図書館 参加者 なし ROM 1人
お知らせ > ツェツィ@●装舞踏会準備さんが帰りました。 『(目的を達成するのに、結局30分くらいかかった)』 [Sat 9 Jun 2007 22:50:30]
ツェツィ@●装舞踏会準備 > (ぐるりと周囲を見渡してみるが、視界の殆どを膨大な量の本で占められている。あと見えるのは、天井とちらほらとした明かり、そして利用者くらい。時折すれ違う人に、本の配架について聞いてみようと思うけれど。) ―――。 (そうだ、男っぽく振舞わないといけないんだと思ってまごついているうちに、人影はスっと通り過ぎていく。自分の情けなさにガクリと項垂れ、せめてここの職員と出会えればと考える。時間も時間だし、夜勤の人は少ないかもしれないけれど。) ――ちょっと尋ねて、教えてもらうだけだから…ッ! (自分自身に言い聞かせ、再び歩き出す。) [Sat 9 Jun 2007 22:46:58]
ツェツィ@●装舞踏会準備 > これくらいの時間だったら、芸能横丁あたりかな。 (早速出口に向かおうと思ったが、それ以前に本を戻さないといけないだろう。借りて帰るわけにもいかない。) あそこだったら、何処かの役者で勉強してるんだって言えば―― (早速、失敗した時の言い訳を考えつつとある書架へ向かう。しかし何だ、生きている時は図書館になんて滅多に来なかったものだから、今更世話になっていることを思うと少し奇妙な気分だった。ついていた席の程近く、ずらりと本の並んだ書架の合間をすり抜ける。このマナー本、どこにあったものだったっけ。) [Sat 9 Jun 2007 22:25:35]
ツェツィ@●装舞踏会準備 > (ともあれ、書から学ぶことができないとなれば、後は実際にやってみるしかない。やるだけやって、変に思われたところは修正する。) …………まぁ。 (多少気恥ずかしくはあるけれど。失敗してしまったときのことを想像して、ちょっと顔を伏せた。恥ずかしい。結構、いやかなり恥ずかしい――けれど。) もう、これくらいしか方法思い浮かばないし。 (妄想した羞恥を振り払うようにして頭を振る。そして、大きく深呼吸をすると立ち上がった。思い切って、人通りの多い場所にいってみよう――その気合付けに。) [Sat 9 Jun 2007 22:21:50]
ツェツィ@●装舞踏会準備_ > (店の店員に合わせてもらった服は、あれから数日、多少シンプルな見た目へと変化していた。というのも、着ている本人が取り外しのきく装飾品を殆ど取っ払ってしまっていたからである。動く時に邪魔になる、というのが本人の談だ。確かに、以前と比べれば装飾性は低くなっているだろう。しかし、それと比例して多少地味な見た目にもなっていた。) はぁ……。 (溜息をつき、手元で開いていた本を閉じた。ずっと読んでいる(つもり)だが、一向に頭に入って気やしない。やはり、マナー本から立ち振る舞いの勉強をするのは難しかったのだろうか。) なじみがない上に、性別違うもんねぇ。 (それ以前に集中力の問題であろうが、本人はそれを頭の隅に追いやった。) [Sat 9 Jun 2007 22:13:56]
ツェツィ@●装舞踏会準備_ > (それを知覚する暇もなく、掌に乗っていた顎は、哀れテーブルへと叩きつけられた。ゴッ、という虚しい音が周囲に響き渡った。) ――ったたた…。 (そして情けない声が続く。一連の物音が、今宵の図書館に響くのも、今ので通算3度目だった。) また居眠りしちゃってた……。 (痛そうに顎をするその人影は、本人の期待通りであれば身なりのいい少年といったところである。――鏡でチェックしたことはないので、上手い事できているかは本人が一番知らないが。) [Sat 9 Jun 2007 22:07:13]
お知らせ > ツェツィ@●装舞踏会準備_さんが来ました。 『(一瞬の浮遊感)』 [Sat 9 Jun 2007 22:03:28]
お知らせ > クロコさんが帰りました。 『結局収穫なしのまま帰路についた。』 [Sat 9 Jun 2007 00:10:07]
クロコ > (眼前にある外れだった資料を横に避ければ、反対側に置かれた別の資料を先ほどあった本の位置に動かし)次の奴を見てみるか・・・・。(その表紙に手を掛け目次らしき物に目を通す。)違うっぽいような・・・(目次の段階で明らかに求める情報は無さそうな感じだが、万が一の可能性もある為に全く読まないという訳にもいかず。相当薄い感じではあるが可能性が有りそうな項目を開き、そのまま流し読む様に目を通し始め・・・・) [Sat 9 Jun 2007 00:09:44]
クロコ > (その場で腕を組み考えるような表情を浮かべれば)やっぱりそんな簡単に見つかるはず無いよなぁ。(死人どころか氷と同じ体温を持つ者と一緒に寝ても体調を崩さないという要求条件。ソレのみに限定して探してはいないのだが、やはりそう言った状況に応対するというケースが稀なのか自身が求める様な魔法や具体的な対処法が見つかる事は無くて。)(ちなみに先ほどまで読んでいた資料のタイトルが「生活に役立つ魔法」と言う段階で、何だか選択肢を間違っているような気がしないでも無いのだが。) [Fri 8 Jun 2007 23:59:35]
クロコ > (隅の閲覧席からページをめくる音が聞こえて。)これも違うか・・・・・。(音の主、傍目から見ればちょっと老けた苦学生に見えなくも無いイエロティアの男は、眼前に並ぶ文字の列を追っていた視線を中空に逸らし・・・・一拍の間を置いてから資料を閉じて一人呟く。)(普段ならば仕事の資料を探しに来る以外ではあまり訪れる機会の無いこの図書館。ただ、今は自身と想い人とを隔てる物理的な壁を排除する手段を探す為に来ていて。) [Fri 8 Jun 2007 23:49:50]
お知らせ > クロコさんが来ました。 [Fri 8 Jun 2007 23:39:55]
お知らせ > 炎涼さんが帰りました。 『今日も大忙し、だ。(今夜も限りないほど、長くなる。)』 [Tue 5 Jun 2007 22:49:07]
炎涼 > (今となり、戻らない過去。残るのは、現在と未来でしかない。幾ら過去に振り返ろうが、良い事なんて無い。悲しみ、苦しみ、辛さ、怒り、それらを一斉に思い出したくない。) 理性が、精神が死んだらどうなるんだろうね? (壊れて、狂いだし、暴れて破滅しちゃいましたー。なんて事になったら笑える。)(口許の端を緩めて微笑んだ。そして怠惰の色に染め上げられた半眼を、健康的な双眸に立ち直ってきた。) ――・・ちゃちゃ 終らせよう。 (一言を言い切り、書類の束の上に触れて何枚かを綺麗に揃えた。そして小奇麗な用紙を引っ張り込み筆を握り締めた。) [Tue 5 Jun 2007 22:47:51]
炎涼 > (訂正 いや、合わせる→いや、間に合わせられる ) [Tue 5 Jun 2007 22:42:04]
炎涼 > (慣れない鍛錬に、急に始めた過度運動か。身体のあちこちに痛みを感じていた。それでいながら仕事中は平常、冷静を保ち続けた。偽り続けたとも言える。) ―― くそッ  どんな方法だったかな。 (口調を悪くした。欲しい物が手に入れられず、ただっ子のように態度を悪くなっていた。その欲しい物も、簡単に手に入るものではない。それは自覚をしている。だからこそ、余計に動揺を少なからず感じてしまう。) 残量三百年と数十年の寿命で間に合わせられるかな。――いや、合わせるンじゃなくて間に合わせる。絶対にだ。 (起き上がった。書類の山に埋もれていた事から。何かを思い出した。) ――・・・、そういえば。あの時はこれくらいが当たり前だったっけな・・・。 (自警団の一員であった頃を思い出してしまった。懐かしい、最初は仕事の押し付け合いで、面白いくらい話が歪曲した。笑いが絶えない日々だった、と思う。) まあ、・・・。 (それ以上は言葉に出来なかった。口を黙らせて、手を書類に伸ばした。簡単にと片付けて纏め上げられてゆく。) [Tue 5 Jun 2007 22:39:29]
炎涼 > (大勢の人達が集まり読書をするにして、テーブルは充分な大きさ。深夜に近いせいか、客人はそれなりと少ない。空いた席に腰を降ろした途端、抱えた書類や本を机の上にぶちまけた。) ――― ハッ (ぶちまけたモノの上に上半身を乗せた。これから寝ます、と堂々に宣言しているようなものだった。寝不足のせいで金色の瞳が半眼に変わり果てていた。顔も書類に埋め込んだ。さらさらと揺れる赤毛にラフな黒服を着こなした青年。) [Tue 5 Jun 2007 22:25:43]
お知らせ > 炎涼さんが来ました。 『怠惰に身体を沈めた。』 [Tue 5 Jun 2007 22:21:07]
お知らせ > アヤさんが退室されました。 『( そんなありふれた仕事風景。 )』 [Sat 2 Jun 2007 22:34:36]
アヤ > ( 整架をしていれば ) ( 『すみません』 と横手から声。 )  ――― はい。 宝石について書かれた本ですね…、えぇと、二箇所あるんですけれどジュエリーの方と鉱石関係の方と、どちらにご案内しましょう… [Sat 2 Jun 2007 22:33:46]
アヤ > ごめんね。 本、みんなが取りやすいようにわざと前の方に出しているから…、 ( 押しちゃだめだよ、といいながら奥にいった本を両手で前の方に出していこう。 本棚が早く傷んでしまう、ということもあり。 ) ( そんなやりとりをしていれば、近くにいたのだろう母親が子どもの手をひいて「すみません、…ほら、謝らないとダメでしょう」なんて言葉。 それにいいえ、と応え ) 失礼します。 ( 本を元に戻したら、多くを言わなくても後はおかぁさんに任せたらいい。ついでに他の書棚の整理をしようと足を伸ばし、手を伸ばし。 ) [Sat 2 Jun 2007 22:21:01]
アヤ > ( 本棚の前には小さな子どもの姿。通常、図書館の本は本棚の前の方へと並べられている。だから、押せばへこんで奥へと収まる本たちが面白いのだろう、小さな手で本の背を押して )  (…ガタタッ)  ―― あの、 ( きょとんと、警戒の色滲ませて見つめる子どもを微笑んで見返しながら傍らにしゃがみこもう。視線が、子どもより少し下がる ) [Sat 2 Jun 2007 22:06:52]
アヤ > (ガタタ) ( 音はまだ、不規則に続いている。ひょこり、また別の書架の間を覗き込んで )   … ( あ。 ) ( みつけた。 )  ( 驚かせないよう、早足になりそうな歩調を緩めて近づこう ) [Sat 2 Jun 2007 21:59:48]
アヤ > ( カウンターを担当していない限りは、なによりもまず手をとめてその音のする場所へと行かなければならない )  …ぇと、 ( 周りの利用者に失礼ではない程度に書架の間を覗いていく。 どこだろう、確かこの辺で ) [Sat 2 Jun 2007 21:51:38]
アヤ >   ―――― ッ …! ( その音がしたら ) [Sat 2 Jun 2007 21:45:32]
お知らせ > アヤさんが来ました。 『(ガタタッ)  (ガタッ)』 [Sat 2 Jun 2007 21:43:51]
お知らせ > さんが退室されました。 『( 本を数冊借りて、帰途に。 …ご機嫌とりに何か買って帰ろう。…。 )』 [Fri 1 Jun 2007 01:39:18]
>  ――― っと、 ( 思ったより時間が掛かってしまったように思う。 日付は変わっているだろうか。もう同居人は帰っているだろうかと、思い起こして片づけを ) [Fri 1 Jun 2007 01:37:19]
> ( 声に含まれるのは妥協の色。 けれどそれなら匂いも少ないから他のオイルで匂いをつけたり色をつけたり、応用もきくだろう ) …精油について一度おさらいしとかないと、か。 ( インク瓶にペン先を浸し、溜息混じりに紙の上にペンを走らせ。 …錬金術にしろ精油なんかにしろ、一度専門家に話を聞きたいとは思うのだけど。 ) [Fri 1 Jun 2007 01:32:46]
> ( 口にしたこと、思いついたことをとりあえず書き留めておこう。そうしないと何を考えていたか忘れたりするし、後で見返して何か思いつくかもしれない。 独り言は思考の断片なれば、もし聞く人があれば繋がりも無く要領を得ない言葉なのだろう。 ) …、 ……、 ( 思考は纏まらないまま。ペン先が紙の上を跳ねて、無意味に黒い点を作る ) …普通に海藻灰とオリーブオイルが作りやすい、 かな。 [Fri 1 Jun 2007 01:22:07]
> ( 今時分から、段々と夏になっていくと肌の不調を訴える人が多くなってくる。だから、石鹸やら、化粧水やら…、そういったものの種類をもう少し増やそうかと思っていたのだけれど、 ) …ガエダみたいにチョークと焼いた酒石の灰で、というわけでもないし…、 ( その石鹸は手を白くするけれど、乾燥させて荒れさせもしてしまうと広げた本の一つに記されていた ) …イチイも連用はあんまり良くないだろうから、 ( イチイは薬にも使うけれど、本来あれは毒物だ。 ) [Fri 1 Jun 2007 01:09:52]
> ( 思考の中心は以前作った芳香石鹸。 ) …油がどれかくらいはわかるんだけれど、 ( 頬をついていたペンを持ち直し、カリカリと適当に散らばった紙の一つにメモ書き程度に材料名を記す。 ) …木灰にあたるのがどれか、っていうのがどうも… ( わからない。 …痒いわけでもないのに、鬢の辺りを指先で少し掻く。 どちらかといえばコレはアルケミィの分野なのだろう。今まで経験や知識に頼ってきた分、応用となると途端に弱い。 ) [Fri 1 Jun 2007 01:00:19]
> ( 不機嫌というよりは追い詰められているような表情。ゆっくりと長く、息を吐き出す。 ) ―― 通常、石鹸というのは 木 灰アルカリ と、油脂で作られるもの の、はずだけども…? ( トン、トン。米神にペンが踊り、 ) …んー ( 頬をつけば顔が歪む。 ) [Fri 1 Jun 2007 00:52:45]
> ( 本やら紙やらペンやらが、三人がけはあろうテーブルの三分の二程を占めていた。 )  …、 …。 ( トン、トンと米神のアタリをペンの頭で小突く。周りに人が多ければもう少し気を遣うのだけれど、時間も時間。まばらな人影に気が緩んで、取り繕うこともなく。 ) [Fri 1 Jun 2007 00:41:18]
お知らせ > さんが入室されました。 『  ―― うぅん。 』 [Fri 1 Jun 2007 00:33:29]
お知らせ > 万緑さんが退室されました。 『(ひとは心が読めないのだから。)』 [Wed 30 May 2007 20:54:45]
万緑 > (読むより、聞いて話す方が言語は身に付くとは何処かで見たけれども。) 時々 会話 通じる ないから、困るます。 (買い物に行った先で首を傾げられることがある。下手糞な公用語を喋っていると自覚している少年は、何とか直そうと心に決めた。) [Wed 30 May 2007 20:53:45]
万緑 > ま、ま。辞書 面白イから 良い ですけどネ。 (相手が分厚くても、突っ伏して寝入ったりするタイプではない。座り続けて尻が痛くなるけれど。) 何処まで 見たですか、ネ。えぇと。 (大切にページを捲らないと破れてしまいそうだ。) [Wed 30 May 2007 20:47:07]
万緑 > 枕、出来そう ですネ。 (辞書。遠目から見れば箱に見えるんじゃないだろうか。) (そっと机に置いたつもりが、 どふ 、と苦しそうな音がしてびっくりした。) [Wed 30 May 2007 20:40:41]
お知らせ > 万緑さんが入室されました。 『 ――…これは。 』 [Wed 30 May 2007 20:37:46]
お知らせ > ラクリアさんが退室されました。 『おう、ちょい待ってな。 ( すい、と手を伸ばしとれば絵本は貴方の手元に渡る。)』 [Mon 28 May 2007 03:27:29]
ラクリア > ( 自信なさげな言葉のニュアンスに、益々可笑しそうに喉をくつくつ鳴らす。 )  嗚呼。気づかなかったか。 ( けど、いつものように「俺女だよ?」とか言わなかった。ちょっと楽しそうだと思ったそうな。意地悪だった。まあ、男だけどなーとかまたわけのわからんことを言いつつ、性別は一応女だと。思っているだけ。素直に照れたり、恥ずかしがったり。嗚呼、なんてーか、可愛いんだな純粋に。男の子に見えねー。と、頭を抱えたくなってきたらしいよこの女。可愛がりたい衝動が無駄に湧き上がる。もういっそ捕まえられてしまえYO★と言いたい。 )  あー、そうか?サンキュ。嬉しいな、そりゃ。 ( 微笑ましげに笑み深めて。 ) ( 妹みたいな立場でも、愛されてるならそれまた幸せなこと。 ) ―――― いや、そこじゃないだろ。たとえだよたとえ。でも、よくできました。 ( 2と1、には突っ込む。 ながらもぽんぽん頭を撫でてほめよう。 ) おう。遠慮しねぇでいつでもおいで。俺だけじゃなくてあいつらもいい奴ばっかだからさ。 ( 同僚の話もちらり出して。話すだけでもまた来いと。お金はこの女もちになるだろうし心配いらないだろう。 ) ( うん、可愛いとか言い過ぎるとまた泣かせてしまいそうだ。ある意味禁句? ) ――― 青猫か。今度また遊びに行くかな。 ( そんなことをぼやいては ) ん? [Mon 28 May 2007 03:26:54]
お知らせ > エニシさんが帰りました。 『――アレ!アレ取って!(今日は相手に脅えることもなく。願わくば次もそうあらんことを)』 [Mon 28 May 2007 03:19:46]
ラクリア > (訂正:葉なしを聞いている著と→話を聞いていると。 たびたびすみませんorz) [Mon 28 May 2007 03:16:27]
エニシ > い…いや……! ボクが男の子の気持ちを忘れない限りきっと大丈…夫……かなあ? ……え? なんでラクリアさんが?  ( なんだか最後のほうは自信がなくなって弱々しい呟きに変わっていく。 吹っ切れたら色々と楽になるんだろうけど、まだまだお年頃な時期だからそれは少し難しいようである。 そして実はいまだに相手が男性だと勘違いしている少年。 だから自分みたいと言われれば何でというように首をかしげた。 というか大分前に男の格好してるころから、この吸血鬼は結構女の子に間違われてました。 )  そうやって褒められるとちょっと恥ずかしいな。 ……けどやっぱり嬉しいけど。  ( その軽口を耳にすると頬を染めて照れ始める吸血鬼。 )  その点はボクが保障するから大丈夫! 姉が嫌いな妹なんていません!  ( 自分を基準にして断言する少女風貌―――あれ? それだと自分が妹みたいな立場だと認めてる? )  ――――…………  ( ちょっと考え込む空白の時間。 そしてやや時間が経ってから自信満々に答え始める。 )  答えは2と1!  ( どうやら小学校低学年の知識はあるようです。 それとも幼稚園児か。 )  ―――……あ、ハイ。 それじゃ…また今度お邪魔させていただきますね。  ( 失った存在に何かを照らし合わせようとするのは自然なことなのか――とにかくこの吸血鬼は今を一生懸命生きている。 それだけ。 ――ちなみに本人に向けてその台詞言ったら地味に傷付く。 やっぱり男の子に戻るの無理なんだ…と地面にのの字書き始める。 )  アイドルだなんてそんな……ただボクが色々と出来ないことが多いから、みんなに助けてもらってるだけです。  ( 大抵の娼館などと違って青猫には優しい人たちの割合がとても多い。 この少年は幾度もそれに助けられて、今では帰るべき大切な家となっている。 ) ( キョロキョロと見回して、そして興味を覚えた一つの本のタイトルを指差す。 届かないから背伸びからして懸命にそれを知らせようと。 )  えっとね、えっとね――― [Mon 28 May 2007 03:16:15]
ラクリア > (訂正:!÷!→1÷1) [Mon 28 May 2007 03:01:30]
ラクリア > あーあ。……いっそ慣れちまったほうが楽だけどな。俺みたいに。 ( 勧めたよこの馬鹿。複雑な男?心に悪気は無いのだが。確かにどっから見てもかわいいのでこれで男の子の恰好してもお嬢ちゃんとか言われそうなイメージ。 ) ( 淡く微笑んだ彼に、女も笑う。頷いて、「ああ」と返して。 ) ん、思う思う。読書好きの子って尊敬するよ。俺無理だからさ。 ( ご満悦そうな彼に、悪戯に笑いながら軽い口調で話す。どうも、細かい作業は苦手な女。 ) ……だといいんだけどな。 ( 妹の話は何処か懐かしそうに呟いて。多くを語ることは無いけれど ) ん?ああ――― 絵本の割にはすっげぇ難しい本。1+1だの、!÷1だの―――ったく、俺は恋愛教本を探してるのにあれじゃあ結婚論だろ。よくわかんねぇけど……… ( ぶつぶつぶつ。そのうち独り言になっていく。相当衝撃的な内容だったそうな。 ) ……俺でいいなら今度読んでやるよ。またミルフルールおいで。 ( 淡く微笑む姿は何処か、彼を妹と重ねるような眼差し。小さい姿、あのね、と語りかける姿。どれをとってもかわいいから恐らく「ちゃん」付けなのだろう。だってかわいいよ。犯罪並みにかわいいよ。 ) ……そっか。やっぱり青猫のアイドルなんだな、エニシちゃんは。 ( 葉なしを聞いている著と、愛されていることがわかるから。納得のいく、といいたげに喉鳴らして笑いながら頷き )   んー。いろいろあるな………。 ( 書架にたどり着けば、視線彷徨わせ腕を組む。ふと彼を見遣り ) 気になるの、あるか? ( 問いかけよう。届かない場所のものは、とって渡すつもり ) にしてもすっげー数だな。 [Mon 28 May 2007 02:50:48]
エニシ > ( なんだか負けたような気分になってとっても悔しい。 )  ………何よりも最近は女の子らしい行動に慣れきっている自分自身が怖いです………友達にはエニシさんは女の子ですの〜なんて断言されましたし…  ( 無垢な一言は時に人の心を傷つける。 それは完全に素性を隠すことが出来たと喜ぶべきなのだろうか。 もう外では常時この格好だから最近は男の格好をしている時の方が違和感がある。 なんというか危ない一歩手前。 )  ―――なんだ、ボクたち二人とも似たような心配しちゃってたんですね。  ( なんだかおかしいや、と淡く微笑む。 )  ――そっか。 ラクリアさんもそう思うんだ。  ( よし、じゃあボクは子供っぽくないぞと認識。 褒められてご満悦な吸血鬼。 )  けど…お姉さんに呼んでもらったら妹さんもとっても嬉しかったと思いますよ。 ――そういえば、あの絵本ってどんなお話だったんですか?  ( その本に少し興味を惹かれたのか内容を聞いてみる。 )  はい! お願いします。 あのね、ボク一人だと時々読めないのがあるの。 だから呼んでもらうととっても嬉しいの。  ( 大抵のものには読み仮名が振ってあるけれど、たまにある読めないものには首を傾げるしかなくて。 習慣て怖いねというのを実感。 そして「くん」よりも「さん」よりも一番「ちゃん」付けが似合ってしまってるのはどういうことなのだろうか? )  えっとね、どれもみんな絵本面白いの。 一杯一杯それぞれのお話があって、だからとっても好き。 お姉ちゃんにもせがんで読んでもらったりすることよくあるよ。 あとは、他の姉様たちもたまに一緒に読んでくれる時があります。  ( 何だかんだでみんなから愛されてる少年。 ) [Mon 28 May 2007 02:37:19]
ラクリア > ( すねた表情には可笑しそうに笑う。とても男の子には見えなくて。 ) ん――いろいろ事情があるんだな。怒ってねーならよかったよ。 ( 嫌われたかと思った、と苦笑する。男の子なのに女の子の格好なんて、そういわれてみれば相当の理由が無いとしないだろうに。自分も気づかなかったとはいえ、ちょっと無神経だったかと内心反省中。 ) ……いや、子どもっぽくはねぇんじゃねぇかな。本を読むってーのがいいことだと思うし。 ( 片目瞑って悪戯に笑った。いいこいいこ、のノリ。 ) 読み聞かせがうまかったら読むんだが、妹くらいにしかやったことねぇな。 ( ははは、と笑いながら。 ) ん?俺の用事は大したことねぇからいいよ。なんかもう、あの絵本見つけて気が抜けた。 ( 1+1とか難しい話は理解できないっぽかった。嬉しそうな笑みに、此方も微笑み返し ) 面白いか??あの文字を見てると俺は眠くなる。 ( 読書には向いていないらしかった。さっぱり即答して ) ……俺でいいなら読んでやるよ。ほら、行こうぜ。 ( 書架のほうへと足を進め。絵本コーナーまで。ちゃん付けはもう癖でそのまま。成り行き上。万歳。 ) いつもはどんな絵本を読むんだ?こないだ言ってたお姉ちゃんとか、よく本読んでくれたりするのか? ( 貴方の顔を横目で見、問いかけながら歩く。 ) [Mon 28 May 2007 02:14:00]
エニシ > あぅ。 ……馬鹿じゃないもん。  ( そういう風に言われたら否定したくなるのが子供心。 額を小突かれた後は軽く頬を膨らまして拗ねたような仕草を。 )  ……だってね。 元々性別を誤魔化すためのこういう女の子の格好だから……それなのに女の子って人に言われて怒るの可笑しいの。 ――けど…迷惑じゃなかったらホッとしました。  ( VHの目から逃れる為の女装。 それなのに元があっさりバレテは意味が無い――という理屈は理解できてるのだが、その心が理解出来ないのはやはり男の子だからか。 )  ――――?  ( じゃあなんで絵本を受付に持ってくんだろう? 芽生えるのはそんな疑問。 )  とっても好きなの。 だからね、お仕事がお休みの時とか、そういう時間によく来るの。 ――……やっぱり子供っぽい?  ( 見るのは絵本とか児童向けの作品とかそういうのばかりだけれど。 そして受付で用事を済ませる相手に、先程の行動の意味を納得して。 )  ……え? いいんですか? ラクリアさんも用事があったんじゃ……  ( それは心が弾むお誘いだけれども。 頭を撫でられれば嬉しそうに相手に笑みを向ける。 )  なんで? とっても面白いじゃないですか。  ( 物語に素直に感情移入できる少年には満足する娯楽の一つ。 ――というかあくまでちゃんづけですか。 ) [Mon 28 May 2007 02:04:44]
ラクリア > あーあ。ばかだなー。 ( 思わずその様子に可笑しそうに笑い声零す。とん、と軽く指で押さんと。 ) ……迷惑じゃねぇよ。失礼かどうかはこっちが決めるもんだ。エニシちゃんは悪くねぇだろ。 ( けろり笑って茶化すように。申し訳なさそうなカレに、こちらは軽い様子。 )( 「大丈夫」と聞けば安堵したように息を吐き、 ) ……ん?いんや。 ( 首を振る。 ) おお、そうだったのか。絵本好きなんだな。 ( 恥ずかしそうな様子に微笑み浮かべ、引き寄せるように受付まで。 ) これ、違うコーナーにあったんです。どこに戻したらいいのかわからないのでお願いします。 ( 受付に手短に言うと、その本を差し出した。そして振り返る。 ) エニシちゃん、絵本見たいなら絵本コーナー一緒に行くか。 ( 顎で其方をさして、彼を見て微笑んだ。繋いだ手を離せば、その手で頭撫でようと。 ) 本なんて読まねーからなぁ。 ( 書架を遠く眺め、そんなぼやきが一つ漏れる。 ) [Mon 28 May 2007 01:46:45]
エニシ > ……おでこがゴッツンてしたから痛いです。  ( 額を抑えながらその眼には涙を溜める。 どうやら直にでこと床がぶつかってしまったらしい。 )  ……ホントはね…怒るボクが筋違いだったの。 それなのにラクリアさんにも失礼なこと言って迷惑掛けちゃって……  ( 申し訳無さそうに少年は力無く呟いた。 そして相手のされるがままに立ち上がり。 )  ……うん、だいじょぶ。  ( 痛いだけで足をくじいたとかそういうものはない。 だから素直に相手の優しい手に引かれて付いて行く。 )  ……絵本? ラクリアさんも絵本好きなの?  ( 借りるのだろうかなんて見当違いな考え。 そして相手の問いには首を振る。 )  違うの。 えっとね…絵本…読みに来たの。 そしたらちょっと…迷っちゃって……  ( 最後の言葉は恥ずかしそうに口を手で隠しながら言うだろう。 ) [Mon 28 May 2007 01:37:17]
ラクリア > おいおいおい……大丈夫かよ。 ( 呆れたような口調が心配げに零れ。溜息交じり。肩を竦めて手をゆっくりとる貴方の言葉に ) ……いや、あれは俺が誤解してたから―――ごめんごめん。泣かせちまったし。 ( ごめんな、と謝って。彼女を立ち上がらせよう。 ) 怪我は無いか? ( 視線あわせ、微笑み尋ねる。怪我したというならば、抱き上げようとするだろう。何もないというならば、彼の手を引こうとするだろう。 ) ちょっと付き合え。この本、受付に戻してくるから。 ( ひょい、と貴方に絵本の如きその本を見せて笑う ) なんか調べ物でもしにきたのか? [Mon 28 May 2007 01:22:22]
エニシ > うぅ…痛い。  ( 図書館で走ろうとした天罰が下ったのだろう。 というか身体能力のわりには私生活ではドジを踏みすぎである。 )  だ…だってぇ……ちょっと顔を合わせづらかったんだもん。  ( しゅんと視線を合わせないように項垂れたまま差し出されたその手をゆっくりと取る。 泣きそうな顔はそのままだ。 ) [Mon 28 May 2007 01:18:22]
ラクリア > ( 固まったままの少女風貌に、男装姿は引きとめようと手を伸ばし ) あ、ちょっと待て――― ( ずて。 ) ………あ。 ( こけた。女も目を丸くして、半べそを掻く少女風貌に回り込むように歩み寄ろう。しゃがんで、彼女の前に手を差し伸べた。 ) おい、大丈夫か?急いで走るからだろ。ったく危なっかしいな――― ( ほら、と。顔、覗き込むように窺って。とにかく彼女が叫んだことにより周りの視線が痛い。自分がやったんじゃないけど、これは見るからに誤解を生みそうだ……! )  [Mon 28 May 2007 01:09:45]
エニシ > ( 答え――B B B――― ) ( そんな何処かのポルポルくんごっこは置いといて。 )  ―――あ…あぅぅ……  ( 真正面から出会ってしまった少年。 暫しその姿勢で固まると露骨に慌てたように踵を返す。 こんな時吸血鬼には伝統的な戦い方の発想法がある。 それは――逃げる! )  ―――キャア!?  ( けれど慌てふためいてたため足をもつらせてしまい、数歩もいかない内にべしゃりとこけました。 打ち付けたおでこを抑えながら半べそをかく少女風貌。 ) [Mon 28 May 2007 01:05:26]
ラクリア > ( すみません!現実は非情でした!ばったり。 ) ( 真正面。貴女の目の前に、男装女はブルーベリーの香させる姿で立ち尽くした ) ――― あ。 ( 拍子抜け。今なら逃げられる!さあどうする縁ちゃん! ) [Mon 28 May 2007 00:55:44]
ラクリア > ( こないだ泣かせちゃった女の子。だけでなく、男の子。……その男の子が此処にいるなんて思いもしない!気にしているのだけど今度謝りにいこうと思ってばかりいてそんな、近くにいるなんて―――! 女はその姿に――― 【判定:秒数1〜3、@ 4〜6、A 7〜0、B】さあ、女神は貴方に微笑むか!? ) [Mon 28 May 2007 00:53:59]
エニシ > ( 右見て、左見て、ついでに後ろも見た女装吸血鬼。 今日はいつもの和装ではなくてスカートにスパッツ、それにブラウスという女の子チックな格好。 ) ( そんな少女は今困った事態に陥っていた。 それなりの回数着ているため慣れた筈の図書館。 まさかそんな場所で迷子を演じることになるとは思わなかった。 ――そんな困っている偽少女が適当に歩いていると、ある種の追い討ちをかけるかのように見知った女性の姿が視界に目の前に現れた。 )  ………………!  ( 再会するにはまだ心の準備が出来ていない。 ここで問題だ。 この状況をどうやって切り抜ける!? 三択―ひとつだけ選びなさい @可愛い縁は突如逃げるアイディアが閃く。 Aラクリアさんが目の前のボクに気付かなくてそのまま素通り。 B出会う。現実は非情である。 ボクが丸をつけたいのは(以下長い考えのため略)) [Mon 28 May 2007 00:47:49]
ラクリア > ( 可愛らしいイラストに、可愛らしい文字。如何にも、な、絵本だ。恐らく小さな子どもに読み聞かせをするくらいにちょうどいいほどの。 ) ( まじまじと見つめ、女は読み上げる ) ……「お父さんとお母さん」、か ( 素朴で、なんとも言い難いタイトルの其れ。父、母。その言葉を聴くと―――なんとも、複雑な気分になっては、その項を捲る、指先。 ) ……へぇ。 ( それは、詩的絵本だった。女は思わず目を見開いて感心げに、それを読み上げた。小さな声で。 ) 1+1。1+1は2になれない。1+1が1と1であるならば。1+1ではなく、1÷1であるべきだ。 ………これ、ほんとに絵本か??絵はかわいい割に、言ってること難しくね?? ( 突っ込む。大人の絵本、という奴なのだろうか。絵本にしては難しい気がした。なんだか難しくて首を捻るばかり。難しい ) 1と1は尊く別なる物。それは交わることなき故、近づく努力をするべきである。近づけば近づくほど、1と1は、同じものを見るようになる。――――わかんねぇ。 ( 小さくつぶやいても、しっくりこない。ぴんとこない。っていうかなんじゃこれと突っ込みを入れたい、そんな、女の感想 ) これ、コーナー間違ってるだろ。 ( 思いっきり突っ込んだ。 ) ……どこにもどしゃーいいんだろ。 ( 髪掻き揚げて眉を寄せる。が。よく考えてみると。 ) ―――俺が調べたいこととはちっとちげー……ってか、レベル高い。 ( 恋愛を超越してました。疲れきった表情で頭を抱えた。こんなところ、柄にも無く来たからいけなかったか。書架から受付まで、歩こうと足を動かして )  [Mon 28 May 2007 00:37:02]
お知らせ > エニシさんが入室されました。 『―――まよった』 [Mon 28 May 2007 00:36:46]
ラクリア > ( 恋愛なんてしてしまえばいいのだろう。ただ、してしまえばいい、で、できるわけがなくて。そもそも何が恋愛なのか、そこがいまいちよくわからない。だからこういうものに頼るしかなく。情けない限り。 ) ……んー。 ( 書架の本をなぞる指。指す色の無い指先は彷徨って、眉を寄せ、顰めた面が本のタイトルを追う。実は本なんてものを読まない女にしては、努力しているというか、相当気にしているのだろう。生まれてこの方、恋愛なんてしたこと無い。 ) ……ん? ( ふと、指が止まる。同じ厚さの本が並ぶ中、妙に薄い、冊子に目がついた。女は、その指をそこで止め、本を抜き出した。 ) ―――なんだこれ。 絵本? ( 表紙、裏表紙、交互見比べて。首を捻った。なぜこんなところに本があるのか )  [Mon 28 May 2007 00:25:58]
ラクリア > ( 人が今まで辿ってきて、嫌だと思うものは女性にしても男性にしても恐らく変わりは無いのだろう。だとしたら――― ) 案外、此処じゃないかもしれない。 ( 背中預けた書架から、離れ姿勢を正す。ポケットに手を突っ込んで、ひらめくように瞳が見開く。 ) 歴史物、とか。 ( 案外、ものによってはわかるんじゃ。と。こんなこと真面目にやっている時点で絶対周りにネタにされ笑われるのだろう。が、本人至って真剣です。 ) よっしゃ。歴史物―――と。 ( 書架を、歩き出す。 ) [Mon 28 May 2007 00:15:44]
ラクリア > ( 本を読んでも、体験しないとわからない思いもある。それは、よくわかる話だ。人を殺した気持ちなんて、本を呼んでも共感できないだろう。体験して初めてわかる思いもある。極端な話、恋愛も恐らく一緒で。ただその恋愛を、体験したことが無いのは大きかった。共感できないのだ。どうしてそこまで一つに執着するのかが、理解できなかった。 ) 複雑な乙女心……か。 ( その通りだな、とお手上げ状態。腕組して、書架に背中預ける女は足元を放り投げるように僅か前に出し、俯き加減。恋愛や、哲学。人の想いに関しての書物が多くおいてあるその場所に視線は行くまま、降参と言いたげに肩を落として溜息をついた。 )( 人の想いなど、頭の知識じゃ理解できないことも受け入れられないことも、多い。 ) 泣かせない方法、っていうと、なんか上辺だけなんだよな、ほんと。 ( それくらいのほうが、いいのだろうか。それくらいのほうが、仕事、なのだろうか。真剣に考えすぎか?わからない。 ) [Mon 28 May 2007 00:12:34]
ラクリア > ( 指先が、文字を辿っていく。追う視線はやがて、爪先に落ちた。同時に、諦めきったような溜息と、ぱたんと書物の閉じられる音。片手で本閉じれば、その本の表紙をまじまじと見た。 ) やっぱ、いくらなんでも無理な話か。 ( 肩を竦め、ほっと息を吐いて気怠げに書架へと本を戻す。そのタイトルは「恋愛法則」 なんでこんなの読んでるかって。仕事で泣かせてばかりいるからだ。一度こういうのでも読んで来い。そんな同僚の言葉を真面目に、女は図書館へと足を運んでいた。 ) …やっぱ恋愛物の本?ストーリーもの読むのが正解なのか?でも大体ハッピーエンドだろ。 ( 違う、と。紫苑の短髪を掻き揚げて、後ろの書架に凭れ掛かった。真剣に、仕事について悩んでいるのだが、人の気持ちとは難しいもので。 ) [Mon 28 May 2007 00:07:06]
ラクリア > ( 図書館の書架と書架の間で。柄にも無く、真面目な顔をして。 ) ( 多分、知り合いが見たら思いっきり笑うんじゃないだろうか。というくらいの、真面目腐った顔で。 ) ( ぱら。 ) ( もう一枚、捲られる。食い入ったように、文字を追う、視線。 )  ……うーん。 ( 眉を寄せて、唸る。顎を指で触っては、またその指先が紙の端に触れて。捲られる、一枚。 ) [Mon 28 May 2007 00:00:47]
ラクリア > ( 黙って貢を捲る。 ) [Sun 27 May 2007 23:58:33]
お知らせ > ラクリアさんが入室されました。 『黒服の男装女は。』 [Sun 27 May 2007 23:55:40]
お知らせ > エリーさんが帰りました。 『 静かに席を立って、閲覧関の灯りを消した。 』 [Sat 26 May 2007 22:06:58]
エリー > ―――――――。 ( 閲覧していた本の内容をすっかり忘れている。 咽喉が乾いたけど、図書館で水気は厳禁。 すっかり疲れてしまったし、今日はこの辺で終わりにしようか。 図書館で眠るくらいだったら家に帰った方がましかもしれない。 誰も居なくても、広すぎても。 ) [Sat 26 May 2007 22:04:52]
エリー > ( 確保された「吸血鬼」の処刑は見苦しいものだった。 母の姿をしたそれは最後まで私に向かって呼びかけ続け、奇声を上げ、そして口からどぶどぶどぶと大量の血を吐いた。 排出する穴が小さかったのか、鼻と目からもどぶどぶと大量の血が流れ出た。 十字架と聖歌に悶え苦しみ嘔吐するソレは、お母さんじゃなくて。 狩人の斧がその首を切り落とす瞬間を、私はしっかりと見た。 ) [Sat 26 May 2007 21:59:56]
エリー > 生き物、ですらないか。 ( お母さんの屍に何か悪魔のような別のものが取り付いて、お母さんの生前の記憶まで食い尽くしたんだ。 「エリー、此処を開けて」 「エリー、此処を開けて」 「エリー、此処を開けて」 扉を叩いて繰り返す言葉に耳を塞ぎ、布団に包まって泣いていた。 何日も外に出られなかった。 気がついたらお姉ちゃんの姿も無かった。 意識を失って、目覚めたら病院。 ヴァンパイアハンターギルドの人が待っていて、私の家族は誰も居なくなっていた。 ) [Sat 26 May 2007 21:53:28]
エリー > ( 手のかからなくなって来た娘二人に留守を任せた、結婚20年目の小旅行の話だった。 静かな田舎でのんびり、計画なんか立てないでいこう。 お父さんがそう言って笑った。 ちゃんと二人で交代で料理するのよ? 母さんがそう言って玄関を開けた。 私はその時何かしらの理由で二人を止めるべきだったのだろう。 でも、ただの学生の私には理由が無かった。 本当に、本当にただ、あの日、あの時、あの場所じゃなければ良かったのに。 1日でいい、30分でもいい。 本当に1つ、タイミングがずれてさえくれれば良かった。 ) ( 帰ってきたお父さんは首が無く、帰ってきたお母さんは別に生き物になっていた。 ) [Sat 26 May 2007 21:45:56]
エリー > ( 夢を見た。 眠りが浅いのか、ここ数年は毎晩のように夢を見る。 楽しいものは無く、決まってその内容は過去の記憶の繰り返しか、酷く怖いもの。 若しくはその両方。 今日はそれだった。 父と母を最後に見た時のこと。 ある晴れた春先の、行楽日和の朝のこと。 何度も見た夢なのに、何度でも同じ気持ちにさせられる。 目を瞑って記憶の整理をしながら、気持ちを落ち着けよう。 ) [Sat 26 May 2007 21:37:48]
エリー > ―――――――ッ、う…! ( 記憶が混乱している。 うたた寝をして飛び起きたという事は理解できるが、何処までの認識が正しいのか、何処からが夢の内容の誤認なのかの判断が即座につけられずに額を押さえて考えた。 10ある思考が寝起きに鈍って2か3の所で停止して空転している感じ。 なんだっけ、どこだっけ、いつだっけ。 ぼやけた目をこすって視界を確保するまで、其処が暗い図書館の閲覧関の片隅だという事すら思い出せなかった。 じわじわと誤認情報が頭の中で溶けていき、大きく息を吐いて座りなおす。 気持ちが悪くて暫らく何も考えられなかった。 ) [Sat 26 May 2007 21:31:45]
お知らせ > エリーさんが来ました。 『 がたん、と椅子が鳴って飛び起きた。 』 [Sat 26 May 2007 21:25:00]
お知らせ > マリィゴールドさんが退室されました。 『青猫で逢えると良いなぁ―― ( そんな希望的観測。 先ずは調べ物を片付けよう。 )』 [Sat 26 May 2007 02:26:38]
マリィゴールド >  ちょっと―――迷子遍歴って。 ( 嵐のように過ぎ去って行く淑女、いやクリット女王。 それって余命幾ばくもない金持ち老人に対する感情じゃないかとか、戴冠式はやっぱり机に頭をぶつけないとダメなの?とか、とか。 様々な突っ込みをする間もなく履歴を持つという迷子の達人はカウンターへと。 ) 友情は良いんだけど、クリットーずって何さッ!? ( もう答える物は誰も居ない。 ) せめてマネージャにして欲しいな。 あの先取に混じって乱入するヤツ。 ( 見えなくなった背中に「じゃあね」と手を振り。 ) [Sat 26 May 2007 02:25:54]
お知らせ > ユダさんが退室されました。 『口ずさまれる、調子はずれな鼻歌と共に嵐は去る』 [Sat 26 May 2007 02:20:20]
ユダ > こう…ほら、ガッツよ。ガッツ! ( 確かに、繋がっていた赤い糸もぶっつん間違いなしだろう。頑張れあたしとばかり天井に向かって拳を振り上げた。ちなみに、最前列に座っているのを発見した場合名前を大声で呼んで、ぶんぶん手を振ること間違いなしでしょう ) ほら、彼も余命いくばくもないわけだから恩を仇では返せないわけよ。心やさしい灰かぶり姫としてはね。 ( もっともらしい理由をつけるも、所詮かつ上げまがいの貢がせもの ) クリット女王と結婚したあかつきには、彼はクリット王よ!あたしと結婚するだけで王様の座が安安と手に入るんだから、彼も彼で玉の輿よね。 ( もの凄い偏屈な理由をつけて、からりと軽快な笑い声をたてた。それなりに、それなりに控えめに ) いえいえ、楽しい時間を過ごせて良かったわ。こうして同僚同士の友情を深めるのも良いものよ。 ( うんうんと深く頷いて ) クリットーずの結成も夢じゃないわね! ( 新ユニット結成を勝手にもくろんで、びしっと親指をたてた。芸能横丁デビューも夢じゃないぜっとウィンクひとつ ) マリィは紳士ね、でも大丈夫。あたしの迷子遍歴は伊達じゃないんだから!じゃ、また青猫で! ( 力瘤を作ってみせるとぶんぶんと手を振りながら、貸出カウンターへ向かって歩き出そう ) [Sat 26 May 2007 02:19:16]
マリィゴールド >  止めませんけどねッ!? 毎日、机に頭突きしていたら恋も逃してしまうのは確かじゃないかなって―――ソレはソレで惚れちゃうけど。 ( 「 遠慮させて下さい 」 最前線の席は涙ながらに辞退しておいた。 絶対に「マリィ見てるぅ?」とか言われそうだったので。 ) お話に青年魔法使いとか出て来ませんから、思わせぶりな態度で馬車を貢がせるシンデレラってどんだけ悪党なのッ!? ( 「私シンデレラ、ミツ募集」とか浮かんだよ。 ) ―――案外身近な所に、出逢いは落ちているモノだから。 その時は応援するよ、間違いなくクリット女王よりは全力で応援するよ。 ( このままだと、クリットの女王に為りかねないと危機感を募らせた蝙蝠は全力で応援しておいた。 釣られて時計を見れば二時を告げる小さな鐘がなり。 ) ―――ボクはちょっと調べモノするから。 貴重な休憩時間に御免ね話し込んじゃって。 ( 「 せめて入り口までは送って行こうか?」なんて口に。 ) [Sat 26 May 2007 02:02:50]
ユダ > …なるほど、ついにあたしも芸能横丁デビューか。 ( まんざらでもない様子で遠い眼差し。「マリィさんのために最前席、買収しとくからね」なんて、いかにも親切そうに微笑んだ ) Mだなんてとんでもない。熱きヴェイスト市民魂よ! ( ぐっと拳を握るとそう主張した。ぎこちない礼にも気がつかず、力強く頷くあたり生粋のアホ ) えーなんでよ、かなりロマンチックじゃない!儚げで、余命いくばくもない青年魔法使い…柔らかな笑みが眩しい王子からの告白!板挟みな乙女心! ( 熱弁するは妄想の産物。嫁姑問題については「確かにねぇ」なんてしみじみと頷いてみせ ) 出来れば玉の輿がいいけれど、まぁ今のあたしには遠い話だわ。その前に恋すらしてないんだもの。 ( 軽く唇を尖らせれば肩を竦めてみせた。ふと、そこで少し先に見えた壁掛け時計を見るとゆっくりと立ち上がり ) そろそろ、あたしの休憩時間は終わり。青猫に戻らないと、お姉さま方に怒られるわ。 ( 眉を8の字にして溜息を吐くと、本を手に取った ) マリィさんは、まだここへ? [Sat 26 May 2007 01:49:44]
マリィゴールド >  何故だか知りませんが、芸能横町で机に頭を強打するユダ嬢の御姿が想像出来たのですが―――。 ( 人々が「負けないでクリット女王」とか涙ながらに叫んでいる、皆の声援を受け「あたしの実力はこんなモンじゃないわ」とか不敵な笑みを浮かべて立ち上がるクリット女王。 )―――どんだけMっ気が強いのかなユダ嬢は。 ( だが紳士 「応援してます」 と引き攣る顔でも何とか笑みを浮かべ。 礼には優雅とは言えぬ、ぎこちない礼を返し。 ) その表現だと全然メルヘンじゃないんだけどッ! ( 寧ろ生臭い ) 確かに最後姫となった灰被りは意地悪な継母を焼けた靴を履かせ踊り殺すという行は、昨今の実録「渡る世間のオーガ達:嫁姑戦争」にも通じるモノがあるね。 ( 何時の時代も変わらないという事だろうか。 ) と、言うか玉の輿を狙ってのユダ嬢は? [Sat 26 May 2007 01:31:39]
ユダ > むしろあたしはクリット会の女王となるわね。額から血が流れども流れども力強く挑戦し続けるあたしにみんなは胸打たれるというわけ。 ( それはもうただの馬鹿。ふっと無茶な野望を胸に口端を吊上げて ) あら、いつのまにコートが…ありがとう。そうね、まだまだ改良の余地有りと言わざるを得ないわ。 ( しぶとく折れずに白々しくもそう言った。コートを受け取ると。片手にかけて ) そんな感じ。読んでいる間は、嫌なことも忘れられるから。中でも、子供の頃に読んだ灰かぶり姫という話は良かったわ。魔法使いにガラスの靴とドレスを貢がれ、王子に口説かれ玉の輿。羨ましいことこの上ないわ。 [Sat 26 May 2007 01:20:19]
マリィゴールド >  クリットのし過ぎで頭悪くなるとかね、親御さんが止めたりして社会現象に―――ソレを冷ややかな目で見守るんだねユダ嬢は。 ( 嫌な社会現象だった。 ) 『って、寝てたんじゃなくてッ!?』 ( 次々と出てくる真実に心の中で突っ込みを。 視線は床に落ちたままの外套へと視線が……そんな激しい運動だったのだろうか。 眉間に皺を寄せ渋い顔。 だが―――自分は紳士だ、紳士たるもの女性に恥をかかせるワケにはッ! 紳士たれマリィゴールドッ( この間0.1秒 )) 余り激しい運動は逆に疲れるんじゃないかな。 ( そう〆る事にしたらしい。 外套を拾うと、誇りを払い貴女の元へと返さんと。 ) ―――空想なら、ボクも良くするけどね。 じゃあ本は空想のネタ集めに? ( 何を読んでいるのだろう、とか。 ) [Sat 26 May 2007 01:11:06]
ユダ > そうそう。 「俺さー昨日調子よくて15クリットもしちゃったぜー」「マジでーちょーすげー」「よせやーい」と。 ( クリット。若者的な略語にしてやられたとばかり、ぷっと吹き出すと便乗した。若者言葉がいまいち使いこなせない痛い女が約1名。ガセネタだと知らずに納豆山買いした痛い人間もまたここに約1名 ) ……マリィさん、お口から色々駄々漏れてるわよ。 ( つまりは見られていたということか。じわりと恥ずかしさが押し寄せる。が、ここでひくことも出来ず「あー、それはまさに体操中ね。読書しながらの新術を開発中だったの」としどろもどろに続けた ) 構わないわよ。ん、割とよく来るといえば来るかしら。ほら、1日のうち少しぐらいは妄想したいじゃない? ( ね?と小首を傾げた ) [Sat 26 May 2007 01:00:56]
マリィゴールド >  何でそんな説明口調なの……―――。 ( つい、突っ込みが入ってしまった。 クリーンヒット術、凄いネーミングだと思う。 咄嗟にオデコを隠す仕草が可愛らしいと、思うのだけど。 ) そ、そうなんだ。 若者の間で「クリットやった?」みたいに話題に上ってるんだね。 ( 流行という言葉に大変弱い蝙蝠、きっと納豆だって食べるともさ。 ) 誤解しないで欲しいんだけど、ボクは別にユダ嬢が豪快に本を開いた儘で机と熱い抱擁を交わしたなんて見てないからねッ! ( そして自ら覗きの事実を自供した。 ) ボクも、外で同僚に逢うなんて珍しいから読書中だから失礼かと思ったけど声を掛けちゃってね。 ユダ嬢は図書館には良く? ( 度々訪れているのだろうか? そんな疑問を口に。 ) [Sat 26 May 2007 00:48:59]
ユダ > えぇ。額クリーンヒット術という脳内スッキリ体操をしたから、もうなんていうか踊り出したいぐらに元気。 ( かえって不自然な言い訳を、すらすらと口に出す。赤くなった額にちらりと同僚の目が向いたような気がして、咄嗟にそんな体操が出来上がった。ささっと片手で額を隠す ) マリィさんも是非、疲れたときはやってみて。若者の間ではもはや流行を通り越して食事をすることのごとく、ごくメジャーな体操だから。 ( ぜんぜん痛くないし、なんて白々しいことを言いながら本を閉じた ) なんだか、青猫以外に会うのって不思議な感じがするわねぇ…。 [Sat 26 May 2007 00:40:54]
マリィゴールド > ( 「赤い、赤いよオデコ……」 振り返った同僚のつぼみが花開くような笑みより、其方のが気になってしまった同僚であった。 と、言うか未だ判断がつかなかった。 ) ご機嫌よう、ユダ嬢―――。 お疲れのようだけど、大丈夫? ( 結局は無難な挨拶に落ち着いたらしい。 背後に立つのも失礼だろうと彼女の脇へと。 ) [Sat 26 May 2007 00:32:31]
ユダ > ( そんなアホっこの行動に同僚が悩んでいる間も、うーんと小さく唸っては記憶を漁っていた。寝たから頭はすっきりしている。しているが、それと共に色んなことが頭から飛んで行ってしまったらしい ) やーねー、この年で物忘れだなんて…。 ( 困った困った。とさして慌てた様子もなく呟くも、背後から咳ばらいと靴音が聞こえれば振り返り ) あら、マリィさん?こんばんは。 ( そこに同僚の姿を発見して、驚いた表情を浮かべるもすぐにそれは笑みへと変わった )  [Sat 26 May 2007 00:27:35]
マリィゴールド > ( 彼女から見て死角なろう斜め後ろの書棚からピーピングトムるのは同僚の自称紳士であったそうな。 ) ―――な、何故だろう。 非常に拙いモノを見た気分だ。 ( 覗き見する気などは毛頭も無かった、神に誓っても良い。 「 やぁ奇遇だね 」と声を掛けようとした矢先、突如机に額をぶつけ奇声を発する同僚に思わず逃げてしまったのです。 ) ここは可愛らしい一面と取るべきだろうか、ソレとも人目に憚れる失態であろうか……―――。 ( 悩んだ、悩んだ末に蝙蝠は一つ大きな咳払いをしてから足音を響かせて近付く事にしてみたのであった。 ) [Sat 26 May 2007 00:19:33]
お知らせ > 胡散臭い紳士さんが来ました。 『―――その様子を棚の影から覗く人影あり。』 [Sat 26 May 2007 00:13:18]
ユダ > ここは青猫。じゃあ……なさそうね。 ( 額をさすりさすり呟くと、手元にある書物に目を向けた。横に並んだ文字を眺めて、再び目をパチパチすれば ) あぁ、そう。うん、そうだった。 ( ポンと軽く手を打った。周りのいぶかしむような視線なんてなんのその。本のページをぱらぱらと捲ると途中で手を止めた ) なに調べようとしていたのだったかしら。  [Sat 26 May 2007 00:12:34]
ユダ > ( だが、こんな不安定な睡眠はそう長くは続かなかった。肩に引っ掛かっていたコートが地面に落ちると同時にズベッと頭も手から滑り落ちる。そのままどうなったかといえば――額が閲覧テーブルにクリーンヒットした。鈍い、鈍い音をたてて ) …だーっ!何すんのよ! ( それからの行動の早いこと。素早く身を起こすと、怒鳴った。あきらかに己がせいであろうに、怒る ) ……あら? ( が、しんと静まり返った室内の様子に違和感を覚えて額を押さえたままフリーズ。きょろりと周囲を見回すと、私は誰、ここはどこ状態目を瞬かせて ) [Fri 25 May 2007 23:50:51]
ユダ > ( 最奥、窓際の閲覧席にその女はいた。革表紙の本を机に開き、左手でページを押さえ右手で頬杖をついた状態。が、女は本を読んではいなかった。目を閉じて、こくりこくりと頭をゆらしている。時折、頬杖をついた手からガクンと頭がずり落ちそうになっては、慌てて体勢を整える。これの繰り返しが続いていた ) [Fri 25 May 2007 23:44:24]
お知らせ > ユダさんが入室されました。 『こくり こくり』 [Fri 25 May 2007 23:39:40]
お知らせ > キヨさんが帰りました。 『 …。 …逃げたい…! ( でろり。心はお山の方にひかれるのでした ) 』 [Fri 25 May 2007 01:19:06]
キヨ > ――― … ( もう一度ノートを眺め )   …。 ( 本のお山をながめ。 ) [Fri 25 May 2007 01:18:35]
キヨ > たとえばー、 襟のリボンに宝石なんかの装飾はつけちゃだめー。とか。 ( メイドさんにも身分があって、宝石をつけられるのはハウスキーパー…メイド長さんだけだとか。 ) あとは、レディメイドは貴族の娘さんだとか…、 ( そんな感じの、言ってたかもしれないなー?っていう微妙なカンジの補足。書くのに一生懸命だったので、もしかしたら書き間違えているやもですが。が ) [Fri 25 May 2007 01:17:45]
キヨ > ( 挙げた他にもスチールルームメイドだとかナースメイドだとかデイリーメイドだとか。いろいろ。 ) ンで、めいどおぶおーるわーくす… ( 多分コレが一般的なメイドさんのイメージなんでしょう。全部の仕事を請け負うメイド。さっきあげたみたく細分化している仕事を全部一人で行うので、わりかし重労働です。 ) …。 …あー。後は講義の時にちまちま言ってた補足っぽいものも押さえといた方がいいんでしょうかー? ( もしかしたら出てくるかもしれない。ぴこぴこ、羽ペンを動かしつつ ) [Fri 25 May 2007 01:09:32]
キヨ > ( 覚えるっていうのは中々たいへんな作業です。ふむぅー。 ) …メイド長たるハウスキーパーと、女主人に仕えるレディメイド、掃除や食事にハウスメイド、寝室にはチェンバーメイド、コックさん付きのキッチンメイド、接客給仕がパーラーメイド、お皿洗いのスカラリーメイドに、お洗濯はランドリーメイド。 ( …えとせとらえとせとら。 一口にメイドっていっても色々なワケでして、 )  …。 …無理です。 ( いいえがを。 ) [Fri 25 May 2007 01:04:08]
キヨ >  …。 ( 黙。 )  …いやいやいやいや、でもほらわたし一応お勉強にきたわけですよええ。 ( 山から目を逸らしつつ。目の前の本に視線を移しましょーか。 なんだか近々テストするとかでおさらいなのでした。内容は、メイドの種類について。そのときの講義のノートなんぞも広げつつ、 ) …足りない箇所を補 っ、てー? あとはとりあえず丸覚えしたらいいわけですけれども。 ( も。 ) [Fri 25 May 2007 00:56:41]
キヨ > ( 大体、 ソレ全部資料? とか尋ねられても イヤ、趣味の本です! とかキラキラしい笑顔で答えますから。ら。 )  まぁ、趣味っていってもアレな本とかはありませんけれどもねわたしの基準では! ( 他の人ならひっかかる可能性?まぁ否定しませんが。 )  いや、もちろんマトモーな本だってありますけれども。 ( 例えば今手にして開いてる本とか。 本とか。とか。 ―― あれェ、山を上から下まで3往復してもこの本だけでしたよ? ) [Fri 25 May 2007 00:46:14]
キヨ > ( よいしょ、と本を置き。ででーんと本を積み上げて、山とか一つ作ってみたり して  して )   …すみません見栄張りましたごめんなさい。 ( 山を一瞥して、べっしょりと項垂れるのでした。 無理ですこんなに読めません。 ) [Fri 25 May 2007 00:38:45]
お知らせ > キヨさんが来ました。 『( 机の上に、こぅ、 )』 [Fri 25 May 2007 00:32:45]
お知らせ > ツェツィさんが帰りました。 『(この日は、そのまま何処にも行かずに帰った。)』 [Thu 24 May 2007 23:22:09]
ツェツィ > (それは、前頁の注釈だった。そこにはこうある。『吸血鬼は悪しき者で魂を持たないため、鏡に映らないとされる。』) ………。 (魂を持たない?その内容を計りかねて、書架の前、改めて本に目を落とす。これも『以上の特徴は、個々の吸血鬼によってはあてはまらない場合もある』の内の一個だ。自分には当てはまらないかもしれない。けれど、当てはまるかもしれない。――もし、当てはまるのだとしたら。) あたしは。 (何者なのだろうか。体は死に、その魂さえ持たないのだとしたら。) [Thu 24 May 2007 23:21:07]
ツェツィ > (そんな事を言われてしまっては、この本の内容を何処まで信用していいのか、困ってしまう。一番手っ取り早いのは、自分の身をもって検証することだけれど――) 駄目駄目。そんなの却下。 (出来るわけがない。こうなってはもう、自分に当てはまるのかどうか以前に、それらしいものからは出来るだけ遠ざかるようにしかできない。何とも、不便な話だった。) でもま、収穫ゼロではないんだし―― (これはこれでよしとしておこうか。一通りの内容に目を通し、さて斡旋所にでも行こう。そう思って立ち上がったとき、とある内容が目に飛び込んできた。それは、今まで自分が呼んでいたページの裏側、次のページの内容だ。) [Thu 24 May 2007 23:15:50]
ツェツィ > (『太陽の光をあびると灰になる』『木の杭を心臓に打ち込めば死亡する』『銀の武器に弱い』) この辺は、一番気をつける所―― (『十字架や聖画など、主としてパプテス教で聖なるものとされるものに弱い』) これも……自分のお祈りで喉焼いちゃうくらいだから。 (特に気をつけなければならないだろう。それから――『ニンニク・塩等を嫌う』『流れる水を渡れない』) 『鏡に映らない』、そして『初めて訪問した家では、招かれなければ入れない』、か。 (一通りの特徴を読んでみたが、思っていたよりも量があった。特に苦手なものの数の多さといったら、これから先が不安になりそうな量である。そして、その説明の最後の一言も不安を煽った。曰く「以上の特徴は、個々の吸血鬼によってはあてはまらない場合もある」。) ………。 (思わず無言にもなるというものだった。) [Thu 24 May 2007 23:03:49]
ツェツィ > (本を手にした当人は、最寄の椅子に腰を下ろし、早速その内容に目を通し始めた。専門書の類ではなく一般向けの書籍であるため、読み書き計算ほどの教養しかない自分にも分かりやすい内容である。) その発祥と起源――は別にいいか。 (目次を頼りにページを捲る。自分が知りたいのは、吸血鬼という存在が嫌うもの、その存在を脅かすもの、そして好むものである。) 特徴、傾向――この辺か。 (ほんの数ページ捲ったところで指を止めた。その見開き2ページの中に、吸血鬼という存在の大まかな特徴が羅列してある。殆ど箇条書きに近い文章だが、考察等は求めていないので丁度よかった。) ――ん。 (じっとその内容を読み進めていく。) [Thu 24 May 2007 22:50:00]
ツェツィ > (非常に情けない話ではあるが、吸血鬼でありながら、自分はその吸血鬼というものに対して多くを知らない。故に、先日斡旋所前でやらかしたことを、今後も繰り返す可能性があるのだ。先日のように、「ちょっと困った」レベルのことであればまだ良いが、己の生死(というと奇妙な感じ)に関わることを知らないのは致命的である。そこで、ここいらでちょっと調べておかなければと思ったのだった。長い自己弁解であるが、切実なのには変わりない。さて。) [Thu 24 May 2007 22:42:54]
ツェツィ > (ここ最近の習慣になってきた斡旋所への顔出しの前に、今日はちょっと図書館なぞに寄ってみた。単に本が読みたい気分だったわけではない。自分の今後を考える上で、最も必須な知識を求めたからである。つまるところの。) ――この辺のだったら、読みやすいかな? (手に取ったのは、一冊の薄い本。ページを開いてみればそこかしこに挿絵が載っている。タイトルは『図解 吸血鬼』。その名の通り、世間一般に知られている吸血鬼の特徴や傾向を、絵つきで一般人にも分かりやすく解説した本である。) [Thu 24 May 2007 22:38:18]
お知らせ > ツェツィさんが入室されました。 『(就職活動の合間)』 [Thu 24 May 2007 22:31:38]
お知らせ > ヒルダさんが帰りました。 『胸の内で燃える野望の火は、今もこの身を焦がしている。』 [Fri 18 May 2007 04:09:39]
ヒルダ > ( ともあれ、足を使うしかあるまい。同時に勉強もして、同時に仕事もこなして…。 ) ………。 ( もう一度眉間に指を当てる。兎に角今日は帰って寝よう。時間は余り無いが、睡眠時間を削りすぎると逆効果だ。 ) [Fri 18 May 2007 04:08:55]
ヒルダ > ( 過去に何度か行われた事のあるこの試験だが、その試験内容はその時その時で変化する。身内贔屓せずその間口を広く求めただけ、まだ幸運だったと言えようか。 一見すると魔女ギルド長選出試験より難しく見えるが、あれはこういう試験を合格出来るだけの実力を身に付けた上で挑める物だったという事だろう。さて―― ) 魔女の推薦書、か。 ( お友達に頼んで書いて貰う程度じゃきっとダメなんだろう。魔女の推薦書と言うだけでどんな魔女から何人分必要なのか明記されていないのが、試験を考えた人間の性格のいやらしさを醸し出していると言えよう。 とりあえず、実力があり有名な魔女と言えば―― 現在の魔女ギルド長。そして”キリバナの魔女”と言われるフィルクート女史。ギルド長に頼る事は許されない。そんな事をすればお互いに不利だし、第一面接でそれが仇になる可能性は十分に考えられる。 ) [Fri 18 May 2007 04:07:13]
