奴隷ギルド 参加者 なし ROM 1人
お知らせ > ディーバさんが退室されました。 『(メイド服の裾ふわふわさせながら去って行った。※今日も着てたらしい)』 [Mon 23 Jul 2007 00:51:54]
◆ディーバ > だから、きっと、僕も──ひとりじゃない、って思えるん、です…。 …そうです、ね。じゃあ、やっぱり「弟」…で。 ( 相手の顔に浮かんだ笑みに、こちらも笑顔を見せる。 ) ──はい…。あ。 ( そうだ。「今」の状況ばかりで考えていた…。自分の頭の悪さに落ち込みつつ。 ) それ、か…僕のご主人様、のお家…。何か失敗、をして返品されてなかった、ら…います、から。 ( そう言って、「ゴミ屋敷」だとか庭に妙な物があるだとか噂されていた、シェル様のお家の位置を何となくで説明した。※詳しく説明できるだけの頭がなかった… )( 元気でいてね ) ええ…。大丈夫、です。僕…丈夫だか、ら…。いつでも元気、です。きっと。 ( その時、さっき押し問答をした職員が戻ってきたので。奴隷は慌てて立ち上がり。 ) じゃあ…また、ね。 ( そう言い残すと、奴隷は──。 ) [Mon 23 Jul 2007 00:51:12]
お知らせ > 人形さんが退室されました。 [Mon 23 Jul 2007 00:35:59]
◆人形 > ( 双子の――…と、云ってくれた。貴方の言葉耳にすると、 ) ……―― 初めて、だよ。 ディーバ… …ぼくのこと。そんな風に思ってくれる、なんて…。…だから、ぼく…―― 変、かな。 弟、だったら良いけれど。女の人で、『ぼく』なんて…。 (… 冗談めいて、クスリと笑んだ。) …… もちろん。 ぼく、愉しみだよ …待ってる。ディーバに逢える、その時を…。 それまでに。ぼくを買ってくれる人に、出逢えたら…――ぼく。芸能横丁、行かせて貰えるようにお願いする、よ…。 きっと。 だから、 ………ディーバ… (… 貴方の名を、囁いて。) その時にも、 元気で居て、ね…? ( 確りと口にした人形は、ホッと内心息をついた。――伝えたかった言葉。 ありがとう。 それだけを告げることが出来て、良かった。と…。 )( 「… さよなら。」は、違う気がした。から。 ) [Mon 23 Jul 2007 00:34:15]
◆ディーバ > ──…はい、そうで、す…。僕が勝手、に…思ってるだけかも、しれません、けど…。 こういうの、「弟みたい」っていう気持ち…なの、かも。…あ、でも…確か同い年…でした、よね…? 双子の弟…か妹…みたい、と。 …あ、は。なに言ってるんだ、ろう…僕。でも、だから…。 ( そこまで言うと、奴隷の目からポロリと一粒涙が零れて。 ) だから…!人形さん、が…幸せになってくれない、と…「いや」なん、です…! ( ようやく、一番言いたかった事が言えた。大事な人だから。大好きな人だから。辛い目に遭ってるかもしれないと思うと凄く悲しい。 ) また…会いに来てもいいです、か…? 今度は、芸能横丁、に……。 ( もちろん、自分の仕事を早く終えた上で、主人の許可もいるから。 ) すぐには無理か、もしれないですけれ、ど…きっと、必ず。 [Mon 23 Jul 2007 00:15:59]
◆人形 > …――――違わな、い…? (… 告げられた言葉に、小さく首を傾げるだろう。 どうして?―― 解らない。解らない、けれど。) ……ディーバ、自身、が…… ――― (… その、言葉のひとつひとつが。胸の奥深く、身体の芯で凍り付いていたものを溶かしてくれているような、そんな錯覚さえ陥って。) 似てる、…… のかな。ぼくには、よく解らないけれど…。… ひとつだけ、ちゃんと云えることは、在るよ。 ディーバと居る時が、一番落ち着く。一番気持ち良い時間。 ――……ありがとう。ディーバ… …ぼく。 何て云って良いか、解らない……けれど… …ひとりじゃない。そんな気持ちに、なれる。ディーバのおかげ、だよ…。 ( ありがとう。 静かな声音。そぅっと、囁くように口にした。 ) [Mon 23 Jul 2007 00:02:12]
