娼館「青猫」 参加者 なし ROM 1人
お知らせ > エニシさんが退室されました。 『化け物の分際で人間以外が憎いなんて――― (妖精と麗人を意図的に避け、日常に戻る)』 [Mon 9 Apr 2007 23:44:39]
エニシ > ( 同属が怖かった。 恐ろしかった。 そして畏敬の念を抱いていた。 吸血鬼に出会えば脅え、心を許した人以外には必要以上にまで警戒していた。 )  …………違ったんだ……怖かったんじゃ…無い………  ( 鏡から手を離して天井を仰いだ。 透明な鏡面には僅かばかりの傷跡が残る。 )  ―――憎かったんだ(・・・・・・)=@僕は。 ( 心の内に秘められていた感情にようやく気付いた吸血鬼は哀しく呟く。 ) [Mon 9 Apr 2007 23:40:17]
エニシ > ( 心がざわめく。 取り戻した記憶の中での自分は、とってもとっても冷たい子だった。 人間以外の種族には少しの価値も認めてなくて、ためらうこともしなくてナイフを突き立てて、それから、それから――― ) ( それはもう、過去のこと。 生き死にを要求される家に産まれた少年は死んで、今この部屋で鏡の前に立っているのは憎んでいた者と同属になったその残骸。 それだけのこと。 ) ( そんな考えに、首を小さく左右に振った。 ) ―――……違う…… ( その呟きはかそけく ) [Mon 9 Apr 2007 23:28:10]
エニシ > ( ここ最近はベッドの中ばかりにいたため、仕事に出ようと着替えたりして鏡の中の自分の姿に項垂れるのもちょっとだけ久しぶりだ。 姉娼婦たちの顔もあんまり見ていない。 マリィさんやベルベチカに会うのも久し振りで――― )  ――――っ……  ( キッと爪で鏡を引っかく異質な高音が部屋の中にこだまする。 )  [Mon 9 Apr 2007 23:13:35]
エニシ > ( 最初のうちは慣れなかった女装も、こうしてほぼ毎日のように繰り返してけば自然と身に着く。 トキノミヤコ風の衣服を整え、目立った白髪を隠すために黒髪の鬘を被り、あまり派手ではなく飾り気の少ない簪を挿して―――鏡の前に出来上がったのは一人の幼い少女。 )( ガックリと鏡に手を当てて激しく項垂れた。 )  ………う、うぅ…どっからどう見ても女の子にしか見えないのが悲しいというか…何と言うか………… ( これで化粧を知ったらもう完璧だ。 前回試みた時はお化けになったから、暫くの間は自分の手ではしないと誓ったけど。 ) [Mon 9 Apr 2007 22:55:25]
エニシ > ……お仕事……そろそろしないとね。  ( 簡単に身だしなみを整えて、そして寝巻きから着替えようと様々な衣服が並んだタンスへと足を向ける。 ちなみにそこに並んだ服の割合は、8:2である。 何の割合かというと、女物と男物の服のどちらが多いという割合で、そしていったいどちらが8というと(年端もいかない少年の名誉のため略)) ( 暫しの間衣擦れの音が静かな部屋の中を支配する。 ) [Mon 9 Apr 2007 22:42:40]
エニシ > ( そうして暫く寝込んでいたため、大分鈍っていた体をほぐそうと片手に本を持ったままゆっくりと伸びをする。 )  ……ん…とり…あえず……―――体は、もう平気…か。  ( 心はともかく )( そんな心の中の呟きを意図的に無視して、吸血鬼はベッドから降りて自分の両足でしっかりと立つ。 まだ本調子と言い切れるかは微妙な所だけど、たぶんもう大丈夫だ。 ) [Mon 9 Apr 2007 22:30:48]
エニシ > ( 青猫にてあてがわれた自室にて、ベッドで体を休ませている幼い顔立ちの中性的な少年が一人。 頬を赤く染めながら、ついさっきまで呼んでいた本をゆっくりと閉じた。 )  ………で、出来るのかな……コレ…ホントに………  ( 差し入れと一緒に届けられた四十八手教本『これで貴方も一人前?』 著 民名書房 を気合で最後まで読み終えた白髪の少年はそんな感想を漏らした。 ) [Mon 9 Apr 2007 22:20:32]
お知らせ > エニシさんが来ました。 『( ほぅ ) ( 溜め息と共に本の閉じる音 )』 [Mon 9 Apr 2007 22:13:52]
お知らせ > ベルベチカさんが退室されました。 『お家に、帰りたいですの。(何よりこの絵を見て思うのは、ちょっとしたホームシック)』 [Fri 6 Apr 2007 00:05:46]
ベルベチカ > ( 最近、ライヤとエニシは二人で話しをすることが多く、ちらっと見かけてもなぜか声をかける気がしなくなった。してはいけない、という雰囲気が、どこかしらあったのかもしれない。本当の姉弟のように仲の良い二人ゆえに、ベルベチカが立ち入る話ではないのだと、察するようになってきた。それも妖精にとっては大きな変化。以前なら、空気も読まず元気に突っ込んでいったのに。 ) [Fri 6 Apr 2007 00:02:15]
ベルベチカ > ( 妖精たちの故郷。足を踏み入れた人間にいたずらしたり、森の動物を怒らせて追い掛け回されたり。仲間たちと遊んだ日々が、自然と胸によみがえる。 ) もう、1年――ですの。 ( 森に来た人間に捕まり、連れ去られ、奴隷にされそうになったこと。命からがら逃げ出し、犬猫相手に残飯を奪い合った事。そして――エニシ、ライヤとの出会い。 ) [Thu 5 Apr 2007 23:50:22]
ベルベチカ > ( ベルベチカは、初めてその絵を目にしたとき、自分が宙を飛んでいる事も忘れてその場に立ち尽くした。結果、ぽてっと床に落下する事になったが、まぁそれはオマヌケなそれとして。足を止めずにはいられなかった。妖精は、この場所を知っている。この場所で、生まれ、育ったのだから。 ) 妖精の、森―― ( 額縁に掘り込まれた絵のタイトルを、静かに読み上げる。 ) [Thu 5 Apr 2007 23:43:07]
ベルベチカ > ( 最近青猫のロビーに飾られるようになった、一枚の絵。額縁の中には四季折々の花が所狭しと咲き乱れ、後ろには輝く水面が広がり、そこに白い雲が浮かんでいる。まさしくその場所を四角く切り取って青猫までもってきたような、そういう雰囲気を与える絵であった。 ) [Thu 5 Apr 2007 23:39:39]
お知らせ > ベルベチカさんが来ました。 『(飾られた一枚の絵に見入る)』 [Thu 5 Apr 2007 23:37:25]
お知らせ > エニシさんが退室されました。 『( 茹で蛸のように顔を真っ赤に。 けれど頑張ってちゃんと目は通したとか何とか。 )』 [Mon 2 Apr 2007 04:08:17]
エニシ > ( そして扉は閉められた。 再び部屋には吸血鬼が一人残って。 )  ―――…………  ( 膝を抱え込んだ。 何も、思い出さなければよかったと思う。 記憶を取り戻すなんて望まなければよかった。 )  ………暫くは…お休みしよう………  ( まだ体は自由に動かない。 それもあるけど―――マリィさんやベルベチカと、今は顔を合わせたくなかったから。 ) [Mon 2 Apr 2007 04:06:59]
エニシ > ( 何も、少年が気付くことは何も無い。 何よりも誰よりも大切な人だと思っておいて、それなのに、その大切な姉がどのように感じているのかすらも全く気付かない。 ―――本当に、この吸血鬼は愚鈍だ。 考えているのは自分のことばかり。 )  ご、ごめんね? わざわざ……お願いします。  ( だからその微笑みが全てだと思っている。 )  ―――…ハーイ。 素直に寝ています。  ( 同意をしたけれど、その不自然な間と何も言わなかったということに少年は慄く。 )  ――な、何をする気なのさー!?  ( 無言という脅しにビビる少年。 素直に寝てようと決意したとかなんとか。 )  ( 撫でられるのは嬉しかった。 姉の温もりは大好きだった。 だから涙の跡の残る笑顔で見送る。 )  うん! いってらっしゃい。 [Mon 2 Apr 2007 04:03:36]
お知らせ > ライヤさんが退室されました。 『( おはぎ。 餡子物。 ついでだ、四十八手教本も暇潰しに差し入れよう。 )』 [Mon 2 Apr 2007 03:59:43]
ライヤ > (…こうやって、周りは全て、変わっていくんだろう―― 私を置いて。)( ……。 )(よぎる空しさと、寂しさは――今更の事。 夜の蝶になってから、ずっと感じている事。 ――其れを顔に出さぬように、押し隠す事ばかりが上手くなり、次第に自分の心すら欺いて)    ……下から持ってきます。 なかったら買いに行きますよ。 (微笑む事ばかり憶えていく) ―― 其れまでは大人しく寝ていてくださいね。 おきていたり、オイタをしていたら――――  (妙な間。 じ。と瞳を覗きこんで) ――――…… ね。 (「何」をするのかを、あえて言わずに、ただ、同意を促して、小首を傾げた。 ) ……… では、いってきますね (頭を撫でる) [Mon 2 Apr 2007 03:56:15]
エニシ > ……………本当に……?  ( まるで迷い子のように首を傾げて問い掛ける。 自分では何一つわかっていなかった。 ただ思い出したのが辛い記憶だから駄々っ子のように拒否をして。 けれどその昔の自分の思いを簡単に消し去ることが出来なくて。 )  ………すぐ泣いちゃうの……治したいんだけどね。  ( 上げられた顔は、涙を流しながら困ったように微笑んだ。 『私の縁』 一番一番大切な姉にそう言ってくれるのが何よりも嬉しくて。 )  ………うん……まだ…もうちょっと………考える。 大切なことを思い出した僕が……今何をしたいかを………  ( 胸の奥に渦巻く吸血衝動とは別の葛藤を認めたら―――僕は、色々な人を嫌わなければならない。 小さな妖精の友人も、恩人たる金髪の麗人も、思い出させてくれた銀髪の魔女も、自分も。 )( その葛藤に今は蓋をして、何が欲しいかふと考える。 思いついたのは――― )  ―――……あ、あ、あのね……欲しいの…あるんだけど………  ( お腹が減っていた。 吸血鬼としてではなく、ただ純粋に。 別に少年にとって人間の食事は生きるために必須じゃない。 けどこうやって毎日ご飯をちゃんと食べていれば、心が空腹を覚えてしまう。 )   …………おはぎ……とか…甘いの……欲しい…な………   ( さっきまで真面目な話をしていたのに、食べ物の欲求をするのがなんだか恥ずかしくて。 俯きながら頬を真っ赤に染めて欲しいものをちっちゃな声で述べた。 ) [Mon 2 Apr 2007 03:44:58]
ライヤ > ――………・大丈夫よ。 貴方が何かを思い出したのだとしても、何も変わっていないわ。 (私から見たら…の話しだけど。 何を考え、何に葛藤し、何に苦しんでいるのか――それは、勘が良くても判らない。 心の中までは覗けやしないのだから。) ……ほら。 泣き虫な所も、少し甘えん坊さんなところも、変わらない。 私の縁さんだわ。 (タオルで、少年の両頬を包んで――顔を上げさせる) ……… 貴方の”外”は何も変わらない。 だから、貴方の「中」の事は貴方がきめなさい。 今直ぐに決めろとは言わないから。 …ゆっくり悩んで、いいのよ。 (冷たい少年の両頬を、己の両掌で暖めるよう包んで――額をあわせて目を閉じる) ……でもね。今は、取り敢えず……体調を直す事を考えましょう。  体調の悪い時に、難しい事を色々考えても、悪いほうにしか考えられないから。  何か欲しいものがあったら、言ってくださいね。 水差しも新しいのを持ってきましょう。  [Mon 2 Apr 2007 03:22:10]
エニシ > ( 昔は幼い外見には似合わない程化け物相手にナイフを振るっていた。 今は幼い外見には似合わない血を吸う鬼。 血の匂い。 それに慣れ親しんでいたのは昔からだった。 ―――知りたくなかった。 そんなこと。 )  ――――………!  ( 震える小さな体に優しく乗せられるのは柔らかなタオル。 見上げた姉の表情は――少年にはあの時と変わらないようにみえた。 )( 少しだけ、体が軽くなった気がした。 )( 紅い瞳から大粒の涙を流して幼い顔をくしゃくしゃにする。 )  ………僕も……そんな僕しか知らなかった。 ずっと…ただそれだけだと思ってた………  ( 思い出したかった記憶はこんなのじゃない。 撫でていくタオルの感触にその身を任せて。 )  ―――………わかんないよ……どうしたいのか……何をしたいのか………色んなことが混ざってぐちゃぐちゃで………! 今はまだ……お姉ちゃんみたいに選べない………  ( その姉の言葉に答えることが出来ず、ただ力なく項垂れた。 )( 自分はどうしたい? そんな簡単な答えすらも今は見つけられなかった。 ) [Mon 2 Apr 2007 03:12:19]
ライヤ > ……………。 (少年の言葉が途絶える。  其処で漸く、手にしたナイフから、視線を引き剥がす事が出来た。 水平に移動する黒い双眸は、少年を眺める。 話の内容は、この少年の過去にしては、少々血腥すぎる。―― 驚きもした。 だけど、其れが貴方だというのなら) ――…… 。 (ナイフをその場に落として、する、する、と寝台へ近づく。 頭を抱え、震える少年は――…桜の木の下の出会いを思い出させた。 ) ―――……私は (タオルを改めて被せると、そぅっと濡れた髪の毛を拭い始めよう――) …… 白くて小さな手にしか見えないわ。  ナイフや、何かを切り裂くものを持つよりも、 甘いものを食べる為の匙や、私の買ってくるお菓子をほおばっている貴方しか知らない――し、 其れでいいと思っていますよ。  (丁寧に、髪を拭った後は、顔から首筋まで、タオルと共に掌を滑らせ) …………でもね。   これは、私の希望ね。   「思い出せた」のだから、選ぶのは縁さんだわ。 …前に戻りたいと思うなら、戻りなさい。 戻りたくないというのなら、そのまま別の道を歩めば良い。 ……… 私も、そうしてきたから。 [Mon 2 Apr 2007 02:52:33]
エニシ > ( 記憶を失っていたこの白髪の吸血鬼と、かつての『紅郎』という名の異端殺しの家に産まれた少年は別人だ。 かたや命を摘み取ることに怯え、かたや命を刈り取ることを生業としていた。 )  そう…だね。 具体的には…まだ思い出せてないけど………  ( 上半身を無理に起こした。 視線は、姉の顔ではなく自分の小さな掌。 だから大好きな姉がどんな顔をしているのかわからない。 )  ………思い出したのは…僕を吸血鬼にした人がとってもムカつく嫌な奴ってこと、名前、それと―――  ( 俯いて色素の抜けた白髪を両手で抱え込んだ。 淡々と紡いでいた声は徐々に震えていった。 )  ―――この手が……真っ赤な赤色だったこと。 赤くて、紅くて、血の色で、それにばっかり染まってて―――  ( そうあるようにと育てられた。 化け物はただの害だと。 人を不幸にすると。 だから自分のやっていることを間違っているなんて、人だった頃は全く思っていなかった。 )( 昔の自分が何を考えていたのかまではまだ思い出せていない。 ただ、胸の内には吸血鬼になってからずっとずっと忘れていた異種族への憎悪に近い感情が芽生え始めていた。 ) ( その対象は自分すらも(・・・・・) ) [Mon 2 Apr 2007 02:37:02]
ライヤ > (壁に突き刺さったナイフは、象徴的だった。弟が、見知らぬ少年に見える瞬間―― 壁に残ったナイフの痕から、違和感が滲み出している。 その違和感が、今まで暖かく包むだけだった場所を引き裂いていくようで――… 女はナイフを、じぃ、と見詰めながら弟のコエを聞いていた) ……… 。 (弟の顔は、見れなかった。) ………… 。 ヴァンパイアハンターや、エクソシストというよりは、退魔師や、祈祷師のよう――ね。 ( 語る声を邪魔しようとは思わない。 ) [Mon 2 Apr 2007 02:21:14]
エニシ > ( 表情はわからない。 勢いで投げ刺した果物ナイフのことなんてもう殆ど忘れてるから、まさかそれが見つけられたなんて思いもしない。 この白髪の吸血鬼は、そういった他人の感情の機微に本当に疎かった。 )( ただぼうっと天井を見つめていた。 だから姉がどこへと向かって歩みを寄せているかも気づかない。 )  ――……出来るかなぁ? 僕に………  ( どれほど等級を低くしようとここは『青猫』。 今はまだ見習いという前提のもと、酔狂な旦那様が極々稀にこの少年を一夜の共に選ぶことがあるが、正式に男娼として籍をおけばそれなりの技術を身につけた方がいいだろう。 )  ―――……けど…望んで僕はここにいるから………少しでも…みんなのお手伝いがしたいから………  ( それに吸血鬼はこの人を慰める職業が嫌いでは無かった。 ――化け物として人を傷つけるよりも、それは遥かにずっとマシな行いだから。 ) ( 突き刺さったナイフを引き抜く音。 ) ( ようやく、気付いた。 姉が「何」に近付いていってたのかを。 )  ―――……紅郎、だって。 僕の『昔』の名前。  ( 姉の問いに答えなかった。 )  緋影ってお家に産まれて……それで…………いっぱい、いっぱい僕みたいな化け物≠スちを殺してた。  ( かつての告白の時のように感情を昂ぶらせていない。 白髪の吸血鬼は淡々と思い出した一部の記憶を語りだした。 ) [Mon 2 Apr 2007 02:08:05]
ライヤ > (――― 水差しの欠片の向こう――壁に――) …………。 (刺さったままのナイフを、見つけた。 ――「何かが」あったのだ。 壁にナイフをつきたてる。或いは刺さるような「何かが」 。  思わず固まる顔。 止まる言葉。 息すら凍る一瞬。 弟には背を向けているから、こちらがどのような顔をしているかは判らないだろうが――)  ……。 (破片を脇に寄せると、ナイフの刺さったままの壁へ近づく) …… …… 貴方が、見習いから男娼になりたくなったら、かしら、ね。  格好は女装でも構わないと思いますよ。(口調は変わらない。話を続けながら、ナイフへ近づく) ……だけど。そうなら、色々教わらなくてはいけないわね。 …作法やら、指の動かし方や、舌の使い方――全て。 でも。 …別に、普通の仕事についても、いいんですよ。青猫の娼婦として、ではなく。 …元々を考えれば青猫で働いているのは、成り行きでしかないのですから。(ナイフの柄に指を絡め) ―――――…… 。 (「思い出せた」)(なるほど。それが「何か」か。――壁に刺さったままのナイフを引き抜き、振り返る。 …弟の表情は…) ……・嬉しくないの? [Mon 2 Apr 2007 01:47:57]
エニシ > うぅ……! ―――あ…はーい。 ( 一生懸命頑張って戻ろうとしている最中、注意するようにと言われればちゃんとした返事をする。 ややたって、ようやく体をベッドの上に倒れ込ませる。 )( 疲れたように大きく息を吐いて、寝っ転がった体勢のまま姉との会話は続く。 )  うーん……何時になったら…見習い取れるんだろうね………というか…ホントに僕は…どっちの格好でお客様の前に立てばいいんだろう………  ( 普段の生活リズムでいくのならば、女装をした女の子に見える男娼という触れ込みなのだろう。 )( 誰かに )  ―――……うぅん…合ってるけど……違うよ………  ( 口に出したのは矛盾した言葉。 切欠は魔女の眼。 けれど今寝込んでいる原因は白い真祖が掛けた忘却の呪いのせいだから。 )  ―――…………………  ( 白髪の少年はベッドに横たわったまま暫く黙り込む。 やや経って、その唇は開いた。 )  ―――…………あの、ね。 昔の名前……思い出せたんだ。  ( 大好きな姉を見つめて微笑む。 その笑いは、記憶を取り戻したことによる単純な喜びではなく複雑な感情をごちゃ混ぜにしていて。 ) [Mon 2 Apr 2007 01:29:44]
ライヤ > 水差しの破片、踏まないように気をつけて――…(くすり、笑いながら、寝台の上に登る弟を眺める。 此方は、水差しの破片を片付ける為に、破片の大きなものを拾い集めて)何を言っているの。 …縁さんはよくやっていますよ。 ええ。  それに、まだ「見習い」なのだから。余り気負わずに、ね。  それにしても。  ……風邪でもひいたのかしらね。 ……。(しかし彼は吸血鬼だ。不意に視線を上げて、一瞬過った「不安」を素直に) ………或いは。 誰かに具合を悪くされた、とか。(ヴァンパイアハンターの類に、何かされたのではないかと。) もしそうなら、少し長めのお休みをいただかないと    いけませんね  。 (手元の破片を一つ、目の高さまで拾い上げ――)   [Mon 2 Apr 2007 01:13:37]
エニシ > ………うん…ちょっと……今は…元気ない……かな。  ( 精神の衰弱は肉体にも影響を及ぼす。 魔女の手により戻った一部の記憶は、少年に取ってはずっと忘れていた方が良かったものだった。 )  ………ただでさえ……あんまり役に立ってないのに、これじゃあ本当に…迷惑掛けちゃうだけだもんね……  ( 半分本気の冗談めかした台詞を言いながら、休んでいたほうがいいとの言葉に素直に首を縦に振る。 そして白髪の上に柔らかな純白のタオルが被せかけられた。 )( んー! と四苦八苦しながら寝台の上に戻ろうとする少年。 症状的にはかなり重度の風邪といったような感じだろうか。 体温は死人のままだけれど。 )  …………うん。 ちょっと……ね…………  ( 暗い表情で吸血鬼は言葉を濁した。 ) [Mon 2 Apr 2007 01:01:42]
ライヤ > ―――…。 (説明を聞いて、改めて部屋を眺める。 窓が割られているということもない。 ――… 最後に割れた水差しを見下ろし) …… 気にしなくていいですよ。 具合が悪いのでしょう? ふらつく程に。 今日、明日はお休みをいただいた方が、いいですね。  ――……。 (寝台の上を指差し、「寝ていろ」と、暗に伝える。 ――濡れた髪を拭く為のタオルをチェストから引き出して) …… それにしても。 外で倒れるほど、具合が悪くするなんて。 (「め」。と カラカイ半分に指先を突きつけて――タオルを頭に被せようとする) [Mon 2 Apr 2007 00:48:48]
エニシ > ( あの非力な魔女様が、小さいとはいえ人一人をここまで運ぶのは相当に苦労したことだろう。 もしかしたら説明するのが面倒だったからって、青猫の入り口に置きっぱで放置していたのかもしれないけれど。 )  ――――………? …………あ…………  ( 姉が驚いている理由が最初は解らずに不思議そうに首を傾げた。 けれどすぐこの部屋の状態に驚いているのだということを理解して。 ) ( フルフルと首を横に振った。 その拍子に白髪に付着した水滴が飛ぶ。 )  うぅん。 今日は…お姉ちゃんが初めてのお客様。 お仕事行こうと思ったら……ちょっとふらついちゃって……それで……―――あ……水差し割っちゃって…ごめんなさい。  ( もっともな姉の心配事を否定する。 ) [Mon 2 Apr 2007 00:35:32]
ノック > (水差しの割れる微かな音を聞いたのは、丁度彼の部屋に向かおうと、廊下を歩いている時だった。  「倒れて運ばれた」としか聞いていなかった女は、弟が倒れてからはじめて顔を見にきた矢先――…なにやら穏やかではない音に眉を寄せながら) ……開けるわね。 (返事がNOでも開けるつもりで、ドアノブを捻った。 扉を引くにつれ、部屋の中がおぼろげに見えてくる。 …… 視線は自然とベットの方へと向けられて)  …………。 (水浸しの床や、濡れた弟の様子に、目を僅かに見開く)  …これは…。  (以前の不審者が――まだいるかもしれない、妖しげな男の事――過って、足が濡れるのもかまわず弟の傍へ近寄りながら) … 何をしているの。  まさか、誰かが入ってきて、乱暴したとかじゃないわよね――…? [Mon 2 Apr 2007 00:23:47]
エニシ > ( 浮かべたのは、嘲笑。 )  ………………化け物の今より……人だった時の手の方が赤いなんてね…………  ( おまけに殺す対象が自分のような存在だったなんて、随分とまあ皮肉が利いている。 )  ――――……!  ( 扉を叩く音に続いて、少年の耳に大切な人の声が届いてくる。 ドアの方角に吸血鬼は目を向けて。 )  …………うん。 つい…さっき…起きたとこ…だよ……  ( 儚く淡い笑顔をしながら、弱々しい声で扉の向こうに返事をする。 )( 扉を開けて暗い部屋の中を覗けば、砕けた水差しや水浸しになった床、水滴を垂らす程に濡れてベッドに背中を預けた白髪の少年が見えるだろう。 ) [Mon 2 Apr 2007 00:14:05]
ノック > ――――……起きていて? (扉の向うから部屋の中へと呼びかける声は、聞きなれた声だろう) [Mon 2 Apr 2007 00:09:03]
お知らせ > ノックさんが入室されました。 『(コン)』 [Mon 2 Apr 2007 00:08:27]
エニシ > ( 何度か空の物を掴んだ小さな手は、ようやく目的の物を手に取ることに成功する。 ) ( なんとなくそれを手の中で弄びはじめる少年。 持ち手を素早く入れ替えたり、クルリと回転させたり、『昔』よくやった暇潰しの行動をスムーズな動作で始める。 )( それは不思議と手に馴染んでいた。 その行動は馴染みすぎていた。 )  …………………っ!!  ( 壁にナイフを投げ付ける。 それは綺麗に突き刺さった。 ) [Sun 1 Apr 2007 23:59:41]
エニシ > ………ん……! ………はぁ………  ( 結局自分の両の足で立つことが出来ず、背中をベッドにずるずると預けて座り込む。 混じり気無しの純粋な白い髪からは、いくつもの水滴が流れていた。 )( そんなのをまるで意に介さず、吸血鬼はぼんやりと自分の両手を掲げる。 血の通っていない死人のそれは、不自然なまでに白かった。 )  ……人だった…頃は……赤かったのにね………  ( 昨夜の『魔眼』で取り戻した記憶。 暇潰しに少年を化け物に変えたあの白い吸血鬼。 縁≠ニは違う、自分の本当の名前。 ―――そして、自分が自分のような化け物専門の殺しをしていたこと。 )  ―――……くっ………  ( 棚においてある果物ナイフを手に取ろうと、必死に手を伸ばす。 記憶を無理矢理取り戻した影響で衰弱した少年には、それだけでも大変な作業。 ) [Sun 1 Apr 2007 23:44:16]
エニシ > ( 倒れ込むさいに棚に置いてあった水差しを巻き込んでしまい、器が割れる高く澄んだ音が響き渡り、床と白髪の少年は水滴に濡らされる。 )  ……………あれ……?  ( 可笑しいな、と小さく呟いた。 膝に力が入らない。 体温を失った筈の体がより寒い。 )( 荒く乱れて熱を持った呼吸を吐きながら、立ち上がろうと必死になる。 ) [Sun 1 Apr 2007 23:27:40]
エニシ > ………あん…ぶろーしあ様に……迷惑…かけちゃったな……  ( 図書館で倒れたはずの自分がここに居るということは、あの小さい魔女は気絶していた自分をわざわざこの場所まで連れてきてくれたのだろう。 そのことに申し訳ない気持ちで一杯になる。 )( 日中でもカーテンの締められた窓に目を向ければ、そこには日の光のあとは見当たらず。 となると自分は丸一日眠っていたのだろう。 )  ………あ…お仕事…今日…は………しなきゃ……  ( 布団を剥ぎ取り、ベッドから移動しようとして――― )  ――――………あ……  ( 倒れた。 ) [Sun 1 Apr 2007 23:15:11]
エニシ > ――――………  ( 手をかざした。 血色を失った白い掌。 そこに赤色は見えない。 )( ―――昨日はどうしたんだっけ。 久しぶりに図書館に行って、アンブローシア様に会って、悲しい話を聞いて、それから――― )  ―――あ…たおれ……ちゃった…のか………  ( そしてようやく自分が寝巻きに着替えさせられた状態で自分の部屋のベッドに寝かされていることに気付く。 ) [Sun 1 Apr 2007 23:00:42]
お知らせ > エニシさんが入室されました。 『血色の眼は開かれ』 [Sun 1 Apr 2007 22:56:11]
お知らせ > カトレアさんが退室されました。 『( 不安抱える白い蝶は、籠の中でじっとしている。 )』 [Sat 31 Mar 2007 04:29:13]
カトレア > ( でも自分から客引きする度胸もなくて、だからと言って拒むことは無いのだけど……自分から自発的に行くことが酷く怖いと言うか、違う。躊躇いがある、というか……そういった意味で、やっぱりお姉様たちは凄いと思う。見ていると、尊敬する部分ばかり。 ) ( そっと、両手で椅子をしまう。指名もないので当分雑用から始めるらしいけど……何をすればいいのかしら。この間は御使いにいったし……今日は、此処に。ただひたすら空気を読むようにじっとしているのだけど――― ) [Sat 31 Mar 2007 04:26:07]
カトレア > ( 人に触れる。それだけで、心臓が可笑しくなってしまいそうな私なのに……やっぱり、それじゃあいけないのかしら。目の前の御姉さまの指名がかかったのか、扉が開いた ) ――― いいえ。ありがとうございます。 ( 礼だけ言って。通り過ぎていくお姉様を見送ればほふ、と息を吐いて。自分が飲んでいたカップに視線落とした。 ) ( 娼婦が出来れば接客業はどんな仕事でもできるんじゃないだろうか。と、思うほど、難しい仕事だと認識している。 ) ( 白い羽根を振り返るように首を動かして、腕抱きしめるように手が触れた。 ) ( ―――私でも、できるかしら。そんな風に思いながら此処にいるなんて、駄目なのかもしれないけれど。 ) [Sat 31 Mar 2007 04:17:35]
カトレア > ―――。 ( しかしその後の会話は続かない。うまく喋れずに、周りの御姉さまも呆れていることだろう。会話が乏しければ客引きも難しい。 ) ( ことん、と飲み終えれば「ごちそうさまでした」と、小さく両手あわせ。立ち上がっては、白い寝衣揺らした。 ) …… どきどき、しないんですか? ( 不意に尋ねる質問に、目を丸くする目の前の御姉さま。そうね、急すぎるもの。唐突に呟いた言葉に、自分さえ苦笑して。 ) ごめんなさい、なんでもないんです。 ( 顔を逸らして、謝った。長い白は真っ直ぐに落ちて揺れる。 ) [Sat 31 Mar 2007 04:11:23]
カトレア > ( 様子を窺うように、ちびちびと蜂蜜入りの紅茶を飲む。 )  これ、 おいしいですね。 ( お茶を淹れてくれた御姉さまに、淡く微笑み ) ( 新人が客など取れるわけがなく。しかも、表情が豊かと言うわけでもなく、本当にひっそり目立たないようにいるだけだから、華やかな彩りを持つ衣装ではなく、白い髪に、碧い蝶の髪飾りが留まっているだけ。服も白。肌も白。全てが白すぎて、ある意味目立つのだろうけど……色がないといえば、色がない。 ) 蜂蜜に紅茶って、喉にいいん、ですよね。確か。 ( 気まずくなっては鳴らないと選んだ会話。思いついた言葉がそれで、きゃーきゃー賑わう会話は出来ないけれど、静かに唇を開いた ) [Sat 31 Mar 2007 04:06:02]
お知らせ > カトレアさんが入室されました。 『(休憩室で。)』 [Sat 31 Mar 2007 03:59:08]
お知らせ > エニシさんが退室されました。 『(それは、この館に訪れた切欠の木。)』 [Fri 30 Mar 2007 01:25:43]
エニシ > ………………桜、か。  ( ふと、窓を見た。 少年の角度から覗ける景色からは望んだ木は見当たらず。 ) [Fri 30 Mar 2007 01:25:09]
エニシ > ( 痛く、ないんだろうか? そんなお馬鹿な想いが背中の傷を見つめた第一印象。 )  ―――……けど、それでもやっぱり纏花さんは綺麗です。  ( その傷をなぞろうとしたけれど、止めた。 代わりに素直な感想を呟く。 )( 嘘じゃない。 艶やかな肌は外見相応の色気を醸し出し、はだけた着物も彼女に似合った蟲惑的な雰囲気を生み出している。 だから少年は呟いた。 )  ―――ハイ。 お疲れ様でした。  ( 去っていく相手を笑顔で送ろう。 ) [Fri 30 Mar 2007 01:23:46]
エニシ > 家族……かぁ。 ―――やっぱり、そういうのよりもこっちに来るのを優先してたらみんなは怒るのかな?  ( 未だに記憶が戻りきっていない吸血鬼は、そこら辺のところがいまいちよくわからない。 ただ言える事は、今の少年の家は青猫で、この場に居る皆は家族だと思っている。 )( 複雑な現象も簡易な一言で済ませられる世の中に万歳。 ) ( どうして、と聞くのは失礼だろう。 こういう類の職業に身を置いている人には脛に傷を持つ者も、触れられたくない過去を抱えている人も居る。 少年はその中の一人。 )  ………ゆうぼう…ですか……?  ( 紅い瞳はキョトンと不思議そうに相手を見つめる。 ただ思ったことを言っただけなのに、なんでだろう? その瞳はそれを語っている。 )  …………本当にどうなるんでしょうね、僕………… あ、いえ…どういたしまして。  ( 可愛いという言葉も流石にこれだけ言われればちょっとは慣れてきた。 礼にはこれが僕のお仕事ですし、とはにかんだ笑みで返す。 ) ( そして、突然着物をはだけ始めた相手を驚いたように見つめた。 ) [Fri 30 Mar 2007 01:17:48]
お知らせ > 纏花さんが帰りました。 『本当に、今年の桜はどうしちまったのかねぇ・・・(ぼそりと、つぶやいた)』 [Fri 30 Mar 2007 01:10:06]
纏花 > ・・・・・・・・ほら、ごらん。嘘じゃあない――――だろう?(しゅるっ・・・と幽かな衣擦れの音とともに着物の肩を大きくはだけさせ、上半身を露にして見せた。そして背中を向ければ、そこには大きな傷が一つ)・・・・・さて、じゃあ今日はアタシは上がらせてもらうよ。(暫く見せた後、着物に袖を通して帯を締めて――――控え室を後にするのであった) [Fri 30 Mar 2007 01:05:48]
纏花 > 全く居ないってぇ訳じゃないけど、そのうち立ち行かなくなって来られなくなる・・・どのみち居なくなるわけさ。問題はそいつが家庭持ちかどうかってこと。嫁とかに滅茶苦茶言われるよアタシみたいな連中は。まあどうでもいい話さ(暇だと口がつい、必要以上に回ってぺらぺらと――――まわるものである)(現代医学だとストレスと環境による発育異常とかなんとか出ると思うよ。「老けてる」の一言で済ませることも出来るけど(台無し)ああ、あるよ。背中に大きいのがね。言って置くけど昔は切った張ったの仕事をしていたわけじゃぁないよ。・・・なんだい。随分と上手だねぇ。これは将来有望っと(空になった湯飲みを片手に椅子から立ち上がり、とん、とんと自分の首筋の辺りをつつきながらの傷のお話。そして素敵と言う言葉には将来有望、とのたまいつつ湯飲みを渡して)問題は、男娼として売るのか娼婦なのかってことかねぇ・・・・それぐらい可愛ければ、まあ問題はないだろうけどねぇ・・・・っと、お茶ありがとうね。(さて、今日はそろそろ帰るかねぇ、と呟きながら――――徐に慣れた手つきで帯を解き始めて) [Fri 30 Mar 2007 01:02:21]
エニシ > なるほどーそれもそうですね。 流石にご飯削ってまでここに来る人たちはあんまりいないかぁ。 ( 感心したように首を縦に振って頷く。 何処となく大人びた印象を漂わせる相手は、とても自分と同じ10代とはもう全く欠片も全然思えなかった。 というかそんなこと思いもしない。 青猫七不思議の一つを知った12の夜。 (超失礼)) ………傷……なんてあったんですか? けど纏花さんとっても綺麗だし…それに、なんだかそういう風な大人の雰囲気漂わせているからいっつも素敵だな、って思ってて。 ( そのことを初耳だった少年は驚いたように問い返す。 そして、直接こうして話したのは初めてだけれども、今まで目の端に留めていたことを告げた。 )  ………え? え? そ、そうですけど………  ( 今日の女装の格好はシンプルな色合いをした、あまり飾り気の無いワンピースという物。 最近色んな服にチャレンジしたり強制的にさせられたりしているらしい。 )  ………あ、改めて言われると……恥ずかしいです………  ( 口元に手を当てると、白い頬を真っ赤に染めて少し俯いた。 ) [Fri 30 Mar 2007 00:52:46]
纏花 > (どこからどうみても女性に見えない女の子は女装だと思うよ。たぶん(何)・・・・・まあ、アタシ達の仕事は、食うモン着るモン寝る床に困らなくなって初めて需要が生まれるようなモンだからねぇ・・・・・・ちっとばかり風が吹きゃあ、真っ先にお財布の先行きから削られちまうのは仕方ないのさ(こちらはどうにもふけた印象を漂わせていた。此処暫く客足も振るわないのも原因だった。茶を啜り息を吐く様は下手をすると中年・・・・とまでは行かないけど、これでもまだ十台なのである(青猫七不思議のひとつ(大嘘)ああ、どうもどうも。アンタもアタシの名前、よく覚えてたねぇ・・・・背中に傷のある娼婦なんてのは珍しいからかねぇ?ってのは冗談だよ(笑い声交じりにそんなことを呟けば、またもやお茶を一口啜って――――)・・・・・・そういえば、アンタ本当は男・・・だったよね。確か(上から下まで見回して、むぅ、と唸った) [Fri 30 Mar 2007 00:36:14]
エニシ > (※訂正→女装をした少女× 女装をした少年○ 女の子が女装ってそれはいったいどんな現象だ……! ) そうですねえ…… 僕なんかは元々旦那様方のお相手をする機会は元々少ないですけど、お姉ちゃんも最近お仕事が少ない、ってぼやいてましたし…………えっと…これっていわゆる『ふけーき』、って奴なのかな? ( 幼い年頃特有の高い声を出しながら、女装少年はお盆を抱えたまま不思議そうに首を傾げる。 そして次に続いた言葉にはとても嬉しそうに瞳を輝かせた。 )  うん! そうなの。 僕エニシ、って言います。 改めて宜しくお願いしますね。 えっと…そう、纏花さん! ( 間違われずに自分の名前を呼ばれたことで弾んだように表情を綻ばせ、一瞬記憶の淵に追いやられていた相手の名前を思い出した黒髪の少女(偽)は相手の近くの椅子に腰掛ける。 ) [Fri 30 Mar 2007 00:28:18]
纏花 > ・・・ああ、ありがとう。緑茶で構わないよ。・・・本当はこうしてここでお茶を飲んで居られないような状況がいいだろうけどね(受け取ったお茶をずず、と啜りながら口を開いた。控え室でお茶を飲む次官があると言うことは、お呼びがかかってないと言うことなのだから。とはいえ焦ってもどうにも成らないのでとりあえず茶を飲むのだ)あーっと確か・・・・・・エニシ、だっけ?すまないねぇ。ちらほらと見かけたりこまごまとした仕事をしてもらった覚えはあるんだけど、こうして面と向かうのは確か初めてだと思ってねぇ。名前を間違えていたら御免よ(ずずー・・・・と茶を啜り、はぁ・・・・と息を吐いた。そんな歳より臭いアクションを繰り出しながらの問いかけ) [Fri 30 Mar 2007 00:16:50]
エニシ > ( 控え室のドアが開き、腰ほどまでの長さの黒の鬘を被り幼い少女の服装をした一人の男の子がお盆を抱えて室内に入ってくる。 それは控え室に居る姉娼婦たちに丁寧に湯呑みを渡していき、最後に煙管を弄るあなたの所へ。 )  はい、どうぞ。 えっと……緑茶でも構わなかったですか?  ( おずおずとした口調で女装をした少女は聞いてみる。 ) [Fri 30 Mar 2007 00:13:01]
お知らせ > エニシさんが入室されました。 『お茶ですー』 [Fri 30 Mar 2007 00:08:04]
纏花 > (手持ち無沙汰に、くるりくるりと右手の掌の上で煙管を回し始めた。自分で火を入れたことの殆ど無い、でもとても大切な師匠の煙管だ。たとえ追いはぎに有って下着の一枚までむしられたとしても、これだけは絶対に渡さないといえるほどの物)・・・・・・最近は市場もそんなに大賑わい、ってほどでもないようだしねぇ・・・・・・店の亭主も、道行く旦那も、まだまだ懐具合は冬景色・・・・・・って所かねぇ(控え室に他の娼婦が居ないわけではないが、それも片手の指で足りる人数。それぞれ化粧を直したり、こうした暇な時間を見て教養を高めようと本を読んでいたり。てんでばらばらである。) [Fri 30 Mar 2007 00:03:09]
お知らせ > 纏花さんが入室されました。 『煙管、くるくる』 [Thu 29 Mar 2007 23:58:53]
纏花 > ・・・・・ってのが、ちっとは前に訪れてるはずなんだけどねぇ・・・?今年は一体全体どうしたことかねぇ。こりゃ(青猫娼婦がおそらくもっとも長い時間をすごすであろう控え室。その椅子のひとつに腰掛けて一人呟く。いつまでも雪が降らないかと思えば、突然どっさりと降ったりふぶいたり。挙句の果てには昨日まで間違っていたかのように寒い熱いの波高し)暖かい方が、客足も滑らかってもんだのにねぇ・・・・・・(春が来るといろいろなモノが盛んになるのは、どうやら人間も例外ではないようなのである。少なくとも自分の経験談では、そうだ) [Thu 29 Mar 2007 23:54:29]
お知らせ > 纏花さんが入室されました。 『春の訪れ』 [Thu 29 Mar 2007 23:50:53]
お知らせ > カトレアさんが退室されました。 『立ち上がれたのは、青猫のお姉さまに、手を差し伸べられてようやっと。 まだまだでした。  』 [Thu 29 Mar 2007 01:00:21]
カトレア > ( 思わず指を口に当てた。どうしよう。とても気まずい。でも、本当に腰が動かない。―――やだ、ぎっくり腰になるにはまだまだ若いはず。……若い、はず ) ……っ。  ( 瞳が僅か潤んで困った表情のまま俯き加減。でも、通りに人が少ないし、きっと見られていない。だって、見られていたら助けてくれるはずだもの……。 ) ――― 。 ( 動かない腰に、手を伸ばし、指先はロビーの手すりに伸びて。あともう少し、でも――― まだ、届かない。 ) ………っ ( あと、もう少し。周りから見れば、ちょっと何をしてるのかわからない。 ) [Thu 29 Mar 2007 00:58:26]
カトレア > ( 名前を呼ばれる日がいつか来ればいいけれど、どうにも期待できない。……だって、目が合っただけでこんなにドキドキしてしまうなんて、やっぱり不味いでしょう?でも )( よろり――― 腰が抜けたのか、その場にゆるゆる、すとん。 ) ……あ、ら? ( 座り込む。立てない。緊張して、腰が抜けた?きょとんとしている暇なんてないような……。恥ずかしいけれど起き上がれず、頬僅か赤くそめつつ、俯き加減。そのまま動けず、じっとしている、しろ。 ) [Thu 29 Mar 2007 00:50:17]
カトレア > む、向いていないのかも……。 ( 小さく、呟いた。あんまり口数が少ないのだけど、思わず。 ) ……だめです。 ( ぽつんと、呟いて、どっとそれだけで疲れたように肩を、落とす。その様もまた、小さい。 ) [Thu 29 Mar 2007 00:37:12]
カトレア > ( 我に返るように現実に引き戻されたのは、お客と視線があったから。慣れた客なのだろうか。とても綺麗な、上等な服を着て。視線絡んだ先、此方は目を瞬いてしまったのに……優しく微笑んだ。思わず、戸惑って数秒固まるまま―――直後、ぎこちない微笑返し、逃げるように手すりから指を離し、体を遠のけ。 ) ―――。 ( そっと、胸に両手を当てた。すぅ―――と。小さく、息を吸ったり、はいたり。 ) ( とても、緊張する。 )  [Thu 29 Mar 2007 00:34:12]
カトレア > ( 白い髪に白い羽。そして白いネグリジェのようなローブ。シルク、だろうか。……とても高そうな。 それにしても、白、白、白、で。あまりにも、「しろ」過ぎる。 ) ……折角の羽根も少しぼやけてしまいそう。 ( 小さく呟いて、息を吐く。肩を落とす仕草も小さく、表情もさほど困ったものは浮かばない。ただ、静かに見詰める薄碧は気紛れに様々な方向へ泳ぐ。 ) ( どんなお客がきているの。どんな御姉さまがいらっしゃるの。どんな……  そんなことばかり、気になって。 ) ――― ? ( 視線に入る腕組む男女。お客に腕を絡める仕草は手馴れた様子。微笑みあって歩く姿は一見、何処かのパーティーの恋人同士のようにも見え。――― 惹かれるように、小さく身を乗り出してその二人を見詰めていた。 ) ( あんな風に好きな人と歩ければ幸せなのだろう、と感じながら、あれはそういう関係ではないということ。つまり「そういうように見せなければならない」と、いうこと、か。 ) …できるかしら。  ( 興味を抱いたように、知らぬものに触れようとするような瞳はふ、と、爪先に落ちる。  演技が上手とは御世辞にもいえないし、性技を知っているわけでも、ない、し。ほふ、と息を吐いた。 ) [Thu 29 Mar 2007 00:25:53]
カトレア > ( 飾られる肖像画の一つ。新しく入ってきた顔は、ひっそりと。白のローブ引きずった姿でロビーに佇む。――― 指をそっと、手すりにかけて見下ろした。 )( 今日が初めての仕事。黙ってロビーを見下ろす表情は憂いも喜びも戸惑いも含まない。ただ 人形のように見詰めるだけ。―― どんなお客様がきているの。どんな雰囲気なの。間違いなく、高級娼館だ。マニュアルも覚えた。 ) ……いらっしゃいませ、だんなさま。青猫へ、ようこそ。 ( ぽつり、呪文のように唇が動いた。蝶は静かに、お客と受付、娼婦達の様子を見詰めるばかり。 )( まるで、何処かの御屋敷のパーティーのようにも感じられる感覚は不思議だった。矢張り緊張しないといったら嘘に、なる。 ) [Thu 29 Mar 2007 00:17:46]
お知らせ > カトレアさんが来ました。 『 白は表に。 』 [Thu 29 Mar 2007 00:11:19]
お知らせ > エニシさんが帰りました。 『し、失敗しちゃったぁ! (流石の姉娼婦もその変わり果てた姿にビックリしてたよ。)』 [Fri 16 Mar 2007 00:45:38]
エニシ > うわぁぁぁぁぁぁん!!  ( そしてそういう落ち込んだ時に決まってやるこの子供の行動。 泣く。 そして走る。 館内なのに気にすることもそんな暇もなく全力ダッシュでその部屋を慌ただしい足音を響かせながら出て行った。 ) [Fri 16 Mar 2007 00:44:29]
エニシ > ……………何がおかしかったんだろう? 去年のお花見の時にしてもらったアレは全然違和感無かったのにぃ……  ( ファンデーションの塗りが左右で全然違ったり唇にひいた紅の色が幼い顔立ちに比べてドギツイというかそれ以前にはみ出してたりアイシャドーは破滅的におかしかったりと、なんか色々狂ってた。 ) ( なんていうか――妖怪? ) う…うぅ………こんなはずじゃなかったのに………!  ( 鏡の前でがっくり項垂れる妖怪E。 じゃなくて吸血鬼。 普段ならお姉さま方に大人気のそれも、今はなんかキモカッタ ) [Fri 16 Mar 2007 00:32:41]
エニシ > ( そんなこんなで時が過ぎ。 )  ……こ、これが…――  ( 自分の顔を手でなぞる。 まるで信じられない物が目の前にあるのを確かめるように。 ) ――……これが…僕?  ( そこに映った少年の顔は先程までの性差の区別の付き辛い顔立ちではなく―――とてつもなく、ただだった。 )  ―――……えっ…と…ひょっとして…失敗…?  ( ひょっとしてとかたぶんではなく、確実に失敗。 ) [Fri 16 Mar 2007 00:13:31]
エニシ > ( 〜しばらくお待ち下さい〜 ) [Thu 15 Mar 2007 23:57:50]
エニシ > ( 何度もしつこく繰り返してる気がするが、性別はれっきとした男性。 男。 男の子。 それを自分で迷う羽目になってるのは絶対この女装を日常的に行っているせい。 正直そろそろ止めたい。 )  ――…けど! (キッ) ―――それでも、守りたい世界があるんだぁ!! ( 某種主人公の台詞を叫びつつファンデーションへと手を伸ばす。 たぶんこの時だけ声が☆の人になってる。 ) [Thu 15 Mar 2007 23:57:20]
エニシ > そろそろ、そろそろ危ないと思うんだよね。 きっと。 ( 狩人に追われているのが危険ってことでは全然全く欠片も無く、懸案しているのは最近自分が女装という行為自体に何ら躊躇いをもっていないことだ。 流石に指摘されたり元の性別がバレたら恥ずかしいけど、ホントにただそれだけだ。 )  慣れていくんだね……自分でもわかる。  ( 最近は男物の服を着てる時の方がちょっと違和感あるっていう衝撃。 そんな残酷な真実に思わず涙が出ちゃいます。 ) [Thu 15 Mar 2007 23:40:01]
エニシ > ―――……どうする…僕………!  ( ちろりとその真剣な視線を下に送って眺めたのは――鏡台に備え付けてあるいわゆるお化粧セットとかいうやつである。 ) 女の子の格好を完璧にする。 追っ掛けて来る怖い人たちに僕のことバレなくなる。 みんな幸せ万々歳で嬉しいな、うん。 ( ブツブツと足りない頭でさっきから考えている事を口にした。 ただし、その計画の問題点はただひとつ。 )  …………やるべきか、やらざるべきか………!  ( 少年のいたいけな男心だった。 ) [Thu 15 Mar 2007 23:27:59]
エニシ > ( 娼婦たちの待合室。 今日は皆に仕事が入っているのか今のところ人影は女装少年一人きりのようだ。 )  ――――  ( じーっ ) ( その吸血鬼の視線はとある一点に集中している。 それは部屋に備え付けられた鏡。 そこには鏡台の前の椅子に座った黒い鬘を被ってスカートなんかの洋服を着た女の子――じゃなくて性別は一応男性だった子供の姿が。 ) [Thu 15 Mar 2007 23:15:06]
お知らせ > エニシさんが入室されました。 『( じーっ )』 [Thu 15 Mar 2007 23:10:18]
お知らせ > ユダさんが退室されました。 [Thu 8 Mar 2007 22:54:47]
ユダ > 新しく、牛乳もらってこようかしらね。 ( 独り言も虚しくなったのか、手にしていた瓶を軽く揺らすと長いワンピースの裾を引き摺るようにして、従業員室に引き返していきましたとさ ) [Thu 8 Mar 2007 22:54:39]
ユダ > 喉が乾いた…。 ( たった今牛乳を飲み干したばかりだというのに、牛乳瓶を片手に壁に寄りかかりぼやいた ) 白いうなじ…甘い香り…薄く映える血管…。 ( ぶつぶつ呟く吸血鬼。牛乳は、味と色が好きでよく飲むが、それだけだ。喉の渇きが癒されることは無い ) [Thu 8 Mar 2007 22:38:05]
ユダ > ( 中々お呼びがかからずに、暇を持て余すこと数分。壁際の花というよりは、むしろドクダミに近い状態の娼婦。やけくそになったように、腰に手を当てると仁王立ちになり牛乳を飲み干した。その姿は、色気のかけらも垣間見得ない親父臭いもの ) ―っは。骨太街道まっしぐら。 ( 綺麗に牛乳を飲み干すと、豪快に口当たりを手の甲で拭った ) [Thu 8 Mar 2007 22:27:22]
ユダ > ( 所は娼館青猫の待合室。貧相な体を真っ黒のワンピースに身を包んだ女は、物憂げな顔をして立っていた。片手には、小ぶりな牛乳瓶が握られている ) これほどの美人が目に止まらないとは、世間の男も落ちたものだわ。 ( ぷりぷりと不機嫌にそんな言葉を吐き出すと、牛乳瓶を傾けて口内を潤す ) [Thu 8 Mar 2007 22:20:30]
お知らせ > ユダさんが来ました。 『待合室にて』 [Thu 8 Mar 2007 22:16:34]
お知らせ > エニシさんが退室されました。 『ほのぼの。』 [Sun 4 Mar 2007 01:28:25]
お知らせ > ベルベチカさんが退室されました。 『(そんな青猫のひとコマ。)』 [Sun 4 Mar 2007 01:27:44]
ベルベチカ > うっ、そ、それも今となってはいい思い出ですの。 ( 放浪時代はあまり触れられたくない過去なのか。目をそらして頬をかく。エニシの心のうちなど知る由もないベルベチカは彼の言葉をそのまま受け取り、嬉しそうに微笑むのだった。 ) わぁい。ベルベチカも応援しますの! エニシさん、ファイトーですの〜。 ( こちらも、えいえいおー! とばかりに拳を振り上げるのであった。 ) [Sun 4 Mar 2007 01:27:32]
エニシ > ( 一瞬ドキッと動かない心臓を弾ませた吸血鬼。 けれど次に繋いだ言葉は的とは反対の方向をいくぐらいに外れていて。 )  ……違うよ。 猫さんたちにご飯奪われちゃったベルベチカの行動じゃないんだからさ。  ( 失礼なことを言い切る吸血鬼。 )( 楽しそうに微笑んだ相手に笑い返して。 守るということ。 それは自分のせいでここに迷惑が掛かりそうになったら出て行くということで。 )  うん! がんばろー!  ( 妖精を頭に載せたまま拳を上に振り上げた。 けして我が生涯に一遍の悔い無しとやっているわけでは無い。 ) [Sun 4 Mar 2007 01:22:02]
ベルベチカ > お、追われる――ハッ! エ、エニシさんもしかして――!! ( ベルベチカが驚き顔で、口元に片手を当ててまくし立てる。 ) エニシさん――その人たちからパンを盗んじゃったとか!? ( まったく見当違いな推理でした。 ) うんうん、誰かを守れる男の人は、カッコイイですの。エニシさんもがんばるですの〜。 ( ろくに事情も知らない妖精は、楽しそうに微笑んだ。 ) [Sun 4 Mar 2007 01:14:40]
エニシ > そっか……そういうものなのか………うん。 頑張って我慢してみる。  ( 我慢という言葉とは縁遠い吸血鬼。 それでも努力だけはしてみようと。 たぶんまたすぐ泣くけど。 )  ………えっ…と……――  ( どうすれば上手く説明できるのだろう。 VHに追われているとは流石に言えないし、そのことを誤魔化して理由を説明出来ないかと足りない頭を巡らして。 )  ―――あのね、ちょっと……怖い人たちに追われる時があって…けど、その人たちは僕のこと男の子だと思ってるの。 だから……女の子の格好すれば印象もガラっと変わるしその怖い人たちにもバレナイかなと思って………  ( それは正解だったのかもしれないけど。 少なくともアレ以降VHとは出会っていないわけだし。 )  ――お姉ちゃんを、守る?  ( その言葉を繰り返して胸の中で噛み締める。 )  ―――うん! そうだね! けど出来ればお姉ちゃんだけじゃなくて、青猫のみんなを守りたいな。  ( 吸血鬼はその言葉に笑顔で頷いた。 そして叶わない高望みを語る。 ) [Sun 4 Mar 2007 01:07:37]
ベルベチカ > だーかーらー、それが我がままですの。男の子なら我慢も出来なきゃダメって、お姉さまたちも言ってましたの。 ( 困ったように、エニシの頭の上で息を吐く。元々、考えること事態あんまり特異ではないのだこの妖精。 ) ほぇ? 理由――うぅん、でもでも、わざわざ女の子の格好をする必要はないと思いますの。 ( これまた正論。ベルベチカとしては、エニシが女装することを自分から選んだのだから、女装に多かれ少なかれ抵抗がなかったという風に解釈している。 ) ベルベチカ、本でよんだことがありますの。ずばり! 女の子を守れる強さとかっこよさが、男の子の秘訣みたいですの。エニシさんもライヤさんを守れるくらい、カッコイイ男の子になるですの。 [Sun 4 Mar 2007 00:50:10]
エニシ > うぅ…だって酷いんだもん……嘘も傷つくしホントでも涙が出ちゃう………  ( 我が侭な吸血鬼。 小さな二人はどちらとも涙目で。 )  そ…そうだけど……さ。 その…あの…ちょっとあんまり出来ない理由があるの………  ( もっともな正論を突きつけられれば言葉を失って。 けどたぶんもうモンタージュが作られただけのこんな微妙な吸血鬼を追っている人なんて居ないんだろうな。 )( 頭に妖精の感触が生まれたところでようやく硬直が解けました。 )  ―――――男の子……男の子……―――ちょっとかっこよくタバコを吸ったり…とか?  ( それは不良のイメージです。 ) [Sun 4 Mar 2007 00:41:08]
ベルベチカ > えうぅ――酷いって言うほうがひどいですの〜。ベルベチカは、エニシさんに嘘をつきたくないから、真剣にお話してるだけですの〜。 ( こちらも涙目になって声を潤ませる。 ) えと、んと――エニシさんは、女の子になりたくないですの? それなら普通に男の子の格好をすればいいだけですの。 ( エニシが追われている事情なんて知らない者だから、これ以上ない正論をぶつける。 ) ――思うに、エニシさんはまず女の子っぽいその性格から直したほうがいいと思いますの。 ( もともと白っぽかった肌――というか体全体真っ白な石みたいになったエニシの頭に、ちょこんと乗っかって。 ) [Sun 4 Mar 2007 00:25:04]
エニシ > 酷いや……ベルベチカ酷いや酷いや!!  ( 核心を突いた真実の一言に吸血鬼の心はいたく傷つけられた模様。 涙が出ちゃう。 女の子だm )  う、うぅ……どうしよう…… どうすればいいと思う!?  ( この吸血鬼の青猫での遊戯。 お人形遊び。 おままごと。 着せ替え人形(される側)etcetc…… 妖精の言葉と自身の行動を振り返ってみれば流石に危機感を覚えたらしく、妖精に相談してみるよ。 )  ―――――――  ( 男の子らしくない。 その一言に吸血鬼は固まった。 )  ――――――――  ( 女の子に決定。 突きつけられた指先は真っ白になりながら固まる吸血鬼に向けられている。 ) [Sun 4 Mar 2007 00:20:22]
ベルベチカ > うぅん――でもエニシさんがそれを言っても説得力ないですの。 ( 真顔で一言。ばっさり切り捨てましたこの妖精。無垢とは時に残酷です。 ) それはきっと、エニシさんの中に女の子の気持ちが強く在るせいだと、ベルベチカは主張してみますの。 ( ちなみに、ベルベチカは雛人形と一緒に飾られたりされました。大きさもちょうどいいらしいよ。 ) む〜、エニシさんは文句いいすぎですの! 文句ばっかり言うオトコノコはオトコノコらしくないですの! というわけでエニシさんはオンナノコですの。 ( びっしー! 指先突きつけた。 ) [Sun 4 Mar 2007 00:09:36]
エニシ > 駄目だよ! 僕一応男の子だよ! ( 涙に濡れた紅い目をゴシゴシこすりながら否定する。 お客様がその言葉に少しだけ驚いた視線をこっちに向けたとか向けなかったとか。 ) だってね、だってね! ひな祭りは女の子の日なんだよ! それなのに僕子供の日よりもとっても楽しんでるんだよ!! 男の子としてちょっと危ないよ!! ( くるくる回るベルベチカを追いかけてるから吸血鬼も回る回る。 ) 似合ってるって言わないでよ! ( そして聞き逃せない部分には反応する。 ) [Sun 4 Mar 2007 00:05:19]
ベルベチカ > ――ふ、ふぇ!? ど、どどどどーしましたの。エニシさん! ( なぜ泣いているのか。しかしその泣き顔が可愛らしい。びっくりした妖精は、アタフタしながらエニシの周りをぐるぐる飛び回る。 ) ――ほぇ? 女の子じゃダメですの? ( 何の違和感もない。ぴたり、とエニシの正面で止まり、ホバリングしながら目を瞬かせる。 ) 良く似合ってますの。素敵ですの〜。 [Sat 3 Mar 2007 23:58:24]
エニシ > うーん…じゃあ桃の節句って……―――女の子の日じゃん! ( 男の子なのにそんな日をすごく楽しんでいる自分。 心まで女の子になってしまったと思い込んだ少女風貌は思わずこんな体勢に→orzなりました。 そしてほのぼのとした妖精の声を耳にすれば涙目を隠そうともしないでそっちを向く。 )  べ、ベルベチカー。 ぼ、僕……これじゃ女の子みたいだよぉ!  ( 何を今更 ) [Sat 3 Mar 2007 23:53:03]
ベルベチカ > ( 透明な虫の羽をパタパタさせて、空中をふ〜わふ〜わ飛んでくる。西洋人形みたいなふりふりの洋服を着た妖精は、友人であるエニシを見つけて、不思議そうに小首を傾げるのだった。 ) [Sat 3 Mar 2007 23:48:56]
お知らせ > ベルベチカさんが来ました。 『なにしてますの〜?』 [Sat 3 Mar 2007 23:47:33]
エニシ > うぅ……なんかやだ。  ( こういった感じで中途半端に思い出せない感覚というのが一番嫌だ。 喉の奥に小骨が引っ掛かったようでどうにもすっきりしない。 くすんと涙目になりながら再び雛壇を弄ることを再開して――― )  ―――確か…端午の節句が子供の日だよね。  ( それじゃあ桃の節句の意味はなんだっけと再び悩み始める吸血鬼。 ) [Sat 3 Mar 2007 23:39:09]
エニシ > えー…っと………お雛様? お内裏様? あれ……歌詞なんだっけ?  ( どうにも詳細を思い出せない。 困ったように雛壇の前で頭を抱える女装少年。 ) えーっと。 えーっと…アレ? アレ? [Sat 3 Mar 2007 23:27:49]
エニシ > ( 深くは思い出せないけれど、恐らくはトキノミヤコの出であったのだろう自分。 心は自然と弾んできていき、鼻歌は徐々に歌へと変わっていく。 )  もーいーくつねーるとー おーしょーおーがーつー  ( 一夜を共にする者を選ぶために来た人たちが待つこの場所に響く幼い子供特有の甲高い声は、待っていたり誰を選ぼうか悩んでいたりする旦那様がたの耳にも入るのだろう。 そしてそれが聞こえた一部の人たちはふと首を傾げていた。 ) おしょーがつにはーもちたべてー―――………あれ? ……お正月? ( そこまでいってようやく自分で歌う曲を間違っていたことに気付いた吸血鬼。 ) [Sat 3 Mar 2007 23:14:44]
エニシ > ( 三月三日。 桃の節句。 ひな祭り。 行事には敏感な青猫内では、それもまたひっそりと行われていた。 ちらほら人の見える客の待合室には雛壇が飾られており、着物を着た一人の少女(?)は楽しそうに鼻歌を口ずさみながらお内裏様たちの位置を調整している。 ) [Sat 3 Mar 2007 23:00:14]
お知らせ > エニシさんが来ました。 『―――――♪』 [Sat 3 Mar 2007 22:54:55]
お知らせ > 執事さんが退室されました。 『【延期告知→死鬼遊戯】』 [Sat 3 Mar 2007 19:53:00]
執事 > 二週間近く、何の心配も無く飲み食いできて、楽しくゲームできる上に、報酬がもらえると思っていただければ――いいんですけど。(掲示板に「延期」の張り紙を貼り付け) [Sat 3 Mar 2007 19:52:47]
執事 > (眼鏡のブリッジを、くいと持ち上げ) まぁ、気長に参りますよぅ。 わからない事があったらお気軽にお尋ねください、と…でも、お伝えください。 え? (ルールがわかり辛い)………………ぇうー。 それは、ええと。 ご指摘いただければ、説明と共に訂正いたしますので―ぇ。 (情けなく笑った) [Sat 3 Mar 2007 19:49:39]
執事 > (主人の物好きにも困ったものだ。 死神を捕まえてどうするのかすら、執事の自分には分からぬこと。  まぁ、水晶の中に閉じ込めた死神―本当は死鬼というらしいが―なぞ、アクセサリーの一つと思っているのかもしれない。 ――重い溜息をもう一度吐き出した。 職員に「取り下げるか?」と尋ねられたら )  いいえ。 後一週間待ってみますよぅ。 まぁ、付け加えるとしたら――『ただのゲームですからお気軽に参加ください』とでも。 ただ、一瞬気絶するだけと申しましょうかぁ――。  あ、気絶する瞬間って、ちょっと気持ちいいとか聞いたんですけど、本当ですかね―ぇ。 [Sat 3 Mar 2007 19:43:11]
執事 > (グレイの細い双眸を、更に細めて) んー………本当なら今日から開始の予定なんですが。人数が集まらないとなれば、延期はやむをえませんね――ぇ。 まぁ、次集まらなかったら諦める事にしますよ――ぅ。 死神を捕まえる…なんて、物騒だと思われても仕方ありませんし――ぃ? [Sat 3 Mar 2007 19:37:36]
執事 > (賑やかな斡旋所内に、職員と談笑する男の姿がある。 すらりとした黒いスラックスに、揃いのジャケット、ベスト…のスリーピースを着込んだ若い男だ。 眼鏡のブリッジを軽く持ち上げ) こればかりは仕方ありませんねぇ――――ぇ。 報酬あげればいいんでしょうか――ぁね。(妙な口癖の執事は、顎に手をあて、短い溜息を付く) [Sat 3 Mar 2007 19:33:31]
お知らせ > 執事さんが来ました。 『集まりません、か―――ぁ。』 [Sat 3 Mar 2007 19:30:34]
お知らせ > 纏花さんが退室されました。 『今日は、あがり。』 [Fri 2 Mar 2007 02:09:01]
纏花 > ・・・・・・そういや、忘れたことに何か起こるねぇ。青猫はさ。ヘンなのが紛れ込んでたり、誰か悩んだり――――賑やかっていうのとは違うか。(んー、と伸びをして首を回した。さてさて、どうしたものかと思案に暮れて) [Fri 2 Mar 2007 02:07:49]
纏花 > ・・・・・・・・・青猫の娼婦でござい、なんて言ってみても所詮は水商売。お客が来てナンボの商売だからねぇ・・・・・・(控え室にいるのは今四人。ほかの三人も同じようなテンションだ。冗談交じりに「指名が来たら起こしてもらうってことで、寝てて良い?」なんて意見まで飛び出してきた始末。) [Fri 2 Mar 2007 02:03:26]
