ヴェイトス大学 参加者 なし ROM 1人
お知らせ > 跡野末理さんが帰りました。 『( でも部室は欲しい )』 [Sun 8 Apr 2007 23:44:45]
◆跡野末理 > ( 『サークル』 の体を成していなくても、活動することはいくらでもできる。 むしろそれはオマケだ。 サークルがあるからするのではなく、したいから、し易いようにする為にサークルを作るのだし――― ) [Sun 8 Apr 2007 23:44:37]
◆跡野末理 > ( ―――否定したり、恐れたりはしていない。 同じように世界を見られれば言う事はないが、とりあえず共感するための最低条件さえ備えていると思えるならそれで十分。 だからこそ、楽しめるのだから ) ―――。 ( エミキーは探しものを見つけただろうか。 学内の 『幽霊』 について気掛かりがあるのだとは察しているものの、具体的な事はさっぱり。 とんでもない学校と考えれば、死者や行方不明者の数はまだ少ないと言えるのかもしれないが… 学生たちにそう認識されるような表沙汰になるものだけでも年に数件はあるようだし、秘密裏に処理されたものを含めればいくつあるか知れたものではなかった。 …独り占めしないで、もうちょっと詳しい話を聞かせてもらえればと思いつつ… ゴシップ壁新聞のバックナンバーからイニシャルや失踪・死亡時の状況を拾い集めただけでは何だか芸が無い。 聞きに行く前に、何かもうちょっとないものかと考えて、思案顔 ) ( 遠目に見れば、夜の学校を灯りも持たずうろついている、古臭いデザインの誰も着ない指定制服を着たお下げ髪は十分幽霊かもしれない。 それはそれで面白いから、気にしない ) [Sun 8 Apr 2007 23:40:59]
◆跡野末理 > ( ―――ト。 足を止めて。 歩いて来た廊下を振り返る ) ( 自分の目にはなんてことない、ただの学校。 そんなに長く歩いて来ただろうかと、闇の中に消えてしまう見つめる先に首を傾げても、味方にする闇を恐れるような感覚は物心ついた時には既に無かったような気がする。 ―――エミキーには、違うのだろう。 コッタも、魔術を齧り魔力を感じられるようになったばかりの自分よりは、多くの情報を得ているに違いない ) ( …目的地を設定して、そこへ辿り着くために外壁を伝う・飛び降りる・屋根に登るなどの手段を含めた最短ルートを取る事はできても、その途中どこかに異界の口が開いていたって自分には気付けない。 気配、とかそういったものは捉えられるけれど、それが幽霊だ何だといったものにまで通用するとは思えないし… 確認した限りでは、今までお化けを見た事は無い。 …化け物なら見たが… ―――でも、彼女達なら ) ( 途中怠けたりもしていたけれど、忍の隠れ里に生まれてその技術を叩き込まれ、一時は優秀で… 大抵の事なら何が起きたって対処できるような気になっていて、見える範囲に感じようもない何かが潜んでいるなんていうのは新鮮な感覚だった。 …それに火をつけてくれた彼女… 我ながららしくもないご執心なんじゃないかって、微苦笑零して、首を振る ) [Sun 8 Apr 2007 23:06:20]
◆跡野末理 > ( ―――百歩譲って同じ学部なら… 転科させちゃおうかしら… ダメね。 コッタとカリキュラム全然違うじゃない。 昼休みに話すにはちょっとアレな内容だし… やっぱり部室よ部室。 部室。 これだけあるんだからどこかに使ってない教室くらい――― ) ( 転科させるのがダメな理由が 『どうせ無駄だから』 なのはきっと何かの冗談。 食事中に害虫やカビの話をするべきではないと考える良識はあるのにどこかでズレてるアンバランス。 ちょっとくらい目立っても良いじゃないと開き直ってからは、一般の学生に対しても本性を表しつつある。 ―――芸能学科棟、政治学科棟、教授棟と校舎を渡り歩き。 空振りに終わればつまらなそうに溜息一つ。 昼休みで良いやと諦めた。 …学部の違うエミキーだけど、先に終わると何故か魔術学科棟の前で待っていてくれたりする。 自分やコッタが先に終わった時は、言わずもがな… 最近半ば強引に混ざらされた感のある先輩は、やっぱり忙しいようでその時々か ) [Sun 8 Apr 2007 22:21:30]
◆跡野末理 > ( 同じドア、同じ窓、表札からそれぞれの部屋が違うらしいとは分かるのだけど、どこまでも続くのではないかと錯覚させるような廊下で目を落としているのは、学生の短期アルバイト紹介としても重宝がられている斡旋所の求人広告。 ―――どこぞの不精な錬金術士が、大抵の家庭で忌み嫌われるアレやソレを始末する掃除婦を探しているというものだ ) ( ただの掃除であったなら、今のところお小遣いに困っているわけでもないし受ける理由は無いのだが――― 何年も閉ざされていた迷宮のような地下室、と言えば不思議の一つや二つも転がっていそうな印象。 それも錬金術士邸とくれば決まりだろう。 鼠や【くろいあくま】を恐がっていて忍はやっていられない。 例によって自分は平気なのだから皆だってがんばれば平気なはずと決め付け、捕まえるべく夜の大学を彷徨っている。 これがまた、それで捕まりそうな部員達なんだ。 *逃げた方が ) [Sun 8 Apr 2007 21:58:10]
◆跡野末理 > ( ―――とか上機嫌で、満面の笑顔で、部員を何やかやに巻き込みたいわけではないけれど。 あれをしようこれをしようと言っても、集まる場所が無ければ一人一人に声をかける事になるし、メモを残すにしても一人一人に送らなければならない ) 〜せめて全員寮生とかなら楽なのに、エミキーは親元でしょ? 先輩は下宿。 …別に部活として承認してもらなくても良いから部室は欲しいわねー… ( それを部室と言うのかはさておき。 どこかから剥がして来たらしい求人広告をひらひらさせながら、闇に溶ける色のセーラー服を着たお下げ髪が夜の校舎を歩いている。 神がかった感覚でエミキーには見破られた?ものの、別にその必要が無ければ足音を消したりしないし、かっちりとした革靴でコツコツと廊下を叩き ) [Sun 8 Apr 2007 21:40:16]
お知らせ > 跡野末理さんが入室されました。 『( 駆除!するわや〜ぅ! )』 [Sun 8 Apr 2007 21:29:55]
お知らせ > 水蓮さんが帰りました。 『衛生兵ー! ( 人形教師再び動揺。 )』 [Sat 7 Apr 2007 04:02:59]
お知らせ > ドリィさんが帰りました。 『「あぅぅっ!」 そしてやがて、気が抜ければ額の痛みがぶり返して呻きを一つ。』 [Sat 7 Apr 2007 04:01:54]
◆ドリィ > (例え幽霊でも…先生は、私を必要としてくれる。 私を好きでいてくれる。 だから、私はそれに応えないといけない。 それに―― そう言う風に思われるのは…何故だか、とても心地が良い。 服従の完成形とも言える、そんな思いを胸に抱きながら… 自ら縛られる事を望んだであろう少女は… 上着を着る事もせず、月が見守る中… 抱き締めあい、そして――) 『愛して下さい、せんせい』 (―― 思いは言葉の代わりに… 口付けと言う行為で以って彼女へと伝えようとするだろう。) [Sat 7 Apr 2007 03:55:39]
◆水蓮 > ( まるで婚約の契りのようなその願いは、誰にも知られぬまま、胸の中だけに響いた。 小指からすっと、真っ赤な鎖ががんじがらめに縛るような。 )( そんな二人を見ているのは、ただただお月様だけ。 誰も知らない、闇の中の出来事。 )( 水蓮は、きっと言葉に出すことがないだろう思いを、そっと心に響かせた。 ) 『―――愛しています』 [Sat 7 Apr 2007 03:51:20]
◆ドリィ > せんせい……… (口付けを交わし合いながら… 次第に消えていく恐怖の代わりに芽生えていくのは―― 依存にも似た感情。 彼女は私の秘密を知り… 私は彼女の秘密を知る。 だから、私は彼女から離れてはいけないんだろう… 離れてしまえば、二人分の秘密の重さに、どちらかが壊れてしまうんだろう… そんな感情を抱きながらも… それでも、それを受け入れる様にそっと目を閉ざせば… 体から、力を抜き――)(―― 私の所為で…先生が壊れるような事が、おきませんように… )(願う言葉は、互いに互いのための…それ?) [Sat 7 Apr 2007 03:46:25]
◆水蓮 > ドリィ……………。 ( ああ、口付けを受けながら水蓮は嘆く。 いまこの瞬間、自分は一人の人間を縛りつけたのだと、そう嘆く。 それを望んだのは自分自身で、それを為したのも自分自身で、なれば嘆くことなど許されようもないのに。 ただひたすらに申し訳なく思いながら、そっと目を閉じた。 )( ―――願わくば、少女に幸あらんことを。 ) [Sat 7 Apr 2007 03:40:10]
◆ドリィ > はい… 先生…… (幽霊は怖い。 けれども、もっと怖いものを知っている―― ダークサイド。 きっと、あれに比べれば… 先生は、全然怖くない。 自分に言い聞かせる様に怯えた心に囁き掛け…そして、抱き締める様に腕に力を込めれば… 耳に入る「ありがとう」 の言葉に、返す様に――) わたしからも、ありがとうございます… せんせい… (―― そう、返せば… また、もう一度口付けをしようとするだろう。 まるで、契約を交わす様な… そんな、風に――) [Sat 7 Apr 2007 03:36:27]
◆水蓮 > ………………ありがとう、ドリィ。 ( 漏れ出るしおらしい声に、我ながら怖気が走る。 秘密の共有はより絆を強くし、離れがたくする。 それがために彼女は自分を受け入れる。 それがとても申し訳なかった。 ) ……………ありがとう……ドリィ。 ( 正しい対応は、その恐怖をもって考え直させることだろう。 怖いのならばいいのだよと。 止めておきなさいと。 そういうのが正しい態度なのだろう。 だが、できない。 今更、だ。 抱きしめる腕に、ただすがる。 )( 死色のそれは、やがて消えた。 魔力によってイメージを与えられたそれは、魔力をカットすれば、人の目にはもう見えない。 ) ………………ありがとう……。 [Sat 7 Apr 2007 03:30:15]
◆ドリィ > (必死に、涙を押し留めて… 彼女の告白を待つ中―― 次第に消されていく部屋の灯。 それに、少しだけ不思議そうな顔をしながら… それでも、きっと今から先生がする告白は大切な事なんだろう…と、そう思えば… ぐっと胸の前で手を握り、身構える様に…して――) …… え?(そして… 不意に投げられる、奇妙な言葉。 日光が良くないってどういう事なんだろう? けれどもその疑問は、直ぐに… ) ぁ―――― …… (解消されてしまえば… 思わず、浮べるのは唖然とした表情。 つまり、目の前の人形先生は… 幽霊? 頭の中グルグルと回る困惑と… 恐怖… それが、思わず足を後ろに下げ――) だ、めっ… っ!(―― させなかった。 それを堪える様に… そして頭の中で渦巻く困惑と恐怖を打ち払う様に… 『受け入れよう』 と言う思いを強めれば、後ろに下がりかけた足を… 前に。 震えそうな体を… 前に。 今にも破裂しそうな心臓を、前に… 押し進め――) わたしも… 先生を、受け入れ…ます… だって―― (―― 思い返すのは、口付けした時に感じた…温もりの様な感触。 もし、彼女が幽霊だとしても… けれども、此処で確かに生きているのだから… そして――) わたしを… 受け入れて、くれたから―― (黒い何かを滲ませた彼女の体を… 抱き締めよう。 その黒がとても冷たい…凍える様な温度の色でも、構わない…から) [Sat 7 Apr 2007 03:22:48]
◆水蓮 > ( 言わなくてもよかった。 自分の心のなかにしまっておいてもよかった。 ずっと秘密にし続けてよかった。 それをあえて伝えてくれたこと。 それは、とてもとても辛かったろうに。 ) ドリィ。 ……………私は………。 ( 深呼吸するような動作は、単なる物まね。 心を落ち着かせるための。 ゆっくりと身を離し、水蓮は室内の照明を消していく。 蝋燭の一本も残さず消して―――月明かりが僅かに差し込む中で、ようやく水蓮は口を開く。 ) ごめんね、暗くして。 ………日光ほどではないけど、あまりよくないから。 ( そう呟いた水蓮の人形の体―――その節々から、どろり、と黒い気体のような粘度の高い液体のような、奇妙な何かがじわりと染み出る。 それは、 ) これは、魔力でイメージを持たせた、「私」。 …………人形先生なんていうけれど、この人形は動くようになんかできてない。 私が入っているから、動くだけ。 …………ドリィ。 私は………………既に死んでいる。 ( どろり。 あふれ出た黒いそれは、死色をしていた。 ) [Sat 7 Apr 2007 03:11:33]
◆ドリィ > (上半身を裸にして彼女の前に晒しながら…目を瞑り、じっと言葉を待つ。 その、閉ざした瞳の中で巡るのは… 拒絶された時の言葉。 その一つ一つが不安を煽り、そのか細い体を揺らしてしまうだろう―― けれども……) ぇ… ぁ… … あぁ… せ、んせ…い っ! あり、が… と…ござ、いま―― (その全てを振り払う様な…彼女の言葉。 吐き出そうとした歓喜の言葉は、同様にあふれ出た歓喜の涙で最後まで言葉にならず… 微笑みながら涙をボロボロ溢れさせるだろう。 受け入れてくれた。 この人は、私が穢れている事を知っても…それでも受け入れてくれた… だから――) (――先生の告白を、私も受け入れようと… 心に、決めて… 彼女の告白の言葉を待つだろう ) [Sat 7 Apr 2007 03:04:26]
◆水蓮 > ( はっきり言ってしまえば―――言葉が出なかった。 目の前でさらされるその事実に、まず、動きが止まった。 そんな余裕はなかった。 ひどい…………その教授は、こんなことを、強要したのか。 何かあったのかもしれない、どころではない。 水蓮は、見つけ出せなかっただけでなく、守れなかった。 ) ……………………好きだよ。 私は、好きだ。 嫌いになんて、ならないよ。 それにドリィは汚くなんかない。 とても、キレイだ。 私なんかに―――君は。 ( 表情を作ることができない。 その教授への例えようのない感情が吹き上がる。 この非力な体でもいまの気分ならば、168時間以内に想像し得る最大の苦痛を与えてやれそうだ。 ) ……………私は、受け入れるよ。 ドリィは、私に教えてくれた。 告白してくれた。 ―――だから、私も私のことを教えるよ。 君だけでは、フェアじゃない。 [Sat 7 Apr 2007 02:55:00]
◆ドリィ > ありがとう、ございます―― (『嫌いになんてならない』 その言葉に、小さく呟き漏らせば… 手を掛けるのは、自分の服。 一瞬の躊躇の後で、それを脱ぎ捨てれば―― まず、口にしたは… ついさっき、彼女が尋ねた教授の名前。 そして――) せんせいは…黒ミサって… 知ってます、よね… (―― パサリと、お古の上着を床へと脱ぎ落とし… 言葉と共に…次に手に掛けるのは、簡素な肌着。 ソレのボタンを外しながら… 何度も、泣きそうな深呼吸を繰り返し…) わたし… その教授に、それに連れていかれて… それで… (パサリ… 上着に続いて落ちる肌着… その下から、露になる貧相な上半身に付けられたのは… 一つや二つでは済まない程の大量の性交の後。 それを、彼女の前に晒しながら… 今にも泣きそうな顔と、声で… ) 沢山、沢山… 汚されて、わたしも… それに飲み込まれて…めちゃくちゃになって… 怖いものにも穢されて… 多分、わたしの体はすごく…汚い体だと…思います―― それでも… (逃げ出しそうになる気持ちを… 気絶してしまいたくなる思いを… 先生から貰った卑怯(ユウキ)で捻じ伏せながら… ) それでも… 私を… 好きで、いてくれます…か? わたしを… 受け入れて、くれます…か? (負け犬少女は… 一世一代の、そして最初で最後の大博打に 出るだろう。 それも失敗すればお互い壊れてしまいそうな、危険な大博打…に) [Sat 7 Apr 2007 02:44:05]
◆水蓮 > ( 涙。 零れてくるそれが、この罪を許してくれるような錯覚に陥る。 慈雨の雨のようで―――ココロが震えた。 ) おね、がい…………? ( 君のお願いなら何でも聞こう。 君が望むのならば何でもしよう。 永劫に償おう。 腕の中、潤んだ瞳を見上げて。 ) 勿論………嫌いになんて、ならないよ…………。 ( 嫌いになんてなれるわけがない。 嫌いになんてなってやるものか。 例え君がどれだけ私のことを嫌いになっても。 ) [Sat 7 Apr 2007 02:34:33]
◆ドリィ > (冷たいはずの人形の体から感じる、妙な暖かさ―― それが、妙に心地好くて… この穢れてしまった体を洗い清めてくれる様で… だから、瞳からは涙が溢れ出して止まらなくて――) せんせい… すいれん、せんせい… っ ありがとう… ござい、ます… (だから、泣きそうな声でアリガトウとはっきりと言葉伝えれば… 自分の心を奪ってしまった卑怯な侵略者の体を… 弱々しい力で、それでも一生懸命抱き締め… そして――) せんせい… お願いが、あります… ( 侵略者から受け取った… ちょっとの卑怯さ。 それを胸にギュッと抱きしめれば… 今にも泣きそうな瞳で見詰め、そして――) わたしの…全てを見ても… 嫌いに、ならないで下さい (卑怯(ユウキ)を胸に… 声を、絞り出すだろう―― ) [Sat 7 Apr 2007 02:27:14]
◆水蓮 > ( 抱きしめてくれる腕に、感覚的なものを受け取ることはできない。 この身には痛みも何もない。 同じように、ぬくもりも感じられない。 けれど、魂が、喜ぶ。 魂が、あたたまる。 ―――癒される。 ) ドリィ……ドリィっ………! ( ごめんなさい。 ごめんなさい。 ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。あふれそうになる謝罪を押さえつける。 謝罪する資格などなかった。 卑怯な手段で領地を奪い取った側に、謝る資格など、ない。 だからただひたすら、言葉に出せないそれを魂に刻む。 ) ………………………ドリィ。 ( なんたる醜さ! 脅迫のように奪い取れたのはここまで。 きっと彼女は自分を愛してはくれないだろう。 けれど。 )( すれ違う、ように。 ) [Sat 7 Apr 2007 02:17:41]
◆ドリィ > (何でもする。 確かに、少女はそう言った―― 壊れて欲しくない。 彼女に壊れて欲しくないから… その為には何でもする、と。 けれども、既に自分の所為で壊れてしまっていたなら… 多分、きっと…壊してしまった償いは、何でもするって言う程度じゃ駄目なんだろう―― だから、ドリュートレス・ローザス・ディフィートは決めたのだ。 自分と言う領地を、水蓮と言う軍隊に差し出そう、と―― 一時の感情の昂ぶりに任せる侭に ) …… んっ… ぅっ… … っ… ………(その思いに身を任せる侭に、優しく人形の体を… その中の魂を… 包んで癒そうとする様に抱き締めるだろう。 こんな、穢れ切ってしまった体では、きっと先生は愛してくれないだろうけど… それでも―― それでも、思いには応えたいと… 生まれて初めて、わがままをしたくなった、から。 だから、言葉に出来ない思いを、行為に変えて… それで示した ) [Sat 7 Apr 2007 02:10:01]
◆水蓮 > ( 何でもするという言葉に、じゃあ、と。 卑怯なのはわかっている。 感情の高ぶった相手にそんなことをいうのは卑怯だとわかっている。 でも、水蓮は、決めたのだ。 恋と戦争には、戦略は問わないことを。 ) ごめん…………私、ドリィのことが、すきなんだ…………あっ。 ( 返される唇。 魂が、揺れた。 それができるのならば、泣いてしまったかもしれない揺れ。 こらえきれず、水蓮は抱きつこうとした。 キスして、ハグして、水蓮は長いときの中で蓄えた百万の言葉よりも、衝動的なそれを咄嗟に選択した。 嗚呼―――これを、このあまやかな響きを嬉しいというのか。 ) [Sat 7 Apr 2007 01:59:46]
◆ドリィ > (嗚咽を漏らしながら、耳にし続ける彼女の言葉。 カタカタと、体震えさせる姿に… 次の瞬間にでも彼女が崩れてしまうのではないだろうか? なんて不安に襲われながらも… それでも約束した 『逃げない』 と言う言葉。 それで、じっと臆病な足を縛り付ければ… 拳、ぎゅっと握り締め… その場で、言葉聞き続けるだろう。 上手く紡げない言葉… それが吐き出される度に、安堵と緊張の吐息吐き出しながら… そして――) な…んで、す―――― ぁ (―― 要求の後で触れ合うのは、彼女の…唇。 それに、一瞬…キョトンとした様な顔をすれば… すぐ様、顔を真っ赤にして―― そして…――――) ぁ… せ、せんせ… い… (震える声と共に… ボロボロと、ボロボロと、まるで自分が壊れてしまった様に涙溢れさせれば… 今度は、此方から… 黒ミサの時の様な、欲望をぶつけるだけのソレとは違う… 思いを伝える様な、その口付けを返そうと、するだろう。) [Sat 7 Apr 2007 01:53:21]
◆水蓮 > ………………うん……………頑張って、みるよ。 ( いままで逃げたことは一度もない。 けれどそれは、逃げる場所も、逃げた果てもなかったというただそれだけ。 そしてそれ自体が既に逃げ。 視線を受け止め、噛み締めるように。 ) ………………努力だけじゃ、駄目なんだ。 …………私は、だって、私は………君が…………。 ( かたかたと体を震わせて、水蓮はうまく言葉をつむげない。 好きだから。 だから、自分を許せない。 ) ………………………そんなことは、( ないとは言えなくて。 ) …………ん………確かに。 壊れそう、かも知れない。 君のせいで。 私はどこまでも墜落していって、壊れてしまうかもしれない。 だから………私は、君に要求したい。 ( 卑怯者。 自分をののしる言葉が聞こえた。 だけれども、そんなもの、知らない。 卑怯でいい。 ただ、思いっきり背伸びをして、人形の唇を、少女のそれに寄せた。 ―――触れるだけのフレンチキスを。 ) ―――すきです。 ( と。 ) [Sat 7 Apr 2007 01:45:34]
◆ドリィ > ―――― はい、逃げません… だから、その…… 先生も、逃げないで… くれます、か?(それは、ドリィにしか分からない言葉。 それを投げ掛けて、真剣な瞳で見詰めれば… ぎゅっと、彼女の手を弱々しい力で握り締め――) …… でも、先生は私を探してくれたんです、よね…? それだけでも、私は… 嬉しい、ですから… だって、きっと先生以外は誰も… 探してくれなかったと…思います、し―― (自らを責める様な、思いに対し少女の口から溢れるのは、何処かはにかんだ様な言葉。 それに、微笑む様な表情を加えて向ければ… そっと、小さな声でありがとう… と、囁くだろう―― けれども) ぇ… ぁ…せ、せんせい… あの、わ、わたしの…所為で…? やっぱり、私の所為で…先生、壊れ… いや、そんなの… いや、で…す… 先生…わた、し、なんでもします…から、壊れちゃ…壊れちゃ、いやぁ… っ(『大丈夫じゃない』 その言葉を聞いてしまえば… ダムが決壊したようにボロボロと涙零しながら、嗚咽混じりの言葉吐き出し… 招かれた部屋の中に、その嗚咽が広がっていく…だろうか) [Sat 7 Apr 2007 01:36:29]
◆水蓮 > ……………逃げ、ない………? ( 場に合わない言葉。 けれど多分、最適な言葉。 水蓮にはわからなくて、ドリィにはよくわかる。 ) でも、私は…………………見つけられなかった。 探したのに。 結局…………。 ( 自分の非力を言い訳に、無意識に努力を怠ったのではないか。 水蓮はずっとそう考えていた。 ) 本当に大丈夫? ………辛かったら、言って? 苦しかったら、教えて? 私は頼りにならないかもしれないけれど……………言って欲しい。 私は本当は大丈夫じゃないよ。 全然、大丈夫じゃない。 いまも、全然。 ( 表情はなく、人形として正しい形としての無感情。 でもそれは、表に出す余裕がないから。 あてがわれた部屋に着けば、ドアを体重をかけて押し開け、招いて。 ) [Sat 7 Apr 2007 01:27:51]
◆ドリィ > もっと、ゆっくりで… 良いです、私は―― (一瞬の、迷い けれども) ―― 私は、多分…逃げません、から (そう、はっきりと口に出せば… じっと、凄く動揺している彼女を見詰めるだろう。 私の所為でこの人が…こんな素敵な人が壊れてしまうのは…死んでしまうのは、嫌だ。 だから、私がしっかりしないと―― ふっと、一瞬そんな思いが芽生え…?) …… 先生は、駄目じゃない…です、から… あっ、私は… その、大丈夫…なんで(動揺する彼女の姿… それを慌てて手を振りながらも… 痛みをギュっと堪えて浮べるのは、涙目の笑顔。 まだ、額はジンジンと痛むけど… これを我慢すれば先生は壊れたりしない。 そんなオマジナイ胸に込めて、安心させる様な笑顔と共に… その後を着いていくだろう。) [Sat 7 Apr 2007 01:22:31]
◆水蓮 > ( 磨耗しきった魂には多くの感動は残されていないけれど、だが少なくとも、自分を心配してくれることを嬉しいと思える気持ちは、あったようだ。 ) え、あ、ごめん! その、気が急いちゃって……………ごめん。 私は、駄目だね………。 ( 歩調を緩めながら、水蓮は苦笑いを作った。 保健室より近い自分の部屋に行くことに決め、ルートを思い出す。 すぐにもつくだろう。 数分程度だ。 呻く姿に、大丈夫!? 大げさなまでに水蓮は動揺した。 ) [Sat 7 Apr 2007 01:15:25]
◆ドリィ > (それが… 彼女の、なにがあっても変えられない性分なんだろうか。よほど怖い相手でも無い限り、自分より凄い人だと思ったり…何かあれば心配してしまう。ある意味、負け犬根性の一端にも見えるだろう。 そんな少女は、先導される侭に後を着いていけば… 耳に入って来るキィキィと言う音に不安げな顔を向けて――) 先生、あの… 早歩きじゃなくっても…もうちょっと、ゆっくりで大丈夫… ですから。(と―― 此方も一生懸命走らないと人並みの速度にならない事も相まってか、そんな風に。 そして、大丈夫の問には… コクンと頷くも―― ズキンと走った痛みに、また顔を顰めて呻くだろう) [Sat 7 Apr 2007 01:10:32]
◆水蓮 > ( なんていう顔をするんだろう。 水蓮は動揺する。 人形相手に、好奇を持つならばともかく、そんなに心配するなんて。 ) 大丈夫。 私も歩けないわけじゃないよ。 走ったりはまだできないけれど。 ( 助手はいない。 時間になるまでこないことになっている。 あくまで仕事の上での関係だから、そこら辺はきっちりしてる。 水蓮は先導するように歩き出した。 ぎいぎいと体中を鳴らして、全速力で体を動かす。 それでやっと、人波の歩行速度になるのだ。 ) ああ………保健室より私の部屋のほうが近いかも………大丈夫? ( 絶対大丈夫ではないでしょう? そう含ませた確認だった。 ) [Sat 7 Apr 2007 01:02:13]
◆ドリィ > ―――――――― (じっと、見詰める泣きそうな顔。 もし、水蓮先生が壊れたら自分の所為なんだ…と、そんな事を思ってしまいながら、何処か縋る様に見詰めれば… やがて、彼女から掛けられる声に… 心配げな顔を向け続けながら――) わかり、ました… その、歩け…ます、か?(――私は大丈夫ですけど… と、彼女の手を取り…実は少しフラフラするのを堪えながら言葉掛ければ―― 噂の黒子さんの姿を探す様に視線巡らせるだろう。) [Sat 7 Apr 2007 00:56:55]
◆水蓮 > む………それは……………。 ( 動揺していたとはいえ、聞かせるべき言葉ではなかった。 水蓮はすこし後悔した。 多少嘘になるが、直せるからとでも言っておくべきだったか。 泣きそうな顔に弱いのは、仕方がないだろう。 ) 大丈夫、大丈夫だよ私は。 転んだくらいじゃ壊れないよ。 どこもなんともないから。 ( 両手をパタパタと振って大丈夫であることをアピールする水蓮。 さすがに場所が場所名だけに視線が集まる。 とにかく、出よう、と手を取ろうとして。 ) [Sat 7 Apr 2007 00:53:08]
◆ドリィ > 壊れるだけって… そんなの、死んじゃうのと一緒だから…駄目、です…っ!(壊れるだけ… その言葉に此方も動揺を露にすれば… 痛みも吹っ飛んでしまったのか思わず泣きそうな顔で見上げて… ちょっとだけ、声を荒げるだろう。 その後で、少し…何度も深呼吸を繰り返せば… じっと、水蓮を見詰めて――) …… 先生の方が、先です… 先生が、大丈夫だって分かるまで… わたし、保健室… 行きません、よ。 それに、わたし…全然、大丈夫…ですから (… 少しだけ… ほんの少しだけ、わがまま言う様な… それでも、やっぱり泣きそうな顔を向けて… よろよろと立ち上がるだろう。 その拍子にまた額にズキンと痛みが走って顔を歪めるが ) [Sat 7 Apr 2007 00:48:27]
◆水蓮 > 私はいいんだよ、壊れるだけなんだから! ああ、安静にして! 頭打ったんだから! すぐに保健室へー! ( すさまじい動揺っぷりである。 今までの心配が全部、風船のようにここで破裂したのだから当然だ。 水蓮の体も、人形のそれとはいえかなり高価であるし、そうでなくとも、器が崩れれば今度こそこの磨耗した精神が消滅するだろうことはわかりきっているのだが、気にしたふうもなく、ぎいぎいとすぐ傍までくれば、おろおろとして。 ) [Sat 7 Apr 2007 00:42:42]
◆ドリィ > うっ… うぅ… あうぅ… (机の角へとモロにぶつけた額。ソレを抑えて呻いていれば… そんな自分に投げられる水蓮の声。 その声に―― 一瞬、自分が彼女に近寄って良いのか? なんて思いが生まれる…も、けれども――) せ、先生は…大丈夫、なんですか… !?(―― 口から、吐き出せたのは…彼女を気遣う言葉。 彼女だって、自分と同様に転んだのだし… 自分よりも小さいんだし―― 頭の中を彼女に対する心配で渦巻かせながらも、勢い良く顔を上げれば―― ズキンッ) あうぅぅっ… (角の形に赤い痕が付いた額を押さえて、また俯くだろう ) [Sat 7 Apr 2007 00:38:08]
◆水蓮 > ( 結果的に、双方倒れこむという本当にドリフみたいなことになってしまったわけだが、水蓮の心中は穏やかではない。 すぐに起き上がって、汚れを払うことも、破損していないか確認することもなく、慌てて全身をギイギイ言わせながら歩み寄った。 走れないからだが忌々しい。 ) ドリィ!? 大丈夫ドリィ!? だ、だ、誰か! 衛生兵ー! 衛生兵ー! ( 史上初の、取り乱した人形教師。 そのとき食堂にいた学生は、実に珍しい光景を見ることになった。 ) [Sat 7 Apr 2007 00:33:50]
◆小柄な人影 > (見つかった! 視線を向けられた瞬間、そう思ってしまえば、思わず逃げ出そうと回れ右をしようとするだろう。 けれども――背を向けた直後に響く、人形先生の奇妙な声と、酷い物音。 それに、慌てて振り返れば… そこには――) す、水連せんせ―― あうっ!(―― 床に倒れた彼女の姿。 それに、慌てて駆け寄ろうとするも―― 踏み出した足は、入り口に引っ掛かり… ) きゃっ あっ ぁ―――――――― (よろける体。 ノロノロながらも勢いが付いていた体は、チョットだけ宙に浮けば… 其の侭慣性に導かれる侭に前にダイブするだろう。 そして、そこにあったのは食堂の机の角。 盛大な音が、もう一つ響くだろう) [Sat 7 Apr 2007 00:30:16]
◆水蓮 > ( 丁度集中が途切れたところに、物音。 視線を向ければ、そこには今丁度考えていた相手ではないか。 ) ―――ッ! ドリふっ―――ッ!? ( 何も妙な呼び方をしたわけではない。 ただ、見つけた瞬間最大速度でそちらへ向かおうとして、椅子に足を引っ掛けて顔面から盛大に床にダイブしたのだ。 受身も取れず、より一層大きな物音が広がるのだった。 ) [Sat 7 Apr 2007 00:25:16]
◆小柄な人影 > ―――― (何処か、オドオドした様な様子で中を窺うのは… 小さな少女の様な人影だろうか。 入り口のドアの所に顔だけを出す様な感じで中を窺えば… じっと、食堂内の隅に居る人を見詰める様な様子で――) ……… あっ… (―― その最中、不意に自分が見詰めていた相手が体を起こせば… 思わず驚いてしまった様な声を上げて後ろに数歩よろけ… その拍子に、ガタンとドアが大きく音を立ててしまう…か?) [Sat 7 Apr 2007 00:22:10]
◆水蓮 > ( 嗚呼、それにしても何故こんなにも悩むのだろうか。 ) …………ふふふ…………マツリ、だったかな…………なるほど、彼女の言葉もあながち間違いではないのかもしれない……。 ( ゆっくりと体を起こして、水蓮は呟いた。 ) 恋に落ちるというならば、なるほど私はいま、墜落でもしているように不安だ。 [Sat 7 Apr 2007 00:19:25]
お知らせ > 小柄な人影さんが入室されました。 『食堂の入り口で小さな物音… 其処には、中を窺う様な小さな人影がある…か?』 [Sat 7 Apr 2007 00:17:17]
◆水蓮 > …………………なにかあったとして……どうしたらいいんだろう。 私はどうすればいいんだろう。 このいやな状況を、どうやったら……。 ( かつてワシントンと呼ばれた頃の自分ならばどうしただろうか―――いや、そんな問いは無為か。 知識量や単純な演算速度はそれなりにあるが、水蓮ははっきり言って、なんらかのスキル持ちではない。 打開する策も持ち合わせていない。 魔術にしても、研究に没頭するタイプではないが、間違いなく理論派。 実践派魔術師、武闘派魔術師と違い自ら行うことはあまり得意ではない。 ) [Sat 7 Apr 2007 00:14:18]
◆水蓮 > ドリィについてなんか知ってそうなのになぁ……………くそう、確認のしようがないよ………。 ( 頭を抱えて、水蓮ははあ、と重くため息をついた。 そういう人間臭い動作は、大抵意識的に物まねしているだけなので、参ってはいるものの多少の余裕はあるということでもある。 ) くっそう…………くっそう…………………………結局ドリィも見つからないし、あの教授も冷たいし。 なんかしやがったんじゃないだろうなあの教授………。 ( ここ最近、ずっとこうしているものだから、軽い気持ちの学生はあまり近寄らなくなった。 そのためエアポケットのようになってしまっているのだが水蓮は気づいていない。 ) [Sat 7 Apr 2007 00:00:14]
◆水蓮 > ……………くっそー………まさかあそこまで相手にされないとはなぁ……。 ( 食堂の隅で、飲みもしない珈琲を前に人形教師は唸っていた。 先日話を聞きに行った教授に何度かアプローチをかけてみたのだが、ことごとく否定され、相手にしてもらえなかったことに関してである。 ) [Fri 6 Apr 2007 23:50:09]
お知らせ > 水蓮さんが来ました。 [Fri 6 Apr 2007 23:48:20]
お知らせ > 水蓮さんが退室されました。 [Thu 5 Apr 2007 00:02:21]
◆水蓮 > …………………ん、や、ありがとう。 気にしなくていいよ。 …………? ああ………そういうことになってたら…か………わかんないよ。 何するか、自分でも。 ( 会話は終わったようで、学生は何度か頭を下げながら、そそくさと去っていった。 喋るだけ喋って、満足した様子である。 ) ……………その教授、会いに行ってみようかな。 ( ―――だが結局、軽くあしらわれまともに相手はしてもらえなかった、という結果になるのを、まだ知らない。 ) [Thu 5 Apr 2007 00:02:19]
◆水蓮 > ………………どこに行くんだろうね? ………そう。 それくらい、わかるとよかったんだけど………。 どういう人、その教授。 ( 廊下の向こうから足音が響き、会話が中断する。 通り過ぎる学生を会釈とともに見送り、その背が見えなくなったところでひそひそと会話が続けられる。 ) …………よく、わかんないよそれ。 ……少なくとも、私みたいな変り種タイプではない、と。 [Wed 4 Apr 2007 23:52:09]
◆水蓮 > ( 密やかな会話は、続く。 ) ………ドリィと? …………………ううん、聞いてない。 会えてもいないし……え? あ、ああ、気にしないで。 ( パタパタと手を振って、人形教師は、すこし考えるようにした。 表情には感情は浮かんでおらず、人形ゆえにそれは生気などない。 ) ……………仲いいのかな? ……………………実際どうだかは、わからない、か。 まあ、そういうものかもしれないね、見てただけなんだから。 [Wed 4 Apr 2007 23:42:30]
◆水蓮 > …………え、誰それ? …………教授? ごめん、よくわからない。 ………うぅん………………ちょっと、見たことない……その人が? ( ひそひそひそひそひそ。 単に、秘密話をしているという雰囲気を求めてのものなのか、それとも本当に秘密として扱っているのか、学生は囁くように喋る。 ) 何科の人? …………あ、ん、知らない、か………有名な人? ……でもない、と。 [Wed 4 Apr 2007 23:32:17]
◆水蓮 > それだけじゃ、なく………? 悩んでた、みたいのかな? ( 相手の学生の声は小さく、聞き取れない。 人形教師は、大声というわけではなかったが、普段の大仰なそれではない、しかしそれ以上に感情的な声音だった。 ) ………………………なにそれ。 わからないって…………君は、悩んでいそうだと思ったのになにもっ、………ん、いや、ごめん。 ( 遠くを、足音が響いていた。 人形教師は腕を組みながら、ぎいぎいと体を揺らした。 ) [Wed 4 Apr 2007 23:22:11]
◆水蓮 > …………………………ええと、どういうこと、かな、それは。 ( それは、廊下でのこと。 人影はあまり見えず、むしろひっそりとした中で、人形教師は学生と話をしていた。 というよりは、人形教師が話を聞いている、という形かもしれない。 ) ええと……………いじめられっこみたい、なもの、かな、ドリィ。 ( それは個人的に贔屓している学生についての話だった。 ) [Wed 4 Apr 2007 23:12:30]
お知らせ > 水蓮さんが入室されました。 [Wed 4 Apr 2007 23:10:38]
お知らせ > 水蓮さんが退室されました。 [Tue 3 Apr 2007 20:05:52]
◆水蓮 > ( 考えてみれば結構はちゃめちゃな大学である。 ) まあどっちかっつーとアサシン系の人だからね。 ( 目立たないほうがいいんだよ、と目立つやつがいう。 どのくらいかは、人形先生も実は知らない。 ) 恋、恋かぁ…………人間らしい感情なんて、もう沢山落としてきちゃったからなぁ、ちょっとよくわからないかなー。 でも、うん、欲しいとは感じるかな。 ( 禁断どころか成立しない気もするが。 ) へぇ、オカルトサークル…………ああ、君が、アトノマツリ。 君だよ、噂の人。 ―――そうだね、私でよければいつでも協力するよ。 それじゃあ、またね。 ( ひらひら手を振って見送る人形先生。 ドリィについては、一度否定されたからか、特に気にしたふうもない。 ただ一言別れの言葉を残して、ぎっちょりぎっちょり帰っていった―――途中回収されて。 ) [Tue 3 Apr 2007 20:05:49]
お知らせ > 跡野末理さんが退室されました。 『( なかなか捕まらなかった人形先生。 送ってあげた方が良かったかと思うのは、もう少し後 )』 [Tue 3 Apr 2007 20:01:25]
◆跡野末理 > ( インパクト的には子ども先生とどっこいだ。 幼女になったりしている巨乳先生もいるけど他学部だし ) ―――ああ、そうなの? 今一つうだつの上がらなそうな印象なのに、意外ね。 ( 『どれくらい』 強いのだろうと考える。 そんなもの、表には出ないが ) ―――ふぅん… それは… 何かしら、恋、みたいな? 教師と学生、同性、異種族どころか方や生き物ですらないって、凄い禁断さだけど… ( ゴシップね、良かったじゃない? と部員さんに首傾げたり。 気楽なものだ。 部員さんもそんな調子に流されて、さして大事とは捉えていなさそう ) ―――マスコットにしようとしてる方は知りませんけど。 オカルトサークルみたいなものを作ろうと思っているんです。 〜非常勤で発言力無さそうなのはたまにきず、でもインパクトとしては十分だし、『理論魔術』 でしたっけ。 そっちの方にも興味があって。 ―――〜だけどまだ。 部員も集まっていないから、お願いしません。 後日改めて――― サークルとは関係無しにでも、お話聞かせてください。 …と、それじゃあ、これからちょっと用事があるから。 ありがとう。 また来るわ。 ( 部員と先生にお別れを。 お下げ髪は、さっさと闇へ消えていく。 ―――もし先生が尚も気にするようなら、『ドリィ』 について最前は出てこなかった事を部員さんが思い出すかもしれない? ) [Tue 3 Apr 2007 19:58:32]
◆水蓮 > ( 名物扱いなのか、早くも。 むしろ珍獣かもしれない。 餌とか貰っても食べないよ! ) あははははー、まあそうなんだけどね。 そういうときのために助手がいるんだよね。 ああ見えて、武闘派魔術師だから、あの助手。 黒子って言うより護衛かもね。 ( ちなみに五分くらいの距離を一時間できた。 途中休憩入れて。 なにせ全力でやっと人並み速度。 ) ダークサイド? ああ、だからびびられたんだねー。 別に魔術関係じゃなくてさ、前にあったとき再開を約束したんだけど(ほぼ一方的に)、なかなか会えなくてねー。 かわいこちゃんだから誰かに取られないうちにと思ってねー。 ( 知らないならいいや、と。 微妙な差に気付いた様子もなく、人形先生はがっかりしたようにオーバーに肩をすくめた。 ) 掛け持ち? どことどこ? ( くりん。 小首をかしげる人形先生。 回転速度は常時速いわけではない。 ) [Tue 3 Apr 2007 19:43:03]
◆跡野末理 > ―――〜ああ、心配しないで。 魔術科名物の人形先生よ。 知らない? ( 大丈夫ーと部員にも手招き。 珍しいもの見られるわよ! とかそんなノリ ) ―――自分で自分を守れない。 連れ去ればお金になる。 その面では子どもと違わないわ。 物を書けるくらいだからある程度は動けると思ってたけど… だったら黒子先生はいらないわよね。 むしろ想像以上に非力なくらいかしら。 ( ここまで一時間。 …それ自体は、この大学でならあるかもしれないと思いつつ… ドアも開けられないというのは新発見。 好き勝手言うのも用件を切り出されるまでだけど。 …聞いた事のある名前だ… ) …ダークサイド事件の時行方不明になってた子? …魔術科じゃなかったと思うけど、やっぱりそういう素養があったのかしら? 転科するんですか? ( 『…ああ、“あの”… いいえ? 彼女については…』 二人とも、今正に大変な事になっているのは知らない様子。 …『負け犬ドリィ』を意識する部員と、ダークサイドに重点を置くお下げ髪の態度に微妙な差があるだけで… ) ―――? そんなサークルもあるのね。 ライバルか。 顧問って掛け持ちできました? ( 考える風に顎に手を添えつつ、そんな問い ) [Tue 3 Apr 2007 19:36:11]
◆水蓮 > 子供じゃないんだから、わたしだって。 まあ盗まれたらまずいけど……って君は私が喋るだけだと思っていたのかい? ちゃんと歩けるさ。 ここまでくるのに一時間弱かかったけど。 ( 人形先生と黒子先生。 …………それはそれで面白いか、と快く了承してしまった。 ) あーっと、そうだそうだ、人探ししてたんだよねー。 ドリュートレス・ローザス・ディフィート、「ドリィ」って子知らない? あと私をマスコットにしてあんなことやこんなことしようとしてるサークルがあるとか聞いたんだけど知らない? [Tue 3 Apr 2007 19:24:46]
◆跡野末理 > 一人歩きしちゃダメじゃない… ってゆかできたのね。 本名で立場が決まるわけじゃなし、黒子さんでも良いでしょ? それっぽいじゃないですか、人形先生と黒子先生って。 ( ホクロみたいだけど漢字で書かなきゃいけない理由があるのよ。 水面世界の 『クロコさん』 と被っちゃうんですものー… 立ち上がるのを助けようとしつつ。 で、何やってるのと改めて。 自分もお客なのだけれど、まるで主のように。 乗っ取られないよう要注意? 部員が最後の一人になっている文芸部でもあるまいし、そこは大丈夫だ ) [Tue 3 Apr 2007 19:20:30]
◆水蓮 > ( orzと脱力していた人形先生は、まさになにしてるの、だった。 ) あ、やあはろろーん。 っつーかあれ黒子じゃなくて助手、だってばさ。 本名がジョッシュだもん。 ところでどうでもいいけどクロコってカンジで書くと、ホクロみたいだよねー。 ( 本当にどうでもいいことを言いながらよいしょと立ち上がって。 ) [Tue 3 Apr 2007 19:14:01]
◆跡野末理 > ―――でもちょっとこれはねー… イニシャルばっかり。 もうちょっと絞り込む条件が無いと、追いかけるのは無謀だわ。 ( 『仕方ないのよ。 実在する人に関わる事で、当の本人の許可は取れない状況になっているんですもの。 よっぽどの特例を除いて実名は出せないわ』 ) …ねえ、当時の取材資料とか見られない? ( 『ごめんなさい。 それは部員以外には見せられないし、うちの記者は部員にもなかなか…。 それに、打ち切った取材の資料は年度毎に封印してしまうから―――』 ―――ランプの灯りが暖かく室内を照らす。 あんまり長居しても何だし、これはも一度エミキーと話す方が先っぽいし、そろそろお暇しようかと思いながら話していたら… ノックも無く鳴る戸。 それが途中で止まって、顔を見合わせる部員一名と読者一名。 『はーい?』 と、やや気味悪そうに返事をする部員を手で制し、椅子を立って戸に近付いた ) どなた? ( 足音も無く近付いて、ガラッ!と開かれるドアの向こうには警戒の色を浮かべた仏頂面のお下げ髪。 ―――が、相手を確認したらきょとんと目を瞬くだろう ) ―――何してるの先生。 黒子さんは? ( 黒子さん=助手か。 まるであっちが本体みたいな。 そんなあだ名が付いてるらしい。 今付けた! ) [Tue 3 Apr 2007 19:10:33]
◆水蓮 > ( 薄暗くなった頃は、悪魔の出る時間。 ―――まあ、なんてのは子供くらいしか信じていないが、そんな時間に、不意に部室の戸ががたがた揺れた。 力弱く、かたかたとゆっくりと開こうとしていた。 ) ……………っく……。 ( そして力尽きた。 ) [Tue 3 Apr 2007 18:59:47]
◆水蓮 > ( [Tue 3 Apr 2007 18:58:12]
お知らせ > 水蓮さんが来ました。 [Tue 3 Apr 2007 18:55:15]
◆跡野末理 > ( 次第に長くなりつつある日の沈む頃。 押しかけている熱心な読者(?)と、構成に頭を悩ませる部員のテンションはもうずっと一定だったが、いい加減影の落ちた室内に灯りをつけようと部員が立ち上がり、読者も溜息混じりに冊子に閉じられた壁新聞から顔を上げた。 『見つからない?』 ) ―――いいえ。 いるわよ。 〜と言うか 『いたという事になっている』 かしら。 ( 以前もこうして押しかけて、その時はかつて行方不明者を出して解散になったオカルト研究会の事を追っていたのだけれど… 今回は、人探し。 この大学で死亡したり… 死亡したと断定できなくても、例えば 『行方不明』 になっている人の情報を探している。 エミキー… 何かと勘の鋭い、心霊研究同好会(仮)のキーパーソンが言う事には、ここ数年で起きた事件… 事故なり自殺なり、何でも良いが死亡者が出ている事件が気になるらしい。 何を気にしているのかも教えてくれないし、もしかしたら一人で調べたいのかと思いながら、助けが必要でも言いそうにない子だからお構い無し。 …とは言え、成果は上がっていない… ) [Tue 3 Apr 2007 18:53:49]
◆跡野末理 > ―――そもそも何を探せば良いのかはっきりしないのよね。 言いたくないのか、言えないのか… 〜まあ、大方幽霊か何かでも見てるんでしょうけど、そんなのエミキーには珍しい事でも無いでしょうに。 ( ヴェイトス大学にいくつか存在している壁新聞部。 中でも特にゴシップ度の高い記事を扱うサークルの部室でバックナンバーを読み漁りながら、セーラー服のお下げ髪が話しかけるでもなくぼやく。 …長机を幾つかくっつけて大テーブルのようにした作業台の向かいでレイアウトを練っていた部員は顔を上げ 『そうね』 と何に対してか同意を示す… ) [Tue 3 Apr 2007 18:29:09]
お知らせ > 跡野末理さんが来ました。 『( 探し物は何ですか、見つけにくいものですか )』 [Tue 3 Apr 2007 18:18:19]
お知らせ > セツさんが退室されました。 『(その歩みの先は居候している友人宅へと)』 [Tue 3 Apr 2007 01:04:54]
◆セツ > ………さて、それにしてもいったい探し物は何なのかな? ( まだ青年は未希が異常に感の鋭く、既に肉体を持たない人たちすらも時折見ることが出来るいうことを知らない。 だから今のところはただの興味本位で情報を集めている。 ) まったく僕も随分とまた無責任なことだ。 ( 僅かにずれた眼鏡の位置を直しながら独り言を呟いて。 ) [Tue 3 Apr 2007 01:03:46]
◆セツ > ( こういった他愛の無い噂話めいたものは玉石混淆。 望む情報が手に入るかどうかは取捨選択する受け手次第だ。 ) わざわざ不躾な質問に答えて頂きありがとうございます。 ( 人当たりの好い笑顔を浮かべながら、丁寧に感謝の言葉を講師に述べる。 ―――今回は収穫無しか、と心の中だけで舌打ちを零して。 ) はい。 それでは失礼します。 お疲れ様でした。 ( 教員室を辞して夜の廊下へと出る。 ) [Tue 3 Apr 2007 00:57:00]
◆セツ > ( 眼鏡の奥の兎の目を細めた。 ) ここ数年の間、校内で何かしら特徴的な事故に心当たりはありませんか? もしくは自殺かなにかといった類に。 ( 突然といえばあまりに突然なその質問。 少しばかり驚いたように考え込んだ後、初老の講師は苦笑いしながらその質問の答えを返してくれる。 ) [Tue 3 Apr 2007 00:48:54]
◆セツ > ( 心霊研究同好会(仮)に入ったからといって、教授らの手伝いの手を休めるわけではない。 むしろこの青年にとっての大学生活はこれが本命。 ヴェイトス大学という名高い名門の場の教職となれば、それなりの地位の相手だ。 そういう者達の味方を少しでも作っていくことは目標のためにはやらなければいけないこと。 ) ああ、先生。 少しばかりお聞きしたいことがあるのですがよろしいでしょうか? ( ひとしきり相談を終え、あとは礼をしてこの場も去るという頃合。 ふと顔を上げて質問の言葉を投げ掛ける。 ) [Tue 3 Apr 2007 00:39:34]
◆セツ > 入学の前準備は大体このような感じといったところで。 ( 教員室の一角で細かい雑務を任せられた金髪の生徒は、傍にいた講師に改めて確認を取っておく。 聞き漏らしはないだろうが、相手が大切なことを言い忘れているという可能性が無いわけではない。 ならば失敗をする危険を限り無く零に近づけるのは当然のことであって。 ) [Tue 3 Apr 2007 00:26:18]
お知らせ > セツさんが入室されました。 『ええ、それでは了解しました』 [Tue 3 Apr 2007 00:18:46]
お知らせ > 真護さんが退室されました。 『( まずはパフェ! )』 [Sat 31 Mar 2007 23:49:07]
◆真護 > ( 無事進学も出来たことだし、明日はべたべたにでも行って、豪勢なディナーを取る事にしようか。月の滴亭のご飯も捨てがたいけれど、種類も豊富さには負ける。 先月木箱いっぱいの板チョコレートが仕送られたばかりで、食には困っていないし無駄遣いできる余裕はあまりないのだが… ) 食費に無駄遣いはないッ! ( 断言した。べたべたのメニューを一つ一つ思い浮かべる度、瞳に光が宿り頬が薔薇色に染まっていく。 嗚呼、楽しみだ…!こみ上げてくる嬉しさを堪えきれず、時折スキップなどしながら大学門へ向かうチョコレート臭漂う少女を、人々はさりげなく避けていく。 ) [Sat 31 Mar 2007 23:48:16]
◆真護 > ( 何の変哲も無い近況報告と…その、なんだ、成績結果発表を書きつけて送った手紙に対し、返ってきたものだ。封を切ってはあるが、まだ中身に手を付けていない。…きっと説教を超越した罵詈雑言の数々が並べ立てられているに違いない。嫌な事は今日中に済まそう、と思い切って中身を引き出し素早く広げ、見た。 ) …………。 ( 思ったより、いや予想外に優しい気遣い溢れる文章だった。「ご飯はちゃんと食べてるの」だの「一人で頑張って本当に偉い」だの、歯の浮くようなフレーズばかりで構成されている… が、書き方に問題があった。恐らく怒りの余りペン先が折れたりインクを零したり紙を噛み千切ろうとしたのだろう、ひたすら読みにくく、所々はねてにじんだインクの滴は血のように思えた。特に酷いのは「早く帰ってきなさいね」の一文で、激しくはねたりペン先で空けたであろう穴がない箇所はなく…もし帰ったら…。 ――怒ってる。絶対怒ってる。 ) 帰らんとこ…。 ( 蚊の泣くような小声で呟いた。無用心に文字に触れると呪いに掛かりそうなので、細心の注意を払って封筒に収める。 …さて。 ) [Sat 31 Mar 2007 23:39:34]
◆真護 > ( せんせい いない ) ( …不意に風が吹いて、己の余り短くないスカートを揺らめかせたような気がした。心なしか枯れ葉も混じっている…ような気がした。 ) べっ、ベタやなぁ〜…。 ( 自分が。ははは、と乾いた笑い声を立ててみるが、余計寂しい風が吹き抜けるような気がするだけだった。…寂しい。可笑しいな、今も時刻は遅いにしろ、沢山の夜勤講師や生徒が己の周囲を横切っているのに…。大衆の中の孤独?思春期に感じる孤独感?もう齢百歳は過ぎているのに? 一人下らない思考に悶々と浸りながら、上着のポケットから引き出すのは実家からの手紙。 ) [Sat 31 Mar 2007 23:23:46]
◆真護 > ( 何とかこの事態を収拾しなければと、24時間満足に働かせない脳をフル回転させる。 …ここで「うっそぷ〜」とおどけた調子で言えば、…いや駄目だ、一旦私も沈黙してしまっている。この方法では言葉を額面通りに受け取るのが使命の彼の事だから、@先生を本気で好きだが家族もちである為冗談に見せかけ流した(心の中では泣いている)。A先生をおちょくってからかって遊んだプレイガール。と思われるだろう。困った…。冗談にすぐ「大好きや先生!なーんつって」「でも教師として尊敬の念を抱いているのであって恋愛的な要素は含んでおりません」など、フォローを入れるべきだったのだ。 誰か、誰か魔法で数分前に戻してください…ありえない事を願いつつ、少女の頭は下へ下へ。 ) あのっ… ( もうどうしていいか分からないほどに混乱していた。兎にも角にも、眼の前にいるであろう教師を見上げようと、意を決して頭を上げ―― ) [Sat 31 Mar 2007 23:12:00]
◆真護 > ( その筈だった…のだが。不意に教師の笑顔(苦笑混じりではあるものの)が途切れ、やおら考え込むような真剣な表情へと変わる。――そして ) 「…悪いが、私には妻と子供と孫が…」 ( 冗談の“じ”の字すら含まれていないような完膚無きまでに真剣で重々しい声音で、ポツリと教師はそう告げた。…余りにもベタな展開だった。ベタ過ぎる展開は、時に現実のものとなるとフォローが非常に困難になることがある。 少女の顔も、凍った。 しもた…この先生冗談通じひんのや…。数刻遅れて、冗談が一切通じない事で有名な真面目一本である彼のパーソナルデータが脳内に届いた。だが、もう遅い。 ) [Sat 31 Mar 2007 22:56:34]
◆真護 > (人気のない教職員室の入り口前で、歓声を上げる少女がいた。 おめでとう私!今年も無事進学できるそうだ。…数受けた追試の中でも最悪に出来が悪く、再追試、再々追試まで持ち込まれたある授業の結果が、今担当職員の口で直に発表されたのだった。 「ギリギリ合格」の言葉と共に、差し出された試験紙を受け取って ) ほんまにおおきに!ありがとうございますッ 先生大好きや! ( 涙さえ流さん勢いで、眼の前で苦笑いを浮かべている初老の男性教師に、一頻り感謝の言葉を並べ立てる。 …最後に出た言葉も、そんな進級できた嬉しさと感謝の余り出たものの一つだった。) [Sat 31 Mar 2007 22:45:41]
お知らせ > 真護さんが来ました。 『やったー!』 [Sat 31 Mar 2007 22:34:08]
お知らせ > 千尋さんが退室されました。 『( 気付けば、) ( 宿題ノートが、楽譜にはやがわり )』 [Sat 31 Mar 2007 22:22:14]
◆千尋 > ( そしてそのうち、 ) ――― …♪ ( 空気をにぶく震わせる、おと。 途切れ途切れのはなうた。こくこくとゆるやかに、一定のリズムで首をゆるやかに動かして。ときどき、 ) うーん、違う……。 ( ひとりごとで途切れ、また、うた。いつもみたいに張り上げて歌うそれ ではなくて、今の季節のそよ風に似た ) [Sat 31 Mar 2007 22:10:05]
◆千尋 > ( とうぜん、見回した辺りにはひとかげのひとつもない。中途半端な席に、自分ひとり。月のかわり、ちょっとたよりない電気が、こうこうと黒髪をてらしている )( のろのろと、放り出されていたペンをひろった ) 終わらせな…、( 終わらせなきゃいけない。わかっちゃいるけど、ねぼけた頭がそうそう上手に動いてくれるはずもない。 ミミズみたいな字が、一行のたくらないうちに、視線はノートから窓のそとへそらされた )( 薄暗いきょうしつで。 ぼんやりと、なんでもない景色をみつめるくろい学生は、なんだかまるで ) ( 幽霊のような) [Sat 31 Mar 2007 21:48:36]
◆千尋 > ( つめたい机から顔をはなして、前髪の奥のまぶたを擦る。窓のそとは当然、まっくら。 つきあかりひとつ、ない ) ( 眠気ざましに抓った頬には、黒いインクのあと。 代わりに、枕にしていたノートの文字が、ずいぶんと薄かった。ああそうだ宿題の途中だった、はじめたのは夕方だったはず。なぜこんなに暗い? 顎に白いあと。拭き取る、 ) あー、寝ちゃった、んか…。 まだ半分も終わってへんの、にー。 ( それでも慌てた風情のない、まだまろやかなひかりを帯びた視線は、簡素なノートをみおろした ) [Sat 31 Mar 2007 21:42:08]
◆千尋 > ( ――もったりと開けて ) …暗い……。 ( すっとぼけた独り言が響いたのは、ひそかな灯りで薄暗さを保つ 芸能科のきょうしつ ) [Sat 31 Mar 2007 21:37:29]
お知らせ > 千尋さんが来ました。 『( 重たいまぶた、)』 [Sat 31 Mar 2007 21:36:12]
お知らせ > 跡野末理さんが帰りました。 『(ツァーシュ、デントフォン… ううん… ハイム? セツで良いかしら。 一頻り首を傾げて)』 [Sat 31 Mar 2007 03:41:45]
お知らせ > 寒河江未希さんが退室されました。 『 86:セッツァー・シュナイデント・フォン・シュトロハイム 』 [Sat 31 Mar 2007 03:32:51]
お知らせ > セツさんが帰りました。 『セツで構いませんよ。長いですし。(月明かりを背に、微笑みは変わらず)』 [Sat 31 Mar 2007 03:31:14]
◆跡野末理 > ―――そうよ。 でなきゃ教授達の使い走りなんて出来ないわ。 ちょっとくらい明け透けにものを言われても動じない人格者と思わなければ言わないもの。 ( 困ったような苦笑を他所に、胸を張る。 褒めているのだと思いねえ、みたいな。 ―――そして本当に全くこれっぽちも噂になっていないのだから気にする事は! むしろ正解! と慌てる気配はさておいて ) ―――それを踏まえた上でもう一度現れるとしたら、どこからかしら。 それが色んなものを生んでいるのかもしれない。 …なんて、これこそね。 私の考える事じゃ本当に妄想っていう可能性も捨てきれないか… 〜と言うわけで頼りにしてるから。 よろしく、エミキー。 ありがとう、先輩。 ( ぽん、と改めて入部に同意してくれた先輩の背を押して、エミキーに追いつけたらその背も叩こう ) ―――む。 良いじゃない、猫とか犬とか。 マスコットキャラクターが足りないのよ。 エミキーでも良いけど。 ( なる? マスコット。 牽制にはやや不満そうに。 ただ釘を刺されれば仕方ない。 ちゃんと探そう。 …別に急ぐものでもなし、サークルにできなかったからと言って、動かないなんてありえないし… ) 幽霊部員はダメでも、幽霊の部員ならOK? 死んでるってだけで人間よね。 あれも。 ( そう言えば幽霊の実物って見たこと無い気がするが。 エミキーもそれっぽいのを探しているなら、話でも聞かれれば。 どう―――? なんて、虚空に呟いて ) ―――って、ちょ、長いわよ! 何? セッツァー……… ( 突然のフルネームには、そういえば知らなかった! と難しい顔で復唱を試みる。 すぐに諦めて、あだ名を考えようとするわけだが ) [Sat 31 Mar 2007 03:25:56]
◆寒河江未希 > 別に、それで、普通じゃない。 ( だいたい得意な人とかってなんなんだ。 苦手な人居なくて多いに結構。 ふん、と顔を背けて一番前を歩く。 別に今から行く所なんて無いし、このまま校外に出ようか。 そんで、自然に解散だ。 ) アレはもう出てこないよ。 終わり。 妙な事考えんな。 ( 放り込んだ本人が言うんだから間違いない。 「カタリナ」はもう帰ってこない。 偽物が噂なんて不確かなものから生まれるなら、消すのだって容易いと思う。 真相を知ってる私らなら、なおのこと。 ) ――――犬猫、その他わけのわかんないもの連れてきても認めないからね。 幽霊部員も却下。 ( 前もって言っておかないとマジでやりかねない。 幽霊部員、と自分で言っておいて――――ふと、黒くて長い髪のあの幽霊を連想した。 アイツが5人目? 笑えないジョーク。 ) ( 暫しして校舎の中を出る。 曇っていた空はいつの間にか雲が途切れ、月明かりが差し込んでいた。 ) [Sat 31 Mar 2007 03:13:22]
◆セツ > それはまた随分酷い扱いだ。 なんだか噂通りの人みたいですね。 ( その言葉に笑いが零れるのを隠せなかった。 相手の黄緑色に対する心情は察することは叶わぬ話で。 ) 慣れてますよ。 こういう扱い。 あまり気にしないで下さい。 ( 眉をハの字にしながら困ったような笑いをしつつ、オブラートに包むことの無い発言は気にしてないと。 ) ( ………ログを見落としてた背後が吊ってきます。 ) ………解体したあの肉塊。 変死した教授。 それと関わりがあるのがその『カタリナ』? ( 噂に詳しいとはいえ、何でもかんでも流れている全ての話しを知っている訳ではない。 そういうことにしておいて下さいと平伏。 ) ( 入ることを快諾された青年はにこやかな微笑みを絶やさない。 こうして正式にサークルとして成り立つまであと一名。 その最後の枠が男性どころか動物やら幽霊部員やらの可能性が高いのは見ない振りしておく。 ) ええ、それでは微力ながらお手伝いさせていただきますね。 ( そうして二人を見回し ) 改めて、よろしくお願いしますね。 跡野さん、寒河江さん。 セッツァー・シュナイデント・フォン・シュトロハイムです。 ( フルネームで改めて自己紹介。 ) [Sat 31 Mar 2007 02:58:32]
◆跡野末理 > ―――エミキーの得意な人ってあんまりいないんでしょうけど。 どうしても苦手な人っていうのも案外少ないみたいよ。 ( ねえ? って、からかうような笑みをエミキーに。 『不可侵』? ) ―――それは、『どっちでも良い』 んだわ。 どこかの誰かの作為的な隠蔽であったとしても、その裏に何かある。 する事は同じよ。 …? そう、カタリナ。 …あら、知らない? ( 小声 ) 名前や容姿は広めてみたつもりだったんだけど… やっぱりやり方が足りなかったみたいね… ( 小声終了。 不思議そうに繰り返された名前には、どこか当てが外れた風にお下げを弄って ) …構内で発見された謎の肉塊、それと関係があると思われる怪物の動き回った痕跡、殺された教授の話は知ってるでしょ? それをした怪物は 『カタリナ』 。 頭と股間が逆の位置にある怪物だっていう 噂 があるの。 今一つ噂にならなかったみたいだけどね。 ( 『馬鹿』 エミキーの呟きには肩を竦めるのみ。 彼にもまだ 『肝心なところ』 は話していない、それはこの娘も誰にも話さない事だけど、仲間なら彼に話しても問題は無いだろう ) ( 真実を知るのは三人。 限られた情報から 『噂』 になった 『噂のカタリナ』 が現実になるとすれば、元との比較ができると思っていた ) ( 『勝手にすれば良い』 そうする、と 『ふふん』 って感じで妙に不敵な笑み ) 〜あと一人ね☆ 名前、どんなのが良いか考えておいてね。 ( バランスを考えるなら、先輩一人だけ男性も大変かもしれないから、男性で。 顧問は当てがあるけれど… あと一人は当てが無い。 もしかしたら本当に難しいかもしれないが、一人居ればいいのならそれこそ、穴埋めで猫を連れて来ても良いし、どうせ何人かはいるのだろう行方不明者の名前を借りるのもアリだ ) ( 先輩の申し出とエミキーの様子を見守るようにしてから ) ―――大丈夫よ。 調べても分からない可能性はあっても、『何も無い』 可能性は無いわ。 [Sat 31 Mar 2007 02:38:33]
◆寒河江未希 > いや、凄い苦…そう、アイツ馬鹿だから適当に叩いて良い。 ( アトノマツリの前で「苦手」を公言するとロクな事にならなさそうな予感。 あの黄緑色は五月蝿いとかそういうの以前に――――時々マトモな事を言うから困るんだ。 返事に詰まるような。 ) …っていうかあんた、身も蓋も無いレベルが今日は特に酷い。 ( 本人を前にして先輩に随分無茶苦茶言ってる気がするのは絶対気のせいじゃないと思う。 勢いつくとコイツも大変なのだ。 ) 馬鹿。 ( カタリナとかダークサイドとか。 あの夜を含めた一件は誰にも話さなかった。 色々と校内で無茶もしたし、黙っていた方が良い気もしたから。 未解決事件になってしまったけど―――「カタリナ」なんて名前は三人しか知らないもの。 ) 好き嫌いとかでもなくてさ――――もう、なんだよ、どうせ5人も集まんないから勝手にすれば良い。 ( 好奇心。 腹立たしい事にそれが無いとは言い切れず、むしろ毎夜ごとにこうして大学だの町の中だのを徘徊してる自分に言える事は無く。 勝手にしろ、とそっぽを向くのが精一杯。 ) ――――個人的な興味の範疇だから。 迷惑って事は無いけど――――まぁ、何か聞いたら教えてもらえれば助かるかも、程度、かな。 ( 何処まで話して良いかは分からない。 自分の妄想の一部だったら本当にたちの悪い話で―――そうじゃないとも言い切れない気持ちの悪さだ。 ) [Sat 31 Mar 2007 02:25:12]
◆セツ > ―――意外ですね。 ああいう賑やかな方は苦手なんだろうなと勝手ながら思わせていただきましたけれど。 ( 胡散臭い程に人当たりの好い微笑みをしながら未希に一言。 ヴェイトス大学には不思議が一杯。 ナンテコッタ・ワカラネーヤもその内の一つに認定されてしまいました。 もしくはブラウン管。 叩けば治る。 ) ―――ある意味、この大学構内の不可思議は意図された不可侵≠セと認識していましたけれどね。 ( ヴェイトス市において完全な自治権を有し、政府すらも容易には手出しできないここはある種の脅威。 それを手助けしている何らかの神秘がひっそりと眠っている―――夢のある話じゃないか。 その真偽は宝の地図並に胡散臭いけれども。 ) ――……かた…りな…? ( 不思議そうにその言葉を繰り返す。 なんだろうそれは? ダークサイドは有名な噂話≠セけれど、それは初めて聞く名前だ。 ) えっと…この状況では僕はどうすれば? ( 入らないでくれという意見と入れーという意見。 相反する二つに囲まれて、微笑みを崩さないまま少し困ったような言葉を返した。 ) ―――『知りたい』、ですか。 ( 切れ長の瞳がセーラー服の少女を見つめる。 ) それには同意しておきましょう。 好奇心は猫を殺す。 けれど、好奇心がなければあまり面白くないと僕は考えていますから。 ( 興味が、涌いてきた。 ) ―――寒河江さん、僕はその調べていることに手を貸したほうがいいのですか? それとも余計なお世話でしたでしょうか? ( 慇懃な物腰は変えずに未希へと質問。 自分としては無理に手伝いをしようとは思わない。 ) ――――― ( この夜に溶けていきそうな黒い瞳を兎の目は見返す。 やや経って、フッと柔らかに微笑んだ。 ) ―――僕でよろしければお付き合いさせて頂きたいと思います。 もっとも、そちらにご迷惑が掛からなければの話ですけれど。 ( チラリと未希の方を見る。 ) [Sat 31 Mar 2007 02:10:58]
◆跡野末理 > 大丈夫よ? 煩い時は適当に叩いて静かにさせても壊れないし。 ( 『騒がしい人』 だけど対処法のあるそれは仲間になる上での問題になるまいと… 成績の話なのにそちらに繋げてしまうのは、やっぱり入って欲しいのがあるのか。 いや拒否されてもちょっとやそっとの抵抗なら入れるけど。 暇らしいし ) そうね。 端的に身も蓋も無く言えばそうなるわ。 ようするにオカルト研究同好会よ。 どこにでもある。 どこにでもはない人材の。 この大学の中にだって何気なく見逃されている不思議がごろごろしてる。 マッピングの完成しない構内然り、ダークサイドやカタリナみたいにそれが顔を出す事もある。 私の入学前ならブラッディメアリーとか、とにかく色々。 『何か起こったねー』 『そうね不思議ねー』 だけじゃなくて、もっと突っ込んだ所を知りたいと思うでしょ? 思うならしない理由は無いわ。 ―――って何、どうしたのよエミキー? 先輩嫌い? 良い人よ? 基本的に悪意無いお願いにはNOと言えない男ね。 〜好奇心を多少なり満足させられるのって得難い利益じゃない。 ( 五人目。 最悪の場合それも考えるけど、野良猫に赤いチョッキを着せておくフォローは忘れないから大丈夫。 抵抗なんて無駄だから、これが抵抗なのだとすら思わずに。 どうしたの? と目を瞬く始末 ) ―――な、何よ。 皆で決める前に個性的なの付けちゃったら後から変え難いと思って普通のにしてるんだから。 ―――。 ( ふと、エミキーに向けていた顔を満足気に先輩へ戻す。 誰でも良いって訳じゃない。 むしろ一般公募なんて絶対しない。 そういった事に興味を持って、その為なら無茶が出来るかもしれない人を選んでいるつもりだ。 それが付き合いでそうさせるにしろ、望んでそうするにしろ ) [Sat 31 Mar 2007 01:48:32]
