スラム 参加者 なし ROM 1人
お知らせ > 外套姿さんが帰りました。 『スラムでは、『死体』なんて珍しくも無い』 [Sun 10 Jun 2007 07:14:49]
外套姿 > (それから暫くして… スラムのゴミ捨て場の中に顔を徹底して叩き潰された死体が埋められるだろう――――  それが発見されるのは何時か。 そして特定されるかはまだ誰も分からない、が―――  ただ) [Sun 10 Jun 2007 07:13:42]
外套姿 > (僅かに外套風呂敷を開いて、その中から死体のサイフを抜き取り、改めて閉ざし―― そして、周りを見回せば 人の気配は、僅かだろうか? なら、今のうちに街の外に―― いや、そこまで行くと足が付く。 思考中断。 外套に包んだ死体を抱え上げ、一先ず… 気配のある場所へと視線向け ) 沈黙は、金  雄弁は、鉄槌 (その、路地沿いの家へと狩人のサイフの中身と… 自分の持っている金幾らか投げ込めば―― 死体をまるで軽々と抱えて路地を走るだろう。 出来る限り人目に付かない様なルートを選び… 向かうのはゴミ捨て場。 ) 身包み剥いで、荷物は燃やして、あと…顔は潰して…アアキモチワルイ… (けど、吐き気は不思議としてこない。 感じる余裕が無い。 考える事が出来るのは、死体の処理とか―― 持ち物の処分と、嗚呼、外套一緒に捨てなきゃ… ) [Sun 10 Jun 2007 06:57:26]
外套姿 > それと――― 後で、話とかあるから (今にも朽ちそうな彼が、不明瞭な言葉を吐き出して去って行くのを確認しながら… 投げるのは、そんな言葉。 吐き出し、改めて死体を見遣れば―― まずは血煙や返り血で赤く染まった外套のフードを目深に被り、そして彼女のまずは安物の外套を剥いで死体を手早く包むだろう。 そうしながら、考えるのは死体の処理。 裸に剥いて荷物を燃やすのは確定している。 死体はどうする?あぁ、そうだ血は… 血を採取してあの子供に飲ませて… いや、血を採取する器が無い。 そうなると、全部街の外に捨てよう。 海岸辺りから外に出れば… あぁ、そうだサイフは、サイフを抜いて、金をどこかに放り込むか―― ええっと ええっと…    取り合えず、屈む様に折りたたんだ死体の外套で包みながら、思案思案思案――…) ああ… アタシもアレだ… うん、ヤツと同じ穴のムジナなんだろうな…? あぁ、けど… ホント、人間って意外と脆いんだね (呼吸は、荒い。 脳漿が潰れた感覚がきもちわるい。 あぁ、女の子殺しちゃったよ… まったく、アタシは何やってんだが―― グルグルグルグル。 ふぅ   はぁ  オーバーヒートを始めた思考を留める為に…深呼吸一つ。 まるで、流行りの推理劇の犯人みたいな気分だ、なんて… 乾いた笑い口元に浮べて――――) [Sun 10 Jun 2007 06:47:36]
お知らせ > エニシさんが帰りました。 『(その眠る姿はまさに死者と同意で)』 [Sun 10 Jun 2007 06:40:55]
エニシ > ( 衰弱、ハンドベル、聖水、能力の酷使、そして止めのパプテス呪術。 体はボロボロだ。 辛うじて生き長らえているのは、少年が憎む吸血鬼という種族だから。 もっとも、その吸血鬼でさえなければ最初から追われることもなかったのだろうが。 )  ……は……  ( 生きてるかとの問いに返事をしようとしたのだけれど、上手く舌が回らない。 もう疲れた。 ただそれだけだ。 そして日光を避ける場所を教えられれば、太腿にナイフを突き刺したまま足を引きずってその場所へとゆっくり歩いていく。 )( その倒れた狩人の姿を白髪の少年は悲しそうに見つけた。 その狩人がどんな様子で倒れたかなんて眺める暇も無かった。 けれど結局この人が今倒れているのはボクのせい。 ボクが居たから。 ボクさえ居なければ――― )  ―――……あ……とう……  ( 本当はありがとうと言いたかったのだけれど、それを相手が聞き取ることが出来たかどうか。 教えてもらわなければ空き家が見つかるか運試しの判定をしなければいけなかっただろう。 そしてそれに外れたのならその時点で灰になる選択肢しか残されていなかった。 )( 失くしてしまった片腕を抑えて歩いていく。 もうじき日が昇る。 今は早く教えられた場所にいくこと。 それ以外を考えてる暇すらない。 ) [Sun 10 Jun 2007 06:32:09]
外套姿 > ―――――――― あぁ… (――――――― 拳に伝わる、妙な感覚。 そして見下ろせば…其処には、ピクンピクンと痙攣をする少女の死体。 一瞬、唖然とした頭の中に過ぎるのは 人間の意外な脆さに対する驚きだろうか。 そして――) さてと… (―――― 次に思うのは、死体の始末と… 周りへの口止め。 周りへの口止めは、どれだけ必要だろうか? ここは狭い路地裏の中。目撃者が多いとは思えない―― そして時間が時間だ、それほど多いとも思えない。  あと、此方の身分だが―― 眼下の死体でさえ、腕を回してやっとクランクと気付いた。 なら、もし目撃者が居たとしても…気付くか否か。 グルグルグルグル… 普段しない思考を、あえてする事で、心臓を落ち着けつつ――…) ふっと… 生きてる? なら、そこで静かにしてて… あたしは、アンタがここに迷惑かけなければ敵じゃない。 多分、味方でも無いけど(―― 静かに、自分でもゾっとする位の声を投げて… 深呼吸一つ、二つ…) その路地通って、通りに出た所に空き家がある… 行けるなら、そこまで行って(狩人の生死はあえて口にしない。 ただ、前方に居るであろう彼へと、それだけを口にすれば… 自分は…死体のポーチの中身を漁り始めるだろう。  不必要な思考はカットし、ただ、死体の身元特定の材料を減らす為に ) [Sun 10 Jun 2007 06:23:19]
エニシ > ( 避けきることは―――出来ない。 ただでさえ慣れない大量出血をした直後だ。 素早い動きが出来るはずもなく。 ) ( 避けようとしたが、体が追いつかない。 辛うじて直撃による致命傷は避けたが――逃げ切れなかった左腕は“消された” )  ―――あ……  ( 焼けるような痛みと聖なる御技に意識が飛びそうになる。 しかしそれは【死】だ。 目の前のハンターと同じ。 そして二度目の死。 )  うわぁぁあぁあ!  ( 太腿にナイフを突き刺す。 その突き刺すような痛みで、なんとか意識を失いそうになるのを抑えれた。 ) [Sun 10 Jun 2007 06:13:21]
お知らせ > ヴァンパイヤハンター★3さんが退室されました。 『(まっとうな“死体”なら、何も語ることができないのだから。)』 [Sun 10 Jun 2007 06:08:27]
ヴァンパイヤハンター★3 > (この後。一、着物を着たアルビノイア然とした子供吸血鬼がスラムに潜伏していること/ 二、それは以前モンタージュを作られた吸血鬼と同一人物であること /三、聖水の効果が認められたこと。/ そして番外――クランクによるヴァンパイヤハンター殺害。“カーン”にそれらの情報を提供するスラム住民が現れるか、そして他の誰かがこの情報に価値を見出すかどうか。死人にはもう、何も知ることはできない。) [Sun 10 Jun 2007 06:07:15]
ヴァンパイヤハンター★3 > (が。) グシャ (力9と言えば人間の限界を超えている。そしてハンターの娘は兜を身につけておらず、その一撃に耐えられる人間離れした頑丈な肉体を持っていなかった)  ぁ   (クランク少女には頭蓋骨の砕ける感触が拳に伝わったか。眼窩からはみ出さんばかりに眼球を飛び出させ、娘は崩れ落ちる。術の結果を確かめることなく即死した [Sun 10 Jun 2007 06:00:35]
ヴァンパイヤハンター★3 > (結論から言えば“視覚には頼らない”もし術の全てが視覚に頼るものでなければならないとしたら、目が衰えた老人の魔術師は存在しないだろう。そのかわり呪術の精度も威力も、術者の能力を超えた物にはならない) Qui audis oratinem,ad te omnis caro veniet propter iniquitatem! (かくて呪術は完成し、魔を射る聖なる光が飛んだ。) [Sun 10 Jun 2007 06:00:22]
外套姿 > ―――――― ッ (路地に入り込んで行った二人を追って駆けていけば… 其処にあるのは悲鳴を上げて逃げる相手を、執拗過ぎる程に執拗に、往生際悪く、そして… まるで地獄の悪鬼か何かかの様に追いすがる女の姿。 妨害に手間取っている様子だが、それでも諦めず、それどころか意地になって追いすがる姿に…これでは、どちらが悪者か…と、ふっと過ぎり――  あぁ、自分にとって『悪い方』はどちらか… 判断材料に加味されたのは、狩人への嫌悪と… 友人の姿。 決め付けてしまえば、右の拳振り上げ…詠唱を始めた彼女へと近寄り―― 狙い定め) ――――――― フ ッ !! (その、目の前で詠唱を吐き出している最中であろう狩人の頭へと… 後頭部へとだろうか、拳振り下ろそうとするだろう。 力加減は…9から10の間程度。 可能ならば、命まで飛ばさず意識だけど――願わくば、記憶まで飛ばしてくれる事を願いつつ… 紅い噴水と同時のタイミングで―― 振り下ろさんと、する、か) [Sun 10 Jun 2007 05:55:19]
エニシ > 来ないでよ! 来ないでよぉ!!  ( 決して諦める事無く執拗に追いかけてくる相手。 そして何かの詠唱と不穏な雰囲気がハンターに立ち込めると、吸血鬼は懐からナイフ―――昨夜投げ捨ててしまったため最後の一本―――を取り出した。 )  あぁぁぁぁぁぁぁぁ!!  ( 叫びながら――自分の腕を切りつける。 噴出すのは鮮血の赤。 それは噴水のように立ち昇り、そして濃霧のように周囲の視界を急速に悪化させた。 自分に流れる血の流れを操る吸血鬼だから出来る芸当。 )( もっとも、相手のパプテス呪術が視界に大して頼らない技だったのならこの行動は無意味に終わる。 所詮ただの血の霧による目潰し。 効果はそれ以上でもそれ以下でもない。 ) [Sun 10 Jun 2007 05:47:05]
ヴァンパイヤハンター★3 > (妨害は激しく、逃げる吸血鬼には追いつけそうもなかった。それでも往生際の悪いハンターはパプテス呪術の詠唱を始める。) Requiem aeternam dona eis Domine//et lux perpetua luceat eis. 主よ永遠の安息を死者にお与え下さい、そして永久の光でかれらを照らして下さい (安物の外套と切り揃えた髪が吹き上がる。逃げ切られるか当たるか、当たったとしてもその効果も全ては吸血鬼次第、未熟なハンターの最後の悪あがき。次のターン、吸血鬼の背を目がけて聖光が飛ぶ) [Sun 10 Jun 2007 05:39:13]
外套姿 > (此方としては―― 自分の今の足では追いつけない=追えない=去っていた、だが、狩人は執拗に… 手を振り払い、さながらティンダロスの猟犬の様に追跡を続ける様子。 それを、また呆れた様に見遣れば―― 『それが下手すりゃ追い詰めてドッカンさせる原因でしょうが…と、内心ポツリ。』 この温度差は、恐らくは狩人に対する嫌悪と不審辺りから来るもの、か? とにかく――) まったく――… (彼女が追いかけるならば、此方も彼女の方を追おうとするだろうか――――― 一先ず、判断付けるのは、彼女と逃げた子供の様子次第…か、と思考を一度閉ざして  ) [Sun 10 Jun 2007 05:31:57]
エニシ > ( 現在の素早さは3〜4程度。 一般人よりは速いだろうが、相手の足の速さによっては振り払えない―――それどころか追いつかれる可能性だってある。 )  …………っ……!  ( ただ必死に逃げ続ける。 狭い路地裏のほうへと逃亡を始めて、そこらへんにあるゴミ箱や角材―――なんでもいいから手当たり次第に相手の進路の妨害になるように自分の背後へとばら撒く、または追いつかれてしまうほど近い距離ならば相手に投げ付けて怯ませようとするだろう。 近付かれたら全ての対吸血鬼の物が弱点になってしまっている少年には対抗策が少なくなってしまう。 とにかく必死に逃げた。 )( モンタージュの件に関して言えば、現在の姿かたち、そして特徴と殆ど一年前と変わっていない。 こういう場所で青猫のブローチなんて付けていたらそれこそ襲ってくださいと言っているようなものだし、そもそもブローチは自室に置いてきてしまった。 その為、身分を表すような物も何も無く、情報自体に真新しいものは見あたらないだろう。 ただ以前現れた吸血鬼が再び見つけることが出来ましたという程度なのだろうか? ) [Sun 10 Jun 2007 05:25:08]
ヴァンパイヤハンター★3 > (エニシ様とフェン・メイフォン様の描写にズレがあるのと、電報窓が開かなくなってしまったためこのような形でお聞きします)(クランク少女は吸血鬼が“去っていったと思っているようだが”肩に伸びる手を振り払ってハンターは尚追いかけようとする。追いつけるようならば滅ぼすつもりだ)運が悪ければ? ふざけないで・・・じゃあそんなやつらに殺された人間の不運はどうなのよ! (見覚えがあるかもと言われたならばあるのだろう。フリーのハンターによるスタンドプレー(NPCロール)である以上、鼻で笑われるだけで相手にされないかもしれないけれど吸血鬼再来の報を“カーン”に連絡しよう。以前作られたモンタージュにはどのような情報が載っているだろうか。何か身分を表しそうな物は?) [Sun 10 Jun 2007 05:12:36]
外套姿 > (走り去って行った姿を見送る中で、ふっと聞こえた彼女の慟哭。 ワケアリなのかな…なんて、それを少しばかり悲痛そうに視線を伏せて耳にするも―― けれど、頭の中で思うのは 『けど、それは追い詰められて追い詰められて、そして誰も道を踏み外すのを止めて助けてくれる人が居なくて…だから、なんだろうケドね。 例外は居やがるけどさ』なんて 暫く会っていなかった友人の事を思い出しながら、ふっと。 思い出し、瞳開けば… それから吠える彼女へと近寄り―― ) ほら、落ち着きなっての… もう直ぐ、日も昇るし… 運が悪けりゃ灰になるんじゃないの…?(と、軽く肩叩いてやるだろうか。 内心、捕まえる素振りでも見せた方が良かったかな… なんて、ずるい考えなんて思いつつ――  そこでふっと漏れた、安堵の吐息。 それは、これが自分の知る相手ではなかった事への安堵だろう… それが友人であれ、例え怨敵であれ… ) [Sun 10 Jun 2007 05:04:45]
エニシ > ( 背中が焼けるように痛い。 いや実際に焼けているのだろう。 吸血鬼という神の摂理から外された生き物にとっては熱湯なんかとは比べ物にならないほど厄介だ。 血を採っていないこともあり、死体は間違いなく衰弱の一途を辿っている。 全力で走っても大した速さの出ないし、体力もそれほど持たないのがその証明。 )  ……………  ( 唇を噛んだ。 流れるのは赤い血。 ああ化け物の分際でもこういうところだけは人間紛いなんだな。 そうして耳のうちに届くのは呪いの言葉。 あの夏の日に墓地で、同じようにVHに掛けられた怨嗟の言葉と同意義。 )  ――――………ち……  ( 違う。 そんな一言すら自分は言えない。 今も、あの時も。 )( 生きてる価値は無い。 けど、死にたくはない。 ――― 一回死んだ分際でなんて我が侭な思いなんだろう。 ) [Sun 10 Jun 2007 05:00:09]
ヴァンパイヤハンター★3 > (肉の焼ける臭いがした。それが死臭だったか生の肉のものでなかったか、必死の余り覚えていない。ヴェイトスにはアルビノイアという赤い目の人間は山ほどいるけど、あの子供は聖水をかけられて火傷を負った。それで正体は明らか。) くっ・・・・・・!! (吸血鬼は玄関を通って逃げようとしていた。家の中に飛び込まなかった娘は来た道を戻り、クランクの少女と別れた玄関へと走った。さっきは無関係の人を巻き込みたくない、なんて格好つけたのに、“あの娘が吸血鬼を捕まえてくれたら”どうしてもそのように考えてしまう。だが結果はNO、やる気なさそうにクランク少女は身を引いてしまった――責めることはできない。こっちが逃げろと言ったんだから、責めることはできない) あんたが生きてたって、誰も幸せにはならないんだ・・・!仕方ないの一言で、家族も友達も全部殺しちゃうくせに!あんたなんか地獄に落ちろぉぉおおおー!! (変わりに・・・吠えた。) [Sun 10 Jun 2007 04:50:16]
外套姿 > (背中を焼かれながら走り去る少年の姿。 それを見遣り、思案するのは… アレが、タチの悪い吸血鬼かどうか…それを、 一目散に逃げて行く姿と、悲鳴と… ドアの向こうの声と共に思案し―――― 走る速さは、恐らくは自分の不慣れな足では追い縋るのは難しいが… もしかすれば、手は届くかもしれない。 かもしれない―― けれど… ) はいよ、りょーかい… (逃げろ…の言葉の通りに、敢えて、ドアの方から身を逸らし… そして無造作に、適当に… わざと何気ない素振りで、抱えていたボロドアを投げ捨てるだろう。狩人が、彼を追う動きを少しでも止める様に。 投げ捨てながら、その、逃げて行く背中をじっと見遣り――) ……… こりゃ、判断ミスって奴かしらねー…(―― そして、ドアを投げ捨てた方向へと向けて、肩を竦めながら… 彼女の元へと歩み寄るだろう、か) [Sun 10 Jun 2007 04:42:07]
エニシ > (※訂正 変わらぬ速度で逃げる→先程よりも速度はかなり落ちて、その逃走速度は人並みよりも少し速い程度の物にまで落ち込んでいるだろう。 )( 失礼しました。 (陳謝)) [Sun 10 Jun 2007 04:18:37]
エニシ > ( 一度モンタージュが作られた身。 その振り返った少年の色素を失ったような白髪と、まるで女の子のような顔立ちは相手は見覚えがあるのかもしれない。 ) [Sun 10 Jun 2007 04:13:36]
エニシ > ( 脱出する道を開いてくれた女性に言われずとも逃げ出す。 一目散に脇目も振らずに逃げ出そうとしたが、背中から鋭い声で投げ掛けられる吸血鬼との言葉に僅かに胸が痛んだ。 そう、自分は本来こうして追われる存在。 そして――― )  ――――! ぁああぁぁ!?  ( 思考の渦に片足を突っ込んでしまったため、逃げ出す足が一歩遅れる。 そしてその小さな背中に聖水の瓶は命中し、瓶が割れたことにより飛び出す祝福された聖なる水は吸血鬼の背中を焼いた。 )  ―――――……!  ( 泣きたいような紅い眼で投げ付けた相手を振り返る。 けれどそれもまた一瞬。 駆け出す足を止めることは泣く、白髪の吸血鬼は痛む背中に耐えながら先程と変わらぬ速度でその場を走り去ろうとした。 ) [Sun 10 Jun 2007 04:12:18]
ヴァンパイヤハンター★3 > (割れたガラスの向こうに子供の姿が見える。無事みたい、安心すると同時に新たな緊張が走る。吸血鬼はドコ?子供の回りにはいない。両肩を強張らせて左右、天井、暗がりを見回した。) いない、いないいないいない・・・じゃあ、ドコ!!? (思い出す。あの子は“いない”と言ったけど、それにしてはその後の対応が不自然すぎた。いないはずはないんだ・・・!) ・・・・っ (でも待って。なら何であの子は逃げるの?それって――つまり――) 逃げて、その子が吸血鬼よ! (ハンドベルは窓を叩き割った時に落としてしまった。悔し紛れに聖水の瓶を駆け去る子供へと投げつけるが) [Sun 10 Jun 2007 04:00:59]
外套姿 > (窓ガラスが砕ける音と、ドアがぶち開けられる音。 そして、中から聞こえる悲鳴―― その悲鳴を耳に留めれば、抉じ開けたドアを大きく開き、自分は少し体を外側――子供が外に出やすい様に。 計らずも、目的の吸血鬼を逃がしてしまう形になってしまうだろうか。 そして――) よし、チビッコ! 急いで外に出…って――― え、あ!ちょ、ちょっと! ちょっとちょっとちょっとちょ――――っと!? (ドアから飛び出す人影。それに声を掛けて自分が入れ違いに中に入ろうとするも… 少年が、そのままかなりの勢いで駆け抜けて行こうとすれば、それは途中で驚愕に変わり―― 部屋の中と去って行く子供の姿を、交互に…唖然と見遣るだろう。 勢い余って外れたボロドアを抱えた、間抜けな姿で… ) あー… おーい、中に吸血鬼いたー?(そして、少しばかり唖然とした後… 窓の方へと声を投げ掛ける、だろうか…) [Sun 10 Jun 2007 03:59:31]
エニシ > ―――――?  ( ハンターと吸血鬼が見つけた窓は同じ。 ゆっくりとそこへと向かっていくが、その途中でドアに近寄って来いという声が聞こえる。 その言葉に足をふと止めて考える。 ―――この声は、最初のハンターの方じゃない。 となると素直に信じていいのだろうか? 目的地を薄汚れた窓からドアへと変更するか迷ったその瞬間―― )  ―――――キャァ!?  ( 目の前で派手な音を立てて砕け散る窓と、力任せに開けられる入り口の扉。 そしてどちらに向かうかは、窓から侵入してきた恫喝の一言目により即座に決定された。 ) ( 白髪の吸血鬼が最終的に逃亡に選んだ向かい先は、クランクの女性がこじ開けた扉の方。 ハンターから少しでも離れようと全速力でその場を駆け出した。 もしも扉の外に出ることが出来たのなら、扉の傍にいるであろう女性には目もくれずにその場を逃げ出そうとするだろう。 )( 全速力といっても、当初のハンドベルの影響によりその速度は人間の限界――いや、それよりも少し遅い程度にまで能力は封じられているだろう。 ) [Sun 10 Jun 2007 03:50:02]
ヴァンパイヤハンター★3 > (ハンターの娘が割ろうとした窓とエニシが逃走に見つけた窓は同じ物だろうか?人質が向かっているとは露ほども思わず、ハンドベルを叩きつけた。) ガシャン! (家屋の外から内へ、ガラスの破片が舞い散るだろう。距離によっては破片がエニシに降り注ぐかもしれないが、娘の目にもガラスの向こう側は汚れていて見えなかった。そして同じタイミングで玄関扉が開かれる) 観念なさい吸血鬼! 大人しく土の奥底へ、お前にお似合いの世界へお帰りっ! (大きく前を開いた亜麻色の外套の下、肩当てに胸当てだけの粗末な革鎧を身につけた小柄な女は恫喝の意味を込めて喉を振り絞り、叫ぶ。ハンターの目には、そして入り口の外套姿の目には何が見えるか?) [Sun 10 Jun 2007 03:39:41]
外套姿 > (自分の手をすり抜けて窓側へと向かう狩人。 それを、少し困った様な… 呆れた様な様子で見送れば、自分は自分でドアの方へと。 向かえば、チラリと視線を窓へと向けて―― 口パクで 『子供ノ脱出経路ハ、任セロ』 と) おーい、トニーくーん? 聞こえるー? 聞こえるんだったら、ちょっと 『ドアの方に』 近寄ってくれないかなー? アタシは、広場の向こうのジェーンオバサンに、あんたん家への届け物を渡しに来たんだけどさー! 今すぐ『全力ダッシュ』で、『ドアの所』に来てくれない?(ジェーンオバサンは(入院していた頃には)実際に居たし、家も同じ。 ただし、トニー君なんてここには住んでないし、口から出すのは自分でもバレバレだと思うウソッパチ。 ただ、『ドアの方へと駆け寄れ』と言う分かり易いのか分かり辛いのか分からないメッセージを含めて投げ掛ければ… ドアノブに手を掛けて、グッと力を溜めて―― 彼女が窓ガラスを割ろうとすると同時に、思い切り、力任せに、人間の範疇を五歩飛び越えた怪力で引っ張ってブチ開けようとするだろう。 中の子供が、ドアの鍵に手間取らずに、直ぐに『外へと飛び出せる』様に―― ) [Sun 10 Jun 2007 03:37:19]
エニシ > ( そういった中で颯爽と助けに現れたフリーのヴァンパイアハンター。 もしも彼女の想像どおりの状況であったのなら、まさに少年にとって天の差し伸べてくれた救いの手だったのだろう。 しかし少年自体が狩られる立場の存在では、全く持って救いにならない。 )  ―――………そうだ!  ( 見回していた視線の中に入ったのは、少し回り込んだ先にある一つの窓。 既に半分ほどは割れてしまっているが、それでも人一人が潜るには難しい大きさか。 それを見つけることが出来れば、今の内にあそこから逃げ出してしまえばいいと思い、扉の前に居る人たちに気付かれないようにこっそりと窓へと向かっていく。 回り込んで探そうとするのなら、すぐにその窓を見つけることができるだろう。 しかし埃にまみれた窓ガラスからは中の様子を見ることが出来ない。 もっともそれは少年も窓の外に誰かいたとしても知りえないということなのだが――― ) [Sun 10 Jun 2007 03:22:59]
ヴァンパイヤハンター★3 > (目の前に扉がある。その向こうには言葉も発せないほど怯えきった人質がいる。そして最悪その真後ろに、諸悪の根源が立っている。真相を知らないハンターの頭の中にはそのような光景が広がっていた。) 鍵がかかってる。 無理に開けようと思ったら気づかれてしまうかもしれない、あなたの言う通り、そうなったら人質が危険だわ・・・・その腕、クランクなの? (伸びて来た腕に目を開いた。作り物の腕とどう見ても人間の肌をした顔とを見つめ、離れるようにそっと身を引く。あの重そうな腕では迅速な動きは期待できないだろうと思った。) 私、窓から侵入します。 吸血鬼の気を引くようにするから、中から人質の子が逃げ出してきたら保護してあげて。 (廃屋とは言っても家、窓くらいはあるだろう。言うなり玄関から家屋の横手に周り込む。今は人質解放が優先で、名前も聞かなかった外套の少女を巻き込むこともできない。窓にガラスが嵌まっているならば、陽動もかねてハンドベルで叩き割ろうとする。) [Sun 10 Jun 2007 03:11:52]
外套姿 > ――――― むぅ… アニーナントカ事件ね… (アニーナントカ事件については、知らないが… 彼女の仕草や言葉から、ここに吸血鬼が居るのでは? と考えている事を大体察する事は出来た。 察すれば、軽く上を見て思案し――) …… 良く分かんないけどさ、もしそのアニーナントカが子供人質にとってるんなら… 下手に突っ込んだら、ヤケになって子供殺されるんじゃないの?(ふっと、浮かんだ疑問を彼女に小声で投げ掛けつつ… チラリ、戸口の方へと視線。 向けつつ… 鋼鉄の…硬くて冷たい左腕を、彼女の首に回そうとするだろう… とりあえず抑える様に。 あと、彼女と密着しようとする様に) [Sun 10 Jun 2007 03:01:19]
エニシ > ( 出来ればこのまま何も起こらず去っていって欲しい。 幸いなことに新たな来訪者の意見は自分にとっては助かっている。 けれどどうにもハンターの意思は固いようであり、そう吸血鬼の願うように世界は進まない。 そしてVHの確信は見事に的を射ていた。 事実吸血鬼はこの部屋にいるのだから。 )  ( 拙いと思ったときにはもう遅い。 所詮ボロ家の鍵。 半ば朽ちかけているため、壊して入ろうと思うのなら体当たりでもしてみれば簡単に室内に侵入することが出来るだろう。 )  ど…どうしよう……  ( 小さく独り言を呟いて室内を見回す。 何かこの状況を打破出来そうなことは無いのか――― ) [Sun 10 Jun 2007 02:47:52]
ヴァンパイヤハンター★3 > (夜中に急な客が来て慌てるのは分かる。けれどこの焦った様子は何だろう?“おかしい”ハンターはそう思った。不審はみるみる確信へと形を変える。) 間違いない、アニー・ウィルクス事件が再現されてるんだ・・・・。 (意を決する。外套の上から肩、胸そして腰に触れ、ソフトレザーの肩当てに胸当て、腰にポーチとその程度の装備を確認した。正式なヴァンパイヤハンターではない娘の装備は決して整ったものではないが、使命感だけは強い。状況整理に必死でそれまで外套姿の少女を見もしなかった娘は初めてつ、と目を上げた。唐突に) あなた、戦える人? そうでなかったらごめんなさい、少し離れていて欲しいの。 私のカンが正しければだけど、ここには吸血鬼が潜んでる・・・中の子を助けなくちゃいけないし、怪我人や死人を出したくないのよ。 ごめんなさい。 同じハンター同士ならまだしも、吸血鬼騒動で関係のない誰かが怪我したり死んだりして欲しくないの。 (目を伏せて頭を下げる) [Sun 10 Jun 2007 02:40:04]
外套姿 > (狩人の言葉から、犯人はまだ分かっていない…と言う事だろうか? なんて、考えつつ… 暫し、彼女と中の住人――子供だろうか? のやり取りを傍聴。 しながら、頭の中では 結構好みだけど… 狩人は嫌いだし、スラムの連中を売る気にもなれないし… とか、頭の中でグルグルウロウロ――…… 家の中に居る者が吸血鬼だとは知らず、ワリと呑気に…いや、知っていたとしても、こんな調子かもしれない、か… スラムに危険を及ぼす様なタイプでさえなければ) 相当怯えてるよーにも見えるし、もしかしなくても… アンタの事を警戒してるわねー、この家の子。 けど、返事返って来ただけマシだと思うわよー… 普通ならガン無視だろうし (第一、ここに住んでる奴はワケアリが多いし… と、軽く肩すくめつつ、吐息一つ。 吐きながら、少し狩人の少女の方へと体寄せて行こうとするだろう。 可能ならば、軽く凭れ掛かる様な、そんな体勢か?) [Sun 10 Jun 2007 02:33:14]
エニシ > …………………  ( 暫し考える間。 こうして返答に時間が掛かってしまうのも怪しまれる原因の一つか。 元々頭の回転などはさして恵まれてない方。 むしろこうして今のところは相手に無害な子供だと思わせてるだけでも少年にとっては偉業だ。 )( いえ、大丈夫です。 そういうこともなくて―――そのように返そうとした言葉だが、相手の発言によってそれをすることが叶わなくなる。 )  ――――え?  ( 震えたように動揺する声を隠すことが出来なかった。 相手の意図した質問の意味とは違うのだろうが、それは全く持っての真実。 )  ―――い、いえ! そんなことはないです。 今お家に居るのは…ボク一人だけです。  ( 相手の問い掛けの意味に遅まきながら気付くとそんな返答を。 その言葉は事実。 しかし焦る様子を隠せない。 この状況はある種の灰色の吸血鬼の再現。 違うところは不在を訴えてるのは吸血鬼本人というところか。 ) [Sun 10 Jun 2007 02:18:38]
ヴァンパイヤハンター★3 > (アニー・ウィルクス事件。それは学校教師という社会的地位のある人物が実は吸血鬼で、居住区で人質を取り探索に来たハンターを欺こうとした事件。その時もこうして、背後の吸血鬼の影に怯えた人質は必死に吸血鬼の不在を訴えたものだった。) [Sun 10 Jun 2007 02:09:43]
ヴァンパイヤハンター★3 > ・・・・・・・・。 (はたして返答は、拒否。男の子か女の子か判断がつかないけれど、確かに一理はある。迫る三人目の気配を感じながら細い腰に手を当てて考えた。ハンターにとって灰色の吸血鬼ことアニー・ウィルクス事件の概要は記憶に新しい。声を潜めて告げる) あなたひょっとして、中の誰かに脅かされてるんじゃない? だとしたら大丈夫、お姉さんが助けてあげるから。 ねぇ、ひょっとしてそこに――吸血鬼がいるんじゃないの? (少ない言葉で三人目への説明も兼ねたつもりだった。つまり、犬殺しの容疑者も何もかも、まだ分かっていないということ。黒に近い濃茶の髪をショートボブにした、一見華奢なハンターは表情を強張らせたまま。) [Sun 10 Jun 2007 02:06:50]
外套姿 > (相手が口に人差し指当ててる様を見れば… ハイハイ、と肩を竦める様な仕草を浮かべ―――― つつ、チラリと彼女の顔を凝視。 暗くて良く見えないが、どうやら声からして女の子。 思わず食べたくなる様なタイプかどうかは、近寄って判断すると…して―――― と?) ふぅーん、犬がみんな殺されて…ねぇ? ちょっとさ、その話を詳しく聞かせてくれないかしら… 具体的な場所とか、範囲とか… あと、どんな『女』がやったのか、とか―― (彼女の言葉… それに、ふっと声音低く、言葉を投げれば… 少し足早に狩人の元へと歩み寄り、その顔を じっと見詰めようとするだろう。 一つは、彼女から先程の事を聞きだす為に。 もう一つは―――― 彼女の顔つきを確認する為に。 見知った顔か否か、とか… 好みか否か、とか… ) [Sun 10 Jun 2007 01:58:36]
エニシ > ( そして更に別の誰かの声が聞こえる。 もうなんにも気にしないでとにかく泣きたい気分だ。 ) [Sun 10 Jun 2007 01:53:07]
エニシ > ………………!  ( 扉を開けてとの言葉に思わず息を呑んだ。 会話の流れからこの人は狩人だろう。 そうなると顔を合わせて会話をするといった事態になるのは出来るだけ避けたい。 相手の問い掛けに暫しの間が空いて、やがて扉の向こうに居る少年は震えた声を絞り出した。 )  ……ご、ゴメンナサイ。 あの…ボクも出来れば協力したいんだけど……その…お姉ちゃんが知らない人が来ても絶対開けるな、って。 ここら辺の治安はあんまり良くないから…そういうことしちゃ駄目だって言われてるの。  ( 扉は固く閉ざされたまま ) [Sun 10 Jun 2007 01:51:46]
ヴァンパイヤハンター★3 > (訂正/×→ハンターは切り揃えた髪に幼さの残る顔/○→切り揃えた髪に幼さの残る顔のハンターは) [Sun 10 Jun 2007 01:44:34]
ヴァンパイヤハンター★3 > (返事が聞こえた。怯えた声からこの子供は協力してくれそうだと判断し、努めて柔らかく声をかける) ええ。 そのせいでこの辺の犬がみんな殺されちゃってるんですって・・・ね、おかしな人を見たりとかしてない? そこを開けて、お姉さんとお話ししてくれないかなぁ。 (扉はまだ開かれていないが、先にパサリとフードを落とした。ハンターは切り揃えた髪に幼さの残る顔がかけられた声の主へと振り返り、子供を驚かせたくないからと人差し指を唇の前に立てる。) [Sun 10 Jun 2007 01:42:31]
外套姿 > (病院からの帰り道… 丁度、借家へと向かう最中の道の途中。 先程から忌々しげに耳にしていた鐘の音色が止まった事に… ふっと、不審気に辺りを見回し――――) ―――――― ふぅーんむ (―― 軽く頭を掻き毟りながらの一時の思案。 それを終えれば、足をその方向へと向けて行き―― )  ねー… そこのさっきまでうるさかった奴ー、何かあったのー?(取り合えず、大声でその方向へと声を投げながら… 其方へと向かって行こうとするだろう。 到着は、次のターン、か) [Sun 10 Jun 2007 01:38:03]
エニシ > (ミスった……orz)( なんとか家の中に見つかることは出来た。 昼間のように見通せる目の中に映る廃屋の光景は、恐らく長年放置されているであろうという粗末なもの。 家具は殆ど見当たらず、歩こうとすれば溜まった埃のせいで新雪のように足跡が付くだろう。 )  ――――………!  ( 内心安堵していたところで扉の外から先程までの鐘の音を響かせる主であろう人物が声を掛けてきた。 どうしようどうしようどうしよう―――  )  ―――やだ…最近吸血鬼がここにも居るって噂ホントだったんですか……怖いよぅ………  ( ―――鐘の音が止んだ? それならば誤魔化せるかもしれない。 鍵を掛けた扉の向こうに居る人物に、白髪の少年は演技ではない怯えきった幼い声を出した。 まったくよくもまあこんな白々しい台詞が言えるものだ。 ) [Sun 10 Jun 2007 01:32:49]
エニシ > ( なんとか家の中に見つかることは出来た。 昼間のように見通せる目の中に映る廃屋の光景は、恐らく長年放置されているであろうという粗末なもの。 家具は殆ど見当たらず、歩こうとすれば溜まった埃のせいで新雪のように足跡が付くだろう。 )  ――――………!  ( 内心安堵していたところでどうしよう――― [Sun 10 Jun 2007 01:25:44]
お知らせ > 足音さんが来ました。 『街側の方角から響く、矢鱈と硬質混じりな足音、一つ』 [Sun 10 Jun 2007 01:25:23]
お知らせ > 足音さんが入室されました。 『@.フェン・メイフォン@病院帰り』 [Sun 10 Jun 2007 01:24:34]
鐘の音 > 偶数 しかし慌ててドアを閉めたというならその音が耳に届いたろう。鐘が止まる。緊張で高くなった声が辺りに響く) そこに誰かいるのですか? こちらは警邏中のハンターです、怪しい者じゃありません。 最近吸血鬼の仕業によるらしい犬の死骸が多く見つかっているので見回りをしています。 そうした痕跡を見てません・・・か・・・・・・? (呼びかけの声は不審をありありと浮かべて途切れる。今の物音は泥棒か、スラムに潜伏した犯罪者かもしれなかった。だとしたら鐘は無意味だと考え、かわりにランタンを取り出すと左右に揺らした。空き家の目と鼻の先にいる) [Sun 10 Jun 2007 01:18:38]
エニシ > ( 扉に手を掛けることが出来る。 どうやら廃屋のようだ。 急いで扉を開けてボロボロの家の中に転がり込む。 しかし次Tで到着の距離ならば、もしかしたら慌てて家の中に入る少年、もしくは乱暴に閉められるドアに気付くのかもしれない。 ) [Sun 10 Jun 2007 01:13:07]
エニシ > ( 頭が割れるように痛い。 聖なる証である祝福された音色は元からあまり得意ではないが、それでも薬の効果さえ無ければ顔をしかめるぐらいですんだだろう。 けれど今はそんな程度じゃすまない。 )( 招かれざる家には決して入ることが叶わない それもまた現在この少年が備わっている吸血鬼の特性の一つ。 よって目の前にある家の鍵が開いていようと、入るための絶対条件は誰も住んでいない空き家ということ――― )( ここで判定。 秒数下一桁が偶数ならば運良く誰も居ない家。 奇数ならば誰かの家であり入ることが叶わない。 ゾロ目なら慌てすぎてその場でこける。 【判定】) [Sun 10 Jun 2007 01:10:50]
鐘の音 > チィン――・・・ チ   ィ ン (ハンドベルを手にしたハンターは亜麻色の外套を着、フードを頭から被っている。連れはおらず、小柄だが肩や腰の辺りが不自然に盛り上がり、ヴァンパイヤハンターとして最低限必要な武装を備えているようだ。サブ装備として“聖水”“ニンニク”をそれぞれ一つ) チィン―― (鐘の音は徐々に近づく。スラムというからには人口灯の届かない場所はいくらでもあるだろう、エニシの目の前にも鍵のかかっていない空き家がある。もっとも住民がそこに寝ているかもしれないが。そしてそろそろ鐘の音に加え足音も聞こえて来る頃。次Tで到着) [Sun 10 Jun 2007 01:01:12]
エニシ > ( そして三度咳。 手を抑えればそこには僅かに赤い点が見えた。 連日連夜の止まらぬ咳により喉を酷使し続けたせいで、恐らく喉が切れてしまったのだろう。 )  ………欲しいのは…コレじゃない……  ( 吸血鬼は血を欲する。 だけどそれは無差別というわけではなく、悪魔の血を受け入れぬもの、同属を受け入れぬもの、その他諸々などそれぞれの眷属によって吸血の対象にも千差万別だ。 そしてこの少年にとって自らの血なんて飲みたいと欠片たりとも思わない。 )( 吸血鬼なんて――― )  ―――――あっ……! …あぁ…!!  ( そんな思考をしていると、ふと耳の中に澄み切ったベルの音が響く。 それは自分とは正反対のもの。 神々に祝福された聖なる音色。 )( 泣き叫びそうになる嫌悪感を必死に抑える。 まさかどこかの子供が悪戯半分に鳴らしているというわけでもあるまい。 何処かに隠れなければ―― そう思って先程よりも更に足元をふらつかせながら、何処かに身を潜める場所、出来れば先程まで居たような空き家などはないかと辺りを見回した。 ) [Sun 10 Jun 2007 00:54:53]
鐘の音 > (音の源はまだ遠いが、同じ通りを歩いているらしく少しずつ近づいて来る。到着までには2T程度かかるだろう。) [Sun 10 Jun 2007 00:45:08]
鐘の音 > (饐えた空気の中をハンドベルの音が響いた。その音色に住民達は五日前の夜を思い出し、ある者は舌打ちし他の誰かは感謝するだろう。スラムを巡回するヴァンパイヤハンターの訪れである。) チィン――・・・ (聞く者が聞けば分かるかもしれないが、その音色はしかし五日前の物と比べ濁り割れており、先日のハンターほどの使い手ではないことを思わせる。ただしベル本体は教会で聖別されているが) [Sun 10 Jun 2007 00:44:22]
お知らせ > 鐘の音さんが入室されました。 『チ   ィ ン』 [Sun 10 Jun 2007 00:41:44]
エニシ > ……………っ!  ( 逃げて何が悪い。 傷付けたくないから離れることの何がいけない。 世の中には、意思や覚悟で耐えることの出来ない領域というものが確かに存在する。 そして今のこれはその一つ。 ) ( 自分の目が覚めているということは今はきっと夜だろう。 もうここ最近は今の正確な時間を理解することも出来てない。 そんな余裕もまるで無く、ただ浮浪者のように徘徊を続ける毎日。 ) ( そしてまた今日もそれを続けるため、ボロボロの家のドアを開けてスラムの路上へと歩みだした。 暗黒街のように血の色ではなく、どちらかといえばここは生きるのに必死な人々が揃う場所だろう。 その中を白髪の少年はおぼつかない足取りで歩く。 ) [Sun 10 Jun 2007 00:27:04]
エニシ > ハッ…ハッ………  ( 昨夜の出会いは拙かった。 たとえその過程がなんであろうと、結果的にはただ自らの手で相手の血を流すハメになってしまったということだけ。 そして血を求める衝動は一日過ぎていくごとに少しずつ耐えられなくなっていく。 ) ( 再び激しい咳が喉を震わす。 元々他者の血によってかろうじて生き長らえている化け物。 それが自分の生きる元を拒否すればその結果なんてこんなもの。 )  [Sun 10 Jun 2007 00:13:16]
お知らせ > エニシさんが来ました。 『(廃屋の中で強く咳き込んだ)』 [Sun 10 Jun 2007 00:05:39]
お知らせ > ユダ@装舞踏会準備さんが退室されました。 [Sat 9 Jun 2007 23:06:29]
ユダ@装舞踏会準備 > まぁ…ここで突っ立ってても仕方ないか。 ( ちらっと視線を左右に這わせて、明るい方を選んで歩き出した。どうにかなるだろう。一応、地元の人間なわけなのだから。そんな楽観的な考えを胸に通りにコツコツと足音を響かせて ) [Sat 9 Jun 2007 23:06:26]
ユダ@装舞踏会準備 > か弱き乙女相手に失礼しちゃうわねっまったく。 ( 八つ当たりとばかりに、皮靴の先で近くに転がっていたガラス瓶を蹴飛ばす。カランという瓶の転がる音に驚いたのか、通りを歩いていた老婆の肩が跳ねた ) あーあ。もう。あいつらがしつこいから、すっかり迷子じゃないのさ。いい年して迷子ってどうよ、あたし。いや、むしろそのお茶目さを売りにしていこうかしら。あえての迷子でお茶目さを演出! ( 半ばやけ気味につぶやくと、ふらりと細い路地から出た。きょろきょろと周囲を見回す。迷子預かりセンターだとかサービスカウンターだとかは見当たらなかった ) [Sat 9 Jun 2007 22:58:33]
ユダ@装舞踏会準備 > ( 耳をそばだてるも、もう彼らの足音は近くになかった。ゆっくりと立ち上がってパタパタとジャケットをはたく。よれっと皺のよったワイシャツの襟元のボタンを開け払い、こそこそと通りから顔を出した ) いない…わね。 ( ほっと胸を撫で下ろして、壁にトンと寄り掛かった。久しく激しい運動をしたせいで、足が痛かった ) …不覚。柄にも合わず良い服なんか着るもんじゃないなぁ。 ( スラム街で追いかけまわされた理由はこれだった。普段は着ることのない少し高めのスーツ。少し先の舞踏会に備えて着慣らそうとしたは良かったが、仕事の疲れで、うっかりここはどこか忘れていた。良い服でふらふらしようもんなら、狙われて当然なのだ ) あれに巻き込まれると、スーツ汚れちゃうし…仕方ない。仕方ないけど…なんか、こう、やり切れないわねぇ。  [Sat 9 Jun 2007 22:46:10]
ユダ@装舞踏会準備 > ( だんだんと近づいてくる複数の足音に耳を澄ませる。しかし、心配するまでもなくその足音はあっさりと路地の前を通過して行ってしまった。自然と詰めていた息を深く吐き出す ) 逃げるのはあたしの性分に合わないんだけどねー…。 ( ぼさぼさに乱れた髪を片手でかきあげると、悔しそうに呟いた。細い路地にはなんともいえない生臭い香りが漂っている ) ……行ったかねぇ。 ( 誰に問うわけでもなくゴミ箱の影からひょいと通りを覗き見る ) [Sat 9 Jun 2007 22:36:54]
ユダ@装舞踏会準備 > ( 夜のスラム街の細い路地を文字通り全力で駆けていく吸血鬼の姿があった。ちらちらと背後を気にするようにしながら走る。種族特性フル活用して走った ) あーっもう!しっつこいわねぇ…! ( まだ背後から聞こえるいくつかの足音に、小さく舌打ちするとさっと細い路地と路地との間の道に身を滑り込ませた。足音はどんどん近くなる。慌ててその場にしゃがみこんで、ゴミ箱の影に身をひそめる )  [Sat 9 Jun 2007 22:32:19]
お知らせ > ユダ@装舞踏会準備さんが入室されました。 『(全力疾走)』 [Sat 9 Jun 2007 22:27:47]
お知らせ > オウルさんが退室されました。 『止められないのが悔しかった…座りこんで…小さく震えることしか出来なかった』 [Sat 9 Jun 2007 04:51:31]
お知らせ > エニシさんが退室されました。 『―――それで、何をする気なの?(友人を傷つけてまで逃げる価値は?)』 [Sat 9 Jun 2007 04:50:03]
エニシ > ( 追いつくには――速さが足りない。 )  ―――ゴメンナサイ。 痛くして。  ( 小さく呟いたそれが聞こえたかどうかはわからない。 そして相手の方を向いていないため、どんな表情をしているかわからないだろう。 逃げて逃げて逃げ続けて――― ) [Sat 9 Jun 2007 04:47:06]
オウル > …そうだとしても…諦めたら…多分ダメ… (ナイフの持ち手を握ろうとした為…空を掠めた手…ダメ…此処で、エニシさん一人にしたら…。) これは資格云々別だと…思う……な (逃走再会した、貴方を追おうとして、踏み出せば…走るの痛みで…刺さったままのナイフを引き抜いた。) っつ…っぅ… (黒い血の流れる傷口、片手で抑えて…足を引き摺りながらも…追おうとするのだろう…この少年は…。) [Sat 9 Jun 2007 04:43:19]
エニシ > ずっと頑張ってきたよ。 ずっとずっと頑張ってきた。 だからこの瞬間は無理だとわかる時がある。  ( 元々脆弱な精神力。 そんなもので歪んだ吸血衝動を抑え切れるわけがない。 そしてあの夜。 青年を吸い尽くそうとした時、それを理解することが出来た。 )  ――…ん…!  ( いくら吸血鬼といっても体格差というのは御しがたい。 そして元々ナイフを刺したのはただ互角に近い相手の機動力を減らしたいため。 刺すことが叶ったのなら即座にナイフから手を離して再び逃走を開始しようとしたため、ナイフの持ち手を握ろうとしたのならそれは虚しく空を切るだろう。 )  同じなら…貴方にそれを言う資格は無いよ…   [Sat 9 Jun 2007 04:33:56]
オウル > だから、そうなら無いように出来ることしようとかとか…思わない訳…だ (もう二度と、こんなこと嫌だと嫌だと、泣くだけ泣いた所できっと何も変わらない。 失った物がそれで戻る訳ではない。) …っまっ! (体当たりのナイフに驚いて、反応が鈍った。 そのナイフは少年のふとももにすんなり命中するだろうが…そのナイフ握る手を掴もうとして…、痛みに少しゆがめた顔していうだろう。) それ…で? 逃げて逃げて…それじゃ…自分の記憶の事と同じで、先延ばしにしてるだけ… (掴んでいる手の力は、人間の限界程度である。 それでも、放すまいとするだろう。) [Sat 9 Jun 2007 04:24:58]
エニシ > ボク自身が自分の手でお姉ちゃんを壊してしまう。 そんなのを耐えられると思うの? 壊すぐらいなら、ボクは逃げる。  ( 自分の手で二つと無い大切な物を壊して平常な心でいられるのは、既にどこかがイカレタ存在だ。 ) ( 朝日が昇り始めれば少年の速度は大幅に落ちる。 昇ればだ(・・・・)。 )  ――――ぐっ……!  ( 銀色の梟と違い、白髪の少年が速度を落としたのは意図的なもの。 少しずつ相手との距離がせばまってくるのに気付けば突如急停止を敢行。 さらにそのまま懐からナイフを取り出すと肩口からの体当たりを敢行。 さらに太腿にナイフを突き立てようと試みる。 )  逃げて……何が悪いのさ…! [Sat 9 Jun 2007 04:12:09]
オウル > ならそれ以上、断ち切られないように…頑張ろうとか…思わない? (恐らく…少年は、二回経験している。 一度は死と転化、二度目は世の中の理不尽さに…だ。) (渇いていても…走れる事は走れる…無理をすればだ。) …逃げても…何にもなら無い… (疼きに、渇きが重なって耐える…此方も若干なりと…スピードは落ちるが、それでも、少年は…貴方を追おうと走るだろう。) [Sat 9 Jun 2007 04:03:46]
エニシ > ―――忘れたの? ボクらは一回そのつながりを理不尽に断ち切られたよ。  ( 吸血鬼が示唆するのは親によって化け物に変えられたこと。 もしもあのまま記憶がもどることが無かったのなら、その繋がりは断ち切られたのと同然の意味。 ) ( 手を伸ばすよりも逃げ出す方が一歩早い。 そのままスラムの荒れた路上を一目散に駆けていく。 )  ――――………っ……  ( 逃げてもなおそれを追いかけてくる。 ―――そしてこの状況で何よりも拙いのは、もうすぐ朝が来るということ。 それよりも前になんとか逃げおおせて、そしてなおかつ空き家を探さないといけないというのに――― )( 互角だったその走りの速度は、少しずつだが徐々に落ちていく。 ) [Sat 9 Jun 2007 03:53:58]
オウル > なら、我慢しろとも自分はいえない (後はいわなくても解るだろうと…そんな事をいうだろう。 少年一人…そして、続く言葉にポツリポツリというだろう。) 無い命をあげることは出来ないよ、力ずくでとめることは出来るだろうけど… (そして、傷つけるノが嫌だから…と言う言葉には、少しだけ冷たい目を向けるだろう。) 傷つけるのが怖いなら…逃げないで、少し、自分に抵抗しようとか…思わないの? (きっと、友人が姉と呼ぶ人は内心は何処かで寂しがっているのではなかろうかと思う。) 忘れられる訳無い……それで終わり? つながり断ち切るなんて到底無理だよ…エニシさん…しようと思っても絶対出来ないよ (逃げようというのなら、その手を掴もうとするだろう、叶わぬなら…此方も【全速力】で追いかけようとするだろう。 今のエニシさんは一人にしてはいけないと…少年の中では…そんなことがめぐっていた。) [Sat 9 Jun 2007 03:42:45]
エニシ > たぶん、ね。 今はもう獣の血なんて飲みたい気になれない。  ( 本来の吸血鬼とはそういうもの。 欲するのは人か、それに準ずる者の血液。 家畜の血は今は腹の足しにならない。 そして胸倉を掴む白髪の少年の紅い瞳は怒りに満ちて。 )  それはただ命を賭けるのを惜しまないだけだ。 命を差し出すのとは別次元のお話だよ。  ( 苛立っていた。 相手の覚悟の内容は求めているものが異なる。 それでは少年は救えない。 )  傷つけるのが嫌だから。  ( それを自分が耐えることが出来ないから。 )  ―――だったら忘れればいい。 最初から何も無かったことにすればいい。 それで オワリ。  ( 胸倉を掴んでいた手を離すと淡々と告げた。 激昂は鳴りを潜めて、次に瞳に覗いた感情は虚ろな心。 そしてそれだけ言うと背後を振り向いて逃げるために全速力で走り出す。 ) [Sat 9 Jun 2007 03:28:34]
オウル > (共にいたいと思う者のために抗う、人としての心があるから、それが一握りでも残って居るなら掴んでいようと思う。 どんなに生汚いといわれても…。) 人の血じゃないと…ダメなの? (個体差はあれど、血ならば選ぶ事はないだろうと思った自分の甘さに怒りを覚えたのはすぐ後、そして、貴方が胸倉掴もうとするのを…少年は止めようとはしない。) 自分だって死ぬのは嫌だし、怖いけどね…友達や大切な人の前なら、惜しくないと思うのと…同じだと思う、けどね、そう簡単にはころされてはあげられない… (2度目の死は消滅だから…きっと…。) じゃあ、何で…その人を悲しませるような事するのかな? (過去に自分は、友達を一人置いて、一人になろうとして…悲しませた…傷つけた。) 確かに、自分とエニシさんは違うけどね… (金の針目を貴方に向けた。 少し悲しげな顔して…見ていただろう。) 一人になる方もされる方もものすごい寂しくて悲しいんだって事は……解れ… (一瞬だけ怒りを帯びて、貴方を見ただろう、それには自分に対する怒りも帯びて…貴方を見ているだろう。) [Sat 9 Jun 2007 03:08:40]
エニシ > ( だから 置いていくの? ) [Sat 9 Jun 2007 02:50:41]
エニシ > ( 場所は関係ない。 血の匂いの濃い暗黒街だろうと心の底から安心できる青猫であろうと、少し早いか、少し遅いか。 違いはただそれだけだ。 そもそも血を吸うのは吸血鬼にとって当然のこと。 害悪種の辿る道のりとしてはこちらの方が相応しい。 )  それじゃダメ(・・・・・・)  ( 獣の血と人の血は違う。 今はもうその程度で我慢できる気分がしない。 血とは生命の象徴。 人外の領域に達した不死性を維持し、死体を動かすという奇跡の代償は終わらない吸血行為。 ――― 一度死んだ人間にとって、それですむのなら充分すぎるだろう。)  ………貴方は……!  ( 何故そうも簡単に―― )  貴方は! なんでそんな簡単に殺せなんて言える!! ボクは死ぬのは嫌だ! 殺すのも嫌だ! 生き死にに関わることは全部全部心の底から大っ嫌いだ!! なんでそんな簡単に…捨てようとすることができるのさぁ!!  ( 怒りに任せて銀の少年の胸倉を掴もうとする。 叫んでいた。 理解が出来なかった。 相手の言葉は自分の価値観にとって許せないものだった。 )  ボクは一番大切なのはお姉ちゃんだ! 誰よりも! 何よりも!  ( だから逃げる。 その大切な人を牙にかけたいという欲求が抑えられないから。 その本能に抗うことが出来ないから。 )  オウルさんとボクは違うんだよ!!  ( 頭の上に乗せようとした手は払いのけて。 ただ叫ぶ。 ――あぁ、喉が痛い。 喉が渇く。 喉が枯れる。 ) [Sat 9 Jun 2007 02:50:00]
