ名。共に芸事を生業とするが、片方は歌うたいで片方はどちらかといえば演奏家。そんなこんなで、近況をざざっ、と並べて椅子に腰掛けた。)・・・・・・そういえば、授業の一環でギターを弾いてみたんだけど・・・・・・・・・指がモゲて逃げ出すんじゃないかと思った。それぐらいもう、しっちゃかめっちゃかだったよ。本当、すごいと思うよ・・・・(はふ、と疲れたような表情を浮かべた) [Wed 24 Jan 2007 03:41:19]
エンジェル@バレンタイン > 別に良いわよ?返事しないから ( そんな風に返事をしながらもカードの出来栄えを確かめれば、早くも二枚目に。 印刷技術こそ無いにせよ、版にすればよいのだが、毎年こうやって手書きでやっている。 百枚単位で必要だから結構な労力。 その8割以上が時期を過ぎれば捨てられてしまうものだけれど―― さておき実際、ハナコと名乗り 呼ばれた名前をガン無視した事だってある。 しかも、助けを求められた状況で。 そのくらいには薄情な生き物である。 ) 元気、とは言いがたいけど まあ、なんとかやって行ってるわ。 あんたはどうなの?めっきり名前聞かないけどサ 天使サマ( 目の前に居るのは本物の”天使” まあ、このヴェイトス市で天使を名乗った所で取り人間扱いされるのは明白だが、むかぁし、空を見上げても何も落ちてやこない、と空を見上げたら落ちてきた天使。そのずぅっと後で再会したらまるっきり様子が変わって、しかも拗ねて臍曲げてたって歌うたい。 一緒に酒を飲んだ事もあるし、一度伴奏として一緒にステージに上がったこともあったか。 それっきり音沙汰は無くなって、こちらもアレやコレやでソレではなくなり、今は何してるのか知らない。 ) [Wed 24 Jan 2007 03:33:06]
円方寺シャロン > う(たじろいだ。最近ずっと「お勉強」ばかりしていたから、どうにもこうにもいろいろなモノが心太方式で抜けていってしまったようだ。で心太ってのはトキノミヤコの食べ物で、押し出すものらしい。よく解らないけど)・・・・で、ハナコ?そんな名前だったっけ。じゃあ本当にハナコって呼ぶよ?(抱えていた本をテーブルに置いて、軽く肩を竦めて見せた。)・・・というわけでお久しぶり。本当にね。元気してた? [Wed 24 Jan 2007 03:22:51]
エンジェル@バレンタイン > う、ぅん――    ( 一頻り伸びを終えて、目頭を揉み解す。既に書きあがった楽譜は数枚。楽器に慣れる為だけの極初級編から、基本的な技巧の応用まで一通り。飽きさえしなければ数ヶ月は持つ内容ではある。 つい欲張ってしまうのは悪い癖。 今日はもう止しておこう、と書き上げた楽譜と、閲覧していた楽譜とを分けて 避けておいた名刺大のカードの束を手元へ止せた所で、上がる声に訝しげに視線を上げ )――・・・   ( 顔を上げれば見知った顔で、声を上げかけたところで「待て」 出鼻をくじかれて、口を開きかけた間抜けな状態で止まり 「今思い出す!」の言葉に投げやりに視線が横へ。 ) オウケィ、逃げやしないからごゆっくり―― ( インク瓶へと羽ペンを付け、白紙のカードの束から一枚を取って 書き始めるのはサインと、なめらかな曲線で装飾的に描く翼の生えたハート。 バレンタインで客相手に配る営業用のメッセージカードの準備。 ) ざぁんねん?正解は ハ ・ ナ ・ コ でしたァ。( 慣れた手つきで素早く書き終えた一枚目にふー、と息を吹きかけながら述べる嘘八百。 競演した事もある芸人仲間の名前を忘れるたぁいい度胸だ。 ) [Wed 24 Jan 2007 03:16:29]
円方寺シャロン > ・・・・・(顔は覚えてる。以前あった時にどんな話をしたかも大体。しかし名前、名前だけが出てこない――――)・・・・・・・エンジェル、だっけ?ごめんうろおぼえ(何とか、手繰り寄せたけど――――さて、これであってるかな、とどきどき) [Wed 24 Jan 2007 03:07:58]
円方寺シャロン > (と、声を出しからふと気付く。えおt−、名前なんだっけ?)・・・・・・まて、待って待って!今思い出す!(いい加減大学生生活にもなれてきた。楽譜がヘンなおたまじゃくしの養殖場に見えることも無くなったし、ある程度自由選択とはいえ決められた時間に決められた部屋に集まってあれこれする、というのにもなれた。そしてよく図書館を利用するような状況にも。そしてそこで眼にした、見覚えのある翼、見覚えのある顔。思わず声を出してしまったが――――) [Wed 24 Jan 2007 03:06:36]
お知らせ > 円方寺シャロンさんが入室されました。 『あ』 [Wed 24 Jan 2007 03:04:18]
エンジェル@バレンタイン > ( まず使う筋肉が全く違うし、私と暮らす前までは音楽に触れる事も稀だったようだからリズム感を身につけるのも大変だろう。 その点、リズム感に優れた黒人社会で育ち、楽師であった養父やその仲間の音楽を盗みながら育ってきた私は音楽的な環境という点では恵まれていた。 才能が育まれる切欠というのはそんな環境的要素だと思うし、そういう意味で人は生まれながらにして不平等だ。 それでも高い水準を要求してしまうのは親馬鹿にも似た気持ちなのだろう。 彼女ならきっとできる、って―― 自分でも何処からか教本を持ってきて自分なりにやってみているようだが、芸術性を伴った楽曲として成立したものをやるにはまだ少し早いと思う。 ) うぅん、ちょっと 頭冷やそー・・・ ( 改めて見た楽譜はどうも肩に力が入りすぎている感じがする。 ギターをテーブルに立てかけ、ぐりん、と首を回して溜息一つ 背凭れに寄り掛かり、行儀悪く危ういバランスで椅子をナナメにしながら伸びをして ) [Wed 24 Jan 2007 02:36:38]
エンジェル@バレンタイン > ( 時折、確かめるように弦を外したギターを抱えてフィンガーワークをなぞる。 )――・・・ っと うぅん、ちょっとこれは中級編かなあ・・・( なぞって見たフィンガーワークに首を傾げて書きかけの楽譜を取り上げ唸る。 彼女への期待が大きい分、つい力の篭った物に為りがちなのが難点。 自分にとっては息をするように自然な事でも、まだ楽器に触れ始めたばかりの彼女には高い要求になってしまう。 幾ら手先が器用で頭も良く、理解力に長けると言っても 彼女の身につけている技術は全くの畑違いであり、技術は年月と共にしか身につかないもの。 ) [Wed 24 Jan 2007 02:29:15]
エンジェル@バレンタイン > n――   nn――  ( 揺れる羽根ペン、漏れるハミング。 その度に手元の羊皮紙に音符が書き連ねられていく。 羽根の楽師は多数の楽譜に囲まれ作曲中という風情。 書いているのはギターを練習し始めたルームメイトに贈るエチュード。 所謂練習曲。 練習曲と言っても音楽として成立させた上で、技巧を習得させる為に比較的単純な技巧を繰り返し要求し習得させる為の物であり、まだ演奏技術はおろか、楽譜の読み方を覚え始めたばかりのルームメイトにとってはそれなりの課題となるような物。 それも習得すべき技巧と、レベルごとに複数用意するつもり。 ) [Wed 24 Jan 2007 02:19:39]
お知らせ > エンジェル@バレンタインさんが入室されました。 『 Étude 』 [Wed 24 Jan 2007 02:19:30]
お知らせ > ザッハトルテさんが帰りました。 『( ――…フィクションなのは何処から何処までだろう。 )』 [Mon 22 Jan 2007 02:15:28]
ザッハトルテ > ( 作家の名前こそ知らねども、比較的最近のこの街を舞台にした話だと書いてある。 あらすじを顧みるに、登場人物は「人間」に「死霊」「生霊」「人外」――成る程確かにヴェイトス向きな。 だとしたら、さて。 )  [Mon 22 Jan 2007 02:14:12]
ザッハトルテ > ( 閲覧席の隅も隅、薄暗い机で何時ぞやの続きからと読み進めた物語は、やけに情景描写が鮮明に浮かぶ。 石畳を行く辻馬車、凍った路面で遊ぶ娘。 滑って横転する馬車に娘を庇う婚約者、そこいら辺の描写は想像力不足が災いしてかさっぱりなのに、街中の風景だけが目にしたように ) ――…  ああ。 ( ふと頁を捲る手を止め、奥付を開いて納得した ) [Mon 22 Jan 2007 02:09:08]
ザッハトルテ > ( 理由は自問するまでも無い、先日此処で既にその結論は出している。 少しずつ面白いと思えるものがなくなって、偽り無く好きだと言えるものがなくなって、削れて最後に何もなくなればそれで御終い。 さて、「今」は何合目辺りに位置するやら――辿り着くと云うよりは元に戻るの方が正しいか。 ) ( 足を止めて ) ――…これが良いか。 ( 抜き出した本は館をモチーフにした判じ物の連作の。 謎解きまでも考慮して読み込むならば頭も使うだろうし、余りにつまらなそうなら犯人をばらしてみるのも良し。 象牙色の頬を朱乗せて御怒りになるかも知れんが、――例えそれが一時しのぎの誤魔化しにしかならないとしても。 後はこの前無作為に決めた本を読み進めて、それから戻ろう。 ) [Mon 22 Jan 2007 01:48:15]
ザッハトルテ > ( 求められたものの一、新刊はカウンターの側に専用の書架があったように思うからそれで良し。 今ひとつの探し物は「連作で出来るだけ長いもの」、ここぞとばかりに某権威学者のライフワークとなった論文でも借りて突きつけてみようかとも思ったのだけれど――それは10年を超えて尚、新たな発見がある度に言わば増築を繰り返し、最早何について研究していたのか判らなくなったような論文で。 時間が潰せると云う意味では悪くない選択だと思うけれど、面白いかと問われたら激しく微妙。 ) よって――…遺憾ながら、却下。 ( 論文を腹に収めた書架の前を通過 ) …… ( そう言えば、 ) 最近めっきり調べなくなったからな――… ( 新刊然り話題作然り ) [Mon 22 Jan 2007 01:35:38]
ザッハトルテ >  ――――……  ( 最初から判っている通り、ラベルはただのラベルであって眼になどなりはしない。 「この世にはラベルの無いものの方が多いのに」――昨日の話を引き摺っているだけ。 正確に中身を表す指標がないものばかりだから、殊更それを求める傾向があるんだ って。 )  ……   。 ( 怯懦を恥じたとばかり、決心の真似事。 ――ひとつ息を吐いて挑むように見上げた書架の背には、何処にも眼などありはしなかった。 気を取り直して昨日の話――リクエストに応じるべく、表題を追っての本探し。 ) [Mon 22 Jan 2007 01:24:09]
ザッハトルテ > ( 目の前には壁と見紛うばかりに本の背が並んでいた。 ひとつひとつの背の、縫い取られ或いは箔押しされた題名やら作家名やらを表す――「ラベル」が一斉に此方を見返している気がして、それは錯覚だと判っているのに反射的に足を引いていた ) [Mon 22 Jan 2007 01:11:31]
お知らせ > ザッハトルテさんが入室されました。 『( 一面のラベル )』 [Mon 22 Jan 2007 01:04:20]
お知らせ > フィンガさんが帰りました。 [Sun 21 Jan 2007 03:02:03]
フィンガ > ふゥー…、(再び床に舞い戻り、)もう一分張りしてくか。(本を片手に古紙に走り書き。御勉強が終わるまで、しおりは本棚の隅っこに立て掛けといた。) [Sun 21 Jan 2007 03:01:39]
フィンガ > (羽みたいに不規則な動き。床を滑る様に不時着した其れは、しおり。)凄いねェ。手作りってやつか。(ミトンが拾い上げた其れは、春の野花の押し花しおり。パステルカラーの其れは、こじんまりと御利巧さんに、よく分からん透明な板の合間に収まっていた。)勉強熱心な子だったのかしら、(このしおりの持ち主は。 先の頁の合間にしおりを挟み、本棚に戻さんとして、ふと目に止まる1頁。) [Sun 21 Jan 2007 02:56:18]
フィンガ > (程無くして、抱えていた一冊を、ぱたむ。埃が舞い上がる其の前に、座り込んでいた男は重い腰上げ立ち上がった。 抱えた文献は本棚へ戻し、さて散らばした床の数冊を手に取ると、倦怠な動作が後片付けを始める。)――…知識ばっかあっても、(最後の一つを本棚に、入れ損ねて床に落とした。)力が追ッ付かないって、の。(床に落ちた本。拾い上げた其の拍子。頁の合間より、はらり何かが床に落ちた。) [Sun 21 Jan 2007 02:50:26]
フィンガ > (ひとめ 違い、人目。)才能が無いって奴かねェ。(細かい文字を追うのはきつい。疲れ目を休めんと、暫し瞑った両の目は俄か沁みた。眉間を暫く抑えた後に、再びミトンは頁を捲る。細かい文字を目と指で追い、時に床に置かれた古い紙に走り書き。) [Sun 21 Jan 2007 02:42:57]
フィンガ > (一目が無い事が幸い。床に座り込み本を読み漁る姿は御世辞にも行儀の良いものではなく。文献の一つの頁で捲る手を止め、)分かンねェな…。(後ろ手に結った髪。苛付いた風隠しもせず、髪掻いた。 頁の中に細々と敷き詰められた文字。其の所々に散ったルーンの文字。 左目を覆った眼帯の奥、両目を瞑り、眉間押えた。) [Sun 21 Jan 2007 02:36:42]
フィンガ > (うず高く積まれた文献の壁。書棚は右から左手へ延々続いていく。随分と見晴らしが良いのは、己以外に人影が見当たらないが故。)・・・、(床の上に胡坐を掻いた男が独り、)んー…。(床の上に散らばる文献が数冊。) [Sun 21 Jan 2007 02:30:00]
お知らせ > フィンガさんが入室されました。 [Sun 21 Jan 2007 02:22:59]
お知らせ > シュクレさんが帰りました。 『( 本を読んでいる間は黙々と静か。 絵本は別。 )』 [Fri 19 Jan 2007 23:22:29]
シュクレ > ( その後、更にいくつかの本を抱え持つ腕の中に増やし ) ―――― ン、 ( 片手では抱えきれなくなったそれらを両腕と体とを使って抱えなおした ) よォ シ。 ( 気合をいれるのではなく、わくわくと楽しそうな声音。 ) エーット、さっきいた閲覧室、はー? ( 確かアッチの方だったかな、と。足を向ける。昼まで十分睡眠はとったし、今抱えている本を読む時間くらいはあるだろう。読みきれなかったら借りて研究室に持ち込めばいい ) [Fri 19 Jan 2007 23:20:33]
シュクレ > ( 本を返しにぐるぐる歩き回るのは、次に読む本を選ぶためでもある。 ) コレェ―― と、 ( 利き手の人差し指で本の上の部分を引っ掛けて、本の間からするりと一冊抜き取り右手の上に。 ) ソレ、からー ァ… ( 顔を書架の方に向けたままに、てくてく足を進ませて。時々止まったかと思えば本を抜き出して右手に抱えた本に重ね、また歩き始める。 )  … ッ、 ト。 ( 少し慌てた様でイキナリ足を止めたかと思えば、ようやく視線を書棚から外した。 ) あァ、スミマセン。 ( どうやら、足を止めたのは視界の端に人の姿が見えたことに気がついたかららしい。ぶつからなくて良かったと、安堵の滲む声 ) [Fri 19 Jan 2007 23:10:39]
シュクレ > … ン、おっけーェ。 ( ようやく空いた両手を、ぷらぷらと振る。特に数冊の本を抱えていた右手は少しだるいような気がして、なにげなく左手でぐにぐにと軽くマッサージ。 しながらも、視線は本の背に記されたタイトルを追った。 ) サテ、じゃァ次はー…… ( どれを読もうかなッて。視線をめぐらせながらころり、口の中の角砂糖を反対側のほっぺに移動させた。 ) [Fri 19 Jan 2007 22:55:55]
シュクレ > ( 本が読みたいと思う時は特にジャンルにこだわらず、その時目について読みたいなと思った本に手を伸ばす事にしている。ぐるぐると図書館の中を歩き回って適当に選んで腕の中に積み上げた本を、閲覧室に篭って黙々と読み。そうしてまた本のタワーを抱え図書館の中をぐるぐる回って本を返していくのだ。もちろんタワーと言っても抱えられるくらいの程度だけれど。 ) …でー…… コレとコレが、 アッチ。 ( 返却カートに纏めて戻してもいいのだけれど、ジャンルがバラバラだから司書さんたちもあっちこっち回らなければならないだろうし。こうして自分で図書館の中を歩けば、大体どこにどんな本があるのか把握もできる ) [Fri 19 Jan 2007 22:48:31]
シュクレ > ( 今日は久々に一日オフの日だった。昼頃まで惰眠をむさぼって、そのまま家の中でだらだらして。夕方頃ようやく外出する気を起こしたかと思えば、向かった先は図書館。そしてそのままずっと入り浸っている。 ) ェットー…… 確か、この本はココだったよネーェ… ( 右手に重ねた3冊の本。元はもう少し積み上げられていたのだけれど、少しずつ返していってようやくここまで減った。 ) ( すと、と一冊本を書架に納めれば、手元には後二冊の本。 ) [Fri 19 Jan 2007 22:40:48]
シュクレ > ( グレゴリオ暦:19,January,1604 )( ユリウス通日:2306927 トキノミヤコ暦日:18,師走,1603 フォーウン式太陰太陽暦:19,季冬,1603 アララマ暦:16,Shaban,1012 ラエ暦:17,Shebat,5364 ダライマ暦:18,鬼宿月,1730 ) ( 真実はともかく、おおよそそんなふうに表されるらしい今日のこの日。 ) [Fri 19 Jan 2007 22:28:25]
お知らせ > シュクレさんが入室されました。 『 ンー…… ( 書架の間 ) 』 [Fri 19 Jan 2007 22:22:17]
お知らせ > 霧子@バレンタインさんが退室されました。 『 なんにせよ、その本は借りて行く事にした。 』 [Fri 19 Jan 2007 12:07:14]
霧子@バレンタイン > ( 「それ、持っていくと良い」 遠く離れたカウンターから司書がそう言ったのが見えた。 いや、この距離で此方の抱えている本を判別できる筈が無いし、暫らく司書の方を見ていると、何事も無かったかのように何か書き物を再開した。 また「妖精」の言葉だろうか。 姿を見せないのは何故だろう。 声を聴かせるためだけの存在なのか、妖精なんてものは本当は存在しないのか。 【判定】 ) [Fri 19 Jan 2007 12:03:04]
霧子@バレンタイン > ( 妖精探しもそこそこに数冊のギター基礎入門書を小脇に抱えて少しずつ書棚な前を横に移動していく。片端から興味のある者を手にしていると際限なくなりそうなので3冊を目処にして借りる事にした。 その方が集中して読めるだろうし、先ずはとっかかり程度の本で良い。 幾らも微妙に方法論の違う入門書を読む方が混乱してしまいそうだ。 ) ( ふと、一冊の本が目に留まった。 それはギター入門書ではなく、楽譜と詞が並んで記されたものだった。 誰だか、数年前に編集された女性シンガーの歌集のようだ。 何故かその詞の一つ一つが目に留まって、他人を理解しようとしなかったもと処刑人が、そのシンガーに「共感」した。 音符を見る限りかなり高い声を出す歌い手のようで、仕入れたばかりの知識を総動員してその音律を頭でゆっくりとなぞった。 ) [Fri 19 Jan 2007 11:54:07]
霧子@バレンタイン > ( 足は自然に音楽関係の棚に向かっていく。 此処最近の感心ごとといえばはじめたばかりのギターの事が一番で、その次は近々出発する事になるだろうクリスティア旅行のこと。 ティエン・ギニーの多忙も落ち着いてきたらしいし、既に幾らか準備のできている芸能横丁への引越しはもう少し後になりそうだ。 幾つかのこれからのことを同時に思索しながら書棚の前に立ち止まり、ぎっしりと詰め込むように並ぶ音楽関係の本に指をかけて一冊ずつぱらぱらと捲ってみる。 マギーが居なくても練習が出来るような、基礎的な本があると良い。 ) [Fri 19 Jan 2007 11:46:49]
霧子@バレンタイン > ( チョコレートは今日も手元にある。 食べ物を図書館に持ち込むなんてマナー違反だが、別に食べる用途ではないし問題ないだろう。 多分昨日聞いた空耳のような声が妖精というもので、今日もそういうものに遭遇する事を期待してうろつく事にする。 場所は多分此処で良いという根拠の無い確信に我ながら首をかしげつつ書棚の間を縫う。 ただうろつくだけというのもおかしいし、久しぶりになにか本でも借りて行こうか。 ) [Fri 19 Jan 2007 11:41:24]
霧子@バレンタイン > ( 少し早めの時間。 平日の午前中、図書館に人の姿はまばらで、視界に写っているのは司書くらいのものだ。 ふとした気紛れで朝早くから家を出て、妖精探しの二番目の場所に此処を選んだ。 以前はたまに訪れて適当な学術書を借りていたが、最近は足が遠のいていた図書館。 随分と久しぶりに来たが、あまり変わっていないようでなによりだ。 ) [Fri 19 Jan 2007 11:29:58]
お知らせ > 霧子@バレンタインさんが来ました。 『 The day 2nd / Library 』 [Fri 19 Jan 2007 10:55:45]
お知らせ > ザッハトルテさんが帰りました。 『( 通ってまで読んだと言う方が後々よっぽどへしょげそうだとか、気付いてない。 )』 [Wed 17 Jan 2007 00:02:50]
ザッハトルテ > ( 妥協案 ) ……幸いそれほど長い話じゃなさそうだ、し。 ( 通いで読み切ろう。 ――決定 ) [Wed 17 Jan 2007 00:01:26]
ザッハトルテ > ( ――とは言え、「無作為に選んだ未読の本を読もう」と既に決めて来ていたから、此処で仕切り直してしまうとわざわざ決めて来た自分ルールに意味がなくなる。 かと言ってこんな――こんなと言ってはそれこそ書き手に失礼だが(2度め)、こんな本を借りた履歴が残るのは断固としてパスしたい。 後々もぬすごく手前がへしょげそうな気がする ) ――――……  ……  ( 考えて――悩んで――その結果 ) [Tue 16 Jan 2007 23:59:14]
ザッハトルテ > ( …やがて全く無作為に、何とはなしにこれと決めて選び出した本は )( 聞いた事もない作家の、見た事もない表題の。 あらすじに目を落とすに、『 死霊と生霊の実らざる悲恋。 人間の情念を人外の探偵が解決する!』 )  …………  ( ――どうやら思いっきりフィクションの類であるらしいが、こー…   )  …   ちょっと、こー…借りるのに気が引けるのは、気のせいか な…! ( 具体的には貸し出しのカウンターに持って行くだけの根性と云うか、どう贔屓目に見ても、いい歳した男が借りて読むものではないと言うか。 ――多分本来の読者層は若い女性なんじゃないかと、思う…! ) [Tue 16 Jan 2007 23:52:30]
ザッハトルテ > ――…そこまでは必要ないな。 ( 「何処までは」「何が」必要ないのか、何もかもが曖昧。 ――…否、自身の中で言葉の枠に嵌めなかっただけの。 幾つか浮かぶもののひとつを敢えて言葉にするなら、そう。 …誰かが考え、或いは見聞きして綴った誰かの物語にそこまでの関心が沸かない。 人間の文字が読めるようになった直後の無茶で無謀な好奇心だとか、自分でも合わない言葉だとは思うのだけれど――情熱、とやらも随分遠くなった。 枯れるとはこう云う事か。 幾つかあったのだと思う。 色々あったのだと思う。 けれど、老人が在りし日を振り返る気分とはこんなものだろうか。 具体的に何時何がどうなってこうなったのか、今となっては渾然一体となって挙げる事もできやしない。 ) ( 遠くなったものと曖昧なものを形にできないもどかしさとを諦念でひとつに括り纏めて、改めて本の背に指を滑らせた。 どのみち何か、それこそ適当に――「読まなければならない」事に変わりはないのだし。 ) [Tue 16 Jan 2007 23:40:40]
ザッハトルテ > ( この書架だけでも収めた本は相当の数だろう。 1日1冊読んだとしても、全て読み切るには――あれはアッティムを発祥とするのだったか、千と一夜の物語を軽く超えそうな。 ) ………  ……   ( 恐らくは今後も不定期に起こるであろう異種族弾圧の波を避け得たとしての話、時間だけは十分にある――と思う。 或いは此処の蔵書を全て読み切れる程の? )   ( 考える。 )   …………………。   ( 棚の高い位置を見上げていた視線がするすると斜め下に下がり ) [Tue 16 Jan 2007 23:21:57]
ザッハトルテ > ( 特に読みたいものがあって足を運んだ訳じゃない――等と言うと、書き手には酷く失礼だしある意味自分にも跳ね返るけれど。 作家と名乗れるものではなくとも、職種的にはそちら系である以上単語や文章や言い回しや、そういったものとは親しくなければならなかった。 今日の来訪は、言わば職業上の義務の為の。 その意味では無作為に本を選ぶといったやり方は、間違ってはいないと思うのだけれど――本の保存状態を第一に考えているのか、館内の空気は適温からはやや低い。 指先に残る無機物の冷たさに軽く手を握り込み、首だけを曲げて壁のように聳える書架を何とはなしに見上げた。 ) [Tue 16 Jan 2007 23:04:57]
ザッハトルテ > ( 棚を見ない代わりに、チェンバロの端から端までを指先でなぞるようにして、本の背に触れながら歩いてた足をふと止めた。 その時指が触れていた本を抜き出して表紙も見ずに中ほどを開く。 ――…偶然もあったもので、適当に選んだ本は何時か何かの機会で既に読んだものだった。 ぱたりと閉じて元の場所に戻し ) …余り良い読み方じゃない。 ( 読み方と言うより選び方とするべきか。 軽く目を閉じて首を横。 ) [Tue 16 Jan 2007 22:52:42]
ザッハトルテ > ( 緩慢に歩いている。 本の背に縫い取られた表題を見るでもなく、視線は数歩先の足元に固定。 本を「探している」ようには見えなかろう――もしこの様子を見る人が居たならの話だが ) [Tue 16 Jan 2007 22:39:27]
お知らせ > ザッハトルテさんが来ました。 『( 書架と書架の間を )』 [Tue 16 Jan 2007 22:33:58]
お知らせ > シュクレさんが退室されました。 『 …あ。 ( 最後の場面で、涙が一すじ、頬をつたった )』 [Fri 12 Jan 2007 23:44:09]
シュクレ > ムー。でもそんな研究して論文書いてもボクには関係ナイからナァ。 ( むしろ上司サンや同僚サンたちに時間の無駄ッて怒られちゃう。 ) ア、でもこのきつねサンはイイコさんみたいー? ( カナ、って。くるくる表情を変えながら、ぺらぺら本を捲って読み進めていきつつ。 ) [Fri 12 Jan 2007 23:41:51]
シュクレ > サァ て。 次のきつねサンの本はー? ( 重なった絵本の一番上、ひょいってとって目の前に広げる。 どうやら選んだ本はすべて、狐の出てくる絵本らしかった。 ) それにしても、ナァーんできつねサンはいつもイーッつも悪いコにかかれちゃってるのかナァ? ( 絵本を読み進めながら、こてりと首を傾げて。 ) コンナにかわイーのにねーェ ( 絵本は、どうやら元はトキノミヤコの話らしかった ) [Fri 12 Jan 2007 23:37:04]
シュクレ > ( 悪魔やオバケを退治したって有名な騎士さんが、幼い王子サマにお願いされて庭で寝ていたイタズラッコな狐サンを矢の届かない位置から射っていろんな人に褒められるってオハナシ。 ) このオウジサマってば性格悪いよネーェ。 ( ムゥ。左手で頬杖をついて本を閉じながら口をへの字にして不満顔。 右の頬が歪にふくれているのは口の中に角砂糖が入っているから。 ) [Fri 12 Jan 2007 23:27:22]
シュクレ > ゥわ。 エェー……いッくらいたずらっコだからって、気持ちよさそォーに眠ってるキツネサンにさーァ… ( 眉を寄せて、足をばたばたと忙しなく上下させる。傍らの小瓶から角砂糖を左手で一つ摘んで、口元に運んだ ) ヒッドイなーァ、もー… [Fri 12 Jan 2007 23:13:33]
シュクレ > ( あごの下に組んでクッション代わりにした両手の、左腕の傍には他にもいくつか絵本が山になって積まれていた。右腕の傍には小瓶が一つと、既に読み終わったらしい本が一冊。一々取りにいくのも面倒だからって先に適当にピックアップしてきたようだ。 本来の目的であった研究に必要な真面目な本の書き写しは終了して、口を開けたままの鞄が一つ時折ぱたぱたと動く左足の近くに転がっている。 駄目人間の図。 ) あハ、しっぽとかやァーわらかそーだネェ。もふもふーッてしてみたーィ。 ( 普通の本より厚くて大きなページを一枚パラりとめくる。 ) [Fri 12 Jan 2007 22:59:16]
シュクレ > んンー… ( 平べったくてごろごろできる。時々絵本の読み聞かせなんかも行われたりするお子様向けの閲覧スペース。別名お子様放置区域に、およそ子どもとは呼べない背丈の白衣姿が一人。こんな時間にはお子様たちはいないからって、堂々とうつぶせになってごろごろしていた ) うふふ、フフ。やー、イイねェかッわいーナァこのキツネさん。 ( 目の前に開いているのは絵本らしい。 ) [Fri 12 Jan 2007 22:48:53]
シュクレ > ( 12,January,1604 )( ユリウス通日:2306920 フォーウン式太陰太陽暦:12,季冬,1603 アララマ暦:9,Shaban,1012 ラエ暦:10,Shebat,5364 ダライマ暦:11,鬼宿月,1730 ) ( 真実はともかく、おおよそそんなふうに表されるらしい今日のこの日。 ) [Fri 12 Jan 2007 22:40:22]
お知らせ > シュクレさんが入室されました。 『グレゴリオ暦:1604年1月12日』 [Fri 12 Jan 2007 22:35:47]
お知らせ > ミカドさんが退室されました。 『(途中寝てたとか、秘密の話。)(すいませんと誰かが土下座した)』 [Thu 11 Jan 2007 04:46:44]
ミカド > (キラキラ笑顔をこっそりうかべて立ち上がる。 明日の昼間には全ての用具が整っている事だろう。――「楽しい持ちつき風景」を思い浮かべつつ) [Thu 11 Jan 2007 04:46:25]
ミカド > (杵と臼の手配はOKだ。蒸かし方も、この通り!!!書き写した。 …自分でヤル気は0パワーです。だって貴族だもの。トキノミヤコ人だもの。男子厨房にはいるべからずー) ――残るは、どうやって…どっかの馬鹿力の学者を乗せるかだね。(流し目が、人影だけの隣人を眺める。――そこに「馬鹿力の学者」でも見たように。)三人で向かえる正月の姿――…小鳥ちゃんに振袖着物で、彼に袴。 完璧じゃァないかっ( 物凄いずれてるとか云わない。 もちが楽しく作れれば満足なのだ。 のうないではぺったんぺったん和やかに餅つきする三人の姿が浮かんでいる。 途中うっかり杵を滑らせて、しろいモチ塗れになる娘と友人。その二人を助けるべく自分が大活躍★ 「はははははそれじゃモチはつけんよ」とか言いながら、華麗に杵を振るう自分の姿…までが「楽しいもちつき風景」だ。 杵の重さ?しらない。) [Thu 11 Jan 2007 04:39:56]
ミカド > (もっとも、ヴェイトスにきて浅い男の考える事――本当に安泰かどうかは断言できない。半年ばかりヴェイトスを離れていた所為もあり、情勢も曖昧。貴族の噂話程度からの推測に過ぎない。 聞いた話にどんな背鰭尾びれがついているかも分からん事。  だから、今は)    もち だな。(漸く手に入ったんですよ。もち米) [Thu 11 Jan 2007 04:34:13]