◆寒河江未希 > そうあの五月蝿いの。 やっぱ駄目か―――っていうか卒業とか別に興味なさそうだし。 ( おおよその人間社会のお約束ごとから逸脱した生物だ。 多分趣味だか興味だかの為だけに学校に居るんだろうし、普通にアイツが一番のミステリー存在だと確信している。 言わないけど。 ヤバめの真理の扉が開きかねん。 そして御免やっぱり胡散臭い身振り手振りとスマイルを想像しちゃう感。 ) いや入らなくて良いよ。 本当全く全然。 時間とか色々勿体無いし、先ず何にも益が無いっていうか。 ( 5人なんか揃われてたまるものか。まぁ5人目なんて見つかりゃしないと思うけど、この女、行き詰ったら野良猫とか連れてきて「これで5人ね!」とか言いかねん。 此処で強く強く、抵抗させて頂く。 ) …だいたいネーミングセンスも微ッ妙だし―――――別に。 ちょっとね。 ( 幽霊。 多分幽霊だし、此処に居る二人よりも先に、私はあいつに出会っている。 そして、全く話題に上がらないあいつは多分私にしか見えていないのか、私の前にしか姿を現さないのか。 妄想って線も捨てないで置こう。 ) ( あとは、知られたくないって線も。 ) [Sat 31 Mar 2007 01:29:03]
◆セツ > ( 絶望した! ハル○のキャラと物凄く被ったことに今更気付いたことに絶望した!! そしてたぶん最後の五人目はずっと本名がわからず渾名で呼ばれ続けるのだろう。 それなんてS○S団?(←伏字になっていない)) コッタ………ああ、あの騒がしい人ですか。 あの人は駄目でしょうね。 ( 風評しか知らないくせに超失礼な断言。 一瞬誰のことかわからなかったが、キミドリと聞いてようやく思い至った。 いやだって遠目でも目に痛いし。 ) そうですね、端的に身も蓋も無く言ってしまえばそうなるのでしょうか。 ( 肩を竦めつつも同意。 こうやってゆったりと大学生活を送れるのは久し振りだ。 入学当初のパトロンが居た時期以来だろうか? ) ( この場から去る雰囲気を感じ取り、目的の書物を迷い無く取り出すと手際よく貸し出しの受付を済ませた。 夜半の殆ど人が居ないとはいえ場所が場所だ。 速やかに出て行くとしよう。 ) えーと…つまり、僕にその『心霊研究同好会』に籍を預けろということでしょうか? というよりも一体何をする目的なのですかそれは? ( 名前から察するにオカルト系のサークルだろうかなんて思いつつ訊ねる。 聞き方が本当に古泉だ……! 適切なフォローには涙を禁じえない。 おかげであの時出会った割烹着探偵の経営するカフェを教えてもらったけど、なんとなく敷居が高くてまだ一度も行けてません。 ) 数年前の事故や自殺……校内の事件でしたら意外と知っている人間も多いのでは? ……いや、自殺も話題性が無いとそこまで皆の記憶に残らないか……? ( 一人呟いて考え込む。 なんだかんだ言いつつもこの話題に大分興味は持っている様子。 ) [Sat 31 Mar 2007 01:18:34]
◆跡野末理 > 〜そうね、生憎人間には寿命の都合もあるし――― え? コッタはダメだったでしょ? ( さも当然のように言ってしまう。 それが当たり前っぽいからもう気にもしていないみたいな。 進級出来たの? と目を瞬きつつ、エミキーに首を傾げた。 次いで 『引っ掛かる』 と言う先輩に ) ―――あぁ、ようするに 『実は暇でしょ?』 って。 忙しいなら無理は言えないけど、良かったわ。 ( 『よろしくね』 なんて笑って、うんうん頷こう。 『課外活動で忙しい』 も、教授達の手伝いより優先事情だろうと ) 揃ったら入るって言ったじゃない? どうせ揃うんだから諦めなさい。 〜てゆか本当、照れ屋ね。 ( ふす、と呆れるように溜息一つ。 仕方なさそうに肩を竦めて… とりあえず皆、出ても構わないような雰囲気なら… 他に人が居なかったとしても、図書館からは出ておこうか ) 〜『心霊研究同好会』 とか… まあ、名前はそのうち皆で決めましょう。 そんな感じのを作るから。 私とコッタ… 例のキミドリちゃんと、エミキーと先輩で四人。 あと一人と、顧問が必要ね。 ―――誰か、当てある? ( その更に後では 『でもその時は極度の寝不足だったらしいから、偏見は持っちゃいけないわ』 って付け足してある! 大丈夫。 でも、『あの事バラすよ』 が有効かもしれないなら、遠慮なく使わせてもらおうか。 いや、本気で嫌がる人を引っ張り込むものでもないけど、他学部の講義にまで首を突っ込むような人なら、少なからず何にだって興味を持つには違いないと思うから。 『事故』 『自殺』 ) ―――幽霊でも見た? 〜誰も困らなくたってそこに気になる物があるなら調べてみる価値はあるわ。 [Sat 31 Mar 2007 00:58:00]
◆寒河江未希 > ( 非常にメタな視点で言うと何処の古泉君かと。 古泉って誰? 気にしない方向で。 物腰といい喋り方といい。 ともあれ。 ) 進級―――黄緑色は出来たんだろか。 ( ふとこの場に居ない(※多分寮で臍出して寝てるか淫行中。)ヤツの身の上を案じた。 全然気にしなさそうだが。 ) ああ…これが4人目・・・いや、4とか。4とか。 私は関係ないって言ってるだろう…! ( そろそろ図書室を出た方が良いんじゃないかと。 聞く限りなんだか不安しか覚えない人物像だ。 公園?割烹着タン偵、元気です。 忘れてもいないだろう。 ) …いや、私も話の流れについていけてないんだけど。 まぁ、ちょっと…ここ数年の校内の事件っていうか…事故? 自殺、かもしれない。 別に分からなくても良い事。 多分放っておいても誰も困ることは無いと―――思う。 ( そう、放っておいても多分大丈夫。 あれにはそんなに悪意みたいなものは感じられない。 ただ、私を視ているだけ。 ) [Sat 31 Mar 2007 00:40:49]
◆セツ > ( 終始落ち着いた雰囲気には元々が良いとこの出だという理由もあるのだろう。 けれどそれは過去の話。 今ではすっかり下働きに終始するただの苦学生。 ) 珍しいことでは無いですけれど、僕はその状況に陥るのは是非勘弁願いたいですね。 それじゃあ少しばかり遅すぎる。 ( 元来の目的である『叔父への復讐』は忘れたわけじゃない。 合法的に済ませるのならば、大学を出て地位のある職業に就き何らかの方法で失脚させるのが目標。 叶うかどうかは知らないけれど。 ) 少しばかり引っ掛かる言い回しですけれど、まあ概ね今年度はゆとりのある年かと。 最近は専門外の学部に顔を出す余裕もありますし。 ( 無理矢理今年度中に進級しようとすると、それこそあの公園の時のようなハイテンションが再来するぐらい忙しさで死ねる。 だから一年待って余裕の状態で最終学年に上がろうという予定。 ) ――――…… ( 何だか勝手に数に入れられた挙句、この青年の特徴をわかりやすく端的に表してくれた紹介文を言ってくれた。 きっと黒歴史ノートなんてものがあったら、あの公園での出来事はこの青年の中でトップ3に入るのだろう。 本気で忙しい時にはたまにあの状態になるけど 忘れてくれ! ) ………えっと…あの…これはどのような話の流れなのでしょうか、寒河江さん? 少しばかり僕の察しが悪いせいか話が見えないのですが。 ( しばし悩んだような仕草をしたあと、別に探し物を手伝うことに異論は無いですけど、と一言付け加えて未希に聞いてみる。 ) [Sat 31 Mar 2007 00:31:19]
◆跡野末理 > 良いじゃない、焦る事ないわ。 友達にウン十年留年してる子がいるけど、元気よ。 ―――〜つまり、穏やかな睡眠時間を優先できる状態ではあるわけね。 余裕があれば忙殺されるけど、余裕が無いのなら教授達の事は無視しても良いと。 ( 『黒船行くわよー』 とかやっていた割には成績上位で二回生になっているのはさておいて。 相手の様子が冗談めかしているのなら… あるいはそうでなくても、軽く笑って手を振ろう。 ―――会いたかったから、探していた。 きっとそれで問題ない。 もっとも、偶然会えれば良いや程度の意識だけれど、少し間を空けるように青年をじっと見つめよう ) 〜何のってそりゃあ… ぁあ、この人が前に話した四人目 『何だか押しが弱くて教授陣の使い走りさせられてる政治だか経済だかの先輩』 よ。 ( そう彼女に話した時は、その後に 『公園でアンケートと称して通行人に妙なテンションで迫り勝手に気絶する人』 と付け加えているのだけれど。 今は言わないよ! 物腰柔らかいトークが台無しだし! 可哀想だし! ) …だからちょっとやそっと妙な探し物でも大丈夫。 むしろあっちこっちの講義へ顔出してるみたいだし、事情通かもしれないわ。 ( 青年に何か大事な事を言い忘れているっぽいが、何事も無かった風に ) [Sat 31 Mar 2007 00:16:42]
◆寒河江未希 > ( なんか、なんだ、随分と物腰柔らかい喋りだなぁとか―――全然悪くは無いんだけどムズムズするっていうか、なんだ。 目を逸らして頭を掻いた。 ) 探し物はまぁ…行き詰った所だったし。 ゴシップ…っていうか、なんだろう――――( 適当な言葉を捜して考えようと思えば、最近割と聞きなれた声。 お前、此処図書室。 そんないつもの調子でぺらぺらと――――。 ) 何のやる気だよ。 ちょっと、個人的な、探し物っていうか。 なに、知り合い? ( 新聞部のバックナンバー。 見せて貰えるなら或いは―――どうだろう、結構不謹慎な調べ物だ。 それでさっきから具体的には言えないんだけど。 ) [Sat 31 Mar 2007 00:05:31]
◆セツ > (ミス……orz 探している?→会いたいと思ってた? に訂正を。 目が腐ってたのか自分……!) [Sat 31 Mar 2007 00:01:08]
◆セツ > ( クスッ ) それは失礼いたしました。 ただの行きずりにもならない出会いで名前を問い掛けるのも、少しばかり礼儀を欠いていたみたいですね。 ( 無礼にならない程度の微笑みを浮かべて、その捻た言葉を真正面から素直に受け取る。 ) ―――ああ、ひょっとして探し物をしている時に話しかけたのは迷惑でしたか。 ( 芸能科の一個人の噂話ならば流石に知りえることは出来ない。 一人の方がよいという貴女に、声を掛けたのは邪魔だったのだろうかと思う。 ) ゴシップ、ですか。 ( そういう類の話題ならばそこそこ力になれるだろうか。 口の軽い教授や話題性に優れた友人を当たって情報を収集する。 そんなことを考えていると、聞き覚えのある声が耳に入ってきた。 ) そうですね、ここ最近はなんとか。 ただし穏やかな睡眠時間を優先したせいで、今年の進級は駄目になってしまいましたけど。 この調子で行くと来年度には同輩になっていそうで末恐ろしい。 ( 軽い冗談を言った後、探している? と相手の言葉を反芻した。 ) [Fri 30 Mar 2007 23:55:24]
◆跡野末理 > ―――新聞部でバックナンバーとか。 根も葉もなさそうな噂もあるけど、面白いわよ。 ( 静まり返った図書館では、細かな音も結構通る。 それなりに耳が良ければ尚更か。 そんな風に突然話に割り込んで、一階へ戻って来るのは闇に溶ける色のセーラー服を着たお下げ髪。 『こんばんは』 と手を振って ) 〜やる気まんまんじゃない、エミキー。 それとも別口かしら? 何調べてるの? ―――と、久し振りね先輩。 二人、知り合い? 丁度良かったわ、会いたいと思ってたところ。 睡眠時間は足りてるみたいだけど、教授のお手伝い忙しい? ( 『邪魔してるかしら?』 と観察するような目を向けながら、二人の方へ ) [Fri 30 Mar 2007 23:49:42]
お知らせ > 跡野末理さんが入室されました。 『( 地下への階段を登る靴音 ) ゴシップなら――― 』 [Fri 30 Mar 2007 23:37:45]
◆寒河江未希 > 何となく。 知らない人だったし。 ( ごめん、とかそういう言葉の代わりに出てくる妙に素っ気無い言葉。 初対面で偶然居合わせただけの人に名前教えるのが嫌だったんだっけ? いや、本当どんだけ捻くれてたんだ当時の私。 今もか。 ) ―――別に、ただ夜型っていうか…昼、嫌いだし。 ヒトが居ないほうが落ち着くし。 ( 特別目立つような華々しい話は学内には広まっていないだろう。 あったとしても余りよくない、芸能科に限っての「付き合いが悪い」とか「目付きが悪い」とかそんな。 件の二人とよくつるんでいるように見られる事はあるかもしれないが、基本的に一人で居るのが一番落ち着く。 ) 此処じゃ駄目っぽい。 もっとこう―――ゴシップみたいなものかも。 [Fri 30 Mar 2007 23:34:54]
◆セツ > ――――あれ? そうだったんですか? ( 偽名だったとの発言に金髪の青年は驚いたように目を丸くする。 まさか学内で適当な名前を名乗られるとは思っていなかったようだ。 ) それでは、改めて初めましてと言っておきますね、寒河江さん。 ( そちらの名前の方は聞き覚えがあるのだろうか? 大学内の噂や風評にはかなり精通しているこの青年。 あの色々な意味での有名人のエルフや密かに人気の高い留学少女との腐れ縁が周りの皆に知られているのなら、この金髪の男も貴女のことを聞いたことがありそうだけれど。 ) なるほど、いつもこの時間帯までわざわざ残ってるのは本当に珍しいですね。 けれどそれでも成果はあまり望んだものでは無いと。 ( 不機嫌そうな表情を見せて、肩を竦める相手にずいぶん直接的な発言を投げる。 ) [Fri 30 Mar 2007 23:25:06]
◆寒河江未希 > ( ああ、思い出した。 “カシマレイコ”だ。 ひっどい偽名。 思わず自分の馬鹿、アホ、天邪鬼、と意味の無い偽名を名乗った過去の自分を呪いつつ苦々しい顔をした。 ) 寒河江未希。 あの名前、嘘だから。 ( バツが悪そうに名乗りなおしつつ、謝るタイミングを逃して妙に不機嫌そうな顔になる。 別に機嫌が悪いわけでもなく。 ) ん…ちょっと調べ物。 割といつもこんな時間に居るから。 ( 「ヴェイトス市大学史」の表紙を見せ、肩を竦める。 調べ物は芳しくない。 ) [Fri 30 Mar 2007 23:13:21]
◆セツ > ( 屋上の。 その言葉で大分前の記憶が掘り起こされる。 確かあれは、夏も過ぎて秋の香りを漂わせ始めた頃。 ) ――――ああ、カシマ≠ウん。 お久しぶりです。 こんな時間に会うなんて随分と奇遇ですね。 ( 人当たりの好い笑顔を浮かべて、天邪鬼へと話し掛ける。 それが偽名だとはまだ気付いていないようだ。 ) こんな夜更けに、わざわざ探し物かなにかですか? ( 相手の目的なんて全く知らない青年は、世間話でもするかのように訊ねてみた。 ) [Fri 30 Mar 2007 23:08:25]
◆寒河江未希 > ( 流石に――――流石に、校内の自殺者について書かれているものなんて無いのは分かっていたけれど。 名簿があっても名前は分からないし、やっぱり此処で「あいつ」が何者なのかを調べるのは無理があったか。 せめて「あいつ」が死んだ原因らしきものでも間接的に見つかれば良いかと、一応この本には目を通しておこう。 他に目ぼしい本も見つからず本棚の間から出ようとした時、まん前から灯りが向けられた。 さっきの入室者か。 ) ……ん。 ( 別に知り合いでもないだろうと直ぐに通り抜けようとして、何となく見覚えのある顔のような気がして一瞬視線が合った。 ) ――――ああ。 屋上の。 ( 随分と前の記憶。 1つだけ引っかかった。 特に何をするでもなく屋上でだらだらしてた時だ。 確かそこで幾らか話をした記憶がある。 名前、覚えてないけど―――むしろこっちがいい加減な名前を名乗った記憶がある。 ) [Fri 30 Mar 2007 23:00:18]
◆セツ > ( 顔馴染みの司書と一言二言談笑を交わし、灯りを借り受けると目的の本がある奥の方の書棚へと足を進めていく。 暫く歩き目的の場所へと到着した所で、この時間帯にも先客が居ることに気付いた。 ) ………――――― ( その姿をどこかで見掛けた様な気がして、灯りをかるくかざし失礼にならない程度に相手を見つめる。 ) [Fri 30 Mar 2007 22:52:17]
◆寒河江未希 > ( 誰かが入室した音に小さく顔を上げて、視線を戻せばもう其処に「あいつ」は居ない。 いつもの事といえばいつもの事。 書棚に隠れて入室者の姿は見えないが、男の声がしたのは確かだ。 此処からだと司書の姿も見えない。 無難で面白みの無い「ヴェイトス市大学史」を一応小脇に抱えて暫らく黙り込んだ。 ) [Fri 30 Mar 2007 22:44:43]
◆足音 > ―――ええ、そうですね。 それでは大体そのような形で進めます。 ( 図書館のドアが開かれ、生徒と教師の話すあまり大きくない声が静謐な夜の館内に響く。 ) それでは僕はここに用事がありますので。 もう夜も遅いですし、詳しく煮詰める部分はまた後日にさせていただきます。 ( 丁寧な口調で会釈し、教師はその言葉に頷くと図書館を去っていく。 残った金髪の男子学生は受付で借りていた書物の返還を申し出ていた。 ) [Fri 30 Mar 2007 22:39:26]
お知らせ > 足音さんが来ました。 『(それは話し声と共に)』 [Fri 30 Mar 2007 22:32:26]
◆寒河江未希 > ( 接触を図ってきた事は無い。 此方から声をかけて返事をした事も無い。 過去何回か幽霊とかそれらしいものと関わった事があるけれど、あいつは特別無口なのか、意思の疎通が出来ないのか。 だから本当に目の端に映るだけで―――――実害は何も無かった。 ) [Fri 30 Mar 2007 22:29:47]
◆寒河江未希 > ( あいつが大学の外に現れることは無い。 廊下や中庭、物陰なんかに立って居る事が多く、時間帯は関係ない。 真昼のうすぼけた晴れの日でも見かけることはある。 暗い時間に比べて昼間はぼんやりしていて、未だにどんな顔をしているのかは分からない。 黒くて長い髪の、私と同じくらいの年恰好の女。 多分、昔の生徒。 ) [Fri 30 Mar 2007 22:27:38]
◆寒河江未希 > ( 知覚× 近く○ ) [Fri 30 Mar 2007 22:23:37]
◆寒河江未希 > ―――――――。 ( 視てる。 書棚の向こう、本と本の隙間。 二つか三つ棚を挟んだ反対側にあいつが立っている。 ずっと居たのか、今さっき来たのか。 私は気付かないフリをしてテキトウな本を引っこ抜き、灯りで照らしながら立ち読みを始める。 ) ( 「あいつ」は幽霊だ。 ずっと前からこの大学に居て、時々私の視界の隅に映る。 髪の長い女の幽霊。 今のところ害は無いけれど、最近はしっかりと私を見ていたり、前より知覚に出てくるようになった。 今くらいの中途半端な距離に居る事が多い。 ) [Fri 30 Mar 2007 22:22:58]
◆寒河江未希 > ( 学内の記録みたいなものは無いだろうかと、あまり生徒達の近付かないような奥のほう、乾いた紙の匂いの濃い方へとゆっくり進む。 棚の影になって司書の姿は見えなくなった。 日焼けを防止するためか、窓の数は少ない。 特に書棚の辺りは真っ暗で、手元に小さな灯りがないと流石になにも見えなかった。 ) [Fri 30 Mar 2007 22:11:39]
◆寒河江未希 > ( 図書室。 窓の外の空は薄曇りで、控えめなランプの照明は室内をあまり照らしてはくれない。 市立図書館程ではないがそれなりに広く、カウンターに一人司書が居る。 暗いし遠くて顔はよくわからないが、じっと座って俯き、何かしているようだ。 私と司書、二人だけ。 気を使うように足音を忍ばせ、書棚に並ぶ本の背表紙に目を通していく。 ) [Fri 30 Mar 2007 21:53:12]
お知らせ > 寒河江未希さんが来ました。 [Fri 30 Mar 2007 21:48:09]
お知らせ > フィエルテさんが帰りました。 『(あてつけにあった新入生。……掃除が終わったのは深夜だってさ。とほほん。)』 [Fri 30 Mar 2007 18:58:41]
◆フィエルテ > ( その姿見送れば、笑顔残るまま元気に手を振って。―――でも、その転げる音に目を瞬かせた ) だいじょぶかなぁあの子。なんか危なっかしぃなぁ。 ( それでも、微笑ましい視線で。可笑しそうに笑う ) ―――さて、とぉ。早くやっちゃわないとまーた説教だぁー。……大体なんであたしが「大学入学したてだから、御掃除しながら学校見学でもしてみて」なんて、地図渡されておそうじー、なんだろー…… 絶対、ついで、だよねぇ。 ( そんな、オチ。うんざりだぁー、ととほほん眉寄せてどっぷり憂鬱そうな溜息。手をかける其れは箒とバケツ。中には水と雑巾。 ) もうひとっぱし、頑張るか!花嫁修業だと思って……っ!! ( えいえいおーと言わんばかりに箒を持った手高らかに上げ、うんしょ、っと―――まずは、箒で一生懸命掃く!ひたすら掃く! ) [Fri 30 Mar 2007 18:58:09]
お知らせ > ドリィさんが帰りました。 『少ししてから曲がり角の向こうで、ころんと誰かが転げる音がした?』 [Fri 30 Mar 2007 18:53:02]
◆ドリィ > ありがと、ございま、す… (頭に置かれた手に…少し、擽った気に身体震わせてからコクンと頷き一つ。 そんな仕草と共に、ちょっとだけ安心した様な表情を向ければ離れていく指先に名残惜しげに吐息吐き出し――) は、い… あの―― 頑張って、みます… (覗き込む仕草に… 恥ずかしげに俯き、コクン。 頷いてから立ち上がり…――) は、い… その、覚悟…され、ます――(くすくすと笑う彼女へと、困った様な笑みを返しながら… 階段から立ち去るだろう。 ふらふらと、のろのろとした早歩きで ) [Fri 30 Mar 2007 18:52:00]
◆フィエルテ > ( 最初会った時の様子よりも、幾分か安心したような吐息が聞こえて、内心ほっとする。それが表情に出るように、綻ぶような笑顔がこぼれた。 ) ん。 がんばっ。 ( 申し訳そうな顔に、くす、と笑ってもう片方の空いた手、ぽんと頭に手を置かんと。離れた指は自然に――― ) ……なーんもしてないよぉ。 ( 深く下げる頭にそんなにかしこまっちゃやーよ、と言うように手をぱたぱたさせて。 ) ……また会えるといいね。そしたらもっと、ドリィちゃんが笑ってればいいけどなぁ。 ( にっこり笑ってつらそうな顔に、ね?と覗き込むような仕草。片目瞑って ) じゃっ、またね?あたし新入生だから此処のコトよくわかんなかったりするんだケド……教えてもらいに行くかもしれないから ( 悪戯に微笑みかけて立ち上がり貴女の前に、人差し指出し、「覚悟しろー」と軽いノリ。それからくすくす笑って手をひらひらさせた ) [Fri 30 Mar 2007 18:46:34]
◆ドリィ > (絡めた指を握られれば、少しだけ安心した様な吐息吐き出し―― コクンと小さな頷き一つ。 してみせるも―― ) は、い……… 頑張って、みま、す… (返せる言葉は、酷く弱々しいもの。 吐き出して、また申し訳なさそうに俯けば… 絡めた指をゆっくりと離そうと、し――) …… あ、の… フィエルテさん… ありがと、う… ございま、した… (彼女の言葉には、答えられず―― ただ、その言葉を吐き出して… 深く頭を下げる。 まだ少し辛そうな顔で――けれども、幾らか楽になった様な吐息を吐き出しながら ) [Fri 30 Mar 2007 18:40:46]
◆フィエルテ > ちゃんと「やだ」ってゆわなきゃ。……ハッキリ断らないと、傷つくのはドリィちゃんだよ? ( その声は咎めるわけでもなく、ただの意見。相変わらずの笑顔浮かべて、握った指をちょっとだけ強く。「自分を護る為には、ノーって言うことも大切だ」と ) ……それとも、アレ?……ものすっごい恐い人に絡まれて断れない状況とか?!( 広がる妄想。それじゃー無理だよねぇ、と眉を寄せて唸った。「ひぇぇ」と言わんばかりに ) [Fri 30 Mar 2007 18:32:33]
◆フィエルテ > ( 俯く彼女にううん、と首を振った。気にしてない、と言った態度と表情。沈黙には、彼女が何か言葉を発するまで何も言わなかった。ぎこちない笑み見れば、微笑み返し「うん」と頷くだけ。絡んだ小指に ) ありがと。 ( と、礼を言った。嬉しそうに笑う。「全部は話せないんですけど」 ) うん。 ( いいよ、と。その後は黙って。 ) ――― 。 ( 俯きながら小さくなっていく彼女を見ていた。きっととてもマジメなんだろう。だからこうやって「ワルイコト」とか罪悪感に埋もれたようになるんだ。沈黙に沈黙。少女はただ、彼女の言葉を頭の中で繰り返すように思いめぐらせ―――その後 ) やりたくないし、イヤなんだ?……でも、飲み込まれちゃう、かぁ。 ( うぅん、と唸る。なるほどぉ、と。つながれたままの指、やんわり握るまま。 ) それって、世間的なワルイコト? ( 不意に軽く聞いてから ) ……ワルイコトってさぁ、 周りから見るワルイコト、と、明らかにワルイコト、ってゆーのがあると思うのねーあたし。……うーん。 ( 上手い言葉が見つからない、と間。 ) ……ドリィちゃんはそれがつらいんだね? ( やんわり問いかけ ) だったら――― [Fri 30 Mar 2007 18:30:44]
◆ドリィ > ぇっと… わたし、こそ… 何か、心配させちゃって… (呟いてしまえば、申し訳なさに相手の顔を見詰める事が出来なくなって俯いてしまう。 そんな状態で暫し沈黙すれば―― 投げられた彼女の言葉に、沈黙を続けた侭… 暫し思案をはじめて――……) ……… わかり、ました… (顔を上げれば… 少しだけ、まだぎこちない笑み。 浮べれば、差し出した指に… 自分の指を絡め――) あの … 全部は話せないんです、けど―― 私、悪い事… してる、んです。 本当はやりたくないし… 凄くイヤな筈なのに… 気が着いたら… 飲み込まれちゃったみたい、で――…… (指を繋いだ侭… 呟く言葉。 けれども、其れは途中で小さくすぼまれば…段々と顔も俯いていき―― そして再度訪れた沈黙に飲まれて消える、だろうか ) [Fri 30 Mar 2007 18:23:53]
◆フィエルテ > ( 泣きそうな顔を見た。「マズイこと言っちゃったかな」と、慌てた直後謝られ、 ) え、いや、ううん。こっちこそ、軽薄なこと言っちゃってゴメンね? ( 申し訳なさそうに謝ってみるけど、顔見ればぎこちない、笑み。なんだかまた罪悪感が。胸がちくちくする。心配そうに、息を吐く。 ) ――― んー……。 ( 「相談したほうが」 不安げな顔。じ、っと見られ、固まった。真剣な瞳に視線逸らせない。……真剣な顔、貴女に向け。それから、先程の様な明るい様子で微笑んだ ) ドリィちゃんが相談したければ、かなぁ。言いたくなかったり、言えなかったりするなら言わなきゃいいと思うし。話してスッキリするなら、聞くよ? ( 顔覗き込むように、そして。 ) あ。勿論、聞くなら他言無用ね。 ( 不安げな顔をする少女だから、なんとなく言ってしまった当たり前のこと。そっと小指差し出して、ゆびきりげんまんを促そう。にっこり笑って ) [Fri 30 Mar 2007 18:18:08]
◆ドリィ > (『悪イコトシテナインデショ』 その言葉に、ビクンと身体震えれば… 一瞬だけ怯えた様な表情。 思わず思い出してしまった黒ミサでの 『悪イ事』 に、今にも泣きそうな顔になりつつも… それを堪えれば、また深呼吸吐き出し――) すいま、せ…ん、それと… ありがと、ござい…ます(ぺこりと、頭下げて… ゆっくり、笑みを浮べてみようとするだろう。 多分、凄くぎこちないものになってしまうだろうけど―― そして …) あ、の… やっぱり… そう言うコトって、相談とか… した方が良いの… か、な?(体勢を前に直して座り直す彼女へと、投げ掛けるのは… そんな問い掛け。 震えた瞳と、真剣な表情で問いかければ… 不安げな顔をじっと向けてくるだろう、か ) [Fri 30 Mar 2007 18:12:19]
◆フィエルテ > ( 「ごめんなさい」 小さな言葉。震える声色、溜息。涙。つらそうな表情。口篭る少女に、此方は眉を寄せる。 ) ……んもう。謝っちゃだめ。なんも悪いことしてないでしょドリィちゃん。 ( めっ、と人差し指で貴方の顔の前。 ) ……何があったかわかんないけど、とりあえずあたしはこんなんだから、そんなに気使わないで?ってゆーか、硬くなんないで?? ( ね?とお願いするように。にこ、と笑って。両手合わせて顔覗き込んだ。 ) とりあえず…… ( よっこいせ、と体勢を前に。座りなおして ) なんか、イロイロあったんだね。つらいこととか、さ。 ( 大事な部分には触れないように、ちょっと真剣な表情で、呟いた。無理に語ってもらいたいわけじゃなく、自分に気を使ってほしくなかっただけ。 ) [Fri 30 Mar 2007 18:07:36]
◆ドリィ > ――――――……… ん、ぅ… ごめ、んなさい… (此方の言葉に、あえて必要以上に踏み込もうとしない彼女へと… 視線合わさずに申し訳無さそうに言葉呟けば、小さな溜息一つ。 けれども、申し訳なさ以上に恐怖と もう一つの感情 が自分を支配してしまえば、一瞬だけ辛そうな表情を浮かべ、て――) …… ぁ、は… い。 その、絵… 描いてて、えぇっと… (そんな事も相まってか… 返す言葉はボソボソと小さく情けないモノ。 吐き出していく度に申し訳なさそうな表情は更に深まり―― ポツリ。小さく ごめんなさい なんて呟くか) [Fri 30 Mar 2007 18:03:09]
◆フィエルテ > ( 儚い微笑、とん、と、隣に近づくように、一段、二段。許されれば貴女の隣に腰かけようと。 ) ……変じゃないよぉ。それくらいツラいこととかあったのかなぁって。 ( にこっと笑って首振った。でも、貴女が話さないようならばそれ以上踏み入ろうとすることもなく。 ) そっか……。 ん?ドリィちゃん?芸術科なの?! ( ぽそぽそとゆっくり喋る其れに、此方は相変わらず大きく驚いた。 ) うわぁ、凄いなぁー。芸術かぁ。えと、音楽とか?絵?それとも御芝居? ( 興味津々、というように、ニコニコ笑って尋ね。っていうかドリィって名前可愛いねーと、すっかり勝手に友達感覚。 ) [Fri 30 Mar 2007 17:57:52]
◆ドリィ > ―――― (持っている道具や、来ている服から掃除中だろうか? なんて、ぼんやりと思いながら彼女の姿を見詰めれば… 指摘された言葉に慌てた様に、けれどもゆっくりと腕で目元を拭い…) ほんと、ですね… 何で泣いてるんだろう。 変…ですよ、ね?(なんて、曖昧で儚げな微笑。 浮べながら、階段へと座り直せば―― 深呼吸、一つ… 二つ… 三つ――) …… 多分、そんなたいした事じゃ… んんっ… 私はドリィ…です。芸術科の…… (吐き出す言葉は、矢張り曖昧なソレ。 ボソボソと呟いてから、また目の下拭い去り―― それから、此方からも名前を名乗り返すだろう。 ゆっくり、ボソボソと) [Fri 30 Mar 2007 17:53:14]
◆フィエルテ > ( 顔もドレスも埃だらけ。誇り(フィエルテ)を持って埃を誇りに思え!……なんちゃって。すみません。 ) ( そんな調子でぱたぱたとドレスの埃はたきながら「ああ、いやんなっちゃうわぁもぉ」と嘆く姿は眉下げて。震える声音にそっと見える泣き顔に、にっこり笑って ) だって、泣いてるじゃない。 ( 指差して、軽い調子。大丈夫ぅ?と、首傾げてバケツを床に置いた。箒も立てかけて ) ……あれ。もしかして、自覚してなかった?? ( 口許に手当て、瞬き何度も。思わず目を丸くして。見遣る貴女にちょっと近寄ろう。 ) ……そんなにツラいことでもあったの?? ( 腕を後ろに回して、覗き込もうと。私でよかったら聞くよー?と、軽いノリ。 ) ……あ。あたしね、フィエルテ。文学部の生徒だよ。はじめまして、だよね。 ( 片手まで握手を求めて差し伸べて、にっこり笑った ) [Fri 30 Mar 2007 17:45:49]
◆ドリィ > ―――― ふぇ?(ビクン… と、閉ざした視界の中…不意に耳に入った言葉に身体震わせてしまえば… 恐る恐ると、瞳開き――) …… あ、の… 私泣いて…たんです、か?(―― 吐き出すのは、いつも通りの… 下手をすれば、何時も以上に怯えた様子の声音。 吐き出して、体を起こせば… その少女の姿をマジマジと見遣ろうとするだろうか ) [Fri 30 Mar 2007 17:38:56]
◆フィエルテ > ( 手にはバケツと、箒を持っている。水色のワンピースの少女。腰には確りエプロンまでつけて。 ) [Fri 30 Mar 2007 17:34:17]
◆フィエルテ > あーつっかれたぁ。なんでこんなトコの掃除なんかしなきゃいけないかなぁ。魔女さんたちの箒に任せちゃえばいいのにぃ。 ( そんな御気楽な声音とともに、たまたま足を運んだ其処へと。つらそうな溜息を耳にして首を傾げる。―――誰か居るのかな。 ) ( 「こわい、なぁ」その言葉、耳に届けば―――誰かが居ることを確信したように、足進め。 ) ………泣いてるの? ( そぉーっと、声をかけてみる。覗き込むように、適度な距離をとって。軽い、声かけ。 ) [Fri 30 Mar 2007 17:32:01]
◆ドリィ > ―――――――― (その溜息を吐けば… 暫し、沈黙。 頭の中では、グルグルと最近上手く描けない絵の事や、心配している母親の事。 不審気な目を向ける級友の事が頭を巡っていく。 巡っていけば、その全てが辛く感じ―― 誰かに…全てを吐き出してしまえれば楽になれるんだろうか? なんて、思うも――) …… こわい、なぁ (―― 露見への恐怖。 その最後の一線が…それを押し留めてしまえば… 揺れる瞳から涙溢れさせながら―― また溜息…一つ。) [Fri 30 Mar 2007 17:28:41]
お知らせ > フィエルテさんが入室されました。 『(その溜息を耳にした少女は)』 [Fri 30 Mar 2007 17:27:46]
◆ドリィ > ―――― まほう… 魔法… マホウ… マ・ホ・ウ… まほう、かぁ… (怪談の角で、少し痛い背中。 それをさして気にする事も無く… ブツブツと同じ単語を呟けば、ふっと―― 魔法なら、誰かが解いてくれるんじゃないだろうか? なんて―― 縋る様な思いを、其れに向ければ… 天井へと向けて手を伸ばし…) 水蓮先生とか… 詳しいのかな? 魔術科の人に頼れば… 何とかなるのかな? けど―― (その手の先へと投げるのは、縋る様な言葉。 けれども、その先にある―― 事態が露見する事への恐怖と、嫌われる事への恐怖。 そして、露見した事で教師から報復されないだろうか? そんな考えが頭を過ぎってしまえば… 揺ら揺らと揺れる瞳、そっと伏せて―― 辛そうに溜息、吐くだろう。 ) [Fri 30 Mar 2007 17:23:26]
◆ドリィ > やだ、なぁ… いやだ、なぁ…(望んで連れてこられた訳じゃない。 この大学の教師の一人に無理矢理連れてこられて来た場所。 あれも自分が望んでいる行為ではない―― だと、言うのに… 今では、あの場に訪れてしまえば熱を求めて乱れてしまう。 まるで、自分の体を誰かに乗っ取られてしまった様な錯覚―― そんな錯覚を思い返せば、天井を見上げる瞳を揺ら揺らと揺らして… 切なげな吐息吐き出し…) ………… わるい、まほうでもかけられちゃったの、かな… (漏らすのは、何処か… ナニカに縋ろうとする様な呟き。 吐き出して、腰掛けていた体を後ろへと倒せば… 怪談の上で、ぐったりと力を抜き去って――…) [Fri 30 Mar 2007 17:18:00]
◆ドリィ > ―――――――― (少し前までは、酷く恐れていた場所。 あのダークサイドの入り口のあった場所へと腰掛けた少女は… ぼんやりと、天井を見詰めながら… ふっと、吐息吐き出し――) ―――――― あれが、ほんとうのわたし、なのかな… (―― 吐き出し、思い返したのは… 昨夜の乱れ切った自分の姿。 幾人もの男に玩ばれていると言うのに、それを望んで受け入れている自分自身。 目が覚めてから、何度も否定して…けれども、体中に残る痕がソレを許さない―― そんな、姿 ) [Fri 30 Mar 2007 17:14:29]
お知らせ > ドリィさんが来ました。 『何時かの屋上怪談。腰掛けて天井を見遣る。』 [Fri 30 Mar 2007 17:10:57]
お知らせ > 水蓮さんが退室されました。 『( 魂は、落ち着かなかった。 )』 [Thu 29 Mar 2007 23:46:35]
◆水蓮 > ( 揺らぐ魂を誤魔化すために、歩きながら水蓮は思考する。 ) …………そういえば………顧問を探しているとか……そんな噂を聞いたな…………魔術科の学生だったかなあれは。 なんといったか………トキノミヤコ系だと思ったんだがな。 なんだったかな、まあ、いいか。 しかし顧問ね………私も何か、そういうのもやってみたいものだな。 ………そういえば彼女は。 ( 彼女は、ドリィの姿は最近見ていない。 というか、数ヶ月。 あの日の邂逅以来、ずっと会いたいと思っていたけれど、なかなか機会がつくれなかった。 いまはどうしているのだろうか。 そう思うと、なんだか無性に逢いたくなって来てしまった。 このぐらぐら揺れるかすれた魂も、癒してくれるのではないかと――――もはや、儚い希望を。 ) [Thu 29 Mar 2007 23:46:16]
◆水蓮 > ( 背筋を伸ばし、深呼吸をする。 それは生前の記憶ではなく、単なる人まね。 生前の癖や仕種など、もう覚えていない。 魂がかすれてしまった。 ) ………………………クールになれ、水蓮。 お前には高鳴る心臓もない。 沸騰する脳もない。 息切れする肺もない。 お前にあるのはかすれた魂だけだ。 ………クールになれ。 ( 心を落ち着けることはそれほど難しくはない。 だが、あえてそれをしなければならないくらいには乱れていた。 ここ数日、いや下手をすればもっとずっと前から、乱れっぱなしだ。 ) [Thu 29 Mar 2007 23:36:38]
◆水蓮 > ( 考えてみれば不思議な話だ。 こうして活動するようになってからも、このうまく動かせない体にもどかしさを感じたことはない。 きっとそれは、生きるための行為をしなくてよく、移動も助手に任せているから。 ) …………………そんな、人間をとうの昔にやめてしまったような私が、なんでまたこんな、訳のわからない焦燥なんて感じなきゃいけないんだか………。 ( 虫の報せ、だなんて。 それは身体機能が存在するからこそ発生する、身体不調による気の迷いでしかない。 そんなものはこの人形の体には存在しないはずなのに。 その不可解な事実が更に苛立たしく感じられて、思わず壁を叩いた。 いや―――力ないそれは撫でた程度にもならないけれど。 ) [Thu 29 Mar 2007 23:26:12]
◆水蓮 > ………………………苛立つね。 無性に腹が立つ。 おぞましいまでに魂が煮えくり返る。 だが単純な怒りじゃない。 なんというのだったかなこういう感情を。 そんなもの忘れて久しいよ、まったく。 ( 部屋の扉をくぐることはなく、結局、水蓮はその足で廊下を歩き始めた。 「ジンクスと無意識下の魔力発露」の関係…………、 ) はん、下らない。 不機嫌のあまり魔力が吹き出たってことさ。 ( なにに不機嫌なのか、どうして不機嫌なのか、その複雑な感情がなにで構成されているか、なにもわからないまま水蓮は廊下を歩く。 ぎこちなく、人形の体を無理矢理に動かして。 ) [Thu 29 Mar 2007 23:16:31]
◆水蓮 > …………………今日はここまで。 次回までにジンクスと無意識下の魔力発露に関するレポートまとめてきなさい。 ( 行くよ。 唐突な終了宣言に呆然とする中、助手は比較的早く覚醒し、慌てて荷物をまとめると、仏頂面の人形講師の乗った荷台を転がして、講義室を出て行った。 助手には拒否権はなかったし、発言権もなかった。 ただしたがい、指示されるまま水蓮にあてがわれた部屋まで運び、そして逃げさるように「資料整理」に行った。 官僚の使う言い訳のようである。 ) ………………ふん。 [Thu 29 Mar 2007 23:06:29]
◆水蓮 > トキノミヤコにある面白いジンクスでね。 お茶の表面にこう、縦にお茶の茎が立つと、いいことがあるというジンクスでね、面白いだろう。 ( 急な話の展開に、講義室はざわめくこともできずぽかん、としている。 すっかり、人形講師のなにかに、当てられてしまったかのように。 ) ジンクスってのはいろんな国にある。 お国柄というのもある。 でもまあ、どこでも大体似てるのが、カップや皿が、何もしてないのに欠ける、とかね、そういうの。 ( 学生の視線が思わず、助手の手にある真っ二つに折れたチョークに向かう。 助手自身も、自分の手の中のそれを一瞥した。 だが人形講師はまるっきり気にした様子もない。 ) 言うまでもなく嫌な事がありそうってやつだ。 それプラス、いま私は物凄く不愉快な虫の報せを感じてる。 今日だけじゃないってのが困った話だが………ああ、はっきり言おう。 ―――私はいまものすごく不機嫌だ。 ( ぱちん、と人形の指が鳴らされ、風船が割れたかのように室内が「はっ」とした。 ) [Thu 29 Mar 2007 22:56:16]
◆水蓮 > ( なにせ、それはもう三度目だった。 真新しいチョークが、講義開始早々に、連続で三本も圧し折れている。 原因が助手でないのはだれもがわかっていた。 誰より困惑しているのは助手であったし、普段以心伝心の働きを見せる助手が、謝罪と言い訳を述べるくらいだったのだから。 ) …………………………ふん……………。 ( 助手の申し訳なさそうに歪んだ珍しい表情を一瞥して、水蓮は再度つまらなそうに鼻を鳴らした。 いくら人形だからといって、その実人形らしからぬくるくると忙しない中身を見せてきただけあって、そうやって本来の人形のように動きをなくすと、不気味さは相乗である。 そして睥睨するように講義室を見回し、 ) ―――茶柱って知ってるかい? ( と唐突にのたまった。 ) [Thu 29 Mar 2007 22:46:21]
◆水蓮 > ( 助手が黒板になにやら文字を書き続けていたチョークが、圧し折れた。 ) …………………ふん。 ( そしてその音に、水蓮は、人形先生は珍しいことに、というよりは普段からして陽気な雰囲気を振りまくだけに初めてといってもいいだろう、思う様不機嫌そうなオーラを、周囲の空間に侵食させていた。 表情などまるでなく、感情など何も伺えない。 ただひたすらに不機嫌そうだった。 ) [Thu 29 Mar 2007 22:36:25]
お知らせ > 水蓮さんが来ました。 『( ―――ぱきん。 )』 [Thu 29 Mar 2007 22:33:50]
お知らせ > 跡野末理さんが帰りました。 『( もう、二回生か )』 [Wed 28 Mar 2007 19:54:38]
◆跡野末理 > ( 『心霊研究同好会(仮)』 を興せば、学内での活動制限が減る。 例えば寮の門限破りや立ち入り禁止区画への侵入が万一発覚した場合でも誤魔化し易いし、始めから許可を取っておく事も出来るだろう。 大学が保有する情報の閲覧や、機材の貸し出し、部費としての資金援助に、他学部他学科の学生と集まり易い部室も手に入る。 …部費と部室については限りがあり絶対とは言えないが、手に入れる…! ) ( そんな風にでしゃばっても不自然でないくらいの成績には、なっているだろうか。 とりあえず、部員をあと二人と顧問を確保しなければ、申請できない ) [Wed 28 Mar 2007 19:54:18]
◆跡野末理 > ( 入学してからの指示も全く無かったため、開き直るのに時間はかかったが… 飛燕… おそらく 『裏飛燕』 になるのだろう自分の属する組織の意図は、大学という魔術研究機関の内偵にあると当たりをつけて、行動の指針も定めている ) ( もしかしたら、興味深い学生二人と出会った事の方が踏ん切りを付ける助けになっているのかもしれないと思いつつ… どちらでも同じこと。 研究機関に残るような成績を修めようと言うのなら目立たなければしょうがないし、それなら、それにも関わる事で妙なサークルを立ち上げるのに問題は無い。 『現実が噂されるのではなく、噂が現実になっているのではないか』 【ダークサイド事件】 で抱いたそんな意識と、彼女達に対する興味… どちらが強いのかよく分からないが、【カタリナ事件】 や 【黒船事件】 の中で彼女達を見ているのは楽しかった。 …もっとも本人にそんな意識は無く、事件に対する興味の為に一緒にいるのだと思っているけれど… ) [Wed 28 Mar 2007 19:43:17]
◆跡野末理 > ( 生まれ育った忍の隠れ里から、表立ったアマウラの諜報機関 『忍者団体・飛燕』 へ厄介払いのように出向を命じられて… 特に具体的な指示も与えられぬままヴェイトス大学へ届けるよう托された書類は、自分の入学願書だった。 …ちょっとしんみりとした気分で別れを済ませた後の一応恩人と、一月と空けずに再開したのは気まずかったっけと思い出し、微苦笑を零す。 機構士のあいつは、まあ元気にはしているのだろうけど、どうしているだろう。 ペンや煙草に偽装した爆弾でも作ってもらいに行ってみようか… 大学の交友関係の都合それもあまりうまくないのは、さておき ) [Wed 28 Mar 2007 19:20:20]
◆跡野末理 > ( 年度の終わりに発表されたそれを眺めて、セーラー服のお下げ髪は不満そうな顔をしている。 交換学生である都合 『スランプ』 という事にしていながら、実は魔術体系に触れるのが初めてと言っても良いような状態であれば、概ね満足する結果かもしれないけれど…。 怠けていれば能力は衰えるという自覚が今一つ甘い元エリートにとって、『頑張ってもそこそこ』 という結果はショック ) ―――付け焼刃だものね。 こんなものでしょ。 ( 一言言い聞かせるように呟いて、さっさとその場を後にした。 …もう結果が出ているものに対して、それを踏まえた今後を考える事はあっても、それ自体をいつまでも気にはしない… ) [Wed 28 Mar 2007 19:04:56]
◆跡野末理 > ( ―――微妙にツマラナイのはおいといて。 頑張ればそれなりの成績にはなるものだけど、逆に言えば運や才能と呼ばれる部分で頑張ってもそれなり以上の… 例えば年間首席をとるのは、そう簡単な事ではない。 ヴェイトス島の最高学府であるヴェイトス大学で、それを用いるには素養が大切とされる魔術科であれば尚更。 …それは異能に対しての順応性といったものは持っていても、ここへ来て初めて魔術を学んだくノ一も例外ではなく、上位に喰い込んでいるものの、トップ10などには届かなかった… ) [Wed 28 Mar 2007 18:55:07]
お知らせ > 跡野末理さんが入室されました。 『( 【成績順位判定:0に近いほど高く、9とか追試すら】 )』 [Wed 28 Mar 2007 18:44:51]
お知らせ > シーサ=センザキさんが退室されました。 『(背後が誤爆入室。 お目汚しログ、大変失礼しました……orz)』 [Mon 26 Mar 2007 23:53:59]
お知らせ > シーサ=センザキさんが入室されました。 『ふーん。』 [Mon 26 Mar 2007 23:52:35]
お知らせ > 寒河江未希さんが退室されました。 『 そう、本当に、どうしたいんだろう。 』 [Wed 21 Mar 2007 22:32:13]
◆寒河江未希 > ( 何か人とは違う凄い能力だとかそういう実感は無い。 だって見えるものは見えてしまうんだし、見えてない人の感覚なんか分からない。 それにただそれだけの事で、だから何が出来るって別に。 冗談で死神に言った言葉、是非ともなんて笑いながら返されたけど。 「死神代行」なんて肩書き、将来何処で役に立つ事やら。 私は別にそんな、誰かの役に立ちたいとかじゃぁなくって――――。 ) [Wed 21 Mar 2007 22:31:46]
◆寒河江未希 > ( 「怪物」“カタリナ”はもう居ない。 死んだわけではないけれど、この世の何処を探してもアレは何処にも居ないだろう。 アレはソウイウコトだ。 私も一歩間違えたらそうなっていたし、実際あの時はそれも視野に入れて居た。 妙な義務感に熱でも出てたんだろう。 それとも帰ってこれる確証でもあったのか。 行き当たりばったり気味ぶっつけ本番の最中に考えた事だ。 もう覚えていない。 ) ( 夜の校舎の中、灯りの消えた廊下を一人歩きながら、漠然と「幽霊」がまた何処かで私を見ているんじゃないかって窓から向かい側の校舎を眺めながら歩く。 ) [Wed 21 Mar 2007 22:28:09]
◆寒河江未希 > ( 私には幽霊が見えてるみたいだ。 ソレらしいものをこの学校で初めて見てから随分と経つし、そうらしいって話を吸血鬼と死神とあとはなんだっけ、そうだ、天使(自称)から聞いた。 たまになんだかよく分からない物が視界の隅に写ったりするのはどうも気のせいばっかりじゃないみたいで――――怪物退治なんかやってのけてからこっち、一部に過大評価されてる感もある。 ) …まったく、なんだよ「心霊研究同好会(仮)」って。 ( 反動をつけて起き上がり、中古ギターを肩に掛けて立ち上がった。 汚れた背中とお尻を軽く払って、屋上から校内に戻る扉へ向かう。 其処が「怪物」と戦ったって場所。 私とあと二人以外誰も知らない話だ。 ) [Wed 21 Mar 2007 22:22:03]
◆寒河江未希 > ( 変化はしているんだろう。 私自信それなりに変わったり成長したりしたと思うし、私の身の回りは1年前、2年前とは全然違う。 それでいて結果としてはそう悪くは無く――――むしろ幾らかぼんやりとしていた視界が晴れたような、吐き気が収まったような、ああ、そうだ。 煙草の吸う数が減った。 目の前で吸うと嫌がる連中が居るからだ。 「やめなさいよ」とか「やめたほうがイイヨー」とかいちいちうるさいこと。 ) [Wed 21 Mar 2007 22:14:01]
◆寒河江未希 > ( 毎年こんな事を言っている気がする。 そんな自分も嫌いだし、それだけ世界に変化は無くて、それだけ私に進歩は無くて、だったら何の為に生きてるんだなんて話になったりして。 こんなのはそう、分かってる、ただのこの季節特有の気だるさだ。 無闇に目が乾いて眠いからこんな風に毎日が不毛に見えて、それ以外の事だってあるのにそれしか見えてないってだけの事で。 そんな暇があるんだったらやる事なんて幾らでもあるだろうに。 ) [Wed 21 Mar 2007 22:05:51]
◆寒河江未希 > ( [Wed 21 Mar 2007 22:02:06]
お知らせ > 寒河江未希さんが来ました。 [Wed 21 Mar 2007 22:00:42]
◆寒河江未希 > ( 私は春が嫌いだ。 生温い空気、薄ら暈けた色をした空、雨が降り出しそうな匂い。 窓から差すじわじわと気だるい陽光が巻き上がるチョークの粉を浮かび上がらせ、コツコツとボードを叩く音と誰か講師の大きな声が右から左へ通り抜ける。 浮き足立った空気がそこかしこに流れているようで、その実誰もがぼんやりとして気だるい顔。 原因不明の嫌悪感に苛つく私はそうして今日も教室を抜け出した。 講義はとっくに終わって夜。 屋上で一人寝そべり、ぼんやりと過ごす。 ) ( 毎年の事だ。 ) ( この間、私は17になった。 ) ( 進歩のないこと。 ) [Wed 21 Mar 2007 21:58:29]
お知らせ > 寒河江未希さんが入室されました。 『 85:Lukewarm wind Dim sky Smell of rain.』 [Wed 21 Mar 2007 21:52:01]
お知らせ > 跡野末理さんが帰りました。 『( とりあえずは、魔術の練習。 暴発が危険な、そんな段階に入る頃か )』 [Sun 11 Mar 2007 08:12:42]
◆跡野末理 > ( あちこちに顔を出しているとは聞いていたけれど、魔術科にもか。 となると、これは本当に脈ありなのではないかと思う。 ―――学内での活動範囲を公明正大に広げるため、大学から予算を得るため、あると何かと便利な部室を持つために、立ち上げようかと考えている心霊研究同好会(仮)の話。 部員は今のところ三名。 立ち上げるにはあと2名の部員と、顧問が必要だった ) ―――あと一人ね。 ドリュートレスだっけ… ダークサイドの… 正気保ってるかしら。 懲りちゃってなければ… ( 別件で大変な事になってるとは露知らず、そんな事を。 …顧問? 機会があったら、まず人形先生に当たってみるつもりだ。 『理論魔術科』 彼女(?)の開講しようとした講義について、情報を得ることはできるだろうか… それでなくても興味深い、不思議の塊みたいな人だし、脈はあるのではないかと思う ) ―――さて。 [Sun 11 Mar 2007 08:11:59]
◆跡野末理 > ―――〜やっぱり魔術かしら。 ( 人気の無い食道。 椅子の足を片側二つ浮かせて、ふらふら。 頭の上で腕を組んだ。 …取っ掛かりは掴んだ。 元々、魔術とは異なる大系だけれど根源は同じくするのかもしれない異能の使い手という事もあって、魔力といったものを捉えられるようにはなっている。 使いこなすのはまた別の問題としても、入り口には立てたのだろう。 飛行術は未だに上手くいかないものの、それだって飛ぶことは出来るし、概論から各論へとカリキュラムが移れば、また理解も深まると思っている。 とりあえず注目は、人形先生と子ども先生の講義か… ) ( そういえば昨日、人形先生の講義で珍しく質問者が出た。 誰だと思ったら睡眠不足で挙動不審になる先輩だった。 *そろそろ忘れてあげるべき ) [Sun 11 Mar 2007 07:59:40]
◆跡野末理 > ( 延期になって明日から、と予定していたものが無くなって… どうせ、いつもだって用事で詰まっているわけでもないのに、ちょっと手持ち無沙汰な感。 伸びをするように背凭れに背を押し付けて、足をふらふらさせている。 …エミキーは、アマウラは知っているだろうか。 コッタとか… 妙なものに誘ってばかりでもナンだし、それこそ今度こそ、割と手近な自分の故郷を見に来ないか誘ってみようかと思うけど、帰る場所は無く… 温泉旅行については、締め切りになっていた。 …他には、細工物の材料を集める、という冒険者向けの仕事がある…。 機構士なんだけど、海賊だか旅人だかよく分からないような元貴族?を誘って請けてみようかと考えて… これもダメ。 元気にしているかは気になるものの、ツンデレにあらずデレ不足な感覚は、顔を合わせ難いと思う…。 『会いに来なさいよ』 なんて、考えもしない。 しないったらしない ) [Sun 11 Mar 2007 07:49:29]
◆跡野末理 > ( 『ちょっと拘束時間の長い推理ゲームに参加する』 それだけの仕事。 今回は気絶させられるという条件が付いて、更に報酬も減ってしまっていたけれど… それだけでお給料が出ると言う信じられない仕事は、以前にも請けたことのあるもので、その時に貰った百万はまだ殆ど手付かずのまま残っている ) 〜話が上手過ぎて、『気絶』 とかその辺の条件を警戒されちゃったのかしらね――― ( 案外それが正解だったのかもしれないが。 参加者が集まらずに実施不可能となればその確認も出来ず、惜しいと思ってしまうばかりだ ) 〜まぁ、この時期皆忙しいって事なんでしょうけど。 ―――暇だわ。 ( 平日であればきちんと朝食をとる派の学生で賑やかな食道も、休日とあっては静か。 …それでなくてもこの時期は休講になるカリキュラムも多く、暇になった学生は旅行に出たり帰郷したりと、寮を空けている者もいる… ) ( 自分も魔術科のカリキュラムのいくつかが残っているだけで、飛行魔術の実技試験が終われば、他をちょっとサボタージュしてアルバイトに数日を費やすことも出来る状態だった ) [Sun 11 Mar 2007 07:32:55]
◆跡野末理 > ( 魔術科女子寮の食堂で早めの朝食をとりながら、曇り空を見上げ、セーラー服のお下げ髪が気の抜けた溜息を零している ) ( とは言え、テーブルに置かれたトレイの上、アマウラ定食は焼き魚の骨だけを残して綺麗に平らげられており… バレンタインは船の上で、一応恩も感じてる知り合いの機構士に義理の一つも渡せなかったけれど、恋煩いということもない様子。 ―――よくつるんでいる(と見られている)二人とは、やれ同衾していたの、脱いでいただの、脱がし合っていただのと噂されているものの、その実浮いた話は特に無い ) ( 請ける事になっていたアルバイトが、お流れになった ) [Sun 11 Mar 2007 07:21:28]
お知らせ > 跡野末理さんが来ました。 『( 残念 )』 [Sun 11 Mar 2007 07:10:13]
お知らせ > セツさんが退室されました。 『……タイトルの意味が解らない…! (何時ものことだけど真面目に悩む。考えるだけ損なこと。)』 [Sun 11 Mar 2007 01:01:51]
お知らせ > 水蓮さんが帰りました。 『( 講義室はざわざわと私語に包まれて。 )』 [Sun 11 Mar 2007 01:00:29]
◆水蓮 > それでは諸君、次回の講義は「茶色茶色って言うけど本当に茶色のお茶ってあんまり見ないよね」ってことで、ごきげんよう! ( がらがらがらがらがら。 助手が台車を押していく。 講師は台車の上で手をふる。 そしてその姿勢のまま講義室を去っていった。 ―――シュールである。 ) [Sun 11 Mar 2007 01:00:13]
◆セツ > (吸血鬼など死んでしまえ。 それだけは純粋な思い。 全てを奪う根源となったあれだけは決して許すことが出来ない。) わかりました。 もし機会があれば訊ねたいと思います。 (人当たりの良い笑顔でありがたくその言葉を受け取る。 そして授業の終わりを告げる講師の声。 青年は折れた羽ペンや要点を書き記したノートなどを鞄の中にしまいはじめるとしようか。) [Sun 11 Mar 2007 00:58:14]
◆水蓮 > ( 羽ペンの折れる音に視線を向けたが、しかし何も言うことはない。 魔術を扱うものたちの話で、反応するものは少なくない。 魔術とはどう使おうが、多大なる影響を及ぼすのだから。 ) いやいやどうも。 なにかまたわからないこと、知りたいことがあったら私のところにきなさい。 私は頭はよくないが知識量は自身がある。 ………いささか古い情報ならね。 ( さて、講義に戻ろうか、どこまでやったかなと記憶を探る最中、助手が耳打ち。 ) おっと―――時間のようだ。 諸君、今日はここまで。 ( よいしょ、と台座に乗る人形。 助手が道具を片付けるのを待つ。 ) [Sun 11 Mar 2007 00:46:43]
◆セツ > 知識という名の泉は無限というわけですか……――― (納得したように呟いて、話の流れが一瞬だけ吸血鬼におよんだ瞬間。)(ベキッ)(持っていた羽ペンが真っ二つにへし折れた音がする。) ―――なるほど。 真理を到達するために寿命を伸ばす術は手段を選ばなければそれこそ数多く存在すると。 ( そんな自分の行動を何事もなかったかのように流しながら金髪の青年は人形へと向けて笑顔を作る。 ) わかりやすく様々な例を提示していただきありがとうございます。 これで僅かながらですが理解することが出来ました。 (覚えた疑問は氷解した。もう質問は無い。) [Sun 11 Mar 2007 00:41:38]
◆水蓮 > その通り。 少なくとも、探求において積み重ねがないということはありえない。 時間があればあるだけ、真理への道が確かなものになる、のかもしれない。 例えば、吸血鬼のなかには魔術の探求の末にそうなったものもいる。 無機物に自らの命を移したものもいる。 私のような生きた人形と言うのもまた、魔術師であればなかなかに便利な形態の一つだ。 ( 助手がふたつ目の項目を書き記した。 ) 大きく分ければと言うわけで、細かく分ければこれらは数限りない。 真理への道はいまだ誰も確定していないからだ。 ………お分かりかな? [Sun 11 Mar 2007 00:30:57]
◆セツ > (魔術のような他者に大きく影響を与える神秘は本来隠されるべきものなのだろう。広く知れ渡った不思議はもはや不思議とは言い難くなってしまうのか。)(水蓮の言葉をノートにつらつらと書き記していく。この分野を学ぶのははっきり言って自分の趣味だ。趣味は真剣にやらねば面白くもない。) ――つまり100年で到達できぬのなら更に100年を重ねよう。 それでも足りないのならもう100年。 それを繰り返し続ければいつかは辿り着く事が出来ると? (魔術書に刻む術法。ふと自分が契約した黒い悪魔の書物の存在を思い出した。あれもその類なのであろうか。) [Sun 11 Mar 2007 00:24:46]
◆水蓮 > ふむ、一応は正解だ。 「他者との協力」、それがパターン1。 君の言うように組織的なものに属したり、意見を交換し合ったり、分野ごとに分担したりと、効率を上げる。 また子孫へと魔術を継がせていくことで一代では成し遂げられぬ真理への道を開拓する。 そのための刻印技術もある。 基本的には、前者は近代的な発想、後者は古典的なものだ。 理由としては先ほど説明したように、それぞれの流派・家で魔術を秘匿するからだね。 ( 助手が項目の一つに「他者との協力」と書き記した。 ) 魔道書にしても、その知識を後世に伝える目的のものもある――――もっと直接的なものもね。 この話は別の機会に詳しく話すが、魔道書の中には魔術師のパーソナルデータを刻み付けたタイプのものもあり、これにより読者に強制的に真理への探求をさせるものや、術者自身を憑依させるものもある、と。 そう、もう一つは、魔術師自身の寿命を延ばしていくことだ。 [Sun 11 Mar 2007 00:13:02]
◆セツ > 世の中間違っていますね。 (一般的な性趣向の持ち主には理解できぬ領域である。なんだかぴったりなあだ名をつけられた気がしないでもない。) (道は二つ。考え込むような仕草で顎に手を当ててその答えを見つけようとする。一人の力ではどうあがいても踏破することが不可能な道程。 それなら他の手は――) ――他者に協力を仰ぐためになんらかの組織的なものに属して研究を続ける。 または己の子孫へと願いを託していつか到達することを待ち望む――ですか? (金髪眼鏡の生徒の回答はそれ。) [Sun 11 Mar 2007 00:06:23]
◆水蓮 > ありゃりゃ、割と需要はあるのにねえ。 人形だけど。 ( 密かに「真面目君」などとあだ名をつけながら、疑問を聞いてふむふむ頷いて。 ) なるほど、君の言うことはもっともだ。 確かに、個人の身で真理に到達することなど不可能極まりない。 いままで真理に到達したものの話を私は聞かないが、個人で目指すのであればなるほど聞かないわけだ。 だが、それは別にさしたる問題でもないな。 それを解決する手段を最低でもふたつ、魔術師はすでに得ている。 ( お分かり? 壇上から人形は笑いかける。 真面目で優秀な生徒は、歓迎するところだ。 エスプリのきく生徒はもっと。 助手が黒板に点をふたつ打った。 項目がふたつ、と言うことだろう。 ) [Sat 10 Mar 2007 23:49:00]
◆セツ > (ただの真面目で優秀な一生徒。 自分は所詮その程度。 授業に出ている程度では覚えられていないのも仕方の無い話で。) いいえ。申し訳ありませんが先生のような幼い少女に対しての個人的な興味はさしてありません。 (言葉だけは冗談めいたそれに真面目くさった返答をして。) ―――お話を聞く限りでは、100年も生きることが出来ず、精神的にも未熟な人の身で真理に到達することは出来そうに思えません。 つまり真の魔術使いになるためには、届かないと解っているものを追い続けなければならないということなのですか? (ふと胸中に去来した疑問。それではまるでピエロのようではないかと。) [Sat 10 Mar 2007 23:44:22]
◆水蓮 > ( 挙手&発言。 くりん、とそちらへ視線を向けて、脳内検索。 とはいえ、さすがに覚えてはいない。 ) ん、ベネ。 質問は私のわかる範囲なら聞こうかな。 スリーサイズ? 体重? 好みのタイプ? ( 茶化すように言うわけだが、人形の瞳はそんな色は見せない。 ) [Sat 10 Mar 2007 23:36:04]
◆セツ > (青よりもなお青い左目。 その矛盾を抱えた目と青年の紅い瞳の視線が一瞬交錯する。 あの瞳は何を映しているのだろうか。 人と同じ景色? それともどこかずれたもの? なんともなしにそんな考えが脳裏を巡る。)(助手が黒板に白墨を刻んでいく。人形先生の話した内容を脳内で吟味し、要約された黒板の文字を自分なりに纏める。根源。世界。魔術とは途方も無い世界だ。その深さは深遠よりもなお深く、その暗さは漆黒よりもなお暗い。) ―――先生。 質問、よろしいでしょうか? (気付けばそんなことを口に出してしまっていた。前の方にある席に座った金髪の青年は、片手を軽く挙げて発言をする。) [Sat 10 Mar 2007 23:32:49]
◆水蓮 > ( ぐるり。 人形先生の人形の瞳が講義室を見回す。 それと眼が合うというのは、無機質なのに生きていると言う矛盾を見ることかもしれない。 ) 真理―――或いはそれは根源とも呼ばれ、本質とも呼ばれ、世界とも呼ばれる。 例えるならばそれは―――この世の、全て。 なにをどうすればどうなるのか。 なにができてできないのか。 単純にして膨大なる情報全てを内包する一個の事実、真理。 魔術師とはそれを得るために、己の生涯をかけて、或いはその死後を捧げてでも知識を求めるもののことをいう。 ( 要約された内容が助手によって黒板に記されていく。 それが落ち着くのを待って、水蓮はため息のように言う。 ) 故に、魔術と言う、知識の結果としての技術のみを得意とするものたちは、魔術使い、とでも言うべきなのだろう。 [Sat 10 Mar 2007 23:20:01]
◆セツ > (こうやって魔術を、力を求める理由は己の復讐のため。そのために必要な能力を身につけるためにこれを受講している。だからこの青年の目的は講師が言う『初心者』と大差無い。)(真理の探求。その言葉に淀みなく動いていたペンがふと動きを止めた。) [Sat 10 Mar 2007 23:13:45]
◆水蓮 > 本当に魔術師が危惧したのは、もっと本質的な価値観の崩壊についてだった。 ………君たちは、魔術は先ほど言ったような攻撃のための手段と考えているのだろう。 或いは回復のための白魔術。 或いはこまごまとしたことごとを他の技術に代わって成し遂げるもの。 ………そんなもの、魔術と言うものの本来からすればまったく、ナンセンスだ。 ( 水蓮はちっちっちっ、と指をふって言う。 それから助手に、黒板に大きく単語を書かせた。 それは、『真理』。 ) 魔術とは、技術以前に知識だ。 真理を求めるための知識の積み重ね。 魔術とは結果に過ぎない。 人が真理を目指して方々を駆け回り、そして得た知識の結果だ。 [Sat 10 Mar 2007 23:07:03]
◆セツ > (ゲームオーバーで眼鏡と聞いてそんな単語を思い浮かべた遠くの誰か。 ――それはともかく、講義を受ける生徒の中に交じる一人の少年――いや青年か?――は真面目な態度で講師の話を聞きながら黙々とノートを取っている。) [Sat 10 Mar 2007 23:04:46]
お知らせ > セツさんが来ました。 『(教えて 人形先生)』 [Sat 10 Mar 2007 23:00:14]
◆水蓮 > そうやって厳重に管理されていたのは、他者に対して魔術という優位性、アドバンテージを持ち続けるためだけが理由ではない。 魔術初心者などが勘違いして事故ることが多いので改めて言っておこう、魔術が危険だからだ。 ( 言葉の意味を学生が理解するのを待つように少し間をおいてから、水蓮は続ける。 ) 君たちが魔術を得ようとするのは何故だい? 強力な炎を放ち、魔物を召喚し、どかーんばきゅーんずがーんとやりたいが故にかね? それが制御を誤れば危険につながることくらいはわかっているだろう。 ( 過去の有名な事件については前回レポートを書かせたからわかるだろう、なんて見えざる空白の時間を話したり。 ) ま、もっともそれは単純な意味での危険だがね。 [Sat 10 Mar 2007 22:57:28]
◆水蓮 > 例えば魔術ギルド。 あの類の組織は、比較的近代に発足する。 何故ならばそれ以前は組織立って行動するだけの人数がいなかったからだ。 それに魔術知識と言うものは本来秘匿するべきものだからね。 君たちが図書館で見つけたりする魔術関連の本なんかあるだろう。 あの手のは親切に判りやすくかいているのであって、本来の研究書なんかは本人しかわからない暗号で書いてあるのが一般的だった。 現在も、秘術・禁術等は厳重に管理されているし、あまたある流派の奥義とされるものも他流に漏れないようにされている。 ( くい、と伊達眼鏡なんかかけているわけだが、眼鏡をかけるだけでそれっぽく見えると言うのは、いやまったく便利なアイテムである。 ゲームオーバー時にも見れるかもしれない。 ) [Sat 10 Mar 2007 22:52:32]
◆水蓮 > ( 「人形先生」などとあだ名されたそのまんまな人形の講師が、なんだかやたら久しぶりな気もするが教鞭を振るっていたわけ。 ) ええと、はい、ま、そんなわけでね、魔術だのなんだのとはいっているけれど、別にそれは特別なものではないわけだ。 単なる一技術。 まだ魔法・魔術が未熟だった頃は、それこそ限られた知識者たちのみが強大な力を振るう時代があったわけだけれど、マナの減少や、魔術使用者の増大などによって結局は現在のように、魔術は落ち着いてきているわけだ。 ( 年表じみたものを黒板に助手に書かせながら、水蓮は語る。 質問などが普段まったくゼロ(聞いてるのかねえ)なので、独壇場である。 ) [Sat 10 Mar 2007 22:47:20]
◆水蓮 > ( 〜講義室にて〜 ) [Sat 10 Mar 2007 22:40:47]
お知らせ > 水蓮さんが入室されました。 [Sat 10 Mar 2007 22:40:34]
お知らせ > キヨ@らぶ☆ボランティアさんが退室されました。 『( しばしの膠着状態の後、受け取ってもらえたならば安堵。 )』 [Wed 28 Feb 2007 00:10:48]
◆キヨ@らぶ☆ボランティア > ( …が、相手から手は伸びずに ) あ、あれ ( まずったかな?と思いつつちろりと見上げ。 差し出したままの状態維持。 ) あ、あの、受け取ってくれるととっても嬉しいんですけれども―― その、えーっと…、 ( おろおろ。こういう場合なんていったらいいんだろう。ちらちら、相手の反応も窺いつつ ) …、 ( 結局は、一歩だけ距離を詰めて ) …どうぞ、うけとってください。 ( なんて、さっきの言葉の繰り返しなワケですが。じーっと相手を見つめつつ、 ) [Wed 28 Feb 2007 00:10:06]