オウル > (こんな所に居るから、理性が食われると思った。 現に自分はさっきまで、暗黒街近くまで行ってた時よりはずっと具合が良い) 動物の血でも吸えば良い…自分は人の血は二度と飲みたくないから…凶暴そうな野良とか狙ってるけどね (それで少しでも、何かできればいいと思うのは綺麗事過ぎる、自分の食欲を満たすための行動だからだ。) そしたら、自分を殺せば良い…けどね、大事な人の血をのみたくないとか、傷つけない為には色々方法があると思うんだけどね (そして、思い出すようにいうだろう。) 自分は最初一人になる事を選ぼうとしたけど、それが出来なかった、寂しくてね それから…友達の所に戻って、どうすれば良いか考えた (そして、更に近寄って行けば、友人の頭の上に手を乗っけようとして言うだろう。) 自分に出来るんだから、エニシさんにもできるよ (そんな事…小さな笑顔でいうだろう。) [Sat 9 Jun 2007 02:26:43]
エニシ > ………さようなら。 お兄さん。  ( 出会ったのが今日でよかった。 一日一日。 まるで真綿で首を絞めるように白髪の少年の理性は少しずつ薄れていっている。 血を吸えば治る。 けれど血を吸ったその瞬間に確実に理性の糸は切れる。 )  ―――じゃあ、どうしろっていうのさ。  ( 白い吸血鬼はただ静かに笑っている。 そして近付いてくる相手に自分も歩を進めた。 )  もしもボクがここでオウルさんの言葉に頷いて――青猫に帰って――そこでお姉ちゃんを傷つけるようなことになったら、その言葉を言ったオウルさんはどう責任を取るの? そしたらボクは心の底からオウルさんを恨むよ。 そして何よりその言葉に頷いた自分自身を殺したくなるよ。  ( その言葉の調子は後ろにいくにつれて強くなる。 ) [Sat 9 Jun 2007 02:11:45]
オウル > 気にするべきだと思うよ…… (素敵かもしれないけど、自分の意思はある程度とおさないと大変な事になりかねないと思った少年一人…。) … (友達、そういわれて、少し嬉しかったが…次の言葉に…針目が何時もの少年とは違う目で見ていただろう。 獣人の人の言葉には…頷いた。) はい、宜しくされます… (そして、友人に向き直ったが…針目は貴方の目をおっていた。) じゃあ、エニシさんを心配してる人たちはどうするのさ? (言いながら、近づく、先ほどよりも少し確りした足取りで…近寄ろうとするだろう。) 自分だって、怖いよ? 何時、大事な人傷つけるかわからないのか、それはすっごく怖いよ、だけどさ、…一人で、冷たくて、暗い所に行こうとするのはやめようよ (貴方に見せるのは…小さな怒りと悲しみを含んだ金の針目の瞳だろう。)  [Sat 9 Jun 2007 01:58:09]
お知らせ > ソードさんが帰りました。 [Sat 9 Jun 2007 01:52:00]
ソード > (納得して貰えた自分=ナイスガイ説(無理)、に満足げに頷きつつ)(顔見知りらしい少年の登場…取り合えずこの子の事は任せて大丈夫だろう、と思ったらしく、立ちふさがる感じの位置をずれて)ん、じゃあオウル君?この子の友達みたいだし…後は宜しく、ね(何か家の事情とか色々ありそうで、余り聞くべきじゃないと思ったのか丸投げする事にしたらしく… それじゃ、と尻尾と手を軽くふってからその場をぽてぽてと去っていき) [Sat 9 Jun 2007 01:45:01]
エニシ > ―――そうだね! 取り敢えず気にしないで安心しとく!!  ( なんかもう色々なことに目を瞑って逃げた。 相手に合わせるってなんて素敵なんだろう。 )  ……うん。 友達。  ( どこか雰囲気の似ていて、けれども決定的にどこかが違う二人の吸血鬼を見比べる獣人の問い掛けに素直に頷いた。 吸血鬼は嫌。 けどオウルさんは嫌じゃない。 )  ……違わないもん。  ( 誤魔化すように拗ねた振りしてそっぽを向いた。 内心ではこのまま相手が帰ってくれることを願っている。 )( 胸の内に刺さるような言葉は、あの赤い髪の青年が放った一言。 ――逃げんのかよ? )  ―――そうだよ。 逃げたの。 もう…青猫には帰んない。  ( それを認めた。 二人の吸血鬼が口に出したのは有名なとある高級娼館の名前。 それの出身であることを示す青猫のブローチは今は胸に無い。 部屋においてきてしまった。 )  何でかって? 怖いからだよ。 もうボクは自分自身が何よりも怖くなっちゃったの。  ( 白髪の少年が浮かべたのは淡い微笑み。 ) [Sat 9 Jun 2007 01:39:36]
オウル > (どこぞの石仮面をつけた方でしょうとか。影は考えています。 さておこう、突っ込みたいけど…)(きっと、少年が想像すると悲惨なことになりそうなので…少年は少しばかり考えるに留めたようです。) エニシさん……何か、それは…違うような (違う様で違わない気がするから、複雑な顔していた。 今は渇きも痛みも小康状態であるから、こんなことをしていられる。) …そういう、エニシさんはどうしたの? 青猫から…逃げ出したって…聞いたけど? 何かあったの…? (そして、獣人の方の言葉を聞けば、それに返すように…金の針目を向けるだろう。) こんばんわ…オウル…です (ペコリと一度頭下げて、また、自分が友人と思っている。 少年に目を向けるだろう。) [Sat 9 Jun 2007 01:29:13]
ソード > そうだよ、だから安心しておきなよっ!(きっと本人は男前な笑顔をして見せたつもり…きっとちょっと独特のたちポーズとかが似合う世界の人になった気分。現実は何か…うん、そんな多分失礼な想像がばっちりあう感じなのだけど)(とりあえず将来あんな感じにボケてしまうのだろうか…とか自分の事を心配しつつ)こんばんは…友達?(呼び名に敬称がついてるから家族じゃなさそうだ、とか思いつつ、挨拶してきた相手と少年を交互に見比べていて)  [Sat 9 Jun 2007 01:20:24]
エニシ > ( WRYYYYYYYYY!! )( いえいえ違いますよー。 これちょっとじゃれついてるだけですからねーと瀕死の重傷を負いながら猫耳獣人は笑顔で言うのだろう。 あの根性は全く持って立派である。 )  ―――そうだよね! いつかボクだってお兄さんみたいにカッコよくて男らしくて強そうでスタンド使いっぽくて頼りがいのある感じに―――  ( 相手の言葉に励まされて、なんだか要らない単語まで復唱してけばふと相手の姿形を見返して。 ―――どこかこのお兄さんにあてはまってるとこあるのかな? と失礼な想像をしつつ考え込む仕草をしよう。 )( きっと行く先々で殺人事件。 出会った自警団にまたおまえかと言われて――閑話休題。 話を戻そう。 )  ……………なんで…なんでここにいるの? 夜のお散歩も程ほどにしとかないと危ないよ?  ( 相手の顔を見ることは出来ない。 紅の瞳は金色から逃げていき、そして自分のことは全力で棚に上げた発言を。 ) [Sat 9 Jun 2007 01:15:01]
オウル > (ムツゴロウ王国は北にあった時期の方が良かったとか、影は囁くが、そんなことはさておいた。)(そんな場所があるなら、この少年は行ってみたいと思うでしょうが…今は無理だときっと思ったことでしょう。 渇きが酷くなったら誰を襲うかわからないから…だ。 ある程度まで近づけば交わすのは挨拶だろう。) こんばんわ…… (そんな事、ボソリと言いながらも…獣人さまが後ろに隠そうとした、少年の声を聞いて…聞きなれた声だと思った。) …エニシさん… (少しだけ、安心したような表情を出すだろう。 そして、ちらりと獣人様の方を見てから、友人の方に金の針目を向ければ、内心は中ほどまで安堵できた。)  [Sat 9 Jun 2007 01:06:24]
ソード > (きっと寛いでるだけなのにゴゴゴゴ…とか効果音が聞こえる毎日だろう、と)(そのうち家主が食べられそうな感じもあったりする家で)ま、ぁ……ほら、まだ小さいから、だよ。そのうち…うん、僕みたいに男らしくて強そうで頼りがいのある感じになれるよっ(とか凄く図々しい事を混ぜつつ落ち込んだ相手を力づけようとし…)(きっとこの子に眠らされたりしたら素敵推理探偵デビュー。 栄養不足に見える目の前の子…晩御飯の残りが何かあったし、それでも食べさせてあげようか?と誘おうと思ったところ… 近づく謎の人影…どうやら知り合いなのだろうか?と考えつつも、とりあえずは静観) [Sat 9 Jun 2007 01:05:19]
エニシ > ( 全ての人間や全ての吸血鬼をブッちぎりで超越したりまさに世界を支配する能力を持っていたりなんていうカリスマ性溢れた夢の生活は残念ながら出来ない。 )( ヴェイトスのムツゴ○ウ王国ことソード@自宅。 いったい何時の時代のネタだろうか。 )  うぅ…なんでボクっていつもそういう立ち回りなんだろう………  ( 女装をしてればそっちの方が似合うと言われ、男の子の格好をしていれば貞操の危機。 こんなところにいるのが悪いという天からの声は聞こえない。 )  そ…それは……その…―――  ( 相手の言葉にどう返せばいいかわからなくて言いよどんでしまう。 見た目が幼いからといって侮ってはいけない。 吸血鬼という種族は見た目は子供、頭脳は大人がまかり通ってしまう世界だ。 といってもこの白髪の少年は見た目=年齢だけど。 ) ( 自分を庇うように獣人の少年は前に立つ。 それを不思議に思いながら自分も此方へ向かってくる足音の方へと向けば、そこには知った友人の顔。 )  ―――……あ……  ( 見つかってしまった。 ) [Sat 9 Jun 2007 00:57:05]
ソード > (話してると此方に近づく足音が聞こえてきた…此方が目標なのか、急ぎ足気味で近づいてくる気配なので、やや警戒しているのか、少年を少し庇うように前に立ちつつ待ち構えて) [Sat 9 Jun 2007 00:41:08]
ソード > (きっと普段は時を止めたり、車に乗って歩道に突っ込んだり、パンをいくつ食べたか聞いてみたり、と愉快な生活を送っているのだろう、と納得をして(謎))(因みに我が家に住み着いてるのは犬(=狼)と猫(猫又)と豹とか、もう下手な猛獣パークより危険たっぷりで)……でしょ…?(想像したのか青くなった相手の頬を尻尾が軽く撫でてきて)……栄養失調になりそうな顔してるけど…ん?(何か相手の瞳に悪寒を感じた…いや、こんな小さい子がまさか、と首を振って…) [Sat 9 Jun 2007 00:39:54]
近づく足音 > (近づく足音はゆっくりと…貴方達の居る方向に向かっていくだろう。 肩ほどの銀髪を揺らし、金の針目は進行方向をm手歩いている。) ……? (友達の所に帰るか…野宿でもするか、そんな選択の中…少年は歩いていたが、二人の影を見つければ…足は少しだけ…速さをまして、二人の元に向かうことだろう。)  [Sat 9 Jun 2007 00:37:31]
エニシ > ( いつもはこれ程じゃないけれども、今回はドリーム・ジャンクを服用し続けた副作用によって『吸血鬼』という特性がより強化されてしまっているから。 いつもはもうちょい平和です。 )( 犬さんとか猫さんていいよね。 こうスラムとかには沢山いるから食べるのにことかかない所とk 普段ならじゃらされる猫のようにその尻尾を追っかけたりするのかもしれないけれど、流石に今はそんな気分にはなれず。 )  ……え…えっと……それは…その…だいじょうぶ………じゃないかも………  ( 相手の言葉の裏にある意味を想像してちょっと顔色を青くした。 男娼だからそういう経験がないわけじゃないけど、所詮見習い程度の経験。 それと無理矢理されたこととかもないしそういう展開になるのはちょっとじゃなくてスゴク怖い。 )  ―――た…食べてる…よ……  ( 視線を逸らしながら嘘を付く。 此処最近はまともな食事を取ってないし、他者から血液を奪うことも無い。 相手に見つめられれば、その細い首筋に噛み付きたくなってきて思わず喉を鳴らした。 普段は日光に当たっても頭がくらくらするとか風邪のような症状が出る程度だが、当たった瞬間灰になるのはドリーム・ジャンk(以下しつこいので略 ) [Sat 9 Jun 2007 00:34:13]
お知らせ > 近づく足音さんが来ました。 [Sat 9 Jun 2007 00:29:44]
ソード > (割とぬるくキャラを作った此方には羨ましいリスクだ…とか何処かで憧れたりしながら(謎))(尻尾、わりと気に入っていたっぽい相手を笑顔で見つつ)……そりゃ…ある事はあるけど…そこの家主に見つかったら怖い…よ?(多分”特殊な性癖”を満たしたい時にだけ使う家とかもあるだろうし、とか……目の前の可愛い子が色々悪戯されるのを頭に浮ばせつつ呟いて…ちょっと鼻血がでそうになったので頭を振って)それに、顔色も悪いし…御飯食べてる?(じっと顔を覗きこんで見つめ… 吸血鬼…昼間見かけないのはそういう理由なのか、と思わず納得したりで) [Sat 9 Jun 2007 00:22:44]
エニシ > ( 相手の言葉に小さく頷いた。 突如泉のように抑え切れないほど湧き上がった吸血の衝動といい訳がわからない。 といってもこれはある種当然のこと。 元から種族変更なんていう大袈裟な外法を続ければ、それ相応のリスクというものは出てくるだろう。 )( 本来はそれなりに獣好きな白髪の少年は存分にその尻尾を堪能してちょっと嬉しそう。 )  だ、だいじょうぶ! その…ホラ、ここら辺て意外と使ってないお家とか一杯あるし、そういうとこで休んでるから平気!  ( そっちの趣味がありそうな方には速攻で襲われそうな顔しといてなんか言った。 ちなみに野宿は冗談抜きで死ぬ。 日に当たった瞬間灰になるとか吸血鬼はとっても不便です先生。 ) [Sat 9 Jun 2007 00:15:45]
ソード > んー…急に苦手になったんだ…(匂いとか味?って何か違うよね、と首を一緒にかしげて見せたりで)(毛先はさくさくでふわふわな尻尾は一家に1本の肌触り、まあそれで撫でたりしていて)う、ううん、まあ…良いんだけど… 家出は困ったね…この辺、野宿できるほどは…(色々危険そう、と相手の顔を見て…少し心配…) [Sat 9 Jun 2007 00:06:39]
白髪の少年 > ……ついこないだまでそうでもなかったのに………  ( それが薬の副作用で出た効果の一つだという事には気付かず不思議そうに小首を傾げる。 )( 人のものとはまた違う触れ合いが頭の上にのっかり、慰められながら吸血鬼は迷子のように泣いていた。 そして少し時間が経って冷静さを取り戻せば、自分の行動に恥ずかしさを覚える。 )  ご…ごめんなさい……いきなり泣いちゃったりして……… ( 目元を赤く腫らしたまま申し訳なさそうに項垂れる。 勘違いも何も家出という言葉は正しく的を射てます。 ) [Fri 8 Jun 2007 23:58:24]
ソード > (色の白い子だな…とか思っているかもしれないがそれ以上は気がつかず)凄い苦手なんだねー…(猫がそういえばこんな感じで狼に怯えてたっけ、と思いながら…)…ん、大丈夫ならいいけd……え、ええっと……っ?(ふらふらしながら立ち上がった少年…家の事を言うと突然泣き出してしまって… 家出でもしたのかな、この子?と勘違いしつつも、色々と…誤解をうけそうな嫌な光景だというのに気がついて…とりあえずなぐさめようとぽんぽんと相手の頭を尻尾で撫でてやろうと) [Fri 8 Jun 2007 23:50:20]
白髪の少年 > ( 夜も更けている時間帯のため、死人のような青白い肌に気付くのは少し難しいのかもしれない。 )  ……声聞いてるだけでこわい……  ( 相手が言ったとおり、もう犬の鳴き声は聞こえなくなった。 遠ざかっていったのか吠えるのを止めたのか。 犬でこれなのだから、実際の狼なんぞに出会ったら本気で泣きながら逃げ出すと思う。 吸血鬼を殺すことが出来るのは人狼だけという話も出来上がるぐらい天敵の種族。 件の白い狼さんとは今は出会わないことをこっそり祈っとこう。 )  ………え…あ……だ、大丈夫です。 ………たぶん。  ( 差し出された相手の手を取ろうとするが、自分の死人の肌を思い出せば相手の手の代わりに壁に手を付いて立ち上がろうか。 吸血行為を行っていないせいか、その足元はやや頼りない。 そして相手の言葉を聞いた白髪の少年は、その場に立ち尽くした。 )  …………おうち…もう帰れないのぉ………  ( 相手の言葉で今の自分がどのような状況にいるのかを再認すれば、そのことがあまりにも悲しくて大粒の涙を路上に零し始める。 傍から見るとちっちゃな子供を泣かせた獣人という嫌な光景。 ) [Fri 8 Jun 2007 23:44:15]
ソード > (かなり小さい人影はやっぱり子供だった。見上げてきた瞳の色にちょっと瞳を開くけど、此方も夜は少し緑色に光る猫(豹)の目。 相手の言葉に ああ と頷いて)犬、苦手なんだ?まあ大丈夫だよ、遠いみたいだし、この辺には余り来ないと思うし(何しろ直ぐ近くの我が家には狼が住みついてるから、並の野犬じゃ中々、とか思いつつ相手に手を差し出して)立てる?もう暗いし、家に戻らないと…?(流石に夜は治安がかなり悪いであろうスラムの町…子供一人をほっとくのもなんなので) [Fri 8 Jun 2007 23:31:15]
白髪の少年 > ( 困った。 いつもならどうしようもなく渇いた時は野犬で喉を誤魔化していたけれども、遠吠えだけでこの調子じゃとても犬を捕らえることなんて出来そうに無い。 となると別の生き物から血を奪い取るしかないのだが――― )( 子供という言葉が似合う幼い風体に合わない純白の髪の毛は悪目立ちしてしまうだろう。 声を掛けられた先に居たのは猫の獣人。 ―――大丈夫だ、落ち着け。 ライカニアも人間という種族の一つ――― )  ――――あ…あぅ……犬…吠えてる………  ( うずくまったまま顔だけ上げて涙を溜めた紅い瞳で相手を見つめる。 先日の奇術師の影響もあり、今すぐ無差別に襲いかかるといったことはなさそうだ。 ) [Fri 8 Jun 2007 23:23:11]
ソード > (遠くから聞こえる犬の吼える声に耳をちょっと立てつつも、まあ余り気にならないのか、黒猫耳と尻尾を持つ獣人の少年がやってきて)何か吠えてる…シロの声じゃないみたいだけど……う…ん…?(家に時折戻ってくる狼の事を思い浮かべてると、なんか道の隅っこに蹲ってる小さな影を発見、ほら、夜だから髪の毛が目立ったのだ、きっと) どうしたの?お腹でも痛い?(とりあえず声をかけてみた) [Fri 8 Jun 2007 23:14:09]
お知らせ > ソードさんが入室されました。 『尻尾ゆらしつつ歩いてきた獣人…』 [Fri 8 Jun 2007 23:09:25]
白髪の少年 > ( 一説の内には吸血鬼の天敵は狼男とされる。 そして墓に眠っているのが死者かそれとも吸血鬼かを見分ける術に、犬を使われる方法もある。 そのようにして吸血鬼の苦手なものとされる狼。 それと似た概念を持つ犬でさえも、吸血鬼としての特性が表面に出ている少年にとっては恐怖の対象のようだ。 )  ――――………!  ( 犬の吠える声が少しずつ遠ざかっていく。 完全に耳から離れるまで、じっとうずくまりながら震える未熟な吸血鬼。 ) [Fri 8 Jun 2007 23:05:20]
白髪の少年 > ( 貧民窟の道の端っこで、一人の白髪の少年がうずくまりながら震えていた。 薄汚れはじめて来た栗色の着物を身に纏い、少年とも少女とも取れるような中性的な幼い顔は遠くから聞こえてくる犬の鳴き声に怯えている。 )  や…ヤダ!  ( それを少しでも耳から遠ざけようと両手で耳を抑えて嫌そうに首を振る。 ) [Fri 8 Jun 2007 22:54:47]
お知らせ > 白髪の少年さんが入室されました。 『(遠吠えに体を竦ませた)』 [Fri 8 Jun 2007 22:46:07]
お知らせ > コンスタンツェさんが帰りました。 『 ぎょえッ!! ( 女の子らしくない悲鳴を上げて、また思い切り転んだ。 ) 』 [Fri 8 Jun 2007 04:56:42]
お知らせ > ブランケンハイムさんが退室されました。 『 途中ごろりと頭が転がり落ちて余計な手間を。頭頭…。(※眼鏡眼鏡の発音で。) 』 [Fri 8 Jun 2007 04:55:42]
コンスタンツェ > う…。 ( 思わず顔を背けた。酷い有様だ。何でこんなものがこの街に居るのだ――。いっそ眼鏡を外してしまえば見えなくなるけど、それじゃあ歩くのに危ないし。 しかし、このブランケンハイムと名乗る女性の仕草には、どこか憎めない物を少しだけ感じてしまう。いやいや、騙されるなコンスタンツェ。こいつは人間じゃあないのだ…。 でも、結局強くは出れなかった。 ) そ、そんなに長くは掛からないから…。色々とほら、何か困ってる事があれば手助けしてあげられるかもしれないし? ( とりあえず都合の良い事を並べたてておこう。そんな事せずとも大人しく付いてきてくれるみたいだが。 最初、思い切り腕の肉の部分を掴んでしまい思わず手を離した。冷たい骸ならばまだ我慢も出来たが、最悪な事に温かった。裾を掴み、ゆっくりと歩いていこう。 ) [Fri 8 Jun 2007 04:53:09]
ブランケンハイム > ( 縦に横に入った「縫い目」のようなラインを境目に、微妙に肌の色の違う顔。 よく見れば何種類かの肌色がパッチワークみたいに繋いであるのが分かるだろう。 顔の右半分は特に酷く、醜く盛り上がって爛れている。右目は歪に埋もれて矢張りどうなっているのかよく分からないだろう。 臭いは相変わらず、酷いものだ。 )  、    、、、   。    ( 街に来るのにも理由が必要なのか、と少し見当違いな事に溜息を吐き、引かれるままにゆっくりとゆっくりと足の悪い人くらいの速度でついていく。 無理に引っ張れば無論、継目からズルリといくだろうし、触る感触は生温く、微妙に滑っている筈。袖を掴む事推奨。 一先ず、逃げられないと悟って大人しくはなった。 ) [Fri 8 Jun 2007 04:45:06]
コンスタンツェ > …………。 ( あまりまじまじと見たくは無いのだが、良く見ると困ったような表情を浮かべている。やはり自警団には行きたくないらしい。まぁ、普通行きたがる人なんて稀だけど。 ) 貴女がどうしてこの街に来たのかだとか、これからどうするつもりなのだとか―― 色々と聞かなくちゃいけないの。 そういうお仕事なの。 ( 未だ警戒しつつ、しかしこのままでは埒が明かない。恐る恐るその腕に手を伸ばし、掴もうと。そして掴めたのなら出来るだけ優しく(取れそうだから)引っ張ろうとする。 ) [Fri 8 Jun 2007 04:38:10]
ブランケンハイム > Zi  刑  団      。 ( 100年前には無かった概念。 騎士団は出来たばかり、街もまだまだ体裁を整えている最中、そんな時代の知識で止まっている。 言葉面から「ジケイダン」がなんの「団」なのかを察する事が出来なかったが、どうも治安を守るとか、話を聞くだけとかそう言っている。 できれば少しでも早く帰りたいのだが。 )             。 ( 2秒とかからず回り込まれ、本当に困ったという顔をして立ち止まり黙り込んだ。 黙っていても帰らせてはくれなさそうだが。 自分の何が悪かったのか心当たりを探ってみれば―――――「顔が醜いから」掴まるかと、落胆する。 ) [Fri 8 Jun 2007 04:31:29]
コンスタンツェ > いや…… 死刑団じゃなくて…。 ( 驚きだ。ちょっと字を変えるだけで自警団が凄い危ない組織になる。 ) 自警団。じ、け、い、だ、ん。街の治安を守る組織なんだってば。 …お、お話を聞くだけだから…。 ( 長く考えた後に―― どうやら逃げているらしい。これは。外見は酷いものだが、どうやらやはり危険な存在ではないようだ。だからと言って放っておいては色々と職務怠慢に…。正直、こんなの連れて帰りたくないし連れて帰ったら同僚に物凄く嫌がられるけど、私は探した責任と見つけてしまった責任がある。 後を早歩きで追って、立ちふさがるように前に回ろうと。 ) [Fri 8 Jun 2007 04:23:41]
ブランケンハイム > ( 咽喉が少しズレている。妙な引っ掛かりを感じるし、視界が微妙に傾いているような気もした。 何度か手でズレを補正して、渋い顔をしたままの女性の問いかけに対して自分の胸に手を当ててゆっくりと頷く。 ぐらぐらと。 ) 死     刑  団  ( 正直あまり耳も良くない。 お断りしますとばかりに微妙に困った顔でぎこちなく首を横に振り、たっぷり2、3分考えて踵を返す。 そしてミドリガメよりも速く3歳児よりは遅く逃げ出した。 ぐらぐら揺れる散策と競歩の中間くらいの動きで。 ) [Fri 8 Jun 2007 04:16:33]
コンスタンツェ > …私はコンスタンツェ。コンスタンツェ・ヴィーゼンタールよ…。 ( 思いだしたように自分の名前を名乗った。自己紹介だという意識が無かったので遅れてしまったが…。 ) [Fri 8 Jun 2007 04:14:45]
コンスタンツェ > ( やっぱり―― いや、こんな姿をしているのにやっぱりも何も無いが、まともな人間ではないようだ。普通の人間はあんな風に首が曲がったら死んでしまう。彼女は痛みを感じる様子もなく、スカーフなんかで首を固定している。 ――その時に見えた顔にまた吐きそうになったが、もう吐くものは残ってなく空嘔吐だった。 すっぱくなった唾を飲み込みつつ。 ) ……… う? ( 再び立ち上がろうとした時、相手はしゃがみ込み地面に何かを書き記し出した。字が書けるのか―― 見た目以上に知能は高いのかもしれない。 ) カミラ・イズベルガ・ブランケンハイム―――? それが貴女の名前? ( 自警団の仕事の中で結構な人の名前を耳にしてきたが、聞いた事の無い名前だ。 …一瞬考えてから、恐る恐るだが口を開く。 ) あ、貴女を―― 自警団に連れて行きます。そ、そこでもう少しくっ ( また空嘔吐。目に涙を溜めて。 ) …詳しい話を聞かせて。 い、良いかしら? ( やっぱりまだ恐ろしいのか、伺うように。 ) [Fri 8 Jun 2007 04:07:09]
ブランケンハイム > ℃  Я  α  Й к ? ( 屋敷にある大きなオルゴールを動かすハンドルみたいな部分を思い出した。 箱の中に人形が沢山入っていて、音楽と共に動き回る奴だ。 「クランク」の「メイド」とはどういったものだろう。 想像もつかない。 さておき、また彼女を驚かせてしまったようだ。 一先ず背を向けて、接合面をぐりぐりと押し付けるようにして回復を待つ。 1度取れてしまうと何時間かは繋がらない。 仕方なくスカーフを外し、首に巻きなおす事で固定しておく事にした。 都合上、キャプリーヌを一旦脱ぐ事になる。 初めてその顔の全貌が見られるだろう。 また、倒れてしまったようだが。 )      W     t     し ( 首と口から二重に空気が漏れて上手く声が出ない。 仕方なくスカートをたくし上げてからゆっくりとしゃがみ込み、湿った砂地に指を滑らせる。 “Camilla Isberga Blankenheim” 喋るより格段にマトモに読み取れる文字だ。 ) [Fri 8 Jun 2007 03:58:25]
コンスタンツェ > ( 返事は無い…と思ったときようやく気付いた。 …考えている、のか?天を仰ぐその仕草は、まるでそう、人間が一先ず考えを纏めようとする時に見せるものに似ている。思い返せばさっきから動作がスローだ。 ) ……。 ( 知能が低いのかと考え、とりあえず待つことにした。その間、必死に抜けた腰に力を入れ立ち上がる。中々難儀ではあったが、その5分の間にどうにか立ち上がった。…しかし訪れる沈黙は少々、辛いものがあったが…。 ) …ど、どうやら…暴力的とかそういうのじゃあないみたいね…。  …メ…メ イ ド ? ( さっきよりかは言葉は鮮明に聞こえた。音節が少ないからだろうか。しかし、メイドとはどういう事だろう。誰か主人が居るのだろうか。 ) そういえば、前にクランクのメイドが事件を起こした事があったって聞いたけど…。 ( 所謂、そういう作り物の召使いなのだろうか? 更に問いただそうとした時、相手が首を傾げようとした時にありえない覚悟でめきめきと曲がるのを見て。 )  ぎゃっ!  あ、     ぁ ―――…。 ( 余りにショッキングな光景にふらりとよろめき、折角立ち上がったのにまた―― 倒れてしまった。 ) [Fri 8 Jun 2007 03:45:43]
ブランケンハイム > ( 創造主アードルフ・ブランケンハイムは問いかけの後、ゆっくりと時間を置いて此方の返答を待ってくれたものだが、彼らは違う。 此方が相手の言っている事を理解し、考え、弁明なり返答なりを言おうとする前に次の話が始まってしまうのだ。 明確な意思を伝えるには時間が足りなさ過ぎる。 )     。。。  … 。 ?       。 ( 酷く考え込んだ。 「What are you?」非常に哲学的で難しい問いかけである。 何を自分と定義するのがこの場合適したものだろうか。 天を仰ぎ、幾つかの自問自答を繰り返し、たっぷり5分近く考えた。(※考える時間があったのならば。) そして導き出した回答は――――。 )    メ     イ     ゞ    ? ( 小首を傾げた拍子に、首の縫合部がぺりぺり音を立てて傾いだ。 80度くらいの角度で首を傾げたかもしれない。 慌てて手で押さえる。 )  [Fri 8 Jun 2007 03:33:07]
コンスタンツェ > ( 声を掛けたり喚いたり吐いたり漏らしたりと、元々落ち着きのある性格ではないが確かに忙しない。自分が嘔吐した事に対してショックを受けていると知れば、まだ反応は違ったかもしれないが、この時点ではまだ異様な化け物としか見て居ない。それが治安の悪い貧民街なら尚更だ。 ) お、おかしな真似はしないでって言ったでしょッ! ( 相手は手を引っ込め、何かを探すような仕草を見せた。武器でも取り出すつもりかと警戒を強めるが、まだ腰が抜けて立ち上がれそうに無かった。コンスタンツェもようやく腰にぶら下げた警棒を掴んだところだ。しかしベルトが外せず難儀している。 ) ………え? ( その時である。聞き取りづらかったが、今「御機嫌よう」と言ったのか?知性の無い化け物だと思っていた相手が丁寧に挨拶をする様は、逆に意外というか――…。 ) ………。 ( ごくりと唾を飲み込み、相手の顔を伺う。 ) あ、貴女… 一体、何なのっ? [Fri 8 Jun 2007 03:20:51]
ブランケンハイム > ( 街の人間は忙しなく動き回るものだと重々学んだつもりだったが、彼女のそれは今まででも特に激しい。 恐らく自分の容姿か何かに対して嘔吐しているのだと理解すると、流石に相応のショックを受けた。 残念ながら自分の悪臭については気付いていない。 誰だって自分の体臭がどうだとか気付けないものだし、第三者は大抵遠慮して言わないものだ。 )  ……          …。 ( 身体を屈めて差し出した手は拒絶された。 それどころか、「処刑」などという物騒な単語まで飛び出す次第。 理不尽ではあると感じたが、此処で非礼を反すのは淑女のする事ではないだろう。 ハンカチは何処に仕舞ったか、とふと頭を過って探し始め、同時に挨拶がまだだったと今更のように思い出した。 ちぐはぐで意味不明な動作と共に、不明瞭な発音で ご メ@ヾ Й よ う  と言ってまたみちみちと音を立てた。 露骨に頬の肉がずれたかもしれない。 ハンカチはまだ見つからない。 ) [Fri 8 Jun 2007 03:13:20]
コンスタンツェ > ( ―― 一番の最良は、やはり出会わない事…だったかもしれない。何事もそうだ。事件も、事故も、不幸も、腐った女も、出くわさないに越した事は無い。 ぎょろついた不気味な目が私を観察している。もう片方は―― 無い、のか?そして前々から思っていたことだが、人の歯というのは生々しい。大きく裂けた穴から覗かせるその生々しい歯並びに背筋が凍りつく。 ) ――う。 ( …自警団の女はうぷ、と頬を膨らませたかと思うと顔を横に背け、夜に甘い物は美容の大敵だけどちょっとぐらいなら良いよねと、夜食に食べたチーズケーキと対面した。同時に恐怖の余り失禁までやらかし、制服に濃い染みを作っていく。果たしてこの腐った女と自分、どちらが酷い有様か。 ) げ、ェ…ッ は、 げほッ  は……  ひっ! ( 女はゆっくりと手を差し出した。それが倒れた自分に手を貸そうとしているのだと気付かず、思わず尻を擦りながら後ろに下がる。 ) う、う、う、動かないでッ!おかしなまっ 、真似をしたらヴェイトス市法の下、ああああ貴女を処刑する権限もあるんだから! ( そんな法律あったかどうか思い出せないが、ともあれ今は必死だった。ああ、逃げたい。でも、このまま放って逃げるわけにもいかない。 )  [Fri 8 Jun 2007 02:59:48]
ブランケンハイム > ( 細部までしっかり見えないような雲の分厚い曇天の夜で良かった、だろうか? それとも明るい日差しの下で見た方がまだ現実味があってショックも少なかっただろうか。 帽子のつばで影になった顔の上半分では、落ち窪んだ不健康そうな瞳がぎょろぎょろと自警団員の姿を観察している。 ただし、左側だけ。右側は瞼を閉じているのか、それとも洞になっているのか、動かす事が出来ないのか。 喋り辛そうにゆっくりと蠢く口の左側が大きく裂け、ならんだ奥歯が覗いている。 空気が其処から漏れて上手く発音できないようでもある。 姿勢正しく佇む「怪物」は、尻餅を着いた女を暫らくそうしてぎょろぎょろと見下ろし、怯える声と顔を見てようやくどういう事かを理解した。 )        d      、i  jy       …? ( そして何事かゆっくりと呟いて、ゆっくりと手を差し出す。 誠意と礼節を見せる事だ。 外見の醜さはどうしようもないのだから。 ) [Fri 8 Jun 2007 02:51:10]
コンスタンツェ > ( さっきから、みちみちと嫌な音が聞こえる。まるで肉と肉が擦れあうみたいな―― きっと空耳だ、空耳であってほしい。 湧き上がる吐き気を堪えながら、更に近づく。 何やら言葉らしきものを発しようとしたようだが、またあの嫌な音がした。相手は僅かに顔を上げ、私は思わず―― 止めとけばいいのに、手にしたカンテラを高めに掲げ同じくその表情を伺おうとしてしまった。そしてコンスタンツェは見てはいけないものをみてしまう。 ) あ…… あ、あわわっ ひ、ひぃぃ…っ ( パズルみたいに継ぎはぎだらけの顔は死人色、否―― 僅かに色が所々で違う。しかしそれは正しく人間の顔だった。キャプリーヌでまだ僅かに隠れていたのは幸運と言えるか。 思わず情けなく、か細い悲鳴をあげてぺたんと尻餅を付く。 ) [Fri 8 Jun 2007 02:39:41]
ブランケンハイム > ( 街の中をさ迷い歩きだしてから何度目かの「声をかけてくる人」との遭遇。 身体を蝕む不快なじめじめ感に元から欠落している集中力をさらに散漫にさせながらも、じっとその言葉に耳を傾けた。 薄暗く、人の気配も少ない界隈。 若しかしたらそろそろ街から出て地方村のほうにでも向かっている頃かと思っていたが、どうもそうではないらしい。 治安が悪い、とか。 それを伝えてくれたようだが、では彼女は何者? …ああ、継目が引き攣って痛痒い。 )    a     ?   ?   ?  ? ( 何か礼の言葉を代えそうかと口を開きかけ、みち、とまた嫌な音がした。 女性は何か奇妙な反応をしている。 少しだけ顔を上げてその表情を窺おうか。 ) [Fri 8 Jun 2007 02:31:22]
コンスタンツェ > ( この界隈を歩くにしてはきちんとした身形だ。別にここの人たちを差別する訳じゃあないが、迷い込んだのだとしたら早めに帰る事を勧めよう。迷ったというのなら案内しよう。なんて、もしこの女性が自分が探している相手じゃなかった時の為に、今のうちに掛ける言葉を考えておいた。 ) ここは暗黒街程ではないにしても治安が悪いですし、危ないですよ。それに、こんな時間に女性の一人歩きはいけません。早めに帰られたほ       … う……。 ( しかし、考えたその言葉もどうやら無駄になったようだ。ああ、嗅いだ事のある臭いだ。 思わず片手で口を鼻を塞ぎ、僅かに感覚をあけて立ち止まった。俯きがちなせいか、顔は良く見えない。 ) あ、 貴女………? [Fri 8 Jun 2007 02:21:22]
ブランケンハイム > ( 喪服みたいに真っ黒なゴシックドレス姿に灰色のスカーフを頭から頬に巻き、薔薇の飾りがついた矢張り真っ黒なキャプリーヌを被った姿。 市内の何箇所かで目撃されているままの姿で人影はゆっくりとゆっくりと、足元の蟻でも避けているのかというくらいのスピードで背筋を伸ばして歩いていく。 自警団員が近付くのならその死臭はよりいっそう強くなるだろうし、この湿気のお陰で今まででも特に酷いものになっている。 数日前に浴びせかけられた柑橘系の香水など、とっくに薄れてしまった。 )          ―――…  ?      。 ? ( 声をかけられた女は数歩進んでからゆっくりと立ち止まり、暫し正面を見詰めたままぼんやりと佇む。 灯りを持たないでこんな所を歩いているだけでも十分に怪しいが、何か返答の言葉を発する事も無く俯きがちに振り向いてまた動かなくなった。 ) [Fri 8 Jun 2007 02:16:07]
コンスタンツェ > と… いけないいけない、真面目にやらなくちゃ。 ( もう一度、ずれてもいない眼鏡をずりあげた。最早クセみたいなものだ。 でもそろそろ時間も遅い、もう少し見て回ったら本部に戻って家に帰ろう。 …そう思った時だった。 ) ………。 ( 臭う。僅かだが。 …いや、こんな臭い貧民街じゃあ珍しくないのも確かなのだ。離れた場所に黒い人影が横切るのを見なければ、コンスタンツェはその臭いを無視して帰るところだったかもしれない。 …何でも無い。ただ声を掛けてみるだけだ。私は自警団員、それくらい普通だ。一瞬遅れて歩き出し、その女性の後ろを追った。 ) もし、そこの――……。ちょっと、宜しいですか? ( こんな時でもスマイルは忘れない。明るく親しみ易い自警団、こいつが先々月の標語だった。 ) [Fri 8 Jun 2007 02:06:39]
黒い人影 > ( じめじめと蒸し暑い夜。 昨日の雨ですっかりぬかるんだ足元が不快。 それ以上に彼女―――その人影にとって、湿気というのは非常に気持ちの悪い物だった。 具合が悪い。 気分も悪い。 身体のあちこちで再生の追いつかない部分が現れる。 小さく眉を顰めると、引き攣った頬がみちりと嫌な音を立てた。 折角歩いて帰る決心をしたというのにあの大雨で、出鼻を挫かれたというのもある。 大き目の通りの真ん中辺りを横切る人影―――カミラ・イズベルガ・ブランケンハイムは見た目の割に温厚ではあるが、今日は珍しく機嫌を損ねていた。 ) [Fri 8 Jun 2007 02:01:27]
お知らせ > 黒い人影さんが入室されました。 『 遠く闇の中、ゆっくりと横切る人影 』 [Fri 8 Jun 2007 01:56:11]
コンスタンツェ > でもね、まさかねぇ。 ( こうして探し歩いている内に、そんな女は居ないか何かの間違いなんじゃ無いかと思うようになってきた。いや、異形の化け物が徘徊するこの街だ、決して無いとは言わない。けれど腐臭を放つ女だなんて―― 何か腐った食べ物でも持ち歩いていたんだろう。そんな楽観的な考え方をするのも、肝試し的な心構えで捜し歩いているからだろうか。 ) [Fri 8 Jun 2007 01:44:05]
コンスタンツェ > ( …実を言うと、ちょっとだけ好奇心で探している感もある。自警団の仕事にそういうのは宜しくないとは思うのだが――…。 ) でも、ヴェイトス住民の安心を守るために必要な事よね。それに貧民街を歩いていれば他の犯罪に出くわすかもしれないし…。 ( とはいえ、ここは危険な場所でもある。ミイラとりがミイラにならないように十分に注意しよう。 ) [Fri 8 Jun 2007 01:37:59]
コンスタンツェ > 「何となく」、「イメージ的に」、 ――こういう場所に潜んでいるんじゃないかって。 ( そんな単純な想像を元に、コンスタンツェは貧民街にやってきた。片手にカンテラを掲げ、硬いブーツの音がかつこつと地面を叩く。貧民街に潜んでいるんなら放っておけば良いじゃないかとか、そこまでして探し出さなくてもとか言われそうではある。それに自警団の制服を着てうろつくには、ここはちょっと相応しくないようだ。すれ違う住民達は皆目を逸らし、そそくさと立ち去っていく。 ) …これじゃあ、話も聞けないな。 ( ふう、と溜息を吐いて眼鏡をずり上げる。 ) [Fri 8 Jun 2007 01:31:39]
お知らせ > コンスタンツェさんが来ました。 『悪臭を放つ女の探索は続く。』 [Fri 8 Jun 2007 01:27:51]
お知らせ > バイ・チャンフォンさんが退室されました。 『『傭兵に多分、向いてない男だろうな・・・と。』』 [Fri 8 Jun 2007 01:17:01]
バイ・チャンフォン > ・・・ああ。あなた、も。(そっとその背中に囁きかける声は優しかった・・・。そして相手が見えなくなるまでじっと見つめるだろう。・・・ずっと・・・ずっと・・・。)・・・ハァ。とりあえず、穏便、済む、良かった。(誰かと殺しあうことは仕事を除いてはあまり気持ちの良いものではなかった。・・・そのまま踵を返して自分の寝床を探しに行くだろう。・・・なければ昨日の場所にでもするか。と。) [Fri 8 Jun 2007 01:16:35]
お知らせ > オウルさんが帰りました。 『少年は…闇に溶けるように消えていく』 [Fri 8 Jun 2007 01:13:57]
オウル > そう…だね (無くそうとしても、無くならない。 求めていなくても、堕落したりする人がいれば、それは無くならないだろう。) 注意はするよ… (これ以上は目立て無いし…きっと、あんまり長い時間にらめっこ何てしていたら…少年は襲いかかる事になるだろうと思った。) 解りました…… (渇きが不可解な行動にしていく、人の暖かい血を欲しいと本能は願う、けれど、理性が残っているので、今はなんとか止まる。 血の臭いが濃くなればなるほど…理性は小さくなっていくのだろう。) 貴方も、色々、気をつけて… (そう言いながら、少年は貴方に背を向けて歩き始めるのだろう。 渇きを背負ったまま…。) [Fri 8 Jun 2007 01:05:12]
バイ・チャンフォン > ・・・だろう、な。だから、こういう、場所、存在、するの、かも。(このような場所はこのような場所を求める者達がいる限り、なくなることはほぼないだろう。)・・・ある。だから、あなた、注意する、いい、言った。(相手の一歩下げた風を見ながらそう答える。)・・・多分、なんでも、ない?・・・笑わせること、ない。この、状態で、我、に、背中、見せて、帰れ、言うか?・・・あなた、先、去る、いい。我、誰か、知らない者、背中見せる、ない。(何者か分からないものが不可解な行動をとっている。・・・安全圏まで来たと思えば、一瞬見せる追う素振り。・・・結論は、「相手が先に去るまで相手に死角は見せない」というものであった。) [Fri 8 Jun 2007 00:58:05]
オウル > それでも、来なきゃいけない人とかがいるんだよ… (人の血を飲みたくない、自分やらは此処や人のいない所を探しては…血を飲まなければならない。 人と一緒にいたいなら…耐えろと…そういう事だから。) へぇ…そんな事…あるんだ (踏み出した足、それについてかけられた声に一歩下げた。) …なんでもないです…多分… (もう少し血の臭いが濃かったら…きっと飛び出して、飛び掛っていただろうと思うが、まだ渇きも浅い。 もっぺん近寄られでもしたら…少年は危ういと思っているが。 貴方の警戒を帯びた目には、少しばかり針目が開かれた。)  [Fri 8 Jun 2007 00:42:25]
バイ・チャンフォン > それ、分からないバカ、死んでる、か、そもそも、ここ、来ない。(相手に何があったかは知るところではない。だが、相手はこういう場所での法則は分かっているようだ。きっとキツイ目にあってきたんだろうな。と。)なら、大丈夫。・・・でも、注意する、いい。不調の兵、好調の子に、殺されること、ある。(体調や状況はそれほどまでに勝敗を決することとなりうるのである。・・・目の前の相手には殺されかけても抵抗できるようには見えなかった。・・・ひょっとしたら我慢しているだけなのかもしれない。とも。)・・・まだ、何か?(すれ違い、離れてから背中を見せて歩いて去りかけた時、カツン、という相手の足音を聞く。・・・振り返り、相手の目をじっと見つめながら問う。それは先ほどの彼にはない、「防衛本能」が働いている目。即ち「敵と成り得るなら容赦はしない」という目であった。) [Fri 8 Jun 2007 00:33:16]
オウル > 世の中、甘くない…この場所とかは…特に (此処に来るのは、辛い時がある、友達だって襲われかけた…友達の血を吸った事もある。) …フラフラしてる…かな? (貴方の軽い警告に、警戒心は解けたが、続く言葉に目を細めた。) 生憎…自分の身を守る術くらいは…知ってる (貴方がすれ違うのを感じて…ゾワリと…何かが抜けるような気がした。 暖かい物が抜けて行くようなそんな感覚に、振り返って貴方を見ていることだろう。 人の物ではない獣の瞳が貴方の目を追うようにして見ているだろう。) っ… (首に痛みを感じて、首を横に振った。 気を抜いた…自分は今…目の前のこの人の血を飲みたいと思っていた。 けれど、一歩だけ…貴方に向かって踏み出していた。) [Fri 8 Jun 2007 00:18:16]
バイ・チャンフォン > 訂正:人のもの→人並み [Fri 8 Jun 2007 00:10:44]
バイ・チャンフォン > そうも、見えない・・・。送る、か?・・・と、言いたい。でも、無理。ここ、そんなに、甘い、ない。(旅をしてきた。その一言で分かるだろう。彼もそれなりに助ける相手は選ぶ。相手が伝染病だった場合、自分にも移るかもしれないし、相手が凶暴な犯罪者である可能性も否定できない。・・・ましてや、人であるかどうかも。)あなた、それいえる、ない。・・・あなた、ふらふら、してる。物取り、襲われる。・・・注意、する、いい。(と、軽い警告。歩き出そうとするも、相手の挙動は人のものとは見えない。・・・あくまで相手を警戒したまま、ゆっくりゆっくりとすれ違うことにする。・・・警戒心は一時たりとも解かず、背中を見せることはしなかった。) [Fri 8 Jun 2007 00:05:29]
オウル > (足音は近づいてくる。 逃げればいい物を…銀髪少年は動かずに貴方を見ていた。) なんでも…無いです (人の物ではない金の針目は一度貴方の目を見て…逸らす。 あまりずっと見ていたくない…血が欲しくなるからだ。 まして暗黒街から少し離れているとはいえ…血の臭いは…スラムの中では濃いほうだ。) こんな夜中に…一人歩きは…危ないよ… (内心で、自分みたいな化け物にあるかも…とつけ加えたが…言葉にはしない。 此方は少しばかり…空気がピリピリしていることだろう。)  [Thu 7 Jun 2007 23:52:48]
バイ・チャンフォン > (つかつかつか、と足音は止む事はなく・・・知らずに歩いているのか、足音に戸惑いはない。そしてその目は吸血鬼を視認した。)・・・どう、した?機嫌、悪い、か?(相手が誰かも分からず、ましてやここは暗黒街とスラムの狭間。・・・自然と人影に対しては警戒を向ける。しかし、その言葉には微塵も警戒は見せていない。「まだ安全である」と判断しているからなのだろうか?) [Thu 7 Jun 2007 23:45:41]
オウル > (少年が歩いているこの場所は、すこしばかり暗黒街に近い場所、少年の歩く方向は血の臭いのする方向…すなわち暗黒街方面である。) …あっちは…行きたくないな… (けれど、体は誘われる。 血の臭いがこういう時は濃く感じる。 欲しいから、求めているからだ。) …… (濃すぎる場所に行けば…きっと、飲まれて化け物になる。 心まで自分の中の吸血鬼に塗りつぶされる。) まだ…大丈夫… (そんな事を、自分に…言い聞かせて…あるいていた。 が、人影を見かけた所で、足が止まった。 金の針目は…貴方の動向を見るように…じっと…貴方の人影を見ているだろう。) [Thu 7 Jun 2007 23:40:43]
バイ・チャンフォン > (つかつかつか、と靴を鳴らし、荷物をぶら下げつつ歩くフォーウン人。腰には刀がつられている。)・・・今日、どこ、寝よう?(寝床を探しつつふらり、と立ち寄った路地。・・・そこはちょうど吸血鬼と同じ路地だろうか・・・。) [Thu 7 Jun 2007 23:38:16]
お知らせ > バイ・チャンフォンさんが来ました。 [Thu 7 Jun 2007 23:36:02]
オウル > (銀髪に金の瞳の少年一人…その瞳は何時ものように渇きに呼応するように金の針目へと変化している。) こんな時くらい…来なければいいのに… (目を細めて…そんな事言った。 こんな間が悪い時に渇きなんて…よく来ると思った。) 休憩…しなきゃいけないんだろうけど… (まだ、同属の友人も見つけていない。 今日は渇きの事もあって…居候させてもらっている、友人の家からは…逃げるようにでてきた。) っ… (首の傷痕が疼いて、目を細めた。 …渇くのは…まだ耐えがたい所まではいっていないのだけれど…いつもよりか、渇きが酷い気がする。 気のせいだとは思う、渇きはいつも辛いから。)  [Thu 7 Jun 2007 23:31:46]
お知らせ > オウルさんが入室されました。 『渇きを感じながら…スラムを歩く少年一人…』 [Thu 7 Jun 2007 23:24:06]
お知らせ > オウルさんが退室されました。 『スラムは墓場より歩きやすいとか…そんな事を思った』 [Wed 6 Jun 2007 22:33:06]
オウル > (色々考えている、濡れた地面を歩きながら、マントを肩にかけて…とぼとぼ歩きながら…。) 公園で星空、眺めたいなぁ (そんなことは後、でも、のんびりしたいなぁと…すこしばかり思う。 忙しくなったら…こんな感じなのだろうと思う。 何したい、かにしたい…そんな事を考えて動くのだろうと思う。) 戻ったら…アルディにちょっかいでもかけようか (何か良からぬことを、考え始めた…が、居候させてもらってる身として、それは出来ないだろうと思う。) さてと…もうちょっと探してから…戻ろうか… (見つけるまで…頑張って探す…渇きが来たら、一休みには…なってしまうのだろうけど…そんな事を考えながら…少年は歩き回る。) [Wed 6 Jun 2007 22:31:39]
オウル > (暗黒街方面…血の臭いが濃い場所、時折、知らず知らずに入ってしまいそうになる場所…行きたくないと思う。 何となく、危ないと思う場所だ。 渇いている時は…特に…だ。) とりあえず…乾かしたいな…マントとか… (まぁ、気にすることでもないのだが…風邪を引く訳でも無し…病気になる訳で無し…。) 犬はいつの間にか逸れるし… (肩をがっくり落とした…この豪雨の中で逸れたようだ…最悪とも思う。 でも、犬が一緒でいざと言う時…動けないのも困る訳だ。 そんな事を考えていた。)  [Wed 6 Jun 2007 22:21:06]
オウル > (でもまぁ、服は大した被害はでていない。 問題は髪である…相当濡れた、マントにフードがあると言うことを忘れていた為…被ろうとしてすこし、頭から被ってしまうことになった。 お陰で髪が洗えたような気もしないでもないが…、とりあえず思うことは…情けないに+して、よろしくない。) …もうやだ、雨なんて… (水嫌いになりそう…こんな雨の中を歩いてたのだから…、実際…今日も今日とて、友人探しの日々である。) スラムなら…いるような、気がするんだよなぁ… (実際、自分が血を飲みに動物を探すのも大半はこちらの方だ…なので、友人もこっちに来ているのではないかと思う。) 川辺とか…水が増えて…ひさんなんだろうなぁ… (いろんな事を想像しながら…少年は歩いている。) [Wed 6 Jun 2007 22:12:43]
オウル > (スラムの中を歩く銀髪に金の瞳の少年一人…髪の毛はすこしばかり…濡れている。) マントも髪もビショビショ… (冷えた体なので、きっともって中々渇かないだろうと思う。 出かけた時に降った…服はすこし濡れるは、マントは濡れるは…挙句髪も濡れている。 髪はぬらしたくなかったなと思う。 マントの扱いは…外したら外したで…引き摺っている。) あの量は…絶対反則…それに、雨は…なんだか嫌いだな… (頭振って…水滴を振り落とす様にする。 実際。少年の気分はすこし沈み気味である。) [Wed 6 Jun 2007 21:59:57]
お知らせ > オウルさんが入室されました。 『マントを外しながら…歩く少年一人』 [Wed 6 Jun 2007 21:51:58]
お知らせ > 艶子さんが退室されました。 『その声を聞くものはもう居ない。』 [Wed 6 Jun 2007 04:31:09]
艶子 > ( その泣き声は、傭兵が幼い頃に喧嘩で負けた時のものと一緒だった。どうしようもない何かに直面した時の――。 ) [Wed 6 Jun 2007 04:31:03]
お知らせ > アレックスさんが帰りました。 『 鐘の音のように響く泣き声に耳を塞ぎ、駆けた。 』 [Wed 6 Jun 2007 04:24:21]
艶子 > ( ずるりと刀身が抜け、同時に蹴り飛ばされた。傷口から血が吹き出て、私は地面に転がる。すぐに肩の周りに血溜まりが出来て。 ) …………。 ( それからは立ち上がる気力は沸かなかった。まるでレイプされた後みたいにボロボロで、怪我もして、どうしようもないぐらいに絶望して、立ち上がれなかった。 今まで何度敗北を重ねて来ただろう。負けても負けても立ち上がろうという力の源はなんだったのだろう。毀れる血と共に、そいつは流れ出て行ってしまった。 ) アレッサンドラ……。 ( 向いてるから目指したわけじゃない。ただ、選択肢が無かっただけだった。身体を売るか剣を取るか。そして私は剣を取る。 ただ、何か大層な目的を掲げればそも意味も強くなる気がして。この島に来て、そんな絵空事が現実味を帯びて。 私は夢を見た。 )    う、  お、  ああッ   ふあっ  う、 えぇっ   ひっ、   ひ、ぐ――  あ、あぁぁッ!うわあぁぁぁぁあああ……… !! ( 向いてないんです。そう言われてからすぐに涙が毀れ出した。まるで駄々を捏ねる子供みたいに、大粒の涙を。 ) [Wed 6 Jun 2007 04:15:41]
