アングリマーラフリー 参加者 なし ROM 1人
お知らせ > 危娘@コロンジャ河付近さんが帰りました。 『(死が、全てを。 慰めてくれた。)』 [Sat 19 May 2007 00:36:59]
危娘@コロンジャ河付近 > (………――ぺたり。 血液をとくとく噴出し続ける亡骸の傍、膝を付いて。小さな身体を、ふらり、抱き締めよう。) (恍惚のように、そっと眼を閉じる。  これでいい。 もう哀しむことも、苦しむことも、運命の悲愴に嘆くことも、二度と無い。)  (――悩むことは、無い。) [Sat 19 May 2007 00:36:36]
お知らせ > 少年さんが退室されました。 『( 遠くで瞬いて、落ちた星二つ。 )』 [Sat 19 May 2007 00:33:21]
少年 > (多分これが終焉で、離脱で、開放。そして彼女に残されるのは、継続と、虚無と、呪縛。――どっちが幸運だなんて、知れない。)が…ァ…。(息苦しいと感じた次の瞬間には、美しい程の純潔な黒に、ブラック・アウト。残されるのは、主を失ってなお輝く胸のエメラルド、と。) [Sat 19 May 2007 00:33:08]
危娘@コロンジャ河付近 > (やがて、彼が世界から消え行く時が来たか。 二つ影の少し前方の殺し合いも、生存者の血みどろの勝利を得て、そろそろ終焉を迎え掛けるか。 その光景を少年を透かしてぼう、と見つめて。 再び、ゆるら、視線を彼に戻そう。 ――さぁ、安らいで。少年。その命は煌く装飾品に変わると言う、確かな意味を持って終わる。――永劫に。) (悲痛な声が、ひゅうひゅう届いた。 自分が破壊し、蹂躙している命の叫びだった。彼は――死にたくないのだと、悟った。 途方も無い哀しみが襲うのは、このためだった。 己と同じ無価値の命を引きずって、どうしてまだ生きていたいのか。今まで精一杯生きて、そうしてまだまだ生きたい、と願いながら死んでいく彼の命が、魂の懇願が、寂しかった。 脊椎が、黒髪と共に哀しげに振られた。 縦に。)  ……………………そう。…あんたの、言う……、とおり。 ………自死のつもりは、あたしに、…………・、無い。 …………こんなに、死に、……恋して、いても。 (頷く。ひゅるり、一度手首をこねて鞭を戻そう。断髪魔の吐息の少年を見つめたまま。) ……………………あたし、も…………、連れて行ってくれれ、ば……………………、いい、のに、と。…………いつも思う。  ……………けれど、ね。  (こつり。倒れ伏した小さな身体に、一歩揺らめいて近付く。名前も知らない。どの生まれかも解らない。ただ死に行くとしか知ることの出来て居ない少年だった。 これからも少年と同じ関係で、死を紡ぐのだろう。自分は。 ずっと。) (鞭を振り上げて。) ―――……けれど、「それ」をして、くれるの、は……………………、  あんた……じゃあ、無い。  (首目掛けて、振り下ろそう。) [Sat 19 May 2007 00:28:50]
少年 > (命へと繋がる痛みは、その速度を増して、やがて味わったことの無い恍惚となる。)は…ァ…。(不ぞろいな吐息がいよいよ深まるのは、苦しみを如実に伝えるであろうか。鬼子の手のうちに握られているのは、余りに脆弱な命の宝石。その意思一つで――否、彼女の背後の何者かの容易い一言で、十把一絡げに奪われる命。)……そんなの…アンタの勝手だ…ァッ!(喘ぎにもにた声は、気管支に障害をきたし始めたように途切れがち。ともすれば、未だ互いを殺め続ける奴隷たちの悲鳴に、溶け込んで。狂うた価値観は、狂うたまま、世界を破壊し始めるのだろう。)俺は……、俺……は、(数度、軽い咳込み。命の光を保つ限り、永劫に終わらぬ苦しみの、未だ一端。)生きたい!生きたいよォ…死にたくないんだ…!俺は……(生きたい生きたい生きたい生きたい生きたい生きたい。壊れた自動音声の末端のように、その擦れた言葉が、何度も何度も繰り返されたのだろうか。引きずられるままバランスを崩すからだは、とうとう地面に横たわる羽目と成り果てる。ぼやけた視界の隅で、月が哂う。なんだ、退屈な田舎芝居だと、嗤う。)あんたはァ……(それは多分、届かないほどに小さく、小さく。終わり逝く最後の宝石の瞬きが、紡ぐ恨み言。)アンタは、死にたい…んだ。……生きる度胸も……死ぬ度胸も……ねェ ……だけ … の、(声は、咳にとって変わる。虚空を掴もうとするように、娘へと手を伸ばす。嗚呼、多分、届かない。) [Sat 19 May 2007 00:13:17]
危娘@コロンジャ河付近 > (じりじりと少年の、奴隷として扱われ、今、『宝石』として死に掛けて行く彼の命の光が失われようとしているのを、不思議な思いで見つめていた。 とさり、小さな膝の崩れる音。 憎悪だけが鮮やかに、夜の中で瞬いて見える。彼の命そのもののように。)  (弱々しい足掻き声は、いっそ可憐だった。可憐なものを破壊しているのだと確かに悟る。 ――首をゆら、と振った。フードが剥がれ、黒髪が肩を滑り落ちる。 血化粧を纏った頬の上の、黒々の瞳が切なそうに微笑んだ。) ……………………殺し、たい………………。 (ふらり、ゆっくりと口を利く。その間にも梃子の原理で締め付ける鞭が、少年の魂の火を消し去らんと勤めるだろう。 瞳と、口調とだけが、妙に穏やかさを持って少年の前に立つ。)  ……………………殺した、い………、よ。 …………だいじな、ひと、ほど。  死の安寧、を…………あげた、い…………。 苦しまずに、済むよ……、に――……。 (ひとこと、ひとこと、噛み締めるような呟き。当然の問いには、これも娘に取って『当然』の答えを返そうか。 ふらり、白い面差しに、酷く安らいだ笑み、ひとひら。)  ……………………、だから。  (ぎり、――鞭を思い切り――最後のように引き絞りながら。)    ………………………、あんた、の事、も……、好き、になる、よ……………………。 [Sat 19 May 2007 00:00:33]
少年 > (彼女のさり気無い動作、筋肉の振動、風の揺らぎ、その一つ一つが己を繋げている無情な戒めを通して、ダイレクトに痛みとして伝わってくる。)うっァ…痛ッァ…(淡い怨嗟は激しい痛覚の苛みに打ち消された。伸ばしかけた指はゆっくりと時間を掛けて力なく垂れ下がり、ついてそれは、足の力まで奪い去った。がっくんと細い膝は地面をつき、潤んだ藍色の瞳が未だなお消えぬ憎しみをこめて、彼女を睨む。)……はな…せェ……(毒々しげに連ねるはずだった罵声は、その一言にとどめた。見上げたその瞳に、余りにも意外な色彩を見ることとなったから。悲しい強さとでも言うべきか、とにかく、想像していなかった色合い。)…しらァ…ないッ!(虐げる痛みは未だやまず、指先が冷たくなっていく。夜に同化していく。)あんたは……何故!何故俺達を……殺し…たいんだ!?(娘よ。オマエの問いの答えは恐らくそれに等しい。足らずの言葉は、たったその一つに封じ込めて。背後のざわめきすらも遠く、思いのほか傭兵の声は、鮮明に届く。) [Fri 18 May 2007 23:49:08]
危娘@コロンジャ河付近 > (ぐるり、柔らかな四肢のいずれかを捕えた手応え――。 壊れ物のような年齢の成す皮膚組織層の感触、鞭越しに。一瞬、限りなく哀しいものを見るように、黄昏色の眼差しが侘しさを纏ったのは、刹那。 空気に新たに混じる新鮮な血液の香。 肘と手首を梃子のように使用して、ぎりぎりと鞭を引き絞らん。 苦痛の声さえ、まだ幼い。腕の先の命が、まだもがく感覚。生きたい、生きていたい、と絶叫しているようだ。  ――死んでしまえば。安らげるのに。)  (ふと。本当に――哀しくなった。死を拒む少年に。)  ……………………生き、た、い……………………?    ……………………ねぇ。 ……………………どうし、て……………………?   (少年の動脈を締め付けながら、囁くように聞いてみる。 掠れ声が、鞭の有効範囲から、そっと。) [Fri 18 May 2007 23:41:36]
少年 > (闇夜を焦がす焔色と、それを冷やす月光の陰。合い重なりても結局のところ、闇が些か濃いのは惨劇の致すところか。粗末な衣服から暴かれたままの緑色のコアが、迫り来る黒い大蛇のような鞭の影を、一瞬投影したか。)ひぃ…ァァッ!(怯んだのがいけなかったのか。勢いのまま突き進めば、その軌道から逃れる可能性とて無くもあるまいに。咄嗟に首をかばった右腕に、しなやかな黒い蛇が巻き付いて――えぐりこんだ。)ぐァ…ゥ!(とろりと、今一度闇を深めるのは濃厚な液体の流れ落ちる気配と、また増す鉄錆の香り。カランと、ダガーが地面を叩く。既に不自由になったその手を、再びそれを拾い上げようと懸命に伸ばす。その矮小なイキモノは、まだ生を諦めていない。) [Fri 18 May 2007 23:33:08]
危娘@コロンジャ河付近 > (未だこうこうと燃え続ける馬車の炎が、藍色外套の黒両眼に、翠石の核を認めさせたか。 やはり血泥に汚れていても酷く美しい少年が繰り出す、稚い刹那の殺意を、跳躍の宙でじっと見下ろす。 幼い毒付きの声音。 前のめりに倒れる蛍石娘の屍を越えて迫る刃に、その憎悪の眼差しに。 身を捻り、着地と共に鞭を引き抜きざまの勢いで、少年の横から右へ凪ぐように一撃を、と。 ダガーを狙わず、その、まだ線の儚いであろう、首筋へと――。) [Fri 18 May 2007 23:25:58]
少年 > (他愛ない動作は未熟。明らかに武道の薫陶を受けていないか、或いは日の浅き者の挙動。月光に煌いた黒い刃は、一瞬ばかり己の目も眩ませた。激しい憎悪をそのまま具現化したような勢いばかりが切なる刃、到底相手の仕様まで想像しえたものではなく、目の前に突き出された娘の、既に原型を留めていない胸へと、深々と食い込む。)…くそッ!(ちいさく漏らした声は、まだ少年とも少女ともつかぬ音域。命を弄ぶ罪と――その代価を、傭兵の鬼子よ、知るか。)うっ…ァァッ!(死屍を跳躍した娘へと突き出して、その勢いで刃を抜く。そして、続く動作は――地を蹴り、再びの刃による襲撃を。) [Fri 18 May 2007 23:19:09]
危娘@コロンジャ河付近 > (瞬きは、一秒の中でゆるり、一度。 阿鼻叫喚の光景の前方から飛び出した影を、一瞬、いっそ眩しい者のようにじっ、と見つめよう。 予想が無かったほど迂闊では無かった。それは刃物を投げ落とした時点で。 彼もまた、生きようとしていたかったのかも知れない。)  (真っ直ぐに向かってくるならば、抱き得ていた蛍石の娘の身体を、無造作にぐい、と前方に突き出すか。 反動で背後に、ふわり、跳躍する算段――。) [Fri 18 May 2007 23:13:54]
少年 > (彼女を殺めたであろう血塗りの刃が、そのまま傭兵の少女へと向いた。彩る紅は不鮮明ながら、銀の光一筋が――襲撃者へと向かう。戯れるような人の群れから飛び出したのは、痩躯の少年風貌。一見して禍々しいほどの殺気をこめて――。) [Fri 18 May 2007 23:09:39]
お知らせ > 少年さんが来ました。 『( と、唐突に、 )』 [Fri 18 May 2007 23:07:29]
危娘@コロンジャ河付近 > (血みどろの群集から、不意に、くるくると演舞でも舞うように回転しながら、一人の奴隷が弾かれ、藍色外套に抱き付く形に放り出された。) (がくり――、ふらり。よろめいて抱き留める。布袋が落ち、生首がごろごろに地面落ちる。そっと辿るように身体の線をなぞると、ぬる、と熱い感触。下向くと、彼女の脇腹は引き裂けて、肋骨と白い腸とが覗いていた。肩口に埋め込まれた蛍石が、半ば以上罅割れて、点滅の速度が鼓動のように瞬いては、一秒毎に遅くなる。) (視線だけをゆるり横向け、ふらり、顔を覗き込むと、かっ、と見開いたまま戦慄く薄蒼い瞳とかち合った。) (痙攣する瞳孔の光は、命が消え行く時の灯火だ。何て綺麗で柔らかな。何て儚く。) (ふっくらとした唇が、口付けできるほどの間近で震えた。 かかる吐息は鉄の臭いがした。 「助けて――」 そう動いたのかも知れない。)   (ぬめる血液を掌に受けながら、ふと「あの街」に今も穏やかに健在でいるだろう、やはり蒼蛍石のバンクルの青年画家を思い出していた。 彼女と、風情が良く似ていた。    今、何て清らかに死に行く、彼女に。) [Fri 18 May 2007 23:06:25]
危娘@コロンジャ河付近 > (奴隷達の間を凄惨な空気が吹き抜けた。ぞわぞわと見合わせる瞳に、悲愴な決断が浮かぶまで、ほんの数秒。)    (―――『『『うわあっ!!』』』)    (怒号のような号泣のような絶叫を上げて、お互いがお互いに掴み掛かるのを、黄昏色の瞳が、幸福で穏やかな光景でも覗くようにぼんやり見つめていた。) (煤汚れた腕がダガーを取り上げ、しなやかな爪が白い喉に食い込んで行く。ぐげげ、と突き出される舌。青黒い顔色。ばしゃん、と血溜まりに倒れる音。絡み、崩れ、踏み拉く鎖付きの素足たち。ビシュ――、くぐもって飛ぶ血飛沫。ぱぁっ、と爆ぜる炎に映える。うねる髪。巻き毛の翠、紅、薔薇色、銀――。)   (瞬きも殆どせずに地獄の風景をただぼう、と立ち尽くして見守りながら。諦観に似た寂臭を唇に漂わせながら。死が――全てを慰めてくれるのだ、と信じた。  喉を仰ぐ。見上げると、薄昏い夜半の月。どんな光景も受け入れてくれる。) [Fri 18 May 2007 22:58:01]
危娘@コロンジャ河付近 > (外套の両腿の切れ込みから、下賜された大降りのダガーを二振り抜き取り、ぽんと囚人の眼前に放った。)  ……………………………、…選び、なよ………。誰でも、いい………あんた、達……ぐらい、キレイ、な、ら……。  (つぅ、と、無感動な呟きにぞっと脊椎を撫でられて、奴隷達の顔に不気味な戦慄が広がる。)  …………………殿、は……、『死んだあんた達』が五つほど………、欲しいって、言って、る…………。 (かくん――。人形じみた動作そのまま、首が45度に斜め傾く。照り返しの炎を背景に、表情は黒い陰影により計り知れない。) ………、死んで無、い…、『残り』、は……、奴隷に、なる……………ん、じゃない………?    ……………………………だから。  (ばちん――。藍色外套の翻る背後で、馬車木の爆ぜた音がした。 考えあぐねるような沈黙は、一拍。)     …………………………『選び』、な、…よ…………?   [Fri 18 May 2007 22:50:37]
危娘@コロンジャ河付近 > (『襲撃』――。 唇を一文字に引き結んだ。自分の主が既に商人の枠を越えた行為に及んでいる事は、とうに理解していた。) ( だから。如何だと――、言うのだろう。止める意味も権利も無いのに。 無辜の死に安堵と羨望を持っても、悲しむ自分は、もう無いのに。) (「あの街」へ置いて出た兄の、父の、――そして、水牢の中の赤毛の戦士の、精悍な面差しが思い浮かんだ。 おぼろげな記憶で形取るどの顔も、褒めてくれてる表情ではけして無かった。)  (眼を伏せた。 死が――――、慰めてくれるのだと、思った。 何もかも。)  (彼女の脇から立ち上がり、いずれも美しい奴隷達をつらり見回す。どの顔も土や汗で汚れ、怯え戦慄いて見上げている。) (主は『宝石細工』が要るのだと言った。数は指定されている。残りは――。 視線の先で、炎を映して煌めく十数個のコア。) [Fri 18 May 2007 22:44:40]
危娘@コロンジャ河付近 > (……両膝の上に布袋を置き、左手ですう、と真珠娘の頬をなぞった。 可憐な面差しが「ひっ」と慄く。血糊のこびり付いた指先は、哀しく、冷たい。 構わず頬をなぞって、娘の横の髪を掻き上げてやった。美しい銀髪が血で汚れる。 もしもこのまま尋常に送られて、奴隷商の元に着いていたなら、この世界の者は二度と触れることが出来なかった代物だ。主の競り敵の商売は、表向きに奴隷商と言いながら、様々な種族奴隷を解体し、生体研究者相手に売り付ける闇の臓器商だった。)   …………………………、………………………あった、かい………。ま、…だ………………。  ((ぽつり。薄い唇から湿り気の無い掠れ声。わなわなと震える頬は、まだ「いきもの」の体温だ。 それでは、いけない。自分の安寧の為だけでは無く、襲撃の主旨として。) [Fri 18 May 2007 22:37:14]
危娘@コロンジャ河付近 > (藍色外套がふう、と幽鬼の足取りで一歩踏み込むと、布袋から何かが零れ落ちた。)(ごろり、――どしゃり。血液で湿る地面に落下して、側面が無残に潰れる。御者の生首が恨めしげに睨む虚空。 引き攣った悲鳴が奴隷の間から引き上がった。後ずさりかけて、ばしゃ、と水音。河の音では無い。地面の水溜まり――血溜まりの音だ。袋の持主の死人色の頬も、外套の胸も、四肢も、べっとりと血糊で汚されている。布の中身は、全て鞭が引き千切った「それ」。 成果の証拠として持ち帰る際に、既に事切れた使用人達の首ひとつひとつを、髪を持ち、ずるり引きずって袋に放り込む無慈悲を彼女達は目撃している。) (ふらり、黒々の二対眼の瞬き。血みどろの光景の中で藍色がふらふら歩み行き、ゆっくり奴隷の傍へしゃがみ込む。 紅い地面の創造主だ。血化粧を施した無機質の表情を見上げて、真珠の乙女の唇が戦慄いた。) [Fri 18 May 2007 22:27:12]
危娘@コロンジャ河付近 > (『商品』十人ばかりが傭兵達によって引き出され、へたり込んだ先頭で、真珠色の髪を持つ乙女の肩が発狂せんばかりに震えている。その横で、彼女と手を握り合うようにして崩れ落ちた翠石(エメラルド)の少女の眼差しも、己が運命に対する絶望の色だ。) (本来の購入主も奴隷商であるから、彼の元へ送られずに済んで良かったと喜ぶ所作では到底無い。彼女等ががたがた凝視する先で、蒼白い半顔が力無く、つらり、と首の辺りを傾げたからだ。藍色の両袖が一抱えにしている布袋から、酷く生々しい臭いがつんと漂って来るのに、動作だけは童子めいてあどけなくすら見えるからだ。) (異常の風景。救世主では決して無いと、すぐ知れる。背筋を駆け上る悪寒。  袋から漂う臭いは、夜風に混じった鉄臭と似ていた。) [Fri 18 May 2007 22:21:38]
危娘@コロンジャ河付近 > ――――、あぁ―――…、…、 (他に言葉でも呟くならば、成る程、と矢張り水気の無い声音が同意したろう。一拍と言うには長すぎる鈍重な沈黙の後、かくり、フード下の細い頚椎が頷くかたちに上下する。びゅお、と温い夜風が背景の黒に溶ける外套を揺らす。涅槃の国のように粘度のある黒空の下。一切の感情を殺ぎ欠いた様な白い面差しが見つめる場所は、夜の中で、確かに其処だけ煌いて見える。)  (二対の黄昏色の水晶体に、傾き、打ち壊されて燃え続ける荷馬車の炎と、その外へ投げ出されためくるめく色彩の投影。こうこう揺らめく火に彩られる、緑、青、紅、黄、黄金、紫石の核――。「宝石」には間違い無いか。  『商品』とは、いずれも擦り切れた麻の筒衣と錆びた足鎖を身に付け、恐怖の表情を瞳に込めたバンクルの奴隷達だった。) [Fri 18 May 2007 22:15:57]
お知らせ > 危娘@コロンジャ河付近さんが入室されました。 『(競り負けた商品は、宝石細工だと主人は言う。)』 [Fri 18 May 2007 22:12:26]
お知らせ > 危娘@主私邸さんが退室されました。 『(死に慰めて貰おうと、思った。)』 [Tue 8 May 2007 23:38:22]
危娘@主私邸 > (怯えるように早口に囁いてそそくさと退散する彼を、ぼんやり見送ってからたっぷり数分間。 ぎくしゃくと身体を起こした。油の差し損ないのように関節が軋む。昨晩から何も腹に入れて居なかったが気にはならなかった。酷く喉が渇く気がする。それだけだ。)  (ぐすぐすと泣きじゃくりながら、投げ出してあった外套をずるりと引きずって歩き出す。手首で何度も拭う涙がとうとう目の淵を薄く裂き、睫の端から細い紅筋が糸を引いた。頬をつやつやさせる雫跡と混じり合い、涙は塩味から鉄味になる。) (気がつくと、周囲の喘ぎは既に無く、自分は娼窟に一人ぽつんと残されていた。はやに主の下へと戻って行ったものか。 まるで迷子の光景が、帰って――途方も無く安堵させた。すぐに襲う焦燥と疲弊感。)   (ううん――、) [Tue 8 May 2007 23:37:52]
危娘@主私邸 > (きつく冷たい肩を、現実の誰かが叩いた。) (びくりと震えるように情けない泣き面を持ち上げると、頭の上に見知った顔があった。現地民の傭兵仲間だ。自身を薄気味悪そうに覗く表情が、のろのろと意識を覚醒させる。) …………、…………、…………、な…………に…………、……? (風化のような硬い掠れ声は、喉からざらざらと絞り出た。) (「集合だって。今度は街道。競り落とし損ねた宝石一式、競り敵の荷馬車からごっそり盗むみたい。 勿論アンタにも働いてもらうってさ血塗れ翼の鳥ガルーダ」) [Tue 8 May 2007 23:29:07]
危娘@主私邸 > (今更何を、と心のどこかで自身を嘲笑う誰かが居た。良く知っている誰かは「安らいでね」と囁きながら鞭を振るい、「もうシアワセだよね」と安堵して死骸に頬摺りしているのだった。しっくりくるそんな光景は、万人の否定の中で自分と死の使いだけが甘受してくれる陶感。) (相棒の悪魔の知り合いを殺したら、彼にも憎まれるのだろうか。 では兄は? では父は? 答えはその『誰か』がやっぱり知っているのだろう。それが普通なんだ、とせせら嗤い。『誰か』は額の十字傷と仄白い頬を持って歪に唇を持ち上げる。 めそめそと泣き濡れる夜を増やす以外に、脆弱な神経を保つ術は無い。) ぅ………、え――、えぇ――ッ…………、ぁッ―――…、…ッ…、 [Tue 8 May 2007 23:17:39]
危娘@主私邸 > (けれど、誰かを殺めると言うのはそういう事だ。解っていた。彼だけでは無い、自分は他の誰かの憎しみの刃で――きっと――恍惚に死ぬだろう未来を。) (だからこその恋。だからこその裏切りの無い慕情なのに。死は自分の上にも平等で、必ず裏切らず与えられるものだから、愛しくて愛しくて焦がれて仕方が無いのに。)  (けれど、彼は違う。相棒の悪魔さえ、違うと言う。きっとヴェイトスの兄も、悪魔の父も、誰もかも。いずれ涅槃の先だけで永劫に出会う事が出来るのに。彼らだってきっと、) ……わか、………ッて…………、る、のにッ…………! [Tue 8 May 2007 23:05:24]
危娘@主私邸 > (何でもない百人の怨嗟は平気なのに、どうして知人一人の憎悪が哀しいのか。) うっ――、うぐ…、…ッ………、えっ、ぁ――、……、ぅ―――、し、よう………、 ど……、しよ………、 あんな………、なんで、あんな所ッ――、に…………、 うぅッ――、……嘘………、嫌ぁ………、あんな、あんな怒って………ッ! どうして………!? (ぐずぐずと虚ろな呟き。最後の言葉は「どうしてあんな所に居たのか」より「どうして会ったのか」の意味のほうが強い。彼の怒りの、無念の、復讐のオーラを肌で知った時、自分にも「どうして」と囁いた。 あの時、あの瞬間に彼の刃を受けていれば。死神に連れて行かれる事が出来たのに。) [Tue 8 May 2007 22:58:35]
危娘@主私邸 > (自身の澱のような記憶の中でも、最強の戦闘士。 彼との三度目の邂逅は、決して快いものでは無かった。追い来る凄まじい殺気より、以前より一層冴えの鋭い異国の武技より、自身の顔を確かめた時の何とも言えない驚愕の表情が忘れられない。あの顔で自身と彼との敵対を知った。) (百人を殺めると、百人の憎しみを背負う理屈を知りながら死に恋をしている己を理解している。自分はあの瞬間、彼の憎しみも負ったのだ。理由は幾つも思い当たった。思い当たるだけの自覚はあって、ありながら人を殺している。安心するように。幸せになるように――。) [Tue 8 May 2007 22:47:23]
危娘@主私邸 > (一層きつく膝を頭とを抱え込み、室内端の闇暗がりに自分を隠蔽させるような絶対拒絶の仕草に、やがて猫娘の方から口を尖らせて離れて行った。) う、――うぐッ……………―――、(ぜいぜいと喘息のような呼吸を吐いて戦慄く肩。何十度と上下させてからきつく唇を噛み締めて顔を上げた。 蒼白い面差しに残る水筋の跡を、室内灯が陽炎のようにつらつら映す。涙と唾液で濡れた硬い頬に黒髪が数筋張り付き、小さな貌はいよいよ死神の体たらくを象る。 乾いて水気のからからな唇を、盛り上がる紅い粒がつう、と伝って顎に滴った。壁隅の闇は全てを庇ってくれるのだろうか。) [Tue 8 May 2007 22:38:35]
危娘@主私邸 > (主人の――正確には主人の取引先の貴族の――私娼館である。天井が低く床が広い。穴倉めいてねっとりと暗く湿った室内のあちこちで、傭兵仲間の男女が身体をくねり絡め合わせている、その片隅。 酒も薬も一欠片も口にせず、先の任務から戻って来るなりめそめそと泣き続ける藍色外套に、「以前から気が在ったの」と獣臭い吐息と共に摺りよって来たのはあの猫娘だった。 先刻から何度も何度も振り払うのだが、そのつど言い寄る力を増しては、湿気にべとついた肌と唇を熱心に寄せて来る。) 放――、とい、て――…、うっ、あ――、ほ………、とい――、てッ――………! (「馬鹿。慰めてあげるって言ってんじゃないさァ」) (額の傷の上をぬるりと粘液が這う。命のある生暖かさに嫌悪感の倍増。 両手を交差するようにして頭を膝の中へ抱え込む。) [Tue 8 May 2007 22:18:38]
危娘@主私邸 > (「んもう、何泣いてんのさァ、さっきからァ――、」)  (こんなにきつく膝と頭とを抱えて縮こまって居ても、獣人のぬるつく舌は、ほぐすように肘の隙間を割り入り、頬をざらりと舐め回す。 いやいやと激しく首を振ると、猫娘の唾液とは違う涙の粒がばらりと散った。) っ…、ち……、あっち、行、て――、  行……て―――…、ッ…………、 (腕をぶんと脇に振るようにして熱い身体を邪険に避けた。 一瞬怯む気配。それでも暫くもしないうちに、最初の姿勢を改めて硬く結ぶ自分の膝に、本物の猫撫で声で寄り添ってくる。) [Tue 8 May 2007 22:08:16]
お知らせ > 危娘@主私邸さんが入室されました。 『うぐッ――…、え、ぇえっ…、ひぅ――ッ、…、』 [Tue 8 May 2007 22:00:20]
お知らせ > 緑色外套さんが退室されました。 『――娘が戻ってきたならば、悪魔は何処と無くうれしそうに撤退するのであった。』 [Mon 7 May 2007 00:58:16]
緑色外套 > (『あたしのせいなの?』 そう、相棒の娘は言った。 ガシガシと頭を引っ掻き回す。 どうすれば良いのだろうと思う。 ――あまりにも馬鹿馬鹿しい事実だが。どうも自分は、あの娘を喜ばせたいらしい。  「難しいと思うけどなあー?」) 五月蝿ェよ。俺ァ――俺の、好きなようにやるだけだ。 ソイツがァ、悪魔ってェもんだろう?(違うか、と問うて悪魔はカカ、と軋んだ嗤い聲を漏らした。 無理に嗤ったためか、少々かすれてはいたが……少なくともこの場に、その違いをわかる人間はいなかった) [Mon 7 May 2007 00:45:39]
緑色外套 > (『別にぃー』 その気の無い返事にケッと舌打を一つ。 外套の内に首を埋めるようにして、悪魔は娘の向かった水牢の方向を睨む。 ――何が起きているのか、悪魔の視力では把握できない。 だが――大丈夫だと思う。思わなければなるまい。 相棒を待っているのだ。 心配するのと無事を信じる―信じる。嫌な言葉だ―ことは義務である、らしいと悪魔は考える。 だというのに、思考はグルグルと頭の中を廻っていた。 )チッ……テメェが妙なこと言うからだぞ、この野郎……(『でもさァー。その右肩、あの娘にやられたんでしょー?』 指摘されて、思い切り顔をしかめた。 先日の暗殺騒ぎの際、相棒の少女に突かれた傷だった) [Mon 7 May 2007 00:35:15]
緑色外套 > ――……心配しちゃ、悪ィのかよ?(『別にぃー。アンタにゃ似合うよ』 けけ、と笑う猫娘に溜息を一つ。いい加減落ち着くべきだと思ったのか円匙を抱えて悪魔は座り込んだ。 闇夜に煌く青い鬼火が、じっと暗い水面を睨む。 彼女が戻ってくるのを待つように。  『でもさー』 猫娘は言う。 『なんであの娘にご執心なわけー?』)……別に。俺が気に入ってるからじゃァ、駄目なのか? 良いじゃねェかよ、俺ァあいつの相棒なんだぜ? [Mon 7 May 2007 00:23:30]
緑色外套 > (――相棒の娘が始末に向かってからというもの、緑色外套の悪魔は、合流地点を落ち着かない様子で歩き回っていた。 共に待機しているのは猫の獣人ほか数名。 彼らはジットしているか、眠るようにしているか、酒をあおるかなのだが――悪魔は落ち着かなかった)…………ったく。面白くねェ……(『心配なのかい?』とかなんとか、散々からかいつくされた後だったり。 ――そう、なんとも情けないことに、自分は心配、している。らしい。 あの娘を。 相棒を) [Mon 7 May 2007 00:16:16]
お知らせ > 緑色外套さんが来ました。 『――水牢から離れた、合流地点』 [Mon 7 May 2007 00:13:56]
お知らせ > 緑色外套@裏路地さんが帰りました。 『――翌日、円匙で頭を叩き割られた死骸が五つ、大通りに放置されていた。』 [Sat 28 Apr 2007 02:35:58]
緑色外套@裏路地 > (――つまりは、捜査の撹乱。 あの船の上で起きた虐殺の凶器。 虎男に死を与えた二つの凶器のうち一つ。 そして、それと同じ凶器を用いた――連続殺人が起きたら、捜査員はどうするだろう? どう思うだろう? 或いは、あっというまに真実に辿り付くかもしれない。逆に気にしないかもしれない。 だが、そう言った駆け引きを想像し、悪魔は『面白い』と思った。 思ったら、行動するだけだろう。 カカ、と軋み聲を上げて嗤い、己の得物――円匙を持ち上げる)条件はさっき言った通りだ。 カウントは、よろしく頼むぜ?(嗤いながら、悪魔は歩き出す、とりあえずは――手始めに、五人。 五人だ。 もっと多いほうが良いか? それとも好くない方が? まあ良いさ。 時間はまだある。 恐らくは) [Sat 28 Apr 2007 02:35:24]
緑色外套@裏路地 > (悪魔には小難しいことはわからない。 ただ。 猫の獣人から、雇い主の商売相手が捕まったという噂を聞いた。 いや事実なのか? 悪魔は真偽を確かめたわけじゃあない。 ただ、まあ、となれば、少々動くのが早くなっただけだ。 構うものか)……あン? 別に良いだろうがよ、死体が見つかったって。その方が面白いからな(蒼い鬼火を細めながら、心底楽しそうに悪魔は嗤う。 ただ――……。ちょっとした気紛れだ。 あの虎男の死骸は見つかっただろう。それに、船の上で繰り広げた虐殺も、この件を調べている何者かは知ったのだろう。 そして恐らくは、それを受けて――あの娘も、相棒も動くはずだと、そう思うから)……かき混ぜてやるのも、悪くはないだろうさ。 [Sat 28 Apr 2007 02:31:33]
緑色外套@裏路地 > ――『ゲーム』をしよう(薄暗い路地の奥。月や星の灯りも届かない暗がり。入り組み、薄汚く、誰も近寄ることの無い――アングリマーラの掃き溜め。その奥で、緑色外套の男は、黒い影のような男に、こう告げた。 『ゲーム』をしようと)別にヴェイトスだけってェわけじゃァねェだろ?(カカ、と軋んだ嗤い聲が響く。耳障りな騒音であっても、それを咎めるものはいない。 目前の影もまた、無言で見返すだけだ。 「条件は?」 その視線の意図は、ただそれだけ。 悪魔はおどけたように腕を組み、そうだな、と思案する素振りを見せて)円匙で、適当に――とりあえずは五人から始めるってェのでどうだ。 ああ、死体は隠さなくて良いぜ? 見つからなくっちゃァ意味が無ェからな。 [Sat 28 Apr 2007 02:27:45]
お知らせ > 緑色外套@裏路地さんが入室されました。 『――……一方の悪魔と言えば』 [Sat 28 Apr 2007 02:23:00]
お知らせ > 危娘@カラ河/昼さんが退室されました。 『(背を向けると、小さな啜り泣きが背中を打った。)』 [Sat 28 Apr 2007 02:16:35]
危娘@カラ河/昼 > (河から上がり、濡れ鼠のまま数歩歩いて、振り返った。)   (川縁の少年と、目が合った。) [Sat 28 Apr 2007 02:15:17]
危娘@カラ河/昼 > (正体は兎も角、場所は知らなければならないな。 ぼんやりと仕事への感情に戻る。 カプール卿の安否や連れて行った正規兵(だろう)の正体など、大して如何でもいい。主人だって馬鹿じゃない。切られる前に、蜥蜴の尾自らが千切られなければ身を滅ぼす。   いずれ死が――、誰にせよ、また増えるのだろう。 また骨が河へ流れる。) [Sat 28 Apr 2007 02:13:42]
危娘@カラ河/昼 > (忙しなく移動する猫目をつらつら見つめ、表情はそのまま、首を僅か斜めに傾ける。)  ……………………………………――、物好き。 (ぽそり。)  ……『えらい人』の、精神力……とか――…、信用するん、だ……?  (猫娘の金色の毛並みがぶわっと逆立つ。概ね自分達の雇用主――貴族や商人やら――達が、巡回衛兵だか自治兵だか官警に捕縛され、薬の出所を恫喝声で詰問されたそれだけで根を上げない理由も無い。いくばくの日々もしないうちに、売主が悪いと全てを白状してくれることだろう。彼らは辛い目も痛い目も怖い目もめったに会ったりしないのだ。) ………………………、場所と正体、解、…る?  (端的な台詞。最も必要で最も難しい本題だ。 けれど猫娘ははっと細い瞳孔を見開いて、たちまちだっと来た道を戻り始めた。みるみる豆粒のように影が小さくなる。 言外に「慌てる前に仕事しなよ」と言ったのが気付かせたらしい。彼女の鼻なら、貴族の匂いを追えば、あるいは彼の居場所――連行された場所にたどり着けるかも知れない。) [Sat 28 Apr 2007 02:06:44]
危娘@カラ河/昼 > (ずぶ濡れの衣の裾をぴしゃ、と払って立ち上がると、街の方から、自分を目指して走りよって来る見覚えのある影が見えた。 近付くに連れ、はっきりする姿形が安革鎧を身に付けた猫化の獣人だと教える。傭兵の一人だ。それだけで既に憂鬱なのに、猫娘の表情が只事じゃないと語っている。) ……………………………………、何。  (ぜいぜいと寄って来る猫娘に、ぷつり、単調に尋ねる。声も顔にも変化が無いのは精神力の忍では無く、奇異の感情も表に出難い理由だけがそれ。)  (「や、やばいよ! 今、情報が廻ってきたんだけど、何かちょっと前に、カプール卿がパクられてたらしいんだ!」)  ……―――、カ――…、…誰。 (眉を潜めると、猫娘の声は苛立ったようにキンキン高ぶった。 「馬鹿!旦那様のパトの一人だろ! やばいよ、やばいって。どうせヤクってるトコでも捕まったんだぜ。 そりゃブツはナジャの紋入りのままだし、それに――、」) (キンキン声は此処で僅かにトーンを落とした。) (「あ、あんたの事とか怖がってるから、迂闊には喋らないと思うけど――、」) [Sat 28 Apr 2007 01:47:31]
少年@カラ河/昼 > (女性の昏い瞳が、不意にほんの微か歪んだ。) (「………その時まで、生き、な」 [Sat 28 Apr 2007 01:35:22]
少年@カラ河/昼 > (ざんぎり髪の襟足が項に張り付いたのを、そっと後頭部に取り払って、女性は紅い水の中に膝を抱えるようにしてぎくしゃくと座り直した。 つう、と音も無く、ずぶ濡れの白い貌が内緒話でもするように近付いた。匂いのしない吐息がそばかすの鼻先に掛かっても、少年は女性の両瞳を見たまま身じろぎもしなかった。) (「だけど、それは今じゃないよ」) (少年は、ふと。この女性も誰かを亡くしたのでは無いか、と思った。何でこんなに寂しそうに見えるんだろう。喋るんだろう。)  (「いつかあんたも、お母さんと会える日が来る。 最期は、誰にでも必ず、平等にやってきてくれるものだから。  けれど、今じゃあ、…無いね。  …だから、その時まで――…、」 [Sat 28 Apr 2007 01:33:24]
少年@カラ河/昼 > (お母さんに会いたい。言葉にした。 女性の瞳がすう、と動いて自分の顔の上で停止した。) (「お母さんに、会いたいかい?」) (繰り返す。頷いた。 喧嘩のことを謝りたかったし、辛いカリーが食べたかった。)    (女性は哀しい唄でも歌うように、「そう――、」と言って。)   (ぬう、と濡れた両手が持ち上がる。 少年の砂汚れの頚椎に、つらつらと雫の光る指が触れた。  指は、冷たかった。) [Sat 28 Apr 2007 01:19:23]
少年@カラ河/昼 > 「――大丈夫?」)  (白黒の女性は疑問符を付けたか付けないか解らないぐらいの発音で聞いた。少年と、骨に。 お母さんです、と話すと、ゆらりと項垂れるように頷いて、同じ緩慢さで顎を上げた。感情の欠けたような無表情の面差しが、何故か荒涼めいて、寂しそうに見えた。今日の自分のように。) (知らない女性は、視線をゆっくり彼方に巡らせて首を停止させた。ぽつぽつと水気の無い音階が言葉を紡ぐ。「大丈夫。」) (今度は疑問符が無いように感じられた。的確に。) (「あんたの母様は、これからはもう苦しむことも、辛いことも無い。幸せになれる筈さ。安らげるよ。これからずっと――」 [Sat 28 Apr 2007 01:12:53]
少年@カラ河/昼 > (黄昏色の瞳が瞬きもせず少年を見た。それから、のろのろと重ねた二組の指に。 人形のように滑らかで硬い骸骨色の五指が、水の中でするりと離れた。 女性を見上げて。指を開いた。 母の骨は、息子の指の下に守られて、さらさらと水に溶けて行くところだった。) [Sat 28 Apr 2007 01:02:16]
少年@カラ河/昼 > (顔が湿った砂に埋まる刹那、水音はもっと近くから、もう一つずつした。 ぱしゃぱしゃと駆け寄る音。ばしゃんと水に伏す音が。)  (わっ、と男達が今更気付いて道を避ける千鳥足が、歪む川水の中で見えた。  母の骨を隠した自分の手の上、自分よりもっと細く白い両手も。)  (のろのろと顔を上げた。 たちまちぽたぽた雫が大量に落ち、濡れ鼠の景色の近く、紅い光景を背後に、すう、と持ち上がった白い貌が見えた。ヴェールのように身体に絡み付く長い髪も、藍色の異国の衣装も彼と同じにずぶ濡れていた。) [Sat 28 Apr 2007 00:56:59]
少年@カラ河/昼 > (三十分が過ぎた。一礼して御坊が去る。) (一時間が過ぎた。祖母が瞳に哀しみを溜めて帰路に着く。) (二時間が過ぎる頃には、辺りはすっかり濃い夕暮れ色に染まり、紅い水面の中で、母の骨は、殆どが水に砂糖が溶けるようにカラの水と融合して流れて行っていた。じっと睨むように見つめる先近く、母の喉仏が最期に残った。)  (顔を上げた。 紅い日と河上の向こうから、駱駝飼いらしき風体の二人組の男が談笑しながら此方へ歩み来る図が見えた。膝を付けて母を見守る少年に気付く風情も無い。おろおろするうちに、水跳ねの足音はすぐ近くまでやってきた。) (お母さんが! ――咄嗟に骨を庇うように浅い水に身を丸めた。) [Sat 28 Apr 2007 00:48:47]
少年@カラ河/昼 > (その代わり。少年は骨の行方を見守る事にした。死骨を食らう人面鳥避けの御守りも、霊体を清め浄化するまじないのオニキス飾りも買えなかったから。貧乏とはそういう意味も含んでいた。葬儀すら出せないかと思ったほどだ。幸い家中をひっくり返すと、台所のかめの中に油袋で包んだ貨幣が見付かった。母が少年の為に貯めてくれていた金だった。引き換えの重労働に、母は疲弊して逝ってしまった。ありがとうも言えない。余計な事をしないで、と悪態も付けなかった。付く相手は今、砂の上で静かに河の流れに身を委ねている。) [Sat 28 Apr 2007 00:33:25]
少年@カラ河/昼 > (御坊が下流のほんの川縁へ立ち、少年と祖母を呼ぶ。彼らの埋骨所だ。父の葬儀の時も同じように同じ場所に骨を置いた記憶を思い出そうと勤めたが、途方も無い喪感に適いはしなかった。)  (「さぁ、骨を置いて下さい」) (御坊が川縁を指した。 祖母がぼそぼそと項垂れたまま、視線で促す。) ――嫌だ!  (少年は、母の袋を強く掴んで反発した。袋を抱き締めて、一歩後退する。 だって、もし誰かが河に入って、母の骨が踏まれでもしたらと思うと。)  (「大丈夫ですよ」 御坊が言う。 唇を強く噛むと、ガサガサの薄皮がはがれて肉の味がした。 父と母を一緒の場所に置いてやらねば、母が一人になってしまう。 指示に従うしかなかった。 岸に近付き、袋を逆さにする。 母の脊椎が、頭蓋骨が、大腿骨が、喉仏が、あばらが落ちて透明な水の下の砂に落ちた。) [Sat 28 Apr 2007 00:25:11]
少年@カラ河/昼 > (呆然としたままの息子の心を置き去りに、母の身体は火葬場で焼かれ、今日の正午を過ぎて漸く、御坊が遺骨の袋を持ち帰ってくれた。十三日と四日後の斎式(葬式)だ。御坊の他に、祖母と彼しか居ない葬儀だった。 母の入った袋を持たされた時、肉親の喪失感が十歳の背中をどっと襲い、河へ着くまで殆ど夢遊病のようにして歩いた。悲しいより、寂しい。寂しいより、悔しい。 もっと生前、母にしてやれる事はなかったのだろうか。男もくたびれる農家の下働きは重労働で、いつも関節が痛いと零していた母の肩を、ほんの少しでも叩いてやれは出来なかったか。) (人が死ぬと言うことを、初めて知った日だった。 寂しい葬列が、カラ河に昼を過ぎたころ到着して、夕日を映す水面が役目の一つを果たさんと静かに待ち構えて居る。 きらきらと光る雫が、酷く目に染みた。) [Sat 28 Apr 2007 00:14:10]
少年@カラ河/昼 > (彼が三つになるかならないかの頃、流行病で父が藁葺き寝台の上で眠るように逝ってからは、女手一つで育ててくれた母だった。 アングリマーラでは、家族を養うためにほんの子供も、時には泊まり込みで働きに出る。母が粗末な上でうつぶせるように斃れた時、彼は奉公先の商家の丁稚として、郊外の商隊(キャラバン)に使いで向かった最中だった。 たかが平民の丁稚小僧に親の訃報を知らせる者も無い。戻ったのは次の日の夕方で、母はもう腐り始めていたと言う。 「お父さんのほうがきれいだったよ―、」 遺体確認に立ち会った祖母が俯くようにそう言った。母を看取るは居なかったらしい。 苦労だけさせて、苦労を背負わせたまま、逝ってしまった。 少年の黒くこけた頬に、年齢に不釣合いの引き攣るような後悔が浮かんだ。母とは家を出る前に、昼食の献立の事で喧嘩をして飛び出してきたのだった。 もう謝ることは出来ない。彼が辛くて嫌だとけちを付けた香辛料のきつすぎるカリーの、あの口の中がひりつく味が懐かしかった。 ――口にすることはもう無い。) [Sat 28 Apr 2007 00:01:56]
お知らせ > 少年@カラ河/昼さんが来ました。 『(少年の母が死んだ。)』 [Fri 27 Apr 2007 23:40:49]
お知らせ > 緑色外套さんが退室されました。 『――いつか、アンタに殺されてやるよ』 [Mon 23 Apr 2007 01:43:05]
緑色外套 > (悪魔は其の言葉に、どう思ったのか。そうか、と頷いた。 そして嗤った。 カカ、と。 軋んだ聲を上げて。 いつか――いつか、そう言われたことがある。だから。 それを嗤って。)言ったろう? ――俺は、いなくなったりしない(円匙を、ゆっくりと背中に納める。 そして、かつてした約束を、もう一度告げよう) [Mon 23 Apr 2007 01:42:48]
お知らせ > 黒いサリーの娘@ハレムさんが退室されました。 『(大事な人が、) …何処へも行かないように。 (喉を切り裂くと、あの美しい紅が上がった)』 [Mon 23 Apr 2007 01:40:45]
黒いサリーの娘@ハレム > (言葉を途切らせて。薄く首を振る。客の一人が何を思ったか「うひょお」と奇声を上げて飛び跳ね、着地して地面へ瞑れた。宴も終焉に近い。女の命も。 風前の女にゆらりゆらりと近付いて行く。背中から、つらつらとか細い掠れ声。) ―――――…生きていて、欲しくないんだ。 グレイブさんに。  (女の前に、ふらり。達する。ぴくぴくと痙攣する瞳が見上げるのが、己の影の中で酷く印象に残った。 彼女の弾かれたダガーを、かしゃり、拾い上げる。) [Mon 23 Apr 2007 01:39:00]
緑色外套 > ――なあ、危娘(肩の傷。痛み。女へ与えた死。手の中の円匙。全てが空虚。 だから、確かめたいと思った。 彼女の言葉を聴きながら、口を開く)――俺は、邪魔だったか? 傍に、いない方が、良かったか?(もしもそうならば、と。想像することが耐えられなかった。 悪魔なのに。悪魔のくせに。 そんな程度のことが、耐えられなかった。 娘を見つめる蒼い瞳は、困ったように細められる。 そうでなければ良いと、思いながら。 そして、重ねて、問うのだ。 それは、己に対しても)……俺は。 アンタに――何をしてやれる? [Mon 23 Apr 2007 01:31:34]
黒いサリーの娘@ハレム > (紅い酒に酩酊する主人や客の殆どが床に座し、或いは褐色の腕を絡めあって横倒しになり、快楽に夢心地の凶宴の中。ぼう、と立ち竦む。白い肌が寒々しく目立つ影。風も無いのに、頼り無げにふらふら揺れるサリーの裾。 がきん、とダガーごと弾かれて、遠心力から女が壁まで飛んで行く。血の糸が暗がりの中で、やけに鮮明に目立った。 ――女の姿を限りなく寂愁を含んだ黄昏色が二つ、追って。悪魔を見た。 彼は、解らない。あの虎人も、ナジャも、プリー老も、誰も解って居ない。 哀しみのような笑みが、淡い紅を引いた薄唇に浮かんだ。 ふらり、ふらり。一歩一歩近付いて。悪魔の肩にそっと手を触れよう。自分の放ったダガーが刺さった箇所から溢れ出る血を、傷付いた手指で絡め取り、低い呟き。歌うように。哀しげな。) ―――…、あたし、と。死を。  …分かたないで。 だいじ、な…、グレイブさん。 (掌に溢れるどろりとした紅。何時だって、庇って欲しくなど無いんだよ。――死からだけは。) (ゆっくり目を上げると、悪魔の肩の向こう、壁際に叩きつけられた女が蠢くのが微か見えた。死の間際の痙攣だ。それでも腹では、根の国にはまだ、遠い。 彼女がもし手だれなら。自分に死神を見せてくれたのかも知れないのに。 彼女に目をやりながら、もう一度囁いた。) ――……、あたし、は……, [Mon 23 Apr 2007 01:26:43]