◆キヨ@らぶ☆ボランティア > え、とっ。 すみませんちょっと入りづらかったので門の方で待たせてもらってたんですが、…わかりにくかったですかね? ( あはは、と少々申し訳なく思いつつ。 ) でも、えぇと、その…日にち的にものすごく遅くなっちゃって、それも申し訳ないんです、がー。 ( あぁ、なんだか慣れない場所への緊張で微妙に自分で自分がなに言ってるのかあやふやになる。 ) えと、その。 … 良かったら、受け取ってください。 ヴァレンタインのチョコレートです。 ( ずぃ。包みの一つを一番近くにいたひとへ差し出す ) [Wed 28 Feb 2007 00:03:05]
◆キヨ@らぶ☆ボランティア > … それっぽい。 ( かな?とか。少し首を捻りつつ。 ) …、 よし。 ( ぐ。と籠を握りなおしましたらば、少し躊躇いつつもわたしから近づいていきましょう。 ) あ、あのーっ ( …男性ばかりの集団。そして、なんだかこちらを警戒してるっぽい。 ビンゴかなと思いつつ ) [Tue 27 Feb 2007 23:54:01]
◆キヨ@らぶ☆ボランティア > …、 …多分足りますよね。 ( うむ。これまでも大丈夫だったし、今回も大丈夫だと思います。ひょっとしたら青年団の方で調整とかしてくれているのかもしれない。 ) んん、なんというかなんだか慣れない場所だとこう、無駄に緊張しますね…! … あ、 っと。 ( そわそわ、動いていた体が止まる。 大学の中から門の方へといくつかの人影。 ) [Tue 27 Feb 2007 23:47:44]
◆キヨ@らぶ☆ボランティア > ( あんまりうろうろしたら不審かなぁと思いつつも、ちゃんと来てくれるのかどうか心配だったりするワケで。背中を門に預けても、すぐにまた離れてしまうのでした。そわそわ。 ) でも、帰るならここを通るはずですしー… ( ここの大学は、わりと遅くまで学生がいるみたいですし。籠を握りこんだり、なんとなくチョコが足りるかどうか数をかぞえてみたり。 そんなみなさんを待っている間。 ) [Tue 27 Feb 2007 23:38:17]
◆キヨ@らぶ☆ボランティア > まぁ、そんな諸々は置いておいてですね。 どうしましょう、中まで入った方がいいんでしょうか… ( 門の影からひょい、と中を覗き込みつつ。大学ってところはわりと一般にもひらかれているものだけれど入りづらいといえば入り辛い。 結構ここに通っている知り合いもいたりするものだから、うっかり目撃されるんじゃないだろうかとか。 目撃といえば先日のジスは、目で色々語ったりせずにチョコを渡して青年団認定して差し上げれば良かったとか思ってませんよ。よ。 いや、明らかに一人集団から外れていたので違うのだろうとわかったわけですが。 ) [Tue 27 Feb 2007 23:27:35]
◆キヨ@らぶ☆ボランティア > ( まだかなーとかって先輩を待っているんだってそういう設定なんだと思います今回は。…。 ともあれ! ) …見つけてくれるといいんですけれど。 ( ぽつり。 うぅん、とちょっと悩み顔のまま、門に寄りかかったり、少し歩いて中を覗き込んでみたり。ちなみに今日は私服ですよ場所と設定柄。げふ。 ) [Tue 27 Feb 2007 23:19:29]
お知らせ > キヨ@らぶ☆ボランティアさんが入室されました。 『( 門の前でうろうろと )』 [Tue 27 Feb 2007 23:12:29]
お知らせ > もてない男どもさんが退室されました。 『そして収穫のなかった男達は再び学業に戻り…』 [Sun 25 Feb 2007 01:53:13]
お知らせ > キュビエ@チョコ配りさんが帰りました。 『やっぱりボクが作ったチョコの方が美味しいな、なんて思ったり…またしばらく大学見物してよー』 [Sun 25 Feb 2007 01:52:18]
◆もてない男ども > (その後…チョコを貰った某男の姿を見たものは…誰もいなかった、という話) [Sun 25 Feb 2007 01:51:28]
◆もてない男ども > 「は、はい……ど、どうも…」(そらしたままだった目をちらっとキュビエ嬢のほうへ向けると…滅多に自分には向けられない類の表情…・つまり笑顔が見えて…それだけで一瞬でも幸せがハートに訪れるのだけど)「…ちょっと…話がある(がしっ)」(ずるずるずる〜〜〜〜と大学の校舎裏の方へ引きづられていって…) [Sun 25 Feb 2007 01:44:25]
◆キュビエ@チョコ配り > ボクからのお礼…♪ 大切に食べてね♪(にこっと笑顔を残して、水飲み場へとっとこ移動っ! これから彼に起こる阿鼻叫喚にはとりあえず目をつぶる方向で・・・って、あれー?本来の目的と真反対になっちゃってるっぽい…。ま、いっか) [Sun 25 Feb 2007 01:41:35]
◆もてない男ども > (多分何かの罠だ、という疑いを持っていた男……女性が急に近づいてくる!!!どうする!?挙動不審に避けようとするとまた不審者扱いされて自警団とかの取調べがぁぁぁl?とか悲鳴をあげそうになっていると)「…え?」(何か…可愛くラッピングされた…いいものを渡された…まさかチョコ?!と男がお嬢さんに尋ねようとした瞬間、背筋に冷たいものが…というか心臓が鷲掴みにされるような殺気を感じた!!!)「チョコだね…」「ふーん…あいつは1年の…」「覚えておこう…」「き、教授?い、いつのまに?!」(背後でされる会話……チョコを渡された男の顔が青くなっていく) [Sun 25 Feb 2007 01:35:52]
◆キュビエ@チョコ配り > (なんか一言当たり前の言葉だけで動揺する様子にちょっとその目をぱちくりさせちゃうけども、すぐに気を取りなおして…)あ、あっち?(だーめ、逃がさない。水飲み場の確認もそこそこに…たたたっと、その男の子に近づいて強引にチョコを握らせてあげよー。力と器用には自信あるさーっ)ありがと♪(そんな一言も添えつつ) [Sun 25 Feb 2007 01:30:51]
◆もてない男ども > (ついに直接話しかけられた男達……!!!)「ば、馬鹿な……女性が…俺たちに話しかけてきた!?」「…あ、ありえん…最近はお店の店員さんだって金額以外は一切言わないのに…っ!?」「ど、どういうことなんだ、これは…?!」(とかこんな具合に「ざわざわ」と動揺している男達(というかどういう人生送ってきたんだ、と涙が出てきそうだが)) (とりあえず一番近くにいた男が…目は一切あわせず、顔もそむけたまま…指だけ水のみ場の方向を指して…直ぐに素敵なステップで距離を取っていった) [Sun 25 Feb 2007 01:23:30]
◆キュビエ@チョコ配り > (こー当人的には「どうして来てくれないのかな?」と言わんばかりの寂しげ視線をみみみーと飛ばしつつも…実際ある意味罠なのも否定できないのが悲しいところ)・・・ねー、ごめーん。水飲み場ってどこかなー?教えてくれる?(なんか、焦がした匂いのする微妙チョコで喉が渇いたのも事実だし、せっかくだから案内してもらおー、それくらいはしてくれると信じてるっ) [Sun 25 Feb 2007 01:19:31]
◆もてない男ども > (まさに犯罪予備軍的眼力!!!恐るべき魔性の男達(何) 寂しげに呼びかける貴方の言葉に少し動揺したのか…じわじわと…包囲網を狭めてきていて…(怖)) 「チョコ…欲しい、といったら貰えるみたいな事をいってない…か?」「そんな馬鹿な……試食コーナーの女性からすら避けられる俺達だぞっ」「やはり…罠なのか…だが…」(なにやら葛藤してるらしく…甘いチョコの香りが漂う中、悶々とした空気が男達から漂う…まるで伝説の男雲を生みださんばかりに!) [Sun 25 Feb 2007 01:14:19]
◆キュビエ@チョコ配り > (スラムだったらもー、路地裏に引っ張り込まれてあーんなことやこーんなことされかねないよーな視線にびびりつつも…むむ、返事がない…ちょっとこれは手強いかもとか思いつつ、でも負けないっ)疲れちゃた・・んっ(歩き回っていて疲れたのも事実だし、ちょっとベンチに座って…一個くらい食べてもだいじょーぶだよねと一個味見、役得役得) [Sun 25 Feb 2007 01:09:17]
◆もてない男ども > (何れも劣らぬ邪悪なる・・・ギラギラと形容すればいいのか、とにかく怖い目の男達。 寂しそうに相手が呟く言葉に軽く視線で相談)「…ぉぃ…チョコ…っていったぜ?」「………まさか…あんな可愛い子が俺達に…?」「………おかしい…何かひっかかるぞ…」「これは…孔○の罠か?」(何か何処かで聞いたような会話をしつつも警戒中らしい) [Sun 25 Feb 2007 01:03:57]
◆キュビエ@チョコ配り > (他の学生からはすこーし離れたところまでいけば、うん、これで配る人間もわかるし向こうも気がねする事はなかろーと言う配慮?ともあれ・・・振りかえって見れば…かなりの人数に内心ちょっとびっくり。と言うか一言も言わないですごい視線で見られっぱなしなのが二重にびっくり)ねぇ…、ボクが作ったチョコ…、もらってくれないの?(誰も声かけてくれないんだ、なんてそんなちょっと寂しそうな振りをしつつ…) [Sun 25 Feb 2007 00:58:34]
◆もてない男ども > (何れも劣らぬ・・・・・・・もてない風貌を持つ男たち。 それが全員、顔はまったく別方向を見つつも・・・) じぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃいい言いいぃぃっぃぃぃぃいぃぃぃぃ!!!!!(とばかりに、目だけは…邪悪なる瞳のように輝かせつつもキュビエ嬢を見つめていた) [Sun 25 Feb 2007 00:56:55]
◆もてない男ども > (まさに現代のハーメルンの笛吹き状態・・・後ろの人影は全部ストーカー予備軍という感じ(最悪だ))(流石に中庭の方に出られると隠れる事は出来ず・・・ ひとり、またひとり・・・と数人の男達がわらわらと姿を現す・・・その数は10人以上・・・) [Sun 25 Feb 2007 00:55:49]
◆キュビエ@チョコ配り > (すっかり大学見物に気を取られている間にそんなチェックまでされているとは露知らず、ふらふら大学には似つかわしくない浮いた格好の女(そりゃ娼婦だし)がうろつきまくってたわけで)・・・ショーを見にくるお客さんよりしっかり見られてるかも(ぽそ、と小さく呟きつつ、中庭の方へ移動中〜、ひょっとしたらハーメルンの笛吹き状態になっちゃうかもだけど) [Sun 25 Feb 2007 00:52:08]
◆もてない男ども > 「ちょこ・・・」「ちょこ・・・」「ちょこ・・・」「ちょこ・・・」「ちょこ・・・」(不気味に呟きつつも・・・自分からチョコに群がる事ができない!なぜなら男達はそれぞれ暗黒の歴史を持つ・・・勇者たちだからだ・・・)「誰が・・・貰うんだ・・・あの可愛い子・・・から・・・?」(まさにそれが男達の頭の中にある最重要テーマであった(血の粛清のために)) [Sun 25 Feb 2007 00:52:08]
◆もてない男ども > (故に・・・男達に今日1日限定で邪眼の力が備わっていても疑問はまったくない!ということである) [Sun 25 Feb 2007 00:49:41]
◆もてない男ども > (今日という日を密かに期待していたのだ・・・) [Sun 25 Feb 2007 00:49:11]
◆もてない男ども > (チョコレートを渡してくれる女性が来るかもしれないぜ・・・? とある先輩はそう言った日・・・それが今日だった。 まさか、そんなことはないさ、俺達の年齢=女性から相手されない歴だぜ とか自虐的になった大学に通う男達であったが) [Sun 25 Feb 2007 00:49:04]
◆もてない男ども > (その視線は・・・実は彼女が大学に入ってきた瞬間からチェックしていたのだった・・・) [Sun 25 Feb 2007 00:47:42]
◆キュビエ@チョコ配り > (大々的にぱーっと配ったりできないから、人目につきにくいとこを移動して小人数ごとに各個撃破(えー)していこう…と、思ったら…あ、なんかすっごい良くわかる気配がっ!?) [Sun 25 Feb 2007 00:41:54]
お知らせ > ☆_☆)視線さんが来ました。 『じぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃいいぃぃぃぃぃい!!!!!』 [Sun 25 Feb 2007 00:41:12]
◆キュビエ@チョコ配り > やあっほー♪(とりあえず、振りかえってにっこり笑って手を振ってみる…)よーし、じゃ、頑張っちゃおうかな♪(ゆっくりと、人目が少し遮られるような木のそばだったり建物の裏に歩いていって…ささ、頑張って追いかけてきてね) [Sun 25 Feb 2007 00:33:34]
◆キュビエ@チョコ配り > 苦手なんだよなー…恥じらいとか(なんぞダメな事を小さく呟きつつ。でも、おしごとおしごとと気を取りなおしてっ)・・・お・・・?(そうこうしているうちに、遠巻きにこっちの様子を覗ってそーな感じがちらほら、警戒してるのか大学に見なれない娘がいる事を不審がってるのかわからないけども、もーちょっと感覚が高ければわかるかも知れないけど) [Sun 25 Feb 2007 00:29:12]
◆キュビエ@チョコ配り > (あ、言い忘れていた…時間は夕方くらいのイメージをしてもらえれば幸いっ。さすがに夜配るのって無理があると思うからっ) [Sun 25 Feb 2007 00:24:40]
◆キュビエ@チョコ配り > えーと・・・あんまり大っぴらに配っちゃだめなんだよね…あと、下駄箱?靴の中にいれるの?(色々大学の中を見て周りながら、アンチョコを見つつ…てか、あるのだろうか、下駄箱)ま、いっか・・・そのうち気付いてくれるかも知れないしさ(今は普段中々入れない大学の中を楽しみつつ、向こうから見つけてもらおうと全力投球で他力本願) [Sun 25 Feb 2007 00:20:40]
◆キュビエ@チョコ配り > (とーぜん、隠してあるタコ足にはお菓子の入った袋を持ってるから結構な人数が来ても残弾はばっちり(えー))でも、のんびりしてたら結構ピンチかも。なんで2月は短いんだろ(てっきり30日まであるつもりだったタコ娘が一人) [Sun 25 Feb 2007 00:14:37]
◆キュビエ@チョコ配り > (とゆーわけで、やってきましたヴェイトスにおける象牙の塔ヴェイトス大学っ! 近くの『由乃屋』に立ち寄ったりする事はあっても部外者がはいるには難しそーなオーラばっちりのここには入ったことがなくて)大手を振って見てまわれるのはちょっと良いかも♪(冬の格好に少し長めのマント状のストールで防寒&蛸足隠ししたタコ娘は籠を一つ下げてうろうろと) [Sun 25 Feb 2007 00:12:52]
お知らせ > キュビエ@チョコ配りさんが入室されました。 『一度来てみたかったんだよねー、ここ♪』 [Sun 25 Feb 2007 00:09:53]
お知らせ > セツさんが退室されました。 『苦いな。 ( ビターなチョコレートは舌に纏わりつく。 )』 [Sat 24 Feb 2007 23:16:39]
◆セツ > ………ソレは嫌…かな。 ( 自分で言ったことを即座に否定。 過去を忘れることが出来ないからそれに捕らえられる。 がんじがらめに縛られたまま歩み続ける道。 ) ―――みんなそんなもんなんだろうね。 ( いや、自由に歩き続けることが出来る人間なんている筈が無い。 居るとしたらそれは何処か一つネジを落としてしまった人間だ。 大なり小なり人は何かに縛られて歩き続けるものなのだから。 ) [Sat 24 Feb 2007 23:11:45]
◆セツ > ………まったく平和だね。 ( 板チョコが音を立てて折られる。 結局冬頃に起きた怪奇現象は謎のまま幕を閉じ。 かつての吸血鬼騒ぎも今現在進行中の黒船襲来もこの場所では対岸の火事だ。 ) いいことではあるんだけどね。 こうしてこのまま何の平凡も無い苦学生をやり続けてシュトロハイムの名を遠くに捨てる――― ( そういう選択肢もありだ。 復讐なんてしたってどうにもならない、そんな使い古された陳腐な言葉が頭の中に浮かんでくる。 ) [Sat 24 Feb 2007 23:00:47]
◆セツ > あー…僕が悪かった。 悪かったからもう少し時間と場所と常識とを考慮してくれ。 頼むからそうしてくれないと僕までお前と同類に見られる。 ( ヴェイトス憂国連合青年団とはまるで関係の無い青年はげんなりと疲れ切った溜め息を吐く。 せっかくの計画性のある学生たちにとって猶予の持てるこの時期に、酔っ払いみたいな常人を逸した高いテンションの相手と付き合っていては疲労が増すばかりだ。 ) ほら、それよりいいのか? そろそろ約束の時間に遅れるぞ。 それじゃ相手にも失礼だぞ。 ( その言葉にハッと一言漏らすと友人は慌てて待ち合わせの場所へ駆け出して行く。 それに軽く手を振る青年。 追い出し成功。 ) [Sat 24 Feb 2007 22:49:11]
◆セツ > 人の夕食にケチをつけるな。 これだってただの礼儀で貰ったものだぞ? ( 夜食ではなく夕食。 別段女の人に人気があるというわけではなく、ただ人当たりの良さと色々な所に顔を出して手伝っているということから、義理チョコという名の施しを受け取る機会は今年も多かった。 おかげで食料事情は暫く安泰だ。 これで外に出ている時の食費を節約出来る。 ) ( ―――わかってねぇ! わかってねぇんだよお前は! この時期の俺たちの苦しみをぉぉぉ!! )( けれどそんなことはお構いなしに机を叩いて激しく主張する。 もてない友人にとっては義理だの本命だのではなくこの時期と話題事態が鬼門だったようだ。 ) [Sat 24 Feb 2007 22:34:30]
◆セツ > ( やっと…やっと俺もチョコが貰えるんだぁぁ!! ) ( 遅くまで残っていた学生が食事を取るために用意された食堂。 そこには感動の絶叫を挙げる友人と疲れた様子でそれに付き合う金髪の青年がいた。 ) あーそりゃよかったな。 うんよかった。 もうバレンタイン当日を十日過ぎてるなんてきっと気のせいなんだろうな。 ( 食堂にて板チョコを食べながら適当に話を聞く青年を友人はキッと睨み付ける。 )( これ見よがしに見せ付けて食うな! さては貰えないヤツへの宣戦布告か!! ) [Sat 24 Feb 2007 22:21:04]
お知らせ > セツさんが来ました。 『へーそーなんだー(棒読み)』 [Sat 24 Feb 2007 22:15:18]
お知らせ > ラフィス@チョコ配布さんが帰りました。 『( きっと、後から思い返せば青臭いんじゃないかな? )』 [Fri 23 Feb 2007 14:11:45]
◆ラフィス@チョコ配布 > ( 如何やら本当らしい、と言う事がやっと伝わったらしく ――― やがて一人、二人と勇者の後に続くもてない男集団。その一人一人に一言二言添えつつ、用意されたチョコレートを配布して行く。出来るだけ、心を込めて。演技とか抜きで。 ) ……ほら、きちんと味わって食えよ? 嗚呼、でも、アレだな。虫歯には気をつけろ、とも言わせて貰うが。 ( ――― 青臭い、青春の一コマだと思う。多分。きっと。絵的に如何かとかは知らんが。 ) [Fri 23 Feb 2007 14:11:32]
◆ラフィス@チョコ配布 > ( ――― え? 俺? と言う顔をする、男。お前だよ、と言う本の微か紅潮した顔で返す。 ) ………夜中まで掛かったんだ。これで食べるのが自分等となると、正直惨めさで死にたくなるわけなのだが、如何か。 ( 軽く、人差し指で頬掻きながら。『 手作り 』と言う設定も最大限利用しつつ、一定以上差し出されない代わりに引っ込められもしない手。やがて、おずおずと何処か逃げ腰に伸ばされる男の手。嗚呼、その、何だ。演技とか以前に、そうじろじろと遠巻きに観察されると素で恥ずかしいわけなんだが、如何か。 ) [Fri 23 Feb 2007 14:07:01]
◆ラフィス@チョコ配布 > ( ――― 先日、やって見て判ったのだが。矢張り義理(設定上は本命だが)とは言え、面と向かって渡すと矢張り照れる物だと思う。昨日は暗くて良く判らなかったが、今回は明るい昼日中だ。 ) ……ええと、だな。とりあえず、その、何だ。受け取ってくれると嬉しい。 ( バスケットの中から、妙に可愛らしいラッピングが施された箱状の物体を一つ取り出して差し出した。 ) ……時節を九日ほど無視しては、居るがな。ほら、ええと、その、何だ。受け取ってもらえないと、その、困る。色々。 ( 割と恥ずかしいんだぞ、とか呟いて見せた。 ) [Fri 23 Feb 2007 13:59:04]
◆ラフィス@チョコ配布 > ( ――― 何やら相談している。内容までは聞き取れないが、どうやら間違いないと思って良いらしい。ややあって、集団の中から一人 ――― 聊か緊張した面持ちの男が、此方に近付いて来た。 ) ……その、何だな。もう少し、肩の力を抜いてくれ。別に取って食おうと言うわけじゃあないんだから、な? ( 苦笑いしつつ、その肩に前から手を伸ばし、軽く、それこそ当たった事が判る程度の力で軽く叩く。どうも女性と言う生物(一説によれば、彼らの一部にとっては空想上の生き物らしい)と会話した経験が殆ど無いのだろう、と思った。 ) [Fri 23 Feb 2007 13:52:44]
◆ラフィス@チョコ配布 > ( 先ずこの仕事を請けるに当たって考えた事は、如何にしてもてない野郎共に夢と希望を与えるか、と言う事。演技とかそう言う類の技能には余り自信が無い故、せめてシチュエーションだけでもそれらしくして誤魔化そうと言う話になったわけだ。 ) ……おや。 ( と、そんな事を考えていれば ――― 視界の端に一つの集団。なにやら此方の様子を伺っているようだ。取り合えず、当り障り無く微笑みと会釈を一つずつ投げかけてみる。 ) [Fri 23 Feb 2007 13:40:44]
◆ラフィス@チョコ配布 > ( 昼間でも大手を振って学校に居られると言う身分を最大限利用するべきであると思う次第である。と、言う訳で ――― 今回も学校だ。うむ。で、学校の何処だと言えば。 ) ………矢張り、少しばかり在り来り過ぎるな、と思う次第ではあるのだが。 ( ――― 校舎裏。告白とかそういう関係の聖地の一つ(※個人的見解)だ。 ) [Fri 23 Feb 2007 13:35:44]
お知らせ > ラフィス@チョコ配布さんが入室されました。 『( やはり学生と言う身分を活かすには、だ。 )』 [Fri 23 Feb 2007 13:26:56]
お知らせ > エレオノーラ@チョコ配りさんが帰りました。 『(奥様のラブ・ボランティア。これにて終了)』 [Fri 23 Feb 2007 01:22:56]
◆エレオノーラ@チョコ配り > ( その彼も嬉しそうに去っていくと、残ったのは木の下に佇むエレオノーラだけになった。ふと校舎のほうを見れば、ぽつぽつと付いていた窓の明かりも、もう片手で数えられる程度にまで減っている。 ) ――ふぅ、そろそろかしら。たまったお仕事もあることだし。 ( 厚い雲に覆われた灰色の空を見上げて、ポツリとつぶやく。心地よい達成感に包まれて、冷たい夜風も不思議と心地よく感じた。 ) ――楽しかった――やっぱり人と関わるのは、やめられないわね。 ( 誰に言うわけでもなく、一人言葉を紡ぐ。一度息を吐くと、踵を返し、その足で終了報告にいくことにした。感謝の気持ちと、言葉を添えて。 ) [Fri 23 Feb 2007 01:22:12]
◆エレオノーラ@チョコ配り > はい、どうぞ――はい、貴方にも――ほらほら、そんなに押さないで。順番よ。 ( いつしか、青年たちの目も、純粋にチョコレートを喜ぶ子供らしいものになっているように思えて、それがとても嬉しかった。子供をなだめる母親のように、彼らを諌める。そうして、一人、また一人とチョコを果たしてゆき――バスケットの中は、あっという間に空になってしまった。チョコを貰いにきた青年団、最後の一人にチョコを渡して―― ) 貴方でおしまい。ありがとう――きてくれて。 ( 両手でしっかりと包み込むようにして差し出したチョコが、ごこ地ない手つきの青年へと渡り――その腕にしっかりと収まった。彼は確かめるように、何度も何度もチョコを見下ろし――そして同じくらい、何度もエレオノーラにお礼を言ってくれた。 ) 気をつけて帰るのよ。――おやすみなさい。 [Fri 23 Feb 2007 01:12:06]
◆エレオノーラ@チョコ配り > ( 仲間たちの下へ戻っていくと、青年はアッという今にもみくちゃにされた。彼らは、まるで自分たちのことのように喜び、茶化し、チョコをもらったその青年を褒め称えた。傷の舐めあいと呼ぶには、エレオノーラにとって、その後継はとても温かく微笑ましいもので―― ) さぁ、それじゃあ、次にチョコを貰いたい人はだぁれ? ( 片手に持ったチョコを顔の横に持ってくると、ラッピングされたそれを、軽くふって見せた。すると、先ほどの青年を皮切りにして、我先にとエレオノーラの前に歩み出る。 ) [Fri 23 Feb 2007 00:53:20]
◆エレオノーラ@チョコ配り > ( 周りを囲んで見守る青年団の彼らも、固唾を呑むように――どこかじれったさと祈りにも似た気持ちがうかがえる顔をしている。風が吹き抜ける中で、保たれた静寂。それが破られたのは、ずっと戸惑いあがってしまっていた青年が、勢い良く頭を下げたときだった。『――ありがとうございますっ!』裏声気味なその返事に、思わず苦笑して――でも、勢い良く、元気良く、思い切り良く――震える手で、しっかりとチョコを受け取ってくれた。 ) いいえ、どういたしまして。 ( 胸のつかえが取れたような心地で、エレオノーラは静かにうなずいた。重ねられた手の冷たさは、この夜の寒さゆえ冷えたものだと、思ってもらえるだろう。 ) [Fri 23 Feb 2007 00:34:51]
◆エレオノーラ@チョコ配り > ( 学び屋――大勢の人間が共に学び、遊ぶこの中で、彼ら青年団のようにチョコ――いや、愛を求めてさ迷う者もいれば、チョコを貰うことなど当たり前という人も居るだろう。後者にとっては、文字通り、こうしたボランティア自体がお遊びであり、意味が理解しがたいものなのかもしれない。そうした周囲の目線に気付いているからこそ、今目の前で視線をさ迷わせる彼も、ドギマギしてどうしたらいいのか分からないのだろう。 ) いいのよ、落ち着いてからで――皆も、少し――待ってあげてちょうだいね。 ( 周りでチョコの配布を待つ同じ青年団の皆に、そっと語りかけて――目の前の彼を、落ち着かせる時間を作ろうとする。大丈夫、きっと、周りの子も分かってくれる。気持ちは、皆同じはずだから。 ) [Fri 23 Feb 2007 00:18:23]
◆エレオノーラ@チョコ配り > ( 四角い校舎の側面に、規則正しく並べられた窓。そこに灯る明かりは、卒業――あるいは進級のために夜遅くまでがんばる学生たちの姿を見せてくれる。 ) はい、どうぞ。寒い中きてくれて、ありがとう。 ( ボランティアとはいえ、感謝の気持ちと、心を込めて。チョコを渡すとき、受け取る相手の手に、そっと己の手を重ねるのも忘れない。そうすると、ほとんどの場合、恋愛以前に女性への面識がない男子諸君は、大いに驚き、戸惑う。けれどもその感情を柔らかく包み込むように、じッと相手を見つめて、そしてやんわり微笑むのだ。 ) そんなに緊張しなくてもいいのよ。大丈夫、だから―― [Thu 22 Feb 2007 23:56:42]
◆エレオノーラ@チョコ配り > 昨日はすごかったわね。もう、これぞラブ! ボランティアって感じで―― ( 頬に片手を当てて、鵜歩歩、と楽しげに笑う。昨日の居住区での騒動もあってか、エレオノーラの下にはさっそく青年団の人たちが集まってきていた。ここはヴェイトス大学の敷地内にある一本の大きな木の下。大学卒業時にここで好きな女性に告白し、見事両想いとなれば、その関係は永遠に続くといわれている。今宵はケープ付きのふんわりとしたコートを着て、チョコ配りに勤しんでいた。時折強く吹く風に靡く髪を片手で押さえるしぐさをしつつ、チョコレートを待ち望む彼らに、一つ一つ手渡してゆく。 ) はいはい、慌てないで。チョコはまだあるから、ね? [Thu 22 Feb 2007 23:27:55]
お知らせ > エレオノーラ@チョコ配りさんが来ました。 『(ラブ・ボランティア5日目)』 [Thu 22 Feb 2007 23:14:02]
お知らせ > ラフィス@チョコ配布さんが退室されました。 『( 寄り道は、無しだ。真っ直ぐに帰途に付く。 )』 [Mon 19 Feb 2007 23:43:24]
◆ラフィス@チョコ配布 > さて ――― それでは、失礼させて頂くよ。努々ご自愛召されるよう。 ( 配布できた量は、そうそう多くないけれど。一度にそんな沢山の人間に渡すのも味気ない、と思う。折角のイベントなのだから、せめてムードとかシチュエーションくらいは大事にしてあげたいと思う程度には、人間出来てる心算だ。一つ会釈した後、やや硬い足音を立てながら階段を下りて行く。居候らはもう帰って来ているだろうか、なんて事を思いながら。 ) [Mon 19 Feb 2007 23:42:20]
◆ラフィス@チョコ配布 > ( ぶるり。肩が一瞬震えた。どうやら、身体を少々冷やしてしまったようだ ――― 気遣いの言葉を投げ掛けてくれた影が、あった。 ) ん? ああ、大丈夫だ。心配無用 ――― と言いたい所ではあるが、素直に感謝しておくよ。有難う。 ( 微笑をそのままに、感謝の意を述べる。 ) ……もうすぐ冬も終わるとは言え、未だ風は聊か冷たい。体調管理には気を付けるべきだと進言するが ――― どうにも説得力に欠けるのは否めない、な。 ( 苦笑い、もうひとつ。 ) [Mon 19 Feb 2007 23:33:24]
◆ラフィス@チョコ配布 > ( 彼らと私は、縁も所縁も無い赤の他人である。強いて言うならば、廊下ですれ違うことが過去に数度あったくらいか? 兎も角、その程度の関係しか無かった人間である。また、突如一目惚れした、と言う訳でもない。もしそうなら、私は余程恋多き女って奴だろうから。 ) ――― どういたしまして。きちんと味わって食えよ、とでも言っておくぞ。 ( だから、彼らとの関係はこれでお終い。彼らも私も、承知の上でこのような茶番 ――― 言ってしまえば、あまりに無粋ではあるが ――― を演じている。反応は矢張り三者三様ではあるものの、気分を害した様子が無いのは救いと言って良いだろう。同じように、後に控える一人一人に二言三言添えてチョコレェトを手渡して行く。 ) [Mon 19 Feb 2007 23:22:52]
◆ラフィス@チョコ配布 > ( 暫くして、屋上の入り口から数名の男が現れる。船を扱ぐ女に、声を掛けるべきか否か悩む男達。 ) ――― む? あ、ああ。来ていたのか。 ( 恥ずかしい所を見られたな、とか苦笑い。バスケットを掴んで立ち上がり ――― 膝から落下した本に気付いて拾い上げる。 ) まあ、その、何だ。態々御足労感謝する。用件と言うのは、その、何だ。少しばかり手を出してくれると有難い。 ( す、と。男達の中で最も手近に居る人物が手を差し出した処で、チョコレートを取り出し ――― ) ……バレンタインは聊か過ぎ去ってしまったが、な。食べたらきちんと歯を磨くのだぞ? 虫歯になるからな。 ( ――― 微笑浮かべながら、手渡した。 ) [Mon 19 Feb 2007 23:15:40]
◆ラフィス@チョコ配布 > ( 船を扱ぐ、と言うのは所謂比喩表現。うとうとしている人間の首が上下する様が、あたかも船を扱いでいるかのようであるからと言う理由から生まれた表現だと聞いた。正しいのかは知らぬ。膝の上には、読み掛けの本一冊。傍らにはチョコレェトの満載されたバスケット。夜風は冷たく、顔を撫ぜる。刺す、と言う程では無い。 ) [Mon 19 Feb 2007 23:05:34]
お知らせ > ラフィス@チョコ配布さんが入室されました。 『( ――― 夜も遅く、大学の屋上にて船を扱ぐ影ひとつ。 )』 [Mon 19 Feb 2007 23:02:00]
お知らせ > エレオノーラ@チョコ配りさんが帰りました。 『(真心命のボランティアは、バスケットの中身が空になるまで続いた。)』 [Sun 18 Feb 2007 22:33:43]
◆エレオノーラ@チョコ配り > はい、どうぞ。風引かないようにね〜。 ( 開始から1時間と少し。チョコは瞬く間になくなってゆく。それほどに、バレンタインの愛を欲する男子諸君が多いということか。ヴェイトスは女性が強い街なので、どうしても男性のほうがおくてになってしまうのかもしれない。 ) いつもご苦労様。チョコレート、受け取ってもらえるかしら。 ( やんわり微笑みながら、チョコを一つ一つ手渡し。外の夜風は冷たいが、心は温かい。――そう、たとえ体は死んでいても、心は生きている。それが、吸血鬼―― ) [Sun 18 Feb 2007 22:33:11]
◆エレオノーラ@チョコ配り > ( ちなみに、がぁー君は今回屋敷でお留守番。一応ここは独自の自治権を持つ場所だし、ペットの持ち込みは控えておいた。”ヤラセ! ヤラセ!”とか声高に連呼されても困るし。チョコを受け取った男子生徒たちは、皆それぞれ違った反応を見せる。本当に受け取ってもいいのだろうか、というような顔で、おずおずと手に取るもの。満面の笑みを浮かべて、手ごと包み込むように受け取ろうとする者。感謝にむせび泣く者。ぶっきらぼうに、意地を張って受け取る者。色々だ。彼らの未来に、幸多きことを願って。 ) ――あぁ、いいわねぇ。若さって。青春って感じがするわ。 ( 今頃屋敷では従者たちが奥様を探しているだろうが、そんなことはころっと忘れて、ノリ良く思いを展開させてゆく。 ) [Sun 18 Feb 2007 22:23:38]
◆エレオノーラ@チョコ配り > ( 日が落ちてからだいぶ立つが、校舎にはところどころ、明かりが灯っていた。大学には寮もあるし、卒業を控えて研究や課題に勤しむ学生も多いと聞く。いつかは己も、熱意溢れる彼らに、長いときの中で培った知識を伝えて生きたいと思う。 ) あ、こんばんは――あのぅ――よかったらこれ、受け取ってもらえますか? ( 次々と校舎から出てくる男子生徒たちに、笑顔でチョコを配っていく。 ) [Sun 18 Feb 2007 22:17:50]
◆エレオノーラ@チョコ配り > ( 相手の男子2人組は、驚いたような、戸惑うような表情を浮かべていたが、やがて――『あ、ありがとうございます!』快く、受け取ってくれた。たとえ予定調和のものであったとしても、心を込めること――このシチュエーションを味わうことは、別物なのだろう。それを確信して、エレオノーラは温かい笑みを浮かべた。 ) よかった、喜んでもらえて――気をつけて帰るのよ。 ( にこやかに手を振って、何度もこちらを振り返り、嬉しそうにお礼をいう男子たちを見送った。 ) うんうん、いい感じね。手ごたえばっちり。 ( 学生の青春の一コマは、こうでなくちゃ。とか一人盛り上がる。 ) [Sun 18 Feb 2007 22:06:02]
◆エレオノーラ@チョコ配り > ( 仰げば尊し、若き日の思い出。いまでこそこんな感じだが、エレオノーラもこんな感じの、格式のある学び屋に通っていた。当時を思い出し、ノリのよい彼女は、ワンピースドレスを着て、カーディガンを羽織り、校舎の出口でスタンバイ。普段あんまり部外者が入りにくいヴェイトス大学であるが、今回は事情を説明して入れてもらった。 ) あっ、――きたみたいね。 ( 校内から近づいてくる人の気配、足音。『疲れたよなぁ〜』『べたべた寄ってくか?』そんな男子たちの声が聞こえる。エレオノーラは、そっと彼らの前に姿を見せた。 ) ――こんばんは。 ( ふわり、と柔らかな笑みを浮かべて、ご挨拶。やらせ企画であるとはいえ、これを受け取る彼らの気持ちはホンモノ、と心にもう一度言い聞かせる。 ) 遅くまでお疲れ様。――あの、これ―― ( バスケットの中から、チョコを取り出し、団員と思われる彼らに差し出す。 ) ちょっと遅れちゃったけど――これ、チョコレート。受け取ってもらえるかしら? [Sun 18 Feb 2007 21:46:11]
◆エレオノーラ@チョコ配り > ( 学校といえば恋愛! 恋愛といえばバレンタイン――さてさて、校内でチョコを渡す定番の場所といえばどこ? それはねー。それはねー。 ) ――やっぱり、校舎の入り口で決まりね。日が暮れるまで研究、部活に明け暮れて、疲れを肩に感じながら帰る学生。校舎を出ようとしたとき、不意に現れる女の子。その手には――うんうん、とってもらぶーなシチュエーションね。 ( 我ながらカンペキ、とか笑顔でうなずく奥様。その手に提げたバスケットのなかには、今回の依頼で配るべきチョコがたっぷりと入っている。ちなみに、伝説の木の下で待つパターンとか色々考えた結果、こうなりました。 ) [Sun 18 Feb 2007 21:31:27]
お知らせ > エレオノーラ@チョコ配りさんが来ました。 『(はりきって初日――)』 [Sun 18 Feb 2007 21:24:04]
お知らせ > 跡野末理@女子寮さんが帰りました。 『( 流石に、潜り込むような真似はしない。 豪勢で無骨な花火を、楽しもう )』 [Mon 5 Feb 2007 22:47:29]
◆跡野末理@女子寮 > ( 生活の気配そのままに船員の姿が消えた『黒船』は、主を失った?今もヴェイトス市を目指して航行を続けていると言う。 …『何故』… という思いは、誰もが持つものだろう。 ―――このままでは港に突っ込み、市は甚大な被害を被る。 操舵も何も無視した航行を続けるのであれば、確実なのはそうなる前に破壊する事であり、攻撃するのだから中へ人を向かわせるわけにもいかない… それは分かるが… 船体とともに真相も海の藻屑と消えるのかと思うと、ほんの少し惜しくも思ってしまった。 『幽霊船』の話なんてよく聞くものだけど、それが目の前に現れるとなれば話は別。 …黒船は何故、どうやってヴェイトス市を目指しているのか… どこから何を乗せて来たのか… あるいは、どこで何に取って代わられたのか… 先を捲れば真相が書いてあるとは限らないことが、気になって仕方ない。 ―――原因不明は『原因が分からない』のであって『原因が無い』と認めるものにはなりはしないけど… もしかして、何もないところから『そのように』して現れたのかもしれないと思えば、それはヴェイトス大学の一分の学生が過去に提唱した世界の理の一つと重なるのではないか。 …時間が無い事が、惜しまれる… ) [Mon 5 Feb 2007 22:45:49]
◆跡野末理@女子寮 > ( 学期末に入り、受講している講義の試験が全て終了した学生の中には、早々に帰省したり旅行へ行ったりする学生も珍しくない。 それでなくたって小さな荷物が一つきりでは、特に誰に呼び止められる事も無く、顔見知りと適当に言葉を交わして寮を出た ) ―――っふ… ( もうじき暖かくなるのだろうけれど、まだ寒い。 夜気に肩を竦めて、マフラーを口元に寄せる。 …楽しみだけど、海上ではもっと冷えるのだろうと思えば、少しだけ憂鬱だ… ) [Mon 5 Feb 2007 22:22:40]
◆跡野末理@女子寮 > ( とは言え、自分がここへ送り込まれた理由が大学の内偵であるのなら、何より先ず中枢へ喰い込む為に多少目立つのは止むをえないのだし、もう気にしない事にする。 どうも期を逃しているけれど、近いうちにサークルを起こそうというのもあるし、ネームバリューがあって困ることもないだろう。 さておき ) ………いないわね。 〜ったくどうでもいい時ばっかり生えてくるんだから… ( 早速荷物を纏めて、寮を出る前に同じく魔術科で飛行術の特異な(誤字にあらず)級友を訪ねてみたけれど、留守な様子。 どうせなら一緒にアルバイト出来ればと思ったが、あのキミドリなら興味を持てば向こうから現れるだろう。 しん と静まるドアの向こうを暫し見つめて… 踵を返す ) [Mon 5 Feb 2007 22:15:22]
◆跡野末理@女子寮 > ( 許可が下りたなら善は急げ。 タダで本物の爆弾を使って爆撃練習が出来るなんて、実際に爆撃する機会以上に滅多に無い事だろう。 …事故にあったとしても保証はしない、なんて不安な条件もあるものの… まあ当然と言えば当然だし、それよりも遠慮なく爆薬を使えるという条件や、同時に目標へ向けて攻撃する仲間があるという環境も魅力的だ。 …『練習』に危険が付き纏うなんて、街で生活する娘には本来受け入れ難い感覚なのかもしれないけれど… 学生に紛れ込んだくノ一は、何の抵抗も覚えない。 …人の目には、ちょっと取っ付き難い印象のアマウラ人が、心臓弱いらしいのに実は胆が据わっていたとでも映るのだろうか… そんな話が知れるのは、知れるとしてもまだ後の事だろうし、本人が口にしないなら広まるものでもないかもしれないけれど。 ―――そういったところまで気にかけて、より完璧にただの女学生である跡野末理を演じられない辺り、まだまだ未熟だった ) [Mon 5 Feb 2007 21:28:22]
◆跡野末理@女子寮 > 黒船行くわよー! 黒船! いないのー? ( コンコンと友人の部屋の扉を叩き、『いくわよー』とか普通に言っているけれど約束も何も無い! ―――レポートの資料探しに訪れた魔女ギルドで、黒船爆撃(?)に志願したという知り合い魔女の話を聞いて、ならば自分もと名乗り出てみれば案外あっさり受理されてしまった。 学生はダメとか言われるかもしれないと覚悟していたのに、そこは流石のヴェイトス市、懐も深かったらしい ) [Mon 5 Feb 2007 21:12:35]
お知らせ > 跡野末理@女子寮さんが来ました。 『 コッター? 』 [Mon 5 Feb 2007 21:06:08]
お知らせ > 寒河江未希さんが退室されました。 『 81:夜警/W 』 [Sat 20 Jan 2007 02:56:20]
◆寒河江未希 > そう来たか――――。 ( そう明確な理由があって屋上に上がりたいと思ったわけじゃないし、まぁある意味これ、カタリナの時あったら私死んでたなあって感じではあるが。 暫し金網の前で腕組して立ち止まり、やがて廊下の寒さに1つ身震いした。 此処に居ても意味が無い、というか―――――。 ) …ああ、此処は「駄目」なのか。 無理しない方がいいってこと。 ( 1人そんな風に納得して、階段を降りることにした。 今日はもう帰ろうか。 風邪引きそうだ。 ) [Sat 20 Jan 2007 02:49:02]
◆寒河江未希 > ―――――あれ。 ( 足音を消すような爪先立ちで階段を登り、最上階。 このもうひとつ上の階段から屋上への扉が続いている。 ) ( 筈だった。 ) なんだこれ。 ( 大きな金網が設置されている。 馬鹿みたいに高く、天井ギリギリまで聳え立つ大人気ないのが。 一応、入り口みたいな金網の扉がついているけれど、備え付けの鍵の上に鎖のついた錠までぐるぐる巻きにしてあった。 駄目だ、上がれない。 ) …なんだこれ。 ( 何時の間にこんな処置を、誰が。 大学側が取り付けたと考えるのが普通だけれど、直接の理由は何だったのか。 まさか、カタリナの件が何処かから洩れている、とか。 ) [Sat 20 Jan 2007 02:39:29]
◆寒河江未希 > ( 屋上、登ってみようか。 ふと思い立ってそんな事を考える。 以前は昼間から入り浸っていたサボリスポットだったけど、此処最近はなにかと因縁のある場所になってあんまり寄り付かなくなった。 足挫いて異世界に飛ばされたりしたら馬鹿みたいだし。 ) …そこまでドン臭くないっつうの。 ( アホか、と自分の内心にツッコミを入れてゆっくり歩き出す。 屋上入り口側に向けて中庭を出て、あとは階段をぐるぐると登るだけ。 そんなに大した手間じゃないだろう。 ) [Sat 20 Jan 2007 02:29:19]
◆寒河江未希 > …本当に跳び下りたのかな。 ( 白い息がうっすらと上がって直ぐ消えた。 もう1度、屋上を見上げる。 ) ( 簡単な話だ。 私はただこうしてぼんやりと過ごす時間が平和で幸せでかけがえの無いものと知りながら、その退屈で緩慢で冗長な時間の流れを憎んでいるからだ。 息苦しくて、窒息しそう。 この先もずっとこんな風につづいていて、未来は大して面白くも無くて、ぼんやりと鈍磨しながら下っていくのか。 可能性なんて無限でもなんでもなくて、与えられたしょぼくれた選択肢の中から一番マシそうなのを選んでいくのか。 なんだか考えるだけで立っているのも嫌になりそう。 それに何の意味があるのかって。 ) それであんたは跳んだって事? ( 何処かで見ている気がして、彼女に聞いてみた。 そうかもしれない。違うのかもしれない。 何となくだけど、名前すら忘れられた黒髪の彼女が、自分に似ている気がした。 ) [Sat 20 Jan 2007 02:09:11]
◆寒河江未希 > ( それでなんで今日改まって此処かっていうと。 少し、小耳に挟んだから。 何年か前に此処で、屋上から飛び降りて死んだ娘が居たって話。 長い黒髪のイエロティアで、私と同じくらいの歳だったっていう。 彼女の事を覚えている人は不自然なくらい少なくて、名前も、学部も、跳び下りた理由も、何もかもわからない。 私みたいに夜の内校内に残り、屋上に上がって跳び下りたという。 その夜は生温い五月の雨が降りはじめていて、降る前に跳んだのか、落ちてから降り始めたのか、翌朝発見された彼女の赤い血は、モザイク張りのタイルじゅうにうっすらと広がって居たという。 多分跳び下りるならあの辺りで、落ちるなら此処で、なんて冷静に考えながらもそれなりに足は竦んでいる。 なんだってこんな怖い事をいちいちするのか自分でも理解に苦しむ。 ) [Sat 20 Jan 2007 02:02:15]
◆寒河江未希 > ( 長い黒髪の幽霊。 少し古めかしい黒いドレスを着た、多分私と同じくらいの歳の娘だった。 遠すぎて顔まではわからなかったけれど、それを見たのは二度目だった。 私はこの中庭で二度、あの幽霊を見ている。 三度目、正体を見極めようと夜の校舎を徘徊しはじめたのが、思えば今の私の深夜徘徊癖のはじまりで。 いろいろなものに出くわして、色んなものを見て、ヤバイ目にも遭った。 でも、未だに幽霊との遭遇は適わない。 今ではあの姿も記憶の中でおぼろげになって来ている。 発端は発端でしかなくて、既に用をなくしてしまっているのだろうか。 アレが何なのかわからないままで居るのが少しだけ気持ちが悪かった。 ) [Sat 20 Jan 2007 01:54:47]
◆寒河江未希 > ( はじまりはここ。 ぐるぐると空回りする私の世界が不意に歯車をかみ合わせ、回り始めた場所だ。 ぼんやりと生温い春先の陽光の中、私は幽霊を見た。 退屈な講義から目を逸らして窓の下、中庭の隅。 種類も知らない細長い木の下、長い黒髪の女はぼんやりと立っていて。 十分経っても二十分経っても微動だにしないソレを見て、私は幽霊だと思ったんだ。 ) [Sat 20 Jan 2007 01:50:09]
◆寒河江未希 > ( 人の姿の見当たらない深夜の中庭に1人、真上を見上げれば、外観を損なわない程度の低い柵に覆われた屋上が見える。 ここのところ空は曇り気味で、厚い雲が足音を潜める私の影を遊び隠した。 四方を校舎に囲まれたモザイク敷きの中庭には申し訳程度の植物と小さな日時計、雰囲気を損なわないようにデザインされた、モザイクタイルのベンチが四方に配置されている。 中央がちょっとした広さの円形になっていて、そこでなにかステージのようなものをやれば四方のベンチと校舎の窓から視線を集められるような形だ。 私はその真ん中に立って屋上を暫らく見上げ、何も無いと判断して視線を下ろした。 ) [Sat 20 Jan 2007 01:44:27]
お知らせ > 寒河江未希さんが入室されました。 『 深夜1:30/中庭 』 [Sat 20 Jan 2007 01:37:17]
お知らせ > 跡野末理さんが帰りました。 『( S○S団?特別課外活○部? 『私達』にも、名前はまだない )』 [Thu 18 Jan 2007 18:48:53]
◆跡野末理 > ( ―――レッド? 温泉になんて誘ったらキミドリちゃんより色々と大変そうだし。 どこかで元気にしてるだろう。 お土産にもらった小瓶は部屋の窓辺に。 突然割れたりはしていないから大丈夫だ ) ( そういえば。 ―――先日の吸血鬼騒動ではシルバーアクセサリーやアップテンポにした賛美歌が流行ったが… その吸血鬼がアングリマーラへ逃れたと知れるや… いや、元々か? 大学は平常運転。 学生達の様子も平和なもの。 ―――カタリナの噂は、一度広まった後で休息に話題に上らなくなっていた。 …失敗した、その原因は何となく分かる気がする…。 …吸血鬼騒動に飲まれてしまったというのもあるが、何より… 継続的に、関連付ける新たな話題を提供し続けることが出来なかったのだ ) ( 七不思議のように意識下に沈んで、普段は話題に上らないものの潜伏し続ける要素はあるだろうけれど… 現状、ちょっとやそっとの工作では『カタリナの噂』再燃は難しいように思える――― しくじった ) ―――でも、まあ。 『次』でしょ。 ( 自分の飛行術を恥じるようにそんな呟きを零して、そっと微笑んだ。 …臭う話が聞えてきている… 『名前のない殺人鬼』 ) [Thu 18 Jan 2007 18:37:03]
◆跡野末理 > ( 『魔術』という危険な技術を、大学は他の干渉を受け付けずに研究している。 …自分はその内側に探りを入れられるように、という備えの駒なのだろう。 精々優秀な成績を修められるよう務めて、指示を待とう…。 開口一番未払い分の俸禄を請求してやる ) ( さておき。 クリスマスに友達二人へお揃いの制服でも贈ろうかと思っていたのも、何だかんだで時期を逸してしまったし、お金には余裕があった。 …馬券に注ぎ込もうと思っても肝心のエミキーが捉まらなかったし。 普段は異人禁制っぽいアマウラ温泉にキミドリちゃんを連れて行ってあげようにも試験間近…。 あのキミドリは今更、今年度の単位を全て落としたって気にしやしなさそうだけど! こっちは困る ) [Thu 18 Jan 2007 18:21:21]
◆跡野末理 > ( 方向転換どころか減速もできないロケット。 あるいは鉄砲玉。 減速はしようと思えば出来ない事も無いが、僅かでも減速するとあっという間に風に煽られキリモミ回転で墜落してしまう。 常人であれば良くて重態、最悪死んでしまっていたかもしれない ) ………やっぱり……… ( そろそろマイ箒をしたためる時期なのだろうか。 振っていた魔術科備品の箒を見つめて、ふと思う。 …ちゃんと飛べるようになって、箒の使い心地をみて買えるようになってからにしようと思っていたけれど… 相性の問題もあるんじゃないかって――― 別に、箒のせいにしてるわけじゃないわよ? ) …でないと、貯めてたって意味無いしね…! ( 宵越の銭は持たねェ! なんてトキノミヤっ子なことは言わないけれど。 冗談みたいなアルバイトで舞い込んで来た大金はまだ手付かずだ。 何故か定収入が途切れていても食と住が大学寮で保証されていれば、いざとなったら学生よろしくアルバイトをするまでだし――― もうどこがくノ一なんだって感じだけど知らない。 当面は普通に学業に勤しむことが仕事だと思ってる ) [Thu 18 Jan 2007 18:10:13]
◆跡野末理 > ( 『交換学生』 であれば、それなりの技術を持っていて当たり前。 学びに来ているとは言え、各国の代表同士、腕比べをするような空気も少しはある。 ―――『病に伏せていた為にブランクのある術士』。 異能は扱うけれど体系としての『魔術』には触れた事がなければ、ずぶの素人である事を隠すのにそんな言い訳をしている。 …〜それだって素質が無ければ難しいのかもしれないけれど、ようやく飛べるようになれたと思ったら、今度は『大気中のマナを利用する』という、鳥で言うなら『風に乗る』事が難しかった。 宙に浮かぶまでは良いけれど、揉まれてしまってまともに飛べやしない。 それでも何とか飛ぼうとして、先ず勢いを付けるようになって、すっかり変な癖が付いてしまっている。 ―――つまり風に乗らなくても飛べるように、むしろ風に左右されないように、高速で飛び抜けるなら『飛び上がる』だけは何とか出来る… という状態。 もちろん周りには勘が戻らないとか適当言っておいて、内心はそれなりに深刻だ ) [Thu 18 Jan 2007 17:46:09]
◆跡野末理 > ( 年が明けてみれば年度の終わりももうじきで、学生は少しずつ試験の準備に追われるようになる。 草として学生生活を送るくノ一にも当然それは例外でなく、ようやく『飛び上がれる』ようになった飛行術の修得に四苦八苦していた。 ―――『少し遅れて編入して来た、体の弱い、アマウラからの交換学生』。 ダウト! とか数名からは突っ込まれそうだけど、跡野末理についての一般的な認識はそんなものであれば、あまりアクロバティックな事をするのはよろしくない。 しっかりと両足で、靴底をがりがり減らしながら着地したのを、途中で転んで誤魔化すことは忘れなかった。 受け身は取ったけどちょっとは痛い。 それに黒いセーラー服は土埃がよく目立つ。 パタパタと服を叩いていたら、マナウェーブのいくつかが機動を変えてこちらに向かって来た。 『大丈夫ー?』 届く声に、箒を振って応える ) [Thu 18 Jan 2007 17:33:53]
◆跡野末理 > ( 広大な敷地を三度お願いする間もない速度で横切った流れ星は、ようやく止まった ) ―――ぅうっぷ… ぁあ〜 も〜 温泉行きたい…っ! ( 日も沈んで冷えてきた冬の風がゆっくりと砂塵を運び去る中から、大学史博物館にでも行かなければお目にかかれないようなセーラー服を纏ったお下げ髪が『箒』を片手に現れる。 ―――飛び抜けた遥か後方では、薄闇の中にいくつものマナウェーブが細かな軌跡を描きながら明滅している、そんな魔術科:飛行術課程の練習風景 ) [Thu 18 Jan 2007 17:21:22]
お知らせ > 跡野末理さんが来ました。 『( トラックで盛大に砂埃を巻き上げて――― )』 [Thu 18 Jan 2007 17:11:08]
お知らせ > リッカさんが退室されました。 『ま、他人なんてどーでもイイケド。(ふん、なんて鼻を鳴らして、遠くの夜空を見上げ乍、帰り道)』 [Sun 14 Jan 2007 01:12:03]
◆リッカ > ―――アイツはどんな気分なンだろう、って偶にゃー心配になるーっつゥか …。(ぺふ、と廊下の終わり。校舎の外へ出る一歩を踏み出して) [Sun 14 Jan 2007 01:10:51]
◆リッカ > (随分と会ってない お知り合い の白い肌と、白い髪、赤い眼が脳裏に過ぎる) [Sun 14 Jan 2007 01:09:58]
◆リッカ > ―――…ただ、 さぁ。 [Sun 14 Jan 2007 01:09:30]
◆リッカ > ―――…絶対多数が正義だなんて、共産主義じゃなーいーけーどーォ。 (バッグの肩紐を額にかけて、両手をポケット。ぺたぺたと歩く視界の先に、もう直ぐ廊下の終わりが見える頃。) …其れでも、黒の中に赤が落ちたンならー…、其の赤は黒くなるもんなんだって。 (近頃世間をにぎわす吸血鬼とやら。―――余りにその話ばかり聞くもんだから、最初はスリルとサスペンスー?なんて、他人事のよにへらへら聞いてられたけれど。 今はもう飽き飽きだ。 違う、 異色 がほしくなる。) なんてーの? 世の中今真っ赤よねー。 赤い雨は止んだっつーのにィ。 嗚呼、うぜ。 (スリルとサスペンスは非日常だから愉快なのであって、―――いつなんどき、己に降りかかるかも知れない、なんて可能性にまで至り出せば鬱陶しくもなる。 其れでも、) まっ。 あたしにはカンケーないけっどォ。 ( なんて思うのは、誰も同じだろう。 話題だけ、盛り上がるだけ盛り上がれば面白い。 それだけのこと。 ―――ただ。) [Sun 14 Jan 2007 01:08:46]
◆リッカ > (何処かで大誤認が巻き起こっているのは電波をシャットアウトして知らないフリを決め込むと、して。) ―――バケモンはバケモンらしく人間様に諂ってろってーの。 おとなしくしてる他の吸血鬼…が、 (そこで言葉は途切れる) ―――…(ぺったぺったと響く足音だけが暫く続いて)………、 他の大人しく人間と共存してるかもしンねー吸血鬼とか、バケモノさん達に迷惑だっつーのォ。 (脳裏に友人の顔が一瞬過ぎったものだから。―――確かめたこともなければ、微塵も 思ってないのに。)(視覚的に受け止めるイメージは恐ろしい。誤魔化すように、も一度欠伸を。) [Sun 14 Jan 2007 01:02:17]
◆リッカ > (さて) ……何か眠いし、つまんねーしイ。 どーしたーあたしー? 最近毎日( ふぁぅ )たーいーくーつーよー? (生欠伸は一度出れば何度も。目の端にためた涙が、頬を伝うくらいには。)(さて、さて。) なんっか、退屈。なんっか、ヤル気でねェエー。 進路とか考える気しねェー。 大体、吸血鬼がぶらぶら人間様のルール無視して、人を喰って回ってるみてェな世の中に夢も希望も持てますかッつーゥのオ? (さて。―――ぼやいているが、思わず冒頭の一言が言いたいだけの為に出てきたんだろう!なんて突っ込みは禁止だ。) [Sun 14 Jan 2007 00:58:21]
◆リッカ > ―――……(さて、何時だったか、随分と真面目に学校に通っていると自負していたのは。確かもう、去年の話。ぺったりぺったらぺっこりと廊下に響く足音は、厭に大きい。厭に響く。踵を踏んだ靴の底。) 居眠りしていいのは、居残りする覚悟のある奴だけだー? って感じィ? (ふぁぅあ。 漏れる生欠伸を噛み殺して、漸く帰路に着いた学生役一名。―――何やら大学に可笑しな生き物が現れるらしいって噂を随分前に聞いたよーな、聞かないよーな気がするけれど。其れも随分昔の話。今更の話。) …… っていうか、マジ、眠い。 居残りする覚悟は全然あるけど、居眠りじゃ寝たりないーってーェ。マジでエ。 つか、なんでこんな眠いんだろー? 春ー?(真冬です。) [Sun 14 Jan 2007 00:53:02]
◆リッカ > (言い切るね!)(右斜め上方へ何か電波を発信みみみー。 さておき、久々に出回る場所が大学しかなかったなんて、寂しい哀しい呟きは誰のもの。ぺったらぺったらと歩く足音が廊下に響く。) ねむ。 (因みに今時白のルーズソックスだといっておく。決してガーターベルトなんてつけてない) [Sun 14 Jan 2007 00:48:09]
お知らせ > リッカさんが来ました。 『(―――覚悟する気なんてない)』 [Sun 14 Jan 2007 00:46:18]
お知らせ > 跡野末理さんが退室されました。 『( マークされるのは、脈があるかもしれないと言う事。 今年をどう迎えるか、整理しよう )』 [Tue 2 Jan 2007 17:22:43]
◆跡野末理 > ( これからどうなるかは分からない。 そもそも前提が間違えているかもしれないし、もっと何か複雑な条件が必要なのかもしれない。 それに【噂のカタリナ】が現れたとして、今度はそれが『本物』として見られてしまうかも――― ) ( …屋上の柵に手を乗せて、目を閉じる。 【憑眼】 …溶け出すように視力が失われ、別のものに取って代わった…。 熱を感じるように、周囲にある『人の目』を感じ取って――― そんなもの、この時期のこの場所には殆ど無いのだけれど… 比較的近く。 屋上の入り口手前に誰か居た。 …その場所にある『目』へ、溶け出したものを集めるように… 自分の目を重ねる。 ―――それは、開けたままの隙間から、セーラー服を着たお下げ髪を見つめていた ) ………。 ( 大学の保安部か、全く関係ない何かということもあるけれど… 知っていて泳がされている可能性を思って、笑う ) [Tue 2 Jan 2007 17:20:47]
◆跡野末理 > ( 曇り空は、ちゃんと灰色。 赤かったりはしない、自分の知る世界のもの。 ―――学内へ入り込んだ【カタリナ】はこの扉を通って異世界【ダークサイド】へと送られた。 …一時学内でその存在が噂され、実在した世界の扉…。 …ほんの少しだけ関わったその事件で、ふと『噂』が現実を生んだのではないかと考えたのが始まり… ―――かつて医科の学生が同じような事を考えてサークルを起こし… 異世界へ渡るも未帰還者を出して解散した事を知り、その活動を継げないだろうかと思っている ) …でも、足りないわ…。 ( 未帰還者と言えば柔らかいが、要するに戻って来ない限り死亡したという事だ。 …そんな結果を招いて解散したサークルの理論をそのままに、課外活動の申請をしたとして、受理はされないような気がしていた。 …そのサークルの生き残り… 自警団から医科に来ていた非常勤講師が居れば良いのだけれど、彼女も多忙なようであれば自分でどうにかするしかない。 問題は危険性でなく、危険を冒すだけの価値がある理論かどうか。 机上のものではない、確かな後押し ) ( だから ) ( 『カタリナは消えた』 という話が広まっていないのを良い事に、事実とはほんの少し違う【カタリナ】の噂を流している。 …自分を含めて三人、真相を知る者はいるのだけれど… 人死にまで出た表向き未解決の事件に対する学生の関心は高く、正月に入る前までは、その『噂』は波紋を広げていた ) [Tue 2 Jan 2007 17:00:27]
◆跡野末理 > ( 米都州幕府の大名に忍軍として仕える里の忍びであった娘は、そうした所属を取り払った忍者団体「飛燕」への出向を命じられここに居る。 諸外国に対する備えをその主たる任務にする機関は、『魔術』という危険な技術が大学という他の干渉を寄せ付けない環境で研究される事を危ぶんだのかもしれない。 ―――肝心のその指令を受けておらず、届け物の積りで持って来た書類が覚えの無い試験で合格したらしい自分の入学願書だったというだけで、想像の域を出ないのだけれど。 …それなら、先ずは優秀な成績を修める事だ…。 卒業後も研究室に残るような、中枢に食い込むことを求められているのだろう。 …とりあえず在籍させるだけさせておいて、放って置かれた上に、俸禄も与えられなければ文句の一つも言ってやりたいところだけれど… 忍びはそれで務まるものでもない ) ―――目立っても良いのよね。 ( 肝心な一点さえ隠し通せれば。 …サークルを作ったり、あれやこれやと首を突っ込む事もありなのではないか…。 そんなことを考えながら、突き当たった階段を上り… 屋上への扉を開けた ) [Tue 2 Jan 2007 16:34:59]
◆跡野末理 > ( 単調な歩みは、けれど自分がどこに居るのかはっきりと意識させてくれるし… 窓の外の景色は流れ、プレートに記された部屋番号も規則的に進んで行く… こんな所でさえも何かしらの法則が生まれれば異界の口となるのだろうかなんて、妄想もいいところだけれど知ってしまった現実の一端。 事実は事実として受け入れて原因を探り、対処法を編み出せ… 不思議を拒まない忍び… あるいはただの跡野末理はそれに興味を持って、それら不思議の発生源について、務めとは別に知りたいと思っている ) ( そしてそれは、務めの一端でもあるのだろう ) [Tue 2 Jan 2007 16:12:50]
◆跡野末理 > ( こんな時こそ普段は人目をはばかって出来ない鍛錬に精を出すとか、飛べるようになったと言ってもロケットでしかない飛行術の練習をするとか、座学の復習予習をしておくべきかもしれないと思いつつ、それも何だか寂しい気がするジレンマ ) ―――寂しい、か… ( 忍びが随分と人間らしいと苦笑を零し… いや、別に何も感じないと首を振る。 足は自然、【カタリナ】の消えた屋上を目指して… 部屋番号のプレートを取っ払って窓を覆えばループしているような錯覚に陥りそうな廊下を歩く ) [Tue 2 Jan 2007 16:04:01]
◆跡野末理 > ( 新年を家族や友人、恋人と迎える寮生達は部屋を空けて… 普段は姦しいヴェイトス大学の女子寮も正月らしい静けさに包まれている。 仮にも草となって学生に紛れ込む忍びは、それが普通と言っても帰るに帰れず。 一人部屋でごろごろしているのもなんだから学生食堂へ行ったら閉まっていたりして。 ―――暇を持て余し、ひと気の無い構内をぶらついていた ) [Tue 2 Jan 2007 15:58:06]
お知らせ > 跡野末理さんが来ました。 『( 忘年会は終わり、新年会はまだ少し先 )』 [Tue 2 Jan 2007 15:48:25]
お知らせ > インディさんが帰りました。 『 …ほら、仕事が恋人だから!(自分を落ち着かせる魔法の言葉。) 』 [Sat 23 Dec 2006 14:04:24]
◆インディ > ま、まぁなによ、突っ込んだ話はまた今度っていうか恒久的に無しっていうか――――ささ、冗談はこの辺にしてそろそろ講義始めるわよ? いや、25日生まれはマジで。 ( プレゼントよろ!とか誤魔化しつつそそくさと準備を始める。 未だがやがやと五月蝿い学生達に背を向けつつ、内心ベッコリ凹んだ感。 うおお、あたし深刻なレベルで男ッ気Neeeeeeeeeeeeeeeeeeeee!! みたいな、そんな年末。 嫌な汗だくだく。 ) [Sat 23 Dec 2006 14:01:11]
◆インディ > ( 「どんな人ー?」 即座に注ぐ声はあからさまに馬鹿にしたような、嘘吐けコノヤロウみたいな響き交じりのもの。 簡単に伝染していくその質問コールで冗談抜きに講義どころじゃなくなって来た。 此処で誤魔化したり逃げたりすると見栄っ張りの嘘確定である。 ※そのとおりである。 ) ――――…ええー…いやぁ、うん。 お、同い年くらいでー? なんだ、ちょっと、ワイルドな感じの逞しいヤツで――――ええと、遺跡とか行く時仕事手伝ってもらったり、とか、こぅ…赤毛の、剣士、みたいな―――――。 ( すごい身近な人間をモデルにでっち上げた所で、自分でもビックリするくらい異性の知人が居ない事に密かに愕然とした。 うわぁ、こういう時彼氏のフリとかして貰えそうな男の知り合い一人も居ない―――――――――ううっそ。 ) [Sat 23 Dec 2006 13:57:19]
◆インディ > ( 途端、降り注ぐ野次の数々。 「うるせー行き遅れ24歳!」「フられる相手見つけてから言え!」「寮の部屋1つ占領してる荷物取りに来てください!」「朝から酒臭い講師とか最悪だ!」 散々な言われ様だが全部事実であり反論の余地無し。 思わず一歩二歩と後退り唸った。 ) ……ちょ、なんだよもうっ!人の誕生日くらい普通に祝え馬鹿ー! 大体っ…誰が男居ないっていった!? そんなん、ほら、いちいち報告しないっつーの…! ( 胸を張って「ハッ」とか肩を揺すり笑い飛ばし。 見栄で嘘を吐く始末。 ) [Sat 23 Dec 2006 13:48:35]
◆インディ > なによ、何か悪い? 清しこの夜に生誕なさって悪いですかー? ( あまりの反応の冷たさに一番手前の生徒の机をだんだんたたき始める始末だ。 こんな人間が何だってよりによってそんな日に生まれるのかと、珍獣を見るような視線が降り注ぐ。 ある日突然幼女になって講義しに来たり衝動的に行方を晦まして遺跡の土産を持って帰ってきたり忘れた頃にまた幼女になって講義したりとかそんな人間だ。 ) ムカつくわね…! 聖誕祭に浮かれて踊って酔っ払って翌朝気がついたら彼女にフられてて寂しん坊新年でも迎えれば良いのよあんた達! 女子も同上! ( 本当に最悪だ。 ) [Sat 23 Dec 2006 13:41:18]
◆インディ > ( 場所はとある教室。 昼食を終えた学生達は実際十分ダレ気味で、特に山場を越えたテストだのレポートだのの無い上に今年もあと僅か。 パプテス教徒と一部無節操なお祭り好きにとってはその前にもう一個大きめのイベントが控えているってもので。 ) で、なんだっけ…今日23日よね? んじゃぁあと2日ね。 明後日、あたしの誕生日だから盛大に祝って良しって話よ――――!! ( それはもう盛大な沈黙が訪れた。 学生達全員の目が死んでいる。 ドン引きだ。 ) …いやほんとうに。 ( インディアナ・ラルフォーレン、12月25日生まれ。 ) [Sat 23 Dec 2006 13:34:13]
◆インディ > 講義なんて後々、どうッせこの時期皆浮かれてるかダレてるかでロクに聞きゃしないんだから! ( 最悪の本音をぶちまけた。 考古学科講義に集まった学生達は各々席に着き、到着した若い講師のいつもより酷めのテンションにまた、今日は何だと訝しげな顔をした。 ) [Sat 23 Dec 2006 13:27:22]
お知らせ > インディさんが来ました。 『 はぁいあんた達静聴ー!注目ー! 』 [Sat 23 Dec 2006 13:23:32]
お知らせ > マモルさんが退室されました。 『…あ。インク出ん。 (アホな事に気付いた。)』 [Sun 17 Dec 2006 20:19:48]
◆マモル > …いよし。 ( 取り合えず気合を入れてみる。視線を書いては消し、書いては消した跡の残るノートへ戻し、幾分しっかりとペンを握った。心持ち羽根もピンと立った…様な気がする。) ( 自習室では静か過ぎて眠ってしまう。寮の談話室では暖か過ぎて眠ってしまう。そんな日は、いつも食堂やこのロビーが一番落ち着くのだった。人に溢れて、賑やかで、適度な緊張感を保てる場所。) …うん。 ( 構想を練り終えたのか、満足げに一人頷く。 …其れからはひたすら真剣な表情で、ノートという四角い円盤にペンという踊子を鮮やかに舞わせようとして―― ) [Sun 17 Dec 2006 20:16:42]
◆マモル > ( ああ、やりたい事が沢山あるのに。もうすぐ友人の誕生日だから、何か少しでも良いものを商業地区で見繕いたい。寮の自室には読みかけの冒険小説がある。雪の夜を箒に乗って思う存分飛び回りたい。…あれ、そんなに無かった。) ( 兎に角、今やるべき事の順番は決まっている。まずは課題。ネタの範囲は限られているのだから、その中で何か適当なものを選んで、後は文章創造力と水増し能力を駆使して、それなりの枚数に仕上げて提出すればいい話ではないか。 先生が待ってくれているのだから、早く書き上げねば。 …そうは思っているのだが、体が…特にペンを握っている方の手が動いてくれなかった。) [Sun 17 Dec 2006 20:02:41]
◆マモル > ( コツン コツン、と一定のペースで何とはなしにペンをテーブルに打ちリズムを取りながら、視線をクリスマスツリーから明るく賑わう前方の生徒達へずらす。…ロビーへ入室する時もざっと眺めてみたのだが、顔見知りの学生は見つけられない。あの噂を恐れて、早めに授業を切り上げて日の明るいうちに家や寮へ帰る友人が殆どだったから。 ) …大学の怪談。 ( 顔を少し顰めて、こつん。ペンの先を顎に軽く当てた。 其れを念頭に置いてみると、周りで楽しそうに騒いでいる彼らも、何だか無意識に集っているように見える。そういえば連れトイレも増えた。…いや、それは関係ないか。軽く頭を振って追いやる。) [Sun 17 Dec 2006 19:51:16]
