ギルド地区 参加者 なし ROM 1人
お知らせ > シュクレさんが退室されました。 『 帰りニ、防腐石買ッテ帰ろォ… ( 期間が限られているやつ。 ) 』 [Wed 6 Jun 2007 22:41:51]
シュクレ > …、 …、   …トリアエズ。 ( ぱしゃ。 ) ( 靴が、浅く薄く小さな水溜りに踏み込んだ ) [Wed 6 Jun 2007 22:40:14]
シュクレ > ( 久方振りに雨降りと対面した気がする。 これから季節柄もあって、多くなっていくんだろうか。 ) ウーン。 …みんなハ喜ぶンだろォケド。 ( 草木なんかは特に、 ) …コレからアツくモなッテくしナーァ……? ( ボクにはちょっと過ごしにくい季節だ、湿気があるなら更に。 ) [Wed 6 Jun 2007 22:38:16]
シュクレ > マァ、そりゃァボクだッテオツカイくらいちゃーァン と、できるケド ネ。 ( でも長時間水に晒されるのはちょっと困るンだもの。の。 ) …あァ、 ( なんだか体がじっとりする気がする。 …ふやけたみたいな感覚、というか。 渡された傘、左手でくるくる弄びつつ。様々なギルドの並び立つ通りを行く ) [Wed 6 Jun 2007 22:24:25]
シュクレ > シツチョーのボケナス…! ( 扉に向かって叫んだらば、 )  ( 『一応持ってったら?』とか傘を投げられました。 )   …ッヒ!! ( べしょ、と頭に傘の真ん中アタリが当たっておちた。 ちょ、コレ尖った部分当たったら本当にやばい… )  …。 … いッテきマァス…… ( 傘と、お届け物書類の入った封筒を手に持ち直しべっしょりと。ぐすん。 ) [Wed 6 Jun 2007 22:11:52]
シュクレ > 嫌! ウソッ、ちょ、ボクこんな豪雨ノ中、長時間いたラ 溶けッ…!? ( 『傘あるでしょ』 ) あるケド! ヤダヤダ他のヒトに、 ( 『今君しか手ェ空いてないじゃん』 )  …ダケド! ソレなラ、ボクがオシゴト変わッタラ、  ( 『あ、雨止んでるじゃん。良かったねいってらっしゃい』 )   …… ッ!  (  …ぺぃってお外にだされました。 ) [Wed 6 Jun 2007 21:57:16]
シュクレ > ( グレゴリオ暦:6,Jun,1604 )( ユリウス通日:2307066 トキノミヤコ暦日:9,皐月,1604 フォーウン式太陰太陽暦:9,仲夏,1604 アララマ暦:8,Muharram,1013 ラエ暦:8,Sivan,5364 ダライマ暦:9,心宿月,1731 ) ( 真実はともかく、おおよそそんなふうに表されるらしい今日のこの日。 ) [Wed 6 Jun 2007 21:52:35]
お知らせ > シュクレさんが来ました。 『 いいいッ やー ァ!!! 』 [Wed 6 Jun 2007 21:47:07]
お知らせ > ザッハトルテ@書籍Gさんが帰りました。 『(「そいつ」が「私」だ  。 )』 [Tue 5 Jun 2007 04:01:22]
ザッハトルテ@書籍G > ( そいつの後頭部が見える。 そいつ(・・・)は――そいつが――――  ) [Tue 5 Jun 2007 04:00:58]
ザッハトルテ@書籍G > (嘘だったから=@判らなくなったのだけれど )( 疑ったから=@己にとっての現実は塗り替えられた。 同様に人間に沿うて作り上げた嗅覚を疑えば、今度はこの珈琲の香りが消えていくのだろう ) 「違いますよ」 「vorpal≠ヘ武器の鋭さを表した造語です」 「どっかのキリングラビットがそれを真似してるんです」 ――――――――    ( 視点が一段高くなる。 充満する紫煙のヴェールの下で、右手にハンカチを巻いたのが上っ面だけの言葉をだだ流している――――表面だけは人間のように笑う真似事をしている。 ) [Tue 5 Jun 2007 03:58:31]
ザッハトルテ@書籍G > ( 例によって煮出しすぎた珈琲の香りを捉える。 次いで周囲の反応を見て――毎度の事ながら、美味いものでは決してないらしい―― 表情を「選んで」「作る」。 美味くはない と 飲めない事もない その中間の顔。 結果として彼等を欺いている事になるが――仕方あるまい。 人でないモノに人が口にするものの味なんて判らん。 以前甘いものの食べ比べをしたのが嘘のようだ――――否、 ) [Tue 5 Jun 2007 03:50:05]
ザッハトルテ@書籍G > ( 自嘲気味に苦笑いを浮かべてみれば、対面の同僚も言わんとした事を理解したらしい。 揃って似たような表情を浮かべていた ) ――…と、そんな訳で貴方しか残らないんだよ。 職場全体の利益の為にもどうかひとつ宜しく。 埋め合わせはー…うん。 全て片付いたらその時にでも、 ( …憶えていたらの話だけどね、そう言いかけて言葉を飲み込む。 わざとそうした部分もあるし、泊まり組の別の同僚が真っ黒い液体を注いだカップを差し出していたから ) ――…有難う。 [Tue 5 Jun 2007 03:43:35]
ザッハトルテ@書籍G > …だめっぽいね。 ( 語調だけはやんわりと、けれど断言した。 破格の――例えば3日で10万とか? 待遇であっても、偏屈で陰気な物書きと篭もりきりでの共同作業。 ――そんなやり甲斐のなさそうな仕事に乗る人など居なかろう。 勿論金目当てで働くのは労働の正しい姿だと思うし、それを否定はしないけれど ) [Tue 5 Jun 2007 03:37:33]
ザッハトルテ@書籍G > ( 頬杖のまま一本、人差し指を立てる ) 口頭による訳文の代筆。 ( それが、内容 )( 続いて中指 ) 人語を解し、判読可能な字を書ける事。 ( 親指を立て ) その数日間は此方の望む時間に足を運べる事――…そろそろ部屋の掃除もしないといけないかな。 よって、 ( 薬指 ) ついでに掃除を手伝ってくれる事。 最後にこれが最重要、「余計な詮索は一切しない事」。 踏み込むのも踏み込まれるのも、面倒な事は御免だ。 ( 最後に、小指を ) ……………… ( 沈黙 ) [Tue 5 Jun 2007 03:32:53]
ザッハトルテ@書籍G > ( 同僚の目が恨みがましげに、ハンカチを巻いただけの右の掌を見ていた。 ) そちらも忙しかろうに、手を煩わせてしまって申し訳ないとは思うのだけど。 ――…試しはしたんだよ、一応はね。 けれどとてもとても人様に判読できるような字にはならなくて――そうさな、傷が塞がるまでもう何日かは、 ( 代筆を頼む、と。 ――ものすごくいやそうな顔をされた。 さもありなん とも思うのだけれど。 手近な机に本を置き、膝に肘を乗せて頬杖をついた ) ――それも考えないでもないのだけどね――… ( 曰く、多忙な同僚の手を使うのは止して、ごく短期でも人を雇えと ) [Tue 5 Jun 2007 03:21:13]
ザッハトルテ@書籍G > ( 組んだ脚をふらふらと揺らしながらそこで言葉を切った。 沈黙――立ち上る紫煙の行方を追う。 首の動きに合わせて結い上げた髪が跳ねた。 ) 鋭犀なる剣を携えし少年の、狂恐たる敵を探す事永し=@――って――――…ん。 申し訳ない、今のは削除で。 ( 指先で×印を作ってみせた。 鉛筆を走らせていた同僚の剣呑な目つきに対し、仕草だけで謝罪を重ねる。 ふと視野に入った時計の針は午前三時――膝の上の本をぱたりと閉じた ) …今日はこの辺にしておきましょう か。 [Tue 5 Jun 2007 03:12:52]
お知らせ > ザッハトルテ@書籍Gさんが来ました。 『( 思案 )』 [Tue 5 Jun 2007 03:04:45]
お知らせ > フォウル@雷電さんが帰りました。 『皆が楽しく騒げる祭りだと、いいねェ。 ( ごしごし。 )』 [Mon 4 Jun 2007 01:59:00]
フォウル@雷電 > 何にせよ割のいい仕事でよかったじゃん。 よっぽどでなければ得物に頼る事ナシに金が入るヨ? あー…運がよければ小銭が倍くらいになるかもしんないねっ。 ( 親指を鳴らして、コインを弾く真似 ) ――依頼人がokしてくれたらやるんでしょ? 賭け。 [Mon 4 Jun 2007 01:57:28]
フォウル@雷電 > ( 人の脳は理解不能な非常事態に出くわした時、努めて日常を思い出そうとするものだという。 ) ――話戻るけどさ。 ( リターントゥ日常、無理矢理戻した。 ) ほんで受けたんその依頼? ( 「今度はこっち」くだんの椅子をどかして、そこの床を拭きながら。 何でも暗黒街で開かれているどつき合いを観に行きたいからと、護衛の依頼が来たらしい。 ――暗黒街ってったら確かにヤバイ区域だけど、何せ大っぴらに告知された上での開催だ。 自衛が出来ていればあっさり攫われて売り飛ばされる事もないだろう――要するに比較的安全だろうという話。 あくまで比較的、だけど。 ) ふーん。 何だかんだで皆結構乗り気なんだねェ…怖いもの見たさ、なんだろうなあ。 ( ぎゅー。 絞った雑巾の水は真っ黒だ。 この調子だと梅雨本番は本気でヤヴァイと思う。 ) [Mon 4 Jun 2007 01:48:39]
フォウル@雷電 > ( よそと比べた事はないのでよく分からないが、ここ雷電はヴェイトス市にあまたあるギルドの中でも屈指の「お上品とは言えないところ」だ。 根が真面目な人とか苦労症の人とか、流石に現実を見つめ直した人が時々有志で整理整頓に乗り出すがその状態は長続きしない。 ――以上、全て小僧の主観です――違かったら本当ごめんなさい。 ともあれ、偶々この場に居合わせたメンツでたまには掃除をしようという運びになったとか、そんなこれまでの経緯。 ) うわ、誰だよこんな所に私物置きっ放しにしてるのはー。 カビんぞカビ! ってもう手遅れだしィ――?! ( ヒィ! 放り投げたのは誰かの革鎧の胸当て部分。 程よく汗――否、漢ダシと呼ぼうか。 漢ダシが染み込んだ裏側には奇ッ怪な青緑の斑模様が浮かんでいる。 ) 何この、カオスっ…! ( 深夜の傭兵ギルドは阿鼻叫喚だ。 ) [Mon 4 Jun 2007 01:37:22]
フォウル@雷電 > ――あ、ごめn( ごん )( なぐらりた。 ) 痛って!! ゴメンって言ったじゃんかゴメンで済んだら自警団は要らないかもしんないけど人類には許し愛も必要だと思うなぁああああ――へぶっ ( 濡れ雑巾が飛んできた。 口の中に薄黒い汚れ水が入って、さっきまでいっしょおけんめい磨いていた床にべ、と吐き出す。 ) ………………。 ( へばりついた雑巾を引っぺがして吐き捨てた辺りを拭き直すのがわびしいの何の。 暫く無言でもきゅもきゅ拭いた。 ) [Mon 4 Jun 2007 01:28:34]
フォウル@雷電 > そいつはー…( ごしごし )降って( ごしごしごし )沸いたよーな・美味い話( ごしごしごしごし ) ……なんじゃないか、なっ! ――っしゃ終わりーっ! ( 思わず立ち上がってバンザイだ。 うっかりぶん投げた濡れ雑巾が放物線を描いて飛んで行った――べっちゃり。 これから暑くなるからと、昨日から漢らしくスキンヘッドにキメて来た兄貴様 ※それなりのベテラン傭兵・男性/36歳独身現在恋人募集中※ の頭まで。 ) [Mon 4 Jun 2007 01:23:06]
フォウル@雷電 > ( ―― ごしごし している ) [Mon 4 Jun 2007 01:18:55]
フォウル@雷電 > ( ごしごし。 ) [Mon 4 Jun 2007 01:18:05]
お知らせ > フォウル@雷電さんが来ました。 『  へー。 』 [Mon 4 Jun 2007 01:17:54]
お知らせ > ソフィアさんが帰りました。 『資料に紹介状にデータに――やる事は多いし、ほっとくと増えるから。』 [Wed 30 May 2007 00:07:55]
ソフィア > 私とか育ちがこっちですから、大人になるまで感じなかったですけどね。 分けてもこの街は異常でしょう―― こういう研究をしている人もいるんでしょうかね。(大学とかそちらの分野とはあまり縁もないし、機会があったらそういう関係も作って見たい。 訪問とか受け付けてくれるだろうか。) 希少価値があるんならいいんですけど―― 確かにダイエットは急務かもしれませんね。 そろそろ夏ですよ。(どうせ水着とか着る機会は誘われないとない人なのだが。) 助かりますよ―― 勉強に集中するあまりお食事がなくなっちゃうと飢えちゃいますから、個人的には複雑ですけどね――(この人の場合何処までジョークかが不明なので家族会話も危ういが。 まあとりあえず此方も食べて、気合入れて、弟子に負けないくらいに神様追い落としに掛かろうか。) [Wed 30 May 2007 00:06:36]
お知らせ > レキオさんが退室されました。 『 まぁ先ずは棚か。(一番手っ取り早い仕事だ。) 』 [Tue 29 May 2007 23:44:35]
レキオ > ヴェイトス産まれのヴェイトス育ちにはわかんないらしいけど、だいたいこの島からして胡散臭いって聞くしさ。 そこ突っついてくと分野がまた変わってくか。 ( 色んな「密度」が尋常じゃないって。 島の外から来た人達は大抵この島の種族の多さとか、文化の雑多さ具合に驚く。 クリスティアとアングリマーラの気候の差とかに。 誰かの胡散臭い思惑でも絡まなきゃ在り得ないって。 まぁ、地質学とか考古学の話になるけど。 ) 特殊な環境の特殊なケースとしては貴重なサンプル人材だと思うよ。 まぁそう、出かける機会が多くて困る事なんか無いよ。 運動不足だし。 確実に。 ( 太んないでよ、とか最早家族的会話が成立するくらいには慣れたもんだ。 身元の紹介をしてもらうのに違和感を感じないくらいには。 ) さて…それじゃ冷めない内に食べちゃってさ、掃除と片付けは僕がやっとくから残りの作業済ませちゃってよ。 ( 忙しくなりそうだ。 だらだらした安穏よりはよっぽど良い。 よし、と気合を入れてコンキリエのミネストローネを掬い上げた。 ) [Tue 29 May 2007 23:38:14]
ソフィア > 誰かが戯れに作った合成物体(キメラ)が最初の一体だとか? 在り得ないとも言い切れませんね・・・・  人に関しては、「増えよ栄えよ地に満ちよ」ってお触れを出した上で作っていたような気がしますが――(亜人どもに押されてるようなら神様もうちょっと頑張ってくださいってなもんだ。)む。 面白い、ってなんだか芸人を見るような感想ですよね――  良し、今度から外を歩く時間を作りましょう。(こうしたちょっと頑張る宣言は何回目だろうか?  貝殻ぱすた眺めつつ、拳ぐぐ。) ですね。 私もより深い所で手伝ってもらいたいですから。なるほど・・・では、身元と紹介の方は此方でやっておきましょう。(そんな内面に深入りするほど鋭くも無いわけで――  あっさりと話を通してしまった。 審査する人の中には自分も居たりするし、あとは簡単な筆記とか約定の宣誓が形ばかりの関門としてある程度だろうか。) [Tue 29 May 2007 23:25:43]
レキオ > 案外やたらいっぱい居る亜人っていうのも出自が怪しくなって来たなぁ。 「昔勝手に増え始めた」とかって――ああ、でもそれは人間もそうか。 神様が一存で創ったってんならそうだ。 ( で、勝手に地上を埋め尽くす勢いで増えたんならそう。 何だ、大した事じゃないのかもしれない。 ) 先生はもうちょっと外側からの刺激を受けたほうが幅が広がる気がする。 まぁ、このまま一点集中してもらってもある意味面白いんだけど。 ( 研究でノイローゼになるようなヒトでもなし、いっそコアな極みに至ってくれてもそれはそれか。 他人事っぽいけど。 ) 雑用から見習いに昇格すれば幾らかギルドからも資金援助あるかもだし、僕も勉強に集中できるじゃない。 余計な資金繰りとかに時間食わないで済めば良いし…ああ、できればお願いします。 家族、居ないから。 ( 食器をそろえてテーブルに並べ、お茶の準備を終えた所で振り返り。 涼しげな顔で言えるようになるくらい、時間も過ぎたって事か。 母さん達が死んでからもう1年以上が経った。 ) [Tue 29 May 2007 23:15:04]
ソフィア > その時はそいつらがニンゲンを名乗るのでしょう。 まぁでも、出来たとしても勝手に増えないように子供を作る機能は付けませんけれどね。 そういうことです。 (作る事じゃなくて、作る技術を得る事が目的、という―― 研究って奴は大抵は贅沢の行為だ。) 遊びってあまり判らないんですよね。お食事以外に何をしてるんで・・・・・ ああ、登録ですか? んー。(お茶啜りつつ、ちょっと考え込む風。 ブライティアとか多少嫌う風潮はあるが、見た目粗暴というほどでもないし―――) ちょっとした審査がありそうですけれど、既成事実もありますし大丈夫だと思います。 紹介は私。 あとは・・・身元の保証は大丈夫ですか?  できなければ私がやりますが。 [Tue 29 May 2007 23:05:10]
レキオ > そこまで有能なのが出来上がるといよいよ――――ニンゲン要らなくない? 結局、目的が「用途」じゃなくて「研究」だからそうなるのか。 ( 「作れるから作ってみる」だからだ。 あえて機能をセーブするって事も時には必要ってわけで…まぁ、そんな先の話はまだ、良い。 ) もう半ば預かりっぱなしだよ。 仕事関係以外に全然お金使わないしさ―――まぁ、了解。 ( 遊んだり休んだりにお金を使わないのだ。 仕事が趣味ってヒトにありがちといえばありがちか。 ちゃんと仕事になってて尚且つ楽しければまぁ、良いんだけど―――さて、スープ皿に二人分のパスタを盛って、一先ず休憩にしようか。 あと、お茶だ。 ) あのさ、先生。 すっかり此処に出入りするようになって長いけど――――僕もギルドに登録できるかな。 やっぱり此処で色々学ぶのが一番早い気がする。 [Tue 29 May 2007 22:52:39]
ソフィア > 今でさえ腕力だったらニンゲン以上ですからね。 そのうちゴーレムを作るゴーレムとか作って、私は楽隠居ですか。(お役御免とも言う。) 出来るものならやってみたいですけど、遠そうですよね。 弟子が優秀である事に期待しましょう。(まぁ同時にどうしても夢想が出来ない現実屋でもあるのだが、少なくとも諦めるって思考と倫理観は完全に欠如してる。) ・・・成る程。 整理が楽になる事もありますしね。  適当なのがあったらお財布預けちゃいますので――  奴隷も棚も、ヨロシクお願いしちゃっていいですか?(この優秀な助手には、いずれ自分の秘奥を継いでもらうのもイイかもしれないと。ご飯の匂い嗅ぎつつ思うのだ。) [Tue 29 May 2007 22:43:05]
レキオ > 結局、芋蔓みたいに「この機能をつけたいからこれが必要」を繰り返す先って、そういう事だと思う。 性能上げていけばそのうちニンゲンに行き着いて、その先も作っちゃうんだ。 ( ニンゲンより優秀なもの、作って良いものかは怪しいけど―――研究者っていうのは「理屈の上で出来る」ならやっちゃう人達だ。 ソフィア先生も含めて皆、そう。 別に僕は否定しないし、むしろ望むところだ。 ) 縦に積める高さが上がるって意味で結局広くなるさ。 その為の棚だし――――わかった、今度奴隷ギルド行って聞いてみる。 ( 茹で上がったパスタを笊に空け、水で冷やす。 ミネストローネの方も暫らくしたら野菜が柔らかくなるだろう。 本当に簡単ですぐに出来る料理だ。 ) [Tue 29 May 2007 22:34:57]
ソフィア > ですよね。 知的な貪欲さというか、指示しないでも動くようにならないと一人前のニンゲンとはいえません。 (完全なゴーレムは見た目人と見分けがつかないと言う。 つまり、ゴーレムと人を分ける部分は其処なのだ。 いい線をしてるな、と思う。) 自律ゴーレムは禁忌と苦難の歴史ですけど、今度過去資料をあさって見ましょう―― 最終的には其処に行き着くわけで・・・・     ダメですか。 棚で狭くなりませんか?(ダメなのは自分だ。) できるだけ動いてる所を見たいですけど・・・見た途端に死んじゃったり血で見れなかったりでは・・・死体で構造をまねた方がイイかもしれませんね―― (難しいです。 と――何度か試した事のある風な。 ちなみに食事前でも超平気である。) [Tue 29 May 2007 22:26:02]
レキオ > 仕込む段階で自分で覚えると思う…っていうか、色々作れるように一つ一つ仕込むなら、むしろ学習能力みたいなのつけた方が効率よさげ? ( つまるところ、人間作るって事なんだけど。 そっちの方が僕としても見て見たいし。 ) 積むな! 今度棚とか勝手に選んで買ってくるよ? そんな狭い部屋でもなし――――奴隷ギルドとかで買えない? 構造見るだけなら生きて無くても良いんだし、死んじゃった奴隷とか引き取るとか。 生きたまま構造見れれば尚良いか。 [Tue 29 May 2007 22:18:41]
ソフィア > ふむ。 名前の割に簡単な料理なんですね―― 今度ゴーレムに仕込んで見ましょうか。(自分で覚えろと言うのだ。 摘み上げられたコンキリエ見て、なんだか小さな耳みたいですよね。なんて変な感想。) 雪崩は積み上げ方が悪いんですよ。 壁の方に重量を傾ければこぉですね―――  ええ、其処が欠点でして。 一応弦を三重張りにして、連続で発声は出来るんですけど――(弦の短さの都合もあり、ながーく音を伸ばしたりはまだ出来ないわけだ。 棒読みは出来ても、目標=詠唱までは遠いと。) あと一歩だと思うんですけどね・・・・喉部の解剖でも見られれば作りも判ってくるかもしれませんが・・・。 [Tue 29 May 2007 22:13:00]
レキオ > テキトーに材料切ってパスタ茹でるだけだよ。 塩胡椒振ってさ。 ( トマト、ベーコン、玉葱、人参、セロリにキャベツを適当に細かく刻み、コンソメ、塩、胡椒とバジルで味付け。 別に茹でるのはコンキリエ―――貝殻みたいな形をしたショートパスタの一種である。 ソレを摘んで「これ」と見せて、鍋に2つお湯を沸かし始める。 簡単で沢山作れて明日の朝も温め直すだけでまた食べられ、尚且つ野菜を沢山摂れるという効率良さ具合。 茹でてる間にちょっと片付けだけでもしておこうか。 ) 「床」が「通路」になるまでほっとくじゃない。 それでまたこの間みたいに雪崩れ起こしてさ――――…なんだろう、短い「声」は出てるよね。 命令は聞いてるんだ。 「声」が続かないんじゃないのかな、これ。  [Tue 29 May 2007 22:06:12]
ソフィア > レキオくんの料理は毎回美味しそうでいいですね――響きが。 どんなのでしたっけ。 (食事しない→べたべたに通って味覚を破壊される を繰り返してた人に評価されてもアレかもだが。 作業してる間は見てる人。手先は器用だが手伝う素振りが無い。)部屋の隅なんてそれこそ使わないじゃないですか・・・中央さえ侵食されなければ!(土砂崩れの原理でダメだ。) ああこれ・・・ふふふ、可愛いでしょう? お名前はバベル君です。(「言葉を」「真似しろ」の命令だけを実行してるのか、よく見るとしきりに口を動かしていたりする生首。 両手で胸の前に抱えてにこぱー の先生。  名前がついてるあたり、レキオ君の想像は正しかった様子。) まだ上手く喋れないんですけどね―― 一応、人の言葉と同じだけの音階パターンが出せる計算なんですけど・・・・ [Tue 29 May 2007 21:56:13]
レキオ > さいですか。 遅いですからスープパスタかなんか―――コンキリエのミネストローネで。 あとチーズかなんか残ってたし。 ( 助手というよりは家政婦。 掃除と買い物と料理の腕前ばかりが上達していく感。 栄養バランスとか考えるようになった辺り末期的か。 ) 先生、「部屋の隅」を徐々に埋め尽くすから狭くなるんだよ。 暫らく使わないならちゃんと棚に仕舞うとかさ―――――なにそれ、気持ち悪いなぁ。 ( ちょっとは話に聞いていたが、あれか、「喋るゴーレム」の試作品辺りか。 手元で彫刻刀とその他素材を選り分けつつ、気持ち悪い声の主を覗き込む。 やっぱグロい。 ) [Tue 29 May 2007 21:47:13]
ソフィア > ごはんにしましょう。(ほっとけば食事を怠るくせに、食べるのが嫌いではないという。 単に掃除が面倒なだけかもしれないが――今日は何かしら、的なきらきらした視線が!) んー。 そうですね。 データ取りと微調整の段階ですから・・・・針金と木材の方は部屋の隅にでも。 新しい彫刻刀だけ出しといてください。(使うほうも慣れたというか、だんだん甘えるのに罪悪感がなくなってきてる様子。そして指示出す度に、手に持った妙なのが「おおーん」「おぉーん」と妙な声。) [Tue 29 May 2007 21:38:01]
レキオ > …と、お邪魔しま  掃除と夜食、どっち先にしようかなぁ。 ( 慣れたといえば慣れたこの荒れっぷり。 慣れついでに露骨に顔を顰めて大きく溜息を吐き、一先ず荷物を無事な机の上に積んだ。 ) 頼まれてた素材とか、見つけられたものだけ買ってきたけどすぐ要る? 要らないなら仕舞っちゃうよ。 ( 袋の1つは要と不明の「素材」の山と消耗品。 もう1つは出不精の為の食材一塊。 とりあえずお茶くらいでも直ぐに準備しようか。 先生が持ってるグロい物体については追々聞けば良い。 ) [Tue 29 May 2007 21:28:26]
ソフィア > ? あ、そっか。 そうですね。   はいはーい、居ますし開いてますよ――? (集中してたのと反対側の耳に飛び込んできた突然のノック音。 生首離して両手で抱えつつ、扉の方に向き直ろうか。 ある意味お宝だらけの実験室に鍵かけないとか、生来ずぼらなのをさっぴいても本当に世界は平和である。) どうぞどうぞ入っちゃってください。 散らかってますけどね――― (入ってくれば木の削り跡とかでまた凄くなってるお部屋を目撃できるだろう。  前に片付けたのはそれほど前じゃなかった筈 だが。) [Tue 29 May 2007 21:20:52]
レキオ > ( 此処暫らく平穏というか平和というか、何事も無い日々が続いている。 大きな事件の話は聞かないし、身の回りでもそう特別な事は何も無く――――ともすれば無為な時間を過ごしてしまいそうなくらいの安穏。 争いの無い時代の人間は精神的にも肉体的にも堕落するというけど、それも判る気がした。 平和だ、そこそこ幸せだなんて思い始めたらこのままぬるま湯に浸かってしまいそう。 僕には、やることが沢山ある筈だ。 ) ―――先生、居る? 返事がなくてもちょっとしたら入るからね。 ( 返事がなくても扉が開くなら中に居るってこった。 居ても返事しない事、あるし。 僕は毎度おなじみの食材とその他お使いの詰まった袋を抱えなおし、少しだけ廊下で聞き耳を立てた。 ) [Tue 29 May 2007 21:12:26]
お知らせ > レキオさんが来ました。 『 "Knock Knock" 』 [Tue 29 May 2007 21:04:28]
ソフィア > (だが、0点ではなかったわけだ。 ゴーレムというのは元来喋らないもので、今までにある喋るゴーレムの類は大抵が別系統の魔術で発音機能を付加するか、中に違うものの魂を封入して足りない機能を上書きしている。 カバラ技術と物理のみのアプローチによって発声を可能にしようという試みは珍しく、成功例は本当に、少ない――― 秘密主義の罷り通るこのギルドのこと、自分の知る限りでは、だが。)後は精度と構成物の稀少性を増して、音を人のものに近づけていくだけ――病院あたりに許可を取って、じっくりと中を覗かせてもらいたいですよね・・・・。 (口腔内の再現が完璧なら、そのうち聞き取れる言葉を喋れる日がくるかもしれない。 なんて期待感。 生首の口に当たる部分に耳近づけてみたりしつつ。) [Tue 29 May 2007 21:03:54]
ソフィア > 『……あなたの、言葉で、先ほどの言葉を真似しなさい。 早く。』(中々動き出さないゴーレムに再命令したり。そのうちゆっくりと開いた生首(=簡易なゴーレム)の口から、「おおおーん」って感じの振動音が漏れ始める。 喉に張った三本の弦、顎と咥内にある舌状のパーツを組み合わせて放出される”声”は、人の言葉とは程遠いが―― 其の音のパターン数では匹敵する複雑さをもっていた。) ……命令から活動までにラグが・・・このあたりは素材次第かもですね・・・。(ふむ。 と首傾げる。目標達成度は10点中3点くらいか。) [Tue 29 May 2007 20:56:03]
ソフィア > 「主なる神は土の塵で人を形作り、その鼻に息を吹き入れられた。人はこうして生きるものとなった。」――以上、音声でリピート。(そんなこんなで現在の研究=仮面をつけた生首らしき物体の前で音楽か語学の家庭教師みたいに、喉から音を出す練習をさせることである。 話しかけて、その内容を語らせるという作業を延々と。こぉ。)  ・・・・? 前は動いたのに今度は動きませんね―― 仕組みは完璧の筈ですが・・・(しかもトラブル続きの様子。 傍から見てると怪しい人なのは相変わらずだ。) [Tue 29 May 2007 20:47:54]
ソフィア > (ギルド内でも、ソフィア作のゴーレムは特に其の気が強いらしい。 均一で正確な性能を目指す他の連中とは目指す先が違うからだ、というのが親しい者の談。  ――まぁ何にせよ一機械として見るならば、無限の可能性の代償に奴隷調教にも似た面倒さを付加された、通好みの扱い辛い作品であるということだ。  新しい機能を付けたら、いちいち使用して適切な使い方を仕込まねばならない。) [Tue 29 May 2007 20:42:02]
ソフィア > (ゴーレム技術=元を辿れば人間創造の模倣 という学説があるが、其れを裏付けるとされる現象として「カバラ技術で作られた人形は何処かしら生物的な特徴を出現させる事が多い。」というものがある。 身体は無機質、構造は機械でも、たとえば妙な癖があったりとか休息や報酬を要求したりとか、練習する事によって性能を強化できたりとか――― まあ、最後のは作者次第だったり、素材次第だったりする所もあるが。) [Tue 29 May 2007 20:37:55]
お知らせ > ソフィアさんが来ました。 [Tue 29 May 2007 20:34:26]
お知らせ > ミシェルさんが退室されました。 『(さっそく、ミシェルは馬首を公衆浴場へと向けた。)』 [Fri 25 May 2007 00:44:27]
ミシェル > ――あ、そうだ! ( だんだんと夢の中にいざなわれ、思考のタガがはずれかかったときだった。眠気を吹き飛ばすように、ある種のひらめきが頭の中ではじける。 ) 帰る前にお風呂よってこう。うん、それがいい。 ( できるだけ熱い風呂がイイ。中で寝てしまう余裕はないから。さっぱりした気持ちで家に帰って、それからぐっすり寝よう。 ) [Fri 25 May 2007 00:43:51]
ミシェル > ふっ……あ〜ぁ。 ( 首をコキコキ鳴らしながら、疲れたように欠伸を漏らす。家に帰ればそのままベッドにばたんきゅーだろう。 ) ねむぅ……。居眠り運転で事故とかしゃれにならないわ。 ( 頭を振って、眠気を吹き飛ばすように。マーキングを済ませた後で地図をしまうと、ミシェルはもう一度目をこすって手綱を握りなおした。 ) [Fri 25 May 2007 00:33:14]
ミシェル > ( カッポカッポと人が歩くくらいの速度で馬車を勧めながら、御者台に座り、明かりを手繰り寄せる。膝の上に地図を置いて広げると、ペンで印をつけていく。さすがに今は暗すぎるから、日が昇ってから改めて新しいルートを見つけてみることに。 ) んー、なるほどなるほど。こっちからも入っていけるんだ。道路の舗装工事やってるときとかに利用できそう。 [Fri 25 May 2007 00:22:41]
ミシェル > またのご利用をおまちしてまーす。 ( にかーっと屈託のない笑顔を浮かべると、小さく手を振って男たちを見送る。それから御者台を降りて、一度馬たちの状態を確かめる事にした。 ) いたたっ。お尻がごわごわだ。……ごくろうさまー。あんたたちも疲れたでしょ。( この日はいつもより客を多く拾えたこともあり、気が付けば日付が変わってしまっていた。少しぶらぶらしつつ帰路に着こうかと考えて、辺りを見渡す。 ) そういえば、この辺りって裏道多くて地図にも載ってないんだっけ。 ( ついでに、書き足しておこうかと荷物をあさる。 ) [Fri 25 May 2007 00:15:46]
ミシェル > ( 手綱を軽く引くようにすると、馬車はゆっくり速度を落とし、ギルド施設の前で止まった。舗装された地面に蹄の音が響く。馬車を降りた二人の男たちは、顔や腕に傷跡を持った屈強な体つきをしている。典型的な傭兵の顔つきだった。 ) [Fri 25 May 2007 00:09:29]
お知らせ > ミシェルさんが来ました。 『はーい、到着とうちゃく〜。(御者台に座った少女は、元気な声で客に告げる。)』 [Fri 25 May 2007 00:06:18]
お知らせ > ジム@雷電さんが退室されました。 [Sat 19 May 2007 23:19:11]
ジム@雷電 >  むう……………まあ、いいか。 久方ぶりに欲情した相手だ。 そういうことにしてしまっていいだろう。 ( いつもの通りなあなあで思考を締めくくり、資料室をあとにしよう。 ) [Sat 19 May 2007 23:19:07]
ジム@雷電 > ( そして何故に金が欲しいかといえば。 ) ………………初恋、なんだろうか、これは。 ( トリスタン。 我が家のメイドのために金が欲しい。 本人の前ではいたってクールを気取れる。 だが真面目に、経験のないこの事態に関して、欲望であるのか純粋な恋愛感情であるのか、答えを出せず混乱するのもしばしばだ。 肉体関係なら経験はあるのだが、参考にもなりはしない。 ) 愛玩動物や欲情の対象として、というのもないわけではないから、なおさらに困る。 ………なんなのだろうな、恋愛感情。 言葉の上では理解できるのだが。 ( こんなんでは、散々当人に対して言ったりやったりした手前、申し訳がつかない。 思考が全て下半身で行われていたらこんなに悩まないのに。 うーむ。 ) [Sat 19 May 2007 23:09:10]
ジム@雷電 > ( まあ、難しいことはどうだっていいのだ。 やりたいからやる。 それでいい。 殴られるのは嫌いだから殴り合いは嫌。 でも殴るのは嫌いじゃないからいい。 そんな感じだ。 ―――まあ事務労働と戦闘とどちらか選べといわれたら即答で事務労働だが。 ) ふむ………常識人だと思ってたんだけどなあ。 ( そこら辺は常識的ではないな、なんて思いつつ、資料を棚に戻し、ため息。 やりたいやりたくない、というか………本音を言っちゃったら金が欲しいから、に要約されてしまうが嫌なので、それに対する言い訳っぽいな。 ) [Sat 19 May 2007 22:59:06]
ジム@雷電 >  ふぅむ……………まあ、腕相撲してそんなに負けることはない、というくらいか。 ( いまの段階では。 鍛えなおさなくてはなあ、と改めて思うばかりだ。 資料をばさりとテーブルに放って、ぎしりと古い椅子の背もたれに体を預けた。 ) ふぅ………やはり、体を動かす―――というより、戦うことが好きなのだろうな、私は。 ( 事務労働が嫌いなわけではない。 むしろ割と好きだ。 だがそれと同じくらい、もしかしたらそれ以上に、やはり戦うことに惹かれる。 一度死地を経験したものは、どれだけ普通に装っても、結局は逃れられないということだろうか。 それとも、肉食の獣としての、本能だろうか。 ) [Sat 19 May 2007 22:49:03]
ジム@雷電 > ( あまり詳しいものとなると揃ってはいないにしても、仕事でもなく犯罪でもなく何故にそんなものを調べているのかというと、ちょっとした好奇心からであった。 つまるところ、自分のしょぼさを再確認するための。 ) ふむ…………安定した能力のものも多いようだな。 ( まあ安定して、その上で能力が高いというものはそう多くないようだが。 ) 格闘を専門とするものは少ないようだな………参考にはならない、ということだな。  [Sat 19 May 2007 22:39:22]
ジム@雷電 > ( 埃臭いその部屋で、空き時間を利用して資料を漁ることにした。 仕事ではない。 かといって怪しいことをしているわけでもない。 別に誰かに見られても問題はない。 その肝心の資料とは、 ) …………ふぅん………ルーキーにもなかなかよさそうながいるな。 ( ギルド所属の傭兵に関する資料であった。 ) [Sat 19 May 2007 22:29:59]
お知らせ > ジム@雷電さんが来ました。 『( ―――資料室にて。 )』 [Sat 19 May 2007 22:27:53]
お知らせ > ヒルダさんが退室されました。 『ヒルデガルド・グレーテもその一人であった。』 [Tue 15 May 2007 23:06:55]
魔女 > ( 『然るべき試験を行い、合格者の中からグランドマスターを選ぶ。何年ギルドに所属したかや、年齢は関係ない。実力があると認められたものを優先する。』 ――と。 どよめきがウィッチ達の間に広がる。チャンスではあるが、責任も重い。そしてギルド内での敵も多くなるだろう。そもそも、恐らく難関となるであろう試験を受けれるのかどうか。危険は無いのか。問題は多い。 だがしかし、一部の野望に燃える魔女達は既に決心していた。昇格試験を受け、自分が多くの魔女を統べる立場になろうと。そしてギルド内部で発言力を持とうと。 ) [Tue 15 May 2007 23:06:26]
魔女 > ( 年老いたグランドマスターは椅子に深く座りながら、静かに魔女達を見渡した。そしてゆっくりと口を開き―― グランドマスターという役職を辞め、隠居するという言葉を告げる。それに驚きを隠せない者も居れば、やはりそうかと頷く者も居るだろう。しかし、その後任はどうするのか?それが若いウィッチ達にとって最も重要な事であった。グランドマスターの弟子の中から選ぶ事もあるし、ギルド内の有力な魔女が選ばれる事もある。 ――グランドマスターは言葉を続ける。 ) [Tue 15 May 2007 23:00:42]
魔女 > ( 魔女ギルドの一室に集められたウィッチ達の前に、それを統べるグランドマスターの内の一人が立っていた。薄暗い部屋の中を蝋燭の心もとない明かりが照らし、その様子はサバトのよう。 一応のギルドマスターを立てたとはいえ、元々派閥の多い魔女ギルドは命令系統や階級が複雑だ。恐らく、現在のギルドマスターを認めて居ない者も居るだろう。そういった状況下で誰がグランドマスターを勤めるかというのは非常に重要な事だ。それはきっと、派閥同士の間にあるパワーバランスに変化を及ぼすものだから。 ) [Tue 15 May 2007 22:56:10]
魔女 > ( ある者は関係の無い話と切り捨て、ある者は千載一遇のチャンスと沸き立つ。果たして自分にとってはどちらなのか。――いや、どちらなら良かったのか。 ) [Tue 15 May 2007 22:48:42]
お知らせ > 魔女さんが入室されました。 『広い一室に、黒ローブの影達が集う。』 [Tue 15 May 2007 22:47:03]
お知らせ > ルシェーナさんが帰りました。 『ただいまですよ。(思い出したように。――もう自分には、こう、言える場所は此処しかないから)』 [Mon 14 May 2007 03:25:23]
ルシェーナ > (―――と)   ……嗚呼、そうでしたよー。 (部屋のお外で、くるん、と振り返って。ぽーい、と何か小さな包みを投げる) ―――、依頼の途中で見つけたセント・メダリオン………に。似せて作ってもらった、銅貨ー。 おんもに出たお土産ですよー。大事にしてくださいですよー。 うふふー。 (どんな土産だ。ってなモノを放り投げて、満足げな笑み。ひらんひらんと掌を振って)          ……あ、 それから、 [Mon 14 May 2007 03:24:39]
ルシェーナ > とりあえず、ちょっとニートして、仕事が無いってーのが、どれだけヤバスなコトなのか、こう身にじゅんじゅん染み込ませてから、お仕事貰いに来ますお。 (ぺこん、と頭を下げて) ――だって、そうしないと、依頼に我儘ばっかり言っちゃって、有り難味を忘れそうなんですもん。 あたしー。 (にゃは。苦笑い。)(銀糸をぽりりと掻いて) ―――ってえ、ことで。 また2,3日したら、お仕事貰いにくるですよん。 其れまで、オーギュストたん。良い子たんで、ルシェおねーさんを待ってるんですよー? (苦笑いを、誤魔化し笑いにシフトチェンジ。 くるりと踵を返して、個室を出ようとドアノブに手を掛けて) ―――…でも、本当。 刺激が強い依頼を受けた後は、平和がなんだか拍子抜けで、 スリルの無い―――死ぬかも、危ないかも、っていう危機感の無い生活に体を戻さないと、頭がおかしくなりそうなんですよー。 (なまじ、街中には 人の気配 がたくさんあるものだから。―――てひ、と振り返った面で、そんなことを真面目なのか、冗句なのか口にして。さて、お部屋の外へ―――) [Mon 14 May 2007 03:18:14]
ルシェーナ > (『 蝶よ華よと愛でられるよーな女の子は横丁で踊ったり、お嬢様だったりするよーな人のことを言うんだよ。 汗まみれで、長剣なんか振り回してる奴は違うの。 ましてや、2本も振り回すような、怪力女。 』しれっと言い放つ職員。――コレはコレで、セクハラですよ。と言ってやりたいけれど。)   ……まあ、そらそーですよにー。 あたし、そんな愛でられても落ち着かないし。大体、そんな―――…刺激もスリルも無い毎日じゃあ、のんびりのほほーんの良さがわかんないですよぅ。 其れはやだー。 (ねー?ワビサビが大事よねー?なんて、同意を求めるように、首を傾げて。―――ざっくりと通した依頼の内容。幾つか、受けられそうなものもある。とん、と書類を纏めて、職員へ差し出す) ―――おぅけい、おーけーい。 そんなに焦らなくっても、あたし、仕事が意外とありそうですねーって分かったんで、安心して、数日ニートしますお。 ニート。 (がた、と椅子から立ち上がって、胸を張って言うタ。) ええ。 ニート! 2、3日ニートします! ―――いや、まあ、この間の依頼終わって、今までもニートだっただろうなんて突っ込んじゃイヤン。 (わしわしー、と職員の頭を撫でくり回した) [Mon 14 May 2007 03:09:30]
ルシェーナ > (だがしかし、其処は彼も仕事だ。むす、とした面で数枚の書類を差し出してくる。依頼の募集要項だ―――この依頼ドモは、斡旋所で自分でとってくる仕事とは別で、ギルドを通して。になる。から。 少し、マージンなんかも発生して、損をした気分にならないでもない。が。) …ギルドに所属して、何がよかったー…って、こうやって、斡旋所の依頼が潤って無くても、何とかギルドのお陰でシゴトにあぶれることはないことですよねー。 (書類を受け取って、一枚、二枚―――ぱらぱらと捲り乍)  嗚呼、あと、えっと、       素敵な担当さんにも出会えたからね。うん。 (ついでみたく付け加えておいた)(ぱこーんと小気味良い音が響く) ―――いやん! レディに手を上げるとか、オーギュストたん鬼畜!!!! (『 其れ違うだろう 』) ともあれ、外道! レディは大事にしなきゃ駄目ですよー。 蝶よ華よと愛でてー愛でてー。 (ぱこん、と頭に走った衝撃は、職員の手の中にある薄いバインダの。おそらくは、自分の情報が一切合財記入されているのだろうモノ。 団体に所属するというのは、団体に自分自身を管理されることだと心得ている。極一部、種族なんてもの以外は全部素直に話している――…からこそ、こうして我儘放題、腹の知れた仲になっているわけで。) [Mon 14 May 2007 03:03:48]
ルシェーナ > ―――だってー。だってー、だってー。 斡旋所にも行ってみたけど、イマイチー…だしー。 (自分の力量と見比べて、だ)(―――少し刺激が足りない、と感じる依頼が多くて。如何にも我儘が増えていけない。銀糸をふるふると左右に振って) ―――もっと、こう、血沸き肉踊るゥー!みたいな、依頼は御座いませんのこと? ほぅらほら、隠してないで出した方がお悧巧さんよー。オーギュストたん。 (悪びれもしない面で、ぺっちんぺっちんテーブルをたたく)(とんとんとんとん、と目の前のギルド職員は苛立ちを強く主張する指先の音を立てている) [Mon 14 May 2007 02:52:01]
ルシェーナ > ―――で、   はい、まあ、其の無駄遣いの甲斐あって、山分けした報酬は別にして、結構貯蓄をすり減らしました。 ので、焦ってこうして出頭(※出頭)したワケです。 っつーことで、オーギュストたん。 嗚呼、愛しのオーギュストたん!(びたー、っとテーブルにつけたデコが、こう、ぺかーっと光輝かんばかりの表情で、ぐゎばー!とあがって。両手をにゅき、と突き出し、て) ―――シゴトちょーだい! (ぬけぬけと言い放ったよ!) [Mon 14 May 2007 02:46:01]
ルシェーナ > …ちょっと、依頼を受けるついでに、寄り道が過ぎたのは認めます、はい。 いえ、     いや。言い訳はしませんですよ。はい。 ごみんなさい。 (職員はかんかんぷーだ。)(彼の言うにはこうだ。 『 フォウルもラリーも、ずっと先に帰って来てるから、お前だけ一体何がおきたのかと思った 』 と。) ―――……いやぁ、アングリマーラまではご一緒してですねー…、でまあ、こう、折角おんもに出たんだから、ちょっとエンジョイしなきゃ!と思って、こう………          ……ヴェイトス島をぐるりーっと歩いて来ました。 (………) …嘘です。 無駄に馬車とか乗ってました。 げふん。 (口に出して、げふんとか言うて。ぺちょん、とテーブルにデコをびたー。) [Mon 14 May 2007 02:41:33]
ルシェーナ > ―――いや、   其の、  はい、   はぁ、 いや…、ですから…。(傭兵ギルド雷電。其の面談室か何かだろう、部屋で―――銀糸が何度か上下した) [Mon 14 May 2007 02:32:01]
お知らせ > ルシェーナさんが来ました。 『(―――ぺこぺこぺこ)』 [Mon 14 May 2007 02:30:17]
お知らせ > シュクレ@研究所さんが帰りました。 『 …。 …いつ渡せるか、ナーァ…… ( スケジュールとにらめっこ。 ) 』 [Fri 11 May 2007 22:21:44]
シュクレ@研究所 > …。 …アァ、来年ノにしたラ、よかッタのカーァ … ( 1月から4月までは。今更そんなコトに気付いて、両手で二つのカレンダーを持ったままちょっと机にぺっしょりしたり、して )  … ン、でもマァ――…、 …また作ッタらイイよ、ネ。 ( ね。 ) ( 年末になったら、また。 ) [Fri 11 May 2007 22:19:14]
シュクレ@研究所 > ( 開けた穴に、銅版の小さなリングを。後で器具を使ってきちんとくっつけて留めよう。 もっとたくさんつけた方が彼の好む「破る」感覚は楽しめるかもしれないけれど、ソレだと重いし携帯には不便だから。一箇所でとめるだけ。 ) …もゥ、半分くらい余分―― ッテゆーのがボクちょっと悲しいケド。 ( 今年のカレンダーだから。もう4枚は確実に使われないし、今月も後半分くらいだ ) [Fri 11 May 2007 22:14:11]
シュクレ@研究所 > ( 右の、上の角に穴を開けよう。 二つとも。 )  ―――― ( 鼻唄まじり。 上がる口角。反対に、細まって下がる目じり。 ) ( 指に伝わる少しごわついてるヴェラムの感触が、今ばかりは心地よくも感じられる。 ) ――― 彼は、気に入ッテくれる か、ナァ? [Fri 11 May 2007 22:04:31]
シュクレ@研究所 > ( 目は真剣だけれども。 ) … ( どうにもへらりと表情がゆるむ。 目も、油断すればすぐに、にへり と )  … フフ フー。 ( ずっと心待ちにしていたモノがようやく手元にきたのだ。嬉しくないわけがない ) ( 広げていたもの、ちゃんと一月ずつ並べなおし、2セットに分け ) [Fri 11 May 2007 21:57:22]
シュクレ@研究所 > ( 今は出来上がったばかりだからこんな色だが、もう少ししたら落ち着いてもくるだろうし。 ) … ふム、 ( カレンダーを顔に近づけたり離したり。一枚を手から離して、代わりに別の一枚を手に取り見つめて。出来上がりを確かめる ) [Fri 11 May 2007 21:50:22]
シュクレ@研究所 > ( 頼んでいたカレンダーが出来上がりマシタ。 ) 思ッテたよりモ、チョット色が濃く出たケド……、 ( 棒付き飴を口に入れて、棒をぴこぴこと揺らし。12枚2セット、計24枚を机の上に広げて一枚一枚手にとっては、とっくりと眺める ) … まァ、許容の範囲かナーァ? [Fri 11 May 2007 21:43:39]
シュクレ@研究所 > ( グレゴリオ暦:11,May,1604 )( ユリウス通日:2307040 トキノミヤコ暦日:13,卯月,1604 フォーウン式太陰太陽暦:13,孟夏,1604 アララマ暦:11,Dhu al-Hijja,1012 ラエ暦:11,Yiar,5364 ダライマ暦:13,氏宿月,1731 ) ( 真実はともかく、おおよそそんなふうに表されるらしい今日のこの日。 ) [Fri 11 May 2007 21:38:46]
お知らせ > シュクレ@研究所さんが来ました。 『 ゥふ フー。 ( 上機嫌 ) 』 [Fri 11 May 2007 21:36:29]
お知らせ > ジム@雷電さんが帰りました。 [Tue 8 May 2007 22:44:29]
ジム@雷電 > ( そうして下らない会話を繰り広げながら、頭の片隅で考えるのは、雑誌の性格判断みたいなちゃちな選択肢だ。 「やる」か、「やらない」かだ。 既に決着のついた天秤を前に、一体私はいつまでぐだぐだと考えるのやら。 ) [Tue 8 May 2007 22:44:22]
ジム@雷電 > ( はあ、とため息。 いや全く、よほど傭兵として働かせたようだ、あの上司は。 ) あのな、ミランダ。 あんたがあの人からどんな過去を聞いたのか知らな( 林檎みたいに人体潰せるって過去。 )いが、っておい、端的だな。 ………ともかくだな、いまの私はそんなこととてもではないができない。 昔取った杵柄なんてのはな、いまの杵柄じゃないんだ。 人を化物とガチでやれるようなのと一緒にするな。 ギルドにゃそんな人材は他にいくらでもいるだろうが………。 [Tue 8 May 2007 22:34:16]
ジム@雷電 > ( これでは仕事に手もつかないな。 観念して背もたれに体を預けて、ぬるい砂糖紅茶をすする。 ) そもそも、私が傭兵だということさえ、若い子は全然知らないんだぞ? そんなロートルを持ち上げるなんて……………………あ。 ( まさか、とちらり、上司を見やる。 しれっとした表情で視線を気にすることもない。 相変わらず感情の読めない面だ。 ため息をつきながら同僚を見やれば、ご名答、との返答が。 ) [Tue 8 May 2007 22:24:10]
ジム@雷電 > ( それを目の前でぱっと奪い取られる。 そんなのあたしがやっといてあげるわよう、とかなんとか。 ) ……………ミランダ、こんな下らないことに真剣になれるあんたが心底羨ましいな。 ………というかだな、ここ数年事務一筋で働いている私にどーしてそんな白羽の矢が立つのかね。 もっと血の気の多そうな、ラリー坊やとかいるだろうよ。 [Tue 8 May 2007 22:14:13]
ジム@雷電 > ( さて。 同僚が言うには、この前滅せられたという吸血鬼の話題に隠れがちだったが、凶悪な吸血鬼らしいのが現れたというのだ。 大方VHGの知人から仕入れてきたのだろう、相変わらず耳のいい。 ) それで…………そいつと私をぶつけたらどっちが勝つかって? ミランダ………大方賭けでもしようって腹だろうが、私を吸血鬼と同じような扱いするとは、全く心外だな。 ( 化け物じゃねっつーの。 下らないと斬って捨てて、手元の書類にさっと目を通していく。 ) [Tue 8 May 2007 22:08:27]
ジム@雷電 > ( 久しぶりに実に気兼ねなく書類をさばいている最中、思わぬ質問に間の抜けた声を漏らした。 ) …………吸血鬼とガチでやれるかって? 悪いがミランダ、あんたの脳と私の脳は構造が違うらしくて、質問の意図がわからないんだが。 ( 砂糖が飽和量をいくらか超えた紅茶をすすりながら、尋ねてきた同僚の、好奇心に満ちた視線に頬を引き攣らせた。 ) [Tue 8 May 2007 21:54:21]
お知らせ > ジム@雷電さんが入室されました。 『―――はァ?』 [Tue 8 May 2007 21:52:03]
お知らせ > シュクレさんが帰りました。 『 一週間後に取りにキマス。 ( ぺこむ、お辞儀を ) 』 [Thu 3 May 2007 18:36:30]
シュクレ > ( カレンダーの元のデザインなんかは書き出す事が出来ても、実際に染めたりする技術は自分にはないのでこうして専門の技術者さんにお願いすることになる。折角のプレゼントを全部自分で手がけられないのは残念だけれど、餅は餅屋。その方が上手く仕上がるだろうし )  ―― じゃァ、コッチは……、 2セット分作ッテもらえれば。 ( 彼のと、せっかくだし自分のと。 ) ハイ。 ( 値段が告げられ、こくんと頷いて同意する ) ソレでイイです、 じゃァ… [Thu 3 May 2007 18:36:11]
シュクレ > … ゥーン、じゃァやっぱり最初のとおりデ。 お願いしマス。 ( いいのかと、確認を取られ ) ウン、ちょっと色褪せたカンジ出したかッたシ、色ガ乗りにくいナラ逆にイメージどおりになるカモ。 ソノ分、ソコに書いてあるより一段濃い目の色で…、 ( 相手が色を提示し、 ) イヤ、ソコまで行くと、 ( では、と改めて提示された方の色に視線が動き、 ) …ア、ゥン。コノくらいでお願いシマス。 [Thu 3 May 2007 18:25:47]
シュクレ > ンー、やッぱ荷物は軽い方がイイだろォカラ、アンマリ重たいノはダメなんデス、 ヨ。 ( ぺらぺら、捲りながら ) ア、コノくらいナラ……? ( いいカナと、首を傾げて指で触れていれば、染物師サンは微苦笑気味に口を開き ) …アァ、結構破れにくいノカ…… ( 説明を受けて残念、とばかり。軽くその生地を引っ張ってみたりして ) [Thu 3 May 2007 18:22:08]
シュクレ > ウン、使う予定のヒトが冒険者サンで。簡単に文字が消えないようにしたいカラお願いしたくテ、 デモ…、 ( 相手が口を開けばしばし声を出さず、耳を傾け ) …ウゥン、やッぱり普通の布の方が染めやすい、カァ…… ( こういうのはどうかと、以前自分が見ていたような様々な生地の繋がったモノの中からいくつか提示される。 )  …、 ( それらを見、触れて ) [Thu 3 May 2007 18:17:05]
シュクレ > こォいうノで。 ( ぱらぱら、12枚のデザイン画をテーブルの上に広げてみせ ) ゥン、イメージはコッチの紙に書いてある通りノ。 デス。 ( デザイン画とは別に、どういうものを作りたいのか書き出した紙を相手に手渡す。 ) [Thu 3 May 2007 18:11:50]
シュクレ > ―― ハイ。 じゃァ、コレはそういうコトでお願いしマス。 ( 相手にデザイン画を受け取ってもらい、座ったままぺこり、頭を下げて ) …ン? ( コレは、ということはまだ他にあるのかと尋ねられ ) ゥン、えェト、もう一つ…コッチは個人的になんだケド、お願いしたいコトがあッテ…… ( ごそごそ、新しくデザイン画を取り出そうか。カレンダァの。 ) [Thu 3 May 2007 18:06:53]
シュクレ > …… ソォ、で、このアタリをラズベリィに。 コッチは、この…… アンバーロォズでお願いしたいン デス。 けど。 ( デザイン画を指差し、先方が持ち出してきた色彩図を指差し。 ) ( 染物師サンのトコロに行くのだと言ったら、室長がついでに、と染物師サンとこに持ってく注文をむぎゅると押し付けてくださいました。そのおかげで就業中に足を運べているのだけれど、 だから今はその打ち合わせ。 ) [Thu 3 May 2007 17:58:21]
シュクレ > ( グレゴリオ暦:3,May,1604 )( ユリウス通日:2307032 トキノミヤコ暦日:5,卯月,1604 フォーウン式太陰太陽暦:5,孟夏,1604 アララマ暦:3,Dhu al-Hijja,1012 ラエ暦:3,Yiar,5364 ダライマ暦:4,氏宿月,1731 ) ( 真実はともかく、おおよそそんなふうに表されるらしい今日のこの日。 ) [Thu 3 May 2007 17:52:13]
お知らせ > シュクレさんが入室されました。 『( 染物師のギルドにて。 )』 [Thu 3 May 2007 17:47:39]
お知らせ > シュクレ@研究所さんが帰りました。 『…ア、染色……? ( 服の色は洗っても落ちにくい。 そっちの職人さんを訪ねてみようか )』 [Tue 1 May 2007 14:52:27]
シュクレ@研究所 > インクより、糸で刺繍でもした方が持ちはイイんだろうケド…、 ( その分重くなる。糸なんてそう重いものじゃないし僅かな差ではあるけれど ) …ソレか、ヴェラムに染み込んで落ちにくいインクを錬金術師に依頼シテー? …デモ、最近錬金術師も少ナイしナーァ ( 昔はもっといたンだけど。 ) 染み込む…、 ( ンむぅ。 手慰みに左手でぬいぐるみの兎サンの耳をむにむにマッサージしつつ、ヴェラムの端切れと睨めっこ。 ) [Tue 1 May 2007 14:51:14]
シュクレ@研究所 > ( 紙なら強度は落ちるけど軽くて携帯には便利だろう。布は強度は高いけどその分破ったりはできない。 両方ともメリットデメリットがあって、選ぶのは難しい ) ( 簡単なモノならそれこそそのへんの紙とインクで十分だけど。 ) せっかくあげるンだモノ、 ( 使い捨てよりは、長く使ってもらえるようなのがいいかなって。 ) …普通だケド、ヴェラムあたりが便利かナーァ? 標準ヨリちょっと薄いノを、 ( ふむ、とヴェラムの端切れを指で擦るように触れながら。 出回ってるものっていうのは、ソレだけ使い勝手もいいってことなんだろうか。 ) [Tue 1 May 2007 14:46:43]
シュクレ@研究所 > ン ンー… かといって布もナァ。 ( 紙やら布やら。ぺらぺら捲りながら指で触って感触や強度なんかを確かめながら ) 文字も、どうやっていれるか考えて材料決めないと。 ( 単にそのへんのインクで書いただけではそれこそ水や雪山で以下略。 ) [Tue 1 May 2007 14:32:13]
シュクレ@研究所 > 捲れるのがイイんだヨ、ネ。 ( 日記でどんなのがいいか彼に聞いた結果、一枚に全部の月を載せてしまうより一月ひとつき捲ったり破ったり出来るほうが楽しいのだ と。 ) 破りやすいのは紙なんだケド ( 彼の職業を考えるに、ソレじゃぁ強度が足りないだろう。水になんか入ったらもう溶けてボロボロだ。 ) [Tue 1 May 2007 14:25:09]
シュクレ@研究所 > ―― サテ、気分転換モできたシ。 ( ずり落ちかけたひざの上の兎を片腕でぐぃと引っ張って戻して。がちゃがちゃ、分解していた時計を組み立て脇によけてしまおう。 ) カレンダーのコト、決めテいかナイとナァ。 ( とりだすのは、四角く端切れになった紙や布なんかが束になったもの。 一枚一枚違う材質で、 )  ンー ぅ… ( ソレをパラパラ捲りながら、カレンダーを何で作ろうか決めようと ) [Tue 1 May 2007 14:19:50]
シュクレ@研究所 > ( 最近設計図や計算式なんかの書類仕事ばかりで余り時計に触れていなかったから。半日かけて思う存分錆びた時計の手入れができてご満悦。 とはいえ、今日は一応、自分は仕事はオヤスミなのだけれど。出勤日や休日に関わらず研究室でごろごろしてるのはいつものこと。なんでいるの、って聞いてくる人も今はもういない ) [Tue 1 May 2007 14:14:15]
シュクレ@研究所 > ( なにがガタガタいってたかって、箱…ではなく、錆びついた歯車。時計の。 ) ウン、キレェになったネーェ ( 親指と人差し指で摘んで、なんとなく上に掲げてみる。窓から入る僅かな光に、鈍く輝くのを見れば満足げに口の端が上にあがった。 今は曇りだけど、晴れていたらもっとピカピカ反射してたんだろう。 ) [Tue 1 May 2007 14:05:01]
シュクレ@研究所 > ( グレゴリオ暦:1,May,1604 )( ユリウス通日:2307030 トキノミヤコ暦日:3,卯月,1604 フォーウン式太陰太陽暦:3,孟夏,1604 アララマ暦:1,Dhu al-Hijja,1012 ラエ暦:1,Yiar,5364 ダライマ暦:2,氏宿月,1731 ) ( 真実はともかく、おおよそそんなふうに表されるらしい今日のこの日。 ) [Tue 1 May 2007 14:01:25]
お知らせ > シュクレ@研究所さんが入室されました。 『( ガタガタゆってたのも今は静か。 )』 [Tue 1 May 2007 13:55:38]
お知らせ > シュクレ@研究所さんが帰りました。 『…微妙に調子悪いナァ。(床に散らばった書類を拾い上げ) ( 汚しちゃってごめんなさい )』 [Tue 1 May 2007 03:31:35]
お知らせ > シュクレ@研究所さんが来ました。 『 … ( なんだか動きが鈍くてソファからずりおちた。 ) 』 [Tue 1 May 2007 03:29:44]
お知らせ > シュクレ@研究所さんが来ました。 『 ン ンー … ? 』 [Tue 1 May 2007 03:08:37]
お知らせ > クオ=ヴァディス@書籍ギルドさんが退室されました。 『( 自分が読んだ事ないのも沢山で、また入院しても良いかな… なんて思ってないったらない )』 [Sun 29 Apr 2007 18:55:44]
クオ=ヴァディス@書籍ギルド > ( 選び終えたら梱包してもらって、自前の馬車で運んで行こう。 ―――匿名希望で! とかやってみたいのだけど、不審物として処理されるなんて哀しいし、ぶっちゃけこれからもお世話になりそうな中央病院に、『よろしくおねがいします』 なんて下心もある。 良い話っぽい部分を色々と台無しにしつつ――― ) [Sun 29 Apr 2007 18:54:43]
クオ=ヴァディス@書籍ギルド > ( 予算は20万。 人生積み木崩し冒険団が一度の冒険で上げる一人当たりの利益から見て、頑張れば、そして運が良ければ届くかもしれないといった額。 支出を差し引いた、街で一ヶ月の間に稼げる額。 こんなものだろう。 注文票を番号で埋めていき――― )   ( 自分達の事を自分で書いたら、と考えた事を思い出す。 勿論書いた事なんてないわけで、原稿用紙の書き方すら知らないのだけれど、読んでさえいればある程度は分かっているものだろうか。 …そんなに甘いわけもないと、思わず一人で微苦笑… )   ( そう言えば、怪現象を探して来るっていうユニークな依頼があったっけ。 練習には丁度良いかもしれない。 …世界の裏事情で絶対に請けられないのがちょっと残念。 …リハビリもあるし、冒険者としての自分なりのスタイルを固める必要もある、忙しいのも残念だ ) ―――てゆか、ナナオさんそういうの上手そうですよね。 ココさんも。 ココさんが書くと何かジャンルが偏りそうですけど――― ( さらりと失礼?な ) [Sun 29 Apr 2007 18:39:02]
クオ=ヴァディス@書籍ギルド > ( 改めて見てみると、ワンコインノベルというジャンルの中だけでも、読んだ事のないものが沢山ある。 ―――と言うか、ただでさえ入れ代わりの激しい再版などあまりされないジャンルで、大陸とこちらで出版物が一致しているわけもなく、ベストセラーこそ漏らしていないように感じるものの、印象に残っている作品が見当たらないという事も多々あった )   ( 2,3年篭もりたい衝動をぐっと堪えて。 あんまり吟味していると帰れなくなりそうだから、かなり適当に、愛読している冒険譚だけでなく少女文学まで幅広く拾い上げていく ) [Sun 29 Apr 2007 18:12:24]
クオ=ヴァディス@書籍ギルド > ( 無名の個人からの寄付で、規模も小さく、宣伝にはならないから、特にオマケはして貰えない。 とは言え、店頭に並ぶよりも安い卸値で売って貰えるように交渉して、呑んでくれるならそれだけでも大分違ってくる。 古書店で買い漁るのもアリかもしれないけれど(そもそもあって良いのか微妙だし)時間もかかりそうだから、商談成立。 分厚い目録を手に、書庫をうろついていた ) [Sun 29 Apr 2007 18:03:27]
クオ=ヴァディス@書籍ギルド > ( 古代遺跡で負った傷の癒えた冒険商人が真っ先にした事は、おそらくヴェイトスで最も本が集まるであろう、その組合を訪ねる事だった )   ( 一読者として本を手にする事はあっても、商品として仕入れる事は無い。 初めて訪れる場所で、まず受付に身分と要件を告げる。 ヴェイトス島商工会所属、移動商店 『クライン』 店主のクオ=ヴァディス… 係員は説明が無ければどんな職業かも良く分からない冒険商人が何の用だろうと不思議そうにするものの、病院へ寄付する本を纏め買いしたいのだと言ったら、納得してくれたようだ。 歩き方はまだ少しぎこちない )   ( もっとも、そこまでするのは病院への感謝というより… そこで亡くなった… けれど先日 『話した』 女の子への、慰霊の意味が強いのだけど ) [Sun 29 Apr 2007 17:48:12]
お知らせ > クオ=ヴァディス@書籍ギルドさんが入室されました。 『( ヴェイトス一の出版社と言うか、各出版社を統轄する組織だろうか )』 [Sun 29 Apr 2007 17:38:34]
お知らせ > オケアノス@雷電さんが退室されました。 『(――明日も同じ日でありますように。 平凡な傭兵の一日)』 [Sun 29 Apr 2007 01:21:33]
オケアノス@雷電 > (職員の笑いに合わせて、男も笑った)… 暖かくなると変なのが増えるって言いますし、お互い気をつけましょう。 …まぁ、それに。『殺人』ともなれば(自殺とは考えられないから、断定した)気楽に笑ってもいれませんしね。 …変な噂を聞いたら、きちんと報告します。      ――はい。これ、今日の報告です。 (カリリ、と書き結んだ書類を職員へ提出) [Sun 29 Apr 2007 01:12:56]
オケアノス@雷電 > (しかし、「証拠」として新聞を突きつけられると、流石に黙る。笑みの代わりに浮かぶ表情は、薄い驚愕。 目を丸く見開いて、記事タイトルから、内容へと視線を流して)   … 。 なんともまぁ。 これ、どんな目的があって……どっかの見せしめ?とかじゃなくて…?  或いは…ほら、どっかの部族の言い伝えにあるじゃないですか。 「敗者の首はお守りになる」ってジンクスが。  …あれと似たような意味で、壁の穴に頭を突っ込んだら幸せになれる。とか。 ――ア、死んだら幸せになれませんね [Sun 29 Apr 2007 01:07:50]
オケアノス@雷電 > (傭兵達の噂話は多岐に渡る。 背鰭も尾鰭もついているだろうから、全てを鵜呑みにするわけにはいかないが―― …「それでも」 突拍子のない殺人事件の話しに、思わず笑ってしまった)  …それ、私を引っ掛けようとした作り話じゃないですよね。 流石に信じませんよ。 割れ目やらなにやらに頭を突っ込んで死んでる死体だなんて。 (くす、くす、くす。 ――なんて子供だましだ。) [Sun 29 Apr 2007 00:53:58]
オケアノス@雷電 > ―― 増えてるんですか。 (ペン先を走らせながら、時折返事を促すように、ちらりと視線を投げかける) …… 。  (職員の言葉に、思わず手が止まった。 )  …… は  ? (行方不明だけでなく、意味不明な殺人もあったらしい。 眉を顰めた) [Sun 29 Apr 2007 00:51:04]
オケアノス@雷電 > (まことしやかに流れる噂は、この男の耳にも届いたようだ。 仕事の終了報告を終えた後、職員に「そういえば――」と切り出された話しを思い出す)  ――行方不明? [Sun 29 Apr 2007 00:44:53]