緑色外套 > (悪魔には。 その潜入した刺客の動機なんて知らなかった。 彼女が何を求めてここに忍び込み。何を求めて短刀を投擲したのかなんて知らなかった。 関係の無い事だった。 だってそうだろう? だってそうだろう。 だってそうじゃないか! 目の前の、この女は、自分の背後にいる相棒へと刃を向けた。 なら――自分が、彼女へと円匙を振るうのに、それ以上の理由は無い、筈だ)……危娘……ッ! (娘の名が、自然と口から紡がれる。 大丈夫という言葉。一瞬だけ、口から安堵の息が漏れた。 ――自分が死ぬ気はないし、そして娘を死なせる気もなかった。 少なくとも。少なくともだ。 それは守りたいとか、そう言った感覚ではなくて。 きっと独占欲に近い、醜い感情だ。 悪魔はそれを醜いとも思わなかったけれど。 女の叫び声を、無感情に悪魔の蒼い眼が見つめ返す。 握った円匙を振り上げて、その腹部へと打ち込もう。 そのまま、吹き飛ばされてしまえと、その意思を込めて、そして――)…………グ、ぁ……ッ!?(右肩への、熱を持った感覚。――それが、相棒によるものだと、気付いたとき。 悪魔の顔に、喜びとも悲しみともつかない、名状しがたい表情が浮かんで、消えた。 残るのは、笑み)――それが、望み、か。――危娘? (拒んではいない。 受け入れるような、言葉) [Mon 23 Apr 2007 01:12:22]
黒いサリーの娘@ハレム > ( 庇ってくれた。 悪魔の肩を目掛けて。 ) [Mon 23 Apr 2007 01:05:12]
黒いサリーの娘@ハレム > (素人技だ。すぐに知れるのは、水平にした手の甲の右上半分、その肉の半ばまでしか刺さりきって居ないからだ。 どんよりと曇った瞳の客が、主人が、鈍重な動作で身体を揺らす。異常事態の認識も無いらしい。 ――それでいい。血を、死を見て悲鳴を上げたり、『愉しがった』りするひとびとだ。血の滴る腕を主人の顔前に構えたまま、俯いて。) ―――大丈夫。……これじゃあ、死ねない……よ。 (視線をまっすぐ前方へ向けると、調度天窓から注ぐ月光の下、円形の光を浴びて、見覚えのある女が凄まじい形相で主人と自分を睨んでいた。照らし出された踊り子服と夜の照明。まるで舞台のように整った世界だ。ぼんやりと思う。 何時の間に紛れ込んだか、彼女の褐色の肌と金髪はナジャの娼館で見た美貌。主人の仇討ちにでも来たのだろう。決死の潜入は、だけど、これじゃあ、誰も殺せない。――安らがせには出来ないよ。)  (ずるり、刺さったダガーを引き抜いて。彼女と自分を分かつ悪魔をひっそりと見上げた。 彼もまた。こんなに。身近な誰かの死が怖いんだと言っているのに。 ぼたぼたと液体――血液が黒いサリーをもっと濃く染め上げる。 あの虎人の吹き上げた血を思い出させた。 ずきんずきん。緩慢に激痛を伝えてくる腕をゆっくりと――振りかぶる。 「あんたさえ居なければ――、」 ナジャの恋人が叫ぶ。褐色の腕にも次のダガーが握られていた。 だから、そんな腕では。誰一人涅槃へ導けないよ。優しい人。) ―――、 (瞬き一つ。女が我武者羅に投擲したダガーの軌跡を半ばまで見て。 自分も握った腕を振ろう。) [Mon 23 Apr 2007 01:03:56]
緑色外套 > ―――危娘……ッ!! (叫んだ。――次の瞬間、考えるより先に身体が動く。 のろまな己を、これほど呪ったことはない。 背中の円匙を引き抜きながら、娘の目前へ。 否、娘を庇うように、だ。 もしも彼女に――悪魔の瞳を見る余裕があれば。 彼が。 今までに無く――本当に、取り乱していることが見て取れたろう。 悪魔らしくない、ことに) [Mon 23 Apr 2007 00:49:52]
緑色外套 > ……アイツは、わかろうとしなかっただけだ。(ぼそり、と呟いた言葉。それが、半ば自己欺瞞であるのは理解している。 『理解しようとしなかった』『理解しよろうとして理解できなかった』 結果は同じだ。 まったく同一。 そして彼女は、また諦めてしまうのだろう。 そう思うと、悪魔は堪らなくなった。 どうにか――どうにか、娘に。 娘に。彼女に。 其処まで考えて、悪魔は一瞬、愕然とした。 自分は彼女に、どうなって欲しいのだろうか。 ――■せになって欲しい―― 否だ。 否。 否だ。 それは、なんて。なんて悪魔らしくない思考! ……己の、あまりにも忌々しい思考を、振り払うように歯を食いしばった。)(ああ、幼子というのならば、そうかもしれない。 悪魔にとって一番大切な存在は、彼女なのだから――その相棒を傷つけたとなれば……。 いや、と。悪魔はぎこちなく首を横に振った)……多分。きっと、俺の方が困らせてるな。――でも。 ……その。 俺は、傍にいるから、危娘の――(それは彼女が、悪魔を拒まない限り。 そして伸ばされた腕を眼で追って――) [Mon 23 Apr 2007 00:47:58]
黒いサリーの娘@ハレム > (その腕が、主人の眼前につう、と持ち上がった時点で。)  (前方からひゅう、と飛来したナイフが手の甲に突き刺さった。) [Mon 23 Apr 2007 00:39:34]
黒いサリーの娘@ハレム > …………、あの虎のひと、も………言っていた、ね……。 (死の刹那の、瞳が。 『お前たちは、何でそんなに楽しそうなんだ』『何て楽しそうに死を繰るのだ』、と。驚愕のように訴えていた。彼はもう居ない。ナジャも、プリー老ももう居ない。――彼らを抱いた優しい死の翼は、一体誰がもたらしたものだったのか。 ――忘れない。自分の腕に篭もる手ごたえを。虎人は、ナジャは、プリー老は安らいだだろう。苦しまなくて済む世界へと行っただろう。どれほどの幸福か解らない。嬉しいと思った。「良かったね」と、言ってあげたかった。  それでも、彼らも、悪魔も気付かない。解らないんだ。  ―― 一番、死が欲しいのは。世界の中でたった一人、自分だけ。)  (悪魔の瞳がぬめぬめとした熱気の闇の中で歪む。幼子のような蒼い光に、彼が傷付いているのだと、薄く解る。 可哀想に、円匙の悪魔。言葉など死に取り付かれた娘の前には、殆どの意味を成さぬのに。人間のように、まるで悩んで。) …………、ごめん。 ……………困らせ、た………。 (薄い。本当に剥離の微笑を瞳に含んで、つら、と立ち上がった。 腕をふらふら持ち上げる、と。) [Mon 23 Apr 2007 00:37:42]
緑色外套 > ……その。 俺は、……危娘の傍にいたい、と。 そう思ってる。 だから――……(俺は。自分は。悪魔、グレイブ・ガードナーは。)……――どうして、やりゃァ、良い? [Mon 23 Apr 2007 00:24:18]
緑色外套 > ……いや、危娘のせいじゃあ、ないな。 少なくとも。そういうつもりで俺ァ、言ってるわけじゃァないんだが(ああ、いや。結局はそうなのかもしれない。頬を引っ掻いていた手は、いつのまにか髪を引っ掻いている。考えている時のクセ。上手く言葉が廻らない。 娘の呟きは、喧騒に遮られながらも、辛うじて悪魔の耳に届く。 ああ、何と説明すれば良いのだろうか。 悪魔にはわからなくて。 それは彼に経験が少ないからでもあり、『面白いか否か』でしか物事を判断できないからでもあった。 ただ)……俺には、危娘の言ってることが、最初。よくわからなかったんだ。――だから、わかりたいと思った。…………それァ、いやなことだったか?(その行動が、思考が。彼女に『自分のせいだ』と思わせ、そして諦めを抱かせてしまったのであれば。悪魔は――そう悪魔が、だ!――何処か、怯えるようにして彼女へと問いかける。 彼女は『面白い』とは感じない。それは――そう、確か、何時だったか聞いた筈だ。 ぐし、と一度髪を引っ掻き回した後、掌で顔を押さえるようにする。 混乱していると、自分でも自覚する。 ――どう言えば、娘に、少女に。己の相棒に。応えてやることができるのだろうか)あ。っと………俺は。(口を開いても、何を告げれば良いのかわからなくて。 だけれど、決して娘を責めたり、拒絶したり、そう言った意志を示したいわけじゃあないのだ。 なんと言えば良いのだろう。なんと言えば良いのだろうッ! ) [Mon 23 Apr 2007 00:21:53]
黒いサリーの娘@ハレム > ……『彼ら』が、そう思っているわけじゃ……、ないっ……て、…解ってる。 [Mon 23 Apr 2007 00:15:08]
黒いサリーの娘@ハレム > …………、(陶器に皹が入る光景のような、薄い笑み。) ………あたし…、の、せい…………?  (相変わらず理屈の多い悪魔の言葉に、昏い眼差しが諦観じみた色を為して微笑み曇る。 彼の言葉にいつも。『面白い』以外の主体性が無いのは知っていた。他はみな自分の印象が基準で、『危娘がそう思うから』『危娘がそう見えるから』と、すべからく”お前のせいだ”と彼は言う。……――だけど、違う。そうじゃない。) (ゆっくり瞼を降ろして、また開く。この距離、この嬌声の中、彼に呟きが届くかどうかは知れないけれど。 不意に憂愁の滲む瞳は、何処か異世界を見つめて、遠く。) ……………、あたしはね、グレイブさん。 ……誰かを、殺める、と、き……、『楽しい』と思ったことは、一度だって無いんだよ。 …………あたしが巻く死が、どんな終わり方をするか知っている。 あたしの感情は、あたしのもの、だよ………。 誰かに死を持って……。優しい…平等な死に迎えられるのを見て………。 (貌を膝の間に伏せる。虎人の貌が眼に浮かぶ。) ………安堵している、のは………、あたしだけ、なんだ……。 [Mon 23 Apr 2007 00:12:58]
緑色外套 > そうだな……。(ふむ、と娘の問いに悪魔は腕を組んで考え込む。その仕草、姿は、この冒涜的な宴の中にあっては場違いなほどに浮いている。 だが、構うまい。この場に悪魔は護衛として以上の役目を持たないのだし――なにより、娘から放たれた問いに、真剣に考えて答えるのは、悪魔の常だった。 彷徨う視線はふと、頭上の天窓を見上げる。月が見えないことに、一瞬だけ眉を顰め、それから諦めたように目を閉じた)……俺にとっては、だ。誰かと命のやりとりをする、ってェ事が、面白いんだってのは、前に話したよな?(――己の考えを一まとめにして伝える。それは、酷く苦手なものだったし、そうして告げた言葉が、そのまま自分の考えた通りに伝わるとは悪魔には到底思えなかったから。やはりいつも通り、ぽつぽつと、自分の思う事を口に出して行く)だから、そォいう事をするってェのが、そもそも『良かった』と思えるし……それに、危娘が喜んでるように見えた、からな(――それは自分にとって良い事なのだと、説明するように。蒼い鬼火が娘へと向けられた。 それから組んでいた腕を解いて、己の頬を引っ掻く。いまだ、自分は何故に死が安らぎなのか、理解はしていない。だが、もしも彼女の言うとおり、死が安らぎなのならば)アイツが、その。危娘の言ってる『安らぎ』ってェのを得られたんなら。 そいつは良い事なんじゃァねェのか?(それは。娘を信じているからの言葉だった。彼女に、どう伝わるかは――正直わからなかったし。悪魔にとっては、少々不安であったのだけれど) [Sun 22 Apr 2007 23:58:47]
黒いサリーの娘@ハレム > ……………「良かった」、か………………。 (周囲より色濃い隧道色の双眸が伏せられた。天窓から微か差し込む月明りが、時折、奇跡か慈雨のように蒼白い頬に振り当たる。 月の恩恵より紅い酒に夢中の貴族達は、酒の色と同じ色彩が連れる安寧を知っているのだろうか。 嬌声の音。つやつやとした太股が傭兵仲間の腰に絡む。 呼吸に苦しい空間の中で、虎人の死の瞬間の映像と、恩恵のような月明りだけが、自分を現世に引き止めてくれる。 ――けれど。) ――…………。ねぇ、グレイブさん。 『良かった』って、何………? [Sun 22 Apr 2007 23:50:20]
緑色外套 > (誰も彼もが欲望に夢中で、他を省みずに饗宴を繰り広げている中で、壁際でじっと佇んでいる姿は、其処だけ暗闇が切り取られたようで。フードの内側から煌く鬼火もあわせれば、まるでサバトに招かれた悪魔のようにも見える。 もっとも、この悪魔にとっては、あまり宴は好ましいものではないようだが)……そう、だな。 うん。俺ァ――まあ、綺麗とか、汚いとか、良くはわからないが――(ぼんやりと思い返す。肉を叩き潰す感触。自分が死ぬと悟ったときの表情。骨を砕く感覚。鮮明に覚えている。飛び散る血の臭いまでも。 だから、娘の言葉に軋むような嗤いと共に答えよう)――良かったよな、凄く(その一点に関しては、やはり娘と悪魔の感覚は共通なのだろう。 暗がりの内でも、悪魔が唇の端を吊り上げているのがわかるだろうか) [Sun 22 Apr 2007 23:37:23]
黒いサリーの娘@ハレム > (元より闇中を見るに適した両眸だ。煌びやかに退廃的な宴の中で、嗤い声はかき消されても、異邦人のような濃緑外套姿はすぐに発見出来ようか。 途方に暮れた迷子じみた視線。頼り無く揺らめいて、床を泳ぎ、宙を滑り、壁にぶちあたって、最期に悪魔に注がれる。) ………あ、の…………、虎の、ひと…………―――。 …………キレイ、だった、ね、ぇ……………? (言葉の末尾は、『その時』を思い出してでもいるのか、恍惚的な響きのそれ。両膝をおずおずと抱え込んで、膝頭に頭の側面をもたれかける。 ――薬の匂いが、記憶の反芻だけで『あの』清潔で忌まわしい血臭に変わる幻想。目をつらり、閉じる。) [Sun 22 Apr 2007 23:31:58]
緑色外套 > (そう言えば、この間は実に面白かった。 悪魔にとっては退屈な饗宴を横目に、ぼんやりと思いを馳せる。 ここのところ『ゲーム』を控えていたのもあり、船に忍び込んで以来の殺しであった、あの虎の男。 死体は海に沈めたが、まあ、いずれ浮かび上がってくるだろう。見つからないとは思っていない、が。 ああ、しかし。――どうして人間と言うのは薬で現実逃避を図るのだろうか。世の中はこれほど面白いというのに。 今もまた一人、主人の隣で、麻薬の口付けを受けている娘がいた。 彼女はこれを面白いと思っているのだろうか。悪魔には、わからなかったが――)………ああ。 危娘の、傍にいる。……どうかしたか?(低い声。微かに掠れ、軋んだような聲も混じる。娘にすぐ傍にいるという事実を知らせる為か、小さく嗤って見せたようだ。ちらと彼女が周囲に視線を向ければ、壁際に立っている濃緑の外套姿を、すぐに見つけることができるだろう) [Sun 22 Apr 2007 23:24:01]
黒いサリーの娘@ハレム > (不意に主人が得意満面に蛮笑を上げ、座の横の――これは本物の――愛妾を抱き寄せた。瑠璃杯を皺唇にあてがい、口移しに妾に飲ませる。19、20歳前後とおぼしき半裸の女の、浅黒い喉が艶かしく上下して、主人下肢の秘薬を飲み干していくさまを、すぐ脇で見せ付けられる背徳さ。 どんよりと思考を遮る香が真鍮の炉から棚引いてくる。 事前に渡された中和剤の効果に感謝するより、意識をもっと他の――『落ち着ける』ことに集中させようとした。瞼を閉じる。)  (――血みどろの虎人の貌が、脳裏に過ぎった。)  ………………、グレイブさ、ん。 ……い、る………?  (薄い胸を二度ほど呼吸に上下させて、不遜な熱気の渦の中で、喘ぐように悪魔の名を呼んだ。) [Sun 22 Apr 2007 23:18:28]
緑色外套 > (溜息を一つ。 部屋中に立ち込める禁断の――いや。もはやこの場において、誰も躊躇うことなく味わっているのならば、それは既に禁じられてなどおるまい。そう、彼らはおおっぴらに、その『阿片』や『大麻』と称される類のものを味わっている。 その場に立ち込める香りは、噎せ返りそうなほど。 そして自分は――悪魔と言う意味では相応しいかもしれないが――何処となく、居場所が感じられないようにも思う。 当たり前か、と微かな軋む音。悪魔の嗤い聲。護衛にとって、主人のパーティの内に居場所などあるわけがない。 それこそ、娘のように妾のような姿を装わなければ。 もっとも、彼女の様子を見る限り、その姿でも溶け込めるというわけでは、なさそうだが)(ス、と眼を閉じる。――彼女が気付いているのかどうかもわからない、というのもあったが。ただ、黙って堪えている姿を見るのも嫌だったから。 期せずして、悪魔も同様のことを思う。 月でも見えれば、多少気分も変わるだろうに、と) [Sun 22 Apr 2007 23:07:44]
黒いサリーの娘@ハレム > (交わされ、重ねられ、稀に浅黒い指から滑り落ちて床で砕ける杯内に満たされた酒に、『何が』含まれているのか知らなかった物じゃない。主人を含む誰ぞから親切に教えて貰った訳では無いが、同じく私設兵に扮した傭兵仲間が交わし合う視線の、不穏さと哀れっぽさを含んだ苦笑いが、液体の中身の正体を告げる。)  (だからと。自分に何が出来ただろう。酒の事実に、何をする資格や義務があっただろうか。雇われ傭兵は雇われの分を果たせば良い。――今のように。非常事態に備えて、主人の黄金の座の脇にひっそり従い、ヴェールの下から客達に目を配らせる以外に。 蒼白い額に汗が滲み、冷たい雫が珠になって滑り落ち、ヴェールに染みる。 此方に絡み付く相棒の悪魔の視線ですら、今はどろどろとした人の気配に混じって怖ろしい。 唇を噛んで、きっ、と前方の闇内を見つめた。) [Sun 22 Apr 2007 23:00:37]
緑色外套 > (薄暗い空間。立ち込める熱気。欲望。妖しげな香。着飾った女たち。それを目当てに集う男たち。じりじりと焼かれる油の臭い。 まるでサバトだ、と。緑色外套の悪魔は思った。 それは本来、彼にとって好ましい光景のはずだ。 人としての――言葉持つ者が育んできた理性。 その箍が外れる瞬間。 そして爆発する感情。 堕落して行く魂。 どれもこれも、悪魔にとっては歓迎するべき風景であり、現象であり、そしてそこに集った人々は愛すべき対象だ。 脆弱で、狡猾で、欲望に従順な人間。悪魔にとって、それはとてもとてもとても楽しい、玩具の筈だ。 ――だが、あろう事か、この悪魔はこう思うのだ。『つまらない』と)(面白いと思える事とて、無いわけじゃあ、ない。 着飾った少女――相棒の姿を見るのは、これが初めてだ。普段の娘ならば、何かと理由をつけてこういった格好はしないのだろうけれど、それを見ることができたのは、喜ばしいことに違いない。こういう状況でなければ、だが。 俯いてしまった娘は、恐らく此方に気付かないだろう。 ほんの少し身じろぎをし、わざと背に負った円匙を揺らす。 かろん、と小さな金属音。客人から咎めるような視線が向けられるが、悪魔は気にした様子もない) [Sun 22 Apr 2007 22:49:02]
黒いサリーの娘@ハレム > (一つきりの天窓に、蒼白い――濃密な闇の中で良く目を凝らすと、妾衣装に不釣合いに古い傷跡塗れの――腕をつぅ、と伸ばすと、肘に巻いた蒼石(サファイア)細工の銀鎖の重みで、だらり、呆気無く落下する。 膝へ戻った己が腕をぼう、と見つめて、紅紗のヴェールの下から細苦しい吐息。高く結い上げた髪が、飾られた真鍮細工の蓮の花が酷く重たい。主人の傍ら、ひっそりと腰を降ろした姿勢から指先一つも動かし難い。まるで囚人になったような気分になる。自分が扮しているのは、彼のハレムの女であり、囚われ人では無い筈なのに――。)  (主人――商豪アブジャル・パウロの私設ハレムは、彼の大棚と同じに広く、暗がり深い。陽の当たらない取引を行うに相応しいと主張する場所のように、黒々の色が支配する穴倉。 客達――招かれの貴族の仮面が鈍く光る。四隅に炊かれた魚油の灯篭以外の光源の無い世界で、有機的な熱気がぞわぞわ汚らわしい。 ――黒紗のサリー姿の傭兵は、頼り無い腕を己が両肩にぐっ、と廻して俯いた。 天窓から、月が見えない――。 気持ちが悪い。) [Sun 22 Apr 2007 22:41:45]
緑色外套 > (ハレムのパーティにおいては、いささかどころか、とても無粋ではあれど、それが黙って立っているのであれば――やがては誰も気にしなくなっていく。まるで調度品か何かのように。 その緑色の外套の男が、まさにそれであった。 フードの内、暗がりから覗く蒼い鬼火は、気遣わしげに黒いサリーの少女を追いかけている。 先日、彼女は体調を崩したばかりだ。 ……大丈夫だろうか、と) [Sun 22 Apr 2007 22:36:14]
お知らせ > 緑色外套さんが来ました。 『――その傍に控える無骨な長身』 [Sun 22 Apr 2007 22:33:55]
黒いサリーの娘@ハレム > (含み笑い。紅い唇。真鍮と羽細工の柄持ち仮面。 波璃の杯から血の色の酒が零れ、濃紺色の床に散る。  眩暈は、緩慢――。) (今すぐ空を見たい。月がきっと出ているのに――。) [Sun 22 Apr 2007 22:26:01]
お知らせ > 黒いサリーの娘@ハレムさんが入室されました。 『(空が見たい。)』 [Sun 22 Apr 2007 22:23:40]
お知らせ > マドゥー@港さんが退室されました。 『男の叫びが港に木霊した。』 [Sun 22 Apr 2007 13:54:23]
マドゥー@港 > ガダルッッ!!!(完全に浮き上がる虎人の遺体…その前面に致命傷となったであろう、十時傷をさらして…。) [Sun 22 Apr 2007 13:54:05]
マドゥー@港 > (投げ入れた花が、波に揺られこちらに流れ着いてくる様を何とはなしに見つめる…)……?(その花の傍ら…誰ぞが捨てた絨毯の類でも浮いているのかと思った。色あせた、橙の毛色……ぷかり…と浮かんできたそれは、大柄な人の形を有しており…)………ま…さかっ…! [Sun 22 Apr 2007 13:50:21]
マドゥー@港 > (それでいい…それでいいのだ。再度、繰り返し反芻した。当面は、アングリマーラでの事件を解決せねばならない。)……アブジャル・パウロ…か。(先日死亡したプリーから、直ぐにその名にたどり着いた。元はしがない中流商人だが、最近、異様とも言えるほどの業績を伸ばしている。黒い噂は絶えず、私設の傭兵団も所有しているらしい。部下の一人が、絶対怪しいと主張してやまなかったのだが…) [Sun 22 Apr 2007 13:30:48]
マドゥー@港 > (これで、あの少女に、より強く、ステアの存在を植えつけることができた。まだ、ヴェイトスにステアは居る…と。逃亡を目撃し、その後に平穏が訪れたと言うなれば、自然と記憶は失われるというものだ。)…しばらくお主に花を手向けることはできそうにないがな…(ぴっと、片手に持った花を海に投げる。それはステアではなく…マドゥーの記憶に色濃く残る漆黒の少女に向けて…) [Sun 22 Apr 2007 12:37:36]
マドゥー@港 > (しかし、それでいいのだ。目的は“吸血鬼ステアの記憶をヴェイトスから消さぬこと”。狂言であろうが何であろうがかまわない。だからこそ、ステアに対し最も憎しみを募らせているであろう人物を探した。そこで浮上したのがエルザファームの名前。大半の人間は居場所を特定することはできなかったが、一人、入院中の人物を見つけることができた。それならば、と病院へと足を向ければ…思ってもみない相手に出会うことができた。) [Sun 22 Apr 2007 12:32:18]
マドゥー@港 > (宝石が日の光を反射しきらめく。無数の亀裂が乱反射を生み、返って元よりも美しい光を放っていた。吸血鬼ステアが死んだ…その事実を病院にてVPHの少女に伝えた際、彼女はどう捉えただろうか?十中八九、狂言の類と認識されたのではないだろうか?)…こいつを見せられればせめて良かったのだがな…?(苦笑しつつ、宝石に目を落とす。フォカロ王に証拠品として提出する必要があったため、渡してしまうわけにはいかなかったのだが、すぐに警備を呼ばれてしまえば見せ付ける暇も無かった。) [Sun 22 Apr 2007 12:25:47]
マドゥー@港 > …忘れられた女だと……確かお主はそう言ったな…(船着場にて、海の方を見遣りながらそう呟いた。片手には砕けた宝石。アングリマーラでの事件に奔走する日々が続いていると、ふとヴェイトスで関わった者たちのことを忘れがちになる。)忘れぬ、ことが肝要だ…(ステアのこと、VPHの少女のこと、エルザファームと呼ばれた施設のこと……) [Sun 22 Apr 2007 11:38:51]
お知らせ > マドゥー@港さんが入室されました。 『死んだ女より もっと哀れなのは…』 [Sun 22 Apr 2007 11:23:49]
お知らせ > マドゥー@港さんが退室されました。 『そして、がらがらっと引かれる荷車…』 [Mon 9 Apr 2007 23:14:25]
マドゥー@港 > これで、全部…か。(どさり…と、最後と思われる死体を荷車に放り込んだ。何かがやはり飛び散った気がしたが、もうどうでもよくなってきた。)ナジャと、兵士の遺体には保存の魔術を施しただろうな??(昨日王城へ持ち運んだ二人の死体のことが、この異臭の中でふと気になった。ここで、首を振られたら、いかにする、と思ったが、幸いにも青白顔は軽く顎を引いた。) [Mon 9 Apr 2007 23:13:54]
マドゥー@港 > (青白い男が無言で首を振れば、そうか・・・、と小さく呟いた。正規兵と私兵は決して近しい存在ではない。この死体回収の仕事自体もそうだが、ガダル一人では奔走するだけして、碌な情報も得られずに帰ってくるかも知れぬ。) [Mon 9 Apr 2007 23:09:51]
マドゥー@港 > ナジャ商人との関連も気になる…。ガダルはなんと言っておった?(もう一人の部下、巨躯の虎人には仕事を頼んであった。ナジャ商人が刺し違えたと思われる正規兵の割り出しだ。個人の割り出しが不可能でも、当日、この周囲の警邏担当ぐらいは分かるのではないだろうか?) [Mon 9 Apr 2007 23:03:57]
マドゥー@港 > 手練れ…だな。(武術の腕が…というものではない。この犯人は、“このようにして人間を処理する作業”に長けている…そう推測した。)“……ナゼ?”(青白い男が珍しく首をかしげながら囁くように問うた。それに、陥没した頭部を指先でなぞるようにしつつ言う)この曲線を見よ。非常になだらかだろう?これほど、力の分散しやすい形態の得物でこれだけの死体を築き上げる…そう、誰にでもできることではない。(力が集中し易いからこそ、破壊が生まれる。究極の形が刃や針だ。) [Mon 9 Apr 2007 22:57:24]
マドゥー@港 > (本来、自分らに死体回収などの義務はないのだが、“先に手を出したのはお前たちだ”と、正規軍からケチをつけられたためやむを得ず、こんな下働きのような真似をしている。)…これも、頭部か…(続く、遺体を見下ろせば、先ほどのと同じ、頭部を見事なまでに粉砕されたもの。他にさしたる傷が見当たらないのを考えるとおそらくは一撃のもとに葬り去られたのだろう。) [Mon 9 Apr 2007 22:47:38]
マドゥー@港 > (一日置きっぱなしというのはまずかったか…そんなことを思いつつ、このアングリマーラの気候の影響か、早くも腐臭漂い始める異体を一つ、無口で青白い肌をした部下と共に荷車に載せた。ここはナジャ商人が所有する船舶が数隻停泊されている港区画。先日のナジャ自殺(?)事件と同日に発生した虐殺事件の現場だ。)……ぬぅ……(遺体を持ち上げた際、頭側を持ってしまったのがまずかった。でろんっと、潰れた頭蓋より垂れ下がる脳髄が腕に張り付き、顔をしかめる。) [Mon 9 Apr 2007 22:38:51]
お知らせ > マドゥー@港さんが入室されました。 『荷車を引いてきて…』 [Mon 9 Apr 2007 22:32:54]
お知らせ > マドゥー@治安維持隊さんが退室されました。 『現場の遺体は王城へ…』 [Sun 8 Apr 2007 23:06:28]
マドゥー@治安維持隊 > (書かれた通りの自害では無いか…。聞けばこの商人の船舶が停泊する港でも、雇い人や、船乗りが数人惨殺される事件が起きているらしい。関連が無いと考える方が不自然か…)ガダルよ…すまぬが、一度正規兵に当日の警邏の状況を尋ねてきてはくれまいか…?(すっと立ち上がると虎人に言う。“俺がですかい?”っと嫌そうな顔をされるも…頼む、といえば肩を竦めて部屋を出て行く。)…ザハルよ、俺とお主は死体運びだ…。(大臣の私兵は決して人材豊富とはいえない。たった3人の現場調査なれば、その後始末も自分らの役割…) [Sun 8 Apr 2007 23:05:55]
マドゥー@治安維持隊 > (血が…少なすぎる。)…………(正規兵は甲冑を身に着けていた。当然、普通の刃で刺し殺すには甲冑の無い部位…主に喉元を突くしかないだろう。同じく首を掻き切って死んだナジャの血しぶきはああも派手に飛んでいるというに、この兵士のものは…) [Sun 8 Apr 2007 22:58:53]
マドゥー@治安維持隊 > 阿片ともなれば、確かに王兵も取り締まらんとするだろうな…(正規兵の遺体の傍らにしゃがみこみつつ呟く。このアングリマーラにおいても、許可の無い阿片の取引は重罪だ。ただし、官憲の目を盗み、裏で扱っている者達は決して少なくは無いのだろう。このナジャ商人は運が悪かったというべきか…)……ん?(…遺体に手をかけ、違和感に気づく。) [Sun 8 Apr 2007 22:51:36]
マドゥー@治安維持隊 > こやつは王兵か?見覚えはあるか?(もう一つの死体…それは自分には見慣れた甲冑…、正規軍のものを身に着けているようだった。問いかけに対し、相棒の二人はそろって首を振る。)“正規軍に知り合いはいやせんからね…”(今、通報を受け現場に調査に来たのは自分ら三人のみ、正規兵は動くつもりは無いらしい。大臣は治安維持に私兵を投入するしかないというのが現状だ。無論、治安維持に貢献する正規兵も皆無では無いわけなのだけれど…それは自分らとは全く別組織ということになる。) [Sun 8 Apr 2007 22:48:01]
マドゥー@治安維持隊 > (言うとおり…と言ったのは、こうした事件が頻発している、といった報告に対して。着任早々、こうして一つお目にかかれたわけだ。)派手にやったものだ…商人にしては天晴れな散り様、とでも言おうか…(壁一面に染まった赤を見ながら呟いた。遺体の側に、阿片取引が官憲に漏れ自害を決めたとの内容をほのめかす文書が見つかった。ならば、この商人は自身で喉を掻き切り、果てたということになる。首を吊るならばともかく、中々できることではない。) [Sun 8 Apr 2007 22:41:36]
マドゥー@治安維持隊 > (で、あるならば、当然直属の私兵である自分にもその仕事が回ってくるわけで…(正確に言えば、職を失ったのでそちらに組み入れてもらった形なのだが…)…先日より市街警邏を含め、こうした事件の捜査にも参加するようになった。最近、頻発していると耳にした商人の殺害事件…その一つを本日初めて目の当たりにすることになったわけだ。)“被害者はドグラ・ナジャ…宝石商です。”(虎人がマドゥーに説明する。商人同士の争いや強盗などによる、この類の事件はここアングリマーラでは決して珍しくは無い。王は放置しているものの、最近件数が急増しているとの報告を受け、人の良い大臣はこの状況の改善にも努めたいらしい…) [Sun 8 Apr 2007 22:35:16]
マドゥー@治安維持隊 > 確かに…お主の言うとおりだった。(港地区にある娼館の一室、最近行動を共にすることの多い、巨躯の虎人と青白肌の悪魔…名をガダルとザヘルというのだが…と共に足下の二つの死体を見下ろしながら言った。自分が勅命に失敗し王属から外され、元通り大臣の下へ戻った今、主な仕事は大臣の意向による国内の治安維持…簡単に言えば警察任務であった。諸外国には全くの無法地帯と思われている土地柄だが、無論、法はある。ただ、王はそちら方面への政策はほぼ丸投げ状態であるので、必然と大臣にお鉢が回ってくるというわけだ。) [Sun 8 Apr 2007 22:28:17]
お知らせ > マドゥー@治安維持隊さんが入室されました。 『娼館の一室…』 [Sun 8 Apr 2007 22:18:34]
お知らせ > 藍色外套@港近辺の娼館さんが帰りました。 『(夜が明けて残されるのは、二対の死骸と血判状。)』 [Sun 8 Apr 2007 00:32:27]
藍色外套@港近辺の娼館 > (至近距離で浴びる鉄錆感。 安堵の恍惚感に目を閉じる。)  ―――…………、そして、こんにち、は……。『安らいだ』ナジャ。 [Sun 8 Apr 2007 00:32:22]
藍色外套@港近辺の娼館 > ( 私室の壁に、麗しい紅が鮮やかに弧を描いた。  『生きていた』ナジャ商の喉を、噴出孔に。 ) [Sun 8 Apr 2007 00:28:45]
藍色外套@港近辺の娼館 > (つらり。月明りがフードの半面の笑みを静謐に映した。) さぁ。 ……―――――さようなら。生きているナジャ。 [Sun 8 Apr 2007 00:25:22]
藍色外套@港近辺の娼館 > (親指がべっとりと血糊の筋を引いて、書状から外れた。 娼婦の控え室や客室に焚き染めた眠り薬もそろそろ効き目を失くす頃合だ。) (汗みどろのクルタの背を撫ぜ続けながら、窓の外へ視線をやる。一応耳を済ませては見たが、交易船から騒ぎの気配は既に無い。 ――姿勢を直し、フードと覆面とを強く引っ張り上げて。しゃがみ込んでいるナジャ商を見下ろした。)  [Sun 8 Apr 2007 00:23:50]
藍色外套@港近辺の娼館 > (―――……虚脱状態の青年の親指の先をダガーで傷付け、用意の書状に血判を押印させながら、藍色外套は開いた手でそっと彼の背を撫ぜてやった。) ………だいじょう、ぶ………。 あんたの、こと、は……『殿』からちゃあんと、聞いてる、よ…………。 (つぅ、とけぶるような笑い方に、微塵も感じられない悪意と害意。放心の恐怖に彩られた飴色の、邪気無く弧を含む隧道色の、四つの光がかち合って揺れる。) あんた………、アマウラ、から………、身寄りとか、無い……、孤児や…浮浪者を『密航』させて…………、獣使いや死霊使い、に…『材料』として、売ってたんだっ……て…………?   (にっこりと。間近から柔和な笑顔。) ………あんた、優しい、ね………? そんなに、沢山の人、を………、安らがせて、あげた、もん、ね……? [Sun 8 Apr 2007 00:17:51]
藍色外套@港近辺の娼館 > (クルタの袖を掴むと、「ひぃ!」 喚いて力任せに振り払われ掛けた。) ――あぁ…、もう、手間を――、 (フードの中の柳眉が僅かに潜められ、隠し持った左手に銀光が煌いた。 ―――ぴたり。直1秒で褐色の喉淵に突きつけん。銀細工の湾曲ダガーは、主人が裏金を渡した私兵から手渡された彼自身の物。) ――大人しく、して―――、…ね?  (そお、と汗の匂いの強い耳元で囁くと、 ひくり、彼の喉仏が上下した。透明な雫が皮膚の上を滑るのが横目に見える。 青年商は完全に停止した。) [Sun 8 Apr 2007 00:03:14]
藍色外套@港近辺の娼館 > (……相棒が用意した工作死骸を無造作に床に放ると、それが合図のよう、青年商は半狂乱に窓のほうへと身を翻した。 逃げられまい。窓が嵌め殺しなのは調査済みだ。けれど椅子でも持てぶち破られ、通りへと大声でも張り上げられたら面倒である。 舌打ち、覆面の下で一つ。折角きちんと「幸せ」になれるようにしてあげるのに。) …………、ん、で……、逃げるん、だか………。 (肩を竦めると同時に、狂人の体の男の背中を、床に伏せるような形の疾走で追う。 すぐに腕の端なりと掴めよう――。) [Sat 7 Apr 2007 23:53:57]
藍色外套@港近辺の娼館 > (かつ――。 靴音が停止する。 頬を、額を、背中を、心の奥を冷たい汗が滑り落ち、身動きも出来ない青年のすぐ目の前。靴音の主は既に迫った。 手を伸ばせばフードさえ剥ぎ取れるような距離の関係の中、視線は、歪に絡み合って沈黙を落とす。 良く見るなら、目の前の影は自分の腰ほどまでしか無く、身体付きと来たら糸杉じみて頼り無く細い。すっぽり全身を覆った外套の裾が、蝙蝠の羽のように、さらり、揺らめく。 淡い月明りを正面に受けて、侵入者はいっそ儚いほどか弱く見えた。) (なのにナジャ青年が動けないのは、藍色影から発する戦闘士独特の乾いた殺気が吹き付けるのとは別に、理由がある。 影は土産をも持って来ていた。 ――右手に引きずり、絨緞に皺を寄せて存在する、既に事切れた正規兵姿の男である。息がもう無いぐらいは理解できた。) [Sat 7 Apr 2007 23:46:48]
藍色外套@港近辺の娼館 > ………ワイン、を…、注ぐ者は、もう誰も、居ない。 (つらり。艶の無い娘声が、言葉を紡ぎながら青年に一歩。 かつり、無機質な靴音。) ……守る、者、も……、もう、居ない。 (かつり。もう一歩。) ……………一人ぼっちのドグラ・ナジャ――………。あんたには、もう、何も、無い…………。これから臨む、安寧以外、は…………。  [Sat 7 Apr 2007 23:34:26]
藍色外套@港近辺の娼館 > (きぃ、と扉が軋んで。全開する。 カーテンを開けたままの窓から注ぐ月明りが、つら、と幽鬼の足取りで室内へ踏み込む侵入者の輪郭を、ほんのおぼろげに映し出した。 酷く小柄なヒトカゲは、室内の薄闇に置いても尚、保護色めいた藍に染まる。目深に被ったフードの下から覗く黄昏色の双眸、静謐に。 覆面代わりに口元を覆った紅紗の布から、哀しげな声が囁くよう。) ――………、あんたに、………………、 [Sat 7 Apr 2007 23:30:28]
藍色外套@港近辺の娼館 > ( [Sat 7 Apr 2007 23:26:11]
青年商豪@港近辺の娼館 > (彼は商才はあったかも知れないけれど。) (剣持て、誰ぞと争いを起こした経験はまるで無かった。だから気付くのに遅れた。 館内の異様な静けさと、もう一つ、彼にとってこれも全く馴染みの無いものの正体――立ち込める血臭に。) [Sat 7 Apr 2007 23:24:04]
青年商豪@港近辺の娼館 > ―――…………ん………?  (まだ若い青年商の色濃い眉が潜められ、訝しげに窓近くに顔を寄せる。 良くは解らないが――、今、確かに、船の辺りで何か蠢く影が見えたような――。何か、船の縁の辺りで。) (首を振る。…気のせいか? 近頃働きすぎて疲れているのかも知れない。何にせよ荷はこうして無事に着いたじゃないか。途中に海賊の類に襲われる事も無く。難破に会うわけでも無く。先程の影も、見張りの誰かが浮かれふざけて海に落っこちたのを這い上がっただけかも知れない。 仕様の無い部下達だ。後で叱っておかなきゃ。商人にしては御人好し然とした面差しが苦笑の形に笑んだ。 ――と、ゴブレットの中身が切れたのに気付く。明け離しの扉を振り返った。) おぉい、誰か――、ワインをもう一本―――、 [Sat 7 Apr 2007 23:20:46]
青年商豪@港近辺の娼館 > (壁際に寄り、絹紗のカーテンを片手で避けると、嵌め殺しの窓から温い闇に浮かぶ己が交易船が、波に揺られて微か見える。 今回の品は宝石の他に何だったか。真珠、蒼石(サファイア)、紅石(ルビー)、真鍮、銀、金、瑪瑙に翡翠に波璃細工。それからアマウラ農商から買い寄せた各種果実酒――。 ゴブレットを口に運びながら、脳内で忙しく収益の計算を弾き始めた。 そんな折。) [Sat 7 Apr 2007 23:12:06]
青年商豪@港近辺の娼館 > (ドグラ・ナジャは宝石商だ。 硬い金髪は短く刈り込まれ、枯茶色のクルタの袖からは、同色近い褐色の腕が覗いて皺が無い。 16歳にして雇われ店子から成り上がり、その商才と先天的直感で、めきめき頭角を現して行った実力派である。 特に真珠の交易を得意としていた。) [Sat 7 Apr 2007 23:05:09]
お知らせ > 青年商豪@港近辺の娼館さんが来ました。 『(屋敷内。二階の私室件執務室。)』 [Sat 7 Apr 2007 22:57:24]
お知らせ > 緑色外套さんが退室されました。 [Sun 1 Apr 2007 04:28:07]
お知らせ > 危娘@カラ河さんが退室されました。 『(今の涙は、恍惚か。それとも―。)』 [Sun 1 Apr 2007 04:27:03]
危娘@カラ河 > (『また泣いているのかい、危娘』) (呼吸の耐える夢想の中、優しい声が死出へと導いてくれそうだった。) [Sun 1 Apr 2007 04:26:23]
緑色外套 > (――そして、悪魔は娘を殺せなかった。今はまだ。なのか。これからも。なのか。 力の抜けた少女の身体。喉から手を外し、そっと抱きしめてやる。 ――そのまま、幾瞬かキスを続けた後。その体を、肩に担ぐようにして、抱き上げた)――……これでも、やっぱりアンタ、一人だって――言うのかねぇ……(ぽつり。呟いて、悪魔はゆっくりと歩き出した。娘が目覚めれば、白いベッドの上で。傍らに悪魔が円匙を抱えて座り込むように、眠っているだろう) [Sun 1 Apr 2007 04:23:16]
危娘@カラ河 > (剛腕に吊り上げられるは、脆弱に軽い肢体。殺した男の死骸がどさり、大地へ潰れ落ちる。 五臓六腑の断髪魔。肺筋の収縮が弱くなって行く実感。首吊りの姿勢から一息に引き寄せられて、ますます体内器官が滅茶苦茶になりそうだ。は、は、――は。短く洩れる呼吸音。悪魔の顔や胸に掛かる冷たい息。苦しい。優しい。黒い世界がもうすぐ開ける。) 駄目…………、ッめ…………、も、っと…………ッ………! (いやいやをするように首を振り、がくがく震える指を悪魔の胸にひしと廻そう。もっと黒を。もっと闇を。もっと完璧な安堵を。重ねられた唇は、冷たい渇き。やがてぐったりと全身から全ての力が抜けるだろう。堪らなく幸福そうな蒼白な面差しの、そのままに。) [Sun 1 Apr 2007 04:18:07]
緑色外套 > (首を絞めながら、悪魔は娘の体を持ち上げる。――朧な月に捧げるよう。腕の力だけで、その軽い体を。天へと掲げる。――その腕に添えられる、頼りない指。幸福そうな顔。たまらず、悪魔は彼女を引き寄せた。――カカ、と悪魔は軋み声をあげる。 己の手の中に、彼女の命があるという事実。だから。だから。悪魔は嗤ったのだ。 最も大切な存在を壊そうとする快感。死という存在を分かち合っている感覚。 唇の端がつりあがる。 娘の、今にも果てようとする顔を覗きこみ。――僅かに口から通う空気すら塞ごうというように。唇を重ねようか。 そのまま、娘の意識が無くなるまでの間。 長い時間をかけて。 キスを) [Sun 1 Apr 2007 04:04:02]
危娘@カラ河 > (乾いた皮膚が、柔らかく喉を包む感触。じわりじわり。込められる力に――、)(望んでいたDeath 柔らかいDeath いとしい、いとしい、いとしい、残虐。  今すぐ包んで。完璧なDeath ) (かぁ、と身体中を目眩るめく、耐え難い恍惚感。くう、と閉じられる黄昏色の双対。喉が反れ、重量感をもつ髪がどさり、背から大地へ流れる。おぼろげな月明りを露になった顔に貯めて、娘が浮かべるは、凄絶なほどの喜悦と安堵。) …あッ、――ぁ、………………、……、(はく――、と掠れ行く唯でさえ弱い呼吸音。何をどうやったらこんなに幸福そうな表情になるのか。そんな陶感の薄紅色をぽお、と頬に浮かべて。ぎりぎり。締められる喉。きりきり。甘く痛む肺。呼吸が、今、途切れる。死神の腕が、見てみたい。――もっと欲しい。もっと。悪魔の両腕、惰弱な力で握り締めん。喉はいっそう冷たくなって。汗が一筋、つらり落ちる。ひくり、と痙攣する背中。悪魔の腕で、緩やかな――、死が、) [Sun 1 Apr 2007 03:51:14]
緑色外套 > (悪魔は、一瞬だけ躊躇した。否、或いは躊躇せずとも、娘を今ここで、殺すことはできなかっただろう。それは彼女の信頼を裏切ることになるのか、どうかは、わからない。 ただ、娘が死へと恋をしていること。その事実を、悪魔は理解できずとも、認識し、納得をした。 だから、腕を伸ばす。 無骨な、手。 細く白い娘の首など、折れてしまいそうなそれで。優しく其処を包み。ゆっくりと、確かに、優しく、力を、こめ、て。こめて) [Sun 1 Apr 2007 03:40:27]
危娘@カラ河 > ( 死へ恋すること。死神の腕に抱かれること。永劫の安寧を掴むこと。その全てに黒い理解を示すこと。それはすべからく、) ( それは緩やかなDeath 分かち合うDeath 今すぐに )  (孤独感と嫉妬と、懐かしい誰かの言葉の反芻に潤んだままの瞳から、今は目の前の悪魔に対する涙がつと落ちる。微笑んで。) (フードを払う。黒髪が流れ、砂にべとりと汚れた白い喉が露になる。つい、と一歩歩み寄ろう。)  ……もし、グレイブさんが、死神のように抱いてくれるなら。 (白い喉が。ぬらぬらと闇の中で濡れ光る。つう、と伸ばした外套の腕が、悪魔をゆらり、幻想の動きで手招いて誘わんと。) ……………ちょうだ、い………? [Sun 1 Apr 2007 03:36:51]
緑色外套 > ――俺じゃあ、無理なのか? [Sun 1 Apr 2007 03:26:17]
緑色外套 > (――生憎と、悪魔は悪魔で、死神ではなかった。死を与える職務であり、そして死を葬る職務であっても、死を司るものではなかった。――ただ。彼女は気付いているか、いないかは、わからないが。 悪魔は拒絶をしていないのだ、ということを。理解しようと、しているのだということを。娘は気付いているのだろうか)……そうだな。続くのかもしれねェな。 死んだ後。……そうだな、あるのかもしれない。 俺は単に、知らないから、無いんだって思ってただけだ(カカ、と悪魔は嗤う。そうだな、ともう一度呟いた。死んだ後にも何かある、と思ったほうが。ひょっとすれば面白いのかもしれない。いや、面白いに違いない。だけど。だから)……でもな、危娘。――俺ァ。俺は、生憎と、死神じゃあ、無い。 だから、アンタが抱きしめて欲しいと言ってる奴じゃあ、無いんだが(ばり、と悪魔は頭を掻いた。 それは、拒絶ではなくて。拒絶ではなくて。寂しいといった娘に対して。悪魔は、こう告げる) [Sun 1 Apr 2007 03:26:09]