纏花 > (そんなこんなで、雑談などして暇を潰すわけである。この時間の客は余り多くはないが、かといって全くないわけでもない。)・・・・・・ああ、そういえばこの間、変な趣味の人がいたんだよ。なんでもヤる前に女に水物を飲ませて、事に及んでいる時に女の腹がたぽんたぽんなるのに興奮するんだってさ。世の中ひろいねぇ・・・・・・(ある意味では、とんでもない変態とも言える) [Fri 2 Mar 2007 01:53:29]
纏花 > 暖かいところではもう桜が咲いたってのは本当かねぇ?(此処は娼館青猫。いくばくかの御代と引き換えに一夜の夢を紡ぐ夢紡ぎの館。しかし夢紡ぎはそれを望むものが訪れて初めて紡ぐ余地がある。それなくしては、自慢の織り機も埃を被るばかり――――つまり、客が来ないので暇だった) [Fri 2 Mar 2007 01:50:39]
お知らせ > 纏花さんが来ました。 『は――――』 [Fri 2 Mar 2007 01:46:00]
お知らせ > シーサ=センザキさんが退室されました。 『―― 伝えなきゃいけない――いや、聞いて欲しい事は…… 山ほどある。』 [Tue 27 Feb 2007 23:41:28]
シーサ=センザキ > 今日は、此方のライヤさんに渡して欲しいものがありまして。 ( 早口で言い切ると、胸元から一通の封筒を取り出し。 ) ―― これを。 ( 眉一つ動かさず、手渡された封筒をさらりと見ると。 『承りました。』 と、事務的な笑顔が返って来る。 何も聞き返さないでいてくれる事に、胸を撫で下ろす。) ―― すいません、よろしくお願いします。 ( ぺこり、頭を下げると。 着流しの男はまたゆっくりとした足取りで出口へと。 ) [Tue 27 Feb 2007 23:35:07]
シーサ=センザキ > ( 座り心地の堪らないソファーに別れを告げ、ゆっくりとした足取りで受付へと歩を進め ) ―― こんばんは。 シーサ=センザキという者です。  [Tue 27 Feb 2007 23:31:10]
お知らせ > シーサ=センザキさんが入室されました。 [Tue 27 Feb 2007 23:25:53]
シーサ=センザキ > ( 階上には、肖像画よりずっと輝くおねーさん達が、荒ぶるオトコ達に色々とアピールをしている。 ) ―― !!! ( 少々刺激的なものがあったらしい。 顔を赤くして視線を受付へと逃がすと。 ) ―― うし。 ( 丁度空いたらしい。 次のお客様どうぞ、と前にも見たボーイが客を促している。 ) [Tue 27 Feb 2007 23:20:21]
着流し > [Tue 27 Feb 2007 23:06:53]
着流し > ( 頭を悩ませる男の後ろ姿から、階段の上―― 客を迎えに来た娼婦達の見える、2階へと視線を向ける。 )( あんな簡単な問いに答えなかったのは、別に気まぐれじゃない。 ) ―― 約束、だもんな。 ( 客としては、来ない。  あれだけ虚勢を張ったんだ、2度と破るわけにはいかないだろう。 ) [Tue 27 Feb 2007 23:05:17]
着流し > ―― 俺だったら…… ( 指を指された二枚の肖像画に描かれた二人の女性は、双方独特な魅力を持っていると思う。 聞かれた手前、暫し考えをめぐらせてみた、 が。 大袈裟に首を傾げ、難しそうな声で ) ―― ごめんなさい、俺じゃ選べないなぁ。 ( こう、答えた。 )( 『 そーかい、まぁ安い買い物じゃねぇしなァ。 』 別に気にする風でも無く、それだけ言うと、男は離れていった。 ) [Tue 27 Feb 2007 22:59:46]
着流し > ( 平日の夜、とはいえ。 やっぱり定番の高級娼館。 一足は絶えないらしく。  せわしなく娼婦達の肖像画を眺める客人の、焦った様子をぼんやりと眺めていると―― ) …… はい? ( 突然、隣から声をかけられた。 )( 『 なぁ、お兄ちゃん…… あのグラマーな金髪と、あっちの変な服のイエロティア。… アンタならどっちよ? 』 )( これまた、突拍子も無く。 )  [Tue 27 Feb 2007 22:55:10]
着流し > ( いつ来ても思うことだが。 やはり自分は、こういった高級なナニカに対し、慣れが足りないというか―― どこか緊張してしまう気がする。 埃一つ無いよう清掃され、所々から洗練されたオーラのような、そんなものを感じる。 ) ………… まだか。 ( そんな俺が何をしているかって、さっきからずっと――受付の順番待ちだ。 ) [Tue 27 Feb 2007 22:50:05]
お知らせ > 着流しさんが入室されました。 『( 一階ロビー、ソファーに腰掛け。 )』 [Tue 27 Feb 2007 22:44:13]
お知らせ > エニシさんが帰りました。 『うぅ…そういえばお客様取るときもこの格好?それとも男の子?(玩具にされる弟。)』 [Sun 25 Feb 2007 03:38:14]
お知らせ > ライヤさんが帰りました。 『…性技とかも、教えなくちゃいけないわね。(弟いぢめは続くらしい)』 [Sun 25 Feb 2007 03:36:33]
ライヤ > ならば、簡単よ。――今、私の腕の中に居るエニシさんを信じなさい。過去だけが全てじゃないのだから。(実際――記憶が無いという事が、どんな気持ちなのかは、解らないから想像するしかないのだけど――言葉一つ、仕草一つで、貴方の不安が少しでも消えるのならば。怖いと思う心が少しでも和らぐのならば良いと思っての言葉だった。)……ええ、私も。エニシさんが大好きですよ。(笑う少年につられて笑う。 膝の上の弟の頭を撫でて)―――貴方の女装趣味も板についてきましたしね。楽しみ。 (趣味って言った。姉、趣味だと思ってた!!)――そろそろ控え室に戻りましょうか。冷えてきました、し [Sun 25 Feb 2007 03:33:21]
エニシ > ( それはまるで暖かい揺り篭のような環境なんだろう。 危ない目にあうことも無く、好きな人々に囲まれて日々を暮らす。 それはまるで夢のよう――少年の種族さえ『人』ならば簡単に叶った夢なのだろう。 ) ( 冷たい体が大嫌い。 血の通った温もりが大好き。 だから抱いてくれている姉に縋り付いた。 )  ……自分が…無いの。 過去が無いから自分を信じれなくて……だから……一番怖いのは…僕自身なの。  ( 過去に簡単に理性の箍が外れてしまったことがある自分。 マリィさんに誓った。 獣にはならないと。 その約束を破るのは怖い。 だってその時はここに居られなくなるということだから。 怖い。 怖い。 怖い。 ―――怖いものだらけだ。 )( けれどそんな自分なんかを、いつもこの姉は優しく受け止めて、そしてどんな時でも支えになってくれている。 いつまでも記憶に残してくれる。 )  お姉ちゃん。 ホントに…ありがとう。  大好きだよ。  ( さっき泣いてた少年がもう笑った。 そこに暗さは無く晴れ晴れとしていて。 )  ―――あ…うぅ………  ( けど続いた意地悪な言葉に困った顔で呻き声。 ) [Sun 25 Feb 2007 03:21:50]
ライヤ > 何も出来なくなるといいんです。 ……怪我するような「何か」なんて、出来なくなってしまいなさい。 これは姉としての命令――で…?(ポツリと落ちる雫に気がついた。――埋めた顔を僅かに上げて、涙を流す弟の顔を見上げる。たとえこの腕の中に居るのが「死人」だと「吸血鬼」だと知っていても――幼い泣き顔を見せる弟を、突き放すことは出来ない。冷たい身体を、今一度抱き寄せて)……今までの貴方が、なくなるわけじゃないわ。 記憶がなくなるというのが、どういうことか、解らないけれど――…此処で過ごした一年間を忘れるわけじゃないでしょう?たとえ、過去の貴方がなんであろうと――私は、貴方とこうしてお話しした事を、覚えているし……忘れさせてあげないわ。(首を僅かに傾げて、微笑む。涙が伝った頬を指先で撫で上げ)……ええ、そうするといいわ。 ………貴方のデビューも考えなきゃいけないし。(最後に物騒な一言付け加えた) [Sun 25 Feb 2007 03:01:17]
エニシ > ( 抱かれて伝わってくる人の温もり。 死人と化した自分にはもう出すことの叶わないそれ。 ――思わず本当に涙が零れそうになった。 )  ……そうだね。 僕なんてとっても危なっかしいし。 お姉ちゃんにそう言われたら……なんにも出来なくなっちゃうな。  ( 『私の弟』 ありのままの自分を知ってそう言ってくれる人。 誰よりも、何よりも、心の底から大好きな姉。 )  ――……あのね……  ( 自分の過去。 何も知らないころは遮二無二に求め続けた。 けど、今は――― )  ………怖いの。 知らないのも怖い。 けど思い出すのも怖い。 前の僕が一体どんな人だったのか。 ひょっとしたら『僕達』みたいな者を軽蔑していたんじゃないか。 ……そうじゃないかと思うと……思い出すのも…怖くて……―――  ( 吸血鬼。 娼婦。 ソレ等を蔑んだ目で見る人なんて大勢居る。 もしかしたらかつての自分もその一人だったのではないか。 怖くて、震えて、紅い瞳から顔を埋めた姉の綺麗な黒髪へと涙が落ちてくる。 )  ………うん。 いつか…もうちょっと…落ち着いたら……… [Sun 25 Feb 2007 02:48:49]
ライヤ > …… 「心配しない」なんて、無理ですよ。 (弟の体を抱く力を僅かに強めて――今度は、弟の胸に顔を寄せた) エニシさんは、私の弟なんですから。 危ないことは、よして頂戴ね。 …いまの話を聞いてただけで、心臓が止まりそうになるわ。 相手の方が、どういう人かは知らないけれど………不安だわ。 (顔を埋めたまま、首を横に振った。) 記憶が戻って、貴方が傷つくなら――とすら、思っているのだから。 …でも、貴方が思い出したいというのなら、私は止めませんよ。 ……ええ。 不安なのは、わかるから。 (溜息に混じらせて、独り言を呟くように伝え――)  ………今度、マリィ姉様とゆっくりお話してみたらどうかしら……? [Sun 25 Feb 2007 02:30:57]
エニシ > そんなに心配しないで。 お姉ちゃんにそんな顔されると……僕も泣きたくなっちゃうよ。  ( 困ったような儚い笑いを少年は浮かべる。 この吸血鬼にとって何よりも大切なのは姉。 その次に青猫のみんな。 自分の身なんてその次においておけば充分すぎる。 )  ………うん。 最初の頃よりはマシになったけど……あの時は何も戻ってこなかった。 ………その人はその人で大変だったから、僕のお話をする暇もあんまり無かったし………―――  ( 記憶が戻らなかったと言う時の少年は、残念そうな安堵したような少し複雑そうな表情をした。 胸の内に渦巻くのは自分でも言いにくい感覚。 ) [Sun 25 Feb 2007 02:12:16]
ライヤ > (不安と心配が混ざった表情は、化粧を幾らしたとて隠せはすまい―― 黒い瞳が、弟の言葉を聞き漏らさぬよう、唇を、瞳をじっと見詰めて) …………… そ う。 (瞼を、ふと伏せて) ……エニシさんも何も思い出せなかった……? 何か、手がかりのようなことも…?  (マリィ姉様が吸血鬼だという事は知っていたが―― どんな話をしたのか、さっぱり見当もつかなかった。 吸血鬼同士の話となれば、タダの人の自分には理解できない話も多々あろう。) [Sun 25 Feb 2007 02:04:16]
エニシ > 会いに行ったのはオウルさん、って人だったんだけどその人もね、僕と一緒で………―――  ( 沈黙。 その単語は少年にとって忌むべきものだ。 けれど―― ) ――その人もね、 吸血鬼 だったの。 それで僕みたいに前の自分のことをなんにも覚えてなかったんだって。 だから…何か手がかりになったらいいなと思って一緒に行ったの。  ( 言わなきゃいけないことだ。 それを否定することは自分には出来ないんだから。 )  結局、僕が行った意味はあんまりなかったんだけどね。  ( 実際少年はあの場では飾り。 あれは金と銀のお話だ。 白が関わるとしたらそれはまた別の時なのだろう。 ) [Sun 25 Feb 2007 01:59:17]
ライヤ > (緩く弟の腰に両手を回し、見上げる。――姉妹がじゃれているようにしか見えないだろうケド!)マリィねぇ様と……?あら…同じ日にお休みを取ったと思ったら…。 (眉を僅かに顰める) ……。 ……。(続きを促す沈黙。) [Sun 25 Feb 2007 01:50:24]
エニシ > うぅ……なんでそんなに楽しそうなのさ………  ( 紅い目に涙が溜まる溜まる。 弟 と ではなく で なのが少年にとって悲劇。 いたぶられる無力な鼠です。 窮鼠だけど噛みません。 )( 恥ずかしさから少しだけ嫌がる素振りをみせたけど、それをやろうというのなら素直に従う。 )  ――えっとね、マリィさんとね、お話に言ってきたの。  ( 椅子に座った姉の膝に腰掛ける吸血鬼の様子は愛玩動物のようであろうか。 そしてあの別荘であった内容を話そうとする。 この姉にだけは包み隠さず全てを曝け出そうというのは少年にとっての決まりごと。 )  僕ととっても似た境遇の人がいたらしくて…だから会いたい、って僕がマリィさんにお願いして無理やり付いていかしてもらったの。 [Sun 25 Feb 2007 01:44:06]
ライヤ > (酷い現実ですよ 。 ―― たゆん薬が出来ましたら、是非青猫まで――)(普通にお話しよう)   い   や 。   (カックンは止めたけれど、にっこり頭上で微笑む姉の瞳は、獲物を前にしたニャンコによく似ているかもしれない。  弟  で、遊ぶつもりだ…!) どんな所に行って来たの…? ( 弟の肩に手を添えて、わざわざ一人掛けの椅子へと近づく。自分が座って、膝の上に弟を座らせるつもり。お人形遊びのように) [Sun 25 Feb 2007 01:32:46]
エニシ > ( 夢はきっと叶う! ――けどそんな言葉がありながらも叶わないのが現実だったり。 某奇妙な冒険にもたゆんたゆんになれるお話は無かった。 )  (カックン) え…えっと… (カックン) そう言ってくれるのは嬉しいんだけどね、 (カックン) 確かにゆっくりお話するのも久しぶりだけどね、 (カックン) う、うん……楽しかったけどね、 (カックン)  ( ダメージの蓄積にちょっとずつ冷や汗が流れ始めるよ。 )  ……普通にお話ししよ。  ( 涙目で訴えるよ。 胸の位置で固定されてるせいでそれは姉には見えないだろうけど。 ) [Sun 25 Feb 2007 01:26:46]
ライヤ > (ごめんね、豊満な胸じゃなくてごめんね――畜生。 ヴェイトスの魔法は世界一!なのだから、きっといつかタユンになれますよね――) ……私ね。 (カックン) 凄く暇で、眠ってしまいそうだったから(カックン) エニシさんが着てくれて嬉しいわ――(カックン) …ああ、思うとこうやってお話しするのも久し振りですよね…?(カックン)…… この間はお出かけになったようですが、楽しかったですか?(カックン) [Sun 25 Feb 2007 01:19:06]
エニシ > ( 雑学博士に素で感心した誰か。 希望の方、お問い合わせは青猫まで。 サービスサービス。 )( 捕まえられた小柄な吸血鬼。 つるぺたすとーん(酷)な胸に頭を押し付けられて、頭の上に顎が乗せられる感触。 )  ――――いっ……!?  ( そしてその次に訪れた感覚に今度は少年が驚いた声を漏らした。 ) [Sun 25 Feb 2007 01:14:55]
ライヤ > (「嫐」でも「なぶる」って読むんだぜ――雑学博士が呟いた。 旦那様が幸せなならばいいんじゃないかしら。お仕事だもの――二人に嫐られたいお客様募集中――※やめておけ)(あっさりと己の腕の中に捕獲された弟。――不思議そうに見上げる弟の頭を、自分の胸に押し付け――20cmの高低差を利用して、頭の上に顎を乗せて――)    …。    (カックンと。 娼婦らしからぬ仕草で、カックンと顎で小突いた…!) [Sun 25 Feb 2007 01:05:24]
エニシ > ( 性別の比率は男2:女1なため嬲るという言葉がまさに字の通りになってしまいました。 斬新な組み合わせは売れるかどうか――大抵奇をてらいすぎると本質を見失うよね。 )  ―――おねぇ ちゃん?  ( 少年は逃げない。 動く気配すら見せずに姉の為すがままに抱きしめられて、これのどこが仕返し? と不思議そうな思いで姉を呼ぼう。 ) [Sun 25 Feb 2007 00:59:28]
ライヤ > (ユニット娼婦――それは新しい。 二人で旦那様を上と下から嬲ります。 ※なぶる 人気が出るかはどこまでも謎だらけ 背後はとっととおうちにかえりなさい――) ちょっと今、色々考え事をしていて、頭の中身が留守になっていたのよね――…(棒立ちしている弟の肩に掌を滑らせ――) だから、本当に   。  とっても  とっても   とっても 驚いたから――……   (ぎゅぅ。と抱きしめようと抱き寄せん。 逃げられたら?その時はその時で、他の仕返し。) [Sun 25 Feb 2007 00:52:09]
エニシ > ( 白と黒の幼い少女の二人組み。 ―――あれ? それって鬘外せばいけるんじゃない?と物騒な神様に納得しかけた何処かの誰か。 待て! それは孔○の罠だ!! )  その…そんなに驚いちゃったの? ちょっとだけおどろかそっかな、って思っただけだったけど……  ( お姉さま、何時もの三割り増しで怖いのも全ては眠いからでございましょうか? )  ―――え? え?  仕返し?  ( 綺麗に手入れされた細い指が伸びてくる。 人間に睨まれた吸血鬼はちょっと逃げ出せそうになくその場を棒立ちだったり。 ) [Sun 25 Feb 2007 00:45:17]
ライヤ > (何か言われた。物凄く何か言われた。じゃあ、二人でプ●キュアレベルでデビューすればいいんじゃね?とか、物騒な神様が囁くの―― 脱線しすぎだと思いました――…)エエ、とっても驚いたわエニシさん。 思わず三cmほど浮かび上がってしまうくらいに驚いたの。 (目が据わっているように見えるかもしれないが、それは眠気の所為だ! 声が何時もよりも機嫌が悪そうに聞こえるのは、眠気の所為だ! 視線の先で、ビビリまくりの弟を見詰め) いいの。エニシさんの悪戯は無事成功したわ、喜んでいいんですよ――? (整えた赤い爪先とともに、ふらりと手が伸ばされる。 自分よりも小さな弟の身体を捕獲せんと――!) …さぁ、だから今度は私が仕返しをする番よね――…?(だって、暇なんですもの) [Sun 25 Feb 2007 00:35:06]
エニシ > ( 果たしてこの子が正式でびぅするのはいつの日のことやら。 趣味はそっちの意味か!と盛大な突っ込み。 アブノーマルな容姿はおたがいさ← 一部不適切な表現がありましたため削除されました。 ) わーい。 ねぇねぇ驚いた? ( 吃驚した仕草と可愛い悲鳴が挙がればちょっとだけ嬉しそうな様子で無邪気に聞いてみる。 そして――ただの出来心を抑えておけばよかったと激しく後悔したのはすぐだったとか。 ) ( ビクゥ ) ( 和風の人形を思わせる姉の姿格好。 それが何処かの怪談話のように動けば思わず怯えてしまうというもんです。 )  ―――え…えっと………あのね、そのね。 ちょ…ちょっとだけ、その…ちょっとだけやってみたかったの………  ( マズイ。 こういう時はとっても怒ってるときだ。 ビビりまくりです吸血鬼。 ) [Sun 25 Feb 2007 00:30:27]
エニシ > ( [Sun 25 Feb 2007 00:21:44]
ライヤ > (そろそろそのアブノーマルな容姿と趣味を駆使したら、客がつきそうですよね――なんて、姉娼婦と話していた過去は秘密にしておこう。 娼婦として、これからが仕事の時間なのだが、暇も暇で暇プププ♪とか歌いたくなる気分な姉娼婦。 二度目の欠伸を洩らそうと軽く顎が持ち上がり)   ふ……  (「ワッ!」) ………・・・    ひぁ  。 (声とは裏腹に、背中が派手に跳ねた。 猫が背中の毛を膨らませるように、髪が揺れ)      …。     (数秒、そのまま)  …………。   (やがて、首だけをぐググググ、と油の切れた人形のように動かしていく。水平に視線が移動して背後の弟へ流され) …………………。  (じぃ) ……… まぁ。エニシさんたら。 姉娼婦をおどろかしていけないここれはおしおきをしないといけないかしら――(棒読み) [Sun 25 Feb 2007 00:19:35]
お知らせ > エニシさんが入室されました。 [Sun 25 Feb 2007 00:17:39]
エニシ > ( 少女少年も同じく暇なのです。 今すぐやらねばならない仕事は無し。 種族的にはこれからが活動時間帯だから眠るなんて問題外だし。 そんな時に見つけた眠たげな姉。 幼い悪戯心がちょっぴり涌いてきてしまったようだ。 )  ――――♪  ( 抜き足差し足で近づくエニシ。 決してゴンベェにはあらず。 そうして手すりに凭れ掛かる相手まで近づけば。 )  ―――ワッ!!  ( ちょっとおっきな声で叫んで背中を軽く押してみよう。 ) [Sun 25 Feb 2007 00:12:07]
ライヤ > (水煙草でも用意しようかしら。――少し薫りの強いやつを用意して吸えば眠気も治まるかも。 くぁりと紅を引いた唇をまん丸にして欠伸を洩らした。) …… 序にお雛様でも、つくろうかしら。(折り紙がまだ残っていたはず。 あれを引っ張り出して、此処に椅子とテーブルを引っ張ってくれば、顔見世にもなるし、暇潰しにもなるし、手元を覗かれても見苦しくあるまい。  )  ……うん。いいかも――… (ぽんやりと間延びした独り言を聞くに、近づくゴンベェ弟の気配に気がついて居ないらしい――手摺に凭れたままで) [Sun 25 Feb 2007 00:05:38]
エニシ > ( 果たして女装をしている意味はあるのでしょうか。 幼い容姿と違わない年齢。 あと少しで青猫一周年デビュー。 こんばんはエニシです。 ) ( 今日も今日とて女の子の姿格好。 黒髪の鬘をつけた吸血鬼は胡乱げな姉の姿に気付けばこっそりとそちらに近づいていこう。 ) [Sun 25 Feb 2007 00:03:11]
お知らせ > エニシさんが入室されました。 『(暇人二人目)』 [Sat 24 Feb 2007 23:58:25]
ライヤ > (朱鷺乃都の「家」は、まだ在るんだろうか。両親は何をしているんだろう――…暖かな館内の空気ニまどろみながら、思い浮かべる故郷の春。 …三月といったら、そろそろ緑も多くなってくる頃だろう。) …………。(かくり、と意識が遠のきそうになった 慌てて我に返り、目の下を擦る)  ………暇なのは、嫌いじゃないけど(眠くなるのは――仕事中だけにいただけない) [Sat 24 Feb 2007 23:47:18]
ライヤ > (残っている娼婦は自分1人と言っても過言ではない。  ヴェイトスの殿方は、ぼんきゅでぼん な女が好きなようですよ。 ぺったんすとんはお呼びじゃない?   …違うとしても、売れ残っているのは事実。 柵の上に肘を乗せ、ねむたげな双眸で見下ろす。  ちりりん と ロビーに響く娼婦を呼び出すベルの音が、今日ばかりは、少し煩く感じる。) ……。 ……おひなさま、ねぇ。  (朱鷺乃都の「家」には、あったっけ――) [Sat 24 Feb 2007 23:37:18]
ライヤ > (土曜の夜ということもあり、見下ろすロビーには、客の姿がそこそこある。馴染みの客に混じって、暇を持て余す学生の姿などなど―― なかなかに賑やかだ。)  姉様達も、大変ね。 (他人事のように呟く。 実際他人事。姉娼婦達の多忙さとは裏腹に、自分には馴染みの客の予約すら入っていない。 だからこそ、こうして娼婦の顔見世の意味を含めて、客から姿が見えるようなところで、暇潰しをしているわけだ) ……… ばれんたいん ・でぃ も終わったし――……三月は、おひなさま、ねぇ。 [Sat 24 Feb 2007 23:31:56]
ライヤ > (青猫の中二階――磨かれた柵越しに正面ロビーを見下ろしている娼婦の姿がある。 肩で切りそろえた黒髪に、華飾りの簪―― 一見幼く見える容姿とは裏腹に、青猫暦は二年になります。 こんばんはライヤです――) [Sat 24 Feb 2007 23:23:36]
お知らせ > ライヤさんが来ました。 [Sat 24 Feb 2007 23:17:37]
お知らせ > エトワールさんが帰りました。 『 ちょっと走ってくるっ! 』 [Sat 17 Feb 2007 02:23:12]
エトワール > …ふぬっ、暗い! 暗いッ! なんかこういうの嫌! ( モィーン!といっきに赤いラインを灯らせて椅子から立ち上がり、両手で頬をごつごつと叩いた。 別に昔の事とかで今更悩む事なんてないし、悲観するには恵まれすぎた現状だ。 ニンゲンじゃない? ) それがなに? ( 全然関係ないね。 ) [Sat 17 Feb 2007 02:11:07]
エトワール > ……そういやぁ本当はこんな色だったんだなぁ。 (腕と脚に拘束具をつけられて椅子に座らされてるみたいだ。 鏡に映る他人みたいな顔をぼんやり眺め、思い返す。 4年くらい経つんだっけか、義手と義足つけてから。 最初は重過ぎて絶対無理だと思ったけど、今は全然気にならない。 腕と脚に感覚が無いのも、物を掴んだりするのが難しいのも、足音がゴツゴツするのも、寝るときまでずっと赤く光ってるのも。 気に、しない。 ) ニンゲンじゃ、ないからね―――――。 ( 奴隷で、機械野郎だ。 ) [Sat 17 Feb 2007 02:03:45]
エトワール > ( 何とはなしに魔力回路を封鎖してみる。 仕組みよくわかってないのに動かす事は出来るんだなぁ、とか、でも人間の身体だってそんなもんかなぁ、とか下らない事を考えている内に腕のラインから赤い光が消えていき、やがてごとんと音を立てて垂れ下がった。 肘から上は動かせるが、その下にぶら下がっているのはただの金属塊。 脚も同じく、膝から下に錘をつけたみたいでちょっと面白い。 へら、とかちょっと笑って近くの鏡を見ると、髪の毛から赤い色素が抜けて懐かしい地毛の金髪が見え始めている。 瞳の中の流星もじんわりと速度を遅めて流れていた。 ) [Sat 17 Feb 2007 01:55:29]
エトワール > ( ぽやぁんと。 アホの子みたいに呆けてみた。 一応、どうしようかな、なにかしようかな、とか考えているのだが、馬鹿の考え休むに似たるって感じで。 珍しく本とか読んでみようかと思うけど、どんな本が読みたいかっていうとちょっと困る感じ。 一応、読み書きは出来るんだけれど。 ) ―――――…んぅーん。 [Sat 17 Feb 2007 01:49:43]
エトワール > ( 所在無く一人もぞもぞとテラスの縁に腰掛け、玄関大扉を見下ろす。 今、誰か出てたっけか。 外は寒いし出迎えに暖かい飲み物とかあると良い気がする。 …紅茶とか珈琲とか自分で淹れた事、無いが。 ) …お茶菓子にチョコレートなら山のように…を出すとなんか怒られそうな気がする。 ( 思いついたのは良いものの、お湯を沸かすくらいしか出来ない罠。 こんな手で下手に高価な陶器のポットやカップに触っちゃ駄目だ。 傷がつく。 ) [Sat 17 Feb 2007 01:08:41]
エトワール > ( 何となく、大した理由も無く訪れた静寂。 常連の来訪が落ち着き、娼婦達が各々何かしら仕事だとか休憩だとかでサロンから引っ込んで、声と音が途切れた。 一回玄関ホールを見下ろすテラス状のサロンに一人ぽつんと、取り残された感。 今日のトレーニングメニューはもうこなしたし、特に言い付かっている仕事も無い。 休むには少し早く、中途半端な時間だ。 あー、とか間の抜けた声を出して暫し天井なんか見上げてみた。 勿論、何も変わった事は無い。 ) [Sat 17 Feb 2007 01:00:47]
お知らせ > エトワールさんが入室されました。 『 不意に、静寂。 』 [Sat 17 Feb 2007 00:56:54]
お知らせ > エニシさんが退室されました。 『(たまに過去の自分を知るのが怖くなるけど、それでも――知りたいから。)』 [Wed 7 Feb 2007 01:26:35]
エニシ > ( どのような世界であろうとも生きている者が暮らす限り摂理はある。 獣ですら互いの縄張りを意識できるのだから。 )そう、ですね。 …………ハイ。 僕にはどうやるのか全然見当も付かないですけど………   ( 理解していたとしてもやる気も起きないが。 大好きな姉を大嫌いな吸血鬼にさせるくらいなら、餓えて乾いて惨めに死んだ方が遥かにマシだ。 )  それでも………あんな奴…死んでしまえ………!   ( 十年と少ししか生きていない幼い吸血鬼にその感覚は理解することができなかった。 少年が呪詛の念が入った言葉を呟くのは、自らを吸血鬼へと転化させた祖への苛立ちを言うときぐらいだ。 それを人前で口にするのは滅多に無いこと。 )   …………それっ、て――――   ( その冷たいとすら感じる声色に、あの夏の時のような脅えを感じ取り声が出せなくなる。 自分は――自分は、何と答えればいいのか――― ) ( そしてあっさりと冗談だと知らされる。 直ぐにはその言葉が理解できなかった少年は、大きな瞳を二三度瞬かせながらも呆然とし。 )   ―――え? え? ………あ、じゃあ!   ( 相手の言葉を理解したときに、幼い少年特有の晴れ晴れとした表情が浮かんだ。 )   ハイ! ありがとうございます!   ( 少しでもいい。 何か記憶が戻ってくれれば。 ) [Wed 7 Feb 2007 01:25:29]
お知らせ > マリィゴールドさんが帰りました。 『(「サボりすぎじゃない?」 と突っ込まれるお約束。 当然の事ながら平謝りしたそうな。  )』 [Wed 7 Feb 2007 01:11:20]
マリィゴールド >  じゃあ―――日時は追って知らせるよ。 ( 細巻きの煙草揉み消して、すっかり長話になってしまった。 お仕事復帰第一日目でこれは拙いかなって位の意識はある。 今日は頼んでいた”物”も届いたらしい。 封も開けてない木箱を片手に。 ) 何か手掛かりがあるといいね。 ( そう最後に告げれば、娼婦達の元へ。 ) [Wed 7 Feb 2007 01:09:34]
マリィゴールド >  そりゃあボク等だってこの世に存在する者なワケだし、生者には生者の死者には死者の摂理はあるさ。 それに本来はねボク達保菌者が血を吸った程度じゃあ『感染』しない筈なんだよ。 この理屈は解るでしょ? 血を吸うだけで感染するならば……――。 ( 賢明な少年なら解るだろうこの先の言葉は。 恐らくは少年が姉と慕う女性が転化している筈だ、と。 ) 長く生きる様に人間の心は出来て――――いないんだ。 長い年月を経た精神は摩耗して擦り切れてしまう。 暇潰しの一つでもやってないと存在してるって実感が湧かない。 それが吸血鬼にとっての” 死 ”だよ。 ( 執着や興味を無くし、退屈で死んでしまう眷属。 決意を秘めた少年の声、恐らくは金髪は初めて聞いた声だ。 ) 一つだけ条件が……。 ( 姿勢を正し、少年がそうしたように自分もハッキリと告げるべきだろう。 ) ボクが何をしても止めないと言うなら、良いよ。 ( 真っ直ぐに少年を見据え。 感情の籠もらぬ声色、冷淡とも言えるかもしれない。 ) ――なァんてね、もしかしたら無くなった記憶の手掛かりかも知れないからね。 ( 真面目な顔も直ぐ元通り。 ) [Wed 7 Feb 2007 01:07:56]
エニシ > ( ああ、やはりそうなのか。 )   そういうもの……だったんですか。   ( 血の様な真紅の瞳が驚きの色を浮かべる。 吸血鬼とてまたその世界の摂理の中で生きている。 それを失念してしまうことがあるのは、少年にとって吸血鬼は純粋な恐怖の対象だから。 )   ………僕の…『祖』は…たぶん、暇潰しだったんだと思います。 そんな…そんな理由で僕を…………!   ( 噛み締めた歯が唇を破り一滴の血を垂らす。 憎悪の対象である存在を思い浮かべると心は憤りで塗りつぶされていく。 記憶は少しずつではあるが戻ってきている。 それはプールに貯まったものからコップ一杯掬い上げた程度の微々たるものではあるけれど。 )   ―――あ、あの!   ( 意を決したように吸血鬼は大声を挙げる。 )   そ、その! 出来れば…マリィさんと一緒に僕もその子とお話したいんです…けど…………駄目……ですよね………   ( 当初ははっきりとしていたその声は、後半に行くにつれて小さくなり最後の方は擦れる程であった。 なんて馬鹿げた発言。 自分が行ったところで何もならないのはわかっているけど―――一度、会いたかった。 ) [Wed 7 Feb 2007 00:51:04]
お知らせ > エニシさんが来ました。 [Wed 7 Feb 2007 00:33:27]
マリィゴールド >  恐らくはね―――。 ( 自らを吸血鬼だと記憶も無い少年が謀る筈もあるまい。 僅かに肩を竦め、嘘ではないだろう、と。 ) エニシ君もそうだったけども、君等は吸血鬼の中ではイレギュラーなんだ。 人間で云えば育ての親が居ない。 親の助け無しで自ら実践し理解しなくてはいけない。 ソレが赦される程に、ヴェイトスは甘くは無いのは知っての通り。 ( 本来なら主人となる吸血鬼がいる筈なのだ、自然に増える事は無い。 人間を已めたとしても吸血鬼もまた摂理の中に存在している。 ) ボクは今キミがVHに追われている方が心配だけども、そうだね非常に危ないだろうね。 だから、一度逢ってみる――。 ( それは義務感ではなくて一人の吸血鬼として少年と話してみようと。 ) [Wed 7 Feb 2007 00:32:21]
エニシ > そうですね。 僕もとっても驚いてます。 そんな子が…他にもいるなんて。   ( 姿かたちと特徴が似通えば同一人物かと疑うのは常識だろう。 )   やっぱり……その子も……―――   ( 怯えたように自分の腕を自分で硬く抱きしめる。 ) ――― 吸血 鬼 なんですよ………ね…………   ( 声が震える。 怖い。 血を吸う鬼は怖い。 )   は、ハイ。 その…僕もとっても危ない目に何回かあいそうになったし……今もVHGに追われてるし………その……その子は……大丈夫…なんですか?  ( ―――怖いけど……同時に心配だ。 ) [Wed 7 Feb 2007 00:19:08]
マリィゴールド >  うん――その子もキミと同じらしいね。 話を聞いて直ぐにキミじゃないかって疑った程だよ。 ( 記憶の無い少年。 ソレがこの街にゴロゴロといると考える方が不自然だろうと。 ) そうだよ、記憶が無いらしい。 しかも……自らを『 眷属 』だと語ったらしいんだ。 ( 自らの身体の変化に恐怖を覚える。 目の前の少年もそうだった。 気の逸る様子に、ゆっくりと紫煙を吐き出しながら頷こう。 ) ボク達と同族なのは間違い無いだろうね。 だとしたらとても危険な事だって、エニシ君なら解るよね? ( 友人は優しい、だから心配して自分に話してくれた。 目の前の少年に話したのも確認の為。 ) [Wed 7 Feb 2007 00:03:57]
エニシ > ――――え? ………あ、そっか…想像の中の話だったか………   ( 冷静に考えてみれば、冗談ごとに本気になって熱くなっていたことが途端に恥ずかしくなって顔を朱に染める。 ―――そして、最近の自分の心の状態を思い返して暗い表情で吐息を零す。 )   正直、この時期は少し憂鬱で……時々危ないんです。 ――――雪が降ると、特に。   ( だってあの忌まわしい日がどうしても過ぎってしまうから。 自分が化け物になって実の両親を喰らった日を思い出してしまうから。 )   それは……確かにとっても僕に似てますね。   ( その少年の特徴を語られれば、女装吸血鬼は納得したように頷く。 )   ―――え?   ( そして、聞き逃せない単語を発見した。 )   ホントですか!? その、ホントにその子も僕みたいに自分のことを殆ど何も覚えてないんですか!?   ( 紅い瞳は驚愕に染まり、やや興奮したように麗人へと問いかける。 ) [Tue 6 Feb 2007 23:54:01]
マリィゴールド >  いいえ、貴女は止めて欲しかった筈です。 だから、あの時ボクを殺さなかった……――――。 とか、変な情熱を燃やさなくて宜しい。 ( なかなか役者の少年、思わず乗ってしまったと笑顔浮かべ。 だが笑みの中、瞳だけがすぅと細まる。 真剣な顔付き、嘘をついている顔ではない。 ) ソレ位で丁度良いと、ボクは思うのだけども……。 キミじゃないなら良いよ。 ( ならば ”アレ” は誰だ? 細巻きの煙草を口に、眉間に皺を寄せ。 怯えている少年、恐らくは最後の邂逅であった暗黒街での一幕を思い出しての事か。 ) 順を追って話そうか。 ボクの友人がね、つい一昨日だったか『 逢った 』そうなんだよ。 歳はキミ程で、長い髪に色素の抜けた髪。 性別は男だろう、と可愛い顔をしていたようだね。 何より、その『少年』としようか彼には記憶がね――無いと言うんだ。 ( 細巻きの先端に火を灯し、立ち上る紫煙。 蝙蝠が話すのはついこの間あった出来事。 既視感を感じるのも無理はないだろう少年の特徴。 ) [Tue 6 Feb 2007 23:39:01]
エニシ > ―――ご縁………? ………なんとなくいいかも。  ( コッソリと何か呟いた。 だってゴンベェて呼ばれるよりは全然良いんだもん。 理想はもちろん最愛の姉が付けてくれた『縁』という素敵な名前だけど。 )   あの時あの人の言葉を聞かなければ……そしてやってしまった今、フラリと偶然現れたあの男が全ての謎を解かなければこんなことにはならなかったんでしょうね……… ( グスッ、と妄想話を真に受けた吸血鬼は本気で涙ぐんでいる。 )   わかりました! きっとその時はマリィさんを本気で殺しますね!!   ( 間違った方向に情熱を持っていくな。 )   ――――はい?   ( 目配せ一つで去っていく周りの姉娼婦たち。 それに軽く手を振って別れを告げて、そして次に続く言葉には表情を真剣なものにする。 )   ―――ハイ。 ここ暫くは……その……お姉ちゃんから貰っているから大丈夫ですし……夏頃のようなあんなこともありません。  ( ただ、と一拍置いた吸血鬼は自分の体を強く抱きしめる。 )   ―――ずっと…ずっと大丈夫でいられるのかは………僕には解らないです。   ( 正直な告白。 自分は余りにも幼稚で未熟だ。 ―――それが、怖い。 ) [Tue 6 Feb 2007 23:26:09]
マリィゴールド >  酷い事を言うね、いっそ二つ合わせて「ご縁」とか言う程度だよ。 ( ゴエン、何となくお手軽なチョコみたいな感じで親しみ易いかなぁって。 ) 無論、計画に気が付いたエニシ君が先妻と御老人を完全犯罪で殺す事を思いつき、何故か地方の岬で最後犯行を自供して飛び降り自殺を謀るんだろうね。 ( 正しく二時間サスペンス。 ) ボクは是非とも先妻の愛人役で参加したいね。 真相を知ったボクは犯人を揺すろうとして逆にご当地の童歌になぞられ殺されてしまうとか憧れるな! ( 心躍る役柄。 イイヨネ、派手に見立て殺人されるとか。 ) っと、サスペンスはさておいて――――。 ( もう少しこの少年の困った姿を見ていたかったのだけども。 回りにいる娼婦達に目配せをおくれば、心得てとばかりに散っていく娼婦達。 青猫の娼婦達はこういう時の気配りは流石である。 ) 何処から話してイイやらだけども。 エニシ君、キミは最近……何もしていないよね?  [Tue 6 Feb 2007 23:11:00]
エニシ > うぅ……そろそろ呼ばれなくなってきたと思ってきたのに。 マリィさんどうせうろ覚えだろうし、きっと次の日になったらまたゴ……エニシとか言われるんだ。 それできっと定着しちゃうんだ。 うぅ……… ( ゴンベェのインパクトって大きいからね。 馴染みやすかったかつての名前の悲劇。 ) そ…そんなぁ……ひょっとして、いつかお店に出る時は僕この格好で絵を描かれちゃうんですか!? そして先妻から嫉妬を買って毒殺の標的になっちゃうの!? タイトルは家政婦は見た!? ( 混乱してきたのか最後の方は徐々に暴走し始めている。 怯えたように両手を胸元に持ってきて怯えるさまはただの無害なペットだ。 ) [Tue 6 Feb 2007 22:57:51]
マリィゴールド >  大丈夫だよエニシ? (疑問符、今風に書くとの発音よろしく)君。 キミの名前を忘れる筈ナイじゃないかえーっとエニク……エニシ君? ( 朗らかに笑ってみせる大人の余裕。 ちょっと名前を噛んだとか気にしない。 ) しゃべり方も板に付いてきたじゃない、この調子で是非ともホワイティアの金持ちな御老人に甘えてだね。 行く行くは先妻を押しのけて後妻の座を……。 ( 可愛い、可愛いとつい何というか食べ物をあげたくなる小動物オゥラに 「立派になったね」とか感慨深く。 ) [Tue 6 Feb 2007 22:46:40]
エニシ > ( そんな光景を見て楽しそうだなーと考える頭の足りない子。 ニコニコ笑顔でみんなの輪の中に入っていく。 ) エニシ。 エニシだよ。 僕エニシだからね! ( 懐かしい呼び名を耳に入れてしまった少女(偽)は最後の方は懇願するようなような調子で必死に訂正する。 ) ( ぐっさり。 何かが突き刺さったような音がした。 ) …………違うんです。 これにはこう、とっても深い理由があってそのなんというかえっととにかく趣味じゃないんですぅ! ( この姿ではマリィさんと初お目見え。 趣味かと問われた女装少年は長い黒の鬘を必死に左右に振って違うという所を涙目に強調した。 ) [Tue 6 Feb 2007 22:38:28]
マリィゴールド >  ( 目の端に光る涙。 良いんだコレで、諦めの境地に達したか乾いた笑い声を上げ。 痛々しい光景。 ) アァ、キミは――――ゴン…… いやエニシ君じゃないか、いやキミも元気そうで何より。 ( 一瞬目を奪われるのは、艶やかな朱鷺ノ京の着物。 ) 新しい趣味に目覚めたのかな? パッと見じゃ解らなかったよ。  [Tue 6 Feb 2007 22:29:11]
エニシ > ( へこんだことなんて露知らず。 談笑する娼婦たちの輪の中に久しぶりに出会った顔を発見すれば、女装吸血鬼は暢気な声を上げてそちらの方へと交じるためにパタパタと駆けていく。 ) お久しぶりですー! 元気でしたか? お怪我はもう大丈夫ですか? [Tue 6 Feb 2007 22:22:57]
お知らせ > エニシさんが入室されました。 『あー!マリィさんだー!』 [Tue 6 Feb 2007 22:18:46]
マリィゴールド > ( 「え?マリィさんって休業してたの?」 ) 勿論、お客様の前で粗相があるといけないからね。 ( 「その割には、お客さん来てなかった?」 ) 個人的な約束事ってヤツだよ。 彼女達あってのボクだし。 ( 「ぶっちゃけ、休業中のがお客来てなかった?」 ) あははははは、いやだなァ。 ボクだって末席と言えども青猫の一員だよ…、そんな……、休業してた方が………―――。 ( 口賢しい娼婦達の前に復帰一日目から凹みました。 ) 別に良いじゃないか……誰も来ないより。 ( 畜生、真実だから言い返せやしない。 ) [Tue 6 Feb 2007 22:15:35]
マリィゴールド > ( 久方振りに飾られた青年の肖像画。 ロビーでくつろぐ娼婦達に混じって、金髪の姿もそこに確認出来るだろう。 ) 長引いていた復帰だけども、今日からまたお世話になるから宜しく。 ( 魔界の門が開いてしまったあの事件以来、怪我を理由にだらだらと復職を伸ばしてきた蝙蝠だったが、 この度漸くの復帰となった次第。 ) [Tue 6 Feb 2007 22:09:47]
お知らせ > マリィゴールドさんが入室されました。 『 帰還の挨拶 』 [Tue 6 Feb 2007 22:01:10]
お知らせ > エニシさんが退室されました。 『福はー内! (楽しそうに吸血鬼は豆を撒く。この時間は終わらないと信じて。)』 [Sat 3 Feb 2007 22:47:37]
エニシ > ( 冷え込んだ風が吹きつける。 寒い。 寒いのは――― )   ―――うん。 そろそろ戻ろっか。 このまんまじゃ風邪引いちゃうや。   ( 舞踏の如くにクルリと反転。 先程までの調子とはうってかわって明るい声を出した女装少年は、駆け足で青猫への扉へと走っていく。 )   昨日も今日も落ち込んでたら、みんなも心配しちゃうよね、きっと。 [Sat 3 Feb 2007 22:44:13]
エニシ > ………………   ( 変わらない。 その位置は今現在の身長と何ら変わることが無かった。 もう一度計ったのなら、それはきっとほとんど違わぬ位置に再び同じ傷が刻まれていたことだろう。 )   …………そっか……そうだよね…………   ( 何を今更。 判っていたことじゃないか。 自分はもうこの姿のまま生き続ける。 年老いることもなく、成長することもない。 だって自分は―― )   ―――吸血鬼…だもんね。 [Sat 3 Feb 2007 22:30:40]
エニシ > ( 夕方頃に起きて、買い物に出かけて、そして帰ってきたら早々にこの庭まで逃げ出してしまった。 これは何だか自分が追いやられる行事な気がして。 )   気のせい……うん、気のせいだよね…きっと………   ( 振り返り、先ほどまで背中を預けていた木の幹を手でなぞる。 そこには夏ごろに自分で刻んだ背の高さの傷跡があった。 ) [Sat 3 Feb 2007 22:19:34]
エニシ > ――――……ふぅ。   ( ごっくん ) ( ようやく全部を食べ切ることに成功して一息。 恵方巻って食べ辛いですよね。 )   ……鬼は外…か………   ( ポツリと呟く。 中に居る他のみんなはそんな豆まきという節分恒例の出来事を行っているのだろうか。 )   だったら…僕は外に居ないとね。   ( だって、自分は立派な血を吸う鬼だから。 ) [Sat 3 Feb 2007 22:08:00]
エニシ > …………………   ( 今日は節分。 そしてこの吸血鬼が今行っているのはいわゆる恵方巻というヤツだ。 朱鷺乃都に昔から伝わっている行事の一つ。 それを律儀に実行していた。 )   ―――…………   ( 二月の時期に吹く風はまだまだ冷たい。 ) [Sat 3 Feb 2007 21:58:20]
エニシ > ―――………   ( もふもふ ) ( 長い黒髪の少女――ではなく黒い鬘を被った女装した少年は、娼館の外の庭にある木の幹に背中を預けている。 その口いっぱいには太巻きが咥えられていて、女装少年はとある方角を向いたまま無言で咀嚼する。 ) [Sat 3 Feb 2007 21:48:18]
お知らせ > エニシさんが入室されました。 『(はぐはぐ)』 [Sat 3 Feb 2007 21:44:32]
お知らせ > エトワールさんが帰りました。 『 …食べ過ぎて太んないようにね!(尻になんか、当たった) 』 [Wed 31 Jan 2007 00:37:27]
エトワール > ……ふぬゥ? ( もぎゅ、と苺の乗ったスィーツを口に突っ込まれた。 ほら、不意打ちに弱い。 こんな所でたそがれないでくださーい、って話。 娼館のサロンでどんより鬱顔のクランクなんか居たらそりゃぁ迷惑な話だ。 ) もう、それじゃ見回りとかしてくるよ。 ついでに掃除とか。 …そうだ、例のアレはもう大丈夫なのかな? なんとかマンってヒト。 ( 忘れるほど難しい名前ではなかった気がするが、それっきりだった話。 立ち去り際にふと振り返り。 誰も返事を返さなかった。 ) OK、よく分かった。 そういう事ね。 [Wed 31 Jan 2007 00:29:28]
エトワール > ( 手足があった頃はちゃんと泳げたし、今より幾らか五感も冴えていたと思う。 全身に張り巡らされた義肢の動力回路が根こそぎ魔力的なものを奪い、どうにか手足を動かしている。 代償として、視覚聴覚味覚嗅覚触覚、特に「気配を感じる」とかそういうのに酷く疎くなった。 察しが悪いのは元々としても。 手足をなくしたままよりずっと良いけれど、時々自分が人間じゃないんだなぁとか思う、わけで。 ) [Wed 31 Jan 2007 00:17:05]
エトワール > え…泳げない、よ? 錆びない木の義肢とかつければ大丈夫かなぁ…ああ、でも無理。 「中」にも金属入ってる、から。 ( こんこん、と肘の繋ぎ目を覆うカバーを指してそんな話。 カポッと嵌めれば誰でも動かせるような腕ではなく、指まで自在時操るためには欠損した側の肘と膝にも機械を埋め込む必要があったようで。 断面の見た目もあんまり良くないから、人には滅多に見せないようにしている。 一応、乙女である。 王子様気取りの。 ) [Wed 31 Jan 2007 00:07:20]
エトワール > ( 二階バルコニー、玄関ホールを見下ろすサロンに集まる娼婦達の口からそんな言葉が出た。 途端、「無理」と先行入力気味に返事を返す赤毛剣闘士、兼青猫用心棒の娘。 無理。 ) 碧の力、でしょ? そりゃぁさ、的が大きいだろうし下手に避けたりしないだろうし、こういう時こそっていうのは分かるけど――――無理だよ。 パス。 ( ヴェイトス港に近付きつつある巨大な舟の話だ。 アレの迎撃依頼にうってつけの能力があるじゃないかって話だ。 最初はちょっとそれも思ったけれど、よく考えたら絶対駄目だ。 ) …錆びるもの。 ( 一同、沈黙。 錆びるのだ。 腕と、足。 外装よりも特に関節とか中のほうが。 潮風だって不味いから、普段絶対に海辺には近付かないようにしている。長らく海を見ていない。 鬼門だ。 ) [Tue 30 Jan 2007 23:58:48]
お知らせ > エトワールさんが来ました。 『 クロフネ? 』 [Tue 30 Jan 2007 23:53:12]
お知らせ > エトワールさんが帰りました。 『 暫しして扉を開けると、まぁ予想通り誰も居なかった。 』 [Wed 24 Jan 2007 10:44:16]
エトワール > まぁ、なんだろね。 ずっと居たいんなら相応の御代を払い続けて常連化するなり、青猫で雇うに足る人材だってアピールするなり。 ( 出来れば今までの無断宿泊費も払うべきだとは思うが。 聞く限り、日がな一日青猫でだらだらと過ごせるような身分の人物じゃぁないようだけれど。 ) …ライヤさんは凄いね。 独りでそんなのと毅然と話をしたって。 ( すぐさま自分を呼んでくれたっていうのに、応えられなかった。 怖くなかった筈が無いんだ。 悔しくて握った拳がぎぎぎと音を立てた。 やがて、娼婦「リィ」が使っているという部屋の前に立ち、扉をノックした。 この時間、居るとは思わないけれど。 ) [Wed 24 Jan 2007 10:30:01]
エトワール > 厳しくは無いよ。 分別ってあるでしょ、普通に。 ( 娼館だろうが自警団だろうが「職場」なのだ。 無関係の人間に見せるべきじゃない物は幾らでもあるし、誰でも好きなように裏方にまで出入り出来て良いわけが無い。 「リィ」がそこを弁えていないのか、「ヘルマン」が無茶を言っているのか、それともただの嘘か、まぁなんにせよだ。 皆に不安が広がる前に穏便に片付けたい所。 もっとも、自分の出番が来る段階で穏便とはかけ離れているんだろうけれど。 ) 大丈夫、加減はするよ。 ( 暴力は嫌だ、という娘に複雑に笑ってみせた。 此処の皆は優しくて綺麗で、そしてとても弱い。 彼女達に安心して貰う為なら多少の無理だってやってみせたくなるんだ。 ) [Wed 24 Jan 2007 10:18:40]
エトワール > ( 要するに話はこうだ。 「ヘルマン」と名乗る男が当たり前の顔をして施設内に居た。 聞けば、「リィ」という娼婦のヒモかなにかで、リィの提案かどうかは知らないが、少なくとも彼女の「職場」である此処青猫で男は当然の顔をして生活をしていたという。 当人に悪い事をしているという感覚も無く、また青猫のスタッフとして何かしらの仕事をしているでもなく、また館主であるノーマさんの許可を得るどころかノーマ・ノーランズ自体を知らないという。 明らかな部外者が恋人の職場に住み着いていたという話だ。 ) 追い出そう。 というか、追い出すよ私は。 責任の方はまずリィさんにちゃんと話を聞かないとどうにもだけどさ。 居ていいわけないじゃない。  [Wed 24 Jan 2007 10:07:59]
エトワール > まったく、こんな日に限って。 ( 昨夜の話をひと通り聞きながら早足気味に廊下を歩き、溢した。 雑用を押し付けられがちな歳若い娼婦は遠慮がちに話を続けている。 いつもなら休日の火曜日、急な仕事に駆り出されて帰ってくれば朝。 そんな面倒があった時に居合わせなかったなんて、役に立たない用心棒だ。 ) リィさん、だっけ? 最近入った人なんだ。 私も覚えが無いな…先ずその人に話を聞かなきゃね。 ( ふぅむ、と溜息。夜間興行の後の朝帰りで脚は痛いわお腹は空くわちょっと眠いわ、そんな朝の十時。 ) [Wed 24 Jan 2007 10:00:32]
お知らせ > エトワールさんが来ました。 『 分かった、ありがと。 』 [Wed 24 Jan 2007 09:45:40]
お知らせ > ヘルマンさんが退室されました。 『(残されたのは男と、再び動き出した操り人形)』 [Wed 24 Jan 2007 01:58:33]
ヘルマン > ごきげんよう、お嬢さん (鍵の閉まる音を聞き嫌われたものだと低く笑い) [Wed 24 Jan 2007 01:58:19]
お知らせ > ライヤさんが帰りました。 『(鍵の閉まる音は直ぐに聞こえるだろう)』 [Wed 24 Jan 2007 01:56:18]
ライヤ > ( 青猫の館主であるノーマ様は、この女にとって神にも等しい尊い人だった。 彼女を知らずに、リィと言う娼婦に囲われている男    客でもない男。 )  ―――――――……。 御機嫌よう。ヘルマン様。 (エトワールさんが居ない今、下手に刺激して暴れられては敵わない。 当初の予定通り、自分の部屋のノブを捻って) [Wed 24 Jan 2007 01:55:57]
ヘルマン > (露骨な嫌悪を表す貴女に肩竦ませるように苦笑し) ええ、そうしましょう (どうやら何か気に障ることを言ったらしいが見当が付かない ここに運ばれてから館内であった人間は目の前の女性だけなのだからしょうがないといえばしょうがない。 契約者には悪いが最悪この体は破棄して以前の羊皮紙か別の人形にでも移動した方が良さそうだ。 自分を生命体だとは思っていないのだから正体をさらし物品扱いされればそれはそれで受け入れるのだが) それでお嬢さん、貴女は納得されていないようだがだれか呼ぶんじゃないのかい? (それならそれで早い方がいい そう考え貴女へ訊ねるが) [Wed 24 Jan 2007 01:46:18]
ライヤ > (高級娼館を名乗るに値する設備と教育。 ―― それこそが「青猫」の品質と、品格を守って居るのだと思っている。 故に部外者は居ない。 全てが関係者――自分の連合いとて、此処に居るからには従業員として働き、ノーマさまにお伺いして許可をもらっている。 ) …………。 (断言できないらしい男の返答に、思わず眉を顰めた。しかも   「とやら」   と。  ……この館の主を知らないとでも言うよう。  嫌悪を露にして顔を背け、口元を袖で隠す。 こればかりは隠せない。 )   こういう事を私から申し上げるのは心苦しいのですが、 ノーマ様からのご返答があるまでは、お客様の目のある所に出ること――娼婦達が不安がるような行動は避けてください。   ( どちらにせよ、リィという娼婦にあったら、情夫を住まわせている事について、尋ねなければなるまい。 ノーマ様にも報告を。  いや、その前に……この男が本当にリィの知り合いかどうかを確かめねばなるまい。  エトワールさんにも知らせねば。)  [Wed 24 Jan 2007 01:37:36]
ヘルマン > (その人の中にリィ嬢が含まれていればその時点で問答も終わるのだろうがそうはならない世の無常? もし殺そうとしたら返り討ちにあう算段があります なにせ肉体的には廃棄処分寸前の肉人形) ああ、それもそうですね (確かにと頷いてみせ 続く言葉には) さて? 私は存じないがどうだろう リィ嬢とノーマ様とやらに伺ってみないことには (今まで何事も無かったからには上には通っているのではないかと思うがそればかりは男も知らない 知識の収拾に感けてばかりで浅はかにもそういった身辺の事には気を向けていなかった) [Wed 24 Jan 2007 01:25:24]
ライヤ > (嫌な早々…なんのことか。   想像。だ) [Wed 24 Jan 2007 01:16:50]
ライヤ > (男が言葉を重ねるたびに、疑心暗鬼の渦の中へ降りていく気分だ。 楽しくなってきている?らしい男とは違い、此方は、人を呼ぶべきか、叫び声をあげるべきかを迷っている。 もし不審者だったら、部屋の中でリィという娼婦が死んでいる可能性も――…    嫌な早々に胆を冷や   した。    ) ――― 。 …………。 失礼ですが、わたくし、貴方の事を見るのも、聞くのも初めてなのです。  そも、ここは娼館「青猫」でございます。 もし部外者の方が出入りしているとお客様に知られれば――――お分かりですね。    (リィという娼婦からの紹介も無い現状。)   失礼ですが、リィは、ノーマ様から許可は……? [Wed 24 Jan 2007 01:16:03]
ヘルマン > (合っていたら外見年齢15歳の少女のお相手がこの紳士風貌とは絶対に信じないでしょうけども。 貴女の言葉に男は「今度から部屋の中では椅子にでも座っていよう」と心に誓うが実現できるかは別 そして) ええ、昼間は寝ているのが殆どだがね ああ、といっても吸血鬼ではないよ 何なら大聖堂までいってもいい (などと返すがそこで聖職者に会うとなると御免だ) ええ勿論、彼女に聞けばすぐ分かりますよ お知り合いなのでしょう? (そう返しにっこりと笑みを向ける 少々腹の探り合いが楽しくなって来ているが依然として状況は好転せず) [Wed 24 Jan 2007 01:08:11]
ライヤ > (会った事が無い相手を、親しいと言う訳にもいかないとか、そんな裏話。 困っているのは此方とて同じだ。 )  ヘルマン    様? と、おっしゃるのね。  殆どの時間をこの部屋で……? ……………。  (ここで疑いもせずに「ああ、そうなんですか」と対応できる可能性は、残念ながら少ない。何せ、ここは娼館「青猫」の中だ。 一夜の夢を売る場所に、部外者の男を見て怪しまない娼婦の方が、可笑しい。  しかもプライベートゾーンに、そのような男がうろうろしていたら、警戒するというもの。    だって、   此方は貴方の事を知らないから    )   ………… 。 リィさんは、この事をご存知    ……なのです    か?   (リィさんの知り合いと言うのも嘘かもしれないと) [Wed 24 Jan 2007 00:59:47]
ヘルマン > (彼女の登録は去年からなので比較的新しい部類なのでしょうか? 男は相変わらず困ったような笑み浮かべ) ああ失礼、私はヘルマンというものですよ 殆どの時間をリィ嬢の部屋か外を散歩して過ごしているのでね、知らないのも無理はないでしょう (部屋の中といっても今の体が店から運ばれてきた際の棺桶の中にいるのだが 相手の問いに逐一答えながらも頭から疑ってかかっている女性を如何したものかと思案を巡らす 流石に手を上げるようなことは出来ないがどうにかやり過ごさなければ今後の生活に関わってくる) [Wed 24 Jan 2007 00:50:56]
ライヤ > エトワールさん  いらっしゃらないの。 エトワールさん。      ………(返事はナイ)………(居ないらしい。コロセウムに出ている時間だったのかもしれない。 となると、日頃密やかに鍛えている関節技で落とすしかないのか。   いや、落ち着くのよライヤ。 ……特定娼婦をストークする客は、今までもいたし。 焦りや恐怖を表に出す事無く、淡とした表情で) ……… ……。 (自分の部屋のドアノブに手をかけたまま、説明を聞く)………リィ  さん? (新しい娼婦だろうか。仕事時間の関係か、余り知らない人だった。 眉を寄せ) ………。 ………リィという娼婦に心当たりはありますが、青猫の中で同居している人が居るという事は存じ上げません。 ……失礼ですが、お名前は。 [Wed 24 Jan 2007 00:43:54]
ヘルマン > (不審者・・・・すいません、否定できません。 女性の呼んだエトワールという名に聞き覚えは無かったが少女から用心棒がいると聞き及んでいたので恐らくそれだろうと) あ〜、お嬢さん 私は怪しい者では・・・・といっても無理か、ここの部屋のリィ嬢の世話になっている者なんですよ (自分の後ろの部屋を指差し少々困ったような表情を作る) 何と言ったかな・・・・・ヒモ? (間違ってませんけど何か違う気がしますが はてさて) [Wed 24 Jan 2007 00:33:09]
ライヤ > …………はい,今晩は。 ……ええと。  …………。  ……。(自分の部屋のノブに手をかけたまま、首を傾げる。 笑顔に愛想を浮かべる器量はあるが、さて。 青猫には男娼もいるが、その類には見えない。まったくもって知らない相手。 )……………………―――。(黒い地に、赤い蝶の散った振袖を着た、小柄な娼婦は、結論「見知らぬ男」を眺めた後。)  エトワールさん。エトワールさん。(思い切り不審者扱いした) [Wed 24 Jan 2007 00:25:34]
ヘルマン > (不意に視線を感じ男はそちらへ顔を向ける 表情は先程までの無表情と打って変わって柔和な笑だが) こんばんは、お嬢さん (貴女の姿見えるならそう言って深礼をしよう 同時にカタリとパペットは床に崩れ落ちる) [Wed 24 Jan 2007 00:23:53]
ライヤ > (居ないと断言されてしまった手前、アレですが。 …休憩中に戻ってくる娼婦もいるし、衣装換えに戻ってくる娼婦も居る。 この女は、衣装換えに戻ってきた一人) ………………。(この青猫に「客」は多いが、「見知らぬ男」は居ない。 ……ましては居住スペース?に居る男はもっと少ない。) [Wed 24 Jan 2007 00:19:11]
お知らせ > ライヤさんが入室されました。 『・・・・・・・・・・・・・・・。(誰だろう)』 [Wed 24 Jan 2007 00:17:00]
ヘルマン > (椅子に座り糸を直接結んだ手を動かせば木製のパペットがコトコトと動き出す 関節がキシキシと音を立てるが後で少し削れば問題ないだろう。 前進、後退、その場でくるっとターンをさせたときに「ぷっ」と、軽い音を立てて糸が切れてしまう しかし糸の切れたパペットはそのまま動き続ける) 成功か、やればできるものだな (男は何の感情も篭っていない声で呟きカタカタと動く人形、否 自分を見つめる。 生物の死体を動かせるのは実証済みだったが無生物、それも大した機構を持たないパペットが動かせるかは疑問だったがどうやら問題は無いらしい) これなら多少の金銭は稼げるか (芸能横丁とやらで奇術だとでも謳えば十分だろう 問題は自分に割くような場所があるかだがそれは後で考えるとしよう) [Wed 24 Jan 2007 00:14:27]
ヘルマン > こんなものか (換気を兼ねて開け放ったドアの前で何やらごそごそと弄る紳士風貌 弄っているのはゴミ置き場で拾ったパペット、初めは随分と汚れていたが洗えば多少は見れるように。 契約者の少女が仕事にいっている今部屋には誰も居ない いたらゴミを拾ってくるなと怒られた事だろう もっとも、この時間部屋どころか居住スペースにいる娼婦は殆どいないだろうが) [Wed 24 Jan 2007 00:03:18]
お知らせ > ヘルマンさんが入室されました。 『(契約者の部屋の前で)』 [Tue 23 Jan 2007 23:55:58]
お知らせ > メリッサさんが帰りました。 『あまりこの姿で来たくないなぁ……と思ったり思わなかったり。』 [Thu 18 Jan 2007 03:25:59]
お知らせ > エトワールさんが帰りました。 『 皆で少女を見送った後、「で、どういう娘?」とか質問攻めに合うわけで。 』 [Thu 18 Jan 2007 03:25:56]
メリッサ > (今のエトワールのような状況を作るために1年以上も離れていたわけだから、当然の反応といえば反応だった。とはいえ「大怪我」をしていたのもまた事実なのだが。) ん、ありがと。まぁ、『保険』みたいなことでそんなに気にならないから。 (出来たら、という話だし、と屈託無く笑う。相変わらずの楽天家だった。それに、自警団に追われるようなことは今のところしていないしする気も無い。不安材料は、元・同僚の耳にはいることなのだから。) ああ、うん、ありがと。私も一応明日から行くつもりだから…… (ありがとう、と今度はエトワール以外の話し相手にも軽く頭を下げ「青猫」を後にした。元々娼館なんて利用しないから、皆で見送られるのは少し恥ずかしかったけれど。) [Thu 18 Jan 2007 03:21:29]
エトワール > ( まぁよくよく見れば面影はある。 といってもそう何度も会った記憶は無いし、ツインテールを見て「ああそうそうこんな子だった」とかそんな程度だ。 何処で会ったんだったか―――とかしょっぱい記憶回路を整理してみるが、やっぱり思い出せなかった。 ) ……なんかわけありっぽいけど、私には決める権利が無いんだよ。 ほら、なんていうか。 ( いいよ、と気楽に約束できれば良いけれど、数人が既にこの場で聞いている。 剣闘士奴隷の立場でこの場の全員の口止めは無理だ。 それに、知り合いとはいえ少し態度に不審な点もあった。 自警団でも彼女を追ってきたら、自分を含めて誰かしらが正直に答えるだろう。 もし潔白で何事も無いならそれで良いだろうし。 ) さて…言伝は承ったから。 私も明日早いしそろそろ寝ておかないと。 ( あと、大丈夫だよね? と最初に対応した2級娼婦に確認をとってそろそろ引っ込もうかと。 遅い時間だし宿泊だけでもっていうんなら宿泊費を普通に取られるだろうし、お帰りなら玄関まで皆で見送ろう。 ) [Thu 18 Jan 2007 03:14:24]