お知らせ > オケアノス@雷電さんが来ました。 『(変わらない日常)』 [Sun 29 Apr 2007 00:43:49]
お知らせ > ラリー@雷電さんが退室されました。 [Fri 27 Apr 2007 00:28:20]
ラリー@雷電 > (同僚との最低限の情報交換を終え、咥え煙草の少年はのろのろと立ち上がった。勧められる安い酒をぴしゃりと断り、掲示板を一瞥して鼻を鳴らす。 その一枚をピンごと外すと、受付へと向かった。) [Fri 27 Apr 2007 00:27:58]
ラリー@雷電 > ケッ。自警団様は頼りになるよな! (予想通りの答えに吐き捨て。) 成功しなくても飯が食える連中なんだろ。マトモに仕事してんのかって。 (陰口と一緒に煙を吐いた。) あー、金が無え。 [Fri 27 Apr 2007 00:21:40]
ラリー@雷電 > …とはいえ、替えのブーツを買って、三日の飯で心が癒されたら…この金も無くなるな。この程度で癒しきれる程、ブーツを犯された心の傷は浅かないんだが。 (そう煙草をふかし嘯く少年を、酒をちびちびやっている同僚数人が笑った。いずれも人相が悪い。) …最近アレだ、行方不明だとか?俺らにお呼びは。 [Fri 27 Apr 2007 00:11:50]
ラリー@雷電 > (強姦魔たる近所の飼い犬へボギャアと膝蹴りの制裁を加え、ナニヲスルダアと叫んだ飼い主の胸倉引っつかみ、異臭を放つブーツを投げ付けてやった。) で、弁償させた。 (椅子に背を預ける少年は、右手で数枚の銀貨を弄ぶ。 ボロブーツはそんなにしやしないだろうと同僚は笑うが、こちらも歯を出してにいと笑う。) 慰謝料さ。精神のケアにも、金が要る。 [Fri 27 Apr 2007 00:01:41]
ラリー@雷電 > (この時期盛りの付いた犬というのは正に見境が無く、野獣そのものである。メスと見れば人間の不細工から美女の鶏まで何でも上に乗ろうとする。ブスと鶏、どちらが上から敢えて言及はしない。 果たして、自分のブーツは女性だったのだろうか… 天日干しの最中目を離したら、既に事後であったのだ。) [Thu 26 Apr 2007 23:56:51]
ラリー@雷電 > 犬にレイプされたから捨てた。 (と。) [Thu 26 Apr 2007 23:51:03]
ラリー@雷電 > (特に寒くは無いが両手をポケットに突っ込むのは、単にポーズの問題だ。噛み付くように咥えた煙草から、白い煙が尻尾のようにくゆる。) … (雷電の扉を開けた少年の両足には、皮で申し訳程度に作られたサンダルがあった。ペタペタと音を鳴らして歩く少年の横顔に、いつもの暑苦しいブーツはどうしたと同僚がからかう。 それに視線も愛想も向ける事無く、少年はこう答えた。) [Thu 26 Apr 2007 23:50:50]
お知らせ > ラリー@雷電さんが入室されました。 『(いつも通りの不機嫌面。)』 [Thu 26 Apr 2007 23:47:24]
お知らせ > ヒルダ@魔女ギルドさんが退室されました。 『( 翌日。パーティのお誘いは丁寧にお断りしておいた。 )』 [Thu 26 Apr 2007 00:07:23]
ヒルダ@魔女ギルド > ( でも―― それも駄目だ。私の顔は醜いから。 それに、今は絶賛片思い中だ。あの人以外に抱かれまいと、遅すぎる貞操の誓いも一人で勝手に立てた。でも、それこそ本当に馬鹿だ。手遅れなのに、全然意味の無い事なのに。 だったら今からでもこんな誓い捨ててしまおうか。そしてただ渇きを癒すためだけの、仮初の恋人を作ってしまおうか。一人といわず、何人でも。 ぐらぐらと心の中が揺れて、頭の中がぐるぐる回る。 ) [Thu 26 Apr 2007 00:06:08]
ヒルダ@魔女ギルド > ( やがてベッドの上や椅子の腰掛の部分が沢山の洋服で一杯になり、私はついに諦めてベッドに寝転がった。ベッドには放ったままのドレスが置いてあったが、構うものか。どうせもう着る機会なんて無いんだから。 ) 馬鹿みたい。 ( 天井を見上げる。天井に付いた黒い染みが誰かの笑った顔に見えて、まるで馬鹿にされているような気分になる。誰かと寝床を共にする時は天井の模様なんて気にならないのに。 ) …… そういえば、最近セックスしてないな…。 ( 最後にしたの、いつだっけ。私の方から求めるんじゃあなくて、求められるセックス。女であるってことを喜ぶ事が出来るセックス。私が欲望を吐き出すんじゃなくて、相手が私に欲望を吐き出すセックス。 抱かれたいのなら簡単だ。バイクツに行ってスカートをたくし上げて、「はぁい、お兄さん。お暇?」って誘えば良い。私は娼婦じゃないけれど、そういうの得意だろう? ) [Thu 26 Apr 2007 00:00:10]
ヒルダ@魔女ギルド > ( それから私は、何度も何度も着替えては鏡の前に立った。 前髪でその火傷の痕を隠したまま綺麗に見せる事は出来ないかとか、娼婦みたいに大胆な恰好をすれば、自分の顔の傷から目を逸らすことが出来ないかとか。諦めの悪い性格はこんな所にも出るものだ。 けれども駄目、駄目だった。どんなにどんなに着飾っても、傷物は傷物でしかない。今の私には女としての魅力が無い。 ) ………ッ。 ( 嗚呼、せめて仮面舞踏会マスカレイドならば良かったのに! ) [Wed 25 Apr 2007 23:49:58]
ヒルダ@魔女ギルド > ( 火傷の痕を覆い隠す湿布が痛々しい。そいつは私の顔を四角で切り取って、私の顔を台無しにしている。だからと言って剥がしてみても、その下には醜い醜い火傷の痕と、刻まれたスキャンダラスな言葉が顔を覗かせるだけ。どんなに着飾っても、男の視線がまず最初に振りそそぐのは艶やかな髪でも、黒い宝石のような瞳でも、薔薇のような唇でも、魅惑的な体つきでも無い。 ――この火傷の部分だ。醜い醜い、私の罰の痕だ。 ) ………。 ( 別に、ナルシストって訳じゃない。触れないでおいてくれる優しさが相手にもあるって事は知ってる。でも――― でも。    …でも。 ) [Wed 25 Apr 2007 23:44:33]
ヒルダ@魔女ギルド > ( 別に今日がパーティって訳じゃあ無いのだから、わざわざ着飾ってみる必要は無いのかもしれないけど。でも、こういう機会はとんと無かったから―― 多分、私は年甲斐も無くはしゃいでたんだと思う。 姿見の前に立ち、腰に手を当ててみる。自分で言うのもなんだけど、私って結構美人なほうだと思う。体つきも魅力的だし、胸だって大きいし。そりゃあ、ちょっと実年齢より上に見られるけれど、大人っぽくて良いじゃないか。 …そして当日はどんな髪型をしていこうかと考え、いつも顔の半分を隠すように垂れ下がった前髪を後ろに掻き揚げ―― 鏡の中の魔女の顔に険が宿る。 ) [Wed 25 Apr 2007 23:38:00]
ヒルダ@魔女ギルド > ( 誘ってくれたのは魔女ギルドの友人で、その友人の家は結構お金持ちだったりして。お金持ちなのに魔女なんかやってていいのかって思うけれど一応両親の理解は得られているみたい。パーティは一週間後だ、それまでにきちんと支度をしておこう。男の方も招くみたいだから―― 気合いれていこうじゃないか。 私は自室のクローゼットから、見栄張って買ったけど結局余り着る機会の無い黒のドレスをを取り出した。久しぶりに着てみて、うん、腰周りはきつくないと安堵して。炎涼君がくれたアメジストのネックレスを身につける。マリィがくれた指輪も、イヤリングも。 ) [Wed 25 Apr 2007 23:33:36]
お知らせ > ヒルダさんが入室されました。 『( ちょっとしたパーティにお呼ばれした。 )』 [Wed 25 Apr 2007 23:26:42]
お知らせ > 炎涼さんが退室されました。 『小さな存在は、何処かに立ち去る。』 [Sun 22 Apr 2007 22:38:24]
炎涼 > (訂正 其れが、出来たの… → 繰り返さない。改善をする事が、出来たの… でお願いします。) [Sun 22 Apr 2007 22:38:05]
炎涼 > (一人って、孤独って、皆から離れた場所って。) ――、 (周囲を見た。居るのは、自身一人だけ。) ――。 (こんな感じだったかな。俺が、突き放してしまった。居場所を理解せず、逃げた。)(同じ場所には戻らない。もう戻れなど出来ない。また同じ事を繰り返すはずなのだから。其れが、出来たのであれば同僚の皆に、先輩や、上司に謝ろう。 出来るか、如何か分からないけれど。中途半端なまま、謝っても意味が無い気が、するから。) ――・・、そろそろ新しいの見つけないとな。 (小さな群れから夜空に向けた、金の双眸を細めた。ぎゅっ、と資料の端側を握り締めた。見えない感情が、突き動かした意味不明の行動。そして、膝上に置かれた資料を整えた。ベンチ下に突っ込んでおいた、冒険に使われる布袋に付き込んだ。そして立ち上がる同時に、布袋の紐を絡めとって背負った。) [Sun 22 Apr 2007 22:36:35]
炎涼 > ……。 (ああ、コミュニケーションを不可欠とされる職業は取り除いたほうがいいな。) …、――。 (手が止まった。数多の資料の中に、興味を示した。其れは、従者だ。) ――、世話する だったかな。 (朧な覚えから、口を零した。再度と確認をするように、紙に穴が出来るまで、見続けなかった。流石に、一つに依存するのも良くない。しかし、従う職業。考えずに、言われた事を遣ればいい。) ――、一応 考えておこう。 (資料から、視線を外した。また賑やかな雰囲気を漂わせ続ける小さなグループへ、視線を降り注いだ。殺気や敵意でも何でもない、視線。) [Sun 22 Apr 2007 22:26:34]
炎涼 > (点火されたランタンは、薄らと周囲を光により照らした。そして、膝の上に並べ置いた。職業に関連する資料が、より見易くなった。少し早い時間帯に来れば良かったが、後悔をしても遅い。) ――・・、 (昼間より、夜なら目立ち難い。)(黒い長衣を纏わせて、傭兵になる為の手続きなど何度も目を通した。訪問をし、登録などすれば良い。だが、生き延びるために武器だけでない、防具も必要とされる。今となっては、したい職業か?と問われれば、答えられない。無意味に戦っても、) 仕方が無い。 (誰かが傷付いて、誰かが傷付けられる。)(無意味なら、何もしない。戦わない。理由が無ければ、そうする必要が無いからだ。澄ました、無情の仮面を貼り付け続けた。傭兵に関した資料を、一番下に運んだ。) [Sun 22 Apr 2007 22:17:41]
炎涼 > (今日も清々しい夜空だ。こんな日がずっと続けばいい、と小さな戯言を零した。ずっと曇りの無い夜空を見上げたが、別の事を思い出せば視線を外した。) ――、 (其々小さなグループになって、広場のあちこちと集まっている。其れは恐らくはギルドなのだからだろう。動揺などせず、好奇心から静かに見渡っていた。そして、ベンチに腰を下ろしたまま、隣に置かれたランタンに光を点した。指先から発火させて、だ。) [Sun 22 Apr 2007 22:11:06]
お知らせ > 炎涼さんが来ました。 『賑やかな雰囲気を、広場に満ち足りていた。』 [Sun 22 Apr 2007 22:06:00]
お知らせ > トリスタンさんが帰りました。 [Sun 22 Apr 2007 03:47:51]
お知らせ > ジム@雷電さんが帰りました。 [Sun 22 Apr 2007 03:47:15]
ジム@雷電 >  それだけ君の心を揺らせるというのならば、それは嬉しいかもしれないな。 ( 色んなことをしたくなる心を押さえつけながら、無防備な相手に理不尽な文句を思ったり。 まあそこら辺は大人だ、表には出さない。 ) もちろん、覚えているさ。 いつまでもな。 ( やがて夜の帳の向こうへ―――閉幕。 ) [Sun 22 Apr 2007 03:47:13]
トリスタン > ホントに、てめぇと居ると…調子が…くるう…な………。(抱きしめられるのには、暴れれなくもなってくるか、それから共に家に向かう形になるか)…………おぼえとけよ……。(ぶつぶつと呟き大人しくなれば、帰路へ…それまでの間どのようになったのかは2人のみぞ知るか―。) [Sun 22 Apr 2007 03:44:25]
ジム@雷電 >  いやなに………可愛い奴め。 ( 暴れる体を抱きしめるようにしながら、さて、家へと向かおうか。 ) ほら、あんまり暴れるなよ。 M字開脚で運ぶより余程マシだろう。 私としてはそれはそれで魅力的だがね、ふふふふ。 ( さあ帰ろう。 その道程でどれだけの回数からかうかは不明だ。 ) [Sun 22 Apr 2007 03:40:51]
トリスタン > そう、だったのか…? な、何が…おかしい、んだ…。(くそ、と毒つきながらもタイミングよかったんだな、と思うこのごろ、そして)…え?ちょっ…わっ…テメェ、やめろ…ッ!(ジタバタと足を動かしながらも暴れるか、そして…姫様抱っこされれば慌てながらも暴言を吐き続けるか、そして更に真っ赤になりながらも顔は見られない様にと顔を相手の方に押し付けてやろうとしていて) [Sun 22 Apr 2007 03:38:20]
ジム@雷電 >  いやなに、丁度終わったところだ。 …………ふふ。 ( 座り込んでしまう様子に、可笑しそうに笑う。 それが自分のせいだというのだから全く、嬉しいものだ。 ) はいはい、馬鹿野郎で結構。 それでは、いくとしようか。 ( よいしょ。 傍に屈めば、予告もなく横抱きに抱き上げようか。 ―――いわゆるお姫様抱っこと言うやつだ。 ) [Sun 22 Apr 2007 03:33:27]
トリスタン > わりぃな…仕事の邪魔、して……。 あぁ、これくらいへでもね、え…?(等と言いながらも離れて歩き出そうとすればガクンッと足の力が抜けては地面に座り込んでしまうようでもあって)…あ、れ…?……………ばか、やろう……(真っ赤になりながらも、キッと主を見上げ睨みつけてやろうとしていて腰が砕けてるのは一目瞭然でもあって。責任取れといわんばかりの視線でもあるか) [Sun 22 Apr 2007 03:30:29]
ジム@雷電 >  ん…………ああ、帰ろう。 …………歩けるほどしっかりしているのならな。 ( 腰は砕けていないか? なんて事を意地悪に聞いてみよう。 ………私だって動揺があるのさ。 ) [Sun 22 Apr 2007 03:26:09]
トリスタン > …あぁ…判った……それは、しっかりと…してやる…。(そっぽ向きながらも零す言葉、頭をなでられると心地良いものがあって、小さな吐息が漏れたそして)なぁ……もう、帰ろう、ぜ……?(ダメか?と見詰めながらも囁いていて) [Sun 22 Apr 2007 03:24:38]
ジム@雷電 >  嗚呼、もちろんだ。 私の生きている限り、時間を上げよう。 だがいずれは、はっきりと言ってもらおうかな。 ( 穏やかに微笑んで、ぐしぐしと頭を撫でてやる。 すくなくとも若い頃から変わったこと。 それは、こうして落ち着いたことか。 ) [Sun 22 Apr 2007 03:20:54]
トリスタン > …あぁ…時間、を…くれ………。(恋に恋をして今が良ければ、そんな風に走ってしまいかねない…此れは本能か理性か…判らない己。考えれない―)…ジム…時間、を…くれ……私には、今は言えない……。(もっと時間が必要だ、と言う風の如くでもあって。俯いた侭抱きついてみせて―。) [Sun 22 Apr 2007 03:18:07]
ジム@雷電 >  わからない? 大丈夫、考える時間はあげるさ。 その間に頭でも冷やしなさい。 心だけでなく頭で考えるんだ。 ( 恋に恋する状況だったならば、本格的に犯罪者だ自分は。 いやまあ、未成年者云々というのはこの島では存在しないが。 ) さあ、ほら、決めたのならば、言葉にしなさい。 [Sun 22 Apr 2007 03:12:57]
トリスタン > な、に……?(唐突に言ってくる言葉には、予想してなかった言葉でもあって、瞳開きながらも)……決めた、が……な、なんて…言えば…良いか…わからねぇ……。(俯きながらもポツリと小声で漏らす言葉) [Sun 22 Apr 2007 03:08:17]
ジム@雷電 >  ふぅ……………………なら、言葉にして言ってもらえるかな? ( すこし意地悪な響きを持って、そう尋ねた。 ) 決めたこと、君が決めたこと、後悔しないというのならば、ここで声に出して、言葉にして、表明してくれないかな。  [Sun 22 Apr 2007 03:04:18]
トリスタン > 三十路…ね……関係、ねぇよ……。(ポツリと呟きながらも瞳細めていた、そしてそっぽ向きながら)…る、せぇな……過ち、なんていうんじゃねぇよ…私が、決めた事なら…後悔なんて、しねぇ……。(その言葉を耳にすれば、視線をそらしながらも、出来るもんならやってみやがれ、と呟くようでもあって) [Sun 22 Apr 2007 03:01:00]
ジム@雷電 >  ふふん、私ももう三十路近いのだよ? 実のところはな。 ( 倍くらい違うんだよ、なんて頭を撫でてやろうか。 ) お子様だよ、トリスタン。 恋に恋しては駄目だよ? ちゃんと考えるんだ。 思春期の一時の過ちが後々まで響くことまであるんだ。 もし私が男だったら、もう君の事を犯してしまっているかもしれないんだから。 [Sun 22 Apr 2007 02:57:05]
トリスタン > 何、言ってやがんだ……そんな、差ねぇ、くせ、に…はぁ、はっ……。(呼吸を乱しながらも整えようと必死でもあるけれど、込み上げてる興奮は抑えるのにも必死か)…あ、あぁ……それ、でいい……ッ…て、め…私は…こども、じゃ…ねぇ…。(キッと潤んだ瞳の侭睨みつけるけれど、体に力が入らない為にか倒れかけるようでもあって―。) [Sun 22 Apr 2007 02:51:12]
ジム@雷電 >  ん、ふふふ……………伊達にこの年まで生きていないさ。 ( こちらは相手と違って結構余裕綽々の表情を作っておこうか。 内心、少々熱がもたげているが。 ) これ以上はしないよ。 犯罪者っぽい気分になるからな。 お子様を食べるのは犯罪なのだよ。 [Sun 22 Apr 2007 02:47:47]
トリスタン > (相手の唾液を飲み込みながらも、ちゅぅ、と更に吸い上げる様に唇を求める形でもあって)…んぅちゅっ…んんっ…ぷぁ…はっ…ぁ…はぁ……じむ……て、めぇ…すげ、ぇ…な…。(たってられない状況か、しがみついた状態で離れようとはせずにいて)…これ、以上はだめ、だ…変になっちまう……。 [Sun 22 Apr 2007 02:45:09]
ジム@雷電 > ( 可愛いなあ、可愛いなあ、可愛いなあ。 思いと同時に後悔も頭を持ち上げてくる。 やっちまった、ってのが。 ) んんー…………………ぷはっ。 ( 数秒か数分か、或いは十分以上か。 ともかくじっくりと味わえば、口を離してご馳走様、と。 ) [Sun 22 Apr 2007 02:35:22]
トリスタン > (舌で舐られるそれにはぴくぴくっと震えているようで、込み上げてくる快感に震えていた、そしてギュッと此方からも抱きつきながらもガクガクッと足が震えてくるのが判るか相手に抱きつきながらしがみつく形と言う風でもあって)ふぁ…ぁ…すご、ぃ…んぅ…ちゅ…(トロンっと潤んだ瞳は力が無い様でもあって) [Sun 22 Apr 2007 02:32:43]
ジム@雷電 > ( 猛禽の癖にやたらと執拗に下でねぶるねぶるねぶる。 激情のままに、というのではなく、明らかに慣れた舌使いだ。 それだけで腰砕けにさせる気でいるかのように、徹底的に口内を蹂躙していく。 ぎゅうううう、強く抱きしめたまま、形容しがたい水音を立てて。 ) [Sun 22 Apr 2007 02:24:54]
トリスタン > ンぁ…ぁふっ…んんっ…(そんな狼も捕まったら最後な如く、流れに流されっぱなしになるかも知れず、口腔に滑り込んでくる舌にピクッと震えながらも薄っすらと口を開いてしまい、舌をそっと相手の舌に触れさせようともしていて)…ふぁ…ぁ、んぅ…じ、む…んっ…。 [Sun 22 Apr 2007 02:22:17]
ジム@雷電 >  ……………んー♪ ( 狼の前で羊がお尻を振っているようなものだよ、狼メイドさん。 悪いけどもう辛抱たまらんねん、覚悟してちょ。 まあ一握の理性は残してっからこれ以上は安心していいけどさ。 なんて思考流れていたりする。 )( ともあれそのまま、歯茎をなぞるように舌を伸ばした。 開くのならば、そのままディープにキスキスキス。 ) [Sun 22 Apr 2007 02:16:28]
トリスタン > (小さな吐息を漏らしながらも瞳細め、しっかりと相手の瞳を見詰めていれば)…な、に…?ちょ、ぁ……ンぅ…。(顔を近づけるけれど、途中で離してやろうと思っていたのが予想外にもか、唇を奪われたそれには驚くけれど、瞳を細めながらも受け入れるようでもあって) [Sun 22 Apr 2007 02:14:20]
ジム@雷電 > ( ふう、と一つため息をついて、覗き込むように猛禽の瞳をきらめかせた。 ) まったく……………………そういうことを言うと………私は我慢できずに行動にでてしまうぞ? ( 少しずつ近づく顔。 それを不意に、後ろから手を伸ばして抱きしめるようにして―――唇を奪おう。 ) [Sun 22 Apr 2007 02:07:23]
トリスタン > (首に腕を回して、顔を近づけながらも瞳細め見詰めていれば)…そう、だろ……私が、誰にでも…するって訳じゃないが……此れが、てめぇが言うそれだとするなら、判らなくは…ない、かも知れない……。(ポツリと呟きながらも少しずつ顔を近づけようとしていて) [Sun 22 Apr 2007 02:04:28]
ジム@雷電 >  …………トリスタン? ( 首に腕を回してくる相手に、困ったように笑って。 ) ……………………………そうかもしれないな。 ( 言葉を濁すように、視線をそらしてしまった。 ) [Sun 22 Apr 2007 01:55:33]
トリスタン > 卑怯……?(眉を寄せては相手を見詰めた、そして…疑問を抱く様な瞳、細めながらも)……私で、か……。(俯きながらも肩を落としており、そっと立ち上がれば相手の首に腕を回してやろうとするか)…こんな風のも1っか…? [Sun 22 Apr 2007 01:52:23]
ジム@雷電 >  私は、こういうことでは卑怯なことはしたくないのでね。 ( かぶりふる相手に、囁くようにそう言った。 ) もし私が教えるというのならば、意識しないようにしても、きっと私に都合のいい説明になるだろうから、私は教えられない。 …………それに、自分で考えなくては。 [Sun 22 Apr 2007 01:47:24]
トリスタン > (頭を解放されればそっと顔を上げながらも見ていれば、肩を落としながら同じ様に見上げるも、月を見た後)…そう、か……テメェは、教え……いや、何でもない……(教えてくれないのか、と言いそうになるけれど、小さく被り振る様で) [Sun 22 Apr 2007 01:42:54]
ジム@雷電 >  ふぅん。 まあ、考えないのならば、それはそれで構わないけれど。 私は無為な時間を過ごすのには慣れているしな。 ( くつくつと笑いながら、かき抱いていた頭を解放すれば、空を仰いだ。 ―――いい月だ。 ) 君ぐらいの年頃ならば考えることではないかと思うんだがね……………まあ、いいか。 考えてみれば私も君くらいのときは、そんなこと考えもしなかった品。 [Sun 22 Apr 2007 01:34:16]
トリスタン > 短いか…(そんな事ねぇよ、と呟きながらもかき回すようななで方には髪型が崩れてしまうけれど)…知ってる、ものか……私も、知ってる、か…。(知りたい、知りたくない、そんな二つがあるものでもあって小さく頭を振っていた、そして)…もう、良い…今は考えないことにした…。(変な事考えさせるな、と呟いてみせて) [Sun 22 Apr 2007 01:31:44]
ジム@雷電 >  はっはっはっ、案外短いかもしれないな、それは。 ( ぐりぐり。 かき抱いた頭を撫で回す。 表情は見えないだろうね。 ) 知ってるかって? ふふん、そんなものは本能的にみんな知ってるさ。 ( その言い方は、ちょっと言い訳というか、誤魔化しめいた言い方だったかもしれない。 ) [Sun 22 Apr 2007 01:20:04]
トリスタン > ……ふん…一生待ってろ……。(そう、無防備であるからこそ、たやすく死んでしまうけれど、そんな事は何も考えずただ、身を任せる様でもあって)…てめぇは…愛を、知ってるのか…?(詳しく、と呟きながらも問いかければ、そっと顔を上げるようでもあって) [Sun 22 Apr 2007 01:16:04]
ジム@雷電 >  わからなければ考えればいいさ。 私は考える時間を上げないほど、意地悪な試験官じゃないからね。 ( 頭が腹部に触れれば、よしよしと頭をかき抱くようにして撫でてやる。 そのまますこしひねってやれば死んでしまう、無防備で脆いイキモノに、愛しさを感じるのは歪んでいるのかもしれないけれど。 ) [Sun 22 Apr 2007 01:09:22]
トリスタン > …判らん……私には…。(ポツリと呟きながらも頭を振るか、立ち上がるのを見上げれば頭をなでられるのに瞳閉じてしまうようでもあって、顔を上げていた)…るせぇ…………。(頭を相手の腹部に触れさせようとするか、身近を感じるための1っの行為でもあって。好意を示すものでもあるか―。) [Sun 22 Apr 2007 01:05:42]
ジム@雷電 >  ふむ、ふむ…………………ふふん。 ( くつくつと笑いながら、最後のサンドイッチを飲み込んで、ゆっくりと立ち上がった。 それから、頭でも撫でようと手を伸ばして。 ) ふふふ………可愛い反応をしてくれる。 そうだな、愛してる云々はいまは冗談ということにしておこう。 いまは、な。 [Sun 22 Apr 2007 00:58:40]
トリスタン > なっ…!て、め………わ、たしには…判らん……。(ドキッとしながらも赤くなっていく顔か、視線を逸らしながらも見られているのはしっかりと感じており)……なに、言って、やがる…私は、別にそう言ってる訳、じゃ……莫迦言うんじゃねぇ…何かが欲しくて、してる訳じゃ…ねぇんだよ……。(俯きながらも小さく頭を振って) [Sun 22 Apr 2007 00:53:58]
ジム@雷電 >  そうかな? 知っているかね、トリスタン。 愛するということは、お互いにともにいることが幸せな関係を言うのだよ。 そして幸せは往々に充足している感覚を言うのだ。 ( しれっと抜かしてにやっと笑う。 ぎし、と背もたれから体を起こし、猛禽の瞳で相手の目を見つめた。 ) そうだな。 私は実に充足している。 トリスタン、君はどうかな。 物足りないというのならば大抵のものはあげよう。 金でも時間でも甘いものでも私でも。  [Sun 22 Apr 2007 00:40:02]
トリスタン > し、…そ、そりゃぁそうだろ…恋愛感情なんて、抱ける関係じゃねぇよ……。(驚いてしまうけれど、主とメイドだからこそ、無理だという風な如くでもあった、そして表情を眺めていれば、極々自然の表情、その笑みを眺めていれば、何気ない安堵が生まれてくるのは確かでもあって、小さな吐息は溜息交じりなものでもあるか)………そう、か……テメェは、私と居るとそうゆう風に感じているのか……。 [Sun 22 Apr 2007 00:36:32]
ジム@雷電 >  やれやれ、なかなか信用してはもらえないか。 ……………まあ、確かに恋愛感情としてのそれは抱いていないがね。 ( ぎし。 椅子の背もたれに体を預けて、目を閉じた。 自然と浮かぶのは笑みだった。 可笑しいのでも嬉しいのでもなく、ただ自然と。 ) だがね、そういう感情を抱かないということにはならないな。 ……………私は、君といて実に充足した感覚を得ている。 傭兵として戦っていたころも、事務として働き続けたころも、いまほど充足してはいなかったさ。 [Sun 22 Apr 2007 00:22:36]
トリスタン > 残念…?思ってねぇ事は言うんじゃねぇよ……(ぶつぶつと呟きながらも声のトーンは落ちてきているようで、何かと信じてしまいそうでもあるようで。視線を逸らしながらもチラッと主を見やるか)…てめぇ、そう気安く、そうゆう言葉、使うんじゃねぇよ…思ってもねぇ言葉…。 [Sun 22 Apr 2007 00:18:03]
ジム@雷電 >  ふむ、ないのか。 それは残念だな。 ( あぐ。 大口にサンドイッチを咀嚼し、嚥下する。 特別に汚い食べ方ではないが、特別に速い。 そりゃ消化能力も悪かろうって速さだ。 ) 私はこんなにもトリスタンを愛しているというのになあ。 報われないものだな、トリスタン。 [Sun 22 Apr 2007 00:06:54]
トリスタン > (糞、と毒づきながらも舌打ちをするも、その様子を見れば、大丈夫そうだと1っの安堵があるようで肩をすくめながらも)ちょ、てめぇ…愛なんてあるわけねぇだろ…。(莫迦言うな、といいながらも頭を振りつつもサラダ系のサンドイッチを食べ終えつつ、相手を眺めていて。) [Sun 22 Apr 2007 00:03:36]
ジム@雷電 > ( 悔しそうに見上げる視線に、しばらく笑いは止みそうにない。 ) ふふふ、そうだな。 私への愛があふれているから、こんなに美味しいんだろうなあ、しみじみ。 ( 演技過剰にそんなことをいえば、揺れる尻尾をおかしそうに眺めて。 ) [Sat 21 Apr 2007 23:55:20]
トリスタン > てめぇ……(毒盛るぞ、なんて適当なことをいいながらも悔しそうに見上げていれば、視線を逸らしながらもサンドイッチを片手に持っていればパクッと食べ始めていた、狼の耳は動きつつ尻尾もまた同じ様に揺れていた)…たりめぇだろ…私が作ったんだ……。(うめぇに決まってる、と呟いては食べる様子を眺めていて) [Sat 21 Apr 2007 23:49:48]
ジム@雷電 >  ふふ、失敬失敬。 …………くっくっ……。 ( そういうところが可愛いというのだが。 笑いがこらえきれず、唇はにやつきっぱなしで。 ) それはありがとう。 では私も頂くか…………………うむ、美味だ。 さすがは我が家の自慢のメイドだ。 ( サンドイッチを手に取れば一口かじり、満足げに頷いて。 ) [Sat 21 Apr 2007 23:42:17]
トリスタン > か、可愛い…?ざけんな…(顔が赤くなりつつも拳を握っては殴りつけてやろうと思うけれど、それはしない、悪い気はしないからでもあるけれど、それは男でもある己、複雑もあるけれど、やはり結果は嬉しいで終わるようで。)…ふん、仕方ねぇ、な…付き合ってやるよ……。(ぶつぶつと呟きながらも頷いてみせるようでサラダのサンドイッチを受け取るか) [Sat 21 Apr 2007 23:37:05]
ジム@雷電 >  ん? いやいや………可愛いなと思ってな。 ( また喉の奥で笑って、椅子に腰掛けて一息ついた。 顔には出さないが、腰が痛い。 ) おや、そうなのか。 だが私としても一人でする食事は寂しくてな。 悪いが付き合ってくれないか? ( 言いながら、野菜の多いものを差し出したりする。 消化能力の問題だけかどうかは、秘密だ。 ) [Sat 21 Apr 2007 23:27:04]
トリスタン > 何がおもしれぇんだよ…てめぇ……。(ちっ、と舌打ちをしながらも視線をそらしており、瞳細めながらも見上げるか、そして…腹筋に拳を押し付けながらも鍛えているそれは一目瞭然の如く感触であり。)あいにくだが…てめぇの分しかつくってねぇんだよ…私はかまわねぇよ…。(椅子を持ってきたのを見つつもそっと椅子には腰を降ろしつつ、バスケットの中には、サンドイッチが10個と、詰め詰めに入れてある状態、ハムやサラダに卵などと多種いれており)…まあ、私には構うな…食べてきたからな…。(あまり食べてはいないけれどそれだけを言っては、さっさと食えよ、との言葉を言っており) [Sat 21 Apr 2007 23:22:06]
ジム@雷電 >  くっくっ…………いや、そうだな。 今後はきちんと、頂くとしよう。 ( 引き締まった腹筋は、拳をしなやかに受け止める。 なんというか、その小さな手の感触が心地よくて。 ) ああ、ありがとう。 いや、いまも腹が減っていたところでね。 いっしょに食べるとしよう。 ( しれっとそんなことを抜かして、バスケットを受け取ると倉庫内の椅子を二脚、ずるずると引きずってきて。 ) [Sat 21 Apr 2007 23:15:56]
トリスタン > (苦笑いを浮かべながらもそんな適当な返事をする主を眺めつつも、歩み寄るそれを見れば多少見上げる形となるようで)…明日から、ねぇ…ま、構わんが…てめぇちゃんと帰ってから飯くえよ、私が居る意味ねぇだろうが(おら、と言う風に拳を主の腹部に押し付けてやろうとしており)ふん、有難く思え…サンドイッチ…作ってきてやった…。(視線を逸らしながらもバスケットを差し出すようでもあって) [Sat 21 Apr 2007 23:11:35]
ジム@雷電 >  ………ん? おや、トリスタン。 ( 珍しいところで会うものだ。 どうやら差し入れ、というところか。 思わず頬が緩むのを感じながら、ゆるりと歩み寄って。 ) まあこれは例外的な仕事だ。 明日からはもう少し楽な仕事さ。 ( こんなこと。 まあ、なんというか、自分でもそう思ってたりしているが。 ) いや、まだだが…………できれば我が家のメイドさんの手料理でも食べたいと思っていたところだ。  [Sat 21 Apr 2007 23:08:36]
トリスタン > (あまりにも毎日毎日が帰りが遅い主、それをやはり見るに見かねないと思ったからか、ギルドの人間に聞いてはこの場所にやってきたのだ、そしてそっと扉を開けた後、その作業をしている姿を眺めた後、扉をコンコンっと音を鳴らした。)おい、ジム…いつまでも、毎日毎日こんな事してんのか?(なんて第一声をはなった、失礼でもあるけれど、本心は心配でもあるからか、そんな言葉…片手には何やらバスケットを持っているようで)…飯はくったのか?(との言葉を向けて首傾けて見詰めていた。) [Sat 21 Apr 2007 23:04:53]
お知らせ > トリスタンさんが入室されました。 『(こんこんっと鳴らす扉の音)』 [Sat 21 Apr 2007 23:00:30]
ジム@雷電 >  しかし………………今後度々こういうことをやらされたのではたまらないな………真面目に仕事するか。 ( 仕事。 事務も立派な仕事だ。 だが、自分は傭兵だ。 傭兵ならば傭兵として、やるべき仕事というのは決まっている。 改めてやり直すというのは億劫なものだが、なに、新生活のスタートだと考えればいい。 我が家にメイドがくるなんていう異変が起こったのだ、これを機に動き出すとしよう。 もがれた翼の変わりに、歩く足を得たのだから。 ) [Sat 21 Apr 2007 22:53:24]
ジム@雷電 > ( 上着は、畳んだ簡易テントの上にかけてあった。 それとり、ゆっくりと着る間に脱力した体にかつを入れていく。 着おえたときにはいつもの自分だ。 仕事人間の事務員だ。 眼鏡を押し上げ、ネクタイを直し、ぱん、と頬を叩く。 ) ……………よし。 後は報告だけか。 ( ぐ、と背を伸ばし、簡易テントを持ってきた台車に乗せる。 それをごろごろ押しながら、何度目かわからないため息をこぼした。 ) [Sat 21 Apr 2007 22:43:15]
ジム@雷電 > ( 普通に傭兵をやっていれば、こんな苦労はなかったかも知れない。 まあそうしていればそうしていたで、また別の苦労があったのだろうし、いまとはまるで違う人生になっていただろうから、必ずしもそれが良いこととはいえない。 いまはただ、心地よい達成感に身を任せるべきだろう。 ) ふぅ…………すこし、冷えるな。 ( 汗もかいているし、やはり夜、肌寒い。 よいしょと立ち上がり、脱いでいた上着を探す。 いちいち掛け声を上げるようになったのはいつからだったか、と少々ブルーになりながら。 ) [Sat 21 Apr 2007 22:34:29]
ジム@雷電 > ( どれだけかかったやらあまり考えたくはない。 まあでも、これでギルドからの除名処分は無くなったということを考えれば安いものである。 部下思いの上司に後光がさして見えたのは、多分脳内で作られた幻想だろう、うん。 ) はぁ………………まあなんにせよ、これで給料も下がらないし、トリスタンの飯は食えるし、万々歳といったところか………よいしょ。 ( 立ち上がり、薄暗い倉庫を後にした。 月光がどこか眩しい。 急に全身が脱力して、思わずその場に座り込んだ。 ) [Sat 21 Apr 2007 22:23:37]
ジム@雷電 >  ……………………な………長かった……。 ( 倉庫に最後の書類を押し込み、思わずその場に膝をついた。 倉庫内は最初とは違い、整理されていた。 どの棚に何があるかわかるようになっていたし、なにより、不要なものを全て捨てたため、中は大分広く感じられた。 ) ………………疲れた………。 ( 一人相撲という単語が頭に浮かんだが、すぐさま脳内で削除、知らん振り。 ) [Sat 21 Apr 2007 22:18:45]
お知らせ > ジム@雷電さんが来ました。 [Sat 21 Apr 2007 22:16:25]
お知らせ > ジム@雷電さんが帰りました。 [Sat 14 Apr 2007 23:00:23]
ジム@雷電 > ( そうしてその日、多量の洗剤液にも抗い生き延びた埃(及びカビ)との最終抗争が始まるのだが、世間はおおむねそれとは関係なく、吸血鬼が倒されただのなんだのの話題のほうに意識が向いていくのであった。 ) [Sat 14 Apr 2007 23:00:16]
ジム@雷電 > ( それを繰り返し、倉庫を水浸しにしたところで、換気のために扉を全開にしてから、外に出てうん、と伸び。 しばらく放置しておこう。 )( これが後の世にてすすいだ瞬間きゅきゅっと、と言われる洗剤の発祥であった。(民明書房刊「古今清掃の境地」より抜粋) ) ……………阿呆なこと考えている間に、モップでも取ってこよう。 ( 考えてみればあの広さを雑巾でやろうとか言う考え自体が阿呆であった。 徒手空拳で勝てる相手ではない。 ) [Sat 14 Apr 2007 22:50:43]
ジム@雷電 > ( そんな下らない思考を自分に許したのは、まあ、現実から完全には逃げないためだろう。 メリハリが大事だ。 ) さて……………実際問題、どうしたものだろうな。 ( 雑巾で頑張ってごしごし、というのは効率的ではない気がする。 新しく水を汲んできたバケツを眺めながら、すこし悩み―――バケツに洗剤を注いだ。 それを混ぜて、適度な濃度になったところで、倉庫の奥へ進み、―――ぶちまけた。 ) …………皿の、つけおきみたいな感じで。 [Sat 14 Apr 2007 22:40:37]
ジム@雷電 > ( おぞましい現実を前に、とうとう今日はマスクをした。 知らないうちに肺が目も当てられないことになっていたらたまらない。 絶対これは保険が降りないだろうし。 ………そもそも保険、ないなあ。 ) そもそも、危険手当出るようなのって滅多にないな………危険が前提なんだから。 ( 危険手当の出るのは一般職だったりだろう。 危ない仕事はもともと危険手当込みだと思う。 治療費とか出るのもあるかもしれないが。 ) [Sat 14 Apr 2007 22:30:15]
ジム@雷電 > ( もともとの床の色は、白いタイルであるらしい。 ギルドの似通った場所は少なくともそうだ。 ―――だが黒い。 もはやタイル特有の感触はない。 つもりに積もった埃がやばいことになっていた。 雑巾を真っ黒にしておきながらのこの黒さ。 墨か。 墨でもぶち撒いたのか。 恐ろしい話である。 ) うわぁ……………あ、私の足跡ついてる。 ( タイルなのに。 ) [Sat 14 Apr 2007 22:21:48]
ジム@雷電 > ( 雑巾が黒くなる、というのを経験したことがあるだろうか。 あまりにも埃がひどいと、床などを拭いたとき雑巾が真っ黒になる。 それはもう、見た瞬間びっくりするくらい黒くなる。 ) ………………うわぁ。 ( だが目の前の現実はそれではすまなかった。 真っ黒になった雑巾はバケツを一撃でよどませたが、それも驚くに値しない現実。 ) ……………く、黒い……。 ( 何がって、雑巾ではなく、拭いたはずの床が。 ) [Sat 14 Apr 2007 22:10:10]
お知らせ > ジム@雷電さんが来ました。 『( 倉庫戦役 )』 [Sat 14 Apr 2007 22:05:27]
お知らせ > スフェーンさんが帰りました。 [Sat 14 Apr 2007 16:14:55]
スフェーン > じゃあ、そう言う事で…。今夜辺り、又行くかい?(後は諸々に時間場所其の他を打ち合わせた後、解散。) [Sat 14 Apr 2007 16:14:48]
スフェーン > (大きな事件は滅多に入っては来ないものの、小事件であればピンからキリまで際限無かった。時には狩人の範囲外のものまで紛れ込んでいる始末。下っ端としては食扶持が稼げる故、有難くもあるのだが。)此れなんか如何かなァ。住宅の屋根裏部屋に蝙蝠が住み着いた…っての。煙炊けば済む、し…、(「其れ、思いっきり管轄外でしょ。」とは、綺麗にハモった二人からの突っ込み。「又、ぼちぼちスラム街を絞めて行きましょ。」と、何枚かスラム街系の書類を纏めながら、右手の彼が閉める。異論は無い故、二人して景気良く返事した。) [Sat 14 Apr 2007 16:12:46]
スフェーン > (放っておけば今にもテーブルの上に広げられた書類を片っ端から破り捨てて食いかねない彼を二人係で椅子に押し戻しつつ、) (ひと段落した後。初めに口を開いたのは、己の右手に腰を下ろしていた彼だった。) (「平和な方が良いよ。大きな出来事なんて無い方が良い。」そうじゃない?最後の其れは言葉では無く。只、問う様に傾げた首の意味は、きっとそんな所だろうと…思う。)良いじゃないか。今の内に確り力付けといて、いざって時に前線に挑めば其れで良い。(兎にも角にも、あーだこーだと説得した末、未だ仏頂面ではあるものの、ほんーの少し程度には納得してくれた様だった。取り敢えず暴走はしなかった彼に、無駄に疲れた安堵の溜息を漏らしつつ、) (「で、次何にします?」バラバラバラと、手にした数枚の書類を扇状に開き、バッサバサ仰ぐ右手の彼。) [Sat 14 Apr 2007 16:04:53]
スフェーン > (VHG館内。其の一角に有る食堂の隅。三人の男が書類を手に手にテーブルを囲んでいた。選り好みしなければ、この書類の数だけ有る事件。他の二名が見守る中、残る一人は一枚の書類を手にテーブルに突っ伏していた。) (「今度はこっちのにしようよ。」と右手の彼が言えば、突っ伏す彼の呻き声。)別に何でも良いんじゃないかなァ。仕事が有れば其れ、d…、(バンッ、とテーブルが勢いよく叩かれ、先まで突っ伏していた彼が立ち上がった。)『まァまァ、落ち着いて。』(そんな彼を宥めんと、俺と右手の彼は苦笑の目配せ。) [Sat 14 Apr 2007 15:52:56]
お知らせ > スフェーンさんが入室されました。 [Sat 14 Apr 2007 15:39:33]
お知らせ > アーク=フォースさんが帰りました。 『分かれるように、迷路の奥で仕事を始めた、虫網で蟲を叩き潰した』 [Wed 11 Apr 2007 23:43:17]
お知らせ > マリベル@くろいあくまさんが帰りました。 『(ビタァン! 最後にまた飛ぼうとしたくろいあくまを潰した、とか。)』 [Wed 11 Apr 2007 23:41:11]
マリベル@くろいあくま > そう・・・そうですわね。きっと慣れますわよね。(果たして本当になれるだろうか・・・謎だ、が。) ちゃんと戦術を考えてこなくては・・・。 (そんなに手ごわいとは知らなかった。集団戦術を相手が用いてくるなら、戻ってまず戦術教本の紐を解くだろう。たかが、蟲相手に。) そ、その・・・あまりの気持ちの悪さに・・・ちょっと。―――お恥かしいですわ・・・。 (苦笑いを浮かべたまま気まずそうに応えよう。だって、こんなに大量の蟲・・・見るのも初めて、なのだから。) ええ、ですけれど・・・まだ見習いで、一人前ではないのですけれど、ね。 (蟲退治は訓練も兼ねてますの。と付け足しながら・・・平常心を保つ訓練には結構いいかも、などとも思っただとか。) では、アーク様、ワタクシそろそろお暇させていただきますわね。虫退治、頑張ってくださいですの。 (また、一礼すれば・・・恐る恐る扉の方に歩いていこうとして。 [Wed 11 Apr 2007 23:40:09]
アーク=フォース > 回数重ねれば慣れます、きっと… (貴女の様子を見ながら、次の言葉には言うだろう。) えぇ、それなりには手ごわいとは思いますけど… (割とまっすぐ飛んでくるのでつかめない事はないだろうとか、この青年は少し思ったとか…そして、次の言葉には、少し心配そうな顔して言うだろう。) そうでは、無いんですけど、パニックを起こしてた貴女を見ると…心配で… (自己紹介されれば、笑み浮かべて言うだろう。) マリエベリーさん…ですか、いい名前ですね…騎士なんですか…羨ましい限りですね… (すごいなぁ、と言う風に貴女を見ている青年。) [Wed 11 Apr 2007 23:29:56]
マリベル@くろいあくま > き、きっと次は大丈夫ですわ。・・・多分、ですけど。 (グッとハエ叩き持った手で握り拳。根拠のない自信。) そ、そんな集団戦術を!?・・・て、手ごわいでのね・・・。 (自分にはあんな素早く飛ぶ虫を手で掴む何て無理だろう、と目をパチパチさせて見てる訳だ。断じて気持ち悪いとかではない。) そ、そうですの!?そんな危なっかしく見えます・・・かしら・・・? ―――あ、ワタクシ、紅鱗騎士団所属 マリエベリー・マリアベルと申します、以後お見知りおきを。 (両手が使えないのでドレスのスカートを持ち上げる動作は無いが貴族流の辞儀をして。 [Wed 11 Apr 2007 23:20:44]
アーク=フォース > そういうのは、退治しながら慣れれば問題ないと思いますよ (オロオロしている貴女を心配そうに見ながら言うだろう。) たとえば、数の多いのがいくつかに分かれて襲ってくるとか…ですかね… (虫手づかみで何故に、驚かれるのか解らないといったようでキョトンとしているだろう。) 自分は大丈夫ですけど、そちらが心配です… (そんな事言いながら、次に思い出したように言うだろう。) 自己紹介がまだでしたね…自分はアーク=フォースと言います (そんなこと言いつつ、一度ぺこりと礼をするだろう。) [Wed 11 Apr 2007 23:11:31]
マリベル@くろいあくま > あ、あまりこの蟲の事は知らなくて・・・。どうたいしょしていいのか・・・。 (オロオロ、と蟲を叩き落した瞬間には辺りを見回す恐がりっぷり。) そ、そうなんですの・・・?今度はもうちょっと用心しなくてはなりませんわね・・・ (頭がいい、と言うのも初めて知った。マリベル一つ賢くなった。 空中の蟲を手づかみで捕まえるのを見れば「おー。」と感嘆の声が聞こえるだろう。) そ、そうなのです?ワタクシはもう時間なので・・・戻らなくてはならないのですけど・・・大丈夫ですの・・・? [Wed 11 Apr 2007 23:04:10]
アーク=フォース > いえいえ、気にしないで下さいよ、之だけ多ければ、多少は怖いでしょうから… (笑み浮かべながら、そんな事いうだろう。) 確かに、人助けになれば、良いですね (羽音が聞こえれば、紅い瞳が一瞬だけ輝いたが、あなたが叩き落としたのを見て、聞くだろう。) この虫、意外と頭がいいですから、注意してくださいね。 (次の羽音には、右手に持ったランプを床において、手づかみで一匹捕まえてみた。 手の中で脚を動かしているのを地面に落とした。) ……それにしても、今日は昨日より集まってるみたいなんで、気をつけないといけませんね (そんなこと言いながら、ランプを持ち直した。) [Wed 11 Apr 2007 22:57:37]
マリベル@くろいあくま > そ、それなら良かったですわ・・・本当に申し訳ありません。 (怪我が無いのを自分でも確認できたなら、再度、ペコペコ、と頭を下げよう。) え、えぇ・・・そうですわ。 ちょっとした人助けになれば、と思ったのですけれど・・・中々大変ですわ・・・ね! (コクン、と頷き苦笑を浮かべながら言う。騎士団の倉庫の掃除とはちょっと勝手が違った。・・・次はもっと準備をしてこよう、決心。 ブゥゥン、と言う羽音が聞こえれば今度は人前という事もあってかヒュン・・・ビタン!、と空中飛ぶ「くろいあくま」を叩き落した、まぐれだが。 [Wed 11 Apr 2007 22:49:41]
アーク=フォース > 【訂正】 (心配する側→心配される側 連続ですみませんorz) [Wed 11 Apr 2007 22:42:39]
アーク=フォース > (貴女の動きが止まるのを見て、安心したように息はいて、ランプの手とハエ叩きを止めた手を下げるだろう。) いえ、自分に怪我は無かったので、大丈夫ですよ (そんな事をいいながら、床に落ちた虫網を拾うだろう。 そして、小さな笑みを浮かべて言うだろう。) そちらも…この、虫退治…ですか? (心配そうな面持ちで言うだろう。 いつもは自分が心配する側なのに、大丈夫なのだろうかとか、この青年は内心思っているようで…) [Wed 11 Apr 2007 22:40:41]
マリベル@くろいあくま > ひゃぁぁ・・・・ぁ? あ、あら・・・? (渾身の力で振り切ったハエ叩きが止められた。止められた?・・・蟲に?それでまた錯乱しそうになるけれど・・・ランプの明かりで人だということが確認できれば・・・キョトン、として。) ・・・す、すいませんっ!む、蟲だと勘違いして・・・! (慌てて頭を下げながらバッ、とハエ叩きを下げるだろう。 蟲が肩を叩くわけもないしそうだとしても叩く場所が違うのだが。 [Wed 11 Apr 2007 22:35:36]
アーク=フォース > 【訂正】 (窓開けたり 削除お願いします… orz) [Wed 11 Apr 2007 22:26:16]
アーク=フォース > (この青年は教会育ち、まして、鼠や虫が窓開けたり、教会の何処かからでてくるので、それを捕まえたりしてたことがあるような子供です…多分。) …落ち着いてくださ…っ!! (ハエたたきが、飛んでくれば、虫網から手が離れて、ハエ叩きの柄を掴もうとするだろう。 その行動をしつつも、ランプを目の前にかざして人だということをアピールするようで…)  [Wed 11 Apr 2007 22:23:21]
マリベル@くろいあくま > ひ、ひぁ!?ひえぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!? (不肖、このマリエベリーという女。ちょっと前まで貴族の温室育ちであるが故に「くろいあくま」が飛ぶなんて知りもしなかった。 マリエベリー初体験。 パパパンッ!と無茶苦茶に振り回されるハエ叩きは狙わずして「くろいあくま」を叩き潰している。 そしてそれに煽られる様にまた更に寄ってくる、寄ってくる。悪循環。 それでも自身の体に一匹も「くろいあくま」を触れさせていないのはもう片方の手に持った洗剤の力だろう。・・・きっと。) きゃ、きゃぁぁぁぁー!!? (駆け回るといってもそう早いものではない、肩を叩かれたならビク!!と跳ねて新たな悲鳴と共にハエ叩きを貴方の方に向けて振るうだろう。「くろいあくま」の屍骸がこびり付いた、ハエ叩きを。 [Wed 11 Apr 2007 22:17:16]
アーク=フォース > (貴女の様子を見ていて、黒い方面に目を向ける。 そして思うことは「今日は昨日より多いな」、という事位だろう。) こんばん……わ? (虫網片手に、バケツは今日は持ってきていない、もう片方の手には黒布をかぶせて、光を隠したランプがある。 そして、貴女の悲鳴を聞けば、追いかけるようにして、肩を軽く叩こうとするだろう。) 落ち着いてください……暴れたら余計に集まってきますよ…たぶん (そういうなり、ランプにかぶせていた黒布を取るだろう。 とりあえず、明りは必要だし、そんな事を考えながら…相手の事も少し考えながら、言う口調はわかるようにはっきりと言うだろう。)  [Wed 11 Apr 2007 22:07:19]
マリベル@くろいあくま > (ビタァン!! けたたましい音を立てて地面を打つハエ叩き。今ので何匹「くろいのあくま」が昇天したか。ただ何匹でもほんの一部なのだろうけど。) ぃっ―――!? (ブブブブゥゥゥン・・・仲間を殺され「くろいあくま」の闘争本能にでも火がついたか。ハエ叩きを中心に「くろいあくま」が無数に飛び始めた、それも・・・マリエベリーを巻き込んで。) ヒ、ヒィイィィィイイイッ!!と、とととと・・・飛ぶなんて聞いてませんわぁぁぁぁぁぁ!! (「くろいあくま」が迫ってくる光景を目にすれば、甲高い悲鳴をあげてドタン!バタン!と地下室を走り回る、回る回る!! ハエ叩きを無茶苦茶に振り回しながら。 近付いてくる人には、気付かない。そんな余裕もない。 [Wed 11 Apr 2007 22:00:08]
マリベル@くろいあくま > (落ち着け!落ち着け!こんなのどうって事無い、騎士になる訓練に比べたら・・・ただの蟲じゃないか。) そ、そうですわ・・・この位、如何ってこと。如何って事・・・。 (手に持ったハエ叩きを恐る恐る振り上げる。 訓練中に使っている剣の方がはるかに重いはずなのに、物凄く動作が遅くて・・・。) 大丈夫大丈夫、相手はただの蟲、蟲ですもの・・・きっと大丈夫。 (自分に言い聞かせるようにプルプル震えながら振り上げたハエ叩きを思いっきり「黒い」地面に打ち付けた!! [Wed 11 Apr 2007 21:49:35]
近づく音 > (近づく足音、それは貴女の背後から聞こえるだろう。 貴女が振り返れば、黒髪に紅い瞳の青年が貴女に近づいてくるのが見えるだろう。) …? (誰かが居るのが見えれば、貴女に紅い目を向けるだろう。 そして、少しずつ貴女に近づいていくだろう。) [Wed 11 Apr 2007 21:49:05]
お知らせ > 近づく音さんが来ました。 [Wed 11 Apr 2007 21:43:32]
マリベル@くろいあくま > (正しくは真っ黒な中にカサカサ黒光りする「何か」が蠢いていたから。ソレも、無数に。) ・・・・・・・・ひッ!? (ゾワワワッ その光景を認識した途端、足の指先から頭の天辺まで見の毛がよだつような感覚に短い悲鳴が上がる。騎士団の随員として倉庫や馬小屋の掃除で汚い仕事にもかなり慣れてきた心算だった。心算だったのだが・・・。) こ、これほどとは聞いてませんわっ・・・ッ!?  [Wed 11 Apr 2007 21:42:17]
マリベル@くろいあくま > (騎士団所属の自分にはあまり馴染みのないギルド地区。 訓練が終わった後、訓練着のままある場所に此処を訪れた。訪れたのだが・・・) ・・・・・・・・・な、なんですの・・・これ。 (唖然、と地下室の入り口付近で扉を開けたまま立ち尽くしていた。 何故かって・・・?そりゃぁ・・・ランタンで燈して見ても部屋は真っ黒だったから。 [Wed 11 Apr 2007 21:32:26]
お知らせ > マリベルさんが入室されました。 『―――――(唖然)』 [Wed 11 Apr 2007 21:25:15]
お知らせ > 真護@くろいあくまさんが退室されました。 『それは無理や。(げっそり呟いた。)』 [Wed 11 Apr 2007 00:56:24]
真護@くろいあくま > こないに、ハッスルする、つもりは、なかった。 (とりあえず乱れた呼吸を整えるため、大きく深呼吸をしようとして…ハエ叩きがずいぶんずっしりと重みのあることに気付いた。) ……………。 (うん、元から重かったって事で。実は鉄板仕込みだったって言う事にしよう。あと服と靴も微妙に重いのも鉄板仕込みだったって…事で…) [Wed 11 Apr 2007 00:54:58]
真護@くろいあくま > (…よい手応えを感じた。箒の柄の先端がゴツンと扉にぶつかり、勢いで開く。カンテラの光があっという間にくろいあくまで埋め尽くされ、視界も真っ黒、聞こえるのは無数の飛んでる音と這ってる音だけ。体が不快な感じで重い。ハエ叩きで狂ったようにばしばしと自分の体を叩き、周りで一際強いうなりを上げている方へ振り回し、よろけるともれなく不快な感触が…。) ―――。 (気が付くと、さっきまで頭が可笑しくなるほど聞こえていた音がずいぶん減っていた。…終わった、のか。ゆっくり周囲を見回せど、やつらの姿はひっそりと歩む数匹しかなく、あとはうっすら見える苔しかない。とりあえずは、進入に成功できたらしい。) [Wed 11 Apr 2007 00:49:39]
真護@くろいあくま > (こんな所で諦めてどうする。あの扉の向こうには…) ―――めくるめく大冒険が待っとるんじゃーい!! (舞台は練金術師の倉庫(ダンジョン)、敵モンスターはくろいやつら!初冒険にしては上等じゃないか。…ふわりと風に乗るように箒が浮き上がり、180度ターン。見つめる先は、真っ黒な扉!何かの気配を察したのか、ごそごそと…いや、正直に言おう、かさかさと動き回るあくま達を睨みつけ。) …突っ込め――――ッ!! (腹の底から声を上げ、ランスのようにハエ叩きを掲げ、箒のアクセル急上昇!みるみる近づいてくる扉に、息を止め、ハエ叩きを振り回す!) [Wed 11 Apr 2007 00:39:55]
真護@くろいあくま > ―――…あー…はーはーそういうことでっか。 (扉に近づけば威嚇。声を掛けて援軍を呼ぼうとしただけであんな用意周到な反応なのだから、実際中へ入ろうとすればもっと酷いのだろう。それこそ「くろ」塗れ。) くっくっくっ…(笑い声ではない) くろまみれ…くろ…まみ…れ…。 (戦意完全消失と共に集中力激減。箒は浮力を失い、そのまま重力に従いがくりと膝をついた。無理だ…。入り口でさえあんなん(←言葉に出来ない)なのだから、中に入ればもっと…恐らく中の人はもう…。脳内で凶暴化したくろいあくま達が真っ暗な倉庫で人を包み込むように襲い、骨まで喰らい尽くす勝手なイメージがぱっと閃く。もだえるように頭を掻き毟って、) 無理や!!できんっ私には…なんぼ練金術師の倉庫や言うたかて…!―――…。 (錬金術師。その言葉が心の中でリフレインした。小さなこだまはやがて大きく、頭の中を埋め尽くすまでに大きく響き渡る。…そうだ。) [Wed 11 Apr 2007 00:29:12]
真護@くろいあくま > いや、でもちょっと開いとるさかい中に人居るかも。 (波紋の如く広がる鳥肌と風船のように膨らむ恐怖心を押さえつけながらも、淡い希望を抱く。とりあえず此処から声を掛けて、人がいたら扉を開けてもらおう。まずは他力本願。) よっしゃ、すいませー…ギャァ―――ッ!!!! (――しかし、大声を上げた瞬間奴らが動いた。無数の羽ばたく音と共に、数十匹は下らないもはや軍隊と化した一塊が、少女に向かって飛来突撃をかます!…所を背中のベルトから箒を引きちぎり、光の速さで乗り込み飛んで逃げる!) って逃げたらあかんっちゅーに!! (慌てて我に返り、魔力に物を言わせて乱暴な空中ブレーキ。 …恐る恐る振り返れば、くろい軍隊が扉表面の仲間達と合流した所だった。)  [Wed 11 Apr 2007 00:16:07]
真護@くろいあくま > ………。 (片手によくしなる木材で作られた巨大ハエ叩き”触らん君”を持ち、もう一方の手にランタン、背中には愛用の箒を吊るした少女の前には、) …と、扉…やんな? (と確認せざるをえないくらいびっしりと、少し開いている扉一面が真っ黒に…その、なんだ、くろいあくまで埋め尽くされていた。 入ってくるなという事らしい。お茶目なことに、ドアノブに位置する部分はそこだけぽっこりと球状に膨らんでいた。くろいあくまで。…掴めない。こんなドアノブ掴めない。)  [Wed 11 Apr 2007 00:05:04]
お知らせ > 真護@くろいあくまさんが来ました。 『(やばい。)』 [Tue 10 Apr 2007 23:55:41]
お知らせ > ジム@雷電さんが帰りました。 [Sat 7 Apr 2007 20:44:25]
ジム@雷電 > ( かくして、倉庫戦役は新たな局面を迎えるわけだが、そんなこととは特に関係もなく世の中はおおむね平和に続いていくのだった。 ) [Sat 7 Apr 2007 20:44:24]
ジム@雷電 > ( お母さんみたいだ、などと言われることは決してないだろう、むしろ首を絞めるかのような勢いで雑巾を絞れば、ばん、床に叩きつける。 そしてそれに手を当てれば。 ) うぉおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!! ( 意味もなく叫びながら、きゅううううううう、と雑巾がけ一直線。 年に一度、大掃除にしかやらないだろうことをわざわざ職場でやる羽目になる怒りも込めてか、雑巾がけコンテストとかあったら上位に食い込みそうな速度だった。 ) [Sat 7 Apr 2007 20:34:31]
ジム@雷電 >  …………………まさかとは思うが………傭兵復帰のための体力増強手段じゃなかろうな………。 ( 何を考えているのか全く読み取れない上司の面を思い浮かべて、邪推する。 怖いのは、邪推ではなく事実っぽいところ。 そして問いただせばそうだよと平然と答えそうな所。 ) ふ、ふふふふ………ならば応えようじゃないか。 この、私の、全霊を持って………! ( 無駄に気力を奮い起こして立ち上がれば、がっしりバケツを持って倉庫へと突入せん! ) [Sat 7 Apr 2007 20:24:41]
ジム@雷電 > ( 荷物の次は埃との戦い。 こうして休んでいる間は換気を行っている。 そして入り口の傍にどさどさつまれた袋の中には、箒で掃いた諸々。 あとは雑巾で戦いを収めれば、物品を納めればそれで済む。 そうわかっていながらも、体は動かなかった。 ) …………………き、筋肉痛……プラス腰痛……。 ( 体の鈍り具合は、少々ではすまなかったようだ。 ) [Sat 7 Apr 2007 20:14:12]
ジム@雷電 > ( というか、有り得ないだろうこの量は。 奥に行けば行くほど重いものが陳列されてるってのは何か、ゲームにありがちなレベル設定か。 こちとらそんな簡単にレベルアップはしない。 回復もしない。 ところで薬草一つで瀕死から回復するのは薬草が凄いのか本人が凄いのか。 ) ……………いや、変なことを考えるのはよそう。 作業はこれで折り返し地点だ。 ( 慰めのように口にしながら、横目に見やるのはバケツ。 水の入ったそれのそばには雑巾。 ―――掃除も、しなければならなかった。 ) [Sat 7 Apr 2007 20:04:27]
ジム@雷電 >  …………………………………。 ( へんじがない。 ただのしかばねのようだ。 )( 三つもある大型の簡易テントを前に、倒れ伏した心境は正にそれ。 さすがにこれくらいで死にはしないだろうが、疲労はピークだった。 ようやくにして倉庫内の全ての物品を簡易テントに移し終えた感慨などそこにはない。 ただひたすら、物量戦に相打ちの形で倒れこんだ事実があるだけだ。 ) ………………ぐふっ。 [Sat 7 Apr 2007 19:54:20]
お知らせ > ジム@雷電さんが来ました。 [Sat 7 Apr 2007 19:51:23]
お知らせ > スフェーン@VHGさんが退室されました。 [Thu 5 Apr 2007 14:14:07]
スフェーン@VHG > (何はともあれ、組織の最深部で何が起ころうと、下っ端の己には関係の無い事。回って来る、吸血鬼が絡んでいるか如何かも怪しい事件を淡々と追うのみ。)…ま。今んとこ欲しい情報はこんなもんかなァ。(ペンの先を丁寧に拭うと、インクの蓋を閉める。後は、山と積まれた資料を所定の棚へ戻そう。机の上のランプの火を消し、道具一式を鞄に詰めると席を立つ。) [Thu 5 Apr 2007 14:12:48]
スフェーン@VHG > (資料を書き写す最中、其の単調作業に飽きた頭は、また如何でも良い事に思考を飛ばす。何度か手を休め辺りを軽く伺うが、己と同じ様な姿を幾つか見つけるのみで、興味は沸かなかった。) (現場を離れて約一年程過ぎただろうか。変り映えの無い日常。大いに変化したのはこのギルドの空気だ。水中に没した様な錯覚。) (脳内は何かと五月蝿い。其れに耳を傾ける事も無く、男の手は目ぼしい者の情報を手元に写す事に没頭していた。) [Thu 5 Apr 2007 13:48:46]
スフェーン@VHG > (暫く背凭れに身を預け、味気無い天井を薄ら眺めていた。窓の外が薄暗いせいか、天井にぶら下がるカンテラには火が灯されている。其れでも、手元にランプが無ければとても、資料を読むどころでは無いが。) (男は再び机に向かうと、一角に積まれた資料のひとつを引きずり出し頁を捲っては、片側に広げた羊皮紙にペンを走らせる。) (手元のランプの灯りが、隙間風にひとつ、揺れた。) [Thu 5 Apr 2007 13:32:22]
スフェーン@VHG > (何かと騒がしい 表 は好かなかった。) (受付より許可を受け、この資料室に篭ったのは午前中。薄ら暗いこの部屋に居ると時間の感覚を失う。辛うじて横手の窓より伺える曇天色の町並みの様子で、時刻が昼を過ぎた事を知った。手にしていた羽ペンをインク瓶に放り込み、)――…ッ、あああぁ〜。(腰掛けた椅子の上にて大きく伸びをした。凝りに凝った肩を回し、呻く事ほんの数分。) [Thu 5 Apr 2007 13:25:13]
お知らせ > スフェーン@VHGさんが来ました。 [Thu 5 Apr 2007 13:10:52]
お知らせ > アレックス@VHG"カーン"さんが退室されました。 『 じり、と焼かれた身が疼く―― 』 [Wed 4 Apr 2007 02:10:51]
アレックス@VHG"カーン" > こちらは――・・・ 容疑者が既に判明、出頭要請済み・・・ もう殆ど大詰めですわね。 此方は・・・ 被害者の記憶と記録と一致して容疑者が確定したばかり・・・ ( 報告書の中には巷で流行るコンゲームで言う所の「狂人」 ヴァリスの近況報告等もあり、それに目を留めた。 彼は自分にも因縁浅からぬ人物だ。 )・・・ 剣? 何を考えているのか―― ( 彼が犯した吸血鬼・奴隷の逃亡幇助と殺人未遂の処分は鉱山で強制労働と「犯罪者」としての社会的制裁であったか。 「花凛」は今頃――? ) [Wed 4 Apr 2007 02:10:07]
アレックス@VHG"カーン" > ( 昨年末ヴェイトス市を騒がせた害悪吸血鬼ステアの名前も、アングリマーラの物と思しき船で逃亡して以来続報を聞かなくなった シスター・セレニアの病室に侵入した賊が残したステア死亡説は、噂レベルで囁かれて居るが証拠が無い為に依然としてステアへの手配は続いている。 ステアを警戒する事で魔術師型の吸血鬼への警戒も為される事からも、賊の言葉程度では手配を取り消す根拠とはなり得ない。 信じるのは疑う事も確かめる事も知らぬ愚か者だけだろう。 そんな今現在、VHGが追っている事件は自分の直接の部下であるシスター・セレニアを襲い入院に至らしめた灰色の吸血鬼と、暗黒街方面でハンターと交戦が確認された怪力の吸血鬼。 そのどちらにもエリエッタ・嘉村の名前の報告書が出ている。 自分は捜査に関わっていないが、どちらの事件も進展があるようだ。 暗黒街の有名人シスター・ジャスティスの名前も報告書にある。 ) ふむ・・・ 思わぬ大物と、過去の事件の繋がり、ですか。( 一人語散、ファイルを読みながらも歩行に難はない。 死神めいた容貌を恐れて誰もが避けてゆくから楽な物。 ) [Wed 4 Apr 2007 01:49:10]
