大聖堂 参加者 なし ROM 1人
お知らせ > ジャスティスさんが帰りました。 [Mon 16 Jul 2007 00:46:09]
ジャスティス > すわって、連絡員との顔合わせは……今できるわけは無いか、となれば、迷わず帰るとしますか。 (信者に挨拶をしながら、しずしずと礼拝堂を抜けて外に出て。守衛に挨拶をして通りに出る。うん、風邪はいい感じだ) [Mon 16 Jul 2007 00:37:22]
ジャスティス > (一般の礼拝者もちらほら残る、礼拝堂。ぼんやりと壁画を眺めながら、今頃皆はがんばってるんだろうなぁ、とぼんやり考えて) ん、頑張れ。 (知り合いの顔を思い浮かべながら、拳を握り締めて) [Mon 16 Jul 2007 00:19:20]
ジャスティス > むふふ、けど、大聖堂に詰めろ、といわれなかったのは大進歩よね。 (つまりは、暗黒外での活動が本職だと認めてくれているわけだから、とうれしそうにほくそえむ、ようやく調子が戻ってきた、足取りも、力強く大またになっていって) [Mon 16 Jul 2007 00:08:46]
ジャスティス > (まぁ、何はともあれ、このい辛い雰囲気の会議も終わった。他の出席者と比べると、名ばかりの管理者である自分は肩身が狭かった。どう見ても浮いていたから。まぁ、正式なエクソシストでもなければもちろん騎士でも無いのだから、直接出席するハメになったのだろう。一番最後に部屋を出れば、ふはぁ、とため息一つ。人影が散った頃に、ようやく礼拝堂に向けて歩き出す) [Mon 16 Jul 2007 00:06:30]
ジャスティス > (避難経路の確認も終われば、後ろ向きナ話だけでは体裁が悪いと感じたのだろうか、前線への慰問の案件に移った。適当の地位の人間を前線に慰問に向かわせるという話だ。ある程度戦線が落ち着いているという前提のため、大聖堂の防衛用の戦力から、十分な数を護衛に割り振る。コレにも組み込まれそうだなぁ、なんて思っているうちに、会議は終了する。まぁ、柔軟に細やかな計画や方針も変わるのだろうけれど。) [Sun 15 Jul 2007 23:58:38]
ジャスティス > (市民の避難については、明確に分担が決められていく。これは、自分には一切かかわりの無いことらしい、まぁ私は暗黒街の方を守るんだけどね、なんてのは内心の呟き) 「次は……」 (そして、司祭たちの避難についての話に移る。市街戦に突入する際、司祭の護衛に割り振られる戦力は、かなりのものだった。そしてそのリストの末尾に、青髪の修道女の名前もあった) 『シスター、ジャスティス』 はいっ!! (驚いて大きく返事をすれば一瞬視線が集まる。聖堂騎士の偉い人の話では、自分は担当地区が離れているので、連絡要員を二人つける、だそうだ。形ばかりの神官兵のようなものらしい) はっ! (背筋を伸ばして応える姿に、司祭の一人が、どちらかというと、前線向きだな、と笑う) [Sun 15 Jul 2007 23:52:33]
ジャスティス > (その部屋には、高位の司祭や聖堂騎士、エクソシスト等の要職に突いた者たちが並んでいた。その末席に加えられているのは一人の修道女。ウィンプルをまとったその姿は、普段よりも落ち着いて見える。ラットマンの大繁殖と進軍、万が一、市街戦に突入した際の市民の誘導、避難場所の設定、そして、大聖堂の中核をなす人物たちの避難のマニュアル作成、もうこの時点では概ね決定しているらしく、淡々と話は進んでいく) [Sun 15 Jul 2007 23:44:51]
お知らせ > ジャスティスさんが来ました。 [Sun 15 Jul 2007 23:40:26]
お知らせ > フォウ・リーさんが帰りました。 [Thu 14 Jun 2007 00:30:39]
フォウ・リー > ( あめちゃん なめながら、にたにた。 今夜はここできっと 妄想してすごすことになりそうだ。 ) [Thu 14 Jun 2007 00:30:35]
フォウ・リー > ( 背景には月で照らされたステンドグラス。 そして十字架。 なんかもってこいのシチュエーションじゃないの。 ) そして、あれだー。恋人たちはここで愛を誓い合って 僕がそのとき、その場に立ち会えば その人たちは一生幸せになるんだ ( わけのわからないことを。 半分以上思考回路が、オンナノコでできていますので。夢見がち。 ) ・・・・・ 恋をするってどんな気持ちなんでしょうねん。 ( 並んである椅子の上。 疲れたので座ってみた。 ) 僕には一生わかんないことっぽそー ( 近所のおばちゃんがくれた飴ちゃん。ポケットに忍ばせておいたのを思い出して取り出した。 ) [Thu 14 Jun 2007 00:23:58]
フォウ・リー > ( 田舎者丸出し天使っこはキョロキョロ。辺りを見渡しながらまっすぐまっすぐ 祭壇に向かいます。 ) ――― うわぁ。 綺麗な十字架。 ( 罪を背負ってやってきた彼のシンボルマークとも言える。 地上の罪を何も一人で背負わなくても良かったのに・・・。と、自分は思っていた。秘密だけど。 ) こんなのがお部屋にあったら、毎日快適無敵じゃん。 ( いいなぁ・・・と。 立ち止まり惚れ惚れするのでした。 ) ――― やっぱ、僕は天使なんだなぁ。 ( 実感すると、なんかニヤニヤした。 ) [Thu 14 Jun 2007 00:16:28]
フォウ・リー > ( 神聖な空気は何処にでもある訳じゃなく。 毎日ここにきて祈ってくれる方々のおかげで保たれる清浄なる空間 ) 僕たちだけじゃ、何もできないわけだ ( 静かに扉を閉めれば そそっと中に入り込む。 ステンドグラスに映った月がまぶしくって眼を細めた ) ああ・・・・いつか僕も、こんなところで祭られるのかなぁ。 ( なんてゆうのは遠い遠いお話。 むしろ、万が一にもない話なのでした。がっくし ) に、しても。 毎日みんなが綺麗にしてるんだなぁ。 ( ここでなら一生暮らしても良いー なんて 思うけど、口に出したら本当にそうなっちゃうから黙っておこう。 ) [Thu 14 Jun 2007 00:09:53]
フォウ・リー >  よっこらせっとぉ・・・ ( 先日、超お世話をしてくれたフジサキ自警団さんのおかげで 綺麗になったNT天使は ひょっこりと顔をのぞかせた。 ) ふむ。 ここがうわさに聞くヴェイトス大聖堂・・・ ( 誰もいないのかな? 静かだ。 ) [Thu 14 Jun 2007 00:05:53]
お知らせ > フォウ・リーさんが来ました。 『――― 重たい扉を開けた ―――』 [Thu 14 Jun 2007 00:03:54]
お知らせ > ナナリーさんが退室されました。 『(――気がついたら、その姿勢のまま眠っていて)』 [Wed 13 Jun 2007 02:36:32]
ナナリー > ―――……。 (前の長椅子の背に、額を乗せて沈黙)  ―――………。 (やることは、いっぱいある。 ゴシップ誌れべるだろうと、この情報の真偽を調べなければいけないし――…仕事は仕事で別にたまってるし。 )  ――――……。うー。 [Wed 13 Jun 2007 02:34:58]
ナナリー > (これ以上のものを求めるのならば、エクソシストとしての信頼を得るしかないだろう。  ) ……真面目にお仕事して、真面目に生活して、信頼していただく。 (紙束を纏めて、肩を落とす) …… … 。 一番難しいかもー…。 ( 自分の性質からいっても、エクソシストとして成果を上げれるかどうか。) …普通にシスターやった方がいいかもしれないわぁー…。 [Wed 13 Jun 2007 02:27:01]
ナナリー > ―――「悪魔の実は実在した」(どこかの切り抜きの一部だった。)「インセクティアの悪霊が、フライヤーのグールの肉体を得て、吸血鬼に血を与えられた」(どっかの誰かの走り書きみたいな内容だった) ……………… は。 (短い溜息。)(自分が探している相手に繋がりそうな情報は0) [Wed 13 Jun 2007 02:09:45]
ナナリー > (程よく疲れた体が、このまま横たわりたいと囁くが、瞼に力を入れて堪える。 書き写した資料を引き寄せ、一枚一枚目を通す。 正直に言おう。―――得たものは少ない。  エクソシストといえども、自分は大聖堂付きのエクソシストではない。フリーランスに近い。 それどころか、厳密に言えば聖職者でもないのだ。 ―― 「エクソシスト」という職業でしか繋がっていない相手に快く全ての資料を見せるほど、大聖堂は甘くないだろう。)  …………。 (ゴシップ誌並だ) [Wed 13 Jun 2007 02:02:41]
ナナリー > (傍らには、大聖堂にある悪魔関係の資料をまとめたもの。 尤も、見せていただける範囲でのものなので、情報内容はかなり限られている。 ) …それでも、見せていただけただけ在り難いと思わなければー…なりませんねー。 (資料室に突っ込んだので、修道服が埃っぽかった) [Wed 13 Jun 2007 01:43:22]
ナナリー > (礼拝堂の長椅子に、膝を揃えて腰掛けた) [Wed 13 Jun 2007 01:36:22]
お知らせ > ナナリーさんが入室されました。 『(大きな溜息をついた)』 [Wed 13 Jun 2007 01:35:16]
お知らせ > ユダさんが退室されました。 [Fri 25 May 2007 16:26:27]
ユダ > あー…もう、ほーんと嫌な体質。 ( 弱弱しくも小さく悪態をついて、ゆっくりと立ち上がる。大聖堂は、まるで何事もなかったようにそこに建っている。それがなんだか悔しくなって、項垂れるとマントの裾についた土を手で払い落した ) まったく。神のくせに、人間しか愛さないなんて間違っているわ。 ( フードをぐいっと引っ張って深く被り直すと、不審そうにこちらを見る老夫婦に軽く頭を垂れて、ゆっくりとその場を後にした ) [Fri 25 May 2007 16:26:09]
ユダ > ( 頭の中で反響していた音が止んだことに気がついたのは、それからしばらく経ってからだった。相変わらずしっかりと両耳を手で覆ったまま目をしっかりと閉じる。まるで馬車酔いした時のように、気分が悪い。鐘の音がこれほどまでの威力を持とうととは ) ……。 [Fri 25 May 2007 16:15:37]
ユダ > ( 暫くの間、魂を抜かれたのように教会を見ていたが、突如鳴り出した鐘の音に大きく肩が跳ねた。頭を鈍い痛みが走る ) ―…っ。 ( 咄嗟に両手で耳を塞ぎ、後ずさる。ふらりふらりと足を縺れさせながら後退すれば、その場にしゃがみこんだ。鐘の音は、まるで女を拒絶するように一面に響く ) [Fri 25 May 2007 16:09:30]
ユダ > ( 大聖堂から数メートルほど離れた場所に突っ立つ一人の女の姿。頭からすっぽりとフード付きのマントを被っている。腕を組み、ぼんやりと大聖堂を眺めては微かに眉間に皺をよせた ) …ここまでが、限度ね。 ( これ以上近づけば、間違いなく倒れるだろう。大聖堂。そこは、吸血鬼にとっては禁忌の地だ ) あんなに美しい建物に入れないなんて…。 ( 大きく溜息を吐き出すと、肩をすくめて未練がましく教会を見つめる ) [Fri 25 May 2007 16:04:28]
お知らせ > ユダさんが来ました。 [Fri 25 May 2007 15:59:38]
お知らせ > フォスさんが退室されました。 『――それから数十分、赤毛は『妄想』を聖堂内でしていた』 [Mon 14 May 2007 23:21:16]
フォス > ( 大聖堂への大扉を肩で押し開け、フォスは一度十字架を見上げる。―――しばし無言で見上げた後、フォスは懐からタバコを取り出す。――マッチを使うなどの摩擦音はしない。練り上げたテレズマを小規模に使い、タバコに火を点ける。ただそれだけである。 ) ・・・・・嗚呼 ( フォスは小さく息を吐くのと同時に紫煙を吐き出した。 ) ―――思い出すと指が痛くなる ( すでに完治した指を擦る。あの時は痛かったなぁ、とか。ていうか俺って外に居ても中に居ても怪我するよなーとか色々考えていたりする。――、一見すればタバコを咥えた神父がぼにゃりと十字架を見上げて物思いにふけっているのだが、その頭の中では「そういえば最近色町いってねぇーなー」である ) [Mon 14 May 2007 23:20:29]
フォス > ――――んぐっ ( やっとこさ飲み込んだフォスはこれでも真面目に書類整理を終わらせた後の遅い夕食である。後は家に帰って奴隷が去った汚い家でぐーたらに寝るだけである。 ) ―――それで。私が見回りを、ですか? ( 上司は水で唇を湿らせた後、一つ頷く。それを少しだけ考えた後、フォスは小さく再び頷く ) わかりました ( 元々はエクソシストである。というか元々ていうかエクソシストである。そのはずである。たしかそうだったと思う。・・・・そうだったと思うなぁ。・・・・・そうだったよね? ぐらいにあやふやなものであるが、フォスは一つ頷いた。正確には見回りではなく、『布教』である。人員の減少なのか、それともただ単に最近平和だからよくね? とかそういうノリなのかはわからない。 ) ―――我らが父よ、今日も生きる糧をありがとうございます。 ( 小さく十字を切る。上司は用件だけ伝えるとすでに出て行っている。 食器を片付けた後、フォスは立ち上がり、食堂から渡り廊下へと歩き出す ) [Mon 14 May 2007 23:09:13]
フォス > ( そこは信心深い者が利用する食堂である。大聖堂、神職者用食堂。そこでパンとシチューの皿を目の前に並べ、パンを口いっぱいに詰め込んだ赤毛神父は目の前に座った上司を睨んだ。――正確には怪訝そうに見ただけなのだがリスのように頬を膨らませ、さらにはもぐもぐと租借しながら見上げ、生まれ持っての目つきの悪さと髪の色のせいか、「フォスさん。怒ってます?」なんて聞かれるのは当たり前であるし、「なんだ貴様! その目は!」なんて貴族に怒鳴られることもしばしばである。――その辺は理解して欲しい、と上司に思うのだが、上司はやはり普段の行いからか、フォスのその目を「反骨」と捉えたが皮膚の厚さ=出世街道であるこの道において、やはり上司の皮膚の暑さは相当なものだった ) ―――ふぇへで ? ( もぐもぐと口を動かしながらフォスは喋った。本人は早いところ租借して飲み込みちゃんと話を聞こうと久しぶりに真面目に思ったのだが、それは逆に「物を食べながらしゃべるんじゃねぇ!」という状況になっていた。いつの間にか隣に居たはずの修道女(ナンパ対象の予定であった)はどこかへと去っていた。 ) [Mon 14 May 2007 22:57:15]
お知らせ > フォスさんが入室されました。 『・・・・・・・・・・? ふぁに?』 [Mon 14 May 2007 22:50:50]
お知らせ > フォスさんが帰りました。 『ZZZZZZzzzzzz・・・・・・』 [Mon 30 Apr 2007 22:01:36]
フォス > ―――でも、負けない ( ぐっ、と天井に突き出した拳一つ。ぱたん、と力尽きて落ちた ) [Mon 30 Apr 2007 21:58:53]
フォス > ・・・・・・・・ ( のそのそ、と ) ・・・・・・・・・・痛い ( 長椅子の群から赤髪がひょっこり顔出した。 ) ・・・・・・ ( ぼりぼり ) ぁ〜 ( 赤髪は痛そうに頭を押さえ、 ) ―――天罰か? ( ぽつり、と呟いた ) [Mon 30 Apr 2007 21:56:16]
フォス > ―――――ズドンッ ( なんか痛い音がした ) [Mon 30 Apr 2007 21:51:44]
フォス > ( ああ神よお許しください。私は神の、父の家で寝ているのです。しかしです、しかしですよ!? 神の家=父の家→自分の家=リラックスしても問題なくね? という図式が成り立つわけですよ。いかがですかいかがなものですか? ええ。適当です。適当ですとも。 問題なしというわけでございますのよ! ) ・・・・・・・・ ( ゆえに、故に、ユエに! フォス・シュレティンガーはこの礼拝堂で眠ることに罪悪感は耳かき程度にしか感じない! なぜなら! なぜなら! 一神教であるんだからちゃんとした礼拝堂のほうに神様が今居るわけだから、今は使われてない礼拝堂に居たって神様だって信者が居なければ寂しいだろうし! ・・・・・。だから、お仕事さぼって寝るの問題・・・・ないよね? ) [Mon 30 Apr 2007 21:44:11]
フォス > ( 礼拝堂に林立する長椅子の群。その中の一つで、フォス・シュレティンガーは現在進行形の『ing』睡眠中であった。神父服の上から腹をぼりぼりと掻いてさも幸せそうに。ぱちん! と鼻ちょうちんが割られる音がしたって起きない。なぜなら眠っているから。ずっと誰もお越しにこない。なぜならここは『現在は一時的に使われていない小さな礼拝堂』だから。 ) [Mon 30 Apr 2007 21:34:15]
お知らせ > フォスさんが入室されました。 『ZZZZZZzzzzzz・・・・・・』 [Mon 30 Apr 2007 21:31:45]
お知らせ > ナナリーさんが退室されました。 『あっ――…。(初日から-2万エンの出費)』 [Wed 18 Apr 2007 22:46:04]
ナナリー > (  パキッ )  [Wed 18 Apr 2007 22:45:39]
ナナリー > (音のみでお伝えいたします) (ぺたぱた)(ぱたぱた) あ、あれ。 (ぱたた) あ、こ、こんばんは。え、いや、その、落し物をしてしまって。――あ、ああ。私 ナナリー・エヴァンシェリンと言います。 その、今日ヴェイトスに付きまして、正式に大聖堂にご挨拶を――  … [Wed 18 Apr 2007 22:45:19]
ナナリー > (- 十分後 -) [Wed 18 Apr 2007 22:44:02]
ナナリー > (肉の器とは不便なものだ。こういう時、本当にしみじみ思う。 床の上に膝を付いて、ペタパたと掌で探り始めた) …… そもそも、油が高いのがいけないんですよ。 高いのが。ケチって使った結果が視力低下なんて。  明るいうちに文字を読め!なんて――…冬はどうするんですか。 (ぶつくさ独り言を呟きながら、眼鏡を探し) [Wed 18 Apr 2007 22:41:44]
ナナリー > ヴェイトスで、捕まえられればいいんですけど ー…。せめて柊の葉っぱ一枚分くらいの情報でもいいから、欲しいところですー…と。 と。  と。 (膝の上に置いた眼鏡が転がった。からりからりと床の上を転がる音がする。)   ――ぁ、 えー…?  えー…。 (蝋燭の明かりしかない礼拝堂内。 当然薄暗い。 転がった方を眺めるも――)   …う。  (見えない) [Wed 18 Apr 2007 22:35:31]
ナナリー > (冴えない面に、眠たそうなブルーの瞳が瞬いた。 ) 後は、同じエクソシストさんへのご挨拶とーぉ……。 暫くは資料整理になるのかなぁー…。 (明日から始まる「新しい生活」という奴に、肩が下がった。 ) ティアンは完璧に空振りでしたもんねぇー…。 紅門のゴタゴタで向うに飛んでると思ったのにぃー…。 ( 十字架を見上げて溜息を零した。 アングリマーラで”ド派手”にミスって慌てたのは十年前の話である。 自分の怨敵は未だに見つからない。 ――もしかしたら紅門の騒ぎのどさくさに滅ぼされてしまったかもしれないなんて、慌てていた去年を思い出して、さらに溜息を追加した) [Wed 18 Apr 2007 22:22:37]
ナナリー > 住居の手配も終わりましたしー…(ずり落ちそうになった眼鏡のフレームを、指先で摘んで外す。金髪が数束つられて頬に落ちた。) エクソシストとしての登録も終わってー…( 疲れの滲んだ顔を、ごしごしと手の甲で無造作に拭う) [Wed 18 Apr 2007 22:10:21]
ナナリー > (修道服の上に、やや草臥れたインバネスを羽織った小柄な女は、静まり返った礼拝堂で、脱力していた。) やっと、ついたぁー…あー。 あーあー  (傍らには小さな四角い革鞄転がっていた。 ) [Wed 18 Apr 2007 22:06:32]
お知らせ > ナナリーさんが来ました。 『(長椅子の上に座って、ぼんやりと十字を見上げる)』 [Wed 18 Apr 2007 22:01:38]
お知らせ > セレニアさんが退室されました。 [Tue 17 Apr 2007 19:32:03]
セレニア > ( カーンへ出向になって新たに与えられた一人部屋。 質素な木のドアを開けた時仄かに香る薔薇の匂い以外に特徴は欠しく、持て余すスペースには私物の一つも無い。 …せいぜいが、ドライフラワーにしようとしているのか、白薔薇がベッドサイドに吊るされているくらい。 いつも枕元に貼っていたスケッチブックの紙は、今は机の中にある… )   ( 引き出し開けて、その画用紙を取り出した。 四つ折りにされたそこには 『汝、生き急ぐことなかれ、死に急ぐことなかれ』 と速記されている )   ( 今はもういない、慕っていた修道女… 改め、聖女の言葉… 話せなかった彼女は、声を得て、その人格を失ったようになり、全てが有耶無耶のまま島を出て行ってしまった…。 ―――ヴァンパイアを狩ることよりも、死者への思いを説いて… 分かれる頃には、嬉々として、マスターとしての能力には乏しいまま積極的な狩りを命じてきた彼女… )   ( ―――前線には戻れない空白の時間に何を思うのか… 薄紅色の瞳は、感情の浮かばない瞳を半ば閉ざして、そこを見つめている ) [Tue 17 Apr 2007 19:30:20]
セレニア > ( コンディションの異常は報告すべき事だけど、それは悪くなっている場合であって、『妙に良くなっているから』 というのは何か違う気がする。 …とりあえずは経過を見守るしかないかと、左腕を解すように右手で動かす、回復訓練。 やり過ぎも良くないのかもしれないけれど、一度取り逃したヴァンパイアを自らの手で滅ぼせなかった事を後ろめたく思っているのもあって、気は急いてしまう。 来た廊下を戻り、一般の信徒も立ち入り可能な区画に入ったら、動かすのは止めよう。 手伝う事は無いかと暫くうろうろして… 一回りしたら、自室へ戻る。 …少し前までの自分は、歩くのも遅かったのかと… 歩き慣れた場所には、そんな事も感じた ) [Tue 17 Apr 2007 19:09:21]
セレニア > ( バランスを崩す事も無く、辿り着く倉庫。 あちこちから集められているらしい、似たような木箱の積み重ねられている一角に、置いておく。 ―――息はほんの僅かに上がるだけ、腕にちょっと痺れるような感覚はあるけれど、疲労感はほとんど無い ) ………。 ( 尼僧服に包まれて、今は手袋をしていない手を、握って開いて。 …状況だけを見れば喜ばしい事なのかもしれないけれど、そうなる理由が分からないのでは気味が悪いばかりだ。 不審気に首を傾げ… でも、ここで何が分かるわけでもない ) [Tue 17 Apr 2007 18:50:06]
セレニア > ( 心配そうについてくる少女に、『大丈夫です』 と支援を断って。 思い出したように 『リハビリを兼ねていますので』 と安心させるように付け足した。 …箱の中身は、今年も無事に役目を終えたイースターの飾りつけだろう。 小柄な身体に反した膂力で木箱を抱え、中庭に面した渡り廊下を危なげなく進む。 吸血鬼を感知している時の、覚醒状態には及ばないものの… 強迫観念に近い攻撃衝動に突き動かされていない分、自らの状態を振り返る感覚はクリアーだった ) [Tue 17 Apr 2007 18:43:20]
セレニア > ( カーンへ出向となり、大聖堂には部屋を与えられているだけと言った状況。 修道女としての通常勤務は免除されていて、聖歌隊には残っているものの、ハンターになった少女は修道院と疎遠になっていた。 だから、戦闘職に配置換えになった少女の体力が、久し振りに手伝っている修道院の仕事で上がっているように見えたとしても、それは訓練の賜物と思われたかもしれない )   ( だが、体質的にヴァンパイアの存在を知覚していない状況では人並み以下の体力しかないこの身体が、妙に軽くなったのはここ数日の事だった )   ( 『お手伝いします』 祭具の詰まった箱をうんうん唸りながら引っ張っていた同い年くらいの修道女に声をかけ、どちらも万全とは言えない両手でしっかりと持ち上げる。 持てるわけの無い物が、軽い ) [Tue 17 Apr 2007 18:27:07]
お知らせ > セレニアさんが入室されました。 『( やはり、おかしい )』 [Tue 17 Apr 2007 18:16:48]
お知らせ > バロゥさんが退室されました。 『(これから戦いに行くみたいで、――のんびり帰るだけだけどな。)』 [Fri 13 Apr 2007 00:36:40]
バロゥ > (吸血鬼か。積極的に狩りに行こうなんて思わないが、)     (祈る背中をチラと見て、男は席を立った。「よっこらしょー、」 ――奥から出てきた神父が重そうに得物を抱えている。やっと出来たみたいだ、) ありがとう、 (何か、ホラ、得物を受け取るこの感じ。) [Fri 13 Apr 2007 00:35:55]
バロゥ > 遅えなあ、…文句は云えねえけどさ。大聖堂でも人手不足的なもんはあるものかねえ。 (何人勤めているのだか知らないが、少なくは無いと思うのに。…最も、それぞれに決まった仕事があるのだから、) 暇じゃァねー、ッて、事かな…。 (カリカリと顎を掻く。)     (何とはなしに視線を持ち上げると、傭兵みたいな背中が丸まっているのが見えた。祈っているのだろうか。) (ハンターとか、かな。) [Fri 13 Apr 2007 00:26:25]
バロゥ > (ただの金属塊に気休め程度なんじゃ、…とは思わない。パプテスのカミサマは見た事ないが、しかし恩恵はちゃんと存在するし天使だって居るらしい。 少なくとも自分の眼で確認したものは、信じていた。)     (「ふが、」と間抜けに寝言、男は自分の声を聞いて眼を覚ました。) …ああ、 (辺りを見回す。人気の疎らなでっかい神の家。) 未だか…。 [Fri 13 Apr 2007 00:20:34]
バロゥ > (こんな時間の礼拝堂は、静かに祈りを捧げるか、涎垂らして寝るかの二択しか無いンじゃないかって思う。…半分夢の中で。) (男は入り口に一番近い(つまりは最後尾の)席に腰掛けていた。硬い木の椅子だが、慣れれば眠りに落ちるのは早い。)     (メイスを聖別してもらっているところだ。夜中に押しかけて申し訳無いとは思ったが。) [Fri 13 Apr 2007 00:13:17]
お知らせ > バロゥさんが入室されました。 『( 舟を漕ぐ。 )』 [Fri 13 Apr 2007 00:07:44]
お知らせ > カロンさんが退室されました。 『(今、一つある目的の為。)』 [Tue 27 Mar 2007 22:00:16]
カロン > (応えもしない彼の背中に暖かいものを感じるのは、勝手な自分の妄想なのか。でも、感じるのは事実。 ゆっくり遠ざかっている彼に背を向けて、聖水を握り、スラムへ走った。) [Tue 27 Mar 2007 21:59:59]
カロン > (ひょい、と投げ落とされた物に。) おう、おわ! (わたわたとお手玉し、しっかと両手で掴み取る。それは、一瓶の聖水。 口をへの字に結んだ老人が、一言残して包帯男に背を向けた。) ありがとな、ジーサン! (教会に入ると怪しまれる自分の代わりに、聖水を貰ってくれた彼に大きく手を振り、礼を叫んだ。) [Tue 27 Mar 2007 21:56:01]
カロン > (ギ… 視界の中の重厚な扉が、身動ぎする。開かれ行く。 包帯男は、僅かに身を硬くした。) [Tue 27 Mar 2007 21:51:04]
カロン > (スン、と鼻を鳴らした。振り向き見遣る、見上げる扉。) なんつーか…イコトと同じ匂いがするな。 (聖たる者の雰囲気、魔力。聖なる魔の力とは如何なものかという話だが、それはともかく。) …みんなイコトみたいだったらいいのにな。俺も追っ掛けられずに済むし… (アンデッドダー、とか言って。) つっても、全員黒服で仏頂面じゃなー。毎日葬式みてーだ。 (けらけら。ボボ、応ずるように炎が燃えて。) [Tue 27 Mar 2007 21:42:19]
カロン > もーすぐつくしんぼが顔出す頃だってのに、今日はえらく冷えやがる。北風のヤローが、忘れ物でもしやがったのか… (南へと、白く闇に生える帽子の羽根が靡く。 はー、と手袋に包まれた手に息を吐きかけるが、それが白く煙る事は無かった。 ぐい、首元を隠すようにボタンを留めたマントを上げる。) [Tue 27 Mar 2007 21:34:28]
カロン > (人通りも途絶えて、石の冷気が満ちる大通り。道に面した、子羊達を迎え入れる扉に寄りかかり、地べたに座る痩せ男。 その風体は異様で、正気を疑うほどに赤いマントに赤い鍔広羽根付き帽子。どんなヤツだと帽子の下を除いてみれば、その顔をびっしりと覆う白い包帯。 ランタン一つを共にして、大聖堂前で座り込む。) [Tue 27 Mar 2007 21:25:14]
お知らせ > カロンさんが来ました。 『(大聖堂の扉。 の、隣。赤帽子。)』 [Tue 27 Mar 2007 21:19:39]
お知らせ > フォスさんが帰りました。 『―――ねむい(むそぉ)』 [Fri 16 Mar 2007 02:12:24]
フォス > ・・・・・・んで、今日も待ち番かぁ ( はふ、とため息を落として長椅子の背凭れに顎を乗せる ) ・・・・・・眠いっす我らが父上様 ( むすぅ、と溶けたアイスのようにダレる。しょぼしょぼと瞬きを繰り返した後、フォスは大きな欠伸を全開にしつつ礼拝堂の出入り口であるドアを眺める ) [Fri 16 Mar 2007 02:05:16]
フォス > ・・・・・わーった、わーった ( ひらひらと手を振って一歩下がる。 ) 片手でできる仕事をするから。な? それで簡便。だめ? ( それでも仕事が楽なのには変わらない。はふ、とため息を落として仕方が無い、という風に首を振ってシスターは礼拝堂から出て行った ) [Fri 16 Mar 2007 01:57:00]
フォス > ( フォスはふりふりと片手を振る ) まだ痛い気がする ( じぃ、と見つめてくるシスターに視線を逸らし、 ) ――――痛い、気がする ( あげた片手。包帯巻かれた指は痛々しい・・・・・・・・・ようには見えない ) [Fri 16 Mar 2007 01:49:29]
お知らせ > フォスさんが来ました。 『いやさ。指がちょこーっと痛い気がするのよ』 [Fri 16 Mar 2007 01:41:49]
お知らせ > エースさんが退室されました。 『その時、白い目でこちらを見る修道女と目が合って。…そそくさと退散した。』 [Thu 15 Mar 2007 01:45:13]
エース > へっ…人間は皆大なり小なり変態なんだよ。王道あってこその邪道、逆もまた然り。つまり、変態が居るから健全な人間は自分が健全であると認識できるんだよ!感謝しろてめーら! ( 夜の教会で人影が見えないのをいい事に好き勝手言った。別に清らかな修道女をナンパしに来たら時間帯のせいで誰も居なかった腹いせとかそんなんじゃないんですお、ええ。 ) 兎に角、俺はその妹のデートを邪魔するぜ!男は獣だからな、絶対夜はインバイクツコースだげへへとか考えてるに決まってる!だって俺がそうだったもの! 許さないぜ…許さないぜ! 神様ッ、俺の勝利を祈っててくれよな! ( 背中を向けてびし、とサムズアップした。 ) [Thu 15 Mar 2007 01:43:10]
エース > 妹はそりゃちょっと冷たい所もあるけれど、本当は兄であるこの俺の事を大好きなんです。ただちょっと反抗期と言うか、きっと今度のデートもそんな俺の気を惹くためのものだと思うんだ! い、いやっ。俺は別にシスコンじゃねーよ?でもよ、兄としての責務というか使命というかさ…! ( 「エース。お前、変態だな…。」 そんな神様の声が響いたような気がした。 ) [Thu 15 Mar 2007 01:34:18]
エース > 今度、妹がデートする事になりました。兄としては非常に心配なので、どうにかしてそのデートを邪魔しようと思います。 …昔は「お兄ちゃん」と慕ってくれた妹も、今では何か汚いものを見るような目で俺を見ます。一昨年ぐらいからバレンタインのチョコすらくれないようになりました。ホワイトデーに俺の大事な本「はう・とぅ・えろす」をプレゼントしたのが間違いだったのでしょうか?しかしそれはちょっとしたクリスティアンジョークと言うか、何というか。 兎に角、そこら辺の馬の骨に大事な妹をくれてやる訳には行かないんです。いやホント。なので神様、俺の作戦が上手く行くように見守っててください。えいめん! [Thu 15 Mar 2007 01:31:48]
エース > 神様。 ( 男の声が礼拝堂に静かに響いた。俺は無宗教だと、ある男は言う。しかし宗教という拠り所が無くては人は生きてはいけない。それだけこの世には不幸が満ち溢れている。 例えそれが神でなくとも、悪魔であったり暴力であったり、恋であったり金であったりする。その何かしらが人には必要なのだ。 そう。この男、エース・ハイランダーも例外では無く。 ) …神様。 ( もう一度男は神の名を呼ぶ。男は迷い、救いを求めてここに来た。…十字架を見上げる。 ) [Thu 15 Mar 2007 01:27:34]
エース > ( 薄汚れたシャツに使い込んだ革のズボンを穿き、男は十字架の前に跪く。胸の前で手を組み、瞳を閉じて男は祈る。 ) [Thu 15 Mar 2007 01:24:12]
お知らせ > エースさんが入室されました。 『神に祈る。』 [Thu 15 Mar 2007 01:16:57]
お知らせ > バロゥさんが退室されました。 『(信じてねえ訳じゃ、無いンだけどな。)』 [Sat 10 Mar 2007 21:38:01]
バロゥ > (すれ違ったシスターが訝しげな視線を寄越してくるから、ニコッと眼だけで笑って会釈した。…誤魔化せたかな。 ま、いいか。)      (男はチラと後ろを振り返る。皆が一心に祈る先は蝋燭の灯りで赤く明く。 火刑に処されてるみたいだと思って、直ぐに ふるふる と首を振った。) やれやれ、そろそろ怒られそうだ。 (剃り残ってた顎鬚を プチン と引き抜いて、大きな扉へと向かう。) [Sat 10 Mar 2007 21:37:18]
バロゥ > 世界が違う感じ。…同ンなじ教会なのになあ。 (自分の勤める教会は貧民窟のちっちゃいそれだ。比べるまでも無いのだがさておく。) 何ッか、カミサマも… ――…おおっと。 (慌てて口を閉じ、右手で塞いだ。) ン、ンン。 (下手糞な風邪の真似。) [Sat 10 Mar 2007 21:29:50]
バロゥ > (ちょっとした言付けを預かってきて、――その帰りだ。 ずらりと並んだ長椅子、山を内側から見上げたような天井、見ていると思わず間抜け面になってしまう。) 外から眺めてもでっけえが、…うーん、 (来るのは初めてでは無いけれど、毎度同じ事を呟いている自分が居た。) (隅っこの回廊をのろのろと歩きながら、描かれた軌跡に視線を遣る。) [Sat 10 Mar 2007 21:21:53]
お知らせ > バロゥさんが来ました。 『 …でけェ…。 』 [Sat 10 Mar 2007 21:16:40]
お知らせ > アーク=フォースさんが帰りました。 『封筒の中身は……今はまだ……封を開けず……』 [Wed 7 Mar 2007 21:20:34]
アーク=フォース > (中途半端、自分について知っている事も……) 色々やってみないと……解らない……か (自分の中、運動後のざわめき……あの後、無理してやっていたらどうなる? そんなこと考えていた) 何もしないでいるよりは……断然良いか…… ん? (常駐の神父に受付にいた人がなにやら話している……そして、受付の人に、書類の入った封筒を渡せられた……そして、一言「此処では見ないで下さい」との事で、軽く頷いた自分、貰った封筒をキョトンとしながら見ていた……) 戻ってから読むか…… (そんな事……ポツリと呟いて……自分は歩いていく、とりあえず…外へ…) [Wed 7 Mar 2007 21:18:40]
アーク=フォース > (話して呼び出されて、ハリセン以上の物が飛びそうで怖い気もした、でも、それ以上ってなんだろう…とか考えていた) ……聖職者…か (常駐の神父に目を移しながら、そんな事ポツリと呟いた、なれる筈がないもの、そして、神父さんに「その職業だけは、やめておけ」と言われた) まぁ、なれるとは思わないし…其処まで、信仰心があるわけでなし… (でも憧れる、なれる訳でもないのに、憧れる……悪魔の血も混じっている、それでも、光に、闇に憧れる部分が少しばかりかある……) 自分が中途半端だから…かな (礼拝堂の椅子に座りつつ、そんな事考える……それでも、人ならば、光も闇も持っている…けれど、闇は恐ろしい…それでも、欲しいと思うときがある…何処かで) [Wed 7 Mar 2007 21:07:40]
アーク=フォース > (今日、聖堂に来て見たら、神父さんと会った、今の今まで話をしていたのだが、神父さんは帰ってしまった) ……気まず… (「話せない理由なら、話さなくてもいい」そう言ってくれる神父さんに、自分は何も言えずに見送る形になった……「その内、帰るから」なんて、言ったが、実際どうだろう……自分の事は、未だに聖堂から返答無し、忙しいから先送りにされてるのか、はたまた、ものすごい立て込んでいるのか……) 考えてても仕方ないか…… (夜は、常駐の神父位しか居ない、受付から、こっちに戻ってきて、待つ、結局、一度会った事のある司祭さんに手紙を出そうと思っても…出せずじまい、友人には出せて、大事な事であるのにそういう事に関する手紙は出せない) [Wed 7 Mar 2007 20:55:48]
お知らせ > アーク=フォースさんが入室されました。 『礼拝堂に立っている、青年一人』 [Wed 7 Mar 2007 20:47:56]
お知らせ > ジャスティスさんが帰りました。 『去っていった』 [Thu 1 Mar 2007 01:44:01]
ジャスティス > ええ、では怪我、無理をなさらずにー。 (そういって……) [Thu 1 Mar 2007 01:43:58]
お知らせ > フォスさんが退室されました。 『( こうして、フォスは仕事をサボる理由がまた一つ、できたのだった。まる )』 [Thu 1 Mar 2007 01:43:46]
お知らせ > ジャスティスさんが入室されました。 [Thu 1 Mar 2007 01:42:57]
フォス > ( やめてください。という言葉には「はいはい」と軽く手を振って、今ダメならきっともっと前にダメになってるな、という言葉は胸中 ) ―――シスター? ひどいことを言うな。俺を殺す気? ――あ〜。はいはい。それじゃあ菓子でも楽しみにしてるから仕事がんばれよー ( 手を振られれば、無事な手で振り返す ) [Thu 1 Mar 2007 01:42:12]
ジャスティス > やっ、やめてくださいっ!! (なんだか不安になってきたのか噛み付くような顔で)  ……おとりとか。 (しばし考えた後、フォスの目見ながらポツリと呟いた) はい……次はありませんからね。……とりあえず、今度菓子折りもってお見舞いに伺いますね。 (それでは、と手を振って) [Thu 1 Mar 2007 01:38:34]
フォス > ―――とはいえ、あの可愛い後輩シスターが頼もしくー? なんだか俺は今頃暗黒街で教会がひどい目にあってるシーンしか頭に浮かばないのだが ( その自信がどこから来るのかがフォスにはわからない。人は見かけで判断してはいけないのだ。うん ) ―――――俺、あまり戦力にならないと思うんだけどなぁ ( 役に立ってないしなぁ、と冗談半分でしみじみと呟き、笑う。 ) んじゃあ。ここらまでありがとうなぁ。く れ ぐ れ も! ( ずびしっ! と無事な手で人差し指を立てよう。長くなったタバコの灰が落ちるのを無視しつつ、 ) 極秘事項でよろしくな! [Thu 1 Mar 2007 01:36:43]
ジャスティス > ま、ボディーガードの奴隷も雇ってるし、後輩もかなり頼もしくなってきたし、大丈夫でしょう (うんうん、と自信に満ちた感じで頷き) いやぁ……今回は転がり込んできたって感じね。  頬ってもおけないし。 フォス神父さまは、今のうちに休んでいてください。有事にはフォス神父様を応援によこしてもらえるように申請しておきましょう。 (そういいつつも、そろそろ休憩室が見えてきて) [Thu 1 Mar 2007 01:33:53]
フォス > ―――歩いてない。引っ張られてるだけだ ( なんていう子供の理論を上げて、大きく紫煙を吐き出す。 ) ―――? まあ。俺には関係ないことだからなぁ。別に無理に聞こうとは思わないのだが・・・。しかし、まあ。最近も物騒だからな。暗黒街の教会を空けて大丈夫なのかな、と ( 余計なお世話、といえばそれまでだけど。フォスは小さく笑って、 ) しかしまあ、熱心に色々しているみたいだな、と思ってなぁ。最近は大きな事件も一つ『離れた』のだから休めるうちにゆっくりすればいいのに [Thu 1 Mar 2007 01:27:57]
ジャスティス > (無言で視線をそらしたあたり罪の意識はあるらしい) 歩き煙草はおやめなさい。 (とジト目で注意しつつ) あぁ……それは、ですね、まぁなんといいますか、ちょっと軽々しく人にいえない案件がありまして……。 (こうして通っているのです、とどこか申し訳なさそうに) [Thu 1 Mar 2007 01:24:29]
フォス > ――――そんなサディスティックな方だっけか!? ――って、なにげ「これで良し」とか完結してないか? をーい ( 手当てを、と肩を貸してくれるといわれても指が折れただけなのでそんな慎重にしなくても、と思う。が、そのまま奥へと連れて行かれながら、密かに簡易術式でタバコに火を点け、 ) ―――んで。ジャスティスシスター。(直訳・正義シスター。わざとです)普段暗黒街の教会に居る貴女が最近大聖堂に居るとは珍しい。なにかあったのか? ( 肩を借りながら大聖堂の中を歩く。かつん、かつん、と鳴る足音に目を細めながら、赤髪神父は言う ) [Thu 1 Mar 2007 01:07:32]
ジャスティス > ……多分オブライエン様はほめてくれると思う……まぁ、今回はこれでよしとしましょうか……とっ、とりあえず、手当てを。 (直るかなぁ?と内心思いつつ、献金箱を元の位置に戻せば、フォスに肩を貸し、奥へと連れて行くだろう) [Thu 1 Mar 2007 01:02:52]
フォス > ―――、一つ提案があるんだが ( 指が数本折れた手を無視しつつ、痛みに眉根を寄せながら ) この事オブライエン神父とか上司とか皆に黙っててもらいたいんだが? ( 震える無事な指先は床に落ちたタバコを拾い上げ、唇に挟もうとするだろう ) ほら。お互いのために? ( ぴくぴくと眉が跳ねたり、汗が噴出しているのは怒っているのではない。やせ我慢してるのだ ) [Thu 1 Mar 2007 00:58:46]
ジャスティス > ………………………………。 (長い沈黙。いやな手ごたえと、不気味に伸びてぶら下がる指にさすが臭いざめて……) ごめんなさい。 (相手見上げて謝った) [Thu 1 Mar 2007 00:55:52]
フォス > ――スラムの壁とかに大穴空けそうなシスターに殴られたら視界が永遠に横になると思うんだが ( ぼきぼき、と鳴らすシスター。慌てて「もう少し女の子っぽくなりましょ?」などと余計なお世話 ) ―――せーっ、の? ( 引っ張るその瞬間、フォスの頭の中に去来する不幸な感覚。やばい。このシスターの馬鹿力を舐めてはいけn――― ) ボォギィイ!! ( なんかすっごい音がして献金箱がすぽーんと抜け、フォスの指数本がだらん、とぶら下がる。 )( 結論。折れた☆ ) [Thu 1 Mar 2007 00:53:55]
ジャスティス > とりあえず個人的に一発殴らせてください。 (サボリ、とまぁ九分九厘謡った神父の前でこぶしをボキボキと鳴らして) ま、それじゃあ行きますよ?せーのっ!! (なるたけひねらないように引っ張って……【ここで、判定。発言病数下一桁が大きいほどダメージ大。0は10】) [Thu 1 Mar 2007 00:50:15]
フォス > ―――嘘!? それだけは勘弁してもらいたいなぁ ( くしゃり、と髪を掻く。「待て、報告待て」と小さく言って、 ) 謹慎処分とか嫌だからな。こちとらスローライフに事件が起こらないのをいいことにのんびりと仕事をサボ――させてもらってるんだから! ( 書類整理、サボり、サボり、サボり、書類整理。みたいな割合で ) ・・・・・。いや、これはきっと歯を抜くのと同じだ。一思いにやってもらっていいか? ( 引っ張ってみます、と言われればこれ幸い、と献金箱がくっついた手を差し出すだろう。相手があの暗黒街のシスターなら適任だ ) [Thu 1 Mar 2007 00:43:29]
ジャスティス > そうですね……修道女長に鍵開けてもらいましょうか……あ、だめか……。 まぁたぶんこれ、謹慎処分物ですよ? (とりあえず、上に報告してから、ナイフか何かでこじ開けてみましょうか?と提案して) とりあえず、思いっきり引っ張ってみます? [Thu 1 Mar 2007 00:39:41]
フォス > ―――いや。こればっかりは中々・・・・。やめられない止められない! というかなぁ。 ( ぼりっ、と赤い髪を掻いてジト目から逃げる。 ) ――――。なんかこう、偶然と必然と奇遇とかが重なって? ( それはやめて?と脅しには指の挟まっていない手をふりふり ) ―――。我らが父は見られていた、ということかぁ ( しぶしぶ、と献金箱を視線の高さに持ってきて眺める。はふ、と溜息を落としたと同時、持ち上がっていた『献金箱をなんとなしにひっくり返したら』硬貨と一緒にタバコがぽとりと落ちた ) ・・・・・・・・・。本当に天罰だなぁ ( なんかしみじみと呟いた。それから一呼吸をおいて、 ) 壊していいかこの献金箱! もうぶち壊していいか!? 燃すか!? 燃やしますか!? 消し炭にしてやってもいいか!? ( なんか叫んだ ) [Thu 1 Mar 2007 00:34:39]
ジャスティス > ……また煙草を吸おうとしていたんですね。 (ジト目は変わらない、ただ理由が変わっただけで) 第一、何をやってたら献金箱に煙草が落ちるんですか。 (オブライエン神父呼びますよ?とある種の脅しをかけて) とりあえず、その手が天罰の結果です。 (ほら、よーく御覧なさい、なんて意地の悪いことを言って) [Thu 1 Mar 2007 00:29:36]
フォス > タバコがな、献金箱の中に入ってしまったのだ! 俺がタバコ大好きなのは皆々様知ってらっしゃることだろう!? だからこう、俺はタバコがないと残ってる仕事ができない! だからこうしてタバコを献金箱から取り返そうと四苦八苦しているんだ! ( 彼らしくない、狼狽ぶりというか慌てっぷりである。 ) しかしタバコを取り出そうとがんばってみてもタバコが取り出せない。しかし鍵を取りに戻っては時間が掛かる。全ては俺の横着が招いたことなのだ。まる。泣ける話だと思わないか? ( よよよよ、とどこぞから取り出したハンカチで目元を拭う仕草を一つ ) [Thu 1 Mar 2007 00:26:18]
ジャスティス > ……そうですね、それでは、神父様。 その海よりも深い事情を教えていただけますか? (まぁお座りなさいと長いすを叩いて。まだ手がはまって抜けないことには気づいていないようだ) [Thu 1 Mar 2007 00:25:21]
お知らせ > ジャスティスさんが入室されました。 [Thu 1 Mar 2007 00:23:52]
フォス > ええと待った! とにかく待った! シスターちょっと待ったぁ!! ( がちゃがちゃと鳴る金属音に物凄く慌てる。あたふたと両手を振り回しながら叫ぶだろう ) そんな目で見ないでくれシスター! これには山より高く海よりも深い事情があるのだ! せめて理由だけでも聞いてくれ! そしてそれを聞いてから査問会でも懺悔室でも準備してくれ! ( 柄の悪いジト目に再び再発するHAHAHAHA症候群。 ) [Thu 1 Mar 2007 00:06:37]
ジャスティス > ええと、とりあえず……事情を聞きましょうか。 そして、査問会の準備を。 (重武装のシスターはカチャカチャと金属音をさせながら、近づいていって) 神父様? (柄の悪いジト目でじーと見詰め合って) [Thu 1 Mar 2007 00:03:43]
フォス > HAHAHAHAHAHAhahahahahahahaha・・・・・・・( 笑いが消えていけば、フォスは小さく問いかけるだろう ) 見た?  [Thu 1 Mar 2007 00:01:54]
フォス > ( びくぅ! と肩が跳ね上がった。恐る恐る顔を上げた。視界に入った青い髪のシスタァ。だらだらと嫌な汗が背中を伝う ) 今日はいい夜だと思いませんかシスタァア! ( とげのある口調にずりずりと慌てて床を這いながら献金箱を背中に隠そうとするだろう ) こんばんわ! むしろこんばんわ! こんな夜遅く忙しそうですなぁ! HAHAHAHAHAHAHA [Thu 1 Mar 2007 00:00:46]
ジャスティス > (羊皮紙の書類を手に、礼拝堂に入ってきたのは、青い髪の修道女。入ったとたんに聞こえた悲鳴に驚いて脚を止めて) ん?…… (みてみれば、献金箱に手を入れている……神父様、だろうか?) ……あの。 (どことなくとげのある口調で声をかけて) [Wed 28 Feb 2007 23:57:39]
フォス > ―――俺からタバコを奪ったらなにが残るというのだ ( タバコを吸うために生きていると言っても過言ではない、などと小さくとんでもないことを呟いてからフォスは首を振る。頭の中では『今日の夕飯代を借りる』から『本日最後のタバコを献金箱から取り返す』に目的がシフトチェンジ。 ) ―――しょうがない。ここは鍵を取ってきて開けてもらうしか無いか・・・・・ ( 大きな溜息とともに立ち上がり、指を献金箱から抜こうと手を引っ張り・・・・、献金箱も一緒にきた。フォスの目が点になる。思考の高速化。シュミレーション。献金箱を持って大聖堂の中を歩き回ったら非常に怪しく、怪しく、怪しすぎる。変な噂が広がるだろうことは想像できた。変な噂=真実なのだけど ) ・・・・・ぬぐぐぐぐぐぐぐぐ―――いててててっ! ( 献金箱の両端に両足を引っ掛けて外そうと足に力を込め、逆に腕を引く。しかし指の関節が外れそうなぐらいに痛い。目端が少しだけ濡れた ) [Wed 28 Feb 2007 23:56:17]
お知らせ > ジャスティスさんが来ました。 [Wed 28 Feb 2007 23:55:12]
フォス > ( しかしここで葛藤がフォスの中で生まれる。「ダメです。貴方は天使で神父でしょ?泥棒をしていいと思ってるのですか!?」しかしそれに反論するかのようにもう一人のフォスが机を叩いて立ち上がる「これは盗むのではない」一息「借りるのだ!後で返せば問題ないではないか!」「しかしそんなことをしていいわけが・・・・」しかし良心の反論を許さない「返せば問題ないんだぜ。返せば」話はまとまった ) ―――まあ。明日家からお金を持ってくればいいか ( しかし、厳重に鍵が掛けられた献金箱を揺らそうと叩こうと鍵が外れるわけが無い。だからこう、無理やり献金箱の入り口に指を突っ込んでみる。 ) ―――の、後、もう少し、 ( 金貨か銀貨か銅貨か。指先が触れるか触れないかというところで―― ) ・・・・・・ ( 指をさらに入れようと屈んだところで胸ポケットに入れていた本日最後のタバコがぽろりと献金箱の中に落ちてしまった ) やめろぉぉおおおおおおおおお! ( 思わず叫んでところで礼拝堂に響くのは声のみ。献金箱の中にタバコが落ち、フォスはぐったりと献金箱の中に指を突っ込んだままがっくりと床に崩れ落ちた ) [Wed 28 Feb 2007 23:47:32]
フォス > ・・・・・・・・・。 ( がらんごろ、と彼は献金箱を揺すってみた。毎日確認しているわけではないのだが、なぜかお金がいつもより多いような・・・・気がしたのだ。少ない、ということは絶対に無いだろうと思いつつ、 ) ・・・・・ふむ ( 片手に持った献金箱。がらんごろん、ともう一度献金箱を揺らす。それから右見て左見て、誰も居ないことを確認する ) ―――パクッてもばれないよな。これ ( と、献金箱を真顔で見つめながらなにか言う神父一匹 ) [Wed 28 Feb 2007 23:40:10]
お知らせ > フォスさんが来ました。 『―――ん?』 [Wed 28 Feb 2007 23:37:00]
お知らせ > さんが退室されました。 [Tue 27 Feb 2007 20:26:32]
> 聖遺物……なんかは見れるわけ無いですよね。 (自分が小声で発した台詞に、何を言っているんだと言うように苦笑して。 ) ありがとうございます。 あなたにも主のご加護がありますように。 (微笑み、 静かに聖堂を去っていった) [Tue 27 Feb 2007 20:26:29]
> (だが、この島より危険な土地というのも中々少ないだろう。 そう考えれば多少は安心できる。 ) フゥ (息を吐き、娘は円らな目を開ける。 手を解き、信仰者を妨げないようにと静かに席を立って) 邪魔をしてすみませんでした。 [Tue 27 Feb 2007 20:22:58]
> (パプテスの神を信仰しているわけではない。 だが、彼の無事を祈るのならば、彼の神であろう。 正しく司祭から教えられたものではないが、ぎこちなく手を組み、顔を伏せる) [Tue 27 Feb 2007 20:18:25]
> (本当は。 そう、本来ならば。 言葉にはせずに娘は語る。 礼をしたかったのだ。) 失礼、宜しいですか? (聖人を写した彫像の前、 幾つか並んだベンチに腰を降ろそう) (墓場には名を見かけずにすんだ。 おそらくは、布教のためにと余所へ向かったのだろう恩人を思い、口の端を微かに上げた。 ) [Tue 27 Feb 2007 20:14:54]
> (カツン。 ブーツの足音は小さく、人がまばらな大聖堂でも目立つものではないだろう。 くたびれた旅装の娘は巡礼者がそうするように、入り口で黙礼を―― 巡礼者かと問われれば、そのようなものと応じ、幾許かの硬貨を献金箱に入れて) [Tue 27 Feb 2007 20:08:13]
お知らせ > さんが入室されました。 [Tue 27 Feb 2007 20:07:53]
お知らせ > フォスさんが帰りました。 『さみぃ ( 呟いた )』 [Mon 26 Feb 2007 01:32:08]
フォス > ( 箱の底を叩いてタバコを取り出し、咥える。蝋燭の明かりで火を点ければ大きく紫煙を吸ってから、吐き出す ) ―――ほーら。誰も来ないじゃねぇか ( ふへ、と吐息と一緒に紫煙を吐き出す。昇る煙を見上げ、目を細め、 ) [Mon 26 Feb 2007 01:32:01]
フォス > ( カツッ、カツッ、カツッ、という硬質な音が鳴る。踵を打つ音をなんとなしに聞きながら、フォスは礼拝堂のドアを開ける。油の足りない音がして、迷わず歩を進める。近場においてある蝋燭に明かりを点し、大きく息を吐いて塊を消す ) こんな時間に人がくるかっつーの ( ふへ、というめんどくさそうな顔をして両手を法衣のポケットに突っ込む ) ――寒いっていうの ( バリボリと頭を掻く。くぁ、と大きな欠伸を一つして長椅子に腰を落ち着かせた ) [Mon 26 Feb 2007 01:18:06]
フォス > ( 最低一人は懺悔室や礼拝堂に居なくてはならない。なんてそんな罰ゲームみたいのを言い出したのは誰だろうか。しかしまったくもって寒い。寒すぎる ) ――― ( 両手を組むようにして指を絡めれば、ぼん、と音を立てて火の塊を作り出す。ゆらゆらと揺れるそれは破壊力よりも明かりや暖を取るものとして使う。そもそもこんな場所で破壊力なんてものは取り入れても仕方が無い。 ) ―――しかしまあ、ここ最近。人が少ないな ( 忙しい、というのも事実だろうか。もしかしたら街中を警戒して歩いているのかもしれない。どちらにせよ、大聖堂内で知人を見かけることが少なくなったな、とフォスは溜息と一緒に零した ) [Mon 26 Feb 2007 01:10:35]
フォス > こんな寒い中に礼拝堂に? ( ぇ〜、という不満が洩れる。毛布引被って両手を暖炉に突き出していたフォスは恨めしげに視線をあげる ) 寒い。暖炉が一つも無くて寒いじy―― ( どげし、と背中をにんまり笑顔で上司に蹴られて外に転がりだされる。 ) ちょっ! 毛布ぐら―― ( ぼふ、と顔面に毛布が投げつけられる。しぶしぶと肩に毛布を引っ掛けて、礼拝堂へと向けて歩き出した ) [Mon 26 Feb 2007 00:54:30]
お知らせ > フォスさんが来ました。 『ぇ〜』 [Mon 26 Feb 2007 00:47:49]
お知らせ > ジャスティスさんが帰りました。 [Tue 20 Feb 2007 22:13:21]
ジャスティス > ま、当面預かりで状況を判断するのが無難なところかな? (さ、これを提出して、強はもう帰ろう。ソファから立ち上がれば、大きく伸びを一つして……) [Tue 20 Feb 2007 22:11:16]
ジャスティス > (ちょっとボケッとしすぎた。バランスを崩して背もたれで後頭部を強打する) っ……ててて、これは、上のリアクションを待つしか無いか。まぁとりあえずは……そうね、アークフォース君の、心のケアからかしらね。今の様子じゃ、どっちに転んでもおかしくない危ない状態に見えるしね [Tue 20 Feb 2007 22:00:26]
ジャスティス > 私だけじゃどうにも判断のつけようが無いけど……厳しいわね。 (いわゆるタカ派の人間ならおそらく言うであろう。その存在自体が許されるものではない、と。パプテスの威光への影響を考えれば非常によくわかるのだが、一方で、特にまだ何もしていない、天使の血を引く存在を手にかけるようなことは心情的に抵抗もある) んむ。 (眉間に皺を寄せて天井を見上げて) [Tue 20 Feb 2007 21:27:22]
ジャスティス > (奥の応接室の一つを借りて、修道女は、現在保護下においている少年についての報告書の最終チェックをしていた) ふぅ……。 (やばい。これはかなりやばい事案である。初め報告した際も、司祭にため息をつかれた。悪魔と天使の子供。これが事実であろうと無かろうと、そんな噂が外に漏れるのだけはなんとしても防がなくてはならない) わよ、ね。 (ソファーの背もたれに背中を預けてため息を一つ) [Tue 20 Feb 2007 21:16:43]
お知らせ > シスターさんが入室されました。 [Tue 20 Feb 2007 21:12:14]
お知らせ > アーク=フォースさんが帰りました。 『疑問の答えを、捜し歩いていて…』 [Mon 19 Feb 2007 00:14:53]
アーク=フォース > (礼拝堂から、外への扉に向けて歩き始めて……色々考えた) ……速い所、手紙も書かなきゃな… (そんなこと言いつつ、自分の両手を見る、腕輪が無い事が妙な空白感を生んではいるが、少しずつ、その感覚にも慣れてきた) 自分は……何をするべきなんだろ (今の自分にできることで何をして、何をなすべきなのか…そして、何をしたいのか…そんな疑問浮かべたまま、外へと向かっていて) [Mon 19 Feb 2007 00:14:01]
アーク=フォース > (礼拝堂の真ん中で突っ立って、周りを見渡しても、近くには数人の神父さんが居る程度で、ほかに、礼拝しているはこの深夜ではいないらしい) こういうとき……何してればいいんだろうね… (料理もいいが、それは台所が無いと無理、結局は考えにふけることになる) 自分は…… (境目が消えていく感じが、最近少しだけ、感じる……それが少しだけ、怖いけれど…嬉しいような…そんな感じで…) [Mon 19 Feb 2007 00:03:29]
アーク=フォース > (結局、今日は受付の人に会ってから、暫く待って、礼拝堂に来ていて……) まだちゃんとした…手紙…かけてない…… (未だにかけてない手紙の事を考えると微妙に、頭がいたい……) どうなるんだろう……自分 (聖堂に、自分の混血のしだいが、ジャスティスさんに話したことでばれたであろう事、そして、その事に対して聖堂から判断が降りる事……) 神父さんにばれたら……どうなるかね… (一番それが、目前に有るかも知れぬ、聖堂の判断よりも恐ろしく見えていて) ……とりあえず…待つしかないか… (いろいろな意味で、けれど、それまで、自分に変化が無いとも言い切れない、人は常に移ろい、変わっていくものだから…) [Sun 18 Feb 2007 23:53:33]
アーク=フォース > (礼拝堂のど真ん中の道に立っている、黒髪、黒コートの紅い瞳の青年一人) ……前は、此処に来たら、眼の色…黒かったはずだけど… (鏡になるような物に眼を向ければ、紅い瞳が黒くなっていない事が目立つようで……ため息を吐いていて) ……まさかね… (そんな風に、ふと浮かんだ、一番嫌な可能性を考えて、首を横に振っていて……) [Sun 18 Feb 2007 23:44:06]
お知らせ > アーク=フォースさんが来ました。 『礼拝堂に立つ一人の青年』 [Sun 18 Feb 2007 23:39:23]
お知らせ > シスターさんが退室されました。 『そのまま扉の奥に消えて』 [Sat 17 Feb 2007 22:44:06]
シスター > ああ、色々用事で定期的に来ていますし、他のシスターに尋ねていただければ、聖堂内にいれば呼んできてくれますよ。ええ、大丈夫また会えますよ。 (そういって見送って……) さぁて、と。 (アークフォースくんの事について、色々と事務的なものを含めて、処理しなければ、とおくの扉を見て一つ息を吐く) [Sat 17 Feb 2007 22:42:36]
お知らせ > ライヤさんが帰りました。 『(いつか――自分の弟の事など相談してみよう――貴方なら、と。)(娼婦の姿は扉の奥へ)』 [Sat 17 Feb 2007 22:38:22]
ライヤ > その御心が、何れ私にも届く事を信じましょう。(――マグダラのマリアのように。 )――…シスタ―…シスタージャスティス。 ジャスティスブラウニー…(おいしそう。――甘いもの大好きな娼婦は、季節柄チョコレートの甘い香りを思い出した。 小瓶を確りと受け取ると、再び丁寧に包んで胸に抱えた)……あら、じゃあ、普段は此方にシスタージャスティスを尋ねても、いらっしゃらないのですね―…?残念――…です。 でも、そうね――(首を傾げ)シスターに会えるよう神様にお願いしに、きます、ね。(くすり。ころり。笑いながら、もう一度頭を下げて)――それでは御機嫌よう。シスタージャスティス。 [Sat 17 Feb 2007 22:37:11]
シスター > ふふふ、いつか、私たちの教えがあなたの心を打つことを信じていますから。 (未来の信者さんを死なすわけには参りません、と小声のまま不敵に笑って) それじゃあ、ちょっと待ってくださいね? (ぱたぱたとあわただしく、ふたたびドアの向こうに消えて行けば、硝子と、陶器の瓶を胸に抱えて持ってくる) はい、これ。 (気をつけて帰ってくださいね、と小瓶を渡す) え?あぁ、私は、ジャスティス、ジャスティスブラウニーといいます、ちょっと離れたところの教会を管理しています。 (相手が頭を下げれば、お気をつけて、と声をかけて) [Sat 17 Feb 2007 22:26:11]
ライヤ > ―――――………。(シスターの耳打ち。 静かな聖堂内では、その声でも十分聞こえた。娼婦は眼を丸くし)…… 。(思わず、笑ってしまう)……シスター。 それでは、神様にお譲りいただいた「聖なる水」が、そこいらのマジックアイテムのよぅです――(袖を口元にあてがい、コロコロ笑う)……でも、そこまで言われては、正直「是非」とお願いしたくなってしまいます。吸血鬼や悪魔は――怖い、ですから。(弟分の顔が過るも、それは本音。シスターの微笑みに、微笑を返す。――正直に言おう。パプテス教とは己以外の存在を許さず、他者を排除するような宗教だと思っていた。 ――特に、無能司祭カテドラルの噂は、客からこそりこそりと尾鰭背鰭で聞いていたものだから、印象もよくない。だけど――いま目の前にいるシスターの明るさに、その考えや印象が溶けていった。 少女らしくも、淡い笑みで) ……それと。 出来れば、シスター。お名前をお聞きしても宜しいかしら。 ―――私はライヤと申します。(改めて立ち上がり、頭を下げるだろう) [Sat 17 Feb 2007 22:18:16]