ミカド > ……んんー…(男は本を閉じて、軽く背伸びをした)(すっきりしない部分もあるが、最早ステアはアングリマーラへ脱出した後。 ヴェイトスに戻ってくる理由は…今のところない。…後々あるとすれば「復讐」か? …生きたいと願うよりも、復讐したいと云う思いが上回った時に、戻ってくる。 或いはアングリマーラでの弱肉強食に耐え切れなくなって戻ってくる。 それか、本当に、アングリマーラの王の刺客となってヴェイトスを訪れる――…?…いや、それもどうだろう。ヴェイトスに送り込む前に、北のクリスティアや、ティアン港など先に潰す場所は多々ある。戦略的にも、直接ヴェイトスを攻めたのでは、均衡を崩したが最後、北と東から隙を狙われる可能性もある。)……暫くの間は、安泰と。 [Thu 11 Jan 2007 04:30:43]
ミカド > ( いや、もっと言うなら…この声明文を出したかった理由もメリットとデメリットを天秤にかけると、なんだかイマイチ。 レティシア一味が吸血鬼だとばらしたかった?だけど、吸血鬼この街にいることなんて、今更公表する事でも無し。法律的には、犯罪をおかしていない吸血鬼は、ヴェイトスでは法律的には保護されると、聞いている*。もっとも、実際にはどうなるかは謎だが。情勢が変わった今、吸血鬼の扱いはどうされるのか――確かめる余裕も、気もない。法律で保護されると言っても、私刑を喰らう可能性も、ギルド「カーン」に正体がばれるのもぞっとする。…それらを考慮しての暴露だとしても…ステアとレティシアが「敵対」した事まで広めてどうすると。そして、一家惨殺が自分の仕業だとばらしてまでどうすると。MJと艶子という魔界の勇者へのアテツケもあったとしても)……………みすてりぃ小説よりも、謎だらけ   ?  [Thu 11 Jan 2007 04:23:48]
ミカド > (さまざまな意味で。)(向うで幾ら騒がれようが、元々妖魔が跋扈する国だ。 「何時もの事」で終わる筈だ。そこから弾圧の動きが始まる事はないだろうと思う。 もっとも、あの国で若輩者が生き残れるかは謎だが、死のうが生きようが、此方には関係ない。 そして、外に逃げたのなら…わざわざ生き辛いヴェイトス市に戻ってくる事もないだろうと思う。”声明文”とか”血の挑戦状”などと呼ばれている血文字には、彼女が事を引き起こした原因が記してある。写真などない時代だ。ゴシップ塗れた記事を鵜呑みにするわけにもいかないが… それでも、いくつかある新聞記事の中に必ずでてくる文章を信じるなら――)………。(信じるなら)…や、謎だらけなんだけどね。共存を目指していたのに、急にやーめた!した理由とかさ。(レティシアからの手紙内容を合わせて考えても、そこらへんは謎だらけ。) [Thu 11 Jan 2007 03:55:28]
ミカド > (眺める本は、今月の新刊。新人らしい――何処かの国をテーマにした冒険記…らしいが、ほぼ頭の中には入らない。――今、この男の頭の中に在るのは――新年早々色々な意味で騒がせた「若輩者」の事である。 貴族達に混じっていれば、それなりに話は聞ける。 勿論、尾鰭・背鰭もついてくるが)―――『外に何を求めるのだ――』(閲覧席の隅っこで、ぽつりと呟く。開いた頁の上では、丁度主人公が、そんな台詞を言っている。) ヴェイトス市の、外。(内通者も居ると言う。行き先はアングリマーラ。 …脱出した後に逃げ込む場所としては間違っていないと思う。) [Thu 11 Jan 2007 03:17:52]
ミカド > (耳にこびりついた祝いの挨拶を洗い流す為、選んだのは図書館だった。本当は――墓場の「友人」に会いに行きたかったのだが、時期柄何が起こるかわからない為、避けたのだ。、白いインバネスで席を確保し、積み上げた本で在籍を主張して、簡単な人避けを築く。  時間も時間の為に人影の少ない図書館は、時折響く足音以外は、手元のランプが弾ける音程度―「人」を真似た吸血鬼の吐息が響く程度。 揺らぐ人影を隣人にして、吸血鬼の貴族は一人の時間を楽しんでいた。 ) [Thu 11 Jan 2007 03:00:20]
ミカド > (新年を祝うパーティやら、舞踏会やら、サロンの友人の集まりやら……何かと忙しかった年始も、一段落ついた頃) [Thu 11 Jan 2007 02:47:47]
お知らせ > ミカドさんが入室されました。 『(閲覧席の片隅で)』 [Thu 11 Jan 2007 02:43:46]
お知らせ > ルーア・リシアさんが帰りました。 『(シャリネを見送って、また閲覧席へと戻っていった。)』 [Sat 6 Jan 2007 23:05:58]
お知らせ > シャリネさんが帰りました。 『(少女は、彼女の言葉に悩んで悩んで悩むだろうけれど、それでもいつものように歌を歌う。)』 [Sat 6 Jan 2007 23:04:47]
シャリネ > …………うん。 ( 彼女の言葉には頷くだけだ。そして、微笑み深める表情はいまだ、戸惑う瞳は変わらぬままだけど ) ……頑張ろうね。おやすみなさい、ルーアさん。 ( 少女はそっと彼女に手を振って、脚立をそっと通り過ぎる。 ) [Sat 6 Jan 2007 23:04:05]
ルーア・リシア > 何が普通かは、わからないけれど。たぶん、そうだとおもう。 ( 少なくとも外見だけは。 ) えぇ、がんばって。一杯考えて、一杯悩んで――歩みなさい。 ( シャリネの言葉を聴き、うなずく。 ) そう、お仕事――寒い夜だけど、お互いがんばりましょう。またね、シャリネ。 [Sat 6 Jan 2007 22:58:11]
シャリネ > ……そろそろ、行かなくちゃ。私、歌のお仕事があるんだ。 ( 我に返ったように、少女は思い出したように呟いた。そろそろ行かねば為らないと、其れだけを告げて。 )  [Sat 6 Jan 2007 22:54:46]
シャリネ > そ、か……そうだよね。普通の女の子だもんね、。ルーアさん。 ( そんな、開発されてるなんて少女が知ったらとても驚くだろうけれども。納得するように、同意の言葉。こくこく頷いてしみじみと。 ) ……。 ( それは、我進む道を信ぜよ。……だろうか。少女は、考え込む仕草。我に返ったように静かに頷いて。 )( きっと、ほしがっているのは否定ではない。自分の道をどうするべきか、だ。けど、それ人に聞いてはいけない。自分で見つけなければ。……少女は首をふるふると横に振る ) ……ううん、違う。――――……私、 ( そっと、もう一度あなたを見上げて ) もう一度、色々考え直してみる。時間かかっちゃうかもしれないし、答えが出づらいかもしれないけど……頑張る。 ( そう、強く告げれば少女は微笑み深めて。 ) ありがとう。 ( と、礼を言った。いつもよりも、悩む表情は帯びるけれど。それでも生きるアドバイスをくれた相手に真剣に、心からの礼を。 ) [Sat 6 Jan 2007 22:53:05]
お知らせ > ルーア・リシアさんが来ました。 [Sat 6 Jan 2007 22:51:18]
ルーア・リシア > そうね。でも、受肉しているうちは、あなたたちと変わらない。 ( 魔乳メイドに押し倒されたりしたし。快楽によって体を開発されつつもあるし。本人は無自覚だけど。 ) あなたが迷ったとき、貴女が歩んできた道は揺らぐ。貴女が間違いだと思ったとき、貴女が歩んできた道は崩れ去る。――だから、それを私に問うのは、ナンセンス。 ( 淡々と、変化の少ない表情で語る。 ) じゃあ、もし――ここで貴女に”間違っている”ともし私が言ったら、あなたはどうする? あなたがほしがっているのはそんな答えか? ( シャリネの話を聞いて、今度は逆に聞き返した。 ) [Sat 6 Jan 2007 22:44:10]
シャリネ > ( 訂正:人に対してもそうやって接してきた。→他人に対してもそうやって接してきたつもりなんだ… ) [Sat 6 Jan 2007 22:39:47]
シャリネ > あ、そっか……元々、死神さんなんだもんね…… ( 今度は此方がなるほど、と頷いた。忘れてた、とでもいいたげに。どうにもこの可愛らしい少女は死神に見えないものがあるというか。発言は見えるけれど、外見は可愛らしいもので、ついと言った感じ。 ) ……。 ( 偶然はなく、全てが必然であり、要するに無駄なことは何一つ無いし、全てが必要と思われ訪れたことだと、少女は普通に平和に育ってきたから、こんな考え方を持つようになったのかもしれない。正直、こんな風に種族間の狭間で悩むなんて初めてだし、考えもしなかったのだ。自分はどちらかと言えばきっと、人の社会に順応して生きてこられたからこそ尚更。言葉に責任を持って行動しろ。そして、迷うならば思う存分悩め、というように少女は解釈をした。だからこそ…… )  ……うん。 ( 静かに、頷くだけだった。今、何も答えることは出来なかった。どう言葉にしたらいいかわからず、どう、進めばいいのかもわからなかったから。でも ) ……私ね、ヴェイトスに来るまで知らなかったの。吸血鬼があんな風に様々だって事も、だって見たこと無かったから………。それにまず、種族として見るのも初めてで……。私は人間になりたかったけど、フレイバーとしての誇りも持ってるし、受け入れてる。 ( 胸に手を当て思い出す。様々な、些細な幸せの出来事。目を閉じて、貴女に語る。 ) ………幸せだったから、かな……。私には、傍にいてくれた人たちが沢山いたから……返していきたいって、それだけをずっと思ってきた。歌もそうやって歌ってきたし、人に対してもそうやって接してきた。 ( それは、少女の芯だったのかもしれない。だからこそ……戸惑う表情隠せずに、揺れる瞳が、脆く…淡い色を放って ) ……それって、間違ってるのかな……? ( 人生に間違いなどは無い。きっと、そうなのだと思う。けれど……呟いてしまう一言は戸惑いを表す言葉で。あなたに問いかけるように ) [Sat 6 Jan 2007 22:37:09]
ルーア・リシア > ――陳腐な嘘でも、最後までつき通せば真実だ。崇高な理念も、途中で曲がれば戯言だ。貴女がすることは、私に謝ることじゃない。貴女が進むべき道を定めること――もっとも―― ( 肩をすくめて、息を吐く。 ) 貴女はそれが見えずに、未だに迷っている。それもまた、歩むべき道のひとつ。 ( そう結論付けた。 ) [Sat 6 Jan 2007 22:23:19]
ルーア・リシア > ふむ――私はそういうことは、まだよくわからない。受肉してからも、あまり現世との関わりがなかったし。 ( けれど、シャリネがいうのならそういうものなのだろう。静かにうなずいた。 ) そうだ。この世界に存在する、あらゆる事柄には意味がある。偶然に起こることなどひとつもない。どれも”起こるべくしておきたこと”だ。全ての因果は無数の糸のように絡み合い、時に交わり、人が運命や宿命と呼ぶ道を形作る。 ( 死神の言葉は、果たして極普通に生きてきた少女に理解できるものだろうか。事実はあくまでも事実でしかなく、人は自分が信じたいものを信じる。それが個々の正義であり、信念であり、真実となるのだ。 ) 言葉と行動には、常に結果が付きまとう。それはあなたと相手という二者間に留まらず、それらを囲む周り全てを巻き込んで、新たな事象を生む――それがどのようなものであれ、貴女は貴女の取った言動によって起きた結果を受け止め、次に歩むべき道を定めなければならない。 [Sat 6 Jan 2007 22:21:48]
シャリネ > ……そういうものじゃないかな?私がアイバンにいたときは煩かったよ……?そういうの……。 ( 特に、かつて愛したヒトには良く起こられた経験があり、思わず苦笑して目を瞬かせる少女に言い聞かせるように ) ―――………戦争があるから平和がある、ってこと……? ( 少女は目を見開いて、死神少女の言葉に眉を寄せる。今まで聴いたことが無かった言葉だった。 ) ……追い込むこと…・ ( そっと呟く言葉は、どこかきしきしと重み伝わる心を表すかのごとく震え。 ) ―――……っ……! ( 其れはつまり、優しさを保てる強さを、最後まで貫けるかどうか、って、ことだろう。途中で躊躇ったりすれば偽りと見られるのは無理も無い。……其れが事実だ。死神少女の正論に、少女は思わず目を見開いて言葉もなく……反論も出来なかった。それでも強さを持ちたいと、貫きたいと思っていても、自分を大切にする上で人を守る、なんて……都合がいいのだろうか。思わず、悩んだ顔が俯いて。瞳がまた、揺れる。どうしたら、いいんだろうか。全部、真っ白にして考えなければならないのだろうかと。言葉に出来ず沈黙を作り出してその後、一言 ) ……ごめん…… ( 答えられない事に、思わず一言謝った ) [Sat 6 Jan 2007 22:11:05]
ルーア・リシア > 相手を思いやる気持ち――それを誰彼かまわず振りまけば、やがて自ら首を絞める形となり、滅びる。あなたは差し伸べた手を、何があっても最後まで差し出し続ける覚悟はあるか? 傷つけられても、周りから疎まれても、自らの立場が危うくなっても――自分の守りたいものまで、あなたのした好意で傷つくことになったとしても――あなたはその手を差し伸べ続ける覚悟はあるか? もし、少しでもためらったり、一度でも差し出した手を引っ込めれば――あなたの言葉も、決意も、行動も、全てが偽りへと変わり、崩れる。 [Sat 6 Jan 2007 22:06:53]
ルーア・リシア > ――そういうもの、なのか? ( 黄色いツインテールの娘は、目を瞬かせた。 ) そう、争いはなくならない。歴史とは、争い――傷つけあい、傷ついた中から復興を遂げて、平穏を築き、その後にまた争う。その繰り返しの中で、生き物は生活の水準を高めていった。これからも、それは続く。 ( いうなれば、自然界のサイクルとはまた別の、知的生命体独自のサイクルなのだろう。 ) ――その思いやりが、時に相手を傷つけ、追い込むこともあると――あなたは知らなければならない。 ( シャリネのほうを見て、ルーア・リシアは語る。理を―― ) [Sat 6 Jan 2007 22:03:54]
シャリネ > ……思ったかな。……何だか、難しいなって思う。 ( そういった後は貴女をもう一度見上げて、困ったように微笑んだ。考えすぎてしまうのは、どうにも自分の悪い癖だ ) [Sat 6 Jan 2007 22:00:51]
シャリネ > ……私は女だからいいけど……誰か来たら恥ずかしいじゃない。 ( 必死で説得。思わず困った顔で上目に貴方を見て。 ) ……。 ( 違うのか、という貴方には言葉なく、思いっきり縦に頷いた。読んでも面白いだろうけれど、後々後半読むにつれてこの少女は辛くなるだろう。ぱらぱらと捲る少女をそっと見上げて。その間は何も喋らず ) ……。 ( 「何がしたい」そう問われれば、少女は戸惑ったように空色の双眸を揺らがせた。続いた言葉を遮ることなく聞いて、その後 ) ―――………。 ( 考え込む仕草が続いた。眉を寄せ、固まるように口元に指の甲を当て思案する。 )  ……争いはなくならないんだなと思った。でも……  ( ふっと、顔を上げて。真っ直ぐな目は悲しげに貴方を見上げて )  人のことを、自分と同じくらい大切にすることは無理だとしても、やっぱり、思いやる心は捨てちゃいけないなって。余裕を持てる時間を皆で作らなきゃいけないなって。でも……戦争は ( そっと俯いて、呟いた ) なくならないんだろうなって……。 [Sat 6 Jan 2007 21:55:29]
ルーア・リシア > やけっぱちでも向こう見ず、でもいい。――まず、あなたは何がしたいの? ( 国と国の争いの物語を元通りしまうと、脚立を降りて、問いかける。 ) あれは文字通り、どこかの国とどこかの国の戦争の話。あなたが直面しているであろう事象とは、なんら関係ない。対岸の火事だ。――それを読んで、あなたは何を思った? [Sat 6 Jan 2007 21:46:29]
ルーア・リシア > ――ん? どうして? ( パンツ見えてるから、は理由にならない。見えていても同性だしいいじゃない、とかそんなノリ。シャリネを振り返り、不思議そうに聞き返す。 ) む、ちがうのか――えぇっと、なになに―― ( 改めて「どこかの国と国の争いの物語」という本を手に取り、ぱらぱらとページをめくってみる。 ) [Sat 6 Jan 2007 21:44:28]
シャリネ > もう、そういう愛もあるだろうし、確かに読んだこと無いから読んでも面白いのかもしれないけど…… ( なんか言った。凄いことを。 ) ―――……え……? ( やけっぱち。淡々と告げられることに目を見開く。自分では、そんなつもりは無かったからだと思う。 ) ……私、やけっぱちかな? ( 何も知らない死神さん。けれど、死神だから知っていることもあるのだろうか。少女は不思議そうに、貴方を見て尋ね。 ) [Sat 6 Jan 2007 21:41:45]
シャリネ > ( 頬を掻く相手に対し、此方はふいっと俯き加減にふてました。眉寄せて難しげな顔 ) ―――……ちょ、ちょっとルーアさん、駄目ですよそんな短いスカートで上上がったりしちゃ…… ( 焦った少女。女の子だから、ということであまり意識しないけれども慌てた様子であたふたと見上げながら。 そして ) ……うん?うん。……って違うよっ! ( 見たらそれはなんかのボーイズラブ。……少女は目を見開いて赤面し、ふるふると首を振った。そして ) それじゃなくて、隣の。「どこかの国と国の争いの物語」っていうのがあるでしょう?それ。 ( と慌てたように小声で否定を。冷や汗掻き気味でほぉっと息を吐くけれど。 )  [Sat 6 Jan 2007 21:38:09]
ルーア・リシア > なんでって――砕けたらそれでおしまいだから。やけっぱちになってぶち当たるのと、覚悟を決めて物事に挑むのは、違う。――あなたの場合は、思い切り前者のほう、だから。 ( やっぱり淡々と答える。 ) [Sat 6 Jan 2007 21:18:47]
ルーア・リシア > ――うっ―― ( 子犬みたいな潤んだ瞳で見つめられると、なぜだか心が痛みます。ちょっとだけたじろきながらも、死神は視線をそらして頬をかいた。どうする、ア○○ルー。 ) ――どれどれ。 ( 指されたのは、伝記ものがならぶ一列。シャリネが使っていた脚立を上って、その本を確かめてみる。ちなみに館内ではローブ脱いでるので、今はブラウスにミニスカート姿。見上げれば下着も見たりします。 ) ――ふむ。 ( それらしき本を抜き出して、パラパラめくる。 ) なんだ、シャリネはこういうのがすきなのか。 ( 脚立の上で振り返り、シャリネを見下ろしながら見せた本は――タイトル『俺の下で喘げ』美男子の若い新王様が、国を建て直し領土を広げていく。その中で自国の兵士や敵国の軍師さん(みんな美形)などを捕らえてピーするボーイズラヴな伝記でした。すぐ隣にあったのを取り違えたらしいよ! ) [Sat 6 Jan 2007 21:17:31]
シャリネ > ……っていうかなんで無理なの? ( そこ、やっぱり気になったらしく、少女はもう一度ちょっと泣きべそな瞳であなたに視線戻せば、尋ねて ) [Sat 6 Jan 2007 21:14:57]
シャリネ > ( 起き上がりたいけど起き上がれない。七転八倒という感じの今現在。目標にしたい、七転び八起き。でも 「 あなたには(恐らく)無理 」 ) ―――……む、むり…… ( がーん ) ( 瞳うるうる、ちょっと泣きそうな声と表情で呟いた。※くぅーちゃん?違いますよ、決して。 ) ……あ……うん。本を返しに来てたの。あれ。 ( 質問されれば表情戻して上見上げ、指差して。それは「どこかの国と国の争いの物語」とりあえず、伝記物が並ぶ列だった。 ) [Sat 6 Jan 2007 21:09:43]
ルーア・リシア > ( あ、咽た。なんでかは分からない。とりあえずシャリネを立たせてあげると、なにやら手をバタバタさせはじめた。 ) 当たって砕けても再生できるのなら、それで問題ないと思うけど――あなたには、恐らく無理。 ( きっぱりと真顔で言いました。人間は砕けたら再生できません。ご利用は計画的に。 ) それで――? わざわざ図書館に新年の抱負を示しに来たわけじゃないでしょう。なにをしていたの? [Sat 6 Jan 2007 21:04:06]
シャリネ > ( 訂正:豊富→抱負 ) [Sat 6 Jan 2007 21:00:40]
シャリネ > ( 思わずごほ、っと咽せた。七転び八起き。痛い言葉だった。思わず苦笑が零れ貴女を見る。どうにも恥ずかしいところばかり見られているような……気のせいだろうか。手を差し出してくれる相手に恥ずかしげに顔赤く染めて。俯きがちに「ありがとう」と手を取って立ち上がりながら ) ――ち、違うよ……新年の抱負はこんな、当たって砕けろなんてことはないもん。 ( なんかこっちも言った。必死の表情でばたばたと片手を宙に仰がせて慌てた様子。けど、それってある意味豊富を語っているような気もする。もしかしたら、説得力ゼロかもしれない。 [Sat 6 Jan 2007 20:59:10]
ルーア・リシア > ( 音のしたほうにいってみると、そこには見知った顔があった。その様子を、しばらくジーッと見つめてから。 ) ――七転び八起き? ( 大丈夫? と声をかけつつ、側によって手を差し出す。 ) 何も体を張ってまで、新年の抱負をあらわさなくても……。 ( 変化の少ない表情で、なんかいいました。 ) [Sat 6 Jan 2007 20:53:27]
シャリネ > ( ドレスに足を引っ掛けて、しまいには脚立の一段に脚を届かせることなく、バランス崩して転倒。阿呆でした。 ) …いたたたた…… ( 尻餅ついて落っこちた為、少女は腰を擦っている少女一名。苦笑ももれない。怪我は無いけれど、こんな静寂な場所で恥ずかしい限りである。―――足音が聞こえて、思わず焦ったように体勢を整えようと、立ち上がろうとして……ドレスをぱたぱた手で叩く。貴女が来たときには気まずそうにぎこちない素振りでドレスの埃を叩いている少女がいるだろうか。 ) [Sat 6 Jan 2007 20:50:19]
ルーア・リシア > ――なんだ? ( 読んでいたページを閉じて席を立つと、音のしたほうにあるいってみる。 ) [Sat 6 Jan 2007 20:47:24]
お知らせ > ルーア・リシアさんが入室されました。 『(音に気がついて、本から顔を上げた)』 [Sat 6 Jan 2007 20:46:30]
シャリネ > きゃぁっ!! ( ず て ん ッ ) ( 思いっきり踏み外して転落。凄い音がした。 ) [Sat 6 Jan 2007 20:44:13]
シャリネ > ……っていうかこれ、段差の差が大きい気がするの、気のせいかな………? ( 小さく呟かれた言葉は震えていて。思わず苦笑。でも、根気で降りるしかない。落ちたら洒落にならない。ひっくり返さないように、もう一段……足をかけようとして……[判定]奇数なら普通に降りれる。秒数が偶数なら派手に落っこちる。0が出たら脚立をひっくり返して落ちる。 ) [Sat 6 Jan 2007 20:43:06]
シャリネ > どうにも、安定しない脚立の上は怖い。踝までの淡いクリーム色のフリルワンピースの裾を持ち上げるように、膝元を指でつまんで身長に降りようと。一段降りて、もう片方の空いた手を、そっと脚立の上に置いて。―――とりあえず、降りないと。別段そんなに高くないのだけれど、どうにも不慣れで足が僅か不安定。下を見ながら、もう一段……後、4段。 ) ―――……っと…… ( 危なっかしい仕草でもう一段。そこで息を吐いた。Aラインの衣服がふわりふわりと降りるたびに揺れる。もう一段。後2段。……何遣ってるのとか、聞いちゃいけない。 ) [Sat 6 Jan 2007 20:40:26]
シャリネ > ( 先日借りた本を、元の場所へ戻そうと、先日出会った彼に言われた通り脚立に昇って返し終えた後。受付も終えて、もう特別な用もなく。「どこかの国と国の争いの物語」は、丁重に本棚の上にしまわれた。少女はほっと息を吐く。 ) [Sat 6 Jan 2007 20:35:39]
お知らせ > シャリネさんが入室されました。 『 脚立の上。』 [Sat 6 Jan 2007 20:28:21]
お知らせ > メルヴィンさんが帰りました。 『( そうであったなら、その時は自分も一緒に吸血鬼になってあげたのに。 )』 [Fri 5 Jan 2007 00:50:39]
メルヴィン > ( けれどもしも、そうであったなら――― ) …。 ( 読んでいた本を閉じて、本棚へと戻した。元あった場所と言うわけではなく、手近な場所に適当に。そして、本来行こうとしていた書棚の方へと足を向ける。 ) [Fri 5 Jan 2007 00:50:10]
メルヴィン > 俺よりも、 ――― ( 呟いた名は声にはならず、唇のみがその名を紡ぐ。 ) …… ( 彼女が吸血鬼となってよみがえってくれたらよかったのにと、不謹慎な思考。もしかしたらどこかにいるかもしれないなんて、望んではならない願い。 ) [Fri 5 Jan 2007 00:44:40]
メルヴィン > ( けれどそれを信じるかと言えばノー。大体、このページに書かれたものを一つ一つ当てはめていったら誰も彼もが死後には吸血鬼になってしまう。閲覧室には足を運ばないまま、その場に突っ立って少し右肩で書架に寄りかかる。本を左手から右手へと移動させ、時々本のページを捲る以外左手は左耳のカフスを何気なくいじっていた ) [Fri 5 Jan 2007 00:38:04]
メルヴィン > ――― 今俺が死んだらヴァンパイアになンのかね。 ( クツ、と笑い声は喉の奥。揶揄のような、皮肉めいたその声。開いたページには、吸血鬼になる条件が綴られていた。その中の一つ、『恋が実らず片想いのまま死んだ者』も吸血鬼になるんだそうだ。随分とまぁ、素敵な条件じゃないか。 ) [Fri 5 Jan 2007 00:26:46]
メルヴィン > ( ぱらぱらと捲った本は、『それは、気づけば貴方の隣にいる――』だなんて、いかにも人の興味を引こうとするような書き出し。 ) …ヴァンパイア、ねぇ? ( 先程とは違う口調でもう一度同じ言葉を繰り返した。左手に広げた本の少しザラつくページの上。こつ、と右手の人差し指が軽く叩く。この辺りの書棚が盛況なのは昨今街を騒がす「害悪吸血鬼」のせいだろうか。 ) [Fri 5 Jan 2007 00:14:31]
メルヴィン > ( かわりに、ちらりと視線をやった近くの閲覧室は常よりも人の気配が多いようだ。 ) ……ふーん。 ( 青年も目の前の書架から一冊、本を取り出してぱらぱらと捲った ) ヴァンパイア、ねぇ。 ( その関連書の並ぶ書架の前、呟きをもらす ) [Fri 5 Jan 2007 00:04:12]
お知らせ > メルヴィンさんが来ました。 『( その書架の中身は随分と寂しかった。 )』 [Thu 4 Jan 2007 23:59:05]
お知らせ > アーシュラさんが退室されました。 『調査は水面下で進む』 [Wed 3 Jan 2007 17:12:59]
アーシュラ > ( 暫し見るとはなしに空を眺めた後、再び書物へと向かった。今は、狙われる確率を考えるよりも少年の身を守る術を少しでも多く知る方が先決だ。少年にはバレないように動こう。手出しはしない。それでも、見守ることぐらいは赦してもらおう、と ) [Wed 3 Jan 2007 17:12:18]
アーシュラ > ( 少年が追わないかぎり「ステア」はわざわざ手を下しにきたりはしないだろう。アズは、現段階では彼女の生命を脅かす存在ではないはずだ。そんな推論をめぐらせて、視線を窓の外へと向けた。相変わらずの曇り空が広がる ) いっそのこと、閉じ込めてしまえればいいものを。 ( 独白めいた呟きを漏らして、ため息を漏らした。部屋に鍵をかけて閉じ込めて、死の恐怖から遠ざける。醜く卑怯な行為だ。だが、心優しいあの子は拒めるだろうか ) ……愚かだ。 ( 胸元にかかった十字架をそっと握り締めて、目を伏せた ) [Wed 3 Jan 2007 16:57:55]
アーシュラ > ( ここ数日に起こった事件については新聞を読み調べた。競うように「ステア」を悪く書き上げている記事もあれば、彼女を弁護するような記事も見られた。何にしたって、所詮は新聞も人間の主観が入り混じったものだ。信用には値しないだろうと判断して、次に情報源として選んだものが書物だった ) 聖水、銀…十字架。 ( 「弱点」と書かれた項目で手を止めて、並んだ文をじっくりと読んだ。声に出して小さく呟きながら、頭に叩き込む。多少の護身術は持っていても、人を守れるほどの力は己にはない。ならば、せめてもの気休めに防衛する術を知っておこうと考えた。自分に代わり少年を守れる武器を知ろうとした ) [Wed 3 Jan 2007 16:49:07]
アーシュラ > ( 縦に積上げられた革表紙の本は古めかしく、どれも分厚い。手始めにと、一番上にあった青い表紙の本を手に取った。題名には「ヴァンパイアの生態」と書かれている。他にも「ヴェイストの歴史」やら「寓話集」など普段は滅多に貸し出されないであろう書物が並ぶ ) ……。 ( 調べ物を始めた理由は、同居人にあった。最近様子のおかしかった同居人の少年に僅かながらも話を聞き、図書館に足を運んだ。親ばか、過保護だと己で自覚しながらも見てみぬふりは出来ない。最近起こった大量虐殺事件と「ステア」とが関係していると知り、情報を得るために隠密に動きまわっていた ) [Wed 3 Jan 2007 16:39:29]
アーシュラ > ( 狭い本棚と本棚の間を間を歩き回りながら、目ぼしい本を見つけては手に取る。繰り返される動作に比例して、手にした本の冊数は増えていった ) ……一度戻るか。 ( 両手で支える限界まで本を集めてから、それを落とさないように慎重に足を進めた。窓際に面した比較的明るい席を確保して、腰を落ち着ける )  [Wed 3 Jan 2007 16:26:41]
お知らせ > アーシュラさんが入室されました。 [Wed 3 Jan 2007 16:25:41]
お知らせ > マドゥーさんが帰りました。 『明日は風は吹くだろうか…』 [Wed 3 Jan 2007 13:18:36]
マドゥー > (元より、孤独であったステアは誰が救ってやれるのか?彼女にその機会は与えられぬのか?) [Wed 3 Jan 2007 13:18:04]
マドゥー > 要は……(ステアは幼すぎるのだ。そしてあまりに人間的すぎる。エルザファームを襲ったことも、居住区で凶行を繰り返すようになったのも……村八分にされた幼子が泣き喚きながら暴れるのと変わらない。だからこそ…生かして成長させてやらねばならない。エルザファーム当主…レティシアと言ったらしい…には同胞がいた。ステアによれば、彼女も、その周囲の者も吸血鬼であったらしい。しかるに、互いに何らかの形で傷を癒しあうことはできたろう。なれば…) [Wed 3 Jan 2007 13:15:35]
マドゥー > (年末、12月初旬の記事に目を向ける。“エルザファーム”と呼ばれる、貴族の経営する農場が炎上し、当主含め数人の犠牲者を出したという事件。ステアはそれ以前にも、街中での吸血を行っていたようではあるが、口切は間違いなく、その事件である。それ以降は、まるで後ろ向き調査をするが如く、マフィアや“カロン”に聞いた虐殺事件まで彼女の仕業とされてしまっている。(当然、ステアの仕業である可能性も否定できないのだが、個人的な見解としては手口や動機にあまりに一貫性がない気がする。)) [Wed 3 Jan 2007 13:05:54]
マドゥー > (過去にヴェイトスを騒がせた吸血鬼騒動を紐解いてみれば、いずれも単体で世間の転覆を目論むような大物の仕業であった。では渦中の吸血鬼、ステアは何故にこれほどまで、騒ぎを大きくする羽目になったのか…) [Wed 3 Jan 2007 12:59:13]
マドゥー > (改めてみれば、年末は吸血鬼騒動一色といってよさそうだ。ふと、その良く知る下手人の顔を思い出す。言う程多くの吸血鬼とであったわけではないが、彼女は同属の中でもかなり若い部類に属すのだろう。“人間如き…”“私は悪…”…そういった言葉の節々に、真に邪悪になりきれない本性、人を襲うたびに蓄積してゆく罪の意識、といったものがにじみ出るのを感じる。随分前に邂逅した、高位の吸血鬼は吸血することに意義など感じていなかった。その者にとっての吸血とは、まさしく人が米を食するのと同じ感覚……) [Wed 3 Jan 2007 12:52:39]