アレックス@VHG"カーン" > ( 執務室を出た後、ぐり、と首を回す。吸血鬼狩人と言ってもそう簡単に吸血鬼を葬れる訳でもない。 ヴェイトス市に来て数年になるが自分は3体の吸血鬼を埋葬し、2体の吸血鬼に逃げられた。 吸血鬼を絶滅させる!と息巻いても一人の人間に出来る事はその程度の事でしかない。 毎度、気が滅入る事だが報告書を出しているのに態々口で説明せねばならないのも面倒な事、それなりに肩も凝る。 ) さてと――・・・ ( 一息つけば、クロークのフードを下ろし 廊下を進みながら小脇に抱えたファイルを開いて目を通す。 其々のチームが纏めた報告書には殆ど目を通すようにしている。 様々なケースを学習し、対処を見出す事は一吸血鬼狩人として、また一吸血鬼研究者として重要な仕事だ。 その報告書の中で最近良く目にする名前がある )――・・・ エリエッタ・嘉村。( また今日も名前を見つけた 確か、バックアップチームの一人だったような気がするが、あまり印象が無い。擦れ違い様に顔を合わせては居ても、直接関係がないのなら名前も知らぬギルド員は多い。 ) [Wed 4 Apr 2007 01:32:13]
アレックス@VHG"カーン" > 証言があり、状況証拠があり、物証があります。レティシアに限らず、エルザファームに吸血鬼が居た事はほぼ間違いのない事だと思われます。 現時点で村民や新旧の従業員、飼育されている動物等に感染がない事は確かめられましたので、レティシア・フォノ・クレストラの生死の確認とミレイユ・M・ブランの足跡を追う事が必要ですが既に手配は済んでいますので、結果を待つ事になります。( 詰まる所、ミレイユの消息が掴めるまで保留という事だ。 社会に潜む吸血鬼を燻り出す事には成功したが、埋葬までは成功しなかった。 さらに要約するなら「逃げられた」という事。 上司は長い沈黙の後、溜息を一つ。 了解した、との声とともに、退出を促し、娘は其れに習って執務室を出た。 ) [Wed 4 Apr 2007 01:01:27]
アレックス@VHG"カーン" > ( 「墓の調査の承認は取ったのか?」 吸血鬼絶滅主義者のタカ派で知られる娘の報告を眉間に皺寄せて聞いていた上司が始めて口を開く。面倒な事だが、何をするにしても筋を通すことが必要だという事だろう、が―― ) レティシア・フォノ・クレストラの家族・親類の類は既に絶えており、承認は必要ないと判断し、現場の判断で実行しました。( 幼馴染のミレイユ・M・ブランでさえ他人であり、尚且つ行方不明。ファームや事件の関係者・村民に至っては伺いを立てる必要すら感じなかった。 幾ら彼らが親しくとも、他人は他人 墓を暴く事の許可不許可を出せる立場にあるとは思えない。 上司の眉間の皺は深まる。 吸血鬼擁護派も一勢力として認知されている時勢、VHGの横暴と突き上げを恐れているのだろう。 この程度の事で躊躇していて吸血鬼をどうやって葬れようか―― 可愛げもなく直立不動し、澄ましていれば。「それで」と先を促され )  [Wed 4 Apr 2007 00:49:27]
アレックス@VHG"カーン" > 以上の事を踏まえ、地方村での調査の続行が不可能と判断し ヴェイトス市に建てられたレティシアの墓を調査いたしました。 その結果がコレです。( コト、とテーブルの上に灰の詰められた小瓶を置く。 部下の失態で大分量は減ってしまったが灰は灰だ。 ) レティシア・フォノ・クレストラの棺の中にはこれが詰まった袋が一つ収められていました。 ファームはステアの襲撃で爆発・炎上、その際にレティシアは亡くなったそうですが、その結果遺体や遺骨が発見されないという事は先ず在りえない事だと思います。 この灰がレティシアの物だと証明する手立てはありませんが、死の痕跡がない、という事実は レティシアが存命しているか、または多くの吸血鬼がそうであるように灰燼と帰したか そのどちらかであると思われます。( 普通に火葬したとしても火力が足りずに生焼けになり、魔法による火葬ですら骨が残る事から 灰だけが残るのは不自然だ。 その不自然さはレティシア・フォノ・クレストラの異常を物語る。 ) [Wed 4 Apr 2007 00:31:05]
お知らせ > アレックス@VHG"カーン"さんが来ました。 [Wed 4 Apr 2007 00:24:51]
アレックス@VHG"カーン" > ( 此処でのポイントは吸血鬼というものが一般に認知されているか、と、吸血鬼と手を取り合えるか、は別の話だという事。 吸血鬼は亜人とは違う。 人間の姿をし、人間のように振舞い、人間のように口を利いて生者を脅かすバケモノ(Monster)。 その害の例は検挙に暇がない。 ) また、調査中に聞き取りを終えていないファーム付きの獣医であり、レティシア亡き後のファームの経営責任者ミレイユ・M・ブランが行方不明になっています。 彼女はレティシアの幼馴染であり、レティシアが吸血鬼であった場合に大変重要な参考人です。 現従業員の話では傷心旅行に行った、との話ですが、出発のタイミングが現従業員からの事情聴取の直ぐ後、という事でVHGによる調査の手を逃れたのではないかと考えられます。 そうであった場合、彼女も吸血鬼である可能性は高い。 現在、行方は掴めていませんがモンタージュを作成し、重要参考人として手配しています。( 地方村に残してきた出頭要請とは別に、だ。 殆ど吸血鬼と見なしていると過言ではないが、確かめた結果勘違いであれば良い事。 調査の手が入っているにも関わらず身の証を立てずに出発した責任もある。 疑われたとて仕方あるまい。 ) [Wed 4 Apr 2007 00:17:07]
アレックス@VHG"カーン" > ( 其方はレティシアの協力者といった印象。現場に居合わせステアと交戦している様だが、自発的な助太刀程度で深い関係は無いように読み取れ レティシア及びエルザファームに関するコメントは殆どない為に扱いは小さい。 ) 聞き取りの結果はというと、意見が割れています。 炎上の現場に居合わせた者はレティシアは吸血鬼であり、ステアと交流があった、との証言をしています。しかし、エルザファームの関係者 元従業員及び、現従業員は「知らない」「判らない」と言った発言が多く、レティシアについて話す事を避けている印象を受けました。また、吸血鬼に対して受容的な態度も節々に見え、個人的な感触ですが反応はフラットな物とは言えないように思います。( 部下から送られてきた報告書の人物もそうであった。 この手の反応は、その人物の周辺に「吸血鬼が居る」可能性が高い。 ) 村民の反応は事件が続いた為か吸血鬼という言葉に敏感に反応を示し、故人の事を話す事を躊躇う素振りが見られたものの、そう疑問な点はなかった様に思います。 [Tue 3 Apr 2007 23:46:42]
アレックス@VHG"カーン" > ( 吸血鬼対策専門の集団であるVHG"カーン"に置けるアレッサンドラ・マリア・クレメンテの立場は中間管理職の下、少数の部下を持ち操作や討伐を指揮する現場指揮官という扱いである。 とは言え、吸血鬼専門ではなく賞金稼ぎの傭兵紛いも抱する団体であり、騎士団のような厳格な縦社会で統制の取れた組織とも言えず ある程度独断が許される。 火傷の残る顔を包帯で覆い隠した娘も、筋は通したものの独断で動いた結果の調査結果。 ) また、聞き取りにはファーム炎上の際に現場に居合わせた者も含まれます。( 自称"英雄"豪天寺艶子。また、部下からも事件当時ファームに居合わせた者からの聞き取りの報告書が先日送られてきた。) [Tue 3 Apr 2007 23:39:16]
アレックス@VHG"カーン" > 昨年末、吸血鬼ステアが”食事”をした際に残した告発文によってエルザファーム前牧場主レティシア・フォノ・クレストラが吸血鬼である疑いが浮上、騎士団と連携してのステア包囲網の中、調査を開始。 ファームに赴き、近郊の村民及びファームの元従業員に聞き取り調査を実施しました。 貧富の差が大規模な牧場や屋敷という形で目に見えていたにも関わらず、反感どころか悪い評判の一つもなく、レティシア及びファームの評判は非常に良かったようです。 個人的な感触では、少々気味が悪い程でした。( ぴん、と背筋を伸ばし、直立不動で上司の前、淀みなく報告を述べてゆく。既に文章に纏められた報告書は上司の手元にあり、補足を加えつつ読み上げているだけに過ぎないが―― ) [Tue 3 Apr 2007 23:31:24]
お知らせ > アレックス@VHG"カーン"さんが入室されました。 『 報告 』 [Tue 3 Apr 2007 23:31:13]
お知らせ > 炎涼@魔女ギルドさんが退室されました。 『出来る限り、取り零さないように。』 [Tue 3 Apr 2007 00:26:33]
お知らせ > ヒルダさんが帰りました。 『 いずれ彼も深く悪魔と関わる事になるのだろう。その時の無事を祈ろう。 』 [Tue 3 Apr 2007 00:26:32]
炎涼@魔女ギルド > 確かに、聞いたが。仕様が無いな。 (何度もおどけられ、自ら折られた。苦笑が取りこぼした。) …ああ、あったな。聖堂を二度も…、随分と思い切ったと言うか積極的だな…。 紅の暴走、もだったか。確かに。一度は会って見たいな。 (悪魔を嫌うは聖の存在、其れに挑んで二度も生き延びる。其れは簡単な事では無い。言葉に出来ない、其れだけ強大な存在だと分かる。何処まで強くなれるか、会ってみたい好奇心も抱いた。) 暗黒街に似ている、と言うより そういう存在の為の場所か。時間があれば、何時しか行って見るとしよう。 (暗黒街と違い、大勢に居るのであれば接触もし易いだろう。笑える話ばかり、冗談でも無い本気がそうなる。) ――・・、まあ 確かに、な。 (私も他人事では無いかも知れない。感謝するべきが、恨んで嫉んでいるのだから。)(分かっていながら言葉にしない。彼女の話をずっと耳を傾け続けよう。) [Tue 3 Apr 2007 00:19:08]
ヒルダ > あら、そうだったかしら? ふふふ。 ( わざとらしく肩を竦め、おどける仕草を一つ。 ) ヴァイオレートは過去に二度、聖堂を襲撃しているわ。ヴェイトスで有名な悪魔と言えるでしょうね。 …まだ私はその姿を見たこと無いんだけど。 ( 私なんかが使役出来るレベルの悪魔じゃあ無いんだろう。運悪く出会ってしまったら一目散に逃げるしかない。 最近はヴェイトスには居ないのかもしれないけど。 ) アングリマーラの方に行けば、人の形をしてない化け物が普通に歩いてるわよ。あの中には悪魔も大勢居るでしょうね…。 ( 彼の言葉に笑いを零す。確かに、神を裏切り悪魔召喚に手を染めたこの自分が神の子だなんて、笑える話だ。 ) でも、私たちが神様の子だっていうのは本当よ。私たちは祝福を受けてこの地に生を受けた。 …魔女が言う言葉じゃあないわね。 ( そしてその後も、悪魔の話を続けるだろう。アメジストの輝きのお返しとして。 ) [Tue 3 Apr 2007 00:06:24]
炎涼@魔女ギルド > (人間の亜種バンクルは、人間と違って成長し難い短点もある。時間は魔力と成長を与えてくれ、更に輝きも増す。魔力を通し易い宝石であり、炎と熱の魔力を込めた宝石は図り切れない品物だろう。) 前も言っていたな、それ。 (肩を揺らして、頷けて肯定をした。そして彼女の仕草まで真剣に見つめよう。) ああ、人間の欲望から生まれた有り得ない存在だったな。 魔界…、赤の悪魔 ヴァイオ、レートと言うのか。 (この世界と別の世界を存在をし、其れを容易く繋げる門を開いた。となると、見極められない実力者なのだろう。想像も出来ない。) 特殊、か。ああ…、無法に近い暗黒街だな。そう言われれば納得が出来る。矢張り人間染みた悪魔が、特殊かな…。 (随分前に暗黒街に何度も出入りをしたが、身近な人が悪魔だったりするのかもしれない。其れに気が付けてないだけで、気が付きようが無いのだから特殊、と言えるだろう。) 色、欲  …? (七つの大罪の一つだったか。) 堕落をさせて、欲望を解き放って喰らう、か。私達が神の子だなんて、――笑える。 (益々、神に対する感情が強くする。肩を落とし、息を吐き詰めた。) [Mon 2 Apr 2007 23:57:33]
お知らせ > 炎涼@魔女ギルドさんが来ました。 [Mon 2 Apr 2007 23:45:50]
ヒルダ > ( 彼だけの宝石―ー  バンクル種。その希少価値故に狩られてしまうこともあるんだとか。その宝石は魔力を秘める、魔女としては興味深い話だ。 ) ま、元が美人だから余計に似合うのよね。 ( 何て、おどけて見せたり。 …ふむ。と、彼の言葉を聞いて顎に手を当てた。 ) 一般的に悪魔というのは、この世のならざるものなのよ。その多くは魔界に住んでいて、人間の呼び出しに応じて門を潜り干渉してくる。紅の悪魔ヴァイオレートは特大の、しかも自由に魔界とこちらを行き来できる門を開いた訳だけど、本来ならば滅多に姿を現すものじゃないわ。そういう意味じゃ、このヴェイトス市はかなり特殊ね。 ( 人型に限るとはいえ、悪魔が人間の社会に溶け込んで生活している。 ) この街の中で彼らの住まう場所を特定するというのなら、矢張り暗黒街になるでしょうね。他の犯罪者や吸血鬼と同じく、ああいう場所に身を潜めなくてはならない者も多いでしょうから。もっとも、人に紛れて暮らしてるのも居るでしょうけど。 ( 吸血鬼に比べ判りやすい判別方法が無い悪魔は、容易に溶け込むことが出来る筈だ。 ) 好みといえば、まあ―― 例えば色欲を司る悪魔ならばそういうのが好きでしょうけど。彼らは何よりも、神の子たる私たち人間が堕落する事をもっとも好むわ。 [Mon 2 Apr 2007 23:39:40]
炎涼@魔女ギルド > 其処まで、ケチな男じゃないさ。私だけの宝石はあるしな。 (命と結び付ける掛け替えの無い宝石。其れだけで満足をしている。それ以上に望まない。)  どういたしまして、それなら良かった。 …照れ臭い、か。 (苦笑を混ぜた声を漏らした。本当に受け取って貰えば、嬉しいのだから真剣に選んだ気持ちを無駄にしないでくれた。誰だって欲しがるものは知っている、かなり値が張る品物だから。) ああ、思った以上に似合っている。 (想像もして見たが、実際となると似合って仕方が無い。ただ問いの答えを思ったままに答えた。躊躇の色を一つとも見せず。彼女の焼けども何もかも知らない事ばかり。そうと気付けない。) …、頼もしい限りだ。そうだな、…悪魔がどんな場所に住んでいるか。又は好みがあるか知りたい。  ……、それと占いとやら 私の行く先など知りたいな。 (悪魔とも友好的に取りたい。人間臭い悪魔が居ても可笑しくないのだから、会って人間と同じように群れるのも悪くない。そして最も知って置きたい事を、此れから誰も知らない未来を、だ。何が起きるか分かって置きたい。知る事が出来なくても、小さな切っ掛けが欲しい。) [Mon 2 Apr 2007 23:27:34]
ヒルダ > …本当に良いの?後で返してくれって言っても、返さないわよ?  ……ありがと。とっても素敵な贈り物だわ。 何だかこういうの照れ臭いわね。ふふ。 ( 確かに、こういうものならずっと形として残る。そうまで言われてしまったらこのヒルダ、相手の気持ちを無下には出来まい。いや、口では「悪いわよ」何て言いつつも、欲しがってるのは確かなのだけど。 …そのネックレスをつけて、髪を手で退かす。 ) どう? …似合う? ( 照れくさそうに笑いかける。 頬に火傷を負い、女としての自信に傷が付いた今、こうして異性からの気持ちを受け取れた事に素直に喜びを感じた。例えそれがお礼という形だったとしても、私は嬉しい。 ) 今の私機嫌が良いから、何でもお答えしちゃうわよ。さぁ、何でも聞いて頂戴な。 ( 確かさっき聞きたい事があるって、彼は言ってた。 ) [Mon 2 Apr 2007 23:14:25]
炎涼@魔女ギルド > (彼女が赤い箱を開ける動作から、視線を背いた。見ていて、どう反応をすれば良いのか分からない。)  ――、どう? (彼女の声を上げてから、視線を向けた。少なくとも笑顔を浮かべている事が分かり、自信を持って選び抜いた。時間を掛けて良かった。そう思えば口元を緩めたままだった。) そう、喜んでくれたら嬉しい限りだ。  私の命と比べたら軽いものだ。感謝の言葉とか、何かを奢っても足りない位だし、感謝と言う形を渡したくて、な? (食事でも酒でも消えてしまうもの。物ならば永遠に感謝と言う形を残しておける。置物も考えたが、目立ち難いもの。其れにお金も使い込んでないのだから、奮発をするのも悪くない。受け取ってくれ、と躊躇わない緩めた口許と変わらない金の瞳で返事を応えよう。) [Mon 2 Apr 2007 23:07:39]
ヒルダ > ( リボンを解き、包みを綺麗に剥がし、箱を開ける。中から出てきたのは――。 )     わぁ。 ( 魔女は感嘆の声を漏らす。年甲斐もなく少女染みた笑顔がこぼれ、その紫の輝きを手に取った。宝石には女の心を奪う魔力があるのか、目を輝かせてそれを見つめた。 ) ――素敵…。 あっ、で、でもっ。こんなに高いの本当に良いの?お世話っていったって、悪魔の事をちょろっと聞かせただけだし…。 わ、悪いわよ。流石に。 ( そう、酒を奢ってもらうとかそれぐらいが妥当かななんて事を考えていただけに、この高価な贈り物に戸惑いもまた隠せない。プレゼントは気持ちが大事だと言うけれど、ここまでしてもらって良いものかどうか。 ) [Mon 2 Apr 2007 22:58:39]
炎涼@魔女ギルド > (魔女ギルドを良く知らない。其れは他のギルドでも恐らくは同じだろう。一つを取り除いては。)  ――。  (勧められ、椅子に腰掛けた。向かい側には彼女がいる。この方が話しやすい、と納得をした。) ん…、ああ 本当に喜んでもらえれば良いのだか。 (微かな驚愕を抱いた。金の瞳を瞬いて、微笑を浮かべて勧めよう。) [Mon 2 Apr 2007 22:53:17]
ヒルダ > ( 最近利用することが多い応接間。自分が使うのは主に占いの客が殆どだった。今回のはちょっとプライベートも混じるけど、聞きたいこともあるみたいだしよしとしよう。 相手を部屋の中へと案内し、扉を閉じる。机一つを囲むように置かれた椅子を勧めて、自分も逆側の椅子に腰掛けた。 ) 本当に嬉しいわ。 開けても良い? ( 両手に抱えた赤いプレゼントボックス。こういう贈り物はいつもドキドキする。中に何が入っているのか、夢で一杯だから。 ) [Mon 2 Apr 2007 22:46:56]
炎涼@魔女ギルド > (赤い箱の中身は先日購入したばかりの、新品同様とも言える品物。紫水晶「アメジスト」のネックレスが其の赤い箱に入っている。) いいや、何でも無い事だ。 (彼女が喜んで貰えば良い。釣られては口許を小さく緩めた。受付嬢が何やらか反応を示している事は気付いた。別の場所で渡すべきだったか、など思う。) …あ、ああ。そうだな、そうしよう。 (一度頷けては、歩き出す彼女の後を追うようにした。そして扉を開かせれば、頭を軽く下げてから室内に踏み入れよう。) [Mon 2 Apr 2007 22:42:53]
ヒルダ > え…?あらぁ、嬉しいわ。 お礼なんて…… 良いのかしら?有難う。 ( 予想外の送り物。赤いプレゼントボックスを受け取り、女は喜びで顔を綻ばせる。殿方からの贈り物を喜ばない女は居ない。 …受付嬢が意味深な微笑を浮かべているのに気付き、ごほんと咳払い一つ。 ) ―― ここじゃあ何だから、応接間の方に行きましょうか。 ( 相手が男性じゃなけりゃ自室に招くのだが。かといって外で話すのも悪いし、応接間の方を借りるとしよう。受付から廊下を歩き、すぐ近くにある扉を開いて中に入るよう促そう。 ) [Mon 2 Apr 2007 22:37:26]
炎涼@魔女ギルド > (受付嬢(っぽい人)に声を掛けてみたもの。何処からも無い聞き覚えがある声が聞こえた。) ―――、済みません。 (受付嬢の行き場を無くしてしまい、申し訳無さそうに頭を小さく避けた。そして視線をヒルダの方へ向けよう。) ヒルダさん。こんばんは。聞きたい事は後で、で。  この前の御礼、まだだったので。 此れを受け取って下さい。 (歩み寄るヒルダに視線を向け、外してから隻腕を黒衣の中へ突っ込んだ。そして取り出した物は、やや大きめの赤い箱に黄色いリボンで包まれている。其れをヒルダに受け取って貰おうと突き出そう。) [Mon 2 Apr 2007 22:27:35]
ヒルダ > ( 受付嬢が口を開こうとした時、不意に魔女の声が来訪者に掛かるだろう。腕を組んでにっこり笑いかけ、受付の前に立つ男に挨拶。 ) ヒルダちゃんならここに居るわよ。 まさかそっちから尋ねてくるとは想わなかったわ?どうしたの?また何か聞きたい事でもあるのかしら。 ( 受付の魔女に「ありがとね」と手を軽く振ると、炎涼の方に歩み寄る。 ) [Mon 2 Apr 2007 22:21:45]
お知らせ > ヒルダさんが来ました。 『―― はァい。』 [Mon 2 Apr 2007 22:16:57]
炎涼@魔女ギルド > (魔女ギルド。矢張り間違えてない。) 兎も角、……。 (口数を減らした。訪れる場所に恩人がいるか如何か分からない。受付嬢や擦れ違う魔女にお預かりをすれば良い。其の為にも悪い印象を持たれる事だけは、出来る限りは避ける必要性があった。独り言を減らす事から始まる。) ――・・、こんばんは。失礼します。 (扉に手を掛けて、中へ足を踏み込んだ。同時に挨拶の言葉を絶やさず、営業用及び作業用スマイルを序でにぶちかました。頭も一緒に下げてから、上げた。) 夜遅くまで済みません。迷ってしまったもので…、それよりヒルダさんと言う方は居ませんか? (受付嬢っぽい人にゆっくりと近付いた。そして声を掛けた。居れば手渡しをして置きたい。居なければ其の魔女に預けて渡して貰えるようにお願いをするだけ。) [Mon 2 Apr 2007 22:13:45]
炎涼@魔女ギルド > (ヴェイトス市に訪れ、何年か流れたが訪れる以前に見たことも無い。そう魔女ギルドだった、此処に訪れるまであちこちと迷ってしまった。間違えては騎士団へ、間違えては雷電へ、兎も角長い時間を掛けて辿り着いた。小さな息を吐き詰めた。) ――・・随分とまあ、遅くなったな。 (赤い服の上に、黒衣を纏わせた。不死鳥の仮面は無論だが持ち込まない。忍ばせているのは、恩人へ渡す物を黒衣の裏側にのみだけ。もう一度、魔女ギルド施設の内部へ通じる扉の前に立ち尽くして、看板やら場所を間違えてないか見上げた。) [Mon 2 Apr 2007 22:05:55]
お知らせ > 炎涼@魔女ギルドさんが入室されました。 『目と鼻の先にあるものは。』 [Mon 2 Apr 2007 22:01:24]
お知らせ > ジム@雷電さんが退室されました。 [Sun 1 Apr 2007 20:53:15]
ジム@雷電 >  くっ………いや、だがこれも、鍛えなおすのだと、思えば………悪くない。 ( 無理矢理思考を前向きなものに捻じ曲げて、さあ、今日も戦い抜こう―――! ) [Sun 1 Apr 2007 20:53:12]
ジム@雷電 >  くっそう………いくら整理してもしなくてもいいような倉庫だからって、独りでやるのは無茶だろう……。 まあいい、仕事だ。 ( よいしょ、一つ目の箱を抱えて、 ) う、おっ………これは、なるほど………重い。 ( ずっしりしてらっしゃる。 腰に響く重さだ。 紙って一枚一枚だとひらひらして軽そうだけれど、重ねたらこんなになるのか。 普段の書類の比ではない量だし、当然か。 額の汗を流したままに、簡易テントへと運んでいく。 労働する人って美しいとか言うが、かなりみっともない。 ) [Sun 1 Apr 2007 20:43:34]
ジム@雷電 >  これもきっと……奥まであるんだろうなあ。 ( よいしょ、暗い倉庫の奥を見れば―――箱。 箱、箱、箱、箱、箱、箱、箱、箱、箱、箱、箱、箱、箱、箱、箱、箱、箱、箱、箱、箱、箱、箱、箱、箱、箱、箱、箱、箱、箱、箱、箱、箱、箱、箱、箱、箱、箱、箱、箱、箱! 壁でも作ろうとしたのかというくらい積み上げられた、箱。 どうやら、これと戦わなければならないらしい。 こんなもん燃やしちまえ、と思うのだが、きっと中身も軽く確認しなければいけないんだろうなあ………。 ) [Sun 1 Apr 2007 20:33:29]
ジム@雷電 > ( いい加減腰が痛くなってくるのを感じながらも、一通り剣の丘を片付ければ、改めて、倉庫に向き直る。 下手すると我が家と同等の容積を持ちそうな倉庫だ―――まあ、立体レベルで埋まっているわけではないからいいけれど。 ) さて、次は………ん…………ようやく武装は無くなってきたか……。 ( 代わりに積み重なるのは―――箱。 恐らく多くは書類が入っているのだろう。 そうでないにしても、単純に剣より軽いということはなかろう。 ぞっとしない話だ。 ) [Sun 1 Apr 2007 20:23:11]
ジム@雷電 > ( ため息をつきながら背を離し、がっしゃがっしゃと音を立てて武装を引っこ抜いていき、分類分けして簡易テントに放り込む。 いまのところ酷い天気にはなっていないが、早々に終わらせたいところだ。 別に、倉庫のものが痛むことは気にしていない。 どうせ誰も気にしないような品ばかりの倉庫だ。 そういう倉庫だ。 ) 雨の日とか、濡れ鼠で作業するのはな………。 ( 御免である。 手早く片付けてしまおう。 ) [Sun 1 Apr 2007 20:14:01]
ジム@雷電 >  壮観だなァ……っと。 ( 傭兵ギルド雷電、屋外にある土蔵のような倉庫の壁に背を預けて、ふうう、と長く息を吐いた。 視界には一面の武装。 途中から簡易テントに入れるのに飽きて、ひたすら地面にぶッ刺し続けて、まるでどこぞの固有結界。 ) ……………でもこれ片付けるのも私なんだよな……。 ( 遊んだ分、片付けなければいけない。 何でこんな馬鹿みたいなことを下のかは、自分でもわからなかった。 疲れてたんだろう。 ) [Sun 1 Apr 2007 20:03:42]
お知らせ > ジム@雷電さんが入室されました。 [Sun 1 Apr 2007 20:01:23]
お知らせ > ジム@雷電さんが帰りました。 『( それは年齢によるものか。 )』 [Sat 31 Mar 2007 21:06:07]
お知らせ > ラリーさんが帰りました。 『(イラついて、煙草を探した。)』 [Sat 31 Mar 2007 21:04:32]
ラリー > …? (そんな大金が手に入るはずはない。発言の意図をつかめぬままだ。) 依頼主への報告はするさ。 (両手をポケットに突っ込んで、ギルドのホールへ歩いて行った。 獰猛な種の亜人にも劣るんだろうか。時折疼く、この感情は。) [Sat 31 Mar 2007 21:03:49]
ジム@雷電 >  そうだな……………今後もきっちり家賃が払えて毎日三食食べられるくらいかな。 ( なんて。 実際には減給が逃れられるだけだ。 プラスはない。 ) どういたしまして。 ヨネコによろしく。 ( ひらりと手を振って、もう一度倉庫へ。 差し入れは、ひと段落したらいただこう。 ) [Sat 31 Mar 2007 20:58:18]
ラリー > へえ、倉庫整理の報酬は幾らだい。参考までに聞いときたいモンだ。 (これに見合う報酬が?とやや目を丸くして。) … (少し、だんまりして。) …そうか、ありがとう。 差し入れ、確かに渡した。 (仏頂面で踵を返した。) [Sat 31 Mar 2007 20:54:41]
ジム@雷電 >  別にそういうわけじゃない。 見返りがあるからさ。 ( 傭兵だろう? 報酬があれば従うさ。 そう、シニカルな笑みを浮かべて。 質問に対して、すこし考えるようにして。 ) …………あまりないかな。 生理が酷いときに鬱陶しい任務なんか受けるとそうしてやりたくなるが、そもそも仕事に私情は挟まない主義でね。  [Sat 31 Mar 2007 20:50:48]
ラリー > …そりゃどうも。 (それも質問とのジムの返しに、目の端に不機嫌が浮き出た。) 無性に獲物を絞め殺したくなる事は?死ぬまで、少しずつ圧力を強めて、意識が飛ぶ瞬間…首を圧し折ってやりたくなる事は? [Sat 31 Mar 2007 20:47:40]
ラリー > それは正しい。見せびらかす爪と隠しておく爪、バランスが大事だが。 (示威行動もまた、少年が重きを置く物の一つ。) 倉庫番も、有難く拝命した、と?組織への文句くらい、そうダサかないと思うけど。 (肩を竦め。) いや、料金分の仕事をしただけさ。 [Sat 31 Mar 2007 20:45:39]
ジム@雷電 >  さて、ね。 実力は隠しておくものだ、という東洋の言葉もあるがね。 ( あれは鷹で自分は梟だが、似たようなものだ。 それに自分はどちらかというとアサシンよりのスキル持ちだし。 ) 耐えてるわけじゃないがね。 別に組織と私個人で対峙してるわけじゃない。 ( アンタみたいに、との言葉には、ただにやりと笑った。 ) そうかい、それじゃあ、今日はありがとう。 ………それも質問だが、一つだけなら許してあげよう。 [Sat 31 Mar 2007 20:40:02]
ラリー > さて、もう行くか。色気の無いショーを眺めてたって、面白くもなんともない。 (尻の埃を払い、立ち上がり…) ああそうだ。一つだけ、聞いても? [Sat 31 Mar 2007 20:37:06]
ラリー > (箱の上、尻の位置を直しつつ。) まったくだ。だからといって、舐められる事だけはしちゃいけない。そうだろう? (そう笑む少年は、それを実践し続けている。 林檎ジュースは自分も折れる。ジュースなんて死に方は御免だ。) 耳が痛いな。ジム姐さんは、組織のケツを拭かされたって、ただじっと耐えるのかい。 えらそうな態度?アンタみたいに? [Sat 31 Mar 2007 20:35:23]
ラリー > まだまだあるぜ。先は長いな。 (細い顎をしゃくって。 [Sat 31 Mar 2007 20:30:37]
ジム@雷電 > ( がしゃがしゃと剣の群にそれを追加させて、よいしょ、背筋を伸ばす。 うーむ、年かもしれない。 ) お互いやんちゃな仕事についてるだけあって、力づくでってのは面倒だしな。 ( 目の前で素手で林檎ジュースを作ることで、借金をとりたててきたことはあるが。 ) 隣の芝は青い、さ。 組織にけちつけるのは、自分でどうにかすることのできない甘ちゃんだけだ。 ( 嫌ならば変えてやればいいじゃないか。 メモ用紙の簡易なリストの、剣の欄に「正」の字が増えた。 ) ふふん。 まあ、若いんだから頑張りなさいな。 そうしたら、いつか後輩に偉そうな態度ができるから。 [Sat 31 Mar 2007 20:27:15]
ラリー > (ここ以外では働けない。自分もそう、同じ穴のムジナだ。そんなヤツはゴマンと居る。) …チッ、目の上のタンコブだ。 (フッ!吐き捨てるよう、強く煙を噴出した。 グリ、煙草を地面で揉み消す。) [Sat 31 Mar 2007 20:23:26]
ラリー > (傍目には軽々と持ち上げているように見える。あの細腕のどこにそんな力があるのか…人間と亜人を同じ定規で測る事はできないが。) 信じる者はバカを見る、ってな。念書書かせたって鼻紙にするような連中だ。 (流石にソレをやったら刃傷沙汰が起こりかねない。) 垢が多過ぎる。騎士団の倉庫は、もっと整然としてるに違いない。来るものは拒まずの精神も、ここまで来るとやり過ぎだ。人も殺せない小僧だって混じってる。 [Sat 31 Mar 2007 20:21:25]
ジム@雷電 > ( よいしょ、重たげな大剣を三本ほど纏めて抱き上げる。 うーむ、さすがに鈍っている。 この程度重たいと感じるとは。 ) ふぅん、ラリー坊やは思ったよりしっかりしてる。 料金後払いってのは、あれはだいたい嘘だ。 特に同僚のはな。 ( あと金貸すのは保障がない限り止めとけ、とか。 ) 雷電は割と大きなギルドだからさ。 でかくなればその分、こういった垢がたまっていくものだよ。 ( まあそういうものは組織の常道だ。 ) 引退なんかするものか。 私はここ以外での働き方をしらないし………鈍ったとはいえ、君に勝てる程度のスキルは失っていないしな。  [Sat 31 Mar 2007 20:13:19]
ラリー > なんでもかんでも取り込んで、要らなくなれば放り出す… (フッ、煙を吐く。) アンタはまだ引退しねぇの。そこに道連れもいるようだが。 (破棄予定のボロ剣を指した。) [Sat 31 Mar 2007 20:11:18]
ラリー > (坊や脱却ならず、と不機嫌そうに鼻を鳴らした。) ああ、土産話を要求するヤツよかずっとマシだ。金払えってな。 (そう言って睨んだら笑われた。オバサンは強い。) なに、気にする事は無い。料金は先払いで貰ってる。 (黒の上下に茶の上着を羽織る少年は、どすんと木箱に腰を下ろした。) しかしまあ、酷いモンだ。倉庫は職場の縮図とも言うが、まあ間違ってないらしい… (倉庫の荒れ果てぶりを他人事のように眺めては。) [Sat 31 Mar 2007 20:07:26]
ジム@雷電 >  そう、ラリー「坊や」だ。 ( 倍程度違うしね。 中身はおばさん。 子供の相手は得意じゃないが。 ) それはよかった。 愛想よくするとセクハラを受けるんでね。 効率がいいと人気だよ。 ( モノはいいようである。 ) へえ、そいつはどうも。 ヨネコも、なにも人を使ってまでやらんでもいいのにな。 すまないね、ラリー坊や。 悪いけどお駄賃はないよ。 ( 最近、とみに人をからかうのが好きになってきた気がする。 ) いいや、理解できないだけだよ。 ( 否定はしない、と。 ) [Sat 31 Mar 2007 20:00:07]
ラリー > (まるで古戦場。剣と同じ数の屍が埋まっていそうで。) そ、ラリー「坊や」さ。 (咎めるかのよう、アクセントを付けて繰り返す。) 立派なモンだと思ってるがね、俺は。雷電の受付の中でも、アンタの愛想の無さは指折りだ。人の事言えた義理じゃないが。 …これでも食べて一息入れたらどうか…と、今日遅番のヨネコが言ってた。俺は給仕係… (ホットドッグとアイスコーヒーの乗ったトレイを、傍らの木箱に置いて。) …嫌煙家かい。 (スパー。煙を吹いた。) [Sat 31 Mar 2007 19:54:51]
ジム@雷電 > ( いっそのことこの剣全て、周囲に突き刺しまくって剣の丘でも作ってやろうか、などと考えている最中、声。 ) ……ああ、ラリー坊やだったかな。 ご機嫌ご麗しく見えたなら、私のポーカーフェイスも立派なものだよ。 ( とはいえもともと、大して表情を作るタイプでもないのだけれど。 嫌みったらしい笑みよりも、煙草に目をつけて、またそんな体に悪そうなものを、と目を細めた。 煙草はやらないくちだ。 ) [Sat 31 Mar 2007 19:49:16]
ラリー > (咥え煙草の先端から、蒸気機関車の如き煙を立ち昇らせつつ歩く少年。その顔付きは、無気力そのものであるが。) ハロー、ミス・ジム。ご機嫌いかが? (彼女の背後で立ち止まり、トレイ片手に嫌味ったらしく笑みを作った。) [Sat 31 Mar 2007 19:45:12]
ジム@雷電 >  ああ、くそ。 マスクでも用意してくるべきだったか………まあ髪はハンカチでまとめたが……。 ( 大きめな白のハンカチは、三角巾のように頭に。 微妙に似合っているが、臨時的な作戦だ。 生憎とエプロンその他は用意していない。 ただひたすら出して並べ手を繰り返す。 そして。 ) ―――飽きた。 ( 本日何度目かの台詞を吐いた。 ) [Sat 31 Mar 2007 19:44:24]
お知らせ > ラリーさんが来ました。 『(スタ、スタ。)』 [Sat 31 Mar 2007 19:43:43]
ジム@雷電 > ( 簡易テントは大きめだが、それでも三つ用意されていた。 恐らく最初から、倉庫内部を予想してのことだろう。 畜生、用意がよすぎる上司がにくい。 おまけに就業時間きっちり守らせたあとにやらせやがって。 そんなことを考えながら、剣は剣、斧は斧、盾は盾、ハンマーはハンマー、カテゴリを作りながらまとめていく。 その過程で、使えそうにないものはまとめて廃棄処分カテゴリに入れてしまう。 ) [Sat 31 Mar 2007 19:39:43]
ジム@雷電 > ( さすがに上着は脱いで袖もまくっているのだが、肌が見えようが見えまいが、やはりあまり女性的ではない。 眼鏡の埃を払ってから、再度倉庫に突入する。 入り口付近はあらかた外の簡易テントに詰め込んだが、その向こうはまだ未開の地。 しかもギルドがギルドなだけに物騒なものばかりだ畜生。 ) とりあえず、前回のように崩してしまうのは問題だからな。 考えながらやらねば。 ( パズルかっつーの。 イメージ的には砂山を少しずつ突き崩していくように、剣だの盾だの斧だのよくわからないなんじゃこりゃなものだのを、もっていきやすいように簡単にまとめてから、よいしょ、外に運び出す。 格好が格好ならばガテン系のアンチャンである。 一応はホワイトカラーなのだが。 ) [Sat 31 Mar 2007 19:29:34]
ジム@雷電 > ( 第一次倉庫戦役は戦友オケアノスの助力により、なんとかはみ出た分は簡易テントに突っ込むことに成功した。 が―――まだ戦いは終わっていなかった。 ) ………なにせ、下手すると我が家以上の容積があるからな………………けほっ。 ( 埃に咳を一つ。 これが野外倉庫でなく建物内部の倉庫室であればさぞ悲惨なことになっていたろう。 ここもそうだが。 ) [Sat 31 Mar 2007 19:19:42]
お知らせ > ジム@雷電さんが来ました。 [Sat 31 Mar 2007 19:17:34]
お知らせ > シャリネさんが帰りました。 『ありがとう。おやすみなさい、ヒルダさん。 ( ふわり微笑んで、小さく手を振った。 )』 [Sat 31 Mar 2007 03:50:32]
お知らせ > ヒルダ@魔女ギルドさんが帰りました。 『ええ。また遊びにいらっしゃいな。 ( そういって、彼女を見送った。 )』 [Sat 31 Mar 2007 03:49:41]
シャリネ > ( や、まずい……!今のうちに躾けておかないと……! ) ――― どっちでもなく……えと…… うーん…… え? ( 難しいな、と苦笑しつつ。 語らないのは、友人のことだからだ。きっと自分のことだったらもっと話すかもしれないけれど、これは自分のことではないから。それでも、こうやって距離をとって話を聞いてくれることは好ましかった。 ) ―――ええ、ありがとう。また、来るかもしれないけど、そのときはお願いね。 ( ふわり、微笑めば貴女に5000エン渡すだろう。貴女の昔を知らない私だけど、とても見る目のある人なんだってことは、とても感じたから。また来たいと思わせる、普通に話してくれる、そんなお姉さんな印象。そっと、席から立ち上がって、子犬の頭を撫でようと、体を屈めて―――荷物を持ち上げた ) [Sat 31 Mar 2007 03:46:54]
ヒルダ@魔女ギルド > ( 昔の話さ、昔の話…! 犬は主人が何を大事にしているか判るようなので、注意が必要だ! ) まっ。かといってあんまりやんわりと断ると、勘違いしちゃうのも男なんだけどね。ああ、私に言ってくれればすぱーんと断ったげるわよ。 ( オホホホと女は笑う。人の色恋沙汰ほど弄り甲斐のあるものは無い。 …シャリネはその胸に秘めた秘密を語りはしない。私もまた聞きだすことは無い。占い師として立ち入れるのはここまで。このボーダーを越えてしまえば、私はまた同じ過ちを繰り返すことになる。手を貸してあげたいとも思うのだけど、ここから先は彼女自身の問題だから。 ) どういたしまして。お役に立てたのなら、嬉しいわ。 お値段は――そうね。沢山占ったから、5000エンって所かしら。 ( 昔は一回500エンだった占いの料金。随分私も出世したものだと、思いに耽る。 ) [Sat 31 Mar 2007 03:41:36]
シャリネ > ( そんなわんちゃんだなんて知らなかった!背後単位で。……でも、自分の大事なもの咥えて逃げたら、怒りますきっと。可愛いといわれれば俯いて頬赤く、あたふたと。 ) け、けだもの……。 ( アドバイスにはこくこく頷いた。メモ帳持ってくればよかったなと思いつつ、じっと聞きながら頭の中で言葉繰り返した。断る時は相手のプライドを傷つけないように……って、難しい、な。難しい。頭の中でぐーるぐる。 )  ―――  うん。 ………そっか――― ( 葛藤してるんだ。未だ、血を吸うと言うことに。少女は思ったが口には出さなかった。思案顔で、ただその言葉を聴いては、口許に指の甲添えられるまま――ー暫く、間。 ) ……ありがとうございました。  とっても、助かりました。 ( ふわり、心配そうに翳った表情僅か消えなくとも、なんとなく見えたもの、これからどうすればいいのか、覚悟するべきところは何処なのか、ちゃんとわかったから。……感謝の気持ち表すように、そっと、礼を。 ) ……あ。お値段って、いくら、ですか? ( きょとん、とやんわり首を傾げて問いかけた ) [Sat 31 Mar 2007 03:34:06]
ヒルダ@魔女ギルド > ええ。あんまり私のいう事聞かない犬だけど、まぁやっぱり可愛げはあるわよね。 ( 何せ人の気を引くために悪戯するような犬だ。私の大事にしてた勝負ぱんつを咥えて逃げた時はどうしてやろうかと思ったが。 ) うふふふふ、照れちゃってまぁ可愛い。でも、断るときはなるべく相手のプライドを傷つけないようにね。プライド傷ついた時の男は怖いわよ。ケダモノよ。うん。 どんな超人だって、どんな英雄だって、悩みはあるものよ。だからといって過剰に探るような事はしちゃいけないけど… そのうちチャンスも巡ってくると思うわ。 ( そこが狙い目よ、とアドバイスしておいた。 ) …私には、貴女の詳しい事情は判らない。どうして貴女みたいな娘が大きな悩みを抱えているのかも。きっと貴女の悩みとこのお友達は深く関係があるんでしょうね。 …ええ、苦しんでいるわ。助けが欲しいと思ってる。でも、助けを求めちゃいけないとも思ってる。 [Sat 31 Mar 2007 03:26:18]
シャリネ > ……ヒルダさんも? ―――うん、そうですね。そうします。 ( 嬉しそうに微笑んで、眠る子犬に暖かい視線送って笑み深めた。 )( 「仲間」 「きっと応えてくれる」少女は貴女を見て、静かに頷いて笑み深めた。 ) ――― はい。 ( 大切にする、と意味を込めて。頷いた。彼女の事情知らないけれど、こうやって占ってもらうと自分にとっては大きい気がした )  ―――え。 ( 惚れてる男。 ) ええ?! いや、いやいや、そんなことは、ないと、おもいま――― ( でも。 ) ( ふるふる、赤い顔が首を振っていたけれど「意中の殿方は決まっている」その言葉に……押し黙って、恥ずかしそうに俯き加減。思わず口許に指が。 ) ……頼りになれるようにしたら……? ( 上目、俯き加減で視線だけが貴女に。 ) ―――なかなか、見せてくれないんです。私の話は沢山聞いてくれるけど……聞きだすのは難しいです、ね。 ( しゅんとした表情浮かべ。その直後顔を上げた。慌てたように ) いや、でも、あのっ――― ( 別にすきとかじゃなくて、信頼できる人だなって……と手をわたわたさせていいかけたとき。「苦しんでるみたい」 止まった。 ) ―――    ほんと ですか?  それ……。 ( 表情が曇った。心配そうな、表情。 )  [Sat 31 Mar 2007 03:16:24]
ヒルダ@魔女ギルド > 良いじゃない。そのまま貴女が飼っちゃいなさいよ。 私も犬飼ってるんだけど、やっぱり犬は良いわよ。無垢に人に懐くから。 ( 本気で占おうと思えば、或いは探し物は見つかったかもしれない。でも、あえて占わなかった。だってその方が子犬も嬉しいだろうから。 ) そうね。でも、どうやら貴女には仲間が居るみたい。それはとっても幸せな事よ。少なくとも、孤独で居るよりは。 …その人たちを頼りにしなさい、きっと応えてくれる。 ( 今の私はどうだろう。孤独だろうか。きっと孤独だろう。気を許せる大事な人は居ないのだから。 ) ふふ、まあね。これで生計立ててた時期もあったから。で、貴女の恋路の話だけど――多いわね、貴女に惚れてる男。何だか魔性の女みたい。 ( ちょっとジェラシーを覚えた。 ) でも、意中の殿方はもう決まってるみたい?甘えるのも良いけど、逆にその人の頼りになれるようにしたらポイントも高いんじゃないかしら。 ( 男は基本見栄っ張りだ。頼られないと自信を失う。そのくせ、甘えもするから手の掛かる。それが可愛げがあると言えば確かにそうだが。 ) ……。 ( ふと、口を噤む。恐らく彼女が一番知りたがっている事だ。 ) 貴女のお友達だけど―― 苦しんでいるみたい。  [Sat 31 Mar 2007 03:05:47]
シャリネ > ( 自覚して、受け入れて、耐え続ける。 その先に開けるものは、ちゃんと。  少女は、ただ、貴女の言葉をかみ締めるように聞いていた。 こく、と頷いて。諦めるなってこと、なのかな、と納得し。 ) ――― あ……だめ、ですか……。 ( 探し物はあっていた様子。うーん、と肩を落とした。だめだって、と、眠る子犬に語りかけるような視線を。そして、その視線は彼女に再び上げられて )  ……不幸なことがないと、幸せは感じられないものね。 ( 彼女の答えに、同意するような響きが。ふわり、微笑む先に、少し胸の痞えがが取れたように息を吐いて。 ) 本当に、凄いんですね、ヒルダさん。 ( 思わず感嘆とした感想を。また来ようかな、なんていう呟き含め。 ) [Sat 31 Mar 2007 02:54:41]
ヒルダ@魔女ギルド > ……ええ。 ( 占いに嘘偽りは必要ない。自分の行く末を知り、それからどうするかはあくまで本人の選択に委ねられるのだから。 ) それを自覚して、受け入れて、覚悟なさい。この先に続くのが茨の道だと知っていれば、貴女はいつまでも耐えられる。そして耐え続けている限り、好転のチャンスは必ず訪れるわ。 …そういう風に物事は出来てるんだから。 ( それがいつなのかは判らない。すぐにくるかもしれないし、何年も先かもしれない。だが、はっきり言えるのは悪いことしか起きないなんてのはありえないってことだ。 ) ううん、貴女が謝る事は無いわ。 次、探し物だけど…… 諦めなさい。そのワンちゃんは貴女に懐いてる。 ( 多分、彼女の言う探し物はこれの事だろうと予測した。違ったら… どうしよう。 ) 貴女が幸せになれるかどうか。月並みな答えだけど、それは貴女次第。人間の人生には常に不幸に見舞われる事が無いと同じく、常に幸福で満たされる事もまた無いわ。でも、不幸に耐えられるぐらい強い心があれば、その人の人生は幸せだと言えるでしょうね。 [Sat 31 Mar 2007 02:49:11]
シャリネ > ――――。 ( 間 ) ――――? ( 重苦しい雰囲気、が、微妙に。……なんだろう、なんだろう。ちょっとあたふたしつつも胸に手をあて待ってみる。―――ふと、あなたが瞳開いたのを見れば肩僅かに揺らした ) ………! ( その答えは、なんというかとても、重いものだった。「背を向ける」か「耐え続ける」か。 申し訳なさそうに肩落とす貴女に、少し困ったように微笑んだ ) ……そう、なんですか――― じゃあ……  これからも色々大変なのは、変わりなさそうなんですね。 ( 不思議と、重い雰囲気は此方になかった。嗚呼、やっぱり、そうなんだな、と確信したからかもしれない。受け入れるように、俯き加減に、淡く微笑む姿。穏やかに、彼女の話に耳を傾けようとする姿勢 ) ごめんなさい。 ( そんな結果を出させてしまったなら、ちょっと申し訳ないなって、少し申し訳なさそうに眉下げて謝った。 ) [Sat 31 Mar 2007 02:39:28]
ヒルダ@魔女ギルド > ( パプテスの神様もびっくりなくらい気分屋ですッ。 ) ふふふ、そうこなくっちゃ。素直で宜しい。 ( そっちの方が自分が楽しいってだけなのかもしれないが。さて… 占いは続く。暫くの間沈黙と重苦しい雰囲気が場を支配した。 ) ……。 ( ……… この娘。 辿ってみて、魔女はその波乱に満ちた日々に驚いた。こんな風が吹けば飛んでしまいそうな娘の肩に、重圧という名の枷が幾つも繋がっている。勿論その内容事細かに見る事は出来ないが、苦悩の日々を送っている事ははっきりと判る。それも恋の悩みなんていう可愛らしいものではない。 …ふ、と緊張が途切れ、魔女は目を開いた。 ) …順を追ってお話しましょうか。まず、お仕事の事。 芳しくないわ。貴女のお仕事にはとてつもない障害が立ち塞がっている。それを何とかしようとする限り、貴女はこれから先も傷つくでしょう。貴女はそこから背を向けるか、只管耐え続けるか―― 二つしか無い。 ( 最初から暗い占いとなってしまった。すこし申し訳無さそうに肩を落とす。 ) [Sat 31 Mar 2007 02:33:02]
シャリネ > ( 占いの神は気分屋さん!なんですね!?いえ、効果抜群でした。だって見惚れたもの…っ。  ) ―――ありがとう。 (恋占い) ……え? ( 固まった。あわ、あわ、と動揺するけれど―――返事できずに、こく、こく、と。 ) 占って、頂けるの、なら…… ( 緊張したようにポツリ。小さく漏らした。 ) ――― はい、お願いします。 ( 少しの間待ってくれと言われれば素直に頷いて微笑んだ。じ、と興味示すように、緊張をどこかに向けるように、水晶を見詰め―――何だか、占い師って凄い。なんか、凄い。……やたらに感心していたけれど、結果はドキドキ。ヒルダさんって、凄い人だという認識がされた。 ) [Sat 31 Mar 2007 02:24:59]
ヒルダ@魔女ギルド > ( ちょっとどころか大外れも稀にあるので、要注意だ…。げふん。 足を組みなおす癖は、殿方の客の目が一瞬ちらりと自分の足の方に行くのが可笑しくて、ついてしまったクセだ。同性には効果は無いかもしれない、が。 ) あらあら、欲張りさんね?ふふ、まぁいいわ。おねーさん大サービスしちゃうんだから。 …恋占いは良いの? ( (個人的に)一番大事な占いのお願いが出てこなかったので、思わず聞いてみちゃったり。組んでいた足を解き、肩の力を抜いて水晶へと手を翳す。 ) それじゃ、占うわね。少しの間待って頂戴ね。 ( 呼吸を整え、意識を集中させる。曜日は変わってしまったが、依然として金曜日の絶好調は続いている。調子は良い。 …魔女が瞳を瞑ると、不意にその場の空気が張り詰める。魔女ヒルダは、シャリネという人物に繋がる糸を辿り始めた。 ) [Sat 31 Mar 2007 02:18:20]
シャリネ > あ、うん。ありがとう。 ( あっさり見抜かれた?!いや、洞察力があるのかな……と、一人胸に手をあてどきっとして。水晶見れば吸い寄せられるように空色が其方に。「綺麗……」と小さく感嘆と呟いた ) 気にしない、よ。ちょっと外れても。 ( 頑張った。ちゃんと自然に喋ったつもりだった。ふわり微笑む姿相変わらず。 ) ――― え、と……。 ( 言葉駆け巡る中、少女は考えて―――足を組み直す彼女を見た。なんだろう、とっても大人で、足組んでるのとかかっこいい……!と、見惚れそうになったけど振り切るように首振って )  仕事……の、こと、と。将来の、こと。あとは……その……  探し物を、しています。 ( 小さく小さくなっていく声。とりあえず、順にお願いしようと顔を上げて ) お仕事、ちょっとバタバタしていて……これからが不安なのと、あと――これから将来、私は幸せに、なれるのかな、って…… ( 俯き加減になっていくけど、ぽつり。呟いた。 ) それから……遠くに行った友人がいるんですけど、元気にしているか、どうか……占ってほしいんです。 ( 真っ直ぐ、前を向いてあなたを見つめ。お願いします、と。実は、コレが一番気になったことだった。 ) [Sat 31 Mar 2007 02:10:16]
ヒルダ@魔女ギルド > ( 未だに横丁では私の根強いファンが居たという事。その事を知ったら魔女はきっと凄く偉そうに笑うに違いない。 ) ふふふ。貴女の方はフレンドリーな話し方が慣れないみたいね。 自然にするのが一番よ。 ( 向かいの椅子に座り、手にした鞄から水晶をとりだしてテーブルの上に置いた。 ) あはん。任せて頂戴な……。 たまーに外れるけど、そこら辺はご愛嬌。 ( 瞳輝かせる少女に外したときのプレッシャーを感じたのか、ちょっと焦って付け加えておいた! ) シャリネさん、ね。 そうね―― とりあえず、何を占って欲しいのかお聞かせ願えるかしら。仕事、恋愛、将来の事。探し物、尋ね人、色々占えるわよ。 ( 足を組みなおして魔女は言う。見た目可憐な少女だ、きっと恋の矢に貫かれた男も多いのだろう。恋占いならばその辺りの事を根掘り葉掘り聞けて楽しそうだわ、とか良くない事を思うヒルダであった。 ) [Sat 31 Mar 2007 02:02:33]
シャリネ > ( 少女は芸能横丁で耳にしたらしいです。耳にしたから他の占いを知っているわけでもなく、此処へ。 ) あ。ええ。わかりました。……じゃなくて、わかった、? ( にっこり自然な笑みに、綻ぶように微笑むけれど、敬語好きじゃないといわれれば此方も敬語じゃないほうがいい?と思い普通に喋ってみようとしたけど、なかなか抜けない。ちょっと恥ずかしそうに、こほ、と小さく咳をして ) …凄いんですね。  楽しみです。お願いします。 ( 冗談の通じない少女は間に受けて、心底感激したように瞳瞬かせた。空色は輝いて、嬉しそうにふわり。でも、当たらなくともいいんです。きっと占いは気の持ちようで……! ) あ、ありがとう。 ( 椅子を勧められればちょこん、とバスケットを床に置き、子犬は眠ったまま、そっと椅子に腰掛けて。 ) ―――私、シャリネといいます。 ( 簡潔に、述べられる名前に、微笑み乗せて )  あの、えと。お話、したほうが、いいんでしょうか?こういうのって。 ( 占いの仕方さえわからない少女は、きょとん、と問う。ちょこっとだけ、緊張した面持ちで ) [Sat 31 Mar 2007 01:55:18]
ヒルダ@魔女ギルド > ( 応接間の扉を開き、彼女を中へと招きいれよう。占いは「占いの館」がヴェイトスじゃあ有名だが、魔女ギルドでの占いをするのは本当に一部の魔女だけ。だとしたら、自分の占いの腕が噂になってこうして客を集めているんじゃないかと少し嬉しくもある。 ) ええ、大丈夫ですよ…と、ごめんなさい。あんまり敬語って堅苦しくて好きじゃないから、普通に喋らせて貰うわね。 ( 営業的なスマイルとは代わり、にっこりと自然な笑みを向けて。 ) 大丈夫よ。全部私に任せておきなさいな。 貴方の悩みから恋敵まで全部手に取るように判っちゃうんだから。 ( 勿論、流石に冗談だが…!そこまで判っちゃうような占い師は逆に人気を無くしそうだ。 応接間にはテーブルと椅子が二つあり、そのうちの一つを少女に勧めた。 ) 紹介が遅れたわ。私の名前はヒルダ。 貴女は? [Sat 31 Mar 2007 01:48:54]
シャリネ > ( 暴発orz ) ( やんわり問いかけながら ) [Sat 31 Mar 2007 01:42:30]
シャリネ > お願いします。 ( ふわり、微笑んだ。香水じゃないんだけど、彼女の香水はちょっとエキゾチック?でも、思わず見惚れてしまった。オトナの魅力……?! ) ―――あ、はい。 ( 「こちらへ」と言われればこく、と頷いて其方に歩み寄る。にっこり微笑む顔に、優しそうな大人の女性だと思ったか、ちょっと憧れる……。応接間のほうまで ) ……よかった。占い師さんがいて。えと、全然占いとか詳しくないんですけど…… ( 大丈夫でしょうか?と、はにかむように微笑んで。切羽詰っているとか、そんな感じではなく。yanwari ) [Sat 31 Mar 2007 01:42:16]
ヒルダ@魔女ギルド > ( 声がして、腑抜けた表情から一瞬で接客スマイルに早変わり。でも多分ぼけっとしていたところは見られていそうな。 ) ようこそ、魔女ギルドスターブルームへ。 はい、占いですね?畏まりました……………………     あ、私だ占い師。 ( 誰に対応させれば良いか考えてしまった。 すんと鼻を鳴らす。バニラの良い香りが漂ってきた。ふふん、お嬢ちゃんらしい香水だこと。私のはもっとアダルトで危険な香りの香水よ。なんて、相手がフレイバーだとかずっと年上だとか知らずに思う魔女。 最近は訳あって横丁には顔を出さず、有名な歌姫だとは気付けず。 ) 失礼しました。それでは、こちらへ――― ブレンダ!ごめん、ちょっと受付お願い! ( 後ろを振り返りドアの向こうに声を掛ければ、面倒くさそうな返事が届いた。 魔女はにっこりと微笑んで、受付から離れ応接間の方にシャリネを案内しようと。 ) [Sat 31 Mar 2007 01:38:05]
シャリネ > ( 仔犬をバスケットに。桃のショールと白いドレスの少女が一人。緊張した面持ちで、声をかける。 ) あの、魔女ギルド……って、占いをやってくださると聞いたんですけど、本当ですか? ( やんわり問いかけるように、尋ね。――― もしかしたら、横丁を歩くならば知っているかも知れない人物。 ) ( 帰り道。ちょっとだけ気になっていた魔女ギルドでの占いをお願いしようと足を運んだ、少女が一人。バニラの香漂わせ、ふわり、微笑んで膝を折った挨拶一つ。 ) [Sat 31 Mar 2007 01:31:54]
お知らせ > さんが来ました。 『すみません。』 [Sat 31 Mar 2007 01:22:19]
ヒルダ@魔女ギルド > ( それが何かは判らない。でも、それが無いと私はこの先一生満たされることは無いだろうという事は判る。それが何処にあるか、何なのか、本当にあるのか判らない。 ) …とんだ宝探しだこと。 ( それこそ誰かに占って貰おうか? 何処にあるのか何なのか本当にあるのか判らないものを占いで探してくれなんて言われたら、私なら「とりあえず欲求不満でしょ。セックスしなさい。」と有りがたいアドバイスをして終わりだろう。 …そういや、最近ご無沙汰だけど。 ) はは。まさか、それが足りない何かってんじゃないでしょうね。 [Sat 31 Mar 2007 01:18:40]
ヒルダ@魔女ギルド > ( 客の姿が見えない今、スマイルも忘れて呆けたような顔して両肘を突いていた。 …宛が無い。何かが足りない。私は今の状況に満足出来ていない。いや、志半ばだからとかそういうのは関係なくて、私の衝動を突き動かすスパイスが欠けている気がするのだ。だからこうして行く先に不安を覚えたりするんだ。 不安?馬鹿な、駄目だったら終わりにすれば良いって判ってるのにどうして不安なんて覚えるんだ。それとも私は他に何かを求めているのか。自分が今目指すものを手に入れた先に欠けている何かを。 ) [Sat 31 Mar 2007 01:08:02]
ヒルダ@魔女ギルド > ( 宛が無い。強姦やらかして顔を焼かれてそれでも尚魔女にしがみ付いた。私は魔女。どんなに落ちぶれても魔女。 もし魔女じゃあ無くなったら私は荷物を纏めてこの島を出ようと思っていた。元々家出をしてから宛も無くぶらりと立ち寄った場所だったのだ。去るときは見送りも居ない、後腐れも無い。未練も無い。この島で出会った人に心の底でバイバイして、それでさようなら。 魔女ギルドスターブルームというのは、私をこの島に留める最大の理由なのだ。この構成員も規模も小さなギルドで、私はやりたいこと、試したい事がある。野望もある。自分の才能をフルに発揮したい。もしそれが駄目になったら… そこでやっぱりサヨナラすればいい。それだけだ。 ) [Sat 31 Mar 2007 01:03:05]
ヒルダ > ( 魔女ギルドの受付では今日も珍妙な依頼が沢山舞い込む。それというのもやはり魔女ギルド、だからなのだろう。マジックアイテムの鑑定、魔女術のレッスン申し込み、ギルド内図書館の利用、媚薬の販売、などなど。 どんな嫌な客でもスマイルスマイル、明るくにこやかに。入り口から胡散臭いと客が逃げてしまうから。もっとも、客の誰もが私のとびっきりのスマイルより頬を覆う包帯に目が行くものだからいい加減うんざりもしているのだけど。 …もういっそ胡散臭さを前面に出して客がビビって逃げるぐらいにした方が楽なのに、とかも思う。 ) [Sat 31 Mar 2007 00:49:50]
お知らせ > ヒルダさんが来ました。 『今日は受付嬢。』 [Sat 31 Mar 2007 00:43:00]
お知らせ > セロシア@VHGさんが帰りました。 『(そして複製したモビィディックの資料を1部、VHGの掲示板に貼り付けておこう――)』 [Fri 30 Mar 2007 23:38:14]
セロシア@VHG > とにかく・・・私はこれからこの資料をもう一つ作って暗黒街の教会に行きます。 現場でないと分からないこともあるでしょうから。(ジャラジャラ音をさせて出口へ歩き出せば振り返り。) 資料捜索、手伝ってくださってありがとう御座いました。ハンター・極楽丸、この礼はいずれ。 (ペコリ、とお辞儀をして資料室を後にしよう。 [Fri 30 Mar 2007 23:36:42]
セロシア@VHG > (全ての持ちうる情報を書き終えたならペンを置いて資料を極楽丸に振り向き差し出そう。 彼もコレに興味があるらしいから・・・。) 全くです。吸血鬼は例外なくどれも化け物・・・生かしておく余地等ありません。 (こいつ等は仇だ。こいつ等はある日突然現れて、その理不尽さ振るい人を喰い殺す。そんな奴等と共に共存など・・・できるわけが無い。) いえ、確かに借りは返したいですが・・・私はギルドに所属する身。 情報は共有するのがギルドというものです。 それに暗黒街のことなので・・・暗黒街教会のシスターも何かを察しているらしく出頭要請が出ているようですから・・・一人で相手をする、と言うわけにもいかないでしょう。それに・・・あの辺の事は暗黒街教会の方が詳しいでしょうし・・・。 [Fri 30 Mar 2007 22:56:47]
極楽丸 > (彼女の背後から、肩越しに。その資料と――そこへ書き加えられていく、モビィディックなる吸血鬼の情報を読み取っていこう。 なるほど。白兵戦闘――だろうか。それに特化した『化物』の凄まじさ。理不尽さ。暴虐さ。傲慢さ。強靭さ。残虐さ。その総てを持ち合わせた『化物』。独眼が細められる)正しく”化物鯨”か。……なんてェ奴だ。死人は黙って死んでりゃ良いってェのになあ……(ギリ、と歯軋りの音。男の声には、怒りと、憎しみと、そして何処か喜びが混じっていた。殺してやりたい。この吸血鬼を)セロシア。――1人で相手する、つもりなのか、アンタは? [Fri 30 Mar 2007 22:37:45]
セロシア@VHG > (ついに見つけた。あの・・忌まわしい吸血鬼。ジャラ・・・音をさせとテーブルに近付けば空いたスペースでその資料に何かを書き足し始める。)――えぇ・・・どうやら私の探していたのはモビィディックというらしいです・・・格闘戦に特化し人喰い事件は300件余り、全員理不尽な力による惨殺・・・だそうです。 (書き足しているのはこの吸血鬼に関する自分がわかる上での詳細。 聖水と銀は見た目的には効果アリ。だが痛がらない、怯まない。や、銀は布等を返せば触れること。人並み外れた超重量と怪力、十字架の効果等をなるべく事細かに書き加えていきながら・・・。 [Fri 30 Mar 2007 22:33:19]
極楽丸 > ――見つけた、みてェだな(聞かずともわかる。彼女の表情。それが雄弁に物語っていた。 握り締めた資料。震える身体。――そこに描かれているのは、恐らく。否、確実に娘の追い求めていた吸血鬼の姿だろう。或いは、その名前や、能力までもが書かれているのかもしれないが。 先ほど、彼女に近付いたように。無造作に傍へと歩み寄ろう)……何者だ、アンタとやりあったァ奴ってのは。 [Fri 30 Mar 2007 22:22:21]
セロシア@VHG > (まぁ、そのぎこちない笑みもすぐに消えてしまうのだが・・・。) そうなのですが・・・いえ。あっても私達が気付いていないだけかも――。 (同じ様に、段々と棚が空になり、机に資料の塔が出来上がる。その塔がセロシアの手の届かない高さに達そうかという頃・・・資料を捲る手が止まり――。) ―――ッ!!! (資料を持つ手が・・・いや、全身がガクガクと振るえ、ギリリ・・・と歯軋りをしながらその資料を睨むように見つめていた・・・。 その資料にはまさに先にセロシアが説明したのと瓜二つの似顔絵。 そしてこう、記されていた、「モビィディック」、と。 [Fri 30 Mar 2007 22:17:09]
極楽丸 > (ぎこちなかろうと、笑みは笑み。仏頂面――ではないにしろ、硬い顔だった娘が浮かべた笑みを独眼で眺め、それからすぐに視線を戻した。なるほど、確かにその辺りに潜む吸血鬼は多い、が)だが、そンだけソイツがいる可能性は高ェ。 徹底的に調べた方が良さそうだが――銀髪の長身で、赤眼の女、か。んだけ目立ちャ似顔絵の一つでもありそうだがなァ(言いながら、大量の資料を、あれでもないこれでもないと、机の上に放り投げていく。 似顔絵付きの書棚は、娘の近い場所にあるだろうが――。)……なァに。生きてりゃコッチの勝ちだ。次はぶち殺せる。次はな(男は。其処に秘められた感情総てを理解できるほどに、情緒ある性格ではなかった。だが。――ただ、励ますように、男にとって当たり前の事実を、ぶっきらぼうに告げた) [Fri 30 Mar 2007 21:58:36]
セロシア@VHG > それも、そうですね。 (笑う相手に此方も表情を少し崩して笑みを浮かべようか。こういう風に雑談をするのは久し振りか・・・何ともぎこちない笑みではあるが。) あの一体は治安が目に見えてよくないですから・・・ソレだけ潜伏しやすい、そういうことでしょう。 (自分の視線も暗黒街辺りに搾られてきたが・・・やはり地域が地域だけに吸血鬼に関する資料も多い・・・。) えぇ・・・吸血鬼を発見し交戦を試みましたが、私はこの有様・・・武器まで盗られてしまいました。吸血鬼は両腕を破壊下のみで取り逃がしてしまいましたし・・・ね。 (その時の事を思い出せば・・・脳裏に焼きついたあの牙がチラつき・・・ギリ、と歯を軋ませ振るえて見せる。怒りと悔いと、静かな恐怖。 [Fri 30 Mar 2007 21:50:45]
極楽丸 > この見た目でクリスティア生まれってェことも無いだろうしな(クッ、と小さく声を出して笑いながら、此方も資料に眼を通す。魔除けの理由に、気付くこともなく)……暗黒街、か。連中、テメエの寝床は早々動かさんし、となりゃあ――(そう呟いて、男は暗黒街か、スラム辺りの出没記録を探すことにする。目当てではなかった資料をバサリと投げ捨てると、娘が放った資料の上に積み重なった)あァ、ヨロシク頼まァ……(スカートを持ち上げる仕草。良い所の娘さんだったのだろうか。そんな事を思いながらも、今更ながらに吊り下げられた腕を見て)ソレも、ソイツにやられたンか? [Fri 30 Mar 2007 21:40:08]
セロシア@VHG > その様ですね・・・。 (やっぱり、と頷くように相槌を返しながら自分も資料漁り再開。 女にとっては吸血鬼を倒す為の武装である前に自分を護る御守り立ったりするのだが・・・それは置いておこう。) 私との交戦が最後とするなら・・・暗黒街です。・・・コレも違う。 (また手に取った資料は違ったのか、ポイッと机にその資料を放り投げ・・・。) あぁ、言い遅れましたね。セロシアです・・・セロシア・ローズマリーといいます、以後お見知りおきを。 (左腕は吊っているので右手だけでスカートを軽く持ち上げ挨拶して・・・。  [Fri 30 Mar 2007 21:34:43]
極楽丸 > 俺もまあ、アマウラ生まれだがね。 なァに、構わねェが……(だが、その重武装も、男は気にしていないようだ。少なくとも自分たちが相手をするの存在が『化物』であるのは確実。であればこそ、如何なる術をもってしても滅ぼさねばなるまい。大量の魔除けであろうが、仕込み義手であろうが、それで吸血鬼が滅ぼせるのならば――)なるほどな。女吸血鬼(ドラキュリーナ)ってェことか。最後に確認された場所ってなァ、わかるのかィ?(義手である左腕をダラリと下げたまま、右手で書棚に並ぶ本の背を撫ぜるようにして、そのタイトルに眼を通していく。……そういえば、と。ちらり。独眼を娘に向けた)俺ァ、地獄極楽丸ってもんだが……アンタァ、名前は? [Fri 30 Mar 2007 21:24:40]
セロシア@VHG > ええ、昔の害悪とされた吸血鬼の資料は多々あるようなのですが。何分、クリスティアVHGから派遣された身なので勝手が分からなくて・・・。 (確かに重武装。各種魔除けから腰にぶら下げた革のホルスターに銀粉大蒜粉、聖水に銀杭数本。異様である・・・女にとっては日常着だが。 近付いてくる相手にはギルド内ということもあってか野外の時よりは警戒していない。 というか吸血鬼がVHGにいる言うのもおかしな話。) ――すいません・・・そうして頂けるなら助かります。 えぇと、外見は女で、背は高かったです。白銀のような髪に瞳は赤色・・・肌は死人そのものです。特記するべき点をあげるなら・・・もの凄い重量、ということ・・・ですね。 (暗黒街でのことを克明に思い出すかのように目を閉じて続けた。 [Fri 30 Mar 2007 21:17:37]