ヒルダ > ( 試験は筆記、実技、面接で行われる。筆記試験に関しては兎に角知識を詰め込むしか無いとして、実技に関しては何度か経験をつまないと厳しいだろう。恐らくは飛行術のテスト、薬の調合、召喚とその他の儀式などが行われる筈だ。悪魔召喚はともかく、他に関しては少々自信が無い。面接はどういった事を聞かれるのか検討もつかない。 更に―― まだまだある。この試験を受けるには悪魔の承認書と、同職の魔女の推薦書を必要とするのだ。ギルド長選出にも似たような手段が取られたらしいが。 ) …… ああ、止め止め。今はそういう事は考えないようにしましょう。 ( 以前、その試練を受けるあの人の身を案じていた日々の事を思い返す。結局私は何もかも失った。――別に良いじゃない、元から溝はあったのだから。 ) [Fri 18 May 2007 03:56:05]
ヒルダ > ( グランドマスターへの昇格試験、その内容は例え前ギルド長アルカナでも合格する事は出来ないのではないかと言われるほど、その科目や試験範囲が膨大な量になった。魔女術と一口にいってもそれは様々だ。まず、自分に一番馴染みのある占いと悪魔召喚。箒の飛行。その他薬の調合。儀式。マジックアイテムの鑑定などなど。また魔女術以外にも、暗黒魔法や精霊魔法、パプテス呪術、ルーン。習得とは行かなくとも最低限の知識を持っている事が必要とされる。グランドマスターとなるからには、突出した何らかの才能に加え他の分野に置いても広く知識を持っていなければならない、ということか。 ) ………。 ( 人気のない図書室で沢山の資料の山に囲まれながら、既に疲れた顔でぐ、と眉間に指を当てる。範囲を纏めるだけで2日もかかってしまった。 ) [Fri 18 May 2007 03:46:24]
お知らせ > ヒルダさんが入室されました。 『コツ、と机を指で叩く』 [Fri 18 May 2007 03:33:36]
お知らせ > シュクレさんが帰りました。 『( けれども折角頂いた質問だから、もう少し色々調べてみよう )』 [Thu 17 May 2007 23:16:59]
シュクレ > ( どっちが真実なんですか室長。 ) …マァ、パプテスの方が一般的なンだろーケド。 ( 頬杖をついて何気なくパラパラとページを捲りつつ。 計算式とはちがって、こういうことは正解っていうモノが曖昧だ。場所によって違うけど、たまたま結果が同じになったんだってこともある。色んな論があって、ただ一番しっくりくるものが支持されるだけで。 それが真実かどうかは簡単に言い切れるものではない。それこそ、その時に戻って実際目にする、なんてコトがなければ。曖昧なものだ。 ) [Thu 17 May 2007 23:16:03]
シュクレ > ――― だがシカシー。 ( 駄菓子菓子。 )   …。 ( テーブルの上のもう一冊の本、手にとって。ぱらぱら開いてみたならば、 ) ( 元々、曜日を星になぞらえて呼び始めた時は土曜日が始めにくるはずだったのだと、コレも昨日少し話したことだけれど。 ) ソノ、土・日・月・火・水・木・金―― … ノ並びをピラミタ人にいぢめられテた人(ヘブライ人)タチが土曜日ヲ最後に置き換えテ、日曜をハジメにしちゃッター… なんてハナシも、 ( あったりする。 ) [Thu 17 May 2007 23:06:31]
シュクレ > ( ―― で、本題はといえば。 ) ( パプテスの神の子が十字架にかけられた日が金曜日だったため、とある国(ローマ)の皇帝がパプテスを国教とした時に神の子が復活したとされる日曜日を主の日とし、一週の初の日であり神に祈りを捧げる休日とした―― らしい。 )  ……ひとまわり(一週)の初の日、朝まだき、女たち備へたる香料を携へて墓にゆく―― …、 ( 聖書の中では、日曜日はいつも週の初めの日と呼ばれているのだとか。 ) [Thu 17 May 2007 22:56:01]
シュクレ > ( ともあれ、その本によればやはり日曜が週のはじめに来る理由にはパプテスが関わっていて。 )  ―――… ( 『旧約聖書』の創世記には六日かけて天地を創造したカミサマが七日目に休息したハナシがでてくる。 だから、『旧約聖書』が聖典のラエでは土曜日…金曜の日没から土曜の日没までが安息日たるサバット。 ) ( このへんは、昨日ココくんに話したようなコトもちらりほらり。 ) [Thu 17 May 2007 22:42:20]
シュクレ > ( …見につくってどうやるんだろう。  身に、つく。 )  ふヌー。 ( 両手で本を持ちつつも、テーブルの上に上体を乗せてでろーり。 ちなみに持ってるうすっぺらい本のタイトルは室長おススメの『よいこのこよみ』。 ) ボクにはコノくらいがお似合いダーってコトなのカナ… ( そのへんどうなんですか室長。がっくり、頭だって項垂れるというモノ。 ) [Thu 17 May 2007 22:32:13]
シュクレ > ( シツチョー曰く昔教えただろーとか。言われたけれど、ボクはこの暦、この国なら日曜が始め、月曜がはじめ、この日が休日―― という規則性と計算の仕方だけは実際仕事に関わってくるから覚えたものの、 )  …由来トカ、シッカリ忘れてたヨ。 ( 物語とか聞いたり、本とか読むのはスキだけどそれが全部見につくかと言えば別のハナシ。 …とはいえ今回はお仕事と関係するコトだから怒られるのももっともなんだけども。も、 ) [Thu 17 May 2007 22:26:08]
シュクレ > ( 昨日ココくんに聞かれたコトをシツチョーに言ったら丸めた紙束で頭をポカリとやられました。 ) うぅ、 ゥ… ボク衝撃にハ弱いノニ… ( そんなに強くはなかったから、頭の形が変わってしまうなんてことはなかったけれども。なんとなく、叩かれた箇所に手で触れる。 …ホントにへこんでたりとかしないだろうか。 ) [Thu 17 May 2007 22:17:21]
シュクレ > ( グレゴリオ暦:16,May,1604 )( ユリウス通日:2307046 トキノミヤコ暦日:19,卯月,1604 フォーウン式太陰太陽暦:19,孟夏,1604 アララマ暦:17,Dhu al-Hijja,1012 ラエ暦:17,Yiar,5364 ダライマ暦:19,氏宿月,1731 ) ( 真実はともかく、おおよそそんなふうに表されるらしい今日のこの日。 ) [Thu 17 May 2007 22:01:51]
お知らせ > シュクレさんが入室されました。 『( 頭がへこまなくてよかった。 )』 [Thu 17 May 2007 22:00:40]
お知らせ > フィオさんが退室されました。 『(何事も、基礎から)』 [Wed 16 May 2007 10:49:19]
フィオ > (頭を一度ふった) 食べることばっかじゃダメっす (一度小さい声、自分に言い聞かせるように意気込めば、ペーズをめくる。 次のページは今の基礎を使った軽い拳法の形つくり。再び真似をしはじめた) [Wed 16 May 2007 10:49:10]
フィオ > (何度か繰り返して読めば、知識よりも体が動かし方を覚える。 真っ直ぐ伸ばした手を捻って、腰をぎりぎりまで伸ばす。 その通りを覚えればガッツポーズ) おっし、これを今度から使うッスよ! (技も基本から。 格闘の基礎を体に叩き込まなければ、真の強さは得られないと考えたのだ。 応用ばかりだった少年は基礎確認へ戻ったのだ) (  しばらくすれば  )  ぐぅ  (腹の音がなった)  朝ご飯食べたのになぁ (腹をさすった。 どうにも落ち着かない腹は成長期がまだ過ぎ去っていないことをあらわすか) [Wed 16 May 2007 10:47:47]
フィオ > (昼前、けれど朝ではない。そんな時間、図書館も静かだった。 周りは皆きっと仕事等があるのだろう。 朝日に近い明るい日が小さな窓から入る。 人気の少ない図書館奥で何度もその本の通り体を動かした) 左 右 左 上 サーコゥ!! (手を前に出してグルグル回す。 流石に大きな声を出しすぎた。 はっとして、口元を押さえれば周りを見渡した。 公共の場でこれはまずいなと苦笑い) [Wed 16 May 2007 10:44:51]
フィオ > んーと…… やっぱり、此処はこうしなきゃ、何スかね (腕をくいくいっと動かした。本に載っているお兄さんもマッチョマン。それに比べて軟弱な少年。 どうにも太らない体に出来ているのはイエロティア特有か。いくらか伸びた背ももう止まるだろう。 其処は残念なのだが)  いや、こうかな? (体を少し捻って、腹筋が動くのを感じた) [Wed 16 May 2007 10:42:02]
フィオ > (かなり久しぶり。何処からかの電波ぴりぴり。 そんな訳で、少年もとい、そろそろ青年な奴は図書館の隅っこへ座り込んで本を読んでいた。 実際知識レヴェルが低いのではありますが、絵が入っていれば話は別。) ( 本のタイトル『これで貴方もムキムキ』 ) (はい、筋肉馬鹿はあからさまに体作りの本。 額と眉の間に皺寄せて、黙々と読んでいく) [Wed 16 May 2007 10:38:29]
お知らせ > フィオさんが来ました。 『(いつものように、似合わない姿)』 [Wed 16 May 2007 10:36:28]
お知らせ > エレオノーラさんが帰りました。 『(誤解が解けたかはともかく、貴重な体験にはなったそうな)』 [Thu 10 May 2007 04:12:45]
お知らせ > ミカドさんが帰りました。 『朝まで帰すつもりはありませんよ?(誤解されそうな台詞を吐きながら、夜の街へと)』 [Thu 10 May 2007 04:11:13]
ミカド > (添えられた手を握って) ―――では、まいりましょう。 軍師殿がどこまで、本当の事をいってくださるのか楽しみです。 (=し ん じ て ね ぇ )―――兵法や軍法が、無い場所へお連れいたします。(=其れだけの変人揃いと。 …只管酒を飲まされたり、ヘンな趣味に付き合わされたり、変な料理食わされたり、変な歌を聞かされたり――さぁ、百鬼夜行の夜へ) [Thu 10 May 2007 04:10:46]
エレオノーラ > ( その輝くばかりの太陽笑顔がいかにも胡散臭いとっても素敵に感じられたようです。 ) あらまぁ、そんな私のために時間なんて―― ( ものすごい回れ右したかったが、同時に怖いもの見たさの好奇心というのもあって、しばらく考える。 ) どんなお店なのかしら。変わった人たち―― ( 自分もある意味変人だと自覚しているから、そっと西園寺の手を取った。 ) 分かりました。では――ご好意に甘えさせていただきます。 ( ある意味退屈を癒すにはいいのかも? でもちょっぴり怖さも伴って。 ) [Thu 10 May 2007 04:04:32]
ミカド > (にこにこにこにこにこにこ)―――。 (にこにこにこにこ)――――。 (笑顔だ。サンシャインスマイルだ。ある意味この表情も、役者の如きポーカースマイル? 貴方の弁明が終わるまで、黙って聞いて) ―――ふむ。なるほど・なるほど・なるほどぉぉぉ………・・・ ・ ・ 。(男は笑顔を崩さない。怖いといわれても微笑み続け、大袈裟に頷いた) …さて、その冗談が何処まで続くのか。(軍師だが王族じゃない妻。……それを信じるなら私兵か、何処かの一族の指南役か何かなのだろう。それでもある意味プリンセスーな立場には変わりないので、間違いかもしれないが。が。 …まぁ しんじるなら の話しだ。 し ん じ る な ら 。  ) ……エレオノーラ様、幸い私には朝まで時間があります。いえ、今 作 り ま し た 。 (にっこり微笑みながら、右手を差し出す) 私のほかの表情が見たいと仰るのならば喜んでお付き合いいたします。 ………初対面のご夫人への態度をとっていた心算ですが、どうやら其れがいけなかったらしいですしね。 さささささ遠慮なさらずに。私の馴染みの店へ参りましょう。少し――いや、かなり変わった人種が集まる店ですが、まぁ、なに。私の他の表情を見たいと仰るのならば、丁度宜しいでしょう。(尤も――その場合「他の表情」を見せるのは自分だけじゃないが) [Thu 10 May 2007 03:58:56]
エレオノーラ > ――ごめんなさい、からかうつもりはなかったんです。ただ、貴方様のお顔がどこと無く浮かない色を佩びているように感じられたものですから―― ( 態度を改め、そう弁明すると、エレオノーラは西園寺に謝った。 ) 先ほど言ったとおりです。私は確かに軍師ですが、私も、私の夫も、王族ではありません。 ( そんなふうに説明して見せるが、ものすごいにこにこ笑顔にはちょっとタジタジ。 ) えぇっと――笑顔が怖いのですよ、西園寺様。 ( にこにこにこっ、に対してこちらは後頭部に大きな汗垂らしてどうしようか考え中。 ) 西園寺様があまりにもその――舞台俳優のように立ち振る舞われるものですから。ちょっとだけ別のお顔も拝見――したくなった言ったら怒りますよね、やっぱり。 ( 大半の本音に冗談を本のちょっと混ぜたら笑顔でおこられたというオチ。 ) [Thu 10 May 2007 03:42:59]
ミカド > ――――エレオノーラ様。 (仮面の笑みを貼り付けて、改めて名を呼んだ)  もしや、私で遊んでいらっしゃいますか? (にこにこにこっ) [Thu 10 May 2007 03:34:40]
ミカド > (別にこの男は、解放しないのは愛していないからだ云々というつもりはない。ただ、「解放」の扱いが、何かを達成した後の『ご褒美』のように扱う事は出来ない…という話しだ。奴隷の扱いを咎める心算は全く無い。)(「優しくするだけが」 ”プリンセスエレオノーラ”の衝撃を隠せぬ声で)恐らく、貴方と私ではスタンスが違うのでしょう。貴方の扱い方も一つだと思います。 ええ。――……。 ……。 (一頻り笑われる。その間、男は答えを待って沈黙するだろう) ……    冗談?     (シパリ。瞬き)  ……ええと。 何処までが冗談だったんでしょうか。国の長ではないとすると…ええと、軍師から冗談だったんでしょうか…? ……ええと。余りにも自然にお話されるので、すっかり騙されてしまいましたよ。 これは一本とられたと言わざるを得ない。(もし目の前にいる女性が「王妃」やら「プリンセス」ならば、それなりの身分の者として、それなりの態度をとる心算だった。 止まっている心臓がバクバク音をたてる幻聴を聞いたような気がして、胸を押さえた) ………    ……。  (「素敵に」)  …………。 (流石に苦笑いめいたものを浮かべた。つまりは…最初っから最後までからかわれたんだろうか?) [Thu 10 May 2007 03:29:19]
エレオノーラ > 愛するのは大切なことですが、手順を間違えてはいけません。優しくするだけが愛情ではないのです。 ( さらりとそんなふうに言ってみせる。どういう捉え方をされようとも、フェリを大切に思っているからこそしていることだと自覚しているから、とくに顔色も変えずに。 ) でも――西園寺様からは、親の情愛を感じます。素敵だと思いますよ、そういうお気持ちは。 ( にっこり微笑み、あいた間。 ) ――ふ、ふふ……っ。 ( ぽかんとしたような相手の顔を見て、あぁ、こんな顔も出来るんだなこの人と。かえって安心した。笑いを堪えきれず、肩をゆらす。 ) うふふっ……あ、いえいえ、こちらこそ。失礼を―― ( どうにか笑いが収まるのを待ってから、改めて。 ) 冗談です。ちょっと誤解を生みやすい答え方でしたね。私の夫は国の長でもありませんし、私自身、国に使えたことは一度もありませんよ。それとも――王妃さまに見えました? ( 先ほどまで僅かながらに見え隠れしていた、西園寺から感じ取れた悩みの色。それがすっかり吹っ飛んでしまった様子を見て取れば、何食わぬ顔でこう続けた。 ) あらまぁ、ずいぶんとお顔が冴えて――先ほどよりも更に素敵になられましたよ、西園寺様。 ( などといって、深くうなずいた。 ) [Thu 10 May 2007 03:12:24]
ミカド > ふむ。 逆に奴隷が「これをしなければ捨てられる」と、必死になるのも策略のうちと―――そう云うことですか。(「思いあがる」 この物腰柔らかな女性から、そんな手厳しい一言が飛び出すとは思っていなかったから、やや驚いた様子で、独り言のように呟いて。) ―― そして、「解放」は従者として学び終えた後の「ご褒美」と。 其れも軍師としての貴方の考え方なのでしょうね。  …確かに最短で、最善の「従者」の作り方のように思えますよ。(奴隷は「解放」を盾に、軍師の掌の上で踊るのだろうと思う) 私とは大違いだ。 ――私は…貴方のような搦め手は苦手でして。 気にいったモノには、最高のものを用意して、素直に心を伝え、「幸せだ」と言って欲しい。――甘いと感じるのかもしれませんが、このやり方しか知らない。 (書架に並んだ本達を見上げる。先人の知識で学んでも、上手くできるのはこれくらいだ。) ……しかし兵法が日常に生きるとは思いませんでした。   (「我夫」)                 (間が空く)                 (本当に間が空く)        は   ?   (間抜けな面だったと思う。言葉を紡ごうと中途半端に息を吸い込んで、吐いた結果、しゃっくりのような一文字が飛び出た)  …や、 その、  失敬。 … ――王妃さまでいらっしゃいますか? プリンセス・エレオノーラ?  (こればかりは、思わず訪ねてしまった。自分の悩みなども吹っ飛ぶくらいに) [Thu 10 May 2007 03:01:49]
エレオノーラ > ( エレオノーラのほうはといえば、人と会うのが好きな性格からか、夜会にも幅広く出席している。西園寺、という苗字に記憶を辿るも、今だ脳内で奮闘中。 ) いいえ、解放はまだ――それはあの子が『従者として』ふさわしい段階まで育ってからです。目をかけた末に、期待と愛らしさからいきなり解放しても、フェリも戸惑うでしょう。私からの気体を感じ取って、重みに苦しむかもしれません。もしかしたら、自分は特別な存在だと思いあがるかもしれません。いずれにせよ、解放するのはあの子がちゃんと自分に自信をつけて、私の従者として働けると感じるまでは――奴隷のままがいいのです。 ( 言ってみれば、それも兵法の運用である。日々を生きることこそ戦いであると捉えるならば、戦略、戦術のノウハウを、日常に応用するのが己の軍略である、と。西園寺にのほほんとした口調で語った。 ) えぇ、軍師も実際には、戦の吉凶を占ったりする事のほうが多かったのです。それこそ、悩める方は軍師よりも、表通りの占い師のほうが親しみやすいでしょう。 ( 冗談っぽく肩をゆすって笑うと、改めて西園寺の言動を思い返し、彼が何かを探しているといったとき、ため息のようなものを吐いていた意味を考えた。 ) ――国に、というよりも、我が夫に、でしょうか。いずれにしても軍師を名乗ったのも昔の話です。先ほど言いましたように、今は戦無き平和な世。軍師は無用の長物です。ゆえに「アドバイザー」なのですよ。――西園寺様も、なにやらお悩み事があるように感じます。 [Thu 10 May 2007 02:36:54]
ミカド > (ヴェイトスの貴族が集まるような夜会には出ないが、その代わり、礼儀に煩くない気軽な夜会には、必ず顔を出すような男だ。――そして、お気に入りのサロンは教養中心の場所ではなく、雑談中心の場所。 もし、そこいらに繋がりがあるのならば、聞いた事があるかも知れぬ。 ――尤も、貴族連中からこの男の話しを聞いたのならば、余り良い方の噂ではないだろうが。――朱鷺乃都人――イエロティアの貴族――猿真似の貴族などなど。) (女性特有の細い指先をやんわりと包んで握手を返す)   奴隷 の。  ( ふと、頭の隅を過る、娘の奴隷印) ―――。  貴方が、それらの作業を「楽しい」と感じるのは理解できます。 …何かが育つのを見るのは、とても楽しいですよね。植物であれ、人であれ、知識であれ――心であれ、感情であれ。 しかし、奴隷を従者にするということは……ふむ。開放はお済みで? ( ――握手した手を解きながら、瞳を細めて訪ねる。もし解放しているのならば、解放印をどのように処理したのかを聞くつもりだ)  …… ……。 (「軍師を知っているか?」 の問いに、少し悩む。 知ってはいる。いるが―― 少し声を潜めて )  ……失礼ながら、フォーウンの方の書物を読んだ時くらいしか聞いた事はありません。 朱鷺乃都で聞いた「軍師」はどちらかと云うと占い師のような輩でしたが――…… もしや、エレオノーラ様が…? (「軍師」なのかと。 其れを肯定する答えに目を丸くする。 )― ―…こう言ってはなんですが、初めて『軍師』の方とお会いしました。 どこぞの国に仕えておられた方でしたか。  ―― …… 悩める方に軍師からのアドバイス。 どんな悩みも解決してしまいそうだ。 ……。  知り合いに紹介したいくらいです。 [Thu 10 May 2007 02:22:13]
エレオノーラ > ( それでも美しいといってもらえれば悪い気はしないのか、ほんわか笑顔。会話を楽しむように、言葉のやり取りにふける。サイオンジ――西園寺――果てさて、どこかできいたことがあるようなないような。考えるように頭を右へ左へ傾けたり。 ) こちらこそ、どうぞよろしく。 ( 色白な細い指先を、手袋をはめた手に絡めるように、握手を。 ) 単に、人に物を教えるのが好きなだけですよ〜。フェリ、という娘子です。元は奴隷でしたが、私が引き取って教育している次第です。絵が得意で、感性の豊な子ですから。育つのが楽しみです。――大変ですけれど、やりがいがありますよ〜。 ( のんびりとした口調で嬉々として語れば、続いてこういった。 ) 西園寺様は、軍師――というものをご存知でしょうか? 兵法を用い、吉凶を占い、時に指揮官の相談も受けます。もっとも昨今は戦争もなく平和ですから、軍師の兵法を日常の生活の知恵として取り入れ、恥ずかしながら、今は悩める方々に進言をして日々を過ごしております。 ( うやうやしくおじぎをすると、雰囲気もそれっぽく作り出して。けれど最後には苦笑した。 ) でも、実際何かだいそれたコトをするわけでもありませんから、単なる”アイドバイザー”です。 [Thu 10 May 2007 01:54:28]
ミカド > 私は貴方”も”愛していますよ――貴方の美しさを。 (売り言葉に買い言葉。そんな軽さで「愛している」と口にする。 その軽さが、この言葉のやり取りを――この一夜の出会いを、楽しんでいる事も伝わるだろうか。 貴方の名を聞くと、三つ揃えのスーツを着込んだ男は、格好を正し)  西園寺と申します――エレオノーラ。(右手を差し出した。 ――白い手袋を嵌めたままの手が)  なるほど。 (「今は」――つまりは、過去のは違うと。 其れをわざわざ口にして確かめるのも失礼だろう。 聞きただす事無く) エレオノーラ様、自ら教育を。 (ふむ、と頷く) 文字を教えて、文字を読ませる所から始めていると――なかなか大変そうですね。 「従者を創る」とは。(『アドバイザー』)  …………ほう?(いまいちピンとこない。 片眉を跳ね上げ) [Thu 10 May 2007 01:39:44]
エレオノーラ > お上手ですこと。でも、そういう言葉はもっとも愛する人にだけ捧げた方がよいと思うのです。なんて、余計なおせっかいですね。――申し送れました。私はエレオノーラ。……エレ、とでも呼んで下さい。 ( まるで舞台の芝居に参加しているかのような錯覚を覚える、男の立ち振舞い。エレオノーラは自己紹介をした後、首を軽く横に振った。 ) いいえ、今は独り身です。のちのち従者として側に置こうと思っている子がいるのですが、今はまだ世間を知らぬ無垢な赤子同然の身ですから。少しずつ、時間をかけて知識と教養を与えていければ、と。――つまりは人材育成です。私は、アドバイザーのようなものと捉らえていただければ。 ( 先に話したのは、童話のタイトルであると男性に告げて、微笑んだ。 ) [Thu 10 May 2007 01:17:09]
ミカド > 素直な感想を言葉にする事が、貴方を煽てる事になるのでしょうか。(さらり、と、言葉を続ける。) …そも「何もでてこない」とは仰いますが、既に私は一つ得ている。 貴方の笑い声を。――なんて言ったら…流石に軽過ぎますね。慎みましょう。( 軽い言葉を連ねて、笑うと、芝居めいた仕草で、肩を竦めた) (「聞くあて」) …そうですね。無くは無いのです。 ――基本に戻るもよし、専門家に直接尋ねるのも良し。最悪、斡旋所などで探すも良し――…。幸いヴェイトスには「様々な人」が居ますから、誰かしら答えを教えてくれるでしょう。  (ふ、と小さく溜息をつく。 言葉で手段を連ねるのは簡単だが、直ぐに見つかるモノでもなかろう。 ――少しばかり憂鬱な靄が頭の中に。その靄を振り払うかのように、本の話へと興味を示し) ……ふむ。 それらは童話、でしょうか。 もしや、ご子息と?或いは家庭教師Governessさんかな? [Thu 10 May 2007 01:05:09]
エレオノーラ > まぁ、まぁ。おだてられても何も出てきませんよ。 ( クスクスと、楽しそうに笑って言葉を返す。男性の話を聞けば、きょとんとした顔で小首をかしげて――最後まで話しを聞くと、あぁ、と納得した顔でうなずいた。 ) それで、どなたに聞くか、当てはおありですか? ( ちょっといたずらっぽくたずねてみる。 ) そうですね〜。最近は、家の者に読み書きや作法を教えておりますから、読んだ本もそういったものに偏ってしまっているのです。 ( それも、子供が読むことを前提に書かれた内容のものばかりだから、と苦笑する。 ) そういう本でよろしければ――うぅん。『二足歩行する緑のトカゲ竜が、長い舌を使って木の果物を食べていくお話』や、『ピンク色のまるっこい妖精が、物を吸い込んだり空を飛んだりするお話』などでしょうか。 [Thu 10 May 2007 00:52:11]
ミカド >  少し考え事をしていたもので――…。(気がつかなかったのだ、と。 言葉の後を濁して、苦笑する。 ) 少し休もうかと思っていたところです。お気になさらず。 ――それに。美しい方が傍にいるのに気がつかなかったなんて、自分を叱りたい気分です。 (軽く肩を竦めて、笑った) (「本を」)  …ああ。 ――確かに、先人の知恵を借りようと思っておりましたが、どうやら”借りれる知恵”が無いらしい。  ――……つまりは、どうやら、私の求めているものは、先人の知恵から拝借するのではなく、 誰かに聞いた方が早そうです。 (手にしていた本を、本棚の中に戻しながら、答える。  が、ふと動きが止まり―― 一拍の間の後、やおら振り返って) そうですね、でも―……貴方が薦めてくれる本には興味があります。 最近読んだ本の中で、面白かったものを教えていただけると幸いです。  ――これから共通の話題が出来る。 [Thu 10 May 2007 00:42:30]
エレオノーラ > ( 相手は20代半ばくらいの、背の高い男性。整った顔立ちは、フォーウン系やトキノミヤコ系の人種が持つ特徴をかもし出している。何より、まとったその雰囲気や言動に品が感じられた。 ) いいえ、こちらこそ。書棚とにらめっこしていらしたように見えましたから、声をかけて良いものかと迷いましたが。 ( 両手で平積みにした数冊の本を抱えた格好で、エレオノーラはにっこりと笑う。どことなく、男性の持つ雰囲気に、アイシェという人物に近いものを感じながら。 ) もし、なにか本をお探しでしたら、多少なりともご協力できますよ。以前、こちらでアルバイトをさせていただいたこともありますから。 ( 差し出がましいとも思えたが、エレオノーラには、男性が何か本を探しているようにみたから。そっとたずねてみる。 ) [Thu 10 May 2007 00:28:21]
ミカド > (彼女を解放した時から、気になってはいたのだ。いたが…なんとなくタイミングが合わなくて、流れていた事―― 「奴隷印の消去」。 先日、これからの季節に備えての服を作るにあたり、娘の姿をじっくりとっくり観賞しつつ、脳内でどんな服を着せるか想像していた時の事。 ふと――彼女の細い右腕に残る「印」が見えたのだ。 白く肌理の細かい肌の上に押された奴隷印は、酷く醜く見えた。 綺麗に磨いた宝石についた傷――そんな印象が拭えない。 )  ……消せるはずなんだが。 (細めた瞳に、薄い苛立ちが混じり―)  ……(「こんばんは」) …… 。 (傍に近づかれるまで、気配に気がつかなかった。 不意を突かれる形で振り返る。軽く目を見開き)  ―― 失礼、気がつきませんでした。  御機嫌よう。  [Thu 10 May 2007 00:20:47]
エレオノーラ > ( 緑ノウェーブヘアをした赤目の女は、のんびりと書棚を見渡しながら、その中でめぼしい本を抜き出して、腕に抱えていく。 ) 文字の読みは覚えがよさそうだから……やっぱり書き取りを優先させるべきかしら〜。日常の作法に関する書も、一応―― ( そんな言葉をつぶやいて、ふと気がつけば、視界に移った男性の姿。エレオノーラいつもの調子でにっこり笑うと、挨拶をした。 ) ――こんばんは。 [Thu 10 May 2007 00:13:34]
お知らせ > エレオノーラさんが来ました。 『(本を片手に、通りかかる人影。)』 [Thu 10 May 2007 00:09:48]
ミカド > 金は幾ら掛かるんだろうね。 高いとは聞くけど――…そっちはどうにでも出来ると思うんだよね。(ずらりと並ぶ本達に語りかけるように、独り言は続く。 ――図書館の本の中にはマジックアイテム?も、あったとか無かったとか聞くから、もしかしたら答えてくれるんじゃないか、なんて、中途半端に期待しながら。)後は術士が見つかるか…。 ……消すものがモノだけに、大々的に募集するのも気が引ける。 出来れば、過去に消した事が在ると言う術士が望ましいが――…うーん。( 「治療」―「ギルド」―「高い金」―「消す」―それらの単語に関係する言葉は「奴隷」だ。 )  …… 解放印は押してあるけど―…  (自分の「宝物」になった少女に、そんなものが残っているのが気に入らないのだ。) [Thu 10 May 2007 00:02:13]
ミカド > 僕が理解できれば手っ取り早いんだけどねぇ。 (つまらなそうに呟く。 手の中にある魔術書を、溜息と共に本棚へ戻した。) あれ(死霊術)関連に、似たような事が出来るから、僕のも…と、思ったけど。(第三者が聞いたら意味の分からぬ独り言。 閲覧席から離れた場所な事もあり、気が緩んでいる所為もある。  ) ……死体相手だったらできるんだけど(――舌打ちを響かせて、本棚の背表紙と睨めっこを開始する) 素直にギルドの方に、聞きにいくべきか。 [Wed 9 May 2007 23:49:26]
ミカド > ……前に、消す事は出来ると聞いたんだけどねぇ。 (この本も駄目だった。 ややウンザリした顔で本を閉じる。 文字を追いかけ続けて疲れた目を、軽く揉み解して) [Wed 9 May 2007 23:39:23]
ミカド > ―――-。 (ならば、それ関係の本も、豊富だろうと探し始めて、気がつけばこの時間。 ……何冊か手にとっては、眉を顰めて戻す。 其れを何度繰り返しただろう。  確かに豊富ではある。 人体解剖図から、高度な白魔術関係の本、倫理面から見た治療と代償の関係等など……だがどれもこれも「文字が読めるだけ」であり、理解がさっぱり出来ない。 専門用語も多い。 )  ――― 結局。 (理解できたのは、自分には「白魔術関係」に手を出す事は無理だという事) [Wed 9 May 2007 23:34:07]
ミカド > (古めかしいタイトルが並ぶ本棚の合間を、男の指先がするすると彷徨っている。 薄暗い魔術光に照らされた通路は静まり返り、男の足音のみが僅かに響く。  ――密閉された図書館と云う、空気の動かない箱の中を静か掻き混ぜながら、目指すは――…)  ………。 (白魔術系列の魔術書。 或いは「治療」に関する本) ………。(ヴェイトスの街には「病院」がある。白魔術士や薬師を、種族特性すら利用した治療を行っていると聞く。) [Wed 9 May 2007 23:21:51]
お知らせ > ミカドさんが入室されました。 『(書架の間で)』 [Wed 9 May 2007 23:14:01]
お知らせ > シュクレさんが帰りました。 『 ( でもいつか見に、 …できれば いぢりに、いきたい。 ) 』 [Tue 8 May 2007 22:48:32]
シュクレ >   ――― … ( うずり。 )  …最近、 ボク、あンまり機械に触ってナイしナーァ…… ( 手寂しさに、僅かに指が動く。 この際時計でなくともいいから、分解して組み立てたりしたい、なんてそんな心地がうずうずと )  ンン、 ( 時計台。 時計塔。 暗黒街の方は危険だとしても、 ) [Tue 8 May 2007 22:47:42]
シュクレ > ( ヴェイトスは、貿易大国なので中心街に一つ時計台がある。(*旧世界観、「ヴェイトス島について」の生活を参照)  ―― でも、 )  …暗黒街にモあるらしい、ン だよ ネ。 ( らしい、とは己は見にいった事がないから。 最近では、淫売窟にも時計塔があるとか。 こちらも、まだ己は足を運んだ事がない。公園の日時計なんかは、よく調整にいくのだけど ) [Tue 8 May 2007 22:42:46]
シュクレ > ( ぱら、 ぱらり。 ページの捲れるオト、響かせながら中身を流し見、 )  …ア。 ( ふと、目についたモノがあったのだけれどうっかり手の動きを止められずページをいきすぎてしまって、 ぱらぱら、幾つかページをもどる。 ) ( そうして開いたページには、時計台。 ) [Tue 8 May 2007 22:34:14]
シュクレ > ( そのまま ふらり、別の書架へと足を進め。 )  …、 ( ふと足を止めたのは旅行関係の書籍の多く収められた場所。様々な国々、都市について書かれた本がところ狭し。 こういうモノはイキモノで、地名や地図だって毎年どこかしら変わるものだから。少し古いのから、最新のものまで多々。 )  …フム。 ( その中で、次に手を伸ばしたのはヴェイトス市についてかかれたもの。 ) [Tue 8 May 2007 22:28:13]
シュクレ > … ウーン。 ( せっかく手にとって開いた本だけれど、今はどうにも視線を落としたところで頭の中に入ってこない。 作者の文が添えられている、誰だろう、今まで知ることのなかった絵師の描いた植物絵は細緻で見事なものだけれど。 ぺふ、と息をついて本を閉じれば、抜き出した箇所、一箇所だけぽこりと凹んでいる部分へとその本を納めよう。  ちゃんと読むのは、また今度。 ) [Tue 8 May 2007 22:16:50]
シュクレ > ( なにが後二日かッて、例のカレンダーが出来上がるのが、だ。 ちゃんと思い描いたとおり仕上がるかどうか。気になってしまって、なんとなくそわそわとした調子。 )  …コノ前 ( お仕事で ) 行ッタときハ、ちゃんト期日に仕上がりソォだッて行ってた ケド…… ( ンむぅ。 なんとなく待ち遠しいのと不安なのと。 ) ( 紙面の上で鮮やかに咲く見知らぬ花にさえ、今は興味がわかずに。 気もそぞろ。 ) [Tue 8 May 2007 22:05:33]
シュクレ > ……、 ( あぁ、このヒトこんな本も書いてるンだ。なんて。 有名な物語作家の書いた植物についての本を、人差し指を伸ばして何気なく書架から抜き出そう。 そういえばこのヒトは、なにか、…スートリアやパプテスに関する本も書いていたような気もする。 ) ( それはさておき、 )  …アト 二日。 カァ…… ( 左手で本を支え、ぱらり ページをくりながら ) [Tue 8 May 2007 21:56:04]
シュクレ > ( グレゴリオ暦:8,May,1604 )( ユリウス通日:2307037 トキノミヤコ暦日:10,卯月,1604 フォーウン式太陰太陽暦:10,孟夏,1604 アララマ暦:8,Dhu al-Hijja,1012 ラエ暦:8,Yiar,5364 ダライマ暦:9,氏宿月,1731 ) ( 真実はともかく、おおよそそんなふうに表されるらしい今日のこの日。 ) [Tue 8 May 2007 21:49:12]
お知らせ > シュクレさんが来ました。 『 ――― うゥ ン。 ( …もだり。 ) 』 [Tue 8 May 2007 21:42:49]
お知らせ > アンブローシアさんが退室されました。 [Tue 8 May 2007 07:18:46]
アンブローシア >  うむ、よきように取り計らえ。 ( 超偉そう。 ロリ小さいくせに。 背もたれに身を預けてまた本をとれば、興味を失ったように意識は離れて。 ) [Tue 8 May 2007 02:05:52]
氷桜 > (等という事はまったくないのですがさておき) (居住を聞けば少々面倒そうだなとは思いましたが口には出さず) ではそちらに連絡させていただきます、アンブローシアさま? (とあくまでご機嫌とりに徹します。 元倉庫に住んでるこの男も似たようなものですが寒さ対策は万全です・・・・・一人だけ) [Tue 8 May 2007 02:03:06]
お知らせ > 氷桜さんが入室されました。 『(怪しすぎて連行されました)』 [Tue 8 May 2007 01:57:36]
アンブローシア >  ふむ………………妾は定住はなくてな。 スラムの小屋を勝手に使っておる。 そこへ連絡せよ。 ( 環境が悪いことなど、恥じることもない。 住めば都だ。 そもそも住居にさして気を使うタイプではない。 まあ、多少寒いのがいやだが。 犯罪っぽい光景ではあったが、それもまた気にしなかった。 ) [Tue 8 May 2007 01:41:06]
氷桜 > では差し支えなければどこかお眼鏡に適う店を御予約させていただきます どちらに御連絡いたしましょうか? (普段の気だるそうな喋り方からは想像のつかないような流暢な口調ですらすらとのたまう ちょっと視点を変えると何だかアヤシイお兄さんに見えないことも無い気がしますが影は思いっきり視線逸らしました) [Tue 8 May 2007 01:37:31]
アンブローシア >  ふん、妾はいつでもどこでも構わん。 そなたのご機嫌取り以上のものが出るのならばな。 ( 満更でもないらしい。 ふふん、と鼻を鳴らすように笑って、小さな魔女は椅子の上でふんぞり返った。 冷厳な魔女の姿はそこにはない。 ) [Tue 8 May 2007 01:29:52]
氷桜 > ああ、御気に召されたようで光栄だ (その返答に満足した様子で椅子に座ったまま、大仰な仕草で御辞儀を一つ 更に) 我が家への招待を受けていただけるのならいつでも宜しいのですが外食をご希望でしたら予約せねばなりませんので御都合の宜しい日取りをお教え頂ければ幸いなのですが? (貴族への接客専用の礼にかなった言葉でご機嫌取り 魔女さまが御気に召すかは別ですけども) [Tue 8 May 2007 01:26:31]
アンブローシア >  …………………そなたは肝心なことを言うのが遅いのだ。 民草が妾に食事を奢るなどという提案をするのだ、特別に許そう。 ( 実際問題まともな食生活を後れていない小さな魔女としては、最低限文化的な生活を送りたいと願うのは必然であり、まあはっきり言えばお腹がぐぅ、なのである。 上から見るような態度でありながら内容はプライドに欠ける。 ) [Tue 8 May 2007 01:16:53]
氷桜 > (なんとも苦々しい表情浮かべられた魔女さまに今一度微かな笑み零すも、直ぐに表情取り繕い 野良犬とは酷い言い草だな、と差ほど気にした様子もなさそうに睨みを受け流す。 一頻り魔女さまの仰る事を聞いた後に) ああ、その通過儀礼とやらで痛い思いをさせた侘びに食事でも奢ろうと思ったのだが・・・・・・余計だったか (そんな事をのたまい、残念だとでもいうふうに軽くがぶりを振って見せよう 気分的には釣堀に餌投入とかそんな感じですがはてさて) [Tue 8 May 2007 01:12:36]
アンブローシア >  ……………むぅ…………まったく、妾も丸くなったものだ。 ( 忌々しい。 苦虫を噛み潰したような表情であった。 ) …………別になんと言うこともない。 個人を拾った捨てたなどというのだ、野良犬に噛まれる程度のことは気にしていてはきりがない。 ( 視線が鬱陶しいというふうに、いつもの不機嫌そうな表情で軽く睨む小さな魔女。 ) ええい、妾とファーファの間にはもはや何もない! 妾もあやつもお互いを切ったのだ。 なればそなたの行ったことなど通過儀礼のようなものでしかないのだ! [Tue 8 May 2007 01:00:58]
氷桜 > ・・・・お前はとても魔性には思えんな (その言葉に微かに笑み零し、しみじみと呟き) それなら尚更俺のした仕打ちは不当な事ではないのか? (試すような、半ば屁理屈に近い事をのたまい両の膝で支えた手の上に顎を乗せそっぽを向かれた横顔を凝視しよう 穴が開くほど見詰めますよ) [Tue 8 May 2007 00:56:04]
アンブローシア >  ふん………………別になんと言うこともない。 よいか氷桜、妾があやつを捨てたのだ。 それで万事滞りない。 後腐れもない。 それだけの話だ。 ( 下らん。 などと斬って捨てるように言いながらも、そっぽを向いてしまうあたり、色々と思うところがないわけではないようだった。 ) [Tue 8 May 2007 00:44:13]
氷桜 > (魔女さまの表情に何だか空回りしてるのではと思い始め、ようやく自分の事を思い出した御様子にまずったなとちょっと後悔 吐いた唾は飲み込めません) ・・・・む、まあそれもだが反って害しか残さなかったんじゃないかと思ってな (ばつが悪そうに自分なりの弁明をし、誰かが放置したのか近く似合った椅子を引き寄せ腰を下ろそう) [Tue 8 May 2007 00:41:35]
アンブローシア > ( いきなりの謝罪に、小さな魔女はきょとんとした。 謝れと要求されることは多いが、謝られることは滅多にない。 なにか貸しのあるような奴がいたか………。 ゆっくりと小首をかしげて記憶を探り…………。 ) …………………おお、氷桜とやらだったか。 そなたが何を謝ることがある。 妾が一晩ありもしない傷をかきむしろうとした程度のことであろう。 ( 気だるげにそう返せば、ぱたん、と官能小説八割の恋愛小説を閉じた。 話をする態度にはなったようだ。 ) [Tue 8 May 2007 00:31:49]
氷桜 > (世間の目を気にしないなんとも男気溢れる批評に「それは確実に官能小説だろ」と脳内でツッコミかましつつ) ・・・・・すまなかった (長い間を覚えているものと取った男はそういうと行き成り頭を下げる 本当に行き成りすぎて傍から見たら何事かと思われそうですが生憎そこまで廻るような高尚な頭は持ち合わせていませんでした) [Tue 8 May 2007 00:27:24]
アンブローシア >  まったく………何が「薔薇のような頬、ミルクのような肌、僕の心をかき乱す唇」だ。 官能小説かというのだ……………ん? ( 容赦の欠片もなしに小説を批評しているところに、呼ばれる名前。 はて、誰だ。 本から顔を上げてその声の主をじ、と見やって。 ) ……………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………ああっと……………うむ、なんだ。 ( 色んなものを誤魔化した何かがあった。 ) [Tue 8 May 2007 00:18:18]
人影 > (訂正:差だけ→定か) [Tue 8 May 2007 00:17:54]
人影 > (暇潰しにと深夜徘徊のついでに立ち寄った図書館で思わぬ御方を発見した男は) ・・・・・・・。 (声をかけるべきか遠巻きに逡巡中 それなりに良心の呵責とかあるのです、あるんですよ? 散々迷った挙句に) ・・・・・アンブローシア、だったか? (漸くそう問いかけ歩み寄ろう 相手が覚えているかは差だけではないが一応脳内で謝罪の言葉を用意します) [Tue 8 May 2007 00:15:04]
アンブローシア >  ……………妾がそんな趣味など持つか。 下らぬ。 ( ふん、と鼻息一つ、切り捨てる小さな魔女。 そろそろ無駄に長ったらしい描写やらしちめんどうくさい展開などに痺れを切らしたのか、飛ばし飛ばしで筋書きを掴んでいく小さな魔女。 そもそもそういう描写やら展開が売りの小説の読み方として正しいかどうかは不明だが、少なくとも書物としてはそういう読まれ方はあまり嬉しくはなかろう。 ) [Tue 8 May 2007 00:08:43]
お知らせ > 人影さんが来ました。 [Mon 7 May 2007 23:59:09]
アンブローシア > ( 鬼の霍乱、という単語が虚空に浮かばないでもなかったが、しかし相変わらず小説に対しての批評は極めて辛口で、霍乱どころか鬼に金棒な状況かもしれない。 少なくとも、本は言い返したりしないから、小さな魔女にとってこの状況は最高だ。 ここ最近はお子様連中とあまり会えていないので、小さな魔女はいささか不満なのである。 大人より子供好き。 子供大好き。 でもショタコンでもロリコンでも、ないと、思う。 多分。 保障はしない。 ) [Mon 7 May 2007 23:58:10]
アンブローシア > ( しかし、例え暇つぶしにしても、小さな魔女が恋愛小説を読んでいる姿というのは、実際レアなものかもしれない。 その外見からのみ察するなら、いまの小さな魔女は大人の恋愛を覗き込む、背伸びしたおませなお嬢さんだ。 ところがどっこい、その中身たるや齢八百の魔女だ。 精神年齢はどうか知らないが―――んんっ、まあなんだ、その小さな魔女としては恋愛小説など下らないという考えなのである。 それがこうして読みふける日が来るとは。 ) [Mon 7 May 2007 23:48:07]
アンブローシア > ( 時折あくびをかみ殺しながら、小さな魔女はぺらぺらと頁をめくる。 その足元には読み終えたのかこれから読む気なのか、数冊の本が重ねてあった。 下からタイトルを読み上げていくと、「今夜のおかず千種」、「形而上生物学における概念理解について」、「地獄」、「モモタロウ」と、暇つぶしに適当に持ってきたことが伺えるチョイスだ。 ) [Mon 7 May 2007 23:38:04]
アンブローシア >  嗚呼……………………浪漫派はいまいち気に食わん。 描写が冗長に過ぎるのう。 ( 窓際にわざわざ椅子を引っ張ってきて、背もたれに体を預けて小さな魔女は本を読んでいた。 どうやら恋愛小説の類らしいが、それを読んで楽しんでいる様子はない。 何度も続く比喩表現や、極めてうそ臭い心理描写などにけちをつけながら読み進めることが楽しみ方なのだとすればそうでもないのだろうが。 ) [Mon 7 May 2007 23:28:51]
お知らせ > アンブローシアさんが入室されました。 [Mon 7 May 2007 23:24:30]
お知らせ > ルゥフィンさんが退室されました。 『その後、数冊の本をベットリ汚して青褪めつつ罵倒しながら必死で拭いたのはまた、別の話。』 [Sun 6 May 2007 04:25:17]
お知らせ > ドロシアさんが退室されました。 『嗚呼・・・ ルゥフィンさん・・・ 髪、もっと――・・・ んン・・・ッ( ず、ぬ―― )』 [Sun 6 May 2007 04:23:01]
ルゥフィン > 別にッ…自棄ってわけじゃないしっ…穿いたほうが良いって言うんなら別に異存は無いっていうか、そこまで拘りは無いっていうか、良いでしょ、あたしが良いって言ってるんだから万々歳で解決でしょ? ☆つけるな。 ( ☆って何。 和訳すると「アナタが望む事だったら私、喜んでそうするわっ♪」とかだいたいそんな感じ。 デレ日和。 さっきは反射的にキックしたものの、此処で暴力に訴えるのは負けのような気がした。 そんなフェアプレイ精神のもと、気がつけばなんかおかしな事を言ってる娘と書架とのサンドイッチ状態である。 ) ちょ、違うッ…こういう物質的な話をしてるんじゃなくってッ…あほーっ、これじゃ鍛錬所の時と全然変わって無いじゃない…!! ( 既にヒトに発見されると言い逃れできないような有様で押し返すでもなく今更声を潜めて口元を抑える。 家の外で淫行に及ぶ悪癖がつきつつある…!! ) ばか、あほ、見られたら不味いってばっ…んんぅ。 ( と、声を上げつつも長いブロンドの髪を指で梳いて辺りをキョロキョロ。 止めるどころかすっかり気分出てて「とりあえず早めに済ませなきゃ」とか思ってる始末。 でも終わったら絶対殴る。 ) [Sun 6 May 2007 04:07:02]
ドロシア > なんと、そんな自棄っぱちなお答え・・・ッ!?それでは私がまるで無理強いしているようではありませんか――ッ ・・・・・・私は、ただ 私が常日頃感じている胸の苦しみを打ち明け、ルゥフィンさんの主義、主張、趣向から性癖に至るまでその他諸々の自由意志を害さない事を前提とした上での提案をしているだけですのに。 ・・・ただ・・・・・・ その想いにルゥフィンさんが応えてくれれば私はとても嬉しい、と言うか・・・ その、心安らかであるというか。 めろめろ☆だきゅーんな訳で。 ( 何時しかぴったりと書架に押し付けんばかりに接近し、半ば押し倒し気味に胸元に縋り付いて俯き加減、拗ねた様に尖らせた唇は何処に吸い付こうかと迷うようでもあり―― 暴力に訴えればそれはもうあっさり押し負けるパワーバランスを泥水に漬かり顔を見る事も出来なかった間に日々蓄えられた巨大な妄想力に支えられた推進力が覆す訳ですよ!怒涛の寄り。ええ、それはもう電車道のよーに! ほおら、目を逸らしてると覗いた首元に口元が寄るよ、寄るよ、寄るよー! ) それはもう、丹念に丹念に!指先がふやけて溶けてしまう程をお約束致します★ええ、それはもう。それに・・・ ルゥフィンさんを前にすれば三日三晩位の無理くらい苦の内にも入りませんわっ まだ足りないというのであれば、この私、肉体は千切れ精は枯れ果て命尽きるとも必ずやルゥフィンさんを満足させる事を誓いますわッ むしろ此方からお願いしたいくらいで―― うふ、うふふふふ きゃあ、ルゥフィンさんったら何を言わせますのッ ここは聖なる知識の森、吹けば飛ぶよな大衆娯楽から心の底まで真っ黒ドロドロな魔導書まで東西南北中央今昔闇鍋状態ぐっつぐつーの図書館ですのよッ( 相変わらず一人で盛り上がりつつきゃー☆とか言いつつぎゅむー、胸と胸を触れ合わせんばかりに密着し、首筋にむちゅー、と。 いや、そろそろ殴っておいた方が良いと思うが如何か! ) [Sun 6 May 2007 03:50:38]
ルゥフィン > ヒィ、勝手に盛り上がりっぱなしで聞いてない…! 分かった、分かったわよ…ッ、穿けば良いんでしょう! ( ついでにハンカチ新調だ。 観念したかのように項垂れつつ、ヒトの話を聞かない人間程性質が悪いのは居ないと思った。 負ける要素なんか何も無い筈なのに何だか毎度この有様だ。 ※打撃は命中する ) 無自覚に関してはこっちも言いたいことは山ほどあるわ…! と、とにかく――――私にも私の自由意志ってもんがあるんだからねっ? その、独占したいっていうんなら相応の努力とか多少の無理をしないと勝手にどっか行っちゃうわよ? 前にも言ったけど。 ( 下着までは譲歩した所で相変わらず目を逸らしたまま高飛車発言。 ツンデレ発言とも言う。 偉そうな事を言いつつも追い詰められて後頭部と背中が反対側の書棚にこつんとくっつくほど追い詰められているが。 ) [Sun 6 May 2007 03:22:45]
ドロシア > 嗚呼、私の目と手で選んだショーツをこの手で履かせて差し上げる。何て夢のような・・・っ!うふふうふふふふふふ ルゥフィンさんにはどんな物がお似合いかしら、ディティールもそうですけれどやはり肌触りが何よりも大切なもの。( 隣に居並びツンでデレな批難を依然として聞いちゃいやがらねえ。都合の悪いことは超スルー。それが求める神秘の探求の為には手段を選ばぬ魔術師の嗜み。 鼻に当てられたハンカチはすんすん、と匂いを嗅いだ後ぶびー、と1000年の恋も冷めるオト。 見るも鮮やかに真っ赤に染まるゥー! ふす、ふす、と調子を確かめた後 )んく・・・っ シルクは当然ですわね。そして色、純白は当然抑えるとしてシチュエーション次第でそれはもう様々に様々に御愉しみ頂けますわ。そして私が選びに選び抜いた逸品の慣れぬ感触に恥らいながらも戸惑い、初々しささえ漂わせ頬を染めて――・・・ ああん・・・っ!出来る事なら私が変わって差し上げたいッ!( きゅ、と己の両手を祈るように組み合わせ感に堪えないとばかりにうねうね悶えつつ ぱあああっ、と良くない脳内物質が大量放出されましたヨ。 こう、どっぷりと妄想世界に突入し、夢見るように遠くを見つめる視線も何時しか爛々と。息遣いも荒く口元にはついにあふれ出した透明な液体がとろーり。おおっといけねェ 今更のようにマイハンケチで楚々と口元を拭い ) そこの所、はっきりして頂けませんと。ええ、私も困りますの。 ねぇ、ルゥフィンさん?私、ルゥフィンさんの無自覚な大胆さを見て常々心が千にも引き裂かれる想い。 ねぇ、ルゥフィンさんはこの気持ちに応えて下さいます?( すさっ、と顔を逸らして口篭る少女に詰め寄り、指に指を絡め指の股を擽りながら ぢっ、と見つめッ こう、じりじりと書架に追い詰めつつだね。 ) [Sun 6 May 2007 03:08:38]
ルゥフィン > ( こちとらアングリマーラの貧乏スラムで母親と近所のガキっちょどもの世話を一手に担ってきた底辺出身。 当時まともに面と向かっていたら普通に今と180度反対の関係だったかもしれず。 こんなサンダル履きキックなどある種愛。愛。 躾けともいう。 そういえば当事のクラスメイトにこの姿はちょっとかわいそう。 何でこの二人がつるんでるのかとか不思議な組み合わせでもあるが。 ) だってあんた時々すごい頑丈なんだもん。 ロクでもない時っていうか欲望に忠実な時に限って。 女神とか恥ずかしい表現禁止! ( 一先ず計7冊の本を床に積んで置き、ハンカチを取り出して鼻血面に宛がい。 子供に鼻をかがせるような具合。 あー、これは、あれか。 染み付いた世話焼き本能が刺激されてるのか。 確かに駄目な子程可愛いもんだが。 ) ………!! そ、りゃ、言われりゃそうだけど。 別にヒトに見せたいわけじゃないけど。 ( 後半もごもごと口篭った。 耳元での囁き声に思わずゾクゾク駆け巡るヘンな恥ずかしさと嬉しさの混じったようなモノに思わず顔を逸らす。 「一緒に居てあげてる」的なスタンスを表面上繕う割に結局、この手の独占欲を向けられるのがたまらなく嬉しかったり。 真面目な話をしてた筈なのにすっかり雰囲気出来てしまった図書館の片隅異空間。 傍から見たら鬱陶しい事この上ないんじゃないかと。 ) [Sun 6 May 2007 02:51:54]
ドロシア > ( 元々はきっと家名に恥じぬ高性能且つ高慢ちきな高飛車お嬢様だったに違いないのだが其れまでの十数年、いな脈々と受け継がれてきた魔術の血を一瞬にして台無しにし、尚且つ一年余りの其れこそ泥水に漬かるような生活で色々と壊れてしまったに違いない。うん、何か生えちゃったし。どうにかできないかと弄ってる内に変な気分になって習慣化しちゃったり、顔を見る事も適わないのならせめて影だけでもと収集したコレクションに囲まれてる間に変な脳内物質が出るようになったり。ええ、色々と。色々と。 床の上でこれでもかとパニエで膨らませたスカートに埋まりつつ鼻と後頭部をがっちりホールドしてぷるぷる震えてる様はこう、かつての旧友には見せられないというか。 )――――〜〜〜〜ッ・・・・・・!!!! はな・・・ 鼻血・・・・・・ っ ちょ、ちょっとルゥフィンさん・・・ッ! いくらッ!何でもッ!サンダル履きの後ろ足でッ!顔面モロは・・・ッッ!酷いんじゃありません事ッ?いくら貴女が私にとって女神に等しい存在だとしても。してもッ!この仕打ちはあまりに酷すぎるというかせめて踏む位で留めて欲しゅうございましたッ!( 相変わらずぷるぴる震えつつ鼻血塗れな顔を挙げだっくだっく零しつつ抗議する所存。流石に恥と外聞は真だ辛うじて残っているので小声であるが。!がいくら付いていようと小声であるが。 不意に しゅん、と落ち込み気味に視線を落とし、ちらりと伺うよな視線。もでぃ ) あの・・・ 私が言いたいのは、その――・・・ 私以外に見られるのは、癪だ、と・・・ その、そういう事なのですけれども――( もでぃもでぃと鼻血面でいでィらしく。それも一瞬、良い事思いついた ぱあッ、と顔を輝かせれば耳元に口を寄せ ) 今度、私が選んで差し上げますわ ( 恋人への奉仕と贈り物の約束を取り付けるヨロコビと親密な内緒話の幸福感に満ちたウィスパーヴォイス。 しかし鼻血面。 しかも何だ、後半聞いてねェし。 ) [Sun 6 May 2007 02:33:35]
ルゥフィン > ( 正直なんでこんなおかしな娘の存在をスルーできたのか今更ながら不思議である。 多分本格的におかしくなったのは事故の後なんだろうなぁ、とか在学当時の印象を頑張って呼び起こすも、「居たなぁ」以上の思い出が無いという薄情っぷり。 忙しかったの…ッ! ) コイツ――――誰の為にやってると思ってンのよッ。 少しは責任だって感じてんだから…っさい、故郷(くに)じゃぱんつなんて邪道なのよ…!! ( ひそひそと声を潜めてはいるものの、物音と怒気を孕んだアクセントのお陰でいい加減怒られそうな騒ぎだ。 フォローのお陰か余計なお世話か無事梯子から降り、両脇に本を抱えたまま蹲る腐れ縁の前にしゃがみ込んでひそひそとお説教。 それにしてもよく鼻血とか出る奴だ。 ) もー、時々本当にあんたが不幸なのか疑わしく思うわ―――でもこのままじゃ駄目よ、ちゃんと魔力は戻すんだから。 ( 現状それなりに楽しく幸せにやってるような気もするが。でも先のことを考えるならこのままじゃやっぱり駄目だ。 だいたい私のツレは対等に肩を並べられるくらいじゃないと納得できないっていうか。 ) [Sun 6 May 2007 02:09:46]
ドロシア > ( 些細なすれ違いにトチ狂った挙句に見境を無くして手段と目的を逆転どころか560度くらい回転させてにっくき好敵手に恋し、その気を引こうと行った儀式で大失敗☆ それも周囲10メートル四方級の爆発事故と共に長きヴェイトス大学の歴史に華々しい1ページを刻んだ「オーゼットの魔法使い」こそ、このドロシア・E・オーゼットである。 やあやあ遠からんものは音にも聞け、近くば寄って目にも見よ!やんややんや まあ、今現在は大失敗の反動で全能力がスライム並みに下がっておばーさまの経営する錬金術工房の店番風情、スネカジリーな半NEETな訳ですがッ。 ) で、でもッ 其れは明らかにトップヘビーが過ぎません事?加えて足場は如何にも実用一点張りの質素倹約経費節減低コストの貧相な梯子!これだけでも転倒は避けられないというのにその服装は無防備を通り過ぎて誘っているとしk―― ひぱぶッ!!?!?( モロだった。 パッカーンッ!と景気の良い音と共に奇怪な悲鳴をあげ、つるん、とスカートを巻く利上げお尻をなぞり上げるように手は離れ ぷぱぁッ、っと鼻血を散らせながら豪快に仰け反って真後ろに―― あ、書架 ) ( ゴッ! ) ( 運悪く、棚の部分に後頭部をぶつけ、首のあたりからガクリと折り曲がりながら背表紙を背にずるずると書架を滑り落ちたのは、鮮やかな青を主体にしながらもシックでクラシカルなフリルとレースに彩られた如何にも優等生的な装い。 ぼたりと落ちるは鼻血の一滴。 ) は、はなッ・・・!鼻・・・ ―――〜〜〜〜〜〜〜〜 ッ!!( むしろ後頭部の方が危険だと思われるがダブルショックにて床にうずくまり悶絶なされたよ! ) [Sun 6 May 2007 01:56:24]
ルゥフィン > ( ひょんな事から再会してつるむようになった元クラスメイトにして当時眼中に無かった娘、ドロシア・E・OZ。 長い休学の為に姿を消していた理由の発端が自分にあるというのもあるし、此処数ヶ月でそれなりに情が移ったというのもあるし。 その身体に起こった「魔術回路閉鎖」の原因究明と回復の為、あれこれ方法を模索している。 自前の知識だけでは二人分の知識を合わせても足りず、資料漁りに図書館まで足を運んでみたのだが―――――。 ) …ちょ、静かにしなさいよ。 これくらいなら大丈夫だってば―――あとちょっとだから待って…ッひぅ!!!? ( わっしー、とそれはもう思い切りよく支え(?)られた。 ある種最近とても馴染みのある手つきに思わずびくんと背筋を伸ばし、盛大に漏れた恥ずかしい声に大いに赤面する。 コイツ、発端は兎も角、誰に為にわざわざあれこれ奔走していると――――。 ) …ッこのエロス人!! ( 蹴った。 後ろ足、サンダルの裏で。 ) [Sun 6 May 2007 01:30:08]
ドロシア > ひ、ひえぇぇぇ・・・・ る、ルゥフィンさん あ、危ない!あぶッ・・・  ああ、もう見ていられませんわーッ!( 無論、両手で。 こう、真下から捧げ持つ感じといえばお分かりいただけるだろうか? 目に付いた本を手当たり次第に引っこ抜いた挙句、どれもが分厚い上に無茶な量を両手で抱えて足だけでバランスを取って梯子を降りようと言うのだ。 そんな危なっかしいのをじっと見ていられる程このドロシア・E・オーゼット 泰然自若に在らず! しかして自分は床の上、相手は上から降りてくる訳で本を受け取ろうにも手を貸す事も難しい。 しかもアレですよ、下着を履かない主義の上に出し惜しみ無しのぴったりフィットなミニのワンピースにもうハラハラ☆ドキドキ★もう見ておられませんわー!ってな物なのである。 ぐわし、とそりゃもう鷲掴みにせんばかりの勢いで突き出した掌の行き先、ふよん、と確かなお肉の感触に あ、やわらかーい☆と意識はお花畑に飛び立ちナチュラルにトリップするまで0.3秒! ) [Sun 6 May 2007 01:16:33]
お知らせ > ドロシアさんが入室されました。 『 ふよん、とお尻に添えられる手 』 [Sun 6 May 2007 01:06:44]
ルゥフィン > ( 一つ一つの本に関連性は薄い。 物によっては内容が矛盾して相反するものすらあるが、事実としてどの理論を実践しても魔術的な現象が起きるというのが重要なのだ。 この際、どれが正しいとか間違いだとかは今回の件に関してどうでも良い事。 様々な考え方のどれも正解なら、それこそ多面的に物を見られるというもの。 ) よいっ…せ――――。 ( 脚だけでバランスを取りながらゆっくりと梯子を降りる。 暗く静かな図書館に梯子の軋む音が響いた。 ) [Sun 6 May 2007 00:53:51]
ルゥフィン > 大魔術炉(Kiln of Phantasm)」 「魔術式脈路(Spell Link)」 「秘巧(Mistrage)」…この辺もか。 ( 思ったよりあれこれ探し物が見つかってしまった。 脇に抱えていられた内は良かったが、この量はちょっと、こう…静かにピンチだ! 両手いっぱいに本を抱えて梯子の上で脚だけで立つ怖さときたら。 )  [Sun 6 May 2007 00:43:49]
ルゥフィン > ……「エーテル概論」 「Manna / Od 」 「精神治療基礎」 …「魔方陣/12」 こんなもんかしら。 ( 梯子をかけて上のほうを取るような、高い高い書架の上のほう。 ざっと背表紙を見て回って幾つかの本を回収した所。 図書館に寄贈してある程度の普通に出回っている本から集められる情報は高が知れている。 高等な呪いだとか魔術の解決方法がそう簡単に書いてあるとは思わないし、これらはあくまで頭の体操に使う手引き、ヒントの類だ。 まぁとりあえずこれくらいあれば十分だろうか? 他にめぼしいものは無いかともう1度視線を巡らし、さてと――――。 ) [Sun 6 May 2007 00:28:22]
お知らせ > ルゥフィンさんが入室されました。 『 書架の奥深く、魔術関連の棚の辺り 』 [Sun 6 May 2007 00:13:58]
お知らせ > リアさんが帰りました。 『( マリィへ 今日は帰ってこないで下さい。 ) (しばし後に青猫に届くだろう手紙はそんな)』 [Wed 2 May 2007 04:20:19]
リア > ( 小さく笑んで背中を叩きながら言葉に頷き、 )  …、 ( 少しだけ目を丸くして、 ) …ありがとうございます。 ( 目を細め、微笑むのは単純に嬉しいから。 …少し、気恥ずかしさがまじるが。 )  … ( 貴方の言葉に、もう何もいわなかったけれど。微かに安堵の息が漏れ )  はい。 ( 抱きしめた腕を緩めて、見つめ ) ( 一日だけ。ずっと甘やかして置くほど、優しくはないから ) ――― どういたしまして。 ( ほっとした吐息の混じる声 )  …行きましょう。 ( 叶うなら、貴方の手を引いて。 ) ( 絵本を選んできたら机を片付け、今度は己の部屋へと。 ) [Wed 2 May 2007 04:18:25]
お知らせ > エニシさんが帰りました。 『……ありがとう…ございます。 (それは色々な意味を込めて呟かれた言葉)』 [Wed 2 May 2007 04:15:10]
エニシ > あ…うん。 お願いします。 ( 泣き腫らしたおかげで赤くなった目元を挙げて頭を下げる。 そして次の提案にどうしようかと迷ったように顎に手を当てて考え中。 )  え…っと……あの…それじゃあ…お邪魔します。  ( 悩んだ末に出した答えは一日だけお世話になることに。 そして絵本を一緒に読むことについては、小さく頷くことで返事を返して。 ) [Wed 2 May 2007 04:09:46]