マドゥー > (新年早々、訪れた場所がこうも学術的な場、とは似合わぬもの。……苦笑浮かべつつ、年末、市内で取り上げられた記事の数々に目を通す、ガンディア系の男。) [Wed 3 Jan 2007 12:45:28]
お知らせ > マドゥーさんが来ました。 『広げられた、約一月分の新聞の束…』 [Wed 3 Jan 2007 12:43:20]
お知らせ > シャリネさんが帰りました。 『( 私も、ヒトなのだと。――そっとその本を抱えて、馬車まで足を運ぶ。 )』 [Wed 3 Jan 2007 04:15:27]
シャリネ > ( 偶々の出会い。偶々の相談相手。けれど、その一瞬が、少女にとっては嬉しいことなのであろう。そして、もし。仮に少女が彼の悩みを耳にしたら、其れは同情ではないというだろうか。其れが……切なる想いであるのならば。―――現にこの少女も、思ったことのある想い。嗚呼、人の想いは難しい。理屈では片付けられない、想いの数々を言葉にしようとすれば、語弊さえ生まれる。人の気持ちなど、言葉で表しきるのは難しいのかもしれない。 ) ―――……。 ( 静寂の戻った場所で、少女は受け取った本に視線落とす。胸に抱きしめた其れは、大切そうに抱きしめる力をこめて。目を閉じる。静寂な図書館の書架の一角で、少女は小さく、想う。 )  [Wed 3 Jan 2007 04:14:35]
お知らせ > ザッハトルテさんが帰りました。 『( 2−1=1。 辺りに静寂が戻る。 )』 [Wed 3 Jan 2007 04:06:56]
ザッハトルテ > ( 人が誰かに相談事を持ちかける時は、実は大概既に自分の中に答えがある。 肯定と言う名の後押しをこそ求めているのだろう――彼女に限らず、害悪種たる己すら身に覚えのある話。 だからこそ礼を受けるには値しない、そう思うから男は振り返らなかった。 「送って行く」と告げたり、込み入った相談事を持ちかける相手とて、偶々今宵は己だっただけ。 その相手は他に居るのだろうと考えて ) ――――… ( ここから先は自問。 「乞われたから側に居る」 は――――ただの卑怯な責任転嫁に過ぎないのだろうか。 離れ行く彼女との違い、「出来るならその望みを叶えたい」と思うのは、同情や憐憫でしかないのだろうか? 発端が同情やそれに近いものであったとしても、違う何かに変化する事はあり得ないのだろうか―― )     ( 再度の溜息に少しく肩を落とし ) [Wed 3 Jan 2007 04:04:29]
シャリネ > おやすみなさい、良い夜、良い朝を…… ( そう、一言だけ言えば、少女はまた後姿に、ふわり、笑み深めた。甘いバニラの香りと共に。 ) [Wed 3 Jan 2007 03:53:16]
シャリネ > ( 当て嵌められた其れは、とてもわかりやすかった。其れは……少女が体験したことに近かったからこそかもしれない。そういった意味で、少女は彼に感謝するべきだろう。 ) ―――……ええ。 ( 私はそう思います、と、強い眼差しが静かに貫くように真っ直ぐ穏やかに貴方を見て答えた後は何かを吹っ切れたように、微笑み深め。 ) ―――――……ありがとうございます。 ( 少女は、導かれた思いで感謝の思いを礼の言葉に。心底、心に留めるように深めた笑みは、貴方へと。 ) ……はい。 ( 我に返ればもう夜更けの朝方。少女は止めることなく、一つ返事を。頭を下げる彼に、此方も丁寧に頭を下げた。少女はまだまだ知ることも少ないが、それでも確実に、彼の言葉に動かされるものがあった。 )  ―――……。 ( 「送っていく」という言葉をよく聞くことが多い最近だった。だからこそ、その違った気遣いに少女は最初、きょとん、目を丸く。けれど……すぐに微笑み深め、相手の気遣いに ) ありがとう。 ( と、ふわりふわり笑み深め。ありがとう、は、気遣いにだけではなく、この時間、貴方に会えた事を。そして、答えに導いてくれたことを。沢山の思いをこめて一言告げれば、距離を離す彼に、少女は見送るよう、その後姿を穏やかな双眸が見つめるままに ) [Wed 3 Jan 2007 03:52:19]
ザッハトルテ > ( 色事に縁のない男としては、花も咲き誇る年頃――その後告げられた実年齢は兎も角、見目の印象として――と見受けられる女性相手に考え易い話題に当て嵌めただけ。 彼女が悩み切り捨てた「決断」も、そこに到る道程への見当もつきはしない。 ただ、余り良くない話題であったらしいとだけ思った。 幾ばくか謝罪の意を込め、口調は重いものとなる ) 成る程、同情は思いやりとは全くの別物――…と。 ( そこで少し考える。 同情から始まったものは終止、100年が過ぎても200年が経っても同情以外の何にも「成らない」のだろうかと――常に誰かが居たと語る相手とは余りに違う環境に在った害悪種は、そこまでは問えずに無言で首を横に振り ) …貴女は既に答えを御持ちだったように見える。 私の声は補強の根拠などにできるものではないが、揺らがぬ自論を御持ちならばそのまま信じる途を進まれるのが良いでしょう――長々と御引き留めしました、では私はこれで。 ( 争いの根幹の在り処。 争うものは絶対ではなく、主観的善と主観的悪。 ――どちらも彼女は既に判っていたようだ。 こちらが知った口を利く事はなかったと、最後にもう一度頭を下げて ) 住まいまで御送りしますと、本来は申し上げるべきなのでしょうが――…この御時世の事、初見で親切ごかしに良からぬ事を考える男が居ないとも限りますまい。 帰りは馬車を使われるのがよろしいでしょう。 …では。 ( 踵を返すのは己が手にしていた本を書架に戻す為。 そのまま少しずつ距離を離して ) [Wed 3 Jan 2007 03:39:38]
シャリネ > ―――「独りでいるのが怖い」それは、誰しも思うこと。「誰かがいてくれるから」それは偽善。けども、少女は、「独りでいることが怖い」と思うと同時に、「一緒にいてほしいとも思う」ただ……自分のしてほしいことを他人にするように。この少女は、其れに気づいていないけれど。 ) 215年生きてきて、私には何時も、誰かがいてくれました。……誰かがいなくなってしまうのは、怖いです。でも……自分の気持ちも大切にしたい。だから……―――あ………。 ( そこまで言って、少女は気づく。己の思いがあるからこそ、争いが起きることを。少女は瞳見開いて、彼を見つめる。揺らぐ瞳が、我に返るように澄んだ。何か掴んだように ) ……絶対善対絶対悪の争いなんて、ないんですよね…… ( それは少女もわかっていることだけれども、実感したように。誰も悪くないのだ。と、少女は思い、呟く ) [Wed 3 Jan 2007 03:18:38]
シャリネ > ( 軽く俯く青年を、少女はそっと見つめるまま。視線合わせないのは、人とあまり関わらないのだろうか、それとも……シャイなのだろうか、と考えつつ。口には出さずに見守るように見つめるまま  ) ―――……。 ( 彼の言葉は、少女にとって、大人の理論。けれどわかりやすく、何かすっと胸に入っていくような感覚を覚えながら。緩く頭を上げた少年を少女は、矢張りそっと見つめたままで。言葉は無いけれど、ふわり、微笑むように微笑う。理想論を述べても、現実は甘くない。それをわかっていても、諦められないのはなぜなんだろう。けれど少女だって、天使ではない。人間だ。争いを起こす気持ちの根本は同じく持っている筈で。彼が吸血鬼だとは知らぬまま、少女は答えるばかりだった。――置き換えてみましょうか。その言葉に、少女は、え?と首を傾げて不思議そうに貴方を見たまま ) ―――……。 ( 置き換えられるその問題は、少女が経験した出来事と同じような流れだった。思わず、表情が険しくなって、悲しそうに微笑む。 ) ……私の傍にいてくれることが嬉しい。きっと、好いてくれるなら。でも……私もヒトです。私が想えないのなら、それは「いてあげる」っていうことになる。同情になりますよね……それは、愛情ではないから……私は受け入れられないと思います。 ( それは、想いは理屈ではないから、同情は優しさではないから。そう思うからこそだが。同時に、この少女が人間で、同じヒトdかあらということもあるだろう。乏しい瞳に、穏やかに継げるものは何処か、真っ直ぐだけれど。 ) [Wed 3 Jan 2007 03:13:46]
ザッハトルテ > ( 「独りで在るのが怖いから」 隣に誰かを必要とする――相手を思いやるが故でなく、己の寂しさを埋めたいが為の欲求。 「誰かが必要とするから」 求めに応じて側に居る。 ――責任を転嫁する偽善。 そのように思えてならないものだから、どうしても肯定しきれない。 人間や人間側に位置する亜人種たちはそれをどう受け止めているのか、女性の答えをただ待った ) [Wed 3 Jan 2007 03:05:48]
ザッハトルテ > ( 言葉を聞く間、左目だけの視線は終止興亡記のタイトルへと注がれたまま。 人の目を見て話す習慣がなく、それを避ける性質の男は更にその下、爪先の辺りを見るように軽く俯いて ) 汝の隣人を愛せよ、己のあらゆる欲望を捨てよ。 それがなかなか出来るものではないから、宗教が幅を利かすのでしょうね。 …幅を利かすと云う言い方は良くないな。 まるで宗教ぎらいのようだ。 ――左様、誰もがそこに辿り着きたいと願いながら決して届く事がないから楽園と呼ぶ。 起こった奇跡は最早奇跡とは言わないのと同じなのでしょうね――宗教をきらいはしないけど、神様とやらは実に腹黒いと思う時はあります。 教会に足を運ぶのはきらいではないのですけどね? ( 一度言葉を切り、緩く頭を上げる。 「思いやりが世界をほんの少し幸せにする」――…彼女が口にするのは理想論だ。 では――少しでもうら若い女性向けの話になるよう考えた末 ) …では、今少し身近な問題に置き換えてみましょうか。 若い御嬢さんなのだから、男性が良いのかな。 例えば、とある男性が貴女に想いを寄せているとして。 彼は貴女の側に居る事を「望む」。 その望みを知った時、貴女ならどうするだろう。 貴女には「彼」の望みを叶える事ができる。 否、それは貴女にしかできない事だとしたら? 「彼」の気持ちを思うならば――それは受け容れるべきだろうか? ( 「君はひとりじゃない」そんな言い回しを目にする度に、「独りで在るのが怖いだけではないか」――そのように考えた事でもあるから、ほんの僅か、色味の乏しい口調に真摯さの微粒子を込めて ) [Wed 3 Jan 2007 02:51:26]
シャリネ > ( 訂正:思いやりが持つことが出来れば→小さな思いやりを持つことが出来れば。 重ね重ね申し訳ございません……。 ) [Wed 3 Jan 2007 02:38:34]
シャリネ > ( 訂正: 楽園はないから→楽園では、ないから ) [Wed 3 Jan 2007 02:29:32]
シャリネ > ( 彼の言葉を聴けば、少女は同意するように静かに頷いた。失敬、と言われればふるふると首をやんわりと振った。 ) いいえ。……人がどうして争いを始めるのか、どうしてもその根本が知りたかったんです。 ( 書架に軽く凭れかかる青年を、柔らかく見つめながら穏やかに紡ぐ。でも、その眼差しは僅か強く放たれて。 ) ―――――。 ( 人の思いのすれ違い。自分の立場を守る為に、抗うのは当然だ。皆、生きるものは自分が可愛いのだから。聖書の中以外にそうそうない。少女は黙って青年の言葉に耳を傾けながら…… ) ――……楽園は、ないから……なんですね。 ( 納得するように、少女は呟いて。それでも、矢張りやりきれない思いが残るのは人の理屈で表せない感情の表れ。愁いを帯びる瞳は、明るくはならない。 ) ……私、ですか? ( そっと、尋ねて。瞳が貴方を見上げてきょとん、とするのも束の間。――そっと、俯き加減に目を閉じる。 )  ……大きなことは望みません。小さな幸せが沢山溢れる世の中なら……。それぞれがお互いのことを考える、小さな思いやりが持つことが出来れば……――争いはなくならなくても、哀しみの数を減らすことは出来ると、私は信じたいです……。 ( 紡ぐ言葉は綺麗事かも知れぬ。けれど、少女は切に願うように、瞳細めた彼を見つめ返し、真っ直ぐな瞳を揺らす。そっと述べたものは、貴方にどう届くのだろうか )  [Wed 3 Jan 2007 02:27:20]
ザッハトルテ > ( 訂正: 他者の犠牲の上がなければ → 他者の犠牲の上でなければ ) [Wed 3 Jan 2007 02:09:47]
ザッハトルテ > …歴史書は良いです。 記録者の私情こそ挟めども、死ななければならなかった者の嘆きも殺さなければならなかった者の苦悩も、等しくローラーで押し潰した結果がそこにあるだけ。 それだけに若い御嬢さんが好んで読むものでもないのかもですが――…失敬。 ( 或いは彼女は学生か何かで、レポートの資料を集めているのかも知れないし、女性が感傷的な物語ばかりを好んで読むとも限るまい。 背後の書架に軽く背を持たせ掛け、少女と両脇の長い書架とを纏めて視界に収め。 )  …   ( ふらりと意味もなく書架を眺めた。 考えた後にそっと押し出す言葉 ) それぞれがそれぞれの立場で望む事があるから。 そしてそれは共に存在し得るものとは限らない――…例えばその本が記す史実がそう。 王が民を思い、民の豊かさの為に剣を取り隣国を侵す。 攻められた国の王は自国を愛すが故に、民の暮らしを守る為に抗う。 …人死にはどちらの国にも出るでしょう、この場合、被害者は誰で加害者は誰? 絶対善対絶対悪の争いなぞ、聖書の中以外にはそうそうあるものでもないのでしょう――多分。 それが私の考え、では貴女の御考えは。 ( 他者の犠牲の上がなければ叶わない望みは決して少なくない。 さて、かような意見で満足戴けたものか、視線を戻して軽く目を細め ) [Wed 3 Jan 2007 02:07:44]
シャリネ > ( 差し出された手はさりげなく、少女は心のどこかで安堵するように、緊張した双眸を緩く、静かに綻ぶように口元と共にほっとするような微笑零れ。本へ目を落とした後、隙間探すように見上げる青年を柔らかく見上げて ) ……いいえ、そんな。私が気づかなかったんです。寧ろ、有難うございます。 ( 味気ない物言いと、頭を下げる青年に僅か慌てたようにふるふると首を振り、その後は嬉しそうに微笑んだ。――拍子を見ただけで其れは、歴史書だとわかるだろう。伝記物と、表紙のどこかに書いてあるだろうか。彼の言葉には、少女は思わず表情を変えた。は、と目を見開いて。その続く言葉に瞳揺らして、俯き加減。それは、もう既に有名な悲しい事件。けれど、それに関わってしまった少女は其処に失ったものがある。 ) ―――……ええ。本当に……。どうしてこんなに、悲しむ人が増えていくのか…… ( 悲しげに揺れる瞳は、長い睫毛の奥に。そっと目を閉じて。……けれど数秒後。は、と我に返って ) ……けど、ヒトは生きている限り、争いを続ける生き物なんでしょうね…… ( ヒトというのは、人為らぬ、生きる人全て。少女は、謡うように紡ぐけれど、流れる声色は悲しげに ) ……貴方は、どう思いますか? ( それは、今騒がれている事件について。どう思っているかと、その悲しげな瞳が真っ直ぐに貴方を見つめ、尋ねる。けれど ) ……ごめんなさい、突然、おかしなことを聞いて…… ( 申し訳なさそうに、視線落として謝った ) [Wed 3 Jan 2007 01:52:14]
ザッハトルテ > ( 本を渡す手はぶっきらぼうなものでも何でもなく、ごく普通にそちらへと差し出したもの。 ――腹を立てている訳でもないと伝わるだろうか。 入れ替わりに受け取った本のタイトルへと目を落とし、元々それが収まっていたのを示す空白を探して ) 拾い読み程度ですから御気遣いなく。 …繊手の方に脚立を運べと云うのもいささか味気ない物言いを致しました。 ( 本を収め、軽く頭を下げた。 ――相手の手に渡った「ある国と国の戦争を描く物語」へと目を落とし、それが歴史書なのか、登場人物の悲喜交々を交えた読み物であるかと思案を廻らせながら ) 年末からこっち、争いごとばかりで気の滅入る事。 諍いとはそもそも両者の自然な望みが合致しなかった場合に起こるものですが、何故こうも諍いの絶えぬものかと――…「今回」の非は明らかなようですが。 ( 「今回」「諍い」――さる吸血鬼の犯罪の話。 初見の相手に持ちかける話題ではないのだろうけど、程度の差こそあれ余程でない限りは知らぬ者は居ないだろう話。 ) [Wed 3 Jan 2007 01:34:29]
シャリネ > ―――……読書中、音を立ててしまって、ごめんなさい。 ( その本を差し出した後はその彼を見上げて、僅か申し訳なさそうに、静寂な時間を割ってしまったことを詫びた ) [Wed 3 Jan 2007 01:21:36]
シャリネ > ( 人は一人では生きていけない。挫折を味わい、人の手を借りるとき、きっと誰もが思うことであるのかもしれない。「君はひとりじゃない」その独り言を耳にして、少女は空色の瞳を瞬かせるけれど。 ) ( そっと踵落として其方を見れば、視線絡まり。歩み寄られるまま、一歩も下がることはなく、進むこともなく。 ) …すみません。 ( 愛想の色の無い表情、陶製人形のような、白い肌。仏頂面に、邪魔をしてしまったかと少々申し訳なさそうに謝って ) ―――あ……。 ( 抜き取られる本見上げ、少女は差し出されたその本と、手に嬉しそうに柔らかな微笑み浮かべ、受け取った。彼の顔を見上げ ) ありがとうございます…――え? ( 礼を言ったその直後、言葉に驚いて少女はきょとん、とするのも束の間。視線で示される穂に視線落として ) ……あ、はい…… ( こく、こくと頷いてそっとその本を貴方に差し出して ) お願いします。 ( と、一つ、小さく頭を下げて )  [Wed 3 Jan 2007 01:19:02]
ザッハトルテ > ( 何処の国のものであれ、冒険譚のおおよその流れはどれもこれも似たようなもの。 その多くで主人公は一度挫折を味わい、他者の存在により立ち返る。 他者――それは仲間であったり、瞼の奥の誰かだったり。 それは身も蓋もなく、かつ有り体に言うなら ) 「君はひとりじゃない」 …か。 ( 感銘を受けたとも思えない独り言と共に手にしていた本を閉じた。 「ひとりではない」とはかように尊いものなのか、単に他の誰でもない己が独りである事が怖ろしいだけなのではないか? 落ちる本に益体のない思考を打ち切り、だいぶ遅れて音の源へと首だけを向け――爪先立つその視線の先を目で追った。 閉じた本は手にしたままそちらへと歩み寄り ) …そういう時は脚立を使うのがよろしいかと思います。 足が攣っても落ちた本で頭を打っても大変。 ( 元々が表情に乏しい部類、仏頂面とは云わずとも男に愛想の色はない。 無言で彼女が見上げていた本を抜き取り、差し出しながら ) ――…そちらの本は戻すところ? ( 今抱えている本を視線で示しながら。 戻すのであればやるから寄越せと ) [Wed 3 Jan 2007 01:05:33]
少女 > ( 溜息をつく長髪の彼の数歩はなれたところ。同じ書架と書架の間だった。本の落ちる音。慌てて座り込み、その本を拾うは、一人の少女。バニラの香りを放ちながら、少女はそっとその古びた一冊の詩集であろう本を拾い上げて立ち上がり。―――胸に抱きかかえれば、手を高く上に伸ばす。手を伸ばし、届かなかった故、胸に抱えた本を落としてしまった様子。小さな少女の身長で、高いところには届かずに、ついには踵を上げて、書架に身体を預けるように。空色の瞳は、その一冊の本を必死で見つめたまま……取れない。少女が取ろうとしているのは、ある国と国の戦争を描く物語。溜息が耳に聞こえて、其方を見れば、そっと踵を下ろした。その様子に、小さく首を傾げて。其方を数秒、見遣るだけ。不躾に声をかけるのは失礼だし、そんな理由も無かったから。 ) [Wed 3 Jan 2007 00:52:46]
お知らせ > さんが来ました。 『 ばさりと、本の落ちる音だった。』 [Wed 3 Jan 2007 00:39:53]
ザッハトルテ >   …   。 ( 本を閉じて書架に戻す。 次いでその隣を引き出して、開く。 文字を追う。 戻す。 機械的に何度かそれを繰り返し、小さく小さく溜息を ) [Wed 3 Jan 2007 00:36:46]
ザッハトルテ > ( 流行らない冒険譚の並びの中から一冊、見るからに古い装丁のものを引き出して中身を検める。 人の関心が血吸いの死者、主にその遠ざけ方や退治方法に向きがちな中、自分が知りたいものは人の思考。 ――心の機微、そう言い換えてもいいかも知れん。 およそ現実味に薄い、突拍子もない冒険譚にばかり手を伸ばしているのがその証拠なんだろう、振幅が大きい分平穏な日常を綴ったものよりも極限状況に置かれた人間を描写した作品の方が、その移り変わりは多分読み取り易い。 ――…多分としか言えない辺りが我ながらどうしようもないのだけれど。 書架と書架の間に立ち止まったまま頁を捲り ) [Wed 3 Jan 2007 00:21:47]
ザッハトルテ > ( 調べられぬものなしと称され、膨大な蔵書数を誇るだけの事はある。 立ち並ぶ書架は林のようで、なおかつその全てがジャンル別にきっちりと区分されている。 席には着かずその中を回遊していた「利用客」は、戯曲を収めた書架の並びの中央ほどで長い事立ち止まっていた。 ――信仰を試された亡国の王子と悪魔の塔の話。 神殺しの暗殺者の話、黄泉還りの死者による復讐絵巻。 並びの中に貸し出し中を表す歯抜けが全くないのは今時の流行を反映したものか、「起き上がりの死者」を取り扱った隣の棚とは酷く対照的な。 ) [Wed 3 Jan 2007 00:06:11]
ザッハトルテ > ( 新年を祝う声に未だ沸く街の中で、時の流れに忘れられたような静寂が此処にはある。 席を立つ為に時折引かれる椅子の音、冷えた空気を僅かに揺らがせる捲られる頁の音。 日付の為かそれらの音すらまばらな中に混じり、本の背を彩る刺繍、記されたタイトルに漠然と目を走らせた。 ) [Tue 2 Jan 2007 23:47:28]
お知らせ > ザッハトルテさんが入室されました。 『( 普遍にして不変 )』 [Tue 2 Jan 2007 23:36:37]
お知らせ > アンブローシアさんが退室されました。 『( 次回、アンブローシア様の憂鬱第19話! 意義あーり(以下略) )』 [Fri 29 Dec 2006 01:25:05]
アンブローシア > ( そんなことを現実空間においては背景にすらならない余白部分として流れ終えるとほぼ同時に、魔女はぱたんと本を閉じた。 もしかしなくてもそのまま放置していくのではないかという期待というか想像を裏切って魔女は丁寧に元あった場所に戻した。 因みにこの際椅子を使用したが、使用方法は詳しく語ることは出来ない。 禁則事項だ。 ふぅ、と一息、首の筋を伸ばしながら、魔女はぽつりと呟いた。 ) ………………やはり、主としても「犬」の躾はしっかりと学ばねばな。 ( そっちの犬であった。 ) [Fri 29 Dec 2006 01:24:21]
アンブローシア > ( ここで、君も犬飼っているの? とか見知らぬ誰かが話しかけてきてほがらかに会話が進み、最終的には朝の散歩を一緒に歩くというエピソードは残念ながら気持ち悪すぎて想像できないが、あってもおかしくはないルートである。 もっとも、その誰かさんにとって小さな魔女ルートは常に死と隣り合わせにしてトゥルーエンドはバッドエンドにして鬱エンド、誰一人救われない世界の中心でお前らだけが納得しているだろうそれは、という素敵な設定になっていそうだから決してお勧めしない。 もし万が一話しかけてしまったとしてもそのときは決して死亡フラグを立てないようにしながら同時攻略をもくろんでいた他の誰か一本にしぼって至急小さな魔女の前から離脱するのが無難だ。 あくまでもその選択はベターであり、最初から話しかけないで、いやいや、そもそも図書館に来るという選択肢そのものを見なかったふりするのがベストだ。 ) [Fri 29 Dec 2006 01:14:23]
アンブローシア > ( 小さな魔女が犬派か猫派かは現在のところ情報不足のため不明だが、なんとなく魔女といえば犬よりも猫の気がする。 考えてみれば怠惰なところがコタツで丸くなる猫に見えなくもない。 だが実際に読んでいるのは「正しい犬の飼い方」だ。 犬が好きなのだろうか。 いや、飼い方とつくだけの本を読んでいるということは、犬が好きだとかそういうレベルではなく、犬を拾ったとか預かったとかすでに飼っているとかそういうのが考えられるのではないだろうか。 いやまあ、最後のは居候の身、ありえない話だが、拾ったという選択肢は十分に考えられるのではないだろうか。 箱に入れられ雨の中放置された子犬を前にしてなんとなく自分と重ねてしまって放って置けなくなって拾ってしまい居候には内緒で持ち込むが、動物を飼ったことがないためにどうすればいいのかわからず、かといって誰かに聞くというのは恥ずかしいしそもそも内緒で飼っているのだし、仕方がないから図書館で探してみようか、そして今現在読んでいるのはその本であった、とかそう言うストーリーが想像できなくもない。 ) ………………いや、有り得んだろ。 ( 地の分につっこまないように。 ) [Fri 29 Dec 2006 01:04:24]
アンブローシア > ( これで読んでいる書物が戯曲だのであれば、それはそれで神秘的な雰囲気をかもし出すだろう。 或いは毒々しい魔術書であったところで納得はいく。 世界拷問百科なるとてもではないが場に合わないものを呼んでいたとしても魔女には合いすぎているのでなんともいえない。 だが、実際にはそのどれでもなく、背表紙に書かれた字によれば、タイトルは「正しい犬の飼い方」であった。 みれば表紙にも、多少前時代的な感性を感じさせる犬らしき動物の絵も描かれていた。 まったく何の変哲もない犬の飼い方の書物であることは疑いようもない。 だがよりによって「正しい犬の飼い方」である。 この小さな魔女がだ。 二言目には嘘をつき、三言目には言い訳し、四言目移行は支離滅裂な暴言に至る小さな魔女が犬の飼い方とは! ) [Fri 29 Dec 2006 00:54:26]
アンブローシア > ( 頁をめくる速度はそれほど早くはなく、速読のスキルも焦って読むような気持ちもなく、かといって字を読むことを苦にしているような遅さでもない。 雰囲気に刺々しさはなく、読書というものを純粋に楽しめているようであった。 ありがちな、「ふむふむ」「なるほど」等といった独り言もなく、足を組んだり身をよじったりもぞもぞ動くこともなく、実におとなしい。 居候先では基本的にだらけている小さな魔女だからして、小さな魔女曰くの下僕がみれば、気持ち悪いとさえ思うかもしれなかった。 ) [Fri 29 Dec 2006 00:44:22]
アンブローシア > ( 図書館の、隅の隅。 備品である椅子に意外とおしとやかに腰掛けながら、なにやら古びた本を読んでいるのは小さな魔女だった。 尤も、わざわざその椅子を、曇っていて月光さえない窓辺にまで引きずってきて読書に励むのだから、一般的な読書少女とは微妙に違った。 ) [Fri 29 Dec 2006 00:34:56]
お知らせ > アンブローシアさんが来ました。 [Fri 29 Dec 2006 00:32:30]
お知らせ > アンブローシアさんが退室されました。 『おお、よいぞ。 そなたの奢りでな。』 [Thu 28 Dec 2006 00:51:09]
アンブローシア >  ふん、まだまだ小娘であろう。 それだけ年をとっても、心が成長していくものは若者だ。 ( と、まあ同じようなことをいうようなものだ。 すでに成長することもない悪魔が何を言うのか。 ) うむ、シャリネ、か。 ……歌、か。 妾の下僕として欲しいスキルだな。 ( ぼそりとそんな怖いことを。 ) [Thu 28 Dec 2006 00:50:47]
お知らせ > シャリネさんが退室されました。 『今度、紅茶とクッキー、一緒にいかがですか? ( 呑気に尋ねた )』 [Thu 28 Dec 2006 00:48:39]
シャリネ > ―――……でも、私215歳なんです、こう見えて。もう年かなぁ……なんて……。 ( 若者は足掻け、といわれてちょっとなんかいった。ぽつぽつ、と真面目な口調で。 あ、でもまだ気持ちだけは若いですよ??なんて明るく付け足して。当人は嘘持つ数に会話することが相手にあまり無いことを知ったら驚くだろうが、本音で語ってくれたことを喜ぶだろう。 ) アンブローシア様、ですね。 ( 笑顔で様付けする彼女に、少女はくすくす、と笑った。微笑ましいな、と何だかふわふわ笑ってしまう。 ) 先に名乗らせてしまってごめんなさい。私はシャリネと申します。芸能横丁で、歌を歌ってるので、是非気が向いたら一度――― ( お願いします、とふわり、微笑って。そして、少女は ) [Thu 28 Dec 2006 00:46:31]
アンブローシア >  ―――まあ、とはいえ、だな。 知ろうとしないものの前に真実は現れない。 わからないものを全部わからないとくくってしまえばそこで思考は停止する。 進め進め。 足掻け足掻け。 若者は真実に打ちのめされるぐらいでちょうどよい。 ( くつくつと正に小悪魔的に笑ってそんなことを。 嘘もつかず会話することは小さな魔女にとってはあまりない。 そして今回は珍しいケースであった、とだけいっておこう。 ) 名前か。 尋ねるのならばまずは己から、とはいうが、まあよい。 今日の妾はさほど不機嫌でもないからな。 妾のことはアンブローシア様とでも呼べ。 ( 素敵笑顔で平然と様付けを要求する図太さであった。 ) [Thu 28 Dec 2006 00:40:11]
シャリネ > ( 「単純な原因と結果でしかない」その言葉を聴いて、はっと目を見開く。そっか、確かにそうだ…。誰にだって、原因、根本があって、結果がある。……「ステア」は、生きている過程、血を吸う前はどんなことをしていたんだろうか……。―――なんて、気にしてもしょうがないのか。少女は真顔で数秒考え込んだ。悪魔だということを知らないのであまり驚かないが、悪魔だと知ったらギャップに驚くと思う。こんなに可愛いのに…とか、きっと。因みに、探偵小説はシャー○ックで。……あれ。時代違うかな。あってる?※駄目駄目などこかの誰か。 ) ―――紅茶とクッキー……。 ( きょとん、と瞬き数回、長い睫毛がばさばさ、と開閉する。 ) おいしそう。今度やってみようかな ( 乗った。ふわり微笑み深め、どこか楽しそうに。  相手が何を考えているかまでは察せ無かったけれども、何か思考をめぐらせている表情に小さく首を傾げ不思議そうに表情浮かべ。 ) ――はい。ありがとうございます。 ( なんとなく、敬語を使ってしまうのは、自分よりも貫禄があるように見えるから。ふわ、と相変わらずな調子で微笑んで。 ) あ、ちょっと待ってて……。 ( と、思い出したように胸元の本を見て、片付け。そして……バスケットを手に取った。 ) ……では、お願いします。 ( と、どこか楽しそうに微笑み深め。冗談めいた口調で下手に出る態度を。 ) ……あ、お名前は…? ( と、そっと尋ねようか。帰り道に話すのに、名を呼べないのは嫌だなと思った故 ) [Thu 28 Dec 2006 00:35:03]
アンブローシア >  どうせ大方、吸血鬼という括りだけで見ていたのだろうがな、決してアレは神秘でもなんでもない。 この世の全ては単純な原因と結果でしかない。 ( と、一般に言うところの神秘である悪魔がのたまった。 そしてまた、吸血鬼をどうにかしたいのならば、シー○ン動物記か探偵小説でも読んで尾行のスキルを得てから観察でもしてみたらどうだとか無責任な。 ) うむ。 まあ書物というものはいい暇つぶしになる。 ベッドに寝そべって紅茶とクッキーの合間にだらだらと読むのがベストだ。 ( などと怠惰な。 それから、バニラの香りに一瞬思考をめぐらせて、それから。 ) ……………ふむ、よかろう。 妾とともに歩けることを光栄に思うがいい。 ( 思考内容は、身長も体力もなさそうだから抱き上げさせるのは無理か、と。 ) [Thu 28 Dec 2006 00:22:28]