極楽丸 > ……どうやら、見つかってねェみたいだな(ギルド内部であるという状況下では、異常なまでに重装備な女。それを気にした風でもなく、少々無遠慮とも言えるほど無造作に、その近くまで歩み寄れば、彼女が見ていただろう棚へと眼を向ける。動くたびに、彼女ほどではないとはいえ、腰に提げた馬蹄と徳利が揺れて、かすかに音を立てた)なら、手伝おう。――探してるなァ、どんな奴だ? [Fri 30 Mar 2007 21:03:20]
セロシア@VHG > (茨の吸血鬼や「カリン」、「皆殺し」の吸血鬼の資料は山ほど出てくる。 どれも反吐の出るような・・・理不尽な事件ばかり。話には聞いていたがこの街は予想以上に悪魔や吸血鬼の被害が多い。その割には住民のそれらに対する危険意識があまりにヌルいのだが・・・。) ・・・? (資料を漁る手を止め、かけられた言葉のした方を振り向こう。 体につけた無数の魔除けがチャリ・・・と音を立てる。全身シルバーアクセサリに身を包んだ感じだ。) えぇ、まぁ・・・。 (銀色にも見える白髪から青緑の瞳を覗かせながらそう返す。 見た感じアマウラ風か・・・。 [Fri 30 Mar 2007 20:56:42]
極楽丸 > (朝に顔を出したとき、ちらと誰かが資料室にいた記憶があった。それから数時間、巡回を終えて休憩がてら戻れば、未だにその人物がいたという次第。隻眼の男。興味深げに、同僚の女に声をかけた)……目当ての獲物でもいるのかい、アンタ?(言いながら、戸口に寄りかかっていた男は彼女の方へと草鞋を履いた足を踏み出す。この風体、いささか珍しいかもしれないが) [Fri 30 Mar 2007 20:48:53]
お知らせ > 極楽丸さんが入室されました。 『――せいが出るな』 [Fri 30 Mar 2007 20:45:41]
セロシア@VHG > ・・・・・・。 (脱臼程度で寝ているわけにもいかない。右手が動くなら、と半ば強引に病院を退院した。流石に腕は吊っていて動かないが・・・。) ・・・どこに。 (保管された資料を右手で捲りながらポツリと零れる言葉・・・。探しているのは、あの暗黒街で戦った吸血鬼だ。あの、馬鹿みたいな力と重さ、聖水を浴びせても銀杭で貫いても全く怯まず・・・寧ろ楽しんでいるとでも言うかのようにその牙を見せ笑い続けたあの・・・吸血鬼のこと。) [Fri 30 Mar 2007 20:42:08]
セロシア@VHG > (埃っぽいその部屋に朝から入り浸り、立ち並ぶ棚をまるでひっくり返すかのように何かを探す黒装束がいた。) ・・・・・・これも違う。(持っていた資料の半分ほどまで読んだところでバサリ。とソレをテーブルに投げた女。クリスティアVHGからヴェイトスVHGに出向中のセロシア・ローズマリーである。 暗黒街での吸血鬼との戦闘の後、気付けば病院に搬送されベットに寝かされていた。あの交戦は最悪ともいえる結果を私に残した・・・吸血鬼を取り逃がしたばかりか、自分も左肩と拳を脱臼。全身数箇所打撲、更には自分の武器でもある銀十字を失った。 散々な、結果。) [Fri 30 Mar 2007 20:26:39]
お知らせ > セロシア@VHGさんが来ました。 『資料室にて・・・。』 [Fri 30 Mar 2007 20:12:58]
お知らせ > ジム@雷電さんが退室されました。 [Thu 29 Mar 2007 02:06:52]
お知らせ > オケアノスさんが帰りました。 『YES MASTER――。』 [Thu 29 Mar 2007 02:02:50]
オケアノス > (もう逃げられない――!其れこそ、梟に狙われえた鼠のように。 がっちりと首筋に見えない爪が食い込んだ。)―――――――。(トレンチコートを適当に引っ掛けた。シャツを肩まで捲り上げ――準備は完了だ。 剣の変わりに、気力を武器にしよう。  かくして倉庫整理は始まるだろう。 ジム職員は、この男の生真面目さを、その掃除の合間に嫌というほど味わうかもしれない。が――今は語らずに終わる物語。)      ―――。 (雪崩れた荷物の前に傭兵二人。 返事は――)  [Thu 29 Mar 2007 02:02:41]
ジム@雷電 > ( この仕事は給料に関わる、手抜きなどできない仕事だ。 ―――だが手伝ってもらってはいけないなどというルールはない。 それに基づいて行動したまでだ。 断られたり金銭を求められたりしたら困るが、彼という人間がそういうことはしないだろうということを察せられたのは、衰えた自分の中の、大事な成長だろう。 ) ああ、そのくらいのことなら喜んで。 ではいざや往かん、われらが戦場へ。 ( そうして、倉庫戦役に強引に傭兵を雇ったのでありました、まる。 ) [Thu 29 Mar 2007 01:57:52]
オケアノス > ――――――。(しまった。と、思った。 ジムさんの指先が倉庫内へ向かうのをみて、男はちょっぴり。ほんのちょっぴり固まった。メモがハラリと地面に落ちる。) …………。( だが、「断る」なんて選択肢は無いのだ。 彼女は女性で、自分は男。 幼い頃に叩き込まれた「女性は大事に!」は、今もしっかりと男の中に根付いている。 観念したように肩から力が抜けて) ――― 報酬に、林檎ジュースいただけるのなら、喜んで。 [Thu 29 Mar 2007 01:54:02]
ジム@雷電 >  はっはっはっ、君もなかなかいい切り返しをする。 ( からからと笑って、脳内メモにしっかりとこの人物を刻んでおく。 なかなかの好人物だ。 ) わからないのか、チャリオット。 か弱い女性を手助けするのは、紳士の立派な仕事だろう? ( そう、中身を出すだけで一日潰れそうな混沌きわまる倉庫を指差すのだった。 ) [Thu 29 Mar 2007 01:48:46]
オケアノス > ―――いえいえ、大丈夫ですよ。其の侭で。 林檎と私専用のカップを用意しますから。ああ、お絞りも必要かな?手を拭く為の。……喉が渇いたら、ジムさんに林檎をお渡しするので、絞っていただければ十分です。 (なんて、無駄になったメモを揺らしながら肩を竦めた) ……まだジュリーがいるでしょうから、伝えてキマ――…?  はい?  (ジムさんが笑っている。 平常時はどこまでも鈍い傭兵は、ジムさんの笑みの意味に気がつかなかった。素直に振り向き) [Thu 29 Mar 2007 01:46:21]
ジム@雷電 > ( 冗談ににやりと唇を吊り上げた。 ) それは楽しみだ。 まあ、それまでにちょっとは鍛えなおしておかないといけないな。 いまの私では素手で林檎ジュースを作るのが精々だ。 ( 自慢じゃないが、全盛期はスイカを素手で仕留めたこともあるが、そういったほほえましいエピソードは本編とは関係ないので割愛しよう。 ) 焦るだろうな、それは。 昨日受け取った地図を忘れるくらいなのだから。 まあその通りというところだが、その前に、君には一つ仕事があるんだ。 この点に関してはジュリーには感謝しておこうかな。 ( くつくつと喉の奥からの笑い、口元を手で隠す。 いやまったく、彼も生真面目で、苦労性だ。 だからこの仕事は断るまい。 断ったら………ふふふ。 ) [Thu 29 Mar 2007 01:37:50]
オケアノス > (「華麗なる事務員」 ――なるほど、こんな人だったのか…と、くすりと笑う) では、今度、一人ではつらそうな仕事にでもお誘いしましょう。 きっと楽しくお喋りできます。――雇い主への愚痴とか、給料の不平不満、――上司の不満など等。 (ちっとも楽しくなさそうなお誘い内容。勿論冗談の類だ。 余り面白くないのは許して欲しい) ―― ……バーミンダ氏の周りの地図がないと、護衛配置場所が決まらないとか。 ――なんだか、やけに焦っていたのは憶えてるんですが―――…。 ……。  (ジュリーに) ………。   ………。 (ゆっくりと手元のメモを見詰めた)  なるほど。   (しみじみ) では、このメモはジュリーに渡せば解決するんですね? [Thu 29 Mar 2007 01:33:12]
ジム@雷電 >  ああ、失敬。 チャリオット=オケアノス、わかった、覚えておくよ。 カウンター越しじゃ楽しくおしゃべりもできないが、それ以外だったら是非声をかけておくれ……っと、私のことは、華麗なる事務員とでも覚えておきたまへ。 ( かなり省略。 毎回のように長ったらしいヒーロー登場シーンのような台詞は面倒になってきたのである。 あと要領の無駄だから。 ) うんうん、バーミンダ氏のだ、間違いない。 確かそういっていた………安心しろチャリオット。 ペチュニアはもう持ってない。 ペチュニアは三日後の件で使うから持ってきてくれとジュリーに頼まれて持っていったから。 ( しれっとして言うのはまあ、半分呆れが混じっているからだが。 ) [Thu 29 Mar 2007 01:25:27]
オケアノス > (一方的な顔見知りという奴だ。 ジムの視線を追うように倉庫を眺め、同じタイミングで視線を絡ませる) ……前者です。 ジムさん。(こちらはスラリと名前を出す) ああ―……そう、か。こうしてカウンターの無い場所で、お話しするのは初めてでしたね。申し訳ありません。 改めまして「チャリオット=オケアノス」と申します。 ――何時もお世話になっております。(最後は軽く頭を下げる)( 「中身が判らない」の言葉に、頷く) …… ジェリーが、「メモを見れば判る」と、私に押し付けた理由が、よくわかりました。  何か、明後日のバーミンダ氏の件(何日か前に飛び込んできた護衛の仕事)で使うそうで――…… ペチュニア? (顔くらいは覚えていた。だが、カウンター内にはいなかったように思う)もしかしたら既にペチュニアさんはお帰りになられているかも――……「あ」?(きょとんと、同じ言葉を反芻) [Thu 29 Mar 2007 01:18:43]
ジム@雷電 >  ん? ……………………あー……………はい、なるほど。 ( 相変わらず人使いが荒いやつだ、などとそんなようなことを呟きながら、ふむと倉庫を睨む。 というか倉庫からはみ出た色々なブツを。 それからもう一度傭兵を眺めた。 友人という間柄ではないが知人というカテゴリには入れられるだろう、確か自分の若い頃とは180度ほど違う性格の子だ。 名前は確か……。 ) ええと、確かチャリオット君だったかストレングス君だったかな。 君の真面目さは非常に助かってるよ、うん。 で、地図、地図か……ここにあるかどうかは不明だな。 なにせ適当に突っ込みすぎて誰も中身が判らん。 ( ザ・物置。 だれも手をつけていないこれの整理が仕事だ。 ) 多分、第一資料室―――ああ、待てよ、確かペチュニア(同僚)がこの前持ってったような………なんかのミッションに使うのだったかな………………あ。 ( ぽん、と手を打って思い出す。 うーん、古典的。 ) [Thu 29 Mar 2007 01:10:56]
オケアノス > ――よかった。 巻き込まれなくて何よりです。  随分物騒なモノが転がる音がしてましたし――…。 (メモを一枚手にした傭兵は、ほぅ、と安堵の吐息を洩らす、が。途端メモと、崩れた荷物を交互に見て) …… あ。  あー……。 (言い難そうに視線を泳がせ) カウンターのジェリー(受付の一人の名前)から、「アングリマーラ近辺の地図をもってこい」と……頼まれたの、です、が。 (ちら、と雪崩を起こした倉庫を見る) ……………。(視線で問う。「わかりますか」と)(この男は、生真面目を絵に書いたような傭兵だ。 報告も定時に確り入れて、明日の予定を前日に確認し、当日は誰よりも早くクライアントの下へ出向く。そんな傭兵。 ――もし此方を知っているとしたら、その几帳面さくらいだろうか。 傭兵としての腕前は――良くもなく悪くもなく。 逆に此方はよく憶えている。 何度か話した事もあるため、瞳の事も、特に驚きはしないだろう) [Thu 29 Mar 2007 01:02:18]
ジム@雷電 > ( 誰か来るのだったら、サングラスをかけておくべきだったか―――とはいえ、夜ともなればあえてサングラスをかける気はあまりない。 この気持ちの悪い目は、まあ、見なかったことにしてもらおう。 ) ああ、大丈夫だ。 これでも傭兵だ……ま、かなり鈍ったがこのくらいから逃げることはできる。 ( 対処できる、ではないところが無性にやるせなかった。 さてさて、傭兵の顔を眺め、ふむ、多少記憶を探る。 ギルドに足しげく通っているなら顔程度は覚えている。 場合によっては話したこともあるだろう。 なにせこちとらギルドが職場だ。 ) あー…………まあ、仕事でもあるし、命に関わるのでね。 このくらいは仕方がない。 ( さまざまな諦めのこもった言葉だった。 ) [Thu 29 Mar 2007 00:49:29]
オケアノス > ごほっ――ごふっ…!(金髪を揺らして、埃がもうもうと立ちこめる倉庫内へ一歩踏み入って)  埃っ、が――ごふっ! かなり、大きな音が、し―――クシュ! (クシャミと咳を繰り返しながら―声のほうへと近づく。 グレーのトレンチコートを着た男が、ひょっこりと貌を覗かせ)  大丈夫、ですか? お怪我は? …………。  ………。(煙が収まっていくにつれ、あたりの惨状が明るみに。  其れを見て)  ……… ………。 お疲れ様です。 (しみじみと、思わず) [Thu 29 Mar 2007 00:44:39]
ジム@雷電 > ( 深呼吸を何度も繰り返し、額の汗を拭う。 身体能力だけではないようだ。 衰えてしまったものは。 ) はぁー……………しかしこりゃまた、物置とはいったものだ。 ( 埃が落ち着くのを待って近寄ってみれば、さすが傭兵ギルド、ただの物置ではない。 古くなった日用品やらはわかるが、剣だの盾だの斧だの、物騒なブツが混じっている。 下手すりゃ死んでいたな、と思わずため息をついていると、声。 振り向いて、そして、なんともいえない表情で、スーツ姿に眼鏡をかけた阿呆は唸った。 ) ……………大事です。 [Thu 29 Mar 2007 00:39:52]
傭兵 > (偶然、その瞬間を目にした傭兵は) ―― ………何事です?! (み ち ゃ っ た ) [Thu 29 Mar 2007 00:38:16]
お知らせ > 傭兵さんが来ました。 『――――なっ。』 [Thu 29 Mar 2007 00:37:30]
ジム@雷電 > ( 全盛期なら必死こけばさばけたかもしれないが、デスクワークに徹していた自分では、はっきりいって押さえ込むことすらできない。 となれば、取るべき行動はたった一つ――――逃げる。 ) ――――――ぅおおおおおおおおおおおおッ!!? ( 全力で後方に飛びずさり、思わず更に走ってしまった。 視線の端の扉からは形容しがたい有象無象が大量の埃とともに視界を破壊していた。 ) ………ぶ、物品の無事は何も言われてない………誤魔化そう。 [Thu 29 Mar 2007 00:36:09]
ジム@雷電 > ( 扉の向こうを眺める視線に力がないのは仕方ないだろう、そりゃ。 戦略的撤退が使えないのが痛い。 篭城してる相手を突き崩せってのに撤退はできないからなあ。 ) …………………ええい、トリスタンの飯が待っているのだ、これを終わらせるまでまともに飯も食えん、早々に終わらせてやる。 ( 虚空を睨み、倉庫へと足を踏み入れる―――行くぞ物置、ガラクタの貯蔵は十分か? ) ――――って、あ。 ( まずこれからと無造作に取り上げた古びた剣。 ―――が基点となっていたらしく、それに支えられていた上のものが崩れ更にそれに支えられていたものが崩れ更に――――連鎖は連鎖を呼び、破滅の音がこだました。 ) [Thu 29 Mar 2007 00:26:26]
ジム@雷電 > ( なるほど、いうだけあって扉の向こうは混沌だった。 足の踏み場もない。 奥のほうまでなんとかかろうじて獣道以下のルートが見えるが、誰かが通った痕跡はない。 一応土蔵のような形式になっており、外観から察するにそれなりに広いようだが、奥まで見えない。 既に棚という存在が一物品のクラスに格下げされて、もはや備品としては存在していない。 ――――これと戦わなくてはならない。 ) ……………………とりあえず、一度全部出したほうがよさそうだ。 ( そのために、一応出した物品を並べる………簡易テントまで渡されている。 つまり、これを駆使して雨の日も風の日も戦えということだろう。 しかもこのテント一つじゃねえ。 三つだ。 大きめなのと慣れないのと一人なのとで、立てるまでが苦労したが………本番はこれからだ。 ) [Thu 29 Mar 2007 00:16:07]
ジム@雷電 > ( 雷電、傭兵ギルド――――とはいえ今日は、普段の職場ではなく倉庫であった。 ただの倉庫ではないが、曰くつきの倉庫でもない。 ただ―――あまりにも適当にかつ無理矢理さまざまな物品を押し込んだためもはやだれも全容を知らないという、できれば触れておきたくない類の場所だ。 ) ……………そこにいるんだよな、私。 [Thu 29 Mar 2007 00:06:33]
お知らせ > ジム@雷電さんが入室されました。 [Thu 29 Mar 2007 00:03:54]
お知らせ > ジャスティスさんが帰りました。 『それでは、神のご加護を。好く服の言葉を残し、馬車のドアを閉めて』 [Wed 28 Mar 2007 04:59:33]
お知らせ > エリー@VHGさんが帰りました。 『 馬車の準備を待って暫し雑談後、正面玄関まで見送ろう。 』 [Wed 28 Mar 2007 04:58:42]
ジャスティス > そうですね、明日の務めもあるでしょうし……わざわざ、ありがとうございます。 いえ、お気持ちだけいただいて、今日のところは帰らせていただきます。教会に後輩もいますし点点さすがにもう寝てしまっているでしょうけれど、治安の悪い場所ですし、心配で。 (馬車に関しては重ねて礼を言って……椅子から立ち上がろう) [Wed 28 Mar 2007 04:51:57]
エリー@VHG > ( 双方の情報交換はそれなりに意義のある物になったようだ。 此方はカリンについて、先方はセロシアについて。 メモを書く手を止めて時計を見れば、随分と遅い時間。 今日はこの辺で切り上げた方が良いか。 件のアウグスト氏が訪れたら職員に代理を頼んでおこう。 ) 遅くなってしまいましたね。 ご足労頂いてありがとうございました―――暗黒街の手前までになりますけれど、馬車を手配しますね。 それともいっそ、一泊していかれますか? 仮眠室くらいしかありませんけれど―――モーニング珈琲くらい用意できるかと。 ( 冗談っぽく笑って肩を竦め、先に席を立つ。 遅い時間だし、本当に泊まっても問題ないとは思うけれど。 ) [Wed 28 Mar 2007 04:48:50]
ジャスティス > そうですね、私の知る限りでは……多重人格、というと語弊があるかもしれませんが、普段は大人しく、飢えが酷くなると凶暴化する、という感じでしょうか。とはいえ、投じは精神的にも不安定で、吸血鬼としても未熟だったからかと……こうして潜伏生活を続けているのなら、ある程度は改善されているのかも……。 (アングリーラマのような、といわれれば、少し考えて失笑するように噴出して) そうなったら、私たちが狩られるがわになってしまうかもしれませんね。 (一部の過激派、そんな風に呼ばれるときが来るのかもしれない、と考えると怖いと思うよりも、笑えてしまって) そうですね、近いうちに、VHGの方に改めて報告書を出させていただきます。ある程度怪しいとなったら、そちらに任せるのが適しているでしょうね。 [Wed 28 Mar 2007 04:41:57]
エリー@VHG > 小説家も廃業したようです。 今現在は―――いまいち、不明瞭なんですけれど。 教育関係の仕事についている、とか。 インバイクツ? ( 何故に。 いきなり飛び出した予想外の単語に、珍しく眼を丸くして顔を上げた。 本当、苦労人のようだ、彼は。 なんにせよ長剣が必要な仕事ではないが。 ) 交戦経験のあるシスター・ジャスティスの前に現れて、あえて何もしないで立ち去る――――…カリンの人格というのをよく知らないんですけれど、特別凶暴な類ではないんですか? 有害認定はされているようですけれど。 ( その疑惑の人物に直接会ってみるという手はある。 吸血鬼真贋の判定ならシスターよりもハンターの方が得意とする分野だし、自分なら怪しまれずに面識を持つ自信もある。 上手く行けばヴァリス、カリンの接触に立ち会う事すら出来るかもしれない。 容疑者がヴァリスと関係のある人物なら、クロだ。 ) 直接交戦したハンターなら、はっきりとした吸血鬼の容貌や戦い方も助言できると思いますし、是非役立てて下さい。 別にハンターが狩らなければいけないわけではありませんから。 ( 排除さえできれば何でも良いのだ。 ) …悪魔だ吸血鬼だって話、年に何度かありますからね。 アングリマーラみたいに異常な種が当たり前のように闊歩する時代にならなければ良いんですけれど。 ( 悪魔にせよ吸血鬼にせよその都度大きな犠牲を被っている割に、市民の危険意識は薄い。 「特に悪い吸血鬼だったのだ」なんて根拠のない楽観が罷り通る程度には。 )  [Wed 28 Mar 2007 04:35:40]
ジャスティス > なるほど……確か、元傭兵の小説家、でしたよね? 一旦は首になったのか、淫売窟の方で売り子をしていたという話も聞きましたが……仕事を変えた、というわけでも無いんでしょう? (やはり、何かあるのだろうか、とかんぐる。) えぇ、奴隷としてカリンを所有していた人物と面識がありまして。いまは何処かへ越してしまったようですが……、交戦経験もありまして、それなりに記憶は確かです。しかし、やはり上方一つ変わるだけで大分印象が変わりますからね。 (口元に手を当ててふむ、と今一度記憶を掘り起こす) いえ、特に何をするというでもなく、フード姿で、カンテラを持って歩いていました。 一応住居も調べましたが、まだ私の印象以外に決め手がなくて点点もう少し調べてからおって報告させていただきます。 (先走って、普通の市民だった場合、われわれにはやりづらい世論も沸きあがりかねませんし、とちょっと困ったように頬を掻いて)  わざわざありがとうございます、とハンター・セロシアのことについては姿勢を正して礼を言う) スラムは知り合いが少なくて、少々確認に手間がかかりますが、こちらもあたってみましょう。被害は出ていないようですが、動く死体自体が被害者かもしれませんし……豊かなヴェイトス市と言っても、ここ数年大きな騒乱がしないで何度かありましたしね。身寄りを失ったものたちのいく先は、一つ二つしか有りません。 (そういった問題が減れば、私たちの仕事もぐっと減るのかもしれませんね、としみじみと黒い窓に視線を向けながら呟いて) [Wed 28 Mar 2007 04:20:13]
エリー@VHG > ( ヴァリス「君」と言いかけたシスターの訂正に少し微笑んだ。 ああ、確かに「君」が一番似合いそうだ。 ) 最後に彼が事件を起こして受刑して以来、定期的な監視を続けています。 ただ、やっぱり少し不安定な所があるようで―――仕事を変えてからは郊外に引越したり…元傭兵だと聞きますけれど、最近ではまた腰に長剣を挿しているようです。 そういう意味では正直、挙動は怪しいです。 ( 護身にしては大袈裟過ぎる「武器」だ。あんな大きな刃物を腰に挿すというのは、殺す覚悟がある、そういう風に見られる覚悟がある、と取っても仕方がないだろう。 ) 似た女性、ですか…シスターはどの程度カリンと面識が? 彼らも身を潜めるためにはあらゆる手段を使ってくるでしょうし、可能性がないわけでもありませんね。 どんな様子で、何をしていましたか? ( 確かな話とは言い難いが、信用できる人物からの情報ではある。 これ単品では役に立たないが、続報があれば手掛かりのひとつになるだろう。 メモに留めておく。 ) もっと詳しい情報をハンター・セロシアに纏めさせます。 資料としてシスターにお届けするか、直接本人を派遣するかの形で。 両方が良いですね。 現場検証をさせても良い。 ( これもメモ。件のハンターの眼に触れるよう、どこかに書いておこう。 ) スラムはここ数年酷い無法地帯と化しているようで―――吸血鬼関連でないと此方は動きにくいですけれど。 アンデットなら間接的なかかわりはあるかもしれませんね。 [Wed 28 Mar 2007 04:11:09]
ジャスティス > そうですね、一人だとどうも……あちらに待ち伏せなどされた時は、まずいですし。 (相手の言葉に同意するように何度も首を振りながらも、カリン、という言葉には反応して) それに関してですが……少し、気になることがありまして……最近、ヴァリスくn……氏の動向についての情報、そちらは? (まだ確証も少ない、と先ほどより強く念を押して) 実は、数日前に「カリン」に似た女性を発見したんです。暗黒街に迷い込んで、郊外に住んでいる、といっていたので、怪しみ十字架でのテストをしましたが、反応は見られませんでした。以前は十字架に対しては明確な反応がありましたので、そのばは帰したのですが……。 (どうも、ひっかかって、と首を捻る) あぁ、成る程、たしかにこれは、一致しますね。 (資料を見せてもらえば、得心した様子で、うれしそうに口元を綻ばせ、交戦相手の特徴を書き写していく) 後は……スラムでの方で、首の無い死体や、腹に大剣の刺さった死体が元気に暴れまわっていたという話が……眉唾物ですが、少し目撃証言が多いようで……ネクロマンサーが実験でもしてるんでしょうかね? (ちょっとあきれたように) [Wed 28 Mar 2007 03:58:54]
エリー@VHG > 決闘ではありませんからね。 常に安全を確保した上で出来れば複数人で常に行動したいところで―――…そうですね、予想以上に市内に「潜伏型」が混じっているようです。 何も知らずに安易に協力してしまう市民が増えているからでしょう。 「カリン」と同じケースです。 ( 見ている所で血を吸って人を殺していなければ安全だという甘い認識。 それから、吸血による感染の可能性というものがどうも一般に浸透していないような気がする。 何故、「少しだけなら良いか」と思えるのかという話。 蚊ではあるまいし。 ) シスターも「カリン」と…その協力者で観察対象の「ヴァリス」氏に関して何か情報がありましたらご連絡下さい。 ( 何気なく未解決事件についても触れ、報告書の束を調べる。 ) …大蒜の匂い、というのに間違いがなければハンターが関わっている可能性も…あ、これかもしれません。 ( ふと、目に留まったのはあまり馴染みのないハンターの名前。 ) 「セロシア・ローズマリー」という所属ハンターが確かにそれくらいの時期に交戦したという記録がありました。 取り逃がしたようですが、人喰いレベルの有害吸血鬼のようです。 聖水は効果があったようですが、他は未確認…十字架の効果は微妙、と。  [Wed 28 Mar 2007 03:50:29]
ジャスティス > なるほど……重要な仕事ですね。どうも、われわれは人数の関係も有りますが単独行動主体になりがちで……見習わないといけないかもしれませんね。 (自分の身の回りの同僚、上司のことを思い出しながら、VHGの組織的な行動に感心するように頷いて) ありがとうございます…………ふむ。アングリーラマ、ですか、確かに、下手をすると市議会や軍の領分ですものね。 (仕方ないでしょう、と眉に皺を寄せながら、息を吐く) 区域外、ですか。あまり言い傾向じゃありませんね……まぁ、勢力が拡大、というよりは潜伏していたものたちが、一連の騒動の中でいぶりだされた、というような感じなのでしょうかね? (疲労回復に、とばかりに多めに砂糖とミルクをいれ、コーヒーをすする。幾分温かくなったとはいえこの時間。体に温かみがしみる) そう、ですか……いえ、暗黒街の住人からの情報なのですが……又聞きの話でして、やや信憑性に問題があります。 (その天をご了承ください、と一度頭を下げて) 日時は、十日ほど前の夜、女性同士のののしる声と、硬いものをぶつけ合うような音が。女性が持ち運べるようなものの音ではなかった、とのことです。喧騒が静まった後、現場に目撃者が行ってみると、肉の焦げたようなにおいと、ニンニクの匂いが立ち込めていたそうですが……延焼の痕跡はなかったようです。 (ここまで事実を説明して区切る) 私的な見解では、魔術か……ヴァンパイアと結びつけるのなら、十字架や聖水によるダメージかとも思ったのですが…… (こちらに記録が無いのなら、その戦は薄いかもしれない、と考えて) [Wed 28 Mar 2007 03:37:34]
エリー@VHG > いえ、どうも私、直接武器で戦う才能が無いみたいで―――少しでも皆がやりやすいようにっていう…前哨戦要員ですね。 先手を取れるか取れないかで大体決まっちゃいますから。 ( 私達が下地の準備をして、戦闘要員が実行する。 役割分担というもの。 どうぞ、と珈琲の入ったカップを差し出して、砂糖とミルクポットを添えた。 ヴェイトス市のような雑多な街になれば、ハーフなんて名乗りでもしなければ気付けないだろう。外見上は殆んどイエロティアだ。 ) そう、ですね…「ステア」の件はアングリマーラに逃亡した段階で手が届かないのが現状です。 どちらかというと、被害者側だった「エルザファーム」の方にも数人に吸血鬼嫌疑がかかっていて調査中…と、あとは墓地でハンターが返り討ちにあった事件を私の方で担当させていただいてます。 どうも暗黒街やスラムの外での事件が目だって来ているみたいですね。 ( 他にも細かい事件は起きているのだろう。 流石に全てを把握しているわけでもないが―――。 ) 暗黒街東区、ですか…? ハンターの戦闘記録は……いえ、報告は見当たりません。 詳しいお話、宜しいですか? ( さて、また1つ仕事が増えそうな予感だ。 安いメモ用紙とインクとペンを用意して、シスターの横の席に座る。 来客用ではなく、隣の職員の椅子を使ってもらっている都合、机を脇に向き合う形。 ) [Wed 28 Mar 2007 03:22:57]
ジャスティス > どうも。 (職務上何度かは利用しているのだが、正式に自分の(といっては差支えがあるのだが)教会が認められた今、必要以上に体裁には気をつけている) よろしくお願いします、カムラさん。良かった、心強いです。 (体を動かすことしか能がなくて、と言いながら、苦笑して。名前からしてハーフか、と漠然と考えるが特に尋ねることも無いだろう、と一人納得して) どうですか?最近の街の動向は? とと、ますは、用件を。暗黒街の警邏中に、いくつか気になる事や、噂を聞いたものでして…… (あまり質の良くなさそうな羊皮紙を取り出し、明かりを頼りに文章を確認して) 漠然とした質問なのですが……暗黒街の東区で、最近ヴァンパイアとの戦闘記録はありますでしょうか? (東区で、女同士が争うような声と、肉の焼けたにおい、ニンニクのにおいが立ち込めていた、という話を読み上げながら、イエロティアの女性に視線を向けて) [Wed 28 Mar 2007 03:11:52]
エリー@VHG > ( 目立つ容貌だ。染めているのか青い短髪にカソック姿、姿勢がよくて声もよく通っている。 所属と名前を聞けば、納得の。 ) ああ、お名前は以前から聞き及んでいます。 ようこそ、シスター。 此方へどうぞ。 ( パプテス教会とVHGは協力関係にある(※世界観参照)。 当然彼女のような現場での実戦に当たる人物は好ましく、胸の前で十字を切って見せた後、席を勧めた。 二杯目の珈琲を淹れようか。 ) あ、申し送れました。 エリエッタ・嘉村です。 主にバックアップと情報収集を担当しています。 ( 対応に当たる職員は、何処にでも居るような極普通のイエロティアの娘。 大雑把に十代後半から二十代半ばくらい、というぼやけた印象と、当たり障りのない言動、口調。 特に珍しい事はない。 ) [Wed 28 Mar 2007 03:04:20]
物音 > 失礼します。 (僧衣って入ってきたのは、一人の修道女だった。女性にしてはやや背が高いほう。背筋は伸び、気の強さを表すように、口元は真一文字に結ばれている) 失礼します。○×地区教会所属の、ジャスティス・ブラウニーと申します、ヴァンパイアや怪奇についての、情報照会に参りました。 (夜分にすみません、と頭を下げながらエリーに近づいていく。粗相をしないようにと、何処か初々しい緊張感をたたえて) [Wed 28 Mar 2007 02:57:24]
エリー@VHG > ( どちらの件もとりあえずは待ち状態か。 また1つ小さな溜息を吐いて、冷め切った珈琲を啜ったところでノック音。 遅い時間も活発なギルドだが、今現在対応できる職員は自分しか居ないようだ。 職員ならノックなどしないでずかずかと入ってくるようなところ――――。 ) はい、何方でしょう? ( とりあえず、確認。 受付で用件を言わない限り部外者は此処まで来ないとは思うが―――。 ) [Wed 28 Mar 2007 02:51:58]
物音 > (こつこつ、と確かな足音が、受付のある方角から聞こえてくる。人の気配は事務室のドアの手前でとまり、一拍老いてノックの音が響いた) [Wed 28 Mar 2007 02:49:15]
エリー@VHG > ( 明朗で飾り気の無い、そう印象の悪くない青年だった。 極普通に話し、極普通に笑い、少しだけフェミニストな雰囲気のある。 それ故に彼は危険だ。 彼は善意で武器を振り下ろし、誰かを助けるために誰かを殺す。 無自覚に「自分の目に入らない他人」を見捨て、理想で現実を曇らせる。 童顔で無邪気な笑みを浮かべる彼の腰に吊るした長剣が、酷く不吉なものに見えた。 ) [Wed 28 Mar 2007 02:39:44]
お知らせ > 物音さんが来ました。 [Wed 28 Mar 2007 02:39:19]
エリー@VHG > ( それから、ヴァリス・ファングレーの事も整理しておかないと。 直接吸血鬼ではないが、彼は度々吸血鬼関連の事件で大きな問題を起こしている重要参考人だ。 ハンターやエクソシストに対する暴行、殺人未遂までもが其処に含まれ、常に其処には吸血鬼の逃亡幇助という動機がある。 未だ指名手配中の吸血鬼「カリン」が彼の元に現れる可能性は濃厚、若しくは今もなんらかの接触をしているかもしれない。 面倒なのは彼が最近引っ越した先が、周囲に潜伏する場所の無い中途半端なところにあるということだ。 市街と地方村の中間的な位置らしく、堂々と見張ることはできても泳がせる事は出来ない。 変装したとしても、そんな所を度々通りかかる人物が居れば、彼かその身内に直ぐに気付かれるだろう。 ) [Wed 28 Mar 2007 02:29:44]
エリー@VHG > ( しかしこの少年と少女の身元が分かれば、捜査範囲の限定、もっと言えば容疑者すらいっきに浮かびあがる可能性すらある。 少年達が何処の誰で、いつ何処で消息を絶ったのか。 周辺人物に不審な動きは無いか。 ハズレだったら仕切りなおしだが、個人的にはこの線は比較的濃いんじゃないかと思う。 ハンター・セレニアの証言を聞く限りは、吸血鬼の身なりや言動は「一般潜伏型」。 スラムや野山に潜んで居るタイプではない。 そも、花を買って墓地を訪れるようなタイプだ。 言動もしっかりしている。 ) [Wed 28 Mar 2007 02:15:37]
エリー@VHG > ( あまり気持ちのいい仕事ではない。 「行方不明」の届けを出したアウグスト氏にしてみれば、一抹の希望があっただろう。 どこかで生きているんじゃないか。 二人でロクでもない暮らしをしているにしても、例えば暗黒街だとか奴隷ギルドだとかに居るにしても。 ) ―――――…ふぅ。 ( 現実は無慈悲だ。 現在、ギルドの遺体保管室には、殆んど白骨化してしまった少年と少女の腐乱死体が安置されている。 背格好や頭髪、僅かに残ってこびり付く腐肉と衣類などから判断するしか無いような状態だ。 心情を慮るだけで溜息が出る。 ) [Wed 28 Mar 2007 01:51:32]
エリー@VHG > ( それよりも現状、自分の担当する件で一番複雑なのは、ハンター・セレニアを入院に追い込んだ墓地の吸血鬼だ。 地道な捜査が続き時間だけが経過していく中、ようやく小さな進展を見せたその話。 吸血鬼が献花したと思われる無縁仏の中から掘り起こした、少年と少女一組の死体。 僅かながら吸血痕の見られた少年と、それらしき痕跡の無い少女だ。 十代半ばの少年少女が一組で行方不明になったような事件は無いものかと図書館で過去のニュースペーパーを片端から調べれば、最後の最後に目に留まった記事。 「尋ね人―― 人を探しています。1月頃から子供が二人行方不明になっています。身長160cm、15歳で金髪のヨハンという男の子と、身長154cm、14歳で茶髪のジェシカという女の子です。お心当たりのある方は、ホワイティア居住区5番通りのアウグストまでお願いします。」 小さな片隅の記事だった。 調べてみる価値はあるし、既にアウグストなる人物にも連絡を入れてある。 此方から足を運ぶより遺体の確認をして貰った方が良いだろうと、VHG、担当エリエッタ・嘉村の名で足を運んでもらえるように。 ) [Wed 28 Mar 2007 01:42:27]
エリー@VHG > ( 忙しい日が続いている。 直接的なハントを不得手とする私の仕事は専ら単独調査と情報収集、もっと言えば潜入捜査、容疑者との接触など。 一つ一つの件にそれぞれ複雑な事情が付きまとい、資料の数は膨大。 忘れないようにと書き留めたメモの煩雑さはいただけないし、整理も小まめにしておかないと混乱してしまいそうだ。 幸い、「ステア」と「エルザファーム」の件は担当外で、一応捜査の状況を聞いている程度。 ステアが死んだとか根も葉もない噂だけが飛び交っているようだが、根拠となるような証言や物証はないようだ。 いったい何処の誰が言い出したのか分からないが、「吸血鬼ステアはアングリマーラに姿を消して以降、行方知れず」というのが不確定な噂話を差っぴいた現状だろう。 ) [Wed 28 Mar 2007 01:33:13]
お知らせ > エリー@VHGさんが入室されました。 『 ギルド内、事務室 』 [Wed 28 Mar 2007 01:24:06]
お知らせ > リッチー@トレジャーハンターギルドさんが帰りました。 『(情報収集1日目:逝ってきます)』 [Sat 24 Mar 2007 23:05:15]
リッチー@トレジャーハンターギルド > んー、それもいいっすねー。 トレジャーハンターたるもの、砂漠の砂に隠された神秘のお宝と聞いちゃー行かないわけニャーいかねーし、ちょーっと砂漠の薔薇探しでもしてきますかー (行ってくるというか、逝ってくるって感じの蒼白な顔でリッチー少年は言いました。 そんなこんなで幕を開けた砂漠地帯の探索は、果たしてうまくいくのやら?) [Sat 24 Mar 2007 23:04:32]
リッチー@トレジャーハンターギルド > えーと、砂漠地帯ってポワイ河経由で船で行くか、奴隷馬車で行くかでしょー? 爺様、どっちが安いっすかー? (リッチー少年が、鬼のような腕力で頭蓋を圧迫してくる初老のハンターの右腕を何とか引っぺがそうと悪戦苦闘しながら訪ねると、ハンターは、この時期なら、ポワイ河の川沿いを眺めながらのんびり船旅でもしてきたほうが、あくせく馬車に揺られていくよりもいいんじゃねえかなあ? と言いました。 いいながらも、リッチー少年の頭蓋骨を締め付ける右手の握力をまったく緩めないあたり、年の功を感じさせます。) [Sat 24 Mar 2007 22:56:09]
リッチー@トレジャーハンターギルド > えー!? ナニナニ? 砂漠の薔薇ってマジであんですか!? 爺様の妄想とかじゃ無しに? (リッチー少年が思わず身を乗り出しながら尋ねると、その背後から初老のハンターの力5相当のアイアンクローが迫っているのを見ながら、受付上のおねーさんは本当にありますよと笑っていいました) [Sat 24 Mar 2007 22:40:03]
リッチー@トレジャーハンターギルド > 第一さ、仮にそんなもんあったとしたってどこで買い取ってくれんのよー? (ハムサンドをもしゃりと齧りながら問うと、カウンターでギルド常連組みのお話を聞いていた受付のおねーさんが、うちで買い取りますよと事も無げに言いました)  [Sat 24 Mar 2007 22:34:16]
リッチー@トレジャーハンターギルド > 砂漠の砂でできた薔薇の花・・・すかぁ? あのね爺様、そうゆーメルヘン的なお話って僕好きじゃーないのよー。 僕が好きなのはマネーね、マネー。 (リッチー少年は、胡散臭そうに半眼で初老のハンターを一瞥して言いました。 彼曰く、砂漠の薔薇を持っていると願いが叶うだの、砂漠の薔薇は精霊の涙で出来ているだの、いかにもトレジャーハンターらしい浪漫に満ち溢れたお話です。 しかし、浪漫よりお金が好きな拝金主義のリッチー少年は興味を失ってしまったようです) [Sat 24 Mar 2007 22:25:16]
リッチー@トレジャーハンターギルド > 知らねーす。 何よ、それ? (今日も今日とてギルド館内のロビーで管を巻いてる下っ端トレジャーハンターの一人、リッチーことリチャード・マネーバンク少年は、眠たそうに目を擦りながら尋ねました) (リッチーが食いついたのは、砂漠地帯で稀に発見される珍しい品物の話でした。 ギルド待機組みの常連である初老のトレジャーハンターが、そんなのもしらねーのかと呆れ顔で話を続けます。) [Sat 24 Mar 2007 22:12:59]
お知らせ > リッチー@トレジャーハンターギルドさんが入室されました。 『情報収集:砂の薔薇』 [Sat 24 Mar 2007 22:02:56]
お知らせ > スフェーン@VHGさんが帰りました。 [Sat 24 Mar 2007 16:44:02]
スフェーン@VHG > (ギルドの門を潜り外に出れば、流石にそろそろ陽も落ちてきた。ギルド街が朱に染まっている。) (「やばいやばい。」軽い駆け足にて人ごみの中、消える。) [Sat 24 Mar 2007 16:43:57]
スフェーン@VHG > (書類の記入事項を確認する嬢の表情は、カウンタの外で立ち尽くす男の位置からでは、見えない。)お手数掛けますね。では、宜しくお願いします。(嬢の愛想笑いと承諾を確認すると、此方も又気さくに愛想笑いを返し、受付を後にした。) (今日の用件は此れでお終い。)さってとー…。後、宿取って…。あー、買物しないとなぁ。面倒くさいなぁー。(街に帰ってきた足で其のまま来るもんじゃない。先に懐から取り出した紙を再びしまうと、此れ又のんびりとした足取りが広いロビーを突っ切って歩く。)平和平和。(―――。) [Sat 24 Mar 2007 16:30:04]
スフェーン@VHG > (男は一つ歩みを止め、見上げた門は又随分と、陽の光に反射し眩しい。片眸細め、門を出入りする他の人等がする様に、男も又人込みに混じり扉を潜った。) (此処を離れて未だ其れ程経ってはいないと思って居たが、少し勝手の変った館内を物珍しげに眺めて歩く様は、何年か前の自分のデジャヴュ。)どうも。今日は。(人の良さ気に掛けた挨拶。帰ってきた返事は見知らぬもの。受付の女性は形式ばった文章を並べ用件を問うてきた。)最近は穏やかそうで何より、なんだけど…――此方のギルドに雇って貰いたくてね。(男ののらりくらりな言動とは対照的。思考の暇を挟まず、受付嬢は手早く書類を差し出した。)はい。有難う御座います。(愛想笑と共に書類受け取り、此方も又口調とは裏腹、迷い筆も無くさらりと書き付け、嬢に書類を返した。) [Sat 24 Mar 2007 16:18:39]
スフェーン@VHG > (大分春も近づいてきたのか、日は未だに高い。晴れた空の下、寒風に肩竦め、足取りも軽く向かう先は、) (懐かしの?) (ギルド街を行く。) [Sat 24 Mar 2007 16:04:06]
お知らせ > スフェーン@VHGさんが来ました。 [Sat 24 Mar 2007 15:59:36]
お知らせ > シャリネさんが退室されました。 『後でちょっぴり怒られるフラグ 』 [Thu 22 Mar 2007 02:41:29]
シャリネ > ( どうやら、魔女ギルドじゃなく偉い人の部屋のまえだったっぽい。 ) [Thu 22 Mar 2007 02:41:24]
シャリネ > ( 訂正:ピンポンダッシュ→ノック、ダッシュ? うん、そんな感じ。 ) [Thu 22 Mar 2007 02:31:09]
シャリネ > ( ――― しーん。 ) これじゃあピンポンダッシュもできないよ、シフォン。 ( ちょっと残念そうに呟いてから、肩を落とした。振り返って白い衣装翻し、扉に寄りかかった。 ) 予約とかできるのかな…。ていうか、ここちゃんと魔女ギルド、だよね……? ( 自信さえなくなってきたか、呟く声色さえ少し落ちる。 ) [Thu 22 Mar 2007 02:29:14]
シャリネ > すみません。 ( 小さく、控えめに声かけるけど……ふと、思う。 ) ギルドって、もしかして、終わって、る……? ( 思わずきょとんと。思わず困ったように仔犬に視線を落とした ) ――― 出てきますように。 ( そう、祈るように呟いて、とんとん、ともう一度ノック、してみる。 ) [Thu 22 Mar 2007 02:21:13]
シャリネ > ( 色々考えすぎた時は、考えないようにするほうがいいとか、放っておいたほうがいい、とか。おいしいものを食べるとか、すればいいって聞く、けど。 ) ――― ちょっと、お願いしてみたくなったから……で、いいよね? ( 新しい何かが出せる、可能性もあるんじゃないか。そんな、心持ち。魔女ギルドのとある、部屋?ノックをしてみ、る ) [Thu 22 Mar 2007 02:13:34]
シャリネ > ( 魔女ギルドに、占いをしてくれる人がいるって、小耳に挟んだから来てみたんだけど……。そんな、仕事帰り。子犬を連れて、少女は白いドレスに淡いブルーのショール羽織、バスケットを腕に、訪れた。 )  [Thu 22 Mar 2007 02:09:04]
シャリネ > ( 魔女ギルド ) [Thu 22 Mar 2007 02:05:14]
お知らせ > シャリネさんが入室されました。 『 訪れるのは。 』 [Thu 22 Mar 2007 02:02:33]
お知らせ > 南条菫@陰陽寮ハラエさんが帰りました。 『(春――出会いと別れの季節。命の終わりと、始まりの季節。)』 [Thu 22 Mar 2007 01:29:15]
南条菫@陰陽寮ハラエ > ( 舐めるたびに擽ったそうに身を動かす赤ちゃん狐の様子が可愛らしくて、早く自分たちにも赤ちゃんが生まれないかな、という気持ちになる。けれど、実際産むのは一花であり、出産の苦しみは相当なのだという。大丈夫だろうか、母子共に元気でいられるだろうか。ついつい考えてしまい、舐めるのを止めて顔を引っ込めた。『不安かい?』おばあちゃん狐に問いかけられて、こくりとうなずく。『その気持ちが大事なんだよ』 ) ――うん、よくわかるよ。ありがと、ばあちゃん。 [Thu 22 Mar 2007 01:28:39]
南条菫@陰陽寮ハラエ > いだだだっ! 痛いってばばぁちゃん。わかってるからもうやめてぇ〜。 ( 『お前は人の親になる自覚がまだ育ってないようだねぇ。だからこうして呼んだんだよ』ようするに、今しばらくは他人の子育てに携わって、心構えを作れということらしい。婆連では赤ちゃん狐が生まれると、他の狐たちと協力して子育てをする。そうすることで、親に必要なことを学ぶのだ。『ね、菫も舐めてあげて』母狐からそういわれて、いいの? と目を丸くする。 ) う、うん――じゃあ―― ( ドキドキしながら鼻先を近づけて、ぺろっと。一花の顔を舐めるのとは、また違った気分。そのまま、ペロペロと優しく舐めてあげる。 ) [Thu 22 Mar 2007 01:19:46]
南条菫@陰陽寮ハラエ > ( ひっぱたかれて、口答えして、またはたかれる。そんないつものやり取りを見ていた父狐が、おかしそうに笑って。『一花さん、だっけ? 菫のところも、もうすぐなんだろう?』 ) え、あ、うん。お腹もすっかり大きくなってるみたいだから、もうすぐだとは思うんだけど―― ( 聞かれると、どうにもはっきりこたえられないむずむずした気持ち。なにせ、人と狐の子だから。困っていると、母狐がフォローをいてれくれた。『それなら、心配することないでしょ。きっと元気な子が生まれるよ。』だからそんなかおしないで、と。友達の気遣いが嬉しかった。 ) ――うん、ありがとう。立派なお父さんになるよ――あれ、でも私雌だし、え、あれ? ( 『お前が父代わりにならなんでどうするんだいこの阿呆』ベシベシベシッ、連続ビンタをおばあちゃん狐から貰いました。 ) [Thu 22 Mar 2007 01:14:05]
南条菫@陰陽寮ハラエ > ( 毛布に包まれ、寄り添うように目を閉じて胸を上下させる赤ちゃん狐たち。その愛らしさに、菫も尻尾を揺らして喜ぶ。これが、命――命の息吹、だ。母狐が、赤ちゃんたちを愛しむようにペロペロ舐めてあげる。父狐も、鳴き声を出す子供たちを心配するかのように鼻先をそっちに近づける。この二匹は、昨年の冬に夫婦になったばかりの若狐である。そして、菫の友達でもあった。 ) おめでとう、二人とも。あぁ、いいなぁいいなぁ、可愛いよぉ。 ( 祝いの言葉をかけては見ても、意識は赤ん坊のほうに向いている。『大婆様、どうか子供たちに、よい名をおあたえくださいませ』母狐が赤ちゃん狐をあやしてから、静かに言葉を紡ぐ。骨と皮ばかりのやせ細った狐の長は、眠っているように見えて、耳はしっかりぴくっぴくっと動いてる。聞こえているのかな、とちらちら心配そうに見ていると、例によって年老いた狐の一匹に尻尾ではたかれた。『これ菫! 大婆さまをそんなふうに見るでない』 ) うぅ、いや、だってぇ―― [Thu 22 Mar 2007 01:07:13]
南条菫@陰陽寮ハラエ > ( それはこのハラエにも、風に乗って流れるように運ばれてきていた。玉砂利が敷き詰められた中庭を持つ、武家屋敷のような平屋の一件屋。ここはハラエに属する狐たちが、よく顔合わせに使っている場所である。その建物の奥間に、婆連はあった。 ) ――うわぁ……か、可愛い。 ( 5つの尾を持つ銀ぎつねが、瞳を輝かせて感嘆の声を漏らす。見つめる先には、灰色の産毛を生やした赤ちゃん狐たち。まだ目も開いていない。『昨日生まれました、我が子にございます。大婆様。』仲良くちょこんと並んで座る雄と雌の狐2匹が、恭しく神戸をたれた。彼らの前には、一匹の大きな狐と、その脇を固めるように座した何匹もの年老いた狐の姿。『うん、うん。4匹か。がんばったねぇ、みな元気に生まれて、何よりだよ。』半分眠っているような大婆様に代わって、傍らの年老いた狐の一匹が、毛布に包まれた赤ちゃん狐たちを見て嬉しそうに言葉を紡いだ。 ) [Thu 22 Mar 2007 00:52:23]
お知らせ > 南条菫@陰陽寮ハラエさんが入室されました。 『(桜の季節、命の息吹――)』 [Thu 22 Mar 2007 00:43:11]
お知らせ > ジム@雷電さんが帰りました。 [Sun 18 Mar 2007 23:01:32]
ジム@雷電 >  はあ…………まあ、仕方がないですか。 その程度で済んでよかったということですね。 ( 力仕事は最近やっていないのに、そう頭をかいたところで、追撃。 )( ああ、勿論事務職もしっかりやってもらうがね、と。 )( ごめん、トリスタン…………帰りは更に遅くなりそうだ。 そうしてめくるめく物置戦役へと身を投じるのでありました、まる。 ) [Sun 18 Mar 2007 23:01:30]
ジム@雷電 > ( ギルドからの依頼という形でね、一つ仕事をしてもらう。 ) 仕事、ですか? ですが仰られたとおり私はいまはたいして、 ( 戦ってもらうわけじゃないんだ。 まあ広義で言えば戦うことになるのか―――倉庫と。 )( 上司の言うところによれば、つまり倉庫の整理をしろということらしかった。 ただし倉庫とは名前だけの、とにかく邪魔なものを詰め込んだだけの物置で、実際なにが入っていてどうなっているのかよくわからないのだという。 急いでどうにかしなくてはならないわけではないが、いずれどうにかしておいたほうがいいような物件、それが回ってきたらしい。 ) [Sun 18 Mar 2007 22:51:40]
ジム@雷電 > ( 君が傭兵としてかなりランクダウンしているのは確かだろう? だから何らかの処置はいるんだ。 かといって登録取り消しは痛いだろう、なんとかランクをC-からDに下げることで首をつなげてもらったよ。 ) ありがとうございます! 首がつながりましたよ。 いま金銭的に余裕がないもので………ところで、当然条件はあるんでしょう? わざわざお呼びになったんですから。 ( 感謝はするが、それでうかれはしない。 世の中ギブアンドテイク。 尋ねれば勿論、との答えが返ってきた。 ) [Sun 18 Mar 2007 22:41:26]
ジム@雷電 > ( であるから、君のギルド登録を取り消すことが検討されている。 ) ――――ぅえ、本当ですかそれは? さすがにそれは困ります。 おわかりでしょう? ( ギルド登録員への支給は、微量ながらも家計の助けとなっている。 同居人が増えたいま、それがカットされるのは余りにも痛い。 露骨に現金な反応に、上司は苦笑いをしていった。 そこでだ、と。 ) [Sun 18 Mar 2007 22:31:16]
ジム@雷電 > ( ずっと事務職として務め続けているため、確認されたらしい。 ギルドにはまだ登録されているが、実際に傭兵としての活動が認められていない、と。 ) ………確かに、ここ最近は私は軽い仕事も請けてません。 ですが、 ( 趣味としての傭兵などは認められないのだよ。 上司の穏やかな声に、口をつぐむ。 それは、確かにそうだ。 事務労働専門の傭兵など笑い話にもならない。 だがかといって、鈍ったこの体は、すぐに戻るわけでもない。 以前よりずっと保守的になった思考は、苦く思った。 ) [Sun 18 Mar 2007 22:22:33]
ジム@雷電 >  …………………はあ。 まあ、一応は辞めたつもりはありませんが。 ( 表情のよみにくいトキノミヤコ人の上司を前にして、歯切れの悪い返答。 呼び出された上での問いかけはこうだった。 「君はまだ傭兵としてやっていく気があるのかね」 ) [Sun 18 Mar 2007 22:11:00]
お知らせ > ジム@雷電さんが入室されました。 [Sun 18 Mar 2007 22:09:03]
お知らせ > 艶子さんが退室されました。 『ご    強引な、ところ とか…。 ( 物凄く赤面した。 )』 [Sat 17 Mar 2007 09:16:34]
お知らせ > シャリネさんが帰りました。 『ところで艶子さんは、MJさんの何処を好きになったの?(そんなことを不意に。女の子話。)』 [Sat 17 Mar 2007 09:15:11]
シャリネ > ( 強い決意を聞けば、少女は柔らかな笑みを嬉しそうに深めた。嗚呼、きっと気持ちが強いから、悪魔を倒しに勇敢に旅に出られたのだろうこの人は、と、尊敬の目で見つめながら。 ) ……艶子さんも女の子じゃない。 ( くすくす、肩を揺らして笑う。 ) ( でも、 ) ありがとう。 ( ふわり嬉しそうに、擽ったそうに微笑んで。手を差し出されれば ) あ。ちょっと待ってね。 ( バスケット籠の中、ショールに包まれてぐっすり眠っている子犬。それを見遣り微笑めば子犬を胸に抱き上げて、バスケットは腕に。それから、彼女の手に、手を重ね。―――朝、こうして仲良く同性の友達と一緒に帰るのなんて、何時ぶりだろう。そう思いながら、ちょっと嬉しい帰り道。 ) [Sat 17 Mar 2007 09:11:43]
艶子 > ああ、負けない。もし負けたとしても、何度でも立ち上がってみせる。 ( ついさっきの話ではあるが、私はそう決意した。そうやって抗えない何かに無理してでも抗って、その先に漸く何かを掴むことが出来る。それは望んだもののほんの一握りに過ぎないけれど、それすら掴めないよりはましだから。 二人の身体は離れ、微笑を返す。 ) …ん。そろそろ、帰ろうか。 途中まで送っていくよ。まぁ、朝だから女性の一人歩きが危ないって訳じゃあないんだけどさ。 ( 何というか、何だろう。 そうだ、多分一緒に帰りたいってだけなんだ。 ――立ち上がって、手を差し出そう。まだ人影のまばらな街を一緒に帰るのも悪くない。 ) [Sat 17 Mar 2007 09:06:42]
シャリネ > ( 力込められる手に、優しく抱きしめ返すように。小さく、「うん」と ) ……有難う。 ( 静かに微笑浮かべ、そっと瞳を閉じる。艶子さんが本当は、何の狭間に立って悩んでいるのかわからないけれど……私は、私の守るべきものがあって、艶子さんには艶子さんの守るべきものがあるんだろう。「楽園じゃないから」いつか、ファームで黒い聖職者が言ったことを思い出して、そっと瞳を少しだけ開いた。 ) …… 此処は、楽園じゃないけど……… 頑張る。 ( 決心を、小さな言葉に変えて。弱くなってしまっているあなたが強くなろうともう一度頑張るなら、私だって頑張らなくちゃいけない。ぎゅ、と少女なりに抱擁する力を込めた。 ) ……だから、艶子さんも負けちゃやだよ? ( そう、やんわり言えば淡く微笑んで。きゅ、と抱き返すまま。夜が更けていく。朝日はもう出てしまった。これから人が来てしまうかもしれない。そう気付いて、抱擁しつつも少しだけ上半身離れよう。 ) ……すっかり、朝になっちゃったね。 ( 小さく微笑んで、大丈夫?と、貴女の顔を覗き込むように ) [Sat 17 Mar 2007 08:59:04]
艶子 > … そう言ってくれるのか。 …あ、有難う…。 ( 駄目だ。泣くな、艶子。お前は強い子だって父上がいつも言ってたじゃないか。強い子は泣いちゃいけない。 甘い言葉は時として毒になるけれど、私はその毒を大事に秘めて次を頑張ろうと決意した。悔やむ暇で、もっと他の事をしなければならないんだ。 ) 私もそう思う。私がステアだったら、何故同じ吸血鬼なのにここまで違ってしまうのかと理不尽さに怒りを覚えただろう。…でも、それを考えてしまえば私は戦えなくなってしまうから…。 ( 人の形をし、人の言葉を話し、人と同じように考える。でも、人ではない。それを倒すべき相手だと強烈に意識するには、吸血鬼の心情は余りにも辛すぎる。 …もう一度シャリネの身体を抱きしめた。今度はさっきより強く。 ) …シャリネ。私に出来る事は少ない、けれど。 負けるなよ。何があっても。 ( 例えば地方村を調査している狩人があの人でなかったら、私はまた別の行動をとっていたのだろうか。私はエルザファームの無事を祈ると同時に、アレックスの勝利をも願ってしまう。どこかお互いが納得できる場所があるのなら、神様。教えてくれ。 ) [Sat 17 Mar 2007 08:50:48]
シャリネ > ( 「ステアがあんな行動に出るなんて」 ) ―――……うん……。 ( 黙って、聞いた。きっと、彼女は彼女なりに辛かったんだろうから。馬鹿かもしれないけど、私は艶子さんが好き。人として、正直に生きている。だから、嫌いになんて、なれない。怒りや恨みなんて、出てこなかった。そっと、後頭部に手を回して、緩く、撫でるように指先を。 ) ―――十分だよ……。 私は、レティやミリィのために、牧場を続けていきたいと思ってる。でも……艶子さんは、裏切り者じゃない。過ちを犯したかもしれないけど、こうしてちゃんと、考えてくれてるじゃない。 ( 昔を悔いても仕方がない。落ち着いてきて、ちょっとずつ前を向けたのは、彼女が今こうして肩を貸してくれたから。だから、今度は私が貸してあげたい。小さな肩だけど、使ってほしい。しがみつく貴女の髪を、やんわり撫でればふわり、微笑む姿はいつも通りに近づいて ) ……私ね。 ( 静かに、口を開いた。 ) ……ステアさんがどんな人か、知らない。会ったことが、ないから……。 でも、ね。 ( 語りかけるように、静かに、思ったこと。 ) 私、ステアさんは淋しかったんじゃないかなって思うの。こうやって抱き合って、守ってくれる人がいても、「吸血鬼」だから。……レティには、私とか、ミリィとか、動物とか、いたじゃない?優しかったし……愛されてた。 ( 穏やかに紡ぐ声は、歌を紡ぐ時にも似て。柔らかく、誰を責めるわけでもなく、頭撫で続けるまま ) ……だからね、「羨ましかった」んじゃないかなって、思うの。だから、周りの気持ち考えられなかったんじゃないかなって。 ( そんな風に言えるほど、綺麗事では片付けられなくなってしまったけど。でも、誰の中にもきっとある気持ちで。会ったことがないから、勘違いかもしれないしきっと違うのかもしれないけど………そんな気がして。 ) ―――……  しょうがないよ。 ( 沢山泣かせてもらったから、言える。これからどうにかしなきゃって。とん、とん、ともう片方で背中擦ろうと。私は艶子さんみたいに、勇敢に剣を持って戦うことはできないけど。 ) [Sat 17 Mar 2007 08:34:41]
艶子 > 予想もしてなかった。ステアがまさかあんな行動に出るなんて。私はもっと、何故ステアがレティシアを襲うとしていたのか、良く考えるべきだったんだ。 …遅かれ早かれエルザファームには調査の手が入るのは、もう防げないって思った。だからせめて…。 ( あの血文字の一件で、私の名前にも傷が付いた。本当に―― してやられたっていうのが本音だ。 ) …………っ ( バニラの香りが私を包む。…まただ。また。全くどいつもこいつも、どうしてこんなお人良しばかりなんだ。フェンさんみたいに怒りや恨みをブチまければ良いのに、本当に…本当に、 馬鹿だ。 ) ………ごめん、なさい。シャリネはそれだけの覚悟を持ってエルザファームを護ってるのに、私と来たら一体何が出来たのか。もう、私はエルザファームの為にしてやれる事が無いんだ。 一度は吸血鬼に味方し、そしてそれを裏切ったんだから。裏切りは一番やっちゃいけない事だ。 ( …立場が逆になっちゃった。今度は私が弱音を吐く番、シャリネの服に小さくしがみ付いて。 ) [Sat 17 Mar 2007 08:24:33]
シャリネ > ( 本当だ、と言われれば少女はその言葉を飲み込むように息を呑んで瞳瞬いた。一瞬だけ。その後は、憂いを帯びたような、微笑静かに。でも、きっと拒絶されたらもっと悲しかっただろうから……それでよかった。 ) ( 言っていることはわかる。色々考えたけど、後で考えて拙いと思うことは誰にだってある話。真っ直ぐ貴女を見上げるまま、ただ黙って静かに聴いた。「でも」 ) でも……? ( やんわり首を傾げ。 )  ―――っ、血文字、の、こと……? ( 歌を歌っているときにお客さんに聞いた一件。噂になっていた。まさか、そんなことが……。口許を手が覆う。瞳は瞬くままゆらゆら揺れて―――。でも。でも。名の売れてる艶子さんが、「今まで隠してました、ごめんなさい。」そう言えば少し、甘く見てもらえるかもしれない。そう思ったのだろうか。 ) ――――………そっか……。 艶子さんは、二人を守ろうとしてくれたんだね……。 ( 俯き加減に穏やかな微笑がどこか、それでも憂いを含むようなもの。でも、失望したわけでも、見損なったわけでもない。そういう風に見ていない。彼女はそれでも必死に、「エルザファーム」を守ろうとしてくれたんだ。レティを、ミリィを、大切な友達を守ろうとしてくれたんだ。そう、思ったから。だから――― ) ……。 ( ふわ、と今度は抱きしめるように貴女に抱きついて、微笑み深めた。素直に、必死にそれだけ守ろうとしてくれたことは、返って嬉しかった。 ) ありがとう……艶子さん。―――よかった、話してくれて…… ( 泣き顔はなかなか涙ぐむまま。それでも、ふわり、静かに微笑んで、穏やかな口調。それだけの理由があるなら、ちゃんと、理解できる。だから……話してくれて、有難うと。 ) [Sat 17 Mar 2007 08:12:27]
艶子 > 本当だ。…すまない。 ( 短く、しかしはっきりと言う。そんな事するなら最初から拒絶すれば、まだシャリネだって悲しい思いをせずに済んだのに。私の―― くそったれ。 ) ヴァンパイアに味方した人間は、例え罰せられる事は無くとも… 世間的に責任を負う事になるだろう。地方村っていう狭い社会では、尚更そうなんじゃないかって。 でも私は、そんな重要な事も最初に考えずに他の人に「レティシアが吸血鬼である事を伏せよう」って誘った。少なくとも、ステアの手からは護りたかった。 …でも。 ( 嗚呼、震えている。でも、怒りを向けられる事は無いだろう。それが余計に辛いけど、辛さを感じるなんてそれ自体が傲慢だ。 ) ステアは、エルザファームに吸血鬼が居る事を宣伝しやがった。 ( それ自体も私がステアを取り逃がしてしまったのが原因だ。 ) 地方村の中で、エルザファームと関わりのあった人たちが「吸血鬼が居ることを隠してたんじゃないか」って疑われる事は避けたかったんだ。 ( 村の魔女のナキア、そして大聖堂という場所に所属しているイコトさん。私の思いつきで二人に迷惑が掛かる事だけは…。 ) だから、ある程度名前の売れてる私が「知ってたけど、私が今まで隠してました。ごめんなさい。」って言えば…。 [Sat 17 Mar 2007 08:01:31]
シャリネ >  どうして……。 ( 小さく、問いながら淡く微笑むけれど空色の双眸は揺れ動くばかり。何で、と理由を純粋を、聞くように。何か在ったなら、理解も出来るかもしれないから。教えてほしい。その意を、込めて。真っ直ぐ見上げる先は、貴女。 ) [Sat 17 Mar 2007 07:44:03]
シャリネ > ( 「私は馬鹿だから」淡く微笑んだ。涙顔のまま、緩くふるふると首を振って ) ……そんなことない。 ……有難う。艶子さんは、優しい……  ( 気遣いが心に染みて、涙ながらに呟いては、擽ったそうに微笑む。こうしているだけで、すっと気持ちが楽になっていくのはなぜだろう。しがみつく指先は、求めるようにそのまま、胸を借りる。名を呼ばれ、反応し――― ) ―――……え? ( その言葉を聴いたのは余りにも突然で。頭が上手く回っていなくて。何だか、冷水をかけられたような、そんな……。「エルザファームのことを漏らしたのは、私なんだ」そっと、体を離して、あなたを見 ) ……本当……なの?艶子さん…… ( かたかた、声音も肩も、震えだす。怒り、とかじゃない。信じられなくて。瞳瞬くまま、嘘だと言ってと言いたげに、それでもやんわりと、視線を貴女に構えて空色はゆらゆら、貴女を見上げるまま。確認するように、問う、声色。 ) [Sat 17 Mar 2007 07:41:12]
艶子 > 謝らなくても良いさ。私馬鹿だから、明日にはシャリネが弱音を吐いた事なんて、綺麗さっぱり忘れちゃうから。 ( 誰にだってこういう時間は必要なんだ。自分の思いを吐き出して、吐き出して、吐き出して。そうしないと心が重くなって耐えられなくなる。 いっつも弱音ばっかりは駄目だけど、偶にならむしろ進んで吐き出すべきだ。 ) ……… 。 ( 涙目のまま見上げる彼女。片方だけの瞳で見下ろす私。 けれど、私にはもうエルザファームの為に戦う力は無い。エルザファームの事を漏らしたのは私なのだから。身内を庇おうと、エルザファームを売ったのだから。例えいずれ判る情報だったとしても、私がした事は許されることではない。 ……今度は、私が吐き出す番だ。それでも彼女がこの私の服の袖を掴む手を離さなかったら、せめてもう少し胸だけは貸してやれる。 ) シャリネ。…ヴァンパイアハンターギルドにエルザファームの事を漏らしたのは、私なんだ。 ( 何かに縋る彼女に、こんな言葉は言うべきかどうか迷ったが。しかし、だからと言ってこの人を騙すことは出来ない。私には出来ない。 ) [Sat 17 Mar 2007 07:33:53]