ブロンドの女の子 > (名前を知っている、と言われれば少し嬉しそうに微笑んだ。覚えててくれたんだ……そんな表情。しかし、メリッサは今ドレスアップしているので顔が当てはまらないのは当然だ。そして、慣れない『正装』を余り知り合いに見られたくない、という恥ずかしい気持ちと、現在「書類上」は大怪我をしてとある場所で養生しているはずのメリッサが、あまり名前を多方面に知られたくない……ということもある。 それでも余り意地悪なことはできなかったのか、エトワールの目の前で一瞬だけ―― ツインテールの形に手で髪を縛った。) 私がココに来たの、ノーマさんとマリーさん以外には秘密にしといて。 (口元に人差し指を当てて 『お願い』 した。とはいえ、知っている者は結構いるのだけど……出来るだけ無駄に自分がこの街に密かに戻っている……ということを広げたくは無いのだった。ただでさえココはある意味「情報源」でもあるから。) [Thu 18 Jan 2007 03:05:48]
エトワール > 此処の人達は人の名前覚えるよ。 そういう細かいのが仕事の基本みたいだし、私にはちょっと無理めだけど。 ( 可能な限り知り合いの名前や素性、好みなんかを記憶しておく事が武器になる。だれかがそんな事、言ってた。 もっともカンペみたいなのも皆作ってるみたいだけど。 お客さんの誕生日とか趣味とかがずらーっと書いてあるメモとか、見たことある。 ) あれ、あれ、ええっと…! 知ってる! 名前っ…顔、あれっ!? ( いきなり名乗りを聞いて閃いた。 閃いた、が。 顔と名前と素性をはっきり思い出せるのに、肝心などこでどういう風に知り合った人だったかがすっぽりと抜け落ちている。 結構前だったのは分かるけどなんだったか――――やっぱり、向いてない。 ) さ、さりげなく変な当て字しないで…!  [Thu 18 Jan 2007 02:58:47]
ブロンドの女の子 > まぁ、そうだよねー。 (今居ないのなら帰ってこないというのは分かる気がする。きっと家で寝ているか朝帰りなのだろう。――「青猫」へ朝帰りというのもおかしな表現だけど。) まぁ、可能性はあるけど……会ってからもう一ヶ月以上は経ってるしね。お客様の名前に埋もれてるんじゃない? (そう言って苦笑いを浮かべた。人相だけで名前が思い当たるのを見れば結構人気の人みたいだし。) まぁ、ダメじゃないけど……そうだね。こっちは通じるかどうか分からないけど 「メリッサが来た」 って伝えておいて。 ついでに貴女の土産も持ってくるね黄金聖闘士エトワール。 (そう言って半ば挑戦的にくすり、と笑みを浮かべるときびすを返して玄関へ……あまり知り合いに隠し事をしたくないというのと、どちらかといえば口が堅いだろう彼女を信用してのこと。尤も話してもメリッサが考えうる「最悪の事態」は起きようはずも無いのだけど……) [Thu 18 Jan 2007 02:50:50]
エトワール > うん、遅い時間だし帰ってくるかも怪しいかな―――( 何処に出かけたかも誰も知らないらしい。 そりゃそうだ。 申し訳ないけれど、待たせても帰ってくる保障は無い。 ) ? 「忘れてるかも」? ( ん、なんか変な言い回し。 流石の鈍感もおかしな表現だとは思ったようで。 少し訝しげに首を傾げた。 ) 「覚えてる可能性もある」って事じゃない? ちょっとよく分からないな、名前は駄目? っていうかマリーモって何。 ( 誤字かと思ったとかはメタな話。 あの人居酒屋なんか行くんだ、というのもまた関係ないけど何だか似合わないなぁとか。 ) まぁ、それで通じるっていうなら良いけど――――。 ( 良いけど怪しいなぁ、というのが含むところ。 容姿とか色々覚えられるだけ覚えておこう。 ) [Thu 18 Jan 2007 02:42:56]
ブロンドの女の子 > (エトワールの反芻するような特徴の羅列にコクコク、と何度も頷いた。) そうそう……そっか、居ないんだ。 (明日明後日には出かけようと思っている身、まず確実に間に合わないだろう。名前を問われると小さく「うっ」と声が漏れる。ここで名前を言ったら正体がばれちゃうかもしれない。さらに、マリーさんが此方の名前の覚えていなかったら目も当てられない。こんなことなら自分も偽名を名乗っておくんだった……今更ながら自分が正直すぎることを悔やんだ。 かくなるうえは…… ) ん。でも、名前忘れてるかもしれないし…… 「一週間前後でツェカンの土産持ってくるから」 ……って、居酒屋でマリーモ見せてもらった女の子が言ってたって伝えておいて。 (これなら確実に分かるだろう。あのまんまるな生き物を見せた相手はそう居ないはず。) [Thu 18 Jan 2007 02:34:32]
エトワール > 聞く限りソレっぽい人は他に知らないなぁ。 金髪、黒ローブ、十字架、男にも見える、でしょ? ( ついでに気障。 流石に他の誰かと間違っているって事は無いと思うけれど。 「ゴールディ」なんて偽名も名乗ってる事だし。 驚く娘をぬぼーと眺めながら頭をかり、と掻いた。 んー、こういう子見たことある気がするなァ、程度の認識で、かるい変装1つで誰だかは分からない。 ) どうだろ、最近あんまり見かけないっていうか、あー…結構長い事見て無い気がするなぁ。 誰か知ってる? ( 一様に、その場に居る皆が首を振った。 もともと結構夜なんかは出歩く人だし、なんとも。 ) 伝言だけでも承っておくよ? お土産…の話じゃちょっと返事間に合うかはワカラナイけど。 お名前、良いかな。 マリーさん帰ってきたら、そういうヒトが来たって誰かしらの口から伝わるようには出来ると思うから。 [Thu 18 Jan 2007 02:25:41]
ブロンドの女の子 > え、マリーさんっていうの?だまされ……ええー―――!? ( 該当する人が女の人だといわれて背景に稲妻が落ちるような感じにショックを受けた。もともと性別で友達を選んだりはしないけど、男性だと思っていた人が女性だと知ればさすがにショックを受ける。ただ……ゴールディ改め、マリーさんの様子を思い浮かべれば女性といわれても理解はできた。 ) そ、そうなんだ……あ、ええっと……で、そのマリーさんって、今居るのかな? 仕事でツェカンに行くことになったから土産何がいいかなーって聞こうと思ったんだけど。 (と、漸く用事を話す。呆然としている所為か、最早敬語なんて使っていなかった。) [Thu 18 Jan 2007 02:17:55]
エトワール > えーっと―――――。 ( 要素は色々出揃っている。 金髪で綺麗な男の人。青猫に居るって事は男娼かなにかで、黒っぽいローブに十字架、キザ。 ) いや、可愛いとかは置いといてだ。 それってホント男の人? ( 余計な話題をサラッと流しつつ、そんな質問。 聞く限りそんな固定的な該当者はほぼ1人くらいしか思いつかないが、1つだけ引っかかった部分があるわけで。 まぁ、うちの男娼が仕事以外でそういう恰好をしているって可能性も無くは無い。 カタリって線も無くは無いけれど。 ) 多分マリーさんの事だと思うけど、あの人女の人だよ。 [Thu 18 Jan 2007 02:11:13]
ブロンドの女の子 > ええと、確かに貴女もゴールドですけど……私が話してるのは美人の男の人……だと思うんだけど。 ( 少し自信なさげに頬をかいた。男の人にしては顔もそうだけど仕草が綺麗だったから。 ちなみに、クロスは「身に着けるもの」なので鎧とは限らない…はずで。) え、そうかな……可愛いと思うけど。 (困惑気味のエトワールにそう返しながら「えへー」と悪びれも無く笑っていた。) でも、ココによくいるって聞いたんだけどなぁ……こう、黒っぽいローブ着て首に十字架下げてて金髪のキザッぽいひと。 (と、フロントやエトワールに身振り手振りで説明していく。) [Thu 18 Jan 2007 02:05:00]
エトワール > 金色さん(Goldy)? …私じゃない、よね? ( 流石にそんな呼ばれ方はした事無い、筈。 周囲を見渡してもアホの子を見るような目しか返って来なかった。 何が悪い! ) …ん、それでなに、どうしたの? 良かったら詳しくはな ( 言われた――――肩は布だよ!腰も布だよ!光速で移動とか素早さ幾つだよ! 数秒間に怒ったり泣きそうになったり顔を真っ赤にしたりしながら複雑な百面相を繰り返し、ギリギリで押し留めた。 ギリギリで。 コロセウムの王子様、そんな顔しない。 ある種のプロ根性だ。 ) でも可愛いとかは違うから…! ( 「可愛い」ほど困る言葉は無い。 明らかに自分には縁遠いと思うし、高級娼婦の集まる青猫なんて場所で言われると余計になんだか情けなくなってくる。 ) [Thu 18 Jan 2007 01:57:29]
ブロンドの女の子 > (ゴルビーと呼ばれた人の後ろからやって来たのは。) あ…… (見知った顔に思わず間の抜けた声を上げてしまった。そうだ「青猫」の知人ならノーマさんの他にも居たじゃない。「エトワール」…その名を喉の奥で押さえ込んだ。 しかし、間の抜けた声を上げたのは少しマズかったかもしれない。何か良い誤魔化しは……あ。) なんというか……凄い黄金聖戦衣ゴールドクロスですね。凄く可愛くて似合ってますよ。 (そう言って屈託の無い笑みを浮かべる。 ――それが今の彼女の泣き所だとは知らずに。) [Thu 18 Jan 2007 01:49:50]
エトワール > ( 休憩室にまで聴こえたその声に、ふと顔を上げて聞き耳を立てる。 なんだか場違いな子供が来て駄々をこねているとかそんな具合に聴こえるけれど。 しばらくそれが続き、思案した後やっぱり様子を見に行く事にした。 相手がなんであれトラブルの為にガードマンっていうのが居るわけで。 うちの麗しくて意地悪な御姉様方が何かの拍子に怪我でもしたら大変だし。 休憩室からサロンを抜け、騒ぎの聞こえる玄関ホールへと。 見れば、まぁ聴こえたとおり小さな女の子がなにやら事情を説明している所みたいで。 ) …どうしたの? ゴルビー? ( 誰、と周りを見渡して呆れた顔をされた。 ) [Thu 18 Jan 2007 01:44:10]
ブロンドの女の子 > わ、私は子供じゃないってば! (長いブロンドの髪に白いゴシックドレスに身を包んだ女性。それはどう見ても子供っぽく、フロントに門前払いをうけても当然かもしれない。そして、結局その誤解は解けそうになかった。 ) もういいよ、子供でも…… お客としてきたわけでもないし。 ここにゴールディさんって人、居ないかな? ( 以前に会った男装の麗人 ――彼女はまだ女性だとは知らないわけだが―― その存在を問う。 今の衣装だって「こういう衣装が似合う」 と、彼に言われたわざわざディーフィールから借りて着ている……無断で。後で謝っておこう。) [Thu 18 Jan 2007 01:37:01]
お知らせ > ブロンドの女の子さんが入室されました。 『新たなお客……?』 [Thu 18 Jan 2007 01:30:23]
エトワール > ( カスタマイズされた義肢の方は概ね良好だ。 形状をシンプルにした事で強度も増し、壊れ易かった手首も剥き出しだった関節にカバーがついて幾らかマシに。 タダ少しフォルムがヒトガタから外れた感じはするけれど、まぁ悪くは無い。 気に入った。 気を取り直して軽く準備運動をして、軽く構えてみた。 重量バランスもおかしくない。 ) [Thu 18 Jan 2007 01:27:55]
エトワール > ひらひらも増やしすぎだし。 こういうの似合わないっていつも言ってるのにさ、サドなんだあいつ。 ( 「あいつ」はコロセウムのプロモーターで、やたら奇抜な設定やらショーやらを企てては直前に知らせるというたちの悪い男。 なまじその演出が受け入れられたりするから最近はすっかり任されているらしく。 体育座りに飽きたのか、むっくり立ち上がって冬眠から覚めた熊のようにウロウロと室内を歩き回る。マッタクモッテケシカラン。 ) [Thu 18 Jan 2007 01:16:56]
エトワール > …だいたいさ、こんな恰好で普段から暮らしてるって話の方が無理があるんだよ、ほんとう。 ( 「道歩いててトーヘンボクがバレたら困るだろう」とか凄い失礼な事言われて閉口。 コロセウムでの王子様イメージを壊さないように日頃から振舞え、とかさ。 じゃぁなんだって王子様の胸元にリボンとかつけるんだっていう―――――――※全部独り言 ) [Thu 18 Jan 2007 01:11:59]
エトワール > ( 当人としては元々そんなに華のある性格でもなく。 珍しい金色の義肢が目を引いたらしく、今までだって結構無理してキャラ作りしてきた。 それでようやくこぅ、子供や奥様方受け路線に定まってオトコマエキャラで通してみれば今度はなんだ、ひらひら増え過ぎ。 看板絵を描くって言われて恥ずかしい恰好付けポーズを取ってみせたりとかして。 また妙な筋書きのストーリー展開を用意されるんじゃないかって夜も眠れない感。 あと、既に2人に黄金聖闘士って言われたのが素でショックだ。 ) [Thu 18 Jan 2007 01:02:25]
エトワール > ……リボンはどうかと思うんだ。 そこが最後の砦だと思うんだ。 ( 休憩室、1人ぶつぶつ隅っこで呟く体育座りの赤毛の姿あり。 やたらひらひらと派手な衣装を纏い、尚且つ腕と足なんかは金色。 真っ赤に輝く溝が真ん中にあって、どんなに小さく隅っこで纏っても人目を避けることなど無理な話。 むしろ拗ねた姿がウザイ以外の何者でもない。 コロセウムの花形、星の瞳のエトワールこと鈍感クランク剣闘士は先日からこの調子である。 新調したばかりのコロセウム衣装は常に着て居ろというお達しで、人目につくことうけあい。 一応看板選手の1人であり、文字通り看板みたいにボケっと突っ立ってるくらいしか出来ないトウヘンボクだ。 ) [Thu 18 Jan 2007 00:52:57]
お知らせ > エトワールさんが入室されました。 『 新衣装のおはなし。 』 [Thu 18 Jan 2007 00:43:48]
お知らせ > エトワールさんが退室されました。 『 …よし、撤収!(まるでコソ泥だ。) 』 [Sun 14 Jan 2007 00:10:30]
エトワール > ( 2、3、捻るようにして肘関節の接合部分を外し、力を込めて引っこ抜いた。 簡単に外れないようにはなっているが、外し方さえ知っていれば道具は要らない。 水に濡らさないように片腕を避けておき、細かい溝や接合面を少し湿ったタオルで拭き取る。 この手順で1つ外しては1つ付け直し、計4箇所だ。 更に1度部屋に戻ってしっかり水気をふき取って乾かす必要もある。 やたら汚れるのも嫌だけど、入浴はやっぱり面倒だ。 「お前は半分見た目で売ってるんだから」というプロモーターの口癖が脳裏に過り、溜息をついた。 ) [Sun 14 Jan 2007 00:05:09]
エトワール > ( 勢いよくがばっと上着を脱ぎ、何故か大急ぎで下も脱ぎ、大判タオル持参でいざ浴室へ。 おもむろに隅っこの隅っこの一番端のほうにお湯を張った洗面器を持って陣取り、そこでちまちまと身体を拭き始めた。 湯船に浸かるなんてとんでもない。 それこそ両腕両脚の義肢を外して無防備にならなければいけないわけで。 そういう意味じゃいじめっ子の巣窟たる青猫でそれは自殺行為である。 ) [Sat 13 Jan 2007 23:54:19]
エトワール > …よし、減った。 ( なんのはなし。 ) 人目につく前にばーっと入ってさっさと出ちゃおう。 ( ソウシヨウ。 意を決して寝泊りしている部屋から着替えを適当に引っ張り出し、コソコソと隠れるように階段を降りて脱衣所へ向かった。 5分で出よう5分。 ) [Sat 13 Jan 2007 23:42:57]
エトワール > ( なんか嫌なタイミングで視線が増えた気がした…! ) [Sat 13 Jan 2007 23:39:02]
エトワール > ……さて。 ( 一汗かいて肌寒さを感じ、そろそろ屋内に引っ込もうかと。 地下の大浴場で軽く汗を流せれば良いのだけれど、利用者が居ると色々面倒だ。 手足が金属な都合、色々と気を使うわけで。 錆とか、中のギミックとか。 )  [Sat 13 Jan 2007 23:35:42]
エトワール > ( 剣闘士が殺し合いをしないコロセウムなど無粋だ、という意見も古いコロセウムファンからは出ているだろう。 他人ごとだから生き死にをそういう風に言えるのだろうけれど―――現実的な話、侵略戦争の無い、猫の額程の狭い島で陣取りあっているヴェイトス島で奴隷を湯水のように消耗していくとどうなるかっていうのもコロセウムの抱えた問題だ。 需要の多くは海の向こうからの輸入で補われているんだろうし、かくいう自分もフェアリン産だ。 祖国が懐かしいとか感じる間も無い子供の頃に連れてこられたけれど。 ) ……まぁ、平和にもなるさ。 死んで殺しての繰り返しだったし。 ( ふぅ、と1つ息をしてボールを蹴り上げ、キャッチした。 暫らくこんな具合で続けば良い。 長く続くかは分からない、けれど。 ) [Sat 13 Jan 2007 23:25:30]
エトワール > ( 感覚の無い金属の掌で器用にボールを玩び、腕から肩に、肩から逆の腕に転がしてまた放り、リフティングを再開した。 義足にも勿論感覚は無い。 痛みを感じないというのも良し悪しだが、まぁ殴り合いをする上では得の方が多いか。 日常生活で指が取れてても気付けないというのは問題だが。 それ以上に、人肌の暖かさを感じられない掌っていうのはなんだか寂しいものだ。 ) [Sat 13 Jan 2007 23:09:03]
エトワール > ( 競技もボールもまだまだ模索段階。 漠然と「相手陣地にボールを放り込む」という部分があって、その都度問題点を改善しながら模索しているような状態だ。 人数が多過ぎるとわけわからなかったり、殆んどノールールだと収拾がつかなかったり、死者が出た時の補充はどうするかとかもあったり。 殴る蹴るは別に禁止されていない。 ただ積極的に相手を殺すのが目的ではないだけで。 現実が殺伐として血生臭い昨今、コロセウムに遊びに来てまで血生臭い殺し合いが観たいって観客も減っているわけで。 ) [Sat 13 Jan 2007 23:05:07]
エトワール > ( 化合ゴムに空気を入れて弾ませるボールなど無いような時代。 ゴムムクでは競技用としては重過ぎるし、軽さとある程度のバウンド性を考えるとこういう形に落ち着くのか。 あんまりおもいっきり放り投げると簡単に壊してしまうから、予備が沢山用意されている感じ。 此処暫らくコロセウムでの仕事も多様化してきていて、単純に殺し合いをするばかりでもないって話。 ※コロセウムログ参照。 ) [Sat 13 Jan 2007 22:58:15]
エトワール > よっ、はっ、とっ…( 高級娼館「青猫」の裏手からそんな硬質な物音と、等間隔の掛け声が響く。 中空になった木の球体をゴムと皮で包んだ、少し歪なボールが金属の義足に当たってバウンドする音だ。 誰が始めたのか、落とさずに脚だけでボールを上げ続けるリフティングというの、脚捌きの練習になる。 そうやって延々、かれこれ1時間弱。 時間が過ぎるのも忘れて練習に興じていた。 建前上ここの用心棒って事になっているけど、そうそう滅多に仕事があるわけでもなく。 ) [Sat 13 Jan 2007 22:53:56]
お知らせ > エトワールさんが来ました。 『 こん、こん、かん、こん 』 [Sat 13 Jan 2007 22:48:56]
お知らせ > ベルベチカさんが退室されました。 『(そして彼女たちに弄られる。いつものパターンです。合唱。)』 [Thu 4 Jan 2007 02:10:33]
ベルベチカ > ( 雑煮を食べ終わり、ひと段落すると、ベルベチカはおわんを片付けにかかる。それが終われば、娼婦たちとの談笑だ。おいしかった。またごちそうしてほしい。そんな降れしい言葉をかけられて、ベルベチカの顔もほころぶ。 ) えへへへ〜。褒められると、恥ずかしいですの〜。 ( 頬を紅く染めながら、ふらふら空中をホバリング――していたら娼婦の一人にぎゅーって抱き寄せられた。 ) [Thu 4 Jan 2007 02:10:00]
ベルベチカ > ――ほぇ? ( なぜ笑われているのか分からず、ベルベチカはきょとんとした顔で、目を瞬かせる。 ) あぅー、あんまり作れなかったから、お変わりはありませんの。ごめんなさいですの〜。 ( みんなが思った以上に喜んで食べてくれるものだから、試験的につくった雑煮は、圧倒医馬になくなってしまった。おかわりはないの? とたずねてくる娼婦に、申し訳なさそうに答える。 ) [Thu 4 Jan 2007 01:58:32]
ベルベチカ > ( 興味に引かれて、一人がおわんを手に取り、雑煮を口にする。柔らかい餅――伸びるその白い塊に、驚きを見せながらも……一口食せば、おいしい、と笑みがこぼれる。 ) もちろんですの。ベルベチカの料理は折り紙ですの〜。 ( それをいうなら折り紙つきだ、と。おかしそうに苦笑する娼婦たち。一人が口にすれば、私も、私もと、おわんを手に取り、雑煮を口にしてゆく。 ) [Thu 4 Jan 2007 01:47:43]
ベルベチカ > ( 雑煮を知らない娼婦たちは、その奇妙な汁物に興味津々。雑煮を知っている娼婦たちは、まさか青猫でこんなものがでてくるとは思わなかったようで、喜んでいる。 ) えぇっと〜。情報によると、トキノミヤコではオショーガツーに雑煮を食べるそうですの。でも、お餅を喉につまらせて死んでしまう恐怖と背中合わせの、素人にはオススメできない一品――ということらしいですの。 ( 自分でもよくわかっていない説明をすると、娼婦たちの間からおかしそうな笑い声が上がった。 ) [Thu 4 Jan 2007 01:36:20]
ベルベチカ > みなさ〜ん。おまたせしましたの〜。 ( にこにこご機嫌顔で、妖精が飛び回っている。テーブルの上に置かれたのは、出来立ての雑煮。ベルベチカが料理の本を元につくったのだ。 ) トキノミヤコ、料理ですの。ベルベチカの自信作ですの〜。 ( 食べてみてくださいですの。とにこやかにアピール。雑煮の入ったおわんを並べて、えっへんと胸を張る。 ) [Thu 4 Jan 2007 01:25:17]
お知らせ > ベルベチカさんが来ました。 『(娼婦たちの休憩室にて)』 [Thu 4 Jan 2007 01:22:16]
お知らせ > ウォンさんが帰りました。 『時折、悶える様な声が響いたとか何とか』 [Wed 3 Jan 2007 06:21:52]
お知らせ > ライヤさんが帰りました。 『(夜はまだこれから。一夜の夢紡ぎの奉仕は続く)』 [Wed 3 Jan 2007 06:21:08]
ウォン > (あっ?! と、切羽詰った声が浴室に響いたそうな。) (けれども、まだ夜は長い。 夜は長いのです――――) [Wed 3 Jan 2007 06:18:45]
ライヤ > (返事も無しか。どうやら押し潰した腹の下の「アレ」と、低い呻き声を聞くに、単純に余裕が無いようだ。――嫌がる素振りに気がつくも、此処は逃がしてあげない事にした。更に身体を寄せ、ぬめる肌と肌の間で擦りあげながら) ―――…。(近づいてくる唇に、最初は突付くだけの口付けを繰り返し――)―――――…  (顔の角度を変えて、徐々に深く唇を被せ、男の歯列を舌先で擽り始めた)[申し訳ありません、そろそろ時間となりました。そちらの電報は此方からは見えております。中断か、暗転かをお願いして宜しいでしょうか] [Wed 3 Jan 2007 06:10:44]
ウォン > (ヤバイ。 マジでヤバイ。 ウォンは、心の中で叫びました。 ほんのさっきまでいい感じでおっぱい揉みまくってたのに、あっという間に攻守逆転です。 ウォンは、のけぞる様に体を椅子に預けて密着状態から脱出することにしました。)(が、しかし。 両腕を肩に回されていては逃れられるはずもなく。 更に、柔肌にナニを擦りあげられ、背中を優しく撫で擦られ、止めに敏感な耳元を甘噛みされる流れるような連続攻撃。) っく・・・・・・・・・ぁ (このままでは秒殺される。 いくら早撃ちって言ったって秒殺は無いだろうと。 続々と背中を駆け上がるこそばゆいような感覚に耐えながら、必死の抵抗。 唇を合わせようと) [Wed 3 Jan 2007 06:01:47]
ライヤ > [電報は見えていらっしゃいますでしょうか] [Wed 3 Jan 2007 05:59:38]
ライヤ > (火照り始めた身体が、固く主張し始めた肉棒を柔らかな腹で押しながら、泡だらけの男の胸に押し付けられる。肩から肌蹴始めた着物の肌着もそのままに、男の体を抱いて) ………。(小さな声が聞こえた。 なんだか、その声が可愛くてもっと聞きたいと思ってしまう。 首筋に触れた唇を耳元まで上らせ、甘噛んだ。――その間にも両手は背中を下から上へ――撫でるように擦って)―― 他に、洗って欲しい所、は? (囁いた) [Wed 3 Jan 2007 05:43:04]
ウォン > ・・・・・・・・・・・・ (朱が差す頬と指先が触れる乳首の感触。 いける! ウォンは心の中で阿婆擦れ先生にありがとうを言いました。) (ここぞとばかりに下着を押し上げ、直触りしようとしたその時でした。 反撃は思いのほか大胆に、強力に。 肩口から滑るように下へ下へと柔らかくくすぐる様な、かつ、丁寧に泡を擦りつけていくそのテクニック。 コレが青猫クオリティかと、歯食いしばってその感触に耐えようとしましたが、続く抱きしめられる柔肌の感触と唇が首筋に触れるくすぐったさに、ぁ・・・と小さな声が漏れてしまったそうな) [Wed 3 Jan 2007 05:26:00]
お知らせ > ライヤさんが入室されました。 [Wed 3 Jan 2007 05:13:26]
ライヤ > (その阿婆擦れ先生は正しいのか否か――少なくとも、此方をその気にさせようと云う気合は感じられた。振り払うなんて事は当然しない。 頬が僅かに紅に染まり、時折紅をひいた唇が固く引き結ばれる。尖る肉芽が薄い肌着を押し上げ、桜色を覗かせた。…やがて、 無言のやり取りと視線を居心地悪く思ったか、僅かに顔を逸らして) ……くすぐった  い。余り、ん、 悪戯なさいますと、洗えなくなりますよ…? (膝を更に進ませて、肩から胸へ胸から腹までを丁寧に擦った。目立つ傷も泡の下に。背中は、前から抱きつくようにして両腕を回し)―――…。(唇がそっと、首筋に触れた) [Wed 3 Jan 2007 05:07:44]
ウォン > (肌着の上から触られると結構感じちゃうという知り合いの阿婆擦れの証言を元に執拗に胸を揉みまくります。 指先に纏わり付くような肌着の下で、やや小ぶりの乳房がグニグニと形を変えるのを眺めつつ、時折女の表情を盗み見て効き目のほどを確かめようと) (しかし、あちらもプロフェッショナル。 防戦一方はありえない。 肩口に感じる撫でるようなソフトタッチは、こそばゆい様な、もどかしい様な・・・・・・・・・・。 その感触に、胸を揉む腕が一瞬止まってしまいました。 それでも、声を出さなかったのは意地のなせる技か?) [Wed 3 Jan 2007 04:57:03]
ライヤ > (元々この部屋は暖められていた所為もあり、お湯に濡れても寒さは感じないだろう。暖められた甘い香りが強くなるばかり。 桶に二杯程湯をくんで流すを繰り返した。…何時の間にか返事は途絶え、湯の流れる音が木霊するのみとなる。 ちら、と見上げながら、たっぷりと泡立てたスポンジを手に、膝と膝の間に身体を滑り込ませ――先ずは肩から撫でるように) ……… ん。 (薄い肌着が跳ねた湯を吸い、女の肌が透けさせた。その上を這う指先の感触に、軽くみじろぐ。薄い乳房が、掌の中で形をかえて) [Wed 3 Jan 2007 04:41:52]
ウォン > ・・・・・・・・・・ (温かいお湯が肩口を伝って流れ落ちていきます。 お湯は熱くもなく温くもなく、漂う甘い香りも上品で優しい。 それはいいのです、文句のつけようがないくらい快適です。 ただ―――) ・・・・・・・・・・・・・・・・ (ただ、問題は。 ウォンの方がすでに『スタンバイ』がすっかり整ってしまっていて、体を洗ってからなんてまどろっこしい事をするだけの心の余裕が無くなって来ているということでした。) (ウォンは、無言で女の胸に手を伸ばし、コレまでの実戦経験を元にあらん限りのテクニックを駆使してやわやわと揉みしだこうと挑戦を開始しました) [Wed 3 Jan 2007 04:29:24]
ライヤ > (思わず噴出してしまった)ふ、ふ――イエロー様を呼ぶために、吸血鬼様が来るのが楽しみになってしまいそう――…?(蝋燭の灯を壁掛けランタンに移すと、橙色の光に浮かび上がる浴室内。長く伸びた影が、男の傍――正面に、ソープとタオルを手にして膝をついて見上げた。年相応の表情と言おうか――男の口を尖らせる仕草が、妙に可愛くて)―― …。こう言うのもなんです、が。余り自分の裸は好きじゃないんです。――お見せするのは寝台の上で…? (湯船から湯を汲み上げると、男の肩口から湯を流して) [Wed 3 Jan 2007 04:08:43]
ウォン > 當然もちろん あるだけ 大蒜 もて来るですだヨ (ロマンチックには縁遠い答え。 強烈な大蒜の匂いに吸血鬼もお客も逃げ出しましたとか、落ち持ついて良い笑い話になるかもしれません) 服 脱ぐないで風呂はいる 良くないですだヨ (浴室の椅子にどかりと腰を下ろして、ウォンは口を尖らせました。 猛抗議しますが、それでもだめなら風呂のルールにのっとって実力行使に出なくてはなりません。) [Wed 3 Jan 2007 03:56:51]
ライヤ > (SHOWと呼ぶには、色気がやや足りない娼婦だが、脱ぐ姿は其れなりに。 床に落ちる紅白の着物と帯から、一歩、二歩と離れて)……じゃあ、青猫に困った吸血鬼がいらした時には、イエロー様のお名前を呼んだら、きてくださる…?(浴室の扉をあけながら、笑った。―― 矢鱈と布地と紐が多いトキノミヤコ衣装。――最後の一枚は脱がないようです。薄い肌着のまま浴室の中へ入るつもり。 まぁ、脱がされるのならば拒みやしないが)(浴室は、大理石のタイルに、白の猫足バスタブ。低い椅子が一つ。尚、横たわって寛げる程度の広さはある。甘い香りはお湯にハーブオイルでも垂らしてあるのだろう。) [Wed 3 Jan 2007 03:43:41]
ウォン > こういう街で そういう仕事ネ (いわゆる人種の坩堝のこの街は人外のものでさえ拒む事無く受け入れるので、そういう奴らの受け皿に比較的なり安い暗黒街の住民であればなかなか縁も断ちがたく。 そういう街の雇われ下っ端使い捨て殺し屋さんともなれば、そういう奴らの処理がめぐってくることも少なくはないのでした。) (そして始まるストリップショウ。 見慣れないトキノミヤコの装束がはらはらと解けていく様はなんともエロティック。 ウォンは、生唾ごっくん飲み込んで一部始終をガン見しました)  [Wed 3 Jan 2007 03:26:56]
ライヤ > よくご存知なのですね…? ”難しい”だなんて。まるで会った事があるよう。(裸になった男を、改めて見詰めた。無駄なものが一切ついていない身体は、研いだ刃を思わせる。 この”刃”に指を這わせる瞬間を想像して、少しだけ胸が鳴った。 普段触れることが出来ない「刃」――…抗議の声に返す表情が、甘くとろりと歪む。 やがて、見せ付けるように、その場で帯を解き始め)私も…嬲られる…なんて乱暴なのは好きじゃありません。どうせなら、溶けるくらいに甘やかして欲しい。けど――…うん。「ちょっと意地悪」程度なら――…? (内掛けを落とすと、肌着のみの姿に。黒髪を両手で頬から背中へ掻きあげ、姿勢を正すと、凹凸の控えめな身体が傍に寄って) [Wed 3 Jan 2007 03:11:37]
ウォン > あの手の奴ら 一匹みたら 30匹 いるね。  お別れする 影とお別れするより むずかしですだヨ (吸血鬼。 黒くて、早くて、タフな奴。 まるでどこかの害虫みたいですが、まぁ、厄介な奴らは似通うのかもしれません) 嬲られる 好きないネ でも ちょっとだけ 好きかもネ (さて、すっかり脱がされてしまったウォンは視線に示されるまま湯船へ向かい。 どっちかというとする方ですが、されるのも嫌いではなく。 もし何のしがらみもなく今の仕事を抜けられるなら、そういう仕事も悪くないかななんていうのは夢想か妄想か。) 私だけ 脱ぐ 恥ずかしね そっちも 早く 脱ぐですだヨ (浴室の前、ふと足を止めて抗議を) [Wed 3 Jan 2007 02:51:45]
ライヤ > (細い女の指先が、筋の上をなぞり――傷の上をなぞり、滑り落ちた先、ベルトを引き抜くと、下穿きの紐をも緩め) 年始年末と「吸血鬼」のお話が多くて怖い事。……年が変わったのだから、怖いお話も一緒に”さよなら”できたらいいのに―……(早撃ち)………。(それは楽だと思ったのは、ひっそり秘密にしておいた。遅漏最悪ですから。なんて。なんて。)……そうでも、ありませんよ。(ぽそ。顔を近づけて耳打ち)……「嬲る」のが好きな方もいらっしゃいますもの。手の中で果てる感触が好きな方も。 (つまり、受けだったら十分需要があるよ、と。――本気か否か問われたならば、小さな舌をチロリとだして「冗談」だと笑うだろうが)    ――私も、好きです。(茶化した声で付け加えた――ところで、風呂に入る準備が終わった。)――湯船は向うです。(タオルを差し出し、視線で扉をしめした。自分は後からのつもり。) [Wed 3 Jan 2007 02:34:56]
ウォン > (共通語もまともに話せない親無しの移民の子が、真っ当な仕事にありつける可能性は那由他の果て。 日陰者は日陰者同士くっついて、流されて、気が付けば首までどっぷり裏側に浸かっていたそうな。) ほんとネ 最近 景気良いは 化け物ばっかりネ (首筋を滑る冷たい手に、ウォンは目を細めて言いました。 そして、友人の『職』を聞くと口の端を緩く持ち上げ) そういう『仕事』ですだか 私 早撃ちね そっち むくないネ (客より早く達する男娼とか、あんまり需要ないんじゃない的な。 越えられない壁が此処に) [Wed 3 Jan 2007 02:21:51]
ライヤ > (態度に出る「質問」の答え。――だが、押し殺すような仕草が見えたから、気がつかないフリをした。代わりに、上着の紐やボタンを外す事に意識を注いで――いるようなフリを見せる。 客の反応を「本当に」無視したら、会話が選べないから。少し冷たい娼婦の掌が、貴方の首筋から肩へ滑る。同時に上着も滑り落としてしまおうと)…色々―でも、今は仕事があるだけマシと聞きます。何せ物騒ですから―……(同い年の「男」に比べて、肉のつきかたが違う事は、直ぐに分かった。傷も隠さないのならば、そのまま見てしまうだろう。  荒事に関わる仕事らしい。強張ったところを見ると…表の職業ではないことは確かか。 …ああ、だから「重い」と感じるのかもしれない――。そんな事を考えるも、この感想は、この娼婦が今まで肌を重ねた相手と重ね合わせた感想。まったく違う可能性も十分あるのだ。会話の切欠を知ることができれば十分――観察をやめて視線を上げ。) 娼婦の友人の「職」をお尋ねになるの…? そうですね。良い仕事かどうかは、個人によりますね。(くすり)何せ、私と同じですから(男娼だと告げる)(上着を落とした掌は、胸を滑ってベルトを抜こうと) [Wed 3 Jan 2007 02:05:43]
ウォン > (職業を聞かれたとたんに強張る表情は、言葉以上に真実を物語るのでした。 それでも、ウォンはできる限り表情を押し殺して答えました) 色々ネ あまり 良い仕事ないね 給料 安いですだよ (上着を剥ぐ手を見つめたまま。 されるがままに、ウォンは娼婦の手を眺め、服の下の様々な傷をどうごまかすかを考えました) 友達 お仕事は? 良い仕事だたら 紹介すてほしですだヨ   [Wed 3 Jan 2007 01:49:14]
ライヤ > (問い詰められたらあっさりと局部名まで答えられるのが娼婦クオリティ。――先に風呂と聞いていたので、奥の扉を覗く。…バスタオルも、ソープも問題なし。と、確認して―)……おや。(年下…か。 筆卸しじゃないことに、ひっそりと安堵した。だって、ほら。そういう事は、姉様のほうが濃厚に、たっぷりと、こぅ。抉るように”して”くれますから。自分は其処まで出来ない。 客の驚きように、コロコロ笑いながら) トキノミヤコ人は、幼く見えますから…驚かれる方も多いです。 …でも。 …同い年だなんて私も少し驚きました。だって――( 客の雰囲気を見るのは癖のようなもの。此方を見る視線に合わせて、娼婦も男を見詰めた。 …傭兵の類とは少し違うように感じた。それよりも、少し…暗いところへ踏み込んでいるような気がする。する、と双眸を細めて)――同い年の友人と比べて、頼もしいから。 お仕事は何を…?(「入る」の返事の代わりに、男の隣に座って、上着へ手を伸ばす。此処で脱がそうとしているらしい。) [Wed 3 Jan 2007 01:29:45]
ウォン > (エロティックな質問のお返事は更に上を行くエロさ。 ウォンは、何を舐めるつもりなのかと小一時間問い詰めたい衝動を何とか抑えて、部屋の中を覗き込みました。 案内された部屋はトキノミヤコ風。 障子や木目調の調度品がそこはかとなく異国情緒を感じさせる、匠の腕が光る一室です。 ウォンは、とりあえず自室の万年床の200倍は寝心地がよさそうなソファにもたれかかりました。) 真的マジで!? 私 16歳 ですだよ? 同じ 思うないネ・・・・・・・・・ (案の定やたらすわり心地の良いソファの官職を堪能し、油断しきっているところへの信じがたい告白。 ウォンは、驚きを隠す事無く言いました。 頭の鉄片から足のつま先まで、じっくりと娼婦を眺めますが、どうしても同い年には見えません。 まぁ、びっくりしていても事は始まらないので、ウォンは風呂に誘うことにしました。 一緒に入る気満々です) 体 洗うたいですだヨ。 一緒 入るますだカ? [Wed 3 Jan 2007 01:08:05]
ライヤ > (共通語が苦手らしいお客の耳打ち。――口元を袖で隠して、少し考えるような仕草を見せて) 旦那様が望むように…と言うのもつまらない返事ですか…? ふふ――…あえて希望を述べるなら、食べるわけでもなく、食べられるわけでもなく…「舐めて」みたい、とでも。(廊下中程の扉の前に立ち止まる。此処がこの娼婦の部屋らしい。扉を開くと、視線で先に入るように促した。…尚、部屋の中はトキノミヤコの調度品で整えられているが、畳の部屋ではない。トキノミヤコ”風”であって、遊郭をそのままこしらえたわけじゃないという事。 よって、靴を脱ぐ必要もない。ぱっと見た部屋の中は――周りの調度品に浮かないように拵えられたソファにテーブル。それに寝台。――奥に扉が見えるが、扉の傍にあるバスタオルや、ソープの類の控えをみるに、向うには浴室なのだろう。)………女に年を聞くのは―…(わざと唇を尖らせてみせる)…なんて。隠すような年でもなのですけどね。16です。( 嘘一つ。 それでも、自分の容姿よりも幾つか上にサバ読んだ) [Wed 3 Jan 2007 00:43:09]
ウォン > (娼婦の言葉に、ウォンは思わず苦笑を浮かべました。 確かに、コレではまるで筆おろしに来た童貞小僧です。 握った手を緩め、ウォンは耳打ちしました) 食べる見ますか? それとも たべらるたいですだか? (今度は、ウォンが横顔をのぞくばんです。 この娼婦はずいぶん年若いよう。 下手をするとウォンより年下にも見えます。 艶やかな黒髪と瞳はいかにもトキノミヤコ人の風情、象牙色の肌はまるで日差しを知らぬよう。 この娘とこれからする行為を妄想するだけで、多分1週間ほどはおかずに困らないことでしょう) 小妹妹おじょうちゃん 年 いくつですだ? (ちょっと興味がわいてきたので、ウォンは聞いてみることにしました) [Wed 3 Jan 2007 00:22:32]
ライヤ > (思いの他、強く絡められた手は、指先まで爪先まで、手の甲を滑らせるようにゆるゆると合わせた。返事に頷いて)では、まず湯―…を…(部屋に近づくにつれ、前かがみな旦那様。流石に、ちょっぴり微笑んでしまいます。さまざまな意味で…!)湯を……。……。湯を用意する前に、色々と…(近くなった顔を横目で覗いて、くすくすと笑ってしまった)……青猫は初めてなのですね。お客様。もう少し肩から力を抜いてくださいまし。私の方が緊張してしまいます。――…これでは私が旦那様を食らうよう。 [Wed 3 Jan 2007 00:01:23]
ウォン > (絡み合う手と手。 ウォンは、他人に触れられた事による職業柄の反応で振り払いそうになるのを強く手を握り返すことで何とかこらえました。 手を引かれるまま相手について行きます) じゃあ 風呂だけ (体臭的な物を危惧して、ウォンはとりあえず汗を流すことにしました。 それに、風呂でするというのもあまり無いので興奮するかもしれません。 様々な所を洗ったり現れたりするのを想像して、ウォンは少々前かがみになって歩きました) [Tue 2 Jan 2007 23:49:12]
ライヤ > (訂正:×軽い食事ならば、大丈夫→○軽い食事ならば、追加料金の心配はしなくて大丈夫) [Tue 2 Jan 2007 23:39:00]
ライヤ > (作法と言っても、結局の所やる事は一緒である。こう言っては淫売窟の娼婦に失礼だが、娼婦の質が違う程度。――使う場所も、使う言葉も、示すものも一緒である。相手がどんな事を考えているかは分からない。が――落ち着かない男の様子と、唾を飲む仕草を見れば、ある程度は内心を伺うことは出来る。) …イエロー様。今宵どうぞよしなに。(男の右腕に、自分の腕を絡めようと手を伸ばし――其れが叶うなら、階上の己の部屋へ連れて行こう。払われたなら、そのまま少し先を歩いて部屋へ案内するつもり。)………。(さて。緊張している?客の相手は久し振りだ。歩きながら先ずは) …お食事も取れますが、いかがなさいますか?(軽い食事ならば、大丈夫)…ご希望でしたらカァドゲームなどの遊戯も。……湯殿もご用意してありますが。(ちらりと見上げて、互いにしか聞こえない程度の声で尋ねた。)  [Tue 2 Jan 2007 23:37:04]
ウォン > ・・・・・・・・・・・・・・・ (階段を下りてくる娼婦の立ち居振る舞いは、なるほど、貧民窟の阿婆擦れとは違って優雅な物。 ああ、高級娼館に来たんだと再認識させられ、ウォンはごくりと唾を飲み込みました) 私 イエロー 言うますネ (ウォン=黄=イエロー。 安直な偽名を名乗って、ウォンは辺りをキョロキョロと見渡しました。 いつもであれば、早速部屋に連れ込んでおっぱじめる所ですが、こういう高級な所は初めてなのでいまひとつ作法がつかめません。 ウォンは、辺りの客と娼婦の顔を覗いながら、どう切り出そうかともじもじしていました) [Tue 2 Jan 2007 23:22:01]
ライヤ > やがて、一晩19999yenの娼婦が、ことりことりと階段を降りて貴方の傍らへ。鮮やかな赤地に白い梅の花を散らした振袖をゆらして、頭を下げる。)――……二級娼婦 ライヤともうします。 ようこそ青猫へ――旦那様。今宵はご指名いただきありがとうございます。……お部屋へご案内いたします。(改めて見上げる男の顔。思わず頬から顎にかけてはしる傷に目を奪われそうになるも、なんとか素知らぬ振りが出来た模様。) [Tue 2 Jan 2007 22:59:12]
ライヤ > (liar ――当て字して雷夜。勿論本名じゃない。源氏名だ。黒い双眸が、ゆっくりと瞬きを繰り返し、眼下の客へ微笑みを売る。他の娼婦とは違い、投げキスをしたり、手を振るなどの積極的なアプローチは一切ない。ただ、笑うだけ。 どうやら「自分を売る」事が苦手なようだ。幼い面に浮かぶ笑顔は、最初こそ自然だったが、時間が経つにつれ、徐々に作り物めいてくる。)(だから――…受付が己の傍により、客からの誘いが来た事を告げると、僅かに驚いたような表情を浮かばせた。) [Tue 2 Jan 2007 22:59:06]
ウォン > ライヤ? それ是本名嗎本名? トキノミヤコ人ない 名前ネ・・・・・・・・・ (受付から娼婦の名前を聞いて、ウォンは首を捻りました。 着ている服から察するに、トキノミヤコかアマウラの女に見えますが、ラマ絵はどちらかというとホワイティア臭い感じです) ・・・・・・・・・・這個好どうでもいいか あの娘 今 空いてるますだカ? (ウォンは受付に訪ねました。 コレも何かの縁、お金が足りれば今夜はあの子にしておくのもいいかなと思ったのです) [Tue 2 Jan 2007 22:37:27]
ライヤ > (真剣に名簿と睨めっこしている客の姿を眺めるのは、御節料理も食べ飽きて、娼婦仲間とはしゃぐのも冷めてきた頭には新鮮だった。赤牡丹を飾った黒髪を揺らして、隣の姉娼婦と誰を選ぶのだろうと囁き合っていると――)――― 聞こえたかしら。(視線が絡んだ。顔に見覚えが無いところを見ると、初めての客らしい。 反射的に微笑を浮かべた娼婦は、下の受付が己の名前を客に教えるのと同時に、軽く頭を下げた) [Tue 2 Jan 2007 22:12:26]
ウォン > (多種多様の人種と文化が渦巻くヴェイトスに相応しく、リストの娼婦も色々だ。 ホワイティア・イエロティア・ブラティリア・フェザリンにアイバンetc) 稍等一下ちょっとまってね (巨乳もいい、年上のおねーさんは素敵だし、ロリ系でも無問題。 いつもはする方だけど、される方も嫌いじゃないし、ほんのちょっとなら痛いのもアブノーマルなのも対応できなくは無い。 ウォンは、今まで鮫共の泳ぐ暗黒街を生き抜いてきた英知をフル稼働して最良の娼婦を探しました。) (その時でした。 人よりほんの少しばかり敏いウォンの耳に、聞きなれた郷里の言葉が聞こえました。 なんとなく振り向いた先には、華やかな紅白の衣装に身を包んだ娼婦が一人、中二階からこちらを見ていました) あの娘 なんていうます娘ね? (ウォンは、娼婦を見つめ返しながら職員に尋ねました) [Tue 2 Jan 2007 22:02:07]
娼婦 > (種族・お国入り混じるヴェイトスでは、年始年末が「それぞれの風習」で行われているのだろう。トキノミヤコ人のこの娼婦にしてみたら正月三箇日――…とはいえ、 客引きの為にロビーに出たら、正月テイストの紅白衣装に身を包んだ娼婦の一人。通常営業中――ロビー正面の中二階。手摺から、階下を覗きこむと客の姿が見えた。 なかなか賑やかな…と、いっては可笑しいが、珍しい喋り方をする客なので、視線は自然と貴方を追いかけて) ……。 しぇいしぇい。(フォーウンだったっけ。なんて) [Tue 2 Jan 2007 21:44:22]
お知らせ > 娼婦さんが入室されました。 『(面白い事をいう客だな。なんて思っていた)』 [Tue 2 Jan 2007 21:35:23]
ウォン > 大丈夫ネ? 謝々どうも (笑顔で快諾されると、緊張に引き攣った笑顔でお礼を言いました。 噂に名高い青猫の娼婦のテクニックを味わう事ができそうです。 一週間は勃たない位搾り取られると囁かれる青猫の娼婦のテクニック、一体どんなプレイが待ち受けているのでしょうか?)(ウォンは、童貞少年の如くそわそわしながら、職員が持ってきた5万エンで抱ける娼婦のリストを覗き込みました) [Tue 2 Jan 2007 21:34:15]
ウォン > (さすがに高級娼館の名に相応しく、青猫のロビーは華やかで上品。 噂に聞いていた客が出した打ち止めの赤玉を入れとく硝子の箱も見当たりません) あと 私 早撃ちネ。 時間内 沢山撃つ 大丈夫ですだか? (ウォンは、こっそりと職員に尋ねました。 がっつく訳ではありませんが、ウォンがいつも利用している貧民窟の娼婦は1回3000エンほど。 それで最低4回はがんばっているので、5万エンの元を採るには少なくとも16回はがんばらなければなりません。 もし、一回でできる回数が決まっているとしたら良く考慮しなけれいけません) [Tue 2 Jan 2007 21:20:34]
ウォン > 5万エンで抱くる娘 いるますね? (ごくりと唾を飲み込んで、ウォンは言いました。 年の初めから安娼婦では絞まらないので、血と汗の染み込んだ(自分のも、他人のも)虎の子の5万エンを握り締め、ヴェイトス一の高級娼館へ繰り出して来たものの、周囲の華やかな客層を見るとどうにも浮いてしまっている気がして、ウォンは周囲をキョロキョロと見渡しました。) [Tue 2 Jan 2007 21:06:54]
お知らせ > ウォンさんが来ました。 『5万エン』 [Tue 2 Jan 2007 20:59:19]
お知らせ > ライヤさんが退室されました。 『青猫へようこそ――旦那様。(笑顔でお出迎え)』 [Mon 25 Dec 2006 23:42:45]
ライヤ > (ぎりぎりとハンケチを噛み切りたい気持ちで、歯軋りするも――時既に遅し。 聖なる夜を彩るべく、青猫の華としてロビーに出たなら、お仕事開始だ。 クリスマスツリーを見上げて、溜息をつくのもこれで最後にしよう。 頭に飾ったヒイラギの髪飾りを軽く整えて、深呼吸。 ) [Mon 25 Dec 2006 23:33:13]
ライヤ > ………どうせなら、クリーム女体盛りの提案を先にすべきだったわね。(『自分もあんた達の提案に乗ったんだから、お前らもノレ。 』中途半端に乗せられるのではなく、このくらいを平然と言い切ってしまうくらいの勢いで乗ってしまうべきだった。 そうすれば、少しはすっとしたかもしれない。  ……「言いだしっぺが、先にやりなさいよ」な、カウンター攻撃の可能性もあったが、その時はそのときだ…!)  [Mon 25 Dec 2006 23:23:34]
ライヤ > (かといって、姉娼婦の勢いに「NO」と突っぱねる強さもない。これは自分が弱いのではなく、姉娼婦達のオシが強いのだと思う。 )………敵うわけないわよね。 (話を切り替えるのもお手のモノ。 乗せるのも、乗るのも大得意。 未熟な自分が彼女等に敵うはずもない) [Mon 25 Dec 2006 23:18:23]
ライヤ > ………。(ぷすこ)(頬が膨れる。)白と赤ッて、紅白……紅白…。(鏡に映る自分が、妙に子供っぽくて嫌だった。ただでさえトキノミヤコ人ということもあり、幼く見えるのに。 …まるで七五三のようだ。 …もっとも、トキノミヤコ人以外が「七五三」を知っているはずもないのだが、其れは其れ) ……… 酷いわ。 (頬が膨れる。 唇を尖らせて、むくれる。 その仕草の所為で、更に餓鬼っぽく見える事を知らない。  其処まで気に入らない衣装を着ている必要は   普段なら   ない。 普段なら。 だけど今日は)  クリスマスカラーに合わせる、なんて。 (白・赤・緑 この中から色を選ぶとしたら、この衣装しかなかったという。) …流れるばかりじゃ駄目ね、私。(  一部の娼婦で持ち上がった提案に、ふと気がついたら上手く乗せられていたのだ。) [Mon 25 Dec 2006 23:10:32]
ライヤ > (クリスマスが嫌なわけではない。 賑やかなのは大好きだ。 クリスマス料理も好きだし、プレゼントを贈る風習も、誰かが喜ぶなら、其れでいいと思う。クリスマスツリーの飾りつけだって楽しいし、何よりも人々が陽気なのがいい。 …もっとも、敬虔なパプテスの方々からしてみれば、眉をひそめるようなドンちゃん騒ぎに見えるのかもしれないけど、そう云う方は、今日、この時間に青猫になんぞ来ないだろう。 )  ………。 (じゃあ、何が嫌なのかと言うと、自分の衣装が嫌なのだ。 白地に赤い椿が描かれた長羽織。 これが凄く気に入らない) [Mon 25 Dec 2006 23:02:09]
ライヤ > ――― 。  嫌だって言ったのに。 (青猫のクリスマスはそれなりに賑わっている。 …ロビーのクリスマスツリーの元で、ひっそりと溜息をつくのは、小柄な黒髪の娼婦だ) [Mon 25 Dec 2006 22:54:45]
ライヤ > (黒地の着物を着てはいられない) [Mon 25 Dec 2006 22:50:27]
お知らせ > ライヤさんが来ました。 『(今日ばかりは)』 [Mon 25 Dec 2006 22:50:05]
お知らせ > ラクリアさんが帰りました。 『 優しい夜は続いてーーー』 [Fri 15 Dec 2006 04:39:56]
お知らせ > マリィゴールドさんが帰りました。 『 アルコールも入りほろ酔い加減でお喋りは続く―――。 』 [Fri 15 Dec 2006 04:09:25]
マリィゴールド >  ―――暫くすれば落ち着くとは思うけどもさ。 ボクが云わずとも色男がキミに言うだろうから先に言ってしまうけども地方村の事件は『吸血鬼』の仕業らしいからね。 聖夜も近いって言うのに。 ( 危険な場所に行かなければ大丈夫、と。 手をヒラヒラと振り。 ) 心配掛けさせるんじゃない、とね。 それが良いよ。 ( 拗ねた姿に、此方は自然と喉が鳴る。 ) 笑い事じゃないでしょうに……。 ( 可愛くないッ! と嘆きながら。 ) うん、困った事があれば―――何時でもどうぞ。 ( 肩に触れた麗人の額。 此方も、冗談めかして よしよし と頭を撫で。 ) オハナシを聞く位だけどもね。 相談が終わったなら、何か飲み物でも用意するよ―――そうだねホットワインとか如何? ( 寒い夜には、これが良いとと蝙蝠は自信たっぷりに。 ) [Fri 15 Dec 2006 03:46:17]
ラクリア > ―――……え。 ( 固まった。 ) えぇぇっ?! ( 真面目な口調にマジだとわかれば、物凄く驚き思わず声をあげ ) わ、わかった…気をつける。目茶目茶気をつける。サ、サンキュ。( ビビっているらしい。こく、こくと頷いて ) ―――……嗚呼、そうする。帰ったら一発殴ってやる。 ( 全くもう、と少しフテた様子で言い放てば ) ……。 ( きょとんとした。照れた様子で花瓶に花を生ける友人に、瞬き数回。そして ) ぶっ。あははははははは。 ( 吹いた。笑った。 ) 可愛い、マリィ。やっぱ可愛い。 ( ツボだったらしい。うんうん、と頷いて、やっぱり可愛いやーと満足げに。そして、部屋に合った様子のスノードロップに、嬉しそうに笑った )   ああ、だいぶ晴れた!やっぱ、マリィのとこに来るのが一番だ。―――……聞いてくれて嬉しかった。 ( 無邪気に、口端上げてにっと笑えば、愛情表現に相手の肩にこつん、と頭をぶつけようとして ) [Fri 15 Dec 2006 03:33:51]
マリィゴールド >  其程迄に……命知らずが多いのさ。 ソレと最近は大聖堂が動いてるらしい、神の走狗たる悪魔祓い達が―――キミも気を付けてね。 ( 巷を騒がす吸血鬼の影に、大聖堂も本腰を入れていると。 他人事ではないのは麗人も自分も、そう。 少しだけ真面目な口調。 ) 今度はあの色男に、ちゃんと事前に相談位は欲しいと怒っておくと良いさ。 ( 麗人の心が軽くなったのなら幸い、と。 ソファーに置きっぱなしの純白の花束を手に取り、備え付けの花瓶に移そうと。 ) だから、天に昇ってしまいそうだから止めてくれ、と。 そんな事を真面目に言う物だから羽根だって生えてしまったんじゃないかボクは。 ( 僅かに照れたか、貌を伏せて。 花瓶に差し替えれば、ゴシック調の部屋に白色が栄える。 ) 残念だけどモテないから……、で――悩みは少しは晴れた? [Fri 15 Dec 2006 03:25:16]
ラクリア > 何その縁起悪い一言……( 友人の言葉には同意するも、最後の言葉にはぽかんと口を開け驚いて ) ……普通に、か……。うん。そうだよな、うん。 ( 片目を瞑った貴女に、少し行き先が見えたのか、笑み浮かべ。「ありがとう」というように ) ―――い、いや、それは……―――。 ( 否定しきれずに、照れたように顔俯かせるけども、笑う相手に気恥ずかしそうに赤い顔で笑って「なんだよー」と口尖らせ ) ……え、マリィはモテそうじゃん。あたし、かっこいいと思うよ?綺麗だし、可愛いし。 ( 肖りたいという相手に、女はきょとんと瞬きしながらけろっと言い返す。尊敬するほどに、この麗人はかっこいいと認めている故 ) [Fri 15 Dec 2006 03:15:19]
マリィゴールド >  男性を見るなら、ソコじゃないかな? とボクの持論だけどもね。 守ってあげるなんて言うのは気を付けた方が良いよラクリアも、この街のジンクスを一つ 「キミを守ると言った男は死ぬ」 ( そんな死亡フラグ。 実際の所は闘う傭兵などが命を落とす場合が多いからなのだけど、水面下で囁かれる噂。 ) まぁ、願掛けに近いのかも知れないけどもね傭兵の……。 普通に接してあげるのが良いと思うよ、彼も答えを急かすなんて野暮な真似はしないさ。 ( 落ちついたなら、静かに麗人の身体から離れ悪戯っぽく片目を瞑ってみせる。 ) どうかなァ? キミの言葉は矢張り、この件に関してのみアテにならないと証明されたワケじゃないか。 ボクも肖りたいね是非とも。 ( 照れない照れない、とアッケラと笑って見せる。 ) [Fri 15 Dec 2006 03:04:18]
ラクリア > 成程ね。「共に闘おう」……か。ははは、いいかもな。女は強し、ねぇ。 ( その言葉に可笑しそうにけらけら笑う。いつもの男装女の馬鹿笑い ) ―――……ああ…。――死ぬ、とか思ったのかもな。 ( あやしてくれる優しさに、ペースを乱しそうになる。何を焦ったのかという言葉には、死と直面でもしたのだろうかというように思案顔で呟いた。らしくない、ということに同意するように頷きつつ ) ―――……うん。 ( 優しい言葉掛けと気遣いに、嗚呼、こんな風になりたいと思う。大きいというか、優しいというか。包容力というものがあるんだろうと感じて相手を見ていたところ ) ―――…は?!モ、モテねぇって!男は初めてだありえねぇよっ。 ( と、顔赤くなってぶるぶる首を横に振り捲し立て動揺中 ) [Fri 15 Dec 2006 02:54:15]
マリィゴールド >  ボクならば、と言うけども―――ホントは守るも何もないのさ。 ラクリアも女の子を口説くなら「共に闘おう」とかどうかな? 最近の子は強いからね、守りたいなんて思ってると此方が守られる有様だし。 ( 慌てふためく様子に、今日始めて安堵して笑みを浮かべる事が出来た。 ) ボクから言えるのはお互いに……、もう少し理解を深めるべきだね。 勿論、色男の彼もだ―――何を焦ったのだか知らないけども突然過ぎる告白は相手を悩ませる結果になるのに。 アァ、きっと冷静そうな彼らしくないと思ったら矢張り恋煩いは難しいね。 ( ゆっくりと肩を抱き、落ち着かせるようにラクリアの背を、子供軽くあやすように叩いて。 ) どういたしまして、彼の気持ちばかり優先させる事もないから。 ラクリア、キミの問題でもあるしね。 ( 未だ恋を知らぬ、と言う麗人。 ならば、急ぐ謂われは何処にもないと。 ) しかし、最初に言った通りモテるじゃないかラクリアは。  [Fri 15 Dec 2006 02:44:52]
ラクリア > ―――……そうなんだ…… ( 思った以上に深刻な様子を受け止め、瞳を伏せる友人をそっと見詰め ) ………ま、守る?!俺は守る側だぞ??何言ってんだよマリィまで……! ( 慌てふためいて、顔赤く。断固否定。まさか愛らしいと思われているなんて思わない。この男装女の中での愛らしい定義は、こんな言葉遣いの悪い女じゃない。寧ろマリィが愛らしいと思っているほどであるのだから ) ………。 ( 覗きこまれれば視線絡まる。柔らかな言葉紡ぎに不思議と安堵していく感覚。肩の力が抜けると同時に、気が緩みすぎてしまうのではないかという心配が起こるほどに。 ) ……そうだよな……焦って出した答えが、ちゃんとした答えじゃなかったら、相手に失礼だもんな……。 ( 貴女の言葉には尤もだというようにしみじみ呟いて。どうにも、真剣に考えて頭を煮詰めすぎた様子。困ったように瞳揺らしながら、子供のように眉を下げ、額に手を当てるけれど ) ……少し、楽になった。サンキュ、マリィ。 ( 貴女をもう一度見ればふっと微笑を深め。まだ踏ん切りのつけられていない顔だけれども、それでもどんよりからは抜けられた様子で ) [Fri 15 Dec 2006 02:32:40]
マリィゴールド >  そう、聞いているよ―――。 未だ解決はしていないらしいけどもね。 ( 眷属だったらしいとは昨日貴族より伝え聞いた。 瞳を伏せ。 ) 解らないね、彼に聞いてみない限りは。 ただ一つ彼は――好きなヒトを守りたいと言う欲求は強いんじゃないかな? 殺し文句じゃあないか「キミを守る」って言うのは。 ( ショックを受けたらしい麗人。 本人は気が付いてないのだろうからソレ以上は何も言わず。 「わたし」と時折気が緩めば友人の口から漏れる言葉も、愛らしいと思える物なのに。 ) なら、簡単だね―――答えは急ぐ事はないよ。 ( ラクリアの肩に触れ、俯きがちな麗人の貌を覗き込みながら。 ) ここで急いで答えを出すのと、時間を掛けて実感する想いは別の物だからね。 考えても見ると良いさ、私は貴方が好きですの答えが「好き」か「好きじゃないです」の二つだけじゃないのだからね。 今出来る答えを返せば良いんじゃないかな。  [Fri 15 Dec 2006 02:22:34]
ラクリア > ―――……誰か、死んだのか……やっぱり。 ( 物騒だったもんな。と、誰が死んだかはわからないけども、今の状況からして深刻なのは目に見えているというように。 ) ………女の子……! ( がーん、と頭に岩が振った。※ビジョン。 開いた口が閉じられないまま、目を丸く ) ……うん、きっと性別とか気にしてない奴なのかもな……。 ( ゆっくり述べてくれる友人の考え。それを耳にしながら、思い返せばそういう節があるなというように、此方も頷いて ) ……帰ってきたときにはきちんと、答えださねぇとなと思ってて。……けど、あたし、未だに……―――人を好きになったことがねぇんだよ。友好とかはわかるけど、恋人とかってよくわかんねぇんだ。 ( どんなもんなの?と尋ね。もう聞く辺りでかなりの重症なのかもしれないが。どうしたらいいのか、全く以ってわからないといった様子。 ) [Fri 15 Dec 2006 02:10:38]
マリィゴールド >  御礼の次は謝るとかナシだよラクリア―――。 ( ぺちり、と自分の貌を手で覆いながら。 矢張り重傷しらしい。 ) ほら、死亡フラグとか……、いやゴメンこっちの話だった。 ( 首を振り、つい先日の邂逅を思い出し一人悲観に暮れた。 ) ラクリアは、気持ちが解らない……――か。 彼を友人ではなく恋人として見れない? ( 膝上の手はそのままに、複雑な胸中を察すれば穏やかな声色で。 ) 何か今騒がしいと聞くからね……傭兵は稼ぎ時なんだろう。 そうだねラクリア、彼はキミの中に「女の子」を見たのだろうね。 一度だけの邂逅だけども彼の人成りを見る限りは。 或いは一人の人間としてキミを見ているか……ボクならばソコで考えるね。 ( 嘆く麗人の言葉を聞いて、ゆっくりと自分の考えを述べる ) [Fri 15 Dec 2006 02:02:24]
ラクリア > ん、ゴメン… ( 優しい気遣いに思わず情けない笑み浮かべ、相手の膝の上に置かれたままの絡んだ手に何処か安堵を感じながら ) ―――危ないパターンなのか?…そうそう、あいつ。仲はいいんだ。 ( 危ないパターンがどういうのか、この男装女はあまりわかっていないらしく、思わず首傾げて尋ね。……要するに、友人だとは思っているとのこと。 ) ………あたしの気持ち、か……。それがわかんねぇんだよ……。( 髪を掻き揚げ、瞳が揺れる儘。「戸惑っているんだろうけど」と言われれば一つ頷いて。 ) うん…。 ―――……そう、地方村の警護に行ってる。なんか、色々あったらしいし、それで。 ( 僅かに身を寄せられれば、疲れきった体を預けるように、頭を相手の肩に乗せようと。途方にくれる様子。 ) ……大体、あたしなんかよりも可愛い子がたくさんいるじゃないか。あたしなんて、女としてみる価値ねぇって。なのに……――― ( なんであたしなんだよ、と。戸惑った表情を隠せずに、気を許す友人に弱音のトーク炸裂。 ) [Fri 15 Dec 2006 01:44:59]
マリィゴールド >  言ったでしょ気安い性格だって――。 ( 畏まって御礼をされると困った貌で、元気のない麗人には調子が出ないのだろう。 包んだ手を自らの膝の上に。  ) それって一番危ないパターンじゃあ……。 アァ、あの色男さんね。 ( 脳裏の浮かぶのは勝ち気なバウンサーの貌と、忘れようも無い彼の纏う殺気じみた空気。 ) 失礼にならないように、キミの本当の気持ちを伝えるしかないとは思うね―――ラクリアも突然の事で戸惑っているんだろうさ。 だけどまァ、彼は今どこに? 普通の手紙には「生きて帰って来たら」なんて書かないだろうから傭兵のお仕事かな。 ( 縋るような麗人の貌、それを受け止め。 僅かに身を寄せ。 ) [Fri 15 Dec 2006 01:36:55]
ラクリア > ……ありがとう。 ( 何時もは軽い挨拶のような礼も、今日は心底礼を言うように。困ったように笑った。情けないな、と言いたげに ) ……そう、なのかな。……ラブレターっつーか……普通の手紙なんだ。普通の手紙のはずなんだよ、ああ。でも…最後に、「好きだ。生きて帰って来れたら付き合おう」って……。 ( 誰、というのは切羽詰ってるために口に出せず。とりあえず…… ) ……客じゃなくて……うちの、バウンサー。 ( 知ってるだろ?と、額に手を当てたまま貴女を視線だけで見やり、はぁっと溜息をついて。 ) ……もしそれが冗談じゃなくて本気だったら、失礼だなって思うんだよ。けど、どうやって答えたらいいかわかんねぇんだ…… (b考えても考えても出ない答え。それは、恋愛したことがないというのもあるし、女として見られたのも初めてだからといえる。その前に、きっとこの当人が鈍いからというのもあるだろうが。縋るような目で泣きそうに話せば助けてといわんばかりに見つめ ) [Fri 15 Dec 2006 01:25:47]