シャリネ > ―――……なるほど……。 ( 人間とは遠くない存在。初歩を知るだけでなく考察も大事だ。……言っていることは尤もだと、少女は真顔でふむふむ成程、と数度小さく頷いた。にやにやしている顔はあまり気にならず、寧ろご尤もなことを教えられた、と言うように感嘆と納得する顔。 ) ―――あ、ご、ごめんなさい。 ( 「大声で」と言われれば反射的に謝った。 ) ……はい…… ( しょんぼり、眉を下げて謝る。なんか、反省してます、な感じ。ずばーっと言われれば、結構此方も単純だった。 ) ……そうだったんですか…。 ( 「興味本位」気が向いただけかな、と少女はきょとん、と呟いて。本をそっと胸に抱えて、立ち上がろうと。 ) ……あ、( 立ち上がりながら ) よかったら、一緒に途中まで帰りますか? ( 小さく尋ねるように顔を控えめに覗き込んで、ふわり微笑み小首傾げ。ふわっと、バニラの香りが近づけばはっきりと香る。 ) [Thu 28 Dec 2006 00:16:24]
アンブローシア > ( 小さく笑う様子にいぶかしげに眉をひそめたりもしたが、ふん、疑念は鼻先で吹き飛ばして。 ) 左様。 吸血鬼も所詮その思考の枠は人間と遠くはない。 理解はできずとも、推測はできる。 人間からなったものならば尚更。 初歩を知るものは次に、そういった思考を推測し始めるものだ。 ( 落ち込む様子ににやにやと笑みを浮かべるのはそこはそこ、悪魔だ。 ) ええい、なんだ急に大声で。 …………ふん、寝坊、か。 すぐさま命に関わるというわけでもなし。 諦めろ。 ( ずばーっ。 時間を教えただけだけれどなんとなくてめえのせいだといってやりたくなるような、そんな態度であった。 ) ん? ………ああ、いや…………必要なことはもう頭の中にあるからな。 ここに来たのは興味本位だ。 図書館というものは馴染みがないのでな。 [Thu 28 Dec 2006 00:06:40]
シャリネ > ( 満足げに腰を当てる様子を、申し訳なくも可愛らしいと思ってしまった。少女はくす、っと思わず笑みが小さく零れるけれどすぐ我に返ってこほん、と小さく喉を鳴らし真剣顔。 ) ( 関係ないといわれればホッとするのも束の間。「初歩以下」 ) ………そうですよね、やっぱり…… ( 落ち込んだ。僅か俯き加減にもう一度口元に指当てて。真顔で思案する様子。だったけれど ) ………え? ( 思わず、きょとんと顔を見て小さく首傾げて瞬きす迂回するのも束の間。 ) ……夜中ですか?! ( 驚いたように目を見開いた。直後 ) ……やっちゃった……歌のお仕事あったのに…… ( 強制ではないにしても、仕事は仕事だ。少女はしまった、と口元に手を添え眉を寄せるけれど、嘆いたって仕方ない。後の祭りだ。落ち着こう、小さく胸に手を置いて息を吐く。その仕草は落ち込み気味だけれど。 ) ……貴女は、こんな時間に、調べものを……? ( と、不思議そうに見上げて尋ね ) [Wed 27 Dec 2006 23:59:49]
アンブローシア > ( 相手がメモを受け取れば、魔女は満足げに腰に手を当てた。 なんとなく、「ふんぞり返っている」という表現が似合った。 ) ふむ―――――まあ、妾はどのような理由で調べようが関係ないがな。 だが吸血鬼のことを書物で調べるなどというのは、吸血鬼を知ろうとする上では初歩以下だな。 ( まあそこまで深く知ろうとするわけでもないだろうがな、となんだかいい加減な感じである。 自分から聞いたくせに。 ) ふむ。 夕方から、か。 そなたかなりの時間を無駄にしたな。 すでに夜も更けているぞ? ( 完全に真っ暗だ、と。 すでに眠りにつくものたちの時間だ、と。 ) [Wed 27 Dec 2006 23:51:11]
シャリネ > ―――。 ( そそくさと、整理し終えた後。返すといわれれば数秒後。 ) え……?――あ、ありがとうございます…… ( 差し出されたものを、控えめに受け取った。なんだろう。身長は小さな女の子だけど、とても自分よりも貫禄があるような……なんて、思っていて。調べもの程度で済んでほしい、と思った。狩りたいわけでも、なりたいわけでもなくて…… ) ……え? ( きょとん、と瞬き数回。上から見るような態度と口調には、あまり気にしないようだけれど、少女は緩く首を振る。 ) ……いいえ。ただ……――― ( 数秒の間が空いた ) 此処連日吸血鬼事件が後を絶たないので調べていたんです……。 ( それは、事実で。受け取ったメモをそっと四つ折にし、傍らに何時も持ち歩くバスケットに入れて。そして、貴女を見上げて不思議そうに ) あの……今、どれくらいの時間だか、教えて頂けますか……?夕方に来て、すっかり眠ってしまって…… ( やんわり尋ねるけれど、最後のほうは恥ずかしそうに口元に指を当て。俯き加減。教えてほしいな、と貴女を見上げて小さく首傾げる仕草。 ) [Wed 27 Dec 2006 23:45:40]
アンブローシア >  ふぅむ…………………そうか。 返すぞ。 ( ぴらり。 一通り内容を把握した魔女は、そういってメモを差し出した。 そしてまた、すすっと視線を書物にめぐらせて、戯曲以外のタイトルから簡単に調べものの内容を推察した。 ) しかしなんだ。 そなた、吸血鬼にでもなりたいのか。 それとも狩りたいのか。 ( 随分と背丈も年も低そうだというに、上から見るような口調と態度であった。 ) [Wed 27 Dec 2006 23:38:33]
シャリネ > ―――あ、え、ええ……そう、です……。 ( 動揺した相手に、どぎまぎとしつつ、こく、こくと頷いて。メモに手を伸ばす手を下ろした。見られてしまっては、気まずい顔を浮かべ。そそくさと、戯曲やら、吸血鬼関係の本やらを少女の傍らに積むように整理し始める。―――内容は、「吸血鬼の特性」をまとめたものであった。処女の血を好む、だとか、吸わないと餓死状態になる、だとか……レッサーとかエルダーの違い、だとか。軽い知識の箇条書き。   ) [Wed 27 Dec 2006 23:34:45]
アンブローシア > ( メモを拾い上げたそのとき、不意に声と、伸びる手。 すっかり寝入っているのだろうとメモに意識が行っていたために、動揺して咄嗟にメモをぱっと掴んで。 ) ………え………あ、ああ、うむ。 これは、そなたのものか? ( メモを少し掲げるようにして示して。 そしてついつい、そこに書かれている内容にも眼がいって。 ) [Wed 27 Dec 2006 23:29:56]
シャリネ > こ、こんばんわ……? ( 片言気味に、挨拶を。手を伸ばしたまま……貴女を見上げるように、きょとん、とした僅か状況の読めない寝起きの顔で挨拶を。 ) [Wed 27 Dec 2006 23:28:27]
シャリネ > ( 小さな魔女の姿には、少女はまだ気づいていない。けれど ) ―――……っ……ん、…… ( 気配に起きたのか、それとも偶然か。少女は眉を寄せ、眠たげに薄ら瞳を明けた。柔らかな空色の双眸が、緩やかに開かれて……至極、眠そうにぽやん、と目を細めている。両手で眼を小さく指で擦る。小さく欠伸が洩れれば口に手を添えて。―――それから、我に返る ) ―――! ( はっと、目が覚めたように瞳を見開く。慌てた様子でおろおろ、あわあわと。 ) ……ね、寝ちゃった……! ( やっちゃった、と半泣き声で小さく呟いた。手元の戯曲を傍らに置いて、吸血鬼の資料を集める。……メモに手を伸ばそうとしたとき、やっと相手の存在に気がついた。歩み寄る気配。メモをとろうとする手。少女はそのメモに手を伸ばされるまま、貴女の顔を見上げて目を見開く ) ……あ…… ( 思わず咄嗟に少女は手を伸ばすけれど、恐らく彼女よりも、微妙に遅いタイミングでその紙手が触れようとするだろうか ) [Wed 27 Dec 2006 23:26:57]
アンブローシア >  …………………ほう、なかなかの蔵書だな。 力さえ取り戻せばわざわざ読み解かんでも情報だけ抜き出せるのだがな……。 ( そんなことを呟きながら図書館に訪れたのは小さな魔女だった。 これといって目的の書物や興味のあるジャンルなどないようで、ひたすら意味不明な足取りで棚の間を歩いていき―――端っこの端っこ。 ) ……………………いつの世にもいるものだな。 ( そう、魔女は視線の先の居眠り姿を見てそんなことを呟いた。 それからはらりと落ちたメモ。 それを視線で追い、何とはなしに歩み寄れば拾おうと手を伸ばして。 ) [Wed 27 Dec 2006 23:19:14]
シャリネ > ( あどけない顔で眠るけれど。調べているのは、吸血鬼事件のことや吸血鬼の詳しい特性について。様々な考えられ方の下、人間からは恐れられている、とか基本的な知識まで。少女の周りに散らばって。……少女が手にしている本は、「真夏の夜の夢」。吸血鬼とはなんら関係なかった。息を抜こうと思って読んでいたはずが、気がついたら眠りに入ってしまっていた。妖精パックの誘いか。……あどけない顔ですやすや眠るけれど、それ以外は吸血鬼の本。できるだけ、メモにするように書き留めたペンと、小さなメモ用紙。吸血鬼の特性を書き留めた紙が、「真夏の夜の夢」の開いたページにはらり、と置いてあった。 ) ん……――― ( 気持ち良さそうにあどけなく、本棚にもたれかかって眠る姿。寝返りを少し打つように身体を微動させれば、メモははらりと、少女の膝元から、そっと落ちる ) [Wed 27 Dec 2006 23:17:28]
お知らせ > アンブローシアさんが来ました。 [Wed 27 Dec 2006 23:15:41]
シャリネ > ( ―――少女の膝元には、数冊。吸血鬼資料についてのいくつかの書物や冊子。以前あった出来事など、隊長さんと調べた資料も含め、それ以外のものも出来るだけ漁って。大量な量である。そしてもう一冊は「真夏の夜の夢」。読みたくて読んでいた、戯曲の本。―――すぅ、すぅ、と寝息を立てて。開いたページを膝の上。膝の下には数冊広がる書物の山。読んで読んで読み耽って気がついたら寝てしまっている ) [Wed 27 Dec 2006 23:10:46]
シャリネ > ( それは、寝息。端っこの端っこ。目立つ場所でもない場所で、少女は本を膝に、安らかに眠っていた。銀の柔らかいウェーブのかかる髪に、僅か少量だけ両サイドに白いサテンのリボンを編みこんだ少女が、白いワンピースに、白いロングコートを羽織ってすやすや眠っている。 ) [Wed 27 Dec 2006 23:10:00]
お知らせ > シャリネさんが入室されました。 『 ……静かに、規則正しく立てられている息。』 [Wed 27 Dec 2006 23:03:20]
お知らせ > メルヴィンさんが退室されました。 『( 望みの叶うまでは。 )』 [Mon 25 Dec 2006 23:00:49]
メルヴィン > ( ペンを置き、ページを捲って )  …、 ( ソレを何度何度繰り返しても ) [Mon 25 Dec 2006 23:00:16]
メルヴィン >  ―――― 。  ( 呟いた名。 唇が動く所作だけが僅か。 ) [Mon 25 Dec 2006 22:59:04]
メルヴィン > ( 前は青年もパプテス教徒だったのだが。以前は。そう、ほんの数年前までは。――だのに、今は神父の語る言葉も皆の歌う聖歌もどれもこれも白々しく不快に感じられた ) …。 ( 思い出し、眉を寄せ無意味にとんとんと逆にもったペンを机に落とす。左手はカフスを弄ったまま ) [Mon 25 Dec 2006 22:58:00]
メルヴィン > ( クリスマス。聖誕祭にこのような場所で一人。けれど昨日も今日も家族の付き合いでミサには行った、それで十分だろう。珍しく友人の誘いも女性の誘いも断った。――ミサの内容があまりにも白々しくて。表面は取り繕ったものの内心の苛々を抑えられず少しでも「例のアレ」をすすめたくて図書館にきた。魔術関係の教科のレポートやらテストやらのためにこれを読んでいるわけではない。あくまで「趣味」の本。青年が本当に欲しい知識に関する本。 ) [Mon 25 Dec 2006 22:54:29]
メルヴィン > ( 傍目から見れば熱心な学生の姿として目に映るのだろうか。癖なのだろう、左手で左耳のカフスを何気なく弄りながら右手で本を捲った。――禁帯出の類の、魔術書。盗難防止のために魔法でも掛けられているのだろうか、本は鎖で書架に繋がれてはいなかった。だからこそこうして閲覧室に持ち込んでゆっくりと読むことができるのだが。 ) [Mon 25 Dec 2006 22:47:43]
メルヴィン > ( 閲覧室の奥、誰かが本を捲る音しか聞こえない静かな場所。開いた本、そこに並ぶ文字を熱心に目で追いかける。傍らには紙とペン。気になった箇所があれば書き写すつもりの。 ) [Mon 25 Dec 2006 22:42:00]
お知らせ > メルヴィンさんが来ました。 『――――』 [Mon 25 Dec 2006 22:38:58]
お知らせ > シャリネさんが退室されました。 『( そして読み耽れば、いつの間にか日が暮れていたという。 )』 [Sat 23 Dec 2006 16:07:56]
シャリネ >  ……恋愛の神様は、厳しいな…… ( 本の表紙を眺めて、小さく呟いた。何処か、溜息混じりに。そっと、元あるところに戻せば、過ぎる様々な考えを遮断させるように、少女は首を緩く振った。微笑み浮かべる表情は微苦笑にも似たもの。……そっと、座っていた席のほうへと足を向け…… ) ……でもきっと。 ( ぽつ、と、言って振り返る。寂しげな双眸が、ふわり……小さく微笑む。柔らかい双眸が、閉じられて。思うことは一つ。でも、口には出さない。「二人は天国で、きっと結ばれていますように」と。物語の中だけれど、そう思ったから。そして……また、先程座っていた席に戻ろうか。今度は、動物言語を読んでみよう。……ちょっとでもいいから、覚えられたら……。きっと、実践には程遠いのだけれど )  [Sat 23 Dec 2006 16:07:35]
シャリネ > ( 描かれているのは貴族同士の派閥。其れに巻き込まれながらも愛を貫いた二人の姿。その先には、死があって……別れがある。少女は毎度、これを読んでも、見ても……涙ぐみそうになる。感情移入というか……うるうるきてしまう。口元をきゅっと結んで、堪える。 ) ……かわいそう…… ( 結ばれたいのに結ばれない二人。……何ともいえない気持ちになる。でも……此れも運命なのだろうと、少女は何処かで思う。……それでもやっぱり、悲しい。理屈で片付かぬものほど、難しいと常々思うけれど。それがきっと、生きているということなのだろうと思う。……だから ) ―――……恋と、愛は違うけど…… ( ぽつりと紡がれた言葉。……この二人は、どちらもあったのではないかと思う。まさに「恋愛」というのか。恋焦がれ……そして、愛す。自分のことを見て欲しいという恋焦がれ。でも、相手のことを、尊重する愛しさ。……そんなことを考えて、ぱた、ん……と、本を静かに閉じた。まだ、手に抱えたまま。 ) [Sat 23 Dec 2006 15:46:35]
シャリネ > ( そして、数時間そんなことをやって、その後……少女は、物語が読みたくなって、立ち上がる。息を抜かないと難しかった。嫌ではないけれど、難しい。 ) ………。 ( 様々な本がある。難しい本から、簡単な文章のものまで。 ) ―――……? ( 少女は、数歩歩いて足を止めた。目に入ったものがあったから。【Romeo and Juliet】……異国の戯曲だった。舞台で公演されることもある、という有名なものは、少女にとっても知っているもので ) ……。 ( 思わず、惹かれるように手にとってしまう。その場で…ぱら、ぱらと捲る音。 ) [Sat 23 Dec 2006 15:27:14]
シャリネ > ( 発音がこんなにも違うのか、と説明文書を読んでも驚いた。少女は、グングスニク語にも様々なものがあるのだと知る。 ) ……難しい……。 ( ぽつり、呟かれる言葉。難しげに眉を寄せ、うぅん……と双眸を険しく。……口元を指の甲が捕える。……ぱら、ぱら……と捲りながら、発音の基本に目を通し、難しいんだな……と感心したような表情浮かべていて ) [Sat 23 Dec 2006 15:18:49]
シャリネ > ( 黒い衣装は着ていない。純白のドレスワンピースに、鮮やかな紅いマントを纏う。その姿で、少女は襟元で結ばれるリボンを結び直しながら、矢張り思案顔を浮かべていた。 ) ……love……liebe……え、と…… Je t'a……mie ……? ( そんな風に、ぽつり小さな唇から紡がれる言葉は、拙いもの。話せるのは標準語と、ゲール語、くらいだ。でも……多くの人にメッセージを伝えるのに、多くの言語を学ぶ……までには至らなくても、ちょっと知っていたほうがと思うのだ。 ) ……Thank you ……Vielen Dank ……Merci…… ( ぽつり、ぽつり……紡いでは、うぅん、とまた小さく唸る。ぱら、ぱら……捲る音とともに。 ) [Sat 23 Dec 2006 15:13:21]
シャリネ > …… ( その書物の名は、人間の言語。標準語はもちろん、グングスニク語、フォーウン語、様々。……でも、難しい。特に、トキノミヤコ語。文法が。 ) ……えと、何をするかが後に…… ( 文法の違いを、小さく呟く。うぅん、と唸らせて。少女の傍らにはそんな分厚い本が数冊。言語辞典のようなものだ。今のは、人間の言語。もう一冊は……動物の言語。これは、読みに読んだけれど難しいものがある。一度、公園で傭兵さんに見せてもらったけれど、矢張り奥が深いと思う。が、それは人間の言語も同じで。少女はぱら、ぱら……とゆっくり捲る。だが……興味を持った言語は、それよりも少し早い動作で、様々な箇所を捲る。そんな時間が、もう何時間続いただろう。お昼辺りから、少女はずっと此処にとどまっていた。 ) [Sat 23 Dec 2006 15:05:03]
シャリネ > ( ページを捲る音。少女が重そうに持ってきた分厚い一冊の書は、丁寧に一枚一枚、捲られていった。そんな時間が過ぎて、数時間。少女は、口元に手を緩く当てる仕草。理解するのに時間がかかるというか……難しくて。仕事前に息抜きを、と思ったのだけれど、息抜きにならない。真剣な眼差し。空色の瞳は時々瞬きを繰り返すも、至極真剣な表情。でも、知識だけが増えていくだけで、どうにも実践できない ) ………発音によって、違う……? ( 小さく発された言葉は、不思議そうに。小さく首を傾げて呟いた。 ) ……うーん…… ( 思わず、頬杖をついた。どうにも、難しい。其処は、図書館の隅の席。椅子に腰をかけて時間が刻々と刻まれていく。 ) [Sat 23 Dec 2006 15:00:11]
お知らせ > シャリネさんが来ました。 『―――ぱら。……ぱら。』 [Sat 23 Dec 2006 14:54:53]
お知らせ > クロードさんが退室されました。 『夜遅くの調べ物は眠りを誘い、結局すぐに帰ったとか』 [Sat 16 Dec 2006 00:36:23]
お知らせ > レイシスさんが帰りました。 『抱えた本が崩れるのにそう時間はかからない』 [Sat 16 Dec 2006 00:34:47]
お知らせ > レイシスさんが入室されました。 [Sat 16 Dec 2006 00:34:13]
クロード > つれないなぁ、レイシスは(一言で断った彼を見てため息を一つ吐いてみせる)働き者の女ねぇ、私は女ではないですけど働き者ですよ。(顔の良い友人なら、声をかければ働いてくれる女性はいくらでもいるだろう。だが人見知りの彼の事、そんな芸当はできないだろう)そうですね、じゃあ真面目に職を探します(あまり図々しくしては、レイシスの迷惑だろうと考えて言う)えぇ、気をつけて。(ふららとした足取りで去るレイシスを見て、心配げに別れの挨拶をした) [Sat 16 Dec 2006 00:24:31]
レイシス > 断る。 ( 頬杖をつきにんまりとした笑みを浮かべる友人の顔を正面から捉えて、腕を組むと鼻を軽く鳴らした。とは言いながらも、おそらく風邪をひいたと聞けば見舞いの品片手に居住区にある花売りの家の扉を叩くことだろう ) 生憎、男とむさ苦しく肩を並べて商売する気はない。どうせ雇うなら働き者の女がいい。 ( 無表情に言い連ねると、目を伏した。雇うことに抵抗はない。むしろ、人手は足りていないのが実状ではあったが、ここで頷いてしまうことによって、友人に自分という足枷を付けてしまうような気がして容易に了承できなかった ) 僕の店はあくまで最終の切り札として取って置け。逃げ道はある方がいい…。 ( それだけ言うと、立ち上がりマフラーを巻きなおした ) 僕は帰る。寒い。 ( 大量の本をがさがさと掻き集めて抱きかかえると、ふらふらとした足取りで本棚の方へと足を向けた )  [Sat 16 Dec 2006 00:09:44]
クロード > (冷たくなった手を擦る様を見て、手袋を貸そうかとも思ったが意地っ張りな友人は多分拒否するだろうと思いやめた。自分にとってはそんなに寒くもないのだが、寒がりな彼にとってはこの気温はつらいのだろう)そんなこといって、もし私が風邪を引いたら看病してくれるんでしょう?(ニッと笑いながら頬杖をつく。なんとなく、この後彼が浮かべる嫌そうな顔が予想される)そうだな…、でも中々良い仕事が見つからないんだ。レイシスの所でも雇ってもらおうかな。(ごく自然に言われた言葉に、彼はどんな反応を返すだろうかとレイシスを見つめる。彼の天の邪鬼な反応がつい面白くて、ついからかってしまう。彼にとっては良い迷惑だろう) [Fri 15 Dec 2006 23:55:47]
レイシス > ( 視線が本の背表紙へと流れゆく様子を見て、決まり悪く目をそらすと冷たくなった手を擦り合わせた。乾燥した手のひらは、擦り合わせるたびに虚しく滑る ) ふーん。まぁ、せいぜい頑張って生き延びろ。 ( 興味ないとでも言うように、抑揚のない答えを返すと友人の掲げた本の背表紙を見遣り「世知辛い世の中だな」としみじみ呟いた ) …死にたくないなら、転職も考えてみるべきだと思うが。 ( ぽつりと独り言のように漏らされた言葉は小さな気遣いのつもり。目の前の友人の財政状況についてはいまいち把握出来ていなかったが、将来のことを考えると花売り一本で生計を立てていくことは難しく思えたのだ ) [Fri 15 Dec 2006 23:43:40]
クロード > (眉間にしわを寄せて言われた言葉に、ついと積み上げられた本のタイトルを見れば全て洋菓子関係。いかにも彼らしいとクスリと笑う)えぇ、薬草の調べ物を。もし風邪を引いたり傷ができたりしたときの為にと思って。(軽く本を持ち上げてみせる。花売りという儲からない職業なので、医者にかかるお金も勿体ない。自分でなんとかできるものは何とかしようと言う考えだ。) [Fri 15 Dec 2006 23:33:48]
レイシス > ( 聞こえてきた声に反応して、ゆるゆると視線だけを声のした前方の座席へと向けた。顔を確認せずとも声で検討のつく友人。そもそも、交友関係の狭い引き篭もりやのことを名前で呼ぶ者自体、数えるほどしかいないのだが ) 僕が洋菓子ばかりにかじり付いているような言い回しだな。 ( 眉間に皺を寄せて、状態を起こすと机の上に肩肘をついた。ケーキ関係の本かと問われて反論しないのは、城壁のごとく積上げた本がすべて洋菓子関係の本であったのだから仕方がない ) そういうお前も調べものか? [Fri 15 Dec 2006 23:23:50]
クロード > やぁ、レイシス(ニコニコと笑みを浮かべながら、友人の前に了承を得ぬまま腰掛ける。偶然に会った友人の不機嫌そうな顔に相変わらずだな、と苦笑しながら)今日はケーキの調べ物か?(ケーキ店をいとなむ友人が図書館で調べ物をしている理由はそれしか考えられず、問うた) [Fri 15 Dec 2006 23:16:15]
お知らせ > レイシスさんが入室されました。 [Fri 15 Dec 2006 23:11:09]
レイシス > 寒い…。 ( おもむろに閉じていた目を開くと、窓の外を見て呟いた。室内にもかかわらずマフラーにコートという防寒装備でありながら、温まらない体に苛立った。そもそも、図書館には暖を取ろうと寄ったのに、思いのほか暖かくない。ぱらりぱらりと本の捲れる音が耳に届くたびに、一層寒さが増すような気がしてマフラーを口元までずり上げた )  [Fri 15 Dec 2006 23:09:50]
お知らせ > クロードさんが入室されました。 [Fri 15 Dec 2006 23:09:10]
レイシス > ( 人影薄い図書館の中。窓際の閲覧席にて突っ伏する男の姿があった。首にはネズミ色のマフラーがぐるぐると巻かれ、黒いロングコートに身を包んだ状態で机に倒れこんだまま死んだように動かない ) ………。 ( 突っ伏した男の周りには、何冊かの本が城壁のごとく積み上げられたまま放置されていた ) [Fri 15 Dec 2006 22:57:41]
お知らせ > レイシスさんが来ました。 『座り込み』 [Fri 15 Dec 2006 22:51:26]
お知らせ > 訪問者さんが退室されました。 『Ghostと蔑まれる男の一夜の過ごし方。』 [Mon 11 Dec 2006 03:39:14]
訪問者 > (足音は去って行っただろう、そして遠退いた頃片手の軽く窄められた掌が遅れながらして漸く持ち上げられた。交わされた口約束に応えるように去り行ったであろう其の背へと向けて、了承の合図を送り出してからまた片手は元の場所へと戻る。そして、盲人は静寂に包まれてから数分後になり其の場で静かに双眸を閉ざす。乾いた眸を潤さんと願う行為、其れは朝が来て此処の関係者が訪れるまでは開く事はないだろう。盲人は一時の休息を得る。朝が来るまでの僅かな時間を。) [Mon 11 Dec 2006 03:37:29]
お知らせ > ミカドさんが退室されました。 『次会う時は貴方の語り部たる私の名前を答えましょう。(帽子を軽く持ち上げて礼をし)』 [Mon 11 Dec 2006 03:31:37]
訪問者 > 気にする程の事ではないよ、君の問いは決して不自然なものではなかった(盲人である事に何かを引け目を感ずる事は無い。ただ視界の有無、双方の立場に立てる時代があればこそ相手にとっては“失言”となる発言に盲人は「大丈夫」と念を押すようにあるで宥めるかのような物言いで最寄の人物に言葉を差し向けた。此方の冗句、其れが本気か否か相手にとってはどちらに判断を下したろうか。恐らく、好意としての判決を下した上での発言なのだろう。声音、声色といったものから相手の表情を予測する。そして、想像する。言葉を濁す人物の思い感じ取ったか如何かは定かではないが向けられた横顔の双眸に笑みの色が濃く点されて。)―――時間は幾らでもあるよ。急く必要も無い、君が何時の日か私を何処かで見掛け其の上で気が向けば―――其の時に君のお勧めを伺おう(表情に点された笑みは消えず、代りに相手を立ち去り易くすべくつもりか盲人は気さくに別れの台詞を紡ぐ。)其れでは良い朝を―――シニョーレ。 [Mon 11 Dec 2006 03:25:55]
ミカド > どのような読み方であれ、『図書館』に来たということは、本を読みに来られたに違いない――それを「問う」なんて無粋な真似をしました。―――…奇麗事だと言う口は持ち合わせておりません。(笑う貴方の横顔を見詰める。見えない分だけ此方の言葉一つで、内心まで見透かされてしまいそうな気がした。 鬼たる男は、盲目の聖人の話が、ふと頭の隅に過って、視線を逸らす。 このままでは、内心を覗かれるまでも無く、表に出てしまいそうだと思った。…だから、「今言った本は、どの書架にあったか」を考える事で、誤魔化そうと――)……………。(素直に石榴の双眸を見開いた。 ) 嗚呼………。 (ばつが悪そうに、低く呻いて) 申し訳ありません。出来れば「喜んで」と言いたいところですが――…生憎「短い物」が思い浮かびません。(本当のところ――自分の館で眠り続ける友人の傍に戻らねばならないのだ。だが、此処で「用事がある」と席を立つのは憚られた。 先程の失言にくわえ申し訳なさそうに言葉を濁し)――…出来れば、少し時間をいただけませんか。 次回お会いできた時に、「これ」だとお勧めできるようなものを探しておきますので。  [Mon 11 Dec 2006 03:07:55]
訪問者 > (つうと静かに持ち上がったのは恐らく相手側に近いであろう側の黒い眉。持ち上げられた語尾に従うように眉が動いては僅か不思議そうに相手の疑問を面持ちが伺っていた。直ぐにも頭を下げる所作だが其れを見えぬ視界で確認は出来はしない。だが謝罪であろう其の台詞に僅か双眸に和らぎの色が点った。謝罪の言葉を受け入れるように軽く頭部を縦に揺すっては横顔が先客の方角へと流れ。)目で見えぬならば…耳で聞き、心を用いて読もう―――というと其れは綺麗事を言い過ぎかな(独り言のつもりか、小さく鼻を掠めるような笑い声をあげては下らぬ冗句を一つ。交えた後に勧められた本の事、僅か思考しては愉しそうに可笑しそうに頬が緩み。)其れは中々、面白そうだ。――だが短い物の方が良さそうだな、何故ならば目で読むのは私ではなく、君となりそうだ(迷惑でなければの話だが。 遠慮がちにそして陽気に軽やかな物言いで台詞を差し向ける事により、其れは矢張り冗句の雰囲気を創り出す。冗句か本気か其れを解らぬ程度にしておくのが自分の為でもあり、相手の迷惑となる事も避けられるだろう。判別を曖昧にすべく、盲人は小さな笑い声を一瞬だけ、言葉の後に極々自然体で付け足した。) [Mon 11 Dec 2006 02:40:27]
ミカド > (手助けしようと伸ばした手は、貴方の行動を見るところ、必要ないものらしい。 軽く肩を竦めて、手を引いた。 代わりに、手探りをする貴方の邪魔にならぬよう、椅子と机から数歩離れて) ………面白い本を「読む」――?(見えないものだとばかり思っていたから、思わず言葉を繰り返して語尾が上がる。 口をついて出た失言。 言葉を詰まらせて、唇を一度固く引き結ぶ )――失礼しました。(頭を下げる。 例え頭を下げた自分が見えないとしても、だ。 相手への先入観を消す為にも、一拍の間を置いて)… …そうですね、「面白い本」と改めて聞かれると迷います。 ――が、そうですね。もし長編物がお嫌いでなければ、とレジャーギルドに過去所属していたハンターの冒険譚等いかがでしょうか。舞台がヴェイトスのものもあって、なかなか楽しめました。 暫くは旅行に行きたくて仕方がなくなるくらいに。 [Mon 11 Dec 2006 02:27:45]
訪問者 > (或る人にとっては至極自然であり、また或る人にとっては酷く迷惑と化する其の物音。其の音が不意に途絶えたのは、盲人にとってはまた“不意”に聞こえた人の声に因る為。)―……(見えぬ視界が其の面が声の主の居場所を探すようにしてゆっくりと辺りを不器用に見回して行く。そして、不意に止まった向きは先客の方角に合っているだろうか。否、合っていなくても構わない。ただ、それから小煩く物音を立てて数歩先を杖が小突いては床の衝突とは異なる乾きの混じる物音が一つ。)何か面白い本があれば、是非読んでみようかと思ってね…ただ――其の前に“此処”に座るのが先だ(此処と指し示すと同時に伸ばされた片手はゆっくりと椅子の背凭れを掴み、静かに椅子を引いていく。そして、座る箇所を先に探るように掌を這わせては其れから臀部を椅子へとおろした。軽く零した笑みを消さぬ侭、椅子に休まっては一つ吐息を零してみせた。其の直後、弾けるような音が二度三度と瞬間的に煩く響き渡る。杖を畳む物音、最終的に杖と両腕は己の膝の上へと休まり其処で煩い物音は一旦途絶えた。そして、代りに開く口からは「何か面白い本は?」と先客に親しげにも話題を持ち掛けて見せ。) [Mon 11 Dec 2006 02:12:12]