シスター > 。 (そっと声のトーンを落としてささやくようにして) それに……簡易聖別とはいえ、聖水ですから、実際吸血鬼などにも効果はありますし……悪魔達による犠牲は望むところではありません、お守りと思って、ね? (創意って微笑んで) [Sat 17 Feb 2007 22:06:48]
シスター > あぁ……そうだったんですか……。 (ふむ、と自分は信徒ではないとの言葉に考え込むように手を当てて) 私たちが信ずる神に敬意を払っていただければ、持つ資格はあると思いますよ?……個人的には [Sat 17 Feb 2007 22:05:06]
ライヤ > ……染めている。(青。 青空を切り抜いたかのような蒼い髪。  そう云うシスターもいるのだなァ・・・と、マンジリ思いながら見送り)――(長椅子で腰掛けていたら、直ぐにシスターは帰ってこられた。見上げて) …お手数をおかけいたします。これで姉も喜んでくれる事だと――え?(自分の顔を指差し)…聖水を持ち歩く。(考えてもいないことだった)………一つお聞きして宜しいですか? 姉はパプテスを信じているのですが、私は――生憎。(違う、と眼を伏せた)…そういった者が持ち歩いても効果があるものなのでしょうか。(神の愛は全てに注がれているとは聞くが、自分にもその愛は注がれているのだろうか――神様を、信じる事を忘れた自分にも。)効果があるのなら、一瓶――…持ち歩くのも。悪くは――ないとは思うのですが、何か申し訳ない気もしますね。(淡い苦笑と共に首を傾げた)―――……。(「よく来るのか?」と言う質問に対して、首を横に。 それは、今述べた言葉でもわかるだろう) [Sat 17 Feb 2007 21:54:52]
シスター > えぇ、確かにそうですね。もしよろしかったら、あなたもいかがですか?こんな立派な小瓶というわけには行きませんが。 (普通の陶器のものでしたら用意できますよ?とすすめて) え?あ、あー、これですか? 実は、染めてるんです。 (内緒ですよ、とでもいうように、人差し指を立てて) お待たせしましたー。もう少ししたら、持ってきてもらえると思いますので。 (此方には良く来られるんですか?なんて、待ち時間の間に尋ねて) [Sat 17 Feb 2007 21:43:51]
ライヤ > (ナイフホルダァ…!それは素敵なシスターさまだと、しみじみ思うことだろう。)ええ。そうですね――…それに、持ち歩かなくとも、枕元にあるだけでも安心して眠れる…とか。 姉も心配性な所がある人ですから――…聖水が…”神に譲っていただいたもの”が傍に在るという安心感が欲しいのでしょう。 (でも、ごめんなさい。実際は何に使うのか――自分にも見当つかないんです、シスタァ―ー…そんな懺悔をひっそりしつつ)この髪の色だけは隠せないものです。ええ、朱鷺乃都からヴェイトスへ――姉を頼って参りました。 そういうシスターは……(青。蒼い髪。 …何人だろう。分かりかねる。青く染色しているのだろうか。 悩み始めたところで踵を返す貴方)…………はい、よろしくお願いします。(シスターが戻るまで、長椅子の上で待っている事だろう) [Sat 17 Feb 2007 21:33:20]
シスター > (ナイフホルダーや、掌に巻いた細めのサラシ等、確かにシスターらしからぬ特徴は目に付くだろう。シスターに扮した泥棒と間違えられたこともある)  なるほど……その信心すばらしいですね。 (うんうん、と相手の言葉に感心したようで) あぁ……これなら、懐に入れておいても、変じゃないですしね。 (けっこういい所の人なんだろうな、と一人考える) そうですね……最近また少し増えてきましたね。ヘンな噂とか、聞いたことがあれば、教えてくれますか? (少し、表情が引き締まる)あの、トキノミヤコの方、ですか? (その服装と肌や髪の色を見て、わたしも、ドンモノ好きですよ、と笑って) と、ちょっと待ってくださいね。  (扉の奥に一度消えれば、少しお待ちください、と戻ってきて) [Sat 17 Feb 2007 21:20:43]
ライヤ > (シスター――なのだろう。 だがイメージと少し違う、元気のよい貴方の声を聞きながら、瓶を差し出し) ―――はい。 お願いします。 ――瓶。 ……。(見下ろす。高そう。 ……客に譲ってもらった工芸品のはず。中身の水は――…妖精の泉の水だとか効いたが。 さて。)  譲っていただいた瓶です―― お酒を入れて飾るのもなんだか勿体無くて。 ならば、神様に譲っていただいたものを入れて、大切にしようかと。 …………(聖水の使用用途を聞かれるとは思わなかった。 首をカクリと傾げ) ……申し訳ありません、姉の使いなもので、聖水を何に使うかまでは。ただ――最近吸血鬼やら悪魔やらと物騒ですから、縋る物が欲しかったのやもしれません [Sat 17 Feb 2007 21:05:37]
シスター > いえいえ、お気になさらず。 ご用件をお伺いしますね。 (広げられた藍色の布の中身を覗き込むようにして、その瓶を見て感心したようにため息をつく) なんだか、高そうな瓶ですね……なるほど、こちらの水を聖別すればいいんですね? それにしても、高そうな瓶ですね……どうされるんですか?これ。 [Sat 17 Feb 2007 20:55:07]
ライヤ > (朱鷺乃都の民族衣装を着込んだ黒髪の少女――風貌と付け加えよう――は、一拍の間を置いて振り返る。)  ………。 夜分遅く申し訳ありません。 (蒼い髪に一瞬目を奪われるも、頭を 下げた) 聖別していただくて、参りました……。(藍色の布を目の前で一片ずつ開いていく。 細かい細工の施された透明なギヤマンの中には水が揺れている)司祭様にお願いできたらと思うのですが―。 [Sat 17 Feb 2007 20:48:28]
シスター > どうかされましたか? (声は、入り口のほうから聞こえるだろう。何処か出先から戻ってきたのか、それとも他の教会の人間なのか、とにかく、青い髪をした修道女が、大またで近づいていく) [Sat 17 Feb 2007 20:39:09]
ライヤ > ――――― 。(返事はあるだろうか。ないなら、もう少し前のほうに出て、司祭室――或いは、近くの扉を叩くだろう) [Sat 17 Feb 2007 20:38:07]
お知らせ > シスターさんが入室されました。 [Sat 17 Feb 2007 20:27:15]
ライヤ > (だけど、用事が用事だけに、踵を返すわけにもいかない。――姉娼婦のお使いだから。 聖水を分けて欲しいらしい。 何に使うかは知らないが、あえて聞かなかった。……「それ」や「あれ」に使うのだとアッケラカンと答えられたら、流石にお使いを引き受けられなかっただろうから。) ………今日は、仕方ないけれど。(明日の為にどうしても必要なの!と、人気者の姉様に頼まれたら無碍にも出来ない。暇だったし良いか。くらいの気持ちで引き受けたのだけど――これがどうして。いざ大聖堂の中に入ると、その静謐さに気後れしてしまう。) ………直ぐ、帰ります   から。 (こっそりと呟いてから、中へと進む。)  ごめんください 。(  ギヤマンの小瓶を包んで長椅子の間を歩く。 誰か居ないか見回しながら。) [Sat 17 Feb 2007 20:24:38]
ライヤ > (大聖堂(見上げる天井は眩暈がする程に高い。 青猫のロビーの天井も高いとは思うが、此処ほどではあるまい。白い小袖に浅黄色の羽織姿の娼婦は、自分の小さな身体が押し潰されてしまう幻影をみて、醒めた瞳を滑らせる。……足元には赤い繊毛の絨毯 。 左右に長椅子。その長椅子――通路側には、今日摘んだのだろう手に捧げる白い薔薇の花が、一本ずつ飾られ、赤い通路の左右を飾る。 …促されるように顔を上げれば、正面にの色ギヤマンで作った神の姿。それを背後に貼り付けの十字架――) …………場違いね。私。( 嗅ぎなれた薔薇の香りが、更にその違和感を強くする) [Sat 17 Feb 2007 20:09:15]
ライヤ > ――――――………。 (大聖堂  朱鷺乃都人の上に、パプテス教を崇めるわけでもない。 かといって気まぐれで此処を訪れるのは、なんだか気が引けて――殆ど足を運んだことのなかった場所。だったと思う。 ) [Sat 17 Feb 2007 19:57:03]
お知らせ > ライヤさんが入室されました。 『(珍しいところに来た――)』 [Sat 17 Feb 2007 19:53:18]
お知らせ > フォスさんが帰りました。 『( 答えなんて最初から期待してない。心配しすぎなんだろうし )』 [Sat 17 Feb 2007 00:04:08]
フォス > 悪い吸血鬼は国外逃亡してこの街は平和になりました、と ( 大欠伸。大きな事件の後にこれといって大きなことがあるわけも無く。それなりに平穏なヴェイトス情勢。心配になれば人は神を頼るのだと考えれば吸血鬼事件の最中と比べて大聖堂を訪れる人間は少ないか ) 平和一番。閑古鳥が鳴りつつも平和だねぇ ( しみじみと呟きながら短くなったタバコを携帯灰皿に捻じ込む。 ) その前の紅の脅威も落ち着いて、それでいて平和で。今度はなにが起こるなんてことを考えてもしょうがないんだけどなぁ ( がりがりと頭を掻きながら、フォスはそのまま身を反らせて後ろを見る。長い赤髪が床に落ちる ) 我らが父よ ( 礼拝堂にある神の象徴、と言えば聖職者は怒るだろうが。その存在に目を向けず、ただ大聖堂と外を隔てる百八十度反転した扉を眺めながら、 ) 人の子に降りかかる次なる試練は? [Fri 16 Feb 2007 23:58:48]
フォス > ―――― ( 最後の参拝客。というか信者というか。お客様が帰ってがらりとした大聖堂の中、大きな欠伸を一つする。右を見て左を見て、誰も居ないことを確認すればフォスはタバコを咥えて簡易術式で火を点ける ) ふー、 ( 大きな深呼吸と一緒に紫煙を吐き出す。こう、礼拝堂で吸うタバコの味が妙な背徳感で心地よい、と言うとなんだかおかしく聞こえるかもしれないが、事実なのだ ) ―――。 ( どかりと長椅子に腰を落として両手を背凭れに広げる。短くなっていくタバコの音を聞きながら、流石に灰を礼拝堂に落としてはいけないと携帯灰皿の縁をタバコで叩く ) [Fri 16 Feb 2007 23:49:33]
フォス > ( 「え、神父様。バレンタイン知らないんですか?」 そんな呆れ顔が視界一杯に広がったが当然のごとく知るわけが無い。というより興味が無かった ) ―――ふぅ〜ん。 ( そんな日あったんだ、程度に呟いた。呆れ顔はすぐさま苦笑に変わり、「その様子じゃあ神父様は全然なんですねー。」なんて言って笑う。ちなみに笑っているのは礼拝に来た参拝客で、若いのに熱心な宗教家で―――名前は知らない男の子。 ) ほら。さっさと帰らないとご両親が心配するぞ ( ほらもう行け、と手を振れば男の子は「それじゃあ同類神父様それじゃあねぇ!」と叫んで出て行く。なにが同類なのだ? と首を傾げたがどうせ『ばれんたいん』という行事関係なのだろう。嗚呼、そういえば聖人の死んだ日が最近あったな、と思ったが結局『ばれんたいん』とは直結はしなかった。 ) [Fri 16 Feb 2007 23:38:42]
お知らせ > フォスさんが来ました。 『―――なにそれ?』 [Fri 16 Feb 2007 23:29:14]
お知らせ > アーク=フォースさんが帰りました。 『結局、家の方の教会には帰れないので、暗黒街の教会に足を運ぶのだろうけど』 [Wed 14 Feb 2007 22:39:47]
アーク=フォース > (とりあえず、これ以上待っても、来そうに無いので、違う受付の人に声をかけて……) 後日……こさせていただいても…よろしいでしょうか? (そして、了承してもらえれば、名前と連絡先のメモを取ってもらうのを確認して) ……では、失礼しました (静かな聖堂の中に足音だけが響いていて) [Wed 14 Feb 2007 22:38:47]
アーク=フォース > (正確には、報告してもらって、それに従う形で、此処に来たのだが……受付の人には詳しく話すあれでもないだろうと思って、深くは言わないでいて、少し質問に受け答えして、また、姿を消した受付の人) ……後日、という手も無くは無いか… (そんなこと考えたが、やっぱり、こういう連絡無しで来るのは、まずかったか…なんて考えながら、そのまま受付前に立っていて…) [Wed 14 Feb 2007 22:34:44]
アーク=フォース > (自分はどうなる? そんなこと、考えているうちに思う……) 最悪の場合…… (それを考えていれば、いざ言われた時のショックは小さくてすむ……そんなこと考えて) やっぱり……前もって、ちゃんと連絡しないと…だめか…な? (そんな事、思いながら、受付の人が戻ってきて、言うには『シスターの紹介で、此方に伺うように言われたんですか?』 などと聞かれて返す) えぇ……そうですけど、やはり、司祭の方ともなると忙しいんでしょうね (そんなこと言いつつ、壁にもたれていた背を離して、受付にもう一度近づいて) [Wed 14 Feb 2007 22:29:02]
アーク=フォース > (今でも十分、逃げている気がする、誰かに頼って、巻き込んで、そんなこと考えながら、廊下の壁に凭れて、受付に向かい合うようにしていて) 逃げてれば、誰も巻き込まなくてもいいのかな… (全ての接触を断つ、けれど、それは生きている限り不可能) 無理だな…絶対…そんなこと (他人と関わらずに生きていくことも不可能、全部棄てたら死ぬのと同じ……) 嘘もつけない自分が憎いな…… (他人に嘘を吐いて生きていくのは辛い、そんなの当たり前で……そんなこと小さく呟きながら……受付の人の戻ってくるのを待っていて)  [Wed 14 Feb 2007 22:10:49]
アーク=フォース > (腕輪はコートのポケットに突っ込んで来た…質問で突っ込まれた時にすぐに出せるように……そして、受付のところまで来れば、立ち止まって、受付の人に声をかけるだろうか) あの…… (受付の人が『はい? どのようなご用件でしょうか?』と聞かれればそれに返すように言うだろう) アーク=フォースと申しますが、シスターのジャスティスさんに、聖堂に来るように言われたんですが、司祭の方にお会いできませんでしょうか…? (言うなり、受付の人は『少々、お待ちください』といって、受付の奥のほうに走っていく、それを見送れば、壁にもたれるようにして、立ったまま俯いて…色々考えをめぐらせているようで)  [Wed 14 Feb 2007 21:57:50]
アーク=フォース > (大聖堂の礼拝堂への、扉を開けて……黒い膝丈までのコートを着込んで、紅い瞳の青年は礼拝堂を進む……) ……まったく…自分は… (逃げればよかったかもしれない、けどそれは、自分そのものからも逃げる事、そんなことしたら、自分の負けだ、そんなこと考えながら、礼拝堂の奥の受付に続く扉をためらいも無く開けていって………) …… (無言、受付に進んでいく……正直、怖いが、神父さんには何も話さずに来た、ただ、『少し泊まりかもしれない』 とだけ、言ってきた、現状がばれたら、缶詰どころではない) [Wed 14 Feb 2007 21:47:12]
お知らせ > アーク=フォースさんが来ました。 『結局、逃げることはしなかった…』 [Wed 14 Feb 2007 21:41:22]
お知らせ > シシィ@バレンタインさんが退室されました。 『( 立ち去った。)』 [Sat 10 Feb 2007 19:34:50]
シシィ@バレンタイン > ( …視界の隅をちかちかと舞うフェアリーダスト。 まさかねと肩を竦めて、今度こそ ) [Sat 10 Feb 2007 19:34:44]
シシィ@バレンタイン > (――ふぅわ と、背に触れるあたたかな感触。) ………? (ふと、頭痛や吐き気が和らいだような錯覚。周囲を胡乱げに見渡すも、此処には自分を害するものしかない筈 だ。) [Sat 10 Feb 2007 19:34:20]
シシィ@バレンタイン > (ハッキリ言って、聖域に居る限り何処に逃れても同じだ。恐らくヴェイトス市で一番穢れと縁遠い(筈の)建築物、「場」自体が聖別されていたところで何ら不思議ではない。聖水ブッ掛けられた所で、この季節風邪が心配なくらいだが流石に疑心の目を向けられるのは キツい。自分一人の頃なら兎も角今は同居人が居るのだ。「邪悪な吸血鬼を匿っていた自警団員」など、いいゴシップの対象だろう。)  う゛――……なっさけ ね ェ。 (妖精を捜すどころではないようだ。自分の間抜けさを呪いながら、のろのろと離れ れば。) [Sat 10 Feb 2007 19:31:03]
シシィ@バレンタイン > ……………も、 もうだめ シシィしんじゃう……。 (大聖堂の扉をガヴァー開けた直後にこれである。つうかこの時期、吸血鬼だの悪魔だのの噂や風聞飛び交う中、こんな紛らわしい真似してたら俺狩られるんじゃね? ――…まあ、敵の本拠地にわざわざ乗り込む阿呆な眷属、そうそう居るまいと信じたい が。) あ゛ー、やっと立てる感じ ……。 ウプス。 (しかしまだ吐き気が。ふらふらしながら、突っ伏していた壁際から離れゆ。) [Sat 10 Feb 2007 19:26:11]
シシィ@バレンタイン > (―――られなかった。)   おぇええええええええ   (orz ←こういう姿勢で大聖堂の中庭に頽れる若造一人。見ようによっては聖堂に向かって、アマウラ式謝罪スタイルDOGEZAを敢行中の礼拝者に見えなくもないかも知れない。クルスもロザリオも下げない普段着丸出しのそれでは、とてもとてもそうは見えないだろう が。) [Sat 10 Feb 2007 19:19:40]
お知らせ > シシィ@バレンタインさんが来ました。 『 まさかまさかの大聖堂編、シシリィタ=リッパァ終に禁断の領域に、脚を踏み入れ ――― …』 [Sat 10 Feb 2007 19:17:59]
お知らせ > セレニアさんが退室されました。 『( マリア様を、ステアを、追おうかとも考える。 けれど、為すべき事を、為すべき場所で )』 [Sat 10 Feb 2007 06:13:07]
セレニア > ( 地方村の再調査に向かったマリア様は、もう戻ったのだろうか。 ―――『ステア』の残したおぞましい血文字も、もはや気に留める者は少ないのかもしれない。 続報が無いことを少しだけ不安に思い… もしも、調査に乗り出した彼女の身に何かあったらと考えるのは落ち着かなかった… ) ………。 ( もう水に浸けられるようになった右手は、機能こそ徐々に回復しつつあるものの、焼け爛れた皮膚が完全に元に戻ることはないと言われている。 …一般的な少女らしい感覚を持たない少女であれば、それを哀しいとは感じなかったが… その傷を負わせた吸血鬼がまだどこかに在るのかもしれないと思うと、表情が僅かに険しくなった… ) [Sat 10 Feb 2007 06:08:58]
セレニア > ( ギルドが看板を出すヴァンパイアハンターが殺人者集団と見られることも、まだ無いが。 自分は看破するなり狩っているが。 …もしもそれなりの財力なり地位を持つ者が訴え出れば、もしかしたら吸血鬼であるからというだけで滅ぼす自分が犯罪者とされるかもしれないのだとは、認識せざるを得なかった…。 そんな事を声高に主張して、その者がどうなるかはまた別の話だし、だからこそ滅多に出て来ないとしても… 煮え切らないものは感じてしまう )   ( 浴室を出て、冷える朝の空気に身を震わせながら、手早く髪と身体を拭いた。 服を着る前にもう少し我慢して …残り少なくなってきた、バラの香油をすりこんでいく… ―――人の吸血鬼化を抑制する効果があると言われているバラ… 贅沢など要らない性質でこれだけが手放せない理由を、考えたことは無かった ) [Sat 10 Feb 2007 06:02:39]
セレニア > ( 吸血鬼は人を変えてその数を増やし、人を喰らう。 吸血鬼を放置すれば、地上の第一種族はいずれ取って代わるだろう。 …パプテスの教理も勿論あるが… 人類存亡の危機という道理は、信仰に関わり無く認識されるものと思っている ) ………。 ( 隣人であった者を滅ぼすなどできないからと、吸血鬼も言語を同じくし人の中で在り続けようとするからと、現実に目を瞑り放置する物の気が知れなかった )   ( いや… 現実には、奴隷制度の下、吸血鬼達の存在は容認されるものなのかもしれない。 …食い扶持を得られず飢えてしまえば人を襲うしかない吸血鬼… けれどそれは、人が物盗りになるのと同じと言われれば、そうかもしれない…。 だが、奴隷は、そう呼ばれるものは実際『何』であり、どこから来ているのか )   ( 共存には、何れ無理が生ずる。 ―――それなのに、ヴェイトス市には法的にも、『害悪とならない吸血鬼』を社会の一員と認めている節があるようで、それは曖昧なものだけれど、確かな拘束力を持っている ) [Sat 10 Feb 2007 05:51:15]
セレニア > ( 巷を騒然とさせた害悪吸血鬼『ステア』だけれど… それがヴェイトス市を離れアングリマーラへ渡ったらしいと知れるや、街にあった異種族を排しようとする気風も次第に薄れ、元に戻りつつあるように見えた… ) ………。 ( それがヴェイトス市の姿勢であると、どこかで納得し、受け入れようとさえ思った事なのに…。 クリスティアでそうしていたような生活に戻れば、そこまで寛容にはなれないと、なるべきではないと断じる自分に戻る…。 …シスタージャスティスに、ブラザーイコトに、サンクトゥス様に… シスターティフィス… ここへ来て話した沢山の人達の事を思えば、複雑な気持ちになるものの… それでも、吸血鬼は根絶やしにしなければならないという考えを否定するなど、不可能だった ) [Sat 10 Feb 2007 05:28:23]
セレニア > ( 女子修道院の浴室で、朝課を前に身を清める修道女達より一足早く、お湯を貰う少女があった ) ―――。 ( 身体を拭って髪を濯いで… 一晩街の裏通りを渡って付いた、埃と『灰』を流す。 …もはや無断で行うのではない、教会公認の『狩り』に出る生活サイクルで、当たり前になったこと… ―――奇妙な薄紅色の髪を絞り、水気を切る。 …そろそろ起き出す者もあるだろうけれど、まだ静かな修道院で、浴室には自分の一挙一動だけが、水音となってよく響いた… ) [Sat 10 Feb 2007 05:16:50]
お知らせ > セレニアさんが入室されました。 『( 埃と灰を落として )』 [Sat 10 Feb 2007 05:07:24]
お知らせ > 野良猫@バレンタインさんが退室されました。 『(これで後は渡すだけ。)』 [Thu 8 Feb 2007 22:10:23]
野良猫@バレンタイン > なぁ、頼みがあんだけど・・・・・・いいか?(そう言って猫はチョコレートを妖精に差し出した。)これにマホー掛けてくれよ。(差し出されたチョコに妖精は止まるとフワフワとまたどこかへ飛んでいく。)・・・・・・・・・・・・。これで、マホー掛かってんだよな?(そう一欠けらの疑惑を持ちながら猫は大聖堂を後にする。) [Thu 8 Feb 2007 22:06:47]
野良猫@バレンタイン > (妖精は猫の頭の上でひらひらと飛んでいる。その様子に猫はまったく気が付いていない。その様子に妖精が業を煮やしたのか猫の目の前を通り過ぎて猫の周りをぐるぐると回る。)ヨー、セイ・・・・・・か?(猫の声に答える様に妖精は猫の前で止まった。) [Thu 8 Feb 2007 21:42:35]
野良猫@バレンタイン > (取敢えずは目に付く怪しい場所を手当たり次第に探していく。妖精が入り込めそうなところは全て探す。それでも妖精の姿は何処にもなかった。)おっかしいなぁ・・・・・・。(言いながら猫は再び辺りを見回す。だが猫は一箇所見落としていた。 そう、自分の頭の上を・・・・・・。) [Thu 8 Feb 2007 21:26:13]
野良猫@バレンタイン > (ギィィ と音を立てて扉が開くそして入ってきたのは一匹の猫だった。)・・・・・・・・・・・・。(この場に場違いな猫は驚いたような目で辺りを見回している。)ここなら、ヨーセイも居そうだな。(一つ頷いて再び辺りを見回す。)何処から探すかな。 [Thu 8 Feb 2007 21:09:13]
お知らせ > 野良猫@バレンタインさんが入室されました。 [Thu 8 Feb 2007 20:52:39]
お知らせ > フォスさんが退室されました。 『( そして、中庭にて上司と鉢合わせ。口元の煙草がぴくりと揺れ、』 [Wed 24 Jan 2007 23:13:09]
お知らせ > フォスさんが入室されました。 [Wed 24 Jan 2007 23:12:32]
お知らせ > フォスさんが帰りました。 『( そして、』 [Wed 24 Jan 2007 23:12:23]
フォス > ( ゆらりと礼拝堂の中で揺れるのはタバコの煙である。ともすれば、あまり存在が許されるものではない。しかしながらまったく吸っていない人間が存在するか? と問われればそには否と応える。だけれども、時と場所を考えるということもどうしても必要になる。例えば工事現場でツイストなどをしてみたらどうだろう。思いっきり浮きまくる。では礼拝堂で神父がタバコをぷかぷか吸っていたら? ―――イメージダウンは株価暴落も真っ青なほどに影響するだろう。 )( そこまで考えて、フォス・シュレティンガーは考える ) 中庭で吸ったほうがいいか ( 問題は時と場所である。誰がなにをした、ではないのだ。えへん )( と、言うわけで。赤毛神父はめんどくさそうに腰を浮かせると、中庭に向かってる歩き出す。 すでに書類のことは頭の片隅から耳に移動して転げ落ちていた ) [Wed 24 Jan 2007 23:08:40]
フォス > ( そうだそうだ。書類である。赤毛神父は眉間の皺を解しながら歩き出す。礼拝堂に誰もいないことを再確認してから「やっとこれで書類を取りにいける」とボヤく。だが――― ) あー、めんどくせぇ ( 書類を取りに行くのもなんだかかったるい。少しだけ休憩してから行くことにする。急ぐ必要も無いだろうってあんな書類。サボってやる ) ――― ( 懐からタバコの箱を取り出す。底をとんとん、と叩いて頭を出したタバコを口に咥える ) ――― ( しゅぼっ、とマッチに火がついたような音がしたかと思うとタバコに火が勝手につく。簡易術式展開、と言えば話は早いのかもしれない。術を使う力の無駄遣いを咎めるべきか、マッチの消費を考えるべきか。それは人それぞれと言うものである ) [Wed 24 Jan 2007 22:51:17]
フォス > ですが、吸血鬼に対しての抑止力の一つとしてVHGが存在し、我々も存在するのです ( 「じゃあ、吸血鬼がまた暴れたら助けてくれるのかい? 神父さん」 ) もちろんです。私たちは全力をかけて悪魔退治などをしますよ ( にっこり営業スマイルで老体の背を押してやる。ほら寒いですから身体を壊さないように。気をつけてくださいね、と後付してからその姿を見送る ) ――――― ( ぱたん、と扉が閉まる音。それと同時に赤髪神父は身体の全身から力を抜いた ) ――――疲れる ( こんなことはガラではない。シスターに助けを求めたかったがそれもなんだか癪なのでできなかった。そもそもの原因は書類を取りに礼拝堂を突っ切ろうとしたのが間違いだった。そこには心配一色に染まった老婆がおり、なんでも心配しすぎて眠れなかったとか。 ――――いいから俺を寝かせて、と思う。ちなみに営業スマイルも疲れる。こちとらいつもニコニコと笑ってる聖女様ではないのだ。あんな風に自然に笑えるか、けっ、 )( なんかグレた ) [Wed 24 Jan 2007 22:44:54]
お知らせ > フォスさんが来ました。 『おばあちゃん、確かに心配なのはわかります』 [Wed 24 Jan 2007 22:39:10]
お知らせ > エリスティア@バレンタインさんが帰りました。 『( そうして、チョコ作りは終わった。 )』 [Tue 23 Jan 2007 22:30:36]
エリスティア@バレンタイン > ( やがて、以前のようにほのかに箱を持つ手が暖かくなるような感じがした。 声はそらみみすら聞こえなかったけれど…… これで良いのだろうという気はした。 結局『人形』の私にはその姿は見えないのだろう。けれど、それでも良い―― チョコがちゃんと完成できているならそれでいいのだから。 ゆっくりと立ち上がると、早々にこの場を去る。 ――存在の認められていない自分には眩しすぎる場所だから。 ) [Tue 23 Jan 2007 22:30:17]
エリスティア@バレンタイン > ( 誰も居ない物悲しい空間。けれど『人形』だからいくらでも待てた。 流石に大聖堂の内部に入るわけには行かず、この礼拝する場所でずっと待つ。 変化があるまで待ち続ける―― ) [Tue 23 Jan 2007 22:26:56]
エリスティア@バレンタイン > ( 祭壇のあるその部屋を妙にフワフワとした動きでゆっくりとまわっていたものの、やがて長椅子のひとつにちょこんと座った。 ) ここが……最終地点? ( パプテス教徒であれば知っている場所。ましてやエクソシストなら尚更。しかし、自分はココには所属していない。 ――自分は『人』ではないから。神の奇跡以外の力で動く『人形』がパプテス教徒……などとは認められないのだと世話になっている神父様が言っていた。 ) 人と私とでは…それほど違う、の……? ( ぽそりとつぶやくその声は、大聖堂の静かな空間にすら掻き消されてしまった。 ――手に持った箱を小さく握り締める。神の聖域であるこの場所に、妖精など存在するのだろうか。 ) [Tue 23 Jan 2007 22:17:37]
エリスティア@バレンタイン > ( 夜も深まり始めている中、大聖堂の扉がゆっくりと開く。 そこから顔を出したのは一人の修道服に身を包む一人の女性。 辺りの光源に身体が照らされていく中、唯一目に光は映らず、深いエメラルド色の瞳を何かを探すように辺りに向ける。 ) [Tue 23 Jan 2007 22:10:31]
お知らせ > エリスティア@バレンタインさんが来ました。 『 最後にたどり着いたのは…… 』 [Tue 23 Jan 2007 22:07:56]
お知らせ > アーク=フォースさんが帰りました。 『聖水買って帰れば……夜は深まっていて』 [Mon 22 Jan 2007 22:31:36]
アーク=フォース > (いっそ、退魔師の願書でもあるのなら、貰ってしまおうかとも考えたが……何かまずい気がする…神父さんにばれたら) やっぱり……説得するしかないか… (それ以前に、自分の出生なんて、全部話したらどうなる? なんて疑問も浮かんだ……) まぁ、そういう事はあまり考えない方が良いか…悪い方にばかり考えたら…本当にそうなるから… (そんなこと考えていれば、受付の方から声が聞こえてきて……受付に向かう) [Mon 22 Jan 2007 22:30:59]
アーク=フォース > (色々思い返しながら、受付の少し離れたところに立っていて) 色々あったけど……やっぱり目標は大切な人を守れる様な仕事がいいよね…… (そんな事、ボソリと呟いて、もう少し、受付から距離を取ろうと後ろに一歩下がっていて) 神父さんが許さなくても……それは変わらないし…ね (そんな独り言、静かな事務前廊下に響いたかもしれない……) [Mon 22 Jan 2007 22:19:50]
アーク=フォース > (そして、事務受付の方まで来れば、色々思い出しつつも、誰か呼ぼうと受付の方に声でもかけようか) あの……何方かいらっしゃいますかぁ? (シンと静まり返っている受付……そういえば……司祭のサンクさんと話したときも事務室は人が少なかったような気がする…) 待ってみる……かぁ (物思いにふけるのもいいかと思い……少し受付の方から離れて待ってみようか…) [Mon 22 Jan 2007 22:08:43]
アーク=フォース > (礼拝堂奥の事務のほうに行かなければならない訳だが……やっぱり行くのは気が引ける…) 気まず…… (礼拝堂から、事務へと続く扉の数歩前で立ち止まり、肩がっくり落としながらそんな事呟いて) でも、聖水貰ってこないとな…… (苦々しげな顔しながら、事務へと続く扉を開けて進んでいく……) [Mon 22 Jan 2007 22:00:06]
アーク=フォース > (手には紙切れ一枚……両の手首に腕輪はつけておらず、左手首に代わりに布巻いていて) まだだるいのに……何もこんな時に頼むこと無いのに… (しかも、晩飯が終わってから突然に言われ、慌てて出かけたわけで……ため息漏らしていて) まぁ……帰りにあんまん買えばいいか…… (そんなことぼやきつつ、礼拝堂を進む……窓からの月明かりがとても神秘的に見える) でも……なんで神父さん……こんな時に頼んだんだろう? (いつもなら、自分で取りに行くはずの聖水を自分に取りに行かせるのに疑問を覚えながら、色々考えて歩いていて) [Mon 22 Jan 2007 21:51:38]
お知らせ > アーク=フォースさんが来ました。 『外から扉をゆっくりと開けて、礼拝堂に入っていく膝丈までの黒コートの青年一人』 [Mon 22 Jan 2007 21:42:51]
お知らせ > シャリネ@バレンタインさんが退室されました。 『( 渡したい人に、喜んでもらえますように。 ……そんな、願いと祈りをこめて。 )』 [Sun 21 Jan 2007 03:08:37]
お知らせ > シャリネ@バレンタインさんが入室されました。 『( 祈る言葉は……静かに心の中で )』 [Sun 21 Jan 2007 03:07:56]
お知らせ > シャリネ@バレンタインさんが退室されました。 『(』 [Sun 21 Jan 2007 03:07:19]
シャリネ@バレンタイン > ( 静かになった大聖堂。ここに導かれたことにも意味があったのかな、と考えて。少女は扉の向こうに消え行く女性にぽつり柔らかな笑み深めて ) ありがとう ( と言った。 ) …………おいしいチョコレート、作れたらいいな…… ( 礼を言う人に、「おいしい」と気分よくさせられたら、どんなにいいだろう。渡したいと思った人に、ありがとうといいたい人に。少しでも、喜んでもらえたら……なんて考えれば、視線落とすバスケットの中に入る板チョコに、穏やかに暖かい双眸はふわり、顔を綻ばせて微笑みを。そして、少女はステンドグラスをもう一度、其方に足を向けて、見上げれば……両手を組んで穏やかに瞳を閉じ、頭を垂れる ) [Sun 21 Jan 2007 03:07:03]
シャリネ@バレンタイン > いや、そういわれるのは嬉しいです、でも断じて美人じゃないです私……!だって215歳ですし……! ( とかわけのわからない言い訳を必死に言い返す、変なところで頑固で冗談の通じない。真っ赤な顔して捲し立てた。因みに慌てふためいた様子で ) え……? ( ペースを崩されまくりだ。勝手に納得し、面白い女性と結論付けられれば少女は間の抜けた声で「へ?」ときょとん、とした表情。「わかるな?」 ――肩を叩かれ、少女は目を見開く。その言葉に、はっと、我に返ったように。 ) …………。 ( 少女は暫し振り向けず。素直な気持ちを、大事に……少女は、そんなことを思って、胸に手を当てた。揺らぐ瞳は真っ直ぐに、貴女が去ることに気付けば後ろを振り返って ) ……今度、差し入れでも持って遊びに行きます。……おやすみなさい。 ( 肩越しに振られる手に、少女はゆるゆる手を小さく振って。ふわり、微笑んだ。……そして )  [Sun 21 Jan 2007 03:02:00]
お知らせ > シャルテさんが帰りました。 『(ドアを開け――そして出て行った。)』 [Sun 21 Jan 2007 02:51:40]
シャルテ > 隠すな隠すな、照れているということは、自覚があるということだ。 ( やはり、からかうように楽しげに笑って。 ) ――おや? なんだ――ちゃんとわかっているじゃないか。なら、気付いていないだけか。面白い女性だ。 ( 肩をすくめて、それからシャリネに近づいていく。 ) たくさんの人たちに支えられている――そう、誰もがそうだ。だったら、貴女を支えてくれた人に”ありがとう”を言いに行くのをためらうのは、失礼というものだ。私の言いたいこと――わかるな? ( すれ違いざま、ぽん、とシャリネの肩にてを置いて、がんばれ、とエールを送る。 ) 何かあれば、また自警団に来るといい。濃いメンツばかりそろっているが、あれはあれでいい連中だよ。――時間が出来たら、貴女のうたを聞きにいくとしよう。お休み、シャリネ。 ( 肩越しに手を振って、シャルテは大聖堂の入り口へと。 ) [Sun 21 Jan 2007 02:51:24]
シャリネ@バレンタイン > ( 「あんな事件」胸が痛くなる言葉だ。けども、謝られればふるふると首を振った ) そんなことないです。そろそろ、立ち直らなければならないと思いますし。もう大丈b――― ( 思わず遮ってしまいそうなところ、黙った。続けられる言葉に少女は目を見開いた。けども「美人」には頬赤らめ、ふるふる、と首振って、からかうような相手に、少女は ) う、嬉しいけど、美人じゃ……――― ( と、慌てる仕草と共にわたわたと否定しかけ。あとは、手をふるふる振る。けれど、その手も口も、止まって数秒固まった。確かに、自分が出来ないことをできる人は凄く見える。納得は出来る。驚いたのはその後だった。「……え?」と。思わず不思議そうにきょとん、と。そして、はにかむように淡い微笑み一つ浮かべて小さく緩く首を振った )  …私は……沢山の人たちに支えられて、生きています。だから……凄いわけじゃなくて、聴いてくれる人がいてくれたからこそ、歌を謡えているんだと思います。 ( そう、柔らかな双眸は微笑みに深められ、温かさを感じ直すように。そして貴女を見つめ ) ……でも……嬉しいです。ありがとう。 ( 心から嬉しそうに、柔らかくふわりふわり、と微笑みは深まって一つ礼を。 ) [Sun 21 Jan 2007 02:41:33]
シャルテ > ( シャリネの顔を見つめながら、静かに時の流れを感じる。静寂と、言葉と言葉の間――その中に、少女の心境を汲み取ろうとして。 ) まぁ、あんな事件があった後だ――深く考えるなというほうが無理か。すまない。ただ、な――自警団の連中が、今の貴女の顔をみたら、きっといい思いはしないだろう。私たちも仕事でしたこととはいえ、事件を解決してそれではいさようなら、というわけではないからな。――それに、ありがとうといわれて嫌な顔をするやつなどいまい。それもこんな美人から言われるお礼なら、なおさらな。 ( 最後のほうはからかうように、肩を揺らして笑う。 ) 人はな、自分が出来ないことを相手が出来ると、それをすごいと思うものだ。だが、私に言わせれば、あんな事件があったあとも、人々に変わらぬ笑顔と安らぎをうたに込めて届けている――貴女がすごいと感じるよ。 [Sun 21 Jan 2007 02:20:53]
シャリネ@バレンタイン > ……はい。 ( 小さく笑われれば、申し訳なさそうに困ったように淡い微笑浮かべて俯き加減。次なる言葉には顔上げて、その先を聞こうとあなたを見詰め ) …………ありがとうの気持ち…… ( お世話になったし、ありがとうとお礼も言いたい。けれど、会うきっかけ……が、ない。仕事忙しいだろうし、呼び出すにも気が引けて。……どう渡そうか、というところで挫けそうになってしまうけれど。呟かれる言葉は空気に溶けて。バニラの香りと共に緩やかに。時々、会いたいと思うけれど……恋愛とかはわからない。というよりは、前回のこともあって、随分臆病になったのかもしれない。複雑な内心はあまり語らぬものの、迷うように揺れる瞳は、そっと考え込むように。恋人や、恋愛、そういうのを差し置いて、感謝や様々な気持ちを渡したい、と思うのだけれど、迷惑なのではないか、とか、嫌われやしないか、とか……きっと単に、勇気が出ないだけ……??少女は、不安の色を隠せずに、小さく唸った。そっか、うん。と貴女の言葉に何処か納得するように。けれど……相手の言葉に我に返るように )………難しそうですもん。頭が良かったり、技術がないと……… ( 出来ない仕事なのだろう、と少女は思う。小さく呟いて、凄い人なんだなぁ。と言う目で少女は貴女を見上げて。思わず ) 凄い… ( と、吐息混じりに呟いた ) [Sun 21 Jan 2007 02:10:47]
シャルテ > こんなことを言って置いてなんだが――あまりそんな顔をしてくれるな。せっかくの笑顔が台無しだ。それに―― ( ふっと小さく笑って、言葉を紡ぐ。 ) 掲示板の依頼でやっていることなんだ。そんなに深く考えなくてもいいんじゃないか? 渡すほど好きな相手が浮かばないのなら――そうだな、世話になった誰かでもいい。要するに、ありがとうという気持ちを込めることが大事なんじゃないか? ( それから、驚く相手に、またくっくっと喉を鳴らして笑う。 ) 他にやりたがるやつがいないんだ、仕方ないさ。あまり人に自慢できる仕事でもないしな。だが、死者の身元を割り出したり、事件解決につながる手がかりを探す――自警団には必要な仕事だよ。 [Sun 21 Jan 2007 01:57:09]
シャリネ@バレンタイン > ――――。 ( 固まった。何も返答できずに。 ) ………ええ……。 ( 思わず、表情が険しいものとなる。。心配する表情を読み取れば、少女は何処か戸惑う様子だけども、否定しなかった。肯定の一言。渡してみたい者はいるのだけれど……いないわけではないのだけれど……渡すのが恐いなんて。渡したいほど好き、とかそういうのではなく……ちょっと、気になる相手だからなのだけれど。なんて思いながら ) ……ありがとうございます。 ( 実に大変な年だったことを言われれば、思わず礼を。しみじみと、微笑むというよりはその笑みを矢張り苦笑いで。 ) ………シャルテさん。 ( 名前を復唱して、少し微笑をふわり浮かべるけれど ) 死体……?!た、大変なんですね…… ( 思わず目を見開いて驚いたように、口元に手を添えて。 ) ………自警団のお仕事も、色々あるんですね…… ( 少女は瞬き数回、長い睫毛を開閉させながら、目を丸くして、知らなかった領域を知り、感心を ) [Sun 21 Jan 2007 01:51:20]
シャルテ > ――それで、貴女は誰にチョコを渡すか、もう決めているのか? ( あえてそこを聞いてみたかった。 ) 失礼な言い方になってしまうが、私には貴女が、渡す相手も定めないまま、チョコレートを作ろうとしているように見えるんだよ。 ( 少し心配する表情をにじませて、そう告げた。 ) そうか――去年は、なんというか災難――いや、ひとつの転機と見るべきか。なんにせよ、お疲れ様だ。私はずっと地下に篭って仕事をしていたから、事件のことは直接は知らないが――大変だったのは分かる。名乗りが遅れてしまったな。私はシャッテンマイア。長ったらしいならシャルテとよんでくれてかまわない。自警団では、変死体や死因不明な死体を調査するのが私の仕事だ。 ( そうして、自己紹介を終えると、くっくっと肩を揺らして首を横に振った。 ) 普段から地下に篭って、死体とにらめっこしてるんだ。そういう色恋沙汰とは遠い世界にいるな、私は。 [Sun 21 Jan 2007 01:42:42]
シャリネ@バレンタイン > ( 訂正:シャルテさん→貴女 申し訳ないです orz ) [Sun 21 Jan 2007 01:35:33]
シャリネ@バレンタイン > ( 色々あったといえばあったけれども、それも人生の一つ。まだ時間が経っていないだけで様々な思いもあるけれど、昔のことはもう引きずってはいないから、少女はふるふると首を振って微笑んだまま。女は強いとよく言われるけれど、そのとおりである。 ) ……ええ、気持ちのこもらない贈り物なんて、私もするべきじゃないなって思うんです。だから……渡す人には、お礼をこめて作ろうかなって。 ( 渡す人さえ決めていないけれど、自分が一番渡したい人に渡そうと思うからこそ。少女は同意するように頷いてから、少しはにかむように微笑った。 ) ……ええ。 ( じーっと見られれば、少女はふわふわと微笑むまま。こく、と頷いて。頭の先から爪先まで上下する視線に、少し照れくさそうに肩竦めて、小さく首を斜めへ傾けて見詰めるまま ) ……そうです。歌い手のシャリネです。ばっさり切ったのに、もう伸びてきちゃったんですけどね。 ( などと言って明るい様子でくす、っと笑った。 ) 嬉しいです。覚えていてくださるのは……。 ( わからなかった、と言った様子の相手に嬉しそうに小さくはしゃぐように高らかな声色を。 ) ……シャルテさんは、チョコレート贈ったりはしないんですか? ( なんて、逆にきょとん、と聞き返して。自警団に社内恋愛とかないのかな?なんて密かに小さく思いつつ、ふわふわ微笑んだまま、普通の如く突っ込んだ ) [Sun 21 Jan 2007 01:32:54]
シャルテ > ( 急に陰るその笑顔。その瞳。眉をひそめて、今一度少女を見つめる。 ) ――わけありのようだな。軽率な言葉だったか、許して欲しい。 ( 少女にわびた後で、難しい顔はそのままに、口を開く。 ) しかし、だ――せっかく妖精の魔法がかかった素敵なチョコがあるのに、それを持つ貴女の心がそこに篭らないのは、何とも勿体無いな。 ( 本来、バレンタインに渡すチョコは、それを作った者の思いをのせて、相手に届ける。いわば、その気持ちこそが魔法の一種なのだ。そうシャリネに説明して。 ) 自警団で、せわ――に? ( 引っかかる発言に、じーっとつま先から頭のてっぺんまで、少女の姿を観察して。 ) 銀色の髪、それに背格好――貴女は、もしやシャリネさんか? 報告書に目を通したとき、貴女の記述を読んだ。そうか、髪を切ったんだな。どうりで――分からないわけだ。 [Sun 21 Jan 2007 01:24:20]
シャリネ@バレンタイン > ( 笑みがステキな大人の女性。でも、生えているのは愛らしい尻尾と耳。思わず、不釣合いだけれども、可愛らしいと微笑み深め柔らかな双眸が淡く。素敵じゃないか、と言われれば嬉しそうに同意するかのよう、笑み深める、けども……「想い人が?」尋ねられれば、少女は瞳曇る。ゆらゆらと暗闇の中、闇の色に反射しない空色は、そっと俯き加減。ふっと、微笑んで ) ……どうでしょう。別れた後、その人を引きずってはいないものの、仕事にばかり集中していたから……。 ( 少し、感傷的にも聞こえるだろう声色を穏やかに。 ……渡す人、渡せる人、渡せぬ人、様々だ。渡したいと想った人が現れたとしても、迷惑になってしまったら嫌だ。いっそのこと、自分で食べてしまおうか。なんて、思っているほどで。だが、その後の彼女の言葉に少女は目を見開いて貴女を見上げた ) ……自警団の方ですか? ( なんだかんだ言いつつ、自警団には世話になりっぱなしのこの少女。隊長さんと副隊長さんは特にだけれど、優しいお兄さんなパンを分けてくれたイエロティアさん、黒人さん、などなど……思い浮かべながら、少女はきょとん、と驚いたように瞬き数回。そして、ふわ、っと微笑み深めて嬉しそうに ) 自警団では、よく…助けて頂いたり、何かと……お世話になりました。 [Sun 21 Jan 2007 01:14:44]
シャルテ > ( 凛とした大人の面持ちに、可愛らしいリス耳と尻尾が限りなく不釣合い。女は驚く少女を見つめ、ふっと笑みを漏らす。 ) ほぅ? チョコに、魔法を――そういえば、そんな依頼を街で見た気がするな。素敵じゃないか。バレンタインは、女性が愛する人に心を込めたチョコを送る。貴女にも、想い人が? ( 目を細めて、そっとたずねてみる。 ) あぁ、この通り医者でね。今は自警団の専属だが、昔は軍医もやっていた。人の死と近い位置に立つ仕事をしている身だから、こうして月に何度かここを訪れ、祈るのさ。 [Sun 21 Jan 2007 01:04:49]
シャリネ@バレンタイン > ( 静寂が揺れる。気配……。最近、あの墓守りの少女に言われたような、感覚が冴えた気がする。10だから?なんていうのはさておいて。 ) ―――……? ( 気配と共に、静寂が声に割れ、大聖堂に響く。視線向ければ笑う白衣姿の眼鏡女性。 ) あ…… ( と声漏らして、人がいたことに驚いたように、目を見開いて。立ち上がるあなたを振り返るまま、柔らかくはにかむように微笑んだ。空色の双眸は、其方を見ては、微笑みながらも一瞬視線落として ) ………叙情的…ですか? ( ちょっと、照れた風。そんなことないですよ、と言いたげに、肩を小さく竦めて ) …チョコレートに魔法をかけてくれる妖精さんを、探しているんです。 ( 穏やかながらも本気の如く。柔らかな口調と微笑は深まるけれど、唇から紡がれるは、夜には相応しいけれど、何の包みもない事実だったりする。 ) ……貴女は、こんな遅い時間に、お祈りですか? ( 真っ暗な大聖堂の中、不思議そうに首を小さく傾げ……尋ねる言葉は世間話のようでもあるけれど、少女がふと思ったこと。数歩、歩み寄るよう、足を一、二歩ほど……進めて ) [Sun 21 Jan 2007 00:54:47]
シャルテ > ( 静寂に包まれた神聖なる空間。訪れる者たちが神への祈りをささげるその場所に、白衣を着た眼鏡の女の姿があった。両の膝を折り、頭を垂れて両手を組んでいる。――その閉じられた目が、ゆっくりと開いた。 ) ここに一人、先客がいるよ。――あいにく、妖精などと洒落たものじゃないがな。 ( 小さく笑うと、立ち上がって、声の主へと体を向けた。 ) こんばんは、こんな綺麗な月夜に、聖堂まで妖精探しとはなかなか、叙情的なお嬢さんだ。 [Sun 21 Jan 2007 00:44:55]
お知らせ > シャルテさんが来ました。 『(妖精の代わりに、尖ったリス耳が反応した。)』 [Sun 21 Jan 2007 00:39:22]
シャリネ@バレンタイン > ( どうにも今回、大聖堂と縁があるらしい。……なぜ。少女は不思議に思いつつ、最後の場所へとたどり着く。でも、二度目だ。またあの妖精さんに出会えばいいのかな……などと考えつつ、真っ暗な中の大聖堂はちょっと怖いものがある。白い外套の胸袖を、きゅっと掴んだ。夜の月に照らされるステンドグラスは美しくて、矢張り目を奪われるように、少女はその一点を見詰め。ゆっくりと足音を……カツン、カツン、と小さなもの。足を止めれば、シン――――………と、空気はバニラの香を放って。立ち止まった。音は、柔らかい澄んだ空気に、静かに発される ) ……妖精さん。 ( 小さく、高い声音が透き通るように細く……―――消えた。いますか?と聞かずに呟くだけ。最後の場所。耳を澄ませて、少女はそのステンドグラスの目の前に、ただ……佇んだ。 ) [Sun 21 Jan 2007 00:38:18]
お知らせ > シャリネ@バレンタインさんが入室されました。 『 夜中の大聖堂。両手で片方の扉をキィー……と、開いた。 』 [Sun 21 Jan 2007 00:31:48]
お知らせ > ファーファ@バレンタインさんが帰りました。 『 かげはおそれおののいている。 』 [Thu 18 Jan 2007 23:20:25]
ファーファ@バレンタイン > ( 「 かげはおびえている。 」 何のハナシですか、判定していたら異界送り…もとい、売窟送りになってました。一応薔薇少年は酒類で昏倒はしないでしょうから、パパンを倣って「…しゅこー……ぱー…。」することもないでしょうけれど、とか。 )    ...  ファーファ。カミサマにお祈り、終わったょ 。 ( 次、何処行くの? )( 仔猫に訊いたファーファ。それを受けた仔猫は歩き出します、それを追い掛けるファーファ。次に向かうは――?  【 判定 】 ) [Thu 18 Jan 2007 23:19:27]
ファーファ@バレンタイン > ( 「 みィ―― 。 」 )( じゃじゃ丸と連呼するファーファの呼び掛け。何度目かに漸く仔猫が応えます、如何やら早々に温かい場所を捜し彷徨っていたようです。 )   じゃじゃ丸! どっか行ったらヤだょ ...  ? ( ひょイと仔猫を抱え上げ、 )   ...  ファーファ。 よーせいさんに、逢えますように。じゃじゃ丸もお祈り、して欲しいょ ... 。 ファーファ、良いコト知ってる。 『 求めるモノは与えられる。 』てね、カミサマ 云ってたんだょ 。 ( 云って。ファーファはお祈りしました、 『 よーせいさんに逢えますように。 』 ) [Thu 18 Jan 2007 23:07:06]
ファーファ@バレンタイン > ( キィ―― … ぱたむ。 聖堂の扉開閉した後、ファーファはきょとン。小首傾げます。 )      ふぇ〜… ―― 。 ( 如何やら聖堂という場所に圧倒されてしまったようです、 )    じゃじゃ丸。ほんとに良いの? ...   ファーファ。此処、 来て良かったの? じゃじゃm ----- … ( 見遣った足元。其処に仔猫はナッシング!ファーファ、早々に泣きそうです。 ) [Thu 18 Jan 2007 22:58:48]
お知らせ > ファーファ@バレンタインさんが入室されました。 [Thu 18 Jan 2007 22:55:06]
お知らせ > シャリネ@バレンタインさんが退室されました。 『えぇっ…?! (思わず動揺のあまり声あげて目丸く。聖職者さんに視線向けられて気まずい空気)』 [Thu 18 Jan 2007 19:08:16]
シャリネ@バレンタイン > ( 眩い光を放ってあっという間に魔法はかけられ、あっという間にその姿は消えて言った、と同時に……喉が楽になった感覚を味わう。思わずほぉっと息を吐いた。一瞬の出来事に、思わず膝元に置かれたままのチョコレートに目を丸く、矢張り瞬き数回、緩く柔らかい瞳が開閉される。聞こえた言葉は……【判定】 ) [Thu 18 Jan 2007 19:06:34]
シャリネ@バレンタイン > ――――……?! ( 目の前に見えるのは、妖精……だろうか。美しい金髪に、微笑む姿は女神のように柔らかで神聖たるものを感じさせる、そんな、小さな白い羽衣を纏う麗しい妖精を見た。幻かも知れず、驚きに声上げようとしたけども、なぜか声は出なかった。妖精の魔法か? ) ………。 ( あなたは、と尋ねようとするにも声が出ず。「チョコレートに魔法をかけます」と柔和に微笑む姿が。その姿は何処か、威厳をも感じさせるけども。少女はきょとん、と瞳丸くしながら瞬き数回しつつ、呆気にとられながらも慌てて我に返っていたチョコを静かに取り出し、妖精へ。 ) [Thu 18 Jan 2007 19:01:03]
シャリネ@バレンタイン > ( 目を閉じてみる。妖精さんに会えますように……―――とか、祈ってみる。すると、何か目を瞑った先に光が見えた気がして、俯いたまま少女は思わず目をぱっと開いた。 ) [Thu 18 Jan 2007 18:55:16]
お知らせ > シャリネ@バレンタインさんが来ました。 『……くしゅっ。 ( 風邪でも引いたか、くしゃみが小さく零れた。 )』 [Thu 18 Jan 2007 18:52:16]
シャリネ@バレンタイン > ( あまり深い会話をせずに、すぐ静寂が流れた。其れを自然に受け入れる儘、少女は辺りを静かに見回して、そっと礼拝の席に、聖職者の仕事の邪魔にならぬように、腰をかけて。 ) ――――……。 ( どうしようか。と、ふと、バスケットを見遣った。視線落とせば其処にはショールに覆われたバスケット。……中には勿論、板チョコも入っている。が ) ( ――-……義理でも、OK? ) ( なんて。今年のバレンタインは、歌い手としても皆に配ろうと思っていた。だから……普段、感謝の気持ちを表したい人に、何て、どうだろうか。―――最近別れた恋人になんて、もう渡せない。好きだったけれど、彼といてもきっと、自分は幸せになれないだろうし、彼は唯、甘えたいだけなのだろうと思うから。――……私のことを愛してくれるならば、もっと色んな形もあった。と、思うけれど、それは胸の内に秘めるまま。少女は前に進むこと、時間が経過することの意味を知っているからこそ、今……漸く歩き始めていると思う。 ) [Thu 18 Jan 2007 18:48:47]
シャリネ@バレンタイン > ( 少女は、バスケットを両手で正面にぶら下げるように持った。自分の鳴らす小さな靴音を何処か味わう様に、カツン、カツン……と、ゆっくり足を踏みしめる。神聖な空気の中を唯、味わい、大切にするように。 ) ――……。 ( そして、視線下ろす先には、気配と共に聖職者の姿が。目が合えば靴音が自然にとまった。柔らかな微笑深めて、軽い会釈を小さく丁寧に。「どうされたか」と問われれば、少女は ) ……妖精さんを探しに、今日は足を運びました。けど…… ( いないようだ。辺りを見回しながら、困ったように回答を。口調はどこまでも柔らかいもので。「聖霊でしょうか?」と問われれば、曖昧に困ったように苦笑した。バプテス教徒ではないのでどうにも、詳しいことは難しいが、昔愛した人は、騎士だった為バプテス教徒だった。知らないわけではなく知識もそれなりに有るものの、バプテス教徒ではない為に話逸らすように、聖職者に視線を。 ) ……お仕事中に、ごめんなさい。 ( と、柔らかにだが申し訳なさそうに詫びた。聖職者も、自分のことは歌い手として知っているのかもしれない。 ) [Thu 18 Jan 2007 18:34:34]
シャリネ@バレンタイン > ( 両手で大きな扉を押し開けてそっと、中に入れば其処は神聖なる空気。少女は淡い桃色のワンピースドレスに冬用の白いロングコートを羽織って、片手には桃色のショールのかかるバスケットをかけた姿で思わず、視線の先に輝いたステンドグラスに目を奪われ、空色の双眸は輝いた。思わず微笑み零れ、清らかな気分になる。此処に来ると、いつも神聖な空気に息を呑み、そして、とても不思議な気持ちになった。今も其れは変わらぬ様子で ) [Thu 18 Jan 2007 18:22:37]
お知らせ > シャリネ@バレンタインさんが来ました。 『 ――静寂を掻き割るように、静かに開かれた扉の音。 』 [Thu 18 Jan 2007 18:15:53]
お知らせ > フォスさんが退室されました。 『( やはり、力がほしいのだと、感じた )』 [Sun 7 Jan 2007 19:44:22]
フォス > ( ごそり、と懐からタバコのケースを取り出すがいくら振っても中身が出てこない。くしゃり、とつぶしてポケットにねじ込んでしまう ) ・・・・・・・・・・ ( 多くのエクソシストが活躍し、街の治安が守られていくのはいい。己はあまり手を出すべきではない。などと傍観していられるほど実力が、彼には無い ) ――――― ( ぐっ、と右手を突き出して、甲を眺めた。その手の平の先には吊るされた十字架 ) ・・・・・・・・・・・我が父よ ( 呼びかけに応える方ではないことは、百も承知。彼はそっと伸ばした手の平を握り締め ) [Sun 7 Jan 2007 19:44:09]
フォス > ――――いや、休暇は・・・・・簡便 ( それこそ行けなかった理由があるというのに、問答無用でそれはないだろう、と。言っても無駄かもしれないが ) ・・・・・・ ( 仕事ができなければ当然として、任される仕事は少なくなっていく。ともすれば、一介の神父でしかない彼にはあまりにもって、当たり前すぎる仕事 ) ―――わかり、ました ( 下された判断はエクソシストとしての活動をする前にやる気と技術を磨け、的な話。半分以上聞き流していたが。 ) ―――暇出された、と取っていいものだろうか ( 礼拝堂を出て行く上司の背を見送りながら、彼は小さく呟けば長椅子に投げ出すように腰を落とした ) [Sun 7 Jan 2007 19:32:19]
フォス > ―――ステア、と言いましたよね ( 当主殺害。その他牧場放火・・・・かは知らないが。スラムや暗黒街にて数々の事件を巻き起こした張本人 ) ・・・アングリに? ( 変な略し方をした神父に対して、上司は一言。「君はデスクワークが似合いそうだね」と笑顔で言う ) ――――確かに、私は最初は寝ていましたがそれでも駆けつけようと起きました ( 上司の方眉が持ち上がる。「それで?」と話の先を促す仕草 ) しかし外には興奮する住民たち。それだけじゃない。なんとかしろと口々に叫びながら通行を邪魔されては・・・。どうしろと? ( 半分本当のこと、半分嘘である ) [Sun 7 Jan 2007 19:26:25]
フォス > ―――昼間、畑仕事を手伝ったら疲れて惰眠をバイキングお昼のお買い得セール級並みの勢いで貪っていました ( 大真面目で言った途端、薄い書類で頭を叩かれた ) [Sun 7 Jan 2007 19:18:38]
黒衣 > ( すでに黒衣のはずなの赤なのはすでに誰であるかばれていてもおかしくないと思うが、神父のお帰りである。 ) ―――アングリマーラだって? ( ばんっ、とそいつは人気の少ない礼拝堂の机を叩いた。 ) 国外逃亡を許したのはまあ、いいとして。俺の存在は!? ずっと地方村の教会に行ってみたら何時の間にか牧場炎上してるわ当主死んでるわ! ( 言った手前、ずいっと伸ばされた人差し指は上司の者。半笑いで一言「礼拝堂ではお静かに」そして、「他の方たちががんばってる間、何してたのかな?」的な引きつった笑顔で止めを刺された ) [Sun 7 Jan 2007 19:17:26]
お知らせ > 黒衣さんが来ました。 『そいつは大聖堂の扉を思いっきり開け放った』 [Sun 7 Jan 2007 19:12:41]
お知らせ > ジャスティスさんが退室されました。 『そして、聖水をもらいに来たのを思い出し、慌てて廊下を走った』 [Sat 6 Jan 2007 22:57:05]
ジャスティス > ……お願いしたら、派遣してくれるかな? (ひとり壁に向かって首をかしげた。不謹慎にも、どことなく観光したいオーラを出している修道女にGOサインを出す上司はいないだろうが) [Sat 6 Jan 2007 22:39:15]
ジャスティス > (大聖堂に所属するものとわかるようなものを持たずにいけば問題ないのではないだろうか?そして、潜入に成功した後は……) その人は、ステアをどうするんだろう?アングリーラマまで逃がしただけなら、何とかなりそうだ、けど……もしも国がかくまうのなら…… (うむむ)  [Sat 6 Jan 2007 22:05:01]
ジャスティス > 魑魅魍魎がすんでいる国、って言うけれど、本当なのかしら? (アングリーラマに商売のために言ったことのある商人を何人か知っている。象、という巨大な怪物を飼いならしていたり、鉱石や宝石を掘るために、湖が出来そうな大穴を掘ったりしているようなところらしい。さらには、地面から油が湧くとか……) …………。 (なんだかわくわくしてきた。) 行こうと思えば、アングリーラマに行くだけなら何とかならないものか。商売と言う名目や、そのまま観光目的、そういった理由で何とかならないものかと思案して [Sat 6 Jan 2007 21:41:59]
ジャスティス > (おそらくは、たびたび行われているアングリーラマの嫌がらせの一つだろう、残念だが、私はこれ以上、あの吸血鬼の追跡は続けるべきではないと思うね。ヴェイトスの治安は守られたじゃないか、と言葉ばかりの慰めを口にして、司祭は立ち去っていった……) ………… (ぽつん、と廊下に一人残された修道女は、しばし動かない) アングリーラマ、か。 (近いのに、その実余り知らない国だ……) [Sat 6 Jan 2007 21:31:04]
ジャスティス > へぇっ!! (どこか演技がかった大げさな動作に目を見張り、のけぞってみせる。青い髪の修道女に捕まった人の良い初老の司祭は、声が大きい、とジャスティスをたしなめた。国際問題に発展しかねない、微妙な問題、間違っても軽々しく口にするのではない、と念を押してきた後、司祭は恥じいるようにしながら、慌てて周囲を見渡した。ここは、礼拝者こそ入ってはこないが、一般のシスター達も行き来する場所で)  [Sat 6 Jan 2007 21:17:57]
お知らせ > ジャスティスさんが入室されました。 『アングリーラマ!』 [Sat 6 Jan 2007 21:07:47]
お知らせ > 維言さんが退室されました。 『( プリンはきっちりひとつ頂きました。 そんなお話。 )』 [Sat 6 Jan 2007 18:32:05]
維言 > … 私は、私の出来る事を。 ( 第一、それ以上やっても給料上がりません。 其処まで口に出せば、不真面目の権化じみるけれど。 内心に留めるのは、成長なのか堕落なのか―― 己でも判別などつかないけれど。 柔らかく灯りの灯った聖堂の通路壁から背を離し、門の方へと向けて歩き出す。 ) [Sat 6 Jan 2007 18:31:32]