マリィゴールド >  別に―――大した用事でも無いし。 ちょっと、隣街までお使いに行くだけだから。 何時でも行けるよ。 ( 軽く言葉を流して小さく肩を竦める。 本当に大した用事では無い、と。 ) ソレよりもラクリアのが心配だから。 ( 身を乗り出し、俯いた儘の麗人の貌を伺う。 泣き出しそうな空を思わせる瞳。 「 恋文 」と聞けば眉間に皺を寄せ。 それ事態は喜ばしい事ではないかと思う、思うのだが此の麗人の表情の硬さを見れば言葉に詰まる。  ) ……キミを、女性をして受け入れたいと。 そう言う恋文なのかな? いや、マイノリティなご趣味のヒトなら兎も角だよ。 ( さて、誰だろうか恋文などと認めた御仁は。 こういう商売には恋愛は付きものだけども。 ) [Fri 15 Dec 2006 01:20:18]
ラクリア > ( トランクを見れば、貴女を見 ) …ごめんな。どっか行く予定だったのか? ( と、気遣うように一言問いかけた。ソファーへと腰掛ければ、冷たい指に包まれ安堵するように息を吐く。 ) ……サボりがバレる位のほうが、まだマシだ…… ( 今にも泣きそうに眉を下げて情けない面。思わず俯いて。優しい言葉がけに、流されてしまいそうになるほど。 ) ………ラブレター、もらったんだよ…… ( 繋いでいない方の手で、額に手を当て溜息交じり。苦笑も失笑も、笑い飛ばす、もなく、泣きそうだった。柄じゃない。格好悪い限りである。 ) ……なんかさ俺、もうどうしたらいいかわかんなくて。俺は男だって言ったのに、あいつ……わけわかんねぇんだ。 ( つまりは、男に告白された、ということ。それに戸惑いを感じてどうしたらいいかわからない、という相談なのだが、切羽詰った形相で、わしゃわしゃと髪を掻き毟る ) [Fri 15 Dec 2006 01:07:43]
マリィゴールド > ( 自室まで来れば、出掛け間際と言うのは本当だったのかベットの脇には小さなトランクが一つ。 麗人を部屋に通せば、指を絡めたまま二人掛けのソファーへと ) ……何だか解らないけども、そんなに落ち込むなんてラクリアらしくない。 サボりがばれた―――じゃあ、ソコまで落ち込まないよね。 ( 麗人の細い指先を、蝙蝠の手が包む。 温もりの無い朽ちた骸の手には違いないけども。 ) 結構深刻そうだね。 少しでしたら、その悩みを抱えてあげようか? この若輩者で良ければ? ( 何時も返ってくる言葉が来ない。 麗人の照れながらも否定する姿をいつも微笑ましく見ているだけに今の姿が一層痛ましく思える。 「話してくれる?」 小さく首を傾げ。 ) [Fri 15 Dec 2006 01:01:11]
ラクリア > ―――……マリィ、俺……もう駄目だ。 ( 大丈夫?と聞かれて、泣きそうになるなんて珍しいけども。弱音を吐いて額に手を当てた ) ………ああ。いい加減に選びたくなかったんだ。 ( 疲れていても、微笑むことはできる。大切な友人のために選ぶ花だ。いい加減は嫌だったというように ) うん、そうそう。やっぱマリィ詳しい。さすがだな。 ( 手をとられればそのまま指絡めようと。無理もできずに甘えそうにそれは指先にどうしても出てしまう癖。なぞるように、細い指を辿ろうと ) ………っ……。 ( 耳元で笑われれば、らしくもなく赤面して俯いた。全くらしくない。ちげーよ!と、反抗もできなかった。それどころかマリィを見て ) なあマリィ。…俺、どうしたらいいんだろ。 ( 悩み果てて疲れた顔で、縋るように見つめてぽろりと零したのは弱音。今まで、こんなに悩んだのは人生で数回しかないかもしれないと話しながら貴女についていこうと )  [Fri 15 Dec 2006 00:48:22]
マリィゴールド >  今更聞くけども……――大丈夫? ( 麗人へ視線が上から下まで。 眷属なのだから生きては居ないのだろうけども生気が全く感じられない。 麗人の貌に浮かぶ疲労の色、けども気怠そうな姿は何処か艶っぽく感じられるのが端正な容姿のお陰だろう。 ) その心掛けは非常に好ましいと、思えるけど。 嬉しいね誰かの為に買ってくれた花なら尚の事。 ( 俯き加減に咲く静謐な白の花弁。 ゆっくりと手を伸ばし、抱き抱えるように受け取るだろう。 ) 花言葉は「希望」或いは「慰め」……だったっけ? ( ポケットに入れた麗人の手を取る。 腕を絡ませれば、話があるのだろう部屋へと誘わんと。 ) 何かお悩み事ですか? ( 麗人の耳元で笑いながら。) [Fri 15 Dec 2006 00:41:42]
ラクリア > 嗚呼……そう? ( げっそり。からっと苦笑い。トーンの低い声。明らかにゴースト。 ) ―――そうだったんだ。嬉しいそりゃあ。 ( 挨拶でも、と言われれば嬉しそうに笑う。ただ、どこか疲れきったような顔ではあるけども。 ) ( 間があいた。目を奪われたような表情で目を見開いた。 )………ああ、うん。約束は守るよ、俺。 ( ふんわり笑われれば、端正な顔に似合う笑みだ、と思う。思わずドキっとした。柄にもない。ごまかすように、間のあとは笑い返して、首を振る相手に内心ほっとする ) ……はい。―――百合じゃねえんだ。冬に咲く花でさ、花言葉も色も、雰囲気も品があってマリィらしいなって。 ( と、ふっと微笑めば照れくさそうに差出し ) ……結構悩んだんだからな。 ( と、照れているのをごまかすように、つい癖でポケットに手を突っ込んでしまう ) [Fri 15 Dec 2006 00:27:52]
マリィゴールド >  ―――や、痩せたねラクリア。 ( ひくっと眉を潜ませ。 遠目からでも背後に悪い霊にでも取り憑かれたのかって程に顔色の悪い麗人。 それが手を振っている様は……幽霊船から手を振るゴーストにも似た何かを連想した。 ) いやいや、ボクも出掛けに挨拶でもと思ってたから良かったのだけど。 ( 一度踊り場から顔を引っ込め、受付へと。 麗人が手にしているのは目にも眩しい程の純白の花束。 ) 有り難う、約束を守ってくれる人は好きだよボクは。 ( ふんわりとした笑み、花束を見れば上機嫌に「いいよ」と首を振るだろう。 ) [Fri 15 Dec 2006 00:21:26]
ラクリア > マリィ、急にゴメン。 ( そう一言、控えめにかけた声は貴女に届くだろうか。何せ大声を出すには些か気まずいものがあって ) [Fri 15 Dec 2006 00:15:20]
ラクリア > ―――……! ( 振り返った。真っ青な形相。やつれたとも言っていいような、青白さ。夜、うらめしやーっと出ても可笑しくないほどの。その男装女が、蝙蝠友人を見た瞬間、叫びそうになるのを堪えて手を振った。明らかに切羽詰った笑み浮かべ。花束を貴女に振って見せようと。純白の、百合ではなく、スノードロップの大輪。真っ白なものが映るだろうか ) [Fri 15 Dec 2006 00:14:35]
マリィゴールド > ( ロビーから続く吹き抜けの階段、そこよりロビーを見下ろす蝙蝠が一匹。 ) 誰か、呼んでいると言われて来てみれば。 ラクリアじゃないか。 ( 気付くだろうか? 踊り場から、物憂げに受付で佇む友人へ小さく手を振って。 ) [Fri 15 Dec 2006 00:09:59]
ラクリア > ( 受付前で返事を待つ間、女は癖か、髪を掻き揚げて。花束を肩に乗せるように担いだ ) [Fri 15 Dec 2006 00:07:33]
お知らせ >  声 さんが来ました。 『 ―――おや、誰かと思えば。 』 [Fri 15 Dec 2006 00:07:14]
ラクリア > ( とりあえず、よく来ている所為か顧客になりつつある気がする今日この頃。気のせい?嗚呼、きっと気のせい。きっと、きっと……とりあえず、情けない話。同僚にはいえない。囃し立てられるのがオチだ。大して変わりないけれど。うん。頭を抱えて思わず溜息をついた。今にもマリィを見たらがしがしと肩を掴んで聞いてくれよ!といいそうだった。いろんな意味で、ちょっと切羽詰まってる感じ ) [Fri 15 Dec 2006 00:06:54]
ラクリア > ( 情けない。嗚呼、俺笑われてる?マジへこむわ。うん。マジ落ちるわ。うん。心の中で頭を抱えながら、それでも会いにきたのは……とりあえず、花束を渡そうというのと……あとは、「もう聞いてくれよ!」といって笑って、暖かく流してくれるのがあの友人だと思ったからこそ、此処に立ち寄った。とりあえず、格好悪いのは相変わらず ) [Thu 14 Dec 2006 23:58:40]
ラクリア > ( 今日はちゃんとポケットから手を出している。一応用意してきた花束を持って、男装姿は相変わらず。訪ねるものは一人だ。けれど、何だか今日は寝不足で顔がやつれて、真っ青である。げっそりである。お蔭で娼婦の娘たちがくすくす、と笑い声を立てている。青白い顔。とりあえず、とりあえず、友人に会おうと。此処まで足を運んだ。いるかいないかなんて知らない。いなかったら帰ればいいのだから。ただ……いてくれれば、ありがたいと思う。とりあえず、「マリィゴールドさんはいらっしゃいますか?」と、職業柄笑顔で尋ねるものの、気配は明らかにやつれていて ) [Thu 14 Dec 2006 23:54:35]
お知らせ > ラクリアさんが来ました。 『 青猫、受付前。 』 [Thu 14 Dec 2006 23:49:36]
お知らせ > Ghostさんが退室されました。 『真夜中の憩いの場で精神に癒しを。』 [Tue 28 Nov 2006 02:14:37]
Ghost > (名乗られた名前を反芻した。「私はリチャード。」と名乗り返しては笑んだ表情の中、僅かに腰を曲げる会釈を一つ。そして、僅かな間を沈黙へと費やした後に片腕が人差し指を立てるようにして言葉を選ぶように指先は顔の傍で揺らされた。)―――手を(盲人が口にしては開いた掌がゆっくりと女の元へと差し出された。空気中を探る手付きが娼婦により握られては軽く其のを紳士的に優しく握り返す。杖が部屋の方角と思われる一足先をコツコツと突き始めては歩き始めるか。)其れでは――行きましょう、シニョリーナ。(口元に乗せた笑みは次第に濃くなって行く。硬質な複数の靴音と共に盲人と娼婦の姿はロビーからもう間も無く、消え去るだろう…) [Tue 28 Nov 2006 02:13:50]
お知らせ > Ghostさんが来ました。 『―――アリシア。』 [Tue 28 Nov 2006 02:05:01]
Ghost > (硬質な靴音が聞こえて来る。其れは徐々に此方へと近付いて来る。そして、己の傍左手だろうか、音のみで判断すれば恐らくは眼前に立ち尽くしたであろう到着した娼婦の方へと顔を向けた。相手の人種は同種か黒色か黄色かまた其れとは異なる類の者か、興味を注ぎながら男は先に向けた顔へと従うように身体の向きを到着した者の方へと転換させ。)失礼ですが、御名前を御伺いしても宜しいかな?(酷く紳士的な物言いで女と称する人物の方を見ては其処で口を閉ざす。相手は何と己に名乗るのだろうか。全てが興味と好奇心で胸の中を満たしており男の表情は何処か安らいでいた。) [Tue 28 Nov 2006 01:41:38]
Ghost > (艶やかさの匂い、其れが最も薄く代りにやや上品さを兼ね揃える香水の匂い。其れが恐らくは身体を向ける方向に居る。そして、比較的に匂いは近く感ずる。其処かと気付いては口元が柔らかく笑みの色を乗せた。カウンターに添えた腕を持ち上げ指一つを立てては視線を受付嬢の方角へと気持向けて僅かの間の後に声が。)―――本日、一番の女性は?(僅かに上がる語尾が受付に尋ねるは「お勧めを」との余りにも簡易な台詞。受付嬢と軽い遣り取りをした後に一つ瞬く事で会釈の代りを見せては、盲人は其の場で選択されるであろう娼婦の到着を待ち。) [Tue 28 Nov 2006 01:12:34]
Ghost > (月に一度の訪問。盲目と化してしまってからは其れが習慣になっていた。杖の先が扉を突き、片手を伸ばしては其の扉を開ける。一歩其の場所へと踏み入れると花街とは一見異なる上品なまた高貴にも感ずる雰囲気が脳内を締め括った。非常に心地良い其の場所で、杖が障害の無いところを探すように見えぬ視界の為に道を作りながら、徐々に一歩一歩と身体を左右に揺らしながら、ロビーの中を進んでは多少迷いながら数分の後に漸くの事で辿り着いたのは受付。カウンターを探るように杖を持たぬ腕が軽くカウンターの上に乗せられる。身を支えるように、受付の前で一息吐いては見えぬ視界が左右へと揺れる。鼻先を啜り上げては娼婦達が身に纏う香水の匂いを嗅ぎ分けるにして、受付つまりは一番傍に在る匂いを探し。) [Tue 28 Nov 2006 01:04:49]
お知らせ > Ghostさんが来ました。 『娼館「青猫」前。』 [Tue 28 Nov 2006 00:57:01]
お知らせ > ラクリアさんが帰りました。 『 え?花? (思わず首傾げたが )お、おっけー。( 快く笑った )』 [Sat 25 Nov 2006 05:51:08]
ラクリア > ―――大賛成。 ( 一口飲んだ後、麗人の言葉に、即答した。悪戯な瞳が笑う。 ) あたしも、マリィのこと知りたいし。 ( 肩肘張らずに、色々話してみたいと。酸味が美味しく感じる。一人酒とは違う。そして、新しい友人がいてくれるからこそ。―――もう、夜明け近い。それなのに、長い語りに話し弾ませ、当分酒の口も進み――― ) [Sat 25 Nov 2006 05:47:21]
お知らせ > マリィゴールドさんが帰りました。 『 ――今度来る時は花束を。 ( ささやかな願いを口にして、暫しゆったりと流れる時を )』 [Sat 25 Nov 2006 05:41:32]
マリィゴールド >  ……お互いを知るには素面だと言い難いでしょ。 お酒は友情の秘訣とも言うし、ボクはキミの事を知りたいと想うけども―――ラクリアはどう? ( 今年最初の葡萄酒、杯を打ち鳴らす響きが室内へ広がる。 程よい酸味と、舌に広がる芳醇な香り。 美味しく感じたのは傍らにいる新しい友人のお陰。 程よく喉を湿らせれば、互いに語り耳を傾けるだろう。 未だ知らぬ互いの身の上を。 ) [Sat 25 Nov 2006 05:40:37]
ラクリア > ―――そうなのか……。 ( 蝙蝠のような麗人の言うことには、突っ込んでいいものか悩み、呟いた。この人に何があったのだろうと思うも、まだ深くは訊いてはいけない気がして。ただ……失う恐さは、この女は知っている。痛いほど。そんな、ちょっとだけしんみりと ) ―――なるほど。 ( 相手の言葉には納得と、同意をするように ) 俺も、酒はおいしく、楽しく、好きな相手とか親しい相手と飲むのが一番だと思うよ。 ( と。ワインの入った杯を少し上げてみて、穏やかに笑んだ顔で、下から覗き込むように真紅を眺め。 ) ―――だって、嬉しいんだ。なんか、なんかな。 ( とても、親しみを感じる友人なのだ。嬉しそうに、此方も擽ったそうに笑えば、乾杯の音頭をとってくれた麗人に、杯を麗人のそれと同じ高さに持ち上げた。 ) 乾杯。 ( ふっと笑って、カチン、と鳴ったのは、乾杯の……友情の約束の証のようにも見え ) [Sat 25 Nov 2006 05:30:43]
マリィゴールド >  ……―――ボクには縁遠い者だからね家族とか、無くして初めて解るってヒトは言うけども。 最初から持ってないならどうして実感出来るのだろうって考えた事あるよ。 ( 誰にも理由の一つや二つはある。 娼婦なんて生業をしていれば身の上話も互いに推測はつくだろう。 杯を傾けながら視線は揺れる真紅へと、何処か遠いハナシ。 ) ボクのお金じゃないし、珍しがって飲むヒトがいるって程度でしょ? 美味しいなら言う事無いと思うけど如何。 ( 蝙蝠の認識はその程度、楽しいお酒に素敵な麗人、豪華に身を飾ろうとも高いお酒だろうと一緒に楽しむ者が居なくてはツマラナイ。 ) 今日はラクリアの口癖は「有り難う」? 何か背中がくすぐったいな―――ハメを外しそうだし。 じゃあ、今宵ラクリアと出逢えた月の導きに感謝を。 そして我が友情が続く限り、悠久なる月が照らし続けてくれる事を願って。 ( 麗人の申し出に嬉しそうに頷けば 「 乾杯 」と杯を打ち鳴らす。 ) [Sat 25 Nov 2006 05:22:00]
ラクリア > ―――ん。家族、か……。 ( 差し出されたワインはそっと指に絡めとり、ありがとう。と。以前、失った本当の家族。その代わりでも……家族と呼べるだろうか、と。瞬時、遠い目をして、ふっとワインに視線落とし、笑った。悩んでてもしかたねぇな、と苦笑。 ) ―――ヴォジョレー……って、高いだろ?!おいっ……! ( 焦った。今の今まで、ヴォジョレーだということに気づかなかったことに、自分はなんてバカだと思った。ホストだろうに自分……!と。自分に突っ込みを入れた。心の中で。照れた貴方にはわからないけれど、半分困惑と驚きと、嬉しさ。 ) ホント、ありがとう。 ( と。もう一度礼を。夜空に浮かべたいのなら、といわれれば ) 喜んで。じゃあ、これからは遠慮なくやる。 ( なんて、冗談を。本気とも取れるような口調でさらっと言って笑った。そして―――何に乾杯する?といわれれば、眉を下げる貴方に。女は考えた。グラスに入った葡萄酒を眺め、考え、そして ) ―――こういうのはどう? ( と。貴方を見つめて ) ―――新たな友情が、末永く続きますように。 とか。 ( 茶化すように笑って、目を瞑り ) どうよ? ( と。なかなかよくないかな?と言いたげに尋ね。相手の意見を聞こうと ) [Sat 25 Nov 2006 05:04:05]
マリィゴールド >  キミにとってはどうか解らないけども家族でしょ―――あのお店のヒト達は。 ( 大切にしなよ、と。 蝙蝠が心配する迄も無く、麗人の言葉の端から感じるのは温もりに似た感情。 杯を、先ず麗人へと差し出し序で自分。 杯を掲げるように指で挟む。 ) ソレはまた……、見かけに依らず大胆。 この葡萄酒では止めて欲しいなァ――収穫したばかりの今年初めてのワインだよ。 ( ソレ、相応のお値段だけども。 他ならぬ麗人なら、自分を訪ねて来てくれた客人を持て成す為に惜しくないと。 蝙蝠は取り澄ました顔だけど、髪を掻き揚げる仕草が何処となく蠱惑的な麗人に何処か照れたのかも知れない。 ) ボクを夜空に浮かべたいのなら是非どうぞ。 じゃあ、何に乾杯をする? 二人の再会に―――それとも新たな友情に? ( どうしても夜空の星と並べたいらしい麗人に眉を下げ。 杯を掲げた儘で問おうか。 ) [Sat 25 Nov 2006 04:51:21]
ラクリア > ―――良い奴等だけど、マリィは、なんかもっと違う優しさを持ってるよな。なんていうか、俺は好きだよ。 ( 素直に言って、軽い調子で微笑んだ ) あいつらは調子に乗ると酒ぶっかけあって遊んだりするような奴等だけど…―――って、しょうがねぇだろ??なんかいっつも弄られんだよ…… ( もう、全く。というように、頭を抱え、額に手を当て。けれどどこか楽しそうに。しょうがねえよな、というように。仲間、と認めているらしい。 ) ―――………頼まれてたって……――― ( まずいんじゃねぇの、と言いかけるも、やめた。自分のために渡してくれたのだ。 嬉しかった。だから、照れくさそうに髪を掻き揚げ ) ありがと。 ( と、笑う。気の抜けたような、表紙をつかれたような、どこか女性的な微笑。 ) ―――……何でもいいっての!マリィ、ホントおっかしいよな。これからもっと褒めようっと。 ( しっかりつっこんで笑って。その後は、親しみを深めたい証拠。冗談っぽく言えば、悪戯っぽくにっと笑って。 ) ( 小気味の良い音を立てたワインのコルクに、女はその様子に視線を移し、ワインが注がれれば ) ―――良い香りだ。 ( と、葡萄の香りに顔を綻ばせた。まずは匂いを楽しむように、女は目を閉じて ) [Sat 25 Nov 2006 04:34:52]
マリィゴールド >  同僚さん、いい人達だったのに―――。 青猫の事とか聞かれたよこの間。 まっ、ラクリアの場合意地悪じゃなくて弄られるが楽しいだったりしてね。 ( ケラケラとからかう様な声、つい先日麗人の勤め先に遊びに行った時は皆奔放で気さくな人物達だったと記憶している。 どういたしまして、と自称気さくな蝙蝠は言葉を返す。 ) ……本当は人に頼まれてた品だったけど、ラクリアなら丁度良いかなって。 ( 誰かが直ぐ傍にいると言う安心感。 燭台の明かりに浮かび上がる麗人は何処か落ち着いている様子に、此方も好ましく想う。 返された葡萄酒の瓶、金髪の手でコルク栓は小気味の良い音を立て開かれ―――。 ) 天に昇るのが良かったかな? 朱鷺ノ京だと水魔の川流れだっけ? ( テェブルに置かれた杯は二つ。 注がれる真紅の液体、葡萄の芳醇な香りが広がる。 ) [Sat 25 Nov 2006 04:21:40]
ラクリア > ―――……うん。優しいな、マリィは。同僚とは大違い。 ( 確かに自分で言ってしまえば台無しな気もするけれど、優しいのは本当だ。少なくとも、同僚たちよりはずっと優しい。お月様を探しているってことに…なんて、言われたことがない。くくっと笑って、けれど嘘ではなく、ありがとう。と。 ) ―――。 ( すぐに触れられる距離が、何となく好きらしい男装女は、心地よさそうに穏やかな顔色。手渡された瓶と、ソムリエナイフを受け取れば ) ―――…… ( 気に入ってくれると思うから。と。言われれば、考えてくれたのか、と目を見開いた後、嬉しそうに悪戯そうな顔が嬉しそうな笑顔を浮かべた。 ) サンキュ。嬉しい。 ( 感謝の気持ち。けれど、多くは言わない。言ってしまったら、軽くなる気がして、そこにとどめた ) ―――煽ててねぇよ。―――ってか、木に登るって、なんか似合わねぇ…! ( 気恥ずかしそうな相手に、笑むけれど。突っ込みを入れて、けらけら笑う。瓶の口を慣れた手つきでソムリエナイフがなぞっていく。キャップをはずし終えると、今度は貴方に渡そうと差し出して。次は、やってくれ、というように、お互いに開けることを楽しむように笑う )  [Sat 25 Nov 2006 04:03:25]
マリィゴールド > ( 麗人からの返答は無い、代わりに沈黙が雄弁に語っているようだ。 ) 図星なんだ―――、お月様を探しているって事にしておいてあげるよ。 これでも優しいんだよボクって。 ( 自分で言う辺りが台無しだけども、今は懐かしさよりも目の前の麗人へと意識を向け。 ベットにはもう一人分の重さが加わる、手を伸ばせば直ぐにでも触れられる距離。 麗人へと手渡すのは葡萄酒の瓶とコルク栓を抜くのに使うソムリエナイフ。 ) このお酒はきっとラクリアには気に入ってくれると思うから。 ラクリアは今日は調子が良いみたいだけど―――ボクを煽てても何も出ないよォ? 精々木に登る位なんだから。 ( もォ、拗ねた様子で口を尖らせて。 柔らかい笑みで見つめられると少し気恥ずかしい。 ) [Sat 25 Nov 2006 03:50:35]
お知らせ > ラクリアさんが来ました。 『( 口説くのにも、調子に乗りすぎたらしい )』 [Sat 25 Nov 2006 03:44:21]
ラクリア > ( 絡めた指先に、伝わる熱がないことに疑問を抱かなかったけれど。ふと、あれ?とも思った。しかしその思考は、彼女との会話で忘れ去るように消えていく。 ) ( いつもさぼっていることだったりして? ) ―――ッ。 ( 図星だった。この女は真面目にがちがちのホストではない。寧ろ、結構気まぐれに何処か行ってしまう困り者ホストの分類に入る。要はちょっと問題児。言葉に詰まって。まさか、自分の香りに彼女が懐かしいとかんじていることなど知るはずもないけれど。瞳が眇まるのを見れば、ん?と、僅か不思議そうに首傾げた。けれど、深くは追求せず。 ) ―――おお。サンキュ。 ( 葡萄酒を見れば女は礼を言った。酒は好きだ。けども―――飲み過ぎないように気をつけようと、思う。弱くはないが、飲むと吸血衝動が怒ってしまいそうで恐かった。昨日、ただでさえ生き血を吸ってしまっている。この友人に、迷惑はかけたくないと思うからこそ。 )  ―――へぇ。俺は、いい部屋だと思ったけど。 ( 部屋を見回し、促されれば、ベッドへと腰を下ろす。貴方の、隣へと。照れたような相手に、顔を綻ばせ、悪戯な笑みを、ふっと深めた ) なんかマリィ、可愛いな。 ( 口説いているわけではなく、本音をほろりと。どこか女性的で、可愛いと思う。思わず、素直な感想を口に出して。貴方を見て ) [Sat 25 Nov 2006 03:36:00]
マリィゴールド >  何時もサボってるって事だったりして? ( グラスを取り出す手を止め振り返る。 麗人から薫るのは、何処か懐かしさを感じさせる芳香。 ソレが同居人の物だと気付くのはもう暫く経っての事。 人混みの中で、バッタリと再会した時の光景を思い出しながら瞳が眇まる。 ) ―――冗談だよ、そう言って貰えるなら安心して遊びに行けるから。 ( 取り出すのはさる止ん事無き身分の者に献上する葡萄酒。 未だ封も開けてない、コルク栓が施された瓶。 ) ―――趣味が合うのかもねボク達。 初めて来る人は皆口を揃えて落ち着かないとか仰々しいとか言うのに。 ( グラスと葡萄酒を手に、ベットへ腰掛け。 麗人が未だ立った儘なら隣へ座るように促すだろう。 ) 落ち着かないって言われるかと思ってた。 ( 肩を竦めて、意外な言葉だったのか。 何処が照れた様に ) [Sat 25 Nov 2006 03:26:22]
ラクリア > ( リテイク ) ( 甘酸っぱいブルーベリーの果実の香りが、女の周りを取り巻いて。 ) ―――ああ。いいんだよ。俺のところは、いつ押しかけて割と平気だから、安心して。 ( お店に押しかけちゃって大丈夫だった?と尋ねられれば、軽い口調で笑う。扉を開けられればお邪魔します、と。言って。美しい部屋に、足を運んだ。 ) ―――…綺麗な部屋だな。 ( 統一された部屋。割と、彼女も気に入ったらしく、顔が綻ぶ ) ……サンキュ。―――いいな。やっぱり。 ( 微笑んで礼を言うけれど。――いいな、とは。居心地がいいということ。相手の人柄だろうか。女は褒めたのだが、貴方にはどう伝わるだろうか ) [ [Sat 25 Nov 2006 03:17:21]
ラクリア > ( 甘酸っぱいブルーベリーの果実の香りが、女の周りを取り巻いて。 ) ―――ああ。いいんだよ。俺のところは、いつ押しかけて割と平気だから、安心して。 ( この間は、突然お店に押しかけちゃって大丈夫だった? ( 扉を開けられればお邪魔します、と。言って。美しい部屋に、足を運んだ。 ) ―――…綺麗な部屋だな。 ( 統一された部屋。割と、彼女も気に入ったらしく、顔が綻ぶ ) ……サンキュ。―――いいな。やっぱり。 ( 微笑んで礼を言うけれど。――いいな、とは。居心地がいいということ。相手の人柄だろうか。女は褒めたのだが、貴方にはどう伝わるだろうか ) [Sat 25 Nov 2006 03:07:27]
ラクリア > 泣かせてねぇって。( l彼女の言葉に、困ったように女は笑い、小さく彼に言おうか。 ) なんだよ、それ。一応って――― [Sat 25 Nov 2006 03:01:12]
マリィゴールド >  大らかなのがキミの魅力ではあるんだけどね―――、その笑顔で何人の子を泣かせたのかと思うと、少し。 ( 蒼い静謐な瞳を覗き込む視線は楽しげに細まる。 腕を組み歩けば、青紫の果実の淡い香りが鼻腔を擽る。 ) 言うようになったねラクリアも、一応アリガトって言っておく―――。 ( やっぱり憎めない笑顔に、不意を突かれて、自然と笑みも深くなる。 人為らざる者の温もりだけども――ロビーを抜け、階段を上がった二階の突き当たり。 ソコが蝙蝠の部屋。 ) この間は、突然お店に押しかけちゃって大丈夫だった? ( 扉の向こうはゴシック調に統一された室内。 大きめの寝具に、テェブルと椅子が二つ。 扉を開け中へと麗人を案内しよう。 ) ―――適当に座ってて、今飲み物でも用意するから。 [Sat 25 Nov 2006 02:12:49]
ラクリア > ―――大らか、か。大らかじゃないほうがいいのか? ( 溜息零れた青年風味の貴方に、女はきょとんと尋ねた。満足げに笑う貴方には、ふっと頬緩めて ) ―――嗚呼、言うよ?けど、マリィはなんだろう。――会いたかった。 ( 言うよ?と、くすくすと、いつもよりも抑えた笑いで茶化すように言えば、その後はくしゃっと照れたように笑う。この間は楽しかったと、友人に言わんばかりに。手をとられ、腕を絡められれば抵抗はしない。人の温もりに、安堵してしまう心が、女にもあった。自室に赴く貴方に従うように、歩調をあわせ ) [Sat 25 Nov 2006 01:58:41]
マリィゴールド >  ソレはキミが少しばかり大らか過ぎるからじゃないのかな? 全く素材は良いのに勿体ない。 ( 飾らない、とそんな言葉がよく似合う紫苑色の麗人。 腰に手をあてながら溜息が零れる。 此方の娼婦達は上品では無く、猫の被り方を心得てるだけ青猫だけに尻尾は勿論出さないが。 身形を整え、全身を見ながら 「よしよし」 と満足げに ) ―――ホントかな、君は可愛い子には誰にでもその言葉を囁いてそうだけども。 ( 嫌味を感じさせないのは麗人の人柄か。 挨拶が済めば、ラクリアの手を取り腕を絡める。 自然と、二人並んで自室へと赴く。 ) [Sat 25 Nov 2006 01:50:10]
ラクリア > ( くすくすと、可愛らしい嗤い声。笑ってるよ?といわれれば、思わず苦笑した。 ) ―――……なんか、マリィが品いいの、漸くわかった気がする。 ( こんなところにいれば、品よくもなるのではないかという勝手な偏見。否、相手のことを立てているつもりではあるのだが。 ) あ、うん…悪い。 ( 襟元を正してくれたり、優しい指摘をしてくれる友人に、女は申し訳なさそうに苦笑した。けれど。一歩下がり、改まった挨拶には、女は笑って、辞儀を返した。悪戯っぽい微笑を浮かべ。 ) マリィにそういってもらえてよかったよ。 ( 女は、男の風貌で少年のように爽やかに笑った。とりあえず、ほかはどうするにしろ、言葉遣いは、友人の環境に通じるように ) [Sat 25 Nov 2006 01:38:04]
マリィゴールド >  今晩和、真逆ホントに来てくれるとは思わなかったけども――。 ウチの子達も笑ってるよ? ( 視線はロビーへと。 数人の娼婦が麗人のリラックスする様を見て鈴が鳴るような嗤いを上げている。 ) 後で、誰かのか質問攻めに合いそうだねボクは……―――。 ほら、ラクリアの趣味は悪くないけども此処ではもう少し背筋を伸ばして。 ポケットから手は出しておく。 ( 喉を鳴らし、麗人の襟元を正す。 少し位ルーズな方が好ましいけども、場所が場所だけに堅苦しい方が良いだろう。 ) ―――来てくれて嬉しいよ。 ( 「ようこそ青猫へ」 一歩下がり、改めてご挨拶を。 ) [Sat 25 Nov 2006 01:29:35]
ラクリア > ( 品定めをされている視線は、この女が同業者をやっていて、女性を相手にしている以上わかることなのだが―――なんというか。上手な女性ばかりに見えるというか。 ) ―――? ( その中に一人、見知った顔がいた。彼は手を挙げて、此方へと。女も、片手を挙げて悪戯っぽく笑うけれど、今日は困ったようにその笑みを浮かべた。歩み寄れば、安く見られると言われ―――確かに、と。納得した様子で苦笑した ) わかってるけど、つい圧倒されちまってさ、 ( と、ポケットに手をつっこんで、首をコキコキと鳴らし始めた。リラックスらしい。 ) [Sat 25 Nov 2006 01:20:19]
マリィゴールド >  ( ソファーに座りながら他の娼婦達とたわいもないお喋りに興じている時の事。 初々しい麗人がやって来たと、目端の利く娼婦達が受付を見ながらあれやこれやと早速品定め。 ) ん――? ( さて、どんな人物かとソファーに座った儘其方に向けば。 落ち着かぬ様子で辺りを伺う紫苑色の麗人が視界に入るだろう。 ) ……珍しいボクみたいだ。 ( 「失礼」 と囃し立てる娼婦達の合間を抜け。 知人に軽く手を挙げながら歩み寄っていくだろうか。 ) もっと、堂々としてないと安く見られちゃうよラクリア――。  [Sat 25 Nov 2006 01:13:19]
お知らせ > マリィゴールドさんが入室されました。 『 ロビーにて。 』 [Sat 25 Nov 2006 01:03:48]
ラクリア > ―――なんつーか。ホントにすっげー…… ( 女は小さく、感嘆とした口調で呟いた。唖然としたように。外見も凄いけれど、中身も凄かった。辺りを見渡せば、様々な娼婦がいる。皆、美人揃いでさすがの女も圧倒した。なんか、とんでもないところに来たんじゃあ…と、思う。失笑が漏れれば、女はその娼婦の中に彼女の姿が無いかを探すように、目を凝らして見回していた ) [Sat 25 Nov 2006 00:54:29]
ラクリア > ( 女は、相も変らぬ男装姿でポケットに手を突っ込んでいた。寒さに震える冬が、もう近くまでやってきているこの季節。肩を竦め、受付まで行けば、ポケットに入れた手を抜いて ) ―――あの。マリィゴールドさんは今日、おられますか? ( いつもの粗雑な言葉遣いも丁寧になってしまうのは、この雰囲気のせいだろう。品もあるし、格が上、という感じだ。マリィがいるようなところだな…さっすが。と、内心感心としていて。女は、辺りを見渡しつつ。受付に声をかけた ) [Sat 25 Nov 2006 00:46:44]
お知らせ > ラクリアさんが入室されました。 『―――また、上品な。』 [Sat 25 Nov 2006 00:39:47]
お知らせ > エトワールさんが帰りました。 『「ライヤさんって何か好きなものあるかな?」とか空気読まない発言をして台無し。要王子様修行。』 [Thu 16 Nov 2006 04:17:07]
エトワール > えっ、う? い、一緒に? あの、腕とか脚とか硬くて邪魔だよ?光ってるの消せ無いし――――外せば、まぁ、消えるけど。 ( ただし見事に達磨状態になるから凄く怖いのだが。 色んな意味で。 そりゃぁ纏花さんは美人だし、寝る前に色々話したりするのも楽しそうだし、断るなんてなんだか恥をかかせるみたいだし、戸惑いながらも「それでも良ければ」って付け加えるけれど。 ) [Thu 16 Nov 2006 04:15:39]
お知らせ > 纏花さんが退室されました。 『さて、貴方の決断は――――どっち?(にや り)』 [Thu 16 Nov 2006 04:12:31]
纏花 > アタシはただのスキモノで、喋る言葉を選ぶだけの頭がないだけさ。(くっくっく。肩を軽く震わせて笑った。そしてまたあくび)・・・・・・楽しいネェ。ああ、そうだ。一緒に寝ないかい?今夜はアタシとさ(ドアの前で唐突な提案。かまーん♪なんて西洋風に手招きなどしてみたりー) [Thu 16 Nov 2006 04:12:05]
エトワール > 纏花さんはこぅ、なんか、そういうの余裕あって羨ましいなぁって思うけど――――。 ( サラッと言えるのは本当に羨ましかったり。どうも人の目とか未だに気にして格好つけたがる難儀な性格で。 ) も、もういいよっ…そういう話苦手なの知ってて皆で言うんだから――――( 何か凄い捩じれた愛を感じるよ…!青猫全体から。 悪意じゃないのがよりいっそう抵抗不能という理不尽な罠つきだ。 ) 無い。無いから。 本当に…ああ、うん。そろそろ休もうかな。 今日も泊まっていくつもりだし――――。 ( 随分と遅い時間まで話し込んだ。此方も眠いといえば眠いし、そろそろ引っ込もうか。 さて…一応、部屋まで纏花さんを送るとして。 ) [Thu 16 Nov 2006 04:09:24]
纏花 > ま、いっか。アタシも女みてムラっと来る時もあるからねぇ・・・・・(ふわー。ちょっと眠そうにあくびを一つ。そろそろ寝るかなぁ、なんて)いやいや、洗ってるだけじゃダメさ。一番奥が――――ねぇ?(くっくっく。そうやっていちいち反応するから、貴方は愛される。いじられるとも言う。からかわれるとも言う。玩具にされるとも)――――――――妙に必死なのは気のせいかい?まあ、そこまで言うなら何か有るんだろうね。・・・・・・んー、寝る。眠いわ・・・アンタはどうするんだいエトワール。まだ仕事?(ふむ?と怪訝そうな顔は見せるが、まあ、いいかと手を引っ込めた。そしてまたあくびを一つ) [Thu 16 Nov 2006 03:58:25]
エトワール > 上手く説明できないけどまぁ、うん。 性の対象にならない、って意味で。 ( 男娼だって居るし、世間の半分の人間を拒絶する気は無いんだけど。むしろ同性を見るような印象か。 ) 張らないよ…! ちゃんと毎日洗ってるよ! ――――別に何年もそういうの、ないってわけじゃ、ない、し。 ( いちいち全部まともに受け答えする段階で駄目なんだろう。 知力高くても朴訥じゃこんなもん。 ) 分からなくて良いよ気のせいだし…! いや、ほら、多分きっと確実に誰かそこで休んでるし――――。( 開けちゃいけない!とか反射的に思ってドアノブに伸びる手を捉まえんと飛び出す。 見たら気絶しかねない何かが其処に居るかのような真剣さ具合で。 いやこんなに恐れなくても良いとは思うんだけどね!ライヤさんはやさしくていいひとだもの! ) [Thu 16 Nov 2006 03:52:38]
纏花 > ・・・・・・・・・・つまり、良く解らないがとにかく男はまあ、嫌だと(強引に纏めてみた。まあ確かに硬いし重いしもじゃもじゃでアレでナニだが。男。同僚と抱き合ったりじゃれあったりして「あ、やわらかーい」とか思うのとは雲泥の差。とかとか)ふぅむ。あんまりヤるヤらないの方向性に興味が湧かない、と。・・・・・・使わないと蜘蛛の巣張るよ?(顔の上半分に影の掛かったイメージでオタノシミください。キュピーンと眼光輝かせつつもっともらしいデマで攻撃だ!だって反応が楽しいから)・・・・・・訳がわからないよ。あのドアがどうかしたのかい?(なーんか怪しい。不審。さっきからガン見してるドアのほうへと近づいて、開けようとドアノブに手を伸ばして――――みようかな、と) [Thu 16 Nov 2006 03:44:52]
エトワール > ――――――……と、まぁ。 ( 思考停止から現実逃避を経て、然し大急ぎで脳内対策会議を開催した後議決が下されて急ぎ帰還。そんな数秒間の空白。 …居る!まだあの、扉の、向こうにッ。 此処で黙り込んだら確実に怪しまれるッ!! そんなヒロヒコワールド。 擬音はゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ… 例の絵柄でお楽しみください。 ) 剃ったって駄目だよ…! 別に毛が全てってわけでもなし…まぁ、色々、だめ。 ( 主に精神的な拒絶感かと。突っ込む突っ込まないのセクハラワードにも負けない…! ) そもそもあんまりそういう、なに、色事関係って私駄目なんじゃないかなぁ、とか。 一緒に話して、仲良くして、毎日顔見れたりしたらすごく満足っていうか。 あ、でもちょっと頼られたりするのは嬉しい、けど。 ( 一応、王子様願望はあるらしく。自分が受け受けという方向性は頭に無い様子。 ) ……ううん、何でもッ…ちょっと壁のしみがぱふ…不自然な形に見えただけ…!! 本当何も見てないからッ…!! ( すごい不自然に叫んだ。具体的には扉一枚越しに聞こえそうなボリゥムで。 ) [Thu 16 Nov 2006 03:39:00]
纏花 > まあ、運命だと思って諦めるんだね。スレてどうもこうもなくなるまで、反応が面白いから続くよ。多分(まあ、いろいろな意味で「愛されている」のは間違いない。がんばれエトワール。負けるなエトワール。たとえ六日前に呪いのビデオを見てしまったような状況になっても!(某アマウラステキ娼婦さんはサダァーコではありません)・・・・・・・・・・・・・・・じゃあ、あれだ。剃ってから・・・?(こりゃあまいった。確かに男は脱毛とかしないから、まあ解らないことも無いが――――でもつんつるてんのいい年した男ってのも気持ち悪いような気がする)確かに、普通は女は男みたいにガッつかないからね。でもおっ立つものがないと、展開がダレる可能性があるのも事実なんだよねぇ・・・・(なんかモノとか立つとかあからさまなエロワードが!)・・・・・・・・・なんだい。どうしたんだいおい。・・・なんか寒気が・・・?(きょろきょろ。魂半分抜けてる状態のエトワールを抱きしめたまま辺りを見回すけど、誰も居ない。何も無い。はて?と首を傾げた) [Thu 16 Nov 2006 03:29:27]
エトワール > 凄い迷惑な話――――別に、見るくらいなら、大丈夫、だけどさぁ。 ( 時々思うのは案山子じゃなくってパンダなんじゃないかっていう被害妄想。 コロセウムのエトワールがその辺ウロウロして笹食べてますよーみたいな。 食べないよ…! ) 特別嫌うわけじゃないんだけどさ、どうもこぅ、全体的に男臭さみたいなのが苦手で。 主にが。 ( 間近で見ると猛烈な拒否反応が起きるレベルで。 女子の涙ぐましい無駄毛処理は嫌というほど見ているものの(というか自分もすることはするし)、髭とか脛とかもう、ね。 ) 女の子の方が安心はする、し―――。 ( どう頑張ってもヘタレ攻めです。ありがとうございました。 ) …ああ、いやね、この間此処通りかかった時偶然見ッヒィ――――――! ( みっひー。みっフィー。 いやそんな場合じゃありませんね! 視界の隅に何か今、一瞬、こぅ、貞の字っぽい感じのアマウラホラーが!! 殺意の波動が!! 青ざめる顔縦線と白目状態で背景雷。 そんなお星様。 ) [Thu 16 Nov 2006 03:22:23]
お知らせ > 視線さんが退室されました。 『(パたム)』 [Thu 16 Nov 2006 03:19:52]
視線 > ―――――――……。(背後から、一瞬刺す様な視線が!)(そう、見られていたのね。見られていたのね――)―――……………。(何も言わずに、己の仕事場へと戻った。残されるのは、微かに響く扉の開閉音のみ) [Thu 16 Nov 2006 03:19:45]
お知らせ > 視線さんが入室されました。 『(じぃ)』 [Thu 16 Nov 2006 03:19:39]
纏花 > ・・・・・・・・・じゃああれだ。もしかしたらアンタを呼んでその反応を見るのが一番の目的とか(こんなナリ(失礼)でも女の子ですエトワールさん。きっと反応がどことなく女の子してて楽しいんだ、と結論付けてみた。青猫の裏人気者だ)大丈夫大丈夫。上手い人のリードに任せれば・・・・・・・って、そうかい。それじゃあ仕方ないね(じゃあアタシが押し倒すのは大丈夫かな、とかぼそりと呟いた。押し倒して何をするのかと。突っ込むものも無いのに)・・・・・・何だい。何が可笑しいんだい?さて、ちゃんと話してもらおうかねぇ――――?(両腕を伸ばして、逃げなければぎむ、と無理やり胸に抱きしめてウシチチ窒息アタックを敢行。さあ吐け直ぐ吐けとレッツ詰問) [Thu 16 Nov 2006 03:13:47]
エトワール > なんか呼ばれるとこぅ…昼間っからお気に入りの子を何人かはべらして普通にお酒飲んで皆で遊んでたりね。 呼ばれる時はまぁ、流石に真っ最中じゃない…のが殆んどだよ。 ( 嫌がらせか面白がってかわざと真っ最中って事はあるが。どっちにしても色々丸出しだったりして精神衛生上宜しくないのは同じ。 ) どっちにしたって無理だよ…何して良いかわかんないし、だいたいほら、私、その。 男の人苦手、だし――――。 ( 言い辛そうに思いっきり目を逸らした。戦ったり普通に話したりする分には全然大丈夫なのだが、性的なアピールは駄目。どうも拒絶感がある、わけで。 おかげさまで男性経験は果てしなく0。女性経験に関してはなんだ、ノーコメント、という、こと、でー。 ) ライヤさ…んぷふぅ…ッ!! ( いきなり吹いた。頭の中で繰り返すリフレインぱふぱふ―――※エコーつき。 ) [Thu 16 Nov 2006 03:06:15]
纏花 > ま、本当はヤってる最中に誰かが来るような事態自体を避けるべきなんだろうけどねぇ・・・・・・少なくともアタシはそう思うんだけど(このあたりは娼婦のスタイルにも因るわけで。この疵アリ娼婦はシャットアウト形。よほどの事が無い限り呼ばない。ただ客が「飲み物が欲しい」と言ったらそうするしかないが)いやいや、世の中は広いんだよ?アタシみたいに「いかにも女で御座い」なんて身体してるのより、エトワールみたいに引き締まったのがいい、ってのも居るんだよ。あと手足は――――アタシは綺麗だと思うんだけどね。まあ、纏めると――――これはライヤにもいったんだけど、アタシが男だったら買うね。ああ買うともさ(両腕を組んで、うんうんと力強く頷いた。しかし励ましているのか自分の考えを只放り投げているのか、いまいち良く解らぬ話である) [Thu 16 Nov 2006 02:59:35]
エトワール > あ…纏花さん。 お疲れ様…うん、流石に最中に男の人が入ってくるのは、ね。 どうかって思うけど。 ( ふとかかる声に頬杖をやめて自然に微笑んだ。コロセウムで客席に向ける時みたいなこぅ、王子様スマイルで。 これだけは素でも出来る。 ) ちょ、無理だよ! 私ほら、こんなだし、全然わかんないし、喋りも駄目だし…! ( 慌てて両手と首を同時に振るい、その無骨な金属の腕を見せる。 特注品の手足は普通の機械義肢に比べて女性的には出来ているけど、柔らかくて細い彼女達とは似ても似つかない。オマケに生身の部分だってごつごつ筋肉ついてるし、生傷だらけだし。 夜中に手足が赤く煌々と光る女が横に寝てるなんてアリエナイ。 マリィみたいに格好よく王子様をやれば良いかって、コロセウムでやってるそれっぽいのは台本無しじゃ出来ないし。 ※凄い勢いでヘタレだ。 ) [Thu 16 Nov 2006 02:52:28]
纏花 > なんだかんだ言っても、夢紡ぎの館の、本当の裏方の裏方以外は―――男じゃ困るんだろうね。お疲れ様だよ。エトワール(ふう、と湯上りの他ほかした暖かさを漂わせて、夢紡ぎの一人がふらりと現れた。1人物思いにふけるアンニュイな「愛すべきボディー・ガード」へと近づいて)・・・まさか、お客でも取りたいのかい?(めさ、見当違い) [Thu 16 Nov 2006 02:42:27]
エトワール > ( 結局此処の皆が好きなんだろうなぁ、と認めて溜息。 頬杖をつくのは良いけど、金属の腕で手摺りを傷つけないように注意しながらしばしぼんやりする。 だから結局なんなんだ、どうしたいんだってゴチャゴチャ考えて、結局まとまらずに癖の強い赤毛を掻き毟って呻いた。 ぐなぐな考えれば良いってもんじゃないのは分かるし、結局出てくる結論は。 ) 奴隷一人に出来る事なんてね――――。 ( 精々、頑張る彼女達をできるだけ優しく迎える事くらいだろう。お疲れ様って感じで。 ) [Thu 16 Nov 2006 02:40:36]
お知らせ > 纏花さんが来ました。 『――――ふふ』 [Thu 16 Nov 2006 02:39:34]
エトワール > ( 未だかつて実際に腕力を行使した事は無い。天下の青猫は貴族様御用達の高級娼館である。 最初は知的な談話からデートを繰り返し、あくまで優雅な擬似恋愛を楽しむような場所だ。 当然いきなり「ヤらせろ」なんて客は門前払い…というか、高級娼婦達の失笑を買って泣いて帰るだけ。 来客の質もそれなりに高いって話。 おかしなのもたまには居るけど。 ) …ま、案山子は必要だからね。 ( 荒事はコロセウムのエトワールがお相手する、という看板が必要なのだ。 ただこうして見張っている事をアピールする事に主な意味がある。 ) [Thu 16 Nov 2006 02:25:58]
エトワール > 顔見知りの子達がしてる所に入るのって結構ショッキングなんだよ本当――――。( そういう仕事なのは重々承知しているけど。 少女のように笑う彼女達があられもない姿でお金持ちの男とベッドを共にしてる姿っていうのは、なるべく見たくないっていうか、まぁ、色々複雑だったりする。 その上でそのお金持ちに「おお、お前知ってるぞ」とか呼び止められてじろじろ観察されるのも苦痛だ。 「用心棒」だけやってられたらどれだけ気楽だろう。 このさい、皆が面白がって押し付ける山盛りの買い物だって楽しいといえば楽しめる。 変な専門店以外は。 ) …といっても、荒事なんてそうそう起きないんだけどね。此処は。( バルコニーの縁に肘を着いて、顎を乗せた。 ) [Thu 16 Nov 2006 02:21:37]
エトワール > ( この時間帯、娼婦達はあまり此処で無駄話をしている事はない。 なにせこの業界的には一番真っ盛りの時間だし、この段階でお客がついていない娘はそれはそれで切り替えて他の仕事を手伝ったり、早々に休んだりしている所で。 一応、青猫用心棒たる剣闘士は正面玄関ホールを見渡せる二階吹き抜けのバルコニーから、眼下に広がる赤絨毯を眺めていた。 「ドリンク持ってきて」とか言われて事情中の部屋に行かされるのは嫌だなぁとか思いながら。 ) [Thu 16 Nov 2006 02:14:25]
お知らせ > エトワールさんが入室されました。 『 静かな夜のサロンにて。 』 [Thu 16 Nov 2006 02:10:13]
お知らせ > エトワールさんが退室されました。 『 …顔あわせたらすごい優しく微笑めそう。とか思った。(※命を落とすかもしれない。) 』 [Mon 13 Nov 2006 05:13:43]
エトワール > …ぱふぱふー。 ( ぷ、くすくすくす…!駄目だ何度でも楽しめる! ひとしきりベッドの上で悶え、枕に顔を埋めて足をばたばたさせた後――――――。 ) [Mon 13 Nov 2006 05:12:39]
エトワール > ―――――可愛かったなぁ、ライヤさん。 ( リアルタイムで覗いてたけど諸事情で顔を出さなかった(※こわいもの。)赤毛は、今日は一室に泊まっていく様子。数時間前に目撃したものを思い出してによによによによ頬を緩ませながらごろごろ転がった。ああ、ああ、たまには皆してライヤさんを虐めるのも楽しそうだったのになぁ、とか。 ) [Mon 13 Nov 2006 05:11:10]
お知らせ > エトワールさんが入室されました。 『 そして、剣闘士は1つ息を吐く。 』 [Mon 13 Nov 2006 05:08:38]
お知らせ > エニシさんが退室されました。 『疲れ切った少年は、姉のベッドでグッスリ休む』 [Mon 13 Nov 2006 01:56:42]
お知らせ > ベルベチカさんが退室されました。 『(朝まで顔を真っ赤にしながら聞きましたとさ。メデタシメデタシ?)』 [Mon 13 Nov 2006 01:55:39]
エニシ > ………ベルベチカって、僕が適当に四十八個の嘘を並べても信じちゃいそうだよね。   ( 失礼な感想を漏らす。 というか全く人のことを言えません。 )   ―――えっとね…ベルベチカ……48手って言うのは―――   ( この後、たどたどしい説明で真っ赤に頬を染めながら少年の知ることを話す。 説明下手と、恥ずかしさも相まって、その講義を聞く気があるなら夜明けまで続くことだろう。 ) [Mon 13 Nov 2006 01:54:27]
ベルベチカ > ……そ、それは。危ないことですの? ( 恐る恐る、聞いてみる。 ) 48の殺人技、とか……? ( 大きな汗を後頭部にたらして、聞いて見る。 ) [Mon 13 Nov 2006 01:49:37]
エニシ > ( あっ、と思わず声を挙げてしまう。 )   …………いや…その……知ってるというか知らないというか知りたくなかったというか出来れば詳細に事細かく教えてほしくなかったというか…………   ( 頭上のベルベチカから視線を逸らすように横を向いてブツブツ呟く。 吸血鬼にとってこれからが活動が活発になる時間。 けれどもう仕事が終わった今、今日やることはベルベチカの話し相手しかないわけで。 ) [Mon 13 Nov 2006 01:44:00]
ベルベチカ > ほぇ? ――エニシさんって、しじゅうはって、しらないんじゃぁ? ( じーっと、頭の上にのっかったままエニシを見下ろして。 ) 知ってるなら、教えて欲しいですの。 ( 所詮ベルベチカでは客相手の応対は不可能である。青猫で働くことも、この先ないだろう。所要マスコット。 ) [Mon 13 Nov 2006 01:38:57]
エニシ > ( 一応この少年は雑用兼男娼見習いで入ってきたからお客様を取れたわけで。 最も殆ど雑用以外で役に立ってはいないけど。 )( 哀愁漂わせるお姉ちゃんの背中を見つめる吸血鬼。 ごめんねお姉ちゃん。 よくわからないけどおねえちゃんのこと傷つけちゃったみたいで――― )   ―――え? え? 僕が教えるの?   ( 何てことを考えていたら去り際に大変な一言。 問い詰められたら答えちゃいますよこの吸血鬼は。 そして姉の努力に物陰から少年はエールを送っているだろう。 ) [Mon 13 Nov 2006 01:32:53]
お知らせ > エニシさんが入室されました。 『余りに怯えてたから切れた模様』 [Mon 13 Nov 2006 01:28:20]
お知らせ > ライヤさんが退室されました。 『(酷い引きだと思いつつ、今日は泣かせてください失恋レストラン)』 [Mon 13 Nov 2006 01:16:59]
ライヤ > (あんまり人目につくようならば、ベルベチカさんも娼館「青猫」にふさわしい格好をしてもらわねばナラないだろう。――ましてや、客をとる云々の話になったら、ノーマ様にお伺いを立てなければならない。 話が話ならば、その辺まできっちり話すのだが――今日は許してあげてください。ふらりと揺れる柳のように部屋の外へと向かい)―――――あぁ、そう、そう。この部屋――なら、暫く、使って、良い、ですから(客いないし!)―――48手が気になるようでしたら、教えてあげてくださいね。エニシさん―――(知らないと知らないで困るだろうから。そんな余計な心遣いの元、爆弾を落として姉は部屋の外へとでていった。――この日以降、本格的に胸サイズアップに乗り出す姉の姿が見られたとか、見られないとか―――) [Mon 13 Nov 2006 01:16:40]
ベルベチカ > ( 実はすでに一部の方からご使命が挙がっているのは内緒の秘密。お手伝いと恩返しもかねて、青猫の受付辺りをうろうろしたりもするものだから、どうしても客の目につく。従業員ではないから、という説明で済んでいるけれど、いまは。 ) うっ! うぅ、わっ、分かりましたですの。 ( 恐ろしいオーラ力を敏感にキャッチして、身をすくませる。エニシの頭の上に乗っかって、身を伏せるようにブルブル震えるのだ。 ) か、かっか、風邪引かないように、ですの〜。 ( 声も震えていました。 ) [Mon 13 Nov 2006 01:11:43]
エニシ > ( 似た者同士の二人。 性格も似てれば立場も似通う物なのだろうね。 取り合えずこの少年のようにお客を取り始めることがないよう祈る。 ) ( そのぎこちない仕草と向けられた無表情にビクッと震える。 なんだか今日のお姉ちゃんはとっても怖いです。 )   ―――――   ( コクコクコクと、首を何度も縦に動かして頷いた。 その迫力に気圧されている。 )   ―――――-!?   ( 突然傾いだ姉の姿に再びビクッと体を硬直させる。 もう一人じゃこの恐怖に耐えられなくてゆっくりとベルベチカの方に肩を寄せようとする。 )   は…はい……いってらっしゃい。 お姉ちゃん………   ( これ以上口を開かない方が良さそうだとようやく理解した。 お送りの言葉を口に出す。 ) [Mon 13 Nov 2006 01:07:49]
ライヤ > (くるぅり振り向いた姉の表情は無表情――背後の二人へ視線を投げて)おはようございますベルベチカさん。 クローゼットでお眠りになっておられたのですね。――今は(胸元から懐中時計を引き出すと、文字盤を覗き)もう日付が変わりましたよ。 朝日までは遠いです。もう一眠りされて    (「ぺったんこでも好きな旦那様だって〜」)(姉の言葉が一瞬とまった。ぎぎ、ぎ、と弟の顔を暫く見詰めて) … ソ ウネ。 イルワヨ ネ。でも、大は小を兼ねるともいいますから、もしかしたら、これから娼婦として生きていくには、少しなりとも胸のサイズをあげておいたほうがいいのかも知れないと、思い立ったのですよ。そんなに慌てなくても平気ですよ?これで、少し第59イメチェン計画に光明がさ   (「ぺったんこだけど、皆優しくしてくれる〜」)(ライヤは傾いだ。 手品のように体が傾いだ。 ぎ、ぎぎぎぎぎ、と今度はベルベチカの方を向いて) ……だ、ダイジョウ、ブ。エエ 。 弱点が分かったのなら、カイゼン すれば、いいのだもの、ね? ふ、ふふふふふふっふふふふふふふ。 ――ちょっと、私――……お外の空気、すって、くるわ、ね?(頭の中では、胸を大きくするプランがゴツゴツ廻っていた。) [Mon 13 Nov 2006 00:59:06]
ベルベチカ > ( この妖精も、実は日々青猫のお姉さま方からいらぬ手ほどきを受けているのでそろそろ分かってしまうかもしれません。あぁ、妖精はどこへいってしまうのか。 ) そ、そうですの! エニシさんの言うとおりですの。 ( 慌ててライヤのフォローに回る。彼女の正面に回りこみ、しきりに両手をバタバタ動かして。 ) ベルベチカだって、ほら。ぺったんこだけどみんな優しくしてくれますの。ライヤさんならきっとだいじょうぶですの! ( だが、妖精は語彙力が薄かった。必死なだけ逆にアレなかんじがする。 ) [Mon 13 Nov 2006 00:53:25]
エニシ > どーいう意味だろうねー。 僕全然知らないや。   ( 石になった姉を置いといて、というか気付いてなくてのほほんとした会話。 環境が環境なだけに耳年増なため、意味は完全に理解しているけれど知らない振りを貫きます。 )   ―――え? ………しゅらば?   ( 少年は妖精以上に空気を読めていなかった。 もうなんというかNGワードに完全に触れてしまったようだ。 ゆっくりと最愛の姉を振り返る。 )  ―――え…えっと………お姉ちゃん……………?   ( 一人呟きを始める姉を怯えた表情で見つめる。 オロオロ。 ひょっとしてこの事態は自分が招いてしまったんだろうか。 オロオロオロ。 )   だ、大丈夫だよお姉ちゃん!   ( となると何か慰めなければと思い至る吸血鬼。 )   ぺったんこが好きな旦那様だって一杯いるよ!! [Mon 13 Nov 2006 00:49:25]
ライヤ > (立ち上がる弟娼婦を止める手は無い。銅像と化した姉は、ぱちぱちと平坦な視線を己の胸元に投げている―――。 平和な挨拶が自分の背後で聞こえた。) ………………。 (ぺたり。と、膨らみに乏しい己の胸に両手を添えて)…………。(着物の上からだけど、寄せてみた。ぶぶー。肉が足りません。あげてみた。ぶぶー。肉が足りません。もういっそ揉んでみようと―…ブブー。肉がたりm(ry))(頭の中でエラーコードがブーブーなっていた。) ………………………。胸が、ないから、客付きがよくないのかしら。 (思い悩んだ結果がでた。姉は真剣に眉間に皺を寄せて、首を傾げる。)……何処かのギルドに行けば、胸を大きくする薬とかあるのかしら―――。(ぶつぶつぶつぶつ) [Mon 13 Nov 2006 00:40:10]
ベルベチカ > ( タラタラと汗を流す。そして一言。 ) え、あ――しゅ、修羅――シュラバ★ラ★バンバ? ( なんかいった。とりあえず、羽根を羽ばたかせて、歩いてくるエニシに挨拶。 ) おはようですの〜。……で、ぱふぱふで48手って、なんですの? ( 首かしげ。 ) [Mon 13 Nov 2006 00:34:11]
ベルベチカ > ――ほぇ? ( 普段あんまり空気読めないベルベチカであったが、場が凍りつくような雰囲気は察したらしい。女装したエニシとその姉、ライヤを交互に見つめて、ただならぬ雰囲気に [Mon 13 Nov 2006 00:32:37]
エニシ > ( 手慣れた手つきで梳かされていく黒の長髪。 真っ白な自分の髪は大嫌いだけど、こうして綺麗に飾られる黒の鬘は嫌いじゃない。 )( そして自然な動作で譲り受けられた紅葉の花簪。 振り返って大好きなお姉ちゃんへと嬉しそうな笑顔を向ける。 )   ――だよね。 気のせいだよね。 あははははははは。   ( やっぱり怖い。 少年の乾いた笑いと姉の哂いが二人しか居ない筈の部屋にこだまする。 )( 女装している本当の理由を知っているのはほんの一握り。 包み隠さず全てを話した貴女なら知っているだろう。 因みに男の子には見えないとかは吸血鬼にとって禁句です。 )   ―――……おねえちゃん?   ( 固まった相手を見上げて不思議そうに。 今日は地雷を良く踏む日だ。 )   あ、ベルベチカ。 おはよー。   ( と、そこでようやくお友達の姿に気付いた。 花簪を挿した女装少年は、起きたばかりらしい妖精に挨拶の言葉を。 そして化粧台から立ち上がってそっちに歩んでいこうとする。 ) [Mon 13 Nov 2006 00:31:14]
ライヤ > (綺麗に梳かれていく黒髪の鬘。 指で軽く前髪を払って――ついで、と自分の紅葉の花簪を耳の上に乗せるように添えた。) うふふふふふふふふ――殺気だなんて、そんな。そんな。娼婦の私に殺気だなんて、そんな。うふふふふふふふふふふふ。(こうして着飾った弟の姿は、ドッからどう見ても女の子だ。 ―女装の理由を考えると、少しばかり気が重くなるが、こうしている分には、可愛らしいので問題ないと思っている。本人に言うと凹みそうだから言わないが――) ………いいこね。(よいこの返事が返ってきた。) 素直なエニシさんが大好きです              (「おねえちゃんが」)(「ぱふぱふなんて」)(「できないもん」)   え。   (「ね」)(反応が遅れる程、何を言われたか、分からなかった―――)(姉の動きが止まった―――! クローゼットの中の来訪者の声に反応できないほどの ふりぃぃぃぃず) [Mon 13 Nov 2006 00:19:38]
ベルベチカ > ( 二人以外誰もいないはずの、ライヤの仕事部屋。だがもう一匹、寝ぼけた羽虫がいたのであった。どこに? ――クローゼットの中で爆酔してました。 ) ふぁ……あぁ〜っ。しじゅうはってがぱふぱふ〜……て、なんですの〜。 ( 寝ぼけ眼をこすりながら、クローゼットから出てきた人形服の妖精。 ) [Mon 13 Nov 2006 00:16:59]
お知らせ > ベルベチカさんが入室されました。 『――んぁ?』 [Mon 13 Nov 2006 00:14:23]
エニシ > ( 言おうか言うまいかと悩んでいる間が妙に長く感じられる。 そうか、これが死刑執行間近の囚人の気持ちか。 )( 鏡には少年の幼い顔立ちと、小さな女の子が好んで着る様な可愛い柄の着物がはっきりと映る。 半端者の吸血鬼の姿を、鏡はくっきりと反射した。 )   ―――な、なんだかお姉ちゃん怒ってない? その…ちょっとだけ殺気みたいなものが……   ( 鏡に映った女装少年の顔が青くなる。 とっても怖いです。 はい。 )   ―――――   ( 早口で並べ立てられた言葉をゆっくりと整理する。 48手は止めて欲しいなと思いつつ、そしてやや時間が経ってから導き出した結論は )   そっか、そうだよね! うんわかった!   ( どうやら納得したようだ。 )   お姉ちゃんがぱふぱふなんてできないもんね!   ( なんか言った。 ) [Mon 13 Nov 2006 00:11:57]
ライヤ > (自分が落ち着く為にも、鬘を整える為の櫛や、鏡を用意しながら答えを待った。  平気な面をしていますが、心臓はバクバクです。 …つげの櫛に椿油を一滴たらして、弟娼婦の背後に立つ。―――鏡に貴方の姿は映るんだろうか? 映らないのならば、自分の手元が鏡に映るだけなのだろう) ……………。(「えっと、何時からって・・・」)(鬘に櫛を入れる)――――。(「指折り数えてた〜」)(ぐぐぐぐぐ、と、思わず櫛に力が入った。 一歩間違ったら、地肌まで梳られる勢いだ。 暫く、櫛を動かしながら、色々考えた。 どうやったらサッキのアレがなかった事に出来るだろう、と―――結果) ……… ……… エニシさん。 これから私がいうことをよく聞いて下さいね…? 先程の獣耳やらなにやらは,試行錯誤している最中の、1案でしかなく、アレを実行するとか、趣味にするとかそう云うわけじゃないので無闇矢鱈に他の人に喋ろうとか、ネタの一つにしようとかそんな事を考えているとしたら―――――おねーちゃん、ちょっと、悲しくてこの場で押し倒して、もう、弟君がトラウマになる48手を披露する勢いなので―――ー忘れてくれると嬉しいわ。(やや早口で言い切った) [Sun 12 Nov 2006 23:59:31]
エニシ > ( 暇な時は本当に暇なのが娼婦のお仕事。 取り敢えず音を立てて鍵を掛けられた様子を見て、あぁもう逃げられないんだな、と悲しい確信をした。 )( 無理矢理化粧台の位置に移動させられて腰掛けさせられる。 相手の剣幕にしどろもどろになりながら、どう答えようか悩む。 )    え…えっと何時からって………――   ( 一瞬何も見ていないと言おうとしたけど、直ぐにバレソウだ。 もうこうなったら本当のことを言うしかない!と覚悟を決める。 )   ―――指折り数えてた所から。    [Sun 12 Nov 2006 23:51:38]
ライヤ > ちなみに、いつ、から、あそこに居たのかしら……?エニシさん。 私、まったく気がつかなかった、わ? (前半は滑らかに。後半は、どこかギクシャクとした声音で後から尋ねた。 ) [Sun 12 Nov 2006 23:46:16]
ライヤ > (姉娼婦にしては珍しく、草履で早歩きなんて真似を披露しつつ――部屋の中へ押し込めると、ぱったむ扉を閉めて鍵をかけた。――なぁに、本当に仕事が出来たら、呼びにきてくれるだろう。 さて。さて。さて。扉を背にしたまま、暫く部屋に押し込んだ弟を見て)  …さ、エニシさん。化粧台の前に座って?ね?少しお話しましょう―――?鬘を直しながら、でも、ね?(なんだか必死である。進もうとしないなら、背中を押して座らせんと――) [Sun 12 Nov 2006 23:44:41]