アレックス > ――・・・ 次は心臓に届くかも知れない。( 引き抜いた剣をクロークで巻き込むように覆い隠して狩人は背を向け、言い残す。 そして、血塗れた剣を抱え、松明も打ち捨てたまま駆けていく―― まるで白んだ空を恐れる吸血鬼のように。 ) [Wed 6 Jun 2007 04:15:39]
アレックス > ( 肉を突き刺す鈍い感触が細い刀身を通してグリップへと伝わり、包帯の下顔を顰める。 剣を突きつけた事でルートもバレた、フェイントも何も無い愚直な突きだった。 それを何故、避けなかったのか。 何故、頑なに相対し、刺される事を直感しながら剣を抜こうとしたのか。 相変わらず、愚かな事だ。 )――・・・ ( これで3度か。言葉を重ね、ついには剣を抜き それでも分からないならば、結局、私の言葉は貴方に何も届かない、彼女は納得しないという事だけれど―― 貫いた肩はしばらく使い物になるまい。 筋肉が薄く、腱と骨が集中する間接部。 自然治癒に任せれば後遺症も残るかも知れぬ。 刀身を伝う赤が渦を巻くヒルトを伝い、ぽたりと落ちる。 視線はそれを追わない。 瞳は貫いた剣を見ている。 ) その通りです。 私たちの掌はあまりにも小さくて、何もかもは掴めない。 だから、選択しなければ。 ( 襟首を捕まれながらに言う。 瞳は貫いた剣を見ている。 ) それに――・・・ 貴方が吸血鬼を葬る事ができない無い事は、もう分っているのでしょう? 情の天秤が傾けば貴方は剣を抜くことが出来ない事。 貴方、向いてないんです。 なのにボロボロに打ちのめされて。 辛いでしょう? 苦しいでしょう? 無理、しなくても良いんです。 私も、もう貴方に振り回されたくない。( 顔を伏せ、眼を合わせないまま責めるように詰め寄る体に足を掛け―― 蹴る。 押し離す勢いで肩を貫いた剣を抜く、なんて酷い仕打ち。 でも、出来る事なら真っ直ぐに抜けますように。 ) [Wed 6 Jun 2007 03:59:33]
艶子 > あ、  ぐぁッ! ( 刀剣の中で一番強力な攻撃は何か。それは斬りではない、突きだ。素早い一突きは刀の切っ先を鞘から放つ事を許さず、その前に肩肉が抉られた。相手の刃はそのまま肉を貫通する。 …予想以上の速度だった。 ――痛い。凄く痛い。痛くて痛くて泣けてきた。今まで受けてきたどんな攻撃より痛い。肩が燃えるように熱く、血が滴る。 ) どうして………? ( ああ、もぉ、私には判らない。理想?王国?誰の?兎に角痛い。 ) 畜生。 畜生。 ――畜生。 ( うわ言のように繰り返し、貫かれた右腕が刀の柄から離れ、ぐぐ――と曲がる。滴る血で穢れた手が、アレッサンドラの身体を掴もうと伸びた。 ) 畜生…。 またか、私はまた、負けるのか。 こんな… 。 ( 今までこの手を伸ばして掴めたものは少ない。それでも幾らか私は手にすることが出来た。色んなものを手にする事が出来た。それを手助けしてくれたのが、今自分の肩肉を抉るこの人だというのに、私の手はこの人に届かなかった。 ) お前の理想だって私には大事なものだったのにッ! ほんの少しで良いから力になれればッて…たったそれだけの事を私は叶えられないのか! 畜生ッ。 [Wed 6 Jun 2007 03:26:11]
アレックス > 行為が同じならば、結果も同じ事だ断じるのであれば。( 糧を得、ただ存在を誇示する為だけの虐殺も、お互い誇りを掛けた決闘も同じという事。無論極論だが。 ) 私は私の理想の協力者に協力しただけの事、しかし私の理想と貴方の理想は違う。 貴方は貴方の理想と目的に殉じれば良い。 貴方は貴方の王国を作るのではなかったのですか?それとも、それも人の気を引くだけの嘘で、また、貴方の言葉に憧れる人々を騙し、裏切り「可哀想な自分」に逃げ込むのか。 ( 引き攣った眼が細められる。 かつて眼を輝かせ肩って聞かせた夢は嘘だったのか。現実に直面し打ち破れたのならそれで良い。 だが、その嘘に憧れ、幼い理想に眼を輝かせて同じように剣を握った少年を裏切るのか、と。 ぴたりと突きつけられた切っ先に鼻白む顔を冷たく見据える。 ) 貴方が強い剣である事に間違いは無い。けれど私が望む剣ではなかった。 ただそれだけ――――・・・・・・    自分の王国で蜥蜴の子を産むが良いッ。( それが何も理解しないまま強請るばかりの彼女への最後通告。 突きつけた剣は彼女の持つものに対し、重量にして半分。 早いのは当然だ。 剣を振り上げる間に3度斬る自信がある、が―― 彼女の筋力と戦闘経験を考えれば有利なこの状況ですら五分か。 手数で勝とうとも抜刀されたら負けるだろう。 挙動を感知するアンテナと化したその切っ先に抜刀の意を感知、ほぼ自動的に地を蹴り、切っ先は最短を走る稲妻と化す――― 定めた狙いは剣握る利き手の肩口。 剣が腕で使うものであるが故の弱点ッ ) [Wed 6 Jun 2007 02:59:37]
艶子 > っ。 ( ちり、と肌を焼くような感覚。火傷した訳ではないが、突きつけられた松明の熱を感じたのだ。足を止めた。 ) わっ  私の戦いがステアの戦いと同じだとッ! ( 思うが侭に害悪を振りまき、自身の都合しか考えず、腹を空かせた狼がその腹を満たすためだけに行うようなアレを。 ) 違うっ。私はステアとは―― う、  ム…。 ( ぎり、と歯を食いしばる。同じなんかじゃあない。同じなんかじゃあ…。 ) それなら、私はどうしたら良いんだ。人の事あれだけ優しくしておいて、急に距離を置かれても私には判らない。お前が最初から居なければ居ないで、私はずぅっと『いつかはきっと』なんて夢を抱く娼婦で居たのに。私は私で自分勝手だけど、お前だって―― 無責任だ。 ( そんな責任は最初から無いって判ってるけど、言わずには居られない。 ) お前の気持ちを裏切ってしまった事は心の底から詫びたい、でもそれを埋める方法が判らない!だって私は戦うしか能が無いんだもの! ( 例え野蛮人と罵られようと、縋るものは少なく脆く。そんな自分に差し伸べられた手の温もりがどうしても忘れられない。 ) 関係無くなんかあるかよ…ッ ここまで来て、関係なくなんかッ。 私は―― ( 刹那。細身の剣の切っ先が向けられていた。剣士として培ってきた反応が、辛うじて反射で剣の柄に指を触れさせる事に成功したが、そこまでだった。こんなに早いのか、と唾を飲み込む。 でも、私は、やっぱり。 ) ………ッ ( 剣の柄を掴み、抜刀しようとする。 ) [Wed 6 Jun 2007 02:08:22]
アレックス > ( 戦う事自体は無意味だと心底思う。むしろ、戦う事以外で解決出来る事の方が多い位で、自分にとっては目的を達成するための手段の一つでしかない。 ましてや戦いや葬った命に意味を見出す事などは心の贅肉。吸血鬼を全滅させる、という目的の為には必要が無く、むしろ邪魔になる類のものだと思っている。 こういう部分もアレッサンドラ・クレメンテは剣士に非ず。 追いかけてくる気配を感じ、足を止め振り返る。無論、松明を突きつけて寄るな、と牽制しながらだ。 ) 貴方の言っている道理で言うなら、貴方の戦いは『ステア』の戦いと同じという事になる。それでも、同じだと言えるのか。( 武器を持って、魔術を持って誰かを殺す。目的も篭められた想いも胸に据える信念も違えどやっている事は同じ。戦いを信奉し、強さに憧れ、戦う相手に敬意を払う傭兵艶子がそれを同じと言えるのか。 ) 「ついうっかり」 それが自然に出てくるという事はそれが貴方の性根という事だ。 ( 固い口調で謝罪を斬って捨てた。 己が彼女に抱いているのは裏切られた信頼と、寄りかかっていた自分の甘さに対する後悔だ。 かつて信頼していただけに裏切られた想いは重く、まだ薄まりきらない。そして決別した後も裏切られ続けるのだ。 ) それが貴方の限界でもある。 私は吸血鬼と戦い果てる事に何の悔いもないし、私がどうなろうと貴方には関係の無い事だ。( もはや、目的の為ならば自分の生き死になど問題ではない。自分が死ぬ事で暴かれる事もあるだろう、VHGにも少数ながら人材が育ってきつつある。 その礎となれれば良い。 最終的に吸血鬼が滅び、パプテスが生き残ればそれが私の勝ちだ。 私の戦いは私だけの戦いではない。 脈々と続いてきた戦いの中に一点、私が居るだけの事。 ) ・・・・・・ これ仕事の邪魔をするのであれば実力で排除しますが、如何に。( これは警告だ。 手にしたハンドベルをベルトに掛け、しゃらん、と鍔鳴りと共に華麗な装飾の細剣を抜く。 逆手には松明、相手は未だ無手。 馴れ合いの間は必殺の間合い 一呼吸、剣を抜く間に私はその肩を貫けるだろう。 ) [Wed 6 Jun 2007 01:43:25]
艶子 >  ――すまん。ごめん。 悪かった、ついうっかりなんだ。 …おい、待てってば! まっ……   もう! ( 足を同じく早める。…ホントに、すぐ怒るんだから。 ) 確かに概念に武器を振るったって無意味だけどな、今日これから現れるかもしれない悪魔や吸血鬼ぐらいなら楽勝なんだぞ! もちっとこお…、なんだ…。 ( 言葉に詰まる。上手く言えない。彼女は私を頼りにしないし宛にもしてないのだから。唸りながら同じ速さで付いていく。 ) お前は強いし言ってる事は正しいと思うけど、こういう状況じゃあ一人でやれる事に限界があるだろうが! 今目の前に恐ろしいヴァンパイアが現れたとして、お前一人でどうにか出来るのか! [Wed 6 Jun 2007 01:11:22]
艶子 > ( 刀を与えてくれたのはこの人、アレッサンドラだ。その本人に無意味だと切って捨てられた。刀を握る力が抜け、それを落としてしまいそうになる。もう幾億回繰り返した素振りも、デッドラインギリギリの戦いを掻い潜って来た事も、その中で奪って来た命も全部。落としてしまいそうになるのを必死で堪えた。 それしか出来ない傭兵にとって、禁句だ。そうする事で作れる何かがある、救える誰かが居ると信じてきた自分にとって。 小さく息を吸って、小さく息を吐いた。ぎしりと刀を握りなおす。それでも私には、こいつしか無いのだから。 ) パプテスか。お前にそこまで言わせる概念か。私とお前、今こうして―― やってることは一緒だけど、その違いは大きいのか。 ( 彼女にはパプテスがあり、私にはそれがない。貧民街を警邏するという当ても無い地道な作業の先に、どんな違いが生まれるのか。私には想像も付かない。いや、きっと私という個人とパプテスという宗教と、というぐらいに大きく違うんだろう。 酷く怒った彼女の様子に、「あ」と口元を押さえた。…どうやら、またやってしまったらしい。どうにも…この癖は抜けない。そりゃそうだ、今も私の中でアレックスっていう人物が大きく根付いているのだから。そんな日がまた来るかも、淡い期待だ。 ) [Wed 6 Jun 2007 01:07:05]
アレックス > ( 甘ったれた傭兵の言葉を聴いた瞬間、髪の毛が逆立つように体温が上がり、頭の中は氷のように冷えた。 )――・・・・・・ ( 相手をした事が馬鹿らしい。 いつもこうだ。 結局の所―― この自称英雄(裸の王様)は自分の事しか考えていないという事。 憎悪すら篭めて睨み付け、視線を振り切り足を速めた。 ひどく、腹立たしい。 これが、彼女と自分の間に横たわる、深く長い決定的な超えられない溝だ。 ) [Wed 6 Jun 2007 00:33:57]
アレックス > ( 魔力が満ちるという事は自分が喪失するという事。魔術を使うという事は本来生存の為に使われている肉体に別の機能を割り当てるという事。生物として在る上でそこに無理が生じないはずは無い。その無理は痛みと言う代償で帰ってくる。アレッサンドラ・クレメンテは本質的に剣士ではなく、魔術師だ。才能と資質は退魔士と変わらない。エクソシストと違うのは方向性が吸血鬼に特化しているだけ。故にその痛みは慣れた物。宗教上の理由でも痛みには強い。この程度の痛み、クルストの受けた痛みに比べれば、という具合。 ) 概念に対して武器を振るった所で無意味です。( 刀の柄を握り締めるのをちらりと眺めながら嘆息交じり。その態度は野蛮人め、とでも言いたげ。 では? ) 概念には概念で応じるより他在りません。彼等を絶滅させるに足る概念が培われた時、彼等はこの世界には存在して居られなくなるでしょう。 その為に我々(パプテス)は祈るのです。 ( 恐らく言った所で理解できないだろう。信じうる宗教も持たず、理想も無く、目の前しか見えない傭兵の視野の中には無い世界の話。 ) が――・・・ 恐らくは、滅びるでしょう。 其処に生の欲求は存在しない。 ( それが自分が結ぶ結論。生への欲求(エロス)が無ければ死への衝動タナトスも無く、逆も同じ事だ。 それは己の信じる宗教概念を否定しているようにも聞こえるだろう。だが絵空事は絵空事。 自分は支配階級として宗教を身に着けた。妄信するだけの宗教観ではない。 ) [Wed 6 Jun 2007 00:32:43]
艶子 > ( 術というものに殆ど縁のない傭兵は、彼女が行使するその技がどんな辛さを産むのか知りはしない。知ってたら話しかけるのを止めただろうか?――もしかしたら止めないかもしれない。その頻度は落ちるにしても。決して嫌がらせではなく、自分にとってそれぐらい大事な事なのだ。まさに迷惑な話だが。 ) 私達が…? ( その返答に傭兵は些か驚いたようである。いや―― 確かに、そうかもしれない。勿論呼んだという自覚は無いが、その通りだ。だが、傭兵は驚きの後軽い絶望を覚え、片手に握る刀の柄を更に強く握り締めた。 ) ……困るよ、そんなの。そんな中で私達が勝つ日は来るのか? ( ぼつりと呟いた。そんなのどうしたら良いんだ。いつになったら「やれやれ」と肩の荷を降ろす事が出来るんだろう。 ) …なあ、アレックス。その万能の器が彼ら害悪を害悪と定めている。私もお前も、多分死ぬまでその害悪と戦い続けるだろう。でも、もし―― 頑張った末に害悪をぜーんぶ倒せたとして、だ。共通の敵を失った私達って、どうなるんだろう。 ( 少なくとも私達の世代には関係の無さそうな話だ。でも、いつかこの街が完全に人間のものになる日を私は夢見ている。排除ではなく、服従させるという形でも良い。 ) アレックス。もしそんな日が来たら、私とまたべたべたでプティングとケーキを食べてくれる? ( 色んな国が犇めき合うこの島で。ホワイティアがイエロティアを「害悪」と定義つけるなんて事は――。 ) [Wed 6 Jun 2007 00:00:33]
アレックス > ( 生者の理から外れた、所謂<悪魔・悪霊>への警句程度の呪術とはいえ、50歩に1度の頻度で術を使い続けるのは苦行染みてはいる。術を行使する度に響く痛みに、帰路につく頃には意識が朦朧としている程だ。 猥雑なこの地域でそれを繰り返し、物音程度で乱れぬ集中力を身につけたとは言え邪魔が無い事に越したことは無い。 は、と息を吐き出し 松明で周囲を照らし、怪しい物はないか確かめながら足を進める。 ) 我々が、彼等を呼ぶのですわ。( 答える義理も無い、無いが―― 教えを請うなら答えよう。 ) 竜を、悪魔を、オニを、それだと決めるのは誰かを考えれば明白な事。 存在には理由よりも定義が必要です。 悪魔は何故現れるのか?それは其処に悪魔を悪魔と定める何かが居るからですわ。 では吸血鬼は?強力な自然霊である場合もありますが、彼等は人から変じたもの。 彼等は人間無しに存在することが出来ない。 ( 悪魔も、竜も、鬼でさえ、どういった形であれ、人間が関わってくる。 ) 我々人間が、彼等を彼等たらしめていると言っても良い。 私たちは万能の器ですの。( こういった概念の話は傭兵の望む答えではないのかも知れないが、そう纏めた。 人間が居るのであれば、どこからでも現れる、という事だ ) [Tue 5 Jun 2007 23:39:51]
艶子 > ( 恐らくは―― 彼女に嫌われているであろう事は幾ら自分が鈍い人間だからと言っても判る。その態度で、その仕草で、その声色で。 でも、どうして彼女は怒る?何故嫌う?何が気に入らない?いや、それを探してなおそうという話じゃあない。その苛立ちの中に、アレックス自身の私に対する思いがあるような気がするのだ。そう、私がアレックスにそうするように、アレックスもまた――。 ) そう、竜。 ( MJが…と切り出そうと思って、やめた。多分MJの事も嫌ってるから。 ) ギャングどもが屯してる所に現れて、彼ら追い払われたそうだ。ギャングがどうにかできるレベルの竜って事になるけど、それでも危ない事には変わりない。どうしてそこに現れたのかとか、それからどうなったかはとんと聞かないが。用心しなよ、この界隈に潜んでるのは悪魔や吸血鬼ばかりじゃない。そう…「鬼」も居たよ。ちょっとばかし怪我もした。 ( 大よそ50歩。鐘を鳴らすタイミングで傭兵の言葉は途切れる、まるで集中を妨げないとするかのように。そして鐘が鳴り響けば、また口を開いた。 ) …知ってるか?朱鷺の都のバケモノだ。人肉を喰らう鬼畜外道。勿論、退治してやったがね。 なぁ…… やっぱり少しばかり、おかしくないか。この街は。どうして竜とか鬼が出るんだ、奴らは一体どこから現れる?  [Tue 5 Jun 2007 23:19:24]
アレックス > ( はっきりと言えば、傭兵の協力は迷惑だ。 彼女は英雄と称される一流の戦士であろう。 戦う事だけならば私など歯牙にもかけない能力を持っているだろう。 それでもだ。 未だ、この傭兵の存在が自分を苛つかせる事に眉間に僅かに力が篭る。 元々分たれていた道、過ぎた事は忘れろと言い聞かす。 ) ( 包帯は目深に被ったフードから覗く顔全面を覆い、首元まで通じている。 魔界へ打って出た勇気ある者たちとは別、正門の防波堤となった大勢の一人として市を襲撃した悪魔に立ち向かい、魔界へ追い返した際に負った大火傷の名残。 魔界の炎は右半身を焼き、生死をさまよった挙句に人前に曝け出す事が憚られる痕を残した。 それでも生き残れただけ幸運な方だ。 嫌でも目につく露骨な包帯に感じる視線に、鐘を鳴らし歩く足が僅か速くなる。 )・・・・・・ 竜?( 気まずい空気に黙々と足を進める状況に唐突に降って湧いた話に思わず聞き返した。 竜と言えば、自分がこの火傷を負った戦いでも姿を見せた最強の幻想種。 それが何故、こんな街の中に。 なんとも突然な話で訳が分からないが、信憑性の怪しさに加えてこの気まずい状況。問い返すのも憚られ、つい、と顔を背ける。 何か知っているのなら話すだろう。単なる噂話なら聞き返しても収穫は得られまい。 一度思考を断ち切り、意識を集中―― 心臓に杭を打たれる錯覚と、ずくん、響く幻痛とともに満たされ、喪失する。 描かれるイメージは王冠と交差する鍵 凛――― 音を媒介にした呪が放たれる ) [Tue 5 Jun 2007 23:05:20]
艶子 > うん。 ( 大きく頷く。歩みを進める彼女を、一歩脇に移動して避けるとその後ろに付いていこう。 彼女の冷たい態度は予想していたし、今更あれこれと悩む訳でもない。――胸が痛くないといえば嘘になるが、寧ろそんな冷たい態度より松明の灯りに照らされた火傷を覆う包帯の痕の方が、私の胸を締め付ける。あれは戦いでついた傷だ。汗臭い傭兵どもの言い方を借りれば、名誉の負傷ってヤツになる。でも私はそれに後ろ指を向ける奴らが気に入らない。その指を叩き斬ってやりたい。 ) ………。 ( 暫く、二人分の歩く音が路地に響くか。死神風貌と、刀とブレストプレートを身につけたイエロティアが並ぶ様は周りの人間にどう映るんだろうか。 ) ……アレックス。 ( 不意にまた傭兵が口を開く。 ) 暗黒街の方で竜が現れたそうだ。本当か嘘か判らないけど、気をつけると良い。 ( 今のは世間話のつもり…だったのだろうか。口にしてみて判らなくなった。 ) [Tue 5 Jun 2007 22:44:29]
アレックス > ( が、意味のある牽制ではあるにしても日夜積み重ねる只うろつくばかりの無為に苛立つ事もある。 もっと、もっと自分には何か出来るのではないか。 町に隠れ潜む吸血鬼を駆逐するより良い方法が在るのではないか。 こうしている間にもこの空気のように温い時間の流れに麻痺し、鈍磨していく誓い。 それを思うと気が狂いそうだ。 吸血鬼を滅ぼすと誓いを立てた筈の自分はこの狭い島国で今一体何をしているのか。 私にとって平穏は無意味、むしろ忌むべき罪悪。 今も苦しい死へと死へと墜とされる誰かの分の息をしているこの罪は、この生き恥は、如何にして雪ぐべきか―― 知らぬ内に噛み締めていた唇に気付いて 息を吐き、振り切るように小さく頭を振る。 懺悔にはまだ早い と、立ちはだかる影。 )――・・・・・・・・・ ( 視界に映るのは独眼の自称英雄。 かつて寄り添った友人の挨拶を足を止めて聞き流す。 既に分かたれた縁、返事をする義理は無い。 ) ご自由に。( 彼女は自分の部下ではないし、その行動をどうこう言う権利はないし、再三に渡って「必要ない」と言ってきた事を繰り返すのも気だるい話。 無残に焼かれた顔を覆い隠す包帯から覗く、瞼の引きつった瞳を外せば 立ちふさがる姿へ松明を突きつけ、進行方向へ脚を進める。 避けねば燃えるだけ。 ) [Tue 5 Jun 2007 22:29:02]
艶子 > ( ずっとだ。この鐘の音色の主と出会ってから、ずっと。私は警邏を続けてきた。ある時は殴られ、ある時は犯され、ある時は殺されそうになって。それでも止めなかった。何故か。…判らない。青臭い正義感といえばそうだし、スリルの為といえばそれも外れではない。手柄を立てて有名になりたい。誰かから感謝されたい。これが私に出来る事だから。人様を食い物にするヴァンパイアにムカッ腹が立つから。しかしきっかけは――。 ) ………。 ( 角から姿を現した死神風貌を見つける。私は何も言わずに歩み寄った。その歩みはしっかりとしている。 迷惑そうな視線を向ける住民達の中、そいつの片方だけ残った目がらんと輝き、やがて近づけば立ち止まろう。 ) アレックス。 ―― 御機嫌よう。 ( 手短にそう告げると軽く頭を下げた。 ) 私も一緒に行く。 ( そしてそれが後に続く言葉。行っても良い?とは聞かなかった。何故なら、断られても黙って付いていくつもりだったから。 ) [Tue 5 Jun 2007 22:18:51]
アレックス > ( 昨年の末世間を騒がせた「皆殺し」ステア狩りの騎士団と連携しての厳戒態勢、そしてホワイティア居住区に巣食っていた害悪吸血鬼アニー・ウィルクス。 浮世の目まぐるしさに目立った吸血鬼事件2つは既に過去の出来事と化し、過ぎ去った脅威に人々の吸血鬼への関心は低くなり吸血鬼狩りは再び、眉を顰められ舌打ちを漏らされる溝攫いの汚れ仕事へと戻った。 その不義理に聊か腹が立つが、そういうものだ。 喉元過ぎれば暑さを忘れるもの。 自ら掘る墓穴に気付かない楽観はある意味では救いでもある。 だが、世間が如何であろうと吸血鬼狩りである自分が気を緩める事はできない。 私が戦うべきは日が落ちる度に現れる闇そのもの。 この戦いに終わりは無く、剣を置く事ができるのはこの世の害悪という害悪が全て打ち倒され、神の国が現実の物となった時だ。 それまで、この祈りの声は止むことは無いだろう。 ) ( 区画整理などされて居ようはずも無い視覚的にも暑苦しいこの一帯、垢と小便と腐敗の饐えた匂いが立ち上り、人より肥えた鼠が隅を走るバラック郡の間を これまた暑苦しいクロークに身を包み、フードを目深に下ろした狩人が松明を掲げ、鐘を鳴らし脚を進める。 行動目的は哨戒。 定期ルートを設けず、毎夜ルートを変え歩き回っている。 何も無ければそれで良い。 何かあれば全力で対処しよう。 煙たがる顔を隠さない住民の視線を無視し、狩人は角を曲がる。 ) [Tue 5 Jun 2007 22:03:56]
艶子 > ( 道端で客と談笑する娼婦と視線が合った。娼婦はこちらを一瞥しただけで、すぐに客の方を向く。…最初の頃は私に向けられていた貧民街の住民の奇異な視線も、今では気にならなくなった――というより、相手の方も気にしなくなったのかもしれない。『アレは自分たちにとって特に有害では無い』と思われたのかもしれない。だからといってそれは信頼されたという意味ではなく、要するに千鳥足で歩く酔っ払いとか、お腹を空かせてとぼとぼと歩く野良犬とかと同じ…どうでも良い存在だって事だ。 ) あ。 ( そんな中、不意に鐘の音が響く。私と娼婦と娼婦の客は同時に音の方に顔を向けた。傭兵は目を見開き、娼婦は忌々しそうに、娼婦の客は舌打ちを。「行きましょう」と二人は話し、いそいそと立ち去っていった。 ――あの音色だけはいまだにこの土地には馴染まないらしい。そして音色の主もそんな事はお構いなしなのだろう。傭兵は歩いた、鐘の音の方角へ。しかも少しだけ早足で。 傭兵にとってその鐘の音色は特別な意味を持つ。安眠妨害でも、異端弾圧でも別の意味を。 ) [Tue 5 Jun 2007 21:45:18]
鐘の音 > ( 呪の乗せられた音色は凛、と 初夏の溶け出すような温さと這い上がる不衛生を抑え付けるように響く。 篭められた呪は魔払い。 この音色はパプテスの理から外れた物への毒。 『 神の名の元に退け 』『 土に過ぎないものは土へと返れ 』 外見こそ宗教的な装飾の施されたハンドベルに過ぎない魔具に拠って呪は音色へと変換され、音の聞こえる範囲にその影響力を浸透させる。 その呪は侵略行為。 この土地から湧き上がる無色の、もしくはこの場の営みにより属性を持ち、色のついたマナをパプテスのカラーに染め、文字通り頭を鷲掴みにして抑え付ける異端弾劾の呪術である。 ) ( 凛 ) ( その鐘の音はおよそ50歩ばかりの間隔を置いて規則的に鳴らされる。 一人の生意気なヴァンパイアハンターが数年前に始めた安眠妨害。 この音を聞くだけで辟易した住民の体感温度が数度は上がる事だろう。 だが知ったことではない。 不評を買おうが陰湿な嫌がらせを受けようがこの音色に害悪が燻り出され、滅ぼされればそれで良い。 住民の安否など二の次三の次、犠牲が出ようが吸血鬼を打ち倒せればそれで十全。 それが、暑苦しいクロークをスッポリかぶった包帯女、アレッサンドラ・クレメンテの主張である。 ) [Tue 5 Jun 2007 21:40:03]
お知らせ > 鐘の音さんが入室されました。 『 遠く鐘が鳴る 』 [Tue 5 Jun 2007 21:28:32]
艶子 > ( ……私も汗臭くならないように注意しないと。そう思って自分の手とか腕の匂いを嗅いで見る。…… うーん……。汗臭くは無いんだが… これが艶子臭さってヤツなんだろうか。微妙な匂いだ。 ) 香水とか付けてみようかな。柑橘系の、しゅーって。 ( あんまり私にはそういうの似合わないけど、乙女の嗜みとしてだ。 そんな事を考えながら歩く。――もうある程度歩きなれた道とはいえ、少し気を抜きすぎなのかもしれない。昔みたいにおっかなびっくり歩く必要は無いが、油断は禁物だ。 ) [Tue 5 Jun 2007 21:22:08]
艶子 > ( 冬に比べ日が出てる時間が長くなり、人が闇夜に怯えて過ごす時間が短くなるのは良いことだ。暑いのはうんざりだけど、そう考えれば年中夏でも良いんじゃないかって思う。 ) ああ、でも。不衛生だからな、この辺…。 ( そろそろ得に臭いがきつくなり始める頃だ。捨てられた生ゴミの臭い、何週間も風呂に入ってないヤツの臭い。 …まあ、路地に濃縮した大蒜汁をぶちまけた事のある私はあんまり文句は言えないのかもしれないけど。 ) [Tue 5 Jun 2007 21:15:46]
艶子 > ( 全然平らじゃない貧民街の地面の上を、大きく右にカーブしながら瓶は転がり、やがて家の壁にぶつかって止まる。この行動に意味は無い、ただ何となく―― 足元にあったから。そんな理由で空き瓶は蹴っ飛ばされた。 暗黒街は似たような理由で人が襲われる恐ろしい場所だ。そこに比べれば幾分か貧民街は平和なのかもしれない。 ) とはいえ、見回りはしっかりやらないと。どこに危ない奴が潜んでいるか判らないからな。 ( 刀を担ぎ鎧を着込み、ランタン片手に貧民街の狭い路地を歩く。夕刻時は子供達が無邪気に走り回るこの道も、暗くなった今は人気は殆ど無い。 ) [Tue 5 Jun 2007 21:10:14]
お知らせ > 艶子さんが入室されました。 『足元の空き瓶を軽く蹴り転がした。』 [Tue 5 Jun 2007 21:03:55]
お知らせ > オウルさんが退室されました。 『友人の家に戻って…中身を見て、唖然としていたとか…』 [Tue 5 Jun 2007 01:41:28]
オウル > 理屈じゃないのは何となく解ります (全部なんか理解できない。 そんな事考えていれば…皮袋飛んで来て、受け取ったが…落ちそうになってた。) 軍資金って… (皮袋の中身は…後で見ようと思った。) 此処に来てる以上…そうしないと辛いですよ… (頼まれれば…頷いた。 それでも、頼まれる前から…動くつもりは有ったから…これでいいと思えた。) [Tue 5 Jun 2007 01:40:39]
お知らせ > マリィゴールドさんが退室されました。 『 頼んだよ―――。 ( 貧民窟を暫し見回ってから青猫へと帰還。 )』 [Tue 5 Jun 2007 01:35:35]
マリィゴールド >  理屈だけじゃないと思うな心ってのは―――。 ( 懐に手を伸ばし、掌に握ったソレを少年へと放り投げる。計五枚の金貨の入った革袋。 ) 持ってるトコは持ってるんだから、気にしない。 先ずは軍資金。 ( 後は成功報酬と。 ) 最低限、自分の身は守る事。 ( ソレだけ告げると、じゃあねと手を振り少年の脇を抜け。 ) [Tue 5 Jun 2007 01:34:50]
オウル > 割り切って考えられたら、いいと思うことはありますよ (血を吸う時とか…記憶の事を割り切って諦められたらと思う。 でも出来ない事だと思う。) 解り…ました… (やる気になっているのは…少年は友人の力になれないか…そう思っていたからだ。) 謝礼はあんまり考えなくて良いですよ、マリィさんとかエニシさんにはお世話になってばかりなんだし…でも、困った時は行きますね (金とかに無頓着、もっと執着しろと…自分でも思うが、生きていける分で問題なければ良いと思っている。)  [Tue 5 Jun 2007 01:29:51]
マリィゴールド >  襲うってのも最悪の事態だしね……―――。 そう、こんな割り切って考えちゃうボクじゃダメだった事さ。 ( も一度、溜息が漏れた。 全く以て、形だけの大先輩である。 ) ボクの出来るアドバイスとしては、説得しようと頭から決めつけちゃダメだよ。 ( 何だかんだ言って、やる気になっている少年。 内心はほっと胸を撫で下ろすか。 ) ―――見付けたら、青猫から心ばかりの謝礼期待しておいてね。 何か困った事があれば青猫へどうぞ。 ( その時は力になる、と。 ) [Tue 5 Jun 2007 01:22:28]
オウル > 襲われても、止めます…確かに同じなら…その確率は低いかもしれませんけど… (なんか色々…考えながら言うだろう。 実際…動くつもりで有ったんだし…大先輩からも頼まれれば…これほどまで心強い事はない訳だが…。) 確かに…そうですね、マリィさんなら…警戒されちゃうかもしれないですけど…自分なら何とかなるかも知れないです (納得したように頷いた。 事実ではあるだろう。) 襲われることは頭に置いておきますけど…自分で何か役に立てたら良いです… (そして、恐喝まがいな事を言われれば…すこし顔が青ざめた…それが自分の友人だったら? そんな事を考えて…ゾッとしている。) そうなら無い様に…全力で探します、一人は辛いけど… (自分にも頷くように…そんな事言った。 エニシさんにこれ以上、何事もなければ良いと…そう思う。) [Tue 5 Jun 2007 01:16:52]
マリィゴールド > ―――つまり、襲われる心配がなくて。 尚かつ事情を知っていて境遇も近しいオウル君こそが適任って事さ。 ( そんな結論で〆る。 ) 良いの? そのアンブローシアさんとかが襲われても? ( 挙げ句、恐喝未遂まで持ち出した。 ) [Tue 5 Jun 2007 01:09:24]
マリィゴールド >  別に思い付きで言ってるワケじゃないよ―――眷属であるキミなら襲われる心配も無いじゃないか。 ( ソレは言外に我を忘れた少年に襲われる可能性を示している。 腰に手を添え、抗議の声には僅か双眸を細め。 ) ソレに説得でどうこう出来るなら、逃げ出すなんて事態になってる筈無いじゃないか。 ボクが出て行ったって連れ戻しに来たのかって警戒されるのがオチだし。 ( 大仰に肩を竦め。 事実、少年が獣になりかけた時釘を刺した事実もある。 ) [Tue 5 Jun 2007 01:07:12]
オウル > 原因…ですか… (頭下げられれば、首横に振るのと+手を振って。 言うだろう。) 川辺の時から、何かあったら…さがそうとは思ってましたし…お願いされなくてもやるつもりでしたから… (場所指定…すれ違いにならないことを…祈るばかりであるが…。) 海岸や此処はともかく、墓地はなぁ… (なんか、ぼやき始めました。 そして、最後の言葉に大きな声を上げそうになったが抑えた。) そんなぁ…自分も見つけるならともかく…連れ戻すなんて…できるのかな? でも、説得は自分は自信ないです (疑問…はっきり言って…実力行使でも自信ないです。 思えばしょんぼりした。) [Tue 5 Jun 2007 00:59:35]
マリィゴールド >  ―――じゃ、ヨロシクねオウル君。 ( 最後にとんでも無い一言を付け加えた。 ) いやぁ、ボクじゃ見付けるのは兎も角連れ戻すなんて出来そうもナイから。 頼んだよ。 ( あっけら、と。 ) [Tue 5 Jun 2007 00:53:08]
マリィゴールド >  無理に連れ戻しても”原因”が解らないからね。 ( 一番恐れたのは少年が思ってるような事態。 「お願い」小さく頭を下げ。 ) オウル君の意見が大凡正しいとボクも思うね。 何故逃げたかは本人に聞いてみるしか無いんだけど―――じゃあ、オウル君任せたよ。 行き先は、此処(貧民窟)か、取り敢えず人目を避けるなら墓場か海岸か……。 後は彼の”生まれた家”位だから。 ( そう、目の前の少年の行動範囲とピタリと一致するワケで。 ) こんな事態だから知り合いを頼るなんてのはしないだろうし。  [Tue 5 Jun 2007 00:51:13]
オウル > 無事なら…良いんですか…解りました (怪我させないように、なるべく誰かを襲っていたら…とめようと思っていた。) 川辺のときは自分が運びましたけど…怖く…なった? (傷つけるのが? それとも、血を吸うのが? どちらだろうと思う。) 自分だったら…どれだけ渇いても人の血は出来れば吸いたくないし、傷つけたくないから…人が来たら…そういう時は逃げると思います。 エニシさんはもっと複雑なのかもしれないですけど…誰かを傷つけるのは…きっと嫌なんだと思いますね。 (そんな事、ややボリューム控えめで言うだろう。) [Tue 5 Jun 2007 00:41:05]
マリィゴールド >  断っておくと『連れ戻そう』って――ハナシじゃないから。 無事なら良いんだよ青猫としても、ハナシを聞いた限り「心」の問題じゃないかな。 ( 正否を問う場面ではないと伏し目がちに言葉を続け。 ) はは、エニシ君らしいね運ばれたって―――じゃあ憶測だけど、逃げたのは怖くなったからじゃないかな。 ( 誰も傷付け無い方法を彼は選んだ? ) そのアンブローシアさんを襲った理由は未だ分からないけどね。 封印された記憶が綻んだか、また同じ様な衝動に駆られたか。 兎に角、エニシ君はその衝動に襲われた時――誰も傷付けたく無いと願った。 こんな所じゃないかな? ( どう思う?と思案顔の少年へと。 ) [Tue 5 Jun 2007 00:30:47]
オウル > 適任とかは…恥ずかしいし…、けど、お腹へってない時なら…さがしますね (何か有っても、一応何とかできるだろうと、すこしばかり楽観している。 油断はしないにせよ。) ただものじゃないと言うか…雰囲気が凄いというか… (名前は…と聞かれれば…答えるだろう。 一緒にいたんだし…仕方ないと思った。) 名前はアンブローシアさん…で、エニシさんにその時何をしたのか…位ですかね……ぁ…後ですね、前に一度エニシさんを運んだ事があるような事…言ってたような…言ってなかったような… (後何か有っただろうかと…色々思い出そうとしているようで、腕組んで考え中のようです。) [Tue 5 Jun 2007 00:21:40]
マリィゴールド >  心配してくれるなら事情を知るオウル君のが適任かも知れないね。 ( 現状は何かしらの理由で女性を襲い、その後何事かがあって青猫から逃げ出したと言う。 真相には未だ足りない欠片が多い、ならば目の前の少年のが真相に近い位置にいるだろうと。 ) そうだね、ただ者じゃ無さそうだねその女の子も場慣れしてるんだ最近の子って……―――名前は? その事件の後にハナシを聞いた? 暗示を掛けた位だから、恐らく真相を知ってると思うんだけど―――オウル君が知らないのは何故? ( 催眠か魔術か、手掛かりとなりえる少女についてもう少し尋ねる。 ) [Tue 5 Jun 2007 00:13:26]
オウル > 協力はしますよ、当たり前じゃないですか… (それは当然と言った態度で言うが……実際、友人が不利になるような発言は避けたいと思ったのが…本音だった。) 解ってます…ただ、あの時は…ちょっと…いきなりだったんで… (肩に手を置かれれば…貴女の方をすこし見た。) らしいです、自分も前に会った事があるんですけどね (魔術と言われると…すこしばかり…呆然としたようにしていたが…あまり、魔術については詳しくないので…考えているようです。) [Tue 5 Jun 2007 00:02:56]
マリィゴールド >  言いたくない事なら、聞かないけど事態が事態なだけにね協力してくれると嬉しいなって。 ( にっこし、と。 杖代わりの蝙蝠傘が掌で回る。 少年の善意の協力に先ずは感謝。 ) オウル君―――次は止めようとじゃなくて身体を張っても止めようね。 ( ほろりと目頭が熱くなった。 少年の肩をぽむす。 ) その女の子ってエニシ君の知り合い? ―――大事にならなかったなら良かったけど、魔術の類ねぇ。  [Mon 4 Jun 2007 23:56:28]
オウル > (とりあえず、今回、そういう事は言われないことにホッとした様子の少年……、しかし、続いた言葉にギクリとした。) 省略なんて…してません…言い忘れた事は有っても…うん (銀剣刺された時の事、思い出せば…言わざるを得ないと思った。 内心でエニシさんにものすごい勢いで謝ったとか…。) 多分、これ、エニシさんは覚えていないかも知れないですけど…一緒にいた…女の子に噛み着こうとして…自分も止めようとはしたんですけど、女の子がエニシさんを突き放して…その後、女の子が何かして、忘れるように…したらしいんですけど (魔術とか、その類の事は少年には解らないが、そういう事をした事は…教えて貰ったので…説明する。) [Mon 4 Jun 2007 23:46:50]
マリィゴールド >  ―――この会話の流れは会う度にやってる気がするから省略するとして。 ( 以前変わらずと、小さく嘆息を零す。 先ずは行方不明の少年の事を優先し。 ) また、オウル君……色々省略してない? ( 途切れ、途切れの言葉に咎めるような視線。 ) キミはどうして出し惜しみするかな――知らないとボクも動きようがない。 ( 腕を組み、続きを促す。 勿論、相手に悪気があっての事ではないとは知っている。 ) [Mon 4 Jun 2007 23:37:58]
オウル > …解ってはいるんですけど…先立つ物の事とか…色々… (しょんぼりしつつ、言うだろう。 何処かで狩をしたいとか思っているのかもしれない、けれど、人は襲えないのは確り解っているようです。 そして、お金に頓着しようと思っても出来てない…この少年、これじゃフリーターにすらなれない。) …川辺で会った時、急に様子がおかしくなって…倒れちゃったんですよ…エニシさん、青猫までは送ったんですけど…やっぱり…一緒にいた方が良かったのかな… (其処に一緒にいた人を襲おうとした事は伏せて…とりあえず、それだけ語った。 すこし思い出すように、そして、心配な感は抜けないようです。) [Mon 4 Jun 2007 23:30:30]
マリィゴールド >  ―――だから、市場で買おうよ。 ( 矢張り、根底に流れるのは狩猟種族たる眷属の血なんだろうか。 相変わらずの生活に眉間に皺がよる。 黒好きなこの一族の宿命みたいなモノ。 ) やっぱり? 何か心当たりでも? 思い余って家出しちゃったらしいんだよねエニシ君。 ( 青猫にはいないと言う事。 ) ―――手掛かりがあるなら教えて欲しいかな。 [Mon 4 Jun 2007 23:22:29]
オウル > こんな服で…且つ、食べ物とか探してたら…馴染んじゃいますよ… (断じて変装ではないけれど、しげしげと眺められればすこしばかりしょんぼりするだろう。 この少年は、この黒い服装を気に入っているが、種族的な物なのだろうか?) まぁ、迷わない程度には解りますけど…やっぱり、エニシさん…何か有ったんですか? (川辺の一件以来…心配だと思っていた。 すこし散歩してから…青猫に行こうと思ってたくらいだ。 聞く声は…何処か、心配そうである。) [Mon 4 Jun 2007 23:16:13]
マリィゴールド >  コンバンワ―――キミは随分と馴染んでいるけども。 ( 違和感のない姿、変装だとしたら大した物である。 しげしげ、と視線が上下した。 案外気に入ってるのでは無いだろうかその格好。 ) 場違いではあると自覚してるよ、ちょっと人を探してね。  キミなら此処の地理に詳しいと思うんだけど、エニシ君見なかった? [Mon 4 Jun 2007 23:11:27]
オウル > (目は猫みたいになるけれど、浮浪児ではないと思いたい。 けれど、服装見返したら文句はいえないと思う。) ぁ…… (近づいて行けば、見知った顔だとすぐに解った。) マリィさん、こんばんわ… (すこしだけ、周囲見渡してから挨拶するだろう。 実際…犬を狩る時以外…最近はあまり来ていない。) …マリィさんが、こんな所に来るのって珍しいですよね? (そんな事を、問うだろう。 キョトンとした顔を向けて…だ。) [Mon 4 Jun 2007 23:06:13]
マリィゴールド > ( ―――猫だ。 そんな浮浪児(?)を見た時咄嗟に頭を過ぎったのは、今頃自宅で同居人の膝上で丸まっている毛玉状の生物。 ) もう一人が見付かったと……――。 ( 脚を止め。 手を軽く挙げ、近付いて来るのは見知った顔であった。 ) [Mon 4 Jun 2007 22:59:19]
> (貴女の行く方角に、人影一つある。 月明かりにてらされた銀髪に金の瞳の少年が立っている。 路地を横切ろうとしていたようで、顔だけを貴女の方に向けて立っていた。) …? (此方から貴女を見て…誰だか解らないような目でしばし見ていただろう。 そして、その人影はすこしずつ…貴女に向かって、歩いて行く事だろう。)  [Mon 4 Jun 2007 22:53:44]
お知らせ > さんが来ました。 [Mon 4 Jun 2007 22:49:03]
マリィゴールド > ( 刺さるような視線、敵意では無いが―――絡み付くようなソレに頭を掻いた。 矢張り、此処では外部の人間は嫌が応でも目立つ。 ) んー……、確かにボク位しか来れないけど。 ( 適材適所と言うべきか、汚れなので誰も心配しないからか、どちらであろうかと考え……深くは考えない事にした。 何れにせよ、彼が姉と慕う娼婦が来るには剣呑過ぎる場所であるし。 ) [Mon 4 Jun 2007 22:48:12]
マリィゴールド > ( で――貧民窟の通りを、似つかわぬスゥツ姿が闊歩していると言うワケに至る。 ) ――何処にいったのかなァ。 吸血鬼に帰巣本能とかは着いてたっけか? ( 騒ぎにはしたくない、と自警団への届け出などは未だ行っていないらしい。 そこで白羽の矢が立ったのが暇人こと蝙蝠であった。 ) [Mon 4 Jun 2007 22:39:33]
マリィゴールド > ( 彼の少年が忽然と姿を消してしまったらしい――。 今宵、青猫に顔を見せた蝙蝠は世話になっている先輩の娼婦に呼び止められそう聞かされた。 ) 逆毛の男の性別を超えた告白に戸惑い―――彼は受け入れる事も断る事も出来ずにって嘘だよねコレ。 ( 蝙蝠が聞いたのは背びれと尾びれがついた後のハナシであったが、取り敢えず”エニシ”と名乗る男娼がお客を置いて逃げたのは確かで。 ) [Mon 4 Jun 2007 22:34:43]
お知らせ > マリィゴールドさんが来ました。 『 『 逃げた 』って――。 』 [Mon 4 Jun 2007 22:27:47]
お知らせ > ネジメさんが帰りました。 『(そう言うと、女は去っていった)』 [Mon 4 Jun 2007 00:27:30]
ネジメ > うるせェ。 ( 絶対信じてなさそうな物言いに、悪態をついた。…そして、あまりにジロジロ見ていたので、何を考えていたのか悟られてしまったようだ。なんだか決まりが悪くて、上から二番目の右手で頭をかく。 ) ああ、わりぃ。つい、ね。 ( 普通に聞けば良かったと、ちょっと後悔。 ) 半蔵……なにアンタ、飼ってたん? ( そりゃあ、本当に蜘蛛好きやな…。と呟く。 ──今まで、ほとんどの者にこの6本の腕を「気持ち悪い」と言われてきたので、なんだか新鮮だ…ちょっと嬉しい気さえする。自分で、自分の気持ちに「珍しいな」と思いつつ。 ) そうか、ありがとう。 ──ああ。アンタもなー。 ( 手を振りながら後ろを向いたところで、背中に投げられる声。顔だけ振り返って。 ) …コクシ、か。へえ。 そうやな…ちょっと変わってるかも、な。 ( でも、「変」は嫌いじゃない。 ) じゃあまた、縁があれば。 [Mon 4 Jun 2007 00:26:37]
お知らせ > 黒紫さんが帰りました。 [Mon 4 Jun 2007 00:09:46]
黒紫 > ( 困ってない。――そう仰られる貴方に対して少年は、刹那… 口端を歪めるような笑み浮かべることでしょう。更なる追撃、とばかりに。 )  『ちょっと考えがこんがらがっただけ』 …――ねぇ…? ( 何でしょう、この孤児院で育ったN君のような物言いは。天邪鬼の代わりに影が、激しく土下座するのでした。 )  くすっ ……別に  幾ら好きだって 「食したり」 しないよ…?… 俺の云う好きは、愛でる方の好き。故郷には『半蔵』一匹残して来たから ……思い出すな、おねえさん見てると…。 ( 思い馳せるは故郷に残してきた、愛蜘蛛の半蔵くん。 )  絶対無いとは言い切れないんじゃない…?… もしまた、半蔵の安否確認するついでに帰ること在ったら ――可能な限りは広めてみるよ、ネジメおねえさんの事…。  それじゃ、俺もそろそろ行こうかな… 気をつけて帰ってね、おねえさん…? ( 云って、 …少年は ) ぁ、ひとつ云い忘れた ―― …俺も一応、名乗っておくよ。 コクシ… 変わった名前、でしょう。 ( 笑みを、ひとつ。 ) [Mon 4 Jun 2007 00:08:46]
ネジメ > 別に困ってへんし。ちょーっと考えがこんがらがっただけや。 ( 困ってたと思われたくないのか、ちょっと意地を張る風に、女は否定した。そして、話が合いそうと言われればニンマリと笑い、数歩近づこうと。 ) ん〜そうやなあ。なんかそんな感じするなあ? ( 言いながら、相手の顔を覗き込むように己の顔を傾ける。「好きなんだ、蜘蛛」 ……。 自分の種族の半分を好きと言われれば、悪い気はしない。が…好きの種類による。用心して、「蜘蛛の足がはみ出している」なんて事がないか、相手の口を眺めた。ココナッツジュースと一緒に食われては堪らない。しばしの間眺めれば、顔を上げ。 ) …どうもアンタは里帰りなんてしそうにないけど、一応名乗っとくわ。…ウチはネジメ。トキノミヤコの西の方の、武家の娘や。もし、トキノミヤコに帰る時があったら…言いふらしといてや。「6本も腕がある妖怪みたいな女が、ネジメて名乗っとった」って。 ( 女はそう言い終わると、ククククと笑い、そろそろこの場を離れようとしているのか、辺りを見回した。 ) [Sun 3 Jun 2007 23:39:55]
黒紫 >   … ぁ …、  ハハ ッ ――ごめん。何か困らせちゃったみたいだ、おねえさんの事。 ( 考え中のポーズ取られる貴方に、少年は言葉を掛けます。――自身が貴方を困らせた元凶である事は、自覚しているようです。故郷への思い口にする貴方には、 へぇ…とでも云いたげに。 )  何か …――話、合いそうだね。おねえさんとは …。 って――話が合いそうな気がしたワケだ。 好きなんだ、蜘蛛 …。 ( 何ともアレな発言をしてくれます、例えるなら すごく好きなんだココナッツ。が近いでしょうか。――嗚呼、電波が…。 ) [Sun 3 Jun 2007 23:12:12]
ネジメ > …ふぅん? あー、つまりなんや…ぅうん? ( この少年が、人間と思われたいのか、違うのか、よく解らなくなってしまった。一番上の右手人差し指を額にやり、考えてるポーズ。ちょっと考えてから、指を離すと。 ) ああ、やっぱりな。ウチもトキノミヤコや。 ……一応、ねえ。まあ、ウチもトキノミヤコにはあんまエエ思い出ないけどな。 ( ニヤリと笑う。何か含みのある言い回しには、ただ「故郷にあまり良い思いでがないのだろう」と判断した。 ) うん、止めといや方がええやろな。…そもそもウチの場合、種族的な特徴かもしれんし。 ( 言うと、へそ部分に上から三番目の左手をやり、クリンと一巻きだけ蜘蛛の糸を出してみせて笑う。 ) ──蜘蛛はぶら下がるもんやろ? [Sun 3 Jun 2007 22:58:11]
黒紫 > ( 自身の問いに対しての返答――「人間を上と位置づけるなら」との言には、 )  …だったら。 悪い、俺の考え違いだったみたいだ。俺にとってそれはホメコトバなんかじゃあない …頭に血が登る第一原因だ、おねえさんとは違う意味で  ね…? ( 俗に云う「頭に来る」という意味のようです。…生まれを尋ねられれば、 )     トキノミヤコ  ……一応、「生まれた所」は ――ね ……  にしても、慣れてる……か…。 無理だな、俺には。 ( … 脳裏でシミュレートでもしたのでしょうか。酷くげんなりしているようです。 ) [Sun 3 Jun 2007 22:40:48]
ネジメ > ( 「敢えて名を伏せる」貴方の言葉を聞くと、女はニヤリと口角を上げて笑い。 ) なんやケチくさいな。…まあ、多分知らん奴やろうし…名前聞いてもしゃあないわな。 ( クククと笑う。そして降り立った後は。 ) 褒め言葉…人間を上と位置づけるんなら、そうかもなあ。そんでついでに言うなら、同郷っぽく見えるわアンタ。どこ生まれ? ( 多分トキノミヤコかアマウラだろうと…服装や髪色から判断して問う、が。 ) …って、え? 血が登るう? ( しばしの間考えた。 ) ……さあ、慣れとるし解らんわ。 ( しょっちゅうあんな体勢でぶらさがったりしてるらしい。 ) [Sun 3 Jun 2007 22:29:49]
黒紫 > ( ―― ふと、…自身の世界に一歩入り掛けていた少年は、上方より聞こえる声に声を辿り ……程無く貴方を見つけることでしょう。貴方の姿認めた少年、僅かに瞳細めるだけの反応示して。 )  …  折角だけど ……当人の名誉の為に敢えて名を伏せる、というカタチを取らせて貰うよ ――おねえさん…? ( するすると降り立った貴方の行方、視線で追っていた少年は )  … それは。ホメコトバとして受け取っても  良いの、かな…?… で。俺からも訊きたいことが、ひとつ。   頭に血…、……登ったりしない…? ( … 貴方を認めたその瞬間から、如何にも気に掛かっていたようです。 ) [Sun 3 Jun 2007 22:15:23]
上からの声 > ( ──方向的には、貴方の左上辺りの屋根。そこから逆さまにぶら下がっている奇妙な影が。 ) 人は、見た目で9割判断するってーのが定番やんなあー? ( 貴方の言葉を聞き取っていたらしい。するすると、そのままの体勢でそれは降りてきて。くるりと地面に降り立とう。 ) でもさー。アンタは割と人間っぽく見えるよね。 ( 「ウチは確実に無理やなあ」と言ったその女には、腕が6本あった。 ) [Sun 3 Jun 2007 22:04:15]
お知らせ > 上からの声さんが入室されました。 『あっはは。誰やー?そんなん言うたアホは。』 [Sun 3 Jun 2007 21:56:07]
黒紫 >  …それにしても  ( ハタと立ち止まり、少年は喉の奥でわずかな笑みを零すでしょうか。 )  『 人の心が有るんだから人として生きることは出来る 』 ――だなンて… 何の臆面もなく、  よく云えるよね …? ( 応えは、無く。――静けさだけが少年の問いに応えます。 )  だったら――  何。俺も ヒトとして受け入れられるかも知れない… ッて …?……っは 、 冗談  。 ( … 薄っすらと、少年のくちもとに笑みが浮かびます。けれどそれは、酷く小馬鹿にしたような嗤いです。 ) [Sun 3 Jun 2007 21:30:31]
黒紫 >    また曇り …、か…。 ( 夜空見上げた少年は、そんなことを呟くでしょう。――梅雨に入り、余り月を拝む機会も減ってきているのでしょうか。 さて。  今宵は彼の 傾いだ家からは、少々離れたところに少年は居ました。薄暗いスラムを臆することなく、歩いています。 ) [Sun 3 Jun 2007 21:22:38]
お知らせ > 黒紫さんが来ました。 [Sun 3 Jun 2007 21:19:38]
お知らせ > エムさんが帰りました。 『(大きな通りを抜けたら、明るい夜の街のにおいがした。)』 [Sat 2 Jun 2007 20:54:29]
エム > そんで安いので良いから一杯、キューッといって、――…あ、しまったホウキ買い忘れたッ。 (飛ぶ用じゃなくて掃除する道具として。 くる、と振り返ってみたけれど、喧騒からは随分遠くなってしまった。) 戻るの面倒だなあ。…ちぇ、もっと早く思い出せたら良かったのに。 明日にするかぁ。 (心なしか元気の無くなった足取りでのろのろと。) [Sat 2 Jun 2007 20:49:14]
エム > (ギルドに入れてもらえたは良いものの、一般人に産毛が生えたくらいの魔女に出来る仕事なんて殆ど無いから収入はアテにしない。) くっそー。相変わらず金欠だなあ、…脱・野宿、ッてだけでも良しとするか。 うん。 (ああ、夕飯の良い匂い。ちょっと遅いのね、と時々家の近くで足が止まりそうになる。) 焼き鳥食べたいなあ…。 [Sat 2 Jun 2007 20:40:17]