ミカド > (鬼として「半年」を語るなら一瞬の事。だが、人として「半年」を語るなら――…埋めきれない溝が横たわっていても可笑しくはないだろう。――自分と彼にとっては、どうだろう…?彼の寝顔を思い出して、暗澹とした気持ちが過り――と。)――…(顔を上げる。)(深夜の図書館は、昼間に比べると利用客は少ない。その分、辺りも静かなもの。ページを捲る音と、時々微かに聞こえる足音くらいか―― そんな図書館内に、「杖先で物を突付く」音が加わると、流石に目立つ。 少なくとも、この男の意識を引き寄せる程度には――) …………。 (視線の先には盲人らしき男の姿。貴方が何をしたいのかを、なんとなく理解する。同時に司書の姿を探すが――…見当たらない。ならば、此処で無視するのも心苦しい。 )………。何かお探しですか。(囁くように声をかけた。 ――図書館内では、この程度でも十分聞こえるはず) [Mon 11 Dec 2006 02:01:09]
訪問者 > (カツ、コツ、カツ―――硬質な靴音、道を捜索する物質が交互に齎す物音は不意に館内へ。真夜中の図書館、其の静寂過ぎる此の場所では此の物音すらも自棄に自らの耳元では煩く響き渡る。伸ばした片腕は出入口の壁を伝うようにひんやりとした物質へと指先を伝わせた。軽い咳払いを一つ、何者かが居ろうものならば反応程度は示されるかもしれず。盲目と化してから人を探す為の得た知恵の一つを行為として行っては、杖の先が机と椅子の場所を捜し求めるように前方の床を小突き始めた。足音は徐々に先客の耳元には近付くのが把握出来るか。盲人が向かう先は先客にとっては最寄となる椅子と机の場所。) [Mon 11 Dec 2006 01:50:17]
ミカド > (控えめな文字装飾で綴られたタイトルは、ありきたりな物。 )――……無事を祈る、親友――友人、知人。自分で「親友だ」と、名乗れる程の権利も無いくせに――……。(  呟きに混じる苦さが耳に痛い。  海岸で聞いた彼の答えを思い出すと、胸を掻き毟りたくなる。 紆余曲折はあったが、纏めると「言葉の意味を取り違えていた」とか――その程度。 いや、蓋を開けたらもっと違う原因が見えてくるのかもしれないが――…今度は「何故」と何処までも尋ねる事が出来るはずだ。  )(捲った表紙、流した文字――しつこくない描写が気に入って、脇に挟む)―――― 半年 ――…( 空気が余り動かない所為か、声が篭って聞こえる。) [Mon 11 Dec 2006 01:42:35]
お知らせ > 訪問者さんが入室されました。 [Mon 11 Dec 2006 01:41:59]
ミカド > …余り読めたものじゃないな。(男と男の童話を誰が読んで楽しむんだろう。 眉を軽く跳ね上げて、ずらりと並んだ表紙を、もう一度眺めた) どうせなら、英雄譚の類で、親友の無事を祈る親友 ――?(そ、と伸ばした指先が、ジャンル分けされた表紙の上を滑り―― 一冊引き出した。 ) [Mon 11 Dec 2006 01:27:21]
ミカド > (表紙を眺めて、ページを軽く捲り――文字を軽く流しては、棚に戻す。 その作業を何度か繰り返しながら――)(頭の中を過るは――連れ帰った友人の事だ。 海辺で力尽きるように意識を失ってから、眠り続けている。 一日は傍で目覚めるのを待っていたが、2日目ともなると流石に、手持ち無沙汰を感じて、「何か」を求める。 ……暫くは家の書庫にある本を眺めていたが、既に一度読み終えた本。読み終わるのも、飽きるのも早かった。 ) 眠り”姫”の目覚めを待つ―――王子。或いは、眠り王子の目覚めを待つ王子……の、話、なんて――(背を軽く書架に預けて、独り言を呟いて) [Mon 11 Dec 2006 01:06:03]
ミカド > (何時もならば、本は持ち歩かず、確保した個人席の机の上に、一冊一冊積み重ねていくのだが――…今日は、長居をするつもりはないらしい。 帽子も、インバネスも椅子の背や、机の上に乗ることなく、男の頭と肩で揺れている) [Mon 11 Dec 2006 00:53:33]
ミカド > (手元には適当に見繕った本が数冊重なっている) [Mon 11 Dec 2006 00:46:52]
お知らせ > ミカドさんが来ました。 『(書架の間を歩く)』 [Mon 11 Dec 2006 00:43:50]
お知らせ > ラヴレスさんが退室されました。 『(―――この日、生まれて初めて、書物を家へ持ち帰る。)』 [Sun 10 Dec 2006 01:38:48]
ラヴレス > (○と□を描いた紙切れを、読み止しの頁へ挟んで) [Sun 10 Dec 2006 01:38:31]
ラヴレス > (それが、多面であるということ。)   …………其れはわかる。(ぼそりぼそりと暗がり、ランプの下に落ちる声は然したるものではない。己に己で言うような、もの。)(―――そうして、一見球体に見えがちな 人 というものを、多面体で捕らえる作業を 客観視 と位置づけて、以降の章へと進んで頂きたい。―――と、其処まで続く頁をめくって。)     ……………、    …………。読みきれん。(嘆息。気付けば、随分良い時間。併し、どうやら前置きの部分で随分と時間を要してしまったらしい。まだ、 人 という本の中盤すら程遠い。暫し、本を手にして。首を捻り) ―――借りて帰るか。 (初めての決断を。―――気になるのは、自己が球体に近いのではないかと、今、読み進める中で感じたから。あえてそうしている己は、其れでは、罪深いのだろうかと。そして、其れが何故罪深いのか。決して、書物一つで、自分の在り方を変えるつもり等、更々無いが。)   読んでみる価値はある。 (他人、という視点を。) [Sun 10 Dec 2006 01:37:31]
ラヴレス > (偶然、手にしたのが、『 人 』という本だった。)(隅に掛けて、先ず、先程の冒頭で。其処を理解するのに、時間を要した)      ……。(文は当然乍、此方の疑問等、既に綴られたもの故、次へと進む。―――誰の眼から見ても、同じものという 存在 は決して無い。敢えていうのであれば、何の変哲も無い、世に普及したもの。例えば、インクとするならば。 『 これは何ですか 』 と、問えば、殆どの人が 『 インクです 』 と答えるのだろうけれど。 人はそうはいかない。 例えば、今、当書を手にしている貴方という人間を世界の中心においてみるとしよう。―――其処で、貴方の職場の同僚と、全くの見知らぬ人、に貴方をあらゆる方向から見せてみるとしよう。)    ………、(『 この人は、どんな人ですか。 』という問いに、職場の同僚は、職場の貴方から受ける印象を答えるだろう。 『 真面目である。 』『 意外と愉快だ 』等、様々に。だが、其処で見知らぬ人は、貴方、という人となりから、憶測で答えるだろう。 『 怖そうだ 』『 優しそうだ 』等。) [Sun 10 Dec 2006 01:17:50]
ラヴレス > (これといった趣味も無く、己の時間というものを与えられると、その時間は余りに長く、手に余るもの。其れを感じる度に、そも、人との付き合いが苦手であり、余り無い己としては。せめてもの、知識を身につける為―――街を闊歩してみたり、こうして、似合いもせぬ場所を訪れたり、してみる。) [Sun 10 Dec 2006 01:03:29]
ラヴレス > (―――書き出しは、そんな。抽象的で、そもそも学の無い己には理解しがたい、一節から。)    ………多面体、球体…。(常、使うのかと問われれば、遣わぬだろう部類の言葉。読み進めるにも、少々―――先程も思ったとおり、学の無い己には理解に悩む単語。右手に握ったペンを、小さな紙切れに走らせ、○と□を描いてみる) ………『 多面体であるということは ――― 』(決して悪ではなく、寧ろ、球体であるように見せることの方が罪深い。続く言葉はこうだ。―――球体は何処から見ても、円であり、其れを割ったところで、矢張り円である。其れは、球体が球体であるからこそであり、人はそうであってはならない。)   ………何故。 [Sun 10 Dec 2006 00:57:30]
ラヴレス > (多面体である。決して、球体ではないし、球体であることは有り得ない) [Sun 10 Dec 2006 00:45:35]
お知らせ > ラヴレスさんが入室されました。 『(―――元来、人というものは)』 [Sun 10 Dec 2006 00:45:04]
お知らせ > インディさんが退室されました。 『 とりあえず何かお土産に食べ物でも買って帰るかねー。 』 [Sat 9 Dec 2006 23:28:35]
インディ > …薬学、植物学…あー、錬金術、とかか。 ( かなり専門外になってきて流石にへばった。 やっぱり人に預けた方が手っ取り早いんだろうか。 お金出して依頼するとか。 信頼できる結果が出れば其処からが自分のデバンってヤツで。 なんかそう思ったら一気に力が抜けてしまった。 1つ伸びをしてから立ち上がり、なんかじんじん麻痺してる尻をさすり。 座り過ぎた。 ) [Sat 9 Dec 2006 23:27:06]
インディ > ( 一見してあまり考古学とは関係の無さそうな調べ物だが―――なにかと不自然の多いヴェイトス島という所にはこういう多角的なものの調べ方が必要な気がする。 何故に砂漠と熱帯と雪山と森林が混在するのか? ピラミッドの主は? 古城の主は? 魔界の1つでも絡めない限り、辻褄あわせは容易ではなさそうで。 正直「魔界」と呼ばれているソレがどこか遠くの地続きの世界なのか、全くの異世界なのか、だとしたら空間的にか、時間的にか、並行的にか、とか、とか、とか。 ) でまぁ、植物の組成とかの話になるんだけどね―――。 ( この赤い液体、例の雨、若しくは同種の組成だろうけど。 色がつくからにはただの水ってことは無かろう。 ) [Sat 9 Dec 2006 23:10:30]
インディ > ( 瓶は可能な限り封をしたままで、ほんの少しだけ中身を採取しては検査して蓋を密閉の繰り返し。 「溶けた」といってもそれこそ、溶けたのならその存在は確かにこの赤い液の中にまだ存在している筈だ。 消滅したわけじゃない。 そういう常識すら通用しないような代物だとお手上げだけど、聞く限りではそんな特別な所で採取したものでもないようだし。 「魔界」自体人間でも一応生きていけそうな場所だったというし、そこまで極端な物理現象の無視は無かろう。 ) [Sat 9 Dec 2006 22:48:52]
インディ > ―――何でも良いけどナナオ…気付いているわね…ッ。 ( 実は結構貯蓄があるという事を。 居候の身、一見貧しげに見えるがその実。 なにせ冒険者と違ってそう多くは無いが安定した収入があり、尚且つあんまり浪費しない方だ。 飲み食い代くらいしか散財しないのは、いざ入用になると出費の額が違うから。 人に依頼したりとかそういうの、本当にお金かかるのだ。 さて、話は逸れたが小瓶である。 そのナナオが「魔界」と一般に呼ばれる場所から持ち帰ったもの。 元は魔界の植物だったというが、溶けてしまったとかで今はうっすらと赤い液体だけが中を満たしている。 ようするにコレを調べるのに行き詰っている感じ。 ) ( 宿には「図書館行ってくる」とだけ書置きを残しておいた。用事があれば誰か顔を出すかもしれない。 ) [Sat 9 Dec 2006 22:42:17]
インディ > ( 気を取り直して再度分厚い本に視線を落とす。 図書館の隅、床に直に座り込んで自分の周りに本の山を作ったホワイティアの女一人。 非常に迷惑極まりないマナー違反だが、本の山に肘を乗っけて真面目な顔で分厚い専門書を睨む女―――考古学者、インディアナ・ラルフォーレンに声をかける人は今の所居ないようだ。 堆く積まれた本の山は考古学、歴史、オカルト、薬学、植物学と出鱈目にミックスされているが、当人にとってはちゃんと意味のあるもの。 硝子の小さな小瓶を取り出して中の赤い液体を透かし、また本に目を落とす。 ) [Sat 9 Dec 2006 22:32:04]
インディ > 黒ッ。 ( 司書のひとに睨まれた。うお、一文字間違い。 ) [Sat 9 Dec 2006 22:26:10]
お知らせ > インディさんが入室されました。 『 んーむ。 』 [Sat 9 Dec 2006 22:25:21]
お知らせ > リコリスさんが帰りました。 『( ともあれ。思案の為所。書物を返す為に一度、立ち上がった。)』 [Mon 4 Dec 2006 02:36:27]
リコリス > …余り、知らずに済ませたいというのも、堕落と申しますか。怠惰に御座いますか。 ――…そうも言ってられない御時勢は、何とも。( あえて避けてきた部分はある。けれど、知らずにある事が致命となる可能性が出て来たのなら、己のようなものも多少は覚悟を決めるべきかと。 ――…今ならカモフラージュになるのも含めて、こんな付け焼刃。パタンと書物を閉じて、かくりと項垂れると。) ……微妙に埒があきませんか。( 付け焼刃。ならば、それなりに相応しい場所もある。 馴染みは何処までも遠い場所を思い浮かべて、やはり渋い顔。) [Mon 4 Dec 2006 02:18:27]
リコリス > 荒唐無稽……。( 身近がイコールで造詣の深さに繋がらないとは、つくづく思い知る所。 眉唾ものまみれとはいえ、知らない事が多すぎる。 眉間に指先宛がって、渋い顔。) …弱点とか。生誕とか、きっかけ――…とか。四方山話でも、結構分かるものに御座いますね。それだけ、有名という事やもしれませんが。( 十字架、日光、聖水、銀――…メジャーなものはこの辺りか。 その他にも、塩、聖画、挙句に馬蹄なぞというものすら。) ……塩とか。( 確か、トキノミヤコの方でも、清めに使うとか聞いた。なら、その辺りは問題無いか――。 視線は文字を追うも、思考は何処か散漫。) [Mon 4 Dec 2006 01:50:48]
リコリス > ( 別に、好き好んで手を出したというよりは、この類の書物はこれくらいしか残っていなかったというのが正しい。 ――…対処法などが書かれた本は、現在軒並み貸し出し中だそうだ。 いつぞやの淑女の時もそうだったのかもしれないと、ページを捲りながらふと、思う。あの時は――…図書館に来た記憶も無いから、未確認。) …流石に、あの時とは規模が全然違いますしね。 …同じくらい盛大になられても、困ったものに御座いますが。( 眼差しを緩く伏せて、溜息未満の吐息。 悲劇性も、誇張して書き過ぎれば喜劇になるものだと、読み進める書物の内容に思うのは、描かれている内容が日常から遠く。その癖、主題部分だけがやけに身近な所為か。) [Mon 4 Dec 2006 01:34:41]
リコリス > ( やや奥まった所にある閲覧席。何冊か借りてきた本を捲る音だけが時折、静寂の中に響く。) ……微妙に盛況でしたね、この辺りも。( 書物は、吸血鬼について書かれたもの。学術書や研究所と言うよりは、四方山話の類が多いが。 数歩間違えると娯楽本に片足を突っ込みそうな代物。) [Mon 4 Dec 2006 01:28:15]
お知らせ > リコリスさんが来ました。 『( 頬杖。)』 [Mon 4 Dec 2006 01:25:55]
お知らせ > クロコさんが帰りました。 『下駄の音が図書館から消えたのはそれから5分もしない内の事。』 [Mon 4 Dec 2006 01:20:45]
クロコ > (積まれている本を両腕で抱えれば、それらが収められていた書架のある方へと歩き始め)やっぱりセラの資料庫に行くしかないか。(書架へ向かう途中、しまったなぁという表情を浮かべながらポツリと呟く。)(今思えば最初からそっちに行った方が良かったのだろうが、自身の住む工房から見るとギルド地区よりもこの図書館の方が近かったと言う事と、図書館で探している資料が見つかると思っていたために図書館で資料を探す方を選んでしまった訳だが。)とりあえず今日は帰ろうかな。(そう呟きながら書架の隙間へと消える。) [Mon 4 Dec 2006 01:19:57]
クロコ > (かなりの資料を保有するこの図書館と言えども求めている資料が全てある訳では無い。それくらいの事くらいは分かっているが、探した労力が無駄になってしまうとやはりいい気はしない物で)在ると思ったんだけどなぁ・・・・・。(愚痴にも似た一言を漏らせばその場で立ち上がり、積まれている本に手を伸ばして。) [Mon 4 Dec 2006 01:10:16]
クロコ > (自身が創ったストーンゴーレムが見せている命令の認識障害。それを改善する為の策を探すべく資料を見にきたのだが、今回の症例の前例や対応策等の記述が書かれた資料は見つからず)やっぱりここにある資料には載ってないのかな。(眉と眉を寄せ小さく呟けば、閉じた本をその横に積まれている本の上に静かに乗せて。) [Mon 4 Dec 2006 01:01:22]
クロコ > (閲覧席の端、何冊かの本が積まれているその場所から小さな唸り声が上がる。)これも違うか・・・・・。(閲覧席に向かうイエロティアの男はそう小さく呟くと同時、机の上に広げられた資料を閉じる。) [Mon 4 Dec 2006 00:54:22]
お知らせ > クロコさんが入室されました。 『館内の隅』 [Mon 4 Dec 2006 00:50:43]
お知らせ > メルヴィンさんが帰りました。 『( 騒動がなくても学生はそれなりに忙しい )』 [Mon 27 Nov 2006 23:13:39]
メルヴィン > 単なる一般市民にとっちゃ、平穏なのが一番なんだけどなー。 ( あの紅い雨からだろうか、騒々しいのは? やれやれと肩を竦めながらも椅子を引いてまた机に向かう。放り出した羽ペン、再び右手に持ち ) ( 去年は蔦の悪魔なんてものが出たけれど ) 今年は無事に過ぎてほしいモンだな。 ( 本を開きながら溜息をついて ) [Mon 27 Nov 2006 23:13:25]
メルヴィン > ( がこ、と椅子を鳴らした。手が、左耳のカフスに伸びる ) ま、まだこーやっていつもどーり勉強できるだけマシ? ( 勉強自体は別に嫌いではない。自分の興味ある分野なら、という注がつくけれども ) ( 最近なんだか空気が変だ。 大学でも一騒動あったし。もっとも、自分は噂程度にしか話を知らないけれど。 ) [Mon 27 Nov 2006 23:04:17]
メルヴィン > ( これからまだ資料の中身をよく理解して、自分の主張する論にとって本当に必要となる…発表資料として使うものと、使わないものとに分けなければならない。 そうなってくると使わない資料が、紙の量にしてもかけた手間にしても本当にもったいないのだが。 ) ほんッと勉強って金も時間もかかるのな。 ( うへぇ、と嫌そうに息吐き。 ) [Mon 27 Nov 2006 22:54:51]
メルヴィン > ( 教師から出された課題発表一つに、集める資料の束が5センチを越す事なんて良くあること。問題はその資料を、一つ一つ手作業で書き写さねばならないところか。 ) ッても、必要になる分は手元に置いときてーしなー ( 無意味に髪を手で弄び。 使いたい資料はほとんどが禁帯出の本で借り出せない。借りたとしても書き込みはできない。 買うにしてもそれなりの量になる。一冊の本で、使う部分が2,3行なんてこともザラ。 ) [Mon 27 Nov 2006 22:46:44]
メルヴィン > ( 羽ペンを手からぽとりと落として椅子を後ろに引く。 ) 休憩だ、きゅーけー。 ( 背もたれに体重を預けて。へふ、と息を吐き出した。 ) ッたく、けんしょーえんになりそーだ。 ( 右手を振って、左手の指で親指の付け根あたりを軽くマッサージ。 ) [Mon 27 Nov 2006 22:36:54]
メルヴィン > めーんど ッくせー …… ( 溜息。 ) [Mon 27 Nov 2006 22:31:11]
お知らせ > メルヴィンさんが入室されました。 『あー…、』 [Mon 27 Nov 2006 22:29:59]
お知らせ > ウェンズディさんが帰りました。 『夜の横町のちょっと大人向けナ寓話みたいなそのお話を、結局全部読んでいったとか。』 [Wed 22 Nov 2006 01:42:54]
ウェンズディ > まるで酷い。 こんな生物絶滅してしまうといい。(しちゃったらしちゃったで自分の実験が立ち行かないのだが。 生息地とか色々の必要部分だけさっさと纏めて―― )・・・・・・・・。(こわいものみたさ うずり。   恐る恐るさっきのページ開いて。) [Wed 22 Nov 2006 01:42:01]
ウェンズディ > (それでも興味というのは怖いもので暫くガン見―――体験談も佳境に移る辺りで、漸く耐え切れなくなってパタンと本を閉じた。 辞書調べたらすごいたんご見つけちゃった学生風に 忘れてた呼吸、はー。)  ・・・現場まで秘密にしよう。(詐欺っぽいけどたまには伝えたくないよーな習性もった生物だって居るのである。 必死で妙なこと語る自分の顔にやにや笑いながら見てるあのワガママさんの顔想像するとこぉ。) [Wed 22 Nov 2006 01:37:28]
ウェンズディ > ・・・・・・(習性部分爆読中。) ―――。(なにやら難しい顔をしだした。) 〜〜〜ッ。(ふるふるしつつ赤くなった。) [Wed 22 Nov 2006 01:27:52]
ウェンズディ > (材料とするからには取りに行くわけだが、有害生物と真っ向したり上手くやったりする野外スキルは自分には皆無だ。 大抵の場合店で買うのだが、冒険者を雇って取りに行かせる事もあるわけで――) しゅう・・・習性。 あった。(その祭の注意点とかは調べ上げて伝えなければ詐欺になる。 幸運にも対象物の習性と対策が乗っていたため、メモに纏めるべく食い入るように熟読開始ー――) [Wed 22 Nov 2006 01:24:12]
ウェンズディ > (=金属類とはかけ離れたブツの製作意図がある、ということなわけだが。 ナニ作るかは自分の心の平穏のために書かない。 所狭しと表記されるうごめくものうねくるものはさむものころすものどくどく、食事前に見ればダイエットのための貴重な戦力になるだろう。 とはいえ流石に見慣れた物、例え人食いの魔界草だって、部品の一部として考える事が出来る。  その中の一つ、巨大な花をつける草とも木とも付かない生き物に目を留めて――自作の栞を挟んでメモ用意。 準備のあいだに肘でつついて机の本山がくずれたが気にしない。) [Wed 22 Nov 2006 01:18:46]
ウェンズディ > (なんせ本のタイトル、有害動植物図鑑って書いてある。) [Wed 22 Nov 2006 01:14:46]
ウェンズディ > (ただし学術的に異端っぽいものを乱造する都合、材料や資料も奇異なものとなる。 普通の錬金術師が興味も示さないような素材をダース単位で欲しがったりするわけだ。伝説のホムンクルスの作り手が、血と精液から人を作ろうとしたように。) ・・・・これかな。 ”順番”で言うなら一番近い・・・・筈。 (机の一角を本の山にして占拠。 ぺらりぺらりとページを捲り、お目当ての品を探し出す。 本の内容は鉱石でも宝石でも貴金属でもなく――植物らしき緑色だらけだ。) [Wed 22 Nov 2006 01:11:30]
ウェンズディ > (なんたって現状金(キン)を作る事には殆ど頓着していないのだ。 錬金の過程で生まれる多くの副産物、生活や魔術に役立つ錬金のアイテムをこそ重視し、其れの効率化広範囲化を求める。 あるいはそれを売却することで富を成すタイプの錬金術師。 キンではなくカネを練成する、と言っても良いだろう。 非常に現実的で、ギルドの先輩とか・・・今みたいに図書館の本とかでもある程度知識を得られてしまう習得のし易さが魅力だ。) [Wed 22 Nov 2006 01:04:14]
お知らせ > ウェンズディさんが入室されました。 『初級錬金術師ウェンズディは、どちらかというと奇天烈な錬金術師である。』 [Wed 22 Nov 2006 01:01:34]
お知らせ > ヘルマンさんが帰りました。 『(因みにタイトルは『JOJO'S BIZARRE ADVENTURE』)』 [Tue 21 Nov 2006 21:37:29]
ヘルマン > (十数冊の本を棚に戻し 残りの7冊を抱えてカウンターへ) これを借りたいのだが (カウンターへ身分証を提示して手続きを済ませると その日はそのまま帰宅した) [Tue 21 Nov 2006 21:35:51]
ヘルマン > (初めは随分と積んであった本も気付けば残り数冊 後一冊読んだら残りは借りて帰ればいい) そろそろ仕事でも探すべきか (人間の生活様式や習慣も大分理解できた 表情も怒り意外は瞬時に形成できるようになったし、別に必要もないだろう) 接客業は避けたいところ 帰って相談するのが得策 (かなりのハイペースでページを捲りながらも その内容は一字の漏れなく記憶出来る。 否、記憶とというのは正しくない“記録”出来るのだ) よし、残りは持ち帰るか (先ずは読み終わった本を棚に返すべく席を立つ) [Tue 21 Nov 2006 21:31:24]
ヘルマン > (物語の最後は退役した軍人が瀕死の少女を撃ち殺し 何故か廃墟の中を行進して終わっている) ・・・・・・何故行進? (少々首を傾げる) まぁいい今日はこれだけ読んでしまおう (読み終わった本を脇に除け 次の本へ取り掛かる) [Tue 21 Nov 2006 21:17:21]
ヘルマン > (訂正:書けか→書けるか) [Tue 21 Nov 2006 21:07:47]
ヘルマン > (先日借りた三冊を返し契約者の名前入り――勿論偽造だが、身分保証書を提示しておいた これで今後の手続きは楽になる) 中々面白い (今読んでいるのは『短期現役兵』という名の戦記物 志願兵たちが厳しい上官の下で鍛えられていく様を描いたものだ) 人間というのは自分の弱さを知った上でこういった物を書けか 面白い (周りに人がいない事もあり平素の口調で呟きながらもページを捲っていく) [Tue 21 Nov 2006 21:07:11]
お知らせ > ヘルマンさんが来ました。 『(今日は小説を物色中)』 [Tue 21 Nov 2006 20:58:43]
お知らせ > アルマさんが退室されました。 『とりあえず―――牛のライカニアではない、とだけはっきりさせておこう。そんな夜』 [Sun 19 Nov 2006 04:10:45]
アルマ > ――――外見に騙されては、いけませんわよ――――ね?(おたがいさま、おたがいさま――――そんな言葉が、何処からか聞こえてきたような [Sun 19 Nov 2006 04:10:08]
お知らせ > ミカドさんが退室されました。 『(暖かな女の体温を掌に閉じ込めて――素直に御者役を演じよう)』 [Sun 19 Nov 2006 04:09:13]
ミカド > (軽く引く――と思いきや、逆に引かれたのには面食らった。だけど、まぁ、途中で軽く笑みを零して為すがまま。 此方の支度は、帽子を被って、本を片手に抱える。既に借りる手続きは済んでいる)―――― おや?朱鷺乃都――海を越える事になりますが、よろしいのですか?そちらで宜しければ、ご紹介できますよ。(もっとも、コイツのコネクションだと花街の娼婦宿中心だが――!最終予想と余り変わらない罠発動中ゆんゆん) ――そんな言い方では、まるで――(自分の妾に成りたいと言われているようだ――と、続けようとして、余りにも失礼なので言葉を濁した。―――口元を押さえて、沈黙数秒。 きっと白い肌に、黒い髪に、甘い匂いにあてられたに違いない――そういえば、そろそろ血が欲しくなる時期か。浅ましい欲求に、自然と唇を硬くして――)(軽く首を横に振った) ――――ええ。参りましょう [Sun 19 Nov 2006 04:08:15]
アルマ > (話さない→離さない) [Sun 19 Nov 2006 04:00:21]
アルマ > (本を書架に返した。手を取ったまま。(話さない) [Sun 19 Nov 2006 03:55:55]
アルマ > ん――――・・・だって、そっちの方が解り易いと思いません?勿論今みたいなのも、嫌いではありませんわよ♪(頭を動かさずに、ちら、と髪を軽くもてあそぶ指を見た。直ぐにその視線を元に戻して―――)いえいえ。これがどっこい。あと、外見が良くても中身に問題があるとダメなものなんですわよ。――――お妾さんなら、それなりにやっていけそうですけど――――あら、トキノミヤコ。それはそれで♪(髪に対する口付けには、にっこりと笑みを返した。笑顔の質が変わるだけで、いつでも笑顔が張り付いているのだが。そしてなんだか本気で何かに付こうという気になれない現実。時折人を壊したくなる自分には、カタギは無理かな――――なんて。そして気が付けばバイクツに就職しているイメージばかりが浮かぶ。そしてトキノミヤコは、悪くない、けど)・・・・・・ふふ、なんだか後が怖そうですわね?いい話を聞いておきますよ、今日はあなたの忠実な――――まあ、こわいこわい♪(くすくす、と小さく笑いながら、差し出された手を取って――――)サイオンジ、さん?ふふ。やっぱりお上手そうな、オ・ナ・マ・エ♪さてお名前も教えてもらったことですし、では [Sun 19 Nov 2006 03:55:31]
ミカド > ふむ?――暴虐の酒場にいる類の男が使う口説き方がお好みですか?――そうには見えないのですが。(払われない手は、そのまま延ばされて―女の黒髪を一束指に絡め――)――アルマ嬢。貴方のような方ならば、斡旋所にいかなくとも――いずこか仕事が舞い込みそうなものなのに。私が店の類を持っていれば、是非に…と、お願いするところなのですが――生憎、此方もヴェイトスには遊びに来ている身でしてね。朱鷺乃都の店を紹介されても困るでしょうし――…。(絡めた黒髪を軽く引いて、口付けをする――真似だけ。寸前で止めて、指を解いた。やや身を乗り出すように近づいた為、その分だけ顔が近くなる。――その距離から見上げて笑った)……何かよいお話があれば聞きとめておく事にしましょう。お役に立てなくて残念です――ええ、とても。(鈴の音の如き笑い声を聞きながら、椅子を引いた。立ち上がり――)……ご安心を。狼も今宵の月では変身することも出来ません。 今日”は”貴方の忠実なる御者になりましょう。(右手を差し出して)――(名前)西園寺ともうします。 [Sun 19 Nov 2006 03:41:55]
アルマ > だって、何かお上品なんですもの。でも、それが貴方なのでしょう?あ、ええと、お名前教えていただいて宜しいですか?私はアルマ。今は日雇いの仕事で何とか食いつないでる――――無職ですわね♪(あっはっは♪と前かがみになったまま明るく無職宣言。そして自分の女を確りと目にした男の反応に目を細めて―――)・・・・・・ふふ・・♪(髪に手を伸ばすならば、その手を静かに受け入れる。うふ♪と特に意味もなく愛想を振りまいてみた。乳も揺らしてみた(はしたない)・・・・・・美女。まあ、嬉しい♪でも、送り狼は無しですわよ?ハンサムさん?(くすくす、くすくす―――) [Sun 19 Nov 2006 03:27:24]
ミカド > 世辞を述べているつもりはないのですが――そのように受け取られてしまうのが酷く残念です。(きゅ、と眉を寄せて、わざとらしく瞼を伏せ――)―――……。(再び瞼を開くと、目の前には白い肌と共に、柔らかな乳房が見えた。女特有の甘い体臭が鼻を擽り、それは――目にも楽しい風景ではある。あるが――此処で顔を赤らめたり、前かがみで股間を抑えたり、慌てたりするような時期はとっくに過ぎている。年齢、精神共に、だ。にこにこと柔和な笑顔を貼り付けたまま) 男とあらば、女性を追いかけてしまうのは習性でしょう。しかも、目の前に「美味しそう」な女性がいれば尚のこと―――(と――女の黒髪が手に届く範囲にあるのならば、指に絡めようと手を伸ばす。 嫌がられればソレまでの仕草。――…さて、呟きは聞こえたか、聞こえなかったか――?どちらにしても、今日は「日」が悪い。態度は変わらずに)………今は「特に」と付け加えましょう。しかも、噂の元は吸血鬼騒ぎ――となれば、美女が一番危うい。(「勿論、送る」と頷いて) [Sun 19 Nov 2006 03:16:01]