危娘@カラ河 > ………あたし………。寂しいの……。 [Sun 1 Apr 2007 03:13:51]
危娘@カラ河 > (悪魔の蒼い瞳を見つめる。「あの街」に在って、最初に魅了された誘蛾灯の蒼の色だ。膝を折りそうにさえなった、あの美しさだ。初めて見た時に、死神かとも思った。事実彼は死と直結する仕事を担った。) (彼となら、と。 思った。誰もかも笑いながら、優しく、きっぱり拒絶する死恋の道を、理解し合えてくれるのでは、と思ったのに。) (緑外套が近付くのを許して、藍色外套は首を振る。儚い笑みは、そのままに、おぼろ。) …………あたしにも解らない。………けれど、終わりでは無いかも知れないよ。 「その先」があるのかも、知れない、よ………? ねぇ、グレイブさん。 (娘は悪魔を「ふらり」と見上げ、正気の瞳で、狂人の言葉を、真摯な姿勢で口にした。) 死の後にも、道はあるのかも…知れない、よ………? (全ての絶望と言われた場所。全ての安らぎが行き着く涅槃。けれど「その先」は?死出の門の先はあるかも知れないじゃないか。) ねぇ、グレイブさん…………。あたし…………、死神と言うものがいるなら………、その人に抱き締めてもらいたい。………冷たく、暖めて欲しいの………。 (欲望は、可憐なほどの切実さ。儚げな吐息と共に悪魔に懇願する。) [Sun 1 Apr 2007 03:12:36]
緑色外套 > 悪ィな。――もっと、こう。わかりやすく言えたら良いんだが(だが、わかりやすく言おうとすれば、たった一言『死にたく無いわけじゃない』になってしまう。それじゃあ、多分、娘の求めている答えではない、だろう。 ばり、と赤毛を引っ掻いて、悪魔はカカ、と軋み聲を上げた。――寂しい眼。それに、寄り添うよう、ほんの少し距離を詰めて)終り、終りか。……そうだな。死んだ後を知らねェから、だな。俺ァ、悪魔で。だからまあ、魔界やらなにやらってのを知ってるわけだが。――別に、だからって死んだことがあるわけじゃァ無い(殺したことはあるけどな、と付け加えるように呟いて)だからヒトは神だとか仏だとか、わかんねェ代物を信じるんだろうが。……死んだ後にゃ、どうなるんだ? [Sun 1 Apr 2007 03:00:25]
危娘@カラ河 > ……いつも、さ………。理屈、多いよ。グレイブ、さん………。 (そう呟きながらも、「すう」と笑って、顔を上げた。悪魔を振り返る。若しかしたら彼は意外に繊細なのかもしれない。自身の持つ感情一つ、この愚鈍な脳に伝えてくれようと言葉を必死に繰ってくれる。  けれど、それじゃ。満たされない。 悪魔を見つめる瞳は、儚い笑顔。なのに切実な感情を秘める。諦観のような、哀しみ。絶対孤独の傭兵娘に一番似合いの、あの眼差し。) ………グレイブさん。死は、どうして終わりだと思う? ………なぜ、その先に何も無いと、考える…? [Sun 1 Apr 2007 02:53:45]
緑色外套 > 死にたく無い? ってェのは――死ぬのが嫌、って事か?(その問いに、悪魔は首を捻って考える。娘の問いだ。真剣に考えよう。――別段、彼女に気に入られるような答えを、というわけではなくて。彼女からの問いだから。真面目に考えるのは当然のこと)死ぬ。死ぬか。終りがくるってェ事だよな。――楽しいことが終わっちまうのは、そりゃあ嫌なことだと、俺は思う。思うが。――でも(悪魔は、自分なりの考えを、つたないながらも伝えようと試みる。娘に対して、真剣であったから)終りは、来るもんだろう?  だから。――嫌じゃあ、無ェな。死にたくないわけじゃあ、無い [Sun 1 Apr 2007 02:47:14]
危娘@カラ河 > 死にたく無いよ、ね。  (藍色は、緑色を見ないまま、つらりと口にした。いつもの掠れた、水気の感じられない声で。 彼のことだ。彼はどんなにも。「死にたくは、思っていない」んだ。) [Sun 1 Apr 2007 02:41:26]
緑色外套 > ……そりゃ、アンタが気付いてないだけだ(呆れたような、悲しむような、声だった。呟いた悪魔は、緑色の外套を翻し、そのまま娘と並んで共に歩き出す。色違いの、背丈の離れた、外套二つ。 傍から見れば、親子や、兄妹にも、見えるかもしれない。 見えるかも、しれない。 ――心は、どうなのか、わからないけれど)……少なくとも、俺は。俺ァ――アンタの、傍にいたいと、思ってるぜ?(――彼女にとって、自分は不要、なのだろうか?) [Sun 1 Apr 2007 02:34:56]
危娘@カラ河 > (彼の言う『相棒』は、今、ひたりと足を止めて悪魔を振り返った所だ。 濃紺の夜にあって尚影深く落とす半顔は、擦り切れたフードから覗き見える右の黒瞳を合わせて、不思議な表情を浮かべて見つめる。哀しいような。寂しいような。無機質のような。縋るような。迷子の子供のような、そんな視線。) ………………………………………ひとり、だよ。 (「いつも。」とは口にせず、首を戻すと、死骸を引きずってまた歩みだすだろう。曇天の下。月は今日も、今夜も見えない。此処に救いは、無い。自分の。) [Sun 1 Apr 2007 02:30:34]
緑色外套 > (訂正)……相棒が、一人で歩いてりゃ、気にするもんだろ?(カカ、と夜闇に響くは軋み聲。 死者の群が存在する場所であるからこそ不気味に響くが、娘を気遣うような様子も、含まれていた。 傍らへと、並ぼうか) [Sun 1 Apr 2007 02:23:15]
緑色外套 > ……相棒が、一人でしゃがみこんでりゃ、気にするもんだろ?(カカ、と夜闇に響くは軋み聲。 死者の群が存在する場所であるからこそ不気味に響くが、娘を気遣うような様子も、含まれていた。 傍らへと、腰を下ろそうか) [Sun 1 Apr 2007 02:20:18]
危娘@カラ河 > (つら、と、乾いた頬を落ちた涙が、外套の地面の砂を弾いた。顔を上げる動作は、長い吐息のような緩慢さで。) ……………………な、ぁに……………?  (こちらも夜に良く溶ける、濃緑の外套への返答も、間を数秒置いてぽつり。) [Sun 1 Apr 2007 02:12:14]
緑色外套 > (墓守は仕事を果たしに来ただけであった。 己が殺した者。或いは誰かが殺した者。そうして肉と骨と糞尿の詰まった塊となった人間を埋め、或いは流す。 それが墓守の仕事。 だから今日も、そうした者たちの死体を片付けて。――そこで、娘に気付いたのだ)……どうしたよ、こんな所で(娘が怯えないよう、驚かないよう。声をかけてから、近寄ろうか) [Sun 1 Apr 2007 02:09:21]
お知らせ > 緑色外套さんが入室されました。 『――その背後に、立つ』 [Sun 1 Apr 2007 02:03:44]
危娘@カラ河 > (耳の中で優しく繰る誰かの声の妄執に、半開き、虚ろ隧道色の瞳から、新たな雫がどっと溢れた。) (他の名前も知らない誰かには、こんなに簡単に腕を広げて抱き締めるのに、死神は選るかのように自分だけ弾いて去って行く。 『殺されたい』んじゃない。『生きていたくない』んじゃない。ただその冷たい手に。永劫の安寧に全身を委ねたいだけなのに。たった一つ、それが願いなのに。) [Sun 1 Apr 2007 02:02:10]
危娘@カラ河 > (こんなに愛しているのに。)      (どうしてまだ死は迎えに来てはくれないのか。) [Sun 1 Apr 2007 01:54:58]
危娘@カラ河 > (『また泣いているのかい?』) ………………う………、ん…………、 (人相も知れないほど目深に被ったフードと、その下は、白痴よりも無残な無表情でこっくりと上下に蠢いた。引きずる亡骸よりも白い頬は、何もかも乾燥した砂の大地に置いて、そこだけぽつんと寂しく濡れる。道行きの途中で、何度死体を抱き締めたか解らない。心臓に耳を当て、鼓動の停止を確かめて、ほっとして。 それから何とも激しい嫉妬心と孤独感に苛まれる。そんなことを繰り返して、何度。) [Sun 1 Apr 2007 01:53:30]
危娘@カラ河 > (冷たくなっていく男が、死神に降られた経緯は良く知らない。主人の宝石に手を付けた、とか。愛妾と逢引きしていたのだ、とか。胡乱な意識の外側から、傭兵仲間の声達が面白おかしく噂した。手を下したのは自分だった。 大きな椅子に不機嫌そうに腰掛けた主人が指を振り、男を追って闇街の中へ身を躍らせ、通路に追い詰めて。) (哀しそうな男の顔。飴色の瞳に、自分の無情な面差しが酷く間近に映っていた。彼にとって最期だ。全ての。 葬送も「ついで」の仕事だった。鞭で凪いだ男の喉の辺りは、最初こそ勢い良く黒血を噴出させていて、体は死への抗いの痙攣を繰り返していたけれど、もうこんなにも冷たくなる。 柔らかい死に絡め取られて。かわいそうな、ほど。) [Sun 1 Apr 2007 01:45:45]
危娘@カラ河 > (カラ河へ続く霧深い道を。その乾いた砂の上を。ふらふら続く足跡がある。) (足跡は、熱帯の夜の下にただ一人ぶん。ぽつぽつと、一定に開く右左の靴底きり。共連れと言えば、片手に引いた既に物言わぬ亡骸しか無い。 足跡の主と死骸は、砂を引きながら河への道を渡って居た。 夜の保護色。藍色の外套の裾が砂塵に翻り、頼りなげな足元を舞い上がる砂が容赦なく掬う。 だんだんと。血の温みを無くしていく名前も知らない誰かの腕を引きながら、反対の腕で目元を擦り、まるで幽鬼のようにはらはらと歩む人影は、存在しているのかも危ういほどに儚い光景。 顔を上げると、ぬらりと真っ黒な深淵が先に見えた。河は近い。引いている男の魂の、涅槃への道行きも。きっと。) [Sun 1 Apr 2007 01:33:34]
危娘@カラ河 > (夏のような笑顔が良く似合うその人の。柔らかい声が甦る。   いきかえる。) [Sun 1 Apr 2007 01:14:43]
お知らせ > 危娘@カラ河さんが入室されました。 『(『また泣いてるのかい、危娘ォ―?』』 [Sun 1 Apr 2007 01:13:09]
お知らせ > 危娘@マウーラ城門前さんが帰りました。 『(両手で覆う顔の内で、「ごめんね」と誰かに囁いた。)』 [Fri 30 Mar 2007 00:13:08]
危娘@マウーラ城門前 > (あの街で最も易しいもの。最も汚すことのできないもの。泥濘の中で輝るもの。美しいアレクシス。) [Fri 30 Mar 2007 00:11:51]
危娘@マウーラ城門前 > (首を捻るように顔を背けて南東へと目を走らせると、絢爛たる王宮を越えて、視界の遠く荒涼の大地。その向こうにヴェイトスの灯が仄く見える。薄く柑子色の色彩が、今一番……恐らく、今一番謝らねばいけない人の髪の色を思い出させた。竜胆と銀竜草の瞳。逞しい癖、傷付き易そうな白い皮膚。背後から聞こえる蛮声に其処だけ似て、屈託無く良く笑う。陽の光の似合う人。光の世界の人。愛しい、愛しい、哀しくなるほど愛しいのだ、と今でも思う、夏の匂いのする誰か。) (はったと構えて、見つめる視界がぼやけて行くのが理解出来た。眩暈のせいでは無いのも解った。) [Fri 30 Mar 2007 00:09:24]
危娘@マウーラ城門前 > (どうどうと縦張り太鼓の轟きがする。鈴の音と、箱琴の短い拍子が、遠く耳に木霊する。胡乱な意識はいよいよ核を無くしつつあって、夜の中へ崩れ流れて行きそうだ。) ( こんなに大切に思う人々が出来たのに。大事に思ってくれる人がやっと、やっと出来たのに。 自分は未だ、一人ぼっちだ。世界の誰一人にも認められない恋慕を抱いた、絶対孤独。 ただ、一言でいい。「死は優しいよ」「死は安寧だよ」「死はきっと、誰からも愛されるようになるよ」。そんな愚鈍な言葉の数々に、「そうだね、そうなるといいね」と口の端だけでも同意してくれたなら、その真意が知れて居ようと、自分に対する分相応とわきまえて、それで何処までも愛しさを得られたのに――。) [Thu 29 Mar 2007 23:58:39]
危娘@マウーラ城門前 > (この世とあの世の誰よりも大事な人々の、誰が「そうだね」と言ってくれたのか――。) [Thu 29 Mar 2007 23:47:22]
危娘@マウーラ城門前 > (墓守りの悪魔グレイブでさえ理解を示してくれなかった事実が、改めて冷たい寂臭を、呼吸のように吸い込ませていた。 彼なら、と。縋るような卑しい思いがあったのかも知れない。きっと同調してくれると。共に安寧の深みへ沈んでくれるのだと。永劫の黒の楽園へと手を繋いでくれるのでは、と。 大切な人々から、緩やかにして完璧な拒否が間違い無くそこに存在することを解らないわけは無かったんだ。 麗しい氷の眼差し。隻眼の悪魔ヴィヴィカは黄昏に近付くなと再三言った(まるでニンゲンのように)。儚げな燐光石の画家シリウスは明るい笑顔のほうが似合うよと柔らかく説いた。彼等に死って貰いたかっただけなのに。 『死』の齎す愉悦と恍惚と、現世の何ほども適うことのできない安堵感とを。) [Thu 29 Mar 2007 23:44:58]
危娘@マウーラ城門前 > (瞳を眇めて顎を上げると、月は今夜もまた祝福をくれない。彼と(或いは彼女と?)話がしてみたかった。ずっと以前から。彼(彼女)なら解ってくれるような気がしていた。自分と世界を共有してくれるのだと。彼(彼女)が轟轟と落ちて来てくれるなら、自分と分かち合ってくれるのは彼(彼女)だけのような気が、ずっと。他の誰が認め無くとも。嗤い飛ばそうとも。愚か愚昧と蔑もうとも。狂人、気異いと罵ろうとも。) [Thu 29 Mar 2007 23:30:58]
危娘@マウーラ城門前 > (胸を占めている寂債の正体ぐらい、解っているつもりで居た。もう八歳の時から、傭兵になる以前から、何年も戦って来たものだから。 息詰まる様な、絶対孤独と。) [Thu 29 Mar 2007 23:23:10]
危娘@マウーラ城門前 > (眩しすぎる。まばゆすぎる。明るすぎて狂いそうだ。 藍色外套は一人よろよろ賑やかな一団から離れて行って、カラ河付近まで逃れて今漸く安堵感を得て、ぼう、と立ち尽くしているところだった。相棒の悪魔は宴の中に居るんだろう。彼は「楽しい」事には目聡く、興味を尽かさない。) (古び汚れて半分裂け掛けのフードの下から、虚ろ見つめる双眸は、深淵色を湛えて無感情を含んだ虚無。 一人になりたかった。明るいもの、賑やかなもの、暖かいものから離れて居たかった。 それは相棒のあの悪魔の、軋み掛かる笑い声からですら。) [Thu 29 Mar 2007 23:14:43]
危娘@マウーラ城門前 > (箱琴の短い調律に合わせて踊り女が足拍子を取る。篝火が四方から焚かれ、ざらざらと揺れる炎に彩られて、キャラバンは自体が一個の巨大な松明にも見えた。褐色の腕が薄布を帯び、優椀な円を描く。胸に油を塗ったターバンの男達が陽気に笑う。『旦那様の貿易の大成功だ』、と、野蛮で粗卑で、明るくて。屈託無く良く笑う。 強い酒配。煙管から燻揺る煙。誰かが始めた手拍子に、待つほど無く皆が合わせる。 踊り女の繰る赤、桃、紫、金銀緑の薄布が、こんな遠くから振り返っても眩々まばゆい。 眩暈がする。) [Thu 29 Mar 2007 23:05:58]
お知らせ > 危娘@マウーラ城門前さんが入室されました。 『(宴はたけなわだった。)』 [Thu 29 Mar 2007 22:54:24]
お知らせ > ラリーさんが退室されました。 『(ヴェイトスへ帰還。)』 [Sat 24 Mar 2007 19:08:09]
ラリー > コイツも仕入れたしな。臭いが金になるなら多目に見るさ。 (マントの中の右手を出した。袋の中には、たっぷりと香辛料が詰まっているのだ。) コイツを売り捌けば、まあ多少の儲けにもなるだろう。諸経費の無い依頼だ。これくらいやったって、文句は言わせない。 (フフン、と口の端に薄く笑みを浮かべた。幾らで捌けるか、と。) とっとと帰って、ヴェイトスの夢でも見るか… (懐に袋をしまうと、一つ欠伸…) [Sat 24 Mar 2007 19:07:46]
ラリー > (金や大金を持ち歩きはしない。大概のスリならその人差し指を切り落として犬のエサにしてやる事もできるが、その道のプロともなれば少年が敵う相手ではない。まさか自分が狙われるとは思わないが、まあ念のため。 …預けてあるパーティーメンバーが、持ったまま表をウロウロしない事を祈るばかり。 …スン、白く尖った鼻にシワを寄せた。) スパイス臭い。体に染み付きそうだ。 (うんざり、と顔を顰める。) 馴染めそうにもないな。馬車の手配は済んだし、明日には帰れるだろう。 [Sat 24 Mar 2007 19:02:59]
ラリー > (青白い顔した吸血鬼が、にやにやしながら人間女の肩を抱く。牛頭の獣人が、のっそのっそと巨体を揺らしてどこぞへ向かう。それらと擦れ違いながら、肩を怒らせた少年が一人毒づいた。) こっちがガキだと思って舐め腐りやがってっ。金の相場くらい知らないと思ってるのか?半分以下じゃねえか、歯肉野郎めッ。 (いつか殺してやるとか、ブツブツ負のオーラを撒き散らしつつ。 交渉に梃子摺った所為で馬車の手配が遅れたと思っていただきたい。) [Sat 24 Mar 2007 18:58:23]
お知らせ > ラリーさんが来ました。 『…クソッ。』 [Sat 24 Mar 2007 18:54:11]
お知らせ > 緑色外套さんが退室されました。 [Thu 22 Mar 2007 23:08:26]
緑色外套 > (――ゴシャ「ぎゃッ」グシャ「やめッ」グシャ「許し」グチャ「あ」ビチャ「……」ビシャ、ビシャ、ビシャ。さらば人生。ハローカットオフ。 愉しくて愉しくて愉しくて。夢中になって叩いている間に、随分と音が水っぽくなってしまった。 いまどきの悪魔はカルシウム不足なのだろうか。骨が弱い。脳も弱い。簡単に折れて、簡単につぶれる。 それでも飽きずに何発か叩いてみたが、返事もないので諦める。 試しに、円匙をザ、と頭に差し入れてみれば、びくんと体が跳ねた。 それだけ。 ――どうやら本当に終わってしまったらしい。 カカッと軋む聲)――なんでェ。脆いじゃねェか。――つまんねェの(言葉とは裏腹に、悪魔は面白がっていた。 あの娘はこれを『しあわせにしてあげるの』と言っていたが、こういう事だろうか? 悪魔に『シアワセ』はわからない。 ただ、面白いのはわかっていた。 面白い。 面白い。 面白い。 面白い。 面白い。 面白い。面白いのは『シアワセ』だろうか。 わからないまま、悪魔は嗤う。黒いローブは、足元に報酬らしい硬貨の入った布袋を置いて去っていった。 故に残されたのは悪魔のみ。死骸の処理は墓守の仕事。そういうわけだ。 青色の人外の血に濡れながら悪魔は軋み聲を上げ続ける。 ああ、面白かった、と) [Thu 22 Mar 2007 22:36:30]
緑色外套 > (緑色の前には、一人――いや一匹と呼ぼう。一匹の悪魔がいた。 新参者。 つい先日ナンバーを貰ったばかりの『プレイヤー』だ。――何番であったかは、覚えていない。 関係もないか、と悪魔はカカッと軋んだような嗤い聲をあげた。 それに気付いて、振り返る『プレイヤー』。「なんだ、ナンバー18か、どうした?」)――いやさ、お前。……バラシタロ?(顔色が変わった。眼が細められる。それに応えるのは軋む嗤い聲。耳障りだと、舌打ちが聞こえた)酔った勢いだかなんだか知らねェが。ルール破っちゃいけぇよ。つまらねェからな。つまらないよな。つまらない決まってる。つまらない奴だよお前は糞。つまらない奴は別に生きてたって面白くないんだ。面白くないってことは良くねェよな。て事はつまりお前殺しても良いよな?良いに決まってる。だから殺しにきた。わかったか?わかったよな。わかれよ(「――わからねェな。お前を殺せば済む話だろ?」 侮蔑を込めたように告げる『プレイヤー』。もっともな話だ。人間とつるむ悪魔は珍しい。それも堕落させる為だとかではなくて、純粋に好意からだ。好意? 好意か。多分。 蒼い鬼火の眼を愉しげに細めながら悪魔はカカと嗤った。 アイツは面白い。 面白い奴は好きだ。 なら、人間だというだけで面白い奴と関わるのを避ける奴らは、つまらないことになる。 ああいや、そうか。 目の前の『プレイヤー』は人間を殺すのが愉しいだけで、人間を見るのはつまらないのかもしれない。 価値観は違う。 違って当然。 だから人の価値観を否定しちゃいけない。 いけないよな。 うん、いけない。)でもさ。テメェ、今、俺を嗤っただろ?(なら殺しても良いわけだ。 つまらない。 いや面白いのか。 うん。 つまらない奴を殺すのは面白いかもしれない。 なら試そう。 試してみるのは面白い。 やったことのないことをやるのは面白い。 よし決まりだ。 金ももらえるし。 円匙を握り締めた) [Thu 22 Mar 2007 22:17:25]
緑色外套 > (――アングリマーラの雑踏を一つ抜け、裏路地へ。 誰もが見えているはずなのに、まるで気付かず通り過ぎるような道。 それは昼間も同じだ。 ――だが、夜闇の内でしか行われないことも、ある)…………ったく。――あいよ。報酬、忘れんなよ?(円匙へと手をかけながら、誰にともなく呟いた。 頷く気配。 いつからだろう。――緑色の外套。その背後に佇む黒いローブ姿の存在) [Thu 22 Mar 2007 22:05:49]
お知らせ > 緑色外套さんが入室されました。 [Thu 22 Mar 2007 22:02:06]
お知らせ > フォウルさんが退室されました。 [Thu 22 Mar 2007 01:40:36]
フォウル > ( ――土産物なんか、持ってく相手もいくらも居ないンだけど。 無事帰還しましたーって事で、雷電に持って行ったっていいだろう。 ――とすると、日持ちがして量が多くて、出来るだけ安いヤツ。 ) カラ河にゃロック・バーターは居ないンかね。 いたらジャーキーでも売ってそうなモンだけど――あ。 ( 立ち止まって、ぽむ。 手と手を打ち合わせた ) 持って行きたいトコ、あるじゃなーい。 そうと決まれば土産屋、土産屋ー…っと! ( 行儀悪く音立ててドリンクを啜り、これまた容器を放り出して駆け出した。 馬車の手配が済む前にひとっ走り、してこよう ) [Thu 22 Mar 2007 01:40:06]
フォウル > ( こんな事でもなければ来ない街だけど、会いに行くのはやめとこう。 ) その為に来たんじゃねいしー…。 ( 風呂と馬車の手配の為に立ち寄った程度だ。 後者は今頃同僚が交渉中の、はず。 彼の事だからアングリマーラの住民相手でも一歩も譲らない舌戦を繰り広げてるんだろう、素直に任せた。 人には向き不向きがアル――うん。 ) そーすっと、だ。 ――あ、それ一つ俺にもちょーだい。 ( 果物を丸々搾った飲み物。 これもまた、歩き飲みし易いようになってたりして屋台仕様なのがいい ) そーすっとだ、準備が整い次第出発できるように――土産物見てくか。 土産。 [Thu 22 Mar 2007 01:31:37]
フォウル > ( そういう街だから、ふと。 悪趣味に派手な屋台屋根の連々の向こう、夜空を抉り取って見える建物の窓の明かりを見やった ) ――…兄貴は元気でやってんのかねぃ。 夏からこっち、全然連絡取ってねえや。 ( 帰郷の折に会った時は元気そうだった――ってか、ぶっちゃけこの人誰?! って思ったもんだ。 随分オトナになっちゃって、こお。 ) そーいや背、伸びねーなー…アングリマーラには背を伸ばす秘術でもあるンだか。 ( もしゃ、最後の一切れを齧り。 串は周りに倣ってその辺に放り投げておいた ) [Thu 22 Mar 2007 01:23:40]
フォウル > 耳ももう大丈夫っぺえし、後はもう帰るだけかコリャ――熱っ。 でも、美味ー…! ( 歩きながら串焼きの肉に噛りつく。 羊の肉は鮮度が冷めると独特な臭みが出るのが困りものだが、この串からはそんな臭いはしなかった。 タレの配合で上手い事隠してあるらしい。 熱い熱いと言いながら、熱いうちにもう一切れ ) 今なら言える。 俺ここに、住めるッ…! ( 今ならだ。 今ならの話、勢いだけの戯言。 この街では弱者はただ、食い物にされるだけだろうから。 今は兎も角ン十年後にそうならない確証なんざどこにもない。 生き馬の目を抜くとはこういう事を言うン、だろう。 ――依頼主に届けるべき物は真っ先に送った。 今手元に残っているのは換金待ちの金塊とメダルだけだ。 懐に収めたそいつをそっと確認する――問題なし。 無事。 ) [Thu 22 Mar 2007 01:17:26]
フォウル > 胃ーが、重てぇ っ…!! 一週間分くらい食ったわー。 ( アングリマーラ観光の隠れスポットと言えば、ここ屋台地区。 絶えず財布を狙う手への注意を忘れさえしなければ、安くて早くて美味くって最高の場所だ。 ――ああ後もういっこ、辛いものが好きなら余計。 ) [Thu 22 Mar 2007 01:09:02]
お知らせ > フォウルさんが来ました。 『 ごふー。 』 [Thu 22 Mar 2007 01:05:49]
お知らせ > 危娘@カラ河さんが退室されました。 『(自分が嫌いになる濃度が増しただけ。頭から死者の水を両手で被った。)』 [Wed 21 Mar 2007 00:17:48]
危娘@カラ河 >  ……………何だ……、 あたし、何、ひと、つ…………、はっきりしない、じゃない………。  (ばしゃん。濡れた手の平で額に叩き付ける。) [Wed 21 Mar 2007 00:15:07]
危娘@カラ河 > (『――膝を付くと、傭兵は死んじゃいますよ。最前線ですからね』) (故郷で軍兵として戦に参加していた時、二つ年上の少年軍師がそう言って笑った事を思い出す。 ごめんなさい、軍師様。自分は今、「それ」が欲しい癖に死にぞこ無いを演じながら、諾々と世界と繋がるふりをしています――。) ―――、あ、ぇ――、あぅ―――、 (はっと手足をばたつかせると、ばしゃばしゃと濃い水を指が必死に掻いた。何て事無い、気付いてみれば膝どころか、自分は河の中に尻餅を付いていた姿勢になっていた。 一瞬ぽかんとして全ての動作を急停止、そろそろと両手を上に上げてみた。異国の酸素が濡れた指の間を摺り抜けていく。 あぁ、現実だ。現実の癖に――。) [Wed 21 Mar 2007 00:09:45]
危娘@カラ河 > (不意に訪れるこんな瞬間を、いつも其処はかと無い怖ろしさで感じている自分が居る。 「何をしているのだろう、自分は」と、真っ当な人間らしさを取り戻しかける瞬間を。 それは例えばこんな風な泣きたいような妄執で。例えば「あの街」に居る愛しい家族への――父や、兄や、騎竜や、画家や――慕情で。時に絶叫したいほど孤独感を感じる瞬間で。 世界の何もかもから耳を塞ぎたくなる。目を閉じて、膝を抱えて、胎児のように蹲って居たくなる、自分に対する吐き気を催す――嫌悪感。 「本当の自分はこんなんじゃないんだ」。「本当はこんなにおぞましい人間じゃないんだ」。そんな風に誰かや何かに言い訳して、何処かに世界の常識と繋がりたいと浅ましく願い請う心細さが、確かにある。 ――厭だ。厭だ。心底厭だ。自分にはちゃんと夜が。月が。花が。死者達があると言うのに。 何なんだこの、――いじましさは。 嘔吐感のあまり視界が揺れ、腿の辺りで水が跳ねた。ぐらり、黒い世界が揺らめく。大地に、川面に立って居られなくなる。 ―――ばしゃん。) [Tue 20 Mar 2007 23:56:54]
危娘@カラ河 > (余りにも自然に唇を割った懐かしい名前に、自分のほうが愕然とした。腰に巻き付けていた鞭に何気無く当てていた右手がだらりと落ち、ぱしゃりと川面に着水する。 じりじりと夜の大気が温い。要らぬ暖かさが鬱陶しい。まるで太陽でも出ているかのようじゃないか。こんなに夜は黒いのに――。 月の出て居ないせいだ。だから、こんなに。不意にこんなに。 感じた感覚とは真逆の姿勢――両肩をぶるりと震わせてきつく己が手で掻き抱いた。) [Tue 20 Mar 2007 23:45:36]
危娘@カラ河 > ――――― 兄者が見たら――、  (――何と、言うのだろう。) [Tue 20 Mar 2007 23:37:54]
危娘@カラ河 > (鉄錆の匂いが、取れない。 重苦しい髪から。古傷塗れの手足から。冷たい頬から。指から、顔から、自分を構成する何もかもから。 沐浴の記憶は、この世の何処に居ても馴染みのもので、思い出すのに苦労はしない。 頭を抱えて水に潜り、溺れ掛けながら30秒ほど河に漬かって居た事もあった。薄皮が剥け、皮膚が裂けるまで石で擦ってみた事も。 そのどれもが同等の結果を提示した。例えば現世を構成する神々とやらの誰ぞから、己の骨が生前から100年以上も煉獄の血池に付けてあったものなのだと聞かされたとて、驚くまい。) ………… いや……、うん…………。 これで、いいんだ………。 (ぽつり。額に張り付いた髪から一筋水滴がまた落ちて波紋を作る。瞬きの少ない瞳に一層生気を薄くさせて、ぼう、と呟いた。 自分も血から出来て居るんだ。可笑しい事じゃないじゃないか。むしろ、血の香りのしない人間のほうが異常なんだ。そんな彼等の身体の内部を流れる血管には、きっと代わりに水銀が詰まっているに違い無い。 だから彼等は。何に付け、やれ痛いの怖ろしいのおぞましいのと「死」を敬遠するんだろう。水銀の詰まった肉体では、どろりどろりと濁った生しか得られまいに――。) [Tue 20 Mar 2007 23:30:32]
危娘@カラ河 > (錆びた花の様に。 ――血臭の微か混じり。 パシ。 河面を弾く指先は骸骨の上に生白の皮膚を置いたげな、細く儚い量積のそれ。) (この国は。此処から死が流れて行く。動くための灯火となる命と言う名の原動力を失った肉が、骨が、四肢が、臓腑が、すべからく聖炎に焼かれて塵灰となり、世界の一部へ戻る場所。――生臭いはずだ。調度己の身体のように。) ……………、とれな、い………。 (ひそ、と浸した指を持ち上げて、腕に鼻先を近付けるのは、河の中腹ほどで半裸姿で沐浴する小さなヒトガタ。 下着代わりの黒い単衣がべったりと身体の曲線に張り付き、曇天の下にふしだらに闇色が際立つ。世界からまた、切り取られる。 むき出しの頬や腿の脇をつらつらと黒い雫が滴った。 水を吸ってもったりと重い髪の毛を掻き上げて、ゆら、とおぼろげな動作で天上を見た。癖のような視線の先には、今日も祝福は訪れない。月が見えない――。) [Tue 20 Mar 2007 23:13:25]
お知らせ > 危娘@カラ河さんが入室されました。 『(生命の水のにおい――。)』 [Tue 20 Mar 2007 23:03:03]
お知らせ > 緑色外套さんが退室されました。 『――そうか。(娘が、こうして『幸せ』に浸っていることこそが、悪魔の『幸せ』』 [Tue 20 Mar 2007 02:07:07]
緑色外套 > (悪魔の血。 痛みに対して、かすかに唇の端が動くのは、決して痛みからではなく笑み。 軋み聲は娘の中へと吸われるだろう。 その血の味。 少女にそれを啜られる感覚を、悪魔は受け止める。 故に拒むのではなく、より、彼女の体躯を抱き締めようか)―――――――(じっと見つめる、蒼い鬼火は問う。 娘は楽しいだろうか。面白いだろうか。『幸せ』だろうか。 恐らく、悪魔が『幸せ』を見つけるとしたらそれは) [Tue 20 Mar 2007 02:06:32]
お知らせ > 危娘@城下町裏路地さんが帰りました。 『―うん。 (美味しい、と。血臭の中ではにかむように微笑んだ。)』 [Tue 20 Mar 2007 02:06:18]
危娘@城下町裏路地 >  ………、 (すう、と。 蒼白い面差しから笑みが消える。ひんやり冷たい手を掴まれると、あぁ――自分の中の月が下腹から落ちて行く感覚。つらつらと腿を伝う。つらつらと死人の首を腐血が伝う。 瞬きも知らないようにぼう、と硬直した面に重なる、体温の無い死の味覚。 目を閉じようか。ほら、こうすると。瞼に映るのはまっさらな黒。閉じた視界で感じる皮膚の触れ合いは一つだけ、死の舌触り。 悪魔に負けず冷たく乾いた薄い唇は、触れ合って微かに上唇と下唇を開閉し、彼の吐息と死血の味をそっと吸ってから、  がり。  拒絶と勘違いさせるぐらいの力を持ってして、きつく噛み付く。) [Tue 20 Mar 2007 02:02:03]
緑色外套 > (娘が此方へと歩み寄ってくる。 屍の首を抱えて。 やがては腐り果て、蛆虫や蟲の餌となり、そして肉が崩れて骨が見え、眼球も零れ落ち、やがては骸骨だけになる。 それに唇を寄せた後、娘が此方へと歩み寄る。 ――ああ。 すとん、と胸の奥に落ちるもの。 悪魔はどこか面白がるように、それを期待するように、唇の端を吊り上げて)              (その唇は、やはり、鉄の味がした)         (その後、娘の手をとろうか。 これが幸せか。 わからない。 ただ――べろり。口の周りに付着した、脂肪や、血を、舐め取れば。 二度。娘へと口付けを。――彼女が拒まぬのならば、それは)……美味いか?(――冷たい死の味がする、キス。 悪魔は、かかと軋み聲をあげた) [Tue 20 Mar 2007 01:54:22]
危娘@城下町裏路地 > (つらり、つらり。歪な笑み連れて。悪魔が「じっとしている」ならば。 その生首を「つぅ」と悪魔の口元まで持ち上げて。彼の唇に、死顔のそれを重ねんと。) [Tue 20 Mar 2007 01:51:06]
危娘@城下町裏路地 > (紅い梅雨なら歓迎される。例えばこんな異国に雨が降ると言うのなら。 つら――。風化寸前の陶器のよう。娘に似合いの笑みをゆらり浮かべて。する、と音無く悪魔の腕から摺り抜けん。 幽鬼のような足取りと笑みで、来た道をふらふら歩み戻り、死体塗れの中心からごとりと何かを持ち上げて。暗がりの中、悪魔に向かってにっこりと笑った。) …………しあわ、せ?   (かくり。動かないままの微笑は無機質にも似る。異質さを連れて笑んだまま首を傾げ、持ち上げた物に躊躇い無く。否、愛しげに唇を近付けた。) (飴色の瞳孔をかっと見開いてこと切れて。太い頚椎の骨を断たれて。ぶつぶつと神経と脂肪の欠片を切断面からだらり、垂れ流した私兵の生首に。 その唇に。頬に。放り出されたときにぐしゃり肉の潰れた額に。順繰りに吸い付いて――。 うっとりと唇を離すと、つらり。再び悪魔へ近寄ろう。) (一歩。一歩。一歩――。) [Tue 20 Mar 2007 01:49:03]
緑色外套 > (娘の掌は、鉄の味がした。 血。 何処の誰のものとも知らない、血。 自分には、彼女には、似合いのものか。 雨。総てを洗い流すなんて、そんなモノではなくて。 肌に絡みつく、じめつき、気色の悪く、吐き気を催すような、そんな雨を。 例えるなら梅雨の長雨。 ……間近から娘を見。視線が交わって。 悪魔は小さく頷いた)じっとしてりゃあ、良いんだな? ――良いぜ。(娘が悪魔に依存しているように。悪魔も娘に依存している。 或いは、それを信頼ととることもできるのだろうか。 歪つだ。 酷く、歪んだ、でも純粋な関係、と。 いえるのかもしれない) [Tue 20 Mar 2007 01:39:30]
危娘@城下町裏路地 > (蒼い灯。紅い雨。どろりと濃密な夜に似合う香りは一つしか無い。纏う血臭こそが相応しい。 雨も天も降るといい。常人達に愛される善き神々の、引き裂かれ、千々れた四肢と臓物を連れて。) (ぐしゃり。腰の瞑れるような感覚と共に、三度月経の血が滑って落ちていく。腿の内側を汚し、脛の裏を通り、やがて地面に達して六人の死血と混ざり合う。 抱き寄せられて、視界も瞑れる。近付いてくる冷たい息の気配に、一度くう、と目を閉じて。)  (ぱし。 開いた血糊塗れの右手の平で、悪魔の唇を己の唇の寸前で拒もう。 至近距離から見つめる眼差し。 ――じっと。じっと。 試すように。) ……………………………………………じっと、して? [Tue 20 Mar 2007 01:32:09]
緑色外套 > (上から下へ。蒼い鬼火が、娘の瞑い深淵のような瞳を見下ろしていた。 だが、その実は逆かもしれない。 深淵を覗いているのは彼女。それを見返しているのが悪魔かもしれない。 わからない。 ただ、細く、軽い、その娘の身体を、手繰り寄せた悪魔は抱き締めようか。 月が見えないなんて中途半端よりも、雨でも降れば良いのに。それならばいっそ諦めもつくというのに。 掠れた声に対して、悪魔はカカ、と軋んだ聲で応える。 背中に片腕を残し、一方の手を、首を傾げた娘の頭にのせて、くしゃりと黒い髪を乱した。 大きな掌で、まるで小さな頭を潰すかのようだが、どうやら悪魔は彼女の頭をなでているつもり、らしい。)ああ、なってみたいな。――ただし、アンタと、だ。 俺一人じゃあ、面白いが、きっと飽きるだろうな(カカ、ともう一度。軋む聲。――そのまま身を屈めれば、娘の唇を奪おうか。 雨が降れば良いのに、と思った。) [Tue 20 Mar 2007 01:22:26]
危娘@城下町裏路地 > (がこん。 藍色外套は濃緑外套に腕を取られて、糸の切れた繰り人形の呆気無さで引き寄せられる事になろう。 引力に引きずられるようにして軽く反り返りながら最初にぶつかる身体――双胸は、身長差の為す関係のせいで冷たい悪魔の胸にへと。 隧道色の瞳を下方から水平に、水平から悪魔の胸に、悪魔の胸から蒼い瞳へとゆるら、ゆるら、と持ち上げて、沈黙。 冷たい吐息混じりに囁くのは。 それは常人には感じ得ないほど密やか過ぎる、けれど確かな愉悦を含んだ、掠れ囁き。) ………幸せに、なりたい………? (視線をそのまま、かくり、首が哀しげに横倒しになる。) ……幸せに、なってみる……? なってみたい? ……あたしの手で………。 (問い掛け、――暗黒色。体温の薄い耳元で。) [Tue 20 Mar 2007 01:12:05]
緑色外套 > 幸せって概念を知らねぇだけさ。――だから、俺は幸せを知りたい。 教えてくれる、って言ったのは、危娘だろう?(カカ、と嗤い聲一つ。立ち去る娘の背中に投げて。 ばしゃり、と足元に絡みつく血を蹴って立ち上がった。 ――よろよろと歩きだした娘の、その腕。あてがわれた腹。 少し気になった。 打ち身ということもあるだろう。 ぬる、と滑る靴を踏みしめて歩き出した。 手を伸ばす。娘の手を掴もうと)――そいつァ構わんがな。……一人でどっか行くんじゃねぇよ。『相棒』だろうが。(違うか、と問うような声。 ただの一言も、そこに非難の感情はなかった。 ただ、手を。 娘の手を掴んで、引き寄せようとするのみ。 拒めば、悪魔は諦めるだろう。 そしてジュルメ・パンシャという名前だけしか知らない女の、顔しか知らない部下達の死体を埋めにいくのだ) [Tue 20 Mar 2007 00:57:43]
危娘@城下町裏路地 > (調子狂いの戯唄に、血臭塗れの娘は蜻蛉のようにつらり、乾いた唇の両端を持ち上げん。) ………はは………、 グレイブさん、は――…、あたしと居て、も……、幸せでは、無いんだ、ね……………。 (紅絵の具を半身に塗りたくったまま、水気の無い口調でひゅうひゅう笑う。ふらふら立ち上がる拍子に股の間からまた一つ、血塊がつるり、落ちる感覚がある。悪魔からよろめくように離れながら下腹を押さえてひそり、頭を押し垂れて笑む。月は出ていなくても、自分の中に月がある。見守ってくれている黒。昏。あぁ、今夜は――大丈夫だ。 相棒の悪魔と居られる幸福を彼自身は分かち合ってくれなくても、「彼」が居る。月が居る。 悪魔に背を向けて、壁伝い、ふらふら進んで、背なごし、声を。) ……………ジュルメ・パンシャの施設衛兵残り全員……。 死体の処理は任せていい……? (女商人の名を口にして、壁に縋るように歩き出す。) [Tue 20 Mar 2007 00:51:43]
緑色外套 > 幸せ、か。――俺にゃあ、わかんねぇな。 「なにがきみーの、しーあわせー」っだっけか。 んな歌もあるけどな。 俺にはまったくわからねぇ。(何が楽しいのか。悪魔は拍子外れに歌の一節を口ずさむ。 これが惨劇と呼ばれる状況なのならば。この存在は場に相応しいのだろう。 悪魔は惨劇を喜劇として楽しむのだから。 カカ、ともう一度。軋んだ聲。 耳障りな聲。 決して聞いて気分の良くなるものではなかったが。 肩にかかる重さに、悪魔は聲を上げて楽しんでいた。 血。六種類もの血が交じり合った場に、新たに混じる鉄の臭い。 小さく鼻を動かすも、それには気付かないようだった)幸せってのは知らないが、面白くないのは不幸らしい。なら面白いことは幸福じゃねえかと、俺は思う。 で、俺は今面白いと思ってる。――なら、連中も幸せだろうな? [Tue 20 Mar 2007 00:39:21]
危娘@城下町裏路地 > …………そうだね………。 (ぱしゃん――。悪魔の靴に蹴られた雫が頬に引っ掛かり、新たな紅化粧を施す感触。つるら、と甘蜜のような返り血を一滴流して、おぼろげに笑う。 膝の下がべとべとと生々しい。明かりが無いから余計に感覚ばかりが鋭敏になる。姿勢が姿勢だから、場面が場面で無いならば、まるで月経の血を粗相でもしたかのような場景だ。 否、実際に――月の血が腿から一筋滑り落ちて、下衣を更に汚した。他者の血と自分の血が混ざり合う感覚に、世界と何かを共有する喜びをそっと覚える。 傍らに座り込む悪魔の肩にこつ、と脱力した頭をもたげさせて、恍惚の吐息ひとつ――、) …………おもしろい………、かな………、 ううん――、皆、しあわせにして、あげたんだ――……、 (と、返答未満の呟き、かすれがち。)  [Tue 20 Mar 2007 00:28:06]
緑色外套 > ……ああ。見えないな。――詰まんねェよ、俺も(ばしゃり、と血糊が跳ねる。 赤い水溜りに悪魔も脚を踏み入れた。 粘ついた感触。 音。 臭い。 人の脂。 堪らない。 吐き気? いやいや。 実に面白い。 ばしゃり。 また水音。 娘の傍らに、並ぶようにして座り込んだ音だった。 同じように、天上を見上げよう)ひの、ふの――六人か。 カカッ。こりゃ、随分やったもんだ。――面白かったか?(血に濡れることも構わずに、娘の肩を抱こうか。 悪魔らしくない感情。 違うか。 寒いよりは暖かいほうが良い。)……もちっと風が強くなりゃ、見えるんだろうがなあ。 [Tue 20 Mar 2007 00:18:38]
危娘@城下町裏路地 > (耳に酷く馴染む笑い声に、朱色の水溜まりの中心部分から、つぅ、と首だけで振り返る白い頬。白い面差し。貌の左半分は薄月光を貯めてまだしも明るく映る筈が、返り血のせいでべっとりと赤黒い。黒髪の数本がこびり付き、まるきり青白の死神のようか。血痕の化粧をこびり付かせたまま、虚ろな眼差しで声の方へ佇む悪魔を見つめて、またぼう、と瞬きした。) ……………あ、  ………あぁ――、……ん…、 (どんよりと鈍重な仕草の頷きは大分遅れて。その場から立ち上がろうともせずに再び視線は天空へと。) ………つき、…………、見えない、ね……………。 [Tue 20 Mar 2007 00:11:54]
緑色外套 > ――なぁに、ぼんやりしてんだよ(カカ、と掠れて、軋んだ、奇妙な笑い声。娘の相棒であり、円匙を持つ傭兵であり、殺人ゲームのNo18であり――鬼火の目を持つ悪魔。あの赤い雨の日々を別にしても尋常ならざる存在。人の世の範疇外。 故に。 その奇妙な光景をみて笑い声を漏らしたのだ。 面白いか、面白くないか。 この悪魔にとって世界はシンプルだ。 だからこそ面白い。 そう思うのだが。 アカとクロ。 その中に座り込んだ少女へと、歩み寄ろうか。 娘は酷く臆病だから。 声をかける前に、歩き出す前に、軋み聲をあげたのは、悪魔なりの気遣いだった。 悪魔らしくない? だからこそ面白い)……怪我ァ、は。してねぇ、みたいだな。……全部終わった後たぁ、ちと遅かったか(最近、すれ違いが続いていたのもあり。そういう意味では少しつまらなさそうな聲を上げながら、悪魔は娘へと語りかけた) [Tue 20 Mar 2007 00:03:28]
危娘@城下町裏路地 > (つらり。天を仰いで反らした喉は、死魚の腹の皮を思わせる虚ろな生白。 姿勢も肌の生気の無さに似合いのそれ。ぺたりと脱力したように崩れて座り込んだ形の外套から仄覗く手首も腿も、曇天を透かす月光に彩られて妙に無機質的。目深に被ったフードの下の隧道色の双眸も、憧れの月を隠されてぼんやりと常世の狭間を彷徨う胡乱さ。天空だけを見上げて、またぽつり――、) ……………あに、じゃ、ぁ……………、 (呟きの手紙はもう半年以上も貌も見ていない兄と呼んだ彼の人への思い。こんな異国から。こんな空の下で。こんな、こんな場景の中で―――。どうして何の思いが届くのか。  場景は赤と黒に視界を分ける。――先日暗殺を果たした女商人の私兵残党6名余。この路地に全て胴と首とを引き千切られて転がっていた。凄惨のような、清らかのような、哀しいような、そんな光景の中、血溜まりの中、一人へたり込むようにしてぼそぼそ呟き続ける娘の姿は、常人の目に如何映るのか――。) (そして、或いは常人でない者が見たならば。) [Mon 19 Mar 2007 23:56:30]
お知らせ > 緑色外套さんが来ました。 [Mon 19 Mar 2007 23:43:10]
危娘@城下町裏路地 > (あぁ、今夜は。月が                 見えない。) [Mon 19 Mar 2007 23:42:24]
危娘@城下町裏路地 >  ぁ、…た、しは………、げんき、で――…、す―――…………、、 [Mon 19 Mar 2007 23:40:40]
お知らせ > 危娘@城下町裏路地さんが来ました。 『…………―、(御元気 ですか) ?…、』 [Mon 19 Mar 2007 23:39:43]
お知らせ > ホ」ト・タウヌマツハムYツキオリさんが退室されました。 [Mon 19 Mar 2007 23:37:57]
お知らせ > ホ」ト」タウヌマツョムYツキオリさんが入室されました。 『。ュ。ュ。ュ。ュィDノフ蠎テツ」ィモヤェ壥、ヌ、ケ、ォ」ゥ。ュ。「」ソ』 [Mon 19 Mar 2007 23:37:33]
お知らせ > オルパー@カラ河さんが退室されました。 『他の侵略者と間違えてブーメラン投げたら困るでしょ?』 [Mon 26 Feb 2007 19:01:19]
オルパー@カラ河 > どんなひとだろ。 ( お宝目当ての盗掘者とは違う。 ) ん? うん、まぁ興味はあるかな。 ( リスみたいに頬を膨らませてもぐもぐと口を動かし ) うん、だってさ。遺跡に見回りに行った時に―― [Mon 26 Feb 2007 19:00:49]