エム > (蝋燭、油、紙、タオル…。細々した生活用品を袋に詰め込んで、女は闇市を後にしていた。質は悪いが、安く品物を手に入れるなら此処が一番だ。 まだ短いヴェイトス生活で学んだ事だった。)    (賑わいから段々遠ざかってしまうので、家から灯りの零れている道を選んで早足。) …ああ、良いランプは無かったなあ。アレはちゃんとしたお店で探すか。 [Sat 2 Jun 2007 20:24:20]
お知らせ > エムさんが入室されました。 『(買い物帰り。)』 [Sat 2 Jun 2007 20:17:52]
お知らせ > ヒルダさんが帰りました。 『おうらい、しっかり捕まってるのよ? ( と、後ろにエムを乗せ―― 空をカッ飛ばした! )』 [Fri 1 Jun 2007 23:13:10]
ヒルダ > 大丈夫じゃない?まだ空き部屋はあるし、申請すれば入れてくれると思うわ。やっぱり職場から近いと楽だしねー…。 ( この辺りに住んでいる子だろうから言わないけれど、スラムはやっぱり治安も悪いし不衛生だし、住むのならギルドの寮の方が良いだろう。もっとも、そんな場所に好んで住む魔女も居るのだけど。 ) はい、いってらっしゃい。 ……ゆっくりでいいからね?転んじゃ駄目よー。 ( と声は掛けたけれど、やっぱり急いじゃうんだろうなあと微笑ましげに見つめつつ。 ) [Fri 1 Jun 2007 23:12:55]
お知らせ > エムさんが帰りました。 『(数分後、息を切らしながら改めて「お願いします」を云って、彼女に連いてゆくのだろう。)』 [Fri 1 Jun 2007 23:10:38]
エム > へええ、寮もあるんだ…。入るのに手続きとか色々要るのかな。…あ、その辺も含めて教えて欲しいです。 (これから先輩になる人だ。いいひとそうだなあと正直に目が語る。 遊びに来てもいい、だって! 私はツイてる。)  ――それじゃあ、行って来ますッ! (後でうしろに乗っけてくださいね!と一言を残して、籠を抱えて駆けていった。) [Fri 1 Jun 2007 23:09:51]
ヒルダ > 可愛いところもある、け、れ、ど … すぐ横着するからなあ。まあ、そこも含めて可愛いっていやそうなんだけどサ。 うん、勿論よ。私は魔女ギルドの寮に住んでるから、いつでも遊びにいらっしゃいな。 ( うんうん、と頷いた。 ) 此方こそよろしくね、エム。 ――ええ、良いわよ?今日はもう帰って寝るだけだしね。 ( 頷いて微笑んだ。 彼女の性格ならギルドの中でも周囲と上手くやれるだろう。それに齧った程度でもお薬の調合の経験があるのならそれも強みになる。 ) [Fri 1 Jun 2007 23:04:51]
エム > ヒルデガルド・グレーテさん。…ヒルダさん。 OK、覚えました! 犬を飼ってるんだ!可愛い子、かっこいい子? お邪魔じゃなかったら、いつか見に行っても 良い…かなあ。 (さわらせてください。と瞳を輝かせて。) ――私は、エム・エム。どうぞよろしく! 直ぐに登録、したい。です。…でもシーツを返しに行かなきゃ。 急いで行って来るから、ヒルダさん、待っててもらえないかなあ。…だめ? (箒に乗りたいッて云う気持ちもある。 彼女の勧誘の理由には気付きもしないで。魔女ギルドの扉の向こう、渦巻くものは想像も付かない。) [Fri 1 Jun 2007 22:59:07]
ヒルダ > ええ、大丈夫。 ……多分。 ( もしぶつかったら逃げよう、地の果てまで…! ) んんー、使い魔というかペットというか…。犬を一匹飼ってるわ。…やっぱり使い魔じゃなくてただのペットね、アレは。 ( 部屋を出る前に餌はあげてきたし、今頃満腹で気持ち良さそうに寝てるんだろう。 ) OK、十分だわ。――と、自己紹介がまだだったわね。私の名前はヒルデガルド・グレーテ。ヒルダって呼んで頂戴な。 貴女は? ( 元気も良いし礼儀正しいし、同性として好感の持てる相手だ。きっとギルドでも頑張ってくれるだろう。それに…自分たちの”派閥”に、積極的とまでは行かずとも支持してくれる人間は多い程良い。何せ私には誘ったという強みがあるから、勧誘に積極的なのはそういう理由もある。何かとウチのギルド長も敵が多いし――…。もっとも、ギルドに所属してからどんな派閥に属するかはこの娘が決める事だけど。 ) じゃあ、これからすぐに登録しに行く?後日にしたいっていうんなら、私の方からギルドに話をしておくけど。 ……ん。 ( そろりと近づいてきて、小声で語りだすお菓子の話。それを聞いて訝しげにエムを見た。 ) …それって、まさか………。 ( 危ないお薬だったのか。いやしかs、服が台無しになったというのは気に掛かる。…まさか、この辺りに現れたジャイアントって……? ) え、ええ。…忠告有難う、そうさせてもらうわ。 [Fri 1 Jun 2007 22:50:56]
エム > どうか人身事故だけは起こさないようにねッ…! ――…あら。貴女も使い魔を持っていないの? あ、連れてないだけかな。 そうだよねえ、ドラゴンなんか傍に置けたらかっこいいだろうなあ。憧れる…。 (そうして、ぱあ、と表情が晴れた。) 読み書きは、よほど専門的でなければ大丈夫。人並に出来るわッ。雑用なんか幾らでもやっちゃうッ。 魔女ギルドがあるって知ってから、ずっと「中を見学出来たりしないかなあ」ッて思ってた。…紹介してもらえるなら喜んでついていかせていただきますッ。 (深々と頭を下げ、)     (そろり、と彼女に近づくと小声でボソボソ。お菓子の話。) あのね、“何でだか解らないけど”、食べてから突然、町が小さくなって歩き難く感じたのね。それから、…服が突然破れちゃって、…。変な感覚の方は、夢を見たのかなって思ってるんだけど、…服の方はね…。 だからもしあのお菓子を食べるなら、部屋でこっそり食べた方が良いよ! [Fri 1 Jun 2007 22:39:48]
ヒルダ > ここら辺入り組んでて箒でカッ飛ばすには刺激的なんだけどさ、要所要所でそういう罠があるから大変よ…。 ( そもそもこんな場所でスピードを出すこと自体、とっても危険な事なのだが。 ) そうよね。普通はもっと大騒ぎになるわよね。 …使い魔に出来たら良いだろうなあ。 ( その前に竜騎士団に文句言われそうだが。 ) 大丈夫よ。技術はギルドに入ってから学べば良いし、普通の事務のお仕事もあるから…失礼な事を聞いて申し訳ないんだけど、読み書きは出来るかしら? ( 出来なかったら出来なかったでまあ考えよう。 ) その代わり、下積みやら雑用やらで新入りは厳しいし先輩は怖いけどね…!でも、お薬の調合何か出来るんだ。 ( ふむ、と頷いた。 ) 一個だけしか食べちゃ駄目、ねえ…。色々って、何があったの? ( 僅かに首をかしげ、尋ねてみた。 ) [Fri 1 Jun 2007 22:31:09]
エム > ああ、そうなのッ、 (包帯から逸らし、彼女の目を見た。「折角の服、早く臭いが取れるといいね」。) おっきいのだったらきっと大騒動、今頃 討伐だか捕獲だかの依頼が出てると思うなあ。居ても多分ちっちゃいのだよ、…かわいいかも。 (ペット的な。) ――…! 魔女に興味? あるあるあるッ! で、でも、魔法なんて使えないし、出来ることッて云ったら「ケガしたらツバつけとけ」レベルの薬を調合するくらいなんだけど…。ま、魔女としてやっていけるの かな…。 (項垂れた。) (お菓子については、) ラムネみたいな味がしたわ。個人的に凄く好きな味だった、でも「一個だけしか食べちゃ駄目」ッて云われて。 私なんか食べた後 色々あったもんだから、もういいかなあとは思ってるけどね。あははは。 (後ろ頭を掻く。) [Fri 1 Jun 2007 22:22:38]
ヒルダ > え?ああ、大丈夫よ。 …ちょっとゴミ捨て場に突っ込んでお洋服が臭くなっただけ。 ( お気に入りの服だったのに、と零す。ちらりと向けられる自分への視線。それが顔の包帯を見たものだと感じてしまうのは鋭敏すぎる感覚のせいか、それとも今まで何度もそういう視線を向けられてきているからか。 ) でしょ?あんまりに規格外のドラゴンだったら手に負えないけど――。 そうね。竜は竜洞にひっそりと住んでいて、私もナマで見た事は無いわ。どういう理由でここに現れたか興味深いし…。 ( もし本当に竜が現れたのだとしたら、の話だけど。 ) 言われて見ればそうね。意外と研究熱心な魔女も居るわ。まあ、魔女って言っても色んなのが居るんだけどね―― あ。 ( 思い出したように声を出し。 ) もし魔女に興味があってギルドに入りたいっていうんなら、おねーさん勧誘しちゃうわよ?  ――あぁ、確かそんなお菓子を配ってるって話聞いたわね。ううん、まだ食べてないけど…そんなに美味しいの?なら、見かけたら貰っちゃおうかな。 [Fri 1 Jun 2007 22:13:17]
エム > …一回あるんだ…。ひどい怪我が、 (あるのかな。と、視線はチラと顔の包帯へ。 それから先は云わなかったけれど、女は包帯の下を誤解した。) ――うん。ドラゴンなんて手元に置けたらすごくかっこいいと思うッ。 勿論、内緒にするわ。 ドラゴンッて誰にも知られないようにひっそり生きてるイメージがあったけれど、もし町にも来るとしたらそれだけでもその子に興味湧いちゃう。…それにしても、この町の魔女さんって学者さんみたいなのね。 (目の前の彼女からも解る、研究熱心な感じ。) 色んな方面で研究が盛んなのかなあ。この間、すごくよく効く疲労回復のお薬を貰ったし、 それにね、今はお薬ッて云うかリフレッシュ出来るお菓子とかその辺で(と、近くの路地を指差し)配ってて。すごく美味しかったの。 貴女はもう食べてみた? (あ、開発に関係した人かなあ?と首を傾げた。) [Fri 1 Jun 2007 22:02:40]
ヒルダ > ちょっと運転は乱暴だけど、大丈夫。まだ事故った事は――     …一回しかないから。 ( 最近ゴミ捨て場に突っ込みました。 ) 幻覚か―― そぉね。危ないお薬とか早ってそうだし。あぁ、なるほど。噂ってそういうものよねぇ。伝わっていく内にどんどん元の話をかけ離れていってしまう。 ( ヒルダという魔女は、まさかその原因となった薬の製作に魔女が関わっているとは知りもしない――。知っていればある程度の検討はつけられたのかもしれないが。 ) そう。働き者なのね、偉いわ。 ん?ふふ、良くぞ聞いてくれました。勿論とッ捕まえて飼育と研究よっ!竜騎士団の人たちにバレたら大変だけど、リスクを冒す価値はあると思わない? …あ、これ、私が言ってたってナイショね。 [Fri 1 Jun 2007 21:51:09]
エム > (「乗せて欲しいです!」と身を乗り出して云う筈が、「ぜ、ぜひ…」と こくこく 頷くばかりだった。) こ、こんな云い方をするとよくないかもしれないけれど、若しかして、幻覚を見たとかじゃあ、ないか なあ…。それか、「大男に遭った」のに尾鰭がついて「巨人になった」とか、伝言ゲーム的な…。 ――…あ、洗濯物? 動くのは嫌いじゃないから、平気。もう終わったし。ちょっとお手伝いをね、してただけなの。 …ところで、魔女さんは? 噂の真相を確かめて、何かするつもりで居たり? [Fri 1 Jun 2007 21:43:39]
ヒルダ > そぉ? うふ、ふふふふ。何なら後で後ろに乗っけてあげても良いわよ? ( 髪を掻き上げたりなんかしちゃって超ご機嫌。 急に驚いたような素振りを見せたのがちょっと気になるけれど、首を左右に振れば「そう」と頷いた。 ) 残念ね… ううん、気にしないで。私も半信半疑なのよ、流石にこんな場所には出ないだろうとは思うんだけど、見たっていう話を良く聞くから…。 ( やっぱりデマなのかしら、と顎をなで。ふと相手を見て。 ) ―― 凄い量のお洗濯ものねえ。大変じゃない? [Fri 1 Jun 2007 21:36:54]
エム > 驚いた!すごいすごいすごいッ! 飛んでるのをこんな近くで見たのは初めてだったからッ、興奮しちゃって、つい、 …!! (途中で びく! と肩が跳ねる。笑顔が引き攣った。) ドラゴン…ジャイアント…。…あッ、あぅ、 ――…知らないッ!ごめんなさいッ! (大きく首を左右に振る。) そんなものが町中に出てきちゃう、の? こ、怖いわねえ…ッ。 [Fri 1 Jun 2007 21:30:30]
魔女 > ひッ!? ( 急におっきな声だすものだから一瞬着地し損ねそうになった。ここで転んだらちょっと恰好悪いわよ私…!とか思って根性で堪える。 ) ほ。本物!? 本物の魔女ってコト!? …… あ、うん。 ――ふふん、驚いた?凄い? ( えへん、と胸を張って見せた。長い努力の積み重ねの末やっと出来るようになった飛行術だけに、注目されると嬉しいらしい。 ) ん、実はね―― 最近この辺りにドラゴンとかジャイアントが出たっていう噂を耳にしたものだから、ちょっと調べに来たのよ。何かご存じないかしら? [Fri 1 Jun 2007 21:24:44]
エム > ――へ? (顔を上げた。) うわあああ本物だアッ!! (ヒーローを見た子どもと同じ種類の感動。魔女が居るー!!) すごい!箒で飛んでる!ランタン括り付けてr ……、 (はた、と。) あ、は、はい。何でしょッ?? (籠を一旦置いて。妙に緊張する。) [Fri 1 Jun 2007 21:19:53]
魔女 > ( ―― すぐ近所で聞こえてきた女性の声に、ちらりと窓に映るシルエットに視線を送り。 ) はぁい、そこの可愛いお嬢ちゃん。ちょっと良いかしら? ( 魔女は長い黒髪を風になびかせ、箒の先にランタンを括り付けている。ゆっくりと地面に舞い降りながら、シーツを片付ける少女に微笑みかけ。 ) [Fri 1 Jun 2007 21:16:08]
お知らせ > 魔女さんが入室されました。 『その空き地に、空からやってくる箒に乗った姿。』 [Fri 1 Jun 2007 21:12:48]
エム > (鼻歌を歌いながら、「疲れたあ」とか云う割りに暢気に。ぽいっと籠へロープをほうり入れれば おしまい。) さああ、晩御飯だ。何にしようかなッ。 (「あんたに食べさせる飯なんてないのよッッ!!!」) ――…うおおおッ?! (思わず籠を取り落としそうになった。近くのおうちから聞こえてきた女性の声。) あ、ああびっくりした、…旦那さんと喧嘩してるのか…。 (窓に二人分のシルエットが見える。) [Fri 1 Jun 2007 21:12:35]
エム > まあ、良いわ。コレで最後 最後。 こんな時間になっちゃったけど。 (この辺一体の洗濯物はじめ雑用を手伝った結果だ。シーツは乾いているもののすっかり冷たい。) ……これくらいんで許してもらえてよかったよホント…。 (先日勝手に借りたシーツだ。ご迷惑をかけましたと、今日何度頭下げたっけか。 最後のシーツも籠の中へ入れた。) ロープを外したら、本当の終わりーッ、と。ふっふー。 [Fri 1 Jun 2007 21:01:41]
エム > (空き地と云っても狭いところだ。安宿と廃墟の間にロープを張って、其処にシーツを干していた。 女は大きな籠を持って、その中へ乾いたシーツを入れている。) 畳むのが面倒だわあ。 [Fri 1 Jun 2007 20:54:51]
お知らせ > エムさんが来ました。 『(空き地にて。)』 [Fri 1 Jun 2007 20:46:49]
お知らせ > MJ@配布さんが帰りました。 『 ……うん訊いてくれる? ( 暫し、でっかい女の子に愚痴を訊いて貰ったそうな。 )』 [Wed 30 May 2007 23:44:01]
MJ@配布 >  じゃなかったら露出狂ですヨ―――……もしかして誘ってた? オレサマ誘われちゃってた!? ( 凄い自分の良いように解釈したよ餓鬼。 てへ、とか照れつつ。 ) エムたん、前向きだネェ……。  [Wed 30 May 2007 23:43:12]
お知らせ > エム@DJさんが退室されました。 『良かったら、愚痴聞こうか? (おっきい背中が続いた。)』 [Wed 30 May 2007 23:41:34]
エム@DJ > 脱着って種族は聞いた事ないよ何その脱がし屋みたいなの。 (やだー。みたいな声。) へえ…正義の味方ねえ。頭に花はアレじゃないの、春の余韻とかじゃなくて? …ドラゴンはちょっと、いやかなりヤバイ感じがするけど。この街って本当に変なところだねえ。 (溜息が聞こえそうな少年の背中。) [Wed 30 May 2007 23:40:32]
MJ@配布 >  エムたん、実はジャイアントと脱着のミックスだったりするんじゃないの? ( 夢だとか言う彼女に、疑惑の視線。 本人も知らないトコで覚醒したとか。 ) 今はワケあって正義のミカタしてるからネェ、ラムネ売りは世を忍ぶ仮の姿デスヨ。 何か最近、ドラゴンに襲われたり頭に花が咲いたり―――エムたんも気を付けてね。 全裸ぐらいで良かったですよ、ホント。 ( 思わず愚痴が零れた、最近本当に変だと。 ) [Wed 30 May 2007 23:37:22]
エム@DJ > そん時はサーカス団がまるで勇者ご一行みたいに見えるんでしょうね。…やだなあ。 砂に埋まってろだなんてそんな、…ああ、でもいいかもしれないね。それ。 (怪物認定フラグ。) ――ルーン彫り師ッ? えええ、すっごいじゃない。それが何でラムネ配ったりしてるの、小遣い稼ぎ? (立つと目立つからッて四つん這いでのろのろと進みながら。) ……何か、今日の事はいっそ夢であって欲しい気がするわ。 [Wed 30 May 2007 23:29:25]
MJ@配布 > ( 「オレチガウ、オレチガウ」 赤毛の首が高速で揺れた。 ) 襲われる心配は無いけどサーカス団に捕まってとかは有りそうネェ―――。 良かったらオレサマの家にとか言いたいけど、ちょっとサイズが合わないし。 ほら寒かったら砂に埋まってればイイジャン。 ( そして顔だけ出してて怪物認定な未来。 なるべく、広い通りを選ぶけど後ろを振り返ればとても歩きにくそうだ。 ) いやッ! ラムネ食べたら服が弾けるって何処かのラブコメじゃないんだからさァ…。 一応、ルーン彫り師だけど。 服が弾けるルーンなんて勿論知らないヨォ。 [Wed 30 May 2007 23:24:37]
エム@DJ > (「ナカマ チガウ?」 怪獣は首を 傾げた。) 今は全裸じゃないものッ! いや、君のお陰だけども。 ――…洞窟が無かったら、岩場の陰に隠れたりとか海に浸かったりとか…は流石に未だ寒いかな。 兎に角街の人の迷惑になんないようにするよ。勘違いしたヒーローさんに斬り付けられたりしたくないもん。 (足元に注意しながら少年の後に続く。一歩踏み出すのも恐る恐る。) いつも? 違うよ、“私は元からこんな風”だって。…あれ。じゃあ何でこんなに街が歩き難いんだろ。 あッ、それよりもさぁッ。そのラムネ、食べたら服が吹っ飛ぶンじゃないの? なんかの魔法? MJ君、実は魔法使いだったり? [Wed 30 May 2007 23:15:45]
MJ@配布 >  仲間と思われたァァァ!? ( エムジェイ改め、まぞじぇいは戦慄したそうな。 ) うん、良いけど―――海岸にある船に住んでるのサ。 でも、流石にエムたんが住めるような天然の洞窟とか知らないけど……。 ( 怪獣か何かと勘違いしちゃってる餓鬼。 ) 良いよ、オレサマも男の子だしネッ! 困ってる全裸の子がいたら放っておけませんからネェ。 ( とかちょっぴり誤解を招く表現で、通りを歩き出す。 道に落ちてたエムたんの鞄も忘れずに回収。 ) んで、エムたんはこんな風に何時もおっきくなるの―――? [Wed 30 May 2007 23:10:39]
エム@DJ > あ、あなたもM? そう、MJ君ね。 …「希少価値があるよ」って云ってくれるヒトこそ希少価値があるんじゃないかなあ。 ――…、い、いや、それよりも。あのね、MJ君て海に住んでるって云ってたよね。 私このままじゃスラムの人を踏み潰しちゃいそうだし、広い場所に行きたいんだけど…。その、キミこの辺り詳しそうだし、誘導してくれないかなあ…。 (人を踏まずに海まで行ける道とか。) [Wed 30 May 2007 23:02:38]
MJ@配布 > ( 世の中には自分が渾名を着ける迄も無く完成された名前があると―――この時MJは知った。 ) ホントに『エム』ですかッ! じゃあエムたん―――( 「ど」とか名前の前につけるのは最後の良心が止めた。 ) ―――オレサマはMJって言うんですけどね。 ( どうやら四ヵ所は隠せたらしい。 一安心? 野次馬はがっかり? ) ちょっと洒落になってませんカラ……嫌だよ乳死とか! 貧乳はステータスだって希少価値があるっていってたよエロイ人が! ( 何か夢語られたけども。 ) [Wed 30 May 2007 22:57:44]
エム@DJ > (尻を叩いて止めてくれるような人が居ない。) エムだけでいいのッ、…え、なんでワタシの名前知ってるの? (脳味噌は ちいさいようだ。) (シーツを繋いで、何とか腰周りは隠し切った。胸は…質量がないので少しの布で足りる。喜んでいいのか、悲しむべきなのか…。) ――…。身体がおっきくてもさ、だって、たとえばキミを乳で圧死!とか出来ないじゃないの。 本物のFってね、Fってね、…本当にロマンが詰まった形してるのよ…! (心の底から憧れでした。もうこの際Bでもいいからなりたい。) [Wed 30 May 2007 22:48:33]
MJ@配布 >  指さして笑うヤツ脱がせば良いんデスヨッ! もう、皆脱げば良いんだ、全裸で走ったろかァァ! ( 段々ぶっ壊れてきた思考。 夜中に、飛び起きて見れば全裸の女性(でかい)が居ればそりゃあ皆驚くと思う。 ) 何、野外露出に快感見出してるの!? M? M女!? ( 餓鬼も、シーツ同士を結んで即席の腰巻きにせんと。 足りるかな?とか。 ) でも良かったじゃん……その控えめな胸だって、こんだけ身体がおっきけりゃ! Fだって夢じゃないし! ( 最低でした。 ) [Wed 30 May 2007 22:42:31]
エム@DJ > (注意報レベルにまでおさまった。) ――…う、う。 (シーツいっぱい。) こ、コレ、使っちゃっていいのかな。いいよね。 緊急事態だもんね。 あ、ありがとう赤毛くん…!! (シーツわしづかみ。) [Wed 30 May 2007 22:35:33]
エム@DJ > 今だけ男の子になれないかなあ…ッ。 わぁぁん ありがとう少年くんッ。その優しさが妙に胸に突き刺さるわぁぁッ! ちくしょう今だけ総人類アダムとイヴになってしまえッ! (夜中にとんだ騒音公害だ。様子を見に出てきた住人がひっくり返るのが見下ろせた。) ――…せめてT○Loveる並にスタイル良かったらいっそ見せ付けるのにッ。 (局所的洪水警報は、) [Wed 30 May 2007 22:34:09]
MJ@配布 >  ―――ちょっと待っててネ。 もう、泣かないでよォ。 ( こっちも泣きたいとか、暫くすれば白いシーツを両手一杯に戻ってくる餓鬼。 これでどうだ、と。 ) [Wed 30 May 2007 22:31:55]
MJ@配布 >  これだから女の子はァァ! イイジャン、葉っぱでも―――良いよオレサマも脱ぐよ! ソレでイーブンですヨ!! ( ズボンに手を掛け男らしく言い切った餓鬼。 きっと逆キレって言葉が当て嵌まる ) 解らないけど、T●Loveるとかじゃない!? って―――海でも良いじゃん、オレサマ海に住んでるけどさァァ ( 涙ってよりはバケツをひっくり返したみたいな水量。 ) 布ったってネェ……。 ( スラムを見渡し。 目に止まったのは干しっぱなしの布団のシーツ。 ) [Wed 30 May 2007 22:30:29]
エム@DJ > かッ、片方じゃ足ンない…ッ! 三箇所、…いや、後ろ含めて四箇所ォォ…ッ! (うッ、うッ。ひどい面でしゃくりあげる。頬を伝って落ちる涙はちょっとした水撒き。) なに、これ。なにジャンル? ……あああ、そんなの着れない。ねえ、あの、…名前知らないや、少年くん。 何処かに大きい布ないッ…? この際服じゃなくてもいいッ…、こ、このままじゃあ海に住むしかなくなっちゃうわぁぁ…ッ。 (ぐじッ。鼻水を啜りながら。) [Wed 30 May 2007 22:22:54]
MJ@配布 >  ギリギリ大丈夫だって! 18歳で自称美少女だと宣ってセーラー服着てた人だっているよッ! ( 魔法少女業界も色々大変である。 餓鬼は精一杯慰めた、つもり。 ) ちょ―――。 ( 巨躯での叫び声は、肺活量だって常人の数倍である。 叫び声に、野良猫が失神したとか。 窓硝子が割れただとか……声だけで既に兵器の範疇である。 ) 解ったヨ、鞄ね。 ( 目の前の鞄を開け、取り出したるは白のワンピース……。 どう見ても面積が足りない。 ) ……な、何とか片方は隠れるかもヨ!? ( 何がとか訊かない。 ) [Wed 30 May 2007 22:17:49]
エム@DJ > 私もう「少女」なんて歳じゃなないものッ、そんな、図々しいにも程があるわッ!! え、ちょ、もう、ヒトごと鷲掴みにしてやろうかァァァッ!! (眼が血走った。) ――…ハッ! (少年の声に我に返る。そうだ今 全裸だ。) ぎゃあああああああッッ!! (半泣きでしゃがみこんだ。細いスラムの路地ギリギリ幅だ。 ヒトが逃げた。) 服ッ、着替えッ!! 鞄に入ってr――…、 (その鞄は少年の前に落っこちている。勿論今の女からすれば、お人形のアイテムだ。) [Wed 30 May 2007 22:10:12]
MJ@配布 >  落ち着いて魔法少女で服が破けるのはお約束だからッ! あるでしょ? アレでおっきなお友達のハートを鷲づかみしちゃうんだからッ!! ( でけー、とか感想を述べる前に。 やっぱり錯乱状態の餓鬼だった。 ) 取り敢えず前隠して前ッ!! ( 健康的な肌が露わもない姿に。 服、服ゥ!とか回りを見渡す。 ) サイズは!? XLなの? ソレともフリーサイズ!? [Wed 30 May 2007 22:06:51]
エム@DJ > 私が…何をしたっていうんだ…。 (服がアンインストール。) [Wed 30 May 2007 21:59:14]
エム@DJ > 飴食べて若返ったり、キノコとか食べておっきくなる人なら知ってる! え、だって、私、何にも変わってないでしょうッ?! 街が小さくなっちゃったんじゃないの、あなたごとッ! (女の頭の中では、「私は元からジャイアント」である。) ッて云うかね、聞いていい? いい? 私、さっきまでちゃんと着てたよね? ね? あのね、ホントもう…、 [Wed 30 May 2007 21:58:42]
MJ@配布 >  え、えーっとォ。 宇宙から来た蜘蛛に噛まれた? ソレとも魔術師の実験に巻き込まれた? ( どこぞのミュータントか。 赤毛は混乱している。 ) 最近の女の子はラムネ食べるとでっかくなるの!? ( 酷い結論が出た! ) [Wed 30 May 2007 21:56:11]
MJ@配布 >  ホントはあげたいんだけどネェ―――なんでも食べすぎは身体に毒ですからネ。用法用量を守って正しくお使い下さいってサ。 ( 視線を外し仕方ないよねぇ、と肩を竦め。 良い手応えに今日中には終わるとイイナァとか淡い期待に胸を膨らませた。 ) だからお菓子の後は虫歯に―――……。 ( 視線が戻ると、何故かそこにはでっかい女の子が……。 ) [Wed 30 May 2007 21:55:15]
エム > (常じゃないや爪だ。) (ともあれ。) ……………。ラムネ一個で太っちゃ、ッた…? (少年の前に 3.5m の女。 所謂、「ジャイアント」だ。) [Wed 30 May 2007 21:49:18]
エム > ええー。それで“一個だけ”かあ。 おいしいのになあ。それ一瓶食べちゃいたいくらいだよ。 駄目かなあ、 (にこにこと少年と話していた女の手、常がギリギリと伸びだした。否、指ごと伸びだした。) (服がキツくなり、本人は「アレ?」と首を傾げて、それだけ。)      (少年が、周りの景色が小さくなったように見えた。) [Wed 30 May 2007 21:46:32]
MJ@配布 >  一つ以上食べると効果が何とかって難しいハナシを訊いたような訊いて無いようなァ。 ( 曖昧らしい、元々深く考える性格ではない。 ) まッ―――美味しいお菓子を食べ過ぎないで下さいねって事デスヨ。 ( ウィンクばちこんとカメラ目線で。 ) お味の感想とか訊かせてネェ。 [Wed 30 May 2007 21:38:17]
エム > ( ぱく。 ) [Wed 30 May 2007 21:32:00]
エム > あれ。大きいのとかあるの? ――…やった! (ラッキー。てなもんだ。 つまんだラムネ(仮)を早速前歯で銜え、) え? ええ、ええ。 (ひとつだけね。ふがふがと、銜えたまま頷いた。) [Wed 30 May 2007 21:31:55]
MJ@配布 >  良いヨ、良いヨ―――何処かのかぁいいお嬢様には、特別おっきいのあげるネ。 ( と口での営業も忘れない。 瓶から取り出したラムネ色の粒、心持ちおっきなヤツを選び指で摘めば「ほい」と。 ) ただ、食べすぎには気を付けてネ。 一日一個がオレサマとのお約束ダヨ! [Wed 30 May 2007 21:28:28]
エム > タダでお菓子がもらえるなら文句なんて云わないよ。うん。 私にもちょうだいッ。 (そこらの子どもよろしく、少年の方へぬっと手を突き出した。) ラムネ大好き。 (薬風味とか云う辺りは聞こえていないかのように。) [Wed 30 May 2007 21:24:55]
MJ@配布 > ( 立て続けに声を張り上げると、いい加減喉が痛い――だが黙っていれば振り向いては貰えない。 案外、きっつい仕事かも?と実感し始めた頃。 ) タダったらタダですともさ。 お題は一切頂きませんヨ? 但し、クーリングオフだって受け付けませんけどォ。 ( ソレでも近付いて来る人影には元気良く、営業スマイルってヤツで。 ) [Wed 30 May 2007 21:21:29]
エム > あ、おっと。 (つい大きな声が。口に手を。) (スラムの住人に混じるみすぼらしい女は、少年に近づいてゆく。) [Wed 30 May 2007 21:18:53]
お知らせ > エムさんが来ました。 『「タダ」ッ? 「タダ」って云った?!』 [Wed 30 May 2007 21:17:11]
MJ@配布 >  つーか、タダなんだから四の五のを言わず持ってけよ手前等ァ!! ( 時折本音が垣間見えるのはご愛敬であったが。 配布の方はボチボチである、胡散臭いと目も合わさぬモノから、冷やかし半分に受け取るモノ。 孤児などは食べ物――しかもお菓子とくれば目を輝かして。 ) [Wed 30 May 2007 21:16:11]
MJ@配布 >  ラムネ風味のお薬か、お薬風味のラムネか―――コイツは前代未聞の触感! 持ってけドロボー! 助けて自警団! 今ならお得な一週間セットはお如何ー! ( 猜疑心の強い貧民窟の住人。 だが、こうした売り込みが珍しいワケではない。 そう思い根気よく声を張り上げる。 ) [Wed 30 May 2007 21:12:03]
MJ@配布 >  ――新発売の心と身体に効くお菓子『ドリームジャンク』。 ヴェイトスっ子ならコイツを一発かまして、好きなあの子とラヴゲッチュー! ( 貧民窟でも比較的表に位置する通り。 今日も今日とて頓狂な掛け声で菓子を配る赤毛の餓鬼である。 ) [Wed 30 May 2007 21:07:06]
お知らせ > MJ@配布さんが来ました。 『 3日目 』 [Wed 30 May 2007 21:02:10]
お知らせ > オウルさんが帰りました。 『そして、廃屋をゆっくりと出て行く…少年一人…』 [Tue 29 May 2007 23:09:25]
オウル > (あの鈴の痛みは、覚えている。 まだはっきりと…自分の体は覚えている。 自分のせいだから仕方ないにせよ、VHはまずいと思った。 ばれなかったから良かったにせよ。) 今日は…探すのやめにして…アルディのとこ…帰ろう…か? (友人には、自分の事は知らせているから、帰る事は出来る…それは凄く嬉しい事だ。 それに、友人を一人にしたくないと言う心がすこしだけ…自分にはあった。 もちろん…自分も、一人が嫌だと思ったからだ。 座っていた体をゆっくりと立たせた。 犬もそれに寄り添うようにして…ゆっくりとついてこようとする。)  [Tue 29 May 2007 23:06:28]
オウル > (犬は自分を心配そうに眺めている。 頭のいい犬だと思う。 時々、小さな声で泣いてくる。 それを見る自分の目は穏やかだった。) …大丈夫だよ、この位なら…まだね (我慢できる程度だから…傷痕が疼いて、喉が渇き初めみたいな状態になってる。 傷痕が疼くのはともかく、渇きは、血が欲しいと思うくらいで…止んでくれる。) …あの時の、鈴は嫌だったな… (頭は痛くなるし、動けなくなるし……最悪…そう思う。)  [Tue 29 May 2007 22:54:23]
オウル > (一度、友人宅に戻って…夕方まで眠って…出かけた。 渇いていた。 結局、今日は獲物は見つからない。 金の針目…よるが深まれば深まるほど…強くなっているようにも思う。) …お前は良いよね… (自分の隣には、懐いてくれた犬がいる。 生きている。 こんなに暖かい…その暖かさが欲しい……その手は、脇にいる犬をゆっくり撫でるだけだ。 それでも、すこしだけ、手は震えている。 何時この手が懐いてくれたこの犬を捕まえにかかるか…恐ろしかった。)  [Tue 29 May 2007 22:45:49]
お知らせ > オウルさんが入室されました。 『廃屋の一つ…少年が一人…背を壁に凭れて…座りこんでいる』 [Tue 29 May 2007 22:37:39]
お知らせ > ギンさんが退室されました。 『思い切り蹴飛ばせばとんでいく骨』 [Mon 28 May 2007 01:28:06]
ギン > ああでも時々迷子なんてものがいるわよね。こんな場所に迷子だなんてまさに飛んで火に入る夏の虫だわ (両手を合わせてはしゃいだ声) 早く来ないかしら迷子。うふふ、うふふ… (足を大きく後ろに振って) [Mon 28 May 2007 01:27:38]
ギン > もっと丸々としたおいしそうな子が食べたいのに (口を尖らせ、周囲に視線を向ける) でもナワバリを出ちゃったらうるさいかしら…… かしら、カシラ? (小石を蹴りながら歩くみたいに骨を蹴りながら歩く。その分はやくはないが) [Mon 28 May 2007 01:19:11]
ギン > (おかげで今日の食事は貧民窟でしなければならなかった) 暗黒街のコは見た目で判断できないし、油断ならないけれどその分こっちより肉付きはいいわよね (こっちは警戒心ばかり強くて、折角狩ってもほとんど骨。白いそれを蹴れば血肉の食べかすを撒き散らしながら乾いた音を立てて回る) [Mon 28 May 2007 01:08:53]
ギン > しかも不味いなんて最悪だわ。 (筋張って肉のない体は貪ってもお腹一杯にはならない。その代わり捕まえるのは簡単) 枯れ木みたいな老人よりはマシだけど、もう、なんだってドラゴンなんてものが暗黒街で暴れてたのかしら [Mon 28 May 2007 00:58:25]
ギン >  いやァね。 生ぬるゥい――― まるでこの街みたい。 (指を滴る真紅に舌を這わせ) [Mon 28 May 2007 00:51:37]
お知らせ > ギンさんが来ました。 『 ―― あ  は ァ♪ 』 [Mon 28 May 2007 00:46:46]
お知らせ > モビィディック@地下室さんが帰りました。 [Sat 26 May 2007 00:38:18]
モビィディック@地下室 > ( 寵愛する気もないし、眷属にする気もない。 もとより、モビィディックは眷族をつくることをあまり好まない。 死者やグールが増えることが知ったことではないように、眷族ができることもまた同でもいいからだ。 無駄だし、別に楽しくもない。 時折気紛れにつくったこともあったが、下らない結果しかそこにはなかった。 ) んー………………っは。 ( 口を離せば吸血痕に舌を這わせ、余韻を味わう。 そしてそれが終われば興味が無くなった玩具をそうするように、どさりと床に放った。 女は、目は開いているが、心は開いていなかった。 ) さて………………54時間ほど眠ったようだから………あと10時間ほど寝なおすかな。 んふふ、んふ……。 ( 暗闇の中で棺が内側から閉められ、そしてまた静寂が訪れた。 ) [Sat 26 May 2007 00:37:24]
モビィディック@地下室 > ( その首筋にはすでに、モビィディックのつくった吸血痕がしっかりと残っている。 古くは、それは「ツバをつけた」ようなものであり、痕のあるものの血を吸おうなどという同胞はマナー違反、或いは命知らずといった時代もあったが、いまはどうやら知らぬこと。 モビィディックにとってもどうでもいいことか。 首筋にゆっくりと牙を突き立てれば、優しく、甘く、のしかかる。 殺さぬようにというのは、モビィディックのようなある意味で不完全な吸血鬼には難しい。 ) んー…………ん、ん、ん……。 ( ゆるゆると血を吸い上げ、嚥下していく。 悪い味ではないが、いい加減飽きる。 思い入れのない奴隷ならば、なおさらだ。 ) [Sat 26 May 2007 00:29:32]
モビィディック@地下室 > ( カタナちゃんはその点から言って、ある程度力を取り戻し次第、今度こそ完全に破壊する予定だ。 秘密の共有は最も危険な取引だ。 モビィディックとしては早々に破壊したい。 だがまあ、いまはそれよりも。 ) んふふ、んふ………ブレックファストとしようか。 ( この奴隷は随分役に立つ。 最近は、狩りも最低限で済んでいる。 いいことだ。 無造作に歩み寄ればよいしょと抱き寄せ、首筋に鼻先を寄せた。 ) [Sat 26 May 2007 00:23:44]
モビィディック@地下室 > ( ぎしりと音を立てて棺に腰かければ、ぐるりと闇の中を見回した。 カタナちゃんと化物の呼ぶ魔剣はいないようだ。 代わりにというわけではないが、壁際にはあえて逆さに立てかけられた巨大な十字架―戦利品だ。 そしてまた、部屋の隅には意識を失っている三十路女。 怪我が癒えるまでの血液袋として使用しているそれは、奴隷屋との取引の中で得たものだ。 最初から精神を壊すことを目的として「遊んだ」結果、逃げ出す意思もないようだ。 ) んふふ、んふ………………問題はないみたいだね、んふふ、んふ。 ( いつかここが誰かに見つかれば、そのときこそモビィディックの終わりだ。最後にして唯一の領地を奪われれば、この不様な化物は滅びさるほかない。 ) [Sat 26 May 2007 00:17:07]
モビィディック@地下室 > ( 室内は常に、鉄臭いにおいで満ちている。 生臭く鉄臭く、死臭に満ち満ちていた。 床に留まらず壁、天井にまで及んだ血痕は全て、時を経て黒ずみ、もはやその生命が二度と戻らぬことを教えていた。 ) ……………ふぁあぁあああ……ん。 ( その主たる化物は、無数の死を吸い込みながら、なお平然と、なお無邪気に大きなあくびをした。 ) [Sat 26 May 2007 00:12:10]
モビィディック@地下室 > ( ―――ず。 )( 暗闇の地下室で、何かがすれるような音が響いた。 ずず、ずずず。 こもったような音。 ……それは棺が開かれていく音だった。 それも、内側から。 ) …………………………。 ( がたん。 音を立てて蓋が落ち、吸血鬼モビィディックはゆっくりと体を起こし、その半身を棺から這い出させた。 ) [Sat 26 May 2007 00:06:50]
お知らせ > モビィディックさんが来ました。 [Sat 26 May 2007 00:04:17]
お知らせ > リコさんが退室されました。 [Wed 23 May 2007 23:55:50]
リコ > ( そうして感覚は鋭敏に研ぎ澄まされていき、気分としては落ちる針の音さえ聞こえそうであった。 とはいえそう長くは持たないだろう、忍耐に特に長じているわけでもない。 実際、すぐ終わった。 ) ―――うわひゃああっ!? ( その長くはない忍耐と集中のピークに、屋根の舳先から首筋へぽたりと水滴がダイブ。  ひとしきり一人で賑やかに騒ぐ自警団員であった。 ) [Wed 23 May 2007 23:55:45]
リコ >  ……………? ( はて。 小首をかしげる。 どうも思考内容がずれて言ってはいないか。 魔術など考えているときか。 どうもどこかで感覚が鈍磨していたらしい。 ふるりと一つ頭を振って、冷たい夜気を大きく吸い込み肺を満たし、一度に吐き出す。 ぼんやりしている隣でも、事件は関係なく起きるのだ。 油断大敵火がぼうぼう。 あっという間にかまどにぶち込まれた魔女のように焼かれてしまう。 ランタンがつくる円の向こうの闇を真っ直ぐ見据えて歩いていく。 ) [Wed 23 May 2007 23:47:04]
リコ > ( 人は闇の中では耳が鋭敏になるという。 だからなのか知らないが、こうして独り歩いていると、靴音がやけに五月蝿い気がしてくる。 気にしないようにとしていると、やがて呼吸の音が意識せずとも聞こえてくる。 しまいには自分の血流を自覚する。 昔の魔術だ悪魔の召喚だなどというのは、そういった感覚をもっと盛り上げて、トランス状態とか言うのにして自分の内面と向き合うそうだが、そっちのほうがよく耳にしたまに目にする魔術より、よほど科学的に見えるものである。 ) [Wed 23 May 2007 23:35:07]
リコ > ( 月夜の晩は明るいと、言えどもやはり夜は夜。 ランタンの灯りがつくる球の中心で、リコはすこし背を震わせた。 地面に描かれた円のすぐ向こうは、黒く黒々、見えづらい。 怖いなあ、なんて思わない、といったら嘘になる。 耐えられないような恐怖というわけではないが、ふと夜のしんとした静けさに気づいて、合わせ技で背筋を震わせる。 ) …………人は本能的に暗闇を恐れるものなのですよ。 ( 人知れず、言い訳。 ) [Wed 23 May 2007 23:25:06]
リコ > ( それに、そうして地元と密接に関わっていくことで得られるものも色々あるのだよ云々という言葉も思い出していたが、生憎とスラムではそれはあまり期待できそうな気がしない。 少なくとも、自警団に対していい思いを抱いていないものの数は、決して少なくないだろう。 だからリコとしては、団から借りたランタンを片手に粛々と、自身の職務を果たすことを誇りと掲げ、そういったものに対抗していくしかない。 物理的にも、精神的にも。 ) ……………スラムそのものの救済にはならない、というのが口惜しいところですが。 ( 個人の限界が見えぬわけではないが、納得はできない年頃であった。 ) [Wed 23 May 2007 23:15:07]
リコ > ( ―――こつ、こつ、こつ。 月夜の晩のこと、リコはスラムを歩いていく。 ルートはすでに決まっていた。 何か異常を発見すれば道を変える事もあるだろうが、いまのところ、リコはその気配を感じ取ってはいなかった。 腰の剣を頭のどこかで常に意識しながら、ゆっくりとした歩調で歩いていく。 何が起こってもおかしくない、と人はこの島を言うけれど、だから何でも起きるというわけでもない。 日々こうして見回っていれば、必ず予兆はどこかにあるものだ―――と、受け売りの文句を反芻しながら。 ) [Wed 23 May 2007 23:05:36]
お知らせ > リコさんが入室されました。 [Wed 23 May 2007 23:02:43]
お知らせ > ヘレラさんが帰りました。 『 目立つ事してツブされるのだけは避けようか。 』 [Wed 23 May 2007 02:08:24]
ヘレラ > まァ―――――…無駄だわナ。 潜伏してる方がマシっぽい。 ( 一発騒ぎ起こせばなんかあるかって―――直ぐに忘れ去られて終わりなのは過去の事件を鑑みるに想像容易く。 身内でも死なない限りこの街の人間は大抵そんなモンだ。 ここは先人から得た教訓を生かして――――。 ) [Wed 23 May 2007 02:07:37]
ヘレラ > ( もう面倒臭くて人間擬態すらしていない。 紫がかった青白い肌、自然にはあり得ない黄緑色の髪、背中から腰にかけて生えた奇妙な金属光沢を持つ歪な翼。 隠すところを隠していないイカレた服。 別に誰かが歩いてきてもどうって事無い。 ) フライヤーでぇす♪ なんて言えば万事OKナー。 ( 力ない声で言って、肘から先の無い両腕を地面について猫のように伸びをする。 ようするに、なんだ。 ) 何もしなくて良いケド、暇で死にそうだって話。 [Wed 23 May 2007 01:53:24]
ヘレラ > ッはぁ――――――――――――――――……退屈ナ。 ( 不意に笑い声が止み、静寂が戻る。 闇の中で娘がもぞもぞとしゃがみ込んだようだ。 溜息を吐いてなにか、足元に転がっている丸い塊を蹴っ飛ばした。 ) 別に私は無茶しなくても良いンだ。 赤い雨の―――ナンだっけ、まぁ、アレみたいに大宣言する必要も無いし、大暴れする必要も無い。 気晴らしくらいにはなるかもしれないけどナー。 ( ちょっと耳元で囁いて、背中を押してやるだけで良い。 それだけで人間はころころと転がり落ちていくし、なにも自分ひとりで事をなしているわけでもない。 少女―――悪魔、ガルンペェラヘレラの同胞は何処にでもどんな時にでも必ず世界中に居るものだし、10年100年で終わる仕事でもない。 ヒトを滅ぼしても駄目。 ヒトを堕落させ、飼い慣らし、悪意を蔓延させ続けること。 それが地上における「悪魔」の存在定義だ。 直接的な虐殺は短絡的な一方法論に過ぎない。 存在を誇示する必要はまるっきり、無いのだ。 ) [Wed 23 May 2007 01:39:49]
ヘレラ > 「それ」だ。 連中はちょっと飽きっぽすぎる。 特にこう平和に堕落しはじめると本ッ当にすぐ飽きて慣れて何も感じなくなって――――やり過ぎるのも考え物カナ? ( 歌声は独り言に変わり、しかしステップは進んでゆく。 大きく飛び跳ねるような音が不定期に混ざり、時折石壁をなにか固いものでがりがりと鳴らしながらまた歌いだしたりする。 不意に歌声が止むと、野良犬か何かが甲高い悲鳴を上げた。 ) ほらッ、お逃げー? そんな所で転がってると吸血鬼の餌ンなっちゃうゾ♪ 最近の主食は犬みたいだからナ! ( ゲラゲラと、下品な笑い声が石壁に響いた。 ) [Wed 23 May 2007 01:25:51]
ヘレラ > 俺は地獄のテロリスト♪ SATUGAI☆せよっ! SATUGAI☆せよっ! あの日の思い出など真っ赤な血のメロディに染めてくれるわー♪ ( 凡そその甲高い少女の声色に似つかわしくない殺伐とした歌詞を可愛く歌い上げつつ、娘が一人闇夜を通り抜ける。 飛び跳ねるようにして足元の塵屑を避け、ステップを踏んで舞い回る姿は曇天の空に遊び隠されてはっきりと分からない。 こんな薄汚れた貧乏人の区画に街灯など並んでいるわけもなく、家々の灯りの矢張り消えていた。 真っ暗に塗り潰された路地。 真っ黒に塗り潰された壁。 その中を通り抜ける陽気な声。 鉄錆の匂い。 薄気味悪いと思うか、微笑ましいと思うか、それともいつもの事だと思うかは知らないが、近隣住民に迷惑な歌声はさっきからずっと続いていた。 ) [Wed 23 May 2007 01:12:20]
お知らせ > ヘレラさんが来ました。 『 ヨアソビ 』 [Wed 23 May 2007 01:01:32]
お知らせ > ソードさんが帰りました。 『ただいまー、と家に戻った』 [Mon 21 May 2007 00:13:38]
ソード > (とりあえず家に戻ったら冷たい牛乳…少し果汁を入れたのを飲もうかな、とか考えながら歩いていると自分の家が見えてきて…)もう寝ちゃったかな…?(たまには同居人も一緒に風呂に誘って洗ったりしてあげないとね、と…どちらかといえば自分よりは獣の血が強い同居人の事を思い浮かべつつ歩を進め) [Sun 20 May 2007 23:59:21]
ソード > ちょっと歩くのが面倒だけど、やっぱり広いお風呂はいいよねー(獣人の割に人の血が強いのか、どうも嗜好が人間に近い少年、お風呂はお気に入りらしく…嬉しそうな笑顔で歩いていて) [Sun 20 May 2007 23:45:46]
ソード > (お風呂上りらしく、着替えの入ったバスケットを片手に歩いてきたのは獣人の少年で。ステータス画面とかもしもあったら”ぽかぽか”とか付きそうなくらい、いい具合に火照った顔であった) [Sun 20 May 2007 23:35:27]
お知らせ > ソードさんが入室されました。 『家の方へ向かう道を歩きつつ』 [Sun 20 May 2007 23:34:03]
お知らせ > オウルさんが帰りました。 『冷たい、暗い回廊…其処は一人で歩いていけないと思う』 [Sat 19 May 2007 01:36:33]
オウル > (暴れる犬を力で押さえつけ…その首筋にゆっくり、口を近づける。) …いただきます… (恩人の一人から教わった事…呟いて…暖かな犬の首筋に…牙を立てる。) …… (血を啜り、喉が徐々に潤う……心地いいと思う反面…自分が一番、獣に見える場面でもある。) …… (黙々と血を啜る。 基本的に生物の血は美味いと思う…けれど、本当は吸いたくないけれど…生きていくには仕方のない事だと…多少は割り切れたから…友達を見ているためだから…そう思いながら血を啜る。) ふ…はぁ…… (犬を吸い尽くした…血の気をなくした犬は…まるでミイラの如く…息絶えている。) …ごめんね (ボソリといいながら、犬を抱えた…実際、まだすこし、ゆっくりしていたい。 でもそれはあまりしてはいけない。) 行こうか… (この犬はスラムの何処かに埋められるだろう。 この少年にとっては…埋葬の意味も僅かに込めて…) [Sat 19 May 2007 01:34:13]
オウル > (廃屋の扉をゆっくりと、犬を掴んでいない手で開けていく。 小さな廃屋では、誰もいない…。 そう踏んでいる。 実際それは正解だったようだ。) …… (廃屋の戸はゆっくりと閉められる。 鍵が壊れているのだろうか…それは解らないが、鍵はかけられない。) …… (犬を部屋の隅で放してやる…後ろのない廃屋の隅…そういう場所でだ。) 唸るな… (何時もよりも冷めた声…放された犬は唸る…その犬に自分は手を伸ばす。 …脇から逃げようとした犬の尻尾を掴んで、鳴く犬を捕まえて、仰向けにする。 そして、もう一度捕まえる、首、今度は背中側ではなく、正面からだ。) あったかい…… (いつもそう思う、自分にない物…温もり、それを感じる。 そして、犬を仰向けにしたまま。 胸と顎を押さえつけて…首に噛みつけるような体勢にする。) [Sat 19 May 2007 01:25:17]
オウル > (こんな所、誰にも見られたくない。 いまは冷たい、暗い中…それに、沈んでいる時だから、誰にも見られたくない。) ……もう…すこし…かな? (裏路地から、人通りの少ない通りに出た。 周りには廃屋などが立ち並ぶ…そういう場所だ。) …大丈夫…だよね? (自分に問う様に、そんな言葉を呟いた。 気持ちが悪い、渇きと痛みと感じる冷たさが…自分は好きに慣れない。) … (少年の足はゆっくりと、一件の廃屋に向いていた。 小さな廃屋…未だ暴れる犬を引き摺って…少年は…その廃屋の前に立つだろう。) [Sat 19 May 2007 01:11:05]
オウル > (スラムの裏路地の一角…其処に銀髪・金の針目の瞳の少年は居た。 片手は暴れる犬の首を掴んで引き摺っていた。) …… (無言で、冷たい目、いろいろな物が篭った瞳…目指しているのは、何処かの廃屋…できれば…誰も居ない所が良い。) ……っ (目を細めた。 首の傷が疼く、喉が渇いた。 此処で飲もうか…それはダメ…見られたくない。 そんな葛藤が心中では繰り広げられている。) … (【力と素早さ】は既に引き出している。 この犬を捕まえる時から…引き出している。 歩く速度はゆっくりだ。 犬が暴れるから…歩く速さは遅い。 すこしばかり……今日の少年の吸血鬼の匂いは何時もより濃い。) [Sat 19 May 2007 01:02:04]
お知らせ > オウルさんが入室されました。 『暴れる犬の首を掴んで引き摺って歩く…少年一人…』 [Sat 19 May 2007 00:54:14]
お知らせ > デュラハンさんが退室されました。 『独り言を呟く老人風貌は闇に消える』 [Fri 18 May 2007 22:15:17]
デュラハン > (まぁ、今回の場合は表側の顔を使う実験とは違い其れなりに候補になりそうな気性の荒そうな「聞き屋」の客も居るし、また限度はあるが大会に参加する意思の無い者であっても上手く口車に乗せれれば相手に気付かせる事無く実験材料に貶めるといった事もできなくは無いだろう。)(独り言をポツリポツリ呟きながら思考を巡らせ歩く。)いっその事参加者には料金割引とか付けた方が当てが着き易いですかね?(途中、意図は読まれないがちょっとやりすぎな手段を呟けば、即座に自身で突っ込みを入れて再び思考を巡らせ始め) [Fri 18 May 2007 22:14:40]
デュラハン > (また以前の様な主からの唐突な能力検証の指示が来るとも限らない為、今回の様に検証にある程度適当な環境が整っているのであればそれを行い結果を得ておいた方が後々の何も無い状態から行うよりは遥かに楽であろうと思えて。)しかし、そうなると当てを探さなくてはならないですね。(対象を人間とする以上は現在進行中の表の顔を使った実験同様に同居する部下を対象にできない為、此方の方でも自身と繋がりを持ちつつも自身の意図を知らずに動くモルモットとなる人間を探す必要があるのだが。) [Fri 18 May 2007 22:08:42]
デュラハン > (悪魔が呟いた「情報」・・・それは今より半刻ほど前の事、伝手役との今後の打ち合わせも終わり情報収集を兼ねた世間話を行っていた際に出た「格闘大会」の話の事。と言っても、この悪魔の興味を引いたのはその大会の中身でも賞金でもましてや参加要項でもなく、その限定された「状況」。)参加者を使えれば調べれるかもしれませんね?(ポツリポツリと独り言を溢し頭に浮かべるのは、数日前にふと頭を過ぎった自身の力が人間という生き物にどれ程の効果を与えているかという小さな疑問で。今まで聞き屋の仕事中等で対象の感情全てを吸い尽くして昏倒させた事は多々あるが、一つの感情を極限まで奪い尽したというケースは然程無く。また数少ない答えの分かる状況の時もその後の経過までは確認したことが無くて。) [Fri 18 May 2007 21:59:00]