アルマ > うふふ。あら、やっぱりお上手ですわね♪まあ、私も結構ハンサムさんでしたし、何よりトキノミヤコの人なのにおっきいですわね――――って♪(うふうふふ。髪とか、胸とかに視線が差し伸べられるのを感じる。勿論超感覚なんかじゃなくて相手の目の動きで。そして悪い気はしない現実。面白そうなので、本を置いてテーブルに手を着いて前かがみになってみた。ちょっと谷間が見える――――はず)あらあら、女の尻ばかり追いかけていてはいけませんわよ?追いかけられるのは悪い気しませんけど♪(流れて目の端に掛かった髪を、そっと掻き上げながら囁いた。こんな時間でも、お誘いは歓迎ですわよ。なんて呟いたとか呟かなかったとか)・・・・・・いつも物騒な気がしますわ♪ああでも、もし送ってもらえるんでしたら♪ [Sun 19 Nov 2006 02:55:53]
ミカド > どうやら思い出していただけたようで――光栄です。(柏手を打った貴方に、にっこりと笑いかけた) ――んん。イエイエ、実は余り(記憶力に)自信はありません。が――綺麗なものや、印象深いものは、忘れることが出来ないものでしょう?(黒絹の如く揺れる女の黒髪をみて、久し振りに女の素の艶やかさを見た思いだ。――アクセサリーのように黒髪の間から突き出ている白い角を見るに、ライカニアか何かだろうと見当をつけながら、言葉を続ける)――(「熱心に」)……どうやら、記憶力が悪いどころか、鈍くもあるようだ。貴方の視線に気がつかないなんて。(肩を竦めて、ばつが悪そうに自分の頬を撫でる。そんなに集中して読んでいたつもりもなかった――のだが、確かに別の事に集中していたのは確か。 …その事に気が付かれているかは分からないが。……少しばかり含みを感じて、言葉に引っかかるのも少しのこと。ほぼ初対面に近い相手に警戒しても仕方あるまい。 ふ、と吐息をもらし)――もう少し早くに気がつけていたのなら、どこかにお誘いすることも出来たのに、こんな時間に「誘って」は、だらしの無い男だと思われてしまう。だから――此処で貴方にかける言葉として適当なのは、「お送りします」でしょうか?…最近は少し物騒になってきましたし。 [Sun 19 Nov 2006 02:49:35]
アルマ > ――――――――えーっとぉ・・・あ、あーあーあーあーあー!あの時のノッポさん(ぽむ、と胸元に本を抱いたまま相槌一つ)よく覚えてますわね♪記憶力には自信のあるタイプですか?(首を傾げるたびに、さらさらと流れる黒髪。白い角の上を、静かに滑り落ちたり絡んだり。表情は相変わらず笑ったまま。いつもそうなのだが)・・・あら、それはそれは♪楽しかったんでしょうね。”随分と”熱心に読んでいらっしゃったようですもの。ふふ、お上手なひ・と♪(やーん、なんて言いながら左右にぐーねぐーね。本が押し付けられて胸がふにむに形を変えてますがさてはて。とりあえずそういうものを披露する施設ではない)ああ、ええっと――――暇だったのでなんとなく♪(だから眠くなっちゃったんです。なんて。すべて本当の事である。暇人だ) [Sun 19 Nov 2006 02:31:56]
ミカド > (パタ、と本を閉じて)――ええ、知っていますとも。(さも当然だと言い切るようにハッキリと告げる。僅かに椅子を引くと、頬杖をついたまま、見上げて)――貴方は忘れてしまったかもしれませんが、僕は覚えている。貴方の残り香と後姿を。商業地区の三番通りにあるカフェテラスの傍で。―――もっとも、言葉を交わすことなく、別れてしまったのですが。(稚気滲だ笑みを浮かべる――そのように感じたらしい――女へ、莞爾して)いいえ、調べ物ではなく――…(閉じた本の表紙を、軽く持ち上げて見せた。吸血鬼物の小説らしい。)…友人に勧められましてね。気がついたらこんな時間になるまで読み耽ってしまいましてね。――まぁ、此処でこうして貴方と話せた事を思えば――「本当に良い本だ」と彼に感想を述べねばなりませんね――そういう貴方は?(たっぷりとした胸元(!)に抱えられた本へ視線を流し) [Sun 19 Nov 2006 02:24:09]
アルマ > はい、こんばんはですわ♪いきなりですけど、どこかでお会いしてませんか?なぁんか、記憶にあるんですけど無いような――――ご存知?(本を胸元に抱いたまま、うふ♪と元々細い目をさらに細めて、ご挨拶を一つ。こちらはまだ、あの時すれ違った相手である事を思い出してない)・・・・・・んぅ、何か、調べものですか?トキノミヤコのハンサムさん♪(うふふー。何が楽しいのかは全く不明だが、自分の頬に指をそっと添えて、うふうふ言いながら身体を左右にゆーらゆーら) [Sun 19 Nov 2006 02:13:59]
ミカド > (―――気がついた。 )(確か商業地区で擦れ違った女の筈。―― あの時の悔しい思いが、僅かに甦り―― 二度目の出会いだと思えば、石榴の双眸に自然と笑みが浮かんだ) [Sun 19 Nov 2006 02:09:00]
ミカド > (もっとも―― 地方村近くに屋敷を持つ貴族の話によれば、「一家惨殺」が起こったのは間違いないらしい。自分で確認したわけではないので、この話すら絶対だとはいえないが。…――身近な話だっただけに、口が重い貴族は、解禁されたばかりのボジョレー・ヌーヴォーを浴びるように呑みながら、舌を動かす。 己の領地近くの事件だけに人事には出来ない貴族の悲壮さは、はやし立てる周りと違い、深刻なものだった。 ―――。――――。)(パチリと思考の糸を断ち切られる。糸を切った鋏たる女の声―― ”感覚 ”で己に向けられての言葉だと気がついた男は、ゆっくりとページから視線を剥がして、声の方へ振り向こう。――擦れ違っただけの相手だと気がつけるか? 発言秒数下一桁奇数→気がつける) [Sun 19 Nov 2006 02:07:07]
アルマ > この時間に本を読むのは・・・・・・危険ですわ・・・・・・あふ(マシーンのようにページをめくる紳士の近くで、白い角とボリュームの有る体が印象的な女があくびをひとつ。こちらはこちらで見ていたのはなにやら市暦を大まかに編纂したもの。あくびを終えると、書架に戻そうと立ち上がった)・・・・・・あれ、どこかでお見かけしたような――――?(ふ、と足を止めて、近くで書を捲っていた紳士に目を止めた。はて?と小首を傾げるがいまいち思い出せない) [Sun 19 Nov 2006 02:01:46]
ミカド > (尾ひれ胸鰭どころか、脚色された噂話は、笑い話にこそなれど、警告にはなりえない。 「今夜は十字架を抱いて寝るよ」という挨拶で締めくくった友人を、内心の苦笑いを押し殺して片手で見送り、真剣に怖がる婦人を傍らに抱いて送り出して一刻。――飛び交う噂話から、「事実」を抜き出す為に此処にいる。家に帰る手間を惜しんだのは、鋭い娘の視線から逃げる為。 余計な心配をかけまいとの心遣いからの行動であったが――この行動が、結果的にいつも娘を苦しめている事を、男はまだ知らない。――何時か「おとーたまのばーかー」的な叫び声と共に殴られると思うが、閑話休題)( ――今回の事件、本当に吸血鬼の仕業なのだろうか。 中心部から少し離れた地方村で起こったセンセーショナルな事件。 ……血が抜かれた死体が出た”だけ”で、「吸血鬼の仕業だ!」と安易に決め付けて騒ぐ輩もいる。 ――わざわざ血を抜いて『吸血鬼の仕業』に仕立てた輩がいるかもしれないのだ。) [Sun 19 Nov 2006 01:59:14]
お知らせ > アルマさんが入室されました。 『ふぁ・・・・・・・』 [Sun 19 Nov 2006 01:58:36]
ミカド > (長く続く有名なストーリー小説のようだが、この男にとっては、一定時間が過ぎたらページを捲るものに過ぎない。――文字に魂を込めた作者の気持ちも台無しだ。 だけど、今はその作者の哀れさに気をかける余裕が無かった。頭の中で渦巻く話は件の――「吸血鬼」の話だ)―――……吸血鬼。 (vampireの文字を、無意識のうちに探して文字を指先でなぞる) [Sun 19 Nov 2006 01:44:54]
ミカド > ( 肩で切りそろえた黒髪に、グレイのスリーピース姿。――手元には、閲覧用の貸し出しランプがちろちろとオレンジ色の光を揺らしている。 一目で朱鷺乃都人だと分かる風体のその男は、よくよく見れば本を読んでいないという事が分かるだろう。何せ、1ページ目を通したか、通してないかでペラリとページを捲るのだ。文字を追っていない視線は、どちらかと言うとランプの火を眺めて、機械的に指先だけを動かしている) ――――…………。(噂好きの貴族どもの話を聞いた。) [Sun 19 Nov 2006 01:38:13]
ミカド > (本を数冊積み上げて、適当にページを捲る男の姿が在る) [Sun 19 Nov 2006 01:29:10]
お知らせ > ミカドさんが入室されました。 『(個人用閲覧席の一つ)』 [Sun 19 Nov 2006 01:26:14]
お知らせ > クリオネさんが退室されました。 [Sat 18 Nov 2006 19:39:52]
クリオネ > (  ... ぱたん 。  )( 静かに、本を閉じたクリオネは 先ほどの本棚に向かいます。元の位置へ本を戻せば、 くるり。踵を返しまして )   戻ろう、戻ってアタマ冷やそう ... (  呪文のように呟いて、 ……図書館を後にするのでした。  ) [Sat 18 Nov 2006 19:39:47]
クリオネ > (  本を片手に、机に向かいます。椅子を引いて落ち着けば、早速本を熱心に読み耽りまして ... その光景は『受験勉強に勤しむ学生』サナガラに。 そして粗方読み終えたのでしょう、第一声は   )   ごめんなさい。僕には過ぎた書物だった様です ...  (  そっと、 本に両手を合わせる勢いです。百聞は一見に如かず。実践経験がモノを云うコトも在るのです。 然して、実践経験の御相手様コト年上のお姉様。が、職場の先輩ときた日には---。ちょっぴり紅くなってしまう新米団員が、此処に居ました。  ) [Sat 18 Nov 2006 19:18:00]
クリオネ > (  私服です 。  )( ---- ノッケから影が何か云いました。が、お気に為さらず... 。 それはさておき。クリオネは、とある本棚に直行し、其処から一冊の本を引き出すのです。 果たして、そのタイトルとは )  ...  よし、 (  『 女性心理学 』 --- このクリオネ君。如何やら女性心理には疎いコトを自覚しているのでしょうか。  ) [Sat 18 Nov 2006 19:06:42]
お知らせ > クリオネさんが来ました。 [Sat 18 Nov 2006 19:02:32]
お知らせ > コンスタンツェさんが帰りました。 『さ、後は報告書を纏めなくちゃ。』 [Sat 18 Nov 2006 16:53:01]
コンスタンツェ > ……あと、その…… アヤさんに宜しくお伝え下さい。 ( 立ち上がり部屋を後にする時、応対してくれた職員にそう告げた。これは自警団としてというより、プライベートな発言になるか。少し気が引けたけれども、無事に本も取り返したのだしこれ位の我侭は許されてもいいだろう。流石に「遊びに行きますから」とは言えなかったが、その口に出さなかった言葉はコンスタンツェの少しだけ弾んだ声色に滲み出ていたのだろう。 ) それでは、失礼致しますッ。 ( 一礼をする職員に対しび、と敬礼を一つ作り、背を向けると図書館を後にした。 ) [Sat 18 Nov 2006 16:52:23]
コンスタンツェ > あと、その方から「その本を人目に触れない場所に隠して欲しい」、と伝言を預かっております。 何でも、その本に記述されている流派が一子相伝であり、他の者にその本の内容が知れるのを防ぎたいのだとか――。 ( 興味本位で本の中身を覗いてみたが、傭兵の言ったとおり私にはチンプンカンプンで直ぐに本を閉じてしまった。その内容が危険なものである、とはこの時点でコンスタンツェは知らない。 ) …ええ。それはそちらの判断に…。 また何かありましたら自警団までお報せ下さい。 ( もう少しゆっくりしていきたいが、生憎仕事の途中である。地方村で殺人事件が二件立て続けに起きて、まだまだ気を抜ける状況では無いようだ。女は席を立った。 ) [Sat 18 Nov 2006 16:46:25]
コンスタンツェ > ( 既に古書屋に売り払われ行方が知れなくなる、本を持ち出した者が頑なに返却を拒む―― 等、予想していた最悪のパターンも無く、数日歩き回った努力の結果がこうして実ったのだから満足しない訳が無い。小さな事件ではあるが、達成感は大きかった。 ) 本を持ち出した方に関してですが、悪意があった訳では無いようですので……無事に本も返却されましたし、注意のみと言う事で対処させて頂きました。 ( 此処ら辺は己の独断なのだが、後で本部の皆に「めっ」って言われないかちょっと心配。 ) [Sat 18 Nov 2006 16:37:03]
コンスタンツェ > ( それはあの傭兵から渡されたボウガンの伝承書、この図書館から持ち出され捜索を依頼されていた本だ。 ) こちらが回収してきた本になります。間違い無いでしょうか。 ( 図書館の職員を前に自警団の制服に身を包んだ女は、椅子に座ったままそう尋ねる。尋ねはしたが―― その胸中は一つの事件を無事に解決出来た自信で満ち溢れていた。 ) [Sat 18 Nov 2006 16:27:22]
お知らせ > コンスタンツェさんが入室されました。 『机の上に本を差し出した。』 [Sat 18 Nov 2006 16:20:32]
お知らせ > マグナスさんが帰りました。 『・・・、・・・。』 [Sat 18 Nov 2006 00:13:24]
マグナス > ・・・(少しの間閉じていた目をゆっくりと開けてから)・・・帰ろう・・・ここは・・・居心地が、良すぎる・・・(正確にはこの図書館ではなく、この街の事を言っている。)(パタンッと図鑑を閉じて、元あった場所に戻す。もうさっきまでの考えにふける事は無く、頭の中では今朝釣った魚は焼こうとしたら失敗して焦がしてしまったから、今度は気をつけよう。そのためにはどうしよう?などと考えていた。)・・・、・・・。 [Sat 18 Nov 2006 00:09:42]
マグナス > ・・・、・・・。(近くにあったイスに座り、読み始める。表情はほとんど無表情だったが、次第に何かを思い出すかのような、物思いにふけるような顔つきになっていた。)・・・懐かしいな・・・(昔はよく会っていた動物の友達たちとも、もう何年もあっていない。少し寂しさを感じたが)・・・当たり前・・・か・・・。自分は・・・同類を、やめて・・・しまった・・・(本は開いたまま、すっと、目を閉じた。・・・後悔はしていない。だが、時折思い出したくなるときもある。) [Fri 17 Nov 2006 23:57:34]
マグナス > ・・・、・・・うん。これで・・・いいか、な・・・。(適当に歩いて適当に目に留まった、高めの段にある本を手に取った。)えと・・・まあ、いいか・・・(取った本は子供向けの『動物図鑑』だった。少し悩んだが、いちいち戻してまた選び直すのも特に意味が無かった。) [Fri 17 Nov 2006 23:45:09]
マグナス > ・・・えっと・・・(別に特に読みたい本があるわけでもなく、ただ寄ってみただけなのだが、来たからには何か読んでいかにといけない気になってしまう。)・・・なにか・・・あるかな・・・? [Fri 17 Nov 2006 23:37:36]
マグナス > ・・・、・・・。(図書館の扉を開けて入ってくる。そこまで気にする必要はないだろうが、ゆっくりと静かに閉めた。)・・・すごいな・・・本が、たくさんある・・・(図書館だから当たり前なのだが、自分はここに始めてきたので大量の本の前に立ち尽くしてしまう) [Fri 17 Nov 2006 23:33:41]
お知らせ > マグナスさんが来ました。 [Fri 17 Nov 2006 23:31:19]
お知らせ > 万緑さんが退室されました。 『(首を傾げても理解は降って来ない。頭はこんがらがるばかりであった。)』 [Thu 16 Nov 2006 21:43:29]
万緑 > (ぺらり。ページを繰る。) ――…しかし、解る無いですネ…。何故 平べったい石、ちゃんと飛ぶか です。 丸いの、尖ったの、どれも石です のに。 まさか秘密、水に在るか ですッ? (少年には、どうして水切りと云う現象が起きるのか解らないようだった。) (ページを捲って探してみたが、やり方のコツはあっても「何故そうすると良いのか」が乗っていない。…否、単に少年が見逃しているだけだが。) [Thu 16 Nov 2006 21:32:29]
万緑 > (優しい。…確かにそうだけども。易しい文体。) そ、うか…平ぺったい石 且つ 回転必要だったか です…。 道理で、 (直ぐに ポチャン と落っこちる訳だ。 前やってみた時は、上から叩き付けるようにして投げてしまった。…跳ねるはずが無い。 石も適当に選んでいた。丸いやつ、尖ったやつ…。) 水切り。意外に奥深い かも…ですヨ、コレは。 (むむう。唸り声。難しい顔で本を覗き込んでも上手くなる訳では無いが。) [Thu 16 Nov 2006 21:12:20]
万緑 > (『“水切り”と云う遊びを知っていますか?』――…そンな書き出しで始まる本を広げて、少年は熱心に内容へ目を通していた。) (水切り。水面へ向かって石を投げ、跳ねた回数や距離で競ったりする遊びだ。 少年、この間それに挑戦して見事撃沈。…只今勉強中。)    (幸い本は優しい文体で挿絵もあった。読み易い。 時々、手首を くいくいッ と動かしながら。) [Thu 16 Nov 2006 20:59:14]
お知らせ > 万緑さんが来ました。 [Thu 16 Nov 2006 20:46:48]
お知らせ > ハンナさんが帰りました。 『(足取り軽く。)』 [Wed 15 Nov 2006 19:27:26]
ハンナ > (面白い。) コレだから図書館通いは止められないわねー。 (自然と上機嫌になった。好きな事をしている趣味の時間の楽しい事ったら無い。) …大学の方で作品見せてもらえないかしら。 駄目かなァ、………駄目よねェ。 (ぱたん。スケッチブックは見終わった。閉じる。 改めて表紙を眺めて居たが、) (席を立った。書架に戻しにいかなきゃ。) [Wed 15 Nov 2006 19:15:13]
ハンナ > それにしても…、ホントにコレ、木炭で描いたの? ひぇえぇーッ。どれだけ先っちょ尖らせて描いてるのよッて、 (明暗の面で描く、と云うより、紙の中から植物の姿を線で掘り起こしたかのような絵なのだ。理科的な意味でのスケッチとしてはその方が正しいのだけれど、) …。何か、絵描きッて云うより生物学者なンじゃないの、この人の本職…。 (ページを繰るごとに詳しくなってゆく植物の観察項目にも眼を奪われる。 こうして見ていると、描いた人となりが解る気がした。) [Wed 15 Nov 2006 19:00:20]
ハンナ > (書架が壁のように並んでひっそりと隠れてしまう閲覧区画。それなりに重厚な造りの机上に広げられたのは、画集だった。) (とは云え、何処かの世界の写真技術など無い(と思う)ヴェイトスのことだ。画集と云うよりスケッチブックと云うのが正しいか。 女が見ているのは、名も無い画家が図書館に寄せた植物のスケッチ集だった。) (当然、生の絵である。木炭で描かれた部分をこすらないように注意しながら、しっとページを捲った。) ひとつひとつ種類と名前と…あ、発見場所まで描いてあるじゃないの。 ちょっとした図鑑ねコレ。 (椅子に座って暇をしている足を ぷら と揺らす。) [Wed 15 Nov 2006 18:45:23]
お知らせ > ハンナさんが入室されました。 『( ―― ばさ 、 )』 [Wed 15 Nov 2006 18:36:15]
お知らせ > カウスメディアさんが帰りました。 『そして空の席。 扉が僅かに隙間を開け、其処から冷たい風が吹き込んでいました』 [Wed 15 Nov 2006 00:12:09]
カウスメディア > ( ぼんやりと僅かな人の往来や窓からの景色を眺めていました。 でも今日は不思議と身体に力が入りませんでした。 心に何か乗っかっている、そんなモヤモヤした自分でも分からない感情。 )  ( 疎らに歩いていた人影も夜が更けていくにつれ、徐々に見えなくなってきました。 ぱたぱたと足を動かしながら、時折イスのお尻に足があたります。 ) フゥー…────。 ( 何もいう事なく吐き出される溜息。それは安堵の溜息ではなく、また別の負の意味で吐き出したものでした。 大きく吐き出した溜息が身体を包むと、はらりと一本だけ髪の毛がテーブルに落ちたのでした。) [Wed 15 Nov 2006 00:10:44]
カウスメディア >  ( 怒って此方へ向かって来ると思っていた靴音と男の人は、何故か遠ざかって扉の方へ向かって行くようでした。 ─── 睨まれるのが怖くて、顔色を伺うようにソッと遠くの扉へ視線を向ける。 ) ( バタン… ───扉の閉まる音。 すごく重くて冷たく感じました。) な、なァーんだ…私の声が聞こえたんじゃなかったんですか。 アハハ、勘違いって奴ですネェー…───バカだなァー…私。 ( 最後に姿は見えなくて、閉まる寸前の扉しか見えなかったけれど恐らく帰路につくか用事で帰るため図書館を出た男の人。 再び頬杖をつくと安堵からヘラヘラと表情が緩む。 そして普段から多い独り言がさらに増えました。 怒られなかったのは良いけど、何故か寂しい。 ) バカだなぁ…私。 ( そう呟くと疲れたように、テーブルに身体を預けました。) [Tue 14 Nov 2006 23:39:20]
カウスメディア > ( びくん… !! 反射で棒の様に真っ直ぐ一直線になる背筋。 その音でネボケや妄想に近い無意識から我に返りました。 手にはジワリと汗をかき 男の座っていた席は空、戻されていないイスだけが其処にはありました。 ) あ、あれ… ヤバヤバヤバ… 聞こえちゃいました?───これは不味いデスかね、殴られちゃいますかね ウウゥゥゥ… ( 何処何処? と周りを見渡してもその姿はなく、バッ… と振りかって見ても勿論のこと居ませんでした。 )  ( コツコツコツ… 耳に入った革靴のような歩く音。) [Tue 14 Nov 2006 23:28:22]
カウスメディア > ( この前や何時もの夜と違い、まばらに人が歩いてる姿が見える館内。 両肘をテーブルについて頬杖をたてました。 ) クソオヤジ イヤミ 悪人面…─── そんなに不快なら直接言いにくればいいのに。 ( その男は咳払いをした後はもはや此方には無関心な様子で手元の本に視線を落としていました。 一方の自分は無関心な相手をチラチラと見ながら愚痴を呟き続けていました。 言えばいうほど何故か空しくなってくる。 無意識のままぼやき続けていると ───ガタリ… イスを動かす音 。) [Tue 14 Nov 2006 23:20:24]
カウスメディア > ( コホン… 背後で態とらしい咳払い。 座ろうと手をかけたイスの背もたれの手を止めて振り返ると、怪訝そうに読書中の男の人は眉を顰め、振り向いた自分に気づき此方をちらりと先ほどのように見ました。 どうやら神経質な性格の人物。 軽く愛想笑いで謝罪の意。 ) ハイハイハイ… 邪魔ですよね、私なんテ場違いとでも言いたいですカ?邪魔者って奴なんですかね。 そんなに不愉快な顔でスミマセンでしたね …───( 相手が視線をそらすのと同じに、此方も手をかけたイスから少し距離を置いて座り その人にはけして見えない様に横を向くと ブツブツと囁きよりも小さな声、またはそれ程で愚痴と不平不満を吐き出しました。) [Tue 14 Nov 2006 23:05:51]
カウスメディア > クシュン…─── ( 扉を閉める際に隙間から吹き込んできた風が鼻をかすめ、思わず出てしまった生理現象。 鼻を擦りながら周りを気にしたけれど、重たそうなバッグを横に置いた男の人がテーブルからチラリと一瞬視線を向けただけでした。) 寒い寒い寒い…─── まったく外が寒すぎて占いどころじゃないですよ、これでは商売あがったりと言うか。 (ブツブツと独り言を呟きながら、先ほど視線を向けた男の人の背後を素通りしました。 そして自分では気づきませんでしたが、通り過ぎる瞬間、裾がその相手の腕をかすめたのでした。 ) [Tue 14 Nov 2006 22:55:53]
お知らせ > カウスメディアさんが入室されました。 『外は寒いですからネェー…───きぃ… 扉を開ける音。』 [Tue 14 Nov 2006 22:46:39]
お知らせ > アヤさんが帰りました。 『( 「どういたしまして」と微笑み、涙をハンカチで拭いながら撫でようと手を伸ばしたろう。 )』 [Tue 14 Nov 2006 00:42:55]
お知らせ > 万緑さんが退室されました。 『(暫くして、カウンター席の貴女の元へ、ぐしゃぐしゃの泣き顔で「ありがとう」を云いに行く。)』 [Tue 14 Nov 2006 00:41:40]
万緑 > (こちらを振り返った格好の犬の絵。じっと此方を見つめてくる視線に力を感じた。 絵とは、…絵とは此処まで ことば を持つものなのかと、少年は鳥肌の立つ思いがする。) …。字 無い、きっと、字あるより言葉いっぱい いっぱいある 思います。 (珍しい本。宝物を預かったような気持ちで絵本を抱き締めると、彼女に向かって深く頭を垂れた。) ――…はい。 行って来るます。 (閲覧室は静かだった。この時間に小さい子は余り見かけない。) (少年は焦る気持ちを抑えてゆっくり歩いて行った。) [Tue 14 Nov 2006 00:40:52]
アヤ > ( まるで此処だけ時間の流れが遅く感じるような錯覚。 穏やかな気持ちは出会ってからずっと貴方のくれていたもの。 ) ( この図書館では一泊くらいなら、していく人も珍しくない。 居眠りしてそのまま、というか。 もちろん司書に見つかれば起こされます…。 )  私のお気に入りの一冊。 ( 貴方が子供だから、というのではなく本当に。 ) ( 差し出した本は、どこか慎重な様で貴方の小さな手に渡る。 ) そうだね、珍しいかな。 ( 本を眺める貴方の横顔を眺め。 ) ( 本の中身は、全て黒炭で描かれた絵。 車から捨てられた犬は、走り去った車を追う。見えなくなるまでずっとずっと。 そうしてあてもなく彷徨う犬が、最後には一人の子どもに出会うって、そういうおはなし。 ) 逆に、難しいかもしれないけれど…、 …どういたしまして。 それから、ありがとう。 ( 上がった顔に微笑みを降らせ。 ) ここから近い閲覧室は、あっちよ。 ( 指差す先は児童書用の。  私はカウンターに戻るから、と告げながら ) [Tue 14 Nov 2006 00:34:17]
万緑 > (嬉しい気持ちを知ったら、きっと喜んで胸に飛び込んだ。 頬を染めた司書の顔は、司書と云うよりひとりの女性の笑顔。にこにこと、つられて此方も眼を細める。彼女の言葉に、「出会えて良かった」と云う表情。) (いつでも来て良いッて。住み着くホームレスのようにはならないように しよう…。)      (大人が絵本を読むと云うのは少なからず意外だったらしい。子どもであるのを考慮してくれたのかとも思ったが、…どうやらそうでもないらしい。 そう思ったのは、表紙を見た瞬間に。) (恐る恐る伸ばした手が、大きな絵本を掴む。耳は彼女の声を聞いていたが、視線は本に釘付けだった。) 字 無い本、初めて見るます。…。 (どンな本なンだろう。どンな話なンだろう。 興味が沸いてくる。) ありがとう です、おねえさん。 あなたの「すき」、私 早速 読むしたいです。 (やっと、顔を上げた。) [Tue 14 Nov 2006 00:22:49]
アヤ > え、 ( 一緒。 きょとんと貴方を見下ろし ) … っ、 ( 聞こえた言葉に、思わず抱きしめたくなったなんて、知ったら貴方は怒るだろうか。 少しでも、本を好きな気持ちが増してくれた嬉しさと、そしてきっかけになったという言葉に照れたように薄く頬が染まる。 ) …ありがとう、 わたし、 司書になって良かった。 ( そう思えたのは貴方のおかげ。 ) えぇ、いつでも来ていいから。 ( 貴方の来館時、自分がカウンターにいる時はいらっしゃいって微笑みかけよう。 )   ―― そう、ここ。 ( 見下ろして。 少し不思議そうにも見える、深緑の色に笑みを向ける。 ) ( そうして、目的の書架へと足を進ませ。 )  この本なの。 ( 本の背の真ん中あたり、掴んで引き出した。 薄くて大きい。 白地に、表紙に黒炭で振り返る犬の絵の描かれた 絵本。 ) これはね、字のない絵本なの。 ( だから貴方でも容易に見れるだろう。 ) [Tue 14 Nov 2006 00:14:04]
万緑 > (尊敬する人が、出来たと。) …。私、おねえさんと一緒ネ。 私 目指す先、司書さん違うます。しかし今日、本 前より好きになるしました。 (尊敬する 本好き の人に出会えたから。) ――…図書館、寒い無いですし、これから いっぱい利用したいですだよ。 (ひょこひょこ。手を引かれて向かう先に、)     (馴染みのある大きな文字が見えてきた。) 此処? (児童書。カラフルな色合いが眩しい。 首を傾げて見上げる。) [Tue 14 Nov 2006 00:01:58]
アヤ > ( これから幾度も図書館に通う姿を目にしたなら、己が保証人にと言い出すかもしれない。 だって貴方は司書の仕事に興味を持ち、真剣に話を聞いてくれたから。嬉しくて、 )  ありがとう。 …あとは、司書になる前にこの図書館に通っていて…尊敬する人ができたから。その人みたいになりたいって思って、 ( まだまだなんだけど、なんて貴方の純粋な視線に少し気恥ずかしそうに。 ) 私の好きな本? ( 引かれる手になんだか嬉しくなる。声は自然、ゆっくりと穏やかに。 ) 大丈夫。 こっちよ。 ( 微笑みながら、貴方の手を引いて向かう先は。 ) ( 児童書の並ぶ書架。 ) [Mon 13 Nov 2006 23:57:31]
万緑 > (司書である彼女が、一生懸命に応えてくれる姿は誰の眼にも明らかだ。こう云う態度こそ将来 ベテランと慕われる人を作るのだろうと、少年は繋いだ手から感じた。 説明を聞いていると、今度は本を借りてみようかと云う気にもなった。…身分証明がちゃんと出来るようになってから、だが。) ――…。成る程。 おねえさん、あなたの気持ち とてもとても純粋ですネ。 「好き」「嬉しい」…素敵な言葉ですだよ。 (にへ。そう云う理由で仕事が出来る人だなんて。尊敬の滲む眼差し。) (さて、此処からは司書と云うより、おねえさん個人への質問になってしまうけれども、) …おねえさん、好きな本 どれか です? 私、それ 読むしてみたいです。 (その書架を教えて、って手を くいくい と引っ張る。) 難しい本 でしたら、それはそれ。頑張るして読むます から。 [Mon 13 Nov 2006 23:47:07]
アヤ > ( 小さくて柔らかな、貴方の手も同様に暖かくて、 ほわり、安堵にも似た心地よさ。 ) 気にしなくて大丈夫。どういたしまして。 ( 利用者の求める情報を提供するのも司書の仕事のうち。 …今回はともかく、本来ならそういう専門的な事はもっとベテランの司書さんがやることだ。 ) ( 己の説明は少し、たどたどしいところがあったろうけど、 )  …え、私? ( 瞬いて ) …そうね、簡単にいってしまえば本が好きだから。本屋でも良かったかもしれないけれど、この市では多分、ここが一番多く本に出合えるから… かな。 好きなものを、他の人に気に入ってもらえるのも嬉しいものだから。 図書館を利用してくれた人の喜ぶ顔を見るのもすきなの。 ( 閲覧室で本に見入ってる様や、勉学のために真剣にページをくる様も。 ) [Mon 13 Nov 2006 23:38:58]
万緑 > (禁帯出の書架は威圧感があった。並んでいる本が分厚いからそう感じるのだろう。 辞書ってのは鈍器も同じだ。…ごく、と息を呑んだ。) (差し出された手には喜んで握る。きゅ、と触れた司書さんの白い手はあったかい。) はい。ありがとう です。 (コレだけ広い図書館だ、仕事は暇では無いだろうに、こうして付き合ってくれる事に感謝の言葉を。…彼女に手を引かれながら、改めて図書館の中を見ると違った世界に感じる。不思議だ。)   (頷きながら聞いていた説明がひと段落したところで、) おねえさん、何故 司書さんやる 決めるしたか です? (この職業を選んだ理由は?) [Mon 13 Nov 2006 23:28:58]