オルパー@カラ河 > ――― あ、 でも。 ( 視線が、ひょぃと上を向く。二本目の串に手を伸ばしながら。 串といってもその辺の木の枝だけれど ) 勝手にじゃなくて、許可を求めてきたひとがいたね。 ( 確かアァナさんの部族の長から、こちらの長に話が通っていたはずだ。そしてウオンコクの長もそれに承諾した ) [Mon 26 Feb 2007 18:48:21]
オルパー@カラ河 > 遺跡だって。 勝手に入って、私欲のために荒らして。 ( 眉間の皺が深くなる。 ふん、と鼻を鳴らした ) そのうちワンジーナも、遺跡の祖先の精霊たちも、 怒るんだから。 [Mon 26 Feb 2007 18:44:29]
オルパー@カラ河 > ( 前はもっと他の部族も、この辺りに集まってくる事があったのに。 ) 今じゃ、他の部族もいったいどこにいるのかわからないし。 ワンジーナの土地がめちゃくちゃだ。 ( 眉を寄せてばりばりと骨を噛み砕く。 ワンジーナは、この土地の偉大な神だ ) [Mon 26 Feb 2007 18:35:52]
オルパー@カラ河 > うん、 うん、わかってる。 ( ずっとずっと昔から、ドリームタイムの頃から、ウオンコクの民はこの時期にこの辺りに集落を作っていた。昔はこの場所に 街 なんか、なかった ) でもね、ンゴリー族たちは来なくなっちゃったじゃない? [Mon 26 Feb 2007 18:30:04]
オルパー@カラ河 > ここ、あんまり好きじゃない。 ( あぐ。焚き火で焼いた魚にくらいつきながら ) 早く、あっちの方に戻りたいよ。 ( 腕で適当に口元の油を拭った ) [Mon 26 Feb 2007 18:24:36]
お知らせ > オルパー@カラ河さんが来ました。 『わたし、』 [Mon 26 Feb 2007 18:22:41]
お知らせ > 一心@宿屋さんが退室されました。 [Thu 15 Feb 2007 00:08:29]
一心@宿屋 > ( ぷらーん ) ・・・・・・・・・ ( 嫌な音が聞こえた気がしたが、それをガン無視というよりも見ないことにして青年は一歩を踏み出した ) それじゃあ。またなぁ ( くるりと廊下を見やる。その中の部屋に少女の部屋がある。役目本分が終わればそれまで。己には己にしか出来ないことがある。だから、 ) ――― ( 廊下に背を向けて、青年は宿を後にするだろう ) [Thu 15 Feb 2007 00:08:26]
一心@宿屋 > ( そろそろ、ヴェイトスへと帰ろうと思う。青年はもう一度「ふむ」と唸ってから窓の外に視線を移した。人種種族ばらばらな生き物が通りを歩いている風景も見慣れたもの。 ) ―――長居、しすぎたなぁ ( ぼりっ、と固い髪を掻く。突如として行方不明になったドラ息子。道場ではそろそろ名前が忘れられてるのかもしれない。もしかしたら神隠しなんてことになってるのかもしれない。そう思うと段々と疲れてきた ) このまま雲隠れ、ってのもいいのかもしれんなぁ ( 窓枠に肘を突いてそんなことをぼやいた。そもそも国の外に出たのだって目的があったわけでもないのだから ) ―――旅ってのもいいかもしれんなぁ ( 知らない土地を見て回り、自分のしたいように生きて、そのツケを自分で支払う生活。 ) ――― ( 目を細める。人外の街。こんな場所があるのは知っていたけど、それを目の当たりにしただけでもずいぶんと勉強になったのだ、と思えば楽か ) にして。あの娘。大丈夫そうだなぁ ( 笑うことが多くなってる気が・・・・する。いや、表情豊か。どちらにせよ、いいほうに好転していければいいと思う ) さーて、俺も俺がすることをしなければならんって ( 窓枠に突いた肘を離し、纏めた旅道具を肩に引っ掛ける ) 思い立ったら吉日だって言うからなぁ ( からからと青年は笑いながら、部屋のドアを開けるためにノブを掴み、 ) ―――とぁ! ( 蹴り開けた ) [Wed 14 Feb 2007 23:57:24]
一心@宿屋 > ( そろえた物品には問題無さそうである。携帯食料も買った。カンテラも買った。当面の旅行費用も問題なし。後問題があるとすれば己の方向音痴程度。こればっかりはコンパスと二本の針金に命運を託すしかない。 ) まあ。街道沿いに歩けば辿り付けるって話だからなぁ ( じょり、と無精髭の生えた顎を撫で、一つ呟いた ) [Wed 14 Feb 2007 23:41:23]
お知らせ > 一心@宿屋さんが来ました。 『ふむ』 [Wed 14 Feb 2007 23:38:45]
お知らせ > フェイロンさんが退室されました。 『(ゆっくりと深く寝入って―。)』 [Sun 4 Feb 2007 01:48:53]
フェイロン > ぁ…ぅん…うち、ちゃんとご主人様…護るぇ…?大丈夫やから…。(こくり、と頷きながらも頬ずりを繰り返していれば、頭を撫でられることに動く狐耳、そして主のベッドに移動すれば)おぉきに…ご主人様…。(頷きながらも笑み零れて) [Sun 4 Feb 2007 01:48:31]
お知らせ > ルミニア@シャーロット邸さんが帰りました。 『(そうして、フェイロンをあやすように、眠りに付く。)』 [Sun 4 Feb 2007 01:46:15]
ルミニア@シャーロット邸 > そういうわけだから、今日はもう寝るわよ。街での護衛――しっかりね。ただでさえこの国は女の地位が低いんだから。一人で外なんて歩けやしないわ。 ( スリスリと甘えるように頬ずりをするフェイロンの頭を、もう片方の手でぽんぽんと撫でてやる。それから、彼をつれてベッドへと。 ) ふふっ、今日は気分がいいから、一緒に寝てあげるわ。 [Sun 4 Feb 2007 01:45:53]
フェイロン > ぅん…おぉきに、ご主人様…。(ギュっと主の腕に抱きついてスリスリと嬉しそうにしているようで、主の笑みを見れば首傾けると)Σ!?い、いつの間に…ほなら…くれは、着てくれるんかなぁ…。(民族衣装と恋人との想像をしていくようでもあって) [Sun 4 Feb 2007 01:42:26]
ルミニア@シャーロット邸 > じゃあ、さっそく日が昇ってからでもゆっくり買い物しましょう。 ( そうして、クレハを気にかけるフェイロンには、怪しげに笑って。 ) ふっふっふ……この私を甘く見るんじゃないわよ。ちゃ〜んと、クレハの体のサイズは調べてあるから、問題なし。 ( いつ? それはクレハを襲ったときにこそっと。そういうところは抜け目ない。 ) [Sun 4 Feb 2007 01:35:48]
フェイロン > にゅうせいひん…?チーズ……。くれは、喜んでくれるかぇ…?ほなら、それ買いにいきたいわぁ…。(主の顔をジーと見つめながらも嬉しげに笑み向けながらもパタパタと尻尾が揺れるのは機嫌と同様なものにも思えるか)さりー…?ほぇ……クレハ、着てくれるやろか…。(と呟くけれど、服のサイズの事等忘れているのはいうまでもなくて。) [Sun 4 Feb 2007 01:31:21]
ルミニア@シャーロット邸 > 保存のことを考えると,乳製品が名物よ。チーズがお勧めね。クレハも、たぶん喜んでもらってくれるでしょ。 ( 撫でていた手を引っ込めると、少し考えるように思案して―― ) あと、サリーっていってね、ここの民族衣装なんだけど、クレハに買っていってあげるといいわ。 [Sun 4 Feb 2007 01:24:15]
フェイロン > はい…。(コクリ、と頷けば、頭を撫でられるのには心地良さそうに瞳細めながらも主を見つめていた、今宵の主は何かと機嫌が良い様子、意地悪がないからこそ、なぜかそう思う。)…あ、うん…でも、うちの荷物ご主人様と違って少ないし…。(直ぐ出来るけど、お土産といわれれば眉下げて腕組をしてみせるか)…ここの美味しいのって何やろか…? [Sun 4 Feb 2007 01:18:13]
ルミニア@シャーロット邸 > よし、いい返事よ。 ( にっ、と笑うと、もう一度フェイロンの頭をくしゃくしゃと撫でた。それから気分よく自分の腰に手を当てて。 ) さぁ、そうと決まったら、さっさと自分の部屋に行って支度をしてきなさい。あと、クレハになんかお土産のひとつでももっていったら? [Sun 4 Feb 2007 01:11:34]
フェイロン > え…い、ゃ…そないな、事…。(ない、と言う風にブンブンっと全力で頭を振っていた、無論帰りたいに決まっているからこそでもあって。)…ぅん、うちも…くれは、と会いたいわぁ…。(眉下げながらも主の言葉に同意をして頷けば、パタっと揺れる尻尾でもあって。) [Sun 4 Feb 2007 01:07:45]
ルミニア@シャーロット邸 > ――帰りたくないんならいいけど、別に。 ( ルミニアの気分次第で全てが決まる、彼女が飽きたといえば、それだけで帰宅の理由には十分だ。 ) 家族と挨拶もしたし、故郷も堪能したし――あんたもクレハにあいたいでしょ? [Sun 4 Feb 2007 01:02:03]
フェイロン > え…?ぇ、と…もぅ帰るんですか?(漸く慣れた所で、帰るとの言葉、それにはそれで、嬉しい事も多々でもあって。主の傍にまで行けば、頭を撫でられる感覚には、嬉しそうにして尻尾がゆらりと揺れていて。) [Sun 4 Feb 2007 00:58:00]
ルミニア@シャーロット邸 > ん、あぁ――そろそろヴェイトスに帰ろうと思ってね。ちょうどよかった。あんたをよびに行こうと思ってたのよ。 ( なまった体を伸ばして、ほぐすように。それからフェイロンの頭を撫でてやる。 ) [Sun 4 Feb 2007 00:49:46]
フェイロン > (主の返事を聞けばカチャっと開く扉、室内に入り込めば直ぐに扉を閉めた。)…ご主人様、何やあった…?(暇だから来た、などはいわない、そして主の行動を僅か眺めつつもそんな問いを向けていた。) [Sun 4 Feb 2007 00:46:18]
ルミニア@シャーロット邸 > あいてるわよ。どうぞ―― ( 書類に目を落としたまま、入室も促す。ここでの暮らしも、いささか飽きてきた頃だ。組んだ足を解き、立ち上がる。 ) [Sun 4 Feb 2007 00:42:52]
フェイロン > (自室に居ても退屈でたまらず、執事の人やメイドの人との会話も今宵は切り上げてやってきたようでもあって。主の部屋の扉をノックしていた、返事を待ちながらもキョロキョロと見回していて) [Sun 4 Feb 2007 00:40:29]
お知らせ > フェイロンさんが入室されました。 『(こんこん、っとノックをしていて。)』 [Sun 4 Feb 2007 00:38:03]
ルミニア@シャーロット邸 > ( じっと天井を見つめながら、時折、手元の書類に目を落として。 ) ふぅ――そろそろ、かしらね。 ( 短くつぶやき、顔を上げた。 ) [Sun 4 Feb 2007 00:37:22]
お知らせ > ルミニア@シャーロット邸さんが入室されました。 『(ソファに座って、考え事。)』 [Sun 4 Feb 2007 00:35:46]
お知らせ > フェイロンさんが帰りました。 『(更に従順に、更に快楽に墜ちていく―。)』 [Sat 27 Jan 2007 22:05:58]
お知らせ > ルミニア@シャーロット邸の地下室さんが退室されました。 『(そうして、楽しい夜は続くのであった。)』 [Sat 27 Jan 2007 22:02:31]
ルミニア@シャーロット邸の地下室 > んぁ、は……あぁ。 ( ぞくぞくっと背筋を駆け上がる快楽に、ルミニアはうっとりと目を細める。 ) ふふふ、まだまだ――んふぁ――こんなくらいじゃあ、ねぇ――あぁっ、もっと、そう、もっと――おくまで―― ( フェイロンの背に腕を絡めて、自身も体をゆする。 ) [Sat 27 Jan 2007 22:02:13]
フェイロン > あぅ…ぁあ…やぁ…ごしゅじ、さまぁ…おまんこ舐めたいのぉ…ご主人様の、全部…なめさせてぇ…。もっと、いいこになるから、もっと…オしおきもぉ…(涙を流すそれは嬉しそうな表情、そして…からだが密着するのを感じながらも挿入されていく膣内には肉棒にて主の膣を広げていくかの如くか、そして)はひ、ぁ…ご主人、さまぁ…イッてぇえ…!(上目遣いで主を見つめながらも腰を激しく求める様に叩きつけるように腰を振っていて。) [Sat 27 Jan 2007 21:42:32]
ルミニア@シャーロット邸の地下室 > それはだめ。これはオシオキなんだから――貴方を良い子にするための、ね。 ( そういうと、フェイロンに体をくっつけて、そそり立った肉棒を己の膣内に静めてゆく。 ) さぁ――自由にして欲しかったら、まず私をイかせてみせなさい。 [Sat 27 Jan 2007 21:35:38]
フェイロン > (主様と2人で己の精液を分け合うように濃厚な口付けを繰り返していれば離れる唇に名残惜しそうにして主を見つめていれば)ふぁ、ありがと、ござ、い、ま…す…くぅひっ…ぁああ!いい、の…おしり気持ち、良いッ…!!(腸液が出ているが故に膣の如くスムーズに動く指でもあるか、そしてスライムを出されていくのもまた簡易なものでもあるようで)らめぇ、あぁあ…また、いっちゃぁああ…!(ビクビクッと射精はせずとも小さな絶頂を迎えているようでもあって)…ごしゅじ、さまぁ…もっと、もっとぉ…したいのぉ…自由に、してぇ…ごしゅじん、さまぁ…。(二度の射精をしたのにもかかわらず萎えをしらない肉棒を晒しながらも主を見つめるようで。) [Sat 27 Jan 2007 21:31:47]
ルミニア@シャーロット邸の地下室 > ( フェイロンとの濃厚なキスをたっぷり時間をかけて終わらせてから、再び体を離してフェイロンのお尻のほうへと。 ) いいわよ、取ってあげる―― ( そういって微笑むと、おもむろに指をフェイロンの尻穴に突っ込んだ。そのまま激しく出し入れして、スライムを外に出そうとする。 ) [Sat 27 Jan 2007 21:26:59]
フェイロン > (射精をしても更に残りの精液がドクドクッと流れ込ませるか、そして射精が終われば離れる主の口、そして近づく顔を見れば、トロンっと潤んだ瞳でもあるようで、そして唇を重ねれば入ってくる精液には驚くようで)んぅうう!?んぅ…ッ…ふっ…ぁんっ…(口腔にたまった精液、主の舌と絡め合わせながらもチュぅと吸い上げ飲み込んでいくか、そして主にもそれを分けるかのように押し込んでいこうともするか、そして)ぷぁ…ふぁ…んぅちゅ…ごしゅじ、さまぁ…おしり、のぉ…とってぇ…。(懇願しながらも、主の舌を好物の食べ物を食べるように嬉しそうに吸い付いていて。潤んだ瞳には快楽を求め、主しか写ってない状態でもあって。) [Sat 27 Jan 2007 21:21:30]
ルミニア@シャーロット邸の地下室 > むっ!? ――ぷぁっ! ( 凄まじい勢いで喉へと流し込まれる、熱くどろどろとした性液。しかしルミニアは、それらを全て飲み干さずに、口に含んだまま、フェイロンに近づいていった。そしてフェイロンの唇に己の唇を重ねると、口に含んだ性液を、フェイロンの口内へと流し込んだのである。 ) んふふっ、かえすわ――あなたのもの――ふふふっ。 ( それから再びキスをして、舌を押し込み、フェイロンの口内を犯していく。 ) [Sat 27 Jan 2007 21:15:15]
フェイロン > (主の口腔にて肉棒をしゃぶられながらも舌が絡むその感覚にビクビクッと震え)…はひっ…あ、あ!!ご、しゅじんさまぁ…もっと、もっとしゃぶってぇえ…!ひぃ…ぁ!!尻尾ぉ…おしりぃ…そんなぁ…らめぇ!(直腸内と尻尾と肉棒と3箇所同時に犯される感覚には何も考えられなくなっており、自ら腰を揺らしては主に快楽を求めるばかりでもあって)くひ、でちゃ、あぁああ…ごしゅじんさまぁあああ…!!!(ビュクドビュルドクドクッとはち切れんばかりの勢いで大量のドロッとした精液を主の口腔内にぶちまけていて―。) [Sat 27 Jan 2007 21:09:01]
ルミニア@シャーロット邸の地下室 > ( 喉奥まで肉棒をくわえ込み、口内全体で包むようにしごき、舌を絡めてむしゃぶりつく。 ) んむっ――うんっ、ふ、はむ――ちゅぱっ―― ( さらに、ルミニアは空いた手でフェイロンの尻尾をしごき、刺激を与える。2度目の射精を促すために。 ) [Sat 27 Jan 2007 21:01:45]
フェイロン > (主の足に向けて精液をかけていれば、肉棒の勃起は変わらずにヒクヒクッと震えていた、そして涎がだらだらと口から零れながらもうつろな視線を向けているようで)…あへ…は、ひ…まら、なのぉ…くひっ…ぁああ!!ごしゅ、じさ、まぁ…!!もっとぉ!もっとこわひてぇえ!!(主の口腔に隙間の無い程に栓をしそうな程、肉棒は勃起しており、射精などしてないかの如く、そして…直腸を犯されるすらスライムに肉棒が硬くなっていくのが反応で判るようで腰が揺れるか)あへ、おしりも良いのぉ…おちんちんもぉ…ぁああ… [Sat 27 Jan 2007 20:52:24]
ルミニア@シャーロット邸の地下室 > あはははっ! いいわよぉ、思う存分――イキなさい。 ( だらしない表情のまま、欲望のままにほとばしる白液。勢いよく足にかかるその熱い液体に、ルミニアは目を細めて笑った。 ) あらあら、一杯でたわね――でも、まだ出したりないでしょう? ( そういうと、ルミニアはしゃがみこみ、フェイロンの肉棒にむしゃぶりついた。ねっとりと舌を絡め、味わうように。その間にも、スライムはフェイロンの直腸を犯していく。 ) [Sat 27 Jan 2007 20:47:09]
フェイロン > ありがと、ござい、ひぃああぃいいい…!!らめ、らめらめぇええ…へ、ん変なの…いく、いくいくいぐぅうう…!!!(ベロンと舌を出しながらもだらしない表情、そして主に肉棒をしごかれながらも直腸を抉られながらも、同時の快楽に耐え切れなかったか、ドビュビュクビュルルッと大量の精液を主の足などに向けて射精をしていけば、ヒクヒクッと痙攣するように震えながらもダランと力が抜け切っているようで)あへ…ぁ、あ…きもひ、いひのぉ……。 [Sat 27 Jan 2007 20:33:18]
ルミニア@シャーロット邸の地下室 > ――はい、よく言えました。ご褒美に、思う存分イカせてあげるわ―― ( そういうとさらに激しく足でフェイロンの肉棒をしごき、射精へといざなう。その間にも、フェイロンの腸内に進入したスライムは、彼の腸壁をえぐるようにうねり、アナルを犯し、快楽を与えていく。 ) [Sat 27 Jan 2007 20:29:30]
フェイロン > じゃ、ぁ…ひっ…ごめ、なさ…うち、は、ぅ…んんっ…気ぃ、つけ、ます…ぅ…だか、ら…ゆるひ、て…!!(ガクガクッと震えながらも涙がポロポロと零れており、主の思惑通り主には悪い事をしたと心底思うようでもあって、肉棒を足でしごかれていくのには肉棒の先端からは透明の先走りがあふれ出していくようでもあって)ひっ…らめぇ…ぁああああ!!!(力が一瞬、抜けた途端、一気にスライムはアナルの中へと進入してくるか―。それには、嬌声と泣き声が混ざっていて。) [Sat 27 Jan 2007 20:24:17]
ルミニア@シャーロット邸の地下室 > えぇ――もちろん祝ったわよ。だけど、私と旅行するときくらい、クレハのことを忘れてもらわなくちゃ――ねぇ? ( ちなみに、フェイロンとクレハのカップルを祝ったのも、傷ついたというのも嘘である。すべてはフェイロンをいたぶるための口実に過ぎない。フェイロンがスライムの進入を拒もうとするのに気付くと、ルミニアは足で激しくペニスをしごき、フェイロンの尻穴に力が入らないように気をそらしてゆく。 ) [Sat 27 Jan 2007 20:19:18]
フェイロン > そ、んな…ごしゅじ、さま…祝ってくれた…ッ…!ひっ…くぅ、ごめ、なさ…ッ…はっぁ…ぁあ!やっ…ぁ!やめっ…ゆし…!(スライムは下へと降りてきてはアナルを広げ入り込もうとしていくのには、キュぅと締め付けて拒むような動きは自然と出てくるようでもあって)ぁあ…ちがっ…うち、そんなんじゃっ…!! [Sat 27 Jan 2007 20:15:12]
ルミニア@シャーロット邸の地下室 > 貴方が私の目の前でクレハ、クレハって言うたびに、私がどれだけ傷ついているか考えたことがある? 目の前で話をしているのに、貴方は上の空で恋人のことばかり考えて――そんな奴隷は徹底的に犯して――躾けて――壊してあげる。 ( スライムは徐々にフェイロンの体を下のほうへと移動してゆき――彼の尻穴をこじ開け、そこに進入しようと試みる。 ) うふふふっ、足コキでこんなに感じるなんて、やっぱり変態さんね。 [Sat 27 Jan 2007 20:11:55]
フェイロン > ぇ……。(主に告げられる言葉には、驚きを隠せないかの如く、瞳を開き主を見つめていた、そして…スライムにはくるなくるな、と言う風に身を捩っていて。)…くぅ、ぁ…ふっ…んんっ…ぁああ!!!(主の足の指によって肉棒をしごかれるのには、既に勃起しきっているようで、苦しそうでもあるようで)ひっ…ぁ…ごめ、なさ…ッ…ごめ、なさぁ…ッ…!!!ごしゅじ、さまぁ…ゆるひ、てぇ…! [Sat 27 Jan 2007 20:07:24]
ルミニア@シャーロット邸の地下室 > それはもちろん――貴方が私よりもクレハを見ているから―― ( にぃと笑い、フェイロンを見下ろして、身もだえする姿を、愛しげに見つめて。 ) うふふっ、可愛いわよ――フェイロン。モンスターに体を嬲られる感じはどうかしら? ( スライムはフェイロンの体に薄く広がり、這い回る。ルミニアは靴を脱ぐと、椅子に座り、足の指でフェイロンのペニスをしごき始めた。 ) 私と話をするときくらい、あの子のことを忘れてもらわないと――ご主人様としては悲しいわねぇ。んん? [Sat 27 Jan 2007 20:02:43]
フェイロン > (何やら主に連れてこられた場所地下でもあるこの場所、全裸、そして両手を鎖にてつなげられては不安げに主を見つめており)ひ…ッな、んで…こないな、事、するんですか…?(震えながらも、涙を浮かべていればスライムを見れば、逃げたくて逃げたくも動けないそんな恐怖もまた1っあるようで、肌を這い上がってくるその冷たくヌルヌルとした感触ビクビクッと震え)ひぃぁ、ぁあ…な、やめ…やぁ…! [Sat 27 Jan 2007 19:57:39]
ルミニア@シャーロット邸の地下室 > ( フェイロンを裸にしてから、その両手を鎖につないで動けないようにしたのち、改めて調教を開始する。 ) さぁフェイロン――まずはこの子たちに遊んでもらいなさい。 ( にやぁと口の端を吊り上げ、ルミニアは取り出した瓶のふたを開ける。中から零れ落ちた緑色の液体――スライムである。それもただのスライムではなく、媚薬を混ぜた特性のモンスター。フェイロンの肌の上を這い回るようにして、冷たく全身に刺激を与えてゆく。 ) [Sat 27 Jan 2007 19:49:13]
お知らせ > フェイロンさんが来ました。 [Sat 27 Jan 2007 19:46:50]
お知らせ > ルミニア@シャーロット邸の地下室さんが来ました。 『(奴隷調教用に使われるその部屋で。)』 [Sat 27 Jan 2007 19:45:56]
お知らせ > マドゥー@鍛錬場さんが退室されました。 『数刻後、吸血鬼の部屋の戸を叩いた。』 [Sat 27 Jan 2007 02:44:07]
マドゥー@鍛錬場 > (異国で退屈させるのも不憫だろう。ここは一つ・・・)茶菓子を用意してくれぬか?(付き人に言えば、着替えをせんと立ち上がる。ステアも血液でなくとも味ぐらいは分かるだろう。) [Sat 27 Jan 2007 02:43:34]
マドゥー@鍛錬場 > (妙な縁もあったものだ・・・と思う。暗黒街で吸血鬼ステアの噂を聞くうちは、このような結果がまっているとは思いもしなかった。自分から、彼女に接触するようになってからも、彼女のみを生かせればいい、程度にしか考えては居なかった。) [Sat 27 Jan 2007 02:36:57]
マドゥー@鍛錬場 > (ステアを亡命させてしばらくになるが、未だ王よりの言葉は無い。謁見を引き伸ばす理由などそうはないのだが、ステアを“黒魔団”に勧誘しようとしているなどといった噂も耳にした。もし噂が本当で、彼女がそれを承諾するようなことがあれば、自分はステアと職務上の同僚ということになってくる。) [Sat 27 Jan 2007 02:30:35]
マドゥー@鍛錬場 > (ガンディア様式の刺繍が施された絨毯の上に胡坐を書けば、水差しより直接中身をあおり・・・喉を潤せば一息つく)(ステアの言う渇きとは、こういうものではないのだろうか?現在、王との謁見待ちとのことで個室に軟禁しているような状態だが、3日に一度の奴隷配給のせいか、それとも他の理由か、今のところおとなしくしているらしい) [Sat 27 Jan 2007 02:21:29]
お知らせ > マドゥー@鍛錬場さんが入室されました。 [Sat 27 Jan 2007 02:15:56]
マドゥー@鍛錬場 > よし、ここまでにしよう。(たいまつの明かりの中、上半身裸の男が兵士の喉元に手刀を寸止めした状態で言う。参りました、という兵士を解放すれば互いに一礼し、稽古場を後にする。)ふぅ・・・・・・(付き人に手拭をもらえば、額ににじんだ汗を拭う。男の上半身がたいまつの灯りをてらてらと反射していた。カラリパヤットの鍛錬中…体に油を塗りこんでいるためだ。) [Sat 27 Jan 2007 01:59:08]
マドゥー@鍛錬場 > ( [Sat 27 Jan 2007 01:50:09]
お知らせ > マドゥー@鍛錬場さんが来ました。 [Sat 27 Jan 2007 01:49:22]
お知らせ > フェイロンさんが退室されました。 『(どうなるのか不安が一杯で―。)』 [Wed 24 Jan 2007 00:25:57]
フェイロン > ぁ…あ…ゆる、ひてぇ………。(血をすわれれば力が込められなくなり脱力した状態でもあった、そして…主様に抱え上げられながらも虚空を見るような瞳、涙が零れながらも主の行動には脳は働かずされるが侭、そして主がベルを鳴らし入ってくる従者たちによって運ばれた―。) [Wed 24 Jan 2007 00:25:34]
お知らせ > ルミニア@シャーロット家のお屋敷さんが帰りました。 『(せっかくの里帰り。楽しまなければ損だ。)』 [Wed 24 Jan 2007 00:23:00]
ルミニア@シャーロット家のお屋敷 > ( たっぷりと血を吸ってから、力を失ったフェイロンを支えるように抱えて。 ) さぁフェイロン。地下室にいきましょうねぇ……そこで、たっぷりと――壊してあげる。ふふふっ。 ( 楽しげに笑いながら、ルミニアはベルを鳴らす。その合図を受けて、従者たちが部屋の中に入ってきた。 ) 丁寧に運んでね。お楽しみはこれからなんだから。 ( にやぁ、と笑みを浮かべる。 ) [Wed 24 Jan 2007 00:22:35]
フェイロン > くひっ…ぁあ…ぁ、ぁ、ぁ………ごめ、な…さぃ……。(首筋に牙を突き立てられ吸われる血に力が更に抜けていくのと吸われる事により与えられる快楽に涎がだらしなく零れ始めており)あひ…ひ、ぁ…ぁあ……。 [Wed 24 Jan 2007 00:18:06]
ルミニア@シャーロット家のお屋敷 > 最近、少し甘やかしすぎたかしらねぇ。フェ・イ・ロ・ン? ( たっぷりと首筋に舌を這わせ、湿らせると、一気に牙を突きたてた。そのまま、血を吸うとともに、フェイロンへと快楽を与え続ける。ごくり、ごくり、と喉が鳴る音が聞こえる。 ) [Wed 24 Jan 2007 00:09:38]
フェイロン > ぇ…そ、んな……うち…うち……。(主様に冷たくされるのは何かとつらいものがある、恋人も大切だけれども、主様もまた然り…どっちが、と問われても答えれないのが狐でもあるけれど、首筋に感じる口付け耳を噛まれ尻尾を弄られと繰り返されればガクガクッと大きく震えながらも主様にしがみついていて。)ひぃい…ぁ…ぁあ…ごめ、なさ…ゆるひて…くらさぃい…!!ご主人様ぁああ…! [Wed 24 Jan 2007 00:04:23]
ルミニア@シャーロット家のお屋敷 > そんなにクレハのほうがいいなら、どこへなりとも好きなところに行ってしまいなさい。私はとめないわよ? あなたは恋人のほうが大切ですものねぇ。 ( フェイロンを言葉攻めしながら、その体に刺激を与えていく。首筋にキスをしたり、尻尾をしごいたり、耳を甘噛みしたり……。 ) せっかくあなたのわがままを聞いて、出立まで遅らせてあげたのに――どこまで私を悲しませたら気がすむのかしらねぇ。ふふふっ、いけない子……。 [Wed 24 Jan 2007 00:01:59]
フェイロン > んぅ…ぁ…ふぁ…んっ…ちゅ…。(唇を重ねられ舌を絡められながらも唾液が混ざり合うねっとりとした感覚にビクビクッと震えており、唇が離れれば力が抜けていて、主に凭れ掛かる状態にもなるか。)ふぁ…ご、ごめん、なさぁ…っ…ゆる、ひてぇ…。ひぃ、ぁ…ぁっ…!(抱きしめられながらも耳や尻尾を弄られるのには過剰にも反応をしていて。) [Tue 23 Jan 2007 23:58:41]
ルミニア@シャーロット家のお屋敷 > んっ、ふぅ……ちゅっ……。 ( フェイロンの唇を奪うと、舌を口内に入れて、ねっとりと唾液を絡ませる。たっぷりと味わった後で、唇をはなした。 ) だめよ、フェイロン。奴隷が主よりも恋人を優先させるなんて――そんなに躾直して欲しいのかしらぁ? ( クスクスと笑うと、今度はフェイロンの体を抱き寄せ、耳と尻尾を指先で弄りだした。 ) [Tue 23 Jan 2007 23:56:12]
フェイロン > (扉を閉めながらも主の姿を確認をしていれば、己に近づいてくるのにはきょとんとなっており続く言葉を耳にすればドキッと図星でもあるような言葉には視線をそらしてしまうけれど、主の冷たい視線が何かと痛い)ぇ…いや…そんなんや…。(ぶつぶつと呟きながらも言い訳を考えても出てこない言葉でもあって。頬に感じる主の両手に瞳細めていれば)…ぅ…そ、そんなこと……んぅ…!?(無い、と顔をそらそうとするも、両手を添えられているが為にそらせず、唇を重ねられては瞳を開く様、主を見つめていて。) [Tue 23 Jan 2007 23:51:05]
ルミニア@シャーロット家のお屋敷 > ( フェイロンの姿を捉えれば、そのまま立ち上がり、彼の元へと歩み寄る。 ) ――なによ、恋人に会いたいからさっさと街に返せ、とでもいいたいわけ? ( フェイロンに冷たい視線を送りながら、その頬へと両手を伸ばしてゆく。 ) そんなもの、私の気が済むまでに決まってるじゃない。――不満? ( そうして、顔を近づけ、唇に唇を重ねよう。 ) [Tue 23 Jan 2007 23:44:18]
フェイロン > (扉をノックすれば帰ってくる返事には小さくうなづき扉を開けては中へと入るようでもあって中へと入れば、普段の屋敷よりも広い部屋でもあるか、それには驚きながらも続く言葉には頷いており)…そぅなんや…何もなくて、よかったわぁ……。(肩を落としながらも小さな吐息、そして)せやけど…いつまで、こないな場所居るん…? [Tue 23 Jan 2007 23:34:13]
ルミニア@シャーロット家のお屋敷 > ( ちなみに、フェイロンの部屋はルミニアの部屋のすぐ隣に急遽用意させた。馬車旅で疲れたのはこちらも同じ、ソファにもたれかかるようにして息を吐く。 ) あいてるわよ、はいってらっしゃい。 ( フェイロンの声が聞こえると、そう短く返事を返す。 ) 場所のたびはどうだった? 今さっき連絡があったけど、海上ルート組みも無事、こっちについたみたいよ。 [Tue 23 Jan 2007 23:28:57]
フェイロン > (主様の実家、其処に来るなり、色々と挨拶に己も連れて行かれたのだろうか、いろんな意味で疲れた模様そして、こんこんっと主の部屋の扉をノックしていた。)はふぅ…ご主人様ー…うち、やねんけど…。(等と己だということを告げながら返事を待っていて。) [Tue 23 Jan 2007 23:26:32]
お知らせ > フェイロンさんが来ました。 [Tue 23 Jan 2007 23:21:33]
ルミニア@シャーロット家のお屋敷 > ( 親族に挨拶を済ませ、明日には座興で開かれるパーティーに出席するつもり。長らく戻っていなかった己の部屋は、ヴェイトスのそれと比べても格段に広かった。 ) [Tue 23 Jan 2007 23:20:17]
お知らせ > ルミニア@シャーロット家のお屋敷さんが来ました。 『(その自室にて――)』 [Tue 23 Jan 2007 23:19:00]
お知らせ > 危娘さんが帰りました。 『(普通に余裕なのが余計悔しい感じ。睨んでやるうIN朝。)』 [Mon 22 Jan 2007 03:13:08]
お知らせ > 一心@商店街さんが帰りました。 『(雑踏向うに姿消す。翌朝、彼の姿は食堂で見かけられたとかそんなオチ)』 [Mon 22 Jan 2007 03:07:50]
危娘 > (悔しかった。初めて。心の底から。ゆるぎない姿を持つ彼。)  ―――こんな女ッ―――、 トモダチなんて言わないでよォッ!! [Mon 22 Jan 2007 03:04:59]
危娘 > ―――ッ、わかんッ――、無いよ………ッ! (人の群れに拒まれて、今度は裏路地の闇の代わりに周囲の群集と同化しながら、立ちすくんで叫ぶ。 陽の光なんて要らない。陽の当たる場所なんて要らない。いつか「居なくなる誰か」と同じ恐怖。いつか必ず「沈む太陽」なんて、死んでしまえと言いたいのに。 見せびらかすように光を世界に見せる癖に、一日の終わりには必ず消えてくあの無責任な暖かさに、希望を持たせるなと詰りたいのに。) (ざわ、ざわり。商人が群れ、哀しいと言う青年の言葉が途切れがちに届く距離。 藍色娘は地団太でも踏むように地面に、) ――もう!わかんないってば、ぁッ―――!! (だん。――くたり膝を付いて大地を両の拳で叩く。たちまち誰かが外套の裾を踏み、異国の言葉が――「邪魔だ」とでも言っているに違い無い――頭上で喚き出す。 ――構うもんかと両手で地面を叩き続ける。爪と拳に食い込む、土。)  とっ、ともッ―――、  (言葉に、詰まった。真っ赤になる。) ば、馬鹿ぁっ!? 馬鹿、馬鹿、一心さんの馬鹿、ばかぁっ――ッ!? あ、あんたなんか、あんたなんか、あたし――あんたのことなんか、――な、なっ――、 (『仲間』だと言ったのに。親しさも冷たさも慕情も殺意も無い。損得勘定以外にどうでもいい、と。そう言ったのに。) (項垂れる矮小な姿の向こう、消えて行く影。) [Mon 22 Jan 2007 03:03:25]
一心@商店街 > 先に帰る! 御主もちゃんと帰ってくるんだぞ! ( そんな声一つ。集合とかそんなものは忘れた。だって、長期で雇用できない用心棒なんて必要ないのだろうから ) [Mon 22 Jan 2007 02:51:13]
一心@商店街 > ( 雑踏を挟むような形での対話。何時途切れるかもわからない人の流れ。 ) ―――。御主はあの御仁が居れば大丈夫。なに、御主だってちゃんと陽の下で歩けるようになる ( それはしようと思わなければできないこと。曰く、りんごが欲しければりんごを買うために働け ) ―――危娘殿。御主が死ぬと友達の俺は哀しい。そして、 ( 笑う ) きっと、御主を大切に思っている御仁もまた、哀しむだろうよ ( それこそ、悪魔だということは知らないが ) なに、御主ならちゃんとやってける! 今生の別れなんてのは会おうと思わなければ無いものである! なに、御主は楽しく暮らせるよ! ( 雑踏が途切れるだろう。その一瞬。青年の後姿が路地裏に消えていくのが見えるかもしれない ) [Mon 22 Jan 2007 02:50:20]
危娘 > (朱色、濃紺、灰色の頭布の群れの中、じつ、と。立ちすくんだまま青年の姿を見つめている。人の通るつど遮断される映像を、彼の凛とした佇まいを。別世界を見るような、遠い眼差しで。 再会した時はあんなに豪快で野人のような振る舞いだったくせに、今は雑踏の向こうで静謐に、朗々と、死を拒む人を。 人がぶつかり、世界が揺らぐ。自分が揺らぐ。必死に目を凝らして青年の姿を追うだろう。視線だけ。 切望のように?)   (―――――何を。 羨ましいと思うのか。自分。)   一心さんッ!!    (路地裏こそが世界の住人達――認定不明の商人の群れに阻まれながら、もう殆ど姿の見えないだろう青年へ向かって、声を張り上げよう。聞こえても聞こえなくてもいい。 ただ今、聞きたい。聞いてみたいのは――。)    ――あたしが死ぬと、誰が哀しい!? [Mon 22 Jan 2007 02:44:46]
一心@商店街 > ( 一瞬にして書き換わった表情。青年は訝しげに目を細める ) ―――死は全ての終わり。優しいと同時に全てを遠ざけるよ。危娘殿 ( すっと背筋を伸ばす様は『士族。月見里家次男、一心』としての立ち振る舞い ) 覚えておいてほしい、危娘殿 ( 二人の間に入る雑踏。青年は人の波を挟んだ。まったく、こんな裏路地とて表通りに近ければ人も来る、か ) ―――死は優しい代わりになにも与えてくれない。貴女がそれを望めば穏やかに優しく、包み込むように貴女を迎えてくれるだろう。ただし ( 青年は姿見えなくなった少女に言う。雑踏、掻き消えてしまうかもしれない距離でありながら ) 御主が死んだら、哀しんで辛くさせてしまう人が居ることを、憶えておいてほしい [Mon 22 Jan 2007 02:34:48]
危娘 >              ( ふっ、と。 陶感の表情が拭ったように掻き消えるか。まるで紙芝居にも似た無機質さ。青白の無表情が取って変わる。まるで劇薬の効果でも切れたような表情の取替えを、同じ姿勢、同じ距離から、侍へ向けて。) (死を拒み(なぜ)、死を嫌う(どうして)、死の祈りを拒絶する(どうして、どうして)男。 太陽の世界が、昼間がきっと似合う、そんな笑顔の侍を見上げるか。 すう、と取られる距離、縮めずに。視線だけを虚ろ向けて。 ――問いかける。「なぜ」。)    ――― 一心さん。          死は、優しいよ?        (何故、『彼もまた』。 悪魔の男と同じように言うんだろう。 死を望むな、と。)   (無表情の驚愕、貼り付けて。二つ影の間に滑り込むのは雑踏か。布を被った人の群れ。二人の距離を殊更開ける風にするように。 ――見えなくなるかも知れない。お互いの姿。) [Mon 22 Jan 2007 02:25:44]
一心@商店街 > ――――― ( 一度、彼の眉根が寄せられる。しかし、それを追求しても直るものではない。そも、直そうと思うほうが傲慢か。さておき、 ) ―――あぁ。御主がそうしたいのなら、俺は止めんよ。ただ、人を殺すことを―――いや、それは御主の方がわかるか。御主が本当にそうしたいのなら、止めはせん。ただ、俺は死が嫌いだ。御主はそれを―――早計に行わないことを、祈っているよ ( 太陽の世界。とは言うけれど、太陽とてあれば暑いもの。あれば疎ましいと感じることもあるけれど ) ―――――――俺は、それを祈ることはできる。が、なぁ。御主。祈る場所が違うような気がする ( 一歩、後ろに引くだろう ) どちらかが殺しあうような、そんなことにならないように、俺は祈るよ。 結果として、そうならないように。 [Mon 22 Jan 2007 02:14:19]
危娘 > ………すごい? (彼の癖なのか、頚椎を鳴らす音。訝しげ、眉顰めて鸚鵡返しに応答を。何を持ってして「すごい」のか「すごくない」のか計り知れないが、追求は止めた。その問題を話しているわけじゃないのだし。) (緩やかに首を振り、髪を揺らして目を閉じん。否定の動作では無いけれど。――問われて考えるのは、改めて。) ―――…そうだね。  ―――彼が居れば。 ……―――、―――――、 (「其処に居れば」。 次の言葉を呟きかけて、黙り込む。暗がりの下、水気乏しい唇に浮かぶのは、感情隠すべくも無い愉悦の笑み。薄く。) ―――そうだね。 (言葉が明瞭になるか。皮切りにして。) ―――今度は居なくならないように、今度はあたしの手で殺さなくちゃ。――大好きなグレイブさんの事。 ――ね? (あぁ、トモダチだと、それで心配だと言う太陽の世界の侍に、ふう、と瞳を開き、向けるのは。 心からの安堵。周囲の闇を反映させて輝く黄昏色は。 小首を傾げて覗き込まんと。) 一心さん。 ――疎ましいとも、厭わしいとも思わないけれど。 もしあたしをトモダチと思っててくれるなら。 (もし今でもそう思ってくれるなら。) ―――あたしが、あの人と死ねるように祈って、ね? あたしがあの人に殺されるか、あの人を殺すか。そうなるように祈って、ね? ね――? [Mon 22 Jan 2007 02:04:08]
一心@商店街 > ―――ずいぶんと、すごい話な。 ( 青年は頚を一つ鳴らし、 ) ――――なら、問題はないな。御主にとってあの御仁が居れば問題も無いだろう? それだけ大切な方、ならな ( ともすれば、自分が必要ではないとまでは言わない。けれど、娘が求めるこの世界に存在するための理由はすでに果たされた様子。ならば、 ) ―――変なこと、かな? 別に俺は不思議には思わないが。御主の事が心配だから一緒に居た。御主はそれを疎ましいと思うか? ( 事実、己が一緒に居てもいいと思った。それだけの理由。心配する理由なんて、それだけで十分なんだ ) [Mon 22 Jan 2007 01:49:06]
危娘 > (対する娘は曇り空の下、唯でさえ青白の頬を闇に晒すかの姿勢に、――どさ。フードを被っていない頭を横へ傾げて。一拍遅れて潜める眉。) …………………グレイブさんは『仲間』、じゃないよ。 ―――…『味方』、だよ。 (他の傭兵、雇われ仲間?同列に並びようも無い例えじゃないか、と、まるで理屈の通じないような固定観念掲げて、ぽつり。 『仲間』は損得勘定以外はどうなろうといい。けれど『味方』は別だ。感情が伴う。それが娘の中の倫理で、倫理は侍にも通じると思い切る。) ―――好き。(彼に取っては違う意味の言葉を、娘に取っては娘の意味で、口の中で転がした。反芻するように、) ……うん。「好き」―――。 好き。  すき。 (こくり、こくり、と頷いて。まるで呪文のよう、繰り返す。 だらり、つう、と下げる腕の代わり、黒々の視線を探るみたいにじつ、と向ける。 ――「ともだち」だと己を指す侍へ。) ―――、トモダチ?  ―――あんたにとって、あたしが? 「仲間」でも「味方」でも無く? ただの心配――で、トモダチだから…「一緒に居る」なんて言ったの、か、――い? 一心さん。 [Mon 22 Jan 2007 01:44:01]
一心@商店街 > そうかな? 御主にとってあの御仁と他の傭兵と、同列か? ( 青年は頭を廻らす。そも、少女が笑った顔自体を余り見ず、そもそも誰かを信じないようにしてないように見えたから。全てが杞憂ならなんら問題はないのだろうが )  なら、良かったじゃないか。御主には「好き」な人が居る ( 言葉だけを捉えるなら、青年の取った「好き」は違うものである。だが、それをあえてあげる必要も無いか ) ―――。のう、御主。なんでそう思う? ( 撫でる様に、輪郭をなぞる様に動いた指先、それから逃れるように青年は身を伸ばすだろう ) 俺は友達を心配する。それは当たり前だ。その友達にいいことがあった。それも喜ぶことだ。いいか? 同情や哀れみ、なんてものは存在するなら俺は自分のことが嫌いだよ。ただの心配。俺は御主と同等であり、同情や哀れみなんてのは向けるぐらい偉い人間ではない  [Mon 22 Jan 2007 01:33:04]
危娘 > (きゅう、と唇が噛まれるか。強く。)  ………あたしを、哀れんだ? [Mon 22 Jan 2007 01:27:49]
危娘 > (笑顔に向けるのは同じ笑顔なら良いものを、当人は侍とは対象、訝しげ、不可思議だ、とでも伝える気な眼差し、下方から。) ………―――『仲間』 …、じゃないか。 一緒に仕事を、する―――…? (それは「単語」だ、と答える認識。ほぼ無感動なそれは言葉のまま。共通する雇主、宛がわれた宿。其処に親しさも冷たさも慕情も殺意も無いと思う。――『味方』はまた別だけど。) (視線をつい、と細める。泰然とした物言い。不快では無論無いけれど。――何故、と思うのはまた数日前と同じ。何故「喜ぶ」。笑う? ひとごとを。彼の生き様に何の価値も無い、他人のことを。)  ――――――。 ( そうだ。「心配だ」とあの日もそう言った。 暫し侍を見上げられるなら、す、と不意に伸ばすは体温に乏しい指先、外套から覗かせて。 「すぅ」、と彼の頬の辺り、触れない程度にすれすれに。触らないまま浮かせて撫ぜるような仕草をゆるゆると。) …………―――グレイブさんは、好き、だよ―――。 ……一緒に死にたい、ぐらいに。 ―――ねぇ。  (つう、と小首を傾げよう。) 一心さん。 ――あたしが心配だから、一緒にいるなんて、言った…? [Mon 22 Jan 2007 01:26:50]
一心@商店街 > ( ありがとう、という少女。青年はその言葉には笑みで返す ) 御主には短い間に変わった。『仲間』という言葉一つをとってもそう。誰かに「紹介したい人がいる」ということもそう。御主の環境は刻々一刻と変わっておるよ ( 笑う。いい方向だと、彼は思いたい。だけど、悪い方向ではないと断言できないのは未来などわかるものではないからだ。過去、あった出来事に対して人は良かったか悪かったかを判断するのは終わった後の人間がする ) 御主の事を心配する必要も、無くなってきたな。それほど、あの御仁が御主には大切な方、なんだろ? [Mon 22 Jan 2007 01:16:28]