デュラハン > (開かれた扉から漏れる光の先、灰色の外套を纏う老人らしき人型が中にいる者に頭を下げていた。)えぇ、それではまた。(僅かに篭った感じのする声で別れの挨拶を告げ男は通りへと歩き出し)それにしても・・・・「格闘大会」とは思わぬ情報を聞けましたね。(その場から数歩、背後で扉が閉まる音を聞けばポツリ呟く。) [Fri 18 May 2007 21:45:32]
お知らせ > デュラハンさんが来ました。 『金の兎を冠す酒場の前』 [Fri 18 May 2007 21:41:34]
お知らせ > オウルさんが帰りました。 『結局、その日は外れだったから…何処かの廃屋で眠った』 [Thu 17 May 2007 00:56:12]
オウル > (見つけられるのだろうか? そんな事を考えながら…歩く。) …いないな (居そうな場所を徹底的に、歩きながら探していく。 それでも…中々、見つけられない。 根気良く探すしかない…でも出来るだけ急がなければならない。 友達を長い間一人にしてはいけないから…ダメだと思う。) 頑張って探さないとね… (そんな事を思いながら…歩いていく。) [Thu 17 May 2007 00:54:50]
オウル > (血が飲みたい、けれど、人の血は絶対にダメ…そうやって考えて、抑えている。 それくらいはできるようになった。 あまり渇きが強くなったり、首の痛みが酷くなったら…抑えるの辛い。) 割り切らないとね… (そうでなければ、こんな体では生きていけないから…それでも迷ったら…少しだけ、悩んで見ればいい。) 何処だろ…ね (周りをゆっくり見ながら…犬を探していく。) [Thu 17 May 2007 00:45:45]
オウル > (スラムの人通りの少ない一角を…歩く、銀髪に金の針目の少年一人…探しているのは、食物となる犬一匹、出来るなら子犬の居ないオスとかを狙おうと思っている。) …酷くなる前に…見つけ無いとね… (首筋の傷痕が疼く…気持ちが悪い。 それでも動けるのだから…動いて探さなければならない。) …… (それが終われば帰れる、友達の所に帰って、ゆっくり話しでもしながら眠ればいい。 そんな事を考えながら…歩いていた。) [Thu 17 May 2007 00:32:34]
お知らせ > オウルさんが入室されました。 『何かを探すように歩いている少年一人…』 [Thu 17 May 2007 00:25:37]
お知らせ > オウルさんが帰りました。 『寂しさを思い出した…そして、それを感じながら…眠った。』 [Mon 14 May 2007 00:37:49]
オウル > (難しい事、考えていたりするのは、得意ではない。 寂しいなら寂しい…そう思えばいい。 と思える。) 誰かと…一緒に居たい…けどね (友人の家に行って見ようか…そんな事を考えた、けれど、留守だったら…どうしようとか…考えた。) 明日…考えよ… (そう言いながら…トボトボ…廃屋の中に入っていくだろう。 そして、中に入れば、隅の方で…眠るだろう。) [Mon 14 May 2007 00:36:02]
オウル > (独り、こんな体になり、友人とも…別れて、距離を取って、一人になった。 けれど、本当は嫌だった。 一人になるのも、されるのも…嫌だった。) …ホントは嫌だけど… (本音をポツリ、漏らして、曇り空を見上げた。) 一緒にいる人には、嘘は付きたく無いしね… (自分の事、偽っていたくないから…それに、何かあればいずればれるから、余計に嘘は付きたくない。) 難しいこと…考えてる…かな? (そして、顔下ろして、また、路地を見ている。) [Mon 14 May 2007 00:24:22]
オウル > (スラムの廃屋の一つ、その外に銀髪、金の瞳の少年はいた。) … (あの家なら、独りになることが出来るのに、人がいる場所に居る。) やっぱり…誰かと一緒に居たい…な (人の仮面はつけている。 けれど、独り寂しくいる事を隠す仮面は…少年にはつけられない。) …自分、みたいなのが…我侭言っていいのかな? (我侭、冷たい死者が誰かと一緒に居たいと言う…大きな我侭、それをしていい物なのかどうか、外に出て思い悩んでいた。) [Mon 14 May 2007 00:12:54]
お知らせ > オウルさんが来ました。 『結局…戻ってくるのは、此処…あの家ではなく…』 [Mon 14 May 2007 00:05:27]
お知らせ > モビィディック@地下室さんが帰りました。 [Sat 12 May 2007 17:03:10]
モビィディック@地下室 > ( 果たして、死者が夢を見るならばの話だが。 ) [Sat 12 May 2007 17:03:08]
モビィディック@地下室 > ( 無論、ただそれを待つ気はない。 生存が己のエゴなれば、起源なれば、それをひたすらに貫く。 必要なのは過去でなく未来でなく、ただひたすらに瞬間瞬間の突き詰めた現在。 棺の中で死んでいる亡者は、己の翼を喰らうことなど夢想することもなく、蝋の翼が蒸発して果てるほどの高みを軽々と越え行くことを妄想する。 ) [Sat 12 May 2007 16:54:13]
モビィディック@地下室 > ( そうなっているのならば、そうなるようにそうなったのだ。 誰のせいでもなく何のせいでもなく、あるようにあったのだ。 モビィディックはその程度の変化に理不尽も憎悪も覚えない。 ヒルに出れないことも、ヨルが削られることも、なんら問題ないというふうに。 もしも自分までもが削られるときが来るのならば、それは己のエゴが完膚なきまでに敗北したときであり、それこそが寿命であると悟っていたのだ。 ) [Sat 12 May 2007 16:43:08]
モビィディック@地下室 > ( いっそのこと、人はヒルに、化物はヨルに、その住処を完全に分けてくれればよいものを、造物主とやらはよほどに喰らい合うことを好むらしい。 人は灯りを点して夜を闊歩し、化物の時間を削っていく。 いずれ化物の住処はどこにもなくなるのではないかというほどに。 おぞましい。 おぞましい。 おぞましい。 おぞましい。 されどモビィディック自身はそれを否定することはない。 ) [Sat 12 May 2007 16:33:07]
モビィディック@地下室 > ( 何ゆえ陽光は化物を灼くのか。 手の届かぬほどの高みにありながら、関わらぬほどの遠きにありながら、なにゆえ。 人に味方し化物に味方しないのはなにゆえ。 視点を変えてみれば、よほど人のほうがおぞましいであろうに。 夜の眷属のほうがよほど自然だろうに。 ) [Sat 12 May 2007 16:23:57]
モビィディック@地下室 > ( ―――昼。 ひる。 ヒル。 日の光の差す時間。 光が支配する領域。 そのときばかりは化物も、地下にこもって夜を待つほかない。 棺にこもって死んでいるほかない。 ) [Sat 12 May 2007 16:13:13]
お知らせ > モビィディック@地下室さんが来ました。 [Sat 12 May 2007 16:12:05]
お知らせ > ルァさんが退室されました。 『(戸惑いつつちょっと照れつつ? 腐らないうちに飲んだとか。)』 [Fri 11 May 2007 00:58:48]
お知らせ > ホワイトハートさんが退室されました。 『育ち盛りの子供に濃厚牛乳を瓶一本分プレゼント』 [Fri 11 May 2007 00:57:37]
ルァ > ( ここできっと種族の違いが出るのだろう。 否。 胸から牛乳とかの時点で明らかに種族が違うが。) ??  そうなだー。 ( 分かってません。全然分かってません。 でも相槌打ちました。 きっと分からなくても支障の無い部分だろうとか勝手に思ったようで。 残念そうなのを見れば、ちょっと罪悪感が。  お耳を触っていた手を離しつつ、手の平を叩く様子に首を傾げて。) ――・・・。 ・・・・・・・・・。 ・・・・・・・・・・・・・・・ほしい・・・。 ( 迷いまくったけれど。 本人は全く構わないようだし、むしろ残念がられたし。 ―――牛乳も飲みたいし。 瓶に入れるという提案に、コックリと頷くだろう。) [Fri 11 May 2007 00:54:13]
ホワイトハート > もちろんですぅ〜 ( 逆に牛さん的には人間の通常の耳の位置の感覚はわからなかったりする ) んー、そぉですよぉ。 私は乳牛ですからぁ。お肉は駄目なんです〜 ( 牛さん自身は気が付いてもらえなかったことは気にしてなくて、のんびりまったりと答える ) んー、それは、残念ですねぇ〜 ( 残念そうな牛さん。やっぱり飲みたがっている人に飲んでもらえると嬉しいみたいです。 まぁ、一番飲みたがっている人はお部屋にいますけど ) あぁ、でしたらぁ ( ぽんと手のひらを叩いて ) 私のお家が近いので瓶に入れて上げましょうかぁ〜? 一杯分ですけどぉ ( もちろん、室内で搾ってお外で渡す形です。ええ ) [Fri 11 May 2007 00:47:12]
ルァ > う、うん・・・。そうだよね、本物なんだよね…。 ( 耳が耳の場所じゃなくて違う場所にある。  少女には分からない感覚。 だから、現実感もないというか。) ――――牛のライカニアなんだ。 …ぁ。 だから牛肉で、だか牛乳なのか……。 ( やっと気付いた様子。 気付くの遅すぎですネ。 妙に納得した様子の子ども。 でもやっぱり、お腹もすいてるし喉も乾いているし牛乳は飲みたいが、) ………ゴメン、無理だやっぱり…。 ( 悔しいけど悲しいけど、  やっぱり直接なんて飲めないようで。 カックリ。 軽く肩を落とすだろう。) [Fri 11 May 2007 00:41:52]
ホワイトハート > 本物ですから動きますよぉ〜 ( 驚いている少女を見て、にっこり笑いながら言う。でも、どこかのんびりとした空気は抜けない ) 恥ずかしい…ですかぁ〜? んー、牛ですからねぇ〜 ( もともと、故郷では殆ど裸だったりも。冬場だけ、少し薄い毛布をかけられたくらい。 要は慣れている。そういう感覚が育たなかったということ ) そぉ〜なんですかぁ〜? 知りませんでしたぁ。 私、ほら…牛ですから、お乳を出すのが仕事ですからぁ ( 牛さん、本当に知らなかったみたいで ) [Fri 11 May 2007 00:35:28]
ルァ > そうなんだぁー…。 ( 2つの言葉にまとめて返事していた マル。 パタっと動かされれば、その度に子どもは驚いたようにビクっと体を揺らしていたりして。  そしてー。 自分の動揺とは対照的に、のんびりまったりな雰囲気の牛さん。 どうしてこの人はこんなに平気なのだろうか。だってソコから飲むってことはつまり、その…ねぇ? そんなことズラズラ考えた。) ――――は、  恥ずかしいとか無いの…?! ( それとも、大人の女性はそんなモンなのだろうか。 それとも――――慣れているのか? ) いや入れ物あっても… ( 目の前で出されてもそれはそれで飲みづらい気がしたり。) [Fri 11 May 2007 00:30:35]
ホワイトハート > そんなものですよぉ〜 ( 牛さんは適当が主ですから。そして、細かいところを考えて内政で馬鹿に見える。実際にそうだけど ) 痛いですよぉ〜、耳ですからぁ ( 牛さんにとっては本当に耳なので普通に答える。少女が触ればたまにパタっと動かしてみたりして ) んー、いりませんかぁ〜? ( 何で動揺しているのかわからなかったりする牛さん。 というか、牛さんに恥とかそういうのあったら下着くらいはつけているだろう ) 入れ物ないですしねぇ〜 ( なんて、あたりを見てみるけど。殆ど暗くて見えなかったりする。というか、細かいものは牛さんには見えなかった ) [Fri 11 May 2007 00:23:14]
ルァ > …テキトーだなぁ。 ( 抜けた声に少し笑って。 けれど、種族なんておそらく、些細な違い。 多分。  おそるおそる牛さんのお耳に触れば、少女はやっぱり嬉しそうで。) これ、ひっぱると痛いの? やっぱり。 ( 引っ張ると言うよりは撫でるというようなカンジで触りながら訊いてみる。 引っ張るつもりはないけれど 。  そして。 飲む方法言われれば、 やっぱり少女は固まった。) …。 ………それはちょっと…。 ( タダで牛乳は魅力的だな、女の人(牛だけど)のあの部分から吸うなんて――! 恥ずかしいし怖いし照れるし恥ずかしいし怖いし。 落ち着いている牛さんとは対照的に、動揺しまくりの少女。) [Fri 11 May 2007 00:19:08]
ホワイトハート > んー、多分そうなんでしょうけどねぇ〜 ( 自分のことだけど抜けた声で答えて ) いいですよぉ。ただ、あんまり強く引っ張ったら駄目ですよぉ〜? ( 耳を引っ張られてもあまり不快には感じられないけど、強く引っ張られると痛いから ) はい〜、ここですよぉ ( 牛さんは未だにマイペース。飲む方法なんてただ一つ ) どうやって…といわれてもですねぇ〜。 直に吸うしかないと思うんですよねぇ〜 ( 混乱している少女とまったく反対で、のんびりと落ち着いている牛さん。だって、いつものことだもの ) [Fri 11 May 2007 00:13:49]
ルァ > ? 違うのかな? よくわからないけど――。 ( ヴェイトスにはいろいろな種族がいる為、必ずしもライカニアとも限らないか、と思って。 お耳のある吸血鬼もいるかもしれないし、とかとか思いつつ。 触ってみますかと問われれば、) …いいの? ( ききつつも、近寄って手を伸ばそうとするだろう。 ドキドキしながら。 少女はちょっと嬉しそうだろう。 だってお耳、触ってみたい。 自分には無いからッ。) ……ここ? ――――そこ? ( 目は、相手の胸へと移って、 のませてあげましょうかと言われるも、  困ったように固まるだろう。) ……どうやって? ( 牛乳は飲みたいけれど―――そこって、そこって…! ぐるりぐるり、少女の頭はちょっと混乱。) [Fri 11 May 2007 00:09:34]
ホワイトハート > ん〜、そうなんですかねぇ〜? ( 牛さん本人もよくわかっていなかったりします。ライカニアなんですけどね。牛さんは本物の牛と一緒に育てられましたから )( ついでに触ってみますかぁ?と聞いていますよ。牛さん、ちゃんと少しかがんで高さをあわせてあげて ) 違いますよぉ〜。 牛乳はここにあります〜 ( そういって、自分の乳を指差した ) ちょっとだけなら飲ましてあげましょうかぁ〜? ( 小さな女の子だし、このくらいなら器のきっと大きい狐さんも許してくれるかな、とか考えて。 まぁ、子供一人分飲まれたからといって困るものでもない。いくらでも出るから ) [Fri 11 May 2007 00:02:23]
ルァ > へぇ…。 ―――ライカニア?? ( 訊きつつ、耳をみる。 触ってみたいなぁという好奇心がうずいていたり。 子どもは好奇心旺盛な生き物ですので。  そして。 ありますよぉ〜 という返事。 キョロリ、見るが、持っているようには見えない。) ……えーと…。 牛乳屋さんなの? ( それなら、お店にあるという意味だろうか、とか。 それなら納得。 えぇ、思ってもいませんから。 相手が牛のライカニアだなんて――! そして、少女は本物の牛を見たことがないので、牛のお乳=牛乳 というのも思いつきませんです。) [Thu 10 May 2007 23:57:33]
ホワイトハート > ( 可笑しそうにしている少女を見て、牛さんは首を傾げながら ) はい〜、耳ですねぇ ( のんびり答える。ついでに本物ですよぉ〜とか良いながら引っ張って見せた。 だから、牛さんには普通の耳はついていなかったりする ) ありますよぉ〜 ( パッと見て、牛さんは何も持っていないように見える。というか、持ってない。でも、牛乳ならあるいつでもある常にストックしてある。ボトルとかそういう領域じゃなくて。もう、大本からストックしてある )( だから、そんな牛さんにとっては牛乳の価値は分からなかったりします。ええ ) [Thu 10 May 2007 23:49:40]
ルァ > ( 助かりましたぁ〜 というマイペースな言葉に、子どもはクスリクスリ、可笑しそうに笑って。) ―――…ぁ。 みみだ。 ( カチャカチャ。どこからだろうと思っていたら。相手の耳からのようで。しかもお耳は人間のソレではないようで。物珍しそうな視線が注がれるだろう。) ――ぇ、牛乳あるの?? ( お水なんかより牛乳はずっと、体にいいし栄養もあるし。 ただ、やっぱりお値段がお水よりあるので、当たり前だけど。中々飲めません。子どもにとっては軽く高級品?) [Thu 10 May 2007 23:45:44]
ホワイトハート > どんな趣味かは、置いておいてぇ〜。それは助かりましたぁ〜 ( 牛さんの方は趣味の部分は流しました。食べられるかどうかが問題だから!この際だから、喜びの耳動かし。カチャカチャ五月蝿いなんて気にしない ) 夜食はないですけどぉ〜、牛乳ならありますよぉ〜 ( なんて、言ってみた。牛さん一歩下がられてるのには気が付いていないけど。 何となく足はとまった。 牛さんからは警戒のオーラ0 )( 胸には牛乳です。牛乳! なんていう、勝手なことが牛さんの持論だったりとか、そうじゃないとか ) [Thu 10 May 2007 23:41:40]
ルァ > (いいですね、夢。 いっぱいいっぱい詰めたいです。 それで大きくなるなら影もがんばり――さておき。) そんな趣味は無いよ、私…。 (ちなみに、少女の中での食べる はちょっと違う意味に変換されてました。 不思議空間広がってます。 カチャリ という音に気が付いて、牛さんの胸から顔を上げる。あれ? どこからの音? という雰囲気で。 お耳に気付くのはもう少し先か。 寝る時間、といわれるのには、少し笑って。) そうだね、確かに。 夜食はあったら嬉しいけど なぁ。 …。 ( 接近されるのには、気が付いて。 ちょっと警戒したように牛さんから1歩くらい離れようとするだろう。) [Thu 10 May 2007 23:37:34]
ホワイトハート > ( あとは夢を詰めていく。 非現実的だって? そんなものです ) 私は食べてもおいしくないですよぉ〜? ( かみ合わないけど、会話にはなっている。不思議空間。 また、耳が動いた。耳に付けられているタグがカチャリとなる ) 良い子はお家に帰って明日のためにお夜食食べて寝るお時間ですよぉ? ( なんて、のんびり答えた。牛さん、少し少女に接近 ) [Thu 10 May 2007 23:32:32]
ルァ > ( 寝れるけど食べられないかも。マッサージも無いかも。 ―――貧乳万歳街道まっしぐら? ちょっとイヤかも?)( その大きい大きいお胸に目がいっていたのと、暗いので。 お耳には気付かず。 まだ少女の目には相手は人間に映っている様子。) …牛肉? いいなぁ……。 ( 何かかみ合わない返事をしていたり。 どうかしたのか、問われれば軽く首を傾げて考えて、) ん、 …これからどうしようかなーって。 ( マイペースな牛さんに、壁から背を離して立ちつつ、少女はそう答えて。) [Thu 10 May 2007 23:29:14]
ホワイトハート > ( 大丈夫。一杯食べて一杯寝ればきっと大きくなる。あとマッサージ(ぇ )( 牛さんのは大きいです、思いです、大きいです。もう、二回言ってしまうくらいに大きいです ) ふぇ? 私肉牛じゃないですよぉ〜? ( なんて、耳をピクンと動かして反応しました。 まぁ、確かに餌になりそう。夢が一杯詰まってるから。でも、ごく稀に失敗するお守りがあるか問題は無い! ) どぉ〜したんですかぁ〜? ( なんて、いつものマイペースで少女に話し掛ける。牛さん ) [Thu 10 May 2007 23:24:32]
ルァ > ( ぽけぇー、と 考えていたらかかる声。 声の主のほうへと振り返れば、) …。 ……こんばんは。 ( 目に付いたのはやっぱり牛さんの胸。 大きいなぁ、羨ましいなぁ、重そうだなぁ、大きいなぁ、 とかそんな思いがよぎりつつ。) ――――餌になりそう。 ( ポツリ 呟くだろう。  こう、スラムとかにいるコワイというか、欲求不満がたまってそうなお兄さんとかオジサンとかの。 男の人は胸が大きいヒトが好きってコト、一応少女は知っていた為。 ) [Thu 10 May 2007 23:20:54]
ホワイトハート > ( お腹が空くのとはいろいろと隣り合わせな牛さんもそのあたりは結構共感できたりする。でも、最近は食事の面はとっても良かったりする。 それはさておき ) こんばんわぁ〜、ですかねぇ ( なんて、間の抜けた声で発見した少女に声を掛けるだろうか。牛さんの目で見えるから相当近い。 声の主は、無駄に乳のでかいメイドさん。因みに下着なんてものはつけてません。いつも羞恥プレイです。はい ) [Thu 10 May 2007 23:15:54]
ルァ > ( ぐぅ、とか 腹の虫が泣いた。―――鳴いた?  まぁ。 お腹がすくのは日常茶飯事。 けれど、それに慣れるということはなく。) 慣れたら楽なんだろうなぁ…。 ( 慣れて空腹を感じなくなったら、それはそれで問題なのだろうが。 少女的にはむしろそれを望む。 だって空腹は辛いじゃないかー とか。 トン、と壁に背を付く。 さてこれからどうしようか。 食べ物探しを続行してスラムをさ迷うか、おとなしく諦めて空き家へ戻って眠るか。  己のほうへと来る牛? にはまだ気付いていない。 おそらく、カナリ近づいてから気付くかと。) [Thu 10 May 2007 23:12:30]
ホワイトハート > ( スラムの薄暗い中をデカイものを二つ胸にぶら下げたメイド服を着ている生き物が現れた。暗いからまだわからないだろうけど。それは、牛だろう。角もある、スカートの中に隠れているが、尻尾もある。 そして何より、乳がすごかった ) そぉ〜ろそろですかねぇ〜 ( 牛さんのすんでいるアパートはスラムにある。正確には牛さんの飼い主のアパートだが。 まぁ、とにかく牛さんはお家へ変える真っ最中というわけだ。もう、ぶっちぎりで真っ最中。 そんな進行上に少女がいたりするのかも ) [Thu 10 May 2007 23:07:17]
お知らせ > ホワイトハートさんが入室されました。 『牛、現る』 [Thu 10 May 2007 23:03:53]
ルァ > …。………うぇ。 ( ぺっ、ぺっ とか効果音つきつつ口の中に入れた物をだす。   腐ってました腐りきってました。 残念ッ! ) 暖かくなってきたからなぁ…。 ( 出るのは溜息。 漁っていたゴミ箱から離れつつ、パタパタと手を振る。 ゴミの感触を消すように。 ふと、ポケットの辺りに手を当てる。何かを確認するように。  ソレ の感触がした。 小さいけれど硬い、 大切なもの。 前に暗黒街で無くしたと思っていたもの。 スラムに落ちていた。 ―――てことにしたかったんです、とか、影の思いがあったりなかったり。さておき。) ぁー…。 ジャスティスさんのトコにも行きたいなぁ…そのうち。 ( 散々お世話になったのに飛び出してしまったので。 たまに顔を見せに行くことはしたいなとか。 否。 会いたいなぁとかいう気持ちが少女にあるというだけだが。 落ち着いたらいこう。 いろいろと。 )   [Thu 10 May 2007 23:01:07]
ルァ > (ガサガサガサ  とか、暗い路地に音が響く。 何のことは無い。 ただのスラムの孤児が食料を探す音。  否。 一応お仕事はしているのでお金も入るが、少ないからお腹一杯にはならない。 だから何か無いかな〜  とか、探していたり。 ) …ぁ。 ( 柔らかいような感触。 直感的に、これは食べ物! と思って ソレ を引き上げる。暗いので何かは見えない。 匂いをかげば、) ………。 ( ちょっとヤバイ匂いがした。 とりあえず、一口食べてみる。) [Thu 10 May 2007 22:45:36]
お知らせ > ルァさんが入室されました。 [Thu 10 May 2007 22:37:15]
お知らせ > CLOWNさんが退室されました。 『 La commedia finita. 』 [Thu 10 May 2007 21:52:47]
CLOWN > ( 文字化け陳謝。 orz.)( さて、 ) …… ぼくが正しいと思うのだから、それはきっと正しいのだろうね。でも、 ……無理だよ、ロジャー… ぼくが同業者の中でも浮きまくっていたのは分かってるだろう …?… いつも孤立してきたんだ、 いつも―― ( 酷く演技掛かった間を、置いて )  ぼくは出ていくよ、この 『舞台』 からも … ( …クツリ、 笑んだ道化師は 歩き出す。次なる 『舞台』 へ、と―― 。 ) [Thu 10 May 2007 21:51:21]
CLOWN > 。。ィDィDィD。。、ハ、鬢ミ。」、ス、、ャユ、キ、、メ簫侃タ、ネ、ワ、ッ、ャヒシ、ヲ、ハ、鬘「、ス、、マエ_、ォ、ヒユ、キ、、、筅ホ、ハ、ホ、タ、、ヲ、ア、、ノ、筅ヘ。ュ。。」ィ。。。ュ、マ・テ。。ミ。、オ、ッヘツ、ュ槻、ニ、、隍ヲ、ハマ「、。「、メ、ネ、ト。」ンX、ッシ遉、ケ、ッ、皃ニメ侃サ、、ミ。「。。」ゥ。。。ュ。ュ殪タ、タ、陦「・・ク・罠`。ュ。。。。、ワ、ッ、ャヘャ露ユ゚、ホヨミ、ヌ、篋。、ュ、゙、ッ、テ、ニ、、ホ、マキヨ、ォ、テ、ニ、、タ、。」、、、ト、篁ツチ「、キ、ニ、ュ、ソ、、タ。ュ。「。ュ。。、、、ト、筍。ィDィD。。」ィ。。ソ皃ッムンシシ廷、ォ、テ、ソ馮、ヨテ、、、ソオタサッ。「。。」ゥ。。。。。ュ。。、ワ、ッ、マウ、ニ、、、ッ、陦「、ウ、ホ。。。コホ靂ィ。サ。。、ォ、鬢筍。ィDィDィD。。、ス、ヲ。「。。。ュ。ュトサ、、ェ、、ケ、ヒマ熄熙キ、、、ホ、マ、ウ、ホ・サ・・ユ、タ、ヘ。「、ス、ヲヒシ、ヲ、タ、、ヲ。ュ。。・ウ・・・モゥ`・ハ。ュ。。、ュ、゚、ヒナ、イ、、陦「。。La commedia ィィ finita.。。」ィ。。。。。ュ。。、ス、キ、ニ。。オタサッ次、マ。「喨、ュウ、ケ。」エホ、ハ、。。。コホ靂ィ。サ。。、リ。「、ネィDィD。。。」。。。。」ゥ [Thu 10 May 2007 21:44:21]
CLOWN >  嗚呼…、…… 時として余りに前衛的な存在は軽視され続けてきたと云う―― ならばぼくは 正にそれなのだろうね…!… だとするなら、もっと大衆受けする存在になれば良い? あぁ、確かに ――確かにそうだね、それは正しい意見だと思うよ。 ( 一気に捲くし立てた道化の、くちもとが 僅かに歪んだ 『微笑』 を形取る。 ) [Thu 10 May 2007 21:32:04]
CLOWN >  …… 如何にも、ね …?… 世知辛いものがあると感じ始めているのは 何故なのだろうね ―― ( 夜空を覆うような 雲、時折蒼白い月光を地におとしている。 そんな 夜に、ひとりの道化が 戯れ、を 。 ) [Thu 10 May 2007 21:23:26]
お知らせ > CLOWNさんが来ました。 [Thu 10 May 2007 21:19:26]
お知らせ > オウルさんが帰りました。 『黒いマントを羽織って向かうのは…「あの家」 地方村の外れの奥の家…』 [Mon 7 May 2007 06:01:09]
お知らせ > セレニアさんが帰りました。 『( だが積み重ねられれば、どこかで点と点が繋がる事も )』 [Mon 7 May 2007 05:59:57]
セレニア > ( とは言え、派遣された人員が到着する頃には少年の姿が消えていたとしても… 少年への対応は微妙なものになるだろう。 せいぜい、関係者しか目にしない程度のレベルでモンタージュが作成されされるかどうか、害悪種と確証が無ければそれ以上組織的に追われる事は無いだろう )   ( 日々積み重なっていく、報告の一つ ) [Mon 7 May 2007 05:46:05]
オウル > (いっそ、獣になるか、死んだほうがマシかもしれないと思った。 けれど、其処まではまだ行くわけには行かないと…嘆いた。) そう…です (心配してくれるのは、嬉しかったが、寄りかかれない、人として…いたいからその言葉は出たのだろう。) 体は…大事にしますよ… (そんなこといいながら……自分は、此処から逃げなければならないと思った。) …… (正直…死んだと思って力が抜けても…体を動かして、貴女に言おうとしたが、止めた。) … (そして、暫くすれば、マントを着こんでこの廃屋を後にするだろう。) [Mon 7 May 2007 05:35:33]
お知らせ > セレニアさんが入室されました。 [Mon 7 May 2007 05:24:46]
お知らせ > セレニアさんが帰りました。 『( 失われた能力を知らず。 少年の悪夢もまだ終わらない )』 [Mon 7 May 2007 05:24:05]
セレニア > ―――。 ( 自分が直面するのは始めてのケースだ。 …と思っているだけであり、相手がヴァンパイアであるというのは何とも皮肉だけれど… ―――何にせよ、この少年にどう対処すべきか迷っている。 魔性であれば、それが何であれ滅ぼすべきだ。 けれどヴァンパイアハンターである自分は、エクソシストとは違う。 聖堂騎士などともまた違う。 ヴァンパイア以外の害悪と戦う為に必要な知識は乏しく、ヴァンパイア相手に退く事は許されないけれど、無駄死にもまた許されない ) ―――そうですか。 ( それは 『信仰なんて無い』 『人だ』 どちらへの答えだったのか… あるいは両方か… 短く呟いて――― 何やら不安定な様子を不審に思いながら 『ヴァンパイアではない』 という認識だけは無駄に固めてしまっている ) …それでは、これで失礼します。 お大事に。 ( 微妙な差異ではあるが… 鐘の反応を目の当たりにする前の心配そうな様子とは、やや異なる。 本当に形式ばかりでそう口にしたような別れを告げて… 背中を見せないまま、その廃屋を後にしよう。 警笛を吹けばカーンの同僚たちは戻って来るかもしれないが、それまでは一人で相手をしなければならないし――― 駆け付けるのもヴァンパイアハンターでは意味が無い。 ―――どこかで、それでも無抵抗で殺されるような害の無い魔性であれば、人の街に存在を許容されるのではないかと考えるかもしれないけれど… 基本的に 『魔性』 とは、人にとっての悪を成さずに存在する事が出来ないからこそのものだ。 そんな無意識は、意識しないまま )   ( 扉が閉ざされる。 自らを過信した脅威が、鐘を鳴らしながら去って行く )   ( 白む空の下少女が立ち去った後、たっぷりと時間を開けて、大聖堂から適切な人員がこの場所に派遣される事になるかもしれない ) [Mon 7 May 2007 05:21:22]
オウル > (放置していて欲しかった。 凭れ掛かっていた少年はゆっくりと動き出した。 顔を上げて貴女を見るのは、金の針目…そして、蒼白な感じの肌の顔が見えるだろう。) …信仰なんて…無い (警戒されて見られれば、金の針目が揺らいだ。 時折、獣に堕ちそうになるのを耐えるが如く…貴女を見ていた。) ……人だよ? (小さな嘘は積み重なれば、大きなうそになってしまう。) …ダメ… (貴女の顔を見たとき…金の針目が一瞬だけ、獣のようになった。 血が欲しいと…体は正直に欲する。 それで伸ばそうとした手を…下ろした。 その手は…震えていた…そろそろ限界なのだろう。 人として、押さえている部分が…吸血鬼に飲み込まれようとしている。)  [Mon 7 May 2007 05:07:12]
セレニア > ―――。 ( 無い知恵を絞ろうとしても、思いつくのはこの少年を… 放置するか、大聖堂へ連れて行くか、くらいしか無い。 幸い常態では脆弱だったはずの自分の体力は妙に上がっているし、彼が動けずとも担いで歩くくらいの事は出来るだろう )   ( それも、彼がパプテス教徒で、それを望めばの話しだ。 案の定、身寄り無しという言葉に暫し口を噤んで ) …そうですか。 信仰は、ありますか? ( 無論、パプテスの ) あなたが教徒であれば――― ッ!? ( ―――ただ、そんな話も鳴らした鐘の音に少年が見せた反応に、雰囲気を変えた。 抑揚が無いながら身を案じる風だった気配は消え、警戒一色で少年を睨む ) ―――。 ( 鐘の音に反応を見せた少年に、彼がヴァンパイアではないかと疑って… けれどその上で向けた感覚が、彼がヴァンパイアであると捉える事は無かった。 …不覚にも、それで、この少女にとって少年は、少なくともヴァンパイア以外の何かとなってしまった… )   ( もっとも魔性である可能性があるのだから油断はできない。 カンテラと鐘を左手で持ち… 右手は剣の柄を握っている ) ―――確認します。 あなたは魔性ですか。 ( 鐘の音が、不調な身体に辛いだけという可能性も――― 彼の、どこまでも弱々しいだけに見えてしまう反応を見ていると、信じられてしまいそう。 …不用意に近付く事は無く… その瞳の、人間との差異にはまだ気付けない。 飛び掛れば一瞬の距離。 けれど歩くなら… 大またで三歩は必要か ) [Mon 7 May 2007 04:55:25]
オウル > (首筋の痛みが少し和らいできた、朝が来る脱力…けれど、警戒心がそれをさせない。) …… (挨拶の声がノイズ交じりに聞こえる気がした。) ……セレニ…アさん? (家族…頼れる人…その言葉には首を横に振った。 カンテラの明りが照らせば、少年は開いている窓際で、銀の髪を揺らしているのだろう。 その脇には裏地の紅い、黒いマントが置かれている。) …っ!! (鈴の音が近くで聞こえて、首筋の傷痕に手を当てて、耐えるように俯いた…。) 鈴の音…とめ…て… (傷痕が痛い…一瞬裂けたかと思うほどに痛かった。 貴女が顔を覗き込もうとすれば、金の針目がランタンの明りに僅かに反射するだろう。) [Mon 7 May 2007 04:42:51]
セレニア > (* 『必死な様子を、苦痛を見て取って…』 → 『必死な様子を、苦痛見て取って…』 すみません ) [Mon 7 May 2007 04:37:43]
セレニア > ( もうこの場所は輪の外側だ。 ハントの形式を考えれば、一人欠けた時点で全員足を止めるべきだけど… こういった事の一つ一つが大抵の場合空振りで、そうも言っていられない現実。 少年はまだヴァンパイアと特定されておらず… そして目の前にいるハンターは、自分の能力に自身を持って、ある程度の相手なら看破できると踏んでいた。 少年の絶望に反して、彼が弱っている状態でさえ、その勘違いが大きな穴になっている ) ―――失礼します。 ( 鍵なんて上等な物が付いていたとして、持って行かれてしまいそうな環境。 そもそも初めからかんぬきかもしれないし、むしろ扉が焚きつけに使われていないのが奇跡的か。 特に施錠などがされていなければ、難なく室内へ。 油断なく状況を見渡しながら足を踏み入れる。 持ち込んだカンテラの灯りで室内を照らし、少年を探した ) ―――こんばんは。 セレニアと申します。 …失礼ですが、ご家族は? 頼れる方は、ありますか? ( 必死な様子を、苦痛を見て取って… 形式的に一度ハンドベルを鳴らし、カンテラと同じ手に持ち替えよう。 少年には年齢など意味が無いかもしれないけれど、同じ年頃の少女。 タイトな戦闘服の上から知れる薄い胸には、大振りなロザリオが乗せられていた ) [Mon 7 May 2007 04:34:04]
オウル > (F5間違えて押した悲劇には、多謝orz) (こんな体になって、自分は今どうなっているのだろうと思う、周りにVHの人たちがいる時点で…もう半分以上詰んでいると思う。) …具合が悪いだけです… (保護…と聞かれれば…首を横に振って答えるだろう) ……入っても良いですけど…あまり近づかないで下さい… (もし、見てしまえば、今の自分は死ぬと思った…化け物に飲まれて…だから耐える。) もう…ダメかな… (そんな事、ボソリと呟いた。 死にたくない、けれどこのまま獣になってしまったら? 誰かを傷つけてしまう。 演技も出来ないこの少年は、痛みと…消えそうな理性を保つのに必死な様子である。) [Mon 7 May 2007 04:17:41]
セレニア > ( 時間と共に、周囲の鐘の音は進み、遠ざかって行く。 具体的には円形を作り一点を目指してその輪を狭め、それが小さくなるとこの廃屋の位置は輪の外側になるイメージ。 逃れようと外へ出ると、気付けば囲まれているような状況になるのが望ましいのだが… 状況に気を配れば分かるだろうし、狙い通りに事が運ぶ事はそうそう無かった ) ―――流行病と、診断を下されましたか? ( きちんと医者にかかれる身分とは思えないけれど… それならそれで、志高い善人や道を踏み外した闇医者などがいるものだと思う。 ただ、疫病の類であれば大問題だ。 ―――少年の言葉を、病に侵されてのものと取って… 思わず口を噤む ) ―――保護を、望みませんか? ( 保護と言いながら、疫病であれば殺処分の可能性も? その辺りの事情は知らない。 けれど、最低限上辺では保護を謳うだろうし… そう教えられればこの少女にとって、大抵の事がそれで全てとなってしまう ) …2,3お聞きしたい事があります。 可能であれば、扉を開けてください。 困難であれば、入室の許可を。 ( そんな言葉を交わす中で、少年のいるであろう屋内へ集中を続けるが… 信頼している自身の感覚には何も捉えられず、弱っていそうな調子が演技でないとすれば、少年はヴァンパイア以外のようにも思えていた…。 分からないが… そうなると、そのまま放っておくのはパプテス教徒として正しい選択かどうか。 もっとも、相手がパプテス教徒であればの話か ) [Mon 7 May 2007 04:08:33]
お知らせ > オウルさんが来ました。 [Mon 7 May 2007 04:08:12]
オウル > (周囲の鐘の音が自分を破壊しようとする、理性を、人の心を化け物が塗りつぶそうとする。) 具合が悪い…から、誰も近づいて欲しくない…です (小さな嘘をついた。 そして、それでも聞こえる鐘の音は徐々に人としての理性を塗りつぶそうとして、体の動きを止めていく。 所属を聞かれて、余計に近づいて欲しく無いという顔をした。) 誰も、傷つけたくないん…です…お願いです…から、近寄らないで… (鐘の音が、嫌だとは言わない、鐘の音に混じるなんだか解らない物が、心まで化け物にしていくようで…嫌だった。 傷痕が裂けそうな位に痛みを帯びて、また、壁に凭れる、外まで…いけない…この状態では、周囲の鐘の音が…自分の暗く冷たい部分を広げていく。) [Mon 7 May 2007 03:52:52]
セレニア > ―――繰り返します。 何か、問題ですか? ( 本当に飢えて死にそうであったり、病気だったり、そういった場合に、大聖堂はスラムの住人を受け入れるだろうか。 …スラムと暗黒街は、ヴェイトス市であってそうでないような扱いだから、それも難しいかもしれない。 けれど体面上、頼って来た時に蹴り出すような事も出来ないのではないか… ) 緊急を要する事態であれば、大聖堂がお力になれるかもしれません。 ( 話す相手の声が聞こえなくなったら、あるいは遠くなったら、家の裏手へ回り込むように動くけれど… それが不可能な間取りであれば、窓の失われているような、本物の廃屋から裏を目指すか。 何にしても、今はまだ。 所属と聞かれて嘘をついたり、濁す必要はない ) ―――ヴァンパイアハンターギルド 『カーン』 です。 2,3お聞きしたい事が… ( 鐘の音の主だ。 遠くでは、まだ規則的な鐘の音が上がっている ) [Mon 7 May 2007 03:43:44]
オウル > (着て欲しくない、血が欲しくなるのが嫌だ…死にたくも無い。) こないで…下さい (ドアの向こうの貴女にそういうだろう。 金の瞳は針目だから…見られたらばれるかもしれない。) ……貴女は…だれ…ですか? (理性の灯火…話しているだけでも、どんどん消耗していく気がする。) 誰も傷つけたくない…だけ…です (脆くなっている精神では、そんなことしか喋れない。 ゆっくりと…逃げ出すように…少年は動き出す、何事も無ければ…窓のほうに…歩いていくだろう。) [Mon 7 May 2007 03:32:26]
セレニア > ( 小さな声に、少女は動かない。 緩く一房に編んだ薄紅色の髪を強くなってきた風に揺らして、同じ色の瞳で廃屋の左右へ、窓の位置などを確認するように視線を走らせる。 言われるままに帰るつもりはさらさら無いようだ。 そうだとしてもそこが個人を特定される少年自身の家でなく、ただ占拠しているだけの廃屋なら、少年に取るべき道はまだ残されており… それらの為に、感知能力を持たぬハンターが調査して外堀を埋めたとしても、人に紛れるヴァンパイアを狩るのは容易ではない ) ―――夜分遅くに申し訳ありません。 何か、問題ですか? ( 抑揚に欠く平坦な声が扉の向こうへ話しかける。 こういった駆け引きは苦手だ。 …そう意識してしまう通り、なんだか事務的な雰囲気は、所属を告げなくても、少女を物音を心配したただの通行人ではなくしてしまうようだった… ) [Mon 7 May 2007 03:24:31]
オウル > (この少年には、隠蔽能力は無い、むしろ渇きとベルの音のせいで、余計に濃くなっているかもしれない。) 誰も…こないで…お願いだから… (理性が消えそうだから…助けて欲しいと思う、けれど、ベルの音の主だったらどうしよう…そんな事を思う。) …嫌だ…… (そして、貴女が扉を叩けば、言うだろう、拒絶の意思を込めて…むしろ傷つけたくないから…。) 誰も…来ないでください…お願い…だから (音が止まっていても、消えそうになっている理性の灯火…答える声は…ようやく届くだろうかと言う…そんな、小さな声だろう。) [Mon 7 May 2007 03:14:41]
セレニア > ( クルースニックとしての感知能力で… もう、ある意味では失われている感覚で、その廃屋の中へと注意を向ける。 程度の低い隠蔽能力しか持たないヴァンパイアであれば、容易く看破したであろう感覚に反応はなく、現時点で一切の確信は無い。 …自分達の専門ではないが、この鐘の音を嫌うのは必ずしもヴァンパイアだけに限定されないのだし… ) ―――? ( ―――ただ、戦線に復帰して、最近気付いた事があった。   『【誰か】につけられている』   気がする、という程度のものだけど… 今も、いつだってはっきりとは捉えられないその人影が、人通りの絶えている通りで脇を通り過ぎたような気がして一度振り返る。 誰もいない、足音一つしない ) ………。 ( ほんの一時辺りを見回してから、その廃屋の扉へ向き直る。 身体のラインをトレースして頭から下を完全に覆う、頑丈な黒革の戦闘服に身を包んで… 腰には銃と剣、背には十字の意匠を施された盾を負った、年齢不相応な出で立ちの少女 )   ( 路地を吹き抜ける、曇り空の少し湿った風に掻き消されて、声は正確に聞き取れなかった。 が、『煩い』 といった罵声ではなく、そんな弱い声である事が、何かあるのだとは思わせる。 ―――扉に拳を当てて、ゆっくりとしたペースで、規則的なノックを三回 )   ( とりあえず、ベルの音は止まっている ) [Mon 7 May 2007 03:07:13]
オウル > (音が頭に響いて痛い、傷痕も裂けそうなくらいに痛い。 血が有れば…楽だと思った…人の血があれば…けれどその考えは葬った。 それは出来ない、嫌だから…。) 痛い…嫌だ… (小さくかすれた声をようやく吐き出して…ゆっくり立ち上がる…ここに居たらダメだと…思った。) …うぁ…っ!! (ベルの音が、聞こえる、同時に頭痛と首の痛み、そして、過るのは自分が殺された時の…光景…忘れていようと思った光景だった。) やめて… (かすれた声は貴女には届かないかもしれない、理性が消えてしまいそうになる。 それでも何とか保って…廃屋の壁に体凭れながら、立っていた。 このままじゃ、おかしくなる…それだけは何となく解った。) [Mon 7 May 2007 02:57:15]
セレニア > ( 『クルースニック』 と一言に言ってもその能力は規格化されたものではない。 生まれから判断されたり、ただハンターとして有能というだけでそう呼ばれる事もあるかもしれない。 あるいは、自ら吹聴するか。 ―――ただ、この少女の場合は極めて単純で、ある程度は客観的に見ても分かり易いものだった。 『五感によらない感覚でヴァンパイアの存在を感知し、それを感知している間のみ強靭な身体能力を得る。 が、別人のように狂暴になり手が付けられない』 )   ( 普段は置き物のように無表情、無感動な少女であるだけにそのギャップは強烈で――― 以前のように、犬も歩けば棒に当たるとばかりに、種族隠蔽も満足に行えない低級吸血鬼を狩れば、そのハントに加わっていたハンター全ての戦果になるとは言え、このところの静けさにはどこかで安堵しているような空気も隊内にはある。 当人にとっては、不可解な事でしかなかったとしても )      ( もしも世界の変化を捉える事が出来る者があれば、この少女の体質に変化がもたらされた事が分かるだろう。 けれど 『ヴァンパイアの存在を感知していない状況での、身体能力の向上』 という客観的に判断できる要素もあるものの、感知能力の変性など本人にしか分からない事で――― そして今の段階では、『感じられていない』 というだけで本人もその変化に気付けていない ) ―――。 ( 物音。 廃屋から。 五感の聴覚で捉えた情報に )   ( りぃん   りぃん   りぃん… )   ( 一度、早いペースで三度ベルを鳴らす。 他のハンターに注意を呼びかけながら、その廃屋へと足を向けた ) [Mon 7 May 2007 02:50:03]
すぐ近くの廃屋 > (すぐ近くの廃屋、其処から大きな倒れるような物音がするだろう。) …! (廃屋の中では、少年が一人、倒れている。 銀の髪に金の瞳……その少年は、ようやく休もうとしていた所に、ハンドベルの聖なる音の波が襲い、それに反応してしまったのだろう。 はたして、倒れる物音は…あなたに届くのだろうか…) [Mon 7 May 2007 02:37:49]
お知らせ > すぐ近くの廃屋さんが入室されました。 [Mon 7 May 2007 02:30:37]
セレニア > ( 教会によって鋳造された鐘は仲間の位置を知らせ、魔性を暴く。 ヴァンパイアハンターギルド 『カーン』 で採用されている装備の一種。 仕事柄パプテス色の強い傾向があるとは言え、信仰の絡む道具に携帯や使用の義務は無いかもしれないけれど、多少なりと身の回りに興味を持って、たまにするその音が何であるかを気にした事がある人なら、その正体を知ることは難しくない )    ( ―――単純に遅い時間であるというのとは違う理由で灯りの灯らない、背の低い家屋が並ぶ埃っぽい路地… そこを進む、タイトな戦闘服と武装を緋色のケープで申し訳程度に隠した小柄な人影も、カンテラと、ハンドベルを手にしている。 50歩に一回のペースでそれを鳴らす )   ( ヴァンパイアとの戦闘で負った傷を癒して、機能回復訓練をある程度完了した、先天的な体質によるヴァンパイアハンター 『クルースニック』 とされる少女が戦線に復帰して暫くが経った。 『猟犬』 だとか、そんな風に表現されそうな調子で嗅ぎ付けるなり襲い掛かっていたハンターにしては珍しく、静かな日々が続いている ) [Mon 7 May 2007 02:26:09]
お知らせ > セレニアさんが入室されました。 [Mon 7 May 2007 02:10:14]
お知らせ > セレニアさんが来ました。 『( 澄んだハンドベルの音が響く )』 [Mon 7 May 2007 01:59:34]
お知らせ > リックさんが退室されました。 『( ゆらり。灯火が尾を引いて立ち去る )』 [Sat 5 May 2007 00:45:43]
リック > (さて、狩りの為の協力関係。危ういものだが、まあ合って損はしないだろう。 コネクションが増えるにこしたことはない、と。薄く笑って煙草に火を灯した) [Sat 5 May 2007 00:45:27]
お知らせ > モビィディックさんが退室されました。 『( あとは闇だけがあった。 )』 [Sat 5 May 2007 00:43:44]
モビィディック >  んふふ、んふ、まあ吸血鬼なんて化物が説得力を持つのは、いつだってぶちまけた後さ。 んふふ、んふ。 ( ずる。 ずるり。 幾らか活力を取り戻したような足取りで、吸血鬼は路地の向こうの闇へと消えていく。 最後にひらりと手が振られて――― ) [Sat 5 May 2007 00:43:36]
リック > その怪我で言っても、あまり説得力は無いな、モビィ。 信じないというわけでもないがね(苦笑いしつつ、吸血鬼が立ち去る素振りを見せたなら男は煙草を咥えた。 彼女ならば、まあ、少なくともハンターと戦って生き残れるだけの力はあるのだろうと思う。 それならば十分に化物だ、といえるのかもしれない)ああ、存分に吸ってくれ。――俺の血じゃなければ、だがね。(ひらり。戻って行く彼女には見えないだろうが手を振って、彼女が立ち去るのを見送ろう。 此方からは背を向けない。一応は、だが) [Sat 5 May 2007 00:40:15]
モビィディック >  んふふ、んふ、まあそうだったかな。 いろいろ出てきたから覚えてないよ。 んふふ、んふ。 まあこのくらいの怪我だと、ハンター十人相手にしたら八人殺してる間に殺されちゃうかな。 んふふ、んふ。 ( 無論はったりだ。 十人も出てきたらまっしぐらに逃げ出すだろう。 例え怪我がなかったとしても。 化物とはいえ、割と弱いほうだ。 ) リック・ミード。 んふふ、んふ、よろしくリっちゃん。 それじゃあ私はそろそろ行こうかな。 喉が渇いてそろそろリっちゃんもおいしそうに見えてきたし。 ( ずるり。 麻袋を引きずってきた道を戻ろうとして。 ) [Sat 5 May 2007 00:37:38]
リック > ……ああ。なるほど、その傷は狩人に?(まあ吸血鬼の傷といえば大方はそうなのだろうけれど、ふと気になったから聞いてみた。 どうやら、あまり頓着はしないらしい。 吸血鬼の年齢を計るのに外見は無意味だろうが、見た目ほどには若くないのか、とも思う。 あるいは若いからこそ無頓着なのか。 結局、役に立たない想像だった)モビィディックか。 なるほど、モビィだな。憶えておこう。 俺はリックだ。リック・ミード(名乗りながらも、彼女の様子を観察する。 どうやら、喜んではもらえたらしい) [Sat 5 May 2007 00:33:14]
モビィディック >  んふふ、んふ………その台詞、この前の狩人ちゃんに聞かせたいものだね、んふふ、んふ。 ( 自分を指して害悪とのたまった狩人に。 尤もそれは、今更という感じだ。 モビィディックも若くはない。 何を言われようがあまり気にはしない。 ) んふふ、んふ、私のことはモビィディックとでも呼ぶといい。 狩人どもはそう呼ぶよ。 んふふ、んふ、そういうおにいさんは? ( 鼻歌まじりにモビィディックは尋ねた。 その態度は割と上の空。 どんな味がするのだろうとでも考えているのだろう。 ) [Sat 5 May 2007 00:27:52]
リック > 奴隷がいなければこの街も成り立たないからな。それに逃亡奴隷は、害悪だ(吸血鬼狩人と吸血鬼のようなもの、とは思ったが口に出すことはしない。彼女がどういう趣味嗜好かはともかくとして、不用意に怒らせることを言わない方が良いだろう。 友好関係というのは気遣いからはじまるものだ)……そう言えば、名前を聞いていなかったな。君の名前は?(麻袋の中からは、汗と共に女の臭いがするだろう。 中身はガンディア系列の三十路女。 血の量はありそうだが、味については保証しない。 血液の味の優劣なんて人間には想像もできないが) [Sat 5 May 2007 00:23:22]
モビィディック >  んふふ、んふ………………よろしい、契約成立だ。 んふふ、んふ、しかし、怖い怖いって、化物の吸血鬼より人間様のほうが怖いものだね、んふふ、んふ、化物使ってまで奴隷をつなぎとめるなんて。 んふふ、んふ。 ( 転がされた麻袋の傍で屈みこめば、すんすんと鼻を鳴らした。それから左手で麻袋を掴んで引きずった。 腕はまだ、上がりそうにない。 ) [Sat 5 May 2007 00:19:14]
リック > 口約束でも約束は約束さ。まあ、後は稀に話し相手になるぐらい、か。――吸血されるのは御免だがね(半ば本気とも冗談ともつかない言葉を口にして、男は肩を竦めた。それからひょい、と麻袋から腰をあげ、彼女の方へ押しやるようにして転がした。)あくまで「つまみ食い」で頼むよ。完食されると困ることもあるのでね。 ……それで構わなければ、契約成立。だが? [Sat 5 May 2007 00:13:17]
モビィディック >  んふふ、んふ………………………それはありがたいね。 楽して血が吸えるほどいいことはない。 んふふ、んふ。 了解した、口約束だがその協約を受けよう。 ( その程度は問題ない。 いずれ決裂するにしても問題のない約束だ。 それに一刻も早く怪我を治したいところ。 「吸血用の奴隷」を置いておけば、しばらく外に出なくても良い。 ) ところで………見つけた逃亡奴隷はつまみ食いしてもいいのかい? んふふ、んふ。 [Sat 5 May 2007 00:09:20]
リック > (訂正:捕まえてくれた方が→捕まえる手伝いとかしてくれた方が) [Sat 5 May 2007 00:05:09]
リック > 逃亡奴隷を見かけたら教えて欲しい。捕まえてくれた方が助かるんだが、ね(まあ、此方にしても似たようなものだ。彼女が利用できればそれで良し。 好き勝手にこうして喋れる相手がいるというのは良いものであるし、殺人者―恐らくは―の吸血鬼を嫌悪するほどに初心でもない)その代わりとして―まあ君が気にするかどうかはわからないが―合法的に血が吸える奴隷を用意しよう。雑多の安いものだが、吸い尽くしても問題ない。 まあ、これで良ければ……(ぽん、と麻袋を叩くと、中身はびくりと震えて跳ねた)お近づきの印だ。別に『処分』しても良いと言われてるのでね。これは君に差し上げよう(それでどうだろうか、と) [Sat 5 May 2007 00:04:14]
モビィディック >  んふふ、んふ、協力関係! んふふ、んふ、実に素晴らしい言葉だ。 だが私は既に他の人ともある種の協約を結んでいてね。 それに触れない限りであれば、協力できるかもしれないな、んふふ、んふ、それで、その協力関係とやらの内容は一体どんなものなんだい? ( モビィディックとしては、悪印象をもたれていないのはいいことだった。 最終的に必要がなくなれば切り捨てるだけだが、それでなければ十分玩具、いやいや遊び相手として役に立つ。 ) [Fri 4 May 2007 23:59:20]