◆マモル > ( もうクリスマスも近いからだろうか。広々とした大部屋に、適度な間隔を保ちつつギッシリ並べられた机と椅子達の森を彩る花の様に、可愛らしく飾り付けられたリトルクリスマスツリーが点々と散りばめられている。 …先程まで教科書に齧り付いていた視線をボンヤリ上げて、綺麗だな、と呟いた。) (数えるのが面倒くさくなる程沢山ある席の半分は埋まっている。一人で勉学に励む者、友人たちと賑やかに…或いは真剣に語り合う者たち。前者は少ない方だが、マモルは其方の方だった。 …また、課題を出し忘れたのだ。) [Sun 17 Dec 2006 19:29:47]
お知らせ > マモルさんが入室されました。 『( 休憩所(ロビー)にて )』 [Sun 17 Dec 2006 19:13:26]
お知らせ > 跡野末理さんが退室されました。 『それはね――― ( まだそこに居るのかもしれない、カタリナの話。 …噂… )』 [Sat 16 Dec 2006 23:03:41]
◆跡野末理 > ( コッタとエミキーと私で三人。 あと二人… 足りなければ先輩(セツ)を引っ張り込んであと一人…。 顧問はクルーザム先生が居れば良かったのだけれど、忙しいようで最近は顔も見なくなってしまった…。 魔術科の子ども先生辺りは狙い目かもしれないが、初対面ですっかり子ども扱いしてしまったのが気になっていて、ちょっと頼み難い。 あ、人形先生はどうだろう。 子どもも人形も発言権低くて、予算をもぎ取るには向かなそうな気もするけれど――― 残念。 丁度迎えに来た助手さんと一緒に出て行く所だった ) ( 見送っていたら、後ろから声がかかる。 ノートからはみ出してたスケッチに目を留めた顔見知りの学生が、気味悪そうにそれを引っ張り出して――― 『コワカワイイ?』 などとその他数人と話し始めたところで、言い難そうに口を開いた ) [Sat 16 Dec 2006 23:02:55]
◆跡野末理 > ( サークルの発足には五名の部員と、一人の教員顧問が必要とされている。 部室を得るには文化部、運動部などの連合に所属して折衝や抽選、または教務部から直接、使用状況の著しく低い部屋を借り受ける事も可能。 もっともそれを見つける事が出来ればの話しだけれど、誰も全体像を把握できていないと『噂』されるヴェイトス大学ならではか。 そして、ここからがわざわざサークルにしようと言う最大のミソ。 立ち入り制限区画への進入許可、閲覧制限情報の開示、課外活動振興予算からの部費の提供など、個人で求めても相手にされないような要求を、団体として教員を通す事で正式に取り合ってもらえるようになる。 非合法に忍び込んだりする回数を減らせるし、規則に違反せず堂々と居残り出来るようにもなるだろう。 一般的なサークルではダメでも、魔術科中心のオカルト研ならば。 ―――自分に提示された条件がそれと言うだけで、学部やコネの有無、サークルの種類などなどが関与して人によって違うそうで、詳しくは分からないけれど ) [Sat 16 Dec 2006 22:50:45]
◆跡野末理 > ( 食事中に下品だけれど、そっと大判のノートを広げる。 中に挟まれているのは、サークル活動に関する大学の規則などの資料と… 寒河江未希の走り書きした『カタリナ』のスケッチ。 目の当たりにする前に、状況分析だけで描かれたそれは、驚くほどに正確だった。 さり気なく、その絵が半分くらい見えるようにノートを閉じて、お膳の隣に置いておく。 サークル活動に関する資料に目を落とすのはポーズ。 もう頭に入っているものだ。 …食事時で、周りには寮生の顔見知りも多い。 誰かがスケッチに気を止めるのを待つように、良く噛んで食事を続ける… ) [Sat 16 Dec 2006 22:25:53]
◆跡野末理 > ( 結局『カタリナ』が何であったのかは分からず終い…? いや、まだか…? 分からないけれど、今の時点で詳細は一切不明。 その辺りの回答は、いずれカタリナの子を回収した大学が出すのかもしれない。 …ただ、そんな状況でも得られた情報が一つ… 『カタリナ』の出現には、事前にそれを示唆するような話が無かった ) ( 『ブラッディメアリー』も『ダークサイド』も、それ以前に怪談のような形で流布していた噂話と、符合する点の多いもの。 魔術科女子寮で多発した私物の紛失と発見は、状況的にそれが不可能であるにも関わらず、失せ物が見つかった部屋の住人に関して『盗癖がある』というような陰口が水面下でかなり広まっていた。 かつてヴェイトス大学に存在した不思議研究会的なサークル… 異界へ渡り未帰還者を出して解散した『秘封倶楽部』が追っていたのは、初めはヴェイトス大学の七不思議。 火の無い所に煙は立たずと言うけれど、煙を見てから火を見つけているのなら、煙の前に必ず火が存在していたと言えるのか ) [Sat 16 Dec 2006 22:14:07]
◆跡野末理 > ( ―――新たな犠牲者は出ていないけれど、こうしていると『怪物』の話が聞こえてくる。 『カタリナ』と名乗ったそれは、寒河江未希とナンテコッタワカラネーヤの手で異界『ダークサイド』へ送られたものの… エミキーも自分も、正式な報告は勿論話しの種にもしておらず、一般学生の認識としては、そこらの闇の向こうにまだその怪物が潜んでいるようだった ) ( …ちなみにクエスチョンマークには大爆笑でしたよ? なるほどそれでナンテコッタワカラネーヤ!なのかって。 謎は全て解けたー! くらいの勢いで… 〜もしかしたら本気で傷付けちゃったかもしれないって心配しつつ。 隠すこと無いのにとも思う。 案外急所だったりするのだろうか、アホ毛が ) [Sat 16 Dec 2006 21:52:45]
◆跡野末理 > ( というわけでもないけれど。 その他大勢の学生に混じっているセーラー服のお下げ髪は、その他大勢と大差なくちょくちょくとエアポケット展開中の人形先生を見つめてる。 興味はあって話しかけようかと思うものの、美術館の展示品に混じるのは気が引ける微妙な一線。 何をぶつぶつ言っているのか気にしながら、アマウラ定食をつついてる途中であれば移動する事もなかった。 やがて黒子ならぬ助手さんが迎えに来るまで観察を続けよう。 お互い大学の魔術科にいるのなら、そのうちいつか、お話する事もあるだろうし ) [Sat 16 Dec 2006 21:42:34]
お知らせ > 跡野末理さんが入室されました。 『( 陰から(・ω|見マモル )』 [Sat 16 Dec 2006 21:35:04]
お知らせ > 水蓮さんが帰りました。 [Sat 16 Dec 2006 21:31:24]
◆水蓮 > ( その現状は正しく美術館のそれと大差なかった。 視線は相変わらずちょくちょくと向けられるし、それほど積極的な行動もできないため友達はなかなかできないし、ついでに言うといまのところ誰一人として講義に関する質問に来る学生はいない。 わかっているんならともかく、わかっていなかったら君ら危ないよ? とか思うのだがそれは本人たちの責任であって、まあこちらが罪悪感を覚えることはない。 責任感もだ。 ) ………………実際、それほど面白い講義はしてないからなあ。 次はなんか実験も入れてみようかな。 助手あたり実験体にして。 ( そうして結局、助手が迎えにくるまで独り言は続くのであった。 ) [Sat 16 Dec 2006 21:31:22]
◆水蓮 > ( そんな素敵な助手のために水蓮はいつも講師としての態度でのみ臨み、決して彼のために何か素晴らしいアイディアを生み出すなんてことのためには一ナノセコンドたりとも思考に費やしたりしたことはなかった。 まあ逆に悪戯と嫌がらせのためには例え一日中であったとしても思考し続けるのだろうが。 ) まあ反応が薄いからそれほど面白くないというかまあ出番そのものの回数が少ないからねえ。 必ずいるんだけど決して本編にはからまない、みたいな。 殆どアレは名誉職に近いよね。 座布団運びみたいな。 ( そしてこっちはこっちで独り言だけで充実しているようだから何の問題もない。 もちろん、誰かとの交流はもっと喜ぶのだが、生憎といまのところ、人形風情にあえて話しかけるためにご登場してくださる方々はいない。 ) [Sat 16 Dec 2006 21:21:38]
◆水蓮 > ( 因みに食堂までは、助手が例の台車で運んできてくれた。 助手には助手ながら助手としての助手ならではの助手的な助手仕事があるので、既定の時間が来るまで助手は迎えには来ない。 そこら辺は異常なまでにかっきりと線を引く人物で水蓮としてはそこそこ好意的に思っているが別段懇意にしているわけではない。 ) というか、向こうとしても何かの付属品としての自身にこそ充実を感じているというか、自身だけで何事かを成立させるという自体を好まないというか、まあある意味では助手の鑑みたいな。 ( なんて。 ) [Sat 16 Dec 2006 21:11:24]
◆水蓮 > やー、しかしあーゆーかわいい子がわんさかいるといいんだけど、現実ってそーも甘くないんだよねぇ。 きっと美って言うのは世界的に見ると割合が少ないものなんだね。 等価交換の原則で、いるところにいたりすると他には全然いないわけだねえ。 ( そんな意味不明の独り言を続けたりするのがまた怪しさを増大させるわけだが本人形はあまり気にしていない。 いや、もしかすると独り言はデフォルト設定で変更できないとか、もしくはわかっていてやっているのか。 ) [Sat 16 Dec 2006 21:01:37]
◆水蓮 > …………………しっかし、事件ったって私自身が奇々怪々っつーか……オンナノコ脅かしてたしなあ。 ( 周囲数席から人が消えたあたりで、そんなことを呟く。 ) ええと……………ドリュートレス・ディフィート。 うん、ドリィだったね。 まあ私の講義にはこないだろうけど、そのうちあえるといいねえ。 ( などといいながら、意味もなく砂糖をコーヒーに投入し、かちゃかちゃと混ぜる。 違和感ない仕種だが、恐らくそれは生前の動作なのだろう。 ) [Sat 16 Dec 2006 20:51:19]
◆水蓮 > ( 多少好奇をくすぐられるが、しかし、という程度の反応を返す人形。 ―――実際問題、反応を返す人形というものそれ自体が奇妙でしかないのだが、最近は割と見かけられるようで、「さほど」騒がれたりはしない。 ) いやあ、私も来たばっかりだからね、そういう噂には疎いんだよね。 ( 場所は食堂。 かの人形の前には人間のふりをするためだけの不毛な冷めたコーヒーが置かれており、一種エアポケットの用に周囲の席が少し空いている。 時折こうして小さな話題を持ってきてくれることもあるが、「きゃー、喋った!」とかで満足して失せる輩ばかりである。 ) [Sat 16 Dec 2006 20:41:12]
お知らせ > 水蓮さんが来ました。 『―――ふぅん?』 [Sat 16 Dec 2006 20:36:43]
お知らせ > 寒河江未希さんが帰りました。 [Sat 9 Dec 2006 21:15:04]
◆寒河江未希 > ……ま、こんなとこか。 ( あとは特に書く事もなし、と日記帳を閉じて鞄に仕舞った。 席を立ち、久しぶりにギターを肩に掛けて――――1回だけ教室を見渡して、廊下に出た。 問題ない。 静かで、穏やかな夜だ。 ) [Sat 9 Dec 2006 21:14:58]
◆寒河江未希 > ( そして。 事件は上手い事説明をつけるには少々面倒臭い感じで――――学生三人だけでなにしてたのかとか、ダークサイドって何だとか、私だってちょっと説明しきらない。 個人的に突っ込んだ話を聞きたい人でも来ない限り、永久封印ものか。 世間的には未解決って事になっちゃうんだろうけど。 別に他の二人に口止めする気も無い。 ) 本当、なんだったんだろうな――――。 ( 箒二本、窓ガラス二枚、あとなんだ…床に散らばった七味唐辛子とか、痕跡は色々残ったが。 ) …あ、やべ。 デザインナイフ返しとかないと。 ( おとなり芸術科教室から無断で拝借していた、やたら鋭利なアレ。 結局使わずに済んでなによりだ。 刃物で生物刺すなんてとてもじゃないけど無理。 ) [Sat 9 Dec 2006 21:02:46]
◆寒河江未希 > ( まぁ覚悟していた事だけど、案の定家に帰ったら猛烈に怒られた。 普段結構テキトウで緩めの両親だが、大学での事件は耳に届いていたようで――――勿論、その渦中に突撃していたなんてのは口にしなかったけど。 黙ってロクに言い訳もしないで、「シシュンキの気紛れな迷走」とかそんな感じに勝手に思ってもらう事とす。 一応何処で何をしていたかと聞かれれば件の二人の名前を出して口裏合わせる事だって出来る。 ) ( 家族が好きだ。両親は穏やかで誠実で、適度にユルく。 兄貴とは仲も良いし、時々大した用事も無くダラダラとお互いの近況を話したりする感じ。 私は時々無茶苦茶をして後先考えなくなるけど、できるだけ、あの人達を悲しませる事はしたくないなあなんて、一応、思ったりも、している。 ) [Sat 9 Dec 2006 20:52:04]
◆寒河江未希 > ―――まぁ。 ( 正直あの二人が居なかったら死んでいた私が此処に居るわけで。 私のことだ、どっちにしろ首を突っ込んだだろうし、今回ばっかりは感謝しても良いかと思う。 由乃屋で一食奢りくらいは。 あんまり大袈裟にすると調子に乗りそうな連中だしそれくらいで丁度いい。 ) ( 部屋の内装とパンツの行方は兎も角、連日の寮での泊まりも悪くは無かった。 たまになら。 ) [Sat 9 Dec 2006 20:44:23]
◆寒河江未希 > ( 結局の所―――「カタリナ」が何だったのかは分からず終い。 一言で言えば怪物。悪魔のような、妖怪のような、残念ながらそういう専門的な知識はあの事件に関わった3人が3人とも持ち合わせてなくて。 しっかりしろよ、魔女科。魔術科。 ) …っていうかあいつら分類上魔女とかじゃなかろ。 ( むしろ今更ながら「それ偽名?」とか聞いてもいいような連中だ。 「ナンテコッタ・ワカラネーヤ」と「アトノマツリ」。 私ターゲットのドッキリじゃないことを願う。 ) [Sat 9 Dec 2006 20:39:54]
◆寒河江未希 > ( そして早速ミス。Vじゃない。Uだ。 ) [Sat 9 Dec 2006 20:35:13]
◆寒河江未希 > ( 薄暗い教室。一連の事件の影響で、すっかり遅くまで残る生徒が減って誰も居ない芸能科の教室に独り。 きっとあれはもう現れはしないし、肩にかかるようなプレッシャーも今は感じない。 比較的穏やかで静かな夜。 久しぶりに空が晴れたような気がして窓辺に座り、月明かりの下でノートを開いた。 少し、後日を回想しながら整理を兼ねて日記を書こうか。 此処暫らく家にも帰れなくてそんな暇は無かった。 ) [Sat 9 Dec 2006 20:34:53]
お知らせ > 寒河江未希さんが来ました。 『 78:寒河江未希の日記/V 』 [Sat 9 Dec 2006 20:31:16]
お知らせ > 寒河江未希さんが帰りました。 『 77:Samon in the Dark./2 』 [Thu 7 Dec 2006 03:05:44]
◆寒河江未希 > ( 悲しいときー。 ) ( ちょっと笑いの種にしようと思ったら案外居た堪れない結果が待っていたときー。ときー。 ときー。 ) …マジ御免。 ( いっそ笑ってあげて―――。 ) [Thu 7 Dec 2006 03:05:36]
お知らせ > 跡野末理さんが退室されました。 『( 見 ち ゃ っ た )』 [Thu 7 Dec 2006 03:01:42]
◆跡野末理 > うん――― ( ほんともう何て言うか。 急くな。 忍耐力を付けようと拳を握る冬の空。 〜そんな話しをしたら、やっぱりお節介言ってしまうのだと思う。 一線は皆で越えれば怖くないとか、どうせなら戻って来られた方が良いじゃないとかー ………微妙に情けない苦笑を零しつつ、おや?と視線はエミキーの手。 コッタの帽子――― ) [Thu 7 Dec 2006 03:01:17]
お知らせ > ナンテコッタさんが帰りました。 『おぎゃ―――――――ッッ!?( 絶叫 )』 [Thu 7 Dec 2006 02:55:07]
◆ナンテコッタ > ( 耳に注意が行っておりました―― すぽん。 帽子が取れる。 ) あ。 ( 帽子被ってたせいで、ぺったりと癖になった髪の毛。 別になんとも無い が―― ぐぐぐぐ、と新芽が生える映像を早送りしたみたいに立ち上がる髪一房。 それはもう力強く しゅるん、と蛍光色の髪が立ち上がり―― 帽子の下に隠されていたのは、しなやかにクェスチョンマークのカタチを描くアフォ毛。 長さは20cmほど。 もはや、触角。 ) [Thu 7 Dec 2006 02:54:43]
◆寒河江未希 > 私ももう疲れたよ本当―――家、帰りたいけど今日も寮泊まりだ。 ( 詰まんない話になる前に踵を返す。 別に自殺したかったわけじゃない。 ただ、ちょっと一線越えた向こう側を覗いてみたかったっていうか、それはそれであり、っていうか――――そんな話すると御節介言われそうだし、大きく煙を吸い込んで吐き出した。 ) お風呂入ってゆっくりして寝よう。 細かい話は、それからで良いんじゃない? ( と、不意に。 耳だったのか…とか思いながら見下ろした頭に視線の矢印-------→ ) ( なんとなく ) ( 帽子に ) ( 手をかけんとした。 ) ( いい加減中身気になるっていうかさぁ。 ) [Thu 7 Dec 2006 02:45:09]
◆跡野末理 > いないから。 クマは歴史の先生してるエルフのスカートの中だから。 ( キノセイダ!即答 ) 〜そうそう、そうでなくちゃ。 学園の平和は、エミキーに守られたのよ。 守れたじゃない。 ( 『分かるだけ』 なんて事はないとうんうん頷いて。 差し出される煙草に、火をつける ) …ええ。 当分は帰って来ないでしょ。 私には良く分からないけど… ( あるいは、もう二度と? …存在していた事が嘘のように掻き消えた怪物には、死体を検めないと安心出来ない忍の性か… タイミング謝りましたごめんなさいと平たくなる気配に気付く事も無く、虚空を見つめる ) …でも、狙い通りにいったとしても、ちょっと無謀じゃない? コッタがいなかったら… ( どうなっていたか。 組み付かれてもトウガラシで脱したかもしれないけれど… 最後のは、まるで心中するみたいだとも思う。 見てたなら助けろって話だけれど――― 見ていたかったのだろう ) …友達は頼れない? 仲間なら――― っと… そうね。 ごめん。 ( 疲れてる? そりゃそうだ。 生きるか死ぬかなんて、そう経験しないだろうし――― そっとしとけば良かったかとバツ悪そうに宙を仰いで、おぶる?とか ) ―――こんな場所がごろごろしてるみたいにさ。 こんな話もごろごろしてるんでしょうね。 知らないところで… ( それとも、それも知ってる? 首を傾げて ) [Thu 7 Dec 2006 02:37:38]
◆ナンテコッタ > ( アクシデントはつき物、行き当たりばったりだったけど思惑通りにいった結果となり一安心―― 「一回行って帰ってきてんだ」「また戻る」そんな未希の言葉が気になるが、今はとても疲れた。ずっとふらふら出かけてった怖いもの知らずを追っかけてた上に、立て続けに沢山魔法も使った。ぐったりと階段の上突っ伏して ) クマー ( 居た居たクマ居た、と見下ろす視線に頷き返し。しかし、ぐったりして上がらないテンション。ぬがすこともかなわじ・・・! ) 終わりよければ死んで屍拾うものナシー そんなこんなでナンテコッタはお疲れディス。おねむでぃすよ? ( にゃむ、と両手合わせてすーとりあ。混ざってるが気にしない。おねむって毎度毎度な気がするが―― むんず ) 耳っ、耳――ッ!?( 摘み上げられつつ半泣きだ!煙草は拒否しる。信じられない顔してみるね! ) [Thu 7 Dec 2006 02:29:05]
◆寒河江未希 > ( 大学の屋上は今まで此処で死ぬか生きるかの攻防があったとは思えないほど静か。 結構走ったし今は熱いけど、すぐに冷え込んでしまうだろう。 あー、なんか、終わったかな、なんて感慨も湧かないよく分からない状態でようやく腰を上げ ) クマ。 ( た。 ) ( 今くま居なかった?的な視線を下の黄緑色に向け。 ) ―――…まぁ、出来ると思ったからやっただけ。 万事上手く行ったんだから良し、じゃない? ( むんず、と黄緑色のエルフモドキを掴み上げながらポケットの中の火種を探し―――ん、いる、と煙草の先を差し出した。 ) [Thu 7 Dec 2006 02:20:38]
◆跡野末理 > ―――ごめん。 正面は無かったわね。 ( 屋上出口の屋根の上とかにしておくべきでした、なんてアトノマツリ。 エミキーにかくんと頭を垂れるのは割りと素直。 暗いし見えないだろうと割り切る立ち方で迎え… (クマー) 指摘されれば、パッと膝を折るっ ) 〜つ、つくずくごめんって感じだけど後のは謝らないわ! ( 微妙に赤くなりつつ、こほんと咳払い。 ……ふと、カタリナの消えた、今はただの空間を見つめてから…… それとなく状態を確認しよう ) ―――〜二人とも無事ね。 ほんと、良かった。 そこまで積極的とは思ってなくて、正直焦ったわよ。 …煙草、身体に悪いんだから。 いざって時、走れなくなる… ( でも、火、いる? なんて矛盾した事を聞きながら。 微笑 ) [Thu 7 Dec 2006 02:13:30]
◆ナンテコッタ > ( ぐにゃりと世界が歪んで、強烈な圧迫感が襲う。 あちら側は別の世界、死も病もない終わりの無い世界 だけど、異質な物だ。 この世界とも、私の世界とも。 すごく、気持ちが悪い。 時間にしてみればほんの一瞬の事だったんだろう。 けれど、魔力の放出と腕にかかった猛烈な負荷に正直へたばった。 )――・・・ なんか一番美味しい所もっていかれた気がするディス。ナンテコッタがカッコよく活躍するお話だった筈なのに――・・・ ( ぐんにゃり、未希に半ば敷かれるよな形で見上げればニンジャぱんちゅ丸見え。 ) わお、ステキなアングルー?( へらー、とニヤケつつ、穿いてるね、などと耳打ちしたよ! ) [Thu 7 Dec 2006 02:04:07]
◆寒河江未希 > ッつ――――………いや、余裕。 ( 転がったままポケットから煙草を取り出して咥えた。どんだけ意地っ張りだか。 ヤバかった。 一瞬垣間見えたダークサイドは以前とは全くの別物だった。 「虚空」とでも言うべきか、きっと誰かが壊してしまったんだろう。 きっとあそこにはもう、何も無い。 戻ってくる可能性すら無いのかもしれない。 うん、マジ、ヤバかった。 今更「死ぬ」って言葉がリアリティを帯びる感じ。 ) ――――空気嫁、アトノマツリ。 ( 相変わらず空は曇っていて、星明かりすら見えない。 大の字になって咥えた煙草をひこひこさせながら、とりあえずニンジャのスカートの中が逆さまで見える感。 穿いてる。 ) [Thu 7 Dec 2006 01:57:05]
◆跡野末理 > ( こんぐらっちゅれーしょーん! とか、そんな。 緊張に満ちた沈黙の一瞬を破るのはある意味ダークサイド。 …うぇるかむとぅだぁくさいど… どこかで聞いたような意思だか声だかを背景に… ぺちぺちと拍手をしてる。 …咄嗟に掴んだキミドリちゃんの意思か、あるいは逆噴射が効いたのか… 全てが歪むような感覚の後には、けれど怪物の姿だけが無い元のままの階段。 屋上出口――― 転がった二人を、しゃがんで覗き込もうと ) [Thu 7 Dec 2006 01:51:49]
お知らせ > カタリナさんが帰りました。 『―― ダークサイドへようこそ。』 [Thu 7 Dec 2006 01:45:54]
◆カタリナ > ( 掴まれた足のその先から、まるで水面に突っ込んだかのように消えていく。カタリナはそれに何かしらのリアクションをとる前に、ダークサイドの向こうに消えた。飛び掛った化け物が着地する音は響かない。その化け物の声も、匂いも、何もかも―― その場には残っていなかった。まるで、存在していたという事実すら消えてしまったかのように。 ) [Thu 7 Dec 2006 01:44:34]
◆ナンテコッタ > 一回ってッ・・・ そりゃ、戻れるかもしンないディスけど――ッ( ぐ、と未希の手首を握り、しっかりとホールド。逆の手は階段の手すりを握って円盤の上思いっきり踏ん張って逆噴射――ッ 普段の波に乗るような省エネ飛行法とは違って、自分の魔力を使い未希の手を引張って―― ちらりと視線をやるのは、彼女の逆の手側のさかさまオバケ。 コイツと一緒に飛ぶって事は「向こう側」でも一緒になるんじゃないか? その時に、武器も何も持っちゃおらず、ちょっと走っただけで息を切らしてるこの娘が逃げ切れるか?そんな都合の良い事信じられなくて。 踊り場の扉が開き、「門」が開く。 向こうに見えるのは暗い屋上の風景ではなくて、真っ赤な色の空―― ごう、と吸い込む力に逆らって ) [Thu 7 Dec 2006 01:43:35]
お知らせ > 跡野末理さんが来ました。 『 おめでとー! ( 晴れやかな笑顔でセーラー服のお下げ髪が待っていた! )』 [Thu 7 Dec 2006 01:42:23]
◆寒河江未希 > ( ごん、と暗い踊場に転がり、屋上の扉が開いた。片方の手から感触が消え、もう片方の腕にまだ感触が残る。 きぃ、と開いた扉の向こうには――――。 ) [Thu 7 Dec 2006 01:36:00]
◆寒河江未希 > 一回行って帰ってきてんだ! また戻るッ!! ( その為にゃ、向こうでコイツから逃げ切って尚且つまた面倒な出口探しをしなきゃならないが。 自殺行為みたいなソレを、今だけならなんとか出来るんじゃないかなんて都合よく考えた。 ) …馬鹿、離せ! ( 浮遊感。そして歪む感触。 とりあえず成功?なんて一息吐こうと思った時―――空いている方の腕を捉まえる手が。 どうなるか分からない。 こういう状態は予想していなかったし、ただでさえ妙な反則を使ってるってのに――――。 ) ( この発言の秒数1の桁が 0〜2なら寒河江未希とカタリナだけが姿を消す。 3〜5なら3人ともダークサイドへ。 6〜8ならカタリナのみがダークサイドへ。 9ならば失敗。ダークサイド行きの歪みは消滅してしまう。 ) ( 【判定】 ) [Thu 7 Dec 2006 01:33:28]
◆カタリナ > ( 二人は眼前に迫っていた。腫れて痛む舌は使わず、両足で掴みかかって踏み倒し喰らい付く手段を選んだカタリナ。しかし、痛みを堪えてでも舌で突き刺して殺すべきだったのかもしれない。 ) ……………!? ( 此方からも掴みかかろうと伸ばした手―― 性格には足だが。それが寒河江未希の手に捕まれる。寒河江未希はキミドリの円盤から飛び降りて、まるで呪文のような言葉を紡いだ。 こいつらは一体何をしようとしているのか。カタリナは漸く二人がここに逃げてきたのではなく、自分がここに誘い込まれたのだと知った。 ぐにゃりと風景が歪む―――。 ) [Thu 7 Dec 2006 01:24:05]
◆ナンテコッタ > ―― わッ!?ちょ エミキー ッ!?( た、と軽い音がして 急に後ろが軽くなって、つんのめるようにバランスを崩しかける。 ここはヴェイトス大学の中に幾つもある時空の歪み。「ダークサイド」の入り口。 それを使おうと言い出したのは自分だし、噂話の内容も知ってる。尚且つ、本当に行方不明者が出た事も。 自分が入った訳ではないから調査不足にも程があるが―― 未希が叫ぶキーワード。 ども、それは、そしたら―― 12段目が、蹴られる。 ) 手ぇー ッッ!! ( あたまがぐるぐるする。 けれど、これは確信だ。 「門」が開けば、カタリナもろとも未希も「向こう側」へ飛んでいく。 戻ってくる保障はない。 それどころか、戻ってこない可能性のほうが高い分の悪すぎる賭け。 飛んでゆくその手を掴もうと、手を伸ばす―― ) [Thu 7 Dec 2006 01:20:32]
◆寒河江未希 > ( 一人出来たのには訳があった。 ) ―――11――― ( 結局、上手い事やる方法が今の今に至っても思いつかなかったのはやっぱりキツイところだが。 ) ―――12――― ( 「ダークサイド」のに入るには決まったやり方がある。 例えば此処なら、真夜中に階段の数を数えて「13段目」があったら、それを踏まないで上りきること。 ) ―――13――― ( 怪物にそれをやらせる、というのにはやっぱり無理があって。 ) …ありがと、此処までで良いや。 ( 誰かがその儀式をちゃんと踏襲しなきゃいけないってこと。 確かに13段目を確認して円盤から滑るように跳び下りた。 そして。 ) 『ダークサイドへようこそ!!』 ( 「カタリナ」の何処でも良い、どこかを掴もうと手を伸ばし、12段目から一段飛ばしで駆け上がるッ!! ) [Thu 7 Dec 2006 01:10:14]
◆カタリナ > ぎげ、グアァァ――ッ!! ギ、ギ、フ、二人ドモグイゴロヂデやう!やる! ( やや不安定に空を飛ぶそれを追い、カタリナは階段に足を掛けた。 上り続ければいずれ屋上に追い詰められると思っていたが、このキミドリのせいでそのまま空に飛んで逃げられるのではと思ったカタリナは更に階段を昇ろうとする。壁や天井に貼り付く事の出来るカタリナだが、空を飛ぶことは出来ない。つまり―― このまま逃がしてしまうのではと焦っていたのだ。どうにかして此処で仕留めねばならない。 ) [Thu 7 Dec 2006 01:01:38]
◆ナンテコッタ > 舌はおかしくなったみたいネー?( 唐辛子攻撃も、舌を封じる、という意味で意味があった様だ。 加重にバランスを崩してぐらり、とゆれる円盤の反対側をぐっ、と踏み込んで何とか建て直し、捕まるように促して―― 流石に一人用のものに二人はバランスが悪い 少々ぐらぐらしながら円盤は階段の上を滑り―― カウント ダウン―― ) [Thu 7 Dec 2006 00:57:22]
◆寒河江未希 > 舌がおかしいのはアンタの方だよ…これ乗るの怖いから嫌いなんだよ――――( とはいえまだ距離はある。 起き上がったのは良いけど足はぱんぱんだし、安定感の悪い円盤に足を引っ掛けて――案の定思いっきりバランスを崩して大きく揺れた。 ) …ったく、掴まり易い取っ手とかさぁ――――! ( 速度的に間に合うだろうか? 視界の中に階段が確かに入ると、その階段の段数を確かめる。 ) 1…2…3…4…5… ( 獣のような咽喉のかれた叫び声が近付く。 ) 6、7、8、9、10… [Thu 7 Dec 2006 00:52:44]
◆カタリナ > ウウゥゥ……ッ に、人間はこんなモノ食ってるのかァァ――ッ!!舌がドウカシテルんじゃネェ―― のかアァ――ッ!! ( 自慢の舌がヒリヒリと腫れて、喉が焼ける感覚がいつまで経っても収まらない。水、水だ。水が欲しい。しかし、それを探しに行っている暇は無さそうだ。こいつ等の血でそれを満たすとしよう。 ) う、 ウガガガッ! ( ふらふらと立ち上がると、四足のまま必死にその後を追う。 ) [Thu 7 Dec 2006 00:45:36]
◆ナンテコッタ > うーん、舌が出る前に上から叩く、とかー?( 舌が千切れ飛ぶ>流血>窒息死って寸法。かなりシビアなタイミングになるのが問題。思いつきだった。咄嗟に出来る事なんて、何度も何度も繰り返して体に染み込んだことだけ。 今だ自分は”空飛ぶ円盤”の上、手を引かれればすいー、と空中を滑りだし―― ) ちょい待っち、あそこ 行くんでしょ?乗って ( 向かう先は、上り階段―― だとしたら・・・ ぐ、と手を引っ張って 乗れ、と 息も切れているし足元もふらふら。 マナの流れは悪いが、滑っていったほうが早い ちら、と後ろを振り返り―― 早いトコ、射程圏外に逃れねば ) [Thu 7 Dec 2006 00:42:12]
◆寒河江未希 > 不本意ながら完璧な連携――――えげつない言うなッ…考えたんだから――――で、なんか策ある? 無きゃ考えるけど。 ( ぜはぜは呼吸を整えながら起き上がり、足でカタリナを引っぺがして離れる。 やっぱりコイツ、頭はよくない。 喋れるけど、その程度――――やたら光りまくる偽エルフの手を引いて、向かう先は廊下の向こうの登り階段。 時間的にも、良い頃合―――。 ) [Thu 7 Dec 2006 00:35:08]
◆カタリナ > ( キミドリはどうやらコイツの仲間らしい。助けに来た、と言うわけか?己の目の前でキミドリは折角追い詰めた獲物に手を差し伸べ、奪おうとしている。 がぱッ、と口を開け、宙にいるキミドリ目掛けて舌を突き出そうとしたその刹那。 ) …………… ? ( もが、と何かが口に放り込まれた。それはざらざらした何か。何だろうと思った瞬間、じわりじわりと味覚を刺激するその感覚。 ) …………ッ!! ( 思わず身体を仰け反った。熱い、熱い、熱い、熱い、熱い!熱い!熱いッ!熱いッ!!! 魔界に調味料などあるだろうか。少なくとも自分が住んでいた環境には無かった。 ) もげッ、ギアァァアァァ――ッ!! アヒイィ――! ( 加えて、キミドリから放たれる眩い光。視覚を塞がれ口の中に変なものを突っ込まれ、カタリナはごろんと少女の上から転がり落ちるとバタバタと悶絶した。 ) [Thu 7 Dec 2006 00:29:56]
◆ナンテコッタ > ワオ!すンごい丈夫―― ( 体重と勢いを乗せた激突の衝撃は木製バットで思いっきりブン殴った位の威力はある筈だが、死ななかった。 それどころか意識もあり、こちらを見てしっかりと認識している。 見た目は正に逆さまオバケだが、相当に頑丈らしい。 でも、こっちを見てるのならば―― ) ナンテコッタ・フラーッシュ! ( ひらひらと空中泳がせた両手にピースサイン2つ、それを目の横にぴし、と当てて―― 目からビゴーっと光放った! 単に光るだけでビームとかそんなモンじゃないが、直視すれば目晦ましくらいにはなるだろう。超眩しい。 ) うわぁ・・・ エミキーえげつなーい・・・ッ!( びくっ、傍から見てもまっかっか過ぎるその粉に戦慄したッ。 ) そんなのいいから、早く早く――ッ [Thu 7 Dec 2006 00:24:00]
◆寒河江未希 > ( 光と音だけで何が起きたか理解できるのは何だか自分でも馴らされてるみたいで凄く嫌だが。 突然の事態にそう驚く事無く状況を理解できたのは良しとしよう。 一人で勝手に寮を抜けてこんな所をウロウロしていた手前、どうにもバツが悪げに伸ばした手を捉まえて立ち上がろうと…いや、その前に。 ) …おい、カタリナ。 ( ポケットの中で掴んでいたそれ。 指で封を切り、おもむろに――――。 ) ―――…アンタ晩御飯まだでしょ。 ( その大きな口目掛けて、小さな袋の中に入った真っ赤な粉を放り込んだ。 たっぷりスプーン3杯分くらいはある、食堂の七味唐辛子。 ) [Thu 7 Dec 2006 00:14:37]
◆カタリナ > ……… アギ。 ( 頭の中がぐわんぐわん揺れて、カタリナは寒河江未希の上でビクビクと痙攣した。どうやら軽い脳震盪を起こしているようだ。その姿勢は図らずも寒河江未希をガラスのシャワーから庇う形になり、細かな傷が化け物に付く。 ――やがて意識を取り戻しても、すぐに立ち直れるわけでは無い。 ) が、ハ……ッ! う、ウゥッ!? ( 滲む視界の中に映るのは黄緑色の異様な何かだ。カタリナには羽も無いのに空を飛び、眼に痛い程の輝きを放つソレは異様以外の何者でもなかった。 ) [Thu 7 Dec 2006 00:07:07]
◆ナンテコッタ > ( ごッ 硬い木材に重く響く音。ずっこけて、腰を抜かしたよに横たわる少女の直ぐ真上 空中でエッジを立ててブレーキをかけるように円盤―― 木製のマジックシールドだが ――を踏み込んで怪人の頭に、重さとスピード、飛行に関わる運動エネルギーが全て乗った分厚い底面をモロにブチ当てた。 きっと、鼻血どこじゃ済まない ) ワオ!すンごい音したぞぅー☆ ( 光が収まる中、出てきたのはキミドリ色のアレ 膝を曲げ更に踏み込み、怪人の頭を蹴り離し そのまま体を捻ってバウンドするよにターンして―― ぶわっ、っと黄緑色の光が舞う。 ) アナタのピンチにズバッと参上!ナンテコッタでぃすよー! かァ―― こイイ!!( 勢いを殺すよにぎゅるん、と一度縦回転し、その円盤の上でぴし、と水兵風に米神に二本指を当て はい、と悪態を突く金髪に手を差し伸べ ) [Thu 7 Dec 2006 00:02:53]
◆寒河江未希 > ( 「武器」はまだ幾らかある。 もうちょい頑張ればこぅ、なんとか、死ななくて済むんじゃないのかって程度にはまだ希望もあるってもんで――――ジャケットのポケットの中を確かめ、勝ち誇るバケモノにどう反撃するかって一人で考えてれば、だ。 ) ――――うぉっ、まぶしっ!! ( お決まりの台詞が不覚にも毀れ、次の瞬間ヒステリックに響く轟音、及び奇声。 助かったっちゃぁ助かったけどそれ、モロに硝子のシャワーが降り注ぐんですけど…! とりあえず両手で顔を庇って丸まって遣り過ごそう。 ) …ッとに…ばかっ! ( 死にかけて言うもんじゃないなんて分かってるけどさ。 ) [Wed 6 Dec 2006 23:53:50]
◆カタリナ > ヒ ヒ ヒ。 お前ノ目玉、トッテモ綺麗ダ――。 まるで宝石ミテーに綺麗。くり貫いて、飾っておきたイ…。 ( 勝者の余韻とでも言うのだろうか、すぐに殺して食うような真似はしない。舌をだらりと垂らし、生暖かいそれで寒河江未希の首筋を撫でる。熱い吐息を吹きかけるその様はまるで情婦のよう。もう少し知識のあるものだったら懐を弄るその手に注視し、掴んで止めさせるぐらいの事はしただろうが、完全に勝利を確信した化け物はそれもせず。 ――視界の外、具体的には窓の外からの眩い光に視線を横へずらしたのは正にその瞬間だ。 ) ………も、モウ朝になっちまッたのカーッ!!!? ( そんな間抜けな叫びと窓が割れるのはほぼ同時だろうか。謎の飛行物体がこっちに突っ込んできて、衝撃と共に視界が歪んだ。 ……円盤の硬い面が、思い切りカタリナの頭にブチ当たったのだ。 ) [Wed 6 Dec 2006 23:47:21]
◆光 > ( 四角く切り取られた窓枠から夜闇を切り裂き、目も眩む様な―― 光源は窓の外 至近。 空中を滑り 窓を、突き破る。 ) ヤ―――ッ ッハ―――――ッ! ( 固い物がぶつかる音と共に砕け散り、キラキラと光を反射する硝子の中から躍り出たのは、マナの光を撒き散らして跳ぶ円盤とその上に乗る光り輝くヒトガタ。それは斜めに窓を突き破り、四角に切り取られた廊下の空間をうねりながら滑り 廊下を一度 ゴッ、と擦ってから危なっかしく軌道を立て直せば―― その勢いのまま少女に飛び掛る怪人へと向かって宙を滑り円盤の底をぶつけるよに突き進むッ ) [Wed 6 Dec 2006 23:43:38]
◆寒河江未希 > ( 息が上がって苦しい。 こうしている1秒2秒が不味いっていうのに、身体の方が言う事を聞いてくれないんじゃどうしようもなく―――膝立ちになった所であっという間に追いつかれ、あっという間に直ぐ其処。 力の差は歴然、飛び掛って蹴飛ばすように踏みつけられれば、余計に呼吸が出来ず声にならない唸りを上げ、けほけほと咳き込んで咽せた。 ヤバイ。絶体絶命。この距離じゃ―――いや、まて。 咄嗟に探るのはポケットの中。 さっき拾った棒キレはとっくに投げ捨てていた。 ) [Wed 6 Dec 2006 23:30:33]
お知らせ > 光さんが入室されました。 『窓の外 強烈な光――』 [Wed 6 Dec 2006 23:26:38]
◆カタリナ > ( 獲物の走る先に目的がある事をカタリナは知らない。知っていればもう少し警戒ぐらいはしただろうが――。目の前にぶら下げられた人参を追いかけ続けるロバのように、逃げ続ける背中を追いかける、そして。 ) ギャハハハ―――ッ!! ( 聞くが良い。意味不明の言葉を羅列する魔界の化け物でも、笑い声だけは共通らしい。思い切り転ぶ相手を見て、いよいよ追い詰めたと歓喜の笑みを浮かべる。床を蹴り飛び掛り、左足で寒河江未希の身体を押さえつけようとする。 ) うひひひひ!うひーっ! ひひひひひひ! ( 廊下中に愉快そうなカタリナの笑い声が轟いた。 ) [Wed 6 Dec 2006 23:25:07]
◆寒河江未希 > ( もうとっくに普段自分が限界だと思っている以上の距離を全力で走っている。 本当に加減抜きで走るとどうなるかって、やっぱり身体の方が先に強制ストップをかける、みたいで。 ) ――――ッう――――…!!! ( もうちょっと頑張れよ、身体。 他人事みたいな悪態を吐きながら廊下の真ん中に思いっきりずッこけた。 決定的に空気が足りない。 1度倒れればもう足はがたがた言ってて立ち上がる暇も無い。 目的の場所はもう、直ぐ其処なのに。 ) [Wed 6 Dec 2006 23:18:03]
◆カタリナ > シャアアァアァ―――ッ!! ( 思った以上に追いつけず、怒りにも満ちた化け物の声が廊下に響く。階段を上りきって、床を滑り正面の壁に激突しながらも廊下を右へ。 ) アアアアアルィィィィィィイイッ! イギィィイイイッ! ヘ、ヒギギ!ヒギ! ( 意味不明の奇声を羅列し、少しずつ少しずつその差を詰めようとする。 ) ニ、ニ、ニ、ニゲ キレル トッ! オボッデンのが! あひっ!ギヒヒッ! [Wed 6 Dec 2006 23:11:22]
◆寒河江未希 > ……ッ!! ( 背後で何か大きな音が響いてぱらぱらと背中に飛礫が当たった。 何処も痛くない。 まだ、大丈夫だ。 振り向かないでそのまま階段を駆け上がり、4階へ。 さっそく苦しくなって来た呼吸に日頃の運動不足なんかを祟りつつ―――――。 ) …くそ、此処からじゃ駄目だ。 ( 目指す場所はここじゃない。 階段は4階で途切れ、廊下は左右に続く。 迷っている暇は無く、咄嗟に右を選んだ。 まだ追いついてくる気配は無く―――案外、思った程の怪物じゃないんじゃないかって余裕も出てきた。 もうちょっとだけ持て、呼吸。 ) [Wed 6 Dec 2006 23:05:25]
◆カタリナ > ( 追う側から見てもう少しで手(舌)が届くと見たのか、或いは威嚇の為か―― まだ距離があるにも関わらずカタリナは不意に舌をその背中目掛けて発射した。舌は逃げる背中には届かず、床に突き刺さり床が割れる音が響く。ガンッという音と共に。 ) ハアアァァ―――……… ッ ( 階段を昇るのを見上げ、カタリナはそれを追う。 ――しかし、こういう連続的に続く段差に慣れていないのか、その追いかけるスピードはやや鈍化した。 ) [Wed 6 Dec 2006 22:58:32]
◆寒河江未希 > ( あれこれ考えていた策だとか小技なんてそう上手い事ぽんと出てくるわけも無く。 振り向いたって良い事なんて何も無いから前を向いたまま兎に角全力で走った。 階段に辿り着けば迷わず上に行く方を選び、1段飛ばしで駆け上がる。 まだ大丈夫か? 時間が経てば経つほど距離は近付き、「舌」の射程範囲に入ってしまうだろう。 人体を貫通するような、大の大人を持ち上げるようなヤツだ。 アレだけは貰っちゃいけない。 ) [Wed 6 Dec 2006 22:51:04]
◆カタリナ > ( 後方から聞こえた声に、ぐるりと顔を向ける。犬や熊は背を向けて逃げる相手を見ると、追いかける習性があるらしい。カタリナはどうか知らないが―― 逃げるものを弱いもの、捕食対象と見るのは自然である。その暗闇の中を駆ける髪の色には見覚えがあるのだし。 ぺたん、と背を倒して四足の体制を取ると、寒河江未希の後方よりひたひたと素足で駆ける音が追いかける。カタリナは声を発しない、獣染みた吐息すら吐かない。ただ、ひたひたひたひたひたひたひたひたひたと。 ) ( しかし、最初から開いていた距離。踵を返し駆け出すまでの時間。そして怪我を負ったカタリナの足は、追いつくまでに有る程度の時間を必要とする。此方の方が早いが、だからと言って圧倒的な差があるわけでは無い。 ) [Wed 6 Dec 2006 22:44:59]
◆寒河江未希 > ( 近くの窓ガラスが割れている。 まったく、どおりで寒いと思った、なんて心の中で悪態を吐きながら足音を忍ばせ、2歩、3歩―――。 ) ッわ…!! ( 思わず。 反応した。 不快な響きの混じる、辛うじて女の声帯から洩れる音に反射的に踵を返し、全力で駆け出す。 はっきり言って走るのは遅い。 徒競走なんて大ッ嫌いだ。 ) …カ タ リ ナ ッ!!! ( 何故だか分からないまま、その名前(と思われるもの)を呼び付けた。 ) [Wed 6 Dec 2006 22:37:45]
◆カタリナ > ( 寒河江未希の予想通り、カタリナは余所で巣を作り此処と往復している。移動する時間は決まって夜、侵入の方法は至ってシンプルで―― 近くにブチ破られた窓ガラスの破片が散らばっているのが見えるだろう。 カタリナの目的は当然マジュツカノアトノマツリとあの金髪――寒河江未希だが、どちらかと言えば復讐を果たすという意味でアトノマツリの方を追っている。が、どちらにせよ目の前に現れた人間はとりあえず襲う積もりだが。 ) …………ア――ッ! ( 寒河江未希がゆっくりと後退を始めた時、突然奇声を上げる化け物。気付いたか?化け物は貴女の気配に気付いたのか? 否、何をするかと思えば背中をボリボリと掻き毟り始めた。 ……単に背中が痒かっただけのようだ。 ) [Wed 6 Dec 2006 22:30:41]
◆寒河江未希 > ―――――――。 ( 居るんだもんな。 思わず妙な笑いすら洩れる、あっけない遭遇。 ) ( 笑っているけど腕がびりびりと痺れている。 目元から耳までがじんわり熱くて思考を散漫にさせる。 ) ( 今更ビビるな、なんて無茶を言う自分と、案外やる気満々な自分。 その割について来ない冷え切った足。膝が震えている。 ) ( 先ずは距離だ。 気付かれる前に出来るだけ後ろ向きに後退をはじめ、階段の所まで戻ろうと――――。 ) [Wed 6 Dec 2006 22:24:01]
◆カタリナ > ( 女の、 背中。 ) ( ゆらり、ゆらりと廊下の中央を陣取って。けれど、顔は反対側を向いている。まだ未希の気配には気付いていないようだ。 ) [Wed 6 Dec 2006 22:18:38]
お知らせ > カタリナさんが来ました。 『闇の中に浮ぶ色白の――』 [Wed 6 Dec 2006 22:16:30]
◆寒河江未希 > ( 廊下に戻ってゆっくりと歩きながら考える。 アレはもう此処には居ないかもしれない。 予感は外れて、とっくにスラム辺りに逃げ込んでいるとか。 どうも最近向こうは物騒な事件も多いと聞くし、案外アレが暴れているっていう事もありえる。 動物的な本能の話をするなら、まだアレがこの辺りに潜伏しているメリットなんて無いし、若し居るとしたらもっと被害者が続出しているんじゃないかって。 ) …巣を他所に作ってたまに此処を見に来ている? ( 引っかかるのはアトノマツリの二度目の遭遇。 正確にはそれを含めて3度姿を現していると言う事。 ) ( 思考を1度放り出して、1つ大きく息を吸った。 ) [Wed 6 Dec 2006 22:13:08]
◆寒河江未希 > ――――度々悪いとは思うんだけどね。 ( 階段脇の清掃用具庫の一つを開き、また箒を一本拝借する。 房の部分は要らないから、ちょっと時間をかけてゴリゴリと壊した。 即席クォータースタッフの出来上がりだ。 武器としては脆すぎるけど、私の腕力で振り回せる重さってのもある。 無いよりずっとマシだ。 あんまやると問題になって用具庫に鍵がつきそうだが。 ) [Wed 6 Dec 2006 22:02:58]
◆寒河江未希 > ( アトノマツリなら喜んで茶化すだろうか。「やっぱり」とか言って。 自分でも説明しきれないけれど、この馬鹿げた徘徊には意味があると思う。 繰り返し歩くのは多分何かの準備で、それが大抵この大学なのは此処がその舞台だから。 根拠よりも先に結論が来てしまうんだからこんな話は馬鹿げている。 誰かに説明しようと思うのはとっくにやめてしまった。 ) [Wed 6 Dec 2006 21:48:33]
◆寒河江未希 > ( これは「夜警」だ。誰に頼まれたでもなく、何の義務があるでもなく、自然と身に付いた週間みたいなもの。 自分でも何のためにやっているのか分からないし、確か最初はそう、中庭に立っている幽霊を見つけてからだ。 もうずっと見て居ないけれど、あの髪の長い女はまだこの広い構内の何処かに居るんだろうか? ) ( 白い息を吐き出して窓の外を見下ろす。 あの時みたいに3階の窓から眺めても、幽霊の姿は無かった。 ) [Wed 6 Dec 2006 21:36:37]
◆寒河江未希 > ( かつ、こつ、と革のブーツが廊下に音を立てる。 一人、灯りは点けないで長い廊下を歩いている。 空は隙間無い曇り空で、窓を閉め切っていても酷く冷え込む。 寒いのは嫌いだし、冬なんか無くなってしまえば良いのに。 去年もそんな事を言いながら夜の廊下を歩いたっけか。 ) [Wed 6 Dec 2006 21:30:50]
お知らせ > 寒河江未希さんが来ました。 [Wed 6 Dec 2006 21:24:32]
お知らせ > 水蓮さんが帰りました。 [Sat 2 Dec 2006 23:02:23]
◆水蓮 > …………っとと、そろそろ時間みたいだね。 それじゃあ、今日の講義はこれにて終了。 ( 散ッ! とか忍っぽい合図をかけてから、行きと同じように台車に乗って帰ったそうな。 ) [Sat 2 Dec 2006 23:02:21]
◆水蓮 > まつまるところはだね。 ( そこで人形は、外人のようなオーバーリアクションで肩をすくめて見せた。 ) 全然なんにもわからんっつーのが、現在の学説ね。 ( 黒板に大きな「不明」が書かれた。 ) 勿論、大学としても最も効率的な手段を用いて知覚能力を高めようとはしているけど、それも経験則でしかないし必ずしも万人に通用するものではないために、君たちは日々苦しんだりしているわけだ。 だが悲観することはない。 いまのところ、なにをやってもどうやっても欠片ほども上達しない魔力不通人間というのは公的に確認された記録はない。 ( 恐らくこの場にいるもので、得手不得手はともかくとして欠片ほどの才能も見出せない人間などいるまい、と室内を見回して。 ) [Sat 2 Dec 2006 22:52:12]
◆水蓮 > 修行や鍛錬において魔力の知覚力を高めることができる………とは言うけれど、その方法は流派などによって異なる。 古くから続く魔術師の血脈などにおいてはそこ独自のものもあり、まあぶっちゃけると方法なんてゴマンとあるわけだよ。 ただ、一部の方法を除けばそれらの全ては精神修養などによるものだと推測される。 肉体的感覚で魔力を捉えるというのはどうも人間には困難らしい。 魔術を行使する野生動物・植物には嗅覚などで魔力がわかるらしいのもいるけれど、それがイメージ的なものなのか実際に物理的に嗅ぎ取っているかは不明。 ( 黒板には不明の文字がいくつか書かれていた。 学生たちの反応はさまざまで一律には言えないが、おおむね真面目な様子でよかったというか。 ) [Sat 2 Dec 2006 22:42:12]
◆水蓮 > 技術としては確立されている…………けれど、魔術の行使において、人は先天的に可能なものと不可能なもの、とまではいかないけれど、才能のあるものと困難なものの二種類に分けられてしまう。 そのハードルの第一段階が、魔力を知覚できるか、ということにあるね。 技術者が魔力を知覚せずとも印や陣などで術を発生させるものもあるけれど、これは一般魔術師などが自分の意思で魔力を操れることとは大きな差があるね。 ( 人形の言葉が進むと同時に、助手は要点をまとめて黒板へと記入していく。 恐らくあらかじめかくことは決まっているのだろう。 よどみない。 ) [Sat 2 Dec 2006 22:32:18]
◆水蓮 > まず魔力、というものについてだが…………いまだにこれがなんであるかは明確な存在の確認はできていない。 それがなんであるかというのは定説こそあれ確定していないって事だね。 魔術・魔法と呼称される技術は、古くからの経験則から魔力というものの存在を肯定し、前提としているわけ。 まあこういうのはみんなもう知っているかもしれないけどね。 前回の講義でも言ったけど覚えているかな、と。 ( 助手が黒板にかつかつと「魔力」と大きく書き込んだ。 ―――なんだか、学級会議の議長とか、そんな感じではあった。 ) [Sat 2 Dec 2006 22:22:16]
◆水蓮 > ええとじゃあね、今日は前回に引き続き「魔力」に関して底上げするとしようかね。 ( まあ変なのは最初だけで後は時々怪しいだけだからいいか、と適応性の高い学生諸君。 一部はろろーん、と汚染された挨拶を返す学生がでてしまっているのは問題だが、あまりにも穏やかな洗脳である。 ) [Sat 2 Dec 2006 22:12:42]
◆水蓮 > はろろーん、第二回夜間講義ということで今回のテーマは「肉じゃがのメインは肉かジャガイモか」っつーところ、なわけないから、本気にして料理の本持ってきた人はしまうよーに! ( 助手に台車に乗せられ講義室に入って早々、叫んだ人形。 手にはメガホンだが二度目ともなると既に誰も奇異の目で見ないむしろ冷たい視線の大学クオリティ。 ) [Sat 2 Dec 2006 22:02:58]
お知らせ > 水蓮さんが来ました。 [Sat 2 Dec 2006 22:00:38]
お知らせ > 跡野末理さんが退室されました。 『( 合掌! ははたしてどちらにか――― )』 [Sat 2 Dec 2006 02:09:00]
お知らせ > 寒河江未希さんが帰りました。 『 75:転回 』 [Sat 2 Dec 2006 02:07:40]
◆寒河江未希 > ( 脱がされるまで気付かない⇒朝っぱらから裸で全力殴打⇒忍者(?)裸にすると強い説確証。 そんなコンボが明日の朝、私の身に降りかかるという事をまだ、知らないわけで――――食い下がるアトノマツリの言葉に気の無い返事をしながら偽エルフを背負って寮へ。 久しぶりにまともに休める、とか思いながら。 ) [Sat 2 Dec 2006 02:07:37]
◆跡野末理 > ―――あんな怪物から何がでるとも思えない… むしろ『出た』形があんな怪物なんでしょうけど。 面白いじゃない? …不安なのにこんな所まで、一人で来ちゃうエミキーの言葉じゃないわ…。 いつかは誰かに退治されるけど、多分、一番早く退治出来るのが私達だからそうするのよ。 分かってるんじゃない? 〜なんて。 私が『違う』かもしれないんだけどね。 ……私はさ、目の前で一人やられたのも気分悪いし…… それで逃げるしかなかったのも、もっと癪だから……。 エミキーはどうして、そんな事言いながら乗ってくれるのよ? ( エミキーが一人で運ぶのに疲れ切ったら、半分だけ手伝ってあげる。 ―――そしておめでとう。 偶数におめでとう ) [Sat 2 Dec 2006 02:03:08]
お知らせ > ナンテコッタさんが帰りました。 『ぐー・・・。( 病数末尾偶数で手を出す。奇数で出さない とか。 )』 [Sat 2 Dec 2006 01:54:04]
◆寒河江未希 > 淫行働いたら血が出るまで殴る。 ( 本気だ。 部屋を訪ねたら真っ最中だった事とかもあるし。 泊まるのもかなり勇気のいる選択肢だが――――部屋の隅で何か適当に被って寝るか。 ) 忍者でも落ち武者でも良いよ…なんだってそんなやる気満々なのかね…どうせあんな化け物いつかは誰かに退治され…ッと、ちょ、馬鹿寝るな…ッ! 寮、遠いんだから…!! ( 人一人担いで何百mも歩く体力は絶対無い、ぞ。 階段とかもあるんだから…!! ) [Sat 2 Dec 2006 01:46:41]
◆跡野末理 > エミキーは私より興味深い素材よ? 天然だもの。 ……(裸足のほうが…素手&裸は…)……。 あー、はいはい。 そうね? で、そんな事知ってるエミキーは実は忍者なのよ。 ( 思わず半眼になるのも束の間。 からから笑ってひらひら手を振ろう ) ―――そうかしら? 最後まで覗いてたら、期待し過ぎかどうか分かるかしらね。 ( 気付かれていたとは言え、出て来るのが早かったかと苦笑を零す。 期待し過ぎ… そうかもしれない。 でも、どこまで出来るかには興味があって、諦めている節があるように思えるエミキーが、少しじれったい ) 覚え易いでしょ? 遺跡の野に末期の理、と書く。 でも落ち武者じゃないわ――― …ほらコッタ、忍者さんが泊まってくれるって。 色々試すと良いわ。 ……作戦? 良かった。 呼び出したはいいけどそこまで考えていなかったの。 …それじゃ、二人ともカタリナをどうにかしようって気はあるって事でいいわね。 このまま解決に時間をかけて、犠牲者を増やす前に。 ………ありがと。 ( 満足気に微笑み、おねむなナンテコッタには微苦笑。 今夜は寝かせてもらえないかもしれない? エミキーの肩をぽむ、と叩き… 寮へ帰ろうか。 ―――気を失ってる? 大丈夫よどうせ起きるから ) [Sat 2 Dec 2006 01:38:27]
◆ナンテコッタ > くわしー相談はー・・・ またー コンドー・・・・・・ ( がっくり、糸が切れたようにスリープモードに入りました。ほれ、頭強打とかしてるしナ。今更失神とか。 ) [Sat 2 Dec 2006 01:31:22]
◆ナンテコッタ > わっふー?なるほど納得ー。マトゥリちゃんもけっこうおちゃめ?それはともかく、ナンテコッタはわざわざ白状してくれるマトゥリちゃんが大好きでぃすヨ?( 噛み付かん勢いにもナンテコッタめげません。にへらー、と緩い笑みを浮かべ らヴー、とか。 ) んでもって、ナンテコッタはー、迷子の迷子のサガエミキーを探してたのでありまシター? わォ!マジデー?アマウラニンジャはファンタスティクなイキモノでぃすね!今度試してみるます( ノッリノリで付け加えたね!今度実証する。お布団に侵入するだけじゃすまさないWA! ) オゥイエス、その件につきましてナンテコッタに作戦があるのディスがー サガエミキー捜索ミッションの成功条件を達成したナンテコッタはおねむでぃすよ? リセットボタンを押しつつ以下略なのディス。( ふあー、と欠伸をすれば、おやすみなさーいとオレンジ色のお目目を閉じて。 ※襟首捕まれたまま。 ) むにゃー・・・ 暫くおうち帰ってないみたいだし、木を隠すには森のナカー もとよりそうしよーと思ってー・・・ ナンテコッタ研究所にヨーソロー☆( かくかくと操り人形ちっくなゼスチャアとともにやっぱりカクカク頷き。研究所=自分の寮室だが。それぞれ自分の好き好きに空間を改造する魔術科寮の奇想天外っぷりに驚くと良い! 時々無重力だったり、ジャングルだったりするが。 ) [Sat 2 Dec 2006 01:27:47]
◆寒河江未希 > あんな所までホイホイ追って来るのはあんたくらいでしょ。 そういうのだったらあんたにも見張りついてると思うし――――まぁいいや。 そう、ニンジャは裸足のほうが強いんだよ。素手&裸はもっと強い。 これ常識。テストに出るよ。 ( 心底どうでも良い事を真面目に(?)メモる生物に助言など。書いとけ書いとけ。 ) つっかえ棒でアイツの口開けてる間にアンタが首を撥ねてくれるの待ち。 期待し過ぎなんだよだいたい――――後の祭りなんて最初からあだ名みないなもんじゃない。 ( ああ、緊張感無くなって来たし――――今日は出ない気がしてきた。 肩を竦めて歩き出し、適当な屑入を見つけて棒を放り込む。 ) 偽エルフ。 今日…っていうか暫らく泊めてくれない? 宿泊費は1日1由乃屋。味噌汁、御深厚つき。 [Sat 2 Dec 2006 01:16:13]
◆跡野末理 > ( 別口も別口。 正直夜の校舎をうろつくとは思っていなかったエミキーを捉えたのもついさっき、全部偶然だ ) 大学関係者っていう線は? 学術調査で。 ( 視線が邪魔となるとどんなボディーガードにも荷が重いと思うけど、そういえば盲目のボディーガードとか格好良い。 いちいち確認しなかったと答えられながらも、しれっとそんな事を聞きながら ) …役に立つと思って手に取ったんでしょ? 信じられないの? …逃げ回るのが精一杯と本気で思ってたら、一人で現場周辺をうろうろしないわ。 分かってるんじゃない? 近くに、アレがいる… ―――〜ぁ、大丈夫よ? サガエ・ミキだとは覚えたから。 その上での、あだ名。 あだ名は嫌い? ―――ってだからっ! エミキーを脅かそうと思ってカタリナのフリしてたのよ煩いわねっ! いいでしょどうでも! ( 靴の事突っ込まれると、ちょっと赤くなったり。 むきー ) カタリナに殺されるかもしれないわ。 大袈裟でもなんでもなく。 一人殺して、喰ってるんだから。 ―――で、そう。 二人に話があるって言ったのは、その事。 カタカタリナリナだか、そんな風に言ってたからカタリナって呼んでるんだけどね… 『怪物』でいいか。 …教授が殺された時、あそこに私も居たの… エミキーの予想通りね。 多分、私とエミキーを狙ってる。 一度は逃げた私に、今度は襲い掛かって来たから。 ―――で、ここからが相談。 あの怪物は、大学保安部や自警団に自分から挑まないだけの頭は持ってるわ。 囮を使うっていう手もあるかもしれないけど、引っ張り出してどうにかするのは、多分私達にしか出来ない。 ( 傷の恨みも教授の弔いもある。 『マジュツカノアトノマツリ』 とか連呼されるのも困る。 色々な都合はあるが ) [Sat 2 Dec 2006 01:05:09]
◆ナンテコッタ > あるぇ?マトゥリちゃん どーして今頃お靴はいてるディスカー それってアマウラ文化ー?ワビサビワサビー?( おめめキラキラさせてナンテコッタ秘密メモを懐からズバっと。「アマウラ人は普段裸足で歩き、人に会ってから靴を履く習慣がある」とか。 ) ちゃんと見るますたよぅ。ヒューマンは直ぐ死ぬとか殺すとかゆいますので、あてくしナンテコッタは命の大切さについてどう説明したものかとウムムと考えてたのでぃすよぅ!( 20分ばかりああでもないこうでもないとやってる内に忘れたが。 ) かたりーなー?マトゥリちゃん命名?( 襟首釣られたまま首かっくり ) 察するに、例の逆さまオバケのお話みたいディスかっ さっつじんじけーん。( ”食い散らかされた”死体が発見されたのは数日前。現場は今でも立ち入り禁止だけど―― ) [Sat 2 Dec 2006 00:51:18]
◆寒河江未希 > ( というかこいつらセットで嫌がらせ(?)しに来たんじゃなかったのか、とか今更全然別の勘違いに気付いた。 別口、らしい。 ) 知らない。 いちいち確認しなかったし、でも他に心当たりはないし。 コイツだったら隠れないし。 ( まぁアトノマツリが見てる事自体に実害は無いし、むしろ安全という理由で放置していた。 ある種無料ボディーガード。 やや視線が邪魔だが。 ) こんな棒役に立つもんか。 これ以上重いのはどうせ振り回せないし――――逃げ回って自分守るのが精一杯…っていうかお前ら、エミキーって言うなっ!!! ( がっ、と何も無い空間を蜘蛛の子を散らすように蹴っ飛ばした。 定着されてたまるか本当…!! ) 「カタリナ」? 名前? [Sat 2 Dec 2006 00:42:52]
◆跡野末理 > ―――ま、本物だー!って思い込まれちゃうよりはいいか… それにしても参ったわね。 見られてたとは思わなかった… でも、それ全部私だった? ( 靴を履いて。 バツ悪そうにお下げをいじりながら、ふむ と首を傾げよう。 復活してくるまでコッタはスルーだ! ) 〜あら? あの怪物をどうにかしようと思ってしたためたんじゃないの? 棒とか色々。 〜エミキーは気付く事が出来るんだから、探せばあるわよいくらでも。 出来ること。 ( 『私に出来る事なんか?』 またそういう事を言う、と肩をすくめた ) ―――コッタにも伝言残したじゃない。 …まだ見てない? 命が惜しくなければ〜なんて書いたから、やっぱり止めたのかと思ってたわよ。 ( エミキーをマークしていたのかそれとも偶然か… どちらにしろ夜の校舎に居るのなら、それも勘違いだったのだろうと笑おう。 …さて… ) ―――殺された教授の話は聞いてるわね。 あれをしたのは私とエミキーの知ってる怪物、カタリナよ。 [Sat 2 Dec 2006 00:36:03]
◆ナンテコッタ > ( 出てくる度にドメスティックな愛を頂戴している次第、ゼンジェン兄さん。ヒューマンは暴力的なイキモノデスッ! 指輪パンチされたりしてきましたけど棒で叩かれたのははぢめてです。ハムスター風味に頬腫らしながらでろんと脱力したままねっくはんぎんぐー。 ) う、ううー・・・ 帽子がなければ即死だったデス。何でこう、ナンテコッタのお友達は恥かしがり屋さんばっかりなんでショウー・・・ ( 指輪パンチとかされてきましたけどさすがに堪えたらしいよ!目減りって何かと!タフネス3ディスヨ! ) しかも、何だかマトゥリちゃんとエミキーとの間に漂うただならぬ親密な空気にナンテコッタはどーよーを隠せませんっ ちょ、ちょっと羨ましいぞぅー( 混ぜて混ぜてーとひょろひょろした手足ちたぱたしつつ、ナンテコッタが仲間になりたそうに見ている! ) [Sat 2 Dec 2006 00:29:03]
◆寒河江未希 > この馬鹿ッ…棒折れちゃったじゃない――――( 酷い言い分だが。 半ばで圧し折れて嫌な感じで繊維の見えた木の棒を放り出した。 後で塵箱でも見つけて捨てとこう。 ※襟首掴みっぱなし。 ) 胡散臭い忍者にはカタカナ表記語尾上げが基本でしょ。 忍魔女。 あんなヒトが来ないような所に言っても視界の隅にちらちらなんか見えれば気付くでしょ。 ( 溝川から上流に向けて、スラムに入るぎりぎり、自分以外の人間がそうそう視界に入らないような所でも常に誰かが距離を離して其処に居るのに気付いた。 それ以降も何度か、ちらほら。 落ち込む姿には残念ながら適当な言葉も思いつかないけど。 ) …別に。 やる気も何も、私に出来る事なんかないでしょ。 話があるっていうから返事はしたけど。 ( ぱ、と偽エルフから手を離して視線を逸らし、窓の外へ。 空は曇ってない。動く影は見逃さなくて済みそうだ。 ) [Sat 2 Dec 2006 00:20:18]
◆跡野末理 > ( やー、元気ねー、とか微笑ましそうにそんな様子を見守る。 キミドリちゃんのは自業自得だし私でもそうするし助けないよ。 あれくらいじゃ目減りしないって知ってる! ) ちょっとエミキー、アマウラ人でしょ? 語尾上げないで、別にいいけど。 ―――って何ッ…!? ずっと分かってたの!? いつから気付いてたっ! バレてないと思ったのに! ( 陰からマモってる積りだったのに色々と打ち砕かれたっぽく。 ドライな台詞には 『私はもうダメだわ…良い相方見つけなさいね… orz』 とかそんな感じで縦線背負った落ち込み方――― とりあえず、床冷たいし靴下を履こう。 左足には包帯が巻かれてる ) ―――エミキーもやる気になったみたいだしね。 ホントはもうちょっと隠れていたいところなんだけど、呼んだでしょ? 今日会う予定じゃなかったけど、話せるなら丁度良いと思って。 ( お返事ありがとう、とポケットから引っ張り出した走り書きをヒラヒラ振った ) [Sat 2 Dec 2006 00:09:50]
◆ナンテコッタ > もしもしもしもし家出娘は何処でs―― ( かー☆ とか、ほっぺに丸が浮かびそなイイ笑顔ではぐはぐー、と飛び掛ろうとしましたら―― このナンテコッタ、打ち合わせ無しの愛と友情の連携プレーとかそんな気の利いた協調性は一切持ち合わせておらぬッ!!(偶然だったヨ?)) uk―― !!!??!!?!!( 遠慮の欠片も無く大上段に振りかぶられた棒っきれが―― ゴッシャアッ!! 圧し折れ砕け散る木の棒も華やかに、クビがもげそな勢いで廊下に直角に叩き付けられましたッ。 ) はぶっ、ひぶッ・・・!?え、えみ―― ぱぶっ!?ちょ・・・ 激し―― ぺぎょッ!? ( パンパンパンパンといっそ景気の良い音と共に繰り出される激しすぎる愛情表現(ナンテコッタ視点)に二の句も告げませんッ うはwwwwwおkwwwwww ) [Sat 2 Dec 2006 00:02:16]
◆寒河江未希 > ( 「ひァ…ッ!!」と短く声を漏らして数秒。びりびりと爪先から頭まで痺れるような感じ。思ったより大きな声は、出なかった。そして。 ) ( 棒を ) ( 大上段に構えて↑ ) ( 振り下ろした↓ ) 久しぶりに出てきたと思ったらこの馬鹿ッ…馬鹿! 偽!! ニンジャ↑の涙ぐましい努力とか台無しだろう……!! ( 声を殺して黄緑色の生物の襟首掴み上げ、頬をぱんぱん張りつつだ。 ※確定ロルいくない。 ) …で、なに。 コソコソ見張るの、やめたわけ? [Fri 1 Dec 2006 23:49:14]
◆足音? > ( 足音はだんだんペースを上げている。 ぺたぺたぺたと闇の中、『ただの聴覚』にも音が捉えられる頃には駆け足になって――― すぐ手前の闇の向こうで、姿を見せぬままぴたりと止まる。 補足した獲物を射程内に捉えて、飛び掛るタイミングを計るように――― ってコッタヒドイ! せっかく脅かしてやろうと思ったのに! 寒い廊下をわざわざ裸足で走って頑張ったのに! いや、むしろこれは連携プレイ? こちらで注意をひきつけておいて本命はキミドリっていう愛と友情のなんとか!? 何でもいいか。 ちょっと居心地悪そうに、丸めたソックスを中に突っ込んだ革靴を手に、裸足のセーラー服が闇の向こうから現れた ) ―――まぁ、どうせバレてたかしら? 四つん這いでなんて走れないしねー ( 笑う。 コッタがどんな目に遭っても笑ってる! ) [Fri 1 Dec 2006 23:43:07]
◆ナンテコッタ > ばぁー☆寝ない子 だぁーれだ っ ( 空気読まないのが横からにょろっと出てきましたヨ!黒かったのは暗かった事に。 棒っきれ片手に廊下を振り返る少女の視界を埋め尽くすのはやたらとビビッドなキミドリと、オレンジ色のおめめ。 ハーイ!ナンテコッタでーす☆ アイムターゲッティング サガ エミ キィ ) [Fri 1 Dec 2006 23:39:26]
お知らせ > ナンテコッタさんが来ました。 『 貴方の視界に突然ミドリイロが! 』 [Fri 1 Dec 2006 23:34:14]
◆寒河江未希 > ―――――馬鹿みたい。 寒いっつの。 ( 何も起きない、何も現れないまま闇雲に広い構内を歩き回って1時間。それくらいかけて歩き回れるくらい広いというのもあるけど、結局こんな事をする意味もなければ義務も無い。 本当、寒いの嫌いなのに馬鹿みたいだ。 関わる義務もないなら、暫らく家で閉じ篭って書き物でもしていれば良い。 そんな事を考え出して息を吐き、棒っきれをどこかに置いて帰ろうかなんて。 家には「寮の友達の所に暫らく泊まる」とか書き置きをして来たけど、その実寮にも行っていない。 公衆浴場で寝てる感。 ) ……ん。 ( ふと、物音がした気がして振り返る。 暫しそのまま沈黙―――。 ) [Fri 1 Dec 2006 23:31:55]
◆足音? > ( ぺた ぺた と、裸足で廊下を歩く音がする。 もっとも『音がする』とは言っても、常人では響きもしないそんな音を、まだ捉えられはしないだろうけれど――― それはいつの間にか少しずつ、寒河江未希との距離を縮めていた。 ひたり―― ひたり―― ) [Fri 1 Dec 2006 23:25:22]
お知らせ > 足音?さんが来ました。 『( ひたり――― ひたり――― )』 [Fri 1 Dec 2006 23:22:45]