エニシ > ( 少しだけ、ほんの少しだけ貴女と吸血鬼の温度は対等になる。 それは吸血鬼にとって嬉しいこと。 まるで人になれたみたいだから。 )  みんなとっても素敵な人ばっかりです。 お姉ちゃんも、マリィさんも―――勿論リアさんも。  ( 涙はようやくおさまっていき、口に出すのは偽らざる本音。 )  ――――うん…そうだね。 それは……何も変わらない。  ( そこには何の違いも見当たらない。 ) [Wed 2 May 2007 04:06:23]
リア > ――― さて、エニシさん ( 少し、落ち着いてきたようだから ) さっき約束した、絵本をさがしにいきませんか。 今日はソレを借りて、 …青猫に帰るなら青猫までお送りします。まだ帰り辛いなら、今日だけ私のところに来ますか? ( 絵本、一緒に読みましょうか と。 ) [Wed 2 May 2007 04:01:43]
リア > はい。 …ずっと休憩していたら、それはもう休憩とはいえませんから ( 貴方に熱の移る分、己の熱は冷えていく。 …抱きしめている腕くらいは、しばらくの間貴方と同じ温度になれるだろうか。生者の温度でもなく、死者の温度でもなく。 ) ( おねぇちゃん )  …そうですか。 はい、 …エニシさんは、素敵な人たちに囲まれて幸せですね。 ( 微笑む。抱きしめているから、貴方に表情は見えないかもしれないが。 ) ( 手はポンポンと貴方の背中で軽く跳ねたまま ) …ひとつだけ。 …異種族が見境なく周囲を襲うのと、人間が見境なく異種族を襲うの。 わたしは、どっちも変わらないと思っています ( ――願わくばそうはならないように ) [Wed 2 May 2007 03:58:51]
エニシ > ( 背中に回された手があやすように叩いてくれる。 )  ……うん。 ちゃんとそれ…覚えとく。  ( 自分は甘えたままその場で立ち止まってしまいそうだから、それに関して釘を刺されればこくりと頷いた。 冷えた自分の体に人の温もりが伝わってくる。 けれどそれが暖まることは決してない。 )( その言葉に目を瞬かせて、泣いた表情のまま微笑んだ。 )  お姉ちゃんも…同じようなこと言ってくれた。 『貴方の道は貴方自身で選びなさい』って。 ……だから、僕はそうするね。  ( より強く抱きしめられたという実感を肌で感じる。 それはとても嬉しいこと。 本当に本当に嬉しいこと。 人に迷惑を掛けたくなくて、だけどこうして人に迷惑を掛けてる時に嬉しいと思ってしまう。 ―――我が侭だな、僕。 ) [Wed 2 May 2007 03:46:07]
リア > 悪くありませんよ、 ( 左手が、ぽふぽふと背中を叩かん ) 甘えたいときは甘えていいんです。でも、そのまま立ち止まっているのはダメです。 進むからこそ、ひとやすみできるんですよ。 ( 抱きしめた、まま )  ――― … 昔のエニシさんがあって、今のエニシさんがある。 どっちか選ばなければならないわけではありませんよ。両方とも貴方です。けれど、そうしろとはいいません。 貴方が、あなた自身で進む道を選んでください。今すぐ決めろともいいません。  …でも 拒絶し続けるのは、苦しいでしょう。 とりあえず、少し落ち着きましょう ( 抱きしめる腕に、軽く力を込めよう。苦しくない程度に ) [Wed 2 May 2007 03:37:19]
エニシ > ( もう逃げようとはしない。 その代わりに道に迷った幼子のように胸の中で泣きじゃくる。 )  ――――  ( 溜め息と共に謝罪されれば抱きしめられたまま首を振った。 )  ……違う…違うの。 謝る必要なんてないの……―――悪いのは…僕だから。  ( いつもこうして他人に迷惑ばかり掛けてしまう。 それが嫌で逃げ出そうとしたけれどそれも出来ず、捕まえられれば結局こうして甘えてしまう。 ――だから自分が嫌だ。 ) [Wed 2 May 2007 03:23:28]
リア > ( 無理矢理にでも逃げようとするなら、それはそうさせた己の責任。 )   ―――― … ( 今、腕の中でこの子が泣くのも、 ) …。 …エニシさん、 ( 左手は背中へ。右手は頭へ。向かい合わせに、抱きしめなおそうとしながら。 )  …ごめんなさい、 ( 溜息が混じる。 ) [Wed 2 May 2007 03:16:40]
エニシ > ( 体が逃げ出そうとするよりも、その手が抱き寄せるのが一瞬早かった。 無理矢理に振り払って逃げようと思えばそれは出来るのかもしれない。 けど、それはしなかった。 )  ( 力なく項垂れて泣き崩れた。 過去の自分と今の自分。 二つにあまりに隔たりがありすぎて、受け入れることも変わらないことも選べない。 ) [Wed 2 May 2007 03:09:38]
リア > ――― ッ、 ( ここで一人にしたらダメだ。 そう思ったから、 )   ( 雫を落とし、逃げんとする貴方を抱き寄せんと、追いかけて手を、伸ばそう ) [Wed 2 May 2007 03:03:20]
エニシ > ―――嘘………  ( 目の前の人が異種族だなんて欠片も思っていなかった。 だからそう告げた時、吸血鬼の表情は驚きの一色に染まっていた。 )( そして語られる、貴女の考えを変えてくれた一人の吸血鬼でありながら狩人である人の話し。 )   ―――……僕は……  ( わかってる。 種族の差なんて大したことじゃない。 もしそんな理由で嫌ってしまうのなら、目の前の優しく撫でてくれる女性も、そして自分すらも当然のように嫌わなければならない。 それはなんとも馬鹿らしい話し。 )  ………僕は………――――  ( 大嫌いなだけだなんて、そんなはずが無い。 周りの皆はとても素敵で、彼女達がいなければ自分は今頃この場所に居るはずも無くて、それを否定して麗人たちを嫌うだなんてなんとも愚かな話し。 )  そんな…訳…無いじゃないですか……!  ( 大粒の涙をポロポロ零して嗚咽を漏らす。 そしていたたまれなくなった吸血鬼は、体を翻すと脱兎の勢いでその場から逃げ出そうとする。 )( あんなに大切な人たちを、それでも前のように無邪気に親しむことが出来ない自分が嫌だ。 馬鹿らしくて愚かなことに振り回されてる自分が嫌だ。 ) [Wed 2 May 2007 02:58:53]
リア > ―――― エニシさん、 あなたはどうですか? ( 撫でたまま。微笑みを浮かべ、貴方を見つめて ) 貴方は、マリィや… もしかしたら他にもいらっしゃるかもしれない、その方たちに何を思いますか。 ただ、大嫌いなだけでしょうか… ? ( 貴方が今、此処に在るのは、 ) [Wed 2 May 2007 02:43:54]
リア > …。 ( 遠くを見つめ、 呟きを漏らす貴方に己はゆっくりと頭を撫でるのみで。貴方の考えるに、任せる )  ( ゆるり、ゆるり。 貴方の頭を撫でながら、 ) …とはいえ、異種族と見れば狩っていたわけではありませんよ?相手にしていたのは見境をなくしていた方だけ。 そして貴方と違うのは、私の育った場所には人間でない者が多く、私もまた異種族であることです。今思えば単なる反抗期みたいなものだったんでしょうね、ちゃんと周囲に目を向けてみれば私はやっぱり一緒に育った家族の事が好きでした。彼らと同じモノを狩っているのに。 ( 躊躇いがちなのは、過去の己を恥じて。 ) …でもだからこそ、やっぱり自分の事はどうでもよくて。 その意識を変えてくれたヒトが――  吸血鬼でした。 その人は吸血鬼で。狩人で。 生きる事に一生懸命なひとでした。 私はそのひとに出会えた事に感謝しています。たとえ吸血鬼であろうとも。 そんなことは些細な問題だと―― ( 思わせてくれた、家族以外の存在 ) ―― それくらい、感謝しています。 …もちろん、マリィにも。 [Wed 2 May 2007 02:38:58]
エニシ > ………はい。 ( 姉に名付けてもらった名を呼ばれれば俯いたまま小さく返事をする。 自分のことに手一杯であるため、相手が何かを躊躇っているようすには気付いていない。 ) ( 夜会の際の相手の台詞。 それを思い返せばようやく視線を挙げた。 彼女が浮かべているのは困ったような苦笑。 )( その時になって初めて、相手が何かを躊躇っているのに気付いた。 )  ―――……覚えてます。 ちゃんと…聞いてました。  ( 今度はこちらが耳を傾ける番。 )  ―――……そう…だったんですか。  ( それは少女風貌にとって驚愕の内容。 大きな紅い目を見開いて聞いている。 ) [Wed 2 May 2007 02:28:06]
エニシ > ―――ホントに……  ( ふと視線は遠くを見つめる。 浮かぶのは優しい――優し過ぎるお姉ちゃんと姉娼婦たちの自分に向けてくれる笑顔。 )  ……ホントに…優し過ぎるよ…僕なんかに……  ( お姉ちゃんたちが笑ってくれるのはとてもとても、心の底から嬉しい。 だけど、自分という存在が重荷になっているのではないか。 迷惑を掛けているのではないかということは常に心の中で思っている。 )  ―――…そう…ですか。  ( 悲しそうにつぶやいた。 少なくとも今の精神状態では、たとえ亜人という種族でも係わり合いになるのは好ましくないのだろう。 それぐらい傾きは不安定だ。 ) ( 長い告白を終えて、自分の心に残るのは強いわだかまり。 記憶を失ってから自分は吸血鬼になり、姉と出会い、吸血鬼の世話になり、妖精と友人になって、更に悪魔の少女に記憶を取り戻さしてもらった。 だから彼女達を恨むのは筋違いにも程が有る話しなのだけれど――― )  ―――………っ……!  ( 幼少時に刷り込まれた記憶というのは忘れがたい物。 それが差別意識なら尚更だ。 ) [Wed 2 May 2007 02:22:09]
リア > そうなんですか、それは思い入れも強いでしょう…、 …良かったですね。みんながエニシさんのことを考えてくれている。 ( その、証でもあるのだろう。その着物は ) …じゃぁ、まずは 知らない人 で、なくなってから。 ( それなら如何と、軽く貴方の顔を覗き込むようにして )  ――― ただ、私のいる孤児院には人間以外の子も多いです。 ( 主には亜人、と呼ばれるような子だけれど。 )   ―― ( 逸れる視線を咎めはしない、長い沈黙、貴方が口を開くまで己は手を動かすのみで ) …はい。 ( 少し掠れているようにも思える、ようやく出てきた貴方の声 ) ( 同じよう、合間に相槌を打ちながら貴方の話をきき、 )  …。 ああ、 ( 撫でる手が止まる。 貴方の頭に触れていない方の手が、己の口元を覆った。視線は、少し上 ) …そう、ですか。 …そう、です ね、 ( 少し躊躇しているような )  ――― 。 …エニシさん。 ( 視線を貴方に戻し。口元の覆いも外す。 まだ少し躊躇いの窺えるまま、 ) …私が貴方たちを滅ぼす側の人間だ って、…夜会の時にきいていらっしゃいましたよね? ( …微苦笑が浮かぶ ) わたしは全部嫌いでした。人間も含め、すべて。 いえ、キライではなくどうでもよかったんです。 特に、自分は一番どうでもよくって、死ぬ事に躊躇いはありませんでした [Wed 2 May 2007 02:06:52]
エニシ > これね、僕が何着ればいいか悩んでる時に青猫のみんなが選んでくれた着物なの! だからそう言ってくれるとホントに嬉しいな。  ( 似合ってる=女装が板についているという事実は何処か遠くに放置して考えないようにしておく。 )  ――え、えっ!? そ…そんな。 そういうの……僕…無理ですよ。 知らない人の前だと…あがっちゃうもん。  ( 一度懐けば徹底的に懐くが、基本的には人見知りが激しい少女風貌。 顔を赤らめながら両手を左右に振ってそんなこと出来ないとアピールする。 おにいちゃんなんて呼ばれることや同年代の相手と接する機会も少ないため、そういうのもいい経験になりそうではあるが。 )  ……………――  ( 向かい合う体勢になれば視線は自然と逸れる。 何故嫌いか。 その理由を答えるのに躊躇った。 軽蔑されないだろうか。 酷い子だと思われないだろうか。 そんな不安が小さい胸を締め付ける。 )  ―――― あの…ね。  ( けれど口にしたのは、自分の心の中だけに秘めておくと押し潰されそうだったからかもしれない。 )  ………僕…沢山……【そういう人達】を…殺してたの。 ………それこそ……数えるのだって…馬鹿らしくなっちゃうぐらい…………  ( 視線は床に固定されて、紅い瞳が正面を向くことは無い。 )  ―――…僕のお家……そういう化物殺しのお仕事で有名…だった気がするな。 ……たぶん、だけど。 それでお父さん達に教わってたんだ。 アレは化物だ≠チて。 アレはいちゃいけない存在だからこの仕事は大切だ≠チて。 ………だから…人だった頃の僕は……人間以外が心の底から大っ嫌いだったの。  ( そしてその時の記憶を思い出してしまった今、その思いに引きずられてしまっている。 ) [Wed 2 May 2007 01:48:43]
リア > ――― えぇ。今日の…キモノ、というんでしたか。この服も、お似合いですよ ( 微笑んで頷き、同意を示す。 ) この本に、感じるものがあったんですね。 …ああ、むしろ エニシさんが今度、子どもたちにこの本の話をしてくださったらいいかもしれません。 ( 貴方をおにぃちゃん、と呼ぶような子はもちろん、貴方より少し年上の子もいるけれど )   ――― ( 手は緩やかに。けれど、止めず ) ―― … ( 言葉なく返された貴方の答えに、浮べるのは淡い笑み。少し、安堵の混じる )  ―― では、貴方はどうしてマリィが…、 …人間以外が嫌いなのですか? イヤなら、答えなくてもいいですよ。 ( 軽く椅子を後ろに引き、座ったまま体ごと貴方の方へと向こう ) [Wed 2 May 2007 01:29:33]
エニシ > ―――――………  ( 暫くの間悩んでいるような仕草をして相手の発言の意味を吟味。 そして間が空いてから何かを納得したように手の平と手の平を合わせた。 )  ――うん。 そうだよね。 それじゃあ僕も大人っぽいんだぁ。 ( そういう風に言われたことなんて殆ど無いから思わず感動してしまう。 子供って見られるよりも背伸びをして大きく見せたいんだ。 だって子供だから。 )  僕も好きです。 なんだかね…とっても胸の中に強く残ったの。 一回全部ちゃんと見たけど……時々また見たくなっちゃう。  ( 物語に死をイメージさせるから、自分はそれと関わりが深い種族だから―――そういう理由なのかもしれないし、ただ単純に物語に心惹かれたのかもしれない。 ただそんなのはどうでもよく、ただ現実なのはこの示した絵本がとても好きだということだけ。 それで充分。 ) ( 優しく撫でられても心の中にある黒い感情は消えない。 まだこの少年が人であった頃、物心付かない時からそう≠セと仕込まれていたせいで、心の中にある根はまだ深く巣食っている。 )  ………… ( 頷いた。 キライきらい大嫌い。 だってあれは殺さなきゃいけない奴で。 そう教え込まれて、だから自分の手も赤く染めて――― )  ――――……?  ( 頷かない。 ただ不思議そうに紅い視線は相手を見つめた。 )  ―――……  ( そしてふるふると首を振る。 こんなに優しくて暖かい手で撫でてくれる素敵な人を、なんで嫌いになるんだろう。 貴女の質問の意図にはまるで気付いた様子は無い。 ) [Wed 2 May 2007 01:17:26]
リア > …じゃぁ、エニシさんも大人っぽいのでしょう。 ( なにせ私と貴方は一緒なのだからと、先程の話題を持ち出し。 ) …、 ( 貴方の示してくれた絵本の表紙を見れば、 ) …。 …ああ、 …はい、 私も大好きなんです、この絵本。 懐かしいですね、…ありがとうございます、今度来た時にはその本をお借りして子どもたちに聞かせてあげることにします。 ( 少し、しんみりと。 幼い子には目を丸くしてしまうような、少し解りにくい話かもしれないけれど。それでも後になって思い返したらまた違う見方ができるだろう。 )  ――― ( 何も言わず、手だけがゆるりと動き。今は黒い、貴方の頭を )  …はい、 ( 相槌を打ちながら、貴方の話に耳を傾け ) …だいきらいに、ですか。 ( ふむ、と息をついて軽い思考。 その間も、手はゆるゆると。貴方が少しでも落ち着くように ) …人間でも、人間を忌み嫌う事があります。特定の誰かではなく全てを。 だから、それだけの何かが貴方にはあったのでしょうけれど――  …。 エニシさん。 ( 貴方を、見つめ )  …私のことも、”だいっきらい”ですか? ( 問う。 ) [Wed 2 May 2007 00:57:37]
エニシ > うん! 大人っぽい。  ( なにせその基準が自分だの友人の妖精だの小さな魔女様だのお子様ばかりだから(今挙げた人たちに向けて色んな意味で深く深く土下座) )  ―――えっと…ね。 あったかいわけじゃなくて…少しだけ寂しくなる絵本だけど……―――  ( 机の上に置いてある一冊の絵本を取り出した。 )  ―――……一番心に残った絵本は…これ。 ………百万回も死んで…百万回も生きた動物さんのお話。  ( それは残酷で、だけども素敵な物語。 ―――心に強く刻まれた物語。 )  そうですね。 全部はわかりません。 けど……それでもいいのかもしれません。  ( 絵本とは誰もが楽しめる一つの傑作だ。 子供は純粋に物語に入り込み、大人はその裏に記されたメッセージを読むことに熱中する。 そのどちらもが面白い。 ) ( その言葉に軽く目を開いて、そしてゆっくりと微笑んだ。 ) ―――素敵な花言葉ですね。 僕も…その言葉、とっても大好きです。  ( 死人だからより一層強く生を望む。 ) ( 優しく撫でる感触が鬘の上から感じられる。 瞳を伏せたまま、ギュッと着物の裾を握り締めた。 ) …………あのね…僕…失くした記憶を思い出せたの。 ………けど……そしたらね、吸血鬼とか…人間以外の種族が…とってもとっても大っ嫌いになっちゃたの。 僕も…吸血鬼の癖に……  ( だから、今はマリィさんと顔を合わせ辛くて、と掠れるような声で今の状況を簡潔に話した。 ) [Wed 2 May 2007 00:41:14]
リア > ( 少し目を丸くして、 ) …大人っぽい、ですか。 ( ありがとうございますと小さく笑い声を漏らす。花のように広がる笑みにつられて笑みは深くなるだろう ) えぇ、気兼ねしなくて大丈夫ですよ。 …エニシさんが今抱えている本の中に気に入ったものがあったら今度教えてくれませんか?私も読みたいですし、子どもたちにもその『面白い』と『あったかい気持ち』をおすそわけしたいんです。 ( いかが、と首を傾げてお伺いを立てよう。 ) ( 漏らされる呟き。 ) …、… そちらも後でご紹介しましょう。意味を全部わかろうとしなくてもいいんですよ。ただなんとなく感じたものがあれば。 ( それで十分。 ) はい、私も紹介したいですから。ぜひ。 ( 笑顔で頷きを返し、 ) …。 …『生きる』。 この花の花言葉の中で、私はコレが一番気に入っています。 ( 言いながら、目を伏せて瞳に陰を落とす貴方の頭に手を伸ばし、 ) …マリィと何かあったんですか? ( 拒否されなければ、そのまま撫でようか ) [Wed 2 May 2007 00:17:10]
エニシ > ―――うん。 そうだよ、リアさん大人っぽいもん。 だから、僕が絵本好きでも大丈夫だよね。  ( 視線を合わしてそう言ってくれれば、吸血鬼は嬉しそうに表情をほころばせた。 )  そう。 そうなの! ここ…面白い本が一杯あってあったかい気持ちになれるから好き。  ( これもまた図書館の楽しみ方の一つ。 休日に行くところなんて、ここで絵本を読むか商業地区で甘い物が売っているお店を巡ったりするか、それとあとは――― )  ―――そう…だったの? 奥深かったんだ……  ( 時折大人でも素直に感心することもある絵本の奥深さを知らなかった女装少年。 そしてお月様の話しってどんなのだろうと考えているところに出された提案。 )  ―――え、いいんですか? ……それじゃあ…おことばに甘えさしてもらいます。  ( 真紅の目を輝かせると嬉しそうに頷く。 )  ―――…そっか…マリィさんのお名前って……そんな意味だったんだ………  ( 絵本を机の上に置くと、自分の理不尽な感情のせいでマリィを避けていることを思い返して自然と表情は暗くなる。 考え込むように視線は伏せられた。 ) [Wed 2 May 2007 00:03:56]
リア > いいんじゃないでしょうか? 絵本が好きなのが子どもならば、私もエニシさんと一緒ですから。 ( ね、って。 軽く屈んで視線を合わせ、笑みかけよう ) 面白いのはいいですよね、幸せな気持ちになれます。なんだか、ほんわりしませんか? ( 気にはしない、それはそれでひとつの応え。 ) 絵本はわかりやすくて、奥深いですよね。 ―― えぇ、『お月さまってどんなあじなんだろう』そう思って、おつきさまをかじろうとした動物さんたちのお話なんですよ。それでどうなったのかは…、 …本で読んだほうが絵もついていて面白いと思います。 後で一緒に探しにいきませんか? ( 瞳の色を見て取れば、目を細めそんなお誘いを。 ) えぇ、Marigold聖母マリアの黄金の花――― マリィの花です。 花言葉は嫉妬。 それに友情。可憐な愛情、健康… 色々あるんですけれど、 ( 貴方が座れば、己は軽く座りなおして。押し花をノートの上に ) [Tue 1 May 2007 23:50:10]
エニシ > ( ちょっとだけ恥ずかしそうに少女風貌は頬を赤く染める。 )  ……絵本が好きって…やっぱり子供っぽいかな?  ( 自分の行動が幼いことは自覚しているけれど、そういう所を見られると恥ずかしいお年頃。 永遠の12歳。 そしてどんなのが好きかと言われれば表情を変えて元気良く答えるだろう。 )  えっとね、えっとね、面白いの!  ( 質問に具体例で答えないと0点だということを知らないお馬鹿な子。 )  うん。 それに僕でもわかるから絵本好きなの。 ……お月様の…あじ? ―――お月様食べちゃうの?  ( 小首を傾げて不思議そうにそんな質問をする。 その瞳は好奇心に満ちているだろう。 )  ……マリィさんと一緒の名前のお花……  ( 感慨深げにここ最近は避けてしまっている恩人の名前を呟いた。 そして促されるように足を向けられれば、本を胸に抱えたまま付いて行って貴女が腰掛ければその傍の席に座ろうとする。 ) [Tue 1 May 2007 23:35:03]
リア > ( そんな貴方の様に小さく笑んで、 ) そうなんですか。 エニシさんは、どんな本がお好きですか? ( 抱えられた本を見れば絵本、というのはわかったけれど。絵本にも色々あるから ) 面白いですよね、絵本。 私も好きですよ、エニシさんは… お月様のあじがどんな味なのか、ご存知ですか? ( 少し悪戯っぽく笑ってそんな言葉。それも、とある絵本の話。 )  …、 …あぁ。 ( 貴方の視線に、己も目を左手の押し花に向けて ) ありがとうございます、頂き物なんですよ。 …マリィゴールドの花。 枯らしてしまうのがイヤで、こうして押し花にして紙に梳きこんでもらって。 ( 立ち話もなんだから、己が座っているあたりへと貴方を促すよう、足を向け。しおりにしているんです、と説明する ) [Tue 1 May 2007 23:24:10]
エニシ > ( 全知になろうだなんて親しい人が相手でも不可能なことなんだろう。 だけどそれでも、親しい人だからこそその素敵な笑みの意味に気付きたくなるのかもしれない。 )  こんばんは…リアさん。  ( 流石に二度目ともなれば、気恥ずかしさはまだ少しだけ残るけれど慌てはしない。 )  はい。 お仕事の休み貰った時とか…たまに来るんです。  ( 石を彫り続けていただけなのに10万近くものお給料が出たときには驚いた。 昨日まではその依頼も青猫での仕事も並行して進めていたため、今日はお休みを貰って読書中。 ) ( 視線を向ければ女装少年が抱えた本のタイトルも見えるかもしれない。 やたら薄くて表紙はカラフルで、更には読みやすいように大きく作られた本。 いわゆる子供向けの絵本というやつだ。 )  ――押し花、ですか? ……キレイ……  ( 手に持った物が何かということに気付くと、それに対して素直に心の中で思ったことを口にする。 ) [Tue 1 May 2007 23:15:07]
リア > ( 全てわかろうとすること自体がおこがましいのかもしれない。 けれど、己の至らぬがゆえに彼女を傷つけていやしないか時々不安になる。 )   …。 ( 子どもたちもマリィも、此方を安心させようとそれは素敵に笑うから。 その表情に思わずほっとして、 疑い続けることも悪い気がして、 その癖それでいいのだろうかと悩むだなん て、 )  … え。 ( 近づいてくる足音は気にならなかったが、まるで此方に気付いたというような小さな声と、視界に映った会釈に顔を上げてそちらを見やるだろう )  …あぁ、エニシさん。 ( 貴方のその姿は以前一度見ているから。こんばんは、と微笑んで ) …、図書館にはよく来られるんですか? ( 歩み寄り、ちらりと抱えられた本に視線を向けて ) ( しおりは思わず手にしたそのままに ) [Tue 1 May 2007 23:00:55]
エニシ > ( そんなのんびりとした足音で其方の方に歩いてくるのは、白髪を隠すために黒髪の鬘を被って少女のような出で立ちをした和服の少女風貌。 )  ――――あ……  ( その胸には何冊かの本が抱えられていて、顔見知りの女性に気付けば丁寧にお辞儀をしようとするだろう。 ) [Tue 1 May 2007 22:54:46]
お知らせ > エニシさんが来ました。 『(ぺったんぺったん)』 [Tue 1 May 2007 22:52:20]
リア > … あぁ、 ( 何をやっているのだろう。そう思いながら席を立ってしおりへと手をのばす。  以前は空っぽだったことが多かった、 …最近はぽつぽつと手紙や梟の入っていることの多い鳥籠の中に 残されていた花一輪。 ) ( マリィゴールド )  …、 ( 両手で持ち上げれば席に座らぬままにほっと息をつく。  …思えば、彼女の事も私は全然わかっていない。 ) [Tue 1 May 2007 22:45:37]
リア > ( そんなふうに思っても 結局は理解できていないから、理解する努力を怠らないようにと思うくらいで、 )  …あとは、 ( 精一杯の愛情を。 ) ( 押し付けがましく愛しているのだなんて言うつもりはないけれど、「愛されていない」と思われない程度には解ってもらいたい。己一人だけでなく、院長や、キャバ先生だって、 )   …あ。 ( そういえばいただいたアノ服どうしよう ) ( 思って、気もそぞろに冊子状の用紙… ノートを開いたものだから、そこからひらりとしおり代わりの押し花が床に舞い落ちた ) [Tue 1 May 2007 22:31:43]
リア > ( それだけでなく、子どもの無邪気さや天真爛漫さには時々途惑ってしまう。何が子どもたちにとって好いのか解らない。 己も昔は子どもだっただろう、と言われても、己が子どもだった時には持ち合わせてなかった部分というものだってある。 )   …、 ( 子どもは素直で解りやすいなんて誰がいうのだろう。その裏で、彼らなりに抱えているモノだってあるだろうに。 ) [Tue 1 May 2007 22:24:38]
リア > ( 子どもの発想というのはすごいと思う。いつも思いもよらぬところをついてくる。 そのたび一生懸命答えを考えるし、探すのだけれど、どう応えたらいいものかとても難しい。 正解はないだろう。けれど正否の問題ではなくて、子どもに対してどのような応えを示したらいいかという。 ) まだ ちゃんと応えられた、と 思えたことってないんですよね、 ( それは自分の後ろ向きな思考性もあるのかもしれないけれど。 ) [Tue 1 May 2007 22:12:28]
リア > ( 大型の本を3冊ほど、机の上に積み上げる。辞書のたぐい。それから広げた紙とペンの傍に、普通の大きさの本が1,2冊開いて散らばって。 ) ( 図書館に足を運ぶことは多い。来る時は毎日だってくる。 子どもたちに勉強を教えるための自分の予習と。それから復習―― こどもたちにもらった”質問”の答えさがし。 ) [Tue 1 May 2007 21:59:26]
お知らせ > リアさんが入室されました。 『  …ッ、と。 ( どさり。 )』 [Tue 1 May 2007 21:51:14]
お知らせ > ザッハトルテさんが帰りました。 『( 仕事は暗礁、煙草は切れる――ろくな事を考えない訳だ。 )』 [Tue 1 May 2007 04:23:06]
ザッハトルテ > (「吸血鬼に見初められ」「軍略を持って夫を支え=\―」この場を去った女性の語り口からすると、追及の手を免れた希書は随分「花嫁」に肩入れしたもののようだった。 だとしたら、書き手の心情はどうあれ伝記に近いと思われる。 ――興亡記ならいざ知らず、一個人の記録までも人間の王は葬ろうと思うだろうか――花嫁の出自が実はその王族だった、とか。 それ程の醜聞であれば史実を捏造したくなるのかも知れないが。 ) ――…何だか、 ( ここまで来ると想像力逞しい乙女が作った御伽噺の二次創作の領域か。 確かそうした少女達は、物語の主人公に躊躇なく自分を当て嵌めるそうだから。 自分が主人公ならば、舞台は目が潰れるほど絢爛なものが好ましいのだろう――多分。 多分(二度言った) )( 肩を竦め ) [Tue 1 May 2007 04:21:57]
ザッハトルテ > ( 吸血鬼の一大勢力とやらに人間の女性が迎えられる。 ――…眷属の観点で云うなら、これは無いとは言い切れない。 個体差は兎も角、人間との縁を完全に断ち切れずに居る者の多い種族だと思う――「花嫁」の内助及ばず国は滅び、それを惜しんだ者が書き記した物があった。 その伝記によれば、主人公は件の「花嫁」であるらしい――その女性の物語を遺したいと願う誰かが居た、と云う事。 それも一番の候補である「夫」は儚くなっているのだから、それ以外の誰か。 ) …………… ( 腕を組む。 背中に本の冷たさが伝わって、再度姿勢を改めた ) [Tue 1 May 2007 03:48:12]
ザッハトルテ > ――… ( どちらが表でどちらが裏か? ――内部思考に沈み過ぎていたらしい。 彼女の話を総合すると―― )  ……  ( 彼女が返しに来たのは「亡国の伝記」。 そして「現存する敗戦国の記述の多くは勝者によって改竄された物である」――つまり、今書架に収まっているのはそうして後世に残った記録なのだろう。 人間の王が吸血鬼の一大勢力を見事討ち滅ぼした話。 ) ………… ( それは一見表のようだが、実はコインの裏――それが話の締め括りだった――そのように、思う ) [Tue 1 May 2007 03:35:45]
お知らせ > エレオノーラさんが帰りました。 『おやすみなさい。(やんわりと手を振って、踵を返す)』 [Tue 1 May 2007 03:15:17]
エレオノーラ > ――えぇ、ほとんどの場合、アイシェさんのおっしゃるとおり、敗者が語る真実の戯言は、後世には残りません。仮に残しても、勝者によって発見され、文字通り駆逐されるでしょう。でも人のやる事ですから、穴もあります。いわゆる”アンダーグラウンド”でひっそりと語り遺された物語は、降った雨が湧き水となって流れ出るが如く、幾多の年月を経て、私たちが知らぬ間に日の当たる場所にでてきたりもします。もっとも、それを偶然にでも発見できるかは、運しだい。――私が知っているのは、今のところひとつだけ。 ( いたずらっぽいアイシェの口調に、くすくすと笑って。人差し指を立てて語る。 ) そのお話では、主人公は王ではなく、敵対することとなった吸血鬼の妻。彼女は人のみでありながら、吸血鬼に見初められ結婚したそうです。妻は軍略を持って夫を支えましたが、戦局を覆す事はできず、夫婦共々、戦火の中で死んだとか。――いつどこで読んだかは忘れてしまいましたが、同じ歴史を違う観点からみると、また感想も代わってくるものですよ。それが真実かどうかは別にして。そうすると、おもしろいと思うのです。 ( それから、アイシェの言葉には、もう一度首を横に振って。 ) それでも、読んでみたいと思うのは私の意志ですから。――たとえ自分の言葉でなくても、それを書こうと思ったあなたの心は、きっと汲み取れます。――いえ、汲み取ってみたいと、思うのです。 ( 悩むかのように眉を寄せるしぐさをするアイシェに、そんな言葉をかけた。 ) ――それでは、今宵はこれにて。次に会うときには、貴方の本の感想も添えられれば幸いですね。 ( そういって、丁寧にお辞儀をした。 ) [Tue 1 May 2007 03:14:56]
ザッハトルテ > ( 公用語とは別の言語体系による綴り。 それが現存する体系のどれに近く、どの辺りで使われているものかと記憶を掘り返す――フィールドワークをしない学者くずれの関心は専ら失われた言語へと向けられる。 言葉を全て聞き終えるまでの間、考え込むというにはやや気の抜けた表情で欠けのなくなった書架を眺め ) ――…勝者が自分を悪く言いはしないでしょうから。 ( ――と、軽く首を傾けた。 悪戯を思いついたような口調で ) 同様の理由で、敗者が描く「真実」は勝者によって葬られるか、つくりごとと決め付けられるもの――後世にはまず残らないものだと思っていましたが。 いつの時代も多数意見(勝者)が少数意見(敗者)を駆逐する――そう仰ったのは貴女ではありませんでしたか、エレ夫人。 ( 斜陽の憂き目に遭った者の記した物の全てが歴史の指の間から零れ落ちるとは言わないが、奇書や希書に分類されるものだろうと思っていたものだから。 ――珍書を数多く手に取れる、彼女はそういった境遇の人物であるかも知れん。 あっさり話を打ち切った ) 褒めて戴けるのは有り難いですが、何処かの誰かが何度も何度も記した話です。 面白いものでは決してないでしょう。 …自分の言葉で語るのが苦手なのですよ。 ( だから、誰かが創った話を他所の言葉にコンバートするのが精一杯――自分で酷く納得した。 軽く眉を寄せ ) [Tue 1 May 2007 02:56:09]
エレオノーラ > ( 表紙に描かれているタイトルは、亡国の言語を公用語に訳したもの。しかし古びた本をよく見れば、大きく書かれた公用語のタイトルの下に、小さく別の文字が書かれているのに気づくだろう。それはまぎれもなく、いまは失われた国の言語。つまり原文である。 ) そう。その通り。私が読んできた伝記や歴史書も、勝者の視点によって敗者を描いたものでした。 ( エレオノーラは多くを語らない。語ったとしても、霧がかかったようにぼかし、うやむやのまま流してしまう。けれど言葉の端々に、引っ掛かりを残す鍵を落として、会話を楽しむ。 ) ……敗者の視点で見た物語も、なかなか面白いものですよ。結局のところ、アイシェさんのおっしゃるように、人は共通の敵を作る事で、手っ取り早く団結できます。 ( 軽く息を吐いて謝るアイシェに、いいえ、と首を横に振って微笑んだ。 ) アイシェさんのお話は、とても興味深いものです。本にまとめられたら、きっと一日かけてでも読んでしまうでしょう。 ( 冗談ではなく、本気で。 ) [Tue 1 May 2007 02:33:28]
ザッハトルテ > ( 本を受け取り書架に戻す際、表紙の題字を一瞥した。 それが公用語で記されているなら、歴史学者ならぬ言語学者では亡国の所在は判らない。 もし想像の余地が残るとしたら――   ) 歴史書を残すのは勝ち残った国の特権ですからね――脚色・誇張どころか事実は全くの正反対である可能性もある。 …敢えてパプテス、とは言いませんが――異国の神を認めない宗教を戴く国家が戦争に勝利した場合が良い例かと。 彼らは彼らの崇める唯一の神以外の神々を、悉く「邪神」としてしまいました。 ( そこで一度言葉を切った ) 三国間で争いが勃発した場合、いずれかを「共通の敵」として残った一方と同盟を組む事がありますね。 それはそれで後日物憂い種になりますが、そうした思想が示すように――それが実体を持たない仮想敵であれ、人間は敵を得て、そこで初めて団結し得る――そして生き残った。 差別や格差、苛めの類もある意味同類かと。  ( ――亡国について、もし想像の余地が残るとしたら。 その本が戦火の彼方に消え去った国の言葉で書いてあるか、争い勝ち残った者の国の言葉で書いてあるかだ。 軽く息を吐いて ) …例え話が多くて申し訳ない。 おまけに上手くないものだから、我ながら困ります。 [Tue 1 May 2007 02:22:05]
エレオノーラ > そういう生き方も、あってしかるべきだと思いますよ〜。信じる信じない、近い遠いはべつとして、”そこにある”ものなんですから。受け取り方、付き合い方は、人それぞれでしょう。 ( アイシェの言葉に、そんなふうに軽い調子で言葉を返す。 ) ――×××という国です。 ( エレオノーラが紡いだ短い名前。異国の歴史をそれなりに学んだものならば、その国がずっと昔に滅んだ事が分かるかもしれないが。アイシェに本を手渡し、それがもとあった場所にしまわれるのを見届けながら、目を閉じた。首を弱く横に振る。 ) ――私は、本で読んだだけですから、なんとも。歴史書や伝記ものは好きですけれど、かいてある事を鵜呑みにしたことはありません。事実であったとしても、多かれ少なかれ脚色、誇張はされているでしょうし。書いた人の考え方やものの見方によっては、内容も違ってしかるべきでしょう。 ( だから、分からないと答えた。事実の真意はともかく、それだけのこと。 ) 吸血鬼の一大勢力というのも、ひょっとしたら脚色かもしれませしね。勝者を劣勢に、敗者を優勢に書くのは、よくあることです。――そうそう、結局その王は、王子と共に吸血鬼たちを打ち滅ぼした。けれどその後に娘夫婦に謀殺されて、内乱の末に国は滅んだそうです。――ひょっとしたら、人間の敵は結局人間だよという教訓話かもしれませんね。 [Tue 1 May 2007 02:01:27]
ザッハトルテ > ――…恐らく、魔術もオカルトも私が思うよりずっと普遍的で水の流れくらいに身近なものなのでしょうけども。 一度「縁がない」と思うとどんどん疎遠になります。 …他ならぬ己自身が遠ざけているのかも知れませんが。 ( 数学を嫌う者は、日々の出費など――単純な計算は日常に幾らでも転がっているのに、数字は縁遠いものだと思いがち。 それと大差ないと思い、同じように軽く肩を竦め ) …。 ( 簡単なあらすじを黙って聞いた。 やがて ) 吸血鬼の一大勢力=\―ですか。 失礼、御国はどちらの方で? ( 答えを待たずして問う口調は緩々と。 問い質すほどのものではない、そんな色を滲ませて――また軽く書架に凭れて ) そしてその御話を、実在した国の記録だと考えていらっしゃいますか、エレ婦人。 ( 差し出した手はそのまま。 もしその本がこちらに渡されるならば書架に片付けようと ) [Tue 1 May 2007 01:48:36]
エレオノーラ > 確かに。これだけの書物とスペースをもった図書館は、ヴェイトス島中を探してもここくらいでしょう。実際、島の内側だけでなく、外の国の書物も豊富ですし。 ( もし同じ依頼を受けて同時期に働いていたのなら、面白いめぐり合わせだとおもった。 ) なるほど〜。毛玉はきますからね、猫ちゃん。 ( イマイチずれた意味で解釈したエレオノーラであった。 ) 本と魔法はつながりの深いものですから。御伽噺にもでてきますよ。開けば本の世界にいける、とか。ライドワードと呼ばれる人食い本の噂、とか。意思を持った魔道書、とか。 ( これだけの量があるのだ。そういうオカルトじみたいわくつきの書物が混ざっていても、可笑しくはない。本の内容を問われれば、肩をすくめて。 ) よくある悲劇物です。昔々、とある国の王様が、吸血鬼の一大勢力を相手に、その生涯をささげたお話。内容は、王とその息子、あるいは娘夫婦との確執など、人間味を浮き彫りにした文章が特徴です。 ( 人間の手によって描かれた、壮大な伝記。それをかいつまんで説明してみる。 ) [Tue 1 May 2007 01:32:41]
ザッハトルテ > ( アルバイトの募集は何度かあったから ) 偶々会わなかっただけで、案外同じものを請けていたのかも――定職と掛け持ちですと毎日は来られませんし、広いですから ここ。 ( 軽く手を挙げ、縦に長い通路の両端を示した。 二度ほど瞬きの後、結った髪を梳きながら ) ――…猫、です。 ( 毛玉。 ) 紙を複雑に折りたたんで立体的に見せる絵本じゃなくて、ええ。 マジックアイテムなのか何なのかは私には判りません、その手の素養には一切恵まれなかったようですから――拝見します。 ( 頷く顔は少女のように見えた。 前回も感じた事ではあるけれど、凡そ浮世の苦労からは縁遠い女性であるらしい――本を片付けるつもりならば貸してくれと手を差し伸べて ) …ほう。 どのような話か、御伺いしても? 女性の御時間を戴くには、少々遅い時間ですけれど。 [Tue 1 May 2007 01:18:29]
エレオノーラ > そうなんです、アルバイト。普段知らない図書館の事情や裏側が、ちょっとだけ分かりました。いい経験です。 ( 疲れたけれど、楽しかった。それがエレオノーラの感想の全て。新しい発見は、新たな楽しみとなる。 ) けだま……。 ( 目をぱちくりさせて、しばらく間を開けてから、思い出したようにうなずく。 ) まぁ! 素敵。ひょっとして、”とびだすえほん”ですか? マジックアイテムの一種だと聞いていますけど。えぇ、もちろん信じますとも。 ( 笑顔でうなずく。私も見たかった、といわんばかりに興味津々だ。 ) ――あぁ、ではお仕事ですか。ご苦労様です。――私は、これを。 ( 両手で持ってアイシェに差し出した本。そこには、異国の伝記を示すタイトルが。 ) もう本の中にしか残っていない国のお話なんですけどね。久しぶりに読んだら、内容を思い出せました。 [Tue 1 May 2007 01:06:48]
ザッハトルテ > 私物と他者の――公共の財産を同じように扱ってはいけませんね。 考え事をしていると他に注意が回らなくなって困ります。 ( この場合勿論、財産とは本。 つまり自宅の本棚には良くああして凭れるのだという事。 と、相手が抱えている本のタイトルへと落としていた目をついと上げて ) アルバイト。 ――こちらでは何度か募集をかけていたりしますね。 私も何度か手伝った事があるのですけど――…先日は本から毛玉が出て来ました ( 信じる? と軽く視線で問うように ) 「しかるべき処置」が済んでいるなら、絵本の棚のどこかに戻っているようですが。 ( ここは絵本のコーナーではなく、外国書籍を多く置いた区画。 それを見に来た訳ではないと知れよう。 少し考える顔を作ってから ) 調べるまでもない、或いは調べようがないと判っている調べ物――かな。 でもその用件はもう済みました。 [Tue 1 May 2007 00:55:11]
エレオノーラ > ( 図書館は静かでいい。昼は子連れの利用客が多く、子供たちのはしゃぎまわる声だったり、それを注意して回る司書の奮闘ぶりだったり、そういう光景を見ることが出来る。夜は夜で、人気が少なく、奥の方へ行くほどに、別の世界に来たような錯覚を覚える不思議な場所。 ) しばらくぶりですね、アイシェさん。 ( 丁寧に会釈をすると、戻しに来た本を胸に抱えて。 ) えぇ、ついついやってしまうこともありますよね。以前、こちらでアルバイトをさせてもらった事がありましたから、つい。 ( 書架から背を離したアイシェに、やや控えめに苦笑いし、言葉を返して。 ) そうですね、3〜4冊位は読もうと思っています。”昨日は”分厚い本を1日がかりで読みました。 ( 速読術があれば、もう少し読む量も増えるのだろうが。 ) アイシェさんは、調べ物ですか? それとも、物語の世界に浸りに? [Tue 1 May 2007 00:43:30]
ザッハトルテ > ( 鏡の向こう側。 そこでは身も心も、幸も不幸もさかさまだと云う、けれど。 ――寄りかかった書架と対面の書架には自分以外に誰もいない。 奥行きの深い通路の先へと目を凝らしていると、ここが合わせ鏡の境界のような――――   ――    )( ――錯覚なのは判っている、けど。 死んだ人間が遺した物と存命の人間の手に拠る物が隣り合わせの書架。 ここには誰も居ないのに、閲覧席の方角の気配――話し声 衣擦れ  生きて動く人間  生きていないのに動いているもの  死んでいるのに生きているもの ) ―――――――― ( 通路の奥へと顔を向けていた。 反対側からかけられた声への反応は三拍以上遅れてから、寝惚けたような返事にて ) エレ婦人――…? … ( 書架に預けていた背を離した ) ああ、こいつはいけない――本を傷めてしまう処、でした。 今日は「どこまで」読むおつもりでこちらに? ( 前回「ここの全ての本を読む」――そんな例え話をしていたから ) [Tue 1 May 2007 00:32:31]
エレオノーラ > ( いつもの如く、本を全部読んでから、それがずいぶん前に読んだ本だと気付くオチ。それでも読み応えのある本というのは、何度読み返しても飽きないもの。そのたびに違った発見もあるから。ノンスリーブのドレスに明るい色のカーディガンを羽織り、春っぽい色で固めた女は、視界に以前見た男性の姿を捉えた。 ) ――あら。アイシェさん。 ( 書架に狩る癖を預けた格好で、なにやら独り言中の模様。小さく微笑み、声をかけてみた。 ) こんばんは。書架を背もたれにすると、司書さんに怒られてしまいますよ。 ( くすくすと、からかうように。口元に片手を当てて告げる。 ) [Tue 1 May 2007 00:21:48]
お知らせ > エレオノーラさんが入室されました。 『(読み終わった本を書架に戻しにきたところ)』 [Tue 1 May 2007 00:16:43]
ザッハトルテ > ( ――拘らなければ済む話。 原書の中の造語を、クライアントが指定した言語に沿って同じように作ってみようなどと考えなければ済む話。 手前で話をややこしくしているのだから、誰のせいでもないのだけれど―― ) 鏡の中にでも逃避したくなるね――… ( そう云えば、扱っている話の続編がそんな感じのタイトルだったものだから ) [Tue 1 May 2007 00:10:56]
ザッハトルテ > ( 空の手で席に戻る気にもなれず、背後の書架に軽く背を預けた ) …… ( 指を折る。 ――調べなければならないのはとあるマイナーな言語。 独特な文化のせいか、近隣諸国とかけ離れた言語形態の。 「現地に行く」「その地域の出身者を市内から探す」――論外。 そんな事をしていたら何ヶ月かかるか判らん。 図書館の他、資料探しをするとしたら―― ) ……無名の悲しさってやつだなあ… ( 幾つか候補を挙げてみて、逐一消去した。 となると、結局職場頼みになる訳か――勿論自腹だ。 …二度と使い道のない資料になりそうだった ) [Tue 1 May 2007 00:00:35]
ザッハトルテ >  … 辞書に  載っていない  言葉、  ( 小さく声に出してみる。 ――…口に出してみればみるほど、お手上げなような気がしてがしがし頭を掻いた ) ――「qあwせdrftgyふじこlp」を訳せと言われるようなものだ…! ( いやそれよりは大分楽な筈だけど。 筈だけど! ――と云うかそれは無理。 本棚相手にちゃぶ台スルーをしたくなる気分を抑える。 抑えた・抑える・抑える時抑えれば抑えろ? ) ―――――――― ( どうにも、こう。 仕事に臨むテンションじゃないような気がしてきた―― ) [Mon 30 Apr 2007 23:45:20]
ザッハトルテ > ( 曝書と共に書架の見直しがなされたのは比較的最近の話。 その際、余りに利用の少なかった書物は正しく御蔵入りとして倉へと納められた――その様子は臨時職員として見ていたつもりだけれど、仮に頼み込んで倉の方を見せてもらったとしても探すものはないのだろう。 開いたままの頁には尺取虫のような字体がびっしり規則正しく並んでいる。 ――今度こそ本を閉じる。 分厚いそれを、書架の中一ヶ所だけぽかりと開いた空白へと戻した ) ………  ( 同じ並びに収まった本の背。 そのタイトルを目で追い、やがて――小さく肩を落とした ) [Mon 30 Apr 2007 23:30:28]
ザッハトルテ > ( 閲覧席のひとつを押さえてはあるが、椅子に上着を掛けて使用中の意を示したきりそこには一度も戻っていない。 もしも他の席全てが埋まっているなら、それは酷く迷惑な事なのかも知れない。 ――使わないなら空けろと云う意味で。 書架の中から抜き出した本に諦め悪く目を落とし、乱暴に―― 一応本が傷まないよう気を使っている、つもりで――ぺらぺらと頁を捲ってみる。 …もう何度も繰り返した作業。 だから、結果もまた同じ。 ) [Mon 30 Apr 2007 23:16:37]
ザッハトルテ > ( ――とは、こういう状態の事だろう。 とある書架の前で途方に暮れた ) [Mon 30 Apr 2007 23:08:33]
お知らせ > ザッハトルテさんが入室されました。 『( 暗礁に乗り上げる―― )』 [Mon 30 Apr 2007 23:05:22]
お知らせ > 炎涼さんが帰りました。 『軽い、足音。静かに消えてゆく。』 [Mon 30 Apr 2007 00:14:26]
炎涼 > (本を見る限り、様々な人種が存在をして、様々な文明に文化を存在する。此れまで100年の時を過ごして来たが、まだ知らない事が沢山ある。) ――、 世の中は広いな。 (無情に近い表情だったけれど、口の端を釣り上げて微笑を浮かべた。見て来たモノが世界の全てだと、思っていた。実際に違った。世界はまだ知らない事ばかり、眠っている。色んな魔法が存在するのだろう、色んな人間が存在するのだろう、全てに興味を惹かれた。今は、賢者としてまともな仕事を出来るように最低限の知識を身に付けよう。慌てる必要も無い。) ――、疲れたな。 (肩を落とし、背を伸ばしてから。) そろそろ、終わりにするとしよう。 (草臥れた様子をしてから、音を立てないように椅子から立ち上がった。後は、本を元の場所に戻そう。そして受付嬢に、先程まで読んでいた本の題名を伝え、何処で購入出来るか聞いてみるとしよう。) [Mon 30 Apr 2007 00:13:51]
炎涼 > (癖は多いが、其の分だけ個性がある魔法、魔術も存在する。例えば、飯を作る時に火が必要になるだろう。普通の人だったら、火を起こすのが大変だったりする。手馴れた者であれば、何でも無い筈。魔術師だったら、基本中の基本である火の属性の魔法を使って、火を簡単に起こす。どちらが、楽か、と思えば人によって其々である。) ――・・・。 (体力が自慢な男が魔力の欠片も無いとしよう。すれば、魔法で火を起こすのは困難だ。普通に火を起こすより、体力より精神力が持って行かれる。 逆に、体力の無い魔術師が、普通に火を起こそうと困難だろう。精神力より、体力が大消費してぶっ倒れる。――と、こんな感じだ。人によって、適正した特技や技など存在する。体力が自慢なら、無理して魔法を覚えようとしなくて良いだろう。幾らでも体力が付かなければ魔法を使うのも良いだろう。ただ、残酷だけれど素質があれば、良いの話だ。) ――、 (いや、そうでなければ。魔法が使えない者が居なくなってしまう。少し纏まりが効かない話になってしまった。) ・・――自分に合ったスタイル、ねえ。 (記載された文章を読み取り、得た情報を思考に練り合わせて纏めた。間違っていないだろうか、何度も確認をして目を通した。同じ事を繰り返すのは好きじゃない、途中で飽きてしまい次のページに飛ばした。) [Sun 29 Apr 2007 23:59:08]
炎涼 > (炎を、二度と使わない。危険だ、殺し合いに使われるだけで、何を救えるか分からない。燃やし、壊して、破滅させ尽くす、炎かも知れない。)(神話によれば、炎は破滅と創造の象徴だとある。自身の炎を例えば、破滅に間違いない。) ――、ああ。 (周囲に向けた視線を、金の瞳を細めた。微かな溜め息を漏らした。炎を使わない。となれば、名前に付いた「炎涼」の「炎」の意味も存在の意味も無くなってしまいそう。) ――。 (其れは、単なる思い込みだ。存在しているのは、必ず理由がある。誰も気が付かないだけ。)(双眸を瞑ってから、短い間を過ごして開いた。迷わない、まっすぐに差し向けられた。其の先は、机の上に置かれた開いた二冊。どちらも魔法、魔術、系統に関連するばかりだ。様々な属性も存在をするが、少し取得に時間が掛かったりする癖が多い。) [Sun 29 Apr 2007 23:46:00]
炎涼 > (どれだけ時間が流れただろうか。そこまで、考えた事も無い。) ―――。 (ただ新しい仕事も見つけたが、魔法の知識や技術はあるもの。賢者として誰よりも未熟だ。それだけは確かだ、だからと言って未熟のままで足を引っ張るのは頂けない。だからと言って、無理をしたり、頑張り過ぎて体調を崩せば、元の子も無い。疲れたら、迷わずに休め。急用な事でも無い限りは、緩やかなペースを維持する。) ――ここ、さっきのこれを。 (小さな呟きを漏らした。其れを自覚して、周囲に視線を向けた。)(良かった。次から気を付けるとしよう。)(他に訪れている人達が居ても可笑しくない、夜遅くまで研究やらで調べ上げたり、忙しいのは人によってそれぞれだ。) [Sun 29 Apr 2007 23:34:39]
お知らせ > 炎涼さんが来ました。 『沈黙を守り続けた。』 [Sun 29 Apr 2007 23:22:56]
お知らせ > ハーミアさんが退室されました。 『ハクセイ様に、相談してみないとだめ、ね。(仮にも奴隷の身分なのだから、と。)』 [Sun 29 Apr 2007 13:49:27]
ハーミア > 一先ず――― ( 椅子を戻し、スケッチブックと筆を持つ。 ) [Sun 29 Apr 2007 13:47:17]
ハーミア > ( 白と黒で持ち味の出せる絵もいいのだろうけれど、それでも矢張り、絵が泣いている(・・・・・・・) 気がしたのだ。 だから、檻の中から「出す方法」を考えるには、それもいいだろうと。閉じ込めてしまうような感覚に陥ってしまっているのは、例えわたしだけだとしても。女は立ちあがる。 ) [Sun 29 Apr 2007 13:45:22]
ハーミア > ( ―――自分の絵には「温度」がないのだと。 ) ……けれど、温度や色を、どう出すかなんて…… ( 難しい、と模索する時間。何度も何度も見比べては、形と色と温度の交錯なんて、どう表現したらいいのだろう。 ) ―――何かを、観るといいって言うけれど……此処にもmuseumはあるかしら――― ( 小さく呟いて、困った顔で溜息をついた。納得の幾重が、描けないジレンマ。―――なんて、奴隷の自分がこんな風に自由に考える時間を持っていいのかも、よくわからないのだけれど。ハクセイ様は許してくれる。食事以外は、驚くほど束縛しないでいてくれる。もっと奴隷としての扱いをされても当然だとも感じるのに。 ) [Sun 29 Apr 2007 13:37:24]
ハーミア > ( 涼しい風が、入り込む。女は髪が揺れるのを感じるのと同時に、その微妙な冷たさを感じて―――は、と瞳生き返るように ) ………わかった。 ( そうだわ、と。考え込む仕草。これよ、とひらめいたように捉えて離さない視線は、檻の中の白と黒の、碧に。 ) [Sun 29 Apr 2007 13:34:31]
ハーミア > ――― 春の色は淡いけど、力強いのよね。どうしたらあんな色が出せるのかしら…… ( 淡い色。けれど奥の深い色。人の作った色ともまた違う、そこに確かに在る「色」 ) ( 見比べるように、視線が動く。スケッチブックという檻の中と、自由な、空の下の碧たちを見比べて―――明らかに違うのは、矢張り色というよりも「奥の深さ」だろうか。そこに、自分はこの世界作る神には恐らく敵わないのだろうと感じ………どうしたものかと、ぼんやり、金に光るそれを、眺めている。 )  [Sun 29 Apr 2007 13:29:50]
ハーミア > ( 絵を描く、少女が一人。―――木漏れ日零れるその一帯で、静かに線描く、様。 ) ( こと、んと、筆をおいた。 ) だめね。……色が出せないわ。 ( 収められてしまった絵は、「色を出して」と泣いているようにも感じて、少しだけ――寂しくなったか頬杖をついて溜息をついた。視線は白と黒の絵に置かれたまま。 ) ……これじゃあ「春の新緑」なんて名前に出せないわ…… ( ちらり、呟いては窓際に揺れる木漏れ日を眺めている。太陽が、緑を照らして何ともいえない虹色を醸し出す。金と言っても、黄色のような、でも、黄色でもないような、碧。 ) [Sun 29 Apr 2007 13:25:15]
ハーミア > ( 金の色。碧が照らされて、金に映る。けれどその様も、彼女の手に収められれば「白と黒」の世界でしかなく。 ) ―――。 ( 映すのは難しく、写すのも難しい。けれど、描き続けるのはただ、好きだからこそ。白と黒でも、影をつけていけば、金ではなくても「光」は見える。そんなことをして、もう何時間が経つだろう。何せ、朝屋敷を出てきてから随分経っている。 ) [Sun 29 Apr 2007 13:22:20]
お知らせ > ハーミアさんが入室されました。 『 図書館の窓際で。 』 [Sun 29 Apr 2007 13:19:18]
お知らせ > ロバートさんが帰りました。 『――だが、調べるしかあるまい。』 [Fri 27 Apr 2007 04:31:35]
お知らせ > ロバートさんが入室されました。 [Fri 27 Apr 2007 04:30:50]
ロバート > (名前の無い『モノ』か。 或いは、それが、たった一つの冴えた方法であるのかもしれない)……さて、な。実際問題――我々がどうにかできた試しなど、あったのか?(くッ、と小さく笑いを漏らし、帳面を小脇に挟んで、新聞を元の場所へと戻す。 ポケットに両手を突っ込んで、窓を見れば――空はもう白んでいた。 デイブレイク。 夜明け。 あけない夜はない。 だが――)太陽は、また沈むものだ。(小さく呟いて、男はその場をあとにした。 ふと思い返す。 あのお下げの娘はどうしているだろうか) [Fri 27 Apr 2007 04:28:47]
ロバート > ……久しぶりに、ワクワクしてくるな(不謹慎だとは思う。実際、恐怖も感じている。自分の言葉を殺人鬼が聴いたかのように、今度は三人の人間が死んだのだ。 偶然か必然か。 或いは次に死ぬのは自分かもしれない。だが――どうしようもなく、楽しいのだ。 怪しげで、いまだ誰も理解していない領域へ踏み出すのが。 其の向こうに耐え切れないほどの狂気が渦巻いていたとしても。その世界を見たくて、己はこういう道を選んだのだから)人か魔物か、或いは神か。神? ふむ。ヴェイトスにはゴロゴロいそうだが――果たして、そんなに良い者なわけがあるまい(端から神などというものは信じていない。 神という名の超越者がいたとしても、それを信じる気にはならない。 ――かちり、と万年筆にキャップをはめ、コートのポケットに突っ込んだ) [Fri 27 Apr 2007 04:22:52]
ロバート > ――『3が好き』或いは『隙間に押し込まれる』そういった噂を、現実に変えている何者かが存在する、か? 噂に尾ひれがつくことにより、事実が変更される……(癖毛に手を伸ばし、ぐしゃぐしゃと引っ掻き回す。 ありえない話ではない。 シリアルキラー。いわゆる通り魔の類ならば、自警団や騎士団、新聞記事に記載された『犯人の想像図』に従って犯罪を変化させることもある、が――しかし)そういった人間臭い感じは、あまりしないのだが(そう。 あの時聞こえた聲。それが、少なくとも尋常な事件とは縁遠いことを示している。あれが『真実』ならば、だが)だが――リコリスキャンディ。その噂は、事実になったのか?(だが、それは『悪魔の証明』だ。 「襲われなかった」という事実は「襲われた」事実に比べ、残らない。 ばりばりと頭を掻いた)名前の無い殺人鬼。名前の無い。名前、か――(それが鍵を握っているような気は、する) [Fri 27 Apr 2007 04:15:19]
ロバート > (過程だけが存在し、結果は残らないものだ。 即ち、噂が流れ出ても、それが現実になることはない。 仮にその噂が事実から発生したものだとしても――噂が真実になることは、ありえないと言って良い。 殆どの場合、は)つまり、あの料理屋の手羽先が飛ぶように売れるという事実から、あの店では鳥の手羽を魔法で増やしているのだという噂が発生しても、現実に鳥の手羽が四本になるわけでは、ない。 となれば――(そう呟きながら万年筆を帳面に滑らし、夜になっても残り、調べ物を続けている男がいた。 ここ数日の『名前の無い殺人鬼』と呼ばれる存在によって引き起こされた事件。それが記載された新聞の記事を、写し取っているのだ) [Fri 27 Apr 2007 04:07:15]
お知らせ > ロバートさんが入室されました。 『――都市伝説とは。』 [Fri 27 Apr 2007 04:02:50]
お知らせ > アヤさんが帰りました。 『( 彼女は「あ、それ汚れてたから今キレイにしてるの」って、目の前でひらひらと本をふった )』 [Thu 26 Apr 2007 20:34:41]
アヤ > ( 貸し出し手続きの時にカウンターで同僚に訊いてみたら、 ) [Thu 26 Apr 2007 20:33:27]
アヤ > ( 『にげるきんぎょ』は、カラフルな絵が目に楽しい、絵の中に金魚を探す指差し絵本。好きな本の一つなんだけれど、 ) でも、小さい子向けすぎるかな? ( 本棚に手を伸ばして他の本を選ぼうか。『ともだちはおつきさま』なんかどうだろう ) ( でもやっぱり残念で、 ) [Thu 26 Apr 2007 20:31:51]
アヤ > ( もしかしたら、誰かが金魚を掬い上げたのかもしれない。 )  …、 ( きょろ、と何気なく閲覧室の方をみるけれど。もしそうなら、わざわざ取り上げるつもりもないし  でも、 )  …残念。 ( ぺふ、と溜息。 ) ( 万緑くんと、一緒に読もうと思っていたんだけど。 ) [Thu 26 Apr 2007 20:24:25]
アヤ > …どこにいったのかな? ( 念のため、近くの棚にもふらふらと視線と指とを彷徨わせ―― その間、乱れている本の並びがあればつい癖で正す。仕事中でもないのに ) 『にげるきんぎょ』 …… ( 本の題名だ。 ) ( どこににげたんだろう ) [Thu 26 Apr 2007 20:15:35]
アヤ > (  …けれど、 )  ――― あれ? ( 一つの枝(棚)に並ぶ木の葉を一枚ずつ、左から右へ人差し指で軽く触れながら )  …あれ? ( 辿ったはずなのに、そこに目当ての本はなくて首を捻る。 ) [Thu 26 Apr 2007 20:06:29]
アヤ > ( 今日は週末なんかに比べて利用者が少なかった。私にも整架に回る余裕があったから、書庫に仕舞う本の選別と。 それから、借りたいなっていう本の選別。 ) やっぱり、触ってると 面白そう って、思っちゃうんだよねー… ( 淡く微苦笑浮べて、書棚という木の森の中、本という木の葉を求め歩く ) [Thu 26 Apr 2007 19:58:49]
アヤ > ( 告げつつも、館内にユーターン。 )( 「忘れ物?」って訪ねてくる先輩に、 ) …違います。 ( 苦笑いして、書架の方を指し示す。制服も着ていない今は、利用者としての来館。 ) [Thu 26 Apr 2007 19:48:35]
お知らせ > アヤさんが入室されました。 『( お疲れ様でした、と )』 [Thu 26 Apr 2007 19:44:38]
お知らせ > エッダさんが退室されました。 『(むかしむかし、はるかなむかし。人々は幸せに暮らしていました。)』 [Mon 23 Apr 2007 02:28:32]
エッダ > ええ、今日はありがとう。(お陰で今夜は良い夢が見られそうだから。片腕に本を抱え、空いた手で、ばいばい。)――また。 [Mon 23 Apr 2007 02:27:34]
お知らせ > エレオノーラさんが帰りました。 『(グングスニク、そのうちまたいってみようかと、想いを馳せて。)』 [Mon 23 Apr 2007 02:25:14]
エレオノーラ > ( 今はもう存在しない国。それもそのはず、母国が滅んだのは、0が連なるほど遠い過去の話なのだから。寂しさはあるが、過去を憂うよりも、今、笑う。 ) こちらこそ、よろしくね、エッダ。また、どこかで会えたらお話しましょう。――おやすみなさい。 ( 別れの挨拶をそっと告げると、にこやかに小さく手を振って、踵を返す。 ) [Mon 23 Apr 2007 02:24:51]