危娘 > …………あ、 (唇をきゅ、と噛んで俯く。羞恥の色の面差し俯けて。他言しないと笑ってくれる侍へ。ようよう小声、もごもごと。) ――ぁあり、がとう………。 (近付く気配は、彼の気遣い。屈んで目を合わせようとしてくれるのは、これが『侍』たる堂々さか。視線を合わせて人と話をする仕草は、闇死に恋する娘には到底のもの。 かあ、とますます紅く俯くつむじに乗せられる手があるならば。撫ぜる振動によってゆさゆさ揺れる。) (あたたかい、手。 ――優しい言い草に顔を上げた。笑っている。まだ。こんなに。 ぱちり、瞬きして不思議そうに呟こう。)  …………、なぜ、そう思うんだ? ……変わった、かい? あたし。――…そんなに? いいことでも、みたかのように? [Mon 22 Jan 2007 01:12:33]
一心@商店街 > ―――ちらっとな。まあ、いい事なんじゃないかな? ( よろめく仕草。頬を染めるものは可愛いもの。なんだ、そんな顔ができるなら問題は無いように感じる ) 安心していいよ。俺から言ったりはしない ( 笑う。そも、言葉が通じない連中がほとんどである ) 仲間、ね。御主はついこの間までそれを否定しておいたのに。今ではずいぶんと変わったな。短い時間で ( 屈めば中腰。青年は視線の高さを同じくすれば少女の頭を撫でようとするだろう ) 紹介はまた機会があれば、でいいよ。それにしても御主にとってはいいことが起こったようだな? めでたいめでたい ( 笑う )  [Mon 22 Jan 2007 01:06:04]
危娘 > み―――、 (侍の前、白頬がかあ、と僅か熱を帯びて朱に染まる。眦こそ見開きはしないが、あからさまな動揺。) 見、みて、みて、た、の―――? (心臓の辺り、外套越しに左の膨らみを掴んでよろりよろめく。仮にも傭兵を名乗る者が、あんな醜態を人前で。彼の口から雇主に洩れたらどうしよう。そんな邪推まで巡る愚脳。こく、こく、と何度も息を呑み、) や、野暮って何さ――? 困るわけ、無いよ――…? だ、だって、仲間、だし―――。 (ぼそぼそ、どもりがちに答えて。) ……紹介、したかったのに。 (と、ぽつり。) [Mon 22 Jan 2007 01:01:35]
一心@商店街 > ん〜。そうだなぁ、 ( 少しだけ考えるように顎に手をやる仕草。 ) 簡単に申せば、御主には『慌てて宿屋から飛び出す』ほどの御仁が居たからなぁ。部屋を訪ねるなんて野暮なマネはしないのが甲斐性というものじゃないかな? ( そんなことを一つ。会話こそしないが、雰囲気でわかるもの )( 音少なく近づいた少女に青年は笑う。楽しそうに、 ) まあ、俺が訪ねたところで御主も困るんじゃないかな、とな。それに俺は色々とこの町を見に行ってたしな ( 笑いこそすれ、どちらにしても自由人。猫と気が合うのは生まれつきか ) [Mon 22 Jan 2007 00:55:07]
危娘 > (温闇の中、そんな風にからりと笑われると一層目立って見える白い歯列。 向けらるなら、猫のよう、こちらは双黒の両眼が眇められるか。月下に似合わない笑顔、似合わない空気。彼はやはり太陽の国の人なのだろう。そう思わざるを得ないそれ。眩しそうに。) (同宿に戻っていたと言われて、ふう、と、頷き、ふとかくりと小首を傾げた。 その眉が潜められて青年に向く。) ………――居た、なら…、 何で、会いに来てくれなかった、のさ………、 (人の気持ちも知らぬ言い振りを、掠れ声。むしろ拗ねたような声音まで含み、ぽつり。 自分の部屋は教えているはずだ、と身勝手な話。 すい。 お互いの顔が見える距離まで、音少なく近付かん、と。) [Mon 22 Jan 2007 00:50:55]
一心@商店街 > ―――? いや、謝る必要など御主には無いよ。病気も怪我をしてないならなんの問題もない。行幸だよ ( 笑った。にかっと白い歯を剥き出しにして。 ) ( 異郷の天蓋。星屑を撒いたようなその美しさは観光客を喜ばせ、現地人には常のこと。だからこそ、青年にとってこの星空は美しいと思うが、寒いとも感じた。否、冷たいか。それは街の空気なのかどうか。青年が知ることではない ) ―――? なーんも。俺は不快には思ってないよ ( 頚を振る仕草。対して青年は小さく頚を傾げ、 ) 心配? いや、俺は毎日指定の宿屋に帰ってたよ。ただ会わなかっただけだが ( むしろ、会わないようにしていたのは仲が良さそうな雰囲気を壊したくなかったから。己自身では数年掛かることを、『あの男』は数ヶ月。早くて数週間か。どちらにせよ、己より遥かに早く達成できるように思えたからだ ) [Mon 22 Jan 2007 00:43:39]
危娘 > ―――――…、 ……、 ごめん…、…。 (沈黙は数秒。「これが素なんだ」と謝るのは同じ声音。 薄暗がり。月の見えない異郷の天の下は、夜深く浅黒い群像。 こちらへ足を向ける侍に、雑踏の向かい、通路奥で瞬く双眸は周囲の闇より深淵色。一つ瞬いて。 ――つい。闇の中からヒトガタが浮かべて一歩、近付かんと。) ―――……、 いや―――。 …ごめん。不快にさせたら。 (頚を振る。哀しげな動作。)  …心配した、よ。 ……一心、さん。 [Mon 22 Jan 2007 00:37:08]
一心@商店街 > ) ← 付け加え忘れ [Mon 22 Jan 2007 00:29:10]
一心@商店街 > ―――――――。なんだ。君か。ずいぶんと元気がなさそうな声だ ( こきり、と鳴らした首。 ) 集合―――、か。さて、俺のような雑兵が役に立つものか。 ( 一歩、声のほうに足を進めるながら、青年は口を開く ) えらく元気が無いな。風邪でもひいたか? ( 袋の中で揺れる酒瓶。耳に心地よい酒瓶の澄んだ音が鳴る [Mon 22 Jan 2007 00:28:52]
足音 > (かつ。  こつ、   ――かつ。  か。 )  (温い闇を引いて。侍の耳に届くだろうは、無機質近い硬い足音か。まるでよろめきよろめき近付いて来ているかのよう。一定ならぬおぼろげなそれ。 雑踏の奥まった端。どこか裏路地に続く狭路から。)  (か。  )   (やがて停止。続いておもねるような――。)  ―――…なかま、だよ。  ……殿か――、ら、伝言…、…。  集合だ、と……――。 (ぽつり。ぽつり。 水気の無い声音、聞こえるならば。 覚えがあるだろうなら、侍の脳裏に浮かぶ、その娘のもの。) [Mon 22 Jan 2007 00:25:39]
一心@商店街 > 用があるんなら出てくる。用が無いんなら立ち去るか決めるんよ ( しかし、その視線の先には流れる人波。あまりの静けさが逆に異様な感覚を覚える ) ―――― ( 片手に持った酒瓶の入った袋。もう片方の利き腕は開けておく。 ) ――――ぼでぃがーど≠チてのはつまり用心棒の話だ。ならあの商人を疎ましく思ってる奴が用心棒から片付ける、なんて話も聞くが・・・・・ ( ふむ、と顎に手をやる。考えるように、考えてるフリを ) ―――少々、標的を間違えたんじゃないか。俺はそこらの雑兵と変わらんよ ( 曰く、外国の人間をわざわざ雇うということに理由が生じる。それは噂。常として、噂には尾ひれがつくものである。 ) ―――――それとも、ただの物乞いならさっさと立ち去るんだな。俺に金は無い ( 行って、立ち去ろうとした瞬間。聞こえた足音に方眉を上げて振り返る。視線を向けるのは足音の方向 ) [Mon 22 Jan 2007 00:06:48]
お知らせ > 足音さんが来ました。 [Mon 22 Jan 2007 00:05:52]
一心@商店街 > ( しかしまあ、これが美味い旨い。軽食にはもってこいだ、と思いつつ平らげてしまう。がつがつと飢餓衝動に襲われた野良犬のように食べた。歩きながら ) ―――― ( 食べ終われば包み紙に入っていた紙で口元を拭く。いやしかし、夕飯にしては豪華豪華。やはり鶏肉は美味い。 ) ―――に、してもなぁ ( こきり、と青年は首を鳴らす。 ) ―――どうにも。視線を感じるときがあるのは気のせいか ( そんなに鋭くは無い。青年は少しだけ立ち止まり、顎に手をやって少しだけ考える ) ―――――。さて、何時までも此処に居てもしょうがないわけだし。 ( ん、と背伸びをしながら道を逸れる。人通りの多い道から少し脇にずれれば人通りが少ない場所に入るのは世の常か ) ―――して、俺になにか用なのかの? ( 振り返る。その先には――――なにか居るのだろうか ) [Sun 21 Jan 2007 23:58:45]
一心@商店街 > ( そんな風に彼はまだ、この街でぶらぶらとしている。ぼでぃがーど≠ネるものは確かにする気は起きないけれど。まあ、それでも仕事だとあの娘が寄越してくれたものだから居る間は続けようと考える。しかし、 ) ――――、・・・・・・ ( 焼き鳥だと思って開けた包み紙。中身は確かに鶏肉なのだが、パンで挟んでいた。それと緑の野菜と黄色い野菜。不安になって遥か遠くの店主を振り返る。すると店主は親指を突き出してにっかり笑う。いや、そうじゃなくて。 ) ―――ぱん≠チてのはそんなに食べたことが無いんだがなぁ ( それでも買ったんだから食べることにする。これも経験である。 )( ―――― ) [Sun 21 Jan 2007 23:54:21]
一心@商店街 > ―――いや、別に御主の商品にケチをつけてるわけじゃあないんだ。だけど、値段が高くないか、と言ってるん ( それでも、共通言語が通じる場所は少ない。話した手前、「話ができる」なら何処までも話をしなくては収まりがつかない ) ―――しかしなぁ、いくら特産だからと言っても・・・・酒。こんなに高いとなると、買えんよ ( 商人はふむ、と頷いてから突き出す指三本 ) ・・・・・・。いやいや、そこをもうちょっと ( 指二本ちょい。それなら、まあ、いいか。と二本セットの現地産地酒を購入した一心は、ぶらりと商店街を見学してから宿屋に帰る事にする。 ―――っと ) 嗚呼。すまんの ( 放り投げられた包みに返すように放り投げる金銭。買ったのは馴染みの焼き鳥だった ) [Sun 21 Jan 2007 23:47:41]
お知らせ > 一心@商店街さんが来ました。 『しかしな? これは少々高い気がするのだが』 [Sun 21 Jan 2007 23:42:47]
お知らせ > 一心@宿屋角さんが退室されました。 『( その日、彼が宿屋に帰ったのは明け方だった )』 [Wed 17 Jan 2007 01:43:18]
一心@宿屋角 > まあ、言いわな。俺がやらんでも他の人ができることはその人がすればいい。俺には俺にしかできんことがあるからなぁ ( 顎を撫でる。このじょりじょり感は自分で言うのはなんだが、結構好きである ) とりあえず剣術修行と言うのも芸が無いからの。とりあえもう一度市場でもぐるりと見て回って、それから宿屋に戻ればいいなぁ ( 一度猫の頭を撫でれば、そっと地面に置く。猫は宿屋へと一目散。ちゃんとわかってるんだろう。残飯にありつけると ) 本当に食い気に走る猫だなぁ ( 少しだけ、寂しそうに笑って猫を見送ってから踵を返した ) [Wed 17 Jan 2007 01:42:48]
一心@宿屋角 > ―――ともなれば、やることは多いなぁ。仕事の話も断って、ヴェイトスまでの道のりを確認しなければならないし ( ふむ、と猫を地面に置いてから身を翻す。どちらにせよ何時までもこの街に居るわけでもないのだから、旅支度だけでもしといたほうがいいかもしれない。まずは食料か。まあ、それは後でいいとしても ) ―――やること、無くなったなぁ ( 「な〜ご」。猫だけが応えてくれるように鳴いた ) [Wed 17 Jan 2007 01:36:15]
一心@宿屋角 > ( まるで窺うように角に居たが、身を隠しているのはわざわざ出て行って楽しげな雰囲気を壊す必要も無いか、と考えたからである ) となれば、俺が傍に居なくてももう大丈夫そうだなぁ。そう思わんか? 御主 ( 焼き鳥に夢中なっていた猫を抱き抱える。猫は噛み付いた鶏肉に夢中である ) 御主は相変わらず食い気に走るなぁ ( ずっと傍に居る猫の頭を撫でる。さて、 ) ―――――さて、どう話したものか ( 誰も傍に居ないこと。誰も居ないなら自分が傍に居よう。元に戻れるなら身を粉にしよう、とまで言った。しかしまあ、それがこうも早く解決しそうなら、身を粉にする云々では無いだろう ) 道場に戻って、修行に戻るのも―――もう無いぞ? ( 腕の中、見上げる猫の頭をなでた ) [Wed 17 Jan 2007 01:29:23]
一心@宿屋角 > ――― ( 食料を買い込んで宿屋に戻ろうかと思ったところだった。聞けば話し声が聞こえて、こんな時間になんだろうか、と思った矢先であった。 ) ――――ふむ ( 焼き鳥の串を咥えた青年は一人、乾いた着物の懐に突っ込んでいた手を顎にやり、考える仕草 ) ――――。さて、どうしたものかの ( 考える。彼の目的意思として、『信じていた人が居なくなり、心が落ちてしまった少女をどうにか昔に戻したかったから』というだけでしかない。 )( そして数日してみればどうだ? 話し声は聞こえないにしても、それなりに楽しげな雰囲気だ。 ) ―――― ( では、自分の存在は意義は? だと言うならば、『あの少女の心が許せる人が戻ってきた』ならば万々歳ではないか。 ) お。こいつがほしいのか? ( また付いてきてるのか。猫が耳の裏を青年の足に押し付けてくる。焼き鳥の串を口から離し、残りを猫にやる ) [Wed 17 Jan 2007 01:22:32]
お知らせ > 一心@宿屋角さんが入室されました。 『一部始終を見た』 [Wed 17 Jan 2007 01:15:53]
お知らせ > 一心@宿屋さんが退室されました。 『( しかし反応なく。魔性多き都市ではこれもまた日常なのだろうか? )』 [Tue 16 Jan 2007 19:55:59]
一心@宿屋 > ( しかし、と青年は暖炉の火を見ながら思う ) ―――――少々、腑抜けすぎたか ( 以前と比べれば幾らか落ちただろう戦闘能力。ぎしぎしと生きるために酷使した節々が悲鳴を上げる ) ――――ふむ。 ( では、どうするか ) 少々戻さないといかんな。此処にまだ居るとしても。いずれヴェイトスに戻るとしても ( 撫でる猫。その猫の視線は己ではなくその背後に向けられている。青年はふと思い出す。そういえば、古来より猫は見鬼であると言うが ) なあ、御主 ( 撫でる。 ) なにか見えるのかの? ( 言うた青年は半身顔だけを振り向かせる。その先にあるのはひび割れた土壁だけである ) [Tue 16 Jan 2007 19:53:41]
一心@宿屋 > ( パンッ! と洗濯した着物を勢いよく振るって水を飛ばす ) ―――まあ、部屋干しだろうなぁ ( 袴と着物を干して、青年は一つ頷く。うん。寒い。 )( 干したら水洗いをした身体をタオルで拭き、丸くなっている猫を跨いで毛布を一枚手に取って羽織る。それから、暖炉の前に座って両手を突き出してやっと人心地ついた ) ――――――しかしなぁ ( じょり、と撫でた顎は剃り残しもある無精髭。逆剃り派ではありません ) 仕事、と言っても護衛だろうか。それとも戦屋だろうか。なあ、御主、ちょっとこっちに来て俺と話をせんか? ( 「にゃ〜ご」と鳴く猫の足を無理やり引っ張ると猫は当然のごとく怒りだすが青年は当然のごとく無視。猫を抱き寄せると膝の上で寝かす ) おお、暖かい暖かい。御主のお陰で俺の身体も早く温まりそうだ ( 猫の頭を撫でる。 ) [Tue 16 Jan 2007 19:48:38]
一心@宿屋 > ( 水で洗濯を済ましている間は当然のごとく裸である。この季節では寒い。それと同時に水で身体を拭く。後で髪を切らなければ、と思うが・・・ ) 櫛で透いて縛ってしまったほうが楽だなぁ ( 後は道場でどうにかしようと思う。さて、そういえば雇われるという話が・・・・・・あったけ? ) ・・・・・・・? ( ・・・・・ような、気がする。はて、確実に生きることに必死で『小太刀』程度の実力しかないだろう己でなにができるのだろうか。そも、仕事って何? ) ―――――それにしても、 ( あれ以来会っていないがどうだろうか。 ) なあ、お前さん。どう思うかの? ( 振り向いた先、部屋の真ん中で顔を洗っていた猫が一鳴きする ) [Tue 16 Jan 2007 19:37:00]
一心@宿屋 > ( それだけの行為がどれだけぶりだろうか。青年は髭の剃り終わった己の顎を一撫でし、 ) ・・・・・・・・・『俺ってこんな顔してたっけ?』 ( これではまるで浪人ではないか。ぼろぼろの着物にぼさぼさの髪。髭を剃っただけではどうしようもない ) 後は洗濯と風呂だな。風呂  [Tue 16 Jan 2007 19:31:08]
お知らせ > 一心@宿屋さんが来ました。 『髭を剃る』 [Tue 16 Jan 2007 19:28:41]
お知らせ > ステア@マウーラ城さんが帰りました。 『魔杖を早く弔いたい。』 [Sun 14 Jan 2007 03:42:08]
ステア@マウーラ城 > (付き人に城の中を出来る限りでいいから案内してくれと言って、異国の城というモノを見て回っていたのだが・・・擦れ違う軍人やら文官やらの視線のほぼ全てが普通ではないのだ。 ある者は猛獣を見るかのように恐れ、ある者は珍獣を見るかのように奇異の視線を何度も向け、ある者は・・・親子仇とでも言うかのように露骨な怒りの視線を浴びせてくる。 不愉快かと言われれば不愉快でもあるが・・・・・・気にしない事にした。私はマドゥーの話を聞きいれ、彼に助けられ、彼に招かれここに居る。食料種たる人間といえども彼には恩を感じている。 食料種だからか借りを作ったままで居たくないのか、純粋に恩返しをしたいのか・・・もしかしたら唯、自分が生きるために利用したいのかは、正直わからない。当面は、マドゥーに従う心算・・・。 王との謁見も、彼の頼み。 ただ、それよりも―― [Sun 14 Jan 2007 03:41:31]
ステア@マウーラ城 > (無闇に城の人間を喰って、また追われるのも面倒。向こうが用意するというのなら、此処は大人しく待とう。 マドゥーは言った・・・「私が人を喰う自由があるように、私を喰う自由を持つモノもいる。」ヴァレリアは言った・・・「冷静に、視野を広く余裕を持て。」と。 決めたのだ、上手に生きると。) とは言え・・・歓迎されているのかなれば微妙ですが、ね。 (城入りしてこの部屋に通され大人しくしていろと言われるのかと思ったが・・・意外にも、出入りは許可された。 場所限定の付き人有りではあるが。) [Sun 14 Jan 2007 03:22:39]
ステア@マウーラ城 > (その絢爛さは城内部に至るまで。 土地を治める人間とはこれ程のものか、と・・・吸血鬼も例外に漏れず圧巻される。) ・・・不自由はしてないですから構いませんが。 (マドゥーの気遣いか、それとも王の指示か、もしくは周知の事実なのか。 その全てなのだろうが、私用の食事として奴隷も連れて来られるらしい。 願ったりだ・・・消耗は最小限といえど長い船旅、そろそろ渇いてくる頃合。 [Sun 14 Jan 2007 03:08:56]
ステア@マウーラ城 > (石造りのその建物は見るからに絢爛な彫り細工を施され見るものを圧巻させる。 ヴェイトス市にも石造りの建物は数多くあるが、此処まで豪華な絢爛な建物は見たことがなかったし・・・何より、此処まで広大で、巨大ではなかった。) これが・・・マウーラ城・・・・・・。 (数日前、海から陸に上がり、約一日をかけてこの城に辿りついた。 私をヴェイトスから逃がした男、マドゥーの言った通り、私は客人として扱われこの城の一室に通されている。 [Sun 14 Jan 2007 02:53:55]
お知らせ > ステア@マウーラ城さんが来ました。 『それは見たことのない建物・・・。』 [Sun 14 Jan 2007 02:39:03]
お知らせ > マドゥーさんが帰りました。 『そして城内へと進む。』 [Sat 13 Jan 2007 13:57:42]
マドゥー > (やがて城門が見えてきた。既に開かれているそこを、隊列の先頭が通過し始める。)まずは俺自身で王に話さねばなるまい。ローサ様にはなんと言えばよいだろうな…?(苦笑浮けばつつも呟けば…獣人が返す。)“あの方は、相変わらずのご様子で…” [Sat 13 Jan 2007 13:57:10]
マドゥー > “マドゥー師”(ふと、並列して進む、全身甲冑姿の男に声をかけられる。アングリマーラ軍輸送部隊の将校であるその男は、物々しい装飾の施された兜の隙間から金色の瞳に縦細の虹彩を覗かせ言う。)“迫害されていたとはいえ、吸血鬼ステアの噂は我々も聞いております。本当によろしいので・・・??”(直立二足歩行をする虎といった風体のライカニアのこの男は、その容姿に似合わず丁寧な口調で言う。)分からぬ。だが、王は受け入れるような気がする。(その目論見が外れれば、じぶんは処断されるのだろうか?) [Sat 13 Jan 2007 13:36:01]
マドゥー > (ときおり、ちらりと目線の先で運ばれる小さな籠に目をやる。変な事をされなければ何もしない、といっていた彼女だが今のところおとなしくしているようだ。もっとも、昼間になってこの強烈な日差しの中、好き好んで出てくることも無いだろうが。軽く遮蔽すれば、日中でも行動可能らしいが…寝ている姿しか見たことはない。) [Sat 13 Jan 2007 13:06:24]
マドゥー > (泥の小屋が立ち並ぶ街の外縁を抜け、石造りの全うな建物が並ぶようになってきた大通り。私掠船の戦利品を王宮まで運ぶ定期便ともいえる隊列が闊歩していた。その中央あたりで、サンナ・マドゥーは馬上に居た。) [Sat 13 Jan 2007 12:58:50]
お知らせ > マドゥーさんが来ました。 『行軍中…』 [Sat 13 Jan 2007 12:54:21]
お知らせ > ステア@港さんが退室されました。 『目指すはマウーラ城・・・』 [Sat 13 Jan 2007 00:32:35]
お知らせ > マドゥー@港さんが帰りました。 『そして隊列は動き出す…』 [Sat 13 Jan 2007 00:27:18]
マドゥー@港 > (ステアのこないのか?との問いに対し一瞬足を止め振り返る。)…事がすんだら直ぐに行く。心配するな…この国でスードラはクシャトリアには絶対逆らわぬ。(身分制度は否定している教義の身であるが、場合によってはこういう利用の仕方もある。禿男にとってマドゥーの命令は絶対…ステアに言葉を投げかければ、自分は別方向へと進み…) [Sat 13 Jan 2007 00:23:46]
ステア@港 > (扉を開けるなり、見知らぬ男の姿が眼の前に。一瞬身構えてしまうが、頭を垂れる禿と傍らに居るマドゥーが居るのを確認してその緊張も一瞬で失せた。) ・・・・・・来ないんですか? (禿の男と言葉を聞きながらも、マドゥーにそう問おう。私が幾ら人を食料としか見ていない吸血鬼だとしても絶望的な詰め将棋から逃がしてくれた相手だ。少なからずの恩は感じているし・・・それを返したいとも思っているらしい。) ・・・変な事をされない限りは。 (去っていくマドゥーの背中を見ながらそう呟き・・・自分も禿男の後に続いて・・・。 [Sat 13 Jan 2007 00:15:43]
マドゥー@港 > (ステアが戸を出れば、すぅっとエスコートとばかりに禿頭の男が脇に現れ頭をたれる。すっと手を指し示せば“こちらへ”と誘導するようで。)その男へついてゆけ。俺は一度、部隊長と話さねばならん。(船外にはステア用に籠が用意されているとのことを、たどたどしい共通語で説明する男。)…逃げてくれるなよ?(ひらひらっと手を振れば、マドゥーは一足先に甲板に上がった。) [Sat 13 Jan 2007 00:02:36]
ステア@港 > ・・・ええ、大丈夫。 (バサリ、と黒外套を羽織りフードも被れば扉を開けよう。) 別に太陽が出ていても私は構いませんけれど・・・。 (扉をあけた手には小さな布包み、中身は・・・あの魔杖の破片が入っている・・・。 [Fri 12 Jan 2007 23:50:04]
マドゥー@港 > 出れるか?(一度足を止めれば問う。)安心しろ。日差しの強い土地だが、今の時間は当然太陽は出ていない。(冗談を交えながら再度呼びかける。正直、船の大きさもあり、余り長いこと停船していられないのだ。) [Fri 12 Jan 2007 23:36:52]
ステア@港 > ・・・・・・。 (吸血鬼は周りの臭いが変わった辺りから実は覚醒していた。 が表に出ようとはせずこの薄暗い船倉に留まっていたのだ。理由は簡単、居心地がいいから。) ―――甲板は騒がしいし・・・。 (とは言えずっと船倉に引篭もっていた訳ではない。1.2度は甲板にでるには出たが・・・船というのはこういうモノなのか。『エーク!』『ドー!』という掛け声が常に響き、なんとも落ち着かなかったのだ。言葉も当然の事ながら通じないし。 [Fri 12 Jan 2007 23:32:29]
マドゥー@港 > (ドア越しになにやら動くのを感じる。やはり吸血鬼の鋭敏な聴覚なれば無駄な目覚ましは必要なさそうだった。) [Fri 12 Jan 2007 23:30:21]
お知らせ > マドゥー@港さんが入室されました。 『叩き起こすもやむを得まい。』 [Fri 12 Jan 2007 23:28:40]
ステア > 如何するつもりだったんでしょうね・・・。 (扉越しに、要件だけ告げて去っていく男の気配を感じながらそんな事を呟いた。 間の悪い。) [Fri 12 Jan 2007 23:20:38]
お知らせ > ステアさんが来ました。 『・・・・・・起きていなかったら。』 [Fri 12 Jan 2007 23:18:08]
お知らせ > マドゥー@港さんが退室されました。 [Fri 12 Jan 2007 23:17:29]
マドゥー@港 > (作業が終われば、隊列はアングリマーラ城下町、マウーラ城へと向かうだろう。ヴェイトス市の大罪人である吸血鬼を伴って…) [Fri 12 Jan 2007 23:17:21]
マドゥー@港 > (忙しく作業する船員達の間をすり抜け、船尾にある船室へと向かう。ドアの前に立ったとき、手をかけ、一瞬躊躇した。どんな形であれ、女性の寝室に無断で侵入するのはいかなるものか……そう思い、数瞬の後、思わず噴出していた。こんなことを考えるようになるとは……ようやく心に余裕が生まれたか…。)……着いたぞ。起きているならば、外で迎えの馬に乗れ。俺は先に行っている。(戸の傍で大きく言えば、くるり、きびすを返した。) [Fri 12 Jan 2007 23:15:38]
マドゥー@港 > 『先に積荷の方を済ませろ。客人は後だ。』(相手が何かを告げる前に指示を出す。不用意にステアに近づかれ、機嫌を損ねてしまうのも面白くない。猛獣を運んでいるような気分となったが、自分が起こしに行くとしよう。) [Fri 12 Jan 2007 23:04:54]
マドゥー@港 > (ぐん…、碇が川底にかかればくんっと船が動きを止めた。直ぐ横の岸辺には隊列。船の船長が、そちらに向かいなにやら合図をしている。がたんっと、船側のコーバスが降りれば、川岸に備え付けられた桟橋伝いに、荷物の積み下ろし作業が始まったようだ。)『マドゥー様』(声をかけられ振り向けば、船員の一人が片膝をつき頭を垂れている。マドゥー自身バッファス教徒ではないが、身分制度が根強く息づいているアングリマーラでは、マドゥーは“クシャトリア”であり、上位の階級であった。) [Fri 12 Jan 2007 22:45:56]
マドゥー@港 > (しばらくすると、川岸に群集がたむろしているのが見えてくる。否、良く見ればそれは群集でなく隊列を組んだ兵士達…。…船は次第に船首をそちらに向ければ、ゆっくりと近づいてゆき…) [Fri 12 Jan 2007 22:22:42]
マドゥー@港 > (コロンジャ河に入れば、直ぐに遠方にアングリマーラの街影が確認できる。それでもかなりの距離ではあるが、バッファス寺院の特異な形状はガンディア文化の個性を、必要以上に主張していた。) [Fri 12 Jan 2007 22:18:55]
マドゥー@港 > (ヴェイトス島を大きく迂回するように航海すること3日余り…河口よりコロンジャ河を登り始めればすぐさま異様な臭いが鼻を突くようになった。香辛料、お香、糞尿、死骸……そういったものがごちゃ混ぜになった、なんともいえぬ悪臭。が、マドゥーはこの臭いに、ひどく懐かしさを掻きたてられていた。久々の帰郷……匂いが脳の記憶を最も呼び覚ましやすい因子であるといった話はしごく頷ける話だと思えた。) [Fri 12 Jan 2007 22:00:58]
お知らせ > マドゥー@港さんが入室されました。 『匂いは沖から感じ取れた。』 [Fri 12 Jan 2007 21:54:45]
お知らせ > ブロウンさんが帰りました。 『真夜中になる前には見つけられればいいな──』 [Tue 9 Jan 2007 22:17:59]
ブロウン > あぁあ、めんどくせぇ・・・(それでもやっぱり我慢が出来ないようで重い腰を上げまた町の中へと入っていく竜。どこで売ってんだ?なんて思いながらあてもなく町の中をふらつくことだろう──) [Tue 9 Jan 2007 22:17:32]
ブロウン > (火を絶やさぬように薪をくべ、その火でタバコに火をつける。ゆらゆらとキセルから上る煙を見ながら久しぶりに星を数える夜を迎える。殺伐とした暗黒街をはなれ、こうしてのんびり夜空を見上げるのもいいものだと、ガラにもなくロマンチックなこと思いながら朝が来るまで空を見上げたり、町を出入りする旅人や行商人を見ながら時間をつぶすことになるだろう)しまった・・・毛布かなんか、買ってくればよかったぜ・・・(冷たい風が通り抜ける。焚き火だけでは今日は寒いかもしれないなんて大後悔中の竜の人) [Tue 9 Jan 2007 22:14:28]
ブロウン > (ぐっ、と首を持ち上げて覗くはアングリマーラの夜の光。町を一歩出た街道沿いからはよく見える。中央に位置するであろう大きな城もはっきりと見えるくらいだ。)なんとなく住みやすそうだが・・・寒いのにゃぁかわりねぇな。明日にでも立つか・・・(食料補充のために立ち寄った町だが、意外と長いしてしまった。さっさと自分の故郷に帰って冬をやり過ごそう。知らない場所で冬眠なんてことになったら死活問題だから) [Tue 9 Jan 2007 22:05:12]
ブロウン > (月明かりの下、吐く息が白い。両手を焚き火にかざし暖を取りながら今後の道のりを頭に描いていて──)(この街道をクリスティアに向かって歩いていけばいいんだが・・・ちっと寄り道していくか・・・)(コロンジャ川上流にあるドラグニールという竜人の村に寄っていくべきだろう。よくよく思えば住処を提供してもらっている訳だし、そこに挨拶に行かないのもどうかと思う。)そういえば、家賃とかかなり滞納しているような気がする今日この頃・・・(むしろ連絡も取っていないため、下手をすれば住処自体別な人が入っている可能性だってある。)でも挨拶くらいはしねぇとな・・・(大家(?)がいるかどうかはなぞだけれども) [Tue 9 Jan 2007 21:53:38]
ブロウン > (ちょっと長居をしているアングリマーラ。道中変なのに襲われたりと暇せずついたこの町。ヴェイトスに行く途中にも見かけたが、寄るのは初めてのこと。案の定、人様の視線は痛かった。が、ヴェイトスほど変な目で見られると言うことはなかった。町の風習がいかなるものなのかは知らないが阻害されるようなことはなかった。)んぅ・・・でも、宿はとれねぇな・・・(視線も気になれば金もない。町から一歩でた辺りに陣取り、買ってきた食糧なんぞを食いながら焚き火にあたる巨躯の影) [Tue 9 Jan 2007 21:42:19]
お知らせ > ブロウンさんが来ました。 『町の入り口付近』 [Tue 9 Jan 2007 21:38:10]
お知らせ > オルパー@カラ河さんが退室されました。 『…今日は調子が悪いんだ、きっと。 ( 「大人って都合が悪いといつもそうだよな」 ) …。』 [Fri 29 Dec 2006 14:05:37]
オルパー@カラ河 > ( ばしゃーん )  …………… 。 ( 再び空振り。あれ、なんかお子様たちからの視線が痛い、よ? …。 ) [Fri 29 Dec 2006 14:04:15]
オルパー@カラ河 > ( 「なにやってんのー」だの「魚にげちゃうじゃんー」だの、子どもたちのブーイングが集中攻撃だ。 嗚呼… ) あ、ははは… ごめーん、今度はちゃんと……  ―― てぃッ! 【判定】 [Fri 29 Dec 2006 14:02:45]
オルパー@カラ河 > ( すか。 ばしゃッ )  …あれ。 ( 銛は川面を乱し、水音を立てて川底に突き刺さる。 …。 ) [Fri 29 Dec 2006 14:02:17]
オルパー@カラ河 > ( どれが狙いやすいのか、ちゃんと定めている。 ) さてと。 ( 娘も、子どもたちから視線を河へと転ず。手にした銛を掴みなおし魚の動きを狙って )( 発言秒数下一桁が奇数なら失敗。偶数なら成功 ) 【判定】 [Fri 29 Dec 2006 13:59:11]
オルパー@カラ河 > …せめて夕食ぶんは確保しておくようにー。 ( 後でとーちゃんかーちゃんにどやされるよと笑いながら、子どもたちの思い思いの返答を耳に。さすがは普段、石やら棒やらでトカゲを仕留め慣れている子どもたちだ。魚を追う動きも油断ない。 ) [Fri 29 Dec 2006 13:56:05]
オルパー@カラ河 > ( 河の中、魚の腹がキラキラと輝いている。両足は河の中、少しぬめりのある川底の石をしっかりと踏みしめよう ) たくさん獲れたら保存食も作っておこうっと。 ( とはいえ食欲旺盛な子どもらのこと。昼飯を食い終わったばかりというのにオヤツと称して食べきってしまわないか心配だ。 ) [Fri 29 Dec 2006 13:53:13]
オルパー@カラ河 > ( 冬でも暖かなこのアングリマーラの近くに、冬季の間ウォンコクの民は集落を作る事が多い。お昼のご飯を食べた後、娘は子どもらを数人連れて河へと赴いた ) よーく狙えよー。  [Fri 29 Dec 2006 13:48:16]
お知らせ > オルパー@カラ河さんが来ました。 『( 上流 )』 [Fri 29 Dec 2006 13:41:52]
お知らせ > バラエ@カラ河さんが退室されました。 『(暗い川面に きらきら と銀色の鱗が見え隠れ。今日はよい天気だった。)』 [Sat 16 Dec 2006 19:01:11]
バラエ@カラ河 > 今日の晩飯になっちまえお前! (河の中を すぃいーッ と気持ちよく泳ぐ魚の耳には届くまいが。釣竿を握り締めて男は云った。) [Sat 16 Dec 2006 18:58:56]
バラエ@カラ河 > (夏や春のようにはいかないが、それにしたって他より随分とあったかく感じる。) (ぽちゃん、と釣り糸の傍で魚が跳ねた。) ……あ。馬鹿にしてンのか。 [Sat 16 Dec 2006 18:50:37]
バラエ@カラ河 > (そして此処はカラ河である。妖魔の笑う声が聞こえてきそうな程にアングリマーラに近い場所だ。) 見えねエ壁でも在るみてーだナ、ホント。 (白い山が見えると云うのに、この辺りはぬるく湿った空気だ。) [Sat 16 Dec 2006 18:49:25]
バラエ@カラ河 > あすこに見えるのが、えーと、大雪山だろ? (河縁で釣り糸を垂れながら、男は北の方を見遣った。) [Sat 16 Dec 2006 18:46:37]
お知らせ > バラエ@カラ河さんが入室されました。 『( ――変な感じだ。 )』 [Sat 16 Dec 2006 18:43:59]
お知らせ > カール@屋台通りさんが帰りました。 『(足が痛んだが、…さあ、帰り道を急がねば。)』 [Mon 13 Nov 2006 19:29:04]
カール@屋台通り > (流石に少年は首を振った。蜥蜴は未だ食べれるくらいの度胸は無い。 髪を焦がされたり足を噛まれたりした思い出が余計にそうさせる。) (「それじゃあ、買い取らせてもらおう」) ありがとうございます。 (交渉は成立した。店主の言い値で、少年は蜥蜴を売った。 価値は良く解らなかったのだ。…幸い店主は品に妥当なだけの値段を付けてくれたようだった。)     (銀貨を幾枚か少年に渡す、「これでいいものでも食べるんだね、坊や」) …。はい。 (少年は屋台を後にした。) [Mon 13 Nov 2006 19:28:53]
カール@屋台通り > (店主は胡散臭そうに少年を上から下まで眺めた。肉でなく、自分が品定めされている。)   …。 (暫しして、「品を出しな」と細い手が伸ばされた。少年はやっと肉を取り出すと、店主に見せる。) (店主はしげしげと其れを眺めていたが、――其れが火蜥蜴のものだと知ると眼を見開いたようだった。「成る程ね、」 此処に持ち込んだのは正解だよと、店主は口の端を持ち上げた。) …。 (「食っても美味かったンだがね。こいつは肉厚だ」) [Mon 13 Nov 2006 19:25:02]
カール@屋台通り > (店主がちらりと此方を見た。その視線に少しだけ息を呑んだが、少年は訊ねる、) 蜥蜴の肉を、 (「買うのか」と問う視線に首を振る。) …あ、冷やかしじゃなくて。 蜥蜴を売りたいンだけど、…良いですか。 (店主が頷くのを待った。商品は未だ鞄の中だ。) [Mon 13 Nov 2006 19:21:49]
カール@屋台通り > (別にクリスティアが嫌いッて訳じゃ無い。違いがあるのは面白いことだ。) (連れていた馬は外に繋いできた。売ったら直ぐに出発するつもりだ。) …。寄り道だしな、これ。 (少年は屋台のひとつに立ち寄った。 売ろうとしているものと、並んでいる商品が同じだったから。) (――蜥蜴の肉。) [Mon 13 Nov 2006 19:15:14]
カール@屋台通り > (賑やかな通りだ。) クリスティアじゃ有り得ないよなあ。 (歩いている人達の顔ぶれも。純粋な人間より、混血の方が多いンじゃないだろうか。…怖さ半分、不思議な安心感が半分。 此処には余り疎外感と云うものを感じない。) [Mon 13 Nov 2006 19:06:43]
お知らせ > カール@屋台通りさんが来ました。 [Mon 13 Nov 2006 18:52:07]
お知らせ > バラエ@カラ河さんが帰りました。 [Thu 26 Oct 2006 21:01:35]
バラエ@カラ河 > 奮発して、酒にすっかな…。 (ヴェイトスまでの我慢よ。呟いて、足を速めた。) (河は濁ってはいたが、音ばかりは何処か涼やかだった。) [Thu 26 Oct 2006 21:01:34]
バラエ@カラ河 > (荷物の中に水筒もあったが、中身は後僅かだ。) (河を見下ろす。) …。 (うーん…。) [Thu 26 Oct 2006 20:56:25]
バラエ@カラ河 > 風邪薬より先に、腹下しに効く薬が必要かも、ナ。 (何となく腹を撫でた。) もっとこう、…環境に対してタフになりてーモンだワ。 [Thu 26 Oct 2006 20:55:17]
バラエ@カラ河 > (カラ河には姿が映る。他の河に比べれば細くて頼りなさげに見えるけれど、アングリマーラにとっては大事な水源だと聞いた。) …。 (濁ってる。) [Thu 26 Oct 2006 20:52:33]
バラエ@カラ河 > そりゃア俺だって、人間じゃアねーけど。…ま、世界は人間だけのモンじゃア、ネエさ。 (鼻歌。) [Thu 26 Oct 2006 20:48:36]
バラエ@カラ河 > 石を投げりゃア妖魔に当たるウ。肩をぶつけりゃア怪我をするウ。 …ッとくらア。 (街の人が聞いたら殴られそうだとは思ったが。) [Thu 26 Oct 2006 20:42:16]
バラエ@カラ河 > 本格的に風邪引いたかネエ。 (ぐじゅ。鼻を啜る。) でも、あっこの薬は飲みたかねーな。 (アングリマーラが見える。もう、すぐ其処だ。) [Thu 26 Oct 2006 20:27:42]
バラエ@カラ河 > () [Thu 26 Oct 2006 20:23:21]
お知らせ > バラエ@カラ河さんが来ました。 [Thu 26 Oct 2006 20:19:54]
お知らせ > アーク=フォース@水樽さんが帰りました。 『そうして、少しだけ眠る……もたれかかっていた壁から床へと頭を移して…』 [Fri 22 Sep 2006 23:31:30]
アーク=フォース@水樽 > (嫌だ……な……ウトウトと眠りそうな自分……ただ眠い…不思議な位に…さっきまではなんとも無かったはずなのに…) [Fri 22 Sep 2006 23:16:03]
アーク=フォース@水樽 > (頭の中で騒ぐ声……それはまるで自分はここにいてはならないような…そんな事を言っている、そんな気は無いとはねっ返すが…うるさい……余計に頭痛が増える…) [Fri 22 Sep 2006 22:59:01]
アーク=フォース@水樽 > (僅かに揺れる馬車が、まだ動いているであろうという事を思わせる…まだアングリマーラ近郊なのだろうか…レッドフォックスさんはもう近いだろうなといっていたけれど…顔を上げると吐き気がぶり返すかもしれないと思い、頭は馬車の床を見たまま微動だにしない) [Fri 22 Sep 2006 22:52:27]
アーク=フォース@水樽 > (水樽が中にたくさん置かれた馬車の中で、自分は俯いたまま、頭痛と…治まりかけた吐き気を飲み込む、馬車は何処に入るのかはよく解らない…酒を飲んだのは生まれて初めて…加減も知らずに飲んでしまうからこんな事態に成る、結局自分は…足手まといなんじゃ…そう思いつつ俯き、馬車の中に吹き込む風の中の嫌な感じは薄れている…代わりに頭の中の何かのせいで眠りたくても眠れない…寝ては駄目だ…そう思いながら俯いたまま、眠気と戦い続けている…) [Fri 22 Sep 2006 22:43:46]
お知らせ > アーク=フォース@水樽さんが入室されました。 『結局相談は出来ず…ただ流されるままに…馬車の中で…』 [Fri 22 Sep 2006 22:37:58]
お知らせ > アーク=フォース@水樽さんが帰りました。 『(クリスティアについたら相談しよう…相談はいつでもできるから……それまでは…そう思う自分)』 [Wed 20 Sep 2006 20:01:05]
お知らせ > レッドフォックス@水樽さんが帰りました。 『(あまりの急加速に、自身が前に飛びそうになった)』 [Wed 20 Sep 2006 19:49:45]
レッドフォックス@水樽 > (・・・何故に2重投稿orz 風め・・・!)(少年から地図を受け取ると、大きく手綱を振りかぶり) [Wed 20 Sep 2006 19:47:50]
アーク=フォース@水樽 > (相談…していいのかな…巻き込んで…その後どうなるか…)「不安…はありますよ、後でゆっくりと話します……馬に無理させちゃ駄目ですよ?」(そう苦笑いを浮かべると地図を渡す、馬車が動く時に立ったので転びそうになったが、ぎりぎりで大丈夫だった) [Wed 20 Sep 2006 19:44:33]
レッドフォックス@水樽 > お前さんが、この先に天使になろうが悪魔になろうが凡人になろうが、オレはお前の仲間だぜ。 ・・・っしゃ、オレ達もさっさと行くかぁ!急げば明日にゃクリスティア、だったな?向こうで馬がくたばる位全力疾走で駆け抜けるぜ!(そう言うと、男は馬車の手綱を握りに行った) [Wed 20 Sep 2006 19:42:38]
レッドフォックス@水樽 > お前さんが、この先に天使になろうが悪魔になろうが凡人になろうが、オレはお前の仲間だぜ。 ・・・っしゃ、オレ達もさっさと行くかぁ!急げば明日にゃクリスティア、だったな?向こうで馬がくたばる位全力疾走で駆け抜けるぜ!(そう言うと、男は馬車の手綱を握りに行った) [Wed 20 Sep 2006 19:40:33]
レッドフォックス@水樽 > ・・・前に言ったはずだよな。オレはお前さんがどうなっても仲間で居てやる。そして、本当にどうしようもなくなったらオレがお前を殺す、と。じゃあよ、ウジウジ不安そうな顔すんな。お前にはオレが着いてんだよ。悩みが有るんならオレに言え。聞くことぐらいならオレにだって出来るからよ。オレはな、『漢(おとこ)』と認めたやつには最後まで付き合ってやるつもりだぜ?(そう言ってニヤリと笑う。その顔に嘘は無い) [Wed 20 Sep 2006 19:37:28]
アーク=フォース@水樽 > (読まれてる……何故に……)「いや…そんなの極論じゃないですか……殺意…そんな物…沸きません!」(どこかで何かに触れたのか…殺意という言葉に反応して怒鳴ってしまった、すこし頭が痛い…けれどそれは一瞬だったのでさほど気にするほどでもないので放った) [Wed 20 Sep 2006 19:30:19]
レッドフォックス@水樽 > ぬぉ・・・!痛ぅ〜〜・・・!(どうやら、やった方も痛かったようです)・・・・・・で、どうだ?お前さんは今、オレに殺意が沸いたか? [Wed 20 Sep 2006 19:25:08]
アーク=フォース@水樽 > (ごっつ〜ん と頭に一撃を喰らい、頭を抱える、涙目) 「何するんですか! いたいなぁ…もう…」 (打ち付けられたところを手で押さえて、レッドフォックスさんを恨めしいような目で見つめる、何かを言われるのは解ってはいたけど、痛い物は痛い…) [Wed 20 Sep 2006 19:21:07]
レッドフォックス@水樽 > (少年の不安そうな顔を見て、そこへゆっくりと歩み寄る。その肩へと手を伸ばす。肩を掴んだら・・・思いっきり頭を振って、ヘッドバッドをかまそうとする) [Wed 20 Sep 2006 19:17:40]
アーク=フォース@水樽 > (その声にすこし驚きながらも、答える) 「そうですね……成長は…常に出来る物ですよね……きっと…」 (自分はその言葉に嬉しさと同時に不安を覚えた、成長して、それは良い、だけど…怖いんだ、そうして自分の闇も増長させてしまうんじゃないかということが…) [Wed 20 Sep 2006 19:14:39]
レッドフォックス@水樽 > ・・・なぁ、アーク。オレ達は、ちっこいな・・・でもよ。オレ達は、失敗して、反省して、少しずつ大きくなっていく事が出来るんじゃねぇか?オレの心も、お前さんの心も、まだまだ成長出来る。出来る、出来るんだよ、アーク。これほど嬉しい事は無いじゃねぇか。違うか?(その問いかけは、自分へのものでもあるのだろう。その顔は、本当に嬉しそうだった) [Wed 20 Sep 2006 19:10:40]