維言 > ( 本国への一時帰還も重なって、酷く慌しかった年末年始。その間に起こった事件は―― 何とも。 昨夜―― …否、明け方か。 入った報告によれば、件の吸血鬼は国外に逃亡を果たしたという話。 己の手の出せる領域ではなかった事が悔やまれるか。 … 否。 ) …己ひとつで、全てが何とか出来るなんて思う事自体が、思い上がりには違いないのですが。 ( 自戒のように零して、軽く吐息。 視線を落としていた手紙を畳んで懐に仕舞うと、背筋を伸ばし。 ) [Sat 6 Jan 2007 18:28:36]
維言 > ……何というか、我ながら飛び回り過ぎですか。流石に。 ( 報告に一時帰還した大聖堂で、シスターに呼び止められて手渡された手紙。 内容は至極簡潔で分かり易いもの。 ざっと目を通して―― ) ……報告は終わりましたし。見回りに出るついでに…行けますか。 [Sat 6 Jan 2007 18:25:38]
お知らせ > 維言さんが入室されました。 『 … ふむ。 』 [Sat 6 Jan 2007 18:23:12]
お知らせ > 黒江さんが帰りました。 『( ……結局。プリン一つ以外はどちらも先輩修道女に一任した。 )』 [Tue 2 Jan 2007 23:45:35]
黒江 > ( そんなに醤油の匂いしたっけ? なんて記憶を掘り返しては見るものの。如何にもそういった印象は無い。それを自然な事として生きていた人間は、一々そう言う事を記憶に残さない物だから、だろうか。 ) ……似合う似合わないでは、無いと思うのですけれど。 ( 居なくなってから、呟いた。否、悪い気はしないのだけれども、何となく。 ) さて、と。どうしたものでしょうか、これ。 ( 手紙と生もの。手紙は兎も角、生ものは放って置くと食中毒の温床になったりするから危ないと思う次第。 ) 毒とか、入ってません、よね。 ( 失礼な。 ) [Tue 2 Jan 2007 23:44:50]
お知らせ > カロンさんが退室されました。 『(逃げ帰るように男が退出し、扉が閉じられる。)』 [Tue 2 Jan 2007 23:38:38]
カロン > きつくはねーんだけど、なんかこう、気を抜いた瞬間に鼻に入る、っつーか?それも含めてトキノミヤコ、って感じだよなー。 おー、似合ってる似合ってる。黒髪のシスターってのも悪くねー。イコトは似合いそーにねーけどなー!(ぶはは。少年の女装みたいな雰囲気だ。カロン脳内では。)…む、ムリすんなよっ?(小さな体を更に小さくするような礼に、働かせるのが罪なような、気も。) [Tue 2 Jan 2007 23:37:40]
黒江 > え、ええと。醤油の臭いってそんなにきついです、か? ( 何か突っ込むところがずれているのは、さて置き。故郷を褒められれば、悪い気はしない物だ。 ) …………ええと。似合ってます、か。 ( きょとん。今まで考えた事も無かった、わけで。何かハトが豆鉄砲食らったような表情に、なった。 ) あ、は、はい。ええと、どうにかして渡しますから! ( 多分腐る前に本人に渡るか ――― さもなくば、修道女の集団によってぺんぺん草も生えないくらいに食い尽くされるかの二択。指差されれば、思わず条件反射的に頭下げた。 ) [Tue 2 Jan 2007 23:30:45]
カロン > (結局風邪を引いてないって事は、トレ略。)あーあー、やっぱりな。ソイソースの匂いがするけど、イコクジョーチョ、ってのか。そーいうのが良いよな!赤い雨が降ってねー時にまた行きたいモンだ。(腕を組んでは思いを馳せて。)…まあ、そんなカンジ、って事だ。うん。(アミダクジ式で届けこの思い。)ま、ンな事ぁどーでもいいか。シスターの服が似合ってりゃーなー。(ヌハハと笑い、踵を返す。)んじゃ、用事も済んだし帰るとするぜ。 土産は早めに食えよっ。イコトに渡らなくても別にいいから!(振り向き、指差し!) [Tue 2 Jan 2007 23:23:09]
黒江 > ( めでたく風邪を引きそうになりました。とか言う落ちが付くから困った物。 ) ……ええと。アマウラの出、です。 ( 知られて困る事でも無い。外見の都合上、基本的にホワイティアばかりの大聖堂にあっては、少しばかり肩身が狭いのは否めないけれど。 ) …………ええと、取り合えず。阿弥陀籤は宗教ではない、と思うのですけれど。 ( 何と間違ったのだろうか、なんて思った。 ) 別に、そう言う事も無いんじゃないかな、と思います。 ( ……多分、ですけれど。そんな言葉が、自信なさげに付け足された。 ) [Tue 2 Jan 2007 23:16:38]
カロン > 珍しいよな。アミダクジ…(南無阿弥陀仏だと思われる。)だとかなんとか、そーいう宗教しかやらねーんだと思ってたけど。 [Tue 2 Jan 2007 23:08:50]
カロン > (廊下で寝られれば外でも寝られる。トレジャーハンターの見込みがある…!)おう、ありがとな!(日時指定の手紙を手渡し、そして残り9個となったプリンのバスケットも手渡した。 …ん、と。瞬きする気配。)…トキノミヤコ人、か? [Tue 2 Jan 2007 23:05:41]
黒江 > ( 寝不足で倒れかけたわけじゃない、はずだ。 ) ……有難う、御座います。 ( また頭を下げる。まさか廊下で眠りこけるのが日常茶飯事だなんて、情けなくて言えたものじゃない。 ) あ、は、はい。そう言う事でしたら。 ( 見かけ次第、渡して置きます、とか続けよう。と言っても、自分の手で渡すにも限度とかそう言う物がある故、最終的にはその辺の修道女辺りに渡す事になったりするのであるけれども。流石に手紙を破り捨てたりするような事は無かろうから、問題はあるまいとか、思う。 )  [Tue 2 Jan 2007 23:00:27]
カロン > よーし、できた!(両手で摘んで掲げてみせては、ご満悦。三つに折ると、差出人と宛名を記す。)いや、いいぜー。勝手に家に上がられるのは嫌だよな。ココはお前ン家でもあったんだっけ。 最近冷えてきやがったからなー。プリン食って暖かくして早く寝ろよ?(とか言いつつに、ぺっと黒江に差し出す手紙。 イコトへ、カロンより、と、左手で書いたかのような大味な字が並んでいる。)今度はこういう風に力貸してくんねーかな。手紙、渡しちゃくれねーか。 [Tue 2 Jan 2007 22:50:41]
黒江 > ……あ、い、いえ。その、すいません。ちょっときつい言い方になってしまった、みたいで。 ( つい、こう、自然に口をついて出てしまいまして、とか。 ) あ、いえ。その。御力になれません、で。申し訳、ないです。 ( へちょり、とか。そんな音が似合いそうな風体に、頭を下げる。 ) あ、その、ええと。お気遣い有難う御座います。大丈夫、です。……多分。 ( 覗いた頭に、御辞儀一つ。 ) [Tue 2 Jan 2007 22:44:52]
カロン > …ダイジョブかー?(背凭れから覗く、奇人の頭。) [Tue 2 Jan 2007 22:39:56]
カロン > ドシュッ、ドシュッ…!(長椅子に紙を敷き、下書きもせずに手紙を書き始めた。) [Tue 2 Jan 2007 22:39:14]
お知らせ > 黒江さんが入室されました。 『( 体制とか崩れたらしい。 )』 [Tue 2 Jan 2007 22:37:09]
カロン > …あ、と。悪り悪り。(黒江に窘められ、足を止めた。ばつの悪そうに頭を掻く。 少し気弱そうに見えて、意外とハッキリ言うタイプだ。気弱に付け込んで、という訳でもないのだけど。)…あー、なるほどな。ま、そーいう事ならしょーがねー。(うんうんと頷くと、長椅子の傍に座りこんだ。)ちっと待ってろー…(懐からペンを取り出し。) [Tue 2 Jan 2007 22:37:07]
黒江 > ( きっと卿も好い加減うんざりして居る事と推測します。 ) …そう、ですか。 ( アポなし。否、友人同士ならそういうのもありなんじゃないかなとは思う。自分自身に友人と呼べる存在が殆ど居ないから良く判らないが。 ) ……あの。せめて質問に対する返事くらいは待っていただきたく思うのですけれども。 ( 少し控え目な、苦情一つ。そも、実際に氏の友人であると言う確証も無しの状態で気安く歩き回らせるわけにも行かないと思う。 ) いえ、悪いとは言いませんけれど、も。一般に開放されていない領域まで踏み入られますと、その、ええと、困ります。 ( それでもし関係者の知り合いを騙るドロボウだったら、如何責任取った物だろうとか考えた。 ) [Tue 2 Jan 2007 22:31:57]
カロン > (許可を取る前に、散歩前の犬さながら、聖堂奥へと一歩目を踏み出さんばかり。) [Tue 2 Jan 2007 22:19:54]
カロン > (たかが接客に、ヒゲオヤジ卿に助言を求めるんじゃないと。)いやー、約束ってのは無いんだけどなー。(がりがり、視線を逸らして帽子の上から頭を掻いた。)つーかアレだ。友達ン家に遊びに来るのに理由が要るのか、ってモンだぜ。 見てねーってんなら、探しに行ってもいいか? [Tue 2 Jan 2007 22:18:49]
黒江 > ( ……逆に考えるんだ。こんなにも怪しい行動を取る人間は逆に無実であるパターンが多いんだと考えるんだ。 ) べたべた、ですか。 ( そういえば行った事無いな、と思う。と言うかそんな暇は無かったし、仮にあったとしてあまり人の多い場所は得意ではない。 ) ええ、と。今日は見ておりません、けれど。何かお約束でも御座いましたか? ( 取り合えず。見た目の怪しさは一端度外視する事にした。 ) [Tue 2 Jan 2007 22:13:14]
カロン > (赤い鍔広羽付き帽子に、職人がウサ晴らしでもしたのかという位真っ赤に染め上げられたマント。落ち着いた色で塗られた聖堂という絵の中で、冗談のように良く映えた。)美味いんだぜー、それ。べたべたってトコで買ってきてなー。(聖堂訪問も友人宅感覚。ちょっと危ない事以外、骨にとって大して変わらないのだ。 カリッカリに痩せた男は、はっと。)あー、そうそう。イコトだ。あの、軽くロリっとした感じの…(背はこのぐらい、って自分の腰辺りを指した。)今、居ねーのかな。 [Tue 2 Jan 2007 22:10:09]
黒江 > ( 衣装やら何やらを咎める事はしない。ただ、その挙動が余りにも不審だったから、一寸気になっただけだ。よもやプリンなぞ押し付けられるとは思っておらず。 ) そ、それ、で。維言様に御用、でした、か。 ( 何かぎこちないのは、恐らく。この物凄く色々と不審……でありながら、何となく緊張感の欠如した……とも違う、妙な明るさに気圧されたが故か。 ) [Tue 2 Jan 2007 22:05:49]
お知らせ > 黒江さんが来ました。 『は、はあ。どうも。あけましておめでとうございます。』 [Tue 2 Jan 2007 22:02:01]
カロン > は、は…(視線を逸らし、暫しの思案。)ハッピー、ニュー、イヤー!っつってな!はははー!(笑って誤魔化さんとした。 一瞬冷めたような目をしたシスターはにっこりと笑い、挨拶を返した後、礼拝ですか、と静かな、しかし良く聞こえる声で問う。)あー、いやな。ちっと頼みがあんだけど。 あ。土産にプリン持ってきたんだ。つっても10コしかねーんだけど。(片手のバスケット掲げ。)今の内に一個持ってけ。ホレ。(と、押し付け。)…イコト、ってのと会いてーんだけど。 [Tue 2 Jan 2007 21:59:03]
カロン > (男は、大聖堂に来るのは初めてだった。何故なら男の本性は、パプテスの教えに反する存在に酷似していたからである。骸骨の顔でノコノコ出て行けば、十字架で砕かれるに決まっている。どこの戦闘型聖職者。 ギギ、ギギ、ギギ。)…ん、開き易いっちゃそーだな。これくらいなら咄嗟に蹴り開けて逃げられ…(ドアを開閉、退路を確保。トレジャーハンターの経験はこういう時にも活きるのだ。)はぁッ!?(背後の視線に気付かなかったのは、たまたまである。) [Tue 2 Jan 2007 21:50:36]
カロン > (押し開かれて軋みを上げて、来訪者の存在を告げる聖堂の扉。 恐る恐る、といった具合で開かれた扉から顔を覗かせるのは、男。の、ようだ。 赤い羽根付き帽子に、顔をぴったりと覆い隠す包帯。それは不審者と呼ぶに相応しい様相。)…(中の様子を、窺った。) [Tue 2 Jan 2007 21:44:05]
お知らせ > カロンさんが来ました。 『(ギギギ、ィ。)』 [Tue 2 Jan 2007 21:41:15]
お知らせ > セレニアさんが退室されました。 『( ―――それは、いつか自分が許容されるかもしれない可能性 )』 [Wed 27 Dec 2006 06:38:32]
セレニア > ( 部屋着に着替えて、湯を貰いに部屋を出る。 …夜毎の悪夢は今も続いているものの… 何を見たかも忘れてしまう夢に感じる絶対的な恐怖は、目覚めた後の『務めを果たせている』という意識があれば大分和らいでいた。 ……まだ、果たせてはいないけれど…… 果たす事が出来る、在るべき場所に居られる感覚は、頼もしい )   ( 満ち足りて、凪いだ気持ちに抱く疑問の欠片はそのまま。 全てを破綻させる事などあるはずもなく… それでも消えてしまう事なく、胸に留まっていた… ) [Wed 27 Dec 2006 06:36:54]
セレニア > ( スケッチブックの紙… 口を利けなかった、変わってしまう前の彼女の言葉…。 暫しそれを見つめて、一時の休息をとる準備に入る。 丁寧に装備を納めて、表皮のように身体に馴染む戦闘服を脱いでインナーに… 冷たい部屋の空気が肌に刺さるようだった )   ( 直接尋ねた事はなかったと思うけど… シスターティフィスは、法を犯さず人に紛れて在ろうとする吸血鬼のことは見逃したように思う。 …墓地で少年型のヴァンパイアと鉢合わせた時… 拙い事をしてしまったとは思うけど、吸血鬼を滅ぼす事より、墓標を武器にしようと粗末に扱った事の方が、彼女にとっては大きな問題だったのだから。 ―――その考えが間違っているとは思わない… むしろ、彼女のように考えようと思う部分もある…。 だから、優しい彼女が吸血鬼を狩れと言うのは寂しい… でも、狩ること事態は正しい事の筈だ。 …彼女の優しさよりも、吸血鬼を滅ぼさなければならないと言うのは人類にとっての『当たり前』だと思う… )   ( それなのに、彼女がそれを言うのは哀しい。 …会えなくなってしまったけれど、今でも、きっとそう言うのだろうと思うのは辛かった…。 …何故だか、説明のつけられない想いで… ) [Wed 27 Dec 2006 06:28:16]
セレニア > ( ―――ただ、自分の中に疑問は残る。 …変わってしまったシスターティフィス… 彼女に大聖堂の指示を覆すような権限は無いものの… 吸血鬼を狩れ、と言うようになった彼女に抱いた不信感… 哀しいような、寂しいような感覚が、こうなってはどこから来るものだったのか、よく分からなくなってしまう ) ………。 ( 辿り着いた、新たに与えられた自分の部屋は… その出入りが不規則であることもあって、勿論個室。 ガラスなど無いけれどちゃんとした窓に、小さいけれど椅子に座って書き物が出来る机、貸し与えられている狩りの道具を全て納めても余裕のある物入れがあって、ベッドも膝を曲げなければ眠れないなんて事は無い。 ―――枕元には、『汝、生き急ぐことなかれ。死に急ぐことなかれ。』と速記されたスケッチブックの紙が変わらずに貼り付けられていた ) [Wed 27 Dec 2006 06:03:39]
セレニア > ( ステアはついに示威行為にまで及び、今度こそ磐石の包囲が敷かれるだろう。 大聖堂やVHGに留まらず、騎士団や自警団も本腰を入れて対策に乗り出すはずだ。 …けれど『手配されるのなら自分が追うことはない』と考えるのは、『人に紛れる吸血鬼まで狩り立てるな』という大聖堂の指示あってのもの… それが消えた今、最優先の脅威として追う事が出来る。 ―――マリア様の指揮下に入り、彼女が出られない時も騎士団の協力があればどこへでも立ち入る事が出来るだろう。 討つのは自分だというような意気込みこそ持たず、誰にであれ吸血鬼が滅ぼされればそれでいいと思うけれど… 思わぬ聖夜の贈り物に報いるには、今度こそこの手で滅ぼしたいという思いもあった )   ( 願うなら、迷わずにその実現を目指せる環境が、嬉しい ) [Wed 27 Dec 2006 05:50:54]
セレニア > ( マリア様はクリスマス礼拝で歌うことを快く許可してくれて、修道の助けになるだろうと、続けて聖歌隊に籍を置くことを勧めてさえくれた。 …人種と宗教の坩堝たるヴェイトス市で迷った自分の導きとなってくれた、『大聖堂の優しい人たち』 との接点が聖歌隊に籍を置くことであるようにも感じていれば、歌い続ける事は、ヴァンパイアハンターに戻ったとしても、記憶さえおぼろげなクリスティアに居た頃の自分に戻るのとは違うと思えて安心出来る )   ( 殉教を示す赤のケープを羽織った戦闘服の少女は、夜警から帰還して、忍ぶでもなく自室への廊下を歩く ) [Wed 27 Dec 2006 05:41:22]
お知らせ > セレニアさんが来ました。 『( 満たされていると、ふと、そんな風に感じる )』 [Wed 27 Dec 2006 05:31:41]
お知らせ > ジョニーさんが帰りました。 [Tue 26 Dec 2006 23:04:03]
ジョニー > (吸血鬼――人間の知恵と、獣の力と、尋常ならざる異能と、呆気ないほどの弱点 なんともアンバランスで、それでいて恐ろしい存在―――と、情報を聞く限りでは、そう判断せざるを得ない そんな化け物と渡り合えるのか? 自分より遥かに優れた追撃者たちの手を逃れうる怪物と? だが、なればこそ、少しでも対抗策を――)『あの……とりあえずは、蔵書をお持ちしました』(思考を打ち切られたのは、修道士のそんな言葉だった)あ……ああ、ありがとう すまないが、ちょっとここで読ませてもらっても?(構いませんよ、との言葉に蔵書……古びた革装丁のそれを受け取り、開く 羊皮紙に記されたインク それを指先で辿るようにしながら……) [Tue 26 Dec 2006 22:53:25]
ジョニー > (それを聞いた一人の修道士が、ぱたぱたと奥へ引っ込んでいく  ステアについての情報はともかく、吸血鬼に関しての知識ならば、まず間違いなく得られるに違いない 吸血鬼狩人たちを除けば、彼らと最も戦ってきたのはパプテスであるのだから)……とはいえ、情報集めから、か(昨日知り合った赤毛の傭兵――地獄帰りだと、あの後知った――達に比べて、なんとも情けない 力量も、そして知識でも数段劣っている)でも――黙ってみてるよりは、動いた方がマシだ(小さく頷いて……他の修道士に進められるまま、聖堂の長椅子へとコシを下ろした) [Tue 26 Dec 2006 22:36:41]
ジョニー > (昨夜の惨劇――その第一発見者であった騎士は、通常の職務である警邏を終えた後、一目散に大聖堂へと向かっていた あの惨劇を見たからには吸血鬼――全てが、だとは思うまい――に対抗する術を得ねばと、そう忠告され、そして考えたからであった)……あー、騎士団のジョナサン・アントニオだ すまないが、吸血鬼に関する資料と……それから、(僅かな躊躇 だが構うまい 遠からず、あの惨劇の情報は伝播していくだろう)ステア、という吸血鬼についてわかることがあれば、教えて頂きたい [Tue 26 Dec 2006 22:22:17]
お知らせ > ジョニーさんが入室されました。 [Tue 26 Dec 2006 22:18:17]
お知らせ > セレニアさんが帰りました。 『( 在るべき場所に戻された。 迷う事は無い。 支度をしよう )』 [Mon 25 Dec 2006 05:07:49]
セレニア > ( 綻びは抱いたまま。 …その特別な日に叶えられた願いは、祝福されたもののように思え… 務めに対する疑問は、沸きようも無い ) [Mon 25 Dec 2006 05:05:15]
セレニア > ( 神託を授かったと言って、シスターティフィスは変わってしまった。 …その変化への戸惑いから教会への不信感も持ってしまっている…。 …一般の修道女として出来ることなど何もないと嘆いて、勧められるままに入った聖歌隊。 そこで出会ったのが彼女なら… そこを辞めたくない言うのは、教会への忠誠の綻び。 …それでもシスターティフィスは『シスター』だし… 大聖堂にも、自分の前担当者のような司祭も居れば、彼のような司祭も居る。 …一枚岩にはなれていないのだと理解した意識では… その不信を自分の及び知らぬどこかのものと割り切ってしまう事は難しくなく、カーンへの出向で時間が取れないとなれば、歌も一人で歌う事になるのだろう。 ―――ただ、聖歌隊は辞めるしかなくとも、歌をやめるつもりは無かった ) [Mon 25 Dec 2006 04:56:45]
セレニア > ( ヴァンパイアを狩る――― その為だけに産まれてきたような身体を授けられたなら、為すべきことを為すべき場所で。 ―――でも、他の事も出来ないわけじゃない ) ―――あの…。 ( 『何か?』 ) …私は現在、聖歌隊にも所属しています。 明日のミサにも入る事になっているのですが… ( 『代わりはいるでしょう。 必要ありません。 辞めて構いませんよ。』 ) ………。 ( 『   ?』 ) ………明日は……… 予定を狂わせてしまっては… 皆様の、障害になります。 …出席も、許可していただけますか…? ( 辞めても構わないと言うのなら、せめて明日までは、辞めなくても? 『話に聞いていたのと違う』 という風な… 怪訝そうな顔に、訥々と問う )   ( 『構いませんが、マリアの許可を確認してください。 カーンにおけるあなたの配置は、彼女の指揮下でしょう。』 ) ―――了解しました。 [Mon 25 Dec 2006 04:34:22]
セレニア > ( 取り上げられていた武具の残りを返還されて。 いつの間にか自室になってしまっていた『反省部屋』を移るよう言われる。 …人に紛れる吸血鬼を狩り立てて事を荒立てるなとか、そういった指示は無く全てが淡々と進んでいった…。 …懐かしくも、落ち着く感覚… ここに居れば大丈夫だと、主の御心に反する恐怖… 死ぬ事に対する漠然とした恐怖が薄れていく…。 …ティフィスや、ジャスティス、イコト… シスター達に、サンク様に… 街で会った沢山の人の事が意識を過ぎり何故だか寂しさも覚えるけれど… 自分の為そうとする事が間違っているとは思えない。 彼らの優しさを知った上で、ヴァンパイアというのはそれを向ける存在ではないのだから ) [Mon 25 Dec 2006 04:18:30]
セレニア > ( ごわごわして重たい毛布を抜け出して、滅多に訪ねる者も無い扉を開けた先。 年配の修道女が伝えるのは、担当司祭に希望していた人事の回答。 …それを伝えた時の渋る様子では、マリア様の下につくのは教会としての正式な承認は得られないままになるだろうと思っていたけれど…。 何か混乱しているとも思えるくらい簡潔に、許可される旨を伝えられて、身支度もそこそこに『新たな』担当司祭の元へ通される )   ( 前担当者が『転属』になり、以後は自分の指示に従うよう前置きした司祭は、書類を前に切り出した。 ―――マリア様が渡りを付けた、VHGからの要望。 『カーン』に所属する意思があるかどうか。 また、その場合は一般修道女の職務は免除されると… ) ―――私は、教会のヴァンパイアハンターです。 ( 是非も無い。 …急な事に疑問は残るものの… それは、一部を新たにした意識で改めて望むこと。 『正式にそうなる』 と… 事務屋の鑑のような態度で出される書類に目を落とす。 出向のような扱いになるらしい。 難しい事は良く分からず… 契約書のほとんどがそうであるように? ろくに目を通さずサインした ) [Mon 25 Dec 2006 04:10:01]
セレニア > ( 聖誕祭礼拝で聖歌隊としての務めを終え… まだ明日があると、今夜も狩には出ないまま早々に硬くて狭い寝床へ入った矢先…。 末席だけれど、ちゃんと歌えただろうかなんて事を考えて悶々としていたら、急を告げるかのようにその辞令がもたらされた ) [Mon 25 Dec 2006 03:30:08]
お知らせ > セレニアさんが入室されました。 『( クリスマスプレゼント )』 [Mon 25 Dec 2006 03:20:37]
お知らせ > オブライエンさんが退室されました。 『 Amen. (耳まで裂けそうな、鮫のような笑み、残して)』 [Mon 25 Dec 2006 02:22:02]
オブライエン > ( 憎悪と怯えの入り混じった視線を、傷だらけの顔で受け止める。 実に心地良い。 いっそボロを出して主の正義の下に断罪できれば、尚幸福を感じられたであろうに。 だが反論は出ない。了承と受け止めて良いのだろう。 ) ──結構。 (馬鹿丁寧に辞儀を垂れると、十字を切った。) In nomine patrie, et fili, et spiritu sancti. [Mon 25 Dec 2006 02:21:32]
オブライエン > 曰く、天国へ通じる道は、駱駝に乗って針の穴を潜るに似る、とか。 ──地上に主の王国を顕す為には、如何程に手の足りぬことか。 使えるものを、使わずに腐らせておくなど、冒涜でしょう。 違いますか? 天は自ら助くる者を助くHeaven helps those who help themselves。 ──この人事に横槍を突き出してくる者など、不在いないと。 そう考えて宜しいのですな。 (問いかけでありながら、語尾は上がらない。相手の判断などは求めていないのだから。 そもそも、狩猟者たるものを尼僧として閑職に追いやっていた事など、赦しがたい背教だ。 それを見過すだけでも寛容と受けとって貰いたい程だと。 思う。) [Mon 25 Dec 2006 02:15:55]
オブライエン > ( 『Bros.オブライエン、君の言っているのは危険な原理主義だ』『大聖堂にも政治的立場というものがあるのだ。魔女ギルドとの一時期の反目を知らんのかね』『多民族、多くの宗教の共存するこの街では、パプテスの正義を一方的に押し付けることは──』 聖職者は、口をぱくぱくと、酸欠の金魚のように動かした。 反論は幾らでも浮かぶ。 浮かぶけれど──狂信者の前で、理屈など無意味だということも知っている。 異端と認定されれば、聖堂の頭級、ちょっとした管理職であっても文字通り首が飛ぶ。 ──そんな事を、思っているのだろう。じわじわと顔に脂汗を滲ませる、壮年の聖職者に、一層濃い笑みを浮かべた ) ……反論は御座いませんな?Bros? [Mon 25 Dec 2006 02:05:56]
オブライエン > 吸血鬼を狩っては為らぬ、と? 不浄にして混沌たる、我等が父の地上の王国を成さしむる当っての明確な障害の一つを? 排除してはならぬと? (夜も夜中。 大聖堂の、とある部署。 押しかけてきたこの狂信者の来訪に、聖職者は引き攣った渋面を浮かべた。 狂信者は疵顔に、これ以上なく優しく笑顔を湛えると── ) ────何故? (問うた。) [Mon 25 Dec 2006 02:00:10]
お知らせ > オブライエンさんが入室されました。 『奇妙な事をおっしゃいますな。』 [Mon 25 Dec 2006 01:55:57]
お知らせ > セレニアさんが退室されました。 『( 教会外のハンター登録がなされたのは知らぬまま、聖誕祭に備えよう )』 [Sun 24 Dec 2006 04:21:34]
セレニア > ―――薔薇を、見に来てください。 ( 世話をしていると言うほどではないけれど、水をやっている薔薇園がある。 …飛び去った夜空に、以前分かれた時と似た言葉を呟いて――― ) [Sun 24 Dec 2006 04:10:20]
セレニア > (*『( 妙な話をしたベルベチカを『怖い』と泣いた』 → 『( 妙な話をしたベルベチカを睨んでしまい、『怖い』と泣いた』 すみません ) [Sun 24 Dec 2006 04:08:14]
セレニア > ―――ベルベチカ… ( 思い出すように、呟いて ) …ベルベチカ…! ( そうだ。 『話』で育つ花を預かるというアルバイトをした時に… 話を聞かせてくれた妖精が、ベルベチカと言った。 …あの時は、もっと簡素な格好だったと思う… だから、別人だと言われてしまうと怪しかったけど… どこかで会っただろうかと言うくらいには覚えてた。 ―――もっと、聞き方があるだろうに。 …大聖堂に留め置かれた赤毛の少年の事もそう。 助けに入ってくれた鋏の女性も… 一事が万事この調子で、緩く頭を振る )   ( 色々な人が残念そうにする顔が頭を過ぎって… ベルベチカの泣き顔が離れなくて… ) ………。 ( 妙な話をしたベルベチカを『怖い』と泣いた彼女は、けれどすぐに笑っていたと思い返し、浅いため息と共に大丈夫だろうと思う事にする ) [Sun 24 Dec 2006 04:07:02]
セレニア > ………いえ、久し振りなものですから… あの… ( 幸い体が小さければ声はそんなでも無いかもしれないけれど、泣きじゃくられると落ち着かないのも勿論。 ―――内心でおろおろしていたら、飛び去ってしまう妖精。 …何だったのかと… 一抹の罪悪感を胸に、空を見送った ) [Sun 24 Dec 2006 03:32:25]
お知らせ > ベルベチカさんが退室されました。 『(今夜は枕を涙でぬらすでしょう。)』 [Sun 24 Dec 2006 03:29:33]
ベルベチカ > ( てっきり覚えてくれているものだと思っていたから、ショックでかでかだったようです。しばらくふよふよと宙に浮かびながら泣いていたが、やがて堪らなくなったのか、そのまま飛び去っていってしまった。 ) [Sun 24 Dec 2006 03:29:19]
ベルベチカ > うっ、うわぁぁぁん!! ベルベチカ、セレニアさんに忘れられちゃったですの〜。うぅっ、ひっく―― ( 泣きじゃくる妖精。迷惑なヤツですね。 ) ベルベチカは悲しいですの。とっても悲しいですの〜。うえぇぇん―― [Sun 24 Dec 2006 03:27:20]
セレニア > ………冷たいですか? ( あれ?と無表情なまま首を傾げよう。 これでも頑張ったんだ。 よく分からない何かに対してお祭り騒ぎの方を知りたいならそっちに行っても良いなんて凄い譲歩! シスターティフィスとか褒めてくれるに違いないなんて、そんな。 ふむ… と視線を落とすのは、微妙に落ち込んだように見えなくも無い ) …クリスマスケーキや七面鳥の由来は分かりませんが… パプテスのクリスマスは、そればかりではないという事です。 …ベルベチカ… 申し訳ありません。 妖精の顔を覚えるのは苦手で……… ( 妖精の知り合いなんて二人しかいないけど。 ええと。 …泣きそうな顔には微妙に困り顔。 どうしたものかと手を伸ばすような… 触れるに触れられずさ迷わせるような、そんな姿勢で ) [Sun 24 Dec 2006 03:23:23]
ベルベチカ > うぅ〜、セレニアさんは冷たいですの〜。それに、ベルベチカはお菓子とかプレゼントに釣られるようなお子様ではありませんの! ――どうせならケーキがいいですの。 ( 結局つられるんだ、この妖精は。 ) えっ? ぇ〜、――ベルベチカのこと、お、おぼえてないですの? ――うぅぅ。 ( うるうると眼を潤ませて泣きそうな顔。 ) [Sun 24 Dec 2006 03:12:47]
セレニア > ―――街の乱痴気騒ぎとパプテスのそれは、既に別のものです。 パプテスのクリスマスとは、天なる父の子… 偉大な預言者の誕生を祝福するもので… ………あなたが街のお祭り騒ぎについて知りたいと言うのなら、お菓子屋か、何かプレゼントになりそうな物をあつかう店で訪ねるのが良いでしょう。 ―――以前に会いましたか? ( 空中でホバリングする人外に、とりあえずはジト目を向けてしまったり ) [Sun 24 Dec 2006 03:06:52]
ベルベチカ > ほぇ? イブ?? むぅ――でもでも、街はクリスマスむーど一色でしたの。なにかチガウですの?? ( まだクリスマスとクリスマスイブの違いが分からない妖精は、空中でホバリングしながら首かしげ。 ) あ、はいですの。えと――ベルベチカは、クリスマスって始めてなので、どんなものなのかてーさつにきましたの。 ( えっへん。なぜか腰に手を当てて威張る。意味はない。 ) [Sun 24 Dec 2006 02:58:58]
セレニア > ( アカペラの、よく間違える部分を口ずさむように唇を開きかけた矢先――― 耳元で ) ―――ひゃっ!? ( 声を発そうとしていたところだった為に、珍しい種類の悲鳴。 ぱ!と振り向いた先にある妖精に――― 見覚えの有無もさておき ) ―――イブです。 聖誕祭は明日。 あなたがこれから眠るのなら明後日ですが… ………教会に、何か? ( 見覚えがあるような無いような… フリフリ服を着るようになる前の事だし、まずはここで何をしていると見つめよう ) [Sun 24 Dec 2006 02:55:09]
ベルベチカ > ( 人形のようなフリフリのついた服を着た妖精は、宙を飛びながらこっそりこっそり近づいて、セレニアの側で近所迷惑にならない程度にこういった。 ) めり〜くりすま〜す!! ――ですの〜。 [Sun 24 Dec 2006 02:46:58]
セレニア > ( 本人の意識が変わった… と言うか、自分はヴァンパイアハンターだと改めて認識しても、大聖堂での扱いは一般の修道女がメインで、別に有能でなくたってそれなりの仕事を与えられるし、自ら望んで配属された聖歌隊の務めをおろそかにも出来ない。 …マリア様の下に付けてほしいと言う願いを、それぞれの担当司祭がどう対処するかは分からないまま… だからこそ、歌っていた。 ―――そういえば、あの少年は大聖堂に留め置かれていたのだっけ…? その辺りも報告するだけして事務方に丸投げしている感じ… 『現物支給』 の意味も分からなかったし、何よりちゃんとお礼は言っていただろうか… また会えるだろうかと考えながら、口をすすぐ、すすぐ、すすぐー )   ( 周りからは既にひと気が引いて、聖歌隊服を着た薄紅色の瞳が一人 ) [Sun 24 Dec 2006 02:42:22]
ベルベチカ > ( クリスマスイブで浮かれているのは、何も人間だけとは限らない。この妖精も、街の煌びやかな様子を見て、その雰囲気に浮かれている一人だった。そんなこんなで、人々がよく出入りするこの大聖堂に偵察遊びにきたのであった。ものかげからそーっと。水のみ場をのぞいている。 ) [Sun 24 Dec 2006 02:30:17]
お知らせ > ベルベチカさんが入室されました。 『(こっそり――)』 [Sun 24 Dec 2006 02:26:00]
セレニア > ( 先日のステアとの戦闘で打たれた脚がまだ痛むというのもあるけれど… それだけではなく、無断外出はしていない。 大舞台を目前に控えた聖歌隊のリハーサルが終わったのは、もう夜も遅くなってから… 本番の聖歌隊席に末席だけれど場所を与えられた修道女は、意識のどこかに取り逃がし続けている吸血鬼の事を留めながら… それでも、今夜と明日の晩は出られないと判断して、裏手の水飲み場で口をすすいでいる ) [Sun 24 Dec 2006 02:16:05]
お知らせ > セレニアさんが来ました。 『( 今夜ばかりは )』 [Sun 24 Dec 2006 02:05:48]
お知らせ > サンクさんが帰りました。 『( 聖別済の剣へと、そっと添えられるのは。一枚のカード。)』 [Sat 23 Dec 2006 23:28:23]
サンク > ( 聖域から出ると、ずしりと肩が、足が重くなったような――感覚。深呼吸一つで消える程度ではあるが、聖堂の中ですら感じるそれに、伏せた面差しがそっと苦笑。 随分と、過敏になったもの。支障の方が多いくらいで、日常的に役に立たないのが困りもの。 泡沫へと思考を飛ばす合間に身体の感覚は正常に立ち戻り、ゆっくりと歩き出す。 此方での準備は、何とか整った。後は、託す。 ――…先の、赤の暴走の時にも感じた薄い無力感を、そっと押し殺して。) [Sat 23 Dec 2006 23:27:48]
サンク > ( 柔らかく白い光を纏うカードが、其処に。白紙であった封印域の中へと満たしたのは、聖域結界。何も描かれていなかった筈のカードの表面へと刻まれているのは、床に描かれた聖域の陣の模写めいた文様。そっと掌へとカードを乗せれば、燐光めいた灯りがすぅ、と吸い込まれるように消えて。) ……ひとまず、成功といった所――…。 ( 零したものは、安堵の息。緊張の糸が切れてふらつきそうになるのを、ぐっと堪える。 カードを懐へと一度仕舞うと、踵を返し。 聖域として閉じられた空間の「掛け金」を外して、概念を一時解除。 扉を開き、廊下へと。) [Sat 23 Dec 2006 23:23:47]
サンク > ( 広域満たす光が、一点へと集まりて。白紙のカードの中へと吸い込まれ――全てが閉じていけば、灯りを落としたかのように光量の落ちる室内。 それでも、薄い光に満たされてはいるが。 ――…紡ぐ音も途切れ、静寂が耳に痛いような部屋の中。はふ、と零す吐息が漸く、沈黙へと混じった音。 額にびっしりと浮かぶ汗を手の甲で拭い、乱れる息を押し殺す。 本来、展開と維持に消費する力を一気に注ぎ込んだ分、疲労は激しい。指先が冷える脱力感を振り切るよう、頭を緩く振って。台の傍へと歩み寄る。) [Sat 23 Dec 2006 23:16:55]
サンク >  願い請おう安息を 照らし給うは耐えざる光 邪悪なりを退けて 聖なるかなの御言 御名のいざ御許にて 此処は聖なる場所となる―― ( 光に溶けるには薄く色の乗る銀髪がふわりと浮き上がり、開放――広がるは聖光、浄化の力。 結界域として展開する前にそれは、台の上にて捧げられた供物ならずのカードの上へと集まり、収束していく。祈りの形はその侭に、収束していく光の点、眩く輝くそれを見詰め。) ―――指定封印。 [Sat 23 Dec 2006 23:09:42]
サンク >  ――ab auditione mala non timebit―― ( 抑揚は歌に似て、歌にあらずの。象徴する極、構築する世界、潜在する意味、調律する意図――全てを紡ぎ紡ぐには言葉のみではまだ足りず。音として意図として型として語句として韻にして、言と成す。 高く低く謳う声が強く、響いて。 内在にて秘め続ける力の具現が、昼ならじの光にて揺らぎ。) [Sat 23 Dec 2006 23:02:01]
サンク >  ――et lux perpetua luceat eis. In memoria æterna erit justus―― ( 祈りに似た旋律と共に、空間満たす光へと溶けるように聖性は保たれ、強化されていく。 聖なるかなの概念で括る世界の構築。気配は滲むように現れて、蝋燭の光は揺らがずに、真昼のような灯りに隔絶の世界は満たされていく。) [Sat 23 Dec 2006 22:55:17]
サンク >  ――Requiem aeternam dona eis Domine―― ( 空間を満たす聖性が、灯火を呑み込むように輝きを増していく。紡ぐは聖句、繋ぐは律音。 朗々と謳うは鎮魂の歌を象る聖域の指定句。) [Sat 23 Dec 2006 22:47:54]
サンク > ( 大聖堂の奥、清浄の空気が満たされた広間。 照らすものは銀の燭台に揺れる光のみならず、淡く室内を覆うように展開する一種の聖域。 外界と繋がる扉は一つ。隔絶によって聖性を満たした空間に佇むのは、聖女が一人。 床に描かれるのは、知らず見れば幾何学式めいた陣。 その中央に座す台の上には、小さなカード。 白と青を基調にした聖女装束の影が、ゆるりと顔を上げ。 胸前で手を組む形は祈りの仕草。緩やかに唇を開き、歌に似て謳ならずの旋律は流れ出す。) [Sat 23 Dec 2006 22:45:06]
お知らせ > サンクさんが入室されました。 『( ――封印式。)』 [Sat 23 Dec 2006 22:40:39]
お知らせ > サンクさんが退室されました。 『( 呪文封じのブランクカード。否、今は――。)』 [Sat 23 Dec 2006 02:40:05]
サンク > ――… 良い夢を。 ( 背に向けて一礼。 足音が遠ざかり、沈黙の戻る頃。 もう一度――…聖像を振り返って。) ……本当に、侭ならないもの、です。 ( 肩竦める仕草は、聖女と言うには俗っぽく。苦笑いはそっと押し殺して。 ――…顔を上げて、深呼吸。 これからが正念場。聖誕祭も近く。騒動は収まらず。 新年も、直ぐ其処。) ……役立って頂きましょう。 ( そ、と胸元抑える指先の下、感じる感触はカード一枚。) [Sat 23 Dec 2006 02:39:52]
お知らせ > ジャスティスさんが帰りました。 『良い夢を』 [Sat 23 Dec 2006 02:35:02]
サンク > …せめて。良き終わりと。続く始まりを。 ( 瞳を軽く見開いたが、直ぐに綻ぶような笑みに変わって。 祈りめいた言葉は、緩く付け足すように。) ……その、仕方ないを。少しだけ、少しずつでも減らせるように。 この地上で果たせる御心を。 ( 人の殻の中に在るものの意図は、唇を通して。 もう一度胸前で祈る仕草を象り、緩く頷く仕草で応えに代えて。) 詠唱が途切れてしまえば、案外脆いものに御座いましてよ。本当。 呪文によっては、ですけど。余り近くに放つ訳には行かないものも御座いますし。 ( 術者にとっては、近距離での強打撃が脅威。 双方共に無いもの強請り――もしくは、補い合うものか。 雑談めいた話を交わした後は、岐路に着くシスターの背を見送って。) [Sat 23 Dec 2006 02:32:11]
ジャスティス > いいですね、そのフレーズ。今年のカウントダウンはそれで行くことにします (いいフレーズだ、ともう一度呟き、うんうんと頷く) ま、私たち人間ですから、仕方ないですよ。 (天使にとっては免罪符にはならないかもしれないが、修道女は無責任にそう告げた) 魔法を詠唱している相手に突っ込むのは勇気が入ります。かといって逃げるわけにもいかないし。 (とほほ、とため息を付いた後、はしたない、といわれればちょっとだけ舌を出して。そうして取りとめも無い日々の話を一つ二つした後、教会へと戻っていくだろう……) [Sat 23 Dec 2006 02:22:44]
サンク > 終わり良ければ――…とは、何処かの格言だったか。忘れてしまいましたけれど。動乱の後には、せめて安寧を。その為の助けに、どうななれますように。 ( 年末に掛けて、各地教会でも炊き出しなどが行われる頃合か。 全てにと言えないのが、無力か。それ以外の要因かは。 ――…真っ直ぐな心根は、時に眩しくも映るもの。緩く瞳を細め。) …人にあらざるものが、そう在ろうと。平穏の担い手たろうとする心を、私は無碍にはしたくありません。 だからこそ――…そうでないものは、看過出来ない。きっと、これも我侭なのでしょう。 ( 小さく零したものは、パプテスの教義からすれば些か外れた概念。 だから、内緒話を語るように淡く。) …魔法使いは、口が利ける状態ですと、どうにも恐ろしくて。己とて、その類は扱うのに――…おかしな話ですけれど。 ( 否、だからと言うべきか。) 嗚呼…交戦後の情報ですけれど、聖水にはダメージを受けた様子を見せたそうです。 …お願いします、と。私が言ってしまうのもえおかしいのですけれど――…どうか。 ( 手助けは出来れど、己一人では前線には出られない。過日の赤の暴走のような大規模な時であれば、聖堂から護衛も出るが、これはまた話が別。 困ったような笑みは、僅かに。) …はい。宜しくお願いします。どうか、シスターもご無理はなさいませぬよう。 ……御加護がありますように。 ( 小さく胸元で十字を切る仕草が、裾を捲る仕草にぎしりと固まった。) ……あ、暖かくなさるのは、宜しいのですけど。そのような……。 ( はしたない、とは小声ながら。視線を外さないのはどうなのか。) [Sat 23 Dec 2006 02:03:50]
ジャスティス > そうですね……今年も色々ありましたから、最後は、ね。 (紅い雨のせいで仲間を失い、孤立を深めたスラムのストリートチルドレンのことなどを話しながら、せめて、聖誕祭の三日間くらいは道行く人々と”おめでとう”と言い合えるような空気を作りたい、と告げて神の御姿を仰ぎ見て) そうですね……何が住んでいるかはわかりませんし、ね。 (かくまっている、みのがしたレッサーヴァンパイアすらいるのだ、そのことは目の前の聖女にすらも内緒にして) 生け捕りにして、その辺りの事情も今後のために聞いておきたいのですけど……、難しいでしょうね……。 (魔術も使うヴァンパイア、最悪だ) ……大丈夫、私たちもためらいません。たとえ銀にも聖水にも耐性があったとしても骨ごと砕けば逃げられません。 (むしろ、此方も遠慮する必要が無い、と言い放って) ……私はもう少し、ステアの”知人”について探ってみますよ。 それでは、サンク様もご無理をなさらないように、最近寒いですし、風邪もそろそろ流行ってきてます。 (あまりに寒いんで、ストッキング買っちゃいましたよ、と場をほぐそうとするかのように修道服の裾をめくって、礼拝堂で行儀悪いことこの上ない) [Sat 23 Dec 2006 01:30:36]
サンク > …ええ。その為の尽力は、惜しまない心算ですわ。静粛に静謐に――…でも。祝い事は、明るく。 ( クリスティアと違い、何処かお祭り的なムードもあるが。大聖堂でのミサはそれなりに厳粛なもの。どちらが正では無く。数多に喜びの欠片が訪れますように――。祈りめいた言葉は理想論でも。ぐ、と拳を握って見せて。) ――……。 ( でも流石に、その言葉には軽く固まった。情報を整理するように、頭を軽く振り。) 大きな声で言えたものでは御座いませんけど、この街においては、吸血鬼も人に紛れて暮らす事が――…出来なくは無いです、から。 見た目で分からない代物は、厄介な事です。( 違和感一つで一々判定式を行うのも、ともすれば魔女狩りと謗られる事。 少しばかり困ったような笑みになるが。) 家、ですか。――…手配も回りましたし、警戒しているのでは無いかと。街に留まる理由が無ければ、他の地に拠点を移す可能性も御座いますし……。 ( そうなってしまえば、手は届かなくなる。考え込むような面差しの侭で、紡がれる言葉を聞き。) その、二月の間に…何かがあったのか。それとも、シスターの前だからと演技をしていたのか。憶測を働かせるしか出来ませんが。 ――…一つ、確かなのは。 ( 見上げる角度から向ける色違いの青に浮かべるのは、等しく。憂いに沈痛――そして、) 今の「ステア」は、躊躇わないのでしょう。( ぼかした言葉とは裏腹の、ともすれば冷厳にすら届く色。) [Sat 23 Dec 2006 01:10:50]
ジャスティス > ふふ……それじゃあ、お互いもう一踏ん張り、ですねぇ。 (頑張って楽しい聖誕祭と新年を迎えましょう、とガッツポーズをとっておどけてみせる)  …………いや、その……非常識な話かと思いますが……引越しを手伝ったことが……ハロウィンには教会に足を運んでいただきました。 (困ったような、引き攣った表情をしたあと、前髪を掻き揚げて) いやはや……多少鼻は効くとうぬぼれてましたけど、はやり、本格的に隠蔽されるとどうも……私では手に負えません。 (この修道女が知っているのは、鉄の塊の振るい方と、生き物の殺し方、化物が自分をどう殺そうとするか、それだけで) 何度か家を訪れてみましたが、あまり戻ってきていないようです。……二月ほど前に会ったときはこんな凶行を行うようには思えなかったんですが……。 (まだ確信がもてないのか、どっかりと長椅子に腰を下ろし、首を横に振る。据わって近づいた目線の距離、獲物をとり逃して尾を丸めた番犬のような視線を向けて) [Sat 23 Dec 2006 00:57:13]
サンク > ――…そんなに、度々では御座いませんの、よ? …本当に、皆様が多忙な折には私だけが安穏としている訳にも参りませんし。…ご心配をお掛けするばかりでは、申し訳ないですから。自粛は…しておりますもの。 ( 一休みのつもりで少し寝入るつもりで、目が覚めたら何故かベッドの上だったとか、二重の意味であるので笑えない。二重の意味――勘違いと、本当の意識不明。 思い返すと前科塗れ。視線が流石に淡く泳いだ。) …むぅ。ともあれ。 ( 軽く咳払いで己の事は誤魔化して。) 人相――…幸い、顔を見た方が数名いらっしゃいましたので、人相書きも御座いますわ。私も直には見た事はありませんけれど、手配書と人相書きの特徴は一致しておりましたし、間違い無いかと。 ( 長い黒髪に紅い瞳。白皙の肌。喋る杖を携えた女吸血鬼。 間違いは無い筈と、頷く素振りが途中で止まり。) ……面識、が…? シスターも、交戦なさった事が御座いまして? ( 視界に射す影は、シスターが灯火を遮り出来るもの。影の中、す、と面持ち上げて。潜める声に薄く孕む、緊張の色。) [Sat 23 Dec 2006 00:45:16]
ジャスティス > いえいえ、他のシスター達から色々と聞いております。事あるごとに無理をして倒れられるとか。 (どうやら一部では、休むごとに倒れていると勘違いしているものもいるらしい) そんな顔してもダメです……。 あぁ……ステア、ですか。もう一度人相を尋ねますが……手配書の通りでよろしいのなら……心当たりが。というか、おそらく何度かあったことのある人物です (困惑したような面持ち。責任問題になるのではないかという世俗的な不安が無いとは言えず、声はさらに潜まる。そっと相手を壁際に追い詰めるように近づいていく。ろうそくの明かりを長身が遮って)  [Sat 23 Dec 2006 00:33:15]
サンク > …今年は。何事も無く聖誕祭を祝い。新たなる年の始まりを迎えられればと…思いますわ。 ( 本当に何事も無く、と言い切るには憂いに足る事件が起こっている事も知っているけど。それでも、と願うのは本当の事。だから、綻ぶ笑みはその可能性を慈しむように、柔らかく。) ……無理は、してませんのよ。本当に?…シスター・ジャスティスまで、心配性ですわ。 ( 倒れるような事。昨年の「蔓の魔王」や、今年夏の赤の暴走。その辺りの色々が過ぎた後には、思いっきり醜態を晒している分、拗ねた物言いも迫力からは縁遠く。 むう、と唇尖らせた顔が、続く言葉に子供じみた色を薄れさせ。) …地方村の邸が炎上した時に、犯人――吸血鬼が潰えたという可能性は消えました。先日、墓地にて生存が確認されましたの。 吸血鬼「ステア」――…暗黒街の方で、もしや…何か――…? ( 自然、声を潜めてしまうのは、それ自体決して面白い話では無いからか。 声の調子もやや沈むが、ふと気付いて、近況も問うてみた。 何かが起こるとすれば、暗黒街に居を構える彼女の近辺である可能性も、無いとは言えない。) [Sat 23 Dec 2006 00:25:33]
> 何年ぶりかじゃないでしょうかね? (いや、本当に、とだいぶ嬉しそうで) いやいやいやいやっ……高貴なお人なんですから無理しないで。 (倒れるようなことがあったらいけない、と人差し指を立てて) いえ……地方村の事件についてですが……今、どうなっています? (凄く気まずそうに、周囲をうかがいながら耳打ちをした) [Sat 23 Dec 2006 00:16:21]
サンク > ( 少し離れた所で立ち止まる相手と目を合わせようとすると、自然と面差しは上向いて。語られる理由を聞けば、ほんの少し楽しげに目元と唇が綻んだ。) もう少し、ですものね。今年は、昨年のような事にはならずに何より――…ですけれど。 …嗚呼。聖餅や、その辺りの必要なものは、各教会へと配布する分が取り分けてありますから、シスターにその旨お伝え頂ければ。 ( 聖櫃を旨とする聖堂も、この時期は少しだけ騒がしい。それは、活気ある息吹で、悪いものでは無いけど。 一応、とつける物言いが少し可笑しくて、小さく笑み零し。) …お話、ですか…? 私で宜しければ、問題御座いませんわ。…そんなに、疲れてはおりませんのに。何かあっては大変だからと、気を回し過ぎですのよ。皆。 ( 前科があるから仕方ないのだが。悪戯めいた色を笑みの中に交えると、言葉を聞く準備のように、緩く首を傾げ。) [Sat 23 Dec 2006 00:08:51]
> (ほんのわずかだけ、すえたにおいと血の匂いを染み付かせた修道服姿は、小休止と言う聖女に感服したように一度頭を下げると、二メートルほど離れたところで立ち止まった) ええ、聖誕祭の準備に借り出されて……聖餅ももらっておかないと。一応洗礼した人も住んでたりするんですよ? (少しいたずらっぽく口元を笑みの形に変えれば半歩踏み込んで) それと……中々末端までは話が届きませんので、ちょっと確認に。 (もしお疲れでなければ、と相手を見つめて) [Fri 22 Dec 2006 23:58:54]
サンク > ( 先日訪れた赤毛の少年に頼まれた聖別の儀式は完了済。武具は聖別布に包まれて受け取りを、使い手を待つばかり。 もう、一つ。気紛れや悪戯と言うには些か過ぎた「付属品」も、また。急ごしらえには違い無いから、どれだけの力を持つかは分からないが。 ――…遠く、車輪の音は届かずとも。礼拝堂に響く足音、聞き覚えのある声に気付けば、ほんの少し驚きの色を孕んで色違いの青は振り返り。) 今晩は…御機嫌よう、シスター・ジャスティス。 …勤めの合間、小休止といった具合、ですわ。 シスターは、何か御用事…でしたの? ( 胸前で手を組む仕草はその侭、ゆるりと頭を下げ。) [Fri 22 Dec 2006 23:52:45]
> (聖堂前の大通りを、馬の蹄と車の転がる音が駆け抜けていく。遠ざかるその音と入れ替わるように足音が礼拝堂に近づいてきて、一人聖女が祈る姿を見れば、ほぅ、とため息をつく。脳裏に聖域、という言葉が浮かび、ほんの少し踏み込むのをためらってしまう) ……こんばんは、サンク様。 (ほつれかけ、くすんだ修道服に身を包んだ青い髪の女は、微笑みながらサンクに近づいていって) こんな時間までお勤めですか? [Fri 22 Dec 2006 23:47:18]
お知らせ > さんが入室されました。 [Fri 22 Dec 2006 23:39:18]
サンク > …どうにも、忙殺気味で何もかも記憶が怪しいのが、我ながらどうなのかと思いますけれど。 ( 礼拝堂――その天井へと精緻に刻まれた聖画のフレスコ画へと向けるように零す呟きは、どうにも締まらないものだったが。 ――…全てを己一人で賄える訳も無く、多忙と言えど配慮されているのも分かってしまう。この身体が過度の労務に耐えられないのは、もうとっくに知られている事。何度ぶっ倒れたのか、考えるのも面倒臭い。 ――…考えると、色々と鬱い。 ふるっと小さく頭を振り。) ともあれ。頼まれていた事は。…間に合えば、宜しいのですけれど。 ( 祈りの形の侭、崩さずにいた手。ぎゅ、と力を込めれば指先が僅かに白く。強張っていると時下くはあるのだが。) [Fri 22 Dec 2006 23:35:35]
サンク > ( 胸前で組み合わせた手。無言の佇まいは、音は無けれど祈りの様。 唇は真一文字に結ばれた侭、音無き祈りの紡ぎすら無いとしても。) ――……。 どうか。安らかな日々を。 ( 最後に、呟きのように零したものは、祈りよりは願いに似て、聖句とは掛け離れた言葉の欠片。 ふ、と肩から力を抜けば、彫像の佇まいは人へと戻る。緩々と顔を上げて、天を仰ぎ。) [Fri 22 Dec 2006 23:26:26]
サンク > ( 十字にかけられた聖人の像。 この世全ての現在を負うて地上より去ったと伝承には語られる神の子の似姿の前にて、じ、と頭を垂れる影。 ステンドグラスより射し込む月光が緩々と床に影伸ばし、薄く闇を照らす蝋燭の灯りは揺らぎもしない。) [Fri 22 Dec 2006 23:15:29]
お知らせ > サンクさんが入室されました。 『( 礼拝堂の中。)』 [Fri 22 Dec 2006 23:11:16]
お知らせ > 維言さんが帰りました。 『( 磔にて掲げられる聖人の像に。祈りじみた仕草はひとつ。 去る足音は、直ぐの事。 )』 [Thu 21 Dec 2006 00:06:41]
維言 > ( 長椅子の近くまで引き摺ってきた木箱の上に、ひらりと羊皮紙を乗せて。 … 鉄製のロザリオを重石代わりに。 何で銀じゃないのかって、高いからですよ。勿論。 ) …これで、ひとまずは。 ( ちらりと聞いた話によると、武具の聖別はもっと高位の司祭様が請け負ってくれるとかいう話。自分も出来なくは無いけれど、専門の手に任せられるならば、それが一番。 ) … 後、やるべき事、は―― … ( 羊皮紙を乗せた木箱を見下ろす。 これと同じものを、地方村のちいさな魔女の元にも送る手配をしなくては。 踵を返す前、もう一度、礼拝堂の中を見渡して。 ) [Thu 21 Dec 2006 00:06:13]
維言 > ( 木箱の中には、退魔具―― ぶつちゃけてしまえば、今回は対吸血鬼用の装備の一式。 専門のVH程では無いけれど、これでも退魔の端くれ。それなりにノウハウはある。 ) 要は、概念ですしね… この場合。 聖水が有効手と分かっているのは、ありがたい所ですけれど。  [Wed 20 Dec 2006 23:58:16]
維言 > … ふむ。 ( 人の気配は無い。ならば、何処かに出かけているか。 … 一箇所にじっとしている道理も無いか。 赤毛の少年の顔を脳裏に浮かべて、奇妙な納得。 ) シスター達に怒られなければ、僥倖の事。 ( 祈りの仕草、唱えた聖句は果たして何処に向けたものか。 入り口近くに置いた木箱を中へと押しやりながら、礼拝席の並ぶ方へと来てみれば。 )  …… 。 ( 簡素な木製の長椅子の上、些か不釣合いな代物。 畳まれた毛布。 ) 取り合えず、間違いは無いですか。 違うとしても―― シスターに、此処に運び込んであるとは伝えておきましたし。 ( 呟き、足元の木箱を見下ろした。 ) [Wed 20 Dec 2006 23:54:49]
維言 > …直に御会い出来れば、早いのですけれど… ちょっと、今宵は時間が足りません、か…… ( この後に控えている事が、少しばかり。 済ませてしまえば何とでもなるけれど。 眉間の皺を解きほぐすには、手が足りず。 辿り着いた礼拝堂の扉を―― 迷い無く、蹴り開ける始末。 ) せい……ッ ! ( 開いた隙間に身体を捻じ込んで、ずるりと侵入。 担いで来た木箱を足元に下ろして、肩をごきりと鳴らし、一息。 ぐるり、礼拝堂の中を見渡す。 ) [Wed 20 Dec 2006 23:46:51]
維言 > … 風体から、間違いないとは思っておりましたけど。此方に逗留していたとは、意外な事。 ( … 此処の空気に馴染めるのだろうか。 考えかけて、愚問だと頭を振った。どちらの意味で愚問なのかは、推して知るべし。 ) ともあれ。連絡が付け易いのは良い事。 …ついでに、連絡先も聞いておきますか。 ( 寝床として提供したのだという、礼拝堂に向けて、歩みを進める途中。 ふと気付いて方向転換。 ―― 数分後。 )  よい、しょ … ッ と…… ( 木箱を担ぎ上げる矮躯の図。 えっちらおっちらと進む歩み。 ) [Wed 20 Dec 2006 23:43:56]
維言 > ( 聖堂の一角で、シスターと立ち話。 黒尽くめの退魔が、胡乱に沈む眼差し伏せて、一礼。 御加護がありますように―― そんな風に決まり事じみたやり取りも、敬虔なシスターが為せば心に迫るものとてある。 … 己に求めるのは、どうにも不釣合いな代物。 ) …… ふむ。 ( 言付を頼んだシスターの背が遠ざかるのを、その場に留まり見遣る代物が。 緩く頷きをひとつ。 確認めいた仕草。 ) [Wed 20 Dec 2006 23:41:22]
お知らせ > 維言さんが入室されました。 『 ―― ええ。 お願いします。 』 [Wed 20 Dec 2006 23:39:11]
お知らせ > アイメルさんが帰りました。 『また、ミサのときに伺いますわ。神の声を、聞きに。 (そう言って、少女は従者たちと共に去る)』 [Wed 20 Dec 2006 17:42:22]
アイメル > ( そうして、数分後、やってきた教会関係者に、寄付金10万を渡し、名を名乗った ) ……クリスティアの貴族の一派、フェリウェル家の娘です。吸血鬼の事件をお聞きして、父がご挨拶に、と。 ( 気取った態度で笑み深め。礼を言われれば、笑み返すだけだ。気にしないで頂戴と、いうように。寄付したくてするものが寄付なのだから、と。「貴女方に、神のご加護がありますように」そう、祈られ少女は笑みを深めた ) ………貴女方にも、ですわ。シスター。 ( そう、答え。十字を切って、手を胸に当てた。 ) [Wed 20 Dec 2006 17:41:26]
アイメル > ( もう一人の従者が、少女の下へ。少女は顔を上げた ) ……お父様からの寄付金を、ということは、クリスティアの聖教会にも納められたのですわね。 ( と、小さく言って肩を竦めて微笑んだ。 ) 吸血鬼退治に……とあらば、ご協力あるのみ、ですもの。 ( と、まるで自分が寄付するのかといったようなほど偉そうに、気取った態度でくすっと笑う。黄金色の瞳が悪戯に動いた。そして、先程消え入った従者は戻ってきた。少女は其方に視線を遣り ) ………別にいいんですのよ。すぐに駆けつけて頂かなくても私には時間があるわ。ご多忙のようでしたら寄付金を渡しておくだけで構いませんわ。大したものではないけれど、足しにはなるでしょうし。 ( さすがお父様、と誇らしげな気持ちを抱きながら、ふふっと笑み深め満足そうに。立ち上がれば従者に預けた手袋を受け取り、其れをはめ直し。 ) ………まあ、物騒だこと。聖堂の皆様も大変ですわね…… ( と、小難しそうな顔で眉を寄せ、うぅん、と小さく首を傾げる仕草をした。従者の一人が、寄付金を少女へ手渡そうと黒い巾着を、差出して。少女は受け取れば「ありがと」と微笑んで、様子を窺う。タイミングのいいときにでも渡してしまおうと。 ) [Wed 20 Dec 2006 17:16:30]
アイメル > ………。 ( そして、そっと瞳を開ければ、少女は手を右、左、上、下になぞり、十字を切る仕草をして、もう一度祈る。―――バプテスの神との、「黙祷」という会話の時間だった。今日の用は決まっている。何時も教会には必ず日曜に足を運ぶが、今日の用事は其れではない。此処に来た以上、祈るのは当然だと、少女は信仰者として思っているが。 ) [Wed 20 Dec 2006 17:02:18]
アイメル > ( その間に、従者は協会の関係者を呼ぼうと足を進め消えていく。―――少女は静かに、祈りをささげるように沈黙の時間をすごしていた。 ) [Wed 20 Dec 2006 16:57:44]
アイメル > ―――……。 ( 座って、少女は黙祷を始める。手を組んで、静かに祈りをささげていた [Wed 20 Dec 2006 16:56:52]
アイメル > …… ( キィ、と。扉が開いた。 ) ―――………。 ( カツン、カツン……響く、足音が。 ) ( アイボリーのドレスにケープを纏って、白い手袋を取れば持っていて頂戴。と側近の従者に手渡した。 ) ………お忙しいかしらね。 ( 小さく呟いた言葉は、控えめなもの。とりあえず、控えめに足を進め。後ろのほうの座席に腰をかけようと――― ) [Wed 20 Dec 2006 16:55:26]
お知らせ > アイメルさんが来ました。 『 ――大聖堂の扉を、執事が開こうと手をかけ―――。』 [Wed 20 Dec 2006 16:50:58]
お知らせ > サンクさんが帰りました。 『( 聖別儀式と、諸々の準備の為にその場を後に。)』 [Wed 20 Dec 2006 05:00:33]
サンク > ( 背の高い後姿が遠ざかるのを、見やり。 夜明け前の冷えた空気にそっと吐息を混じらせて。) ――…私は、私に出来る事を、すると致しましょう、か……。 ( 流石に、赤の暴走の時のように、前線に走っていく訳には行かない。だから、別の方法で。 ――…赤、の? ) ……嗚呼。 ( 緩く作った拳を、額に押し当てる。 我ながら、記憶力が悪いにも程があるだろうと、低くごちて。) あの一件の――…ならば。 …色々な意味で、やはり…御礼も兼ねて。気張らせて頂くとしましょうか。 ( 魔界に乗り込んだ勇士の中に、あった名前。 やり取りしていた書状の中にも、報告書にも。人々の口の端に上る噂話の中にも、ちらほらと。 ――…窓から仰ぐ空は、曇ってはいるが、あの時のような禍々しさは感じられない。祈りの句を口の中で低く唱え。) [Wed 20 Dec 2006 04:59:48]