シャリネ > ( 名前を呼ばれて、そっと耳を傾ける。何も聞けない、っていう余裕のなさじゃない。 )  ――― っ …… うん…… ( 「吸血鬼じゃない」その言葉に涙流しながらこく、と頷いた。だから、ミレイユは、レティは、ある程度の距離をとって接していたのだろう。だから、レティの最後、あの子は予感していたのだろうに、自分に言わなかったのは、其処だったのだろう。それでも、もっとちゃんと支えてあげられていたらと、思ってしまう ) ―――― っ、 ごめんなさい…… ( 「託されたんだろう」 「シャリネになら甘えてもいいと思ったんじゃないか」涙が零れ落ちるまま、こんな風に弱音を吐いてしまっている自分を悔いつつ、でもやっぱり泣くことしかできなくて、「大切な宝物」は、っとする。こく、と頷いた ) ―――………っ 艶子さん…… ( そっと、体緩く離そうと、貴方を、見上げようと。 ) ……ありがとう…… ( 涙顔ながらも、淡く淡く微笑浮かべて。それでもやっぱりまた泣き出してしまうから……。また、指先を貴女の服の袖に絡めるように。俯き加減 ) ごめんなさい……少しだけ、もう少しだけ…… ( 頼って、いいですか……?そんな問い、は小さく。涙とともに流れ落ちて。彼女に、もう一度。 ) [Sat 17 Mar 2007 07:20:18]
艶子 > ………。 ( 彼女が私の胸の内で零す言葉をじっと聞いた。私、頭は悪いから―― 気の利いた事は中々言えないから。でも、そんな私でも聞く耳ぐらいは持ってる。だからちゃんと聞こう、聞いてやろうって。 ) シャリネ。 ( バニラの香りの中、もう一度彼女の名前を呼んだ。 ) 誰かを護るって事は凄く難しい事だ。ううん、もしかしたら―― 不可能な事なのかもしれない。私だってレティシアをステアの手から護ってやる事は出来なかった。 …悲しいけど、私たちは吸血鬼じゃない。隔たりは必ずある。 ( その中で彼らが選んだ道が、拒絶だったのだろうと思う。それが余計に悔しい――。もし、私達に頼られても大丈夫なぐらいの力が合ったら。 ) 悔やんでみた所でなーんもも変わりはしない。私たちはさ、常にその時点でのベストを尽くすしか無いんだ。その悔しさは泣いて晴らすしか無い。それしか無い…それ以外に、無い。 でも、お前は最後の最後で託されたんだろう。エルザファームっていう、彼女ら大事な宝物をさ。 それってつまり、シャリネになら甘えても良いって思ったんじゃないかな? [Sat 17 Mar 2007 07:10:25]
シャリネ > ………うん。悪く、ない、かな……?ありがとう。 ( 力説には、彼女の優しさを感じて。何だかそっちのほうが嬉しくなって、少し元気な微笑に戻った ) でも、別にそういうんじゃ…… ( やっぱり否定する。頬赤いまま俯いて。彼女と獅子と呼ばれる赤毛の少年の出会いは知らないけれど、いろんなことがあって今こうしているから言ってくれる言葉なのかなとも感じつつ……。「裸より着衣のほうがそそる」には、「そうなんだ……」と恥ずかしそうに瞬き数回。でも素直に暗記する辺り、馬鹿。口許に思わず指の甲が当てられる。「男は自分に惚れてくれる相手に惚れる」もう、笑って有難う、なんていう余裕もなく、泣いてしまっていた。 )   っ ……… ( 何も言わない。こく、と頷いて。抱かれれば安堵してしまう。強く抱いてくれる相手に、泣きじゃくる。言葉なんて、発せなくて。暫く、抱きついてしがみついて、涙流すだけ。肩小刻みに奮わせるまま、歌声にも似る嗚咽が響く。 ) ……艶子さん……私ね、レティをこれっぽっちも守ってあげられなかったの。あんなに小さくて、それなのに当主で…… ( 『吸血鬼で』ぼそ、っと禁止ワードを出した。小さく。囁く程度 ) 今、エルザファームのいろんな仕事をしてみて、思うんです。私……なんでもっと、色々聴いてあげなかったんだろうって。いつも、私が支えてもらってばっかりで、もっと聞いてあげられていたら……っ ( 出てしまうのは、本当に今更今更の、言葉のつながり。高く澄む声は、叫ぶわけでなく、呟くように紡いで。嗚咽堪えるように、唇を噛んだ。悔しくて悔しくて、どうしたらいいのかさえもわからなくて。ただ、縋るしかなかった。 ) [Sat 17 Mar 2007 06:54:43]
艶子 > で、でもあいつ人のご飯は取るし色々酷いんだからっ! …確かに野生染みた魅力はある、とは思うけど。 ( 自分で言っておきながら自分で否定する羽目に。今度はこっちの方が、赤面。 ) 死んだ父上が言ってた。『色恋沙汰とはある日唐突に始まる理不尽なものである!』って。 歌い手の一人が恋人になって何が悪い! ( ぐ、と拳作って力説。…そういえば、MJとの出会いも何だかんだで殺伐としてた。殺し合いから始まった関係だなんて、冷静に考えてみると恐ろしい。 ) うん。チラリズムだ。裸より着衣の方がそそる、らしい。…いや、私はそんなの判らないけど。 ( カマトトぶっておいた。 ) 男は自分に惚れてくれる相手に惚れると言うし―――……。  ………。 ( 覚悟していた事ではあるけど、エルザファームの名前を出すと途端に空気が沈んだ。やはり、アレックスは地方村を調査したようだ。 ) ミレイユが… 旅に。 そうだったのか。 ( それを見送ることは叶わなかった。それで良かったのかと思う気持ちと、それでよかったのだと思う気持ち。 …伸ばされる手、思わずその肩を抱いてしまう。私にはもうそんな資格は無いというのに。 ) ……シャリネ。 ( 躊躇った後、抱く力を少しだけ強くする。 ) [Sat 17 Mar 2007 06:43:17]
シャリネ > ( 「MJのほうがかっこいい」 ) ―――っ。 ( きょとん、と瞬き数回。思いっきり拍子抜けした顔。失礼なこと、というところには気付けないものの泣き顔の涙すら止まって、その後小さく噴出した ) っ、くすくす……っ、MJさん、強くてかっこいいですもんね。二人を見てると、とても微笑ましくて……いいな。 ( なんで安堵しているのかわからない。でも、二人の調子を思い出して微笑ましい気持ちになり小さく肩揺らして笑った、けど、なんか、ちょっと待って、と言った感じであたふたあたふた、頬赤く。 ) え、え。あ、ああ、いや私そんなつもりじゃ……!だって私はあの人から見たらただの歌い手の一人でしかないですし、そんな―――……! ( 「スカートの裾たくし上げて見せればコロって」 ) ――――。 ( 思わず赤面。耳まで真っ赤。俯き加減。しかし ) それって、チラリズム、ですか? ( 純粋に質問した。恥ずかしそうに。きょとん、と。でもそんなの 恥ずかしすぎて絶対できない。でも、純粋に聞いてみる。ちらり、恥ずかしそうに貴女一瞥し。 ) ――――……。 ( その後は、気まずい空気。だって牧場のことなんていえない。黙り込んでいると、彼女は御茶目な発言を。 ) ……っ、ありがとう。 ( 泣きつつも、小さくクス、と笑った。けど、その微笑も、ちょっと切羽詰るもので。 ) ( 「エルザファーム、あれからどうなった?」 ) ……。 ( シン、と黙り込む間があった。ゆっくり問いかけられる言葉は、少女の表情を少し暗くするもの。 ) ……VHの人が、来ました。……ミリィが……ミレイユが、旅に出て行って、今は私と一峰さんと、古株の従業員さんとで、運営しています。 ( そう、ぽつり呟くけれど、俯き加減に視線はあげられないまま。 ) でも…… ( 顔を、ふと上げて ) 色々、どうしていいか……っ ( わからなくて……という言葉は紡げるかどうか。貴女に、しがみつかんとふわり、手を伸ばした。弱音を吐いていいわけじゃないだろうに、けど。無理だった。罪悪感募りながらも、やっぱりどうしたらいいかわからなくて、彼女を信頼しているから、ぶつけてしまった。しゃくりあげるように、涙流して小さく肩震わせて。バニラの香が、強く、香る。 )  [Sat 17 Mar 2007 06:26:44]
艶子 > ( 嗚呼ッ、落ち込んでしまった。どうやら二人はまだ恋仲と言えるような関係では無かったようだ。 そこで「困ります!」みたいな、理不尽かつ自分の気持ちを抑えきれない反応を見せて墓穴を掘るのを期待したのに!な、何かフォローしなければ。 ええーと、ううーん。 ) まぁ、私のMJの方がかっこいいけどね! ( …あ、あれ?何だか私、今物凄く恥ずかしいこと言ったぞ? ) ……い、いや、まあ。例え恋人が居たとしても世の中には略奪愛というものもあるのだし、シャリネは美人だからちょっとスカートの裾たくし上げて見せればコロっていくよ! ( 物凄く失礼な事を物凄く無責任に言った。アドバイスとしては自分でもどうかと思ってしまった…。 長く、気まずい沈黙が続く。空色の瞳が私を見つめ、私は空を見るようにそれを見つめ返す。彼女が口にすることが出来ない言葉は何か。私が口にすることが出来ない言葉は何か。感情が昂ぶったのか、バニラの匂いが強くなる。 ) ……私を見て、安心? …う、む。そ、そうかっ。いや、私を見て安心出来るんなら好きなだけ見ていくといいぞ。減るもんじゃ無いし。 ( 駄目だ。もしかして私、ちょっと慌ててるのか? ) ……エルザファーム。あれから…どうなった? ( …意を決して、ゆっくりとだが…支えていた言葉を吐き出そうと。 )  [Sat 17 Mar 2007 06:13:01]
シャリネ > ( 紅くなる頬に、きょとん、と瞬き数回。でも、すぐにふわふわ微笑むまま。 ) ――……え……? ( けれど。「この傷も」その台詞に、瞳瞬かせた。どうしたっていうんだろう。詳しい事情はわからないけれど、追及するべきではないのだろうけれど、驚いた。どうしたんだろう、何があったんだろう。そう思考めぐらせている矢先 「かっこいい」 ) え?あ、え、うん……。 ( 「ああいう人タイプだ」ちょっと、その話題に慌てるようにこくこく頷いて。でも、なんだろう。ちょっと胸の中に焦燥が走って、少し落ち込み隠せないように俯き加減。なんで、こんなに落ち込むの?わからない。 ) 恋人、いそうですよね。 ( ふわり微笑むのは何時もと変わらないはずなのに。どうしてか、表情が淡く儚く。少し胸が痛んだ。いそう、というよりいるんじゃないかな、と思うくらいだから。 )  ………。 ( 長い、沈黙の間。此方も、何も言わなかった。否、どうやってこの場を明るくしようか悩んだのだけれど、不意に出された言葉にいろいろなことが頭駆け巡っているのと、エルザファームのことも居えずに居るのと、ごっちゃ。 ) ……艶子さん。 ( ぽつり。呟いた。悩みすぎて売るんだ瞳がゆらゆら揺れて、空色は水鏡のように、貴女を見、少し切羽詰るよう ) 私……  ( でも、やっぱり言葉詰まる。 うまく、いえなかった。泣きそうになって、俯き加減に。視線外す。胸の中で眠り続ける子犬を起こしてしまわないように、気まずさを避けようとするように、自然とバスケットを階段に下ろし、ショールで子犬の体をそっと包み寝かせてやりながら……頭を撫でて。もう一度 ) ―――。 ’( 彼女に向けられる空色。 ) 艶子さん見て、ちょっと安心しちゃった。なんでかな。不思議……ですね。 ( ふわ、と微笑む姿から、バニラの香と味のする水が零れ落ちる。零れたことに気付いて瞳瞬けば、すぐさま視線を逸らして指で拭う。バニラの香が強くなってしまう。こういうときの自分は、とても、情けなくていやだけど。「助けて」なんていえなくて、言葉詰まらせるまま、気まずそうに視線は子犬へ。 ) [Sat 17 Mar 2007 05:58:38]
艶子 > あ、ああ。大した怪我じゃないんだ。 ちょっと相手の剣を受け損ねて… ( 顔を覗きこまれるとついつい赤面してしまうのは何故なんだろう。相手の顔が近くにあるって、結構どきどきものだ。 ) チャリオット…ああ、オケアノスさん。うん、知ってるよ。とはいっても、昨日出会ったばかりだったんだけどね。 この傷も――…… ( 昨日手合わせした事を世間話に使おうと思ったけど、怪我の事だし別に言うことも無いかと思って引っ込めた。それに、頬を赤らめるのを見れば鈍感王の私でも何となく察しは出来る。 ははぁ、とか、そんなやらしい笑みを浮かべてしまえ。 ……しかし二人並べてみると絵になるカップルだ。なんか、ちょっと、ジェラシー。 ) オケアノスさん、かっこいいよね。私ああいう人タイプだなぁ。恋人さんとか居るのかなあ。 ( ジェラシーしたのでそんな事を言ってみた。はっはっは。 ) ん、そうか。 ………。 ( 自分の方もエルザファームの事が気になって仕方ない。かといって、切り出しにくい雰囲気であり… 言葉が続かなかった。 ) [Sat 17 Mar 2007 05:47:35]
シャリネ > ( 訂正:同僚→同業者さん ) [Sat 17 Mar 2007 05:37:56]
シャリネ > ( 振り向いた先、嗚呼、やっぱり……と、微笑み深めた。名前呼ばれれば頷いて。立ち上がる姿、額に包帯。傭兵なら怪我をすることは当然、なのだろうがそれでも、矢張り表情が心配そうに。 ) でも、包帯……大丈夫ですか? ( そっと顔覗き込むように尋ね。 ) 元気なら、よかったけど…… ( そう、心配そうな表情消えぬまま、少し視線俯き加減。「トラブルに巻き込まれた」 ) え? ……あ、ええ。えと……そのときは、雷電に御世話になりました。チャリオットさんに、護衛をお願いしたんです。 ( ご存知、ですか?と、同僚だから知ってるかな、という感じでやんわり軽く尋ねつつ。微笑み浮かべるまま。はにかむように少し、頬赤い。情けないな、と思いながら。少女は知らない。アレックスさんに艶子さんが話した、なんて。 ) 今日はちょっと、私用で用があって。 ( 質問にはふわり、微笑んで答えるものの……彼女を見れば幾らか安堵してしまうのか、色々と喉奥に詰まる言葉があるも、必死に飲み込んで。彼女に心配や迷惑はかけられない気がして、エルザファームのことなんて、口に出来なかった。 )  [Sat 17 Mar 2007 05:37:18]
艶子 > ( それは確かにこの荒くれ者が集う雷電ではあまり聞かない足音だった。こんな時間ならば尚更の事―― 階段に腰掛けていた傭兵は顔を上げ、後ろを振り向いた。 ) ……シャリネ? ( その姿に少し驚いた表情を向ける。バニラの香りが鼻を擽り、傭兵は立ち上がった。そしていそいそと急に身形を気にしだすのは、ちゃんと女の子らしくしている人を目の前にしたせいだ。でもどんなに努力してみても、手にした刀と額の包帯がそれを許さなかった。…諦めよう。 ) うん。お久しぶりだ。 私は見ての通り、元気だぞ。 でも…どうしてこんな場所に?そういえばちょっと前に横丁でトラブルに巻き込まれたって小耳に挟んだけど、まさかボディガードとか雇いに…? ( 自分も詳しく知っている訳ではないが、だとしたら色々と心配である。 そしてアレックスにエルザファームの事を話したのを思い出し、複雑な思いに駆られる。この人は、知っているのだろうか…。 ) [Sat 17 Mar 2007 05:30:07]
シャリネ > ……艶子さん? ( もしかして、と言った声音。柔らかな声色は相変わらず。淡いドレスとショール翻し、胸には子犬を確り抱いていた。小さく首を傾げる姿は、きょとんとしていて。振り返れば確信して、微笑み、膝を織辞儀一つ。 ) 御久しぶりです。お元気でしたか? ( やんわり問いながら。貴族のおじい様を眠った後は、雷電へ手紙を届けに来ていたこの少女。まさか出会うとは思っても居なくて、嬉しそうな表情のまま、歩み寄ろうと。 ) [Sat 17 Mar 2007 05:21:42]
足音 > ( カツカツ、足音が鳴る。少し軽い、足取りが。重さを感じさせない其れは、雷電には相応しくないかもしれない。 ) ( 一定のリズムで降りてくる音。カツン――――……。その音が、貴女の上。後ろの段で、止まった。 ) [Sat 17 Mar 2007 05:21:17]
お知らせ > 足音さんが入室されました。 『カツ、カツ.........』 [Sat 17 Mar 2007 05:12:59]
艶子 > ( それなら、普通の馬鹿より極めつけの馬鹿になろう。どーせ足掻いた所で、私にはこいつしか無いのだから。選択肢も無い奴が迷う事など出来はしない。 ) [Sat 17 Mar 2007 05:11:56]
艶子 > ( 戦いは気負いである。戦力差や状況も確かに大きく左右するけれど、「勝ちてえ」と強く思った方が有利になる。彼は昨日、私に勝ちたいと願ったんだろう。それもかなり強く。私が今まで培ってきた努力を凌駕する程までに。彼の胸中に渦巻くものが、例えどんなに誉められた事では無かったとしても、結局この世は勝ったほうが正しいんだ。 つまり。 ) ほんの少しでも諦めや妥協が入った私の剣は、その程度だということか。そこら辺の町娘となんら代わらない――。 ( 私には大きすぎる目標があり、それに縋って生きてきた。等身大の自分を見つめるには余りにも現実は残酷すぎて、見つめたとしてもどうにもならなくて、ならばいっそ自棄になろうと我武者羅にやってみた。 結果、奇跡的に私は栄光を手にする。馬鹿げた目標に縋る必要は無くなった。だが、やはりどんなに有名になろうが豪天寺艶子は豪天寺艶子だったのである。 馬鹿は、馬鹿にしかならない。 ) [Sat 17 Mar 2007 05:05:50]
艶子 > ( 嫉妬。過去、私は色んなものを羨ましがり妬んできた。男と女の力の差。イエロティアと他の種族の体格の差。頭の良さ。地位。外見。女らしさ。 …傭兵風情と騎士隊長。世の中には大抵、どーしても叶わない相手というのが居る。子供の輪という小さなグループから、生物というとてつもなく広い輪の間にも。 必ずしも劣る部分を見比べる必要は無い。自分の秀でている部分を活かせばいい。しかし、その分野に置いても上には上が居るのである。頂点に君臨する事は不可能に近く、誰かに妬まれながら誰かを妬む、そんな器用な事をするようになる。 …私は一度その差に絶望し、膝を突いた。それから這うようにして上を目指し、また足を滑らせて転がり落ちた。 ) ( チャリオット=オケアノス。彼は悔やんでいた。けれど、その剣は確かにこの私を打ち砕いたのである。廃れかけたとはいえこの英雄を。 この敗北が意味する事は、何か? ) [Sat 17 Mar 2007 04:55:37]
艶子 > ( ギルドへの報告が一日遅れてしまった理由は、傭兵の額に巻かれた真新しい包帯を見れば明らかなれど、大事なのは報告そっちのけで同じギルド員と「手合わせ」なんぞした事だ。 前例 (というよりは、前科) がある私は、また無理に決闘染みた事を強要したのだろうと疑われたが、概ね間違いでは無いとそれを否定せず、長い長い説教と嫌味と嘲笑の雨を浴びる事になる。まあ、慣れっこだ。 相手―― オケアノスの心情を何となく察知した上で露骨に誘ったのだから。 今回怪我をしたのは自分の方だけだったので、特にお給料に響くような罰は無く。だがしかし、シスター・ジャスティスからの依頼を請けている最中だというのに、少々迂闊ではあったかもしれない。依頼を完遂する前に私闘で怪我して出来ませんでしたなんて言ったら、それこそ信用に関わる。そんなものが傭兵にあればの話だけど。 ) …はぁ。 ( それが終わってから、ギルドの建物の階段に腰掛けてぼんやりした。腕に刀を抱いたまま。 )  [Sat 17 Mar 2007 04:44:18]
お知らせ > 艶子さんが来ました。 『雷電にて。』 [Sat 17 Mar 2007 04:33:48]
お知らせ > オケアノスさんが退室されました。 『(朝が来る前の一仕事。彼女の顔に傷が残ったら如何しよう―などと考えながら、今は走る)』 [Fri 16 Mar 2007 04:58:59]
オケアノス > ――でも、顔に! 傷が! (自分が普段ハンカチの類を持ち歩かない男なのを、今日ほど悔やんだことは無い。 何かないかと思案した結果、慌ててジャケットを開いて、タイを引き抜いた。彼女の血を丁寧に拭い)(「了承の上での結果」)………。(図体デカイホワイティアの男が、怒られた子供のように眉を下げる。暫くは自己嫌悪の嵐だ。気丈に笑う彼女の笑顔に比例して、此方はどんどん暗くなる。 砕けた口調で、おどける彼女の気遣いは、自分を心配させない為のものでもあるんだろうと思うと、とても愛しくて。 少しだけ抱く腕に力が篭る)…………構いません。 私の評判なんて、無いようなものですから。それよりも、もう喋らずに――出来るだけ揺らさぬように運びますから、私の首に手を回してください。(それこそ、壊れものを抱くように確りと抱えて――……医者が寝ていたら叩き起こす。珍しく慌てた様子で飛び込んでくる傭兵の様子に医者はさぞかし驚くことだろう。) [Fri 16 Mar 2007 04:58:22]
お知らせ > 艶子さんが帰りました。 『そのまま運ばれる少女。結構な大荷物になってしまうけど、この人には頑張って貰うとしようっ。』 [Fri 16 Mar 2007 04:50:53]
艶子 > 大騒ぎしないでってば。ちょっとおでこに傷付いただけだから…。 ( 脳の方はまだぐわんぐわんと揺れているが。これも暫くは止まらないか…。 ) …べ〜けやろう。これぐらいで駄目になっちゃうような鍛え方はしてないよ。 お互いに了承の上でやりあったんだ、文句は無いさ。けど…… ま、うん。こういう「お姫様抱っこ」ってのも、悪くないかも。 ( 戦いの緊張の後のせいか、そんな気の抜けた冗談を零しつつ。 ) 雷電の医者…あぁ―― また変な噂が立っちゃうな。オケアノスさんの風評も悪くなるといけないし、こっそり行こうか…。 ( この時間だ、医者は寝ているかもしれないが叩き起こして貰おう。そんでもって、黙っててもらおう。 ) [Fri 16 Mar 2007 04:44:48]
オケアノス > いいえ、いいえ――っ……!!( 崩れた砂の城を、慌てて掻き集めるように、酷く慌てて少女を抱いた。 顔を覗きこみ、何度も何度も首を横に振りながら、「違う」と――最早何が違うのかすら、自分でも判らない。…ただ、取り返しの付かない過ちを犯した…そんな気持ちしか残らなかった。) 大丈夫ですか…!申し訳ありません、 ッ――…そ………その、あぁ………失礼な事をッ口走り…まして、本当に…… ( ……眼帯が解けて、始めて見る彼女の素顔。その素顔を、血が汚す。それが自分のした事なのだと思えば、唇を噛み締めて額の傷を覗きこみ……)本当に…申し訳ありません―― 私は ―― ……。途中から手合わせだという事を忘れておりました。申し訳ありません――(ここで起こった出来事を、もし第三者が見ていたら…『手合わせの結果、女傭兵が倒れた』それだけの事なのかもしれない。だが、喜べない理由は、男の中に在る。  彼女を切り伏せるくらいの「気負い」――その理由が理由だと思えば、ただただ情けない。 )  …直ぐに、ギルド、へ…!ギルド付きの医者が今日はいた、と思います、し……!(抱き上げんと両膝の後と背中を抱いて立ち上がろうと) [Fri 16 Mar 2007 04:36:00]
艶子 > ( 男の刃は肌と、眼帯の紐を断ち。遅れてばらりと眼帯が解け、光を失った片目が顔を覗かせる。 …そして静寂が訪れた。男の”気負い”が、少女の”気負い”に勝った瞬間。いや、二人の心の中にあったのはそんなものじゃなかったのかもしれない。 景色が揺れる、星が瞬く。私に良くしてくれた皆の、嘲笑う顔が浮かんで見えた。 ごめんなさい、また負けちゃった。 そんな言葉を胸で呟く。やがて薄ぼんやりとだが意識と感覚が戻り始め、額から流れ出る血の熱と誰かに抱きとめられている感触に気付いた。虚ろな目が男を見遣る。必死に私の名前を叫ぶ声が聞こえる。 ) …………… 馬鹿。そこは「勝った」って言って、喜ぶ所だよ…。 ( に、と僅かに口元が歪んだ。 ) [Fri 16 Mar 2007 04:12:11]
オケアノス >  ―――あ   あぁ  ――――  ……  (思い描いた結末だった筈だった。なのに、湧き上がるのは勝利の余韻なんかではなく――)   豪天寺っ……さ――――!!(酷くうろたえ、倒れこむ貴方を抱き留めんと剣をあっさり手放し両手を伸ばす)  豪天寺様  ッ ! [Fri 16 Mar 2007 04:03:06]
オケアノス > (少女と男の体が近くなる。 そのまま倒れれば或いは怪我はしなかったかもしれないのに。 ――そんな事を考えて、飛ぶように踏み出した男は   空しい結末を描いてしまった一瞬を打ち消すように――剣を最後まで離さなかった。) (硬い感触    鞘の中――互いの相棒たる鉄の刃同士が打ち鳴らす甲高い音   舞い上がる土埃  合間に見える少女の不適な笑み   許しを請いたくなった自分      そして    散る鮮血   )―――――(乾いた土が舞い上がり、静まる頃)――――――。 (自分の剣が、どうなったのかを呆然と見詰めた。 あの体勢から防御を取った彼女。 その彼女の額を浅く裂いた剣先――肘まで伝わる剣戟の余韻) [Fri 16 Mar 2007 04:02:12]
艶子 > ( 相手の振り下ろす攻撃を、頭上で受け止めようとした少女。しかしその勢いは凄まじく、またこちらの姿勢が不安定なのも重なって… 攻撃を完全に殺すことは叶わずに、振り下ろされた刃が少女の額に僅かにめり込んでいた。 ぼたぼたと血が溢れ出し、オケアノスの剣を伝う。 ) ……………………    ちっ。 や  っぱ、弱い な―― あた し。 ( 刃は内部に到達しなかったが、その衝撃は十分に艶子の脳を掻き混ぜた。がくりと膝を突き、ゆっくりと―― 真横に倒れる。 ) [Fri 16 Mar 2007 03:46:17]
艶子 > ( 傭兵の片方だけ残った目が大きく見開かれる。驚きと、恐怖と、死の予感に。……しかし、その口元だけは歪に歪んだままだった。死を覚悟したのか、或いは―― いまだこの突発的な戦いを楽しんでいるのか。後悔はある。こんな戦いでくたばったんじゃ、MJの奴は怒るだろうなァって。前のめりになった姿勢は隙だらけで、どうにも出来ない。 …万事休す。 ) ……! ( が、その瞬間だ。ほんの一瞬だが、相手にも隙が生まれた。その胸中に渦巻くものは、何か?だがここで大人しく切り伏せられる気が無いのならば……ッ!! ) ッシャアァァァ―――ッ!! ( ざりッ、と足を踏ん張り、浮いたままの剣を持ち直し、再び防御の姿勢へと。持ち上げるのは剣全体ではなく、剣の柄の部分のみ。その一点のみで、受けるしかないッ!! ) …………!! ( ガッ、と鈍い音が鳴り響き、鮮血が散った。 ) [Fri 16 Mar 2007 03:45:24]
オケアノス >  ――――――煩いッ……!!!  煩い煩い煩いッ……!!! (彼女の言葉が耳を裂く。彼女は常に何かの為に剣を振るい、天を目指している。 誰かの為に、誰かと共に。     では自分は……? 彼女の居る場所を羨み、金の為に剣を振るい――それでしか自分を実感できない。自分は?  叩き伏せてどうなる。彼女を上から見下ろして、それで?   彼女はきっと、自分が泥を付けても立ち上がる。         …自分は? )(それをしてどうなる?)(感情につられて、身体が極度の興奮状態に―無駄な力が入り、息が上がり始める。ぎらぎらと光る瞳だけが彼女を追いかけている。)―――ッ!!!!(…後ろに飛んだ反動で切っ先が持ち上がる。 だが、その勢いを殺す事無く「振り上げる」勢いに変えた。 間合いのギリギリ外程度まで間を開けて再び構えよう。踵が地面の上を滑って) ァアアァアアァアァア―――!!!! (よろめく少女の身体が見える。土埃の合間に前へ、此方へ身体を晒す少女の姿が。ならば――狙うは――― 殆ど意地の境地で――再び上から下へ叩きつけるつもり   ズダンと音がなるほど、踵を強く踏み出して、自分の間合いまで  。)         (いざ叩きつけようとした刹那―― 己に対する問に、答えを告げる) (彼女を斬り伏せても、自分には自分にしか残らないのだと 「此処にいるだけ」なのだと。)   (どうしようもない空しさが、身体から力を奪っていく。振り下ろす剣先からもホンの一瞬、力が抜けた。しかし重さと中途半端な力により振り下ろされる剣先は、止まらないだろう)(その瞬間を傭兵が見抜くか――或いは、見抜けずそのまま、この壊れた傭兵の刃に叩きつけられるか――) [Fri 16 Mar 2007 03:23:12]
艶子 > どうした!伊達じゃあ無かろう?ただ只管勝つ事だけ考えて剣を振るってきたんだからな! …そうだ、私は勝たなくっちゃならないッ。 ( 文字通り地獄の果てまで付いてきてくれた相棒の為の為。私の帰りを待ってくれている魔女の為。その身を焦がしながら尚も挫けぬ狩人の為。こんな私の事を認めてくれた人の為ッ! ) 私は、私が今までブッ倒してきた奴と、私に良くしてくれた人たちの為にも勝た―――……… ッ ( 剣への力は増す一方。そう、体中に力が漲ってくる。しかしそれは、相手が弾みをつけて下がったと同時に行き場をなくし、剣の重量も重なって傭兵は前によろめいた。しまった、と思った時には無防備な身体を相手に晒す。 ) [Fri 16 Mar 2007 02:56:43]
オケアノス > (剣を振るった勢いと、体重、後は感情だけで押していたが――徐々に押し返される。純粋な力の差によって。 ギギ、と鞘同士が擦れて、歪な音をたてる。柄を握る両手が震え――踵が僅かに土に埋まる。こんな自分よりも小さな人間にッ…少女にッ―――押し切られると!!!) ) ――――っぐ……ッ!!!! (一度、こちらから下がらなければならない。押し切られれば、身体は弾かれ、上体を崩される。 場面が場面でなかったら、無邪気に微笑む少女の微笑みに見えただろう。――今は、その笑顔を睨みつけながら、一度体重を剣に乗せ――弾みをつけて後へ下がろうと――) [Fri 16 Mar 2007 02:46:09]
艶子 > ( 何がこの男を駆り立てる。何がこの私を駆り立てる。傭兵が金以外の物を求めて、何になるッ。 ただ嫉妬に燃える男の剣では無い。その重さ、そのスピード。彼は今、自分の命より重いものを賭けているのではないか!? ) ……っ!は、 はははッ、重てェ……。 ( 刀身に響くその衝撃は骨を伝わり私の身体を揺るがす。 更に押し込もうと迫るその力に、柄と刀身の中央を持って力で対抗しよう。両者の顔が近づき、されども今度は顔を赤らめることは無い。少女の顔はぐにゃりと歪み、満面の笑みを湛えていた。かたっぽだけの黒い瞳には、野望が燃える。 ) まともな身体一つしか才の無い男は傭兵に、女は娼婦に!娼婦になるのが嫌なら剣を握るっきゃ無ェ! ……そう思うなら、挫いて見せろ!この私を、豪天寺艶子を…!そして上から私を見下し、お前は半人前だと罵れ!なあ、オケアノスッッ!! [Fri 16 Mar 2007 02:35:17]
オケアノス > ( 今、自分と対等に剣を交えているという事を否定する。 )  だからっ―― 一人前になんて、なれるはずがっ無い――!!!  [Fri 16 Mar 2007 02:25:06]
オケアノス > (――自分が求めていたものは、彼女には不必要なもの。彼女の思い描く夢は、自分は考えもしなかったこと。――何もかもが、この少女に敵わないだなんて―― 許せなかった。)( 誰が )  (自分が。)(ならば、その彼女をへし折ってしまえば良い。 叩き伏せ泥をつけ、何処までも汚してやれば良い。 泣き崩れる彼女を抱くのも良いだろう。そして、彼女の通過点の一つでしかなかった自分を、彼女に「欲しい」と言わせる事が出来るのではないか。 そうすれば、そうすれば、自分は、少しだけ「此処」に居ると実感できる――  そんな理解されぬであろう、どうしようもない夢想を抱いて、剣を振るう。)―――――ッ!! (何時もならば心地良い剣戟も、今日は鞘を刃に着せている所為で、鈍い音が響くのみ。 本来ならば、この一撃で相手の全てを、叩き折っている筈だった。だが、その一撃を受け止めた彼女の腕と力――認めねばなるまい。認めざるをえまい――鞘の所為で、いつもより重い手応えが腕を伝う。だが、緩める事無く押し切らんと上から力をかける。 その所為で、顔が近くなり、語る声も近く――彼女の言葉が目の前で降りかかる。)だって――貴方はか弱いじゃないですかッ  剣を握るよりも、他の道も、あっただろうにッ―――!!!!( 今、自分と対等に剣を交えているという事を否定した。 [Fri 16 Mar 2007 02:21:44]
艶子 > ( その男の胸中に渦巻く思い、少女には深く理解することは叶わぬ。しかしその反応だけは自分の予想しないものだった。鼻で笑うか、感心するか、そのどちらでも無い。怒りに満ちたものだった。 ) そーさッ、大馬鹿さッ!しかし私にはそれしか無かったンだよ、戦って戦って戦って、只管上を目指す以外は――ッ!! ( 互いに剣を振り上げた姿勢、先に振り下ろされるのは振り回しの利く相手の剣か。こちらは大剣を振り下ろすのではなく、眼前に構えて受けの姿勢を取り、その渾身の一撃を捉えようと。 やっぱりだ、この人…やるっ!初太刀で蹴りをつけるのが信条の私が、初太刀を相手に許すとは。 ) どいつも、こいつも、さっ…。女だからってさ、子供だからって私の事を見下しやがるんだ。誰一人として私を一人前に見てくれるのは居なかった。だから私、必死に稽古したよ。朝三千回、夕方七千回立木をブッ叩くんだ。そしてファイト!勝ちに勝ちまくった!身が震えたね…ッ。私みたいな小娘がだ、不可能・絶望的とされている事をやってのけた! でも足り無いんだ!全然足りないんだ! ( 相手からは先ほどまでは感じられなかった、気迫を感じる。だが、それに気圧されて溜まるか! ) [Fri 16 Mar 2007 01:58:49]
オケアノス > (彼女の言葉を黙って聞いた。視線は最早、逸らせない。 逸らすことが出来ない。闇が光を求めるのと同じく。光が闇の傍にあるのと同じく。――彼女を羨み妬んだ自分は、自分の上―天を背負ってたつ彼女から目を離せない) ―――――――――――。(途方もない話しだ。夢物語だとすら思う。……だけど、唯一つはっきりして居る事は、今、彼女が居る場所とて通過点の一つでしかないという事だ。通過点でしかない彼女の居場所が欲 し い と思う自分は、何処までも惨めで――) ―――――――馬鹿げているッ…!!! (自分の求めるものは、彼女にとって「それだけ」でしかない。思わず吐き捨てた言葉には、男らしからぬ悔しさが滲んでいた。 ――そして 今こうして対峙する自分は、最強を目指す彼女の踏み台でしかない。途端、羞恥に萎れていた心が膨れあがった。 此処で逃げ出したら、本当に彼女の踏み台で、彼女の通過点の一つでしかないッ―― 。 自分が此処に在る事を、血を流すことでしか、剣を交えることでしか実感できない壊れた”人間”の紛い物――チャリオット=オケアノスは、剣を握りなおし、同じく走り出した。あの小柄な女をただ、薙ぎ払い地面に叩きつければ、事足りる―― 防御など一切考えぬ、攻撃特化の男は) オオオオオオォォオォオオオ―――!!!! (持ち上げた切っ先を更に持ち上げ、向かってくる女を地面に叩き伏せんと、振り下ろすッ――!) [Fri 16 Mar 2007 01:47:36]
艶子 > ああ。勝利は確かに私に栄光を齎してくれた。命賭けた甲斐はあったよ。何だよ私、やりゃァ出来るじゃん。とも思った。自惚れるのが礼儀、いや、義務とすら思った。 ……簡単だよ、金の為に人を殺す傭兵が英雄になる手段。明日を見なけりゃ良い。パプテスや騎士が凄いのは、自分の命を顧みない覚悟があるからだ。誰だってそんな手段を取れば、英雄にぐらいなれるさ。 …金の為に戦う傭兵が自分の命を顧みないなんて、矛盾してるけどな。 ( 大剣を肩に担ぎ、腰を低く―― 目はしっかりと相手へ向けられ。 ) 私は……。 ( 暗がりに相対する二人の傭兵。そのどちらもが、その先の答えを続けられずに同じ言葉を零す。一瞬迷った後、艶子は口を開いた。 ) 大よその人間は一度ぐらい考えることがある。貧しい人や、病人や、困ってる人。そういう人を何とかしたい、って。やがて自分の力量を知り、不可能だと諦める。 …でも、それをある程度可能にし、人間が到達し得る場所で、尚且つ可能性がゼロではないポジションが一個だけあるんだよ。何だと思う? ―――「王様」さ。…百人殺せば英雄。じゃあ、何人殺したら王様になれるかな? ( 一度は捨てた夢の筈。それをどうして私はまた語る?嗚呼。 有耶無耶の気持ちを抱き、相手目掛けて走った。大剣を振り上げながら――! ) 私はそこに辿り着きたいッ!ナンバー・ワンが良い!最強が良い! [Fri 16 Mar 2007 01:16:32]
オケアノス > (彼女の後をついて歩く。路地に入り、月光が遮られ――暗闇の中を歩く。塀と塀に切り取られた細い夜空を見上げて) ……。(短い躊躇いの後)そうですね。そう思います。凄い言葉だと――そして、どうしようもなく救いようのない言葉だとも。でも、結果を見れば……間違ってはいないと思います。 貴方は、それを とても良くご存知でしょう…?(悪魔を殺した。吸血鬼を殺した。竜を殺した。蔦の悪魔を殺した。殺して、殺して、そして貴方は名声を得て、誰かに羨まれる程の栄誉を手に入れた。 羨望も感謝も妬みも嫉妬も)パプテスが「神」の為に、騎士が「正義」や「平和」の為に剣を握るのならば、傭兵は「金」の為でしょう。「金」の為に剣を握る殺人者が、この数十文字の言葉で英雄になれるとしたら…私は「それ」に縋りたい。(「殺人者以上の」)…………豪天寺様。(路地を抜ける。広場――何かの建築予定地なのか、新地の場所だ。彼女の背中が月光に照らされた。 ああ、眩しいな、と思う。追いかけながら、今一度彼女の名前を呼ぶ) 豪天寺様―――お聞きしたい。貴方は何の為に傭兵でおられるのですか。これ以上の何を期待しておられるのですか。 私は――( 準備を整える彼女に問いかけた。 此方も、預けられた荷物を邪魔にならぬ場所へ避難させ、ベルトからリングを抜いて鞘を外す。彼女の大剣に比べたら短く――片手でも扱える剣バスタードソード) 私は――― (両手で柄を握り、切っ先を持ち上げる)……………。(言葉を続けず、構えることで沈黙す) [Fri 16 Mar 2007 00:59:37]
艶子 > ( 私だって自分より年下の、そして自分より力のある人を知っている。妬みというよりは叶わないという諦めだったかもしれないが――…。 ) ……凄い言葉だね。戦場で百人殺せば英雄か。因果な商売だよね、そりゃパプテスの人とか騎士の人に嫌われる訳だ。おまけに給料も決して高いとは言えない。一級、二級娼婦の方がよっぽど良い暮らししてる。 …うん。それでも何かしらを期待して私はこうして傭兵やってるんだろう。殺人者以上の何かになる為に。 ( 夢は王様。夢は王様。思い出す度に苛立ちを感じる。つまりそれは… まだ心のどこかで諦めきれてないのかもしれない。 ) ありがとう。傭兵やって結構経つけど、そう言ってくれる人は貴方で二人目だ。 ( 例えそれが偽の「嬉しい」だったとしても。 居た堪れなさと羞恥に悔やむ、この男の人。でも、だからこそ―― 彼みたいな人だからこそ、私も聞いて欲しいことがあった。滅多に他人に打ち明けない私の胸の内を。同業者である、彼に。 ) いいよいいよ。どうせネチネチと小言を聞かされるだけだ。行ってお給料が上がるのなら喜んで行くけどね。 ( 通りから狭い路地に入り、やがて辿り着くのはちょっとした広場。スラムと違って無計画な建設を繰り返した訳ではないこのギルド地区も、探してみればこういう場所もある。辿り着くと傭兵は板金鎧のベルトを外し、脇に放った。次に篭手を外し、刀を外し、それも脇に放る。大剣は鞘に収めたまま、結び紐で鞘がすっぽけないように固定した。あくまで手合わせだ、相手を傷つけたりする積りは無い。 そしてゆっくりと鞘に収めたままの大剣を構えた。 ) [Fri 16 Mar 2007 00:25:36]
オケアノス > (自分への失望に、彼女への嫉妬・妬み――心に燻る思いをそのまま吐き出したら、それは、ただの八つ当たりだ。それが解らない程子供でもないつもり。いや、こんな情けない思いを抱えている時点で、十分子供なのだけど。――勘付かれているなんて思わない。 しかも相手は女性だ。しかも年下の――本当に、ただの少女だ。 ”女”と言うには足りない、幼ささえ残した少女。「女性は壊れやすいものだ」と教え込まれている男は、態度は変えまいと努めている。 歴戦の傭兵の前では無駄な努力だとしても)(「傭兵に栄光なんて必要ない」)…… (短い沈黙)  「人を一人殺せば殺人者として処刑されるが、戦場で人を百人殺せば英雄になれる」という言葉はご存知ですか。傭兵とは、とどのつまり、何かを殺すことでしか、立場の証明が出来ない職業なのだと思います。 ですから、どうぞ――……貴方の剣で得た評価を、そのように仰らないでください。でないと、ただの殺人者でしかなくなってしまいますから。 ……勿論、誰かれからの妬みもあるでしょう。でも、それは、貴方を認めているからの反応だとも思うのです。―― 尤も、それは豪天寺様のような、若い女性にとっては辛いものかもしれませんが。少なくとも、私は………貴方とこうして話せた事や、同じギルド員である事が嬉しいですよ。(ギルドに所属する傭兵達から注がれる、妬みや嫉妬の視線。それがどれ程辛いものなのかは、分からない。だが、自分よりも年上の男ども二、そのような視線を向けられたら、普通の女性ならば恐怖を感じるものだろう。 ――自分も、「嫉妬する傭兵」の一人なのかと思えば、ふと…彼女へ視線を戻し、そろりと彼女の顔を――)……………。( 彼女の顔を見る。 黒髪を揺らして、明るく笑っていた彼女が、自分を見上げて―……) ……。 ( 自分の心を見透かされていた事に気が付いた。  そんな彼女に自分は、「嬉しい」と言った。 どんな気持ちで彼女が、自分の言葉を聞いたのかと思うと――なんとも居た堪れない。燻っていた黒い炎が、羞恥に呷られ、身体の中を焼き尽くす。紅色に染まる男の顔)―――っ……。( 言葉を詰まらせ、顔を背けた。逃げ出してしまいたい気持ちに襲われながらも、暫く無言で彼女の隣を歩き)――――……。 (「手合わせ」)………………。   (凍った顔で) ……ギルドは、よろしいのですか。 (  ――手合わせ承諾 [Fri 16 Mar 2007 00:01:26]
艶子 > ( いまだ照れを表情に浮かべる傭兵。しかし、その碧色の瞳の奥に見えた一瞬の変化を―― 傭兵は、見たことがあると感じた。こういう目で見られた訳じゃあない。そう、女だから、子供だからと馬鹿にされた後に覗いた、鏡の中の自分と似ている。 ) …………。 ( 笑みは崩さない。けれど、言葉も返さない。ただ相手の言葉に棘が混ざるのを感じた。そしてその理由も何となくだけど…… わかってしまった気がする。 あぁ、嫌だ。何て私はエラそうなんだ。 ) そんな事は無いさ。傭兵に栄光なんて、本来は必要無いものだ。ギルドちゃちょっとばかし鼻つまみ者だって事は理解してるし、妬みなんかも買ってるみたいだ。 ( 鼻を掻いて、もう一度相手の顔を見上げる。その艶子の表情にやや堅さが混じる。相変わらず口元は笑っているが。 ) そうだね。経過はどうであれ、害悪の吸血鬼を懲らしめたんだ。 ( 実際にやったのは相棒の方だったが。 ) これで更に重い処罰なんてしてたら、雷電自体が文句を言われかねない。 ―― ところで、オケアノスさん。突然だけど、同じ大剣使いとして貴方とちょいと手合わせしてみたくなっちゃった。どうかな、この先に人通りの疎らな場所があるんだけど。 ( まるで情婦のような台詞だ。おまけに誘い方も露骨過ぎる。 ) [Thu 15 Mar 2007 23:25:23]
オケアノス > (こうして話していると、普通のイエロティアの少女と変わらないように思う。…反応も特に珍しい事はない。慌てる姿など可愛らしいと、素直に思った程だ。――彼女の細い腰に腕を回して、抱えあげてしまえば、抵抗なく組み伏せるんじゃないかと――下衆な想像すら過る。 だけど―― 数ヶ月前、この娘に出来た事が、自分には出来なかった。 自分はヴェイトスで、下っ端として借り出され奔走していた。彼女は最前線に飛び込み、悪魔の心臓に剣を突きたてたのだ。 ……その差。 彼女がレイシェリダンのような女だったら まだ  仕 方 が 無 い こ と なのだと、諦めも付いたのに。自分よりも低い身長で、自分ですら振り回せそうにない大剣を振り回す彼女。  その事実が、胸の奥で黒く燻る)――――……。いいえ。かの有名な――雷電の英雄を知らないなんて。後々職員にどやされそうですよ。せめて、噂が広がるときに「可愛らしいイエロティア」だと聞いていれば、豪天寺様(「様付けは苦手だ」と言う貴方へ、わざと強調して)のご帰還の知らせと共に駆けつけましたのに。  ――気負い一つとは…豪天寺様が仰ると、説得力がありますね。 (眩しいものを見るように、瞳を細めて) そして、納得できます。こうして「教わっている」と感じるうちは、まだ豪天寺様には敵わないのでしょう。―――……謹慎? (眉を跳ね上げ、話を聞き)……それはまた。 ヴェイトスならではの謹慎理由ですね。………なるほど。……其処まで喧しくいうギルドだったとは意外です。「雷電」…依頼の結果ならば問題ないでしょう。何よりも豪天寺様の報告ですから、そんなに厳しくは――ないんじゃないかと。 [Thu 15 Mar 2007 23:03:26]
艶子 > や、やだ…。 ( 私、今すっごいこの人に見られてる。髪質、瞳の形、鼻、唇、耳、首筋、胸、肩、腕、手首、指、太股―― その筋肉に到るまで。流石にそこまでは見られていないのかもしれないけれど、そこは艶子という少女の勝手な暴走だ。 でも、ちらりと見返した相手の瞳に浮かぶ色に気付いた。 ) い、イエロティア何て皆同じに見えるし、刀差して歩いてる奴なんて沢山居るから知らなくても仕方ないよ。そんな、間抜けだなんてこと。 ううん。私、お嬢さんって呼ばれるの嫌いじゃないぞ。でも、様付けで呼ばれるのはちょっと苦手、かも。 ( そうしてまた笑って見せる。顔はまだちょっと赤いけど。 …いやぁ、ドキドキした。 ) 訓練とか模擬試合とかなら、そりゃあ私だって遅れは取らないかもしれない。でも本当の殺し合いは”気負い”一つでどんな実力差でも凌駕してしまうものだから。 …えへへ。私、レイのファンだから結構それって誉め言葉かも。でもレイはもっと強いよ! ( 先ほどまでの物腰柔らかな大人の男な態度が張り詰めたものへと変わる。尊敬されるのは嬉しいけれど。 ) …誰の依頼も受けずに吸血鬼のステアを追い回したせいで文句言われてさ。暫く謹慎してたんだ。ほら、本来ならカーンのお仕事じゃないか。 ( あちらさんも傭兵を抱える身だ。仕事を取られちゃいい気はしなかったのだろう。 ) 今は暗黒街のシスター・ジャスティスに雇われているんだけど、そこで倒した吸血鬼の件で雷電に報告しに行く所だったんだ。今回はきちんと雇ってもらってるから落ち度は無いんだけど、一応確認という意味でね。 [Thu 15 Mar 2007 22:37:18]
オケアノス > (彼女が豪天寺艶子。本マグロとか、フェティシズムとか、その辺りがいっぺんに吹き飛んだ。自分と比べて華奢な彼女が、かの悪魔騒ぎの時に活躍した傭兵だというのか。 想像とはまるきり正反対の少女を無遠慮に覗き込む。赤く染まる顔すら目に焼き付けんと。 黒い少女の瞳を覗きこむ、碧色の双眸には、羨望と――隠し切れぬ失望が混じった) ………驚きました。(肩から再び力が抜ける。) 貴方が、あの有名な豪天寺艶子だとは。今の今まで知らなかった私が間抜けなのでしょうね。――だとしたら、「ご謙遜」は其方のほうではないですか。間違いなく私では敵いませんよ。「お嬢さん」だなんて申し訳ありませんでした。 豪天寺”様”。そうですか――貴方が。貴方が――…。正直。 …もっと、こぅ……コロセウムのレイ・シェリダンのような方を想像していました。イエロティアの方だとは聞いていたのですが。……最近は余り噂を聞かなかったのですが、何処かへ雇われていらっしゃったのですか?(態度に「尊敬」が加わる。 「お使い少女扱い」から自分よりも上の「剣士」に対する態度になる。雰囲気も、やや張り詰めて) [Thu 15 Mar 2007 22:19:32]
艶子 > いや、一番の目的だったヴェイトス本マグロを手にする事が出来なかった…。安売りとはいえちょっと高いのは確かだから、節約出来たんだと思うことにする。 ( でもやっぱり食べたいマグロ。海岸じゃあ流石にマグロの一本釣りという訳には行かず。 ) う、うむーっ。遠慮なく誰かを使う、だなんて何やらフェティシズムで危険な匂いがぷんぷんするぞ。でも、お願いする。 ( しかも相手は年上の殿方。この響きにクラっとこない奴は居ない! …多分。 ) かッ、可愛ら……。からかわないでくれ、そんな事全然 無いからっ。 …歌も踊りも嫌いじゃないよ、見る側だけど。甘いものも大好きだ。でもやっぱり、剣と戦いが私は好きだ。 ( ちらりともう一度下から相手の顔を伺う。 ) うん。ツヴァイハンダーだ。和刀の鋭さも好きだけど、大剣のパワフルさも捨てがたい。 そうかな?私からみるとオアケノスさんは強そうに…あ、判った!『ゴケンソン』って奴だ! ( 成る程成る程、と頷いて。 ) そう、ツヤコ・ゴーテ……ん、 じ。 ( 笑みが消え、真剣な眼差しで顔を覗きこまれて思わずぐぐ、と背を弓なりにそらしながら、赤面した。 ) [Thu 15 Mar 2007 22:00:24]
オケアノス > (本当に言われた。もしかしたら、さっきの幻の続きじゃないかと、一瞬目を丸くする。…だけど、元気の良い「愚痴」も続いているし、右手には確りと剣ではなくて、荷物の重さを感じられた。  現実だ。今だ。 そう考えると、目の前の少女の言動と、自分の想像が重なった事が、とても愉快な奇跡のように感じられて、微かに笑いだす)この荷物で、この時間のあの場所へ? それは随分と無茶な真似を――カヨワイお嬢さんには辛かったでしょう。あの戦場から、確りと帰ってきた挙句、しっかりと成果を得た”勇者様”には敬意を払わないといけません。――ですので、遠慮なく私を使ってください。(自分を見上げる視線に、微笑んで――貴方の隣を歩くだろう)剣が好き…?…変わっていらっしゃる。貴方のような可愛らしい方は…歌や踊りに甘いものが好きなのだとばかり。………ああ、もしや、その背中の剣は「頼まれた荷物」ではなく、貴方の物なのですか…?だとしたら、私は貴方と剣を交えたら、きっと敵わないでしょう。見掛け倒しなんですよ、私は。 (「艶子」)私は――チャリオット・オケアノスと申します。雷電の傭兵です。……… ……。(笑みが掻き消え) ……もしや、豪天寺? 艶子・豪天寺嬢――? (思わず顔を覗き込もうと) [Thu 15 Mar 2007 21:44:04]
お知らせ > オケアノスさんが来ました。 『(白昼夢の続きだろうか)』 [Thu 15 Mar 2007 21:29:07]
艶子 > そうだな。もうちょっとぐらいなら積めそうだ。後は口に革紐を咥えさせて、皮袋を引き摺れば完璧だな! ( 元気良く言って見せた! ) これでも結構毎日は楽しいんだ。こういう罰ゲームはちょっとアレだけど…… 特売セールの主婦ってのは強くて。出来ればセールじゃ無い日に優雅にお買い物したいんだけど、お金が…。 ( ああいかん、初対面の人に対してついつい愚痴っぽく。フォローになってないフォローのフォローをしようとして、失敗した感。 ) 良いのか?何か初対面の人に悪い気もするけど、助かる。 いや、普段なら「いやいや悪いですよ」と朱鷺の都風気遣いを見せるところだけど、本気で結構辛いから…。 ( 差し出された右手にはい、と大きな紙袋を渡す。 傭兵にしては物腰柔らかで丁寧だ。少女の目がぱちくりと瞬き、相手の顔をじぃ、と見詰める。何だか、前に私の面倒を見てくれたアイソン兄ぃに似てる。 ) うん。私も大きな剣は好きだから。 …それに、お兄さん結構鍛えこんでるでしょ。おまけに背も大っきいし、大剣を振り回すのに適した体格をしてる。羨ましいなあ。身体を鍛えたり剣の技術を向上させたりは出来ても、身長を伸ばすことだけは出来ないし。 ( あ、と口元を押さえた。 ) ごめんなさい、行き成り変な話を。 私、艶子って言うんだ。お兄さんは? [Thu 15 Mar 2007 21:27:47]
オケアノス > (何処か胡乱なげだった瞳が、瞬きを3回する間に、驚きと共に「此処」へと戻ってくる。血の匂いも、剣戟の音も聞こえない。 代わりに――見慣れたギルド地区の風景と、少女の――少女。何処かで見たような―― そんな気持ちを抱えながら)(「人生バツゲーム」) ああ―………いえ、その。失礼しました。……何か、頑張っているを通り越して、「どれだけ積めるか」試しているように見えたもので、つい――(後は、口に革紐を咥えさせて、皮袋を引き摺れば完璧だ!!! そんな事を元気よく言われそうな雰囲気に、思わずフォローにならぬフォローを口にした。 言った後で自分でも、フォローになっていない事に気が付いて、口元を押さえて、視線が一瞬空を舞い)申し訳ありません。――宜しかったらお手伝いいたしますがいかがでしょうか。 …ええ、こんな(バスタードソードを、軽く揺らして)物騒なものを物をぶら下げているようなヤツですから、力だけならばお手伝いできるかと思います。 ―――……。(右手を差し出し、手伝おうとしたところで、ふと、言葉をとぎらせ)…剣の種類が分かるのですね。 てっきりお使いのお嬢さんかと思いました。 [Thu 15 Mar 2007 21:13:52]
艶子 > ( 男が思い浮かべる情景は、剣を手に取る物ならば誰もが一度は見てきたものなのかもしれない。他人の命の上に報酬が立ち、その上に己の命が立つ。そんな因果な稼業、傭兵。 …豪天寺艶子は、正面に居る男からそんな匂いを感じ取った―― 気がした。それに加え、腰に見につけた剣を見れば同業者では無いかと感じさせるが、次に相手の顔を見て本当に同業者なのかと疑問を浮かべる。だって、あんまりにも優男だったから。 ) …良いセン行ってる。私の人生は全体を通してバツゲームみたいなものだ。でも、要所要所で貰えるご褒美が嬉しくって止められない。 ( に、と笑う顔はちょっと切羽詰っていた。市場からギルド地区までこの恰好でずっと歩いてきたものだから、いい加減疲れてるのだ。 ) ―― 傭兵さんかい。しかも、獲物は大剣。 嬉しいねェ、こんな大振りで扱い難くて高い剣の魅力が判る人が居るってのは。 [Thu 15 Mar 2007 20:49:54]
オケアノス > (途端に目の前の景色が歪む。――様々な人種や職種が集うギルド地区が、土と血の混じった台地に変貌する。折れた刃と焼け焦げた肉の匂いが漂う アングリマーラ近辺の村の景色。この間、踏み越えてきた場所だ 本当にただ、ただ、踏み越えて、”生きよう”としか思わなかった場所。”生き延びたい”ではなく。) ・・・・・・・・・。( 頬を撫でる風が生温い。右手に下げた剣の柄は、掌に張り付いているんだろうと思う程、かたく かたく――いや、きっと、この右手は血糊と人の脂で剣を握ったまま、  かたく   かたくかたくかたく  握り締めて、握り固めて、剣と離れなくなってしまったんだろう。 次は左手も固めなきゃいけない。 こんなところで、「立ち止まってる」場合じゃぁじゃあ、ないのに、何で、今、此処にいるんだろう。) ……………。(  あの頃に比べたら、随分と穏やかなヴェイトス――自分がいるべき場所と、自分が今いる場所が、酷く食い違っている。瞬きすら忘れて呆然としていた男が、不意に――)  ……。(少女の声に現実に引き戻されて、蒼い双眸が、先ずは正面――次に、そのやや下へと移されて) …………… 。 (ぱっと浮かんだ一言は)…… バツゲームの最中ですか。もしや。(背中にも両脇にもてんこ盛りの少女へ、立ち塞がる白昼夢男は、独り言をつぶやくように話しかけた。) [Thu 15 Mar 2007 20:34:36]
艶子 > ( そいつはまあ、色々と有り得ない姿で道のド真ん中を反対側から歩いてくる。まず、和服を着ているのはまァイエロティア故に珍しくは無いだろうが、背中にツヴァイハンダーを括りつけ、腰には刀を差し、鎧を着込み、ガントレットを身につけ。片手には買い物帰りなのか日用品やら食品が詰まった紙袋と、逆の手には死んだ鶏をぶら下げていた。 こんな超過重量では当然スタミナなんど持つはずも無く、息を切らし汗も酷い。 ) ……… し、しくじった…。鍛錬所で久しぶりに鎧を着てトレーニングに励んでたら七時から食料品の特売セールがあるのを思い出し、家計を切り盛りする歴戦の主婦たちと一時間にも及ぶ格闘を繰り広げた後―― ギルドに出頭せねばならぬ日だという事を思い出したッ! ( と、誰に説明するわけでもなく、傭兵が零す。きっとあれだ、多分愚痴だ。 ) [Thu 15 Mar 2007 20:20:53]
お知らせ > 艶子さんが入室されました。 『その前方、立ちふさがるように。』 [Thu 15 Mar 2007 20:11:31]
オケアノス > (そして、  い つ か   は――)  ……。 (いつかは?) …………。 (空白の未来。 空虚な夢。 未来予想図の描けぬ自分)  ………。 (「楽をしたい」という思いが、するりと消えてゆく。 このままで良いじゃないか。 ギリギリ  で )(不意に立ち止まり) [Thu 15 Mar 2007 20:03:39]
オケアノス > ………。(どうにも、自分は「楽をしよう」と考えていくと、自分で打ち消してしまう癖がある。 そして、結局選ぶのは地味で、確実な道。 夜空を見上げて、情けない面で肩を落とす。 腰にぶら下がる相棒が「チャラリ」と金具を鳴らした。) 笑わないでくださいよ。 ( なんて、剣の柄を軽く突付いて)  もう少し、大きな仕事を請ければ良いんですよね? ええ、わかっていますとも―― そして、評価を上げていただきましょう。そうすれば幾らか、ね。 [Thu 15 Mar 2007 19:54:45]
オケアノス > 今だって、少し良い防具を買っただけでなくなりますし。(30万程度は一気に吹っ飛んでしまうだろう。) ………… 一攫千金、か。 (籤か賭け事)  ……向いてないんですよね。 (ポーカーフェイスは上手いのだが、どうにも勝負に出れなくて、いつも「確実なもの」にしか賭けないから、儲けも少ない。 負ける事もないが、かつ事もない典型的な男。) ………… どこかに「お付き」の護衛として雇ってもらう? (それならば、ある程度地位も安定して、上手くすれば――ツテができ、優遇してもらえるとか)  何処の夢見物語でしょうね。まったく。 (そもそも、そんな「専属契約」してもらえるほどの腕が無い) [Thu 15 Mar 2007 19:48:16]
お知らせ > オケアノスさんが来ました。 『(ぼんやり歩いていたから、躓きそうになった)』 [Thu 15 Mar 2007 19:44:13]
オケアノス > (月々真面目にこなして12万。 だが、これは最終的な金額であり――ギルドが、紹介料としてさっぴいた金額の「残り」だ。) …… 。(ふと、擦れ違うフリーの傭兵)( 全ての経費が総取りできるフリーの傭兵は儲かっているんだろうか。 「金を稼ぐ」事に注意を向けると、どうしても他人が羨ましくなる。朝食は果物一つ。昼食はない時もある。夕食が唯一の食事らしい食事であり、暖かいスープとパンにありつける。 それだって1000エン以下の食事だ。 酒も飲みすぎる事は出来ない。 贅沢は出来ず、切り詰めて切り詰めて――武器や防具のメンテナンスだってただじゃない。ギルド付きの武器屋や防具屋にメンテナンスを頼むが、それだって幾らかかかる。 ――こうやって考えていくと、居住区に家を構えている人々は、自分とは全然違うプロセスで金を稼いでいるんじゃないかとすら思えてくる) [Thu 15 Mar 2007 19:40:38]
オケアノス > (「雷電」を出てギルド地区をメインストリートに向かって歩く。 場所柄、擦れ違う人も様々なれば、職種も様々だ。 ――冒険者もいれば魔術士もいる。動物がうろついていたと思えば、その後を召喚師らしき男が追いかけていたり―― それらの人々の合間を歩く傭兵男は、もう一度浅い溜息を零した) …… もう少し。 (余裕が欲しい。 せめて、外食した後で、財布の中身が気にならない程度の余裕が) [Thu 15 Mar 2007 19:30:49]
オケアノス > ――――ふぅ。(二月は色々とギルドの仕事をこなしつつ、飛び込みの仕事もこなしたつもりだが、ツケ払いの精算などを終えると、手元に残るのは僅か――)  ……… まだ、響いてますね。 (新調した武器の代金が、地味に懐に響いている。 腰にぶら下げている「相棒」の柄を、頭でも撫でるように握って) [Thu 15 Mar 2007 19:22:32]
オケアノス > (いつもどおりだった) [Thu 15 Mar 2007 19:11:27]
お知らせ > オケアノスさんが入室されました。 『(報告書提出。そして、必要経費計算して――はじき出された報酬は)』 [Thu 15 Mar 2007 19:11:16]
お知らせ > ジム@雷電さんが退室されました。 [Wed 14 Mar 2007 23:23:16]
ジム@雷電 > ( 「それじゃあついでにこれもお願いね」 差し出された書類は、少なくとも厚さが20センチは感じられる。 思わず書類を凝視した後、同僚に目を向ける―――暗黙にばらすぞと目が言っていた。 ) …………了解した、地獄に落ちろミランダ。 ( 私はさわやかな笑顔とともに書類を受け取り、仕事に没頭するのだった。 ) [Wed 14 Mar 2007 23:23:14]
ジム@雷電 > ( 「あらあ、随分可愛がっているのねえ、子犬」 ) ああ、そうなんだ。 可愛がっているんだよ、子犬。 ( うふふ、うふふふふふ。 そんなふうに笑い会うのはお互い察しあっているからだろうけれど、まあいい。 ミランダはそういうことをあえてばらすような人間ではない。 ゆするときにちょっと使うくらいだ。 別に気にするほどでもない。 さすがにうちでパーティしようとか言われたら全力で阻止する―――いやまて、むしろ衆人環視のなかでからかいたいかもしれない。 ) ………む………………いやいや、なかなか難しいものだ。 ……ああ、いや、なんでもないよミランダ。 ところで先月のアレ、どうなった。 ………なに、まだ手をつけてない? 仕方ない、代わりにやっておこうか。 気にするな、私とあんたの仲だ。 ( 体よく同僚をさばけば、さて、もう一度デスクに向き合おう。 冷めた紅茶をごくごくん。 今日もギルドは忙しいのだ、精々気張って働かなければ、増えた食い扶持を養うことも、それのつくる料理を食べることだって出来やしない。 ) [Wed 14 Mar 2007 23:13:09]
ジム@雷電 > ( 「あら、男でも連れ込んでるの?」 ) いや、そういう縁はさっぱりないね。 ミランダ、あんたこそ彼氏はどうなった? ( 「さっぱりね」 笑う同僚に笑い返す。 しかし、男を連れ込む、か。 まああながち間違いでもないがあえて言いふらす気はない。 ) いやなに、ただ最近、子犬を拾ってね。 これがまた気難しいというか素直じゃないというか、なかなか可愛いところがあってね。 構いたくなっているのかもしれない。 ( 同居人を子犬と例えてみたが、本人が聞いたらどんな反応をするやら………まあそれはそれで楽しみだが。 ) [Wed 14 Mar 2007 23:03:10]
ジム@雷電 >  いや、別にそういうことはないと思うけど………何故そう思うわけ? ( もともと優秀だ、といえるような口は生憎と持ち合わせていない。 だが、目も当てられぬような劣等生ではないはずだ。 なにをしてそんなことをいうのやら。 紅茶の湯気越しに視線でうながした。 )( 「ほら、前は残業喜んで、みたいにマイペースだったのに、最近は効率的に仕事を終わらせて早く帰っちゃうじゃない」 との返答に、ぼう、少し考える。 いやなるほど、確かにそうかもしれない。 意識はしていなかったが、最近は仕事が趣味なのは変わらないが、残業はさっぱりしていない。 仕事の量が変わっていないならばそれは同僚の言うとおり、仕事の効率が上がったということなのだろう。 思い当たるふしは………ああ、そういえば、ないわけではないのか。 思い浮かべたのは同居人。 ) [Wed 14 Mar 2007 22:53:06]
ジム@雷電 > ( そう同僚が声をかけたのは、一通り書類を処理し終えたときだった。 ) ………………そうか? ( 別に、仕事は普段どおり、問題なくこなしているとは思う。 差し出された紅茶をサンクス、受け取れば、ずず、すする。 おお、砂糖が十三杯、いい味だ。 )( 変わった……曰く 「だって最近、やけに優秀じゃない、あなた」 と。 ) [Wed 14 Mar 2007 22:43:46]
お知らせ > ジム@雷電さんが入室されました。 『( 最近、変わったねえ。 )』 [Wed 14 Mar 2007 22:41:24]
お知らせ > シュクレさんが退室されました。 『( 点り始めた灯りを受けて輝く、銀の色をそっとポケットに仕舞いこんだ )』 [Thu 8 Mar 2007 18:21:19]
シュクレ > ―――― ( 飲み込まれそうだと、思った。  見上げた、空の暗さに けして白く濁りはしない、吐息をゆるりと混ぜて ) [Thu 8 Mar 2007 18:20:15]
シュクレ > ( まるでキャンバスに水彩の絵筆を走らせる その一筆ごとのよに ) ( 筆が右へと走るたび そして左へと返ってくる度に  空の暗度は、世界の暗度は 増して )  ( 暮れてゆく。 夜闇の帳は、薄い暗色のヴェールを 何枚も何枚も そっと重ねていって作られているのだろう ) [Thu 8 Mar 2007 18:17:00]
シュクレ > ( 日時計で時間を合わせたら、次は星時計でも確認というか、微調整を行っておきたい。大切な預かりモノ、どうせ機械時計の時間は日々ずれていってしまうモノとはいえ。 ) …星時計、作ろうかナーァ? ( ぽつり。余っている金属板があればいいのだけれど。ソレを大きな円と小さな円にして、細長い針の形にして。必要な文字と数字を刻んで組んでやれば簡単なものなら出来上がる。とはいえ、作るのには知識と技術が必要だけれど。少しずれたら時間もずれてしまう ) [Thu 8 Mar 2007 18:12:55]
シュクレ > ( 特にこのコはとてもとてもキレイだから。銀の色の美しさだけでなく、装飾の美しさだけでなく、細緻な仕掛けの美しさだけでなく ) ( コツコツ と )  ( 刻まれるオトは、まるで )  ――― ン。 アトは、夜に晴れてるとイイんだけド。 [Thu 8 Mar 2007 18:08:17]
シュクレ > ( こつ、こつ。 ) ( 鼓動のよに、刻まれてゆくオト。僅かずつ動いて、廻りめぐる針。 )  ――――… ( 機械時計だって、日時計や星時計の持つあたたかさをしかりと残している。ほんの少し、ほんのちょっぴり。違うあたたかさではあるのだけれども ) …ボカァ機械時計も好きだなァ。 ( ぽつり。 ) [Thu 8 Mar 2007 17:59:15]
シュクレ > ( ちなみにテルテル坊主はちゃんとアマウラ出の同僚サンに聞いてちゃんとしたのを作ったよ。よ。その前に作っていたテルテルさんはただの白い布のカタマリってカンジだったけども ) アトでお礼言ったらイイんだったかナーァ? ( 首傾げつつ銀時計の文字盤を見つめる。オニーサンが好きだってゆってたトコロ。 ) ( 空は段々と暗くなっていって、本当にギリギリだったナァってはっふり、息を漏らした ) [Thu 8 Mar 2007 17:48:09]
シュクレ > さァッすが! テルテルサンはすごォイ なァッ ( 研究所の外でばんざーいって両手を挙げた。片手に丸っこい日時計と、片手にチャリ、と鎖を垂らした銀の時計 ) ( 終わったよ日時計での時間合わせ。ギリギリ。ギリギリ。 ) オヒサマさん沈んじゃう前で良かったーァ ( はふ、と息をつきながら両手を下ろす ) [Thu 8 Mar 2007 17:37:44]
シュクレ > ( グレゴリオ暦:8,March,1604 )( ユリウス通日:2306976 トキノミヤコ暦日:8,如月,1604 フォーウン式太陰太陽暦:8,仲春,1604 アララマ暦:6,Shawwal,1012 ラエ暦:6,VeAdar,5364 ダライマ暦:7,翼宿月,1731 ) ( 真実はともかく、おおよそそんなふうに表されるらしい今日のこの日。 ) [Thu 8 Mar 2007 17:33:55]
お知らせ > シュクレさんが来ました。 『 ――― いよぉ しッ 』 [Thu 8 Mar 2007 17:27:06]
お知らせ > ソフィア@セラさんが退室されました。 『今日も少しずつ、研究進行中。』 [Sun 4 Mar 2007 01:51:29]
ソフィア@セラ > ・・・・・流石に用途をしっかり明かさないと妙な嫌疑掛けられそうですけどね。 微笑む鉄砲玉、暗黒導師はまだしも――吸血鬼じゃ洒落になりませんし。  ――――と。(前者二つの仇名も非常にアレだが。  引っ張り出した資料を基の棚に戻したら、善は急げで早速実験の予定を立てるとするか。  ・・・声を出す方の研究が少々行き詰まってる現状も、タイミングとしては良いのかも知れないし。) [Sun 4 Mar 2007 01:47:52]