アーク=フォース@水樽 > (さっきアシムさんが言っていた事が引っかかる……無茶はしていないつもりだけど…そう思いつつも手を振って見送った)「またいつかぁ〜」(見送った後は、すこし悲しげな顔を浮かべる、自分達には合わせてくれない…か…) [Wed 20 Sep 2006 19:06:44]
レッドフォックス@水樽 > (万能じゃない・・・何でも出来ると思うな・・・、か・・・ 男の中で、その言葉が深く響いた。確かに自分は、何でも出来るようにと、どんなことでも出来なければならないと思っていたのでは無いだろうか。そんな事、出来るはずが無いのに。自分は無力だ。だが、無力なりに出来る事が有るのではないか?雨を降らす事は出来なくても、水を運ぶ事が出来るように・・・)そう、だな・・・ありがとよ。なんだか眼が覚めた気分だぜ。 ・・・お、戻ってきたか。またな、アシム。こっちこそサンキューな。(離れていく男に手を振る。その眼には、既に曇りは無かった) [Wed 20 Sep 2006 19:04:09]
お知らせ > アシム@水樽さんが帰りました。 『( 荷台の中から手を振った。 )』 [Wed 20 Sep 2006 19:02:28]
アシム@水樽 > ( と、背後の茂みから腹を押さえた御者風貌がひょこりと姿を現した ) あ。 ふたりともアリガト、戻って来た。  ――俺言った、 貴方 パンの食べすぎ。 だから 腹ー… 壊す。 ( 御者の腹下しの原因はパンの食いすぎでしたとさ。 ) じゃあ、俺 戻る。 アリガト でした。 ( ぱん。 スートリアを真似て両手を合わせ、拝んで見せたら自分が乗って来た馬車へと向かおう。 ) [Wed 20 Sep 2006 18:59:56]
アシム@水樽 > ( 握手に応じ ) よろしく、あーく=…うぅ。( 発音できませんでした。 なのでありがたく「アーク」で呼称確定。 ) …アーク、でも 疲れてる 見える。 頑張る と 無茶しない、兼ね合いー…難しい けど。 獣 盗人、魔物――は、 俺達に合わせては くれない から。 無理に無茶、連中 見逃さない。 いい、的。 あんぜん、でも 急ぐ、それがいい。 ( 獣や魔物は弱いものを好んで狙う。 また無謀を計れば隙ができる、犯罪者はそこを突くから。 それを身を以って知っているからこそ、安全かつ迅速が一番だと言いたかったらしい。 ) ( ちなみに赤毛の彼の名前はアークと名乗った男性が呼んでいたのをちゃっかり聞いていた。 ) レッドフォックス、何 凹んでる? 何か失敗したか。 …ダイジョブ、俺達――万能じゃない。 何でも出来る 思い込む、よくない。 自分がやれること、 精一杯 やってみるだけ。 ( それでも出来なかったら仕方がないと思う。 大事なのは自分の力量を見極めること、そう言う自分もまだまだ駆け出しの身だけれど。 ) でも、精一杯と 無理 違うよ? ――砂漠、雨降らない。 降ってくれ 祈ったり、水を大事にするのは出来る。 でも、俺達には雨を降らせる 無理。 …そういうこと。 [Wed 20 Sep 2006 18:52:49]
レッドフォックス@水樽 > お?オレの名前を知ってんのか?オレも有名になったもんだ・・・って、依頼の登録名簿を見れば一発か。(頬を掻きつつ笑ってみせる。相手の方も顔を見るに、緊張が解けてきたようだ)アシムか、こちらこそよろしくな。 ・・・って。まぢで・・・・・・?(明日にはクリスティアに着く。それを聞いて、口がポカンと空いた。それでもパン耳が落ちないのは既に身体の一部と化しているからか)・・・え〜っと・・・(今まで進んできた時間と距離を考える。このサイズの馬車なら、あと2日はかかると思っていた。が、よく考えてみると)・・・あ〜・・・(そうだった。自分達は妖精の森で迷っていたのだ。確かに『普通に』進めば明日には着くかもしれない)・・・・・・オレ、マジでダメダメだな・・・(ボサボサの赤毛を抱え込む。ダサい) [Wed 20 Sep 2006 18:45:49]
レッドフォックス@水樽 > (男は一瞬、風(AirH")に殺意が湧いた。のは、別の話) [Wed 20 Sep 2006 18:37:25]
お知らせ > レッドフォックス@水樽さんが来ました。 『・・・・・・』 [Wed 20 Sep 2006 18:36:37]
アーク=フォース@水樽 > (簡単に経路を書き加えて、ため息を付く、これでとりあえずは大丈夫……そういうと伸びをして、荷台の中に仰向けに倒れこむが、目に見えた人物を見て、起き上がる)「あ…さっき呼んでた人ですね……そうですね、がんばれば3日以内にはこのアングリマーラに戻れますよね、そういえば自己紹介がまだでしたね、自分はアーク……アーク=フォースです、呼び方はどうでも良いです」(そう言うと、黒い肌のその人物に手を差し出し、握手を求める) [Wed 20 Sep 2006 18:36:30]
アシム@水樽 > アリガト です。 感謝ー…。 れっど? ぉくす?? それ、貴方 ( 赤毛の男性 )のー…名前。 ! そう、馬車同じ、 れっど、ふぉっくす――達も、同じ仕事か。 ( 呼び止めた相手こそが盗賊の類でなくてよかったと、浅黒の顔が目に見えて緩んだ。 己を指差して ) 俺、アシム。 ――…遅れ? ………… ( 日付を頭の中で考えて ) 俺達、明日には クリスティア 着く、予定。 だからー…きっとダイジョブ。 問題ない 思う。 …がんばれば。 [Wed 20 Sep 2006 18:22:17]
レッドフォックス@水樽 > (ミルクを瓶から零れない程度まで飲んで適当なところへ置き、パン耳のふやけた部分までを噛み切って飲み込むと、改めて声のした方を見やる。浅黒い肌に黒い髪・・・そしてこのイントネーション。なるほど、と一人で頷きつつ)ふむ、お前さんも同業者って訳か。・・・ははは!なんだ、お前さんの仲間も腹壊したのか?こりゃ決定だな、あそこの店のどっかにゃ、腐った食材を平気で客に出す店が在ったに違いねぇ!(男は愉快そうに大笑いを上げる)おう、オレは全然構わねぇぜ。もう散々送れちまってるし、今更どれだけ遅れようが同じだ。まぁ、それで気がついたら24日でした、じゃ笑えねぇけどな。(ニヤついた口元でパンの耳が揺れている。怪しい) [Wed 20 Sep 2006 18:18:34]
アーク=フォース@水樽 > (カリカリ……迂回路を地図に書き込む……疲れているせいで、手が震える……理由はそれだけではないかもしれないけど……)「どこかの…訛り? 自分はかまいませんよ、一人でいるよりはずっと良いですし、レッドフォックスさんの方も無理させるとまたからだの具合崩しそうですから…集団食中毒事件でもあったんでしょうかね?」(苦笑いを浮かべる、そういう自分も先日はレッドフォックスさんに結構な間、あれこれと食べ歩きさせられたが…なんとも無い…) [Wed 20 Sep 2006 18:14:36]
アシム@水樽 > ( 果たして馬車は止まった。 駆け寄りながら ) 俺達、くりす・てぃ――… クリスティア? まで、赤くない水 取りに行くところ。 今、その途中。 でも 御者の人、 腹 壊し てー… ( ひときわ背の高い草むらの辺りを指差して ) 戻るの 待ってる。 けど、…今、泥棒 獣 来たら―― 困る。 ゴメンナサイ、スミマセン。 御者ー… 戻るまで、一緒に待つ くれない、 だめか? ( 言葉使いこそ怪しいが、御者が戻るまでの少しの間一緒に見張って貰えないかと頼んでいるつもり。 きゅう、面目なさそうな顔でそちらの馬車を見やる。 黒髪の男性の姿を見つけて ) 貴方にも ゴメンナサイ。 お願いします この通り、そう長くはない 思う――です。  [Wed 20 Sep 2006 18:11:03]
レッドフォックス@水樽 > ・・・あ?(手綱を振り、馬を停める)何だ?盗賊か?・・・って訳でも無さそうだな。 なーんだーーー、どーーしたーーー!!?(相手の発音を真似して答えてみせる) [Wed 20 Sep 2006 17:58:50]
アシム@水樽 > ( はて、馬車は止まってくれるのだろうか。 様子見。 その気がないのならば彼らの馬車はそのまま通過してしまうのだろうけど。 ) [Wed 20 Sep 2006 17:56:09]
レッドフォックス@水樽 > (溜息。まったく、この少年はお人好しにも程がある・・・そう思いつつ)誰が相棒を置いていく真似をするか。あと、どうでも良いが疲れるタイミングおかしいぞ(何)。まったく、タフなのやらそうでないやら・・・まぁいい。道が分かったんなら、その辺に地図を置いてるから、そいつに書き込んでおいてくれ。(片手を伸ばし、後ろに置いてもらったミルクを啜る。咥えたパン耳に当たらないよう、なんとも器用な飲み方である) [Wed 20 Sep 2006 17:54:52]
アーク=フォース@水樽 > (聞こえた声に振り向くと……誰かいる…手綱を握る、レッドフォックスさんに一声)「誰か呼んでますよ? ちょっと馬車を止めて……」(紅すぎる夕焼けに…影……) [Wed 20 Sep 2006 17:50:01]
アシム@水樽 > ( 開けた草地にそちらと全く同じ形の大型の馬車が止まっていた。 呑気に草を食む馬に寄りかかるようにして途方に暮れていた男が轍の音を聞きつけて、大きく両手を振り出したのが見えるだろうか。 ) すみま――せーんーッ!! 止まって、止まって――…!! 少し良い、構わない です! 止まってくれませんか っ…!  ( 微妙に発音のおかしなヴェイトス公用語で呼びかける声。 ) [Wed 20 Sep 2006 17:45:22]
お知らせ > アシム@水樽さんが来ました。 『( 走る馬車の左手前方 )』 [Wed 20 Sep 2006 17:44:08]
アーク=フォース@水樽 > (走れ……まだ間に合う、間に合わなかったら……仕方ないから、鉢合わせするまで歩こう…そう思って見えたのは……自分が乗っていたであろう、馬車……ゆっくり行き過ぎ…ただでさえおくれてるのに……そう思いつつ、さらに走り、荷台に飛び込み、荷台で息をあげながら半分倒れこむように荷台に座り込む)「ぜぇ…ぜぇ……危うく置いていかれる所だった……それにしても、先に行っててくださいって行ったのに…どうしてこんなにゆっくり進んでるんですか? まぁ、自分はそのおかげで、迂回路の道も少しばかりわかりましたけど……」(大きく息を吐き出し、レッドフォックスさんの方を向く、昨日は何か…落ち込んでいたようだけど……街の襲撃の事は聞いた、何も出来なかったのは辛いけど……自分まで揺らいだら…と思って、何も考えないように胸に嫌な事は押し殺した……少しでも表に出さないように…) [Wed 20 Sep 2006 17:41:25]
レッドフォックス@水樽 > ・・・悪いな。そいつは、その辺に置いておいてくれ。後で食う。(振り向くことなく答えると、手綱を振って馬車の速度を速める。少年が「ギリギリまで情報収集がしたい」と言い出した時、 男は「それなら街の中で待つ」と言ったのだが「少しでも先に進んでおいてください。僕なら、後から走って追いかけますから」と割とムチャな事を言い出した。少年が人に気を使うタイプというのは知っていたが、そこは気を使うところが間違っているだろ、というツッコミを飲み込み、男は馬車を控えめな速度で走らせて(歩かせて)いたのである。まぁ結果として、少年が早歩きすれば追いつく程度の距離しか移動しなかったわけだが)・・・薬ねぇ。この町の薬じゃ、一緒に砂も混ぜ込んであって飲めたもんじゃなさそうだがな。(・・・やれやれ、やっと皮肉を言えるほどには回復したか、と少し安心する。ボロボロになっていた心と体の回復に、少年は献身的に勤めてくれた。それが何より嬉しかった。この旅、ただ後悔する為だけのものでも無いようだ) [Wed 20 Sep 2006 17:25:22]
アーク=フォース@水樽 > (とりあえず、今のレッドフォックスさんは具合が悪い、街で森を抜ける以外の道を聞いた後に、あまり体に障らないものを買って相方の下に戻った、内容は牛乳とパン)「体の具合…大丈夫ですか? 牛乳とパン、買って来ましたから、牛乳に浸して柔らかくしてから食べると良いです…それと薬は飲んでくださいね」(そういいながら、牛乳とパンを渡す、自分は外を見ている、まだ、あの嫌な空…ヴェイトス市ほど出ないにしろ、嫌な空気だという事を感じながら…) [Wed 20 Sep 2006 17:03:46]
レッドフォックス@水樽 > ・・・畜生・・・・・・畜生・・・・・・(・・・もっと強くなりたい。もっと賢くなりたい。・・・せめて、約束を守れるだけの強さが欲しい・・・ 男はそう心で呟き、そして心で涙した) [Wed 20 Sep 2006 16:58:20]
お知らせ > アーク=フォース@水樽さんが入室されました。 『情報もらって、これからの旅路を考えつつ…相方の居る馬車の中へ』 [Wed 20 Sep 2006 16:57:22]
レッドフォックス@水樽 > (もう1つは、数日前に市に魔族の襲撃があったらしい、と言う事。正門を守りきる事には成功したそうだが、自分がその場に居合わせる事が出来なかったのが腹立たしい。・・・いや、自分が居たところで大した役に立たなかったであろう事は理解している。だが、少女とあの様な約束をしておいて、いざと言う時に自分は正門どころか市にすら居なかった。何が守るだ。笑わせる) [Wed 20 Sep 2006 16:54:10]
レッドフォックス@水樽 > (その間に何もしないのも時間の無駄なので、男が静養している間に相棒に街へ情報収集に向かってもらった。そこで、2つの貴重な情報を得る事が出来た。 1つは、常世の森を抜けることは不可能だと言う事。危険性の高さもあるが、それ以前の問題として馬車の通れるような道は無いらしい。これについては街中の人はもちろん、手紙を送っていた依頼主からの返信でも大反対を貰う事になった。・・・事前にある程度の下調べしていたつもりだが、所詮は本から得た知識と猿の考えに等しい自分の発想。何の役にも立ちはしなかったようだ。・・・この事に限らず、今回の旅で自分が出した案は悉く裏目に出ている。自分の無知と浅知恵と不甲斐無さには呆れて言葉も出ない。今回の仕事が終わったら、しばらく市に篭って自分を見つめなおし、先輩方からもっと色々話を聞こう。男はそう決意していた) [Wed 20 Sep 2006 16:47:12]
レッドフォックス@水樽 > (少しずつ離れていく街を見ながら独り揺れる馬車の中で吐き棄て、紙袋の底の最後の一本を唇に挟む。 あの後は色々大変だった。迂闊にも立ったまま寝ただけでも大問題ではあるが(土下座して謝って何とか許して貰った。そこまでしなくて良いですよ、と軽く引かれたが)、その後に突然腹痛に見舞われた。それが普段パンの耳しか食べていないのに普通の食事を大量に摂取したからか、食べたものにマズい何かがあって食中毒を起こしたのか、単なる食べ過ぎかは分からない。ただ、それを治すために一度は出ようとしたアングリマーラに引き返す事になった)※実のところ、中の人が緊急の呼び出しで泣く泣く席を外す事になり、あのように強引に切らざるをえなくなってしまいました。アーク様、誠に申し訳ありませんでしたorz [Wed 20 Sep 2006 16:36:15]
お知らせ > レッドフォックス@水樽さんが入室されました。 『・・・畜生』 [Wed 20 Sep 2006 16:16:27]
お知らせ > アシム@水樽さんが帰りました。 『( 一路、クリスティアへの旅路は続く。 )』 [Mon 18 Sep 2006 21:45:11]
アシム@水樽 > ( 夜明けを待って出発=@そう取り決めて、エールと山羊の乳でのちぐはぐな乾杯を交わし ) [Mon 18 Sep 2006 21:43:45]
アシム@水樽 > ( コロンジャ河を渡る橋があるなら、そこを。 橋がなくともクリスティアとの貿易用に大型の船くらいはあるだろう、それを渡って常世の森北端、大雪山との間の道を行くのが遠回りだが比較的安全と思われる。 それが自分よりは旅慣れている御者の意見だった ) 1日分、くらい、損? …でも。 貴方 それがいい、言うなら。 ( 改めて己の身を顧みる。 護衛と言っても特別な何かが出来る訳じゃなし、そもそも死角に紛れて初めて発揮する殺人の技。 獣や化け物、徒党を組み襲来する夜盗に対抗できるとは思えない。 臆病なくらいが生き残るには丁度いいんだと思う。 ) 24日 まで――間に合う? ( 間に合うかじゃない、間に合わせるンだ。 酔った御者の方が頼もしい始末 ) [Mon 18 Sep 2006 21:39:58]
アシム@水樽 > ( 御者の言葉は難しかった。 何度か聞き返して意味を問い直し、分かったのは常世の森が恐ろしく危険らしいということ。 運が悪ければ目に見えない精霊に獰猛な獣、化け物に襲われるかもしれない。 おまけに方角を知る磁石もそこでは狂ってしまうらしい。 ) 迷って、飢え死にー… ( ぶるぶるぶるぶる。 ) それはだめ、よくない、水持つ帰るできない。 …それは、だめ。 別の道 は? [Mon 18 Sep 2006 21:30:50]
アシム@水樽 > ( 安全第一。 ) これからのこと、話す 相談する。 地図――…安全そう、道 探す。 ( 山羊の乳を注いだカップを退かしてテーブルの真ん中に地図を広げ、その一点を指差して ) 今、ここ。 あんぐ? りま?? あんぐりまーら。 ( ぴ。 指を斜めに右上 ) 目指す、ここ。 くりすてぃあ。 むむー…  ( 眉を寄せて図面と睨めっこ。 カラ河沿いに北上、ころんじゃ河? の先は―― )  ( 常世の森。 御者曰く、あすこは危ないから迂回しようと。 ) …あぶ、ない?? 俺、見える。 暗い平気、明かりの代わり、なるー…… ? ( 聞き返して ) [Mon 18 Sep 2006 21:21:14]
アシム@水樽 > ( ぐわし。 取り返した。 よし。 ) 依頼主の人、優しい 思う。 くりすてぃあまで――走り通しかと思う、思ってた。 ( そりゃねェだろう、とは御者の言。 荷車を引く馬の馬蹄を打ち直して飼い葉を与えて一安心したのだろう、軽い酒を呷ってなかなかご機嫌な模様。 何せ依頼主からしてみれば、無事に水樽を受け取ってそれで初めて金になる話だ。 馬の故障に荷車の破損、夜盗や化け物に襲われてしまっては大損に終わる。 宿の手配も「安全を金で買えるなら安いもの」ということなんだろう。 ) あんぜんー…だいいち。 ( もしもしとパンを齧りながら頷いて。 ) [Mon 18 Sep 2006 21:12:05]
アシム@水樽 > ( この街は火薬庫のようだ――それが最初の感想。 魔の都とまでは言わずとも、ヴェイトスの活気とはまた違った混沌とした危うさに満ちている街だと。 服装から肌の色、特徴的な角や牙に尾。 今のヴェイトスでは隠されるべき異形の特徴が、まるで種族の誇りのように露にされている。 ) あー… それ違う、貴方違う、俺の。 残すない、食べる! ( 旅の同行者、御者にパンの塊を横取りされかけてわたわたわた。 頭の中でどれだけ思考を巡らせたとて、言葉にできるのはこの程度。 ) [Mon 18 Sep 2006 21:05:10]
お知らせ > アシム@水樽さんが来ました。 『( 二日目/ 宿屋の一室 )』 [Mon 18 Sep 2006 20:58:18]
お知らせ > アーク=フォース@水樽さんが退室されました。 『その後、寝てしまったレッドフォックスさんを乗せて、自分は馬車を走らせた…』 [Mon 18 Sep 2006 20:29:03]
アーク=フォース@水樽 > (レッドフォックスさんを見たら…寝てるし、腕組んだまま…しかも立った状態で…?)「もしも〜し、完璧に寝てますな……引きずって運ぶしか無さそう…」(ため息を一つ吐き、馬車へと寝てしまったレッドフォックスさんを自分がが運んだのは言うまでも無い…) [Mon 18 Sep 2006 20:22:21]
お知らせ > レッドフォックス@水樽さんが退室されました。 『(腹が満腹になった上疲労した男は、立ったまま眠っていたらしい(爆))』 [Mon 18 Sep 2006 20:18:02]
レッドフォックス@水樽 > ・・・・・・ほぅ・・・・・・(前髪でよく見えないが、相槌だけは打ってみせる。・・・いや、そのままガクンと落ちた) [Mon 18 Sep 2006 20:17:22]
アーク=フォース@水樽 > (目を閉じ、深く集中状態に入る、構えは踏み込みをするためにきき足をやや後ろへ、周りの空気が沈黙する、そして…目を見開き、踏み込む)破っ!!(一度の踏み込み、突き出すは衝底、そして、突き出された手の前方の空気が僅かに揺らぐ、そして、バランスを崩して倒れる自分、戻した顔は苦笑い) [Mon 18 Sep 2006 20:15:39]
レッドフォックス@水樽 > (腰をさすりながら、馬車の方へと歩いていく)ま、この技は形を覚えるだけなら簡単に出来るからよ。その先、威力面に関しては自身で練習しとけ。期待してるぜ。(マントを拾い、それをもぞもぞと着直しながら答える)・・・ほう。そいつは面白そうだな。ひとつ見せてもらおうか。(マントを装備し終えると、その中で腕を組み馬車にもたれかかって少年を見据える) [Mon 18 Sep 2006 20:05:00]
アーク=フォース@水樽 > (すこし自分に自問……今の自分では無理だろうけど……あれならできるかな……昔使って、使うの禁止されたあれなら)「自分には…その技はまだ早いと思いますが……練習して『使いこなす』レベルまではもっていきます、絶対、あの技…見せていいのかな……駄目って言われてるんですけど、神父さんに人をそれで怪我させたんだから、使うなって…言われてるんですけど」(そういいながらも、深呼吸をして、精神を集中して心を落ち着かせる) [Mon 18 Sep 2006 20:00:58]
レッドフォックス@水樽 > ・・・・・・ふぅ〜〜〜〜・・・(息吹。高めた神経を徐々に平常へ戻していく)・・・まぁ、こんな感じだ。オレが使えるのは、この程度だな。見た目は派手だがオレの体重と腕力じゃ、大した威力にはならねぇだろう・・・痛てて・・・(腰を抑えて、顔をしかめる)・・・これがまた、腰から下に負担が掛かるんだわ、まったく・・・だから普段は使わねぇようにしてるんだがな。(ふぅ、と改めて一息)この技は、オレに取っちゃ本当に「使える」だけの技だ。威力は無い上に自分の身体に負担をかけるようじゃ、まるで使い物にならねぇ。オレが使えても宝の持ち腐れってやつだ。・・・どうだアーク。お前さんは、こいつを「使いこなして」みせるか?(少年の方を向いてニヤリと笑う。それが意味するものは、何時ものアレだ) [Mon 18 Sep 2006 19:55:00]
アーク=フォース@水樽 > (見えてはいた…だけど、肘うち?)「すごい……今の自分じゃ…でも……うん」(自分で呟いて、自分で納得……でもレッドフォックスさんを見ていて、すごいと思った……あんな集中力…自分に出せるのかすこし不安だった…) [Mon 18 Sep 2006 19:54:16]
レッドフォックス@水樽 > ・・・・・・ハァイ!!!(瞬間、男の身体が弓で弾かれたかのように前方へと跳ねる。姿勢を落としての長距離踏み込み。弾丸の如き疾駆の中、男は左腕をガッチリ曲げ脇を締め、そして) 裡 門 頂 肘 !!! (急ブレーキと共に、その左肘を自身の真正面へと跳ね上げた。足元に大きく砂埃が巻き上がり、肘が空気を切り裂く音が響く) [Mon 18 Sep 2006 19:43:22]
アーク=フォース@水樽 > (体が妙にざわめく感じ……構えたレッドフォックスさんの空気は張り詰めている……声はかけられない……) [Mon 18 Sep 2006 19:43:06]
レッドフォックス@水樽 > ははは、それだけ元気があれば問題無ぇな! 魔法の上乗せか、そいつは強力そうだが、まずが普通の格闘術が出来る事が前提だろ?まぁ、そこで見とけや・・・(男は馬車の外に出ると中に向かって普段着ているマントを投げ込む。その下から出てきたのは、至って普通の一般人と変わらない服装に包まれた細身の身体。違いが有るとすれば腰に大きなベルトが掛かっており、そこからボウガンと矢筒とパン耳の入った紙袋がブラ下がっている点か)・・・これから教える技は、あくまで本から得た知識の技だ。しかも、オレは使えるってだけで「使いこなせて」ねぇ。こいつをマスター出来るかどうかは、お前さんの修行次第だ・・・(腰を落とし、精神を集中させ始める。自分がその技を完璧に繰り出せるよう、イメージする。集中する・・・) [Mon 18 Sep 2006 19:33:54]
アーク=フォース@水樽 > (背中を勢いよく叩かれ、ビックリして、咳き込む、やや涙目になりながら)「もう! ビックリさせないでくださいよ! 合わせわざと言っても…考えてるのは攻撃を叩き込む時に魔法を上乗せする感じですかね……ついてこいって…何処にですか?」(そういいつつ、自分も馬車から降りる……手袋はポケットへ……紅い月が僅かに自分の気持ちを興奮させる、それ以上にあるのは好奇心) [Mon 18 Sep 2006 19:26:52]
レッドフォックス@水樽 > (少年が中々豪快にナーンを飲み込んだのを見て、男は益々上機嫌になる)おう、良い食いっぷりだ!!お前さん、やっぱ傭兵向きかもな!(背中をバンバンと叩こうとする。・・・当たるとムセると思います。ええ) ふむ、まぁイキナリ合わせ技を使えってのは無理な話だし、ちょっとずつ練習していけや。・・・おお、そうだ。せっかくだし、オレからも少し技を伝授してやるか。ボウガンっての装填に時間が掛かる都合、接近された後の事は常に頭に入れとく必要がある。だから、多少は格闘技の心得もあるのさ。ついてこいや。(そこまで言うと手に持った薄い木のコップを馬車の床に置き、馬車の外へ出ようとする) [Mon 18 Sep 2006 19:21:20]
アーク=フォース@水樽 > (軽く頷いて、その時に食べ物を勢いよく飲み込んで言う)「護身術程度なら…今も一人で練習してたりはしますから、ただ、魔法とのあわせ技は想像してませんでしたけど…」(そういって昨日指摘された事を思い出している) [Mon 18 Sep 2006 19:15:19]
レッドフォックス@水樽 > (手袋を少し眺めた後、少しだけ触ってみる)ふむ、鉄の糸が控えめにだが織り込んであるな。本格的に徒手格闘を始める気になったのか?(そう言いながら残りのナーンを口の中に捻じ込み、飲み物で流し込んだ) [Mon 18 Sep 2006 19:12:34]
アーク=フォース@水樽 > (答える、すこし苦笑いを浮かべながら)「いや……その、近くの武具屋で自腹斬って手袋を…なるべく丈夫な物…戦闘でも耐えられるような…」 [Mon 18 Sep 2006 19:08:09]
レッドフォックス@水樽 > 普段食えない分、食える時に食う!それが傭兵ってもんだぜ。(何か偏った理論を唱えながら、豪快にナーンを食いちぎる) まぁなんだ。「食事保障」って書いたのは向こうさんの方だ。自分の発言には責任を持って貰わねぇとな。(パンで乾いた喉を、グビリとラッスィで潤す)・・・くぅ〜、たまんねぇ!やっぱ美味いメシは人を幸せにするな! ・・・んで?お前さんはオレが手紙を出しに行ってる間に、何買ったんだ?(そう言って、少年の手元を覗き込む) [Mon 18 Sep 2006 19:05:00]
アーク=フォース@水樽 > (服は結局買えずじまいで、見ていただけだったけれど、ヴェイトスにもどったら買おうなどと考えていた)「あ…おいしい…」(それ言うとまた荷物のチェックと今日食べた物の値段を計算する…かなりの値段でぞっとする…依頼主の懐を僅かに案じて…戻ったら自分は謝ろうかなどと考えていた) [Mon 18 Sep 2006 19:04:50]
アーク=フォース@水樽 > (妖精の森を出てから、体の調子はぼちぼちだが、紅い雨のせいであまり体調は思わしくない、レッドフォックスさんは露天で食べ物を買い漁っていたようだ、自分は食べ物を受け取ると言う)「あの…食べすぎじゃないですか? 依頼主さんだって…お金は湧き水のごとくあるわけじゃないですし…、まぁ…自分達にはあまり関係ないですけどね…」(そういいつつ、もらった食べ物をほおばりながら、買った物を確認する……新しい服…戦闘用の手袋、素材は何だろう…) [Mon 18 Sep 2006 18:59:30]
レッドフォックス@水樽 > (男は木の葉状のパンを齧りながら、馬車の中へと入ってくる)戻ったぞ、アーク。ほらよ、食え。こいつも美味いぞ。(そう言って変わった形のパンと、真っ白で少しとろみのある飲み物を差し出す。ちなみに、これを食べるとアングリマーラの有名料理はコンプリートした事になる) [Mon 18 Sep 2006 18:54:13]
お知らせ > アーク=フォース@水樽さんが来ました。 『馬車で待ちつつ、新たに買った物を見る、買ったのは戦闘用の手袋……安かったけど…』 [Mon 18 Sep 2006 18:47:37]
レッドフォックス@水樽 > ・・・お。(その途中、露店でナーンを売っているのを見かけた。男は進行角度を大きく曲げ、一直線に駆け寄っていく)オッサン、ナーン2枚!あ、あとラッスィもあれば頼む!(紅い雨の影響か、男の食欲は底無しである。請求書はまだまだ増える事になりそうだ) [Mon 18 Sep 2006 18:46:58]
レッドフォックス@水樽 > (×送れそうだ → ○遅れそうだ   食べすぎで頭のネジも緩んだか)さて、ストレス発散もしたし、馬もたっぷり休ませた。常世の森へ向かうとしますか。(男は相棒を待たせている馬車の方へと歩き出した) [Mon 18 Sep 2006 18:40:24]
レッドフォックス@水樽 > ん〜〜〜・・・(男は郵便ギルドから外に出ると、大きく伸びをした。依頼主に少し送れそうだ、との連絡を入れておいたのである。何せ今から残り3日間で仕事を済ませるのは不可能に近いからだ。やはり、あのタイムロスは痛かった)・・・ま、おかげで軽く観光できたから良いけどよ・・・(男はポンポンと腹を叩いた。実はアングリマーラに到着してから手紙を書くまでの間、ずっとアングリマーラ中で食べ歩きしていたのである。一連の事件でストレスの溜まっていた2人は、ひたすら食べる事で気を紛らわせたのである。もちろん全ての店で請求書を書いてもらい、料金は依頼主持ちにした。手紙と一緒に、大量の請求書が依頼主に届く事だろう) [Mon 18 Sep 2006 18:38:37]
お知らせ > レッドフォックス@水樽さんが来ました。 『これで良し、と』 [Mon 18 Sep 2006 18:30:04]
お知らせ > フェン・メイフォンさんが帰りました。 『「数は、問題じゃないのよ…」 ふと、その呟きに応えるか』 [Fri 1 Sep 2006 20:48:34]
お知らせ > ヴァネッサ@部屋の中さんが帰りました。 『私は無くすものなんて少ないけどね…(そう、呟いた)』 [Fri 1 Sep 2006 20:47:40]
ヴァネッサ@部屋の中 > ――――心配しないで (一瞬、心の揺らぎがあった。でも、何とかソレを隠して答える。自分の心配の種を摘み取るには…その約束は出来ないから) ――わかった (到着して、何も無い…ソレは困る。何かしらの状況に陥ってもらわないと) ―――――――― (荷物をまとめている彼女をベッドの上からじーっと眺めながら、その言葉を聞いて) [Fri 1 Sep 2006 20:42:43]
フェン・メイフォン > そりゃまぁ、ね。 これ以上、何も無(亡)くしたくないし… さ。(心配性にもなるわよ、と… 口に出せば、ふっと思い出した様に 「ヴァネッサも心配の種にならないでよね?」 と、釘を刺す様な一言。 投げれば、部屋の隅へ行って荷物をまとめ始め――) …… うん、了解。まぁ… 到着して何も無かったら―― また、此処に戻ってくる事になるのかな?(と、苦笑と共に漏らせば… 彼女の笑みに、またコクン。頷き… 荷物を纏める手を再度動かし始め――) ……… 無くしてからじゃ、遅いんだよ。何もかも、さ(その最中… 独り言の様に漏らすのは、そんな短い呟き…だろう、か) [Fri 1 Sep 2006 20:37:02]
ヴァネッサ@部屋の中 > ふふ…心配性だね (ポンポンと彼女の背中を安心させるように軽く叩くだろう) ――うん、わかった…道はフェンに任せる (私じゃわからないしね…とほんの少しだけいつもと同じような感じで笑って見せた) ―――そうだ、ね (守るというよりも早く奪わないといけないものかもしれない。そのためにも入念に練っておかないといけない)(自分の考えは表に出さずにゆっくりと頷いた) [Fri 1 Sep 2006 20:32:00]
フェン・メイフォン > けど、偶にはだけだからね(念を押すような言葉吐き、それから…身体を起こせば、彼女の視線を見詰め返そうと…して、それから… 伸び、一つすれば―― ) そう、だね。明日にでもアングリマーラを出て… ヴェイトスに戻ろうか。 正門は閉まってるって言ってたから、海岸沿いとかからコッソリと… になるのかもしれない、けど(と、首を緩々とまた振り… それから、コクン。 不安の種は、自力で取り除かないとね、なんて言葉返して立ち上がれば… 準備が必要かな、と―― ) ………… ヴァネッサにもあるなら、ソレ、守らないと、ね(―― 思案の最中、返ってきた彼女の返答に… そう、言葉返して… 小さく頷いてみせるだろう、か) [Fri 1 Sep 2006 20:25:53]
ヴァネッサ@部屋の中 > ―――――――――あるよ (短く、答えた) [Fri 1 Sep 2006 20:21:53]
ヴァネッサ@部屋の中 > そう、たまには (大丈夫と声を掛けるだろう。本当にこんなことは稀なことなんだから) そう、私は私…それでいいんだよ。 じゃあ、明日にでもヴェイトスに向かおう? (そうすれば不安なことが一つくらいはなくなるんじゃないかな?って彼女に言ってみた。 見つめてくる彼女に自分も冷めた死体の眼だけど、温かい視線を送った) 心配なもの? (突然聞かれたそれに暫し考え込んで) [Fri 1 Sep 2006 20:21:35]
フェン・メイフォン > 偶には? …… じゃあ、偶には、だけだよ(と、彼女の腰にしがみ付く様に言葉漏らせば… 溜息、一つ吐き漏らし、首を緩々と振るい――……) ……… うん、ヴァネッサはヴァネッサだ。それ以外の何者でもないって事は…それは分かってる… きっと、今日は偶々、普段と違うんだろうなって事もね… けどさ、そうは言われても…やっぱり色々と不安、なんだよね… 街に事も、ヴァネッサの事も(と、言葉漏らせば… 背中撫でる手に、心地好さ気な吐息一つ。 吐き出し、しがみ付いた侭に彼女の顔を見上げれば… 其の侭、暫しじっと見詰め、て――) ……… ヴァネッサは、さ… ヴェイトスに心配なモノは無い、の?(ふっと、問い掛けるのはそんな言葉。 自分は、心配なモノが多すぎるから、こんな風なんだろうと思うけど…と、頭の中で思いつつ… そんな問い、投げる、か) [Fri 1 Sep 2006 20:16:12]
ヴァネッサ@部屋の中 > ――たまにはさ…いいんじゃない? (こちらも冗談のように言い返すだろうか。 自分の背中を撫でる彼女の手を感じながら) さぁ…? どうだろう… (ニコッと彼女に笑いかけて、一度撫でる手を止める) ――確かに…いつもとは違うかもしれない (抱きついてきた彼女をそっと抱き返して、今度は背中をゆっくりと撫で始める)(今日の少女はどこか違った風に見えるかもしれない。でも、たまにはこういうときもあるんだと思う。特に今は母性本能が強く出ているのかも知れない) ―――今が…夜だからかな…。 でも、私は私だから…不安にならなくていいんだよ (ゆっくりゆっくりと背中を撫でながら、子供をあやすように言葉をかけるだろうか) [Fri 1 Sep 2006 20:10:34]
フェン・メイフォン > カワイイ…言うの禁止(なんて、冗談漏らす様に口にすれば… 背に回した手で、彼女の背中を軽く撫で回したり、蠢かしたりして… ) …… まぁ、確かに…ね。 あたしみたいに割り切れてる奴なんて、そうは居ない…のかな、やっぱり――(そして、そんな様子の侭… 吐き出すのは何処か気だるげな言葉。ソレを漏らせば…撫でていた腕で、彼女の身体をギュッと抱き締める様に、抱こうと、して――) 何か、ちょっとヴァネッサの雰囲気がいつもと違うから、ちょっと不安になっただけ(―― そんな中で返すのは、そんな…言葉だろう、か) [Fri 1 Sep 2006 20:02:29]
ヴァネッサ@部屋の中 > カァワイイ (柔らかな笑みと落ち着いた声で彼女を撫で続けながら) ………………そういう風に割り切れたら楽なんだろうね… (彼女の頭を撫でる手はとめずに先ほどよりかは冷めた声で答えるだろう) ――ん? どうしたの? (自分の腰に手を回してきた彼女に優しく聞いてみる) [Fri 1 Sep 2006 19:58:33]
フェン・メイフォン > ふぅーん(なんて、何処か怪訝そうな感じの返事を返しつつ… 彼女の手で頭撫でられれば、やがてふっとした吐息と一緒に身体の力を軽く抜き――) ……… あたしにとっちゃ、吸血鬼も人間も、触って殴れて弄れるなら代わりは無いと思うけどね(食べ物以外は…と、そんな事を軽く返し… 彼女の腰へと手を回そうとする、だろうか) [Fri 1 Sep 2006 19:54:01]
ヴァネッサ@部屋の中 > ――ん…? ふふ… (膝の辺りに頭を移動させた彼女の頭を優しく撫でるだろう。母親が子供の頭を撫でるように) ……私は吸血鬼…フツーからかけ離れてる存在なの… (さらりと、優しく答えるだろう。 笑みの理由は計画もあるけど、今いった理由も大いにあった。むしろ、先ほどの笑みに関してはこれが主だったりもする) [Fri 1 Sep 2006 19:51:09]
フェン・メイフォン > なら、いいんだけどね? うんー―(彼女の言葉に、暫し沈黙しつつ… それから、コクンと頷き向けてみせる。 それから、身体を起こす彼女の姿を見遣れば… その膝辺りへと自分の頭を移動させようとして…) ……… 普通じゃない、ねぇ? 何か、ヘンな事とか考えてる訳じゃないよね?(…… そして、彼女の顔を見上げながら… ふっと、ポツリ。 何気なく、何気なく…そんな言葉投げ掛けて、みるだろうか?) [Fri 1 Sep 2006 19:48:12]
ヴァネッサ@部屋の中 > 何となくって言っても、大体はわかったからね? (ちょっと心配されると困るので、ちゃんとわかっている事を告げておく)(ヨイショと身体を起こして彼女の方を向く。銀髪の少女の服装はあの白い単衣だ) 残念ながら私はフツーじゃないの (また、悪戯っぽく笑いながら言うだろう。別にからかったりしているわけではない。そういうつもりは無いけど…自然と笑ってしまっているのだ) [Fri 1 Sep 2006 19:44:09]
フェン・メイフォン > 何となく…ね。 まぁ、それでも分かってくれるなら良いんだけど、さ――(と、彼女の返事に言葉返せば… 緩々と頭を振り、自分もベッドへと身を落とす。 そして、身体をベッドに預けた侭、天井へと吐息吐けば…) まぁ… 戻るっちゃ戻るんだけどね、結局は。 けどさ…結構、緊急事態かもしれないのに…そんな風に笑う?ふつー(と、柔らかな笑みを浮べた彼女へと寝転がった侭に視線を送るだろうか?じとり、と言う風な視線、を) [Fri 1 Sep 2006 19:37:48]
ヴァネッサ@部屋の中 > (殴り中心の攻撃の少女にとっては必殺技なんて程遠いものです。 ま、置いておこう) ……………………何となくわかった (彼女の身振り手振りをアタマの中で何とか言葉にくっつけて解釈。大分遅れてから返事が返ってくるだろう) ―――そっか… (やわらかい笑みを浮かべて、納得したように頷いて)(でも、心の中でヴェイトスに戻る口実を手に入れたと思っていたりもして…。いつもよりも相当頭を使っている吸血鬼) ――いいんじゃないかな (こちらはこう答えるだろう。不安なら戻ってみるのもさ…と) [Fri 1 Sep 2006 19:33:23]
フェン・メイフォン > (それはまぁそうだろう、敵に回せば現在考案中の新必殺技の餌食になる事間違いなしなのだから まぁ、さておき) マモノとか、あと悪魔…かな?そんなのが沸いて出て…って感じらしいのよ。詳しくは分からないんだけどね… で、その影響でヴェイトスは厳戒態勢――まぁ、アレよ。 普段より厳重な警備とかそんな感じ、なのかな?(実際、魔界の門とかそう言うのを見た事が無い所為か、酷くアバウトな説明を身振り手振り加えつつ吐き出せば… キョトンとした様子?の、彼女を見下ろし――…溜息、一つ。 ) まぁ、ね… スラムの連中や、病院に居る子… それに、家主のおばちゃんとかも心配だし―― 墓の下のアイツも心配かな? うん(その溜息の後、そう… 続ける様に吐き出せば、頭をゆるゆると振り―― ) 一度、あっちに戻った方が良いのかなってね… 思うのよ、あたしは(そう…口にした) [Fri 1 Sep 2006 19:27:44]
ヴァネッサ@部屋の中 > (彼女には気取られぬようにしなくてはいけない。障害は無駄に作らない方がいいし、彼女を敵に回したくも無い) ま、もの? (頭の上にハテナマークが浮かんでいるようにちょっと疑問の声をあげる。魔物とはまた唐突だ…魔人だとか吸血鬼だとかは聞いたが…魔界から魔物がくるとは壮大なファンタジーじゃないじゃないかとすら思う)(これでもこの少女、悪魔とか神様は信じていない性質である。祝福されたものとかすっごい弱点だけど信じていない) ………不安なことでも…あるの? (頬を撫でる手のぎこちなさからか彼女の心を察したかのような言葉)(ぎこちない手に自分の手を重ねて彼女に聞いてみた)(何かしらごちゃごちゃしたことが起こっているならば、計画も案外簡単かもしれない) [Fri 1 Sep 2006 19:22:11]
フェン・メイフォン > んー…… まぁ、いいか。 あぁうん、それでヴェイトスなんだけどね(彼女の仕草… 何でもない事をにおわせる様なそれに、暫し迷いを感じつつも、直ぐに思考から切り離せば… また、吐息一つ吐き出し―― ) 何だか、ちょっとヤバい雰囲気らしい…のよ。 魔物が団体で魔界から押寄せてきた、とか… ヴェイトスの正門が閉まったとか… まぁ、良い噂は聞かないし(最悪、戦争になるんじゃ?なんて噂も…と、ポツリ―― まだ、襲撃があった事までは知らないが、それなりに危ない状況かも?と言うのは分かっているらしく…向ける顔には、不安の色。 頬を撫でる手も、何処かぎこちなく、て ) [Fri 1 Sep 2006 19:14:19]
ヴァネッサ@部屋の中 > (頬に伸びてきた手にはくすぐったそうな仕草を見せるだろうか) [Fri 1 Sep 2006 19:10:45]
ヴァネッサ@部屋の中 > ん…? (ちょっと首を傾げながら彼女の方を見るだろうか。何も変なことを考えていないかのように見せるために) ヴェイトスの状況? (見下ろす彼女を此方は見上げながら見て、知らない、と短く答える) なんか…あるの? (これから、いろいろと考えてるから向こうの状況は知っておきたかった。彼女がこういうということは何かしら起こっているのだろうと思ったから聞いてみた) [Fri 1 Sep 2006 19:10:10]
フェン・メイフォン > ふぅーん… 夢じゃないけど、楽しそうな気分になれる事、ねぇ(なんて、矢張り何処か怪訝そうな視線を落としつつ… 吐息吐けば――下手に追求する訳にもいかないのかな?と、思ったりして… で、仰向けになった彼女を其の侭見下ろせば… ) んで、ヴァネッサは今のヴェイトスの状況とか… 知らないよね?(… そんな言葉ポツリ。投げれば… とりあえずは、と手は彼女の頬辺りを撫でようとするだろう、か) [Fri 1 Sep 2006 19:06:02]
ヴァネッサ@部屋の中 > あ、おかえりー (まだ少し笑みの残る表情で彼女を迎える銀髪紅眼の少女)(考えていることに関してはひみつー。死ぬような目にあわせられると思う) んー、夢じゃないかなー… (ゴロント仰向けになって答えた。うん、夢じゃない。ちょっと計画立ててるだけ。計画立てるのは楽しい。それがどんな計画だろうと) [Fri 1 Sep 2006 19:03:00]
フェン・メイフォン > ―――― ナニ、やってるのよ(と、そんな風な音でドアを開けつつ現れた偽少女は、ベッドの上でうつ伏せに寝転がる彼女を… その、何処か楽しげにも見える様子を眺めれば… 怪訝そうな風にポツリ。) また、何か楽しい夢でも見たワケ?(それから、そんな語調の侭に言葉続ければ… ベッドの傍まで歩み寄り、腰を下ろそうとするだろうか。) [Fri 1 Sep 2006 18:58:01]
お知らせ > 扉の音さんが来ました。 『バタン ギィ』 [Fri 1 Sep 2006 18:53:45]
ヴァネッサ@部屋の中 > (ベッドの上にうつ伏せに寝転がって、なにやら楽しそうにしている) ――どうしよっかなぁ… (笑みを浮かべながら考えているのはあの青年をおびき出す方法)(ただ単に暴れるだけでは自分とは気がついてもらえないだろう。あの彼に気が付いてもらわないと困る。よく考えれば無駄に暴れては教会やVHとの無駄な戦闘が起こってしまう) んー… (寝そべったままでちょっと考え込んでしまう)(こういう風に計画するのは楽しいけど、考えれば考えるほど無理な点も出てくる。ただ闇雲に暴れるよりも一点に集中した方がいいのではないかとも思う) [Fri 1 Sep 2006 18:49:15]
お知らせ > ヴァネッサ@部屋の中さんが来ました。 『ベッドの上に寝転んで』 [Fri 1 Sep 2006 18:41:01]
お知らせ > フェン・メイフォン@街外れさんが退室されました。 『そうして…やがて出来上がるのは、無骨な鎖の鉄拳…か』 [Sun 27 Aug 2006 22:49:33]