エッダ > (彼女の言葉を聞けば、良かった、と分厚い資料の本と童話の本を両手で抱え。)へえ、素敵。――(私もいつか行ってみたいなあ、なんて無神経な言葉は幸い喉の奥に引っ込んだ。母国を失う悲しみは、まだ分からない。それでも彼女は微笑むから、微笑みを返す。)…エレ?私は、エッダといいます。どうぞよろしく、エレ。(お辞儀をした。束ねた金の髪が肩に垂れた。) [Mon 23 Apr 2007 02:19:19]
エレオノーラ > 前向きね〜。この街で暮らしていくのに、あると便利な気の持ち方。 ( 彼女の言葉には、感心したようにうなずいた。 ) えぇ、祖国を愛するのはいいことよ。ご家族がそこにあるのなら、なお更。 ( 問いかけられて、すこしだけ明後日のほうを見てから。 ) 私の生まれた国は、麦と葡萄がよく取れてね。収穫の時期には伝統的な宴が開かれるの。小さな国だったけれど――今はもう、なくなってしまったわ。 ( 語る様子は、本の僅かな追憶を伴うだけ。寂しさの色を交えて笑う。 ) ――自己紹介が遅れてしまったわね。私は、エレよ。貴女のお名前は? [Mon 23 Apr 2007 02:14:01]
エッダ > ええ、この街に来て痛感しましたよ。おかげで、どうやって誤魔化そうか考えて眠るのが日課になってしまいました。(ふふ、と笑って。)けれど、良い人と悪い人の区別がはっきりついて、面白いこともあります。(第一、目を隠したとしても顔の酷い傷を嫌う人間もいる。面倒な世の中は割り切って生きなければならない。)私はまだ行ったことのない国がほとんどで、きっとどの国も美しいのでしょうが、私はやはり母国が一番美しいと思います。(挿絵を見て、目を細め。ぱたんと閉じる。)貴方の母国はどんなところでしたか? [Mon 23 Apr 2007 02:06:04]
エレオノーラ > ( もはやエレオノーラの中ではどじっこ確定なのだ。人間第一印象で9割決まるらしいよといううんちく。 ) あら〜、素敵な右目だけど、それ、あんまり表に出さないほうがいいわ。宝石目当ての人じゃなくても、異種族はこの街では堂々としすぎるとキケンなの〜。 ( やんわりのほほん、ボケボケと。間延びした口調でそっと忠告を。 ) ん〜、私はグングスニクの出身じゃないわ。でも、貴女の母国に言ったことは、何度もあるわね。ほら、この挿絵――グングスニクの絵には特徴があるのよ。これはどの国でも同じだけど。 ( そういって、グングスニクの絵の特徴を簡単に説明してみる。 ) [Mon 23 Apr 2007 01:59:08]
エッダ > (ここは、なんとしても、ドジっこではないと証明しなければならないと思った。しかし共感されるどれもこれも、思い当たる節があるから思わず頷いてしまう。)――っは(いけないいけない。) え、ご存知なんですか?ええ、私、グングスニク出身のバンクルです。貴方も、グングスニクのご出身で?(それにしては、母国ではあまり見かけない容姿をしているなと左目は見て思った。) [Mon 23 Apr 2007 01:51:35]
エレオノーラ > ( エレオノーラの感性が総じてズレているというかボケているだけなのである。 ) うんうん、隠したくなっちゃう恥ずかしさ。……わかるわ。私もよく子供の頃何もないところで転んだり、紙の端で指切ったり、硝子の破片で怪我したり……。 ( なんだか勝手に共感したようにうなずいたりする。 ) まぁ、まぁ。思い出のお話なのね〜。 ( どれどれ、と覗き込むと、見覚えのある挿絵が。 ) これ、知ってるわ。グングスニクの童話で、有名なお話。貴女はここの国で育ったの? [Mon 23 Apr 2007 01:44:44]
エッダ > ――えっ!!(思わず素っ頓狂な声を上げる。だってそんな風に思われたのは初めてであるから!)わ、わた、私は決してそんなドジっ子というようなものでは!うっかりでもなければそんな――(違いますよ!と必死になりながらも、ところで、と話を変えられてしまえば、ああ。と落ち着きを取り戻す。完璧に彼女のペースにのまれている。)これは、ただの童話です。私がまだ幼い頃、母さまに読んでもらったなあと思い出して、なんだか懐かしくて……。それに、素敵なお話なんですよ。(挿絵も美しい。少し彼女にも見えるように本を傾けて。) [Mon 23 Apr 2007 01:37:12]
エレオノーラ > ( 慣れっこ、といわれて、目をぱちくりさせながら、改めて相手を観察する。不思議そうに。 ) ――あぁ、わかったわ。貴女、ドジっ子さんなのね! ( なるほどー、と納得した様子で手をぽむっとあわせる。向けられる視線は、決して奇異なものをみる目ではなく。 ) ところで、それは何の本なの? ずいぶん熱心に取ろうとしていたようだけど。 ( よほど読みたかったのか。目を細める彼女と、めくられるページをみて。 ) [Mon 23 Apr 2007 01:31:50]
エッダ > どうも、だけれど心配には及びませんよ。私は痛みに強いんです、慣れっこですから。(にこりと笑顔を浮かべる顔も、本を取る手も、傷だらけであり。)でも、今度からは気をつけます。ありがとう。(言って、本をぱらぱら適当にめくれば、昔読み聞かせてもらったものと一文字も変わらないもので、思わず目を細めて。) [Mon 23 Apr 2007 01:26:51]
エレオノーラ > ( 緑色のウェーブヘアに、紅い瞳をした女は、目の前の女性に優しく頬む。照れ笑いを浮かべるその様子を、楽しげに見つめ返して。 ) どういたしまして。でも、取れないものをムリに取ろうとしてはダメ。体の筋を痛めてしまうし、バランスを崩してしまったら大変。 ( 無事本を手にする事ができた貴女に、やんわりとアドバイス。 ) [Mon 23 Apr 2007 01:21:42]
エッダ > へ…あ、(優しい声をかけられ、一瞬ポカンとしてしまい、そのあいだに脚立が傍へやってきた。)あ、これはどうも。――ありがとう。(手が届かず苦戦していたところを見られたと思えば、少し恥ずかしくなり照れ笑いを浮かべ。ありがたくその脚立を使って、手を伸ばし、本を取る。)よかった、助かりました。 [Mon 23 Apr 2007 01:17:52]
エレオノーラ > ――大丈夫ですか? ( 適当な書物をもとめて図書館をうろついていたところ、ふと見かけたのは、必死に本に手を伸ばす女性。確か、近くに脚立が――以前図書館でバイトをしていた記憶を頼りに、脚立を持ってくる。 ) どうぞ、これ――使ってください。 ( にっこり笑って、差し出そう。 ) [Mon 23 Apr 2007 01:15:07]
お知らせ > エレオノーラさんが入室されました。 『――あら?(通りがかった人影は)』 [Mon 23 Apr 2007 01:11:36]
エッダ > (資料を右腕に持ち替えて、今度は左腕を伸ばした。しかし腕の長さは一緒で、この間に身長が急激に伸びるわけもなく、指先は目当ての本の下の段にある本を撫でるだけ。)――くう。 (家も家族も捨てて出てきた身で、ホームシックだなんて甘すぎる、だろうか。昔読んだ本が見つかったからって、優しくそれを読み聞かせてくれる母の声は、なんでも見つかるこの図書館にもどこにも無い。) [Mon 23 Apr 2007 01:10:54]
エッダ > (あれぐらいの高さなら届くだろうと思っていたが、実際自分で思っているほど背は高くなかったらしい。背表紙にすら指先は届かず、背伸びをしても苦しい。)ああ、なんてこと。これなら小さい頃ちゃんと毎朝牛乳を飲んでおくんだった。 (近くに梯子は見当たらない。) [Mon 23 Apr 2007 00:58:03]
エッダ > ――あっ、(あれは一番好きだったお話だ!文字や文章が美しく並んで、それにそえられている挿絵も線の細い品の良い美しいものだった記憶がある。左腕に資料の分厚い本を2冊抱えたまま、右腕を目当ての本の背へ伸ばす。)  あ、あれっ [Mon 23 Apr 2007 00:55:45]
エッダ > (たどり着いたのは童話のコーナー。)わあなつかしい、これ母さまに読んでもらった本だ。(どれも、これも、みな見覚えのある本で。幼少の頃の思い出に、うっかり浸ってしまったけれど、しかしあの家庭はもう無い物だと考えなければならない身の上。)懐かしいですね…。 [Mon 23 Apr 2007 00:53:36]
エッダ > (くるり、と踵を返せば別の本棚へ。癒し!かわいいねこちゃん図鑑、異性に好かれるための50の法則、食事のマナー、そんな本の背表紙をざっと流し見て、) [Mon 23 Apr 2007 00:50:31]
エッダ > (一冊、二冊、と同じ系列の本を抜き取って左腕に乗せていく。)これで調べ物が随分楽になるはずです。(まあ、そのためのこの本を探すのに随分苦労したわけだが。)あとは、何か面白い小説でも借りていこうかな……。 [Mon 23 Apr 2007 00:46:22]
エッダ > あっ。(おめあての本を発見。)あったあった。なんだ、すぐ裏にあったんですね。(本をとろうと手を伸ばす。) [Mon 23 Apr 2007 00:44:05]
エッダ > (ふあ、と欠伸をこぼしながらも、たんたんとゆっくり足を進めていく。こっちの本棚には無いなあ。首をひねって、もう一つ向こうの本棚へ移動。ずうんと背の高い棚の一番上まで見上げれば、目がまわる。) [Mon 23 Apr 2007 00:39:39]
エッダ > (一歩、一歩、酷く遅く。左の青目はその間にきょろきょろと背表紙に書かれる本の名を見て。これでもない、あれでもない。)うう、ん……。こうも本が溢れていると、探すのも一苦労ですね。(ぐぐう、と両腕を上にやって背筋を伸ばした。下ろせばまた猫背に戻るのだけれど。) [Mon 23 Apr 2007 00:32:04]
エッダ > (ずらりと並ぶ棚に押し込められている様々な種類の本、見渡す限り、本ばかり。少々埃っぽい空気の中、背の高い本棚に挟まれて行儀良く立ち並ぶ本の背表紙を眺めて歩く。) [Mon 23 Apr 2007 00:28:59]
お知らせ > エッダさんが入室されました。 [Mon 23 Apr 2007 00:25:10]
お知らせ > シュクレさんが帰りました。 『( 鞄から取り出すのは、彼との日記帳。 )』 [Fri 20 Apr 2007 00:00:29]
シュクレ > ( こんな風に一からぜんぶ自分で考えて作り上げるのは珍しい。いつもは依頼主さんの意見を聞いて、デザインなんかは専門の人に任せちゃうンだけども。 ) ンー。 …交換日記で、ドンナノがイイのかきいてみよーカナ? ( くるくる、ペンを指先で弄びつつ ) [Fri 20 Apr 2007 00:00:04]
シュクレ > 一枚に纏めちゃッタほーがイイのかナーァ? ( ンムゥ。 ) ( 鞄から新しくまっさらな紙を一枚、取り出して。ペン先にインク瓶からインクをちょん、とつけて ) …ソレとも一月ひとつき別々がイイカナ? ( そうしたら、どんな形にしようか。素材は紙か、布か。 )  …絵とかはイラナイだろォケド。 ( でも、ちょっとくらい装飾もして。目に楽しい方がいいかなって ) ( またぐりぐりと書き出しながら ) [Thu 19 Apr 2007 23:50:47]
シュクレ > ( …で、ぐちゃぐちゃの紙の上にはそういうのが構想程度に書き綴られているわけなのだが。一見すると、子どものラクガキ。ごちゃごちゃ羅列した数式が、かろうじてソレを否定してくれているけれど ) …マァ、 日にちがわかればイイんだよネ。 ( ふつーにオーソドックスな。それでいてちっこいやつ。 ) [Thu 19 Apr 2007 23:41:50]
シュクレ > ( カレンダーって一口にいっても、 ) いっぱい イロイロ あるンだーよネェー… ( ンむーぅ。 ) ( 例えば月齢のだとか、農業用のだとか、月の日にちの多さを表しただけのだとか、 そうかと思えばみっちりその日のコトが書かれたモノや日にちは日にちでもそれを絵に表したモノまで様々。 ) [Thu 19 Apr 2007 23:33:18]
シュクレ > … かれーん ダァー ・・・ ( 机の上にでろーんと上体を乗せながら。両手で持って見つめる紙の上にはごちゃごちゃと図やら計算式やらラクガキやら。右手にはペンも挟み持ちつつ ) …どォしよう、カナー? ( 紙を左手だけで支え、右手でペンをくるくると ) [Thu 19 Apr 2007 23:20:34]
シュクレ > ( グレゴリオ暦:19,April,1604 )( ユリウス通日:2307018 トキノミヤコ暦日:20,弥生,1604 フォーウン式太陰太陽暦:21,季春,1604 アララマ暦:19,Dhu al-Qada,1012 ラエ暦:19,Nisan,5364 ダライマ暦:21,角宿月,1731 ) ( 真実はともかく、おおよそそんなふうに表されるらしい今日のこの日。 ) [Thu 19 Apr 2007 23:14:52]
お知らせ > シュクレさんが来ました。 『 ン うー… 』 [Thu 19 Apr 2007 23:09:13]
お知らせ > シュクレさんが帰りました。 『 ふ ふー。 ( ゆるっこい笑み浮べて、読み返した ) 』 [Tue 3 Apr 2007 23:48:12]
シュクレ > ( しばらく視線を動かす けれど、 )  …ンン、 ( ぱらり ) ( また、1ページ戻る。 )  …、 ( 眺めるのはやはり彼女の名前。パプテス教徒でもない自分ではそれ以上、興味を引くものは今のところこの本の中に見当たらずに )   ( 何気なく、その部分のハナシだけを何度もなんども ) [Tue 3 Apr 2007 23:46:48]
シュクレ > …… ( ふと以前病院で出会ったその彼女の事を思い浮かべたら、思わずオプションでシスター服になってしまったのは今のこの言葉のせいなんだろう。実際は商人サンだということだったけれど )  …ステキなオナマエだナァ。 ( 名前、というただのオトの羅列だったモノがまた違った印象をそこに含んだかのような。 へらり、と表情が緩む ) ( ぱらり、とページを捲り ) [Tue 3 Apr 2007 23:41:38]
シュクレ > ( 少しまぁるくなった目が、ぱちりと瞬く ) …へェ。ソンナ意味だったンだネーェ …… ( 本を読むとはいっても、普段は何気なく流し読むことが多いのだけれど。今ばかりはしかりと両手で本を持ち、まじまじとその文章を見つめた。何度も、視線が文字の上を行き来する。 )   ――― 主よ、 ( 何處に行き給ふ、か ) [Tue 3 Apr 2007 23:32:33]
シュクレ > ( 「わが往く處に、なんぢ今は從ふことあたはず。されど後に從はん」 ) ( 視線で追いかけた先に、記された答えはそんな )  …ふゥン? ( 指先が、ゆぅるりと文字をなぞる。 「クォ ヴァディス」 … と。 読んでいるのはおそらく世界で一番読まれているだろう本。 ) [Tue 3 Apr 2007 23:24:22]
シュクレ > ―――― 主よ、 何處に 行き給ふ か 。Quo Vadis [Tue 3 Apr 2007 23:14:53]
シュクレ > ( グレゴリオ暦:3,April,1604 )( ユリウス通日:2307002 トキノミヤコ暦日:4,弥生,1604 フォーウン式太陰太陽暦:5,季春,1604 アララマ暦:3,Dhu al-Qada,1012 ラエ暦:3,Nisan,5364 ダライマ暦:4,角宿月,1731 ) ( 真実はともかく、おおよそそんなふうに表されるらしい今日のこの日。 ) [Tue 3 Apr 2007 23:10:33]
お知らせ > シュクレさんが入室されました。 『 ――― ( ソレを見つけたのは本当に単なる偶然だった )』 [Tue 3 Apr 2007 23:05:42]
お知らせ > アンブローシアさんが退室されました。 『( 息も絶え絶えに青猫に配達があったそうな。 )』 [Sun 1 Apr 2007 02:12:32]
アンブローシア >  …………すまん、な。 ( ぎゅう、と抱きしめ、ふと気づく。 ) ……………妾、どうしよう。 ( さすがにいつまでもいられない。 しかし放置もできない。 ………結論は。 ) [Sun 1 Apr 2007 02:12:10]
お知らせ > エニシさんが帰りました。 『(暗い夢に落ちていき、その中で白い人影がただ哂っていた)』 [Sun 1 Apr 2007 02:09:59]
アンブローシア > ( 落ち着いたようだ。 小さな魔女は小さく安堵の息を吐いた。 意識が保てていられるなら、自我を保てていられるなら、いいほうだ。 嘲笑にはいささか思うところもあったが、こと記憶のこととなれば深入りはためらわれる。 ) いやなに、予想済みだ。 いまはよい、ただ休め。 ( ぎゅう。 脱力する体を抱きしめて、ずれた鬘を直して、頭を撫でてやる。 或いは、今回のことは少年エニシにとってよくないことだったのかもしれないが………そのことだけが気がかりだった。 ) [Sun 1 Apr 2007 02:06:50]
エニシ > ( 喉から搾り出すようなその叫びは徐々におさまっていく。 この時間帯とはいえ、僅かながらに居る他の人や司書から奇異の視線を浴びる吸血鬼。 頭を強く抱えた拍子に黒の鬘がずれ落ち、色素を失ったような白髪が姿をあらわした。 ) ( 『あぁやっと、思い出してくれたか。』 )  ――――………  ( 声が、聞こえた気がした。 目の前の魔女とは違う。 内に秘めた衝動とも違う。 嘲る様な、楽しむような声。 )( 白髪の少年は、哂った。 それは年相応にはまったく似合わない艶やかな嘲笑。 )  ……あ…すい……ません………取り……乱し…ちゃって………  ( その笑みが浮かんだのは刹那。 息も絶え絶えにしながら今日何度目になるかわからないごめんなさいを。 )  ―――……けど…ちょっとだけ…思い…出せ…ました………ありがとう…ござい……――――  ( 幼い子供相応の柔らかい笑みを汗だくの顔に浮かべて、最後の言葉を言い切る前に吸血鬼の体から力が抜ける。 抱きしめてくれている魔女にその小さな体の全てを預けよう。 ) [Sun 1 Apr 2007 02:01:07]
アンブローシア > ( ―――咆哮。 半ば予想していただけあって、小さな魔女にさほどの動揺はない。 だが対処のしようはない。 魔眼はあくまでも暗示だ。 こうなったものに対して満足な効果が得られることはほぼない。 よって、小さな魔女はその身一つ。 ) ふむ……………抱いておいてよかったのう。 ( まさかこれも予想済みだった、というわけではないだろうが、よいしょ、少年の後頭部に手を回せば、自分の首筋に、顔を押さえつけるような形で抱きしめようとするだろう。 図書館ではお静かに、なんてささやきながら。 ) [Sun 1 Apr 2007 01:47:11]
エニシ > ( すぐ泣く。 とにかく些細なことで泣きそうになる。 今夜も苛めっ子の悪魔は苛められっ子の吸血鬼で遊んでましたとさ。 この方達は本当に害悪種ですか? )  う、うん。 わかった。 頑張って覚える。  ( 頭からポロっと零れておきそうな貴重な情報を必死に抑える。 覚えが悪い子は溺愛だと上手に育たないのでそれでよいかと。 )( 魔女の銀の瞳が赤色と交錯する。 )  ………………  ( 緊張を隠せなかった。 もしも、自身の過去が―――いや駄目だ。 今は純粋に思い出したいと願え。 ) ( 『思い出せ』 )( そうして、魔眼は発動する。 )  ( ――― 夢の中の  あの 光景  倒れ て て 白い 人が  哂 って ) ( 「何、ホンの戯れだよ。真祖の血を享けるなん君は非常に幸運だよ。だから――」) ( 何故 何故 あそこに  僕が 居たのか それ は――― )   あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!   ( 頭を抱えて吸血鬼は吼えた。 恐怖。 歓喜。 嫌悪。 様々な感情がごちゃ混ぜになって、それをどう抑えればいいのか理解することが出来なくて、 吼えるしか 無かった。 )( 失ったものの全てでは無いけれど、その一部は思い出すことが出来た。 ) [Sun 1 Apr 2007 01:43:33]
アンブローシア > ( こやつ涙目が似合うのう。 とか本気で和んでいる邪悪な悪魔、小さな魔女。 大人は嫌いだが子供は大好き。 かわいらしいのも、いじめやすいのも。 ) そういうことだのう。 ええい、エニシ。 妾のスキルを弱点こみこみで教えてやっているのだぞ? 本来契約者でもなければ教えぬ破格の情報だ、しっかり頭に入れろ。 ( 小さな魔女はスパルタ方式。 わからないことがあったら調べろ。 調べてもわからなかったら質問しろ。 しなかったらくずだ。 というスパァールタ。 ) ふむ、それでもやらせてもらおうかのう。 ( ゆるり。 視線を合わせて、眼球に魔力を集める。 了承済みだ、意識を突破することは、この場合さほどでもない。 溜めた魔力を視線に乗せて、少年の瞳へと―――叩きつける。 ) ―――『思い出せ』 ( キーワードは短いほうがいい。 あとは、そのキーワードにどう反応するかだ。 ) [Sun 1 Apr 2007 01:27:14]
エニシ > う、うぅ……酷いや酷いや……引っ掛けるなんて………  ( 涙目で文句を言う。 不用意な発言が招いた不幸。 つまりはただの自業自得。 )  ――――………  ( 一瞬頭から煙が出そうになったけど、それを必死で抑えて相手の言葉を理解しようとする。 )  ……つまり、僕が心の底で『思い出したくない』ってちょっとでも思っていたら全部は思い出せないってこと……かな?  ( 吸血鬼頑張った。 )  ―――……うん。 それじゃあ…お願いします。 ( 真紅の瞳が魔女を見つめる。 )  ――…………  ( 何も言えなかった。 ただ少しでも相手の慰みにでもなるのなら、冷えた死人の肌を寄せよう。 未熟でも、これでも青猫で働く人の端くれだから。 ) [Sun 1 Apr 2007 01:20:53]
アンブローシア >  聞こえては不味いようなことをいったのだというのはな。 ( と、にやりと不気味に笑う小さな魔女。 ) 左様か。 ならば一応説明しておく。 妾の魔眼は、単なるスキルに過ぎん。 視線を媒介に魔力を叩きつけ、一瞬だけ心に隙を作り、「言葉」を囁きかけることで暗示とする。 だが命令ではない。そなたが望まぬことはさせられぬ。 どういうことか、わかるな? ( 1%でも受け入れられるならば、それは心の壁にさえぎられない限り実行される。 だが1%でも思い出したくない気持ちがあるならば、それは完全に思い出すことはないということ。 ) いや、心地よい。 …………妾の住んでいたところは寒くてな。 よく、妹とこうして…………いや、なんでもない。  [Sun 1 Apr 2007 01:10:18]
エニシ > ………え、え!? き、聞こえてたの!?  ( お仕置きとのお言葉に露骨にビビる吸血鬼。 麗しの魔女様の地獄耳を侮っておりました。 )  ――――……うん。 あの…迷惑にならないなら……お願いします。  ( 記憶を甦らす手段が手詰まりの現状。 少年は藁にも縋る様な気持ちで頷いた。 )( 魔女の暖かさが少年に伝わってくる。 けど――― )  ―――ごめん…なさい。  ( ―――吸血鬼の温もりが、魔女に伝わることは決してない。 そのことが申し訳なくて、悲しくて、謝罪の言葉を漏らしてギュっと魔女の服を握り締めた。 ) [Sun 1 Apr 2007 01:05:15]
アンブローシア >  そうかそうか、エニシ、あとでお仕置きだのう。 ( しっかり聞こえてました。 幻聴? 例え幻でも小さな魔女は信じ込むよ。 地獄耳。 ) ふむ、まあそういうやつだのう。 どうだエニシ、妾の魔眼で似たようなことをしてやろうか。 ( 小さな魔女の魔眼は、生来のものではない。 魔術でもない。 ただの技術だ。 故に、結果は対象がどう受け取ったかによる。 「思い出せ」というそれが、或いは魔眼によって可能かもしれない。 不可能かもしれない。 ) いや、なに………たまに、こうしてみたくなるときがあるのさ。 ( ぎゅう。 人肌を求めるように、ぬくもりを求めるように。 ) [Sun 1 Apr 2007 00:55:11]
エニシ > アンブローシア様! カッコいいよね!! ちっちゃいけど。  ( 素直に元気な受け答え。 最後に付け加えた単語はきっと幻聴だ。 魔眼されたらこの吸血鬼はホイホイ引っ掛かるよ。 ある種都合の良いお子様である。 )  ――――どかーんて叩いてパッて電球閃いて思い出したー!っていう奴だっけ?  ( とっても大雑把な知識を披露。 主な知識の収集源が絵本とお姉さまがたという限界だ。 )  ――――ふぇ?  ( なすがままに抱き寄せられる少年。 普段年上のお姉さま方にそういった類のことはされているため、あまり動揺はしてないがそれでも驚きはあった。 )  ……………どうしたの? アンブローシア様?  ( 不思議そうに相手の行動を問い掛ける。 ) [Sun 1 Apr 2007 00:51:02]
アンブローシア >  そなた……………一体妾をなんだと思っておるのだ? ( 本気で魔眼かましてやろうかと一瞬考えてしまう小さな魔女。 最近使ってないが鈍ってはいないぞ。 とか。 ) …………………エニシ、ショック療法というものを知っておるか。 ( ふと思い出したように口にする小さな魔女。 脳内でどんなシチュエーションが広がっているか大層気になるところである。 )( 素直に応じた少年に腕を伸ばし―――可能ならば、その限りなく平坦に近い胸に抱き寄せようとするだろうか。 ) [Sun 1 Apr 2007 00:41:18]
エニシ > ( そんな相手の態度に微笑む少年。 )  変なアンブローシア様。 いっつもみたいに『妾に跪くがよいわー!』って元気になればいいのに。  ( 少年が魔女様をどのような人だと思ってるのかその一言で明らかになりました。 ―――とにかく、この吸血鬼は他人を過大評価する。 他人が迷うことなんてないのだと思っている。 そんなことは有り得ないのに。 )  うぅ……そろそろ記憶戻らないかな本当に………記憶喪失ってやだ……  ( 思い出すのも怖いけど、思い出さないのもまた怖い。 少年の胸中は色々と複雑で。 )  ――――――?  ( 手招きされれば素直に応じる。 絵本を机の上に置いてチョコチョコとした動作で魔女様へと近付く吸血鬼。 ) [Sun 1 Apr 2007 00:37:32]
アンブローシア >  ふふふ、それが妾という重みだ。 ………………と、言いたいところだが、言葉にはできても、な。 ( そなたと大して変わらん。 椅子の上で膝を抱えて、小さな魔女はため息混じりにそう行った。 少年と小さな魔女の違いは、妥協を知るか、否か、かもしれない。 ) 別によかろう、思い出したければ、そうすれば。 妾の場合は、その日のことだけは克明に覚えておるからな。 忘れたくて仕方がないときもある。 ( よいしょ、足を下ろせば、ちょいちょい、と手招きして。 ) [Sun 1 Apr 2007 00:28:57]
エニシ > ( 少年の哀願は一言で切り捨てられる。 自分よりも小さく非力な魔女は、自分なんかよりも力強く断言した。 )  下らない……か。  ( それは、まだ幼い吸血鬼には到達することの出来ない場所。 )  ―――凄いなぁ、アンブローシア様は。 カッコいいや。  ( さっきまで涙を零していた顔が今度は笑いの形になる。 力の抜けたように魔女の傍の椅子に体を預けた。 )  ………僕には…無理だな。 そういう風に割り切れちゃうの……… まだ……忘れた両親と昔の自分のことを知りたがってる………  ( 10年と少ししか生き長らえていない少年に、800年の時を経た魔女の生き方を真似することは逆立ちしても叶わなかった。 ) [Sun 1 Apr 2007 00:25:29]
アンブローシア >  ふん……………。 ( どっかと再び椅子に腰を沈めて、小さな魔女は天井を仰ぎ、少年の言葉をただ黙って聞く。 そして、少年の涙を一瞥し、声高らかに言い切った。 )   ―――下らん。   ( 一蹴した。 複雑に眉を寄せて、真一文字に唇を結んで、ただ虚空を睨む小さな魔女。 ) 下らんぞ、エニシ。 そんなことで泣くな。 妾は怖い。 確かに、忘れていくことは怖い。 しかしそれは現実だ。 足掻こうと、どうしようもないことだ。 ( 悪魔として生きた時は長く、故に、多くのことに折り合いをつけてきた。 妥協し、諦めてきた。 磨り減り、磨耗してきた。 だが。 ) だが妾は泣いたことはない。 忘れることを恐れて泣いたことなどない。 誇りを持って別れられるからだ。 [Sun 1 Apr 2007 00:13:31]
エニシ > ――――………  ( 可哀想。 そういう類の言葉を投げ掛けるのはとても簡単だ。 けれどそれは相手を救う言葉じゃない。 同情は何一つもたらさない。 )  ……………半分だけなら……いいのに………ただ……半分切りだけなら………  ( かつての頃に戻った気持ちになれるのは幸せ。 けれどそのかつての辛い時を同時に思い返すなんてあまりに酷い。 )  ……そんなの…酷すぎるよ……  ( 涙が、零れた。 いつかきっと、生き長らえ続ければ少年は魔女と似た苦悩を味わう。 過去を忘れて、大切だった人も忘れて、思い出したいこともあやふやになってしまって、そんなの―――あまりにも寂しい。 )  忘れるなんて…駄目だよ………!  ( 忘れたいわけではない。 記憶なんていずれあやふやに溶けてしまう。 それでも、吸血鬼は無茶な言葉を魔女へと言った。 ) [Sun 1 Apr 2007 00:05:45]
アンブローシア >  ふむ、嘘だな。 ………半分は、な。 半分は幸せで、だからこそもう半分の悪夢が、酷い。 ( 寝起きだからかあっさりと認める小さな魔女。 或いは、大人相手ではそこまで素直ではなかったかもしれないけれど。 ) ……………………そうだな、エニシ。 そうだのう。 だが、夢見るたびに妾は怖い。 800年のときを殆ど、夢も見ぬ深い眠りについてきた。 …………夢の中ですら、失ったものの姿を思い出せないのではないかと、な。 ( 時は、全てを受け止めて、そして消していく。 忘却という名のそれ。 顔も、声も……忘れていってしまう。 ) [Sat 31 Mar 2007 23:52:36]
エニシ > ………………それは…嘘?  ( なんとなく、本当になんとなく相手の言葉が強がりのように感じられて。 女装少年は疑問口調ながらも魔女へと問い掛けた。 天才は4時間起きている。 それとももしかしたら魔女様の中では一日が36時間ぐらいあるのかもしれない。 )  ――――………  ( 所詮は夢。 それは決して現実にならない。 その言葉は、正しい。 )  ―――……けど…夢の中じゃなきゃ………会えない人もいる。  ( 自分は、夢の中でも両親と会えない。 会ったとしたら、それはあの自分が人以外の物に成り果てた夜の時の夢だけ。 ) [Sat 31 Mar 2007 23:47:40]
アンブローシア >  ん…………いや、不愉快な夢であった。 忌々しい夢であった。 そなたが起こさねば最悪を見るところであった。 気にするな。 ( 眠気の混じった声でそう応え、小さな魔女は大きくあくびした。 因みに平均睡眠時間15時間。 場合によっては20時間突破。 ) 泣くなエニシ。 その程度のことで怒ったりはせん。 それに…………所詮は夢であろう。  [Sat 31 Mar 2007 23:39:07]
エニシ > あ…あの……ごめんなさい。  ( おどおどとした態度で数冊の絵本を胸に抱えたまま、申し訳無さそうに頭を下げた。 )( それが誰の名前なのかはこの吸血鬼は知らない。 けれどその微笑みを向けた相手が黒髪の鬘を被った吸血鬼では無いのは確かなのだろう。 )  ………邪魔…しちゃったみたいで………  ( 今にも泣き出しそうに瞳を潤ませる。 それは相手の安らかな時間を壊してしまったことからの罪悪感か。 ) [Sat 31 Mar 2007 23:34:59]
アンブローシア > ( 控えめな声に、ん、と、眉が寄ったかと思うと、ぼんやりと瞼が押し開けられていく。 そのかすんだ視界になにを見たのかは、小さな魔女以外は誰も知らない。 ) ………………■■■■……? …………ッ! エニシ、か……。 ( 誰かの名を呼び微笑んで―――はっとしたように目を覚ました。 とん、と立ち上がろうとして、お腹のあたりに本をおいていたことを忘れて、ばさばさと落としてしまった。 寝起きはあまり、よくないらしい。 ) [Sat 31 Mar 2007 23:29:46]
エニシ > ( こっそりと傍まで近付くことに成功すれば、吸血鬼は楽しそうに背中を押して声を掛けようとする。 )  ―――わ………  ( けれど、幼い少女の横顔から一筋の涙が零れ落ちたのに気付いてその動作は急遽中断された。 ………アンブローシア様、なんだか―――― )  ――――……風邪…引いちゃうよ? アンブローシア様………  ( どうしようかその場で迷った少年は、ゆっくりと手を肩に置いて控えめに声を掛けてみる。 ) [Sat 31 Mar 2007 23:26:00]
アンブローシア >  すぅ………すぅ………すぅ………。 ( 歴戦の戦士さながらの感覚とかは持ち合わせておらず、接近に気づくこともなく、小さな魔女は深く寝入っていた。 久しぶりにそこそこ温かいところで眠ったからだろうか、座っているからあまり楽ではないが、それでも惰眠をむさぼってしまうらしい。 果たしてどんな夢を見るのか、そもそも夢など見るのか。 わからないけれど―――左目から一筋、涙が落ちた。 ) [Sat 31 Mar 2007 23:19:59]
エニシ > ( そんな弾んだ擬音を響かせて、小さな女装っ子は両手に絵本を抱えて館内を歩いている。 子供向けという幼児向けのそれを見るのは、難しいことを考えるのが苦手な少女(偽)はこういった解りやすい本を見るのがとても好きだった。 久しぶりにお仕事の休みを取って今日はのんびり読書中。 )  ♪――――あ……  ( ふと目に止まったのは小さな自分よりも更に小さな魔女様。 遠目から見るに、どうやら寝ているようにもみえて――― )  ――――♪  ( そういう状況だと年相応の悪戯心が涌いてしまう。 こっそりと近付いて、背中から突然声を掛けて驚かそうかなんて画策。 抜き足差し足で寝息を立てる魔女の元へと近付く。 ) [Sat 31 Mar 2007 23:16:37]
アンブローシア > ( これであと紅茶とクッキーでもあって、ベッドに寝そべりながらとかだったりすると最高なのだが、などと怠惰な思考を続ける小さな魔女。 いい加減暇つぶしも限界に近づいてきたのか、ついに小さな魔女は、開いたままの本をお腹辺りにおいて、重くなった瞼を閉じてしまった。つまるところ寝てしまったわけだ。 ) ………すぅ………すぅ………すぅ………。 ( 規則正しい寝息が響く。 ) [Sat 31 Mar 2007 23:10:24]
お知らせ > エニシさんが入室されました。 『♪―――♪』 [Sat 31 Mar 2007 23:09:55]
アンブローシア > ( さて、小さな魔女とはいえ、こうして黙って本を読んでいる分には害もなかったし可愛げもあった。 飽きたからといって本を放り捨てたり、いらついたからといって本を投げつけてくることもない。物静かでいいものだ。 ) なに? 12リットル入る壷に………訳がわからん。 何故こんな下らんことをするのだ。 ( ………まあ、例題にけちをつけたりはするが、おおむね、いいとしよう。 ) [Sat 31 Mar 2007 23:06:29]
アンブローシア > ( それこそ魔術の勉強でもして努力しろというところだが、小さな魔女は生憎とそんな気はなかったし、そもそも勉強してもどうにかなる話ではなかったから仕方がない。 それに必死で勉強している小さな魔女など、それは小さな真面目っ子であって、小さな魔女ではない。 キャラクターに偽りがでてしまう。 ) ……………嗚呼、いっそ大火事でもおきないかのう。 ( そういう物騒な発言をするのが小さな魔女だ。 ) [Sat 31 Mar 2007 22:56:29]
アンブローシア > ( 小さな魔女の傍には数冊の本が床に積まれていた。 下からタイトルを読み上げていくと、「錬金術とは」、「簡単にできるこんだて100」、「儀式魔術理論」、「たたかえぼくらの看護戦隊」、「世界がっかり集」と、実にばらばら。 正に暇つぶしのために本を読んでいますといった感じだ。 ) [Sat 31 Mar 2007 22:47:16]
アンブローシア > ( +3+4+5+6+7+8+9+10+11〜+98+99+100=? ) ふん……………くだらん。 5050だ。 ( 窓際にわざわざ椅子を引っ張ってきて、背もたれに体を預けて小さな魔女は本を読んでいた。 数学関係のものらしい。 ちなみに一瞬で応えられた理屈は、暗算速度が速いわけではなく、端っこ同士、1と100を足し、その隣、2と99を足し、とすると101が50できる、という既に出来上がった理屈からだ。 ) [Sat 31 Mar 2007 22:36:29]
アンブローシア > ( 1+2 ) [Sat 31 Mar 2007 22:33:10]
お知らせ > アンブローシアさんが来ました。 [Sat 31 Mar 2007 22:32:50]
お知らせ > エレオノーラさんが退室されました。 『(目指せ、オレンジデーの普及!)』 [Wed 28 Mar 2007 23:46:09]
エレオノーラ > あとは、私の計画が通用するかどうかね。 ( さすがに疲れた。深く息を吐いて、凝った肩をほぐし、本を閉じる。後片付けも、また大変な作業である。こういうとき、以前に培った図書館のバイトの経験が役に立つ。さぁ、戦争のない日々の中で、見事軍師の能力を生かせるか――とても、とても楽しみだ。 ) [Wed 28 Mar 2007 23:45:44]
エレオノーラ > ( 表向きは平和な世の中。けれどそこには確かに混沌が渦巻いている。そういう時代にあっては無駄になる知識などひとつもないし、調べつくされた書物をあさることで新たな発見も得られることが多い。大事なのは、組み合わせ。 ) まず最初のターゲットは、えぇっと――やっぱり若い女性がいいわね。十代から二十代に的を絞って―― ( 大まかな案はまとまった。あとはメモを家に持ち帰り、一晩かけて売り込みの手段をより確かなものにしなければならない。 ) [Wed 28 Mar 2007 23:41:59]
エレオノーラ > ( 戦略、戦術――販売にも応用できたら、とっても面白い――情報を集め、それを取捨選択したのち、効果的な販売、オレンジデーの促進に使えるように構築していく。計画書の原案をまとめるように、少しずつメモの量も増えてゆく。 ) 何事もチャレンジしなくっちゃ――ね。 [Wed 28 Mar 2007 23:30:46]
エレオノーラ > うぅん、最終的にはオレンジデーの普及が目的だから、どこからどうやってその目標に繋げるかも、考えないと。 ( 目の内側に溜まる疲れも気にせず、活字をひとつずつ拾うようにページをめくっていく。オレンジと直接関係のない本や記述にも、念のため目を通していく。利用できるものは何でも関連性の有無に関わらず、結びつける材料にしていく。 ) ――で、販売する場所――効率のいい―― ( その最中、街の地図を片手に計画を練っていく。やるならとことん、楽しみたいから。 ) [Wed 28 Mar 2007 23:14:35]
エレオノーラ > ( 依頼を受けてからさっさと現場で販売を開始してもいいが、それをしなかったのはひとえに”それじゃあおもしろくないから”と感じたから。キーワードはオレンジ。書物をあさるように、関連性のある単語、記述を、片っ端からメモにとっていく。更にこの後、抜き出した記述をより細かく選別し、本当に使えそうなものだけに絞る。現物は、たかだか片手に乗る程度の果実。しかし調べを進めるうちに、その果実につながる様々な効能、知識、歴史などが垣間見える。 ) うんうん、これも面白そう――利用しない手はないわね。 ( カリカリと羽ペンを走らせる。 ) [Wed 28 Mar 2007 23:05:34]
エレオノーラ > ( 閲覧コーナーの隅の方を陣取り、椅子に座って本を開く。今回、面白そうな仕事を請けることができた。 ) やるからには、楽しくやらないとね。それで成果も付いてくれると、今後のお仕事も増えて一石二鳥。 ( 取り出したのは果実関連の本。これ一冊だけでも3センチから5センチの厚みがある。傍らにメモを取る用意をしてから、文字の羅列を一つ一つ追って行く。 ) [Wed 28 Mar 2007 22:55:24]
お知らせ > エレオノーラさんが来ました。 『(オレンジデーの下準備)』 [Wed 28 Mar 2007 22:46:09]
お知らせ > リッチーさんが退室されました。 『リッチー・マネーバンクはクールに去るぜ』 [Mon 26 Mar 2007 22:53:46]
リッチー > (残念、祈りは通らなかったようで) あ……… (羽ペンが指し示したのはNOの文字でした。 リッチー少年は、寂しそうに溜息を吐くと、読んでいた本を片手に立ち上がりました) [Mon 26 Mar 2007 22:53:10]
リッチー > (残念ながら、リッチー少年の少年の声は主には届かなかったようで、何の打開策も思いつきませんでした。 仕方ないので、リッチー少年は羊皮紙の隅にYES/NOと書き込んで、小さく歌い始めました。) ど ち ら に し よ う か な ? ROM 様 の い う と お り ・ ・ ・ ・ ・ ・   [Mon 26 Mar 2007 22:47:16]
リッチー > (ボロが出る前に帰ろうかしらん? と、リッチー少年は考えました。 しかし、この素晴らしいシュチュエーションをもっと堪能したいと言う気持ちも当然あります。) あぁ主よ、僕はどうしたらいいんでしょうか? (リッチー少年は、天を仰いで十字を切りました。) [Mon 26 Mar 2007 22:38:35]
リッチー > (こんな時間になってしまっては、買い物はもう諦めるよりほかはありません。 それも問題なのですが、もっと大きな問題がひとつ。 それは―――) ふぅ、む。 (リッチー少年は、くぃ・・・と眼鏡を指で押し上げると、さも気難しそうに吐息を漏らして見せました。 そろそろ、知的に見えるポーズと台詞の在庫が底をついてしまいそうです。 もっとも、『眼鏡を押し上げる。』 『髪をかき上げる』 『なるほど』 『ふぅ、む』の組み合わせで小一時間も持たせたのだから、よくがんばったほうではあります) [Mon 26 Mar 2007 22:32:48]
リッチー > (隣のテーブルでは、ヴェイトス大学の学生さんと思しき3人組の娘さんが、リッチー少年のほうをチラチラ見ながら何事か話し合っています。 耳を澄ましてみると、素敵♪ とか、ハンサムよね〜とか、思春期の少年の心をくすぐる単語が飛び交っているようです) (リッチー少年は、緩みそうになる頬に手を当ててなんとなく知的な感じのするポーズを保ちながら考えました。 実は調べ物など小一時間も前に終わっていて、本当なら今頃は商業区に行って探索に必要な品物を買い求めているはずなのですが、うら若き乙女たちにステキ☆とかいいながら熱い視線を送ってくれるという通常ありえないシュチュエーションをもっと堪能していたいという少年らしい気持ちを抑えられず、無意味に知的に見えそうな発言とポーズをとり続けるという時間の浪費に耽っていたのでした) [Mon 26 Mar 2007 22:23:05]
リッチー > (瞳にかかる金糸のような髪を片手で掻き上げ、細かな字と挿絵がびっちりと並んだ難解そうな書籍に読み耽る様子は、普段アホの子呼ばわりされている彼からは想像もできないほど知的な雰囲気を発しています) なるほど…… (リッチー少年は書籍の一文を羊皮紙に書き留めながら呟くと、ちらりと視線を隣のテーブルに向けました。) [Mon 26 Mar 2007 22:04:45]
リッチー > (ヴェイトスの智の宝庫たる市営図書館には、昼夜を問わず、知識を求める人々が集います。 駆け出しのトレジャーハンターであるリッチー少年も、お宝の商品価値を調べたり、探索予定地の情報を調べたりと、日ごろから頻繁に図書館に足を運んでいました。) ふぅ、む。 (リッチー少年は、くぃ…と眼鏡を指で押し上げると、さも気難しそうに眉を寄せて吐息を漏らして見せました。) [Mon 26 Mar 2007 21:50:59]
お知らせ > リッチーさんが来ました。 『情報収集:砂の薔薇 2』 [Mon 26 Mar 2007 21:31:47]
お知らせ > 万緑さんが退室されました。 『(広げて暫く後、罰のようにまんまと智恵熱を出した。)』 [Sat 24 Mar 2007 20:03:03]
万緑 > (ふと。) 相応シ 無い人、読む したら…、 (どうなるかな。 閃いたのは実に子どもっぽい単純な考え。別にどうもならないだろうとは解ろうものだが。) (思いついてしまうとウズウズしてしまう性質らしい、少年は早速「どれにしようかな」とばかりに人差し指を動かした。)     (――…ぴた。) コレ。 (綺麗な装丁に眼を輝かせながら、分厚い本を引っ張り出す。) [Sat 24 Mar 2007 19:59:03]
万緑 > (読むべき人が見ないと解らないのだろう、) 本、人を選ぶ 感じ? 不思議。…私に合う本、無い か です…? (若しかして、若しかして。そんな本がないかなあ、なんて。…夢見がちな希望しかない、) (空想に浸ってうっとりするだけで時間は過ぎるものだ。書架の前で、魔術書の、奇妙に歪んだ金文字を眺めて。) [Sat 24 Mar 2007 19:49:03]
万緑 > (図書館の匂いは落ち着く。――何を読むとも決めずに来てしまった。かと云ってウロウロするのは邪魔になってしまう、) (少年は、読めもしない本の並ぶ辺りへ来ていた。魔術書や技術書、そういった類の専門書は、背表紙からして首を傾げるものが多かった。) 模様 みたいです ネ。 (それはそれで、楽しいものだ。 人気が少ない(時々佇んでいるのは中々近寄りがたい雰囲気を持っているが)、ちょっと探検気分で背表紙を追おう。) [Sat 24 Mar 2007 19:33:35]
お知らせ > 万緑さんが入室されました。 [Sat 24 Mar 2007 19:27:00]
お知らせ > シャリネさんが帰りました。 『想いを込めて、綴る詩は、いつか。涙を流した分だけ、調べに乗せて。 』 [Sat 24 Mar 2007 19:23:04]
シャリネ > ( いっそ、思うのは―――仔犬や、周りの人のこと、いつものように、「そのまま」書けばいいのかな、とも。 けれど……何かが、足りない気がして仕方が無くて。 ) ……なんだろう……。 ( うーん、と軽く悩む調子で顎に指の甲つけるままの体勢。  ) ……さっきの、恋物語を歌にしてみる、とかもいいんだろうなぁ……―――  あ。 ( それだ。 ) ( 空色が瞬く。ぽん、と閃いたように。思わず羊皮紙に視線落とす。 ) 書ける、かも……。 ( ぽつり。ふわ、と微笑み深めて、筆を握る。其れと同時に、先ほど閉じた本を手繰り寄せ、ページを開いた。 ――― 一番好きな箇所を、探すようにぱらぱら、ページ捲り――― )( その開かれる書物の名は「十六夜の君へ綴る文」 ) [Sat 24 Mar 2007 19:22:30]
シャリネ > ( 思いついた調べに、想いを乗せる。いつもはそんなやり方で、思いついたものを後で書き留めることのほうが多いのだけど。今回は、逆をしてみようと思った。筆を取るものの、その指の甲は顎へ。視線彷徨わせ、何を綴ろうかと、悩ましげに。 ) ……恋歌は、パス。 ( 多いし、ちょっとわからない。恋の詩は多く詩ってきたけれど、スランプなのか、あまり思いつかない。 ) ……日常も、なんだか…… ( 浮かばない。 いつもなら、思った事がすぐ、言葉に出来るのに。 なんだかちょっとした、すらんぷ。 ) ……うーん。 ( 思わず小さく肩を落とした。 ) ( うまくいかない。 )  [Sat 24 Mar 2007 19:18:10]
シャリネ > ( 泣きすぎて目が痛い。 ) ……。 ( ぱたん。本が閉じられれば心に染みた恋物語が頭にぐるぐるしている。 ) ―――。 ( 新しい歌を書こうとしていたのについつい読み耽ってしまった。ほ、っと息を静かに吐いて、整えようと。 ) ―― ……歌、すっかり書いてないや。 ( ぽつり。 泣いているどころじゃない。けれどついつい感動すると涙が出てしまうらしく、こしこし、と指で拭えば瞼重く。 )  ( ぐすぐす、と瞳拭って。――― 穏やかに微笑み深め仔犬に視線を。 ) ……ごめんね。つき合わせてるのに。 ( ちょっと眉を下げ、申し訳なさそうに小さく囁いた。隣に出していたインクと羊皮紙を、傍に寄せた。 ) ―――。 ( やんわりと、筆を取る。 ) [Sat 24 Mar 2007 19:11:08]
シャリネ > ……ぇ……っく ( 切ない恋物語は、忍び、想い、恋焦がれる二人の物語。独特な朱鷺京のお話らしく、それが標準語で翻訳されたもの。泣きすぎて、喉が苦しい。仔犬も心配そうに、ぴくり。と目を覚ました。が……先ほどからこんな調子なので仔犬も困り果てた表情。 ) ……哀しい、ね……。 ( 語りかけながらほろり、ほろり。甘い滴が零れ落ちては、仔犬はぺろり、と舐める。 )  ( 甘い匂い、高い書架たち。広い図書館の、とある一角。 ) ( 銀の色。白いドレス。眠るお菓子色子犬は膝の上。 )  [Sat 24 Mar 2007 19:05:06]
シャリネ > ( さようなら。十六夜の君。さようなら、夜の君。 )―――。 ( はらり、捲られる音と、静かな寝息。甘いバニラと古い書物の匂い、交差して ) …… ( 愛していた、大切な。瞳に映るあなたに言葉は要らぬ。 ) ……っ…… ( ほろり、潤んだ瞳から滴は零れ落ち、甘い甘い匂い、広がって。―――指で拭いつつも、ただひたすら読み続けた。 )( 触れる指先は冷たいけれど、あなたを慕う気持ちはこんなにも熱を帯びる。あなたは私が一人、こんな想いを抱えて夜を過ごすなど、知らないでしょうに。  ) ……っく……ふ………。 ( 視界が滲んでは拭う指先。このまま古い書物が甘いバニラの香になってしまうのではないかという程。 )  [Sat 24 Mar 2007 19:03:31]
お知らせ > シャリネさんが来ました。 『書架に囲まれ、隅の席。』 [Sat 24 Mar 2007 18:52:07]
お知らせ > ザッハトルテさんが退室されました。 [Thu 22 Mar 2007 18:48:47]
ザッハトルテ > ( ――さあ、人間並みに笑って見せろ ) ――…済みません。 こいつの関連書籍を、他に探しているのですけども―――― ( 「 正体不明 」(Jabberwock)ならぬ吸血鬼は。 こうして人のふりをする ) [Thu 22 Mar 2007 18:48:43]
ザッハトルテ > ( 無視し続けてきた千億の訴えは正しい。 けれど――通貨たるそれ(・・)が唯一性を失ったのは僥倖としても。 その人間への義理立てには何の意味もない――訴える声は正しい。 生来種であれ後天性であれ、一度吸血の属となったモノが最早血を不要と公言したとて何も変わるまい。 全く以って無駄な事―――― )     …とも、 ( 言い切れない か。 「人間のように」心拍と呼吸の落ち着くのを待って、書架から手を離し――これくらい力の抜けた方が、笑う顔は作り易いから。 一度は返した本を抜き出し、向かう先は職員の控えるカウンター ) [Thu 22 Mar 2007 18:39:15]
ザッハトルテ > ( 人そのもの は この書架の向こう それから  カウンター の 奥  ) ――――………   は 。 ( 床が、視界が赤から黒。 ――頭の血が落ちる。 崩れかける膝を、書架に凭れ掛ける事で支え ) ……………      ・ ( ――――薄くなりすぎた、血の。 ) [Thu 22 Mar 2007 18:24:44]
ザッハトルテ > ( ――…「人そのものではない」からだろう ) ……………。 ( 俯く。――手を伸ばして収めたばかりの背に触れた。 革の手触りも、箔押しの窪みも無機物の冷たさ。 「これ」は生ける者などではない――――「人そのものでは」「決して」「ない」 ) [Thu 22 Mar 2007 18:08:30]
ザッハトルテ > ( 平日の夕暮れ、就労中に講義中。 それだからなのか偶々今日がだけなのか、図書館の利用者は少ない。 こうしてひとり何ぞ呟いたとて、咎める視線も感じない程度には。 実際はそうでもないだろうに、この場に自分と本しか居ない≠謔、な錯覚―― ) ……………。 ( 本に囲まれていた方が落ち着くと云うのは。 これらが著者や訳屋の知識であれ思想であれ技術であれ感慨であれ、「人が遺したもの」であって―― ) [Thu 22 Mar 2007 18:03:21]
ザッハトルテ > ( 開かれた頁の左一面には奇怪な挿絵。 剣を構えた人間の姿と、対峙するは竜に似た何か。 体躯こそ竜のようであれ、服を着ている上に面構えは眼球備えたワームのような。 兎角良く判らんモノが人間を威嚇している。 ) 正体不明の怪物に、造語――…いや寧ろ混成語か。 …参ったな。 こういうのは苦手―― ( そうでなくとも詩は苦手な部類に入る。 何と言うか、抽象的過ぎて――これに類するものを考えろと言われると非常に困る訳だ。 詩の体裁を保つなら、韻も意識しなければならないし――…とは、言え。 ) 「敵」が何だか判っただけでも良しとすべき、か。 ( ぱたん。 本を閉じて元の位置へ ) [Thu 22 Mar 2007 17:50:32]
ザッハトルテ > ( 納得すると同時に、思わずの嘆息が出た ) 造語、造語――…道理で、 。 ( 本を閲覧席まで運ぶ事なく、それが収まっていた書架に身を寄せるように立ち読みで。 かなりの人の目に、手に触れたのだろう革表紙のそれを大きく開いて。 ) [Thu 22 Mar 2007 17:36:27]
お知らせ > ザッハトルテさんが来ました。 『( ――…ああ。 )』 [Thu 22 Mar 2007 17:30:54]
お知らせ > アイシーさんが帰りました。 『(僕は、自分が少しくるっていることを自覚した)』 [Thu 22 Mar 2007 00:58:39]
アイシー > ( ―――――――  ) [Thu 22 Mar 2007 00:58:09]
アイシー > (僕は一週間の期間限定で「奴隷」ではなく「僕」に戻った。 ”主の興味が失せたモノ”から、”アイシー・ルー”になった。 今日は朝から一人で出かけて、自分がしたかったこと、見たかったことを、思いつく限り実行した。 一万yenなんてあっという間になくなって、手元に残ったのは、新しく買った春色のワンピースだけ。) …………。 (僕は、あと何をしたい? 見たいところを見て、したい事を下あと、何がしたい? ――― )(――――――――) [Thu 22 Mar 2007 00:56:58]
アイシー > ――――………。 (「残す」) …………。 (この本は、きっと、ずっと――この筆者が死んだ後も、複写され此処に残り続けるんだろう。 ―――「残る」) ………………。 ( 本から顔を上げ、天井まである本棚をゆっくりと見上げた)  …… 残る。 ( この本の数だけ、この世に筆者の知識が残る。 肉体が朽ち果てようとも。) [Thu 22 Mar 2007 00:50:17]
アイシー > (自分の上司―つまりキッチンで一番偉い「シェフ」のメウルは、分量やコツや順番なんて教えてくれなかった。 雑用をしながら技を盗んで、味を盗む。 それが当たり前。 ――その彼女に、漸く認められて、料理の一部を任せられるようになった時は、本当に嬉しかった。 ――― ページを捲る音が響く) …………… 。 ( 此処に乗っているレシピは、詳しいものもあれば、曖昧なものもある。 きっと、このレシピも、「本物」とは一味違うんだと思う。 だって、自分と同じ味を作られるのは、シェフにとっては嫌な事だろうと思うから。 )(それらを目で追いかけて、頭の中で――) ………………。 (  ”こういう形で味を残せるのだな” と、 思った) [Thu 22 Mar 2007 00:45:06]
アイシー > (レシピは 自分で作るものだった。 ) [Thu 22 Mar 2007 00:38:50]
アイシー > (ついてない。 明日も此処に来れるか分からないのに。 貸し出し中のカードと睨み合いを暫く続けて――) ………。  (肩を落とす。) ……仕方ないか。 (せめて、ジャクリンが持っていない分を読んで帰ろうと、次巻に指先を引っ掛けた、時) ………。 (ふと、視線が隣の本棚へ飛んだ。 本の分類が違うんだろう。今、目の前の本棚にある本とはまったく違うジャンルの本が並んでいるのが分かる。 プレートには――生活全般、と。) ………… 。 ( 小説にかけた指先を滑らせて、誘われるように隣の本棚へ歩いた。 左右を見上げたり、見下ろしたりしながら―― やがて「料理」関係の本が並ぶ辺りになると) ……… 。 (自然と―――) ………。 (指が伸びて、適当にページを捲り始めた) [Thu 22 Mar 2007 00:35:29]
アイシー > (”普通の生活”を送っていた頃は―――  今の時間は、夕食も終わり、食器の整理も終わって、下拵えのチェックをしている頃だろうか。 ) 憂鬱な ――( 瞳は連番の並ぶ背表紙を眺め、タイトルを呟きながら、サブタイトルを一つ一つチェックする。 )  薔薇の ―――… (カツン)  勧め  第5……巻 (ブーツの踵がタイルを叩く。 背表紙をなぞっていた指先が、本では無いモノをなぞった。 書かれているのは「貸し出し中」のカードが挟んである。)   ……… え。 嘘。 えー…… [Thu 22 Mar 2007 00:20:42]
アイシー >  気になってたんだよね。この本の最新刊がどうなってるか――ジャクリンが「読んでからじゃないと、駄目」って展開教えてくれないし。 ――読む前に―― ……。(ツェカンを離れ、ヴェイトスにつれてこられたのだから。 )(思えば本を返さずに「あんな事」になってしまったんだな。  背表紙を指先で撫でながら、友人に借りた本と同じタイトルを探した。  それに従い、図書館のさらに奥へ進む事になる) [Thu 22 Mar 2007 00:04:46]
アイシー > (共通語の読み書きは出来る。 簡単な計算も――これはキッチンに立つに辺り、自然に覚えたものだけど。 故郷で一通りならっている。 だから利用案内看板や、案内図を見ながら、本の壁の合間を歩いて目的の場所へ。 古い紙の薫りを吸い込みながら、目指すは――)  ………… 。 (探偵小説の続き物が並ぶ所だ。) ここ  だ。 ( 見慣れたタイトルが並ぶ本棚をみつけて、おもわず両手を合わせた) [Wed 21 Mar 2007 23:57:10]
アイシー > (ヴェイトスに来てから、ずーっとずーっと来たかった場所だった。 ヴェイトス図書館……! ツェカンに居た頃、図書館を覗いてきたという同僚に話を聞いて、色々想像を膨らましていたのだが)  …凄いや。 本当に「本の壁」で、「本の扉」で……本だらけなんだ。 (思わず声が上がる。 司書さんがじろりと此方を見たのに気が付いて、慌てて口を噤む。 ……口元を掌で押さえながら、人目から逃げるように奥の方へと足を進めた) [Wed 21 Mar 2007 23:46:39]
アイシー >    凄い。   (その一言だった) [Wed 21 Mar 2007 23:41:40]
お知らせ > アイシーさんが来ました。 『(目を輝かせた)』 [Wed 21 Mar 2007 23:41:14]
お知らせ > エリーさんが帰りました。 『 足早に図書館を立ち去る―――。 』 [Tue 20 Mar 2007 21:44:36]
お知らせ > 新聞の欄外さんが退室されました。 『( 新聞は再び棚の中で眠りについた。忌まわしい事件の痕跡を抱えながら。 )』 [Tue 20 Mar 2007 21:40:51]
新聞の欄外 > ( 新聞を棚に戻すその寸前に―― しかも隅っこに書かれた小さな欄外にそれを見つけたのはある種奇跡に近いのかもしれない。否、理不尽な死を強いられた子供二人と、それを嘆く子供の両親の想いが通じたのか。或いは細かな情報でも逃さず調べ続けた貴女の努力の賜物か――。 ) [Tue 20 Mar 2007 21:40:17]
エリー > ―――――見つけた…! ( これだ。 ほぼ確実に身体特徴が一致する。 生別の組み合わせ、おおよその年齢、身長、頭髪の色、これだけの要素が一致すればほぼ確定したようなものだ。 居住区5番…スラムや暗黒街からは縁遠い所。 ハズレは無い、あとはこのアウグストという人物を尋ねて遺体の確認をして、少年…ヨハン、ジェシカの素性と失踪前の足取りを追う。 ) ―――――――。 ( 痛ましい腐乱死体を思い出して、少し憂鬱になった。 恐らく親か親族であろうアウグストという人物の心情と、これから見せなければならないもの。 だが、それが仕事だ。 記事を一字一句逃さずメモに書き写し、返却しよう。 ) [Tue 20 Mar 2007 21:34:08]
新聞の欄外 > ( そこに書かれている情報はスペースの問題もあって詳細では無いが、こう書かれている。 「尋ね人―― 人を探しています。1月頃から子供が二人行方不明になっています。身長160cm、15歳で金髪のヨハンという男の子と、身長154cm、14歳で茶髪のジェシカという女の子です。お心当たりのある方は、ホワイティア居住区5番通りのアウグストまでお願いします。有力な情報をお寄せした方には、謝礼をお支払いします。」 …それが文の内容だ。 ) [Tue 20 Mar 2007 21:26:57]
エリー > ( これからどうしよう。 今日の報告を終えて、何処かで遅めの晩御飯でも食べて帰ろうか。 そんな事をぼんやりと考えながらかさばるニュースペーパーを棚に戻そうとした時だった。 ずっと探していた単語が不意に目に入り、しかし広告欄だと気付いて脱力しながら流し読む。 ) ――――尋ね人…こんな所に…! ( 気付かなかった。あまりの莫大な量に後半は正直集中力も途切れがちだったというのもある。 額に手を当てて唸り、気を取り直して灯りの下でそこに注視する。 ) [Tue 20 Mar 2007 21:16:30]
新聞の欄外 > ( それは新聞を棚に戻そうとした時にでも偶然目に止まるだろうか。「海賊船?眠るお宝の噂」や「悪魔の襲撃、その後」と紹介された10月の新聞の、記事とはまた別の場所に書かれた所謂「広告欄」にそれはあった。どこそこの店の求人情報だったり、淫売窟の店のいかがわしい紹介だったり、そんな広告に埋もれるようにして。 「尋ね人―― 人を探しています。」で始まる一文が。 ) [Tue 20 Mar 2007 21:12:09]
お知らせ > 新聞の欄外さんが入室されました。 『ちらりと見える「男の子」「女の子」の文字。』 [Tue 20 Mar 2007 21:03:42]
エリー > ( 10月の記事を過ぎた所で手を止めた。 見落としが無い限り――――それらしい物は見当たらなかったか。 このニュースペーパーに必ずしも全ての事件が記載されているとは思わないが、収穫のなさに小さく溜息を吐いた。 ) ……まぁ、最初から簡単に行くとは思ってないけれど。 ( さて、遅い時間だ。 全てを元の棚に戻して帰ろうか。 ) [Tue 20 Mar 2007 21:02:36]
エリー > ( 素性の知れぬ吸血鬼だが、身なりや言動、行動からしてスラムの貧しい暮らしをしているとは思えないが―――いや、あまり人間の尺で考えると思い込みで捜査を誤る事になりかねない。 可能性は考えておこう。 ) ( 「ヴァリス・ファングレー」の近況調査もまた何度かしなければならない。 ひとつの仕事だけに集中していられるほど暇もない、人員も無い。 直接戦闘が苦手な私のような人員はこういうところで役に立たないと意味が無いだろう。 ) [Tue 20 Mar 2007 20:45:51]
エリー > ―――――…とはいえ。 ( 疲れた目を解しながら椅子の背凭れに背を預け、首を回す。 この地道な作業が必ず何処かで実を結ぶならまだ良い。 ただ、あの無縁仏の少年と少女がスラムや暗黒街の住人だったらかなりお手上げだ。 あの辺りで起きた殺人や失踪事件なら、余程珍しいか話題性のあるものでもない限り記事に載る事は無いだろう。 この方法では手掛かりは掴めないということ。 ) [Tue 20 Mar 2007 20:41:17]
エリー > ( 少年の遺体には微かに吸血痕らしきものが見られた。 吸血鬼が花を添えたと思われる無縁仏に吸血痕、調べない方がどうかしている。 行方を晦ました吸血鬼には手掛かりも多く、そして一般市民に偽装している可能性が高い。 そして世間で言う所の―――「社会に迷惑をかけていない吸血鬼」とかいうカテゴリにも該当しない。 ハンターの職務妨害、暴行、殺人未遂、それから少年の吸血殺害容疑。 ハンター・セレニアが耳にした言葉を聞く限り、温和なタイプとも思えない。 ) [Tue 20 Mar 2007 20:31:59]