◆寒河江未希 > ( アトノマツリは未だ動き回っているみたいだ。 暫らく黙っていたけど、先日名指しで伝言があった。 それに件の怪物がまた来た時、一人警備の人が死んだというけれど――――拭き取られてもかすかに残る血の海の中、足跡は「三つ」。 無抵抗に途絶えた「犠牲者」、壁や天井にまで残る「裸足」、それから小刻みに場所を移動して不自然に飛び飛びになっている「もう1つの小さ目の靴跡」。 アトノマツリが怪我をしていたら多分、3人目はあいつ。 他にあの怪物とやりあった上で名乗りを上げない誰かが居る可能性がないわけじゃないけれど。 ) [Fri 1 Dec 2006 23:19:31]
◆寒河江未希 > ( 芸能科の私物ロッカーにギターを置いて、このまえ調達しておいた壊れた箒の柄と、食堂で分けてもらった粉の入った小さな包み袋を取り出す。 袋を上着のポケットに入れて軽い棒を何度か振り回し、いつもと変わらない顔で直ぐに教室を出た。 幸い、知り合いに出くわす事もなく、廊下は相変わらず教室より一段階寒く。 ) [Fri 1 Dec 2006 22:56:59]
◆寒河江未希 > ( 個人的な印象、この大学の警備は案外すかすかな気がする。 深夜まで研究やらなにやらで学生が時々歩き回る都合、深夜に一人歩いていても、遠くで足音が聞こえても、それほど不審がられる事もなし。 ここしばらくの事件のせいで流石にぴりぴりしている感じはするけれど、表面上はいつもと変わらない風を装っている感じだ。 ) …でも数は多いかな。 ( 見かける警備の数は少し多めのようだ。 ) [Fri 1 Dec 2006 22:46:00]
◆寒河江未希 > ( そして私は結局また此処に居る。 ) ……寒ィー。 ( 暗い廊下、灯りは目立ってしまうから要らない。 足音を忍ばせるように爪先で歩き、白い息を吐いて指先を温める。 寒いのは、嫌いだ。 あれこれと心の中で文句を言いながらこうして夜の構内をウロウロしてるのは――――まぁ、ちょっとした、若気の至りって事にしておく。 やんちゃなお年頃なんだろう。 多分。 それなりに準備だってしてあるし。 ) [Fri 1 Dec 2006 22:39:54]
お知らせ > 寒河江未希さんが入室されました。 [Fri 1 Dec 2006 22:27:21]
お知らせ > ヴェルセリオス@屋根の上さんが帰りました。 『虚ろなる、我が家へ』 [Fri 1 Dec 2006 02:03:24]
◆ヴェルセリオス@屋根の上 > ・・・・・・・・・・・・(魔族が攻めて来たあの戦乱も、赤い雨も、今ではもう思い出話。そんな風に言えるまで街は平穏を取り戻した。これが人間の強さなのだろう。そんな事を考えつつ、翼をばさりと広げて――――) [Fri 1 Dec 2006 02:03:10]
◆ヴェルセリオス@屋根の上 > (最近大学を騒がせている、這い回る女の事は知らない。残念ながら普段の交友範囲や、接するような相手に学生は居ないからだ。流石に大学に通うような学生はぎるがめっしゅにはまず来ない)・・・・・・流石に静かなものですね。とはいえ、全く明かりが無いとう事でも無いようですが・・・・まあ、色々と取り込む事もあるのでしょう。大学生というものも(記憶を掘り起こせば、大学生の知り合いが居ないわけでもない。一度しか逢ってないゆえ、知り合いというにも苦しいが――――) [Fri 1 Dec 2006 01:55:10]
◆ヴェルセリオス@屋根の上 > (微かな音を立てて着地する大学の屋根の上。学校の屋根なのか寮の屋根なのかは知らない。気にもして無い。ただ、以前何度か来た事があるのでここが大学の敷地なのはわかる)・・・・・・・・・・・・いい、季節・・・・夜は長いし、寒いと空が綺麗で――――(両手を空へと伸ばし、月をうっとりと眺めた。何故此処にいるかというと、只の通り道だ。建物が大きければ、当然舌から見られる確立は減る。いくら月が綺麗でも、普通の人間には飛んでいるところを見られる事は無いとは思うが――――念には念を、だ) [Fri 1 Dec 2006 01:46:18]
◆ヴェルセリオス@屋根の上 > ( [Fri 1 Dec 2006 01:41:06]
お知らせ > ヴェルセリオス@屋根の上さんが来ました。 『―――― トン 』 [Fri 1 Dec 2006 01:39:33]
お知らせ > エミリア@女子寮さんが帰りました。 『結局、お茶に使うお湯が冷え切るまで続いた』 [Thu 30 Nov 2006 21:36:16]
◆エミリア@女子寮 > (『そうそう、何だっけ、あの怪物…うーんと、総だった、何か変なもののこしてったとか言う噂よ。』そうしてめぐりめぐって。怪物の噂話に行き着いた。『ぇー、なにそれ? 私知らなーい』こんなところでそんな話をして、件の怪物が現れたらどうするのだろう。そうは、思ってもこの雰囲気では、中に戻ろうと言い出すことも難しい。) 確か、最初?の時に、蠢く肉の塊が残っていたとかいうのですか? (『私も詳しくは聞いて…そう、それそれ!』わたしの助け舟のような言葉に、話は更に盛り上がって行く。『最初の犠牲者は何でも…』話は、根も葉もないような噂話だらけ。) [Thu 30 Nov 2006 21:29:41]
◆エミリア@女子寮 > あぁ、ごめんなさい、遅れてしまって。 (結局わたしは、数分の遅刻。とはいっても、先に居たのは一人だけで、遅刻の罰を受けることはなかったけれど。)(結局、二人ほどはそのまま寝るそうで。名人の入れた紅茶と、各自持ち寄ったお菓子で、少し肌寒い夜のお茶会が始まった。魔術科に人形の先生が来ただとか、誰彼の色恋沙汰だとか、どれそれの授業でテストがあるだとか。後、ついでのように、風が冷たくなってね、とか。) [Thu 30 Nov 2006 21:10:39]
◆エミリア@女子寮 > (『それじゃ、十分後ねー』そう言って彼女は扉の向こうに消えて、他の友達―そしてわたしも、各自急いで部屋に戻った。食べたいもの、飲みたいものを探し出して、テラスへもっていくために。) それにしても、また、物騒な話ばかり聞きますね。 ええっと、確かビスケットがこのあたりに… (事件に事欠かないヴェイトス市、とでも言おうか。 そんなことを呟きながらも、わたしは数日前に買ってきたビスケットを探していた。 確か、紅茶を入れるのがうまい子がいたから、彼女に頼めばいいお茶会になるかもしれない―会話内容は兎も角。) んー、着替えは…上着だけ替えていこうかしら。 (白のカーディガンをとりだして、後はかばんの中身も入れ替えて…。) [Thu 30 Nov 2006 20:55:21]
◆エミリア@女子寮 > (『そう、ざんねんねー。私がいったときは、ほら、なんていうの。鉄臭いにおいが充満してて、闇の中でゆらりと動く…』例えば、今回の事件の場合、現に数名が行方不明―死亡している。『あれ? レミってその日風邪で寝込んでたじゃないの。昨日だって…』そして、現場を調べたら、人の仕業でなかったとも。『ちえ、ばれたかぁ。』) ふふ、レミさんらしいですね。 (『ああ、そうそう。そういえば、魔術科に…って、あーあ、もうついちゃったか。』今まで話を引っ張ってきた女学生―レミが新たな話を持ち出そうとしたときに、噂話に興じていた一団は、丁度彼女の部屋の前についた。落胆するのもつかの間、彼女は顔を上げて他の学生を見やる。『そだ、今からお茶会しない? テラスにでも、お菓子とか持ち寄ってさ、ねね?』) [Thu 30 Nov 2006 20:38:17]
◆エミリア@女子寮 > (『ねえ、きいたぁ?』ここはヴェイトス大学女子寮の廊下。おしゃべりをしながら、どこにでもいそうな女学生が数名集まって歩いている。『聞いた聞いた、また出たんだって?』立て続けに起こった、大学での怪事件は、大学中に噂として広まっていった。『気味悪いわぁ、あなたもそう思うでしょ?』でも、それらは所詮噂で。) ええ、怖いですね。 何でしたっけ? 『逆立ちして歩く化け物』? (噂の元をたどれば、又聞きの又聞き。発生場所さえつかめない。『そうそう、なんでも夜な夜な教室に居る人間を食べて回ってるんだって』とはいえ、それらの噂の全てが、嘘であるわけではない。『そういえば、あなたはあの事件現場見た?』) わたしは、用事もあって。行った時には、野次馬を見に行ったようなものでした。 [Thu 30 Nov 2006 20:23:05]
お知らせ > エミリア@女子寮さんが来ました。 『噂―その真実と嘘の比率』 [Thu 30 Nov 2006 20:11:15]
お知らせ > 跡野末理さんが帰りました。 『( ………ちくしょう……… )』 [Wed 29 Nov 2006 02:43:10]
お知らせ > カタリナさんが帰りました。 『翌朝。綺麗に腸を食い荒らされた男の死体が見つかるだろう。』 [Wed 29 Nov 2006 02:41:39]
◆カタリナ > ……………。 ( ぎし、と歯軋りを一つ。既に暗闇に塗れて相手の姿を見る事は出来ない。 だが―― カタリナは諦めない。必ずあの黒髪と金髪を喰らう。 今回は人が死んだ。もしかしたら大学内の警備は一層厳しくなるかもしれない。が、カタリナはそれを予想出来る頭は無いし、あったとしても諦めないだろう――。 ) マジュツカ ノ アトノマツリ………。 ( そしてもう一人。 ぐるりと振り向くと、喉を突かれた男の死体がある。 まあ……どうやら馳走にもありつけた。今晩は良しとしよう。相手とて、このままでは済まないというぐらい判っているだろうし…。 ) イヒ…そういえば、お腹ペコペコダッタ。 ( ひたり、ずるり。男の死体に覆いかぶさるようにして、遅めのディナーと行こうか。 ) [Wed 29 Nov 2006 02:37:58]
◆跡野末理 > ( 悔しさを露にする声を少し遠くに聞いて、抱くのは不安と後悔と、彼女と同じ、悔しさだけだ――― ) ―――ッそ。 …っくそ! ( 十分に距離を開けて、どん!と建物の壁を叩く。 ―――見回りの教師は仕方なかった。 カタリナが潜んでいたなら、自分が居なくとも餌食だっただろう。 本当に? ―――片付けられるものなら片付けようとした。 本気だった。 でもしくじったのは、相手が常識の範疇に無い強敵だったからだ。 本当に? ―――傷を負ったのは… もし、エミキーなら… 彼女は戦えない? その気になれば、私よりも上手くやるだろう――― ) ( 思いはそれぞれに… けれどこの夜、忍も『魔術科の学生として、事の重大さを理解した』。 エミキーの危惧を信じつつもどこかで本気にしていない節があったのだ…。 カタリナは、私『達』を狙って… ついでに、そこに居合わせた人にも手を出す――― 本当に。 ) ( そして、張り込んでいるのは大学。 肝心の保安部は学生の要請では動かないのではないか。 もっとも、大学が怪物を放置するとは考え難いが… では、何故、あそこにカタリナが居た…? …自治権を主張されて、自警団は手を出せない… ) ―――。 ( 左足の傷を見下ろして… せいぜい怯えた学生を演じ、どこか人の居る所へ駆け込もう…。 その通報が大学にとって、どういった意味のあるものなのかも考えながら ) [Wed 29 Nov 2006 02:29:44]
◆カタリナ > ―――ッッ!! ( さあて、後はどう料理してやろうか。そう思った時だ。 マジュツカノアトノマツリは殺意の篭った目で睨むと、割れた窓から身を躍らせ、窓枠の外に消えた。丁度、先日自分がそうした時のように。 慌てて床に降り立ち痛む右足を引きずって窓の下を覗き込めば、暗闇で良く見えないが―― どうやら木に捕まったらしい。そういえば、降りた先に木が一本あった。 ) グ! ググッ!! ( 逃がすものかと身を乗り出したが―― 思いとどまった。あの素早い動き、この足じゃあ追いつけないだろう。いや、本調子でも捉える事が出来るかどうか疑問である。 ) アァァガ―――ッ!! ウゲゲゲゲゲッ!ギギッ!! ( 化け物の声は逃走者を嘲笑うものではない。目の前に追い詰めたご馳走が逃げたときの、悔しそうな叫びだ。追いつけぬと判っているだけに更にそれが悔しさを増大させる。 どんどんと駄々を捏ねる子供のように両手で壁を叩く。その悔しさを表した音が跡野末理にも届くだろうか? ) [Wed 29 Nov 2006 02:12:06]
◆跡野末理 > ( ようやく回復した視界で展開されるのは、バカにし切った舌占い! 咄嗟に引き摺り下ろして殺してしまいたい衝動に駆られるけれど――― しないのではなくて、出来ないのだ。 視界が回復したと思ったら足に傷を負った。 戦闘水準で言えば深い傷ではないし駆け回ってもみせるけど、痛いものは痛い。 ちょっとした時に踏ん張れないようなことにもなるだろう。 相手は舌のリーチで攻撃しつつ天井に居る。 攻めに出て確実に倒せるとは思えない――― どうしても倒さなければならない相手ではないから、となれば、逃げるのみだ! ―――『地獄!』 余裕しゃくしゃくのその宣言と重なって、窓際まで後退する。 もう、後は無い感じ。 げらげら笑いにクナイを投じようかと考えて、ぐっと堪える! もう、良く頑張った私って情け無い結果そっちのけにして一時は褒められるくらいぐっと堪える。 ―――万に一つも、この場所にそんな物、残すわけにはいかないんだ ) ―――『大地獄』でしょ? ばか。 でも、どうでもいいわ。 …一人で言ってなさいッ…! ( ゲラゲラ笑う。 余裕の現れか。 きっと後悔させてやるッッッ! と一睨み。 あとは『気にも留めてない』と言った態度で、数歩横に飛び――― カタリナの割った窓から、宙に身を躍らせた! 下の木に取り付いて――― と言うにはちょっとぶつかったような音を立てて ) [Wed 29 Nov 2006 02:03:52]
◆カタリナ > ( 舌の攻撃は直撃とまでは行かなくとも、相手の体に当てる事は出来た。直撃を避けた分の衝撃は、そのまま跡野末理の側にあった机にブチ当たり、更に他の机も巻き込んで―― ドコォ ンッ!! という音と共に弾き飛ばされる。その音は大きく、周辺に響いただろう。 ) ゲッゲッゲッゲッゲ、ゲッゲッゲッゲッゲッゲ。 ( 暗闇の中に充満する、男のとはまた別の血の臭いに再び上機嫌そうな笑い声が響く。しゅるりと舌を巻き戻すと、不意にカタリナは左手を離し掌を広げる。その間はバランスが悪く、ただ張り付いているだけで移動は出来ないが。 ) マ・ジュ・ツ・カ・ノ・ア・ト・ノ・マ・ツ・リ。 ( 舌先で器用に指と指の間を指していく。ご存知、指占いだ。さあ!この場を見つめる幾つかの瞳の皆様もご一緒にッ! ) 『天国』ッ、『地獄』ッ、『大地獄』ッ! 『天国』ッ、『地獄』ッ、『大地獄』ッ! 『天国』ッ、『地獄』ッ、『大地獄』ッ! 『天国』ッ、『地獄』ッ! 『地獄』ッ!! アッヒャァァ――!ザンネ―――んッ! マジュツカノアトノマツリは地獄行き――ッ!! ( 窓へと後退する相手を追うことも無く、ゲラゲラと笑った。 ) [Wed 29 Nov 2006 01:46:34]
◆跡野末理 > ―――ッァ゛あっ! ( 舌とは思えぬ一撃が、左ふくらはぎを掠めてその先にあった机を弾き飛ばす。 飛ばされた机が別の机にぶつかり、けたたましい音がした! …足は、歩けなくなるほどではないけれど。 皮膚は割かれダラリと血が溢れ、今時三つ折りにした靴下が、赤く染まっていく… じりじりと、徐々に見えてくる視界に相手のシルエットを捉えながら、窓へと後退――― ) [Wed 29 Nov 2006 01:35:16]
◆跡野末理 > ―――ッ! ( 意味の無いただの威嚇に怯えるなどあってはならない事だけど… この訳の分からない相手からは、行動の一つ一つがプレッシャーになって圧し掛かる。 余裕しゃくしゃく知らないうちだけか… もっと知れば、エミキーみたいに腰抜かす? この私が! 身悶える様を見ないで済んだのは幸いか。 否、見えないなんて不利なばかり。 直線の突きが来ると思いきや、耳が捉えるのは鞭のような音――― 正確でない狙いに対して、回避も正確ではなかった。 見えてさえいればかわせるものであったとしても、今は分からない。 勿論棒立ちになどならないが――― この発言秒数下一桁が 0.8 なら一応命中、 4 で直撃。 【判定】 ) ―――。 ( 対する忍びに、余計な声は無い。 同じ高さからの攻撃を凌ぐのに机は有効だけど、上を取られたのではどうしようもない。 開けた場所… 最前立っていた、教室の後ろ側へと再び飛んだ――― ) [Wed 29 Nov 2006 01:28:48]
◆カタリナ > ………… カ タ リ ナ。 ヒヒヒッ! カタリナ!ヒヒッ!カタリナ!カタリナ!カタカタカタカタカタカリナリナリナリナリナリナ!カカカタタタリリリナナナァァァァ―― ッ ヒャッハァ――ッ!! ( 意味不明の奇声の中に、女の名前らしきものを混ぜよう。天井に張り付いたまま身体をくねらせ喜びに身悶える。 ぐ、と首を傾けそれを振るようにしたかと思うと、長い舌がまるで鞭のようにしなり跡野末理に迫るッ!!しかし狙いはそれほど正確ではない。当たれば机一つ弾き飛ばせるぐらいの威力だが、先程の初老の男の首を一撃で貫いた時のような威力は無い。 ) [Wed 29 Nov 2006 01:19:27]
◆跡野末理 > ( 忍びとしては甘くとも、もう死体になっているものにまでかける情けは無い。 敵に利用されるなら尚更だ。 …それでも、その説明を後でどうするのかなんて事すら、この化け物を相手にしている今は頭に無く… ぼやける目を無理矢理開けた。 涙で正常に戻るのは、次の次のターン ) ―――聞いてばっかりっていうのはどうかしら? 名乗ったら? バケモノ。 口、利けるんでしょう? ( そんな声をかけるのは時間稼ぎ。 ただでさえ暗い教室に視界がぼやけているとあっては、健康的なものすら気味悪く見える艶やかな肌もはっきりとは捉えられない。 笑い声や物音で、相手がこちらへ迫らずに壁を登っているであろう事は察した。 舌が来るわね…。 あの速さに避けながらの攻撃は、目が見えても、もうちょっと明るくないと辛い…。 刺されて止めれば何とかなるかしら? 舌が致命傷になるかも分からないのに、冗談じゃないって――― ) ………ッ! ( 苛立ちに歯噛みして、落ち着けと深呼吸。 このターンは余計な事をせず全神経を相手に集中させて身構えるのみ。 引くにしても、身を隠すために飛び込んだのは机の散乱している場所。 万一躓きでもしたら命取りだ ) [Wed 29 Nov 2006 01:09:49]
◆カタリナ > ( 哀れ男の死体は盾にされたり蹴飛ばされたり。己の身体に寄り掛かってきた死体を払いのけると、その間に相手は机の影に滑り込んだようだ。 ) ………ヒヒ…。 ( それを即座に追うことはしない。何故なら、今の自分はそれほど素早く動けるわけではないからだ。怪我をした右足はまだ痛み、その痛みが自分に怒りを与えてくれる。 ) ヒヒ、ヒ、 ヒヒッ!イヒヒヒヒッ!! ( がし、と両手が入り口の枠を掴む。続いて、左足が壁に張り付く。そのまま蜘蛛のように壁を伝い天井にしがみ付くと、上方から相手を見下ろした。けれど、入り口の辺りから離れる事は無い。 あ、と開かれた口から再び血で汚れた舌先が跡野末理の方に向けられる。天井に張り付いたまま、カタリナは上からの攻撃を執拗に続けるつもりなのだ。 ) [Wed 29 Nov 2006 00:58:45]
◆跡野末理 > ( 舌で男一人吊り下げてどうやって喋ってるのよコイツ! てゆかオウムじゃあるまいしッ… 不味いわね、どこかで連呼されようものなら――― ) ―――光栄ね、末期の言葉が私の名前だなんて。 ( そんな危惧もこの一突きで終わりだ。 …終わりに出来るか怪しいものでもあるけれど、人と似た構造なら舌を切られて――― …こんな舌の人間がどこに居る。 絶対無事だわ、絶対。 でも、とにかく―――! ズン、と男性の身体に身体を押し当てて突進を止め。 その喉にクナイを突き立てる瞬間、そんな言葉をかけ、舌を切り裂いた後の事を考える。 だが――― ) ―――ッあっ…!? 〜こっ…の…! ( びしゃぶちゅべちゃっ! 一足先に抜かれた舌をクナイが貫く事は適わず。 姿勢を低くして、密接した男性の喉下を見上げいた顔に、舌が引き抜かれた傷口から再度溢れた血が降りかかった! 咄嗟に目元を拭うが、少し目に入った。 変な病気持ってないと良いな―――。 視界を失いつつも男性の身体を怪物の方へと蹴っ飛ばし… 記憶を頼りに、前々回怪物が訪れた時のまま、散乱している机の影に転がり込むように飛ぶ――― ) [Wed 29 Nov 2006 00:50:14]
◆カタリナ > ヒギッヒ!ヒギッヒ! マジュツカノアトノマツリ!マジュツカノアトノマツリ! ヒギッヒ! ( どうやら、”魔術科の”も含めて貴女の名前だと思ったようだ。今のカタリナは格下の獲物ばかりを追い回す獣では無い。人間如きにコケにされ、怒り狂う一人の悪魔だった。 ) ………ッ!! ( 跡野末理の小さな体が男の影に隠れ、同時にぶら下げた死体に掛かる圧力。カタリナは咄嗟に舌を引き抜いて、末理から距離を取ろうとした。コイツは遠くから攻撃してくる、故に男を盾にしたが。カタリナは前回接近を許した相手に腹を切り裂かれている。本能的に警戒し、離れようとしたのだ。 ――結果、盾となりうる男の死体を捨てる事になるだろうが。 ) [Wed 29 Nov 2006 00:34:11]
◆跡野末理 > ( 頭と股が逆になってて、今更舌が伸びるくらいでは驚かないつもりだけれど、目の当たりにすると勝手が違う。 瞬間的に貫くだけでなく、舌のみで成人男性を支え続けるというのも侮れない。 ―――彼には悪いが、犠牲になってくれて助かった ) …まぁ、何体も居ちゃたまんないわ。 こんな… ―――ッ! 逃げたにしては随分と積極的じゃないっ!? ( 見つからなければそれで構わないが、刺したクナイも処分したい。 逃げるにしても相手は入り口側から迫っているのだし、先に教師を避ける事になるのなら追い打ちは御免だった ) ―――。 ( 裂帛の声は無い。 怪物の動きも分からないが、姿勢を低くして自らも吊るされた男性に隠れるように、男性に向かって力強く踏み出す。 今のところ男性を支えているのが舌だけなら、それほどの圧力は無いだろうと踏んで、男性の身体に重心を低くした体当たりを! 成功したなら、喉から生えている怪物の舌目掛けてクナイを突き入れようとするが――― ) [Wed 29 Nov 2006 00:26:03]
◆カタリナ > ( ――ちなみにカタリナは、二本の足で立っている状態だ。舌の先に重しを付けているのも重なって、その動きはそれほど早く無い。 ) [Wed 29 Nov 2006 00:17:32]
◆カタリナ > ( 延髄を後ろから一突きされ、男はその一撃で絶命している。痙攣も只の筋肉の収縮、苦しそうな呼吸も言葉の途中で吐き出されようとしていた肺の空気がそのまま流れ出ているだけだ。 ぐぐ、と舌に力が入り、男の宙に浮いたままの体が横にずれる。その奥にあるのは健康的なまでに艶やかな女の肌。けれど首があるべきところには何も無く、あってはならぬ所に顔がついていた。 ) ………… ア ふゥ――……。 ……Gooooooooooood―――― evening―――……。 ( 舌が不自由でも喋る事は出来るらしい。しかし、話は通じないという点に間違いは無い。何故ならこうして行儀良く夜の挨拶を言う事は出来るけれど、話し合う積もりはこの時点ではカタリナには無いのだから。カタリナはにんまりと微笑む。以前と同じ、問いかけには答える事無く―― ) ―――HAAAAAAAAッ!! ( 男を盾にしたまま、カタリナは前に迫ってきたッ!! ) [Wed 29 Nov 2006 00:15:13]
◆跡野末理 > 魔術科の、アトノ マツリ です。 ( 訪ねられた事には答え、あとは口を挟まない。 長くなりそうなら自分にはその資格があるのだとでも主張して、適当かつ多少強引に切り上げてもいいけれど… 暫くはしおらしいフリをして聞いていよう。 バレない程度の溜息混じりに、視線を彷徨わせようとしたその時――― ) ―――ッ! ( 『先生!』 警告を発しようとした声は、飲み込まれた。 もう遅過ぎる。 気を抜き過ぎたか…? いや、相手の実力か――― 後から来た教師が背後から貫かれたなら、位置関係は自分が奥。 …やられた… 自嘲気味な笑みを零して、数歩飛び退きつつスカートをたくし上げる。 次の瞬間には、やはりクナイが一本握られていた ) ( 残念だけれど、教師は助かるまい。 その後ろに目を凝らす。 曇り空、灯りは持っていない。 構内各所の僅かな灯りだけが便りでは、動きの予測できない相手には分も悪いか ) ―――〜一応聞いておくわ。 本人? お仲間? 人違いだったらごめんなさい。 ( 話は通じないって、エミキーは言ってたけどね ) [Wed 29 Nov 2006 00:07:29]
◆男 > ( ぞぶッ ) ( ――突如、そんな音と共に赤く、棒状のものが真っ直ぐ男の口から生えた。それは丁度男が長い舌を伸ばしたかのようにも見えるだろうか?ぐりんッ、と白目を剥いてビクビクと痙攣する男の足は宙に付いておらず、ごぽごぽと血と共に声にならない叫び、そして苦しげな息を吐き出す。 ) [Tue 28 Nov 2006 23:54:00]
◆男 > 何科の生徒だね?大方野次馬でここに来たんだろうけど、見回りさせられることになったワタシの身にもなってくれたまえヨ!? ( 全く、と腰に手を当てて不機嫌そうな顔を向けた。口うるさい性格をしている男は何かもっと落ち度を探るように彼女の頭の天辺から足の爪先までじろりと睨む。 ) フン、事件の調査って言ったってもう知ってることは喋ったんだろう?君の役目はそれで終わりだヨ。余計な心配なんかせずに学業に専念したまえヨ学業に! ( こんな気味の悪い事件が起きた後で専念しろというのも難しい話かもしれないが。 ) 大体ネ――ー…… ( 男の小言が更に続くかと思われた、その時だ。 ) [Tue 28 Nov 2006 23:53:12]
◆跡野末理 > ( 己の未熟を認めたくないというのもあるのかもしれないけれど… エミキーは自分を『何か』だと見抜いたし、それ相応の訓練を受けた自分よりも早く、薄闇の中で怪物の痕跡を探り出し、そこから怪物の具体像を掴んで見せた。 コッタに聞いていた限りでは、『ふぅん』で済んでいた事だけど、目の当たりにすると驚き、僅かに嫉妬さえしている ) ………。 ( 跡野末理は、忍だ。 影に生きて影に死ぬ。 草としてヴェイトス大学で魔術科学生をする『跡野末理』とは、別人でなくてはならない。 ―――レッドの事はおいておこう。 彼もとい彼女は、いい。 …でも一目会っただけの学生に… 恐らくは本当に持って生まれたか、無意識の積み重ねで身に付けた能力によって見破られ、作り物の表層としては見られない自分自身の感情が、僅かに揺らいでいる。 ―――『忍者が好きでがんばった』 …それでもエミキーは跡野末理が具体的に何であるかは分からないだろうからそう答えたものの… 何て言い訳だと思い出しても苦笑が漏れた。 『羨ましい?』 ちゃぶ台の上、落とした視線に下から覗き込んで来たコッタに、私は何て答えたっけ――― ) ―――。 ( 余計な事を考えていた。 かかる声に は、と顔を上げて… 後ろを振り返る。 教授なら、それと知っていても大丈夫だろうか? ちなみに勿論、自分の学科に人形先生が来たと言う話も聞いている。 残念ながらその初講義には出席出来なかったが ) ―――〜一度、事件調査の時に呼ばれて見せていただいたんです。 もう、関係者という事ではいけませんか? …何だか、また、何かあるんじゃないかって心配になってしまって… ( と言いつつ好奇心です、という感情を隠せないような悪戯っぽい微苦笑を零し、男性に会釈する ) [Tue 28 Nov 2006 23:47:53]
◆男 > ( 不意に男の声が教室内に響いた。声の方を振り向くなら、教室の入り口から覗き込んでいる初老の男が立っているだろう。男は眼鏡を掛け、脇に本を何冊か持っている。この歳の生徒も珍しくは無いが―― 男は大学の教授だった。 ) ここは立ち入り禁止だよ、一体何をやっとるのかねこんな夜遅くに? [Tue 28 Nov 2006 23:40:05]
お知らせ > 男さんが来ました。 『ちょっと、君ィ――』 [Tue 28 Nov 2006 23:38:05]
◆跡野末理 > ( 窓が二箇所割れたままの教室には、曇り空の冷たい風がサラサラと吹き込んでいる。 一箇所は『怪物』が侵入する時に開けたもの。 もう一箇所は再び訪れた怪物が、中に居た学生に驚いて自ら『踏み抜いた』ものだ。 …隅に寄せられた束ねられていないカーテンが、ふわふわと広がっていた。 ―――自分の感覚には、先日最後に訪れた時から、変化があるようには見られない。 一時見据えていた『怪物』の瞳に獣のようなものを感じていれば、自分達を… と言うか、エミキーを狙うのなら… ここを中心に探るのではと思ったが、そう単純でもないか。 あるいは、傷を癒すなり何なりして動かないか… やはり狙われているということ自体、エミキーの勘違いの可能性も――― ) ―――それは無いわね。 ( 自らの考えを否定して、呟きを零す ) [Tue 28 Nov 2006 23:32:43]
◆跡野末理 > ( 一応大学指定の制服の一種として、扱っている店には残されているものの… 今では着る者も殆ど無い。 そんな衣装を纏った人影が、灯りも持たずに白いカラーを翻させる。 ―――それはそれで別の噂を生みそうだけれど、近付いてみれば怪奇現象でも何でもない。 カッチリとしたお下げ髪がややどんくさい印象の、女学生がいるだけだ ) ( 夜間講義はまだやっているかもしれないし、サークルなり何なりで残る者もあるだろうけれど、日中に比べれば一気に人気の引くそんな時間。 寮の門限なんて当然のようにスルーして、件の肉塊が残された教室へとやって来る。 …現場保存の意味は、こんな学生が居るくらいで今や殆ど無いけれど… まだ張られているテープを潜り、教室内へ ) [Tue 28 Nov 2006 23:22:06]
お知らせ > 跡野末理さんが来ました。 『( 深夜の構内に、闇に溶ける色のセーラー服 )』 [Tue 28 Nov 2006 23:12:39]
お知らせ > 水蓮さんが帰りました。 『次回、『肉じゃがのメインってどっちだよ!』お楽しみに!』 [Sat 25 Nov 2006 22:46:46]
お知らせ > 水蓮さんが帰りました。 『次回、『肉じゃがのメインってどっちだよ!』お楽しみに!』 [Sat 25 Nov 2006 22:46:43]
◆水蓮 > ( さて、そうした痛々しい挨拶を終えて講義は始まるのだったが、第一回講義は割愛させていただく。 何故って、その日は以降も寒々しく痛々しい空気の中で時折寒々しく痛々しいネタが飛び出るだけだったからさ。 新しい風よふけ! ) [Sat 25 Nov 2006 22:46:12]
◆水蓮 > ( メガホンが置かれ、人形はやさぐれた感じだった。 ) はい、ね……まあ、期待はしてなかったけどさ…………痛々しい沈黙をどうも。 ( うわあ。 空間に縦線が入っていそうだった。 「先生、拗ねないでください、キモイから」。 そんな慰めの言葉も学生からではなく助手からだ。 て言うか慰めてない。 ) や、まーどーでもいーんだけど、はい。 今日からこの夜間講義を受け持つことになった水蓮だー。 美術館で視姦してたやつとかもいるだろうけれど、改めてはじめましてコンチクショウ。 気軽に人形先生とか呼んでくれたらね、うん、先生喜んで差別だって訴えるからな! 訴えて勝つよ! ( 人形なりのユーモアであるらしいが…………寒かった。 ) [Sat 25 Nov 2006 22:36:02]
◆水蓮 > ( 沈黙に、ぼそぼそと助手と講師間でささやかな会話が行われ。 ) ――――はい、じゃあみんなお姉さんと一緒に! はい、ふぁーすとやっぴー! ( ―――しぃん。 五秒が過ぎ、十秒が過ぎ、二十秒が過ぎ、三十秒が過ぎ、一分が過ぎようとしていた。 勿論、その間に恥ずかしながらも返事をするものだとかそういうのはいない。 決して嬉しい意味ではなく、圧倒されていた。 場違い感がひどい。 ) [Sat 25 Nov 2006 22:27:34]
◆魔術科講義室内 > ( 助手らしき人物が、拡声魔法のかけられているらしい、小さなかわいらしいどピンクのメガホンを人形に向けると、人形の手が勝手に動いてそれを握った。 ―――ざわ、と一瞬ざわめく。 そして、 ) ―――ふぁーすとやっぴー! みんな元気にしてたかなっ? ( そんなイカレた挨拶をかましやがった。 )( 今度こそ、しぃん。 ) [Sat 25 Nov 2006 22:21:39]
◆魔術科講義室内 > ( 「そこの講師、人形らしいぜ?()」 )( との向こうから「それ」を抱いた助手らしき男が教壇へと向かい、「それ」をその上に座らせた。 ――――その頃になるともう、ざわめきは消えていた。 だが、しぃん、という典型的なそれではない。 )( 曰く―――ぽかん。 )( 教壇の上に座らされたそれは、まごうことなく人形だった。 ) [Sat 25 Nov 2006 22:13:55]
◆魔術科講義室内 > ( そして魔術科の講義室であるそこには、専攻でないものだけでなく、今まで姿を見せたことのないものもちらほらといた。 それは、ある噂を聞いてのことらしい。 )( 「おい、聞いたか?」 「ああ、新しい講師がくるらしいな」 「や、それだけじゃねえって、なんでもよ、その講師、……らしいぜ」 「なに? なんだって?」 「あ、それ俺も聞いたんだけどさ、マジなのか?」 「美術館に飾ってあったのみたヤツがいるらしい」 「だから、何の話だ?」 「いや、だからな、」 )( そこでがらっ、と戸が開いた。 ) [Sat 25 Nov 2006 22:07:49]
◆魔術科講義室内 > ( 夜間講義室内は、ざわめいていた。 ) [Sat 25 Nov 2006 22:04:45]
お知らせ > 魔術科講義室内さんが来ました。 『( ―――ざわざわざわ。 )』 [Sat 25 Nov 2006 22:04:20]
お知らせ > 寒河江未希さんが退室されました。 『 74:思索 』 [Sat 25 Nov 2006 13:43:50]
◆寒河江未希 > …お腹空いて来た。ついでだし次行くか。 ( 次、食堂。 目的、唐辛子一山譲ってもらう。 ついでに遅めの昼ごはん。 とりあえずポケットに入れて携帯できるように小袋1つ満タンくらいもらえれば良いけど――――食堂のおばちゃんに頼み込んでみよう。 場合によっちゃお金出したって良いし。 ) [Sat 25 Nov 2006 13:39:24]
◆寒河江未希 > ――――開いちゃうし。 ( きぃ、と音を立てて開いた扉の中は暗く、馴染みの無い匂いがする。 病院の匂いのような、ハーブの匂いのような、土の匂いのような。 それ以外のなんとも言えない未知の匂いも混じって、締め切った部屋に充満している感じ。 ずっと中に居る人間は麻痺しちゃっているんだろう。 誰も居ないのを確認して足を踏み入れ、やっぱ迂闊に薬とかは持ってっちゃ不味いかね、と肩を竦める。 此処は「場所」として覚えておこう。 どんなものが置いてあるか、広さ、配置、利用できそうなもの。 いざ使おうと思った時に鍵なんかかかってたら目も当てられないが。 ) …鍵か。 そっちも押さえとこうか。 ( 前に勝手に拝借した事がある。 教員室とか警備員室とかにかかってた筈だ。 兎に角この場所を少しでも有利に使えるようにしておかないと。 ) ( 魔女科教室を出た。 ) [Sat 25 Nov 2006 13:29:56]
◆寒河江未希 > ――――…土曜日半ドン? ( そういや昼過ぎてるし、と反応の無い扉の前で一人頭を掻いた。 黙ってはいるのも、なぁ…なんて言ってる場合じゃないか。 ) ( この発言の秒数下の桁が1〜3なら運良く扉に鍵はかかっていない。 さて。 ) [Sat 25 Nov 2006 13:21:22]
◆寒河江未希 > ( 魔女科教室前 ) ………なんだか、ね。 ( 此処の胡散臭さときたら。 凡その一般学生からしたらまるっきり何をしているのかわからない、偏見に満ちたクラスである。 魔女って何してるの?と問われて想像できるのは「とりあえず箒で飛んでみる」「怪しげな薬を釜で掻き混ぜてる」そんなイメージが一般的で。 多分。 流石に躊躇するものの、立ちんぼしててもしょうがないからとりあえずノックしてみた。 ) …実際は円盤で空飛んで手裏剣投げてるんだけどね。 ( 知る限りの魔女のイメージ。 ) [Sat 25 Nov 2006 13:01:13]
◆寒河江未希 > で、そういうの扱ってるっていったら――――。 ( 唐辛子とかいいなぁ、とか結構残虐な事を思いついたが。 食堂にあるだろうか? もう1つの候補はなんか適当な劇薬類。 そっちは―――魔女科? 何でも良いけどあんまりあれこれ勝手に持ち出しすぎるのも問題っぽい。 ) 魔女科、魔術科…アトノマツリと偽エルフんとこか…んん。 ( ま、顔出すくらい構わないだろうと。 ちょっと見学を口実になんか分けてもらえれば吉か。 ) [Sat 25 Nov 2006 12:38:03]
◆寒河江未希 > ―――――液体か粉だな。 ( 酷い事を考え付いた。 実際使ってみて上手く行くかは兎も角、備えがあって悪い事は無い。 なにより自分のアドバンテージを高めて置いた方が精神的に良い。 ) 「口」だ。 アイツ、多分―――。 ( 腕力もあるだろう。あの大きさであのスピードなら、力と体力は人間並みじゃ済まない。 でももっと何か、決定的な攻撃手段を持っているとしたら多分「口」だ。 隙を突いて其処に何か放り込んでやれればなにかしら効果があるかもしれない。 それだけ接近している状況が有利かどうかは別として。 ) [Sat 25 Nov 2006 12:31:55]
◆寒河江未希 > ( このあいだのデザインナイフはまだポケットの中にある。 それから木で出来た1mくらいの、壊れた箒の柄、なるべく細くて丈夫な麻紐が2mちょっと。 まだ足りない。 重くて邪魔になるからギターはどこかに置いていかないと。 私はどちらかというと非力でドンくさい運動音痴だし、ヘンルーダに駆け込んですごい武器を買えばいいってもんじゃない。 市販の戦闘用ナイフだって重くてちゃんと扱えないだろう。 護身具の取捨選択は重要だ。 幸い敵は一種類に絞られている。 ) …あとはなんだろう。 ( 考えることだ。 怪物の特性、特徴を思い出して、最適な準備をする事だ。 ) [Sat 25 Nov 2006 11:54:45]
◆寒河江未希 > ( 校内の廊下を練り歩きながら、有用なものは無いかと注意深く見て周る。 廊下にはまだ学生が残っていて、この時間帯の危険性は少ないだろう。 何となく、だが―――アレはまた此処に来るかもしれないと思った。 理由は幾らかある。 あの身体能力があれば潜伏場所としては申し分ないし、夜になれば広くて静かで雨風も凌げる。 その上、遅くまで残っている人間が所々、構内の色んな所に居る。 余程大事になって狩り出されるまでは居座るんじゃないだろうか。 私やアトノマツリを覚えていれば尚の事なにかあるかもしれない。 ) [Sat 25 Nov 2006 11:45:08]
◆寒河江未希 > ( 閉じ篭らない方がいい。 なるべく人気の多い所を通り、逃げ回れるような十分な広さを確保する。 あの怪物は多分、人の多い所で無闇に暴れる程無謀ではないし、狭い所で動き回るのは得意だ。 それから多分、人喰い。 こうして一見何事も無く過ぎている数日の間にも、どこかで誰かが食われているのかもしれない。 それが家族や身内に及ぶのが嫌で家に帰っていない。 日中を普通に大学で過ごし、人が沢山居るうちに睡眠を取る。 日が暮れたら商業地区や芸能横丁の人込みに紛れてあれこれと対策を練り、公衆浴場で身体を温めながら休む。 そんなサイクルで暫らく続いていた。 ) [Sat 25 Nov 2006 11:39:23]
お知らせ > 寒河江未希さんが来ました。 [Sat 25 Nov 2006 11:31:12]
お知らせ > 水蓮さんが退室されました。 『( その様子をまたからかったり、するのだろうか。 )』 [Fri 24 Nov 2006 02:03:22]
お知らせ > ドリィさんが退室されました。 『「はい!」 珍しく、元気の良い返事。 した拍子に、抱えた絵筆とデザインナイフをまた落として』 [Fri 24 Nov 2006 02:02:37]
◆水蓮 > でも美術は専門じゃないから………できるだけ面白そうな講義やるから、良かったら見に来てね? ( なんというか………今日来てよかった。 まだ少し迷っていたのだが、それも消えて。 ) うん、よろしく。 またね? ( そのときは泣かせないように頑張るよ、とそもそも泣かせないのが当たり前なのだけれども。 ) [Fri 24 Nov 2006 01:58:18]
◆ドリィ > そう、なんですか… えっと、じゃあ―― きっと、近い内に会えます…よね?(水蓮のその言葉を聞けば、嬉しそうに顔を綻ばせて… 小さく頷きを一つ。 人形の先生なら、きっと…就職すれば話題になるから直ぐに見つかる、とまだ就職した訳でもないのに、そんな事を思い――) えっと… じゃあ、また… その時になったら、よろしく…です、ね(そんな、嬉しそうな顔で言葉投げ掛ければ… よろしくおねがいします、と言わんばかりにお辞儀一つし、それから… いそいそと床に置いたデザインナイフや絵筆を拾い上げていく、だろうか) [Fri 24 Nov 2006 01:54:47]
◆水蓮 > ドリィ……うん、キレイな名前。 勿論、また会うよ。 …………実はここに就職しようと思っていてね? 今日来たのも下見でもあるんだ。 ( ずっと、迷っていたのだけれども、と。 ) [Fri 24 Nov 2006 01:51:20]
◆ドリィ > 水蓮、さん… (そう、ポツリと相手の名前を復唱すれば… コクンと頷き、そして水蓮の顔を見詰め――) あ、の… 私は、ドリィ…ドリュートレス・ディフィート…です。 その、また… 会ってくれます、よね?(そう言葉投げ掛けてから… 少し、不安げな視線を送るだろう、か) [Fri 24 Nov 2006 01:49:22]
◆水蓮 > 夜しか出られないからね、出不精だし。 ( まあ善処するよ、と軽く返せば、よいしょ、立ち上がって。 ) 人形さん、だけどね………水蓮、って呼んでくれるといいかな。 前の名前はただの怪談でしかないし………ま、私も帰るよ。 一応、家はあるしね。 きっとまた会えるから、心配しなくていいよ。 [Fri 24 Nov 2006 01:46:31]
◆ドリィ > ん… ぅ…(と、一度強く抱き締められれば… 大分久しぶりに感じるような感覚に少し、嬉しそうに目を細め… それから、身体を離せば…吐息、一つ。 そして) たまには… 外とか出ないと、駄目…ですよ?(なんて、ちょっとした… 慣れない軽口を一つ。投げ掛ければ、ちょっとまだ少しヨロヨロとしながらも立ち上がり――) えっと、じゃあ… 私、そろそろこれを片付けて…家に帰ります、けど… その、人形さん、は?(と、少し心配げに声を投げ掛ける、だろうか ) [Fri 24 Nov 2006 01:43:39]
◆水蓮 > うー………………ずっと引きこもってたからわからないよ。 ( 最低限、2、3世代ほど違う歴史のものだが、あえてそんなことを説明することはなく。 ただ、恥ずかしげな様子に。 ) あーもう…………かわいいなぁ。 ( しみじみとそんなことを。 体を離そうとするならば、一度ぎゅうと抱きしめてから離して。 ) [Fri 24 Nov 2006 01:40:56]
◆ドリィ > けど… そんな意地悪されたら、誰だって… 怒ると、思います… から… (まだ、何処か涙混じりな… そんな声音で、胸に顔を埋めた侭ボソボソと言葉吐き出せば… やがて、少し疲れた様に吐息一つ―― 漏らせば、体から力を抜き… ) けど… その、ありがとう… ございます… (お父さんとお母さん以外に、かわいいって言ってくれた人… 初めてだから、と恥ずかしげに… 呟き、身体を離そうとする、だろうか―― ) [Fri 24 Nov 2006 01:38:34]
◆水蓮 > ごめんってば。 かわいい子をからかうのは、私に残った本能みたいなものなんだから仕方がないんだよう。 ( なんていい訳を。 ポカポカ叩かれれば困ったように甘んじてそれを受け――――抱きしめられて硬直した。 ちょっと……驚いた。 ) [Fri 24 Nov 2006 01:33:58]
◆ドリィ > (暫しの間、ぼーっとした顔で相手の言葉を聞き続け… そして、相手の困った様な微笑みを見遣れば、やがて… 漸く事態を理解したのか… あっ と言う様な声漏らし、そして―― ) うー… うぅー… 酷いよ… ホントに、不安で、訳分からなくって… 大変、だったの、に… (泣き腫らした顔を膨れさせて… 相手の胸に抱かれた侭、弱々しくポカポカと叩こうとする、だろう。 そしてその後で、少し安心した様に…ぎゅっと人形の身体を抱き締めようとする、だろうか) [Fri 24 Nov 2006 01:30:14]
◆水蓮 > ( 人間としての感覚だってもう忘れて久しいのだから、かなりぎこちない。 ) あーうー…………冗談だよ、冗談。 あんまりかわいいからからかいたくなっただけだから…………ね? そりゃ、別に押し倒されても嬉しいけど………じゃなくて、とにかくなんも悪いことないし、私だって責めてたんじゃないから! ( べらべらと弁解を重ねて重ねて重ねて重ねる。 なみだ目で見上げるきょとんとした顔に、困ったように微笑んで。 ) [Fri 24 Nov 2006 01:26:23]
◆ドリィ > ふ、ぇ… ?う、そ…?(ボロボロと涙零しながら、顔上げて相手の姿を見遣れば…キョトンとした様子で言葉ポツリ。吐き出せば、何処かボンヤリとした様子の瞳で相手を見遣り… そして――) あぅっ… ? ぁ… えっと…… そ、その… (そのまま、抵抗も出来ずに人形の胸に頭を掻き抱かれれば… 涙の溜まった侭の、きょとんとした瞳で、相手の顔を見遣ろうと…する、だろうか) [Fri 24 Nov 2006 01:21:07]
◆水蓮 > ( ……………………やばい。 大抵のことには動揺しない自信があるが……オンナノコに泣かれるという状況は、恐らく生前にまでさかのぼらないとないし、それだって一度あるかないかだ。 あわてて上体を起こして。 ) あわわわわ、うそうそうそっ! 冗談だから! 君はちゃんとかわいいから! ね!? 泣かないで! 泣かないでってば! ( 思うに、図太い女性ばかり相手にしてきたからか、人形にしては珍しい動揺を。 あわあわと慰めの言葉を無駄に吐き出しながら、けれど決定的なものは思いつかない。 そして最終的には、) ――――ああもう、泣かないのっ! ( 起き上がって、ちいさいくせに、相手の頭を胸にかき抱こうと。 ) [Fri 24 Nov 2006 01:17:32]
◆ドリィ > かわいいって、そんな急に言われても… 良く、わからない…です、から… ひっぐっ… だって、わたしなんて… ちびで、えぐっ… やせっぽっちで… ちっとも可愛くない、から… ひっぐ… そんな事、言われて…も(と、相手の言葉に対して返すのは、若干涙混じりの声音。 あんまりな事が続きに続いて、そろそろ限界が来たのか…また、床にへたり込めば… 混乱の余りどうして良いのか分からずに、ボロボロと涙零しながら言葉吐き出し――) …… ひっぐ… うぇぐ…っ… あぅ… うぅ…っ …… わたし、押し倒して、なんか… そう言う積りじゃ… ひっぐっ… ごめ、ごめんなさ… ふえぇ…っ (で… 訳も分からずに、また謝りだす訳…で―― 多分、自分でも何を言ってるのか、何が言いたいのか、分からない状況…なのだろう、か) [Fri 24 Nov 2006 01:12:58]
◆水蓮 > ( あー、やべ、やりすぎた? 近年まれに見る純な反応に少々動揺してしまうが、そこはそこ、図太い上に愉快犯な人形はそこで止められないのが弱点といえば弱点だった。 ) ………………じゃあ、かわいいかなあ? ちゃんとかわいいかなぁ……? ………押し倒しちゃうくらいにはかわいいかなぁ……? ( 顔を隠したままそんなこと。 相手がまた反応すればうっそぴょーんとかやるつもりらしいが、実際、泣き顔になりかけているのを見ていればとてもそんなことはできなかったろう。 ) [Fri 24 Nov 2006 01:05:47]
◆ドリィ > あ、あの… べ、別にそう言う訳じゃ…なくて、その… えぇっと――――(と、すっかり混乱気味な様子で言葉吐き出し、顔を真っ赤にして手をわたわたと振り回したりしながら、ぼしょぼしょと きもちわるいとか言う訳じゃなくって… だの、そう言うわけじゃとか… ボソボソと呟き… そして――) あ、あの… その、ごめんな、さい… っ わたし、そんな積もり…じゃ、なくって… (相手が泣いた様子を浮べれば、その様子に混乱と困惑の極みに達したのか―― 若干泣き顔で、しどろもどろに言葉吐き出し、頭を下げるだろう、か―― 狙ったは良いが、必要以上に効き過ぎてるかもしれない、か?) [Fri 24 Nov 2006 01:00:01]
◆水蓮 > や、ひどいなー……………人形でもオンナノコだよう? 魅力がないのはわかってるけどさー……………飛びのくほど気持ち悪がらないでほしぃなあ……。 ( くすん、くすん。 顔を覆ってそんなこと。 相手の反応を狙ってやっているだろうことは明らかであった。 あえてなよなよとした態度をとって。 ) [Fri 24 Nov 2006 00:55:36]
◆ドリィ > 大丈夫・・・です、か。 良かった…… ぇ?あの… (大丈夫と口にするも、何故か視線を逸らす相手の様子に疑問符を頭に浮べれば… 何か、まずい事でもしちゃったのだろうか?と、不安一つ。 浮べつつ、どうしたんですか? と問い掛け様とした時に――――) ――――――――――――― (相手の口にした言葉に、キョトンとした) …………………………………… (続いて、状況を把握しようと、自分と人形の様子を交互に見遣ろうとした) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!!!!?(で、結果…状況を理解すれば、顔を真っ赤にして、人形の上から飛び退こうとするだろうか。 先程まで腰を抜かしていたのも忘れるくらいの勢いで―― けど、素早さ1) [Fri 24 Nov 2006 00:51:17]
◆水蓮 > あー………………うん、まあ、大丈夫だけどさ。 ( と、なんとも歯切れの悪い返事を返して、つい、と視線をそらして。 ) …………………オンナノコに押し倒されるのははじめてだーぁ。 ( なんとも困ったような照れたような奇妙な声で。 狙っているのかどうかは本人以外しらない。 ) [Fri 24 Nov 2006 00:46:34]
◆ドリィ > きゃうっ!? あ… ぅ…(二人纏めて床に倒れ込む様に、体が前へと傾けば… 地面へと落ちる衝撃に怯える様に目を瞑り―― 直後、小さな悲鳴一つ上げ、それから――……) うぅ… えっと、あの… 大丈夫、で… す、か?(―― ゆっくりと、ふらふらと上半身を起こしながら、恐る恐ると言葉投げ掛け、相手の無事を確かめようと、するだろうか。 自分達の体勢がどうなってるか、今だ気付かずに) [Fri 24 Nov 2006 00:44:04]
◆水蓮 > まあ、あんまり気にしないで? 実際問題、本当に優しい人間なんてどこにもいないんだから。 ( 自分で言ったくせにそれをあっさりと否定。 優しさと甘さの区別をつけたりするほど優しくはないし、臆病さをそれに含めたりもするんだもの。 さて。 自分がぐらりと倒れこむのを自覚したと同時に警告の声と―――そして自分めがけて倒れこむ姿、だろうか。 ) …………………ええと。 ( 押し倒された形、になるのだろうか。 ぱっと見。 ) [Fri 24 Nov 2006 00:35:30]
◆ドリィ > そう、です…か? えっと… そんな、あんまり自覚とか… はぁ… (と、何やら真顔でしみじみと言う人形に、神妙な面持ちで返せば… 優しいって、どう言う事なんだろう?と、ふっと頭の片隅でポツリ。 そんな事を思いつつ…相手の引く力に合わせて、立ちあがろうとすれば… やがて、ゆっくりと腰が浮き始め… その直後、相手がグラリと後ろに倒れこもうとするのを見遣ってしまえば――) 危な っ ぁ(―― 思わず、その体を引き起こそうと…倒れ込む体へと手を伸ばす、だろうか。 多分、自分も前に倒れ込みながら ) [Fri 24 Nov 2006 00:31:23]
◆水蓮 > ふぅん…………君は優しいなあ。 ( なんて真顔で言った。 しみじみと、なにやら前にも似たようなことを誰かにいった気もするけれど。 ) ん……っ…や……ふっ……くっ……! ( そして人形ゆえの軽さ。 さすがに腕がもげるもげるもげるッ! とかはなかったが、必死で引っ張って、恐らくは相手が立ち上がったときには勢いで後ろ向きに倒れることうけあい。 ) [Fri 24 Nov 2006 00:25:50]
◆ドリィ > あ、あの… えっと、その… わたしにも、良く…分かりません… はぁ… (自分の事を堂々とポンコツと言う相手に、若干気圧されつつも… 素直に分からないと言葉返せば、しっかりと握った相手の手に縋る様に立ちあがろうと、し――) ん… ぅ… くぅ… ぅんっ (此方も此方で、力入れて立ちあがろうとするも… 悲しいかな…力の無さは同程度、だったりする訳、で――) [Fri 24 Nov 2006 00:22:06]
◆水蓮 > んー? なんで謝るのさー。 自分が悪くなくて、相手が明らかに悪い状況なんだから、てめえのせいだろうがこのポンコツ! ぐらいは言わないと。 ( 146万と2000エンをかけてつくられて人形は自分をポンコツと称してそんなことを。 製作者にはあとで土下座。 ) そうそう、ありがとうございますっていい響きだよねー。 ( そんな軽口を叩きながら、両手でしっかりと握られればふぬっ、と立ち上がらせようとするのだが――――だが――――――………改めて今度は両手で立ち上がらせようとするけれど、ふぬぬぬぬぅっ………あまりにもしょぼいパワーだった。 ) [Fri 24 Nov 2006 00:18:37]
◆ドリィ > は、ぁ… す、すいません… はい(なんて、俯き気味に言葉返せば… 頭の片隅で、何で謝ってるんだろう、なんて事思ったりするだろうか。 普段、苛められてる時でもこんな事は思った事無いのに…なんて、若干不思議な感覚に襲われつつ… ふっと、差し出された手をじっと見詰めれば――) …… あ、えっと… ありがとう、ござい…ます(取り合えず、絵筆とデザインナイフを床に置いてから… その手を両手でしっかりと取ろうとする、だろうか。 やっぱり、何処か俯き気味な侭…で) [Fri 24 Nov 2006 00:14:39]
◆水蓮 > あー、そうなんだー。 まあ頭イタイ人と話してたらそれは仕方がないよねー。 ( お大事にね? などと原因がほざいた。 ちなみに一般的なおしゃべりな人種は都合の悪いツッコミを入れられると黙るらしいが、人形はどうなんだろうそこんとこ。 ともあれ、立ち上がれない様子の相手に手をさし伸ばして。 ) ありゃりゃ、大丈夫? 体弱いんだったら無理しちゃ駄目だよー。 ( 原因が(以下略)) [Fri 24 Nov 2006 00:11:28]
◆ドリィ > あ、あの… えっと、何て言うか… ちょっと、頭痛く…て (怪物が出るかもしれない中で居残り掃除やらされてる最中、急に正体不明の人形が出てきて一方的に話しかけられれば、誰だってそうなるんじゃ――と、何処かの誰かが思いつつ… へたり込んだ侭の少女は人形を神妙な面持ちで見遣りながらコクンコクン。 頷き、それから立ち上がろうと、して―― ) そ、それじゃあ…その、えぇっと… ぁ… ぅ … (しかし、立ち上がれない。 腰は見事に抜けた侭なのか、ペタンと床に座り込んだ姿勢の侭… 困った様に辺りを見回し―― 泣きそうな溜息一つ、吐き出すだろうか) [Fri 24 Nov 2006 00:07:57]
◆水蓮 > まーナンパってわけじゃないけど年取ると若いコと話すのが楽しくてねー……………え、帰るの? ( 脱力した相手に更に無駄なおしゃべりを浴びせかけるクソ人形。 帰るとの言葉には、残念そうに頷いて。 ) それじゃあ残念だけれど、今日はこれでお別れだね。 また会うかもしれないからそのときはよろしくー。 ( まるでストーカーのような宣言であるが、本人はそれを軽い挨拶とかんがえているから厄介だった。 ) [Fri 24 Nov 2006 00:02:22]
◆ドリィ > ―――――――――――――………………………………・・・・・・・・・・・・・・・・・・ は?(勇気を振り絞った問い掛け。 それに対して返されたのは 「用は無い」 の一言。 それに更に何か少し不穏(に聞こえる様)な言葉も追加されれば、思わずポカーンとした顔を浮べれば… その侭、凄い勢いで沈黙と言うか呆然と言うか唖然と言うか呆けると言うか、そんな阿呆な面を晒し、て――………… ) ………………… あ、あの… 帰って、良い、ですか?( 取り合えず、もう一度勇気を振り絞って そう言って見た。 余りにも、全てが全てであんまり過ぎた、から――) [Thu 23 Nov 2006 23:58:16]
◆水蓮 > 私は要らないと思うけれどね。 ( なんてことをさらっと言ってのけて。 ) [Thu 23 Nov 2006 23:52:57]
◆水蓮 > ( 勇気を振り絞った問いかけ。 それはもう他の何よりも物語の進展に貢献するものだろう。 だろうが、なあ。 ) ―――――や、特に用はないよ? ( 最悪だ。 最悪だった。 くけけけけけけけけけ、なんて笑いながら。 ) でもさ、かわいい子に話しかけるのに理由なんて要るのかなー? くけけけけ、私は [Thu 23 Nov 2006 23:52:41]
◆ドリィ > あ、えっと… いえ、その… は、ぁ… そ、そうです、けど――(と、怪談っぽい相手に怪談っぽいと自覚されてるなんて言われれば、本当に如何し様…と言う様な顔で、相手の様子をじーっと。 若干逃げたいけど、腰はまだ抜けっぱなしだったりするから、立ち上がるのもちょっと辛い状態だったりする) ……… は、ぁ…そ、う…なんですか。 えぇっと、えぇーっと……… わ、わたしは…どうすれば、いいん、です、か?(で、逃げる事も出来ずに相手の言葉を聞き続ければ… 最後に相手が口に出したのは「迷子」だの「ちょっかい出した」だの。 それに、いよいよ困った様な顔を浮べれば… 相手が黙った後…たっぷり数秒の間を置いてから、自分に何を所望なのか… 勇気を振り絞り、問い掛けてみた) [Thu 23 Nov 2006 23:49:15]
◆水蓮 > え? あーごめんごめん、なんか一人で喋っちゃって。 ひたすら聞きもしないこと喋り続ける人形って怪談だよねそりゃー、まあ怪談っぽいのは自覚してるけどさ。 ( 自覚しているならば黙れ! などといってみるといい。 多分喜ぶ。 人形のくせにやけに人間臭くぐりぐりとかたなどまわして。 ) や、別に邪魔しようとかそんなこと考えていたんじゃないんだけどさ。 ぶっちゃけ迷子になりかけ? みたいな。 でさ、それで君がなんか面白いぐらい物を落とすからちょっかい出してただけなんだけど。 ( 呼吸する必要がないからかブレスもなくひたすら喋って―――で、黙った。 喋りすぎだね、とか。 ) [Thu 23 Nov 2006 23:41:06]
◆ドリィ > い、いえ… あの、その… そう言う事じゃ、なくって… えぇっと(と、取り合えず差し出されたデッサンナイフやらを受け取るも… 今だ困惑気味な様子で相手を見詰め続ければ、如何し様…と頭の中でグルグルグルグル。 取り合えず、今…頭の中は 何で自分は人形に絡まれてるのだろう? やっぱり、此処はダークサイドなのかな? ああ、そう言えば家に置いてある人形もいつかしゃべりだすのかな? とか言う具合。 若干現実逃避気味なのは気にするな。) ……… は、はぁ… そう、何ですか… えぇっと… その、それ、で――(で、相手は相手でゴウイングマイウェイとばかりにべらべらと言葉吐き出し続け… こっちも何か言おうとするも、声は若干尻すぼみ気味、だろうか――) [Thu 23 Nov 2006 23:37:23]
◆水蓮 > うぉーい、元気ないなー。 …………あ、男言葉だから違和感あるのかな。 最近女言葉あまり使ってないから慣れないんだよねー、あーあーあー、まあいいや。 ( かちゃかちゃと並べた筆とデザインナイフを拾い上げて、ゆらゆらひたひた歩み寄れば、はい、と差し出して。 ) やー、ごめんねー、そーりー。 別に驚かすつもりは6割くらいしかなかったんだけどさー、古巣だからちょっと調子こいたっつっても一部屋から動いたことなかったけどさー。 ( なんというか、聞いてもいないことをべらべら喋る水蓮は、おしゃべり好きのようで。 ) [Thu 23 Nov 2006 23:33:51]
◆ドリィ > ―――――― は、ぁ…( 暫し、呆然と床に並べられた筆とデザインナイフを見詰めれば… 頭に浮かぶのは、何だろう…この状況、と言う疑問。 確か、自分はみんなに後片付けを押し付けられて、それで… と、色々と思い返すも… この、突然出てきた奇妙な人形。これが出てきた辺りで見事なまでに混乱し――) …… は、ぁ… えぇっと… こん、ばん…わ(そんな中で、挨拶なんてされてしまえば… 如何し様、と言う様な、酷く混乱し、酷く困惑した表情で、遠慮気味に挨拶を返すだろう。) [Thu 23 Nov 2006 23:30:34]
◆水蓮 > あー、ちょっと待って、幾何学って専門じゃないからさー……………………うん、おっけ。 で、なんだっけ? ( 奇妙な形で美しく並べられた筆たちを眺めてなにやら満足げに頷いて、それから思い出したようにくりん、振り向いて。 ) ええと、なんだっけ……………ああ、そうそう、改めてはろろーん。 ( ぶらりと軽く手を上げて、そんな挨拶をかました。 ) [Thu 23 Nov 2006 23:27:51]
◆ドリィ > ――――――――……………・・・・・・・・・・・・ え っと… ?(暫しの間、頭抱えて蹲っているも… 何も起きない事に疑問を抱けば、恐る恐ると顔を上げ… じっと見詰める視線の先にあるのは、何やらデッサンナイフと筆を綺麗な形に並べている人形の姿。 それに、キョトンとした顔を浮べて暫し困惑する様子を見せ、て――) あ… あ、の… えぇっと… (―― 其処で、漸く落ち着いたのか… 或いは、混乱の度が過ぎて一周したのか、何処か困った様な表情で… 漸く此方から声を投げる、だろうか。 まだ若干指先が震え気味なのは、恐怖が残っている所為か) [Thu 23 Nov 2006 23:23:59]
◆水蓮 > くけけけけ、いやいやいや、お前も蝋人形にしてやろうか、とか言わないしねー。 いやでも………まあお化けみたいなものだし怖がられても仕方ないけどさ。 ( ちぇ、とか。 神様に助けを求められると割と困る身分なだけに、うーむむ。 とりあえず落ち着くまでまとうかな、と落ちた絵筆やデザインナイフを一つ一つ丁寧に拾い上げていく。 というか、力がないのでそんな一度に持ち上げられないのだ。 それを丁寧に並べたりしているうちに、むしろそちらのほうに気が向いて、なにやら美しい並べ方を追求し始めやがった。 ) [Thu 23 Nov 2006 23:18:32]
◆ドリィ > (多分、この子が凄く怖がりなだけなんです! だって仕方ないじゃない、色の温度が分かる以外は人間だもの みつお まぁ、さておき―― 怯えた様子で後退りし続ければ、やがて背中が椅子に当たって、その音と感触にも 「ヒィ」 と、悲鳴一つ。上げれば、泣きそうな顔で目の前の人形のお化けを見詰め――――) あ、ああぅ… じゃ、じゃあ私… 人形にされ、ちゃうんだ… 蝋で身体を固められて… いやだ、やだぁ… (恐怖が若干トンでもない方向まで突き進んだのか、そんな事までブツブツと。頭抱えて震えれば… 口の中でブツブツブツブツと かみさまたすけて とか言う言葉を繰り返したり―― 相手はシュールだが、こっちはガチで怖がってると言う悪循環は、まだ続く) [Thu 23 Nov 2006 23:13:04]
◆水蓮 > ( おお、久しぶりに見るこの反応。 一時本気で怪談だっただけに、こういう反応はちょっとした憧れでもあったとかなかったとか、しかしこの場合はちょっと問題だ。 捕まると困るので。 ) や、食べないって。 アイムノットイーティング。 そもそも私、この体になってからっつーか前の体でもだけど、もの食べられないしねー。 て、え、なに? なんかいるの? ( 後退りされているのが自分だと気づいていない阿呆。 頭はいいはずなのに。 くりん、と後ろを振り向いたりして。 コメディが本人たちにとっては必ずしも笑える状況ではないというとき―――ひとは洒落にならないとか言う。 ) [Thu 23 Nov 2006 23:08:22]
◆ドリィ > あ… ああ や ぁ… な、なぁ… (そりゃ、あれですよ。夜の芸術家教室で急に人形が出て来てハローコンニチワはシュールと言うよりも立派な怪談。 何か、言葉を発してるな…とは、頭では何とか分かるものの、それが何かを理解するまでは恐怖満載の思考ではうまく追い付かず――) あ… ああっ… わ、わた… わたし食べてもおしくなっ、ごめ…ごめんなさ たすけ…っ ゆるしっ… おかーさ、おとーさっ… いや、いやぁ…(そんな音を立てて近寄れば、また… 悲鳴じみた声を上げて後退り、後退り… 頭の中では「またダークサイドに着ちゃったの?」とグルグルグルグル 漸く吐き出した声は、もう本当に化け物と対峙した時のアレだ。) [Thu 23 Nov 2006 23:02:53]
◆水蓮 > ………ありゃりゃ。 もしかしてこれってば私がなにかしたように見えたりしちゃうのかしらーん、と。 ( 幼女―――というかまあ実際には結構派手な人形Aなのだが、水蓮は随分と楽しそうにそんなこといいやがった。 諸々の物理現象さり気に無視しやがってとか、まあそこら辺はちょっとした世界のミス。 机にかくれて見えなかったとか。 ) とりあえずこれは大丈夫かって尋ねるワンシーンなのかね。 決して怪しいものではないっつーか間違いなく怪しいんだけどおじょーちゃん、アァユゥオウケイ? ( ひた、ひた、ひた。 不気味この上ない足音で接近してそんなことを。 ) [Thu 23 Nov 2006 22:56:17]
◆ドリィ > あ あああ ああ ああ あ あああ あ ああ ああ (見回りの誰かだろうか? それとも、忘れ物をとりに来たクラスメイトだろうか? もしかして、例の怪物だろうか? ひょっとして、自分はこのまま食べられてしまうのだろうか? そもそも、教室内で自分の進行方向から響いてくる音って何事だろうか? やっぱり怪物が壁抜けとかして出てきたのだろうか? 頭の中で何かがものすごい勢いでグルグルと巡り回れば、口から吐き出すのは… 声にならない音声。そして――) ――――――――― (目の前、現れた幼女。 それが発した言葉に、無言―― と言うよりも、恐怖のあまり呼吸が詰まって返答出来ないのだが ――な状態で視線だけを返せば… や、が、て ) ぁ うっ (ガクン腰から先が砕ける様に、その場にへたり込む。 早い話、腰が抜けた らしい) [Thu 23 Nov 2006 22:51:21]
◆水蓮 > ( そしてその先から現れたのは――――幼女だった。 ) ………おやおや、はろろーん、なにしてるのかなー君は。 最近の子はパントマイム必修とかそういうのだったりするのかなーまーどーでもいーんだけどさー。 ( すっげえフランクだった。 はろろーんと気さくに上げた手が脱力するようにぶらん、と下がる。 BGMが一瞬で変更になりそうなきゃらくたあだった。 言ってみれば、シュール。 ) [Thu 23 Nov 2006 22:44:05]
◆ドリィ > うん、じゃあ… これを、ちゃんと片付けて… それで、帰ろう(そして、その疑問も、怪物への恐怖に片隅へと押し遣られれば… さっさと片付けを終らせようと、パタパタと慌てた足取りで、画材入れの場所へと向か――) ―――― ヒッ!?(ビクン!? 不意に聞こえてきた音。 まるで、何か得たいのしれない者が近寄る様なその、音に…背筋がビクンと震えれば… その拍子に抱えていた物が、また…ガシャンと音を立てて床に落ち… その場に、硬直する、か ) [Thu 23 Nov 2006 22:39:39]
◆水蓮 > ( ひた。 ひた。 ひた。 本人(?)としては普通に歩いているつもりらしいが、そのゆっくりさと無駄な静けさの中にぽつんと響く音は、かなり、その、ホラーだ。 壁に体を半分預けながら、ひた、ひた、ひた、ひた、ひた、ひた、ひた、ひた、ひた、ひた、ひた、ひた、ひた、ひた、ひた、ひた、いっそ機械的なそれすら感じさせるほどリズミカルに歩く音。 それもご都合主義的に少女の行く先から。 ) [Thu 23 Nov 2006 22:38:21]
お知らせ > 水蓮さんが来ました。 『( ―――ひた。 )』 [Thu 23 Nov 2006 22:35:04]
◆ドリィ > ――――――――……… (そんな、五回も繰り返している作業の最中… ふと、ナイフを拾い上げた手を止めれば、暫し…そのナイフをじっと見詰め始め―― そして) 何か、足りない気が… うぅん、気のせい…かな? 気のせい、だよね(ポツリ。 呟きと共に首を傾げながら、呟きを一つ吐くも… 色に関して以外は酷く鈍感な所為か、五度も同じ作業を繰り返した結果、漸く頭に浮かんだ疑問も、結局は疑問止まりに終わり――) [Thu 23 Nov 2006 22:30:51]
◆ドリィ > ――――……… ぅ… ひぅっ… (そして、たっぷり4分程、身を竦ませて硬直した後で、ぎこちなく周りを見回し… 当然の様に何事も無い事を確認すれば、安堵の吐息と共にその場にへたり込み――――……) は、早く… 片付け、終らせて… 帰ろ… う、ん(… 震える指先で、床に落ちた絵筆やデザインナイフを掴み上げ… また、腕に抱え初めていく。 今度は落とさない様に、手とか腕とかをナイフで切らない様に、そう気をつけながら―― と言っても、こうやって落とすのは、実はこれで5度目だが) [Thu 23 Nov 2006 22:22:23]
◆ドリィ > (ダークサイドの一件から、以前の様に苛められると言う事は無くなったみたいだが… それでも、性格が災いしているのか、こういう事を押し付けられたり何かは良くある事で、押し付けられた事を断れないのもいつもの事…だが――――) もし… 出てきたら、どう、しよう… 走って逃げても、足… 遅い、し( 流石に、今回ばかりは断っておけば良かった…と、真っ青な顔の侭に思う。 何とか恐怖を紛らわそうとしている独り言も、何処か恐怖を助長してしまっている様に錯覚してしまえば… ビクリと体が震えて、その拍子に抱えていた絵筆やデザインナイフが床へ。 落ちて音を立てれば、その音に ヒッ と、怯えた声上げて身を竦ませるだろう) [Thu 23 Nov 2006 22:12:28]