ソフィア@セラ > (魔法・魔術の研究ってのは、時に曖昧で非科学的な仮説から導かれる膨大な仮説を虱潰しにする作業であり―― 実験法が無いからって直ぐ諦める様な人間にはできない行為なのである。 無ければ――) ・・・ここは是が非でも作成技術を編み出して、実験してみないといけませんね・・・!(――無ければ作る!そうして魔法使い=多芸博学という定番の状態が構築されるわけだ。) ・・・・現状血液位なら幾らでも買えますし。(これまた仮説が正しければ人体よりも貴金属の方が霊質的な価値は高いってことになっちゃう が―― 奴隷ギルドでも覗けば納得のいく現象だろうし。) [Sun 4 Mar 2007 01:43:11]
ソフィア@セラ > 『血は、精霊が体を得る為に利用され、四大元素や聖霊・悪魔の力を具現化する為の物理的な基礎にもなる――』(既に暗記すらしていた其の中の一説を今更口に出してみる。) ・・・・ゴーレムの最大の欠点を隠し、より完全に近づける鍵、になるかどうか。 中に文字もなかったですし、もしかしたら―― 液体のままでも少しは?( 仮説が正しければ、亜流のゴーレム術だと思っていた血結晶のコアは、もしかしたら自分たちのものよりも本質に近いのかもしれない―― 実験→比較してみないことには判らないし、その方法もこれから開発しなければならないが。) [Sun 4 Mar 2007 01:38:51]
ソフィア@セラ > 「完全な」術式においては核や動力部分は必要なかった、その代わりになる何かがあった、という事かもしれないんですよね。(本来なら有機物で作成する所、その技術が失われたあるいは発見されず、肉よりも霊質的な「価値の高い」宝石や金属で差を埋めて代用しているのではないか。 価値の低い市販の製造用紙では複雑なゴーレムが動かない現象とか、有機物・・・ぶっちゃけて人肉を用いたゴーレムが想定以上に軽快に稼働する理由とかに説明も付く。 考えながら、本のタイトルに目を落とす。 初級魔術総論。 習い始めて二冊目に、他の技術との比較と称して読まされた本。) [Sun 4 Mar 2007 01:31:35]
ソフィア@セラ > (ズブの素人でも、鏡の前で全裸になってみれば判る事だ。 セラの一階では、ゴーレムに埋め込む必要がある「真理」の字をいちいち刻むのがめんどくさい人向けに、魔法の符に「真理」と印刷したゴーレム製造用の紙が一枚500エンで売られているが――翻ってMy全裸を見るに、それらしき紙片は何処にも存在しない。 万軍の主が手抜きを嫌う性格だったとして、其れに変わるはずの文字や台座、金属片すら見当たらないのだ。)・・・・詰まる所。(机の上にひらきっぱの本をぱたんと閉じて資料の上に重ねつつ。 脳内纏め。) [Sun 4 Mar 2007 01:27:57]
ソフィア@セラ > (ゴーレム技術の究極の一つは、完全なる人体の生成にある。 これは流派の袂を一つとするらしい錬金術に同種の技があることからも伺える事であり、然しいつしか前者は人類の業により強力な兵卒や従僕としての運用へ、後者はマモンの神の誘惑によって錬”金”と極有機的な手法による模造物体の作成へと重点を変化させていった。 進化・特化と称する事も可能だが、結果、造人の奇跡と現在のその模倣には、決定的ともいえる差が生じている。) [Sun 4 Mar 2007 01:24:51]
ソフィア@セラ > (調査の内容は仕組みのみ大体の解析が終了した血の結晶でできた”ゴーレムの核”について、前例と類似物の有無の確認――結果は予想通りの成果なし。  ……ただ一点、カバラ式のゴーレム作成術以外の流派では、血を触媒にする行為は比較的ポピュラーであるという事を思い出したのを除いてはだが。)  ……そういえば、私も聖句を浸透させるのに一度使ってましたっけ。(そして使った際の結果は成功である。 其の辺りも踏まえると、一つの仮説が思い浮かぶのだ。 現状のカバラ技術からすると少々夢想めいた話になるが――) [Sun 4 Mar 2007 01:18:06]
ソフィア@セラ > (只管に未来を求めるものは、此処には余り足を運ばない。 知識の宝庫ではあっても、庫所詮過去のもの。新しき道ではないからだ。 それでも行くのだとしたら用途は試算と復習、所有する知識に穴があった時ということになる。  相変わらず座席の周囲には過去資料を山にしているが、調べモノ自体はほぼ片付いて―――今は優雅な確認の時間。) ・・・やはり、何処を向いてもそうですしね―― (そんでもって、アイデアや発見ってそんな優雅な時間にこそ出てくるものだ。 嘘だと思ったら今度トイレで物考えてみたらいい。) [Sun 4 Mar 2007 01:16:06]
お知らせ > ソフィア@セラさんが来ました。 『薄暗い資料室にて。』 [Sun 4 Mar 2007 01:15:07]
お知らせ > シュクレ@研究所さんが帰りました。 『 …。 …そォだ、図書館も行かないと 』 [Sat 3 Mar 2007 21:02:29]
シュクレ@研究所 > アトー は、晴れている時にオヒサマとオホシサマで時間の調節をーしてーェ… ( 今は晴れた星空なのだろうけれど。星時計の方が正確である関係上、先に日時計で調節をしておきたいから ) … ( ころん。 横向けた、首の視線の先。 目の前に、室内の淡い黄色の光に照らされ輝く銀の色 ) [Sat 3 Mar 2007 21:02:03]
シュクレ@研究所 > ( 後は、描いた分解図通りに組み立てて油を指し、ゼンマイや針の動き、分解中に気になったところ… 緩急針を少しいじって、 )  …ふァ。 ( 小さく、欠伸が漏れる。細かい作業が多いから、一つの時計を分解掃除するだけでもくたくただ。大事なモノだから特に、 ) …ン。 お掃除と調整は、シューリョー… 。 ( 細々した部品が姿を消して、分解図と調整メモ、そして一つの銀時計だけになった机の上。 うさぎを抱きしめて頬と机の間に挟みながらくってりと ) [Sat 3 Mar 2007 20:58:53]
シュクレ@研究所 > ( でも調整は後でいい。刷毛で部品を一つずつお掃除していこう。油のこびりつきが酷い場合は細っこい掃除木に研磨剤をほんの少しつけて、磨いていく。けれど加減しないと歯車の大きさが変わってしまったりするから、ちょっと神経を使う作業だ。錆びている部品は無かったから今回は取替えの必要はないだろう。 埃が被ってしまわぬよう、キレイにした部品は二つにおった布の間に収めていこうか )  [Sat 3 Mar 2007 20:50:33]
シュクレ@研究所 > ( 竜頭は大丈夫。ゼンマイも巻けるし重くない。針突や針ずれもないし、アンクルの引きもヨシ。テンプの速度…つまり時計の速度も問題ない。振り石にも異常はナシ。 ) ンゥ。 ( ぴこぴこ、螺子巻きを指先で弄びつつ。本当にキレェなものだ。 ) …デモちょこーっッと緩急針いじっとこーカナーァ? ( 今は大丈夫だけど、そのうち遅れがでそうだから。ソレとは別に、時計なんて毎日ずれていくものだけれど ) [Sat 3 Mar 2007 20:36:49]
シュクレ@研究所 > ( 自分の仕事時間が終わっても研究室に留まっているのはいつものことだけれど。今日は時間外なのにごろごろしているでもなくオシゴトとおんなじようなコトをしているから、たまに同僚にまだやってるの?なンて尋ねられるけれど ) うゥン。コレは違うよォ。個人的な、だーぃじな預かりモノなンだカラ。 ( 椅子を、軽く机から離して。同僚を見上げながらこたえよう。ひざの上にはクッション代わりのうさぎのぬいぐるみ。お腹を冷やしません。実際のところ、お腹とはあまり関係ないけれども。 ) [Sat 3 Mar 2007 20:25:18]
シュクレ@研究所 > ( 別に壊れていたわけじゃなく、動いていた時計の分解掃除だから気は楽。ただ初めて扱う時計の場合、こうやってバラす前や最中に図を書きとめておくのだ。修理の時も次のメンテの時も便利だし、近いところでは組み立てて元の状態にする時に役に立つ。無くても手は動くけれど、日和見して部品が一つ収まらないなンて困るし。 ) ンン、このコもオニーサンと一緒でキレェだなァ。 ( 指先で、触れながら。へろ、と顔が緩む。美しい銀の時計は中身も繊細で、指の触れるたびドキドキするような。 ) [Sat 3 Mar 2007 20:12:43]
シュクレ@研究所 > ( リューズ、巻き芯、コハゼ、香箱、アンクル、 等々。 ) ( 机の上の。部品を一つでも失くさぬようにと、槐の布の上に。懐中時計の中、収められていたモノを ) …あ、 ココはこーなってるンだネーェ… ( 分解して、その分解図を記しながら一つ一つ丁寧に並べていく。 カリカリと、ペン先が走って黒で白い紙を埋めてゆくオト。 ) エット。 ( 合間に、ペン先をちょん、とインクに浸してじっくりと手元の時計を観察する ) [Sat 3 Mar 2007 20:04:03]
シュクレ@研究所 > ( グレゴリオ暦:3,March,1604 )( ユリウス通日:2306971 トキノミヤコ暦日:3,如月,1604 フォーウン式太陰太陽暦:3,仲春,1604 アララマ暦:1,Shawwal,1012 ラエ暦:1,VeAdar,5364 ダライマ暦:3,翼宿月,1731 ) ( 真実はともかく、おおよそそんなふうに表されるらしい今日のこの日。 ) [Sat 3 Mar 2007 19:53:10]
お知らせ > シュクレ@研究所さんが来ました。 『 フムー。 』 [Sat 3 Mar 2007 19:46:04]
お知らせ > クーン@魔女ギルドさんが退室されました。 [Sat 3 Mar 2007 17:35:54]
お知らせ > ヒルダさんが帰りました。 『 扉を開け、廊下に出て。もう一度一礼すると静かに扉を閉じた。 』 [Sat 3 Mar 2007 17:35:32]
クーン@魔女ギルド > そう、ですね――黒ミサ、なんていう名前だけで拒否反応を持つ人も多いでしょう。 ですが、その辺りを考慮してやれば、やりようもあるというお話です。 (こっそりやる、というのも手の一つではある。治安の悪い場所で執り行うなら、それはそれでまた別の不安要素への対応も必要になるだろうけど。) ――――ええ、お疲れさまでした。 ゆっくり、お休み下さい。(…彼女の内心は、手にとるように解る。だが、此処で彼女と肉体関係を結んでしまえば――それがどういう経緯であるにせよ、今までの事柄が全く、無意味になってしまう。 だから、あっけないくらいに簡単な言葉で、彼女を執務室から送り出した。) [Sat 3 Mar 2007 17:32:46]
ヒルダ > ( 魔女ギルドが信頼という薄皮を張り重ねてきたように、私もまた同じ事をしなければならない。この人に対してだけではなく、ヴェイトス市という存在に住まう一人として。社会的に、という意味で。 ) はい。法的には問題が無くとも、イメージを損ねるのは私も宜しくないと思います。…黒ミサだなんて事がやっていると知れた時点で余り良い印象は与えないかもしれませんが。 ( だからこっそりやるのだ。場所も郊外の廃屋などを選ぶつもり。暗黒街やスラムでやるのも治安が悪い分面倒が多い。 魔女弾圧の時の話は詳しくは知らないが、それでも用心したほうが良いというのは判る。 ) …… 有難うございます。 ( 僅かな迷い、揺らぐ気持ち。それを正して。 私はこの人に会いに行く事で自分の覚悟を試しているのかもしれない。結局それもまだ依存している事には違いないのだろうが…。 『良ければご一緒に如何ですか』という言葉は結局言わずに置いた。いや、言えなかったと表現した方が正しいか。 濃厚な香と淫猥な雰囲気の中、我を忘れたフリをして久しぶりにこの人と、だなんて馬鹿げた考えだ。忘れよう。 彼女は責任ある立場に居る、もうお前が我侭を言える相手じゃない。それを忘れるなヒルダ。 ) ……それでは、失礼致します。 ( 一礼し、背を向けた。 ) [Sat 3 Mar 2007 17:24:42]
クーン@魔女ギルド > (――彼女が心中で何を考えているかは知らない。が、自分の前に立つ彼女の態度は、今までとは違う冷静なものだ。 …多少は成長してくれた、と希望を抱きたいところだが。) そうですか、無用な心配でしたね――…最近では、奴隷の扱いに…個人的とはいえ、是非を唱える人々も多く居るようです。 そういった人身を贄に捧げる類のものは、避けておいたほうが無難でしょう。 (イメージ的な問題だ。嘗てあった魔女の弾圧は、パプテス的な思想もあるが、それと同じくそういったイメージの悪さという面もあるのだろう。 ――あの件は、先方が無かったことにしてくれたから良かったようなものだが。今後も同じように片付くとは限らない。) そうですね、それなら―――お任せしてもいいでしょう。 どうぞ、よいミサになりますよう。(…また、何がしか迷いを抱いている様子。 他愛ない一言で頭を悩ますようでは、まだ安心という訳にも行かないか。 軽く目礼を送り、それから手元の書類へと再び視線を落とす。 …もう話が無いのであれば、これで終わりだろう。) [Sat 3 Mar 2007 17:11:35]
ヒルダ > ( そんなこの人を私は優しいと感じる。彼女はいつだって優しかった。そして今この瞬間もだ。 ) はい。参加者には予め断り、法に触れるような行為があれば即中断します。 本来なら赤子を生贄に捧げたりもするようですが、そのような血生臭い事は省き参加し易いものにするつもりです。 ( そんなある意味”手抜き”の黒ミサでは得られる力も少ないのだろうが、ここで面倒事を起こせば黒船退治の努力だけでなく、魔女ギルドが薄皮を張り重ねるように積み上げてきた信頼が全て水の泡だ。そういう意味では、私は一番やっちゃいけない事をした訳だけど。 ) 判っています。契約は私も含めないつもりで居ました。参加する他の魔女達にも忠告しておきます。どうか、ご安心を。 ( ……今のは、私を心配する言葉?いいや違う、違う。彼女が心配しているのは、有能な魔女達が不利な契約によって危険に晒される事だ。いわばギルド全体の事を考えているんだ。 ) [Sat 3 Mar 2007 17:04:20]
クーン@魔女ギルド > (一旦、その目を閉じるのは彼女なりの整理のつけかたなのだろう。それについては、何も言わない。彼女の心の整頓が付くまで、暫し付き合う。) ……心強い限りです。 (視界が開く頃にはもう、何時もの平坦な顔だ。 もう一つ、と聞けば怪訝そうに首を傾げて) …―――黒ミサ、ですか。 魔女ですから、それを行うに不自然はありませんね。 …そうですね、貴女が個人としてそれを行うというのであれば、それを私にどうこうと言う権利は無いでしょう。 全く構いません、が――― くれぐれも、法に抵触するような行いはなさらないように。(当人も言ったことである、が。 重ねて念を押し、それから――)  …それと。 悪魔の召還は良いとして、契約を結ぶのだけは、出来ればやめておきなさい。(一つだけ、忠告として。…まあ、その言いつけを守るも破るも、彼女次第ではあるが。) [Sat 3 Mar 2007 16:54:19]
ヒルダ > ( そう、長い付き合い。この人の色んな表情を沢山見てきたけれど、今浮かべてるその笑顔は殆ど見たことが無いものだ。 一度瞳を閉じて、世界の全てを暗闇で閉ざした。ゆっくりとした瞬きのようなその瞬間に、女は揺れる気持ちを静めさせる。 ) ええ。その時が来たら、再び船を沈めてご覧にいれます。 ( そして「有難うございます」と一礼を返す。 一先ず、黒船に関してはこんな所か。 ) …実は、もう一つお話が。今度魔女やサタニスト、そしてそういうのに比較的寛容な外部の人間を招いて『黒ミサ』を行おうと考えています。 …勿論、法に触れるような事はしませんし、大っぴらに宣伝する事もしません。ギルド側主催という形ではなく、あくまで有志の魔女が集まってという形にすれば問題は無いかと思うのですが。 ( 悪魔を呼び出し、事に及び、それによって力を得る。契約も何も無い、ただそれだけで魔女としての力を高められるのだ。 如何でしょうかとギルド長の顔を見つめた。危険と判断して拒否されたのなら、それはそこまでだ。 ) [Sat 3 Mar 2007 16:45:46]
クーン@魔女ギルド > (複雑、なんだろう。 それなりには長い付き合いだ、顔を見れば解る。 しかし、だからといってはいそうですかと有耶無耶にしてしまうわけにも行くまい。) …そうですか。フェアリンにも――― …気にはなりますが、海外とあっては調べようもありません。 万一、再びあのようなものが現れるのであれば、その時また考えるしかありませんね。 対処療法しかとりようがないのが、歯痒いところですが……。 (ふむ、と一呼吸の間、思案に呉れ) …アトノ、マツリですか。 トキノミヤコ語にしては、妙な名前ですね。 まあ、名前はどうあれ、有望な魔女であるというなら、声を掛けてみるのも良いかもしれません。 (未だギルドとしては弱小組織、別に弱小で問題のある話でもないが、いざというときの発言権にも響いて来よう。…どうも、勧誘についてはヒルデガルドにその気があるようなので、言外に任せておく。) …そうですね。 良い心がけだと思います。 えぇ、それでは今後とも、宜しくお願いしますね?(机の上で両手を組み、にこりと――社交辞令用のだが――笑顔を向けて。) [Sat 3 Mar 2007 16:33:34]
ヒルダ > ( 反面、ヒルダの方は僅かに残るその噂を耳にする度に胸の中をもやもやさせてしまう。それはとても…複雑な気持ちだ。 ) ―ーはい。 ただ…… フェアリンの方でも似たような船が現れたそうです。外国ですし、詳細は判りませんが。 ( もしかしたら、世界中の海から突然現れるのだろうか。だとすれば、またヴェイトス市にも来るかもしれない。 ) ヴェイトス大学の魔術科の生徒でアトノマツリという子です。中々有望な魔女見習いかと……。 ( 本人がどう希望するかは知らないが、今のうちに唾を付けておいても良いのかもしれない。これからはそういう有望な人の勧誘もそれとなく行おう。 ) そうですね…。私はプラスになったと信じたいですが。 ……今後も、このような活動に従事していきたいと思います。 ( 市を脅かす存在に対し出来る限り協力し、魔女ギルドの存在を強くアピールしていく。 ) [Sat 3 Mar 2007 16:21:59]
クーン@魔女ギルド > (公衆の面前で決別してやったはやったが、未だ関係は続いているとの噂もあるようだ。まあ、狭いギルドの内部事情だ。直ぐに知れ渡るだろうが――そういった、評価や噂については興味が無い。好きなように噂されるがいいだろう。) 生憎、私はまだ仔細を知りませんが――。(その報告に来たのでしょう?と頬杖突いて。) …そう、ですか。随分勇敢な学生のようですが…――正体不明、目的不明の外敵が来訪すること自体は、そう珍しくもありません。 どちらにせよ、あまり好意的な存在ではなかったようですから、無事に撃沈できたのならそれに越したことはないでしょう。 喩えプラスにならなくとも、少なくともマイナスにはならないでしょうし。(魔力振動――そのあたり、少々引っかかるものも、無くはなかったが。何がしかの布石で無ければいいが…――考えすぎ、だろう。) [Sat 3 Mar 2007 16:11:55]
ヒルダ > ( 以前からこの部屋には良く来ていた。けれど、最近はその訪れる理由が違う。プライベートではなくあくまで仕事としてここに来るようになった。 しかし一度根付いた愛人関係という噂はすぐには消えはせず、これからも地道に地道に仕事での付き合いを重ねて行かねばならないのだろう。それにほんの少しの未練を感じるあたり、私はまだ弱い。 さて―― ) …有難うございます。 魔女ギルドの手柄と判るような手段をとりましたが… 少し派手過ぎたかもしれません。 ( 人前で悪魔召喚をやらかしたのだ。皺寄せが行ってるんじゃないかと多少不安もある。 ) 黒船ですが、何とか港への衝突は避けられました。しかし何故ヴェイトス市に向かっていたのか、何故無人の筈なのに動き続けていたのか、理由は判っていません。一度ヴェイトス大学の学生らが潜入し調査したようですが……。 ( 正体不明は正体不明のまま。 ) ですが、破壊の直後大きな魔力の振動を感じました。恐らく、そういう類のものかと思われます。 [Sat 3 Mar 2007 16:02:42]
クーン@魔女ギルド > (扉の向こう――見るまでもない、ヒルデガルドとすぐ解る。声もそうだが、何分最近、この部屋を訪ねるものといえば使い魔の他は彼女くらいのものだ。 その声にも、若干の疲労が滲むのは矢張り、申告通り昨夜の一件が響いているのだろう。) …そういえば、昨晩でしたか。 市に害を成す存在は、思想・立場に関わらず我々全体の問題です。 ――ご苦労様でした。 (そこで、一旦ペンを上げて顔を見上げる。構成員が手柄を上げたとて、それがギルドの評価へと即、繫がるものでもない。 しかし、報告に来たというのだから、長としてそこは誉めるべきであろう。 淡々と、労いの言葉をかける。) [Sat 3 Mar 2007 15:53:16]
ヒルダ > ( 執務室の扉を潜り、その構成員の一人がやってきた。昨日派手に暴れ回った余韻と、その疲労が綯い交ぜになった状態。魔女の表情にも若干疲れが見えるが、その瞳は幾分か満足そうに輝いている。 ) ギルドマスター、昨日の黒船破壊の報告に来ました。 少しお時間を頂きたいのですが。 ( ちらりと机の上の書類を見遣り、そう切り出した。いつ訪れても忙しそうにしている。彼女の仕事は一見地味に見えるがギルドを保つ上で無くてはならないものだ。私なら三日で投げ出すだろう、と。そんな事を考えた。 ) [Sat 3 Mar 2007 15:46:02]
クーン@魔女ギルド > 此処は、こうして…――ああ、そうか。 そういえば自分の研究がしたいから暫く仕事は振らないでくれって言われてましたっけ。 そうすると…――。(あちらを立てればこちらがなんとやら。なんだか妙なパズルでもやらされてる気分にもなろうというもの。)  …ん、 どうぞ。 (仕事中、届くノックの音に顔を上げるでもなく、声を返す。) [Sat 3 Mar 2007 15:41:52]
お知らせ > ヒルダさんが来ました。 『――失礼します。』 [Sat 3 Mar 2007 15:40:34]
クーン@魔女ギルド > (――書類を纏めている。 何の書類かといえば、現在魔女ギルドがギルドとして引き受けている仕事の割り振りである。 余り表には出ていないが、ギルドでは細々した取引先からの注文に応じ、薬の類や呪いの類などを取り扱っている。それをこなしているのは、ギルドの構成員達。 そういった”仕事”があるからこそ、ギルドから給料が出る、などという珍しい組織体系にもなっている訳だが。) ―――しかし、やはり中々、上手く行きませんね。(何せ人手が少ない。必然、引き受けられる仕事の総量というのも決まってくる。) [Sat 3 Mar 2007 15:39:18]
お知らせ > クーン@魔女ギルドさんが来ました。 『執務室。』 [Sat 3 Mar 2007 15:35:26]
お知らせ > リッチー@トレジャーハンターギルドさんが帰りました。 『決算:赤字だけは免れた事を、神に感謝』 [Mon 26 Feb 2007 21:52:59]
リッチー@トレジャーハンターギルド > そうそう、此処2・3日の間になんか面白そうな事なかった? ――――雪山地帯で新しい洞窟が? ちょーっと胡散臭いね。 僕? いかないいかない! 騎士団の『竜殺し』がついて来てくれるっても行かない。 『蔓断ち』も一緒なら考えるかなー? (懸案事項がひとまず片付けば、次にすべきは情報収集か。 カウンターに頬杖ついて、少年風貌とおねーさんのおしゃべりは続く) [Mon 26 Feb 2007 21:50:13]
リッチー@トレジャーハンターギルド > ………これ以上値切るんなら、アングリマーラの行商人から聞いた将来オッパイが垂れるようになる呪いの儀式って奴を――――5500? や、5850! コレより安いってんなら回れ右して儀式に必要な材料買いに行くけど? OK? OK! (長く激しい攻防戦も一応の決着を見た。 相場を僅かに下回ってる辺り、交渉能力はおねーさんに軍配が上がったようだ。) [Mon 26 Feb 2007 21:34:56]
リッチー@トレジャーハンターギルド > ………―――――――ね? コレはちょっとあんまりだと思うのでス。 ほら、このサイズの瓶に入ってた痺れ薬全部使ってもおっかけてくるよーな化け物なんだよ? せめてさー、5桁切っちゃうのは勘弁してくだせーよ? (腰袋より掌サイズの空瓶を取り出す少年風貌。 されど、おねーさんの鉄壁の業務用スマイルを崩す事は適わず) [Mon 26 Feb 2007 21:20:12]
リッチー@トレジャーハンターギルド > (ヴェイトスよ、私は帰ってきた! なんて、少年風貌が叫んだどうかはわからないけれど。 遺跡からどうにかこうにか無事に帰還を果たした少年風貌は、その足でギルドへ向かい、此度の唯一の戦利品であるジャイアントスパイダーの糸を高値で買取して頂くべく、受付のおねーさんと格闘している真っ最中だ) ――――で………僕が咄嗟に飛びのいた瞬間! 目の前に、熊ほどもあるような巨大な蜘蛛がっ! って、言うよーな修羅場を潜ってとってきたのさ。 だから、そこントコ考慮してさ、もうちょっと色つけて―――――コレ・・位でどうかなーって思うんだけど? (アマウラ産計算ツール・算盤をパチパチはじきつつ、おねーさんの顔色を覗う少年風貌。 冒険譚の方にも多少色がついてるのはご愛嬌) [Mon 26 Feb 2007 21:11:08]
お知らせ > リッチー@トレジャーハンターギルドさんが入室されました。 『帰還』 [Mon 26 Feb 2007 20:50:48]
お知らせ > シュクレさんが退室されました。 『( ちょっとだけ足取りの軽くなった帰り道。寄り道 )』 [Mon 26 Feb 2007 20:17:32]
シュクレ > ( 少し角ばった鞄の中。入っているのは恨み帖交換日記。前半の血文字だとかにはもれなくびっくり怯えつつ。椅子ごと後ろにひっくりかえりかけました。 お昼休みの時間が無駄に長いから今回の分はその間に書いたのだった。 ) じゃー、道はアッチ かーァ ( くるり。足を向ける方向の転換。 「ンン、」ともう一度のびをしながら ) [Mon 26 Feb 2007 20:16:59]
シュクレ > ン、しょ。 ( クッションがわりな兎のぬいぐるみを持ち直し、少しずれてきた肩にかけた鞄を指先をくぐらせてかけなおす。 ふと、感じる重みがいつもより増していることに「あ」と声をもらし ) ソウだった、「月の滴」に行かないとネェ… ( ふむ、と。何気なく鞄をぽむり、叩く ) [Mon 26 Feb 2007 20:07:26]
シュクレ > ( ふぁ、とあくびを零す。 思ったより疲れてるなぁって、軽く腕を回してみたり。右手でもみもみと左腕のマッサージをしてみる。 ) マァ、でも全体的にわりと早いペース、かっナー? ( 首を傾げつつ。残っている分量を頭の中で思い描いて、それらを日数に換算してみた。ふむん。結構いいペースだと思う ) [Mon 26 Feb 2007 20:01:35]
シュクレ > ( 今日は一日中書類とにらめっこでした。午前中いっぱいかかっていた枚数が、午後は一時間程度で出来たりしたからびっくりしたり慣れてきたのかなと思ったり室長の目がコワかったり。 まあ、真実はきっと午後の計算のが楽だったからだと思う。 ) ン ンー …… ( 両腕を組んで、のびー。 ) [Mon 26 Feb 2007 19:51:27]
シュクレ > ボカァ もう 数字を見たくアリマセン…… ( へんにょりぐったりしながらぽてぽて歩く、研究室からの帰り道。今日の日誌にもおんなじことを書きました。きっと明日室長から素敵なコメントが返ってくるんだろうなってびくびくしている。 ) [Mon 26 Feb 2007 19:48:21]
シュクレ > ( グレゴリオ暦:26,February,1604 )( ユリウス通日:2306965 トキノミヤコ暦日:27,睦月,1604 フォーウン式太陰太陽暦:27,孟春,1604 アララマ暦:25,Ramadan,1012 ラエ暦:25,Adar,5364 ダライマ暦:27,星宿月,1731 ) ( 真実はともかく、おおよそそんなふうに表されるらしい今日のこの日。 ) [Mon 26 Feb 2007 19:45:27]
お知らせ > シュクレさんが来ました。 『 うぐぐ、 ぐ… 』 [Mon 26 Feb 2007 19:42:07]
お知らせ > キヨ@らぶ☆ボランティアさんが帰りました。 『…さてー。 ( この日はお仕事にカウントせず。某喫茶店へと )』 [Mon 26 Feb 2007 04:00:37]
キヨ@らぶ☆ボランティア > ( 色々伝わったようでほっとしました、えぇ。 )  …あれ、そうなんですか。 ( 首を傾げて。 その合間に色々視線や仕草で受け取りつつ。つつ。 ) いいえー此方こそ間違えちゃってスミマセンでした。 ( 申し訳なく俯くような動作―― 微かな頷きで、仕草への了承の意を示しましょうか。 )  ( ―― 青年団の方々と向き直り。受け取ってもらえたならば、演技ではなくへろり笑みを浮べて ) いえいえ、こちらこそ受け取ってもらってありがとうございます。  ―― はい。 どうぞ、其方の方もー。 ( 誰かさんを待たせているからとはいえ、急ぐでもなく一つ一つ、そっと差し出していきましょう。 受け取ってもらえたなら、此方も笑顔とお礼の言葉をひとりひとり返しつつ。 ) ( ―― 籠がからっぽになったなら、バイバイと手を振って青年団の方々をお見送りします。 ) [Mon 26 Feb 2007 03:59:03]
お知らせ > ジスさんが帰りました。 『( ―― 何時だか行った喫茶店の方を仕草で示し。 撤退。 )』 [Mon 26 Feb 2007 03:50:38]
ジス > ( 【有難う御座います、、!】 とか青年団の人達は礼儀正しく、感謝を露に、キヨの手からチョコレートを貰っていく。 とりあえず、今日の彼女の受け持ち分が品切れになるぐらいは、潜んでいたようだ。だ。 ) [Mon 26 Feb 2007 03:44:51]
ジス > ( やばい。 視線で色々語られた。 凄い語られた、よくわかりました! )      …あ、すいません、 人違いでした。 何か、お邪魔してしまって、大変申し訳ない。 ( …男は日和見した。ああ、認める日和見した。なんぼなんでも、受け取る=そういう団体の人という扱いは、甘受出来ず……! ) ―― ええ、どうも、どうも。 ( 青年団員の人達と、キヨの双方に頭下げ下げ下げ下げ。 ざ、ざ、ざ、 …と一端表通りから撤退した。 撤退した、 … キヨに視線で何かを訴えつつ。 弁解しつつ。 謎。 ) [Mon 26 Feb 2007 03:42:53]
キヨ@らぶ☆ボランティア > ( 青年団の皆さんへと近づいて、 )  …うをぇッ!? ( 近づいていく途中で何か見えました。 まぢビビリですよ、びくーむ。 …ぢつは貴方もヴェイトス憂国連合青年団員だったンです ねッ!? とか、よっぽど びしー。 と指を突きつけたかったンですけれども。も。 ひとに指差しちゃいけません、とか知りません。 ) ( とりあえず青年団かどうかは男性の夢を守るために聞いちゃいけない気がしたので、 そのぶん 視線で色々語ってみたいと思います。 )  …え、えっとっ。 貴方も来てくれたんですかー? ( ジスへと へろり、笑み浮かべ。ちびっと汗が浮いてるとかナイショです。 )  ――― あっ。 はい、どうぞ。 ( 視線は、一旦後ろの青年団の方々へ。 数歩足を進めて、チョコレェトの包み、差し出しましょー。 ) 遅くなりましたけれど、ヴァレンタインのチョコレートです。 ( わたしとチョコの包みとを見比べるおにぃさんたちに、 ) 受け取ってくれたら、嬉しいンですけれどもー? [Mon 26 Feb 2007 03:36:41]
ジス >  ――! ( いかん、明らかに ドン引された気配。 ) いや、あの …。 ( 別の曲がり角で様子を伺ってらっしゃった、青年団の人々からの、視線が、不審者一号(ジス)へと集中した。ジリジリジリジリジリ圧力が高まる。語意ならぬ視意でいうなら、【ちょ、おま。うちらのキヨちゃんに何してん】という所。) …前門のドラゴン、後門のヒュドラか…。 ( …汗が伝い落ちた。伝い落ちた。伝い落ちた。) …や、やあ。 ( …姿を出す。キヨに手を振る。……ここで彼女がどう反応するかで、男が路地裏に持ってかれて、私的な制裁を受けるかどうかが、決まります。) [Mon 26 Feb 2007 03:26:46]
キヨ@らぶ☆ボランティア > ( ひッ … ! ) [Mon 26 Feb 2007 03:23:03]
ジス > ( …別の意味で、キヨの様子を伺う不審者の壱。 ) [Mon 26 Feb 2007 03:21:19]
お知らせ > ジスさんが来ました。 『( その途上にある 曲がり角。 )』 [Mon 26 Feb 2007 03:20:57]
キヨ@らぶ☆ボランティア > ( ヴェイトス憂国連合青年団の彼らだろうか。こちらに視線を送っては、仲間内でひそひそ話をしているばかりで一向にこちらに近づいてこようとはしない。 )  …ふむ。 ( おっかなびっくり。そんな言動をする青年団の男のひとたちも、配布中には幾度も出会っている、から―― )  … ( 此方から、すたすたと彼らに近づいていきましょぅ。なんかちょっぴり動揺していらっさるけど気にしません。 ) [Mon 26 Feb 2007 03:10:22]
キヨ@らぶ☆ボランティア > ( くるくる、何気なくチョコの包みを指先で弄ぶ。 後輩サンへの気遣いのいっぱい詰まったちょこれぇと。 しっかりとラッピングもされている、それはやっぱりちょっぴり羨ましくって、わたしも一つ欲しいなぁなんて思ったりとかする。 )  … おや。 ( ふと、気づけば角の塀の陰にこそこそ、こちらを窺うような人影が。近くに、複数増えていた。 ) [Mon 26 Feb 2007 03:05:06]
キヨ@らぶ☆ボランティア > ―― さて、と。 ( お仕事の帰り道の待ち伏せにしてはちょっと時間が中途半端だとかともかくですね。 ) どこから来るのか。 ( きょろり、辺りを見回してみましょう。ちょっとなんか、別のお仕事のひとにみられないかどうか心配なんですが。配ってるのはいたってふつーの手作りチョコですよ、えぇわたしの手作りっていう名目の。 お菓子作るのは好きなのでむしろホントに手作りでもいいのですが、せっかく作ってくれているチョコを無駄にもできないワケで。 ) [Mon 26 Feb 2007 02:56:12]
キヨ@らぶ☆ボランティア > ( …と、そういう設定なんだろうと思いました。ギルド地区。またメイド服に身を包みつつ、腕には籠を下げて。中にはヴェイトス憂国連合青年団有志男子による手作りのチョコレートが。その包みの一つを手にとって眺めて、あぁ、頑張ってるなぁとしみじみ思うワケで。 ) …ヴェイトス憂国連合青年団のみなさんはある意味シアワセですよね。 ( こんなにも、後輩を思ってくれる先輩がいるなんて。ちょっと羨ましいなんて思ってしまうワケで。 ) [Mon 26 Feb 2007 02:51:36]
お知らせ > キヨさんが来ました。 『( お仕事の帰りに。 )』 [Mon 26 Feb 2007 02:41:34]
お知らせ > ルシェーナさんが退室されました。 『(見事に左右に一枚ずつ紅い羽が、って噂。即席体育会系PTの行く末や如何に。乞うご期待??)』 [Sat 24 Feb 2007 01:17:22]
お知らせ > フォウル@雷電さんが退室されました。 『( 後で見てみたら、背中に真っ赤なモミヂ(手形の跡)。 天使の手による天使の羽根跡。 )』 [Sat 24 Feb 2007 01:15:03]
ルシェーナ > ………等、 っていうのがとっても複雑なキモチなんですけど、否定出来ないんで見逃してあげます。 (ふす。―――或る意味肝試しなら、驚かす側にとっては、嬉しくて嬉しくて有りがたい生徒なリーダー。 既に、森も遺跡も不安です…――後はラリー先生の理性に期待してゆ。僕らを何とかしてくれるって信じてゆ…!!!)     …あら、16。 (まぁ。掌を口に当てて―――24,5は愚か、一体幾つなんだか、妙に人間染みた人為らざる銀糸は、心底驚いた面を作って。)   はいはい、 実はそんな便利な呪文も無ければ、そんな素敵瓢箪も無いから、リーダー現実に戻ってきてくださいですよー? (そして、善意で背中をばしばしと。ほら、埃が酷いからね? ―――もう一度言う、善意で、埃をばしばし叩いて。)    それじゃ、また、手紙か掲示板―――で、28日に集合ってことでっ。 (燃え尽きた戦士のような震えるサムズアップを確認すれば、にしー!っと、満面の笑みで。―――あの時、フォ○ルってば、凄く悦んでたんです。そんな大誤解コメントも追記。    … されるかも知れない。) [Sat 24 Feb 2007 01:11:56]
フォウル@雷電 > ――でしょ? 俺らどう見ても体育会系だし。 ( 俺らって言った。 貴女もデスヨそこのお姉様。 体育座った状態で大きく仰け反る姿は殆ど修学旅行の定番、肝試しで驚く生徒その1だ ) ううううううううっさいな、ワケのわかんないモノがおっかなくって何が悪いのさ。 俺ゃまだ16なの! ルシェみたいに24、5年?も生きて酸いも甘いも噛分ける前の若人なのッ!! どうせなら何でも吸い込む瓢箪がほしいネ返事すると吸い込める、フォーウンの御伽話のアr――ぎゃふん!! ( べしーん。 背中をはたかれて飛び上がった。 外見年齢で判断しちゃったのもコミだって信じてる…! 再度床に突っ伏した小僧はビクビクと痙攣しながら最後の力を振り絞り、「それで行こう」と親指立てて。 str6は凶器です、ええ――後にそう語るだろう ) [Sat 24 Feb 2007 01:02:58]
ルシェーナ > ―――リーダーが其れじゃあ、即席3分PTにはギルドを超えた調査なんて、先ず協力できませんよー。 (同じ予感をひしひしと感じて、にっふり。)  そして、3人分の骸に、集る吸血樹―――!!!! (寝転がった儘、もだもだもぢもぢエロゲを彷彿とさせる せくすぃ ぼいす を上げる叩くと埃の出る即席リーダーを生温く見下ろして)     ………リーダー、年幾つでしたっけー。 (真剣に呟いた。煽ったの、自分なのに…!※大概だ。)―――OK、其れじゃあ、28日集合で、各自どちら(遺跡、常世)に行く事になっても対応出来る準備必須ーですねー。 (厚手のシャツに、アーマーのサイズを調整して、剣のチェック――其の他、七つ道具※フォーウン鍋除く※…指折り、確認して、)(   ふと。 )    大丈夫、リーダー。 いざとなったら、魔法の呪文を唱えて、鍋の中に潜り込めば吸血触手も入ってこないから。 (どんな大きさだってお話。其の上、一生其の儘待機。虚空を弾く指先を視線で、冷たーく追う。立ち上がれば、埃でも払って差し上げようと。そりゃもう、ばしばしと。※STR6)   OKですよー。 暫くは、ヒッキーしてないでお外に出てチェックしとくですよ。 (人差し指と親指で丸を作って。) [Sat 24 Feb 2007 00:52:12]
フォウル@雷電 > ( 真面目に考えてもこれなんだ、所詮知力2だもの。 ) ギルドを超えて一つの調査をやり遂げるとか出来たらいいんだけどね。 アァでも俺がそっち向けじゃないや。 ( フィールドワーク中の研究者に静かにしてなさい! とかおこらりる予感―― ) ( 蛭。 吸い取るだー・蛭。 同じく美味しく食い尽くされた後、頭蓋骨の眼窩からにょろりんとはみ出た根っこを想像して覿面に笑顔が引き攣った ) さっきメルヘンチックだって言ったのにー言ったのにー! 鰻風呂じゃあるまいし、それじゃただの食人植物だよオードリーだよ! ( 蛭から始まる連想は、海賊船で危うく鰻の風呂に浸かる羽目になるところだったトラウマを抉ったようだ。 暫くの間「ぬるぬるはいやー」とかどっかのエロゲまがいな悲鳴を上げて、やがて狂乱から収まる。 ぜーはーと肩を激しく上下させてびーくーるびーくーる。 ) そしたらええと、んと――どこに向かうにせよ28日集合がいいのかな。 初日くらい三人顔合わせたいし――それまでに各自準備しとくって事で。 七つ道具はネ、ともかくね! HAHAHAHAそんなモン背負ってたらいざって時に逃げられないから、ははは。 冗談がキッツイよ★ ( こいつぅ★ 虚空をピンと指先で弾いた。 本当にデコピンしたら頬抓られそうだったんだもの。 叩くと埃の出るptリーダー、依然として寝転がったままの体を漸く起こして ) ――んじゃ、ラリーにも場所の希望を聞いてみるから暫くの間は手紙やら貼り紙やらに注意しといてくれるかな。 それでおっけ? [Sat 24 Feb 2007 00:41:34]
ルシェーナ > ―――…まぁ、七つ道具の荷物運びは、リーダーで決定だし、背負えばいいんじゃない。 (思わず、魔法の呪文が口から、其の部分だけ飛び出た。) [Sat 24 Feb 2007 00:27:25]
ルシェーナ > ―――そんなつもり、       (間)    全然。 (にこー。)(ごめんごめん、とかぱたこら掌振って、何時だったかよりも随分真面目に語る――ような気がしてるだけで、いつも結構貴方は真面目だとか思っちゃいねえ。コイツ――貴方の言葉に、ふんふん、と相槌。未だ見ぬ遺跡を考えて) まぁ、 ………… 其れは其れで、其の時考え、ますかー。 (理性担当は、ラリーさんだし。※既に決定事項らしい)(其れに変に探って、ぐだぐだとギルド間の諍いになるのも煩わしい、し。其れこそ調査中の誰ぞでも居て、揉めるのも面倒。―――其れより、吸血植物のメルヘンさに、脳内は想像が駆け巡る) 其れこそ蛭みたいに、枝葉が吸い付いて、血を吸うーとかー…? あと、鼻とか目とか口とか耳とか、手当たり次第こう、根っことか枝が穴から入ってきて―――(それってどんな触手生物。耳とか鼻とかから入った枝に全身の吸血される様を想像して)―――……うわぁ、ちょっとグロテスク。    ま、ま、ま、 斬って斬って斬り捲くればなんとかなるですよー。 所詮植物! 断絶断絶! (聊か楽観的過ぎる気もしないでもないが、全員が全員、重装備が無理で、盾も持てないとなれば。)   先手必勝、怪しけりゃ斬る! って方向で。 (ばっさばさ斬るしかないと。)(因みに一瞬、何時かの警護依頼で話題になった傭兵の七つ道具のフォーウン鍋。 魔法の呪文鍋ロールとか思い浮かんだのは秘密。其れこそ、動き難くって適いやしないが。) [Sat 24 Feb 2007 00:25:33]
フォウル@雷電 > ( PL:トレジャーハンター様と学者様が向かう遺跡と我々が向かう遺跡がイコールとは限りません。 むしろ別物かと。 紛らわしくて申し訳ありません ) [Sat 24 Feb 2007 00:18:24]
フォウル@雷電 > ( 雷電にはまともな傭兵がいないとか仰った! 周囲のむくつけきオッサン――もとい、オニーサン方の視線が痛い。 「まーまー細かいことは気にシナイ!」 テカテカ輝く笑顔で取り繕うよ! )  ( 不穏な視線がひとしきり去る頃まで待ってから ) ルシェ先生は俺を出かける前にリタイアさせる気ディスカ! ( =たこ殴りされるところだった。 だって口の減らない小僧と美人のお姉様、どっちを殴るかって言ったら、ね!! ) 俺の想像でしかないけど、立ち入り禁止のマークには二種類あると思うんだよね。 一つは例えば解除済みの落とし穴とか、目に見えるけど危ないってアナウンス。 もう一つは――この先は本気で手が入ってないって証拠。 後者にぶち当たった時が考え時かな。 時間に余裕があるならハンターズギルドとかヴェイトス大学のそれっぽい先生に聞きに行く手もあるんだけど、傭兵の仕事じゃないで一蹴されっかな。 ( どちらも手つかずで残された遺跡には自分こそが調査の光を当てたいだろうから。 該当する方が遺跡に向かう計画中とまでは小僧も知らない。 ――決意の表れだろうか、僅か険しさを増した表情を見返した。 ) 吸血植物ってどうやって血ィ吸うンだろね。 棘なり枝なりそれらを通さず、かつ動きの邪魔にならない服。 そんな都合のいいモンないかな――せめて脚半でも巻いてこうかなって思ってるんだけど――… ( 人間盾候補その1の顔、強張る。 考えるに盾を持たないスタイルこそが互いに「対人戦闘向けの傭兵ではない」事実を物語ろうか、武装した人間同士の場合盾は有効な防具だろうから ) えーっと…  ラリーは東の方の武器だね確か、所謂曲刀ってヤツ。 あっちの方の剣術も盾はあんまり使わないンじゃないかな―― ( いっそ背中にフォーウン鍋でも背負って行こうかって思う瞬間が到来した ) [Sat 24 Feb 2007 00:11:43]
ルシェーナ > ―――…嗚呼、成る程。 そうなっちゃうと、もしかして黄色いテープの向こうは入れなかったり何だりで、面倒なのかしらー。  …まぁ、なんにしろ、三人居れば、前後左右には普段より気を配れますし、ねー。 (だがしかし、其れはこんなスライディングとか、どつき愛とかしてなきゃの話。) …森と遺跡に関する、なるべく新しい情報くらいは入手しといた方がいいのかも―――とは、思うけどー…。 観光地図とかないかしら。 ないよね。 (既にピクニック気分だから、いつも以上に警戒、とか出来るのか怪しいところ。わさわさと髪を貴方が掻けば、埃が其処等に少し立つ。ぱたぱたと手で埃をあおいで『 叩けば埃の出るリーダーとか、なんか一抹の不安。 』なんて失礼なコメンツ。) やややー…、なんかちょっとまともなコトできそうで感謝くらい、たまにはしてあげた方がいいかなー、とか。 思ったんだけどー…。 じゃ、やめとく。 …シビアで確り者で、イイ奴。 で、ちょっと照れ屋とか、なんか未だ嘗て無くマトモな傭兵っぽい人! (傭兵×2+周りに沢山。居る中でなんか真顔で言った。ぱちぱち拍手までして。未だよく知らない同業さんに期待はつのる。 突っ込みと理性を御願いしようと。)(人任せ) でも、きっとごわごわ着ていくと、邪魔になりそうですからー…ちょっくら寒いのは我慢しますですよ。 うん。 (動き難いと何より困るのは、自分だし。足で纏いにならぬように気をつけなくては。一瞬真面目な面―――)  …盾。 ………たて…。(―――一瞬真面目な面の儘、貴方を見て)……………。 (ちょっとした沈黙。)   まぁ、女の子の盾には男がなるのが当然としてー。(なんかいった)    フォウルも、あたしも、盾は持てないちっくですよねー? (脇差と剣じゃ、持ちようも。首を捻り) ―――…ラリーさんの装備って如何なんでしょ?  [Fri 23 Feb 2007 23:51:48]
フォウル@雷電 > ( 自己紹介は文字通り自分でと仰る意気込みは正しい。 小僧に任せると秒数判定8以下で「ゴ」になる可能盛大。 その時は親愛の前に降参の意味で腹見せそうですが、きっとストマッククローかまされるって信じてゆ。 突然突きつけられた指先に目を寄せ、真摯な眼差しに押されたようにやがて ん、と頷いて ) 学者先生的には元々の状態を保とうって姿勢かもしれないから、過度の期待は危険かもだけどね。 それでも壁やら床やらが多少はきれいになってると思うんだよ。 トレハンになったつもりで目ェ皿みたいにしてそこいらをチェック…いつも以上に周囲に警戒していれば敵の接近にも気づき易くなるし――これは常世の森でも一緒の話かな。 相手が吸血植物ってんならぱっと見は普通の樹やら花かもしれないから。 ああ、図書館で植物図鑑とか調べといた方がいいんかな? ( ――と、華やかな笑顔を向けられて綿埃を摘んでいた手で自分の後頭部をわしわし掻いた。 誉められるとどうにもこそばゆくって ) 何でそこでしおらしくなるかなー? 一人より二人、二人より三人がイイってコレお約束よ。 俺もどうせなら一人旅より仲間がいた方が、 ( それが傭兵らしからぬ、遠足気分と言われたとしても ) 楽しいと思ったし。 ラリーはその辺シビアな部分があるから、こういう事言うと浮かれてるってツッコむかもだけどね。 でも、しっかりしたいいやつだ。 ほんでひょっとしたら照れ屋。 ( 推測だけで物言った。 さて、行き先の方向性が決まったならば ) 後は遺跡と森とで兼用できそうな装備か。 冷え性のルシェは寒いの苦手っぽいし、厚手の服は必須として――逃走経路の目安になるロープに多めの松明。 盾なんかはどうすっかな。 ( ありがちな罠として、毒針が発射される壁穴とか。 ――もっとも得物を考えると自分は装備できなさそうだけれど。 ) [Fri 23 Feb 2007 23:35:09]
ルシェーナ > (其の儘くるっと裏返って、お腹を見せて親愛のポーズとかしたら、もっとかいぐりしていたと言う。 「 わーしゃしゃしゃしゃしゃ 」とか満面の笑みで、何処かの○ツゴロウよろしく。 ) …じゃあ、ほんの少し成長していることと―――…そうね、 うん、フォウルの言う通り、ちったぁ歩きやすくなってるだろうって事を祈っておくと、し、て。 (はてさて、何処まで探索が進んでいるのかも。何処まで進めば、探すべきものが見付かるのかも、凡そ遺跡の”ナカ”が如何なっているのかも知らないけれど。意外と楽観的だ。危なかったら、引き返せばよし。ぐしゃぐしゃとパサついたような髪を撫でて) ―――そそそー。 ラリーさん、よく知らないンですよー。 だから、ちょっと、ルシェ、どきどきー。みたいな?(とりあえず、猫を二、三匹被るつもりっぽい面。)…… あ、(ふと) 自己紹介は自分でするから。フォウル、あたしの名前とか言わなくていいから。(OK?ずびし、と、髪を撫でた手が其の儘額に指を一本突き付けようと。※勿論視線は、本気と書いてマジと読む気迫。)  ―――……、 (見上げる視線に首をこて?と傾げ。) …確かに、今回はどっちゃに行こうと集まればOK、結果オーライって感じなんだろーし………、なら余裕があれば、楽しめるだけ楽しんじゃうのも手かもー。 さすがリーダー、いいだしっぺ!(見上げて、にかっと笑う貴方にサムズアップ。)  何より、ちょっとでも”らしい”仕事が出来るだけでも、あたしはハッピーっていうか。 (それだけで、妙に笑顔にもなるってもの。) ―――ホント、ありがとう。 連れてってくれるの。  [Fri 23 Feb 2007 23:14:40]
フォウル@雷電 > ( クックロビン音頭のポーズでスライディングかましたと思いねぇ。 頭を撫でるというのなら、手入れの足りない髪質が指先に伝わるだろう。 撫でるっつか「おーよしよし」そんな扱いだと思ったのは気のせいか…! 相変わらず突っ伏したまま、片肘で頬杖つきつきそちらを見返した ) そこはホラ、ありんこの時よりお互い成長してるとかネ! 何ひとつ変わってませんとかいろんな意味でお互い悲しいというか! ( いやこちらのやってる事はあんまり変わらないんだけど。 空いた手で綿埃をちみちみ潰しながら考えて―― ) 逆に言うとギルド公認の冒険者に天下御免の犯罪者、盗掘。 その辺が「調べ回った」痕跡が残ってる辺りまでならトラップなんか解除済みだろう。 そこまでビクつかなくてもいいかなって気もするんだ。 ――罠に関してはね。 ( わざわざ解除した罠を仕掛け直したりはしないだろうし。 精々遺跡調査会辺りが立ち入り禁止の黄色いロープを張ってる程度なんじゃなかろうか ) そうしたらー…ルシェはラリーと話し込んだ事はないんだっけか。 俺らは蟻んことか何やらで何度か話してるけどチームワークは必要だろうし、この場にいない人間を無視して話を決めるのもアレだ。 ラリーがokするなら遺跡、そうでなければ常世の森で行くか。 ―― ( 血を吸うバケモノにメルヘンを感じる、彼女は言う。 イエロティアの小僧には馴染みの薄い紅玉色の瞳は、吸血鬼と呼ばれる彼らの特徴でもある色だ。 そこにシンパシーを感じる部分があったりもするのだろうか――暫し見惚れるように瞳を見上げ ) …んん。 幸い方向はどっちも北西だし、時間に余裕があれば両方見られるかもしんないしね。 それに、うん。 ――やっぱ遺跡ってロマンじゃん。 ( 歯を見せて笑いかけ。 ) [Fri 23 Feb 2007 23:02:50]
ルシェーナ > 正直引篭もってて正解でしたとか、フォウルも帰省してて正解でしたとか、言わないけどっ ―――(いやぁ、本気でよかったよね。なんて、自嘲気味に笑う顔に、帰省で不在どころか居た癖に逃げてた奴がにっふり笑う。)(きらっきら輝く琥珀の双眸に、にまーっと眼を細めて。ぶつけられる拳は避けるわけがない。こつん、とファイトの誓い―――)     (を、交わしたのは一瞬。期待に満ち満ちた琥珀の願いを裏切って、どーん、と張った胸。そりゃもう、威風堂々ってぇ具合に威張った面から漏れた言葉に、綺麗にスライディング決めた貴方を見下ろして。)  あにゃー。 フォウルってば、オーバーアクション! (にゅー、と蹲って、鳶色の髪を幼子にするように撫でようと腕を伸ばす)  そんな、蟻でいっぱいいっぱいだったあたしが、遺跡探索なんて行くわけないないー。 ―――………トラップが無きゃないで、面白くも無いと思うンだけどー。 ぶっちゃけ、フォウルが言う通り、其のトラップをどーにか出来るスキルがあれば、もっと違う職業についてるっていうかー? (同じく頭の中で、足りない也に、計算計算。傭兵が3人。出来ること。最低限あげなくてはならない金額。) うーん、   っと。   ぶっちゃけ、個人的には遺跡が超・超ちょーぅ行きたいンですけどー………。   さっきも言った通り、トラップがーっていうのも。 其れに、吸血樹なんてちょっとメルヘンちっくっていうか。気になるかも? とかー。 ラリーさんの希望はどーなんでしょうねー? 其れに、リーダーは?(貴方のことだ) [Fri 23 Feb 2007 22:44:29]
フォウル@雷電 >  ―――――――― ( コケ★ 漫画チックにずっこけた。 余り清潔とは言えない床に埃が舞い上がる――ずりずりと上体だけを押し上げる。 青いシャツも埃で今はわぁ★素敵なラクダ色 ) ちょっ…ちょっとちょっと何そのオチ! そんだけ溜めてそれはないヨ!! ( だんだんと拳で床を叩き、恨みがましげに見上げて ) そりゃ確かにさトラップの全てが判明してるんなら、そりゃもう学者くらいにしか用のない場所だろうけど。 ふむ――…  もし。 もし、だよ。 遺跡と常世って言ったらどっちがいい? ( 残念ながら三人分の収支を考えた場合、荒涼の大地はスルーかおまけ程度になるだろうから。 ) [Fri 23 Feb 2007 22:26:14]
フォウル@雷電 > ( こんなに元気、と言わんばかりに準備運動めいて回る腕。 本当にその細腕のどこにそんな膂力があるんだろうって、心底。 小僧もしんなり眉尻を下げた ) 俺も帰省してて赤い雨何ソレって状態よ。 結構死人怪我人も出たみたいだしそれでよかったっちゃよかったのかもしんないけど、どう見てもヤバいヤマに突っ込んで死ぬのは俺らの仕事じゃないもんな。 ( 騎士ならそうは行くまい。 臆病だ、自嘲して笑い―― ) ( そのガッツポーズにいつも通りの笑みへと表情の質を変えた。 叶うならその拳にコツン、己の拳を軽くぶつけよう。 瞬きする紅玉の瞳に対し、期待の光を浮かべ! ) お。 お。 おおおお? ひょっとして聞いちゃったりしてる? いやいや憧れの余り調査してたり?! まった引き篭りとか謙遜しちゃって、実はその為にヴェイトスを離れてた、とか――…!! うんうん、それでッ?! ( がぶり寄った! ) [Fri 23 Feb 2007 22:26:06]
ルシェーナ > ―――古代遺跡とか、 一回も行ったことないから…!!!!! (なんかいったー) あ。因みに、噂も、『 もうすげえ 』とかいう内容しか知らない知らない。 [Fri 23 Feb 2007 22:10:51]
ルシェーナ > (きゅるん。とか可愛こぶってますが、人間の限界一歩手前。ゴ○ラに近いとかいう―――銀糸は、そんな腕、肩をくるくる回して) ―――あー…其の時期(去年の秋)引篭もってました。(うわぁ。―――確実に、突っ込み役は自動的に此処に居ない同業さん。主に引篭もり&仕事という名の旅行で此処数ヶ月過ごしていた銀糸。お仲間さん達は何処も彼処も財政難なのは同じ様子。うんうん、と貴方の言葉に頷いて)    ほんっと、 やれば雷電だってやれるんですぜ! ってところを、こう、ばしーっ!と。 ばしーっと。 見せつけちゃいましょうねっ。 (くるくる腕を回して、ガッツポーズ。)(もぬすげえ冒険の経験上でも、何でもなく、寒いから。とか言う理由で、厭だとか言う生温い冒険者志望が約一名。まじまじと注がれる視線に、かく、と小首傾げ)    ―――荒涼の大地ー…常世の森ーぃ…古代遺跡ー…遺跡ー…遺跡ー………(反芻しながら、かくかく小首を傾げて、)…? (視線に、ぱちくり瞬く。) ふふふ。 (嗚呼。そうか、古代遺跡について、知ってる?みたいな、アイコンタクトか。きゅぴーんと来て、にんまり。胸を張って) フォウル! あたし、自慢じゃないですけどねッッ…! (如何にも!自信に満ち溢れた面で!堂々と!) [Fri 23 Feb 2007 22:10:09]
フォウル@雷電 > ( str6によるヘッドロック。 熱気で内圧の高まった頭だと「あべしっ」になってたかもしれない――ぺちん、と軽くハイタッチの音を鳴らした手を下ろして再度腕組んだ。 ) 去年の秋からこっち、随分ごたついてたみたいだけどねー…俺いなかったしな。 クロフネは報酬がよかったンだけど攻撃手段がなかったし。 今回の依頼が天の恵みに見えちゃった――のはルシェも一緒っぽいけど。 ( いかにも大人っぽい「おねーさん」が見せる少年じみた仕草を見てどぎまぎするのは周囲の先輩傭兵達。 それに今ここにはいないもう一人の同僚の翳る表情を透かし重ね。 ――ツッコミ役はきっとラリーだなと確信した。 頑張れラリー。 ) よく雷電の傭兵は統率されてないって言われるけど、そんなこたないって俺らで証明しちゃろ。 毛でも石でもごっそり集めてサ――ふむ。 ( 石――「河」は不人気だった。 理由は違えど同志発見! そんな目でまじまじと眺め ) そうするとだ、荒涼の大地か常世の森か、はたまた古代遺跡か。 遺跡ってなどうなのかなー…もしトラップ山盛りって言われたら打つ手ないよね俺ら。 食い詰めて傭兵になったワケじゃないけど、そんなスキルがあったらトレハンになってるもんな。 ( そういえば、一時期冒険者への憧れを吐露していた彼女。 古代遺跡について何か聞いてる? と視線で尋ね。 ) [Fri 23 Feb 2007 21:53:31]
ルシェーナ > (何かもう、神様に委ねていたら、沸騰する頭ごとヘッドロックぶちかまされていた確率の方が断然高い。 良い子とおにーさんのお約束を守って、知らないフリした銀糸。にっふり微笑んで) ―――いやぁ、なんだかもう、一人じゃどーもこーも動けないよなぁ、って思ってたところに、見つけてー………なんてーか、本当に、せちがらい世の中ですよねー。 (ぺっふり溜息) あ。ラリーさん。 結構かちーっとした丁寧な字のー。 (思い出して。ギルドで何回か見かけたことはあるけれど、然して親しいわけでも、面識があるわけでもなし。ちょっとした新しい出会い?に、びくびくしていたのも字が弱弱しかった一因。)(小指で頬をぽり、とかいて) ……、 まぁ今は元気だから心配御無用っ。 (にしし。と、笑み一つ。 何だか気に掛けられたのが、妙に照れくさい。)     あ。 見た見た見ましたよー。勿論ー。 (ぐっ、と親指をおったて。) 特に、何処がどうー…とかは、ないんだけども、    さっきのフォウルの話も聞きつつ、季節柄も考えつつー? 出来れば、水場は寒いから厭だな!とか! 冷え性だから。 (えへ。なんて、先程注いでいた視線は何処へやら。 きゅるん、と可愛こぶって。 だって女の子だもん。の視線。) [Fri 23 Feb 2007 21:37:13]
フォウル@雷電 > ( 小僧がんばった。 なけなしの知力(=2)総動員したよ。 ――8以下なら「ゴ」、実は秒数判定に委ねようかなって思ったのは内緒。 お互いに開けた微妙な間は気づかないふりだ。 君と僕とのジャスティス ) 最初のルシェの字ィ見てさ、なんかものっそい元気なさそうだったからどうしたんかなーって思ってたんよ。 まあ――最近干上がってるもんな俺ら。 もう一人? ラリーも多分台所事情は大差ないだろうし。 ( 斡旋所の自分の貼り紙に呼応してくれた彼女の二枚の書き込み、字の勢いの違いを思い出し ) で――いきなりなんだけどさ、依頼の内容の方は見てくれたかな。 行く場所とそれからできるだけ単独行動は避ける為の算段も決めなきゃだ。 ( 言いながら指を折った。 「常に」三人固まって動く必要はないけれど、リスクを考えた場合誰かが危険に陥ったらすぐに集まれるくらいがよかろうと ) 後でラリーにも勿論聞くけど、ここがいいとか逆に勘弁とかある? [Fri 23 Feb 2007 21:27:50]
ルシェーナ > あららー見事に蒸気がー…(背後からにょっきり覗き込み乍、ボ○バーマンを思い出してげっしょりした。)(で。)―――………(『エスカル――…』)(もぬすごい満面の笑みだ。間を待つ間。次の一文字を何か間違えでもしたら、張っ倒して差し上げようという微笑み。)……―――……、      うふふ。 いえー、此方こそ、フォウルのアレ見なきゃ、なーんにも”らしい”ことせずに、家でもちもちしてましたからー? (うふふふふー★とっても満足気な笑みでハイタッチっぽいものに、掌を返そうと。)(満足気な笑みには『 それでいいのよ。やりゃあできるじゃない! 』そんな。) [Fri 23 Feb 2007 21:17:08]
フォウル@雷電 >  何より ( ぷしゅー。 知恵熱で耳から湯気噴く小僧の図があるだろう ) 三人で出かけるンだし幾らかでも収支はプラスになるといいなあ、なんてねHAHAHAHAHAHA! ああ考えるって難しい。 その点いつぞやの蟻退治は面白かったな何せ最後は頭使わずボン●ーマン! アフォ丸出しだったねあれはネ! トレハンのおねーさんとホレホレ俺らの同僚のさ・美人なんだけど頭の中身は俺と一緒の―――― ( ヘラヘラケラケラ笑いこけていた小僧、 くきーり。 背後へと振り返った ) いようエスカル――…       ( 間。 )    ルシェ。 この度は本当にサンキューな! ( 右手を挙げてハイタッチの真似事――何か誤魔化そうとした。 ) [Fri 23 Feb 2007 21:10:48]
ルシェーナ > (ぴょこん。と背後から、にょっきり地図を覗き込んだ) 出来れば、重装備は避けたいですよー? なんちて。 (其れから、) ―――でもでも、あんまりこぅ、考えすぎても、ほら、あたし達って頭脳派じゃないワケですし、知恵熱とか出ちゃいま―――…(ぴょっこり、肩口から覗き込んだ面が、)    ………訂正、出ちゃってます? (ぷ。ちょっと笑った。) [Fri 23 Feb 2007 21:04:13]
お知らせ > ルシェーナさんが来ました。 『そうです、ねー。』 [Fri 23 Feb 2007 21:01:35]
フォウル@雷電 > ( どっちでもいっか。 ワニは爬虫類の筈だがあっさり頭の中からデリート ) ――ま、河なら河でそこいらのマイナスイメージを払拭するチャンスだと思う事にするよ。 俺一人で決めるこっちゃないしね。 ただホラ、どこに行くかで多少準備するものも変わってくるじゃん? ( 例えば常世の森なら枝を払うマチェットに厚手の脚半。 残念ながら板金入りのブーツを用意するには金も時間も足りない。 そも、履き慣れない重い靴でいつも通り動けるか激しく疑問だし――同行してくれる「同業」を思い出すに、今回のメンバーはどちらかと言えば全員軽戦士の部類だろう。 だとしたら敏捷性を損なうような装備や場所は得策じゃない筈、ああ考えすぎて知恵熱がががが。 ) [Fri 23 Feb 2007 21:00:01]
フォウル@雷電 >  ん? あー…ワニじゃなくてトカゲのごっついのとガチった事があんのよ。 ほらツヤコっているじゃん? 体はちっこいけど豪快な――そうそう。 あの子ともう一人魔法使いの三人でさ、追っ払ったには追っ払ったんだけどえらい目に遭ったんだわ。 ああもう一個思い出した、水にもこー、ちょっとちょっとって思い出がナ。 ( アレ、トカゲも爬虫類でいいんだっけ? 訂正されないからそれでいいんだろう。 ) うんうんそれ、水っつか海、不っ味いウニ丼の記憶。 いやどっちも結果オーライで楽しかったんだけどさ――あ痛ッて。 ( 遠足気分だといずれおっ死ぬぞ――そんな言葉と一緒に軽い拳骨が振って来て頭を抱えた。 アレトカゲって両生類だっけ?) [Fri 23 Feb 2007 20:43:20]
フォウル@雷電 >  北西にするか。 ( 壁に貼られた色褪せた地図の左上へと指を走らせた。 自前の鉛筆を煙草よろしく咥えて上下に揺らし、不明瞭にぶつぶつと呟く ) ポワイ河は近いのが魅力なんだッけどなあ。 ワニだろ。 ワニ――ワニ。 爬虫類にあんましいい思い出ないんだよな俺。 ( ポワイ側と記された地図の一点を凝視していた視線がそそそ、と左上へよれる。 なめした革や磨かない靴が踏みつけてきた土の臭いが充満する詰め所の中で腕を組み、首を捻った ) [Fri 23 Feb 2007 20:33:07]
お知らせ > フォウル@雷電さんが入室されました。 『 東にするか――』 [Fri 23 Feb 2007 20:24:16]
お知らせ > シーサ=センザキさんが帰りました。 『震えながら搾り出したのは―― 涙声の「ありがとう」。』 [Wed 21 Feb 2007 02:50:13]
お知らせ > ヒルダさんが退室されました。 『彼が泣き止むまで、その黒髪を撫で続けよう。』 [Wed 21 Feb 2007 02:46:34]
お知らせ > シーサ=センザキさんが入室されました。 [Wed 21 Feb 2007 02:45:27]
シーサ=センザキ > ( 捨てられない二つの何か。 それを天秤にかける事の恐怖を、涙を浮かべる男はまだ知らない。 手を貸してくれる他の誰か。 まさに今、崩れそうな男にとってのその人は、魔女である貴女なのだろう。 ) ―― 墓まで持ってく、ってヤツ? ……… ――――――っ、っ…・・・!! ( 最後に残ったちっぽけなプライド。 せめて声は出さないように、体を預けきらないように。 唇を噛んで、着流しの布地を握り締めて。 そして男は涙を零した。 泣き止んだら、また立ち上がれるように。 ) [Wed 21 Feb 2007 02:39:41]
ヒルダ > ( 人は何度も叫ぶ。「どうしてこんな事に」って。大きな壁を前に人間の力は余りにも無力で、運命を呪い神を呪い、誰もがその壁を前に両膝をつくのみ。占いという未来を少しだけ視る力を持ってしても、どうにか出来るのはほんの少しだけ。 …だから、大事なのは。挫折した時に立ち上がる手を貸してくれる他の誰かの存在だ。 ) よーしよし、泣け。私の胸で泣けっ。気が済むまで泣けっ。 この部屋には他に誰も居ないわ。君が泣いたなんて事は、私が一生ヒミツにしておいてあげる。 ――お酒と甘いものと涙だけは、我慢しちゃいけないものなんだから。 ( 背中を優しく叩き、癖っ毛の黒髪を撫でる。醜い烙印を刻まれたこの両手でも、私にはまだ誰かをほんのちょっとだけ幸せにする事が出来ると信じてる。 ) [Wed 21 Feb 2007 02:30:33]
シーサ=センザキ > ( どうして。 どうしてこんな事になったんだ。 そんな風に叫ぶことなんて出来ない。 こんな事には、もう3年前からなっていたのかもしれない。 それを俺が見ようとしなかっただけで。 ) ―― あぁ、 占いの御代って…… ( 貴女が立ち上がったことに気付けば、ふとそれを思い出し、尋ねようと。 財布を胸元から出し、改めて視線を隣の貴女に向けた―― ) ―――― あうっ。 ( ――その時には既に。 柔らかな、暖かい胸元に引き寄せられていた。 耳元から聞こえる、優しい―― 少しくだけた、おネエさんの言葉。 ) ―― ヒルダさんっ、 そんな事言われたら―― 泣いちゃいそうだよ、おれっ…… ぅっ……!! ( 本当に目が熱くなってきて、声を押し殺して必死で耐える。 かっこ悪すぎ、俺。  ―― このままじゃ泣き崩れそうだ。 それはわかっていても、離れられない、いや離れたくなかった [Wed 21 Feb 2007 02:19:46]