エリー > ( 幸いにして律儀な事に、市内で定期的に発行されている質の悪いニュースペーパーも幾らか保存されているようで。 地道な捜査の一環として、ヴァンパイアハンターギルド職員こと私、エリエッタ・嘉村はその一紙一紙の一般事件欄に目を通している。 探し物は行方不明、若しくは死亡事件。 被害者は十代半ばの少年と少女。 できれば一組であるものが望ましい。 今のところ目を引くような記事は見当たらず、ここ1年分の記事のうち三分の一を読破してさっき返却してきた所だ。 今見ているのはその続き、夏頃のもの。 冬に入ってしまったら恐らく探している記事は見つからないだろう。 被害者は3月現在で既に半分白骨化を始めていた。 ) [Tue 20 Mar 2007 20:23:39]
エリー > ( 静かな夜の図書館に微かに紙の擦れる音が響く。 別段目立つでもない普通の市民らしき娘が、並ぶ座席の真ん中辺り少し壁際寄りの席でなにか調べ物をしている。 積み重ねた此処最近のニュースペーパーの、綺麗とは言えない滲んだ細かい文字に目を通しては傍らのメモ帳に何か書き込み、また次の一紙を捲る。 席に着いてから近々40分程度。 単調なその動作は続いていた。 ) [Tue 20 Mar 2007 20:14:42]
お知らせ > エリーさんが入室されました。 『 座席の一角 』 [Tue 20 Mar 2007 20:09:32]
お知らせ > 万緑さんが帰りました。 『(ひょいひょいと歩いてゆく司書さんがひどく頼もしく見えた午後。)』 [Mon 19 Mar 2007 14:26:45]
万緑 > (著者のように、万物に目を向けて旅すれば良かった。 ぐう、と唸る声。…そっと図鑑を閉じる。) 併し、後悔先に立つ しませんネ。コレからですだよ。 …よい せ。 (重い本を抱えて、よろり と席を立つ。危なっかしい足取りで、棚へと返しに向かおう。)     (図鑑はどの辺りにあったっけ。) つ、ついでに、別の…もッ、 (借りたいなあ、ッて、欲張りに。) [Mon 19 Mar 2007 14:10:04]
万緑 > ――…、絵 上手い方。 (感想がポツリと。画家でもやっていけそうだと思えるくらいの精密なスケッチには感嘆の溜息が出る。) 嗚呼。 (自分も流れ流れてこの島に来たクチではあるが、) …道中、もっとしッかり見物するべき でした…。勿体無イ。 (面白いものも一杯転がっていたろうに。) [Mon 19 Mar 2007 14:03:53]
万緑 > (大きな本を机に広げている少年が一人。閲覧室の隅っこで。)    (本は大層分厚かったが、中身は挿絵ばっかりだ。或る研究者による動物図鑑である。) …。 (次のページを繰るまでに随分と掛かる。穴が開くほど見るとはこう云う感じだとばかり。) [Mon 19 Mar 2007 13:50:02]
お知らせ > 万緑さんが入室されました。 [Mon 19 Mar 2007 13:36:56]
お知らせ > 炎涼さんが帰りました。 『直後、足腰が砕けて倒れ込んだ。』 [Sat 17 Mar 2007 00:15:27]
炎涼 > (穢れてしまった。既に引き戻す事が出来ない。悪魔と接触をし、邪道と呼べる領域を踏み込んでしまった。炎と闇の道に身を滅ぼすまで走り出してしまおう。其の先は誰も分からない。だからこそ、見たい、知りたい、確かめたい。) ―――、 (仕様が無いな。)(内心で溜め息を吐き捨てた。欲望と感情を生み出す、精神が無くなれば何もかも解決する。だが、生ける屍に等しい存在だ。大切な者達を護り続ける、信念は果たして忘れず貫き続けられるか。) ―――、試そう。 (大罪が大罪を壊そう。行き過ぎた正義と言う大罪を抱えて、都合が良いように言葉を置き換えているかも知れないが分からない。間違いなのか、実際にしなければ分からない。過程より、結果こそだ。) ――― 、そろそろ、な。 (閉じた本を、幾つか積み重ねた本の上に置いた。一言を呟いて、音を立てないように立ち上がった。足腰がキツかったように、隻腕の手を腰に押さえ付けた。堪えるように顔を下に向ける。) [Sat 17 Mar 2007 00:14:16]
炎涼 > (本を静かにバタンと閉じた。目の行き場を無くした、金の双眸は力を尽きたように何も無い机に見下ろした。ただ、静かに当たり前のように見つめ続ける。) ―――、 ・・・・。 (強大な力を持っている筈の神が何もしてくれず、不条理な世界を維持し続けて傍観する神が憎くて、羨ましい。其れが嫉妬なのだろうか。) (不条理な世界で救えた命と救いたい者達を救い上げられず、力が足らず未熟だった自身を呪い続け、怒り続けた。もっと、もっと、力があれば助けられた。其れは、傲慢に近いけれど憤怒、か?) (皆が望んだ平和の世界を害し続ける存在、命を奪い続ける犯罪者、命を喰らい続ける全ての存在。憎い、平和を喰らってまで生きようとする邪悪な存在が。其れは憤怒であり、憎悪、七つの大罪じゃない。) ―――。 (無情の仮面を維持し続けたが、内心でも何も言えなかった。身体の中に眠り続けているか、半分だけ此方側に漏れかかる状態か。良くない悪しき感情と欲望が抑え続け、其れを利用して暗黒の魔法と言う形で放出をし吐き出している。感情と欲望は幾ら吐き出しても、湧き続ける。) [Sat 17 Mar 2007 00:04:41]
炎涼 > (色欲、七つの大罪の一つだ。大罪の名を持つ事件を起きてから、七つの大罪を調べ上げて、其れが人類の当たり前な罪だと言う。罪は罪でも大罪と言う。) ―――。 (傲慢。嫉妬。憤怒。怠惰。強欲。暴食。色欲。其れが欲望と感情…。)(読み上げた本は、其れとは別の類であり、悪魔や魔族の類を関連する一冊。何処までが本当なのか区別と判断が出来ない。曖昧な表現が多い。対処方法は、聖、に関連する物だそうだ。神も天使も含める。が、興味を示さない。実感が湧かない。) ・・・・・・。 (無情を維持し続け、肩を落として息を吐き捨てた。実際に見て、感じて、確かめた。炎と熱の力を持つ亜人が触れて良いか、はっきり言えば分からない。一般人や市民なら触れてはならない。邪道だ。と言うのかも知れない。実際に聞いた訳じゃない。より、聞けない。) [Fri 16 Mar 2007 23:49:06]
炎涼 > (大体が変わった姿勢より、生気や気合いにやる気など感じるか疑わしい姿勢を続けた。) ―――。 (無情の仮面を被り続けて、卑しい夜を思い出し、教えられた事は何か出来る限り思い出そうとした。其れでも疲労のせいか頭はそう簡単に回させてくれない。読書をしても、気休めになる程度か、小さな切っ掛けや感想を覚えるだけで、表情を崩す様な事でも無い。) ―――。 (読み明かし続けるのは、魔術、魔法、東洋系、等ばかりだ。朱鷺都の出身が其れを学ぶ事は珍しいと言えば珍しい方だ。本来ならば、出身の文化と歴史に耳を向けて知識と技術を得る者達が少なくない。) [Fri 16 Mar 2007 23:32:49]
炎涼 > (眩しい光の朝が時間と共に経て、暗くて深い闇の夜が訪れた頃に、自警団支給された青い制服を身に包まない。何時もに決まって赤毛に合わせた紅い服をした青年がいて、窓際に密着させられた席で机に這い付いていた。精神が強靭であれ肉体が並の並では持つ筈も無い。) ――― 。 (腰が痛い。)(無情の仮面を這い付かせたまま、顔の頬をぺたりと机に置いた。其の侭、隻腕の片手だけで置かれた本を捲って、見易いように本の片側を持ち上げた。) [Fri 16 Mar 2007 23:26:25]
お知らせ > 炎涼さんが来ました。 『机に這い付いた。』 [Fri 16 Mar 2007 23:19:43]
お知らせ > シュクレさんが帰りました。 『( 後は結局、ココくんのお土産話待ち )』 [Thu 15 Mar 2007 22:18:20]
シュクレ > ( フェアリンから来た自分は、あんまりこの島の事に詳しいとはいえない。来てからの事ならともかく、昔むかーしの話は、 ) ( その後もぱらぱらページを捲ってみるけれど )  … ンン、 ( とりあえずわかったのは文化と宗教が違うらしいってことくらいで ) [Thu 15 Mar 2007 22:17:39]
シュクレ > ( ココくんがお出かけしてるから、帰って来た時にちょっとでもお話についていけるようにって思って。日記帳、旅の間に色々書き溜めてくれるって言っていたし、 ) …。 …デモあんまり詳しいコトは書いてないナーァ? ( ふむ。 ) ( ヤーキャ族とかカイギュウ族とかウォセ族とかとはまた違うのだろうか。ネイティブヴェイティアン。公的な略奪行為が行われたため現在人口は二百人以下まで激減、隠里の位置は不明。 ) [Thu 15 Mar 2007 22:10:16]
シュクレ > ( けれど説明書きに「催淫薬」の文字が見えれば先日会ったヘンタイさん向けのお薬なのだろうと。勝手に移り変わる失礼な思考。 いや、滋養強壮としても使われるらしいけれども。 ) …。 トキノミヤコとかアマウラの文化ッテすごいなァ… ( しみじみ。思わず少し眠気だって覚めた心地。イエロティアの方に聞かれたら怒られそうだけど、ホワイティア文化で育った自分にはどうも馴染みがない ) ( ぱらぱら、本を最後まで捲って。閉じれば、傍らに積んでそこから別の本を取り出そう。持ってきた本は、今読んでた本とフォーウンの民話の本と、それから今手に取ったネイティブについて書かれた本 ) [Thu 15 Mar 2007 21:55:53]
シュクレ > ( 開いている本は医学系というか薬学系の。 けれど別に勉強をしているだとか、本の世界に入り込んでいるとかいうワケでもなくて。足音がすればなんとなく顔を上げるし、視界の中で人が動くならつられてそっちに視線が動いてしまったりだとか。 ) …。 ( 開いているページにはイモリだとかいうナマモノが真っ黒になっている図絵。トキノミヤコにある「イモリの黒焼き」とかいうらしい。 ) ( ミカドオニーサンも食べるんだろうかコレ。 ) [Thu 15 Mar 2007 21:43:02]
シュクレ > ( …あれ、「と」が二個ある。 …。 ) ( ともあれ ) …… ( 静かな空間、のんびりと流れる時間。それは眠気を誘い、けれどゆるり文字を追う視線の動きやページを繰る手を止める事はなく。 ただ、それはとてもとても。水滴がしずくとなって滴り落ちるまでのようにゆっくりとしたモノ。 ) ( 左手が、手慰みに。ひざの上に乗せたウサギのぬいぐるみの手をむにもにといじる ) [Thu 15 Mar 2007 21:33:01]
シュクレ > ( 今日はオコサマ用じゃなくって、一般開架の方に。もちろん、読んでいる本も絵本じゃなくって一般書籍。 でも絵本だって面白いし色々学べるととボクは思うよ?特に異国語の本なんかはわかりやすいモノ。 )  … ン。 ( 椅子に背を預け、けれどあまりイイとは言えないゆるっこくだらんとした姿勢で。 ) ( 時折 ぱらり、ページを捲る。 ) [Thu 15 Mar 2007 21:23:23]
シュクレ > ( グレゴリオ暦:15,March,1604 )( ユリウス通日:2306983 トキノミヤコ暦日:15,如月,1604 フォーウン式太陰太陽暦:15,仲春,1604 アララマ暦:13,Shawwal,1012 ラエ暦:13,VeAdar,5364 ダライマ暦:14,翼宿月,1731 ) ( 真実はともかく、おおよそそんなふうに表されるらしい今日のこの日。 ) [Thu 15 Mar 2007 21:15:37]
お知らせ > シュクレさんが来ました。 『( ふぁ。 ) ( 欠伸 )』 [Thu 15 Mar 2007 21:11:34]
お知らせ > アズさんが帰りました。 『そしてまた、パン頭をむしる絵本を読み出す』 [Sun 11 Mar 2007 03:01:12]
アズ > ( 図書館がこんな危険な場所になるなんて…!が、少年は危機的状況だと気づいていない。 )( 「ちっちゃいから」 ) な、なにおーっ!? ( 瞬時に立ち上がる! …でも、やっぱり少年の方が小さかった。さっき向かい合ったから解ってはいたけど…! ) く、くそう…。 ( 悔しげに呟きつつ説明してくれるのに耳を傾け。…怪人。やはり、人外が多い絵本のようだ。 ) ──うん、そうだよね。確かに…。 ( でも、知り合いに見つからないようにこっそり読もう。なんて思った。まだちょっとだけ「子ども向け」が恥ずかしいらしい。…子どものくせに。 ) あ、うん。ありがと。じゃあね。 ( 軽く手を振って、彼を見送った。 ) [Sun 11 Mar 2007 02:59:55]
お知らせ > ソードさんが帰りました。 『尻尾を軽く揺らしながら歩いていった』 [Sun 11 Mar 2007 02:48:44]
ソード > (きっとしれは…貞操の危機。 もう時間も遅いので図書館はほぼ”二人っきり”……後は押し倒すだけという状態か(マテマテ))(年上だったのか、とやや驚きつつ)……い、いや…ほら、ちっちゃいから(フォローのつもりが駄目押し。 視線を本のほうにずらして) 本ごとに色んな怪人出てくるしね〜(こっちだとカビたパンが生えた不幸な怪人、とかそんな風で。絵は子供向けに可愛く分かりやすいがかなりシュールなキャラが多いらしい)やっぱりこういうのは楽しくないと…読む気にならないからさ(読んでみる、という相手に笑顔でいい。 借りれない、という言葉に不思議そうに瞬きするも、家の事情とかか、と勝手に想像して納得。さて、という感じで軽く首を回し)んじゃ僕はそろそろ…自分の読むの探しにいくから(頑張ってね、と言って…自分は料理の本がおいてる方に向かい) [Sun 11 Mar 2007 02:44:20]
アズ > ( いい笑顔に、不安が増した…! 思わずしゃがみこんだまま後ずさろうとするが、背後は本棚でした。背中に感じた本の感触に、たらりと冷や汗が一筋。…いや、まさか…逃げなきゃならないような事態にはならないだろう…。そう考えて、自分落ち着け、と。──ちなみに、この少年微妙に言い間違えました。もう15になってます。背後が名簿変えるのを忘れていただけで※ぶっちゃけた※ が、どちらにせよ外見は変わらないので構わなかったという話。 ) 俺は、それくらいかなって思ってたけど。 …「てっきり」? ( その後に続く言葉は想像がついた。よくあることだけど、やっぱりムスッとしてしまう少年。 ) ──……うん、確かに絵も、話も解りやすい感じはするけど…。 ( やけに獣人や魔法生物が多い…なんて感じたが、口には出さず。本に視線を落としながら。 ) でもなんか、面白いね…これ。 ( ついつい絵ばかり追ってしまって、文章を読み忘れそうになるが、絵が解りやすいから書いてある文章もなんとなく解るような気がした。少年は、顔を上げると。 ) …ありがとう。これ読んでみるよ。…借りれないから、閉館までに読むか、また来ないとなー…。 ( 彼がこの本を出してくれた辺りを見ると、シリーズでズラッと並んでいた。今日だけじゃ無理か。ちなみに、借りれないのは奴隷だから。今も手袋を着けているので、奴隷印は見えないだろうけれど。 ) [Sun 11 Mar 2007 02:34:09]
ソード > (あまりに可愛い反応なのでついつい性欲…もとい食欲が…(ぇ))触るな、といわれると…ね…(にっこりいい笑顔って奴を浮かべた。意外と器用で強い尻尾…服の中で暴れまわるなんて苦でもないのだ。 とか考えてる時に言われた言葉…もう直ぐ15…じゃあ今14?と相手の姿を見て…)…同じ年…だったんだ…てっきり…(2つ位下だと、と言いかけて。 本を見てる相手に頷き)分かりやすいでしょ、ほら、「脳」「内臓」「ミンチ」「バラバラ」とかの単語の説明が絵でされてる感じがして(にこ、と笑顔でその頁を指差して… 確かに辞書みたいな物かもしれない(それ以前に絵本としていいのか、これは、という疑問も出るが) [Sun 11 Mar 2007 02:20:13]
ソード > (あまりに可愛い反応なのでついつい性欲…もとい食欲が…(ぇ))触るな、といわれると…ね…(にっこりいい笑顔って奴を浮かべた。意外と器用で強い尻尾…服の中で暴れまわるなんて苦でもないのだ。 とか考えてる時に言われた言葉…もう直ぐ15…じゃあ今14?と相手の姿を見て…)…同じ年…だったんだ…てっきり…(2つ位下だと、と言いかけて。 本を見てる相手に頷き)分かりやすいでしょ、ほら、「脳」「内臓」「ミンチ」「バラバラ」とかの単語の説明が絵でされてる感じがして(にこ、と笑顔でその頁を指差して… 確かに辞書みたいな物かもしれない(それ以前に絵本としていいのか、これは、という疑問も出るが) [Sun 11 Mar 2007 02:20:13]
アズ > ( なるほど、「食べられる」と感じたわけですね!(待て) ) う…まあ……。 ( 弱点を自分でバラしてしまったことに今更気づいたが、もう遅い。 ) だから、あんま触んなよ? ( 顔見てから、そう言った。視界の端でゆらゆら揺れている尻尾に、微妙に不安覚えたが。首と耳さえガードすれば…!なんて考えている。背中は、まあ…服があるから大丈夫か。 ) そうかな。でも、もう15になるのに…。 ( 俺の気にしすぎなのかなあ。と呟く。──そういえば、15歳になったんだった。外見は相変わらず、ちょっと幼くに見られそうな感じだろうけれど。 ) ──…なにこれ。変な頭。 ( 差し出された絵本を受け取る。表紙を見た第一声がそれ。※酷い ) ……へえー…。 ( そのまま、本を開いてページをめくりだす。「うわっ、頭食わせてる!脳がっ!」なんて言いながら。 ) [Sun 11 Mar 2007 02:14:05]
ソード > (きっと危険な物と感じたのは僕の持つ”野生”的なものだろうっ!とか実は豹の獣人である少年,思ったり)(睨みつけてきていた目が…こう…劣情をそそられるような目になって、可愛く鳴いたりすると色々危険なわけで)…首……ほんとに弱いんだ…(しゃがみ込んだ相手の首元をジーッと見つつ呟いて…反撃されたらまた首筋撫でようとかという感じに尻尾はゆらゆら揺れ)別に…気にしないでもいい気がするけどね…変に難しいの取っても読めないのならさ?(そう言いながらそこらにあった1冊の絵本を手に取る… パンで出来た顔を持つ怪人が幼児に自らを食わせようと街を飛びまわるややホラーの混じった絵本…懐かしい、と一瞬微笑みつつ)これとか、動作をちゃんと書いてるから勉強にはいいよ?(としゃがんだ相手に差出) [Sun 11 Mar 2007 02:01:37]
アズ > ( 何か怪しい笑顔が見えた気が…!本気で魔物とは思っていないが、別の意味で危険かもと感じたのは果たして気のせいだろうか。そして、あんまりくすぐられると、背筋がゾクゾクして手に力が入らなくなって。睨む目も、長くは続かず次第にぼんやりしたものに。 ) ……うん…くすぐったいの、だめ…だから。ちょ、ホント…! ( 上手く外せねええええ。と焦っていたら、首の後ろという敏感な部分をくすぐられた。 ) ひゃうっ! ( 思わず、右手で首の後ろ押さえてしゃがみこんだ。はーはーと息をついた後、見上げて。 ) くっそ、首弱いのに…! 尻尾め…! ( 言うと、尻尾を恨めしげに見た。 ) はあ。まあ…ね。俺もそう思って探してたんだ。でもさ、あんまり赤ちゃんが読むみたいのだと恥ずかしいし。 ( しゃがんだままそう言おうか。 ) [Sun 11 Mar 2007 01:55:17]
ソード > (間違えなんだが、いくらかは正解っぽい気もする勘違い…不気味な蝋燭立て…そのうちアレが流行る日もあるかもねぇ…とか思っている獣人で) [Sun 11 Mar 2007 01:40:19]
ソード > (魔物の手先といわれると少し邪悪な笑み(の本人はつもり)を浮かべて…さわさわと首を尻尾で擽りながら)ふふふ……気が疲れてしまったようだね…(にやり、という感じに、此方を睨む相手を笑顔で見返して。 余り本気で絞めてないので、くすぐったいのに我慢できたら外すのは簡単で…)…ま、最初はその方がわかりやすいよ、言葉の意味も絵で理解できるし(尻尾は首の後ろ辺りを擽った後、少年を解放して) [Sun 11 Mar 2007 01:38:04]
アズ > ( もちろん、不気味なのは骸骨風の蝋燭立てのこと。そして、少年に間違ったミサの知識が着きました。まる。 ) [Sun 11 Mar 2007 01:36:35]
アズ > ──なんでそんな不気味なんだよ…! もしかしてお前、魔物の手先…うひぁっ。 ( 首をフワフワの尻尾がくるんと撫ぜながら巻きついて、ゾクッとした。 ) ちょ…離せ、くすぐったいっ…! ( ゾワゾワする、ゾワゾワ! 耐えながらも、10cmほど目線が上にある相手の顔睨みつけて。無理矢理引き剥がせたらと思うけど、尻尾や耳って下手に掴むと痛いんじゃなかったか確か。──とりあえず、首と尻尾の間に手を入れようと。そうしたら掴まずに外せそうな気がして。 ) ──そうだよ。絵があると解りやすいからっ。 ( 尻尾を外そうと苦心している間にそう言う。 ) [Sun 11 Mar 2007 01:34:06]
ソード > (ゴー!とか此方の背後も叫んだ。そういえば時間もある…とか色々)うん、骸骨風の蝋燭たてとか〜(悩んでる相手に追い討ちしたりで。 短いけどふさふさ柔らかな尻尾の毛はいい具合だけど口に入れば流石になので、それは直ぐに下に…相手の首元にくるんっと巻き付かせたりしてみて) …よくわかんないけど……悪魔を呼んで一緒に楽しむ…のがミサらしい、よ?(此方も間違えた知識で答えているので混乱は更に進むかも)(謝る相手…此方もすまなく感じて)…い、いや…ごめん。うん、読めない人のが…多いもんね…(そいえば家の同居人も読めないって言ってたし、とか呟いてフォローしてみて…)じゃ、勉強用に…絵本…を…(確かに分かりやすいかな、と納得して) [Sun 11 Mar 2007 01:19:37]
アズ > ( 少年の意志はともかくも、背後はヘイ、カマン!と呟いた(←何) ) へ、へー……お、面白い…面白い…。 ( 「悪魔=魔物=怪物」程度の認識しかない少年には理解し難いらしい。眉根寄せて唸り、悩んだ。 ) ──もがっ!? ( なんかフサッとしたものが口に! ) ちょ、毛が!毛が口に入るっ。 ( 小さい声で話すからっ。と、尻尾押しのけようとしながら喋る。──が、話の続きを聞いて口をポカンと。 ) …………。……。 …え、エッチなことするのに、なんで悪魔が要るんだよ。 ( 知力2を総動員して考えた。が、またもや理解不能だったらしく。そして「絵本描くの?」と来れば、しばし悩んで。 ) ──…いや、ごめん。読み書きがあんまできないから…です。 ( ちょっと肩を落として正直にそう言った。ここで見栄はっても苦しくなるだけだよな…。うん。 ) [Sun 11 Mar 2007 01:08:18]
ソード > (そんなに弱点を言ってしまうと此処が第2の黒ミサの場になるかもしれない、ソードXアズなどで(マテ)) よくわかんないけど面白い場所だったよ。(怪しげな魔法陣とかお香があって、と笑顔)シー…頭、割られちゃうよ…(あの分厚い本を持った司書さんに、と思わず声を上げてしまったらしい相手の口を慌てて尻尾で塞ごうとして)……んー…よく分かんないけど…色々…えっちしたりする…為?(首かしげ。 尻尾が蛇…顔も人じゃなかった、アレは怖かったな、と思い出すと冷たい汗がでて)勉強………あ、ああ…絵本、描いてみたい、とか?(そういう仕事もあるしね、と少し納得顔) [Sun 11 Mar 2007 00:55:48]
アズ > ( 耳が弱い人は確かに多そうだ…。ちなみにこの少年は、首筋も背中も弱点だったり。これも、割と多い弱点かもしれない。 ) ミサ…。 ( 聞いたことあるようなないよーな。主人がパプテスじゃないからか、ミサもあまり知らない。「悪魔きたよ」 ) って、まじでー!? ( 思わず大きめの声が出てしまい、ハッと口を塞ぐ。ここは図書館、図書館…自分に注意しつつ。 ) …な、なんでそんな怖いことしてんの…。尻尾が蛇。うわあ。 ( 尻尾って可愛らしいものだろう普通。それが蛇! 単体でなら見てて楽しいが、尻尾が蛇となると楽しくない。怖い。と少年は思った。 ) …ん? ( 相手の視線を追って。 ) あ、ああ…う、うん。ちょ、ちょっと勉強を……。 ( 口ごもるが、適当な嘘が思いつかず。絵本で勉強…理由を察してもらえるかどうか。 ) [Sun 11 Mar 2007 00:49:01]
ソード > (耳が弱いのは種族を超えて共通かもしれないなぁ、と自分も耳が苦手な少年、思いながら…黒ミサという言葉に心当たりが無い相手に軽く首を振って)んー…よくわかんないけど、黒いミサで…ああ、悪魔きたよ、凄い怖くてでっかいの(尻尾が蛇だった、とか大雑把な説明してみたり。 そんなことをいいつつ相手が見上げていた本棚を見て…)絵本…?(歳ごろにしてはちょっと対象年齢が・・・とか思った) [Sun 11 Mar 2007 00:38:24]
アズ > ( 耳元に「ふっ」とか反則だ。「ぞわっ」と来た耳をさすりながら── 「黒ミサ」と聞くと、少年は不思議そうな顔をした。 ) ……くろ…みさ? ──って悪魔!? なんで呼ぶのさ。本当に来たら大変だよ! ( 夏にあった、魔界の門が開いたやら悪魔の襲撃だとかの噂を思い出して、アワアワしながら否定。パプテスにも悪魔崇拝にも無知な少年は、意味をよく解せなかったらしい。 ) [Sun 11 Mar 2007 00:28:25]
ソード > (きっとオレンジを使ったプレイを楽しむ黒ミサなのである、色々染みて気持ちいいとか)(背後に寄ってみるとそれは呪文というよりも本の題名を読んでるように聞こえてきて)こんばんは。(耳元にふっとしながら挨拶した獣人は相手の驚き具合にちょっと嬉しそうに笑顔で)ううん、なんか呪文みたいに唱えていたから、黒ミサの人かな、とかおもっちゃって…(念のため、悪魔を呼んでないよね?と笑いながら確認して) [Sun 11 Mar 2007 00:21:07]
アズ > ( いいサイレージはオレンジの香り…と唱えながら草を踏みしめる作業ほどは(?)黒ミサっぽくないだろうが、ぶ〜つぶ〜つ呟きながら背表紙を横になぞっていく少年の様子は、ちょっと異様だったかもしれない。ろくに読めもしないのに…いや、読めないからこそ? 背表紙のタイトルの文字に集中していた少年は、背後に近づかれたことに気づかず。耳元で挨拶をささやかれると──。 ) うおわっ!? ( びくっと振り返った。一瞬、司書さんか誰かが何か注意しようと声をかけたのかと思ったが、ささやかれたのが「挨拶」だったのと、何より相手の容姿から、注意などではないとすぐに気づいてホッとして。 ) あ…こんばんは。な、なに? ( この辺りの本を取りたいのかも、と思い、本棚から僅かに身を離そう。 ) [Sun 11 Mar 2007 00:15:11]
ソード > (昨日はお酒を飲んでさっくり寝てしまった獣人。黒い耳と尻尾をふさふさしつつ図書館の中を歩いていて…向かう先は専門書コーナー…と前方から怪しげな呪文が聞こえた)…まさか…ここでも黒ミサ…?(ごくり、と息を呑みつつ…足音を立てないようにしながら呪術師(のように呪文を唱える)な少年の背後に接近してみようと…接近できたらそっと耳元に挨拶をささやかこうか) [Sun 11 Mar 2007 00:04:15]
お知らせ > ソードさんが来ました。 『ぽてぽて歩いてきた』 [Sat 10 Mar 2007 23:59:13]
アズ > ( 以前頼んだ時から、アーシュラにちょっとずつ教えてもらってはいるが、少年の物覚えはあまり良くなかった。それに、文字を覚えるよりも、鍛錬所でナイフを投げている方が楽しいのだ。どっちも大事なことだとは頭では解っているが…やはり、あまり勉学向きではないのだろう。この少年。テーブルを離れると、児童書の棚の方へ向かった。 ) ……なんか、楽しいの。ないかな…。 ( さっきまで読んでいた本を元の場所へ戻すと、次に読む本を探し出す。 ) ──本当に、「絵本」は…なんか子ども向けみたいでカッコ悪いし。 ( ※実際子どもだろう、とか。絵本バカにすんな。なんて声が聞こえてきそうな※ ) 面白いの〜。面白くて簡単なの〜。 ( 呪文のように呟きながら、背表紙をなぞっては本を出したり、戻したり。 ) [Sat 10 Mar 2007 23:49:06]
アズ > ( 全館開架になるのは明日らしいが、あまり図書館に来ない少年は、図書館の状態がいつもと少し違うことにすら気づかず。ブツブツと…小さく声に出しながら読んでいた。──本当は、小さな声でも音読はよくないだろう。まだ咎められていないのは、恐らく運。 ) ……ダメだ。やっぱり、絵がついてないと……。 ( ちょっと、見栄を張って絵がついていない本を選んだのが間違いだった。ここは素直に、絵本を探しに行こう…。たった今まで読んでいた本を持ち、立ち上がった。 ) [Sat 10 Mar 2007 23:39:17]
アズ > ( で、目の前に広げた本を睨んでいる。じりじり。そんな感じの視線で。 ) ……そして、ひめは、…に、……なんやら、されて。…に、帰ったのでした? ( どうやら、児童書を読んでいるらしく。ちょっとでも難しい単語や言い回しになると読めないので、物語の内容がほとんどつかめない。多分、話の流れからして、姫が騎士か勇者か何かに助けられて国、家?に帰った──辺りが妥当だとおもうのだけれど。自信なし。 ) [Sat 10 Mar 2007 23:25:41]
お知らせ > アズさんが入室されました。 『(しかめっつら)』 [Sat 10 Mar 2007 23:21:05]
お知らせ > アヤさんが帰りました。 『 それでは、 ( 失礼しますとカウンターに戻る。いつも通りの仕事風景 ) 』 [Sat 10 Mar 2007 20:42:18]
アヤ > あぁ、はい。 その本でしたらこちらの方に。 ( 向かう方向へ軽く手のひらを向け。どうぞ、と案内する。けして急ぐでもなく、目的の書架に辿り着けば視線を動かして本を見つけ。此方です、と手で示そうか ) 私も好きなんですよ、その本。 ( 微笑んで、何気なく話しかける。仕事は大事だけれどただ事務的なだけじゃなくて利用者の方との繋がりも大切だから ) どうぞ、他の本もみていってあげてくださいね。 [Sat 10 Mar 2007 20:41:20]
アヤ > ( なんとなく、気持ちも切り替わるような心地。同僚だけじゃなく、他の人にも見られているかもしれないという意識。 もう三年も勤めているっていうのに、それでもなんだか緊張してふ、とこっそり息をついた。 ) ( 奥の方ではまだまだ入庫作業が行われているけれど己は今は入り口近くのカウンターへ。 向かい、ながら )  …、 …なにかお探しですか? ( ふと、その様な動作を繰り返す利用者さんを見つければ己から声をかけよう ) [Sat 10 Mar 2007 20:27:15]
アヤ > ザッハトルテ先生は、顔に怪我をなさったって聞いたけど…、 ( 大丈夫かなって、軽く首を傾げる。少し緩い動作になりかけた手を、意識して動かし。例の絵本の対応をしてくださったらしい。今年は猫が出てきちゃったとかで、引っ掻き傷。 それなのにわざわざ菓子折りまで。有難く休憩の時間に職員皆でいただいたけれど。 ) … ( 後は、例のお友達との仲も大丈夫かなって。まさか図書館にその人が訪ねてきたとは知らぬ話。手が出ちゃうのは、照れ隠しなのかしら。 ) …さて、 ( 小さく呟いて。自分の担当は終了したから、一般業務に戻ろうと。閉鎖の書架から開架の書架へと足を進める。利用客のいる方へ。 ) [Sat 10 Mar 2007 20:12:09]
アヤ > ( 新しい本が開架の書架に入れられないと困るから、整架のついでに書庫に収める本の選別も。カートの上に、書庫入れする本を重ねていく。 まだ、利用者に貸し出されたままの本だってあるのだからぎゅうぎゅうに詰めてしまうわけにはいかない。 ) まぁでも、お手伝いのひとたちがいてくれたから随分はかどったかな。 ( 小さく、笑う。動く本とか、スライムだとか。お話を集める題名のない物語集に、お話を提供してくれたっていう人もいるらしい。どんなオハナシなんだろう、仕事が終わったら読んでみようか。 ) [Sat 10 Mar 2007 20:02:03]
アヤ > ( 暴発しました入室発言。 ともあれ ) お、終わるかな… ( 書架を前にして、はふりと息をつく。明日の開架を前に、曝書で閉鎖されていた区域の書架を延々と整架作業。 自分の担当区域はあと一息で終わるけれども、終わるかどうかというのは全体の話。 ) [Sat 10 Mar 2007 19:52:23]
お知らせ > アヤさんが入室されました。 『  』 [Sat 10 Mar 2007 19:44:37]
お知らせ > 職員さんが退室されました。 『(曝書は本日中に終了。明日には開架される)』 [Sat 10 Mar 2007 16:50:33]
職員 > では、私はこれを貼り付けてくるとしよう。 (書類を手に立ち上がり) [Sat 10 Mar 2007 16:49:07]
職員 > (このような事が起こるから、過去に依頼を請けた事がある、つまり図書館の仕事に幾らか慣れた者をと制限をつけたのだ) 他の方々もお前が対処するよりはよほどしっかり対応してくれたんじゃないか? (同僚を揶揄し)(無論、そのような現象だけでなく一般客への対応も然り) [Sat 10 Mar 2007 16:45:00]
職員 > いや、今回も予想通り色々あったようだが… (移動する本、書棚の奥から飛び出したスライム、絵本から抜け出した猫、語りをねだる本) (その他、職員の方でも似たような報告が来ている) お手伝いの方々もよく対応してくれたよ、例の訳者先生に至っては傷までつけられてしまって申し訳なかったな [Sat 10 Mar 2007 16:41:37]
職員 > 一般業務の合間にやっても問題はないだろう。暫く閉鎖されていた分、明日はこの区画の利用者は多いだろうしな (同僚へ語りかけながら男も書類を書き) ん?あぁ、これはほらお手伝いの依頼と、利用者に掲示するものだよ。 (曝書の終了を示す物) [Sat 10 Mar 2007 16:35:13]
職員 > 少々問題もあったが、なんとか曝書の区画も明日には利用者の方々に開架できそうだな (やれやれと、吐息零し) まぁ、裏方ではまだ幾つか仕事が残っているが… (書類の書き換えや入庫処理等) [Sat 10 Mar 2007 16:31:33]
お知らせ > 職員さんが入室されました。 『さて』 [Sat 10 Mar 2007 16:28:23]
お知らせ > ストレイ@バイトBさんが退室されました。 『( 星のきらめきは、きっと 心の中に灯るひかりのこと。 そんな、不思議な最終日。 )』 [Sat 10 Mar 2007 00:28:56]
ストレイ@バイトB > …… 後で、他のお話も読ませて頂きます、よー。 ( ストン。題字の無い『物語集』を、書架に戻して。 いつかの約束を語るように そっと、口にしたら。 )   … よし。 もうひとがんばり、です、よー。 ( 作業の続き。 ちょっと、気合が入った気がするから。はかどると思うのだ。 … 多分。きっと。 ) [Sat 10 Mar 2007 00:28:16]
ストレイ@バイトB > 続きがあったのかもー…ですけど。最後まで聞けた事が無いのです、よー。 ( ちいさな頃の寝物語。どこかに伝わる子守唄。 緩々と穏やかに変わる響きに、照れ臭そうに。 )  …はいー。 あんまり上手くお話は出来なかったです、がー。 …… 何か、いつか読まれるかもと想うと、照れます、ねー。 ( 物語。 物語を集めるかたちに記された、空のおはなし。 優しいと受け止める、そのかたちの方が、きっと優しいのだろう。 よろこびもかなしみも、すべて受け止める物語という形が、あるいは。  …沈黙の戻る世界は、正常で。 ほんの少しさびしいなんて、おかしな話、だけど。 )  … はい。 おやすみなさ、いー? ( 今は、物言わぬ書物に。ひとつ、お辞儀して。 ) [Sat 10 Mar 2007 00:25:50]
お知らせ > さんが退室されました。 『(星が一つ、キラキラとどこかで輝いていた)』 [Sat 10 Mar 2007 00:21:39]
> 優しい話を、どうも有難う―― (それきり、本は眠りについたかのように何も言わず) [Sat 10 Mar 2007 00:21:25]
> うむ、うむ――― (相槌を打つ声は。感想を漏らす声は次第に、次第に。ゆっくり、ゆるり。親の紡ぐ寝物語、聞きながら眠りにつく子の如く) 成程、だからやさしいのだなぁ…… (何が、とは。本は紡がなかった。もしかしたらそれは複数であり、もしかしたらそれは語りの内容だけでなく貴女の声や貴女自身をも含む、今宵本の触れたもの全てかもしれない) いや、いや…有難う、おじょうさん。私の話がまた一つ増えたよ。 (本は、革の表紙にも背表紙にも裏表紙にも題名はないけれど。表紙を捲り、遊び紙を捲った其の先にはしかりと『物語集』と題名の記されている。)(そして今宵また一つ、物語は編まれ真白いページが文字で埋まった) [Sat 10 Mar 2007 00:19:12]
ストレイ@バイトB > … ぎんいろは、ちょっとわらって。 「でも、これはわたしの力だけじゃないのですよ。だから、ひとりで王様になるのなんて、御免です。」  ―― だから。 明けには明星 真昼に太陽 そして、夜には鏡の月が。  今でも、くるくる巡り巡って、空を順番に 仲良く照らしているんだと か。    … そんな? ( 何処か半端な、結末の緩いお話。 それでも、結構長くはなるもので。 ぷはー。 息継ぎ。 ) [Sat 10 Mar 2007 00:12:14]
ストレイ@バイトB > ( この世に在るちからを感じるのが専門では無いから、それは何処か朧な気配。 言葉という形で紡がれる『物語』が、編まれていく様は、今 この手の中。 ぱらぱら、記憶手繰りの最中に捲るページに綴られる文字が、少し照れ臭くて。 こくこく、頷きながら続く言。 )  ちいさなちいさなぎんいろは、それだけでは ちっぽけで無力で。 王様になれる きんいろたちの前では、霞んで消えてしまいそう。 ちいさな声は届かないから、考えて、考えて――  地上で、祈るものたちが捧げものにしていた、とあるものを思い出して …それに、「為る」 事にしました。  そして、日が巡り、次の「朝」  明けのきんいろが、まずそれに気付きました。 それは、夜にある筈の無い、きんいろ。  そして、まひるのきんいろも、やがて気付きました。 それは、これまで夜が知らなかった、  そう。 それは、まるで自分のひかり、でした。 慌てて ずっと離れていた空の世界に飛び出せば、そこには。 明けのきんいろより、やわらかくつよく。 まひるのきんいろより、つめたくひかる  それでも、それは きんいろの、ひかり。 比べれば細いひかりでも、それすら喪っていた地上は、大喜びで。  だから、ふたつのきんいろはびっくりして、尋ねました。 「あなたは一体、誰ですか。私たちが照らせない夜を照らすあなたは。」  そして、そのきんいろは、こたえました。 「わたしは、ちっぽけな、自分では輝けない ひかりです。 これは、あなたの。あなたたちのひかり、なのですよ。」  … ちいさなぎんいろは、自分の身体を一生懸命磨いて磨いて。とてもとても薄くなって、 そう。 地上の、「鏡」のようになって、きんいろのひかりを、空から地上に反射していたのです。  ―― それを見て、役目も忘れていた きんいろたちは、恥らって。 王様の役目を、そのかがみの星に渡そうと、したのです が 。 [Sat 10 Mar 2007 00:10:14]
> (貴女が魔力の感知が出来るというのならば感じるだろう、今正に貴女が手にした本に宿る魔力を、その動きを)(本は貴女の語りを、言葉の力を吸収せん) ほう、ほう。金は自己主張が強いのだなぁ… (金の色。二つとも。今宵は、残念ながら意地悪な曇が幕を引いてしまって銀の色を暗闇に見ることは出来ぬけれど)(貴女がもし、本を開いたなら。開いて、ページの後ろの方。まだ白いページを見やったなら、其処に貴女が言葉を綴る毎、文字も綴られてゆく様が見えるだろう) [Fri 9 Mar 2007 23:54:19]
ストレイ@バイトB > …… あは。 ( 拙い語りだから、其処は本職 …本職? であるところの、書物の『物語』にして貰えれば、幸いといった所。 ちいさな笑みを挟んで、回想じみた間を挟む物語の続き。 )  お話は平行線。 明けのきんいろと、まひるのきんいろは、どっちが王様になるかで譲らずに。 ずっとずっと空のひとつにいたものですから、他の場所にはふたつのきんいろが届かずに。 空は真っ暗、ぎんいろが照らそうとしても、それだけじゃ 夜明けの指針も まひるの空にも足りなくて。 こまったことに、地上の世界はまっくらになってしまいました。 ―― けもの も、ひとも 大弱り。 水は濁り、大地は枯れて。 ひかりが無ければ、あさもよるも分からない。 空に上ろうとかけた梯子は、長さが足りず。 仕方ないので、皆で空に向かって助けを呼んだのです ――  … 応えようとしたのは、ぎんいろのひとつ。 とてもちいさな、ひかりでした。 「お困りのひとたち。あまねくすべて。 わたしが、力になりましょう。」 ( 長くは無いお話。 終わりまで語る為に、軽く深呼吸。 ) [Fri 9 Mar 2007 23:46:11]
> (美しくも愛らしい物語に貴女の声と語りの口調は良く似合う。むしろ、貴女の語りの調子在ってこその、この物語の雰囲気であるとも言えてしまう程。) …ふむ、ふむ。成程、その三つが先程の。 (一拍の間に穏やかな感想) やれ、お主の声ごと『残せない』のは少々惜しいな (笑うように微かに揺れる。本) [Fri 9 Mar 2007 23:28:08]
ストレイ@バイトB > ( こんな風に、昔語りをした経験なんて、殆ど無いものだから、語る口上そのものは、何処かたどたどしいけれど。 膝の上、先を待つちいさな声に応えるように、言葉は緩々流れ出す。 )  遥かの遠く、空の国。数多の星々が住まう場所。ちいさなちいさなひかりから、焼けるほどに眩しいひかりまでが、溢れる場所で。王様を決めようというお話が持ち上がったときのこと。 集まったのは、みっつのひかり。 ちいさな、けれど眩しいきんいろは言いました。「朝の最初と夜の最後を飾る私こそが、空を統べるに相応しいでしょう。」 おおきな、あふれるきんいろは言いました。「恵みをもたらし、真昼を照らす私こそが、空を統べるに相応しいでしょう。」 おだやかなぎんいろは、まだ黙したまま。 二つの主張を聞いて、言いました。 ( … こほん。息継ぎ。 一拍。 ) [Fri 9 Mar 2007 23:18:30]
> (本は閉じられているのか、開かれているのか。どちらにしろ、今はしかりと貴女の膝の上。大人しく語りを待ち) ほう、ほう。出だしからして美しいな。 (話の邪魔にならないように、声は独り言めいて密やかな)(時々そわそわ揺れて、その先を待つ) [Fri 9 Mar 2007 22:58:11]
ストレイ@バイトB > それじゃ、色々と半端なお話なんです、けど。 むかーし、わたしが聞いたの、をー。 ( 今度はちゃんと持っているから、落としたりはしない。びっくりしたりしなければ、早々は落とさない。落とさない、筈。 年月を経た書物は、沈黙と共にあれば歳月を想う指針にもなるんだろうに、その仕草?が何だか可笑しくて、微笑ましくて。思わず、ほころんでしまう唇は 口元覆う布の下。 ) …お、落としませんです、よー。 でも、一応保険保険。 ( こっそり、カートの陰に隠れるように、床の上に座り込む。膝の上に本を乗せて、準備完了。 ) むかしむかしー  朝に明星 真昼に太陽 夜には星の輝く空を抱いた 何処にでもある、今は知らない何処かでのことー。 ( 思い出しながらの語りは緩く、語り部のように流暢とは言えない。ほんの少し潜めた声は、今は たったひとりに向ける為の。 ) [Fri 9 Mar 2007 22:52:23]
> いや、どんな話でも構わない。うむ、うむ。勿論だ、内緒にしてやろう (どうやら語りが聞けるようだと、本は少しぱたぱたと表紙を、ページを動かして。まるで話の前、口の開かれる間をソワソワと待つ子どもの如く内緒だと約束する声も少々弾んだもの) 話の最中に落とすなよ。しっかり持っていてくれ [Fri 9 Mar 2007 22:36:22]
ストレイ@バイトB > ( 指先に感じるのは、少し古びた革の手触り。歳月が織り成した証、馴染む感覚。 数多の人の手を経て来たのであろう革に記された題字は無く、リストとの照合も少し難しそう。 ふむ、と困ったように零れた音が、少し疑問の響きを帯びて。 ) ものがたり。 ( 鸚鵡返しの一言と、きょとんとした眼差し。 ) んー…余り面白いお話とか知らないです、が。 ( 物語。ことのはつむぎの結果として在る存在に、お話を所望されるおかしな感覚は、何処かくすぐったい。 緩く小首傾げたら ) それでも宜しければ、お詫びがてら、にー。 …落としたの、内緒です、よー? ( しー、と指先口元に当てて、辺り憚るように。 少し眉寄せるのは、自分の中にある物語を思い出そうとするためか。 ) [Fri 9 Mar 2007 22:31:09]
> (背表紙も表紙も、触れてみても革の乾いた感触がするだけであろう。題名が刻印されているわけでも、記されているわけでもなくただの革。かわりに) うむ。私は物語集だ。…おおそうだお主、もし時間があるのなら私に一つ、何でもいい。話を聞かせてくれ。いつもは私が皆に物語を提供する方なのでな。偶には私も物語に触れてみたいものだ。如何かな、それで落とされた事は忘れてやろう [Fri 9 Mar 2007 22:20:51]
ストレイ@バイトB > …結構、神秘に満ちているのですよ、図書館…… ( ぱたぱた。慎重な手付きで埃を払いながら、呟きは神妙に。喉、ごくり。 ヴェイトス図書館、侮りがたし。 ) ……うう。申し訳ありませんでした、です、よー。 ( 二回言われた! 今度は落とさないよう、両手でしっかりと保持した本に向けて、ぺこぺこ頭下げて謝るの図。 傍から見たら結構おかしな構図かもしれない。 当人だけは真剣なのだけれど。多分。 )  …… で。 ( 恐る恐る顔、上げて。 )  本の方は、何の本でしょー… ( 魔道書の類か何かと思って、ひょい、と覗き込み。 背表紙か表紙の題字を確認してみようと。 ) [Fri 9 Mar 2007 22:12:11]
> そうか?別に私だけではないと思うがな。 (喋る本。拾い上げられ、埃を払われればその間は大人しく) うむ。傷は付かなかったが痛かった。…痛かった。 (二回言ったよこの本。) [Fri 9 Mar 2007 22:01:45]
ストレイ@バイトB > ( 本を保持しようとした、中途半端な手の形の侭、あちゃー みたいな顔で、ぎこちなく視線を床に落とす。 …痛みを堪える本という、レアな光景を目に焼き付けた。 汗が、三角巾の下で一筋、たらり。 )  ご、ごめんなさ、いー! 書物の方に喋られるのは、ちょっとばかり予想外だったのです、よーっ ( 風も無いのにはためくページに目を丸くしながら、しゃがみこみ。 恐る恐る本を床から拾い上げ。 恐々と表紙の埃を払いながら、改めてしげしげと見詰め。 ) や。お怪我はありません、かー。 ( へんな尋ね方。 ) [Fri 9 Mar 2007 21:55:13]
> あ。 (どっ)(ばささっ)   ――――― (本は開かれた状態で床で小刻みに震えているだろう。まるで痛みを耐えるかのごとく) っなにをするかー!!更に傷めてどうする…! (ばさばさ)(ページをはためかせながら) [Fri 9 Mar 2007 21:51:00]
ストレイ@バイトB > あ。 ( つるっ。 ) [Fri 9 Mar 2007 21:45:59]
ストレイ@バイトB > うわっ、すみませんごめんなさいしゃべってるー!? ( 謝罪と動揺と驚愕の混合物が、その侭声になって唇から駄々漏れた。 人影はなし、他に気配もきっとなし。 声は確かに手の中、その書物からで。 しかも、手応えすらあるのだから多分現実。 書架作業の単調さで、うっかり私が寝て無い限り。 こんな現実逃避入り乱れの思考が多分、一瞬かつ数秒。 ) あわわ、あ、暴れたらだめです、よーっ! ( そも、そんなに手先が器用な方でも無し、手の中でぴこぴこされたら、保持するのも大変。 取り合えず、がしっと握って安定させてみようと試みる。 ) ( 秒数判定。 下一桁が奇数ならセーフ。偶数ならアウトー。 ) [Fri 9 Mar 2007 21:45:54]
> 違う、何処を向いて――おおようやく気づいt ああっ!?こらやめろなにをする落とすんじゃないぞちゃんと私を持て!! (偉そうに響く声。何処から、といえば本から。それ以上の特定は出来ないだろう。しかし落とすなと言う癖に喋れば本は焦ったように手の中で跳ねるものだから)  [Fri 9 Mar 2007 21:41:49]
ストレイ@バイトB > ……… はいっ!? ( 思わず視線が跳ね上がって、手元では無く周囲を見渡した。 誰かに怒られたのかと思ってきょろきょろ。 …人影なし。 ) それは、分かってるのです、よー。 ほら、乱暴な扱いで傷んだのは別ですけど、擦り切れてく感じとかはむしろ――― ( この辺りで、声の元に気付いた模様。 ぎぎぃっ 油の切れた機構仕掛けのような仕草で視線が手元に、落ちて。 ) うわった、たたた! ( 思わず、手の中で本のお手玉、わたわた。 ) [Fri 9 Mar 2007 21:36:11]
> 私はこれでも現役バリバリなんだぞ…! (喋ったりもするさ、ヴェイトスの本だもの) 傷んでるって事はそれだけ読まれているという事なんだよ、傷はむしろ本の勲章だ! (貴女の手の中でがなるように本は軽く震えているだろう) [Fri 9 Mar 2007 21:33:08]
お知らせ > さんが入室されました。 『傷んでるとは失礼な!』 [Fri 9 Mar 2007 21:29:12]
ストレイ@バイトB > ( 少し半端に本の詰まった書架前到着。 司書の方から預かったリストと書架の中身を照合しながら、本を入れ替えていく。 ) えと、これは内部移送で、……で、代わりにこれを入れて、と。 ( 何をどう移し変えたのかも、随時チェック。 後々、利用者の方から所在を尋ねられた時に答え易くする為だとか。後は整理整頓の意味も込めて。 普段、何気無く利用しているシステムの裏を知るのは、少し楽しい。 大変そうだとも、同時に感心感服してしまうけれど。 リスト照合の手間はあるけれど、基本的には単純作業。 ) ……ん。ちょっと傷んでるかな…? ( その途中、一度手を止めて。 しげしげと革表紙の本と睨めっこ。 ) [Fri 9 Mar 2007 21:17:15]
ストレイ@バイトB > あ。此方の区画は、今ちょっと整理中でして。 …はい。えと、開放時期? ええと、10日以降です。はいー。 ( 途中、今から向かおうとしていた区画に入れず、戻ってきたらしき利用者の方と擦れ違い、かけて。呼び止められてのお話。 しどろもどろの説明なのは、勘弁して欲しい所。 一応納得はして貰って、背中に向けて またの御利用をお待ちしております なんて。 )  ……何か違う、かな…? ( 言ってから思った。手遅れなので、よかったことにする。 ともあれ、期日終了までもう少し。 相変わらずの完全装備スタイルで、がたごと。 書架の方へ。 ) [Fri 9 Mar 2007 20:51:04]
ストレイ@バイトB > そもそも、結構力仕事…! …嗚呼。だから、外から人を雇うのか、な…? ( がたがた、ごと。 本日も本が満載のカートとセット。むしろ、カートの付属が自分くらいの勢い。 目的の本棚がある区画を目指して、カートを押していく。途中には一般の利用者の人たちもいるから、なるべく静かに。 がたごとごと、がたがた。 …無理かもしれなくても、なるべく静かに。 ) [Fri 9 Mar 2007 20:36:46]
ストレイ@バイトB > …結構、表に出てない本というのもあるのですよ、ねー。図書館。 ( 前のお仕事の時も、内部書庫の広さに驚いたような気がする。 別段、貸し出し不可な書物ばかりがある訳でも無く、それ程利用頻度の高くない書物が収められていたりもするのだとは、今回の仕事も重ねて理解できた事。 案外、知らない事って身近にもあるもの。 ) …司書さんのお仕事、たいへんそうですよ、ねー。 ( しみじみ。 書棚と睨めっこして見付からなかった時でも、聞いてみたら案外分かる事は多いもの。 けれど、その辺りを逐一把握するのは大変そうだと、ほんの少しだけ関わってみただけでも感じたから。 ) [Fri 9 Mar 2007 20:30:21]
お知らせ > ストレイ@バイトBさんが来ました。 『( 書架、カート。 主役は書籍。 )』 [Fri 9 Mar 2007 20:24:08]
お知らせ > メルビル@バイトBさんが退室されました。 『 …読んでみたらまた、つまらないんでしょうね―――。(ちょっと目を輝かせた。) 』 [Fri 9 Mar 2007 13:00:34]
メルビル@バイトB > ―――っと、仕事仕事。 真面目に、ね。 ( 多分倉庫に入ったら最後、誰に検索される事も無く風化していくんだろうなあ、などと心の底からどうでも良い想像の翼を広げて愉しんでいたのも束の間。 あんまり馬鹿な事をしているとマスクの上からでも不審がられる。 イメージは大切だ。 こう、美女然とした。 ) [Fri 9 Mar 2007 12:50:43]
メルビル@バイトB > ( 背表紙に書かれたタイトルのこの絶妙な、良くも悪くも目が素通りしてしまうどうでもよさ。 覚えようと思ってもどうにも特徴の無い、その上タイトルから伝わる本の内容に全く興味をそそられない具合。 きっとどの本もぱらぱら捲られる事すら稀なのだろう。 無駄に美品ばかりだ。 ) これはなかなか見れる光景じゃないわね。 どれか一冊選べと言われてもどうにも選びようが無いもの。 ( 適当に指差すくらいしか無いような、どれもこれも「目に留まらない」具合だ。 ある意味本当に凄い。 ) [Fri 9 Mar 2007 12:47:17]
メルビル@バイトB > ……つまらないわ! ( でもなんか嬉しそうな顔である。 貸し出し回数一桁とかまさに1とか2とか奇跡的な不人気具合の本達を前に、マスクの中で頬を緩ませてニヤける。 ああ、いままさに古今東西のなんとも言えない誰に興味も引くはずの無い本達が目の前で一同に会しているのだ。 こんなどうでもいい光景は、ない。 ) ( そんな事に密かな笑いを堪能する女もそう、居ない。 ) [Fri 9 Mar 2007 12:38:46]
メルビル@バイトB > ( 今日はまた違う仕事が用意されているようだ。 書庫に移してしまう本を選別する為に、貸し出し回数のチェックをするのだという。 館内も無限の広さがあるわけでなし、それでも年々本は増えていくのだから当然だろう。 仕事の内容を了解してカートを押し、棚の下に選別された本を纏めていく。 利用者数の少ない本というの、具体的にどんなものなのかという個人的且つマニアックな興味が湧いてきた。 まぁ、恐らく良くも悪くも「どうでもいい」本が多いのだろう。 凄くつまらなかったり極端な少数派意見の本だったりすると、それはそれで興味を引くものだ。 そういうマイナス部分にすら引っかからない、真の意味で「興味を引かない本」。 さて、どんな素敵じゃない本とめぐり合えるだろうか。 ) [Fri 9 Mar 2007 12:16:42]
メルビル@バイトB > ――――思ったよりかかってしまったわね。 ( 今日この時間を利用しなければ期間内に間に合わなさそうだ。 「気分転換に丁度いい」なんて気軽に請けたとはいえ、自分からやると言い出して遅れるのは格好悪い。 少々中途半端な時間になるが、最低限のノルマをこなしてしまおう。 ほぼ終わりに近付いてきているようで、館内はそう慌しくない。 慌てず、騒がず、且つ優雅に済ませようか。 三角巾とマスクとエプロンをつけて。 ) [Fri 9 Mar 2007 12:05:50]
お知らせ > メルビル@バイトBさんが来ました。 『 3日目/最終日 』 [Fri 9 Mar 2007 11:59:51]
お知らせ > 氷桜@バイトAさんが帰りました。 『(一番大きいのは将棋を持っていないこと)』 [Wed 7 Mar 2007 23:19:00]
氷桜@バイトA > (上がり気味のテンションで気づいたときにはワゴンは空 残る本を搭載し再び書架の海へと漕ぎ出す。 しかし喜ぶばかりで気づいていないことが幾つかあるのだが) [Wed 7 Mar 2007 23:18:42]
氷桜@バイトA > (大まかなルールを把握しチェスと似たような体系の遊戯だと認識) ・・・・成る程、ポーン以外の駒も強化できるのか (為りのことをいっているらしい そして) !! (『キュピーン』とか某赤くて三倍な新型の軍人の如く変な天啓受け) これなら師匠に勝てるんじゃ・・・・? (チェスでの惨敗記録を将棋で払拭、なんとも希望的なプランを立てにやりと一人ほくそ笑む) ・・・・ククク、何時までも自分が上だと思うなよ若造め (なんていうかキャラ違う 一様年長者としてのプライドはあったようですがやっすいプライドですね。 その本を棚ではなく後で借りようとコートのポケットに半分はみだしたまま入れ急ピッチで作業を進める。 今頭の中は師匠に一泡ふかせれるとばかりに有頂天、ちゃんと本の場所はあってます) [Wed 7 Mar 2007 23:11:13]
氷桜@バイトA > ・・・・そりゃな、ここまで伸ばした俺もどうかと思う どうかと思うが勝手に勘違いして人の顔見て驚くとはどういう了見だ (ぶつぶつと鼻息荒く捲くし立てつつワゴンを一杯にし元の場所へ 文句を言いながらもしっかりと作業はするあたりマメ・・・というか金が欲しいようで) 後一回往復するくらいで丁度いいか・・・・ (先程積んだときに見た本の量を顧みそんな事を呟く。 と) ・・・・・ん? (手に取った妙に砕けた感じの本 そのタイトル見れば「サルでもわかる将棋」とある) ショウギ?・・・・・ああ、向こうの宿にあったあれか (以前泊まった宿に置いてあったが遊び方がさっぱりわからずあろうことかドミノにしてしまった駒を思い出し適当にめくってみる。 周りに職員がいないかチェックするのも忘れない) [Wed 7 Mar 2007 22:50:56]
氷桜@バイトA > ・・・・・・。 (妙に不機嫌な男は黙々と開始当初に比べ少なくなった書架の隙間を埋めていく。 短い期間だったがこの二日間で学んだ事がある それは) 『この髪はこういう作業には向かんな』 (帰宅して鏡見たら裾の方とか埃で凄い事になってました なので三日目にして漸く対策として髪を結い上げてみたのだが) ・・・・・・・・。 (声かけられ振り向いたら驚かれた回数はや6回、トキノミヤコでは仏の顔も三度までというらしいが既にその倍になっている。 もっとも切れてバイト代無しなどという事態は避けたいので押さえに押さえて今に至った) ・・・・あ゛ー、煙草吸いたい (ぶつくさいいながらワゴンに残っていた最後の本を書架へ詰め補充しに戻る) [Wed 7 Mar 2007 22:33:14]
お知らせ > 氷桜@バイトAさんが入室されました。 『(バイト最終日)』 [Wed 7 Mar 2007 22:17:37]
お知らせ > エースさんが退室されました。 『( 帰り道に寄るのは勿論、淫売窟 )』 [Wed 7 Mar 2007 19:55:34]
エース > ( 美人の女医師に診察してもらう我が愚息。仕方ないのね、みたいな微笑を浮かべる女医師。その光景を妄想し-- ) く…ッ。しまった…。 こんな知識と経験の宝庫図書館で、思わず前かがみになっちまう俺!想像力が豊か過ぎるんだ、俺は悪くない。 ( 本棚の影で悶えました。ともあれ、誰かに見られる前にそそくさと退散しよう。受付の娘をデートに誘うのはまた今度だ。 ) [Wed 7 Mar 2007 19:54:52]
エース > もっとさあ、早撃ちでも良いからリロードも早くなりたいよな。どっかにそんな方法が書いてある本は無いのかね? ( へふりと溜息吐きながら、エロ本を元の本棚に戻した。薬とかに手を出すのは流石に怖くて出来ない。何とか食生活の改善とか、そっちの方面で何とかならないだろうか。 ) …相談してみるか。医者とか、そこら辺に。うん、知ってそうだよね。なんていったって人体の隅から隅まで知り尽くしたお医者だもの、出来れば美人の先生が良いなあ。 [Wed 7 Mar 2007 19:49:11]
エース > はっ!? ( 気付いたら半径5m以内に誰も居ない状況になっていた。受付の娘もなにやらじと目でこちらを睨んでいる。 …少々、自分の世界に入りすぎたようだ。愛想笑い浮かべ頭を掻きつつ、本棚の影に退避。 ) 俺とした事が……迂闊だったぜぃ。 ( 何にせよ、男の魅力も女の魅力もチンだったりパイだったりする訳じゃァ無いんだ。いや、別に俺のは平均的なんだけど。…早漏なのはちょっと気にしてる。 ) 娼婦の子からは評判良いのよね。「楽でいい」って。 ……ち、畜生……!やっぱり納得いかねェぞ俺は! [Wed 7 Mar 2007 19:33:07]
エース > だがどうか…!対する男の方はというと、小さいのは愛されるどころか馬鹿にされてしまうっ。これは不公平な話ではなかろうか! ( 今でも忘れられない。俺が14、15の餓鬼だった頃の話だ。グループってのは大なり小なり苛められ役というか、スケープゴートみたいな存在が居るんだ。使い走りにしたり、無理難題を押し付けたり。俺たちの仲間にもそんな奴がいた。 だが、ある日……戯れにそいつのズボンとパンツをずり下ろした所、何ともまあご立派なお宝が顔を覗かせたのだ!まだ毛も生え揃ってない俺たちは自然と奴に対して敬語で接するようになった。しかも今じゃ俺の初恋だった娘と宜しくやってる。 ) く、くそう…ッ!納得行かないぜ! [Wed 7 Mar 2007 19:24:32]
エース > むほッ。おっぱいDEKEEEEE! ( ぺらりと捲ると2ページブチ抜きのやらしいお姉さまの画。本を縦にして思わず見入った。勿論図書館なので声は控えめにしてるが、隣に座ってる人には恐らくきっと聞こえているんだろう。でも気にしない。 ) おっぱいはよぅ…神がこの世に与えたもうた嗜好の存在だと俺は思うね。 勿論、小ぶりなのを気にする娘も居るがその必要は無い。エース理論によれば、おっぱいのでかさは母から娘に遺伝するッ。もし世の男どもが巨乳の女ばかりと結婚したのなら、世の中は巨乳だらけになるはずだ。しかしどうか!巨乳と貧乳の比率は何時の時代も変わらない!つまり―― 貧乳は愛されているッッッ! 俺も、好きだ! ( …図書館なので声は控えめにしてるが、隣に座ってる人には恐らくきっと聞こえているんだろう…。 ) [Wed 7 Mar 2007 19:18:23]
エース > ( 正直に言おう。エース・ハイランダー、図書館に来たのはこれが生まれて初めてだ。けど、例えどんなに自分とは不釣合いな場所でも、行ってみない事には素敵なハニーは見つけられないのさ。それに図書館にお勤めする女のコって、知的なイメージがあって中々可愛いじゃない。そういう訳だから、俺はこうして席に座ってチラチラとカウンターの方の娘に愛の視線を飛ばすのだった。勿論、お茶に誘う機会を伺っている訳だが。 ) やっぱり閉館のタイミングを狙うべきか…。案外、そういうのを受け付けなかったりするんだよなぁ。ここは一つ、何度も足を運んで顔を覚えてもらう地道な作戦に切り替えるべきか。 ( そんな思考を巡らせる。勿論、春本を広げながら。 ) [Wed 7 Mar 2007 19:04:53]
お知らせ > エースさんが入室されました。 『兄貴が言ってた。エロ本を人前で堂々と読めるようになったら一人前だって。』 [Wed 7 Mar 2007 18:59:51]
お知らせ > ストレイ@バイトBさんが退室されました。 『 …漸く、照合と整理。 ( 夜明けは遠く。同じくらい終わりも遠い。 が、頑張ろう…っ )』 [Tue 6 Mar 2007 23:13:31]
ストレイ@バイトB > ( 頭が白いのは、中身じゃなくて、外見。埃被り。 灰被りにもならないから、物語未満のおはなし。 余談はさて置き。 )  もう一息というか、此処からが本番…… よし。 まずは、お掃除から、ですよー。 ( 雑巾とバケツの出番は、此処から。 からっぽになった書架の埃を払い、水拭き掃除。 一段拭き終わる前に真っ黒になる雑巾に戦慄しながら、上から一段ずつ。 )  けほ……っ あ、今こっち、お掃除中ですから、立ち入り禁止です。 ごめんなさいー、です。 ( 時折近付いて来る足音に向けて、そんな風に声を掛けながら。 大体は、露骨に掃除中の雰囲気に驚いて立ち止まってはくれるけれど。 口元は防護してても、目に入る埃に、しぱしぱ瞬き繰り返しながら。 )  で、これが終わったら――  [Tue 6 Mar 2007 23:10:16]