エニシ > あ、あのぅ…実はこれからお仕事g( そんな物は無いんですけどね。 ありふれた言い訳はあっさりと遮られる。 )    ……ハイ。 着いていきます。   ( 完全敗北。 逆らうことも出来ずに大人しく腕を取られて吸血鬼は攫われる。 因みに姉『妹』の部分にこっそりと涙した。 ) [Sun 12 Nov 2006 23:41:41]
ライヤ > (揺れる柳のような手つきは、弟の体の一部を掴むや否や、逃がさないと伝えるように力一杯引き寄せて)――青猫の男娼たるもの、お客様の目に付く場所で、鬘が曲がったままだなんて、そんな失礼な事は、お客様が許しても、私が許しません――…さ、ちょっと、ちょっと、ちょっといらっしゃいエニシさん。 (妙に熱っぽい言葉で弟の腕を引いた。目指すは自分の仕事部屋である―― ハタから見たら、姉妹がじゃれているようにしか見えないのでご安心だ!)  [Sun 12 Nov 2006 23:36:08]
エニシ >  ―――え…えっと……お姉様? 僕…ちょっと用事を……   ( 時を止めるスタン○使いを相手にした時のような威圧感を肌で感じる。 なんというかケツの穴にツララを突っこま(略) )  ――――えっ! あ…あの…大じょ――― ( 蛇に睨まれた蛙もとい、姉に睨まれた吸血鬼。 一応片手を掲げて遮ろうとするけれど、動きはぎこちなくあっさりとつかまる。 ) [Sun 12 Nov 2006 23:31:24]
ライヤ > (貴方の背後に、冷や汗をかいたポルナ●フが重なった。姉の視線は平坦だ。慌てている時は、感情すら裏に隠してしまう悪癖の所為で、酷く冷えた面があることだろう。 ゆっくりとそちらへ近づきながら) …………あら。 あら。 あら。あらあらあら。 エニシさんたら。 (幽鬼のごとく右手を伸ばして――) カツラが曲がっていてよ――――……!!( そんな事を言いながら、捕まえんと) [Sun 12 Nov 2006 23:22:26]
エニシ > ( ありのまま今起こった事を誰かに話そうとする前に、発見されてしまった吸血鬼。 此方を見る姉の姿にビクッっと震えた。 )   う、ううん! 何にも聞いてないよ! 獣耳とか一人で悶えてる姿とかあまつさえそれを控え室に帰って来た他の人に報告しようだなんてそんなことはないからね!!   ( 相変わらず女装した格好の少年は、とっても慌てた様子で必死に否定する。 傍目にわかるぐらい必死だ。 ) [Sun 12 Nov 2006 23:16:47]
ライヤ > ・・・・・・・・・・・・きき、まし、た・・・? [Sun 12 Nov 2006 23:11:53]
ライヤ > ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。(物陰から今日は。するすると水平に視線が滑っていく。視線の主――気配の主発見。背後の書き文字が見えた――)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。(たっぷりと見詰めて、沈黙の間を空けた後) [Sun 12 Nov 2006 23:11:48]
ライヤ > (どうしよう。凄く似合わないというか、どうしようもない。 「だもんよ」意外性を狙ったが、狙いすぎたという奴か―――…! ) うっかりですね……。もう少し大人しめに…「ココに入れてだぴょん」程度のほうが、初心者向けかしら。 (  そこで、ハタ と、気がつく。 )(こんな特殊なイメチェンで引いた客の相手が出来るのかどうかということだ―――――)   ・・・・・・・・・・・・・・・。 11/11の為に商業地区で徹夜できるタイプのお客様でしょうか。 (しかも、こー…ぎとぎとぎとぎとぎとぎとしていて、生白く、ふわふわしたお肉を纏ったお客様。 舌打ちした。 それは、ちょっと。それはちょっと。  お客様は神様ですが、そればかり…と、言うのはきついです神様――――って) ・・・・・・・・。(気配?!) [Sun 12 Nov 2006 23:10:18]
エニシ > ( その第59回イメチェン計画を物陰から黒い長髪の鬘を被った頭をこっそりと出して、恐ろしい物を見たような衝撃を受ける。 効果音に表すとガーンのような感じで。 ) [Sun 12 Nov 2006 23:10:12]
お知らせ > エニシさんが入室されました。 『雑 用 は 見 た』 [Sun 12 Nov 2006 23:06:09]
ライヤ > ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(自己嫌悪した。 口元を押さえて、気分が悪くなったかのように視線を逸らす) [Sun 12 Nov 2006 23:02:41]
ライヤ > ・・・・・ ぱふぱふー ・・・。(1人で効果音。周りに誰も居ないから、大丈夫。聞かれてない。たぶん。)(先ずはオーソドックスに―)・・・・・・獣耳系。 (想像した。自分の頭の上に猫耳やらいぬミミやら、うさ耳ヘアバンド――) 却下。 (似合わない。気持ち悪い。恥ずかしい。 そもそも客が先ず、引く。)語尾に個性を出す方法――・・・・・・(だっちゃ・あるよ・だもんよ…等である。)・・・・。・・・・。・・・・。旦那様、一緒にお風呂にはいろうだもんよー・・・。(言ってみた) [Sun 12 Nov 2006 23:01:27]
ライヤ > ・・・・・・・・。(このままだと新人にあっさり人気を追い抜かれる日は遠くないだろう。寧ろ近いというか、既に追い抜かされている?)・・・・・・・・・・・・・・。 (こっそり振り返って、今月のお仕事人数を、指折り数える。あれ。あれ。あれ。)・・・・・・・・・・・。(二桁ではあるが、あれあれあれあれ。 新人さんの方が多くお客をとっている気がする。 )・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。(流石にこれでは不味い。やる気が無いわけじゃないんです!なんて言っても、結果がついてこないならば、意味が無い。 ・・・これは第59回 イメチェン計画を立ち上げるべきである―――  開催数の多さに、挫折と中止の多さを知れ) [Sun 12 Nov 2006 22:51:37]
ライヤ > ・・・・・・・・・。(娼婦って言うよりも従業員の一日)・・・・・・・・・。(表情には出ない。出ないが流石に凹んだ。彼女に猫の尻尾がついていたのなら、へっしょりと力なく垂れ下がった事だろう) [Sun 12 Nov 2006 22:45:24]
ライヤ > (かと言って、積極的に客を引きに行くような性格じゃないというのは、十分分かっている。 ・・・それではイケナイと、前向きに検討した時期も合ったが、逆に失敗して酷い事に。――自分の不器用さをしみじみと感じたものだ。) ・・・・・・いっそ、すがすがしかったわよね。あの時の失敗って。(客が引き攣っていたのを思い出して、ひっそり笑う)・・・・・・でも。 毎日これじゃぁノーマ様に・・・(もうしわけない)(遊戯を終えたお客様が寛いでいる所に、お茶を差し出しに行くのが、今日の唯一の仕事だった。 ――後は、ノンビリと爪を磨いたり、雑用をしたり、タオルをたたんだり、髪の毛を梳いたり、意味もなく着替えてみたり―――・・・・・・) [Sun 12 Nov 2006 22:41:52]
ライヤ > (寒くなるにつれて、客足が増えてきたような気がする。 こうして見下ろしている間にも、三人の客が受付のベルを鳴らし、部屋へと入っていった) ・・・――すっかり寒くなったもの、ね。 (人肌恋しい季節になりました。お布団の中から出たくない季節とも――その所為で、お泊りする客が多いとか少ないとか・・・・・・。もっとも、自分には余り関係ない話だ。 二級娼婦と言っても、端っこの端っこ。 暇な娼婦は、せいぜいロビーを「一応」 程度に賑やわせる花でしかない。) ・・・・・・・・・・・・忙しいことはいいことよ。ええ。 ただ、姉様たちが忙しいと・・・。(私が暇なのよね。と、心の中で付け加える。・・・・・・だから、娼婦控え室を抜け出して、こんなところにいるのだ。話し相手がいない控え室は寒いだけだし。) [Sun 12 Nov 2006 22:34:31]
ライヤ > (小さな欠伸を洩らした娼婦がいる。――正面ロビーを見下ろせる中二階――手摺に両肘を乗せて、退屈そうに草履の爪先で、赤い絨毯をつついている) [Sun 12 Nov 2006 22:28:27]
お知らせ > ライヤさんが入室されました。 『(猫が背伸びをするように)』 [Sun 12 Nov 2006 22:24:43]
お知らせ > マリィゴールドさんが帰りました。 『( 彼女の心が少しでも軽くなる事を祈って、この場合は悪魔にで良いのだろうか、とか。 )』 [Sun 12 Nov 2006 05:21:21]
お知らせ > ヒルダさんが退室されました。 『あら、どんなお話かしら――。 ( 友人の大冒険の話に、心を躍らせるだろう。 )』 [Sun 12 Nov 2006 05:17:48]
マリィゴールド >  皆そんなモノだから、棄てたモノじゃないよ――。 顔は、ちょっと止めて欲しいから穏便にね。 ( はは、と乾いた笑い。 魔女の実力行使は傭兵なんかに凄まれるよりも迫力があった。 ) なら、挫けないでね。 ヒルダの場合挫けなすぎて何処かに走っていっちゃいそうだけど。 ( 内に秘めた力なら、誰にも負けない。 そんな危うさが彼女の魅力の一つだから。 ) 厳しい事だけじゃ息が詰まるよ、ボクも最近知ったけども―――この世で最も強いのは愛情だなって。 ( 吸血種の牙は抜け落ちたとか、何とか。 元気が出るようにギュッと魔女を抱き締める。 ) 話して楽になるならね、溜めて爆発よりは―――苦しいのはヒルダもでしょ。 ( 「どういたしまして」 澄まし顔の金髪、少女の額と自分の額をコツンと合わせ。 瞳を覗き見る ) 難しいお話しが終わったなら、今度はボクのお酒に付き合って貰えませんか? 実はヒルダに聞かせたい冒険譚が一つ、誓って本当のお話。 ( 聞かせるのは面白可笑しく脚色した、魔界での旅の話。 彼女が安心して眠れる迄に、傍にいるだろう。 ) [Sun 12 Nov 2006 05:15:21]
ヒルダ > ふふ、楽しみにしてるわ。 ( といいつつ、自分まで酔いつぶれそうではあるが。 ) ――ちょっと乱暴なことしてでも止めてあげたでしょうね。顔は狙わずに。 ( と、ちょっと不穏な事を零して。 ) ええ、あるわ。本当に最後の最後、一番大事な部分が。ここがデッドライン、越えられたら私は文字通り死んでしまう。 ( 死んだ先には何があるんだろう。考えたくも無い。 ) 他人の言葉は私を勇気付けてくれるものだけど、私は直ぐに甘えてしまうから。こんな風に。 ( マリィに肩を抱かれ、縋るように服の裾を掴んだまま。 ) かといって、他人の言葉を一切聞かないのも問題だから…頑張って見つけるわ。折り合いって所を。 いいのよ、こうして聞いて貰えるだけで……。流石に相談なんて出来る内容じゃ無いから。   …助かるわ、本当。 ( 色に溺れるわけではなく、青猫に通い詰める者も多いと言う。その理由が何となく判った気がする。 ) …私よりずっと苦しんでいる筈よね。どの面下げて会えば良いのか判らないけど、そうしてみる。 …ううん。貴女の口から聞けた言葉も沢山あったから。 …来てよかった、有難う。 ( 青猫に行ってきた、なんて事を恋人には言えないが――……。 漸く誰かに聞いてもらえて、少しだけ楽になれた気がした。 ) [Sun 12 Nov 2006 04:58:54]
マリィゴールド >  じゃあヒルダが責任を取ってくれるなら―――幾らでも酔うけどもね。 ソレはまた今度。 ( 仮にも青猫なのだから。 だから、自分のグラスに注ぐのは気持ち少なめの紅色。 ベットからの誘惑が五月蠅くなる前に自制しよう。 ) 甘えてはダメだけど、ヒルダだって君より先にボクがオカシクなったら止めてくれたとは思うよ。 ソレに今だってヒルダは失ってないモノがあるんでしょう? ( 恋人であるギルド長であったり、友人であったり。 優しく抱いた肩、この時だけは蝙蝠が傍で支えていようと。 ) そう…だね、他人の言葉に振り回されたら個人なんて無くなってしまうから。 結局は回りとの折り合いを何処かでつけないとダメなんだろうね―――個人的な応援しか出来ないのが心苦しいけども。 何時かヒルダの口から答えを訊かせて欲しいな。 ( 優しさが魔女をダメにしてしまうかも知れない…。 けど、放って置く事は出来ないお客でもあるし友人でもある彼女。 静かにグラスを置くと、身体を抱き留めるようにせめて受け止める。 ) ……クーン、彼女は今きっと苦しい立場にいるから。 機会は貰うモノじゃなくて自ら掴むモノだから、先ずは彼女に相談して動くようにすれば良いと思う。 今は代役で、ボクが聞いてるけど。 ( 「ゴメンねクーンじゃなくて」 喉を為らす、不謹慎かもだけども少しだけ誇らしげにギルド長の事を喋るヒルダを見るのは好きだ。 傷付けた彼女の為じゃなくて、自分の為にもと願いを込め。 ) [Sun 12 Nov 2006 04:42:52]
ヒルダ > お相手も一緒に酔わせてしまえば大丈夫かもしれないわ。とはいっても、責任取ってくれる人が居ないと気の済むまで酔えないんだけどね――。 ( 自分の部屋で酔うのは楽だ、そのままベッドに直行できるから。 ) ええ…。それに気付いたのもなんと最近になってからだけど。 ……そう。私は紅い雨に侵された時、親しい誰かが側で見守っててくれたら過ちを正すことが出来たのかしら。 ( あの血色の雨に溺れた時、私の心の中にあった欲求は。ひょっとしたら誰かに止めて欲しいという子供染みたものだったのでは無いか。カイネさんもサンクさんも、紅雨の衝動を抑えてくれた人だったけれど。 肩に触れる手は優しく、瞳を閉じてそれに甘えて。 ) だから―― 答えを先送りにしたいの。誰かがどうだからこうする、じゃなくて。私がどうだからこうするっていう答えを。他人を指針にするのは止めるの。 それまでは、只の魔女で居たいの。 ( 辞めさせられてしまったら、きっとその答えを探しに行くことも出来ない。 涙は毀れないけれど、泣きそうになっていた。 ) クーンは…… ( 私がこの世で一番愛した人は。 ) ギルド長からは、まだ何も。 でもね、私が事件を起こした時、ギルド長は自分の立場を掛けてまで責任を取ろうとしてくれたわ。斬り捨てれば良いだけなのに。それを知って初めて私は、もう一度応えようって気になったの。 ……その前は、魔女を辞めさせられても仕方ないって思ってた。 ( あの人はもう一度私にチャンスを与えてくれるだろうか。 ) [Sun 12 Nov 2006 04:25:04]
マリィゴールド >  いや、ボクには誓って非はナイと―――友情というのはお酒の前では無力だと知ったね。 ( 緩く、首を振るが魔女の考察は完全に当たってる。 煽てれば木にだって登れる吸血鬼のカードはきっと脆い、錠前と一緒に鍵が置いてあるだろう。 ) 口当たりの良い情報に流れるのは仕方ない、と解った気になるのは一番怖いんだよね。 後はその知人次第かな? 取り敢えず紅い免罪符は棄ててくれたみたいだけども。 ( 欲望の続く限り、いや――心に決めた願望がある限りは。 触れ合う肩、静かに手を伸ばす。 今にも折れてしまいそうな小さな身体。 ) 君にとって死と同義なら……。 そんな人間が一朝一夕で変われる筈もないじゃないか、その場凌ぎの答えなら、また繰り返してしまう。 多分ヒルダは解ってるんだろうけども、ね。 ( 伸ばした腕が魔女の肩へと触れ。 ) ボクも魔女でないヒルダは想像付かないけどもね。 ギルド長は何と仰ったの? ( 震えているならば、抱き寄せて。 泣いているならば、傍に。 けども、彼女は優しさに溺れてしまう。 ) ギルド長に迷惑は掛けられないのでしょう? [Sun 12 Nov 2006 04:07:15]
ヒルダ > 置き去りにしたくなる程酷い酔い方だったのね―― 益々興味が沸いてきたわ。 ( とはいえ、ガードは固そうだ。どうにかして酔いつぶれさせる算段を……。 ) 私にとっては、口当たりの良いものだったんでしょうね。試練に挑む自身というものが。 ……その人は大丈夫だったの? ( 紅の雨の影響は色んなところに現れる。人の欲望はそれだけ多種多様だから。その知り合いは、どんな欲望を吐き出そうとしていたのだろう。 肩が触れ合い、私は手にしたグラスからマリィの顔を見る。 ) …私には、棄てる事は出来ない。棄てたらきっと私は―― 二度と立ち上がる気すら起こらなくなる、そんな気がするから。でも棄てずに済むにはどうしたら良いのかも判らない。だって、これが初めてじゃあ無いんですもの。今まで何度こうしよう、二度とやらないようにしよう、そう願ったのに。 経過や結果はどうであれ、最初は人の為になろうと考えていたのに。 ( 選択肢の中からベストを選ぶ事が出来ない。どれがベストなのか見当がつかない。 ) きっとその友人が正解なのよ。どうして魔女の多くが他人との関わりを限定しひっそりと過ごしているのか漸く判ったわ。魔女の力は他人に向けて使っちゃいけないものなのよ。 でも、そんな魔女の姿は――そんな私の姿は、私は望んでない。だから私は繰り返すわ、出来るようになるまで。何度でも、何度でも。 …今度こそ。 ( でもやはり、方法が判らない。 ) [Sun 12 Nov 2006 03:47:12]
マリィゴールド > ( 勿論、酔いつぶれない程度には酔ってくれた方が。 自分に余計な気遣いが無くなるだろうという打算もあり。 ) 自分では覚えてないんだ。 気が付いたら―――1人で置き去りにされてた、なァ。 ( ボソリ、とその時の思い出を。 何故相手が顔に青痣を作ってたのかも謎だ。 ) パプテスの概念にもあるね、聖者を試すのは神ではなくて悪魔の役目だって。 そう言う意味じゃヴェイトスの悪魔は快楽主義者が多いけども。 ボクのね―――知り合いにもいたよ。 紅い雨に打たれてさ、見付けた時は獣みたいな眼で暗黒街を彷徨ってたね。 ヒルダ、気休めは言うつもりはないけども……。 ( 次々と語られるのは、友情と愛情の狭間、愛憎渦巻く人間の話。 少しだけ魔女との距離をつめて、僅かに肩が触れる距離。 ) 自覚するのと、開き直るのは……違うと思うんだ。 友人の言う事は、いっそ断ち切れ無いならば棄てちゃえって事にも聞こえるね。 ( 悪魔だとか、魔法だとか。 ) 手にしたモノを棄てるのは勇気がいるけども、繰り返して欲しくないって気持ちで言ったんじゃないかァ、と。 第三者の意見だけどね……ヒルダは魔女でいたいなら違う答えを出さないと。 [Sun 12 Nov 2006 03:26:05]
ヒルダ > ( 注がれる葡萄酒と言葉に微笑を返す。一杯目より量が半分なのは、マリィの気遣いか。 ) どんな酔い方をしたのか興味深いけれど、聞かないでおくわ。実際に見たほうが楽しそうだし、ね? ( 今日はそうは行かないだろうが、何れという事で。 ) 師匠の影響かしら。先生も悪魔崇拝者だったから――…。それにね、崇拝というよりは屈服させる事を望んでいたの。 悪魔は人の負の感情の象徴なんですって。それを使役し思い通りに操る事は、即ち自分の負の感情をコントロールする事なの。怒りを抑えて、悲しみを堪えて――或いは逆に発散させて。でも、結局私はそれに飲まれてしまった。 ( すぐ隣に誰かが居るというこの距離感、久しぶりだ。最後に人の温もりを感じたのはいつだっけ。 ) 大好きだったわ。親友だった。 ……結局、私が望んだその復讐は未遂に終わってね。彼女は…… なんだか可笑しな話だけど、シャンとしろって言われたわ。被害者より被害者面してる加害者が気に入らなかったのかも。 それから、ギルドの脱退を求められた。 ( もう一口酒を飲む。今度は少なめに。 ) ギルド長には「抜けるの嫌です」って言ったけどね。どうなるかは判らないわ。 [Sun 12 Nov 2006 03:08:14]
マリィゴールド >  今だけは貴女の前にいますよ、望む限り―――ね。 ( 葡萄酒の瓶を片手に、空いたグラスへと最初の半分程の量を注ぐ。 お客ならば御随意に、と。 ) ここだけの話だけど、ボクも悪いんだ。 一緒に桜を見に行った友人が暫く拗ねちゃって参ったよ。 勿論ヒルダのも、ここだけの話にしておくよ。 ( お仕事なら、飲みながらも酔いは回り難い。 気を緩めて飲むのとは違うと言う事だろう。 ) どうして、痛い眼を見てまでヒルダは―――悪魔を崇拝するのかな? 悪魔もパプテスから見て、古代の神々であったり。 人を試す試練みたいな括りになってるけども。 ヒルダは違う考えの気がするし。 ( 話を聞くのも仕事の内。だけど、プライベート半分に、仕事半分。 つい、肩入れしてしまうのは金髪の悪い癖なのだけど。 横に寄り添いながら魔女の横顔を眺める。 涙も流さずに泣いているように見えて、少し胸が痛んだ。 ) んー……、ソコまで彼女の事が好きだった事なのかな。 でも、傷付いても彼女は戻って来なかった、と。 これは多分理屈じゃないんだろうね……ソコに理屈を当て嵌めるからオカシクなると。 ソレで彼女とは? [Sun 12 Nov 2006 02:51:11]
ヒルダ > ふふ、それじゃあ独占しちゃうとするわ。 ( この人のこういう所、最初は――というより、今も少し戸惑うけれど。その戸惑いを含めて素直に楽しめるぐらいに慣れてきた。こういう楽しみ方が出来るのも青猫の良いところかもしれない。 ) それを聞いて安心したわ。……お酒のクセ悪い方だから、注意してね? でも、貴女が酔ってダウンしちゃうところも見てみたい気はするのだけど。 ( 仕事から先に酔いつぶれるような事はしないか。 ) それは正統な魔女ね。でも、私は正真正銘のサタニストよ。パプテスにとっての、いえ、人にとっての異端なの。…もう、嫌になるぐらい痛い目を見たけど。 ( 二口目で葡萄酒を飲み干した。 思い切って口にした告白を、相手は嫌悪すら浮かべず聞いてくれた。それがもし、客の言葉だからと一線引いた場所から聞いた時の態度だったとしても、嬉しかった。いや、きっとこの人は友人の言葉として聞いてくれているのだろう。 ) 詳しいことは言えないけど、前にもその女性を傷つけてしまった事があったの。私はその時に出来た溝を埋めようとしたのだけど―― 思うように行かなくて。理不尽な苛立ちと逆恨みを抱くようになったわ。彼女を辱めて、彼女を大事に思ってる人の恨みを買って、復讐させて、それで二人の仲を壊して。そこまで考えていたの。 …単なる欲望の捌け口として選ぶより最低ね。 [Sun 12 Nov 2006 02:31:25]
マリィゴールド >  大丈夫、そんなコアなファンは―――ヒルダ位だから、安心して。 呼んでくれれば何処にでも。 ( タダイマ、餌付けされてるとかプライベートな話。 膨れ面に、喉を鳴らして鼻に付く台詞でも恥ずかしげもなく言い放とう、さも当然みたいに手を自身の胸に添え頭を垂れる。 ある意味本心なのだけども。 ) お酒あればきっと話しやすいと思ったのだけど。 大丈夫、倒れても介抱はするし。 ( 小さく、グラスを打ち鳴らし。 グラスに注がれた紅色を舌で舐める。 あの事件で良く見た紅色。 ) 本来は――魔女は古の月の女神に信仰を捧げる薬師みたいなモノだとも聞いたよ。 今の悪魔を崇拝しているのはパプテスのイメェジだね。 ( グラスを揺らしながら、段々と状況を聞く内に金髪の表情も真剣なモノになって来る。 ) 抑圧からの解放―――。 紅い雨という免罪符が有れば、皆狂うんじゃないかな……全ては雨のせいに出来る。 いや―――女性を襲ったのは何となく。 ( トモダチは両性具有だったし、と。 小さく頷く、戸惑いもあるけども今は静かに女性の話を聞こう。 ) 何故、その女性を襲おうと? [Sun 12 Nov 2006 02:14:57]
ヒルダ > あらあら――… でもそれじゃ、貴女のファンは青猫に来たときガッカリしちゃうかもね。 ( どちらかと言うと女性に人気がありそうな人ではあるが。嬉しそうに笑うマリィに、からかわれたような気がして向けるのは膨れ面。それも直ぐに笑顔に変わるけれど。 ) あったというよりかは、してしまったと言った方が正しいでしょうね。 ……ええ、お願い。でも、飲みすぎてしまわないようにしっかりエスコートしてね。 ( あればあるだけ飲んでしまう、今日はそんな気分だから。酔うのは悪くないが、酔ったままこういう話はしたくない。 ) 魔女術を行使し続ける私を、悪魔は認めてくれたのかしら。あんな紅い雨まで浴びて――…。 ( グラスを受け取り葡萄酒が注がれる。朱鷺の都人は葡萄酒を飲むのを見て「血を飲んでいる」と勘違いしたそうだ。笑える話ではあるが、確かに色は紅い。 ) あの紅の雨でね。私、おかしくなっちゃったの。……ううん、私の人格から既に問題があったのもある。 ( グラスに口を付けて喉を潤す。安酒なんかよりずっと美味しい。 ) 女友達を―― 襲ったの。ベッドに縛り付けて。 ……何て、女が言ってもピンとこないかしら。 [Sun 12 Nov 2006 01:56:46]
マリィゴールド >  ホントに、ホント。 いや、気が付いたら治ってて―――今は惰性で自主休暇してるトコなんだ。 ( 「逢えて良かった」 と悪びれもせずに嬉しそうな声。 魔女の目の前で状況を楽しむような微笑み、上着を受け取ろう。 ) その物言いだと、まるで何かあったみたいだって感じるのは気のせい? ( 上着を壁に掛け、ソレから灯りだ。 廊下から拝借した灯りを燭台に、部屋の中はにわかに柔らかい蝋燭の火が溢れ。 ソレから飲み物の用意と、久し振りにお客を迎えているという感覚。 ) 魔女の使う魔術は――悪魔が忠誠心を試す為と聞いた事はあるけど。 ( 「お酒で良い?」 と部屋に合わせてか、魔女に差し出されたのはグラスに注がれた紅の葡萄酒。 趣向を凝らしているよりも、ハッタリめいているのはご愛敬。 ) 先々月辺りだっけか? ( 魔女の隣へと、腰を落ち着け。 何か悩み事だろうか、金髪は静かに聞き役に回る ) [Sun 12 Nov 2006 01:43:28]
ヒルダ > そ、そう……? ( 急に顔を近づけられれば目をぱちくりと瞬かせ、すぐに魔女の顔が少しだけ恥じらうように。こういう不意打ちは反則だと思う。……自分も多用する手ではあるが。 ) あんな状況だったんですもの。寧ろお互い何事も無くて喜ぶべきだわ。仕方ないわよ、私だって……。 ( 言葉はそこで途切れた。 ムードたっぷりなマリィの部屋にお邪魔するのは初めてだ。ノーマの部屋はもっと違った感じで―― さすが高級娼館、娼婦ごとに部屋の内装もわかれているのだろうか。 ) 案外酷いものよ。魔術に使うものって言ったら気味の悪いものばかりだし――。 ( 上着を預け、椅子かベッドかのどちらかに座ろうか迷いベッドを選ぶあたり、この魔女の性格が良く出てる。 …別に下心があるわけじゃあ無いのだが。 ) ……………。 ( ベッドに腰掛けて、足を組んで。肩を小さく落とすと溜め息を吐いた。 ) その、街が慌しかった頃にね。 ( 魔女はいつだって唐突だ。話し出すのは、さっきマリィに尋ねられた「何かあったのか」の内容だ。 ) [Sun 12 Nov 2006 01:29:54]
マリィゴールド >  棚に押し込んで寝かしておけばその内にね―――。 そんな深刻じゃないから大丈夫だって、ホントの所は怪我しちゃってさ。 軽症だったんだけどね、顔をちょっとばかり。 ( 余りにも申し訳なさそうで 「ほら、もう大丈夫」 と傍らの魔女へと顔を近付けて笑顔を零す。 ) ちょっと前迄、街が慌ただしかったからね――。 ゴメンね、ゆっくりと話そうだなんて言ったのに。 ( 本人も久方振りの自室、幸いにも掃除位はやっておいて貰えたみたいだ。 ゴシック調の室内、如何にもな燭台やら調度品が並んでいる。 目に付くのはなのは一人で眠るには大きめの寝台と、部屋の隅に置かれた漆喰の棺桶か。 後は小さな硝子テェブルと椅子が二組。 ) 噂に訊く魔女の厨は、一度は見てみたいんだけどもねェ。 さぁ、何もない所ですがどうぞ―――。 ( 上着があれば掛けておくけど? と魔女に続いて部屋の中に。 適当な場所を薦めるだろう。 ) [Sun 12 Nov 2006 01:19:48]
ヒルダ > あら…。 そうね、そういう時は寝かせるのが一番かも…。 ( 出来れば慰めてあげたいけれど、恋の辛さは意外にデリケートだ。まさか酒に酔わせて忘れさせるわけにも行かないし、何より今の自分には人の悩みを受け止めてやれる自信が無かった。占い師としては致命的か―― 申し訳なさすら感じる。 ) ふふふっ、そう言って貰えるのは私も嬉しいわ。 ( 努めて明るい表情を作ろうとするが……ヴェルセリオスは前に言った。貴女は縁起が下手です、って。その通りなのだろう、きっと今の私は暗い気持ちを隠しきれてない。 ) 魔女ギルドの寮に敵うとは思えないけどね。ちゃんとその部屋に住んでるのに、ほったらかしにするより酷い部屋が沢山あるから。 ( そしてマリィと共に部屋の中へ。誰かの部屋に招かれる、というのはこうもドキドキするものだったか。ここが青猫なら尚更だ。 ) [Sun 12 Nov 2006 01:01:47]
マリィゴールド >  悲恋歌に出てくるみたいな―――素敵なモノならば良かったのだけど、余り楽しくなかったり? この苦さを味わえるようになるにはもうちょっと寝かせないと。 ( 過ぎれば懐かしく思いを馳せる事も出来るのだろうか。 Halloweenはとうに終わったのに、トンガリ帽子の青年は大仰に溜息を吐く。 ) 光栄だね、素直に嬉しいよ―――。 ( 肩越しに一瞥した魔女は、何処か疲れているようにも。 眉間に皺を寄せ安否を気遣う視線になる、普段は陽光みたく明るい女性なだけに落ち込めば灯が消えたみたく感じる、と。 ホールを抜け、怪階段を昇り右の突き当たり。 其処が蝙蝠の住処――。 ) 暫く、ほったらかしにしてたから。 中見ても驚かないでね? ( 鍵を開け、先ず部屋に入る前に諸注意を。 青猫の従業員が掃除でもしてくれてないと、蜘蛛の巣やら埃やらで文字通り吸血鬼の住処に…。 ソレは無いか、と扉を開け放す。 ) ようこそ、青猫へ。 ( お決まりの定型句と共に部屋の中へと ) [Sun 12 Nov 2006 00:53:13]
ヒルダ > あら、それはちょっと妬けちゃうかも。落ち込むぐらいに悩んじゃうなんて、よっぽど素敵な恋だったのね。 ( 最近の私は恋というよりはもっと詰まらないもので悩んでばかり。恋の悩みは辛いけど、楽しくもある。恋は楽しむものだ。 ) ええ。久しぶりに貴女の顔が見たくなったの。 世辞じゃあないわよ? ………うん、まあ。色々ね…。それについても聞いてもらおうと思って。 ( 友人にだって余り話せないような内容だ。もしかしたら辛い言葉を投げかけられるかもしれないっていう不安を、客と娼婦の関係という防衛線を這って逃れた私は卑怯者だ。マリィの後に続く。 ) [Sun 12 Nov 2006 00:37:19]
マリィゴールド >  そう、ちょっとばかり失恋の痛手を癒す時間が欲しくてね―――。 ボクだって落ち込む位はするんだよ。 ( 深刻そうに首を振る、目は嗤ってたので見え見えのお芝居だったけども。 受付嬢には 「 鍵あるかな? 」と気障ったらしいウィンクが飛ぶ。 ) 今日はお仕事じゃなくて? なら折角だし、中へどうぞ。 ヒルダこそ……何かあったの、って友人のよしみで聞いても良いかな。 ( 深い溜息と共にカウンターに置かれた自室の合い鍵。 短い謝礼と共に受け取れば 「 積もる話は部屋でね? 」 魔女と連れ添って大ホールを抜け。 ) [Sun 12 Nov 2006 00:29:09]
ヒルダ > ( 受付嬢の言葉に続くと予想するのは、例えば風邪でお休みですとかそんな残念な内容。或いは他のお客の相手をしているとか――。 でも、受付嬢が最後まで言葉を言い終える前に私は肩を叩かれて、振り向いた。 ) 病気だなんて、まさか恋患い?それならたっぷり時間を掛けて療養しないとね。 ( そう言って同じ笑顔を返す。 ) お久しぶり、マリィさん。遊びに来ちゃった。 ( プライベートではなく、客として。もっともマリィの言葉通り療養中で復帰していないのなら、無理は言えないが…… 具合が悪そうには見えない。 ) [Sun 12 Nov 2006 00:21:11]
マリィゴールド >  病気で療養中となっているらしいよ―――マリィゴールドと言うのは。 ( 受付嬢の言葉を引き継ぎ、魔女の肩を「とん」と二度ばかり叩くのは件の金髪。 神出鬼没、ではなく外から帰って来たらしい。 漆黒の外套にダァクスーツ、そして魔女達が被るようなトンガリ帽子を頭に。 魔女が振り向けば、悪戯っぽい笑みで肩を竦めるだろう。 ) [Sun 12 Nov 2006 00:13:39]
お知らせ > 『―――』さんが来ました。 『 申し訳ありません、生憎とマリィの方は現在………。』 [Sun 12 Nov 2006 00:07:57]
ヒルダ > ( 入り口を潜れば見慣れた内装と、寒くなってきた外の空気とは温度差のある暖かい空気がお出迎え。すんと鼻を鳴らせば嫌味にならない程度の娼婦達の香水の匂い、耳を澄ませば聞こえてくる殿方と娼婦の明るい笑い声。ここだけはきっと別世界、辛い事ばかり起きる現実から目を背ける為に用意された別の意味での天国。 ……別に、色に溺れなくても良い。彼女たちは傷を舐めるのが上手いから、それだけで良いんだ。もっとも、今日のご指名の相手は決めてあるけれど。 ) ――ハァイ、今晩は。マリィさん、居る? ( 受付の女性に笑顔で話しかけた。 ) [Sun 12 Nov 2006 00:04:43]
ヒルダ > ( 一度目は青猫の館主ノーマに――― 夜の手ほどきを受けに。二度目は彼女に頼まれて、占いの仕事をしに。三度目はコン・ゲームにて、殺人鬼を捜し当てるゲームに参加するため。 そしてこれが四度目だ。そう何度もしょっちゅう訪れていた訳じゃあないけれど、流石に四度目ともなれば門を潜る時に初心なチェリーボーイのような仕草を見せる事は無い。恥ずかしがってると女だけに目立つのだ、ここの客層は基本的に男ばかりだから――。もっとも、堂々としていてもここで働いている人に見られてしまうのかもしれないけど。 ) 一夜の夢を見る為に、か。 ( 荒んだ心を癒す手段としてここを選ぶ自分に嫌気を感じる。 ) [Sat 11 Nov 2006 23:58:36]
お知らせ > ヒルダさんが来ました。 『客としてここを訪れるのは、初めてだ。』 [Sat 11 Nov 2006 23:52:44]
お知らせ > 羊皮紙さんが退室されました。 『(考えても契約者が戻らないので そのうち彼は考えるのを止めた)』 [Sat 4 Nov 2006 00:42:12]
羊皮紙 > 『・・・・・・・・・』 (やや皺のよった紙面に染みのような点が浮かぶ) 『はやまったかも知れんな』 (そう文字が躍ると 紙面から文字が消え去った) [Sat 4 Nov 2006 00:41:23]
羊皮紙 > (幸い窓は閉められているが あの扉に鍵は掛けてあったかと必死で考えるが 紙であるがために乏しい感覚ではどうにも判断がつけられなかった) 『何だか謀られた気がするが 気のせいだと思いたい』 (溜息でも吐くように文字が揺れる もしあの堕天の目的が自分に恐怖を与える事ならば それは確実に功を制していた 今なら名状しがたき者の召喚方法も教えてしまいそうだ) [Sat 4 Nov 2006 00:37:25]
羊皮紙 > (きちんと片付いている それは問題ない 寧ろ荷物に埋もれて破れるなどという憂い目にあわなくて済むので大歓迎 問題なのは) 『花だな』 (一寸したスペースに飾ってある花 恐らく客からもらったのだろうがあれが倒れたらと思うと堪らない恐怖だ 同様にスツールに置かれた燭台も) 『この部屋はまずいな』 (しかし移動しようにも近場に転移できる媒介は皆無 風でも吹いたら万事休す) [Sat 4 Nov 2006 00:28:10]
羊皮紙 > 『何だこの部屋は』 (トランクの上の羊皮紙に緑色の文字が躍る ここは契約を交わした堕天使の部屋、青猫という娼館の一室 あの知識欲と堕天ということもありもっとこざっぱりした部屋を予想していたのだが) 『片付いてはいるが』 (それは焚書に怯える紙切れには非常に居心地が悪かった) [Sat 4 Nov 2006 00:21:53]
お知らせ > 羊皮紙さんが入室されました。 『(一人部屋に取り残され)』 [Sat 4 Nov 2006 00:17:37]
お知らせ > リィさんが帰りました。 『(再び迫ってきた睡魔によって、途中欠伸を漏らしてしまったとか。何とか。)』 [Mon 30 Oct 2006 23:51:05]
リィ > ・・・・・・今日は大人しく、下宿に帰っておきましょうかね。(何だか居辛いし。と、ボソリと呟けば、椅子から腰を上げて。ゆったり、ゆったりと店の奥へ向って歩いてゆく。)しかし、何がいけなかったのかしら・・・。女の子に見えた事を褒めたのが不味かったのかしらねぇ・・・。(やっぱり男の子だものねぇ・・・などと、ぶつぶつと呟きつつ、少女は立ち去ってゆくのであった。) [Mon 30 Oct 2006 23:48:54]
リィ > さて・・・これからどうしようかしらねぇ。エニシも帰っちゃったし、お客も来る気配無いし、このまま此処に居座るのも少し気が引けちゃうわね。(エニシ少年を見送った後、再び、宛がわれた自分の椅子に腰を下ろし思案し始める少女。客の来なさそうな雰囲気もそうだが、こう、さすがに居辛くて。暫し思案に耽るが・・・)・・・・・・時間も時間よねぇ、これからって時間だし、ね。(再び懐から懐中時計を取り出せば、再び時間を確認。いい感じに真夜中なので、仕事始めとしては相応しい。時間の確認が終了すれば、再び懐中時計を閉じ、懐に納めて) [Mon 30 Oct 2006 23:32:41]
リィ > ええ、大丈夫よ。お菓子を全部平らげる、なんていう無作法はしないわよ。ええ、しませんとも。(にぃっこりと微笑んで、彼に言葉を返すが・・・逆に怪しくて。)ふぅん、そうなんだ。・・・まあ、朝は職業上、色々と大変だもんね。私もなかなか起きられないし・・・。(そう、朝は大変なのだ。職業上の事もそうだが、少女のように自堕落な者だと特に。)ん?どうしたの?エニシ、いきなりそんな素敵な笑い方して・・・。(のたまうことを全てのたまい、あ〜びっくりした。とか言ってた少女。眼前の彼の乾いた呟きに、再びパチクリと瞬きしてしまうも、束の間。)えっ?あ、あらあらあら・・・・ええと、何か悪い事言っちゃったかしら・・・・・・?(一瞬後、泣きながらお盆を抱えて走り去ってしまった彼の後姿を見て、一瞬、呆然として。我に返れば、ぽりぽりと頬を指で掻き・・・苦笑一つ浮かべて) [Mon 30 Oct 2006 23:23:19]
お知らせ > エニシさんが帰りました。 『(何というか男の子として正しいのだろうかと思う今日この頃。)』 [Mon 30 Oct 2006 23:12:54]
エニシ > ウワァァァァァァァン!!   ( 初対面にまで女の子って断言されちゃったし。 もう泣いた。 お盆を抱えて待合室の部屋へと走った。 )   エェェェェェェン!!   ( そして再びドアを開けて出てきた時にはお盆は部屋の中へ。 仕事は真面目にこなしたけど、その場をもう全速力で逃げ出しました。 ) [Mon 30 Oct 2006 23:12:26]
リィ > (電報が使えませんので、此方で返信です。了解です、お気になさらず。) [Mon 30 Oct 2006 23:11:10]
エニシ > …………え、えっと…出来れば僕の分も残してくださいね?   ( 目の前の不適なオーラに気圧される吸血鬼。 これでお菓子が平らげられる事件が起こったとしても僕のせいじゃないよね。 きっと。 )   朝は苦手なんです……けど夜は元気だから居間みたいな時間に一生懸命働かしてもらってます。   ( 仕事の関係上、夜型の人間が多いこの場所。 この少女風貌はまだ見習いのため、直接請われでもしない限りはお客様を取ることはないけれども。 )   ――――――   ( そう、別に女装は外に出る時だけでよかったんだ。 それなのにもうエニシくんうっかり♪と明るく目の前の少女と同じ様に額を叩く気分にはなれませんでした。 というかそんな行動は性格上無理です。 )   ―――フ…フフフフフフ………フフフフフフフフ―――   ( その代わりに乾いた呟きを漏らします。 ♪マークまで付けられて、とっても衝撃を受けたみたい。 ) [Mon 30 Oct 2006 23:09:10]
リィ > あら?そういうものなの?・・・ならば遠慮は要らないわね。(その言葉を聞くや否や、あっさりと意見を変える少女。遠慮はこれでする気は無くなってしまったのか、ニヤリと不敵に微笑を浮かべて。)あらあら、貴方も?(元気よく片腕を挙げた貴方に、思わず意外そうに視線をやる少女。よっぽど意外だったのか。マジマジと見てしまって。何せ、真面目に仕事をこなしている彼だ。朝もキッチリと起きているに違いない。なぞと、半ば決めてしまっていたからなのだが・・・)?・・・・・・・えっと、どうしたの?エニシ。妙に沈んじゃって・・・。(リィさん油断しちゃってたわー。などと、のたまいつつ自分のデコをぺちんっと軽く叩いて、驚きを表現していた少女。いい加減、我に返ったのか。彼の消沈している様子に気がつき、パチクリと瞬きして声を掛けてみて)えっ、そりゃあもう・・・何処からどう見ても立派な女の子よ?立ち振る舞いといい、容姿といい。もう、お陰でビックリしちゃったんだから♪ [Mon 30 Oct 2006 22:54:21]
エニシ > ……けど…あんまり遠慮しなくても良いと思いますよ。 僕だって、あんまり役に立ってる訳じゃないけど食べさせてもらってるし…… 何と言うか…みんなそういうの一杯買ってくる人多いから………―――   ( ―――そういえばこの間も何やら新作のチョコとかを沢山買い込んでたっけ。 あれは何時の間に平らげていたんだろうというささやかな疑問は、現場に居なかった少女風貌は知らない事。 ここにいる人達絶対浪費家だと吸血鬼は思っている。 )   それ僕もあります!   ( 同じ様な経験をしたと聞いたのが嬉しかったのか、少女風貌は元気に片腕を挙げた。 吸血鬼だから朝は辛いんです。 本当。 )( けれど可愛いと言われれば手を挙げた体勢のまま固まった。 )   ………………   ( その手放しの賛辞の言葉を無言で受け止める少女風貌。 )   …………やっぱり…………   ( やや時間が経ってからどんよりとした声色で言葉を紡いだ。 )   ………やっぱり…何処からどう見ても女の子になっちゃっていますか……… ―――あぁ…一体僕は何処で道を踏み間違えたんだろう……   ( 買い物に帰ってきてから着替えるの忘れてた。 ) [Mon 30 Oct 2006 22:37:08]
リィ > そうみたいね。戴く機会もありそうだし、楽しみにしているのだけど・・・私はまだ新参者だからね。もう少し、娼館に貢献してから戴こうと思うわ。(確かに、戴いてみたいとは思っているが・・・妙な処で硬い自分。素直に貰えなくて)ええ、実は起きたばかりなのよ。・・・というか、寝すぎてて叩き起こされたのだけどね。(少しだーけ、居心地悪そうに苦笑をして、すっかり空っぽになってしまったグラス。受け取ろうとしている彼に渡して、軽く目線を逸らして)えっと、だって、凄く可愛いし。女性物の着物着てるし・・・。(らしくなく、驚いてしまっている自分。目の前の貴方の容姿と立ち振る舞いに、そんな事を言ってしまうも・・・“男娼”という単語に、この場を考えてみればこのような趣向もばっちり容認できる訳で。)・・・そうよね。うん、ここは娼館だし。美少年だからこそ、こういう格好させてなんぼだし。うぅむ、私としたことが・・・。 [Mon 30 Oct 2006 22:22:13]
エニシ > お茶とかも美味しいですよ。 和菓子にもとっても合いますし。   ( その良い飲みっぷりを眺めつつ、そんなことを口に出した。 )   ……―――   ( あれ? と暫し相手の言動を振り返ったのか無言になる。 暫くの間口を閉ざす吸血鬼。 )    ―――………あ、起きたばっかりだったんですか。 …それじゃあお水を持ってきて良かったですね。   ( 飲み干して中身が氷とレモンの切れ端だけになったグラスを受け取ろうとしながらそんなことを呟いた。 )   …あ……いえ…丁度そろそろみんなに持って行こうと思ったことですし……お仕事ですから。   ( お礼を言われれば照れたのか、はにかんだような微笑みを浮かべる。 そして部屋のみんなにも持っていこうと歩き出そうとしたところで、相手の驚いた声に足を止める。 )   ―――? はい。 僕は男の子ですけど……――― [Mon 30 Oct 2006 22:08:54]
リィ > (了解です。お気遣い、ありがとうございます。以後気をつけて機能を使わせていただきますorz)ん・・・っ・・・ぷはぁ、やっぱり冷水はいいわね。眠気が醒めるわ。(右手を腰に添え、ごきゅっ・・・ごきゅっ・・・と風呂上りに牛乳を飲むように冷水を喉を鳴らして一息で飲み、すっかり落ち着いたように呟きを漏らして、貴方の言葉を聞くだろう)お冷、ご馳走様。眠気覚ましになったわ。エニシ、ね。宜しく。・・・って、貴方男娼なの?(自己紹介を聞き、言葉を返すも“男娼”という単語を聞き、驚きに瞳を見開き・・・思わず凝視をしてしまうだろう。) [Mon 30 Oct 2006 21:57:19]
エニシ > ( どうぞ気になさらないで下さい、電報の不備は仕方がありませんし自分も暴発は時々してしまうので……orzと独り言。 )   リィさん…ですか……   ( 相手の名前を聞けばその名前を繰り返した。 そしてお盆を両手に抱えた体勢のまま、少女風貌は穏やかな所作で頭を下げた。 )    えっと……雑用兼男娼見習いとして働かしてもらっているエニシといいます。   ( 頭を下げた拍子に造花の簪を差した黒い長髪の鬘がほのかに揺れる。 ) [Mon 30 Oct 2006 21:47:41]
リィ > (すみません、電報が開かないのでこのような状況と相成りましたorz)(水を一口、軽く溜息を漏らした後、おずおずと見上げられ・・・視線を合わせて)ん?・・・ええ、そうよ。三日前に、この街にやってきたの。私はリィっていうの、貴女は?(微笑を口元に浮かべ、少女風貌の貴方に返事を返して・・・) [Mon 30 Oct 2006 21:36:18]
リィ > [Mon 30 Oct 2006 21:30:37]
リィ > (暴発orz ごめんなさい、慣れてないのでorz) [Mon 30 Oct 2006 21:30:10]
リィ > ええと、初めましてこんばんわです。入室していただきありがとうございます。色々と拙い所もありますが、宜しくお願い致します(ぺこり) [Mon 30 Oct 2006 21:27:22]
エニシ > ( お盆の上に載るのは幾つかのお菓子と喉を潤す冷水。 その冷たいグラスの内の一つを取った相手の顔を少女風貌はおずおずと見上げた。 そしてその小さな首を斜めに傾げた。 )   ………新しい人…ですか………?   ( 見知らぬ顔の相手に、少女風貌は疑問の言葉を口に出す。 ) [Mon 30 Oct 2006 21:24:47]
リィ > (ゆったりと、店の奥へ向って歩を進めていくが・・・その前方に見えた小柄な人影。丁寧な歩みで自身の方向へと歩んでくる貴方に、ふと、歩を止めて・・・)あら、ありがとう・・・。(冷えた水の入った水差しに、一切れずつレモンが添えられたコップの載せられた盆を持っている姿に、小間使いの一人である事を確認するも、何処かで見覚えがあって・・・だが、まだこの娼館へやって来て間もない少女は貴方に気付く由も無く、礼の言葉を述べるとコップを手に取り、一口飲んで。) [Mon 30 Oct 2006 21:15:52]
エニシ > ( それは普段は女性が着るための物である、薄い赤色の着物を身に纏った少女風貌。 幼い故に一目で本来の性別が知れるかどうかはわからない。 )  ――――   ( それは冷えた水の入った水差しと、それぞれに一切れずつレモンが添えられたコップの載せられた盆を持ち、ゆっくりと丁寧な歩みで貴女の方へ歩んでいく。 このままいけばすぐに擦れ違い、青猫の関係者なら小間使いである少女風貌の顔は記憶の端に留めているのかもしれない。 ) [Mon 30 Oct 2006 21:05:07]
お知らせ > エニシさんが入室されました。 『(その途中、前方に居る小柄な人影)』 [Mon 30 Oct 2006 20:59:02]
リィ > (脚をぷらぷらと揺らせつつ、視線を遠くへやり・・・しばし店内を見ていたが、暇になってきたのか、はたまた眠気が再度迫ってきたのか。脚を揺らせるのを止めると、椅子から下りて)眠気覚ましが必要ね、水でも飲みましょう・・・。(眠気を追い払うように自分の頬を軽く両手で叩けば、しゃきっとした目で店の奥を見据えて。ゆったりとした足取りで店の奥へと向って歩いてゆく。) [Mon 30 Oct 2006 20:55:03]
リィ > ん〜〜〜・・・っ顔洗ってきたのになぁ・・・・・・どうにも眠気が取れないわねぇ。(瞼を擦り終えれば、ふぅっと軽く溜息漏らして。やる事も無いので、ごそごそと懐から懐中時計を取り出しパカッと開けて時間の確認。)・・・・・・結構時間経ってるわねぇ。(時間の経過を確認すれば、瞳半眼にし懐中時計を閉じて、再び懐に収めて・・・) [Mon 30 Oct 2006 20:35:14]
リィ > (寝惚け眼を擦りつつ、のんびりゆったりと店の奥からやってくる金髪少女。よっぽど深く寝入っていたのか、未だ足取りは覚束無くて)ん・・・っ少しお昼寝し過ぎたわね。どうも、自堕落でいけないわ。(お陰で、怒られちゃうし。と、叩き起こされた事思い出せば、小さく口元に苦笑一つ。自分に宛がわれている椅子まで進んでゆけば、その椅子に腰を下ろし、両手で両瞼を擦る) [Mon 30 Oct 2006 20:25:17]
お知らせ > リィさんが入室されました。 『んぅ・・・・・・っ(寝惚け眼を擦りつつ)』 [Mon 30 Oct 2006 20:20:00]
お知らせ > エトワールさんが帰りました。 『 余計な一言が多いのだと。自覚できるまでまだ少しかかりそうである。 』 [Thu 26 Oct 2006 02:30:38]
エトワール > ( ただでさえ過剰なフェミニストな上に相手は高級娼婦である。 軽くのつもりで引っぺがして痣でも作ったら大変だ、とかそんな真面目っぷりで。 だがしかしこのまま行くとサロンで全部剥かれかねない。 普通ありえないが此処ならありえる。 そういう魔窟だ。 ) いや、本当、御免なさい、失言でしたっ…でもこの辺にしないと流石に一級二級の品格みたいなのが損なわr [Thu 26 Oct 2006 02:28:26]
エトワール > ( わざとやってるのか素でこうなのか、折り重なるように身体をソファに埋めていく柔らかい感触、感触、感触。 この人達が高級娼館の気品溢れるなんかそういう人たちだとか、詐欺だと思う。 下手な所を触れずに横から這い出すように脱出するも、子供みたいに皆で夢中になって掴んでくる。 ) わ、ちょ、其処つかんじゃ駄目! 見える! 脱げる! 見せろじゃなくて…!! ( Sorry. It broadcasts Sound Only. 何処がはみ出るかなんてお見せできません。 ) [Thu 26 Oct 2006 02:15:08]
エトワール > と、りあえず…ほら、私あんまりお腹とかに肉付くとこぅ…すぐバレるし格好悪いしええと―――そろそろお暇sうわやめろなにをs( 「は」の一文字に全員が過剰反応した。 腕力で押し倒されてソファに沈められてお菓子口に詰め込まれる剣闘士ってどうなの。 世間的に。 だって女の子に暴力とか振るえないじゃないか。 ) [Thu 26 Oct 2006 02:02:12]
エトワール > あのさ、そろそろ遅いしあんまり食べると身体に良くないし――――。 ( 三人寄れば姦しい人達がその倍くらい。遠慮がちに口にした助言は聞こえているのに総スルーされ、横合いからまた別の変な色のムースの乗ったプレッツェルが口に押し込められた。 もうこれがマロンの甘さなんだかスイートポテトの甘さなんだか小豆の甘さなんだかも分からない。 もそもそと咀嚼して、それを表すべき単語表現を考える。 「甘い」以上は出てこないのだが。 ) [Thu 26 Oct 2006 01:38:12]
エトワール > …うん、これも美味しい。 ( 詳しく。 ) ええっと…甘くて、その、なんか、チョコレートっぽい…のが、のが、苦…甘…美味しい。 ( ぶはー、と大きな笑いの渦がまた巻き起こった。 これで何種類目かもわからないようなお菓子の味にいちいち感想を求められて鈍い味覚とつたないボキャブラリーで頑張って答えるも、そろそろどれがどうとかさっきと違う言葉が出てこなくなって来た所。 なんとかってブランド店の新作、全部買ってきたんだって。 それで、試食会。 居心地悪くサロンのテーブル席の真ん中に据えられて、甘味で完全に舌が麻痺する秋の夜長。 ) [Thu 26 Oct 2006 01:33:18]
お知らせ > エトワールさんが来ました。 『 ぽり、と新作お菓子を口に放り込む。 』 [Thu 26 Oct 2006 01:29:09]
お知らせ > エニシさんが帰りました。 『(最後にやってる事は妖精と吸血鬼も大して変わらなかったり)』 [Fri 13 Oct 2006 03:23:55]
エニシ > …………ベルベチカこそ…ベルベチカこそ………――――   ( キッと瞳を上げて彼女とは逆方向に走り出す。 )   女の子の方が良いって言った癖にぃぃ!!   ( 実は その一言が一番ショックでした。 男の子! 僕は性別歴とした男の子なの!! 少年は演技ではなく、半分本気で泣きながら走り去っていく。 ) [Fri 13 Oct 2006 03:21:50]
エニシ > 意味は知らない。 僕も知らない。 絶対に知らない。   ( 頑なに否定するその姿は、むしろ知っていますよと公言しているものなのだけど。 )   美味しいよねーイチゴケーキ。 僕は…どっちかっていうと和菓子派だけど……そっちも美味しいから大好き。   ( たぶん逆の立場でも納得してました。 こういう所が似たもの同士なんだろう。 ) ( 再び妖精の目が怪しく光ったような気がした。 )  え? え? ちょ…ちょっとベルベチカ? まっ―――   ( 制止の声を振り切って、廊下に逃げ出す妖精。 そして此方にまで聞こえたその叫びに、青白い顔を更に青くする。 )   …………………   ( 一人休憩室にポツンと取り残される白髪。 ) [Fri 13 Oct 2006 03:18:05]
お知らせ > ベルベチカさんが退室されました。 『(聞いた人にものすごく誤解を植えつけるような言葉をわめきながら。)』 [Fri 13 Oct 2006 03:10:30]
ベルベチカ > うぅぅ〜……たゆんは変な事ですの〜? わからないから聞いたのに、ひどいですの〜。 ( 涙目で反論する要請。頭のリボンまでトマト液まみれ。ただ、急に顔を抑えて何事かつぶやく様子には、いぶかしげに。 ) プ、プレ……そんなものでベルベチカのご機嫌をとろうなんて、お砂糖より甘いですの! え、えと、えっと……イチゴケーキとか、カスタードシュークリームとか、なら……うん、許してあげないことも、ないですの。 ( 結局ものにつられるのがベルベチカなのであった。 ) でも、いきなり口に含んだ飲み物を女の子にかけるなんて、やっぱりひどいですの〜。ベルベチカなりの制裁をくわえるですの! ( とりあえず、気持ちは治まらなかったようで。エニシの手を逃れると、半泣きのまま部屋から飛び去っていった。 ) うええぇぇん。エニシさんに汚されたですの〜!! [Fri 13 Oct 2006 03:10:03]
エニシ > (追記→優しく汚れてしまった妖精を拭いてあげながら、そんな提案を持ち上げる。 ) [Fri 13 Oct 2006 03:02:08]
エニシ > ( 久しぶりに思う存分喰らいタイだろう? ) ( ならばやるといい。 何 あの時と大して変わらない 無警戒なその小さな首筋に牙を立 )   うるさい黙れ
   ( 片手で顔面を抑えて、少年の体温のように冷えた言葉を発する。 それは小声で妖精には届かなかったのかもしれないが――― ) ( 淡く 微笑んだ )  ――――……ベルベチカが変なこと突然言い出すから…吃驚しちゃったよ。 本当に。   ( それは先ほどまでの会話と変わらない穏やかな口調。 )   うーん……じゃあ、今度何かお詫びのプレゼント。 それじゃあ…駄目かなぁ?   ( 服を汚したことは本当に悪いと思っているから。 そんな提案を目の前の小さな妖精さんにしてみよう。 )
[Fri 13 Oct 2006 02:59:59]
ベルベチカ > 女装をしているエニシさんこそ、自然なエニシさんですの。オトコノコの格好のエニシさんより素敵ですの。 ( 見もフタもないフォロー。それよりも、服がベタベタ、羽もベタベタで気持ち悪い。 ) あぅぁ……ベトベトして気持ち悪いですの〜。もう! お洋服が台無しですの。謝罪と賠償を要求するですの! ( 頬を膨らましてプンプン怒る。だが、エニシの動きがお待ったのを見て、怪訝そうに眉を寄せる。 ) ――ふぇ? どうかしたですの? [Fri 13 Oct 2006 02:51:57]
エニシ > ―――けど…そう、だね。 ……そうかもしれない。   ( 直ぐに自虐的な考えに走りやすい吸血鬼。 だからこうして真っ直ぐな妖精は少年にとって本当に眩しい存在。 ) よし、じゃあお姉ちゃんを悲しませないためにも! 僕も今度もっとちゃんと女そ………―――   ( 決意を新たに妖精の言葉に頷こうとして、けど何かおかしいと歯止めが掛かる。 )   …………あの……結局僕は女装を……?   ( 恐る恐る引け腰で疑問の言葉を ) ご…ごめん。 ……まさかそんな単語が出てくるとは思わなかったから……   ( 突然の不意打ちを堪え切ることが出来なかったようだ。 所詮精神1。(←言い訳))   御免ね…折角の服汚しちゃ―――――   ( 謝ってから、トマトジュースで真っ赤になった彼女を拭こうとして―――その動きが突如止まる。 ) ( 赤 紅 血の赤色 ) ( それは 本能を   呼び起こ  し すぎて    ) [Fri 13 Oct 2006 02:46:59]
ベルベチカ > それはー、ちがいますの〜。似合う似合わないは、それを見た人が決めることですの。エニシさんだっていま、ベルベチカの格好を見て可愛い、似合ってるって、そういってくれましたの。 ( エニシの周りを飛び回りながら、妖精なりの考えをつたえる。 ) やる前から決め付けてちゃダメですの。そんなこと聞いたら、ライヤさんだって悲しい顔になっちゃいますの。だから――わぷっ!? ( 盛大に噴出されたトマトジュースをもろに喰らって、洋服ぬらしたまま落下しました。 ) ひぅぅ〜、い、いきなりなにするですの〜!! ( トマトジュースまみれになってしまって、拳を振り上げ猛抗議をする。 ) [Fri 13 Oct 2006 02:33:28]
エニシ > ……………   ( うーん、とその言葉に首を傾げて。 )   けど…とっても可愛いよ。 うん、似合ってる!   ( 素直な笑顔でそう言った。 絵本でしか見たことの無いような妖精さん。 それがこうして可愛い服装をしてるのは、とっても素敵なことだと思うから。 )   ―――……けど…僕は似合ってないよ。 …きっと…僕は……そういう存在にはなれない。   ( 悲しそうに瞳を伏せる。 同じ絵本でも、自分は退治される『怪物』だ。 それが他人を癒す存在なんて、余りに相応しくない。 )( ベルベチカは客分兼お手伝いのようなもの。 無理をして仕事をさせようなんて人はきっとここには居ない。 ) ( そして続く疑問の言葉を聴いた少年は )    ――――――ッホ ケホッ!?   ( 飲んでいたトマトジュース盛大に吹きました。 紅い水が飛び散るって絵面的に相当不味いことになっています。 ) [Fri 13 Oct 2006 02:26:09]
ベルベチカ >  当然ですの! ベルベチカだってこんな―― ( スカートの裾を掴んでみせる。お人形さながらのフリフリドレスに頭の上にはでっかいボン。 ) ――お人形みたいな格好させられていますの。だからエニシさんも道連れですの〜。 ( きゅぴーん、と妖精の目が妖しく光った。そのうち人形趣味のお客さんの相手に回されるかもしれません。そうなったらこの妖精は逃げ出すでしょう。 ) ところでエニシさん。たゆんたゆんってなんですの? ( 要らない知識その1.言葉だけでわかんないので友達に聞いてみようの巻き。 ) [Fri 13 Oct 2006 02:14:35]
エニシ > ( 大聖堂から指名手配の件は、未だに誰にも話していない。 マリィさんにも、お姉ちゃんにすらも。 ただ三下呼ばわりされていたこともあって、そこまで重要視はされていないと思うため、このまま平和に過ごせば立ち消えになる可能性もある。 あくまで可能性だが。 というかいらない知識って本当に大変ですね。 少年が聞いたらホロリと涙を流すよ。 )   …………何時の間に…………ひょっとして…これから僕はここでも女の子の格好を……?   ( 冷や汗が頬を伝って、恐る恐る目の前の妖精に問い掛ける。 紅い目がそれマジですか?と聞いています。 ) [Fri 13 Oct 2006 02:06:34]
ベルベチカ > ( 少年に止むおえない事情があるということは、ライヤからそれっぽく聞かされているから知っている。しかし、それ以上に周りの娼婦たちからいらない知識を吹き込まれているのでこんな反応。 ) えー、でもでも。エニシさんは女の子の格好してたほうがお客ウケするって。周りのおねーさまたちはみんなそういってますの。 ( きょとんとした顔で、小首をかしげる。エニシの前でホバリングしながら、目をぱちくり。 ) [Fri 13 Oct 2006 02:00:04]
エニシ > (ピシッ)( ワーイワーイ、と浮かれていたけど、その脳天気な声が耳に届けば石のように体を強張らせる。 何だか最近は他人に恥ずかしいところばっかり見られてる気がする。 主に女装とか女装関連とかじょs(ry )   べ…ベルベチカ………? あのね…僕…一応男の子なんだけど…………   ( 新たに入ってきたお友達に訴えを投げかける。 そりゃ外では未だに女装を続けている。けれどあれは身を隠すためなんだと力説―――は出来ないか。 とにかく止むを得ない事情があって、決して趣味ではない。 ) [Fri 13 Oct 2006 01:56:07]
ベルベチカ > ( そんなハイテンションなお友達の様子を、ベルベチカは見ていました。 ) あー、エニシさんその格好はだめですの〜。ちゃんと女の子してなきゃだめですの〜。 ( もうなんかベルベチカの中では女装してないエニシは違う人みたいに思えているから不思議だ。これが妖精脳。 ) [Fri 13 Oct 2006 01:50:19]
エニシ > ―――……そう、幸せ! 僕今とっても幸せ! ビバ!男の服装!!   ( やっと自分の気持ちを表すに相応しい言葉を見つけた白髪はそれはもう感動しているように天井を仰ぎます。 やっぱり二ヶ月ぐらいずっと女装は本気でキツカッタ。 懐かしい普通の男の子が着る服に、普段よりも相当ハイになっている。 )( 喜びの余りちっちゃい妖精のお友達が部屋に入ってきたことにこれっぽちも気づいていない。 自分以外は大抵の人が忙しい時間だから、誰もこないだろうとタカをくくって浮かれ気分の白髪の少年。 ) [Fri 13 Oct 2006 01:47:38]
ベルベチカ > ( 青猫ではたらくおねぇさまがたの夜のお勤めも中盤戦にはいるかそんなところ。ベルベチカは特性の栄養ドリンクを配って回ったりしていた。今はその帰り。 ) ふぅぅ〜、ヘトヘトですの。ずっと飛び回ると羽の付け根が・・・・・・。 ( そんなことをいいながら控え室に入ってくる。 ) [Fri 13 Oct 2006 01:44:18]
お知らせ > ベルベチカさんが来ました。 『(ふらふら〜っと空を飛びながらやってきた妖精。)』 [Fri 13 Oct 2006 01:41:40]
エニシ > 何だか落ち着く? というか…これが自然?……というか……うーん……何て言えばいいんだろう………   ( しみじみと嬉しそうに感動の意見を零す。 外では女装しているけれど、一応中身は男の子。 流石にずーっとあれを続けるのはいろんな意味で不味いと思う。 ) [Fri 13 Oct 2006 01:40:44]
エニシ > ( いつもの如く娼婦控え室の一角。 この時間帯はあんまり自分のお仕事が無い少年は久々にゆっくりとストローでパックの赤い液体を吸ってたりしていた。 )   はぁ…なんだかこの格好が久々な気がする………   ( 中身は血液じゃありませんよ。 ザ・トマトジュース。 ) [Fri 13 Oct 2006 01:31:44]
お知らせ > エニシさんが来ました。 『(ちゅー)』 [Fri 13 Oct 2006 01:27:53]
お知らせ > ライヤさんが帰りました。 『・・・・!!!!(たゆんの感触に密やかに驚愕する今日この頃。)』 [Sun 8 Oct 2006 03:46:25]
お知らせ > 纏花さんが帰りました。 『・・・また職場に泊まっちゃった・・・(風呂場で呟く。ぶくぶく。』 [Sun 8 Oct 2006 03:45:54]
纏花 > (とにかく、男に受けるような身体にならないと飢え死にしそうで、見事そのとおりになった幸運なんだか不幸なんだか良く解らない身の上話はさておき、きっと二人違う星の元に生まれたから。むちむちの星とぺたすとーんの星に(ザ・与太話)ま、百回「っていうもんだよ」というより、一度そうなった方がはるかによく解るからねぇ・・・・・・・お、いいね。こう言う時は、青猫に勤めていて良かったと思うよ(きゅー、と胸の中の妹娼婦を抱きしめると、さて行きますか、と視線を上げた。周りの同僚も、殆ど退却済み。だって寒いもの)・・・・ん。揉んでも、何もでないよ?(ほっぺふにふに。そんな風にじゃれあいながら、お風呂へと向かうのでした) [Sun 8 Oct 2006 03:45:10]