サンク > …大変、正直で宜しゅう御座います、わ? ( 良く分からないとかきっぱり言っちゃう辺りが。 むん、と軽く胸を張って。) この辺りは、私の内緒話――悪い子のお話、ですわ。 ( 内緒話の口ぶりで、しぃ、と人差し指は、唇に。) ……めー、です。 ( 自分でやった事ではあるが。思わず噴出しそうになった。) 全てを管理してしまう程、主も狭量では無いという事です。 これも冒涜っぽいですけど。 ( 御心は計るべからず。 信仰の是非は置いて、微妙に生臭なだけの聖女の真実は黙るとして。) ――…悪魔は人の心の中に。もしくは、神の似姿も。 中々、難しい所です。 ( 浸透させた日には何か色々怖い気も。いや黙る。黙った。 顔を上げた時には、憂いの色は薄く湛えながらも、笑みはもう戻っていたが。) 驕る無かれ、贅に溺れる事無かれ、です。 ――…外のお食事が、とても美味しく感じられましてよ? ( 体験談じみた物言いも、ともすれば俗っぽい。 応援めいた言葉に、ぐ、と背筋伸ばして。) ――…ふふ。それでは、オマケもつけて差し上げますわ。 では、また後程に。MJ様。 ( 敬礼と、大きく振られた手に。祈りの形に組んだ手と、一礼を向けて。) [Wed 20 Dec 2006 04:52:21]
お知らせ > MJさんが退室されました。 『 バイバイ、と大きく手を振り、礼拝堂を後に。 』 [Wed 20 Dec 2006 04:39:14]
MJ >  オォ! 良く解らないけども格好良いッ! ( 餓鬼のオツムでは足し算引き算の四則演算以外の公式は存在してないらしい。 やんや、やんやと拍手を送り。 ) この世界にあっては為らないモノじゃあ無いのネ、サンクたんは―――。 ( 全てを認める、神の名に於いてではなく……何となくそう感じた。 うんうん、と何度も頷いて。 ) あいソコの髭のオヂさんもシュンムリ来ちゃうからね湿っぽいのは「めー」だネ。 ( 茶目っ気たっぷりな聖女サマを真似て。 ) 一々口五月蠅くない方が良いよォ。 放任主義歓迎デス。 ( 此方は冒涜なのか何なのか。 柔軟な信仰、と言う最近の流行なのだろうか御使いも? ) サンクたんの言う悪魔には遭った事が無いヨ? 悪魔に良く似たヒトなら表通りを歩いてるけどもサ。 ( どSな認識は残念ながら浸透してない模様。 頑張って広めて行きたい所存でありますとか、この辺にして。 犠牲の単語には首を傾げた聖女サマの前では流石の餓鬼でも躊躇う言葉もあるのだろう。 ) あぃあぃ―――、じゃあご飯を集ってますので首を伸ばして待ってる也。 ちょっと塩気の足らないスゥプとかもなかなかに味わい深いしネ。 ( ちゃっかりとご飯迄頂戴してたらしい。 「ふぁいとォ」と聖女サマの仕事に期待。 ) セッちゃんがさ……こォ指の間に挟んで投げてたのが格好良くて。 あれ以上のインパクトって言うと爆発かなって? ( 腕を組み、至って真面目な貌。 ) あい、じゃあオレサマの愛を込めたお代で。 流石に商売上手也。 ( 変な所に感心した元路上販売員。 機会が有れば真似しようと。 ) オマケって響きに負けそうですよオレサマ……―――。 魅力的なので是非ッ! ( 一瞬毛皮にくるまれた聖女サマの間から、何かが覗いたのは錯覚か? ) んじゃ、そう言う事で。 お腹が空いたので何か漁ってきます也。 ( 脚を解けば身も軽く、床に降り立ち小さな敬礼を聖女サマへと。 ) [Wed 20 Dec 2006 04:38:18]
サンク > それは極端に御座いますけど、罪に塗れ懊悩し、善悪虚実――全てが存在する世界だからこそ、信仰は必要なのだと思いますわ。ですから、俗世に塗れながら信仰を保とうと。…もしくは、縋ろうとする者も、確かに。 ――…世知辛いお話は、ひとまず、無しに御座います。 ( 教科書通りとは行かないが、つらりと口上めいた事を並べた後で。 ぱちりと片目を伏せてみせる様は、何処まで本気やら。) 眺めが良い分、見落としてしまう事も御座いましょう。 …冒涜ですけれど。こんな言い方では。 ( Amen. 胸元で十字を切る素振りは密やかに。こほん、と咳払い一つ。 地に使わされしモノも、そろそろ俗っぽい。) 悪魔は御使いよりも親しき顔をして近付く者。魔は人の顔をして囁く者。 …悪魔祓いの方々は、大変だと思います。だから、…はい。如何様な形でも、力になれるならば。そして、これ以上の犠牲が出ないように。 ( ドS認識は残念ながら無い。残念とか言うな。聞こえ来る事件の痛ましさを思い出したかのように、目を伏せて。祈りの仕草。) 承っておきますわ。仕上がりましたら、シスター達にも言付を預けておきます故。 ( 此処に留まるなら、出来次第知らせも来るであろう。 何かとアレな部分はがっつり分厚い毛皮で隠した侭、やんわりと笑んで。) ――…生憎、水ですから。火薬を混ぜても湿気ってしまいますけど…。 ( その発想に、思わず口元を押さえた。震える肩は根性で押さえ込む。) 分かりましたわ。寄進はお気持ちで――…、 嗚呼、そうだ。( ふ、と顔を上げ、) 爆発しそうなのを、お望みでしたら。一つ、オマケをつけて差し上げますわ。 ( にぃ。悪戯っぽくの域を少し越えて、悪辣の数歩手前。直ぐに、柔らかな笑みで掻き消したが。) [Wed 20 Dec 2006 04:13:40]
MJ >  ちょっと誤解してましたよオレサマ―――、もうちょっと天国に行く前に俗世にまみれたイカス信者サマが多いかと思っておりました。 SUTSUGAIせよ、とか。 ( 「ねぇ?」とかよりにも依って聖女サマに尋ねて見た。 来て見れば広く門は開かれ、こうしてご厚意を集っている有様。 人に依りけりなのか、と。 ) 眺めは良さそうダネ。 ソレって地上と代わらないって事かな、やっぱり住んでみたら生臭い? お父さんの話は、子供には解らないって事しか解らないや。 ( 親心、子は知らず。 手をヒラヒラと、何処か謎掛けみたいな聖女サマの言葉に唸ってしまう。 ) 何時もよりスカっとしないのは確かダネ。 イコティお姉サマったら大変なお仕事してたのネェ―――やっぱりSでも愛が無いと辛そうだから、イコティお姉サマも撫でておいてクダサイ。 ( 口を塞いだ聖女サマを見て頭上に「?」と疑問符が浮かぶ。 どSの認識は皆持ってると信じて疑ってない餓鬼であった。 ) おおゥ、サンクたんが担当なら良かった。 じゃあ入り口のシスタァさんに預けてある格好良いがオレサマのだから宜しくゥ。 ( 顔の前で掌を合わせ 無邪気に喜ぶ。 矢張り小さな女の子には秘密が一杯らしい、突っ込むのは野暮チンで命も縮めそうなので黙っておくに限ると学んだ。 ) んー、投げたら爆発するような聖水が欲しかったんだけど。 ( どんな殺傷兵器だろうか、指を銜えて考え込む。 何をするか何てのは決まっているオハナシ。 ) そうだね10本位で、お代は地方村のナッキー宛てに―――とか出来ないので自分で払います。  [Wed 20 Dec 2006 03:58:10]
サンク > ――…あ。 聖水…どれくらい、必要に御座います? ( ふ、と気付いて。聞き忘れていた事を。 何に使うのか、とは。流れ的にも――明白な所。) [Wed 20 Dec 2006 03:44:44]
サンク > いらっしゃる時には、どうぞ…お覚悟あそばせ? ( 実の所、年齢的にはそれ程変わらないとは、知らぬ所。 ヴェイトスの突っ込んではいけなさそうな秘密は秘密の侭にとか言うと何かと酷い閑話休題。) ……ええ。あのようにも、違うようにも。 天は天。地からは遠く、さりとて同じ。 ……尤も。御心を計るには、些か小さすぎますわ。私も。 ( だから、本当は分かりません。謎掛けめいてしまった言葉の後には、そんな苦笑い。 心の扉を開いてくれなかったと言いながら、しゅんとする姿を見れば、想像以上に歳若いのだとは、そろそろ気付いたか。) ……嗚呼。その辺りの報告は、聞いております。向こうの方でも、痛ましい事件が続いたとかで。 ――…どえ……ッ ( す。 唇噤んで黙り込んだ。直接の面識は無いのだが。) …聖別、ですか。 それなら――…私が担当致します。 武具の方を指定して下されば、祝福を。 ( 夏。紅い雨が降ったあの時期にも、飛びまわった記憶。懐かしむには近く、遠く。 ――…武具については、その辺りを聞けば取り掛かれる。) [Wed 20 Dec 2006 03:38:41]
MJ >  朝になったら可愛そうにオレサマは優しく起こされてしまうと。 流石大聖堂は厳しい也。 ( 不思議な既視感、魔女と悪魔祓いと聖女。 皆ちみっこいにしっかりしている―――これはいよいよ持って大人が駄目なのか、訊いてはイケナイ秘密か。 小さなしっかり者さんに 「はァい」 でっかい身形の餓鬼は声を上げ。 ) あんな風に見てるの? ( 天を見上げ「アレ」と指すのはソコにはフラスコ画が広がる天井。 聖典の一場面を模したモノだろうか、艶やかな天然色で描かれた壮大な絵画。 ) 残念ながらオレサマには心の扉を開いてはくれませんでしたネ。 ( しゅん、と再びめーされて小さく背中を丸めて。 ) はいはい、元々はイコティーお姉サマ。 「どS」で「真面目な」悪魔祓いサンと一緒に地方村で動いてましたからネ。 多分お姉サマから報告来てませんカ? ( イコティーこと維言の名で知られた悪魔祓い。 ソレを気軽にイコティーと親しみを畏怖を込めて呼べば ) おっけィ、サンクたん―――実は聖水と武器の聖別化?を頼みたくて。 誰か出来る人知りマセンカ? ( 首をかっくりと傾げ、真逆目の前の小さな聖女サマが責任者の一人とは思っても見ない餓鬼。 流石に武器は入り口で没収された、忘れ物箱の中にでっかい剣が入ってる事だろう。 ) [Wed 20 Dec 2006 03:19:43]
サンク > ふふ。シスターには、眠りを妨げないように頼んでおきますわ。 ( お風邪を召されませんよう? そんな風に笑む仕草は見目相応に、子供らしく。) それは何よりに御座いますわ。主は遥かなる天上におられれど、いずれや全てを見てらっしゃるもの、ですから。 ( 口上はお決まりの文句。 受け止めるのだけは、正面から。) ……シスターの昔は存じないのですけれど。…はい。私の手の届く範囲の事でしたら。 ( 基本的には大人しやかなシスターにそっぽ向かれたと。どんな状況か知らないだけにピンとはこなかったが。 くるりと変わる様子に、思わず目を瞬かせ。 もう一度、めー、とするのは冗句のように。) …ええ。無事であれば。まずは何より。けれど――… 先の事を思えば、それだけではいられない。 協力出来る事が御座いましたら、仰って下さいまし。 ( シスターも怪我をしていたとは、聞いている。曇る憂いを振り払い、顔を挙げ。) ……MJ、様? では、MJ様。 ( 聞き覚えのある名前。記憶を手繰る前に、嗚呼、と小さく声漏らし。) 申し遅れました。私はサンクトゥス。 サンクとでもお呼び下さいな。 [Wed 20 Dec 2006 02:55:44]
MJ >  はい、人の良いオレサマは哀れ暖かい毛布にくるまれて眠るハメになるのデス。 仕方アリマセン。 ( えへら、と緋色の髪をした餓鬼も何処か愉しげに。 ) 大丈夫ですよ、オレサマ包み隠しませんのでパンケェキみたく裏と表が無いから。 神様の前でなくとも正直がモットーですヨ。 ( 自らを悪い子と称するのは、嘘か真か。 今だって正直たらんとするのは本当のつもり貯金。 聖女の法衣は殉教を示す紅色とは対の淡い蒼色。 ) だってさ、セッちゃん苦労してそうで……。 きっと小さい頃に何かありましたヨ? 後で撫でて上げると良いとは思います、オレサマはそっぽ向かれちゃったので。 ( 咎められた言葉には 「だってェ」 憐れみを誘う声色に瞳を押さえて嗚咽混じりに  ) ……三人居て、一番怪我してたのはセッちゃんだったからネェ。 それでも無事で何よりかな。 ( と包帯に包まれた己が腕を晒す。 自分は至近距離から飛来した雹片で軽い傷を負った程度だが一方のVHと言えば脚を引きずっていたようで。 ) 次こそは―――続けて、かれこれ三回以上続いてるのが現状だネ。 ( ひぃ、ふぅみぃ、指折り数えながら自分があの吸血鬼と遭った回数。 ) なのでオレサマも御用時があるのですよ―――ええっと 『MJ』 「ちゃん」でも「サマ」でもお好きに呼んでネ。 そっちのお名前は? [Wed 20 Dec 2006 02:42:36]
サンク > それでは、人の良い御方に付け込ませて頂きますわ。 後程、持って参ります。 ( きょとんと見開かれた瞳が、おかしそうに細められて。 やはり悪戯めいた色を含ませた笑みと共に、そんな物言い。) 懺悔とは己が裡を見詰め直す事――… と言えば、格式ばってしまいますけど。 何か御座いましたら、いつでも? ( 悪い子同士。そんな仲間と括られて、怒り出すでもなく楽しげなのが、どうしようも無い処。纏うものは、確かに聖女の装束に違いないのだが。) …良く分かりましたわ。でも、迷える子羊の一人に、そのような物言いは、いけませんのよ? ( めー。片手を腰に当てて、まるで子供に対するような仕草は、何とか格式ばった所作に紛らわせ。こほん。) ――…。そんな言い方を、なさる……。 ( 誇らしげな少年の前で、少しむくれたような顔を晒すのも数秒。 拗ねた仕草も本気ではないが。) …それでも、犠牲が出なかったことに、まずは感謝を。 ( シスター・セレニアも、協力してくれたという民間人の女性――だと思っている存在も、無事だったという話。顔を上げると、笑みを収めて。) …次に、と言えば御幣は御座いますけど。 [Wed 20 Dec 2006 02:24:34]
MJ >  大丈夫、何時も心は暖かいかいし――他人にだって優しいヨ有料だけどさ。 でも、どうしてもタダで暖かい毛布を貸して貰えるなら人の良いオササマの心は痛みませんのでお願いします也。 ( ナカナカに屈折した申し出を遠慮無く申し上げて見た餓鬼、うっひひ、楽しげに肩を揺らして。 ) ソレで怒られずに済むならオレサマもやってみようカナ? カナ? 大丈夫、オレサマも悪い子ですしィ。 ( 「色々やりましたゴメンなさい」 で神様は赦してくれるのだろうか。 仲間、仲間と困った物言いの少女に手を挙げ小さな懺悔。 ) そうそう、だからセッちゃんの事だってばサ。 ( 近付く少女は月明かりを映したように白い陶器を思わせる肌、傍目から見れば利発そうな言動とアンバランスな幼い仕草に見知った顔の悪魔祓いを思い出す。 ) 早くも、また言う機会があるなんてネ。 『 いえいえ、お仕事ですのでこれも 』 ( 恐らくは用意してあった言葉なのだろう。 頭を下げる少女に、胸を張りエッヘンと誇らしげ。 ) ―――でも、取り逃がしちゃったんですヨネ。 ( ほふーり、一転して肩を落とす。 ) [Wed 20 Dec 2006 02:08:10]
サンク > …本気で寒いようでしたら、どうぞ仰って下さいまし、ね? ( 人差し指を唇に宛がう仕草と共に声潜めれば、何処か内緒話の風情。 ことりと小首傾げた侭で、その唇に笑み浮かべ。) …悪い子、かもしれませんわ。後で懺悔しておかなくてはなりません。けれど、ちょっと昼間は忙しくて――… ( 口にした事が言い訳めいてしまう事に、軽く眉を寄せて。む、と考え込むような素振りは少しだけ。 とと、と赤毛の少年の元に近付くと、) ……せっちゃん? ( 少しばかりきょとんとした顔。こめかみに指先当てて、聞いた話と色々照合――。) ……シスター・セレニアの事ですの? ( 一緒に来たという話は聞いているから、確認のようなものだが。 気を取り直して。) まずは、御礼を。 御助力に感謝致します。 聞けば、遭遇なさったという――のは、かくも人々の口端にも上るという、危険な吸血鬼だったというお話。その勇敢さに、感謝を。 ( 両手を胸前で組み合わせて、ぺこりと頭を下げ。) [Wed 20 Dec 2006 01:54:00]
MJ >  凍死する前に起こされたので寧ろ感謝也。 ( その前から寒さで寝付けなかったのだけども悪戯を見付かったような仕草につい口から出た言葉。 長椅子の上で胡座をかき、ウヒヒヒとか小さな人影へクシャリと顔を歪め。 ) よゐ子は寝てる時間なので、起きてるおチビさんは悪い子ですネ―――はい、はいナンデショウ? セッちゃんに助太刀って形で居ましたヨ。 ほら、あの死んだ魚の眼をしてると評判の色々幸の薄そうなVHさん。 ( 抑揚のない薄紅色の瞳、何をしたらあんな目が出来るのか。 墓場での邂逅を思い出しながら、こくりと首を縦に振る。 ) [Wed 20 Dec 2006 01:48:30]
物音 > ――…あ。 起こしてしまいました? ( 口元に手を当てて、声を潜める姿だけなら、悪戯を見咎められた子供のような仕草。事実、見た目的にはそんな所。緩く頭を下げると、身体で押し開けるようにして、扉をもう一度軋ませて。礼拝堂の中へと立ち入ると、胸元に掌宛、深呼吸と共に姿勢を但し。) 先日…その。墓地――…で、でしたか。 …いらっしゃった方が、此方にいると聞き及んで参りましたの。 ( 濁すような言葉は曖昧ではあるが。かくりと小首傾げる仕草は、確認か問い掛けか。) [Wed 20 Dec 2006 01:39:00]
MJ > ( 祭壇に並ぶ燭台は、死神の世界にあると言う寿命を計る蝋燭に思えてくる。 厳かに神の威光で夜を照らす筈の礼拝堂がこの様に暗いのはどうにもしっくり来ない。 十字架に掛けられた救世主だけは居心地が良いのか安らかな顔を浮かべている。 ) オレサマが女の子だったら泣いちゃってますヨ。 ( 全く、と身体を起こし猫みたく大きく伸びを。 そこに差し込む月明かりと、扉より延びる小さな影法師。 ) ―――ん? ( 月を背負い、立っている形影へと振り返り。 ) [Wed 20 Dec 2006 01:28:28]
物音 > ( きぃ――…。 長く尾を引く物音は、緩慢。扉が開く速度も、また同じく。細く開いた隙間から、夜の外気を吹き込ませて。 ひょこりと低い位置に覗くのは、青み掛かった銀色。) [Wed 20 Dec 2006 01:19:50]
お知らせ > 物音さんが来ました。 『( 扉の軋む音。)』 [Wed 20 Dec 2006 01:18:34]
MJ >  毛布も薄いし……、お肉とか食べないし……暖炉とか全く付けないし、挙げ句薄着だし。 この教会のパプテスさん達は別次元の生物ですか? 何か宿舎見たら、敷居とか無いしネ。 ( 窃盗は数えきれぬ程、押し込み強盗も数度。 勿論、その標的の中には教会もあった。 だけども、寝泊まりするのは生まれてより初めての経験。 禁欲的な生活と、戒律に守られた空間では緋色の餓鬼も浜辺に座礁した魚のようなモノだ。 ) [Wed 20 Dec 2006 01:14:34]
MJ >  ( 中庭より続く渡り廊下の先、荘厳な扉を潜ればそこは巡礼者達が神へと祈りを捧げる礼拝堂がある。 ) 寒ィ――寒ィデスヨ? 冬眠しちゃいますヨ。 ( 人気の無い部屋、木製の長椅子に寝転がっているのは豹柄のもこもことした毛玉。 ) 暖房ゥ、暖房代ケチってませんかァ? ( 先日、墓場で吸血鬼と対峙した元・破落戸見習い 現・女王様の右腕 はシスタァのご厚意に面の皮を一層厚くご厄介になったのだが。 ) [Wed 20 Dec 2006 01:10:07]
お知らせ > MJさんが入室されました。 『 蠢く毛玉。 』 [Wed 20 Dec 2006 01:01:11]
お知らせ > セレニアさんが帰りました。 『 セレニア です。 よろしくお願いいたします。 』 [Tue 19 Dec 2006 06:30:37]
セレニア > …ありがとうございます。 ( …自ら願い出るなど考えもしなかった事だけど… これは、マスター ) …綴りに問題があると、名を変えました。 [Tue 19 Dec 2006 06:29:51]
セレニア > …私の信仰は… ( また少し視点を変えて、それですんなりと出て来るわけもないけれど、じっと考えるという心掛けは生きてくる。 相変わらず表情に乏しい顔は、視線を落として思案する風に。 …あるいは、明文化しようとするように、難しく考えているだけだろうか… 単純なものであるはずもないが。 話の途中、思考はすぐに中断される。 どう思う? ) ―――あえて結束を促し、聖戦の発動で決着を付けるのも手段だとは思いますが… それで全ての吸血鬼が集う事も無いでしょう。 戦争と現状と、どちらが効率的であるかは、分かりません。 …いずれは決着を付けなければならないものです。 人の血を唯一の糧とするのなら… 被害は最小限に抑えられるべきですが、遅いか早いかの違いでしかないと。 ( 今、波風を立てるなと言われるのは分かる気がする。 現状では、人の中に潜もうとして法を犯しもせず奴隷なり『友人』なりの血を啜る事が出来る吸血鬼まで狩り立てる必要があるのかどうかは分からない。 それでもいずれは、と頷いた。 …識者がその方が被害は少なく済むと言うのなら、遅くとも構わないと思う部分はあるけれど… 犠牲者も、吸血鬼の数も増え続けるのなら、やはり放置する事に意味は――― ) ―――。 ( 笑顔は無い。 それでもほんのり白んだ空にステンドグラスが淡く浮き出る礼拝堂で… 鐘の音の中、重ねられた手に表情を明るくした。 …嬉しそうに… 重ねられた手を見つめて、マリア様へと顔を上げて… ) [Tue 19 Dec 2006 06:26:37]
セレニア > ―――価値を見出していただければ幸いです。 評価されず、運用されなければ、私の行動は大幅に制限を受けますので。 ……それに私には、術の心得はありません。 また、全てを見抜ける訳でも…… 高度な隠蔽能力を前にしては、無力化される危険性すらあります。 ( 一度それと感知すれば滅多な事では二度と誤魔化される事が無い。 だからこその天敵だけれど、それでも絶対とは言えないと。 …羨ましい、と言うマリア様には… 補わせてもらうオプションとしての立ち位置があるべき姿と、自分もとは言わずに首を振る。 彼女は一人でも動ける。 自分は一人では動き難いという違い。 悪魔やアンデッド全般、その他のモンスター、難しい事は言わず人間のチンピラだって、立派な障害になってしまう虚弱な身体だ。 鍛えられるけど、並大抵の努力では殆ど伸びない。 知覚できるのにさせてもらえず… それはともかくとして、勿論彼女ほどではないものの、探しに行かれない口惜しさは、最近知った ) ―――ええ。 ゴロツキも多いと聞きますが、パプテス教徒の傭兵であればと… そうですか。 ( ヴァンパイア相手では人間相手の戦争屋には荷が重いというのも頷ける。 人体の常識外れを覚悟できなければ、翻弄されるだけだろう ) [Tue 19 Dec 2006 06:06:23]
お知らせ > アレックスさんが退室されました。 『改めて、お名前を聞かせて頂けないかしら――?』 [Tue 19 Dec 2006 05:34:57]
アレックス > ええ。 そこに貴女がどのような信仰を見出すかは、私にも判りません。( 自分が生まれた地であっても、同じ根を持ちながら枝分かれした信仰の形が争う革命の真っ只中にある。その中において位置づけた自分の信仰も、万人に通じる物でない事は判っている。然し根底を覆してしまう事はパプテスに生きて、死んでいった人々を全て否定し、それに繋がる自分をも否定する事だ。 今までがそうであったように、一部には間違っている部分もあろう。 だが然し、踏み換えることは出来はしない。 出来る事は、嘘が真になるように信じ続けるだけ。 )――・・・ 考えるだけでおぞましいですわね。貴女自身は、如何思うのです?( 吸血鬼の連帯感。吸血鬼のコミュニティ 惨めに血を啜り死に損ない乍、カードに興じ 彼等にとって餌でしかない私達の反乱を論議すると言うのか。想像するだけで虫唾が走る。そんなもの、一刻も早く滅ぼすべきだと自分は考える。では、この修道女は――? ) ふ、ふふふ・・・    是非も在りませんわ?( この修道女は”使える”。 鐘の中、その手に包帯の巻かれた手をそっと重ね―― ) [Tue 19 Dec 2006 05:34:46]
アレックス > それでも 羨ましい、と感じてしまうのは失礼にあたりますでしょうか・・・ ? 私のような、少々術の心得が在るだけの吸血鬼狩りから見れば、その能力はとても羨ましい物ですわ。私達は吸血鬼の知識と、それを葬る能力を持っていたとしても吸血鬼を吸血鬼と見抜く事もできない。吸血鬼が吸血鬼である事を知るのは、犠牲が出てからですわ。( 視線を下ろし、自分の膝を見詰めながら言葉を紡ぐ。気付くのは凄惨な事件が起きてからで、野次馬に吸血鬼が混ざっていたとしても気付く事も出来ない。何度も無駄に歩き回り、間違いながらコツコツと証拠を積み上げている内にその徒労を嘲笑うかのように次なる犠牲が出る。骨身に染みたその口惜しさは言葉にすらならない。 ) 傭兵を・・・?単独で行動するよりは幾らか助けになりますが・・・ 所詮金で動く連中ですわ。いざ吸血鬼の脅威を前にして、逃げ出さない保障は何処にもありません。( 傭兵と聞いて一瞬脳裏を過ぎるのは―― 打ち消すように僅か、首を横に振る。専門的な知識を持ったVHGと連携するのなら兎も角、悪くはないが賢明とは言えまい。 ) [Tue 19 Dec 2006 05:34:10]
セレニア > …そう、でしたね。 ( すっと気持ちが軽くなってしまう。 聖教会版と大聖堂版で、その教えも差異があるのだけれど… 解釈の違いであり、大まかな部分で同じなら、その解釈は教えられるのではなく自分でするものだと、今なら思う。 それが、考えるという信仰の在り方なのかと思うと… 何故だか、記憶にある優しくも甘い人達の顔が曇ったような気もしたけれど… どう差異を指摘すれば良いのかは、分からなかった。 信頼のおける主に、猟犬が落ち着いて従うように。 …それはもしかしたら、破綻しかけた条件付けの最後の影響もあったのかもしれないけれど… ―――何を、わざわざ答えの出せる事まで悩もうとしたのだろうと思ってしまう。 ―――あの人達なら、なんと言うのか。 自分の信仰を定め切れていない自分には、マリア様のような事は言えないだろうけど… ) ―――それを追い立てるのが、連帯感を産むことにも繋がりかねない、と言うのだと思います。 …いずれは、決着を付けなければならないのは明白ですが… ( そう、悪循環だし、それこそいたずらに最終的な被害を甚大なものにし兼ねない。 ―――それもまた、主の授けた命を前に、大事の前の小事などと割り切ってはならないと言うのも分かるけれど… ではどうすれば良いかと考えれば、やはり悪循環は悪循環だ。 …以前のシスターティフィスなら、何と言ったか… とりあえず、急がなくて良いとは言ってくれると思うけど。 その先に解決は見えない。 ……見えるといいなと思ってしまうのが…… 猟犬の意識に芽生えた、迷わせる心 ) ―――いえ。 ( 微笑み、首を傾げられて、遠回しに傭兵の話を出した事、バツ悪そうに首を振る。 改めて、包帯の顔を見つめよう。 猟犬も、未だ彼女の狂笑は恐れていたが ) ―――私を、使っていただけないでしょうか。 ( 冬の夜はまだ明けない… それでも、教会の朝は早い。 朝課を報せる予鈴が鳴った ) [Tue 19 Dec 2006 05:12:59]
セレニア > ―――ズドゥハチなどの先天型ヴァンパイアハンターに見られる特徴だそうです。 そればかりでもないという事ですが、吸血鬼の存在を隠蔽能力次第で看破し、それを知覚する間のみ、ハンターとしての能力を得ます。 私の場合は、単純な身体能力で… 吸血鬼の存在を感知しない常態では、修道院の仕事にも支障が出るほどでした。 ( 最近は少し慣れた… と思う、と過去形で。 なんとなく膝の上で重ねた自分の手に視線を落とす。 両極端って役立たず。 使い方次第とは言え、単体ではまるで… 『荷が重い』 …マリア様の現状なんて聞きながら、頷いてしまう… 期待するのは迷惑になるだろうと思いつつ、とりあえず相談半分で ) …大聖堂は積極的な看破を禁じ、それには今も従っていますが、ステアなどの隠蔽能力が低い固体は否応無く知覚します。 …私に私物はありませんが、以前聖教会で、ヴェイトス市への旅で何かあったら使うようにと、お金を持たせていただいていますので…。 傭兵を、雇おうかとも考えたのですが… そこまでして良いものかどうか――― ( でも、できれば教会の中で、とも思う…。 ステア追討への編成を希望して、『お目付け』の不在が問題とされた時… 教会を一つ担うシスタージャスティスはともかく、マリア様とシスター?イコトの名前は出したけれど、彼女達には彼女達の仕事と当然のように拒否されている。 担当司祭の間での要請すら無いだろう ) [Tue 19 Dec 2006 04:54:27]
アレックス > 貴女の仰る通り、聖霊の御心は計り知れるものではありませんわ?然し―― 我々はクルストの在り方に学び、残された法に従う事は出来ます。そしてそれだけが我々に残された、楽園に至る道ではありませんか。貴女は、之まで修道をしてきたのでしょう?( 何を今更、と。見えなくとも、修道を通し感じているはずだ。作物を育て、それを食べ、自らを生かし続けている事が既に神に触れている事に他ならぬ。 ) 私には、吸血鬼にそれほどの連帯感があるとは思えません。彼らは『自分が生きるためならば他人を犠牲にしてもいとわない』 そういう生き物ですわ。( 血を吸い死して尚いき続けるというのはそう言う事だ。どんな繰言を口にしようとも、彼らが死に損ない続けている以上これに当て嵌まらぬ物は居ない。 ) それに、犠牲を恐れて犠牲を出し続ける事は神の正義と言えるのでしょうか。私にはそうは思えませんわ。( 何時までも終わらない悪循環だ。それは手術での出血を恐れ、病巣をそのままにするような物。病は進行し、拡大した病巣に倒れる事になるだろう―― 馬鹿馬鹿しい。 ) 見ての通り、少々大怪我をしておりましたが――・・・ もうこの大げさな包帯も、跡を隠す様なものですわ。 それが如何か、致しまして?( 包帯に覆われた微笑を浮かべながら、首を傾げ。 半身を焼く火傷に臥せってから5ヶ月にもなる。火傷の深度は深いものであったが、白魔術等の治療の甲斐あって傷自体はもう癒えている。 長きに渡った療養生活で鈍磨した身体のリハビリ中と言うところか。 ) [Tue 19 Dec 2006 04:54:18]
アレックス > まあ・・・ 優秀ですのね。貴女は吸血鬼の存在を―― ?( 知覚できるのか。驚きを隠せないように、包帯から覗く瞳が丸く見開かれる。 文献などで眼にする事はあったが、実際に眼にするのは初めてだ。吸血鬼狩りも相手を吸血鬼と特定できねば話にならぬ。吸血鬼を知覚できるとすれば、その能力は非常に強力だ。只の人間でしかない自分にとっては非常に魅力的な能力だ。 )―― 成程。 では一人では、少々荷が重い そう言う事ですのね。( ステアの戦闘能力ランクを聞き、思案するように唇に包帯の巻かれた指を当てる。彼女が対吸血鬼の切り札として運用されていたのであれば、吸血鬼以外の問題に対処する為の相棒が居たのだろう。だからこそ、依存傾向が見られたのか―― 合点がいく。 吸血鬼を殺すことに特化した能力を持つとは言え一人で挑むのは無謀に思う。 ) 然し、大聖堂は貴女の勝手な行動を戒め、貴女は立場を悪くし孤立している・・・ しかし、それは運用が間違っているからですわ。恐らく、吸血鬼を刺激し被害を出す事を恐れているのでしょうが・・・ 根源を断たずに被害を防ごうと言うのは間違っている。( 肯定を返す修道女に頷き返し、続ける。 ) [Tue 19 Dec 2006 04:30:15]
セレニア > ―――ですが、それは明確に示されるものではありません。 …御心を知るという意識も不遜、考える事が信仰に繋がるとも、聞いています…。 ……いえ。 私が、信仰を持てていないだけ… でしょうか…… ( 自身に満ちた言葉は… 甘くない言葉は… 曖昧な考え方を、それでもいいのだと容認することで、寛容なヴェイトス市に適応しようとした猟犬の心を、諌めるように響く。 …けれど、内なる神が、見えないから… ) ―――はい。 ですが… 吸血鬼は人類の… 世界の敵ですが… ―――人に紛れて、法を犯さずにいる吸血鬼までもが一斉に立ち上がるのは危険とする判断も分かります。 ―――クリスティアではそれも可能と思いますが… ヴェイトス市の現状では、既にどの程度『入り込んでいる』のか、全く未知数で… ( ―――冷たく言い捨てる、強い姿勢には… 改めて戸惑いながらも、その庇護の下にあるような安らぎを感じてしまっていた…。 この冷たさ、厳しさが懐かしくも心地いい… …けれど… シスターティフィスや教会で話した人、街で会った人、様々な言葉が、考え方が渦を巻いて… 本当に? と思わせる。 …それ以上、確実な正解など見出せないと言うのに… 迷う余地を残す優しさ… 甘さは、いいかげんというばかりではない、暖かいものでもあったから ) ―――。 マリア様は… 今、療養中でしょうか? ( 見るからに、でも、正確のせいか、しゃんとしているようにも見えたものだから ) [Tue 19 Dec 2006 04:28:19]
アレックス > 考える必要はありませんわ?考えれば迷いが生まれます。 その迷いは何れ許されざる罪に繋がるでしょう。 必要なのは、只一つ。 信じる事。( 神を信じ、信仰を貫く。必要なのはそれだけだ。それは教会に従う事ではないと自分は感じる。内なる神に従うことだと。 答えは既に用意されている。 ) ええ、とても。これが笑わずに居られましょうか?大聖堂が、市に巣食う吸血鬼の存在を理解していながら葬る事を禁じ、その存在を許し認める――? お話になりませんわね。 彼らに必要なのは保護ではなく神の許しと安らかな眠り。常々感じていましたが其処までとは―― 救い様がありませんわ。( 笑いを止め、冷たく言い捨てるのは大聖堂の不甲斐なさ。ヴェイトス市パプテスの代表である死者が動き回る事を許すなど、神への背信にも等しい。いくらこの街が異種族に寛容とはいえ、吸血鬼は折り紙つきの害悪種。全ての生きる物に敵対するというのにだ。 不潔にも程がある。 ) [Tue 19 Dec 2006 04:12:36]
セレニア > …分かりません。 …どんどん、分からなくなります。 …だから、考えるようにしていますが、それで良いのかも、まだ… ただ、譲ってはいけない事は、少しですが、なんとなく…。 ( 迷うのと悩むのは違うだろうか。 依存についても、個人や単一だったそれを広範囲にしただけかもしれない。 語り口も、やや幼さが出るようになってしまっているだろうか。 …それでも上手く言葉に出来ないなりに… 聖堂に従えばいいものを、わざわざ規則を破るものも見つけている ) ……可笑しい、ですか……? ( 咎めるのではなく、不思議そうに。 笑うマリア様に、首を傾げた。 …以前はそう明かす事も禁じられていたけれど… クルースニックだからヴァンパイアハンター、だから、吸血鬼を狩りに行く。 そう話すのは、ナイショで聖堂を抜け出すよりもよっぽど心配をかけないだろう。 だいたい、隠す必要がどこにある ) ―――いいえ。 その身を削って戦った方に、そのような…。 ………。 ( 見るに耐えないなんて、と… 包帯から覗く目を、じっと見つめる。 …聖剣を携えて狂笑を浮かべていた顔が、蘇るようだけど… 自分の話を聞いてくれた彼女と、彼女の考え方は信じられる。 それを好きと言うのかもしれないけれど、その言い方は思いつかないまま… 震わせる身体に、少し戸惑った ) ―――ステアと知る以前に、私はそれを暗黒街で知覚していました。 大聖堂には報告を受理していただけませんでしたが、その時と、取り逃がしたのは二度目です。 私一人では、吸血鬼以外の敵対障害を排除出来ませんので、捜査も追跡も思うようにいかなくて…。 ―――隠蔽能力は乏しいのですが、戦闘能力はB… いえ、Aか… 手強い相手です。 ………。 ( 凄惨な言葉には、けれどさして特別な反応を返さない。 猟犬であったこのハンターにとっても、当然のように秤にかけた、選択肢の一つであったから… ) ―――はい。 ( …だから、視線を向けられれば頷いてしまう… だって、その通りだ。 そこで逃がした結果、また貴族の屋敷が全焼し一族郎党焼死するような事になったら…? …胸を張って引き鉄を引かなかったわけではない… 引いて、当たったかも分からないけれど… 実情は、迷っている間に見失ってしまっただけ。 …それで良かったなんて、過ぎた事だと肯定する言い訳だ… ) ―――その通りだと、思います。 [Tue 19 Dec 2006 03:52:15]
アレックス > ステア・・・ 巷を賑わせている吸血鬼の名はステアと言うのですね。( す、と顔を背け 正面に据えられた十字架を見上げながら吸血鬼の名を口にする。地方村に事を発する一連の騒ぎは、詳細を知らぬまでも耳にしているが、そうか。ステアと言うのか―― ) 間違いがあるとすれば・・・・・・ 貴女は如何なる犠牲も恐れずにステアを葬るべきだった。 ( 続ける言葉は、凄惨な。 ) たった一人。 たった一人の犠牲で吸血鬼を葬れるのならば、それは大事の前の小事と見るべきですわ。( 違いまして? そう言葉を続け、迷う修道女へと視線を向ける。 ) [Tue 19 Dec 2006 03:35:12]
アレックス > ( 並び座れば、やはり悩んでいたのだろう訥々と零れだす言葉。やや緩慢な所作で頷き、途切れがちな言葉の先を促して行く。 今は自分で考えるように―― そう言えば、信仰について論議を交わした時に依存の傾向が見られ、それを窘めたのだったか。 新しい依存の対象を見つけたような話も聞いたが、状況は更に変わっているらしい。 ) それは・・・ 何より。 信仰は、見出せましたか・・・?( 迷うのは、信仰を持たないからだ。この娘には信仰を持たず、依存の対象に従うような感触を受けた。信仰とは神に従う生き方の事であるから、信仰を見出せば迷う事も少なくなるであろう。 )――・・・ 存じております。( この修道女の秘密。以前会った時には秘匿されていた。然し度々問題を起こすのなら隠し通す事は難しい、それが全て吸血鬼に関わる事であれば、察する事も出来よう。そして、此度の証言を得てそれはゆるぎない物となる。 包帯で覆われた顔 覗いた口元が僅か、笑みを形作る。 ) 然し、驚きましたわ。クルースニックとは・・・       ふ、ふふ・・・  貴女は、間違ってはいない。( 神の御許たる礼拝堂 押し殺した笑い声が冷たく張り詰めた空気を揺らす。だが、これが笑わずに居られようか。迷い、躊躇いながら上がる視線とかちりと合った視線が、断言する。 間違っていない、と。 ) ええ、出歩ける程には ・・・眼をそらさずとも、宜しいですわ。それとも、見るに耐えませんか――?( 口元を掌で覆い、く、くく と体を震わせながら、問う。 ) [Tue 19 Dec 2006 03:26:43]
セレニア > …はい。 ( 頷いてばかり。 大丈夫なのかとか、そもそもどうしたのかとか、色々聞きたいことはあるのだけれど… 何となく、口が重たい。 悪魔との戦争はあまりにも話が大き過ぎて、そこでの負傷とは知らなかった。 ―――そう言えば、会わせてもらえなかっただろうけど、聖剣戦争の時もお見舞いに行っていない。 マリア様が腰を下ろしたら、習うように隣へと ) ―――上手く、言えないのですが。 …今は… 自分で、考えるようにしています。 叱られてしまう事も多いのですけど… どうするのが一番良いか、自分で…。 …ですが、分からなくなる事の方が多くて…。 ……私は、ヴァンパイアハンターです。 クルースニックの……。 隠れ潜み法を犯さぬヴァンパイアまで狩り立ててはならないと、大聖堂は私に戦闘を禁じていましたが… 先日、対象を特定出来る状況では配備していただけるようになりました…。 ……時々、無断で出ています。 昨夜もステアを追って……。 地方村を騒がせた吸血鬼です。 取り逃がしました。 …助太刀してくれた市民を盾にされて… 攻撃を躊躇いました…。 …それも、正しかったのかどうか… ―――すみません。 色々、で…。 ……マリア様は… お体は…… ( 訥々と話す口振りは、やはり平坦で、表情にも感情の色は浮かび難いけど… それでもどこか、迷いを含んで。 改めて、その包帯を見つめよう。 …どこもかしこも… すぐに、不躾だと目を逸らすが ) [Tue 19 Dec 2006 02:55:24]
アレックス > ( この奇異な修道女と顔を合わせるのは随分久しぶりになる。最後に会ったのは聖剣戦争での戦いで礼拝堂を破壊した時だったか―― その他に一度信仰について論議したのを記憶している。問題が多いと何かと噂を聞く機会もあったが、不死者の集う砦への遠征、赤い雨による悪魔襲撃 其々で負傷し、療養を余儀なくされていた自分は顔を合わす機会を持たなかった。 )・・・ 隣に座っても?( 一礼する修道女に目礼を返し、座ったままで良いと手を翳しながら、やや悠長な口調で同席の許しを請う。 包帯は顔だけに留まらず首へと続き、袖口から覗く指先にまで巻かれている。 これは赤い雨、と俗に言われる悪魔襲撃の際、騎士団が壊滅状態に陥った戦いにおいての負傷。 その戦いで広範囲に渡る火傷を負い、今も療養中の身である。 ) 人の心を覗くは罪なれど・・・ 何を考えていたのか聞いても、宜しい? [Tue 19 Dec 2006 02:32:49]
セレニア > ( 懺悔か、祈りか、あるいはただの反省か… きっと全て。 …戦闘服で無断外出する自分を、それでも修道女として見てくれて心配する人もある… 疎ましく思われるなら気にしない事も出来るけど、彼女達には申し訳ないと思っていた。 本当に。 ―――そして荒らしてしまった墓地。 …自分はなるべく墓標を傷つけないようにしていたものの、あれだけ動き回れば荒れるだろう。 少年やステアは、そこまで気にして動いていなかっただろうし… シスターティフィスの哀しげな顔が意識を過ぎって、寂しい… 今度、花を持って行こう。 …ステアがまた墓地に戻るかは分からない。 分からないけれど… そのうち、持って行こう )   ( やがて絡めていた指を解いて、目を開けた。 …それだけなんて言わない。 シスターティフィスがそう言うようになってしまっていたけれど… そう言うようになる前の彼女と、知り合えた沢山の人の言葉、留めておけるようになった記憶を思い返して、拳を握る。 この身体はクルースニック。 ヴァンパイアハンターだ。 そしてステアを知っているなら――― )   ( ふと、刺していた影に顔を上げた。 詳しくは知らないけれど、聖剣戦争を戦った人の顔がそこにある。 …包帯はその時の…? それとも新たに、だろうか… あれっきりで、思わず言葉が出て来なかった…。 彼女の恍惚とした表情を、思い出してしまって ) ―――マリア様。 …はい。 ( 浅く礼をしつつ、立ち上がる ) [Tue 19 Dec 2006 02:18:03]
包帯顔 > ( 薄暗い礼拝堂、誰もが音を立てるのを躊躇い、息を潜めるようなその空間に静かな靴音と衣擦れ。祈るでもなく顔を伏せる修道女に差す影。ふわりと香るのは薔薇の香油 )―― お祈りは終わりまして?( 上から掛かるのは冷たく、硬質な声。傍らに立つのはカソックに身を包み、長い金髪を露にした修道女風。それだけならこの大聖堂では珍しくもないが顔にぐるぐると巻かれた包帯が奇異であった。 ) [Tue 19 Dec 2006 02:13:58]
お知らせ > 包帯顔さんが入室されました。 『膝を突く修道女に差す影。』 [Tue 19 Dec 2006 02:05:31]
セレニア > ( 助太刀に入ってくれた(と思っている)二名も、果敢にもキッチンシザーで戦おうとした女性は追い払うように帰らせてしまって身元不明だし、大聖堂まで肩を貸してくれた少年は少年で、名前くらいしかはっきりした事は分からない。 地方村の件でステアと縁があったような事を言っていたけれど… 犠牲者のゆかりの者だろうか。 ―――ただ命じられるままに戦う猟犬なら、今までは気にも留めなかった事… 事務手続きの難しさや、他者の絡む自体への対処には頭を悩ませてばかり居る… ) [Tue 19 Dec 2006 01:59:20]
セレニア > ( 時間も時間で、訪れた礼拝堂に人影は無い。 …やや落とされた灯りの中を進んで… 信徒席の隅っこに、膝を折った )   ( ヴァンパイアを一度ならず二度までも取り逃がした事を悔いて… 盾にされた市民に引き鉄を引けなかったのは、果たして正しい判断だったのだろうかと悩む。 …それでいいと思いながらも、あそこで逃がしたが為にまた犠牲者が増えると思えば、僅かでも止められる可能性にかけて引き金を引くべきだったのではないかと… 答えは出ないけれど、それと向かい合いながら、胸の前で両手を重ねた ) [Tue 19 Dec 2006 01:41:59]
お知らせ > セレニアさんが入室されました。 『( …残念、ニアミス…! もう電波だらけっ )』 [Tue 19 Dec 2006 01:32:55]
お知らせ > セレニアさんが帰りました。 [Tue 19 Dec 2006 01:32:02]
セレニア > ( ―――感情の欠しい表情のままだけど、司祭にそうしたよりも神妙な調子で礼を一つ。 叱られ終えたら、そっとその場所を後にしよう。 まだ少しあちこち痛む身体を引き摺るように、普段より割増でのたのたと。 …思いっきり話し中だったはずなんだけど話し中でなくて良かったなんてどこかの気配。 間違ったことをしているとは思わないから、叱られたのはさして気にしていないのだけど、酷く長く感じられた… )   ( …また、墓地を荒らしてしまった… 改めて訪ねなければと思いながら… 足は自然と、小礼拝堂へ向く――― ) [Tue 19 Dec 2006 01:31:39]
セレニア > ( 大聖堂の廊下に、乱暴にドアを開く音が響いて… 中から野太い怒声が漏れ出した。 『お前はシスターであってエクソシストでもハンターでもない! 修道院の規律に従って行動せよ! 歯車の一つとなれば良いのだ難しい事はあるまい! 余計な事はするな! 我々の調和を乱すな! 良いな!? 何もするなよ!』 ドアを開けながら尚も怒鳴り、鼻息も荒く恰幅の良い司祭はどしんどしんと廊下を足早に歩き出す。 『〜ああ、そうだ君。 シスターセレニアを監禁しておきたまえどこでも良い。 食事だけ与えて何もさせるな。 私の馬車は来ているかね?』 一度外で控えていた修道女に振り返って、苦々しげに指示を出す。 聖教会で居場所を失ったからと教皇庁を通して預けれたシスターは、素行不良だからとあっさり放り出すには厄介な存在。 そうでなければシスターを辞めさせるところだと言うのに、問題行動もある部分ではパプテス教徒としての義務感から来る行動であれば、まだ修道院には留めておかなければならなかった。 『まったく理解出来ん。 教会に居ればヴァンパイアは手出し出来んのだぞ? 何が楽しくて事を荒立てるのだ! ああ、忌々しい! 放っておけば良いではないか。 なあ君! 〜ああいかん! 王国の約束に遅れてしまう。 まったく! どうしてくれる!』 憤りは治まらないようで、慣れた様子の修道女にも八つ当たりをぶつけつつ。 それでも足早に立ち去ったのは何か約束がある様子。 きっと『動物王国』とかそんな。 売窟辺りの ) ―――。 ( 立ち去る司祭の後ろ姿を見送るように、司祭室からウィンプルまでかっちりと着込んだ薄紅色の瞳の少女が顔を出す。 これまた慣れた風な… と言うか、こちらは何も感じていないかのような無表情で、外で控えていた修道女を見つめた。 辟易したような苦笑が返される。 担当司祭が事なかれ主義の極み、腐敗の真っ只中にある人物なのを慰めるように、首を横に振った。 ―――監禁は、されなくて済むらしい。 『どうせ王国に行けば忘れておしまいになられますから、あなたは自分の部屋に戻ってください。 でも、皆に心配をかけてはいけませんよ?』 ) ―――申し訳ありません。 [Tue 19 Dec 2006 01:26:29]
お知らせ > セレニアさんが入室されました。 『( 神様も省略するくらいこっぴどく )』 [Tue 19 Dec 2006 01:25:34]
お知らせ > セレニアさんが入室されました。 『( 『わきまえたまえ【シスター】セレニアッ!』 )』 [Mon 18 Dec 2006 23:01:02]
お知らせ > セレニアさんが帰りました。 『( 『マスター』という概念が大聖堂にはないけれど、『お目付け』の不在が問題となる )』 [Thu 14 Dec 2006 19:14:51]
セレニア > ( ステアを追っていたのは、大聖堂がその存在を放置していると思われた為だ。 手配するのであれば、就寝時間を破った上に無断外出その他諸々の規則違反を犯す必要は無い。 ―――けれどこの資料に『ヴァレリア』の記述は無かった。 自分の耳にした、スペルか、あるいは喋る杖の名前か… つまり偶然の一致で手配される事になっただけで、自分が報告した吸血鬼の手配については、報告の受理を保留したままなのだろう… ) ………。 ( じっと、感情の欠しい瞳でその似顔絵を見つめること暫し… 来た時同様静かにその場を離れて、事務員に声をかけた )   『ステア』追討への配備を希望します。 担当司祭にお取次ぎを―――    [Thu 14 Dec 2006 19:14:19]
セレニア > ( 今でも扱いは一般の修道女、その中でも最低ランクである事に変わりは無い。 ただ時にヴァンパイアハンターとして扱われる都合、浅い階層の施設には立ち入りを許可されている。 情報も担当部署への無制限公開レベルなら、閲覧可能だ ) ………。 ( 閲覧台に置いたままの、最新の資料を開く。 ―――以前自分が暗黒街で遭遇した吸血鬼の情報は未だ無く。 …大きなところでは、近頃地方村を騒がせていた固体が特定されたというのが目に付いた…。 その両者が同一とは知らぬまま… 専任のハンターが送り込まれるのなら自分には関わりの無い事だと思いながら、一応添付資料に眼を通す。   モンタージュにあったのは、知っている顔   ) ―――ステア。 ( ステアと言うのか。 無感動に、それでもぽつりと口に出して呟いて、その絵に見入る。 自分は、どうするべきだろう ) [Thu 14 Dec 2006 18:28:04]
セレニア > ( 実感は無い。 ただ、二度と得られないのではと思うものを渇望して、鮮明に思い描くだけ。 自分で再現できるものと理想の差異には失望するばかりで、上達しているとは思えない。 それでも――― クリスマスのミサでは、間に合わせで良い時くらい聖歌隊席に入れるかもしれない。 そう伝えられたのは、少し嬉しい。 シスターティフィスに報告できたらと考えるのが、切なかった。 …もしかしたら… 『だから?』 と言われてしまったかもしれなくても… )   ( ひらひらしているローブのような制服は、覚束ない歩き方と相俟ってとてものんびりとした調子で揺れて… やがて事務局の一画に辿り着く。 教会の敵に関する情報を扱う中で、吸血鬼を専門に担当する部署。 身分証明も無く顔パスなのが、聖歌隊服だと酷く目立つ ) [Thu 14 Dec 2006 18:18:03]
セレニア > ( もしも上達がそのままのペースだったなら、今年のクリスマスにはやはり歌えなかっただろう。 …けれど、姉とも慕うようなシスターティフィスが本国へ帰国してしまい、もしかしたら二度と耳にする事が無いかもしれないその歌声を真似るようになった時… 何かが、変わり始めていた )   ( どんな事があったって、一朝一夕で上手くなるような事は無い。 それでもきっかけを掴み、伸びが早くなる事はある。 重ねていた読唇の練習も意味を失ってしまったけれど、その形を意識することは正確な発声に繋がった。 声量がまだまだ足りないものの、教師は『おや?』と思ったようで )   ( 居残りで歌唱指導を受けた後、一人制服のまま教会の廊下をのたのたと歩いている ) [Thu 14 Dec 2006 17:51:12]
セレニア > ( 以前、聖歌隊に入ったばかりの頃。 当然のように上手く歌えず、本番の聖歌隊席に入る事が無かった自分を、そう言って励ましてくれた人が居た。 きっと、クリスマスのミサまでには歌えるようになっていると ) [Thu 14 Dec 2006 17:35:35]
お知らせ > セレニアさんが入室されました。 『( 『クリスマスのミサでは』 )』 [Thu 14 Dec 2006 17:32:42]
お知らせ > 維言さんが退室されました。 『 … 後は。 私のも、か。 ( … 思案は暫し。 足音は聖堂の奥へ。 )』 [Tue 12 Dec 2006 00:04:03]
維言 > …… 取り合えず。 ( 報告書の写しを畳み、仕舞いこんで。 気怠げに立ち上がる。 ぐ、と軽く伸びをして、首鳴らし。 )  … 手配準備と… 後は。 吸血鬼対処の道具を、探して参りますか。 ( 聖水や聖別された銀短剣やら、その辺りは聖堂経由で引っ張るとする。 実費で。 …タダじゃないんですよ。 ) [Mon 11 Dec 2006 23:57:41]
維言 > ( おおっぴらにし難い情報。 地方村のエルザファームの当主が吸血鬼であった事。 恐らく、一族郎党。 現場から見付かった死体は、存在しない。 全て全て灰化していた。 幾ら、火の手が激しかったとはいえ、 …炭化した死体の一つも残らない、など。 可能性として乏しすぎる事。 なら、既知の情報と総合して、妥当に傾いた結論。 )  …本当に、仲間割れですか。 最初から、最後まで―― ( …否。 まだ、終わったとは言い切れないけれど。 ) [Mon 11 Dec 2006 23:45:52]
維言 >  …… こんな所な訳ですが。 ( 礼拝堂の片隅に陣取って、報告書の写しを指先で、ひらり。 本報告は、既に提出済み。  … おおっぴらに出来ない情報も含めて。 ) [Mon 11 Dec 2006 23:31:20]
維言 > ( ファーム炎上事件以後の消息は不明。 炎に巻かれて潰えた可能性もあるが、楽観は禁物。 添付資料に記載した特徴を公布。 暗黒街、スラム等の警邏担当者は、より警戒を深めるべし。 ――― 以上、聖堂関係者及び、パプテス系列教会への公開情報として。 ―― Lastword. ) [Mon 11 Dec 2006 23:28:57]
維言 > ( 名称 「 ステア 」 黒髪紅目白肌。その他、詳しくは別紙に詳しく付属。 熱線を扱う攻撃魔法が目撃されている。被害者の容態を見るに、油断ならざる事。 所持品特徴として、喋る杖を携えている。魔道具の可能性高し。 ) [Mon 11 Dec 2006 23:23:24]
維言 > ( 吸血鬼発生事件関連。 スラム一角で起こった中域範囲の惨殺事件及び、地方村における××一家殺害事件。 そして先日の地方村所在、エルザファームの炎上事件について。 一連の犯人と目される 「 吸血鬼 」 について。 ) [Mon 11 Dec 2006 23:15:45]
お知らせ > 維言さんが来ました。 『( 報告。 )』 [Mon 11 Dec 2006 23:12:19]
お知らせ > トニィさんが退室されました。 [Sat 2 Dec 2006 03:17:09]
トニィ > ( ちっちゃなコロからワルガキで。 生きてゆくために何でもする。 タスケテ なんて言ったって、カミサマってやつにお願いしたって ダメだって知ってるんだ。 )     オレは15でワルと言われてたかな・・・。 ( 考えるのが面倒になったので やめよう。 とりあえず 自分で自分の名前をつけたときから、既にすべてがにくったらしく見えてたのだけは、真実。 ) [Sat 2 Dec 2006 03:17:05]
トニィ > ( ここでお祈りのひとつや二つ、してゆくべきなんでしょうが。 ) ハイハイ イタダキマスヨー。恵まれない、黒猫サマにアイノメグミヲー。 ( っふっと息で火を消せば 猫は先ほどまで輝いていた蝋燭を手にした。 )   ・・・・ ずらかる。  [Sat 2 Dec 2006 03:14:52]
トニィ > ( 猫は気づいたら生きていた。 気づいたら食っていた。 気づいたら・・・ 気づいたら一人だった。 ) カミサマっつーのがいるんなら、オレのようなハスッパモン、生まれねェ。 ( 平等 平等 。 そんな世界じゃないくせに。 ) ご大層に火は常に灯してるってか! んな金あんなら、クソダメで生きてるガキ達に、パンの10個はくれてやれるだろうが!!! ( あんな綺麗な蝋燭。 いったいお値段はおいくらかしら。 ) ・・・・ ( 祭壇の前まで 猫は現る。 ) [Sat 2 Dec 2006 03:12:45]
トニィ >  ったく、こんなトコに居たら毛が逆立っちまうぜ! ( どの宗教にも属さぬ猫は身震いをした。 男の約束は必ず守る それが猫の心情で約束。 しぶしぶ現れたのは良いけども。 ) あー・・・・ とっとと終わらせて帰るか。 ( 何処にも属さぬ猫は、何処も嫌いであった。 特にこの、宗教は。 ) [Sat 2 Dec 2006 03:09:36]
トニィ >  あーやってらんねぇ! ( 言わなければ良かった。 ) 誰だ!ジャンケンで負けたやつがここに来て、蝋燭一本盗んでくる なんてェ遊び考えたヤツ! ( 無論自分である。 嫌な事は忘れるタチだ。 ) [Sat 2 Dec 2006 03:07:09]
お知らせ > トニィさんが入室されました。 『( 場所と雰囲気がそぐわぬ猫 )』 [Sat 2 Dec 2006 03:05:43]
お知らせ > Ghostさんが退室されました。 『我が家が待っている。』 [Mon 27 Nov 2006 04:26:59]
Ghost > (何の拍子か、不意に瞑想から解放されるタイミングは不明。直感的な満足度に因るものか。そっと瞼を落とす一つの瞬きと共に双眸を開いた。右へ左へと視界を泳がせた後に前列の背凭れに片腕を添えながら身を起こしては、杖を組み立てる。勢い良く伸びた杖の先が椅子に衝突し、自棄に煩い物音を礼拝堂内に響かせると口元に笑みを点しながらゆっくりと通路へと戻った。)さぁ、そろそろ帰ろうか。(独り言を乗り良く呟き落とせば、通路の中央で向きを出口側へと反転させる。そして、コツコツと杖が道を探しながら歩みを進めては、長い長い帰路への道程へと―――) [Mon 27 Nov 2006 04:26:48]
Ghost > (何も聞こえぬ音、耳をかすめるのは風の音色のみ。主を象徴する十字架の方面へと向けた真っ暗な視界は方向の正確さに不思議と自信を抱くと片手の指先で胸の前で十字を丁寧に切る。そして、ゆっくりと瞼を落とすとただ無心とならずに決まった祈りの文句を心中で唱える。数分程は祈りに捧げ、双眸と唇を閉ざした侭、両腕は杖を軽く握り締めた侭で瞑想を。最終的に無心となれば、暫くは意味も無く其の状態を宗教上の“主”へと向けてか、維持し。) [Mon 27 Nov 2006 03:58:33]
Ghost > (指先が木材を伝い、其の形を指の腹で確りと確認し把握しながら漸くの事で背凭れに辿り着くと左手は其の箇所を軽く握り込み。杖の先で通路を確保しては軽く半身を椅子にぶつけながらも漸く目的の場所へと辿り着くか。フゥ、肩で溜息をつき一旦左右を見渡すように顔が揺れては杖を両手で掴む。弾けるような煩い物音と共に杖を幾つかに折り畳むと漸く身を休めるように背凭れに背を預け。杖を片手が握る侭、視界は恐らくは十字架の掛けられた方向へと向かう。何も言わず、暫くは放心したかのようにただ呆然とした表情で奥を見えぬ双眸が見遣り。) [Mon 27 Nov 2006 03:38:04]
Ghost > (依然空気中を探り続ける片腕。何も無い、空気ばかりだと視界を失った双眸を不思議そうに険しく微かに細めては軽く首を捻り。一旦左手を下ろしては今度は代りに杖が180度の方向へとまた短い間隔の物音を喧しく堂内に響かせた。椅子の所在を探るように、床、床、床――。次の瞬間床以外の何かに杖の一部が衝突するのを感じては「正解だ」と小さく満足気に呟き、口元を微かな笑みに柔らかく歪ませて。そして、左手を再度伸ばすと長椅子の背凭れを探るようにやや苦戦しがちに椅子の脚の辺りを指先で辿り始めるか。) [Mon 27 Nov 2006 03:14:50]
Ghost > (大聖堂の中、夜の散歩紛いに通い慣れた礼拝堂へと向かう。覚束無い視線と足取り、ふらふらと身体を左右に揺さぶりながら其の入り口に立っては杖で一歩先を確認するように何度かコツコツと短い間隔で物音を立てながら障害物の無い事を確認しながら、歩みを進めて行く。奥に掛けられた巨大な十字架へと祈りを捧げんとすべくに空いた左手は空気中に伸ばされ、長椅子の場所を捜し求めるように時折指先を蠢かせては先を探り。長椅子同士に挟まれた中央の通路を酷く遅い歩みで中程まで何とか進むと其処で脚を止め、立ち止まった。) [Mon 27 Nov 2006 03:04:55]
お知らせ > Ghostさんが入室されました。 『(礼拝堂。)』 [Mon 27 Nov 2006 02:58:09]
お知らせ > 維言さんが退室されました。 『 …あべしっ とかは、言わせないで欲しい所です。 ( ともあれ。仕事はまだ終わらずの。 )』 [Sat 25 Nov 2006 15:54:20]
維言 > ……流石に、それは無いと思いますけれど。 ( 殴る→頭が飛ぶ。 そんなコンボが生々しく浮かんだ夕刻。 肩の震えを止めて、そんな所は真顔で。 ) …その辺りは、どうかお手柔らかに。 ……力になれたなれば、幸いです。 ( カップを厨房の方に返したら、共に聖堂の廊下へと。 分かれ道で、もう一度頭を下げて。 ) [Sat 25 Nov 2006 15:52:49]
お知らせ > ジャスティスさんが帰りました。 『モヒカンかぁ……世紀末ね』 [Sat 25 Nov 2006 15:43:42]
ジャスティス > (……しばらくは、肩を震わせる相手を、酷いものでも見るように、情けない表情を浮かべて) まぁ、殴らせて、といって良いよ、と言ってくれるような相手なら、白確定って感じですね) あはは、カチコミはカチコミで近所の人たちが盛り上がりそうですね。 (そして、人差し指立てる相手の仕草にはいたずらっぽく笑う) 此方こそ、噂の一つについては情報も固まりましたし。 それじゃあ、そこまで。 (コップ拾えば、二人が別れる場所まで……と指をさして……) [Sat 25 Nov 2006 15:42:16]
お知らせ > ジャスティスさんが入室されました。 [Sat 25 Nov 2006 15:38:46]
維言 > ………。( ごほ。 お茶噎せかけた。 俯いて、暫し肩が小刻みに震えたけれど。 ) …力強い噂が多いのは、確かな事。けれど、妙齢の可愛らしい女性と知って、逆に驚かれた事も御座いましょう。 ( 堪え切れなかったものが、くく と肩を震わせて。 口にする言葉は、ほんの少し冗談めかし。 ) …お手柔らかに。向こうも、中々の手錬ですから。 ( もしもの安泰を願って、音にはせずに口の中で聖句をひとつ、呟いた。 砕かれないよう、要注意。 )  今度、またお邪魔致します。教会の方にも。 ( カチコミならず、と付け足すのは、また冗談の範囲内。 こほん、と咳払いひとつ。 ) …そうですね。その折には、是非。 ( つられたように、ちらり 視線を軽く向けてから。先の楽しみは、今はお預けの事。示すでもなく、人差し指を軽く、唇に当てると )  そうですね。シスターもまだお勤めも御座いましょうし。私も、準備に掛かりますから。 …お話、有難う御座いました。 ( 空にしたカップを手に立ち上がると、一礼し。 ) [Sat 25 Nov 2006 15:38:26]
ジャスティス > そうですね、とりあえず、ゴリラだと思っていた、というゴカイは減りつつあります。 (ほっと安堵のため息一つ) そこは一つ、聖属性の拳で。 (聖属性にあらず。手をにぎにぎ) あっ、あらいやだ。ごめんあそばせ……。 (ほほほ、と口に手を当てて苦しい笑いをして) 無事に聖誕祭を迎えられたら、その後打ち上げでもしましょう、ぱぁっと!しかられない程度に。 (ついつい大声で言ってしまって、気が付けばお局様の方を見てすぐ顔を背ける) …………そ、それじゃあソロソロ行きましょうか [Sat 25 Nov 2006 15:31:12]
維言 > …中々、聖職者オーラとか難しいですよねと言います。 シスターは、そろそろ…お名前も知られているでしょうけれど。 ( 暗黒街のシスターと言えば、名前も出て来るもの。 軽く片目を細めて。 ) ……会いましたから。 もしも遭遇する事があったら、事情を聞いて差し上げて下さいと言います。見た目は凄く怪しいですから、銀を当てるなり聖水ぶっ掛けるなりは止めませんと言います。 ( カップを傾けながら、微妙な酷い事をきっぱりと。この辺りの疑いは晴らしておかないと、シスターも安心出来ないだろうから。 何かに巻き込まれているのだろうかと思えば、多少遠い目にもなった所。聞こえた言葉に、ごふ 軽く噎せた。 ) シスター、カチコミって…… せめて、殴りこみとか―― 同じですね。 ( フォローしかけて、同じ穴の狢と知る。 心強いです と、口元を僅かに緩めて。 ) 嗚呼… もう、そんな時期。 昨年は大騒ぎでしたし。今年は、安寧の元に健やかな夜が過ごせますように―― ( その為にも、今が気張り時かと。 胸前で十字を静かにきり ) …そうでないと、ロクに休暇も取れません。 ( ぼそり。低く、付け足した。 ) [Sat 25 Nov 2006 15:21:46]