アヤ > ( 抱え直した本を、 )  …あ。 ( 指摘されて、声を漏らした。本当に、他人を気遣える優しい子だ。 ) ありがとう。 ( 警備員さんの隣を通る時、軽く会釈をしながら。 貴方と共に、…少し緩い歩調で。他にもいくつもの辞書が並ぶ本棚へと向かおうか。 ) ( たどり着けば、丁寧に本を書架に納める。 ) じゃぁ、館内を見回りながらカウンターの方へいきましょう。 ( 道すがら、説明を交え。他の司書の仕事ぶりなんかを見てもらおうと。 ) ( 思わず、それこそ小さい子にするように手を繋ごうと手を伸ばした。 貴方が嫌がるそぶりを見せたならばすぐにひくだろう。 ) [Mon 13 Nov 2006 23:22:36]
万緑 > ――…まず、本 仕舞う しましょう。 おねえさん 腕 痺れるです。 (と禁帯出本の書庫を示し、一緒に付いてゆこうと歩き出しながら、) 「司書」さんのお仕事、私 殆ど知る無いです。…しかし、大事なお仕事。それは解るます。 おねえさん。本 守る、あなたのお仕事…お話 聞くしたいのです。 [Mon 13 Nov 2006 23:16:35]
アヤ > ( むろん、此方がそのような格好をしているのですから了承にて。 ) …、 ( 視線が警備員から貴方へと動く。 優しい子だなぁ、なんてしみじみと。数瞬の沈黙。 )  ( たどたどしい貴方の言葉、微笑んで幾度か相槌を打ちながら耳を傾ける。 ) …… えぇ、そうですよ。 ( 問いかけに、答え。 ) お仕事を? …どういったところがみたいの? ( 司書の仕事って、結構地味だ。 ) [Mon 13 Nov 2006 23:11:50]
万緑 > (とりあえず、目の前のお姉さんは一般人的な格好をされているようなので、…司書だとは未だ気付いておりませんと云うことで。ひとつ。) 警備員さん、悪い無いです。ちゃんとお仕事してる証拠。 子ども、「イタズラする」思うされる 当然です。 (近くなった瞳をじっと見つめ、…大丈夫だと云われ手を下ろした。) ――…。はい。さっき本 選ぶしました。 しかし、今 おねえさんに会うしました。…あなた、司書さん? (首を傾げた。) お仕事、見るしたい です。 (駄目でしょうか、と伺う視線。) [Mon 13 Nov 2006 23:04:25]
アヤ > ( 画廊の「図書館」にはどうやら同じ制服をした人物が描かれているようですけれど、どうなんでしょう。 まだまだ未知の場所、図書館。 )  ―― 駄目ですよ。 折角の利用者さんなんですから。 ( 威圧的な警備員を軽く咎め。 ) はい、こんばんは。 ( 微笑みながら。 少しだけ体を屈めましょうか ) …、 ( 伸ばされた手に不思議そうな顔をし ) …。 ( 可愛らしい申し出に思わず照れた。顔が緩む ) いいえ、大丈夫。そこの本棚に納めるだけだから。 ( 禁帯出本の部屋の中、指差し。 ) それに貴方は、まだこれから選ぶ本があるでしょう? [Mon 13 Nov 2006 22:56:52]
万緑 > (禁帯出本の書架。流石にこンな事件があった後では、警備も厳しくなっているようだ――前来た時は居なかった警備員さんが門番のように立っていた。) …。 (圧倒されて、ほああ、と息だけ零れる。) …あッ。私、犯人 違うますッ。 (「用が無いなら近づいちゃ駄目だろ」的な視線を受けて項垂れ、…、)     (…そこで漸く、もうひとつ別の視線があることに気が付いた。) ! (司書とは気付いていない。…そう云えばこの職業、制服は 無 い…?) (とまれ、貴女を見上げて、) こ、 こんばんはさんです。 (頭を下げた。 重そうな本ばかり持っているのに気付くと、手を伸ばす。) おねえさん。私、手伝うます。 (持たせて、ッて。) [Mon 13 Nov 2006 22:48:42]
辞書を持った司書 > ( 多く、大型辞書の類も貸し出し禁止であることが多い。 学生が使ったのだろうか、閲覧室に放置されていた分厚い辞書を手に禁帯出本の書架へと行こうとしていた。 )   …、 ( 部屋に入ろうとして、入り口で立ち止まったまま。 )   …… 。 ( かわいらしい。 そう思って視線はそのまま、何気なく貴方に向けられている ) [Mon 13 Nov 2006 22:41:30]
お知らせ > 辞書を持った司書さんが来ました。 『( 聞こえてきた小さな足音に、ふと振り返る。 )』 [Mon 13 Nov 2006 22:36:57]
万緑 > (書籍が盗まれ、)     (司書の一人が責任を取った。) (紙に書いてあったのはほんの数行の事実。言葉が簡素だっただけに、疑いようも無い事項が胸に刺さる気がした。 別に自分のものが盗まれた訳ではないし、司書と縁者でもなかったけれど。…多分、文面から滲んでいたものを感じ取ったのだ。) ――…。 (しゅん、と項垂れる。) 解る無いですネ。大事なもの、盗むしていく気持ち。 …本人より訊くするのみ か…です、動機。 (そうして、ふと、踵を返した。抱き締めていた本を元在った場所に返却すると、)      (小さな足は、貸し出し禁止の書籍が並ぶ部屋の方へ向かっていた。) [Mon 13 Nov 2006 22:32:29]
万緑 > (司書さんに「しーッ」とされるのは怖いから、そうならないように気を付けて歩こう。気を付ければ簡単な事だ。 本を抱えて、空いた閲覧室の方へ向かった。…のろのろ。)     (見回すと、机に齧り付いて勉強している人や、何となく読書をしている人、…様々だ。) 此処、とても温かい。良いですネー。 (しっかりした造りの建物だ。此処に北風は吹かない。…比べる対象が何だが、少年は此処が気に入っていた。) ――…? (足を止める。) …。 (貼り紙がしてあった。) この間、コレ 無いかったです ヨ? (何かあったのだろうか。) [Mon 13 Nov 2006 22:17:06]
お知らせ > 万緑さんが来ました。 『( 静かに歩くのは得意だ。 )』 [Mon 13 Nov 2006 22:11:11]
お知らせ > アヤさんが帰りました。 『( 私たちの、いや、市民のために働く彼女の背を見送った。 )』 [Mon 13 Nov 2006 02:55:19]
アヤ > …… はい。 よろしくお願いします。 ( どのようなお説教が下されるかどうかはわからないけれど。軽く頭を下げて ) ( 頑張ってください未来のご隠居、もとい隊長サン。 )  …、 …いいんですか? ( 少し目を丸くした。 次いで、彼女の好意に嬉しそうに笑む。 ) ありがとうございます、では はい。  …ご苦労様でした、おやすみなさいませ スタンツェルさん。 ( 敬礼に、笑顔とお辞儀とで応え ) [Mon 13 Nov 2006 02:54:44]
お知らせ > コンスタンツェさんが退室されました。 『彼女の期待に応える為にも、頑張ろう。』 [Mon 13 Nov 2006 02:50:09]
コンスタンツェ > もし本を取って行った人を捕まえたら、そこの所を良く聞かせます。 ( とはいえ、それ程大事にはする積もりは無い。本を返して貰って一時間ぐらい説教するだけだろう。 なんて、決めるのは自分じゃあ無いが。 ) ( いつかワタヌキ隊長のようにギルド長級になったら、左右に二人自警団員の部下を並べてあの伝説の台詞を言って貰いたいものである。でも自警団隊長じゃ「頭が高い!」とか言っても反応してくれなさそうな! ) アヤ・イヴェスティ…… アヤさん。私の事も、スタンツェルって呼んでください。 ( 愛称で呼び合う間柄の人間はそれ程多くないが、それ故にそう呼んで欲しいと思った。微笑を返して、扉を潜る。 ) では、おやすみなさいませ。 ( びし、と敬礼を一つ。そしてそのまま図書館を後にするだろう。 ) [Mon 13 Nov 2006 02:46:05]
アヤ > …そうですね、市民のものだから自分のもの、という考えの方はいらっしゃるでしょうけれど… 他の、その本を利用したいと思っている方たちの事も考えて欲しいですね… ( 嘆息の混じった声音。 貴女の提案は効果的であろうと思うが、犯人がどう思ってくれるのか、 ) ( 部屋を去ろうとする貴女に、職員たちは頭を下げて見送るだろう。  お節介焼きのでしゃばり。 うっかり ご隠居! と口走りそうになったとか言えない。 )  …それでいいと思います。少なくとも、私は貴女が仰ってくれた言葉だけでも随分と救われていますから。 ( 落ち込んでいた心が。 貴女のために扉を開けて、来た時と同じように外へと誘いながら。浮かべた微笑はそのままに、ほっと安堵の息を零したくなるような、優しげな微笑の貴女に応える。 ) ありがとうございます、他の子たちもきっと喜びますよ。  …… あ。 すみません私ったら、貴女の名前を伺っていたのに礼を欠くようなことを。 ( 気恥ずかしそうな声が、慌てた様で。 ) アヤ・イヴェスティといいます、どうぞアヤとお呼びください。 [Mon 13 Nov 2006 02:35:42]
コンスタンツェ > 案外と、税金で成り立っている施設ですと本の一冊や二冊ぐらい…なんて思われているかもしれませんし、ね。それで罪悪感に駆られて本を返しに来てくれれば良いのですが。 ( 本一冊だけでなく、責任を取った人間が居ると知れば――。こんな事を思いつくなんて自分って結構性格悪いのかな?とか思った。 んん、と咳払いをして、写しを受け取れば今一度職員たちに一礼し部屋の出口へと向かおう。 ) ……い、いえ。そんな……。 ただのお節介焼きのでしゃばりですよ。 ( 突然にそんな事を言われ、自警団の女は戸惑いと照れが綯い交ぜになった表情と、微笑を浮かべる。それはとても嬉しそうな。 ) ――はい、私などでよければ是非。 ……そういえば、まだお名前を聞いていませんでした。 ( 部屋を出て行く前に、黒髪の女性の名を尋ねた。この問いは自警団としてでのものではない。 ) [Mon 13 Nov 2006 02:22:46]
アヤ > はい、わかりました …、 …え? ( 貴女の提案に瞬いて。 しばし他の職員と共に考えるような仕草。 ) ( 「 …わかりました、名前は伏せてその旨だけを表記しておくことにします。 」 まだ少し悩み顔のまま、この中では一番年嵩であると思われる職員が慎重な態度でそう述べるだろう。 ) … ( 己は少し不安げなまま、 ) ( 「お待たせしました。」 リストを、と申し出た職員が戻ってきたのに視線を向ける。 ここ数日分のチェックリストの写しが、貴女に差し出されるだろう。 そうして貴女が立ち上がれば同じようにソファから立ち上がったその場にいる職員から「ありがとうございました」「よろしくお願いします」なんて月並みな言葉が向けられる。己は扉を開けるためにそちらへと歩を進め )  ……、 ( 再び、瞬くことになった。 瞳に浮かぶ期待の念、けれどそれは彼女に更なる重りを背負わせるだけだと軽く頭を振って )   … ありがとうございます。 貴女は、とても優しい人ですね。 ( 静かに、微笑みかけよう。胸に浮かぶのは感謝と、尊敬や憧憬にも似た気持ち。 他にもたくさん事件はあるだろう、けれど真剣に事に当たってくれている貴女に対して、 )  …。 …今度、事件抜きで此処へいらしてください。私がいる時ならいつでもこの部屋へお招きします、…おしゃべりしながら皆でお茶をするのがお嫌いでなければ ですけれど。 [Mon 13 Nov 2006 02:10:39]
コンスタンツェ > それが良いでしょう。何か判ったら自警団までお願いします。 …市の施設としては余り相応しくない対応かもしれませんが、この一件で責任を取らされた人が居る事を貼り紙に書くと良いかもしれません。出来心という事も考えられますし―― もっとも、責任を取った職員の方がどう思うかは別ですが…。 ( いやらしい手ではある。 写しを渡しましょうかという他の職員の申し出には、お願いしますと頷いた。この事件だけを担当したいが、残念ながらこれより凶悪な事件は沢山起きている。そちらの対応も考えると、出来るだけ手間は省いた方が良い。 ) はい、その時は直ぐに連絡を入れさせて頂きます。 ( ――さて、とりあえずはこんな所だろうか。写しを受け取れば、ソファから立ち上がろう。 ) …もし本を取り戻したら、出すぎた真似かとは思いますが私の方から掛け合ってみます。その…… 責任を取った方の事に対して。 ( 本当に出すぎた真似だ、自警団の新米にそんな事に口を挟む権利は無い。だが、このまま放っては置けなかった。 ) [Mon 13 Nov 2006 01:54:08]
アヤ > …はい、その件についてはお任せいたします。 ( 負担になるだろう事を思って、申し訳なさそうな声音。 ) 金銭目的の場合、同様な事件が起こらないとも限りませんので…、しばらく禁帯出本の区域を中心に警備を強化する事になっています。それから、何か見た人がいないか聞き込みのしやすいよう、館内にいくつか利用者に協力を求める貼紙をしておこうかと… ( こちらの対応についてもいくらか話しておこう。 )  …はい、その間のことになります。 ( 他の職員たちも頷いて。よろしければチェックの写しもお渡ししましょうか、と別の職員から申し出の声。  監視カメラなんてそんなものがない分、管理をするのも人の手に寄る。簡単なチェックなら毎日、大規模なものでも一ヶ月、もしくは数ヶ月に一度はしなければとうてい全ての本を管理しきることはできない。 ) ( どういたしまして、と手渡した職員の声。 )   …はい。 もし他にこちらに要望があればおっしゃってください。 ( 己でなくとも、図書館単位で誰かが対応してくれるだろう。 ) [Mon 13 Nov 2006 01:37:28]
コンスタンツェ > そうですね。 価値のある本ならば最悪売り飛ばされてしまうかもしれませんが、それはそれで直ぐに発見出来るかもしれません。 ( 市内の古書店を聞き込み、もしその本が無くても売りにきた事を直ぐに知らせて貰えるようにすれば良い。古書店以外だと暗黒街の方の闇市も考えられるか。もっとも、そっちに顔の聞く人間がこんな場所に訪れるとはあまり想像できないが。 ) つまりその一日の間に盗られたのですね。 ( ジークリンデ。職員たちの反応を見るに、その人が責任を取った人の名前なのだろう。 正確な時間はわからずとも、日にちを限定すればそれなりにやり易い。何日、何ヶ月も前の話になってしまえばそれこそお手上げだから。 ) ありがとうございます。 ……ふむ、やはりこういう本を手に取る方は少ないようですね。 ( 伝承書なんていうジャンルの特定された本である。しかもボウガンならば、読む人は騎士か傭兵か傭兵志望か、或いは武器商人とか――。そもそも字も読めるか怪しい者が多いこの街で、図書館なんていう場所を利用する者も多くないだろうが。 ) ……判りました。まずはこの記録にある人を片っ端から当たって見ます。 [Mon 13 Nov 2006 01:24:49]
アヤ > ( 既に、安堵めいた感覚はあった。こうして動いてくれただけでも十分であるという安心感。 )  聞き慣れないかとは思いますが、一般的でないからこそその数は限られ価値も上がるものですから…、 ( 呟くように言葉を繰り返した貴女に遠慮がちにそっと言い添える言葉。 ) 零時頃、ジークリンデさん…担当の方ですけれど、 ( 名前が出れば周りの職員も、少し気落ちしたような様を見せただろう ) …その方と他数名の職員が現在開架されている禁帯出本のチェックに行った時には無くなっていたそうです。 前日のチェックの時は、確かにあったという事ですが… ( 犯行時刻を特定するには時間が空きすぎているだろうか。 ちなみに開架とは普通に館内に本の並べられている状態で、閉架とは書庫などに本が閉まってあり必要に応じて職員が取り出してくるというものである。 ) 閲覧記録ですか、 ( 少々お待ちください、と別の職員の行動の方が早かった。立ち上がってその場を辞せば、程なく記録書を手に戻ってくるであろう。 ) ( ちなみに実際の図書館では利用者のプライベート保護のため警察であってもこのような記録は見せてはもらえない。 が、この時代ならばまだ自警団であれば容易く見ることができようとの判断。 ) [Mon 13 Nov 2006 01:05:17]
コンスタンツェ > ( 自警団とはいえ大きな権限が与えられている訳ではない。可能な範囲で己の仕事を淡々とこなす、それが自警団に与えられた役割だと思う。 図書館の蔵書盗難は本が高価なこの時代珍しい事では無いが、その犯人を追うのは至難の業だ。だからと言って投げるのはやはり信用に関わる。 この女性の微笑を本物に変えられたら、私はきっと大きな充実感を得られるだろう。 ) ( 一礼しソファに腰掛けると、その資料を受け取った。 ) ……ボウガンの伝承書。 ( 扱った事の無い武器だが、魔術なんかよりかは馴染みのある。武器に関しての本ならば、それを欲しがる層も想像は出来るか。 ) 盗まれたのはいつごろか判りますか? それと、この本の閲覧記録などがあれば――。 ( 禁帯出本ならばチェックしているのでは無いかと自警団の女は思ったようだ。 ) [Mon 13 Nov 2006 00:45:54]
アヤ > …、 …ありがとうございます。 ( その言葉を、慰めと受け取って優しく真面目そうな貴女に微笑んだ。それは少し沈んだ様であったけれど、 )  ( 中にいた者たちは貴女を見た後、その素性を知れば席を明け渡してどうぞこちらへ、とソファをすすめるであろう。そうして貴女が座したなら、テーブルを挟んで反対側の席に職員たちも座るだろう。自分は、その傍に立っていようか。 ) ( カウンターで己が述べたような労いと感謝の言葉が、再び他の職員から貴女へと向けられるだろう。 )  ―― それで、先ほどの質問ですが。 盗まれた本は『フォックスハウンド』という弩箭術…ボウガンの、とある流派の伝承書でした。 ( 「此方がその資料です」 と、他の職員が貴女に書類を差し出す。 ) 貴重な本ですから、禁帯出本の並ぶ書架にありました。 [Mon 13 Nov 2006 00:36:08]
コンスタンツェ > まぁ…。 ( アヤの言葉を聞いてそんな声を漏らす。コンスタンツェ・ヴィーゼンタールはどちらかというとこの事件を軽く思っていた。高価な物とはいえ所詮は盗難、人の命が奪われた訳でも無し。勿論それでも手は抜く気なんて無かったが。 しかし彼女が慕っていたという先輩が罰を受けたと知れば――……。 ) ……元気を出してください。本は必ず取り返します。 そうすれば、責任を取らされた方への恩情だって。 ( などと自警団らしからぬ無責任な言葉を口にしてしまった。いけないと思いつつも。 ) 失礼します。 ( 案内された部屋に入り、中に居た職員に一礼を。その次に、自分が自警団である事と調査に来た事を伝えよう。 )  [Mon 13 Nov 2006 00:23:57]
アヤ > いいえ、お気になさらず。 市の図書館で起こったことです、どうせそのうち公開されるでしょうから。 ( 笑みを浮かべるのは、貴女を安心させようと思っての事。 以前の稀覯本の公開の時だって、職員の更迭は周知のこととされた。 ただ、利用者の不安を煽ることはしたくなかっただけで、 )  …、 …あぁ … えぇ、今回盗まれた本があったあたりの書架を担当していらっしゃった方が、 ( 少し口ごもった。 ) …責任を取らされることになりまして。 ( それと警備員に対しても、減給などの処罰は下されるだろうけれど。 )  …そうするべきであることはわかっています、けれど…大好きな先輩だったんです。 ( 静かな声音。少し俯き気味に、 )  こちらです、どうぞ。 ( 部屋の前まで来れば足を止めて扉を開け、先に入るよう促すだろう。 ) [Mon 13 Nov 2006 00:16:07]
コンスタンツェ > ……あ。 ( 己も周囲を見渡して。 ) そ、そうですね。ごめんなさい。 ( 今帰ったばかりの男性にも聞こえるような声で「盗難」の言葉を使ってしまった。それに静かな図書館とはいえ、自警団の制服を着た人間が来れば何事かと耳をそばだてる人も居るだろう。迂闊だった。 案内されるままに裏手の方へ。 ) ……そうですか。 ……あの、過ぎた事をお聞きしますが、何かあったのですか?いえ、本の盗難とは別に。 ( 高価な本が盗まれた。本が好きな人にとっては痛ましい事件だろう。しかしそれにしては、女性があまり元気が無いように見えて、聞いてみた。プライベートな事だったら申し訳ないのだが。 ) [Mon 13 Nov 2006 00:04:46]
アヤ > ( 利用者が去ったならば顔を上げ。 此方も、貴女へと向き直ろう ) … お待たせいたしました。 ( 小さく微笑んでみせながら。 ) そうですね…、 ( あなたの言葉を耳に、視線は周囲へと向く。 ) …此処ではなんですから、どうぞこちらへ。 本当は応接室にご案内できればいいのですが、今休憩中の職員などがこの裏の控え室の方におりますのでそちらで話が聞けるかと。 ( 別の職員にカウンターを任せ、どうぞ、と手のひらで示しながら貴女を誘おう。 )  …お恥ずかしい話、私はちょうど昨日は休日でして…、 ( 詳しい話はできそうもないと言外に、申し訳なさそうな声音が。  己がのほほんと商業地区で買い物をして、良い土があったなどと喜んでいた頃、そんな事が起こっただなんて悔しくて、 …自分が情けなくて仕方がなかった。 ) [Sun 12 Nov 2006 23:58:48]
コンスタンツェ > ( 客を見送ってから、改めてアヤの方へと向き直る。…涙の痕だ、何かあったのだろうか。盗難届けのみを受け取った自警団員は、盗難の責任を取らされて職員が一人が更迭された事をまだ知らない。不思議に思いつつも、事件について詳しいことを聞く為に口を開いた。 ) では、早速ですが―― 盗難にあった本は貴重な本だったとか。具体的にはどのような本だったのですか? ( 貸し出し不可の物だったと届け出にはあった。単に売り飛ばすために高価な本を選んだ可能性も大きいが、本の内容からどんな人物が必要としていたのか判るかもしれない。 ) [Sun 12 Nov 2006 23:51:27]
お知らせ > ヘルマンさんが帰りました。 『では・・・・ (色々と放置したまま契約者の下へ)』 [Sun 12 Nov 2006 23:47:42]
アヤ > ( カウンターの外は戦場でした。 ) ( カウンター内にいる己は一人平和に。 不思議そうに軽く瞬いて二人を見ていたのみ。 )   ―― お気をつけて。 ( 頭を下げて見送りの姿勢のまま。 ) [Sun 12 Nov 2006 23:46:14]
コンスタンツェ > ( 不味いばれた!水晶で出来た遠隔監視装置が爆発するイメージ。 )  ( いやしかし待てよコンスタンツェ!最近は人外が多くこの街に居るっていう話じゃないか。悪魔との戦争は終わったけどその一部が街に現れた事もあったし、地方村の方でも人間の仕業とは思えないような一家惨殺事件もあった、何より自警団の檻の中に悪魔を一匹捕まえた事もあったじゃないか! よーし誘導尋問だそ、そうだ誘導尋問だ。でも何て聞く?「ヨガとか好きですか?」とか。 …いやいや、それじゃまるで話しかける口実みたいじゃないか。ナンパしてるのかなこの人とか思われたら自警団の信用に傷がうーんうーん。とか思っている間に二人のやり取りは終わり、一礼を返す。その際首が…… い、いや、眼の錯覚だ! ) いえ、これも仕事ですから――。 …と、割り込んでしまってすみません。夜も遅いですから、お気をつけてお帰りを。 ( ヘルマンにそう告げよう。 ) [Sun 12 Nov 2006 23:38:24]
ヘルマン > (コンスタンツェ、キサマ見ているな!! などとネタな発言をしつつ影はさむずあーっぷ) 盗難? (今でこそ肉人形だが一応本である存在は気にはなったが) ああ、では失礼 (そう大仰な仕草で礼をし立ち去ろう 勿論横に立つ女性にも) お勤め御苦労様です (一礼を カウンターからは見えないだろうが首がカクッとかなったのはきっと気のせい) [Sun 12 Nov 2006 23:31:32]
アヤ > ( 削りすぎて穴があかないようご用心。 ) ( 判定の必要はなくなったようで。 )  …、 ( 礼の言葉に、どういたしましてと告げかけて視線が自警団の制服を身にまとった女性へと移る。 ) あ… はい、わざわざご足労いただきすみません。迅速な対応ありがとうございます。 ( 自分の位置からは腰は見えなかったから不審げに思うこともなく。ただ、自警団の対応への安堵から、気が緩んでジークリンデさんの事を思い起こし涙が滲みかけたのをこらえる。 ) 申し訳ありませんが、少々お待ちいただけますか。 ( 自警団の貴女へと断りをいれて、利用者の男性の方へと向き直ろうか。 )   申し訳ありませんでした、それではどうぞまたご来館くださいませ。 ( 丁寧に頭を下げ、見送ろうと。 ) [Sun 12 Nov 2006 23:25:34]
コンスタンツェ > ( 自警団員の制服に身を包んだ女は図書館の職員と本を借りにきた客のやりとりを見て目を瞬かせ、眼鏡を外してそれを磨いて、掛けなおしてもう一度見た。 ) ………今、腰があらぬ方向に曲がっ…… いえ、きっと疲れてるのね。 ( そんな訳は無い、と笑う。 こつりとブーツの音を鳴らし、ヘルマンの隣に並びアヤに話しかける。応対中に割り込むのは些か気が引けたが――。 ) 失礼します。自警団のコンスタンツェ・ヴィーゼンタールと申します。 蔵書の盗難の件で参りました。 ( そして今一度隣のヘルマンにちらりと目を。……錯覚だよね、さっきの。とかコンスタンツェは思っている。 ) [Sun 12 Nov 2006 23:16:34]
お知らせ > コンスタンツェさんが来ました。 『ぱちくり。』 [Sun 12 Nov 2006 23:10:12]
ヘルマン > (皮ですからね〜 などとのんきに相槌) (直ぐ戻したから見えてないはず!! などと思ってみますが一応去り際に恐怖の判定でも・・・。 ク・リトゥル神話を置くとよいですよ謎の羊皮紙とか永劫の探求者とか) (きっと返却期限をすぎるとチワワのライカニアが殴りこんでくるのですね 恐ろしい) 承諾した (最早口癖らしいです きっとこの先も直りません  勿論記載事項は一部捏造 本を差し出す貴女に) ありがとう (作られた笑みと共に礼を述べよう インクの移動で作る笑みはどこかぎこちないだろうが気にしたら負け) [Sun 12 Nov 2006 23:09:42]
アヤ > ( パーチメントって 間違えて書いた箇所は  ナイフで削るんですよね。 …。 ) ( ともあれ )  ( 周囲の方や警備員さんに見つからないことを願います腰回転。 夏でもないのにホラー満載な図書館。いっそ一角にホラー小説のコーナーとか期間限定で作るべきですか。 ) ( とりあえず早めのご返却を。 ご利用は計画的に。 ちなみにリアルの図書館では身分証明書がなければ貸出証は発行してもらえませんのであしからずご了承ください。 )  …、はい。 少々お待ちください。 ( 差し出された用紙を受け取れば、そう告げて記入事項の確認を。住所氏名年齢等々。 ) ( 記入漏れがないならば ) 結構です。 それでは、此方が本と貸出証になります。 身分証明については返却時にカウンターにご提示ください。 ( そう言って、本を重ねた上に貸出証を乗せて両手で差し出すだろう。 ) [Sun 12 Nov 2006 22:59:15]
ヘルマン > (聖水だろうが聖句だろうがへっちゃら でも燐棒にすら怯える軟弱さです) (ヒモ疑惑・・・・・・否定できない!!) ああ、あれか (示された方を向き確認する男 幸いにもカウンター越しで貴女には見えないでしょうが腰は180℃回転中 腰を180℃回さないとは書いていないのでちょっと不備がありますね きっと落丁) (本が貴重な時代ならもっと短いかも!! などと思ってみますがどうなんでしょうね〜、等と影は魂飛ばしてます) ふむ、これでいいのかな? (記入が済めば用紙を貴女に差し出そう 文字は綺麗だがペンを持っている手が握り拳なのは内緒の話) [Sun 12 Nov 2006 22:45:16]
アヤ > ( ひぃ! …貴方のみならず、図書館は火気厳禁なので貴方も私も捨て身なセリフですね ) ( 青猫ならばばっちりだろう。むしろ娘の思考の中で貴方にヒモ疑惑さえ )  あちらになります。 ( 疑問の声を上げる貴方に書き込みをやめて体を起こし、もう一度手のひらでプレートを示した。 首を180度回すなんて芸当をされていたら、きっと自分の口からは悲鳴があがったに違いない。 すてきな教本ですね。 ) ( リアルの手続きを参考にしていますが、これが公式設定というわけではありませんとむしろ誰かがおーあーるぜっとな気配さえ。 )    ( 自身の為す記入が終われば、貴方の記入の終わるのをしばし静かに待つ。 ) [Sun 12 Nov 2006 22:31:49]
ヘルマン > (撃たれても頭が取れても向かってくる恐怖の肉人形!! 「燃やすよ?」とか言うと物凄い速度で逃げますが) ああ、では大丈夫だ (幸い契約者は青猫という施設に登録しているらしい このくらい頼めばやってくれるだろうと勝手な期待) 承諾した (つい普段の口調になるが男はまるで気付いていない それどころか) ん? どれだね (身体はカウンターへ向けたまま首だけでそちらを向こうとするが 「普通の人間は首を180℃曲げない」と書いてあったのを思い出し、ようやく身体を向ける始末 なんと素敵な教本だろう  貸し出し期限には影が土下座しながら頷きました) [Sun 12 Nov 2006 22:20:40]
アヤ > ( 冬の図書館でホラーの悪寒…!? )  あ… はい、フリーではなく娼館に所属している方であれば構いません。 ( その娼婦さんは、娼館から身分を保証してもらえるだろう。 こっくりと頷いて了承の意を。 )  …、 ( 一瞬の動作は、ぱちりと瞬きするころには目に映ることなく。 体の柔らかい人なのだろうかなんて頭の片隅での思考。 ) では、こちらに必要事項のご記入をお願いいたします。 ( 先ほど広げた用紙、手のひらで示し。 自分は本を開いて中からカードを取り出し記入をしていく。 ) 返却予定日はあちらのプレートを参照ください。 ( この図書館がどの程度の貸し出し期間を有しているのかはどこかの誰かも知らないけれど、大抵2,3週間ほどであると思われます。その間に返却していただければよろしいかと。 ) [Sun 12 Nov 2006 22:12:46]
ヘルマン > (この男、油断するとありえない方向に関節が曲がるが今のところ注意はしている) 身分・・・・・それは娼婦でもいいのかな? (一寸首を傾げ―― 一瞬ぺたっと肩についたが直ぐに元の位置へ戻し) ああ、そうしていただけるかな (幾分ほっとした様子で返そう) [Sun 12 Nov 2006 22:03:22]
アヤ > ( ぎこちないその動作にも、あまりこういう場に慣れていないからだろうかと思う程度で深く追求はしないだろう。現状を考えれば不審すぎる動作は見咎められるかもしれないが ) …、 ( 青灰色が緑色と出会う。 ) そう… ですね、 それか、身分を保証されているどなたかから貴方の身分を保証する旨を一筆いただければ…、 ( 言いながら、新規の申し込み用紙と筆記具をカウンターの上に用意していく。 ) …それが確証できるとおっしゃるのでしたら、その証明書の提出はこちらの本の返却時でも構いません。 ( いかがですか?と首を傾げた。 ) [Sun 12 Nov 2006 21:54:33]
ヘルマン > いや、構わない (謝罪をする貴女に先程少しばかり学習した動作で礼を返す それは幾分ぎこちなく見えるだろうか) ああ、初めてだ (視線を上げた貴女を緑色の瞳で見つめ返すが) 身分証? いや、何もないのだが・・・・まずいのかな? (今はこの肉人形の中にいるとはいえこの男は生命を持ったインクでしかないのだ 勿論市民登録なんかされていない) [Sun 12 Nov 2006 21:46:32]