ライヤ > (…年齢のことを前提に、色々言われると凹みそうです。 きっとあれですよ。エ(ぴー)ルの経験の違いだろうと。……すいません、今のうちに土下座しておきます) …その恐怖すら楽しみだともうしますよ。――己の乳で死ねたらほんもうです。(後半は再び棒読みの罠。――さて)………どうせなら、お風呂行きませんか。冷えて参りましたし―――…(姉の両腕の中に飛び込むのに、何の躊躇いがあろう?……ぱた、ぱた、と静かに近づくと、頬を押し当てるようにして姉の、豊満 な たゆん を――――)……たゆん。 (柔らかく鷲掴んで――仕返し一つ) ………ささ、まいりましょう。寒さは女の大敵にございますよ。 [Sun 8 Oct 2006 03:37:27]
纏花 > (恐ろしいことにこの二人、年齢は同じだったりする。多分100人中98人は信じない。そして変なところでしおらしくて可愛いから、ついこーなってしまうわけで。本当に妹のような、小動物のような―――)・・・まあ、そうだねぇ・・・階段には気をつけるんだよ。下手したら死ぬからね(急に真面目な顔になってアドバイスするのでした。サイズにもよるのに。そして窒息するようなサイズは止めなさいとカッコ内でも)・・・ふふ、おいで。ちょっと寒いから、抱き合うぐらいがいいと思わないかい?(本音半分、ただ単にライヤを抱きしめたい半分。目を細めて笑みを浮かべて、ライヤに向けて両腕を開いた。――――妹って、こんな調子なのかねぇ――――)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・う、うん。いいよ。まあ、うん。気長に、ね?(実は自分もそんなに覚悟が決まってない姉娼婦。時間をくださいとの言葉には、内心胸をなでおろしつつ同意するのでした。かくして、革命の火蓋は切って落とされたのです(何) [Sun 8 Oct 2006 03:26:06]
ライヤ > (頭が軽く上下する。年齢は一緒なのだけど、子ども扱いされるのは姉と自分の人生経験の差なんだろうなぁ、なんて。ひっそり)……今度、そういう薬が出回ったのを聞いたら、是が非でも手に入れてみようかと思います。……ええ。(寝方によっては乳で窒息なんて素敵な体験してみたい。――それどんなファンタジ?とか聞こえない方向で一つ)……………。(弄られた後だ。しかも姉に。 微笑に返すのは、ちょっぴり拗ねたような顔。――まだ肌の上に姉の掌の感触が残っているようで、もぞりと帯を引いてみたり落ち着かない様子で――)………。 ………。(妹娼婦固まった。)……………。(姉様にあの情けない姿をさらすというのかー!簡単に言うと洋服を着ると七五三イメージが拭えなくなるのだ。 妹娼婦は派手に引き攣った)……………すっ…少し、心の準備をさせていただけますかっ……姉様。 [Sun 8 Oct 2006 03:18:47]
纏花 > おほほほほほほほほほ(暫く続いた。やがて自然消滅。続けられると周りの精神衛生上よくないので(そういう問題でもない)・・・・・・アタシが「社交辞令」ってもの、あんまり好きじゃないの知ってるだろう?(適当に調子合わせてるだけじゃないよ、と呟きつつ、軽くライヤの頭ぽすぽす)・・・・・・以前、何かのギルドで、そんな薬の被験者がどうとかいう仕事あったねぇ・・・大分前だけれどさ。そうだね。一度は味わって・・・みて・・・・・もらいたいねぇ・・・・・・・・・・(うふふふうふふふふふふ。急な階段の下が見えません。和服の着付けが少し大変です。ぶつけると痛いです。ぜひ体験していただきたいと心のそこから思ったりした。そんな秋の夜)・・・ふふ、ご馳走様・・・かねぇ?顔に似合った、つつましいつぼみだったしねぇ・・・・(ぺろ、と見せ付けるように指を舐めて、うふふ、と微笑んで見せた。勿論、そんなに可愛いものではなかったけど。(でも若返るとトリガラ一直線の罠)・・・・・・・・・一緒に・・・洋服、行って見る・・・?(行く先のわからないトロッコに、二人で飛び乗るようなお誘い。だ) [Sun 8 Oct 2006 03:08:19]
ライヤ > うふふふふふふふふふふふふふふふふ。(ええ、気の所為ですよ。勿論です。何をざわめく必要があろうかー。にこにこスマイルで周りの同僚達を一瞥する。姉に押し潰されながら。巨乳の重さが背中に。) ………………。 (再び持ち出された「おそろい」の言葉。本当?と尋ねるように見つめる。見つめゆ。みつめゆ。体を幾ら触られようが、恥じらいすらしなかった妹娼婦は、その時ばかりはコクリと控えめに頷いて、ひっそりこっそり頬を緩ませた。――憧れに近いものがある姉娼婦とお揃い。――でも、今の体勢じゃ、その表情を見えないけれど。テーブルと姉娼婦の間で、ぺったり伏せているような体勢)……淫売窟のお薬のお店にでも頼ってみようかしら、と。一度くらいは根元から千切れるんじゃないかという程の重量感を味わってみたいものです―――ありがとうございます。(赤い顔は、重さ+αだろう。襟元を正しながら、差し出された手を取った。)――――……。(違った装い、か。誰かからもそんなことを言われていたっけ。―――洋服は似合わないのよ。本当に。 うぅんと眉間の皺が深くなり)――食わず嫌いではないけれど、試さないのも…臆病過ぎますかね。…善処します。 [Sun 8 Oct 2006 03:00:19]
纏花 > へえそうなんですか。そうねそうよねおほほほほほほ(とっても平坦な超えに聞こえるのも気のせいです。周りの同僚がちょっとざわめいているのは二人の弱い心が生み出した幻であることを希望)・・・・・・・え、た、楽しみというか、乗り気なのかい?いやまあ、柄にもなくはしゃいじまったからさ、勝手に騒ぐのもどうかなって・・・揃えてみるかい?(こうして近くにいると、結構表情豊かなんだなー・・・なんて。またまた思うわけで。そして改めて持ちかけた「おそろい」は、決してごまかしではないわけで)・・・・・・・・・ああ、確かにそれぐらいが一番いいやねぇ・・・階段の下も見えるし、かといって洗濯板に悩むこともないし・・・・・お、いい声(ぼんやりとつぶやきつつ、くすくすと表情をほころばせた。可愛らしい反応が、楽しい)着飾るとまでは言わなくても、ちょっと違った装いを――――・・・・とと、すまないすまない。大丈夫かい?(差し込んでいた手も抜いて、立ち上がって手を伸ばした) [Sun 8 Oct 2006 02:50:11]
ライヤ > ひとをいぢめるの にがてですから。(棒読みにきこえる?知らない。知らない)…………。(なんだかんだ言って、姉娼婦と”揃い”と聞けば嬉しいようだ。 見上げた黒い双眸が期待で、一瞬柔らかく――でも、「やめた方が」って言い出された瞬間、そろりと伏せた)………。………。(密やか――でもないコンプレックスを誉められるのは、正直複雑だった。伏せた瞳は、自然と己の胸元へ落ちる。姉の掌が袂の中にあるのが見えた。)…もう、育たないのが良さだと思う事にしました。せめて姉様の半分くらい育つと良かったのですけ   ど  。……ん。 (流石に慣れているとは言え、「慣れてるだけに」それなりに反応する。僅かに眉を寄せて)――― 一人の時に着飾ってもつまらないですもの。 相手――が、いたら、まだ、色々――考え、る    姉様。(重さでそろそろ妹娼婦の体が前のめり。 とうとうちょっと困った声で「へるぷ」の声。 指先に触れる唇の柔らかさに、ぴくと肩が揺れて) [Sun 8 Oct 2006 02:37:33]
纏花 > あれだよ。営業用。営業用。おーけい?(くすくすと、冗談めかして笑った。でも、ちょっとドッキリしたのは紛れもないトゥルーさ)・・・・よし解った。それじゃアタシも同じ柄のを着よう。というか注文しよう。それで本当にどうなのか・・・・・・やめた方がいいかね。やっぱり(冷静に考えると、何がしたいのかてんでさっぱりだ)・・・・・・なかなか、すべすべしてていいねぇ・・・・・・このなだらかな起伏がまた・・・(すりすり。胸元を名でさすりながら、ほわ、と表情が綻んだ。そのうち敏感な先端を、指でさわさわともてあそぶと思う。相変わらず体重を預けたままだから、そろそろ辛いかも)・・・・・・なんとも、まあ。んー・・・まあ、いいか。無理にだすもんでもないし。ただ、変化をつけると、結構楽しいもんだよ、とだけは言って置くよ(ライヤの右手を取って、ちゅ、と口付けを一つ見舞いつつ。勿論さえぎられなければ、のお話) [Sun 8 Oct 2006 02:25:40]
ライヤ > ………ご冗談を。(ころりと笑う。えすえむとか、さど とか まぞ とか、そんな世界からは遠い所におりますよ。プロフの性癖ルック。) ……きっと似合ってしまうから、笑えないに違いありませんよ。――あ。でも……(空を仰ぐようにして、姉の顔を覗き)お揃いで着るのは、ちょっと楽しそうです。もし、姉様のお客様に見られたら、「あんな娼婦に揃いの着物を着せるな」って怒られるかもしれませんけど。(「姉は何でも似合う」そう信じて疑わない妹娼婦は、にっこり無邪気に微笑んだ。 姉の掌が、肌を擦るのに気が付いてはいたが――――娼婦同士で性技の実演くらいはしてるだろう。 そも、セックスアピールに乏しい己の胸は、膨らみが殆どない。悲しくなるくらいに。恥ずかしがるような慎み深さはとっくに捨てている。今更姉に触れられた程度で拒むわけもなく)………自分の―――……。(首を捻る)………こう言ってはなんですけど、興味がないんですよね。私。 [Sun 8 Oct 2006 02:17:36]
纏花 > ・・・・・・・・・・・・そっちで営業した方が・・・似合うと思うよ。うん(そういう趣味の人も、結構多いって聞くし――――――――世の中の、色々な役割の、お話)・・・そうかい?まあ、アタシも適当なことを言ったつもりはないから・・・似合わなかったらアタシが着て、それで「似合わない」って笑おう(少し冷えたライヤの手を、きゅ・・・と握って、すりすり・・・そしてライヤの着るような服を着た自分を想像して、少し頬が緩んだ)いやいや、それは買いかぶりすぎだよ。・・・・・・多分(そういえばこの和服以外あんまりきたことがない。無いのに似合わないというのも可笑しいかな、と。今度、イメチェンでもしてみようかなーと。そんな踏ん切りをくれたライヤに内心感謝してみたり)いやいや、休みの日は、休みの日らしくね?男のためじゃない。客のためでもない。自分のためさ(さえぎれなければ、そのまま奥へと手を進めて――――体温を、直ぐ近くで、感じる) [Sun 8 Oct 2006 02:04:04]
ライヤ > ……。(間)……。姉様。世の中には、役割というものがありますのよ。(明々後日の方向へ、ふ…と視線を流して答える妹娼婦の横顔は、妙に大人びていたとか。 だって、エトワールさんが(以下略)なんですもの。無邪気に答えますとも――以下略部分は各自想像してください。) 姉様が似合うっていってくださったんだもの。 似合わなかったとしたら、私の所為ですよ。姉様の所為になんてしません。(肩に回された腕を払う事なんて、当然しない。この程度のスキンシップは何時ものこと。 雑誌が見やすいように位置調整程度はするけれど――姉の手に、己の少し冷えた掌を重ね) また、そんな風に仰る―……私の知ってる姉様は、どんな服を目の前にしても、いざとなったら綺麗に着こなしてしまうような人だって思ってますよ。――――――んん。 (仕事以外で使う服。 その響きに大層迷っているようだ。眉を寄せ)………。 ……でも。休みの日にめかしこむような、こと、ありません、し。必要、ないかな、ッて [Sun 8 Oct 2006 01:54:08]
纏花 > ・・・・・・前々から思ってたんだけど・・・ライヤって、サド・・・だよねぇ・・・(そーいうときに、妙に表情が輝くというか、目に怪しい光が灯るというか――――ええ。そうなんでうs。いつもは表情がほとんどでないのに、そう言う時はすごく(青猫勤務Tさん談)ああ、いや、でもあれだよ。に、似合わなくても責任はもてないからね・・・?(あっさりと決定されちゃったので、流石にちょっとあせった。着物だって安くないから、無駄な買い物させたら悪いなぁ、と。しかし、似合うと思ったのは本気も本気である)アタシはあれだよ。風物詩みたいなものさ。時代についていきたくても、付いていった瞬間に根無し草になっちまうのさ。・・・・・・・・・・・まあ、何もかも仕事用、ってことにしなくてもいいんじゃないかい?アタシらだって、四六時中男に媚売って股開いてるわけじゃあないんだからね(よいしょ、とライヤの方に腕を回して、体重を預けてみた。洋服より基本的に布地の厚い和服同士でも、互いの体温が仄かに伝わってくる。あー、ぬくい・・・とか思いつつ、もそ、と胸元に手を入れてみた) [Sun 8 Oct 2006 01:44:53]
ライヤ > でも。エトワールさんの(赤くなった顔を)一日一回見ないと、何か落ち着かなくて。( ほぅ。 )(己の片頬に掌を添えて、寂しそうに溜息。――この表情の何割かに、彼女への「愛」が篭ってます。そして何割かに「冗談」が混じってます。 …普段から表情が薄い娼婦の顔から、それらを読み取る事は難しいだろう。――なんて、言っておく) 姉様の保障が付いたなら、是が非でも揃えなければいけませんね…?(くすりと笑って――頷いた。目出度くチェック入り) ……今度、衣装屋さんが来た時が、楽しみだわ。 (流行――姉のあっさりとした言い方に、思わず瞬き)…。 (でもなるほど、と思った)   …姉様ならば、流行なんて追わなくても、十分魅力的ですものね。 羨ましいわ―――。   え? (不意打ちのように感じた。 思わず顔を上げ) …………。 あ、ごめんなさい。 勿論、仕事用ですよ。嫌だわ――。もう。 [Sun 8 Oct 2006 01:36:29]
纏花 > なんだかんだ言って、スター選手だからねぇ・・・・・・その忙しさのうち、ウチら娼婦連中の雑用がいくら入ってるかは、考えない方がよさそうだけどさ(いつもありがとう、と拝んだ。ナムナム(縁起でもない)・・・・・・・・・・・・大丈夫。アタシが保障するよ(右肩に手を置いて、ぐ、と力強く推してみる。ちなみに自分はどうかというと)・・・・・流行ってのは追うもんじゃない。眺めて楽しむものさ(流行を追いきれない?いえいえ。そんなことはありませんよ。ゼッタイ)ところで、もしこの柄を着るとして・・・仕事用かい?それとも普段用かい?(詮索する気は無いけれど、ただ気になったので尋ねてみた) [Sun 8 Oct 2006 01:28:03]
ライヤ >  エトワールさんも、コロセウムのお仕事がお忙しそうで――なかなか捕まりませんし。(さらっと「楽しい事」の中に並べた、用心棒の名前。 良く考えると酷いですが、聞き咎める人がいないので流しますよ…!  …己の名前をよばれると、「どれ…?」と脇から覗きこむ) ………ん。 (じぃ)……この模様、個人的に凄く凄く可愛いと思うんですけど、あんまりにも可愛いから、私が着ると…負けてしまいそうで――… [Sun 8 Oct 2006 01:24:13]
纏花 > 確かに、この柄はライヤには似合いそうだねぇ・・・・・・(そんな娼婦連中の中、同じように雑誌を覗き込む青猫の夢紬の一人。「でも、これもいいんじゃない?」とか違う柄指差したりした) [Sun 8 Oct 2006 01:20:48]
ライヤ > ――結局良いイベント案も浮かばないし。このまま今年は終わりかしら ね。 (湯気を立てる紅茶の中を覗きこんで)――…それも寂しい話しだとは思うのですけど――…。 [Sun 8 Oct 2006 01:20:12]
お知らせ > 纏花さんが来ました。 『・・・ああ、なるほど』 [Sun 8 Oct 2006 01:19:16]
ライヤ > (尤も、黒地の着物が目印のようになってしまっているから、流行を追うとしても、模様程度なのだけど。 ) なんだか、今年は一年が短く感じていけないわ。 暦上ではもう、秋は終わるのよね――  あ、この柄、可愛い。 (雑誌の一ページを指差す。すかさず姉がチェックをいれた。後々馴染みの衣装屋に頼むつもり。 姉が「新しいショールが欲しい」とか「手袋とかどう?」とか――なかなかに喧しい。 尤も、お客サマの足音が聞こえたら、直ぐにおしゃべりをやめて、ロビーへ案内するつもりだけど) [Sun 8 Oct 2006 01:14:37]
ライヤ > (青猫の待合室………ではなく、今日は玄関に入る手前の庭の方で寛いでいた。 晴れていたら綺麗なお月様が見えたでしょうに、生憎の曇り空。 白いテーブルに頬杖をついて、くぁり。と小さく欠伸を漏らした) …… 赤い雨の次は、冬支度。  ばたばた動きっぱなしのようねぇ…。 (姉娼婦が広げている雑誌を横目で覗く。)……今年の冬は何色が流行るかしら。それすらまだ調べていないんですよ。私。 [Sun 8 Oct 2006 01:07:12]
ライヤ >   いろいろ、大変、ね。 (姉娼婦の話しに相槌一つ) [Sun 8 Oct 2006 00:56:31]
お知らせ > ライヤさんが来ました。 『―――ふぅん』 [Sun 8 Oct 2006 00:55:54]
お知らせ > エトワールさんが退室されました。 『 Bon joir! 』 [Sat 30 Sep 2006 11:35:57]
エトワール > さて、そろそろ皆起きてくる頃だし――――――色々無理難題押し付けられる準備しておこう。 ( その根性が既に負け犬である。 だが犬は妙にポジティブで晴れやかな顔つきでサロンから歩き出し、今日もいい天気だ、なんて大きく伸びをしたのであった。 ) [Sat 30 Sep 2006 11:35:15]
エトワール > ( 最後にポケットから取り出したのは、特注品のダイヤの指輪。 ちょっと冗談みたいな値段のついた、奴隷には過ぎた代物。 "Knight of Diamond"と名づけられたそれは、主人であるノーマ・ノーランズからの贈り物で、指輪と称したこの義手専用にデザインされた形状の「左手人差し指第三関節パーツ」である。 自動的に自分以外の誰の指にも合わないという話。 腕を修理に出している間、指輪だけ外しておいたのだ。 再びそれを関節部分にはめ込んで、ようやく元通りになった気がした。 暫しその指輪を陽光に翳してにあにあ笑った。 キモイと言うなかれ。 一応これでもコロセウムじゃ王子様キャラで通っている。 ヘタレぎみの中身は兎も角。 )  [Sat 30 Sep 2006 11:28:29]
エトワール > ( 続けて義肢の点検。 両腕両脚の内部機械を覆うカバーを一斉に展開し、可動を確かめてみる。 動作問題なし、回路問題なし、指先まで接続問題なし。 手首は360度くるくると良く周るし、左腕の中にはちゃんと星精霊の御守りがセットしてあった。 もう懐かしくなってしまった古いエルフの友人が、自分の為だけに作ってくれたものだ。 ) ……元気にしてるかな。 ( 少しだけ、遠い窓の向こうの空を見上げた。 ) [Sat 30 Sep 2006 11:20:24]
エトワール > ―――ふンッ。 ( 暫らくまともに動けなかった分のブランクを取り戻すように、ゆっくりと腕を伸ばして指を開き力を抜き、足は腰を落とし過ぎない程度に軽く開いて半身。 水の中で躍るようなスローモーションで連続する格闘動作は動から静へ、静から動へ止まる事無く。 ゆっくりとゆっくりと上げる蹴り足が頭の上まで上がってもバランスを崩す事なく、久方ぶりの日の光が窓から差し込んで金色の義足に反射した。 贅沢なベルベットのカーテンと硝子の嵌った出窓のある娼館のサロンという場所がいささかアンバランスではあるが、案外娼婦達にしてみれば見慣れた光景。 ) [Sat 30 Sep 2006 11:13:50]
エトワール > ( 何だか知らないが誰かが酷い事を企んでいるような気がした。 多分被害妄想だ。 植えつけられる程度には酷い目にあっているという罠つきの。 空は青に戻り、ショートした左腕がようやく戻ってきたっていうのに縁起でもない。 ) ――――もう悪魔は居ないんだから。 多分。 …限りなく悪魔似のひとなら居るけど。 主に内面。 ( ぐりぐり、がこ、と左腕のジョイントを固定してからカバーで接合部を覆う。 この時間のサロンなんて誰も居ないし、などと開放的な気分で大きく伸びをしてストレッチ右左、回路部分を引っぺがして全部交換したという左手義手の具合は問題なしだ。 修理費用と青猫の壁弁償代で30万程飛んだのは――――忘れよう。 新品になって帰ってきたと前向きにだな。 ) [Sat 30 Sep 2006 11:00:46]
お知らせ > エトワールさんが入室されました。 『 -謎の悪寒- 』 [Sat 30 Sep 2006 10:55:30]
お知らせ > ライヤさんが帰りました。 『栄養が胸と尻に回らないのが悔しい所。( 口ポッキーくらいは余裕です。)』 [Sat 30 Sep 2006 05:16:37]
ライヤ > (姉の髪に櫛を入れる。 ああ、姉様の髪の毛を梳くために、一つ買ってしまおうかしら――…姉の腕に絡まる妹娼婦は、ひっそりと嬉しそうだ。内心で「愉快」なんて言われてるのは知らない。知らない。) ……………♪( 頷いた姉様をみて、くすくす笑う。 阿部サダはやりませんからご安心を。大丈夫。 その前に舌を噛み切るから。※そっちの怖いと解釈した) …………一級。それこそ―――― 夜の夢ですよ。  [Sat 30 Sep 2006 05:13:50]
お知らせ > 纏花さんが退室されました。 『日が出て少し経つまで、おかしぱりぽり(その間いちゃつき有り)』 [Sat 30 Sep 2006 05:07:21]
纏花 > ああ、いいよ。下ろした髪、見せたこと無かったね?(いつもいつも結い上げ髪。なぜか、気安く降ろしてはいけないといつの頃からか思うようになっていた。考えていることがわかりづらいけど、本質的には愉快で素直な子なんだなぁ、なんて)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・うん(なんか怖い。思わず頷いてしまったいい加減朝方の秋でした)・・・・・・それを、お客の前でも自在に出来たら――――一級も夢じゃないね(絡ませた腕を、そのまま引いて――――こちらからも腕を絡めて、階段を上って――――) [Sat 30 Sep 2006 05:06:44]
ライヤ > (あぁん。切れた。まってorz) (困惑した表情が浮かぶのは、きっと楽しい。言い切る。斜線で隠しもしない。うふふー)(姉が控え室へ行く素振りを見せたなら、自然と此方も立ち上がる。ついていく、と) ……………え? (男だったら、なんて。) ………。(一瞬きょとんと素の表情を覗かせて――やがて、わざと「娼婦」の顔を作ったら) …ならば、来世でいらして?…姉様だったら直ぐに分かるから。 (――言うと、姉の腕に腕を絡ませて) ………美味しいお菓子があるの。 姉様にもう譲りするわ。(深夜のお菓子タイム。 体重危険信号ちかちか光ってるけど、気にしない) [Sat 30 Sep 2006 05:02:32]
ライヤ > 素敵――その時は、姉様の御髪も触らせて、ね。 (髪に触れられるのは好きだ。 姉とならきっと、更に。  姉の言葉を、疑う事無く素直に頷き)  エトワールさん、色々大変そうでしたもの。 うふふ、ふ。 いたわって差し上げましょう、よ? うふ、ふふ、ふ。(きりりとした横顔に困惑する表情 [Sat 30 Sep 2006 04:59:35]
纏花 > ・・・さてと。アタシはそろそろ上がるとするよ。アンタはどうするんだい?ライヤ [Sat 30 Sep 2006 04:54:52]
纏花 > ああ、いいよ。椿の油の使い方も、その時に教えてあげるよ(なんだか、楽しい。伸びたライヤの髪を、そっと梳る自分の姿が、とても自然に想像できた)・・・・・・ああ、髪の扱いを知ってるのと知らないのでは、髪の触り方がやっぱりちがうなぁ・・・ってね(首を傾げられれば、ね?と繭を少しだけ吊り上げた。たのしい、ごまかしあい?)・・・・・・・・・それも楽しそうでは有るネェ・・・・・・・・まあ、おいおい(そういえば雨の最中は凄く苦労してたから、それが終わったお祝いとか?とかとかなんとか。また変なことを)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・やっぱり、アタシが男だったら――――通い詰めだね。アンタにさ(揺れる、すべるように動く、指先――――眼を細めてそれを受け入れ、その行く先でライヤの唇に重なるのを見れば――――深いため息と共に呟いた。幼女趣味の男の気持ちが、解ったとかわからなかったとか。清楚と妖しさが、寄せては返す波の様) [Sat 30 Sep 2006 04:54:25]
ライヤ > もし、伸ばし始めたら姉様に、お手入れの仕方尋ねにいくわ…?(姉の視線と、自分の指を交互に見つめて――…「なぁに」と首を傾げる) 「勝負」――……くすぐったさで「まいった」って言った方が負けとか…?面白そうだわ。  ……どうせなら、娼婦だけで、わいわい騒ぐのも面白いかも。――――……。…………エトワールさんも混ぜて。(なんかいったぞ妹娼婦。あの館主の用心棒を、姉と二人で何をしようと言うのだ。) うふふ。 きっと、可愛いと思うの。エトワールさん。(両手をぱちりと合わせて、にっこり笑った)  …あ、もっとも…姉様と二人きりが嫌だっていうんじゃありませんよ…?  姉様を独り占めできるのは、とても魅力的なお話――……。(妹娼婦は、姉娼婦を下から、じぃ、と見上げて―――…濡れた黒髪の張り付く首筋を、そ、と指先で、衿をなぞるように触れんと) ――――― ね ……?  ( その指先を、己の唇へあてて、くすり、笑った) [Sat 30 Sep 2006 04:46:47]
纏花 > (髪は女の命。そんな言葉はどこで聞いたのだろうか。離れてゆくライヤの指を、少しだけ残念そうな眼で見つめた)・・・・・・髪の癖ってのがあるからねぇ・・・アタシは、今の髪型が凄く似合うとは思うけど・・・伸ばしてみるのも、良いんじゃないかね?(結い上げているのでウエーブがかかってるが、本来は直毛の纏花。長い髪の手入れの第一歩は、毛先から梳ることであるとかどうとか。唇を尖らせる素振りには、可愛いなぁ・・・・と)薬味抜き。裸一貫で勝負・・・・・ってところかねぇ?(娼婦同士で舐めるだの舐めないだの、不毛といえば不毛かもしれないけど――――いいか、と。おいしそうな果実を味わってみたい。そんな気持ち)それは、後半戦にね(許可するが後で、と。ナチュラルな貴方を、ご所望)それは断るさ。サシがいいんでね。ライヤとさ(さて、と首こきこき。もう少し控え室にて頑張ろうかと) [Sat 30 Sep 2006 04:36:39]
ライヤ > (つるつると指先に絡む黒髪の感触は、懐かしかった。――そして、自分には無いもの。滑り落とした指先で、自分の髪を撫で)………私も、姉様のように伸ばそうかしら。 ……髪。 手入れが下手で、何時も玉にしてしまうのだけど。( 朱鷺乃都人にしては、細くコシのない己の黒髪。 肩までだったら手入れがある程度楽だから、この長さ――。むぅ、と、子供っぽく唇を尖らせる。 客の前じゃないからこその表情といえよう。) (私の味。 )………。 (髪を撫でる手を止めて、思わず自分の掌を見た。…味。) …… あるかしら。 姉様に食べていただくなら、どうせなら「美味しい」とか「甘い」とか言われたいもの。 (くり、と僅かに小首を傾げて答えた。 )――――どうせなら、ミルククリームを塗りあいましょうか。 蜂蜜を混ぜた物を。お肌にもいいし――……(なんて、珍しく茶化して、コロリと笑う。)……。(が)………お客にも混じっていただくとか。 …くりーむ。 …いえ、クリームマッサージ……。……。どちらにしてもいかがわしいですね。(ちっ) [Sat 30 Sep 2006 04:27:09]
纏花 > ・・・・・・じゃあ、どうぞ・・・かね?お好きなように・・・さ(そう囁くと、す、と伸びてくるライヤの手。結い上げて、自由になる分が少ない髪だけど――――髪の扱いを心得た手の動きは心地よくて――――思わず、目を閉じて心地よさに浸った)・・・・・・・・・・・・なんかこう・・・そこまで言われると、恥ずかしい・・・ねえ(確かに、この傷を逆に気に入ってくれる客もいるから、ライヤだけが変人というわけではないのだろう。でも、それとこれとは別。どうにも、恥ずかしい)・・・・・・それはお断りするよ。ライヤの味がわからない・・・(ふる・・と小さく左右に首を振って、ほんの少し冗談を混ぜて、肩をすくめた。そのままがいい、と)・・・そうかい?まあ、これが職業病って奴なのかねぇ・・・? [Sat 30 Sep 2006 04:18:59]
ライヤ > (窓の外へ流していた視線を戻して)――ならば。 私の言葉をそのまま受け取っていただきたく――…(あ。 近づいてきた顔。手の届く範囲にある黒髪。――猫が玩具に飛びつくように、黒い瞳がきらりと輝いた。姉の黒髪を、耳の下から首の後まで――雫を纏った黒髪を撫でて) …………… 傷だって――姉様なら綺麗だわ。 姉様が、此処に独りしかいないって証拠だもの。 ( 娼館の中には親というものに縁薄いものが多いだろう。 ――目の前のこいつも、その1人。そして、多いからこそ、余り深くは聞かない。尋ねないのも暗黙のルールだろう。 ) ………。 (唇が目の前にある。 姉の言葉を聴きながら、女は瞬きをゆっくりと一回。)……ならば、「ジャム」でも肌に塗っておこうかしら。 ふふ。 (するりと、姉の首から両手を落とし) ………あら、姉様。それも私達にできるお祝いの一つの形ですもの。可笑しな事では無いわ…? [Sat 30 Sep 2006 04:12:35]
纏花 > いや、別段そういうつもりじゃ――――まあ、そうだろうね。つまらない冗談を言う子には見えないね。少なくともアタシにはそう見えるよ(なんか悪いことしたかな?とちょっと気が引けた。髪を触りたいなんて気持ちにはやはり気付かず、身体を前かがみにして顔を覗き込みながら話しかける。図らずも、頭に手が届く距離)・・・・・・・・・ありがとう。この身体と命と、この傷――――これだけが、親から貰ったもので、今まで残ってるものだけだからねぇ。大切にしないと(特に同ということも無いことのように言い放ったが、最後がちょっと、問題ありのような――――本人は、昨日の献立を話すかのような、平然さ)・・・・・・・・・アタシも、嘘は無いよ?なんなら、今すぐにだってね(れる・・・・と、自分の唇の上、舌をぬらりと右から左へと這わせて見せた。アプローチが露骨だなぁ、なんて自分に駄目だししながら)気付くと、直ぐに慰問とかそういう方面に考えがいっちまうねぇ。アタシは・・・・・・(企画力に乏しい姐ですまないねぇ、なんてややしおれ中) [Sat 30 Sep 2006 04:02:05]
ライヤ > いやだわ。 それではまるで私が、嘘をついているよう。 ―――姉様 を 舐めてみたいと思ったのに、嘘はありませんよ。 ( 立つのを止められれば、無理に立とうとはしない。中腰で止まって、きょとりと姉に視線を合わせたあと、素直に椅子の上に。 髪の毛を触ってみたかったのに、なんて、ひっそり暴露) そのように仰らないでください――姉様は、綺麗です。 聞く方が悲しくなってしまう。 ―――――……。 (ぴたり。舐めたい。 言われると、僅かに顔を上げ――真意を探ろうと珍しく、淡とした瞳が彷徨って) ……………。 (冗談だろう、と自分の中で決着つけて、窓の外へ移した) …… そういう方向になりますよね。 春のように酒飲みの席を儲けるのにも、ワンパターン…。(ふぅ) [Sat 30 Sep 2006 03:55:43]
纏花 > (なにやら視線を感じる。顔――――いや、髪だ。微妙な眼の角度の違いを感じる。なんか変なところあったかな?と窓の映り込みを利用して自分の髪を見た。ライヤの内心など知る由も無く。)なんだい、やけに褒めるねぇ?でもまあ、やらなきゃ飢え死にするだけだったからねぇ。こんな疵物相手でも、おっ立てて突っ込んで吐き出して、金をもらえるだけマシさ・・・・・・って考えられるようになるのに、半年はかかったね。それまでは毎回毎回川で吐いてたよ(背中の傷は、青猫の勤務者、並びに通うような客ならばみな知っているだろう。それで客を逃すことも、未だに有るけれど―――気にするのは、とうの昔にやめた)ああ、いや・・・座ったアンタを見ていたい。だからそのまま座ってておくれ・・ってのは、駄目かい?(それに、今座ると尻が蒸れるんでね・・・とかなんとか。)・・・・・・おや、アンタにそういってもらえるのは嬉しいねぇ?ちなみにアタシも、アンタを一度舐めてみたいねぇ(色は白く、トキノミヤコの上質な人形のようなライヤの肌。あれに自分の赤い舌を這わせてみたら、楽しいだろうなぁ・・・と)・・・アタシ達は、お祝いに呼ばれたり、お祝いの際にご利用を受ける方だからねぇ・・・自主的に祝うとなると・・・・・・風呂浴び大会・・・?(やっぱりなんか、変な案) [Sat 30 Sep 2006 03:47:44]
ライヤ > (朱鷺乃都でも、此処まで綺麗な黒髪を持つ女は、そうそういないだろう。整えられた黒絹の如き姉の髪――白い肌の上を這う後れ毛が、なんとも色っぽい。 …ふと、席を立つと、その席を姉に勧めた。座れ、と――)  流石姉様ですね。 …私は、余り好きじゃないです。「強要」まで行くと、大抵「オプション」が。――たとえば、風呂に入る前、とか。 流石にあれはご遠慮したく―――…… ……。  ………。 もっとも。 ……姉様を「舐めたくなる」気持ちは少し分かります。 (柔らかそうな象牙色の肌に指を滑らせるのは気持ち良かろう―― こうして見ていると、自然とそんな事を考えて) ………  ええ。 お祝い。 (考えていた事を誤魔化す為に、咄嗟に口から出た誤魔化しは、ふと、現実味を帯びて――こちらも一瞬考えた。 お祝い) ……夏は何もできませんでしたから。何かできるといいのですが。 [Sat 30 Sep 2006 03:36:47]
纏花 > んー・・・・・・まあ、大変って言えば大変だけど・・・そこまでして舐めてもらえるのはまあ、嬉しい・・・かねぇ?最終的な感想は(つまり、差し引くところ――――悪くない、ということらしい。結い上げた髪がしっとりとぬれ、纏めきれぬ髪がうなじをのたりと這い回っていた。窓の外を茫洋とした様子で眺めるライヤは絵になるなぁ・・・なんて思ってたり)・・・・・・はは、アタシは実はそっちの方が楽さ。たいていそういうやからは穴さえあれば勝手に満足して終わるからね(蒼猫に入ってからは、すっかり縁遠くなった一方的な行為。かつてはそれが、唯一の生きる術でもあったのだけど――――吹聴して回るようなものではない)・・・・・・ああ、そうだねぇ・・・・・・やたらどんぱちあって、風呂の水が不足したりとか――――お祝いかい?確かに・・・これ、って考えが浮かばないねぇ・・・(ちょっと考えてみた。「雨正常化記念パーティー」・・・なんか変。没。「今日からお風呂に安心して入れます記念日」・・・もっと訳がわからなくなった。没)・・・・浮かばないねぇ・・・・(ダメな案ばかり) [Sat 30 Sep 2006 03:28:29]
ライヤ > ……何やら、大変なお客さまにあたりましたか。姉様。 (風呂上りの姉の肌は、女でもうっとりとしてしまう程艶かしく感じる。 薄い表情のつくる視線が、ちらりとそれらを眺めて) ……舐める。 「強要」されるよりはいいではないですか。 (そそ、と袖の下へ手を引くのは、後ろめたさか)…………。 ………いいえ(首を横へ) ……外を見ておりました。赤い月が消えたので、お祝いでも・・・と考えていたのです。しかし、いい案が浮かばなくて [Sat 30 Sep 2006 03:20:14]
纏花 > ――――ん、ああ。入れてからは蛋白なんだけどねぇ・・・それまでに舐めるのなんのって。ナメクジになって溶けるかとおもっちまったよ(そりゃあもう。ぐねぐねぬらぬら。そもそもよく唾液がそんなに出てくるなぁ、なんて半ば感心してしまったぐらいである。ふう、と肩をすくめた)・・・・・・考え事かい?爪の手入れのこと――――じゃあ、ないよね?(夢紡ぎの集まる館の中二階。この時間でも、煌々と明かりの灯るロビー。同じように窓から外を眺めつつ、問いかけた) [Sat 30 Sep 2006 03:16:03]
ライヤ > (目の前で動く赤い爪――小指の爪を一枚弾いた。 「約束」する指)  ………………。(この指すら、客を喜ばす為にある。 この館の中にいる時は。 )…………。 (尻が軽いと自分を思ったことは無いけれど、やってることは変わらぬと思えば…苦笑も浮かぶ。)  …蝶でも……書きこんでみようかしら。 (花から花へ移る気まぐれさを皮肉って)――――……。(と。声。姉の声。 テーブルの上にぱたりと両手を落とすと振り返る)―――「おつかれさま」 ですか。(声を) [Sat 30 Sep 2006 03:11:35]
纏花 > 舐めるなしゃぶるななんていわないけどさ、唾液でふやけそうになるぐらい舐めまわすのは勘弁だねぇ・・・・(「一仕事」終えて浴場から上がってきた、蒼猫の夢紡ぎが一人、階段をゆっくり上ってゆく。勿論身なりはちゃんとしてる。このままいけば、物思いにふける(少なくともそう見える)同僚にであうだろう) [Sat 30 Sep 2006 03:08:49]
お知らせ > 纏花さんが入室されました。 『んー・・・・・・・』 [Sat 30 Sep 2006 03:06:35]
ライヤ > (薄情なのかしら) ……………。 (肌を撫でたる磨いた爪には、紅色がきっちりと乗っていた。――余り伸ばすのも好ましくないと思っている。自分の見掛けにも合わない、し。――― この指先も、拒む事無く誰かを掻き抱く。 熱に浮かされれば、背中に爪を立て――) …………。 (目の前にひらりと翳して、わしわしと動かした) [Sat 30 Sep 2006 03:02:47]
ライヤ > (自分が知っている「そういう」姉さま達から話を聞くに、多かれ少なかれ抵抗があるものだとか。 …過去、自分も「そういう」姉さまを見たことがある。 泣き叫んで部屋から飛び出して、「 肌に触れられるのも嫌なの」と、控え室の隅で、顔を覆って泣いていたっけ。 ) ――――…… ………。  (自分には、無かった。一切無かった。 何時も通り受け入れて、吐き出させて、抱擁する。ただ、それだけだ) [Sat 30 Sep 2006 02:52:00]
ライヤ > (思っていたよりも――)  ………抵抗。 (無かったのよね。)(一晩終えた女は自分の肌を、掌で撫でながら首を傾げた) [Sat 30 Sep 2006 02:44:37]
ライヤ > (青猫ロビーの中二階。――窓の直ぐ傍の席に座って、ぼんやりと外を眺める娼婦の姿がある) [Sat 30 Sep 2006 02:41:09]
お知らせ > ライヤさんが入室されました。 『(…どうしたものか)』 [Sat 30 Sep 2006 02:37:58]
お知らせ > ライヤさんが退室されました。 『(眠るのが勿体無いと思った夜の話し)』 [Mon 11 Sep 2006 04:05:31]
ライヤ > (『朝までじゃ嫌だ』なんて子供じみた返答が唇まででかかった。朝まで。朝まで。――後数時間後までは、このままでいられるんだ。暖かな腕の中で――それで、今は充分だと思う。) [Mon 11 Sep 2006 04:04:25]
お知らせ > シーサ=センザキさんが退室されました。 『(抱き合ったまま―― 静かに、短い眠りへと。)』 [Mon 11 Sep 2006 04:03:44]
ライヤ > (添えた掌が、唇を重ねるにつれ、肩から首、頬、耳へと――男の熱を覚えるようにゆっくりと滑り――最後は、まるで自分が強請っているように、首の後ろで両手を重ねた。――友人の唇は、今まで感じた、どの唇よりも熱く――柔らかな唇を擦り合わせる度に、胸が疼く。――このまま続けると、押し流されてしまいそうで、頭の隅で逃げなければと思うのだけど…切なげな吐息ともに、緩んだ唇が、友人の悪戯に気がついた )―――… ! (思わず逃げようと体を引こうとしたが) … ん… っ  …―― … (離れることを拒んだのは、誰でも無く自分だ。 口内への「接吻」に戸惑って体を捻るも、徐々に水音と熱に酔わされたか、最後は)――――……。(赤い小さな舌を擦り合わせ、流し込まれる唾液すらも、こくりと飲み干して) ………。 (唇が離れるのが惜しいと、追いかけた。抱き締められるのならば、そのまま友人の唇を何度か吸って――離れる頃には、熱い吐息を零して、胸へと顔を埋めた)――――――…ぅん。 (耳元の声にすら、頬を赤くして思い切り胸の中に頬をすり寄せた。甘える子供のように) [Mon 11 Sep 2006 03:58:17]
シーサ=センザキ > (自分の肩にかかる、小さな手。押し返されるかとおもったけれど――そんな事は無かった。 顎を上げた貴女に、唇を押し付けて。) ――― っ……。 (啄ばまれる感覚。 此方も、唇で唇を撫でるように動かして。そして貴女に倣い、啄ばむように。そんな動きを暫く続けた後―― ゆっくり、舌を入れようと、口を薄く開いて。) ―――― …む……。 (企みが成功したなら、口内をたっぷりと味わうように舌を動かして―― たっぷりと時間をかけて唾液を含めて愛撫して。) ………ぷはっ………。 (唇を離すと、ぎゅっと貴女を抱きしめる。) ――今夜は、朝まで一緒に居よう。 (ほんの少し息が上がった、けれど安らいだ声で、耳元で囁いた。) [Mon 11 Sep 2006 03:38:44]
ライヤ > (沈黙が満ちると、この部屋が海の底に変わったような幻が見えた。 手元に落とした視線を上げる事が出来ずにいると)―― ぇ。(きょとんとするようなタイミングで声が響く。思わず顔を上げ)―――…プレゼントって、でも、ぁの―シーサ……(こんな状況だ。断ろうかと、おたおたしている間に、胸元に鈴は落とされて)……。(鈴。チリりと澄んだ音が木霊した。ぱちり。と瞬きをした。…そして、広げられた襟元から覗く、同じ鈴に、再び瞬いた。)――これは(「貰えない」)(そう言おうと顔を上げた瞬間――額が合わせられ、愛しい熱が傍に。――おかげで言葉は声になることなく、飲み込まれ――)………… ばか 。 (『心の中を見透かされた。』と思った。じんと瞳が潤んで、涙を零しそうになる。みっともない本心を、これ以上見られないように、早く送り出してしまおうと思った。 体を引こうと掌を肩にかけ、押そうと――)……………。(した、けれど――掌に押す力は宿らず、変わりに――唇を押し当てんと顎を浮かせた。――…男の唇を軽く啄ばんで) [Mon 11 Sep 2006 03:27:00]
シーサ=センザキ > ――― ……… (一言一言を、黙って聞いていた。 彼女らしい、控えめで――儚さを感じる、そんな答え。 男は暫し黙り――また、部屋の中に響くのは時計が時を刻む音だけになる。 ) ………忘れてた。 (ぽつり。 沈黙を破るのは、間の抜けた男の声。ごそごそと着流しの胸元を探って――) ……これ、いつもの小物問屋で買ったんだ。 ……プレゼント。 (掌を広げて見せるのは、桃色の紐を通した銀色の鈴。 ひょいひょいと、貴女に首飾りとして着ける。 自分の着流しの襟を広げて、同じ鈴を着けている事を見せて。) ―― ねぇ、ライヤ。 (真正面から、また体を近付けて、額を額へとこつんと当てて――) 人は、どこでだって生きられる。 (一呼吸) 一人で飛ぶのが怖いなら、俺が隣で飛ぶよ。 籠の外へ――……俺が連れ出してあげるから。 (いつか、男の部屋を出る間際に見せた笑顔を浮かべて。 もう一度、唇を寄せる。 今夜の、最後の我侭。) [Mon 11 Sep 2006 03:06:55]
ライヤ > (この人の傍にいる事が、何時の間にか心地良くなっていた。腕の中にいると、安心できた。――私を支えてくれると言った声が今も耳に残っている。――その一つ一つに甘えられることが嬉しかった。 今、自分の頬に触れている掌を、引き寄せて、縋れたら、どんなに幸せか――”だからこそ”…引き寄せる事が出来ない。失なってしまった時の事を考えると、どうしようもなく不安で――怖くて――素直に頷く事が出来なかった。その結果、娼婦が選んだ答えは「沈黙」だ。)―――――……。(唇に触れずに離れて行った気配に、薄く瞼を開いた。)―――― っ。(突然立ち上がった貴方に肩を竦ませる――が、)……… 。 …私、は、(膝の上に揃えた拳へ視線を落とし、弱い声で、囁くように答えた。) 此処に”しか”居れませんから――(蒼猫の中でしか生きられない――女一人で生きていくのならば、今の自分では此処しか選べないと思っている。) だから、”籠の鳥”に囁くことを、空しいと感じないのなら――…(娼婦としてしか生きられない女に心を捧げる事を、空しいと感じないのなら)――………此処に居ます。 (きっぱりと拒絶する事の出来ない自分の弱さに腹が立つ。――「もしかしたら」をこの瞬間にも期待している自分に吐き気がする。――曖昧な答えのまま、男の背中へと返事) [Mon 11 Sep 2006 02:41:27]
シーサ=センザキ > (小さく、期待していた。 今まで――いつからかはわからないけれど、胸に抱いていた思いを、会う度に大きくなっていく思いを、受け取ってくれるんじゃないか、と。) ――― …………。 (返って来たのは、やはり無言の答えと、空気を変えようという、いつものライヤの「演技」。 すぐにわかるそのぎこちなさに、胸が痛んだ。) ……… 。 (頬に当てた手から伝わってきたのは、何時もと同じ温かさと――― 小さな、震え。 瞼を落とした貴女にもう一度口付けよう、無理矢理でもいい、自分の物にしたいと―― 近づけた体を、ぴたりと止めて。自分の唇を噛んで、衝動を抑えた。) ――― いつか。 (突然体を離し、勢いよく立ち上がった。 貴女には背を向ける形で。) いつか……俺にもう一度チャンスをくれるなら。 その時――― 聞いて欲しい。 さっきの言葉の―― 続きを。 (腹の奥からひり出した、震えそうな声。けれど――強い何かに、支えられて。) [Mon 11 Sep 2006 02:14:37]
ライヤ > ――――………。(答えは返せない。唇を硬くひき結ぶ事で返答とした。 声で分かる貴方の表情を見るのが辛かった。私はとても酷いことをしている。――ああ、もっと上手くはぐらかす事だって出来たのに。 仕事でしているように流す事だって出来たのに。――なんだって私は、こんな下手な生娘みたいな言葉を選んだんだろう。じわじわと心に広がる罪悪感と、後悔に微笑みが崩れそうだった。 でも、此処で崩れてしまったら、もっと酷いことになるって…そう思うから、話しを変える為にも、雰囲気を変える為にも、言葉を続けた)――……喉が渇いたでしょう…?お茶にしましょう。思うと何もお出ししないでなんて、失礼よね。――お酒もあるのだけど、どちらが良いかしら。――それとも無くば、頼めば軽食だって用意――……(…近づく体と体温)…だから……(頬に触れられると、微笑みは掻き消えた。小さく一度震え)―――……。(動くことも出来ず、顔を逸らす事も出来ず――眉を寄せて瞼を伏せた) [Mon 11 Sep 2006 01:56:02]
シーサ=センザキ > ――― っ……… 。 (何か言わなきゃ、駄目だ。 このまま終わったら、もうこの距離にさえ戻れなくなるかもしれない。 生唾を飲み込んで、歯を食いしばって。 顔を上げて、貴女へと視線を戻せば。) ……… ―――! (目に入って来たのは、子供をあやすような笑顔。 彼女の本心は、男には上手く掬い取れず。) ぁ…… はは、俺、もしかして――― フラれちゃった、かな? (無理に笑顔を作ろうとしたけれど、きっとうまく出来てないだろう。 気を抜けば震え出しそうな掌を、強く握り締め。―――― もし、もしも。ライヤが俺と同じ気持ちで居てくれるなら……)(もう一度、先程唇を奪う直前の、同じ体勢になって。無言で、見つめる。) [Mon 11 Sep 2006 01:44:36]
ライヤ > (もしかしたら――って考えた事はある。――もしかしたら、もしかしたら――この居心地の良い場所を、確実に手に入れる事が出来るのかもしれないなんて、思ったこともある。 自分だけの居場所にして、自分だけの暖かさだと主張して――ぐずぐずに溶けてしまえたら良いと思ったことはある。――だけど、そんな事を考えるたびに『それは違う』『自惚れだ』と自分で打ち消してきた。 ――娼婦というものが、どういうものか知っている。淡い思いなど、何時だって現実に掻き消されてしまうんだ。――今日だって、ほら――ねぇ。湯を浴びる前、どんな姿だったか知っている? 押した掌で、髪の毛をかきあげた。黒髪の簾の合間から覗くのは、淡とした顔。)―――……。(ゆっくりと、心の中で数字を数えながら、微笑んで見せた)……………。(無理だって知ってるから。だからこれは、私が傷つかない為の予防線。――貴方の顔を見ても、視線が交わらない。――その表情の意味が分かるから、こちらも視線を落とし)………言わない方がいいの。 ……ね…? (子供に言い聞かせるように) [Mon 11 Sep 2006 01:25:17]
シーサ=センザキ > ……… 俺は―――…。 (言えば、この心地いい関係が壊れるかもしれない。そんな不安は勿論あるけれど、これ以上胸の中に隠しておく自身が、幼い男には無かった。 黒髪に隠れて見えない貴女の表情。 ――今、君は何を思っているの?) ―――― ライ、ヤ……? (視線を注ぐことくらいしか出来ない。 ただ見つめるだけの時間は、胸を押す小さな音で途切れた。わかりやすいであろう、あの言葉の先。勘のいいライヤがわからないわけがない。 それならつまり、これが示すものは…… 拒絶……?) ――― ………。 (言わないで、と。 呟かれた言葉に、返す言葉は見つからない。視線は貴女から逃げて――― 押し黙ってしまう。) [Mon 11 Sep 2006 01:10:21]
ライヤ > ………………・・・。(もう一度首を横に振る。無理はしていない。そういう意味で私は慌てているんじゃない。――キスの意味がわからなくて混乱しているだけ。だけど、逆に――分かってしまったら――それも怖い気がして、言葉にして尋ねられない。)―――……。(コくりと頷く。聞いているという意思表示。――言葉が終わるまで、じっと耳を傾けた。俯いた拍子に肩から落ちる黒髪が、横顔を隠して)――………。 (あ。)(と、心の中で呟いた。その言葉の先――「まさか」と「どうして」が半々に過ぎる。真っ直ぐに此方を射抜く視線に、夜の蝶は縫いとめられた。)―――……。(言葉の先を促すことはしない。ただ、もし「そう」なら、この先この居心地のよい胸の中が無くなるのではないかと思って――理由のつかない不安に、気がつけば)………言わないで。 (掌で男の胸を押す。) [Mon 11 Sep 2006 00:56:12]
シーサ=センザキ > ―― ……ごっ、ごめん……!!無理しないでいいから……!! (首は横に振られた。それは「嫌じゃない」という意思表示なのだろうけど、泣き出しそうな顔をしている貴女を見て、男は慌てた。不意に切られる言葉。 ……俺がしっかりしなきゃ、いけない。震えそうな少女の隣で、男は暫し視線を泳がせて――)  今の、は。 ……… ――俺は、「客」じゃ無いから。君から、一晩の夢を買ったりしない。わざわざ青猫にまで来ておいて、こんな事言っても信じてくれないかもしれないけど……。 (全て本心だ。そうだ、俺のこの気持ちは、瘴気なんかで生まれたモノじゃない。今、この手で抱きたいのは娼婦じゃない。) 俺は、君の事が………!! (もう一度視線を貴女へと戻して…言葉を詰まらせた。これ以上言ってしまったら、また貴女を困らせるかもしれない。ましてや、受け入れて貰えなかったら――?そんな枷が、男の口を塞いだ。) [Mon 11 Sep 2006 00:41:31]
ライヤ > (何を慌てているんだ。――口付けなんて何時もしている。珍しい事じゃない。なのに何故自分は、こんなにも動揺してるんだろう?――普段なら隠せる筈の表情も、泣き出す前の子供のように頬は紅色に染まり、黒い瞳は動揺からか、羞恥からか濡れて揺らいでいた)…………。(行為に対する嫌悪は無い。仕事でしている事だもの――それを、目の前の相手にされたからって、今更の話し。素直に首を横に振る――だけど) …… ……。 (きゅ、と硬くなった唇が、何かを問いたそうに戦慄いた。) シーサ。 ね、ぇ――… (視線を合わせる事が出来ず、背中に回していた掌をすべり落として、己の膝の上へと)…… 今の   …  は  (「こうしたかった」って何?――安心したかったからキスをしたの?ソレともなくば娼婦として抱きたいって意味…? キスの意味は色々あった。自分が次、どうすればいいか、返答によっては判り過ぎている。――先を尋ねるように、言葉を切った) [Mon 11 Sep 2006 00:24:14]
お知らせ > シーサ=センザキさんが入室されました。 [Mon 11 Sep 2006 00:10:32]
シーサ=センザキ > ……… 。 (――固まってる。 体を離して暫く、此方を見つめたまま動かない貴女の表情。 普段ならきっと笑い飛ばせるんだろうけど。やはり男にもそんな余裕は無かった。) ――― えっと…… (頭の中がこんがらがっている。 何を言えばいいのか、何をすればいいのか。 忙しなく視線を彷徨わせるのは此方も同じ。 落ち着かない沈黙が続いて。) ――― 嫌じゃ、無かった? (やっと出たのは、へたれな匂いのするそんな言葉。 口付けてから最初に口にした言葉の続きは、出てこない。 苦笑いとも言えない微妙な表情を浮かべて。) [Mon 11 Sep 2006 00:08:15]
ライヤ > (重なった唇が僅かに、震えた。慣れた感触の筈なのに、何か違う。男の胸に添えた掌が、きゅ、と弱く拳を作る。カチコチ聞こえていたはずの秒針が、急に聞こえなくなる。――唇から、男の唇が離れた後も、暫く瞳を見開いたまま動けずに、娼婦は固まって居た。 距離が開くにつれ、こちらの視線がワンテンポ遅れて逸らされていく。 )―――――…  。  (何が起こった。何がどうした。疑問が頭に届くのに一秒。頭からの解答が弾き出されるまでに、また一秒。)――――――………。(漸く、男の胸に添えていた指先が、自分の唇をなぞって――何度か瞬きを繰り返し) ――――………。 (「こうしたかった」) …  ぁの …。   ぇ? (きょとりきょとりと彼女らしくなく、忙しなく視線を彷徨わせた後、ちらりと見上げた。――…赤い顔は、この至近距離では隠し様がない) [Sun 10 Sep 2006 23:57:30]
お知らせ > シーサ=センザキさんが入室されました。 [Sun 10 Sep 2006 23:52:33]
シーサ=センザキ > (綺麗な鈴の音を連想させる、幼い笑顔。 ――俺は、ライヤのこんな表情が一番好きなんだと、そう思う。男は、漠然とそんな事を考えて。 力が抜けた、安堵したような顔で、体を預けてくれる少女。 引き寄せれば、何の抵抗も無く近づく距離―――) ―――っ。 (なんて、柔らかいんだろう。口付けたその時に思ったのは、そんな単純な事。後は、もうのんびりと感想を述べてる場合じゃ無くなった。体中がとろけるような、甘い感覚にとらわれて――― ただ唇を触れさせただけの、短い口付けを終えた。ゆっくりと体を離して。)――― ……ふーっ……。 (見開かれた黒い瞳。視線が交錯すれば、顔は赤らんだ。言葉を探すように、数秒視線を床に下ろし。もう一度貴女を見つめて) …… ずっと、こうしたかった。  [Sun 10 Sep 2006 23:44:18]
ライヤ > 本当に…?(自分の頬を擽る掌の感触に、くすくす・ころころと幼く笑った。…何時もの声に、笑顔に、仕草に少し安心したのか、広い胸に軽く凭れる。――彼の暖かさが、自分を包むのが心地良い――唯一の安全圏に逃げ込んだ安堵感に、肩から力が抜けた。柔らかく細い女の体が友人に預けられ)……本当…?(二度目の確認の言葉は、「頼っている」の言葉に)…だったら、嬉しいのだけど。貴方に貰っているもの、少しは返せたかしら――……(とくとくと肌を伝って聞こえる心音、男が呼吸をする為に胸を膨らます仕草。 「青年」と呼ぶには若い男の声。至近距離に最初は緊張すらしたけれど、今は違う。――赤い水の話や、悪魔の話しも、この中では別世界のように感じた。――日向でまどろむ様な気持ちで瞼を少し落とした時だ。自分の名前を呼ぶ声に) ――…なぁに…? (とろりとした声で返事をしながら、、視線だけをあげ――)………?(引き寄せられる事は構わない。ただ――近づいてくる唇に気がつくのが遅れたのか、反応できなかったのか――理解できなかったのか。 気がついた時には、唇は――)   ……  。  (ゆっくりと瞼が見開かれ) [Sun 10 Sep 2006 23:27:36]
シーサ=センザキ > ライヤ―――。 (そして、独り言のように名を呼ぶと、頬を撫でていた手を黒髪の後ろへとゆっくりと回して。緩い力で引き寄せながら、顔を寄せようと。抗わないのなら、貴女の唇に、男は自身の唇をそっと重ねるだろう。) [Sun 10 Sep 2006 23:11:12]
シーサ=センザキ > ……… 明日になったら…… また、頼れる仙人サマに戻ってるから―― もう大丈夫。 (背中を摩られて、淡い安らぎを感じながらも急に照れ臭くなった。そして思う。彼女は自分と同じ歳のはずなのに。幼い笑顔を見せ、猫のように甘える顔と、母のように自分を抱きしめてくれる顔を持っている。その二つのギャップに、思わず頬が緩んだ。) 今だって、十分頼ってるよ。 ライヤじゃなきゃ――― こんなに温かい気分にならない、し。  (胸に添えられる貴女の手。少しだけ離れた体。 自分もそれに合わせるように、貴女の背中に回していた腕を解き、また頬を愛おしそうに撫でて) ……… (此処に来たばかりの時とは違う、いつも通りの笑顔を浮かべた。)  [Sun 10 Sep 2006 23:10:46]
お知らせ > ライヤさんが来ました。 『(カチリと秒針が動き出す――)』 [Sun 10 Sep 2006 23:05:42]
お知らせ > シーサ=センザキさんが来ました。 『(――― 再開。)』 [Sun 10 Sep 2006 23:00:46]
お知らせ > エトワールさんが帰りました。 『…ああ、すごい部屋荒らしちゃった。っていうか私、強姦されたみたいなんじゃ。(意識が、落ちた』 [Sun 10 Sep 2006 01:13:36]
エトワール > ( 案の定、接合面から溢れた濃縮魔力は光を放って飛び散り、身体を焼き付けた。 そして暫らく暴れた後、エネルギーの元になっていた左手内部の部品―――星精霊の御守りを絶たれて、光を失っていった。 床でぐったりと脱力したまま荒い呼吸を整え、全身を巡る不快なものに耐えるように目を閉じた。 ) …くそぅ…だから雨は嫌いなんだ。 [Sun 10 Sep 2006 01:08:34]
エトワール > ( いや、1つだけ。出来ることがあった。 ) ……も…やめ…ッうう!! ( がたがたと指が震える右手を無理矢理動かして、左腕の肘を掴む。 両脚の腿で左手首をホールドして、規定の法則で肘を何度か回せば案外簡単に外れる仕組みになっている。 ただ、回路が高出力で作動中に引っこ抜くのが問題ないかといえば限りなくNo。 ) [Sun 10 Sep 2006 01:00:59]
エトワール > ( 左腕がびりびり痛む。 短い時間の間に何度も何度も凝縮した魔力を通しすぎて、回路が焼け付いているみたいな感じ。 「ボッ、ボッ」 と二発が間を空けずに絨毯を焦がすと、本格的な激痛が腕を伝って頭を締め付ける。 もう弾丸をコントロールするとか考える余裕すらない。 床に転がって終わるのを待つだけだ。 )  [Sun 10 Sep 2006 00:55:52]
エトワール > ―――――…駄目ッ!! ( 「ボッ」 文字にするとそんな音が一瞬響いて、細く鋭い魔力の矢がソファに穴を開け、綿が飛び散る。 ) は、ぁっ…やめ、くそッ…!! ( 「ボッ」 2発目は窓側の壁に弾痕を穿つ。 こんなに高速で何発もチャージした事も無く、急激に消耗される魔力流に貧血のような虚脱感。 3発目が準備されている。 いったいどうしろっていうのか。 ) [Sun 10 Sep 2006 00:43:42]
エトワール > ヤバイッ…駄目、本当、出ちゃう……ッ!! ( 手足の自由を失って蹲り、必死で我慢しながら言う台詞としては非常に娼館らしいといえばらしいが。 生憎そんな悠長な事を言っている暇が無いくらいには大ピンチ。 威力MAXでも丈夫な青猫の壁に穴が空くほどの威力は無いと思うが、ヒトが入ってきたら大変だ。 そもそもいつ止まるかも分からない。 ) くそっ…ヤだ。 なんだこの感じ…! ( エトワール・フォーチュンの身体は正しく「半機械」である。 前述のとおり、体中に魔力回路が張り巡らされ、血管のように体中を循環していた。 それが常人異常に赤い瘴気の影響を強めているのかもしれない。 ぐるぐると眩暈がして思考がぼやけ、立ち上がる力も入らない。 そもそも義肢は相変わらず好き言う事を聞かないまま。 ) [Sun 10 Sep 2006 00:34:59]
エトワール > ( この金色の手足は特注品だ。 未だに何処の誰が造ったものなのかも分からないし、修理にも相当な額をかけて高度の技術を持つ技師に頼まなければならない。 そのぶん繊細なフォルムと頑丈さ(手首、よく外れるけど)、身体と義肢両方に擬似魔力神経を通す事によって完璧に再現される可動。 金銭的価値がいったい幾らつくかもわからないような代物だ。 だが、欠点も多く、今がそのうちのまさに1つだ。 ) 窓…窓開けなきゃ!! ( 全て本人の魔力で動いているということが悪い方に影響している。 1度コントロールを失うとこんな無茶苦茶な事になるようだ。 魔力の矢を射出するギミックが勝手に発動しかけている。 止める事が出来ないならせめて上空にでも破壊力を逃がそうと、急いで窓に駆け寄ろうとしたが、がくんと膝が落ちてその場に顔から突っ伏した。 ) [Sun 10 Sep 2006 00:19:46]
エトワール > ( ちょっとどころじゃなく不味い。 あの雨が降り出してから外出を控えていたけれど、やっぱり影響は免れなかった。 コロセウムもどうせ半ば休みみたいなものだし、ずっと大人しくしていたのに。 ) くそっ、止まれ! 止まれ! 止まれッ!!! ( 左腕がヒステリックな音を立てて緑色に光り輝き、休憩室を光が包む。 勝手に展開した義手のスリットから内臓された機械がせり出し、手首がガクガクと半回転しては戻り、逆回転しては戻り。 光は直ぐに右手と両脚にも広がって、髪の毛の繊維も緑色に光らせた。 完全に暴走している。 ) [Sun 10 Sep 2006 00:09:13]
お知らせ > エトワールさんが入室されました。 『 やばい。 やばい。 不味い。 』 [Sun 10 Sep 2006 00:03:46]
お知らせ > シーサ=センザキさんが退室されました。 『(――― 夜はまだ、続く。)』 [Sat 9 Sep 2006 03:25:47]
お知らせ > ライヤさんが退室されました。 『(時計の針は、進み続ける)To Be Continued...』 [Sat 9 Sep 2006 03:25:35]
ライヤ > (腕の中での、ささやくような会話は続く。こうして抱き合うのは何度目だろう?――だけど、今日、分かった。…私はこの人を本当に「抱いている」だけだったのだな、と思った。本当に彼に甘えているだけの子供だったのだ、と――) ………お礼なんて言う必要、無いわ。私は何時もシーサにさせてもらっていることだもの―……・ ・ ・(頬を寄せられれば、体を寄せて――抱く力が強くなると、背中に回した手で撫でてあげた。 なんだか、少し――役目の違いに、戸惑いはするのだけど) ………――。(僅かに体を離すと、右手を男の胸に沿わせ)……… ありがとう。   でも――私も、今思うの。貴方にそんな顔をさせたくない、って。 …私、シーサにそんな顔をさせるくらいなら、護ってくれなくてもいい。……  ただ、シーサが居てくれればいいの。 こうして、お話したり、甘えてくれたり…?(くすり。今の体勢を茶化して)…こんな風にしてくれるだけで、充分なの。 だから…ねぇ。 もう少し、私を頼って…? [Sat 9 Sep 2006 03:11:42]
シーサ=センザキ > (此処に居る――― その言葉を聞くと同時、体中の力が抜けたような気がした。 震えてはいない、けれど。 いつかの雨の夜。 貴女を抱きしめたその時のような力からは、少しだけ遠ざかる。) ありがとう……こんな風に甘えたりするつもり、無かったんだ。 (緩く抱きしめている腕に、ほんの少し力を入れて。)  ……… 。 (言葉が上手く出てこない。 ただ貴女の頬に自分の頬を寄せるだけの時間が、しばし続く。 心臓の音が聞こえそうだ。 ) ………俺、ずっと思ってた。 君を、護りたい。 だから俺は強くならなきゃいけない、弱音は吐いちゃいけない、って………。つまんない意地だけど、そう思ってたんだ。 (一言一言、噛み締めるように。つまらない意地――― 言ってみれば、確かにその通りだ。思わず苦笑いを浮かべる。) [Sat 9 Sep 2006 02:58:47]
ライヤ > ――大丈夫ですよ。私は、此処に居ますから。(男の胸の中から、そっと呟いた) [Sat 9 Sep 2006 02:54:07]