ジャスティス > 私もですよ、あはは。 (こっちは、してても偽者だと思われたことがあったりして。情けない限り) え、いるんですか? (びっくり、と目をぱちぱちさせて……) ええ、是非お願いします。もしも何かあったら教えてください。短気なら助っ人にも出れますし、ほら、カチコミのときとか。 (シスターにお礼を言って) しかし、今年の聖夜は何事も無く過ごせるといいですね。 (ちゃちゃっと片付けちゃいましょう、と好戦的に目を輝かせて) [Sat 25 Nov 2006 15:12:40]
維言 > ……こんな格好でもしていないと、中々信用して貰えないのですよ。どうにも。 ( 見た目は若輩に違いない。肩書きと様式無しでは、中々受け入れ難いのも道理。 神父と間違われても、ロクに訂正もしない辺り、説明が面倒臭いとすら言いかねない勢いで。 ) ………いたら、のお話です。件のスケルトンが同じモノかは分からないですから。一応、覚えておいて下されば。 ( 己とて、知らなかったらシスターと近似値の反応をするであろう事は、確か。 思わず遠い目になった。 ) …ええ。何か分かったら、シスターの方にもお伝えします。其方の方に洗われる可能性も、絶無では無いと言いますし。 …犯人不明の惨殺事件が、昨今に二件。そのうち、少なくとも一件は吸血鬼の仕業だとの噂―― 成果が上がるかは、分かりませんけれど。 ( どちらも、やや時間が経ってはいるから。少しでも正しい情報が分かれば儲けもの。 話しこむ姿が目に付いたのか、聖堂のシスターの一人がお茶を二つ、持って来てくれたのに、礼を言って。 カップを手にして、一口。 ) [Sat 25 Nov 2006 15:02:08]
ジャスティス > そうですね、あとはまぁ、一見して聖職者だとわかる格好ですし。 (神父服だから男性だと思われたりもするのだろうか、などと一瞬色々妄想を膨らませて) そんなのいませんって。 (おちゃすすりながら、手を振ってきっぱりと存在を否定する) まぁ、なにかあったら連絡をくださいよ。人型だった場合は、特長とかわかれば此方でも探しやすくなりますし。 (どうも種族隠蔽している相手を看破するのは苦手で、と困ったように首を捻る) [Sat 25 Nov 2006 14:46:21]
維言 > 数度赴いた事はありますが―― その時には、地方村からの依頼でしたから。また勝手が違うかとも思いまして。 ( やはり、派遣という形は明確にしておいた方が賢明かと、小さく相槌めいたもの漏らし。 信仰の形は―― 余程捩れていなければ、己が口出すつもりも無いから、取り合えずは問題無しと。その辺りは、宣教師なりに任せるとばかり。 ) ………。 ( 武装していると聞いて、頭痛を堪えるような顔で、眉間を押さえた。 ) ……実際はともあれ、関連付けられて伝わっている可能性は、あると言います。確かに。 ……本当にアンデッドがうろついているなら、対処が必要になりますし。 ( どう説明したものか、微妙に歯切れが悪くなる。 悩むような間を置いて ) …赤いモヒカンヘルムの、やけに語り口が軽妙な。その癖、聖水などには反応しない骸骨の場合―― 微妙に無害の可能性は高いのですけれど。 ( 視線を少し斜めに逸らして、ぼそりと呟くように。 ) [Sat 25 Nov 2006 14:41:53]
ジャスティス > まぁ、大聖堂から派遣されるのですから大丈夫ですよ。これも大聖堂の権威のおかげです (地方村のほうがパプテスの影響も強いだろう、とじゅうぢかに口付けして。まぁ土着信仰が変に混じっていたりもするけれど) はぁ……スケルトン、です。 (何でも武装しているとか、と頬を掻いて。まさか、冒険者として生活している魔法生物とは思わずに) なんなんでしょうね? (大量殺人が起きた長後だったから、大げさに伝わったのかもしれないと一応の訂正をして) [Sat 25 Nov 2006 14:29:20]
維言 > …現地に知人がいらっしゃると、都合が良い―― と言いますと、中々御幣はありますけれど。 今は、向こうの方々も警戒していらっしゃるでしょうから。 ( 全面的にでは無くとも、安心の種がひとつあるだけで違うだろうと。 …どうしても、余所者に対して警戒が増す時期なだけに。 ) …落ち着いてきたのなら、何よりだと言います。 ……スラムの方、ですか。 ( ふむ、と緩く首を傾げて、向かい合わせの席に着き。 ) 私が実地に赴いた訳では無いですけれど、小耳に挟む程度は。 ――― … は? ( 死体の山があったとか、バケモノがどう、とか―― 聞いていたのはその辺り。 地方村との関連を付けるには弱く、突発的な、もしくは殺人鬼か何かが潜んでいるのかと思われていた話。 暫く前に暗黒街の界隈を賑わした魔人が復活した訳でも無かろうし―― 顰めていた眉が、彼女の言葉のひとつに反応して、ぴくんと上がる。 ) ……スケルトン…?  [Sat 25 Nov 2006 14:23:59]
ジャスティス > (維言に通津羽陽にして十字を切って) ええ、とはいっても知人に会いに行く道がてらなのですが。 (ゆっくりと、食堂に向かって歩みを進めながら、向こうの言葉に少し考えるようにして) そうですねぇ……暗黒街は概ね。悪魔の襲撃の際に、武器の密輸やらなんやらで盛り上がってしばらくはその勢いで勢力拡大やらなんやらあったのですが、最近は落ち着いて。 (話を聞くのは寧ろスラムのほうで、と席につき、古株の修道女長さんの存在に視線をそむけて) こっちは話しに聞いたことがあるかもしれませんが、スラムで”化物”が派手に殺して回ったことと……あとは……なんだか、スケルトンが徘徊しているだとか、少女を襲っただとか、化物同士戦ってただとか……。 (最後のほうは首を捻りながらうなるようにして) [Sat 25 Nov 2006 14:16:09]
維言 > 照らす日も雨も、全てが等しく天の恵みであらせられますように―― 名目上だけでも、そんな風に言って見ます。 ( 胸前で十字を切りながら、後半は小声で。 視線が泳いだのは、恐らく気のせいでは無いけれど。 ) …此方の方にも、今の所似たようなものです。地方村の方へ赴かれたのですか。 ( 沈んだ色の揺れる目を数度、瞬かせて思案めいた沈黙の後 ) 此方の方も、まだ詳しくは分からないので、これから調査に向かう所ですけれど―― それでも宜しければ。 暗黒街の方も、変わりは無いか。何か目立った噂などあるか、拝聴したい所ですから、丁度良いと言います。 ( 隣接した食堂も、今は空いてる時間帯。  多少、お茶を飲むくらいは出来るだろうと。 頷いて、歩き出す。 ) [Sat 25 Nov 2006 14:02:14]
> それもそうですね。これが恵みに思える人たちもいるんでしょうし……あはは、聖堂の壁の厚さを信じましょう。 (どこと無くおびえを見せる維言の様子にくすくすと笑う) あぁ……ヨタ話程度になら暗黒街までも話しは来てますね。地方村に行く機会があったので、雑談程度に話を聞いてみたのですが。 (怪物と、後からやってきたよそモンたちへの不安感と恐怖感くらいしか、噂以上のものは聞けなかったけれど) もしも、差し支えなければ、今のところの情報なんて教えていただけませんか? (今はすいているであろう厨房の方を指差してみて) [Sat 25 Nov 2006 13:54:29]
維言 > 晴れた日ばかりが続いても、面白みの無いものでしょう。天は並べるべきも無し―― とは戯言ですけれど。 ( ゆるりと頭を下げて。彼女の視線の向いた先に気付いて、嗚呼、と軽く肩なぞ竦め。 ) ええ。人使いの荒い上司様―― とか此処で言っていると、何だかしばかれそうな気も致しますので。 ( 扉の方を一度振り返り、直ぐに視線を逸らして。 半ばは冗談めかして肩を竦め。 ) …仕事―― と申しますか。 地方村の方で起こったという、殺人事件… のお話など、聞き及んでおられますか、シスター。 [Sat 25 Nov 2006 13:47:07]
> あら、維言さん。今日はいい天気ね、とはいえないけれど。 (片手を上げながら苦笑する。そして、維言が立っている側のドアとネームプレートを見れば、しばし考え事をして) また何かお仕事なんですか? [Sat 25 Nov 2006 13:41:39]
維言 > ( 廊下の向こうから聞こえる足音に気付いて、閉じていた瞼を上げる。 季節の所為ばかりとも言い難い、何処か灰色掛かって見える曇り空の世界。 思案に沈んでいた意識を引き戻そうと、軽く頭を振って顔を上げる。 ) …… おや。 ( 何気無く、足音の方に視線を向けてみると。 鮮やかな青い髪が見えた。 廊下に一滴、空色ならぬその彩に、一度瞬きして。 ) 御機嫌よう、シスタージャスティス。 お久しぶりです、と言います。  [Sat 25 Nov 2006 13:32:29]
> (昼間にもかかわらず何処か憂鬱な曇天。やや香料の少ない廊下の向こうから、青い髪の修道女が神学関連の本を持って歩いてくる。維言に気付いたのか、立ち止まった後に近づいていって) [Sat 25 Nov 2006 13:26:47]
> () [Sat 25 Nov 2006 13:25:25]
お知らせ > さんが来ました。 [Sat 25 Nov 2006 13:17:50]
維言 > ( 電報隠れてるのに今気付いたという、間抜けな話。 何処かで誰かが埋まる程土下座中。 ) ……いや、本当にどうなんですか。 ( 虚空見上げての呟きも、こう。何かと。 ) [Sat 25 Nov 2006 13:13:14]
お知らせ > さんが退室されました。 [Sat 25 Nov 2006 13:10:57]
お知らせ > さんが来ました。 [Sat 25 Nov 2006 12:48:52]
維言 > 詳しくは、また後程報告と纏めて提出しますので。 ―― 失礼致します。 ( 雑談じみた、仕事の話は此処まで。 退出の意を上司様も止めはしなかったので、一礼して部屋を辞す。 …パタン。扉の閉じる音に重ねて、溜息をひとつ。 ) ……本当に、人使いが荒い。 ( 中でも言った事を、聖堂の廊下でもう一度。 胡乱に沈んだ色の目を一度閉じて、がし、と前髪掻き上げ。 )  ……仰々し過ぎても、警戒を呼ぶだけですか。 前には聖水担いでいったのだったか―― ( 懐かしいと言えば、何処までも不釣合いな記憶。 あの時の幽霊騒ぎは、不安の種を撒いてはいたけれど、今回のような殺傷事件では無かった。 性質は全く違う。 ) …バケモノの仕業、ですか。 ( 口にした言葉がやけに乾いていた自覚はあるのだけれど。 現実感が無い訳でも無い。 ) [Sat 25 Nov 2006 12:46:48]
維言 > ……人使いが荒いと言いますよ、上司様。 ( あるものは使うのが、役割であり天意だとか抜かされました。 一度殴るべきかと思った。 …殴り返されると大概負けるんだけれど。 理屈は分かる。地方村と大聖堂の馴染みが比較的薄めなのは、現地の教会の分を侵す真似はしない、というのもあれば、それだけ地方村自体は比較的平穏であったという証明。今年夏の、赤の暴走―― 等は 何かと別しても。 それだけに、此方から出す人員に向こうに馴染みのある人材が少ないというのも、また道理。 …だからといって、一年以上も前の事を持ち出すのも、どうかと。今から頭が痛くなったけれど。 ) ……いざとなったら、大聖堂に照会なり頼みますので、その際には宜しくお願いしますと言います。 ( 身元不審で疑われる時間も、勿体無い事。 書状なり最初から持って行く方が手間は省けるか。 事件の解決以上に、人心の安定という意味も含めるならば。 ) ……余所者がうろつく時点で、何かとアレだとは思いますが。 ( ぼそり。 零した呟きに、訝しげな視線が向けられて。 しれりと逸らしたけれど。 ) [Sat 25 Nov 2006 12:40:22]
維言 > …… 一度、現地で話は聞いて来ようかと。 現場はもう片付けられてはいるでしょうけれど―― ( 周辺住民に当時の様子、話を聞く事は出来る。 街に流れてくる頃には、噂の内容自体変質してしまっている事も多いから、それを確認するだけでも無意味では無い筈。 初動がやや遅れたのは否めないけれど。 ) 地元有志…や。 もしかしたら、VHG等の方からも派遣が行ってるかもしれないので。その場合は、先行の方々に協力という形を取る事になるかと思います。 ( それで? と。 視線を流した先で、書類を見て頷くかのような、首肯の形を確認。 肯定の合図―― ならば、と。 小さく息を吐き出して。 ) [Sat 25 Nov 2006 12:33:37]
維言 > ( ―― 滞在中の衣食住は保障してくれるとの事だし。たまには、街から離れて、自然の中で羽を伸ばしてみるのも悪くは無い―― 無論、仕事は優先として。 …前に。そんなパターンで仕事を請け負った気がする。あの時の上司様は、今此処にいらっしゃる方とは別だけれど。 あれはもう、一年以上も前。去年の夏の事。 其処まで思い当たって、軽くこめかみを押さえた。 ) ……二匹目のドジョウとか、言うのでしたか。こういうのは。 ( 違うと即座にツッコミが帰ってきました。がっでむ。 ) あの時も、何だかんだで真面目に調査してしまったでは無いですか。 休養に―― なりはしない。 ( 仕事だから問題無いと言われてしまえば、其処までの話。 苦虫を噛み潰した と言うには薄い表情で、黙り込む。 ) [Sat 25 Nov 2006 12:24:37]
維言 > … 今の雰囲気では、羽を伸ばすとは、とても言えそうも無いと言います。 ( 雑務、日時陽的な仕事、警邏の成果―― 等。 ごくありふれた報告の中、雑談じみて混じったものは、昨今各地でちらほらと噂になり始めていた、殺害事件。 噂が噂を呼んで、厳密な事実確認はやや遅れ気味なのが、現状かもしれない。 ―― 分からないなら、確認してこないか。そんな話が、上司様の口からぽろりと出た所。 普段ならば、街中とは違う雰囲気、喧騒からの遠さが休養じみている―― とも、言えるかもしれないけれど。 其処まで考えて、思考パターンに掛かった軽い既視感に首を捻る。 ) [Sat 25 Nov 2006 12:17:13]
維言 > 如何なものなんでしょう、その辺りと言います。 ( 大聖堂の一角。とある司祭の執務室―― の、デスク前。何処かうっそりとやる気無さげな黒尽くめが、デスクの向こう側で書類に視線を落とす司祭風貌へと、半眼向ける。 半眼―― 微妙にじっとりとした影のある視線。 慣れた事と言わんばかりに、視線を合わせては貰えないのだけれど。 ) [Sat 25 Nov 2006 12:09:05]
お知らせ > 維言さんが入室されました。 『 ―― 休暇にはなりそうも無いと思うんですが。 』 [Sat 25 Nov 2006 12:04:31]
お知らせ > クオ=ヴァディスさんが退室されました。 『( 『ところで、シスター。彼女はパプテス教徒だったか?』 『え………さあ?』 )』 [Sat 25 Nov 2006 05:11:39]
クオ=ヴァディス > ( 多少警戒の目が向いている今なら、むしろ普段より安全とさえ言えるかもしれない。 …正体不明の怪物、という線も消せはしないが… 吸血鬼であるのなら知性もあろう。 であれば、不利な状況、不利な場所で事を起こすのは避けるはずなのだから――― 積み込みが終われば、そのまま地方村へと馬車を走らせるだろう ) [Sat 25 Nov 2006 05:08:32]
クオ=ヴァディス > ( 商談が成立すれば善は急げ。 早速少しの人手を借りて、裏手に待たせてあった荷馬車に積み込みを開始する。 魔法の手押し車クラインは、これまた所有者の未熟さで馬が無ければ運搬出来ず、その荷馬を仕入れに地方村へ行こうというのもあった。 何でも、当主は若いが質の良い馬を育てる牧場があるそうだし。 …吸血鬼が出た、という不穏な噂を耳にして、出向くのは見合わせていたのだけれど… 少し待って続報が無いとなれば、この機を逃すまいと大聖堂にやって来た次第 ) [Sat 25 Nov 2006 05:06:25]
クオ=ヴァディス > ( そうして暫くの間、静謐な大聖堂らしからぬ空気を事務室の一角に作り出していた二人は、双方笑顔で握手した。 司祭様の方が苦笑いだったように見えるのはきっと気のせい。 娘の方も、営業スマイルは崩さないけれど未熟さ故に、望むほどの値段は引き出せていなかった。 ―――それでも、儲けが見込めぬ取り引きなどしない ) [Sat 25 Nov 2006 05:01:07]
クオ=ヴァディス > ―――ええ、ええ。 それは承知しています。 ですが! そこを曲げてどうか? …技術の安売りは出来ないと言っても、信者あっての宗教でしょう? 信徒が困っているここぞという時に銭勘定など、神の使いの名が廃るのではありませんか…? ここは、やはり信徒やそうでない方々のハートまでがっちり鷲掴みにするくらいの気持ちで、どーん!と大盤振る舞いを。 誰もが手に出来る値段で流通すれば、パプテスの認知度、御利益に対する認識も高まるってものです。 多くの人が持てば持つだけ、いざという時にパプテスの魔除けが役に立った!という評判も立ち易くなるじゃありませんか。 ―――〜ぁ、ありがとうございます。 きっと分かっていただけると… 司祭様のお言葉も、地方村の皆様にお伝えしm……… ううん。 司祭様? それでは、あまり誠意が伝わらないのでは…。 そんな、お客様の心を捉えて離さないパプテスらしくもない。 せめて… そうですね… これっくらいは? ええー!? ダメですか? だって原価は… 技術料? ですからそれは信徒の皆様あってのものですし… ぁあ、なるほど、時間もかかるのですね…。 ……ンん。 それならそちらとそちらはセットから抜きましょう、大所帯用の別売りという事にすれば…… ええ。 そっちのそれはオマケにしてですね――― ( 言っている事と逆の事態に陥る可能性もあるが、勿論言わない。 担当者と話し合う声と、娘が持ち込んだ木製の軸に玉を通した計算機… ソロバンを弾く音がパチンパチンとシュールに響く ) [Sat 25 Nov 2006 04:33:07]
クオ=ヴァディス > ―――ええ、それで、折り入って相談なのですが。 こちらで扱っている十字架や聖水… ヴァンパイア避けの道具を、卸していただく事は出来ませんか? 〜ぁ、ええ。 その、普通に買い込んでも良いのですけど、卸値で。 ( 朝課を控えて、そろそろ起きて来る人もある。 修道院では深夜ではなく朝一番になる、そんな時間。 幸い折り良くそういった事の担当者も顔を出したようで――― 取り次がれた数人の人に、同じ話を繰り返そう。 微妙にたらい回しでも決して嫌そうにはしない! ) [Sat 25 Nov 2006 04:13:26]
クオ=ヴァディス > ( こんなビジネスチャンスを逃すなんてもうね、もうね…っ! とか、そんな勢いで。 大聖堂の門を叩く商人がある ) 〜こんばんは。 夜分遅くにすみません… …と言うより、シスターはおはようございます? ですか? ぁ、申し遅れました。 私、移動商店 『クライン』 店主のクオ=ヴァディスと申します。 はい、冒険商人です。 以後お見知りおきをー ( 礼拝堂奥の事務所で、受付の修道女を相手に。 赤に近い紫の髪を二つに編んだ眼鏡の娘が、愛想良く自己紹介などー… 時間を考えると、微妙に奇妙な一コマが展開中っ ) [Sat 25 Nov 2006 04:00:40]
お知らせ > クオ=ヴァディスさんが入室されました。 『( 嗚呼、私とした事が…っ! )』 [Sat 25 Nov 2006 03:47:13]
お知らせ > セレニアさんが帰りました。 『( 広がる夜の中へ、歩み出す )』 [Sat 25 Nov 2006 03:41:05]
セレニア > ―――。 ( ただ死んでしまうのは恐ろしい。 何故? と考えるまでも無い、当然の感覚として、神の国へ入れないというのは考えるだけで恐ろしい。 …その本当の理由は、知らぬまま。 何故、聖教会で目覚める以前の思い出を持たないのか… 何故、ヴァンパイアハンターをしてるのか… 疑問に思えもしない事を考える事は無く… ケープを翻して、礼拝堂の扉へ向かった――― ) [Sat 25 Nov 2006 03:40:04]
セレニア > ( 祈りを終えて、立ち上がる。 ―――暗黒街教会を訪ねようとして遭遇した少女… 最後まで人の芝居を続けたようだが、あれはヴァンパイアだった。 それを前にした時しか使い物にならない身体を持った、自分には分かる。 『探るな』と教会が言うのなら、なるべく従うようにしよう。 『他の者に任せろ』と言うのなら、自分の出る幕ではない。 それでも――― 受理されないのであれば。 他に誰も狩ろうとしないかもしれないヴァンパイを、自分は知っているのに野放しにする事になる。 それは、否定しなければならない。 何としても ) [Sat 25 Nov 2006 03:33:01]
セレニア > ( ―――自分にも出来る事は、色々あるけれど。 最も有効な運用方は、ヴァンパイアハンターとして配備する事だ。 …クリスティアで教えられた以外のものの見方を知った…。 教会は絶対という意識の中に、そうでもないという思いが芽生え、必要と判断されれば夜間の無断外出さえするようになっている…。 オーダーを受けていないのに、ヴァンパイアハントの為に外へ出る、今もそうだ )   ( けれど、それでも変わらないものもある。 神託を授かったとして、そうとは思えない変調をきたしたシスターティフィスに、教会に対する疑念さえ抱いても… 教会の為に、パプテスの為に働こうという意識は変らない。 神の国の実現の為に。 ただ、そこにほんの少し自分の判断を混ぜることを覚えただけだ )   ( そして。 単独で遭遇したヴァンパイアの報告を受理されず、ならばと武器を取った ) [Sat 25 Nov 2006 03:24:40]
セレニア > ( ―――吸血鬼は、血を吸う鬼。 人の血を啜らずして生きられないというそれだけで、人の滅ぼさねばならない存在だ。 …嬉々としてヴァンパイアを狩るよう命じるようになったシスターティフィスに戸惑ったのは、あくまで彼女の性格から結び付け難い言動だったからであり、その指示は自分にとって、そのような形で下されるのでなければ待望していたものだった… )   ティフィス   ( 彼女ならばあるいは、ここで知り合った何人もの人がそうであったように、クリスティアで教えられた以外のものの見方を説いて、ヴァンパイアを無闇に狩るなと言うのかもしれない。 彼女に言われれば、自分は納得してしまうのかもしれない。 …けれど彼女は急な帰国で今はなく… シスタージャスティスやブラザー?イコト、サンクトゥス様、マリア様… 他に自分に色々な事を教えてくれた人達は、狩るな、とは言わないと思う。 確認はできていないが、たぶん ) [Sat 25 Nov 2006 03:15:30]
セレニア > ( 深夜ともなれば、修道院は寝静まる。 24時間営業で門を開けておく礼拝堂の都合、勿論起きている者もあるだろうけれど、灯りを落とされて暗い廊下は耳が痛むほど静まり返っていて… 硬い靴の、けれど軽い足音が、やけに大きく響くようだった )   ( ヴァンパイアを狩るな、人前に出るな。 始めはそう命じた大聖堂も、今ではターゲットを指定出来る状況に限り、ヴァンパイアハンター・クルースニックとしての自分を使ってくれている。 全く、何の役にも立てない… 御心に添えず、神の国へ入れないのではと恐れなくてもすむようになって、今の状況にそれ程の不満は無い。 ―――教会の決定に対して不満の有無を考えるなど、新鮮な感覚だけれど、もう慣れた… さておき。 …クルースニックの力は人に紛れて生き害をなそうとしない吸血鬼も狩り立ててしまうから、ヴェイトス市の調和を守るべく、無闇なハントは禁ずると言う、担当司祭の意思も分からないではないが――― )   ( そっと礼拝堂への扉を開いて… 祭壇の片隅に、騎士がそうするような姿勢で、膝を折った ) [Sat 25 Nov 2006 02:48:53]
セレニア > ( 儀式の前にそうするように身を清めて、首から下を表皮のように覆う黒革の戦闘服に袖を通す。 追加の装甲などを取り付ける為のベルトや金具には、何も通さず。 身軽な装いで、腰にウェストバッグ兼ベルトを巻き付け、ショートソードを差す。 身体のラインを隠すような、白地に青いラインで縁取りが施され、銀糸で十字架を刺繍されているケープを羽織れば準備は終わり。 ゆったりと大きく一房に編んだ三つ編みをケープの下から外に出して… ランタンを手に、部屋を出た ) [Sat 25 Nov 2006 02:35:35]
セレニア > ( 以前はそう呼ばれ、謹慎処分なんかを受けてしまった修道女が閉じ込められていた部屋。 大聖堂の僧房、女子修道院の奥にある、暗くて狭くて夏場でなくても何だかジメジメするような、そんな場所で。 いつの間にかそこが自室のようになってしまっている薄紅色の髪と目をした少女が、身支度を整えていた ) [Sat 25 Nov 2006 02:26:41]
お知らせ > セレニアさんが来ました。 『( 反省室 )』 [Sat 25 Nov 2006 02:18:54]
お知らせ > フォスさんが帰りました。 『(というわけで、隠れ喫煙開始)』 [Thu 23 Nov 2006 19:06:58]
フォス > ( さておき、赤毛神父は仕事をちゃんとするようになった。それだけを言えば小さいことだとだけども彼を追い掛け回してたシスターは安堵の溜息を吐くし、大聖堂での彼の先輩は明日から胃薬が必要なくなると喜ぶのである。とはいえそんな短いコミニティの話である ) ――― ( こんなものかと彼は一度種類の山を机に置いて小休憩をとる。 ) ・・・・・ ( 小さな階段である。裏道的ともいえる場所である。人通りはすくないのである ) ・・・・・・・・・・ ( ふふふふ、と彼は不気味に笑う )( 確かに仕事中は煙草は吸わない。だけども人の目が無ければそれは問題ないのだ! )( そう、つまりこれはばれなきゃいいんじゃない!?的精神である )( 頭の中で大聖堂の地図を思い描き、人がこなそうな場所をリストアップ!! ) [Thu 23 Nov 2006 19:05:29]
フォス > ( 彼は山となった書類を大聖堂の中に存在する部屋に運べば、額の汗を拭った )( ふと振り返ると、背中に注がれていた恐ろしいものでも見るような視線はさっと隠れた )( シスターや神父の視線が一つ二つ。彼を知る人たちはやはり首を捻り、噂の真偽を問いあう ) ―――――なんだ? ( 彼は少しだけ不機嫌そうに言った。別にいいじゃないか、仕事をちゃんとやったりしたって ) 別に今度地方村に『布教』及び『慈善活動』として行くことになっているのだからその前にちゃんとして仕事悪いか? ( え? なあ? と )( まるでどこかのチンピラのよう。 )( チンピラ神父。もといヤクザ神父。 )( なんていう一面かもしれない )( とか。そういうことにしておいて ) [Thu 23 Nov 2006 18:58:47]
フォス > ( 皆々様は知らないのである。彼が資料室で出会ったシスターもとい聖女のことを )( いや、その存在を知っているのだろうが、彼となにがあったのかは皆知らないのだ )( と、少なくとも彼は思っている )( 一般聖職者にすら閲覧可能な資料室である。その現場を多くのシスターや神父が目撃しているはずであり、噂は流れ流れ、伝わっている人もいるかもしれないが、彼は知られてないと思っている )( 別段知られて困る噂ではない。困るわけではないのだが、仕事の原動力もとい仕事をちゃんとする気になった理由が聖女様に諭されたから――もとい説教。脅迫とは言う人はいないだろうっ!――であるなんて! ) [Thu 23 Nov 2006 18:50:20]
フォス > ( 別に彼自身が興味のある吸血鬼事件の種類ばかりではない。聖水やら聖書の在庫であったり、現在大聖堂が抱えている神父やシスターの書類である )( 彼は珍しく真剣に仕事をしていた。 )( 珍しい、ということは普段やらないような仕事をしていると言うことでもあり、へんな言い方をするならば彼らしくない『奇行』とも見れた )( 自然、赤毛神父のことを知っているシスターやら神父やらは首を捻る )( 彼にいったいなにがあったのだろう? と ) [Thu 23 Nov 2006 18:40:40]
お知らせ > フォスさんが来ました。 『( 彼は書類の山を抱えて歩いていた )』 [Thu 23 Nov 2006 18:34:50]
お知らせ > セレニアさんが退室されました。 『( 無断外出など、いつもの事。 教会の指示に背く面もあるが、行動の必要性を信じて )』 [Mon 20 Nov 2006 01:55:37]
セレニア > ( 目を開けて、顔を上げ、十字架を見つめる。   ―――血を食べる者があるならば、わたしは血を食べる者にわたしの顔を向けて、民の中から必ず彼を断つ。生き物の命は血の中にあるからである。わたしが血をあなたたちに与えたのは、祭壇の上であなたたちの命の贖いの儀式をするためである。血はその中の命によって贖いをするのである。それゆえ―――   )   ( 一人で思い悩む意識は、ループするばかり。 …ただ、悩んでからそう決めたという流れがあるのと無いのでは、違うとしても… )   ( 意識によらず、なすべきと判断する事は変わらないのだと… そんな事を確認させられて、椅子を立った。 ヴァンパイアが逃げた事を、知っている。 ―――教会が判断を保留したとしても、知っている。 一度覚えたあの感覚を、忘れる事は無いのだから… 誰も狩らなかったとしても――― ) [Mon 20 Nov 2006 01:54:42]
セレニア > ( 『それだけ』ではないと、一番近くで言ってくれた人はもう居ない。 変わってしまった彼女を自分が拒み… そして、その拒絶は永遠のものになってしまった…。 狩るべきヴァンパイアと、そうでないヴァンパイアの、線引きを問える人も無い。 ―――あるにはあるが、失礼な問いだと思い、口を噤む。 …では… 答えは自分の中にある、たった一つのものとなってしまう )   ( きつく、きつく握っているのにあまり痛くない手… 非力な腕… それで全てではないと思えても、こんな身体が最も有効に扱えるのは、ヴァンパイアを狩る時を除いて他に無い。 神の国へ入る事を願って、その為に生きるのは飛躍していると言われればそれも分かるけど、では、何を願うのかと言えば――― )   ( 新しい事を知っても、結論が変わっていない ) [Mon 20 Nov 2006 01:31:40]
セレニア > ( 少年の方はまだいい。 シスターティフィスを理由に出来るし、彼女が理由なら、間違いはないかもしれないから。 けれど、昨夜は――― ) ………ッ ( 人の引いているであろう礼拝堂に、いつもよりほんの少し乱暴に扉を開いて足を進める。 ―――少しは歌を歌えるようになった。 台所仕事に洗濯、掃除も、人並みより下手でも以前よりは大分マシになったと思う… 『それで?』 と、変わってしまったシスターティフィスの言葉を思い出し、目を閉じて長椅子の隅に腰を下ろした )   ( 重ねた手を、きつく握る )   ( 受理されない、と言うか… 報告をそれが届く前の状態で保留するような処置は、それを持って来たのが自分というのもあるのだろうとは思うけど。 何よりも――― この身体になせる事は、それが全てだ。 単純に、昨夜、見送った背中が忘れられない。 あれは吸血鬼だった――― ヴェイトス市の意識はクリスティアで教わったそれと大きく異なるもので、それらは少しずつ受け入れて来たけれど… 人の血を糧としなければ存在し得ないそれを滅ぼすのは、人として当然という意識は、自分の存在意義もあってそう簡単には変えられない――― ) ―――ティフィス… ( 彼女であれば、何と答えたか。 変わってしまって、それを聞けぬまま彼女が帰国してしまえば… こんな当たり前の事を問う事が出来る先は、他に無かった ) [Mon 20 Nov 2006 01:18:29]
セレニア > ( 狩らずとも良いと教会が判断するのであれば、昨夜取り逃がした事は間違いでなかった… …とは、とても思えない。 正式な命令を受けての狩りの成績は悪いものではないけれど… 偶発的な遭遇戦での戦果は、以前シスターティフィスと共に墓場で遭った少年型のヴァンパイアとの二度とも、反応消失… 見失って、終わっていた…。 少年のほうはモンタージュが作成され、VHGと大聖堂に回されたものの、もう、資料の中に埋もれて閲覧する者も少ないだろう ) [Mon 20 Nov 2006 00:10:03]
セレニア > ( 受理されず。 暗黒街での遭遇戦は、公式には無かった事とされた。 灯りがあったとは言え夜間、フード下のモンタージュは不明瞭であったし、その吸血鬼があくまで人間として振舞ったのなら… という判断だろう。 クルースニックとされているこのハンターが対象を見誤る事など無いけれど、狩り立てるべきか否かという判断には、常に、もっと別の意思が働いている )   ( 『何故ですか』 『事を荒立てるな』 擦れ違う遣り取りはあっても… 疑問に思うようになっていて尚、決定に明確な異を唱える事は少ない。 話は通じぬまま… 例によっての無断外出に対して、あるのだかないのだか分からないような謹慎処分を受け、司祭室を出た。 ―――足は、やはり自然と礼拝堂に向かう ) [Mon 20 Nov 2006 00:03:55]
お知らせ > セレニアさんが入室されました。 『( 昨夜、暗黒街での遭遇戦について。 秒数一桁が3.6.9であれば受理。 判定 )』 [Sun 19 Nov 2006 23:53:41]
お知らせ > フォスさんが退室されました。 『―――善処します ( でも、ヤンチャの可能性とかあるらしい、とか※自粛するだろう※ )』 [Sun 19 Nov 2006 19:40:15]
フォス > 見届ける先が、よい物であるよう願っています ( 信仰とて悪いものじゃないと人が思う人も居る。心の拠り所に慣れればそれもまたいいこと ) 信じてくださってありがとうございます ( さておき、そんなことは置いとく。ええ、怖いから置いとく ) 未熟であるのに甘んじているのでは、今のような地位にも信頼も寄せられないでしょう ( 拗ねた口ぶりは可愛いものだけど。彼はそれがまた幼い少女には辛いだろうが、それもまた今の地位の責任とてあるのだから。 )  そうですね、、そのための我々でありますし ( と頷いた彼は遠くテーブルに視線を向ける。吸血鬼事件もまた多くなってのでは、赤と変わらない。 ) はい。サンク様もお気をつけて ( 手を離して去っていく少女。出口で振り返り様に言われた言葉はどこか耳に痛いもの ) [Sun 19 Nov 2006 19:39:44]
お知らせ > サンクさんが帰りました。 『 …聖堂内でのヤンチャは、程々に?( 唇に人差し指当てて。くすりと笑って、去っていった。)』 [Sun 19 Nov 2006 19:34:01]
サンク > そうして、何処まで行けるのか。 ――…見届ける事が出来れば、きっと幸いです。 ( 縋るものにあらず。拠所と。信仰の道はどうしたって険しいが。 ――…奇跡を引き寄せる事があるのなら、それこそが積み重ねの表れなのだと。等しくないからこそ、平等に在る。試練という言葉を使ってしまえば都合からいいから、黙るが。) ふふ。ちゃんと、信じておりましてよ? ( どっちの方向でなのかは、何処までも口にはしない。小さいなんて聞こえません。聞こえてません。) ……厳しい事を仰いますわ。子供だからと甘く見られないのは、嬉しい事に御座いますけど。( 甘んじない。甘んじられない。自戒めいた事でもある事。拗ねた口ぶりは恐らくフリ。 ご大層な事を口にした手前、己こそが実践すべき事。) 御無事でいらっしゃるなれば、何よりですわ。漸く、赤の暴走による傷痕も癒えて参りましたのに、また忙しくなってしまいそうな所――ですし。 ( こんなのでも恐ろしい事に管理職な事実。浮かべる笑みは子供っぽいが。) ええ――そろそろ、戻りますわ。( するりと手を引くと、煙草の匂いも薄れた中空を一度見上げて。) では、御機嫌よう。( 結構忙しいのは事実なのだが。其処は折を見て。――…隙を見て? 踵を返して退室する間際、くるっと肩越し振り返って。) [Sun 19 Nov 2006 19:33:18]
フォス > 背押し手引き、人の手で平穏を勝ち取れれば僥倖かと。 ( 偶然としか形容しがたく、奇跡としかいいようのない出来事を人は神のおかげと人は言う。その通り、神は手を貸すがそれは気まぐれともいえるほど僅かなもの。神に頼ってばかりでは人は育たない ) ―――――。はい ( ぱくぱくと彼は口を開閉。どこか怖いものを見た気がしたが。こんな愛らしく小さい少女にそんなのこともないだろうし ) ( 内心言わなきゃなんにもならないけど、 ) 大丈夫ですよ。サンク様は未熟に甘んじる方では御座いませんでしょう? ( そっと目を閉じて言った彼は小さく微笑み、力の使い方や振るう先を間違えないのは少女であり、彼こそ間違えそうなことだろうけど。それもまた今から想い、肝に銘じればまた間違えることも無いだろと信じたいのはどこか。 ) あは、はははは。それはどうも、ご心配をおかけしました ( だらだらと汗を流す彼は苦笑いともつかない笑い声漏らし、 ) はい。これで仕事に精が出せます ( と、これを口実に仕事を微妙にサボっていた神父は口実なくして明日から働く働く未来が待っている ) ・・・っと、サンク様。そろそろお戻りにならなくて大丈夫で? ( これで忙しいだろう聖女。何時までもここで両手握って会話してるわけにもいかないだろう。とか。 )( まさか、これがサボりとかっ。そんなどこぞの赤毛神父ではないだろうし! ね! )( そんなこと、考えない神父がここにいる ) [Sun 19 Nov 2006 19:14:30]
サンク > ( ご老公でも無理です。※誰だ本当※) …形にしてしまえば、後に引けなくなるものも御座いましょうから。 ――…これ自体は詭弁ですけれど。 ( それでも、形にならない部分でのわずかな何かが天秤を左右する事もある。一では成し遂げられない何か。思うようには行かない世界の中、少しだけ理想に近づける為の鍵。 ――…分かっていて、直ぐに見失いがちな当たり前を、呟いて。静かに一度瞬きを。) …羽目を外すのとは、また、別に御座いましてよ? ( こんな言葉に笑みほころばせて、囁くような口ぶり。 種を撒いたら責任はお取りなさい?なんて言いません。言ってませんよ?) お礼を言われるよう事では御座いませんわ。繰言では御座いますもの。 …わざわざ口にするのは、私の未熟、なんです。 ( 神の御名において振るわれる力の先が誤れば、まず其処を正そうとするのは教会、聖堂に違いないから。 ――…小さく、吐息を零しながらも。握った手はその侭で。) ……シュレディンガー様のお怪我の治りが芳しくないと、小耳に挟んでおりましたから。心配、しておりましたのです、けど。 ( ―――。笑み綻ぶ沈黙の後。) 壮健であらせられるようで、安心致しましたわ。 [Sun 19 Nov 2006 19:01:38]
フォス > ( そこはどうにかしてよカクさん!※知らない※ ) 祈りは背押し、行動に繋がらなければ、意味は無いでしょうし ( たくさんの力が働いて、小さな力が集まれば軌跡パワー。ラスボスに死んだ仲間がやってきて力を貸します。でもそれは雰囲気を盛り上げるだけの応援なんだとか※だからなに ) ―――――。いえ、なにも問題はないですね ( そも、大っぴらに地方村に警戒に赴いても問題ない。ならば、布教と称して色街に行っても問題は無いのではないd――脳内撲殺音が響いたとか―― ) いえ。 ( なんとも物凄い光景が水面下及び伏せた顔の下で行われてるとは気づかない。たぶん、僻地に飛ばされる可能性もあるかもしれない※自業自得※ ) はい。ありがとうございます ( と、彼は小さく礼を言うだろう。力を得る人間はその先に力の振るい方を憶える物。力の振るい方を間違えないよう、肝に銘じる ) ――――――ぁ ( ぽかん、と彼は口を真ん丸に開けた。 ) なんと治ってますか! これぞ聖女の奇跡! ( そろぉ、と視線泳がせて。少女の握った両手は微妙に汗ばんでるかもしれない。 )( だらだら汗が落ちる落ちる ) [Sun 19 Nov 2006 18:43:56]
サンク > ( 言っちゃった時点でおしまいですよ、スケさん。※誰だ。※) 祈りとは、そう在りたいと願い、形にする為の誓いの形。 …天は自らを助くものを、見ておられるものですわ。( 夏の事件とて、誰か一人が解決に導いた訳では無い。人々に謳われる英雄も、其処に現れぬ誰かも。きっと、等しく踏み止まろうと頑張った結果なのだから。) …そのような行いに、何か躊躇う所が無くば。むしろ、問題など御座いまして? ――…無論。そのような事件の起こっている場所に赴く際の気遣い、パプテスの徒としての節度は大切に御座いますけど。( 陰謀じみた事など、何も無い。にこりと笑って。) ……其処で流石とか言われてしまうのも、何かと照れ臭いものですわ。 ( 照れたように伏せた面差しが、額に浮かびかけた青筋を隠す。此処が聖堂の中でなかったら、きっと蹴っ飛ばしていた。※手が早い。※) …私たちの手は、決して大きくは御座いません。精進の果てに、その事を忘れぬようにと…願います。助けたいという心は尊ぶべきもの。けれど、全てを一人で成せはしないのですから。( 個人としても、使途としても、きっとそれは同じ事。 無力に嘆いた経験はあるからこそ、その居た堪れなさに食い潰されないようにと願うのだ。) ――…。( ぎゅ、と握った手。握り返される手。 悪戯っぽい笑みの侭、にこー、と目尻が下がって。) ええ。どうやら、養生も完了なさっておられるようですし? ( 聖性だけならば、聖職の徒として感じるのみと思う事も出来るのだろうが。微かな違和感は、今は――…見なかった事にして。 にっこりと向けた笑顔はむしろ――罠でした。 [Sun 19 Nov 2006 18:32:19]
フォス > ( ここは一つ青年だとカッコイイ気もするけどどうだろうか。 ) 人が作るものであって、天の御心は手助けとも。祈るだけと、頼るだけではなにも手に入りはしないとも ( よって、行動起こす人々こそが魔の手から平穏を勝ち取る。わが身はそのお手伝い ) ・・・・・・・なるほど。では、私が「布教」であれ、「慈善活動」であれ、行っても問題なし、と ( 彼はなんだかなぁ、と思いつつ腕を組む。結局はいいことなのだけど ) ―――――なるほど。さすがサンク様ですね。 ――――しかし、小さいことを気にしてるのですか ( と、口に出すのは彼に『でりかしー』というのが欠けてるからだろうか。ともかく、子供らしい仕草に少しだけおかしそうな笑み一つ ) ―――――自分に出来ることを精一杯、とも言えますが。それでも、精進は必要なのだと、思います ( そして力を求めた先に力を得て、力を得てから過信するかは心持しだい。結局、健全な魂にこそ、力が備わることに彼が気づくのかと、彼は小さく胸のうちで独白する ) そうですね ( 悪戯っぽく笑う少女に対して神父の笑顔はおかしそうに笑うもの。ぎゅっと小さな手が己の手を握る ) はい。サンク様。これからもよろしくお願いします ( と、彼は言って少女の手を小さく握り返すだろうか )( そして、『肌が触れ合った』ことで、彼の内に秘められた聖性に少女が気づくのかは、彼の知るところではなく。 ) [Sun 19 Nov 2006 18:19:31]
サンク > ( 子供なら少年では無いかと思う秋の夕暮れ。何の話か。) 平穏は、必要では無く。望まれるからこそ、在るべき事。 ――…無闇な荒廃を望まれぬ以上は、私たちは安寧を求む者でありましょう。 ( それを決めるのは、恐らく人々なのだから。天の身ならぬ、人としての姿と言葉で、一つ祈りを紡いで。) ……日頃、中々機会の無い場所への布教活動も、奉仕も、共に大切な事ですわ。そうに御座いましょう? ( だから、不自然な事など何一つ無く、「名目」として用立てる必要すらないのだと、笑顔できっぱり。) ……小さな、とか余計です。それに、私一人で出来る事など、小さなこと。それは間違い御座いませんもの。( 子供じみた仕草で、軽く唇尖らせたのは少しだけ。) ――…救えなかったと悔やむのは、傲慢に御座いましょう。己にもっと力があればと悔やんでしまえば、過信の罪に繋がりましょう。( 神父の記した報告書に目を通しはした。その「少女」は、とうに人では無かったのだろう。それが、古城に在る前からなのか、かどわかされたか何かの結果、魔性に変えられてしまったのかは――分からないが。神ならぬ身が、「起きてしまった事」に対し出来る事は、少ない。だからこそ、淡々と言葉を綴る。) …礼拝の最中におしゃべりをする訳にも参りませんし、ね。( 悪戯っぽく笑うと、差し出された両手を、きゅ、と握り締めて。) では、宜しくお願い致します? [Sun 19 Nov 2006 18:05:13]
フォス > ( それでも精神は子供です※強調※ ) 否応なし。平穏こそが必要とされ、荒廃こそ不必要でありますから ( 祈る形に此方は神父の形。彼は小さく瞼を落とし、そんなことを呟いた。さて ) ――――今、 ・・・・いえ。事実にしろ真実にしろ、変わりませんからね! ( なんだかこの少女が自分よりも怖いことと言うなにかばれなきゃ大丈夫精神と言うか、なんか聞こえた気がするが気のせいだと思いたい数百歳! ※でも青年。くどい ) その小さな身体で過大な力を御してるからこそ、今の地位なのですよ。 ( 彼は小さく笑い、 ) ―――― ( そっと、目を閉じた。何を悔いたか ) 己の力の無さを ( 一つ間 ) 否、己の力の無さが故、『あの少女を』救えなかったことを ( 報告書にも書いたとおり、古城へと侵入していた少女を救えなかったこと。誰にも言わないことだが、御使いの端くれでありながらなにもできぬ己に歯噛みした。 ) そうですね。礼拝やミサにて、お顔を拝見してはいるのですから ( かといって、話すことも初めてか ) ・・・・? はい ( 少女が誘うように、もう片方の手を求めれば彼は両手を少女に差し出すだろう。 ) [Sun 19 Nov 2006 17:46:58]
サンク > ( 黙らっしゃい数百歳。※酷い。※) …平穏を望む者には、手助けを。荒廃を望む者には――…鉄槌を。罪を犯さねばいられぬものに、救いの手を。( 祈りの形は崩さずに、訥々と語るような言葉。 それがどのような形の救いかは、形にはされぬ事。) あら。でっち上げるなんて、人聞きの悪い事を。やるからには、全てが真実ですわ?( 繕う必要など無い。やるからには、どちらも。 にっこりと笑顔で、てらいも無く。 ――…人使いが荒いとか聞こえません。) …私のような若輩者が、過分な地位に在る理由の一つに御座いますから。力とは振り翳すものにあらず。戒めたるべきもの。 …必要にならぬ事を、願った上で。( 過分な力などが必要とされる時、其処に幸福な出来事は少ないから。夏の出来事も、その一つ。僅かに翳る瞳の色。) ……貴方は、何を悔いられましたか?( 聖堂の一員が功績を挙げたと同時、被害も大きかった。死者も――出たのだから。問い掛けは静かな語調で。) ――…初めまして、というのも。おかしな事に御座いますけれど。 …手を。( 差し出された手に、視線を落とし。もう片方も、と誘うように、小さな掌を向ける。) [Sun 19 Nov 2006 17:37:15]
フォス > ( とはいえ隠れ煙草は青春の香。未成年喫煙は仄かに冒険の香。なんの話 ) ――平穏を望めばこそ、いいものですが。荒らすことを目的としている魔性など、刺激を求める若者と変わりません ( なんて、若者ほど可愛いものではないけれど ) ――――慈善活動。布教。もしくは教会視察。理由をでっち上げられれば行けないこともないでしょう。少々黒いですが ( 安全と危険を計りにかけて、どちらが優先かという話。表面上、繕っていければいいのだろうが )( あまり、いい話ではないだろう。特に、表にばれた場合 )  なるほど。確かに夏の事件ではサンク様は結界やらなんやらで大忙しだったとか ( そんな漏れ伝えに聞いたこと。彼自身は前線行っててその場には居合わせないが ) 私など、前線に赴いたはいいものも、結局逃げ帰ってきただけのこと。力量の無さに歯噛みしました ( と、同時。人間の力強さには驚いたのだが ) こういう時、「始めまして」と握手をしたほうがいいのでしょうか。いかんせん、あまり私も人と話すことも少ないため ( 大聖堂と家の往復である以上、自然と街に出ることも少なく、人間関係を築き上げるために必要なものが色々と欠如してしまったような気がする。 )( さておき、彼は少女に小さく手を振るように、差し出すだろうか。その顔は小さく、照れ臭そうに笑っているのは慣れていないのか、久しぶりだからなのか )  [Sun 19 Nov 2006 17:19:49]
サンク > ( 目上の人から怒られたからー、みたいな反省ではいけません。めー。 とはいえ、己のような小娘が、仮にも大のオトナ相手にこんな風に振舞えるのは、やっぱりそういう基盤があっての事なんだが。――…善悪と言うより、必要なら使う。多分それくらい。ある意味酷いが。) 魔性を抱えれど、平穏を望む者もおりましょう。 ――…さすればこそ。我らは人々の助けになるが為のもの。 ( 安息日に、御苦労様です。微笑みながらの言葉に他意は無い。) 地方村は、何処かの直轄地という訳でも御座いませんから。物々しさが先に立てば、住人にいらぬ危機感を招く事にはなりましょうけど――…天秤に掛けられる事でも御座いませんか。( 実際の被害が出てしまってからでは、遅い。そういう意味では、何時だって手遅れには違いない。動ける人員は限られているし、大きな被害の出た夏の事件から、補充が万全に出来た訳でも無いのだ。――否、だからこそ。軽く頭を振って、一度巡る思考を留め。) そう、ですわね。私は余り聖堂の外には赴きませんし。 ……例の夏以来、少々厳しくて。( 緩々と目礼を返して、少し考え込むように。 管轄が違うと、中々こうして話をする機会にも恵まれ難いもの。 ――…例の夏。赤の暴走。あの際には、思いっきり前線で走り回っていた所為だとは思うが。少しばかり遠い目。) [Sun 19 Nov 2006 17:10:27]
フォス > ――――はい ( 彼はぽつり、とそう呟くようにして頷いた。嗚呼、哀しきかな社会性。平等掲げてもそりゃあ教会の中でも上下関係はあるって。やっぱ。 ) また、既存の魔性が触発されているかもしれません。さらには、影響強く、魔性を抱える人こそ更に被害の可能性も ( 軽く伏せる少女に、「だからこそ、休日返上ですよ」と小さく笑うだろう。そも、暇だったからとは言えない。口が裂けても言えない ) そうですな ( 彼は難しそうに眉根を寄せ、腕を組む ) 当面。暗黒街やスラムの警備を厳しくしすぎれば地方村などに被害が向く可能性もあります。悪性を全て駆除できない現状では、均等に、ということぐらいしか私には思いつきませんな。そも、地方村の警備が今まで疎かに近かったがゆえの今回の事件。 ( それは難しい問題だろう。いかんせん人数だって裂く数も多い )( 煙草を取り出して吸いたかったが、流石に舌の根も乾かないうちであるし、吸うわけにはいかない ) ―――――  ( ぐさり、とまるで釘を打たれるように少女の満面スマイル。やばいなぁ。敵わない ) とはいえ、 ( と、彼は長い赤髪をぼりぼりと掻きながら、 ) こうして、ちゃんと貴女とお話をするのは初めてですな。サンク様 ( そういえば、彼は小さく礼を一つしよう )( 名前こそ知っていても、話したことのない人がたくさん居るのは、やはり大聖堂のその巨大さゆえか ) [Sun 19 Nov 2006 16:54:13]
サンク > ……ゆめ、お気をつけになって下さいまし? ( まだ弱々しく上がる煙を一度、見上げ。 項垂れる姿を前に、小さく笑う。 罪はいずれや人の心の中にこそ。なればこそ、罰とは必ずしも与えられるものでは無きの事。 ――…拷問。何の話でしょう。) ……嗚呼。( 得心いった風情の呟きに、曇る色が混じる。) 赤の暴走は収まりましたが、その際に魔界より流れ込んだ魔物が、全て退治された訳では御座いませんし。 一段落した緩みをこそ、突いて来るのもあるのでしょう。 ( その辺りは。一度、前線に赴いた彼の方が詳しいのかもしれないが。眼差しを軽く伏せて。) ……一口に地方村と言っても、広いものですから。だからといって、暗黒街やスラムの巡回を減らす訳にも――…。( どこかが緩めば、別の場所を突かれる。堂々巡りじみた現実に、きゅ、と軽く寄せた眉を、ふと解き。) ――――。( にこー。 それはそれ。これはこれ。そう、瞳が語っていたかは不明である。全ては貴方の心次第。) [Sun 19 Nov 2006 16:42:22]
フォス > ―――――――――― ( ぱくぱく、と彼は声を出さずに口を開閉を繰り返した。 ) そ、そうですよ! ( 彼はぷるぷると拳を振り上げて震わせる ) 本当に! ええ本当に! ―――――ごめんなさい ( 煙突神父はがっくり項垂れた。もう、蒸し殺しのような生殺しはやめて ) ――――ああ、なるほど ( 彼は得心言ったように首を縦に振り、 ) ・・・オ。私は ( 俺と言いそうなのを慌てて閉じた )( そも、彼が自分のことを普段「俺」と言っているのは知っている人は知っている。 ) 私は、昨今見られる吸血鬼やら悪魔やらの事件増加について思いを巡らせてました。 ( じぃ、と注がれる視線に彼は居心地が悪そうに頬を掻く ) 特に、暗黒街やらスラムの警備が厳しいからと地方村での事件が多いような気がしましたので。その事実確認を ( こ、これでも最初はちゃんと仕事っぽいことをしていたつもり。 )( ええ、喫煙は休憩です! )( 心の中で胸を張る ) [Sun 19 Nov 2006 16:31:55]
シスター > 本に匂いが移ってしまいますと、「どなた」かが煙草を吸われていたと、直ぐに気付かれてしまいますもの。 聖なる記録の眠る場所に、火気を持ち込む不信心など――…どうか、起こりませんように。( 手を組む仕草と相俟って、言葉だけを捉えれば祈りのようにも似た按配。 但し、この現状を見知ってもそう思う存在がいるかはどうか、別である。 余談だが、主はかつて申されたという。曰く、みだりにその名を唱えてはならないと――。) ……暫く前に、資料の持ち出しを許可した方がいらしていたようですので。その辺りのチェックをしておこうと思いまして、足を運びましたの。 ――フォス様は?( 視界の中で右往左往する姿は、やっぱり元の位置。じぃ、と視線を注ぎながら。) [Sun 19 Nov 2006 16:24:56]
フォス > ――――は? ( にこりと笑う仕草は愛らしいもの。少女の視線を追って彼は窓の方へと視線を同じくする。見れば、寒い季節の空気、冷たい風が微風程度に拭いている。 ) そ、そ、そう、です、ね ( ふはははははは。という高笑いこそしないが、彼とって一介の神父である以上、隠れて煙草を吸って居た以上、見つかることは想定ないとしても、見つける人物を想定していなかったのは不味かった。 )( しかしこれでは拷問ではないか。ぎりぎりと言葉攻め。ああ、胃に穴が空いたらどうしてしまおう。助けてください神様。嗚呼、神様どうか哀れなる子羊を――お約束の以下省略―― ) ・・・・・・・ ( 視線から逃れようとして移動したら元の位置に戻っている。慌ててはいけないフォス・シュレティンガー! 彼は自分を奮い立たせ、今度は満面の笑顔を浮かべる少女の視線から逃れようと今度こそ! )( 左に三歩、右に三歩 ) ・・・・し、しかし。 ( そんな風に言いながらも視線を泳がすこと天井と壁の境 ) なんで貴女が此処に? 何か資料をお探しで? ( 一介の神父といえどまさか目の前の聖女にタメ口などできようか! ) [Sun 19 Nov 2006 16:15:29]
シスター > ……もう、少し――…、( ことりと小首傾げた侭、緩々と視線が流れる先は、小さく開いた窓。秋も晩秋、初冬の気配が流れ込む源は、己がこの侭手を掛けるには、少々位置が高いから、見上げるようにして。) 開いておきませんと。空気や匂いが篭ってしまいますわ、ね?( 人差し指で唇押さえる仕草も、子供らしいと言えば子供らしいのかもしれないが。只今絶賛煙突と化している神父が見た場合、どう思うかはまた別の話かもしれない。 くるりと振り返った時には、元の場所にいた彼に向かって、にこー。 だって右に三歩、左に三歩って元の場所に戻ってる…!) [Sun 19 Nov 2006 16:07:31]
フォス > ( がたがたと彼は震えていた。 )( なんと、聖母のような笑みを浮かべつつ、此方をガン見している少女と目が合ったではないか。 )( そも、それがただの少女であれば彼はここまで震えたりはしない。 ) ―――――な、なんのことでございましょう!? ( くわっ、と叫んだ拍子に口からもくもくと大量の紫煙が吐き出され、天井へと流れていく。 )( 両手を組み、首を小さく傾げる少女。彼はその視線から逃れるように、右に三歩、左に三歩、移動してみよう思う ) [Sun 19 Nov 2006 16:01:08]
シスター > ( 目が合った。聖女装束に身を包んだシスターは、穏やかな微笑を湛えて、じっと彼に視線を注いでいる。シスターと言うより、風体だけだと聖女見習いの子供といった風情、だが。) ――…精が出ます、事? ( 両手を祈りの形めいて、胸の前に組み。緩く首なぞ傾げて見せる。) [Sun 19 Nov 2006 15:57:02]
お知らせ > シスターさんが入室されました。 『( にこにこ――。)』 [Sun 19 Nov 2006 15:53:38]
フォス > ( しかし、そんな平穏は長くは続かなかった。彼は意気揚々と二本目の煙草を楽しんでいるときだ。 )( なんと足音が近づいてくるではないか! そんなわけがない。ここは奥であり人が来ないはずで――――わるけないけど。 )( 彼は慌てて煙草を窓縁に押し付けて火を消す。それから何度かぱたぱたと平手で仰いで煙を拡散させると煙草の吸殻を窓の外へと放り出す。 )( 嗚呼神よ。私は罪を――以下省略―― ) ( 手早く懺悔を済まして彼は何でもなさそうに本棚に手を伸ばし―― )( 足音の主であるシスターとばっちり目が合った。 )( ゆらゆらと、口から漏れ出している煙は別にオーバーヒートした頭を冷やすために廃熱をしているわけじゃない ) [Sun 19 Nov 2006 15:47:24]
フォス > ( ああ神よ、我らが父よ、お許しください。私は『火気厳禁』という字を無視しつつ煙草を吸っています。でも、私は煙草を吸いたかったのです。煙草を吸わないといけないのです。しかし煙草を吸うために外に出ようとすると仕事をしろとシスターの視線が突き刺さるのです。それだけは避けなくてはならないのです。 )( 嗚呼、神よ哀れな子羊である私をお許しください。お許しください。アーメン。 )( はい、懺悔終わり )( というわけで、心置きなく煙草をすぱすぱ吸えるわけだ! )( 彼は意気揚々と二本目の煙草に火を点けた! ) [Sun 19 Nov 2006 15:38:23]
フォス > ( なんでもなさそうな顔をしながら火気厳禁と言う文字をガン無視して煙草に火を点けた! ) [Sun 19 Nov 2006 15:32:40]
フォス > ( なにがどうしたい、とも言えない。彼は無言である。別段窓に近づいただけではこの不良神父といえど注視は向かないだろう。 )( ともなれば、彼は書類を捜すふりをしながら資料室の奥へと向かい、 )( 誰も入ってこないだろうというほどの奥、かび臭い息を大量に吸っては吐いて、そこの窓を小さく開ける。 )( 冷たい空気と一緒にかび臭い匂いもまた流されるのを感じながら、彼は ) [Sun 19 Nov 2006 15:32:23]
フォス > ( 手元の書類に落としていた視線を持ち上げ、彼は四角い窓の外へと視線を向けた。 )( 昨今見られる吸血鬼事件の対応と対策。などという一見すれば少し古臭い書類ではあったが、彼はその書類を丁寧に机の上に置き、やや窓の外へと向けている視線を細めた ) ―――― ( ぱさり、と書類を軽く指先で捲りながらも視線は窓の外へ。大聖堂の資料室とも言える場所である。彼は椅子を僅かに引き、未だ完治していないことにしている片手を動かさないように注意しながら、窓の近くへと近づいた ) [Sun 19 Nov 2006 15:27:03]
お知らせ > フォスさんが来ました。 『( 曇り空から晴れ間が出てきたことに、彼は気づいた )』 [Sun 19 Nov 2006 15:24:18]
お知らせ > アーク=フォースさんが帰りました。 『外にでて、夜の風をうけながら、夜の闇の中に…消えた』 [Thu 16 Nov 2006 22:16:23]
アーク=フォース > (一瞬、頭痛がした、壁にぶつかるようなガツンガツンとした頭痛、それで、すこし驚きつつも、大したことはなかったのでとりあえず大聖堂から去ろうとする) もう、帰ろう…… (そんなことボソリと呟いて、礼拝堂の出入り口に向かう……) なんだったんだろう……あの頭痛… (もう頭痛は消えていたけれど、何なんだろうと、疑問は尽きなかった…) [Thu 16 Nov 2006 22:14:34]
アーク=フォース > (椅子から立ち上がって、事務に行こうか行くまいか、ウロウロしながら考える、頭の中にあるのは、部外者だからダメだろう……そんなことが引っかかっていた) 如何しよう…これから (そんなことボソリと呟いた、帰るにもまだ早い気がした) 神様……か (聖画をみながら、そんなことボソリと呟いた、殆んど見ているだけの神様……助けてなんてくれないだろう……そんなこと考えた…) [Thu 16 Nov 2006 22:04:58]
アーク=フォース > (月明かりが窓から聖堂内に入ってきている、ほんの少しだけどなんか良い、感覚的に) 聖堂のこういうのも……良いな… (そんなことボソリと呟いた、月夜に聖堂……カッコいい…そんなこと考えた) 夜に聖堂って……こうやってゆっくり見ると…いいものだなぁ… (ほんの少しだけ、自分の心に余裕が出来たのだろうか、すこしだけ嬉しそうにも見える) [Thu 16 Nov 2006 21:38:02]
アーク=フォース > (誰もいないのかな……そんなこと、小さく考えて、足を止めた、最前列の椅子に座る) 事務の方言った方がいいのかな…… (すこし考えた、だけども、やっぱり、部外者がそうそう簡単に入るわけにも行かないだろう……そんなこと考えていて) 行ったとしても、会えないだろうし…… (会って話して、また欲張りとハリセンを貰いそうではあるが、心配させているかもしれないし、大したお礼も言えていない、だけど、前に言っていた時は確か、司祭だといっていたから、そうそう会えるとは思っていない……むしろ、あの時会えたのは超幸運だったと思う) やっぱり、むりかなぁ…… (そんなこと呟きつつ、苦笑いを浮かべた) [Thu 16 Nov 2006 21:27:26]
アーク=フォース > (サンクトゥスさんに経過報告でも出来ればと思った、教会の仕事の手伝いで気づけばこんな時間……) 動ける時間が……晩御飯の後、だから仕方ないとはいえ…ねぇ (実際、教会の料理を行っているのは自分である、理由は神父さんより、うまいからと神父さんにはよく言われる) 嘘だよねぇ……神父さんもそこそこできるはず…なのに (でも、それでも良かった……そんなこと考えながら、明かりのともる礼拝堂を進んでいく) [Thu 16 Nov 2006 21:14:43]
お知らせ > アーク=フォースさんが来ました。 『礼拝堂に一人の青年、来た理由は……』 [Thu 16 Nov 2006 21:10:15]
お知らせ > セレニアさんが帰りました。 『――― ( やがて、細い歌声が響く。 記憶の歌を呼び起こすように )』 [Wed 15 Nov 2006 03:02:46]
セレニア > ( 術式を更新されず破綻した条件付けの中で、最後まで残るであろう記憶のブロックは、今尚働いていた。 自分はクルースニックであると知りながら、死ぬ事に怯え。 封じられた過去に抱く感情に惑わされる。 …教会を絶対と『思わなければならない』と思いながら… クリスティアとヴェイトス市の差異、シスターティフィスの変化、自分の見聞きした事、教えられた事の全てがその意識に反発する… )   ッ   ( 彼女の歌を聴きたいと願って、やはり叶えられないのだと実感し… きつく、きつく、頼り無い身体を抱き締めた ) [Wed 15 Nov 2006 03:01:39]