ヒルダ > ……そうね。 ( どんな奴隷が居るか。それをあえて言う事は流石に出来なかった。性処理奴隷ならばまだ可愛いものだ。四肢を切断されただ「観賞用」として飾られる奴隷も居るぐらいなのだから。奴隷制度はこの街を支える重要なシステム、けれど人として狂ってる。ならばきっとこの街は狂人の街なのだろう。 …親しい仲だった娘が奴隷として虐げられているという事を想像しているのか、その姿に胸を痛めた。ここでこの人を沈ませるままに終わってしまっては、私もまた進歩の無い女に成り下がる。深く踏み込んでは駄目、あくまで傍観者として彼を勇気付けなければならない。 ) …センザキ君。 ( 魔女は椅子から立ち上がり、彼の隣に腰掛ける。そしてそっと両手を伸ばし、彼の頭を胸に埋めようと。 ) その支えたい人が私みたいなイイ女なら、こんな風に君を胸の中で泣かせてくれるわよ。だから、ずるくっても良いじゃない。 男なんだから、女には甘えておきなさい。 ( でも、その支えたい人への想いは変わらないという事をちゃんとアピールしておくのよ?と、付け加えつつ――。 ) [Wed 21 Feb 2007 02:06:52]
シーサ=センザキ > ( どんな結果であろうと、受け止めようとは思っていた。 けれど、突きつけられる現実は余りに現実過ぎて。 目を合わせられず、足元に視線を落とした。 )   ………  奴隷、  ッて言っても―― 色々ありますもん、ね。 ( 俯いたまま、ぽつりぽつりと、震える声で占いの「結果」報告に応対する。 手の震えが止まらない。  ) ですよね。 ―― 会えるチャンス、あるって事だし。 ( 浮かぶ。 幼馴染で、かつての恋人でもある女性が―― 誰かに虐げられる姿が。 寒さに震える姿が。 醜い男に犯され、人格も体も壊される姿が。 逃げたい。 忘れていればよかった。 頭の中で悲鳴が聞こえる。 なんだよ、俺なんてこんなモンか。 これっぽちも強くなってやしない。 ) ―― 必然? ( その言葉にやけに気を引かれて、男はやっと顔を上げた。 真っ青になった顔には、拭ったはずの冷や汗が滲み。 ) ―― ねェ、ヒルダさん。 ここからは…… 個人的な、相談、なんだけど。 ( 生唾を飲み込んで。 ) ―― 俺には、今。 …… 傍で支えたい人が居るんだ。 その人のために、強くなろうって何度も誓った。 ( 首元から、首飾りを取り出し―― 先端の鈴を、ちりりと鳴らす。 ) …… こんな時に、さ。 チュシャンが今も辛い目に合ってるかもしれないってわかったってのに。 ―― その人に会いたくて堪らなくなるのは、ずるいかな? [Wed 21 Feb 2007 01:55:15]
ヒルダ > ( 賊に押し入られた。その時点で、可能性としてはそれ程多くは無い。恐らくヴェイトスの人たちに「とある家に賊が押し入りました。そこの娘さんはどうなったと思いますか?」って質問した時、半数近くが今の占いの結果と同じ答えを出すんじゃないだろうか。 …もっとも、それが近くに居るというのは驚きだけど。 ) 私の占いは外れる事もある。 …と、後から言っても意味の無い言葉ね。でも、貴方はその不確かな占いを頼りに動くしかない。 ( ヴェイトス市と言っても広い。しかし奴隷だと知れればある程度の目星はつくだろう。 ) 奴隷は大抵―― コロセウム、バイクツ、そして奴隷ギルドに居るでしょうね。他の誰かに買われてなければの話だけど。 ( それでも、私は言葉を止めなかった。どんなに不確かであれ、彼は今3年前と向き合う事を選んだのだから。 ) ……センザキ君。物事は全て必然よ。 私達があの海岸で偶然出会ったのも、貴方がその幼馴染の行方を求めてここを尋ね、もう一度私に再会したのも。 …占いの結果が当たっていればの話だけど…その幼馴染が偶然にも、すぐ近くに居る事も。何らかの意味があるのよ。 だから、辛いだろうけど…前向きに捉えなさい。形はどうであれ、貴方には今行方不明の幼馴染と再会するチャンスが巡ってきているのだから。 [Wed 21 Feb 2007 01:44:24]
シーサ=センザキ > (沈黙。 時間にしてみればそう長くは無いだろう。 けれど、手の甲に触れる氷のような冷たさと、掌に触れる不自然な熱に、否が応にも意識は奪われる。 閉じられた瞳と水晶の間を、視線を行き来させて。) ―――― ………。 (心臓の音が聞こえそうだ。 そんなありきたりな表現がしっくりとくる程、緊張がピークに達した時―― 魔女の瞳は開かれた。 そして、告げられる事実。) ―― 近くにっ!? ホントです―― (奴隷として。) ―――― っ…。 (目眩がしそうだ。) [Wed 21 Feb 2007 01:34:24]
ヒルダ > ( 点から、線を伝って点へ。あらゆる物事はリンクされている。過去も未来も、神も人も、空も大地も―― 全て繋がっている。魔女ヒルダが辿るのはその線だ。ある者は縁と言い、ある者は運命の赤い糸と言い、ある者は運命と呼ぶ。 シーサ=センザキという点から、3年前のワン・チュシャンという点へ。ワン・チュシャンという点から、彼女に繋がる全ての事柄―― 3年という月日の中で彼女が触れた点へ。魔女は旅に出る。 ) ………。 ( 沈黙が訪れた。 ―― 1分経過。部屋は重苦しい雰囲気で包まれ、張り詰めたような緊張が走る。  ―― 2分経過。ずっと触れている筈の魔女の手はまるで熱を孕んでいないかのように冷たく、その代わりに水晶はまるで生き物のように暖かい。  ―― 3分経過。まるでこの部屋だけが世界から切り離されてしまったかのよう。 ……やがて、瞳を開いた。 ) 生きてるわ。しかも、驚くべき事にすぐ近くに居るみたい。 ( 最初に零した言葉は希望に満ちた無いようだった。なのに魔女の顔は暗いままだったが。 ) ―― 奴隷として。 ( 奴隷として生きている、という言い方の方が絶望を与えずに済んだだろうか。そんな事を思った。 ) [Wed 21 Feb 2007 01:26:25]
シーサ=センザキ > そこはカッコイイって言ってよ、なんだかしまらないじゃないですかーっ。 (中途半端とはいえ、懺悔を終えた男の顔は緩み、体中の力が抜ける。 気付けば、だいぶ冷や汗をかいたらしい。袖口で拭って) …… まだ、わかんないです。 生きていてくれて、それでもし会えたとしても―― それはチュシャンの為じゃ無いと思うから。 (導かれるまま、水晶に手を置いて。 瞳を閉じた貴女を見、緊張した面持ちで水晶へと視線を向ける。) [Wed 21 Feb 2007 01:11:23]
ヒルダ > ふふ、そうね…。男って馬鹿だものね。ま、そこが可愛いんだけどさ。 ( 普段押し隠しているものを吐き出そうとする時、人というのは面白いものですらすらと出てくるものだ。抱えている事それ自体が苦しいせいだろうか。 ……決して珍しい話ではない。悲しいことだけれど、そういう暴力は色んな所にある。それに対し人は「不運だった」と首を振るしか術が無いのだ。賊に押し入られたその家はどうなったのか―― 或いは、占うまでも無いのかもしれない。 両者の視線は絡み合う。イエロティアの瞳の黒は綺麗な黒だ。私も黒い目をしているけれど、少しだけ違う。 ) 3年経った今―― 向き合う覚悟が出来たのね。 ( 覚悟を決めてきた人間は強い。強くなれる。少なくとも私はそう信じているが。 そっとシーサの手に指を伸ばし、触れられたのなら、そのまま水晶の上まで導こうとする。そしてその上から己の掌を重ねようと。 ) ……行くわよ。 ( そうして魔女は瞳を閉じた。 ) [Wed 21 Feb 2007 00:59:23]
シーサ=センザキ > やだな、それでも追いかけるのが男のロマンなのに。 (に、と荷物を背負ったままのような笑顔を向けて。 一度栓を外してみれば、案外すんなり出るものかもしれない。 それならば一気に吐き出してしまおうと。) 簡単に言っちゃえば、賊が押し入ったんです。 彼女の家に。 (ちらり、水晶に手を置くあなたに目を向けて。 きっとこの人は、色んな人の色んな過去を聞いてきたんじゃないだろうか。 そう思えば、自分の話も受け入れて、しっかり聞いてくれるんじゃないか。 眼鏡越しの漆黒の瞳を見つめて。) ……! (彼女の最後の映像が、突然視界を占める。) ――俺はその時、チュシャンに向き合えなかった。 3年間ずっと逃げてきたんです。 だから―― (これじゃ、占いの情報提供じゃない、只の懺悔だ。) …… ごめんなさい、余計でした。……これくらいしか、今は、話せそうに無いです。 (目の前の女性は「魔女」だ。本来ならば逆――聖女にでもすべき懺悔をこうもどっかりと出来てしまうとは。) [Wed 21 Feb 2007 00:48:35]
ヒルダ > …そうね。でも、探してくれる事を望んで行方を晦ましてみたりしてしまうような女だから。探してもらうなんて大それた事、出来ないわ。 ( 乾くと叫ぶばかりで、相手を潤す事をしなかった愚かな私。その事に気付いた時には、既にチャンスは失われた後だった。 ) ………。 ( ぽつぽつと、彼はその幼馴染の事を語り始める。魔女は黙ってそれに耳を傾けつつ、冷えた身体をゆっくりと温めるように精神を研ぎ澄ませる。占いに必要な力を引き出すために。 ――水晶を撫でる手が、最後に付け加えられた言葉に止まった。 ) …その事件のコト、詳しく話せるかしら。 …話したくないのなら、無理にとは言わないわ。占いだって100%成功するものじゃあないし、話損ってコトもあるのだし。 ( ただし、情報は多ければ多いほど精度は上がるのも確かだ。 )  [Wed 21 Feb 2007 00:39:41]
シーサ=センザキ > ――事件、があって。 それ以来。 (ぽつりと、重たく一言付け加えた。) [Wed 21 Feb 2007 00:33:10]
シーサ=センザキ > 恋人っつったって、元々は、ただの幼馴染だったんですけど。 …ヒルダさんも探されてたりするかもですよ。 (まだ軽口を叩く余裕があったところに、鋭い質問が飛び込んだ。 出来るなら、話さずに済ませたかった事件。 向き合うと決めたとはいえ、やはり…。 冷や汗が出そうだ。口の中が渇く。) …彼女の家は、ウチの村じゃちょっとした金持ちで。彼女は、家で家庭教師にしごかれてたり、俺たちと遊んだりで…フツーの明るい女の子、って感じでした。 (一息置いて。) そんな、三年間思い続けてたーとか、キレイな話じゃないんです、よ。  …俺、最近まで――彼女のコト忘れてた……っていうか、無理矢理思い出さないようにしてたんです。 おかしな話だけど。 (苦笑いを浮かべる。 本当におかしな話だということは、自分が一番よくわかっている。 都合よく、恋人の記憶を三年間も封印できるものなのか、と。) [Wed 21 Feb 2007 00:31:59]
ヒルダ > そうね…。とはいっても、今は忙しい時期なんだけどね。 ( どうせ、故郷で私の帰りを待つ人なんて居ないんだ。精々死ぬまでに一度ぐらい行っておこう、ぐらいにしか思わなかった。 ) ……3年前。 ( それをかなり前と取るか、最近と取るかは人による。少なくとも3年前の私は今より幸せだったと思うけれど。 ) そう、恋人。 …羨ましいわね。3年経った今になって探してくれる男の人が居るなんて。 ( はふりと溜息を吐いた。今の私には行方不明になって探しに来てくれる人なんて居ない。 ――その握り締めた拳をちらりと見て、もう一度シーサの眼を見詰める。 ) その人は何をしている人だったの?どうして3年前から会えなくなったの? 3年前、その子はどこに居たの? ( 水晶にひたりと掌で触れる。そして、意識を集中させよう。そういえばこうして占いをするのは久しぶりだ。 ) [Wed 21 Feb 2007 00:22:53]
シーサ=センザキ > そーです、結構違いますよ。 ―― アイバンですかぁ。 そうすね、時間があるなら行ってもいいんじゃないかな? (彼女の今までを知らない男は、深く考えもせずそんな台詞を吐いて。) 詳しく。 (さて、今日の目的――占いの話だ。自然と背筋が伸びる。)(今はもう、鮮明に浮かび上がる「アイツ」の記憶。 思い出なら山ほどある。けど、それらを全て話すには、口に出すには――覚悟が、必要だ。) ―― 名前はチュシャン… あぁ、ワン・チュシャン。 俺と同い年の女の子で。 最後に会ったのが、3年前。 …その時は、そうだなぁ。今の俺の肩あたりに目があったかな。 髪も目も黒で、イエロティアにしては色白な方だったと思う。 それで―― (客観的に「今の」彼女の事を想像するなんて、難しい――いや、はっきり言って想像もつかない。ただ浮かぶのは――。 拳を握り締める。) ――それで。 俺と、彼女は……恋人、でした。 [Wed 21 Feb 2007 00:14:49]
ヒルダ > イエロティアの人から見ると朱鷺の都の人とフォーウンの人の見分けがつくって言うけど。 ( 彼ら曰く、微妙に違うらしい。 ) ―― 私?私はアイバンよ。まあ、同じく田舎だったわね。私も故郷には戻ってないわね―― 偶には顔を見せた方が良いのかしら。 ( 師匠の墓と、大嫌いな父親に。 ) ん、ありがと。 ( 火傷に関する話題はあまり触れられたく無いらしく、反応は少しだけそっけない。 人を探しているという言葉にふむ、と頷いた。 ) 占いに必要な情報として、その人の事を詳しく話して貰うわ。 名前、容姿、貴方とどんな関係なのか。 ( 個人的な興味もあるのだけど、それは伏せておく。足を組みなおし、相手の言葉を待つ。 ) [Wed 21 Feb 2007 00:03:32]
シーサ=センザキ > フォーウンの田舎が俺の故郷です。 イエロティアってだけじゃ、ドコの国の人かなんて見分けつきにくいですよねー。 えっと……ヒルダ……さんは、ドコ出身? (いたって普通な会話。 返って来た返答には、やっぱり鍋だ、鍋がマストアイテムなんだ!と強く納得して。) 火傷かぁ…… お大事に。 (水晶。実家にもあったから、見慣れてはいたけれど。生で水晶占いを見るのは初めてだ。 期待が胸を過ぎる。) ……人を、探してるんです。 (軽く深呼吸して、まずは、単刀直入に。) [Tue 20 Feb 2007 23:56:33]
ヒルダ > ( 勿論、そういう部屋もギルド内にはある。しかし応接間からしてそこまで気合を入れると逃げるのである。客が! だから明るくクリーンなイメージ造りを心がけているとか何とか。 ) そう、里帰りか…。シーサ君の故郷はアマウラか朱鷺の都かしら?それとも”センニン”ならフォーウンかな。 ( 片手に持った鞄の中から、黒い布に包まれた水晶と台座を取り出す。それをテーブルの上に置いて、自分もソファに腰掛けた。 その時ふと投げかけられる言葉に、ああ――と頷いて。 ) ちょっとね。お鍋ひっくり返しちゃって、火傷を。 ( この包帯の下に刻まれた烙印を見たら、彼はどんな反応をするんだろう。 そんな事を考えながら。 ) さて、どんな事を占って欲しいのかしら? ( 水晶の磨かれた表面を指でなぞりながら、相手の顔をちらりと見る。 ) [Tue 20 Feb 2007 23:49:58]
お知らせ > シーサ=センザキさんが来ました。 [Tue 20 Feb 2007 23:48:54]
シーサ=センザキ > 続き】 ―― 怪我… 何か、ありました? (一度ああなった関係とはいえ、どこまで馴れ馴れしくしてよいのか。 何より、プライベートに立ち入ることになるかも。 そんな風に迷いながらも、やはり聞かずにはいられずに。) [Tue 20 Feb 2007 23:45:47]
シーサ=センザキ > 切れましたorz)) [Tue 20 Feb 2007 23:42:27]
シーサ=センザキ > (部屋に通されれば、少し不意を突かれたような気分になった。正直、もっと黒と紫と赤が主体の、大鍋が置いてある部屋をイメージしていたから。) はは、俺もまさかアナタに応対して貰うとは思ってなかった。 …… (最後まで「他人」で通されるかという心配は消えた。肩の力を抜いて、楽に返事をして。 落ち着いて向き合ってやっと気付いた、包帯と不自然な前髪をちらりと見やり。) 俺は元気でしたよ、里帰りしてて、最近帰って来たんです。   [Tue 20 Feb 2007 23:42:14]
ヒルダ > ( つかつかと廊下を歩き、やがて応接間の扉の前に辿り着く。ドアを開けて、彼を中に通そう。 応接間の中には簡素なテーブルと、それを囲むようにソファが二つ。壁際には小さな本棚と窓がある。部屋自体はそれほど広くは無い。 ――さて。 ) …行き成り来るんだもの、驚いたわよ。ああいや別に、来るのが迷惑とかそういうんじゃなくてね? ( バツが悪そうにしている相手に対し、少し遅めのフォローを。どうぞ、と椅子を勧める。 ) それにしても久しぶりね。随分見なかったけど、元気だった? ( 見たところ、最後に会った時と変わりは無さそうだが。女の方はというと変わった点は幾つかある。両手に包帯を巻き、右頬には湿布を張り、更にそれを前髪で隠していた。 ) [Tue 20 Feb 2007 23:36:32]
シーサ=センザキ > (わぁ、野良犬を見るより嫌な目で見られてるっ。 沢山ある嫌なモノの一つに数えられている気がする!) …………… (そんな感情をビンビンに伝えてくる目の前の女性の、視線を追ってみる。  ――――ははぁ、なるほど。 職場での人付き合い、大変だものね。) はぁ、どうも……。 (そんな風に自分の中で合点がついた男は、言われるがまま魔女に付いて行く。やはり来るべきではなかったか…… と、いかにもバツが悪そうに。) [Tue 20 Feb 2007 23:29:37]
ヒルダ > ( 過去の過ちAが現れた! ) ( 魔女の顔にそう書いてあったとか無かったとか。いや、勿論街中でばったり出会ったぐらいならこんな顔は浮かべない。しかしやはり、過去に戯れた男の人が偶然とは言え職場にやってくるのは、こぉ、衝撃的なのである。 …ちなみに過去の過ちはZまで居る。中には合体して「キング過去の過ち」になったりしてるらしい。 ) ……あ、えー、 その。 ( ちらり、と受付の魔女を見る。またあらぬ噂でも立ったら事だ!とにかく、応接間の方へと案内しよう。ボロを出す前に。 ) ……ささ、シーサ様。どうぞこちらへ。 ( お久しぶり、の声をとりあえず受け流し、応接間の方へと案内しよう。 ) [Tue 20 Feb 2007 23:21:47]
シーサ=センザキ > (多分、怪しげな香とか焚かれて、俺がぼーっとした気分になってきたトコロで遂に! あれがこうなって、それがああなって…… ) …… ん。 (間違い過ぎる想像を膨らませ、鼻息荒くなりそうになる着流し。 が、なんだか庶民的な匂いのする会話と忙しない足音で、なんとなく目が覚めた。 どっかり背もたれに預けていた体を起こし、声の主へと視線を向ける。 あぁ、やっぱりイメージ通り黒服のヒトが多いんだなぁ。背ぇ高くてスリム。) ―― よろしくお願いします。 (自分も立ち上がり、にっこりと笑みを浮かべて挨拶を返そうと――) 俺は、シーサって言いま………… (したが、同じくぴたりと言葉と動きが止まる。 忘れるもんか、2回しか会っていないのに、色んなコトがあったヒト……しかも、最後の別れ際は張り手と来たもんだ。) …… おひ、さしぶりです。 [Tue 20 Feb 2007 23:16:49]
魔女 > ( 暫くして、どこからか聞こえてくる女の声。 「箒のチェックで今は忙しいのに、他に居ないの!?今度後輩の前で見っとも無い所見せちゃったら、私の面目丸つぶれなんだから!」 「だって貴女、前はそれで生計立ててたんでしょ?私もちょっと手が離せないのよーぅ。べたべてで一回奢ってあげるから、ね?」「フルコース以外は認めないからね!いいわね!」 …という声。ミステリアスな雰囲気がぶち壊しであった。 …やがてやって来たのは黒髪の背の高い女。その片手に鞄がぶら下げられていた。 ソファに腰掛ける青年を前に微笑んで。 ) ようこそ、魔女ギルドスターブルームにお越しくださいました。私が占いを担当させて頂く、魔女のヒル………………。 ( 相手の顔を見て、ぴたりと止まる。 ) [Tue 20 Feb 2007 23:07:58]
お知らせ > 魔女さんが入室されました。 『どたばたと。』 [Tue 20 Feb 2007 22:58:25]
シーサ=センザキ > (『あちらに座って、お待ちください。』 そう促されるまま、女性の指し示したソファに腰掛け、まずは一息。) …… さてさて。 (あとは、待つばかりか。 ――こんな夜中に突然やってきて「占ってくれ」じゃぁ、断られても仕方なし。 とは思うものの、やはりどんなヒトが応対してくれるか、ちょっと胸は高まる。  だって、「魔女」ってミステリアスで魅力あるじゃん。) [Tue 20 Feb 2007 22:56:12]
シーサ=センザキ > …ぁ。 (来客用なのだろうか。 デスクの向こう側に座る女性と、目が合った。 何を気後れする必要も無いはずだが―― 気持ち足取りがぎこちなくなりながらも、デスクへとそのまま進んで。) ――こんばんは。 えっと、ヒトを探してまして…… はい、占って欲しいんですけど。 [Tue 20 Feb 2007 22:51:57]
シーサ=センザキ > (来ちゃったよ、俺…。  ――やけに行動的な自分への驚きと、普段の生活ではあまり関わる機会の無い「魔女」のギウドへ足を踏み入れる、ちょっとした緊張感。  視線だけをきょろきょろと動かしながら、ゆっくりと受付…らしきところへと、歩を進める。) [Tue 20 Feb 2007 22:47:30]
お知らせ > シーサ=センザキさんが来ました。 『(躓きそうになったらしい。)』 [Tue 20 Feb 2007 22:44:54]
お知らせ > シーサ=センザキさんが来ました。 『―― こんばん、は。』 [Tue 20 Feb 2007 22:41:28]
お知らせ > エレオノーラ@チョコ配り。さんが退室されました。 『(この日も順調に、チョコレートを配り終えることが出来た。)』 [Mon 19 Feb 2007 22:03:42]
エレオノーラ@チョコ配り。 > ( 相変わらず、受け取っていく彼らが見せる、様々な表情が微笑ましい。相手もこちらもヤラセだとわかっているためか、ぎこちなさは致し方ないとして、それでも真心と一緒にチョコを貰えば、嬉しさを隠せない様子。そのときめき、心のドキドキもまた、青春なのだ。 ) はい、どうぞ――溶けないうちに食べてね。 ( 一つ一つ、丁寧に手渡し。言葉を添えて、気持ちを込めて。 ) [Mon 19 Feb 2007 22:01:44]
エレオノーラ@チョコ配り。 > ――ずいぶん遅くなっちゃったけど、これ。バレンタインチョコよ。受け取ってもらえるかしら? ( バスケットからチョコレートを取り出して、やんわり微笑む。たとえやらせであっても、心を込めて。初日で学んだことを胸に言い聞かせ、相手に差し出した。『も、もちろんです!』やや緊張した面持ちで、それでも喜びをにじませて、青年団の一人がチョコを受け取る。それを皮切りにして、あとからやってきた男子だちも、嬉しそうにチョコを手に取り、ありがとう、と言葉を返し、喜びを抱えて去ってゆく。 ) [Mon 19 Feb 2007 21:54:46]
エレオノーラ@チョコ配り。 > ( 心が若ければいつだって青春! とか思ってるあたりが奥様。一般人には理解しがたいのかもしれないスタンスである。そんなこんなで青年団の彼らを待っていると。 ) ――あの子たち、かしら。 ( 道の向こうからやってきた男性たち。小さく手を振って、声をかけてみる。 ) こんばんは。 ( すると、向こうもどこか照れくさそうに、声をかけてくれた。どうやら待ち人来る、のようだ。 ) [Mon 19 Feb 2007 21:46:57]
エレオノーラ@チョコ配り。 > ( さてさて、受取人の男子諸君は、どこからくるのか―― ) あぁ、そうそう。このドキドキ感! 待ち合わせの場所に先に来て、後からやってくる想い人を待つ、みたいなの。――昔を思い出すわね。 ( 一人で楽しい妄想中。頬に片手を当てて、ご満悦。 ) [Mon 19 Feb 2007 21:38:50]
エレオノーラ@チョコ配り。 > ( 今日も張り切ってチョコ配り! 選んだ場所は、ギルド地区の一角。召喚士ギルドに比較的近い位置である。さすがに、依頼とはいえVHGに接近するのは自殺行為だし。いつものようにバスケットを腕に下げて、街灯の下でスタンバイ。 ) [Mon 19 Feb 2007 21:30:33]
お知らせ > エレオノーラ@チョコ配り。さんが入室されました。 『(2日目――)』 [Mon 19 Feb 2007 21:28:28]
お知らせ > ルシェーナ@雷電さんが退室されました。 『(伏せたテーブルの下で、十字を切った)(神の元に戻るなんてとうに諦めてる――)』 [Sun 18 Feb 2007 01:06:43]
ルシェーナ@雷電 > ……ってことで、本気、コレ以上傷を抉らないでくださいですよ。まる。 (夜露死苦。すちゃ、と右手を上げて、ぱたふ。其れをテーブルに伏せる。)(此処まであって、漸く、職員も切実な訴えを信じてくれたのか―――腕組み、嘆息一つ。『 とりあえず、また明日来い。 金が欲しけりゃ働け。このいきおくれ。 』暴言吐いて、ぺっこんぺっこん銀糸を叩いた)      ……い、   いきおくれって ………、 (もう反撃する気力も無いが!うぬれ、覚えておけ。そんな恨みを募らせて) ―――……あい、せめて、神の元へは召させて戴けるよーに精進いたしますー。 (殺生を生業としていて、有り得ない言葉を一つ) [Sun 18 Feb 2007 01:06:15]
ルシェーナ@雷電 > …………、   大体ね、    …奴隷も怒らりながら、ギルドに返品しるよーな生活の切迫具合ですお? 仕事サボるよゆーなんて、何処にあるというのですか…。 (ぺふん。ぬぬ、と上がった面がめそめそ泣きッ面で下がる。) [Sun 18 Feb 2007 00:57:27]
ルシェーナ@雷電 > あんまり言うと、本気、泣きますですよー……(よよよ。目を両手で押えて、テーブルにべっしょり。幾ら傭兵だって言っても、なんだって言っても。エブリディ365日24時間ロンリーオンリーは切な過ぎる現実でした。)(ぺっちょりとテーブルに伏せて、をいをい泣き出した――勿論、 フ リ だが――銀糸を見下ろして、だだむとテーブルを叩いていた男は狼狽え―――…)             ……っ いた ッ (る、どころか、ぺちーん!と、銀糸を殴打。※流石に平手だけどな!) ―――な、何しますですか! 傷心の乙女に向かって!!!! (ぺちーん、と言う音と、 がごっ ★ とかいう素敵な打撃音を響かせた、赤い広いデコが、ぬぬーんと顔を挙げる) [Sun 18 Feb 2007 00:37:59]
ルシェーナ@雷電 > ええそりゃもう、クリスマスも!年越しも!! 新年も!!!! つい先日のヴァレンタインだか何だかも含め―――っ?! エブリデイ・毎日・オールウェイズ、ロンリーでお仕事してましたとも!嗚呼、してましたとも…!!!! 泣きますですよ!あんまり言うとッッ。 年頃の乙女が常にロンリーとか、えぇそりゃもう色気の欠片も無いエブリディ送ってたとか、ッッ     (べしょん。テーブルに伏せて)―――……乙女の口から言わせますですか、貴方…っ。 (脱力した) [Sun 18 Feb 2007 00:34:08]
ルシェーナ@雷電 > …じゃなきゃっ   …あたし、死んでるから…ッッ! (げふん。一番きっつい現実を目の前で『 サボッてた 』連呼する職員様にご進呈。) [Sun 18 Feb 2007 00:31:20]
ルシェーナ@雷電 > わかったわかったわかりました! オーギュストに、11月末から会ってないのは認める! 認めますッッ。 けど―――!!!! (だむ!と、テーブルを叩かれれば、此方も負けじ。と。だだむ!! テーブルを叩いて)   けど! 其れは偶々偶然にもオーギュストに出会わなかっただけで、ですねッ。 あたしはちゃーーーーーんと何時も通りお仕事しました!してました   っ !!!!!(だだむだーむ。何度も机を叩いて力説。) [Sun 18 Feb 2007 00:29:47]
ルシェーナ@雷電 > 別にサボッてないンですって、本当。 ね、本当…!!!!! (『 いや、お前、○○くらいから見かけてない! 』)(だむ!と、テーブルを男が叩いた。ちょっぴりギルドで貰うお仕事を幾つかこなす間で、ところどころ?寄り道した――と、言っても、お仕事の期限は守ったよ!生活掛かってるもの。――のは事実だが、偶々、本当に偶々だ。偶然、色んなミラクルが折り重なって、昨年末から顔を合わせてなかった職員に、久方ぶりに見付かって、首根っこ掴まれたのが午後10時。で、わっつたいむいずいっとなーう!) [Sun 18 Feb 2007 00:26:47]
ルシェーナ > だっ、  だっ、だからーッッ …! (雷電の一角。一人の男と、一人の女が対面して。―――女の方が、素っ頓狂な声を上げた) [Sun 18 Feb 2007 00:21:42]
お知らせ > ルシェーナさんが入室されました。 『―――っ や …!』 [Sun 18 Feb 2007 00:20:51]
お知らせ > オケアノス@雷電さんが退室されました。 『(蓋を開けると、そこにはチョコレートでコーティングされたオレンジピール。)』 [Thu 15 Feb 2007 19:49:04]
オケアノス@雷電 > ――――――。 (丁寧な女性らしい文字で綴られたカードに眼を通す。 淡いバニラの香りが漂い、記憶の中で彼女の形に色がついた) ………ああ。 (思わず声にだして) [Thu 15 Feb 2007 19:44:35]
オケアノス@雷電 > ――アーシュラ様ご一家の誰かの可能性。( それも可能性としては、ある。ありえる。 ともあれ、あけてみれば全ては済む事だ。 びっくりバコの可能性だけに気をつければいい。以前「ふぉあぁぁあ?!」と、思わず声をあげて、大爆笑された思い出が甦る。 今は周りに知り合いの姿も無い。よし。 紙袋から取り出すラッピングされた丸い包み――…)  ……ん? (持ち上げた拍子に、ひらりと落ちるカードが一枚。荷物の下になっていたらしい) [Thu 15 Feb 2007 19:38:03]
オケアノス@雷電 > (中庭――ギルド所属の傭兵達が利用する休憩所のような場所――空いている長椅子の上に腰掛け、改めて紙袋と向き合った)・・・・・・・・・同僚の悪戯。(可能性はある。よくそれで痛い目を見た) [Thu 15 Feb 2007 19:28:42]
オケアノス@雷電 > (頭の中が一瞬ホワイトアウト。 自分に此処までに合わないプレゼントはないと思う。 何せ自分は傭兵だ。 依頼主から時々礼の雑貨品が届けられる事はあったが、このような、いかにも「プレゼント」を貰うような繋がりはないように思う。  寧ろ、思っていた。 ……暫く硬直していたが、後から「邪魔」と肘でつつかれ、ぽんやりしたまま端による。)  ………。 (これはなんだろう。一見してプレゼントの類という事は分かる。 知り合いの傭兵の冷やかしの視線に気がついて、そそくさと紙袋を隠し、中庭の方へと歩き出した)  [Thu 15 Feb 2007 19:07:22]
オケアノス@雷電 > (心当たりを探るも思い浮かばない。 「ほら」と差し出す職員に促され、思わず手にする荷物は――)  ………。  え。 (何かの間違いじゃないかと思うほど、可愛らしいラッピングをされたものだった) [Thu 15 Feb 2007 18:55:16]
オケアノス@雷電 > アーシュラ様からでしょうか。 ――え?違う? (貴族の護衛を終え、ギルドへの報告連絡と共に――ギルド員に自分宛の荷物がある事を知らされた) [Thu 15 Feb 2007 18:46:50]
お知らせ > オケアノスさんが来ました。 『―――荷物ですか。』 [Thu 15 Feb 2007 18:45:49]
お知らせ > ヒルダ@魔女ギルドさんが退室されました。 『例え何年、いや何十年掛けてでも。この身体が醜く老いても、私は。』 [Wed 14 Feb 2007 22:42:17]
お知らせ > クーン@魔女ギルドさんが帰りました。 『―――』 [Wed 14 Feb 2007 22:40:20]
クーン@魔女ギルド > (ちらりと、振り返った視線が見覚えのある紙片を捕らえる。――余計な、ものを。) そうですか。それは差し上げたモノなのですが――そういうことでしたら、こちらで処分しておきましょう。(どういう経路で彼女の手に渡ったのかは、想像するだに容易いが。) ――では、頑張ってください。(両手を組み、椅子に深く体を預けた。そのまま、目を閉じて―――。) [Wed 14 Feb 2007 22:40:11]
ヒルダ@魔女ギルド > ( 今の私には見ていてくれるだけで、それ自体が活力になる。後は何も要らない。 ――いや、圧倒的に寿命の差がある私と彼女。先に尽きるであろう私の命。それまでの、一瞬で良い。 もう一度……。 ) はい。では、早速――。 ( 声の掛けやすい相手を選ぼう。勿論、それは友人とか性格の良い人、とかではなく。自分より下っ端の連中をだ。上下関係の厳しい女の世界、上に立てれば楽なものである。 ) ありがとうございます。必ずや、魔女ギルドの為に成果を上げてご覧にいれましょう。 ( そうして評価を高め、私はもっと上に行く。愛人としてではない、高位の魔女として。 ) ……それと。これを―― お返ししておきます。 ( 机の上に差し出すのは、クーンがマーガレットに渡した書面。クーンの社会的な地位が失墜する内容のものだ。薬による幻覚と痛みと絶望の中で、奈落に転がり落ちる私をすんでの所でせき止めた出っ張り石が、これ。 …最後の最後、私を助けてくれたのはやっぱりこの人だった。あとは、要らない。 ) [Wed 14 Feb 2007 22:33:21]
クーン@魔女ギルド > (過去は――もう、振り返るのは止そう。過ぎた時が戻ることはないし、戻らないものを振り仰いだところで得る物は何も無い。 ――彼女がどう進み、或いは転び、掴むのを、ただ見て居れば良い。) そう、ですね―― 掴む積もりがあるのなら、せいぜい努力することです。 ……魔女、ですか。 それは構いませんが、個人的な謝礼や内容の相談など、そのあたりについては自己責任でお願いします。(給料制のギルドだ、ある程度の仕事は常から依頼している。話のもっていきようによっては、5人前後引っ張っていくのも可能だろう。 ――黒船が島に激突すれば、少なくは無い被害が出ると聞く。万一の際は自分も出ることを選択肢に入れなくてはならないか。) …さしあたりの、許可は出します。(それから先は、自分の能力の範囲内) [Wed 14 Feb 2007 22:23:17]
ヒルダ@魔女ギルド > ( あの時の私は何を彼女に言ったのだったか。篭絡させる。そうだ、確かにそう言った。 ――それから私は何度この人の期待を裏切った事か。最早これ以上彼女に甘える事は許されない。その上で望むのなら、まず私が何かを為さねばならない。どうせまた私は転ぶだろが、その時も立ち上がるのは自分の足でだ。 )  ―― はい。 チャンスは求めるものではなく、自分で掴むもの。…でしたね、マスター。 今は自分の才能を信じています。それがどこまで行くかは判りませんが。 ( クーンと私、愛人関係であるという話はあった。そういう噂はお互いに無い方が良いのだろう。既にその関係が終わったならば、未練がましく縋るのは良くない。 ) ……黒船は現在も港に向かって進行中です。各ギルドとも攻撃の手を強めていますが、このままでは…。 私に魔女を5人ほどお貸し下さい。空から爆撃します。 [Wed 14 Feb 2007 22:13:40]
クーン@魔女ギルド > (何時か、己が髪を切り、決意を表した彼女が居た。そのときは、まだ自分は、期待していたのだと思う。然し―― 今は、どうだろう。彼女は期待に足る人物なのだろうか。 流れ落ちる彼女の髪を眺めながら、益体も無いことを考える。 ――視線が交わる。 話すべきことは、もう無い。) …そうですか。貴女がそこまで言うのでしたら、もう私からは何も言うべきことはありません。 貴女は貴女の考えで、成すべきことを成してください。 ―――恥ずべきことは、失敗することではありません。 失敗を糧に、己を成長することのできない者こそが、最も己を恥じるべき存在なのです。 (ぎしり、と椅子に背を預け、深く吐息をつく。 …くるり、と椅子ごと窓へ向き直り――視線は分たれた。) …他に、何か報告すべきことはありますか。 無ければ――貴女には、今、成すべきことがあった筈です。(依頼を、受けていた筈だ。) [Wed 14 Feb 2007 22:01:44]
ヒルダ@魔女ギルド > ( ああ、でも―― この瞳にはいつだったか、会った事がある。そうだ、髪を短く切ったあの時だ。 ) ありがとうございます。 ( 女は深々と礼をする。だらりと長い黒髪が落ちた。ああ、この髪が短かった頃の私は―― いいや、そう思うのは止そう。あの時に比べて確実にマシになった部分は確かにあるのだから。 礼を戻し、互いの瞳が交差する。 ) 判っております、マスター。私はもう誰にも甘えるつもりはありません。友人にも、自分自身にも、勿論貴女にも。 残ると決めたのは私の意志、私は自分の目的だけを果たします。貴女は他のギルド員と同じように、私の力を使って下さればそれで――…。 ( 迫害からの保護。潤沢な研究設備。給料。このギルドに所属する目的はそれぞれだろうが、代わりにギルドへと提供しなければならないものがある。私はそれを一番に提供してみせよう。 ) [Wed 14 Feb 2007 21:53:03]
クーン@魔女ギルド > (反応は、勤めて醒めている。今日、彼女を此処へ呼んだ理由は彼女を甘やかすための者ではないからだ。) 解りました――それについては、後日此方で確認を取りましょう。(要望は受け取った。それを当人へ伝えもした。ならば、後は行われた行為について確認を取るのが順序だろう。) …ふむ。 貴女は、このギルドに残りたい、と―――言うのですね。 解りました、貴女が残りたい、という以上、私はその結論を受け入れましょう。 ただ…――(言葉を切り、す、と背筋伸ばせば彼女の目を、じっと見据える。) …貴女が、このギルドで何を成したいか。 それは、貴女が決めるべき、貴女の仕事であって、そこに他人を介在させるのは間違っています。 もし、仮にですが―― 例えば、貴女の目的が私だとするなら、それは構いません。 但し、私を理由にするのは止めて頂きたい。 ―――それは、はっきり言わせて頂いて、迷惑ですから。(視線は何処までも醒め、声は限りなく平坦だ。――何故って、彼女との関係は既に解消しているから。一方的な通告であるが、彼女が今のままの彼女である限り、それを覆す積もりは毛頭と無い。) [Wed 14 Feb 2007 21:41:35]
ヒルダ@魔女ギルド > ( 再び包帯で傷を覆う。既に癒えた傷を隠す、誰にも見られたくない。けれど、見せた時の反応が醒めたものだった事は、それ以上に辛いものだった。それを表情に出さぬようと努力はするけれど。 ) ……はい。 ( 相手の言葉に頷いた。 ギルドからの追放の要望、私はそれを―― 蹴った。本来ならば自分で判断し、自分から出て行くべきだったのかもしれない。要望自体はギルド長へ出されたものだが、それを知っていたのだから。けれども私はギルド長へその指示を仰ぐという逃げ道を選んだ。ここに残りたいという意思も示した。その時は、この人が選んだことなら受け入れられると思っていたから。そしてそれ故に、この肌は焼かれた。 ) …私はこのギルドに残りたい。やりたいこと、試したい術、山ほどあります。勿論、ギルドの名を汚さない範囲で。 それに…… 根本にある私の目的は以前と変わっていません。 ( この口が何言うのかと自分自身で笑ってしまうが。そも、ギルドに入ったのはこの人の力になりたいと願ったからだ。それは変わらない。 ) [Wed 14 Feb 2007 21:25:26]
クーン@魔女ギルド > ――マーガレット・ストーンズより、ヒルデガルド・グレーテを魔女ギルドより放逐するように、との要望が届いています。 …おそらく、貴女のその顔の件よりもずっと前に届いていた要望ですが。 (後手に廻った、という意味では此方の不手際ではある。 …要旨を伝え、それから、どうしますか?とばかり、尋ねるように目を向けた。) [Wed 14 Feb 2007 21:16:28]
クーン@魔女ギルド > ………。(逡巡の顔。釈明を迷う顔を見上げながら、じっと彼女の返答を待つ。――真実を話すのも、誤魔化すのも、全て彼女の責任に於いて行われるべきモノである。その選択がどういう結果を招くかは、彼女が負うべき事柄だからだ。――今は。) …そうですか。 マーガレット・ストーンズに、という事ですね。 …成程。 (報復を、という事なら、例の件だろう。 包帯の下からは痛々しい火傷で、蔑みの烙印が押されていた。 醒めた視線でその傷跡を眺めると、もう良いと軽く片手を挙げる。) 決着が―――そうですね、貴女が決着がついたというのなら、そうなのでしょう。 (溜息を吐く。後悔は――あるのかもしれないが、それは烙印を押された彼女の思うそれとは、恐らく違うものだろう。) …さて、本題ですが。 その、報復の件と無関係では無い、というよりその話そのものなのですが――――。 [Wed 14 Feb 2007 21:14:57]
ヒルダ@魔女ギルド > ………。 ( 一瞬、答えようが迷う。嘘を吐けばこの話は終わるかもしれない。しかし、私にはきちんと話す義務があった。少なくともこの人に対しては。 ) ―― 報復を。マーガレットに両手と頬を焼かれました。 ……。 ( 一瞬間を置いてから、ヒルダはゆっくりと両手の包帯と顔を隠す湿布を解く。そこには醜い火傷の――「強姦魔」の文字。そして右手の方にだけ真新しい塞がったばかりの傷があった。 ) ……マスターには大変な迷惑をお掛けしたと思います。しかし、これで彼女との仲には一応の決着がつきました。 ( あくまで一応、だ。マーガレットはこれからも私の影に怯えを抱き、私も鏡を見る度に悔やみ続ける。そしてきっと、この人も。 ) [Wed 14 Feb 2007 21:08:06]
クーン@魔女ギルド > (開くドアー。その向こうから、聞き慣れた声と共に踏み入る一人の女。――その姿は、見慣れたモノとは様相を違えていた。) おかえりなさい、ヒルデガルド・グレーテ。 …顔、と…手。 どうされました?(本題に入る前、伺うような視線を向け、ちらり、目で顔と手を覆う、包帯と湿布を指し示し。) [Wed 14 Feb 2007 21:02:18]
ヒルダ@魔女ギルド > 失礼します。 ( 女の声には緊張は無く、淡々としていた。ドアノブに手を掛け、開く。――扉が立てるこの軋んだ音も聞きなれたものだ。背を向けたままぱたんと扉を閉じて、振り返る。部屋の中央―― ギルド長の前まで歩き、両手を包帯で覆い顔の半分を長い前髪と湿布で隠した女が姿勢良く立ち、机に座る小柄な少女に視点を落とす。 ) ヒルデガルド・グレーテ。ただ今戻りました。 ( …部屋の中の空気だけがいつもとは違う、慣れぬものだった。 ) [Wed 14 Feb 2007 20:57:42]
クーン@魔女ギルド > (小さな執務室。その中心に据えられた机に肘を掛け、両手を組むとその手に口元隠すように顎を乗せる。 ノックの音。) ―――はい、どうぞ。(尋ねずとも、相手は解っている。何せ呼び出したのは自分であるのだから。 その為に、今日必要な雑事は事前に済ませてある。 ――確かに彼女のために時間を作った、と云う意味であれば正しいが、果たして望まれる通りの時間であるかどうかは、保障される限りではない。) [Wed 14 Feb 2007 20:52:52]
お知らせ > クーン@魔女ギルドさんが来ました。 『執務室』 [Wed 14 Feb 2007 20:48:49]
ヒルダ@魔女ギルド > ( 僅かに潮の匂いを漂わせながら、ヒルデガルド・グレーテはギルドに帰還した。またすぐに黒船破壊の為に海へ戻らなければならないが、いつまでもマツリさんからセーラー服を借りたままにする訳にも行かず。また、仕事の経過をギルドに報告する必要もある。 魔女の足はギルド長の部屋へと向かっていた。 ) ……………。 ( ギルド長の部屋の扉の前に立つ。それ自体は慣れた筈の行動だった。ギルド長が仕事中であろうが無かろうが構わず”甘え”に行って――……。 魔女の左手が扉を二度叩く。 ) [Wed 14 Feb 2007 20:44:58]
お知らせ > ヒルダ@魔女ギルドさんが来ました。 『一時帰還.』 [Wed 14 Feb 2007 20:42:38]
お知らせ > 園内一花@ハラエさんが退室されました。 『( 犠牲者? 苦しみや哀しみが、これ以上増えないことを願う )』 [Sun 11 Feb 2007 01:44:13]
園内一花@ハラエ > …はい、もちろん。 ( はにかむように微笑んで、そこはしっかり頷いた。 …菫のしっかりとした返事が、何だか嬉しい… 人前だから恥ずかしい… 〜でも… 守られるばかりではなく… )   ( しっかりしなきゃと抱いていた手を離して、お腹を庇いながらそろりと立ち上がる。 挨拶を済ませたら、家に帰ろう ) [Sun 11 Feb 2007 01:43:06]
お知らせ > 南条菫@ハラエさんが帰りました。 『(さて、北東の不吉とは……一体何か。)』 [Sun 11 Feb 2007 01:36:58]
南条菫@ハラエ > ( 『元気な子を産むんだよ、一花。それと、菫。お前はしっかり母子を守るんだ。いいね?』 おばあちゃん狐の言葉に、深くうなずく菫。 ) はい、分かっています――私と一花の子。一花共々、私が守ります。 ( しっかりと答えて、礼をする。一花に寄り添うように座ると、人の親になるということを、もういちど自分に言い聞かせて。 ) [Sun 11 Feb 2007 01:36:32]
園内一花@ハラエ > ―――〜はい。 …あぁ、藍音さん。 お名前はよく… いえ、お会いしたことはありませんけど… …はい。 ( 陽気に笑うおばあちゃんの言葉にも、ちょっと何か抱えてそうな微苦笑を零して、もしょもしょしていた手で菫を握る。 お産婆さんに分かる範囲では、お腹の子どもは順調らしいけど… なんだかよく分からない組み合わせである為に、不安は拭えなかった。 何かあるにしても、引っ張り出されるのは出産して、動けるようになってからだと良いなと思いながら、その後も薫を連れて行かれるかと言うと微妙なところ… 仕事なら預けるのも、仕方ないだろうか。 それは、あまりしたくない ) …私達は少し外れてしまいましたけど、先生は鳳来の退魔師ですからね。 退魔行以外の時は自由だから… ( どこで何をしていても分からない。 …満足に働くより先に産休なんて取ってしまって、紹介してくれた彼には申し訳ないばっかりだ… ) ―――〜でも、三月四月なら、桜も――― っととと。 ( 頬を舐める銀狐を抱き締めて。 薫も連れて行かれれば、ついでにお花見ができるかもしれないと――― 言いかけて、場所を思い出して、止めた ) [Sun 11 Feb 2007 01:26:12]
南条菫@ハラエ > ( 『だから沙汰を待つようにいったんだよ。向こうで何とかなる程度の不吉なら、それでいいのさ。ただ、簡単に片付くなら、オオババ様もこんなうわごとのように繰り返したりは、しないだろうしねぇ』 一花の言葉を聴いて、狐がしゃべる。念には念を、ということらしい。あくまでも、菫たちは今回、補欠要員っぽい位置づけらしい。『十示にも声をかけとかないとねぇ。ま、今はアマウラに藍音という巫女も駐在しているようだし、上手く連携もとれるだろうさ』 心配するな、と陽気に笑う。狐と巫女は二人揃って強力な力を発揮できる。ただでさえお腹の赤子が生まれるか否かというときだ。婆連の狐たちもなるべくなら菫と一花を一緒にいさせてやりたいのだろう。その一方で、二人に多くの経験を積ませようとも考えているようだ。 ) 十示さんかぁ。今どこで何してるんだろ。最近会ってないや。 ( 離れるのはイヤ、という一花を元気付けるように、背筋を伸ばして、頬をペロペロと舐める。 ) [Sun 11 Feb 2007 01:15:45]
園内一花@ハラエ > ―――。 ( 寝息を立てる様子を、束の間慈しむように見守って ) 〜ああ、何だ。 やっぱりもう手配済みですか。 …良かった。 私『達』なんですね。 …はい。 でもアマウラなら、そちらの陰陽寮で処理出来るかとも思うのですけど… ( 対妖魔の最前線は、混沌の街ヴェイトス市か。 『お前たち』 と言われた事にホッとしたように微笑んで、『分かりました』 菫が項垂れるのを礼とするのなら、並んで礼をして――― でも、実際問題… とお腹を見つめる…。 旅はちょっとこたえそうだった ) ―――でも、は… 離れ離れは、嫌だな… ( 急に、心細くなってしまったり。 …つまり、菫一人で行かされるかもしれない、という事だから… ) …私が実動に耐えないようだったら… 先生に…。 …お願いできるでしょうか… ( 終には一緒になって項垂れるような ) [Sun 11 Feb 2007 01:00:38]
南条菫@ハラエ > ( あらかた話し終えると、オオババ様はそのまま丸くなって寝息を立て始めた。疲れたのだろう。かつては文字通り神の獣とまで呼ばれたその力は、すでになく――ロクに立って外を歩くこともなく――この畳み部屋で一日の大半を過ごし、やがて天命を全うするのであろう。オオババ様が眠ってしまうと、今度は側にいた老狐が変わりに口を開いた。『と、まぁこんな所だよ。まとめると――北東の方角から近づいてくる不吉。姿も形もない、しかしたしかにそこに存在するもの。一花が推測するとおり、もしかしたらもう何人か、被害者がでているのかもしれないねぇ』 八つの尾をもつ白狐は、座った姿勢のまま、言葉を紡ぐ。『今、念のためアマウラにあるハラエの寮に、現地で何か変わった出来事は起きていないか、調べさせているところさね。お前たちは向こうの連絡が来るまで、沙汰を待つんだ。いいね?』 ) ――ぇ? 待つって……いやあの、それって、何かあったらわたしたちにいけ―― ( 『わ か っ た ね?』 ) ハイワカリマシタ。 ( 結局いつも面倒ごとを押し付けられるのは下っ端なんです。うなだれた。でも首筋をもしょもしょされるので、それはそれで気持ちよかったり。 ) [Sun 11 Feb 2007 00:48:46]
園内一花@ハラエ > ―――でも、お使いを出すかどうか、最終的に決めたのは婆連でしょう? ( とぼけてしまって言うことであれば、そう繰り返されるのはどうだろう… と、もしかしたら過去の記憶を思い出していたりするだけなのかもしれないけれど、信じる気にはなれない様子?の菫に微笑んで… 自信はないから、ねえ?と周りの狐達に目を向ける )   ( そして大婆様に視線を戻したら。 ……… ) ―――もうちょっとですよ〜。 ( さっき食べたと言ったって、忘れちゃってるのだから寂しいだろう。 明日の朝まで食事はないかもしれないけれど、適当言って微笑んだ。 これこそぼけ、すぐに尋ねたことすら忘れてしまうものだと思うから ) ―――〜ううん。 仕方ありませんね。 大婆さまでもこれ以上は分からないのかも… ( たはー と微苦笑を零すけれど、一番身を入れていたかもしれないのに、ダメージは少ない様子。 多くを求めてはいけないと頷いて… ふと、自分が百歳になっても菫は若いんだ、とか ) ―――〜アマウラかティアンでしょうか。 とりあえず、問い合わせてみましょう。 …一応、念のため。 …何も無ければ何も無いで、良いんだから。 でも、何かあったら大変。 ( やる気を殺がれた風な菫の首筋に、もしょもしょと手を当てながら ) [Sun 11 Feb 2007 00:38:33]
南条菫@ハラエ > ――いや、だから意図的にボケてるんじゃなくてね―― ( お年を召されると、若者のように灰かないのです何事も。一花に問われて、オオババ様は、湿った鼻先を一花のほうに向けて、なにやら唸るように――じーっと閉じられた目を向けている。周りを囲む老いた狐たちも、息を呑んでその様子を見守る。誰もが、オオババ様の次の言葉に注目しているのだ。そして――ついにその口が開かれた。『メシはぁ〜、まぁだぁ〜かぁ〜い?』 ――こてん。お座りの姿勢のまま、畳に倒れた菫。周り老狐たちも、またか、と頭を抱えるようなしぐさでため息を吐く。 ) ――ね? 肝心な部分になるといつもこうなんだよぅ……。狐の1000歳超えって、人間でいったら100歳をゆうに超えてるからね……。 ( ボケはかなり深刻な段階まで進行しているようだ。倒れたままぐってりとやる気をそがれて、一花に話しかける菫。 ) [Sun 11 Feb 2007 00:26:05]
園内一花@ハラエ > ( 聞けばとりあえず信じてしまうけど、信じたのが嘘でも気にしない。 伝説に対する姿勢はそんなもので… それでも、真実はどうであれ伝説になったという点についてはどこかに何か、確かなものがあるのだろうと思うから… そのボケを目の前で見ていないせいもあるのか、もしかしたら自分が呼ばれる予定はなかったかもしれないけれど、紡がれる言葉は聞き逃すまいと真剣に ) 姿も形も無いのなら、人も獣も外される。 …でも、『そんざいしている』… 個としての存在なら、天災や疫病は外して良いのかな…。 〜怨霊や妖の類でしょうか… ―――そうですね。 ヴェイトス市なら何だって、ちょっとやそっとの事はいつもの事だけど… わざわざ家にまで使いを出して、ボケます? ( あ、鞠。 くくくっ と肩を揺らしてしまいながら、うん、私もだ。 口を噤もう ) ―――人々… 被害者は既に多数…? …大婆さま… それは、どうして苦しんでいるの…? ( 分からなければ聞けばいいじゃない。 大婆さまにも分からないことは出てこないとしても ) [Sun 11 Feb 2007 00:14:32]
南条菫@ハラエ > ( 婆連の長老――金毛九尾のオオババ様。大昔には、パートナーである巫女をその背に乗せて戦い、八つ首の龍を退けたとも伝え聞く。もっとも、その伝説のどこまでが正しいのか、今となっては知る由もないが。菫が頻繁に婆連に呼ばれるのは、そうやってとし若い狐を小間使いとして動かし、経験を積ませる婆連の風習のようなものである。『――……なぁい――姿もぉ――かぁたぁちぃ……もぉ〜。しかぁしぃ――そんざい、してぇ――いるぅ〜』すでに光を失ったその目は開くことはなく、九尾の狐はゆっくりゆったりと、呪文のように言葉を紡ぐ。 ) ――だから、いつものことだってば。オオババ様の発言は抽象的過ぎて――何がなんだか。しかも、そのほとんどがただのボケ――あだっ!? ( 一花と菫を囲むように見守る狐のいっぴきが、和製の鞠をぶつけてきました。ちゃんと聞け、ということらしい。『ふぅきぃつぅ〜じゃぁ〜。くるしんでぇ、おるぅ〜。――かぁなぁしんでぇ〜、おるぅ〜。ひとびとのぉ〜もがきぃ、なげきぃ、くるしむすぅがぁたぁ〜……おおぉぉ……ふぅきぃつぅじゃぁ〜』うわごとみたいに、何を問われても、こんなふうに不吉不吉しかいわないのである。ゆえに、その意味を他の老狐たちも理解できていない。 ) [Sun 11 Feb 2007 00:00:45]
園内一花@ハラエ > ( その姿に感じるのは、一抹の寂しさと、尊敬の念と… いずれ、菫もこうなるのだろうかという… それを見られないであろう自分に感じる―――   )   ―――あら。 …そう。 ( 『私も呼ばれた』 …それはきっと、婆連に菫が評価されているということで… 耳打ちにやんわりと微笑みながら『そんな事言っちゃだめ』と頬をつつく。 諭されて姿勢を正す様に、くすくすと肩を揺らして――― 大婆様が口を開いたら、すぐに引っ込めよう ) …門は、近付いては来ませんからね…。 ………もしかしたら、残党? でも……… ( 菫の言葉に首を傾げて、曖昧な事しか言わないのは大婆様にもそれと特定するほどのものは感じ取れていないのだと思いつつ… 菫を呼んで菫に言ったのだから、軽んじて良いことでもないと首を傾げた ) ―――大婆さま、その徴は… 何かに、表れるものですか…? ( 自然か、人か、獣か、病か、妖か… 口を挟まずにいようと思いつつ、間延びした声音もあって、つい ) [Sat 10 Feb 2007 23:48:44]
南条菫@ハラエ > ( 人をその背に乗せられるほど大きな体よ横たえて、ところどころ抜けた金色の体毛を、他の老いた狐たちが丁寧に毛づくろいしていた。あばら骨が浮き出したおなかが、深くゆっくりとした呼吸とともに上下する。 ) あぁ、うん。そのことなんだけどね。なんか、またオオババ様が不吉不吉〜って言い出したみたいで。私もこいーって呼ばれたの。 ( どうせたいしたことじゃないよ、と小声でぼそぼそ、一花に耳打ち。『聞こえてるよ』と周りを囲むおばあちゃん狐たちから諭されて、びくっと姿勢を正したり。そんな中で、オオババ様が静かに口を開いた。『ふぅきぃつぅ……じゃぁ〜。つよく、なってぇ〜……ちかづいてぇ、くるぅ〜』お経でも唱えるかのような、間延びしすぎた声音。『つよぃ……念、じゃぁ〜……邪念をぉ〜かんじぃる……ぅ』 ) 邪念――魔界の門なら、もう閉じたのに、ねぇ? 一花。 [Sat 10 Feb 2007 23:37:39]
園内一花@ハラエ > …菫から、よく聞かされています。 お変わりありませんか? ( 明瞭な返事は返されない。 老いて、それでも人の身である自分よりは長く生きるかもしれない狐は、ただ頷くようにコクンと首を動かした ) …突然すみません。 …菫に、東に兆しが表れたと聞いて… それが、少し気になってしまって。 …そう、お話されましたよね? それは、『門』のようなことでは――― あら? ( 別に大事な話でもない。 驚くでもなく開く襖へ目を向けて――― けれどそこから入ってくる銀狐には、嬉しそうに微笑んだ ) 〜菫。 どうしたの… って… え? いいえ、私は菫に聞いた話を、もう少し詳しく伺えればって… ( 呼ばれたわけではないけれど、自分を呼ぶような事もあったのだろうか? 傍らに寄り添う菫の背を自然と撫でる。 問うような視線を、大婆様へと戻して ) [Sat 10 Feb 2007 23:29:01]
南条菫@ハラエ > ( 中に入ってきたのは、銀色の毛をした五尾の狐。そしてもう一人、年老いた金毛の八尾狐である。 ) ハァ、ハァ、し、しんどい―― ( 神社からずーっとここまで走ってきたせいで、すっかりつかれきっている菫さん。『なんだい、アレくらい走っただけでもう息切れとは――やっぱりたるんでるね、お前は』情けない、と菫を連れて来たおばあちゃん狐は嘆息した。 ) あ、一花。一花も呼ばれたんだね。 ( 恋人の姿を見つけると、そっと近づいて傍らに寄り添うようにちょこんとすわる。 ) [Sat 10 Feb 2007 23:25:09]
お知らせ > 南条菫@ハラエさんが来ました。 『(襖が開いて)』 [Sat 10 Feb 2007 23:21:24]
園内一花@ハラエ > ( ギルド地区に平たく広がる純トキノミヤコ建築… アマウラ大使館的な性格も持つ陰陽寮『ハラエ』のヴェイトス市支部。 その奥まった場所にある退魔機関『鳳来』の棟の、更に奥の間。 雨戸と障子を取り払えばトキノミヤコ庭園を臨める、静謐な空気に満ちた広い和室で… マタニティードレスに羽織りという妙な格好をしたお腹の大きなポニーテールは、狐衆の長老を訪ねていた。 ―――鳳来全ての退魔師が同じというわけではないけれど、人に欠ける部分を補って妖と組むのは一般的で、中でも狐の数は多い。 人が人に教えるように、狐が狐を教えるといった仕組みも自然と確立されて、そこを取り仕切る長老衆は婆連と呼ばれている ) ―――御無沙汰しています、大婆様。 ( 狐との子を身篭った巫女ということで、この場所とも縁があれば、トップと面会するのにさして緊張も無い。 菫ほどではないにしろ、それとなくまだ元気な長老衆にからかわれてしまった後では笑顔も微苦笑。 寝ているのだか起きているのだかも定かでない狐に、深く礼をした ) [Sat 10 Feb 2007 23:13:07]
お知らせ > 園内一花@ハラエさんが入室されました。 『( 陰陽寮 )』 [Sat 10 Feb 2007 22:33:44]
お知らせ > 跡野末理@スターブルームさんが退室されました。 『( …ところでヒルダさん、何かあったのだろうか… )』 [Sat 3 Feb 2007 17:10:14]
跡野末理@スターブルーム > 〜大丈夫、大丈夫。 で、私が大丈夫なんですから皆さんだって大丈夫ですよ。 ( ヒラヒラ手を振って、お祭りの競技に参加するような調子で楽しげに笑う。 空から海面に花火を上げると思えば、などと気楽に言って――― 作業を終えたら礼を言ってギルドを後にし、斡旋所へ顔を出すのだろう ) [Sat 3 Feb 2007 17:05:12]
跡野末理@スターブルーム > ―――怖くたって良いんです。 要は、味方かどうか。 軍として、市の要請で動くような部署が一つでもあれば、そう簡単にはいかないでしょうけど、白眼視されることも少なくなるかもしれない。 〜私、請けてみようかな… 飛べればいいなら私だっていいじゃない? 本物の爆弾落とす練習できる機会なんて、そうないもの。 ( 『止めた方が良いわ。危ないわよ。』 『そうよ、学生のすることじゃないでしょう。』 ) ―――危ないって… 『黒船』は無人。 兵装は無し、でしたよね? …投石も大砲も、撃ったら定められた通りにしか飛べません。 軌道変更出来る飛行術を捉えるのは、狙ったって難しいわ。 ( もっとも自分はその軌道変更が上手く出来ずに、試験を前にして悪足掻きしているところなのだけど。 飛んで行って爆弾を落として戻って来る、一往復。 …狙うのは相当難しそうだけど、能力的に無理はないと思う。 最初からある程度定められている弾道に重ならないようにするだけなら、自分も鉄砲玉のように直線でしか飛べなくても、さして難しい事ではないし… ) [Sat 3 Feb 2007 17:00:50]
跡野末理@スターブルーム > ( 談笑する中で、奥へ入って行く時に似たような話をした別の魔女が戻って来た。 『ああ、その子。ヒルダの知り合いなんですって。』 …ちょっと含みを感じて、そっと二人の様子を探る… ) ―――そういえば彼女、何か仕事に出てるとか…? ( 何やら顔を見合わせていた二人は視線を部外者に戻し、『黒船』破壊の仕事に行ったと教えてくれる。 自分達も誘われたけれど危ないらしい、そんなのは軍にでも任せておけばいいのだと話して、苦笑する ) ―――面白いじゃない。 ( 対して、話を聞いた娘は真顔だ ) …飛べるって言うのは大きいわ。 それだけで、有利になる。 飛竜みたいに速くもないし、長距離を飛ぶのも難しくても、術者の休養と媒体があればそれだけで飛べるんだから、使い勝手と小回りでは、多分上。 …爆弾の代わりに属性魔法で、なんて言うと、そこまで出来る人も限られるんでしょうけど… 〜行ったの、ヒルダさんだけなんですか? 勿体無い。 『魔女ギルド空軍』なんて… 冗談ではなくなるかもしれませんよ…? ( 『でもそれじゃあ、やっぱり魔女は怖いんだって事にならないかしら』 ) [Sat 3 Feb 2007 16:48:10]
跡野末理@スターブルーム > ( 一緒に冗談みたいなアルバイトをしたヒルダさんはともかく、エレナなんてちょっと会っただけ。 社交辞令的に遊びに来てなんて言ったけれど、ほとんど来るとは思っていないし、もちろん二人に関する噂も聞えてきていない。 …そういえば、魔女科の先輩 『ルゥフィン=J=リィマス』 もここの人だったろうか… アンリミテッドチョコワークス。 アングリマーラがどうのと言っていたし、厳密にはもうギルド員でないのかもしれないけれど、箒を見せてもらおうと思っていたっけ。 …自分で飛んで選べるようになってからーと頑張ってしまって、結局今に至るもマイ箒は持っていない… )   ( で、何をしているのかと言うと。 ―――『アラ、あなた入団希望者?』 見ない顔と、本人地味にしている積りで実際地味なんだけど多少特殊な格好は目を引くのか、時折かけられるそんな言葉に、顔を上げてはにかむような微笑を一つ。 首を振る ) ―――いいえ。 本を見せてもらいに来てるだけ。 お邪魔してます。 ヴェイトス大学魔術科の学生で、アトノ マツリ。 ( 『へえ、残念。でも珍しいわね、何してるの?』 ) 〜魔女薬学概論のレポートをやっつけに。 …箒には… まぁ、乗れるんですけど。 魔女術は選択で齧っているくらいですから、ギルド入りはどうかな… その辺りは、まだ考えてないんです。 ( ―――ひとしきりそんな話をして、邪魔をされてしまうようだけど… レポートというのは頭がなくても、面白い資料さえあればそれなりのものが書けるもの。 自分の頭がないなんて考えるわけではないものの、魔女ギルドの中には一風変わった面白いものもあるのではという考えは当たって、作業は十分にはかどっていた ) [Sat 3 Feb 2007 16:14:37]
跡野末理@スターブルーム > ( 魔界の進攻に赤い雨。 害悪吸血鬼と異種族狩り。 何かと騒動の絶えないヴェイトス市では時として肩身の狭い思いをする事になりそうなギルドに、ちょっと垢抜けない風な黒いセーラー服を着たお下げ髪が訪ねて来ていた )   ( 表に看板を掲げる組織であれば、魔女という技術者を紹介し、外からの依頼を引き受ける事もあるだろう。 であれば、ギルド図書室なり資料室なりに、一般人に公開している部分もあるのではないか――― あるいは、本当は入り込めないのに 『ヒルデガルドグレーテ』 や 『エレナ』 の名前を出してお願いしたのかもしれない。 そんな場所で、見台に大判の本を広げ内容を写し取っている ) [Sat 3 Feb 2007 15:48:37]
お知らせ > 跡野末理@スターブルームさんが来ました。 『( 魔女ギルド )』 [Sat 3 Feb 2007 15:38:48]
お知らせ > ジム@傭兵ギルドさんが退室されました。 『( 職業暗殺者にでもなるか――? ) なるか――!』 [Tue 30 Jan 2007 23:26:58]
ジム@傭兵ギルド >  もはや、傭兵と名乗るのも無理があるなぁ………ただの事務員も無理があるが。 ( それにあんた、傭兵傭兵いってるけど、どちらかというとファイター……いやむしろ、とそこまで言いかけて沈黙する同僚。 ) ……………な、なんだ……? ………まあスキルで言えばファイターというのは正しいが傭兵は職業だから関係ないだろう………。 ( いや、なんてーか、あんたのスキルは、傭兵やファイターって言うより………………アサシン? ) ……………否定できない自分がいることが悔しいよケリー。 ( だがよりにもよってそんなランクは御免である。 ) [Tue 30 Jan 2007 23:26:16]
ジム@傭兵ギルド > ( ぶっちゃけ、この年になると彼氏云々イコール結婚云々だ。 そろそろ三十路に手が届くことを考えると、焦りを感じざるを得ない。 晩婚化はまだ進んでいないのだ………あれ? ) や、そもそもさ、考えたら私は傭兵なのだからそういうことはあまり気にしなくてもいいのだな。 ( 傭兵だからってのはどうかと、と突っ込まれるが、しかし全盛期の頃は結婚など欠片も考えていなかったのだから。 それは若さというだけではないだろう。 ………それだけ事務員に溶け込んでるねえ、などとしみじみ言われて、自分でもそうだなあ、自称も事務員だし、と納得してしまうあたり末期的だ。 ) [Tue 30 Jan 2007 23:16:12]
ジム@傭兵ギルド > ( あー、頭が弾けるかと思った……まあ冗談はともかく、と同僚。 ) 冗談だったのか。 ( 同僚曰く、外見若いから余裕かましてるかもだけど、あなたもいい年でしょ? 早いとこ伴侶のひとりやふたり見つけておかないと行きおくれるわよ? ) 余計なお世話極まりない………それに今のところ男には興味ない。 ( え、まさかあんた、 ) ―――ない。 なにを考えたかわかるが、それは、断じて、ない。 ただ単純に、男作って仕事できなくなるのが、なぁ。 ( 仕事止めろとかは、いやだし。 それに魅力的な男性というのも行動範囲の狭いいまは見つからないし。 ) [Tue 30 Jan 2007 23:06:40]