ストレイ@バイトB > …で。 背伸びすれば届く高さだからって油断すると、腰に来る訳です、よー… ( 下半分は空になった辺りで、一度腰を伸ばす。 ごき、とか聞こえた気がするのは、錯覚で処理するのが心の安定を保つ秘訣。 ちょっと遠い目で目の前の書架を見遣ると、台の上に乗って同じ作業。 上下運動が加わって、益々息は切れるけれど、めげないめげない、挫けない。 )  …司書さん、とか、けっこー、体力勝負…ですよ、ねー…っ ( ―― 数十分経過。 何とか、本棚が空になった辺りでの感想は、ずっしりと本が満載されたカートに手を着いて、項垂れながら。 ぜーはー。 片っ端から本を引っ張り出したものだから、頭も真っ白。埃の層が見えそうで、ちょっと怖い。 ) [Tue 6 Mar 2007 22:58:59]
ストレイ@バイトB > ( 書架から書物を束にして引っ張り出しては、荷台に移動させて行く。 荷台というか、一言で言えばカート。 まずは一度、本棚をからっぽにしてしまおうと、思ったのだけれど。 ) ……割かし重労働ですよ、ねー…っ これだけ、でも。 ( 単に体力が無いというだけのお話かも、しれないけれど。 口元も覆っているものだから、ぜーはーと息遣いが余計に、耳に煩い感じ。 でも、整理整頓、お掃除なんて地道なもの。 ) ギルドでだって、同じようなことはしますし、ねーっ ( まだまだ雑用兼任の下っ端のお仕事は、整理整頓もざら。 決して上手いとは言えないのは、面白そうなものがあると、気が散りがちな所為。 それでも、地道にこつこつやっていれば、下の段から次第に空にはなっていく。 ) [Tue 6 Mar 2007 22:43:34]
ストレイ@バイトB > 冗談はともかくー…… よし。 ( 今日は。今日も? 棚の掃除を兼ねての書架整理。 専念用語は覚え辛いけれど、やる事は頭に入っている 筈。 ) まずは、棚の掃除ー… って、やっぱりこれ、全部抜いちゃってからの方が、速いですよ、ねー。 本傷めるのも嫌です、し。 ( 本がぎっしり詰まった書架は、こうして見上げると中々の威圧感。 私の背より高いのだから、それもうべなるかな。 ) えーと。 埃は上から落ちるからー… んん、何か既視感? ( 多分、本棚整理の度に、同じ事を確認してるから。 割かし進歩が無い。 しゃがみ込むと、一番下の棚から本を抜いて行く。 ある程度纏めたら束にして抱えて、荷台の上に積んで―― ) …重っ、重……! ( 重さに引っ張られて、前のめりになりかけたのは、ひみつ。 ) [Tue 6 Mar 2007 22:16:33]
ストレイ@バイトB > …私が蹴っ飛ばしそうになった時は、身を以って守ってくださいです、よー? ……とか言っても、無理です、がー。 ( 踏み台の傍らにしゃがみ込んで、足元でふよふよしていた羊玉と、同じ目の高さで睨めっこ。 三角巾装備の羊玉。ちょっとシュールな絵柄。 )  …身を以ってクッション… ひどいか。 ( 何となく、おっきな目が半眼になった気がする。 きっと、気のせい。 ) [Tue 6 Mar 2007 22:00:39]
ストレイ@バイトB > いざ、戦場ー。 ( 大仰な事を言ってはいるけれど、此処は図書館の一角。 蔵書点検を控えた書架の前。 エプロンにマスク、三角巾。 装備品はやっぱり雑巾。 水を満たしたバケツも足元にセット済み。 ) ……蹴っ飛ばしたら大惨事。 ( たら、と汗が頬を伝った気がしたけれど。 ) [Tue 6 Mar 2007 21:47:49]
お知らせ > ストレイ@バイトBさんが入室されました。 『 装備良し、荷台良し、踏み台良し。 』 [Tue 6 Mar 2007 21:44:00]
お知らせ > アヤさんが帰りました。 『お願いします ( 運んでもらっている間、自分は他にも入庫できる本がないか調べよう )』 [Mon 5 Mar 2007 17:27:50]
アヤ > …ごめんなさい、えっと、書棚の下に積んである本を奥のカウンターに「回数調べお願いします」と言って持っていってもらえますか? ( 全館閉鎖しているわけじゃないから、入り口の方のカウンターは一般のお客様が使う。だから曝書関連の手続きは別のカウンターで ) [Mon 5 Mar 2007 17:27:05]
お知らせ > アヤさんが来ました。 『( 小さなくしゃみ。 )』 [Mon 5 Mar 2007 17:24:24]
アヤ > ( 選んだ本は過去に貸し出された回数を調べて、その回数が多ければ開架に戻すし少なければ書庫に入れてしまう。入れる前に、その本の情報を開架から閉架に変更したという旨をデータとして残して本にも印をつけておかなければ、その本を借りたいという人がいた時にスムーズに貸し出し手続きが出来ないし、返ってきた時に間違えて配架してしまったら困る。 ) …あ、すみません。 ( お手伝いの人、もしくは後輩へと声をかけ ) [Mon 5 Mar 2007 17:20:40]
アヤ > ( 何を選んでいるのかといえば、書庫に入れる本だ。書いてある内容や情報の古い本で、あまり利用者に読まれない本。後者は、後で一応借りられた回数調べをしてみないといけない。 ) 書庫入れの手続きもしないといけないし… 終わるかな。 ( 淡い溜息交じり ) [Mon 5 Mar 2007 17:12:41]
アヤ > えーっと、 ( 本立てもリストも漏れのチェックも終わった書架の前。整架をしながらときおり本を書架から抜き取り、ぱらぱらと中を改めて脇に避けて置いておく ) [Mon 5 Mar 2007 17:08:02]
アヤ > ( 曝書の区域は埃っぽい。マスクはしているというのに漏れる咳に口を覆う手。こふり、と ) …んん。 ( 少し喉を鳴らして、息をつく。汚れてしまうから、今は司書の制服ではなしに。 ) [Mon 5 Mar 2007 17:02:17]
お知らせ > アヤさんが入室されました。 『( けふけふけふ )』 [Mon 5 Mar 2007 16:55:56]
お知らせ > シュクレさんが退室されました。 『 …お名前って難しいネ。』 [Mon 5 Mar 2007 02:01:13]
シュクレ > ( ぱらぱら ) …。 ( ぱらぱら ぱ ら、 )  ……。 ( べちょ。 伸ばした手はそのままにページを繰るのを止めてお花の図鑑の方に顔を埋める。おでことご本がこっつんこ ) オニーサン、ボク 挫折しそうデス… ( ほろり。難しいよ、難しいよトキノミヤコ語。オニーサンの名前も未だに本名は上手く発音できない ) …とりあえずコノご本借りていッテ、頭にセのつくお花とマのつくお花でそれっぽいの探そうカナァ… ( 両方混ざって、万寿菊と間違えそうな気配。 ) [Mon 5 Mar 2007 01:58:36]
シュクレ > ムー。銀の髪のコはなんだったカナ? ( 確か「マ」がついたはずなんだけれど、とへふり溜息をこぼし。こっちのコのお名前は、金髪のオネーサンのお名前以上に難解でした ) ナンか、おいしソーなオナマエだった気もするんだけれど… ( 美味しそう。多分おまんじゅうと間違えてる ) おいしソーっていえば、あともう一人チョコさんなオニーサンが…… ( 少し手を伸ばしてお菓子の本を適当に開く。開いたページはチョコ菓子とはまったく関係ないところで、しばしぱらぱらとページを繰る ) [Mon 5 Mar 2007 01:38:16]
シュクレ > ( いっぱいいっぱいお口でも頭でも繰り返して、ちゃんと覚えていようって思っていたはずなのに。いざ本で調べてみようと思うと、その言葉に朧がかかってはっきりと思い出せないでいる。 ) 確か、金髪のオネーサンはセンー… …センー? クー?  …ウゥン。 ( トキノミヤコの発音は本当に苦手。聞き取りはそんなにできないってワケじゃないと思うけれども。自分で言葉にしようとすると聞いた言葉のイメェジも曖昧になってしまう ) [Mon 5 Mar 2007 01:27:28]
シュクレ > ( 近くにはお菓子の本とネイティブ関係の本も。ココくんが遺跡とネイティブの村へ冒険に行くらしい。旅の間にいっぱい色々書いてきてくれるっていうから、楽しみにしている。お土産も考えてくれてるらしくって、なんでもいいけど食べ物はお砂糖か蜜系しか食べられないからゴメンネって言ったら甘いものをお土産にしてくれるって。 嬉しいけど、この時ボクはまだ気づいてなかったのです、お土産に妙なフラグを立ててしまっていたことに――― ) ( ともあれ ) チョコレェトケェキは覚えてるンだけど、ナーァ…… ( でも、チョコレートケーキにも色々あるんだってお菓子の本みて思った。ぱらぱら、お花の図鑑をゆっくり捲りながら首を傾げて ) [Mon 5 Mar 2007 01:14:28]
シュクレ > ( ちょこっとぷちなスライム見てみたかったかもしれないとか。それはさておき、お子様用の。背の低い本棚で区切られた、床に座り込んだり遊んだりできるようなそんなスペースに ) ウーン…? どれだった、かなァ…? ( 寝転がって目の前に開いているのは子供向けのお花の図鑑。 ) [Mon 5 Mar 2007 01:04:15]
シュクレ > ( グレゴリオ暦:5,March,1604 )( ユリウス通日:2306973 トキノミヤコ暦日:5,如月,1604 フォーウン式太陰太陽暦:5,仲春,1604 アララマ暦:3,Shawwal,1012 ラエ暦:3,VeAdar,5364 ダライマ暦:重日5,翼宿月,1731 ) ( 真実はともかく、おおよそそんなふうに表されるらしい今日のこの日。 ) [Mon 5 Mar 2007 01:00:36]
お知らせ > シュクレさんが入室されました。 『( お子様用区域。 )』 [Mon 5 Mar 2007 00:54:30]
お知らせ > ストレイ@バイトBさんが退室されました。 『 これのご飯、魔力の供給でいーんでしょうか…? ( 仕事中、こっそり調べたりもした。 )』 [Mon 5 Mar 2007 00:41:40]
ストレイ@バイトB > ( 術者頑張る。 そんな夜明けの誓い。 まだ明けの明星は遠かった。 )  うわっ、た、とと……!大人しくー、です、よーっ ( エプロンで、スライムの茶巾包み風、出来上がりー。 ぜーはー言いながら、何とか一般利用客の目に、書棚奥の神秘が露見するのは防いだ模様。 )  ……取り合えず、暫く大人しくしててくださいです、よー…… ( だって、お仕事まだ残ってるし。 茶巾包み片手に、よろよろと元来た道を戻っていく。 )    ( お持ち帰りする気、満々だった。 契約結べたら、結んでみよう。 召喚師魂。 ) [Mon 5 Mar 2007 00:40:47]
お知らせ > ぷちスライムさんが帰りました。 『(スライムと星一つが貴女の手の中)』 [Mon 5 Mar 2007 00:37:18]
ぷちスライム > (術者のレベルによりスライムのレベルも上がるかもしれないが成長の方向に注意が必要だスライム。) (包まれればそれはしばらくその中で足掻く様にぽよぽよ跳ね続けるが、しかしそこから出てはこれないだろう。)(持ち主不明のスライムは職員に提出するも持ち帰るも貴女次第) [Mon 5 Mar 2007 00:36:48]
ストレイ@バイトB > ( 威嚇用か、和み用か。 用途の狭さにちょっぴり戦慄。 でも、今呼び出せる代物も、レベルとしてはあんまり変わらなかったトラップ。 ) ( でも当人達、少なくともその片方は割と必死だった。 ばたばたばた。 だから、出来るだけの狙いをつけて、雑巾シュート!  あ、当たった! )  よしっ! 大人しく、お縄につけーです、よー! ( もぞもぞしている間に、一気にダッシュ! 書架の水拭きするつもりだったから、ちゃんと濡れ雑巾な筈。筈。  もぞもぞしている間に、雑巾ごとエプロンで包んでしまおうと―― アタック! ) [Mon 5 Mar 2007 00:33:08]
ぷちスライム > ( 出来るかもしれないが小さなスライムはそれ以上大きくなるでもなく唯飛び跳ねるだけ。ぷにぷにの感触が心地良いかどうかは人によるだろう ) (速度の緩い追いかけっこは傍から見たら微笑ましいかもしれない。ぽよんぽよん)(べちゃ) (空中に飛び上がった瞬間、背後から襲いかかってきた雑巾に叩き落とされそのまま雑巾の下に。抜け出そうともぞもぞ動く。もし濡れ雑巾なら更に抜け出しにくいだろう) [Mon 5 Mar 2007 00:27:25]
ストレイ@バイトB > ( いっそマスター契約出切れば…! 声も制止も何処吹く風のぷちスライム相手に大人げ無く歯を食いしばるのは、召喚術師の一種の業かもしれないけれど、だからといって解決に繋がらない。 ぽよんぽよん、ばたばた。 生憎、足も早い方とはいえない上、追いかけっこを続けていたら割かし速攻で息も切れる。 ) はーっ、はー……! え、ぇえい、こうなったら…っ! ( 羊玉がいれば、それこそけしかけて足止めするのに…!だからといって此処で召喚する訳にも行かない。( してる間に逃げられる。 ) だから、じゃきっと構えたのは、本日唯一の装備品、雑巾。 ぽよぽよ跳ねるスライムに向けて、投擲っ ) [Mon 5 Mar 2007 00:21:27]
ぷちスライム > (貴女が召喚師であっても、貴女がマスターというわけではないスライムはかけられる声などお構いなしにぽんよぽんよと跳ねてゆく。一回に跳ねる距離は貴女の一歩程。それ以上速度は出ないようだ。ぽよぽよてんてん) [Mon 5 Mar 2007 00:14:35]
ストレイ@バイトB > ( 有難う御座いますとは心の声。誰だろう。 ぽよぽよぽよ。その大きさに比例させれば、中々恐るべきジャンプ力だとか、観察している場合でもない。 瞬き五回目くらいで、はっと状況を思い出した。 ) あっ! そ、そっちいったら駄目です、よー! ( 利用者の元々少ない区画で、今は一応一般利用者立ち入り禁止。とはいえ、明確に柵などが立てられている訳で無し、通路を辿ればその先には、利用客はいる訳で。 慌てて踏み台から降りると、ぷちスライムを止めようと追いかける。 本日の装備品、雑巾。 ) しまった、羊玉連れてくるんだった…! ( 今日はいないんですか? はい。埃塗れになりそうだったのでお留守番です。 がっでむ。 ) [Mon 5 Mar 2007 00:09:04]
ぷちスライム > (セーフおめでとうございます等と言う訳が無いが、代わりにボールのようなそれはぽよんぽよんと貴女の周り、踏み台の周りを幼い子どもの身長程度の高さ程まで飛び跳ねる。どうやらそれ以上は跳ねられないらしく貴女へと到達する気配はない)(それはしばらく飛び跳ねた後、別の場所へ移動を開始するだろう。図書館の利用客のいる方へ) [Mon 5 Mar 2007 00:01:08]
ストレイ@バイトB > ととっ、と、た……! ( ぐらぐら、ぐら。 かろうじて体勢整えて、落下は免れた。ぜーはーと肩を上下させながら、恐々と視線を下に向けてみれば。 ) ……ぽよぽよ? ( 何か、ちっちゃくてぽよっとしたのが、ある。 ) [Sun 4 Mar 2007 23:57:45]
ストレイ@バイトB > ( 埃以外にも、色々なものが詰まっている暗黒空間、異空間。 まさに身を以って体験する事になる瞬間。 ) あぶっ! ( べっちょん。 咄嗟に動ける反射神経には、あんまり恵まれていない。額に当たる感触に、がっくん 頭仰け反らせ。 ) あうわっ、たっ、た、たぁー……!? ( ぐ、らり。踏み台の上でバランス崩しかけて、慌てて体勢整えようとするの図。 奇数ならセーフ。偶数ならアウト。 いざ判定。 ) [Sun 4 Mar 2007 23:56:53]
ぷちスライム > (本棚の後ろとはある意味異空間。時として驚くようなものが出てくるものである。その一欠片) (貴女が何も回避行動を取らないのならそれは貴女の額辺りにべっちょりと。あたって跳ねて、床にぽよんと落ちるだろう) [Sun 4 Mar 2007 23:54:05]
ストレイ@バイトB > うあ、目がー、目がー… ( しぱしぱ。鼻と口はガードしても、流石に目まで覆う訳には行かない。 其処まですると、何も見えなくなる恐れあり。 だから、埃の舞う視界の中、不意に飛び込んで来たそれに気付くのは、少し遅れて )  ……… はうっ!? ( ぱち、り。 両目見開いた時には、もう目の前。 ) [Sun 4 Mar 2007 23:51:16]
ぷちスライム > (本の後ろから、埃とは別のテニスボール程の大きさの何かが)(貴女の顔めがけ) [Sun 4 Mar 2007 23:49:10]
お知らせ > ぷちスライムさんが入室されました。 『(飛び出す)』 [Sun 4 Mar 2007 23:47:25]
ストレイ@バイトB > えーと、この本棚の中身を抜き出して…… ( 台車を傍らに一度置き、載せておいた踏み台も床にセット・オン。 これで高い所にも手が届く。余り背が高いとは言えないから、これが無いと上の方は、ふくらはぎと爪先の限界との勝負になりがち。 大抵負けて、足が攣る。 ) 埃は上から落ちるから、えーと…上から、上から。 ( 下を掃除しても、上から落ちると台無し。 踏み台に乗って、書架の一番上の段から、ごそっと本を抜き出し )  うわ、ぷっ!? ( 余り使用率の高くない区画、だったらしく。ふわふわ落ちて来る漂う、白い埃。 ) [Sun 4 Mar 2007 23:43:21]
ストレイ@バイトB > よい、しょ…っ、と。 ( ごとん、がたん。 台車を押して指定の棚の前へと移動。基本的に静かな館内だから、好奇心に狩られてか、はたまた煩いと苦情がセットか。 覗きに来る一般利用者の方には、此方から先は只今整理中ですと。 丁重にお断りするのもお仕事のうち。丁重に、丁重に。 ) …えーと。此処から先の区域が、今日の整理担当区―― うん、よし。間違ってない筈。 ( 書棚の林、もしくは森。林立と言えば文字通りの書架を指差し確認。 ) [Sun 4 Mar 2007 23:24:17]
ストレイ@バイトB > 何か、無意味にポーズとか決めたくなるのですよ、ねー。 ( 実際にやったら、物凄い勢いで不審者確定だけれど。 そも、書架が全面閉鎖されている訳でも無いのだから、一般利用者はしっかりと存在している訳で。 人気の無い処とはいえ、初っ端から奇行に走るのはどうかっていうお話。 こほん、口元を覆うマスク越しに、咳払いして気を取り直し。 ) 基本は、前のお仕事と似ているのです、ねー。 うん。 ( 気合一発腕捲り、しかけて止める。 何の為に、長袖エプロンで身を固めているのかが分からなくなる所だった。 深呼吸―― ) …も、しづらいです、ねー。これ。 ( 口元触れる指先も、軍手に覆われている。頭も三角巾でがっちり覆って、そんな完全装備。 ) [Sun 4 Mar 2007 23:18:02]
お知らせ > ストレイ@バイトBさんが来ました。 『 完全装備ーっ! 』 [Sun 4 Mar 2007 23:14:44]
お知らせ > メルビル@バイトBさんが退室されました。 『 特別問題なく、2日目は終わった。 』 [Sat 3 Mar 2007 01:01:04]
メルビル@バイトB > ( 自分を含めて数人が雇われ、それなりに作業は進んでいるようだ。 空になっていた棚も埋まり始め、作業は中盤を越えている。 それでも数日で終わらないのだから相当の大作業なのだろうけれど。 一般に開放したままというのもやり難いといえばやり難い所以か。 ) ( 一巡して途中、「これもお願いします」などと追加される本もあったが、直ぐにカートは空になった。 さて…また埃まみれの仕事に戻るとしようか。 ) [Sat 3 Mar 2007 00:58:59]
メルビル@バイトB > ( 落ち着いた物腰で知的な白魔術師。 そんなイメージで見られる事が多いが、実際はこんなもの。 下らない事を考えて一人でのんびりマイペースにやっているのが一番好きだ。 そののろのろ感が余裕の態度に見えているんじゃないかとか、多少自覚はあるがそれはそれで困らないからいちいち弁明もしない。 好印象であるに越した事もなし。 書架の影、人目を避けて小さく欠伸を噛み殺した。 さて、片付けようか。 ) [Sat 3 Mar 2007 00:45:12]
メルビル@バイトB > ( 単純にこうして背表紙のタイトルを見ているだけでも案外退屈はしない。 極短く本の内容を示すタイトルから、想像力の刺激と取り留めの無い思考の循環を楽しむ。 禅問答のお題が目の前に山積みになっているようなもので、頭の中ではさっきから思いつく限りの挽き肉料理や知っている剣闘士の名前、うろ覚えの紅茶の美味しい淹れ方、おこと塾で行われる壮絶な闘いなんかがぐるぐると巡っている。 ) [Sat 3 Mar 2007 00:32:55]
メルビル@バイトB > ( 「図説悪魔事典」「咎人の血」「お手軽おかず術/挽き肉編」「コロセウム剣闘士録/グレゴリオ暦26版」「フェンシング入門」「紅茶の事典」「魁!おこと塾」 統一感の無いジャンルのばらばらな本が手押しカートに纏められてからころと絨毯の上を進んでいく。 勿論勝手に進んでいるわけではなくて、三角巾にマスク、軍手の作業スタイルのバイトこと私が運んでいるのだが。 蔵書点検の際発見された、迷子の本達である。 正直整理していれば度々出てくるもので、ある程度集まったら纏めてもとの棚に戻す事にしないと効率が悪かった。 一区切り付いて丁度、そんなタイミング。 足音を殺す柔らかい絨毯の上、ころころとかすかにカートの音が響く。 ) [Sat 3 Mar 2007 00:16:51]
お知らせ > メルビル@バイトBさんが入室されました。 『 2日目。 』 [Sat 3 Mar 2007 00:10:39]
お知らせ > 氷桜@バイトAさんが帰りました。 『(探そうかと迷った挙句作業を優先)』 [Thu 1 Mar 2007 01:26:32]
氷桜@バイトA > ・・・・あ (先程ワゴンに搭載した本があらかた片付いたところであることに気付き作業の手が止まる) 一緒に配架したな (先程借りようとキープしていた本を収めてしまったようで) [Thu 1 Mar 2007 01:25:55]
お知らせ > 氷桜@バイトAさんが来ました。 『(腰に大打撃とか)』 [Thu 1 Mar 2007 01:22:07]
氷桜@バイトA > (ワゴンが軽くなったところで元の場所へ戻り本を補充 今度は少々多めに積んだがそれでも全体から見れば微々たるもの) やらないだけマシというのがこれほどしっくり来る作業も無いだろうな (苦笑しつつワゴンを押して中断した地点へ戻る。 ちらりと未整理の棚を横目で見た後軽く溜息を吐き作業を再開しよう) これはこっちで・・・・これもか (少しでも量を減らそうとペースを上げる) [Thu 1 Mar 2007 01:14:53]
お知らせ > 氷桜@バイトAさんが来ました。 『(あまりの量に立ちくらみとか)』 [Thu 1 Mar 2007 01:00:34]
氷桜@バイトA > (普段あまり利用しない場所だがこれだけの量を管理するとなると相当な費用がかかるだろうなと考え) ・・・市税の何割だ? (などと阿呆なことを呟きながらもせっせと配架作業を続けていく。 そろそろ馴れたかコツを覚えたかは知らないが腰にくるようなことは無くなったよう) ・・・・・。 (でも無いようで時折り腰を擦りながらワゴンから本をとり並べていく。 相当な量を収めたはずだが横を見れば隙間の開いた棚はずらりと端まで並んでいる) ・・・・バイトでよかった (職員さんガンバッテと声に出さずエールを送りつつ自分の作業を続けようと) [Thu 1 Mar 2007 00:56:36]
氷桜@バイトA > (何かメールで「その配架の仕方どうよ?」とご指摘いただきましたが当然ながらその分類の中でのアルファベット順なので問題ないかと。 そんな影事情は置いておいて) ・・・・またか (うんざりした様子で書架から種別の異なる本を抜き出しワゴンに乗せる 収めている本と同じぐらい抜き出す本がある様な気がするが確実に気のせい。 収めようと手に取った本の背を見て手がとまる) ・・・・グングスニクの本か (ヴェイトスの公用語へ翻訳してあるがそれは男も知っている本 しばし感傷に浸っていたが) っと、仕事仕事 (慌ててぷるぷると首を振るが後で借りようとワゴンへ戻した) [Thu 1 Mar 2007 00:25:27]
お知らせ > 氷桜@バイトAさんが来ました。 『(二日目)』 [Thu 1 Mar 2007 00:01:38]
お知らせ > エレオノーラ@バイトAさんが退室されました。 『(紅茶の歴史――とかいいかもしれない)』 [Wed 28 Feb 2007 23:35:08]
エレオノーラ@バイトA > ( そうしてカートが軽くなると、また新しい本を積みに戻る。この時間になると、人の気配もずいぶん少なくなって、のんびりした気持ちで仕事が出来る。もう一息だ。最後までがんばろう。 ) ――うんうん、またシャンゼルに聞かせる話のタネが増えたわ。 ( バイトが終わったら、彼になにか本を借りていって読ませてみようか、と考えて。さて、どんな本を選ぼうか。 ) [Wed 28 Feb 2007 23:34:08]
エレオノーラ@バイトA > あぁ、これも――これも、違う場所の本。うぅん、結構みんな雑に戻すのね。 ( 普通に利用者でいると、気付きにくいことだ。本をぎゅうぎゅうに詰めすぎて、引っ張っても取り出せなくなっているところも珍しくない。そういうのを一つ一つ、時間をかけて丁寧に直していく。自分の仕事に痛んだ本を直す役目は入っていないが、どの程度修復の必要な本があるのかをメモしたりすることで、少しでも司書の負担を減らそうと。 ) [Wed 28 Feb 2007 23:21:10]
エレオノーラ@バイトA > ( 礼を言って棚の角を曲がっていく女性を見送って、また作業再開。カートに積んできた本を全部しまい終えるまで、地味なスクワット作業が続く。時折脚をさすりながら、体を伸ばしたりもして。 ) [Wed 28 Feb 2007 23:17:52]
エレオノーラ@バイトA > ――はい? 何か御用でしょうか? ( かけられた声にそちらを向けば、若い女性が近づいてきて、フォーウン関係の資料を探していることを説明した。エレオノーラは快くうなずき、少しあたりを見渡して。 ) えぇ、それでしたら――ちょうどこの3つ奥の書棚です。 ( こんなふうに、エプロンをつけてバイトをしていると、利用者たちの応対をすることも多い。細かく資料別に分けられているとはいえ、やはり目当ての探し物が見つけられないことが多いのだ。 ) [Wed 28 Feb 2007 23:07:02]
エレオノーラ@バイトA > ( やはり、長く生きていても、学ぶことは多い。世界は日々変わっていき、そのたびに学ぶことも増えるのだという。また、生活の中で見落としたり、関わることのなかった出来事も数多くある。そういうものを見つけたり、拾い集めていくのは、とてもとても楽しいことだ。バイトをしたことで利用者として出入りしていた頃よりも、図書館の内情が少しだけ分かったし。 ) ――これが、ここで――あぁ、これは反対側の書棚ね。 ( 一つ一つ、丁寧にチェックしながら作業を進める。効率よく仕事を進めるコツも、少しだけだがわかってきた。 ) [Wed 28 Feb 2007 22:56:21]
エレオノーラ@バイトA > ( そう、立派な役割だ。うなずいて、書棚から本をしまう場所を探し当てる。時折間違った場所にカテゴリーの違う本などが入っているから、それを見つけて正しい場所に入れなおすのも、なかなかに楽しい。間違い探しも、立派なお仕事。 ) ――あぁ、この本もだいぶ傷んでいるわね。あとで報告しておかないと。 ( やはり体力的に大変だが、またやってみたいと思える仕事。今度は、曝書点検の手伝いなどできたらいいな、と思う。 ) [Wed 28 Feb 2007 22:46:38]
エレオノーラ@バイトA > ( 立ち並ぶ本の壁。膨大な情報の海。自分の細腕の中に納まる、この一冊の本ですら、そこに記された内容を深く読み解くだけで半月はかかる。溢れかえる情報は、しかしきちんと管理されてこそのもの。無尽蔵にただ膨れ上がった知識の海では、人はただ困惑するしかない。図書館でバイトをやってみて、そんなふうに思えた。 ) 司書さんは大変――でも、立派な。 ( 抱えていた本の背を見て、番号を確認すると、エレオノーラはそんなことをつぶやき、微笑んだ。 ) [Wed 28 Feb 2007 22:37:40]
お知らせ > エレオノーラ@バイトAさんが来ました。 『(バイト3日目――)』 [Wed 28 Feb 2007 22:24:53]
お知らせ > ザッハトルテ@バイト(B)さんが退室されました。 『( 口に出せば困らせてしまいそうで、重ねる謝辞は心中に留め。 )』 [Wed 28 Feb 2007 03:30:26]
ザッハトルテ@バイト(B) > ( そろそろ利用客も引けた頃合か、頁を捲る音よりリストを読み上げる声やカートの車輪の音で館内は平時よりほんの少し賑やかで。 林のような書架のひとつでふたつ、黒い髪の頭が下がる。 ) それっきりになっちまっても構わない、…とか。 ( 嫌われてもいいと思ってしまうような争いの形。 ――続く言葉は元来無関心の塊だった己にはほんの少し、耳が痛くて。 本を収める手が止まり、やっぱり困り笑いが浮かんでしまう。 ) 関心がなければ嫌いにもなれますまい、「好きでも嫌いでもない」と「どちらでも構わない」は別のもの…だったんですね。 そこを勘違いしていたんです。 衝突して、互いに砕けたら。 その後欠片なりとも拾えるものがあるかどうか、ですか―― ( 忌避すべきは衝突そのものより、その後何も残らない事。 穏やかな物腰の中に芯の強さを垣間見た気がして、 あの青灰色をもう一度見返した。 …余り人の顔を眺めるのもどうかと思うのだけれど、今はそれが必要だからと思ったから。 さて、これまでの自分たちはどうだったろうかと考えて――慌てて付け足した言葉が、いろいろだいなし。 「でも気がついたら毎回殴り飛ばしてるんです」――。 )  ( そう告げたなら、戸惑われただろうか。 或いは笑い話の一環として、些かなりとも微笑んで頂けたろうか。 ――そんな、二日目の話。 ) [Wed 28 Feb 2007 03:29:32]
お知らせ > アヤさんが退室されました。 『( 訳者さんなのに、エプロン姿も似合うだなんて思ったのは内緒。 )』 [Wed 28 Feb 2007 03:14:01]
アヤ > …、 …… それじゃぁ、私は どういたしまして と、 いつもありがとうございます …を? ( まだ少し硬い。けれどほんのちょっぴり、冗談めかした色を声音に混ぜた。貴方が此方を思ってくれたよう、己も貴方の気がほんの少しでも休まればいいと、見上げた先の紅へ小さく笑みを向ける ) 嫌われてもいいっていうようなのは、そうですね…争い、傷つけ合い、というような感じでしょうか? ( 少し首をかしげて。上手くニュアンスが伝わるかどうか、自信の無さが語尾をごにょりと曖昧にする ) でも、前者も結果的には喧嘩別れでなく逆に解りあえてしまうこともあると思うんです。 ( 相手の本音がわかって、それを理解しようとするのなら。 ) そうですね、一番こわいのは無関心でしょう。そうでなく互いに干渉しあうから近すぎてぶつかってしまうのかもしれません。いくら仲が良くても、誰も彼もが同じ意識や認識を持っているわけではありませんから。だからこそ自分の事、相手の事をわかり合うための意見のぶつかり合い―― で、しょうか? ぶつかることよりも、自分の主張を相手に言って、相手の主張を聞いて、その後どうするかが大切なのだと。 …、…すみません、自分でも自分の思っていることを正しく言葉にできているかどうか自信がないんですけれども―― … ( 静かに聴いてもらって、頭まで下げられて、少し気恥ずかしさと申し訳なさに動揺する。 ) …誰でも知っているかどうかは、どうでしょう? 知るきっかけ… つまり、そういう意見のぶつけ合いができる相手がいなくては解らなかったことだと思います。だから――― …そんな方に出会えて良かったですね。 ( 祝すよな気持ちで、微笑を浮かべ。 ) はい。 こちらこそどうぞよろしくお願いします ( ぺこり、改めて頭を下げ返す。 ) …今度もしお会いするは、その方との仲の良い話が聞けると嬉しいです。 ( 笑いながらそんな事。言い添えれば、本へと手を伸ばそうか。 ) [Wed 28 Feb 2007 03:11:56]
ザッハトルテ@バイト(B) > ( 再度漂いかけるぎこちなさの片鱗に、何故か鏡を思い出した。 余り馴染みのないその板は、こちらが笑えば鏡の向こうの像もまた笑う。 ――こちらが構えてしまうから、この司書殿も困ってしまう――…成る程。 小さく頷いて、可能な限り平素の声を押し出した ) 本当に優れた書き手はね、人とこそ向き合うんだそうですけども。 …書かれたものを読むのは人ですから。 人に伝わらなくちゃ意味がないんです。 ですから、嬉しかったと仰られると些かおもはゆいのですけど――…良かったです。 ( 告げられるままに相手の瞳を軽く覗き込めば、燻りを帯びる青が見える。 深くて落ち着いた、彼女に良く似合う不思議な色。 ) ――――――――… ( 押し付けるのではなく、諭すのでもなく。 柔らかく告げられる言葉の連ねに、表情の作り方が上手くないアルビノイアもどきは意識する事6割、無意識4割で微笑を浮かべ。 ) 無意識なのかな、だとしたら。 ――…他の方とはそうはならないのですけども、余りにもこう、ね。 しょっちゅう衝突するものだから。 嫌われても構わない=\―どうでも良いなら言い争いもしないでしょうし、ね。 ( 丁寧な説明はすんなりと受け止められる。 改めて感謝を込めて頭を下げた ) ――と。 きっと誰でも知っているような事でも、こんな風に分からずじまいでここまで来てしまったのが私です。 物書きの物知らず、後一日こちらで尽力させて頂きますのでどうぞ宜しく。 とまれ、今日はここの棚を片付けてしまいましょう。 [Wed 28 Feb 2007 02:45:54]
アヤ > あぁ、書き手の方はそうなりがちでしょうね。 ( 余り人と話さない日々。仕事で机と向き合っていたのかと、そう思って ) … え、 えっ。 そ、そんな。 ( 相手に緊張されるような人間では己はないと思うから。またじわじわと、此方も糸が張ってしまうような心地 ) そんな、えぇと私がいうのもおかしいかもしれませんが、そんな気にしなくとも…その、さっきのままで十分ちゃんとお話できていたというか嬉しかったというか、 ( おろおろ。少しでも相手にわかって欲しくて、重ねる言葉は自分でもちゃんと伝わるかどうか不明瞭な。何をいっているのだろうと思いながらも ) …あ、いいえ。イエロティアでも別に間違いではありませんから。 ( ホワイティアとのハーフなんです、とイエロティアにはない青灰色の目を笑みに細めて答えよう )  …… ( きょとん、と。丸くした目を瞬かせ ) …。 …えっと。 喧嘩には二つあると思うんです。もしかしたらもっとあるかもしれませんが。 ただお互い貶しあい傷つけ合うだけの、相手のことなど考えずその人に嫌われても構わないという意識の元での喧嘩と。 …それから、仲のいい人たちがお互いを解り合うために自分の意見をぶつけて、相手の本音も聞こうとするような―― もっと仲良くなれる、お互いに解りあうための喧嘩と。 ( 整架の手を伸ばしながら、けれどキビキビとではなく動く手も口調ものんびりとした ) 後者は、多分お互いに気を許しているからこそ互いの主張をぶつけ合えると思うんです。嫌われたらどうしようと怯えながらも、それだけでは相手に嫌われないと知っている。意識的にも、無意識的にも。相手にわかって欲しい。そして自分も相手をわかって、これから先どうするべきか考える―― … そんな感じでしょうか。 だから、事実だと思います。 ( 喧嘩するほど、仲がいい ) [Wed 28 Feb 2007 02:24:40]
ザッハトルテ@バイト(B) > そう仰られると、こう――…  ( 会ってみようと御考えだった、そう聞いた日には。 視線を斜め上に逃がして不明瞭にごにょごにょと――やがて肺が空になるくらい盛大に息を吐き出してから ) ここ暫く余り人と話さない日々だったものですから――ここでは本だけと向き合う訳にも参りますまい、それでは司書は務まらない。 …参ったな。 何だか酷く緊張します。  ……だからこそ、参加してみようと思ったのですけど。 ( 口にするのは全て事実。 どうやら先程と立場が逆転してしまったらしく、そこまで言うとこちらも整架に取り掛かった。 「仲の良い」――ふと手を止めて ) …あ。 失礼しました、イエロティア――髪の印象が強かったのでつい決め付けてしまって。 ( こちらもへこり、馬の尾を模した頭を垂れる。 顔を上げ、少し考えてから ) ――御聞きしても宜しいですか、アヤ嬢。 喧嘩する程仲が良いって事実だと思われます? 図書館職員になり損ね、今はこちらで資料面でも大いに御世話になっている翻訳屋のザッハトルテには生憎同世代の知人が少ないもので良く分からんのです。 ――…本当はね、資料は自前で全て揃えないとプロとは言えないそうですが。 全て購入していては破産してしまいます。 ( 冗談にはなりきれない感想。 職員殿の対応? そちらもあらゆる意味で言う事なしの。 ) [Wed 28 Feb 2007 02:02:04]
アヤ > ( そうなっていたら大丈夫ですかとおろおろして止めようとしただろう。でも気持ちはわかります、毛糸玉にじゃれる猫は確かに愛らしい ) ―― ふふ、お手伝いしてくださるって聞いた時からお会いしてみたいと思っていたんです。 ( 以前貴方が手伝いに来てくれた時は会えなかったし。もしかしたら図書館内ですれ違ったりはしていたのかもしれないけれど ) そうなんですか? そうなって貴方の本が見られないのは残念だったでしょうけど、なり損ねたのはなり損ねたで、ちょっと残念です。 ( 気難しい方だったらどうしようかなんて思っていたけれど。話しやすい相手に、少しずつ緊張の糸も緩んでいく。こんな人が同僚だったら良かったなんて、勝手に想像してそんな感想。浮べるのは、此方も微笑 ) …とても仲の良い方なんです、ね? ( 近くの書架に両手を伸ばして整架をしながら。くす、と笑い声をもらす。打ち解けた仲でなければ中々そのような事はいえないだろうと。 ) …あ、失礼しました。 私は此処の司書をしています、アヤ・イヴェスティと申します。 ( 書架から手を離せば姿勢を正して、ゆっくりとお辞儀を向けようか。 ) …よろしければ貴方からも改めてお名前をお聞きしたいのですけれど。 書き手の方から見て、この図書館はいかがですか? ( 蔵書や、収集態度や、職員の対応など。よろしければ意見をお聞かせください、なんて ) [Wed 28 Feb 2007 01:44:13]
ザッハトルテ@バイト(B) > ( 想像図をもし拝見できたならカートの引き手にガンガン額ぶっつける勢いでその場に突っ伏していただろう、毛糸玉+猫の姿は反則。 図書館に不審人物を生まずに済んだのは幸いだったか――和らいだ微笑にこちらもつられかけ―― )  ……  …   ( つられかけて、止まる。 思わず何度も何度も目を瞬かせてから口元を覆い ) …うわ。 いや、その――――…  ええ、と。 何だか、そのー…  恥ずかしい、です。 外で仕事の話が出るなど、まずないものですから。 仰る通り、しがない訳屋をしております――本当はね、ここで厄介になろうかと考えた事もあるのですけど。 反復作業もきらいじゃないって、今回改めて実感しましたし。 ( 渡島直後は職として図書館勤務を考えた時期もあったものだから、懐かしさに目を細める。 「同僚になり損ねました」と付け足した。 困り笑いと微笑とを往復させて ) 貴女と違って知り合いの方は謙遜の美徳から程遠いところにおりますけれど。 ――…何だかんだで長い付き合い、です。 と、いつまでも「貴女」じゃ失礼ですね。 御名前を伺っても? ( カートから本を抜き出す手を止めてそちらを見やり ) [Wed 28 Feb 2007 01:29:20]
アヤ > …猫毛玉? ( ぱち。瞬く。…毛糸玉の上にひょこりと猫が顔を出している図が浮かんだ。起き上がりこぼしみたいな ) はい、今回はお手伝いいただきありがとうございます。単純作業が多いので… あの、腰や腕はもちろん手首を痛めないように気をつけてくださいね。 ( 本を立て直す時に手首を使うから。 ) あ、ありがとうございます。 ( 多分こちらを気にしてくれたのだろう。降りてきてくれた貴方に礼の言葉 ) いえあの、…いいえ、そういう理由ではなく… 訳者の方だとお聞きして、つい。 ( 浮べる笑みは困ったような、けれど緊張と憧憬が向ける視線に浮かぶ。 読み手にとって書き手という存在はとても大きなものだから。たとえ原作者でなくても本作りに携わっている人というのは凄い人なんだろうって勝手に雲の上の想像図。 髪から離れない手は、貴方の推測どおり困った時や緊張した時の自分の癖だ ) え、あ、 ( 思わず手が、髪から離れる。恥ずかしさに軽く俯いて ) あ、ありがとうございます。…その、私はともかくそのお知り合いの方は―― きっと、髪だけでなく美しい方なのでしょうね。 ( 淡く浮べた笑みは、少し緊張の抜けたもの。 埃だらけには、己も同じ作業をすればどうしてもなってしまうもの ) [Wed 28 Feb 2007 01:14:15]
ザッハトルテ@バイト(B) >  …ああ。 それは猫毛玉――じゃない。 市民の手も借りたい、ですよね――… 二度手間なんて言葉では済まないくらいの一大イベントだ。 ( 丁寧な説明を受けて再びの納得。 横にした本を立て直すだけでも相当な量だろう、市が蔵書数を誇るこの図書館では。 やけに上向いての視線を何事かと考えて、脚立の高さに漸く思い至り、手にしていたリャルオス神話を言われた通り背を上にして収めた。 とん、と軽く飛び降りて ) こちらが貴女のホームグラウンドですのに、そんなに緊張なさっては毎日疲れてしまうでしょう。 大切な本がなくなっていたり、手伝いの手がかえって本を傷つけたりしないか…物憂いの種は尽きないのでしょうけども。 ( 髪を撫でるのは困った時の癖なのだろうか、そのように考えたから笑う表情を作って。 ) きれいな髪ですね。 深みのある黒で真っ直ぐで――知り合いもそうですがイエロティアの方の髪は皆そのようなのでしょうか。 ( 色だけなら同じでも、こちらはいかにもコシの足りない。 おまけに今は埃だらけ。 ) [Wed 28 Feb 2007 01:00:15]
アヤ > ( 身長差以上に、脚立が手伝って床に立つ自分は相手を見上げる形。 ) い、いえ。 ( 軽く首を振って。わかっていただけたなら良かったと ) その、そうやることで処理と未処理の区別がつきますから… 掃除と整架の終わったところはリストチェックをして、チェックが終わったら本を元の状態に立て直すんです。 ( その後漏れのチェックやら書庫に収める本の選別やら。 ) ―― え、あ、あっ、いえ! すみません気にしないでくださいっ… ( 必要以上に気にして、大丈夫かなって心配になるのは自分の悪いところだ。 けれどそれだけでなく ) その、別に貴方に対してだけでなくいつもこんな感じですから… 後は、その、 …少し緊張して、 ( 置く場の無い手が何気なく髪に触れながら。困ったような笑み ) [Wed 28 Feb 2007 00:47:44]
ザッハトルテ@バイト(B) > ( ――ともあれカート内の本をある程度纏めたなら、棚の角へと最初に収めるのはリャルオスの神話を戯曲風に描いたもの。 年季の入った表紙の割に頁の方がきれいなのは、寄贈された時期とその後の利用の少なさの現れだろうか――検索かけたら5人しかいらっしゃらなかったんです、リャルオス出身の方。 本を片手に脚立を数段昇りかけた所で背後から声をかけられた。 蝶結びの微妙なエプロン姿が振り向いて、イエロティアの女性を見返す。 ) あ。 (  間  ) ああ、 あー…成る程。 いやてっきり誤解してました、本を収める前で良かったです――助かりました。 丁寧に説明して戴いたはずなのに肝心な部分を聞き逃していたみたいです、申し訳ない。 ええと――…そんなに声をかけ辛く見えてしまいましたか、私。 ( いかにもおずおずと話しかけられたものだから、頼りなげにへんにゃりと。 ) [Wed 28 Feb 2007 00:35:41]
司書 > あの、横置きっていっても表紙や裏表紙が上…つまり、天井側を向くのではなくてですね、題名の書かれた背表紙が天井側を向く状態にして欲しいの、です。 ( 多分そういうこと。いうなれば普段並んでいる状態のそのまま、自分の立つ位置とは反対側…書架の奥に向かって本を九十度回転させてやった状態。背表紙が上。本の開く方が下。一冊、手にとってそのようにおいてみせながら )  …い、今の説明でわかりました…? ( おずおず、確認を ) [Wed 28 Feb 2007 00:28:29]
お知らせ > 司書さんが入室されました。 『 …あ、えっと―― 』 [Wed 28 Feb 2007 00:22:56]
ザッハトルテ@バイト(B) > ( リストにざっと目を通したところ、目立つのはフォーウン、ヴァーシャ。 国土面積の広さが国力に繋がる部分もあるのだろうか、もっとも後者に関しては郷里でもあるから若干の色眼鏡もあるのかも知らん。 トキノミヤコは「国家としては活力はすでに失われつつある」らしいが、落日を感じさせないだけの蔵書数はアマウラの気炎だろうか。 またガンディア書籍の存在は、アングリマーラの存在がヴェイトス市民にかの国への関心を呼んだか。 リストに従うなら、これらをまず東国と西国とに分類。 それから需要が高いと思われる言語のものから手の届き易い場所へ。 カートからフォーウン語の表題の本を選びながら――さて、ところで。 )  … 横置き。 ( 聞けば整架後の本は縦ではなく横に置くようにと指示を受けた。 何故だろう――本が横に寝て収められた図を想像して首を捻り。 ) [Wed 28 Feb 2007 00:18:13]
ザッハトルテ@バイト(B) > ( とは言え、空きの目立つ本棚など元来そう珍しいものでもないのだろう。 だからこれは隙間なく本が詰まった状態が常態だと思う先入観。 けれど、やっぱり「自分の中の」常態の方が自然だ。 だから――カートに積み込まれた本の一番上にはこの書架に収めるべき書籍とその並び順を記したリストが乗っている。 少しでも早く、その常態とやらに戻してしまおう。 ) ――時々手が止まりそうで困る。 ( 所謂外国書籍ばかりが連ねられたリストに目を眇め。 寡作が故に余り有名ではないが、個人的に気に入りの作家の名を見つけてしまったものだから。 ゆるりと結び髪が左右に揺れて、それからカートを検めるべく傍らに膝を着いた。 ) [Tue 27 Feb 2007 23:59:55]
ザッハトルテ@バイト(B) > ( 書架の前で立ち止まった。 積んだ本の重みの分、抵抗を腕に残してカートもまた止まる。 立ち止まって、つい。 腹を空にした書架をまじまじと眺めた。 臓物たる書物をごっそりと抜き出された後の棚板は丹念に拭き取られてきれいなものだったが、一種異様な光景。 ) [Tue 27 Feb 2007 23:46:39]
お知らせ > ザッハトルテ@バイト(B)さんが来ました。 『( 二日目 )』 [Tue 27 Feb 2007 23:41:28]
お知らせ > メルビル@バイトBさんが退室されました。 『 とある推理ゲームの話。 』 [Tue 27 Feb 2007 23:03:51]
お知らせ > さんが退室されました。 『冷静で聡明な貴女に☆1をそっと残して、本はただ大人しく』 [Tue 27 Feb 2007 23:00:27]
> (本は、しばらく悪あがきのように入れ替わりを続けるだろう。)(けれどそのうち、貴女の作業が終わったならば―――) (「行き場」を失くした悪戯な和綴じの本は、元の位置、つまりテーブルの上に並べられた四冊のうちの一冊へと居場所を定められたまま、それ以上動こうとはしないだろう。まるで追い詰められたかのように)  (本はただ其処に在る。触れてもなんの変哲のない、ただの襤褸の本だ。)(もし貴女がその本を何気なく開いたならば、表紙の裏側に貼られていた札が破れている事が知れよう) [Tue 27 Feb 2007 22:58:57]
メルビル@バイトB > ( 出来るだけ多くの事例を試して「報告書」として纏めるのが吉か。 幾つかのパターンを検証して、結果をまた記録する。 どういうカテゴリで、どういう状況の本を、何処までの範囲で移動するのか。 検証中もふとした拍子に本は移動を続け、所在を探すのにも一苦労だ。 結果として浮かび上がった、シンプルだが非常に面倒臭い解決方は―――――。 ) …これを全部平置きして駄目だったら最低な作業量だわね。 ( しかも下手に自分以外が触れない方が良さそうだ。 面倒だから報告して専門家に任せる/黙々と作業開始 の二択に軽く肩を竦め――――――端から淡々と、背表紙を上にして並べ始めた。 ) [Tue 27 Feb 2007 22:51:14]
> (その後も本は幾度か姿を入れ替えた。「貴女が触れたことのある本」へと) (けれどその内、何故だろうかトキノミヤコやアマウラ関連の本には入れ替わらない――或いは入れ替われない。)(「同じような大きさの本」にしか入れ替わらない。)(もしも貴女が触れた本の中に、貴女の方に背表紙の見える縦置きではなく、背表紙が上を向いた形の横置きの本があればそれにも本は入れ替わらない。) (そしてもし周囲に「開かれた本」があるのなら、それにも入れ替わらない。或いは例えば貴女が「パンクラチオン入門」の本を何気なく開いてそのままにしておいたなら、それ以降本は入れ替わらない) [Tue 27 Feb 2007 22:44:29]
メルビル@バイトB > ―――――そう来たか。 手に負えないわね。 ( 左から「パンクラチオン入門」「岩竜人一代」「ズバリ当てるわよ六星占術」「コロセウム剣闘士録/グレゴリオ暦25版」だ。 アマウラ人のご婦人の肖像が其処に加わって濃度が増した感。 額を押さえ、溜息。 とりあえずマスクを下ろした。 ありのままの事象を報告すべきか。 一般人には理解しづらいかもしれないが、普通の本ではないという旨を報告して、この手のトラブルを解決できそうなアマウラ人術師を呼んでもらうとか。 一先ず此処までの状況をメモしておこう。 ) [Tue 27 Feb 2007 22:33:11]
> (周囲を見回しても、同じように作業をしている人物の影。うっかり此方の区域に紛れてしまってやんわりとこの辺りの区域への立ち入りを断られている一般人。そのくらいしか見当たらないだろう。魔術に触れている貴女ならば、それらの誰も魔術を使っているような素振りがなく、またこの本へ通ずる魔力の流れも無いことが知れるだろう) (『トキノミヤコ呪術の系譜と歴史』は、再び『岩竜人一代』へと変わろうとする。)(そしてその後、並んだ四冊の本の中から、『トキノミヤコ呪術の系譜と歴史』という本は姿を消すだろう。代わりに、「貴女がリスト照合の際に触れた本」の一冊と、ソレは入れ替わっている―― 書架を調べれば、今度はその本があった位置に『トキノミヤコ呪術の系譜と歴史』があるだろう) [Tue 27 Feb 2007 22:26:15]
メルビル@バイトB > ( 「仕組み」というか「何が起きているのか」は理解した。 此方が追えば追っただけ「入れ替わる」という単純な―――悪戯のようなものだ。 今手元にある本の中で入れ替わりが行われている辺り、意図というか意思というかを窺えた。 クリスティア生まれのクリスティア良家育ち、トキノミヤコの事は本当に疎いのだが――――。 ) …本に主観があるのか、誰かが図書館に居るのか――――。 ( とりあえず辺りを見渡しながら呟き、合計四冊の本を近くのテーブルの上に並べてみる。 ) [Tue 27 Feb 2007 22:15:32]
> (貴女が魔術的にその本を「知ろう」とするのならば、題名に呪術とあるが如き「嫌な感じ」は感覚的に伝わるだろう。けれどもう少し奥まで知ろうとするならば、その本には「悪意」ではなくそれとは似て異なる、つまり悪戯をする子どものような感覚を覚えるのかもしれない) (貴女が見つめていた古めかしい本はまた様相を変えようとするだろう、今度は『パンクラチオン入門』と入れ替わろうと) [Tue 27 Feb 2007 22:11:00]
メルビル@バイトB > …こんなにロンゲだったのね。 ( 拳を突き出す首の太い男の絵に本当にどうでもいい感心をしてから、いや違うだろうと遅めの驚き。 小脇に抱えて保持していた「岩竜人一代」を確認しようと其方を手に取れば、明らかな異常現象。 ) …入れ替わっている? ( …魔術書の類なら無い事も無い現象か。 本には何かが宿り易い。 仮にも魔術師の端くれ、ぼろぼろのその本に何か感じる事は出来るだろうか? 司書に報告するにはまだ少し状況整理が足りない。 ) [Tue 27 Feb 2007 22:03:55]
> (そのかわり、貴女の手元にある三冊のうち『岩竜人一代』という本を持っていたはずの位置に『トキノミヤコ呪術の系譜と歴史』があることに、貴女は気が付くだろうか) [Tue 27 Feb 2007 21:57:43]
> (襤褸屑のようなその本は、確かに貴女が手に) (した、だろう。しかし人間誰しも生理的に瞬きをするものである。貴女の体が無意識に目を潤そうと瞬きをした瞬間に、貴女が取り出した本は題名も様相さえも変えていた) (『岩竜人一代』)(表紙にはどこかの絵師の作だろう、若かりし頃のドラゴニア・ロック・ガンビエに似た絵が) [Tue 27 Feb 2007 21:56:10]
メルビル@バイトB > ( あまり運動神経の良い方ではないし、ゆっくりとマイペースに脚立を降りる。 足音を吸収するような質のいい絨毯のお陰で無音。 聞こえるのはそこかしこで棚と本がこすれあう作業音と、時折誰かが声を殺して話す声。 夜間あまり照明の強くない書架の間に降り、さて格闘技の棚とカウンターとどちらに向かうかと思った時、ふと目に入った一冊の本。 これだけ本があればどれが何処にあったかまでは覚えられないが、それは少し特徴的な形をしていて、確かに目を引いた。 何の気なしに手を伸ばしてそっと引っ張り出してみると、随分と傷んでいる。 )  [Tue 27 Feb 2007 21:47:43]
> (さて、貴女の視界にこの本は映っただろうか) [Tue 27 Feb 2007 21:43:22]
> (脚立を降りた貴女の、ちょうど目の留まるくらいの位置にそう題された本があった。貴女がリスト照合していた時には「無い」はずだった題名をその背に負った本は、そこにあった。古めかしい和綴じの様相。題名は後からわかりやすいように加えられたのだろうか)(それは触れれば朽ちてしまいそうで、修理に出さねばならぬだろう事が窺える) [Tue 27 Feb 2007 21:42:01]
お知らせ > さんが入室されました。 『トキノミヤコ呪術の系譜と歴史』 [Tue 27 Feb 2007 21:37:55]
メルビル@バイトB > ( かと思えばこの棚一面調べ終わった段階で、「岩竜人一代」 「コロセウム剣闘士録/グレゴリオ暦25版」 「パンクラチオン入門」 なんてものも発掘されている。 明らかに魔術の棚とは無縁というか、いったいどんな格闘マニアか本職がこんな不精をしたのやら。 手元の三冊、表紙に描かれた「岩竜人」ガンビエ・カルタリの若かりし頃のイラストが案外似てる、とか思いながら脚立を降りる。 格闘技の棚の方で探しているだろうし、そっちに持って行くか。 それとも勝手な事をしないでカウンターの司書に預けるか。 ) [Tue 27 Feb 2007 21:30:11]
メルビル@バイトB > ( それで、何が出たかといえば。 ) …「エーテル時空絶対軸概念」 「基礎魔術概論」 上級機構士論No.16/並列魔術回路」 「初等教育からの魔術」…「「『信仰』というトランス」 「太陽の波紋エネルギー/仙導パワー」 「だれにでもできるウィッチクラフト」 ( ナンバリング順に並べられた魔術系の本リストから幾つかのタイトルを再確認する。 矢張り、見当たらない。 まだまだ続く。 ) 「伝承上の大魔術師達/23巻」 「トキノミヤコ呪術の系譜と歴史」 「ドリームタイムという考え方」 「魔術師インディ・ルルク全史」 「マニファクト」 「ミスター・モリックの超魔術」 「ルーンタロット占術」…ほかの棚に紛れ込んだか、紛失したか。 ( 未返却なら記録はある筈。 盗難された可能性もあるか。 ) [Tue 27 Feb 2007 21:13:26]
メルビル@バイトB > ( 空きの時間を軽い気分転換に充てようと請けたアルバイト、初日。 以前同じような書架の整理の仕事をした事もあったし、図書館という所が好きだ。 静かで、煩わしい声や音が無い。 病院という所も比較的そんなイメージはあるかもしれないが、急患の慌ただしさや遺族の生の感情、子供の喚き声、休憩中でも安らげる気はしない所だ。 その点、図書館は良い。 自宅の次に憩える。    この清掃のおばさんみたいな格好がなければなおいい。 ) ( そんな事を考えながら高い脚立の上、リストを片手に気障なポーズで足を組んでその上に肘を突く清掃のおばさん三角巾にマスク、エプロン、軍手姿の女がいた。 ) [Tue 27 Feb 2007 21:06:05]
お知らせ > メルビル@バイトBさんが入室されました。 『 さて…結構出たわね。 』 [Tue 27 Feb 2007 20:58:28]
お知らせ > ザッハトルテ@バイト(B)さんが退室されました。 『( 作業は続き、夜は更ける。 )』 [Mon 26 Feb 2007 00:25:49]
ザッハトルテ@バイト(B) > ( やがて作業を再開しながら ) ――――ふ。 ( ふと気づいた時にはベストもスラックスも真っ白だ――上着は予め預けて来たが、ええ。 折角お借りしたエプロン、装備してません。 後ろ手で蝶結びなんてそんな超絶スキル持ってませんもの――でも明日は素直に装備しようと思った。 きっと縦結びになってるのに本人が気づかなくともそう思った。 どうかすると何もしなくても喉が埃っぽくて敵わないのは、恐らくコレにも原因があるのだろう。 ) [Mon 26 Feb 2007 00:24:47]
ザッハトルテ@バイト(B) >  …良いんだ別に。 ( 高さを恐れはしないから脚立を下りるまでは早い。 カートにヴェイトス島年代史の分巻を乗せ、再び元の位置に戻って、ぐし。 棚に濃く薄く積もった塵を雑巾で払い ) 良いんだ別に、利用客への対応だけをしに来た訳じゃないんだから。 あくまで蔵書と書架の整頓がメインで―― ( 聞く人も居なかろうと思えば、手を止めずともどうしたって独り言は増える。 ひとりごちる余裕がなくなるとしたら、所謂棚卸し――蔵書点検に回った時だろう。 蔵書の目録を作ってみたり、それと書架の内容とを逐一チェックしてみたり。 職場やらどこぞの邸宅やらではるかに小規模ながら似たような事をした経験があるが、あれはあれで中々大変。 その分完了時の達成感も大きいが―― ) 整理整頓って基本的にエンドレスなんだよな… ( 片付けて散らかす。 また片付けて、散らかす。 高台から見下ろした書架の林に目を細め、それが日課でもあるここの職員殿に敬意を込めて刹那の黙祷。 邪魔にならないようにと適当に結い上げた髪先が馬の尾のようにふらりと揺れた。 ) [Mon 26 Feb 2007 00:16:11]
ザッハトルテ@バイト(B) >  ――あ、済みませんがそこから先は御遠慮下さい。 点検作業が終わりましたら改めて御利用戴けますか――はい。 御迷惑をおかけします――…   ( 脚立の上から極力柔らかく注意を促すのも早数度目。 「相手の顔を見て」「その場に相応しい表情を選択し作り」「穏便に治まるように口調を調整する」――たったそれだけの事が酷く困難だった。 それだけに、渡りに船と云えば甚だ失礼ながらこの依頼は良いリハビリになりそうだ。 ――…とは言え、実際の所は。 ) げほ。   ごほッ、 ……ごほ! ( 何か喋ろうと思う度に埃にやられて。失笑買ってる可能性の方が高いのは気のせいですか――。 ) [Sun 25 Feb 2007 23:59:27]
ザッハトルテ@バイト(B) > ( 因みに今居る場所は脚立の上。 天井に近い高さまで脚立を立てかけ、そこに腰掛けて書架の最上段を見ているところ――館内の構造については公式イラストを参考。 ふと、手の中の色褪せた本に目を落とす。 ヴェイトス島年代史と書かれたそれは風合いからしてとても古く、時代の流れに伴って人の目に触れる事がなくなり年老いた老人のようにここに追いやられたようだった。 だが、表紙には職員による幾度もの補修の跡が見て取れ、改めて表紙を手の甲でそっと払った。 勧められた軍手は本を取り落としそうな気がしたので申し訳ないが嵌めていない。 一日の作業が終わる頃には指先が酷く乾燥しているのだろう――死人の手にも紙に吸われる脂があればの話だが。 ) [Sun 25 Feb 2007 23:48:45]
ザッハトルテ@バイト(B) > ( ここの蔵書数がいかに豊富か度々足を運んだ身としてそれなりに理解しているつもりだった。 それが「つもり」に過ぎなかったと初日から思い知る事になる安息日の夜――平たく言えばハードだった。 今回の曝書は部分的なものであり、即ち一般向けに開放したままだから利用客もそれなりに居る。 時折物珍しさに足を踏み込みかける客を丁重に送り返しつつ本を退かし、風通しの良い所定の場所へと運んで空いた棚で綿の塊と対面する。 言葉にすれば簡単だが、体力勝負の色も濃い。 ) 皆 元気だな――… げほ。 ( 抜き出した分厚い本と本の間に溜まっていた埃が舞い上がり、咽た。 ) [Sun 25 Feb 2007 23:34:23]
お知らせ > ザッハトルテ@バイト(B)さんが来ました。 『( 初日から )』 [Sun 25 Feb 2007 23:25:14]
お知らせ > ヴェルセリオスさんが帰りました。 『仕事探さないと・・・(呟いた)』 [Sun 25 Feb 2007 04:57:07]
ヴェルセリオス > 確かに。それこそ自警団の出番と言うものでしょうね(こくりと小さく、首を立てに動かした。自警団。自分は殆どそれに係わったことが無い組織だ。そうならないように生きてきたから当然なのだけど)・・・・・ふむ。これは手ごわいですね。何にせよ、書架探し有難う御座いました。お陰ですんなり帰れそうです。(会釈にはこちらも会釈を返し、そして見えなくなる相手の姿。そうして、本をかかえて踵を返し) [Sun 25 Feb 2007 04:56:14]
お知らせ > エレオノーラ@バイトAさんが退室されました。 『(そうして会釈を返すと、カートを押して本棚の角を曲がっていった。)』 [Sun 25 Feb 2007 04:53:25]
エレオノーラ@バイトA > 図書館では基本的に荒事は――でも、あまりに度が過ぎるようでしたら、最悪入館禁止を通り越して、自警団のほうへ通報、となるでしょう。 ( そういうことにならないように、できるだけ口頭で相手に伝えるわけである。ヴェルセリオスとの会話をしながら、地味に体力を使う動作を繰り返す。慌てたり急いで終わらせようとすると、余計に疲れてしまうから。ゆっくり、自分のペースで。それでも時折、脚などを軽くさするしぐさを混ぜて。 ) うふふ、そんなに見つめないでくださいませ。お仕事に支障が出てしまいます。 ( 相変わらず冗談めかして、ヴェルセリオスの言葉をひょうひょうとかわす。そうしているうちに、持ってきた分の本はあらかたしまい終えた。軽くなったカートを押して、次の本を積むために戻ろう。 ) それでは、私はこれで。見ての通り人も少なく静かな時間帯ですので、ごゆっくり。 [Sun 25 Feb 2007 04:52:54]
ヴェルセリオス > ・・・・私は我侭で、こらえ性の無いものですから。ある程度以上手を焼かせるようなら――――まあ(色々と、と言葉を濁した。軽く肩を竦め、つつ)・・・・・・・(あがる、さがる。それも大きく小さく中ぐらい。そして左右に。体力筋力には自信が有るが、これは結構馬鹿にならないなぁと内心呟いた)・・・ふむ、なるほど・・・・起きたら、素直に従ってくれるような人だと良いですね(図書館には色々な人が来る。ロクでも無いのが来ないといいなあ、と言うお話。)ご丁寧にどうも。やはり丁寧な方ですね(そんなやり取りを交わしつつ耳にした名前。そしてそれにもかかわらず相変わらずガン見中)・・・・・ああ、いえ。良い眺めでしたのでつい(と、呟いた。 [Sun 25 Feb 2007 04:44:04]