リック > ああ、確かに。君が吸血鬼なら「殺さない」というのは取引の材料になるだろうね(それに従うかどうかは別としても、まあ好き好んで殺したり殺されたりしたがるほど粋人でもない。 それに何より、今夜は月夜なのだし)吸血鬼になる、というのもね。考えても良いかもしれないが、何しろ一生の選択だ。……どうだろう。気も合うようだし、君と俺の間で協力関係は成立しないもんかな(男も、目前に血塗れの吸血鬼がいるにしては口が廻った。存外、自分は彼女に対して悪い印象を持ってはいないようだ。 それが少々驚くべきことだったが) [Fri 4 May 2007 23:55:27]
モビィディック >  んふふ、んふ、まったくだね。 さて、確かに私は吸血鬼。 まごうことなき化物だ。 んふふ、んふ、しかし見返りか、んふふ、んふ、勿論さ。 普段ならばぶっ殺さないでやるってのが見返りなんだけど、んふふ、んふ、今日は気分もいいし君も友好的だからね、きちんとしたフェアなトレードはしたいと思っているよ。 んふふ、んふ、ところがどっこい、お金も何もなくてね。 眷族にしてあげるといったところで嬉しくないだろう? ( べらべらべらとまあ、よく喋る。 ) [Fri 4 May 2007 23:49:41]
リック > やれやれ、時は金なりという言葉を信じていなかったことに感謝しなけりゃならないようだな、お互いに(お互いに向き合って、改めて女の姿を観察する。 上から下まで白一色。紅い瞳。アルビノイアという印象は間違いではないだろうが、しかし。長身痩躯の身体からは、儚さは感じられない)血液か。 ……となると吸血鬼と言う認識で良いのかな? ああ、別にだからと言って嫌うわけでも、好きなわけでもないがね。 だから一応聞いておこうか。見返りはあるのか、とはね。それによって、量の上限は変わるんだ(つまり血を与えるのにやぶさかではない、ということ。 ただ椅子代わりにしているとはいえ、こいつは商品。或いは自分の血液を与えるにしたって、吸血痕を進んで欲しいとは思わない。 まあ、もちろん血を分けない理由もないのだが) [Fri 4 May 2007 23:45:45]
モビィディック > ( ずるりずるりずるり。 壁を頼りに体を起こして、モビィディックは一息ついた。 ) んふふ、んふ、それならよかった。 急いでいないなら「お願い」で済むようだ。 急いでいたなら、んふふ、んふ。 ああ、病院はいいんだ、金もないし。 必要なのはおにいさん、君だよ。 君でも、そっち( と椅子代わりにした麻袋を顎で指して。 )でも構わないけれどね。 んふふ、んふ。 いやまったく、ちょいと怪我して血が足りないんだ。 レバー食って済めばいいんだがそうも行かなくてね。 んふふ、んふ、君たちのどちらか、私に血を分けてくれないかな。 なに、コップ一杯ほどもらえれば十分だ。 [Fri 4 May 2007 23:38:19]
リック > (ある意味では予想しており、そしてある意味では予想していなかった。這いずり回る何者かがいるという事は想像できた。――が、それが若い女。それも美人―少なくとも火傷面でなければ―だとは考えもしなかった。 そのオドロキをごまかすかのように、唇を本の少し持ち上げて笑ってみせた)さて、急いでいるかどうか、と聞かれれば答えは「急いでいない」だが。君が俺に暴力で何かを訴える気なら、急ぐ事になるだろうな。 ……にしても、血の臭いが酷いが。病院に連れて行ってくれとか、そういう類か?(白と赤。まるでアルビノイアのようだと、職業柄様々な種族を見る男は思う。 思いながらも、立った男と地面を這う女では目線が遠い。 くぐもった声をあげる麻袋を椅子代わりに座り込む。これで大分近くで彼女の様子を見れるわけだ) [Fri 4 May 2007 23:32:48]
モビィディック > ( お急ぎじゃないなら「お願い」じゃなくなるんだけどね。→お急ぎなら「お願い」じゃなくなるんだけどね。 ) [Fri 4 May 2007 23:31:34]
モビィディック > ( ずるずるりと体を引きずって、やがてモビィディックは彼の前に姿を見せた。 その表情は万年スマイルで今日も彩られていたが、顔面の半分をがっつり火傷で覆った歪な顔が、はたして「友好的」に見えるかどうかは不明である。 ) んふふ、んふ………やあやあ、こんばんはそこ行くお兄さん。 お急ぎじゃなかったら「お願い」を聞いてもらえないかな。 お急ぎじゃないなら「お願い」じゃなくなるんだけどね。 んふふ、んふ。 ( 怪我からにじみ出る血の臭いをまきちらしながら、モビィディックはそんなことを言った。 上から下まで真っ白で、目だけが血の色鮮血色。 瞬きもせずに。 ) [Fri 4 May 2007 23:27:05]
リック > (ずるずる。ずるり。ずるずる。ずるり。)……うん?(訝しげに首をかしげて、足を止める。ずるり。ずるり。引き摺ってもいないのに、何処からか何かが這いずるような音が聞こえてくる。 口にくわえた煙草を指で摘み、近くの石壁に押し付けた。ぐりぐりと火を揉み消せば、片手をコートの内側に手を入れる。 物乞いの類ならば良し。 麻薬中毒者や何かなら追い払う。 或いは)――化物だったら、か(さて、どうしよう。 薄笑いを浮かべて周囲を見回した。 つい先日一体吸血鬼が狩られたと聞くが、今度は『名前の無い殺人鬼』とやらが噂になっている。 まあ別に、吸血鬼は世界に一体というわけもあるまい)……友好的な吸血鬼、か(そんなのだったら良いのだが、なんて。冗談を言いつつ待ち受ける。 モビィディックはすぐに辿り付くだろう) [Fri 4 May 2007 23:22:26]
モビィディック > ( 鼻に届く臭いは、あまり好かない煙草の臭い。 何故って、鼻が鈍るからだ。 そして足音と呟き。 ) んふふ、んふ? …………………ひとり、かな。 荷物、あり、と。 ……んふふ、んふ……………とはいえ、しばらく争いのできる体でもなし、紳士的にお願いしようか、んふふ、んふ……。 ( モビィディックにとって人間はただの食べ物だ。 だが、時と場合によってはその食べ物に頭を下げて「お願い」するくらいにはプライドが低かった。 ちょいと悪いけど食べさせて、って。 足音にむけてずるりずるり。 できる限りの速度で、モビィディックは急いだ。 ) [Fri 4 May 2007 23:16:39]
リック > (ああ、いや、別に蕎麦に入れる海老天の数ではない。奴隷の話だ。 その商人は三体の奴隷を購入し、目が届かずに一人が逃げた。――その一体を追跡し、捕獲するのが今日の自分の仕事。 なんてことは無い、いつも通りの業務。 その時、そのスラムを通ろうなんて考えなければ、だったが)………やれやれ。手間をかけさせないでくれ(口にくわえた紙巻から紫煙をくゆらせながら、コートの男がスラムを歩いて行く。 ずるずると引き摺られていく麻袋は、時折何かくぐもった声をあげていた。 中身は人――ではない。奴隷だ。手枷と足枷で拘束された。 結局、逃げ出したは良いものの捕らえた今日の標的だ。 ――その足音や呟き、煙草の臭いは白衣の女、吸血鬼モビィディックにも届くだろう) [Fri 4 May 2007 23:11:21]
モビィディック > ( 人から吸血鬼になったものは多くいる。 それらの多くは単に不運であったり、呪いであったり、吸血鬼の眷属となってしまったものだ。 中には魔術を極めんとしてなったものもいるという。 モビィディックは彼らを面白いと思う。 彼らは学び、彼らは修め、彼らはより高みへと自身を引き上げていく。 ) んふふ、んふ……………そう考えると……人間というのは種と言うよりその特性をさすのかもしれない……。 ( 吸血鬼モビィディックは、生まれながらの吸血鬼だ。 気づけば吸血鬼として生まれ、きっと死ぬときもそう。 奇妙な言い方をすれば、生まれながらにして死んでいる。 成長することなど、ないのだ。 学ぶことはある。 知ることはある。 だが………吸血鬼は死ぬまで吸血鬼だ。 ) [Fri 4 May 2007 23:07:30]
お知らせ > リックさんが来ました。 『――二つで十分だと奴はいった。』 [Fri 4 May 2007 23:06:52]
モビィディック > ( 貴族吸血鬼であれば、手段は文化的なものにもなろう。 霧となれるならしのびこめるだろう。 魅了できるならば自身の奴隷を作れるだろう。 使徒を、使い魔を持って吸血できるのならば身をさらす必要もないだろう。 ) んふふ、んふ………まあ、得手不得手………自分にできないことを恨みはしないけれど……んふふ、んふ…………。 ( モビィディックにできるのは、ただその力を振るうだけ。 ただの怪力の化物。 その重たい体も、特性というより特技。 生まれついてでなく身につけたそれ。 それ以上のものは、いままでもこれからも、きっと手に入らない。 既に終わっている化物だから。 時折そのことについて考えるときだけ、モビィディックは人間に対して奇妙な感覚を得る。 そのときだけ。 ) 嗚呼………羨ましい……。 ( と。 ) [Fri 4 May 2007 23:02:57]
モビィディック > ( 聖職者は全員、吸血鬼の敵だ。 ことごとく敵だ。 彼らの言葉は耳を侵し、彼らの祈りはこの身を灼く。 摂理から外れた魔物は、神の摂理に追放される。 狩人も厄介だ。 恨み辛み、信仰、身勝手な正義感、諸々の理由をもって吸血鬼を刈り取ろうとする。 彼らはいいだろうさ。 吸血鬼を刈り取った満足感、栄誉、金品、みなからの賞賛、得られるものは沢山だ。 だが吸血鬼は、彼らを迎え撃とうと彼らから姿を隠そうと、得られるのはなんとか日々の糧。 ) んふふ、んふ……………………余計なものばかり沢山持っているんだから、すこしくらい奪われてもいいだろうにね、んふふ、んふ………。 ( ずるり。 壁に身を預けながら、モビィディックは路地を歩いていく。 得物をどうしよう。 どうやって調達しよう。 考えるのはそればかり。 ) [Fri 4 May 2007 22:58:27]
モビィディック > ( こと食事において、ある意味吸血鬼は人間よりも不利な存在であるといえるかもしれない。 血を吸う、という行為。 それは命を供給するということである。 栄養素云々ということ以前に、「生命」を血液という媒体を持ってして摂取しているのだ。 それが枯渇することが死である。 その渇きたるや凄惨たるものだ。 ヒトはしばらく食べずとも、自分の体にある脂肪を燃焼し生きながらえる。 それが筋肉に至ればやがて死ぬが、それでも自分の体をつかうということができる。 だが吸血鬼自身の体には、「生命」なんてものはもとよりないのだ。 使いようがない。 ) …………んふふ、んふ…………………………おまけに、食事の邪魔になるものが沢山だ……。 [Fri 4 May 2007 22:52:48]
モビィディック > ( マジで洒落ならんて、やばい、やばいて。 関西人がいたらそう表現するかもしれないほどのダメージを負っていた。 人間ならば死んでいるかもしれない。 だがモビィディックは吸血鬼だった。 不死性においていささか同類の中では低い部類であったが、それでもモビィディックは化物だった。 死なない。 死ねない。 ) んふふ、んふ…………おなか……減ったなあ……。 ( 痛かろうが辛かろうが、それでも体は飢えを、渇きを訴える。 血がなければこの体は保てない。 命の「みなもと」が必要だった。 ) [Fri 4 May 2007 22:49:19]
モビィディック >  ………………んふふ、んふ………。 ( ずるうり。 薄暗い路地を一匹、吸血鬼が歩いていく。 壁に半分身を任せ、ずるずると力なく。 顔は半分ほどひどい火傷で、真っ白な衣服の下からは、血の匂いが漂い、或いは僅か滲んでいたかもしれない。 モビィディックは弱っていた。 演技でなしに、正真正銘弱った吸血鬼。 ) [Fri 4 May 2007 22:45:29]
お知らせ > モビィディックさんが入室されました。 [Fri 4 May 2007 22:42:44]
お知らせ > オウルさんが退室されました。 『渇きの痛みに耐える日の出来事…』 [Wed 2 May 2007 23:14:04]
オウル > (手は押さえている犬から放していた。 子犬一匹だけじゃ、何も出来ないまま、死んでしまう。 自分が、この親子かも知れない犬を引き裂いてしまう。 それが嫌だった。 ) …ごめんね (小さく呟くように二匹の犬に言えば、ふらりと立ち上がる。 親犬は唸っていたが、すぐに子犬を舐め始めていた。) …… (親子の犬を背に歩き出した。 首の傷が痛いし喉が渇いている。 中途半端に痛みのお陰で意識がある物だから、困ると思った。 無感情の状態で居られればらくだと思った。 その瞳にはいつの間にか感情の色が戻っていた。) 今度…どうしよう…ね (捕まえても、こんなことが続いていたら、きっと、これからは無理だろう。 かといって、人の血を吸うのは嫌だった。 そんな事を思いながら…フラフラと歩いていくのだろう。) [Wed 2 May 2007 23:13:10]
オウル > (物音がする方に目を向けた。 其処には小さな影、そして、泣き声…金の針目はそれを見つめていた。 小さな影は少しずつ近づいて、目に見える所まで来ようとしていた。) …? (小さな声は泣いていた、人の声ではないようだった、そして、はっきり見えるところまで来て…正体にようやく気付いた。) 子犬? (小さく、クンクン鳴いていた。 そして、近づくのは自分が今。取り押さえている犬だった。) …お母さん…なの? (今押さえている犬は親犬なのだろうか…子犬にそんな事を呟いた。) …自分… (子犬は、目を自分に向けて、放してくれといっているようにも見えた。 自分はそれをじっと…見ていた。) [Wed 2 May 2007 22:59:37]
オウル > (血を吸わねば生きていけないのに、犬に向ける目は細めていた。 これから行おうとする事から逃げたいとでも言うかのようにも見える。) …っ (首が疼くように痛む、テンポを持つように痛みが酷くなっていくと同時に渇いていく。) …見られてく無いな (知り合った人の誰かに…こんな光景、見られたくないと思った。 こんな獣みたいになっていく所…誰にも見られたくないと思った。) …ごめん…ね (掠れて消えそうな声で、そう言った。 そして腕に力を入れていこうとしたとき…物音が…聞こえた気がして…籠めようとした力を緩めた。) [Wed 2 May 2007 22:46:16]
オウル > (月明かりの隠れた夜空の下、銀髪に金の針目の瞳の少年は路地裏にいた。) …… (【力と素早さ】は引き出している、その片手には、一匹の犬が掴まれていた。 犬を見る目は酷く無感情に見えるかもしれない。) … (犬は仰向けで地面に倒れている。 少年は片膝ついて、右手で犬の首を締め上げていこうとしていた。 それでも、力が入っていかない。 血が欲しいのに、生きていくのに必要なのに…そんな事を考えて、犬を右手で押さえていた。 暴れる犬がうるさく感じる。) [Wed 2 May 2007 22:37:41]
お知らせ > オウルさんが入室されました。 『路地裏にいる、一人の少年、片手に掴んでいるのは…』 [Wed 2 May 2007 22:29:42]
お知らせ > バロゥさんが退室されました。 『(大きな背中を少しだけ丸くして帰った。)』 [Wed 2 May 2007 17:07:32]
バロゥ > (優雅に去ってゆく猫の背中は痩せていた。) …。猫が未だ居るンだ、この辺は平和な方か。 (ネズミまで見なくなったら其処は終わりだ、とは聞いた事がある。)     (男はくるりと踵を返した。散歩の途中で随分な道草をしたものだ。 炊き出しの時間には十分に間に合うけれど。) [Wed 2 May 2007 16:55:02]
バロゥ > (猫ってのは不思議な目をしてるなあと改めて思う。日が傾いてゆく空の下で、段々と瞳が大きくなる。 猫の眼は時計になるんだと聞いた事があるが、それが解った気がした。)      (“見つめられている”というのは自惚れだ。男が干し肉を全部口の中に入れてしまって、ごくん、と飲み込んだのを見止めると、――猫はあっさり視線を逸らしてしまったのだ。) なァンだ。 (熱っぽい視線は干し肉へ、だったのね。) [Wed 2 May 2007 16:38:59]
バロゥ > (干し肉の切れッ端を ぐにぐに と噛みながら、男は野良猫と見詰め合っていた。――教会の傍だ。塀の上の ソイツ と目合って、それから動けなくなってしまったのだ。何となく。) [Wed 2 May 2007 16:25:14]
お知らせ > バロゥさんが来ました。 『 ぼさーっと、する? 』 [Wed 2 May 2007 16:10:00]
お知らせ > ユダさんが退室されました。 [Sun 29 Apr 2007 01:07:27]
お知らせ > ルーア・リシアさんが退室されました。 『(キュビエみたいに風呂場で出会ったとき襲ってこないことを切に願ったとか。)』 [Sun 29 Apr 2007 01:05:59]
ルーア・リシア > 大丈夫。もう二度と見る機会は作らないから。 ( 即答だった。面白そうに喜ぶ相手を見れば、なお更二度とあんな事はごめんだ、と。 ) 相変わらず、ユダの論理は飛躍しすぎ。それに、”病んデレ”といわれたのは、私。――意味は知らない。 ( なぜかパニックになるユダを横目に、大丈夫だろうかといぶかしむ。青猫のことを聞けば、あぁ、とうなずいた。あそこは有名だから、名前くらいはしっている。 ) あそこは私みたいな貧乏人が入れる場所じゃ、ない。職場にいるときのユダがどんなか、見れないのが、残念。 ( 最後にちょっとだけ、冗談っぽく口元を緩めて。 ) [Sun 29 Apr 2007 01:05:38]
ユダ > ええーっそれはかなり見たかったわ! ( なんて面白そうなイベントなのよっ、と悪気もなく残念がりながらしかめっ面を面白そうに見やり ) そうだけど…だって、だって…。 ( ぐさりと図星をつかれてうっと詰まると、目を伏せていじけるように「だって」と繰り返す )  病んデレ…なに、その好奇心をくすぐる名前はっ。え、なに、やっぱりルーアは病んデレが好み?流行遅れのツンデレは友達として失格ー!? ( 相変わらずわが道をゆく思考で勝手にパニックになる吸血鬼 )( 用事が済んだという貴女の言葉に「じゃあ、行きましょ」と声をかけて歩き出すと質問には、目を泳がせて ) 青猫、ってとこで働いてるの。あ、でも恥しいから見に来ないでね! ( そう念押ししながら、ヒールのなくなった靴でぺたりぺたりと歩きその場を少女と共に後にするだろう ) [Sun 29 Apr 2007 00:59:46]
ルーア・リシア > うぅん、なんていうのか……大勢が見ている前でヘアメイクの宣伝に使われた。 ( なんだかよく分からないうちにされたことなので、あんまりいい思い出ではないらしい。しかめっ面で語る。 ) まず客を殴るのを止めればいいと思う。 ( きっぱりとした口ぶりで淡々と告げて。 ) ……残念、今の流行はツンデレじゃなくて”病んデレ”とかいうもの、らしい。 ( 墓地でであった変人知り合いがそういっていた。 ) えぇ、ここでの用は、もう終えたから―― ( 一緒に帰るという申し出には、二つ返事でうなずいて見せた。 ) そういえば、ユダはどんなお店で働いているの? [Sun 29 Apr 2007 00:50:53]
ユダ > デモ…? ( 何それ?と首を傾げるも「まぁ、でも似合ってるわよ」と微笑んだ。デモストレーションに、とかなんとか言われて大衆の前に引っ張り出されるルーアの姿を想像して、思わずにやりと口端を吊上げてたりもしつつ ) 私なんか、まだ下っ端だもの。客もあんまりつかないし…。 ( 二級娼婦であるにも関わらず、いつまでたっても下っ端扱いなのはこの子供じみた言動のせいか、色気のない薄っぺらい体のせいか ) あれよ、今流行りのツンデレってやつよ。 ( 男を殴り、地団駄を踏むのはこの女にとってツンデレに仕分けられるらしい。腰に手をあてて自信満々にそう言った )( 手渡したハイヒールが壁に打ち付けられる様子を、眺めていたものの見事に一撃で踵の折れた靴を受け取れば感嘆するように息を吐き出して ) さすがルーア。一撃必殺ね! ( ぱちぱちと拍手すると、足元に置かれた片方の靴の隣に手にしていたもう一方の靴を並べた。壁に片手をついて、靴にそっと足を滑りこませれば、はき心地を確かめるように足踏みをして ) ん、いい感じ。今なら狼男と短距離走しても勝てそうだわ。 ( ちょっと無茶な発言をひとつ。ふふっと微笑むと「ありがとう」と礼を述べて ) さて、私はそろそろ戻らないと。早いとこ帰らないと、怒られそうだから。 ( 暴れたせいで、少し乱れていた髪を手櫛で整えて帰宅の意を告げる ) ルーアはこの後、どっちに行く?方向が同じなら、途中まで一緒に行かない? ( そう言って、青猫がある方向をついと指差した ) ちなみに私はこっち。 [Sun 29 Apr 2007 00:44:01]
ルーア・リシア > ――いや、これは……。芸能横丁を歩いていたら、デモンストレーションとかいうものに引っ張り出されて、うん……。 ( 自分でもよく分からないうちにこうなった。と正直な感想を。頬をぽりぽりかきながら。 ) 娼婦……。 ( ふと、アニマルキングダムで働いている友人も、娼婦だったなと思い返して。 ) 娼婦の取り決めについては、よく分からないけれど……高級娼婦とかだと、客を選ぶことができるとか。 ( でも彼女はどうだろう。青猫で働いているとは分からないが、男をその気にさせる容姿と雰囲気を持っていることはわかる。 ) お姫様が好きなのは、わかったけど。男をなぐったり地団駄踏むお姫様は、どうかと思う。 ( 受け取ったハイヒールを、一度確かめるように見つめて。こういうのはいたらヴェルも気に入ってくれるのだろうか。首かしげ。そして一瞬の後に――ユダよりも強い力でもって、躊躇なくヒールを壁に叩きつけて折った。 ) ――はい、これでいい。 ( ヒールを折った靴を、ユダの足元にそっと置いた。 ) [Sun 29 Apr 2007 00:28:08]
ユダ > えぇ、元気よ。ルーアも変わりないみたいね?ただ、ちょっと髪型が前見たときと少し違うような気もするけど。 ( 短所か長所か分からないポジティブシンキング。しぶとく此の先もほそぼそと生き残っていくでしょう。 髪型については、はっきりと何かが違うと確信したわけではないので、少しあやふやな語調となった )( どうしてそうなったのか、と尋ねられると少し迷うように口を噤むもちらっと貴女を見ておずおずと ) 私、実は娼婦をやってるのよ。で、今日はたまたま客を送ることになってね?あっ、でも私の客じゃないのよ!寝てないからね! ( 慌てて言葉を継ぎ足すと、「で」と口を開き ) 家まで送って、部屋に入ったらいきなり押し倒されて、奴が手錠取り出したよ!?まったく、なんのプレイなのかしら。で、これは危ないと思って一発殴って飛び出してきちゃった。 ( 客に手を出した事実を暴露。青猫にばれたらクビになるかもしれないが、それはまた別の話。憤慨した様子で、己の職業も地団駄を踏む女 ) だって、好きなんだもん。絵本に出てくるお姫様は、みーんなこういうのを履いているわ。 ( それはまるで幼い子供のような理屈。差し出された手には、ワンテンポほど遅れた反応を示し「はい」と素直にヒールの折れていない方の靴を渡した )  [Sun 29 Apr 2007 00:20:25]
ルーア・リシア > 相変わらず、元気みたいね。ちょっと安心した。 ( 監禁されかけてそこまでポジティブに振舞えるなら、このスラムでも強く生きていけるだろうという安心感。 ) どうしてそんな事になったの? 埋めるのはそれを語ってからでもいいと思う。 ( 物騒な言葉を並べられても、ルーア・リシアは至って平気。肩をすくめて、大きく肩を落とすユダを見て、どうしたものかと考える。 ) そんなにいうなら履かなければいいのに……。そのヒールを折ればいいの、ね。……かして? ( 歩きにくい状態で、いつまでもスラムに留まるべきではないと判断し、靴を受け取ろうと片手を差し出す。 ) [Sun 29 Apr 2007 00:05:00]
ユダ > そうなの。これは紛れもなく、運命ってやつに分類されるに違いないわ! ( そっけない言葉にも挫けず靴を握った手を振りまわして力説すると、勝手に言い切った ) ご名答。あやうくど変態に監禁されるとこだったのよ!あぁ、恐ろしいっ。いくら私が可愛いからって許せないわ。いつか埋めてやるの、あいつ! ( 思い出して怒りが再発してきたのか、吐き出すように言葉を紡いだ )( おぶっていくよ、なんて提案されればきっと喜んできゃーきゃー言いながら飛びつくであろうこの女。しかし、身長差のことを考えると結構滑稽な構図となるやもしれないのもまた事実 ) あんまりお勧めはしないわ。安定感ないから、ちょっと歩きにくいし…。 ( こういうハプニングもあるし、と手にした靴を見て大きく肩を落とした ) [Sat 28 Apr 2007 23:57:50]
ルーア・リシア > そうなの? 私は運命には興味がないけど。 ( 相変わらず受け答えはぶっきらぼうでそっけない。ただ、そこに敵意や嫌悪はなかった。こういう態度が素なのである。爪先立ち出歩くそのしぐさには、すぐに違和感を覚えて。 ) つまり、ゴミ箱を蹴るほど不愉快なことでもあった、と。 ( なんとなく彼女の事情を推測してみる。男性なら、その笑顔を見て”おぶっていくよ!”と申し出るのかもしれない。でも死神はそこまで気が回らなかった。 ) 私はそういう靴、はいたことがないから。よく分からないけど。 ( ヒールの付いた靴を指差す。 ) [Sat 28 Apr 2007 23:43:29]
ユダ > ( 振り上げたままだった手を下ろすと、両手にそれぞれ靴を握ったまま爪先立ちで、貴女の方へと近づいていき ) 久し振りね!こんなところで会うなんて、奇遇かつまさに運命だわ。 ( 犬であれば、尻尾を振っている様が見えることだろうその姿。何をしているのか、と問われるとやや表情を曇らせて ) …ゴミ箱蹴ったら、片方の靴の踵が折れちゃったの。 ( そう言って、靴を掲げてみせる ) これじゃあ、歩けそうにないからもう片方の踵も折っちゃおうかなって。 ( 可愛く、えへっと小首を傾げてみるがそれもまた無駄なあがきか。どちらかというとアホくさい ) [Sat 28 Apr 2007 23:33:41]
ルーア・リシア > ( 通りを歩いていると、前方から何かを硬いものに打ち付ける音が聞こえた。暴力や殺傷沙汰も珍しくはない場所だから、とりわけ驚く事もなかったが、警戒だけは強めて。 ) ――だれ? ( 聞こえてきた声に、いぶかしむ。こんなところで己の名を呼ばれるとは、思っていなかったのだ。カンテラをかざし、静かに声のほうへ近づいていく。そして二度目に名を呼ばれたとき、その声にふと、思い当たる記憶を見つけて。 ) ユ、ダ……? ( 疑問を晴らすように、カンテラの明かりに女性の姿が照らされる。記憶に留めたその容姿と、目の前の女性がつながって。 ) ……こんばんは。で、何をしているの? ( 新しい遊びだろうか。よく分からないポーズで表情を輝かせる彼女に、首かしげ。 ) [Sat 28 Apr 2007 23:25:47]
ユダ > ( さすがに一度打ち付けただけじゃヒールは折れない。それならもう一撃とばかり、腕を振り上げたが、ふと聞こえた足音にはそちらに顔を向けた。壁に向かってヒールを振り上げる、という妙な格好のまま固まって目を細め ) あら、ルーア? ( 比較的夜目はきくほうで、見覚えのある顔にすぐにそれが誰かを判別すると途端に顔を輝かせた ) ルーア! ( カンテラの光の方向へ声をかける ) [Sat 28 Apr 2007 23:19:46]
ルーア・リシア > ( 石畳の上を、コツ、コツとブーツの底で踏みつけながら、黄色いツインテールの娘がスラムの道を歩く。白のブラウスに黒いミニスカートを履いた格好で、その上から前が開いたローブをまとっている。お世辞にも安全な場所とはいえない区域。それこそ、墓地を見回るときと同じ感覚で、辺りを見渡しながら、歩を進める。手にはカンテラがひとつ、揺れていた。 ) [Sat 28 Apr 2007 23:14:18]
お知らせ > ルーア・リシアさんが入室されました。 『(――足音)』 [Sat 28 Apr 2007 23:11:36]
ユダ > ( 事の起こりはものの数分前。娼館にて情事を終えた、客に送ってほしいと頼まれ、その時手の空いていたユダが駆り出されることとなった。 面倒臭いながらも、これもまた仕事。共に客の自宅までやってきたわけだったが、部屋に入るなり突如押し倒されたのだ。思い出すだけでおぞましい記憶 ) あやうく監禁されるところだったわ…。 ( 軽く身震いすると、手にしたハイヒールのうちまだ踵部分の折れていない方の靴を握りなおして、体を壁の方へと向けて ) …結構気に入ってたんだけど。 ( 仕方ない。片手を大きくふりあげて、ハイヒールの踵部分をおもいっきり壁に打ち付けた。もう片方の踵部分も折ってしまおう、と ) [Sat 28 Apr 2007 23:09:24]
ユダ > ( 俯きながら、あふれ出る涙を拭いもせずに歩き続ける。八つ当たりで誰彼かまわず殴りかかりたい衝動にかられたが、それを実行するほど愚か者でもなく。やり場のない怒りをゴミ箱にぶつけるべく孤を描くようにして蹴り飛ばそうか。ゴミ箱は、想像していた程飛びもせず、少し浮いてすぐに落ちた。倒れたゴミ箱を見て、宙に浮かせたままだった足を地面へと下ろす。が、その瞬間、女のバランスが崩れた。右側に傾ぐ体をどうにか支えて ) ……もうっ!今日はほんと、厄日だわっ。 ( 右足のハイヒールの踵部分が、見事に折れていた。安くで買った靴だ、あまり頑丈な作りではなかったに違いない。小さく悪態をついて、道の端によると両足のハイヒールを脱いで両手に持ち ) …あぁ、もう。 ( 大きく溜息をもらした。いつのまにか、涙も止まっていた ) [Sat 28 Apr 2007 22:51:45]
ユダ > バカ野郎!この変態! ( スラム街の一角、小さなぼろアパートに大きな怒声が響きわたる。バンっと鉄の扉を叩きつけるようにしてしめると、アパートの階段を走り下りていく。ハイヒールの踵部分がカンカンと甲高い音を響かせた。きゅっと口を一文字に結んだ女の表情は険しく、アパートの外までいっきに走り出るとすっと息を吸い込んで ) ……いつか埋めてやる! ( アパートを見上げてそう叫ぶと、ほろほろと泣きながら石畳の上を歩きだした。身にまとった黒いワンピースは、裾の方が引きちぎられたように大きく裂けている ) [Sat 28 Apr 2007 22:42:29]
お知らせ > ユダさんが入室されました。 『怒声』 [Sat 28 Apr 2007 22:35:36]
お知らせ > ヴィーダァさんが帰りました。 『(そう言えば、あの青年は―  ―の臭いが無かった)』 [Sat 28 Apr 2007 05:05:45]
お知らせ > 老婆さんが帰りました。 『敗北』 [Sat 28 Apr 2007 05:05:01]
お知らせ > オウルさんが帰りました。 『近場の廃墟で死んだように眠る少年一人…』 [Sat 28 Apr 2007 05:04:42]
老婆 > (逃走。 戦略的撤退ではなく、恥も外聞も無く怯えて逃げた。 敗北の二文字しか残らない、屈辱的な逃走だ) [Sat 28 Apr 2007 05:02:50]
ヴィーダァ > (耳をつんざくような悲鳴。 声の大きさに若干ひるみ。) ――くっ (突き飛ばされた衝撃で、そのまま数歩後ずさる。 逃げる老婆の姿の怪物、追いかけて捕まえたいところだが。空が白い、時間切れである。 人が寄ってくるのも時間の問題か。) ――ええい、これではどちらが。 (苛立ちから、髪の毛を荒く梳いて。首を回して、辺りを伺う。どちら、から、誰かが来るかと。) ――君も、早く消えたほうが良い。 流石に、人も来よう。 (人の目が、近くにないことを確認して、壁に沿って詰まれた荷物に足を掛けてスラムの屋根へ。 いくらか、力を出せるようになった足で、跳んで逃げんと。) [Sat 28 Apr 2007 04:57:56]
オウル > (こすって、目が開けば…視界が僅かに赤かった、視界に血の色が見える。 そして、言われなくても、目が良く見えていないので後ろに下がる。 見える血の色は渇きを浮かべる。) うっ…っ… (渇き、飲みたい、飲みたい…血が飲みたい。 そんな衝動が胸の中で揺れていた。 吐き気にも似ている感じがした。 そのまま空を見上げた、白み始めた空は朝を告げる。 眠気が徐々に強くなる。 血も飲んでいなければ、ただ無駄に渇きが強くなっただけだった。) …逃げ…た? (壁に凭れ掛かりながら、そんな事言うだろう。) [Sat 28 Apr 2007 04:53:52]
老婆 > どうじゃ! この血の目潰しはッ! 勝ったッ! 死ねいッ! (目潰し成功、後退する少年を追撃せんと前へ出ようとした時だ。) (背後から迫る男。 そして、死角から『刀』を狙っての蹴り。 もともと早さは倍近く違う、手傷を負ったことで多少素早さが減退したとしても、死角を疲れた老婆にかわしえるものではないだろう) キャアアアァァーーーーーーーーーーーーー!? (絶叫。 先程までの小ばかにしたような悲鳴ではなく、正真正銘、恐怖からの叫びだ。 ダメージよりも、本体を攻撃された事による精神的ショックはあまりにも大きく。) ひ、ひぃぃーーー! (出来るのであれば男を突き飛ばして、不可能であるならそのまま踵を返し、全力で逃走を開始する) [Sat 28 Apr 2007 04:47:23]
ヴィーダァ >  ――ちぃ (二度目の舌打ち。 どれほどの化け物かと思えばここまでか、と。 ある意味同類だと感じて苦虫を潰す。) ――離れろっ。 (老婆がどう動くか解らぬのなら、力の知れぬ青年に無理を言うわけにも行かない。) ――ッァ (杭の一撃ではないとしても、急所近くの傷に、無理な運動の反動。素早い動きは続けられぬ。 苛立ちを晴らすように、背中より突き出た刃を蹴り飛ばしてやりたいが叶うかどうか。) [Sat 28 Apr 2007 04:13:59]
オウル > (飛びのいた、お兄様を見つつも、相手に目を向ければ、くらえいとか言われてきた目潰しには、驚いてガードする事も出来ず、目に血がかかる。 視界0の状態で、立ち上がって、目をこすりながら、後ろに下がっていく。) …っ…目…見えない… (目をこすりながら、後ろに下がる。 お兄さんは無事だろうか、自分はこのままで大丈夫だろうか…そんな事を思っていた。)  [Sat 28 Apr 2007 03:38:48]
老婆 > (手応えあり! 殺った? 否、浅い。) た・す・け・てぇぇーーーーーーーー! (飛び退く男。 胸の辺りに血が滲んでいるのを見ると、浅いとはいえ、多少の手傷は与えたらしい。 ならば、次に排除すべきは右腕を押さえつけんとする少年か) 小僧、くらえいッ! (自由の利く左手を背中の刀身に擦りつけ、心臓が止まっている為出が悪いが、零れ出る血を振りかけ、血の目潰しにしようと) [Sat 28 Apr 2007 03:32:09]
ヴィーダァ > (胸を刺す痛みに何とか気がつけたか。 覆いかぶさった体勢から、反射的に、無理やり体全身のばねを使って、飛び退いた。 筋肉が悲鳴を上げ、裂けた服の中、胸部からは薄く血が滲む。 痛む胸に、手を当て、倒れた姿を苦々しく見下ろして。) [Sat 28 Apr 2007 03:23:29]
ヴィーダァ > (もはや、声を相手にするのも煩わしい。 骨に阻まれようが、お構い無しにナイフを体重掛けてめり込ませんとして。) ――うん 出し入れ? (押さえに回ってくれた青年に言われて気が付けば、握られていたはずのものが見当たらない。) ――ぬぁ (覆いかぶされば、胸元を見ることは出来ない。 背中よりせり出す刃に気が付くのは果たして、直感か、傷みか。)(【発言秒数末尾判定】 偶数:衣服と皮膚を裂くにとどまる 奇数:胸を浅く抉られる ぞろ目:胸を深く抉られる。) [Sat 28 Apr 2007 03:17:21]
オウル > 【訂正】 (右腕を掴んで地面に押し付ける。→右腕を掴んで地面に押し付けようとする。 出お願いします 確定はいけなかったorz) [Sat 28 Apr 2007 03:02:40]
オウル > (ちゃんと隠れたのには、安心するように一瞬目を閉じた。 そして、金の瞳を開ければ、言うだろう。) ……人の血の匂い…だよね、やっぱり… (嗅いだことのある匂い、自分の人の理性を吸血鬼の本能が塗りつぶそうとする感じがする。 そして、お兄様の怒声が聞こえれば、ビクリと反応した。) は…はい! (そして、自分が抑えてしまおうとするのは、刀が消えていった。 右腕を掴んで地面に押し付ける。 そして、背に乗るお兄さんに言うだろう。) お兄さん…そいつ…腕から、刀の出し入れできるか… (最悪、体全部から出来てきそうで怖い。 そして、背中の方から見えた刀に……金の針目が…動いた。 そして、叫んだ。) お兄さ…… (けれど、叫んだすぐ後に傷痕が痛んで、片手でこの老婆を抑える形になるのだろう。 それでも、掴んだ力は緩めようとはしない。) [Sat 28 Apr 2007 02:58:52]
老婆 > たぁぁすけてぇーーー!! たすけて! たすけて! 殺されるゥゥーーーー!! (少年の言葉にも、男の言葉にも、老婆は全く答えなかった。 ひたすら助けを求め、起き上がろうとした所に男が背後から覆いかぶさってくる。) 嫌ァァーーーーー! 犯されるーーーー!! だれか来てーーーー! (のしかかられながら、老婆はニヤリとほくそ笑んだ。 男のナイフが首に突き刺さるのを待って、背中から刀身を迫り出させる。 胸部、心臓付近を狙った一撃。) [Sat 28 Apr 2007 02:54:52]
ヴィーダァ > (視界の端。白い影が動いて。 逃げたか? その疑問の答えは闇の中。 やり取りは見て取れず、その間に挟む言葉も持ち合わせてはいなかった。) ――何人殺した口が言う! (叫び声に被せるように。 己にも返ってくる言葉を放つ。)(足が、僅かにしびれる感触とともに、相手の体勢が崩れる。 それでもあの、逃げようとする背に、背後から覆いかぶさるようにして、首を狙ってナイフを突立てんと飛び掛る。ナイフ握る右手に力を込めて。) ――動けるのなら、押さえるのを手伝え! (気性が荒れているのは、臭いのせいか、老婆の言葉のせいか。 質問なら突っ立ってなくても出来るだろう、と。) [Sat 28 Apr 2007 02:46:54]
オウル > (兎耳の貴方の言葉を聞いて、純粋だと思ったので、そこら辺に何も突っ込まないのは、甘いでしょうか?) …… (何も言わずに、放してくれない兎耳貴方を見ていたが、放してもらえれば、謝罪の言葉を言うだろう。) …ごめんね…何も出来なくて… (それでも、兎耳貴方が廃墟に隠れるのを確認するなり、踏み込んだ、遅れてしまったけれど【力と素早】引き出して、走り出す。 相手が、もしあの時の化け物だったら、助けなきゃ、あの人が危ないと思った。 吸血鬼になっても、人の甘さと心は残した。 そして、老婆を見る金の瞳は鋭く、相手を見ていた。 そして、こけた老婆を見て…呆然としてブレーキかけた。 少年吸血鬼は近くなった白髪のお兄さんを見るだろう。) お兄さん…凄い… (自分じゃあんな事は、意外と出来そうで出来ないだろうと思った。 けれど…おきようとしている相手に目を移すなり聞くだろう。) …もしかして、あの時の化け物? (ドアをぶっ壊した挙句、服と胸に風穴開けられそうになったときの事を思い出した。) [Sat 28 Apr 2007 02:38:16]
老婆 > たっすっけ゛っ!? (感覚と速度の能力差、真っ向きっての体当たりなど成功するはずも無く。 直前で体を躱され、前方に泳いだ体が、足をかけられて勢い能く地面に投げ出された。) だぁーーーーーーれかぁぁーーーーーー! たぁぁぁすけてぇぇぇーーーーー!! (本来あってしかるべき肉体的ダメージからの動作の遅れなど全く見せず、即座に手を突いて起き上がろうと試みる。 が、男から見れば背後ががら空きの状態、体制も不十分。 追撃は容易い状況) [Sat 28 Apr 2007 02:32:58]
老婆 > [Sat 28 Apr 2007 02:24:37]
お知らせ > 白夜さんが退室されました。 [Sat 28 Apr 2007 02:24:16]
白夜 > ( …――助けて…! 甲高い声に、ウサミミが ぴくりとします。 そろりと挙げた視線、頭を撫でてくれた彼を見つめて )  …  おばぁちゃん ……、「たすけて」 ってゆってる… ( 何処まで騙されれば気付くのでしょうね、あろうことか兎ッ子。おばぁちゃまに純度100%の同情感じているのでした。 それでも、放して欲しい。との声には )  … いえっさー。なのぅ … ( ぎこちなくも敬礼し、素直に頷きます。オウル様より離れた白夜は、 …てけてけ。 スラムの一廃墟の中へと入って行くのでした。白夜なりに、邪魔にならぬよう 隠れようとしているようです。 ) [Sat 28 Apr 2007 02:23:23]
ヴィーダァ > (全く、嫌な臭いだ。理性が、この臭いを否定する。 こんな所にいては餓えてしまう。本能が、この臭いを求める。)(一人は青年により保護完了? 二人に気を回す暇も、どれが人間化と探る暇もないだろう。 目の前のは、見た目ですでに壊れているが。) ――ちぃ、厄介な声を上げてくれる。 (一旦引いたかと思えば、叫び声。 小さく毒づき。時間を掛けれぬと悟る。) ――ああ、それは見ればわかる! (わかり易すぎる説明。叫びには応と返す。)(突っ込んでくるというのなら、一先ずは体勢を崩さんと。引き付けてから、体を躱して、足を掛けん。) [Sat 28 Apr 2007 02:07:43]
オウル > (怖くて震えるのは、何となく解る、普通は血の匂いに怪しい奴、それを見てれば怖くもなる。 だから、きっと、この少年は貴方が足にしがみついてきても、別に嫌がるそぶりは見せないだろう。) 怖かったんだ…うん…白夜はあのおばあさんが怖かったんだ… (此方も叶うなら、片膝ついて、貴方の頭を冷たい死者の手で撫でてやろうとするだろう。 それでも、暖かな人の心を込めて少しでも安心させてやろうとするだろう。 そして、次に悲鳴と…見えたであろう、右腕に沈み込んだ刀…見覚えのある光景だった。 ヴァネッサさんの廃墟で襲ってきた、化け物と…よく似ていた。) 白夜ちゃん…ちょっと、放してくれるかな? (そんな風に立ち上がりながら柔らかい声で言う。 放してもらえたなら、そのまま、【力と素早】引き出して、走ろうとするだろうが、放してもらえなければ、そのまま、叫ぶ。) 其処のお兄さん! そのおばあさん、化け物かも! (同じ化け物がよく言うと思ったが、簡単に説明するのはこれがいいと思った。 逆に混乱させるかもしれないが…。) [Sat 28 Apr 2007 01:58:26]
老婆 > ………ちっ (とぼけても構わんと言ってのける男に舌打ち一つ、瞬時に眼が据わる。 この男、出来る。 逡巡の欠片も見せぬ………などと、内心歯噛みをして、今度はゆっくりと後退る………が) (背後から聞こえた聞き覚えのある声に、驚きの声を上げるのも忘れて振り返った。 後方から金目の化生、前方に敵意の血吸い。 挟み撃ちの形になるか。 ならば―――) だれか! 殺される!! 助けてぇぇーーーー!! (絹を裂くような甲高い叫び。 助けを求めながら、前方のナイフを構えた男に突進しよう。 刀を右腕に沈み込ませながら、体ごとぶち当たるように突っ込んでいく) [Sat 28 Apr 2007 01:51:21]
白夜 > ( …――大丈夫。 そう、『貴方』が云ってくれたから。そして近くに居てくれたから。 ) ……ふぇ…  おにぃちゃ…――  こあかったの。びゃくや、 こあかったのぅ … ( ぽろぽろ、 思わず溢れる涙抑えきれずに。叶うなら、オウル様の足にしがみつこうとすることでしょう。それが叶うなら、ぎゅぅー…と。 そりゃもぅ、抱っこちゃん人形のごとき粘着力で以って…! )( ……ぴくく。 聞こえるはずのない、電波の受信に ウサミミが僅かに震えるのでした。生でもしゃもしゃ…鮮度100%ですね。 ) [Sat 28 Apr 2007 01:39:05]
ヴィーダァ > (『正義感』なんて、どの面下げて言うものか。そんなものがあるのなら、もっと先に滅ぼすものがあるはずだ。 今はただ、この臭いを撒き散らした原因を…)(頭を振ることも無く、思考は外して、目の前の状況に意識を集中させる。 血の臭いの濃い空間に、酔わぬように気をつけながら。) ――とぼけてもらうのは一向に構わん。 その臭いが堪らなく不快なだけだ。 (近付いてくるのならそれは結構。 武器を奪うのと体制を崩すのと、どちらを先にやるべきかと逡巡しながら、腰よりナイフを引き抜き間合いを詰めて。)(奥にある気配二つ。視界の端にとどまる程度か。) ――誰かいるようだが、その様子なら、この婆さんの味方ではなさそうだ。 (危ないぞ、などと言わないのは見ればわかるだろう、と。 敵の敵が味方とも限らないのは、この際うっちゃるしかないか。)(鍋よりも生のほうが、なんて聞き取れなかった呟きへの返答はされることも無い。) [Sat 28 Apr 2007 01:31:09]
オウル > (兎耳貴方の近くに立てば、そのまま、貴方を見下ろすように見て、心配そうな顔して、言うでしょう。) 大丈夫? 兎鍋になんかならないよ…大丈夫 (多少、血の匂いのお陰か、渇き自体は緩和されてはいるが、血が欲しいと思う部分は膨らんでいく。 実際、何処かでこの目の前の兎っ子の血を吸いたいと思っているのだろうが、それは、自分で押さえつけた。) …… (血濡れの老婆の見て、刀が見えれば何処かで見たことがあるなと思うだろう。 その向こうの白い髪に紅い瞳の貴方を見て、紅い瞳の貴方には何処かで見たような、そんな親近感が沸いていた。) …おばあさん…血濡れは怪しいよ? (そんな事、言いつつ、兎な貴方を見て、大丈夫かと…もう一度目をやるだろう。) [Sat 28 Apr 2007 01:23:01]
老婆 > (感覚2のお婆様は、道の先の二つの気配には気がつきませんでした。 そのままスキップでもしそうな軽い足取りで暗い路地裏を明るく歩いていると………) ……む!? (現れたのは銀髪赤眼の男。 明らかに敵対心を持っている様子と、知り合いの女に『よく似た』その髪と瞳を見やれば、一瞬物凄く嫌そうな……ブルドックが牙を剥くようなクシャクシャのしかめっ面を浮かべた増すが、すぐに気を取り直したように人の良さそうな笑顔を浮かべて言いました) はぁ、なんですかのぉ? 年をとると、耳が遠うなってしもうて……… 何ぞ、御用でもおありですかのぅ? (耳に手を当て、聞こえなかったアピールをしながら、ひっこらひっこら男に向かって歩き出した。 血塗れの上に刀持参で。  『客観的に自分をみれねーのかバーカ』とか『お前のようなババアがいるか』とか罵声が飛びかねないが、本人は八割方本気で演技している [Sat 28 Apr 2007 01:17:38]
白夜 > ( 痛みにぷるぷるしていた白夜は、と云えば―― )  さいこぉ に ハイってやつ…? ( ぐりぐり為さっているおばぁちゃまの声に、思わず ぽそりと呟きます。そんなことしている場合ではないのです、――ホラ…おばぁちゃま近づいてきますよ? )( …と。 ぴく…ウサミミが 新たな足音聞きつけます。 人数は…一人……いや、『二人』でしょうか… 。 ) …  あらて? あらて??  びゃくや、 うさなべ なっちゃうの …? ( 何とも失礼なこと、のたまいました。 ) [Sat 28 Apr 2007 00:59:20]
ヴィーダァ > (なんて、ぶつくさ文句垂れて、辻切りの凶行を後追いしたかのように、そこらの脇道から現れる第4の影がある。 その臭いに惹かれて辿り付いたことは否定できず、少し顔をしかめながらの、冒険者風貌。白い髪は月明かりを受け、僅かに輝き。紅い目が、爛と光る。) ――そのあたりで止めてくれないか。 それ以上は俺の気分が悪くなる。 (少々目に力を込めつつ背を向けて歩いてゆく辻切りへと声を掛けて近付く。娼婦の脇を通るように。 睨んだところで、辻切りの動きが止まるとは限らないゆえ、臨戦態勢にて。 奥の二つの影には、まだ気がつかないか。) [Sat 28 Apr 2007 00:51:32]
近づいてくる者 > (その場の濃い血の匂いに誘われるように、銀髪に金の針目の少年が現れるのは、兎耳貴方の来た方向から歩いてくる。) …? (近づいていく中で、感じる濃い血の匂いの感覚に、委ねそうになりながら、近づいていくが、近づくのは、兎耳の貴方に方に向かって歩いていくだろう。) [Sat 28 Apr 2007 00:46:23]
お知らせ > ヴィーダァさんが来ました。 『全く、嫌な臭いのする…』 [Sat 28 Apr 2007 00:37:02]
お知らせ > 近づいてくる者さんが入室されました。 [Sat 28 Apr 2007 00:35:19]
老婆 > 今日は良き日じゃ。 ひの、ふの、みの…四人も斬れるとはの。 ふふふ、ふふふふふ……… (息絶えた娼婦からずるりと刀を引き抜くと、何と言う事でしょう、己のこめかみに刃を突き立てたではありませんか!) この上なき気分というものよォォーーー!! (グリグリ、グチャグチャと己の脳をシェイクする血塗れの老婆。 微弱ながら、そこはかとなく『悪のカリスマ』が漂い始めているかもしれない。)(さておき、恍惚の一時をまったり堪能していた老婆は、うっかり貴方の足音や転んだ音を聞き逃してしまいました。 所詮は感覚2。 しかし、安心というわけではありません。 老婆は、長居は無用とばかりに踵を返すと、ゆっくりと道を引き返しました。 気づいてはいませんが、接近中) [Sat 28 Apr 2007 00:30:32]
白夜 > ( 何処かのダレカ。ノリノリな彼女が酷くツボに嵌ってしまい、暫し身悶えていたとか――そんな舞台裏。 )( さておき、 …―― ふと立ち止まった白夜は、と言えば… すン… 何処か、たった今とは違うような。空気の 『匂い』 に嫌な感じが混じりはじめているのに気付きました。気付いた白夜、脳裏をよぎるは奴隷ギルドでの… 艶子様との再会。彼女がつれて行ったのは 処刑場 だったのでしょうか。血の匂いが篭った部屋、彷彿とした白夜は。――ぷるぷるし始めます。 ) …――  やぅ …なの。びゃくや 、  やぅなの …… ( 何処か――この 匂い のしない場所へ。そう思い、駆けろうとした途端 躓き転んでしまいます。 )  ……ふぇ…  ( 涙滲ませた白夜、その足には 転んだ際傷つけてしまったのでしょう。紅く血が滲みはじめているのでした。 痛みに、へたりこんでしまったままに。 ) [Sat 28 Apr 2007 00:12:05]
老婆 > さぁさぁ、刀の露となれい! (この婆さん、ノリノリである。 恐怖のあまり悲鳴も上げられずにへたり込んだ娼婦に、刀を振り上げてゆっくりゆっくり歩を進め――――路地裏に、真っ赤な血の花が咲いた) うふ、うふふふふ・・・・・・・・・ やはり、斬るのは女子よな。 年が若ければ若いほど肌の張りがあってよいわ。 (心の臓を一突き。 声すら上げずに痙攣する娼婦を見下ろし、老婆は血染めの微笑みを浮かべました。 見た感じを今流行の怪談話風に例えると、安達が原の鬼婆とか、紫婆さんとかそんな感じでしょうか。 トラウマ物の光景がそこに) (次ターン、貴方が近づいてくるのなら、そろそろこの光景が見えるかもしれない。 そして、見えるということは見られるかもしれない・・・・・・・・・・ [Fri 27 Apr 2007 23:58:38]
白夜 > ( 危機回避本能?――何ですか、それ。な白夜は、ライカニアと云えど本来備わっているべき本能のすべてが、電波に持って逝かれた末に生じた産物と云っても過言ではないほどに…  そのまま、 てってけてけてけ… 辻斬り為さっている、おばぁちゃまの方へと近づいていくのでした。 ) [Fri 27 Apr 2007 23:40:04]
老婆 > (その道の先、少々人気のない路地裏で一人の老婆が) そこな町人、待ちやれ。 うぬの血が欲しい。 (辻斬りをしていました。 もうすでに一人二人斬り捨てた後なのか、べっとり血のついた答申に舌を這わせながら、そのものずばりのセリフを吐いて娼婦ににじり寄っています。)(此の儘行けば鉢合わせする形か。 ライカニアの危機回避本能は危険を察知する事ができるか!?) [Fri 27 Apr 2007 23:34:31]
お知らせ > 老婆さんが来ました。 『その先にあるのは―――』 [Fri 27 Apr 2007 23:20:48]
白夜 > ( ふと…――あしもとを見遣ればそこには カミサマの思し召しでしょうか。一本の小枝があるではないですか。 白夜は屈みこんで、それを拾いますれば……次の行動派自ずと決まってくるというもので。 地面に小枝の先っちょを着けて、手を離しますと… 『 ぱたり。 』 それは倒れます、その指し示す方向を見つめた白夜は てってけてけてけ――その先に待つのが何なのかも知る由もなく、ともあれ 歩き出します。 ) [Fri 27 Apr 2007 23:07:56]
白夜 > ( …―― てくてく …歩いていた白夜は ぴた。 足をとめました。 きょと…、きょと 辺り見渡した 後。くちもとに小さな拳宛がいます。 思考の末、白夜が導き出した 『答え』 は―― )  みち…、ぐるぐる なの ……びゃくや わるものの さくりゃく に、はまっちゃったの。これは びゃくやをおうちに かえらせまい。とする あくにんのさくりゃく。なの …ッ! ( いえ、 ただ単に貴方が道に迷っているだけです。あろうことか、スラムの真っ只中で…。 白夜、瞳がうるうるしてきました。 ) [Fri 27 Apr 2007 22:35:11]
白夜 >  … もしも いのちとひきかえにー  きみのみらいがかなうならー  なにもなにもー おしくはない …♪  ( いつもの電波調子は快調です、それだけの様にも思われますが… )  びゃくやね、 …おねぇちゃん。だいすき、なの … だからね。びゃくやのせぃで おねぇちゃん、ざしゅっ…! ってなっちゃ、やぅなの。 びゃくや、かくごかんりょーしてるのぅ …! ( 常のごとく 言葉遣いは何ともアレな雰囲気醸し出してはいますけれど、その 『覚悟』 とやらは本物のようです。 ) [Fri 27 Apr 2007 22:03:53]
白夜 > ( 4がつ 27にち…――くもり。 )( てってけ …スラムを歩く兎ッ子は お空を見上げます、直ぐに視線戻しました。お月さまは臨めませんでした、から。 そして おもむろに口を開き… )  きみのしあわせがー  びゃくやのねがいだからー …♪ ( 歌い始めました、因みに天候全く関係ありません。 ) [Fri 27 Apr 2007 21:56:23]
お知らせ > 白夜さんが来ました。 [Fri 27 Apr 2007 21:51:46]