ライヤ > 原因――……先日のアマウラの騒ぎに関係あるとか。 私に出来る事は、早く終わるようにと祈る事と、此処に居る事くらい――…でも、大切な友人の事すらも、何も出来ないなんて…少し悔しいです――… 。  私が居れば――…… ? ( 泣き出すかと思った。 傍に居る仙人の見習いだと名乗った貴方が、子供のようだと思った。 どうしてそんな表情をするのか、分からなかった。 ――不意に、膝元に影が落ち、伸ばされた両腕は、あっさりと娼婦の体を引き寄せる事が出来るだろう) ――……シーサ、貴方…… ( この人が不安に感じる事がないなんて、どうして考えたんだろう。 自分を抱きながら、震えているようにすら見えた。 ………だから、子供を慰めるように、自然と自分も貴方の背に両腕を回して、強く抱きしめた) [Sat 9 Sep 2006 02:49:07]
シーサ=センザキ > …… これは、街に居る俺たちじゃなんとか出来ないと思う。 原因を叩かなきゃ――― そのために冒険者たちが討伐に行ってるんだろ? (疲れた表情で、笑顔を作って。) 大丈夫、俺は――― ライヤが、居れば。 (貴女の名前を――― 街を覆い、心を侵す瘴気の中で、何よりも気掛かりだった人の名前を、呼んだ。  愛しさ、不安、労り。そして、ヴェイトスに来てから今まで、必死で押さえ付けて来た―――弱さが混じったような、そんな声色で。掌から伝わる温もり、肌の柔らかさが、ぼろぼろになりかけていた心を救い上げてくれる気がした。声はもう―――聞かない。 そのまま、身を寄せて貴女を抱きしめようと。) [Sat 9 Sep 2006 02:38:00]
ライヤ > (隠し事をされているのが悲しい…?――違う。彼の役に立てない自分が悲しいのだ。) ―――ん 。 (彼らしくもなく、震える指先が頬に触れた。促されるように、そぅと顔を上げて、視線を合わせる)……………。(驚愕に目が見開いて) ……………。(だから、お客様を「可笑しい」と感じるのか。何もかにも雨の所為。納得のいく答えをみつけて、密やかに頷いた) …………(自分に触れている手に手を重ねて、甘えるように、暖めるように頬を寄せ)………私に、何か出来ればいいのですが――…お薬とか、聞くんでしょうか?海岸沿いによいおい者様がいらっしゃるので、其方の方に解毒…?のお薬を頂いてくるとか…。 [Sat 9 Sep 2006 02:29:27]
シーサ=センザキ > ぅ……。 (駄目だ、隠しきれてない。むしろ――― 彼女を不安にさせてしまったじゃないか。 返る言葉と、逸らされた視線に、体中が冷え切ってしまうような気がして、怖くなった。) ――― ………。 (遠慮がちに、ゆっくりと、貴女の頬を撫でようと手を伸ばす。 震える手。) …ごめん。 俺――― 正直に言うよ。 (もう、隠し切れない。) ―――今日、いや……紅い雨が降ったあの日から……おかしくなってるんだ。 見えない何かが頭ん中を侵して、普段考えないような……欲、とか。苛立ちとか。そんなのを感じるように、なっちゃったんだよ。 [Sat 9 Sep 2006 02:17:43]
ライヤ > ―――― …………。(沈黙には、同じ分だけの沈黙が返る。 不安そうに返答を待つ。 ……そして、友人の声が届くと、びくりと肩を竦ませた。) ……。………。 (部屋の中?…「本当に」って、咄嗟に聞きそうになった。 そんな顔じゃなかったと問いたかった。でも、今の貴方の様子を見ると、その事を隠したいと思っているらしい。――…ならば、堂々と「本当に?」なんて聞けない。だけど――…)(無言で見上げた。不安そうな表情は変わらず張り付いている。――…自分の胸の前で小さく握っていた拳を解きながら膝の上に添えて) ………此処。仕事場ですから。「女のこの部屋」だなんて、思わない方がいいですよ。(そらされた視線) [Sat 9 Sep 2006 02:09:49]
シーサ=センザキ > ―――― …………。 (もしも、もしもこの声が聞かれてしまったら。 バレてしまったら、俺はもうこの人の隣には居られない―――。 仙丹は、必要とする誰かに渡そうと決めていたから、飲んでいなかった。 開いた距離を感じて、焦ったように顔を上げる。大きく首を横に振って) ちっ、違うよ! (   違わないだろ。   ) ライヤは何も悪くない。違うんだ、ただ―――ホラ、女の子の部屋入るのとか慣れてないし、緊張して……。 (少しずつ小さくなる声。) [Sat 9 Sep 2006 01:59:31]
ライヤ > (何を考えているかなんて分からない。だから、必死で友人の雰囲気を、表情を読み取ろうとしていた。)……シーサは、何時も人の事は気にするけれど、自分の事は後ろに回しちゃう人だから…心配だわ。 …疲れてるって自覚があるなら、きちんと休んでね…?それに、ほら。(ぱちりと胸の前で手を合わせ)――仙人様の良く効くお薬を自分で作れるのだから、それを飲んでお休みした方が――      っ……。 (表情の変化にピクリと肩を跳ねさせた。 覗きこんでいた距離を思わず開けて)……私――何か、わるいこと、いった・・・? [Sat 9 Sep 2006 01:51:39]
シーサ=センザキ > ん、楽しみにしてるよ。 ――― っじゃあ、今度俺が何か奢るから。楽しみにしてて? (そうすれば、今夜俺は―――ライヤを「買った」事にはならないんじゃないか。 安易な考えが脳裏を過ぎる。)(   それでいいのか?此処に来たのはソレが目的だったろ?   ) ……俺? あぁ…… (この人を誤魔化すのは、少し難しい。少し考え込んで) ――― ま、あんまり調子がいいとは言えないけど。 この程度なら、ちょっと疲れてても同じだよ。平気平気ー。 (と、上手く切り返せたかと思った矢先――― 鋭い指摘に、表情が凍った。) ――― ……戸惑ってるって? 俺、が……? (   あ〜あ〜、バレちまっちゃあ仕方ない。ヤル事ヤろうぜ。   )(覗かれる視線。 また嫌な熱い鼓動を感じた。 バレちゃいけない。 抑えなきゃいけない。 無意識に、視線を貴女の瞳からずらして。) [Sat 9 Sep 2006 01:42:45]
ライヤ > (気にするなと言うように首を横に振る。)……もう少し落ち着いたら、今度は散歩でもしにいきましょう。…地方村の方なら、紅葉の季節なら見る価値が……と…あ。 (不意に、声をあげ)…代金。後で私が立て替えておきますので――…。(隣に自分も座る。この距離も久し振りだ。 ふ、と肩から力が抜けるような気持ちがした。) ……え? ええと…はい。ん……(質問の雨に、一瞬戸惑い)… 私自身は特には――忙しい所為で、少し疲れているくらいかしら。 (きゅ、と眉を寄せ)…むしろ、同じ質問をシーサにしたいの。 仙人様でも病気とかにはなるのでしょう?……なんだか―――………今日のシーサ……(心の中を見透かす事など出来ない。だけど、雰囲気の違いや、顔色を読むのには慣れていた。 心配そうに覗いて) ………何かに戸惑っているように、みえる、の。 [Sat 9 Sep 2006 01:27:52]
シーサ=センザキ > 仕事中に押しかけた俺が悪いんだから……。(   何だ何だ、ライヤに「仕事」させてやらねぇのか?   )(眉を顰める貴女に、自分の中の声がバレやしないかと不安になる。手を引かれるままに座布団に座って。) なぁ、ライヤ――― 調子悪いトコロとか、無い?  変な奴に襲われたりとか、してない? (畳み掛けるように、質問を浴びせる。聞こえてくる噂は、やはり不安を煽るものばかり。狂ったように暴れ始めるアウトロー、体調不良に襲われて倒れる市民。何より、自分の同僚にもやはり紅い雨の影響は顕れ始めていて。肉体労働の忙しさに追われる事で、周りの者よりは少しはマシなのだろうが……少しだけ、職場の雰囲気がピリピリしている。同僚を外の瘴気に触れさせぬよう、買い出しや出前は、出来る限り自分が請け負うようにしている。が、そのおかげでここまで瘴気の影響を受けるとは。覚悟はしていたものの、やはり驚きは隠せない。) [Sat 9 Sep 2006 01:15:13]
ライヤ > (着流しがすれる音に、自然と体を離して見上げた。…未だ表情は硬いままだと気がついて、瞬きをした。…むしろ、辛そうにしている…?なんだろう…違和感を感じて、眉を寄せた) ……。(「今日は…」) ………。(言葉が終わるまで、黙って聞いていた。 視線が貴方の瞳から、徐々に胸、腹、と下がって…)(くすりと笑う) …そっちの方が、嬉しいわ。 私に会いたいだなんて。 (にこり)(扉の前で話しているのも可笑しいと、手を引いて――窓際へと促した。座布団が二つ並んでいる)  ……でも、仕事中は、ああいう風にするしかなくなってしまうから…ごめんなさい。  [Sat 9 Sep 2006 01:08:34]
シーサ=センザキ > (自分自身と戦う事が、こんなに重いものだとは思っていなかった。 止まない「声」と、乱れ続ける体内の「気」を感じて、冷や汗が一筋、着流しの中で流れた。) ………。 (背中が、温かい。 心を洗い流してくれるような言葉に、胸は痛みながらも重さを和らげた。 漸く、貴女へと向き直って。) ――― 違うんだ、今日はただ――― 俺が、ライヤに会いたくなったから。 自分の我侭で来たんだ。 (苦笑いを、浮かべて。 首筋を掻く何時もの仕草。 真正面から向き合って、普段とはほんの少し―――「気配」が違うことに、貴女は気付くだろうか。) [Sat 9 Sep 2006 00:51:22]
ライヤ > (てっきり、何時もの声で、少しだけ気まずそうな返答が帰ってくると思っていたら――…先に部屋の中に入れたままの姿で、立ち尽くし、それどころか――) …………ぁ。 (それを、気にしていたのかと、漸く思い当った。 忘れていたわけではない。だけど、そこまで気にしているとは思っていなかった。―「―娼婦を前にしたら、試してみたいと思う奴もいる」なんて、姉娼婦からは幾らでも聞かされていたし。) …………ん   ぅ…ん。 (何度か言葉を捜して唇が動く。 「気にしなくていいわ」じゃ、軽すぎる。「仕方がなかった」じゃ、曖昧過ぎて――…暫く考えた後、娼婦は)  (先程、受付でしたように、静かに歩み寄って、その背中に額を押し付け) ……会いに、来てくれたのでしょう?  心配してくださったのでしょう…?  伝言、聞きました。……ありがとうございます。 ……例え、今日のこれが「約束破り」だとしても、罰を与えようだなんて、思いませんから――だから、ねぇ。 (そんなに、辛そうな声を出すのはやめて欲しい) [Sat 9 Sep 2006 00:40:24]
シーサ=センザキ > んむ、 じゃぁ行きますか。 (職員の手前、自分も必死で演技していた。本当はからかう余裕なんて無かった。 導かれるままに、彼女の仕事場へと。 部屋に入り、予想以上に整った部屋にまずは息を呑んだ。自然、顔は赤らんで……)(   はは、旦那様か。良かったな、コレで一晩、ライヤは俺のモンだ。   )(また、か。 歯を食いしばり、自分の胸を強く握り締める。 力を緩めた貴女へと向き直ることはせずに。) ――― ごめん、ライヤっ…… 俺、客として此処に来ないって約束したのに―――!! (背を向けたまま、震える声でそう言った。) [Sat 9 Sep 2006 00:29:09]
ライヤ > (扉を閉めて、鍵をかけて、誰も尋ねてこないのを確かめてから、漸く)  ―――――  驚いた。 (扉に寄りかかって、ぽつりと一言。力の入っていた肩が、ゆるゆると下がっていく)  [Sat 9 Sep 2006 00:20:27]
ライヤ > ―― 有難うございます旦那様。 …我侭を言って申し訳ありません。(からかわれている…? 思わず顔に出してしまいそうになるけれど、瞼を伏せる事で、「礼」をして) (絡んだ腕も指もそのままだ。 手続きが終わると、二階――自分の仕事場へと案内するだろう。 朱鷺乃都風の一室は、畳に赤い絨毯が敷かれた広い部屋だ。部屋の中心には当然の如く大き目の敷布団。 明かりはランタンなどではなく、蝋燭の灯った行燈――障子と屏風が壁代わり。 奥では湯浴みもできるらしく、それらしき器具が覗くだろう) ―――。(部屋の中にはいるまでは、表情を作り続けよう。――扉を開けると、先に中へ入るように一歩引いて) [Sat 9 Sep 2006 00:18:46]
シーサ=センザキ > ――― っ!! (腕を取られると、何時もと同じように心臓が跳ねた。 いや、それだけではなく、体中に熱い何かが流れたような感覚も同時に。 触れる指先に気付いて。) ……… (言いたいことは、わかる。 ひとまずは此処から離れ、部屋へと―――そう誘導してくれているんだろう。 でも、それをしてしまったら…… ) ……仕方ないな、じゃあ今夜はライヤに相手してもらおうかな。 (浮かべる表情は、隣の娼婦をからかっているように見えるだろう。 貴女の手を、普段よりも強く握って。 受付の手続きは、誘導されるままに済ませるだろうか。) [Sat 9 Sep 2006 00:05:39]
ライヤ > (じぃ、と黒い瞳が男の言葉を待っていた。 受付担当の男が訝しげな表情で、此方にアイコンタクト――意味は分かる。可笑しな客―たとえば金が無いとか―ならば、摘まみ出そうか?と、そういう事を言っているのだろう。 自分の友人だから…とは、この場では言えない。他の客がいるのだから。 次の一手を考えあぐねていると…)(…「会いにきた」…)(…余計な言葉が一切ない、素直な一言に仄かに頬がそまる。  嬉しさと、くすぐったさが胸を過ぎり、一瞬無言になる。 …やがて、何を思ったか友人の腕を取り)   ……いけず な旦那様。 (頬を腕に寄せ) …「会いにきた」と言ってくれるのに、私を指名してくださらないなんて。……これでは、私からお願いしなければいけませんね。「私を選んでください」と。(腕に絡んだ指先が、するすると落ちて――男の指先へと) [Fri 8 Sep 2006 23:57:14]
シーサ=センザキ > (『は……? センザキ様、ではどのようなご用件で…?』)( 当たり前の反応が返って来た。 隣から聞こえる、聞き慣れた声。 ほんの少し冷え始めた頭が、やっと動き出す。) ……… あ〜っと……  (顔の筋肉が緩み、自然と苦笑いが浮かぶ。 娼館に来て、女を買わないと言い張る客――― よく考えるまでも無く、馬鹿だ。) ………ごめん、会いに来ちゃったよ。 (ぼそり。 視線は職員に向けたままで、隣の貴女に呟いた。 必死で状況打破を考えてはいるものの、なかなか思いつかないらしく。頼りない。) [Fri 8 Sep 2006 23:43:58]
ライヤ > (頭の中が急にせわしなく動き始めた。――他のお客様の手前友人扱いなんてできない。ああ、でも…受付にいるのなら、客としてきたのかしら。色々な疑問を浮かばせながらも、階段を下りてゆこう。着物裾を軽く摘まんで、一段降りる毎に、近くなる友人――いや、客として扱わなければ。――客――客として。 ) …………? (赤い絨毯の上に降り立って、「客」へと近づこうとした時だ。)(「買うつもりはない」)(告げる声に、娼婦の歩みは再び止まった。受付の前、きょとんとした表情で顔を見上げる) ……………あら。 …私、聞き間違えてしまったかしら。 自分の名前、を。 (険しい表情から、そっと視線をそらして首を傾げてみせた。 おっとりとした仕草とは裏ハラに、友人の言葉に、少し悩む。 サテ、次はどう誤魔化したものか、と) [Fri 8 Sep 2006 23:34:44]
シーサ=センザキ > ――― …… ライヤを買うつもりは、無い。 (一言一言、ゆっくりと、言った。自分自身を戒めるように。 職員は呆然とするだろうか。 突然、男の表情が極端に険しくなったのだから。 視線は、貴女に戻せていない。) [Fri 8 Sep 2006 23:28:17]
シーサ=センザキ > (わかっている。 普段なら、そう、何時もの自分なら―――こんな風に叫んだり出来なかった。) ――― ……。 (返って来た言葉は、ある意味想像通りで、ある意味予想外のもの。 やっと、「此処が何処なのか」を自覚する。)(『……お客様、ライヤ嬢でよろしいでしょうか?』 受付から、落ち着いた職員の声が聞こえた。 驚きの表情で視線を職員に戻す、が。 何と言えばいいのか。 ) ……俺は、 (   ほら、「お買い上げ」だ。   )(   違う。   ) [Fri 8 Sep 2006 23:25:23]
ライヤ > ――――……。(咄嗟に名を呼び返そうと、唇が僅かに動いた。――が、回りの視線に直ぐに気が付き、するりと”表情を”整える。 穏やかに微笑んで)―――『お待ちしておりました。旦那様』――『蒼猫へようこそ』――(娼婦としての返答で出迎えた。) [Fri 8 Sep 2006 23:16:23]
娼婦 > (朝から既に、二つの夜を越え、少し休憩を貰ったくらいじゃ気だるさが拭えなくなっていた。 体は疲れているはずなのに、妙な高揚感が付き纏うのも堪らない。 自分のような娼婦に仕事が入るのも可笑しいし、客の様子も可笑しい。姉様達も、誰も彼もが可笑しく感じる。 きっと、そう感じてしまう自分も、何かに当てられているんだろう。 ――このままでは、流石に倒れてしまう。明日はお休みを貰えないだろうか――…。 にぎやかなロビーを端から端へ視線を滑らせながら考えるのは、そんな事。 指名を受けた姉様が、階段を下りて客の隣へ行くのを、ぼんやりと視線で追いかけて――何時もの位置へと立ち、足が止まる。 ) ………………。(あ。)…………。(見慣れていて、見慣れない男の姿があった。 視線が吸い込まれるように階下へ引き寄せられて) [Fri 8 Sep 2006 23:14:17]
シーサ=センザキ > (黙れ。  自分の中で聞こえる、正体不明の「声」――― ……いや、わかっている。もう一人の自分、だとか。そんな都合のイイものは存在しない。コイツは、そう……俺自身の願望なんだ。)(『センザキ様……?』 訝しげに、けれど真摯に自分を呼ぶ声に、はたと顔を上げて。 途端に慌てた様子に。) っ……あ、ごめんなさい。今日はコレで――― (帰ります、そう言おうと。ぐるぐると視線を泳がせていると―――視界の端に、捉えた。) ―――ライヤっ! (大声とまではいかずとも、ロビーに居る誰しもに聞こえる大きさで、呼んだ。) [Fri 8 Sep 2006 23:12:22]
娼婦 > (ひげの男に笑顔を浮かべる姉様の隣で、胸を大きく突き出しひげの男にアピールする姉様。――その豊満な胸に目を奪われた若い傭兵へ、投げキスを飛ばす同僚娼婦。その投げキスを自分へのモノだと勘違いした客が、鼻息荒くカウンターに乗り込む。――と、まぁ、静かなバトルが繰り広げられているロビーに現れる黒い着物姿の娼婦が一人。――客を引くのが苦手なのか、ひっそりと端の方へと横切るのが見えるだろうか――?気だるそうに、手摺に指先を滑らせながら、ゆっくりと) [Fri 8 Sep 2006 22:59:56]
お知らせ > 娼婦さんが来ました。 『(蒼猫中二階。――ロビーを見下ろせるテラスに)』 [Fri 8 Sep 2006 22:54:06]
着流し > ぇ…… っと、今夜、は……… (黙り込む。 そりゃあそうなるだろう。目的なんて無しに来たんだから。)(   本当に?   )(  当たり前だ、そう、伝言の件も片付いた。もう用は無いだろう、帰ればいい。)(   それだけでいいのか?   )(……俺は、客としては来ない、と。約束したんだ。ライヤは仕事中なんじゃないのか? 帰ろう、帰るんだ。)(   馬鹿だな、お前が「買」えばいい。   ) ……っ!? (鼓動が、速く、強くなる。) [Fri 8 Sep 2006 22:40:23]
着流し > (暫くすると、先程から受付に陣取っていたスーツの男が、その娼婦へと歩み寄っていった。 成るほど、ようやく決まったか、オッサン。) ――― ……よっと。 (のっそりと膝を伸ばし、ソファーから立ち上がる。 何を考えているのか、足は勝手に受付へ。見れば、先日と同じ職員が担当らしい―――『いらっしゃいませ、青猫へようこそ。 ……おや、センザキ様でございましたか、先日はご希望の娼婦が対応できず……』 ) あ、ご丁寧にすいません。 それで、伝言の方は……? (『確かに伝えておきました。 ……では、今夜はいかがなされますか?』 ) [Fri 8 Sep 2006 22:36:06]
着流し > ……… 。 (俺は、此処に何をしに来た。 もう一度、頭の中で反芻する。 先日は――― そうだ、伝えなきゃいけないことがあって、来たんだった。 なら、今日は――― ? )( しゃりん。 )(胸から紺色の紐で提げた鈴を鳴らす。 …… 此処は、遊び場じゃないんだ。 金を払って、一晩の夢をかうつもりがないのなら、来るべきじゃない。 そう、俺は「客」として此処には来ないと、そう約束したじゃないか。 ) ――― ……。 (新しい気配を感じて、階段の上に視線を投げた。 客を迎えに来たのだろうか、娼婦が笑顔を浮かべて佇んでいる。) [Fri 8 Sep 2006 22:20:34]
お知らせ > 着流しさんが来ました。 [Fri 8 Sep 2006 22:14:17]
着流し > (今夜は、先日覗きに来た時に比べ――― 混んでいる、ような。 受付の前には、苛々した様子のスーツ姿の男が、職員と何かを話しこんでいる。 娼婦達の肖像画を血走った目で眺める傭兵らしき男、数人。 そんな中で着流しは、座り心地のよいソファーで、何をするでもなく座っていた。 形としては、受付が空くのを待つような、そんな風になるのだろうけど。) [Fri 8 Sep 2006 22:10:49]
着流し > 何してんだ……… ? (ロビーにて。 先日もふらりと訪れ、伝言を残してとっとと退散していった、「客」とは名乗らぬ男が、ぽつりと溜息混じりに呟いた。) [Fri 8 Sep 2006 22:07:05]
お知らせ > 着流しさんが入室されました。 『……… 俺は。』 [Fri 8 Sep 2006 22:05:18]
お知らせ > ライヤさんが帰りました。 『ようこそ蒼猫へ。 お会いできた事を嬉しく思います――』 [Tue 5 Sep 2006 02:36:53]
ライヤ > (帯を直して、髪の毛を撫でつける。――顔は既に出来ているから問題なし。 手早くまとめると、奥の扉からロビーへと出て行こう。 受付の前に佇む傭兵風体の男へとろりと微笑みかけて) [Tue 5 Sep 2006 02:35:00]
ライヤ > (もし彼が不安を感じているのなら、今度は私が彼の不安を消す番だ。「どうやって消す」かは、さっぱり分からないけれど、話を聞くことならば出来るもの。 ―― 「不安」の意味を理解し共有する事だって出来る。  それが例え、どのようなことであろうとも――…)  ――― (呼び鈴が鳴った。自分の、だ) ―――ん。 (夢から引き戻されたような顔で、鏡から視線を外す) [Tue 5 Sep 2006 02:32:21]
ライヤ > ―― 自分に出来る事があるって、良いことよね。 (些細な事でも、自分にしか出来ないなら、今は此処を離れるべきじゃないのだろう。 ―― 末端の娼婦にもプライドはある。 正しく「なけなしの」という言葉が、引っ付くが。……ふと、自分の顔を凝視して) ………時々は、貴方の方が私を頼ると良いんだわ。 …いつも貰ってばかりだから。 (いろいろなものを) [Tue 5 Sep 2006 02:21:31]
ライヤ > (確かに、不安は、   ある。 赤い雨は嫌でも血を連想させるし、聞こえてくる噂は悪いものばかり。――だけど、「逃げ場所がある」という安心感が、私を確りと支えていた。メモを化粧箱の隠し段の中に、丁寧に滑り込ませる。) ………。(一呼吸) だから、「まだ」平気、よ。 私――… (疲れてはいるけれど、このくらいしか、出来ないから。 不安をいっぱい抱えて此処に来る客を、抱きしめてあげることくらいしか、できないから。)  [Tue 5 Sep 2006 02:12:52]
ライヤ > ――人の心配ばかりね。 (くすり)(――思わず笑ってしまう。 彼は彼で大変だろうに。 不安なのは彼とて同じだろうに) ……仙人様は、怖くないのかしら、ね? (娼婦の待合室――鏡に写った自分に話しかける。疲れた顔に、少しだけ笑みが浮かんだ) [Tue 5 Sep 2006 02:02:10]
ライヤ > (そんな客の相手ばかりで、流石に疲れて居た時に飛び込んできた「伝言」――乱れた衿を引き寄せながら、メモに目を落とす) ――――………。(彼の声が聞こえてきそうじゃないか。 ――伝言内容は、彼が変わらずにヴェイトスに居ることを示していた) [Tue 5 Sep 2006 01:54:44]
ライヤ > (死地に赴く気持ちで、此処を訪れる客のなんと多い事か――…気持ちは分からないでもないのだが、そういう方は、此方が畏まってしまうほど礼儀正しいか、自暴自棄で荒々しく求めてくるかのどちらかだ。――油断をすると子種を植えつけられかねないので、油断も出来ない) [Tue 5 Sep 2006 01:52:20]
ライヤ > (伝言受け取り候) [Tue 5 Sep 2006 01:49:25]
お知らせ > ライヤさんが来ました。 『(きょとん)』 [Tue 5 Sep 2006 01:49:16]
お知らせ > 受付職員さんが帰りました。 『(そんなこんなで、彼は今日もプロの仕事人だった。)』 [Tue 5 Sep 2006 00:05:01]
受付職員 > (それにしてもだね、帰った直後に「わかりにくかったかも…orzだよ!!」とか言い出さないで欲しいね。 ……お目汚し失礼致しました、と。) [Tue 5 Sep 2006 00:04:31]
受付職員 > …あぁ、ゴンベェ君ね。 彼に……そう、「姉ちゃんをまもれ」? ……あの子に姉弟なんて居たかな? ……ま、いい。 仕事は仕事。お伝えしましょう。 (髭を摩りながら) [Tue 5 Sep 2006 00:03:13]
受付職員 > ……ライヤさんに、「……紅い雨には、絶対に触れないで。 俺は、いつでも来れるから―――不安だったら呼んでくれ」 …で、エニシ―――って、誰だったかな? (近くでくつろいでいた娼婦に声をかけ) [Tue 5 Sep 2006 00:01:29]
お知らせ > 受付職員さんが来ました。 [Tue 5 Sep 2006 00:00:08]
お知らせ > シーサ=センザキさんが帰りました。 『(そうだ、俺は―――強くあらねばならない。)』 [Mon 4 Sep 2006 23:52:59]
シーサ=センザキ > …… エニシって、居ますよね? その子に――― 姉ちゃんを、護れって。 ……そう、伝えて下さい。 (感情がごちゃ混ぜになったような、そんな表情で。 そう言い残せば、軽く一礼をして―――出口へと、歩き出す。) [Mon 4 Sep 2006 23:52:31]
シーサ=センザキ > ――― いえ、予約とかは…… はい、客として来た訳じゃなく、知人として。 ……シーサ=センザキです。 (丁寧な対応に、此方も出来るだけ腰を低くして。) ――― 伝言、ですか? (あくまで、勝手な空想だ。 第一、彼が予想通り―――吸血鬼であるかどうかなんて、定かではない。 だが、先程から頭から離れない―――最悪の、事態。) ……紅い雨には、絶対に触れないで。 俺は、いつでも来れるから―――不安だったら呼んでくれ、と。 (言い切り、二言目には。) [Mon 4 Sep 2006 23:50:44]
着流し > (小さな舌打ち。 この情勢。「ヒト」ではない者への取り締まりが強化されるのは目に見える。確か以前、真昼の大通りで彼と会った。その上、あの少年が紅い雨に打たれたら? )(『お客様、大変お待たせ致しました。』)(思考を遮る、職員の声。) [Mon 4 Sep 2006 23:40:37]
着流し > (はたと、顔を上げる。) ………エニシ。 (突如頭に浮かんだ、かの女性の「弟」―――白髪の少年。 魔界への扉が開いたという。 恐らく、街の雰囲気がおかしくなり始めたことも、その影響。 ならば、「ヒト」側よりも、そちら側に近い者は如何なる?) ………ちっ。 [Mon 4 Sep 2006 23:35:26]
着流し > (ぐったりと肩を落とし、近くのソファーに腰を下ろす。) ・・(昨日に比べれば、まだ今日は体が楽だ。 が、慢性的に続く気だるさ、苛立ち、情欲。普段ならあまり感じることも無い、いわゆる負の感情が、嫌でも湧きあがってくる。 ―――頭の中を侵されるような、そんな感覚。 本能的に感じる。 空が青さを取り戻さぬ限り、コレは続く―――) [Mon 4 Sep 2006 23:26:25]
着流し > (『少々お待ちを―――。』  そう言い残し、奥へと消える職員。) …… ふ ぅ。  [Mon 4 Sep 2006 23:21:49]
着流し > (受付へと歩を進めながら、吐き捨てるように呟く。 ―――自覚している。 確実に、自分も何らかの影響を受けている。 単なる「毒」じゃない、ナニカに。) ――― っと、すいません……ライヤさんって、今は取り込み中ですか? (平坦な口調で、受付の職員に尋ねる。) [Mon 4 Sep 2006 23:13:55]
着流し > (今夜は降らぬ、昨日街を濃い瘴気で侵食した紅い雨。  コイツは普通の雨じゃない。色からして一目瞭然なワケだが―――そう感じたわけで、通勤時も絶対に浴びることの内容気をつけた。 が。) ……ハッハ、胸糞悪ぃ。 [Mon 4 Sep 2006 23:10:49]
着流し > (高級娼館・青猫。 其処に客として訪れる者は、やはり洗練されたもてなしを求めてやってくる、いわゆるお金持ちが多い。自然、身なりも良くなるもので。 その中で、着流しを着込んで堂々と入って来る若造。 ある意味、浮いているかもしれない。) [Mon 4 Sep 2006 23:06:21]
お知らせ > 着流しさんが来ました。 『――― 扉を開ける。』 [Mon 4 Sep 2006 23:01:58]
お知らせ > エニシさんが帰りました。 『雑用兼男娼見習いの憂鬱』 [Tue 29 Aug 2006 21:47:46]
エニシ > けどな………この格好をずっとは……ちょっと…………   ( 追っ手から正体は隠せても何か男の子として大切なものを失っているような気がする。 というかそもそも濃い吸血鬼の気配で聡い人たちには一目でバレバレだから見た目だけ変えても意味があんまり無かったり。 )   …………どうしよう…………。   ( 困った顔で重い溜め息一つ零した。 ) [Tue 29 Aug 2006 21:36:37]
エニシ > ( そろそろお仕置きの期間は終わりだから、もう青猫内で女装する必要は無い。 けどこれの一番の目的は素性が知られたための変装というものだし。 )   ………となると…怪しまれないためには………普段からやっておくべきなのかな……?   ( 首を捻って悩む黒髪の女装少年。 変装をしてもすぐにボロが出てしまうようでは意味がないというのもある。 ) [Tue 29 Aug 2006 21:27:45]
エニシ > なんで!? なんで何時の間に僕は当然のように女の子が着る服を探しているの!? アホか! 僕はアホかぁ!?   ( 自分の行動に突っ込みを始める。 突然一人でこんなにハイテンションな様子は傍目から見て可哀想な子だと思う。 )   ―――よし、少し落ち着け僕。 ………そもそも……なんで女装を始めることになったんだ?   ( 一旦深呼吸をして息を整える。 そして原因を探るべく過去を振り返り始めた。 ) [Tue 29 Aug 2006 21:18:33]
エニシ > じゃあこれとか? うーん……これはちょっと…派手だなぁ……。   ( 手に取ったものを元の場所に返して再び探そうと――― )   ―――て、僕はなんでノリノリでやっているんだー!?   ( ようやく自分のやっていることの危なさに気付いた吸血鬼は地面に服を叩きつけようとして、汚れるからそれは思い止まった。 その代わりに悲痛な叫びが他に誰もいない室内にこだまする。 ) [Tue 29 Aug 2006 21:08:31]
エニシ > うーん…けどちょっと僕にはおっきいか………。   ( 体に当ててみたそれが自分よりも大きいことを知ると、いかにも子供が好みそうなヒラヒラした洋服を残念そうに棚に戻す。 ちなみに現在の自分の服装はアンティークドールがよく着ている服装に気持ち長めのスカートと黒いスパッツといった格好。 ) [Tue 29 Aug 2006 20:57:51]
エニシ > ( 娼婦たちの待合室。 皆それぞれ何処かに出払ってるのか、今は女装した格好の少年が一人のんびりと休憩している。 )   ――あ、…これとか可愛いかも。   ( 何をしているかというと様々な服が置いてある場所で物色していたり。 ) [Tue 29 Aug 2006 20:49:34]
お知らせ > エニシさんが来ました。 『控え室』 [Tue 29 Aug 2006 20:45:52]
お知らせ > ライヤさんが帰りました。 『(取り敢えず『気持ちよかった?』とか聞きたい――何て思ってませんよ)』 [Fri 18 Aug 2006 00:54:15]
ライヤ > ……今度、甘味に誘いましょう。気分転換、させないと――それと――(聞きたい事なら、沢山ある。 ) ―――………。 (自然と眉の間に皺が寄っているのに気が付いて、両頬を撫で摩り) [Fri 18 Aug 2006 00:53:34]
ライヤ > ( あ っちゃー いっけねー とぅっほほー  )(ぺちーんと自分の額を叩いた)       それは、ショックよね。 [Fri 18 Aug 2006 00:48:26]
ライヤ > ……。(顎に指先を添えて、やおら真剣なまなざしを、磨かれた床へと落とす。 あの子――――)     フデオロシ前      ? [Fri 18 Aug 2006 00:45:37]
ライヤ > (部屋に引きこもるくらいショックを受けているのに、傷口に山葵を塗りこむような行為かもしれないと思った。 ――止めておこう。 )―――でも。 (どうやら、始めてのお客様は、とっても優しい方だったとか。 ――「はじめて」だと聞くと、苦痛だと感じるくらいに、快楽を叩きこむ旦那様もいらっしゃるので、そうじゃなくてよかったと−−−−−) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。(ちょっと考えた) [Fri 18 Aug 2006 00:44:45]
ライヤ > (弟が始めてお客をとったらしい。 気が付いたらあのコも大人になっていました。 姉としては喜ぶべきだと思ってはいるが…青猫に来た経緯が経緯だけに、よかったんだろうか…?と思わなくも無し。) ………花、でも贈る…?  [Fri 18 Aug 2006 00:34:13]
ライヤ > お赤飯を炊くべきかしら。 (ロビーの長椅子に腰掛け、窓の外を眺める娼婦は、ぽつりと呟きを漏らした) [Fri 18 Aug 2006 00:28:08]
お知らせ > ライヤさんが来ました。 『(でびゅぅおめでとう…?)』 [Fri 18 Aug 2006 00:26:44]
お知らせ > エニシさんが退室されました。 『(冒頭に戻る。たぶんあと四、五回はこれを繰り返すでしょう。)』 [Wed 16 Aug 2006 19:07:27]
エニシ > ( そしてここに帰ってきて、久しぶりにみんなと会って、ベルベチカにはめられてこれから外に出る時女装することになって。 それから――― )   ―――――………アァァァァァァァァァァ!! だからそれは思い出すなぁぁぁぁ!!   ( 頭を抱えてもう一回絶叫。 なんというか二、三日ぐらい立ち直れそうに無い。 暫く白髪は部屋に引き篭もる。 ) [Wed 16 Aug 2006 19:06:03]
エニシ > ( ――本当は二度とここに帰ってこないつもりだった。 自分の正体が吸血鬼だとよりにもよって聖職者相手にばれた。 みんなに迷惑が掛かるのなら、このまま消えてしまおう。 そう思っていた。 )   ―――けど……気付いちゃった……僕はここに居たい…。 ………我が侭だなぁ…ホントに……。   ( そのことを教えてくれたあの女性らしさがまるで無い人は元気だろうか。 あの人のおかげで僕はここに帰ることが出来た。 )   ……お姉ちゃんに…色々話さなきゃ。 ようやく…ようやくだけど……。   ( ―――まだ会ってない。 いざ話そうとするとどうしても勇気が出なくて。 けどもう決めたから。 自分の意思で。 必ず話そう。 ) [Wed 16 Aug 2006 18:54:42]
エニシ > ………最近………本当に…色々あったなぁ……………   ( 思い返すのは――心の平静を失い始めてからのこと。 何故かはわからないけれど突然血の衝動が活発になった。 だからこの場を離れて、そしてフラリと寄った墓地で吸血鬼狩りをする人に出会った。 )   ………すごい…憎いなぁ……あの人は………   ( やっぱりなんでかわからない。 もしかしたら罵倒されたことが許せないのかもしれない。 けれどあの人に持つ殺意はそれとはまた別の本質的な物のような気がした。 ) [Wed 16 Aug 2006 18:43:17]
エニシ > ( やがて疲れたのか落ち着いたのかそれとも痛くなったからか頭を叩きつけるのを止めてゼェゼェと息を荒くする少年。 隣の部屋に誰かいたらゴメンなさい。 )   ………………………くすん。   ( 涙を瞳に溜める少年。 何時かはこんな日が来るとは思っていたし色々あったから自分からやり始めようかなとも思い始めてたけど、余りに唐突に起きたからその分衝撃は大きかった訳で。 ) [Wed 16 Aug 2006 18:30:39]
エニシ > ( ちなみに相手はれっきとしたジェントルマンでした。 初めてだとか見習いだから全然経験無くてわからないと伝えたら色々と優しくエスコートしてもら―――― )   ――――アアアアアアアアアアアアアアア!! って思い出すな僕のアホォォォォォォォ!!  ( 鮮明に昨夜の事を思い出しちゃったのか頭をガンガン壁に叩きつけつつ絶叫する。 今がお客さん少ない時間帯で本当によかったです。 ) [Wed 16 Aug 2006 18:18:41]
エニシ > ((取り敢えず控え室に戻ったのは嘘です。本当にゴメンなさい。)( 以下回想→『ええええええっと、僕まだ見習いですからその色々とあんまり上手くないというかほら実は男の子だしこんな格好しちゃういけない子ですよおまけにほとんど何も教わってないから全然出来ないだからまわりのみんなというか他の人の方が絶対にいいで――』『私は一向に構わんッッッ!!!』以上。回想終了。) [Wed 16 Aug 2006 18:05:54]
エニシ > ―――フフフフフフフフ。 ( 自分の部屋の隅でちょこんと体育座りをした白髪の少年。 何だか俯いた表情でどんよりと怖い笑い方をしている真っ最中。 ) [Wed 16 Aug 2006 17:55:32]
お知らせ > エニシさんが入室されました。 『フフフフ―――』 [Wed 16 Aug 2006 17:53:26]
お知らせ > 髭の男性さんが帰りました。 『( 弟男娼>客な扱いにはなってないと思いたい。 ちょーん。 )』 [Tue 15 Aug 2006 22:18:05]
髭の男性 > ( 受付で待ち構えてるって。 いかにも暇そうな娼婦連の姿・・・経営大丈夫なのかここ。 ) [Tue 15 Aug 2006 22:17:03]
髭の男性 > ・・・・・・・・。 ( 客の顔から少しずつ酔いの火照りが消えていった。 ) 希望ゥ? 何を言うのかねキミは。 私ゃ元々ここで飲んでいたんだよ。 ( まるで今門扉をくぐってきたように言われてカラカラと笑う。 ) だが気が変わった。 指名はだねキミがいい ( 真顔。 ) いやぁキミがオトコノコでもオンナノコでもどっちでも構わないよ!! 一目惚れだ一目惚れ。 英語で言うとワン・アイ・ラブ!! [Tue 15 Aug 2006 22:15:34]
お知らせ > エニシさんが帰りました。 『い、いやー! (待ち構えていた方々に続きをされて挙がるのは悲鳴。)』 [Tue 15 Aug 2006 22:13:27]
エニシ > ――それでは、あとはどうぞゆっくりとお楽しみ下さい。   ( 受付に居た姉娼婦に後のことを任せると少女は控え室へと戻っていこう。 ) [Tue 15 Aug 2006 22:12:07]
エニシ > そうやって褒められると照れちゃいますよ。   ( はにかみながら嬉しそうに微笑んだ。 最低限の礼儀はしっかりと教えられた。 それもやはりここが高級娼館だから。 )   はい。 それではご希望、又は指名か何かは御座いますか?   ( 更々と用紙に字を書きつつ質問する。 )   ――え、えっと…これは……その…色々ありまして……。   ( 服装に質問が及べば途端にしどろもどろになって返答する。 描写不足で申し訳ありませんでした。 下半身は下の服装という意味で今はズボンです。 ) [Tue 15 Aug 2006 22:10:23]
髭の男性 > ( 今思った。 下半身って下着限定だったりしますか。 OTZ ) [Tue 15 Aug 2006 22:04:10]
髭の男性 > んゥー。 さすが青猫だねェ、小さい子なのに実によく躾けられている。 ( 丁寧な一礼にしきりと客は感心した。 見習おうとでも思ったのか、唸り声を上げて姿勢を正して。 ) ・・・受付ェ? ( しばらくの間エニシのつやつやとした黒髪(鬘だなんて思っちゃいねェ)を眺め、やがて納得したように頷いて。 ) スマンがヨロシク頼む。 ところで最近の小さな子の間ではソレがはやりだったりするのかな? ( 女児用と男児用が入り混じった不思議な衣装をマジマジ眺めて。 ) [Tue 15 Aug 2006 22:02:28]
エニシ > ( 相手の言葉を聞いたエニシは丁寧な一礼をする。 客の案内は雑用であるこの吸血鬼の仕事の一つ。 )   ハイ。 わかりました。 どうぞこちらへ―――   ( 相手が酔っていることには何も言及することも不快に思うようなこともせずに。 店の中の受付へと案内しようとするだろう。 )( 心の中で今帰ったらみんなに弄られるーって嘆いたのは秘密。 ) [Tue 15 Aug 2006 21:56:17]
髭の男性 > ( 月の光に照らされるエニシへと向けて、一人の男がフラフラと歩み寄る。 身につけた服は布地からして仕立がいい。 惜しみなく金をかけた逸品であるのが見てとれるだろう。 ) そこのー・・・キミィ。 スマンが部屋を教えてくれんかねェ。 ( 呂律こそ回っていないが、態度はしっかり――努力だけはしている模様だ。 仮にも青猫を訪れる客なのだからその辺のマナーはわきまえようとの努力。 ) [Tue 15 Aug 2006 21:52:23]
エニシ > ( 近付いてくる人影に気付いた。 お客様だろうか。 そちらの方へ紅い目を向ける。 ) [Tue 15 Aug 2006 21:50:45]
エニシ > ( クス )   ケチだなぁ……答えてくれたっていいじゃない。   ( 見上げれば、月はいつでも其処にある。 それだけだ。 それはあるだけで何も答えようとはしない。 その事に少女は微笑みながら不平を述べた。 ) [Tue 15 Aug 2006 21:47:20]
お知らせ > 髭の男性さんが入室されました。 『( フラフラと千鳥足で近づいてくる。 )』 [Tue 15 Aug 2006 21:46:29]
エニシ > ( 月下に歩を進めている吸血鬼が今考えているのは姉の事だった。 帰還してきてからまだ姉には出会っていない。 )   ――――ねぇ…僕は……どうしたらいいと思う?   ( 淡く輝く月を眺めながら問い掛けた。 暫しの沈黙が辺りを支配する。 ) [Tue 15 Aug 2006 21:42:39]
エニシ > それは―――逃げる!!   ( 大きな赤目を開いて力説。 というか記憶喪失なのに代々伝わるっておかしな話だよね。 あと逃げるといっても前回みたいに家出じゃないよ。 )   ……ふぅ…ちょっとだけここにいよっと。   ( 月明かりの下、一人の少女(見た目)はのんびりと歩く。 ) [Tue 15 Aug 2006 21:35:20]
エニシ > ( いや正確には今は白髪じゃなかった。 黒の鬘被ってるし。 )   うー…みんな本気なんだもん。   ( 皆様目がキラリと光っておりました。 現在下半身以外完全女の子の格好。 )   ―――だけどこんな時エニシ、いや吸血鬼には代々伝わる伝統的な対処法がある!   ( ブツブツと独り言中。 ) [Tue 15 Aug 2006 21:28:37]
エニシ > (キョロキョロ)   ………よし。   ( 強制女装の刑執行中。 流石にスカートはいやー!って庭に逃げてきた白髪。 辺りに人影が無いことを確認すると安堵の言葉を吐いた。 ) [Tue 15 Aug 2006 21:18:44]
お知らせ > エニシさんが入室されました。 『そーっと』 [Tue 15 Aug 2006 21:15:41]
お知らせ > ベルベチカさんが退室されました。 『(ベッドに入れば、母親に甘えるように眠るのだろう。)』 [Tue 15 Aug 2006 01:23:35]
お知らせ > ライヤさんが帰りました。 『(イグサ=畳などの材料 モグサ=灸など 二重に間違えててはずかし乙女※何の話)』 [Tue 15 Aug 2006 01:22:49]
ライヤ > (妖精少女の言葉に励まされ、『そう在ろう』と自分を建て直す作業をひっそりと繰り返した。  一人じゃないという事が、これほど心強いと思ったことは無かった。  自分を見失わずに済む。 不安に押し潰されないで済む。  )(後は、この夜から逃げよう。早く朝を迎える為に寝床へ入ろう。―――― まとわりつく夜の気配に怯えながらも、娼婦は帰路へついた。 ―――”不安”の正体や、”泥にまみれた弟”の理由は、聖堂の話を弟から聞くか、聖堂からの使いが来るまでは分からない、気が付くことも出来ないだろう。 ――悪夢が訪れるのか、このまま悪夢が消えるかは、全て流れ次第) [Tue 15 Aug 2006 01:22:04]
ベルベチカ > もちろんですの。ライヤさんの分も、ちゃ〜んと用意いたしますの。 ( 己の作った料理をおいしいといってくれる人がいる。それだけで、おいしい料理を作ろうという気持ちがわいてくるのだ。おいしかった。また食べたい。そんな言葉を聴くために、作るのだ。 ) ベルベチカは――ライヤさんのことが大好きですの。だから――ライヤさんには、いつも笑っていて欲しいですの。 ( それが、妖精の素直な言葉。彼女が笑ってくれるのならば、喜んで励まそう、料理を出そう、安心させよう。まっすぐな思いは、彼女へ向けて。 ) はいですの。ライヤさんのお話、たくさんたくさん聞かせて欲しいですの〜。 ( ライヤの手の中で、幸せそうに微笑んだ。 ) [Tue 15 Aug 2006 01:14:25]
ライヤ > (×色々尚は無しを ○色々なお話を) [Tue 15 Aug 2006 01:09:54]
ライヤ > …そのプリンは、私にも食べさせてくださいね…? 私はベルベチカ様の料理のトリコなのですよ。――茶碗蒸しを頂いてからは特に…。あの茶碗蒸し、本当に美味しかったです。(にこ、と笑みを浮かべ)――楽しみにしていますよ。エニシさんと三人で食べれるといいですね  …? (本当に。)―――(小さな双眸が自分を励まそうとしているのが分かった。 ――妖精の言葉が嬉しかった。 ――夜の匂いを今だけは忘れ、仮面が剥がれるように、素直に表情を――眉を寄せ、笑みと怯えを曖昧に混ぜたような顔を 一瞬 瞬きをするような瞬間に見せて)  …… 有難う  ございます。  ( 思わず抱く手に力が篭りそうになる。 抱き潰してしまわないように、と自分の心の中でブレーキをかけ)  ――では、参りましょうか。今日は一杯お話しましょう。  色々尚は無しを [Tue 15 Aug 2006 01:09:22]
ベルベチカ > ( いかんせん感の鈍い妖精。女の感、なんて鋭いものなど、もちあわせていない。けれど、ライヤが不安をごまかしているのだということは、おぼろげながら察することができた。 ) ――! そ、それじゃあ、ベルベチカが腕によりをかけておいしいプリンを作りますの! 楽しみにしててくださいですの〜。 ( 抱き寄せられれば、その温かいぬくもりに、目がとろんとしてしまう。 ) ライヤさん――大丈夫ですの。ベルベチカが側にいますの。だから――ベルベチカ、ライヤさんが安心できるように、もっと……もっと元気をさしあげますの。 ( 今は、エニシのことも心配だが、目の前にいるライヤの不安をぬぐいたかった。だから、真剣な面持ちで、自分にできることを精一杯宣言するのだ。 ) ぇ――そ、それはもちろん! 今日だけなんていわずに、毎晩だって一緒にいますの〜。 ( 顔を真っ赤にして、もじもじとうなずいた。 ) [Tue 15 Aug 2006 00:57:32]
ライヤ > (胸騒ぎがする。ざわざわと押し寄せる波の如く。――自分の姉が部屋から消えた時のようなあの感覚。 胸に飛び込み微笑む妖精の問いに、曖昧な微笑を浮かべ――首を横に振る。『なんでもない』と) 大丈夫。プリンも餡蜜もいっぱい用意しましょう。 私の奢りですから、遠慮無く――……ああ、でもベルベチカさんの”手作りプリン”なんて、さらに効果抜群かもしれないですね…?( 抱き付いてきた妖精を、掌で抱き寄せて――)  ……。  (一瞬。瞼を落とし) 私は、ベルベチカさんの笑顔に励まされます。元気をいただいてます。…――エニシさんもきっと同じ事を言うでしょう。(不安に早くなる鼓動。 濃くなる夜の色。 何だろう――…雷鳴を聞く前の心細さのような不安はーいったい何処から来るんだろう?  妖精を抱いたまま、立ち上がり)   ねぇ、ベルベチカ様。今日は一緒に寝ませんか? [Tue 15 Aug 2006 00:51:03]
ベルベチカ > ――はい。なんだかエニシさんの顔をみてたら、そんな風に感じましたの。――? ライヤさん? どうしましたの? ( 不意に止まった言葉。膝の上で不思議そうに彼女の顔を見上げる。しかし、その考えが読めるはずもなく、ただただ目を瞬かせるばかり。 ) ほえ、プリンを、食べる――むむむ、難しそうですの〜。ベルベチカなら、プリンをあっという間に平らげてしまいそうですの。――でも、がんばって協力いたしますの。 ( 説明を聞けば、こくこくと何度もうなずいて。それからにっこりと微笑んだ。ライヤの胸に抱きつくようにして、甘える。 ) ライヤさんの側にいると、安心しますの。エニシさんも、きっと――おんなじこというはずですの。 ( 穏やかな笑みだった。 ) [Tue 15 Aug 2006 00:42:43]
ライヤ > (「目の前で美味しそうな甘味を美味しそうに食べ様子を見せつけつつも、エニシさんには食べさせてあげない責め苦」を加えながらの尋問をしようと思う。 小一時間で済めばいいが―※沈痛な表情で※ 暖かな妖精の体温が指先に触れた。 そぅ、と膝の上へと招き) …仕方ないわ。エニシさんだってきっと――…居なくなりたくて、居なくなったわけじゃないと思います。 彼も  きっと、    色々   (過ぎる、彼の体温。 妖精の体温とは違う、あの冷えた感触。 彼の姿―― 一瞬で思い出す彼の種族への疑問  )  (言葉が不意に止まる。 )あ ……あるんだと思います。 (これは、自分が思っていること。誰も知らない。 ――頼りにしたかった姉さまはお出かけ中だし――) …ええ、二人でエニシさんが泣きだすまでお話を聞かせていただきましょう。 ベルベチカ様には、目の前でプリンを食べる役目をお願いします。私は、餡蜜を食べる役目をしますから。エニシさんの前で、延々と「美味しい美味しい」といいながら食べましょう。 ――しゃべったら一口だけあげて、しゃべらなくなったら、見せびらかすだけ。 この繰り返しで、あのコなら落ちます。(何気に酷いことを断言した。 ――しかし内心は――)(不意に、窓の外を見た。 夜の色が濃くなって居るように感じる。――ああ。) [Tue 15 Aug 2006 00:36:21]
ベルベチカ > ( あぁ、きっと後々子一時間問い詰められるのでしょう。可愛そうなタキシード仮面様エニシさん。ともあれ、ライヤの手に支えられて、その手に甘えるように擦り寄る。 ) うぅ〜、みんなこんなに心配してくれているのに、エニシさんは贅沢すぎですの〜! ( こんどはぷんすか怒り出した。本当に喜怒哀楽が激しい妖精である。 ) ベルベチカも手伝いますの。二人で子一時間エニシさんを問い詰めるですの〜。 ( 受け取ったハンカチで涙を拭いて、ぐっと拳を握る。エニシが指名手配させていることは、まだ知らない。 ) [Tue 15 Aug 2006 00:25:09]
ライヤ > (記憶を無くす。――どうして無くしたのか?とか、思い出した事は無いのか?とか、今まで彼に尋ねた事は無い。――何かを思い出したのならば、きっと彼から知らせてくれると思っていたから。 だけど――今回の事を聞くと、少し不安になった。娼婦の表情に不安がにじむ) ……私も、記憶がなくなるという事が、どういう事で、元に戻る…記憶を思い出すとどうなるのか…とかは、分からないんです。でも、今聞いたエニシは、まるで…始めて会った時のようだったから。――またあんな顔で彷徨っているんじゃないかと思って( 今直ぐ会いたいよ♪と続けておこう。 尤も、問い詰める為だが。 空中でふらふら漂い始めたのを見たら、手を伸ばして支えようと) ……ええ。そうですね。私もあのコが突然居なくなったりしたら…寂しいです。 それに、とても心配――だから、今度…お説教と一緒に、お話を聞かなければいけませんね…? (素直に泣き出した妖精が可愛らしかった。喜怒哀楽を素直に出すことが出来る妖精を、こんな瞬間ながらも、少し羨ましく思いながら――ハンカチを差し出し) [Tue 15 Aug 2006 00:18:53]
ベルベチカ > ( 記憶をなくすということがどういうことなのか、ベルベチカにはさっぱり分からなかった。ライヤの話を聞いてもなお、半信半疑という感じで。 ) ふぇぇ……でも、でも、記憶がないエニシさんが、記憶があるエニシさんにもどって、いなくなって……うきゅぅ〜。 ( 思考回路はショート寸前。そんな乙女チックな回路が情報を整理できずに焼ききれそうです。お目目をくるくるまわして、空中でふ〜らふら。 ) エニシさんがなくしたものを取り戻せるなら、ベルベチカも嬉しいですの。でも――やっぱり――いなくなったら悲しいですの。 ( ひっく、ひっく、すぐ泣き顔になってしまう。 ) [Tue 15 Aug 2006 00:10:04]
ライヤ > 「黙らないで居なくなる」(くすり。思わず笑ってしまった。)…その時は、エニシさんのお話次第でしょうかね。 一言、言ってくれるならばまだいいのです。 (頬に右手を当てて、軽く傾げた。妖精の顔を眺めながら) ……そう。ご存じないですか。 (娼婦は、少し迷った。だが、思うと…記憶喪失の件は、青猫でも知る人が多い筈。ならばいっても問題ないだろうと判断。)  ――ベルベチカ様。エニシさんは――(そして、姉娼婦は彼がどうして此処にきたのかを話し出した。) ――…。(話し終えると、深呼吸を一つ。話を聞いた妖精の表情を見逃すまいと見つめ続け)――だから、彼は不意に”自分”を思い出したら……もしかしたら、黙って居なくなってしまう可能性も無いとは言い切れないんですよ。 今の彼が約束を覚えていたとしても、記憶が戻った後の彼が、覚えているかは分からない。 私達が、忘れた物を思い出すのと同じように思い出すのなら、そういう事は無いとは思うんですが――… [Tue 15 Aug 2006 00:05:38]
ベルベチカ > ( ライヤの言葉に、ほっと胸をなでおろす。それから、彼女と一緒になって考えた。いったいエニシは何を隠しているのだろうか。話したくないこととはなんなのか。 ) はい……ベルベチカも、ほんとはまだ心配ですの。黙っていなくなったりしないって、いってくれたけど……黙らないでいなくなったりは、するかもしれないですの。 ( エニシのことを信じたいとおもうけれど、同時に彼をそこまで信用するには、言動が不可解すぎて。エルベチカも迷っていた。 ) ほえ? びょーき? エニシさん、どこか具合がわるいですの? ( きょとんとしつつ、聞き返す。つまりは”知らない”ということ。 ) [Mon 14 Aug 2006 23:57:53]
ライヤ > (妖精の少女の言葉が終わるまで、じっと黙って聞いていた。 コツン、コツンと煙管で箱の縁を軽く叩きながら――。 )  …… 。 (色々な可能性が頭の隅を過ぎった。 小さな妖精がいう「夢遊病」も、彼の病気…と、言っていいのだろうか?記憶喪失から言えば、可笑しなものじゃない気がした。 無くしたと思っている記憶が何かの拍子に甦っているのかもしれない。 ――そして、今回のこれも。もしかしたら、そういう事なのかもしれないと思った。――まるでエニシを如何怒ろうか迷って居るような沈黙は、しばらく続き――…妖精少女が涙を拭う頃、漸く「あ」と短い声と共に顔を上げた) ――ごめんなさい、いえ、追い出すなんてそんな事は考えて居ません。――もし、青猫に居られなくなったとしても ――…私の部屋に住まわせることには代わりないでしょう。 大丈夫――…そんなに”厳しくは”叱りません。( 安心させる為に、薄いながらも微笑んで見せた。 涙をこぼす妖精へ『傍に』と手招きをして) ……ベルベチカ様とあのコが約束もしたなら、大丈夫だとは思います。でも―――…少し、心配なんです。 「分からない」だなんて…。 ベルベチカ様は、彼の…「病気」の事(記憶喪失の事だ)は聞いていますか…? [Mon 14 Aug 2006 23:52:21]
ベルベチカ > えぇっと、お使いだったら、お買い物袋を持って返ってくるですの。でも、本当に、たま〜にですけど、ふらっとでて、またふらっと帰ってくることがありましたの。 ( 小さな妖精は、こっそり見ていたのである。けれど、”分からない”のは本当にそうだ。彼はどこに行っていたのか、はぐらかすばかりでちっともはなしてくれなかった。口をついて出る言葉は、どれも言い訳がましくて。ライヤの表情を伺うベルベチカも、彼女の変化を敏感に感じ取って、おずおずと。 ) エニシさん、ちゃんとどこに行っていたのか、話してくれなかったですの。でも! でも! ――もう黙っていなくなったりしないって、ベルベチカと指きりもしたですの。 ( まるで、エニシの変わりにおこられているかのよう。けれど、どうしても妖精は、少年をかばいたかった。 ) きっと――何か事情があったと思いますの。みんなに迷惑をかけたこと、反省してましたの。だから――追い出すようなことには、しないでほしいですの。 ( ぐしぐしと涙目をぬぐって、懇願する。 ) [Mon 14 Aug 2006 23:41:52]
ライヤ > ―――………「分からない」って、言ったんですね。エニシさんは。――泥だらけで帰ってきて、何処にいってたかも分からないって。(念を押すように――やや声に熱を帯びて) [Mon 14 Aug 2006 23:36:59]
ライヤ > ……居なくなる?(気が付いていなかった。)…お使いではなくて…?ベルベチカ様そういう時のエニシを見た事があるんですか? (始めて聞いたという顔で、尋ねる。客の前以外では淡とした瞳に驚きがにじむ。) ………・・・泥だらけ [Mon 14 Aug 2006 23:35:07]
ベルベチカ > ( イグサだと色々不味いことになるなぁとおもいつつ、ベルベチカはアホなので気付きませんでした、まる。 ) うぅ〜ん、それもそうですの。エニシさん、ときどきふらっといなくなることがあるですの。きっとむゆ〜びょ〜かんじゃ! とか言うのだと思いますの。 ( それもえらく間違った解釈だが、かくん、と首をかしげて目を瞬かせる。 ) おかしな? う……なんだか服もどろだらけで、どんなところにいってたのかわかんないですの。でも、ベルベチカにはそれ以上のことは分かりませんの。 ( エニシを理解できない。そのことがなんだか悲しくて、しゅんとうなだれた。 ) [Mon 14 Aug 2006 23:30:03]
ライヤ > (イグサじゃないやんな。刻み煙草やね。お灸吸うんかいボケ。 なんかえらい間違ごうてしもうたわ。 どっかの誰かがそんなぼやきつつ) ――ただ。どうして皆さんに心配をかけるような真似をしたのかは、とくとくと聞かねばなりませんね。 保護者として、姉として――ね。  ……怪我とか、していませんでしたか。 (煙管を朱を塗った唇から抜くと、煙管箱の中へ、こつり、と落とした) ……。 (少し間を開けて、続く言葉はためらうような空気と共に) ……「可笑しなところ」は、なかったですか。 (煙管箱へ落としていた視線を、ちら、と妖精へ) [Mon 14 Aug 2006 23:24:06]
ベルベチカ > ( 長い長い沈黙。ライヤの目を、表情を、じっとうかがうようにして。どのような反応を返されるのか、おずおずと。だが、よかったと言葉を聴けば、ぱぁ〜っと顔が輝いた。 ) はい! ベルベチカも嬉しいですの〜。 ( お盆を抱えて、ライヤに手作りの梅昆布茶を差し出す。最近娼婦たちの仕事疲れを癒すマスコット的な役割もかっている。そして決まって弄られるのだ。 ) ライヤさんも、お仕事ご苦労様ですの。 (ぺこり、とお辞儀。 ) [Mon 14 Aug 2006 23:18:26]
ライヤ > ―――――…。(ぷこり…と、甘い煙を吐き出した。どうやらイグサの類じゃないらしい。) ―――――――。(色々な言葉を隠した沈黙と、視線が妖精の少女へと投げかけられる。黒い瞳がじっと。じっと。じぃっと見つめ)―――良かったです。 (一言) 探しに行きたくとも、いけませんでしたからね。(ちなみに、まだ姿は見ていない。 昨日の夜から今の時間まで殆どお客様と一緒だったから) [Mon 14 Aug 2006 23:15:01]
ベルベチカ > ( そんな会話っぽい流れで始まる夏の夜。奇襲と先制攻撃は戦の常道です(何)ともあれ、ライヤのまえでホバリングしつつ、そんなご報告を。 ) [Mon 14 Aug 2006 23:11:28]
ライヤ > (長襦袢の上に薄い着物を羽織っただけの姿で、キセルを口に咥えてつぶやいた。――――って、早っ) [Mon 14 Aug 2006 23:10:11]
お知らせ > ベルベチカさんが入室されました。 『――はい、かえってきましたですの。』 [Mon 14 Aug 2006 23:08:13]
お知らせ > ライヤさんが来ました。 『――帰ってきたんですってね。』 [Mon 14 Aug 2006 23:07:10]
お知らせ > エニシさんが帰りました。 『(久しぶりの平穏。何よりも掛け替えの無い物。)』 [Sun 13 Aug 2006 22:33:55]
お知らせ > ベルベチカさんが退室されました。 『(その日はおいしいおいしいオムレツがテーブルに出ましたとさ。)』 [Sun 13 Aug 2006 22:32:22]
ベルベチカ > ( 楽しそうに雑談を始めるお姉さまがた。でもその中にはベルベチカの次の着せ替えの話題も混じっているから、結局二人そろって弄られることは変わらないのである。 ) よ〜し、それじゃあエニシさんも帰ってきたことですし、ベルベチカが腕をふるってお料理をご馳走するですの〜。 ( にこやかに笑って、厨房へと飛び去っていく妖精。宙をうれしそうに飛び回る姿は、もちろんエニシが帰ってきた喜びを体中で表現しているからに他ならない。なんだかんだいっても、エニシはベルベチカにとって大切な友達なのだ。けれど、似た者同士のこと二人が一緒にいられるのは、後どれくらいのことなのだろう。 ) [Sun 13 Aug 2006 22:31:47]
エニシ > ( 多分したたかさという点ではこの中で一番駄目駄目な吸血鬼。 復讐の鬼(言いすぎ)と化した妖精の策にまんまとハマリました。 )   えっ? えっ?   ( 何だか皆さんの会話のノリがあれなんか似合うんじゃない?いやこの子ならこっちのほうが―――というようになっています。 合掌。 けどこれで生き残れると思えばいいよ。 たぶん。 何処かで虚しく名曲が響き渡った。 )   ―――うん。 絶対…絶対やんないよ。   ( それはあくまで無言で去らないということだけの約束。 いつかここから消えなくちゃいけない時が来るんだろうとわかっているから。 『居なくならない』なんて嘘は吐かなかった。 ) [Sun 13 Aug 2006 22:27:18]
ベルベチカ > ( まさにそう。生きるために女装をするのです。(何)周りの目が光ることも全て承知。ベルベチカの復讐は始まったばかりだ。 ) 聞かなかったことにしても、ここに居る人たちには聞こえてますの。うーふーふーふー。 ( きゅぴーんと目を光らせて笑う。愛しさと切なさと心強さも付け加えてみれば完璧かもしれない。 )  ゆーびきったっ! ――ほんとに、もうこんなことはしないで欲しいですの。 ( 最後だけしゅんとうなだれて、ふしめがちにぼそっと言った。 ) [Sun 13 Aug 2006 22:19:33]
エニシ > ―――えっとね、あのね、聞かなかったことにしていい?   ( 周りの皆様の目が光っておりまする。 けど一応追われてる身だから変装の為にも女装した方がいいのかな? )   よし、謝ってこよう! ――――後で。   ( 根性なしの吸血鬼。 そうやってどんどん傷は深くなっていくんだろうね。 今なら涼しさと同時にいたたまれなさがもれなくついてきます。 )   うーそつーいたーらはーりせーんぼーんのーます。   ( そう。 もう黙って居なくなったりなんて絶対にしない。 ―――その時が来たのなら別れの言葉を述べてから消えようと心に決めた。 ) [Sun 13 Aug 2006 22:16:25]
ベルベチカ > ふふふふ……ベルベチカが責任持って、エニシさんを女にしてあげますの。 ( 色々と誤解を招きそうな発言。要するに女装させたいらしい。 ) そうですの。ちゃんと謝れば、きっと許してくれますの。 ( 夏だし気温下がったほうがいいしね、なんてひどいことを笑顔で言う妖精であった。 ) ――ん。約束ですの。 ( 妖精にはちょっと大きい少年の指に、己の小指を絡めて。 ) ゆーびきーりげーんまんっ。 [Sun 13 Aug 2006 22:09:41]