エレオノーラ@バイトA > そう、みえます? ――人を相手にするお仕事は、みんなそうですよ。 ( くすっと小さく笑うと、また別の本を手に取り、しまう場所を探す。その位置によって、脚立を上ったりしゃがみ込んだり、横に移動したり。とにかく地味に動きが多くなる。 ) そうですね――やっぱりここは本を読む場所ですから。眠くなるのも分かりますけど、その分他の人が使う場所に居座ることになりますから。――まず職員にはなして、対処を仰ぐというのが定石でしょうね。 ( 作業をしながら、やんわりとした口調で語る。相手が名乗れば、そのときはちゃんと彼女のほうに向き直り、手を止めて。 ) 私はエレオノーラ、と申します。以後よしなに。 ( 胸に片手を当てて、小さくお辞儀をする。 ヴェルセリオスが己の脚を見ているとはしらず、つぶやいた言葉に首を傾げるだけ。 ) [Sun 25 Feb 2007 04:37:09]
ヴェルセリオス > ええ。そうですよ。なんとなく応募に食指が動きませんでしたので、それで(何も意味はありません、と。そして)・・・・・・ふむ。良い光景です(ぼそり。脚立の上り下りの際、時折見える脚を眺めてひとりごちた) [Sun 25 Feb 2007 04:29:35]
ヴェルセリオス > ・・・あら、まあ。それは大変ですね。貴女は見たところ――――丁寧に接してお相手をするのでしょうね。(仕事の邪魔をしないよう、こちらもある程度距離をとったり角度を保ったまま口を開く。)子供は兎も角、寝入っている人はどうするんですか?やっぱりつまみ出しますか(ぽい、と何かを投げ捨てるジェスチャーひとつ。もえないごみ(こら)・・・・ええ。心得て居りますよ。・・・・やはり大変そうな仕事で・・・・・ああ、申し送れました。私ヴェルセリオスと申します。どうぞ宜しく(ふと思い出して、己の名を告げた。エプロンをつけていないとつい忘れ気味) [Sun 25 Feb 2007 04:28:31]
エレオノーラ@バイトA > ――応募を見合わせたのは、ご気分の問題、でしょうか。 ( 野暮な話ではあるが、本をしまう傍ら、なんとなくそう問いかけた。 ) [Sun 25 Feb 2007 04:24:01]
エレオノーラ@バイトA > 変、かどうかは分かりませんが、日暮れ時を過ぎると、たまに館内で迷子になった子供が見つかったりするんですよ。あと、閲覧コーナーで夜まで寝入っている方とか。 ( 後者は困りますけどね、と苦笑する。会話をしながらも、女性から渡された本をしまう場所を目で探して。 ) え? ――えぇ、平気ですよ。仕事の手を止めるわけには行きませんから、あまり面と向かって話せないので、ご容赦ください。 ( 脚立を使って、高い位置にある場所に本を戻す。それからまたカートに戻って、本を手に取り、背の番号を確認し、膨大な書物の壁を眺め、しまう場所を探す。時にスクワット運動みたいになるから、体力がいるのは間違いなかろう。 ) [Sun 25 Feb 2007 04:22:59]
ヴェルセリオス > 夜は夜で、変な利用者が来るものですね。この街の図書館は。・・・私が言うのもおかしな話ですけどね(貸し出しを希望するつもりの、他の本を手近な閲覧用テーブルに置いて、アルバイトの女性の反応を眺めていた。その彼女の身のこなしや言葉遣いが基本的に優雅だと感じた故、ふと疑問が起こった。多分かなり良いところのお嬢様――――奥様?なのに、何でバイトなどしているのかと)・・・実は私、この仕事に応募するかどうか少々悩んだのですよ。でも見送りました。特に何か理由があったと言うわけでは御座いませんけど・・・ああ、ご迷惑になりませんか?(お仕事の邪魔になってません?と小首をかしげながら問いかけた) [Sun 25 Feb 2007 04:13:12]
エレオノーラ@バイトA > あら――そうだったんですか。確かに、よく図書館を訪れる方なら、アルバイトが入る時期も良くご存知でしょうね。 ( どきっとしました、なんて口元に片手を当てて冗談っぽく笑う。なるほど、女性の立ち振る舞いといい丁寧な物腰といい、人を相手にすることが多い仕事に良く見られる様子である。 ) 気分だなんて、そんな――バイトとはいっても、図書館を訪れるお客様の目に、失礼にうつるようなことがっあっては申し訳が立ちません。だから――ありがとうございます。 ( こちらも丁寧に会釈をしてみせた。 ) [Sun 25 Feb 2007 04:01:49]
ヴェルセリオス > (何でアルバイトとわかったかと言うと、エプロンである。本職の司書は制服を着てるから。) [Sun 25 Feb 2007 03:54:58]
ヴェルセリオス > ・・・・・・・おや、中々ですね。ああいえ、実はあなたがどんな反応をするかを確かめるために声をかけたのですよ。この間応募の有った、アルバイトの方が――――ちゃんと案内できるのかと思いまして(本が手から離れると、くす、と幽かに表情に笑みを浮かべて口を開いた。ワンピースの女。自分の頬に指を当てて)・・・ああ、でも戻す先がわからなくなったのは本当です。それと――――もし気分を害しましたらごめんなさいませ(スカートの右端を摘んで、ちょん、と小さくお辞儀。小さくとはいえ本式) [Sun 25 Feb 2007 03:54:00]
エレオノーラ@バイトA > ――え? あぁ、ごめんなさい。気がつきませんでした。 ( 一応、バイトとはいえ今はここの職員と同じ立場である。図書館の印象を悪くするような言動は慎もうと、つとめて敬語で話す。両手を体の前に重ねて小さくお辞儀をすると、女性が持つ本に視線を移した。 ) はい、では拝見させていただきます。 ( 差し出された本を受け取ると、さっそくその背に書いてある番号を確認する。 ) これは、ちょうどこの隣の書棚ですね。戻しておきますので、ご安心ください。 ( バイトが自分で戻しといてねとか言うわけないし。やんわり微笑んで、そう告げる。 ) [Sun 25 Feb 2007 03:46:48]
ヴェルセリオス > (背中には布で包まれた、一メートル以上の長いもの。髪を飾るものは何も無く、エプロンも無い。只上乗せを省いただけとも言える格好) [Sun 25 Feb 2007 03:40:01]
ヴェルセリオス > (不意に、そんな奥様の背後からかけられる女性の声。振り向けばそこには、黒いワンピースの女性が一人立ってるだろう)・・・・・・図書館の関係者の方ですよね?この本を借りようと書架から持ってきましたが、やはり気が変わって戻そうと思いまして。しかし何処の書架か忘れてしまいました。何処の書架かご存知ですか?(そういって差し出した本は、クリスティアの上流家庭の生活様式についての本だった) [Sun 25 Feb 2007 03:39:09]
お知らせ > ヴェルセリオスさんが入室されました。 『――――宜しいですか?』 [Sun 25 Feb 2007 03:36:03]
エレオノーラ@バイトA > ( 図書館に眠る資料の数は膨大だ。それこそ、エレオノーラの永遠を費やして、何とか全部読めるかどうかというレベルであろう。そして読み終えたとしても、その全てを記憶に留める事は、そういう能力でも持っていない限りは無理な話である。ゆえにその膨大な資料は、本を書いた作家の名前やタイトル、ジャンルなど、細かく分けられて管理され、探す側や取り扱うものに優しくなっている。 ) ――とはいえ―― ( 見上げた視線をずーっと下ろしていく。 ) 口で言うほど簡単じゃ、ないわねぇ。 ( 片方の手を頬に当てて、目を瞬かせる。図書館の書棚は、この通り上から下まで本がぎっしりだ。そのため、書棚を舐めるように見て、本の背の番号をみて本の位置を探さなければならない。この時点で目が滑る。思いっきり滑る。 ) [Sun 25 Feb 2007 03:35:22]
エレオノーラ@バイトA > ( 右を見ても左を見ても、書棚、書棚、書棚。分厚い本から薄い本まで、表紙の色もさまざまに、しっかり棚に収まっている。本を積んだカートは予想していたよりもずっとずっと重く、なるほどこれは力仕事だと、初日から思い知らされる。 ) ん……しょっ……。 ( 目的の書籍に付けば、カートを止めて、そびえ立つ本の壁を見上げる。 ) えぇっと、たしか――本の背に、番号が書いてあるのよね。 ( 本の背表紙を見て、そ子に書かれている番号を確認する。これはいわば、図書館の資料の住所である。これを頼りに資料を書棚から探し出すので、学生などは知らない間に使って居ることも多いのだ。 ) [Sun 25 Feb 2007 03:24:58]
エレオノーラ@バイトA > あぁ、なんかこういう簡素なエプロン一枚つけるだけで、ずいぶんそれっぽくなっちゃうから不思議ね。 ( 支給されたエプロンをつけて、すっかりご満悦の奥様。普段からたびたび図書館は利用させてもらっているのだが、返却した本がどのように扱われるのか、実際にやってみたことはない。知識だけならば、配架は返却された本を棚に戻す作業であり、整架は棚の整理であると知っている。知ってはいるものの、実際にどの程度腕と足と目を酷使する作業なのだろう。 ) やっぱり、何事も経験、なんてね。 ( 深夜の図書館。さすがに利用客もまばらだ。カートに本を50冊ほど積んで、本と本の壁の間を縫うように奥へと進んでゆく。 ) [Sun 25 Feb 2007 03:17:56]
お知らせ > エレオノーラ@バイトAさんが来ました。 『(ワンピースにエプロンをつけて)』 [Sun 25 Feb 2007 03:10:56]
お知らせ > 氷桜@バイトAさんが帰りました。 『(何事も無く一日目を終えた)』 [Sun 25 Feb 2007 00:17:13]
氷桜@バイトA > ・・・・さて(見落としていた本を棚へ戻しワゴンの元へ戻り中断していた箇所から再開する 何度か同じような事を繰り返したが他に大した問題も無く) [Sun 25 Feb 2007 00:16:54]
氷桜@バイトA > (小休止を終え作業再開、書架のスペースギリギリまで本を並べ次の列へと移動する。 普段店番しているときよりよっぽど働いてる感があるのは多分気のせいです) これはこっちでこれは・・・・さっきのところか (見落としていたらしく既に整架した棚の本を手にUターン 似たような動作を数回繰り返しているのは内緒の話。 集中してても見落とすものは見落とすんですとか自己弁護 『人物特性:うかつ8』とかついてそう) [Sun 25 Feb 2007 00:04:19]
氷桜@バイトA > (流石に拙いだろうとアルテミスは置いてきたがそれでもバッチリ不審者チック エプロンが図書館からの支給なのがせめてもの救い。 ワゴンに積んだ本の頭文字を揃えて配架していく) ・・・・あ゛ー、結構腰にくるな (棚の中ほどまで終え、腰に手を当て上体を軽く反らせばゴキゴキと腰が異音を発する ) ・・・・年は取りたくないものだ (年寄り臭い台詞を呟くが見た目は二十代前半 その辺の御老人方に窘められそうです) [Sat 24 Feb 2007 23:52:30]
お知らせ > 氷桜@バイトAさんが入室されました。 『(外套の上からエプロン)』 [Sat 24 Feb 2007 23:42:34]
お知らせ > 炎涼さんが帰りました。 『本部帰還。残業覚悟。』 [Wed 21 Feb 2007 22:33:08]
炎涼 > (他にも幾つか、一人の力で、誰にも巻き込まず、人の為に成れる。職業。孤立してしまう。誰かが傷付けるなら、其れで構わない。) ―――。 (そろそろ戻ろう。)(同僚に告げた時間。其の時間が接近してきている。静かに椅子から立ち上がってから、元の位置に戻す様に直してから、まだ読み明かしていない本を戻そう。其れが終わったら、まだ残っている仕事の為にもさっさと戻ってしまおう。) [Wed 21 Feb 2007 22:32:42]
炎涼 > ・・・・。 (僧侶、神父、神官など。其れは好まない。炎涼自身が、薄汚れた欲望を常に感じる。黒い炎。感情を反映する炎。其れだけで黒く染まっているか感じた。) ――、 (吸血鬼を付け狙う狩人、邪悪たる悪魔を退治する狩人。人々を救い治して遣れる白魔術師。どれもこれも、考えたり、口にするだけなら誰でも出来る。問題は如何したいか。如何するのではない。本当に何をしたいか、が一番の重要だった。自警団では、人を支え、救いたい、が団体で無ければ行けない事が苦痛だったかも知れない。) ―――。 (これが本音?)(炎涼自身でも分からなかった。魔法は支えるが、闇と炎だけで其れ以外を扱った事が無い。闇は負なる感情を作り出し、炎は元々支配する能力を所有する。無表情ながら、微かだけ眉毛を動かした。) [Wed 21 Feb 2007 22:29:05]
炎涼 > 条件的、人の為に成る、単独で仕事が出来る。 (炎涼は思う。団体だからこそ、周囲に迷惑を掛け、詰まらない揉め事を起きる事を避けて、自らの行動や思考に制限と重圧を仕掛けている。) ――――。 (魔法を主体とした職業。守護を主体とした職業。思い浮かべるのは限られて来る。傭兵や兵士なら戦争を終着させられるが、破壊を主体とした魔法では多少ながら犠牲がある。場合によっては、却下であり、保留である。) ――次、 (騎士。魔法を扱う騎士も居る。騎士は守護をする。適している。が、そう簡単に騎士に慣れる訳が無い。何も知らないから言えるだけ。適合であり、保留である。) 其れ以外は合わない。 (首を微かに傾げながら、机の上に開かれたページを次ページに捲った。そして、次は魔法に関連した職業など。) [Wed 21 Feb 2007 22:20:42]
炎涼 > (同僚。言葉を与えられ、気付いた事や考えさせてくれる。自警団の他に、人の為になれる方法や職業は様々である。現在は転職をするか、退職をするか、はっきりと決めてない。) ――接近戦が苦手。中距離からが得意。隻腕と言う欠点。 (自己評価。得意と苦手を小言にした。何時もと同じように目立たない場所である席に座っていた。其れでも服装からにすれば分かり易い目印に等しい。今回は時間が無い。少しでも考えられる事は考える。思考や言葉と異なるジャンルの本を開かれていた。) [Wed 21 Feb 2007 22:09:46]
お知らせ > 炎涼さんが入室されました。 『職業。転職考案。』 [Wed 21 Feb 2007 22:04:22]
お知らせ > 炎涼さんが帰りました。 [Mon 19 Feb 2007 21:44:22]
炎涼 > ※背後より、回線都合が悪い為に退出します。 [Mon 19 Feb 2007 21:44:16]
お知らせ > 炎涼さんが来ました。 [Mon 19 Feb 2007 21:44:00]
お知らせ > 炎涼さんが入室されました。 『孤立。非協力的。』 [Mon 19 Feb 2007 21:37:13]
お知らせ > ジムさんが退室されました。 『( 誰に言っているのやら。 )』 [Sat 17 Feb 2007 00:33:34]
ジム > ( しかも秘書の字を間違えて捉えようによってはなんだか卑猥になってしまったではないかとか思いながらも、司書さん及び他のお客さんの視線が痛いがために、泣く泣く帰還。 帰還者トーマスって書くとSFみたいだよね。 ) [Sat 17 Feb 2007 00:33:13]
ジム > ( まあ本を読んでも実践できなければ意味はない。 が、逆に言えば応用さえ利かせられれば本を読んだだけの何倍もの効果を引き出すことができるというわけだ。 現在も応用法を模索し、日々試行錯誤、切磋琢磨し、ゆくゆくは顎一つで部下を使い、最終的には秘所あたりのポジションにつきながらも秘密を握り裏から組織全体を掌握するのが理想的であり、)って違ーう!! 危ねー! 本気と書いてマジで危ねー! ( 思わず本を取り落として叫び、怒られてごめんなさい。 ) [Sat 17 Feb 2007 00:23:12]
ジム > ( え? 何のための勉強だって? 無論、職場で快適に仕事するための勉強だ。 去年から始めたこの読書の習慣のおかげで、今では仕事の効率が一割前後上昇したし、その割に疲労はいままでの一割減。 だるいときは上手に他人を動かせる。 ) ……………完っっっ璧……マーヴェラス。 ( 単語の意味は特にわかっていない。 ) [Sat 17 Feb 2007 00:13:35]
ジム > ( これが趣味であったり気紛れであったりするのならば、疲れるのも気にならないかもしれないし、疲れたらやめればいいだけのこと。 しかしこれは勉強なのだ。 仕事のための勉強。 だから休みばかり何度も入れるわけには行かない。 ) ………………ふぅ……。 ( 思わずため息も出るというものだ。 因みにタイトルは「職場の失敗を切り抜ける48の秘訣」。 ………他の二冊のタイトルはそれぞれ、「これだけで三割も仕事がデキルと思われる!」、「猿でもわかる人の動かし方」。 ) [Sat 17 Feb 2007 00:04:15]
ジム > ( 図書館の一角、読書スペースに備えられたテーブルに目的の本を二冊積み、読んでいるもう一冊は無論目の前手の中に。 深く腰掛けた椅子は硬いが、一日中座っていることさえある職場環境から考えればそれはさしたる苦でもない。 痔に困ったことも、まあ、ない。 精々いま困っていることといえば、ぐっと手を伸ばし、眼鏡越しに細めて目で字を追っていくことだろうか。 遠視ぎみであるため、近くの字は正直読めない。 さっと読んでしまえる書類はともかく、自然目を向け続けざるを得ない本となると、やはり、疲れる。 ) [Fri 16 Feb 2007 23:53:24]
ジム > ( 読書というものに、昔は知的なイメージを抱いていた。 自分には縁のないものなのだと。 だがいま抱いているイメージは、知性とは関係のない、ただ忍耐と集中とを試される単純労働に過ぎない。 ) ――――………。 ( ……ぱらり。 頁をめくる。 そう、私とて本を読むことはある。 ) [Fri 16 Feb 2007 23:43:44]
お知らせ > ジムさんが入室されました。 [Fri 16 Feb 2007 23:41:35]
お知らせ > アヤネ@実験さんが帰りました。 『( 振り上げた腕が隣の人に当たって、今度こそ『すみません』と謝った。 )』 [Fri 9 Feb 2007 23:26:57]
アヤネ@実験 > ( … でも、まあ。 仕事はキツイし華もないけど、働かないわけにはいかないし目的だってちゃんとある。 秋の頃には特に信じてもいない神様にちょっと奮発しちゃったけど、今の目標はとにかく貯金。 お金はいくらあっても困らないし ―― それに、貯めたお金の使い道。 選択肢は多い方がいい。 指折り数えて思い出すに、目標はまだまだずっと先だけど。 ) よっし。 特に体に異常もないし、また明日からお仕事がんばろっと ―― 【判定】 [Fri 9 Feb 2007 23:25:59]
アヤネ@実験 > ( どこにどんな本が置いてあるのか、案内がなければ分からないほどの本の林の中を物珍しげに眺めて歩く。 時々ごっそり本が抜けている所があったりして、そこにどんなものが埋まっていたのか想像する方が、読みたい本を探すより楽しかったりもする。 両脇がそれぞれお料理とケーキ作りのレシピ集だから、たぶんこの歯抜けはチョコレートを使ったお菓子作りの本じゃないかしら、なんて。 こんな風にゆったり、考えても考えなくてもいいようなことを頭に浮かべられるほどに館内はとても静か。 働くお母さんの託児所がわりになっているのか、小さな子供もちらほら見かけるけど、どの子も所定の場所におとなしく座って黙って本を読んでいる。 ふと勤め先にやって来る、通いの小さな患者を思い出して比較した。 )  … うちに来る子もこのくらい静かだったらいいんだけどなぁ。 それはやめてって言っても言ってもひとのしっぽを掴みたがるし、怪我人病人なのに皆元気すぎ。( 患者じゃなかったら、いくら子供でも爪出してその手を引っかいてると思う。 … 思い出したらなんかモヤモヤしてきた。 ) 休暇は終わりぬ、か。 お休みってはかないわー…  [Fri 9 Feb 2007 23:17:57]
アヤネ@実験 > ( 新薬の実験と称する依頼を請けて錠剤を服用するようにしてから、十日以上は経っている。 どこかと数字が合わないのは見ないフリ―― 今のところ食欲が増したとかなくなったとか、どれだけ寝てもまだまだ眠いとか、これといった変調はなし。 家に戻ればベッドに直行! だったりする日も多いけどそれは引いた血の体質、雨の日の猫はとことん眠いんです。 ―― それはさておいて。 ) ( いつも通りの生活と言われて、日頃よっぽど無意識にただ暮らしているだけなんだってよく分かった。 外で運動するよりはよほど平素に近いけれども、図書館に通う習慣だって本当はない。 お堅い話は苦手だし、仕事で必要な資料はギルドの方から借りている。 ) この静か過ぎる空気がこう、ね。 皆して借りてきた猫になっちゃったみたい。 ( 賑やかなヴェイトス市民もここに来たらお行儀のよさ、三割増し。 ) [Fri 9 Feb 2007 23:04:51]
アヤネ@実験 > ( 梯子を使ってようやく手が届くような背の高い本棚の前で、インクと革の匂いが強い館内の空気を吸い込んだ。 ―― ほ、と息をついていたら、脇を通り抜けようとしていた人と目が合って、どちらからともなく謝るように頭を下げた。 ) すみません。 ( すみませんって、便利な言葉。 謝るようにもただの挨拶にもどっちだって受け取れる。 ) [Fri 9 Feb 2007 22:51:39]
お知らせ > アヤネ@実験さんが来ました。 『( 四日目 )』 [Fri 9 Feb 2007 22:45:46]
お知らせ > シュクレさんが帰りました。 『( 泣き顔のまま淡く笑むのは、 ) ( このハナシがけして悲劇だけではないから )』 [Thu 8 Feb 2007 01:04:29]
シュクレ > ( 犬の気分になって、物語を辿る。 )  ( 辿って、 たどって、  ――― そうして最後に、 ) [Thu 8 Feb 2007 01:02:47]
シュクレ > ――― ( どんな気分だろう、と 考える。 ) ( 自分がもしこの犬の立場だったら。 どんな気分だろう ) …、 … ( 目から零れるのは甘い雫。涙。両腕に頭を乗せて寝転がったままに、すン、と鼻を鳴らす。 ) ( 脇に避けた絵本に左手を伸ばして、 ぱらり、 ぱらりと 何気なくページを上から下へと落とした ) [Thu 8 Feb 2007 01:01:46]
シュクレ > …、 ( 読み終われば、一度ぱたンと閉じて )  … ( もう一度何気なく裏表紙を開けた。まるでそこに話の続きを探そうとするかのように ) ( 幾枚かページを捲ってみて けれどそんなことをしても続きが現れるわけでもなく )   … ゥー …… ( ぐす。 ) ( ぱたん、と本を閉じたと同時 己の体もぱたり、と。静かにうつぶせる。組んだ両腕に顔を埋めて ) [Thu 8 Feb 2007 00:51:08]
シュクレ > ( けれどそれは十分にうったえるモノのある。黒炭で描かれた、その景色の、その犬の、 なんと生き生きとしていることだろう。 ) …、 … 。 ( 思わず、魅入って。 無言でページを捲っていく。 普段、絵本を読むときはところどころ思ったことを口にしたりして、騒がしくゆっくりと読んでいくのに。 ゆっくりと、ページの繰られる動作の遅いのははしゃいでいるからではなく ) [Thu 8 Feb 2007 00:45:14]
シュクレ > ( 表紙のわんこは、なんだかちょっと悲しそうに見えて。思わず自分の眉も、へんにょりと八の字に下がる。 ) ンー… 何があったのかなァ? ( 首を傾げて。とりあえず中身を読んでみようと、本を床に下ろして表紙を捲り、それからもう幾枚かページを捲ってオハナシは始まった。 中身は黒炭で描かれたデッサン画のみ。白黒の画面に、文字はない ) [Thu 8 Feb 2007 00:35:44]
シュクレ > ( 今みたいに物語になっているものや、単なる言葉の繰り返し。言葉遊びや仕掛け絵本、文字の分量。 ひとくちに絵本、といってもそれぞれ子どもたちの年齢に合わせて様々。中には、まったく文字のない絵本だってある。 ) わんこサン。 ( 背を向けて、こちらを振り返る犬の絵の描かれた絵本。両手で目の位置まで持ち上げて、ふーンとまじまじ表紙を見つめる ) [Thu 8 Feb 2007 00:20:11]
シュクレ > ( 子どもの遊戯場のような、低い本棚で囲われた場所。椅子に座るではなく何かシートの引かれた、そのまま床に座れるようになっているそこは本来椅子に座る事のできない子どもたちへの配慮なのだろう。 けれど日付の変わったばかりのこの時間では子どもたちの影はなく。背ばかり大きな子どもが、うつ伏せに寝転がってごろりと。 ) ( 周囲には読み散らかした本と、これから読む積み上げられた本と、 それから真っ白な色でいっぱいになった小瓶が一つ。 ) ン! めでたしめでたしで良かったナーァ ( ぇへへ、とご満悦に。ぱたムと絵本を閉じれば、さて次はと積んだ本の山に手を伸ばす ) [Thu 8 Feb 2007 00:09:53]
シュクレ > ( グレゴリオ暦:8,February,1604 )( ユリウス通日:2306947 トキノミヤコ暦日:9,睦月,1604 フォーウン式太陰太陽暦:9,孟春,1604 アララマ暦:7,Ramadan,1012 ラエ暦:7,Adar,5364 ダライマ暦:8,星宿月,1731 ) ( 真実はともかく、おおよそそんなふうに表されるらしい今日のこの日。 ) [Thu 8 Feb 2007 00:02:34]
お知らせ > シュクレさんが入室されました。 『( 児童図書コーナー。 )』 [Wed 7 Feb 2007 23:56:10]
お知らせ > 豪人さんが帰りました。 『――とは言え、其れを勉強して、で、如何できるって話だけど。(其れにも気付いてへっしょりした』 [Mon 5 Feb 2007 04:27:12]
豪人 > ………気付いたら、なんか家に子供が居ましたとか、笑えないぞ……!(でも、有りうるとか思った。何処其処で、やらかしてくだされば、見事にきっとライカニアの子供とかが生まれるんだろうから―――そんなの連れて帰ってこられても、困る。)     ………、確り読もう。(猫の本を握り締めて。) [Mon 5 Feb 2007 04:26:41]
豪人 > …しかし、シェリィは勝手に出て行かないからいいとして、   ベスとマリィもまぁ、雄だし勝手にやってくれ、とも思うんだけど―――(可愛らしい猫が増えたところで、なんてこたない。野良猫なんて可愛いもんだから。抱えた本を借りる手続きをしながら、思うのは、デカイ猫) [Mon 5 Feb 2007 04:25:03]
豪人 > ―――そろそろ4匹とも(※4匹言うた)、発情期とか考えなきゃ、矢鱈滅鱈そこらで子供作られても困る、し。 (特に猫。)(どっちの猫もだ。今気付いたが、仔猫、仔猫言うてたが、バカデカイ猫の所為で仔猫に見えるだけで、実際もう結構育ってると思う。ちょっとお間抜けな発見をして、何処かで誰かががっくりしながら、『 犬 』 と 『 猫 』の本も抱える) [Mon 5 Feb 2007 04:22:53]
豪人 > (『 犬 』 と 『 猫 』)    …や、流石に、黒豹、とかいう本は (考えかけて)―――……いいや。 猫と同じようなもんだと思うし。 (何か勝手に結論出した) [Mon 5 Feb 2007 04:20:20]
豪人 > (動物や、イキモノ、其の他色々な―――ペット関係だったりの本の並び)     ………。 ………、そういえば、ペット一杯居るのに、まともにこういうの読んでないよなァ。 (ふと、足を止めて。少し考える。)(愛犬が一匹、仔猫が二匹、デカイ猫が一匹。)    ………。 よし、 (少し考えてから、)    きっと明日一日集中して読んだら、読める。 (頷いて、其の辺りから2冊。) [Mon 5 Feb 2007 04:19:21]
豪人 > うっわぁー、素敵に何が簡単で何が難しいかすら、わっかんねー! (うふふあはは。本を閉じて、思わず一人で笑った。※危ない※とりあえず、首を捻って、背表紙のタイトルを眺めて、『 簡単! 』とか、『 すぐできる! 』とか『 初心者の為の 』 とかいう文面があるヤツを適当に借りることにした。もそもそと両腕に抱え。)     ………まぁ、食べれるものを使って作れば、喰えないものは絶対に出来ない筈!筈…! (うんうん。なんて自分の結論に自分で納得しながら、ぺたこぺたこ。4冊、本を抱えて、書架から書架の間を。歩いていた、ら―――) [Mon 5 Feb 2007 04:15:17]
豪人 > …………て、適当に何冊か持って帰って、片っ端から読んでみる、かなぁ。 (眼鏡のフレームを、きゅ、と指先で押して) ………、出来れば簡単そうなヤツ ……(一冊手に取ってみて、ぱらぱらと頁をめくってみる) ……………(めくってみる)……………(めくってみる)………………、       ………(ぱたむ。)(閉じた) [Mon 5 Feb 2007 04:09:53]
豪人 > (一つは)―――………料理、料理、料理の本ー…。 (本気でチョコレート手作りする気らしいぜ…!)(もっさもっさと書架の間をきょろきょろして、菓子作り、やら、何やら。文字の並ぶ背表紙の上を、指先がつつー、と何冊かなぞって)    どんな本を読めばいいんだか、皆目見当がつかねェことに、今気付いた。 (指が止まる。) [Mon 5 Feb 2007 04:08:02]
豪人 > (もう、上瞼と下瞼が コンニチワする直前。くぁり、大欠伸一つ) ―――……  えぇ、と …。 ……   ぅあ、(欠伸もう一つ)    …やっぱり明日にすればよかった、かな。 んにゃ、でも明日休みだし、のんびり家で本を読もうと…こう、    (くぁ。)    ………。 さっさと探して帰ろう。うん。 (何度も漏れる欠伸に、せかせかと書架の間を通り乍) [Mon 5 Feb 2007 04:04:56]
豪人 > (に、眠い目を擦って、ふと、前から来ようと思っていた図書館に。) [Mon 5 Feb 2007 04:00:31]
お知らせ > 豪人さんが入室されました。 『(―――オシゴト帰り)』 [Mon 5 Feb 2007 03:59:53]
お知らせ > 炎涼さんが退室されました。 『ささやかなしあわせ。』 [Sun 4 Feb 2007 00:00:51]
炎涼 > (好きになって、女の傍に居て、何度も泊まったり、夜を過ごした。) ―――。 (出会う事でさえ、もう無いのだろう。だけれど、悲しめない。会おうと思えない。思い出せない。何処か欠落した感情を浮かんだ。仕事しか覚えず、其れ以外を捨てて、力を求めて求めた。代償。赤い雨、赤の暴走、訳が分からない事件。其れが原因か分からない。今は力を求めようと思えない。けれども、好きだ、と言った相手は思い出せない。その昔も、遥かな遠かった過去を思い出そうとも。) ――、触れられない。 (後悔などしない。変えられない過去より、好きに選べる現在を、誰も知らない未来を大事にしたい。其れだけは確かだった。) 時間は、 大丈夫だろう。 (また、複雑な心境を覚えた。過去を思い出したから、今まで何をしたのか。緩やかに立ち上げてから、読み明かしている途中に、栞の代わりになる赤紐を挟んでから閉じた。其れを戻してから、持ち場に戻ろう。) [Sun 4 Feb 2007 00:00:02]
炎涼 > 普通で、当たり前なこと? (眉間を微かに寄せた。) 小説を読む事。…………。 (何故。本にそう書かれていた。更に眉間を寄せ上げて、表情を一瞬だけ険しくさせた。書類を読み上げるのは、嫌でも慣れた。だが、小説と書類の世界は違う。見慣れない言葉もあるだろうし、一々読んでいたら時間が喰わされてしまう。公衆面前で読め、と言われたらそうする。其処までは気にしない。) 信じられる。人生を預けられる人。 (寄せ上げた眉間も、小難しそうに険しくさせた表情も、炎が消えるように消していった。冷静を取り戻したように。)(其れも考えたか。そう簡単に信じない。知人でも、友人でも、だ。何時しかは友情という色も褪せる。信頼も崩れる。多かれ少なかれ、其の経験をしている。愛情。それは分からない。似たようなものだろうか。) [Sat 3 Feb 2007 23:44:23]
炎涼 > (訂正 念→年々 ) [Sat 3 Feb 2007 23:34:19]
炎涼 > (其れが幸せと呼ぶべきか、如何なのか理解し難い。頭を悩めてくれる。其れだけ無知だったと言うのだろう。一世紀に近いほど、念を重ねているというのに、考えた事も無い。そんな気でさえした。炎涼は、自身の幸せは単なる自己満足とか偽善、偽りの感情でしかないんじゃないか。) ―――、好きな事をして笑いながら人生を終える。  運が良かったり、最も幸運な人。信頼して愛し合っ、――― (言葉が途切れた。気軽に言えない、もどかしさ、はずかしさ、ためらい、という感情を抱いた。幸福を考えた本の中に刻まれた文章を読み上げて。簡潔に纏めたり考えた一言を小さく呟いた。) ―――普通の女の子? (矢張り、名誉と期待が少女を縛り付けている?だから普通過ぎて当たり前な事が出来ない、のだろうか。)(金の瞳を伏せるように細めた。また次のページに飛ばして、頬に引っ掻いてから顎に添えて口許を隠すようにしていた。) [Sat 3 Feb 2007 23:33:33]
炎涼 > (歌姫。そう呼ばれていた。) ―――、あれだけ有名だったら。 (許されなかったり、何か決め付けられたりしているのだろうか。)(視線を上から外して、広げたまま置いている本に向けた。其れは「幸福」の一言に尽きない本だった。) ―――・・、 (人並みのささやかな幸せ?)(炎涼は幸せなど考えた事が無い。幸せと言えば、仕事を頑張って頑張って、少しでも市民の安全を守って、市民が笑顔を浮かべたら嬉しい。その“嬉しい”が幸せに入るのだろう。) [Sat 3 Feb 2007 23:25:02]
炎涼 > (密かに。密かに。誰にも見つからないように。目立ってしまわないように。出入りする扉から最も離れた席に付いていた。席の周りは本棚で囲まれているようで、視線を気にしない。) ―――。 (普通の女の子、普通の人生を許されない。)(昨夜出会った。ルーアの言葉を頭に思い出すように描いていた。上に見上げるようにして、居座っていた椅子も傾けそうになった。) [Sat 3 Feb 2007 23:18:40]
お知らせ > 炎涼さんが来ました。 『普通の女の子。』 [Sat 3 Feb 2007 23:14:49]
お知らせ > メルヴィンさんが退室されました。 『( なんだかえらく先が遠い気がして、もう一度机と仲良くしたくなった。 )』 [Thu 1 Feb 2007 16:54:11]
メルヴィン > ( 左手が、何気なくカフスをいじりながら。ペンを持った右手がパラパラと脇に放っていた本を引き寄せてページを捲る。どこまで書き写したのだったか。目の前の紙の上、書き途中の文章と。本の中に並ぶ文字たちとを、見比べる事数度。 …ページ数をメモっていなかった事に気がついて、はしっこにカリ、と書き加えた。 ) ( 書き写した資料を纏めなおして清書して、その上でそれらを見て気づいた事をレポートとして書き出す。必要ならば論を補強する資料も、新たにひっぱってきて提出しなければならない。 ) [Thu 1 Feb 2007 16:53:16]
メルヴィン > ( 変なところで真面目というか。せっかく半期を費やした授業の単位を落としてまた来年取るのもそれはそれで面倒だ。 )  …… ( 溜息。別に痒いわけでもないのに何気なく頭を緩くかいて )( だらけた姿勢のままノロノロとペンへ手をのばし、インクをつける。そこでようやくうつ伏せていた体も起こし、遠のけていた紙を引き寄せた ) [Thu 1 Feb 2007 16:41:19]
メルヴィン > ( かといって友人たちと遊びに行けば良かったかと言えば、レポート提出の迫ったこの時期にそれはどうだろうと眉を寄せる。 ) …大丈夫かな、あいつら。 ( 確か、自分よりもレポートの提出数が多くはなかっただろうかと。青年は溜息を一つ。いや、他人の心配をしていられるほど青年も作業が進んでいるとは言い難いのだが。 ) [Thu 1 Feb 2007 16:31:03]
メルヴィン > ( 左腕だけに頭を乗せて、右側を向いて。 右手が、傍に詰まれた紙束にのびた。何気なく、ソレの角を親指ですくいあげてはぱらぱらと落とす。書いて書いて書き写して、それでもまだ、これでもまだ、資料を作るための下書きだというのだから。 ) … うー… ( レポートを書く段階にも至っていない。 やってらんねェ、と言葉を口にするかわり、顔を下向けて俯いた。ごり、と手の甲の骨が、己の額と擦れる ) [Thu 1 Feb 2007 16:22:13]
メルヴィン > ( そこに書かれた字が読めるなら、それがなんとも中途半端なところで終わっているのがわかるだろう。キリのいいとこまで書き終わるより先に気力の方が尽きてしまった ) …… ( 腕が腱鞘炎になりそうだと、思いながら机の上でごろごろうだうだ。休憩。ちょっと休憩。 再開は未定。あぁ。 ) [Thu 1 Feb 2007 16:16:56]
メルヴィン > ( 魔法かなにかだろうか。心地よい室温に保たれている館内。左側に顔を向ければ窓の外は曇りだけれど、それでも淡く光が差し込む。 目を、細め ) あー… ( ペンやら紙やら。ずず、と右手で奥へと遠のけて。両腕を机の上に組んで枕のかわり。その上にだらり、頭を乗せた。べしょり。 青年の周りには下げた頭よりは高く積まれた本の山が二つ。分厚い本が一冊作れてしまうような紙の束がひとつ。それからさっきまで書いていた紙一枚。 ) [Thu 1 Feb 2007 16:11:03]
メルヴィン > ( くあぁ、と隠しもしない大あくび。口を覆う右手は申し訳程度 ) …やっべ。コレ。ぜったいやべー…… ( 周りに人がいないのをいいことにぼそぼそと。ずず、ずと椅子と床の擦れる音。椅子が、机から遠ざかるおと。 ) [Thu 1 Feb 2007 16:04:53]
お知らせ > メルヴィンさんが入室されました。 『( …ねむい。 )』 [Thu 1 Feb 2007 16:00:24]
お知らせ > 炎涼さんが帰りました。 『無言の姿。微かな笑みを。』 [Wed 31 Jan 2007 23:03:17]
炎涼 > (それに町の英雄と同じようにけがをするわけでもないし、怪物を倒して名誉を得るようなものでもない。只港に突っ込んで被害が広まってしまい、何の罪を持たないのに傷付いて地面に転がってしまう人々の姿を想像してしまった。参加していれば、あるいは変わった結果なのかもしれない。) ―――。 (言葉にならない。ただ答えを求めるように、夜空に見上げ続けていた。誰にも必要とされていない“力”は不要かもしれない。ただ、壊したり、滅ぼしたり、する事でしか出来ない。手加減が出来るようになっていない、回復させるようになっていない、最悪であれば何も残させないかもしれない。それでも、弱すぎた人、小っぽけな存在、必要とされない存在、嫌でも頭に浮かぶばかり。) ―――、戻ろう。 (これ以上、考えても得る価値などない。頭を痛めるだけ。)(多く言葉を語らず、手短い言葉を残した。まだ最後まで読み終わっていないけれど、借りて持って帰るのも宜しくない。同僚や上司に聞かれても面倒が臭いだけ。すうっと立ち上がっては、歌を、少女を、気持ちを思い出して口を綻んだ。) [Wed 31 Jan 2007 23:02:42]
炎涼 > (どちらでも、如何でも良かった。単純な事に、黒船を破壊すれば、港に余計な被害を発生させない。破壊が出来なければ、どれだけの被害が広まってしまうのだろう。それだって、少女の歌と同じように想像が付かない。ちがう。少女の歌の方がはるかに想像がつかないのかもしれない。彼の世界には、歌とは縁が遠すぎたから何も知らない。知っている歌もない。) ―――。 (そもそも、何も遣らないよりは、何かを遣った方がいい。出来る事は、壊して、壊して、壊し尽くすだけ。実にシンプルだった。其れを、同じように黒船を破壊すればいいはず。なのに、如何して躊躇をしなければならない。失敗すれば自警団本部に良くない評判が生んでしまわないか。それでさえ気がかりだった。) [Wed 31 Jan 2007 22:42:33]
炎涼 > (暫し沈黙のときを経てから、漸く閉じ篭っていた口を開いた。) ―――どんな歌、なんだろ? (想像が付かない。周囲に聞き取られてしまわないように、ぼそり、となるべす小さな声で呟いた。興味津々に湧き上がった、彼でも気がつくか微妙だと言う心がそうさせる。そもそも、歌とは何だったのだろう。) ―――。 (感動を与えるため?駄目だ、それくらいしか思い浮かばない。)(だが、一つだけ気に掛かる事があった。其れは、黒船、だった。其れを破壊する依頼を受けたい。失敗すれば汚名が背負われてしまうんじゃないのだろうか。成功すれば、ただ少しだけ目立つんじゃないのだろうか。否、どちら――。) [Wed 31 Jan 2007 22:36:36]
炎涼 > (前日、夜空に似合うような少女に出会った。あの声色を、言葉を、会話を、約束を、気持を、思い出せば出すほど。今に思えば、あれだけ笑っていた事は隠しようも無かった。) ―――・・・、うわ。 (驚く声を上げた。眉を微かに顰めたようにして、金の瞳を細め上げた。羞恥心が覗かせるような表情を。今まさに浮かべた。) ―――、うっ (確かに温かい。悪くない空気だ。何より。)(言葉だ出ない。何を言葉にしようとしたか。口に出せなかった。誰も居ないし、見ても居ないのに、この言葉は恥ずかしい。)(・・・・・。) ・・・・・・やっぱり、だめ。 (一時の溜息を吐いた。物凄い気疲れしたように、そういえば例の少女が歌う歌はどんなのか、興味を湧き上がった。これまで長年生きてきたが、歌には興味を示さなかった。約束により、聞く事になれば、当然興味も湧くし、夢中に焦がれるように考えてしまう。これは何だ、と自問しても分からない。) [Wed 31 Jan 2007 22:26:58]
炎涼 > (寝息を繰り返し続けて、彼は何時もと違った感覚の中に歩いていた。やがて、其れも終幕を引かれた。同時に、眠っていた意識を呼び起こすように双眸を見開いた。) ―――、ああ・・・寝てた。 (見ていれば、言われなくても、分かる事。なのに、寝ぼけた口調をして確認の言葉を漏らしていた。マフラーに頭を預けたまま、窓を通り越して薄暗い夜空へ視線を注ぎ始めた。見上げるように。) ―――。 (外で寝るよりは、また良いだろう。)(目蓋を重たそうに瞬き繰り返した。何故、火系の魔術に関連した本を読み漁っている。言わなくても何れは分かること。理解をしたい。それだけでしかない。) [Wed 31 Jan 2007 22:16:55]
炎涼 > (赤い私服である事は変わりない。窓際に密着させた席に付いていた。) ―――。 (反応が無い。只の屍のようだ。) ――。 (傍には魔法を関係した一冊一冊を積み重ねて、其の内の一冊は火系の魔術に関連したページに開かれていた。そして彼、炎涼は其れに手を伸ばしたまま。マフラーを下にして凭れ掛かっていた。眠るように静かな寝息を繰り返している。) [Wed 31 Jan 2007 22:09:57]
お知らせ > 炎涼さんが来ました。 『窓際の席。其の姿も。』 [Wed 31 Jan 2007 22:05:23]
お知らせ > シャリネさんが退室されました。 『( 片付け終わる頃には、すっかり仲良くなっていたとか。 )』 [Tue 30 Jan 2007 01:29:07]
シャリネ > ( 拾ってくれたのは、優しそうな女の人。ライカニアのようだ。 ) ありがとうございます。 ( そう、礼を言って微笑んで。手伝ってもらえる暖かさが心地いい。優しさが、ぽかぽかして。昨夜の川辺の感覚を思い出す。つくづく、人とのつながりは大切だな、と実感して。 ) [Tue 30 Jan 2007 01:28:54]
シャリネ > ( そんな作業を、二、三度繰り返した。まだまだ凄い量の散らばる本の数。少女は思わず目を真ん丸くしたまま、溜息をついた。 ) ……何だか、悪いことしたのかなぁ、私。 ( そんなことを小さく呟いて、あたふたと本を集めて、一つ一つ。順番に並べていく。そして、ふ……と視線落とすとそこには、本を一つ、拾い上げて手伝おうとしてくれているヒトがいて。少女は驚いたように目を見開いた。 ) [Tue 30 Jan 2007 01:14:00]
シャリネ >  ( 凄い音に、流石に周りの視線を集めてしまった。寝ているヒト、起こしちゃったかな……といわんばかりに申し訳なさそうな気まずい顔を浮かべ、眉下げながら、ちょっとだけ泣きそうに、それでも地道に本をかき集めて……一冊、一冊。と、散らばった本を戻そうと、脚立に足をかけた。長いドレスワンピースを引き摺らないよう、片手で裾を摘んで静かに上がる。本を戻そうと手を伸ばして…… ) [Tue 30 Jan 2007 01:05:04]
シャリネ > ( 訂正:仕舞った本→仕舞ったらしき本 ) [Tue 30 Jan 2007 00:56:43]
シャリネ > ( と、思った瞬間には、少女は「きゃぁ!」と小さく悲鳴を上げて、本に埋もれた。どうやら、中途半端に仕舞った本が、上から雪崩のように落ちてきたらしく。 ) ( その中座り込んで、ばさばさ……と本が落ちる様子。少女は目を丸くして、暫し硬直。瞬き数十回。吃驚。 ) [Tue 30 Jan 2007 00:55:48]
シャリネ > ( ところが ) ( ば さ っ! ) ( なんか落ちてきた……っ?! ) [Tue 30 Jan 2007 00:55:10]
シャリネ > ( ぱた、んと。本を閉じた。ダメだ。もう一度、考え直そう。いい案が浮かぶまで、もうちょっと時間もあるから、と。 ) ―――………。 ( 何冊か、本を胸に抱えて書架まで戻そうと……席を立って椅子を仕舞った。書架まで歩いていけば静かな足音を鳴らしながら、少女は他のジャンルの本を眺めるように見上げて、反対側の書架にも視線向けた。空色の瞳が穏やかなれど、何処か楽しむようで。その紙の香りに心地良さそうに微笑んで、息を吸って、小さく吐いた。たどり着けば、そっと一冊ずつ、丁寧に、大切そうに本を戻していく。 ) [Tue 30 Jan 2007 00:48:21]
シャリネ > ( けれど、その意識も気がつけば、「あ、おいしそうだな」とか、「これ、作ってみたい!」とか、目を輝かせながらぺらぺら、と捲ってふわふわ微笑んだ。美味しそうだ……と顔が綻ぶ。甘党万歳だ。そういえば、昨日のあんまん、おいしかったな。と思いだして。嬉しそうに微笑み深めて。 ) ―――……って、いけない。 ( ふるふる、我に返ったようには、っと首を振った。片手頬杖をついて ) ぺら、ぺら、と捲りながら、もう何時間が経過しただろうか。何を作ろうか決まらない。 ) ……どうしようかな……ホントに…… ( 困り果てた様子で一言漏らして、落ち込んだ表情。当たり障りのないもので、相手の好きなもので、喜んでもらえるものって、難しい。 ) [Tue 30 Jan 2007 00:43:01]
シャリネ > ( 優しい匂い。奮い本の匂い。歴史を感じさせる、重みのある、時間の経過した匂い。木の、紙の匂い。 ) ――――……。 ( 静寂に、はらり、と。また、ページを捲る音。少女が読むのは、甘すぎないチョコレートの作り方、が主だった。様々な書物を読みながら、少女は物思いに耽る様に、小さく小さく溜息をついた。甘いものばかり食べていて、辛いものをあまり食べない。けれど、辛いものとチェリーが好きだと聞いたから。なるべく好きなものに沿って作りたい。お礼、という形だから、小さなもののほうが喜ばれるだろう。と、思うのだけど、そもそも…… ) 渡していいのかな……。 ( いっそ、捨ててしまおうか。それとも……という感じだ。渡す度胸がなくて、悩んでいるなんて。お礼と言えども、かしこまられてしまう気がする。ならば…… ) 自分で食べるとか……? ( 真面目にぽつり、呟いて。うぅん、と小さく唸ってまたページを捲る。甘くないチョコなんて、あんまりない。甘すぎないチョコレート菓子があったとしても、チョコレートとは甘いものだ。無理もない。 ) [Tue 30 Jan 2007 00:37:26]
お知らせ > シャリネさんが来ました。 『( 静寂の中。本の匂いを感じながら、閲覧席で少女は、はらり……はらりとページ捲る。 )』 [Tue 30 Jan 2007 00:30:57]
お知らせ > アーク=フォースさんが帰りました。 『受付で、二冊の分厚い本を借りる申請をすれば、多少重そうにして帰るか…』 [Fri 26 Jan 2007 21:51:07]
アーク=フォース > (ケーキ自体も、作るのは難しそうだが……これは更に上級のにおいがする、そんなことを本を見ながら思う) 普通のケーキから練習しないと駄目かな…… (ため息混じりにそんな事言いながら、ページを捲っていた) 甘い物は好きだけど…作るのは、難しそうだなぁ… (ぼやきつつ、本を閉じれば抱えて、テーブルから立とうか……ついでに選んだ本も抱えて) [Fri 26 Jan 2007 21:48:33]
アーク=フォース > (悩みは尽きないが、たまにはこういうことをして、考えないようにしているのも必要かと思って今日は此処に来ていた部分もあったが、現在……そんな事よりも、既にやる気満々な状況で……) まぁ……普通のお菓子くらいなら…何とかなるかもしれないけど…チョコレートケーキは難しそうだな… (挿絵付きの、チョコレートケーキを見つけて、そんなこと呟いた……) とにかく……帰ったら練習あるのみ……、必ず…作れるようになって、お礼の品として届けよ…期待は裏切りたく無いし…… (製作過程を見ながら、色々考えていて……) 多少…お酒使うのもありかな… (どこかの国では、大人のお菓子と言われるケーキ…お酒が入っていることもあるそうな…) [Fri 26 Jan 2007 21:40:32]
アーク=フォース > (ついでに選んできたのは、魔法や、魔術の事が書かれている本) これは借りて読むとして……菓子の方は少し読んでいくか…… (そういいながら、菓子の本を読み続けていて………) なるほど…多すぎて…何処のページだか…… (目次読んで、かっくんと頭下げてうなだれて……それでも、諦めずに読んでいる様で……) 絶対に見つけて、作り方覚えてやる… (そして、その背中からは、いつもの自分らしからぬオーラを纏っているようで) [Fri 26 Jan 2007 21:32:15]
アーク=フォース > (そういう理由で、図書館に足を運んだのは、ふと思い出した、友人の言葉……チョコレート…云々) まぁ……睡眠薬作って貰ったんだし…お礼の品ぐらい作るのは当然・・・かぁ (チョコや甘い物が好きそうな友人の貴族様、お礼の品はチョコレートケーキにしようと決めていて) 商業地区辺りで……チョコレートは仕入れられるからいいけど、作り方がわからないんじゃ…困るしな… (読んでいる本は新しげな『菓子レシピ大全』と描かれている物…細かく作り方まで書いてあるため、異様に分厚い……) [Fri 26 Jan 2007 21:24:37]
お知らせ > アーク=フォースさんが来ました。 『夜中に料理系の本なぞ読み漁っていて……』 [Fri 26 Jan 2007 21:17:35]
お知らせ > シュクレさんが帰りました。 『 ( に、しても ) …まめまき、かァ… 』 [Thu 25 Jan 2007 00:25:10]
シュクレ > ( あと「魔女狩り祭」なんていうのもあったか。適当にぱらぱらページを捲りすぎて気がつかなかったけれど ) …。 … 闘牛祭りってヴァレンタインとおんなじ日なんだねーェ…… ( なんだか色んな意味で激しそうだと、「うわァ」と声をあげた ) [Thu 25 Jan 2007 00:23:36]
シュクレ > ( なんていうか、なんていうか。 ) やさしーデビルが多いよねーェ、この街はサ。 ( 絵本を両手で持ったまんま、ごろり。仰向けに方向転換。ちょっと放っておいた絵本の角が頭に刺さって、「イテ」ってもぞり頭を動かす ) ( ぱらぱら絵本を捲ってみれば、「シューリー・パンチャミー」とか「闘牛祭り」とか「ヴァレンタイン」とか「レモン祭り」とか。 ) [Thu 25 Jan 2007 00:15:30]
シュクレ > ( 軽く眉が寄って、へにょりとさがる。 ) ウゥーン… なんか、こーいうのみちゃウと、ネェ…… ( 前の吸血鬼事件じゃないけれども。ひととデビルの関係って、いったいどういうものが正しいンだろうって考えてしまう。 白衣のポケットから小瓶を取り出して、蓋を開けて氷砂糖ひとつ、口の中にほおりこんだ。 ) きっと、デビルは悪い事して、ひとはその悪い事したデビルを排除しようとするのがふつうのカタチでほんらいのカタチで、 ていうか、デビルってそうやって悪いコトするのがアタリマエなんだろォケド… [Thu 25 Jan 2007 00:08:43]
シュクレ > アッ、アオイのとかキイロイのもいるんだー?すごいなー。向こうのデビルはカラフルだネーェ…… ( 夜の闇の中にかくれるーとかって、そういうのはないのかな?なんて。 自分がイメージする悪魔はなんか黒々しているから。珍しそうにしげしげと、その挿絵を眺めている ) でもやっぱりイタイんだネーェ… ( お豆。だって絵本の中の鬼サン、泣いちゃってるンだもの。 ) [Wed 24 Jan 2007 23:57:58]
シュクレ > へーェ。 お豆さん投げてオニサンにぶつけるのかーァ。 ( 暦としての季節の節目は理解しているものの、こういう行事にまで詳しいわけじゃない。広げた短いページ数の絵本には、大きく絵が描いてあって文章なんかほんの少しだ。 ) 鬼サンってトキノミヤコのデビル?ナンカすごいアカーイ、ねェ。 ( コシミノ?とか、腰に巻きつけられているモノを見て首を傾げた。 ) [Wed 24 Jan 2007 23:42:18]
シュクレ > ――― マメま き? …ふゥーン。 ( お子様用の、寝転がったり座り込んだりできるスペースの真ん中で。周りにコドモの誰もいないのをいいことに、うつぶせに寝転がって足をぱたぱたと動かした。 目の前に広げているのは子供向けの一年の行事の本。一ヶ月一冊になっていて、今読んでるのは来月の。一月の分はもう読み終わって右側に放りだされてる。 ) [Wed 24 Jan 2007 23:32:39]
シュクレ > ( グレゴリオ暦:24,January,1604 )( ユリウス通日:2306932 トキノミヤコ暦日:23,師走,1603 フォーウン式太陰太陽暦:24,季冬,1603 アララマ暦:21,Shaban,1012 ラエ暦:22,Shebat,5364 ダライマ暦:23,鬼宿月,1730 ) ( 真実はともかく、おおよそそんなふうに表されるらしい今日のこの日。 ) [Wed 24 Jan 2007 23:25:24]
お知らせ > シュクレさんが来ました。 『 おに や、らい。 ( つたない発音。 ) 』 [Wed 24 Jan 2007 23:21:07]
お知らせ > エンジェル@バレンタインさんが帰りました。 『その後、妖精との邂逅は果され恋と愛の魔法は完成に至る。待ち受ける自らの運命を未だ知らない。』 [Wed 24 Jan 2007 05:03:50]
お知らせ > 円方寺シャロンさんが退室されました。 『変わったもの、変わらない――――もの、かぁ。』 [Wed 24 Jan 2007 05:03:36]
円方寺シャロン > やれやれ、本格的にそういう趣味になった?今からそれはきついよハナコサン?ま、そだね。今もってるものを十分活かしてみたいなと思うよ。それじゃそういうことで、またね。ハナコさ――――ん(またハナコ、と言うと回れ右してだったかだったか。逃げろや逃げろーである) [Wed 24 Jan 2007 05:03:07]
エンジェル@バレンタイン > ―― ほんッッッッと、アンタって可愛くない餓鬼よね・・・ またパンツひん剥くわよ( 老け込んだのは、もとい、歳食ったのは事実。数えてるだけでもう26で見た目も歳相応。実年齢なんて知ったこっちゃないが、如何見ても10代にしか見えない堕天使に向けるは半眼。 ) そお、世間に余裕が無いと辛い仕事。まあ、逆に切羽詰った状況でこそ潤う仕事でもあるんだけど―― 貧乏人は幾らでもいる、って話よ。( 貧しいが故に死に物狂いで芸を身につけ、芽を出す者も。 定評というものはあるにせよ、出入りが多く落ち着きの無い、才能に甘んじて胡坐をかいていれば直ぐに転がり落ちるアンバランスな職事情。 物の序、とばかりに書き上げたばかりのカードを其方へとほおって 栞にでも使って、と。 ) そうね、折角モラトリアムが許されている状況なら腰を落ち着けて一の技術を確り熟成させるのも良いと思うわ?せっかくの環境を無駄にしないようにする事、積み重ねた年月はきっと応えてくれるわ( 何だかんだで年寄りの苦言じみて、少々ニガワライ。まあ、少しは前向きになったように思う。自分の境遇を嘆き、世を悲観して拗ねているだけじゃ誰も見向きもしない。 ) そうねー・・・ あたしはもうちょっと描いて行く事にするわ。きっと、部屋に戻っても出来ないだろうし、少し 用事もあるし。( ちゃっかり思い出した愛称を呼ぶ堕天使に肩を竦め、言う。きっと、帰れば眼を覚ました霧子が寄り添ってくるだろう。 それにはできる限り、応えてあげたい。 そんな思考をさて置き、ちら、と眺めるのは空間。 何かを探すよな―― 探しているのは、妖精 ) [Wed 24 Jan 2007 04:58:04]
円方寺シャロン > ・・・で、だ。ボクはそろそろ帰る。眠い。マギーはどうするの?(テーブルに置いた本を抱え上げて、さて、と図書館入り口を眺めながら問いかけた [Wed 24 Jan 2007 04:43:15]
円方寺シャロン > 暫く会わない間に、めっきり老け込んだんだね。知らなかったよ。あんまり夜更かししない方がいいよ。マギーおばあさん?(スピードの速い、時折変化球も混ぜる――――キャッチ・ボール)・・・・・・そうなんだよねぇ・・・・・・農業とか商業と違って、ボク達の稼業はえーと、つまり王様が道化師を雇うのと同じ。必ずしも必要では無いけれど、余裕があれば、って。だから何か切羽詰ると真っ先にいらないと言われる。営業努力ってのも、涙ぐましい努力だよねぇ・・・・・・・(食えなければ死ぬ。非常に当たり前ではあるが非情な現実問題だ。人間でも天使でも吸血鬼でもなんでも、糧を得られなければ死ぬ。あの横丁に居る連中は、だれもかれもが大抵腹をすかせている。自分は幸運にも違う道を歩めたが、じゃあその先どうするのかといえば全く思いつかない。鳥になりたいなら、高い視線で物事を見られないとダメということか)正直、楽器は弾けなくてもいいかな、って思う。軽視じゃなくてさ、楽器に裂かずに、歌のほうを――――ってね(しかしアカペラばかりはそれはそれで辛い。そこも今後の課題だ。) [Wed 24 Jan 2007 04:42:35]
エンジェル@バレンタイン > さすがにこの歳になると、そんなやんちゃは辛いわねー?疲れるし 謹んで両手で突き飛ばして差し上げる事にするわ?天罰だと思って頂戴。( どっかの、と付くカミサマにシニカルに唇を吊り上げ。 ) 見て判ンない?営業努力よ。 感性任せで道端に突っ立ってお歌を歌ってるだけじゃ喰ってけないの。 あたしは趣味で音楽をやってる訳じゃない、ビジネスなの。( お分かり?と偉そうに羽ペンを宙に舞わせ。 彼女が続ける話題にも繋がることだけれど―― いい気分で披露して、お客にも喜ばれて、それでお仕舞い じゃ駄目なのだ。 食い扶持に繋がらなければならない。 ) ふぅん・・・ 青臭い事言ってると思うけど そういう熱意も良いんじゃない?鉄は熱い内に打てって言うし、無駄にはならないわよ。( なんて、一歩引いたスタンス。偉人級と称されるほどのスペックを持つに至った結果、ある程度限界の見えた自分にはもう遠い話。自分にもそんな時期があったのか、頬杖を付いて一思案。 けれど、自分にとっては十にも満たない頃から音楽は食う為の手段だったような気がする。 育ての親も職業音楽家だった為にしみったれた職業意識が身に染みすぎているのだろう そういう意味でまだ手垢に塗れていない彼女を羨ましく思う部分も無くは無い。 ) 声を生かす、って言う意味なら まあ向いた楽器だわね。( リュートに比べて比較的容易な扱いと、手軽さという意味なら確かにそうかもしれない。 同じ辻音楽の楽器でも、ヴァイオリンは歌に向かない。 ) [Wed 24 Jan 2007 04:27:00]
円方寺シャロン > んー、まあ、そんなところ。資料探しかな。運悪く貸し出し中ばっかりに遭遇してね。張り込んでたのさ(三日三晩寝ずに図書館の前で――――なんて、冗談交じりに返した) [Wed 24 Jan 2007 04:14:25]
エンジェル@バレンタイン > それで、こんな時間までお勉強―― ? そりゃあ、朝が来るのも嫌になりそうだけど( と、未明の窓の外を見やっても、眠らない街とは言えどももはや灯りは乏しく深い闇が広がるばかり。もう一時もすれば白んでくるだろう。 こんな時間まで書き物をしている自分もアレだが。 書き終えたカードは乾燥が終わり次第数十枚ごとに纏め、積み重ねて行き ) [Wed 24 Jan 2007 04:11:13]
円方寺シャロン > はいはい。それがとび蹴りで無いのを祈るとするよ。どっかのカミサマにね。ハナコサン(冗談交じりに返して、肩をすくめた。そしてカードに眼を留めると、「内職でも始めたの?」と問いかける。最近そういう掲示関係も覗いてないから解らなかったわけで)んー・・・・・・このままじゃ、結局路肩で一人歌うぐらいでお仕舞いかな、って思い始めたんだ。そう、以前どうにかこうにかして、一緒に舞台でやったとき、あの時だよ。ボクの頭の中の歌を伝えるのに、すごく苦労した。マギーもそれを汲み取るのにものすごく大変な思いをした。自分で言うのもなんだけど、ボクは確かに歌はまあ、上手いよ。だけど感情ともって生まれたもの以外何も無い。他の音楽関係の人と共通しているものが何も無いんだ。・・・だから、解るようになりたかった。音を、声を紡いで作る「音楽」というものを、他人に伝えるための方法を(そして頭を指でつつきながらこう呟く「ヘンなおたまじゃくしは死んでしまえ、って100回は呟いた。それから先は数えて無いよ」と。)・・・・まあ、そうだね。本当に奇妙な縁だったとは思う。・・・・・・楽器を覚えるのもいいけど、でもピアノは・・・・持ち運べるのがいいな。一人でも手入れが出来て、普通に持ち歩けるのが(となると、やはりギターだ。ギターが普及している理由も、そう考えると良く解ると言うもの。その華がさほど華やかでなくても、一輪だけ咲いていれば華やかに見えるのだろう。多分。) [Wed 24 Jan 2007 04:11:12]
エンジェル@バレンタイン > またまたざぁんねん、忘れた頃に後ろから突き飛ばしてあげるのが私の流儀なの。 ハイ、私ハナコ、ってサ?( 喋りながらも量産されていくカードが乾燥待ちで並べられていく。名前とマークの他にはハッピーバレンタインディ、と書かれただけの素っ気無いカード。 あまり感情の篭った物はすれ違うだけの他人にゃ重すぎる、と考える。 ) 大学生ェ・・・?なぁに、オペラ歌手にでもなるつもり? ( 自分と同じく泡のような日銭で暮らすストリートの芸人だった筈、そう裕福には見えないのにどういうコネで入ったのかと思えば―― ) ああ、ルゥ先生の?ふぅん・・・ 変な縁ね。 ( 中央病院の白魔術師の名前を聞けば、少し驚いたよう。やや天然がキツいが腕は確かな先生。 彼女は何かよくわかんない気体のようなものがだだ漏れに漏れてるが、詳しい事は良く知らない。 ) ふぅん、本格的に勉強してるって訳?感性任せも行き詰ったりした?( 少し、羽ペンを動かす手を休めて首をかしげ 楽譜の読み書き、演奏技術や発声の技術など自分は教えられる事なく目で盗み耳で盗んで実践を通して身に着けてきた方だけど ) ああ、あんたって 歌だけだったっけ?まあ、1日2日じゃ指もマトモに動かないわよ ちょっと真面目にやってみたら?ピアノとか。( ギターは辻音楽向けの楽器だが、音域の狭さと音量の乏しさでそれほど華のある楽器じゃないから、そんな風に ) [Wed 24 Jan 2007 03:56:56]
円方寺シャロン > うわ酷い。自分から言っておいて無視は厳しいな無視は。ダメだよ?まいたタネはとりあえず10秒ぐらいは見てあげないと(10秒。それでは返事を待つ間に終わると言う。つまりなんだ。意味は無い。もしくは気が早い。何が)んでまあ、あらためてお久しぶり?マギー。まあ、ボクのほうは――――大学生やってるよ。中央病院のルゥ先生。あの人のところで厄介になってるんだ。毎日楽譜読んだり書いたり、音楽の技術とか概要とか歴史とか――――正直入って2ヶ月の間は、夜寝て次の朝が来るのが嫌に鳴るぐらいだったよ(天使と天使。片方は元本物で、もう片方はいわばあだ名。共に芸事を生業とするが、片方は歌うたいで片方はどちらかといえば演奏家。そんなこんなで、近況をざざっ、と並べて椅子に腰掛けた。)・・・・・・そういえば、授業の一環でギターを弾いてみたんだけど・・・・・・・・・指がモゲて逃げ出すんじゃないかと思った。それぐらいもう、しっちゃかめっちゃかだったよ。本当、すごいと思うよ・・・・(はふ、と疲れたような表情を浮かべた) [Wed 24 Jan 2007 03:41:19]