お知らせ > オウルさんが帰りました。 『歩いても、結局見つからない、犬…』 [Thu 26 Apr 2007 23:17:57]
オウル > (こういう時、一人は寂しくてもいいと思う、誰も傷つけなくていいから、けれど、犬とか、そんなのを見かけたら、きっと始まるのは、「生きたい」と思う心なんだろうと思う。) …犬…いないな (居てもいいものだけれど、今日見つけた犬は逃げていった。 駆け出したけど、今日も逃げられた。 何回もやってるうちに疲れた。) それでも…がんばらないとね… (そんなこといいながら、夜の街を歩く少年一人…。) [Thu 26 Apr 2007 23:16:43]
オウル > (歩く少年の背は重い、渇きに酷くないにせよ首の痛みがする。 金の瞳は細められる。 痛みからか、寂しさからか、それは解らない。) …っ… (傷痕が疼いた、その時に傷痕に籠める手の力は強い。 同時に来る渇きに耐えるように一度目を閉じては、開いた。) … (渇きが酷くなったら、自分はどうなってしまうんだろう。 そんな疑問が浮かぶ、けれどそんな事を考えるのはいけない事だと、考えの中から消した。) [Thu 26 Apr 2007 23:08:38]
オウル > (渇きは多少、耐えられるようになったが、首の傷痕に手を当てるというのは癖になってしまったようで、襟越しでも当ててしまう。 歩くのは路地裏…歩く速度はゆっくりと進んでいく。) 人は…あんまり見たくない…な (人の中にいると、人の血が欲しいと思う。) 犬でも良い…けど、人は嫌だ… (人から飲もうとなんて出来ない、自分も死ぬ前に吸われたし、何より…その痛みがわかるから…。) ホントに…犬でもいないかな… (片っ端から犬を追いかけるか、一匹に狙いを定めてストークするか…そんな事を考えながら、路地裏を歩いていく。) [Thu 26 Apr 2007 22:58:16]
オウル > (路地裏と路地の出入り口に座り込んで、夜空を眺めている少年一人……) 喉…渇いたな (怠慢気味な、野犬探し、できれば、凶暴そうな野犬を探そうと思っても、そう見つかる訳でもない。 今の犬は頭が良い(?)から、見つけても、本気で走らないと追いつけない。) …我慢も必要…だよね (耐え忍ぶ、凶暴な野犬でも探して、速い所、渇きを潤して…公園で寝転びたいと思った。 そんな中でゆっくり月を見ながら立ち上がった。)  [Thu 26 Apr 2007 22:49:08]
お知らせ > オウルさんが入室されました。 『渇きに耐えながら、空を見た少年一人』 [Thu 26 Apr 2007 22:43:18]
お知らせ > デュラハンさんが退室されました。 『闇に消える。』 [Tue 24 Apr 2007 23:50:38]
デュラハン > (周囲に視線を這わせながら軽く腹を撫でれば)とは言っても、こちらの顔を潰すわけにもいきませんからね・・・・。(据え膳食わぬは何とやらと言うわけではないが、今後の状況的にも其れなりに面子や融通を保つ必要がある裏の仕事を言うほどの対価の無い用で簡単に潰す訳にもいかず。どこか面倒くさそうな表情を仮面の下に浮かべれば老人風貌は再び歩を進め) [Tue 24 Apr 2007 23:50:14]
デュラハン > (ゆっくりと滑る様に歩いていた老人風貌は通りの途中、十字路に差し掛かったところで足を止め)こちら・・・でしたかね。(暫し考える様な素振りを見せ、それから全ての道を一瞥した後に右手側の通りへと足を進め始める。それから数十秒程経ち、十字路から数十m程離れた場所に来れば一度立ち止まり)今日はもう腹八分なのですがねぇ。(再び言葉を呟きため息を一つ漏らして。実際、今日は日が暮れて間もない頃に黒紫から糧を得ていた為に腹は程々に膨れていた。) [Tue 24 Apr 2007 23:43:00]
デュラハン > (時間が時間である為であろうか、人どころか野良犬や野良猫も通らぬ閑散としたスラムのある通りを一人の老人風貌が歩いていて。)タイミングが良いのか悪いのか・・・・・。(老人風貌はポツポツと呟きを溢しながら、ゆっくりとした動きで通りを進んでいく。)(特に主だった用があった訳ではないが件の実験の準備の為に表の仕事場に顔を出そうと家を出て数秒、まるで狙ったかのように伝手役からの依頼伝聞を持った使い魔が飛んできた為に、あまり気乗りはしなかったのだがそちらの方に足を運ばざるを得ない事になってしまって。) [Tue 24 Apr 2007 23:34:35]
お知らせ > デュラハンさんが来ました。 『通りを歩く人影』 [Tue 24 Apr 2007 23:25:58]
お知らせ > ジルさんが帰りました。 『その演奏に返ってくるのはただ拍手一つだけ。悪魔は笑って満足そうに去る。』 [Tue 24 Apr 2007 00:08:45]
お知らせ > アシュリーさんが帰りました。 『あーあ、飲んでみたかったんだけどなぁ。と、彼がいなくなってからの小さな呟きは何処か清清しい』 [Tue 24 Apr 2007 00:05:39]
アシュリー > ( 奴隷は高いですよね!ご利用は計画的に、と、どっかのわんちゃんがうるうるするよ。 ―― さておき。  自らの欲望に素直な彼の性格を未だ初対面のこの女は知らないけれど、自分に自信を持って生きてるヒトだと、認識した。憤りを覚えてしまうことはどうしてもあっても、攻め立てるなんてお門違い。わかってるし、何よりも彼は綺麗だ。きっと、迷わないからこそその美しさが際立つのだろう。だからこそ、それに敵わない自分が堪らなく悔しかっただけ。――彼はきっと強いんだ、そう思った。微笑みに、 ) うん、あなたは綺麗だよ。おにーさん。 ( 羨ましいくらいに。  言葉で、同意した。 気が向いても向かなくても、一夜――演奏を聴いてもらって、少しは張り合ってみたかった。高嶺の花にも見えたけど、「わたしだって」といいたかった。もう、今日は堕ちなくてもいい。わたしの負けだって、ちゃんと認めたから。それでも足掻きたいのは、わたしの性質の悪さなんだけど。 ) ―― ありがと。 感謝するわ。 ……わたしだって、負けないんだから。 ( 本音が一つ漏れた。元気な笑顔、見せれば―――引っ張っていく少女と、美しい彼。野良猫は遠くへ。始まる、小さな裏路地の演奏会。 ) [Tue 24 Apr 2007 00:04:13]
ジル > ( し、しらなかったんだー!奴隷があんなに高いなんて!購入したら全財産が吹っ飛ぶなんて!! そんな心の声は置いといて、この悪魔は自らの興味を満たすためなら多少の障害は苦にも止めない。 ただの観察対象―――だった=@様々な深い意味を込めて、それは過去形になる。 ) ( それは報われない者にとって、望むがままに生きたい人にとっては酷く憤りを覚える言葉なんだろう。 けれどこの悪魔は迷わない。 だってそれは自分がそう思っているのだから。 他人にどう思われているなんて関係ない。 ) ―――そうだな、美しいからな。 私は。 ( 瞳を細めた。 微笑みの奥に隠した激情に勘付きつつ、何もわからない悪魔はただただ微笑むだけ。 ただ言えるのは――この悪魔は一度たりとも自分を『不幸』だなんて思ったことが無い。 どんなことがあろうとも、けっして。 ) ( 果たしてその日が訪れるかどうかは雲に隠れた月も知らぬこと。 悪魔の気が向くかどうかは素知らぬことであり。 ) む? 美しいではないのか? ( 顔に疑問符を浮かべつつ、その道化じみた性格から危険を脱したことには気付いていない。 ―――もっとも、この悪魔とて場所柄ゆえに警戒≠ヘしていたため、そう簡単に堕ちるかどうかはわからないけれど―― ) ――うむ、拝聴してやろう。 感謝するがいい。 ( それはまた別の機会に。 気紛れな野良猫はその場を去り、悪魔は手を引っ張られて裏路地のコンサートへと案内された。 ) [Mon 23 Apr 2007 23:55:02]
アシュリー > ( 確かに野宿→凍死フラグはこれからの社会現象になるんじゃないかって真剣に思いました。全財産使って奴隷を買ってしまうところが素敵。恋しちゃったんdげふっ  マジで歌います  )  ――― 。 ( 「思うが侭に進むなど面白みのないこと」思わず黙った。女は笑わなかった。羨ましいと感じたからだ。綺麗だと思う彼が、眩しく感じて、心の底からわきあがる羨望に、舌打ちしそうになった。堪えるように、作り笑顔。 ) ――― あなたは、イイコトバをタクサン知ってるのね。 ( ムリに明るく、言ってやったと言わんばかりに強気に微笑む。わたしだって幸せだ。幸せだ。―――何が?   嗚呼、腹正しい。貴方に何がわかるって言うの。……いや、わかってもらう問題じゃない。男の話にあわせるように微笑みながら―――それでも、艶やかな微笑は尚一層綺麗に見えて。思わず見惚れたように瞳揺らす。嗚呼、悔しい。美しくて悔しい。 ) 喜んで。 ( 気が向いたら、という相手に、「気を向かせてやる」と、意地が心の中に迸る。抑え込んで、笑みに変えた。 ) …… 面白いヒトね、あなたって。 ( これは、本音だった。「美しさしか売りがない」なんて、自分でまじめに言う人をはじめてみたからだ。女は、ちょっとだけ思った。「こんな変わったヒト、食べて死なせるのもちょっと勿体無いわね」と。お腹も飢えてるわけじゃない。今日は素直に愉しませてみようか、なんて―― そんならしくない思考に、思わず鼻で小さく笑った。 ) ―――  聴いててよ? 愉しませるからネ。 ( 手を掴めば―――引っ張らんと。片目瞑って、「かわいい女の子」の演技(フリ) 演奏場所は、裏路地で。木箱の上に腰かけてもらって、アコーディオンを奏でよう。今日は、わたしの負けだ  ) [Mon 23 Apr 2007 23:32:08]
ジル > ( 満足したように頷く。 テストに出るから要注目の公式だ。 だってただの馬鹿ですよこれ。 ―――ただこんな身形のくせして冬場に一度全財産はたいて奴隷買った為、冬に野宿→凍死フラグが立ったのは多分レアな話。 ) 私の私見だがな。 何事も自らの思うがままに進むなどなんと面白みの無いことか。 私はそのようなつまらぬ人生など与えられようとも断固として拒否する。 ( それはあくまでこれの人生観。 他人に強制する気も欠片も無く、ただ自分はそんな生き方は望まないというだけ。 ) ―――とある銀狼が言っていたがな。 『あの悠久を照らす月には何であろうと叶わぬと』。 ―――ま、あの地上を変わらずに照らし続ける月に私とて畏敬の念が無いわけではない。 ( ――ふと、かつての友人を思い出して。 ) それは楽しみだ。 ( さて、ただの客引きという可能性も有り得る。 まあ一番高い可能性は私の美に見蕩れて思わず声を掛けてしまったということだが、それの他にこのような場所で声を掛ける理由は――― ) ―――― ( 一瞬だけ瞬きを見せる相手に浮かべるのは艶やかな微笑み。 ―――もしくは、別の『何か』だ。 何も相手の正体には感付いていない。 ただのハッタリだ。 先程の言葉にはそれ以上のそれ以下の意味も無く。 ) では、その気が向いたのなら是非にと望むとしようか――― ( そしてすぐ間近まで近付いた赤い眼差しを微動だにせず見つめ返し、そっと口元に置かれて指先が口元をなぞる。 その光景を野良猫は退屈そうに欠伸をしながら見上げてて―― ) 悲しいかな。 私は芸を売る立場でなくてはそのような技もない。 ―――この満ち足りる美しさでしか特徴はない一般人だな。 ( そんな戯言を返しつつ、もしも貴女が『演奏場所』へと案内するのなら、それに素直についていこう。 ) [Mon 23 Apr 2007 23:17:16]
アシュリー > ( どこまでも走っていく彼の言葉に思わず、=ナルシストね、という方程式が定まった。 ―――あら、伝説ないんですか。ちょっと残念です――。 お金ないなんて信じられません。やっぱり伝説じゃないんでしょうか―――私もびびります。ええ!はい、もう黙ります。すみませんっっ )  ( 「面白みがない」 ) へぇ――。 ( 思わず目を見開いて、感心したように言葉漏らす。 ) ―― なるほどねぇ。あなたはお月様ってコトね。……だからどーりで綺麗なんだわ。わたし、見惚れたもの。 ( ふふ、と笑って拒む仕草一つしない彼に「あら、男前」と内心思いながら笑み深める。 ) ――― ええ、もちろんよ。 ( 愉しんで貰えないなら残念だけど噛み付くまでだもの。と、内心胸に抱く思いよりも自信のある笑顔浮かべたその時―――顎に指先が絡む。視線が絡んで、蒼い瞳に吸い込まれるように女は一瞬目を瞬かせた。「別の芸」  ) ――― ! ( 何か見透かされている気がした。背筋が強張る。が、哂いに、ふ、と振りほどくような笑み、浮かべて。 ) 貴方が望んでくれるなら。 ( 肩に置いた手をするり、頬に移動させて貴方の唇に唇近づけ至近距離。囁くように言えば、くす、と笑ってたしなめるように悪戯な瞳は貴方の蒼を見惚れるように見つめていた。飾り物にしても悪くない美しさだと、思いながら。まだ女は貴方の手を引かない。そんな数秒間 ) それとも貴方が私を愉しませてくれるのかしら―――ね? ( ちろり、指先を貴方の口元に叶うならばそっと当てなぞらんと。微笑む姿は変わらない。 ) [Mon 23 Apr 2007 22:57:51]
お知らせ > アシュリーさんが来ました。 『じゃ、遠慮せずに称えさせてもらうわね。(否定せずに持ち上げて笑う)』 [Mon 23 Apr 2007 22:52:30]
ジル > 一般人の羨望の眼差しと賞賛の言葉はいつこの身に振りかかってもよいな。 そら、遠慮せずに称えるとよい。 ( 棒読みなんて気付きません。 そんなことを気にしてナルシストがやってられるか! 金なんて殆ど無いと告白すると大抵の人に驚かれるこの悪魔。 誰だってびびる。 俺だってびびる。 餌にするか餌にされるかは今はわからぬこと。 というかそんな伝説は最初から無いっっ!! ) 気紛れな存在も悪くないがな。 ただ従順なだけでは面白みが無い。 ( ただ唯々諾々と従う存在なんて興味に欠ける。 面白いのは――それがどのように予想外の仕草を見せてくれるかだ。 ) 暇潰しの散歩だ。 このような曇りの夜。 ならば月の代わりに照らし出す存在が必要だろう? ( 何処までも崩れぬ自信を身に纏い、悪魔は肩を伸ばされるままにする。 そしてその妖しい笑いを蒼い瞳の中におさめれば―― ) なる、ほど。 なるほど。 それは悪くない出来なのだろうな? 少しでも楽しませねば承知はせぬぞ。 ( そして猫をゆっくりと地面に降ろし、叶うのならば貴女の顎をついと指で持ち上げて視線を正面から交えようとする。 ) ―――それとも、また別の芸≠ナ私を愉しませてくれるのかな? ( 哂った ) [Mon 23 Apr 2007 22:43:27]
アシュリー > ―――  た、 逞しいのね。なんてカッコイイ。 すてき。 ( 最後の方棒読みだけど気にしない。だって衝撃的だったんだ。なんだろうこの濃ゆいキャラクター!やっぱ声かけてよかったのかわたし。と、戸惑う内心抑えるように笑顔浮かべた。 金持ってないなんて知らないよ!だって明らかに貴方綺麗な身なりしてらっしゃる!少女の中で彼は「餌」だ。しかし、彼が餌になるよりもまず、この娘が餌にされそうなことにまだ少女は気づいていない。ジル様最強伝説なんて知るわけないんだっ。 ) そ。……動物はかわいいよね。素直だし、裏切らないし。 ( 淡い微笑みに、「でもやっぱり綺麗なのよね……」と思いながら、微笑み返す。――― 何者かは告げないまま。 ) …… で。 こんなトコロへ、何しにきたの?おにーさん。 ( 猫抱き上げる彼に近寄って、肩に手を伸ばそう。妖艶な微笑淡く、小さく首傾げて見上げれば、甘える仕草一つ。 ) せっかくだから、あっちでわたしの演奏聴いてよ。 ( 胸ににじりよるように、甘える仕草続けて、上目で微笑んで片目瞑って見せた。―――さあ。貴方は如何出る? ) [Mon 23 Apr 2007 22:21:40]
ジル > ( 傍に来たか。 どうやら私の美は人種を超え種族を超え全てを超えているようだな。 流石私。 いつか美しさで世界を滅ぼすんじゃないかと心配だなんて思ってると、掛けられる声。 ) ―――ふ。 何を愚かな戯れ言を。 この私にそのような無粋を働くなど大抵の輩は私のような華麗なる美貌を一目見てそのような気概を失ってしまうだろうて。 ( そもそも盗むほど金をもってnげふんげふん。 根拠零の自信を振り返って迷うことなく断言した。 ) ――それなり、ではあるかな。 嫌う理由も特に持ち合わせては居ない。 ( 優しく猫の頭を撫でながら胸の中に抱き上げると淡く微笑んで答えを返した。 )( ―――さて、この少女は何者かな? ) [Mon 23 Apr 2007 22:13:34]
アシュリー > ( シンプルな思考なんて露知らずなこの娘は、彼の様子窺うまま。だが独り言を耳にすれば――― )  ――― やっぱ詐欺かも。 ( もたれかかっていた壁から体起こして 呟 い た !!  ちぇ、と舌打ち一つして、腕組解き、「外れかもな、あれじゃあ。」と小さく呟く。後頭部に両手組んで、立ち去ろうと。 だってあまりにも独り言が凄かったんだもん。様子見てよかった、と思う少女だったけど―――もう一度、振り返って   彼を見る。子猫呼びかけている彼。腰に手を当てて、たしなめるように見ている少女は、息を吐いてから。先ほどのピアスとネックレスをポケットに入れて足を進めた )  ……… おにーさん。 気をつけたほうがいいわよ? スリとか、結構遭うんだからね此処。お金持ちさんみたいだけど? ( 一応、歩み寄って後ろから声かけてみようか。貴方が振り返れば黒いミニのタイトワンピースにベルトを締め、短刀を腰につけた金髪少女が映るだろう。ふふ、と笑ってしゃがみ込む。 ) ……猫、好きなの―― ? ( 懐いた素振り、見せかけるようにして笑い、問いかけた。顔を覗き込んで問いかけた後は、彼に合わせて、猫を見て微笑む仕草。―――頭の中は、さあ、どうやって落とそうかと。そんなことばかり考えている。 ) [Mon 23 Apr 2007 22:02:18]
ジル > ( 目的は単純明快。 なんか面白いことないかなーなんてあまりにもシンプルな思考。 ―――それともし、襲い掛かってくる阿呆なんかがいたのならそれをちょっと遠慮なくいたぶって本質に根付く欲求を満足させようなんて考え。 ) ―――フッ。 月も余りに輝きを増し続ける私に思わず羞恥心を感じて隠れてしまったか。 まあそれも致し方があるまい。 なにせ天上天下唯我独尊の唯一神とまで言われる絶世の美を誇ってしまう私だからな。 これもある種当然の結果。 ( 視線に気づいた様子も無く、けれど華麗にポーズを決めて長々とした自画自賛の独り言を呟く。 )( その視界に一匹の野良猫が入り、戯れにちっちっと口を鳴らして呼びかけてみる。 それが成功するかは【判定】。 秒数一桁が偶数ならば傍にくる。 奇数ならば逃げ出す。 ) [Mon 23 Apr 2007 21:53:38]
アシュリー > ( 横顔。小奇麗な格好。―――綺麗だ。イイ男発見。けど、ちょっと待て。もしかしたら詐欺かもしれない。だってあんまりにも小奇麗過ぎて、あんな小奇麗な人の来るトコじゃないでしょ、ここ。 ) ――― ふぅん。 ( 品定めするような双眸は、彼をじろり見つめるまま。上下に動く。壁に凭れかかって腕組をして。――― 一先ず彼が何をするのか、見ていようじゃないの。貴方の斜め後。僅か遠い距離から視線を感じるかは、貴方次第。 )  [Mon 23 Apr 2007 21:44:38]
金髪の麗人 > ( いつもの貴族風貌とまではいかないけれど、それでもこんな場所には似合わない小奇麗な服装をして、人並み以上に整った顔立ちをした人のようにしか見えない悪魔は貧しい者達が暮らす場所を歩いていく。 )( 相手の吸血鬼が見かけたのがこの悪魔かそれとも別の人影かは知らぬこと。 こちらはまだ相手の姿に気付いてないようだ。 ) [Mon 23 Apr 2007 21:41:39]
お知らせ > 金髪の麗人さんが来ました。 『(その視線の先がこれかどうかはいざ知らず)』 [Mon 23 Apr 2007 21:37:19]
アシュリー > ( 神がいたら、もし神がいたら。わたしの父さんや母さんは、死んでなかったはずだ。まじめに働いて、まじめに暮らしてた。其れなのにあの日、神は手を差し伸べてなんて暮れなかったじゃないか。「ただいま」の声が響いた家は、酷い鉄錆の匂いと、けたたましい哂い声が聞こえたんだ。あの時、あの時 ) ――― 殺したかった。 ( 殺してやりたかった。首をもいでやりたかった。聖水をぶっかけて、顔なんてただれてしまえばいいと思った。そんな大嫌いなヴァンパイアに、わたしは血を吸われた。あの日から――お父さんとお母さんよりも美味しい血を求めてる。そんなわたしが、パプテス様なんて信じない。思わず歯軋りの音が零れる。眉寄せて、反抗的にもう一度唾を吐き捨てた。アコーディオン担ぎなおして、考えることはやめるように――視線を教会から逸らす。ポニーテールが揺れるのと同時、歩く人影に気づいた。――綺麗なヤツだ。 ) ……へぇ。なかなかじゃない。 ( 思わずニヤリ、笑み零れた。さて如何引っ掛けようか。 )   [Mon 23 Apr 2007 21:30:11]
アシュリー > ハハハ。でもよかったよねぇ。また消えたんだもん。 キレイな人が叫ぶ瞬間ってゾクゾクするのよ、わたし。 ( 小さく囁くように言えば、くすり。笑った。軽い調子の口調と言動は、悉く合わない。暗黒街からスラムに足を運んで、屋根の上で休憩、といったところか。 重いロングヘア、金髪ソバージュ揺らしながら、動きやすそうな黒のミニタイトワンピースの腰ベルトをきゅ、と締めて腰につけるナイフを確認すれば、足を進める。ふと、スラムの教会を通りかかり、思わず鼻で笑った。 ) ――― いるわけないじゃん。 ( 思わず小さく吐き捨てるような呟き。ぺ、っと唾を吐き捨てて、女は通り縋ろうとした。 ) [Mon 23 Apr 2007 21:17:43]
アシュリー > 愛して 愛して  朽ちるほど あたしを 嗚呼 愛してよ ( わがままな唄を、鼻にかかる声が歌う。ストリートボーカルは、聴かせる為の歌じゃなく、暇つぶしだ。ほしいものはお金よりも、もっと別。生きる源。けど、こうして綺麗なものが死んでいて、それを見つけたとき、わたしは泣けなかったの。―――嗚呼、また綺麗なものがなくなった。よかった、って。思ったの。ぺろり、手を舐めた。嗚呼、美味しい。求める味がする。舌が教えてくれる苦しみは、いつしか「喜び」と変わっていた。それが恐いとさえ、思わなくなって。 )  …… 泣いた顔も、笑った顔も、 きっと憎らしいくらいにキレイだったんだろうに。ねぇ、どう思うよ? ( そんなこと、風に吹かれてアコーディオンに問いかける。これがわたしの相棒だ。手のひら、舐め終えれば―――よっと、屋根の上から飛び降りる。金なんか持っちゃいない。理性よりも、手段が大事。 )  [Mon 23 Apr 2007 21:09:35]
アシュリー > ( アコーディオン、肩に引っ掛けて、歌を歌う屋根の上。でも、そのアコーディオンは今、弾いていない。 ) しー か ばね―― 血 貪って あ たしは 生きるの―― ( 小さな鼻にかかる歌声は小さな声で。聞かれると拙い歌。手のひらはすっかり血塗れて、鉄錆の匂いが強く鼻について、それが――酷く嬉しいのは、来るってしまった証拠だろう。アコーディオンなんか弾けやしない。裏通りに倒れていた死体の血を「ラッキー」という気持ちで頂戴した。生き血は美味しいけど、殺すほど気分がノってたわけじゃない。でも、体預けたとき、相手が気を失いかけたとき。隙を狙って血を吸う瞬間が、堪らなく好きだ。 )  ――― お金目当て、何かないかな。 ( 小さく呟いて。じゃらりと、鉄錆のにおいする手のひらから、金目のものがひとつ、ふたつ。相手のしていた、ピアスとネックレス。―――憎らしいくらい、綺麗な女だった。 ) [Mon 23 Apr 2007 21:04:31]
お知らせ > アシュリーさんが来ました。 『 あーたしはー 闇の中で − 』 [Mon 23 Apr 2007 20:59:00]
お知らせ > バロゥさんが退室されました。 『(甘ったるいことばっか云ってンなよ、と怒られた気がした。)』 [Mon 23 Apr 2007 15:40:43]
バロゥ > (取りとめの無いことばかりがカラッポの頭の中を過ぎる。相当自分は暇なんだなって、…本当はやる事ばかりなのに思うのだ。) 怒られねえウチに、立ちあがらねえと な。 (司祭様の説教だと長い。シスターの説教だともっと長い。 カミサマ、何故彼らには溢れる言葉をお与えになって、私には耐性も何も与えてくださらなかったのか。) (男は思い腰を上げ、教会へと戻っていった。) [Mon 23 Apr 2007 15:40:29]
バロゥ > (昨日の火葬は結構な煙が出た。まるでアレが今日の曇天を作っているみたいだ。 ああ、だから気分悪いのか。) ……。 (白い骨片と灰と嫌な臭い。きっと広場には未だ少し残っているだろう。炎によって浄化された肉体は冒されることもない、) 魂があるンなら、平穏なのか…ねえ。 (見た事無いものについてはよく解らない。) [Mon 23 Apr 2007 15:29:43]
バロゥ > (やっぱり灰色ッてのはテンションの上がらない色だと思う。 教会裏口の向かい、廃墟の壁が崩れたところを椅子代わりにして(丁度良い具合なのだ)、男はぼんやりと空を見上げていた。昼間の微妙な時間はこう、時々、怠惰に支配される。) [Mon 23 Apr 2007 15:14:07]
お知らせ > バロゥさんが来ました。 『( 曇天。 )』 [Mon 23 Apr 2007 15:07:51]
お知らせ > バロゥさんが帰りました。 『(早く終わンねーかな。思うのはただそればかりだった。)』 [Sun 22 Apr 2007 16:58:24]
バロゥ > あー、くっせー。服に臭い付いちまうかなあぁ落ちねえンだよなぁ、臭いッてえのは よー。 (とか云いつつ、ぼーっと突っ立ったまま炎を見つめる。誰かが、火の番をしないと。 それが自分だったってだけで。) …………。 (男は独り言のネタも失った。ブ厚い唇を むうぅ と歪ませてモゴモゴとしていたが、吐き出せる言葉が無かった。味の無くなったガムを噛み続けているような気分だ。) [Sun 22 Apr 2007 16:48:14]
バロゥ > (定期的…と云う訳ではないが、時々、路地に転がる死体の数が増える時がある。そう云うのって何処も一緒なンだなあと、この町以外のことを思い出しながら、)     (男は松明を穴へ投げ入れた。――安い油と、その辺の紙屑みたいなゴミなんかと一緒くたになって死体が酷い臭いをあげる。「気持ち悪い」、矢張り生理的に受け付けないものがあった。 手伝ってくれた大人達は、ぞろぞろと教会の方へ向かっていった。報酬のパンを受け取ってさっさと帰るのだろう。)        (ちっとも楽しくないキャンプファイヤーの前に、男は、ひとり。) [Sun 22 Apr 2007 16:38:47]
バロゥ > (死体を運ぶ事ほど嫌な気分を思い出す時は無い。) ああ、…ああ、そうだ。よし。 (教会の傍の広場はそこそこの敷地面積だが、此処で子ども達は遊んだりしない。炊き出しもしない。) (近所の大人達に手伝ってもらい、広場にぽっかり穴を空けた。大きなやつだ。) うン、全部入れたか? いいな? ――…火をつけるぞ。 (此処は所謂 火葬場ってやつだ。) [Sun 22 Apr 2007 16:33:30]
お知らせ > バロゥさんが来ました。 『( やれやれだ。 )』 [Sun 22 Apr 2007 16:28:27]
お知らせ > MJさんが退室されました。 『( 勿論、あの小さな魔女に逢えるのは嬉しいが、同時に思い出すのは苦い思い出ばかり )』 [Sun 22 Apr 2007 01:00:13]
MJ >  むフゥ―――。 ( 何処かの高名な軍師サマの真似しつつ、心の中で首を擡げるのが「ソコまで義理ないでしょ?」ってな具合の悪魔の囁き。 とは言え、自称正義のミカタが途中で投げ出すのも……。 ) まっ縁が無かったって事でッ! ( ペコちゃんスマイルで即決すれば、くるーりと回れ右して酒場の方向へと足を向ける。 実際問題、さる事件の舞台となった地方村から手紙が届いた。 内容は犠牲者の葬儀を行うとか何とか……。 ) [Sun 22 Apr 2007 00:59:08]
MJ > ( 高名な暗黒街のシスタァが連れてきた訳ありの少女。 理由はちっとも話して貰えなかったが、そのシスターが未だ幼い少女を教会にらちかんきんしていたのがこの間。 平仮名だと、どうしてこう犯罪の香りが漂うのだろうか? ) ったく、何でオレサマが―――。 ( 道端の空き缶へ八つ当たり。 思い切りけっ飛ばしたら通りの向こうへと消えていった空き缶。 アディオースと見送り。 結局、自分の居場所を失った少女が選んだのは孤児院でも、子供の居ない家庭でもなく。 自分の生まれ育った貧民窟へと戻ってしまったらしい。 ) [Sun 22 Apr 2007 00:48:28]
MJ > ( ぷりぷりとこれが漫画なら頭から湯気が立ち上ってたに違いない。 腰に手をあて黙って男の返答を待つ。 ややあって、聞こえて来たのは――― ) ―――寝てるし。 ( 甲高い鼾と歯軋り。 よくもまぁ寝てる本人は五月蠅くないモノで、気持ちよさそうな寝顔。 ) そのまま、凍死でもしちゃえオバカッ!! ( でも、そろそろ冬の防寒具は箪笥の中だ。 春眠暁をなんとやら……悪態を吐けば、道らしきモノの奧へと。 ) [Sun 22 Apr 2007 00:42:58]
MJ > ( 酒か薬か餓えか寒さか、或いは全部やも知れぬ。 「ぅぅ」だとか「アァ」だとかの言葉は返って来るけども――。 ) そぅそぅ、瞳の色がね? ルビィとサファイアみたいな綺麗な色してんのヨ。 きっとあのお目々で世界を見たら飛び出す立体絵本みたいに違いないのネ。 ( ルビィもサファイアも同じ鉱石らしいけど、生憎の貧民窟育ちは現物を見た事がアリマセン。 ) ちょっとォ、さっきからオレサマの上げたお酒ばっか呑んでないでさァ。 聞いてマス? [Sun 22 Apr 2007 00:37:05]
MJ > ( 貧民窟の一郭。 通りと呼ぶには雑多で手狭、道と呼ぶには小屋やら洗濯物やゴミと汚物が好き勝手に道を塞いでる―――そんな貧民窟には有り触れた一郭。 ) こーん位のちみっこいオンナノコで、少女性趣向者サンが見たら双方に注意を促したいって感じの子だってバ。 ( 自分の背丈の半分程、其の辺りを掌で示し壁に寄り掛かった住民らしき男に問い質す事4回目。 先程からちっとも要領を得ない返答。 ) [Sun 22 Apr 2007 00:32:04]
お知らせ > MJさんが入室されました。 『 だぁーかぁーらぁー! 』 [Sun 22 Apr 2007 00:26:08]
お知らせ > ナナリーさんが退室されました。 『(自信満々に進む修道女は数分後)  い、痛くないわ! (と、叫んだとか何とか)』 [Sat 21 Apr 2007 23:48:10]
ナナリー > (勢いよく天に舞う羽ペンは、クルクルと回りながら地面へ着地。その方向は――)   そちらが出口ですね。  (ふっ) [Sat 21 Apr 2007 23:46:16]
ナナリー > (懐から取り出したるは―― 羽ペン。) 上海蓬莱仏蘭西和蘭西蔵京都倫敦露西亜オルレアンッ―――!!! (謎の呪文めいた言葉を叫びながら、天に放った) [Sat 21 Apr 2007 23:45:20]
ナナリー > かといって、こんな所で野宿もごめんポイです。(腰に手をあて、無意味に深呼吸) 私の秘儀を見せてあげるんですから! (握り拳を高々と振り上げ) [Sat 21 Apr 2007 23:34:20]
ナナリー > (呼び止めようと伸ばした右手が寂しい。 指先が寒風に冷やされ、空しさと共に落とす。 ) ……お約束ですねーぇ。私。  ヴェイトスにきたら、迷子になるなよ!広いぞ! って、念を押してくれたFATHERが、今頃クシャミ六連発くらいしてるでしょうねーぇ。  おー・わい・えー・けー・うー・えす・おー・けー・ゆー   で、 OYAKUSOKUですよ [Sat 21 Apr 2007 23:26:38]
ナナリー > ――――……。 (夜の冷たい風が、私をガンガンに冷やしてくれます。 商業地区に向かって歩いていたはずの私は、何故か今――スラムのど真ん中で、迷子を叫んでいます。 さっきの親子だって、道を尋ねようとして、此方から声をかけたのに)  …。  あっ…!  そ、そうですよ!そっちが目的だったのに! (慌てて親子を追いかけようとするも) …。(既に姿は見えない) [Sat 21 Apr 2007 23:21:11]
ナナリー > この格好も考え物ですよー…。 (首から下げたロザリオをインバネスの中にしまいこむ。 ) 仰々しく「聖職者でぇーす」って言えるような身分じゃないですしーぃ。 (ふ。溜息を一つ零して。) …本当に、そんな身分じゃないですよね。 (蒼い双眸を細めて、辺りを眺める。) ……ええ。 (…眼鏡のブリッジを、僅かに持ち上げ) … ここ    どこ。 [Sat 21 Apr 2007 23:15:57]
ナナリー > (今のだって、洗礼の真似事に過ぎない。 見よう見まねで行った儀式に「洗礼」の意味はない。 ただし、まったく無意味と言うわけではなない。…洗礼にはならないが、自分のパプテス呪術を親子にかけた。 効果は「魔よけ」もう、そのまんまだ。1.2日くらいは親子の周りに死霊系のものが寄りつかなくなる。その程度。  )(それでも、「ありがとうございます」と礼を言う親子。 新米エクソシストは、中途半端な笑みを張り付かせて頷くしかない。胸に聖書を抱えながら、ふらりふらりと掌を揺らして親子を見送る。) …う。  ううー。 ( 騙したような気持ちが消えなくて、低く呻いた) [Sat 21 Apr 2007 23:06:33]
ナナリー > (修道着にインバネスを羽織った金髪の女が、歌うような余韻を残して言葉を切った。 右手には聖水の小瓶。左手には草臥れた聖書。 目の前にはスラムの住人だろう親子が膝を付いている。 )  ―― … こ、これで、一応大丈夫だとー思いま、すぅ 。 でも、その洗礼―とかじゃないんで、そういうのは大聖堂へいくか、その…ちゃんとした神父様にお願いしてくださいね。 あの、私はぁ―…その。ただのエクソシストでして、今のは、ただの「魔よけ」程度でして―…(もごもごと、躊躇いたっぷりに言う) [Sat 21 Apr 2007 22:57:49]
ナナリー > In nomine Patris, et Filii, et Spiritus Sancti. Amen ―――――。(聖父と聖子と聖霊との御名によりて。アーメン。) [Sat 21 Apr 2007 22:48:39]
お知らせ > ナナリーさんが入室されました。 『(祈りの声と共に)』 [Sat 21 Apr 2007 22:48:13]
お知らせ > バロゥさんが退室されました。 『(帰路を辿る足取りは軽い。)』 [Sat 21 Apr 2007 21:46:01]
バロゥ > (アンタ神父じゃないのか、飯は教会で食え。ご尤もな言い分だけど、) 隠れて食べに来たッて良いじゃん。シスター達の作ってくれる料理な、マズかねーけど量が少ねーンだあ。 (勤め先では一番ガタイのいい男は、胃袋のデカさも比例してデカい。慎ましやかに出される量じゃダイエットしてる気分になるのだ。) …なンか、こっそり女を買いに行くみたいでスリルあるけど よ。 (「一緒にするかそれを」 男は笑いながら、広場の屋台を後にした。) [Sat 21 Apr 2007 21:42:17]
バロゥ > (ぞぼぼぼぼッ。音が豪快、そして同じだけ汁も飛ぶ。にいちゃんガキみてぇな食い方するねえ、なんてとうとう笑われた。) フォークがあったら良かったンだがね。 え、それもガキっぽい?マジで? (甘いとも辛いとも違うダシの味は一度食うと病みつきになるなと思いながら、)     (全部綺麗に飲んだ。――ゴチソウサマ! 小銭を渡す。親爺は屋台を拭きながら「まいど」と一言。) いつも此処に来ンの、また食べたいンだけどさあ。 [Sat 21 Apr 2007 21:32:41]
バロゥ > (おつかい(と云っても買い物じゃないが)の帰りだ。「今日はお外で済ませてきてくださいね」と小銭を渡されたので、こんな所で晩飯である。 東の方の ソバ だとか云う麺は美味い。隻腕じゃ椀を持って啜ることは出来ないけれど。)     (ずぞぞッ。 音を立てて啜ってもマナー違反じゃないってのが好きだ。) うめー。 (箸の使い方が下ッ手糞な男は、屋台のテーブルを随分と汚していた。おやじさんは黙っていてくれている、多分食い逃げはしないと解っているからだろう。この位は我慢、ッて。) (ぽつーんと柔らかい屋台の明かり。) [Sat 21 Apr 2007 21:18:57]
お知らせ > バロゥさんが来ました。 『( 広場の屋台。 )』 [Sat 21 Apr 2007 21:11:17]
お知らせ > モビィディックさんが退室されました。 『( 化物語よろしく )』 [Sat 21 Apr 2007 02:44:54]
お知らせ > ブラティリアの青年さんが帰りました。 『化け物二匹集まればかしましく』 [Sat 21 Apr 2007 02:43:41]
モビィディック >  まあ、シスターはたった一人。 会う確率も低いし、あったとしても逃げ切れないこともないんじゃないかな。 んふふ、んふ。 ( 尤も、噂どおりの人物ならば、正直な話、モビィディックとしても正面から遭遇したらさすがに逃げ切れないとは思っているが。 ) んふふ、んふ、まあステキな人であったのは確かだろうがね………ふむ、んふふ、んふ、そうだね、行こうか。 ( 持って参れ。 いわれた幼女袋を一瞥。 一応怪我吸血鬼なんだがなあ、などと思いながら、袋の端を口でくわえて、ずりずりと持って地下室へと向かうのであった。 ) [Sat 21 Apr 2007 02:39:56]
ブラティリアの青年 > ………そうか。 (唐突に口数が減った。 典型的な、考え込むと周りが見えなくなるタイプらしい。 そして、噂のシスターと聞けば、うむと頷いた。 その人物については、妖刀の法も少しばかり聞き及んでいた。 曰く、淑女殺し―――相当な力を持った綾香氏を滅ぼした実力者で、暗黒街と呼ばれる地域を支配しており、常時巨大な槌を携えて徘徊しているらしい。 打撃武器で即死する妖怪にとってはまさに天敵である) ………歌舞伎者の類か? (俺の尻を舐めろ……素敵な曲名を聞けば、心底嫌そうな顔をしていった) ………追っ手がおるのであれば長居は愚の骨頂。 ゆくぞ (突っ込みどころ満載な会話だったが、とりあえず突込みよりも身の安全を優先したようだ。 持って参れと、黄金水のしみ込んだ幼女袋を顎で示し、貴方のお宅の方へと歩き出そう)  [Sat 21 Apr 2007 02:34:17]
モビィディック >  ………………んふふ、んふ、そうだねえ………奴ら吸血鬼以外は眼中なしってのが多いし、多分、カタナちゃんは私の巻き添えと言う形でない限り、多分大丈夫だろうね。 勝手な正義感をかざすのはいるにはいるけど。 …………まあ、カタナちゃんのことが知れるとやばいのは、狩人より噂のシスターだろうね。 ( シスター・ジャスティス。 噂しか知らないが、話半分にしても危険だ。 それに教会関係者のほうが、狩人より強い神秘を保有しているだろう。 モビィディックの認識としては精霊に近いカタナちゃんには、むしろ宗教団体のほうが問題だろう。 ) そんなスカトロチックな風情は私にはないよ。 「俺の尻を舐めろ」って曲を作曲した作曲家は知ってるけど。 ( デレがでるのかどうかは今後に期待するとして、それにしてもどういう会話だというシーンであった。 ) [Sat 21 Apr 2007 02:19:24]
ブラティリアの青年 > ・・・・・・・・・仮に、仮の話じゃが――――そ奴らに我の事が知れれば……そ奴らはどう動くかえ? (なるほど、復讐の為の共同体ということか。 さぞかし厄介な奴らであろうと、男は小さく舌打ちをした。) 蚤虱、馬の尿(しと)する枕元・・・そんな詩を詠んだ風流人がおったぞ? 中々赴き深いのではないのか? (つんでれ……津雲泥霊? 内心、何を言っておるのかこいつはなどと悩みながらも、さも内容を理解しているように振舞うあたり、ツンツン属性は内包しているかもしれない) [Sat 21 Apr 2007 02:13:13]
モビィディック >  んふふ、んふ、ヴァンパイアハンターのことさ。 吸血鬼狩り。 この島にはそのギルドがあるらしい。 んふふ、んふ、教会直属の機関より神秘じゃ劣るけど、殆ど恨みつらみの連中だからね、んふふ、んふ、恨み骨髄って感じでね。 ( モビィディックに言わせれば、恨みつらみで動く吸血鬼狩人は、亡者の群だ。 既におおむね、人でなし。 いや、より強く人間、か。 なんにせよ鬱陶しい敵であることを伝えて。 ) んふふ、んふ、私は冗談は好きだけどね。 カタナちゃんの場合ツンデレ気味にマジでやりそうだからね、んふふ、んふ。 足程度ならともかく小便の染み渡ったトコで寝る気にはなれないよ。 ( 頼りになる仲間はみんな目が死んでるような雰囲気だった。 意味不明だが。 ) [Sat 21 Apr 2007 02:02:16]
ブラティリアの青年 > ・・・・・・・・・まぁよいわ。 狩人と申したが、何ぞ追われておるのか? (死んだ吸血鬼なんぞどうでもいいが、狩人という言葉を聞けば、なにやら露骨に警戒を示した。 昔の記録、顔が割れている……つまり、その狩人とやらは組織立って行動する類の輩という事だ。 死体を動かせるくらいしか取り柄のない奇襲特化型の妖刀にとって、情報を共有して追撃してくる組織というものは何より恐ろしい敵だ) 何じゃ、冗談も解せぬのか? うぬときたら、いやはや…… (やれやれと額に手を当てて小馬鹿にしたように言うものの、こっそり後退りしている辺り、ちょっぴりびびっているらしい。 こう、物静かな人にちょっとした悪戯をして、思いのほか相手が怒ってしまった時。 そういう気まずい空気が発生中) [Sat 21 Apr 2007 01:55:43]
モビィディック >  さて………このなりじゃもう情報収集もままならないし、私も目覚めてそれほど経ってないから、知らないやつだな。 私のほうは私のほうで、狩人に顔が割れたから、今頃は昔の記録でも引きずり出されてるかもねえ、んふふ、んふ。 ( すでに散々やられた結果こそこそしてます。 モビィディックは堂々と、そう態度で語った。 ) ……………………土産はともかく、そんなことしたら真面目に圧し折るからね? んふふ、んふ、んふふふふふふふふふふ。 ( 笑顔三割増し。 威嚇五割増し。 重要性を教える気はないが、釘は刺しておこう、と。 しかしなんだ、そんな反応する幼女ってなんかなあ、とかどこかで誰かが思ったそうな。 ) [Sat 21 Apr 2007 01:42:42]
ブラティリアの青年 > ふん・・・・・・ 名の知れた奴か? うぬも二の轍を踏まぬよう精々こそこそと隠れ潜むがよいわ (肩を竦める貴方を見れば内心さらにイラッとする小型な堪忍袋の持ち主は、それでも上辺は冷静を装って皮肉を返そうと努力した。 ) ………うぬの住処に向かう所だったが、おらなんだら棺桶の中にでも置いて帰るところであったわ。 (吸血鬼の生活における棺桶の重要性を知らないトキノミヤコ産モンスターは、本当に洒落にならない事をさらっと言いやがりましたとさ。 なお、貴方が「ノックしてもしもぉ〜し」を実行するのであれば、幼女は「おっぱァアア−ッ」と叫んで悶絶してくれるだろう) [Sat 21 Apr 2007 01:38:13]
モビィディック >  んふふ、んふ、オーケイ、冷静に話し合おう。 こっちの食事は面倒になってるけど、噂になってた吸血鬼が死んだらしくてね、すこし気の抜けた民間人なら、殺すくらいわけないよ、んふふ、んふ。 ( 刃にオーバーに肩をすくめて、モビィディックは返した。 モビィディックの食欲は旺盛で、本来ならば何人殺しても足りないが、そういうわけにも行かない。 吸血する際は殺さないようにしている。 死ぬまで吸うのは、死体を持ち帰るときだけだ。 ) …………………………んー、これは何かな。 「ノックしてもしもぉ〜し」とかやらなきゃいけないのかな、私は。 ん? ( 「入ってます」と繰り返す幼女に、そんな冗談めいたことを。 モビィディックにとっては、それは哀れな幼女ではなく小さく柔らかい血袋でしかない。 ) [Sat 21 Apr 2007 01:24:50]
ブラティリアの青年 > 我が案じておるのは、うぬの呆けた頭で我の器を集めえるか否か、それだけよ。 (地味にいらついているらしい。 男の上着を突き破って白刃が一寸飛び出した。 案外生真面目な性格をしているのか、人の話をまじめに聞かない奴を見ると無性に腹が立つようだ) 全く、うぬは……ん? ああ、それか。 気にするな、ただの手違いじゃ (幼女の額を指差す貴方を見れば、男は肩を竦めて見せた。 幼女は、よほど恐ろしいのか眼を瞑って震えたまま、何故だか呪文の如く『入ってます』と繰り返している。) (妖刀の洒落にならない悪戯シリーズ第2弾。 友達の寝床(棺桶)に失禁寸前の幼女を入れてみよう的な規格は、諸般の事情により中止となりました) [Sat 21 Apr 2007 01:18:50]
モビィディック >  んふふ、んふ、いやあ、全然考えてもいなかったかなぁ。 んふふ、んふ、いやでもまあ、カタナちゃんが心配してくれてるってことがわかっただけでも儲けものじゃない、んふふ、んふ。 ( 全然真面目に聞いていない吸血鬼。 しかしこのシーンは、どう判断しても自警団か医者を呼ばれそうである。 )( さて、後退るカタナちゃん。 もう餌食になってしまったモビィディックも、いつまでもその状態はいやらしく、今更だが身を引いた。 活きがいいのは結構だが……。 ) んふふ、んふ、お土産かぁ………………………ん? んん? んんん? ………なんだいこれは。 ( 額の文字をさすモビィディック。 「餌」ではなく、何故に、「厠」? ) [Sat 21 Apr 2007 01:06:04]
ブラティリアの青年 > ならば何故確かめもせなんだか!? そもそも、確かめもせずに襲うておれば、何れこの様な事になるとは考えなんだか!? 全く、うぬは何時も何時もふらふらと出歩きおって・・・・・・む? (男はなにやらクドクドと説教を始めた。 吐血する女と、首からでろでろと酸化して黒ずみ始めた血を垂らして説教する男。 なんともシュールな光景ではあるが、そのセリフは貴方の足元を侵食した黄色い液体によって中断させられる事になった) ああ、これか。 (なんだかぶるぶる震える袋を見やると、男はそっと後退りを始めた。 黄色い液体の支配地域から遠ざかるように、ゆっくりと) それはな―――土産じゃ。 (黄色い液体からある程度間合いを取って、男は足を止めた。 中に入ってるのは、十にも満たない幼女が一匹。 額には『厠』と毛筆で記されている) [Sat 21 Apr 2007 00:58:33]
モビィディック >  ―――へぶっ。 仕方ないじゃないか、カタナちゃんだってわかんなかったんだもの。 んふふ、んふ、別に…………んふ? ( 鮮やかに頭をはたかれる吸血鬼。 一応怪我人ならぬ怪我吸血鬼。 はたかれた瞬間吐血(過剰表現)。 さてさて、モビィディックはなにやら言いながら足元に気づいた。 まあとっくに手遅れで靴についちゃってるのだが。 ) …………なにそれ。 [Sat 21 Apr 2007 00:44:08]
ブラティリアの青年 > ・・・・・・・・・ (男は、ゲヒゲヒと咽こむ貴方をまじまじと見つめ) 無礼な、何をしおるか! (ベシッと頭をはたこうと試みる。 因みに、落とした袋の底から、なにやら異臭を放つ黄色い液体が漏れ出し、貴方の足元に迫っている。 危機はいつだって密やかに迫り来るのだ) [Sat 21 Apr 2007 00:40:34]
モビィディック > ( がぶりんちょ。 さーて気絶する程度に血を、とまで考えて、モビィディックは静止した。 ) ………はふぇ?(あれ?) ( 血が出ない。 しかも平気そう。 すぐにあごを緩めて体を離し、そして。 ) ………………んふふ、んふ………カタナちゃん、かな? ( げひげひと血まじりの咳をしながら暢気にそんなことを尋ねやがった。 ) [Sat 21 Apr 2007 00:35:58]
ブラティリアの青年 > (貴方の横を通り過ぎたブラティリアの青年は、背負った袋に『まだ・・・・・・』とか『漏らすでないぞ』とか、微妙に不穏なセリフを吐きながら楽しそうに歩いていく。 背後から迫る危機には全く気がついていないらしい。 その結果、当然の如く貴方の牙は男の首筋に突き刺さるだろう――――が) なっ!? (男は、袋を取り落としはしたものの、首筋に牙をつきたてられた人間にしてはあまりにも自然なほど自然に、肉を食い破られている人間にしてはあまりにも平然と後ろを振り返る。 何より、最も不自然なのは、噛み裂いた血の管から血が溢れないのだ。 まるで心臓が止まっているかのように) [Sat 21 Apr 2007 00:33:20]
モビィディック > ( そんな、ある春の平和な――――なぁんてのはモビィディックには似合わない。 何事もなく通り過ぎたところで、モビィディックはすぐにぐるりと振り向いて、ぐわりと牙を剥いた。 不意打ちはせこかろうと言われようがこちとらそんな余裕はないんじゃ、というところ。 ゆっくりと歩く人影、その首筋に噛み付こうと、モビィディックはここでようやく、動き出したのである。 ) [Sat 21 Apr 2007 00:20:17]
足音 > (人影は、壁に身を預ける貴方に特に気づくことも無く。 ゆっくり、ゆっくりと近づいてきた。 そして、そのまま貴方が何もアクションを起こさないのなら、何事も無く通り過ぎていくのだろう。 何事も無く過ぎてゆく、吸血鬼の春の夜の一コマ。 そんなのもありかもしれない) [Sat 21 Apr 2007 00:17:45]
モビィディック >  ……………んふ? ( なにやら―――動いている。 しかしなんだ。 袋の中身が動いている、というのはどういうことだ。 人ならば背負えばよい。 袋にいれるなど奴隷商人でもやるまい。 では動物か。 それも意味不明だ。 少なくともモビィディックにはそうだった。 持ち前の要らぬ好奇心など出すものだから、結局、何事もなく接近を許すだろう。 ) [Sat 21 Apr 2007 00:09:10]
足音 > (そして、何事も無ければ次ターンには貴方のそばへ) [Sat 21 Apr 2007 00:07:48]
足音 > (コツリ、コツリ。 荷物が重いのか、人影はたいそうゆっくり歩いてくる。 それでも段々と近づいてくるので、よくよく見れば、袋の中身がなにやらごそごそ動くのが見て取れるかもしれない。) [Sat 21 Apr 2007 00:07:16]
モビィディック > ( ぎらぎらり。 集光性の高い瞳が、瞳孔を開いて闇を見通す。 ―――人のようである。 なにやら、大きな袋など背負っているようだ………ならば動きが鈍かろう、ちょいと夜食にいただこうか、なんてことをモビィディックは考えた。 壁に半身を預けたまま、その人影が近づくのを待って。 ) [Sat 21 Apr 2007 00:04:21]
足音 > (足音が一つ。 闇の中から、ゆっくりゆっくり近づいてくる。 夜を見通す吸血鬼の目なら、何か大きな袋を背負った人影が見えるかもしれない) [Sat 21 Apr 2007 00:01:22]
モビィディック > ( モビィディックは生きていることに意味なんか見出さない。 生きてるから生きていく。 そして死にたくないからみっともなく足掻く。 ) …………ッ!? ( だから、まるで死神のそれのようにさえ錯覚するほどに、足音に過敏に反応して立ち上がった。 ) [Fri 20 Apr 2007 23:56:28]
お知らせ > 足音さんが来ました。 『コツリ』 [Fri 20 Apr 2007 23:55:13]
モビィディック > ( 散々人を殺してそれを言うのか。 などと言われようがモビィディックは知ったことではない。 ライオンがシマウマを食べるように、狼がヤギを食べるように、吸血鬼は人の生き血をすする。 極めて現実的な事実を前にして、生命の尊さだのかけがえのない個性だの、そんな理論など紙くず以下の役にも立たない。 なんだかんだ言い訳をつけるのは人間だけだ。 ) [Fri 20 Apr 2007 23:54:55]
モビィディック > ( 死ぬことは怖い。 モビィディックは死ぬのが怖い。 死んでしまうのが怖い。 怖くて怖くてたまらない。 生きるために精一杯やっているんだ、などという青臭い人間視点の考えなどではない。 純粋に本能的に怖い。 食べたいときに食べ、寝たいときに寝て、生きたいように生きてきたこの生涯は、娯楽のようなものだった。 生きるのに特別な理由などなく、意味もない。 ) んふふ、んふ…………だが……。 ( だが、死ぬのは怖い。 恐ろしい。 こうして死の可能性が生まれてしまった以上、その恐怖からは逃げられなかった。 ) [Fri 20 Apr 2007 23:52:20]
モビィディック > ( げひげひと血と咳を吐きながら、モビィディックは胸元を押さえた。 痛いわけではない。 痛みなど知らない。 だが、その手の下の心臓が、鼓動を止めたとき死んでしまうだろうことを考えると、はっきりいってしまえば怖かった。 ) んふふ、んふ………そうさ、怖い……。 ( 恐怖など感じない、そう思うだろうか。 だがモビィディックは恐怖を知っている。 恐怖を覚えている。 恐怖を感じている。 ) [Fri 20 Apr 2007 23:48:55]
モビィディック > ( すっかり弱った吸血鬼。 弱い吸血鬼は吸血鬼といえるのだろうか。 化物といえるのだろうか。 存在自体は変わることなどないのに、いまのモビィディックは化物ではなくただの獣に過ぎなかった。 ) んふふ、んふ…………いやまったく…………………これじゃあ………狩人どころか……例の自警団とやらにあっただけで、殺されてしまいそうだ………んふふ、んふ……。 ( ずるり。 モビィディックは壁に体を預け、ずるずると地面にへたり込んだ。 血が、足りない。 ) [Fri 20 Apr 2007 23:45:30]