セレニア > ( 薄着の指先が小さく震えるのは、寒さのせいだけではないだろう。 …ヴァンパイヤハンターとしても、指示があった場合に限り戦線に加わる事を許可されて… それでなくてもたくさんの人と話す中で、神の国へ入れないのではないかという恐怖は薄れていると思うのに…。   もっと絶対的な、身も凍る絶望を、確かに知っている。   思い出せなくても、知っている   )   ( 闇の中、冷たい感覚に包まれて… 身体が浮いて… そのイメージの先に、いつだって、それはある。 …両肘を抱くように身を縮めて… 祭壇を見つめる視線は、徐々に落ちた… ) [Wed 15 Nov 2006 02:49:19]
セレニア > ( 人気の無い通路を、とても戦闘要員とは思えない頼り無い足取りで進み…。 修道院指定の寝間着のまま、そっと礼拝堂の扉を押し開ける。 こんな時間だから、いつも殆どの場合は誰もいないから、礼拝に訪れる信徒の有無も適当に、灯りを落とされないその場所に足を踏み入れた。 丸くなって震えている時、そっと寄り添ってくれたあの人は、もう――― )   ( 燭台を置いて… 隅の長椅子の、更に隅に腰掛ける ) [Wed 15 Nov 2006 02:39:22]
セレニア > ( 廊下の灯りが差し込む先、抜け出した枕元には、スケッチブックの紙が一枚。 大部屋に居た時と変わらずに、張られている。   『汝、生き急ぐことなかれ。死に急ぐことなかれ。』   そう言葉をかけてくれた人は、もういない。 乱れた気持ちを鎮めてくれる歌を聴くことも、二度と無い。 …分からないけれど、きっとない… そう考える度に、変わらずに哀しくなってしまう。 …サイドテーブル兼テーブルといった感じの、やはり過剰に質素でこぢんまりした家具の上には、洗って畳まれたハンカチと、その持ち主の住所を記した紙片があった… )   ( 部屋の燭台に、廊下から灯りを移し。 薄暗い通路を歩き始めた。 向かう先は礼拝堂。 …枕を抱えて部屋を訪ねてもいいものか… 悩む対象は、もう無い ) [Wed 15 Nov 2006 02:32:31]
セレニア > ( 凍えずに済むけれど、重たくて寝苦しいごわごわした毛布から抜け出して、勿論硝子なんてはまっていない小さな木の窓を開けた。 …夜であれば曇りも何も無いけれど、吹き込んでくる冷たい風に、胸が苦しくなって… 少しだけ、すっきりする。 ぶる、と身を震わせるまでの少しの時間夜風に当たり、ベッドを下りた )   ( 身体は睡眠を欲していても、今は、眠りたくない。 夢の中には帰りたくない。 この間油を注したのにまだ軋む扉をそっと開けて… 部屋を出る間際、ちらりと振り返った ) [Wed 15 Nov 2006 02:25:10]
セレニア > ( いつの間にか『自室』となってしまった反省室… 狭くて窓も小さいその部屋で、ふと目を覚ます ) ―――。 ( 目が熱くて、重たくて… 例によって泣いていたのだとは分かったし、この胸には確かに悲しみや怒りや恐怖といった感情が渦巻いているのだけれど… 夢の中、何を見たのかは思い出せない ) [Wed 15 Nov 2006 02:17:38]
お知らせ > セレニアさんが入室されました。 『( 僧房の奥 )』 [Wed 15 Nov 2006 02:14:41]
お知らせ > セレニアさんが退室されました。 『( …借り物のハンカチと、住所が残された… )』 [Sun 12 Nov 2006 18:47:19]
お知らせ > ルミニアさんが退室されました。 『(そうして、何食わぬ顔で聖堂を後にするのだった。)』 [Sun 12 Nov 2006 18:46:34]
ルミニア > いいえ、なにもお金やモノを送ろうというのではありません。セレニア様と、一度ゆっくり二人でお話できるお時間をいただければ、それだけでよいのです。 ( そういうと、にっこり微笑んで、ルミニアは自分の家の住所を書いた紙をセレニアに渡した。 ) もちろん、すぐにとは申しません。お時間の空いたときにでも、ゆっくりと。では、わたしはこれにて――失礼いたします。 ( 胸の前で小さく十字をきると、軽く頭を下げて踵を返す。 ) [Sun 12 Nov 2006 18:46:16]
セレニア > …ぁ…   すみません…。 ( 差し出されるハンカチ。 思わず受け取って、悩むような間を空けてしまって… 小さく会釈を。 遠慮がちに、目元を拭いた。 …教会の外の人から借り物。 洗って返せばいいのだけれど… それだけでいいのかと、そんな風に考えられるようになっただけ、進歩 ) いいえ。 …私は… 答えられませんでした、から… ( 微笑を見つめる。 質は違うと思うけれど、ティフィスを思い出した。 …もっとも今なら、何にでも重ねてしまいそう… ) ―――セレニアと、申します。 …彼女の… シスターティフィスの幼名を、いただきました…。 ―――? いいえ。 私個人がそれを受けることは出来ません。 お気持ちだけで… ( と言うより、お礼をされるほどの事をしただろうか? したとして、どんな形であれ、教会としては応じられないだろうと、躊躇うように首を振った ) [Sun 12 Nov 2006 18:38:39]
ルミニア > ( 涙をぬぐう姿を見れば、すかさずハンカチを差し出す。 ) どこでどのようになるのか分からないのが、この世の常、ではないでしょうか? 私も、シスターとはこうしてお会いできたことに縁を感じます。あの日、私の苦しい胸中をお聞きくださったように、私も、シスターのお心を和らげる手助けが出来たなら、嬉しく思います。 ( そっと、セレニアの手をとって、微笑んだ。 ) 私は、ルミニアと申します。シスター、もしよろしければ、この間のお礼をさせてはいただけないでしょうか?  [Sun 12 Nov 2006 18:29:24]
セレニア > ( 涙が引き、苦しむような表情が消えれば、後に残るのは感情の起伏の欠しい… とは言え彼女が鼠を通して見た事のあるものよりは、幾分和らいだ顔。 涙の跡を、拭いつつ ) ………はい。 とても。 色々な事を、教えてくださいました。 …こうなると、分かっていれば… 彼女が帰国するまでは、彼女の望むように… ………いえ。 ( ヴァンパイヤを狩れば良かった。 拒否した事は無いけれど、彼女と組むのを拒まなければ、少しくらい喜ばせる機会もあったかもしれない… そんな事を考えて、そんなわけないと、首を振る ) …ありがとうございます。 ( 二度と会えない、という事と… 死ぬ事に、どれほどの違いがあるだろうと思うけど。 死別よりは、よほど良い。 帰国した後、ヴァンパイヤと関わる事が無いように祈り、頷こう )  [Sun 12 Nov 2006 18:24:51]
ルミニア > ( しきりに首を振る様子を、黙って見つめる。しばらくは、彼女の反応をうかがって――出てきた言葉に、なるほどとうなずいた。 ) よほど、敬愛なさるシスターでいらしたのですね、その方は。 ( セレニアの顔を覗き込むように、優しい声音で言葉を紡ぐ。 ) 私のようなものがこんなことをいうのは差し出がましいのでしょうが。――たとえ言葉は届かなくても、シスターの思いは、その方に届いていると、私は思います。同じ世界で、生きているのですから。 ( だから元気をだして、とにっこり微笑んで。 ) [Sun 12 Nov 2006 18:13:19]
セレニア > ( 始めは、ただ、旅の安全を祈ろうと思ったくらい。 …けれど、シスターティフィスには、きっともう二度と会えないのだろうと思うと、遣る瀬無い想いが込み上げて、胸が苦しくなった…。 …部屋に引っ込んでいれば良かったと悔いながら… 見られてしまったものはどうしようもない。 『何でもありません』 としきりに首を振り ) ……もう、しわけ… ッ ありま、せん…… 個人的… な、事でっ… ( 背中をさすられたりすると、かえって… 暫く泣いて、呼吸を落ち着かせるまで時間はかかる。 やがて、どうにか話せるようになれば――― それまで側に居てくれたなら、何となく、話してしまうのだろう。 …以前、彼女の言葉に自分は答えられなかったけれど… 答えを求めるでもなく、『何でもない事情』なのだと、説明するように。 少なくとも、あなたにとっては ) ……親しくしていただいた、シスターが… 異動に、なりました…。 私は、それを知らなくて… お別れの一言も、言えなかったものですから…… ( そう言えば、簡単。 教会での変化も、何もない。 ひかっかるのは、お別れを言えなかった事だけになる ) [Sun 12 Nov 2006 18:09:03]
ルミニア > シ、シスター? いかがなさいました。 ( 泣いている。なぜ、泣いている? ルミニアは、顔でうろたえながらも、心では冷静に彼女を分析していた。そっとセレニアの隣に座ると、その背中を優しくさすってあげながら、言葉を紡ぐ。 ) 何か、事情がおありなのでしょう。私のようなものでよろしければ、わけをお聞かせ願えませんか? シスターがそのように涙に暮れていては、私も安心して礼拝をすることが出来ません。 [Sun 12 Nov 2006 17:57:08]
セレニア > ( 独り言は聞えない。 嗚咽を漏らさないように口を結んで、俯いたまま肩を揺らしている。 近付かれて、声をかけられて、ようやく我に返った感じ。 …は、と顔を上げて… 一般の信徒… 記憶が明瞭になり始めたヴェイトスに来たばかりの頃であれば、その特徴的な若白髪は印象に残っている彼女を見つめ… 今度は息を整えるのに、顔を伏せる ) ―――ッ… っふ… もしわけ… せん… ッ  [Sun 12 Nov 2006 17:53:09]
ルミニア > ――つまらない。 ( ぼそっと、誰に聞かせるでもない独り言をつぶやいて、立ち上がる。刺激のない毎日は退屈だ。さっさとかえって食事でもしようか。そう思ったとき、ふと、隅の方で座る修道女の存在に気がついた。周りにはまだ人も多い中、一人沈み込むような様子は、不思議とよく目立つ。 ) ――もし?  ( 何気なく近寄って、問いかける。やがて、だんだんと、どこかで見たことのあるかおだと思い出してきた。 ) シスター、いつぞや、お会いいたしましたこと、憶えていらっしゃいますか? ( つとめて優しい口調で、問いかける。 ) [Sun 12 Nov 2006 17:45:58]
セレニア > ( 彼女の部屋へ走ったのがついさっき… 部屋には既に別の修道女が居て、驚かせてしまった。 …それで何も、変わらない。 大聖堂規模で見れば日常的な人事異動の一つ…。 『神託』を受けたとされている彼女が、聖女として認定されて、配置が大幅に変わるというのも不自然な話ではないけれど )   (   お別れの、一言も   )   ( 闇を恐れるのでも、主の御心に添えぬ事を恐れるのとも違う。 知らない涙が頬を伝って、しきりに拭う )   ( まだ、訪れる人も多い時間。 特に誰に気を止めるでもなく… 隅っこの方へ小さくなって腰を下ろした ) [Sun 12 Nov 2006 17:40:58]
ルミニア > ( 理由も何もない、ただの暇つぶし。退屈に退屈を重ねていると、どうしてもこういう場所に赴きたくなる、ある意味綱渡り好きな当主である。自身の演技をより確かなものにするため。また、思いもよらぬ暇つぶしの種を求めて。 ) [Sun 12 Nov 2006 17:36:48]
お知らせ > ルミニアさんが入室されました。 『(礼拝堂には、白い髪をした女が一人、膝を追って祈りをささげていた。)』 [Sun 12 Nov 2006 17:35:23]
セレニア > ( …その願いは聞き入れられ、シスターティフィスへの配備は解除…。 それを伝える書類には… 同時に、彼女が本国へ帰国したという事実だけが簡潔に添えられていた ) [Sun 12 Nov 2006 17:34:26]
セレニア > ( 正式には辞令が下りた事を伝達されていないと申し出ているけれど… 『マスター』となったその日、その時の戦闘で、自分の行動の責任を問われクリスティアへ召喚。 …『神託』を授けられ… その時に、何かがあったのだと思う。 『神託』という名の、それ以外の何か… それによってある一部分において人が変わったようになり… 自分は、彼女とハントを共にする事が無いよう、教会に願い出た。 そして――― ) ………。 ( 一通の封書を手に、ウィンプルまでかっちりと着込んだ薄紅色の瞳の娘が、僧房から礼拝堂へ通じる扉を開く ) [Sun 12 Nov 2006 17:31:52]
セレニア > ( シスターティフィス。 …大聖堂に馴染めなかった自分を、導いてくれた人の一人。 …聖歌隊で知り合って、歌や無断外出を教わった。 …『クルースニック』であるにも関わらず戦闘要員として配備されなかった自分が、ハンターとして働く事を望み、それが叶えられる条件として、彼女が教育係となった。 …何人も居た『マスター』の中で、自分とっては特別な二人目… ) [Sun 12 Nov 2006 17:26:27]
お知らせ > セレニアさんが入室されました。 『( ティフィス )』 [Sun 12 Nov 2006 17:21:06]
お知らせ > アーク=フォースさんが退室されました。 『そして、立ち去る…右の腕輪は金色に輝いていたが本人は知らず…』 [Wed 8 Nov 2006 21:23:37]
アーク=フォース > (椅子に座ったまま、窓の方をみる、月明かりも見えないけれど、自分の中には光明が見えた気がした……) 単純なのかな…自分は…… (自分でそう思った…簡単に落ち込んで、簡単に立ち直る……切り替えが早いとも言うのだろうか…) 自分にやれること…精一杯、やればいいよね… (そういいつつ、立ち上がれば、拳は強く握っていた……何で握ってたのかは…知らない…) [Wed 8 Nov 2006 21:17:09]
アーク=フォース > (自分は正直、炎涼さんと喧嘩や戦いになったとき……勝つつもりはない…かといって負けるつもりも…だ) 自分は……伝える事…伝えられれば…良いんだ (そんな馬鹿な考え……自分らしくも無い、自分でもたまにそう思う) やることは…決まってるよね…… (友達を助けたい…守りたい、そんな思いが今の自分にはある……) [Wed 8 Nov 2006 21:07:57]
アーク=フォース > (顔を上げて、前を見る……今日は、曇りのせいか…暗い……中の灯りだけで照らされている、礼拝堂) 誰か…いないのかな… (実際、誰かに言った方が早いような気がしているのだけれど…誰もいない…いたとしても、すぐに違う所に引っ込んでしまう人ばかりだ) まぁ、相談した所で…炎涼さんに今の気持ちが届くわけで無し… (せめて、心のモヤモヤだけでも…取り払っておきたかった…それだけ…人に相談した方が楽になる…炎涼さんがそう言ってたのを…思い出した…) [Wed 8 Nov 2006 20:48:27]
アーク=フォース > (覚悟なんて、最初からあって無いようなもの……決意は、友達を守るために……心は友達や大切な人たちを守る…そういう考えが今の自分には、ある) 力だけじゃ……どうしようもないよね… (未だに、先日、炎涼さんに言われた、力のこと…気がかりだった…) 昔と最近までの焦ってた自分もあんな風だったのかな…… (椅子に座ったまま俯いて、考える……考えれば考えるだけ…) 心で振るう…それでいいはずなんだよね… (この前、サンクトゥスさんに言われた事……心で力を振るう、それは大切な事だと思い出した、神父さんに今まで教わった事となんら大差は無いんだから……) [Wed 8 Nov 2006 20:42:27]
アーク=フォース > (川辺に行こうと思ったけど……結局此処に来ていた、何故かはわからないけれど…こんな時だけ神頼みにすがろうとしている自分が情けない…) やっぱり…なんか、怖いな… (理由はあれです、左腕につけている闇色の腕輪……明らかに怪しい物として見られます) 結局…自分は何が出来るんだろう……友達の為に (そんなこと呟いて……椅子に座る、礼拝堂の中で黒一色の衣装…これだけでも随分と怪しいです…一つ…小さなため息が漏れた…) [Wed 8 Nov 2006 20:31:49]
お知らせ > アーク=フォースさんが入室されました。 『扉が開いて、黒一色衣装の青年が入ってきた…』 [Wed 8 Nov 2006 20:27:50]
お知らせ > クロアスさんが帰りました。 [Sun 5 Nov 2006 19:54:41]
クロアス > 勉強しなきゃ・・・・こんなことも知らないなんて。 (片手で頭を押さえて「情けない自分・・・・」と言う風に、ため息をつく) [Sun 5 Nov 2006 19:46:46]
クロアス > 人間にとって吸血鬼は邪魔者でしかない・・・・でも、吸血鬼にとっては人間はなくてはならない。だって、人間の血を糧にしているから・・・・ (大聖堂、ステンドグラスを仰げば月明かりで神の像が浮かび上がる。) 大体・・・・吸血鬼ってどこから生まれた・・・・? [Sun 5 Nov 2006 19:35:56]
クロアス > (大聖堂の中、一番後ろの席。誰にも気にされないような場所に、一人座り込んで・・・) 人間と吸血鬼だと、どっちが上? (それを人間に聞いたら「もちろん人間」と言うだろう。 同じ質問を吸血鬼にした場合は「もちろん吸血鬼」と言うだろう。) ――――どっちなのかな・・・・・ (独り言ボソリボソ〜リ) [Sun 5 Nov 2006 19:13:50]
クロアス > それって神様か? (―――否、僕はいまだかつて神という存在を確認したことはない。 一番偉いといったら、地上に這い蹲り独占して生き物の頂点に立っている人間。) まるで自分の為に世界が出来上がっている・・・・みたいな。人間って調子に乗ってるよな。 (かくいう自分だって人間なのだが・・・) [Sun 5 Nov 2006 19:09:20]
お知らせ > クロアスさんが入室されました。 『(この世で一番偉いものは?)』 [Sun 5 Nov 2006 19:06:17]
お知らせ > 跡野末理さんが帰りました。 『て、ちょっ… なんで私まで一緒になって…!? ま、まぁいいわっ! ( ひゃっほう…ッ! )』 [Mon 30 Oct 2006 01:56:12]
お知らせ > ナンテコッタさんが帰りました。 『ニ、ニンポー!?マツリちゃんNinjaがいたヨ!Ninjaのクマー!(ひゃっほう!)』 [Mon 30 Oct 2006 01:54:50]
跡野末理 > ( あれ、触覚があるんじゃなかったっけ? キノコが生えてるとか? そんな帽子の中ヴィジョン。 さっきは乱暴にしちゃってごめんね…帽子、直してあげる… 〜とか、後で探ろうとするのかもしれない、そんな日常? ―――シリアスな話はどうしたって、気にはなるけどコマの都合とか… じゃない。 だって、彼女、自虐るんだもの。 そのままではお話も出来そうにないから先ずは追いかけっこでもして雰囲気を和ませようかとか、そんなイジメっ子と区別の付かない優しさの成分もあるんです、多分、きっと! ) 〜別に愛は無いけど利害が一致するならそういうことにしておく! 喜ばれるのも不本意だけどそんな事は後でいいわ! ( 今の今までスパイラルに踏んでたけど。 秋の風にマントが揺れる、別になんでもない事を何かの口上のような雰囲気で言って――― ぁ、扉閉められちゃった。 …仮装してて良かった…? 気を取り直して! ) 〜注意!とか危険!とか言われると覗きたくなるのよね! あなたのクマを見せてもらう――― 甘い! 忍j… じゃない。 魔女に幻術が通じると思って!? ぅわぷっ!? ( 突如立ち込める霧にむせそうになりつつ――― かしましくもばからしい追いかけっこが始まった? ) [Mon 30 Oct 2006 01:50:07]
お知らせ > カウスメディアさんが帰りました。 『今日は自分の意外の何かが…─── クマ ?』 [Mon 30 Oct 2006 01:37:42]
カウスメディア >   あんまり激しいとカボチャさんが上へ旅立ってしまいます… !! この容赦のなさが愛情の裏返しなのですか…!!! すごいこの二人、奥が深い。 カボチャさんが喜んで…─── ( きいいイイイイぃぃぃぃぃぃぃぃぃ… ─── ばたん。 閉められた扉に音で気づく。 振り返るともう扉は閉ざされていた。背後には 責めと受け… !? ) 嗚呼 きょうも知ることはできず。 私の努力が足りないですか、ハイハイハイ…そうですね、私の努力が…───( イジケ虫発生、同時にクマ発生… !!) クマ────ッッッッッ !? ( 威嚇され、思わず反射で砂を拭きました。 フウゥゥゥーーーーッッ… !!! こけおどしの幻術で霧に紛れ… ) [Mon 30 Oct 2006 01:34:37]
ナンテコッタ > 総スルーキター!?でもそれが貴方のイ・イ・ト・コ・・・ロ゛ッ!?( 切れ切れになる言葉は別に意図的にやってる訳でもなく遠慮なく踏まれる弾み。いい加減帽子も変形してきたゾ!詰め物がー!詰め物がー!しかし帽子死守。人前では絶対取らない当たり何か秘密があるがハゲではないとの本人談。 少々ボロっちくなりながらも立ちました!ナンテコッタ立ちました!「行け!ロボ!」的なマツリの足元四つん這いでオレンヂ色のその目は冬眠から覚めたばかりのクマのよーな・・・ あるェ? まじめな話は何処行った!センセー術師はナニモノダー! ) クマ―――ッ! ( おめめらんらん光らせて、ブルーヘッドなセンセー術師に万歳のなり損ないみたいな威嚇じみたポーズとともに何か吼えた。 後ろでため息と共にドアが閉められたが気にしない! ナンテコッタ、頑張ります☆ クマを発見して取ったどー!と天に掲げるマデ! ) [Mon 30 Oct 2006 01:24:37]
跡野末理 > ( あら?おねだり?せめられてかんじるなんてこのへんt――― なんて遣り取りも無く踏む、踏むっ、踏むッ! とりあえず何を見たかは忘れさせなければ! *本当にクマらしい ) ―――はっ!? ( そしてハッとさせられるのは教会の皆さんの視線。 いけない、私はイロモノじゃないのだと、気が済んだのか足を退ける。 でも、足を退けるタイミングと、パンプキンオレンジちゃんが眼を見開くタイミングはきっと一緒。 ハッとした顔が今はにんまり笑ってる。 耳? 耳なんて興味ない。 興味があるのは隠そうとしたそのスカートの中――― 聖堂入り口で何やってるんですかって話だけれど、前夜祭の前夜祭のそのまた前夜祭とでも思っていただければ。 3秒で潰される未来はキャンセル! けしかけるね! ) ―――出没注意なクマを持つのはあなたの方ね! ( とっても大事な占星術師の歴史認識の話とか、そもそも彼女の職業の話とかはかなり聞き流してる! 『なんでしょう?』 しらばっくれるなとビシリ! 指差した! …あなたもがんばれっ…! ) [Mon 30 Oct 2006 01:13:12]
カウスメディア > そうそうそうそう… !! 最初は図書館で調べてタンですよ、でもよくよく考えると本に書いているようなコトはいつでも分かる訳で皆さんが隠してる事を知らなければ、私のような職業では命取りになってしまうというか、ナンと言うか、とにかく兎に角、 人には黒い部分があるじゃないですか、それと同じように歴史にも… 嗚呼…───( 手をぽむ、と打ちました。頭には古めかしくランプマークがピコンと点燈した気がした、電波は常に受信中。  そして、また自虐モォドに入り…!! ) 嗚呼… そうデスねえ、私なんて黒さの塊。 ええ、とても子供向けな人間では…─── ていうか いあ… !!歴史の先生ではなく 占星 であって… ( 相手に勘違いされている… !!すごく高尚な立場に勘違いされている、これは即座に否定しなくては… !! と、慌てて説明する最中、視線がお耳にぴしぃー…!!! ダメ、耳はアアァァァァァ !!!)  な… なんでしょう?( 足元で元?現?南瓜を責めている構図の末理さん…!! コノ人はェスだ…!! そんな感情がわくと自然に…─── あはは… 乾いた引きつり笑い。 耳をさり気無く萎れさせて隠したつもりなのでした。 頑張って!カボチャさん…!! ) [Mon 30 Oct 2006 01:02:44]
ナンテコッタ > かぼちゃ・・・!( カボチャ扱いに驚愕!きっと 人=マツリ かぼちゃ=自分の構図が! きっと扉の向こう側は入り口でゴチャゴチャやってるのを迷惑そうな顔しながらもハロウィンの準備に忙しく行きかう助祭やシスター達が見える事だろう。 なんかカボチャ被ってるの居るし、一人は明らかに東洋人だし、よく見りゃ二人は罰当たりな髪の色してるし。 ) かッ、踵が!踵がーッ!ああん、マツリちゃんったら は、激しいのネ?きゃ☆ でもでも、どうせ踏むならもっと別のトコロがー?( ※腰とか。 )って、イタッ!フツーに痛ァーッ!?ちょwww其処の人も自虐ってないでボスケtwwww( ぎょりぎょりと煙上げん勢いで踏まれつつもでぃもでぃしてたら更に激しさを増した踵にぴるぴるぴる。クマー、と床にダイインメッセージなど残しつつ。 ああ、普段着さ!いつもこんなさ! ) い、いかどーぶん!げそー。 ( うんうん、と頷きたい所だがナンテコッタは踏まれている! エルフへの虐待の現場が此処に―― そして、煌く愛コンタクトはニュータイプ。何か察して閃いたよなマツリちゃんの足の下、くわっっと目を見開いたッ! ) クマー!? ( 腕立て伏せの要領でがばー!と頭上げたッ。(3秒で潰れるが!) ) [Mon 30 Oct 2006 00:56:36]
跡野末理 > ( 七倍はきっと異世界仕様、リアルスプラッターはいけませんとどこかの気配。 踵から踏ん付ける事に成功すればカボチャ頭を逃がすまいと床に押し付けよう ) 〜踏んだくらいじゃ壊れないでしょ? 壊れたら反省してあげる。 この不思議さん、どっちかと言うとあなたの方が話し通じそうだし、エルフだし、いてもらわないと――― って見えないわよこんな暗いんだから! クマもいない! いないからねっ! ( 二回目の否定は教会を訪ねたエルフさんに向けて。 位置的に抑えても無駄そうだけどスカート抑えつつ、見られるのはやだけど逃げたら踏ん付けられないジレンマ――― 顔上げないで!とか横暴にかかとをグリグリっ ―――って普段着かYO!? 仮装しちゃったよ! ) 〜ええ、私達も教会に用… ってこの格好も私は仮装だからね。 この子と鉢合わせたのは野良犬にでも噛まれたと思って諦めると良いわ。 ( まるで仮装しているのと一緒に歩くには普段着じゃかえって恥ずかしいじゃない、とか、そんな謎な気の回し方? 気にするな! 『まさかカボチャが出てくるとは』 と言うエルフさんにくれぐれも一緒にしないように、なんて ) 歴史のお勉強なら大聖堂より図書館じゃないかしら? ここでも教えてくれると思うけど、それはパプテスの歴史になりそうね。 ……せん… せんせい? せんせい? ええと。 ふぅん、歴史の先生なんだ――― ってちょっと待ってどうしてそんな凹むのよっ? 私何か言った? ゃ、気持ち悪くない、ないから―――ん? ( このタイミングで抑える、という事は――― ははぁん。 にんまり笑う ) [Mon 30 Oct 2006 00:41:46]
カウスメディア > 教会に用… !!─── いあ、いや… そんなに大事にスル気は無かったんです !! まさか、こんなに人や南瓜が出てくるなんて想像しないじゃないですか !? ( 指差され、建物の奥に目を細めて視線をやると、重厚な雰囲気は広がっていました。 びくーん… !! 思わず背筋を真っ直ぐにして手をブンブン振りながら激しく否定しました。)  大聖堂にくれば歴史のお勉強がでキルかなー ?なんて思ったんですよ。 私、先生の方ではなくて占星するのが職業でして、キチンと歴史認識をしとかないと首チョンパなんですよ。 エルフってそんな扱いですよね、そんなに耳が気持ち悪いですか ?私はサイアクですか ?  ( 末理さん、ナンテコッタさんを交互にくりんくりん振り返りながら愚痴交じりに説明。 ちらちらと聞こえるパンツトークに対し、どう対処すべきか考慮するうちに何故か牽制に自分のスカートも抑えていた…!! ) [Mon 30 Oct 2006 00:26:51]
ナンテコッタ > ( 7倍!?帽子どころか頭が割りる・・・!カボチャみたいに砕け散るヨ! 股の下潜り抜けて逃げようとしたオロカモノーは所謂ヤクザキックの要領で踏まれましたとさ。わしょ、とカボチャ頭に足がめり込んだ! かくしてマツリちゃんの股下は守られたのでした。 ) むぎょッ!? ふ、ふまれたー・・・!ええっとゥ、マツリちゃんパンツみえるよぅー・・・・・・ はッ!そうかッ!我々は騙されて居たんだよッ!クマはスカートの中に居るッ! ( 省略、で判って頂ける辺りアフォの扱いが手馴れてる証拠か。マツリの足の下もでぃもでぃと照れてみた!きゃ・・・・・・ そしたら キタキタキター!オレンジおめめをくわー!っと見開いてクマちゃんパンツ論を説く!( 踏み躙ると良い。 )) ちなみにナンテコッタとマツリちゃんは此処の人でぃわないのディスよー?ヴェイトス大学の学生サーン。はなぢる。風邪でぃすかー?クシャミ3回ルルさんじょー。( 踏まれつつ うぇーい、と無意味にVサインなど笑うブルーヘッドに飛ばしてみつつ。 ) それはそーと、トンチキって何ディスカー!( くわー!マツリは自分に合わせてハロウィンの仮装風味なのだろうけれど、自分のは普段着DA。) [Mon 30 Oct 2006 00:18:35]
跡野末理 > ( 聞えてくるのはちょっと近寄り難そうなイジケた言葉。 酔っ払いか、はたまた真面目に助けを求めにやって来た迷える子羊かは微妙なところだけれど、応対するのが自分達の仕事でないなら気楽なもの。 ―――あれ、そんなに強く叩いたっけ。 とか。 良い音したステッキをキョトンと見つめよう。 背後からの攻撃は7倍ダメージかもしれないけれど武器が壊れてないしまあいいか ) おーけー。 省略。 ごめんなさい? だってあんまり衝撃伝わらなさそうなんだもの、その頭――― 出ないッ! 出ないからクマはッ! ハロウィーンにもいらないしって逃げるな! ( げしっ! 当たればそんな音のする勢いで通過せんと試みた南瓜頭を足で押さえようとっ ) ―――あなたも! 何でクマ出没注…ぃ…   ええと。   ( 凄く疲れた様子で扉にとりすがったと思ったら次いで笑い出す女性。 あぁ、神官さんとか必要な人なんだなって納得しつつ。 ききたいことわすれたらこりゃもうおてあげー? 混乱気味な様子を半ば呆然と、でも待ってみよう。 まだ若いのに… とか思いながら当てにならないって知ってる! キミドリちゃんと同族っぽいし ) …何かご用? とか聞くと私も関係者みたいだけど… こんなトンチキな格好で入れるんだから、礼拝堂にくらいは無断で入っても大丈夫だと思うわよ。 教会に用があるなら、そのも一つ奥。 どうしたの? ( 建物の中を指差しつつ、問おう ) [Mon 30 Oct 2006 00:01:50]
カウスメディア >  ( 涙をぬぐい、手をかけていた扉から手を外すと ぺたん と疲れてその場に内股で崩れました。 鼻血… ではなく、涙とともに出た鼻水を青いハンカチーフで押さえました、ズズーッッッ…  吸った、吸いました。 )  プッ…─── フフフフ… アハハハハハ ♪ ( ナンテコッタの様子に目を留めて、なんだか可笑しくなって急に大笑いしてしまいました。 そして、気を取り直すようにコホンと咳払い、背後を覗き込みました。 ) いえいえいえ… !! 酔っ払いデハなく… ───んン…ッ  ( ナンだっけ… 頭を打って少々混乱気味なのでした。 ) [Sun 29 Oct 2006 23:53:38]
ナンテコッタ > ( 高等部、もとい後頭部に振り下ろされる素敵ステッキ! ) ぷぎょッ!?( ゴッとか良い音がした。 SMAAAAAAAAAAAAAAAAAASH!!!とか書き文字が見えたのは気のせいだ。 カボチャ帽子を膨らます詰め物を貫いて くりちかるな一撃が! 故に扉を閉める事適わず、プスプス煙吹く頭抱えてしゃがみ込んだ! もはや形容するのが面倒故に外見情報省略! ) しょ、省略ッ! ( 見事バックスタブを成功させた魔女っ子セーラーを振り返ってナミダメで非難してみた!然し全略! 何って、「なに関係者であるかのよーに振舞ってるのあんたは」へのお返事。 ) ええっと、もしもしー?ハロー?グーテンダーク?アニョハセヨー? なんだか取ってもネガティブハッピー?お酒は用法用量を守って以下略ですガー、ガガー 酔ってマスカー?( そして視線を戻せば何だかゴスゴス自虐を掘り下げて階段に大穴開きそうなドブルーヘッド。そして・・・ ) ハッハーン、このナンテコッタ そんなフリに釣られ・・・ クマ――――ッッ!? ( クマ出没注意、そんな一言にビクーっ!長耳も逆立ちそうな勢いでビビればマツリちゃんの股の下すら潜って逃げるね!スカートの中に隠れようにもきっと長さが足りない。よって通り抜ける!(遠慮なく蹴ると良い) ) [Sun 29 Oct 2006 23:43:41]
カウスメディア > いつつ… ───。( 強打し赤くなってしまった鼻頭を擦り、涙目で見上げました。 ) 顔面を強打するし、また相当な距離を歩かされるし、ご飯食べれてないし、謎の南瓜に遭遇するし私はキット悪い事をしスギたんですね…───はいハイはい… どうせ私は悪いですよ、デキが悪いですよ、サイアクですよ… !!( ぱんぱんと埃を払いながら立ち上がると、自虐的に愚痴をこぼし始め… と、扉に目をやると扉を閉めようとする南瓜、いえ、ナンテコッタさん…!! ) のぉォォォォォォ・・・ !!! ストップ・・・ !! クマ出没注意・・・ !!!! ─── ( バン・・・ !!! ダッシュデ扉まで行くと手をはさむギリギリノ感覚で止めようとてをかけ、ゼェゼェ・・・ !! 肩で息をしながらスゴク疲れた様子で。 ) [Sun 29 Oct 2006 23:31:08]
トンガリ帽子 > ( そんな南瓜の後ろに立つ人影がある。 魔法使いっぽい目玉の描かれたトンガリ帽子にマントを羽織ったセーラー服のお下げ髪! 説明長い! どうしているのか居てもいいのか知らないけれど、半眼で南瓜色になったキミドリちゃんに熱視線 ) なに関係者であるかのよーに振舞ってるのあんたは。 ―――何? 酔っ払い…? ( 言うだけ言って、ひょこっとキミドリちゃんの後ろに視線を投げてみよう。 聞くでもなく、ごく一般的な見方かもしれない一言 ) [Sun 29 Oct 2006 23:27:24]
お知らせ > トンガリ帽子さんが入室されました。 『―――〜こーら。 ( ぽへん、とカボチャ頭を叩くステッキあり )』 [Sun 29 Oct 2006 23:23:07]
ナンテコッタ >  お? ( 頑張ってバカでけえ扉を開けて、良い汗かいた、とばかりに無駄に爽やかに汗をぬぐえば階段の下 頭から、否顔から突き刺さったヒト。 おめめぱちくり。 流石のナンテコッタもその図にはオドロキを隠せない! しかも元気に立ち上がったし! ) えーッと――・・・ 顔面スライディングは用法・用量を守って正しくお使いクダサイー? ( きらきらエガオで無難に纏めてみたら、ビシー、と指差さん勢いで指摘されるパンプキンヘッド。コレー?とドミドリ頭の上に乗っかった無駄にデケエ南瓜モチーフの帽子指差し ) 南瓜に意味はあるますヨ!今月は10ガツオクトーバー 何と!今月は南瓜大活躍のハロウィーンの季節なのでしたー!( じゃーん、と自ら効果音言いつつ突き出すのは刳り貫きカボチャのランプ。いわゆる一つのジャック・オー・ランタン。 しかも突き出す本人カボチャ帽子にカボチャパンツ(※画像参照)で、そりゃあ ハイテンションなエルフさんでなくとも不安がよぎる事でショウ!(※ここは大聖堂デス))―― ほげ? 誤用ですかそうですかー?( 返って来た謎な回答にオレンジ色のキショいお目目が真ん丸。まさしく誤用と相成ったのでした。 いやもう、トビラとか閉めちゃうね!ぎー ) [Sun 29 Oct 2006 23:19:31]
カウスメディア > おおおおオオオオォォォォォォォ……ッッッッ… !!!! ─── ( ゴス…!! 背後から響いた声に驚きのあまり飛びのいて、その表紙につま先を階段の下段の引っ掛けて大転倒 ! 顔から地面にめり込みました。 しかし、即座に飛び起きて扉に視線を向けて指をビシィ!と指し。 ) 南瓜ー────ッッッッ… !! なんで南瓜 !? いったいナンでカボチャ !? 南瓜に意味はあるんですか !? ( こ、コノ人が…─── 此処の責任者なのか。 目の前の南瓜頭を見、ゴクリとツバを飲み込んだのでした。  コノ人に聞いて大丈夫なんだろうか、そんな不安がよぎり。  相手の問いにしばし考え、間をおいてから答えました。 ) そ…───    そうそう、アナタに ? いや、私は用があるですか ?( 自問自答。) [Sun 29 Oct 2006 23:05:36]
南瓜頭 > ( ここは天下の大聖堂。 だのになのに入り口にしては過剰に大きく、分厚い両開きのドアの向こう側から聞こえてきたのは厳粛とは程遠いカルーイお声。 ) 扉にパンチのお客サマー、ちょっくらお待ちくださいネー? しかァーシ! かかぁーし! このトビラを潜るモノは全ての希望をステヨー!すてよー! 小便はすませたか? 神様にお祈りは? 部屋のスミでガタガタふるえて命ごいをする心の準備はオウケー?よしオッケェー!( ふんぬー!とリキむ声とともに ぎぎぎぎーと重々しくドアが開きます。そして開いたドアから飛び出たのは過剰なまでのボリュームを持ったビビッドなオレンジ色のカタマリ。 それからカオが生えてるトコを見れば帽子なのだろうが、デカすぎた。 ) 何か誤用ー?( オレンジのカタマリから生えた色彩は、目に痛いキミドリ色とオレンジ色だったヨ!ハーイ ナンテコッタでーす! 誤用?誤字にあらズ ) [Sun 29 Oct 2006 22:52:16]
お知らせ > 南瓜頭さんが来ました。 『 ハイハーイ? 』 [Sun 29 Oct 2006 22:41:14]
カウスメディア > おおーイ… !! あのー…ちょっと聞きたいコトがァ… !!! ( 真夜中に大聖堂の扉をこぶしで叩くフトドキ物が一人居ました。 けたたましく音は響くけれど、誰かが出てくる様子もなく…───。) ハアァァァァァァ…───。 此処で仕事するからには禁句っていうんですか ? タぶゥー ?…とにかく知らずに口にしたら曾御婆みたいにクビちょンぱナンですよ、だからァー… 教えてくだサイよ…。 ( 不親切。 じぶんの行動は棚にあげて、中から出てくる様子のないコトにムスっと頬を膨らませて、扉の前の階段に腰掛、頬杖をついて足をバタバタと激しく動かしてダダをこねました。 しかし、其処には一人の声と靴音のみ。 ) [Sun 29 Oct 2006 22:36:29]
カウスメディア > んンゥー…けっきょく図書館では歴史ではナクて、礼儀作法を先生に教わってしまいしたねー…───いまコノ時から忘れ始めてる私はバカなんですかー ? …ハイハイハイ…私はバカですよね、バカですよ。( 大聖堂の前で一人のエルフがあごに指を当てて何やらブツブツと呟いていました。 大聖堂で人から図書館で調べられなかった事柄を聞き出そうとしたのです…───。本来の歴史と黒い歴史、それを求めて。) [Sun 29 Oct 2006 22:24:17]
お知らせ > カウスメディアさんが入室されました。 『キョロキョロと怪しげに辺りを警戒しながら大聖堂の扉の前へ。』 [Sun 29 Oct 2006 22:23:56]
お知らせ > ジャスティスさんが退室されました。 『ぶんぶんと手を振って』 [Sun 22 Oct 2006 04:18:17]
お知らせ > アーク=フォースさんが退室されました。 『相手に一礼して その場を去っていく……』 [Sun 22 Oct 2006 04:17:30]
アーク=フォース > (手を伸ばしてもらえば、それに答えるように握手をして、言うだろう) じゃあ、今度は自分の方から其方に出向きます、それと自己紹介が遅れました、自分はアーク=フォースです (そうして、言われた言葉に答えるだろう) 焦ってばかりじゃ、何も出来ない…って事ですよね? では、自分はそろそろ帰らないと…… (そういいつつ、握手をしていた手をゆっくりと放し、笑顔を浮かべてから、歩き出すだろう…) [Sun 22 Oct 2006 04:08:09]
ジャスティス > ……えぇ、是非お願いします。 最近後輩に料理の腕で抜かれて、どんぞこだったんです。 (弱々しく、滑稽なほどに弱々しく手を伸ばして教えを請う) そうですよ、ていくいっといーじー。ですよ。 (ね?と笑いかけて……) [Sun 22 Oct 2006 04:02:42]
アーク=フォース > (何故しょんぼりするかは解らないけれど、慰めるように言うだろう) 今度、料理教えに行きましょうか? 簡単で美味しいスープの作り方くらいなら教えられますから…… (向きになる必要は無いと言われれば、すこしほっとしながら言う) そうですね、無理にそういうこと考えなくても良いんですよね…… (ゆっくりやればいいのに、焦っていた様に思った……神父さんにも同じような事を昔言われたっけ…) [Sun 22 Oct 2006 03:49:33]
お知らせ > ジャスティスさんが来ました。 [Sun 22 Oct 2006 03:42:23]
ジャスティス > (……しょんぼりと、客人に出していれば上手くなる、との言葉にうなだれて。) そう、ですね。けど、危険が起きないように気をつけてあげるのも道の一つだから、向きになって戦う必要も無いと思いますよ? (そう、つげて) [Sun 22 Oct 2006 03:41:32]
アーク=フォース > (言葉を聞けば、軽く頷いてこたえる) 料理なんて、時々教会に来る客人に出していれば、人並みには出来るようになると思いますが…… (そういいつつ、すこし、笑みを浮かべて言うだろう) 自分自身も守れないようじゃ、友達も大切な人も守れませんからね…… (そういって、無意識に手に力が篭っている、強く、自分の拳を握っている) [Sun 22 Oct 2006 03:29:04]
ジャスティス > 成る程……そうだったんですか? (本格的な修道士の活動浅瀬手もらえなかったと聞けば、結構驚いて……0あはは、いいじゃないですか、料理が美味いのはとってもうらやましいです。 (護身できるようになりたい、という言葉には男の子だから程度に考えて……。相手の行動に何か感じるところがあったが、腕輪だとは思わなくて)) [Sun 22 Oct 2006 03:19:44]
お知らせ > ジャスティスさんが来ました。 [Sun 22 Oct 2006 03:15:59]
アーク=フォース > 本格的な修道士の活動は神父さんが許してくれませんでしたから、することが雑務と家事くらいしかなくて (そういいつつ、すこしてれながら答えて、すぐに続ける) 似たような職種……ですか、自分が出来る事なんか…あまり無いように思います、料理と多少の雑務くらいしか今は出来ませんから… それに、自分の身位は自分で守れるようにならないと…… (そういって、すこしだけ、両腕の闇色の左手首の腕輪と右手首の金色の腕輪を見た、ちらりと見た程度なので、ばれる事は無いと思う……) [Sun 22 Oct 2006 02:00:24]
ジャスティス > あらあらまあまぁ……あなたも世の中の単になることをされていたんですね。 (相手の仕事、というかやっていることを聞き出せば、十番今のままでも輝いていると告げて。相手の実は……との言葉には小さく頷いて、成る程、しっかりはしているのだなと感心してあ。相手の質問に対しては、もう一度、与えられた仕事をやりなさいと告げて) あとは、100%希望の仕事ではなくても、似たような職種、似たような仕事を探してそれに打ち込んでみるのも有りですね。 (いずれにしろ、そこは打ち込んで見なければ解かりません、と続けて) 基本的に雑務に打ち込まれてきたらしいですね  [Sun 22 Oct 2006 01:49:13]
アーク=フォース > (仕事、と聞かれれば、やや顔を俯けながら言う) 無職……です、といっても、すこし郊外に行ったところの教会に住んでいるので……午前中は神父さんの仕事の手伝いをしてます、主に雑務ですけど (そこで育ったんです と付け加えて、俯いた顔を上げて続ける) 世の中の人の為になりたいといっても、それが漠然としすぎてて、自分は本当に何をしたいのか、わからなくて…… (実際、何をすればいいのだろうと考える、自分の事について考えて、落ち込んで、その繰り返し……) [Sun 22 Oct 2006 01:32:23]
ジャスティス > ええ、暗黒街の○×地区になります。 (相手の言葉に頷いて、暗黒街と呼ばれる地域の一角の地区名を上げて) 成る程、漠然とながら、世の中のために働きたい、と思っているのですね?一生けんめい、今の仕事を頑張ればきっとその願いは達成されますよ。 (胸元で手を組みながら、自分に与えられた仕事をしっかりとやることが、社会への貢献のまず第一歩ですから、と差しさわりの無いことをいう) 言いたくなければ言わなくてかまいませんが……今は何をなさってるんでしょうか?あ、いえお仕事のほうを [Sun 22 Oct 2006 01:25:06]
アーク=フォース > 似たような事……ですか、シスターでも護身の術とかが必要な場所といったら…スラムや暗黒街ですか? 自分は行った事ありませんが…… (行ったことのない場所なので、興味を覚えつつも、行くのが怖い……) 目標……最終的に、人の為に何かが出来ればいいなぁと思ってます、今の自分じゃ到底届かない事でしょうけど…… (最終的な目標が退魔の職に付く事ではあるけれど……それは言わない) [Sun 22 Oct 2006 01:18:19]
ジャスティス > エクソシストではないのですけれど……、似たようなことはしていますね。 (本来はただのシスターなんですが、少し心得があるのと、住んでいる場所が治安の悪い地域なのでわかりやすい武装をしているんですよ、と説明して。) 成る程……何か、目標とかそういうものはあったんでしょうか?  (相手のさびしそうな感じに、眉を少し下げつつ尋ねて、首を傾げる) [Sun 22 Oct 2006 01:12:16]
アーク=フォース > (問題ときかれれば、答えるだろう、しっかりと相手の目を見て言う) 自分のしたい事がわからなくなってきてしまいまして……すこし考えてたんです (そういいつつ、苦笑いを浮かべている、内心では色々と他の事も考えてはいるが、今一番考えているのは自分が何をしたいか…という事……) [Sun 22 Oct 2006 01:06:15]
ジャスティス > (カロリー消費、というのはまったくにうち間違いで、カロリー消費ではなく、実際の親のようにアークフォースの抱えた”問題”を尋ねながら首を傾げて でお願いします ) [Sun 22 Oct 2006 00:57:43]
ジャスティス > あぁ……。 (悩みがある。気分が落ち着くといわれれば、二度三度とうれしそうな笑みをうかべて) そうだったのですね。 (私は今は無い、直接剣)組のカロリー消費に奇異しく、何度もカロリーの問題で親たちとおりとっており、ぎゃくな精神状態へと導いている [Sun 22 Oct 2006 00:20:43]
アーク=フォース > (ドアが開く音が聞こえれば、後ろを振り返り、見てみれば、武装した修道女……武装? 青い髪の… 言葉をかけられれば、長椅子から立ち上がり、一礼しながら答える) こんばんわ、自分は…その、ちょっと悩み事があって、ここに来たら気分がすこし落ち着くかもと思いまして…… (軽い笑顔を浮かべつつ、本当は聖堂の関係者に色々相談しに来たのだけど、いいにくくて言えずにいる、武装しているのを興味深げにすこし見た後に聞いてみる) ところで、武装している所から見て其方はエクソシストの方でしょうか? (そんな事を大胆にも聞く……聞いていいことでもないだろうに…) [Sat 21 Oct 2006 23:31:11]
ジャスティス > (扉が開き、奥のほうから聖堂内に入ってきたのは一人の修道女。ただ、髪は青いし、どうやら武装をしているようで) ……あ、今晩は。 (明かりに照らされた人影を認めれば、修道女は挨拶をして、内部の人間ではなさそうだと判断すれば、どうかされましたか?と声をかけて) [Sat 21 Oct 2006 23:22:06]
アーク=フォース > (いまだ自分に対する答えなんて出ていないけど、最終的な目標はやっぱりエクソシストな自分、無理だと思っていても目標は高く持っている) いつか……なりたいよね、エクソシスト 憧れだし……目標だし (考え方はすこしだけ変わったかもしれない……だけど変わってないかもしれない……そんな事を考えて、月明かりが入ってくる窓をみている) [Sat 21 Oct 2006 23:20:19]
ジャスティス > ten [Sat 21 Oct 2006 23:19:05]
お知らせ > ジャスティスさんが入室されました。 [Sat 21 Oct 2006 23:16:59]
アーク=フォース > (だけど、誰も来なかったら如何しようという考えもある、そうなったら、また日を改めてくればいい、そんな事を考えつつも、誰かが来ることを小さく期待している自分が居る) やっぱり、なにか綺麗すぎる気もする……なんでだろう? 自分の部屋が汚いから? (思い出してみれば、自分の部屋の机の上は本だらけで、調べた物は割とそのままの状態で、紙くずなどは散乱しているしで……、そんな事を思い出しつつも、やっぱり、何か違和感のような物を覚えている自分、気のせいとは思うけれど……) [Sat 21 Oct 2006 23:06:30]
アーク=フォース > (辺りを見回せば、天使が描かれている聖画が飾られている、それを見ながら呟く) 天使……羽根があるとは限らないと思うんだけどな…… (そんな事をボソリと呟けば、再び周りを見回す、綺麗なんだよな……聖堂の物は、だけど、綺麗すぎる気もする…) [Sat 21 Oct 2006 22:57:27]
アーク=フォース > (広い聖堂は、いつ見ても驚く、小さな灯りと、すこしだけ入ってくる月明かりが静かな聖堂を照らしている、自分の歩く足音が響いている、誰も居ないのだから、仕方のないこと、そして、奥にある、前に通してもらった執務室へ続く扉に手をかけようとするが……手を止めた、相談事でそこまで行く必要があるのか……奥に行ったらいろいろと迷惑が掛かるだろうと……そんな気がして手を止めていた) まだ、いいか……奥に行ったら警備の人に止められそうだし…… (そういってすこしだけ、自分に対しての自嘲的な笑いを浮かべて、近い長椅子に腰掛ける) [Sat 21 Oct 2006 22:51:47]
アーク=フォース@扉前 > (ふと、扉に近づきながら、思った、前回来た時は体を押さえつけるようにあった威圧感が消えている、これにはすこし驚いたけれど、今まで気付かなかった……そして、ゆっくりと聖堂への扉を開けて、中に入る、扉が小さな軋みの音を開けて、開かれていく、小さな灯りが付いている聖堂の中へと……) 誰か……いますかぁ…? (あまり声が響かないように小さめの控えめの声で言うが、声は響いてしまうだろう……) [Sat 21 Oct 2006 22:40:09]
お知らせ > アーク=フォース@扉前さんが入室されました。 『相談しに、夜遅くなのに、来てしまった……威圧感が…無い?』 [Sat 21 Oct 2006 22:35:12]
お知らせ > セレニアさんが退室されました。 『( ―――ここ数年以前の記憶を持たない私は、何だろう )』 [Sat 14 Oct 2006 05:35:26]
セレニア > ( 身体にフィットする戦闘服のラインを隠すケープを翻して、僧房へと歩き出す。 そういえば――― 先日、エクソシストになりたいとここを訪れた男性は、採用されたのだろうか。 同じ部署であっても全ての人員を把握する事は出来ない巨大な組織であれば、居るか居ないかといった判断すら、簡単にはつけられない。 自身でもそれが何であるか知れない力に戸惑っていた風な彼に、教会が力になれれば良いのだけれど… 一先ず見つめ直す事にした彼の、その行く末は分からない。 ただ、その力によって、自分の望まぬ形で己を変えられてしまう事が無いようにと、祈った ) [Sat 14 Oct 2006 05:34:24]
セレニア > ( 少し先延ばしにしたとして… 眠らなければ働けない。 それが恐怖であったとしても、身体に目に見える影響を及ぼすほどの害が無いのなら… あったとしても… 生きている限り逃れようも無い事だ。 けれどシスターティフィスの変化は、そうではないと思いたい。 信じたい )   ( それが何かの切欠でもたらされた変化なら… あるいは彼女が望んだ事かもしれないけれど… それならそれで、以前の彼女の感覚でもって、それを伝えて欲しかった。 自分には理解出来ない事を、納得出来る言葉で説いてくれた以前のように、彼女の気持ちの変化を教えて欲しいと願う。 ―――今はただ、変わったのだと答えるのみだ。 神託を授かってそうなったのだと。 それでは、答えにならないと思う。 …教会への冒涜である事は承知で、納得出来ないものが残ってしまう… )   ( だから、せめて環境を変えようと試みた。 彼女一人ではヴァンパイヤを狩れとは言われないだろうし… 懐いている自分だからこそ彼女が指揮者に選ばれただけで、別のハンターと組まされる可能性も低いように思う。 とりあえず吸血鬼から遠ざける事が出来れば、彼女に命の危険は無くなるし、落ち着ける時間を持てば、気分や意識も変わるのではないか――― ) …正しく、導いてください… ( 祈りによく含まれるこの一言の意味が、何となく、分かったような気がした ) [Sat 14 Oct 2006 05:18:48]
セレニア > ( 親愛の情を寄せた人の受け入れ難い変化に、途方に暮れる意識はそう簡単に変わらない。 教会への忠誠と、新たにした視点から起こる疑問、師であり姉である人の変化に抱く教会への不信… それらは全て本物で、一部を斬り捨てて割り切れるものでは、決してない ) ………。 ( 解放感、全能感に酔い痴れる心地好い時間だった筈の吸血鬼との戦闘は、その喜びを受け入れられず、際限なく湧いて来る闘争心に苛立ちを募らせるばかりになってしまって… それが正しいことであると肯定する一方で、嬉々として指示を下し始めたシスターティフィスの姿が頭から離れなかった )   ( そして床に着けば、また悪夢が待っている。 目覚めた後には『悪夢を見た』という漠然とした恐怖しか残さない安息の時間は、安息になり得ずに… 暫く立ち尽くすように、高い位置を仰いでいる ) [Sat 14 Oct 2006 05:06:33]
セレニア > ( 『マスター』 と… そう呼んだ彼は、今回の任務で自分の指揮を担当したけれど、厳密には直属の上司には当たらない。 辞令が下された訳ではなく、テストケースの一つだろう。 また組む事になるかどうかは、分からない。 現在の『マスター』は、まだ自分が姉のように慕っている彼女のままだ )   ( けれど、一時であれこうした人事がなされる事は、大聖堂としても検討に入っているという証でもある。 …既に自分から出してしまった希望に… これで良かったのだろうかと十字架を見つめるけれど、それはただ、自分の気持ちを整理する為の儀式であって、答えを当てにしてのものではなくなっていた ) [Sat 14 Oct 2006 04:52:52]
セレニア > ( 今夜も務めを終えて帰還した大聖堂のハンター二名は、報告の後で祈りを捧げた礼拝堂で、軽い挨拶を交わして別れた。 …僧房へと消えてゆく修道士の背中を見送って… 後に残された薄紅色の髪と瞳が奇妙な戦闘服の少女は、表情に乏しい顔を問うように掲げられている十字架へ向ける ) [Sat 14 Oct 2006 04:45:11]
お知らせ > セレニアさんが来ました。 『 おつかれさまでした、マスター 』 [Sat 14 Oct 2006 04:36:22]
お知らせ > セレスさんが帰りました。 『 景色が、遠ざかる。 』 [Mon 9 Oct 2006 23:58:12]
セレス > ――――…では、行きましょうか。 ( 一度だけ聖堂を振り返り、聖教会の馬車の前で待つ神官達に声をかける。 もう良いですか?と問われ、小さく頷いた。 ) その、ちゃんとお別れは済ませて来ましたから。 めいっぱい甘えさせて頂いて沢山我儘言って、先に泣いておきました。 もう大丈夫です。 ( 低い落ち着いたトーンでそう言って、僅かに微笑む。 入り口で見送りをしてくれる大聖堂の代表に十字を切って挨拶をして、馬車に乗り込んだ。 ) [Mon 9 Oct 2006 23:50:06]
セレス > ( 見慣れたステンドグラスを見上げて暫し黙る。 少し、この街に愛着が湧き過ぎたようだ。 国に帰る事がこんなに寂しいと思ったことは1度も無かったし、初めて来た時はヴェイトス市なんて人が多過ぎてうるさくて怖くて料理の味が濃い、住み辛そうな街だと思っていたのに。 明日からこの聖堂や街並をみる事が出来ないなんて、実感が湧かない。 出逢った人達に会いたいと思っても会えないなんて、そうか、それは理不尽な事なんだと始めて気がついた。 今までそういう自由が無い事に何の疑問も持たなかったのに。 ) [Mon 9 Oct 2006 23:36:36]
セレス > ( クリスティアにだって自分を待つ人くらい居る。 修道院の人達、聖教会の司祭様。 ずっと会って居ないし、話したいこともある。 この2ヶ月強の間、いろんな事を経験していろんな事を考えた。 今までよく分からなくて黙っていた事とか、もっと口に出してみようと思う。 自分の意見というのを主張してみようと思う。 ) ……そうだ、もっと歩けるように運動もしないと。 ( 苦笑交じりに呟いた。次があるなら迷惑にならないよう、何処へでもついていけるよう。 出来ない事を少しでも減らそうと思う。 ) [Mon 9 Oct 2006 23:26:28]
セレス > ( 馬車で三日程度の距離だ。 たったのそれだけ。 2ヶ月此処で過ごした事を考えればたったの三日でまた来れる距離。 そういう風に考えれば、泣くほどのことじゃないと自分に言い聞かせた。 余程の理由でも無い限り訪れる許可を得られないと知っているから、それがただの気休めなのは分かっている。 それでも、せめて何か慰めになる事が欲しいと思った。 )  [Mon 9 Oct 2006 23:22:17]
セレス > ( 殆んどの時間を大聖堂の中で過ごした此処数ヶ月。そう手荷物は多くは無い。 数人の聖教会神官と共に準備を整えれば、直ぐに帰国の時が来た。 手荷物らしいものは無く、土産物は神官達が馬車に積み込んでいる。 来た時と違うのは、黒いベルベットのリボンで纏められたポニーテールの髪と、少し軽くなった首の後ろから垂れる金色の鎖。 あらかたの挨拶を済ませて宿舎を離れ聖堂に至るとき、鏡に映った黒いリボンを軽く弄って直した。 ) [Mon 9 Oct 2006 23:14:06]
お知らせ > セレスさんが来ました。 『 出立。 』 [Mon 9 Oct 2006 23:08:01]
お知らせ > サンクさんが退室されました。 『( 後は何事も無かったかのように。静寂が訪れる。)』 [Sat 7 Oct 2006 06:19:24]
サンク > ――…悩めるお年頃ですわねー…? ( 見た目10歳の幼女が何かゆった。 ハリセン代わりにしていた書類の皺をにじにじと伸ばしながら。) [Sat 7 Oct 2006 06:18:45]
お知らせ > アーク=フォースさんが帰りました。 『一礼して、家である教会へと向かう… 』 [Sat 7 Oct 2006 06:10:28]
サンク > ( 小さく息を吐いて手を引っ込めると、淡い光は霧散する。 ――…聖属が一時的に何かを押し込めているだけなのかもしれないが。其処までは分からないから。 ふぅ、と小さく息を吐いて。) はい。どうか、お気をつけて。 ( 問いかける言葉に、一度瞬きし。やんわりと微笑を浮かべると。) 迷える者への門戸は、いつでも開かれておりますわ。 ――…でも、退魔になりたいという申し出は、当分受け付けられません。 ご了承の上で、告解なりミサなりに、どうぞ? ( ぴ、と人差し指を立てて、刺すべき釘はしっかりと。 後は、歩き出す青年を見送ろう。) [Sat 7 Oct 2006 06:06:55]
アーク=フォース > (押し込まれる感覚……一時的にだろうけど…体への不快感は…治まる…) 厳しいなんて…とんでもない…… 今日はとりあえず…帰りますね…… (呼吸を整えた後に問う…) また…此処に来ても良いですか? (そういって小さな笑顔……答えを聞いたら歩き出そう…今の自分の家に…) [Sat 7 Oct 2006 05:58:56]
サンク > 貴方が仰ったように、力無き正義は無力かもしれません。けれど、貴方が今の侭で力だけを求めれば、それは心無き力となりますでしょう。今、分からないという現状を抱えているとはいえ、力一つに振り回されて私の視線にすらおびえる貴方が、それに勝る力を手に入れたとして。 ――…それは、貴方が望むような人を守る力になれるとは思いません。人を傷つける力を欲さないなら、貴方が何の力も持たなければいい。無力を選ぶのもまた、心の強さなのだと私は思います。 ( それが、彼の望む形の「守る」事に繋がるかは、別としてもだ。 視線は真っ直ぐに据えられて、紡ぐ言葉も淀み無い。)  ……力を得る事を一義にした時点で、貴方の心は既に、力に囚われていたのだと思いますわ。囚われているから、それを暴き、手にする事しか考えられなくなっていたのでしょう。 ――…だから、申しましたでしょう。闇に堕ちる人間に、自分の始末をしている余裕など、無いと。 ( 先にも言ったが、己は非力。只、針背本でしばいただけでは、こんな反応を示すはずも無い。 ――…なら、問題は、やはり彼自身に存在している。 何かを堪えるような仕草をする青年は、顔色も良いとは言えず。恐怖を浮かべた相手に向かって、す、とハリセンを机の上に置くと。) ……色々と厳しい事も言ってしまいましたが。貴方はもう少し、自分以外の所に目を向けるべきでしょう。 …貴方が貴方の悩みを抱え板ように、誰かも、同じように悩みを抱えているもの。 …それこそ泥舟になってしまいますから、手助けをしろとは申しません。でも、ゆっくり考えてみることをお奨めいたしますわ。 ( そう告げながら、椅子から立ち上がる。 彼の傍らへと寄ると、掌を翳し。) ――…Sanctus. 貴方の行く道に、光が訪れますように。 ( ぽう、と淡い光が燈る。癒しの光。 彼の悪魔の部分にどう作用するかは分からないが。) …今日は、一度お帰りになって。ゆっくり休まれると宜しいですわ。 [Sat 7 Oct 2006 05:50:28]
アーク=フォース > (ひりひりする顔を撫でながら……言葉に聞き入る…) 手段のために目的を設定してる? (確かにそうかもしれない……闇に対する…力がほしかっただけなのかもしれない…自分は…) 心で…振るう…… (一瞬、心臓の拍動が乱れるような音……思わず右手で自分の胸部部分の服を掴んでいた、それでも無理に答える) すいません…何か色々と…… (頭痛がする…ぶり返してきた? 僅かに顔に恐怖の色…) [Sat 7 Oct 2006 05:29:18]
サンク > 今のアーク様は、同じ事です。泥舟に乗った人間に手を差し伸べられて、その手を取れる無謀な人間も、早々いらっしゃいませんでしょう?闇にこれから対峙すると仰る貴方は、自分が泥船に乗っているのを知りながら、人をその船に乗せようとしているに等しいです。 力に囚われていないというのなら、捨てておしまいなさいな?貴方は目的の為に手段が欲しいのではなくて、手段の為に目的を設定しているに等しいですわ、今は。 ――…大体、貴方の闇と対峙するのは貴方の心であって、力ではないという事に、気付いてらっしゃいます? ( 力を使うのは心であって、力が力を使う訳では無い。なのに、闇と対峙する為に力が欲しいというような彼の態度は、そもそも根底が破綻している。 だからこそ、ハリセンにも力か篭るってなもので。スッパーッンッと容赦なく景気良く振りぬいて、むんっ、と仁王立ち。) 本気でやらないと、効かないじゃないですか。自慢じゃありませんけど、非力なんです。 ( 本当に自慢にならない。 ぜーはーと肩で息までしている訳で。) [Sat 7 Oct 2006 05:18:19]