フェン・メイフォン@街外れ > ……… (そして、暫し周りの奇異の視線の中… 偽少女は無言で鎖を見詰めれば…ソレの端を右手で掴み―― ) んっ…っと… 当て布とか必要、かな。後…(贅沢言えば長さももうちょっと、なんて… 呟きつつ、その鎖を腕に巻き付けて即席のガントレットにしようとするだろう。 腕に満遍なく巻きつけるのに、長さが足りないと分かれば次の鎖を求めて歩き行く、か…) [Sun 27 Aug 2006 22:46:29]
フェン・メイフォン@街外れ > ……… 次は、こっちかー…(顔を顰め、首に嵌められた首輪 ソレを掴めば、同時に指先に感じるのは、腐敗した人間の皮膚の感触。その感触に…更に顔しかめつつ―― 矢張り、力を込め、て――) そゥりゃァ!(今度は、暫し力を込めてからバキンと言う音と共に外れる首輪。 それが終れば、鎖から解き放った少年の身体を…地面へと投げ捨てる様に置き去り――) [Sun 27 Aug 2006 22:37:22]
フェン・メイフォン@街外れ > ………… 長さは…コレ位で良い、かな(徐に、その死体へと近寄れば… 手を掛けるのは、死体を繋ぐ鎖。 既に腐乱が始まっているのか、死体から漂う腐敗臭に顔を顰めながら…ソレを…壁に穿たれた根元を掴めば、グィっと力を込め―― ) よいしょっと!( 気軽そうな声…とは裏腹に、ボゴンと大きな音を立てて外れる鎖。 ソレを見遣れば…次は、死体の首に巻きついている方のソレへと視線を降ろし――…… ) [Sun 27 Aug 2006 22:26:58]
フェン・メイフォン@街外れ > ―――――― (視線を巡らせる度に、ふっと合いそうになる浮浪者達との視線。ソレから必死に視線を外し… 無言の侭で歩みを進めていけば、やがて―― ) ふむ…… ( ――視線に入るのは、首を鎖で以って壁に繋がれた少年の死体。 罪人だろうか? それとも腹癒せに殺された奴隷だろうか?その姿を見遣れば… 次に、視線を彼の首を縛る鎖へと向けて――) [Sun 27 Aug 2006 22:21:31]
フェン・メイフォン@街外れ > あんまり… イイニオイって感じでもないわね… (そんな事をぼやきながら… 視線を巡らせれば、時折視界に入るのは、孤児や浮浪者だろうか? ボロ衣を纏った人々の姿。その…妙にぎらついた視線を見ない様にと歩を進めれば… 吐息、一つ吐き出して――) ……… 全く、もう暫く旅行を楽しめると思ったのになぁ…(―― 気を紛らわす為か、愚痴一つ。 漏らせば… また、目当てのモノが無いかと…視線を巡らせていって……) [Sun 27 Aug 2006 22:13:43]
お知らせ > フェン・メイフォン@街外れさんが来ました。 『… 塵やガラクタ等が廃棄された場所、にて』 [Sun 27 Aug 2006 22:10:49]
お知らせ > フェン・メイフォン@酒場さんが帰りました。 『「ばーちゃん…近い内に一旦ヴェイトスに戻るかもしれないわ」「二度ト戻っテ来るナ糞餓鬼!」』 [Sat 26 Aug 2006 23:35:24]
フェン・メイフォン@酒場 > (一先ずは相談だろう。 それに、色々と準備も必要だ… 自分は兎も角、ヴァネッサの素性が公になっては不味い―― 魔物や悪魔と間違えられて退治 なんて事になったら目も当てられない) ……… まっ、全部噂で杞憂なら… それで良いんだけど、ね(それから、最後に吐き出すのは、ちょっとした本音。 いやまぁ、ヴァネッサを暴れさせる都合の良い相手が居なくなる点では… ちょっと困るかもしれないが――) [Sat 26 Aug 2006 23:34:03]
フェン・メイフォン@酒場 > ―――――…… (一度、戻る…か? 言葉には出さない呟きを一つ。漏らして、また吐息吐けば…次に浮かぶ思案は だが、もし真実だとしたら、自分に何が出来る? と言うソレ。 自分では何も出来ないかもしれないし、逆に色々と不利な事になるかもしれないだろうか―― いや…) 少なくとも(何もしないよりはマシだし、何より――ヴァネッサを暴れさせる事が出来る。 そう言えば、アマウラでは暴れたい暴れたいと言っていたか。なんて思い返せば―― 頷き、一つして  ) [Sat 26 Aug 2006 23:30:30]
フェン・メイフォン@酒場 > (―――― そして、頭の中で思い浮かべるのは… ヴェイトスに残してきた少女連中に、病院で眠っているであろう傭兵の少女。世話になっている大家… そして、もしかしたら旅から戻ってきているかもしれない、部屋主の事。 この噂が本当でも、アマウラ辺りまでならばまぁ、良いが…もし、ヴェイトス辺りまで被害が出るとしたら―― ) ――――――……… 不味い、わね( ―― ポツリと苦虫を噛み潰した様な顔で一言。 最悪、自分のモノが一切合財全部根こそぎ持っていかれる事になるかもしれない―― また、あの時の様に。いや、あの時は所詮は自分のミスだった――……だが、今回は もっと酷い事になる か?) [Sat 26 Aug 2006 23:21:25]
フェン・メイフォン@酒場 > 他には?(その頼り気の無い返答を聞けば…男の首根を掴んだ侭、更に更に詰問―――― するも、流れ者は顔を引き攣らせながら 「それ以上は知らない!自分で調べてくれ!」 なんて悲鳴じみた声。 ソレを聞き届ければ…彼の首から手を離し、吐息一つ吐き――) ……ばーちゃん、あたしの給料からコイツの酒代出しといて。(―― そっけない言葉一つ、投げれば 「言わレなくてモ今日の分ノ給料は無しダよ、アホタレ!」 と、老主人の返答。ソレを耳にしながら… 暫し、壁に背を預けて思案し――……) [Sat 26 Aug 2006 23:17:58]
フェン・メイフォン@酒場 > (そんな声を上げて、身を乗り出した用心棒… 彼女の様子に気圧されながら、その流れ者は… 「何処からか、魔物の大群が出てきてるって噂なんだけどな?実際、大群なんて量かどうかも分からないし…」 なんて、しどろもどろに言葉返し。そして… 用心棒は、その流れ者の襟首掴んで引き寄せると――) で、その大群だか群だかレギオーンだか…ソイツらは何処に出たの?ヴェイトス?ティアン?それともこの近く?(更に詰問。 カウンターの奥、ヒステリックな怒鳴り声を上げる老主人なんて無視しつつ、ガンを飛ばして更に問いかければ… 流れ者は―――― 「た、多分… アマウラか、ヴェイトスじゃないのかな? 最近、あっちの方で依頼があったって言うし」 と、酷く頼り気のない返答。) [Sat 26 Aug 2006 23:14:40]
お知らせ > フェン・メイフォン@酒場さんが来ました。 『「はァ? 悪魔の大群ー!?」 用心棒は、流れ者の口にした噂にスットンキョウな声を上げた』 [Sat 26 Aug 2006 23:10:22]
お知らせ > ヴァネッサ@宿屋の部屋の中さんが退室されました。 『準備は怠らないようにしないとね…』 [Sat 26 Aug 2006 21:26:15]
ヴァネッサ@宿屋の部屋の中 > (ふと、一つの事が思い浮かんだ) ――あ、は…あは…あはははははっ! ハハ、アハハハハハっ! (突然笑い出した。頭を抱え込んで、どこか歪なものさえ感じられる笑みを浮かべて) ―――そうだ…私が…私がもう一度何かを起こせばいいんだ…! (そうすれば彼は自分を探してくれる…見つけてくれる…会ってくれる! 殺すために会ってくれる!)(少女は今のヴェイトスの状況も知らない。知っていても実行するかもしれない。あの青年以外も動くかもしれないなんて考えていない…) ―――準備…始めないと駄目だねぇ… (少女はゆっくりと顔を上げると先ほどとは違った嬉しそうな笑みを浮かべるだろう) [Sat 26 Aug 2006 21:23:59]
ヴァネッサ@宿屋の部屋の中 > (自分からあうのは絶対に駄目…もちろん彼に会って欲しい手紙を送るわけにはいかない) ――自分から…会っちゃイケナイ… (頭を抱え込んで考え込む。別にさっきの殴打のせいじゃない…真剣に悩んでいる)(自分から会わずに此方から相手を呼び出すような手紙も送らない…。自然に彼と会えるようにする。もしくは彼が自分と会わざるえない状況を作る) ――――――敵同士 (ぽつりと呟いた)(そう、彼と自分は敵同士なのだ。自分がもう一度問題を起こせば彼が自分を殺すだろう…きっと…そうだろう) [Sat 26 Aug 2006 21:07:27]
ヴァネッサ@宿屋の部屋の中 > (この街にずっといるわけではない…しばらくすればヴェイトスに戻るだろう。 戻った時…自分は彼の家に行かないでいれるだろうか…)(彼の周辺に近づかないという自信は全く無かった) ――あーーーーっ! 駄目っ! 駄目なんだよ…私! (自分の側頭部を思いっきり殴打した。 会えば、彼の迷惑になるし、今度会ったら敵同士なんだから戦わなきゃ…ならないんだし…) [Sat 26 Aug 2006 20:52:19]
ヴァネッサ@宿屋の部屋の中 > (ベッドの上に座っていた。服装は白い単衣を着ていた) ―――はぁ… (銀髪の少女は力なく溜め息を吐いた。悪い夢とかを見たわけではない…夢は見たけど…悪夢ではない) ――会うべきじゃないんだよね… (あの青年の夢。ここ最近は良く見る。青年の夢を見て、起きるたびに会いたいという気持ちが大きくなってきた)(会ってはいけないのはよく分かっているし、彼も会わないようにはしているだろうと思う) (でも、気持ちの抑えようが無い…のだ) [Sat 26 Aug 2006 20:38:47]
お知らせ > ヴァネッサ@宿屋の部屋の中さんが入室されました。 『今日は』 [Sat 26 Aug 2006 20:29:40]
お知らせ > ヴァネッサ@宿屋の部屋の中さんが帰りました。 『また深い眠りに落ちた』 [Fri 25 Aug 2006 20:19:02]
お知らせ > フェン・メイフォンさんが帰りました。 『身体離せば、自分と彼女の衣服とシーツを整え…少し早めに仕事出るか。』 [Fri 25 Aug 2006 20:18:21]
フェン・メイフォン > ――――――― (イきすぎて、気絶したのかな? なんて… 呼吸もせずにぐったりとする彼女の身体に重なりながら、気だるげな頭で考えれば… 深呼吸、一つ…二つ。 ) ―――― このまま、眠っちゃいたい、けど(今夜も仕事がある。 そう思えば、けだるげな頭を引き締める為に軽く自分の頬を叩き… その身体を離そうと、するだろう) [Fri 25 Aug 2006 20:08:03]
ヴァネッサ@宿屋の部屋の中 > ―――――――― (少女はぐったりとしてピクリとも動かない。彼女が上に乗っかってきたのにも反応を示さずに呼吸もしないでいる)(呼吸の真似ははすっかり忘れていた) [Fri 25 Aug 2006 20:06:09]
フェン・メイフォン > あ、あたしも… ちょ、も… だ… んんっ! くっ… はぁ!んっ… くゥ… ぅ――――(随分と久しぶりに感じる絶頂感。ソレに戸惑い半分愉悦半分になりながら、グッと…腰を… 張り子を、最奥まで突き入れれば―― ビクン、と背筋に走る電流の様なモノ。ソレに、背を仰け反らせ、て――) ――――――― ッ!! ああああぁぁぁっ!!?(―― ほぼ、同時に絶頂。 迎えて腰を震わせれば…張り子で繋がった侭に彼女の身体の上に倒れ込み… 呼吸、一つ…二つ――) [Fri 25 Aug 2006 20:02:41]
ヴァネッサ@宿屋の部屋の中 > ――ひ、ぁッ…! ク、る…くるよぉ…っ! あ、ん…ひ、ぃ…ッ! (先ほどからずっとイきっぱないしの状態で、頭の中の限界も身体の限界もとっくのとうに過ぎている。彼女の動きにすでに突いていけずにただ下を突き出し、膣の中をかき回されている状態で) ――や、っ! らめ、アタマ…おかひく…な、ちゃッ! ひ、ぁ…あ、…ふぁ、ああああぁぁあぁぁッ! (彼女のラストスパートに呂律が回らなくなっていて、突然大きく痙攣したかと思うと一気に…一番大きい絶頂を迎えてしまうだろう。 その後はぐったりとして、意識があるのかどうかもわからないような感じになっている。ただ、張子だけしっかりと少女の膣はくわえ込んでいた) [Fri 25 Aug 2006 19:59:00]
フェン・メイフォン > んっ はぁっ… ぁ…く… ちょ、あたしも… やば、い… かも… っ(最近、自分自身が攻められる事は無かった所為か… 自分の動きで自分自身の膣をグチャグチャとかき回されれば… 張り子の先が膣の至る所にぶつかる度に、頭の中で弾ける何か…  そう言えば、最後に本格的にイったのは何時だったっけ? なんて、一瞬思うも、その思考は直ぐに押し流され――)  ちょ… あたし、も… も、ヤバ… かも――だ、から―― (―― 言葉とは裏腹に腰に回される、彼女の足。 ソレから逃れる事などせず、余計に… ラストスパートを掛ける様に更に強く腰を突きこんで行けば、興奮気味な顔や口から汗や涎を零し…彼女の身体の上にポタリポタリと落としていくだろう―― ) [Fri 25 Aug 2006 19:50:02]
ヴァネッサ@宿屋の部屋の中 > ん、あッ…はぅ…っ…あ、あ、ぁ…! ふぁッ! (彼女の容赦の無い攻めにガクンガクンと身体を揺らされて、まるで人形のようにすら思える動き)(少女も膣から愛液を漏らしながら、彼女の突きを受けている。 もう、すでに何度も達してしまっているのか、目は完全に虚ろになっていて、唾液を口から垂れ流している。でも、何とか意識だけはつなぎとめていて) ――ひ、ぃ…ッあ、んくッ…! ら、めぇ…もう、らめ…! とめ、…ひくッ!! (口ではそう言いながらも足を彼女の腰に絡めてしっかりと逃がさないようにと固めている) [Fri 25 Aug 2006 19:43:46]
フェン・メイフォン > んっ… んんっ … くっ… んぅっ  ふっ … はぁっ… んっ… んふぅっ !(彼女の静止よりも格段に早く、腰をガクガクと揺さぶれば… 自分の体の下、其処で痙攣混じりの喘ぎを漏らす彼女の姿に興奮の度合い深め―― また、腰の動きが強くなる。突き入れる勢いも増せば、木製の張り子は何度もお互いの子宮口をガツンガツンと突っつき―― その度に、突き入れて犯している筈の自分も…自分自身の動きで身体を震わせ…火照らせ――) ハァ… …ンッ… ヴァネ…サ…  かわいい…っ んんっ…(彼女の水音に混じり、聞こえてくるのは己の秘所から溢れる水音。 互いの愛液が混ざり合い、シーツに液溜まりを作り上げながら… それでも突き込む腰の動きは止まらず―― 手は、彼女の腰をギュっと抱き締めて  ) [Fri 25 Aug 2006 19:36:58]
ヴァネッサ@宿屋の部屋の中 > ア、ああ…ぁ… (張子をくわえ込んでいる自分の秘所を見ながら、口をパクパクと開閉させながら小さく痙攣している) ――え、ぁ… (ちょっとまって言おうとしたが彼女の行動はソレよりも早かった。腰を掴まれたと感じた時にはすでに動き始めていた) ―――ひ、ッ…あ、あう、っ!…ひぅ…ん…くぅ…あッ! (達したばかりで動かれるとまるで頭がしびれるような感じと同時にずっと浮いているような浮遊感を覚えながら小さく痙攣を起こしながら息も整わず喘ぎを漏らしている)(繋がっている秘所からは水の音が絶えず聞こえ、ベッドのシーツに水溜りを作り出すだろう) [Fri 25 Aug 2006 19:30:13]
フェン・メイフォン > んっ… く… っと――(いきなり突き入れれば…痙攣し、まるで打ち上げられた魚の様な姿をみせる彼女… その彼女を見下ろせば、やがて口元を彼女の耳元へと寄せ――) …… 今日は、この間の分のお詫びも兼ねて… キツくイくから…ね(―― 酷く、意地悪気な囁き。吐き出せば…彼女の腰が逃げない様にぎゅっと抱きしめ―― ) んっ… ハッ… はっっ! んんっ! く はぁっ!!(―― 張り子で繋がった腰を、いきなり激しく揺さぶり始めるか。 息を整える暇も与えまいと… 彼女が達した状態を、このまま維持させられないものか、と… そんな風に――) [Fri 25 Aug 2006 19:24:46]
ヴァネッサ@宿屋の部屋の中 > (突き入れられた瞬間に先ほど達したばかりだったせいか、異常な反応が帰ってくる。身体を痙攣させながら、大きく必死に呼吸をしているように見える) [Fri 25 Aug 2006 19:20:08]
ヴァネッサ@宿屋の部屋の中 > (ぐったりとベッドの上に座り込んでいて、虚ろな瞳で彼女を見つめるとゆっくりと息を整えようとするだろう)(整える必要は無いが…癖になっている) ――え…は、早…ひゃっ! ふ、ぁ…ああああぁ () [Fri 25 Aug 2006 19:19:00]
フェン・メイフォン > んっ… ふぅ… はぁー… んんっ… ん、よし(漸く、呼吸が落ち着いてきたのか… 自分の股間に突き入れられた張り子を見下ろして満足気に頷けば、それから… 視線をベッドの上のヴァネッサへ。見遣れば… 既に一度達してしまった様子、で――) んー… ちょっと、焦らしすぎた…かな(――苦笑混じりに言葉漏らせば… そのぐったりとした身体をベッドの上へと倒して、彼女が息を整えきるより早く張り子のもう片方側を突き立て…グッと突き入れようとする、だろうか ) [Fri 25 Aug 2006 19:15:07]
ヴァネッサ@宿屋の部屋の中 > ――ん、ハっ…あぁ…く、ん… (張子を挿入している彼女を見るとようやくかといった感じの安堵の表情を浮かべるだろうか)(でも、一向にこちらに来ないのを見ると…困ったような表情になりながらも指は止まらず) ――は、やくぅ…ひ、ん…あ、ぁあぁ…く、ぅ…ふ、ぁッ! (そうしていると突然少女の動きが止まったかと思うと身体を大きく痙攣させて指の動きをとめた…) (達してしまったようで…ぐったりとしながらその場に座り込んでいるだろう…) [Fri 25 Aug 2006 19:11:36]
フェン・メイフォン > うん、分かった分かった(なんて… 催促する彼女の声に、意地悪げに応えれば… 酷くゆっくりと荷物の中から張子を取り出し―― その片方を舐めて、唾液を塗し……) …もうちょっと、待って… んっ… くぅっ… っ!(… その唾液塗れの方を自分の秘所に突き立て、ぐっと捻じ込めば… 呻く様な声一つ。 漏らせば…暫し、その場でじっと…その異物感を感じる様に吐息を吐く、か―― 自慰を続ける彼女を、其の侭に) [Fri 25 Aug 2006 19:06:56]
ヴァネッサ@宿屋の部屋の中 > ―――ん、はッ…あ、ん…ぁ、ぅ… (彼女の嬉しそうな顔をちょっとムッとした感じで見ながらも、指は止まらずにだんだん激しさを増していく) ―――は、やく…んんッ…あ、ああっ…! して、よ… (ゆっくりとしたペースの彼女を見ながら相変わらず指の動きは止めずに催促するだろうか…) [Fri 25 Aug 2006 19:03:53]
フェン・メイフォン > そ…自分で(一度指を離し… ベッドから離れれば、彼女の戸惑い気な顔に酷く嬉しそうな顔で頷き一つ。ソレを投げれば、ベッドから完全に身体を降ろし…――) ――――――(それから、大分ゆっくりとしたペースで自分の荷物がある場所へ。 時折、其方の方向へと視線を向ければ… 彼女が自分の秘所を自分の指で弄る様をじっと観察し…―― そんな風に荷物の有る場所に行けば、その中から…ゆっくりと、例の張り子を探しだすだろう) [Fri 25 Aug 2006 18:58:51]
ヴァネッサ@宿屋の部屋の中 > ――あ、く…ん…擦、るの…いぃよ…あ、ひぅ! (彼女の執拗に擦る指に秘所はぐっしlとりと濡れて、目は少しだけ虚ろになっているだろうか) ――ん、は、ぁ…はぁ…… (一度指が離れるとちょっと物寂しげな顔をするかもしれない) じ、自分で…? (離れていく彼女を見て、自分で弄るというのに少し戸惑いを見せるかもしれないが、すぐに自分の秘所に指を触れさせて) ――ん……く、ん…ぁ…ぁ、ぁ…ふぅ、ん…! (ショーツ越しではなく、直に秘所に触れて、核を擦ったり、少しだけ膣に指を入れたりするだろう。 彼女がとって戻って来るまで続けるだろう) [Fri 25 Aug 2006 18:53:13]
フェン・メイフォン > (胸を弄る手を休ませる事無く…執拗に、ショーツ越しに秘所を擦り続ければ… 自分の指が動く都度に見せる彼女の反応に、クスリと笑みを零し―― っと…) …… ん? うん、勿論…持って来てるよ(…彼女が口にした問い。それに、頷きをみせれば… 一度指を離し――  ) じゃあ、ちょっと取ってくるから、少しの間… 自分で弄くっててね(―― 意地悪げな顔で言って、ベッドから…彼女から離れる…か) [Fri 25 Aug 2006 18:45:50]
ヴァネッサ@宿屋の部屋の中 > ―――ぁ…っ…ひっ! そ、んなに…擦るのだ、め…っ! (ショーツ越しとはいえ、しっかりと濡れていて敏感になっている秘所を擦られると、指の強さと布の感触でさらに濡れてきて、時折小さく痙攣を起こす) ――ん、ぁ…はッ…ね、ぇ…ァレ…持って、きてるの…? (秘所を刺激されながらも、彼女にそう聞くだろう。もちろん…アレとは木製のアレのことで…) [Fri 25 Aug 2006 18:42:30]
フェン・メイフォン > こいつめぇー (なんて、口では憎まれ口言ってみせるも、彼女の笑みに笑みを返せば… 愛撫に反応する様子を、満足気に見遣り――…) だーめ、またない… (そして…指先がショーツの上から秘所に辿り着き… その濡れ具合を確かめれば―― ショーツ越しに指をぐっと押し付け… 秘所の辺りをグリグリと擦ろうと、するだろうか) [Fri 25 Aug 2006 18:38:00]
ヴァネッサ@宿屋の部屋の中 > ―――ふふっ…ん…んん…っ (少しむくれた顔をした彼女を見ればちょっと笑って見せるだろうか。胸の愛撫には小さく反応を見せる) ………ん、っ…あ…ちょっと…、まっ……ひゃぅっ! (ショーツの上から撫でられれば、軽くとはいえ…身体を小さく震えさせながら感じるだろう。ショーツは先ほどよりも濡れ方が増していて、布越しでも濡れているのがしっかりとわかるだろう) [Fri 25 Aug 2006 18:34:52]
フェン・メイフォン > うん、分かった… (と、お預け喰らえば… 少しむくれた顔なんてしてみせつつ――  手は…指先で、彼女の胸全体を揉み、こね回す様に蠢くだろう…) …… キスでこれだから、こんな風にしたら…どうなるのかな?(そんな手付き続けながら… 逆の手、それを彼女のショーツへと伸ばせば…布地の上から、軽く撫でて…みようとする、だろうか ) [Fri 25 Aug 2006 18:30:03]
ヴァネッサ@宿屋の部屋の中 > また、今度ね (お預けみたいな感じで言ってみるだろうか。まぁ、着替えなんていつでも見れるんだから気にしない気にしない) ―――あ、っ…ん (あれ、そうだったっけ?とちょっととぼけて見せた。まぁ、久しぶりというかなんと言うか…この間が中途半端で終わったせいかもしれない)(このまま胸を刺激され続ければショーツにはしみが出来てくるかもしれない) [Fri 25 Aug 2006 18:26:24]
フェン・メイフォン > そう? それは――ちょっと、残念かな(なんて、実はちょっと彼女のお着替えなんかを楽しみにしていたのか… 唇離し、そんな言葉漏を苦笑と共に漏らせば… 次は、手を…彼女の胸に触れさせ、て――) ……まだ…キスだけ、だよ?(… 堅くなった頂点を軽く指で触れて、そしてクスクスと少しからかう様に笑うだろうか? まだ、ショーツには… 手を伸ばさずに、しておいて――) [Fri 25 Aug 2006 18:23:04]
ヴァネッサ@宿屋の部屋の中 > 別に大丈夫だよ… (あまり彼女に無理をさせたくないのか、服を買いに行くのは断った。 もう少し余裕があれば話は別だけど…) ―――ん、っ… (触れるだけの口付けだが、気持ちの高揚は促進してくれたようで、胸の先は少し固くなっていて、ショーツはほんの少しだ濡れていた) [Fri 25 Aug 2006 18:18:20]
フェン・メイフォン > うん… そうする事。なんなら、こっちの服でも買いに行く?(夜の用心棒の仕事の他に、昼間にも軽く日雇い入れれば… とか、問い掛けながら… 下着も脱ぎ去って身体を寄せてくる彼女へと手を伸ばせば…その身体を、抱き締めようと手を回し…) ――――― んっ (… そして、また軽い…触れるだけの口付けを交わそうとするだろうか。) [Fri 25 Aug 2006 18:15:21]
ヴァネッサ@宿屋の部屋の中 > (身体を寄せてくる彼女に自分からも身体を寄せていくだろう。相手が裸なら、自分も…と上の下着をそっと取るだろうか) [Fri 25 Aug 2006 18:12:07]
ヴァネッサ@宿屋の部屋の中 > わかってるよ。 たまには外も歩くようにするよ (ここでは女性の地位が低いらしいのか、実のところ動きづらいというのもあったりした。 でも、まぁ…外歩いて絡まれてもある程度撃退は出来るはずだから大丈夫か…と考えながら) ――――― (もう、脱いだと思ったら下着すらない彼女にちょっと驚いたりした。ベッドの上で) [Fri 25 Aug 2006 18:11:11]
フェン・メイフォン > うん、なら…よろしい(唇離して囁けば… それから 「けど、たまには外を出歩かないとダメだよ?」 なんてからかう様に、叱る様に… ) ――――(投げれば… やがて此方も彼女と同じ様に服を床へと脱ぎ捨て―― 此方は、下着も身に付けない丸裸。そんな格好で、ベッドの上に座り込む彼女へと、身体を寄せて――…) [Fri 25 Aug 2006 18:08:33]
ヴァネッサ@宿屋の部屋の中 > 大丈夫……わかってるから… (彼女の囁きにこちらも落ち着いた声で返すだろう)(今は何とも争うことも無い…だから力は蓄えていなくてもいいと思って…) ――――ん… (彼女の口付けをそっと受けて)(それから、服をゆっくりと脱ぐだろうか…。脱いでしまえば下着姿で、布団から出てきて、ベッドの上にちょこんと座り込む) [Fri 25 Aug 2006 18:05:41]
フェン・メイフォン > まぁ… そりゃま、確かにね…(と、同居中の彼女の食事頻度を考えれば… 入らない心配かな、なんて思いつつも―― 「ちゃんと、危なくなったら言うんだよ?」 なんて、囁きかけ――) ―――――――― ( その、彼女の笑みと言葉に対し、クスっと笑みを浮べれば… 先ずは軽く口付け一つ落とそうとするだろう。) [Fri 25 Aug 2006 18:02:42]
ヴァネッサ@宿屋の部屋の中 > 馬鹿みたいに減ってるわけじゃないから大丈夫だって (別に一ヶ月に一回とかじゃないから平気だろう…。確かに最近は此方からせがむようなことはなくなったが) ―――フェン…したいんでしょ? (ちょっと余裕ぶってみたりした。顔にはうっすらと笑みを浮かべたりもして) [Fri 25 Aug 2006 17:59:46]
フェン・メイフォン > そう? 何か…其処まで食事量減らすと、逆に心配にもなるけど…(と、少し怪訝そうな顔をしつつ… 彼女がそう言うなら、と頷けば… 叩いていた二の腕から手を話し、そして―― ) ……なら、良いんだけど… うん、わかった(念を押す様な一言には、コクンと頷き… 肩に回した手で…彼女の身体を引き寄せようと…し――) …… じゃあ、大丈夫なら…この間の、続き…する?(なんて…――) [Fri 25 Aug 2006 17:56:38]
ヴァネッサ@宿屋の部屋の中 > あー…、大丈夫… (手を振って、いらないと意思表示して、手を握ったり開いたりしながら…「平気だよ」って言ってみる)(自分でも気が付いたら食事の量が減っていた。 まったく気が付いていないわけではなかったがやっぱり減っていたのか…と心の中で思って見たりする) 本当だってば… (ちょっと怪しんでる彼女にそう一言言っておく。心配をかけたくない…というか…なんというか…) ―――ん? (肩に手を回してきた彼女を見れば、その手を見るだろうか) [Fri 25 Aug 2006 17:52:51]
フェン・メイフォン > ん…… そっかぁ。じゃあ、ちょっと食事の量増やしたりする?(と、自分の二の腕叩いて尋ねれば… 軽く小首傾げ―― そう言えば、最近はあんまり食事を欲しがったりしなくなった気がするかな?なんて――) ………… (で、彼女が少し無理をしてる様に、元気だの大丈夫だの言えば… 暫し、怪訝そうに。 それから、溜息一つ吐けば… まぁ、大丈夫なのかな…なんてポツリ呟き――) ん(そして、互いに身体を寄せれば… 自ずと、自分の手を彼女の肩へと回そうとするだろうか…) [Fri 25 Aug 2006 17:46:07]
ヴァネッサ@宿屋の部屋の中 > 最近はね…あまり身体が動かないんだよね… (あはは…と軽く笑ってみせるだろうか。旅の間…血の摂取は多分ヴェイトスにいたときよりかは確実に減っている。 動かなければ血の摂取量は少なくて済むけど…力の出せる上限も低くなるのかもしれない) ………気分? (暫し考えるような仕草をしてから) 元気、元気! 全然大丈夫だよ (若干無理をしているようにも見えるかもしれないけど…体調が悪いわけではないから…まぁ…悪くは無いのだろう)(身体を寄せてきている彼女を感じれば自分も身体を寄せてみるだろうか) [Fri 25 Aug 2006 17:40:44]
フェン・メイフォン > あはは… 何か、此処に来たらもっと活発に動き回ると思ったんだけどねぇ…(周りは、ヴァネッサみたいな子でも受け入れる気質と聞いていたから、遠慮なく外を出回れるだろうし… なんて、ベッドから出ない様子の彼女の姿を見つつ困った様に言えば… ベッドに腰掛け、吐息吐き――) …… そう言えば、最近は気分とか如何?(―― ふっと、気になっていた事を問い掛ける。 元々は気分転換の為の旅行だったのだが… ちょっと、気になったり…して―― 自然と身体が寄ってるのは、気のせいだろうか?) [Fri 25 Aug 2006 17:34:33]
ヴァネッサ@宿屋の部屋の中 > んー……、おかえりー… (上半身を起こして、片手をひらひらと振りながらお出迎えしてみた) …………どっちでもいいよぉ (ベッドから出ずに、本当にどちらでもいいと言った感じで答えるだろうか…。 あまり挨拶は関係のない生活送ってる子だから) [Fri 25 Aug 2006 17:28:30]
フェン・メイフォン > ふぅ、たっだいまぁー(なんて、声を上げて入ってくるのは… 買い物袋片手の偽少女一匹。恐らく、その袋の中身は自分の晩御飯だろう。で、そんな袋を抱えた侭…ヴァネッサを見遣れば、暫し思案し… ) んー… ヴァネッサには、おはようってのが丁度いいのかな?(…そんな事言って、ベッドへと近寄り、腰掛けようとするだろうか。) [Fri 25 Aug 2006 17:25:40]
お知らせ > フェン・メイフォンさんが入室されました。 『とか、思っていた途端…急にバタンと開くドア』 [Fri 25 Aug 2006 17:21:26]
ヴァネッサ@宿屋の部屋の中 > (朝から晩までしっかり寝た。そのせいなのか体中が硬くて痛い) ………んーー、ぁ (ベッドに横になったままぐーっと伸びをしてみる。 もう、夕方…普通の人が起きる時間じゃない。 少女にとっては丁度言い時間かもしれない…むしろ早起き?) ………………… (あたりをキョロキョロをと見渡してみる。 同居人の彼女はいないようだ。) [Fri 25 Aug 2006 17:19:22]
お知らせ > ヴァネッサ@宿屋の部屋の中さんが来ました。 『しっかりと寝た』 [Fri 25 Aug 2006 17:12:58]
お知らせ > ヴァネッサ@宿屋の部屋の中さんが退室されました。 『数十分後、再び眠りに落ちた。夢の続きを求めて』 [Fri 18 Aug 2006 17:25:10]
ヴァネッサ@宿屋の部屋の中 > もしくはー… (力仕事以外。得意なことを考えろ、得意なこと) ――――――殺し? (うん、得意というか…やってみたいことだけどね。でも、やったらまた大変なことになるからなぁ。 はふぅ、っと溜め息でもつこうか)(まぁ、ヴェイトスに戻ったら今度こそ斡旋所にいって仕事を探してみよう) [Fri 18 Aug 2006 17:24:26]
ヴァネッサ@宿屋の部屋の中 > …………… (ベッドに横たわったまま、天井を見つめて)(ぼーっと、考えてみる。自分にあった仕事&出来る仕事) ………やっぱり力仕事…カナ? (うん、自分の取り柄っていったらそのくらいだと思う。体力と力…それしか…ないカナ) [Fri 18 Aug 2006 17:13:10]
ヴァネッサ@宿屋の部屋の中 > (夢の中では結婚式。 現実では部屋の中に引きこもって働かずに殆ど寝ている生活) 現実ってきびしぃ… (ぐたーっと再び倒れこんだ。夢はすごく楽しいのに…現実は命の危険さえあるし、仕事は見つからないし、吸血鬼だし…) あーーーー、もうっ! (仕事ってどうやって探せばいいんだよーって叫んでみた。 よく考えれば結構簡単だが、少女にそれだけの思考をするだけの考えは無い) [Fri 18 Aug 2006 16:54:16]
ヴァネッサ@宿屋の部屋の中 > (起きてからすぐにそう思った。 夢の中でずっと過ごしたいって) ……………はぁ (ベッドの上、上半身だけ起こして溜め息を一つ零して)(夢の中の内容…この間の続きだった。まさに人生の絶頂って感じ。 だって、夢の内容は…結婚式だったんだから) [Fri 18 Aug 2006 16:37:44]
お知らせ > ヴァネッサ@宿屋の部屋の中さんが入室されました。 『夢の世界に逃げ込みたい』 [Fri 18 Aug 2006 16:32:40]
お知らせ > フェン・メイフォンさんが帰りました。 『其れが終れば、衣服を整えて用心棒先の酒場へ。 彼女のご飯は帰った後に、と思いつつ…』 [Sat 12 Aug 2006 23:55:35]
お知らせ > ヴァネッサ@宿屋の部屋の中さんが退室されました。 『深い眠りへ落ちた』 [Sat 12 Aug 2006 23:54:45]
フェン・メイフォン > んっ…… んんっ… と(肉芽を擦り上げた直後に上がる悲鳴…それと同時に、膣が締まり…指を強く締め付ける感触と共を感じれば… 彼女がイったのだと、理解し… そして、彼女がグッタリとした様子を見せれば…暫し、その見下ろして―― ) …… 今度は、もっと沢山…だからね(―― 気を失った、その顔を見下ろしながら囁き…指を引き抜けば、それから…彼女の唇へと自分の唇を落とそうと…するだろうか。) [Sat 12 Aug 2006 23:46:03]
ヴァネッサ@宿屋の部屋の中 > きゅ、ん…くぅん…あっ、は、あ… (胸を弄繰り回す手の動きが次々と変わっていき、頭がそれに対処できず、本能にしたがって反応が帰ってくる) …も、もっと…も、っとぉ…あは、っ…んく… (自分で入れた力と彼女から反発で帰ってくる感触に喘ぎが途切れることは無い…) …そ、こぉ…、さわっちゃっ、…ら…も、ぅ…イ…イ、っちゃ… (言葉が終わらないうちにさすがに彼女の手よりも早く言葉を喋りきることは出来なかったらしく、言いきる前に) ―――――あ、ひぃっ…あぁぁあぁああぁぁぁああぁっ! (押しつぶされ、擦られたことによって、一気に絶頂へと上り詰めてしまった…。 声と膣内の感触でそれがわかると思う。 イってしまえば、あとはぐったりとなって、目を閉じたまま動かなくなった。 そのまま気を失ってしまったのだろう) [Sat 12 Aug 2006 23:41:33]
フェン・メイフォン > うん…楽しみに…ね(そう、囁き返せば… 彼女の悲鳴の様な声を楽しむ様に、指先で抓んだ頂点を…また捏ね、擦り… 時折、軽く引っ張ったりと言った風に蠢かせ… ) ……… んんっ… っと(… その動きに、膣に力が入れば…それに抵抗する様に突き入れた指で…膣を広げる様に掻き回し…喘がせ続けようとする様に、指の動きを強めながら、蠢かせ続けて…  そして…) 何が… 駄目、なのかな? んっ(… やがて、彼女の心の声が届いたのか… 親指の先が肉芽に触れれば――其れを指先でグッと押し潰し… そして、擦り上げる…だろう、か  ) [Sat 12 Aug 2006 23:33:24]
ヴァネッサ@宿屋の部屋の中 > ん…ふぅ、ん…たのしみに…して、る (腰が抜けるほどに…魅力的だと思う。 ある意味フェンならエンドレスで出来ると思うよ。最近そう思う) ちょ、…そこは、ひいっ! (胸の頂点をつまみ上げられれば悲鳴にも似た声をあげる。 小さく身体を痙攣させて反応し、秘所もきゅっと力が入る) …ひ、ぃ…は、ぁ、んん…くぅ… (変化をつけた指の動きに、頭の中をどろどろに溶かされたように思考が止まり、ただ快楽を貪っているような状態で。 途切れることなく喘ぎが漏れてくる) く、ん…あ、あぁ…そ、こ…ダ、ぁメぇ… (肉芽に指が当たりそうなのを見れば、言葉だけ反抗して、後はそこを弄られるのを早く早くと心の中で急かした) [Sat 12 Aug 2006 23:27:26]
フェン・メイフォン > んっ… ごめんごめん… じゃあ、近い内に…たっぷり、してあげる…から(腰が抜けちゃう程、ね? なんて、苦笑する様に囁けば… 胸の頂点を布越しに指で抓み、布地で其れを擦り上げようと…して――) んっ… ちょっと、キツかった? けど―― 何だか、大丈夫、そう…か、な?(更に突き入れた後… 彼女の口から漏れた声に、一瞬指の動きを止めるも… 直ぐに喘ぎが溢れるのを見れば、また指の動きを再開し―― 強く、激しく動かしながら… 指を鉤状に曲げて、指先で擦ったり… 捻る様に指を回しながら…出し入れしたり… そんな風に、動きに変化をつけていって――…) ……う、ん… 約束、だね(… そして、そっと囁きを吐きかければ… 外に出た侭の親指が、彼女の肉芽を擦ろうと…秘所の上辺りを蠢く、だろうか… ) [Sat 12 Aug 2006 23:19:10]
ヴァネッサ@宿屋の部屋の中 > ……… だ、だって…い、いままでぇ…しなか、ったじゃないぃっ! (もう、開き直って欲求不満だったのー…って白状する。 胸への愛撫を続けられて、胸の頂点はすっかり硬くなっていて) …ひ、ぎぃ…! (また、押し込まれて変な声を出してしまう。 敏感になりすぎているときに一気にやられるのは厳しい…) …や、やくそく…だよ、んっ…ぁ…ぅ… (何とか言葉をつむぎだして…今度って…出来れば近いうちが言いなぁ…ちか思ってみたりした) ひ、っ! ぅ…ん…くぅぅ…あ、あ、あ、あうっ! (膣壁を強く擦られ、喘ぎが漏れる。十分に濡れている今なら問題は全くなかった。 頭の中がボーっとしてくるよな感覚すらしてくる…) [Sat 12 Aug 2006 23:12:57]
フェン・メイフォン > ………  んーぅ… もう、硬くなってる… (そんなに、ヨッキュウフマンだったんだ?なんて… 独り言の様に、けれどもはっきりと聞こえる様に言葉を囁けば… 胸を揉み続け、頂点を掌で擦り続ける度に濡れていく秘所。 その秘所に突き入れ、其れを感じている指を… また、ぐっと奥に押し込み――…) …それじゃあ、今度…いっぱい、いっぱい…してあげないと、ね。 今日は… そんなには出来ないけど――(そして、突き入れた指を蠢かせ始めれば、彼女の膣を指で擦る様に… また少し、強めに…動かし始めるだろう、か―― これだけ濡れてるなら、大丈夫かな?なんて、思いつつ――) [Sat 12 Aug 2006 23:07:12]
ヴァネッサ@宿屋の部屋の中 > (こちらもこちらで、夢とか見たり、あまり身体動かさなかったから欲求不満になっているんだと思う) …ん…、ひっ…ぅ! (胸の頂点は硬くなっていくだろう…。 それを続ければ続けるほど秘所は濡れていく…。 ショーツもびしょびしょになっている) ん…ぁ…ぁぁ…そ、そうだよ…ひっ! そ、そんなに…一気に…はっ!ひゃぁ!んくぅ… (一気に押し込まれた指に身体をビクッと一回痙攣させて反応する。親友してきた指をきゅうっと締め付けるだろう) [Sat 12 Aug 2006 23:00:35]
フェン・メイフォン > んっ… そっか、そう言えば…(最近は、仕事探しとかばっかりだったからね… なんて、顔を背けた彼女を可笑しそうに見詰めれば… クスクスと思わず笑みを零し――) …… んっ… 久しぶりだけど、カワイイよ(――再度、囁けば… また、胸を揉む手を強めに蠢かせ… 布越しだろうか?彼女の胸の頂点を掌で軽く捏ね潰そうと…して――) …… 濡れてるけど… これも、久しぶりな所為…かな?(―― そんな動きを止める事無く… 逆手が濡れた彼女の秘所に触れれば、また囁き…煽る様に笑い―― それから、指をぐっと奥まで押し入れようとする、だろうか  ) [Sat 12 Aug 2006 22:54:28]
ヴァネッサ@宿屋の部屋の中 > そ、それは最、きん…してなかっ…からだと思う… (耳元でソレを囁かれれば恥ずかしくて、顔を背けてしまう) あ、ひゃ…ぅ… (いつもよりも強めの掴みに、声を抑えられないで) …わ、ひゃ…ちょ、ちょっと…い、いきなり? (下着の中まで入ってきた彼女の手にちょっと言葉だけで抵抗してみる。 秘所はすでに十分に濡れていた。指は簡単に入っていくと思う) [Sat 12 Aug 2006 22:50:08]
フェン・メイフォン > ん…? 何だか、いつもより感度良さげ…かな? (そう、彼女の様子を見て漏らすのは… 率直な感想。ソレを耳の近くで吐き出し… 胸を揉む指の動きを、少しだけ…強め――…) うん、軽く… かな?今日の…所は (ポツリ…と 吐き出すと同時に、太股辺りを蠢いていた手を動かし… 彼女の服の中――更に下着の中まで忍び込ませようと…するだろうか) [Sat 12 Aug 2006 22:44:34]
ヴァネッサ@宿屋の部屋の中 > ぅ、ん…わかっ…、た (もう、久々の感覚に身体が敏感に反応する…。 先ほどまでの夢もあってか、その反応はいつもより敏感だ) …か、軽く…? ふぁ、ぅ! (胸だけでも声を上げてしまう…。全身が火照っているような感覚だ。秘所はどんどん濡れてきて…) [Sat 12 Aug 2006 22:36:25]
フェン・メイフォン > うん、そうだよね。 だから――無理に言わなくっても良いわよ?(と、囁き… 太股の辺りを撫で上げれば、その指先を擽る様に蠢かせ… 久しぶりの感触に、クスリと微笑み漏らせば… 唇を、彼女の耳元へと近づけ、て――) うん、仕事前だから…軽めに、だけどね。 (それと、後でヴァネッサのご飯も…ね、と囁けば… 胸に置いた指先を、胸全体をこね回す様に… マッサージする様に、蠢かせ…て――) [Sat 12 Aug 2006 22:32:12]
ヴァネッサ@宿屋の部屋の中 > んー、そうなんだけどね… (駄目だ…言っちゃ駄目だ。これは心の中にしまっておけ! 強調して言われると何だか喋ってしまいそうになる…。 必死に抑えているけど) お、美味しそう? んぁ…、す、するの? (なんか久しぶりな気もする…。 ここのところ旅とか仕事探しとかばっかりだったし…。 今までご無沙汰だった成果、すぐに反応は返ってきた。秘所も微かに濡れていた)(天の声さん…フェンにそれは無理だと思います。 どっかが言った) [Sat 12 Aug 2006 22:27:21]
フェン・メイフォン > んぅー? んっふっふー、聞かないよ?うん、聞かないからね(なんて、更に強調する様に?言葉続ければ… 近づけた体を彼女の身体に押し付ける様にし、唇を首筋辺りに落とそうとし―― 少なくとも、真っ当な女では無い事は、確か ) ――― ん? うん…美味しそうって、事(そんな偽少女は…彼女の疑問の言葉に、そう応えれば… 右手を胸に 左手を太股の辺りに忍び寄らせ、摩り…揉もうと、するだろうか――  取りあえず、女としての尊厳を失わない様に頑張れ と、天の声が囁いた―― ) [Sat 12 Aug 2006 22:21:46]
ヴァネッサ@宿屋の部屋の中 > ………う、ん…ありがと… (聞いて欲しくないけど…ここまで聞かないって言われると何だか悲しい気分にもなる。 ま、でも命には代えられないもん。 目の前の彼女をなんと思っているのだろうか…)(自分はともかく、青年の方が危険に晒されてしまう気がする) ……ま、まな板の上の鯉…? (知らない言葉だ。最低限胸はまな板じゃないぞ…とだけ言っておく)(頬をいじくるよりも優先すべきことは無いんですか?先生) [Sat 12 Aug 2006 22:16:21]
フェン・メイフォン > うむうむ、分かった分かった―― 其処まで言うなら聞かないとも!うん!聞かないとも!(と、やけに強調しつつ言うのは… ちょっぴり興味があるからだろうか? まぁ、聞いたら次の瞬間には修羅の形相間違いなしなのだろう、が――  ) …… うりうり… んっー、この…まな板の上の鯉めー(――今は、彼女の頬を弄くるのが優先なのか… うりうりと頬を弄り続ければ、やがて…横になったままの彼女へと、身体を近づけ、て――) [Sat 12 Aug 2006 22:12:34]
ヴァネッサ@宿屋の部屋の中 > ぜ、絶対に喋らないからね! (近づいてきた彼女にビシッと言っておく。 そうしないと夢に出てきた人物と自分の命が危なくなる)(彼女の笑みに若干の恐怖も覚えましたよ) ……あ、あぅ… (彼女の指から逃げようとしても、ベッドの上…しかもまだ横になっている状態。逃げられるわけも無く…。 彼女にやられ放題で…) [Sat 12 Aug 2006 22:08:48]
フェン・メイフォン > ほほぉ… 絶頂期とな?それはそれは… そして、人に言えない夢とは―― ほぉほぉ…(そう言う彼女に、思わずマジマジとした顔を近づければ… 暫し、そんな彼女の顔をじっと見詰め―― そしてやがて、ニタリと顔を歪ませれば――) うりうりっ こいつめ!こいつめっ!(―― また、頬に指を近付け… 今度は、突っつくと言うよりも…グリグリと指先を頬に押し付ける様に弄くろうとするだろうか… 彼女が顔を振るのにもお構いなしに――) [Sat 12 Aug 2006 22:04:50]