◆ドリィ > (何でも、教室の一つが荒らされて奇妙なモノが残されただけじゃなく… 学校に変な怪物が出たらしい。 どこからとも無く流れて、生徒達の間で囁かれる話。 聞けば、誰かが襲われそうになっただの… 襲われて食べられただの―― ドレが本当で、ドレが嘘か分からない事まで流れてくる始末…で――) で、出て… こないよね、お化け(そんな話を思い返してしまえば顔色は真っ青で、慌て気味に絵筆やデザインナイフを片付けようとする手は震え気味に。 教師達は、余り騒がない様に… 夜遅くまで残らない様にと注意を促し、多くの生徒達は、その教師の言いつけ通りに夜更けになる前に帰っているだろう。 例えば、時間の掛かりそうな後始末を、都合の良さそうな生徒に押し付けたりなんかして ) [Thu 23 Nov 2006 22:03:16]
お知らせ > ドリィさんが入室されました。 『夜中。押し付けられた後片付けの最中… 怪物の話を思い返す』 [Thu 23 Nov 2006 21:52:33]
お知らせ > セツさんが退室されました。 『(思惑は知らず。少女と共に校舎を見回ろう。)』 [Thu 23 Nov 2006 19:32:30]
お知らせ > 跡野末理さんが退室されました。 『( まだ、言わないけれど。 もしかしたらそのうち、誘うかもしれない )』 [Thu 23 Nov 2006 19:31:21]
◆跡野末理 > 今は、それで『正常』なんだとも思うけど。 ただいつか、ひっくり返るかもしれないわ。 ( 異物を容認することを苦手とするヒトが、街を構成する主だった種族である限り。 …あるいはヒトも変わり、変わったまま、振り返ることなど無いのかもしれないけれど… 『異常』とまで言ってのける青年に、笑いながら頷いた ) 真顔で言うんだもの、本気でデートと思って困らせたのかと思ったの。 違うならいい。 ―――〜一人で行かせるのは名折れだから、一緒に来てくれるのね? 止めるんじゃなくて。 ( もう一声、命を張りなさい!とはまだ言わない。 ただ、止めでもなく誘いに乗るのなら、良い線いってると満足気に頷いた ) ( ―――ところで、頼み事はどうだろう。 滅多な事では拝んだりしないと思う。 基本、へりくだるのは下手な性格だ――― ) [Thu 23 Nov 2006 19:29:38]
◆セツ > 確かにそうだ。 ( 今日何度目かの納得。 ) これだけ騒ぎが起こる要素を抱えてるのですから、この街がむしろ平穏であり続ける方がこの市にとっては異常なのかもしれませんね。 ( 多少言いすぎな物言い。 それでもクリスティアから此方に移り住んだ時に一番驚いたのはその多種多様な種族が暮らしているという点だから。 ) 冗談です。 面白くなかったですか? ( 真顔を崩さないまま苦笑を見せた相手にそんなことを。 ) ―――お供させていただきますよ。 今日は幸いなことに時間も余っています。 それにこんな話をした後で一人で行かせては名折れだ。 ( 興味と安全の天秤で揺れ動く心。 『知りたい』という純粋な欲求は、命を張らない程度ならばいくらでもこの青年を動かす。 )( 頼みごとには滅法弱い部類。 拝まれれば困ったようにしながらも、結局は同好会に入ることを約束しそう。 ) [Thu 23 Nov 2006 19:16:56]
◆跡野末理 > 種族や思想をこれだけごっちゃにしてこの程度よ。 ヴェイトス市の成り立ちを思えば軽いものじゃない? ( 物騒と言えば物騒だけど、例えばクリスティアではこんな事件も少ないのではないか。 ヴェイトス市にある隙を思えば、立派に秩序を維持していると笑う ) ―――うん? どうかしら。 一緒に居るだけでデート!って言う人も居るし、遊びで寝る人も居るわ。 一人より二人の方が安心っていうくらいで、下心は無いけど。 ( 真顔に微苦笑を零して、線引きが良く分からないとヒラヒラ手を振ろう。 ―――時々縁のあるこの青年が、どれだけ不思議に関心を持って、その関心の為にどの程度無茶を出来るかという事を、見てみたいとも思っている。 あるいは、どの程度引っ張る人間に流されてしまうか、か。 …野次馬で居ようと心に決めてしまっているなら、仕方の無い事だけど… まだ『本当に』どうかは分からないから。 …あわよくば、立ち上げようかと画策しているオカルト同好会に引っ張り込めないかと――― ぇ、忙しい? ) [Thu 23 Nov 2006 19:01:34]
◆セツ > 全く……紅い雨が降って大騒ぎが治まったかと思えば怪物騒ぎ。 地方村の方では惨殺死体にクソッタレな吸血鬼が出てきたという噂だ。 最近のヴェイトスも非常に物騒になったものです。 ( 人を食うと聞けば嫌そうなに顔をしかめて深々と溜息を零す。 もう一人狙われてるというのが以前屋上で出会った人だとは露知らず。 ) でしょうね。 幽霊や街の外の悪魔ならともかく、現実に大学で出会ったのなら人事じゃない。 ( 多少頭が切れようと所詮は一般人だ。 卓越した射撃の腕も効果的なのはあくまでは人間や獣程度相手を対象にした時の話。 自分は出来る限り無関係な野次馬でいようと心に決める。 ) あの人たちに強制力は無いですからね……こんなことになって警備の人たちもご苦労様です。 ( こういう時ぐらい柔軟な対応をした方がいいだろうと思うのは個人の考え。 自警団にあまり借りを作りたくないという思惑も大学側にはあるだろう。 ) 確かに。 こういうのに恐れてばかりなのは道端で出会うかもしれない通り魔に怯えているようなものですしね。 ( 用心をすることとと臆病なのは違う。 少女の言葉に納得し、そしてお誘いの言葉を聞く。 ) ―――それはいわゆるデートのお誘いですか? ( 真顔で言った。 ) [Thu 23 Nov 2006 18:48:45]
◆跡野末理 > 逃げずにいられればそのうち慣れるわ。 多分。 ( 自分も割と落ち着いているのは、魔術科だからということで。 人を殺す事だってあるのなら、今更見ず知らずの死体には関心か無関心以上の感情は持ち合わせられない ) 一応、むやみやたらに人を襲わない程度の知能はあるみたいだけど… それも、厄介かな。 もしかしたら人を食べるのかもしれないわ。 そこまでは、分からないけどね。 ( 関係を持ちたくなくても、戻って来るかもしれない。 そして二度と会わなければ会わないで、それはどこかに居るかもしれないという事… 自分は、それでも構わないのだけれど。 …縁があって、とても関心を惹かれる生徒が絡んでいるのなら、追いかけても良いと思っている。 クナイが回収できないのは、少し落ち着かないし――― 『恐ろしさの方が先』 ) …きっと、健全な感覚よ。 ( 今のところ、彼に寒河江未希のような特性を感じなければ、引っ張り込もうとはしない。 関わりを持ちたくないというのも本心だろうと頷いて ) ―――ええ。 一応、自警団には通報したけど。 あまり大学の中には立ち入らせたがらないでしょうしね…。 保安部が頑張ってくれると良いんだけど、絶対安全と言えるかどうか… 〜ま、夜中に一人で胆試しでもしなければ、大丈夫。 獲物を襲う状況を選ぶ知能があるって事は、そういう事よ。 怖がるばかりでもないでしょ? ( 不用意な行動をとらなければ、と… それも難しいけれど、安心させるように笑って ) ―――他に何か無いか、ちょっと見てくるわ。 ( 歩き出そうと数歩踏み出し、一緒にいかが?と振り返った ) [Thu 23 Nov 2006 18:30:00]
◆セツ > 好きではありませんけど、見かけた瞬間に吐き気を催して逃げ去る程では無いですからね。 ( 表は冷静な態度を崩さない青年も、その心中はかなり乱れている。 そこまで死体というものを達観視することは出来なかった。 ) ―――僕が一番怖いのはそこですね。 マトモな思考回路を持ったヤツならまずこんな場所で出産なんてしようとしない。 放置したのは未熟児だからと少し納得しますけど…… ( 一般人が大量に跋扈しているこの場所でそういった存在は純粋な恐怖だ。 立ち向かう術もなく、ただ狙われた存在はその化け物の餌にされる。 ) 僕なら願ってもそんな存在とは関係を持ちたくありませんね。 上下逆はさすがに不気味だ。 ( 実際は強姦なのだから、そんな悠長なことを言ってられないのだが。 解剖で解った結果に大したことは無かったようだ。 もし教授が敬虔なパプテス教徒であり、十字架や聖歌、聖句の類を試していたらまた別だったのだろうが、解剖や研究なんて物に身を染める教授は無神論者だったようで。 ) ―――― ( 興味が無いか。 その問いかけに青年は暫し思考をめぐらせ。 ) 興味の欠片もありません――――なんて言えば嘘になってしまいますね。 確かに一体その化け物が何なのか、とても気にはかかります。 けれど―――正直恐ろしさの方が先立ちますね。 相手は場所も状況もかんがえみないような『化け物』だ。 件の悪魔たちの生き残りかもしれない。 それに積極的に関わろうするのは余り望みたくない。 ( 好奇心猫を殺す。 怪物に対する対抗策も無い自分は観客席の立場にいたいというのが本音だ。 ) …………逆恨み…ですか。 となるとまたこの場所に現れる可能性も否定できませんね………… ( 大学側の対応はどうなるだろうか? 自治権を持って独立しているとはいえ、このような状況になれば自警団の助けも借りることになるかもしれない。 ) [Thu 23 Nov 2006 18:15:01]
◆跡野末理 > 『腐乱死体ならともかく』って言っちゃえるのも凄いと思うけど。 自分の中だって似たようなものと思えば、そんなにはね。 ( 顔色は悪いもののどこか落ち着いている青年には、同じように思うのだろうかと首を傾げて ) ―――そう。 それじゃやっぱり、産んだのか、それに近い状態だったのかしら。 場所を選ばないにも程があると思うけど… ( 生まれたての赤ん坊に与える食物がいっぱいと思えば、それ程間違ってはいないのか? 演技でもない意識は、首を振って口にせず ) ………産んだとするなら、私達が会ったのはヒトを基準にして考えるなら、女だったし… 相手がいるのかしらね… 未熟児か… ( ヒトとの交配?と、一応その可能性も頭を過ぎるものの… 一本に絞るには、まだ情報も少ない。 子どもがそうだからと言って親もそうだとは… 確かに分からないが、急所の位置はある程度あてにしていいのかもしれないと、話を聞く ) ―――興味、無い? 不思議じゃない、そんなのが居るなんて。 …まぁ、別に不思議なだけで、本当ならどうでも良いんだけどね…。 ―――昨日、結局その怪物はどこかへ行っちゃったんだけど、窓枠に取り付いた時に硝子で足を切ったみたいで。 どうも私達、恨まれてるかもしれないのよ。 ( 逆恨みね、と苦笑交じりに… けれど真剣に困った風に見せて、肩を竦める。 事実とは、違うが ) [Thu 23 Nov 2006 17:50:15]
◆セツ > ……ただの腐乱死体ならともかく、ああいう類のは正視に堪えませんでした。 その友人の反応は至って常識的でしょうね。 ( 一時期スラムに身を寄せていたこともあれば、死体自体はさして珍しくも無い。 それでもアレは見ていて気分の良いものではなかったようだ。 荒らされた教室。 不自然な肉塊。 化け物騒動。 これだけ揃えば一般生徒は尻込みして出来るだけ関わらないようにするのが普通だ。 事実この青年もあまりこの件には深く首を突っ込みたくないと思っている。 ) ―――消化器官らしき物には何もありませんでした。 教授曰く、生まれてすぐに死に絶えた未熟児のような存在だと思われると言っていましたが――― ( そして続く言葉には青年が目を丸くする。 ) ―――別のヤツ…ですって? ( どうやらまだその事は知らなかったようだ。 ) ………確かに、そんな化け物が母親ならばアレの存在も少しは理解できるかもしれません。 ……『子供』の器官の話ですが、人のそれとはさかしまの位置にありました。 丁度アトノさんが言った怪物のように、上下が真逆の位置に。 ( といってもその母親とやらまでがそうとはわからないと前置きを加えて。 ) ………しかしえらく興味を惹かれていますね。 そんな化け物と出会えば無理は無いのかもしれませんが……… ( 興味津々の相手の様子を不思議そうに眺める。 ) [Thu 23 Nov 2006 17:34:05]
◆跡野末理 > そのうち利用できるようになるわ。 ( 顔が広いのはきっと良いこと。 便利君になってしまっている感があるのは気の毒な気もするけれど、まあ頑張ってとポンポン肩を叩く ) ―――私も魔術科の交換学生って事で見せてもらったけど、免疫無い人にはそうでしょうね。 クラスメートもえずいてたし。 ( 続く話には、興味深そうに相槌をうっている。 ―――悪かったわねネジが一本外れてて! とは、相手の内心を知らないなら言えない事だけど。 『人のそれと近い』 に頷いた ) ―――内容物は? 何か、食べた物が残っていたり、しなかった? ………もう聞いてるかもしれないけど、昨日、別のヤツと遭ったのよ。 肉塊とそれにどういう関係があるのか知らないけど… 私は、アレが、その肉の塊を産んだんじゃないかって思ってる。 知らないけどね? 勘で。 ―――ヒトの手足を逆に、と言うか… 頭と股が逆になっているような、女の身体の、変な怪物だった。 …肉塊の方は… 器官の『位置』は、やっぱり人間と近かった? ( 興味津々らしい。 魔術科なら、不思議ちゃんも珍しくないと思うけど ) [Thu 23 Nov 2006 17:15:58]
◆セツ > ……顔だけはやたらと広い自分が時々恨めしい。 研究意欲の強いご老人たちはともかく、学生達は殆どが得体の知れない物体に尻込みしていましたよ。 ( どうやら解剖の中心人物になった人は他の教授にその格好の研究対象を手渡したくなかったようで。 そのためほぼ部外者の自分に白羽の矢が立ったというわけなのだが。 ) 本当に貧乏クジです。 ああいうのはやりたい奴にだけやらせればいいというものを。 ( といっても大学生活をしているものは、大抵が平和を謳歌している人たちだ。 まさに正体不明の物体に積極的に関わろうとするものは、それこそ一本ネジが外れた人たちだろうと青年は思っている。 ) ―――歴とした生き物でしたよ、アレ。 外見こそただの肉の塊ですが、内臓などの器官は人のそれと近い物が多々見受けられたそうです。 けれどあんな手も足も無い不完全な生物が長い間生きていられる筈が無いと変態教授はブツブツ独り言を呟いているのを耳にしました。 ( あまり面白い話ではないと前置きしたあと、聞かれれば素直に経験したことを語ろう。 ) [Thu 23 Nov 2006 17:04:27]
◆跡野末理 > ―――へぇ、解剖の? …あれ… でも、先輩の学部… ( 医科でしたっけ? と天井を仰いで。 ああ、色々手伝わされているのだったかと苦笑を零す ) なるほど。 人手不足って言うより単純に貧乏くじを引かされている感じね? ( おつかれさま、と… 憮然とした表情もどこ吹く風で笑顔のままだ。 それをふと、引っ込める ) ―――で、何か分かったの? ( それこそ誰にでも出来るような、けれど誰もしたがらない手伝いをさせられていただけだと思うけど、そこで研究者達の交わしていた会話を聞く機会があったなら、と訪ねよう ) [Thu 23 Nov 2006 16:49:42]
◆セツ > ( 呼びかける声に顔を上げれば、そこには紅い雨が降り出す前に出会った一人の少女。 その一風変わった名前を思い出す。 ) ―――お久しぶりですアトノさん。 ……寝不足だけだったらどれだけ良かったことか…… ( 十分な休息を取っていないことは否定しない青年。 続く相手の言葉に以前のことを思い返せば、後悔やら羞恥やらの気持ちで頭を振るいつつ、失敬な、と憮然とした表情で一言返しておく。 ) 最近の騒動の渦中にある例の肉塊騒ぎ。 それの解剖作業なんかがついさっき行われて、それの手伝いされてたんですよ。 ( おかげで気分が非常に悪くなりましたよ、と疲労の影を見せながら呟く。 ) [Thu 23 Nov 2006 16:44:10]
◆跡野末理 > ( ちらちらと教室を覗きながら、廊下を歩く。 別に忍者刀を腰から提げていたりしない、いつものセーラー服に、いつものお下げ髪。 ―――進んだ先で、壁にもたれる学生を見つけた。 魔界騒動の時、本格的な騒ぎになる前非常食でお菓子パーティーをした青年。 教授命令で調査に行かされるカモーとか言っていたが無事だったかと、微笑んで。 手を振る ) ―――お久し振り、先輩。 どうしたの。 また寝不足? ( 挙動不審に女学生に迫ったりしちゃダメよーなんて、くくくと笑いつつっ ) [Thu 23 Nov 2006 16:35:09]
◆セツ > …………やれやれ……だ。 ( 気分を悪そうにした金髪の学生。 喉から声を絞り出して疲れの入った溜息を零す。 ) …………全く持って面倒な真似を……! ( 疲れきったように壁に背を預けながら、掌で顔を覆いながら押し殺した怒声を呟く。 ) [Thu 23 Nov 2006 16:30:47]
お知らせ > セツさんが来ました。 『(顔色を青くした学生が一人)』 [Thu 23 Nov 2006 16:25:20]
◆跡野末理 > ( 自分もまた、危機感足りないなりに多少は怖がる学生であるという芝居を、公の場では忘れちゃいけない。 ―――そんな事を考えながら、大学へと戻って来る ) ( あの怪物が目立っているが、他に、異常は起きていないのか… それとなく注意を払いながら、広大な学舎を歩き始めた ) [Thu 23 Nov 2006 16:23:41]
◆跡野末理 > ( あの怪物に傷をつけたのは自分。 だけど、狙われるとすれば寒河江未希の方だろう。 ならば自分も、暫くは彼女をマークする。 …とは言え、自分達を探しに大学へ戻って来た怪物が別の学生を襲わないとも限らなければ、密着より往復する形になるか――― 今はまだ、でも、後で話そう。 どうせ自警団にも通報したのだし、寮生や居残り組にもそれとなく注意を呼びかけて――― ) [Thu 23 Nov 2006 16:19:11]
◆跡野末理 > ( その後を、細心の注意を払って追跡。 屋根から屋根とか、それが自然なのだろうけど厄介な移動の仕方をする痕跡を、さほど苦も無く追いかけるのはやはり流石。 さて、彼女はどうするだろうと… 随分と危機感に差のある楽しみを見出しながら、背中を見守る。 勿論、昨日の怪物が自分達を狙って動くと考えれば面倒でもあるのだけれど… 本当に狙われるかどうか、という確信が、寒河江未希ほどはっきりとは持てていない ) ( その後も泊まる場所を探す風なら、寮の、自分の部屋に来ないかと提案しようと思うけど… もう少し、彼女の反応それ自体を見守る事にして。 人目に付き易い場所でウロウロするようになったら、尾行を止める ) [Thu 23 Nov 2006 16:11:26]
お知らせ > 寒河江未希さんが退室されました。 『 ポケットの中の小さな刃物を、握り締めた。 』 [Thu 23 Nov 2006 16:04:14]
◆寒河江未希 > ( 警戒心の強い怪物だった。 危険だと思ったら直ぐに逃げ出したし、「話し合いにはならない」が「知性が無い」わけじゃない。 溝川で途絶えた痕跡だが―――人通りの多い場所には現れないだろう。 隠れ潜む事は出来ても、人間に混じって暮らせるような類じゃない。 必然的にスラムか暗黒街に流れ着くとは思う。 …棲家はスラムでも、狩場もスラムとは限らないが。 ) お金は稼げない。 人間には混じれない。 食欲…性欲…生存本能? ( 先の展開が読めない。 出方を待つのは怖いけれど、闇雲に動き回っても成果が出そうに無い。 1つ息を吐いて、今日から暫らく何処に寝泊りしようかとか思案する。 公衆浴場と商業区、芸能横丁で上手い事やり過ごそうか。 ) [Thu 23 Nov 2006 15:57:23]
◆跡野末理 > ( 自警団への通報を済ませて一足先に血痕を追ったが、クナイは回収出来ていない。 身体に刺さった異物をそのままにしておくとは思えないが、足取りは溝川で途切れ、何処へ行ったかを知る事は、自分には出来なかった ) ( 医務室で呆然としているだろうと思いきや、戻った大学にエミの姿は無く。 ちょこちょことあちこちを回って昨夜の教室に戻って来れば、窓の外を歩いていく彼女の姿が目に入る。 ―――嫌われた… と言うか、警戒されてしまったかな、なんて痒くも無い頬を掻いて微苦笑…。 気付かれないように、なんて彼女が相手では難しいかもしれないけれど、そっと後に付いて行った。 寒河江未希なら、何か見つけるかもしれない ) [Thu 23 Nov 2006 15:49:14]
◆寒河江未希 > ( それで、のこのこと戻ってきてどうしようかって。 ) ……今から考えるんじゃない。 ( 出くわさないようにどこかに隠れ潜むべきだろうか?どうだか。 簡単に見つかってしまうかもしれない。 じっとしている方が恐ろしいかもしれない。 だから一人でこうして、何食わぬ顔で昨日の血痕を追っている。 窓から壁伝いに信じられない痕跡を残す跡はまだ残っていて、校舎から外、グラウンドの向こうへ横切って、人気の無い方へと続いていく。 一人ギターを抱えて寒さに身を縮め、屋外を歩いていく。 ) [Thu 23 Nov 2006 15:44:33]
お知らせ > 跡野末理さんが来ました。 『( 怪物は『硝子で足を切った』とでも報告しただろうか )』 [Thu 23 Nov 2006 15:39:24]
◆寒河江未希 > ( 誰も居ない芸術科の教室は静か。 石膏像とイーゼル、木の椅子にごちゃごちゃと細かい画材があちこちに転がっている。 目に付いたのは一本のデザインナイフだ。 鉛筆みたいな形をした、細くて頼りないもの。軽くて小さくて、隠匿性は高いかもしれないが、武器というには粗末なものだ。切れ味だけは抜群だが、刃はせいぜい1cm程度しか露出していない。 ないよりマシ、と小さく呟いて一本拝借した。 直ぐに出よう。 知り合いには会いたくない。 ) [Thu 23 Nov 2006 15:33:32]
◆寒河江未希 > ―――…冗談じゃない。 ( “知りたいなら、危なくたって良いじゃない?” なんて、アトノマツリの言葉の断片を思い出して何も無い足元を蹴った。 いいわけないだろう。結局、何だか分からないものを視る事が出来る程度の人間だ。 興味本位で突っ込みすぎて、自分が痛い目似合う程度ならまだ良い。 家族とか、友達(あんまり居ない)とかを巻き込んでもそんな事が言えるものか。 苛々と何時にも増して険しい顔で廊下を進み、不意にとある教室の前で立ち止まった。 「芸術科」のプレートがついている。 橘立花の所属する学科だ。 ) [Thu 23 Nov 2006 15:18:42]
◆寒河江未希 > ( 医務室で目を覚ましたのは、夜が明けかけた頃だった。 見渡しても人の姿は無く、ただ誰か(多分「アトノマツリ」だろう)の鞄が置いてあって。 私はいつあの怪物がまた現れるかって怖くなって、兎に角学校を離れようと思った。 それで、家に帰ろうとして――――「怪物」の最後の視線を思い出した。 アレは私を狙ってくるかもしれない。 アレは人間を喰う類のイキモノだ。 うちに帰っちゃいけない。 誰かを巻き込んじゃいけない。 自警団には既に連絡が行っているとは思うけれど、兎に角私は家に帰らず、この時間までうろうろと人気の多い街を歩いて過ごした。 そして、今。 此処に戻ってきた。 ) [Thu 23 Nov 2006 15:11:34]
お知らせ > 寒河江未希さんが入室されました。 『 73:探索 』 [Thu 23 Nov 2006 15:06:57]
お知らせ > 跡野末理さんが帰りました。 『( エミキーは戦力外で大丈夫だろうか。 跡野末理(総能力40)との戦闘には☆4を! )』 [Thu 23 Nov 2006 06:12:40]
お知らせ > カタリナさんが帰りました。 『お二人に★3をどうぞ!』 [Thu 23 Nov 2006 06:09:50]
◆カタリナ > ( 壁を伝い地表へと向かうカタリナ。足の一本に負傷を負えばその速さは鈍化するけれど、賢明に三本の足を駆使して夜の闇に消えようとする。 …その刹那、化け物は一度だけ自分が覗いていた窓を見上げた。追手を気にしたのもあるだろうが、その眼は―― 怒りに満ちていた。…教室に居る二人からは見えないだろうが。 ) ( 彼女達が階下に下りる前に、自警団が駆けつける前に、カタリナはこの大学の敷地から逃げ出す。しかし、足から流れ出る血痕はカタリナの行動ルートを知るのに役立つはずだ。 ) ( カタリナは建物の屋根や壁や隙間を好んで通り、道はあまり通らない。時には少し離れた建物と建物の間を跳躍している事も判るだろう。怪我した足のせいか、飛距離が足りなくて下に落ちかけたような痕も。 ) ( しかしその血痕はまるで追跡を逃れるように、近くの溝川でぶつりと途絶えていた。 ) [Thu 23 Nov 2006 06:08:49]
◆跡野末理 > ―――………ぁー ( 思惑通り。 思惑通りだ。 自分は勿論エミも無事。 知能があまり高くなければ、血の跡を追う事も出来るだろう。 …ただ、人前で自分がそれをした事に、ぺったりと額に手を当ててふるふる首を振る…。 やっちゃった、とか、そんな感想 ) ―――〜ま、まぁ、ざっとこんなものよ。 身体壊してて暫く練習とか出来て無かったんだけど――― って、ちょっ…! ( 追跡するつもりは、今のところ無い。 エミに振り返って――― ぶっちゃけ無駄かもしれないけれど、どう取り繕おうと考えてたら、傾く体… 慌てて、抱き止めようと ) ―――そうね。 自警団、かな………。 ( 次いで考えるのは、ヴェイトス大学の自治権の事。 自警団の介入を許さないことも、できるのではないかと思う。 …それが正体不明の怪物の仕業なら、魔術科その他の怪しげな研究機関に、捜査の矛先が向くこともあるかもしれないが――― ) …『本当に違う』なら、大丈夫でしょ。 知らないわ。 何の指示も受けてないもの…。 ( 大学がどうなったって、ちょっとくらい探り難くなったって、どういった学生であれという指示は受けていないと… 言い聞かせるように頷き、医務室も締まっているだろうからエミを抱えたまま、とりあえず場所を変える。 ―――目覚めてから? 大学側の妨害が無ければ自警団へ行くだろう ) [Thu 23 Nov 2006 06:05:19]
お知らせ > 寒河江未希さんが退室されました。 『 ぐ ら と 視界が 傾いた。 』 [Thu 23 Nov 2006 05:51:08]
◆寒河江未希 > ( マツリが何をしたのか、多分何かを投げたのだろう。 直後に上がる不快な悲鳴に顔を顰め、その後に落下音が続かない事に気付く。 アレは普通にしがみ付いているんじゃなくて、蜘蛛みたいに何かしらの方法で半ば張り付いているんだろう。 それらしい足音が遠ざかっていく間、大きく呼吸をしながら額の汗を拭った。 良い予感はしていなかったけれど、やっぱりだ。 あんなものがまだ生きている。 まだ近くに居る。 どこかからまた血を流しながら怒り猛って襲ってくるかもしれない。 獰猛な歯型のついた筆記具みたいに食い千切られる自分や何処かの何も知らない他人の姿を想像して眩暈がした。 ) …報せないと…ッ。 自警 団 ( ギターにもたれかかって、力を込めて立ち上がろうとして―――――。 ) [Thu 23 Nov 2006 05:50:52]
◆カタリナ > ( ずぶり。 ) ( カタリナは足にそんな感覚を感じて、思わず動きを止めた。見れば、窓ガラスを突き破ったクナイが己の足の裏に突き刺さっているのだ。窓から離れようとしていたせいで、視界が丁度部屋の中を見ておらず、避ける事が出来なかったのだ。 ) ……………… ヒッ、ピギャアァァ―――― ッ!! アヒイイィィィィ!!! ( 一際大きい化け物の悲鳴が響き渡る。思わず張り付いた壁から落ちそうになるのを残った三本の手足で堪え、よたよたと壁を下り始めた。相手の思惑通り、壁に血痕を残しながら。 ) [Thu 23 Nov 2006 05:43:27]
◆跡野末理 > ( 捕食、とまでは分からないけれど、どちらを狙っているかは分かる。 きっとエミも、どうすれば良いか分からないのに感じるだけは感じてしまうのだろうから、腰を抜かして声も出ないとしても無理は――― なるほど、良い事ばかりではないか。 でも、付き合い方さえ覚えれば、と思ってしまうのだ。 忍は。 ………ただではさせぬと、威嚇するでもなく静かな対峙が続き――― ) ―――ッ… ダメね。 でも…! ( 窓枠の外に消える怪物には、悔しげな呟きを零した。 窓枠の登場にインパクトがあるのなら、ここはとりあえず一階ではないだろう。 飛び出してエミを狙われるのはマズイし、窓枠に取り付いて壁面で戦闘するなんて離れ業… やればできるかもしれないが絶対に相手が有利だ。 ここでどうこうするのは諦める。 ただ――― 窓へ消える影へと、手にしていたクナイを投じた。 傷を付けられれば血を終えるかもしれない。 それを自分がするかどうかは別にしても、コレは、ヒトとして野放しにしていいものではないだろうから――― 間に合うか ) [Thu 23 Nov 2006 05:37:53]
◆寒河江未希 > ( あれこれ話している内容なんて頭が真っ白になって全然耳に入ってこない。 今それれど頃じゃないだろ、って焦りだか恐怖だか苛立ちだかが先行して、自分が次どうするべきかの思考に至らず。 アトノマツリが冗談みたいに本当の「戦える人」で、ようするに此処は命を預けるしかないわけで、なまじ人間の形をした顔がこっちを見ただけで竦み上がって声も出せず―――――。 ) [Thu 23 Nov 2006 05:27:10]
◆カタリナ > ( 金髪の方は腰を抜かした。こういう奴は”喰える奴”だ。川辺で出会った娘や地方村で食い殺した一家のように、およそ反撃の手段を持たずただ逃げ惑うだけの。未希を見つめる瞳が貪欲に光る。感覚が鋭いなら気付けるだろうか。今、この化け物は寒河江未希を捕食対象として見ている事に。 …が、もう一人、黒髪の方。コイツは違う、驚かない、それどころか武器らしきものを取り出してこちらを見据えている。牙を剥く、といったあからさまな敵意を見せはしないが、その目は怯えて逃げ惑うエサの目では無い。…カタリナの脳裏に浮ぶのは、紅の魔法陣の側で己の腹を切り裂いたあのニンゲンの事だ。 ) …………。 ( 質問には答えない。ただその間、金髪と黒髪を交互に見遣るだけ。ご馳走とリスクを見比べているだけ。 やがて…… ) ……ウゥゥゥ…ッ ( 獣染みた声を響かせると窓に張り付かせた足が引く。そのまま窓枠の外に消えようとする。どうやら怪物は引く事を選んだらしい。 ) [Thu 23 Nov 2006 05:21:13]
◆跡野末理 > ―――噂が現実になってるって言ったら、信じる? これはオリジナルみたいだけど。 ( きゅ と革靴の底を鳴らして反転。 緊張を孕んでいるものの、声音に取り乱した風はない。 尻餅をついたらしいエミに、背中越しに話を続けてる。 ―――とは言え、それ程余裕があるわけもない。 パーツ毎にはヒトなのだと思うけれど明らかに違うそれは、正直不気味。 ヒトの稼動域を基準にして惑わされぬよう、身構えて… 一瞬スカートをたくし上げた手には、いつの間にかクナイが握られていた。 表情の無い、怪物の目を見据え ) ―――昨日ここへ来たのはあなた? 何しに来たの? …小さいのはもう、死んでたわよ。 ( 別れた時はまだ肉塊には息があって、それを迎えに来たのだろうかと思うけど――― 『絶対に話せるやつじゃない!』 エミの言葉に、分かったと頷いた ) ―――わかった。 …良かったわね? 私が『出来る』って知ってて。 安心でしょ? 任せられるから。 ( 怪物はどう出るか。 後ろにエミが居れば、迂闊には動けない。 言うほど、余裕は無いのだ ) [Thu 23 Nov 2006 05:13:25]
◆寒河江未希 > ( 今まで出くわした連中の中でも特大にヤバイ、絶対に出くわしちゃいけない部類のヤツだ! ソレは今しがた絵に描いたものとよく似た、異常な姿。 頭の赤いのはナンだ、とよく見れば不似合いなカチューシャ。 こっちを見たまま固まっている姿は動物的で、最初から自分達の存在を追ってきたのとは違う眼だ。 ) あ、うッ…コイツ…絶対に「話せるヤツ」じゃないッ!! ( 足がすくんでその場に尻餅を着いた。 こんなものが実際に出てきてしまえば無力なもので、出来る事はただそれが何なのかを目で見て理解する事だけだ。 その怪物は人の顔をしているけれど、人間の都合とは関係の無い生物だった。 ) [Thu 23 Nov 2006 04:59:07]
◆カタリナ > ( ちなみに足は窓枠の下から伸びた。つまり、昇ってきたのだ。 …そいつの瞳は瞬きせず、ただじっと教室の中に居る二人を見つめている。やっぱり勿体無くなったので産み落とした赤ん坊を食いに来たのだが、残念ながらアレはもう誰かが食ってしまったようだ、とそいつは思った。勿論、片付けられただけなんていう発想は無い。誰か拾い食いしていったのだろうとしか考えない。 代わりに居たのはニンゲン二人、それも若い。しかし ) ………………。 ( …雄には見えない。 カタリナはただそのまま、じっと様子を伺うように二人を見つめていた。まるで山中で突然人間に出くわした獣が様子を見るように。 ) [Thu 23 Nov 2006 04:51:48]
◆跡野末理 > うん、時々それとなく試してるんだけど――― ( 変な所で妙に手強い相手だ。 でもあの手この手でそのうちいつか ) ―――どうでも良くないでしょ、サガさんにとってはそこにある現実よ。 もっとも、私が忍者マニアなんてのはそれこそどうでも良いことだけど… ………本当に? あなたには、あなたなら見える、あなたにしか見えないものがあるんじゃない? 忍者も賢者も元はただの人よ。 なってみれば、分かるわ。 あなたがそうじゃないって、なれないって思うのは勿体無い。 ( 苛立たせてしまった様子。 微苦笑を浮かべて、首を振ろう ) 〜そうね。 ごめん。 …欲しいのよ、あなたが。 サークル入ってる? ぁ、そういえば劇団してるんだっけ……… ―――オカルト研究みたいな事をね、しようかと ( 背後にそれを感じるのと、引っ張り寄せられるのはほぼ同時――― 否、引っ張り寄せられる方が早かった。 背後を振り返りつつ、そのままエミを押し倒すなんて事が無いように姿勢制御―――! ) [Thu 23 Nov 2006 04:48:30]
◆寒河江未希 > 帽子脱がせようとすると猛烈に抵抗するから今度試してみると良いよ。 ( 殴ってもほったらかしても全然堪えない生物だが、何時でも何処でも被ってる帽子が気になって気になって「脱げ」って言ってみたのだが。 すごい頑なで。 ) 見聞きしたくない事だってあるよ。 最近よく分かった。 今度のだってそう、本当は別にどうでも良かったし、知らなきゃ知らないままでも良かった。 すっきりしたよ、だいたい何だか分かったし、それで? 私がその先どうするのさ。 危ないのが居るから気をつけて解決するのを待つ以上なんて無いでしょ。 それこそニンジャでも賢者でも出てきてやっつけてくれれば―――――( 私になにをさせたがってんだ。 遠まわしな問いかけに苛立ちをあらわにして捲し立て、不意に顔を上げてアトノマツリ(今更ながら変な名前だ。ナンテコッタワカラネェヤと大差ない。)の袖を掴んで思い切り引っ張り寄せようと―――――!! ) [Thu 23 Nov 2006 04:36:48]
◆足 > ( 突然、窓枠の外から白い人間の足が伸びて、それがぺたりと窓に張り付いた。肉が圧迫されて白い肌が余計に白くなった足の裏が見える。続いて、黒い髪の女の顔の半分、目の部分、ただ穴が開いてるだけみたいな黒い瞳が二つ教室の中を覗き見た。 …場所は丁度、跡野末理嬢が腰掛ける為に開けた窓の所だ。 ) [Thu 23 Nov 2006 04:31:43]
お知らせ > 足さんが来ました。 『 ぺたり 』 [Thu 23 Nov 2006 04:31:19]
◆跡野末理 > そうそう。 だけど思いっきり蹴っ飛ばせばとりあえず黙るし… 私は、遠慮なく蹴っ飛ばせる子ってコッタだけだわ。 ( そうしないと黙らないとも言うが。 遠慮なく黙らせられるっていうのも不思議に近い距離 ) ―――違うわ。 見えるのは見えないよりずっと良い事よ。 知らない方が良かったなんて言葉は良く聞くけど… 多分『全部分かる』のは無理だから。 それなら、判断材料は多い方が良い。 ( 覗き込んでくる瞳をじっと見つめて、そこには微かに警戒の色も宿るけど――― 続けられた言葉に、頷いて微笑む ) 〜ありがとう。 気付いてもらえるって、嬉しいわね。 …がんばったのよ。 忍者が好きで。 憧れて。 それはもう死に物狂いで。 でもそれだけ。 忍術科なんて無かったから、魔術科に進んでる… 『本当は違う』 と思う? …どうして、『密偵か暗殺者』なんて、そう思う人の前で言えるの…? ( 確かに。 忍にとっては命取りな存在。 単純に内偵中にでも知り合ったなら、それこそ本当に封じにかかるかもしれない。 けれど、今は幸か不幸かそうではないし… 確信を持てる情報からどこまで本質に近付けるかは、別だと言って ) ―――巧いわね。 ( 絵が。 とりあえず窓枠を下り、覗き込んだ感想の第一声がそんな ) ―――さて、それで。 満足? 怪物の形が分かって。 ( じっと、見つめる ) [Thu 23 Nov 2006 04:27:04]
お知らせ > 寒河江未希さんが入室されました。 [Thu 23 Nov 2006 04:26:53]
◆寒河江未希 > 話すのは別にいいけど。 時々迷惑じゃない? ( 一緒に居ると猛烈に目立つ具合とか。声のデカさとか。時々人の話聞いてない具合とか。そんな話。 ) ――――――それは余計なお世話だよ。 何でも見えれば良いってもんじゃない。 例えばさ、( 振り向いて、至近距離で瞳を覗き込んだ。 )どう見ても魔女っていうより密偵か暗殺者かって歩き方するヒトが 魔女科に 居る とか さ。 ( 魔法を使う素振りもなく、暗闇で指し示したものにすぐに頷いてついてくる眼。酷くバランスの綺麗な歩き方。学生にしては場慣れしすぎた口調、推察。 「ブランクがある」なんてプロフィールと照らし合わせれば胡散臭いもの。 視えた。観えた。ただ視覚から入る情報から、察する能力。厄介だ。 ) ……裸で、腕と足が上下逆についてる女。髪が長い。 ( 不意に足元を見下ろして、断片的に。 鞄から取り出したノートにその図を簡単に書いていく。 這い蹲って移動する天井まで走るそれ。血とその外の液体で塗れた手足が、胸と出っ張ったお腹、それから床に少しすりつけたらしい頬と髪。 ) 怪物だ。 [Thu 23 Nov 2006 04:07:34]
◆跡野末理 > 何度も訂正してくれるからじゃない? 話したいのよ、あなたと。 ( 知らないけど、ちょっと良い話っぽく。 ぽく。 そんな部分ばっかり饒舌なら、まずはそこから入って慣れようとか? 本当に知らないが。 …目と足はある、が答え。 術なんて使えなくても、ほら、エミはどんどん見つけているのだし… ) そうね。 危ないかもしれないし、普通はね。 でも知りたいなら、危なくたって良いじゃない? 折角色々なものが見えるのに、我慢して野次馬でいるのは勿体無いわ。 色々秤にかけて、何を取るかでそう決めたんだと思うけど――― あなたの目は見つめたがってる。 望めば見える、良い目をしてるのよ。 ( 速いこと速いこと。 話しながら教室まで戻れば、ぱちぱちと拍手 ) ええ、同意見。 足が前で手が後ろ。 『どうやったんだろう』なんて考えるまでもない、そういうつくりだと思う。 ( 半端に人の形をしているものだから、惑わされる。 でも、エミにはそれも無い ) ( 手掛かりを探る隣で、カララと無事な窓を開ける。 ひょいと、窓枠に足を乗せた ) [Thu 23 Nov 2006 03:53:14]
◆寒河江未希 > …何度も訂正したんだけどアイツ馬鹿だから。 その呼び方嫌。 ( 馬鹿な上にうるさくてエロでどうしようもなくって云々カンヌンそんな部分ばっかり饒舌であり。当人が居ても普通に言う。 ブランクね、と肩を竦めつつ、じゃ何が出来るんだろう、とか。 ) だから、何で? 当事者になりたいわけないでしょ。 ( 短い返事は素っ気無く。 それじゃ何で夜毎こんな夜警みたいな事してるかって――――別に。 暇、だから。 ) ……駄目だ、適当にうろついただけで意味無いみたい。 ( 足跡はすぐにもとの部屋に戻って、結局最初の窓の辺りで消えた。 わかった事は―――。 ) そう、「足」が前で「手」が後ろ。 それで仮に人間だったら女。 産んだっていうのも間違いじゃないかもね。 ( 他の手がかりを探しながら訥々と。 まだ何かあるはずだ。 多分結局この窓から出て行ったとして――――。 ) [Thu 23 Nov 2006 03:37:32]
◆跡野末理 > 〜あだ名で呼んだ方がフランクでしょ? ( そのうちエミとか呼び出しそうだ。 からから笑って ) 〜誤解されがちだけど魔術士は万能じゃないわ。 私の場合ブランクもあって、術は今一つ、知覚系なんてさっぱりよ。 呼ばれた理由はあるけど、残ってる理由はサガさんと同じ。 個人的な好奇心。 術は使えなくたって、目と足があるわ。 ( くるーり、教室を見回す。 教授から何を頼まれたわけでもない、物好き ) 野次馬までで、いいの? ( 一纏めにされた疑問に、そんな答え。 ―――おや、廊下を使っていたか… 歩き出したエミの背中を ふ と楽しげに微笑んで、見つめ。 すぐに後についていく。 指されればどれを指しているのかは見つけられるけど、はっきりと見えているかのようなその速さは、自分には無理だ。 内心舌を巻いて ) ええ――― と… そう? あぁ、そうか、そう。 人型だわ。 ―――あれ、だけど… あれ? 向き… ………。 ( 同じ場所を見上げながら進むのでは追い付けない。 背中合わせになるような調子で、後ろ歩きについて行きつつ、肩を回したりして首を傾げてる ) [Thu 23 Nov 2006 03:26:10]
◆寒河江未希 > 有名な割に名前が間違ってたけど。 ( 魔女科って言ったっけか。あんまり詳しくないけど、魔女ってこんな感じだっただろうか。 ) …で、得意の魔女術で何かするんじゃないの? わざわざこんな所で調べ物してたんだから。 ( 心当たりなし、ならさっさと帰れば良いんだ。 最後まで一人で残って何してるかって、何かしてるんだろう。 当然マホーを使うもんだと。 ) カボチャ…? そりゃ、また。 ( いつもなら「あの馬鹿なにやってんだ」と言う所だが、斯く言う自分もバッチリ「カボチャになってた子」だ。 カボチャ被って墓地に行ったりカボチャ被って海辺を歩いたり。 ) なんで? ( 短い問い返しは「勿体無い」と「止めてみない?」の両方に対する疑問一纏め。 塗れて汚れた(少なくとも寒河江未希の眼には)直ぐに見つかり、それを追いかけて廊下に出る。 そしていったん立ち止まって、床から壁へ、壁から天井へ、ゆっくりと指差して振り向く。 ) ―――こうだ。 ヒトガタしてるね、この手と足。 ( つかつかと歩き出し、天井へと移った「ヒトガタの手と足」の「四足歩行」を見上げながら進む。 ) [Thu 23 Nov 2006 03:12:06]
◆跡野末理 > そういうものよ。 ( ニンジャネットワークの底力! …などと言いつつ平たくなる気配はさておきっ… 独り言めいたその言葉に肩を竦めて ) …探すのはコトだけど、あるでしょうね。 産んだか吐き出したかしたんじゃないかしら。 どうしてって言われると困るけど。 ( 血の跡、の話にも付いて行く。 すっ飛ばされてもどうにか自己補正をかけられるのは、それなりの勘があるのか、はたまた適当なだけか ) 〜そう、ハロウィンでカボチャになってた子。 仮装だと思って合わせてたら普段着だとか… まぁ、世間的には間違いなくあの子のも仮装だったし、良いんだけどさ… ( ぶつぶつ。 一緒に何か思い出したらしい。 複雑そうな顔でごにょごにょ呟いた。 もっとも、その仮装のお陰で濡れ鼠の友人がちょこっと暖を取れたのだから、どうなるか分からないものだけど ) ―――そう。 勿体無い。 止めてみない? ( 野次馬を。 ちょい、と窓の外指差して、にこり ) [Thu 23 Nov 2006 03:00:16]
◆寒河江未希 > サガエ ミキ。 ダークサイド…ああ、何でだろう。 ( あの話、誰にもしてなかったのに。 ぼんやりとした表情で暗い室内を見回しながらそんな疑問。他にも巻き込まれた生徒とか居たみたいだし、同時期に何日か居なくなったから勝手にそう言われてるんだろうか。 まぁ、事実だけど。 ) 血の跡。 無いかな。 多分行き先が分かると思うんだけど。 血以外の液体もあると思う。 ( 割れた窓は外側から内側に破片を飛び散らせ、ぶつかった面積はかなり大きい。 道具を使って丁寧に破壊した痕ではないし、割れた窓に既に血がついているのを見る限り、赤い血の流れる生物。 そして硝子の破片で傷付く程度。 微かなものになると思うが、「足跡」が見つかりそうだ。 そんな内心の説明をすっ飛ばして短い言葉を幾つか。 ) 黄緑? ああ、無駄に光る奴? 肉食べられない。 ( 由乃屋で牛丼肉抜きとか頼む奴だ。アレが確かそんな発音で自分の事を呼んでいた気がする。エミキーとか。思い出しただけで腹立つ。 ) 別に。野次馬。 [Thu 23 Nov 2006 02:49:32]
◆跡野末理 > 佐賀 恵幹さんじゃない? ダークサイドの。 有名よ、あなた。 ( 合わされない視線に、もう一度笑う。 人付き合い下手な子なのかな、という印象。 覗かれるとどうなるかなんて、知りもしないで ) …今のところ誰にも分からない、みたいね。 学者先生達は分かろうとする方向性が一般人とはずれてる気がするわ、やっぱり。 …昨日の夜『何か』が窓を割ってこの教室に入った… ( 話しながら、恵幹が担架を追いかけないのなら、す と教室へ足を踏み入れる。 荒れたままの状態の教室。 さっきまで煌々と焚かれていた灯りは、今は薄暗い ) …置き忘れていた鞄を振り回して中身を放り出し、本を齧って吐き出した…。 そして、赤ん坊に丸っこく肉を付けた… と言うか肉を付けて丸っこくしたような塊を残して何処かへ―――。 残されていた肉塊には、本を齧ったり振り回したりする器官は無さそうだったから、とりあえず別に居るんじゃないかって事になってるみたいよ。 ( 粘液の跡… のような染みのある場所で足を止めて、振り返ろう ) 魔術科の、アトノ マツリ。 アマウラの留学生よ。 直接話したのは初めてだけど、あなたの事はキミドリちゃんからも少し聞いてる。 〜教授陣の好奇心で、魔術科の交換生が集められたのよ。 アレに何か心当たりはないかって。 …あなたは? ( 何してるの? ) [Thu 23 Nov 2006 02:36:21]
◆寒河江未希 > あ、そう……サガ? ( 案外テキトウだな、なんて思いながら相変わらずな表情で目をあわせないように直ぐに現場を覗き込み。 どうも自分の事を呼んでいるらしい中途半端な名前に引っかかって怪訝そうに顔を向けた。 視線は合わせない。 ) あんまり詳しくないんだけど何だったの、あれ。 あと、誰?知り合いじゃなかったと思うけど。 何してるの。 ( あれは別に観なくて良いかな、とかあっさり。それこそ呼び止めて興味半分で見せてもらうのは向こうの仕事の邪魔だし、率先して事件に踏み込もうってんじゃない。話でも聞ければ十分だ。 ) [Thu 23 Nov 2006 02:19:38]
◆跡野末理 > …良いんじゃない? 今更学生に緘口令も何も無いし、魔術科留学生とかそんな態度で、堂々とどうぞ? 佐賀さん。 ( サガさん。 勿論名前はエミキで認識DA! 愛想の無い… てゆかもはや悪い声と目付きに、臆するでもなく微笑んで。 どうぞどうぞと。 私が決めることじゃないけどね ) 〜でも、目玉はあっちよ。 見たければ見せてくれると思うけど。 みーとぼーる。 ( と、去り行く担架を指差して ) [Thu 23 Nov 2006 02:13:32]
◆寒河江未希 > ( はっきり言ってかなり愛想の悪い声と目付きは生まれつき。 金髪に三連ピアスのやぶにらみ、寒河江未希である。 ) [Thu 23 Nov 2006 02:06:31]
◆寒河江未希 > ( この辺りの棟には普段特別用事も無く、事件に関してはもう完全に部外者だ。 誰も居なければ勝手に近付いたけど、これは近付いて良いものかね、なんて少し痛んだ金髪をわし、と掻いた。 小さな声で言葉を交わしていた女生徒の片方が立ち去り、一人は其処に残っている。 他の人影はあるだろうか? 通り過ぎるのは担架。 不自然な、嫌に小さなふくらみが其処に乗っていて、すぐに通り過ぎて行った。 「担架」だ。 「担架」というのは普通、乗せる対象を人に限定する。 いいところ動物だ。 ロクな話じゃないとは思っていたけど、となで肩からずり落ちるギターを抱えなおして息を吐いた。 ) …ここ、入って良いの? ( そして直ぐに先程のお下げのアマウラ系女生徒の所で立ち止まる。向こうもこっちを見ていたようだ。 どう見ても学生の彼女がここで何をしているのかと。 ) [Thu 23 Nov 2006 02:05:28]
◆跡野末理 > ( 『私、もう帰る、もうダメ』 ティアンからの交換学生だったか。 壁に手をつきつつ歩き出す女学生に、お大事にと手を振った ) ―――こんな『噂』は無かった。 …オリジナル…? ( 不思議な事が起こるのは、人々の無意識の魔法によるという仮説。 元は、今は無い医科の術者サークルが提唱していたもの…。 そんな事を呟いて、窓枠から背を離す。 廊下側の鍵は壊されていなかった。 窓を割って進入した何かが、残された肉塊とは別の物であったとして、割った一箇所から入って出て行ったのだろう ) ―――肉塊調べるより外の痕跡を追う方が先じゃないのかしら。 ( 痕跡なんてあれば、の話だが。 …ぽつぽつと人が引いて行く。 その中に向かってくる少女の方へ、タンカが進み、擦れ違おうとする… ) ( もう一度教室を見てみようと入りかけた扉の手前。 足を止めて、ふとテープの向こう、廊下の先へ視線を向けた。 口を利いた事は無いが、『ダークサイド事件』の当事者として、見たことのある女の子がいる。 キミドリちゃんの知り合いで、確か名前は――― ) [Thu 23 Nov 2006 01:56:19]
◆寒河江未希 > ( 昼間から酷い騒ぎだった。大半の生徒は、平和だった大学という場所で起こった奇怪な事件に怯えてすぐに帰り、残った人間はそれはそれで落ち着き無く、騒がしく、講義中もそんな会話の断片が耳に入っては中断されて。 そんな日の夜だ。 一抹の興味と、ある意味いつもと変わらない深夜の校内徘徊。 皆が帰った後、寒河江未希という名の芸能科学生もまだ残っている、そんな一人である。 暗い廊下の向こうから足音を忍ばせて歩き、立ち入り禁止の現場に向かう。 今の所、おかしな事は他に見受けられない。現場に何人かの姿が見えるだけだ。 ) [Thu 23 Nov 2006 01:46:40]
お知らせ > 未希さんが入室されました。 『 72:残骸 』 [Thu 23 Nov 2006 01:41:15]
◆跡野末理 > ( 窓際で話している二人の前を、タンカに乗せて布を被せられた丸っこい物が運び出されて行く――― ) ( 昨夜、大学に侵入者があったそうだ。 ちょっと窓が割られたくらいだと、居残り学生のせいという事になったかもしれないけれど… 窓を割って入った『何か』が、鞄を振り回して放り出した本を齧り、得体の知れない肉塊を残して行ったようだとなれば、話は別。 …あるいはその肉塊が、教室でちょっとばかり暴れた者の成れの果てかもしれないなど、見方は色々あれど… 教授や交換学生などを集めても、少なくとも跡野末理が知る範囲では、訳が分からないというどうしようもない見解で一致している ) [Thu 23 Nov 2006 01:39:55]
◆跡野末理 > ( そう零しつつ、青い顔でしきりに口をゆすいでいる魔術科のクラスメートを尻目に… 『立ち入り禁止』 のテープの内側。 封鎖された教室前でセーラー服のお下げ髪は平然と… けれど思案顔で、廊下の天井を眺めていた ) ―――ほら、うちって薬師だから。 ああいうのも見慣れてるって言うか、あそこまで妙なものだと気持ち悪がるような現実味も無いしね。 ………そんなに気持ち悪い? ワイト教室のルービだっけ、あの子の使い魔よりはマシじゃないかしら。 ( 『あれは使い魔じゃないもの… 〜ぅえぇ 』 ) …そうね。 使い魔とか、ホムンクルスとか、そういうのとは違う。 アマウラの方でも… って言うほど私も詳しくはないけど、あんなのは知らないわ…。 強いて言うなら、妖怪とか悪魔とかの、レプリカでなくそれ自体か… 『そのくせ混じりっ気が多過ぎる』 っていうのはあなたの先生の言ってた事だけど。 皆さっぱりみたいね。 とりあえず、私達まで呼ばれるくらいには。 [Thu 23 Nov 2006 01:16:35]
お知らせ > 跡野末理さんが来ました。 『( 『心臓、弱いんじゃなかったっけ?あなた』 )』 [Thu 23 Nov 2006 01:04:10]
お知らせ > カタリナさんが退室されました。 『…荒らされた教室と、気味の悪い肉の塊を残して。』 [Wed 22 Nov 2006 01:53:56]
◆カタリナ > ( やがて体液と共に子が吐き出される。嬉々として振り返ったカタリナは、その子供の姿を見てビックリした。 ) あ、アララ?アラララ? ( 産まれた子供は只の肉塊であった。良く見れば目や口や鼻、指先らしきものが覗かせるがそれが動くことは無い。悪魔と人間ではやはり交配が上手く行かないのか、それとも単なる偶然か。 ぼりぼりとカタリナは頭を掻いた。 ) ……残念。 ( はふー、と憂鬱そうな溜め息一つ。けれどカタリナはめげない、諦めない。直ぐに気を取り直すと立ち上がった。 ) マタ、作ればイイ!ニンゲンノ雄、探す! ぎひッ! ( その場でどすどすと足踏みするのは、カタリナの機嫌がそこそこ良い時のものだ。ぴょん、と己が割った窓から身を乗り出すと、カタリナは夜の闇に消えていった。 ) [Wed 22 Nov 2006 01:53:24]
◆カタリナ > ( 詰まらない、そう判断したようだ。 しかし折角こうして人気の無い場所に来たのだし、カタリナはやっておきたい事があった。 ) ……ギフフ、アガヂャン。 ソロソロ、イイカシラ? ( 丸みを帯びた己の腹を満足そうに見る。地方村であの少年の子を孕んでからもう一週間以上だ。普段なら子を産み落としていてもおかしくない時期だが、腹が膨れるのが数日前から止まり様子を見ていたのだ。改めて近くに気配が感じられないのを確認すると四つんばいになり、下腹部に力を入れる。 ) フゥゥッゥウウンヌグウゥゥゥウ はあぁぁうううううウウゥゥ! ( 獣のような、僅かに艶めいた女のような、そんな声が響く。 ) [Wed 22 Nov 2006 01:46:59]
◆カタリナ > ―― オ? ( 鞄から飛び出したのは本や筆記用具、財布、等など。ぱ、と鞄から舌を話すと床にぶちまけた本を舌で絡めとリ手元に引き寄せる。 ) ………? ??? ( 当然、文字の読めないカタリナがそれが何であるか知ることは無い。開いたり臭いを嗅いだりした挙句、最後にはむしゃぶりついた。カタリナの骨と肉を噛み砕く強い顎でページを喰い千切り、くっちゃくっちゃと噛んで見るけれど。 ) ……不味い。 ( ぺ、と吐き出した。 ) [Wed 22 Nov 2006 01:39:15]
◆カタリナ > ……? ( カタリナは直ぐに何かに興味を惹かれる。それは机の上に忘れられた誰かの鞄だった。鞄が中にモノを詰め込むものだというのは、アマウラでニンゲンを襲ったときの経験で知っている。しかしそれの開け方だけは良く判らない、故に。 ) ギ! 中身が飛びデルまで根気ヨークブン回しー! ( 舌で鞄の取っ手を掴むとぶんぶんと振り回し始めた。机や床、壁にもぶつけて中身を引きずり出そうとする。 どかん、ばきん、どごん。そんな音が響く。 ) [Wed 22 Nov 2006 01:32:35]
◆カタリナ > ( カタリナ、窓ガラスを割って建物内に侵入。しかしそれに何か目的があった訳ではない、ただ大きな建物があったから中を覗いて見たくなっただけだ。言わば単なる好奇心、腹もそれほど空いてない。 ) ……… ギ、ヒ。誰もイナイ…。 ( カタリナが侵入したのは教室だった。しかし、教室内には誰かの姿は見当たらない。 ) …………。 ( ひたり、ひたり。四つんばいのままカタリナは床を這う。 ) [Wed 22 Nov 2006 01:26:52]
お知らせ > カタリナさんが来ました。 『―― がしゃん』 [Wed 22 Nov 2006 01:22:32]
お知らせ > リッカさんが退室されました。 『(何度目かの意識の欠落が訪れるまで、筆を。)』 [Mon 20 Nov 2006 04:10:37]
◆リッカ > (だから、筆先は止まない。―――落ちた筆を、腕を伸ばして、もう一度握って) [Mon 20 Nov 2006 04:09:55]
◆リッカ > (カンバスに載る絵の具は、極少ない色彩。―――丸が二つ。) (まだ朧げに輪郭だけ彩られた丸は、何を描くのか、其れが見えない。他人には。けれど。 ―――) もう少し。 もう少し。 (―――茶色の瞳には、出来上がった其れが見えている。背景も、何もかも。) [Mon 20 Nov 2006 04:07:46]
◆リッカ > (『 春を待つ冬 』という与えられた課題。カンバスに、がりがりと木炭でラフスケッチを描いて―――其れから、一心不乱に絵の具を載せた。此処のところ、至極真面目に課題に取り組むようになった己に、講師共も驚いていた。) ………白。 (白を基調に、―――と講師に告げられた時。何を描くか、考えるまでもなく腕が動いたのは、己にとっても謎。)(余りに打ち込むものだから、美術サークルの一室を借りてもいいと。異端的な生徒の自分に、初めて講師が 突き放す 怒鳴り散らす 無視する 以外の選択肢を選んだ) [Mon 20 Nov 2006 04:01:28]
◆リッカ > (浅い呼吸。『息を吸う』 と 『認識』 して、呼吸をする―――鼻につくのは、油絵の具の独特な匂い。) …あー…あ、床、汚し、 ちゃ ったぁ (べっとりと――床にこびりつくよに飛び散った白い絵の具。何時から此処でこうしていたのだっけ。まだ覚醒しきらぬ脳裏。) [Mon 20 Nov 2006 03:54:45]
◆リッカ > (茶色の瞳が、まだ薄い膜を擡げる視界の中を右へ左へ、彷徨って) …………、 ……・・・。 …………筆。 (足元、目覚めの物音の発生源を視界に緩く捕らえる) [Mon 20 Nov 2006 03:49:20]
◆リッカ > (―――薄く瞼が開いた切欠は其の音) [Mon 20 Nov 2006 03:47:05]
お知らせ > リッカさんが入室されました。 『(―――かたん)』 [Mon 20 Nov 2006 03:46:38]
お知らせ > 跡野末理@サークル棟さんが退室されました。 [Wed 15 Nov 2006 01:30:12]
◆跡野末理@サークル棟 > ( 『なにかあったら、独占インタビューはうちのものね?』 かかる言葉に、考えているところだと苦笑を零して頷いた ) [Wed 15 Nov 2006 01:30:03]
◆跡野末理@サークル棟 > …まぁ、うん。 考えてるところ。 前向きにね。 ( 改めて、【新聞部員振って】ではなく、【新聞部員に手を振って】。 立て付けの悪い戸の、カタカタ鳴るのが止むのを待ってドアを開ける ) [Wed 15 Nov 2006 01:16:54]
◆跡野末理@サークル棟 > ( 簡単なお礼と、感想と、暫く居座らせてもらった者としてのお別れを。 部屋を片付ける時は手伝うなんて約束を押し付けて、まだ残ると言う新聞部員振った。 ―――出て行こうとする背中を、呼び止められる。 『つくるの?』 ) …考えてるところ。 部長なんて柄じゃないしね。 一年だし… 誰か作ってくれるとやり易いんだけど… ( 『顧問は?クルーザム先生はお忙しいそうだけど。』 ) …知ってる。 仕方ないわ。 暇になったら、OBとして来てもらっても良いし。 名前を借りるだけなら、誰かしらなってくれるんじゃないかしら? ( 『アンフィニ先生?』 ) ―――ぁ… あれは、ちょっと… ( 初対面で思いっきり子供扱いだったとか。 魔術科の子供先生の名には、気まずそうに目を逸らした。 普通に講義は受けているけど、実は根にもたれてるんじゃないかとかっ…! 『部員は五名からだったかしら。当てはあるの?』 ) …あと一人。 んン、どうかな。 分からないわ。 一人も、ダメかも。 ( キミドリちゃんてば自由人だし。 …馴染んでいるようで、『友達』となると少ない自分。 サークルを立ち上げるなんて、無謀… そもそも飛燕から何の音沙汰も無い以上、目立つ行動は控えるべきだと思いつつ… 指示が無いのなら、好きにやってしまおうかと開き直りつつもある。 七不思議に代表されるヴェイトス大学の不思議を追うという『秘封倶楽部』の活動は興味深いもの。 そして、サークルとして認知された活動でなければ実践できない試みでもある。 『秘封倶楽部』がしていた事と、自分のしようとしている事には、若干の差異はあるのかもしれないが… クルーザム先生が多忙となれば、未帰還者のサルベージは保留なのだし、全く同じである必要も無い ) [Wed 15 Nov 2006 01:09:33]
◆跡野末理@サークル棟 > ( 理解に苦しむ事だけど、どこに何が貼り付けられていたのか覚えているらしい新聞部員は、飛ばされた紙をてきぱきと戻していく。 『いいの。もうこれがないと落ち着かないって言うか――― ご苦労様ね、マツリさん。皆もう、帰ってしまったかしら?』 ) ―――鍵、預かってる。 …ありがとうございました。 一応、読み終えたわ。 面白かった。 ( 飛ばされた紙を拾うのだけ、手伝って ) [Wed 15 Nov 2006 00:44:35]
◆跡野末理@サークル棟 > ( 魔術科の学生で実は忍者なんて学生にさえ、荒唐無稽だと首を傾げさせるような内容でありながら、さり気ない必死の努力で取れるだけの裏を取っている。 さほど注目を集めていなかった秘封倶楽部の活動も、その性質から頻繁に伝えられ… 未帰還者を出した最後の活動についても、生の声が残されているように思えた ) ………。 ( 新聞の上では数ヶ月前にその事件が起きて… 追跡調査を約束しつつも、溢れる新しいネタにその事件は忘れられていく。 …すっかり姿を消したと思われるまでの新聞に目を走らせ終えて――― 椅子に深く背を預け、溜息を零した ) ( 疲れた目を閉じ休ませていたら、立て付けの悪くなってしまったドアが開く。 吹き込む風に、壁の張り紙が数枚飛んでしまった様子。 『あああ』 と遅くまで頑張っていた新聞部員がいい加減慣れていそうな気の無い悲鳴を上げるのにくすりと笑う ) ―――火気厳禁もそうだけど、風もね。 それ、いつもじゃない? 止め方工夫したらって言うか… ちょっと、片付けたら? [Wed 15 Nov 2006 00:40:13]
◆跡野末理@サークル棟 > ( ここ数ヶ月、大学発行の新聞やサークルの会報を探して回り… かつて、異界へと渡って未帰還者を出し解散したグループの行動を追っていた。 『秘封倶楽部』という少人数のそのサークルの活動は、医科の学生が中心となって行われた、言ってしまえばオカルト研究同好会か。 大事件を起こすまではあまり相手にされず、大事件を起こした後はその隠蔽が計られて、公式の記録は殆ど残っていないと言っていい。 知り合えた関係者はあったけれど、直接聞き出すには重たい話で、実体を掴めないままさまよって、辿り着いたのがこの場所だった。 部室と同じ年季を持つ、ゴシップを中心に扱うこの部の壁新聞は… 暇潰しとして愛され続けているものの、その内容を一月以上覚えている人もあまりない種類のもの。 ジャーナリズムを持って意外ときちんと作られているなんて、気付く者は少ないだろう ) [Wed 15 Nov 2006 00:29:26]
◆跡野末理@サークル棟 > ( 書類箱に記された日付は、全て数年前のもの [Wed 15 Nov 2006 00:15:17]
◆跡野末理@サークル棟 > ( クリップボードをはみ出して壁にまで、雪崩でも起こしかねない勢いで記事やメモ書きの貼り付けられた、独特な雰囲気を持つ部屋。 ヴェイトス大学に複数あるであろう壁新聞部の部室で、部員でもないセーラー服のお下げ髪が、バックナンバーの書類箱を傍らに積み上げて、やや古びた印象の壁新聞を読み耽っている。 今さっき日付を跨いだ部屋に、部員達の姿は無く。 一人きり。 サークル棟の中でも年季の入った部屋に吹き込む隙間風にカサカサと壁の紙が鳴り、厳重に固定されたランプの灯りが揺れた ) [Wed 15 Nov 2006 00:10:10]
お知らせ > 跡野末理@サークル棟さんが入室されました。 『( 壁新聞部、部室 )』 [Wed 15 Nov 2006 00:00:11]
お知らせ > ハンナさんが退室されました。 [Sat 11 Nov 2006 02:03:28]
◆ハンナ > (ひとつ大台超えちゃうと違うわ。) (欠伸を噛み殺した。温度に慣れてくると結局眠気が襲ってくる。油断ならないわよ、全く。) さてとー、ホラーなピアノでも聞こえてくる前にやる事やっつけよう。陽が出る前には寝たいわ。 (腕を上げたら肩が鳴った。) …浴場行く暇作ンないと。 (くるり。踵を返して、自分のデスクへと――…。) [Sat 11 Nov 2006 02:03:26]
◆ハンナ > あ、 (庭に面した窓から、寮の灯りが見えた。) まだ起きてる子が居る。…ッて、あの辺は大丈夫か、 (身長120cm未満のお子様が居る寮じゃない。今頃何してたってナニしてたって気にするものでもない。気になるけど。) すごいなー、肌の心配とかしなくて良いのよね。くそー、羨ましい…! (若さが欲しい…! と云っても三十路になったばかりなのだが、矢張り10代 20代は憎たらしい程眩く見えるのだ。) [Sat 11 Nov 2006 01:47:07]
◆ハンナ > (低いヒールが硬い足音が刻む。――廊下に出ると少し肌寒かった。 ぞく、と寒気に鳥肌が立つ。) 上着羽織れば良かった。 (しかし、目は覚めた。頭の中がスッキリする感じだ。) コレで足があったかけりゃねー。 (頭寒足熱。誰かから聞いた言葉を思い出す。) (廊下は薄暗い。闇に沈んで、何処までも続いているような気がする。) [Sat 11 Nov 2006 01:29:08]
◆ハンナ > (夜の大学。人気がゼロって訳じゃないけれど、「昼じゃない」ッてだけでやる気が失せていく。ペンを進める手が遅い。) ミニテストの回数減らしたいわァ…。 (出来ない、と思ってるものばかり口に出る。その度に自分の志気を下げる。 馬鹿みたいな循環だと思うけれど、出ちゃうもんは出ちゃうのだ。) (かり…、と前髪の付け根を掻いた。じっと手元を見る。) …。駄目。やっぱ止め止め。 一旦休憩にしよう。 (席を立つ。) [Sat 11 Nov 2006 01:18:37]
お知らせ > ハンナさんが入室されました。 『 ――…あー、終わんない。 』 [Sat 11 Nov 2006 01:12:08]
お知らせ > 跡野末理@女子寮さんが帰りました。 『( ―――ふぁっぺしょいっ! 涼しくなってきたせいか、急にくしゃみがっ… )』 [Thu 9 Nov 2006 01:44:45]
◆跡野末理@女子寮 > 着ないで来るのは難しいんじゃない? ( くくくっと楽しげに笑い ) ―――原因、ね。 ……物が無くなって、変質者の仕業かもしれないという話が出て、けれど複雑な状況に、それでも一応説明できる現象が現れる……。 …初めから、この部屋にとった物を運んで来た『何か』の仕業だったと考えれば、それは当たり前なんだと思うけど… 状況に応じて、真相が形を変えていると考えるのは乱暴かしら。 ―――魔術って、そういうものだと思うんだけど。 ( どう? と一方的に話して。 首を傾げる。 独り言のようなその言葉は、意味を量りかねるものだと思うけど、気にした風も無く ) …でも… ええ。 大した事件じゃないのは、多分本当。 ―――うん、勿論。 …ありがとう、ワサビさん。 ( 『ワサビ、好きなの?』 などと話しつつ、送って行く ) [Thu 9 Nov 2006 01:43:44]
お知らせ > ワサビさんが退室されました。 [Thu 9 Nov 2006 01:36:40]
◆ワサビ > (その後、男はへこへこと女生徒たちに頭を何度も下げながら、鳩みたいになって帰って行った――..。。) [Thu 9 Nov 2006 01:35:53]
◆ワサビ > …う、うン…。見たいけど、…出来ればこの制服を来てる時は来たくない かな…。 (うふふ。 未知の寮の様子は、お楽しみと云う事にさせていただこう。) ――…原因の解明は、其方にお任せするね。学生さんや教授さん達でも危なかったら、或いは依頼の紙が斡旋所に貼られるかも抱けど。 ま まァ今回は…、大した事件じゃなくてホッとしたよ。皆、 (チラ、と学生達を振り返り、) …私物は見つかったみたい だし…ね。 (そうそう それから、) ――…今日は大丈夫だったけど、変質者には十分 気を付けること。君、…ああ いや、マツリちゃんも ね。 (セーラーだし。おさげだし。…とは口にしないけれど。) (礼に、此方も深々と腰を折り曲げた。「ありがとう」。) …、あ、あ、私は ワサビ …そう呼んでくれれば通じる から。 (にこにこ。安堵に表情が緩んだ。) [Thu 9 Nov 2006 01:32:35]
◆跡野末理@女子寮 > …一応言っておくけど、どこもこうとは思わないで――― って言うか、状況も特別だったんだからね? 次はまともな所にまともな状態で入れると良いわね。 ( 自警団員が入る時点で、きっとまともではないのだろうけれど… 制服? もはや誰も着ない、形式的に礼服の一つとして指定されている、もみくちゃにされたそれを簡単に直して ) ランタンの片付けと一緒に、どこかへ行ってくれると良いんだけど――― それに、ここにいるからって私達が呼んだとは限らないわ。 ( もっと何か、別の理由があるのかもしれない。 そして場合によっては、大学の方針がどうであれ、この時自分だけは『助けて』と言っておくべきだったのかもしれないけれど… さほどの悪意は感じない現象に、そこまでは思わない… ) ―――ええ、ありがとう。 …こんな事が起こったからって、変質者が本当にいない、という証拠にはならないし… ( 頷いて、笑い、『セーラーさん』 呼び名に少し固まった ) ………大丈夫。 アトノ・マツリ といいます。 あなたは? ( 自警団員さんからは一時的に目線が外れている寮生達を他所に、礼を ) [Thu 9 Nov 2006 01:23:09]
◆ワサビ > (そうして、「黙っている」と頷いた。) 無闇に此処の評判を下げるような事はしたくないもの。…あ、でも、女子寮に私が入っちゃったのは隠しようが無いから…、……「変質者対策の警備に来てました」ッて事で…。 (しーッ。人差し指を立てて、ナイショ、のジェスチュア。うふふ、と目尻が下がった。) …ッて、セーラーさん、 (仮名。) 君は、大丈夫だった? (女生徒達も一段落付いたみたいだ、ぞろぞろと部屋から出て行く。) 長居は無用だし、そろそろ本部に帰らなきゃ…。 [Thu 9 Nov 2006 01:15:55]