アヤ > ( お気になさらず、と空気の動く気配。 ) お待たせしてしまって申し訳ありません。 ( 礼を一つ、貴方に。 ) はい、ありがとうございます… ( 受け取って本を確かめながら。お医者様かしら?などと思考してみるけれどそれを口外することはしない。 ) あぁ、初めての方ですか? ( 下げていた視線は、貴方を見上げ ) でしたら、何か身分を証明できるようなものはおありでしょうか? 所属団体から出された書類や報酬書などでも構いませんが。 [Sun 12 Nov 2006 21:40:58]
ヘルマン > (取り敢えず影は土下座  貴女が出てくれば) ああ、これを借りたいのだが (壮年の男はそういって抱えていた本をカウンターへ ラインナップは『猿でも判る人体の仕組み』 『解体新書』 『礼儀作法』 等と一見何をやるつもりかと疑われそうなものばかり) 何か手続きがいると聞いたが? (そう訊ねよう) [Sun 12 Nov 2006 21:35:35]
アヤ > ( いくらこんなことがあったからといって、否こんなことがあったからこそカウンターに誰もいないということはないだろうけれど、 ) あッ…、 ( 涙を拭った。 カウンターにいた職員は他の人に本の場所でも尋ねられて出ているのだろうか? ) …っ、 はい! すみません、ただいま…  本の貸し出しですか? ( 奥から早足でカウンターへと。 ) [Sun 12 Nov 2006 21:27:00]
人影 > (影は数冊の本を抱え職員が出てくるのを待っていたが) 誰もいないのか? (幾分大きめの声で呼びかける アーミティッジと聞いて他国の官僚が出てきた影は一寸おかしい) [Sun 12 Nov 2006 21:21:52]
アヤ > ( 自警団にも届出は出されただろう。 そも、ここにある本はすべて市民の財産だ。市民の税金で買った本や、寄付としてもらいうけた本。全てが市民全員の財産。 たまに本を借りて延滞したままずるずるとそのままの人がいるけれど、それも市民共有の財産を損なっていることに他ならない。 ) …、 ( 鼻をすする音。 すすり泣く声、なだめる言葉。 普段はにぎやかなおしゃべりの聞こえる控え室が、まるでお通夜みたいだ。 ) [Sun 12 Nov 2006 21:17:46]
お知らせ > 人影さんが入室されました。 『(カウンターから奥を窺う影)』 [Sun 12 Nov 2006 21:17:10]
アヤ > ( 素人目にも伝承書とわかるような、しかも奥の奥にあるような本が普通に一般書架に並ぶような本であるわけが無い。 盗まれた本は禁帯出本だった。本来なら貸し出しの出来ない貴重な本だ。 そんな本がなくなっていれば、本をリストと照らし合わせてチェックした時に気がつくというもの。それに伝承書なんて名のつくものは結構な値がつくものだ。本自体、貴重なこの時代では特に ) 警備員さんだっていたんでしょう? どうして… ( 泣き声交じりの言葉は、意味の無い呟き。 ) [Sun 12 Nov 2006 21:02:33]
アヤ > ( 以前はアーミティッジさんという方だった。警備計画の不備を問われて、更迭されてしまった。真面目できっちりと仕事をこなす憧れの人だった。 今回は禁帯出本を担当していた人だ。人当たりのいい、優しい人。大好きな先輩だった。 ) どうしてジークリンデさんが… ( 名前を口にすれば、さらにあふれ出る涙。 ) [Sun 12 Nov 2006 20:56:17]
アヤ > ( 稀覯本の公開の時だ。今でも職業斡旋所でその履歴を探れば容易に当時を知ることができるだろう。その時も司書補が一人職を失った。 … そうして今回もまた一人。 )  … 悪質だわ。 ( すん、と鼻を鳴らした。 カウンターの奥の控え室。同僚に慰められても涙が止まらない。彼女たちも同じように涙目だった。 ) [Sun 12 Nov 2006 20:48:00]
お知らせ > アヤさんが来ました。 『( ―― まえにもこんなことがあった。 )』 [Sun 12 Nov 2006 20:39:34]
お知らせ > レッドフォックスさんが帰りました。 『(何とか気づかれずに持ち帰れる事は出来たようだ)』 [Sat 11 Nov 2006 19:54:36]
レッドフォックス > (・・・その後、図書館から出て行く男の姿は軽い挙動不審であったというのは、また別の話・・・) [Sat 11 Nov 2006 19:53:51]
レッドフォックス > (この流派において『技』は「その人間の成長の度合い」を計るもの、いわゆる段位のようなものだ。《螺閃》を覚えたところで、今の男の段位は初段と言ったところか)まだまだオレはヒヨッコ・・・もっと修行を積まねぇとな。そして、いつか『奥義』を・・・(希望を胸に男は本棚の間を出て行った。男の弩箭術師の道は、まだ始まったばかりである) [Sat 11 Nov 2006 19:52:09]
レッドフォックス > (伝承書には《速射》《螺閃》の上に、更に4つの『技』が存在する。もっとも、その4つ目は弩箭術の『奥義』・・・書を読む限り、とても自分が使えるとは思えないような凄まじい『技』が書かれている)・・・まぁ奥義に限らず、ここから先の技はどれもこれも常識では考えられないような技ばっかだが・・・(正直、男も最初見た時は自分の目を疑ったものだ。そもそも《螺閃》ですら人間業じゃない、と思っていた。だが今、自分は《螺閃》を使う事が出来る。と言う事は、他の『技』も修行さえ積めば使えるようになるだろう) [Sat 11 Nov 2006 19:38:53]
レッドフォックス > (男は赤い本を手に持ったまま、マントで首から下を隠した。・・・どうせこんな奥まった場所だ。本1冊無くなったところで誰も気づくまい。まして、こんな忘れ去られたような地味な外見の本なら尚更だ)それに、今こいつの所有権はオレにある。本に書かれた通りならな。(そう自分に言い聞かす。決して盗んじゃいないぞ、正しい所有者の元に渡っただけだ、と) [Sat 11 Nov 2006 19:27:50]
レッドフォックス > (それこそ、誰も立ち寄らないような奥まった狭い本棚の間・・・男はそこで、1冊の赤い本を手にとっていた。表紙には何も書かれていない。だが男には分かった。それが自分の人生を変えた本である事が)・・・やっと、こいつを所有する権利まで辿り着いたか・・・(それは男の『流派』の伝承書。師である人物がこの世に残した、恐らく世界で唯一の「弩箭術」の全てが書かれた書物。そして、この書は《螺閃》を修得した者だけが所有を許され、弩箭術を極める権利を得る。この本が何の因果で此処の図書館に辿り着いたのかは、男には分からない。だが偶然にも迷い込んだ先で、この本を手にとり、開き、読んだ事は運命だったのだと男は思っていた。だから) [Sat 11 Nov 2006 19:22:58]
お知らせ > レッドフォックスさんが入室されました。 『(それは図書館の奥の奥)』 [Sat 11 Nov 2006 19:14:19]
お知らせ > ソードさんが退室されました。 『尻尾で誘導しつつ家の方へ帰っていきました』 [Sat 11 Nov 2006 18:31:45]
お知らせ > 万緑さんが帰りました。 [Sat 11 Nov 2006 18:29:22]
万緑 > (――…。ノイズ音。) (外は身を守るので精一杯だと顎が上下。自作では火傷しないように注意しよう…。) 期待する 仕方無いコトですヨ。諦ご馳めるしてください。 (歌うように云うと、「走」と尻尾に誘われて足取りも軽く。) (ハーメルンの笛につられる子どものように、アハハウフフと悦った顔が黒豹の後に続いた…。) [Sat 11 Nov 2006 18:29:20]
ソード > (ぽふぺふもふ、と本やノートを片付けていき)うん。家は今、結構家族多いから、1人分くらい増えても対した事無いし(友達になった記念に、と付け足しつつ。 思いっきり頷いてる相手に頷いてからゆったり立ち上がって、じゃあ、行こうか〜と尻尾で誘って) [Sat 11 Nov 2006 18:25:53]
ソード > (それは禁句…消されるぜ…と…気が付けば司書さんが背後にいt……(電波途絶え…)) 外は結構厳しいからね…風も吹くし(初心者にはお勧めできない、と頷き。 自作鍋と焚き火でがんばるんだ、と応援) ん……余り過度の期待はしないでね(くす、と笑いながら 鍛錬所だと主に回避練習、怪我しないのが一番、たまに友人を蹴り飛ばしたりしてるのは内緒で) [Sat 11 Nov 2006 18:24:21]
万緑 > ふおッ?! (ビックリして変な声出た。) …よ、良いのか です…ッ?! (晩御飯のお誘いなんて。「ご馳走する」ッて甘美な響きに、今にも涎を垂らしそうな顔をしながら、) ……!!! (こくこくこく! それはもう、盛大に頷いた。お邪魔させてください。) [Sat 11 Nov 2006 18:18:52]
万緑 > (NPCでしか見かけないのが最大の理由。<最強。) 屋外では出来る無いですので。 (鍋は屋内。と、おこた。…そう思っている限り、自腹ではきっと永遠に 無 理 。) ソードさん。鍛錬所で見る出来るますネ。 ふふふ。覚えるましたヨ。…戦う姿、美シものです。見るコト大好き。 (あなたの戦い方を見るのが楽しみだと、にへらにへら、笑顔が溶けた。…本物の戦闘は命が大事、逃げが大事。けれども鍛錬場ならば、と。) (――放されれば、すとん、と降りる。) [Sat 11 Nov 2006 18:17:17]
ソード > そろそろ僕は家に戻って晩ご飯の用意しないとだけど、万緑も良かったら来る?(ご馳走するよ、と) [Sat 11 Nov 2006 18:12:53]
ソード > (極限の強さを持つもの…それが司書…(なんか違うよ、と思いながらも))贅沢…かなぁ……あ、うん、まあ鍋と焜炉、結構高いし…(教えて欲しい、といわれれば断る理由もなく、こく、と頷いて) うん、いいよ? 僕はソード、宜しくねっ(撫でてた手を止めて軽く相手に会釈して)うん、体質的に余り付かないんだ、筋肉は…。 んー…時々鍛錬所に出てるから、そこでかなぁ…(といっても主に飛び道具の練習、戦闘になったら逃げるの一択、某メタル族並で)(さて、と抱きしめた相手を解放して) [Sat 11 Nov 2006 18:12:12]
万緑 > (それが職を極めかけた者への称号。だと思われる。 ★5とかのレヴェル以上。…。) 贅沢出来る なりましたら、一人用鍋 考えるですだよ。お楽しみ 後に取っておく良いと聞くました。 (その時は是非お兄さんに教えていただきたいと瞳がキラリ。) 友達なる してくれるか です? (わあッ。目を見開く。) でしたら、名前交換ネ。私、万緑。 あなたは? (彼の胸の上に手は置いたまま。静かな脈が掌に感じ取れる。) 余りガチゴチしてる、似合う無いですネ。猫科でしたら、しなやかな身体 素敵ですだよ。 うふふ。あなた戦うしてるトコロ、いつか拝見するしたい です。 [Sat 11 Nov 2006 18:07:12]
ソード > (噂で聞く撲殺シスターとか、この国の非戦闘職は化け物揃いか、と思いつつ) 結構楽しいよ、小さい鍋なら直ぐ温かくなるし、具もちょっとで鍋一杯だし(小さめの魚でも満足な出汁が出る、と。 コタツ…人類の英知。)最近…あ、そうだったんだ…じゃ、取りあえず僕も友達、かな?(心地よさげな相手の表情に笑みかけながら言って… 抱きしめたままの相手に うーん、と唸って)…ま、それは確かに・・・そうけど…(強いかなぁ、僕…と少し自信なさげ。…胸が突然撫でられるとちょっとびっくりして)ひゃ……う、うん、ま、まあ…男だし(胸があったらー…と遠い目) [Sat 11 Nov 2006 17:59:46]
万緑 > (偉大な建物・図 書 館 。) 一人用鍋 食べるしてみたいです、いつか。 (小さめの土鍋。ちょっと可愛いアレを突付くのも楽しそうだけれど。 まずはワイワイと おこた で頂きたいと夢を見る。) 私、最近 到着するました。べいとす。 …家族は故郷。友達、まだこれから です。 (尻尾を片手に掴んだまま抱っこされた少年。頭を撫でられて、…猫だったらグルグルと咽喉を鳴らしているだろう表情。) 黒豹、獰猛ばかり違う です。 戦う時 強いでしたら良い ですヨ。…あなた、きっと強い。 (空いた片手が彼の胸を撫でた。) 少し硬いですネ。筋肉ある証拠。 [Sat 11 Nov 2006 17:54:32]
ソード > (この国でもっとも堅固な施設?それは図書館に決まっております、とか老師が語ってた気がする、とか何とか)(色々な食材の味が混ざった鍋は一つの小宇宙。魅惑の料理で)一人鍋もまあ悪くないけど…(野宿の時は大体それだ、と思いながらも)……一緒に…家族とか…友達は?(聞いていいのかな、と悩むも口が先に動き。 触られすぎて敏感になっていた尻尾…突然キュゥと握り締められると中の芯まで来る快感が走って背を少し丸めて感じてしまい…)(そうしつつも抱きしめた相手を撫でてやり)うん、大正解。ま、まぁ……其れは微妙なんだけど…(怖くない豹って大きな猫じゃん、と思ったりもするが、相手の笑顔に言えず…取りあえず頭を撫でてやって) [Sat 11 Nov 2006 17:47:29]
万緑 > (ただし其れは図書館の中だけで発揮される能力なのである!と云う内弁慶なオチは、   要りませんね。…。) (鍋。くつくつと煮える音を思い出すだけでも胸がキュンとするのだが、) …。予算問題 あるます…。しかし、それよりも。 私 一緒に食べる相手 居る無いのです…。 (鍋は複数人で食べるものだと云う偏見(?)があるらしい。そして土鍋も持って無い…。) (少し寂しくなって、尻尾をいぢる手が止まる。きゅ、と軽く握り締めた。)     (と、) わ! (ビックリしたけど控えめな声。すっぽりと彼の腕の中。) お、おおお。正解するました かッ。 (やった!とはしゃぐ。) 黒豹、あなただと怖い無いです。 (にこにこと見上げる。優しいお兄さんだ、この人は。って表情が云う。) [Sat 11 Nov 2006 17:39:24]
ソード > (打ち下ろせば鉄兜を粉砕し、投げつければ鉄柵を打ち抜く司書伝説(マテ)) 鍋もそろそろ、だよね〜…魚が美味しくなる冬もいいけど、茸が美味しい今も中々…ん?鍋は予算そんなにかからないよ。(寧ろ安上がり。具にこだわらなければ、だけど。 渡した飴に喜びながら尻尾を触る相手にくすくすと笑ってて)…は…ぁん……そ、そそ、平気だから…(気持ち良すぎる位、とぽそっと洩らし… 黒豹、と分かった相手、寝ていた耳がピンッと立って)その通りっ。良く分かったねっ(嬉しそうに相手を抱きしめようと手をがばっと) [Sat 11 Nov 2006 17:32:14]
万緑 > (司書の、何処かか弱いイメージ払拭。重い辞書が彼らの獲物。 ほんをだいじに。) それに、鍋。外すコト 出来る無いです、絶対。 …嗚呼、しかし今年 食べる出来る無い…かも です。 (ぐう、とまた腹が鳴りかけたが、そこへカロリー補給を受けた! 大喜びで頬張り、そしてまた手は尻尾いぢりに忙しい。) 痛い無い でしたら、良いかった です。 (彼の表情を見ていても、確かに辛そうではなかったので、少年は安心したようだった。) あれ、猫 違うか です。…うーん、長い尻尾…、耳…、 (あ。) 微妙に三角 違うですネッ。黒豹とかッ? 若し そう でしたら、すごい優しい猛獣さんですッ。 [Sat 11 Nov 2006 17:25:44]
ソード > (寧ろ鉄槌だろうか…聖書クラスの分厚い書籍を上から下に…)寒いと身体の熱が逃げやすいからねー…熱いスープとか凄く美味しく感じるし〜(冬場は多少太った方がやはり暖かいわけで…頑張って太ろう、と笑いながら飴玉もう1個差し出してカロリー提供)(痛がるというより寧ろ感じt……ともかく、相手の言葉に首を振って)う、ううん、全然…っ?ぇ、あ、うん…(柔らかい手つき…焦らされるようなそんな感じの手つきに感覚が段々高まってくのを感じつつも…)…猫、じゃないよ、僕は…っ(心地いいのか耳がくてーと寝てしまったりしつつも聞き逃せぬのか、一応言って) [Sat 11 Nov 2006 17:18:04]
万緑 > (不届きな利用者は制裁を喰らうのだろうか、司書から。…重い辞書の、角。 カド…ッ。想像するだに痛い。) 寒い なると、ご飯 美味シ…不思議ですネ。 秋の内にたっぷり太るして、冬 乗り越えるしたいです…。 (熊みたいに冬眠出来たら良いのに。ふぅ、と溜息を零した。) (自慢の尻尾は自慢と云うだけある。夢中に わさわさ していたら、吐息が聞こえた。 は!として顔を見上げる。) あッ、若しかして痛いかったか です? (きゅ、と尻尾を掴む手が止まった。ぴくぴくと動くから面白くてつい、…と眉を垂れる。) も ちょっと、やんわり触る風 します。 (手付きが柔らかくなる。) ニャンコさん触る 久し振りですだよ、力加減 忘れるしてました。 (黒猫と勘違い。) [Sat 11 Nov 2006 17:11:05]
ソード > (せめて全部OKとかの性趣向で…とか個人的な希望はともかく)(声のトーンが下がると息を吐いて…幸い、重い辞書を持った司書さんは近くにいなかったようだ、と安堵しつつ) そうなんだよね…果物が一杯……他の物も美味しいから匂いがね…(ついつい色々買っちゃって、と苦笑して…ある程度切り詰めないとその後に来る冬が怖いのだが此方も本能には勝てない部分があり) (尻尾、掴まれてサワサワと撫でられるとこっちも気持ちいい…「ふ…ぅ」と少し吐息が漏れつつ)う、うん、まあ…自慢の尻尾だからね…(撫でてると尻尾が時折ぴくぴくんと手の中で動いたりで、毛並みの良いそれは中々楽しいかもしれない) [Sat 11 Nov 2006 17:04:27]
万緑 > (性嗜好:カニバ の未来予想図。…。そんな。) (伝う汗に、「ハイ…」と此方もぎこちなくニコリ。冷や汗。)    (「しーッ」に慌てて口を塞ぎ、…手を離すと、声のボリュームを落として喋った。) ど いたします した。…これからの商店街 とても良い匂いするますネ。 秋、美味シものたくさん…困るです。魅力的。 (そして尻尾を むぎゅ と掴んだ。毛並みを確かめるように、両手で さわさわ と撫で回す。手触りが良い…。) 尻尾、これもまた…魅力的。うふふ。 (さわさわさわさわ…。) [Sat 11 Nov 2006 16:57:30]
ソード > (趣味は何ですか?食べた相手の体脂肪率を当てる事です、とかなら無いように注意で)(こっちは先に舐めてたから飴玉、あさり溶けていて…二つ目を口に…色が違う、どうやら次は葡萄味だったらしく) う、うん…まあ…怪我する前に…怖さが分かってよかったね(たらり、と汗が額に)(尻尾を見て声をあげた相手にシーッとやりつつ)林檎、そろそろ並びだしたし、帰りに商店街でも寄ってみるかな(ありがとね、と相手を尻尾で撫でてて…手を伸ばせばアッサリ掴まるぽふぽふ毛の尻尾) [Sat 11 Nov 2006 16:52:16]
万緑 > (ば、化け物…ッ!! 道を間違えたらそうなる可能性もあr …。) (大事に溶かしていたつもりでも、飴玉は無くなるのが早い。ぱき、と破片が口の中で割れて消えてしまった。 味だけが未だ舌に残っている。) …。はい。刃物 とても怖いもの 知るました…。 (もっと大きくなってから扱うものだと身を以って。…と云うか器用になってから。) (――ぽふ、と撫でられた感触に顔を上げる。手じゃない。) おお! (目が輝いた。「尻尾!」 そう云えばこのお兄さんは耳も付いている。ライカニアだ。) …晩御飯 決まる、良いかった ですッ。 (今の季節といったらリンゴ。甘酸っぱい匂いを思い出して胸がいっぱいになった。 …長い尻尾を視線が追う。)   (手を伸ばした。触りたい…ッ。) [Sat 11 Nov 2006 16:48:18]
ソード > (きっとそのうち人間の肉を求めて夜な夜な出歩く怪人に…あれ?) (喜んでる様子の相手に此方も微笑み…保存が利いて栄養も手軽に取れるので飴玉とかは普段から常備の獣人(実は肉食系)) 指……そ、それは…怖すぎ…だね…(ごく、と息を呑んだ。相手の背とか考えるとまだちょっと厳しい年頃かな、と思いながら)(取りあえずスープは魚の干したのを入れた味噌汁にして…とか考えつつ。 デザート…ふむ、と頷いて)うん、甘いし、またお芋だとねー…統一感はあって良さそうだけど…あ、でも(項垂れる相手の頭をぽふぽふっと手・・・じゃなくて長くて黒い…尻尾で撫でて)うん、林檎とか、普通に果物ならいいんだよね(さっぱりするし、と笑顔で今夜のメニューは決まった) [Sat 11 Nov 2006 16:41:37]
万緑 > (逆に云えば物凄く燃費の悪い身体であるが。…。ともあれ。) (飴玉お揃い。にひひ、と一緒に笑った。 普通に甘くて美味しい飴だ。と云うか甘いものなンて久し振りで、舌の上で大事に大事に溶かしていく。) …。私、包丁で指 落とすし掛けた事あるます。 怖い ので、それから料理…買うばかりですだよ。 (思い出して少しゾッとした。「正確に」が出来ない器用さ1。 よってママや料理出来る人は羨ましくて尊敬に値する。) (今日の晩御飯。うーん、と一緒になって考える。) 晩御飯より もっともっと甘いデザート作るでしたら、…リンゴとお芋で出来るます。 しかし、甘いのばっかり飽きる でしたら…私 思い付く無いです。ゴメンナサイ…。 (項垂れた。) [Sat 11 Nov 2006 16:36:18]
ソード > (きっと巨漢の外人の倍以上の量を食べて勝利する圧倒的王者になれるはz…)うん、こっそりね(僕も食べてるし、と舌の上に乗せた飴玉、ちょっとだけ見せて微笑み)(因みに味はシメ鯖にラッキョウ風味とかそんな物騒なものではなくて、無難にリンゴ味) んー…正確に分量と手順を取っていけば……って…ママ…かぃ…(チラッとこっちを見上げる相手の視線を感じて複雑な顔。此処で優しく微笑んだりしたら完璧だけどこっちは男の子だし)後はスープと……ん、甘いの…あ、デザートか…(そういわれて背を椅子にもたれかけ)…料理事態が結構甘いからね……(更に甘いお菓子の類は…と少し悩み気味。いいアイデアない?とちらっと少年のほうを見て) [Sat 11 Nov 2006 16:28:29]
万緑 > (なれたらいいなそんな未来。夢いっぱい腹いっぱい。) !! (キャンディ。) …。食べる良いのか です…? (小声で訊いた。図書館だからと。 しかし、空腹が勝った。小さな手がキャンディをこっそり受け取った。…視線だけキョロキョロしながら頬張る。) 美味シ。ありがと です。 (むふふ、と甘い味に蕩けそうな笑顔。だらしない面。) (口の中で飴をコロコロしながら、指差されたページを覗く。) ご飯 作る出来る、スゴイ事です。マーマ似てる ます。 (料理=母のイメージがあるらしい。チラとソードに視線が移る。) 栗と芋…。はい、晩御飯ピッタリ 思うです。 ――…あ、甘いの作る無いか です? (デザートは作らないのかと問う。) [Sat 11 Nov 2006 16:18:04]
ソード > (きっと将来は最強の”ふーどふぁいたー”なんて明るい未来を予想しつつ) (恥ずかしいという相手に先ほどのキャンディ、一つ差し出して)そろそろお腹すく時間だしね。 お金は大事だけど、食べないと病気になりやすいからねー…寒くなってくると風邪とか。(椅子に座る相手…着物っぽいのだけど、なんか知ってるのと全然違う…と思いながら) ん、料理するよ〜…僕もお金余り持って無いから(作った方が安い、というわけで… 凄いといわれてもぴんとこないのか。 本のページを指差して…)この栗御飯というのと…おかずはお芋の揚げたの…晩御飯に良さそうかな?(他に何か美味しそうなの知ってる?と訊ねてみたり) [Sat 11 Nov 2006 16:08:47]
万緑 > (夢と希望に満ちたトランペット少年なら良かったが、こっちの少年は本能に忠実な欲求からの視線だった。餓。) お恥ずかシ。…お金 節約する大事です から、余り食べる無いのです。 昨日、そう決めるました。 ――…あ、どうも ですッ。 (席を勧められると嬉しそうな表情に。「よいせ、」と椅子によじ登るように腰掛けた。) あなたは? 料理 作る出来るか です? (レシピを調べているから。) スゴイです、若い だのに。 [Sat 11 Nov 2006 16:02:20]
ソード > (まるで楽器屋のショーケースに並ぶトランペットを見つめるように熱心に此方の読んでいる本に載っている料理レシピを見つめてた相手…自分より小さい相手の様子に少し笑いつつ) ああ…お腹の音……結構大っきい腹の虫なんだ。(失礼と思いつつも肩を震わせて笑ってしまって。 謝ってる相手に首を振って)ううん、別にお邪魔じゃないし…僕も美味しそう、って思ってたから(座る?と自分の隣にある椅子を引いて進めたり) [Sat 11 Nov 2006 15:57:53]
万緑 > (口半開きの ぽかぁん と云う顔で、瞬きも忘れて。魅入っている先は本とノート、頭の中ではリアルに料理の映像が出来上がっているのだろうと解る面をしている。) ――…はッ! (掛けられた声に、少年は現実に戻ってきた。改めてソードを見る。) あ、あ、…。ごめんなさいッ。 先の、腹の虫 叫び上げるました です。 あ、…とても美味しそうだた です から、…ついつい、引き寄せられるました。 お邪魔するしましたネ、…。 (もう一度、「ごめんなさい」と頭を下げた。調べ物して居る様子だったのに、迷惑だったかと。) [Sat 11 Nov 2006 15:52:15]
ソード > お芋のフライ?それ別に珍しくな……む…お芋を潰して濾すんだ…で、ぐぅううう……へ?(突然聞こえてきた音、思わず口で復唱してしまって…ちょっと周りを見渡すと、此方のを覗き見してる子…相手の方を見つめつつ)…な、何の音…あ、いや…どうかしたの?(音の正体も気になったけど、それ以上に覗き込まれてたので一応訊ねてみて) [Sat 11 Nov 2006 15:46:55]
万緑 > (腹の虫が盛大に鳴いた。)    (丁度ソード少年の傍で、本やメモを覗き見している人影からだ。美味しそうな呟きに惹かれたやってきたものらしい。) [Sat 11 Nov 2006 15:41:27]
お知らせ > 万緑さんが来ました。 『( ―― ぐ ぐぅううう …。 )』 [Sat 11 Nov 2006 15:40:07]
ソード > (ちょっと一息…ホントはいけないのだけどこっそり持ってきたキャンディの詰まった瓶を空けて…南瓜ランタンの絵が描いてる袋に一つ一つ包装された飴玉を一つ開いて口へ放り)甘い物取らないとはかどらないし、ね…(こっそり言い訳しつつ…) [Sat 11 Nov 2006 15:39:20]
ソード > (閲覧室の方に戻って座り、改めて栗料理の頁を開くと、割と見慣れない料理も並んでいて…)…御飯に…栗?甘くなって不味いような…あ、でも塩を適量に入れて…ふむふむ…(変わった料理多いなーと思いつつも、ノートにメモを取ったり、時折絵を描いたりして記述して息) [Sat 11 Nov 2006 15:27:49]
ソード > (手に取ったのは秋の美味しいおかずと書かれた本。パラパラ…とページを捲ってざっと見渡し)…へー…結構色々載ってる…ね…(この栗と芋を使ったのは美味しそう、と栗きんとんのページを見ながら呟き) [Sat 11 Nov 2006 15:13:26]
ソード > 無いなー……やっぱり人気なのか、あの本…(ふりふりと尻尾を軽く振りながら本棚を見上げて…上のほうは背伸びしても見えにくいので時折はねたりし…)せっかく栗とお芋を貰ったから秋のすいーつというのを作ってみようと思ったのに…(多少、この世代の男子としては間違ってる気がするセリフを呟きつつもしょうがないので他の料理本を手にとって) [Sat 11 Nov 2006 14:52:19]
ソード > そう、凄い曇ってて今日は雨になりそうだから此処に来たわけだけど…(そんな事を呟きながら図書館の中を歩いてる獣人が一人。 猫耳に猫尻尾…少年時代ならいいが大人になればなるほどつらい宿命が待ってる気がしない事もない見た目とかそんなのは今はどうでもよくて)…他の人もそう考えるわけなんだよね…(結構混んでる図書館、運良く閲覧室(小さな部屋(2畳位の)に机で寛げて調べ物できる)に入れてよかった、と思ったのだけど、探してる本を誰かが読んでいるらしく、見つからない) [Sat 11 Nov 2006 14:49:59]
お知らせ > ソードさんが入室されました。 『雨が降りそうだから…』 [Sat 11 Nov 2006 14:47:16]
お知らせ > クロコ@魔法生物育成さんが帰りました。 [Thu 9 Nov 2006 00:35:11]
クロコ@魔法生物育成 > (外に出した事が原因なのかは分からないが、それなりの成長を見せた魔法生物に満足げな笑みを浮かべれば)そういえば花も咲くって言ってたな。(依頼人から聞いた花を咲かすという話を思い出して。依頼人はどんな花が咲くか分からないと言っていたが、やはり魔力を注ぎ込んだ者に影響されると思えて。)まぁ、しっかりと成長するんだよ。(周期から見ればかなり危ない人に見えないことも無い会話?をしながら暫しの休憩時間を過ごし) [Thu 9 Nov 2006 00:35:01]
クロコ@魔法生物育成 > (硝子の鉢植えに魔力を注ぎ込めば硝子の土から顔を出している若芽が淡い光を放って。その光はクロコが力を注ぎ込むのをやめると同時にその姿を消し・・・・僅かな間を置き若芽が小さく震えながらその身体をゆっくりと伸ばし始め・・・・・・茎が8cm程の高さになればピタリと成長を止める。)結構伸びたなぁ。(成長を終え震えも止んだ茎をじっと見つめながらポツリと呟いて。) [Thu 9 Nov 2006 00:17:04]
クロコ@魔法生物育成 > やっぱり魔力を注ぐ事以外だと変化は無いって事なのかな。(預かってから今に至るまでの間で大きな変化を見せた時というのは魔力を注いだ時だけであるため、それ以外の要因で変化を見せる事は無いのであろうか?何て考えて。無論、自身がそれを知った所で何の意味も無いのだろうが。)とりあえずご飯をあげておこうかな。(今日はまだ魔力を注いでいなかった事に気付けば、その場で魔力を注ごうと鉢植えに手を伸ばして)【判定】 [Thu 9 Nov 2006 00:03:06]
クロコ@魔法生物育成 > (それから軽いストレッチをした後にテーブルに置いた眼鏡を元の場所に戻せば、資料から視線を外し)・・・・・変わってる筈もないか。(テーブルの端にある休憩のお供?として持ってきた硝子をじっと見つめる。)(預かってからずっと工房の自室に置きっぱなしだった眼前の鉢植え。たまには外の空気に触れさせれば成長に良いかなと考えて持ち出してみたのだが、魔力を与えた時の様な劇的な変化を見せることも無く。) [Wed 8 Nov 2006 23:49:13]
クロコ@魔法生物育成 > (さほど利用者のいない図書館の奥に備え付けられた閲覧席。その一つ、硝子の鉢植えが置かれている席に腰掛けた男は眼前に置かれた資料らしき物に視線を落としながら眉と眉を寄せていて。)・・・・・・・ふぅ。(寄せていた眉を離し表情を緩めれば小さくため息を漏らし)ちょっと休憩しとくか。(小さく独り言を呟けば眼鏡を一旦テーブルに置きその場で軽い伸びを一つして。) [Wed 8 Nov 2006 23:39:52]
お知らせ > クロコ@魔法生物育成さんが来ました。 [Wed 8 Nov 2006 23:33:31]
お知らせ > バラエさんが退室されました。 [Mon 6 Nov 2006 21:56:00]
バラエ > 黙ってるのは苦手だ。 (ぱふン。分厚い本を閉じて、抱えて、) (立ち上がる。)     (行こうと思う場所は決まった。後はとっとと出掛けるだけだ。) (男は書架の向こうに去った。) [Mon 6 Nov 2006 21:55:59]
バラエ > 島の何処からでも見える。外さえ見えれば目印にもなる。 …。あの樹、 (ぺらり。) 内側って空洞なンだろか。 (「ン、ン!」 後ろを過ぎる司書の咳払い。…静かにしろってか。) [Mon 6 Nov 2006 21:49:52]
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