アーク=フォース > (不意のハリセン攻撃をガードできるわけもなく、諸に顔面に食らい、当たった所を手で抑えながら言う) それは……出来ないかもしれません… (再び来るハリセンの嵐をガードする事も出来ず、全て顔面に受けたわけだが……すでに顔の一部分はすこし赤くなっている) 力に囚われているつもりは無いんですけどね……力が今以上にほしいというのは…あります…、今のままじゃ、守る力も足りませんから (最後も諸に…今度は景気のいい音を立てて、両手に顔をうずめて痛そうにしている…良い反応である…その顔を片手で押さえながら) じゃあ、資料は持ち出し厳禁てことですね……にしても…痛いなぁ…本気でやること無いじゃないですか… (もっとも、そのハリセン攻撃のおかげで自分であの闇と対話する術はあるのは思い出したが…) [Sat 7 Oct 2006 05:12:57]
サンク > ( 彼が何かを思い出すような間の合間、沈黙が漂う。眼差しは、今は静かなものだ。片手には、不器用ながらに作り上げた簡易ハリセンとか握られているが。) ご安心下さい。それは、私たちの仕事です。 ――…私が言うのも何ですけど、アーク様はちょーっと欲張り過ぎですわ。 海で溺れかけている人間に、笑顔で差し出された手を、取る事が出来ますの? ( 小首傾げて再び身を乗り出しながら、彼の顔面目掛けてべっしこーん!と振り下ろすハリセン。力は無いが容赦も無い。) 闇に堕ちた人間が、自分で始末をつけるとか殊勝な事をお考えになっている、暇が、ある訳、無い、で、しょう! ( べしべしべしべしべし。言葉の区切りの度にハリセンチョップ。)  貴方は少し、ご自分の力というものに囚われ過ぎておりますわ。資料室は他の文献も御座いますし、其方は残念ながらお見せする訳には参りませんから、必要な資料はお貸し致します。図書館にでも持ち込めば、調べモノには充分でしょう。 ――…あ。でもあそこで魔法など使ってはいけませんわよ?厳禁、です。 ( そも、街中で無闇に魔法を使用すること自体、ご法度に近いのだが。彼は、自分の目的に躍起になる余り、その辺りの認識もまだ甘いように見えたから、人差し指をびしっと立てて、子供にするように、めーっと一発ハリセン。ハリセンなのか窘めなのか、どっちだ。多分両方。) [Sat 7 Oct 2006 04:59:47]
アーク=フォース > (一瞬思い出す……あの時守りたいと思ったときの事を…) 大切な人……友達や、できることなら他人も、何から…といわれれば…それは本当に闇に堕ちた人……そういう人も助けられれば…一番いいんですけどね (出来れば良い…そうなれば…いいのだけど…) 自分が闇に堕ちたら…自分で始末をつけます……他人に自分の血で濡れてもらうのは困ります……他人を傷つけるような真似だけはもう二度とごめんですから…… 資料は大歓迎ですよ、自分の力の糸口になるかもしれませんし……それなら、他人の手を煩わせずにすみますし (そう言って腕輪を見る……すこしだけ、柔らかな光を放って光は消えていく…) 教会に資料を持っていくわけにも行かないので…資料室は入っても大丈夫なんでしょうか?  [Sat 7 Oct 2006 04:42:39]
サンク > ( 何に反応して色が変わるのかは分からないが。――…見据えた先に見えるのは、聖属か。それとも、押し込まれていた魔性なのか。どちらを見たとしても、眇めれた視線は変わらずに。 腕輪を元通りに嵌めたのを見てから、軽く溜息。) むしろ、それが出来ていないのに、エクソシストに志願などするものでは御座いませんわ? 貴方は先程、守りたいと仰いましたけど。何を、何から守りたいのか。それも見えていないのでしたら、一発しばき倒します。 ( 何か断言した。デスクの端に積まれていた書類を手にとって、不器用に折り畳み始めるくらい本気で。 ――…自分の闇に負けていられないと決意する青年に、こめかみを押さえる。) ご安心なさいまし。貴方がもしも闇に負けた時は――…その時こそ、断罪の剣も下りましょう。 ( 厳しい言葉だとは思ったが、事実だ。闇に呑まれるものを、悪戯に闇に近づけないのと同じくらいに、呑まれたモノに対しては果断さも必要とされる。 それが、神意の代行者とも呼ばれる退魔の業なのだから。 ――…いっそ淡白ですらある言葉は、椅子に座り直す頃には極平常に。) ――…宜しいのですけれど。資料と睨めっこするだけですし…神聖文字の文献をお貸し致しますから、ご自分でチェックなさいます?  [Sat 7 Oct 2006 04:31:06]
アーク=フォース > (目の鋭さに、目の紅が静まるように黒に変わる、そして、手首に戻した腕輪を確認し、答える) 闇を怖がるままでは何も出来ない……直接向き合って…それと対峙する必要があるのかもしれませんね…… なら、自分はそれが出来るように努力します……自分の闇に負けてはいられませんから (自分の力の象徴のあの悪夢……あれと対峙できるようにならなければならない……でなければ…闇に飲まれる…いつかは) それと、調べるのは自分の方でも加わってもよろしいでしょうか? 自分一人調べてもらうのを待ってるわけにもいきませんし…… (自分の闇と戦う事…悪夢と…もう一人の自分と戦う事……それが必要な事がわかっただけでも…良いのだけど…) [Sat 7 Oct 2006 04:06:03]
サンク > ( 人の人間としてって何か。一人の人間として、である。) [Sat 7 Oct 2006 03:53:53]
サンク > ――…エクソシストとは、退魔の業を負うものです。魔を退ける者は、同時に最も多く魔と接触する者でもあります。 己の足元も分からず、周囲を省みるだけの余裕が無い今の貴方では、ミイラ取りがミイラになるのが目に見えております。私はパプテスの徒として、人の人間として、その可能性を知りながら看過し、貴方を死地を追いやる事は出来兼ねます。 (闇を抱えるなとは言わない。そんなのは不可能だ。只、見据えなければいけない。それが何であるかを知っていなければならない。 腕輪を差し出しながら、身を乗り出す。彼の瞳が湛える赤い光を見据える視線は、射抜くような鋭さを帯び。) 私程度に脅えておられるようでは、魔性に呑み込まれてしまいますのがオチですわ? ( 細く、刃のように眇めた視線を解かぬ侭。 導きの手助けが何かと問う言葉に、唇はアンバランスに笑みを浮かべ。) 調べて欲しいと仰いましたでしょう? どのような結果が出るかは分かりませんが、先程の文字にしろ、この腕輪の文字にしろ、神聖文字に類するものであれば、多少の調べはつくやもしれませんわ? ( ――…尤も。そうでなかった場合は、この方面はお手上げになるのだが。) [Sat 7 Oct 2006 03:53:26]
アーク=フォース > そうですか……曇った心では…それは多分、命取りになる……それを取り払わなければ…ならない…と、そういうことでしょうか? (言われるとは思っていた……それでも多少のショックはある、多分……それは自分の内面に怯えているせい……力に恐怖し……自分の闇の部分に恐怖し…それを否定しようとするばかりで…) 導く手助け…といいますと? (導く手助け…その言葉に一瞬恐怖を覚えるが…すぐに取り払い、目を相手に向ける…) [Sat 7 Oct 2006 03:44:08]
サンク > ( 己が触れる事でも何か反応はあるのかと、腕輪に刻まれた文字をなぞりながら、色味を増す紅の瞳を、色違いの蒼が静かに見据え。)  ――…まず、結論から先に申しますわ。 大聖堂は、貴方の悩みをより良き解決へと導く手助けは出来ますわ。 けれど、貴方自身を退魔の徒として、今の状態で認める訳には参りません。 ( 彼の想起する光景は見えはしない。けれど、所々の見える歯切れの悪さ、視線を合わせるたびに覗かせる脅えめいた挙動、それに――…今、何かを堪えるように握られた拳と、呼応するように紅を増していく瞳を見れば、「どんな類の事」があったのかは、ある程度の予想は出来る。 だからこそ、一つの助力に対してYesと答え、一つの望みに対してはNoと断言した。) [Sat 7 Oct 2006 03:35:45]
アーク=フォース > (腕輪がないせいか……目の紅がまた濃くなった……自分でもすこしわかるくらいに…) そう…ですね……、何も知らないまま生きていって……後で後悔するのはごめんですから……あの時みたいに… (三年前のあの光景……思い出していた……他人を傷つけた許されざる行為……握る拳の力は強くなる、僅かにそれに呼応するように、目の紅が深まる…) [Sat 7 Oct 2006 03:26:48]
サンク > ( 魔女ギルド。大聖堂との関係は何かと微妙だが、其方の専門集団である事に変わりは無い。その鑑定結果なら、信用して然るべきだろう。わざわざ、お客に対して嘘を教えるような事はしないだろうから。 差し出された腕輪を受け取ると、くるりと手の中でひっくり返し、表と裏側を覗き込む。) ――…抑えると申しましたが。 ( 彫られた文字。 直訳で読めば、聖と闇。そんな意味だろうか。 聖なるモノと、闇に属するモノ。相反する二つを意味する文字の彫り込まれた場所に、指先を滑らせて見る。) ――…心当たりが御座いますならば、貴方はその、確証こそを求めていると。そう、受け取らせて頂いて宜しいのかしら? [Sat 7 Oct 2006 03:22:09]
アーク=フォース > (一瞬背筋が凍りそうになる感覚、沈黙……それでも拒絶はしない…金色の腕輪をゆっくりと外して、相手に渡しながらいう) 魔女ギルドで鑑定してもらいましたけど、自分の何かを抑えてるんじゃないかって言われました…… それに、元々その腕輪は銀色でした、初めてあの力を使ったときに変化したみたいで… 抑えている物が何なのか…心当たりはありますが、聞いた事ばかりなので確証がありません…… (そういいつつ、腕輪を相手に手渡し、外した手首の部分に違和感を感じていたが、大したことは無いようだ、その腕輪に彫られた文字が何か読めれば……いいのだけど… そう思いつつ様子を見る…) [Sat 7 Oct 2006 03:11:09]
サンク > ――…それが、どのような効果を持った力かは、アーク様は自分ではご存知でいらっしゃいますの?( 今展開された術式。見ただけでは、金色の魔法陣が浮かび上がったとしか見えなかったが。それがどのような効果を付随するものか、彼は知っているのかと問い。 ――…そして訪れる微かな沈黙。その間も、視線は腕輪を覗き込んで、考え込むように。) ……宜しかったら、その腕輪を少々拝見させて頂けませんか? 先程、貴方の詠唱に合わせてそれも反応したように見えまして。 …ちょっと、気になる所が。 ( ある種、口実ではある。 聖属の気配、奇妙な悪寒。光る腕輪と、何処かちぐはぐな印象。 ――…彼に、余裕が無いように見えるのも、その一端か。) [Sat 7 Oct 2006 03:03:02]
アーク=フォース > (僅かに腕輪に行った目が、また自分に向き、覗き込むような目……それが怖い……) すいません……口で言うより…こっちの方が早いかと思いまして……申し訳ないです…… (すこし、申し訳無さそうに俯いたが、腕輪に行った視線の事を思い出して…見せた方がいいのだろうかとも思ったが、できれば指示があるまでは外さないでおこう…) [Sat 7 Oct 2006 02:56:14]
サンク > ( 暴発リトライ。)――…今のが、貴方の仰る「力」という訳ですのね。 ( 金色の魔法陣。聖属を帯びているのは感じたが、具体的にどうと言われると、分からないというのが確か。 ――…むしろ。今は光を収めた腕輪に視線を向け。) ――…維持云々は、ひとまず構いませんわ。文字は、一瞬しか見えませんでしたから、何とも言い難いですけれど。 ( ふぅ、と吐息を零すと、テーブルの上に頬杖をつき。やわらかな微笑を消した色違いの蒼が、微かに眇められて。) アーク=フォース様。貴方はまず、人のお話を落ち着いてちゃんと聞いた方が宜しいですわ? ( むー、と唇尖らせる。仕草は子供じみているが、視線は甘くは無い。) [Sat 7 Oct 2006 02:49:25]
サンク > ――…今のが、貴方の仰る「力」という訳ですのね。 ( 金色の魔法陣。聖属を帯びているのは感じたが、具体的にどうと言われると、分からないというのが確か。 ――…むしろ。今は光を収めた腕輪に視線 [Sat 7 Oct 2006 02:46:14]
アーク=フォース > (まず……長時間…維持できない… そう思った瞬間には、金色の魔法陣は空気に拡散するように消えていく) ふぅ……あれ、長時間の維持は結構きついみたいですね……すみません……維持したかったんですけど… (すこしだけ、息を整えて、一度椅子に座る……目の色は黒に近くなっている、ほんの少しだけ…頭痛がした、どうしてかは解らない) [Sat 7 Oct 2006 02:43:22]
サンク > ――…あの。説明して下されば宜しかったのですけれど……。 ( 漠然と「力」と告げられただけでは、それがどのようなものか分からなかったから説明が欲しかった訳であって、披露して欲しいという意味では無く。声をかけて止めようにも――…その時には既に、集中状態か。此処で使おうと判断するくらいなのだから、いきなり爆裂とかはしない――…と、いいな。希望的観測で一瞬遠い目もしたが、すぐさま猫を被り直して聖女チェンジ。 一瞬の葛藤はあるも、相手の変化を見逃しはしない。腕輪の輝きと、僅かに深まる紅の瞳。 ――…その腕輪に感じる輝きが聖属であれ、魔属であれ、判別程度は出来る。果たして、それは「どっち」なのか?) ……文字…と、言われましても。 ( ぞわりと、皮膚の裏側をヤスリでなぞられたような奇妙な心地に、視線が鋭くなる。 彼が律する術式から感じるものは、聖属ら違いない筈なのに、何か奇妙な悪寒に産毛が逆立った。 ――…浮かび上がる文字が、神聖の術式に使用される言語に属するのなら、「そうである」という程度は分かる。この場ですらすらと読める訳では無いが。) [Sat 7 Oct 2006 02:35:35]
アーク=フォース > (ゆっくりと…椅子から立ち上がり……開いている窓に右手をかざす…本日2回目の集中……腕輪の金色の輝きは一瞬、目の紅はほんの僅かに深まる、その後言葉をつむぐ) ……Holy……Ark (自分の周りの空気が流れる感じ、次に金色のリング、六角の星が現れ、見慣れない文字が出現する、そして…そのまま問う) この文字……なんだか解ります? (集中を切らさないように気を配りながらも、そのすこし紅の深まった目を見せている相手に向けながら……) [Sat 7 Oct 2006 02:25:22]
サンク > ( 守りたいと青年は口にする。その形が何処に向くかは、人それぞれ。身近な所であったり、信じるものであったり――…それは様々。彼が教会で育ったというのなら、パプテスの剣として在る存在を選んだのも、それ自体は得心が行く事ではあったが。 相手の想い、希望に続いた言葉に、軽く眉が跳ねる。) ――…調べられる? …いえ、失礼。その、力とは…如何様なものなのでしょう? ( 調べたいと彼が言うのならば、それは根源が曖昧な力とも聞こえる。 仕草ばかりは子供じみて小首を傾げると、それがどのようなものか尋ね。) [Sat 7 Oct 2006 02:19:10]
アーク=フォース > (話すべきこと……自分がこれからしていきたいこと…それを話すだけ…) 自分は人を守りたい、そう思いました……そして、その気持ちが強くなっていって…いま、こうしてエクソシストになりたくて此処に着ました それに、自分の力についても、此処なら調べられるんじゃないかと…思いまして (また…見せなきゃならないかな…とすこし考えた…) [Sat 7 Oct 2006 02:14:12]
サンク > ――…そうですか、教会で。それは失礼を。 ( 育った場所が教会と聞けば、わざわざ此処まで足を運ぶ事も少なくなるかと。其処は、捕らえ方の違いはあるだろうが、ひとまず保留し。) では、ひとまずまどろっこしい前置きは退けておきまして。 どうして、エクソシストになりたいと思い、此処を訪れたかをお聞き致しますわ。 ――…お話して下さいますか? ( 怪訝そうな色は柔らかくはなったが、視線は薄く紅帯びた相手の双眸から離される事は無く。 声音はやんわりと、志した動機を問う。) [Sat 7 Oct 2006 02:07:11]
お知らせ > サンクさんが入室されました。 [Sat 7 Oct 2006 02:03:56]
アーク=フォース > (教会育ちだし……一応朝は…パプテス式の話しなどがされるのを思い出す) えぇ……自分はこのヴェイトスのすこし郊外の小さな教会で育ったので此方の方には足を運んだことはありません、こんな大きなところに来る機会はあまり無かったので (すこしだけ苦笑いを浮かべて、サンクトゥスさんを見ている、まだ多少不安は否めない様子…) [Sat 7 Oct 2006 01:55:40]
サンク > ( 抱いているのは、疑念と呼べるようなものでは無かった。大体、己のような子供の風体がこうして曲りなりにも代表者として顔を出すと、怪訝な顔をされたり、軽んじられたりするのは日常茶飯事なのだが。 青年の反応は緊張を通り越して、時に脅えの欠片すら滲むようで。それとは相反する覚悟めいた色に切羽詰った気配すら。 その根源が分からぬから、問いかけを形に。) ええ。悪戯に詮索するつもりは御座いませんけれど、失礼ですけれど――…礼拝などにも、いらした事は御座いませんわよ…ね? 私の記憶違いなら、謝罪致しますが。 ( 無論、信者全てを覚えている等という事は無い。それでも、ある程度熱心な信者ともなると、雰囲気程度は掴めている事も多いから。 ――…もしかしたら、他の街から渡ってきた口かもしれないが、一応確認の為に。) [Sat 7 Oct 2006 01:50:06]
アーク=フォース > (すこし、びくりとしたがすぐに答える) サンクトゥスさん…ですね、宜しくお願いします、何故?といいますと…なぜエクソシストになろうと思ったのか? ですか? 自分に答えられる事なら……包み隠さず答えます、隠すのはあんまり好きでは無いですから…… (すこし、覚悟を決めた……ばれたなら、ばれたで良い……)  [Sat 7 Oct 2006 01:41:07]
サンク > 申し遅れました。私はサンクトゥス。此処の司祭でもあります。 ( 紅い雨は止み、その影響は消え去ったが、一度荒れた治安が自然に鎮火していく訳でも無く。魔界から流入した魔物への対策として、エクソシストはやや多忙。魔界の門に赴いた面子も、一人は負傷、一人は死亡――門を閉じたメンバーの中に含まれていた者は、現在休暇中。 そんな訳で、司祭位を持つ者の中からしゃしゃり出てきたのがコレという状況説明は此処まで。 聖句の響きを己の名として口にした聖女が、聖櫃の名を告げた青年に向かい、居住まいを正す。) ――…何故、と問う事を許して下さいますか? ( やんわりと微笑む表情は変わらず、瞳だけが相手の双眸から離れる事は無い。最初に見た色の変遷、内心の揺らぎまでも見定め、問いかけるかのように。) [Sat 7 Oct 2006 01:36:09]
アーク=フォース > あ…はい、自分は退魔師・エクソシストになれないものかと思って……此処に着ました (覗かれるような目……対極の色の目…) 自己紹介が遅れました、自分はアーク……アーク=フォースです (そういって、すこし視線を逸らそうとするが……それはしなかった…それは逃げだと思ったから) [Sat 7 Oct 2006 01:25:48]
サンク > ( 見た目の問題だけを問うならば、丸っきり子供には違い無いから、微妙な反応を受けるのは慣れてもいる。それはそれで微妙だが。 ――…しかし。それとは別に、己の姿を映すと同時に紅の彩を宿した瞳を見咎めて、色違いの青、聖女の双眸がすぅ、と僅かに細められ。) いえ。聖堂の門戸は迷える人々の為に、常に開かれておりますから。其処はどうぞ、御気になさらないで下さいませ。 ( 青年の対面の椅子に腰掛けると、穏やかな笑みを浮かべながら視線を合わせ。問いかけの水を向けるよう、緩く首を傾げつつ。) ――それで、お話の方は。エクソシスト志望という事で宜しいのでしょうか? [Sat 7 Oct 2006 01:20:42]
アーク=フォース > (何だろう……この人…他の人とすこし違う? 気のせい…だよね、そう思いつつ、もう一度礼をして椅子に座る……目の色は警戒をしてか……ほんの僅かに紅色を宿す) わざわざ…すみません、こんな夜分に……来てしまって… (多少の不安……先ほどよりも周りの威圧感のような物が強くなっている……自分の中の悪魔の血を感づかれはしないかとすこし不安だったが、その目はしっかりと相手を見据えている) [Sat 7 Oct 2006 01:14:49]
> ( 青年の待つ部屋の扉が開き、音律を意図的に抑えた高い声――…何処かまだ子供のような響きの声が、問いかけを紡ぐ。 実際、扉の方を振り返ってみれば、其処にいるのはまだ年端も行かぬ子供にもみえる、聖女装束。) 少々立て込んでおりまして――…エクソシストの方の代わりという事になりますが。 嗚呼、どうぞ、お掛けになった侭で結構ですわ?( そう言いながら、扉を閉じて此方も一礼。) [Sat 7 Oct 2006 01:09:14]
アーク=フォース > (声に反応して椅子から立つ、それこそすごい速さで 辺りを確認し声の主に顔を向ける) こんばんわ…夜分にすいません…… (そういって、声の主に一礼………) [Sat 7 Oct 2006 01:05:26]
お知らせ > さんが来ました。 『 ――…お待たせ致しました。』 [Sat 7 Oct 2006 01:02:42]
アーク=フォース > (来ないのは仕方がないけど……此処で寝てしまったら…まずい…非常に) 寝てる人を起こす訳にも行かない……かといって…外に出て帰ってしまったら…… (頭の中では帰るべきか、このまま此処で寝てしまうか、それともこのまま人が来るまで待機か…そんな考えをめぐらせていた) [Sat 7 Oct 2006 00:55:48]
アーク=フォース > (考え込んで十数分……誰もこない…まさか…みなさん就寝中?) いやいや…きっと誰か来てくれる…希望を持って待っていれば、必ずエクソシストの誰かが来てくれる…うん (自分の悪魔の血のことがばれたら……と思うとすこし怖いが…) [Sat 7 Oct 2006 00:25:03]
アーク=フォース > (じゃあ…あの手袋を使って……駄目だろう…同じ事になる) はぁ……どうしようか…本当に……此処まで来て帰るのは案内してもらった人に悪い…悪すぎる (そういって、近くの椅子に腰掛けようとする…) [Sat 7 Oct 2006 00:05:19]
アーク=フォース > (一瞬、自分の力を派手に使ったら誰か来るかな? と思ったが…それだとその手の担当者ではなくて、警備の人に抑えられるだろう……) でも……このまま誰も来ないまま…終わらせたくないし…… どうしたら良いんだろう…… (空いている窓から来る風が涼しく感じる) [Fri 6 Oct 2006 23:53:58]
アーク=フォース > (修道女の少女? を見送った後、事務室に取り残された自分……) また…一人…か、なれてるけど…寂しいよな…こんな暗い所じゃ…お化けとか出たりして… (すこしだけ、乾いた笑い……) いや…でも此処聖堂の中だし、出ることは無いか……それにしても…担当者の人…来ないのかな……夜だし……こなくても仕方ないか… (そういって、ため息……) [Fri 6 Oct 2006 23:47:39]
お知らせ > セレニアさんが退室されました。 『( 同僚が増える事になるか… そういえば名乗っていなかったけど、また今度 )』 [Fri 6 Oct 2006 23:42:10]
セレニア > ―――いいえ。 お待たせして、申し訳ありません。 もう暫く、お待ち下さい。 ( その血に混ざる悪魔の因子を看破されるのか、そして看破されたとして、無事エクソシストになれるのか… 少年の技量を知らない少女には、そこまでは分からない。 もしかしたら深夜の手違いで待ちぼうけなんて事になるのかもしれないけれど… ならない事を祈りつつ、事務の待合室?を後にした ) [Fri 6 Oct 2006 23:41:02]
アーク=フォース > (礼をした修道女に一礼……) じゃあ、自分は担当者が来るのを待ってみますね……、もう少し待ってれば誰か来ていただけるかも知れませんし……どうも…夜分に押しかけてしまって…申し訳ない… (そうして一礼……そして、修道女が行くのを見送るだろう) [Fri 6 Oct 2006 23:33:56]
セレニア > ―――ご立派です。 ……そうですね。 そう…… ( 信徒は守らねばならない対象であり 『人を守りたい』 と思うのとはちょっと違う自分だけれど、それが良い事ではあるとは思っている。 真っ直ぐな言葉に、少しだけ表情を和らげて頷いた。 …洗脳は薄れて、姉のように慕っている人にもたらされた変化に、教会へ不信を抱くようになっても… ヴァンパイヤを狩る事自体は、間違ってない。 何よりも正しい、自分の為すべき務めだと、言い聞かせる事が出来る… そんな言葉だったから ) ―――ヴェイトス市には、多様な捉え方が混在しています。 大聖堂は、教理を唯一無二のものとはしていないでしょう。 …あなたがそう考える事が、エクソシストとして働くことの障害になるとは、思いません。 ( ただ、その多の適性を見た上で採用されるかどうかは全く別の話だけれど。 『パプテスの信者なら』 信仰の形は極端にずれていない限り大丈夫だろうと、ただ頷く。 ―――じきに、担当者も来るだろうか ) ―――セレニアといいます。 大聖堂で勤務されるのなら、またお会いする事もあるかもしれません。 神のご加護がありますように。 ( そろそろ失礼しますと、礼をした ) [Fri 6 Oct 2006 23:28:42]
アーク=フォース > (一瞬目の閉じてそして、目を開いて答える) 自分は、人を守りたいんです、一人でも多くの人を自分のできる範囲で……、力があるなら尚更です、ただ…神様は居るとは思いますが、見てるだけ…という考えの持ち主ですが (神様はいて加護があるなら、両親は死んでいなかったかもしれない…そうおもっていたから) [Fri 6 Oct 2006 23:16:03]
セレニア > ―――そうですか、よかった。 ( そう口にする顔は、本当にそう思っているのか、表情に乏しいものだけど… 声は、別につっけんどんという風でもない。 振り返って苦笑いする少年に、対応出来る人を待ちつつ、首を傾げる ) ―――では… 力を手にしたが為に、エクソシストになろうと言うのですか? ……戦い、命を危険に晒す事です。 為すべき事を為すべき場所で…… 力を手にした者にとって、それは求められる事だと思いますが… 力があるから、という、それだけで、エクソシストになる事はないのではありませんか? ( 少年の事情は、分からないけれど。 …自分でも、自分がこのような事を口にするのは不思議で、きょとんとしつつ… 手にした力に振り回されてやしないだろうかと、問う ) [Fri 6 Oct 2006 23:08:19]
アーク=フォース > (集中をとぎると、刻まれた陣は消えて……深呼吸をした後に質問に答える) 視力は別に……なんとも無いです、ただ…夜に多少色が明るくなる位ですけど、学んだというよりも……腕輪が使い方を教えてくれた…というしか無いくらいで…自分も何もわからないんで (そういいつつ振り向くと、苦笑い…) [Fri 6 Oct 2006 23:02:34]
セレニア > 視力などに、問題はありませんか? ( 瞳の色が変わると言われれば、真っ先にそんな。 …そうして窓へ向けられる腕と… そこから発せられた光、現れた模様と文字を見つめ… それが何であるかを理解出来なければ、ただ首を傾げて ) …綺麗ですね。 ( そんな感想を零すのみ。 この修道女は、役に立たないっ…! ) …魔術のように見えましたが、学んだものではないのですか…? ( 最近使えるようになったと言われて… なんとなく感じたのが、自然発生。 学んで身に付けたにしては、自分の力、よく分かっていないようだから。 ―――担当者を呼びに行く事務の修道士へ、見送るように視線を移した ) [Fri 6 Oct 2006 22:54:20]
アーク=フォース > (右腕の腕輪にちらりと目をやり……言う) まずは…自分の目の色…赤から黒へその逆もあるんですが…最近使えるようになった力が…これです… (右腕を修道女ではない、開け放たれた窓の方を向ける……次に…集中…腕輪に彫られた文字が集中に反応し、金色の輝きを放つ) ……Holy……Ark…… (言霊を呟くと手の前方に金色のリングが出現し、その内にに六角の星と見慣れない文字が刻まれる、この時すでに腕輪の光は止んでいた……) [Fri 6 Oct 2006 22:47:50]
セレニア > ―――? ( 別に『紅い』というだけなら驚きもしないけれど… 瞳の色が変わるとなれば、話は別。 もしかしたら、これが大聖堂を訪ねた原因だろうかと思いながら… それが分かる訳もなし。 先ずは、事務手続きを済ませる事にする ) ―――力、ですか。 承りました。 ( かつて、自らの扱う武器に宿る悪魔を御したいと訪れた者の対応をした事もある。 その彼女がどうなったかは知らないのだけれど… そんな事を思い出しながら、事務に 司祭、もしくはエクソシスト の呼び出しを要請して、あとは待つばかりだ。 そのまま行ってしまっても良かったのだけれど… なんとなく、傍で一緒に待ってみる ) ―――礼拝堂だけでなく、事務をお訪ね下さい。 大礼拝堂の明りを落とす事はありませんし、誰もいなくなるという事はないと思います。 ( どうも二度手間にさせてしまったらしい? ぺこりと浅く礼をしつつ… 『力』 と言われれば、それに興味を持つのも当然。 以前、似たような案内をした事を思い出したのもあって、相手の危惧など知らずに口にした。 とりあえず、遅かれ早かれ訪ねられる事には違いない。 …担当者でもないこの少女に話すかどうかは、全く別にしても――― ) …どのような力を、お持ちなのですか? [Fri 6 Oct 2006 22:39:54]
アーク=フォース > (安堵して、深呼吸をすると…目の紅は黒に変わる…此処の空気のせいだろうか…) あ…はい (そういって、後を付いていく……その先は事務所のようだ…そして質問された事に答える) 退魔師やエクソシストに志願したいというのが一つと、此処なら自分の力に詳しい方も居るんじゃないかと思って……昨日も来たんですけど、その時は誰も居なくて… (力のことについては問われれば答えるだろう…実演もかねて……できれば問われたくは無いが) [Fri 6 Oct 2006 22:27:33]
セレニア > ( 一分の隙も無くかっちりと着ているのは大聖堂指定の尼僧服。 どこぞの怪盗でもなければ、大聖堂の修道女だろう。 多分。 …紅みを帯びた瞳を見つめる薄紅色の瞳は… 特定種族に対して抜群の感受性を持つものの、それ以外に対しては常人以上にさっぱりで… アルビノか何かだろうかと、不躾にならない程度に見つめ返すばかり ) ―――はい、可能です。 こちらへどうぞ。 ( 要件を聞けば、直ぐについて来るよう促して、歩き出した。 自分が入って来たのとはまた別の、奥へ続く扉へ向かう。 一般の信徒でも立ち入り可能だとしても、重厚な造りは親しみ易いとは言えないか ) ―――どういった、御用件でしょう? もう少し詳しく、お聞かせいただけますか? 私では不都合があるようでしたら、司祭を呼んで参りますが… ( 何処に取り次げば良いのかも、エクソシストを探している、というだけでは曖昧で… 奥へと続く扉を開けながら、話しかける。 その先は、事務所のような作りだ ) [Fri 6 Oct 2006 22:21:34]
アーク=フォース > (少女……修道女だろうか……) あの……単刀直入に聞かせてもらいますが……エクソシストや退魔の方々にお会いしたいのですが……取り次いではもらえないでしょうか? (そういいながら、僅かに紅みを帯びた目を向ける、もし…勘が鋭い人ならば…多少の魔の気配があることに気付くのだろうか…) [Fri 6 Oct 2006 22:11:17]
セレニア > ( 相手が何を警戒するのか… そもそも、そこに礼拝に来ている人が居る事すら知らず。 扉を開けたまだ少女の域を出ない修道女は、かけられた声にまず礼をした。 少し小さめの声で話しても十分に聞こえる程度の距離まで歩み寄り、口を開く ) ―――こんばんは。 何処か、お探しですか? こちらは――― ( 多分、案内などもあるのだと思う。 少年が何をしに訪れたのか、少女は知らないけれど… 本堂だという表示に従ったのであればきっと本堂。 今、二人の居る礼拝堂の名前を告げて… けれど相手は、そんな事を聞いている風ではなかったから、礼拝以外の要件があるのだろうかと、静かに見つめている ) [Fri 6 Oct 2006 22:05:03]
アーク=フォース > (何時もの紅の瞳は身を隠す様に人の黒の瞳、扉が開かれて、その方向に目をやる…その目は僅かに紅色を取り戻す、身構える事はしないが、一応の警戒をしながら、扉の奥の気配に声をかける) 大聖堂の…方…ですか? (目は開かれた扉の方に釘付け……見えた人影に声をかけた) こっちは実は本堂じゃないって…ことですか? (一瞬不安になり、声にだす……本当にそうだったら怖いし) [Fri 6 Oct 2006 21:54:17]
セレニア > ( 静かに閉ざした司祭執務室の扉の前で、ウィンプルまでかっちりと着込んだ薄紅色の瞳の修道女は、浅い溜息を零した。 …凪いでいた筈の気持ちは簡単に揺らぐようになって… 今も、少しざわついている )   ( 戦闘能力の水準を問題にして、シスター・ティフィスとは吸血鬼狩りを供にする事が無いよう、申し出た。 どうなるのかは分からない。 これで良かったのかどうかも、分からない。 …ただ、申し出が受け入れられれば、少なくとも彼女を危険に晒す事は少なくなるし… 吸血鬼を前にする時の彼女を見なくても済むようになる。 解決にはならないけれど… 今はそれだけでもと、頷くように視線を落とし――― それでも晴れる事は無い気持ちに、足は自然と聖堂の方へ向いた )   ( 薄紅色の瞳… そのせいで、あまり人前に出る事をよしとされないのだけれど、この時間なら訪れる人も少ないだろうと――― そのまま少年がそこに居るのなら、暫くして奥へと続く扉の一つが開かれるだろう ) [Fri 6 Oct 2006 21:46:53]
アーク=フォース > (今日も聖堂のドアを開く…誰も居ないだろうけど……やっぱり何か威圧される感じがするが…ゆっくりとドアを開ける) これじゃ…パプテス教徒みたいだよ…神様なんて…居るけど、見てるだけなのに…… (聖堂への扉がゆっくりと開かれる……あるのは昨日同様の椅子と…奥にあるのは恐らく聖像か何か…) [Fri 6 Oct 2006 21:42:57]
お知らせ > 人影さんが入室されました。 『大聖堂の大扉を開けようと…』 [Fri 6 Oct 2006 21:37:49]
お知らせ > セレニアさんが来ました。 『( 一礼して、退室する )』 [Fri 6 Oct 2006 21:33:44]
お知らせ > アーク=フォースさんが帰りました。 『威圧感よりも、誰も居ない…それがすこし…悲しかった…』 [Fri 6 Oct 2006 01:07:18]
アーク=フォース > (先ほどは川辺で天然といわれ…その意味は良く解らない…のろけてる? それとも…ぼけてる?) ボケてるなんてことは…ない…絶対に… (自信なく小さく呟いて、立ち上がる…) 誰も…こなさそうだから…また…日を改めようかな… その時には誰か居てくれてるといいけど… [Fri 6 Oct 2006 01:06:54]
アーク=フォース > (瞳の色の真紅は失われ、漆黒の色……闇に解けるような黒の色、自分には解らない……けれどそれは、周りの空気の違和感……歩く音だけが、聖堂内に響く…) 何なんだろう……圧迫されるような…誰かが見てる感じとも違う… (そう小さく呟いた後に周りを見渡すが、誰もいないようだ……近くの椅子に腰掛ける…) 勝手に座っちゃ駄目…かな…でも、すこし休憩… (そうして、辺りに気を配りながら、誰かが来たら、すぐに立ち上がろうと思った…)  [Fri 6 Oct 2006 01:01:00]
アーク=フォース > (此処の敷地に入ってからずっと感じている…違和感…威圧感…まるで外側から何かを押さえつけられる感じがする) だれか…いませんか? (すこし小さな声が…夜の静かな大聖堂では大きく響き、すこし驚く……) こんな時間じゃ…誰もいない…か いたらいたで…エクソシストの志願と…自分の魔法の事…聞いてみたいな… (出来るかどうかはわからない……第一、洗礼も受けていない上にパプテス教徒ですらない…教会育ちだけど) [Fri 6 Oct 2006 00:54:02]
お知らせ > アーク=フォースさんが入室されました。 『なるべく音を立てないように…大きな扉を開けた』 [Fri 6 Oct 2006 00:49:35]
お知らせ > シャリネさんが帰りました。 『・・・そして、とまとに祝福をかけてもらったとか。』 [Thu 5 Oct 2006 15:43:26]
シャリネ > ええ、ごめんなさい・・・本当に。 ( シスターには、謝って。鈴の輪をバスケットに戻すだろうか。そして、トマトに祝福をかけてもらうことに。内心、慌てて出してしまったものがトマトだったのだが、他に思いつくものがなかった。でも、お守り程度にはなると思う。 ) [Thu 5 Oct 2006 15:42:55]
シャリネ > ( 中断。ちょ、ちょっと待ってください。と。シスターから祝福前に鈴の輪を返してもらう。よく考えたら、鈴の輪にかけてもらって、聞いた話によると、吸血鬼やなんかは触ったり出来ないという。鈴の音だから、聞いてもらえないのでは・・・。という考えがふとよぎり、少女は慌てて止めたのだった ) え、えと・・・こ、こっちにしてください! ( と、鈴の輪を返してもらえれば、出したのは一個のトマト。そう、あの白夜ちゃんからもらったトマトである ) こ、こっちでお願いできますか・・・?( と、焦ったように頼み。なんとか鈴の輪は祝福されずにぎりぎりセーフ ) [Thu 5 Oct 2006 15:41:25]
お知らせ > シャリネさんが入室されました。 『・・・そして。』 [Thu 5 Oct 2006 15:37:44]
お知らせ > シャリネさんが退室されました。 『そして、祝福を受けに・・・』 [Thu 5 Oct 2006 13:28:59]
シャリネ > ( ついてきてください、というシスターに、そっとついていくだろうか ) [Thu 5 Oct 2006 13:28:13]
シャリネ > ( ふと、思う。もし、あの二人と話し合いを望んだとして、自警団の隊長さんの言うとおり、話し合いができる状況じゃなくなってしまうのかもしれない。でも、それでも話し合いたいというならば、身を守ることに徹するべきだ。ならば・・・自分のみを、少しだけでも守れるように、と ) お願い、できますか・・・? ( と、そっと少女は鈴の輪を手渡すだろうか。控えめに、だがしっかりとお願いし ) [Thu 5 Oct 2006 13:27:47]
シャリネ > ( そして、この空気に安堵する。たまたま通りかかったから、きたという程度。少女は聖堂内を眺めるだろうか。穏やかな表情で。そして・・・シスターと話し込む )  ―――・・・祝福、ですか? ( 聞いたのは、神の祝福。・・・バプテスに進行を寄せているわけではないが、興味はあった。それについて、詳しく聞いてみようか。 ) ( 聞けば、身を守るものだと聞いた。受けるだけでも違いますよ、といわれれば、ふわりと微笑んで ) 身を守れるなら・・・受けておいても損はないかもしれませんね。 ( と、穏やかに微笑んで、シスターを見 ) [Thu 5 Oct 2006 13:21:48]
シャリネ > (大聖堂の中。シスターに声をかけられれば、ふわりと微笑もうか ) こんにちわ。 ( と、挨拶した ) ( この間、お話したシスターだった。吸血痕のことを問われれば、もう大丈夫です、と首下を見せるようにして。丁寧に礼を言うだろうか。) [Thu 5 Oct 2006 13:15:51]
お知らせ > シャリネさんが来ました。 『歩いてここまで。』 [Thu 5 Oct 2006 13:12:56]
お知らせ > 維言さんが帰りました。 『( 書類に捺印される音に、溜息を重ねた夜のこと。 )』 [Wed 4 Oct 2006 23:56:58]
維言 > ( 何を今更と笑い飛ばさんばかりの、陽性の。 それを歪んでいるだの、今更言う資格はこの身にもありはしない。 …それを言い出したら、己が此処にいる事自体を否定するに等しいのだから。 だからせめて―― 笑い声に一滴、嫌がらせのように陰鬱の吐息を混ぜ込んで。 )  ……メリットは了解致しましたので、デメリット部分をさっくりと語ってくれやがって下さいますと、私が喜びます。 ( 上手い話には裏がある。神意を疑うとか以前に、ヒトの所業で為される事にはプラスとマイナスがあって然り。 げっそりと覇気の欠けた問いかけへの答えは、至極簡単なものでした。 ―― 措置自体は比較的短時間で済むが、一定期間痛みは消えないのだと。 …その程度で済むならと、安堵した私も私ですか。 )  で。その痛みが顕現している間は、休暇ってことですねって、よくよく考えてみると凄い理不尽な話――― ( 気付いた時には遅いのも、理不尽ながら毎度の事。 ) [Wed 4 Oct 2006 23:55:16]
維言 > ( 褒美か懲罰か。この二択に関しては、一応前者になるらしい。 唸りながら腕組みし、半眼で見やる向こうに飄々としたいつものツラ。 トントン、と指先にて示されたのは、手の甲。思わず、己のそれにも視線が落ちる。 )  …………あ。 ( 剥き出しになった手の甲には、まだうっすらと裂傷の跡が残されている。袖を捲って腕を露わにすれば、もっとはっきりとした筋が幾重かに。もう動かすには支障は無いし、血も流れはしないのだけれど。意識と身体が覚えている鈍い痛みに眉を寄せ掛けて、何を示唆されているのか気付いた。 …武具を使う打撃の術も、聖句を媒介とした術式も、全ては退魔の業に塗れたこの血を生かす為の手段。 術式を練り上げる力の源も、流れる血。結界や術式媒介としても使う以上に、これそのものが毒にも成り得る。 …此処まで巡って、気付いた。それはそれで、非常に頭の痛い結論だったけれど。 )  ……確かに、一々怪我を量産しないで済むというのは、僥倖なのですけれど。いいんですか、それ。 ( 体現としての奇跡では無く、その結果を利用する。 罰当たりと言えば罰当たりの所業を問う憮然とした響きに返って来たのは、からりと笑う声。いっそ、明るいとすら言えそうな。 ) [Wed 4 Oct 2006 23:44:11]
維言 > ……まず、一つ質問の許可を願うと言います。 ( 確認に対し、酷く簡潔に受諾の声は返って来た。 こめかみに指先当てた侭で、眉が怪訝そうに寄る。 )  ……それって、褒美なんですか。それとも懲罰か何かですか。 ( タイミング的に後者という可能性は少ないとはいえ、後ろ暗い事が全く無いのかと問われたら、それはもう視線を逸らさずにはいられぬ立場。 大聖堂とのやり取りに吸血鬼の使い魔使ったとか、もう色々。 …とは、いえ。その辺りは報告書でも意図的に省いた部分ではあるから、発覚したとは思わないのだけれど―― しかし。 )  ……聖痕顕現措置って、何ですかそれ。 血ーどかどか流せと? ( 間違った聖痕認識。 …現象だけを見れば、あながち大間違いとは言えない所がタチの悪さ。 装飾的な言い回しを取っ払って要点だけを纏めると、人為的な聖痕―― 正確に言えば、擬似的に現象を模倣したものを刻む事が出来るがどうするか。 大体そんな内容だ。 …どうするかも、何も。 ) ……何で、いきなりそんな話なんですか。  [Wed 4 Oct 2006 23:31:37]
維言 > ( 検討中とか、非常に便利な言葉が返って参りました。これって一見前向きなようで、検討した結果ボツとか良くありますよね――。 …此処まで述べたら、聖書の角でどつかれそうになりました。こめかみの脇を本の角が疾り抜けていく瞬間の風とか、中々心臓に悪いです。 ) ……毎度の冗句はさて置くと致しまして。何用ですかと再度尋ねさせて頂きます。 ( 薄ら寒い感覚を残したこめかみを撫で擦りながら、鬱蒼とした視線をデスクの向こうへと。 何ぞ切羽詰った事態がまた起こっているとかいう場合でも、ぶっちゃけ働いてきたんですから勘弁して下さいと押し通したい所。 何時にも増してやる気の無さが篭められた視線に気付いたのか、閉じた空間に小さく溜息が響いたような。 )   ………は? ( でも。その口から形にされた内容は、想像の斜め上。思わず眉寄せて、問い返しの響きが漏れた。 ) [Wed 4 Oct 2006 23:22:39]
維言 > 私の休暇申請は一体いずこにと聞きますよ、本当。 ( 大聖堂の中、奥まった場所にある部屋の中。大して広くも無い室内はランプの明かりに照らされ、デスクの向こう側には上司様のお姿。 扉付近に陣取った黒尽くめの矮躯の仏頂面は別段、今に始まったものでも無いけれど。殊更に憮然とした様を押し出し気味に。 ) ……なので、こうしてお呼び出し頂いた理由的には、ボーナスが出たとか丘陵が挙がったとか、そういうのを期待したい所なんですけれど。 ( のたくたとやる気無さげな口調は変わらず。口にする内容も、商業地区もかくやといった風情ではあるが。 …デスク向こうの人影は、それも慣れっことばかりに淡々とした風情で一言。 それはまた後とか述べやがりました。 ) ……後って。 ( 期待していいのか、駄目なのか。それ。 ) [Wed 4 Oct 2006 23:13:18]
お知らせ > 維言さんが入室されました。 『 …何と申しますか。 』 [Wed 4 Oct 2006 23:10:07]
お知らせ > ミカドさんが帰りました。 『------------Fama volat』 [Mon 2 Oct 2006 03:35:16]
ミカド >  ――――………。(どうにも「これから!」という所で話を打ちきられたように感じてならない。 黒の魔王は結局どうなったのか。誰が倒したのか。どのように倒したのか。魔界の調査結果や、魔界の住人達の様子。――聞きたい事が増えたじゃないか。 己を見下ろす視線を感じて、十字架を見上げた。) ――――何かいいたげだね? (十字架の男は当然答えない。 男は暫く睨めっこを続けていたが、ふ、と唇を歪める。)――――「天界」の門が開くときはヴェイトスにいたいものだ。(と、独り言をもらすと、踵を返した。―――此処から先の話は、貴族連中でも知っている事だろう。推理小説の犯人を捜すように「英雄達」の名前を探ろうじゃないか。 カツコツと革靴を鳴らして) [Mon 2 Oct 2006 03:21:45]
ミカド > (修道女の足音も去り、影すらもなくなった後。   しん  と、耳が痛くなるような静寂が戻った。  蝋燭の芯が爆ぜる音が時折微かに聞こえる。―――…下げた頭を戻して、背筋を伸ばした)――――。(大きく息を吸って、吐くのは無意識のうち。) [Mon 2 Oct 2006 03:12:34]
ミカド > (トマゴは今頃、元気に育っているよ。見たい人はどうぞトマト戦争が終わった後、斡旋所にいってみてくれ!…きっと、返却されたトマゴがいるに違いない。それかダンボール箱の中にインして、良かったら貰ってあげてくださいって書いておくよ) ―――………。(黒の魔王。赤の魔王。魔法陣。赤い雨。――成る程、ヴェイトスは自分が居ない間、盆をひっくり返すような状況だったらしい。――その場にいなかった事を少し後悔した。) ――――……あ、と。 (消灯時間と言われて、随分修道女の話に聞きいっていた事に気がついた。) いえ、有難うございました。――長々と申し訳ありません。 良い夢を。 (顔を上げ、丁寧に礼をして見送った) [Mon 2 Oct 2006 02:58:06]
お知らせ > 黒江さんが退室されました。 『( また廊下の真ん中で寝てるのを発見されたらしいよ。 )』 [Mon 2 Oct 2006 02:46:29]
黒江 > ――― ええと、申し訳ありません…そろそろ、眠らない、と。 ( 既に消灯時間自体は過ぎているのだから。そのような事を告げれば、もう一度頭を下げて。 ) それでは、お休みなさい、ませ。 ( 更にもう一度頭を下げた上で、聖堂の奥に消えて行くだろう。 ) [Mon 2 Oct 2006 02:46:00]
黒江 > ( 今商業地区で噂のトマゴだろうか。ちょっと見て見たいかも知れない。 ) ――― 黒の魔王、と呼ばれていたように記憶してます。矢張り、詳しい事は良く知りませんけれど。その魔王は、紅い悪魔の開いた門を維持する役割を担っていたそうです。 ( 維持役が潰えれば、門が閉じるのもまた必定。門が閉じれば、紅い瘴気の流入も止み ――― かくして、世は事もなし。 ) ――― その影響は、割と様々なところに出たと聞いております。でも、私が知ってるのって、このくらい、でし、て。 ( 申し訳ありません、と。頭を下げた。 ) [Mon 2 Oct 2006 02:42:49]
ミカド > (その時は身代わりトメィト男を写そうと思った。た。) ……なんと?では今回滅ぼされた悪魔の主と言うのは――……(別にいるのか。片眉を跳ね上げる。――どうやらまだ続きがあるらしい。修道女の薄い表情をチラと見やり――)……失敬。 (謝罪の言葉は短い。頷く事で、話の続きを促して)――――――…ああ。「赤い雨」の話は聞いています。と、言うのも…朱鷺乃都からティアン港へ船が到着する間際に、その雨の所為で朱鷺乃都へ引き返す事になったんですよ。その時に大聖堂への寄付を思い立ったんです。(聖女への手紙は、ちょいとばっかし冷たい言葉が添えてあるが――修道女は知らぬだろう。ほふりと溜息をつく横顔は、憂いを帯びて) 先を聞きましょうか。――そこで終わる物語じゃないのは、既に知っていますから [Mon 2 Oct 2006 02:33:17]
黒江 > ( そして新聞に掲載された似顔絵を見て【('A`)】←こんな顔をするんだろうと思ふ。 ) ――― いえ。紅い悪魔が倒されたという話は未だ聞き及んでおりません。実は、紅に与する魔がもう一人居まして。 ( 倒されたのは其方の方です、と。表情変わらぬままに言う。そう ――― 紅の魔は未だ行方知れず。その動向は、それに与するもの達にさえわかっていない徹底振り。 ) ええっと、続きですが。悪魔が攻めて来るだけなら、まだ良かったと思います。本当の問題は、魔界と此方が繋がって一週間ほど立った後にやって来ました。 ( 吶々と、続ける。 ) 魔界の空気がこちら側を侵食して ――― 雲や空は赤く、夜空は赤黒く染まってしまいまして。更に雨まで紅くなりました。そしてその紅い雨は、人の欲望を引きずり出したそうです ――― 本当にそうだったのかまでは、私には判らないのですけれど。それで、街の治安が悪化したとも聞き及んでいます。水の浄化にてんてこまいでしたから。 [Mon 2 Oct 2006 02:22:44]
ミカド > (むしろ微笑ましい。だが、事実――今現在寄付金の1/2以上は吸血鬼からの寄付金で成り立ってる事実。……思うと…この事実がばれたら、大聖堂の顔に泥どころの話じゃない気がした。恐ろしい。 無害な吸血鬼なんで見逃してくださいと土下座する事にした。) ――――……。(「多すぎた」その響きは、戯れに聞きに来た吸血鬼の胸にも、沈んだ余韻を残した。――表情を作る事なく視線を地面に落とす) 紅の悪魔――……その名前だけで十分です。(「ヴァイオレート」の事だろう。この吸血鬼も実際に見た事があるわけじゃない。だが、貴族の黄色い嘴は、嘘も誇張も織り交ぜた事実を語る時がある。……そして、個人的に聞いた話から察するに、その名前が浮かぶのは、そう可笑しな事ではないはずだ―たぶん)……ふむ。では、今回倒されたのはその「紅の悪魔」なのですね――……(黒の悪魔がいた…という事は聞いていない。 だから、倒されたのは「紅の悪魔」なのだろうと思った。)―――よろしければ、その悪魔を討伐した勇士達の名前をお聞きしたい。(どんな風に滅んだのだろう?どのような言葉を残したのだろう?――悪魔と吸血鬼。種族は違えど性質としては、混ぜても代わりあるまい。ヴェイトスを攻めた悪魔の最後――それは、退屈を嫌い、ともすれば「生」すら疎みそうな吸血鬼の興味を引いた) [Mon 2 Oct 2006 02:13:08]
黒江 > ( 吸血鬼、大聖堂に寄付した実績を盾に無害を主張。そんな記事がヴェイトス新聞に載る日が来たら笑う。 ) ――― 嘘と断じるには、犠牲者が多すぎました。 ( 埋葬やら何やらの手伝いに出たから判るのだ、けれど。その表情は聊か陰りを帯び。 ) はい ――― これもまた、人に下された天の試練だったのやも知れません。 ( それをパプテスト的且つ好意的に解釈すると、そうなるらしい。 ) 詳しい事は判りません、けれど。紅い悪魔と呼ばれていたように記憶しています。その、昔ヴェイトスを攻めようとして居たと言うのが、実は良く判りませんので ――― 判らないの、ですけれど。 ( 昔の事件と言うのは、正直に言うと良く知らない。己はその頃まだアマウラに居たのだし、本当に厳密な意味で言うならば ――― 今の 『 自分 』 は、そもそもこの世界に存在しなかったから。 ) [Mon 2 Oct 2006 01:59:42]
ミカド > (それはそれで地獄だぜーフハーハハハ…400万パワーで、バリアー張れるって信じてゆ)…事実なのですね。「魔界」――驚きました。(正直冗談だと思っていた。大掛かりな古代魔法の類が作動したのではないかと思っていたが、シスターの話を聞くと「魔界」と呼ばれる土地が存在し、確認されたという事だ。 素直に驚いた。)……「天界」の門は、一緒に開いてはくれなかったのですね。( 貴族の表情が曇る。――尤も表面上は、だが。真実を聞いて、受け止めきれない貴族を気取ろう。眉間に指をあて)……… なるほど。「アマウラを素通り」とは不思議な事ですね。被害が少なくなって幸いと言うべきでしょうか。そういえば…噂ではその悪魔を率いたのは、何時ぞやヴェイトスを攻めようとしていた悪魔だとか聞きましたが――事実ですか?(杖の頭を、唇に添えて不安そうに、おずおずと尋ねる。――だが、男の内心を覗けば、これは純粋な好奇心。不安さの欠片もない質問だ。 ) [Mon 2 Oct 2006 01:51:51]
黒江 > ( 寧ろヴァンパイアハンターとかエクソシストとかが突撃してきたりしたら笑って良いのか泣いて良いのか。やるなら如何か外で! とか微妙にずれた言葉が聞けるやも知れんが。まあ、さて置いて。 ) ――― いえ。財力も立派な力だと思います、し。そう言う意味で御力を御貸し下さったのは事実ですから。 ( それに ――― あんな非常時だからこそ、食糧やら水やらの金を吊り上げる輩も出たりするのだから。寄付金の用途までは知らないけれど、悪いようにはされていないと信じているゆえ。 ) ――― 嘘だったら、どんなに良かったかと思います。兎に角、魔界と此方側が繋がりまして。門の向こう側から 『 悪魔 』 と呼ばれるモノ達がやって来たのです。先ず、悪魔達はアマウラを素通りし、ヴェイトスの正門を執拗に攻撃して来ました。門の内側に潜り込んで、内側から門を襲撃した悪魔も居たと聞いています。撃退にこそ成功しましたが、人間側も無傷とは行きませんでした。甚大な被害が出たと聞いています。 ( 吶々と、出来るだけ平穏を保ちながら語りを続けよう。 ) [Mon 2 Oct 2006 01:39:02]
ミカド > (此方も、己の正体を十字架の前でばらすつもりはない。悪魔騒ぎで色々敏感になっている所に、油を注ぎ込むような真似はしたくない。――とは言えども、この場に「吸血鬼」が乗り込んでいる辺りで既に十分「油」ではあるのだが。――種族看破能力を持った人物が現れるか、或いは「同属」が現れるかのどちらが現れなければ、取り敢えずは、その心配はないのではなかろうか――予想外は何時でも斜め上から強襲してくるので、断言はできないが)……いやいや、そのように仰らずにどうか――。 ……私が悪魔どもを撃退できる程の力があれば良かったのですけどね。生憎、この二の腕に宿るのは”非力”さばかり。ならばせめて、自分に出来る事を…と行動した結果でしかない。 前線で剣を持った方々にとっては、この程度の金…「砂漠の金」…命と金を天秤にかけるのに等しいでしょう。 お役に立てたのならば幸いです。(「前置き」)―――ええ、それで結構です。お願いします。(「魔界」)………………。(噴出しそうになった。精神力で押さえ込み)…”嘘”では、なかったのですね。 [Mon 2 Oct 2006 01:27:05]
黒江 > ( ――― 恐らくは、背後からそれを見る形になるのだろう。故に、ただ大きな十字架を見上げているだけと認識するのが関の山。 ) ―――…… ( きょと。どこかで聞いたことがあるような気がして、きょとりとした顔を其の侭に思い出す努力。西園寺、西園寺、西園寺 ――― 思い当たる。確か400万なんて膨大な寄付を一括で支払った凄い人だ。 ) そ、その節はお世話になりました。 ( 取り合えず頭を下げておく。精神力5、窮地に大声を出さない事が出来るのが役に立った瞬間。大声出したら多分叱られるし。 ) ――― そ、それで、ええと……悪魔騒ぎ、でしたか。私に判る程度で宜しいのでしたらと、前置きさせていただきまして。 ( 取り合えず札束びしばしとかされたら色々大変なことになると思う。場が場だし。 ) ――― ええっと、先ず。アマウラの近辺に魔方陣が発見されて、それが魔界との接点である事が判った所までは省略させて戴きます。 ( ――― いきなりはしょった。 ) [Mon 2 Oct 2006 01:09:08]
ミカド > (十字架の主と視線を合わせて見ても、目の奥を焼かれるという事もない。――改めて自分の変化を実感しながら吸血鬼の男は、そろそろと息を吸う。――呼吸の真似事――やはり、聖堂内の空気が喉を溶かすという事もなかった。一回目は深呼吸。二回目はやや浅く。三回目は浅く――そんな確認作業を続けていると)  ……。 (振り返る。眉を軽く跳ね上げて)…ふむ。なるほど。「西園寺」が来たと伝えていただければもしや…と、思ったのですが、然様ですか。ならば仕方ありますまい。――……。―――………。失礼ですがシスター。(シスターに改めて視線を合わせ) 私暫くヴェイトスを出ていたもので、最近の「悪魔騒ぎ」に詳しくないのです。 野次馬のように思われるかもしれませんが、心配性でして――「知らない」と不安でたまらない。…出来れば、詳しくお聞かせたいただきたいと思うのですが――…(聖女でなくとも、目の前のシスターが「お伽噺」をしてくれれば、此方は問題ないのだ。それこそ、札束でびしばしを此処で披露する勢い。何の話――男は、少しばかり恥ずかしそうに、顔を逸らして言った) [Mon 2 Oct 2006 00:58:21]
黒江 > ( 急ぎではなく、出来ればで良いと言う言葉が聞こえたなら。司祭殿は何言か彼女に告げ、奥へと引っ込んで行くだろう。ややあって、客人たる貴女の元へと歩む見習い修道女。 ) その。聖女様は何分御多忙の身ですから ――― 時間が取れるか如何かは判らないそうですが、取り合えず確認してはみるとの事です。 ( その間、君はその客人の相手でもしていてくれと頼まれた。取り合えずこの場で格好が違うだけとか言ったらちょっと周囲の視線が痛くなると思われる。処で、客人の名前とか全く確認して無いが ――― 大丈夫なんだろうか。そんな益体もない事を思ったそうな。併し今更確認してももう遅いような。 ) [Mon 2 Oct 2006 00:43:44]
ミカド > (朱鷺乃都人だと一目で分かる顔つきをした男は、帽子を胸に添えて、軽く頭を下げ)――火急の用というわけではありませんが、少しお尋ねしたい事がありまして――「出来れば」でかまいませんので、少しお時間頂けたらと思っております。(「少々お待ちください」)…――よろしくお願いします。(楚々とした修道女見習いの姿を見送る。……ちなみに見習いであろうと、この態度はかわらないだろう。そもそもパプテスにも詳しくない。修道士と牧師と司祭の違いすら曖昧だ。尋ねられたら、「格好が違うだけ」とか答え始める危険性が多々ある。 突付かない方が宜しい。 ――静寂満ちる聖堂内。聞き耳を立てれば、人の声も聞こえよう。――興味は湧くが、今はぐっと堪えて―― そ知らぬ顔で長椅子の合間を進んだ。祭壇へ近づきながら、帰りを待とう) [Mon 2 Oct 2006 00:37:23]
黒江 > ( 礼拝堂は人を拒まない。只 ――― 悪魔や吸血鬼は、その限りでは無いだろうけれど。それでも、こういう場所に上手く入り込める吸血鬼だって居ると言うことを、彼女は知らぬ。ましてその吸血鬼が大聖堂に400万ほど寄付してて、札束で人の頬を叩けるくらい潤沢な資産を持ってるとか、知るわけも無い。知ってたら寧ろ凄いと思う。だから、目の前に居る人は普通の人だ。普通の人間だ。そんな風に認識した。 ) はい、こんばんは ――― 聖女様、ですか。少々、お待ち下さい。 ( まだ見習いなんだけどなあ、とか思ったけれど。どうせ見た目じゃあ判らない物だから仕方ないのである。一々是正してても限が無い。取り合えず、とてとて歩いてそこら辺で話し込んでいる司祭様とかに問うて見た。曰く『 聖女様に会いたいと仰られました。 』 とか何とか。耳を澄ませば聞こえるやも知れぬ。 ) [Mon 2 Oct 2006 00:26:23]
ミカド > (礼拝堂に続く扉を、修道士が押す。 視線で目礼を交わすと、足を進めた。――此方の身分は既に伝えてある。 出来れば寄付を募った責任者などに話をつけられれば話が早いのだが――何せ、一度、二度顔を合わせた事もある。 茶にでも誘って、札束で頬を叩きながら話を聞くとかできるかもしれない※できません  そして)     ……………………。 (始めて見る『大聖堂』の中に、一瞬動きが止まった。 高い天井。  並べられた長椅子。 正面の十字架。 少しだけ――――――ほんの少しだけ、この場所が、自分を拒むかもしれない可能性を浮かべたが――踏み入れてしまえばなんて事はない。 ただの礼拝堂だ。 ――「礼拝堂」 スラムにある金髪の牧師が管理している教会と、然程変わらないように感じた。  装飾や広さや等は比べ物にナラないとしても、だ)    ――――。  (扉を潜った所で、固まっていた男は、声をかけられ我に帰った。 やや余裕のない面を修道女の方へ向けて) ―――失礼しました。 御機嫌ようシスター。 ええ――…… お祈り、もかねて少し『聖女』様へ取次ぎ願えないかと思いまして。 [Mon 2 Oct 2006 00:17:12]
黒江 > ( 一般的な修道女の衣装に身を包んだ、東洋人風貌の女だ。取り合えず聖堂内に入ったら、先輩殿から 『 キリヤ。ちょっとお客様のお相手をしていらっしゃい。 』 とか何とか、そんな事を言われた。何で自分で行かないのか気になったが、未だ皆忙しく動き回っている様子から何となく察した。成程、この中では一番 『 出来る事が無い 』 からか。とても単純な理由だ。 ) ――― ええ、と。お祈りでしょうか。 ( 何となく勝手がわからず、おずおずと問い掛けたらしいよ。 ) [Mon 2 Oct 2006 00:10:32]
お知らせ > 黒江さんが入室されました。 『( 祈りを捧げに来たらしい。 )』 [Mon 2 Oct 2006 00:06:20]
外套姿 > (その事により、居場所がなくなった男は、トメィト男があんな状況な為に、トマト戦争に参加も出来ず――さて、今宵はどうして過ごそうかと、窓の外を眺めながら考える事少々――。 ぴん と、思いついたのが、此処だった。  ――赤い雨やら、魔族の影響で、どこか騒がしさ拭えぬ大聖堂。 自分がヴェイトスに居ない間に起こった「御伽噺」の続きを聞くのは、適度な暇潰しにはなるんじゃなかろうか。 何よりも、自分には「寄付をした貴族」として、その権利があると思う。 ――そして400万の威力はどれほどか、とも。) [Mon 2 Oct 2006 00:01:45]
外套姿 > (――商業地区を騒がせたトメィト男は、今頃すくすくと暗室で成長している事だろう。 植物がぐったりしたら、日陰に避難させて、療養させる事が一番だって貴族様は知っていた。 栄養源として、ミルク粥ぶっかけるけどな。※元気のない原因の一割はそれの所為だろう※  ―― なんて、尤もな事をいっているが、実は、部屋に連れ込んでそのまま頭をスライスしてサラダにしてしまおうと思ったのだが、物凄い萎れっぷりに思わず同情してしまったのだ。 振り上げたサーベルは、しおしおと鞘のなかへ収めて、 思わず水を注いでみたら、急に元気を取り戻して、睨まれたのでサラダに出来なくなったそのままそこで療養させる事にしたのだ。…どっちにしても物騒な話とか) [Sun 1 Oct 2006 23:44:58]