◆ワサビ > (がんば る! …閑話休題。) ……い、いやァ、…とっても珍しいものを見た よ私、今日は。 (部屋に入ったとは云え、そのまま率先して調査するわけにもいかないのだもの! ビビりはずっと貴女の背後。 …おじさんくらいの歳になると、パッと見ただけの景色で妄想が超特急なんです。…黙ります。) あ、 あ わわ…ッ!! (もみくちゃの大騒動。コレは誰のあたしの貸してHeyパス!…小山のように詰まれていたのはあっという間にそれぞれの手に。) ………。 (ぜーはー。) …、街じゃぁ、カボチャのランタンも残ってるくらいだもん ね…。それについて不思議な現象も起きてるみたい…だし、此処でも同じように 霊 が…? (ぶるるッ。) (「前にあった事件」の事は掻い摘んでお話しした。結構な騒ぎになっていたのだと、話す内に泣きそうになりながら。) [Thu 9 Nov 2006 01:12:05]
◆跡野末理@女子寮 > ( 減ったら増えるのが道理です。 がんばっ…! ) 〜だからそんなに珍しくもないって… 言うにはちょっとタイミングが悪いけど。 ( 私生活覗き見ただけでなっちゃうのもどうかと! とか! さておき! で… 一歩は先に入ったのにどうしていつまでも後ろなのかと、盾にする男性に半眼で振り返りつつ――― すわ、荒らされたのかと思いきや、中の物をひっくり返したのではなく持ち込まれた様子? 失せ物がこの部屋にあると知れれば、雪崩れ込んで来る寮生達に押し出される事になるか――― ) ―――ちょ、ちょっと! こら! あんたたt… 現場を荒らs… ッ!! ( もみくちゃ。 暫くお待ち下さい――― ) ―――は、ハロウィンだったしね。 乗りそびれたのが何かしてるのかも…? …前に? ( 何だろう、と首を傾げる。 異界と繋がったという話ならあったけれど… ブラッディーマリーの時は、まだ大学に居なかった ) …聞いた事はあるけど、詳しくは… ―――でも、まぁ、こうなると… あの子が部屋に隠してたっていうのも無理があるし… そうね、何か居るのかも… 否定はしないわ。 肯定も出来ないけど。 ―――で。 そうなるとこれは、魔術科の問題ね。 適当に誤魔化して、黙っていてくださる? ( 思案顔になるのも束の間、笑顔で自警団員さんを見上げよう。 陰湿な何かで無かったのは良かったし、そういった意味で黙っていてというのではないから、連れ込んで捜査をお願いした以上黙っていてもらえなくても仕方ないけれど――― ) ―――って、後で教授か事務の誰かに言われると思うわよ。 …ただでさえ色々ある学校だし… 何か呼んじゃった挙句対処出来なくて野放しなんて、風聞も悪いしね。 …今更だけど… ( 部屋の中はまだ大騒ぎ? 加わらないところを見ると、このお下げ髪は何も無くしていないのかもしれない ) [Thu 9 Nov 2006 01:04:25]
◆ワサビ > (そして、えらくホラーな霊だったと云う報告があったのは覚えている。…現場は見て無いのに、怖かった…。) 霊、とか…、不可視のものがイタズラして る…? (ストーカーにしては手際が妙だ。いじめにしては悪意が無さ過ぎる気がする。) 召喚し損ねたやつとか、集まっちゃってるとか…さ…。 (どうだろう。…と、なぜか貴女に答えを求めるのです。) [Thu 9 Nov 2006 00:49:56]
◆ワサビ > (めっきり減っております自警団も。人事異動の煽りかしら…。ぐすン。) ただの女子寮じゃ無いから、ね…。 (だって今目の前に年頃(?)の女の子の部屋が広がってて私生活覗き見中なのに股間が熱くならn ごめんなさい。) …神学の教授さん達も、偏った教え方はしてない と、思いたいしね。 (先頭と云うかもう、貴女を盾の様にして進んでおります。いざ行かん女の子の部屋。) (「私、”片付けられない女”じゃないわよぅうう!!」 此処は主張しておきたいところなのだろう。力一杯首を振っている部屋主。 これは私の仕業では無いと云う。) (そこで更に、被害者(兼 野次馬)の女生徒達が乗り込んでくる。「あ、あたしの下着!」「作りかけだったカード!」「カエル!」…失せ物がこの部屋に大集合してるようだ。) ――…、 (茫然と様子を眺めているだけだったが、貴女の言葉に ハッ と目を見開いた。) そ、そうだ、霊! …前に大学で幽霊がどうのって騒動があったよ ね…? (アレは確か、依頼も出てた。) [Thu 9 Nov 2006 00:46:37]
◆跡野末理@女子寮 > ( あっるぇーッ!? 言われて試してちょっとびっくり。 くすんっ ) ―――オバ… ゃ、奇天烈って… そう。 世のおじさまは女子寮にそういうイメージを持ってるのね。 ( A.魔女科だから。 冗談か本気か、質問の主体がどこにあるのかを明確にしないまま、埋まる誤解と、生まれる誤解 ) 学んでるからこそ、横に異端が居たら精神衛生に良くなさそうだしね。 ヴェイトスで暮らしてるのに、そんなカタイのはいないって思いたいけど。 ( ―――話しつつも、扉の前へ。 …いや、だからどうして私が先頭に立って目立ってるんだろう。 忍びとしてどうなんだろうとか思いつつっ… ままよ! 自警団員さんが最初の一歩は入り難かろうから、お先に失礼。 そこで目にしたものは――― ) ―――衣替えの最中… だったり? ( 秋物から冬物へ、慌ててひっくり返したのかと思うけど、そんなばかなと思いながら ) 竜巻でも起きたような感じだけど… これじゃ、物の一つや二つ無くなったって気付けないんじゃ――― 騒霊、とでも言うのかしら。 前にこんな事、あったっけ? ( 流石にここまでの事が起きれば、もっと早く、真剣に対処しようとしたのではないかと思う。 とりあえず視線は、部屋主の女生徒に ) [Thu 9 Nov 2006 00:38:47]
◆ワサビ > (検索しても居n … いンです! …。整理されちゃったのでしょうか。か。) (何にせよ、自分なんかよりずっと忙しく動き回っている団員のことだ。「過労で倒れて無いのだけは確か、」とは云えた。彼女の姿を見ないのは良い知らせ(?)…多分。 元気でやってる証拠だろうと、ユルく笑って済ましやがりました。出来れば死体安置所から引っ張り出してご一緒したいところ。) …、いや、普通で安心…かな。もっと奇天烈かと思ってたもの、お化け屋敷みたいな。 (そうして、偏見はちゃんと無くなっているようだ。目で見たら信じるしかない。) ――…、神学科かァ。なるほど。 神の心を学んでるって云っても、人間だもの ね…。イヤガラセの一つや二つしたくなるときがあってもおかしくない なァ。 (「学生で解決…」 できれば自警団としても、また男としてもそうあって欲しかった。…が、原因はいじめと決まった訳でもない。) (開いた扉から中をチラリと見遣る。 女生徒は、「ちゃんと閉めたわ! …あ、でも…鍵は閉めてないかも」 寮の中だからッて無用心な。) …あッ。 (ところが彼女の部屋の中は、何が盗られている風でもなかった。むしろ、) ………随分、散らかって 無 い…? (指差した。 かわいい下着、カエル?、鼠、小物…。それらがごっちゃり部屋の中央に集まっている。) アレって、…。 [Thu 9 Nov 2006 00:24:57]
◆跡野末理@女子寮 > ―――って、ちょ… その納得の仕方はどうかしら。 自警団でしょ? 非常勤の仕事の方を忙しくして見なくなっちゃ不味いんじゃ――― …地下で死体の相手してて誰とも会えてませんとか、病院に缶詰とか、そういうオチはない…? ( 一市民にしてみれば魔界騒動も一段落と言った感じだけれど。 自警団員がアルバイトで姿を見なくなるってとっても心配。 死体安置所で、一人手酌で飲んでるかもしれないから相手してあげて? なんて言って、ヒラヒラ手を振りつつ笑う。 どちらにしてもあんまりな扱いにどこかの気配は平たくなりますがっ ) 〜やっぱり感慨があるものなのかしら? 普通でがっかりでしょ。 ( 男子寮とか気にならないでもないが、どこも似たようなものなのではないかって、住人の感想。 内装を観察する自警団員さんの隣を歩いたまま ) ―――卵とは言ってもこれだけ魔法使いが居る中で魔法を使うのは… そうね、気配を消す事が出来れば――― 話してて、もしかしたら神学科辺りのイヤガラセかもしれないとは思ったんだけど… 神学生がそんな事するとも、ね…。 ( 相容れない学科であるから、交友、というのも怪しいし。 首を傾げるばかり ) 〜大きい小さいじゃ、ないし。 いじめてるのとは違うと思うけど… でも、そうだとしたら、出来れば学生で解決したかったわ。 ―――そりゃ開くでしょ、扉なんだから… って、そうじゃないか。 …確かに閉めたの? ( 上がった声と、その直前に覚えた嫌な予感にお下げを弄りながら… そちらへと踵を返した ) [Thu 9 Nov 2006 00:12:50]
◆ワサビ > ああ、…そうか、最近姿見ないと思ったら… 非常勤の仕事が忙しくなってるのかなァ。 (思い浮かぶ姿はうろ覚えだ。男は自警団員全員をきっちり把握している訳では無いらしい。…確かに彼女の云う通り、彼女に来てもらっていたらもっとすんなり調査も進んだろうなあ、と思った。 うんうん、と頷く。) (女の子達ばかり。…当然だけど。 部屋の中は兎も角、廊下は公共の場所だからかとても綺麗。「へェ、」と内装を観察しながら、気が付けばセーラー服の裾が触れるくらいにまで近づいていた。 歩くたび増える視線にビビる。はきはきした貴女の傍が何だか安心する…。) ――…、 (ひそひそ会話は続く。) 部屋が綺麗なまま残ってるのなら、部屋の中に何があると知って無いといけないから…。被害者と交流があるか、…それとも、…転移の魔法とか使えたら、不可能じゃない よね。 ……若しいじめだとして、小物がちょっと無いくらいなら未だ軽いものだと 思う けど…。 (そして、後続の一人が声を上げた。「わたしの部屋、扉が開いてる!」) [Wed 8 Nov 2006 23:58:29]
◆跡野末理@女子寮 > ―――てゆか、シャルテ先生に来てもらえば早かったのよね。 ( 正式に自警団を呼ぶ、という手続きはどこかで必要になるけれど。 『シャッテンマイア・クルーザムって知ってる?医科に来てる非常勤の先生なんだけど…』 なんて話ながら、諦めたらしい自警団員さんを寮内へ連行。 ホテルともロッジとも違う、生活感のある『寮』の雰囲気は… けれどそこに暮らしている者にとっては日常の空間。 緊張した様子の自警団員さんに降り注ぐ視線、視線、視線。 何故か並んで歩く事になったセーラー服のお下げ髪まで、覗く風にして観察している始末。 …女の園と言ったって、男子学生の目が無いと魔境と化しそうな気もするけれど、そこは鬼の寮母さんとか煩い委員長タイプが居ると思いねえ。 招き入れられた場所は、廊下に靴跡があったり物が散乱している事も無く、むしろ綺麗なくらい… 『ぇ、何?何ー?』 中へ入ればもっと増える観察者っ ) だけど計画するような物でも… 価値観によるけど、下着や小物やイケニエ?を盗むのにわざわざ計画まで練るなんて、あんまり考えたくないわねー ( 居そうで嫌だけど。 増えたギャラリーにどうして私が先導しているんだろうと半眼になりつつ、乗りかかった船だ。 耳打ちには、遊ぶような表情を引っ込めて ) ( 「…数が多いでしょ? 断言は、出来ないけど… そんなにいじめられっ子だらけっていうのもおかしいじゃない。 でも、いやがらせか…」 考える風に、口元に手を沿えつつぽそぽそ返す ) [Wed 8 Nov 2006 23:48:12]
◆ワサビ > (「そ、そう…?」 云いながら、いぢめは容赦して貰えたみたいでほっとした。…若い子達の勢いに圧され捲くってる男にオトナの威厳は無い。波○さんじゃなくて現代のお父さんみたいな。 娘を叱る度胸もございません。) …。ぐッ…。そ、そのイメージは困るけど…、 (否定は出来ない。綺麗な手の人ばかりじゃないッて事だ、何処も…。) そ うか…そうだね。 (女子寮に入れるなンて滅多に無い機会だ。) 偏見は無いに越した事無い しー…。 そ それじゃァ、お邪魔しまーす…。 (声に緊張が滲む。堂々と入って良いはずなのだが、やっぱりちょっと引け腰で首を竦めて。) (長い廊下。扉が幾つも並んでいる。 横目に見つつ、) ……綺麗に、か。 と云う事は、計画的にそれだけ狙って其れだけ盗ンでる としか…、 (いや、しかし。 男は少し眉を顰めると、先導してくれている彼女に付いていきながらそっと耳打ちを。) (「…あのさ、女子グループの中でのいじめって可能性は?」 周りの子達に聞こえないように。ひそひそ。) [Wed 8 Nov 2006 23:30:35]
◆跡野末理@女子寮 > 慌てなくたって良いわ? 100%の管理なんて不可能だし。 能力によらずにね。 ( でも50%と99%には差があるよねって話。 『管理がずさん』 とストレートに言ったのではないし、怯えるのに免じていぢめないであげる。 お父さんでもおかしくない人に何か偉そうなのはお目こぼし? ) 〜そんな事言うなら自警団員だって、留置所に引っ張り込んだ善良な市民に賄賂を要求して私腹を肥やしてるっていう素直なイメージ抱かれちゃうわよ? …そういえばここの医科に来てる非常勤講師が自警団の人だけど… ―――大学が学科を設けてギルドもある職はもはやマイナーとは言えないんじゃない? 良い機会だから、偏見も拭って行くと良いわ。 ( 『まあ寄って行って』 とにんまり促そう。 女子寮は男子禁制だろうけども、自警団員さんが事件の捜査に入るとなれば許可を取る事も難しく無いだろう。 どうせ、連れ込んだりしているのだろうし ) 現場が目の前にあるのに見もしないで推理するのも寂しいじゃない? 使い魔が持って行ったにしては、綺麗なのよね…。 狙ったみたいにそれだけが、確かに無くなってる感じと言うか――― [Wed 8 Nov 2006 23:20:05]
◆ワサビ > (メモメモ。セーラー服の彼女が喋り出すと、「そうそう、」と相槌に続く言葉も飛び交う。 聖徳太子じゃないンだ、聞こえた単語を片っ端から書き留めていかないと解らなくなる。) …じ、実験動物も居るンだ…。 (何の実験を、とは怖くて聞けなかった。) …で、でも、100%の管理じゃない のか…。 あッ、いや、君たちの管理能力がどうとか云うつもりはないよッ、無いけどねッ? (自分の呟きに自分でビビッて弁解を。) ――…。そりゃ偏見も持つよ、よく知らないもの…。文献で見るようなイメージくらいしか、無いンだから。 (胸が張れるものでは無いが。) (そう、被害は一人ではない。ある子は下着、ある子は小物…。聞いていたら、「私も」「私も、」と人垣が出来てしまったのだ。 その内の一人が代表して喋ってくれていたと云う次第。) (さっきの使い魔は何処へ? 主人である彼女は、「さあ?」と首を傾げる。「エサ取りに行ったのかも」 随分放任主義のようだ。) ……。う、ううン…。 使い魔がイタズラで小物隠しちゃったとか、そう云うセンは 無い…かな? [Wed 8 Nov 2006 23:06:29]
◆跡野末理@女子寮 > 失礼ね。 そりゃ少しくらい出るかもしれないけど、ほとんどは管理出来てる使い魔とか実験動物よ。 ( 多分、物を盗んだりはしないんじゃない? と、胸を張って言うのに不確か。 現状、事件の解決を望むのと遊んでいるのが半々くらいなら別に気にしない! 自警団員さんにはなーむー ) …何かこう、魔女に偏見を持ってないかしら? サバトやるくらい本格的な人も居るけど、座学だけで術には手を出さない人だって珍しくはないんだし……… そうなの? ( 一人じゃない? 首を傾げて… ちょっと動揺するように。 『怪しい影』と言えば ) 例えばさっきの? 使い魔だったみたいだけど… ほら、それと知らなければやっぱりただの怪しい影だし。 ( 『ところであの使い魔どこへ行ったの?』 なんて、さっきまで自警団員さんと話していた女生徒へ視線を戻そう ) [Wed 8 Nov 2006 22:54:36]
◆ワサビ > (逆に、一人で盗んでいってるなら大したもんだ、人間業じゃない。) 誰か、怪しい影とか目撃してないのか な。 (何処で見かけたか、も重要だ。侵入する経路を見つけないと防ぎようもない。) [Wed 8 Nov 2006 22:45:39]
◆ワサビ > お化けや妖怪が出てもおかしくないところじゃないかぁッ…!! (だって魔女科。突付いたら何が出るかはお楽しみ。 スリルと萌が満点のイメージでした。) (目の前の彼女はセーラー、まさか忍者だとは思いもしない。…知ったら、「それはそれで」とサムズアップしただろう。美少年と対極のオッサンでありました。) (黄色い声に鼓膜が破れるかと思った。の、脳に響く…! ともあれ、) ……。自力で、…。ああ、そうか、そうだよねェ…、 私からすれば、むしろ「よく魔女のお部屋に入れるね」ッて犯人?に思う訳なンだ けど。 (…ぐッ。釘を刺されて項垂れた。) 盗まれたものが沢山あるし、被害に遭った子も多い…。一人の犯行じゃァ、無いよね [Wed 8 Nov 2006 22:44:03]
◆跡野末理@女子寮 > ( ついでに魔女で忍者で何が何やら。 反省してる。 でも謝らないっ…! さておき。 面白いくらい素直な反応とか困る姿とか、ああこれで美少年だったらなーとか思わなくもないけれどこれはこれで、うん。 『この時は、あんな事になるなんて思ってもみなかったのですー』 なんて、なんだか良く分からない方向に独白を入れて ) ―――〜ちょっとちょっと、自警団員さんが寒くなってどうするの? 何もオバケや妖怪が出るっていうんじゃないんだし、ヒトの犯罪者は自警団の十八番じゃないの。 ( ほら、がんばれーってひらひら手を振った。 『可愛い』 とか口走ってしまうなら、きっとあちこちから黄色い声が上がるんだろう ) 〜さあ? 私は今年からで、ついでにちょっと出遅れてたから… ( どう? と回答は周囲に促す。 自力で撃退しそうなバイタリティーに溢れている感もあるけれど、どうか。 何はともあれ 『今までは今まで、今回は今回よね』 とか、ぼそっと釘を刺すのは忘れないっ ) [Wed 8 Nov 2006 22:35:03]
◆ワサビ > ――…ひ! (「駄目」とかそう云う言葉に敏感だった。唇を戦慄かせながら振り返る。…あ、セーラー服にお下げの女の子。か、完璧だ! 何がとか訊かないでください。) ……う、うう…、 (突っ込まれた。確かに彼女の云う通りだ。今頃事務や何やらに追われている女子団員は早くて明日、遅かったら何時まで掛かるやら、ッて感じである。) (ぶるぶる、首を振る。) や、止めてよ そンな口調で…。寒くなってきた。 (半泣きにもなってきた。 女の子達に囲まれて喜んでる余裕も無いや…。) ――…へ 変質者は、捕まえなきゃいけない、けど。 そ そうだ。今までにこう云う事ッて、無かったの? (周りを見渡す。) こ、これだけ可愛い子達ばっかりなンだから、…今回が初めてッて事も ない よね? [Wed 8 Nov 2006 22:22:18]
◆跡野末理@女子寮 > ( 何がって、怯える自警団員さんもダメだけど、それより『後で女性団員の手が空いたら』の下りの方だ。 通りかかって聞き耳を… と言うか、輪を作る女学生の中に違和感無く紛れ込んでいたセーラー服のお下げ髪が、にんまり笑いを引っ込めつつ口を挟んだ ) 〜だって、『後で』って言ったってもうこんな時間じゃない? 女性団員さんの手が空いたとして、来てもらえるのは明日とか、でしょ? 変質者の魔の手がすぐそこに迫ってるのよ? 今までは、下着や小物やイケニエ?で済んでたけど… 次は、この中の誰かかも……… ( ちょっとおっかないっぽいトーンで煽る。 本気で怖がる一分の生徒の中に、過剰に怖がる者が紛れているのは、この人の良さそうな自警団員さんをおもちゃにしようという暗黙の了解が働いているのだろうっ ) [Wed 8 Nov 2006 22:15:49]
お知らせ > 跡野末理@女子寮さんが入室されました。 『 ―――ダメね。 』 [Wed 8 Nov 2006 22:07:24]
◆ワサビ > (――…と、その時だ。 へら、と笑んだ男の顔の傍を、) ひゃアァッッ?!! (何かが掠めた。) (女子寮の方から、黒い影のようなものが飛んで来た…?) な、な、 …なに、なになに ッ?! (震えているのは男ばかりだ。) (「あ、」 少女は動じることも無く、飛び去った影を見送った。「あたしの使い魔だわー」) ………へッ? (お化けとかじゃなくて?) [Wed 8 Nov 2006 22:04:21]
◆ワサビ > (小柄な少女相手に萎縮する。背を丸めて、目線はこっちが見上げるくらいだ。 ぼそぼそと喋る此方に対し、彼女のはきはきした態度ったら。小さくて形の良い胸をツンと張って、まるで反り返っているみたいだ。 若しストーカーが居るのなら問題だが、…それにしても確かに、こう云う子を付け回したくなる犯人?の気持ちも解らなくは無い。) (尼さんの次くらいに夢と魅力のある女性だと思うな、魔女ッ子。) ……う、うン、…ええと、 (メモを書き終えると、チラと視線を上げる。) 侵入する隙があるかどうか、現場を見てみないと、だけど――…。女子寮だから、ねェ…。 (中年のオッサンがあがり込む訳には行くまい。) あ、後で女性団員の手が空いたらッ…て事で、駄目 かな…? [Wed 8 Nov 2006 21:44:46]
◆ワサビ > (だって魔女科だもの当たり前よ。腰に手を当てて鼻息を荒くしている彼女の気迫に押されっぱなしだ。 女の子って、こ、怖いな…。) (ぽりぽりと頬を掻く。) あ、あの…。それで、いつから物が無くなるようになったの? は 犯人に心当たりとかは…、 (「ああ、そう云えば。最近しつこく付きまとってくる男が居るの、…オジサンみたいな」) ヒ、ヒエエエエっ?! わ、私は ち 違うからねッ…?! (キョドッてるトコもそっくりだわよと女生徒が笑った。 頼りない自警団も居たものだ。男は肩を落とした。) [Wed 8 Nov 2006 21:31:06]
◆ワサビ > (――女子寮の前。) (頼りなさげな自警団の男が、女生徒から話を伺っていた。彼女が物凄い勢いで喋るのを、モタつきながらメモに書き記していくのだ。) (曰く、「下着が盗まれた」「小物が無くなった」「生贄の数が足りない」等など。) イ゛ッ、生 贄…ッ? (肩が跳ねる。) [Wed 8 Nov 2006 21:19:46]
お知らせ > ワサビさんが入室されました。 [Wed 8 Nov 2006 21:15:20]
お知らせ > 跡野末理@女子寮さんが帰りました。 『( ―――寝直そう )』 [Fri 3 Nov 2006 07:06:25]
◆跡野末理@女子寮 > ( ただ、では忍びである事を忘れたかと言われれば… それは無い。 アマウラの利益の為に、主の為に、里の為に、闇に生きて闇に死す忍びのさだめも、疑問に思う事は無い。 …決して両立する筈のない思いを持ちながら… けれど、学生の側面を演技とだけ割り切る事も、出来なくなっているように思えて――― ) [Fri 3 Nov 2006 07:06:10]
◆跡野末理@女子寮 > ( 『板についてきてしまった感じだ』 ) ―――。 ( 寝起きだからだろうか… 基本的にカギをかけておく部屋に、他者を泊めたからだろうか… 気持ちが落ち着かず、本質的にはフラットだと信じていた自分の感情が、よく分からない。 …なんだかんだでけっこうキミドリちゃんと一緒に居るのもあって、多少奇異の視線を向けられつつも大学には馴染んでいると思うし… 懸案だった魔術も、コツは掴んだ。 とりあえず飛行術だけでも満足に使えるようになれば、格好はつく。 それなりに忙しい毎日の中で、更にサークル活動なんかもしてみようかと思える程、普通に楽しんでいる部分もある ) [Fri 3 Nov 2006 07:01:26]
◆跡野末理@女子寮 > ( ―――ただ、忘れているわけではないけれど、ふと『我に返る』と。 …それを気に入っている自分に… 戸惑って、少し腹が立つ。 …『普通の女の子らしく』という勝手なイメージの下に作り上げたややファンシーな部屋は、気付いてみれば自分の気に入る物を集めた結果だったし… 身一つで何処にでも行き、何にでもなり、何でもする忍びとしては、物を持ち過ぎている。 持つだけなら問題ないが、少なからず執着もある。 …部屋は別に、捨てられるものだとしても… この小瓶を失う時には少し惜しく思ってしまうのではないかと思えば、その感覚は伝染して、まるで自分が、いつの間にか周りの全てに対して執着するようになっているのではないかという錯覚を覚えさせた。 あるいは、錯覚ではないのかもしれない ) ………連れて行きなさいよ。 お土産なんて… ( ぽそり。 聞えるわけのない事を呟いて、瓶を握ったまま、毛布を被った。 まだ少し、寝ていられる。 女学生生活も、ようやく板についてきた感じだ ) [Fri 3 Nov 2006 06:41:26]
◆跡野末理@女子寮 > ( 掌におさまる程度の綺麗な瓶は、お酒には小さ過ぎる。 薬や香を入れるのが良さそうだ。 これをレッドに貰ってから何度目か、何に使おうか考えて、手の中で弄ぶ。 …なるべく、必要な物が良い。 身一つで姿をくらまさなければならないような時にも、持って行かれるような… それにしては、耐久性に不安もあるが… ) ( 彼女が部屋に居る間は机の引き出しにでも無造作に放り込んだきりだったろうけれど、今は、部屋の中でもお気に入りの場所に置かれていた。 …誰も見ないであろう、夜の間だけだけ… 枕元を飾ってる ) [Fri 3 Nov 2006 06:26:06]
◆跡野末理@女子寮 > ( 寝る前に少しだけ開けておいたカーテンの隙間から、朝焼けの光が差し込んでいた。 ベッドの中で、一度ぼんやりと開けた目を暫く閉じて… 一つ寝返りをうってから、また開ける ) ―――。 ( カーテンの隙間の前には、光を受けて虹色の光彩を浮かび上がらせる小瓶。 …伸びをするように、ぐーっと身体を伸ばして、身体はベッドの中のまま、それを手に取った… ) [Fri 3 Nov 2006 06:13:39]
お知らせ > 跡野末理@女子寮さんが入室されました。 『( 白んだ空に、目を覚ます )』 [Fri 3 Nov 2006 06:07:25]
お知らせ > 未希さんが退室されました。 『 67:When the Moon's Reaching Out Stars 』 [Mon 2 Oct 2006 23:27:08]
◆未希 > I've never felt like, so miserable. I've never felt like, thinking this will last forever. Baby stay whit me. You gotta tell now you love came all over me. When stars're smilling moon. Wonder how look in your eyes. Just dialing your number, failing to press the last tow. "Praying the heart." When moon's reaching stars if you hold me tight. Feeling heart beat so close. Will this last long? ――――――んん、商業地区で珈琲飲みたくなってきた。 ( 何度か繰り返しループさせて手と口が馴染んできた頃、早々に立ち上がった。 元々商業地区の夜遊びをイメージしたような曲だし、余計にそんな気分。 暫らくアカペラで口ずさんで歩こうか。 ) [Mon 2 Oct 2006 23:25:29]
◆未希 > When stars're smilling moon. Wonder how look in your eyes. Just dialing your number, failing to press the last tow. Praying the heart. ( テンポは速め、声は潜めるように、でも抑揚をつけて。 まともに勉強してるわけじゃないし音楽用語とかはよくわからないから感覚任せでギターと歌とステップを合わせる。 ) When moon's reaching stars if you hold me tight. Feeling heart beat so close. Will this last long? [Mon 2 Oct 2006 23:09:54]
◆未希 > I've never felt like, so miserable. I've never felt like, thinking this will last forever. Baby stay whit me. You gotta tell now you love came all over me. ( 手にしたギターを短い指でぽろぽろと奏で、座ったまま足でステップを踏んで、ついでに歌詞を乗っけてみる。 人前でやる度胸がないから、いつも此処でこうしてコソコソ練習。 ずっと練習。 披露する機会は無いのかもしれないけど、音楽は好きだ。 ) [Mon 2 Oct 2006 23:03:22]
◆未希 > ( 相変わらず上達しないギターをなんとなくなんとなく弄りながら、柵の向こうの街並を眺める。 商業区は変わらず賑わってるみたいで、赤い水の抜けた食べ物が馬鹿売れ。 飲食店は赤字を取り戻すべくおおわらわ。 そんな所だろう。後で行ってみよう。 一人歩く夜更かし。いつものパターンだ。 ) [Mon 2 Oct 2006 22:56:19]
◆未希 > ( 赤い空は晴れ、黒い悪魔は討たれ、そして今日もなんでもない日々が続いている。 正門で沢山ヒトが死んで、あっちこっちで暴力沙汰の事件が起きて、商業区の物価が上がって、芸能横丁が寂れて。 傷痕はいつまで引き摺るんだろう? 皆、直ぐに忘れてしまうか。 巻き込まれた当事者達でもなければそんなもの。 大学の構内にもどこかで避難していた生徒達が少しずつ戻り、少し長かった夏休みの後みたいな顔をしていた。 ) …まぁこんなもんだ。 ( それが良いとか悪いとかは分からない。 ただ、私、寒河江未希はそういう人の波を避けるみたいに今日も屋上に登って一服しているわけで。 こんな曇った空でさえ赤くなければまぁありがたいかな、なんて。少し肌寒いけれど。 ) [Mon 2 Oct 2006 22:47:12]
お知らせ > 未希さんが入室されました。 [Mon 2 Oct 2006 22:40:50]
お知らせ > リッカさんが帰りました。 『(死んじゃえ。)(そんな感情のこもった紅い絵が教室で静かに眠るだけ―――)』 [Sat 23 Sep 2006 04:32:39]
◆リッカ > キタナイ癖に、イイコぶっちゃって、 死んじゃえー。 我が物顔で威張りくさるヤツも死んじゃえー。 どーせさー、これが解決したら、また大したコトしてねーやつが威張るんだっしょー? そんなヤツも死んじゃえー。 チョーキライ。チョームカツク。 (真っ赤なキャンバス、黒、黒の上に赤、赤の上に黒、塗り重ねられて、重ねられて、―――油絵の具が厚い層。) ……悪魔が悪いなんて誰が決めたんだろー。 悪魔にとったら人間の方がワルモンじゃん。 チョーキニナル。 (べちっ!)(最後に赤をもう一度叩きつけて、赤と黒の斑のキャンバスの完成。ふし、と満足気に息を吐いて) 明日きて、乾いたら―――… ノミかなんかもってこなきゃ。 (散らかした画材も其の儘、ふらり、ふらり。まるで夢遊病か何かのように、立ち上がって―――教室を出る。紅い雨が人体に及ぼす影響なんて、知らないから。綺麗だ綺麗だと浴び続けた結果。抜けるのは、直ぐだけれど。) 何だか最近いやーに、絵が描けるっていうかー? きゃは。 才能の開花ー? (ドラッグでも決めた野郎みたいに、ふらついたハイテンションで、小麦色は夜の校舎消える) [Sat 23 Sep 2006 04:31:12]
◆リッカ > 空、 空、 空 …―――赤い空ー。 (キャンバスはあっというまに、斑の赤に染まる) 黒い天使が、やってきてェー…脳みそ腐った偽善者野郎をFuck♪ なーンて、楽しかったのにー? (何度も何度も自警団やら、正門警備に雇われた忠犬どもに追い返されながら、何とか眺めた襲撃。) 授業でああいうのもっと描けばいいんじゃーん。 つまんねーっつぅのー? 隣の席の野郎の顔描いて何が楽しいんだっつーのー。 (赤い空に、雄大に黒い翼を広げて飛ぶ、天使。顔はとても安らかで、そう、まるで聖母マリアのような顔。)(宗教なんて糞くらえだけれど) 図書館とか思わず行って、本借りちゃうくらいにはー アタシもぶっ壊れたー? (面白半分で手に取った、宗教書。悪魔の書物。魔女の書物。どれが一番面白かったって、悪魔。) 人間なんて悪魔みたいなモンじゃーん。 自分が一番ー 自分が一番ー。 自分の仲良い人間が傷つけられるのは許せないけどー 自分が同じコトを自分の興味の無いやつにやって、傷つけるのは無問題ー ? それってなんてご都合主義ー? (が、が、が、が、キャンバスを破る勢いで黒の上に赤が飛ぶ) 其れを、偽善と欺瞞と正義感ぶった嘘で隠してさー。 チョーキタナイ。キタナイキタナイ、ヒトってキタナーイ。 [Sat 23 Sep 2006 04:24:10]
◆リッカ > ―――……裸足の儘ー、茨の路なんて 歩いていけるー 筈などなーく、 …似合う靴を履かせて、 あげるーかーらー… 笑ってーよ、 アリース。 (鼻歌交じりに真っ暗な構内、ランプの薄明かりの中、美術室にぽつり、―――いじめられっこのドリィが三日も閉じ込められてて誰も気付かなかった学校よ?誰が残ってて気付いて、怒るの?―――キャンバスに紅い絵の具をぶちまける。) [Sat 23 Sep 2006 04:16:41]
◆リッカ > (退屈で退屈で、其の上色が見えないから苦痛でしかたなかった写生の時間が、課外でなくて、教室内になったのは計算外。紅い空なら、幾らでも他の生徒より上手く描く自信があったのに。) ―――真っ赤ー 真っ赤ー。 ゼーンブ、真っ赤ー。 町中紅くなってェ、 血塗れになっちゃえばよかったのにーィ。 そうしたらァ、授業がチョー楽だったのに。 ざァンねん。 (何より、歪んで歪んで、歪んで壊れた町なんて面白くてしかたなかったのに。其処彼処でヒトがまぐわいあって、乱れて、殺しあって、助け合って。どろどろ汚い感情が渦巻く町なんて、自分の得意な色が溢れてて楽しかったのに。) ……あのままだったら。アタシ、毎日でもちゃーァンと課題やってきたのにィーマヂでチョーォ残念。 [Sat 23 Sep 2006 04:12:58]
◆リッカ > (何だか懐かしい 月に代わってお仕置きよ、とか一瞬頭を過ぎるワード。) ―――消えればよかったのに。街毎。 (いい加減季節外れに降り続く雨に飽き飽きし出して、お外に出るのすら儘ならない天気に辟易して、荒んだ町の光景だけが、妙に極彩色で。世界は全部歪んでた。妙に鮮やかに見える赤は、自分だけじゃなかった。隣の席のヤツも、其の隣の席のヤツも。後ろの席のヤツだって、皆に等しく赤い色は降り注いだ) [Sat 23 Sep 2006 04:08:18]
お知らせ > リッカさんが来ました。 『(思考回路はショート寸前)』 [Sat 23 Sep 2006 04:05:04]
お知らせ > 跡野末理さんが帰りました。 『( 箒に乗ってみようか。 乗せるって約束したし )』 [Sat 16 Sep 2006 02:15:19]
◆跡野末理 > ( 魔術科への風当たりはどうだろう。 魔女ギルドへの目は、また冷たいものになってしまいそうだけれど… 毒を以って毒を制するという事もある。 とは言え、ほんの少し基礎を齧っただけの自分では助手にもなれない領域。 …せめて何でも無いという風に日々の営みを続けるくらいしか、出来ることが思いつかないのが情けない… 否、それでこそ『草』と言うべきか ) ―――でも、良くは無いけど、面白い『波』ね。 ( 霊性寄りにチャンネルを切り替えた視覚で宙を見つめて ) [Sat 16 Sep 2006 02:14:45]
◆跡野末理 > ( ついこの間、非常食の買出しにかこつけてお菓子パーティーに雪崩れ込んだのが嘘のように思える。 …物価は本当に跳ね上がり、街が淀んだような空気をつくっているのは、紅い瘴気のせいばかりではないだろう… ) ………。 ( 国と国との戦争ではあるまいし… と考えていたけれど、今ではそれ以上に厄介な事になっているのではと思えて来ていた。 必ずしも劣勢じゃない。 名のある戦士が重傷を負ったようだけれど、正門が突破される事は無く、今は襲撃も小康状態にあるようで… 嵐の前の静けさ、などと考えなければ、余裕があると思っても良いだろう。 …空の色と雨で、そんな状況が覆されている… ) [Sat 16 Sep 2006 01:56:26]
◆跡野末理 > ( 元より、いざとなれば自分すら『駒の一つ』として扱える忍びとして育てられただけに、欲望の類はそれなりに希薄だった。 …ちょっとふわもこな特大ぬいぐるみなんかを衝動買いしたくってしょうがくなくなり、いっそ奪ってしまおうかとも考えるのはさておき… 我慢出来るのなら、考えるくらい何の問題も無いだろう。 元々だけれど、今のヴェイトス市においては相当に真っ当な人間だと自負してる。 …皆がそんな思いのまま狂わされているのだとしたら、厄介だ… ) [Sat 16 Sep 2006 01:27:00]
◆跡野末理 > ( 紅い光の柱より現れた魔界の住人達は、アマウラには目もくれずヴェイトス市を目指しているのだと聞く。 ならば、それでなくても武装戦闘集団である自分の郷がそう易々と落とされる事は無いと思うけれど… まだ幼い弟の事は心配だし、本当にアマウラは無事なのかという不安も拭えない。 …飛燕に出向を命じられ、滅多な事では戻れない故郷だけれど、そう思いながら飛んで行きたいような衝動に駆られるのは、これはこれで、瘴気の影響なのだろうか… ) [Sat 16 Sep 2006 01:14:58]
◆跡野末理 > ( 非常事態とは言え、他にする事も無く平時と変わらずに開講する講義もあるのだろう。 学生同士のいさかいなどは絶えないようだけれど… 大学に所属するような一定水準以上の知性を持つ者であれば、欲望を刺激されてもある程度は耐えるのだろうし、まだスラムや暗黒街といった様相は呈していない… ように見える。 そう思いたい ) ―――。 ( いい加減見慣れて来たけれど、薄気味悪い事には変わらない… ひと気の無い夜の屋上で、汚染された紅い曇り空を見上げて、セーラー服のお下げ髪がアマウラの方を見つめていた ) [Sat 16 Sep 2006 00:59:34]
お知らせ > 跡野末理さんが入室されました。 『( 別に、暴徒に破壊されたりはしていない )』 [Sat 16 Sep 2006 00:51:50]
お知らせ > 円方寺シャロンさんが帰りました。 『まあ、今は秘密ということで(勿体つけた(?)』 [Fri 8 Sep 2006 04:09:58]
お知らせ > 円方寺シャロンさんが入室されました。 『ボクの今の正体は――――』 [Fri 8 Sep 2006 04:09:17]
お知らせ > 円方寺シャロンさんが退室されました。 『[』 [Fri 8 Sep 2006 04:08:05]
お知らせ > 未希さんが帰りました。 『 64:円方寺シャロン/T Angel fallen in the red sky. 』 [Fri 8 Sep 2006 04:07:23]
◆円方寺シャロン > ま、そうだろうね。他の人が普通にしてるのに、一人だけ驚いたりしてたら間違いなく白い目で見られるし(人間で無いものが総珍しくは無いこの町でも、普段から目に見えないものに関してはやはり鈍感というか、感知してしまう人を煙たがるのだろう。少数派は人間社会では常に排除されるべき害悪なのだから。そして自称エルフの謎の説明を聞けば「何それ」と首をかしげた)ま、どこも変わらないって事だね。・・・・・・やだよ。それにボクの翼はフェザリアンというには大きすぎるから(話し相手が変える素振りを見せれば、特に何も言わずに、共に屋上を後にする。「いま」が何かについては、校舎を出るまではっきりとは語らず――――) [Fri 8 Sep 2006 04:00:33]
◆未希 > あんま視過ぎないようにしてる。 疲れるしキリが無いし、面倒臭いから。 宇宙人エルフを自称する黄緑色の光り輝く飛行生物とかも居るよ。 大学寮に普通に住んでるけど。 ( 知ってる限り一番エキセントリックで一番堂々とそう自称する人畜無害生物だ。いや、淫獣の類だけど。 アレを見ちゃったらもう吸血鬼も天使もあったもんじゃない。 そして友達が居ないのは紛れもない事実である。 屋上で独りぽつんと座っている段階でまぁ分かりそうなものだ。 ) …なんか案外生々しい世界だなぁ。 そうだね、「フェザリアンでーす」とか言っとくのが良いんじゃない? 「もと」が天使なら「いま」は何なわけ? ( お尻痛くなってきた。 少し曇ってきた汚い色の赤紫を見上げ、よいしょと立ち上がる。 そろそろ帰ろうか。 道々その辺、聞きながら。 ) [Fri 8 Sep 2006 03:53:28]
◆円方寺シャロン > (心は常に揺れるもの。一番解りやすいのが天使と悪魔。欲望と理性のせめぎあい。そうして揺れながら進むのが理性を持った生き物の行き方なのだろう。その幅が、きっと普通の人間より大きいだけ)・・・・・・色々見えすぎて困らない?あと意外と交友範囲広いんだね(へぇ、と少し驚いたように。しかし他意はない。暗に「友達少なそうに見える」と言っているようなものなのだけど、正直そう思ったのでいいや、と)・・・・・・・・・そりゃそうさ。出来損ないだもの。生まれて直ぐに捨てられるぐらいのさ。それに人間の中で生きるのに「天使でござい」なんてやってたらどうなるか・・・・キミならわかると思うけど?(「過去形には突っ込まないの?」とか呟きつつ。驚かないのは予想通り。そう見込まなければ話さなかったけれど) [Fri 8 Sep 2006 03:44:30]
◆未希 > ( 沈黙は苦じゃない。むしろ静かな方が好きなくらいで―――それでなんだってギターなのかって、歌とか音楽も好きだから。 独りも好きだし人と話すのも嫌いじゃない。 平和で良いと思うしある日いきなり爆弾が落っこちてきてがらがらと全部なくなってしまう事も望んでいる。 寒河江未希はアンビバレンツだ。 自覚があるだけマシな程度の。 ) 宗教は興味無いかな。 よく分からないけど私の周りの人達には見えてない部分が視えてる…って吸血鬼が言ってた。 なんか、絵描きの吸血鬼。 危ないからあんまりそういうのに近付くなって、言われても向こうから来るんだからしょうがないじゃない。 今もホラ、今度は天使だ。 ( 本当、初めて見た。 などと珍しげに眼を伏せて笑い、だからといってそれ以上でもなく。 へぇ、本当に居るんだ天使、とかそんな程度。 ) 思ったよりフツウだなぁ。 ( とか言い出すくらいで。 ) [Fri 8 Sep 2006 03:36:08]
◆円方寺シャロン > (静かだ。この屋上は静かで、今会話している相手も静かだ。こんなサナトリウムでのおしゃべりみたいな会話で無いと耐えられない、というわけではないが、どこか説明しがたい心地よさがあった。不思議と、こうして見上げる空はどことなくどうでもいい物に見えてきたような気がした。この空がこのままでも、何時か慣れると信じられるような。そんな気が)・・・・・・よく気が付いたね。キミ、聖職者とか何か?(未希のほうへと視線を投げかけて、横顔を眺めながら問いかけた。うっかり翼は出してないし、そういった人間らしからぬ行為も最近はご無沙汰。何故解ったのか不思議だが、顔に出ていたのは脅威や危機感ではなく、純粋な疑問というか、「キミすごいねー」な色。顔を見るならば、であるが)そうだねぇ・・・歌うたいで、大学生で、居候で、天使だった。こんなところだよ(そう告げると、また視線を柵に戻した。昨日一日に食べたものを教えるように、軽く並べ立てた) [Fri 8 Sep 2006 03:26:11]
◆未希 > ( この返答は適当に話を聞き流している「そうだね」じゃない。 発音のニュアンスだけでそう確信するのは異常発達を続ける感覚の所為か、人嫌い故に人の些細な顔色を窺う性格の所為か。 逸らした眼を真っ向から向けてしまえば、かなり深々と探る事になると思うから、逸らしたまま。 ) あのさ。 それで、あんた―――円方寺シャロンは「何」なの? 今まで見た事ないものだ。 失礼かもしれないけど――――人間には見えないよ。 ( 遠くをぼんやり見たまま、声のトーンを変えずに聞いてみた。 他人事みたいな「人間は」の繰り返しで確信したけれど、未だ掴めない違和感が最初からあった。 ) [Fri 8 Sep 2006 03:19:16]
◆円方寺シャロン > (訂正:聖別→性別) [Fri 8 Sep 2006 03:13:54]
◆円方寺シャロン > そうだね(こく、と小さく頷いて納得した。納得できてしまった。話がそこで終わってしまうので、納得しないほうが良かったといえばよかったのだが、納得で来てしまったものはしかたない。確かに、生きているのも死んでいるのもどちらもそれはそれで面倒だ。食堂とかでたまに聖別を確かめに声を掛けてくる女子大生の相手をするぐらいに。終わってしまったこの会話の尻尾を探して空を見上げたが、あいにくとそんなものは空を泳いでいなかった)・・・・・・(明らかに視線をずらした相手。しかし追いも問いもしない。だって自分も視線を合わせるのが苦手だから。むしろ内心感謝してるぐらいだが、それを口には出さず)ああ、まあ・・・・・・そうだろうね。人間は特に集団で何かするようなものだから、皆が常に同じ方向見て無いと困るんでしょ。聞いたわけじゃないけどさ(人間の世界もいろいろと大変だ。大学に来てから、よーく解るようになった。何で見たのか記憶が定かで無いが「人の生きるこの世こそが煉獄にほかならぬ」なんてあったなぁ――――などとぼんやりと記憶を掘り起こしていた。視線は既にもたれかかっている反対側の柵を見ていた)おかしいことも、常に続けばそれが普通か・・・・・・違いない。人間はたくましいからね(先ほどから、うっかり人間人間と言ってしまっているが気づいて無い。そして人間で無い自分は、この異常になれられるだろうかとぼんやり考えた) [Fri 8 Sep 2006 03:09:38]
◆未希 > ―――それもどっちでも良い、かな。 アレはアレで面倒臭いし、生きてるヒトは生きてるヒトで面倒臭いし。 ( いい加減言ってることが浮世離れしてる感じ。 この学校で幽霊を始めてみてからこっち、いい加減ああいうものも見慣れる程度には出会っているし、区別も曖昧になってきた感がある。 話が通じない手合いはそりゃぁ相変わらず怖いけれど。 シャロンの視線が降りてくれば、さりげなく眼が合わないように少しずらした。 ) フツウを苦も無くやれたらそりゃあ楽なんだろうけどさ。 最近気付いたけど、あれ、無理だ。 何で小さい時から周りと意見が合わないのか分かってきた。 ( 私は「変」なんだ。 どこか世間一般常識とズレた感覚とか都合で動いている。 それが説明できなくて、小さい頃は難儀したもので。 いい思い出なんか無いから詳しく話す気も起きないけれど。 ) 異常なことなんてそう続かないよ。 いや、続いたとしたって1週間もすればそれがフツウになるでしょ。 空が赤いからって、少し気持ちが悪くなるからって、きっと1年もすれば別にどうでも良くなるよ。 [Fri 8 Sep 2006 03:00:03]
◆円方寺シャロン > ・・・・・・・・・まあ、正直言うと真偽はどうでもいいんだけどね。・・・幽霊の方が良かった?(始めて顔を見た瞬間に、なんとなく解ったけどどうやら正解らしい。何のことかというと少々説明に困るが――――苦手なタイプじゃないということだけは言える。そして、「幽霊の方が良かった?」と尋ねた時に、再び視線を未希の方へと向けた。景色にも少し飽きていたし)ははは。そういってしまったら、キミもボクも非常識な奴だよ。・・・ま、ボクは否定する気は無いけどね。人と同じものを人と同じように見ていては、芸事は勤まらない・・・・だろうしね(1mほど距離を開けて、柵に寄りかかって腰を下ろした。何か摘むものでももって来てれば良かったかな、なんて考えたけど今更どうにもならぬ) [Fri 8 Sep 2006 02:50:13]
◆未希 > 嘘じゃないけどどっちもどうでも良いといえばどうでも良いから。 幽霊じゃないけど来客はあったし――――。 ( 空は見飽きたし、来訪者…エンポージ? シャロンの方が呼びやすいか。 シャロンと名乗ったお客はあまり此方に視線を寄越さない。 人と目を合わせるのは好きじゃないからそれはそれでありがたいし、何とはなしに彼女を視界の中に入れて口を開く。 ちり、と何か引っかかる違和感を感じたけれど、危険な感じはしない。 ああ、ひょっとしてこのヒトもあれか、「よくわからないもの」かもしれない、なんて危機感の無いこと。 ) だいたい非常識なのが多いんだよ。 ああいう学科は。 多分芸術科とかもそう。 ( ものづくりなんかしてるようなのは大抵そう。空想癖。躁鬱気味。気分屋。そんなもんだ。 ) 空? 最初の内は眼が痛くて嫌な感じしたけど、別にもうどうでも良いかなぁ。 こんなのどうせ直ぐ終わるよ。 [Fri 8 Sep 2006 02:42:03]
◆円方寺シャロン > ・・・・・・全部アレだ。言われて探してきた理由にしか聞こえないよ。ま、いいけどね。詰問しに来たわけじゃぁ無いし、理由を聞かれればボクだってこれってものは無いから(空は相変わらず酷い有様だけど、人気の無い屋上の雰囲気は悪くない。今度からたまに来て見ようかなんて。正直、この赤い空は苦手なのだけど――――)芸能科は、幽霊探しや人気のいないところを探すのが趣味の人が多いのかもね。ああ、うん。ボクも見たこと無いからいいよ。大学ってそういうところなんでしょ?(大学以前に通う学校というものは、かなりあれこれ決められているらしいと聞いたが、実際に通ったことは無いのでこうなる。飛び級どころの話ではないわけだが、それは特に関係のある話ではないわけで)・・・この空、どう思う?ボクはイヤだね。なんかイヤ(相変わらず彼女の方はたまにしか見ない。大体遠くを見ながら呟いた) [Fri 8 Sep 2006 02:32:56]
◆未希 > ( こんな所、一人で鬱に浸りたいかコソコソ逢引きでもしたいか、そんな人間しか来ないだろう。 特に夜は。 ようするに自分は前者だってわけで―――浸ってる自分が馬鹿みたいで少し嫌いだ。 早く帰って家で休めば良い。 ) 別に。 意味は…ギターの練習、でいいや。 それか幽霊が出るの待ってるかどっちか。 うん、嘘じゃないな。 ( どちらも果たされていないにしても、全くの嘘じゃぁない。 夜中に学校をうろつく理由の半分は相変わらずの幽霊探しとかそんなもの。 たちが悪い事に、稀に本当に見かけるんだからしょうがない。 ) …あれ、芸能科? 私もだ。 えっと…寒河江未希。 サガエ ミキ。 御免、見た事無い顔。 [Fri 8 Sep 2006 02:24:25]
◆円方寺シャロン > まあ、そうだろうね。ボクも先客がいるなんて思わなかったよ(軽く肩をすくめながら口を開く。じゃあなんで来たのかと聞かれても多分ごまかすだけ。先客はイエロティア――――だと思う、多分。そして女性。イエロティアにしては装飾品が多いなぁ、なんて視線を投げかけながら思った)・・・何も無いなら、何故ここにいるか・・・って聞いてもしょうがないだろうね。意味は無いと思うし(少なくとも自分は、理由の無い行動をする時がある。目の前の多分大学関係者の女性もそんなもんだと勝手に結論付けた)・・・キミ、名前は?ボクはシャロン。円方寺シャロン。芸能科一年(柵に肘を突いて、遠くを眺めながら呟いた) [Fri 8 Sep 2006 02:19:06]
◆未希 > ( ただぼぅっと、随分と間の空いた来訪者の登場に目を向ける。 こんな時間に此処に来る人間なんてなんだかね、なんて自分を棚上げしつつ。 少し痛んだ染毛で童顔のイエロティアはそんな具合でぼんやりと脱力気味に其処に座っている。 ) …後から誰か来るとも思わなかった、けど。 こんなとこ何も無いよ。 ( 知らない顔だ。 まあ、大学関係者なんて山ほど居るし、知ってる顔の方が少ないんだろうけど―――思ったまま口にしてじっとホワイティアらしき女――女、で良もんだいない。 を見上げた。 ) [Fri 8 Sep 2006 02:10:58]
◆円方寺シャロン > (がちゃりとドアが開く。そして、ドアが開いてから、誰かが出てくるまでには少し間があった。そう。まるでこの空の見るところに出るのを迷っているかのように。時間にして20秒ほどの短い時間。しかし、ドアを開けた人物は屋上へと足を進めた)・・・・・・おや、先客がいるとは思わなかったよ。どう?楽しい?何か面白いものでも見える?(先客がいたことに少し驚いたようだが、直ぐに平静を装って先客へ声を掛けた。見た目は普通の、ブルネットのホワイティア) [Fri 8 Sep 2006 02:02:48]
◆未希 > ( 石床に頭をつけて転がっていれば、直ぐにその足音が此方に向かっているのは分かった。 ただでさえ静かな夜の学校だ。 むくりと身体を起こして煙草を揉み消し、さて、どうしたものかと。 別にコソコソするような事をしていたわけでもなし、それでいて特別誰かと話す気分でもなし。 まぁどのみち今から何処に行こうっていったって、足音の主と擦れ違わないのは無理そうだ。 大人しく座って待つ事にした。 ) [Fri 8 Sep 2006 01:58:36]
◆足音 > (今現在も正門の前では激しい戦いが繰り広げられているが、流石にここまでは響いてこない。静かな夜の、大学の屋上に響く靴音。どうやら屋上へと上る階段を、誰かが上がってきているようだ。1.2分も経てば、そのだれかは屋上に姿を現すだろう) [Fri 8 Sep 2006 01:55:23]
お知らせ > 足音さんが入室されました。 『(かつ、こつ)』 [Fri 8 Sep 2006 01:53:42]
◆未希 > ( そんな具合でやってるんだから、ギター弄りに身が入るわけもなく。 鉄の柵に凭れ掛っていた背中はずるずると滑って沈んで、やがてごろんと石床に寝転んだ。 起き上がるのも億劫だし、暫らくこうしていようか。 まだ凍死する季節でもなし、誰が居るでもなし。 赤い空は星まで覆い隠し、どんよりと何処までも広がっていた。 ) [Fri 8 Sep 2006 01:45:42]
◆未希 > ( 最近目的意識が散漫だなぁ、なんて思う。 何がしたいのか自分でも分からないし、そもそも最初っから何も無いのかもしれない。 何も期待していないし、とっくに見切りつけちゃってて後は何となく何となく、痛い思いをしないで終わるのを待っているのかも。 世界は全然大した事無くて、面白い事なんて起き得なくて、ただ植物が生えて花を咲かせて枯れるみたいに始まって続いて終わって、それだけ。 生まれてきた意味なんて最初から無くて、私が寒河江未希である事に理由なんか無くって、そんな面白くも無い所にたまたま私の「自我」が生まれてしまって。 ただ、それだけ。 何をしても一緒。何もしなくても一緒。 どうでも、良いかな、なんて――――。 ) [Fri 8 Sep 2006 01:34:15]
◆未希 > ( 1つ紫煙を吐き出して地べたに座り込む。 最近少し触ってなかったギターを革のケースから取り出して弄り、適当に手と耳だけでチューニングする。 相変わらずあんまり上達はしていなくて人前で練習するのもなんだから、こんな場所でこんな時間にコソコソやっている。 ヒトが居なくて静かで暗い方が集中できるんだ、とか言い訳しておこうか。 紙巻煙草を咥えたまま暫らく思うがままに弦を爪弾き、気分が乗ってくるのを待った。 ) [Fri 8 Sep 2006 01:20:05]
◆未希 > ( いっそ気にしない事にした。 空が赤くて死ぬわけでもなし、自分に何が出来るでもなし、どうせ何となくどこかで誰かがどうにかして平穏無事でドロリと濁った日常が戻ってくるんだろうし。 相変わらず少し気だるいけれど、天邪鬼を起こした私はあえて屋上に出て、堂々と赤い空の下で煙草に火をつける。 いちいち気にしてビクビクしてるの、馬鹿馬鹿しいって思ったから。 ) [Fri 8 Sep 2006 01:11:05]
お知らせ > 未希さんが来ました。 [Fri 8 Sep 2006 01:07:51]
お知らせ > セツさんが退室されました。 『(緊張はどこか遠くの出来事のような気がして)』 [Mon 28 Aug 2006 15:17:54]
◆セツ > ( ブレザーはともかくセーラーは元々水兵服のことだから有りなのかな? という気がしないでもなかったり。 ) ……そうですか、アレはそっとしておくことにします。 ( 馬鹿でもあります。 と整った顔に綺麗な笑みを浮かべて頷いた。 ) ―――探偵…か。 ( その存在の手が必要なこともあるし、しっかりと記憶に留めておいたほうがいいだろう。 ) ―――えぇ、それは素晴らしい。 ( 親指をグッと立てた。 お菓子大好きです。 喜んで巻き込まれます。 ) [Mon 28 Aug 2006 15:16:25]
お知らせ > 跡野末理さんが帰りました。 『( なんだかんだで、皆まだ気楽 )』 [Mon 28 Aug 2006 15:05:38]
◆跡野末理 > ( ぶっちゃけどちらもオーパーツらしいですよ? 別にあっちゃいけないものではなさそうだけどー。 なんだかよく分からないファンタジーな制服も忘れちゃいけません ) 〜いい。 いい。 伝えなくていいわ。 そっとしといてあげて。 その話題に触れないで。 ( 『阿呆』とか言ったわね? とさわやかににこり ) 〜うん。 だけどあれで結構鋭い人だわ。 探偵として頼るなら、頼りにして良いと思う。 場所はね――― ( と、商業地区の、店の場所まで。 卒業生のお店という事で、近くまで行ったら寄ってみると良いかも ) ―――〜で、きっと買い込んだ非常食でお菓子パーティーに雪崩れ込むんでしょうけどね。 ( 付いて来るのならそこまで巻き込まれる未来。 ともあれ、長引けば商品の流通にも不安が出て来るのだって本当。 お膳を下げて、大学を出よう ) [Mon 28 Aug 2006 15:04:46]
◆セツ > ( 最近流行の魔界の人たちは数百歳とかも多い。 そんな彼女たちにも年齢の話題はタブーなんだろうかとかどうでもいいこと思う。 ) ( ここは大学に制服の制度を新規導入してアンケートを取るべきだ。 議題・『セーラーとブレザーはどちらがより良いか』 阿保な結果になりそう。 ) 欠片も当てにしていないので安心してください。 取り敢えず残念がると思うけどあの阿保に伝えておきます。 ( あ、阿保って言っちゃった。 まぁ事実だし別に言いか。 その彼とは裏表の無い友情を育んでいます。 たぶん。 錬金術といえば両の掌を合わせて練成だろうか。 きっとそれなら鉄くずがあれば作れる。 ) ………随分と凄そうですね。 そしてまた新境地を進んでいる気が。 ( 見た目は家政婦、頭脳は探偵だろうか。 全部まとめて信じ込むやつ。 この大騒ぎがいつか一段落したら行ってみようと店の名前を覚えつつ。 ) ―――最悪を想定するなら、大袈裟ではない可能性もありますけどね。 お言葉に甘えて僕も一緒に行かせて頂きます。 ( その椅子の音で妄想の世界から現実へと帰還。 彼女に続いて金髪は席を立った。 ) [Mon 28 Aug 2006 14:55:15]
◆跡野末理 > ( そうでした。 寒冷地では暖を取るのに必要で年齢制限が低いとか、そもそもヴェイトスの場合見た目と年齢が一致しない人外も多い ) ( ブレザーも捨て難かったとか、そんな話はさておいてー ) 〜そう評価するお友達の世迷言と妄言なんだから一切アテにしないでくれると嬉しいわ。 デレってないから。 ならないから。 ( そもそもそれ友人? と思わなくもない。 機関銃、友達の錬金術師は作ってくれないだろうか ) …【INNOCENCE】っていう、カフェだかバーだか喫茶店と、探偵事務所が一緒になってる欲張りなお店。 またの名を【割烹着たん亭】。 クジさんがバーテンダー風な格好で接客してるんだけど、時々割烹着になった時お店に行くと、その日は良い事があるらしいわ。 〜落ち着いた雰囲気の良いお店よ。 ( 微妙にあること無いこと付け足しつつ… 要チェックなお店を紹介。 暫くはそれどころではなさそうだけど ) 〜大げさかもしれないけど、ある意味大学存亡の危機でもあるしね。 ―――さてと、これから友達と非常食買いに行くんだけど、セツさんも来る? ( 現実に引き戻すように、席を立つ ) [Mon 28 Aug 2006 14:37:34]
◆セツ > ( 大丈夫。 ここはアマウラではなくヴェイトスだから! だからきっと十代でもお酒は飲めるさ。 ) ( 多分セーラー服とダークサイド乱入が結構影響した気が。 あの怪異は刺激の少ない大学ではちょっとした騒ぎだったし。 ) 世迷言と妄言が7割の少々脳が不憫でどうやって入れたのか尋ねてみたい魔術科在籍の友人曰く『いや、絶対アレはツンデレだ!俺の目と勘がそうだと告げている!!』と拳を堅く握って力説してました。 ( サラッと友人(NPC)をズタボロにけなしつつ告げ口。 オーパーツの部分は自分で言っておいてノータッチだ。 ) できればどこか回収できないような遥か遠くに放り込んで忘れたい記憶ですけど―――覚えていますよ。 新しい店ですか…一体どのような? ( 忌まわしい記憶を鮮明に思い出したのか何かを小声で呟いた。 話を逸らされればそれに便乗しよう。 ) 冗談ですよ冗談。 ――――…………………流石に研究のために突っ込めとか命令されたら大学辞めようかな………。 ( 思い当たる節があるのか自分で言っておいて不安になった男。 放置して置くとさらに遠い世界に飛び立ってしまいそうな悩み方だ。 ) [Mon 28 Aug 2006 14:25:03]
◆跡野末理 > ( 落ち着こう、お酒は二十歳になってからー。 実年齢相応に見えたとしても、『ガキは帰りな』だ ) ―――はい? ( 続いた言葉に、あれ、何か有名になる事したっけと眼を瞬く。 復学した胸に持病を持つ(ウソ)その昔の式典用学生服(セーラー服)を着たお下げ髪。 ちょっとダークサイドに乱入したりしたくらいで、あんまり目立つような事はしていないつもり。 つもり ) ぇ、 ゃ、 なっ… なに!? ツンとはしてるかもしれないけどデレってないしっ! ちょっ… ゃ、やだな… そか、やっぱり浮いてるのかな… ( キカンジュウとかよく分からない言葉も混じったけれど、概ね悪い風には取られていないと考える。 『美女』とか出て来ると普通に困って、さらりと言ってのけた相手に調子を狂わせつつもごもごと。 やっぱりちょっと変な人だ ) ―――〜えーっと… わ、私の事はどうだっていいのよ。 それよりこの前一緒だったクジさん、覚えてる? セツさんがアンケート取ってた。 彼女、独立してお店開いたのよ。 ( 話を逸らそう ) ………ふぅん。 苦学生か。 頑張ってるんだ。 …って、突っ込m… 〜命あってのものだねだからね。 付き合うのも程々にした方がいいと思う。 ( のんびりとした調子の語り口に、達観するには早いでしょ、とパタパタ手を振ろう ) [Mon 28 Aug 2006 14:06:21]
◆セツ > ( 酒場に行くとガキは帰んなって視線で見られる金髪。 お爺ちゃんで一年生も居れば若造で卒業間近なのも居る。 それが大学クオリティ。 ちなみにこいつがここまで若い年で入れたのは元貴族時代の時に知り合った教授が居たからその伝手で。 ) いいえ、けど聞いたことはありますよ。 ( 魔術科には自分も興味を覚えて顔を出したことがあった。 その時に耳に挟んだ名前。 ) 魔術科に在籍してる友人が言うにはツンデレだとかヴェイトス大学美女百選には間違いなく上位で入ってるだとかセーラー服と機関銃(?)だとか。 ( 一息に様々なことを並べ立てた。 基本的には真人間。 変なのはこういうのを面と向かって言ってしまうところぐらい。 うん常識人だ。 ) というよりも、しっかり学ばないと教授たちの手伝いについていけないんですよ。 一部学費で足りない分をそれで代替わりしてもらってますから。 あの人たちは結構しぶといですし逃げないでしょ。 すべからくそういった立場の人たちは研究マニアの変人ばかりですし、むしろ原因解明につっこんでいきそうです。 ( パスタに手をつけつつのんびりと会話。 激務で毎回死に掛けですけどね。 あーやっぱ逃げてくれないかなとか少し本気で思ったり。 というか未だ斡旋所で請けた調査の仕事も終わらせてなかった…… ) [Mon 28 Aug 2006 13:53:45]
◆跡野末理 > ( そう見えないし! 大学ともなれば… ことにこの大学は、幼年から老年まで揃っている気がする。 そもそもあまり気にしないのだけれど… 名乗られた名前に、頷いた ) 〜名前、今知ったわ。 私のは言ってあったかしら? 魔術科のアトノマツリです。 よろしくセツさん。 ( うん、こうして見ると別人に見える。 なんだまともな人だったんだ、とか、微妙に残念に思ったりなんてしてない。 してない ) 余裕ね。 私なんか専攻で手一杯。 …東門の様子見たら、逃げ出しちゃう教授も居るんじゃない…? ヴェイトス市民はそんなにやわじゃないかしら。 ―――そんな事言ってると、緊張から恐慌状態へ移るわよ? ( 本心ではないと思うから、こちらも可笑しそうに笑うのみ。 …でもそんな状態にならないと休めないと知ったら、もらいなきー… ) [Mon 28 Aug 2006 13:33:36]
◆セツ > ( 二十歳間際で少年呼ばわりはいかがと!? 相手の雰囲気から何となく同い年かなとか思ってたり。 というか見た目と実年齢が逆転している二人。 ) 別にセツでもセッツァーでも呼び捨てで構いませんよ。 どうも僕はそういう風に呼ばれるのは慣れない。 ( 先輩と呼ばれれば苦笑いのようなものを浮かべて自分の名前を改めて名乗る。 公園の時と別人に見える? それは禁句。 ) 政治のほうです。 色々な所にも顔を出してますから、専攻なんて形骸と化してますけどね。 ( どうも、と礼を言いつつ空けてもらえれば向かい合わせになる方に腰を掛けた。 青年(←拘る)の盆に置かれたのはカルボナーラとドリンクのセット。 ) 最近は教授たちも市内の状態に慌ててるのかこき使われてませんよ。 この緊張状態を作ってくれた人たちに感謝ですかね。 ( 無論それは本心では無い。 けれどそのおかげでゆっくりと休むことが出来たのも事実だったり。 ) [Mon 28 Aug 2006 13:19:58]
◆跡野末理 > ( 近付いてくる少年(←譲らないらしい)の言葉を聞けば、恥の記憶と一緒に覚えていたかと微笑んだ。 にっこり ) ―――お久し振り、先輩。 経済だっけ? 政治だったかしら? とりあえず寝不足じゃなさそうね。 ( 向かいか隣か、盆を置くスペースが広くなるように、自分の膳を引く。 それでそんなに広くなるわけでもないけれど、座る? と ) [Mon 28 Aug 2006 13:09:40]
◆セツ > ( これからのヴェイトスはどうなっていってしまうのだろう。 魔界からヴェイトス島へと多くの魔物が入ってきたとの噂。 そして今回の市長の非常宣言。 それを関連付けて不安の表情になる人たちも街中には少なくないと思われる。 ) ( 此方に向けて手を振る少女の姿が青年の目に入る。 そちらへとゆっくり近付いていこう。 ) ―――お久しぶりです。 ( 軽い微笑みを浮かべつつ再開の挨拶を。 記憶の糸を繋ぎ合わせれば思い出すのはいつぞやの公園での失態。 というか恥。 ) [Mon 28 Aug 2006 13:04:27]
◆跡野末理 > ( やっぱり故郷が好きなのだろう。 軽く周囲の緊張状態が伝染してしまっているのか、しんみりとした意識で口に運ぶ冷や飯は案外切ない…。 レッドはどうするだろう。 『オレが護ってやる』なんて女の子口説いてそうだと、一人微苦笑を零した ) ( クルーザム先生は本業の自警団員として市街の警備、もしくは病院にでも動員される事になりそうだ。 武闘派ではないと思う… 腕章だか制服だかが、守ってくれると良いのだけれど ) ( コウギョクは――― ) ( あれこれ考え事しつつ… 動く人影にはふと顔を上げた ) ―――あら。 ( 見覚えのある変質s… もとい。 何かの調査員だったか。 見つけた少年に、ひらひら手を振ろう ) [Mon 28 Aug 2006 12:55:03]
◆セツ > こんな時にまで大学生活か……自分のことながら悠長だね。 ( 自分自身に呆れたようにぼやきつつ学生は歩く。 市内が緊張状態にあるためか、普段よりも学生の数は少ない。 ) ―――さて、誰か知り合いでも居ないものかな。 ( 席はガラガラ。 食べるだけならばすぐに座れる。 一人で食事をするのが嫌いという訳でもないがなんとなしに辺りを見回して顔見知りがいないか探す金髪。 ) [Mon 28 Aug 2006 12:51:39]
お知らせ > セツさんが来ました。 『(金髪が食事の入った盆を手に歩く。)』 [Mon 28 Aug 2006 12:46:13]
◆跡野末理 > ―――おっと。 ( 食事が冷めてしまう。 ふとお膳に視線を落として、我に返ったように眼を瞬いて。 箸を取った ) ( ヴェイトス大学への願書をぽんと渡されてそれっきり。 組織の中枢へ食い込むのか、さり気ない一学徒であるのか、それらの指示すら無いものだから、余計な事を考える。 …特別秀でてもいない忍び一人に、何が出来るわけでもないとしても… ) [Mon 28 Aug 2006 12:39:04]
◆跡野末理 > ( 異界へと通じる門の話が調査隊よりもたらされ、それが決定的なものと判断されたのは、つい先日の事だろう。 門… 件の【赤光の柱】がアマウラの更に向こう側にある事を考えれば、ヴェイトス市の対応は素晴らしく早い…。 下世話な話だけれど大金が動く事、もう少しは時間がかかるものと思っていたが、何か理由があるのだろうか… ) ( ずっとアマウラの閉鎖的な村で、国内事情専門に眼を向けて育った自分には、その背景はさっぱりだった。 ただ、この期に及んでもまだ守りを固められてはいないであろうアマウラの事… 人類側の勝利で戦争が終わったら終わったらで、事態に対する責任を追及されるアマウラの事を思うと、気が重い… ) ( そして何より。 沙汰の一つも寄越さない、自分が所属している筈の『飛燕』に微かな苛立ちを覚えていた。 …ちょっと戦争になったくらいで『草』を動かす訳が無いとは分かっている… 分かっているけど ) [Mon 28 Aug 2006 12:25:43]
◆跡野末理 > ( 一触即発の均衡を保っているとも言えるヴェイトス島で、国家に属する武装組織に属していれば、『有事』が起こり得るという自覚も覚悟も持っているけれど…。 まさか『異界』なんてものと事を構える事になろうとは、思っていなかった ) ( 休暇と戦争が重なって更にひと気の無くなった、それでもまだ機能している学生食堂の一つで、窓辺に腰掛けたセーラー服のお下げ髪が、定食のお膳を前にぼんやりとアマウラの方へ眼を向けている ) [Mon 28 Aug 2006 12:15:19]