エンジェル@バレンタイン > 別に良いわよ?返事しないから ( そんな風に返事をしながらもカードの出来栄えを確かめれば、早くも二枚目に。 印刷技術こそ無いにせよ、版にすればよいのだが、毎年こうやって手書きでやっている。 百枚単位で必要だから結構な労力。 その8割以上が時期を過ぎれば捨てられてしまうものだけれど―― さておき実際、ハナコと名乗り 呼ばれた名前をガン無視した事だってある。 しかも、助けを求められた状況で。 そのくらいには薄情な生き物である。 ) 元気、とは言いがたいけど まあ、なんとかやって行ってるわ。 あんたはどうなの?めっきり名前聞かないけどサ 天使サマ( 目の前に居るのは本物の”天使” まあ、このヴェイトス市で天使を名乗った所で取り人間扱いされるのは明白だが、むかぁし、空を見上げても何も落ちてやこない、と空を見上げたら落ちてきた天使。そのずぅっと後で再会したらまるっきり様子が変わって、しかも拗ねて臍曲げてたって歌うたい。 一緒に酒を飲んだ事もあるし、一度伴奏として一緒にステージに上がったこともあったか。 それっきり音沙汰は無くなって、こちらもアレやコレやでソレではなくなり、今は何してるのか知らない。 ) [Wed 24 Jan 2007 03:33:06]
円方寺シャロン > う(たじろいだ。最近ずっと「お勉強」ばかりしていたから、どうにもこうにもいろいろなモノが心太方式で抜けていってしまったようだ。で心太ってのはトキノミヤコの食べ物で、押し出すものらしい。よく解らないけど)・・・・で、ハナコ?そんな名前だったっけ。じゃあ本当にハナコって呼ぶよ?(抱えていた本をテーブルに置いて、軽く肩を竦めて見せた。)・・・というわけでお久しぶり。本当にね。元気してた? [Wed 24 Jan 2007 03:22:51]
エンジェル@バレンタイン > う、ぅん――    ( 一頻り伸びを終えて、目頭を揉み解す。既に書きあがった楽譜は数枚。楽器に慣れる為だけの極初級編から、基本的な技巧の応用まで一通り。飽きさえしなければ数ヶ月は持つ内容ではある。 つい欲張ってしまうのは悪い癖。 今日はもう止しておこう、と書き上げた楽譜と、閲覧していた楽譜とを分けて 避けておいた名刺大のカードの束を手元へ止せた所で、上がる声に訝しげに視線を上げ )――・・・   ( 顔を上げれば見知った顔で、声を上げかけたところで「待て」 出鼻をくじかれて、口を開きかけた間抜けな状態で止まり 「今思い出す!」の言葉に投げやりに視線が横へ。 ) オウケィ、逃げやしないからごゆっくり―― ( インク瓶へと羽ペンを付け、白紙のカードの束から一枚を取って 書き始めるのはサインと、なめらかな曲線で装飾的に描く翼の生えたハート。 バレンタインで客相手に配る営業用のメッセージカードの準備。 ) ざぁんねん?正解は ハ ・ ナ ・ コ でしたァ。( 慣れた手つきで素早く書き終えた一枚目にふー、と息を吹きかけながら述べる嘘八百。 競演した事もある芸人仲間の名前を忘れるたぁいい度胸だ。 ) [Wed 24 Jan 2007 03:16:29]
円方寺シャロン > ・・・・・(顔は覚えてる。以前あった時にどんな話をしたかも大体。しかし名前、名前だけが出てこない――――)・・・・・・・エンジェル、だっけ?ごめんうろおぼえ(何とか、手繰り寄せたけど――――さて、これであってるかな、とどきどき) [Wed 24 Jan 2007 03:07:58]
円方寺シャロン > (と、声を出しからふと気付く。えおt−、名前なんだっけ?)・・・・・・まて、待って待って!今思い出す!(いい加減大学生生活にもなれてきた。楽譜がヘンなおたまじゃくしの養殖場に見えることも無くなったし、ある程度自由選択とはいえ決められた時間に決められた部屋に集まってあれこれする、というのにもなれた。そしてよく図書館を利用するような状況にも。そしてそこで眼にした、見覚えのある翼、見覚えのある顔。思わず声を出してしまったが――――) [Wed 24 Jan 2007 03:06:36]
お知らせ > 円方寺シャロンさんが入室されました。 『あ』 [Wed 24 Jan 2007 03:04:18]
エンジェル@バレンタイン > ( まず使う筋肉が全く違うし、私と暮らす前までは音楽に触れる事も稀だったようだからリズム感を身につけるのも大変だろう。 その点、リズム感に優れた黒人社会で育ち、楽師であった養父やその仲間の音楽を盗みながら育ってきた私は音楽的な環境という点では恵まれていた。 才能が育まれる切欠というのはそんな環境的要素だと思うし、そういう意味で人は生まれながらにして不平等だ。 それでも高い水準を要求してしまうのは親馬鹿にも似た気持ちなのだろう。 彼女ならきっとできる、って―― 自分でも何処からか教本を持ってきて自分なりにやってみているようだが、芸術性を伴った楽曲として成立したものをやるにはまだ少し早いと思う。 ) うぅん、ちょっと 頭冷やそー・・・ ( 改めて見た楽譜はどうも肩に力が入りすぎている感じがする。 ギターをテーブルに立てかけ、ぐりん、と首を回して溜息一つ 背凭れに寄り掛かり、行儀悪く危ういバランスで椅子をナナメにしながら伸びをして ) [Wed 24 Jan 2007 02:36:38]
エンジェル@バレンタイン > ( 時折、確かめるように弦を外したギターを抱えてフィンガーワークをなぞる。 )――・・・ っと うぅん、ちょっとこれは中級編かなあ・・・( なぞって見たフィンガーワークに首を傾げて書きかけの楽譜を取り上げ唸る。 彼女への期待が大きい分、つい力の篭った物に為りがちなのが難点。 自分にとっては息をするように自然な事でも、まだ楽器に触れ始めたばかりの彼女には高い要求になってしまう。 幾ら手先が器用で頭も良く、理解力に長けると言っても 彼女の身につけている技術は全くの畑違いであり、技術は年月と共にしか身につかないもの。 ) [Wed 24 Jan 2007 02:29:15]
エンジェル@バレンタイン > n――   nn――  ( 揺れる羽根ペン、漏れるハミング。 その度に手元の羊皮紙に音符が書き連ねられていく。 羽根の楽師は多数の楽譜に囲まれ作曲中という風情。 書いているのはギターを練習し始めたルームメイトに贈るエチュード。 所謂練習曲。 練習曲と言っても音楽として成立させた上で、技巧を習得させる為に比較的単純な技巧を繰り返し要求し習得させる為の物であり、まだ演奏技術はおろか、楽譜の読み方を覚え始めたばかりのルームメイトにとってはそれなりの課題となるような物。 それも習得すべき技巧と、レベルごとに複数用意するつもり。 ) [Wed 24 Jan 2007 02:19:39]
お知らせ > エンジェル@バレンタインさんが入室されました。 『 Étude 』 [Wed 24 Jan 2007 02:19:30]
お知らせ > ザッハトルテさんが帰りました。 『( ――…フィクションなのは何処から何処までだろう。 )』 [Mon 22 Jan 2007 02:15:28]
ザッハトルテ > ( 作家の名前こそ知らねども、比較的最近のこの街を舞台にした話だと書いてある。 あらすじを顧みるに、登場人物は「人間」に「死霊」「生霊」「人外」――成る程確かにヴェイトス向きな。 だとしたら、さて。 )  [Mon 22 Jan 2007 02:14:12]
ザッハトルテ > ( 閲覧席の隅も隅、薄暗い机で何時ぞやの続きからと読み進めた物語は、やけに情景描写が鮮明に浮かぶ。 石畳を行く辻馬車、凍った路面で遊ぶ娘。 滑って横転する馬車に娘を庇う婚約者、そこいら辺の描写は想像力不足が災いしてかさっぱりなのに、街中の風景だけが目にしたように ) ――…  ああ。 ( ふと頁を捲る手を止め、奥付を開いて納得した ) [Mon 22 Jan 2007 02:09:08]
ザッハトルテ > ( 理由は自問するまでも無い、先日此処で既にその結論は出している。 少しずつ面白いと思えるものがなくなって、偽り無く好きだと言えるものがなくなって、削れて最後に何もなくなればそれで御終い。 さて、「今」は何合目辺りに位置するやら――辿り着くと云うよりは元に戻るの方が正しいか。 ) ( 足を止めて ) ――…これが良いか。 ( 抜き出した本は館をモチーフにした判じ物の連作の。 謎解きまでも考慮して読み込むならば頭も使うだろうし、余りにつまらなそうなら犯人をばらしてみるのも良し。 象牙色の頬を朱乗せて御怒りになるかも知れんが、――例えそれが一時しのぎの誤魔化しにしかならないとしても。 後はこの前無作為に決めた本を読み進めて、それから戻ろう。 ) [Mon 22 Jan 2007 01:48:15]
ザッハトルテ > ( 求められたものの一、新刊はカウンターの側に専用の書架があったように思うからそれで良し。 今ひとつの探し物は「連作で出来るだけ長いもの」、ここぞとばかりに某権威学者のライフワークとなった論文でも借りて突きつけてみようかとも思ったのだけれど――それは10年を超えて尚、新たな発見がある度に言わば増築を繰り返し、最早何について研究していたのか判らなくなったような論文で。 時間が潰せると云う意味では悪くない選択だと思うけれど、面白いかと問われたら激しく微妙。 ) よって――…遺憾ながら、却下。 ( 論文を腹に収めた書架の前を通過 ) …… ( そう言えば、 ) 最近めっきり調べなくなったからな――… ( 新刊然り話題作然り ) [Mon 22 Jan 2007 01:35:38]
ザッハトルテ >  ――――……  ( 最初から判っている通り、ラベルはただのラベルであって眼になどなりはしない。 「この世にはラベルの無いものの方が多いのに」――昨日の話を引き摺っているだけ。 正確に中身を表す指標がないものばかりだから、殊更それを求める傾向があるんだ って。 )  ……   。 ( 怯懦を恥じたとばかり、決心の真似事。 ――ひとつ息を吐いて挑むように見上げた書架の背には、何処にも眼などありはしなかった。 気を取り直して昨日の話――リクエストに応じるべく、表題を追っての本探し。 ) [Mon 22 Jan 2007 01:24:09]
ザッハトルテ > ( 目の前には壁と見紛うばかりに本の背が並んでいた。 ひとつひとつの背の、縫い取られ或いは箔押しされた題名やら作家名やらを表す――「ラベル」が一斉に此方を見返している気がして、それは錯覚だと判っているのに反射的に足を引いていた ) [Mon 22 Jan 2007 01:11:31]
お知らせ > ザッハトルテさんが入室されました。 『( 一面のラベル )』 [Mon 22 Jan 2007 01:04:20]
お知らせ > フィンガさんが帰りました。 [Sun 21 Jan 2007 03:02:03]
フィンガ > ふゥー…、(再び床に舞い戻り、)もう一分張りしてくか。(本を片手に古紙に走り書き。御勉強が終わるまで、しおりは本棚の隅っこに立て掛けといた。) [Sun 21 Jan 2007 03:01:39]
フィンガ > (羽みたいに不規則な動き。床を滑る様に不時着した其れは、しおり。)凄いねェ。手作りってやつか。(ミトンが拾い上げた其れは、春の野花の押し花しおり。パステルカラーの其れは、こじんまりと御利巧さんに、よく分からん透明な板の合間に収まっていた。)勉強熱心な子だったのかしら、(このしおりの持ち主は。 先の頁の合間にしおりを挟み、本棚に戻さんとして、ふと目に止まる1頁。) [Sun 21 Jan 2007 02:56:18]
フィンガ > (程無くして、抱えていた一冊を、ぱたむ。埃が舞い上がる其の前に、座り込んでいた男は重い腰上げ立ち上がった。 抱えた文献は本棚へ戻し、さて散らばした床の数冊を手に取ると、倦怠な動作が後片付けを始める。)――…知識ばっかあっても、(最後の一つを本棚に、入れ損ねて床に落とした。)力が追ッ付かないって、の。(床に落ちた本。拾い上げた其の拍子。頁の合間より、はらり何かが床に落ちた。) [Sun 21 Jan 2007 02:50:26]
フィンガ > (ひとめ 違い、人目。)才能が無いって奴かねェ。(細かい文字を追うのはきつい。疲れ目を休めんと、暫し瞑った両の目は俄か沁みた。眉間を暫く抑えた後に、再びミトンは頁を捲る。細かい文字を目と指で追い、時に床に置かれた古い紙に走り書き。) [Sun 21 Jan 2007 02:42:57]
フィンガ > (一目が無い事が幸い。床に座り込み本を読み漁る姿は御世辞にも行儀の良いものではなく。文献の一つの頁で捲る手を止め、)分かンねェな…。(後ろ手に結った髪。苛付いた風隠しもせず、髪掻いた。 頁の中に細々と敷き詰められた文字。其の所々に散ったルーンの文字。 左目を覆った眼帯の奥、両目を瞑り、眉間押えた。) [Sun 21 Jan 2007 02:36:42]
フィンガ > (うず高く積まれた文献の壁。書棚は右から左手へ延々続いていく。随分と見晴らしが良いのは、己以外に人影が見当たらないが故。)・・・、(床の上に胡坐を掻いた男が独り、)んー…。(床の上に散らばる文献が数冊。) [Sun 21 Jan 2007 02:30:00]
お知らせ > フィンガさんが入室されました。 [Sun 21 Jan 2007 02:22:59]
お知らせ > シュクレさんが帰りました。 『( 本を読んでいる間は黙々と静か。 絵本は別。 )』 [Fri 19 Jan 2007 23:22:29]
シュクレ > ( その後、更にいくつかの本を抱え持つ腕の中に増やし ) ―――― ン、 ( 片手では抱えきれなくなったそれらを両腕と体とを使って抱えなおした ) よォ シ。 ( 気合をいれるのではなく、わくわくと楽しそうな声音。 ) エーット、さっきいた閲覧室、はー? ( 確かアッチの方だったかな、と。足を向ける。昼まで十分睡眠はとったし、今抱えている本を読む時間くらいはあるだろう。読みきれなかったら借りて研究室に持ち込めばいい ) [Fri 19 Jan 2007 23:20:33]
シュクレ > ( 本を返しにぐるぐる歩き回るのは、次に読む本を選ぶためでもある。 ) コレェ―― と、 ( 利き手の人差し指で本の上の部分を引っ掛けて、本の間からするりと一冊抜き取り右手の上に。 ) ソレ、からー ァ… ( 顔を書架の方に向けたままに、てくてく足を進ませて。時々止まったかと思えば本を抜き出して右手に抱えた本に重ね、また歩き始める。 )  … ッ、 ト。 ( 少し慌てた様でイキナリ足を止めたかと思えば、ようやく視線を書棚から外した。 ) あァ、スミマセン。 ( どうやら、足を止めたのは視界の端に人の姿が見えたことに気がついたかららしい。ぶつからなくて良かったと、安堵の滲む声 ) [Fri 19 Jan 2007 23:10:39]
シュクレ > … ン、おっけーェ。 ( ようやく空いた両手を、ぷらぷらと振る。特に数冊の本を抱えていた右手は少しだるいような気がして、なにげなく左手でぐにぐにと軽くマッサージ。 しながらも、視線は本の背に記されたタイトルを追った。 ) サテ、じゃァ次はー…… ( どれを読もうかなッて。視線をめぐらせながらころり、口の中の角砂糖を反対側のほっぺに移動させた。 ) [Fri 19 Jan 2007 22:55:55]
シュクレ > ( 本が読みたいと思う時は特にジャンルにこだわらず、その時目について読みたいなと思った本に手を伸ばす事にしている。ぐるぐると図書館の中を歩き回って適当に選んで腕の中に積み上げた本を、閲覧室に篭って黙々と読み。そうしてまた本のタワーを抱え図書館の中をぐるぐる回って本を返していくのだ。もちろんタワーと言っても抱えられるくらいの程度だけれど。 ) …でー…… コレとコレが、 アッチ。 ( 返却カートに纏めて戻してもいいのだけれど、ジャンルがバラバラだから司書さんたちもあっちこっち回らなければならないだろうし。こうして自分で図書館の中を歩けば、大体どこにどんな本があるのか把握もできる ) [Fri 19 Jan 2007 22:48:31]
シュクレ > ( 今日は久々に一日オフの日だった。昼頃まで惰眠をむさぼって、そのまま家の中でだらだらして。夕方頃ようやく外出する気を起こしたかと思えば、向かった先は図書館。そしてそのままずっと入り浸っている。 ) ェットー…… 確か、この本はココだったよネーェ… ( 右手に重ねた3冊の本。元はもう少し積み上げられていたのだけれど、少しずつ返していってようやくここまで減った。 ) ( すと、と一冊本を書架に納めれば、手元には後二冊の本。 ) [Fri 19 Jan 2007 22:40:48]
シュクレ > ( グレゴリオ暦:19,January,1604 )( ユリウス通日:2306927 トキノミヤコ暦日:18,師走,1603 フォーウン式太陰太陽暦:19,季冬,1603 アララマ暦:16,Shaban,1012 ラエ暦:17,Shebat,5364 ダライマ暦:18,鬼宿月,1730 ) ( 真実はともかく、おおよそそんなふうに表されるらしい今日のこの日。 ) [Fri 19 Jan 2007 22:28:25]
お知らせ > シュクレさんが入室されました。 『 ンー…… ( 書架の間 ) 』 [Fri 19 Jan 2007 22:22:17]
お知らせ > 霧子@バレンタインさんが退室されました。 『 なんにせよ、その本は借りて行く事にした。 』 [Fri 19 Jan 2007 12:07:14]
霧子@バレンタイン > ( 「それ、持っていくと良い」 遠く離れたカウンターから司書がそう言ったのが見えた。 いや、この距離で此方の抱えている本を判別できる筈が無いし、暫らく司書の方を見ていると、何事も無かったかのように何か書き物を再開した。 また「妖精」の言葉だろうか。 姿を見せないのは何故だろう。 声を聴かせるためだけの存在なのか、妖精なんてものは本当は存在しないのか。 【判定】 ) [Fri 19 Jan 2007 12:03:04]
霧子@バレンタイン > ( 妖精探しもそこそこに数冊のギター基礎入門書を小脇に抱えて少しずつ書棚な前を横に移動していく。片端から興味のある者を手にしていると際限なくなりそうなので3冊を目処にして借りる事にした。 その方が集中して読めるだろうし、先ずはとっかかり程度の本で良い。 幾らも微妙に方法論の違う入門書を読む方が混乱してしまいそうだ。 ) ( ふと、一冊の本が目に留まった。 それはギター入門書ではなく、楽譜と詞が並んで記されたものだった。 誰だか、数年前に編集された女性シンガーの歌集のようだ。 何故かその詞の一つ一つが目に留まって、他人を理解しようとしなかったもと処刑人が、そのシンガーに「共感」した。 音符を見る限りかなり高い声を出す歌い手のようで、仕入れたばかりの知識を総動員してその音律を頭でゆっくりとなぞった。 ) [Fri 19 Jan 2007 11:54:07]
霧子@バレンタイン > ( 足は自然に音楽関係の棚に向かっていく。 此処最近の感心ごとといえばはじめたばかりのギターの事が一番で、その次は近々出発する事になるだろうクリスティア旅行のこと。 ティエン・ギニーの多忙も落ち着いてきたらしいし、既に幾らか準備のできている芸能横丁への引越しはもう少し後になりそうだ。 幾つかのこれからのことを同時に思索しながら書棚の前に立ち止まり、ぎっしりと詰め込むように並ぶ音楽関係の本に指をかけて一冊ずつぱらぱらと捲ってみる。 マギーが居なくても練習が出来るような、基礎的な本があると良い。 ) [Fri 19 Jan 2007 11:46:49]
霧子@バレンタイン > ( チョコレートは今日も手元にある。 食べ物を図書館に持ち込むなんてマナー違反だが、別に食べる用途ではないし問題ないだろう。 多分昨日聞いた空耳のような声が妖精というもので、今日もそういうものに遭遇する事を期待してうろつく事にする。 場所は多分此処で良いという根拠の無い確信に我ながら首をかしげつつ書棚の間を縫う。 ただうろつくだけというのもおかしいし、久しぶりになにか本でも借りて行こうか。 ) [Fri 19 Jan 2007 11:41:24]
霧子@バレンタイン > ( 少し早めの時間。 平日の午前中、図書館に人の姿はまばらで、視界に写っているのは司書くらいのものだ。 ふとした気紛れで朝早くから家を出て、妖精探しの二番目の場所に此処を選んだ。 以前はたまに訪れて適当な学術書を借りていたが、最近は足が遠のいていた図書館。 随分と久しぶりに来たが、あまり変わっていないようでなによりだ。 ) [Fri 19 Jan 2007 11:29:58]
お知らせ > 霧子@バレンタインさんが来ました。 『 The day 2nd / Library 』 [Fri 19 Jan 2007 10:55:45]
お知らせ > ザッハトルテさんが帰りました。 『( 通ってまで読んだと言う方が後々よっぽどへしょげそうだとか、気付いてない。 )』 [Wed 17 Jan 2007 00:02:50]
ザッハトルテ > ( 妥協案 ) ……幸いそれほど長い話じゃなさそうだ、し。 ( 通いで読み切ろう。 ――決定 ) [Wed 17 Jan 2007 00:01:26]
ザッハトルテ > ( ――とは言え、「無作為に選んだ未読の本を読もう」と既に決めて来ていたから、此処で仕切り直してしまうとわざわざ決めて来た自分ルールに意味がなくなる。 かと言ってこんな――こんなと言ってはそれこそ書き手に失礼だが(2度め)、こんな本を借りた履歴が残るのは断固としてパスしたい。 後々もぬすごく手前がへしょげそうな気がする ) ――――……  ……  ( 考えて――悩んで――その結果 ) [Tue 16 Jan 2007 23:59:14]
ザッハトルテ > ( …やがて全く無作為に、何とはなしにこれと決めて選び出した本は )( 聞いた事もない作家の、見た事もない表題の。 あらすじに目を落とすに、『 死霊と生霊の実らざる悲恋。 人間の情念を人外の探偵が解決する!』 )  …………  ( ――どうやら思いっきりフィクションの類であるらしいが、こー…   )  …   ちょっと、こー…借りるのに気が引けるのは、気のせいか な…! ( 具体的には貸し出しのカウンターに持って行くだけの根性と云うか、どう贔屓目に見ても、いい歳した男が借りて読むものではないと言うか。 ――多分本来の読者層は若い女性なんじゃないかと、思う…! ) [Tue 16 Jan 2007 23:52:30]
ザッハトルテ > ――…そこまでは必要ないな。 ( 「何処までは」「何が」必要ないのか、何もかもが曖昧。 ――…否、自身の中で言葉の枠に嵌めなかっただけの。 幾つか浮かぶもののひとつを敢えて言葉にするなら、そう。 …誰かが考え、或いは見聞きして綴った誰かの物語にそこまでの関心が沸かない。 人間の文字が読めるようになった直後の無茶で無謀な好奇心だとか、自分でも合わない言葉だとは思うのだけれど――情熱、とやらも随分遠くなった。 枯れるとはこう云う事か。 幾つかあったのだと思う。 色々あったのだと思う。 けれど、老人が在りし日を振り返る気分とはこんなものだろうか。 具体的に何時何がどうなってこうなったのか、今となっては渾然一体となって挙げる事もできやしない。 ) ( 遠くなったものと曖昧なものを形にできないもどかしさとを諦念でひとつに括り纏めて、改めて本の背に指を滑らせた。 どのみち何か、それこそ適当に――「読まなければならない」事に変わりはないのだし。 ) [Tue 16 Jan 2007 23:40:40]
ザッハトルテ > ( この書架だけでも収めた本は相当の数だろう。 1日1冊読んだとしても、全て読み切るには――あれはアッティムを発祥とするのだったか、千と一夜の物語を軽く超えそうな。 ) ………  ……   ( 恐らくは今後も不定期に起こるであろう異種族弾圧の波を避け得たとしての話、時間だけは十分にある――と思う。 或いは此処の蔵書を全て読み切れる程の? )   ( 考える。 )   …………………。   ( 棚の高い位置を見上げていた視線がするすると斜め下に下がり ) [Tue 16 Jan 2007 23:21:57]
ザッハトルテ > ( 特に読みたいものがあって足を運んだ訳じゃない――等と言うと、書き手には酷く失礼だしある意味自分にも跳ね返るけれど。 作家と名乗れるものではなくとも、職種的にはそちら系である以上単語や文章や言い回しや、そういったものとは親しくなければならなかった。 今日の来訪は、言わば職業上の義務の為の。 その意味では無作為に本を選ぶといったやり方は、間違ってはいないと思うのだけれど――本の保存状態を第一に考えているのか、館内の空気は適温からはやや低い。 指先に残る無機物の冷たさに軽く手を握り込み、首だけを曲げて壁のように聳える書架を何とはなしに見上げた。 ) [Tue 16 Jan 2007 23:04:57]
ザッハトルテ > ( 棚を見ない代わりに、チェンバロの端から端までを指先でなぞるようにして、本の背に触れながら歩いてた足をふと止めた。 その時指が触れていた本を抜き出して表紙も見ずに中ほどを開く。 ――…偶然もあったもので、適当に選んだ本は何時か何かの機会で既に読んだものだった。 ぱたりと閉じて元の場所に戻し ) …余り良い読み方じゃない。 ( 読み方と言うより選び方とするべきか。 軽く目を閉じて首を横。 ) [Tue 16 Jan 2007 22:52:42]
ザッハトルテ > ( 緩慢に歩いている。 本の背に縫い取られた表題を見るでもなく、視線は数歩先の足元に固定。 本を「探している」ようには見えなかろう――もしこの様子を見る人が居たならの話だが ) [Tue 16 Jan 2007 22:39:27]
お知らせ > ザッハトルテさんが来ました。 『( 書架と書架の間を )』 [Tue 16 Jan 2007 22:33:58]
お知らせ > シュクレさんが退室されました。 『 …あ。 ( 最後の場面で、涙が一すじ、頬をつたった )』 [Fri 12 Jan 2007 23:44:09]
シュクレ > ムー。でもそんな研究して論文書いてもボクには関係ナイからナァ。 ( むしろ上司サンや同僚サンたちに時間の無駄ッて怒られちゃう。 ) ア、でもこのきつねサンはイイコさんみたいー? ( カナ、って。くるくる表情を変えながら、ぺらぺら本を捲って読み進めていきつつ。 ) [Fri 12 Jan 2007 23:41:51]
シュクレ > サァ て。 次のきつねサンの本はー? ( 重なった絵本の一番上、ひょいってとって目の前に広げる。 どうやら選んだ本はすべて、狐の出てくる絵本らしかった。 ) それにしても、ナァーんできつねサンはいつもイーッつも悪いコにかかれちゃってるのかナァ? ( 絵本を読み進めながら、こてりと首を傾げて。 ) コンナにかわイーのにねーェ ( 絵本は、どうやら元はトキノミヤコの話らしかった ) [Fri 12 Jan 2007 23:37:04]
シュクレ > ( 悪魔やオバケを退治したって有名な騎士さんが、幼い王子サマにお願いされて庭で寝ていたイタズラッコな狐サンを矢の届かない位置から射っていろんな人に褒められるってオハナシ。 ) このオウジサマってば性格悪いよネーェ。 ( ムゥ。左手で頬杖をついて本を閉じながら口をへの字にして不満顔。 右の頬が歪にふくれているのは口の中に角砂糖が入っているから。 ) [Fri 12 Jan 2007 23:27:22]
シュクレ > ゥわ。 エェー……いッくらいたずらっコだからって、気持ちよさそォーに眠ってるキツネサンにさーァ… ( 眉を寄せて、足をばたばたと忙しなく上下させる。傍らの小瓶から角砂糖を左手で一つ摘んで、口元に運んだ ) ヒッドイなーァ、もー… [Fri 12 Jan 2007 23:13:33]
シュクレ > ( あごの下に組んでクッション代わりにした両手の、左腕の傍には他にもいくつか絵本が山になって積まれていた。右腕の傍には小瓶が一つと、既に読み終わったらしい本が一冊。一々取りにいくのも面倒だからって先に適当にピックアップしてきたようだ。 本来の目的であった研究に必要な真面目な本の書き写しは終了して、口を開けたままの鞄が一つ時折ぱたぱたと動く左足の近くに転がっている。 駄目人間の図。 ) あハ、しっぽとかやァーわらかそーだネェ。もふもふーッてしてみたーィ。 ( 普通の本より厚くて大きなページを一枚パラりとめくる。 ) [Fri 12 Jan 2007 22:59:16]
シュクレ > んンー… ( 平べったくてごろごろできる。時々絵本の読み聞かせなんかも行われたりするお子様向けの閲覧スペース。別名お子様放置区域に、およそ子どもとは呼べない背丈の白衣姿が一人。こんな時間にはお子様たちはいないからって、堂々とうつぶせになってごろごろしていた ) うふふ、フフ。やー、イイねェかッわいーナァこのキツネさん。 ( 目の前に開いているのは絵本らしい。 ) [Fri 12 Jan 2007 22:48:53]
シュクレ > ( 12,January,1604 )( ユリウス通日:2306920 フォーウン式太陰太陽暦:12,季冬,1603 アララマ暦:9,Shaban,1012 ラエ暦:10,Shebat,5364 ダライマ暦:11,鬼宿月,1730 ) ( 真実はともかく、おおよそそんなふうに表されるらしい今日のこの日。 ) [Fri 12 Jan 2007 22:40:22]
お知らせ > シュクレさんが入室されました。 『グレゴリオ暦:1604年1月12日』 [Fri 12 Jan 2007 22:35:47]
お知らせ > ミカドさんが退室されました。 『(途中寝てたとか、秘密の話。)(すいませんと誰かが土下座した)』 [Thu 11 Jan 2007 04:46:44]
ミカド > (キラキラ笑顔をこっそりうかべて立ち上がる。 明日の昼間には全ての用具が整っている事だろう。――「楽しい持ちつき風景」を思い浮かべつつ) [Thu 11 Jan 2007 04:46:25]
ミカド > (杵と臼の手配はOKだ。蒸かし方も、この通り!!!書き写した。 …自分でヤル気は0パワーです。だって貴族だもの。トキノミヤコ人だもの。男子厨房にはいるべからずー) ――残るは、どうやって…どっかの馬鹿力の学者を乗せるかだね。(流し目が、人影だけの隣人を眺める。――そこに「馬鹿力の学者」でも見たように。)三人で向かえる正月の姿――…小鳥ちゃんに振袖着物で、彼に袴。 完璧じゃァないかっ( 物凄いずれてるとか云わない。 もちが楽しく作れれば満足なのだ。 のうないではぺったんぺったん和やかに餅つきする三人の姿が浮かんでいる。 途中うっかり杵を滑らせて、しろいモチ塗れになる娘と友人。その二人を助けるべく自分が大活躍★ 「はははははそれじゃモチはつけんよ」とか言いながら、華麗に杵を振るう自分の姿…までが「楽しいもちつき風景」だ。 杵の重さ?しらない。) [Thu 11 Jan 2007 04:39:56]
ミカド > (もっとも、ヴェイトスにきて浅い男の考える事――本当に安泰かどうかは断言できない。半年ばかりヴェイトスを離れていた所為もあり、情勢も曖昧。貴族の噂話程度からの推測に過ぎない。 聞いた話にどんな背鰭尾びれがついているかも分からん事。  だから、今は)    もち だな。(漸く手に入ったんですよ。もち米) [Thu 11 Jan 2007 04:34:13]
ミカド > ……んんー…(男は本を閉じて、軽く背伸びをした)(すっきりしない部分もあるが、最早ステアはアングリマーラへ脱出した後。 ヴェイトスに戻ってくる理由は…今のところない。…後々あるとすれば「復讐」か? …生きたいと願うよりも、復讐したいと云う思いが上回った時に、戻ってくる。 或いはアングリマーラでの弱肉強食に耐え切れなくなって戻ってくる。 それか、本当に、アングリマーラの王の刺客となってヴェイトスを訪れる――…?…いや、それもどうだろう。ヴェイトスに送り込む前に、北のクリスティアや、ティアン港など先に潰す場所は多々ある。戦略的にも、直接ヴェイトスを攻めたのでは、均衡を崩したが最後、北と東から隙を狙われる可能性もある。)……暫くの間は、安泰と。 [Thu 11 Jan 2007 04:30:43]
ミカド > ( いや、もっと言うなら…この声明文を出したかった理由もメリットとデメリットを天秤にかけると、なんだかイマイチ。 レティシア一味が吸血鬼だとばらしたかった?だけど、吸血鬼この街にいることなんて、今更公表する事でも無し。法律的には、犯罪をおかしていない吸血鬼は、ヴェイトスでは法律的には保護されると、聞いている*。もっとも、実際にはどうなるかは謎だが。情勢が変わった今、吸血鬼の扱いはどうされるのか――確かめる余裕も、気もない。法律で保護されると言っても、私刑を喰らう可能性も、ギルド「カーン」に正体がばれるのもぞっとする。…それらを考慮しての暴露だとしても…ステアとレティシアが「敵対」した事まで広めてどうすると。そして、一家惨殺が自分の仕業だとばらしてまでどうすると。MJと艶子という魔界の勇者へのアテツケもあったとしても)……………みすてりぃ小説よりも、謎だらけ   ?  [Thu 11 Jan 2007 04:23:48]
ミカド > (さまざまな意味で。)(向うで幾ら騒がれようが、元々妖魔が跋扈する国だ。 「何時もの事」で終わる筈だ。そこから弾圧の動きが始まる事はないだろうと思う。 もっとも、あの国で若輩者が生き残れるかは謎だが、死のうが生きようが、此方には関係ない。 そして、外に逃げたのなら…わざわざ生き辛いヴェイトス市に戻ってくる事もないだろうと思う。”声明文”とか”血の挑戦状”などと呼ばれている血文字には、彼女が事を引き起こした原因が記してある。写真などない時代だ。ゴシップ塗れた記事を鵜呑みにするわけにもいかないが… それでも、いくつかある新聞記事の中に必ずでてくる文章を信じるなら――)………。(信じるなら)…や、謎だらけなんだけどね。共存を目指していたのに、急にやーめた!した理由とかさ。(レティシアからの手紙内容を合わせて考えても、そこらへんは謎だらけ。) [Thu 11 Jan 2007 03:55:28]
ミカド > (眺める本は、今月の新刊。新人らしい――何処かの国をテーマにした冒険記…らしいが、ほぼ頭の中には入らない。――今、この男の頭の中に在るのは――新年早々色々な意味で騒がせた「若輩者」の事である。 貴族達に混じっていれば、それなりに話は聞ける。 勿論、尾鰭・背鰭もついてくるが)―――『外に何を求めるのだ――』(閲覧席の隅っこで、ぽつりと呟く。開いた頁の上では、丁度主人公が、そんな台詞を言っている。) ヴェイトス市の、外。(内通者も居ると言う。行き先はアングリマーラ。 …脱出した後に逃げ込む場所としては間違っていないと思う。) [Thu 11 Jan 2007 03:17:52]
ミカド > (耳にこびりついた祝いの挨拶を洗い流す為、選んだのは図書館だった。本当は――墓場の「友人」に会いに行きたかったのだが、時期柄何が起こるかわからない為、避けたのだ。、白いインバネスで席を確保し、積み上げた本で在籍を主張して、簡単な人避けを築く。  時間も時間の為に人影の少ない図書館は、時折響く足音以外は、手元のランプが弾ける音程度―「人」を真似た吸血鬼の吐息が響く程度。 揺らぐ人影を隣人にして、吸血鬼の貴族は一人の時間を楽しんでいた。 ) [Thu 11 Jan 2007 03:00:20]
ミカド > (新年を祝うパーティやら、舞踏会やら、サロンの友人の集まりやら……何かと忙しかった年始も、一段落ついた頃) [Thu 11 Jan 2007 02:47:47]
お知らせ > ミカドさんが入室されました。 『(閲覧席の片隅で)』 [Thu 11 Jan 2007 02:43:46]
お知らせ > ルーア・リシアさんが帰りました。 『(シャリネを見送って、また閲覧席へと戻っていった。)』 [Sat 6 Jan 2007 23:05:58]
お知らせ > シャリネさんが帰りました。 『(少女は、彼女の言葉に悩んで悩んで悩むだろうけれど、それでもいつものように歌を歌う。)』 [Sat 6 Jan 2007 23:04:47]
シャリネ > …………うん。 ( 彼女の言葉には頷くだけだ。そして、微笑み深める表情はいまだ、戸惑う瞳は変わらぬままだけど ) ……頑張ろうね。おやすみなさい、ルーアさん。 ( 少女はそっと彼女に手を振って、脚立をそっと通り過ぎる。 ) [Sat 6 Jan 2007 23:04:05]
ルーア・リシア > 何が普通かは、わからないけれど。たぶん、そうだとおもう。 ( 少なくとも外見だけは。 ) えぇ、がんばって。一杯考えて、一杯悩んで――歩みなさい。 ( シャリネの言葉を聴き、うなずく。 ) そう、お仕事――寒い夜だけど、お互いがんばりましょう。またね、シャリネ。 [Sat 6 Jan 2007 22:58:11]
シャリネ > ……そろそろ、行かなくちゃ。私、歌のお仕事があるんだ。 ( 我に返ったように、少女は思い出したように呟いた。そろそろ行かねば為らないと、其れだけを告げて。 )  [Sat 6 Jan 2007 22:54:46]
シャリネ > そ、か……そうだよね。普通の女の子だもんね、。ルーアさん。 ( そんな、開発されてるなんて少女が知ったらとても驚くだろうけれども。納得するように、同意の言葉。こくこく頷いてしみじみと。 ) ……。 ( それは、我進む道を信ぜよ。……だろうか。少女は、考え込む仕草。我に返ったように静かに頷いて。 )( きっと、ほしがっているのは否定ではない。自分の道をどうするべきか、だ。けど、それ人に聞いてはいけない。自分で見つけなければ。……少女は首をふるふると横に振る ) ……ううん、違う。――――……私、 ( そっと、もう一度あなたを見上げて ) もう一度、色々考え直してみる。時間かかっちゃうかもしれないし、答えが出づらいかもしれないけど……頑張る。 ( そう、強く告げれば少女は微笑み深めて。 ) ありがとう。 ( と、礼を言った。いつもよりも、悩む表情は帯びるけれど。それでも生きるアドバイスをくれた相手に真剣に、心からの礼を。 ) [Sat 6 Jan 2007 22:53:05]
お知らせ > ルーア・リシアさんが来ました。 [Sat 6 Jan 2007 22:51:18]
ルーア・リシア > そうね。でも、受肉しているうちは、あなたたちと変わらない。 ( 魔乳メイドに押し倒されたりしたし。快楽によって体を開発されつつもあるし。本人は無自覚だけど。 ) あなたが迷ったとき、貴女が歩んできた道は揺らぐ。貴女が間違いだと思ったとき、貴女が歩んできた道は崩れ去る。――だから、それを私に問うのは、ナンセンス。 ( 淡々と、変化の少ない表情で語る。 ) じゃあ、もし――ここで貴女に”間違っている”ともし私が言ったら、あなたはどうする? あなたがほしがっているのはそんな答えか? ( シャリネの話を聞いて、今度は逆に聞き返した。 ) [Sat 6 Jan 2007 22:44:10]
シャリネ > ( 訂正:人に対してもそうやって接してきた。→他人に対してもそうやって接してきたつもりなんだ… ) [Sat 6 Jan 2007 22:39:47]
シャリネ > あ、そっか……元々、死神さんなんだもんね…… ( 今度は此方がなるほど、と頷いた。忘れてた、とでもいいたげに。どうにもこの可愛らしい少女は死神に見えないものがあるというか。発言は見えるけれど、外見は可愛らしいもので、ついと言った感じ。 ) ……。 ( 偶然はなく、全てが必然であり、要するに無駄なことは何一つ無いし、全てが必要と思われ訪れたことだと、少女は普通に平和に育ってきたから、こんな考え方を持つようになったのかもしれない。正直、こんな風に種族間の狭間で悩むなんて初めてだし、考えもしなかったのだ。自分はどちらかと言えばきっと、人の社会に順応して生きてこられたからこそ尚更。言葉に責任を持って行動しろ。そして、迷うならば思う存分悩め、というように少女は解釈をした。だからこそ…… )  ……うん。 ( 静かに、頷くだけだった。今、何も答えることは出来なかった。どう言葉にしたらいいかわからず、どう、進めばいいのかもわからなかったから。でも ) ……私ね、ヴェイトスに来るまで知らなかったの。吸血鬼があんな風に様々だって事も、だって見たこと無かったから………。それにまず、種族として見るのも初めてで……。私は人間になりたかったけど、フレイバーとしての誇りも持ってるし、受け入れてる。 ( 胸に手を当て思い出す。様々な、些細な幸せの出来事。目を閉じて、貴女に語る。 ) ………幸せだったから、かな……。私には、傍にいてくれた人たちが沢山いたから……返していきたいって、それだけをずっと思ってきた。歌もそうやって歌ってきたし、人に対してもそうやって接してきた。 ( それは、少女の芯だったのかもしれない。だからこそ……戸惑う表情隠せずに、揺れる瞳が、脆く…淡い色を放って ) ……それって、間違ってるのかな……? ( 人生に間違いなどは無い。きっと、そうなのだと思う。けれど……呟いてしまう一言は戸惑いを表す言葉で。あなたに問いかけるように ) [Sat 6 Jan 2007 22:37:09]
ルーア・リシア > ――陳腐な嘘でも、最後までつき通せば真実だ。崇高な理念も、途中で曲がれば戯言だ。貴女がすることは、私に謝ることじゃない。貴女が進むべき道を定めること――もっとも―― ( 肩をすくめて、息を吐く。 ) 貴女はそれが見えずに、未だに迷っている。それもまた、歩むべき道のひとつ。 ( そう結論付けた。 ) [Sat 6 Jan 2007 22:23:19]
ルーア・リシア > ふむ――私はそういうことは、まだよくわからない。受肉してからも、あまり現世との関わりがなかったし。 ( けれど、シャリネがいうのならそういうものなのだろう。静かにうなずいた。 ) そうだ。この世界に存在する、あらゆる事柄には意味がある。偶然に起こることなどひとつもない。どれも”起こるべくしておきたこと”だ。全ての因果は無数の糸のように絡み合い、時に交わり、人が運命や宿命と呼ぶ道を形作る。 ( 死神の言葉は、果たして極普通に生きてきた少女に理解できるものだろうか。事実はあくまでも事実でしかなく、人は自分が信じたいものを信じる。それが個々の正義であり、信念であり、真実となるのだ。 ) 言葉と行動には、常に結果が付きまとう。それはあなたと相手という二者間に留まらず、それらを囲む周り全てを巻き込んで、新たな事象を生む――それがどのようなものであれ、貴女は貴女の取った言動によって起きた結果を受け止め、次に歩むべき道を定めなければならない。 [Sat 6 Jan 2007 22:21:48]
シャリネ > ……そういうものじゃないかな?私がアイバンにいたときは煩かったよ……?そういうの……。 ( 特に、かつて愛したヒトには良く起こられた経験があり、思わず苦笑して目を瞬かせる少女に言い聞かせるように ) ―――………戦争があるから平和がある、ってこと……? ( 少女は目を見開いて、死神少女の言葉に眉を寄せる。今まで聴いたことが無かった言葉だった。 ) ……追い込むこと…・ ( そっと呟く言葉は、どこかきしきしと重み伝わる心を表すかのごとく震え。 ) ―――……っ……! ( 其れはつまり、優しさを保てる強さを、最後まで貫けるかどうか、って、ことだろう。途中で躊躇ったりすれば偽りと見られるのは無理も無い。……其れが事実だ。死神少女の正論に、少女は思わず目を見開いて言葉もなく……反論も出来なかった。それでも強さを持ちたいと、貫きたいと思っていても、自分を大切にする上で人を守る、なんて……都合がいいのだろうか。思わず、悩んだ顔が俯いて。瞳がまた、揺れる。どうしたら、いいんだろうか。全部、真っ白にして考えなければならないのだろうかと。言葉に出来ず沈黙を作り出してその後、一言 ) ……ごめん…… ( 答えられない事に、思わず一言謝った ) [Sat 6 Jan 2007 22:11:05]
ルーア・リシア > 相手を思いやる気持ち――それを誰彼かまわず振りまけば、やがて自ら首を絞める形となり、滅びる。あなたは差し伸べた手を、何があっても最後まで差し出し続ける覚悟はあるか? 傷つけられても、周りから疎まれても、自らの立場が危うくなっても――自分の守りたいものまで、あなたのした好意で傷つくことになったとしても――あなたはその手を差し伸べ続ける覚悟はあるか? もし、少しでもためらったり、一度でも差し出した手を引っ込めれば――あなたの言葉も、決意も、行動も、全てが偽りへと変わり、崩れる。 [Sat 6 Jan 2007 22:06:53]
ルーア・リシア > ――そういうもの、なのか? ( 黄色いツインテールの娘は、目を瞬かせた。 ) そう、争いはなくならない。歴史とは、争い――傷つけあい、傷ついた中から復興を遂げて、平穏を築き、その後にまた争う。その繰り返しの中で、生き物は生活の水準を高めていった。これからも、それは続く。 ( いうなれば、自然界のサイクルとはまた別の、知的生命体独自のサイクルなのだろう。 ) ――その思いやりが、時に相手を傷つけ、追い込むこともあると――あなたは知らなければならない。 ( シャリネのほうを見て、ルーア・リシアは語る。理を―― ) [Sat 6 Jan 2007 22:03:54]
シャリネ > ……思ったかな。……何だか、難しいなって思う。 ( そういった後は貴女をもう一度見上げて、困ったように微笑んだ。考えすぎてしまうのは、どうにも自分の悪い癖だ ) [Sat 6 Jan 2007 22:00:51]
シャリネ > ……私は女だからいいけど……誰か来たら恥ずかしいじゃない。 ( 必死で説得。思わず困った顔で上目に貴方を見て。 ) ……。 ( 違うのか、という貴方には言葉なく、思いっきり縦に頷いた。読んでも面白いだろうけれど、後々後半読むにつれてこの少女は辛くなるだろう。ぱらぱらと捲る少女をそっと見上げて。その間は何も喋らず ) ……。 ( 「何がしたい」そう問われれば、少女は戸惑ったように空色の双眸を揺らがせた。続いた言葉を遮ることなく聞いて、その後 ) ―――………。 ( 考え込む仕草が続いた。眉を寄せ、固まるように口元に指の甲を当て思案する。 )  ……争いはなくならないんだなと思った。でも……  ( ふっと、顔を上げて。真っ直ぐな目は悲しげに貴方を見上げて )  人のことを、自分と同じくらい大切にすることは無理だとしても、やっぱり、思いやる心は捨てちゃいけないなって。余裕を持てる時間を皆で作らなきゃいけないなって。でも……戦争は ( そっと俯いて、呟いた ) なくならないんだろうなって……。 [Sat 6 Jan 2007 21:55:29]
ルーア・リシア > やけっぱちでも向こう見ず、でもいい。――まず、あなたは何がしたいの? ( 国と国の争いの物語を元通りしまうと、脚立を降りて、問いかける。 ) あれは文字通り、どこかの国とどこかの国の戦争の話。あなたが直面しているであろう事象とは、なんら関係ない。対岸の火事だ。――それを読んで、あなたは何を思った? [Sat 6 Jan 2007 21:46:29]
ルーア・リシア > ――ん? どうして? ( パンツ見えてるから、は理由にならない。見えていても同性だしいいじゃない、とかそんなノリ。シャリネを振り返り、不思議そうに聞き返す。 ) む、ちがうのか――えぇっと、なになに―― ( 改めて「どこかの国と国の争いの物語」という本を手に取り、ぱらぱらとページをめくってみる。 ) [Sat 6 Jan 2007 21:44:28]
シャリネ > もう、そういう愛もあるだろうし、確かに読んだこと無いから読んでも面白いのかもしれないけど…… ( なんか言った。凄いことを。 ) ―――……え……? ( やけっぱち。淡々と告げられることに目を見開く。自分では、そんなつもりは無かったからだと思う。 ) ……私、やけっぱちかな? ( 何も知らない死神さん。けれど、死神だから知っていることもあるのだろうか。少女は不思議そうに、貴方を見て尋ね。 ) [Sat 6 Jan 2007 21:41:45]
シャリネ > ( 頬を掻く相手に対し、此方はふいっと俯き加減にふてました。眉寄せて難しげな顔 ) ―――……ちょ、ちょっとルーアさん、駄目ですよそんな短いスカートで上上がったりしちゃ…… ( 焦った少女。女の子だから、ということであまり意識しないけれども慌てた様子であたふたと見上げながら。 そして ) ……うん?うん。……って違うよっ! ( 見たらそれはなんかのボーイズラブ。……少女は目を見開いて赤面し、ふるふると首を振った。そして ) それじゃなくて、隣の。「どこかの国と国の争いの物語」っていうのがあるでしょう?それ。 ( と慌てたように小声で否定を。冷や汗掻き気味でほぉっと息を吐くけれど。 )  [Sat 6 Jan 2007 21:38:09]
ルーア・リシア > なんでって――砕けたらそれでおしまいだから。やけっぱちになってぶち当たるのと、覚悟を決めて物事に挑むのは、違う。――あなたの場合は、思い切り前者のほう、だから。 ( やっぱり淡々と答える。 ) [Sat 6 Jan 2007 21:18:47]
ルーア・リシア > ――うっ―― ( 子犬みたいな潤んだ瞳で見つめられると、なぜだか心が痛みます。ちょっとだけたじろきながらも、死神は視線をそらして頬をかいた。どうする、ア○○ルー。 ) ――どれどれ。 ( 指されたのは、伝記ものがならぶ一列。シャリネが使っていた脚立を上って、その本を確かめてみる。ちなみに館内ではローブ脱いでるので、今はブラウスにミニスカート姿。見上げれば下着も見たりします。 ) ――ふむ。 ( それらしき本を抜き出して、パラパラめくる。 ) なんだ、シャリネはこういうのがすきなのか。 ( 脚立の上で振り返り、シャリネを見下ろしながら見せた本は――タイトル『俺の下で喘げ』美男子の若い新王様が、国を建て直し領土を広げていく。その中で自国の兵士や敵国の軍師さん(みんな美形)などを捕らえてピーするボーイズラヴな伝記でした。すぐ隣にあったのを取り違えたらしいよ! ) [Sat 6 Jan 2007 21:17:31]
シャリネ > ……っていうかなんで無理なの? ( そこ、やっぱり気になったらしく、少女はもう一度ちょっと泣きべそな瞳であなたに視線戻せば、尋ねて ) [Sat 6 Jan 2007 21:14:57]
シャリネ > ( 起き上がりたいけど起き上がれない。七転八倒という感じの今現在。目標にしたい、七転び八起き。でも 「 あなたには(恐らく)無理 」 ) ―――……む、むり…… ( がーん ) ( 瞳うるうる、ちょっと泣きそうな声と表情で呟いた。※くぅーちゃん?違いますよ、決して。 ) ……あ……うん。本を返しに来てたの。あれ。 ( 質問されれば表情戻して上見上げ、指差して。それは「どこかの国と国の争いの物語」とりあえず、伝記物が並ぶ列だった。 ) [Sat 6 Jan 2007 21:09:43]
ルーア・リシア > ( あ、咽た。なんでかは分からない。とりあえずシャリネを立たせてあげると、なにやら手をバタバタさせはじめた。 ) 当たって砕けても再生できるのなら、それで問題ないと思うけど――あなたには、恐らく無理。 ( きっぱりと真顔で言いました。人間は砕けたら再生できません。ご利用は計画的に。 ) それで――? わざわざ図書館に新年の抱負を示しに来たわけじゃないでしょう。なにをしていたの? [Sat 6 Jan 2007 21:04:06]
シャリネ > ( 訂正:豊富→抱負 ) [Sat 6 Jan 2007 21:00:40]
シャリネ > ( 思わずごほ、っと咽せた。七転び八起き。痛い言葉だった。思わず苦笑が零れ貴女を見る。どうにも恥ずかしいところばかり見られているような……気のせいだろうか。手を差し出してくれる相手に恥ずかしげに顔赤く染めて。俯きがちに「ありがとう」と手を取って立ち上がりながら ) ――ち、違うよ……新年の抱負はこんな、当たって砕けろなんてことはないもん。 ( なんかこっちも言った。必死の表情でばたばたと片手を宙に仰がせて慌てた様子。けど、それってある意味豊富を語っているような気もする。もしかしたら、説得力ゼロかもしれない。 [Sat 6 Jan 2007 20:59:10]
ルーア・リシア > ( 音のしたほうにいってみると、そこには見知った顔があった。その様子を、しばらくジーッと見つめてから。 ) ――七転び八起き? ( 大丈夫? と声をかけつつ、側によって手を差し出す。 ) 何も体を張ってまで、新年の抱負をあらわさなくても……。 ( 変化の少ない表情で、なんかいいました。 ) [Sat 6 Jan 2007 20:53:27]
シャリネ > ( ドレスに足を引っ掛けて、しまいには脚立の一段に脚を届かせることなく、バランス崩して転倒。阿呆でした。 ) …いたたたた…… ( 尻餅ついて落っこちた為、少女は腰を擦っている少女一名。苦笑ももれない。怪我は無いけれど、こんな静寂な場所で恥ずかしい限りである。―――足音が聞こえて、思わず焦ったように体勢を整えようと、立ち上がろうとして……ドレスをぱたぱた手で叩く。貴女が来たときには気まずそうにぎこちない素振りでドレスの埃を叩いている少女がいるだろうか。 ) [Sat 6 Jan 2007 20:50:19]
ルーア・リシア > ――なんだ? ( 読んでいたページを閉じて席を立つと、音のしたほうにあるいってみる。 ) [Sat 6 Jan 2007 20:47:24]
お知らせ > ルーア・リシアさんが入室されました。 『(音に気がついて、本から顔を上げた)』 [Sat 6 Jan 2007 20:46:30]
シャリネ > きゃぁっ!! ( ず て ん ッ ) ( 思いっきり踏み外して転落。凄い音がした。 ) [Sat 6 Jan 2007 20:44:13]
シャリネ > ……っていうかこれ、段差の差が大きい気がするの、気のせいかな………? ( 小さく呟かれた言葉は震えていて。思わず苦笑。でも、根気で降りるしかない。落ちたら洒落にならない。ひっくり返さないように、もう一段……足をかけようとして……[判定]奇数なら普通に降りれる。秒数が偶数なら派手に落っこちる。0が出たら脚立をひっくり返して落ちる。 ) [Sat 6 Jan 2007 20:43:06]
シャリネ > どうにも、安定しない脚立の上は怖い。踝までの淡いクリーム色のフリルワンピースの裾を持ち上げるように、膝元を指でつまんで身長に降りようと。一段降りて、もう片方の空いた手を、そっと脚立の上に置いて。―――とりあえず、降りないと。別段そんなに高くないのだけれど、どうにも不慣れで足が僅か不安定。下を見ながら、もう一段……後、4段。 ) ―――……っと…… ( 危なっかしい仕草でもう一段。そこで息を吐いた。Aラインの衣服がふわりふわりと降りるたびに揺れる。もう一段。後2段。……何遣ってるのとか、聞いちゃいけない。 ) [Sat 6 Jan 2007 20:40:26]
シャリネ > ( 先日借りた本を、元の場所へ戻そうと、先日出会った彼に言われた通り脚立に昇って返し終えた後。受付も終えて、もう特別な用もなく。「どこかの国と国の争いの物語」は、丁重に本棚の上にしまわれた。少女はほっと息を吐く。 ) [Sat 6 Jan 2007 20:35:39]
お知らせ > シャリネさんが入室されました。 『 脚立の上。』 [Sat 6 Jan 2007 20:28:21]
お知らせ > メルヴィンさんが帰りました。 『( そうであったなら、その時は自分も一緒に吸血鬼になってあげたのに。 )』 [Fri 5 Jan 2007 00:50:39]
メルヴィン > ( けれどもしも、そうであったなら――― ) …。 ( 読んでいた本を閉じて、本棚へと戻した。元あった場所と言うわけではなく、手近な場所に適当に。そして、本来行こうとしていた書棚の方へと足を向ける。 ) [Fri 5 Jan 2007 00:50:10]
メルヴィン > 俺よりも、 ――― ( 呟いた名は声にはならず、唇のみがその名を紡ぐ。 ) …… ( 彼女が吸血鬼となってよみがえってくれたらよかったのにと、不謹慎な思考。もしかしたらどこかにいるかもしれないなんて、望んではならない願い。 ) [Fri 5 Jan 2007 00:44:40]
メルヴィン > ( けれどそれを信じるかと言えばノー。大体、このページに書かれたものを一つ一つ当てはめていったら誰も彼もが死後には吸血鬼になってしまう。閲覧室には足を運ばないまま、その場に突っ立って少し右肩で書架に寄りかかる。本を左手から右手へと移動させ、時々本のページを捲る以外左手は左耳のカフスを何気なくいじっていた ) [Fri 5 Jan 2007 00:38:04]
メルヴィン > ――― 今俺が死んだらヴァンパイアになンのかね。 ( クツ、と笑い声は喉の奥。揶揄のような、皮肉めいたその声。開いたページには、吸血鬼になる条件が綴られていた。その中の一つ、『恋が実らず片想いのまま死んだ者』も吸血鬼になるんだそうだ。随分とまぁ、素敵な条件じゃないか。 ) [Fri 5 Jan 2007 00:26:46]
メルヴィン > ( ぱらぱらと捲った本は、『それは、気づけば貴方の隣にいる――』だなんて、いかにも人の興味を引こうとするような書き出し。 ) …ヴァンパイア、ねぇ? ( 先程とは違う口調でもう一度同じ言葉を繰り返した。左手に広げた本の少しザラつくページの上。こつ、と右手の人差し指が軽く叩く。この辺りの書棚が盛況なのは昨今街を騒がす「害悪吸血鬼」のせいだろうか。 ) [Fri 5 Jan 2007 00:14:31]
メルヴィン > ( かわりに、ちらりと視線をやった近くの閲覧室は常よりも人の気配が多いようだ。 ) ……ふーん。 ( 青年も目の前の書架から一冊、本を取り出してぱらぱらと捲った ) ヴァンパイア、ねぇ。 ( その関連書の並ぶ書架の前、呟きをもらす ) [Fri 5 Jan 2007 00:04:12]
お知らせ > メルヴィンさんが来ました。 『( その書架の中身は随分と寂しかった。 )』 [Thu 4 Jan 2007 23:59:05]
お知らせ > アーシュラさんが退室されました。 『調査は水面下で進む』 [Wed 3 Jan 2007 17:12:59]
アーシュラ > ( 暫し見るとはなしに空を眺めた後、再び書物へと向かった。今は、狙われる確率を考えるよりも少年の身を守る術を少しでも多く知る方が先決だ。少年にはバレないように動こう。手出しはしない。それでも、見守ることぐらいは赦してもらおう、と ) [Wed 3 Jan 2007 17:12:18]
アーシュラ > ( 少年が追わないかぎり「ステア」はわざわざ手を下しにきたりはしないだろう。アズは、現段階では彼女の生命を脅かす存在ではないはずだ。そんな推論をめぐらせて、視線を窓の外へと向けた。相変わらずの曇り空が広がる ) いっそのこと、閉じ込めてしまえればいいものを。 ( 独白めいた呟きを漏らして、ため息を漏らした。部屋に鍵をかけて閉じ込めて、死の恐怖から遠ざける。醜く卑怯な行為だ。だが、心優しいあの子は拒めるだろうか ) ……愚かだ。 ( 胸元にかかった十字架をそっと握り締めて、目を伏せた ) [Wed 3 Jan 2007 16:57:55]
アーシュラ > ( ここ数日に起こった事件については新聞を読み調べた。競うように「ステア」を悪く書き上げている記事もあれば、彼女を弁護するような記事も見られた。何にしたって、所詮は新聞も人間の主観が入り混じったものだ。信用には値しないだろうと判断して、次に情報源として選んだものが書物だった ) 聖水、銀…十字架。 ( 「弱点」と書かれた項目で手を止めて、並んだ文をじっくりと読んだ。声に出して小さく呟きながら、頭に叩き込む。多少の護身術は持っていても、人を守れるほどの力は己にはない。ならば、せめてもの気休めに防衛する術を知っておこうと考えた。自分に代わり少年を守れる武器を知ろうとした ) [Wed 3 Jan 2007 16:49:07]
アーシュラ > ( 縦に積上げられた革表紙の本は古めかしく、どれも分厚い。手始めにと、一番上にあった青い表紙の本を手に取った。題名には「ヴァンパイアの生態」と書かれている。他にも「ヴェイストの歴史」やら「寓話集」など普段は滅多に貸し出されないであろう書物が並ぶ ) ……。 ( 調べ物を始めた理由は、同居人にあった。最近様子のおかしかった同居人の少年に僅かながらも話を聞き、図書館に足を運んだ。親ばか、過保護だと己で自覚しながらも見てみぬふりは出来ない。最近起こった大量虐殺事件と「ステア」とが関係していると知り、情報を得るために隠密に動きまわっていた ) [Wed 3 Jan 2007 16:39:29]
アーシュラ > ( 狭い本棚と本棚の間を間を歩き回りながら、目ぼしい本を見つけては手に取る。繰り返される動作に比例して、手にした本の冊数は増えていった ) ……一度戻るか。 ( 両手で支える限界まで本を集めてから、それを落とさないように慎重に足を進めた。窓際に面した比較的明るい席を確保して、腰を落ち着ける )  [Wed 3 Jan 2007 16:26:41]
お知らせ > アーシュラさんが入室されました。 [Wed 3 Jan 2007 16:25:41]
お知らせ > マドゥーさんが帰りました。 『明日は風は吹くだろうか…』 [Wed 3 Jan 2007 13:18:36]
マドゥー > (元より、孤独であったステアは誰が救ってやれるのか?彼女にその機会は与えられぬのか?) [Wed 3 Jan 2007 13:18:04]
マドゥー > 要は……(ステアは幼すぎるのだ。そしてあまりに人間的すぎる。エルザファームを襲ったことも、居住区で凶行を繰り返すようになったのも……村八分にされた幼子が泣き喚きながら暴れるのと変わらない。だからこそ…生かして成長させてやらねばならない。エルザファーム当主…レティシアと言ったらしい…には同胞がいた。ステアによれば、彼女も、その周囲の者も吸血鬼であったらしい。しかるに、互いに何らかの形で傷を癒しあうことはできたろう。なれば…) [Wed 3 Jan 2007 13:15:35]
マドゥー > (年末、12月初旬の記事に目を向ける。“エルザファーム”と呼ばれる、貴族の経営する農場が炎上し、当主含め数人の犠牲者を出したという事件。ステアはそれ以前にも、街中での吸血を行っていたようではあるが、口切は間違いなく、その事件である。それ以降は、まるで後ろ向き調査をするが如く、マフィアや“カロン”に聞いた虐殺事件まで彼女の仕業とされてしまっている。(当然、ステアの仕業である可能性も否定できないのだが、個人的な見解としては手口や動機にあまりに一貫性がない気がする。)) [Wed 3 Jan 2007 13:05:54]
マドゥー > (過去にヴェイトスを騒がせた吸血鬼騒動を紐解いてみれば、いずれも単体で世間の転覆を目論むような大物の仕業であった。では渦中の吸血鬼、ステアは何故にこれほどまで、騒ぎを大きくする羽目になったのか…) [Wed 3 Jan 2007 12:59:13]
マドゥー > (改めてみれば、年末は吸血鬼騒動一色といってよさそうだ。ふと、その良く知る下手人の顔を思い出す。言う程多くの吸血鬼とであったわけではないが、彼女は同属の中でもかなり若い部類に属すのだろう。“人間如き…”“私は悪…”…そういった言葉の節々に、真に邪悪になりきれない本性、人を襲うたびに蓄積してゆく罪の意識、といったものがにじみ出るのを感じる。随分前に邂逅した、高位の吸血鬼は吸血することに意義など感じていなかった。その者にとっての吸血とは、まさしく人が米を食するのと同じ感覚……) [Wed 3 Jan 2007 12:52:39]
マドゥー > (新年早々、訪れた場所がこうも学術的な場、とは似合わぬもの。……苦笑浮かべつつ、年末、市内で取り上げられた記事の数々に目を通す、ガンディア系の男。) [Wed 3 Jan 2007 12:45:28]
お知らせ > マドゥーさんが来ました。 『広げられた、約一月分の新聞の束…』 [Wed 3 Jan 2007 12:43:20]
お知らせ > シャリネさんが帰りました。 『( 私も、ヒトなのだと。――そっとその本を抱えて、馬車まで足を運ぶ。 )』 [Wed 3 Jan 2007 04:15:27]
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