外套姿 > (今現在、自分の棺桶――と、呼んでいる日の差し込まぬ部屋の中で、土と水に浸して療養している―――ッッッッ ) [Sun 1 Oct 2006 23:38:22]
お知らせ > 外套姿さんが入室されました。 『(トメィト男は――――)』 [Sun 1 Oct 2006 23:36:54]
お知らせ > セレニアさんが退室されました。 『( ヒップバッグを拾い上げて、髪を結い。 教会の中へと… )』 [Sun 1 Oct 2006 12:33:52]
セレニア > ―――はい、きっと…! ( 走り去る背中に答え、手を振り返す。 ―――少しずつだけど、厨房での仕事も出来るようになって… 歌も歌えるようになった…。 『だからなんだ』 と言われてしまえば… 結局自分の価値などただ一つと認めざるを得ないのだけど… それでも、全く意味が無いとは思わない。 今のシスターティフィスにはそう思ってもらえなくても… きっと、以前の彼女なら――― )   ( やはり、もう戻れないのだろうか。 …一人になって押し寄せてくる寂寥感に立ち尽くし… 首を振った。 少なくとも彼女が前線に立つ事が無くなれば、危険から遠ざけられれば、最悪の事態は防ぐ事が出来る。 …時間さえあれば… いつか、きっと… 元の彼女に――― ) [Sun 1 Oct 2006 12:32:46]
お知らせ > ジャスティスさんが帰りました。 『あわただしくかけていく』 [Sun 1 Oct 2006 12:26:10]
ジャスティス > ええ、それじゃあ、今度炊き出しでも手伝っていただけますかっ? (走りながら、手を振って走り去って……) [Sun 1 Oct 2006 12:24:11]
セレニア > ? …いいえ、そのような… ( それこそ神ならぬ身に正解を与える事など不可能。 そして神様は、どうも基本的に黙っているものらしい。 首を傾げられれば、ふるふると緩く横に振って『大丈夫です』と――― あざりー、アザリア、ラファエル。 『絞られる』 というと彼女の上司だろうか、なんて思いつつ… 素っ頓狂な声にちょっとだけ身を引いて目を瞬いた ) …はい、ありがとうございます。 お引止めして申し訳ありません。 ……ぁ…… 私にも、出来る事があれば… ( ヴァンパイヤハンターとしてでなければ満足に動かない体だけれど… それでも何もかもが全くダメという事は無い。 今、家路?を急ぐ彼女を手伝う事は難しいだろうけれど… 何かあればと口にして ) ―――お気をつけて。 ( 感謝の意とともに、改めて礼をしよう ) [Sun 1 Oct 2006 12:22:10]
ジャスティス > いえいえ……明確なアドバイスが出来なくてごめんね? (離れたことで凶と出るか吉と出るか解からないのだから。相手の反応をうかがいながらぎこちなく顔を傾げて)  っとと!しまった!アザリーに絞られるっ!! (相手の礼に、いやそんな、と声をかけようとしたところで、跳ねるようにして、今までとは違う素っ頓狂な、おそらくは素の声で叫んだ) あのっ……そのっ…………出来ることがあれば手伝いますから、気軽に司祭様にでも伝言をしていただければ、こちらに伝わりますので……。  [Sun 1 Oct 2006 12:13:56]
セレニア > …はい。 ( そこに別の人の名前が入ったとしても、好感を持っている人であれば迷い無く同じ答えを返すだろうけれど… 姉か母のように慕うのは、やはり特別なのだろう。 頷いて… 自分でもどうしようもなく、ただ流される事になっている現状を多少なりと変える言葉に、目を瞬く ) ―――離れて… ( 願い出れば叶えられるかもしれない… だからこそ、考え込んでしまう。 シスターティフィスが自分のお目付けに選ばれたのは、ただ自分が一番懐いている人だから、という理由だろう。 今となっては他の意図もあるのだけれど… それは聖教会の思惑で、本来戦闘技能を持たない一般の修道女であるシスターティフィスが、現場に立つのは不自然な事だ ) ―――そう… ですね。 少なくとも、それでシスターティフィスが、他のハンターを担当する事は無いでしょう。 危険に晒す事は、無くなるかもしれません。 ( 解決にはならないけれど… 彼女の身の安全だけは、それで確保されるような気がした ) …それっきり… 接点を失ってしまうのではないかと考えると… 変わってしまったまま、彼女を放って置くのも怖いのですが… 私にも、どうすれば良いか分かりませんから…。 …司祭様に、相談してみます… ( 紅い雨が止んだとは言え、まだばたばたしている感もあるけれど… 話くらいは聞いてくれるのではないかと… それで解決になるとは思えないから硬い表情のまま、それでも変化には違いない。 提案に、自分に言い聞かせるように頷こう ) …ありがとうございます。 申し訳ありません… 御心配をおかけして。  [Sun 1 Oct 2006 12:06:23]
ジャスティス > シスターティフィスのことが本当にお好きなんですね。 (それにしても、どうも解決策が見つからない話だ。中身が違う……なんて想像してみれば、思いつくのは悪魔付き……まさか。司祭様たちやエクソシストが気付かないはずが無い。)  ……まぁお仕事はお仕事として頑張るとして……一度、離れてみてはいかがです? 配置や、目付け役を変えてもらえるようにお願いするとか。直接の解決にはならなくても、何かのきっかけとか、最低気分転換くらいにはなるんじゃないでしょうか? [Sun 1 Oct 2006 11:47:40]
セレニア > ( 暗黒街やスラムの住人はタフ、という事だろうか。 元々治安の良くない場所で生きていた分、ちょっとくらい悪くなっても平気? そう考えるのなら、むしろ表通りの方が被害は大きかったのかもしれない。 なるほど、と頷いて――― 悪魔や吸血鬼が見つけ易かったと事も無げに語る修道女は、やはりとっても逞しいのだと思う。 パプテス空手の話は知らない。 でも聞いたら信じるだろう、きっと ) …紅くなる以前からの問題です。 悪化… と言って良いのか、更なる変化が無かった事を、喜ぶべきなのかもしれませんが… ( 気持ちを乱される事こそあれ、自分もまた一般的な欲望とは縁遠い。 雨の影響は深刻ではなかったと答え… 続く問いには、考えるように俯いて、そっと唇を噛んだ ) ―――分かりません。 …ヴァンパイヤを狩る事は、私の身体を最も有効に活用出来る事です。 その存在自体が罪である以上、擁護派も存在しますが、狩る事に問題があるとも思いません。 …私は、こうして務めを与えられる事を望んでいました。 …ですが、マスター… シスターティフィスは、それを望まなかったように思います。 私がそれだけを望む事をよしとせず… これは確認していませんが、人に害を為さないのであれば… その積りがあるのなら、ヴァンパイヤ擁護派でもあったかもしれません…。 矛盾していますが… 彼女に、私に同意して欲しいと思いながら… けれど嬉々として指示を下す彼女を、シスターティフィスであるとは考え難いのです…。 充実している、筈なのですが… ヴァンパイヤを狩っても、楽しくありません…。 ( 楽しいかどうか、の問題でもないとしても。 …焦りとはまた違う戸惑いが、そこにある…。 もう、それだけを唯一の神の国へ通じる道とは思えていないのだから ) [Sun 1 Oct 2006 11:37:58]
ジャスティス > いえいえ……確かに喧嘩や人死には増えましたけど、人がやったことですから。逆に悪魔や吸血鬼は動きが派手になって、見つけやすかったですよ。 (見捨てられるのは毎度のこと。暗黒街に住んでいる者たちは、折込積みで行動している。たくましさだけなら、市内でもぴか一だ。ケダモノなだけかもしれないし、実際そうなのだろうが) 成る程ね……空が青くなったからって、心配事は全て解決、とはいかないかぁ……。 (当然といえば当然だ。それよりも前から起きていた異変なのだから) まぁ、シスターティフスのことは不安だとしても……どうですか? 職務自体は。充実感を? (昔の、焦りにも似た不安感を抱いていた目の前のシスターの姿を思い出して) [Sun 1 Oct 2006 11:21:04]
お知らせ > ジャスティスさんが入室されました。 [Sun 1 Oct 2006 11:10:33]
セレニア > ―――ちょう… ( 動物?と目を瞬いて。 あまり突っ込んではいけない気がしてか、こくこく頷こう。 彼女の信仰は、自分には未だ分からない部分も多いけれど、もうじれたっくは思わない。 どこか優しく感じて、和らいだ表情のままリセットする様子を見守った ) …そうですね。 暗黒街やスラムは、特に大変だったと聞いています。 御無事で… ( よかった、と 変わりない様子にホッとする。 非常事態宣言は、実質街の暗部を見捨てたというのに ) ―――はい。 今度の事で、審問を保留にしていた小者を狩る動きに出たようです。 探索も強化されて、私も動員されていましたが、じきに収束するでしょう。 ( 礼には礼を返す。 苦労など。 結局は、命じられるままに動くしか、出来ない ) …はい。 対象を特定出来ていない状況など、現場の判断が求められる時には、マスターが同行します。 ―――私が望んでいた事のはずなのに… 彼女も、望まぬ事をさせられているという風ではないのに… なかなか、受け入れられません。 ( 紅い雨の影響は、殆ど無かったようにも思う。 それ以前から、変わりないと頷いて ) [Sun 1 Oct 2006 11:06:50]
ジャスティス > いいんです、信心深い人は、6時半のミサに来てくれるから、あとは、十字の切り方も知らない人たちに聖歌の一つも歌えるように調教を施すのみっ! ……コホン、とまぁ冗談は置いておいて、夜の仕事の人も多いですからね。 (本音を吐き出した後に、いいわけじみたことをもごもご言いながら咳払いしてリセット) じゃあ、お仕事の後……ですか。ご苦労様です。 (ペコリ、と頭下げて、セレニアの言葉につられるように、町並みを眺める) お変わりなく……ですか。お仕事はご一緒に? (前聞いた話を思い出しつつ) [Sun 1 Oct 2006 10:49:23]
セレニア > …そう、でしたか。 ( やはり苦労の多そうな暗黒街の教会運営。 場末(失礼)の事情をあまり知らなければ、どこか戸惑うような表情をしてしまうものの、信仰に生きるその姿に、無表情なりに顔を和らげる ) ―――? 食事目当て、という事ですか? それは… ぁ、いえ、私は… ( 食事が出されなければミサに来ないって本末転倒ではないかと口を開きかけて… 相手が笑うのであれば、悪くはないのかなと首を傾げるのみ。 …何を、と問われて自分の格好に目を落とす… 尼僧服とは違う、金具やベルトの付いた黒革の戦闘服は、細い身体をぴたりと覆ってアサシンか何かのよう。 花の手入れ… このところちゃんと出来ていないなと、花壇に視線を移しつつ、首を振ろう ) …いいえ。 夜明けを待っていて、少し眠ってしまいました。 …ここから見られる朝日は、綺麗です。 それに、少し考え事を… シスターティフィスにも、変わりはありません。 ( この場合の『変わりない』は、決して良い意味ではない ) [Sun 1 Oct 2006 10:44:14]
ジャスティス > いえね、聖餅と、聖水を分けてもらいに来たんですよ。二回目のミサに使う分がなくなってしまって……。  (腰のスモールソードと、ロングメイスがカチカチとぶつかり音を立てる。買い物袋は風に揺れて) いぇね、うちはお昼過ぎに二回目のミサをやるもので。ミサの後は軽食付き。江でも市内と来ない人多いから……あはは。 セレニアさんはなにを?また花のお手入れですか? (少し相手の表情が硬いように思えて、やんわりと尋ねてみる) [Sun 1 Oct 2006 10:32:17]
セレニア > ( ヴァンパイヤを前にした時の、戒めを解かれるような感覚も、今はより明瞭になった意識で疑念を募らせるばかりになっている。 教会に間違いはないのだと、どうしようもなく肯定する一方で、その『教会』の内部で与えられたヴェイトス市版の意識が衝突を生み、極めつけは姉のように慕う修道女にもたらされた変化だ )   ( 紅い雨も止んだ、魔界への門というのは閉じたらしい… それなら務めを与えられる事も減って… ティフィスと吸血鬼狩りに出る事も無くなるだろうかと、そんな事を考えていて――― やや鈍い反応で、近付く異音に顔を上げる。 こんな格好のままでフラフラしているのもどうかと思うから、とりあえず形ばかり立ち上がって ) ぁ。 ―――シスタージャスティス。 おはようございます。 ( ちょっとキョトンと挨拶を返しつつ、視線は買い物袋?へ。 金属音はそこからだろうか… それは? と目で問いながら ) …お急ぎのようですね。 お手伝い出来ることはありますか? [Sun 1 Oct 2006 10:25:30]
ジャスティス > (セレニアの思考を破るようにやや騒々しい足音が建物の方から響いてくる。金具のこすれる音を引き連れて飛び出てきたのは、髪を青に染めた一人の修道女。手にはズタ袋に取っ手を縫い付けた手製の買い物袋のようなものを持っていて) あら、シスターセレニア、おはようございます。 (知った顔を見つけて挨拶をする) [Sun 1 Oct 2006 10:18:03]
お知らせ > ジャスティスさんが入室されました。 [Sun 1 Oct 2006 10:05:52]
セレニア > ( 『自分が神の国へ入る』 基本的に、その為だけに戦いたいと願っていて… そんな話をする中で連れて来ていただいたこの場所は、もう少しの意味の付与。 朝を迎える街の為に、人の為に、という意識で、ごく単純な暴力を肯定してくれる )   ( …正直、そんな事は、あまり関係無いと思っていた…。 ヴァンパイヤを狩る事に、特別な理屈なんて何も要らない。 それはどこまで正しい事だと、狩り立てる事を禁じられている間、本来の務めを与えられるのは願って止まない事だった。 それなのに )   ( 今は、少しでも多く自分以外の何かに肯定してもらいたいと思っている。 勿論教会や、直属の上司であり教師に当たる人はそれを肯定してくれるのだけれど… 彼らに対する不信が、画一的だった意識を完全に乱していた ) [Sun 1 Oct 2006 09:52:53]
セレニア > ( 徐々に覚醒する意識で、思い出す。 与えられるようになった『本来の務め』を終えて戻ったのが夜明け前… 歳若い(ように見える)聖女様に教えていただいたお気に入りの場所で白む空を待って、そのまま眠ってしまったのだろう ) ……ん…っ…… ( ぐぐ、と軋む身体を伸ばして、曇り空の涼しい風に吹かれ、髪留めを解いた。 緩く編まれていただけの髪はすぐに広がって、風になびく )   ( 教会の朝は早い。 朝課をさぼってしまったと思いながら… 今更、別に気にするでもなく、深く息を付いて離れたばかりの石柱に背を預けた ) [Sun 1 Oct 2006 09:32:39]
セレニア > ( やけに明るい場所で目覚めて暫くは、自分がどうしてここに居るのか分からなかった )   ( もはや紅くない、真っ当な曇り空の下に広がる街並みを一望出来る大聖堂の中庭… テラスのようになっている場所で、背を預けていた石柱から重たい身体を起こし、力なく首を振る )   ( 奇妙な薄紅色の髪はウィンプルに隠されておらず、緩く編んだ大きな三つ編みが揺れた。 服も尼僧服ではなく、黒革の戦闘服が細い身体をピッタリと包んでいて… 傍には、無造作に転がされたヒップバッグと、ショートソード、拳銃… 教会で堂々としている格好では、あまりない ) [Sun 1 Oct 2006 09:14:45]
お知らせ > セレニアさんが来ました。 『( すっかり夜も明けた朝の中庭で、目を覚ます )』 [Sun 1 Oct 2006 09:02:59]
お知らせ > 維言さんが退室されました。 『 了解です。では、その日に。 ( 手を握り返して頷いた。 )』 [Fri 29 Sep 2006 06:06:26]
お知らせ > セレスさんが帰りました。 『 はいっ、1日ですっ…(感情を隠さず、ぎゅむぅと手を握って歩き出した。) 』 [Fri 29 Sep 2006 06:00:50]
維言 > ( 反応は余りにも顕著で、己のような代物にとっては何だか新鮮。 …なるほど。無事に戻れて良かったというのは、こんな実感か。 くつくつと肩が小刻みに揺れる。 )  分かりました。私の方は休暇届を上司様に提出済みですから、問題無いと言います。 明後日…一日、でしょうか。 宜しいお時間になりましたから、迎えに参りますから。 ( ひーふーみー。指折り数えてみる。時間が夜明けな所為もあって、日付の感覚が少し曖昧。 )  ……希望されてしまったら、全然罰にならないと言います。 ( だからといって、執行取りやめるつもりも毛頭無いのだけれど。 何気無く差し出す手は、握れと言わんばかりの。 夜明けから、二度寝ナラズの所業なれど、やっぱり謝らない。 周囲を警戒しての野宿では無く。もっとあたたかな眠りが今日は貪れそうだから。 ) [Fri 29 Sep 2006 05:57:05]
セレス > ( 色々と迂闊な話をしてしまいそうなくらい舞い上がっている。 自分でもわけがわからない感情爆発具合で軽く小躍りしつつ。 ) あ、あの、すみません―――今日明日のうちに済ませておかなければいけない事、あるみたいです。 明後日、まで待っていただけますか? ( 即OK、という所をギリギリ踏みとどまった。 此処で仕事を放り出して出かけたら、流石に無責任過ぎる。 びーくーるセレスティア。 ) だ、抱き枕っ…是非とも受刑を希望します…! ( 全然刑罰にならないかと思いきや、眠れなくなる予感。 さて、本当にそろそろ空も白んできた。 ようやく訪れた平和なお休みなら、少し長く眠っても良いだろう。 ) [Fri 29 Sep 2006 05:46:50]
維言 > ( まだ朝日が眩しくなるには少し時間があるのに、此処にだけ日が射したかのよう。 こんな風にぎゅっとして、わしわしして。それだけの事で、萎れた花は艶やかに咲く。 ―― ヒトの因果を、改めて思い知らされる瞬間。 ぽふ、と一度聖女の髪に顔を埋めた。 特定の個人と交友を持った経験が乏しいのは、実の所、己も。あんまりヒトの事を言えないのは棚上げ。 )  …夜が明けて、ご飯を食べてからです。せめて。外で食べても良いのですけれど。 ―― 宜しければ今日にでも、今夜にでも? ( 今度こそ、約束は果たせそうだ。報告は終了しているし、休暇届は叩きつけてきた。大任を果たした後だし、却下されたらグレます。 もそりと顔を上げて。 )  ………てい。 ( おでこうりうり、指先で。 )  教育的指導として、抱き枕の刑です。 借部屋は枕が堅くていけません。 ( 首こきっと鳴らして、何か言う。 ) [Fri 29 Sep 2006 05:35:17]
セレス > ( ぱあぁ、と表情が晴れ渡るのは気のせいでもなんでもなく。 怒られなかった。拒絶されなかった。それどころか何だかすごい撫でてくれたりする。 それだけであっというまに幸せになれる子供そのものの現金さ具合である。 よくよく考えてみれば、身の回りに居る人達はいつも自分の欲求を聞いてくれるけれど、どこか距離があって。 何か「物を喋る危険物」を取り扱うような緊張感がいつも張り付いていて。 その距離感が当たり前だったり、いつも申し訳なかったり、それで必要以上に要求するのが躊躇われたり。 「誰かと仲良くする」ということを今まで経験した事が無かったという話。 集団の中に居て、常に一人だった。 ) はいっ、今度こそ約束を…空はもう赤くありませんし、外に出られるくらい体調は良いですし、今直ぐにでもっ。 ( ぷふす、と鼻息荒く。 そしてそれは前もやった。 ) あ、う、努力します…ッ。 ( 何故に自信なさげか。 ) [Fri 29 Sep 2006 05:21:35]
維言 > ( 声の届かなかった時にも色々あったらしい。そんな事実が明らかになる夜明け前の事。 )  この場合オカズは私って、いやそんなスラングはさて置くとしまして。 …迷惑と言いますか、驚きましたけれど。 大丈夫、ですよ。生きてますし、死んでませんし。怪我も大した事ありませんし、無事です。 ( 聖女がどのような境遇で育ってきたかは知らない。けれど、寂しかったという言葉と繋ぎ合わせれば、心情と行動の因果は多少見えて来る。此処は彼女の生まれ育った場所ではないし、神官も聖女も優しいだろうけれど、でも。 何か変な衝動の赴く侭に、頭をわしわし。 ぼそぼそと連ねる言葉は、今は寂しくないんだって一言言えば済む気もいするのだけれど。 ) ―― 約束。果たしましょう。寂しいからイケナイ事をしてしまうと仰るのでしたら、寂しくないようにして差し上げます。 そんな事考える暇が無いくらい、引っ張り回して差し上げますから、お覚悟を。 ( だから、エロスは程々に。 嗚呼、なんかこの台詞に軽い既視感。少年少女の教育に当たる年なんだろうか、今年。 まだちいさな子供みたいな聖女に、思いっきり俗っぽい事も教えてしまおうと決心する瞬間。 目が開いてしまえば楽しい事ばかりでは無いし、辛い事の方が多いのかもしれない。でも、閉じた侭じゃきっと、寂しい侭になってしまうから。 ―― ある種物騒な決意はともかく。 )  ですから、エロスは程々に。 ( 小声でぽそり。 エロスは使用上の注意を守って正しくお使い下さい。 ※違う※ ) [Fri 29 Sep 2006 05:09:04]
セレス > ほ、ほ、本当にッ、すみませんっ、御免なさいっ、申し訳ありません…っ!! その、一度や二度ではなくというかその都度というかご迷惑だとは思いながらも、だって、寂しくって、オカズ? ―――あ、なるほど。 ( ちぃ、おぼえた。 余計な言葉を。 誰がちぃか。 本当にそろそろ聖教会はこの歪に育った聖女の教育方針を考え直すべきじゃなかろうか。 知られていないだけかもしれない、が。 ) 変ですよね? おかしいですよね? その、ただでさえ駄目なのにもっと駄目です。 イコトさまは女の方なのに。 ( 知識と経験のバランスの悪さが致命的なのか。実際になにかする時、妙に自制が利かない性格は。 本に載っていないことなんか全く知識の範疇外。 もふ、と頭を抱えられて(※都合、やや腰を曲げつつ。)わしゃわしゃされながらようやく少し、死んじゃいそうな緊張が解けた。 怒られなかった?とか。 犬なら勝手に尻尾を振っていそうな具合で。 ) [Fri 29 Sep 2006 04:56:15]
維言 >  ……そんな、焦らしプレイのようなことを。 ( プレイとか言った。 示唆されて、けれど詳しくは教えて頂けない。それ自体は教会なんぞに勤めていると、日常茶飯事なのだけれど。抽象的な物言いでナンボの世界ですから。 ひみちゅとかはむちゅとか、何だか必死そうで、益々きょとんと。 色々と聖教会の明日が心配になる今日この頃、如何お過ごしでしょうか―― )  …ならば何よりだと言います。流石に、魔界からでは私も駆けつけられませんし。 ( やんわりと、冗句じみた言葉で少しだけ空気を緩ませながら。 顔を真っ赤にして、何だか泣いてしまいそうな聖女の肩に、手を置いてみる。 まさか、羞恥プレイ絶好調だなんて、それこそ天の主も異教の神とて気付くまい。 )  ―――― 。 ( 前に、部屋で? ぱたぱたと記憶のフィルムを巻き戻していく。 部屋でと言うなら、出立前の挨拶時ではないし、もっと前。 してたようなこと。してたような――   あ。  薄々感付いた所に、爆弾は落とされる。 )  ――― …… え、ええと。 アレですか、その、おかずでは無くて。 ……なーにお考えになってらっしゃいますか、このセレス様は、もう! ( オカズとかうっかり口からぽろっと漏れた辺り、ちょっと動揺気味。 なるほど。精錬に潔白に育てられた聖女にとって、アレは罪深い行いに違いない。とはいえ、生きている人間である以上、全く抜くなスルなと言う方が無理だというのも知っている。甚だ俗っぽい自覚はあるけれど。 いや、しかし予想外。寂しいと思う気持ちと不安感が混ざり合った結果だろうと考える思考とは別に、腕が伸びて。彼女の小さな頭をぎゅーっと胸の中に抱え込もうと。 身長の関係上、ちょっと無理な体勢になりそうだけれど、この瞬間はちょっと忘れた。もう、頭わしゃわしゃとかする勢いで。 ) [Fri 29 Sep 2006 04:44:33]
セレス > ひみちゅ(咬んだ)秘密ですッ。 ( それはもう小さく小さく申し訳なさ下に俯いて泣きそうな顔で即答した。自分から告白しておいて。 だが司祭様の言う事は確かだし、悪い事をしたという自覚はあるし、嘘偽りはいけないとおもう。 もうなんというか淫語言わされプレイである。 遥か遠隔地聖教会からの。 ) い、いえっ、とても平穏無事に大聖堂で大人しく…していましたっ。 でも、その、ええと、( ちろ、と視線を上げればやっぱり手の届く距離に不思議そうな顔。 暫しのどを掠れさせて出ない言葉を押し出そうと振り絞り―――――。 ) あ、の。 前に 私が 部屋で してたような ことを。 ですね。 ( がんばれ聖女認定。 ) してしまいました。                                 イコトさまのことを考えながら。 ( 頭の中、まっしろ。 ) [Fri 29 Sep 2006 04:33:35]
維言 > …おかげさまで、無事に魔王も倒して参りましたよ。 …仮にも、あんな事態を引き起こしていた代物の片割れと対峙しましたから。無事なだけ僥倖との向きもありますが。 ……命に関わるような怪我では無いです。私が言うのも何ですが。 ( 声の種類までは判別出来ずに、今何か? といったレベルだったのが天の慈悲かもしれない。いらん方向に。 小さくなっていく声に、首がゆらりと軽く動く。 …指先が触れた頬は柔らかくて。やっぱり少し熱く感じる。 )  ――― はい? …留守中に、何か変事でもありましたか? ( とんでも無い事。また抜け出してさらわれかけたとか? 一瞬にして巡ったのはそんな想像。 のそりと腕を解いて、些かきょとんとした視線が聖女の赤い瞳を見やる。 ) [Fri 29 Sep 2006 04:24:17]
セレス > ま、毎日お祈りは欠かしませんでしたか、ら―――――そう、ですかッ…お怪我、して、養生を。 ( 直立不動で次第に声をぼそぼそさせながら頭の中で10万回くらい高速詠唱懺悔中。 祈りは届かなくて余計なものは届く辺りやっぱりヴェイトス島である。 ) 赤…っ、あう、ご、御免なさいっ。 あの、あの、あの、わた、しっ、イコトさまのお留守にとんでもない事をををっ!! ( 司祭さまが言ってた。間違った事をしたら素直に謝りなさいって。 この場合言わなきゃ済む気もするけれどその辺の小器用な分別など対人経験の浅い娘19歳には分からず。 )  [Fri 29 Sep 2006 04:18:03]
維言 > ( 裏表どころの騒ぎでなく、隠し事塗れの代物にとっては、少し眩しくて。 そうであって欲しいような、違うような。何処か複雑な心も覚えるのだけれど。 全身で感じる温もりとやわらかさの前に、まあいいかで済ます辺りが何とも。 …近い人肌とか、随分久しぶりな感覚。きゅーっと。 ) でも、お心は届いた気が致しますよ。出先で、お声が聞こえた気もしましたし。あれが祈りの欠片だとしたら、天も中々味な采配をなさる事。 ( 実際には、祈りというか。あれでこれな事だったとかいう恐るべき事実は、知らぬ事。天の主も何やってんですか。 真っ赤になって固まる姿に、どうしたのかと首傾げながら。彼女の口から出た名前に、嗚呼、と一拍置いて。 )  …ええ。無事ですよ。向こうは怪我もありますから、元気とは一概に言えないですけれど。 ( 出島で無事は確認しているから、其処は淀みなく。 行きがけ―― 出立直前の出来事を思い出して、やや遠い目。 元々の髪色が白なのは、聖剣戦争時に見られているし、隠す事でも無い。細い指の絡む感触がくすぐったくて、くつ、と肩が小さく揺れる。 指先の器用さに関しては、此方もギリギリ人並みといった所。無問題。 )  ……顔、赤い。 ( あ。まだ硬直している。ゆるりと片腕を解いて、頬へと伸ばしてみる。熱が出たとかで無ければ良いのだけれど。 知恵熱?何か違う。 ) [Fri 29 Sep 2006 04:08:17]
セレス > ( 裏表が無いといえば聞こえは良いが、もう少しあった方が人生円滑かもしれない。 どうだろう。 当人に自覚が無い段階でどうにもならないか。 ) やっぱり、心配するだけは嫌です。 今度ばかりは無力感でいっぱいで――――あ、行きがけにご一緒したあの方、あ、あ、アイ…シェさま? もご無事ですか? ( ギリギリ名前が出てきた。 あの人がどういう方だかそういえば知らないが、同行したと聞いている。 少し色がまばらになりかけて白みがかった黒髪に、遠慮がちに皮手袋の指を絡める。 染毛、お手伝いしたいなぁとか目論んでいるが任せるには器用さ参照の覚悟が必要かと。 耳とか額とか黒くされることうけあい。 そして、不意に。 彼女の留守の間、部屋でしたあれこれいろいろを思い出していきなり白い顔を真っ赤にして硬直。今更。 ) [Fri 29 Sep 2006 03:55:31]
維言 > ( その分、熱烈さが真っ直ぐな気持ちの表れなんだろう。 機微に疎いツラした退魔にも、ヒシヒシと伝わってしまうくらい。 )  …多少はありましたが、支障ないですし。もう治りましたから問題無しです。  ―― 心配、されるのは中々新鮮な経験。 おかげさまで、かもしれませんね。今、こうして、戻って来られたのも。 ( 髪は染め色が抜けかけて褪せているし、衣服もきっちり洗濯はされているが、長旅でくたびれているのも確か。そろそろ新品を申請した方が良さげな風情だけれど、本人は常と変わらぬ調子。飛びつかれても痛そうな素振りのひとつも無かった辺りで、恐らく無事。 身体も清めてあって幸い。帰った直後とかだったら、この距離は少しアツ過ぎた。 ぽんぽんと背を叩く手が、のそりと上がって聖女の髪に触れてみる。 元気そうで良かったとは、ほつりと吐息と共に漏れた音。 ) [Fri 29 Sep 2006 03:44:16]
セレス > ( 今日か明日かと帰りを待っていた割りに帰ってきたらどう出迎えようかとか全く考えていなかったらしく。 聖女認定、いつでもその場でガチ勝負。 ※計画性というものが無い。 ) お怪我わ、う、あり、ない、んですね? 心配しました…心配しました…こんなに心配したの、初めてかもしれません。 ( よし決めた、と聞こうとした事を先に言われて変な具合。 色んな角度から本当に大丈夫かと確認しつつ、離れる気配なし。 近い。 身長の問題もあって顔とか近すぎる。 人肌の温かさとホンモノの匂いを堪能しているようである。 ) [Fri 29 Sep 2006 03:32:45]
維言 > ( いこ。えこ、えここ? 何か非常に間違った連想の浮かぶ夜の色は、もう赤色に侵される事も無く青み掛かった黒。もしくは漆黒。 その中にひっそりと混じる褪せた黒が、のたりと首を僅かに傾げる。 駆け寄って来る姿は、なんだか微笑ましいと同時に、転びそうではらはらするの図。 視線を上げてみれば、白銀の髪の聖女の顔も見えるんだろう。 )  ―― わぷっ  ( 飛びつかれた。避けるとかいう発想は無かった為、全身で受け止める次第。 体格の関係上、頼もしく受け止めるという形にならないのは些か情けないけれど、華奢な聖女に飛びつかれた程度で揺らぐような代物でも無い。 細い身体に腕を回して、やんわりと抱き留めながら。 )  ……無事に戻りましたと言います。 おかげさまで、大きな怪我もありませんし。結構元気ですよ。 ( ぽむぽむ。わんこ相手なら、わしわし撫でることも出来ようが。宥めるよりは確かめるような手は、柔らかく背を叩く。 全身で訴えられる感情の発露が、少しばかりくすぐったい。 ) [Fri 29 Sep 2006 03:23:25]
セレス > あっ、う、いこ、ええと、あのっ! ( わけのわからない声を出してがたんと椅子から降り、ぱたぱたと尚且つ非常にどんくさく駆け出した。 おあずけの姿勢で待たされていた飼い犬の如く。 ) はぁ、はぅ、ひぅ―――――御帰りなさい…っ! ( そしてその短い短距離走に息を上げつつもう一回。 それ以外の言葉が思いつかないのか、身振り手振りばかり先行して、感極まって両手を拡げて飛びついた。 犬にしては大き過ぎである。 飛びつかれる当人より少しばかり大きめ。 ) [Fri 29 Sep 2006 03:12:01]
維言 > ( 灯火よりは、夜の色―― 取り戻された暗色に溶け込んでしまう黒尽くめの影。 のっそりと動いたそれが口を開く前に、掛けられたのは迎えの言葉。 少しばかり意表を突かれた風情で唇が一度、音無しでぱくりと動いて。 ) ―― ただいまと言います、セレス様。 お元気でしたか? ( 何処か色褪せた長い黒髪が、頭を下げる仕草に揺れる。 抑揚や覇気をどこかに置き去りにしたが如き語調や声も変わらずのそれは、ともあれ五体満足で其処にいた。 ) [Fri 29 Sep 2006 03:05:54]
セレス > ( 小さく纏って長椅子の上で(タイイク)SUWARIをする白外套姿の頭が、ぴょこんと揺れる。 うじうじうだうだ悩んでいたのも、折角事態が収まったのに浮かない顔をしているのも、言ってしまえば個人的な欲求が満たされないのが原因で。 足音に振り返り、行儀悪く長椅子に膝を着いて人影を確認した。 ) お、お帰りなさいっ! ( そして確認する前にフライングした。 他人だったら何事かという具合だ。 ) [Fri 29 Sep 2006 02:57:35]
足音 > ( 静寂満ちた伽藍の堂に、不意に混じる音と気配。 入り口付近から響いた音は硬質。黒い影がのそりと揺れる。 ) [Fri 29 Sep 2006 02:52:44]
お知らせ > 足音さんが来ました。 『( ―― コッ )』 [Fri 29 Sep 2006 02:50:22]
セレス > ( クリスティアに引っ込んでしまって良いのだろうか、とも思う。 宗派の違いはあれ、此処にはクリスティアから訪れ、街の為、人の為に一生懸命奉仕する教徒が沢山居る。 平穏なクリスティアに比べて常になにかしらの危険が付きまとう、まるで呪われてでもいるかのような街だ。 自分が聖女として神に選ばれ、認定されたのなら、そういう時、そういう場所でこそ力を振るうべきじゃないのか。 複雑な政治的駆け引きを知らない娘は単純にそんな事を考えて、真剣に悩む。 言われたとおりにしていないと簡単にこの間のような迷惑をかけてしまうくらい無知で無防備で、とても一人で勝手な事をさせられる人間じゃないということを理解していないのだろう。 そも、これまで生きる糧と術、役割と生きる為の装具を与えてきた聖教会に反する事はどのみち娘には出来ない。 恩というものがある。 ) [Fri 29 Sep 2006 02:43:52]
セレス > ( 水の浄化も必要なくなり、する事が無くなれば確かに少し退屈なもので。 一応、可能な限り此処でのシスター達と同じような生活をしているが、与えられた仕事というものが無い分幾らも時間が空いてしまう。 只管祈りを捧げて過ごし、珍しい本(といっても大聖堂の蔵書、閲覧制限つき)を読み耽り、体力をつけようと室内でささやかな運動を繰り返す。 それでも不意に時間ができてしまって、今は聖堂の長椅子の端。 脚をぷらんと垂らしてステンドグラスを見上げている。 ) [Fri 29 Sep 2006 02:27:26]
セレス > ( 赤い水も無事収拾がつき、大聖堂は幾らか静けさを取り戻していた。 駆け回るシスターの姿もないし、家族を亡くした人の悲痛な祈り声も今は聞こえない。 伽藍とした夜の聖堂を振り返り、細く息を吐き出した。 此処も見慣れてしまって、もう部屋までの道を迷う事も無かった。 ) [Fri 29 Sep 2006 02:08:30]
セレス > ( いや、曇っているが。 あの赤い空を見慣れてしまった目には、ブルーグレイの曇天すら蒼に見えた。 心なしにか空気は清み、気がつけば季節は秋。 大扉の前で暫し空を見上げ、少しだけ外に出てみた。 もう以前ほど苦しくは無い。 ) ――――もう帰れますね。 帰れてしまいますね。 ( 事後調査などという名目ももう長く続かない。 クリスティアまでの長旅に耐えられるなら、直ぐにでも聖教会に呼び戻されるだろう。 2ヶ月近く滞在すれば、いい加減愛着も湧いてしまった大聖堂。 だが、それが駄目なのだ。 そんな風に思う事自体を聖教会としては阻止したかっただろう。 ) [Fri 29 Sep 2006 01:58:09]
お知らせ > セレスさんが入室されました。 『 晴れた。 』 [Fri 29 Sep 2006 01:53:01]
お知らせ > シャリネさんが帰りました。 『――きっと、後もう少しだから・・・。』 [Thu 28 Sep 2006 17:19:44]
シャリネ > ( 嗚呼、だめだ。もう、行かなければ。そう、おもって彼女は、まっすぐ前を向いた。正確には・・・やや俯き加減に。右腕にかけたバスケットに聖水の小瓶を入れれば、その手で涙を拭うように、目尻に指が通る。そして、小さくひとつ頷いて、少女は歩き出すだろう。意を決したように、ひとみにはどこか強い力を宿して ) [Thu 28 Sep 2006 17:19:04]
シャリネ > ( ―――嗚呼、どうして私はこんなことしているんだろうか。とも、思うのだ。けれど、好きになってしまったのがあの人であるから、受け止めるべき事実だとも思っている。そして、責任を持たなければならない、とも。でも・・・ ) ―――・・・ごめんなさい。 ( もし、神様がいるのなら。そして・・・かつて愛した人が、空の上で見守っていてくれるのなら。そう・・・呟いた。泣きそうだった。青い空が、滲んでいく。ちょっとだけ、ちょっとだけなら・・・許してくれますか?そう、思いながら、目を閉じた。顔を、上げたまま。頬に一筋だけ涙が伝うけれど、これも・・・今日だけ。事件が終わるまでは、泣かないでいたい。最悪、彼と別れる時だって、笑っていたい。そこまで考える。歌を、歌いたくなる。嗚呼、弱いなぁと実感する。こんなとき、どうして私は泣いてしまうのか、と。けれど・・・心が痛いのは、事実。他人のためにつく嘘なら、貫き通すと彼女は決心していた。けれど、自分の心に嘘をつくのは、辛すぎた ) [Thu 28 Sep 2006 17:16:34]
シャリネ > ( 恋人に対してもわからないところが多ければ・・・否、友人の気持ちはなんとなく。いや、痛いほど理解できるかもしれなかった。もしも自分が同じ立場に立ったなら、精神的にものすごく辛い。汲み取っている自分がいる。だから・・・場合によっては、自分の入る隙間などないと考えてしまうのだ。自分さえいなければ、もしかしたら二人は幸せになれるのかもしれないと。そして、少女は考える。自分は、何処へ行けばいいのか、と。だが、そんなこといえる状況ではなかった。何せ、自分が一番冷静だと思えるからだ。なんだか、あの先日の事件も、気がかりなことが多すぎた気がする。その日はわからなかったが、今になって浮かび上がる疑問も多い。彼から話も聞いたが、何故敵同士なのか・・・何故、そこまで切らなければならなかったのかわからなかった。色々事情があるにせよ、護衛についてくれている隊長の話を聴いても、疑問符が浮かび上がるばかり。彼も彼女も、まっすぐすぎたのだろうか。そして、不器用だったからだろうか。少女は、嫌になるほど冷静になっていた。本当は、ぜんぜん平気じゃない。辛くて仕方がないし、飲み込めていないことも多かった。自分を抑え押し殺して出す結果しか、未だに考えられていない。それしか浮かび上がらない。色々頭で考えれば考えるほど、どんどん冷静になっていくと同時に、自分の心を傷つけていた。理性で精一杯、自分を押さえつける。中から、じっと。思わず聖水の小瓶を握り締める。力がこもった。俯いて、唇を噛む。我慢しなければならないのだ。これは、自分の問題でもあるのだから ) [Thu 28 Sep 2006 17:01:04]
シャリネ > ( ―――そして、踵を返してそっと、大聖堂から出るだろう。内心、ごめんなさい・・・と思いながら。でも、こうするしかない ) ―――・・・・・。 ( 外に出て、見上げた空は美しかった。青々として、澄んだ空。大好きな、青空だった。綺麗で、いつもなら元気の出るはずの空。なのに、なぜか今はとても切なくなる。哀しいほど、美しいからだろうか ) ―――・・・。 ( もし、二人の居所がわかって、会えることができたなら、私はどうするというのだろう。二人の話を聴いて、いったいどうできるというのだろうか。正直、わからなかった。ただ・・・訊きたかった。二人がどうしたいのか。そして、わたしはどうしたらいいのか。友人と恋人。それは、少女にとってまったく別物だった。比べられるものではないのだ。種類が違うだけであり、同じくらい大事なのだから。綺麗事だとしても、簡単に切り捨てることなど、少女にはできない。しかし、考えれば考えるほど、絶望的で、よくわからない点も多かった。 [Thu 28 Sep 2006 16:54:17]
シャリネ > ( ―――処置してもらえれば――― ) ありがとうございます。 ( と、丁寧に礼を言った。いつもの、ふわりとした微笑みを浮かべて ) やっぱり、紅い雨の影響で最近物騒だったみたいですね。もう少し気をつけるべきでした。 ( と、言えば困ったように笑って ) 今は、空が青くて気持ちいいですね。 ( と、本当に心地よさそうな笑みを浮かべて言う。嘘は貫き通す。これは、つかなければならない嘘だから。そして、少女に聖水の小瓶を、シスターは渡してくれた ) ―――・・・あ、ありがとうございます。 ( 左腕の負傷。右手で受け取って、礼を言った )  [Thu 28 Sep 2006 16:48:11]
シャリネ > ――― ( カツン、カツン・・・と、ブーツの音が鳴る。静かな、大聖堂。少女はそっと、迎え入れてくれたシスターに、話すだろう。傷を隠すように首に巻いたショールを右手ではらりととって ) ―――ちょっと・・・やられてしまいました。 ( と、苦笑し。だが、誰に・・・と驚くシスターに首を振って ) わからないんです。スラムを通っていたときに、犬に襲われて・・・。 ( こうなってしまいました。と、嘘をついた。犬が吸血鬼化されたなら、なんとなく誰にも矛先が向かないだろうと考えたからだ。そして・・・処置をしてもらうために、シスターに次いでついていく。どうやら、深く突っ込まず、嘘を本当だと認識してくれたようだった。嘘をつくのは苦手だが、友人のことを騒ぎにはしたくなかった。切実問題である ) [Thu 28 Sep 2006 16:42:32]
シャリネ > ( 少女はゆっくりと息を吐き出した。正直あまり眠れていない。精神的な疲れがどっと出てきている。今は自警団の隊長とは同行していない ) ―――・・・ふぅ。 ( だめだ。しっかりしなければ。心の中でふるふると首を振る。そして一息ついてから、扉を叩いた。恐る恐る、その扉を開けようとするだろうか。彼女が此処へきた理由。それは、護衛をしてくれている人の忠告の下、吸血鬼・・・正確には、友人に噛まれた傷跡を処置してもらうためだった。自分のことは、自分でしなければいけないと思ったから。聖水で一応処置したものの、念には念を、と考え、わざわざ訪れることとなった。扉を開けば、そこには神聖な空気が漂っているだろうか ) [Thu 28 Sep 2006 16:34:16]
お知らせ > シャリネさんが入室されました。 『大聖堂の、前。』 [Thu 28 Sep 2006 16:30:42]
お知らせ > 維言さんが退室されました。 『( 欠伸をも一つ噛み殺して。もう暫くは空の下。 )』 [Thu 28 Sep 2006 02:55:59]
維言 > ( 白い月明かり。随分と久しぶりに見る気がする、光の色。 暫し無言で見上げた後、進路変更。 中庭に続く扉の前までやって来て、庭へと出る。 ヴェイトスがどのような状況になっていたのかは、上司様から大雑把に聞いたのみだが、この辺りは比較的影響が少なく見える。其処は腐っても聖域といった所だろうか。腐らせないのも仕事ですが。 )  ……何とか、約束は果たせそうだと言います。 ( 空は漆黒、銀砂の彩り。 その中で輝く月は小さく白く。 灯火と言うには遠けれど、清浄の光に目を細めた。 ) [Thu 28 Sep 2006 02:54:02]
維言 > ( ――パタン。 閉じた扉を背にして深呼吸。 報告終了。これで己の任務は一段落。後の処理は上司様の仕事だと言ってみたい。 )  ……後は。 ( のそりと廊下を歩き出しながら、思案は巡る。 任務は完了。後は私事レベルでの色々だ。 そう、まずは―― ) 御会いして、挨拶して、預かり物をお返しして、それから。 ( それから。 ふと、射し込む月明かりの色に気付いて視線を上げる。 ) [Thu 28 Sep 2006 02:50:27]
維言 > ( 経費はともかくとして。 ご苦労だったとの言葉に、目を鈍く細める。 ) ……いつものことでしょうに、らしくない。 ( 言葉くらい素直に受け取れとばかりに、書き損じの書類丸めたのが飛んで来ました。額に当たってあうち。 )  給金と休暇でしたら、幾らでも素直に受け取る所だと言います。 ―― 報告と事後処理完了したら、其方に受け取って頂きますよ。休暇申請。 ( のっそりと溜息ついて、こきっと首鳴らす。 欠伸を噛み殺す仕草に、上司様の視線がちょっと苦々しいですが、私はあんまり謝らない。 簡潔な労いと退室の旨を受け取って、緩慢に頭を下げた。色褪せた黒色が視界に揺れる。 ) [Thu 28 Sep 2006 02:44:38]
維言 > ( 鉄拳制裁も書類束のハリセンアタックも飛んで来ない辺り、一応労われてはいるらしい。 そういえば、出立の辞令を受けたのもこの部屋だったか。懐かしいと言い切るには薄い感慨で、変わり映えのしない室内を緩く見渡してみたが、デスクの向こうから届く視線へと向き直り。 ) ……いや。式典とか心底勘弁と。いいから給料上げて下さい。むしろ、経費で落ちませんか、色々。 ( 準備とか諸々でトータル30万くらい自腹切ってるんですが。備えあれば何とやらとはいえ、思い切り良くぶっちぎり過ぎですか。 視線を逸らす上司様に、じっとりと視線を注ぐ。真っ向から突っぱねられないだけ、脈アリだと思っておきたい所ですとも。 ) [Thu 28 Sep 2006 02:35:15]
維言 > 報告としては、後は別紙参照といった辺りで。 ( ランプの明かりが照らす部屋の中に、人影は二つ。 扉付近に佇む小柄な方が、何処か淡々として覇気に欠けた語調での報告を一区切り。 別紙、もとい報告書は、部屋の主の手元にある。 ) ご意見、ご質問に関しましては、後程纏めて承る次第と言います。 ( この場で聞く気は無いとばかりに胸を張る。 基本的にこの辺りで一発くらいはしばかれるのが通例なのだけれど。 ) [Thu 28 Sep 2006 02:27:13]
お知らせ > 維言さんが入室されました。 『 ―― 以上。 』 [Thu 28 Sep 2006 02:24:29]
お知らせ > 艶子さんが帰りました。 『―― とりあえずバナナか…。』 [Wed 27 Sep 2006 04:22:21]
艶子 > ( 最後に別れた時はお互い辛い思いをしたのだけれど、今思い返してみるとそんなのはクソ喰らえだと思う。 私は彼女が好きだ。彼女もきっと私の事が好きだ、いや大好きだ。だからどっちかが怪我をしたら心配しなくっちゃいけない、労わらなくちゃいけない。それが正しい形。 あの美しい姿、もう一度見たい。そして、前と違って背筋伸ばしてしゃんとしてる私はその隣に並んでみたい。 ) 問題は、だ。私、あの人が好きな果物って知らないんだよね。何を見舞いに持っていけば良いんだ? ( がしがしと頭を掻いた。 ) [Wed 27 Sep 2006 04:18:50]
艶子 > ( ショックである。そんなこと、全然知らなかったから。もう病院に見舞いに行くには時間は遅く、礼拝堂の椅子に座り込んでぼんやりと天井を見上げる。 ステンドグラスから差し込む月明かりはまだ紅の色が混ざり、この光を見て彼女は何を思っただろうと思う。それに照らされる十字架を見て彼女は何を考えただろう。戦いに至る彼女の決意はどんなものだったのだろう。 ――見たかった。それを掲げたあの人がどれだけ美しいか誰も知るまい。 ) [Wed 27 Sep 2006 04:00:06]
艶子 > ( 認めなおして欲しいだとか、そういうんじゃない。褒め称えて欲しいとか、そういうのでもない。ただ、無事に帰ってきたこの私を見て欲しかった。足の豆を潰すという名誉の負傷以外は傷一つ付いていないこの私を見て欲しかった。 私は走った。家に戻り白夜を安心させて、ギルドへの報告を済ませて。それから私は走った。大聖堂に向かって走った。旅の疲れの癒えぬ身体に鞭打って、人気の無い聖堂の廊下を急く気持ちを抑えながら早歩きして。 ) ”アレッサンドラは悪魔と戦い、怪我を負って入院しました” ( 修道女の言葉はまるで冷たい宣告のよう。彼女はここには居なかった。 ) [Wed 27 Sep 2006 03:40:52]
お知らせ > 艶子さんが来ました。 『この勝利を真っ先に伝えたい人が居た。』 [Wed 27 Sep 2006 03:21:37]
お知らせ > セレスさんが帰りました。 『 10ℓくらい行きましょうかっ、浄化! 』 [Fri 22 Sep 2006 02:10:57]
セレス > ( ぺたちんっ、と両手で頬を叩いた。常時装備の皮手袋越しなのでいまいち痛くなく。 ) 兎に角頑張らないと。 此処に居る間に出来ること、ちゃんと出来るように。 ( 遣り残した事など無いよう。 恥じる事無く精一杯やったと言えるよう。 心持ち大きな歩幅で廊下を歩き、気合を入れた。 それこそ聖教会からすれば、大聖堂に貸しを作って帰ってくるばかりでは困るだろうし、此処で頑張っても良い筈。 ) [Fri 22 Sep 2006 02:00:12]
セレス > ( 平和になって落ち着いたら、迎えが来るだろう。 それこそ、大聖堂を出て街を案内してもらうくらいの余力が出れば直ぐにでも帰還を命じられる筈。 随分と長居しているし、体力の問題で帰れないのと「調査」の名目だけが此処に留まっている理由だ。 本来聖教会の所有する聖女がいつまでも大聖堂の世話になっているわけにも行くまい。 帰ったらそれこそ、何をしていたか、誰とどんな事を話したか、おかしな事を吹き込まれて居ないか、根掘り葉掘りだ。 ) ―――…間に合うか、微妙。 ( 彼女の帰還が遅れたら。 帰ってきた彼女が怪我をしていたら。 外を歩けないくらい疲れていたら、それこそ今度は此方がつきっきりで介抱しようと思う。 ) [Fri 22 Sep 2006 01:49:38]
セレス > ええ、空を見る限りまだ解決したとは言い切れませんけれど――――そう長くはありませんよ。 もう少しだけ頑張りましょう。 ( 珍しく聖女っぽく振る舞い、それでは、とその場を後にする。 長い長い凶事も、遠からず終わる気がする。 そうすればこの赤い空も晴れ渡り、静かで何事も無い秋が一足遅れで訪れるだろう。 穏やかな日常が戻ったら、今度こそ彼女との約束を果たせると良い。 ) こぅ…なんというんでしたっけ。 確か前に本で読んで―――ええと。 そう、逢引…デート、ですね。 ( どっちも微妙である。 限りなく不審な独り言を呟いて幾らか元気に歩き出し――――少しして、その歩幅を緩めて窓の外を見た。 ) [Fri 22 Sep 2006 01:42:10]
セレス > ( 象徴的で途切れ途切れの夢。 それでも飛び起きたくなる程ハッキリと、それは良い予兆だった。 ※血圧低くて飛び起きれず。 ) 確証はありませんけれど、良い流れです。 そう遠からず吉報が届くかと――――。 ( 聖堂の端、誰かに伝えようと部屋を出て最初に出くわしたシスターの一団にそう告げて、柔らかく微笑んだ。 明確な予知夢能力などないが、首の後ろから垂れた4本の――――本来5本ある金色の鎖がその予感を肯定していた。 遠からず帰ってくると。 ) [Fri 22 Sep 2006 01:29:38]
お知らせ > セレスさんが入室されました。 『 ――――夢を見た。 』 [Fri 22 Sep 2006 01:23:11]
お知らせ > サンクさんが退室されました。 『( 小さく手を振り返して、次の準備に取り掛かろう。)』 [Wed 20 Sep 2006 02:51:09]
お知らせ > ヒルダさんが帰りました。 『お返しに十字を切る事は出来ないけれど。ばいばい、と手を振った。』 [Wed 20 Sep 2006 02:44:03]
サンク > どうぞ、何時でも。 …私も、ヒルダ様のお部屋にお邪魔させて頂いちゃいましたし、前に。 ( 赤裸々に、とか言って頬を赤らめだしたら、一発くらいドツいてもいい気はする。擽り攻撃もドンと受け止める…! かしして、それも平穏の未来図の希望か。ひとまずは。) 困難は必要の母とも申しますわ。 …きっかけが必要だというのなら。苦境すら、それに変える。きっと、それが人の強さですもの。 ( 歴史の間に積もった澱。全てを流すにはまだ困難でも。こうして触れる事が出来るのは嘘じゃない。今、それが必要なのも。) …む。それは盲点でしたわ。其方にも回しておかなくては。 ( 研究用の代物を放出してくれるかは分からないが、その線もアリか。ふむむー、と頷き。 効果の部分に惚れそうですが、その魔法…!ゆんゆんと飛び交う電波は蹴っ飛ばし。) 負けませんわー。私だって本気で参ります。 ――…お礼は、私の口からも。有難う御座います、ヒルダ様。 どうか互いの行く道に、苦難を越えた光がありますように。 ( 出口へと向かう女性に、送りの句を述べて。胸元で十字を切った。) [Wed 20 Sep 2006 02:41:52]
ヒルダ > ええ…。また寄らせてもらうわ。魔女が聖堂に通うなんて、何だか可笑しな話だけど。 ( ぱっと明るい笑顔に、思わずこおやり返してやりたい気分になった。例えば脇腹を擽るとか―― 魔女の眼鏡が怪しく光った。 …でも手は握ったままだ。 ) 容易に手を取り合えない間柄かもしれないけど、こういう時ぐらいはね。 勿論、個人的にはこれからも末永く手を繋ぎたいわ。 ( かつてはこの大聖堂を襲撃した魔女もギルドには居るのだ。魔女狩りだってあった。それらを全部水に流すには膨大な時間が必要になるけれど、中には私たちみたいな聖女と魔女も居ることを覚えておく必要があるだろう。 ) あと纏まった数をストックしてるところと言えば、思いつくのはヴェイトス大学ぐらいかしら――。 ( 私の魔法もジェムに篭めれば役立てる事が出来るだろうか。「魔法:一日の間生えます 効果:気持ちE」 ……駄目だ、もっとこう、ましなのを…。 ) ええ。絶対に負けられない戦いですものね。私、本気出しちゃうわ。 ( 此方も席を立ち、軽く礼を返した。 ) …今日は色々有難う。来てよかったわ、サンクさん。 それじゃ、用意できたらすぐ連絡するわね。 ( そういい残し、出口へと向かおう。 ) [Wed 20 Sep 2006 02:30:12]
サンク > 立つ事ばかりにお疲れになったら、いらして下されば良いのですわ。腰を下ろして休む間、天が見守って下さいます。 ( 驚き孕んだ顔に、悪戯成功した子供の笑顔がぱーっと広がる。口調は敬虔さを保つ癖に酷いアンバランスで、指先ぴこりと振り。) ふふ。悪い気がしないと仰って下さるのでしたら、手を取り合うのだって簡単。私も、望むところですもの。 ( きゅ、と一度握って。この場は離すとしても。魔と聖を互いに冠する者が協力し合う幻想も、この街でならある程度叶えられるだろう。そういう場所、なのだから。 綺麗なおねーさんは好きですか?大好きだ!でも今はパプテス様が見てゆ。) はい。カードで足りないなら、ジェムを使えばいいじゃない作戦です。 助かりますわ。聖堂のツテだけでは限界がありますもの。…それこそ、市内全域にご協力願いたいくらい。 ( 既に公布は通達してある。彼女が魔女ギルドに戻れば、その旨も聞けるだろう。詳しい内容はもう少しお待ち下さいとか、誰かの土下座はさて置け。) 宜しくお願い致します。 ――頑張りましょう。私たちが此処から届ける事の出来る、術を。 ( 攻撃魔法を詰める手も大いに越した事は無い。聖術優先で行くにしろ、限度はあるし。連日の儀式で疲弊しているのも確か。 トン、と礼拝席から降りると、改めて一礼を向ける。) [Wed 20 Sep 2006 02:15:56]
ヒルダ > なるほどね…。いえ、判りやすい例えだわ。 ( 自分の場合正しくそれだろう。どっちか片方が長すぎる、或いは短すぎるのだ。 鼻の頭ずぬーってされて、思わず目を白黒させた。だって不意打ちだったんだもの。 ) ん…… な、何だか照れくさいわね。でも悪い気はしないかも…。 ( 幾分か自分より小さなてを重ねられれば、その暖かさと柔らかさ、そして向けられる笑顔に戸惑いがちに視線が揺れる。けれど、口元には笑顔だ。 多分願望を現実のものにしても魔女は嫌がるどころか喜ぶかもしれない。でも神様の前でそれは流石に不味い!? ) ―― 成る程。あんな高価なものぽんと使えるほど裕福な術者は少ないから考えもしなかったけど―― 大聖堂でそれをやろうってことね。 魔女ギルドがそれに協力できるなら願ったり叶ったりだわ。 ( 只でさえ風当たりが強くなっているのだ。ここらで一つ名誉を取り戻すために一働きしようじゃないか。 ) どれくらいあるかは確認してみないと何ともいえないけど、そこそこな数はあったと思う。足りなければすぐに追加で用意しても良いし―― 急ぎよね。早速ギルド長に掛け合ってみるわ。 ( 魔女ギルドなら攻撃魔法を篭める作業も手伝えるだろう。この場合は大聖堂の浄化魔法を中心に篭めたほうが良いかもしれないが。 それにしても一発百万かかる魔法攻撃か。想像しただけで恐ろしいと言うか、ある意味楽しみというか。 ) [Wed 20 Sep 2006 02:04:17]
サンク > 心の両脚みたいなものですもの。片方が短過ぎれば、立っていられない。でも、片方が長過ぎても、やっぱり同じ。 …変な例えですけど。 ( 片足だけでは疲労も溜まって、バランスも益々崩れてしまう。ヘンテコな例えを口ずさみながら、ぽむぽむ。 現状において聖堂がある程度の支えになるのは、聖域の空気のおかげもある。それを特権だとか言って暴れる輩もいるから、善し悪しなのだが。) …もう、ヒルダ様ってば。 ( 鼻の頭ずぬーってしちゃいます。そんな茶目ッ気はさて置き。) …あら、それは素敵なお言葉ですわ。なら、こうして。 …繋ぐ手が、暖かくても。冷たくても。篭められた思いがあれば、握る手に力を込める事だって、きっと容易い。 ( それこそ、想いを篭めるように。彼女の両手に己の手を重ねるように、合わせたら。にぱ、と笑みを広げてみせる。 実験の手段についての否定意見があったのは否定しない。それでも、事例を下敷きにした対応は、効果を挙げているのが事実。うるさがたが黙るくらいには。 ――…嗚呼。その瘴気の中にるっぺんだいV  願望はさて置き!) ……えへ。そのー。…浄化術とか、聖術とか、攻撃魔術とか。ありったけ詰めて、既に出てらっしゃる討伐隊の方に渡したりー。正門の防衛に役立てたりー? ( 100エンを取る為に100万エンのワンドを使う。それを知ったら聖女もきっと慄いた。うっかり折れたらたいへんなことに! ぽ、と頬を赤くして、もじもじ胸元で指先うにうにさせながら囁く言葉は、ノリだけなら初恋相談室っぽいが、実際口にしている事は凶悪。一発100万、200万爆撃計画。何より迅速を尊ぶ計画であるが故、在庫があると聞けば目が輝いた。きゅぴーん。) [Wed 20 Sep 2006 01:48:22]
ヒルダ > それもバランスが大事って所かしら。 ( 肩を叩かれ、言われるままに聖堂の空気を大きく吸い込んだ。そういえばここの空気には淀みが無い。前に来たときは”綺麗過ぎて好きじゃない”とまで思ったけれど、今は身体の中に溜まった穢れを洗い流してくれるようで。 優しい手にも幾分か気が軽くなるのを感じられた。 ) そこで天になった積もりになっちゃうから私は失敗が多いのかしら…?でも、良い言葉だわ。 魔女と聖女、相反する存在だけど手を繋ぐ事は出来るからね。知ってる?人の右手がこういう形をしているのは、誰かの左手を握りやすくするためなんですって。 ( そう言って両手を見せた。師匠の受け売りだが。 批判を浴びることを恐れて匿名で送った報告書、役に立ったと知れば魔女は喜んだだろう。 …胸の谷間にも瘴気が渦巻いている。紅の瘴気とはまた別の! ) …魔法の媒体ね。うちの在庫にあった筈だけど… 何に使うの? ( 昔、魔女ギルドに入りたてだったころ。高価なものだと知らなくてベットの下に落とした100エンを取るのにワンドを使って先輩に滅茶苦茶怒られた苦い記憶がある。 その笑顔に一瞬魔女の中のリビドーがむらっと来たのもきっと瘴気の影響。きっと! ) [Wed 20 Sep 2006 01:33:33]
サンク > 自分の為、誰かの為。案外、近しい所にある気持ちですもの。 …はい、深呼吸ー。 ( 思いの深さは、献身の方向性が違えば聖女にだってなれる、誰だって。でも、全員がそうである必要は無いと言えば、聖堂の存在として正しいのかは分からないが。 微笑みくれる女性に向かって、ぽんっと、楽にしてと語る代わりに肩を軽く叩く。瘴気は精神を侵す。精神は肉体に依存する。此処の空気は、外よりは健やかであろうから。一応聖域だし。) 最善を知るは、天のみぞ。なれば我らは、この手の届く範囲で成すべき事を。一人の手は短くとも、繋ぎ合わせていく限りは、鎖の橋は世界の果て。魔界にだって届きます。 ( 聖堂にも届いた赤い水の報告書。おかげで、対応が改善された部分もある。彼女が出所とは知らないから、それを語る事は出来ないが。 ――…嗚呼。胸の谷間はこの世に残された絶対聖域。埋まりたい気持ちに、そっと目を伏せた。これもきっと瘴気の影響。※違う。) …ね。ヒルダ様。魔女ギルド経由で、スティックとかワンドとかジェムって、手に入りませんかしらー?あ、勿論正式な線でお頼みしますけど。 ( きゃるりんっとした笑顔。子供が大人にオネダリするようなツラで口にしたブツは、一発200万からとかいうベラボウなマジックアイテム。正確には、魔法を篭める為の媒介。だって普通には売ってないんですもの! とか唇尖らせそうな勢いで、首かっくん。) [Wed 20 Sep 2006 01:16:48]
ヒルダ > 立派ね、偉いわ。 私はそういう気持ちには逆立ちしたってなれないわ。 ( 或いは、特定の相手に対してならそういう思いも抱けるが、それだと想いの密度が濃すぎて逆に引かれるパターンが多いような。 相手が自分から滲み出る瘴気の気配を感じ取っているとは知らぬ魔女は、心配そうな顔つきの少女に微笑を一つ向けて。 ) ……そうね。気持ちだけ空回りって感じ。私も出来る範囲で頑張ってはみたけれど。 ( 出来る範囲?あの奴隷の人体実験のことか。確かに普通の人間には出来ないことではあったが。 にじりよる聖女には基本的にノーガード。寧ろ胸元の大きく開いたドレスでサービス。何のサービス? ) え? ええ、そうよ。相変わらず下っ端だけど……。 ( そう、この笑みだ。先ほどまでの丁寧な物腰の彼女と交差する別のイメージは。…あれだ、良い女は表の顔と裏の顔を使い分けるっていうし…。 ) [Wed 20 Sep 2006 01:05:01]
サンク > …不安も大きいでしょうから。少しでもこの場所が。私が助けになれるのでしたら、それに勝る事は御座いませんの。 ( 彼女が魔女だという事は知っているが、僅かに感じる気配は――そう。あの雨に近い。それが瘴気に侵されている故だと辿り着くのは、そんなものばかり連日見ている目には容易いから、心配そうに眉も下がるのだが。) いえ、私は…大した事が出来る訳でもありませんもの。でも、出来る事があれば、逆に楽なものですわ。 ( 先日会った聖女も、それで苦しんでいたのだと思う。だから、出来る事がある、思いつく内はむしろ幸福か。戦時のソレではあるが。彼女の隣に腰を下ろすと、にじにじと傍に寄って行く。そんな仕草だけ、いつぞやの悪ガキじみて。) ……時にヒルダ様。そういえば、魔女ギルドにお勤めでしたわよね? ( きゃるん。そんな擬音がつきそうな笑顔は、先程までの聖女の笑みからは何処か遠い。声は勿論ひそひそ話。この為に接近したのであって、決してスタイル良さそうなおねーさんに密着とか考えてない。考えてませんよ。今は。※今は。) [Wed 20 Sep 2006 00:51:03]
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