お知らせ > 跡野末理さんが来ました。 『( 戦争、か )』 [Mon 28 Aug 2006 12:08:47]
お知らせ > 円方寺シャロンさんが帰りました。 [Thu 24 Aug 2006 02:25:08]
◆円方寺シャロン > ・・・帰るか(テキストとかまとめて腰を上げて、最寄の出口へと足を勧めた。同居人は長期のお出かけ中。正直、とても寂しい。いなくなると初めて気付くこともあるんだなって、深く感じることも多く) [Thu 24 Aug 2006 02:25:05]
◆円方寺シャロン > ・・・・・最近はようやく授業中に「それ何語ですか?」みたいな顔しなくても良くなったなぁ・・・・・・ああでも疲れる。やっぱり疲れるわ・・・・・・(でろーん、とかいう単語が似合いそうな様子でテーブルに突っ伏す。正直まだまだ乗り越えるべき壁は多い。こういう一箇所に集まってあれこれする自体がちょっと大変だと感じてたり。というかそれ以前に)・・・・昼のクラスにあんまり行った事無い・・・・・・ [Thu 24 Aug 2006 02:05:06]
◆円方寺シャロン > あー・・・・・・やっと終わった・・・(夜学クラスの授業が終わる。夜学専門で入ったわけではないが、柔軟に、かつ自主的に授業を選択して学んでゆくのが大学だ。今日は仕事の都合でこんな時間。人もまばらな食堂にてテキストと共に突っ伏した。まだ学問として音楽関係をやることが疲れるようだ) [Thu 24 Aug 2006 01:47:04]
お知らせ > 円方寺シャロンさんが来ました。 『うぇ――――――――』 [Thu 24 Aug 2006 01:43:20]
お知らせ > 跡野末理さんが退室されました。 『っくしゅ ( 嫌な風に、寒気がした )』 [Wed 9 Aug 2006 04:44:53]
◆跡野末理 > …旅行か。 ( レッド、暇かな? なんて。 ゃ、旅行に行きたい訳じゃなく、いい加減身体が鈍りそうなものだからっ ) [Wed 9 Aug 2006 04:44:12]
◆跡野末理 > ( ほっつき歩いていた街で、気になる噂を耳にした。 アマウラの東北だか何だかに、【紅い柱】が上がったという。 …冒険者達向けに、その調査依頼が来ているとかどうとか… ) ―――自国の領内か、その近郊で起きた事に他国の素浪人の力を借りないといけないなんて… ね。 ( 何してるのよアマウラ。 バクフ大丈夫なの? ちょっと半眼になって、暫くのっぺりとした闇の先を見つめてた ) [Wed 9 Aug 2006 04:41:46]
◆跡野末理 > ( たんたんたん 寮内用のつっかけのまま、軽い足取りで上る屋上への段差は、もう数えない。 最後の一段を飛ばしたりもしない。 こうして意識するだけあって、それら以外に何かの条件を満たしてしまう可能性はあるけれど… そこまで気にしては生きていかれないし ) ( かちゃり ) ( ドアを開けたら、湿った風が吹いていた。 …あとは寝るだけといった状態で、三つ編みを解いてあった髪が風に踊るのを抑えて… アマウラの方へと目を向ける ) ―――見えない、か。 [Wed 9 Aug 2006 04:33:26]
◆跡野末理 > ( 真っ暗な校舎に灯りも持たずに踏み入って、怖気づくような可愛げも無く屋上を目指す ) [Wed 9 Aug 2006 04:26:30]
◆跡野末理 > ( こっそり隠れて魔法の練習していたり、シャッテンマイア=クルーザム先生の所属していたというオカルト研究同好会『秘封倶楽部』の活動内容を調べたり。 好きにさせて貰ってそれなりに楽しんでいるのは事実なのだけど、それでも、自分は忍びなのだという自負は、そう簡単に忘れられるものじゃない ) ………。 ( どんよりとした曇り空… 今発った彼女は大丈夫だろうかと、空を見上げて…。 ふと、校舎の方へと歩き出した。 何気ない、夜の散歩――― から帰って来たばかりで。 寝起きのようなこの格好は、実はこれから眠るところなのだけど――― ちょっと気になる事がある。 恥ずかしい? そうだけど、誰にも会わないだろうし、会ったら会ったでその時だ ) ( それは本当に、些細な思いつきだったから ) [Wed 9 Aug 2006 04:17:48]
◆跡野末理 > ( 先輩魔女のアドバイスもあって… いや、箒で自慰は試していないけどっ…! 少しずつ、魔法という体系の一部は捉えられるようになって来ている。 アマウラの代紋背負っている留学生としては人に見せられるようなものではなく、まだまだには違いないのだけれど… そのうち何とかなるだろうとは、思えていた。 〜『当たり前になっていく』その意識こそが魔法制御の原動力かもしれないのはさておき ) ―――。 ( 問題は、物凄く普通に女子学生をしてしまっている事だ。 …飛燕からは何の音沙汰も無く、俸禄の振込みは勿論、ただ学生をする他に何をしろと言った要求が何一つ無い…。 『草』になれという事だと受け止めてはいるものの… そんな一言すら与えられないまま放置されては、釈然としない ) [Wed 9 Aug 2006 04:09:54]
◆跡野末理 > ( 『マツリは帰らないの?』 …これが旅行に行くという相手だと『どこへも行かないの?』になる、定番の挨拶に首を振る。 『無いのよ』なんて言葉は閉じ込めて ) 〜ぅん、旅費だってばかにならないし、帰ったってどうせ手伝いさせられるだけだからね。 ここでのんびりしてた方がいいわ。 ( 適当な事を言って溜息を零せば、家族仲とか家庭の事情を何やら心配させてしまった様子。 『せっかく休みなんだから』と親身になって帰郷を勧めてくれる友人に微苦笑零して首を振り、『楽しんで来て』と送り出す。 …相手が前を向いて歩き出すまで、手を振って見送って――― また、浅く溜息を零した ) [Wed 9 Aug 2006 03:58:04]
◆跡野末理 > 〜行ってらっしゃい。 気をつけてね。 ( 無数の学科に無数のカリキュラム、無限に広がる大キャンパスを誇るヴェイトス大学においては、休暇や試験の日程なんてバラバラだと思うけれど… 一応休暇に入って、とりあえず帰郷するという友人を見送りに、寝巻きにカーディガンを羽織って、寮の玄関先へと降りて来ていた ) [Wed 9 Aug 2006 03:45:40]
お知らせ > 跡野末理さんが入室されました。 『( 女子寮エントランス )』 [Wed 9 Aug 2006 03:39:25]
お知らせ > 未希さんが帰りました。 『 60:Return to 1st night. 』 [Fri 4 Aug 2006 23:43:26]
◆未希 > ( 結局何なのか、未だに分かってないんだ。 幽霊が幽霊なのはもういっそ清々しいくらい良く分かったけれど。 「何で私には視えるのか」に関しては全く未だ持って。 それも日に日に酷くなっているし、ああいう連中と話す事にすら抵抗がなくなってるのは明らかに麻痺してるって感じだ。 それをもう一度再確認して煙草の火を消し、私は構内に続く階段の闇を降りていった。 ) [Fri 4 Aug 2006 23:34:38]
◆未希 > ( 真昼の授業中に幽霊を見た。 退屈な講義。 生温い5月の気だるい空気。 うすぼんやりとした青い空。 先生の声はお腹の底から張り出してばかりで耳障り。 チョークがガンガンと黒板を叩く音。 舞い散るその粉塵がきらきらと陽光に光る。 窓から見下ろす中庭の隅の木の下に、幽霊は立ってたんだ。 黒い長い髪の、少し古めかしい服を着た誰か。 それが私が始めてみた幽霊で、その日から度々、人間以外の何かと接触する機会が増えた。 ) [Fri 4 Aug 2006 23:18:26]
◆未希 > ( ポケットから取り出した小型の着火装置を何回か擦って、ああ、そろそろ油入れなきゃ、なんて思いながら煙草を取り出した。 舞台の練習してる間、極力吸わないようにしていたんだけど。 集中力途切れちゃったみたいだ。 咥えた煙草の先に火をつけて1つ息を吸い込み、煙を吐き出した。 ) ……これ吸い終ったらちょっと歩こ。 ( 誰に言うでもなく。 初心に帰るなんて言うと格好いいけど、手持ち無沙汰でまた元に戻るだけ。 構内をウロウロしながら勝手に夜警気取りをしたいだけだ。 ) [Fri 4 Aug 2006 23:06:48]
◆未希 > ( 幽霊を見た、なんて夜の後者を徘徊して。 ギターなんかいきなり買って手を出してみて。 劇団に誘われてちょっとその気になってみて。 ちょっと変な所に迷い込んで空回りして。 今度はいきなり絵なんか描いてみたりして。 ) ―――――私ゃ何がしたいんだ。 ( 空回ってるなぁ、相変わらず。 ぐるぐるぐるぐる前に進まない糸車みたいだ。 1年前も思った事をまた思うなんて、進歩してない証拠。 実際、何も変わっていない気もするし、悪くなっている気もする。 ) [Fri 4 Aug 2006 23:00:16]
◆未希 > ( 他人の尻馬に乗るもんじゃないな、なんて冷めた事も考える。 劇団の話なんか誘われて盛り上がって、結局中途半端に立ち消えて。 また一人になってみればさてこれからどうする、なんて何も思い浮かばなかった。 何だか力抜けちゃって、少し屋根になっている濡れてない所に腰を下ろした。 雲は途切れ、いい天気だ。 壁にもたれてしばらくこうしていようか。 ) [Fri 4 Aug 2006 22:51:21]
◆未希 > ( 一仕事終えてふと力の抜けたそんな夜。 私は何を思うでもなく雨上がりの屋上に上がった。 クラスで始まった劇団の話も、資金面とかいろいろな事情で停滞している。 最近じゃ皆、顔を出さなくなったり、他の事を始めたり、資金繰りに奔走したりで教室に集まる事も少なくなった。 それで、また私は手持ち無沙汰にうろうろしているわけだ。 予想外に沢山もらえた挿絵のバイト料に浮かれるでもなく、なんとなく、ぽつんと。 ) [Fri 4 Aug 2006 22:46:01]
お知らせ > 未希さんが入室されました。 [Fri 4 Aug 2006 22:40:28]
お知らせ > 未希@臨)書さんが退室されました。 [Mon 31 Jul 2006 02:55:00]
お知らせ > 警備員さんが帰りました。 [Mon 31 Jul 2006 02:54:15]
◆警備員 > 帰宅までが下校だよって言っちゃうと子ども扱いになっちゃうかー。 難しい年頃だからなぁ。 ( まだ幼さの残る顔立ちとは裏腹、しっかりした子だと判断したのだろう、後姿を見送って。 ) 〜〜〜♪ ( 見回りは毎夜の慣れた業務、不謹慎に取られかねない鼻歌が小さく、教室から廊下に響いて ) [Mon 31 Jul 2006 02:54:11]
◆未希@臨)書 > あ、はい―――そんな遠くでもないから大丈夫です。 ( と、いうのは嘘だが。寮住まいに比べて居住区から通うとなるとそれなりに遠い。 単に夜中の外出には馴れているというのと、上手いこと危険を避けられるという根拠の無い感覚の問題で。 警備員と擦れ違うように教室を出ると、一例して廊下に出た。 べったりと纏わりつくようなアクリルガッシュの闇は、いつもどおりずっと廊下の向こうまで続いていた。 ) [Mon 31 Jul 2006 02:49:35]
◆警備員 > あぁいやいや、謝ることじゃあないんだ。 ただ夏だしね、女の子が夜中にひとり歩きするのが気になって。 ( 小柄な体躯には不釣合いな大荷物の少女を見送り ) 学内の警備は我々の仕事だけれど、帰り道がね――んじゃ、気をつけて。 ( 先ほど立ち去った女学生が施錠を既に確認していたようだが、知る由もない。 警備員は少女とすれ違いながら、そのまま窓へと向かうのだろう。 ) 【判定】 [Mon 31 Jul 2006 02:45:26]
◆未希@臨)書 > ( 荷物を纏め、画材とギターを肩に掛ける。 イーゼルは芸術科の教室からくすねて借りてきたものだし、一端寄っていかないと。 ) さて、と――――ああ、すみません。 今帰る所です。 ( 教室を出ようという所で不意にかかる声。 イーゼルを空いている方の手で抱えて教室を出ようと。 ) [Mon 31 Jul 2006 02:41:22]
◆声 > ( 話し声を聞きつけたか、廊下の向こうから投げかけるような声。 徐々に足音が近づいて ) 気をつけて帰んなさいよー。 ( 今しがた教室を出て行った女学生にかけたであろう声。 そのままもうひとりの学生が残る教室をひょっこりと覗き込んで。 ) 精が出るねぇここの学生さんは。 どうかなもう少し長引きそうかい? ( ややもすれば馴れ馴れしい声が未希へと ) [Mon 31 Jul 2006 02:38:52]
お知らせ > 声さんが来ました。 『まだ誰か居るのかー?』 [Mon 31 Jul 2006 02:35:31]
お知らせ > 学生Rさんが退室されました。 [Mon 31 Jul 2006 02:33:10]
◆学生R > そうだろうね。大学と言う施設自体、余裕のある人間が通うモノだし。 ( 生きる事だけに従事するのであれば、それこそ読み書きと基礎的な算数さえ出来れば良い。正直な話、余裕の無い人間はそんな事を考えようと言う発想さえ浮かばないであろう。あくまでも『余裕』がある人限定の学問だ。 ) 何かの参考になったのなら幸いだよ。 ( 極々自然に微かな笑みなど漏らしながら、そんな言葉を返した。続く言葉には ――― ) 嗚呼、それじゃあ忠告には素直に従うとしようかな。 ( 何とも奇妙であるが、今日は聊か寝苦しい。只それだけの異変だが、其れが何とも薄気味悪かった。暑過ぎると言うことも無ければ、別段湿気が強いわけでも無いと言うのに寝苦しい。十分変だろう。 ) ――― それじゃ、又会うような事があれば。 ( そんな言葉を残し、女は一足先に教室の扉へと向かい ――― 一定間隔の足音と共に、その学舎を去るであろう。 ) [Mon 31 Jul 2006 02:33:07]
◆未希@臨)書 > ―――まぁ、大学の勉強なんてそんなのばっかだけどさ。 ( 哲学とか人類学とか考古学とか、別に考えなくッたって誰も困らないもの。 生きていく上で芸能だって無くても問題ない。 豊かな国だからこんな事が成立するんだろう。 ) 背景、か。 背景…背景…んん、ちょっと考えてみよう、かな。 ( 自分の外側から送り込まれる別の発想。 ああ、そういえばそういうの考えてなかったな、なんて思いなおす。 ちょっと煮詰めてみようか。 ) ありがと、参考にしてみる。 ――――今日はそろそろ帰るけど、貴方は? 今日は色々不安定な日かもしれないから、早めに帰った方が良いと思う。 ( 自分で言っていてよく分からない辺りが、不安定なんだろう。 説明不能のどこか、歪んだ夜だ。 ) [Mon 31 Jul 2006 02:22:45]
◆学生R > ――― 判りやすく言えば、考えなくて良い事を考える学問さ。 ( そんな、少しばかり説明不足な言葉を吐く。帰り支度は元より成っている故、後は其処に居る理由さえなくなれば帰れるであろうさ。 ) 恐ろしいモノ、か。 ( 恐ろしいモノ。其れは人に選ってさまざまであるが ――― 総じて、彼らには理解できないモノであったり理解できすぎるモノであったりする事が多い。ならばこの『眼』は ――― 矢張り相手にとって、そのどちらかなのだろうか。この無感情なくせに冷たい何かを送り込んでくる眼は、雄弁なようで余りに寡黙だった。 ) 否、十分上手いと思うよ ――― 背景が少し寂しく思えるくらいで。 ( 何故かは判らぬが、そんな風に感じた。そして感じたままを口にした。 ) [Mon 31 Jul 2006 02:15:23]
◆未希@臨)書 > なんだそれ。 全然ピンとこないや――――。 ( そもそも何を学ぶ分野なのかすらわからないってくらい遠い感じ。 芸能科なんて色物学科かもしれないけれど。 使い終わった荷物をまとめ、帰り準備をしておく。帰るのには丁度いいタイミングかもしれない。 もう、遅いし。 ) 書籍ギルドの依頼。 「おそろしいもの」の挿絵だってさ。 ソレが私の恐ろしいもの。 ( 「眼」「視線」「害意ある眼」「他人からの干渉」「暴くもの」「正体の分からないもの」「他人」「理解できないもの」「闇」 黒炭で描いた黒だけの、奇妙な絵だ。 痩せ細った一つ目の魔王は、カンバスを覗き込む貴方を否応無しに覗き込み、見透かし、じっとりと見詰めるだろう。 ) [Mon 31 Jul 2006 02:01:31]
◆学生R > ( 無論、そんな事は知らぬ事。つまりは要らぬお節介とか余計なお世話と言う奴であったのだろう。 ) 学んでいる学生自身でもよく判っていない位難しい学問だよ。 ( 少しだけ、冗談めかして言うてみた。大した意味は無いであろうし実際無い。ただ、此方は此方で先程の沈黙に耐えかねていたところであるし、今更言葉を途切らすのも嫌だなと思ったまで。 ) 大した絵ではない、ね。一体何を描いているのか教えてもらえるかな。 ( 確認し終われば、取り敢えず相手の方向に足を進め ――― カンバスを覗き込むであろう。 ) [Mon 31 Jul 2006 01:52:57]
◆未希@臨)書 > ( 彼女の来訪より少し前に既に1度途切れていた集中力だ。 黙々と続けてもいい結果が出るとは思わなかった。 人が居るのだし、少し手を止めようか。 ) 人文学――――よくわからないや。 別に大した絵じゃないよ。 芸術科の人に見られたくないからこんな所使ってるんだし――――正直私が仕事請けたの、でしゃばりだ。 ( 自信作でもなんでもないが、恥ずかしがって隠すのは余計にみっともないきがして横に退いた。 黒炭だけで描かれたフォモールの邪眼王は相変わらずカンバスを見る者を見透かすように、冷ややかで感情の無い眼を向けている。 ) [Mon 31 Jul 2006 01:43:59]
◆学生R > ( 何か言葉を発するのも躊躇われる気がしたのは、恐らく気のせいではなかったのだろうと思う。取り敢えず鍵の掛け忘れとかあったところで自分に直接の害があるわけじゃあないが ――― まぁ、下手に突いて邪魔をしてしまうよりはマシだろうと思ったのであった。 ) ――― 学科は人文。その絵に興味はあると言えばある。 ( ただ、後ろから覗き見るのは意外と集中力を削がれたりするものである。特に相手のような感覚の高い人は。最も、この女が相手の感覚を看破しているなんて事は無い。単純に邪魔したくなかっただけである。総ての窓の鍵を確認する。閉め忘れは無い。 ) [Mon 31 Jul 2006 01:37:59]
◆未希@臨)書 > ( 何かもう1つ足りない絵だ。 さっきからそればかり考える。 こうしたい、というイメージに一歩とどかないのは矢張り絵描きでもなんでもないからか。 先日はプロの絵描きに会って色々と話せて有意義だったが――――少し居心地の悪い沈黙の中、視界の隅で何かをしている見知らぬ学生にの行動に顔を上げた。 戸締りチェック? ) ―――――…何科の人? 私、芸能科。 絵はバイトみたいな―――まぁ、本職じゃない。 ( 沈黙に耐えかね、ぶっきらぼうに問いかけた。 イーゼルの絵を見ることは簡単だろう。特に隠しているでもなし。 ) [Mon 31 Jul 2006 01:25:16]
◆学生R > ( 正直に言えば、この女も似たような事を考えていた。だから此方も又、別段詮索する事は無い。現在進行形で絵を描いている状態を見ている以上、彼女が此処に居る理由は疑いようの無い物であるし、態々其れを確認するのも何処か間の抜けた話である。極めて自然に、室内には沈黙が訪れるのであった。取り敢えずこの状況下で興味を抱けるものは二点。一つは相手の描いている絵。もう一つはその絵を描いている相手自身である。取り敢えず後者よりは前者の方が簡単に見れるであろう。が ――― 一々邪魔をするのもどうか、と思うので敢えて何か言うでも無く窓の鍵の確認を自主的に行う事にした。 ) [Mon 31 Jul 2006 01:18:01]
◆未希@臨)書 > ( 遅くまで残ってなにかしている学生はこの大学に限って言えばそう少なくも無い。 学生寮も近いし、若い学生が多いところだ。 彼女もそんな一人だろうと、特別詮索する事も無い。 ) ……ん。 そう。 ( そこで話題がバッサリと途切れた。 どこか愛想の足りないイエロティアの娘は元々口下手で、人と話すのは上手いほうでもなく。 自分がして居る事は説明するまでも無いだろうし、いきなり自己紹介する場でもないだろうし、なんて思いながら棒立ち。 イーゼルの絵の気になる所に少し黒炭を走らせて見たりしている。 【判定】 ) [Mon 31 Jul 2006 01:04:34]
◆学生R > ( 総てのホワイティアがこうでは在るまいが、少なくとも父親はこうだと彼女は答えるであろう。そもそも心なんぞ読めないからそんな事思われてるなんて気付きもしないが。 ) ――― 否、単に帰り掛けに物音が聞こえたから覗いただけだ。之と言った用事がある訳では無い。 ( 何故こんな時間になるまで残っていたのかは、取り敢えず問われるまでスルーする方針にした。別段言い触らす意味も無かろうし、少々恥ずかしくもある。取り敢えずぱっと見で目に付いたのは、先ずギターで其の後カンバスであった。ちょっと思考。廊下で聞いた物音は間違いなくギターじゃない。つまり普通に考えればその物音は別の何かで、周囲の状況から何らかの画材で絵でも描いていたんだろうと推測できる。まぁ、そんな事が判ったところでだから如何するのかと言われれば ――― 別段、之と言って何か行動を起こすわけでも無いのだが。 ) [Mon 31 Jul 2006 00:58:23]
◆未希@臨)書 > ( 変な喋り方。 それが第一印象で。 自分より少し年上っぽいホワイティア風貌はどうやら学生のようで、ああ、でもホワイティアってこんな具合だろうかなんて偏見を持った。 ) ええっと…で、貴方は此処になんか、用事? あんまり調子よくないからそろそろ帰ろうとは思うけど―――。 ( 邪魔じゃないか、と。 イーゼルに立て掛けられたカンバスと幾つかの画稿。 それから何故かギターというよく分からない荷物が纏められている。 ) [Mon 31 Jul 2006 00:43:00]
◆学生R > ( 完全に足音を隠し切れないと言う段階で、気付かれている事自体は判った。だから、此方を見る相手については驚く必要は無い。取り敢えず幽霊や悪鬼の類ではなかろうと、第一印象では思われる。悪鬼羅刹の類であるなら、この段階で既に命は無くなっているだろうし。取り敢えずそんな訳で、多少呆けたのと安堵したのとが綯い交ぜになった、何とも間の抜けた表情でワンテンポ置いた後 ――― ) ……一応、私は単なる一生徒であると返そう。それからこの部屋を勝手に使用して良いか否かは ――― 私には少々判別しかねるとも返しておく。個人的には後始末さえきちんとすれば問題ないであろうと思われるが、如何せん私の主観だ。絶対ではない。 ( 覗き込んだのは、一見すると極一般的なホワイティアの特徴を兼ね備えた女。中に居るのが変質者の類や悪鬼羅刹の類で無いと確認すれば、取り敢えず中に入ろうとするであろう。其の表情には、本の微かであるが安堵の意が伺えようか。口調は少しばかり固いが、別段悪意だの何だのと言ったものは無く。 ) [Mon 31 Jul 2006 00:36:13]
◆未希@臨)書 > ( 寒河江未希は自分で思っている以上に5感から得る情報量が多い人間である。 異常、といっても良いレベルであるが、その特殊性は見た目には表れ難いものであり、他人と比較し辛いものでもあり、彼女自身を含むその周辺のほとんどの人間がそれに気付いていないのが現状だった。 理解するよりも早く知ってしまう、という矛盾を訂正するのにその外の能力が追いつかず、時に酷く愚鈍な人間にすら見えるだろう。 「足音」が聞こえたのも彼女自身にとっては特別な何かではない、普通の事だった。 ) ――――――……あの。 誰? 空き部屋みたいだったから勝手に使ってたけど―――いけなかったら出て行くから。 ( 不意に扉の前で立ち止まった人の気配に暫らく沈黙していたが、入ってくる様子も無いので先に声をかけてみた。 室内を覗き込めば、癖のあるオレンジがかった金髪のイエロティアの娘が座って、貴方を見ているだろう。 大学生にしてはやや幼い顔立ちと声と、体型だ。 ) [Mon 31 Jul 2006 00:20:04]
◆学生R > ( 当然、極力と言うからには少なからず何らかの音が出ているわけだ。当たり前の事であるが、文字通り一介の学生である彼女には足音を消す技術などない。故にどんなに慎重を極めようが、どうしても隠し切れずに漏れる。そんなこんなで彼の教室に辿り着けば、扉を開いて中の様子を覗き込もうとするであろう。其れは何者かの不法侵入を暴こうと言う義憤に満ちた物ではなく、どちらかと言えば単純に怖い物見たさと言う感情が強い。その覗き込む顔の表情にも、其れは微かな恐怖の表情として現れるであろうか。 ) [Mon 31 Jul 2006 00:12:15]
◆未希@臨)書 > ( 不意に行き詰まりを感じて手を止める。 ここ数日で描いた大量のラフを広げてみて、脚を組んで椅子に座って頬杖をつき、ひと思案。 悪くは無いけどもう一歩、といった所か。 素人絵とはいえ、一応仕事として請けたもの。 細部まで真剣に仕上げたい所だが―――――不意に足音に気付いて顔を上げ、それがこっちに向かって来ているのを感じながらもぼんやりとしていた。 無断で借りているけれど、別に誰が使っている部屋でもない。 がらんとした空間に一人。 講師とかが入ってきたら事情をそのまんま話せばなるようになるか、程度で。場所にこだわりがあるでもなし。 ) [Mon 31 Jul 2006 00:03:28]
◆学生R > ( 目が醒めると外は闇。それはいつもの事であった故、今更特に驚くと言う事は無い。取り敢えず帰ろうと思い、廊下を歩いている内に不審な物音に気付く。で、一般人と同等程度には好奇心の在る彼女は ――― 当然、音の元を見極めんと、極力物音を立てぬように廊下を進んでいた。あと1ターンもすれば辿り着くと思われる。 ) [Sun 30 Jul 2006 23:57:44]
お知らせ > 学生Rさんが来ました。 『( 音に誘われるように、廊下を歩く。少し怖いので忍び足。 )』 [Sun 30 Jul 2006 23:52:20]
◆未希@臨)書 > ( 先日に続いてやっぱり結果は極端。波の激しい性格。 寒河江未希らしいといえばらしい。 ) [Sun 30 Jul 2006 23:50:38]
◆未希@臨)書 > ( 正面から此方をじっと見詰め、迫ってくる一つ目の黒い人影。 ひと睨みであらゆるものを殺す、邪眼持つフォモールの暴君。 その重い瞼が開かれる瞬間を描く。 冠を被った一つ目の怪人は痩せた身体をしていて、瞳しかない貌は、全てその目に感情を凝縮している。 カンバスの前に立てば、魔王の直視に見舞われるだろう。 【判定】 ) [Sun 30 Jul 2006 23:49:40]
◆未希@臨)書 > ( 滑り出しは良好。やっぱり今日を選んだのは正しかったかもしれない。 ) [Sun 30 Jul 2006 23:39:32]
◆未希@臨)書 > ( 気を取り直して手にした黒炭を無造作にカンバスに振り下ろす。 難しい技術とかは無いから、頭の中にあるものを形にするためにただ線を重ね続けるだけの単純な描写。 黒だけで描かれるヒトガタの何かが、少しずつ形状を見せ始める。 芸能科、芸術科が並ぶ校舎の端、空き部屋の中でかつかつとカンバスを叩く音だけが響いた。 【判定】 ) [Sun 30 Jul 2006 23:38:39]
◆未希@臨)書 > ( 空気は生温いのに、どこかピリピリとした緊張感。 説明不能の違和感は今に始まった事じゃないけれど、この感じはちょっと極端だ。 ) ……何処がおかしいって、何処も正しくないんだもの。 ( それでいていつもどおりの日常である事は間違いない。 それはきっと規模が大き過ぎてはっきりと目視出来ない何か。 そしてまだ少し先になる遠い所で始まったことのはじまり。 ちょっと気をつけておこうかな、なんてやっぱり対策も漠然としていた。 ) [Sun 30 Jul 2006 23:32:22]
◆未希@臨)書 > ( 個人的な仕事で勝手に借りた空き部屋のガラス窓がことこと音を立てて揺れた。 雨かな、と思って振り返っても、特に振り出す様子も無い。 私は気を取り直して、紙を張っておいたカンバスをイーゼルに立て掛けた。 そろそろ描き始めないと間に合わないし、準備は十分できたと思う。 それと、今日は何だか上手くいきそうな気がする。 「おそろしいもの」を描くのに良い日なんて、よく分からない感じだけど。 ) [Sun 30 Jul 2006 23:23:58]
お知らせ > 未希@臨)書さんが来ました。 『 59:邪ツ夜/V 』 [Sun 30 Jul 2006 23:14:46]
お知らせ > バランサー@カビさんが帰りました。 『( ついてでに廊下も綺麗にしたとか。 )』 [Sun 16 Jul 2006 22:47:29]
◆バランサー@カビ > どうしてこんな目に合うんさ? ( 腕枕にしていた青年。 ) ――――。 ( しばしの刻が経ち流れてから、ようやく立ち直ったようでむくりと立ち直ったいた。転んでしまい汚れてしまったエプロンを叩いたが水で濡れて汚れているところはどうにもならなかった。 ) あー洗濯やんなくちゃ、っと誰か転んだら困るんだし掃除しとくか。 ( 廊下が微かに湿っていたり、濡れている箇所に気付いた。大半はバランサーの行動による問題だった。乾いた雑巾を取り出してから廊下に付いた水分を取り除こうと両手で拭き出し始めた。 ) [Sun 16 Jul 2006 22:43:56]
◆バランサー@カビ > ( 訂正:まだも→またも でお願いします。すみません。 ) [Sun 16 Jul 2006 22:33:52]
◆バランサー@カビ > 【 カビ体力:9→1 】 ( 具体的にいうともうね orz ←こんな感じなんさ。 ) む、無念……ッ! まだもギリギリで…っ ( 呆気無く倒れ込んでしまった。哀れな俺よ。しくしくっと泣き声が聞こえて廊下を響き渡ったのも気のせいなのだろう。 みっともない青年よ。 ) [Sun 16 Jul 2006 22:33:12]
◆バランサー@カビ > ( 防具であるエプロンのお陰さまで何とか命を拾ったようだ。(*防具じゃないし命落とすほどでもあらず。)渋々そうに起き上がってから立ち上がった。首をかくんかくんと回して鳴らした。肩凝っているような感じがした。 ) ―――よしっ 後少しなんさ…ッ! ( がしっとブラシを掴み取りながら再び磨き始めていた。今までと違い磨いていた方向を変えてみたりして力を込めていた。 ) 【判定】 [Sun 16 Jul 2006 22:30:28]
◆バランサー@カビ > 【 カビ体力:13→9 】 ( 最後だと思い力一杯擦ってみようとすれば足元が濡れていることに気付けなく転んだ。 ) ――!痛っう…なんで焦り過ぎたん ( 背中から刺されて倒れたような死体かにも見えてしまった。薄暗いのだから尚更誤解受け付けられ易いだっただろう。 ) …っ!う、ううっ……腹打ったんさ ( 横たわれながら苦笑を浮かべていた。 ) [Sun 16 Jul 2006 22:23:36]
◆バランサー@カビ > 【 カビ体力:21→13 】 ( さらに水入ったバケツにブラシを少し突っ込んでから掃除を再開させた。それから何時も以上に濁っていた色ですら下の綺麗な色に戻りかけようとしている。ほんの一押しだ。 ) おー良く落ちるさ。すっげぇなベノムさん!この石鹸買いたくなったさ。 ( 石鹸という品物が非常に欲しくなった。それでもウキウキとにんまりと笑顔を浮かべて楽しそうに掃除を続け出していた。 ) 【判定】 [Sun 16 Jul 2006 22:16:24]
◆バランサー@カビ > ( ミス切れました…orz ) ( 双眸を隠すような眼鏡がきらりんと輝いたのもきっと気のせいなのであるー。 ) 【判定】 [Sun 16 Jul 2006 22:10:38]
◆バランサー@カビ > 【 カビ体力:25→21 】 ( ごしごしっと力を込めて磨き始めた。同時に石鹸の香りが微かに広がるばかり。 ) んんー?こりゃ手強いんさ ( 思った以上に落ちないとはいえ、カビが剥がれ落ちたかのようだ。その表面上は微かに綺麗になっていくような感じだ。それでも全部落ちたわけじゃない。そうまだ沢山残っているんだから油断はしないことだ。 ) 綺麗に完璧に根絶させるんさ、そしてカビキノコを捕獲じゃなくて…っ!お目に掛かりたいんさ ( 双眸を ) [Sun 16 Jul 2006 22:09:13]
◆バランサー@カビ > わぁー すっげぇさ! ( ベノムから貸し出されたエプロンや掃除道具を横に置いてある。幾つかの洗面台を目にしてみれば驚いたように表情を浮かべていた。 ごほっんと咳払いながら、カビを根絶するかめに石鹸をー・・様々な準備に取り掛かった。 ) これで良いさ♪今度こそ完璧に綺麗にするんさ…! ( 今朝は落ち込んでいたことですら忘れていた。そのまま、ブラシや石鹸を持ち構えて掃除を開始してしまおう。 ) 【判定】 [Sun 16 Jul 2006 22:05:04]
お知らせ > バランサー@カビさんが来ました。 『( とある洗面台を目にして )』 [Sun 16 Jul 2006 21:59:54]
お知らせ > 未希さんが退室されました。 『 大急ぎで衣装を脱ぎ、ギターを抱えて逃げ出した。 』 [Mon 3 Jul 2006 03:36:17]
◆未希 > ―――――…… ………じゃないッ!!! 違うッ!! 今のなーしっ!!!! ( 速攻でへこたれた。 何が駄目って、不意に口に出た名前は―――鏑木一馬の女装名だって話。 ) なに口説いてんの! ギャー! ( 蹲って頭を抱え悶える私の声が廊下まで木霊したってはなし。 雨の日でよかった。 本当に。 ) [Mon 3 Jul 2006 03:34:27]
◆未希 > ああ、なんていうか…あたしのままじゃ駄目なんだ。 もっと、一人の男になりきらなきゃ。 ( イメージをもっと具体的に。 そして演じるんじゃなくてなりきること。 何処がおかしい? ああ、そうか、と両手で髪の毛をかき上げて表情を引き締め、ランダムに髪の毛の房を散らしてみた。 再度チャレンジ。 ) ――――…こんなもんかな。 「オレの名前はシューザ・クランツ。 よろしくな、アクトリス。」 ( 背の低い伊達男、それが私…否、俺の選んだ人物像。 想像を膨らまして自分を形成していく。 自信家を装う貴族の次男坊で、女垂らしで―――。 ) [Mon 3 Jul 2006 03:31:08]
◆未希 > ―――――あー…あ、あ、違うな。 ( 大きな姿見の前で男物のコート、シャツ、タイ、それからパンツとブーツを履いてゴツいベルトを捲いて背筋を伸ばす。 …このさいサラシ無しで胸を張って問題ないのとかは置いておく。 悲しいから。 何回か声を出してみて、表情を変えてみて、まだちょっと男っぽさが足りないなんて研究。 その姿が自分で少し滑稽で、口元がにんまり緩んだ。 ) …だ、駄目だ…これやっぱヘンだよ…! ( 背、低いもの。 ) [Mon 3 Jul 2006 03:18:18]
◆未希 > そりゃぁ普段スカートとか履かないけどさぁ…( それでもここまで露骨な男物着て男言葉喋ってそれらしく振舞うのとは話が違うわけで。 暫し衣装を掲げて眺め、周囲を見渡した。 OK今一人。 こんな時間に誰が来る気配があるでもなし。 金糸で襟を縁取られた貴族の服(もちろん安物)を選び、部屋の隅っこでシャツを脱ぎ始めた。 どうせやらされるんなら先に練習して置いた方が、良いじゃないか。 ) [Mon 3 Jul 2006 03:13:50]
◆未希 > ――――なんでそんな、男役やらせたいわけ…? ( 「幾つか」のうちの3つが男装だったりする。 暑くなってきて気分で髪を切ってみれば、推進派がさらに増えて止められそうに無い。 ああそうだよ、胸ないよ。 普通に夏服着てても判別微妙だよ。 少しくじけそうな気分だ。 少年役と貴族の男役の衣装を両手に一着ずつ持って、難しい顔でにらみつけた。 ) 男装、か…鏑木じゃあるまいし。 ( アレは女装だけど。 呪いか。 ) [Mon 3 Jul 2006 03:08:39]
◆未希 > ( といっても別にエロい事するわけじゃないから注意。 そこ注意。 ようやく上がった雨。 連日の酷い雨で此処暫らく、放課後の集まりは人が居残りしたり帰ってしまったりの波が激しく。 今日は後者のようで、教室には今、私しか残っていなかった。 暫らく一人で舞台での動きの練習とか体力トレーニングとか発声練習とか、あんまり皆の前で頑張るようなことじゃない練習を繰り返していた。 配役は相変わらず決まらず、難航している。 私の役もまだ未定で、何人かの候補が上がっているに留まる。 さて、そんな中で私がちょっと気になってる、のは。 ) [Mon 3 Jul 2006 03:03:59]
お知らせ > 未希さんが入室されました。 『 56:ひとりあそび 』 [Mon 3 Jul 2006 02:59:35]
お知らせ > ドリィさんが退室されました。 『絵に、『明るさ』と『温度』を与える為に』 [Thu 29 Jun 2006 01:09:38]
◆ドリィ > (それから一先ず… 息を切らせながら机を起こし、位置を直し…扉を閉め直せば… 改めてカンバスに向き合い――― 筆を手に取るだろう、か) [Thu 29 Jun 2006 01:08:59]
◆ドリィ > ぁ……… (机蹴倒し、大きな音で教室の扉を開け、そして引き摺っていた筈の足で飛び出していったリッカ。 その姿を、暫し呆然と…ポカン、と見詰め続け――― ) ………リッカ、ちゃん… (―― やがて、半ば我に帰りつつ… ポツリと呟けば、見詰めるのは――リッカが飛び出した扉と、机と、そしてリッカが投げ渡した絵の具を交互に見詰め―――……) [Thu 29 Jun 2006 01:07:58]
お知らせ > リッカさんが帰りました。 『(ばたばたと慌しい音を立てて、逃げ出した)』 [Thu 29 Jun 2006 01:02:43]
◆リッカ > (ナンだナンだ何だ何だ…!!)(小麦色の脳裏に過ぎるのは、疑問。―――感謝なンてキモチワルイ。本気で気付いてない フリ をするなンて、―――貴女もどうして、なかなか強かだ、なンて歪んだ視線で見てしまうのは、濁った目の所為?) る …ッせ、黙れッ。 (がたッ)(一際大きな音で、机を一つ倒して、教室の扉へ辿り着く)―――負け犬ドリィに心配されるなンて、チョー最悪ッッ!!!!(吐き捨てるように、教室の中の貴女へ)(必要以上の力を篭めて、扉を開ける―――キモチワルイ。オチツカナイ。キブンガワルイ。ムカツク。様々な感情がごった混ぜになった、藪から棒な力) ―――マッヂ、うぜェから!!!!!(壊れんばかりの音で開いた扉、其処から外へ逃げよう)(キモチガワルイ。コレ以上貴女といたら、吐いてしまいそうな程。だから、縺れる足を誤魔化して) マヂ、チョーシのンなッてーの!!うぜぇッ!!!!(一言、吐き捨てて) [Thu 29 Jun 2006 01:02:28]
◆ドリィ > ぇ? あっ… そう、だった、の?(ただ、自然と口に出てしまった感謝の言葉。 それに対して返されたリッカの言葉に、心底意外そうな… 本当に驚いた様な顔を浮べれば、リッカと自分の手の中の絵の具を交互に見詰め―――) け、けど…ちゃんと、返してくれたから… ぁ… ぇっと… ぁ、う…うん、ごめん…ね(そして、更に言葉を続けようとした所で… その自分の言葉の上から覆い被さる様な矢継ぎ早なリッカの言葉に… 少し気圧されつつ、頷き… また謝罪し―― )(自分がダークサイドで彷徨っている間、リッカに何が起きたのか知らない… けど、以前の…錯覚かもしれないが、単なる虐めっ子って言うだけの印象以上の、何かを感じてしまい―――) …… ぁ…り、リッカちゃん そ、その…足元、とか気をつけないと――(… そんな錯覚?に促される様に、前を向けば… 其処には、机にぶつかりながら言葉吐きだすリッカの姿。ソレに、思わず…危ないよ、なんて声…掛けようと、してしまって――) [Thu 29 Jun 2006 00:56:51]
◆リッカ > ―――(ありがとう)――― …ば、バッカじゃねェの?其れ、アタシ等が隠したの、分かってるくせに…!!(素直に喜び、顔をほころばせる貴女を見て、思わず。)(がた、と大袈裟な程、よろめいて、机の上に置いた鞄を抱える) …と、とりあえずッ …、テメェがうじうじしてると、マヂうぜーから ッ 。いい加減にしてよねー!!(誤魔化すように矢継ぎ早に口にする言葉。)(気にしてない。何処か自分に似た色を感じた、別の学科の少女に言われた言葉なんて気にしていない。してないけど―――何故か、木の上、鳥の巣の中に隠した絵の具を持って来てしまった。) マヂ、うざいから!っつか、チョーシ載って、明日はなしかけてきたしとかしたら、ブッ殺すし!!!!(がた、がたと机にぶつかり乍) [Thu 29 Jun 2006 00:50:16]
◆ドリィ > ……… ぅ… ぁ… ぅ、ん(引き摺る足。その足を心配げに見守りながらも… リッカの突き放す様に思えた言葉に、俯き…小さく頷き――― っと) ぁ…… (視界に入ったのは、何時か無くした筈の絵の具。 呆然と、その絵の具を見詰めていれば… やがて、リッカがその絵の具を拾い上げ、そして此方へと投げつけ―――) キャッ! ………… ぁ… (頭の上で跳ねる絵の具。絵の具が当たった部分を手で押さえ、少し涙目になりながらも… 顔を、恐る恐ると前へ…リッカの前へと向ければ…――) り、 リッカちゃん… その、あり…がと (―― ポツリ、呟き… 少しだけ、ほんの少しだけ、遠慮気味に顔を綻ばせ、て ) [Thu 29 Jun 2006 00:45:22]
◆リッカ > (この反応が気に喰わない。だから、どんどん同じような蔑む言葉が口をつくんだ。わかってはいても。) ―――何かあっても、アンタには言わねェし。言っても意味ねーじゃん?(引き摺る足は、慣れぬ木登りなンぞして、滑り落ちた結果。隠すように、痛みを堪えて、普通に立つ)(と、背後に落ちた物音) …………、(振り返り、貴女の視線を追って)………、ち。(舌打ち。)(落ちたのは、貴女には見覚えがあるだろう、油絵の具。―――随分前、貴女がダークサイドへ消える前に、 無 く な っ た 筈だろう、絵の具。) ……、コ、コレッ、(貴女の視線が其処にあるならば、其の絵の具を拾い上げ)―――アンタのでしょ。落ちてたから、拾ってやった…!!(貴女の方へ絵の具を投げんッ) [Thu 29 Jun 2006 00:40:59]
◆ドリィ > …………… ぅっ(リッカの口から吐き出される、鬱陶しげな… 酷い言葉。 それに俯き、呻く様な言葉を漏らしつつも… 内心では、ソレに縋り…ダークサイドの影から逃れようと、心の中… その、自分の現実の象徴の様な言葉を繰り返す ソレは彼女へと向けずに地面に落とした瞳が浮かべる…言葉へ対する恐怖と、言葉によって得られた安堵の色を見る事が出来れば、確かなモノだと分かるだろう。) …… ぇ? ぁ… 何でも、ないって…… そ、それなら…良い、んだけど… ?(その瞳も、リッカの方へと向ける時には疑問のソレに変わる。 別段、勘が鋭いワケでも無い(筈だ)が… その時のリッカの様子に疑問を抱けば、妙に困惑した様な視線を向け―― やがて、その視線が…床へと、物音を追う様に落ちるか?) [Thu 29 Jun 2006 00:35:56]
◆リッカ > ―――…(まただ)…………、(別に始終彼女を苛めようと見ているワケではない。けれど。―――彼女が何日ぶりかに講義へ出るようになってから、彼女は時折、今のような表情を見せる。独りだけ、自棄に黒に近い灰色の空気を撒き散らして。)(其れがまた、目障り。) …別に謝られても、うぜーもんはうぜーし。つか、アンタの存在がうぜぇし?(うざい、キモイ、暗い。よくもそんな言葉ばかり口を出るもの。―――白い友人が見たら、何て言うだろうか。貴女が己の友人と知り合いだとは知る由も無いけれど。)(可笑しな深呼吸、其れから続けられる言葉) …、ッ 、(思わず舌打ちとも、息とも付かぬ音を立てて)―――別に何でもねェしー。(この教室に来たのは、忘れ物を取りに来ただけではない。)(思わず、貴女の言葉に首を振って、一歩下がると同時、ぱたり、と何かが床へ落ちる) [Thu 29 Jun 2006 00:24:53]
◆ドリィ > ――――――― (恐らく、無言の理由は…リッカの言葉とは別方向のソレ。自分の狂っていた感覚と…それと 暗い、だけじゃない… それ以上に、色の温度が部分部分で矛盾していると、何故だか、直感的に感じてしまう事実… そして頭に過ぎるのは、また――ダークサイド 。 ソレが頭に過ぎれば、また、身体を抱き締め… ガクガクと寒さに凍える様に全身を震わせ―――) ッ!? ふ ぇ? あっ… り、リッカ…ちゃ… ぁ…… ハァ… フゥ… ご、ごめん…ね。ちょ、ちょっとぼぉっと…しちゃ…って(また、頭の中で渦巻き始めるダークサイドの光景。 それに、床へと蹲りそうに成りかけた途端… 耳に入るのは、リッカの 酷く聞きなれた、酷く…現実のモノだと分かる、うっと惜しいげな言葉。ソレに、我に返って振り返れば… 呼吸を整えながら、彼女へとまた謝罪、し―――― そして…) えっと… そう言えば、リッカ… ちゃん、足… どうか――(したの?と、最後まで問い掛けを口には出せなかったのは、遠慮だろうか? それとも矢張り――) [Thu 29 Jun 2006 00:16:44]
◆リッカ > ――もーうぜーし、イイッてば。(コレがイジメているというのなら、小麦色は常日頃、言葉を発するたびに誰かをイジメているということになる。鬱陶しげな言葉はデフォルト。)(溜息を一つ) ……、(漸く自分の絵の違和感に気付いたらしい貴方が、俯いて震える貴女を少し眺めて)……………、何処がどうとかは、アタシにはわかんないけどー。(雰囲気。いつも眺める絵と雰囲気、出す色が違っただけ。)(無言になる貴女を尻目、スケッチブックを鞄にしまう)―――……うぜ。(俯く、震える、深呼吸。無言。)(思わず口を突く言葉。―――コレが、貴女の無言や、俯きを誘っているのだけれど。) [Thu 29 Jun 2006 00:09:19]
◆ドリィ > うっ… ぁ… ご、め―――んんっ(謝れば、鬱陶しそうに言葉を返すリッカ。その姿に、また謝罪を重ねようとすれば… 慌てて口を噤み、暫し深く俯いて――……) ………… そ、う…だよね。何で、気付かなかった…のかな。 此処の色は… 背景から際立たせるのに…もっと、もう少し暖かくて明るい色で… 此処も… 此処は、もう少し冷たくて重い色で…… あれ、何で… (その、少しばかり俯いた姿勢の侭… 馬鹿にする様な音を耳にしながら、絵へと向き直れば… 口から吐き出すのは―― そんな、今更ながらに自分の絵を理解出来たと言う様な言葉。 その言葉を吐きだし続ける度に、声は震え… 瞳は震え… 膝の上、握った拳は今にも壊れそうに震え――…) …………………… (それから、暫し無言 無言の侭、どこかまた…自分を落ち着かせる様に、呼吸を繰り返し、て――…) [Thu 29 Jun 2006 00:01:52]
◆リッカ > ―――…(謝られた)…謝られても、うざいしー。(じゃァ如何しろと言うンだ。そンな言葉を吐いて、ぺったんぺったんと引き摺る足音を立てて。)(貴方の掛ける席から少し離れた席に鞄を投げる) あー、チョー暗い。暗すぎ。(がさがさと机の中を漁りながら、興味無さそうな声。)―――アンタッて性格は、チョーーーーー根暗の癖に、絵だけは無駄に明るいじゃん?の、癖ー、其れ、何か色死んでるし。(机の中から、スケッチブックを取り出す。忘れ物を取りに来たのだ) 絵まで根暗になったわけー?アンタ、イイトコ無しジャン。(はは、と莫迦にしたよに、鼻で嗤う) [Wed 28 Jun 2006 23:55:08]
◆ドリィ > ご、ごめん… (そう、舌打ちするリッカに、また申し訳なさそうに俯けば… ふっと、目に入るのは彼女の引き摺る様な足取り。その足取りと、先ほどの掠れた様な声に… また、恐る恐るにとリッカの方へと視線を向け、て――) ……… ぇ?暗い… ?(その最中…耳に入って来たのは、彼女の口にした… 『暗い絵』 と言う言葉。その言葉を聞き、それから… ゆっくりと自分の絵を見詰めれば―――) ……… ぁ… (―― 思わず、口に出すのは…驚いた様な声。 確かに、暗い。 何故だか、全体が暗く… 淀みの中に沈んでしまっている様な… そんな感覚を、ふっと覚えて、しまうだろう、か) [Wed 28 Jun 2006 23:49:32]
◆リッカ > (振り返った貴方の面は相変わらず、怯えるモノ。)(ち、と舌打ち一つ)―――別に、イジメやしねェーッての。(ひら、と掌一つ振って、引き摺るような足取り、教室に入り) ………絵が可笑しい?(まるで、一生に一度のプロポーズでもするのかという程、覚悟したような表情。暖かいを超えて、じめじめ暑苦しい所為で、いつもなら憂さ晴らしになる ちょっかい も、今はする気にすらならない。)(別に、何処かのサムカワエに言われた言葉を気にしているワケなんかじゃない。)―――………、暗い。(貴方の絵を覗き込んで一言。) 暗い絵。 [Wed 28 Jun 2006 23:44:22]
◆ドリィ > ………… ぅっ… ぁ… (振り向いた先、其処にある姿を見、そして声を声を聞いてしまえば… 思わず少し身構え、それから… 申し訳無さそうに俯く。理由は… 以前の虐め以上に、例のダークサイドでの…偽者のリッカとの事が強いかもしれないだろうか。 ) り、りっか… ちゃん。え、えっとね… 何だか、絵が可笑しい気が…した、から… (けれども、やがて… 身を竦ませながらも頭を振り、そして意を決する様に言葉を向ければ… 最近、スランプなのかな?なんて口に出しかけ―――慌てて、口を噤んで…) [Wed 28 Jun 2006 23:38:06]
◆女学生 > (がらりと貴方の後ろ側、扉の開く音。) (そして、続いて聞こえたろう、年若い女の声。少々掠れた声だが。)――― …アンタがこンな時間まで 残 っ て ン の 珍しいジャン。(声に含んだ色は意外そうな其れ。)(”残らされている”なら、珍しく無いが。)…………何よ。失礼だッつーの。其のリアクション。(振り返った先には、見慣れているだろう…―――小麦色と金糸。) [Wed 28 Jun 2006 23:34:02]
◆ドリィ > 大丈夫… 大丈夫… 此処はもうダークサイドじゃない… 此処はもうダークサイドじゃない… (やがて、口から漏らすのは… 自分に言い聞かせる様な、どこかおまじないめいた言葉。 ダークサイド、既に多くの人の記憶から忘れ去られたであろう噂話。 けれども、自分にとっては酷い悪夢染みた経験をした場所の名前―― 今でも、何かの拍子に「まだ此処はダークサイドではないのだろうか?」と思って、怯え… そして、その度に口に出して自分を落ち着かせているオマジナイ。そのオマジナイを口に出し続ければ… やがて、カンバスの前で身を縮め…ぎゅっと目を瞑り―――) ――――― キャッ!?(――その最中、不意に耳に入る人の声。 ソレに、ビクンと身体を震わさせれば…恐る恐るに、声の方向へと、視線を…向けて――…) [Wed 28 Jun 2006 23:30:53]
お知らせ > 女学生さんが入室されました。 『――― アレ 、 ?』 [Wed 28 Jun 2006 23:28:59]
◆ドリィ > ……… んー (その首を、逆方向に捻りながら思うのは…最近、似た様な事が多いな… と言う事。最近、妙に自分が描いた絵に違和感を感じる気がする。 それも、その理由も分からない時が殆どで、誰かに聞いてみても「特に問題ない」「何時も通り」の答えばかり いや、多分――実際には何も可笑しく無いのかもしれない。そうなると…) ―――――…… っ ぅ… ふぅ(自分の感覚が何らかの理由で可笑しくなったのだろうか?そして原因は…矢張りアレなのだろうか? カンバスを前に思案する中…頭の中で思い浮かんだソレ。 それを思い返した直後、背筋に走る怖気に似た感覚に身体を抱き… 少しばかり震えそうになる体を抑える様に、吐息を漏らし…) [Wed 28 Jun 2006 23:20:46]
◆ドリィ > ―――――……… んぅ…(向かい合うカンバスに描かれるのは、降り始めた雨の中で空を見上げ始めて行く人々の姿。 何時か見た光景をカンバスに描き出してみたのだが――) ――――――…… 何か、変…なのかなぁ?(――その絵を見て思うのは、奇妙な… 不自然さ? 過去の記憶を元に描いたからだろうか?それとも、使った色が可笑しかったのだろうか? 何時もなら、パっと出てきても可笑しく無い筈の回答。けれども、その回答が思い当たらず、首を捻ってまた唸り…) [Wed 28 Jun 2006 23:10:04]
お知らせ > ドリィさんが入室されました。 『芸術科の教室 カンバスの前で唸り一つ』 [Wed 28 Jun 2006 23:02:40]
お知らせ > エミリアさんが帰りました。 『本に、お洋服に。後はどこを見て回ろうかしら。(ちょっぴりうきうきしながら、街へと向かう。)』 [Wed 28 Jun 2006 17:44:14]
◆エミリア > (飛び交う稲妻、頻発する爆発、突如涌いてくる怪生物。 エミリアは、そんなことをちょっとだけ想像して、小さく笑った。 予定の確認は、もう終わっている。今日中にしなきゃいけないことはない。) それなら、残った時間は有意義に使わないと、ね。 (誰に言うでもなく、自分に言い聞かせるように声に出して。 エミリアは、ちょっぴりうきうきしながら、席を立つ。)(相変わらず、にぎやかなロビー。講義時間になっていたせいか、ロビーの人数は少しは減っていたが、それでもである。) [Wed 28 Jun 2006 17:39:12]
◆エミリア > (頭の中にある予定と、書き留められている予定を照らし合わせながら、ぺらぺらぺら。 面白そうだと思って取った授業がつまらなくて、空きの出来た時間が、いくつか過ぎっていった。) 『魔術』ねぇ… 面白そうなんだっけどなぁ (ああ、今頃、さっきの魔術科の学生たちはどんなことを学んで、実践しているんだろう。 さすがに実技にはもぐりこめないので、受けた講義から、実技内容をぼんやりと想像して。) [Wed 28 Jun 2006 17:27:00]
◆エミリア > (到着してみれば、そこにはやはり大勢の学生が居て。 エミリアは空いている席はないかと、見回していると、少し奥まった場所で、数人の学生が立ち上がるのが見えた。 エミリアは、その学生らが席を離れたのを確認してから、少し急いでその席へと腰を下ろした。) えーっと。予定が入っているのは… (四五人で使えるテーブルの端で、簡単に予定をつけた手帳をぱらぱらとめくる。 エミリア一人には広すぎる空間だが、それのおかげで、蒸していた空気も少しさっぱりと感じられた。) [Wed 28 Jun 2006 17:18:42]
◆エミリア > さてと、今日はこれでお終いだけど。 どこ行こうかしら。 (にぎわう廊下で、人に当たらぬように歩きながら、そんな独り言を呟きつつ。ロビー()へ足を向けて。) [Wed 28 Jun 2006 17:08:36]
◆エミリア > (教室内はいっせいにざわめきだった。 急いで席から立ち上がり外へ出るもの。それまで禁じられていたお喋りを再開するもの。突っ伏していた顔を上げて、時間を確認するもの。 それそれの学生が動き出して。講義終了直後の、あわただしい空気がひろがって行く。) それじゃあ、お疲れ様。また次の講義でね。 (そんな中で、エミリアも、筆記具や教科書をまとめて、近くに居た友人たちに挨拶をする。お喋りに興じていた彼女たちも、挨拶を受けて、エミリアに簡単な挨拶を返した。 彼女たちは次の時間もこの教室で講義がある。エミリアはちょっとだけ、話の輪から離れる寂しさを覚えながら、そのまま教室を後にする。) [Wed 28 Jun 2006 16:58:50]
お知らせ > エミリアさんが来ました。 『(教授の講義終了の合図とともに。)』 [Wed 28 Jun 2006 16:50:44]
お知らせ > リッカさんが帰りました。 『(変わらぬ日常、変わらぬ繰り返し。)』 [Wed 28 Jun 2006 02:32:17]
◆リッカ > テキトーに描いとくかーッ。(がた、と再び音立てて、曇り空の暗い窓辺から離れ、カンバスの前。)(絵筆を握って) [Wed 28 Jun 2006 02:32:01]
◆リッカ > (そも、人物画は苦手。其れがわかっていて、突きつけてくる課題は毎度人物画。逆に、人を描く必要の無い風景画なれば、この小麦色がちゃんと機嫌通りに提出するものだから、気分が悪いのだろう。) [Wed 28 Jun 2006 02:29:43]
◆リッカ > (窓際に腰掛けて、先程まで向かっていたカンバスに視線を。)―――………雨と人、かー。(其れは居残り課題に課せられた タイトル。)(雨と、人。) 雨と、人ー…(長い金糸をざら、とかき上げ、指先で弄う)―――じめじめしてて、じとじとしてて、濡れるし、うぜェーッて面でも書きゃイイのかなー。っだっるー!(浮かぶのは、突然の夕立に追われて、体中不快感に塗れる経験。) [Wed 28 Jun 2006 02:24:39]
◆リッカ > (かた、と立ち上がれば、テェブルの上の水差しと生ぬるくなったミルクティーが揺れる) …雨とか降ってたら、マヂうざいンだけど…―――(顔にブラウスの皺の型がついている。其れを擦り乍、窓辺へ。)(美術室の後ろの方。もう流石に誰もいないだろう、大学構内は厭に静か) ………、(近付いた窓辺)…よかったァー…。降ってねェーや、まだー。 [Wed 28 Jun 2006 02:16:32]
◆リッカ > ッちゃー…何やッてンだろ。(居残りを命じられて、カンバスと向き合い始めたのが、午後8時。ついついうとうとしてしまったらしくて―――気が付けば、今。午前2時。) [Wed 28 Jun 2006 02:12:23]
お知らせ > リッカさんが来ました。 『(―――やらかした)』 [Wed 28 Jun 2006 02:10:31]
お知らせ > 未希さんが退室されました。 [Mon 26 Jun 2006 04:02:00]
◆未希 > ( ざぁざぁ、を通り越してざばざばと音を立てる雨。 時折横殴りの風に煽られて、窓をシャワーみたいに叩く。 殆んど外の様子の見えない窓をぼんやりと眺めながら、私は一人廊下を進んで行く。 どっちに向かって前進しているわけでもない。 ただ、練り歩くみたいにして意味も無く歩き回るだけ。 こんな夜はヘンなものなんか見えないで、大人しく朝になって欲しいなんて思いながら。 ) [Mon 26 Jun 2006 04:00:28]
◆未希 > ――――…やってらんね。 あーさーまーでー♪ どーうーすーんーのー♪ ( 脱力して椅子にずりずりと滑り落ちて行くまま、いい加減にギターの弦を鳴らす。 いや、一人で学校のお泊りとか普通に嫌なんだけど。 身体が完全に椅子から滑り落ちる前に立ち上がり、はぁ、とまた大きく息を吐いてからギターを革のケースに仕舞った。 気晴らしに廊下でも歩いてこようか。 ) [Mon 26 Jun 2006 03:52:07]
◆未希 > うわぁ…本当どうしよ。 傘差したって微妙じゃんかこれ――――。 ( 傘くらい借りれるかもしれないが、この状況だと結局ちょっとマシな程度でびしょびしょだろう。 窓の外を見上げながら あー。 とか脱力した声を出して溜息。 もういっそ此処で寝るか、なんか敷いて。 ) ……寮。 いや、でも。 ( 寮生の部屋に転がり込む、なんて図々しい話。 こんな時間に。 劇団の話のお陰で少しは周囲と話せるようになったものの、未だそこまで図々しい仲になった子も居ないし。 ) ――――超却下。 ( すごいビビッドな黄緑色がピキーンと笑顔エフェクトでコンマ1秒脳内を駆け巡ったが、超高速で却下した。 アイツエロだもん。 しかも男女問わず構わす。 犯されるわ。 ) [Mon 26 Jun 2006 03:34:26]
◆未希 > ―――――…やらかしたぁ。 ( うわぁ、とアタマに手を当てて項垂れた。 毎度の夜更かしで、皆が帰った後の教室で一人ギターの練習なんかしていれば唐突の轟音。 窓の外の景色は一変して、ちょっと洒落にならないくらいの豪雨になっていた。 夕方過ぎにはもう雨は止んでいたし、傘なんて持ってきていない。 ギターを濡らしながらびっしょびしょになって帰るのを想像して、ぐんにゃりと椅子に腰を下ろした。 ) ……帰りたくないけど帰りたいなぁ。 ( 自分の部屋とベッドが大好きな人間。 他所じゃあんまり眠れないような。 ) [Mon 26 Jun 2006 03:25:03]
お知らせ > 未希さんが来ました。 『 55:大雨の夜 』 [Mon 26 Jun 2006 03:17:56]
お知らせ > 跡野末理さんが帰りました。 『( 外泊しちゃおうかな。 アテが無い。 彼女のトコ? 行かないったら )』 [Sun 18 Jun 2006 23:51:34]
◆跡野末理 > ―――。 ( 手応えはある。 『当然』だけれど、それが錯覚でないとも確認出来た。 ―――魔術師としては、ここがスタートラインなのだろうけど… コードを知らずに楽器を弾いていた人間は、コードを知る事で何でも弾けるような気になるもので―――。 …解決には程遠いながらも… 内心少しは不安な日々の中で感じる些細な前進に、苦笑交じりに、けれど満足げに頷いて… ) ―――。 ( さて、帰ろうかと踵を返す足取りが、ちょっと重たいのはナイショの話。 ―――数日前、女子寮に黒くて触覚のカサカサする『アレ』が出た。 実はこっそりと、それでいて目立つように放したのは自分で、すわ!大事件!と殺気立つ女子寮にぼそっと『硼酸団子のレッド』の話を出したのも自分。 …無事仮契約に至ったようで何よりなのだけど… 問題は放したそれらが、まだちらほら姿を見せている、という事。 …自分で放しておいてナンだけど… 大騒ぎするほどではないにしろ、嫌いな事にも変わりない ) [Sun 18 Jun 2006 23:50:57]
◆跡野末理 > ( 事象の深層に触れる。 …【憑眼】のように、それを可能としている、前提となる体系を知るより先に、そういった術があると知り、真似るのとは違う…。 知覚や認識と理解が直結している情報の波に、晒されて――― ) ――― ッ ! ( ほんの一瞬か、あるいは随分と時間が経過してからの事か… 現実に起きたそれらの事すら認識出来ず、気付けば屋上の柵を握っていた。 ―――何時の間にか崩れるようになった姿勢の先に、遠くトラックの白線が見える… 危ない。 …格好つけていないで、平らな、転んでも大丈夫な場所でやるようにしよう… ) [Sun 18 Jun 2006 23:38:22]
◆跡野末理 > ( 特別な事なんて無い。 …誰かに出来る事は自分にも出来るし、自分に出来る事は誰かにも出来る…。 〜出来ないというのは『やろうとしていない』状態であり、やってやれない事は無い…。 …忘れかけていた蘇る感覚に… なんて不遜。 可愛くない意識だろうと、眼を細めた。 ……その結果、『兄を傷付けた』…… 取り返しの付かない事態を招いてようやくなりを潜めた意識が、それでもまだ生きていた事に、少し呆れる ) ( でも、残っていたのなら、もう一度受け入れよう。 ―――大切な人を哀しませた事を悔やむのと、自身の意識を否定するのは別物だ――― ) ………兄さん。 ( 怒ってるだろうか。 恨んでるだろうか。 …ぽつり と呟いて… 愛しく思うことは変わらぬまま。 ただ、見えるはずのものに眼を向ける――― 肉眼の捉える光だけで知る事の出来るものなどごく一部… より深く、細かく、眼を凝らして――― ) [Sun 18 Jun 2006 23:13:30]
◆跡野末理 > ( 『…と言うか使えない』 なんて考えもしない。 ―――すっかり忘れていたけれど… 【憑眼】に自力で辿り着いた時もそうだった。 …使えて当たり前。 使えないなんてあり得ないと、何一つ疑問に思わず、信じて疑わず、そしてそれは正解だった。 …数年に渡って怠けてしまえばこんなもの、と苦笑を零して、お下げを指先で弄う…。 以前の方がセンスが良かったなんて認めたくなくて… そんな事は無いと、否定してやろう ) ( …まだ油断はできないとは言え… だんだんと暖かくなる夜風に、名残を惜しむように吹かれ――― 夜の大学の屋上で、闇に溶ける色のセーラー服をはためかせていた ) [Sun 18 Jun 2006 22:57:18]
◆跡野末理 > ( そこまでになると、とりあえず民間人の、女学生の請ける仕事では無いような気がして、我慢してる。 〜『お金に困ったら冒険者の真似事を』なんて言葉を交わした相手の事を思い出しても、自分は困っていないし、彼女は彼女で仕事にありつけたようだった ) ( ―――それよりも、当面の課題は、魔術を使う事。 …講義を受けて、クラスメートや先輩の話を聞いて、なんとなく手応えはあるものの、まだお目見えさせてない… ) [Sun 18 Jun 2006 22:36:18]
お知らせ > 跡野末理さんが来ました。 『( パンダも気になるけれど )』 [Sun 18 Jun 2006 22:26:06]
お知らせ > ジスさんが帰りました。 『( …。 ) ( 恥ずかしさの余りぐったり。 )』 [Thu 15 Jun 2006 16:51:13]
◆ジス > ( 図書館とルーム間違えてたって ハナシ。 ) ( 全然大学関係者じゃ アリマセン。 ゴメンナサイ。 ) [Thu 15 Jun 2006 16:50:37]
お知らせ > ジスさんが来ました。 『( …数日立って気づいたんだが。 )』 [Thu 15 Jun 2006 16:50:04]
お知らせ > ジスさんが退室されました。 『( その後は、シズカに。 )』 [Tue 13 Jun 2006 21:15:52]
◆ジス > ――― と、失礼。 ( 書見室へ人が入って来た。 ) 口に出して考え事をする悪癖でね。 耳汚しであったなら 失礼 ――。 ( と、 足音の主へと 会釈をした。 ) [Tue 13 Jun 2006 21:11:22]
◆ジス > やはり 一度作ってみて、その効果を具申材料にすべき、か …。 ( とん、とん、とん、とん、とん ――。 ) 結局は一度、 冒険者に砂漠に行って貰う事になるわけ、だが …。 掲示板を使う程、人手が欲しい訳でも、無い。 ( 直接の出会いで依頼するべきか、 … ) [Tue 13 Jun 2006 21:05:46]
◆ジス > ―― そうも 甘くない。 ( ふむ、、 ) [Tue 13 Jun 2006 21:04:32]
◆ジス > 冒険者に取って来て貰うというのもな ――。 赤字も赤字になる。 ( 机を指で、とん、とん、とん、とん ――。 ) やはり、ギルドなり 組合なりの後援の元で、 … というのが 望ましいの、だが。 [Tue 13 Jun 2006 21:02:17]
◆ジス > とまあ、 この程度の事。 今までに誰かが思いつかなかった訳が無い。 それなのに、珍しいのは ――。 ( まあ、流通だとか 色々あるのだろうけども。 ) … 材料薬草が沙漠っていう事だな 、、 ( … 眉間を抑えた。 ) [Tue 13 Jun 2006 21:00:13]
◆ジス > 日焼け避けの軟膏を作るには、と …。 ああ、 うん、 これだ。 ( アルビノ(白子)の子と話した時に、ふっと 思い出したのだ。 ) 匂いやら なにやらを 上手くやれれば ――。 これから 夏でもあるし、 それなりに需要があるとは思うのだが。 ( ぺらり、ぺらりと 捲り。 ) [Tue 13 Jun 2006 20:57:19]
◆ジス > ―― 書物は重いな、 うん。 もうそろそろ 腕力が戻ってきそうな頃合なんだが…。 ( 力薄弱。 書見室には一人きり。 本を置いて、捲り始めた眼帯の人。 ) 確か この関係の文献だったと 思うのだがなあ ――。 ( 薬草関連の項目である。 ) [Tue 13 Jun 2006 20:54:07]
お知らせ > ジスさんが入室されました。 『( 書物閲覧。 )』 [Tue 13 Jun 2006 20:50:30]
お知らせ > 代理人(補足)さんが退室されました。 『自分吊ってきます。 △||△』 [Sat 10 Jun 2006 00:11:49]
◆代理人(補足) > (誤解なきよう!) [Sat 10 Jun 2006 00:11:37]
◆代理人(補足) > (えっと、下記のは「仮に、これで殺人鬼を始末できたとしても、殺人鬼はもう1人残っているわけだから、どっちにしろ1ターンじゃ終わらない。犠牲者が出ることをとめられず、ゲームはまだ続く」という意味あいで云ったんだ、けれ、ど! 言葉が足り無すぎてなんかもう、アレですね!) [Sat 10 Jun 2006 00:11:13]
◆代理人(補足) > (今、突っ込みうけて素で青ざめた…!) [Sat 10 Jun 2006 00:10:10]
お知らせ > 代理人(補足)さんが来ました。 [Sat 10 Jun 2006 00:09:56]
お知らせ > 代理人さんが帰りました。 『――あと、2分少々。 被害者は――― そう、”そこにいる”。』 [Fri 9 Jun 2006 23:58:19]
◆代理人 > ――彼の夕食の食事には、【毒が盛られました】。 …ええ、吊る、という隠語ですから絞首台にしたくはあったのですが、スペース的に少々。 とまれ、彼は当事者全員の合議のもと、多数決により粛清されてしまいました――。 (燃え残った灰をぱらりと払って、老人へと体ごと振り向く。) …しかし、まだ、殺人鬼は1人、残っています。 ――ええ、そう。 そうです、まだ、ゲームは終わっていない。(にっこりと、微笑んだ――) [Fri 9 Jun 2006 23:57:45]
◆代理人 > (然し。) ―――――でも、残念。 残り全員、6通目から12通目。 全て、【ヴァリス】。 (ぱらぱらと、手の中からカードが零れ落ちた。 ――そうして、哀れなる羊の名前は確定したというわけだ。) ……さようなら、ヴァリス・ファングレー。 (テーブルの上に乗せられた、似顔絵と名前、そして役職のカードを3枚纏めて―― 燭台の火に、くべた。) [Fri 9 Jun 2006 23:53:27]
◆代理人 > 4通目。ドルカス。【ルフシュ】。 …5通目。ナナオ。【ルフシュ】。 ……おやおや、なかなか意外な結果ですね。 (5枚滑らせた時点で、1:3。) [Fri 9 Jun 2006 23:49:52]
◆代理人 > ―――1通目。 ヴァリス。【白紙】。(ぱたり。カードを一枚、テーブルに滑らせる。) …2通目。 ジザベル。【ヴァリス】。(また、一枚。) …3通目。 ヒルダ。【ルフシュ】。 [Fri 9 Jun 2006 23:48:23]
◆代理人 > と―――。(そこへ、新たに届く二枚。 …12枚、必要なカードが全て揃った。) ん、日付変更にはまだ少し間がありますが―― 【開票してしまいましょうか。】 [Fri 9 Jun 2006 23:46:53]
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