エニシ > ………それは嫌だなぁ………。   ( たぶん弄られると思うけどね。 心配を掛けた報いです。 )   お姉ちゃんも凄い怒るだろうなぁ………うん、ちゃんと謝る。   ( あの人は静かに激怒しそう。 たぶん周りの空気が五℃くらい下がる。 )   ―――指切り、しよ? 今度は…勝手に居なくなったりなんてしない。 約束。   ( そう言って右手の小指を掲げた。 ) [Sun 13 Aug 2006 22:06:15]
お知らせ > エニシさんが来ました。 [Sun 13 Aug 2006 22:01:42]
ベルベチカ > ( 殴るというかもう一回蹴られると思います。乙女の怒りは恐ろしい。 ) むぅ〜。それなら今度はエニシさんがベルベチカの分まで弄られるといいですの! ( 着せ替え人形にされたばかりか、やたらと抱きつかれたりされたものだから結構苦しかった様子。 ) ――? どうしたですの? ( 言われるままに、抱かれていた手から解放されて、静かにホバリングしつつエニシの前までやってくる。 ) ……一番心配してたのはライヤさんですの。きちんと謝るですの。 ( 腰に両手を当てて、そう告げた。 ) [Sun 13 Aug 2006 21:55:13]
エニシ > ( バッチリ見えました。 外見に合った可愛らしいものだね、なんて感想。 面と向かって言ったら殴られそう。 )   ――――大変だったね。 けど僕お金無いからご苦労様って払えないよ。   ( いつもの自分の玩具のような扱いを思い返せばしみじみと呟く。 )   ――――うん……ゴメン。 本当に…ゴメンなさい。   ( 相手の泣き顔を見れば申し訳無さそうにベルベチカの頭を優しく撫でる。 そしてすくっと立ち上がった。 )   あの……ちょっと…ベルベチカ借りてもいいですか?   ( 抱きかかえてる姉娼婦に尋ねる。 ) [Sun 13 Aug 2006 21:49:39]
ベルベチカ > ( でもその強がりも、最後には泣き顔になってしまうのでした。 ) [Sun 13 Aug 2006 21:42:38]
ベルベチカ > ( ちなみにスカートはいているので、エニシが見上げたのならパンツもろ見え。今日は花柄レースでした。え? 聞いてないって? もっとも、伸張30cmに見合った体重しかないので、小物がぶつかったぐらいの衝撃である。蹴った反動でくるくると宙を舞う。再びホバリングすると、エニシの前にきて指先を突きつけた。 ) エニシさんがいない間、ベルベチカは二人分弄られていたですの! 精神的医者料として謝罪と賠償を要求するですの! ( ぷぅ〜っとほっぺを膨らまして怒る。しかし、すぐにお姉さまの一人に後ろから抱きかかえられた! 哀れベルベチカ。”ほら、ベルベチカちゃんだってこんなに心配しているのよ!”とかなんか説教のダシに使われてます。 ) うぅうぅ〜。ベルベチカ、エニシさんのこと、とっても、とってもしんぱいしたですのぉ〜。 [Sun 13 Aug 2006 21:41:12]
エニシ > ( 一時期女装なんてノリもあったなぁ。 やっぱり可愛いものを弄くるのは楽しいんだろうね。 )   そ…それで……何処に行ってたかというと―――――へっ?   ( 丁度その辺りに話が及ぼうとしたとき自分を呼ぶ声が聞こえてきた。 間抜けな声を挙げてそちらを見れば久しぶりに出会った妖精さんが蹴りかかって来る様子が視界に映る。 )   ―――――ぐはぁ!?   ( 正座してたから直撃です。 あぁア○ロ。 刻が見える。 ) [Sun 13 Aug 2006 21:34:17]
ベルベチカ > ( ベルベチカは、主にお姉さま方に着せ替え人形として遊ばれています。弄られやくはいつも決まってこの二人。 ) エーニーシーさぁぁぁぁんっ!! ( 思いっきり上昇すると、エニシめがけて急降下。 ) いまの今までどこほっつきあるいてやがりましたですの〜っ!!! ( とりあえず怒りのラ○ダーキック。 ) [Sun 13 Aug 2006 21:27:47]
エニシ > ( 何だか可哀想な役回り。 ちっちゃな二人はいっつも弄られていますか? )   い……痛い…………   ( 打たれた頭を抑えて涙目で周りの皆を見上げた。 こうやって本気で怒ってくれるのはそれだけ皆が本当に心配してくれていたという証拠。 躾は大事です。 気にせずお姉さまに混じるとよろし。 ) [Sun 13 Aug 2006 21:23:34]
ベルベチカ > ( えぇ、それはもう物陰からじーっと。エニシがいない間、変わりに色々と弄られていたみたいですよ? ) うわぁ……。 ( なんかお姉さま方本気でおこっていらっしゃるようで。そりゃあベルベチカだって心配してましたとも。帰ってきたらエニシにモンクのひとつでもいってやろうかと。でもこの状況を見て、すっかり怖気づいてます。 ) [Sun 13 Aug 2006 21:19:24]
お知らせ > ベルベチカさんが来ました。 『(そんな少年のことを、ベルベチカは見ていました。)』 [Sun 13 Aug 2006 21:16:41]
エニシ > ( 自分が吸血鬼であることを隠してでっち上げの作り話でこの場を誤魔化す。 )( 絶対に無理だ。 そんなに口先が上手く回るわけがない。 )   えっと……やまよりもたかいわ―――――   ( ボカ。 拳骨が落ちてきました。 ) [Sun 13 Aug 2006 21:15:17]
エニシ > ( というかクビになってもおかしくないよ。 ただでさえ好意で雇ってもらってるのに。 )   う…うぅ……   ( 何と言えばいいかわからないけど皆にどうしてと詰め寄られている白髪は困ったように呻いた。 ) [Sun 13 Aug 2006 21:05:23]
エニシ > ( VHならともかく大聖堂の人がまさか娼婦館に来る事なんて無いだろう。 正直隠蔽能力が欠片も無いこの吸血鬼にとっては路上よりも遥かに安全な場所だと思う。 ) ( 周りの皆様が本気で怒っています。 そりゃあこんな子供が一週間近くも行方不明だったら何か事件にでも巻き込まれたのかと思うだろう。 ヴェイトスは決して安全な町では無いのだから。 )( そんな心配をしてたらひょっこりと申し訳なさそうに白髪は顔を出してきた。 無駄に心配掛けたとみんなが怒るのも当たり前のことだろう。 ) [Sun 13 Aug 2006 20:52:55]
エニシ > ( 吸血衝動がちょっとヤバイぐらいに抑えられなくなってあっちこっちフラフラしてたら大聖堂の人にバッタリ会っちゃってそれで多分指名手配になっちゃた。 ) ( なんて言える訳が無い。 ) ―――あ…あのぉ………これにはうみよりもふかいわけが……――――   ( ギロリ。 睨まれました。 ゴメンなさい。 ) [Sun 13 Aug 2006 20:42:10]
エニシ > ( 娼婦たちの待合室。 美しいお姉さま方に囲まれて怒られている真っ最中。 理由は簡単で、五日間も無断欠勤&行方不明で連絡が取れなかったから。 )   え…えっと………あの……そのぉ……―――   ( しどろもどろで何て言い訳しようか考えている白髪。 ) [Sun 13 Aug 2006 20:32:27]
お知らせ > エニシさんが入室されました。 『―――正座中。』 [Sun 13 Aug 2006 20:26:50]
お知らせ > ライヤさんが退室されました。 『(見事なまでに、はみ出た紅に眉を寄せた)』 [Sat 12 Aug 2006 22:49:43]
ライヤ > ――――――む。 [Sat 12 Aug 2006 22:48:57]
ライヤ > (素だと余り感情が浮かばぬ黒い瞳が、自分を覗いている。鏡なのだから当然だ。 紅を塗る前の薄い唇が、何時もよりも憂鬱な吐息を漏らした。) ………―――季節が変わったから、だと思いたいのだけど。(何か、胸騒ぎがする――。空気が濁っている様な感じがしていけない。ざわざわとして落ち着かない。 籠の中で人と交わり、混ざる事を生業とする女は、徐々に変わっていくヴェイトスの空気を人の熱で知る。 ――別名「女の勘」とでも言おうか。 ) ―――去年のように、何事もなく過ごせれば良いわね。( 貝殻の中に塗られた紅色を小指で擦り、最後の仕上げだ。 目じりと唇に紅を乗せよう) [Sat 12 Aug 2006 22:46:37]
ライヤ > (なんだか、最近夜の『色』が、濃いように思うのは気の所為か――。何時か読んだトキノミヤコの小説にあった「鵺の鳴く夜」という奴は、こういう夜の事を言うのではなかろうかと)…………ねぇ。そういえば。(隣の娼婦へ、視線を向けぬまま言葉をかけた) ……アマウラの噂……昨日の旦那様から聞いたのだけど……。なんだか、きな臭くなりそうで嫌ね。姉様、この噂知らなかったのかしら(――どちらへ旅行へ行く事になったのかは知らない。 だけど、こんな時期に外に出なくても良いんじゃないかと、ふと思った。 パトロンの貴族様のお供らしいが、その貴族だって、こんな時期にわざわざ旅行に出かけるなんて物好きのすることだ。 もっとも、自分の知る貴族に「物好きで無い」貴族はいないが。 ――化粧をする手が止まる。 鏡の前、中途半端な顔の自分) [Sat 12 Aug 2006 22:40:40]
ライヤ > (最近、マリィ姉さまも色々あったようだから――…)………。(と、口に出そうになって、慌てて言葉を呑んだ。 きっと誰かが気づいていることだろう。そして、気づいていても言わない事なんだろう。おしろいを塗る手を止めて。鏡越しに写る窓の外へ、視線が移る。――とぷりと暮れた窓の外――。) [Sat 12 Aug 2006 22:34:47]
ライヤ > マリィ姉様が、お休みなさるなんて。(乱れた襟元を正しながら、鏡に映る自分とにらめっこ。 既に一仕事終えて、風呂に入った娼婦は、湯上りの体を薄い紅色に染めて、ほぅ、と吐息をついた。) ご旅行ですってね。 …羨ましい事。 青い空の下で羽を伸ばしている姉様は―――(間)―――なんだかちょっぴり、可愛そうになるくらい震えていそうよね。(日光が苦手だということは知っている。 昼間はほとんど棺桶ベットで寝ている人だ。 隣の娼婦が、夜の旅行になるのかしらね?なんて) [Sat 12 Aug 2006 22:31:40]
お知らせ > ライヤさんが入室されました。 『――珍しい事ね。』 [Sat 12 Aug 2006 22:26:47]
お知らせ > マリィゴールドさんが帰りました。 『 ―――行ってきます。 ( 猫のレリーフに挨拶一つ。 取り敢えずは出掛けよう。 )』 [Sat 12 Aug 2006 19:12:07]
マリィゴールド > ( 傘は人の良い朱鷺ノ京の青年に貸した儘、多分――書籍ギルド員の同族の手に渡っているだろうし。 そう言えば孤児院に勤める少女との約束もあったか……。 花見移行、ちっとも姿の見てないアイツも気になるし。 可愛らしい貴族サマの愛娘にも……。 ) ―――なるべく早く帰ってこれるといいけど。 ( 惜しむ命でも無いが。 少しだけ自分にも執着という感情があるのだと知った。 出掛ける前から難儀な事だ。 ) [Sat 12 Aug 2006 19:10:57]
マリィゴールド > ( 今日、青猫に顔を出したのは――休暇願いを出す為。 ただのサボリなのだが「パトロンの意向で旅行に行く事になりました」 とか何とか魔化す事が出来た。 ) さて、たったの150`の旅だし……。 ( 馬車に揺られるけど7時間程、眠ってる内に着いてしまうだろう。 傘を広げ、青猫の門を出る。 ヴェイトスの街の外に出るのは何十年ぶりだろう。 ) [Sat 12 Aug 2006 19:05:02]
マリィゴールド > ( 竹と紙を組み合わせて作られたと云う朱鷺ノ京の赤い傘。 正直、手渡された時は此の紙の傘は酷く頼りなく感じたのだが――案外、傘としては良い出来であった。 ) ……ホント、朱鷺ノ京人の考える事は理解が及ばないなァ。 ( 紙で出来た家に住んでいる、とか。 本当なのも知れない。 此から其の朱鷺ノ京人が住む街へ行くと云うのに些か不安が募る。 ) [Sat 12 Aug 2006 19:04:57]
マリィゴールド > ( いい加減、暦の上では夏だと云うのに―――愚図ついた空模様。 そんな中、久方ぶりに青猫に現れた蝙蝠。 ) もうちょっとマシな傘は無かったのかなァ。 ( 青猫の正門に立つ蝙蝠は、自分の手の中にあるソレを眺めながら嘯く。 生憎とお気に入りの傘は貸し出し中で、代わりにと知り合いの盆暗貴族サマの家から持って来たのは蛇の目傘。 ) [Sat 12 Aug 2006 18:46:54]
お知らせ > マリィゴールドさんが来ました。 『 泣きやまぬ空 』 [Sat 12 Aug 2006 18:41:49]
お知らせ > エトワールさんが退室されました。 『 雨の日のそんな、なんでもない日常の話。 』 [Wed 19 Jul 2006 23:38:17]
お知らせ > エニシさんが帰りました。 『(そうして白髪は星の後ろにチョコンと付いて行く。)』 [Wed 19 Jul 2006 23:36:31]
エニシ > ―――――平和って……ホントにいいですよね。   (しみじみと同意する。何故かそういう類の買い物は必ず自分かエトワールさんが頼まれるという罠。おかげでそういう種類の物は年に合わず結構知る羽目に。先生。これは軽いイジメだと思いますがどうでしょう。 この子にとってこの場所に居る九割の人たちがそうなんです。もう一つランクを上げておばさんって呼んだらきっと川に少年の変死体が浮かぶことに。(←言いすぎ))   ―――有難うございます。 ……自分では…あんまり好きじゃないんですけどね……。   (綺麗と言われればお礼を言って、そして苦笑しながら愚痴を零す。本当は吐き気がするほどに嫌な色だけどそれは拗ねた様な苦笑いに隠されるだろう。 ここがそういう事を深く詮索しない人たちが多い場所で本当に良かった。)   ――そうですね。 ……僕はもう食べたから……デザートとかあるといいな……?    [Wed 19 Jul 2006 23:34:17]
エトワール > ――――――セクハラっぽい買い物頼みに来る人達も居ないしね。 ( その「人達」が居ないのを確認してからこう、遠い空を眺めて呟いた。 不思議な器具とか珍しい薬とか穴が多いぱんつとかそういうの。 関係ないけど「お姉さん」というポジションは非常にレアである。そんな風に呼ばれたこと無い…! ) ? 体質、かな。 でもこれはこれで綺麗な色じゃない。 クールだ。 ( 黒い服とか似合いそう、とか偉そうに品定めして自然に笑い。 この子もまだ随分謎の多い子だな、なんて内心。 ) さて、ホントにそろそろ御飯食べに行かないと遅くなっちゃう。 …残してあると良いんだけど。 一緒にお茶でもどう?  [Wed 19 Jul 2006 23:19:41]
エニシ > 今日のお仕事は……もうあんまり無いか。 そうだね……のんびりしよっと。   (雨の音は弱まりはすれど未だ止む気配は見えない。一日中それなのだから行こうとしたとしてもまた後日でいいやと思う人が多いだろう。)  (知らずに相手の気分を害する可能性の一言を言ってしまうのは無知ゆえか。けれど例え相手の種族が何であろうとも、白髪にとってエトワールはカッコいいお姉さんのまま。)   ……うん……普通にやると…染めてもすぐ落ちちゃうんだ………   (新雪のように白い髪に触れると、やや陰りの見える表情で呟く。以前試してみたことがあったけれども、一日二日経てばまた元の真っ白に戻ってしまった。)   ……だから…それが出来たら良かったなって思ったんだけど………残念。   (無理矢理の笑顔を作りそう言う。) [Wed 19 Jul 2006 23:08:53]
エトワール > ( 「あのこそう呼んだ方がリアクション良いよ」とか笑顔で話す鬼のような美しい御姉様がたが居る事は伏せておこう。 さておき。 ) こんな日はよっぽどの常連さんでもなきゃ来ないしさ、まぁゆっくりしようよ。 ( 嫁さんから逃げてきた旦那か、仕事帰りで家に帰るのが面倒臭くなったお金持ちか。 そんなもんだろう。 本当、今日は正面玄関のチャイムが鳴らない静かな日だ。 ) 半分機械、半分はフェアリン人ホワイティア、だね。 まぁ今更か。 ( その辺にはあんまりこだわりもない。 悪意が感じられなければ別に機械でもなんでも「まァ、間違いでもない」程度だ。 人間であれ機械であれクランクであれ、エトワールはエトワールだということ。 ) なに、髪の色? アレは勝手に染まっちゃってるだけだしなぁ……毛染めじゃ駄目なわけ? ( 染めたいって言えば絶対誰かやってくれる程度には皆、暇を持て余しているが。 ) [Wed 19 Jul 2006 22:54:19]
エニシ > (青猫では確信犯でそう呼んでいる人たちも多い中、ちゃんと覚えるべきってところが聞こえてたら感涙しそうな白髪。)   僕も……雨…嫌い。  ―――――…それに……エトワールさん…機械だもんね。   (クランクという種族がある事は理解しているけれど、その単語が思い浮かばなかったからストレートに言う。白髪が嫌いなものは苦いものぐらい。殆ど食べるものは美味しいというからこれもまた当てにならないだろう。)   ――――――………………    (首を捻り暫く考えるように時間が空いた。やや時間が経って白髪は答えを出す。)   うん! とってもスゴイ! ねぇねぇ、あの髪の色変えるのって僕にも使えないの?   (たぶん言ってる事をあんまり理解していない。) [Wed 19 Jul 2006 22:44:41]
エトワール > ( 暫らく手足の確認をしながら話に頷き、エニシ、エニシ、OKOKといい加減ちゃんと覚えるべき名前の再再再確認。 そうこうしている内に髪の毛の末端まで、手足の末端まで、いつもどおりの濃い赤色が行き届いた。 ) そっか、結構長いこと休んでたんだ。 雨が降ると何処にもいけなくてさ、ちょっとメンテついでにぼーっとしてた。 ( 別にどっか悪かったわけじゃないよ、とようやくいつもどおりの口調と表情に戻って意識がハッキリした。 そっか、御飯は美味しかったなら何より、とあんまりこだわりは無い様子。 何を食べても美味い美味い言うような味覚の鈍さ具合である。 ) んん――――ちょっと、違うかなぁ。 「私が動いてる事自体」が「魔法」なんだよ。 ゴーレムとかの方が近いんじゃない? ああ、でも「攻撃魔法」は使える。 ( 凄かろう、みたいに胸を張って見せた。 ヴェイトス市でもあんまりそんなベタな「攻撃に使う為の魔法」なんて使い手は居ないもんだ。 ) [Wed 19 Jul 2006 22:31:44]
エトワール > ( [Wed 19 Jul 2006 22:25:21]
エニシ > (その名の由来とも言われるように、相手の瞳の中に星の光が流れる。それを紅目はじっと見つめながら相手の問いに答える。)   うん。 エニシ。 エニシだよ。 今は………そろそろ日付が変わるくらいの時間…かな?   (最初に答えたのは自分の名前の訂正。そして大体うろ覚えな今の時間を告げる。それと御飯の事を聞かれれば「おいしかった」と笑顔で相手の質問の答えになっていないものを返す。)   そうだったの!? えっと…魔法で出来てるって事は……――つまり――魔法使い?   (貴女を見つめる視線は確かに一人のファンのように憧れ交じりのものだろう。その微笑を見つめる視線は憧憬ばかりだろうか。そしてまるでついこの間読んだばかりの御伽噺のようなものだろうかと疑問を発する。) [Wed 19 Jul 2006 22:24:06]
エトワール > ( 髪の毛が下から染め上げられていくみたいに徐々に赤みを取り戻し、腕と脚のラインにぼんやりと赤い光が灯りだす。 起動を確認した腕と脚が小刻みに高速に関節の可動を確認し、手首の回転軸が3回転して止まる。 問題ない。 ゆっくりと顔を上げた丁度その時、瞳の中を流星群みたいに光の帯が流れる。 ) ―――――……ああ、ご …ニシか。 おはよ。 今何時? ( まだどこかボケているのか、「晩御飯なんだった?」などと言いながら身体の調子を確認して立ち上がる。 お尻が痛い。 ) …魔法っていば魔法、かな。 私は魔法でできてるんだ。 ( ファンだという子供に接するように、妙に興奮気味の少年に笑いかけた。 王子様スマイル。 ) [Wed 19 Jul 2006 22:10:00]
エニシ > ――――――っ…………スゴイ…………   (灯りで徐々に部屋が明るくなっていき、そして髪の色も同様にゆっくりと変わっていく幻想的で不可思議な光景。それに息を呑み、そして自然と感嘆の言の葉が漏れる。)   ね、ねぇねぇ! 今の! 今のどうやったの!? 魔法? 手品?   (そうして興奮した様子で相手を問い詰める。『待ってて』と言われてからそれほど時間が経たずにそんな行動をしたから其方はまだぼんやりとしているかもしれない。) [Wed 19 Jul 2006 22:04:01]
エトワール > ( じわじわとゆっくり、蜂蜜色の髪の毛の根元が染まり始める。 ぼんやりしていた瞳のピントが合い始め、腕と脚にもゆっくり熱が伝わっていく。 まだ少し思考がぼんやりしていて、どうも誰かが此方に声をかけてきている程度の認識しかできない。 急に動こうとするとコントロールが利かなさそうで、そのままの姿勢で声を出した。 ) ―――― ―――― ……Je ne comprends pas? ちょっと、マって。 [Wed 19 Jul 2006 21:54:13]
エトワール > ( [Wed 19 Jul 2006 21:49:06]
エニシ > (―――どうしよう。何か考え事をしているのだったら邪魔をしてはいけないと思う。ここはこっそりと去るべきなのだろうか。)    ―――………えっと…エトワール……さん……大丈夫?   (意を決して話し掛けることにする。灯りをつけたあと、オズオズと近付いていく白髪。) [Wed 19 Jul 2006 21:48:47]
エトワール > ( ぼんやりとした感覚の隅で、誰かの声が聞こえた。 灯りはつけないでほったらかしだし、てっきり誰も居ないものだと思ったら――――。 ) ―――― ―――― ―――ア あ a 亜 …んん、ん。 ( 意味の無い音が咽喉から毀れ、機能の正常を伝える。 ) [Wed 19 Jul 2006 21:43:42]
エトワール > ( 耳を澄ませてみると、馬鹿みたいにうるさかった雨音が幾らか引いている。 まだ止む気配は無いけど、そろそろお腹空いて来たといえば空いて来た。 酷い雨で来客も無かったし買い物も無かったけど、全く仕事が無いわけでもなし。 ) ―――― ―――― ―――― ―――……。 ( 胸の辺りからじんわりと、暖かいものが染み渡っていく感覚。 身体が冷えてしまっている所為か、熱いくらいだ。 ぴくん、と指が小さく震えた。 ) [Wed 19 Jul 2006 21:41:07]
エニシ > ……大丈夫……なのかなぁ………   (相手の視界の端で小さく小さく少年は呟いた。待合室に来てからずっと元気のなさそうな相手を紅い目で見つめる白髪。) [Wed 19 Jul 2006 21:40:19]
お知らせ > エニシさんが来ました。 『大きな瞳が心配そうにじーっと見つめている。』 [Wed 19 Jul 2006 21:37:20]
エトワール > ( この手足は魔力の流動で動く擬似神経で動いていた。 身体の中には二種類の神経が通っていて、その結果瞳の中や髪の毛に分かり易い変化が起きている。 平素は赤い色をしている密魔力エネルギーが髪の毛を真っ赤に輝かせているという話。 本当は金髪だ。 ) ( こうして回路を意識してオフにしてみると、改めて普通の人間とは違う身体だということが分かる。 魔力神経の利用頻度が高くて、元の神経が少し麻痺しているのかもしれない。 そういえば、クランクは感覚が酷く鈍感だというが、これもそういう話なんだろう。 気配を読むとか殺気を感じるとか、そういう事が理解できない。 全て目視確認だ。 ) [Wed 19 Jul 2006 21:34:22]
エトワール > ( かれこれ4時間くらいこうしていた。 何だかすごい大雨になって、外出なんて出来たものじゃなかった。 折角出かけるつもりだったのに、ただでさえ水に弱い手足が酷い事になるに決まってる。 中に水が入ると気持ち悪いし重いし機械にも悪い。 そもそも錆びる。 海なんてもってのほかだから、機械の手足になってから1度しか行った事が無い。 沈むし。 ) ―――― ―――― ―――― ―――― ( あんまり退屈だからちょっと実験して遊んでみようかなんて、そんな。 ) ( ちょっと魔力供給を断ってみた。 結構大丈夫である。 ) [Wed 19 Jul 2006 21:29:16]
エトワール > ( だって雨きらいなんだもの。 ) [Wed 19 Jul 2006 21:25:53]
エトワール > ( 長いことそうして壁に凭れて身動き1つしないで居ると、糸の切れた操り人形のようだ。 真っ暗な部屋の隅、窓の外ではしとしとと雨音が続いている。 床に直座りしている辺り、普通にホラーかミステリーっぽくて怖いかもしれない。 ) [Wed 19 Jul 2006 21:22:49]
エトワール > ( なによりその剣闘士の娘がいつもと違うのは、真っ赤に染まった鮮やかな赤毛が色を失い、蜂蜜色をしているということ。 夜中に真っ赤に輝いて迷惑な義手義足の溝が黒く光を失っているということ。 瞳の水晶体を覗き込めば、流れる濃密なエーテル流れが星のように輝いている筈が、今は滞留してぼんやりと濁っているということ。 ) [Wed 19 Jul 2006 21:15:40]
エトワール > ( 娼婦達の休憩サロンの端、くたりと身体を脱力させた娘が座り込んでいる。 半開きの瞳は虚ろで、立てられた自分の膝の辺りにぼんやりと開かれていた。 表情もなく、金色の金属でできた両腕は床に投げ出され、うっすらと一定リズムの呼吸だけはしている。 かれこれどれくらいそうしているのか、今の所誰の目にも留まっていないのかもしれない。 ) [Wed 19 Jul 2006 21:09:14]
お知らせ > エトワールさんが来ました。 『 ―――― ―――― ―――― ―――― 』 [Wed 19 Jul 2006 21:04:34]
お知らせ > エニシさんが帰りました。 『『いつまでもいっしょにいられますように』 ただそれだけ。』 [Fri 7 Jul 2006 19:10:01]
エニシ > ―――ずっとずっと続くといいな。  (ゆっくりと、しかしはっきりとした声でポツリと虚空に言葉を紡ぐ。)  ずっと――ずっと一緒にいたいな。  (ここにいるみんなと。お姉ちゃんと慕っている人を思い浮かべつつ、吸血鬼は空に向かってささやかな願った。)  ―――叶えてくれるといいな。 ……お願い事。  (白髪が短冊に刻んだ言葉はたった一文。) [Fri 7 Jul 2006 19:09:21]
エニシ > ……まぁ…いっか。  (いつかもっと大きくなっていればそれでいい。少年はそんな思いで一言呟くと木に背を向けて再び空を見上げた。)  ――――――   (其処にあったのは変わらない空模様。今宵は天の川を眺めることは出来ないかもしれない。)  ―――まぁ…いっか。  (もう一度同じ言の葉を呟く。今年が駄目でもきっと来年見ることが出来るだろう。それが駄目ならばまた来年。) [Fri 7 Jul 2006 19:04:21]
エニシ > (そのままの体勢を暫く続けた後、ふと何かを思いついて足元にある小石を拾った。そしてぴったりと木に寄り添うと、自分の頭上がある場所に印を刻む。)  ………できた。   (目的は自分の身長を計ること。その小石でつけた傷跡を見つめて小さく呟く。)  むぅ……小さい。   (それはわかっていた事だけれども。改めて確認してしまった。) [Fri 7 Jul 2006 18:59:20]
エニシ > (扉をくぐり空を見上げた。未だ夜空を眺めるには早い時間だけれども。)  ―――曇ってる……か。   (其処にあったのは降りそうで降らない中途半端な空模様。手近な木に寄り掛かりながら空を見上げつつ残念そうに呟いた。) [Fri 7 Jul 2006 18:49:34]
エニシ > ―――よし。 ……やったぁ。   (小さく喝采の言葉を吐くと笹を見上げる。その表情は随分高いところにつけることが出来たとご満悦な笑顔だ。)  ―――――♪  (そのままのご機嫌な足取りで庭に出ようと門外へ向かった。七月七日。天の川が流れる日。それを見てみようという魂胆。) [Fri 7 Jul 2006 18:40:51]
エニシ > と……と………。   (受付の片隅に備え付けられた笹。白髪は一生懸命頑張ってそれに短冊を付けようと悪戦苦闘の最中。)   ―――うんっしょ。 ……これで……と……。   (背伸びした格好で作業を続ける。それは出来るだけ高いところにつけようという子供らしい発想。) [Fri 7 Jul 2006 18:32:23]
お知らせ > エニシさんが来ました。 『―――よいっしょっと。』 [Fri 7 Jul 2006 18:25:53]
お知らせ > ベルベチカさんが退室されました。 『(そのうち厨房で身長30cmがひっしこいてフライパン振る姿が見えるかもしれない。)』 [Wed 5 Jul 2006 01:03:01]
お知らせ > ライヤさんが帰りました。 『(そして、扉は開かれた――ようこそ!青猫の娼婦待合室へ!――)(あれ)』 [Wed 5 Jul 2006 01:00:40]
ベルベチカ > ( 耳打ちされたときもそうだったけれど、ライヤから香る匂いは独特で、ベルベチカもなんだか不思議と紅潮してしまう。それが香水というものだとは、分からない。だけど、そっと抱きしめられれば、そのぬくもりに、少しだけ酔いしれて。 ) いろんな人がお金を払ってここに来る気持ち――すこ〜しだけ、分かった気がしますの。 ( ベルベチカはまだ知らない、ゴンベェさん(あえて言う)と似たような感じで、きっとこの先にたようなポジションになって行く可能性大だということを。そのまま、人形のように運ばれていって―― ) [Wed 5 Jul 2006 00:57:28]
ライヤ > (頷く) ええ。 私のような娼婦が「同じ世界」と口にするなんて畏れ多いのですが――…裸になれば皆同じでしてね。 する事も同じです。ようは表にどれほど皮を被れるか?程度しか違わないのだと――…と。(ぽん、と胸元に飛び込んでくる小さな少女。―― 一瞬驚くが――) ……ベルベチカ様は、エニシにお礼を言う為に此処まできてくださいました。ならば、彼もその気持ちに答えてくれるでしょう。( 類 友 だ し 。 なんて思ってないよ!彼の姉は結構酷かった。未だに時々ゴンベェって呼ぶし。ファイト!ファイトだよゴンベェ!(酷い)) ―――……。(「人が好き」 そう口にする少女に微笑みかけた。―――自然と…飛び込んできた少女を抱く為に着物の袖が引き寄せられて)  ああ、それはいいですね。お料理――皆さん待合室にいると、お菓子ばかり食べてますし。 栄養バランスのよい食事を作っていただければ、それはもう―――…青猫の雇い料理人にお話をつけてからになりますが。(では、これからやる事は決まっている。少女を胸にしたまま、待合室へ向かおうじゃないか。――事情を話せば、出ていけ!と言う人は居ないと思う。 難しい顔をする娼婦は居るかもしれないが――…その時は素直に自分の部屋へ案内するつもり。) [Wed 5 Jul 2006 00:47:02]
ベルベチカ > 同じ――世界―― ( ライヤの言葉を、なぞるように繰り返す。そうしていると、彼女の優しさが身にしみてきて、さっきとはまた違った意味で、うれしくて泣けてくる。 ) エ、エニシさんは――でもっ。ベルベチチカとは、一度あっただけですの。ほんの、ちょっとだけ。それでも――それでも―― ( それでも、彼は己のことを”友達”だといってくれるだろうか。もし、そうならば―― ) やっぱり、ベルベチカは人が好きですの。人の住むこの街が好きですの。 ( ぐすん、と涙をぬぐって、なんとかがんばって泣き笑いくらいまでもっていく。 ) ライヤさん……ありがとうですの。 ( たまらなくなって、ベルベチカはライヤの胸に、そっと飛び込んだ。顔をうずめるようにして、涙を思い切り流す。 ) このご恩は、ぜったい、絶対……お返ししますの。ライヤさんにも、青猫の皆さんにも――ベルベチカの料理、食べてもらいたいですの。 [Wed 5 Jul 2006 00:33:39]
ライヤ > (「女の子は笑顔が一番だ」 そう口にするお客様の気持ちが分かった気がする。コンペイトウを舐める少女を見つめながら) ―――……。 (「エニシと似ている」――境遇だけをシンプルに見るのならば確かに似ている。思うと彼も宿無しで此処にきたのだっけ。今は青猫が持っている娼婦達の寮にでも住んでいるんだろう。) ……… 「違う世界」なんて、何処にも無いですよベルベチカ様。 エニシとベルベチカ様も、私も同じ世界におります。 …エニシが聞いたら悲しみますよ。「お友達」がそんな風に思っているなんて知ったら。 (驚く顔に、一回ゆっくりと頷いた) ……そこは、なんとか……お願いしてみます。 もし館が駄目ならば…私の寮の部屋を…夜の間お貸しします。(夜は仕事に出ているから、どっちにしても空いているし)…何よりも…エニシのご友人を、何時雨が降りだすのかも分からない空の下に送り出す事など出来ませんもの…。 [Wed 5 Jul 2006 00:25:39]
ベルベチカ > うぅ――そんな顔しないでほしいですの。もともと、ベルベチカがいけないんですの。何にも知らないまま、フラフラやってきて――エニシさんとはじめて会ったとき、なんだかベルベチカに似ているような気がしたですの。 ( でも……と再び視線を落としてため息を吐く。 ) 勘違いでしたの。エニシさんは、こんなに立派な場所で、ライヤさんみたいな優しい人たちに囲まれて――ベルベチカとは全然違う世界の人ですの。 ( 引け目を感じることはない。そういわれても、普段の元気は梅雨の湿気に奪われて、くすぶりぎみ。 ) えっ? ( 泊めてくれるというのか。意外な言葉に、目を丸くする。けれど、すぐに顔を曇らせて。 ) でも――でも――勝手にそんなことしたら……ライヤさんがお店の人に怒られちゃいますの。ベルベチカは、お客様じゃないし……泊まるお金も、ないですの。 ( こちらはどうしても小声になってしまう。コンペイトウを両手で持って、不思議そうに眺めてから、舐める。と、その甘さに、思わず顔がほころんだ。 ) [Wed 5 Jul 2006 00:13:23]
ライヤ > 斡旋所……ですか。 伝えるのは勿論構いませんが―……(何か、自分が苛めているような気になってくる。自分より小さな女の子がシュンムリし始める様子は、こー…心の底を針で突付かれているような居心地の悪さがある。 ) ご冗談を。笑う輩など居りませんよ。 ましてや私とベルベチカ様しか周りには居りません。 ……ヴェイトスに着たばかりなのでしょう?(青猫はソコソコ有名な娼婦館だと思う。それを知らないという事は、そういう事なのだと推測)ヴェイトスに流れてきた時は誰だって宿無しですよ。―――それに、エニシのご友人なのでしょう?そのように引け目を感じる必要などありませんよ。 (甘味には、色とりどりのコンペイトウ――小皿に盛って差し出して) ……うぅん。野宿。この時期は外は雨も多いと――……。………。(む、と唇を結んで、考え込む。――ロビーの中を見回すように視線を泳がせて)…青猫のお部屋を貸す事はできませんが――…娼婦待合室の……私の化粧台付近ならば…(サイズがサイズだし…人形を置くと思えば…うん)お貸しする事が出来ますが。(ぼそ)住む場所が見つかるまで…とは行きませんが、雨の場合ならば。ええ。いかがですか。(苦いと言う少女へ、ひそひそと小声で) [Wed 5 Jul 2006 00:02:51]
ベルベチカ > お返事――は―― ( どこがいいのだろう。そもそも自分は野宿も同然。その日暮で決まった宿もない。固まる笑顔に、こちらもややびくついたままライヤを見上げて。 ) そ、それじゃあ……斡旋所のほうに……お願いしたいですの。 ( あそこには依頼者と請負人が連絡を取り合う掲示板もあったはずだから、と思い出して。 ) ……こ、こんな立派な場所でそんなこといったら、笑われちゃいますの。でも―― ( 目を伏せて、コクリ、とうなずいた。野宿をしていると認めたのである。なんだかとたんに自分が場違いな気がしてきて、早くここから去りたい思いでいっぱいだった。こんな華やかで高級な場所に、自分のようなものがきてはいけないのだ、と。今更ながらに思えてきて、なんだか泣けてきた。涙を見せないように、30cmの体には大きめな人間サイズの茶器を抱くようにかかえて、ちびちびと茶を飲んだ。 ) うっ、ふ……不思議なお水ですの。ちょっと苦いですの。 [Tue 4 Jul 2006 23:51:13]
ライヤ > (類友……!なんてぴったりな表現…なんて思ってません。ただ、娼婦の心の中では、その一言が燦然と輝いて、消えなかったとか何とか…)…………はい、分かりました。ではそのようにお伝えいたします。 お返事は何処に出させれば宜しいでしょうか…?(――――……尋ねてから、「お金がなくても〜」のくだりを聞いた。…微笑が固まる) ………ベルベチカ様。もしや……野宿していらっしゃるのですか。(控えめに尋ねた。茶器の出番は無くなりそう? ――取り合えずテーブルの上に、グリーンティーを用意した。一番小さなカップを用意したけれど、矢張りベルベチカさんには合わないサイズ。) [Tue 4 Jul 2006 23:42:54]
ベルベチカ > ( そもそもベルベチカは人間にとっつかまって奴隷にされかけた身だ。ふりふりの洋服を着せられ、鳥かごの中に入れられて、羽の生えた人形として観賞用奴隷にされかけたのだ。そういう意味でもいじりがいのある弄られやすいキャラなのだろう。(消した意味なし)きっと、類は友を呼ぶのだ。ものすごく失礼なことをいいつつ閑話休題。 ) うぅあ――お、おぷしょん――そ、それじゃあ今も部屋の置くではあんなことやこんなこ―― ( ぷしゅぅぅう。頭から煙が上がった。ベルベチカは、いっぱいいっぱいだ。長いすに腰掛けて、おとなしくうつむく様子は、人形そのもの。そのまま何分か経って――戻ってきたライヤの姿を、ドキドキしながら見つめた。 ) そ、そうですの――お留守なら仕方ないですの。えっと、それじゃあ……。 ( 伝言を預かってくれるという。その親切さに感謝しながら、ベルベチカは何を言うべきか考えた。 ) あ、あの。ベルベチカ、こう見えてもお料理が得意ですの。だから、もしエニシさんが帰ってきたら――ベルベチカが、今度手作り料理でお礼をしたいと――そう伝えて欲しいですの。 ( そうして、ライヤの申し出には、すまなさそうに首を横に振った。 ) ありがとうですの、ライヤさん。でも、ベルベチカは、そろそろとまるところを探さないといけないですの。お金がなくてもとまれるようなところを、毎日探さないといけないですの。だから――今日は、これで帰りますの。 ( ぺこり、と丁寧にお辞儀をした。 ) [Tue 4 Jul 2006 23:35:27]
ライヤ > 青猫というのは、当館の名前です。 宿屋「赤い兎」のような。…ある意味間違っていませんね……。ええ、それどころか、オプションでそんな事や、あんな事まで幅広く。(余計な言葉も付け加える。黙り込んだ少女を暫く眺めて――)――――……ふふ、 それでは。(赤い顔してフラフラする少女の姿は、娼婦の心を擽った。なんてからかいがいのある可愛らしいお客様なんだろう。エニシの選んだ友人らしいとも思った。様々な意味で。―― 一部物騒な意味も含まれているのはひみつだ。娼婦待機室の扉を押し開きながら、くすりと笑った。 )   ―――…。(さて、数分後。右手の扉から再び同じ娼婦が出てくる。銀の盆に茶器を乗せて――) 申し訳ありません、エニシはただいま外出しておりまして――…後でエニシから連絡をさせるか、伝言を預からせて頂くことも出来ますが…いかがしますか? (青猫の一夜のお値段……現在最低価格は…確認されている所で、こいつの金額が最低基準らしい。 わぉ。 標準は2万エンらしい。 ともあれ、長椅子の傍にあるテーブルに茶器を置いて) ――……もしかしたら帰ってくるかもしれないので、その場合此方でお待ちいただくことも出来ますが。  [Tue 4 Jul 2006 23:24:21]
ベルベチカ > ほぇ? ここは青い猫さんだって聞きましたの。しょう……かん? とも言うですの? ( イマイチよく分からない、という顔で、目をしばたかせる。しかし、不意に耳打ちをされれば、ぼそぼそと伝わる控えめな生々しい情報に、見る見る表情を驚きと恥ずかしさで固めていく。 ) なっ! なななっ!! つ、つつまり……その、お金を払ってあんなことやこ、こここんなこと、を……ここで!? ( ぼしゅう〜っと顔から火が出てまっかっか。空中でホバリングしていた体が、制御できずにあっちへふらふらこっちへふらふら。どうにか墜落は免れて、よたよたと体勢を立て直す。 ) あ――うぅ……。 ( すっかり恥ずかしさで黙り込んでしまった。しばらくうつむいてから、もじもじと顔を上げて、言われたとおりに壁に並ぶ肖像画を見つめる。そこには美しい女の人たちや、あるいは女と見間違うような男性まで、様々な人の顔が描かれていた。ぽ〜っと、魅入られたようにしばらくそれらを見つめてから、ライヤの言葉にはっとわれに返った。 ) う、え……っと、よろしくお願いしますですのっ! ( あたふたとお辞儀をしてから、逃げるように長いすのほうへ飛んでいく。なんだかここまできたら泊まらなくちゃいけないような気すらしてきて、からかわれていることにも気づかず、一晩いくらぐらいなのかと考え始める。もっとも、財布の中身を見れば、すぐ諦めるだろうけれど。 ) [Tue 4 Jul 2006 23:08:55]
ライヤ > ――――…成る程。(己の頬に手を当て、首を傾げた。小さなお客様は「お客様」ではなく、只の来訪者らしい。 )……エニシは、ベルベチカ様に此処がどういう所なのか説明をしていなかったようですね。…本人から説明させるのも良いとは思いますが、「ひーみーつー」と言うような事でもありませんね。―――此処は娼館です。一夜を楽しむ所――もっと簡単に言えば――……(不意にベルベチカさんの耳元に唇を寄せ、ごそごそぼにぼにぼにょと、全てを控えめに――しかし一般人から聞けば生々しく説明してみました。)……と、いう事です。 もし、一夜をご希望でしたら、あちらの受付までどうぞ。――ご宿泊か、ご休憩かを選んだ後、そちらの肖像画の間で娼婦をお選びください。(綺麗な笑顔の裏に、からかいが混じってた。気がつけるかどうかはベルベチカさん次第。 )―――…さて、エニシに用事なのでしたね。そちら――(自分が使っていた長椅子を掌で示して)で、少々お待ちいただけますか。ただいまエニシを呼んでまいります [Tue 4 Jul 2006 22:58:02]
ベルベチカ > にきうしょうふ??? あ、えー……あ、はっ、はいですの! こちらこそいごよろしくおみしりおきを! ですの〜。 ( 二級とはなにか? そもそも娼婦とかなぁに? 頭の中で未知の単語がぐ〜るぐる。普段から使い慣れていない脳みそは、すぐにオーバーヒートしてしまう。ぐるぐるお目目で、言い慣れない言葉にだんだんろれつも回らなくなってきたようだ。 ) な、なまえ、ですの? あぅあ――あのっ、なんだかよくわからないのですけれど、お時間とかいったい? ――じゃなくって! ベルベチカはエニシさんにお礼を言いにきただけですの! ( そもそも青猫でお楽しみとか言う感覚がないし、お金だってない。なんとなく流されるままに受付に行こうとしていた自分に、ちょっと涙したベルベチカ。 ) あ、やっぱりエニシさんはここで働いていますの? はい、友人さんではないのですが、見ず知らずのベルベチカに食べ物をくれた良い人ですの。でもゴンベェっていうと悲しみに打ちひしがれる不思議な方ですの。 [Tue 4 Jul 2006 22:49:12]
ライヤ > (追記右に娼婦の待合室があるらしい――いえいえ、どういたしまして助け合いの心…!(←?)なんて背後電波な会話をゆンゆン) お許しのお言葉感謝いたしますベルベチカ様。――私は二級娼婦のライヤと申します。以後お見知りおきを。―――はい、予約です。(体のサイズからいって普通の娼婦ではお相手が出来ないだろうと思ったガ故―特定の娼婦、または男娼がいるのかもしれないと思ったらしい)…初めてでしたら、どうぞ此方へ――先ずは受け付けでお名前と、お時間のお話を――…(初めてならば慌てた反応も珍しくない。――安心させるように僅かに微笑んで、受付へと案内しようと―ー)  …エニシ。 (意外な告白) ……はい、確かに当館に「エニシ」という…従業員はおりますが。―――……パン、ご馳走。…ああ、もしやエニシのご友人ですか。 [Tue 4 Jul 2006 22:39:04]
ベルベチカ > ( とても分かりやすい説明に、キャラよりも背後のほうが感謝している状態。己の姿を見て少しだけ驚いた様子の女性。しかし、ベルベチカにはなぜ急に謝られたのか、理解できなかった。 ) ぇ――えっ!? ベ、ベルベチカはそのっ、特に何もしていないとおもいますの! そんなにかしこまられても〜。 ( あうあう、と一人しどろもどろ。こういう応対にはとことん慣れていないようだ。むしろ最近はずっと自分が助けられて、例を言う立場だったのだから。 ) ほぇ? よや……く? ( 何のことだろう。食べ物だろうか。まずそれが頭に浮かんでしまうバカ脳みそ。しばらくしてからわれに返った。 ) え、えと……あの、ベルベチカは、エニシさんにお礼を言いにきただけですの〜。この前、パンをご馳走していただいて……それで、その〜、青い猫さんに働かせてもらっていると言っていましたの。 [Tue 4 Jul 2006 22:30:19]
ライヤ > (尚ロビーは、両端に二階に続く階段が有り、正面に受付が有る。――左手の扉の置くには、娼婦を選ぶ為の肖像画の間がある。客は受付で申し込み、肖像画の部屋で娼婦を選び夜を楽しむ――という流れ。説明描写、終わり。(青猫当主様ブログ寄り抜粋))…………。(声だけが相変わらず聞こえる。相当傍に寄るまで娼婦は貴方に気がつけなかったらしい。――至近距離で見る小さな人間に、薄い表情ながらも驚きを滲ませて)―――失礼しました。(客であることには変わらないのだと我に帰り)――ようこそ青猫へお客様。(黒地に赤い蝶を散らした着物姿の娼婦は丁寧に頭を下げた) ご予約の方でしょうか…? [Tue 4 Jul 2006 22:23:17]
ベルベチカ > ( ベルベチカの頭の中では、そのままエニシが青い猫に働かされているとか、そんな光景しか思い浮かばなかった結果である。世間知らずとおばかも、ここまで来るとすばらしい。キョロキョロとあたりを見渡して。そもそもここが何の店なのかも分かっていないのだから、小首をかしげるばかりである。 ) あゃ? これは……なんですの? ( 植物であることには間違いないのだが、妙に装飾が施されているのが目に付く。妖精の森では見ない植物だった。不思議そうにさわってみたり、匂いをかいで見たり。そこに声が聞こえたものだから、思わずびくーっとなった。 ) こ、こんばんは〜ですの。 ( こちらにやってきた女のひとに、笑顔でご挨拶。パッと見羽の生えた人形がなんかしゃべっているようにも見えるから、お化けといえばそうかもしれない。むしろおばかが正解。 ) [Tue 4 Jul 2006 22:15:34]
ライヤ > ―――……雁の橋を渡って―――……んん。( 舌の上で煙の甘さと、ミルクの甘さが混じっていた。 舌を動かし、言葉を漏らすと、それを強く感じる。 深呼吸。 深呼吸。 これが、水煙草の楽しみ方の醍醐味だ。 )――― ん。     ふ。 ぅ。  一年に一度、愛しい人の元へ―――…夜の間だけー…(……七夕。何か最近このことばかりが頭を過ぎる。去年と違って今年は「七夕」の祭りの話を聞かないからだろうか。 青猫には、飾り付けられた笹がロビーにあるだけ。 客が希望すれば、五色の短冊を一枚選んで頂いて、願い事を書き込めたりはするが――) …………寂しいのかしら。 (何もなくて。煙の甘さが薄くなった。紅のついた管に今一度口をつけた時、だ) …………お客様――…。(挨拶程度はしようと振り向いた、が) …… (いない。) ……あ、ら?(まさか体長30センチの小さなお客様だとは思っていないから、きょとんとした顔でロビーを見回す娼婦が1人) ……あらあら……? とうとう幽霊でもでましたか―…… (長椅子から足を下ろして、声のほうへと) [Tue 4 Jul 2006 22:08:50]
ベルベチカ > エニシさんから聞いたのと、妙に違うところですの。おっきなおうちですの〜。 ( 空中をふらふら飛びながらやってきた体長30cmくらいの生き物は、一人感嘆の声を上げた。もっとも、エニシから聞いたのは名前だけで、勝手に青い猫を思い浮かべていただけなのだが。 ) ごめんくださいませですの〜。 ( とりあえず入り口から中に入って、まずは挨拶。パンのお礼にきただけであって、店にきたらまず何をすればいいのかもよく分かっていない。 ) [Tue 4 Jul 2006 22:05:59]
お知らせ > ベルベチカさんが来ました。 『ほぇ〜、ここが青い猫さんですの?(青猫を訪れたのは――小人)』 [Tue 4 Jul 2006 22:02:16]
ライヤ > (流れる煙を、とろりと落ちた瞳出追いかける。 一秒が、普段よりも延びているような気分に、欠伸が出そうだ。 たっぷりミルクを注いだ紅茶を啜って、今度は溜め息を付く。) ――――……七夕。 (あと三日だ。) ……七夕飾り……とか、今年は、ないんでしょうかねぇ……。 (開け放った窓の外には、くっきりと天の川)……織姫と、彦星。  [Tue 4 Jul 2006 21:58:58]
ライヤ > (横たわるといっても、完全に仰向けに寝そべっている訳ではない。触り心地のよい朱色の生地を張った肘掛けに、身体を崩す体勢。……客寄せの範疇だと思う。思っている。 もし、青猫のランクを下げるとか言われるのならば、客か姉娼婦が一言くれるだろう。 それまでは、ここで、窓の外を眺めるつもり。 青琥珀のガラスでできた水パイプを脇のテーブルに置き、管で吸う。――煙管もいいけど、自分が使うと、容姿から浮いていけない。 それに、煙草の匂いが付いては客の前にも出られまい。) ―――――ふ。 (吐き出す) [Tue 4 Jul 2006 21:50:57]
ライヤ > (甘い煙とは、まさしくこの事。――かぷかぷと微かに気泡が弾ける音に耳を傾けながら、ロビー脇の長椅子に横たわっていた。――久しぶりに晴れた夜空を見たかったから。娼婦待合室だと、どうにも賑やか過ぎていけない) [Tue 4 Jul 2006 21:39:50]
お知らせ > ライヤさんが来ました。 『(水煙草を吹かしながら)』 [Tue 4 Jul 2006 21:35:02]
お知らせ > 纏花さんが帰りました。 『夕方なれど、まだ日も高かった。そんな蒼猫の夕方』 [Sun 2 Jul 2006 18:11:17]
纏花 > ・・・・・・・男も女も生身の人間だからねぇ・・・・・・引っ付いてお互いモソモソゴソゴソしてりゃ、汗でべたべたに成っちまうよねぇ・・・・・(それがいいって客もいるにはいるが、そんなに多くない。やっと落ち着いたので裾を正して足を閉じて皆と同じように待機。隣の隣の娼婦が呼ばれて席を立ち、暫くするとそこに違う娼婦が入る。外を覗くが馬車の乗降場も空いている。今日は最悪ボウズかねぇ・・・・・・なんて、ぼー、と壁を眺めながら考えた。それ以前の問題という気がしないでも無いけれど) [Sun 2 Jul 2006 18:10:40]
纏花 > ・・・・・・・・・・アタシも洋装にしてみようかねぇ・・・そのスカートって奴、大分涼しそうじゃないの。トキノミヤコの服は足を開けないからねぇ・・・・・ああもうだめだ。もう限界(椅子に腰掛けたまま、おもむろに誰もいない壁に向き直って、足を開いて股間を扇ぎ始めた)・・・・・・・・・なんだいその目は。まあ言いたいことはわかる。解るがその前にどんだけのもんか触って見ろってだよ。ほら(隣の席で「うわー」と言った様子で顔を顰めた同僚の手を掴んで、さっきまで熟成(その言い方もどうかと)されていた場所を触らせてみる)・・・・・・・・・・・・・・・どうだい(隣の同僚曰く、「うん。私が悪かったよ。」。とはいえ、マニアでもなければ百年の恋も冷める構図である)勿論客の前じゃやりゃしないさ・・・・・・でもさ、アタシがスカート云々って言い出すと皆して「え?洋装?想像できない」って顔すんのは、和服が似合っていると前向きに捕らえるべきなんかねぇ・・・・・・・(暑さのみならず、とうとう入梅して雨までしとしと。今は振っていないが、慢性的な湿り気の多さはどうにも変わらない。湿気が増えれば汗も出易い。蒸れにかぶれに汗の香り。商売するのもしないのも、世の女子に夏は試練の季節である) [Sun 2 Jul 2006 17:54:13]
纏花 > 暑いッッッ!(板垣漫画宜しくカタカナのちっちゃなッを三つもつけていらだちながら叫んでも暑さは何にも変わらない。ここは皆様おなじみ蒼猫娼婦の控え室。周りの娼婦仲間もやっぱりこの暑さには涼しい顔、とは行かないようで) [Sun 2 Jul 2006 17:45:18]
お知らせ > 纏花さんが入室されました。 『あぁ――――』 [Sun 2 Jul 2006 17:39:03]
お知らせ > エニシさんが帰りました。 『(結局サボっていると怒られました。ごめんなさい。)』 [Sun 2 Jul 2006 11:02:34]
エニシ > …………何か無いかなぁ…………?  (その後暫しその場で立ちすくみ悩み続けて。) [Sun 2 Jul 2006 11:02:01]
エニシ > (暫く少年が箒を掃く音だけが辺りに響く。娼館という性質上、この時間帯には人は少ない。)   ……そういえば―――   (ゆっくりとだがよどみなく動いていたその手が、ふと何かを思い出して止まる。そして考え事をするかのように首を傾げた。)    ―――どうしたらゴンベェ、って…呼ばれなくなるだろう……。   (真剣な表情で考え込んだ。必ず青猫のみんなから呼ばれる第一声が『ゴンベェ』の少年。その現状をなんとか出来ないかと思いを馳せる。) [Sun 2 Jul 2006 10:58:16]
エニシ > ―――ふぅ………   (箒を両手に持っているために日傘が差せず、まともに日光を浴びている。火傷や外には出れないといった他の吸血鬼よりも実害はまだ少ないほうではあるけれど、それでも気持ちの良い事ではない。疲れた風な吐息を溢す。)  ……うぅん。 こういう時こそ……頑張らなきゃ……!   (暑いからこういう外での仕事はみんなあまりやりたがらない。だけど雑用兼、というか雑用しか仕事をやっていない少年はこういうのを真面目にやるのが大事なわけで。ダルさを訴える体を無視して頑張ってお掃除を続ける。) [Sun 2 Jul 2006 10:50:41]
エニシ > ――最近…暑いなぁ……   (竹箒を丁寧に使いながらお庭の掃き仕事の最中。白髪はポツリとそんなことを呟いた。空を見上げれば太陽が出ていて容赦なく日差しを照りつかせる。) [Sun 2 Jul 2006 10:42:18]
お知らせ > エニシさんが入室されました。 『(』 [Sun 2 Jul 2006 10:39:26]
お知らせ > ライヤさんが帰りました。 『(客を捕まえるのが、苦手な娼婦ですけどね)』 [Sat 17 Jun 2006 01:25:00]
ライヤ > (勿論――「騙す」のが商売で、「演技する」のが娼婦のお仕事だから、本気になった姉娼婦に簡単に勝てるとは思わないけれど) ―――負けませんよ。 ( 私だって、娼婦ですもの。) [Sat 17 Jun 2006 01:23:56]
ライヤ > 吊られた人は、客を捕まえてこなきゃいけないの。お外に出てもいいし、常連の旦那様を呼ぶもよし。……そして、最後まで生き残ってた人に、カキ氷。…仕事にもなって一石二鳥でしょう…?(姉娼婦が「おもしろそうね」ってのってきた。 基本的に暇だから、人数が集まるの早い筈。) 私、実は…こう云うの得意なんです。(そして、実は経験者。――初めてこれをプレイする相手は、うっかり途中で役割を口にしてしまうミスを連発してくれる。) [Sat 17 Jun 2006 01:18:44]
ライヤ > (晴れ晴れとした顔で出ていった参加者の顔を思い出して、首を傾げた。) 私たちも、暇だったらやってみましょうか…?姉様。「殺人遊戯」――…賞品は……そろそろ出てくる氷屋のいちご氷。 [Sat 17 Jun 2006 01:10:31]
ライヤ > どうせゲームなら、楽しく笑い合うようなモノ―…(そちらの方が、疲れなくてよかろう、と) ……そのゲームだって、一週間も続けるの、疲れてしまうでしょうに、ねぇ。(自分と同じく暇そうな姉娼婦と、「ねぇ」なんて。頷き合って) でも、終わった時の爽快感は、たまらないものだそうですよ。「殺人遊戯」。 [Sat 17 Jun 2006 01:05:42]
ライヤ > 最短日数で終わったとか何とか聞きましたが――…(一週間が「最短」だと言うのなら、終わるまで何日かけるつもりだったのやら。 ――娼婦の待機室、ソファに腰掛け、おっとり首を傾げた)――…お互いを疑い合うゲームに、一週間以上…おかしくなってしまいそうだわ [Sat 17 Jun 2006 00:59:48]
ライヤ > (思っていたよりも「騒がしい」と言うことはなかった。賑やかだな、とは思ったが。酒の類を一滴も飲まずに終わった「殺人遊戯」――)  ……本当に、可笑しなお客様でしたね [Sat 17 Jun 2006 00:55:24]
お知らせ > ライヤさんが来ました。 『終わりましたね――…。』 [Sat 17 Jun 2006 00:51:09]
お知らせ > 跡野末理@殺人鬼ゲームさんが帰りました。 『( ―――晴れやかな、急展開に興奮冷めやらぬ様子で、一度部屋を振り返り   ばたん   )』 [Tue 13 Jun 2006 02:26:41]
跡野末理@殺人鬼ゲーム > ( まずかったですかっ…! ゃ、てっきり、それこそCO(カミングアウト)かとー ) えー? だめー? ( むしろ泡飛ばさせて楽しむって言うか ) 〜あら、言うわねベルさん(縮めるっ)。 ルガリアもそれくらい… とは言わないまでも、少しは見習わないとだわ。 ( けらり 神をも恐れぬ? そもそも教義が違う? どうでもいいけれど、第一印象とはちょっと異なる牧師さん(仮)の言葉に、楽しげに笑って――― ) [Tue 13 Jun 2006 02:24:44]
お知らせ > ジザベル@殺人鬼ゲームさんが帰りました。 『(本当に何しに来たのか。兎にも角にも、事件終了。)(―――女性陣にタコ殴り?)』 [Tue 13 Jun 2006 02:23:11]
ジザベル@殺人鬼ゲーム > 混浴ならば、もう喜んでまいりますともー!(湯気効果?弄られる?HAHAHA。何処からでも弄って来い!生臭坊主だなンて、マッチャン酷いなァ。男なら赤面しつつ、女の子と一緒に入るなンて、ロマンです。浪漫。)   何もしないといわず僕の背中も流してくださいよー(とりあえず、黙らせるといいと思います)(心の友ココたんを無理矢理羽交い絞めで逃がさないようにするつもりで、女性陣に紛れ心算。嬉しそうな面で) [Tue 13 Jun 2006 02:21:01]
お知らせ > リコリス@殺人鬼ゲームさんが退室されました。 『 羽根は余り触れないで下さいましね?( 羽ばたいて泡飛ばしますもの。)』 [Tue 13 Jun 2006 02:18:56]
リコリス@殺人鬼ゲーム > ( そういえば、一緒にお風呂入るとバレバレですね、背中の羽根。※ナチュラルに忘れてた。) [Tue 13 Jun 2006 02:18:24]
跡野末理@殺人鬼ゲーム > 〜そうそう、【墓場】で素敵なサプライズが待ってたわけだけど――― 殺されて草葉の陰から見守るのも、それはそれで楽しかったわよ。 ええ、行く。 ―――〜っと、それじゃリコ(縮めたっ)の背は私が流したげるわ。 ( 先日流して気に入ったみたいですよ、羽の手触り。 嫌がるのなら、勿論無理にとは言わないけれどー ) [Tue 13 Jun 2006 02:17:01]
リコリス@殺人鬼ゲーム > ( ドキッ★女だらけの地下浴場。 野郎様?弄られる運命に御座います。※断言した。) ――…では、お疲れ様でした。心身と共に、リフレッシュと参りましょう。 [Tue 13 Jun 2006 02:16:53]
お知らせ > ナナオ@殺人鬼遊戯さんが退室されました。 『(それを言うなら、最後に十字架で突っ込むシスターで完璧だね。)』 [Tue 13 Jun 2006 02:13:55]
お知らせ > アザリー@殺人ゲームさんが帰りました。 『 マッちゃんナオちゃんってお笑い芸にn 』 [Tue 13 Jun 2006 02:13:15]
ナナオ@殺人鬼遊戯 > ――慣れない事して、肩は凝るし、頭も数十年分使った気分だわ。――あ、お風呂行くー。一緒に入るかーヒルダさんの胸のサイズとかチェックしに行こう。マッチャンもどうよ?(下品な冗句を言いながら、同じく席を立つ。――肩をくるくる回して) ……あー…もし、二回目があったら、傍観する立場にいたいもんだわ。そっちの方が面白そう。(ゲームの結果としては、ちょっぴり拍子抜けの部分もあるけれど…報酬も美味しかった。貴族やら自警団やらヴァンパイヤハンターやら…普通に生活してたら会わないような人と知り合う事もできた。うん、本当に美味しい依頼だった。) ―――ンじゃ、一足先にーおつかれっ! [Tue 13 Jun 2006 02:12:03]
跡野末理@殺人鬼ゲーム > 〜湯船で寝ちゃダメよ? ルフシュ。 『全滅するな』 とか、その辺りの言葉であなたを【自警団】と思ってたのよね… まぁ、今更だけど。 …っと、こんばんは、牧師さん。 ( アザリーとナナちゃんもお風呂か、それなら自分も、続きはお風呂で話そうか、なんて ) 〜『ナナオさん』が言い辛いって訳じゃないのよ。 素敵に縮められそうだから縮めるの。 他の人達はあんまり縮められなかったけど… そのうちね。 ―――〜アトノマツリは… ううん… 『トノ』だと『殿』みたいだし… 『マツ』 『ツリ』… うん、まぁ、まっちゃんで良いんじゃない? ( ほら、忍びですし。 いざって時は呼びやすい方が良いんです、なんて。 身内でもないから関係無さそうだけど…っ )   ( さて、皆お風呂か? くるーり、良い所に着た牧師さんへ向ける、悪戯っぽい視線 ) 〜牧師さんも行きましょう? 大丈夫よ、何にもしやしないから。 ( 混浴だとしてもどうせタオル巻いたり不思議な湯気効果が入るに違いないと思うけど――― あれ。 逃げるかと思いきや顔を輝かせる様子に、生臭牧師?と目を瞬いた。 そういえば神職ってわけじゃないと言っていたっけ ) [Tue 13 Jun 2006 02:09:23]
ジザベル@殺人鬼ゲーム > 嗚呼、皆さんおやすみなさいですー(すれ違う人々へ手を振って) 嗚呼、ココたん、僕達名探偵!(きらきら笑顔で心の友もお見送り。)―――えぇ、扉のお外で皆様のお話を聞いていてー。小一時間程一人泣き出来るくらい衝撃でしたよー。(リコリス嬢から掛ったお声には、ふむり、頷き)   僕なンて残業のs本職の呼び出し喰らって、最終投票できないままに決着ー? もう、或る意味敗北感ですよー(がっくりへっふり、溜息一つ。)   そうですねー。僕も皆さんに最後少しお会いできればー程度で顔を出しましたのでー。(もぢもぢと俯き)    お、お風呂は混浴ですかね ッッ…?!(風呂へ向かうらしい人々へ顔輝かせて聞いてみた) [Tue 13 Jun 2006 02:07:07]
リコリス@殺人鬼ゲーム > 御機嫌よう、お疲れ様でした――…ごゆっくり、堪能なさって下さいませ。( お風呂も寝台も、多人数前提なので広くて豪華な青猫設備。 立ち入るチャンスが中々無い分、ちょっとした冒険気分か。 扉から出て行った背を見送った後、顔覗かせたお方に一礼。) 御機嫌よう、ジザベル様。 ――…ええ。衝撃の結末でした。結構。( 知らずに最短コースをぶっちぎっていた様子。流石に当初の如く突っ伏しはしないが、はふ、と息を抜いて。) …何にしろ、こうして御縁が出来ました事、嬉しく思います。 ――…皆様お風呂に参りますなれば。お背中流しに参りましょう。( 折角ですから。 つわものどもが夢の跡じみた場所を、適当に片付けながら。 お世話になりました。) [Tue 13 Jun 2006 02:01:29]
アザリー@殺人ゲーム > あ、ジザベルさんもこんばんは―――と言っても、私もそろそろお暇しようかなって…あ、皆最後の地下浴場コースですか? 良いですね、それっ♪ ( とりあえず、一人胸の内に仕舞っていた思索なんかをあらかた口にして一先ず満足。 こんなにいっぺんにお知り合いが出来たし、お土産話もすごい報酬も貰ってなんだか良い事だらけで怖くなっちゃいそうだ。 ) それじゃ皆さん、暗黒街にお越しの際は是非ともジャスティス・ブラウニーの教会へ――――あ、ナナオさんもお風呂、行きますか? ( えいや、と飛び起きるみたいにして席を立ち。 室内にぶんぶんと手を振った。 また会えると良いなぁ、なんて思いながら。 ) [Tue 13 Jun 2006 01:56:57]
お知らせ > ルフシュ@殺人ゲームさんが退室されました。 『かぽーん  明朝、そんな音の響く風呂場で茹った犬チクショウが見つかったとか(気ィ抜け過ぎ)』 [Tue 13 Jun 2006 01:54:34]
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