モビィディック > ( 既にモビィディックの体はぼろぼろで、まともに狩人と向き合えばすぐにでも灰にされてしまうだろうことが予想される。 尤も、モビィディックとてただで死ぬような気はないが―――とにかく、弱りに弱っていた。 地下室にこもって回復に専念したいところだが、かといって血がなければ枯渇してしまう。 棺の中で再び長き眠りにつくにしても、ここまで弱っていては本当に永眠してしまう。 満身創痍の上、四面楚歌の状況で、モビィディックは体を引きずるように、スラムの路地裏を歩いていく。 ) [Fri 20 Apr 2007 23:42:23]
モビィディック > ( 手負いの獣が恐ろしいというのは、古くから定説である。 恨み骨髄といった感じなのかもしれない。 なりふり構っていられないのかもしれない。 なんにせよ、イタリア製手榴弾並みに危険ではあろう。 ) んふふ、んふ…………。 ( 手負いの吸血鬼、モビィディックもその中に入るかもしれない。 ) [Fri 20 Apr 2007 23:39:10]
お知らせ > モビィディックさんが来ました。 [Fri 20 Apr 2007 23:36:22]
お知らせ > ヴァンさんが退室されました。 [Fri 20 Apr 2007 19:21:16]
ヴァン > (路地裏の、闇の中に埋もれた。) [Fri 20 Apr 2007 19:21:10]
ヴァン > あ〜・・・(でも、覗くだけ覗いて行こう、なんて考えて・・・ヒョイ、と路地裏から教会を覗く。こんな不審な風貌が堂々と近づいても・・・邪魔なだけだろうと。路地裏の木箱に座って、スラムの一角を眺める・・・腹がぐるぐると、空腹を訴えた。) ・・・ま、あれだな・・・俺も早くしないと。(干からびる、なんて・・・ぼやいて) [Fri 20 Apr 2007 19:10:21]
ヴァン > (死にそう・・・ってのは、案外間違いじゃないのか、それとも大嘘になるのか) ・・・何で、オレこんなとこ歩いてるんだったか。(寝ぼけてるのか、なんて思考に首を振る。腹が減った・・・本当に、かなりキテる気がする。教会の炊き出し・・・行っても、今の己には腹の足しにもなりやしない。) [Fri 20 Apr 2007 19:03:54]
お知らせ > ヴァンさんが入室されました。 [Fri 20 Apr 2007 18:59:58]
お知らせ > バロゥさんが退室されました。 『(いい匂いが沢山あったら、お手伝い、だ。)』 [Fri 20 Apr 2007 18:29:28]
バロゥ > (よく、「寝顔はいい」なんて云うやつが居るが、あんなのは物心付く前の子どもかよっぽどの美人に対しての言葉だ。小汚い大人の寝顔を見る度に思い出す。 勿論自分もそうなんだろう。寝顔ッて素が出るもんなあ。ちょっと空を見上げてしみじみ。) (足は既に教会へ向かっている、今日は炊き出しやるンだっけ? 大事なところがうろ覚えだ。)      (まあ、教会が見えてきたら解るさ。) [Fri 20 Apr 2007 18:18:55]
バロゥ > (時々路地の隅っこ、壁に寄り添うように浮浪者が転がっている。通行の邪魔にならない限り、蹴っ飛ばしたり、突付いて起こしたりする事は無い。) 病を持ち込むンじゃあ、ねえぜ? (眠っているのか気を失っているのか解らない顔に声を降らす。きっと聞こえちゃいない。) [Fri 20 Apr 2007 18:11:59]
バロゥ > あー、やっぱ天気悪ィ。 (夕暮れが綺麗に見えないのは物足りない。きっちりと一日が終わった気がしないのだ。) (男はスラムの路地に居た。散歩だ。 ちょっと時間が空いたりするとそうやって出歩く癖があった。庭弄りでもしてれば良かったかな、と思ったけれど、) (住人の顔を見ている方が楽しいから。) [Fri 20 Apr 2007 18:07:49]
お知らせ > バロゥさんが入室されました。 『( 曇天。 )』 [Fri 20 Apr 2007 18:01:33]
お知らせ > 足音さんが帰りました。 『―――春だから。 (全てが始まる時であって。全てが ―――終わる時でもあるから。)』 [Thu 19 Apr 2007 02:06:57]
足音 > (だから。つい。)(あの頃の光景が無いかと、この場を不意に訪れてしまったんだろう―――其れでは、もし。 今。 また。 目の前に同じ光景を違う モノ が繰り広げていたら、また囲うのか否か。) ―――……、 コレはYESだな・・・。 (ぽつん、と言葉と溜息を落として。―――くるり、踵を返す) ―――如何して、俺がスラムへ来たのか。 如何して不安なのか。 違う 何か を見てしまったら、如何して拾うのか。 (来た路を引き返して。スラムの終わり辺り。) [Thu 19 Apr 2007 02:06:19]
足音 > 如何してこんなに不安なのかなー…ホント、もう …。 (少し人に『 可笑しい 』と言われただけで、揺らぐ自分の意思は相当に弱いンだろう。吹けば消える蝋の火のよに。)(丁度今頃か、もう少し後―――?)        (此処で眩暈のするような、未だ『 トラウマ 』にも似た光景が広がったのは。) ……嗚呼、 (幾度か会って、幾度か話して。幾度か触れて。華を眺めて、言葉を交わして。―――漸く 『 情 』 にも似た何かが芽生えた頃に、あの、鉄錆の光景を見たのは。) ……そうか。 (―――エゴだ。)(自分が一人、匿うだけで何が変わろう。スラムは何が変わった? 人は幸せになった? 子供は泣かなくなった? 食料は満ち足りた? 人は悲しい死を迎えなくなった?―――答えは全部NOだ。) [Thu 19 Apr 2007 02:03:11]
足音 > (誰が聞いても、可笑しいのは 『 自分 』 だから。時折、時折。 何もかもが、戯言のように思う。 自警団に居る自分。 表面上は平和なヴェイトス。 幸せな毎日。 ) [Thu 19 Apr 2007 01:57:11]
足音 > ―――………、  (姿が見えない時、何をしているか 知りえないから。)(染み付いた 癖 は。 生活習慣 は。 そう簡単に拭えないから。) ―――……とはいえ、俺にはこの奥に踏み込む勇気は毛頭無いワケで。 …ヘタレ万歳。 (かくんこ。―――スラムがより一層、危険な色を濃くし始める辺り。肩を落とす。) [Thu 19 Apr 2007 01:55:28]
足音 > (右を左を。下を上を。四方へ視線を配り乍、息を殺すよに歩く。―――居るワケがない。居るワケがない。居たのなら、己に対する裏切りこの上無い。 そんなことはしない筈。 約束を違えたり、仁義を果たさないようなことをする 人間 ではない筈。) ―――……まあ、 此処のところ 表 立 っ た そういう話は聞かないって、アイツも言ってたし。 (其れは友人からも確認済。だけれど。)(何処か、どこか心許無いのは、何故か) [Thu 19 Apr 2007 01:52:25]
足音 > (――― 不安 だからだ。) [Thu 19 Apr 2007 01:48:57]
足音 > (―――同僚にとて、この辺りに住まう人は数いるのだから。自警団なれど。 否、自警団故、なのだろうか。) ………、 (ただ、ぼんやりと家までの路を歩く自分には 此処 に 住まう 勇気はないと言える。此処は危険だ。 自分のような 『 戦う気のない 』 人間には。 戦う力もない。 つまり、己の身一つ守れない身で、自警団の構成員としているのだから…可笑しな話。 歯車として機能しているのかも、怪しいところ。) ………――。(では、何故、そんな身の己がここにいるか。) [Thu 19 Apr 2007 01:48:05]
足音 > (然し、其の間逆。)(―――『 まだ 』 自分は此処に落ちることはない、とも。 そう 思う度に 『 自分の醜さ 』 を知る。)(とはいえ、此処に住まう人が全て、救われないワケでも、弱いワケでも、不幸なワケでもないのは承知。たった今、会っていた友人だって、此処住まいだ。) [Thu 19 Apr 2007 01:43:22]
足音 > (此処を訪れる度に思う。―――守ってやれるものは守ってやりたいと。 救われて欲しいと。 そう 思う度に 『 自分の良心 』 を知る。) [Thu 19 Apr 2007 01:41:40]
足音 > (右を見ても、左を見ても、崩れかけた襤褸が立ち並ぶ場所。) [Thu 19 Apr 2007 01:40:31]
お知らせ > 足音さんが来ました。 『(―――ゆっくりではなく。 また、急ぐでもない足音)』 [Thu 19 Apr 2007 01:39:12]
お知らせ > 足音さんが入室されました。 『(規則的に刻む音)』 [Thu 19 Apr 2007 01:37:46]
お知らせ > 人形さんが退室されました。 [Wed 18 Apr 2007 22:46:11]
人形 >  …――  ごめんなさい、ぼくには  何も出来ません ―――…  ( 悲痛な呟き 零した人形は、覚束ないあしどりで立ち上がります…―― そして。 )(  酷く緩慢な歩調で スラムの道無き道を、歩き出します。  ) [Wed 18 Apr 2007 22:10:59]
人形 > ( 何も知らぬ人形… 眼前の彼の姿が見えているわけではなく。全身に深い傷を負った彼が、掛けられた言葉に 掠れるような笑い声洩らすのを… そしてこう、言葉をつむぐのを。 )( 「…――居やしないさ、俺の帰りを待ってる奴なんざ。もう居やしないんだ…」 )   如何して、 ……そんなこと 仰るのか、 ぼくには理解し兼ねます―― でも。貴方様は 本気でそう、御思いなのですか? ぼくには、そうは思えないのです… 貴方様は 、 『泣いて』 らっしゃるので、しょう …… ( しゃがみこんだ人形は、彼の声音にまじり始めた震えに 気付いていました。叶うならその頬に手を差し伸べたい。そう、望む人形の思いも虚しく―― ゆびさきは虚空をさまようばかり。 )( やがて 最後まで触れること叶わずにいた彼は静かに、息を引き取ってしまうのでした。彷徨わせた指先…―― ぱたりと落ちてしまいます。 )  …  ぼくは 何が出来たのでしょう、 貴方様に何を ――…して差し上げられたのでしょう。 ( 人形は 言葉を落とします。 ) [Wed 18 Apr 2007 21:46:52]
人形 > ( …―― たとえば人は。 死の間際に何を望むのでしょうか。 そんな 刹那の、出来事。 ) ( スラムの片隅――薄汚れた 壁に背を預けつい先ほどまで荒い息を吐いていたその人は、 ……こつ。 硬質な音を耳にします。音の主。盲目の人形は彼の傍まで ゆるりとした歩調で近寄ると、 )  ――…  如何、したのですか?こんな処で …――早く家に帰ってさしあげないと… 御家族の方が心配為さいますよ、きっと ( そう。声を掛けます。 ) [Wed 18 Apr 2007 21:33:31]
お知らせ > 人形さんが来ました。 [Wed 18 Apr 2007 21:28:04]
お知らせ > ヴァンさんが退室されました。 [Tue 17 Apr 2007 22:36:36]
ヴァン > ・・・(何か、話していて少しは落ち着いたのか、彼の去るのを見送りながらも・・・) 流石に、ガキンチョは・・・な。(そんな事を呟きながら、スラムをユラユラと歩きはじめて・・・こんな時に限って・・・独りなのだ、己は。) [Tue 17 Apr 2007 21:37:37]
お知らせ > ソードさんが帰りました。 『クシュン!と甘い香りでくしゃみしつつ去っていった。』 [Tue 17 Apr 2007 21:29:56]
ヴァン > ・・・うん、安くて栄養あるのは分かった、から。(はやくなおしてくれと、口にするまえに袋に戻れば少しばかり、ホッとして) ・・・まぁな・・・あぁ、サンキュ。(ホッとしたことで、うずきが一層強くなり・・・口端に挟むだけだった香木の枝を・・・ギリィ、と更に強く噛んだ。近づくにしろ離れるにしろ、少年の鼻をフワリ、甘い香りが擽って。) [Tue 17 Apr 2007 21:28:24]
ソード > (そんな事を考えながら空を見上げると北斗七星の隣に見える不吉な星…ではなくて、もう大分時間が立ったのが星の位置から分かったようで)あ、じゃあ僕そろそろ戻るよ。おじさんも、具合・・・悪くなる前に戻った方がいいよ?(そう心配しつつ手を軽く振って、再び歩き出し) [Tue 17 Apr 2007 21:20:36]
ソード > うん、玉葱、栄養抜群で安いの。(玉葱、生でばりばり…正直草食系のライカニアでもきつそうなそれは相手から当然と拒否…・というか態度でも拒否されたのでちょっと残念そうにしつつも買い物袋に戻して)…ま、やっぱり食べるならお肉のがいいもんねー(今日のシチュー、少しだけのお肉が心の頼り) [Tue 17 Apr 2007 21:18:14]
ヴァン > ・・・そか、玉葱・・・ねぇ。(軽く上げた袋に苦笑いしながら・・・此方を見て、差し出される玉葱) あ、いや・・・生で食え、と・・・?(差し出された分だけ、ザリ・・・と後退りながら、玉葱は要らないと・・・態度で示して。) [Tue 17 Apr 2007 21:14:24]
ソード > (別に体調が悪いわけではないと否定する相手、では此処にたつ目的は一体…と一瞬疑うけど、どうも病気とかでは無く元気が無いだけみたいだ、と判断。 買い物袋…肉食のくせに野菜ばっかりの袋を持った手を軽く上げつつ)う、うん、ちょっと野菜足りなくなってて……(シチューの予定だったのに、玉葱なかったの、と言いつつ相手の様子をもう1度見て…)ああ……お腹でも空いてたの?(一個食べる?と玉葱1個、袋から取り出して差し出してみた(ある意味鬼畜ぷれい?)) [Tue 17 Apr 2007 20:49:38]
ヴァン > ・・・あ〜・・・別、に。(首を傾げ、率直に尋ねる少年に一瞬、困ったように眉を潜めながらも) 何でもねぇ、よ・・・んな袋持って、買い物なんだろ?(流石に子供に告げるのは躊躇われたのか・・・誤魔化すように、早く帰った方が良いぞ、なんて・・・ギュッ、とうねる欲に己が手を握り込みながら。) [Tue 17 Apr 2007 20:42:32]
ソード > (じぃぃぃーと見ていると此方に気がつかれた! 不機嫌そうな顔の相手は隻腕で隻眼…いかにも不審者、という雰囲気に警戒を高めつつも)…う、ううん、別に何でも…おじさん(ちょっと首をかしげ)こそ、どうかしたの?(何となく怪しく…じゃない、苦しそうにもみえたけど、と) [Tue 17 Apr 2007 20:36:31]
ヴァン > (・・・空腹で割と鋭敏になった感覚が少年を捉え・・・そちらにチラリと視線を向ける) ・・・ぁ?(ジト、と包帯隻眼で隻腕の男が不機嫌そうにそちらを向くのだから・・・見た目は相当悪く。・・・そしてはたと気付いたように目を見開けば、イライラを内側にしまい) ・・・どうした坊主。(何時ものようにヘラリと笑わないまでも、緩やかな口調で・・・話しかけて。) [Tue 17 Apr 2007 20:31:26]
ソード > (貧しい人々が寄り添うようにして暮らすスラムの街の通りを、割と貧乏率の高い獣人の少年がぺたぺた足音させつつやってきた)(買い物帰りなのか野菜が幾つか入った袋を片手に持っていて家に帰る途中…壁にもたれてなんか挙動不審な人を発見……思わずじいいいーと見つめてしまった) [Tue 17 Apr 2007 20:27:09]
ヴァン > (何も体中で空腹を訴える必要は無いのに、己の体は急かしてくる。凶暴化するなんて重症な事にはならないが、ひたすら辛くてうっとうしくて) ・・・クソ、クソッ・・・あぁもうっ!(ガシガシと隻腕で頭をかきむしり、ソワソワするかのように・・・ふと、人の姿を探している自分にまた、イラついた。見境無く・・・なんて、誰が・・・)んな事・・・っ。(小さく、言葉を溢した。) [Tue 17 Apr 2007 20:23:51]
お知らせ > ソードさんが入室されました。 『ぺたぺた、と歩いてやってきた。』 [Tue 17 Apr 2007 20:23:19]
ヴァン > (歯がうずく、喉が乾く腹が減る性欲が溜まる体が冷える・・・混ざったせいで、糧の種類が増えたのは純血の奴らにとっては便利に見えそうだが・・・逆に足りないに体が訴える部位まで増えている。) ・・・誰、か。(満たして欲しい・・・そんな言葉を呑み込み、しかし一部だけ言霊のように吐き出しながら・・・壁にもたれてハ、ァ・・・深く、息をする。) [Tue 17 Apr 2007 20:01:44]
ヴァン > ・・・マジで、どうするかね・・・っ。(ギリ・・・と枝を噛み、乾いた喉にハァ・・・と息を吐き出せば少しでも気分をまぎらわせようと。) ・・・っクソ!(空腹でイライラする、ガッ!と近くの木箱に蹴りをくれて、顔をしかめた。) [Tue 17 Apr 2007 19:48:38]
ヴァン > ・・・気持ち悪ぃ。(ともすれば、吐き気にも似たそれにボヤきながら、空腹感をまぎらわせるように、カリ・・・と、懐から、香木の枝を出して噛み締めようか。そうしながら、考える・・・どうやってこの飢えを満たそうか、と。) [Tue 17 Apr 2007 19:25:47]
ヴァン > (喉の乾き、空腹感・・・感じていて気分の良いものでは無いそれに苦い顔をしながら立ち上がり・・・隻腕の男がフワリ・・・甘い匂いをまきながら・・・スラムをユラユラと歩いて。) [Tue 17 Apr 2007 19:21:16]
ヴァン > ・・・ぅ。(スラムの一角・・・住んでいるお祖母さんに煎じた薬草を届けた帰り・・・蹲るように木箱に。マズイ、と思う。・・・腹が減った減ったとは言うものの、まだ我慢出来る範囲だったのが・・・はっきりとした空腹感として訴えてきている。) ・・・どうするかなぁ。(体のあちこちがうずくような感覚にユラリと頭を振りながら・・・小さく、ボヤいて。) [Tue 17 Apr 2007 19:08:18]
お知らせ > ヴァンさんが来ました。 [Tue 17 Apr 2007 19:01:45]
お知らせ > バロゥさんが帰りました。 『(煙草一本分の休憩 終わり。)』 [Mon 16 Apr 2007 20:21:35]
バロゥ > あッ、トーフとか食べたいなあ。アレ買ってくっか。 (ひんやりして美味しい。シスターたちもプリン的なものは好きだから大丈夫だろう。メニューに入れてもらえるように頼んでおこう。) (ジジジ。短くなる煙草。唇を火傷しそうになって離した。 指先ほどしか無いのを、ちょん、と摘まんで。) [Mon 16 Apr 2007 20:17:06]
バロゥ > (よく通ってくれるオッサンからの差し入れだった。雑貨を売っている彼の店はこの辺で営業している割に良心的でよく利用する。 そのお礼だとかいって、こんな。…他ではどうか知らないけれど、ウチの教会じゃ喜んで受け取った。多分司祭様もこっそり何処かで吸ってるンだろう。) (煙草だって麻薬みたいなもんだ、ハマると中々抜け出せない。) …。 (甘い香りなんてしない、ただ煙たいだけの葉っぱを銜えて、「明日はどうしよっかなー」とか、考えた。) [Mon 16 Apr 2007 20:04:58]
バロゥ > (体育館裏、みたいなノリで。 壁を背に、隻腕の男がしゃがみ込んでいた。…ほやぁ、と紫煙を燻らせている。) (中で吸うと怒られるからってこんなところで。下の毛の生え揃う前、背伸びしたかった年頃なんか思い出した。) 久し振りだなあ。 (唇の端で銜えて、冴えない空を見上げる。) [Mon 16 Apr 2007 19:47:06]
お知らせ > バロゥさんが入室されました。 『( 教会裏。 )』 [Mon 16 Apr 2007 19:42:32]
お知らせ > ルーンヤさんが退室されました。 『ただし…無事に逃げ切れるかは、別問題』 [Sun 15 Apr 2007 22:59:29]
ルーンヤ > (あぁ、コイツはヤベェ。 多分、人一人位普通に殺してる―― なんて、飛び掛った後で酷い後悔と共に思うも―― 飛び掛った先には、殺ル気満々で唸りを上げる犬畜生。  「ヤッバー!ちょっとコレってマジでヤバイって、チー○スぅー!」 なんて、泣き言頭の中で漏らしていれば―― 不意に鳴り響く、犬…と、彼女の咆哮。 視線向ければ、其処には噛み付こうとす彼女の姿。 ) やっばっ! ああもう!(その姿に、思わず人語漏らしてしまえば… 珍獣は、慌てて彼女を連れてでも、この場からの撤収を決め込もうとするだろう。  ニンゲン以外でも、ヤバそうな相手は普通に『手頃な獲物』の範囲外、だから ――) [Sun 15 Apr 2007 22:58:49]
お知らせ > 獣少女さんが退室されました。 [Sun 15 Apr 2007 22:53:18]
獣少女 > ( それ を目にした獣は瞬時にして悟ったと云います――… ヤバイ。こいつは可也の修羅場を潜っている。 下半身に傷を負っている場合、それは大概逃走を図った際に追い討ちを受けた手土産と云います。対して頭に傷を負っている場合は臆せず敵に相対しての勲章……そう。おばあちゃんが云っていました。獣のおばあちゃんってどんなでしょうね。 さておき。 )( 可也ヘヴィな状況に陥ってしまった貴方――と獣は認識し――に微力ながら加勢すべく。 ) ――――…   ガゥ ッ !!  ( 貴方が飛び掛かったのとは逆方向より、野犬に噛みつこうとするでしょう。 ) [Sun 15 Apr 2007 22:51:35]
ルーンヤ > ルゥゥ…… (―――― 姿勢を整え、暫し待っていれば… やがて、長い影を引き連れて通りに現れるのは一匹の大柄な野犬の姿。 辺りを警戒する様に、傷だらけの顔で周囲を見回しているそれを… じっと視界に納めれば―― 後ろ足へと力を込め、そして――) フウゥゥッ!!(路地の中から、弾丸の様に飛び出して、野犬へと飛び掛ろうとするだろう。 珍獣にとっての『手頃な獲物』は、スラムに居る野犬や野良猫の類。 それも、出来れば若くて大きいが血の味も量も良いし―― 彼女の食べる分も増えるだろう。 そんな思いで野犬へと飛び掛、る―― も)  ッ!?(近くで見たら、思った以上に   野犬は  デカかった  ) [Sun 15 Apr 2007 22:41:04]
獣少女 > ( 貴方に叱られてしまった獣は、酷く消沈したようです。反省している、とも。 ―…… 貴方の手が離されると、獣は ぴく。と耳をそばだてます。今回の足音は何処か違っているように聞こえて… 貴方を見遣れば、臨戦体勢のように構えているのを 見。獣は貴方の邪魔にならぬよう、後ろに退いていることでしょう。 ) [Sun 15 Apr 2007 22:36:41]
ルーンヤ > (額を押さえつけてやれば、静かになる彼女の姿に…ホッと一息吐き出せば―― チラリ、通りの方を一瞥。 そこには、襤褸姿の少女が少し足早に走り去ろうとする様子か。 それに、ホっと安堵の吐息吐き出せば…額に置いた手を離して、またまた通りの方へと向き直り―――……) ――――…… (……―― そして、またまた暫し待てば… 再度、足音。 今度のは…先の二つとは足音の感覚が違う、かもしれないか?  それに気付けば、じっと体に力を溜める様に… 飛び出す前の弓の形にする様に、姿勢を整える――か ) [Sun 15 Apr 2007 22:31:10]
獣少女 > ( … 奴隷ギルドに捕獲された経験のある獣は、と云えば―― 逃走時、職員に余計な一撃をくわえたため、追っ手を増員させてしまったという過去から 何も学んではいなかったようです。 )( とは云え )   キャィ …ン !! ( 貴方に叱責と制裁の一撃受けた獣は 小さく悲鳴挙げます。――静かになりました。 ) [Sun 15 Apr 2007 22:26:16]
ルーンヤ > ッ!?(その少女を見過ごそうとしていれば、急に唸りを漏らし出す彼女の様子にビクンと背筋震わせる。 下手に襲うと、芋蔓式に怖い人が出てくるのがこのヴェイトス――卑屈ゆえに、それを意識してしまう珍獣は、襲う気満々な彼女へと慌てて振り返れば―― ) フゥッ! (――少し叱る様に一鳴きしてから、彼女の額を前足で押さえつけようとするだろう。 チラチラと通りの方に視線を向ければ… 其処には不安げな様子で辺りを見回しながら通り過ぎようとする少女の姿。 心の中で「早く行って!お願い早く行って!」と、切に願うか ) [Sun 15 Apr 2007 22:19:16]
獣少女 > ( 足音。そして 現れたのは少女、襤褸をまとった彼女を見過ごそうとする貴方とは対極。 ) ――…  ゥゥゥ ――   ( 此方は襲う気満々です、行動にはうつしませんが。さきほどの男性は怖くて女性は良いのでしょうか ――動物って女性の方をからかう傾向にあるらしいですよ。そんな囁きが何処かから。 ) [Sun 15 Apr 2007 22:14:53]
ルーンヤ > (寄り添ってくる体。 それに、内心ちょっとドギマキしつつも意識を通りの方… そこから聞こえる足音へと向けていけば、内心深呼吸を一つ二つ。 吐き出しながら、通りに現れる長い影の主へと意識を集中し――) ―――――― (―― やがて、姿を現すのは… 小柄な少女。 ボロを纏った姿から、恐らくスラムの浮浪児なのだろう。 それを見遣って確認すれば… 少女の体に寄り添う様な恰好の侭に、彼女の体を押さえつけようとするだろう。 『これも、手頃な獲物じゃない』 と言うか、この珍獣にとってニンゲン自体が獲物ではないのだろう―― おちょくるならともかく、襲うにはリスクがあまりにも大き過ぎるから) [Sun 15 Apr 2007 22:08:01]
獣少女 > ( …… ぴと 。 )( 身体を寄せてくれる貴方に獣はうれしそうに、寄り添うのでした。精神年齢はあきらかに獣が下と思われます、紛れもなく。 )  ( ―――と。  そこに再度響く足音。 獣はさきほどとは異なり、貴方を倣って 静かに機会を窺おうとしています。 ) [Sun 15 Apr 2007 22:03:53]
ルーンヤ > ルゥ…(彼女が鳴けば、その声に一度振り向き―― 小さな吐息と共に、体を摺り寄せてやろうとするだろう。 実年齢は同じでも、多分こっちの方が精神的にはお兄さんなんだし――なんて、ウダウダと思いつつ、そんな事をしてやれば… それから、また 改めて通りの方へと向き直り――) ――――――― (そして、暫くしてまた…鳴り響く足音。 今度のは、少し軽めか? なんて、思いつつ… それを耳にすれば―― 矢張り、彼女を守ろうとする様に… 彼女が飛び出そうとしないように、体を寄せて抑えようとするだろう。 ) [Sun 15 Apr 2007 21:58:08]
獣少女 >  ――― …  きゅ?  ( … 無意識のうちに涙をにじませていた獣は、貴方に目元舐めてもらうと… 一瞬不思議そうな様子で貴方を見遣り、 ) ……    きゃん 。  ( さきほどよりは幾分確りと、鳴くのでした。 ) [Sun 15 Apr 2007 21:54:36]
ルーンヤ > (男が振り返ったのを確かめてから、振り返れば… 其処に居るのは、瞳潤ませた獣少女。 その姿に、小さく溜息を吐けば… そっと目元へと舌先を伸ばして溢れそうな涙を拭おうとし――) ルゥ……(それが終れば、溜息一つ。 やっぱり、あの男に追いかけられたのが、かなり効いているのかなー… なんて、思えば… また、視線を通りの方へと向け直し―― 時折、彼女の方に視線向け手やりつつ、また『手頃な獲物』を待つ、か) [Sun 15 Apr 2007 21:49:00]
獣少女 > ( アシオト は次第に此方へと近づいて来、見えた 影。それには飛び出すどころか、 ビクッ! と。明らかに獣は震えたように見えて――如何やら実践練習皆無な獣は 現地に怖気づいてしまってでもいるのでしょうか。 ) …――――  ( 男が通りすぎるなら。そして貴方が獣を振り返るなら、そこには 薄っすらと瞳を潤ませた獣が居ることでしょう。 ) [Sun 15 Apr 2007 21:46:16]
ルーンヤ > (コツリコツリと近寄ってくる足音。 それは…やがて、路地の前に長い影を落として行く。 それを、獣は注意深く凝視すれば… 寄り添う様に震える彼女を庇う様に、此方からも体を寄せ――) ――――……… (―― そして、路地の前を横切るのは… 浮浪者らしき襤褸を纏った男。 その姿を見遣れば、彼女が飛び出さない様にと…寄り添った体で抑える様にし―― その男が通り過ぎるのを待つ、だろう  『コレは手頃な獲物じゃない』 から) [Sun 15 Apr 2007 21:38:56]
獣少女 > ( ――… ぴく。 )( それ を聞き留めた獣の耳がわずかに震えます、如何やら正体の知れぬ アシオトに獣は微かな怯えをみせているのでしょうか。 ) ……    きゅうぅぅ  ン   ( 貴方に寄り添うようにしていた獣は、僅かに震えているようでした。 ) [Sun 15 Apr 2007 21:36:24]
ルーンヤ > (まぁ、それを体で分からせる為の…今回の授業?。 何せ人語は獣にゃ難しい―― それだったら、分かり易いモノから教えてやろうと言う訳で――) ………… (まぁ、問題はソレを彼女が理解してくれるか…なのだろうが。 とにかく、そんな事を考える珍獣は、時折路地から顔を出して左右を確認しつつ… 『手頃な獲物』を待つ訳で―― っと、其処に響くのは何かの足音…か?) [Sun 15 Apr 2007 21:30:55]
獣少女 > ( 影はかさねて思うのです――獣が多少なりとも人語を理解していたなら。貴方が『何』を教えてくれようとしているのか。それを有難く理解出来ていたことでしょうに… 残念なことにこの獣、貴方の思惑察することも出来ず。 ) ( …… 獲物を貴方が捜し当てても、それを台無しにしてしまう危険性高し。影はそれを案じます。 ) [Sun 15 Apr 2007 21:27:54]
ルーンヤ > んぅ…… (路地から通路の様子を窺っていれば、背後から投げ掛けられる少女の鳴き声。 それに、また気だるそうに顎の下を掻けば…チョットだけ後ろへと振り返り――) ルゥ――…(返す様に一鳴きしてやってから、再び視線を通りの方へ。 向けて探すのは――『手頃な獲物』。 この、危なっかしい少女に、それを教えてやろう…と、路地の中からキョロキョロと紅い双眸を蠢かすだろう) [Sun 15 Apr 2007 21:22:06]
獣少女 > ( …―― 闇に潜む 貴方 のすぐ後ろ。 ぴとっと寄り添っていた獣は、 )……  ルゥ――…  ( 一声 鳴く、も。それは何処か控えめなもので。 )(  獣は 貴方の反応を窺っている。  ) [Sun 15 Apr 2007 21:20:01]
お知らせ > 獣少女さんが入室されました。 [Sun 15 Apr 2007 21:16:00]
ルーンヤ > (スラムの塒から程近い路地の中… うっすらと、その闇の中に光るのは紅い何かの双眸だろうか。 その身を低く屈めている様に怪しく光るそれは、ギョロギョロと闇の中から何かを物色する様に蠢き――) …… さぁーってと、どうしたモンかなぁ…(―― けれども、その双眸の持ち主は…そんな怪しげな眼光とは裏腹に気の抜けた様な声音でキョロキョロ。 前足で顎の下をカリカリと掻き毟りながら、路地の向こう側に見える通路をじっと眺めているだろうか) [Sun 15 Apr 2007 21:13:28]
お知らせ > ルーンヤさんが来ました。 『スラムの細い路地に潜む、珍獣一匹』 [Sun 15 Apr 2007 21:02:49]
お知らせ > 風見さんが退室されました。 [Sun 15 Apr 2007 14:08:59]
風見 > 雲が来る前に、一仕事してくっか〜っ ( ううう〜と大きな背伸び伸び。空には手、届かなかったけど、風はこの手にひとつ掴めた。 ポーンポーン弾むみたいに、駆けて駆けて、風の中駆けてく。 ) [Sun 15 Apr 2007 14:08:52]
風見 > ぅ   わわわあわああぁぁ っ ( ブゥオンって大きな風の塊が、僕の身体を押し流した。強い風。重い風。空の上で体制崩して、でんぐり返りみたいにグゥルリ回った。目が回った。 ) 又今夜も曇かなっ?? ( スラムの向う。ずーーと向うに、白い雲が見える。春は天気が変りやすいから、きっと雲って ... そして又晴れる。 ) よっと  ととと ( 点点、地面にたたら踏んで、不時着不時着。やっぱり地面は埃っぽいけど、今日は風が強いから此れ以上は飛べそうに無い。 ) [Sun 15 Apr 2007 14:06:41]
風見 > ( 最後の最後、強く蹴った足。次は、空気の階段登るみたいに、風を蹴って空を蹴って、翼みたいに広げた両手で空を飛ぶ。 そんなに高くは無いけれど、地面は僕の身長より遠くなってく。 其れだけ空に近づいて、其れだけ空気が軽くなる。 ) 此処は花が少ないな。 ( 見下ろすと、スラムの町は灰色だらけ。 ) 空気が埃っぽい訳だよー。 ( ケラケラ笑う。 前髪を撫でる風が気持ち良い。 ) [Sun 15 Apr 2007 14:02:27]
風見 > ( 子供が独り。飛び跳ねるみたい、弾むみたい。 るんるん鼻歌口ずさんで、両手広げて駆けてく駆けてく。 ) 風が強いな〜っ!! 春の風だね! ( 胸いっぱいに吸い込んだ風は、少ーし埃っぽかった。地面に近いと空気が重たい。 ) いーち、にーーーの〜 っ ( 声に合わせ。地面を蹴って、蹴って、蹴って ) さーーーーーん っ !! ( 一陣の風が、少年の足をさらってく。 ) [Sun 15 Apr 2007 13:58:11]
お知らせ > 風見さんが来ました。 [Sun 15 Apr 2007 13:54:06]
お知らせ > オウルさんが退室されました。 『誰もいない廃屋を見つければ、そこで倒れて眠った』 [Sun 15 Apr 2007 01:31:41]
オウル > (不審がらずに、謝る貴方を見ていれば、少しばかり不安げだった。 去る貴方を見て、少しばかり、不安げに思った。) 怖がってなんか…いない…のに (むしろ、脅威だったのは十字架、力が抜けてしまうのだから…危うかった、むしろ言葉に反応して、それを探していたのだから…) もう少し…注意しないと…な (フラフラと歩き出す。 これでは渇きどころではない。 目指すは何処かの廃屋…どこかで眠りたい、そう思いながら歩くのだろう。)  [Sun 15 Apr 2007 01:30:51]
お知らせ > スフェーンさんが退室されました。 [Sun 15 Apr 2007 01:23:19]
スフェーン > (諸手で彼の身体を支え起さん。触れた其処に熱を感じないのが、冷えた衣服の故なのか、或は彼に温もりが無い故なのか、無論どちらか等男には分らない。 壁に身を預ける彼の姿を暫し眺めていたが、ふと…ひとつ小さく掛声付くと、足元のカンテラを拾い上げた。)悪かったなァ。怖がらせてしまって。(カンテラを持たぬほうの手を軽く挙げ、「其れじゃあな。」駆け足は、少年の側をすり抜けると其の向う、大通りへ向けて走り出す。) (懐から今一度取り出した紙面を見やりつつ、)待たせちまったなァッ。怒ってるかな、(青い顔と共に目的地を目指す。「やっぱ、不審者がられたんだろうか。」何て、先の事を思い起こすのは目的地に付いた後の事。) [Sun 15 Apr 2007 01:23:15]
オウル > (渇いてるのに、十字架を見てしまった、まともに動けない。 鼠なり犬なり探しにいけない。 座ったまま、顔を俯けて、貴方の言葉に言うだろう。) 少しすれば…良くなりますから…大丈夫です… (小さな力のない声で言うだろう。 諸手を伸ばされ、抱き起こそうとすれば、肌の暖かさがないことがわかるだろう。 抱き起こされれば、フラフラと力なくたって、何事もなければ、壁に体を預けるようにして立って…俯いているだろう。) [Sun 15 Apr 2007 01:03:02]
スフェーン > …いや、良いんだ、(頭を下げられるとは思っていなかった。「顔を上げて、」と慌て顔が告げる。)多分、このまま真っ直ぐ行って、少し歩けば見えてくると思うんだ。(少し早口なのは、取り繕うが故。) (さて、一度胸の十字架に視線を映した此方は、チェーンの端を摘み小十字架を掲げ持った。思い出にでも浸る様に、暫し其れを眺めていた、片眸は、)如何し、(ふら付く彼を見る。男は暫し動けずに居た。彼が地に座り込んだ其の後に、)如何かしたのかっ?――…大丈夫かい?(カンテラは足元に置き、紙は懐に押し込むと、貴方に駆け寄らん。抱き起さんと肩に諸手を伸ばす。) [Sun 15 Apr 2007 00:56:44]
オウル > (貴方の言葉を聞いて、ぺこりと軽く礼をして、謝るだろう。) そうなんですか…ごめんなさい…知らなくて (渇きに耐える方に必死だった。 だから解らなかったかもしれない。 そして、十字架の事、言われれば、目は十字架を探して…それを正面から確りと見てしまった。 見てはいけないのに、見てしまった。) …ぁ… (それを見た後に、後ろに一歩フラフラと下がるだろう、そして、体から力が抜けていくのを感じれば…地面に座り込んでしまうだろう。) [Sun 15 Apr 2007 00:42:59]
スフェーン > (紙面を覗き込む彼の姿に、此方は安堵した様だ、先と同様に表情に軽く笑みを浮かべていた。)――え?知らない、か…此処等辺だと思ってたんだがなァ。(カンテラかざし、今一度紙面の殴り書きに近い地図を見た。見る限り、一応この道で間違いは無い…様に思う。自信無さ気な内が顔にもありあり。) (男の井出達は、カンテラ片手の何処かの傭兵風だろうか。背には一本の槍が、貴方の位置からは其の天辺辺りが見えるだろうか。 ふと、紙面より片視線外すと、彼の視線の先を追い、)十字架…そんなに物珍しいかい?(首傾げん。) [Sun 15 Apr 2007 00:33:05]
オウル > (怖がらせたかい? そんな言葉を聞けば、首を横に振って、俯いた。) そんなんじゃないです (そして、顔上げれば、金の針目は貴方を見ているだろう。 ひっくり返された紙には、少し顔を近づけた。 そして、貴方の問いには首を横に振った。) 解りません……ごめんなさい… (そんなこと言いながら、貴方の様子を少しばかり見ているだろう。 貴方の身に着けているものを見ようとしたりしていた。 十字架なんかがあると…危険だな…とか思いながら、渇きの波は、収まったようで…少しだけ口調は落ち着いたものになっているだろう。) [Sun 15 Apr 2007 00:22:53]
スフェーン > (一歩歩めば一歩下がる。追えば逃げる影の様。靴音はひとつだけ、次を踏み出す事を躊躇った。)弱ったなァ。怖がらせたかい?(頭を掻く。此方は、後じ去った貴方が男を怪しんでいる、と思った。暫し思案した後に、男は持っていた紙を其方に向けんとひっくり返す。この闇だ、相手に見えるか否かは分らない。)此処に行きたいんだ。(灯りを持った其の手で紙面の一部を指示し、)此処等辺に、館の廃屋が有ると思うんだが…場所知ってるかい?(彼の心中等知る良しも無く。返答が来るまで、前進するつもりは無い様だった。) [Sun 15 Apr 2007 00:16:26]
オウル > (カンテラの光は、別段眩しいとも感じず、金の瞳はそれを反射するように少しばかり光るだろう。) こんばんわ… (少しばかり声が弱弱しいのは、渇きとこの体の不快感のせいだろう。 そして、苦笑い浮かべた、貴方に言うだろう。) 自分なんかで…よければ… (そんな事言いつつ、近づいてくれば、一歩だけ後ろに下がるだろう。 それは単純に、渇きをこの人に向けたくない。 そんなこと思いながら、一歩だけ下がるだろう。) [Sun 15 Apr 2007 00:03:00]
スフェーン > (紙に描かれた地図は随分と大雑把な物だった。立ち止まっては灯りで照らし、頭の中で解釈しては、再び歩き出すを繰り返した後、) (其の路地裏。角を曲り、続く大通りへ出んと進めた歩み、カンテラの映す光の中に、独りの少年の姿を捉えた。 ふと、立ち止まったのは、単に驚いた故。)嗚呼…どうも。今晩は。(男は、気の聞いた挨拶が思い浮かばなかったのか、笑顔に一寸した苦笑が混じる。) (手にした紙と少年を交互に見遣ると、すまなそうな笑みを浮かべつつ、少年に近付かんとす。)一寸、道を聞きたいんだが…良いかな? [Sat 14 Apr 2007 23:57:43]
オウル > (貴方が来ているとも知らない、この銀髪少年は、犬なり鼠なりを探そうと、歩き出そうとしていた。) …? (近づいてくる足音、危険かどうかは解らないけれど、少しの警戒はした。) …誰だろう… (貴方が角を曲がってカンテラでてらしだすのは、正面に立っている、顔色の悪い、銀髪の金の針目の少年が立っているだろう、 服装は、赤の半袖ベストに黒の長袖のシャツに黒いズボンと言う出で立ちである。) [Sat 14 Apr 2007 23:48:22]
スフェーン > (寂れたスラムの通りを足早に行く人影があった。右手には灯りの付いたカンテラ。左手には紙切れ。一度歩みを止めれば、紙切れと十字に分かれる夜道とを交互に眺め、目的地を確認すると再び歩き始めた。) (何度目かの角を曲り、少なくは無い距離を足早に歩いた後。男は貴方が居るであろう路地に足を踏み入れる。カンテラの光が貴方の姿を捉えるのは、路地の角をひとつ曲った其の後になるだろうか。) [Sat 14 Apr 2007 23:41:24]
お知らせ > スフェーンさんが入室されました。 [Sat 14 Apr 2007 23:34:09]
オウル > (喉が渇きは、鮮明になる、傷の疼きは変わらない。 路地裏の壁にもたれかかりながら、俯いた。 辛いし苦しい、けれど、耐えなければならない。 けれど、昔よりはマシだと思った。) みんなの事…思い出してれば、少しは楽か… (今まで、出会って別れた人達、思い出せば、少しは体は楽になる。 暖かかった時の事を思い出す。 それはそれで楽だが、誰かの言葉が引っかかった…自分の言葉と先日であった、貴族なお方の言葉を思い出した。) 昔は良かった…か (そう思っていたように思う、その言葉を思い出せば、前へ歩かねばならないと思う。) 何とか…しないとね… (この状況を、そんな事を考えながら、凭れていた壁から、背を離していく。) [Sat 14 Apr 2007 23:26:24]
オウル > (人通りの少ない、スラムの路地を歩く、銀髪の金の瞳の少年一人、しかし、その瞳は針目である。) …何時もより…辛い気がする (首の傷痕は疼いて、喉が渇いてくる、今はその波の時間帯…まして、一人であるという事が、より渇きを強めているのかもしれない。) …… (人を見るたび、一瞬襲って吸おうか…そんな事を考えてしまう。 けれど、それは出来ない、自分に誓った、人の血は吸わない。 友達の血を吸ってしまった時からそう決めた。 夜会で話す以前の問題でもあった。 そんな事を思い出しながら、渇きが治まるのを…待つように、スラムの路地裏に入り込んだ。) [Sat 14 Apr 2007 23:14:45]
お知らせ > オウルさんが来ました。 『金の針目を光らせて、人通りの少ない場所を歩いていた』 [Sat 14 Apr 2007 23:07:54]
お知らせ > ルァさんが帰りました。 『( 春の夜風はまだ少し 冷たかった。 )』 [Sat 14 Apr 2007 02:44:31]
ルァ > ………私のせいじゃないもん…。 ( 誰にでもなく呟く。 むしろ、アレはお墓と言うよりも死体遺棄? だって死んだ人は地面に埋める、ってコトしか知らなかったものあの頃はッ。 ―――もう考えるのやめようか、うん なんて結論。 逃げた。  ) …………これで、全部 モトドオリ。 ( 自嘲気味に笑えば、 言って。  そう、モトドオリ。 銀髪の少女と、 そして少年と会う前に  戻っただけ。 たったそれだけ のハズなのに。 ) ……。 ( 手を動かし、自分の胸の辺りに軽く触れて、) ――― 。 ( 時間は戻せない。 記憶も消せない。 言葉も。 独りの頃では知りえなかった気持ちを知ってしまった。 それが尚更、辛いけれど。) ―――― それでも私は……。 ( 選んだ。 自分で選んだことだ。 後悔をしてはいけない。    長く長く、息を吐く。 そして、立ち上がって。) うん、がんばろうッ。 ( 努めて、明るい声で言えば、伸びをして。) [Sat 14 Apr 2007 02:43:18]
ルァ > ………。 ( どの選択が正しいのか。 少女には分からない。 スラムに戻ってきたことが、本当に正しいのか―――分からない。 1人きりで生きていけるなんてそんなことは思っていない。 けれど、差し伸べられた手を簡単に取ることも、 出来ず。) ヴァネッサ……、オウル………。 ( 会いたい。が、会えない。 会ってはいけない――。 2人とも だ。 子どもの口からでるのは、溜息。) …。………あッ…お墓…ッ! ( 聞き忘れてしまった。 お墓の場所と お墓参りの仕方! お墓参りなんてしたことがない少女。 お墓の場所を聞くついでにお墓参りってどういうことすればいいのかも、聞けたら聞こう  なんて企んでいたのに。) ――……そういえば―――父親の、どうなってるんだろう…。 ( 小さな家の小さな庭に埋めた父親。 今考えると――、その後、どうなったのだろう、なんて。 家は他の人が住んでいるだろう。 もしくは、空き家になっているか。  庭から白骨化した死体が! なんてホラーなことには―― ) [Sat 14 Apr 2007 02:29:06]
ルァ > ( ひとまずは、この空き家を暫く使うことにして―――、誰も来なければ。 仕事へ行って――、) クビに…ならないよ ねぇ…。 ( せっかく見つけたお仕事。 雑用だけど。 それでも、大切なお仕事。 一応かいつまんだ事情は話してあったし、暫く休んでも大丈夫とは言われていたけれど、やっぱり心配。 座って、膝を抱える。 シスターから毛布も頂いたし、大分暖かくなったしで、寒さに震えることは無さそうだ。 雨が降ったら雨漏りしそうだけれど。) [Sat 14 Apr 2007 02:18:12]
ルァ > ( スラムへと戻ってきてしまった。) ―――臆病だよ ね。 私も…。 ( スラムの空き家の中から出て、空を見上げてた少女は、苦笑を漏らして。 無理を言ってしまった。 ワガママを言ってしまった。 ) ―――…ごめんなさい……。 ( 我が侭を言うとか、そんな立場ではないのに。 それでも、スラムに戻ってきたことへ、ほんの少し安心感は ある。 いい思い出なんて得に無いけれど、 やっぱり、長年暮らしてきた―――帰巣本能? ちょっと違うか。 ) [Sat 14 Apr 2007 02:07:37]
お知らせ > ルァさんが入室されました。 『(―――結局。)』 [Sat 14 Apr 2007 02:05:00]
お知らせ > オウルさんが帰りました。 『月夜を歩く者が一人…廃屋に入っていった』 [Sat 14 Apr 2007 00:19:00]
オウル > (今は歩くのも一人、何処か、暗く冷たい所を歩いているように思うことがある。 それが怖い、けれど、歩けている。) 一人でいなきゃいけない時も、あるし…ね (それが出来なければ、友達や知人、皆に迷惑をかけることになる。 それが嫌だから、こうして歩いている。) 一人は辛いけど…少しの間だけ、だしね (そんなこと言いながら、歩く。 落ち込む態度も見せず、歩いていく。) [Sat 14 Apr 2007 00:15:07]
オウル > (歩くのはゆっくりと、周りを見ながら、見ていれば、知らない所を歩いているんだと言う事が解る。) …スオウさん、なんか色々、変なひとだったな…でもそれより…エニシさん、なんか有ったのかな…変装してたし (そんな疑問、ポツリと呟いた。 実際心配なので、エニシさんは、所在を突き止めて、会いに行こうかとも考えている。 スオウさんにも、会って見たいとも思う。 けれどそれには、体調を整えないとならないと思う。 そう思えば、少しだけ歩く速度が速まるだろう。)  [Sat 14 Apr 2007 00:00:25]
オウル > (当ても無く、歩いている。 犬が寄って来るでなし、渇きがきて血を飲むまでは、ここら辺にいようと思った。 パン屋の友人に渇いて耐える姿は晒したくないし、襲ってしまわないとも限らない。 だから、このスラムに足を運んだ。) 今日は…月がでてるや… (月に照らされて、金の瞳が若干光って見えたりする。 風が吹けば、銀の髪は揺れる。) …ルァと会ったのも…スラムだっけ? (初めて出会った、友達、初めて血を啜ってしまった友達、だから、自分は人の血は、吸いたくないと思った。) …大丈夫…だよね (心配になるたび、そんな事を思い浮かべながら、言い聞かせていた。 そして、スラムの通りを歩く。) [Fri 13 Apr 2007 23:48:38]
お知らせ > オウルさんが来ました。 『銀髪に金の瞳の少年は歩いていた』 [Fri 13 Apr 2007 23:41:30]
お知らせ > モビィディック@地下室さんが退室されました。 [Fri 13 Apr 2007 00:40:16]
モビィディック@地下室 > ( ずるり。 自分の体を押し込んで、モビィディックは内側から蓋を閉めた。 自らの羽を喰らうほどの吸血鬼にはなれない、ただの吸血鬼は、ゆっくりと唯一の領土で眠りについた。 ) [Fri 13 Apr 2007 00:40:13]
モビィディック@地下室 > ( いま戦えば、まず間違いなく虐殺されるだろうことがモビィディックには予想できた。 手負いの獣からの手痛いしっぺ返しを想像し、手を出さないでくれることを祈るばかりだ。 ) んふふ、んふ…………こいつはあんまり楽しくない状況だ………死んじまったんじゃあ、お話にならないからね、んふふ、んふ………げひっ。 ( 幸いにも、いまのところ棺に何かされた様子はない。 東洋系の刀身だったところを見ると、吸血鬼にとって棺がどれほどの意味を持つか、知らなかったと考えるべきか。 それだけがいま現在の唯一の救いである。 ―――その救いとなる棺にずるずると右腕を乗せ、動かない手ではなく、肘の辺りをひっかけてずりずりと開けていく。 ) [Fri 13 Apr 2007 00:38:58]
モビィディック@地下室 > ( 休戦協定を結んだ相手が問題だった。 もともと仲がよくて休戦など結んだわけではない。 互いの不利益を回避するためでしかなかった。 つまりお互いに死ぬかもしれないという。 それはつまり、 ) んふふ、んふ………ここまで弱りに弱った私を、カタナちゃんがぶっ殺しに来ないという保障は、んふふ、んふ、何にもないんだよねえ、残念ながら。 ( 「死体の提供」によって「自分を襲わないこと」を守らせていたのが、ここに来て崩れないとは限らない。 何せ向こうとしても此方を殺したいのは山々。 将来敵になりうる存在なのだから、死体の安定した供給以上に優先したいところだろう。 それをしなかったのはあくまでも、ぶつかり合いたくなかったというだけの話であり、現状、この弱ったモビィディックは、すぐにでも殺せる状態だ。 ) [Fri 13 Apr 2007 00:31:05]
モビィディック@地下室 > ( 確かに肺が潰れても死なないかもしれないが、それは即死ではないというだけであってそのまま動き続ければ問題なく死ぬ。 肺は重要な器官なのだ。 多少「ごまかし」がきくとはいえ、絶対ではない。 ) んふふ、んふ…………げひっ、ぜひっ、げはっ………痛みがあればもしかすると死んでたかもしれないなあ、んふふ、んふ………しかし参ったな……んふふ、んふ。 ( 参ったのは、ぼこぼこにされたことだけではない。 それから派生する問題だ。 ) カタナちゃん……どうしたものかな…んふふ、んふ。 [Fri 13 Apr 2007 00:26:17]
モビィディック@地下室 > ( 唇の端からは、赤い泡が零れていた。 それを舌で舐め取り、モビィディックはぎりぎりと奥歯を噛み締めた。 ―――つい先ほども食事をしてきた所だった。 とはいえ、いうほど軽いものではなく、弱ったフリ(半分以上フリではないが)でおびき寄せて、という普段なら絶対にやらないような手段さえ講じなければならなかった。 ) んふふ、んふ………畜生………やってくれる……んふふ、んふ…………この調子なら、噂のシスターってのはどんな化物やら……げひっ、げひっ! ( 肺の一部に食らったダメージは小さなものではなかった。 血液循環を狂わせ、予想以上にモビィディックを弱らせていた。 時間が経てば直るとはいえ、それはた多少超常的ではあれあくまでも生物学的な治癒であって、復元ではない。 更に言うなればこの体はれっきとした生物の延長線上にあるのだ。 ) [Fri 13 Apr 2007 00:23:30]
モビィディック@地下室 > ( 焼け落ちた廃屋の地下、棺の眠る部屋で、モビィディックは棺に縋りつくように倒れていた。 蓋を開けて中に入り、さっさと休んでしまえばいい。 そう思いながらも、モビィディックはその一息の力がでないのを感じていた。 ) くっそう……………畜生……んふふ、んふ……畜生、やってくれたじゃないか……んふふ、んふ………。 ( しばらく哂ったかと思うと、不意に体を痙攣させるように咳き込む。 げひっ、ぜひっ、かはっ。 まともな体であればけしてでないような音であった。 そしてそれに、僅かの水音が混じる。 ) [Fri 13 Apr 2007 00:15:35]
お知らせ > モビィディック@地下室さんが来ました。 [Fri 13 Apr 2007 00:12:49]
お知らせ > サードさんが帰りました。 『ィ……ッて……くそ!』 [Thu 12 Apr 2007 01:26:12]
サード > アンタはもうちょっと可愛げのあるハゲになれッ(地面の砂利の片が頬につく。左頬の横顔の乙女に凹凸がついた) [Thu 12 Apr 2007 01:25:42]
お知らせ > バロゥさんが退室されました。 『(じゃあな! 卵もタマも、潰れてなきゃ良いけど!)』 [Thu 12 Apr 2007 01:24:22]
バロゥ > (野良猫に餌付けなんて効かないもんだが、) もうちょっと可愛げのあるクソガキになったらでっかい卵くれてやる。 (ああ云う元気の良いのは、嫌いじゃない。) [Thu 12 Apr 2007 01:23:32]
サード > (こうやって子供は大人に対する反感を募らせていく。)ハゲろハゲろハゲろ(呪文のように呟く。涙目になりながら他人を呪うことは怠らない) [Thu 12 Apr 2007 01:20:55]
バロゥ > 汚ねッ、 (何かさっき聞いた台詞。ぴ、ぴ、と爪先を振った。) ――…まあ良いや。スッキリしたし、 (さいていのおとなの見本。) 野良猫が木から落っこちただけだったし、帰るわ。 [Thu 12 Apr 2007 01:17:44]
サード > ッ  ――(ブッ と靴に鍔吐いてやった。みみっちい抵抗) [Thu 12 Apr 2007 01:13:32]
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