ヴァネッサ@宿屋の部屋の中 > んー…確かに絶頂期だったかな… (顎に手を当てて、考え込むとそう結論を出した…。確かに絶頂だ。生きているうちにああいうの経験してみたかったと思ったほどだ。夢の中の自分が羨ましい) …ひ、ヒトには言えないような夢だったかな… (夢の内容をよーく思い返してみると…。うん、絶対にいえないくらいに恥ずかしい内容だ。キスしたり、「あーん」してもらったりとか絶対にいえない) く、くすぐったいよぉ… (頬を突っつかれればくすぐったそうに顔を軽く振るだろうか…) [Sat 12 Aug 2006 22:00:26]
フェン・メイフォン > そりゃまぁ、かなりね。 こぉー…人生の絶頂期に居ました的な幸せ顔だったわね(と、また… 若干大袈裟気味な言葉を口にしてみせれば、手で自分の顔を覆う様子に思わずクスっと噴出して――) まぁ、あたしから見たら…かもしれないけどね? にしても――そんなに恥ずかしいよーな夢なのかなー?(聞かないけどね?聞かないけどね? と、顔をからかい全開な表情に歪めれば…彼女の頬へと指近づけて、軽く数度…突っつこうと目論むだろう、か。) [Sat 12 Aug 2006 21:55:53]
ヴァネッサ@宿屋の部屋の中 > そ、そんなに幸せそうだったんだ… (夢で幸せだと現実でも幸せそうな表情になるんだなぁ…) に、ニヤニヤしてた!? う、嘘… (自分の顔を触りながら…顔を覆う…。恥ずかしくてしょうがなかった…。 普段なら大げさにいってるだけってわかるけど…今は冷静な判断が出来ないでいた)(彼女が真顔で言っているのがさらに冷静な判断を妨害した) [Sat 12 Aug 2006 21:51:19]
フェン・メイフォン > んっ… やっぱり… でなきゃ、あんなに幸せそうな笑みなんて浮べないわよね… (と、唇を頬から離して吐き出すのは、そんな何処か羨ましげな… けれども、やっぱりからかう様な声音。吐き出し、投げ掛ければ… 少し体を離して、頬染める彼女の顔をじっと見詰め――…) うん。何て言うか… 凄いニヤニヤしてたように、あたしは思えたね(… 首をかしげた彼女には、そう…真顔で言ってのけた。実際には、微笑み程度だったのだろうが―― 多分、恐らく…わざと大袈裟に言ってるのだろう、か?) [Sat 12 Aug 2006 21:45:51]
ヴァネッサ@宿屋の部屋の中 > ……ぅん…すっごく楽しかった… (夢の中に住みたいくらいに楽しい夢だった。現実じゃあ実現不可能だから尚更だ。 彼女がじーっと見つめていたなんて全然気が付かなかったほどに) ……………っ! (頬に唇が触れる瞬間。夢の中のことと重なって、少しだけ頬を染めた) 幸せそうな…寝顔? (それに少し首を傾げた…。 普段そんなに幸せそうな寝顔じゃなかったのかな? まぁ、今のところあれに勝るものは無いけど…) [Sat 12 Aug 2006 21:41:33]
フェン・メイフォン > おーおー… 驚いてる驚いてる… いやー、そんなに楽しい夢だったのか… (さっきからじっと見詰めてたのに… なんて、驚く顔を間近で見詰めた侭、からかう声音で続ければ… にーっと顔を笑みの形に歪め、そして――) うん、聞かない―― だって、イイモノ見させてもらったんだし(―― そんな表情の侭…疑問を口にする彼女の頬辺りに唇を落とそうと、更に顔を近づけようとするだろうか―― 何処となく、猫がじゃれ付く様な…摺り寄る様な感じに近付いて――) いいものってのは、ヴァネッサの幸せそーな…寝顔 (触れさせようとする直前… ポツリ) [Sat 12 Aug 2006 21:37:10]
ヴァネッサ@宿屋の部屋の中 > ふえっ! (突然も突然…。もし、最初からいたとしてもぜんぜん気が付かなかったー。 本当だよ。 ビクビクのドキドキモノです。その驚きっぷりは見てわかるほどです) うん…是非聞かないで…絶対に聞かないで… (そりゃあもう、絶対に聞かないですといわんばかりにいってます。 聞かれたら多分喋っちゃう。それまでに楽しいものだった) い、いいものってなに? (彼女が見させてもらったいいもの…自分じゃあ想像つかない…。 ちょっと手を上げながら聞いてみます) [Sat 12 Aug 2006 21:32:17]
フェン・メイフォン > ほぉほぉ… 随分と幸せそうな夢を見ているなーと思っていたが、やはり幸せそうな夢を見ていたのかー(そう、寝起きの彼女に投げる言葉は、割と棒読みで… その癖、何処かニヤニヤとしたモノ。そんな言葉を吐き出す顔も、当然ニヤニヤしたモノで――……) まぁ、どんな夢見たの?と野暮な事は聞かないでおいてあげるわよ?うん、あげますとも。(続けて吐き出す言葉も、何処かからかい気味。 仕事前に、イイモン見させてもらったしね?なんて、ケラケラ笑えば… その、彼女の顔に自分の顔をちょっと、近づけ様として――…) [Sat 12 Aug 2006 21:26:16]
ヴァネッサ@宿屋の部屋の中 > (死者の眠りを覚ますほどの夢って事かな) あ〜〜…もっと続き見たかった… (夢は結構区切れのいいところで終わったけど…できればあれからの続きも見たいっていうのが本音。 数日間眠り続けても良いから見たかった) (夢の内容…一言で言うなら…あの青年と婚約していて、結婚式間近という夢だ! もう、夢だから甘い甘い。しかも、夢の自分は人間だった) …………はぁ… (あんなの絶対にありえない…。 だから、羨ましい…) [Sat 12 Aug 2006 21:21:36]
お知らせ > フェン・メイフォンさんが入室されました。 『ベッドの縁に腰掛け、その顔をじっと見下ろして…』 [Sat 12 Aug 2006 21:20:58]
ヴァネッサ@宿屋の部屋の中 > (今日もまた眠っていた。 ベッドの上で死体のように手を組んで眠っていた。 色の白い肌は死人のようで、銀髪の髪はその白に合っていた) ――――――― (夢見ているようだ。表情は無表情ではなく、微かに笑みが浮かんでいた。 悪い夢ではないのだろう) ―――――ん…ぁぅ… (ゆっくりと目を覚ました。ゆっくりと)(夢の内容が満足いくものだったのか…顔には笑みが浮かんだままだった。さらにいうならば少し頬が赤かった。気のせいか心臓も妙に速くなっている。心臓が動いているのも久々な気がする) [Sat 12 Aug 2006 21:09:04]
お知らせ > ヴァネッサ@宿屋の部屋の中さんが入室されました。 『また寝ていた』 [Sat 12 Aug 2006 21:02:17]
お知らせ > ヴァネッサ@宿屋の部屋の中さんが退室されました。 『力を抑えるのが難しくなってきてるから』 [Fri 11 Aug 2006 21:27:41]
ヴァネッサ@宿屋の部屋の中 > 私もそういう用心棒とかしてみようかなぁ… (天井を見つめながら溜め息を一つはいてから、ポツリと)(自分だって、出来る。一応、並みの人間以上の力はあるはずだし。酒場とかでも用心棒ならなんとか…) ん、ああいう仕事って、殺しても良いのかな? (そな無い程度に加減しつつ、もう暴れないように懲らしめる…。無理な話だな…) [Fri 11 Aug 2006 21:26:57]
ヴァネッサ@宿屋の部屋の中 > まだ、帰ってこないよねぇ… (上半身を起こし、扉の方へと視線をやる。 彼女の仕事は確か…用心棒…って言っていた気がする。彼女にピッタリな仕事だと思う。笑顔を振りまいてオーダーをとるよりも数倍似合っている、本人の前では言わないけどね) まぁ、平和だからあんまり仕事も無いから息抜きになってるかな? (この街の状況もいまこの島の状況も知らない少女は能天気にそんなことを言って、再び身体をベッドに預けた) [Fri 11 Aug 2006 21:02:34]
ヴァネッサ@宿屋の部屋の中 > (目を覚ました少女は視線だけで部屋の中を見渡した。見れる範囲は狭いけど、聴覚とかそういったほうにも自分以外の存在は認められなかった。 要はこの部屋にはいま自分しかいないということだ) …………お腹、へった… (ここ最近はよく犬で遊んでいたから何もしていない時よりも、空腹感が訪れるのは早かった)(お腹が減ったと思っても、同居人の彼女がいないのならばただ耐えるしかないが…) [Fri 11 Aug 2006 20:45:50]
ヴァネッサ@宿屋の部屋の中 > (宿屋の粗末なベッドの上、白い単衣に身を包んだ銀髪の少女が手を胸の上で組んで死体のように眠っていた) ―――――――――― (夢でも見ているのか、それともただ真っ暗の中に意識を投じているのかはわからない。 ただ、悪いものは見ていない。それだけはわかる安らかな寝顔だった。死人としては良い表情だ)(でも、彼女は) ―――――っ、ぁ (この少女は死にながらにして、生きているのだ。 身体がピクリと動いたかと思うと、ゆっくりと目を覚ました) [Fri 11 Aug 2006 20:28:53]
お知らせ > ヴァネッサ@宿屋の部屋の中さんが来ました。 『ベッドの上』 [Fri 11 Aug 2006 20:19:11]
お知らせ > ヴァネッサ@路地裏さんが帰りました。 『滞在中の宿へと戻るだろう』 [Wed 9 Aug 2006 17:33:57]
ヴァネッサ@路地裏 > (でも、また何かやらかしちゃったら今度こそ殺される…。 それだけは避けなければ…) …戻ろうか…な… (ストレスは発散したし、どうせ仕事は見つからないし…。 後者は何とかできるとような気もするけど) 今度、フェンに相談してみようかな… (怒られると思うけどさ…とブチブチと不安を漏らして) [Wed 9 Aug 2006 17:33:32]
ヴァネッサ@路地裏 > (部屋に閉じ困っていたせいなのか、表に出ると時折ストレスを発散させるかのように野良犬を殺すようになった) ―――――…ふぅ (気分が落ち着いてきたのか野良犬の死骸への興味は失せた)(何か問題を起こしてはいけないということもあって、中々考えがまとまらない。 問題付きでいいのならば考えは浮かぶ。 もちろんストレス発散を兼ねた方法で) [Wed 9 Aug 2006 17:26:57]
ヴァネッサ@路地裏 > フェンに怒られるかなぁ… (先ほど蹴り殺した野良犬の死骸をもう一度軽く蹴りながら。 仕事が見つからないことで一番不安なのはそれだ。 社会復帰とか周りとかの目じゃなくて、怒られるかどうか…それが一番の不安だった) せめ、てっ! (もう一度犬の死骸を蹴飛ばす) 何かお金を稼げれば…いいんだけど… (蹴飛ばした犬の死骸をつま先で突き。 溜め息をしながらブツブツ) [Wed 9 Aug 2006 17:14:47]
ヴァネッサ@路地裏 > (路地裏で一匹の犬の叫びが聞こえる。 その音本に入るのは一人の少女。銀髪紅眼、外套を羽織ったあまり力強くはなさそうに見える少女だった) うぅーーー… (腹を蹴飛ばされて息絶えている犬を前にして、唸り声を上げて何か苛つくようすだ。 犬を蹴飛ばしたのはこの少女だ) 仕事は見つからない…というよりも… (ヒトと話せないのだが…。 ヴェイトス市でも苦手だったのだ、他の街となれば尚更だ) [Wed 9 Aug 2006 16:59:17]
お知らせ > ヴァネッサ@路地裏さんが入室されました。 『あー、もうっ!』 [Wed 9 Aug 2006 16:52:22]
お知らせ > フェン・メイフォン@薄汚れた酒場さんが帰りました。 『「そーっれ!」 そんな声と共に、片手で一人。両手で二人。纏めて一気に引き摺ってやるだろうか』 [Sun 6 Aug 2006 23:33:01]
フェン・メイフォン@薄汚れた酒場 > (―――― とか、思っていた矢先。 不意に、遠くのテーブルで起こる言い争い。 何を話しているかは分からない、が――) ―――― あー、外に叩き出しとけって事ね(厨房辺りから届く、老婆の視線。ソレを見遣り、軽く頷けば… 腕まくりしつつ、そのテーブルへと歩いて行くだろう――――) [Sun 6 Aug 2006 23:31:54]
フェン・メイフォン@薄汚れた酒場 > (で、逸らした視線を店内へと向ければ… 仕方ないか、雇ってくれてるんだし…と、項垂れて… そして――) に、してもバウンサー… ねぇ。用心棒って意味だったと思うけど―― そんなモンが必要なのかなぁ?(… 顔を上げて、店内を一瞥すれば、そんな事をポツリ。 何もしないで突っ立ってるだけでお金貰うってのは、どうにも悪い気がする気もするのだろう、か―― 此処に突っ立ってる事が働いている事になるのか、イマイチ…分からないのだし ) [Sun 6 Aug 2006 23:24:19]
フェン・メイフォン@薄汚れた酒場 > (それから、視線を向けた先は――――老婆と小僧が居るカウンターの向こう側。 見詰めれば、その視線に気付いた老婆がジロリと「こっちに入ってくるんじゃないよ!」的な視線で睨み返して来る始末で…) ………… やり方、間違えた…かなぁ?(… ポツリ。その視線から目を逸らしつつ、呟くのは…困った様な言葉。 いや、ちょっと老婆の態度にムっと来て張り切っちゃったのは事実だが、それでも割りと自制利かせた積もりなのに… とか、頭の中で悶々と考えていれば、やがて――ふーっと吐息吐き出し、て  ) [Sun 6 Aug 2006 23:15:22]
フェン・メイフォン@薄汚れた酒場 > (七割力技、残りは脅迫めいた説得(「テーブル出せないから入り口広げる?」「ねぇ、このお鍋って古いから小さく纏めて捨てておいて後で捨てておいてイイかな?」等)の、果て、何とか捻じ込めた酒場の片隅… その壁に寄りかかりながら、不機嫌そうに顔を顰める偽少女は、暫し無言で酒場の中の喧騒を見遣り―― ) これは一体、どういう事だ (―― その後で、小声で吐き出すのは…そんな八割方の疑問に満ち溢れた言葉。 自分は、折角だから厨房勤めかウェイトレスの積もりで此処に雇われようと思ったのに。 頭の中で思えば、チラリ…平べったい胸の上で揺れる看板を見下ろし――――) [Sun 6 Aug 2006 23:09:43]
お知らせ > フェン・メイフォン@薄汚れた酒場さんが入室されました。 『「……… 」 壁に寄りかかる偽少女。その首に掛かるのは『ばうんさー』の文字が書かれた看板』 [Sun 6 Aug 2006 23:05:35]
お知らせ > フェン・メイフォンさんが帰りました。 『「この大テーブル、外に出ないけど…出入り口広げていい?」「阿呆カー!!」とか、冗談交えたり』 [Thu 3 Aug 2006 00:12:30]
フェン・メイフォン > (その夜。 テーブルや椅子。その他諸々を酒場の外へと軽々と放り出しての大掃除したのは… ちょっとした余談だろうか) [Thu 3 Aug 2006 00:11:05]
フェン・メイフォン > じゃあ、お店が終った後で… おばーちゃんが満足行く『お片づけ』が出来たら、雇ってくれる?(その口元が投げ掛ける言葉。それに老婆は…怪訝そうな顔を一瞬浮べながらも 「出来ルんだったらネ!」 と、ケラケラ笑って厨房に戻り―― 見遣れば、酒場の男達は興味津々と言った風に此方を見ている様子。 ソレに、ジロリと睨む様な視線を投げてやれば―― あがるのはゲラゲラと言う笑い声。 現地の言葉で何やら、賭けの相談らしき言葉を交わすモノも居るだろうか――――) ちょーっと、あたし張り切っちゃうかも [Thu 3 Aug 2006 00:09:16]
フェン・メイフォン > っ…ぅー… で、少しの間でいいんでやとって欲しいんだけど…さ(パチキ打ち込んだ額を摩り、老婆を見遣りつつ言葉投げれば… 老婆は、キっと睨み「何デ、お前を雇う必要があル!何も出来なイ小娘の分際デ!」と、怒鳴り声一つ。 それに、また困った様に頭掻けば…呼吸整える様に、息をひとつ吸い――…) 一応、料理は出来るし… 力仕事も大抵の事は人並み以上に出来る積もりなんだけどね。何なら… お店が終った後、適当に『お片づけ』でもしてみましょうか?(吐き出すのは、困った様な… 何処か挑発混じりな様な事場。それに老婆は鼻を鳴らして「小娘がロクに掃除なんて出来ルならね!」と、吐き出す。 ソレを耳にすれば――偽少女は少しばかり口の端を歪めて…) [Thu 3 Aug 2006 00:05:08]
フェン・メイフォン > (「ウルサイ!今はワタシは機嫌が悪イ!」 そう、ややカタコトな言葉で返される言葉を耳にしつつも、尚も足を止めずに前へと詰めて行けば… 老婆の顔に浮かぶのは、苛立った様な顔。 其の侭、杖を手に厨房から外へと出てくれば…その杖を振り被り――――) 機嫌悪いって…そう言う理由で追い返されても、何だけッ どッ!(言葉の途中で振り下ろされる杖。 その杖へと向けてパチキ一発打ち込めば… 鳴り響くのは木と肉がぶつかる音…後に、木が砕ける音。 砕かれた杖の先がクルクルと舞い、そして地面へと落ちれば…老婆は、一瞬ばかり呆然とした様な顔を浮かべ――――…) [Wed 2 Aug 2006 23:58:18]
フェン・メイフォン > ――――…… 旅人ドン引きでしょうよ…これは(『あれでも、最初は旅人目当ての酒場だったんだけどね』 なんて、この酒場を紹介してくれた宿の女将さんの言葉を思い返し… また溜息吐けば、再度…視線を厨房へ。 其処には、ヒステリックな声を上げている老婆と、壁に凭れてグッタリする小僧の姿。 死んではいないだろうが、多分朝までは意識が戻らないだろう。) 向こうの用事も終わった事だし、そろそろかな……… すいませーん!此処で暫くの間、雇ってもらいたいんですけどー!(もう、老婆は小僧を殴らないだろう。 そう、喚き疲れて肩で息してる老婆の姿を見て判断すれば… そう、声を投げ―― 直後、返されるのは睨む様な視線。ソレに、困った様に頭掻きつつ、厨房の方へと足を向けて行けば… 睨む老婆の顔をじっと見遣り――) [Wed 2 Aug 2006 23:53:15]
フェン・メイフォン > …………… ふー。(柄の悪そうな人や、人意外が屯するその酒場の壁… 其処に寄りかかり、吐息を吐くのは偽少女一匹。 すぐ近くのテーブルを見遣れば、男達が下品な笑い声を上げて何か言葉を交わし… 遠くのテーブルを見れば、奴隷か娼婦か分からないが女を侍らせた男が酒を傾ける。 その光景から視線を逸らす様に厨房へと視線を向ければ… ) …… はぁー(其処では、何やら新入りらしき小僧が酒場の主らしき老婆にボコボコにされている最中。 一目見て、何処に出しても恥ずかしくない程に真っ当では無い酒場と分かるだろう。) [Wed 2 Aug 2006 23:45:34]
お知らせ > フェン・メイフォンさんが入室されました。 『滞在中の宿に程近い… 薄汚れた酒場にて』 [Wed 2 Aug 2006 23:41:02]
お知らせ > ヴァネッサ@宿の部屋さんが帰りました。 『また、青年の事を頭に浮かべて』 [Sat 29 Jul 2006 22:22:06]
ヴァネッサ@宿の部屋 > 出来ないなら…想像の中だけでも攫っちゃおうかなぁ… (ふと思ったので口にして見た。 でも、最初は良いけど後々悲しくなってくるんだよね 最終兵器 妄想。 そんなことしている暇があるのなら早く寝て、明日昼に起きて外に出ろっているのは言ってはいけない) やんないけどねー… (誰に言うでもなく、天井に向かってそういって。 それからゆっくりと目を閉じて) [Sat 29 Jul 2006 22:21:05]
ヴァネッサ@宿の部屋 > また、何か考えてようかなぁ… (独り言を呟きながら、頭の中に浮かんでくるのはあのミックスの青年のことだった)(もし、自分が人間だったとしたら、あの青年と敵対とかしないで済んだか? いや、もしかした会わないと言う可能性すらある) ―――――欲しい (あの青年を)(そう、一瞬だけそんな思いが頭の中に出てきた。もちろんどうやってもそんなこと出来るわけが無いと思う)(力ずくで連れ去ったりしたなら確実に嫌われる) あれ、昨日もこんなこと考えたような… (気のせいかな…) [Sat 29 Jul 2006 22:00:45]
ヴァネッサ@宿の部屋 > 結局、一日無駄にしちゃったか… (頭の後ろを掻きながら、再びバタンとベッドに身体を預ける。ベッド硬い。 せっかく、外に出てみようと思ったんだけどなぁ…。過ぎてしまったとだからいくらでもいえる。 行く気がなかったとしても行こうとしていたって言えるんだい) …あー、やること無い… (かんな時間だと、やることが無い。今から部屋を出てしまったら朝になるまで帰ってこないような気がするし…。そうするとフェンに怒られる) [Sat 29 Jul 2006 21:41:16]
ヴァネッサ@宿の部屋 > (今日はベッドの上にぐたーっと横になってる銀髪吸血鬼が一匹。 昨日、寝てからずっと眠っていたようだ。 もう、殆ど一日近く寝ていたようだ) んーーーーーぁぅ… (横になったまま、思いっきり伸びをしてからゆっくりと上半身を起こす。 身体が思うように動かない…気がする。寝ていたせいで身体が硬くなっている…というよりも気持ち的にな問題だろう) [Sat 29 Jul 2006 21:28:52]
お知らせ > ヴァネッサ@宿の部屋さんが来ました。 『今日は床じゃないよ』 [Sat 29 Jul 2006 21:21:13]
お知らせ > ヴァネッサ@宿の部屋さんが退室されました。 『私がやったら大変なことになるよ(器用さ1は伊達じゃない。 そういって、フェンの上にダイブ)』 [Fri 28 Jul 2006 23:55:28]
お知らせ > フェン・メイフォンさんが退室されました。 『「ヴァネッサがやってー」 寝転がった侭、手をパタパタと振れば、暫しベッドの上でゴロゴロと』 [Fri 28 Jul 2006 23:52:53]
ヴァネッサ@宿の部屋 > ………じゃあ、今度外に出てみる… (多分、もう少し先になりそうだけどね。 一応、言っておいた) なら、良し (ちょっと、満足そうに頷いてみせた。 食事とは一切関係ない子だけど、食事が大切って事くらいはわかってるんだから。 怪力でも病気とかには気をつけましょう。食医だから大丈夫なのかな?) ……ちゃんと、片付けないと駄目だよぉ (自分が言えた口じゃないけど、一応注意しておいた。 自分は…まぁ、ここでは見張りも必要ないと思うからよいしょと立ち上がってベッドの方へと進んだ。 まぁ、寝るときは基本的に下着オンリーですよ) [Fri 28 Jul 2006 23:44:47]
フェン・メイフォン > ん… 分かった。ヴァネッサも、慣れないからって部屋に引き篭もってばっかりじゃ、駄目だよ?(なんて、少し心配そうに声投げつつ… 彼女の提案に 「そろそろ良い時間だしね」 なんて頷き返し、ベッドへと足を向ければ… ふっと振り返り――) 分かってる。あたしは、これでも、腐っても怪力でも、(自称)食医だからね。食事の大切さはよく分かってるわよ。(そう、自慢げに言葉投げつつ…ぽーんっと、身体を、固めのベッドへと投げ出し、そのまま横になるだろうか―― 服は、寝転がった侭無造作に脱ぎ散らかし、て ) [Fri 28 Jul 2006 23:40:06]
ヴァネッサ@宿の部屋 > ん、時期に慣れると思うし… (何に慣れるかは言わず、ただそういっておいた) あ、やっと自覚してきたんだ… (良かったね、冗談半分叩いたらヒトを殴り殺しちゃった☆ とか起こる前で。☆は重要。 まぁ、それは冗談半分に言っておくとして) そうそう…フェンはちゃんと食べないと死んじゃうよ (だから、しっかり食べて、しっかり休んだりしないとね) …そろそろ、休んだら? (欠伸をしている彼女を見て、大丈夫かなと思い、言ってみる。 夜型の自分とは違って彼女は人間なんだから…夜は活動外だよ) [Fri 28 Jul 2006 23:36:07]
フェン・メイフォン > そう?なら、良いんだけど――… うん。(命に別状が無い。ソレを聞けば、一応は安堵するも… それでも、少しばかり唸った侭の顔を向け… ) だからあたしを怒らせると怖いぞー!…って、あたしも最近になって、自分の馬鹿力やら何やらを自覚できる様になってきてるから、こういう事って威張れる事でもないんだけどね(… そう言葉を漏らせば、肩を竦めて苦笑一つ。漏らせば、やがて壁から背を離して立ち上がり… 伸び一つ、して――) 成る程、ね。それはそれで…食費が浮いて良い感じ、かな?(犬肉も、あたしの取り分が多くなるし… なんて、漏らした直後に ふっと欠伸一つ漏らせば…頭を振るいつつ、もう一度伸びを、して) [Fri 28 Jul 2006 23:30:27]
ヴァネッサ@宿の部屋 > あー…別に命に関わることじゃないからダイジョーブ (彼女が頭を抱えてしまったのを見れば、安心させるようにそういって。 まぁ、自分が慣れれば良いだけのこと…きっとなれる…きっと。 自信は無いのであまり期待はしないほうが良し) あはははは…フェンには無理… (一応、冗談半分で言ったけど…半分本当だ。 だって、本当に勝てる自身が無いんだもん。 最低限理性を保ちながらでは)(理性が無くなれば殆ど自分にとっての勝利なんて無い。多分、戦うことは無いと思うから考えなくても良いけど) …ん、あまり動かなかったらそんなに頻繁には必要ないしね… (毎日吸いたいってのはただの嗜好の問題。 煙草とかお酒と一緒) [Fri 28 Jul 2006 23:21:30]
フェン・メイフォン > ふむ?普段の状態だと…何だか分からないけどキツイ、と―― そりゃまた、参ったわね(いっそ、そのキツイ何かに慣れられるようになれれば、彼女の為にも良いのだろうか悪いのだろうか? 原因がまだあんまり分からない所為か、頭抱えて唸り漏らせば… 一先ずは、街の…観光地みたいな場所中心に出歩けば良いかな?なんて漏らして) まぁ、あたしには劣るけどね?(それから、彼女の言葉に対してそんな冗談投げてやれば… 暫し、小さな声で笑ったりしつつ…  ) 高い、か。まぁ、暫くはあたしから…かな?(…けれど、高いと言う単語を耳にすれば…困った様に言葉漏らして、頭を掻くだろう、か―― ) [Fri 28 Jul 2006 23:14:46]
ヴァネッサ@宿の部屋 > (彼女の心配にはん、いや大丈夫…とだけ答えて) …私がその気になればすごいよー…多分 (本当に本気を出したことが無い…。 理性がある状態での話だけどね) …あったとしても…高いんじゃないの? (やっぱり、そういうのに依存しているヒトは高くても買うと思うし…。 現に自分もお金があれば買ってると思うし…) [Fri 28 Jul 2006 23:09:16]
ヴァネッサ@宿の部屋 > …暴れてる時は別に良いんだけどね (はぁ…っと溜め息を一つ漏らして…。 暴れてる時は別ににおいなんて気にしない。 でも、暴れてない時…特に暴れてはいけない時…あの時は一番厳しい。 戦いに集中するわけでもなく、ただにおいに敏感になってしまうから) () [Fri 28 Jul 2006 23:07:13]
フェン・メイフォン > んむ?珍しいわね… 動物相手に暴れたいとか言ってたのに(――流石に、ちょっと動物の匂いがきついけど、それほどでもないと感じてる偽少女には、ヴァネッサの苦しみが分かる筈も無く―― ただただ、具合でも悪いの?的な視線を返し、首を傾げて…) …うん。気迫――って、あー… ヴァネッサの場合は、其れ拙いのか。(ってか、ナニあたしはケンカの伝授なんてしてるんだ。と、頭抱えて溜息吐けば… ふっと、血を吸い終わった腕を引き戻し…傷口から血が溢れて無いかとか、一瞥して確認して――) ……そ。多分、ある筈なんだけどね。あたしの想像が確かなら…なんだけど(――そして、大丈夫かな?思いつつ視線をヴァネッサへと戻せば… この街って、人間以外も多いんだし、彼らに合わせた食事ってのがある筈なんだけど…と、漏らすだろうか) [Fri 28 Jul 2006 23:04:07]
ヴァネッサ@宿の部屋 > …動物があまりいないところないい… (我慢できるかどうかって問題もあるけど、一番の問題は動物の臭いだった。 一匹二匹程度なら良い。でも、それが集まるときつい…牛とかね) …気迫 (気迫で相手を呑もうとするとヒトのフリをするのが難しい。 絶対に吸血鬼の顔が出ると思う) ふーん…血を売るところ…か (そんなところ…あったら良いな…。 しかも、値段はお手ごろでね)(ペロペロと傷口を舐めながら答えた)(ただ、パプテスのヒトに見つかると大変…) …………… (しばらく舐めれば、終わりの締めとして、滲み出ている血を少し強く吸って、口を離した) [Fri 28 Jul 2006 22:59:03]
フェン・メイフォン > うん、そうして。 後は…街の方歩いてみたりとか…どう?(案外、面白いものとかが見つかるかもしれないし…なんて、彼女に血を与えつつ、頷き…頷き――) そ、タイ。対等に相手を見るって事。其の上で、気迫で相手を飲む位すれば――かなぁ?(ほら、強い奴が負ける原因って、こんな相手に負ける筈無いって言う油断でしょ?なんて、空いている方の指立てて笑えば… また頷き) ん…こういう環境の町だからね。あっても可笑しくないと思うし(―――手頃に買える値段なら、案外良い商売になるんじゃないだろうか? ふっと、思ってしまえば…ヴァネッサに血を吸わせながら、見上げるのは天井。 パプテス連中さえスラムに介入しなければ、コレって良い商売になるんじゃ? なんて、ふっと考えてしまえば…暫し、ぼうっと天井を見上げ続けて――…) [Fri 28 Jul 2006 22:52:02]
ヴァネッサ@宿の部屋 > ……大丈夫…我慢するから (牛とかよりも犬…犬よりも人間。 大丈夫、一番美味いものを貰ってるんだから、言いつけは守る) …タイ? (言葉の意味をよく理解していないみたいで、ハテナマークが頭の上に浮かんでいるようです。 対等に見るって事はあまりしないかもしれない。 ヒト・化け物でまず分けるからその時点で人間と同格にはそう簡単にはなりえない) …血を売ってる? (んー…あったしても高いと思う。 というか、高いって聞いた気もする)(滲み出た血に飛びつく寸前にそんなこと言ってみた。 その後はすぐにその傷口を舐め始める。いつもよりかは控えめに…猫が水を舐めるみたいに…) [Fri 28 Jul 2006 22:45:47]
フェン・メイフォン > 多分、アレに手を出したらこの街に居られなくなるだろうね(全く、面倒臭い地方の風習だこと!と、ちょっと小声で吐き散らせば… ガクリと肩を落とし―― 一瞬、料理でも教えるかと、思ったが止めた ) ……… そう、慣れる。たとえば…自分と相手をタイな相手だと考える、とかね。(そこ等辺は、ケンカと一緒。見下さず、見上げず…油断せず、気後れず… なんて――) 分かった。それじゃ(口に出していれば、耳に入る「飲む」の言葉。ソレに、手際よく荷物からナイフを出せば…腕に軽く刃を押し当てて、血を滲ませ――) そう言えば…街の何処かに、血とか売る場所でもあったりするのかなぁ?(腕を差し出しつつ、ポツリと呟いた) [Fri 28 Jul 2006 22:34:30]
ヴァネッサ@宿の部屋 > 道にもウシとかいるけど…あれも駄目なんでしょ? (街中にいるウシとか宗教とか関係なくたぶん食べちゃ駄目なものだと思われる。 料理云々は知らない。食べれないもん…酢豚とかもよくわかんない…豚は知ってるよ。血があまり美味しそうじゃないってイメージがあるけど) 慣れるって言っても… (怖いって言うよりも憎いとか殺したいとか言う感情すらも含んでる時があるから大変) できれば… (「噛みたい」って言おうとしたけど) ……飲む (やめた。多分駄目って言われるから) [Fri 28 Jul 2006 22:30:31]
フェン・メイフォン > …… あー、牛とか豚とか食っちゃいけないとか、そんな話あったっけ。あたしにとっちゃ、此れって結構致命的なんだけど、ね(酢豚とかチンジャオロースーが作れなくなる。麻婆豆腐の肉を大豆で代用なんて出来ないし… なんて、思いつつ元気の無いヴァネッサへと視線を向けていけば… ベッドから立ち上がり、彼女へと身体を近寄らせ――…) ……まぁ、確かにね。対人恐怖症とか、そこまではいってないとは思うけど、今のうちに人慣れは、ねぇ(戻った時に、色々と困るだろうし…なんて、彼女の隣へと腰を下ろそうとしつつ言葉続ければ、折角だから此処で慣れてみたら?なんて漏らし―― ) 軽く、飲む?(それから、自分の腕をまくってパンパンっと叩いてみせるか) [Fri 28 Jul 2006 22:22:24]
ヴァネッサ@宿の部屋 > 動物はいるんだけどさ…、何だか獲っちゃいけないものもいるみたいで… (「よくわかんない」とまたいつもと違う元気の無い声で返事をした) ヒトが駄目ってのは治した方が良いとは思ってるよ… (ぐたーっと、更に力なく壁に寄りかかった。 一応、自分が人前に出るのが苦手でそれを治すべきというのは気が付いてる。 正確に言うなら人よりも人間が苦手なのだが) 血が足りないのかな… (そこまで空腹というわけではないかった。こっちにきてから殆ど動いてないからまだ一滴も血を口にしてなくても問題はなかった。 でも、元気が無いのとかマイナス思考はそのせいかなと思って) [Fri 28 Jul 2006 22:17:49]
フェン・メイフォン > …… んー、この街に来れば、多少は元気に動き回れると思ったんだけど(人意外の種族も多いんだし、トラブルさえ起こさなければ安心して… とか、ブツブツと言葉漏らして、覇気の無い彼女の姿を見下ろせば… やがて、ふるふると、頭を振るい――) …… あー、成る程…ね。見つからない、と。 まぁ、此ればっかりはヴァネッサが何をできるかにもよるんだろうけどね…(それから…彼女が返した言葉を耳にすれば、思わず…また溜息。 吐き出しつつ、何も出来ない気がするなぁ…とか、一瞬思った事を振り払う様に頭を軽く振るえば… チラリ、どうしようか?と、視線を向けて) [Fri 28 Jul 2006 22:10:05]
ヴァネッサ@宿の部屋 > んー…あー、ぅん… (部屋に入ってきた彼女の姿を見れば、そちらの方を見てどこか元気の無い返事を一つ)(先ほどまでの考え事のせいかもしれない…しかも、男がらみだから彼女にはいえない) …探してみたいんだけど、ね (こちとら、生きてるときも、死んでからだって外との関係をあまり持たないで着た引きこもり人生。 そう簡単に仕事を探しに街には出れない。現にヴェイトスに戻った当初も仕事斡旋所から逃げ帰ったほどだ) [Fri 28 Jul 2006 22:05:01]
フェン・メイフォン > そりゃ、まぁ… 日々暇でしょうがないのかもしれないけど、さー(そう、訝しげな顔の侭、部屋へと足を踏み入れ… 頭をガシガシと掻き毟れば、ベッドへと腰を落とし――) まっ、暇なら仕事探しに行くとかするのも悪くないと思うよ?此処は、ちょっと期待出来そうにないし(と、口に出し…思い返すのは、宿に備えられた食堂。 其処で働けないか?と交渉を持ちかけてみるも、小さく…おまけに客も少ない為か、断られた事を思い出せば、つい溜息が溢れて ) [Fri 28 Jul 2006 21:57:05]
お知らせ > フェン・メイフォンさんが来ました。 『「どーしたのよ、一体」 そうドアを開けて部屋へと戻れば、開口一番訝しげな声投げて』 [Fri 28 Jul 2006 21:50:35]
ヴァネッサ@宿の部屋 > あーーーーーーうーーーーーー (とりあえず声を出してみた。大きく、大きく。 だからって何か起こるわけでもない)(何も無くて、部屋の中でもどこでもできる暇つぶし)(考え事…というか、妄想?) (もしも…もしも、あの夜、あの青年を連れ去って、二人でVHとか教会関係の人がいないところに逃げたりしたら…どうなっていたんだろう。もちろん、彼は反対して抵抗すると思う。彼には家族がいるって言っていた…だから、絶対に拒否する。でも、そこを無理矢理連れて行ったりしていたらそうなっていたんだろう? 彼とずっと過ごせただろうか?それとも…彼に嫌われて、いただろうか。 どっちにしたって今はどうしようもないけどね。 後悔なんて無かったはずなのにな…あれの選択に後悔なんて) [Fri 28 Jul 2006 21:46:31]
ヴァネッサ@宿の部屋 > (まぁ、なんだろう…やることが無いって言うのかな)(銀髪の少女はまた壁の隅っこに座り込んでいて) …やることがなーいー (仕事は無い。 動物は獲れない。 そして、なによりも暇をつぶせるものが無い。 なぁんにも趣味ってものを持っていないから、何も仕事とかが無ければただ、ジーッとしているだけ…) [Fri 28 Jul 2006 21:27:09]
お知らせ > ヴァネッサ@宿の部屋さんが来ました。 [Fri 28 Jul 2006 21:16:57]
お知らせ > ヴァネッサ@宿の部屋さんが退室されました。 『もう一度眠ろうか? 多分、床で寝てることを怒られると思われる』 [Thu 27 Jul 2006 20:58:40]
ヴァネッサ@宿の部屋 > フェンが来るまで大人しくしていた方が…いいか、な? (壁に寄りかかったまま、そんなこと言ってみた。 初日に臭いでダウンしたせいか、あまり活力は無い。 血でもグイッと飲んで元気をつけるしかないかな…。 そんなことを考えて、あははと笑った) ひとまず… (血が手に入るまでは大人しくせざる得ない。 何とかして、フェンに血を強請ってみよう。 もちろん「ゆすって」ではなく、「ねだって」である) [Thu 27 Jul 2006 20:47:15]
ヴァネッサ@宿の部屋 > フェンは……仕事、探してるのかな? (だいたい町についてから彼女がやることが仕事探しだから、多分今もそれだと思う…) 何しよっか? (誰に言うでもなく、言ってみた。 実際誰もいないのだから誰にもいえない。 自分がここを離れたら、ここいnフェンが戻ってきた時不安になるかもしれない…。 それにまた臭いと戦うのがきつい。 どこもかしこも動物くさいわけではないのだろうが、それでも一度受けてしまった印象は拭えない) [Thu 27 Jul 2006 20:38:39]
ヴァネッサ@宿の部屋 > (外よりも臭いはきつくない) …………んぁ (壁の端にパタンと座り込んだままの状態で目をゆっくりと覚まして、あたりを見渡す。 部屋の中は二人で使うには決して広くは無いだろう。ただ、自分があまり動かないことを考えれば不便な広さではないと思う。 つくりは…木、じゃないと思う…。よく分からないけど…多分違う) …フェン…、まだ帰ってない? (やや狭い部屋の中に彼女の姿を見つけることできず、そんなことを呟くだろう) [Thu 27 Jul 2006 20:17:12]
ヴァネッサ@宿の部屋 > (もとい睡眠中) …………………………… (昨日、一緒に来ている彼女が見つけた宿の部屋の中。 部屋の隅で外套を被せられている謎の物体になっている吸血鬼がひとり。外套から足とか手がはみ出してるからまだヒトガタの何かがいるってこと位はわかる)(まぁ、臭いにダウンしてからここについて気が付いたら寝ていたというわけ…部屋の端にいたのはただ単に無意識) [Thu 27 Jul 2006 19:52:14]
お知らせ > ヴァネッサ@宿の部屋さんが来ました。 『部屋の隅にてダウン中』 [Thu 27 Jul 2006 19:48:48]
お知らせ > フェン・メイフォンさんが帰りました。 『「――… この程度なら、我慢…出来る、かなぁ?」 少し小さめの部屋とボロい酒場に苦笑漏らし』 [Wed 26 Jul 2006 21:41:56]
フェン・メイフォン > (やがて、手の中のお金を暫し見詰めれば… 頷き、立ち上がる少女。 「着イテキテ ワタシノ親ヤッテル宿 トテモ良イ宿」 と、小声で…他のココナッツ売り達に気付かれない様に言葉投げて歩き出し…偽少女も後に続く様に歩き出して――) うん、ヨロシク(―― 辿り着く宿は、この発言の秒数下一桁が、偶数ならまぁまぁ良い宿。奇数なら少しばかり見劣りする宿。 0なら、理想どおりのカンペキな宿、だろうか) [Wed 26 Jul 2006 21:40:25]
フェン・メイフォン > (ココナッツ売りだろう少女。 声を掛ければ、その少女は頷き…ギコチナイながらも「ダイジョウブ」と言葉返す。 それに、満足気に頷けば… 財布から500エン取り出し、こっそりと彼女へと握らせ――…) おねーさん、宿探してるんだけど… 一緒に探してくれないかな?その、ココナッツ買ってあげるから、ね?(と…囁いて、首傾げてみせる。 そうすれば、少女は… 手の中のお金を見下ろし――「モウチョット、アレバ… 案内デキル」 と、小声でポツリ。 ソレを耳にすれば、もう500エン、彼女へと握らせ――) [Wed 26 Jul 2006 21:34:47]
フェン・メイフォン > ――――けどなぁ… ふーむ。(けれど―― この立ち並ぶ宿から、眼鏡に叶う宿を…其の中でも、一番良さそうな宿を探すのは少し骨だろう。 そんな事を、ふっと思えば―― やがて視線を宿から離し…向けるのは、反対側の道端に座るココナッツ売りや、ヤカンを担いでるチャイ売り。等の、人々) ―――― あー… ヴェイトス語、話せる? 大丈夫?(其の中から一人… 若そうな――もとい、少し幼そうな少女へと近寄れば、そう声を掛け、微笑み浮かべ ) [Wed 26 Jul 2006 21:29:37]
フェン・メイフォン > にしても…泊まる宿、どんなモンにするかな。出来れば、酒場と一緒の場所で… 女将さんが女の人で… 部屋は比較的――綺麗じゃなくても良いから広い個室で… が、理想だけど(けれど、その苦笑をすぐに掻き消し、立ち並ぶ土壁の宿達を改めて眺めていけば… 口から吐き出すのは、少し贅沢かもしれない理想。 けれど――) 酒場があれば、其処で何か仕事が出来るかもしれないし… やっぱり、二人泊まるんだから…広い方が良いし―― 男が主人の宿は何かヤだし(そう思う理由は――最後の一つ以外は比較的まとも。 こう見えても(自称)昔はインテリ系なのだ。考える事位、普通にする。) [Wed 26 Jul 2006 21:24:33]
フェン・メイフォン > さてと… この辺りが、一番見つけやすいだろう…けど――(その一角を歩くのは、偽少女一匹。立ち並ぶ宿の中から手頃そうな宿が無いかと、視線を巡らせ――…) 早く見つけないと、またお寺で野宿とかになっちゃうだろうからね(…――そんな事をポツリ呟き、苦笑一つ。 またソレをやるのはヴァネッサに悪いからね、なんて思ってしまえば、苦笑一つ浮かべて――…) [Wed 26 Jul 2006 21:17:31]
お知らせ > フェン・メイフォンさんが入室されました。 『アングリマーラの宿が並ぶ一角』 [Wed 26 Jul 2006 21:12:23]
お知らせ > ヴァネッサさんが帰りました。 『吸血鬼一人ダウン』 [Wed 26 Jul 2006 17:36:45]
ヴァネッサ > (だ、駄目だ。 限界かもしれない…まだ吐く内容物が無くてよかった。吐くとしたら血しかないし) フェン…探そう、かな (早く見つけて、早く臭いがきつくない場所を探してもらおう。 そうしないと…さすがに限界…いくら狩りをしてるからって、ここまで動物がいるところってのは…経験したことが無くて…) は、吐きそう… (何を?)(血を) [Wed 26 Jul 2006 17:36:16]
ヴァネッサ > (ちなみに一緒に来ている彼女は今は一緒じゃない…。 きっと、宿とか探しにいってるんだと思う) ぁぅ… (ぐたーっと近くにあった土の壁に背を預ける。 背を預けた瞬間、壁の脆さを察したのかすぐに壁から背を離す) …はや、く…宿…見つからないか、なぁ… (これだったら、外で野宿の方がまだマシ…。 臭いさえなければ良いんだけど…。 あぁ、あと何だか知らないけど寄って来る子供とかね…。 今こうしている時でも時折貧民窟の子供と思われる奴らが近寄って喚いてる)(蹴飛ばしちゃおうか?) ――――――止めとこ (そんなことやったら私がフェンに怒られる…)(蹴りたい衝動を抑えながらもその場にたち続ける。 もっと、別の場所に行けば良いだろうよと言われれば、そうなのかもしれないけど…。 別の場所になると人が多い…)(結局、ここが一番マシなのかもしれない) [Wed 26 Jul 2006 17:13:59]
ヴァネッサ > (昼間ぶっ続けで歩けば着くだろうよ。 夜メインの移動よりかは早いと思う) ……………………………… (外套を羽織って、鼻を押さえている銀髪の少女…その表情は元気がなく、ぐったりとしているような印象を与える。 アグリマーラの街の中のおそらく貧民窟のようなところ…辺りにある建物はボロボロで、近くにいる人間の格好もそれにあった格好だ。 街の中を動物が平然と歩き回っているこの街ではまったく鼻が利かない。 普通の人間ならば問題は無いけど、嗅覚が人間よりも鋭い銀髪の少女にとってはそうとう厳しいものがある) [Wed 26 Jul 2006 17:00:28]
お知らせ > ヴァネッサさんが来ました。 『貧民窟みたいな所だと思う』 [Wed 26 Jul 2006 16:52:33]
お知らせ > ウィチタさんが退室されました。 『( 机上演習を繰り返して、戦術ドクトリンの強化に余念が無く )(武官は3連敗で音をあげた)』 [Mon 24 Jul 2006 22:55:29]
ウィチタ > …まぁ、村を焼くのは最後の手段ですけどね。 (防衛こそが主目的である以上、村を焼くのは本末転倒だ。) …さて、攻守交替しましょうか。 [Mon 24 Jul 2006 22:53:00]
ウィチタ > …それから、予備兵力も、やすやすと晒すものじゃありません。 虎の子で、最後の貯金のようなものですよ? (いざ、村に踏み込んできたときに、村ごと焼くために予備兵は残してある。 上がった火の手を金床に、尖兵をハンマーに見立てて挟撃を仕掛けうる。) [Mon 24 Jul 2006 22:51:29]
ウィチタ > (相手は、一部の兵を村攻めに裂く。予備兵を陵線上に潜む伏兵へ。本体方の主力へと。無難な方策ではあるが──) …側面、晒しましたね。 (村に残した砲兵から、本体を狙う部隊の側面を曲射砲を雨と降らせる。 砲に慣れてない騎馬部隊は、忽ち大混乱に陥る。) …あまり、兵力の分散は望ましいとは言えませんね。 見た目に手薄に見えても、仮にも陣地をもつ相手ですよ? (本隊は、当初はあっさりと踏み潰せると思われた柵に阻まれ、遅々として進まず──) [Mon 24 Jul 2006 22:48:10]
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