ジム@傭兵ギルド >  それに、私が男にもてるようにでも見えるか? こんな目をぎょろつかせた小娘、あえて選ぶ青少年は今のところ見たことがないがね。 ( ばっさりと切り捨ててやると、意外にも食い下がってきやがった。 いやでも、そりゃちょっと顔が人とは違うし、まあ出るとこ出てないし腹筋割れてるし味覚はおかしいけど、そこそこの器量はあると思うんだよ、あたしゃ、とのこと。 ) ………………ケリー、あんた私に喧嘩売りたいのか? 買うぞ? 喜んで買うぞ? 今でもリンゴ潰せますがなにかッ!? ( イタイイタイイタイ! もう掴んでる掴んでる! ) [Tue 30 Jan 2007 22:56:20]
ジム@傭兵ギルド > ( 思わずまじまじと同僚の顔を見つめ、そして脱力するようにデスクに突っ伏した。 ) ………ケリー。 あんた夏でもないのに脳にうじでも湧いたか? ( 失敬ね。 そう返す同僚には、ため息が零れるばかり。 だから少々言葉を変えてやる。 ) なに冬なのに頭から花咲かせたような話題を…………彼氏なんか作る暇もないし、相手もいやしない。 ( ぬるい紅茶(砂糖は十二杯)をすすりながら、同僚の広い額にデコピンをひとつ。 ) [Tue 30 Jan 2007 22:46:06]
ジム@傭兵ギルド > ( そもそもどういった話題であったのか、いまいち覚えていない。 それはつまり、記憶するようなことでもない、どうでもいいような話題であったのだろう。 だが、この展開はいささか問題であった。 ) ……………彼氏? ( そーそー、コイビトのひとりくらいいるんじゃないのって。 ) [Tue 30 Jan 2007 22:36:33]
お知らせ > ジム@傭兵ギルドさんが入室されました。 [Tue 30 Jan 2007 22:34:04]
お知らせ > ヒルダ@魔女ギルドさんが退室されました。 『…美味しいチャンスだと思うんだけどな。』 [Sun 28 Jan 2007 18:18:51]
ヒルダ@魔女ギルド > ( 勿論、私は命令している訳ではない。命令出来る権限は無いし、これはお願いであり提案であり、呼びかけているに過ぎない。風当たりを心配するのはどの魔女も同じだろうが、その前に一つの大きな問題が立ち塞がる。それが魔女達の首を縦に振らせないのだ。 「で、その仕事は安全なの?」って。 ) ……… 安全とは言い切れないでしょうね。不用意に近づき過ぎれば他の投石器や弓矢の的になるでしょうし、無人の黒船の正体も謎のままだし。 ( 荒事になんて丸っきり向いていない、女だけのギルド。危ないと知れば皆一様に目を逸らし、ごめんなさいと首を振る。 ) いえ、良いのよ。気にしないで。 ( 無理を言える立場じゃあ無い。それでも、この話を耳にした誰かが一緒にやってくれるんじゃないかなんて、淡い期待を抱いたに過ぎない。或いは自らの評価を高めるために名乗り出るとか――。 暫く様子を見て安全だと判断されれば、そういう魔女も出てくるだろうか。 ) [Sun 28 Jan 2007 18:13:04]
ヒルダ@魔女ギルド > 上から岩や爆薬を落とすのよ。一人じゃ効果は薄くとも、何人かで纏まってやれば大きなダメージを与えられると思うの。 ( 空を飛べるという技術を持った集団は、思いつく限りで魔女ギルドと竜騎士団サベリアの空軍部隊ぐらいか。しかし竜は育成が難しく、その数は余り多いとは言えないという印象がある。それに―― ) それに、また風当たりが強くなってきてるでしょう。ここら辺で一つ活躍しておいた方が良いと思うのよ。 ( 吸血種に対する見方が以前より厳しくなった。吸血鬼と魔女ギルドは直接の関係は無いが、害悪種と深い関わりがあるという点に置いては否定出来ない。世間が微笑を浮かべながら親指を下に突きつければ、大聖堂異端審問会が十字架とメイスを持って魔女達を次々に火焙りにしていく。なんて、冗談じゃ無い結末だ。考えすぎなのかもしれないけれど。 ) [Sun 28 Jan 2007 18:05:01]
ヒルダ@魔女ギルド > ( そしてもう一つ。既に依頼に応じる構えを見せ承諾は受けたが、ヴェイトス港に向かいつつある黒船を破壊するというちょっと派手で刺激的なお仕事だ。これは単独ではなく、出来るなら他の魔女と協力してやりたい。上から爆撃するのだから数が多い方が当然有利だろう。 ――そう言うワケで、まずは他の魔女に相談しようと輪になって雑談している中に声を掛けた。ヴェイトス港にまっすぐ向かってきているというのに、今一危機感が薄いのか―― 或いは、騎士団かどこかが何とかしてくれるだろうと楽観しているのか、黒船に対する魔女達の反応はやや微妙だったが。 ) [Sun 28 Jan 2007 17:47:16]
ヒルダ@魔女ギルド > ( 今の私には仕事が二つ残っている。一つ、同僚であるエレナ=ストーンズが悪魔であるかどうか確かめること。しかし、仮に悪魔だったとしてその後どうすれば良いのか良い考えが浮かばない。カロンの言う事が本当で、エレナが酷い事をやらかしているという確証が必要だ。そも、魔女ギルドというものは人間以外のギルド員で構成されていたりするのだ。或いは脛に傷を持っていたりとか――。 直接話した事は無いが、トカゲの魔女さんだって居る。私にしたって実は強姦魔だ。過去に大聖堂襲撃に関わった魔女だって。実を言うとギルド長だって人間じゃあない。 ) ……… 冷静に考えてみると、結構凄いっていうか。 ( 廊下を歩いたままぽつりと零す。 ) [Sun 28 Jan 2007 17:39:23]
ヒルダ@魔女ギルド > ( まず、今の私には自分自身を追い込んでとにかく仕事を沢山こなす事が必要だと考える。立ち止まれば中毒の症状と、後ろ向きで発展性の無い事ばかり思い浮かべてしまうから。まるで失恋した時の処方術で気に入らないけれど、効果は大きい。 ――近いうち、ギルド長の所にも挨拶に行こう。 ) ( 久しぶりに顔を合わせた同僚達と2、3立ち話をして、迷惑を掛けた事を謝りもう大丈夫だからと告げた。実際にはまだ右手は痛むが、我慢しよう。 ) [Sun 28 Jan 2007 17:32:06]
お知らせ > ヒルダ@魔女ギルドさんが入室されました。 『少し早い職場復帰。』 [Sun 28 Jan 2007 17:21:48]
お知らせ > フォウル@雷電さんが帰りました。 『(『盾役』、相棒は確か女の人だったな って。 )』 [Sat 27 Jan 2007 02:50:17]
フォウル@雷電 > ( ――――――。 ) 『ボウズにも相棒ができりゃ分かる』って、何その言い方。 なんでそこで人を子供扱いするかなぁ?! パートナーの有無がそこまでどう関係するかなーって、おいちょっと! 話はまだ終わってないって! 敵前逃亡イクナイって習わなかったのかヨっていってええええ!  ( ソファーの上に立ち上がろうとしてコケた。 薄く積もった埃とタバコの灰がもうもうと立ち込める中、突然思い出して――漸くになって、変に納得した ) [Sat 27 Jan 2007 02:50:01]
フォウル@雷電 > ………………そっか。 (『 魔法使いの傭兵 』曰く、物珍しさもあるのか俺みたいに 魔法=万能 みたいなイメージを持ってるやつも少なくはないそうだけど、実際そんなこともないらしい。 呪文を唱えている間は基本的に動けないことが多いし、一発もらえば集中が途切れてそれまでに組んだ呪文式(この辺の説明は意味不明だったけど)もパァ。 だからいつもはツーマンセルで行動しているんだとかで、今はたまたま相棒の方が不在らしい。 ) でもさ、今回の依頼ならサ? その何だ。 盾役って言っちゃ悪いんだけど、相棒がいなくてもあんまり関係ないんじゃね?? ( 身を乗り出して聞いた。 確か集めているのは俗に言う後方火力限定だった記憶があるから ) [Sat 27 Jan 2007 02:43:43]
フォウル@雷電 > ――ま。 フック船長もいないっぽいし、今回は俺は出番なし。 暫くは港の倉庫整理だとか荷馬車の護衛だとか、地味なところで食いつなぐさ。 行商隊の護衛とかマジオススメヨ、売り物にならなさそうな物とかちびっとおこぼれに預かれるし、あちこち見て回れるし。 ( 意地悪く覗き込む視線に気づいて ) ………。 ( ゲソをもしもし噛んでそっぽを向いた ) 負け惜しみじゃねーって。 魔法に大砲に火薬? ソッチのが安全だって判断は間違っちゃないと俺も思うし。 魔法とか凄いヨ? 一度っきり間近で見たことあるんだけどさ、どこの英雄譚の話だよって素で思っちゃったもん。 すぺくたくるー。 ( 少し前に流行った魔術師――ガン●ルフとかハリーポ●ターとか、古くはマーリ●っぺく、ふしぎなおどりライクに身振り手振りをつけて――因みに間近で見た魔法は実はいっぱつごまんエンでした。 まる ) ――――アレ。 ( はた ) 今までスコーンと忘れてたんだけどさ、アンタ魔法使いじゃなかったっけ? ( まじまじと相手を見返して ) [Sat 27 Jan 2007 02:35:28]
フォウル@雷電 > ( もっちゃもっちゃ。 塩っ気の強いイカを咀嚼しながら、不明瞭な言葉は続く ) 『アレ』はそこまで敵対感丸出しって感じじゃなかったな、でも今度は何か剣呑だねェ。 リョーカイシンパンって言うの? お偉方の難しい話は俺には分かんないけど――。 ( 難しい話が分かる脳ミソが備わってるなら傭兵なんかにゃなってないよな。 そう言われて揃って肩竦め、キシシ、と笑ってみた。 ) だから今度は水際で叩くって話なんだっけか。 ( 上陸される前に沈めっちまえ、って話だ。 それこそ政治問題に絡むんじゃね? ――足りないアタマでそう考えたけど、問題の船はどうやらマリー・セレスト号の再来らしい。 スプリングのトンだソファーの上でブーツのまま胡坐をかいた。 お互い汚れるとかお構いなしだ。 ) [Sat 27 Jan 2007 02:20:31]
フォウル@雷電 > ( どことなく荒れた感のある詰め所で呟いた。 受付の奥というか、まあ要するに関係者以外立ち入り禁止! な場所だ。 いよいよ冬本番、ロハで火に当たれる場所ともなれば食い詰めた同業者の姿もちらほら見受けられる。 かく言う俺もその中の一。 ) ――――あん? ( 聞き直された ) あー、秋にも謎のガレオン船がヴェイトスに来たじゃん。 知ってる? それに俺、行ってたのヨ。 だからかなー、何となくこうサ、 『 敵は海より来たり! 』 なんつって。 ところで何食ってンの――ああサキイカね。 いっこちょーだい。 [Sat 27 Jan 2007 02:10:40]
お知らせ > フォウル@雷電さんが入室されました。 『「また」船――か。』 [Sat 27 Jan 2007 02:03:32]
お知らせ > ヒルダ@魔女ギルドさんが退室されました。 『そのまま眠りがやってくるまで、痛みを堪える。』 [Fri 26 Jan 2007 02:13:54]
ヒルダ@魔女ギルド > ( ――もう一度、幸せ掴んでやる。 ) ( 薬瓶を元に戻し、そのままベッドに横たわった。痛みが引いて動けるようになったら仕事に復帰しよう。 もう良いだろう、自分の傷口に耽るのは。私はそんな弱い女じゃないもの。そしてもう、マギーに囚われるのは止めよう。あの人の事、忘れてしまうわけじゃあないけれど―― 向こうは向こうできっとそれなりに宜しくやっていくんだから。今頃一番落ち着くべき場所に落ち着いているんだろうから。 ) [Fri 26 Jan 2007 02:12:43]
ヒルダ@魔女ギルド > ( 愛憎とか妬みとか、誰かに知って貰いたかった自分の気持ちとか。そういうのはもうどうでもいい。 私は強姦という許されざる罪を犯し、それによってマギーと霧子さんの暮らしを壊そうとした。同時に、恋人の信頼を裏切り、提示された罪滅ぼしの条件すら拒否した。その代償として刻まれた焼き鏝の文字。それでお相子だなんて、馬鹿げた考えだ。 ) ( このまま一生底辺を彷徨うのは気楽な話。堕ちようと思えばどこまでも堕ちて行けるのだから。そんな自分に浸り、「ほら、私も不幸よ!」なんて、本当に馬鹿な考え。 薬で夢心地になったマギーに差し伸べられた手は数多あったけれど、薬で夢心地になった私に差し伸べられた手は多分無い。 ) [Fri 26 Jan 2007 02:05:34]
ヒルダ@魔女ギルド > ( クーンがマギーに預けた、一通の封書だった。ギルド長としての社会的な信用を失墜させる内容の――。 ) ……………………。 ( 先のストーリーを、私は既に知っている。何故ならこの恋愛小説は友人から話の顛末まで紹介されて、その後興味を持って買ったものだから。レオードは結局村娘との愛を貫き、駆け落ちしてしまうのだ。そして二人は遠く離れた場所で静かに暮らすのだ。 今の私に、その直向さはあるだろうか。 ) [Fri 26 Jan 2007 01:52:14]
ヒルダ@魔女ギルド > レオード。家を継いでその貴族の女と結婚して、愛人として村娘を囲えば良いのよ、レオード。 ( テーブルの上の薬は全て使い果たした後だった。思わず舌打ちを一つ。だが、確か机の引き出しにまだ残りがあった筈だ。 ) どうせ相手だって望んだ結婚じゃ無いんだから、遊ぶ金さえ渡しておけば女は満足するでしょうよ。お互いに愛人を囲ってしまえばいいのよ、それでフェア。 ( そう、これでフェア。私たちもフェア? 急くような動きで左手が机の引き出しを開け、中を探る。やがて薬瓶のあの冷たくて丸くて愛しい感触が指に触れると、そいつを引っ張り出す。 ――その拍子に、何かが引っかかって一緒に抜けて、私の足の上に落ちた。 ) [Fri 26 Jan 2007 01:41:55]
ヒルダ@魔女ギルド > ( テーブルから落としたのは、途中まで読んでそのままにしてある恋愛小説だった。 貴族の次男レオードは全てにおいて兄に劣り、片田舎に引き篭もっては女と酒にと奴隷遊びに溺れる日々を送る。兄に対するコンプレックスを紛らわすために。しかしある日美しい村娘に一目惚れし、レオードは彼女との恋愛の中で少しずつ成長する。やがて二人は愛を誓い合い―― それから…。 ) それから、なんだったかしら。 ( もうずっと続きを読んでいないから、ストーリーが曖昧だ。私の頭の中も曖昧である。 …そうだ。長男が急死するんだ。次男は田舎から戻るように親に言われ、更に他の貴族の令嬢との結婚話まで持ち上がって。 そこまで読んでから、私は強姦魔の烙印を押された。 ) [Fri 26 Jan 2007 01:36:22]
ヒルダ@魔女ギルド > ( 薄暗い部屋の中、ベッドに寝転がったままテーブルの上に手を伸ばすという横着をしたものだから、テーブルの上の物が床に落ちてしまった。掌の痛みはまだ収まらず、それでも一時期に比べれば随分と良くなった。 にも関わらず、伸ばした手は儀式用の麻薬を求めるもの。判ってる、自覚がある、中毒だ。 ) …………。 ( 弱った身体を片手で支え上体を起こすと、支えた腕がぶるぶると震えた。元々そんなにあった方じゃないけど、筋力が落ちているのかもしれない。のそのそと這い出るようにベッドから降りた。 ) [Fri 26 Jan 2007 01:27:02]
お知らせ > ヒルダ@魔女ギルドさんが入室されました。 『 がたん 』 [Fri 26 Jan 2007 01:19:30]
お知らせ > ナキア@スターブルームさんが退室されました。 『 ――― 呪物採取用の黄金の鎌っていくつか貸し出しできます? 』 [Thu 25 Jan 2007 02:12:10]
ナキア@スターブルーム > ( 此処が懐かしいなんて言い方は、他のひと、…例えば村のひとたちなんかは揃って首を傾げるんだろうけれど。 その様を想像して、ほんの少し口の端で笑う。 ) …すみません。 ( さて、道具を購入して村へと帰らねばと話しかけたらちょうど顔馴染みで、挨拶の後に「久しぶりに顔をみました」なんて言われたりした。そういえば、例の事件の起こる前は自分は地方村にいるばかりでなく街の方にも色々足を運んでいたと思い出して、ふと微苦笑を浮かべる。 ) ちょこっと忙しかったのですよ。 ぇ、とですねぇ。今日は儀式用のワインとキャンドルとインセンスと、それからオイルと塩も用意してもらいたいのです、けど。 ( 大体、それぞれ10回くらいの儀式が行えるような量を。 ) … あぁ、あと、 ( ふと、思い出したのはいつかの。 森の中で見つけた、ヤドリギ。 ) [Thu 25 Jan 2007 02:11:05]
ナキア@スターブルーム > ( 街の空気は己の居住地である地方村とは違う。そしてこの場所はこの場所で、街の中にあって街の空気を兼ね備えながらもやはり街の空気とも地方村の空気とも違う。 扉一枚。単に、扉一枚隔てただけなのに。 )( ギルドに足を踏み入れれば扉を閉める。 此処は様々なコトに看過たる街ヴェイトスの魔女ギルド、「スターブルーム」 ) …、 ( 地方村とはまた違う、どこか懐かしい感の空気にほっと息を零す。 ここには己のような自然崇拝的なウィッカンだけでなく、属性魔法を扱うような魔女や、実際に悪魔を呼び出し使役するような魔女など。ひとくちに魔女と括ってしまっても、様々な魔女が集う ) [Thu 25 Jan 2007 01:56:05]
ナキア@スターブルーム > ( 肩を落として嘆くような瞬きをゆっくりと一度。常は闇に負けて溶ける白が、先と同じく一瞬だけその色を濃くした。 …そうして下げた視線の、先。意外と近くに目的の場所を見つけて数度ぱちぱちと上下した瞼が、思わず周囲の様を確認せんときょろりめぐらされた視線が、魔女の驚きの程を表す。 )  …あぁ、 ( そうだった、ココだった と。誰も魔女の内面の動きなど事細かに知れようもないだろうに、そしてそれを魔女自身も知っていように。それでも意識せず居心地悪そうな、恥ずかしそうな様で口をへの字に曲げて意味もなく左手がかぶったウィッチハットのつばをいじった。箒は、右手で支えている )  ( そうして見慣れた入り口へとたどり着けば、箒を左手に持ち直し。その扉を開けて、中へ入らんと ) [Thu 25 Jan 2007 01:32:06]
ナキア > ( 魔女は地方村に住んでいるソロウィッチとはいえ、ギルドに所属していないわけじゃない。所属している方が魔女同士の繋がりや知識も増え、何かと都合がいい。特に今日のように、足りなくなった道具を買いにゆく場合などは。 ) まぁ、他にフェティシエを扱っているお店を知らないわけじゃないですけども… ( 基本的なものならばギルドで販売している物の方が無難で扱いやすいと、己は思う。変なクセがないというか。質も安定しているし。インセンスなどは儀式によってモノを変えたりもするけれども。 )  …、 ( ふ、と暗闇に白をくゆらせた。この魔女の常として何気なく視線は夜空へと向かい、その中に月を探そうとする。三日月を過ぎ半月へと近づく月はそろそろ落ちてゆく頃合か。残念ながら晴れた空に月の光は見つけられずに ) [Thu 25 Jan 2007 01:14:09]
ナキア > ( イモルグの儀式が近い。土地の浄化もまだ二箇所とも二度目の儀式が終わっていない。 ―― それから、彼女の葬送儀式も )( 指折り数えるかわり、その一つ一つの手順を頭の中に思い描いて ) …わりと大事がたまっているですよぅ。 ( うぅ。 地方村は平素の平穏を一応は取り戻している。後始末やらなんやら、目先の些事も積み重なれば時間はとられていくものの。そういうことにばかりかまけてもいられない。 それに、心配事ならもう一つ大きなものもある。牧場に残った彼女のこと ) ―― 、 ( 想って、零す吐息。それがまだ、村が完全に平穏であるとも言えない要因だろうか。 街の人たちと同じく村人たちも、時間の過ぎると共に余り意識しなくなるだろうとはいえ。 ) ( 顔は自然と少し俯きがちに。両手で箒を持った小さな魔女はけして早くはない歩みで、魔女ギルド「スターブルーム」へと向かっていた ) [Thu 25 Jan 2007 00:55:16]
お知らせ > ナキアさんが入室されました。 『( ―― イモルグが近い )』 [Thu 25 Jan 2007 00:38:58]
お知らせ > 戒@バレンタインさんが退室されました。 『( 「そういえば、コロセウムだったか鍛錬所だかに――」 )( …やっぱり勇気を出せと? )』 [Wed 17 Jan 2007 00:46:05]
戒@バレンタイン > ( そンな、問いかけ。相手は自分よりはこの街に馴染みが深いだろうと。 ) …、もちろん、ご存じなかったらいいんですけれども。 ( ソファに腰掛け直しながら、「うーん…」と視線を上げて考えに沈む相手へと。 ) ( 2、3拍ほど置いて、ようやく相手は口を開いた。 ) 【判定】 [Wed 17 Jan 2007 00:44:04]
戒@バレンタイン > ( ところでさっきから面白いくらいに4ばかりだ。アレか、むしろ恋人より自分に勇気を出せって事かこれは。…ともかく、 )  ――― で、 ですね。 ( 先ほどまでの悩み事めいた口調の、というか実際意識が思考に向いていたせいでふらふらしていた視線を、ひた、と相手に向ける。 ) …こう、なにかそういう妖精さんがいるっていう噂話を訊いたりとか。実際にこの街のどこかで見かけたことって、ありませんか…? [Wed 17 Jan 2007 00:41:08]
戒@バレンタイン > だから、チョコに魔法をかけてくれる妖精さんを探さないといけないんですけれど も。 ( 一旦、言葉を切って息をついた ) …僕、行動範囲ものすごく狭いんですよね。 ( いつもこのギルドか家か、…他に行くとしたら家の近くにある公園くらいなものか。せますぎる。 ) だから、もっと色んな場所に足を運ばないといけないと思うんですけれど… ( 中々、その場所が思い浮かばない。場所自体が思い浮かんだとしても、行こうか行くまいか二の足を踏んでしまう。 ) [Wed 17 Jan 2007 00:34:44]
戒@バレンタイン > ( 当然、向けられる不思議そうな視線に )  … じつは、 ( とか、言い難そうにもごりと簡単な事情説明。 ) ―― まぁ、なんともファンシーなオハナシですけれども。 ヴェイトスですしね。 ( しみじみ。この島に着たばかりの頃は多少戸惑ったものだが今ではこんな一言で納得できるまでに慣れ親しんでいる。 …慣れ親しんでいる。 ) ( ひらり、左手で板チョコをもてあそぶように何気なく揺らし ) [Wed 17 Jan 2007 00:28:14]
戒@バレンタイン > …。 ( 右手の指先を伸ばして、それを持ち上げて視界のはしッこに収める。 もぞ、と緩慢に横たえていた頭を起こして ) … ちょこれぇと。 ( ぼそり。ソレはなんの変哲もないただの板チョコだ。 今はまだ。 ) …。 ( そのままなんとなくひらひら動かしていたら、うっかり顔見知りに「くれるの?」とか取り上げられそうになって慌てて体を起こして手をひっこめた。 ) …や、申し訳ありませんがコレはちょっと。 ( 差し上げられません、とへろり情けなく微笑んで ) [Wed 17 Jan 2007 00:19:34]
戒@バレンタイン > …。 … うー ん …… ( 机と仲良くなりすぎてひらべったくなっていた。 )  …。 ( 右手の先には、例の板チョコ。 ) [Wed 17 Jan 2007 00:09:24]
お知らせ > 戒@薬品ギルドさんが入室されました。 『( 休憩室で。 )』 [Wed 17 Jan 2007 00:06:44]
お知らせ > セレニア@VHGさんが退室されました。 『( マリア様の無事と、自分が御心に沿えるよう――― )』 [Tue 16 Jan 2007 17:33:37]
セレニア@VHG > ―――。 ( ステアを取り逃して、自分をここで活かしてくれた彼女に合わせる顔も無いけれど。 ―――どうすれば良いのか分からないから、報告を済ませた後に換金していない灰が詰まった皮袋の並ぶロッカーを閉じて。 …暫し、祈りを… ) [Tue 16 Jan 2007 17:33:10]
セレニア@VHG > ( 寝泊りは基本、大聖堂の修道院まで戻るのだけど… バウンティハント方式の雇用でありながら、マリア様の指揮下ということもあって、実質常勤のハンター並にギルドに詰めている。 装備の保管用にロッカーを与えられた更衣室で、右腕を庇いながらも、身支度を整え始めた )   ( 現状ミトンのようになっている包帯の為に、右腕部分は外した戦闘服を着込んで… その右腕には盾を持つ。 …人の常識が通用する範囲に留まって戦う吸血鬼など滅多にないが… 回避ばかりでなく『受け止める』という選択もあるのは、特に守らなければならない者がある場合に重要だ )   ( マリア様… 自分の上司に当たるアレッサンドラ=M=クレメンテは、まだ地方村の再調査より戻らないけれど。 …彼女は術者であれば、供をして戦う時にはその盾となるのが自分の務めだと思っている… ) [Tue 16 Jan 2007 17:28:18]
セレニア@VHG > ―――。 ( 日は徐々に長くなっているが、まだ短く、そろそろ沈む。 …薄闇に染まる窓へと視線を向けて… そっと、資料を閉じた。 仕事の時間だ )   ( …許されるのならステアを追いたいところではある。 けれどそれも、逃げ込んだのがアングリマーラとなると、政治の世界など知らない少女にも困難さは分かっていた。 …上の判断では、大規模な… 少なくとも大型船を用意出来る程度には力のある組織がバックに付いたという事だし、彼の魔窟で精々同士討ちを期待するしか無いのが現状か。 …暗殺、という手もあるが… )   ( 資料を戻して、廊下に出る。 やはりこの時間、行き交う人は増えていた。 …一際小柄な身体を跳ねられないよう隅に寄って… ) [Tue 16 Jan 2007 17:17:21]
セレニア@VHG > ( 訓練によって両利きになった腕なら、食事や書き物にはなんとか片手でも対応出来るけれど… 氷を貼り付けられた上からとは言え、熱線で焼かれた手は当分満足に動かないだろう。 今の戦い方では、戦闘能力は削がれていると言える。 …いずれ機能は回復すると医師は言っていたが、じれったい…。 ―――むしろこちらの方が深刻そうな顔をして告げられた、『火傷の痕は消えない』という話はまるで気にしていなかった… ) [Tue 16 Jan 2007 17:01:15]
セレニア@VHG > ( そんな空気の中で、騒動の最中にヴァンパイアハンターギルドへ出向して来た大聖堂の修道女は、今日も日中を資料室で過ごしていた。 …戦闘服ではなく、ウィンプルまでかっちりと着込んだ尼僧服で… 見台の上に置かれた資料を、一枚一枚丁寧に捲って行く。 …ヴィエドゴニャとしての感知能力は吸血鬼にとって大きな脅威となるけれど、無条件で看破出来る事は稀であり、こうした個人を疑う為の情報は多ければ多いほど補足する率を上げてくれる…。 ―――その為だけにあるような個性が活かされる場所で、早速着実な戦果を挙げているものの、その顔は例によっての無表情。 …むしろ見慣れた者には、常に緊張を湛えるような浮かない表情と見えるだろう… ) ―――。 ( 『アングリマーラ』 …その、知らないよりは良いけれど知ったとしてもどうしようもない情報を得ただけで… 肝心の害悪吸血鬼『ステア』は取り逃がしてしまった。 二度ならず、三度までも。 ……まだ癒えない、火傷を負った右腕が痛む…… ) [Tue 16 Jan 2007 16:56:29]
セレニア@VHG > ( 一時の張り詰めた空気は大分引いただろうか。 生憎とそうなった原因を摘み取る事は出来ず、やり場を無くした思いはそのまま水面下にたゆたっているような、上辺の平静だけれど。 所属ハンター達に出されていた無期限の警戒待機要請などは解除されている。 …街にはまだ害悪種弾圧の姿勢も残るが… 日が経てば、この街の人間はまた忘れてしまうのかもしれない ) [Tue 16 Jan 2007 16:47:18]
お知らせ > セレニア@VHGさんが来ました。 『( ヴァンパイアハンターギルド 【カーン】 )』 [Tue 16 Jan 2007 16:40:50]
お知らせ > シュクレ@研究所さんが帰りました。 『 ン、モチロンやるからにはキチンと仕上げますトモー。 』 [Sat 13 Jan 2007 22:16:43]
シュクレ@研究所 > ゥワーン、いぢめだヨォこれはー。 だめー。だめだめダメ、火時計だけはだぁーめだってばーそんなのはネェ、どっかのサンクチュアリにだけあればイイでしょー? ( 大げさに両手を上に広げてお手上げのポォズ。相手に背を向けるカタチにそのまま片足でくり、と半回転した ) ボクの指が溶けちゃったらどーするのォ? ( 星時計を持った左手の指を庇うように右手で握りこんで、ちろりと相手を肩越しに振り返りながらクスンと泣き真似。 ) うー……設計図ダケならイイけどネーェ… アレでイイかなーァ、お香の時計。ソレだったらまだ大丈夫だーシー? [Sat 13 Jan 2007 22:15:07]
シュクレ@研究所 > ( 室長からは笑顔で肯定が一つ。 ) あー…… ( ぎこちなく視線を僅かずつ逸らす。 ) ヤ。 だなァ、だってやっぱこわーぃしー…ネェネェ、別にボクじゃなくったってさァ、いっるでしょー? 他のひとが、ネ? ( エヘ。 首を傾げて乞うてみても気持ち悪いだけだけれど。眉はへにょんと八の字。 ) いやァ、それも時計には違いないよー?時計だよねぇ、ウン。…でもさァ、だってほら香ばしい匂いとかしたらヤーじゃなァい? ( ネェ。 ) [Sat 13 Jan 2007 22:11:49]
シュクレ@研究所 > ( そろりと振り返った先に ) …し、 シツチョー…… ( いったいいつからいたのかわからない辺りがドキドキ。 ) あ、エットべつにさぼッてたわけじゃナイですヨォ? ( 思わず姿勢を正す。 ) 何かワタシにゴヨーですかネェ? ( かっくり首を傾げて尋ねてみれば、なんでも自分にやって欲しい仕事があるのだとか。 ) …ア、なァーんだ。フムフム、ヒドケイを作ればイイんだネー? ( 話に耳を傾けて、確認のための問いかけの言葉を何気なく。 ) …アレ。 ( 訊いてから答えが返ってくるまでに、ふと自分の言葉に自分で首を傾げて ) … ひどけい? …オヒサマのほーじゃなくッてホノオのほゥー? …。 [Sat 13 Jan 2007 22:01:49]
シュクレ@研究所 > マァ、お天気ばかりは仕方ないヨねーェ?ボクはちゃんとお仕事してたし。ンぅ。今夜このまま曇が晴れなかったら、ちょっと仕上がりが遅くなっちゃうくらいは、ネェ。仕方ナイよネー? ( 両手の中で星時計を転がしながら、ウンウン、って頷いて自分に言い聞かせるような言い訳を並べる。 )  … ゥわ? ( 言い訳中に。 誰かに呼びかけられて、びくりと肩が跳ねた。 ) [Sat 13 Jan 2007 21:39:29]
シュクレ@研究所 > ざァーんねん。 ヒッドイなーァ、曇ってきちゃったヨー。 ( ついさっきまで晴れてたのにネーェ、ってがっくり肩を落とす。 ) 困ったナーァ、せッかく後は調整するダケーってとこまで仕上がったのにネェ。 ( 両手で包むように手にしているソレは星時計。後は動作テスト兼調整をして終わりだったのだが空が曇ってはそれはできない。肩を落として両手で星時計を弄びながら、恨みがましく空を見上げて肩をすくめた ) [Sat 13 Jan 2007 21:23:26]
シュクレ@研究所 > ( グレゴリオ暦:13,January,1604 )( ユリウス通日:2306921 フォーウン式太陰太陽暦:13,季冬,1603 アララマ暦:10,Shaban,1012 ラエ暦:11,Shebat,5364 ダライマ暦:12,鬼宿月,1730 ) ( 真実はともかく、おおよそそんなふうに表されるらしい今日のこの日。 ) [Sat 13 Jan 2007 21:13:59]
お知らせ > シュクレ@研究所さんが来ました。 『 …… あ。 ( 研究所の外で空を眺めていた。 )』 [Sat 13 Jan 2007 21:05:35]
お知らせ > ヒルダ@魔女ギルドさんが帰りました。 『そして夢の続きを見る。』 [Thu 11 Jan 2007 02:24:01]
ヒルダ@魔女ギルド > ( 目が覚めた。 ) ( 薬が切れ掛かっているのだろう。右手の痛みがクリアに伝わり、どうやらその痛みで目が覚めたらしい。最悪だ。 加えてこの痛みは暗闇の中の不安を増大させ、僅かに残った薬が私に幻を見せる。私を恨んだ人たちの幻を。 けれど、私はそれに動じたりはしなかった。怪我をした方とは逆の手を優しく握る、最愛の人の姿があったから。しかし薬が消えかかるに連れ、その姿も曖昧になっていく。 …私は溜息を吐くと、予めベットの脇のテーブルに用意しておいた薬に手を伸ばした。 ) [Thu 11 Jan 2007 02:23:44]
ヒルダ@魔女ギルド > 残念だったわね。次は―――   ( 次なんて、無い。 ) [Thu 11 Jan 2007 02:23:23]
ヒルダ@魔女ギルド > ( ………突然、視界に映る「黒」という色が部屋の中央に集まって、大きな影を形成した。「黒」を抜き取られた部分は真っ白になって、眩しいくらい。集まった黒は徐々に人の形を無し――― その手に赤々と熱を放つ焼き鏝を手にしていた。 ) 「■■■■■■。」 ( そいつは何か喋った。しかし、聞き取れない。 ) 「■■■■■■■■■■■■。」 ( そいつは何か喋った。しかし、聞き取れない。 ) 「■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■。」 ( そいつは何か喋った。しかし、聞き取れない。 ) ( そしてそいつはその焼き鏝を私の顔に、胸に、腹に、足に、ぽっかり空いたままの手の傷口の中に押し当てた。じゅうじゅうと香ばしいステーキの匂いが充満し、食欲をそそる。ぐぅ、とお腹が鳴った。そういえば、ご飯まだだっけ。 ) [Thu 11 Jan 2007 02:19:09]
ヒルダ@魔女ギルド > 残念だったわね。次は犬に産まれなさい。可愛がってあげるから。 ( ぼそりと呟くと、浮かんだ顔は蛙になって床に落ち、どこかに跳ねていった。 ) [Thu 11 Jan 2007 02:15:02]
ヒルダ@魔女ギルド > ( 突然、壁の染みが徐々に大きくなって人の顔の形になる。私はこの顔を知っている、紅雨の実験台に使った奴隷達だ。 ) 「よくも」「良くも俺たちを実験台にしてくれたな」「恨んでやる」「祟ってやる」 ( 彼らはあの後奴隷ギルドに引き取って貰ったのだけど、きっと使い物にならないから処分されてしまったんだろう。 彼らは最早人とも獣ともつかぬ狂った叫び声を上げ続け、最後にはその叫びの代わりに血反吐を吐いた。 ) [Thu 11 Jan 2007 02:13:19]
ヒルダ@魔女ギルド > 残念だったわね。次は私みたく美人に産まれなさい。 ( ぼそりと呟くと、彼女らは顔を真っ赤にして怒り、叫び、暴れ周り、気が狂って破裂してそのまま死んでしまった。 ) [Thu 11 Jan 2007 02:09:07]
ヒルダ@魔女ギルド > ( 突然、横で寝そべっている犬の鼻の穴から黒いローブにウィッチハットを被った小さな女達がぞろぞろと現れた。一生懸命ベットによじ登り、私の豊満な胸の上に立つと、彼女らはそこから私を睨み下ろす。 ) 「気に入らないのよ」「いい気になってんじゃないわよ」「早くギルド辞めれば?」「ギルド長におべっか使ってンじゃないわよ」 ( 口々に私を罵り、その声は耳障りな程甲高い。私は彼女らを知っている。魔女ギルドの、私を快く思ってない人たちだ。 ) [Thu 11 Jan 2007 02:07:43]
ヒルダ@魔女ギルド > 残念だったわね。次は両性に産まれなさい。 ( ぼそりと呟くと、父は突然部屋の隅に置いてあったごみ箱の中に飛び込んで姿を消した。 ) [Thu 11 Jan 2007 02:04:04]
ヒルダ@魔女ギルド > ( 突然、ベットの下からがさごそという何かが這いずり回る音が鳴った。ぬっ、と顔を覗かせたのは私の父親。あら、懐かしい顔。 ) 「ヒルダ。私がゲイだって事を村の皆にバレないようにする為にお前の母親と付き合ってたら、お前が出来てしまった。」 ( そのまま父は私の腹の上に立ち、見下ろしていた。 ) 「結局バレて、村の皆から冷たい目で見られて暮らさなくちゃならなかったんだ。お前さえ産まれなければ――。」 ( 情けない男。お前の血がこの体に通っているのかと思うと虫唾が走る。私のどうしようもなく出来の悪い部分は、全部お前の血のせいよ。 ) [Thu 11 Jan 2007 02:03:20]
ヒルダ@魔女ギルド > 残念だったわね。次はお城に住みなさい。 ( ぼそりと呟くと、男たちは次々に寝そべっている私目掛けて飛び込むとスカートの中に潜り込んだ。ぶわりと黒のスカートが膨らんだのは一瞬、すぐに何事も無かったかのように静寂が訪れる。 ) [Thu 11 Jan 2007 02:00:06]
ヒルダ@魔女ギルド > ( 突然、机の引き出しが開き、中から大勢の男たちが姿を現した。彼らはぞろぞろと引き出しから這い出て、ベットの上に横たわる私を取り囲む。角材や包丁など、思い思いの武器を手に。 ) 「魔女め」 ( 男たちは口々にそう言った。 ) 「良くも俺の家を」「私の家族を」「娘を返せ」「あの蔓の悪魔はお前が呼び出したんだろう?」 ( 私は彼らを知っている。蔓の悪魔が倒されたとき、様子を見に行った私を遠くから睨んでいた男たちだ。 ) [Thu 11 Jan 2007 01:59:01]
お知らせ > ヒルダ@魔女ギルドさんが来ました。 『かたん。』 [Thu 11 Jan 2007 01:57:17]
お知らせ > ヒルダ@魔女ギルドさんが帰りました。 『目の前にある辛さから逃れる手っ取り早い方法が、こんな近くにあったなんて。』 [Wed 10 Jan 2007 00:59:35]
ヒルダ@魔女ギルド > ( 浮かれるような気分にさせてくれるこの快感は、すぐに痛みを春の淡雪の如く消し去ってくれた。いや、痛いとは感じている筈なのだが、それが不快では無いのだ。まるで右手の痛みをどこか遠くから眺めているかのような感じ。 ) ――― ん、はぁ……っ  あふ…。 ( ぼすん、とベットに腰を下ろし寝そべった。 呆けたような顔を浮かべ、毛布の心地よい肌触りに頬を緩める。あとは、恋人に可愛がって貰う都合の良い夢でも見ていよう。 ) [Wed 10 Jan 2007 00:58:41]
ヒルダ@魔女ギルド > …… う、ぅ。 ( 悲鳴をあげる右手の痛みに堪えながら、力を振り絞ってベットから下りた。 痛み止めだ、痛み止めが欲しい。よたよたと机に歩み寄って、引き出しの中から魔女の儀式に使うトランス用の麻薬を取り出した。個人的に所有しているものだ。 儀式以外で使ってはいけないというのが魔女のルールではあるが、知ったことか。文句ならこの痛みに言ってくれ。 ) ( 荒い呼吸を繰り返しながら、暗闇の中手探りで薬の包みを開く。そう言えば、昔誰かに口移しで麻薬を飲まされた事があったっけ。あったっけ?覚えてない。 ) ………   う、 ンッ。 ( 粉末状のそれを指先に付け、口の中に突っ込んで歯茎に塗る。通常儀式で使われるより沢山の量を。 ) [Wed 10 Jan 2007 00:52:55]
ヒルダ@魔女ギルド > ( これからどうしたら良いのかなんて事は、全部熱と痛みに覆われてぼやけてしまう。考えるのも億劫で、もうどうにもならないのだからどうにでもなれば良いじゃないかと思う。 信頼を回復する為に努力するのは良いだろう、でもどうせオチは決まってるんだ。勘違いして、失敗する。流石に馬鹿でも何度もやらかせばいい加減気付く。駄目な奴は何をやっても駄目って事。 ) ( じゃあ何で、私はまだここに居るのだろう。そこから先を考えようとすると、まるで考える事自体を拒むように痛みが酷くなる。 さっさとギルドを辞めて股っ開きにでも転職するべきだ。 喰うに困った女が体を売る、珍しい話じゃない。――最も、この顔じゃロクに客なんか取れないかもしれないが。 ) [Wed 10 Jan 2007 00:42:32]
ヒルダ@魔女ギルド > ( 左手で犬を撫でる。その柔らかな毛並みが少しだけごわついてる、最近ブラッシングしてやってないからだ。 ) …構ってやれなくてごめんね。 ( こんな状況で心の拠り所に出来るのが自分の犬だけだなんて。 この手を握ってくれる人は誰も居ない。友人も―― 恋人も。「頑張れヒルダ」って言ってくれる人が居ない。私の身を案じてくれる人が居ない。 あの小さな子供の手が、一回りも二回りも大きい私の手を握ってくれるあの暖かさが恋しい。あの小さな子供の手が、頭をそっと撫でてくれる優しさが恋しい。散々裏切って愛想尽かされて、それでも未練がましくこのギルドにしがみついて、尚もあの人の優しさを求めるこの身勝手さ。 ああ。 ) [Wed 10 Jan 2007 00:22:56]
ヒルダ@魔女ギルド > ( 暗闇の中、或いは瞼を閉じるとあの首の無い化け物が自分の心臓に刃を突きたてようとする光景が鮮明に浮かび上がる。故に、私は暗闇を恐れてランプの明かりを付けたままにしたのだが、最悪な事に丁度油が切れてしまった。起き上がって分けてもらいに行かねばならないのだが、痛みでそれどころじゃなかった。また有らぬ噂を立てられるのが嫌で、魔女仲間にもこの怪我の事は言ってない。だから心配して見に来てくれる人は居ない。 つまり、さっきから繰り返し繰り返し、私は刀でこの右手を貫かれた瞬間の幻覚を見る羽目になってしまっている。熱のせいだと判っていても、それが素晴らしい勢いで私の精神を削り取って行く。 ) …… はッ、  はーッ、 はーッ…  ふ ぅっ   ル、ルカ――……。 ( 名前を呼んで頼りなく左手をベットから垂らせば、犬が心配そうな鼻声を上げてその湿った鼻先を押し付ける。 …大丈夫、私はこの暗闇の中で一人じゃない。 ) [Wed 10 Jan 2007 00:03:55]
ヒルダ@魔女ギルド > ( ――スラムで殺されかかった後、助けてくれた修道女に連れられ医者の手当てを受けた。ああいう場所できちんとした治療を期待するということは、高いお代を請求される。払った金に応じて治療の度合いが違うなんて流石闇医者というところか。 ――お金を詰めようと思ってスラムに住もうと思ったのに、逆にお金が掛かってしまうなんて笑える話だ。 ) ( しかし、今はそんな事はどうでも良い。じくじくと分厚い包帯に包まれた手の傷口が叫び声を上げ、収まりかけていた顔と両手の火傷の痛みを併発して、私はベッドの上で悶え苦しんでいた。汗をぐっしょりと掻き、暗い部屋の中でもう何時間も。 ) [Tue 9 Jan 2007 23:54:31]
お知らせ > ヒルダ@魔女ギルドさんが入室されました。 『自室にて。』 [Tue 9 Jan 2007 23:46:59]
お知らせ > ジム@傭兵ギルドさんが退室されました。 『 …………え、思わない?』 [Sun 7 Jan 2007 22:27:43]
ジム@傭兵ギルド > ( それらを盆に載せて戻り、全員に渡し終えて、やっと昼食が始まる。 紅茶はもうぬるくなっているだろうが、別に構わない。 それはそれで好きだ。 買出しにいってくれている後輩からいつもどおりバケットを受け取り、あける。 ) ああ、おいしそう………………あ、見るな。 私のだ。 あげないぞ。 ……へ? なに、見ているだけで胸焼けする? ベン、あんたまったく食細いんだから……。 ( バケットの中身はカツサンド。 ひたすらカツサンド。 ぎゅうぎゅうに押し込まれたカツサンド。 もはやパンがカツをはさんでいるのかカツにパン切れが張り付いているのか判断ができないほどのこのボリュームが最高だと私は思っている。 ) [Sun 7 Jan 2007 22:27:24]
ジム@傭兵ギルド > ( 次にコーヒーを淹れる。 こちらに関しては飲むほうも趣味ではない。 徹夜時に活用することはあるが、なんだかそのときの影響で飲料というより薬品としての扱いをしている。 無論砂糖は十五杯。 ) ………………………よし。 これで全員分、だな。 あとは緑茶だな。 ( グリーンティーなるこの茶にはあまり馴染みはない。 基本的に紅茶より温度が低めのお湯で淹れている。 ここでは最初、トキノミヤコ人の職員が愛飲しているのだろうと思っていたが、トキノミヤコかぶれのフェアリン人だった。 さすがのフェアリン人もこのお茶に砂糖は入れないようだったが。 ) [Sun 7 Jan 2007 22:18:14]
ジム@傭兵ギルド > ( 別にお茶を入れるのは趣味ではないし、無論のことプロ並の腕を持っているわけでもない。 満面の笑みを浮かべて手渡すだけでどんな高級茶よりうまくなるような顔もしていない。 だがこの程度は、スキルとも呼べないレベルのものだ。 誰だって淹れられる。 その割に自分以外が積極的に茶を入れるところはみたことがないが、それはまた別の話だろう。 ) とりあえず、紅茶を先に運んでしまおうか。 ( 沸騰した湯。 もはや慣れきってしまった作業で紅茶をいれ、盆に載せて戻る。 因みに私も紅茶。 ) あーい、紅茶お待ち。 私はコーヒー淹れてくるから、リック、砂糖入れといて。 ( 何杯? 十二杯。 ) [Sun 7 Jan 2007 22:08:05]
ジム@傭兵ギルド > ( ため息をつきながらお湯を沸かす間、人数と好みを思い出しながらカップを用意する。 ここではコーヒーと紅茶はほぼ半々で、一名のみ緑茶。 砂糖などは面倒なので各自。 ) ……………まあみんな面倒くさいのもあるんだろうけれど、私の淹れた茶を美味しいと思ってくれているんだろうな、一応。 ( もしかすると味などわかっていないのかもしれないがそんなことは気にしない。 前向きに考えることが労働の基本だ。 ) [Sun 7 Jan 2007 21:57:21]
ジム@傭兵ギルド > ( ワーカホリックとは言わないが毎日そこそこの忙しさの中で充実感を得ている。 得ているが、だからといってそれ自体が即快楽につながるような思考回路はしていない。 仕事の達成感、その後の休み、それらがあるからこそなのだ。 ) だから、お昼休みくらいのんびりしたいんだが、駄目かな。 ( 満場一致で駄目コール。 仕方なしに立ち上がればデスクよりはなれ、給湯室へ向かうのだった。 茶が飲みたいんならてめえで淹れな! とはまさか言えようはずもない。 社会生活を送る上でそんなことをいちいちしていたら残念ながら世間と没交渉だ。 ) [Sun 7 Jan 2007 21:47:21]
お知らせ > ジム@傭兵ギルドさんが入室されました。 [Sun 7 Jan 2007 21:44:06]
お知らせ > ジム@傭兵ギルドさんが帰りました。 『「バーバラ、交代「嫌」』 [Sat 6 Jan 2007 01:06:47]
ジム@傭兵ギルド >  ……………………なんだか、無骨な場所に無理してこんなもの置いたせいか、誰もあえてつっこもうとしないという悲劇が発生しているな……。 ( 名前も忘れたマスコットをつんつん。 ざくり。 ) あっ…………やべ………………………………まあ、でも、 ( ―――きっといつかいい思い出になるから……。 )( そんな下らない思考のためにわざわざスペースをとったかと思うと無性に泣きたくなるのは何故だろう。 きっとそれは気のせいだ、うん。 脳天にクレバスならぬ穴のあいたマスコットを視界から外し、うん、と背を伸ばす。 それから少し振り向いて。 ) [Sat 6 Jan 2007 01:06:23]
ジム@傭兵ギルド > ( さて、事務として書類と格闘しているときは、なにせ「お客」からは見えないわけでノルマさえこなせば多少だれてもいいのだが、何せ受付だ。 受付はだれるわけには行かない。 ―――あ、いや、おやっさんは貫禄あるからいいが、少なくとも女性という身を考えれば、受付は顔なのだ、ピシッと背を伸ばして待たねばならない。 ………性別を間違われることはしょっちゅうだが。 ) ……………ふう。 ( 見えないようにひとつため息。 札も回ってこないし、次の傭兵も来ないし、平和なことだ。 まあ来ないことには話にならないが。 ついつい集中力も途切れて、失敗としか思えない、猫だか犬だかも見当がつかないマスコットの小さなぬいぐるみをペン先でつついていたり。 ) [Sat 6 Jan 2007 01:00:54]
ジム@傭兵ギルド > ( さて、次は書類と一緒に持ってこられた札を確認する。 ) えー、ラドクリフ、ミハイル・K・ラドクリフさん! どうぞ。 ( ようやくか、というような神経質な顔をした壮年の男性が次の傭兵だった。 それほど親密ではないが、挨拶を交わす程度の仲ではある。 ) ええと、ご希望の依頼はランクBでしたね。 砂漠地帯のリザードマン討伐の依頼が推薦されてますね。 報酬は若干低めですが、道中のサポートは向こうがしてくれるそうです。 ( 内容の書かれた書類を手渡しながら簡単な内容を口頭で説明する。 悪い条件ではなかったらしく、それほど考え込むこともなく了承をいただけた。 署名をもらえば書類制作のために事務に回す。 ) それでは依頼主には報告しますので、書類に記載されたとおりに。 ( 彼が去った後は、人も減ったらしい、一息つく余裕があった―――代わりに誰か一人抜けたようだが。 ) [Sat 6 Jan 2007 00:53:11]
ジム@傭兵ギルド >  ―――はい、お待たせいたしました。 ってケヴィンか。 いまのところお前向きの依頼はたいしてないよ。 ( 顔見知りであれば、ある程度の特徴は覚えている。 わからない場合は名簿をくって探さなければならないが、まあそれは手馴れたものだ。 実際、多少時間がかかるような場合は札を持たせて待たせる場合もある。 実力や条件に合わない依頼は受けさせられないのだから、傭兵側からの要求は優先度は低い。 ) そもそも雪山なんて僻地をテリトリーにしてる傭兵向きの依頼はなかなかないな。 条件が合う依頼があったら届けてあげるから。 ( そうかい、じゃあなジムさん。 などと気軽に呼んでもらえるのがいい。 ) [Sat 6 Jan 2007 00:41:33]
ジム@傭兵ギルド > ( 最初は忙しそうなのを見かねてボランティア。 気づけばデスクを貰い受け、まだ自分が傭兵を辞めていないことを思い出した頃には、バイトとして給料をもらっていた。 そして今では傭兵のほうが副業に思えるほどここに腰を落ち着け、すっかり事務員だ。 給料もそこそこいただいている。 ) ごめんバーバラ、受付が間に合わないそうだからいってくれるか? ………えー……私はまだ書類が…え? ああ、それならいい。 じゃ、後は任せた。 ( 書類を同僚に任せ、受付に向かう。 受付はおやっさんと他数名が受け持っているが、手一杯なときは誰かが行かなくてはならない。 まあ、そうなると古株がいくのがセオリーであり、そこそこ年季の入った自分が行くのも仕方がない。 ) [Sat 6 Jan 2007 00:32:30]
ジム@傭兵ギルド > ( ―――傭兵ギルドにて。 ) え? ああはいはい、そっちの依頼は整理してないから、ランクごとに分けてまとめて……そうだな、ジェインさっき暇そうだったからそっち回して。 吸血鬼関連は一括でジョンにね。 あ、スミスじゃなくてケリーのほうね。 ( 傭兵ギルドにも、事務はある。 というか、依頼者から依頼を受け取り、それを傭兵へと仲介するという仲立ちとしての役目であるから、そこそこ忙しいといえる。 そこでデスクの上の書類たちと格闘しているのが現状だ。 傭兵で事務してるのもどうかと思うがそんなことは8年も前に忘れた。 ) [Sat 6 Jan 2007 00:24:39]
お知らせ > ジム@傭兵ギルドさんが入室されました。 [Sat 6 Jan 2007 00:19:34]
お知らせ > クレェイン@騎士ギルドさんが帰りました。 『あれ? ( もう一度首かしげ )』 [Thu 4 Jan 2007 22:13:28]
クレェイン@騎士ギルド > ( ―――しかし、これから自分の生活が変わると思うと少しだけ緊張する。そういえば国許に書状を送り、生活資金の送り先を変更しなくてはならない。寮に居住するなら資金の額も変わるだろう ) ――― ( わずかに首を傾げ、考える ) とりあえず、ギルド内の鍛錬場? だけど、 (  思いながら右に曲がる。その先には―――廊下 ) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・此処どこ? ( 首傾げ ) [Thu 4 Jan 2007 22:04:13]
クレェイン@騎士ギルド > ( あえて語るべきことは無い。語るぬが花という言葉もある ) ・・・・・・・ ( この騎士ギルドの名前は・・・・知らない。 )( 騎士団寮。正確にはギルドの寮なのか。詳しいことは知らない ) ――――さて ( 荷物を置いて少しだけ考える。それから、あえて見ないようにしながら部屋から出る。さて ) ・・・・訓練場。見てこよう ( 正確には騎士育成学校だろうか。彼は散歩がてらギルド内を見ようと歩き出す ) [Thu 4 Jan 2007 21:46:14]
クレェイン@騎士ギルド > ( 説明が終わりだ、と言われれば彼はまた小さく頷く。 ) ――――― ( それから、一つの部屋の前へ連れて来られる )「ここが今日から貴方の部屋です」( そういって通されるのは騎士団寮。 )「それでは、私はこれで」( そういって関係者と思われる人は離れていく。彼はその後姿に小さく一礼してから、部屋を開け―――― ) ・・・・・・・・・・・ ( 瞬間的に。脊髄反射的に。直感的に。ドアを閉じた。 )( 深呼吸 ) ―――― ( それから、もう一度丁寧に、開けてみる ) [Thu 4 Jan 2007 21:34:32]
クレェイン@騎士ギルド > ( 前を歩く騎士団関係者の言葉に彼は頷く )「貴方は見習いですから、これから訓練に励んでもらいます」( 所属は未だ無し。騎士としては認められるわけではない。未だ『見習い騎士』である )「訓練の後、所属する態も決まるでしょう。ですから、今は訓練に励むことだけを考えてください」( 淡々とした口調に、彼はまた小さく頷く ) [Thu 4 Jan 2007 21:05:58]
お知らせ > クレェイン@騎士ギルドさんが入室されました。 『――――はい。』 [Thu 4 Jan 2007 21:02:43]
お知らせ > レッドフォックスさんが退室されました。 『(バウンサー・レッドフォックスは、今夜も戦い続ける)』 [Thu 4 Jan 2007 16:52:43]
レッドフォックス > (ギルドの外に出てから、息を一つ吐く。 ・・・今年は忙しくなりそうだな。 そんな事を思いながら今年で23歳になった男が一人、淫売窟の方へと消えていった。今の、そしてこれからの男の仕事。相手が人間だろうが、そうでなかろうが関係ない。性欲を満たすためであれば何であろうが大いに結構。だが「そういうプレイ」以外での暴力はNG。そんなバイクツのルールを守らぬ者達をバウンスするために) [Thu 4 Jan 2007 16:52:07]
レッドフォックス@傭兵ギルド > ・・・世話になった。じゃあな。気が向いたら顔ぐらい見せに来るぜ。(その言葉を最後に、男は傭兵ギルドから姿を消した。一人の「傭兵」が消え、一人の「市民」が増えた。それだけの話) [Thu 4 Jan 2007 16:46:04]
レッドフォックス@傭兵ギルド > それじゃあ先月分の給料は受け取ったし、オレはこれで。(立ち去ろうとする背中に何かが当たる。振り向いてみると、オヤジが2つの封筒を差し出していた)ん?ああ、忘れる所だった。あんがとよ。(そのうち、厚みが有る方・・・前の仕事の給料だけを受け取る。すっかり取りに来るのを忘れていた)そっちの方はオヤジ、アンタが個人的に持っていてくれると助かる。身寄りの無い身なんでね・・・傭兵としての最後の頼みだ。(ふぅ、と息を吐いて、オヤジは手に残された封筒を懐に戻した。これがその役割を果たすか、男が立ち去った後にゴミ箱に行くかは問題ではない。今、ここで返さなかった事が重要なのだ) [Thu 4 Jan 2007 16:43:59]
レッドフォックス@傭兵ギルド > (理由は色々あるが、一番大きいのは吸血鬼に対する認識の変化と、命の尊さに気づいた事か。・・・死ねない理由が重くなるほど、傭兵と言う職業には向かない人間になってくる。つまりは、そういう事だ)何、いきなり無職って訳じゃないさ。今やってるバウンサーを本職にする。こいつはオレが自分で拾ってきた仕事だ。文句は無いだろ?(オヤジの返事は無い。男はそれを無言の肯定と受け取る事にした) [Thu 4 Jan 2007 16:38:03]
レッドフォックス@傭兵ギルド > ・・・ああ。もう決めた事だ。(受付カウンターの奥で、腹の出たオヤジが渋い顔をしている。その向かいでは赤毛の男が、何の表情も無くオヤジに背中を向けていた)この前の件、ギルドには随分迷惑かけちまったしな・・・こっちにもケジメってもんがある。今の時期が傭兵にとって一番の稼ぎ時で人手が足りない位ってのは分かってるが、それにオレが参加する資格があるとは思えないんでな・・・(正直言うと、これだけ騒ぎが大きくなったおかげで今から精力的に仕事を受けまくればマイナスイメージを挽回する事も出来るかもしれない。だが、自分の中で今回の騒ぎの元凶・・・ステアと言ったか。それを追い詰めていく気が失せてしまったのである) [Thu 4 Jan 2007 16:29:52]
お知らせ > レッドフォックス@傭兵ギルドさんが来ました。 『(これが傭兵として最後の「仕事」)』 [Thu 4 Jan 2007 16:27:22]
お知らせ > セレニア@VHGさんが退室されました。 『( 狩りへ )』 [Wed 3 Jan 2007 18:31:17]
セレニア@VHG > ( 今日も同行するのは騎士団の部隊。 規律正しく統制の取れた彼らと行動を供にするのは落ち着ける。 …逆にそうでなければ、吸血鬼と見ると人柄まで変わる修道女に振り回されてしまうのではないかという事務の危惧もありそうだけど… 適切に配備してくれる事に感謝こそすれ、評価に対する感想は抱かない ) …こんばんは。 よろしくお願いいたします。 ( 到着した仲間に、緊張とは違う年齢不相応の硬質な礼をして――― ) [Wed 3 Jan 2007 18:30:10]
セレニア@VHG > ( 大局を見つめる者にとってはステアは良い広告塔。 害悪種の擁護派を心優しい者ではなく愚か者として貶め、黙らせる材料になるのだから… いっそこのまま捕まらず、どこか誰にも知られぬ所で果てるなり逃げるなりしてくれた方が、この環境を維持する理由を作れて都合が良いとは知らぬ事。 ―――もっとも赤い雨からの立ち直りを見るに、続報が無ければあさっりと忘れ去るのがヴェイトス市かもしれないけれど… 何にせよ、政治を考えないヴァンパイアハンターは放たれるままに獲物に喰らい付くのみ…。 割り当てられた小隊の集合場所にきっかり五分前に辿り着き、揃うのを待った ) [Wed 3 Jan 2007 18:11:39]
セレニア@VHG > ( そんな中大聖堂から出向して来た修道女らしからぬ修道女は、自称クルースニックの看破に成功しさえすれば確実な感知能力で順調に灰にした吸血鬼を持ち帰っている。 評判はどうあれ、能力の適正を疑問視する声は上がっていない ) ………。 ( ファイルを戻し、外していた装備を身に付ける。 ギルドは所属ハンターの多くに無期限の警戒待機要請を出しており、従うかどうかは個人の判断だけれど、ここ数日は大聖堂に戻ってもいなかった )   ( 身支度を整えて資料室を出る前に… 一度振り返り、忌まわしげに立ち並ぶ書架を眺める。 …一体や二体減っただけでは、何も変わらない… そういった意味ではステアの存在も引き金にこそなったけれど、さほど重要ではないのかもしれない ) [Wed 3 Jan 2007 17:55:25]
セレニア@VHG > ( ステアの血文字から調査の必要ありと判断された地方村のエルザファーム… そこへ向かったマリア様に同行したいところだけれど… 街にも人手が足りない。 居住区での人類を嘲笑うかのような堂々とした犯行に、各機関は威信をかけてステア討伐に総力を挙げている。 もはや警邏から外される地区など無く、ヴェイトス市壁内及び近郊全域が厳戒態勢だ。 市民の有志も立ち上がり、今やヴェイトス市は空前の害悪種狩りブーム。 とばっちりを受けて狩られる害悪種や、接触したことで負傷させられる人員の異常な多さがヴェイトス市の現状を物語っているだろう。 『寛容過ぎた』と、暢気な市民の間にもそんな意識が芽生えているかもしれない。 …肝心のステアは未だ足取りを追跡中だけれど、皮肉な話でステアさえ狩られれば、その流れ自体は歓迎できる事のように思えた… ) [Wed 3 Jan 2007 17:41:16]
セレニア@VHG > ( ―――もっとも牧場で働いているなんて吸血鬼がいる以上、そんな時間の制約はもはや無いと思って良いのかもしれないけれど… 夜こそが吸血鬼の時間…。 そして、ヴァンパイアハンターの時間だ ) ―――。 ( VHG『カーン』の資料室。 初めて訪れた時には、ヴァンパイアに絞っているというのに膨大な情報量に面食らった。 …今日も全てを頭に入れることなど到底叶わない、何冊にもなる分厚いファイルの一つを閉じて… 日の暮れた窓の外を見つめ席を立った ) [Wed 3 Jan 2007 17:31:00]
お知らせ > セレニアさんが来ました。 『( 日が暮れる )』 [Wed 3 Jan 2007 17:25:51]
お知らせ > ヒルダ@魔女ギルドさんが帰りました。 『それじゃあ、私手続きがあるから――。 ( そう言って友人達と別れた。 )』 [Wed 3 Jan 2007 00:23:37]
ヒルダ@魔女ギルド > ( エレナが悪魔だなんて全く馬鹿げた話だが、一度やると言った手前やらねばならないだろう。多分、放り投げたところで何が変わるわけでもないだろうけど。 ) うん、エレナにはお礼言っておく。 …忙しくなる前には戻ってくるよ。心配してくれて有難う。 ( 休職届けを出し、暫くは余所で暮らそう。魔女ギルドの台所事情から考えて休職中の給料は無いだろうが、幸いにも少しの間なら暮らしていけるだけの蓄えはある。 ――いっそこのままギルドを辞めてしまうという手段もあるけれど、それを考える時間も含めて。 ) ( 今後は人様に迷惑を掛けないように、社会の隅をひっそりと暮らしていこう。他人に深く関わらず、あくまで傍観者の立場で。こんな顔になったんじゃ、とても誰かと親しくなんかなれない。 そう、水晶の向こうから他人の運命を覗き、ほんの少しだけ―― 害の無い範囲で弄っていたあの頃に戻ろう。あの時の私が一番良い。 ) [Wed 3 Jan 2007 00:21:46]
ヒルダ@魔女ギルド > ( 兎に角、ここから離れたかった。ギルド長にこのザマを見られたくないというのがその一番の理由。勿論それは他の魔女に対しても当てはまるのだが。既に愛想を尽かされたのか、それを確かめるのすら怖い。 兎に角逃げて、逃げて、どこまでも逃げたい。何もかも捨ててどこかに引き篭もりたい。日の光を浴びたくない、人と出会いたくない、私の事を忘れてほしい。そんな思いで一杯だった。 子供の頃、病気の私を閉じ込めたあの暗い部屋に隠れていたい。忘れ去られるのを恐れた女は、今度は忘れ去られる事を願い求めた。けれど、それも無理な話なのだろう、きっと。 ) ―― え?エレナが? 私の居ない間、犬の面倒見てくれたの? ( ああ、何ていい子なのだろう。後でお年玉あげなくっちゃ。 …しかし、エレナと聞いてもう一つ厄介な事を思い出してしまう。カロンから預かったあのカードだ。 あれをどうしたら良いのか。 ) [Tue 2 Jan 2007 23:57:25]
ヒルダ@魔女ギルド > ( 数名の親しい魔女を相手に、怪我をした事とそのせいで暫く顔を出せなかった事を説明する。その経緯については伏せたまま。 これで他の魔女へも話は伝わるだろう。勿論、彼女らによって情報は歪められていくのだろうが、構わない。どうせ本人達に直接説明したところで結果は同じなのだから。 ) ううん、大した怪我じゃないの。 でも、気を使わせたら悪いし暫く治療に専念しようと思って、少しの間ギルドをお休みさせて貰おうかと思ってるのよ。 ( こうして平静を装っているが、痛みも心の状態もかなり酷いというのが自分でも判る。こんな状態で仕事なんて出来ないし、例え相手が親しい相手でも話しているだけで辛い。早く話を切り上げたいとすら思っている。 ) [Tue 2 Jan 2007 23:43:02]
ヒルダ@魔女ギルド > ( 勿論変わった点はある。女の右頬を覆うような包帯と、両手を隠すような包帯。 「どこぞで遊び惚けているのではないか」と楽観的だった魔女達も、一週間近く顔を出さなければ流石に何かあったのかと思ったのだろう。やれ吸血鬼に襲われただの、活発になってきたパプテスに捕まって異端審問を受けたのだの。その中の何人が本当に心配してくれていたのか、疑問だが。 ) ごめんなさい、急に行方くらませちゃって。ご覧の通り、ちょっと怪我しちゃったの。今まで病院に行ってて―― 。 ( あの後病院に向かい治療を受けたが、その皮膚に刻まれた「I am a sex offender(強姦魔)」の文字を見て医者は何を思っただろう。自分からは語らなかったし、医者も尋ねはしなかったが。 ) [Tue 2 Jan 2007 23:28:55]
お知らせ > ヒルダ@魔女ギルドさんが入室されました。 『まるで何事も無かったかのように、女はギルドに顔を出した。』 [Tue 2 Jan 2007 23:19:14]
お知らせ > クレェイン@騎士ギルドさんが退室されました。 『( ―――そして、やっときた返事は「後日また来てください」だった )』 [Tue 2 Jan 2007 20:03:07]
クレェイン@騎士ギルド > ( ―――――さて。待てど暮らせど戻ってこない ) ・・・・・・・ ( 彼は息を吸って、吐いて。受付を見る。戻ってくる様子は・・・・・・未だ無いか。 ) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ( もう、帰ってしまったほうがいいだろうか、など考える。もしかしたら今日は出てこないのかもしれない。いや、昨今噂される吸血鬼事件に走り回っていて、そんな余裕が無いのかもしれない )( いや、それよりも先に、あの書状は―――届いたのだろうか? まさか忘れられてるなんてことは・・・・・ないだろうか? )( そわそわしてきた ) [Tue 2 Jan 2007 19:43:37]
クレェイン@騎士ギルド > ( 視界を多くの騎士団関係者らしい人達が歩いていく。それをぼんやりと眺めながら、そっと息を吐く ) ――――― ( どれくらい待たされるのだろう、か。そもそも、いきなりの訪問だ。誰も出てこないことすら考えなければならない。「お返事は後日」なんて可能性だってあるのだ ) ・・・・・・・ ( 剣を外し、ソファに立てかける。することも無いので懐からカードを一枚取り出して集中・・・・しようとして、やめた。あまり気分ではない。取り出したカードを再び懐へと戻す ) [Tue 2 Jan 2007 19:19:46]
クレェイン@騎士ギルド > ( 彼はしばらくその場で立っていたが目立つ。一歩、二歩と横へと移動して広間の端へと移動すれば、待ち様のソファに腰を下ろす ) ―――――― ( それから、目を閉じる。ゆっくりと深呼吸をし、心を落ち着かせる )( これから、どれだけ待たされるかはわからない。居れるだけ、待とう ) [Tue 2 Jan 2007 19:02:22]
クレェイン@騎士ギルド > ( ドアをノックしてから騎士ギルドに足を踏み入れる。清潔でいて、緊迫したような。傭兵ギルドなどと比べるとまた違った空気を感じながら、彼は更に一歩、足を踏み込んだ ) ――――。自分の名前はクレェイン=ラインベルト。グングニスクから参りました。 ( そういって、身分証を受付に提示する。皮鎧の姿はどちらかというと冒険者に見えなくも無い ) ―――此方が国許から送られてきた書状です ( すっ、と懐から取り出した封筒を受付のテーブルに置く。受付嬢は小さく一礼してから受け取り、 ) ―――見習い騎士として、所属させてもらいたいと思います ( そういって、小さく一礼すれば一歩後ろに退き、 ) 上の方にこの書状を届けてもらいたいと思います。お願いできますか? ( 受付は小さく「少々お待ちください」と一言残して、奥へと消えていった・・・・ ) [Tue 2 Jan 2007 18:43:16]
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