◆ディーバ > ( 僕達は違うという言葉に、奴隷は首を横に振った。 ) ……違わ、ない…違わない、です、よ…。 ( 人間と人形だからと言って、どれほど違いがあると言うのだろう。現にこうして、人形さんの「感情」を感じることができるのに──。 )( それに…。半端に人形のようと言われた奴隷と、本当に人形である、奴隷。誰かの役に立ちたいと願い、ロクに役立てない自分に落ち込んで──。口に出したことはなかったけれど、以前から、ディーバはずっと思っていた。『 僕たちは似てる 』と…。 ) ──わがまま、じゃ、ない…。縛られても、な、い……。僕、が…そうしたい、んです……。 ( 友達…。友達って、なんだろう。僕が、人形さんに抱いている気持ちは、一体どう分類されるものなんだろう。少し前から、考えていたこと。ずっと独りだったから、考えても解らなかった。でも──。 ) ねえ、人形、さん…。僕たち、なんだか似てる、と、思いま、せん…? 僕は、ずっと、そう…思ってまし、た…。 [Sun 22 Jul 2007 23:45:21]
◆人形 > ( …… 何で。その問いかけに人形は、薄っすらとした微笑みを浮かべる。 ) ……ディーバと、ぼくは 『違う』 から。ぼくね、 ディーバ……?… ぼく。 ディーバにマスターが見つかって、喜んでる。 ぼくに会いに来させてくれる、良い人に見つけて貰えた、ね…。…ディーバは、ぼくのわがままに付き合ってくれた友達、だから… ――だから。これ以上、ぼくに縛られたら… 駄目だと、思う。 だから、―――…… (… だから?) ディーバのマスター、は ……ぼくじゃ、ない。だから、ぼくに縛られてたら ―――駄目、だよ。 ありがとう。大好き、だよ。ディーバ …… ( 矛盾している。解ってる。 その「解ってる」自体が矛盾、していた。――貴方を困らせたくない。その一心で告げるひとことひとことが、貴方を苦しませていることに気付けずに。 ) [Sun 22 Jul 2007 23:28:19]
◆ディーバ > あ…。 ( 常人よりずっと動きの遅い奴隷は、貴方の手を掴むことはできなかった。あれ…?という風に不思議そうな顔で見ている。しかし、続く言葉には目を丸くして。 ) ──え…なん、で…? ( 触ってはいけないのか。嫌がられた、という感じではないと思ったが…それだけに余計不思議で。 ) ──…………。 ( それだけで十分 ) ………… ( その言葉から奴隷が感じたのは、謙虚さに満ちた感謝の気持ち…そしてどこか、「諦め」たような雰囲気も。 奴隷は、しばらく何も言えなかった。が…。 ) ──…………い、や…だ……。 ( 微かな声が奴隷の唇から漏れた。 ) …や、だ……。 ( 何が「嫌」なのか、何に否を唱えているのか。奴隷自身にもはっきりしなかった。 ) [Sun 22 Jul 2007 23:12:45]
◆人形 > ( 貴方の気配が近付いてきてくれて。大好きだった声で自分を呼んでくれた。――それだけで十分、だった。 だから、 ) (… 格子の隙間。貴方のゆびさきが触れるのを感じた瞬間、慌てて、手を引こうとするだろう。) ディーバ… ――…駄目、だよ…。…ぼくに触ったり、したら…… いけない、よ。ディーバ… ありがとう。今まで、すごく……嬉しかった。 夢、みたいな毎日を。くれたこと、ぼく …忘れない、よ。ずぅっと、 だから…――ありがとう。 ぼくには、それだけで十分…だから。 ( … 云えた。伝えることは出来た。 そこに、貴方の気持ちが汲まれる余裕はなかった。一方通行の感情を押し付けただけ、なのかも知れないけれども。 ) [Sun 22 Jul 2007 22:52:57]
◆ディーバ > ( 良かった、見つけた──。たどり着くと、檻の格子ごしにすぐ向かいにしゃがみこんだ。 ) …人形、さん……。 ( こちらも、名前を呼んだきり言葉が途切れてしまう。…元気ですか。と聞こうかとも思ったけれど、外に出る事ができた自分がそれを聞くのもどうかと思った。その時、ふと、人形さんの手の汚れ…?に気がついて。 ) ──手…汚れてる、よ…? ( まさか踏まれた跡だとは思わないが…格子の隙間からその手を取ろうとする。 ) [Sun 22 Jul 2007 22:41:55]
◆人形 > ( 近付いてくる声は、ふたつ。――何やら押し問答を続けながら此処まで来た、様子。 それが急に。掌を返したようにひとつの靴音が去っていくのを、怪訝そうな表情で聞き受ける。…が、それも束の間。 ) (… 貴方の声が近付いてきてくれるの、には。) ………ディーバ…。… ぼく ―― ( それだけを口にしたまま、次の言葉が見つからない。… もしも逢うことが出来たなら。伝えたいことは、山ほど在ったのに。 ) [Sun 22 Jul 2007 22:32:56]
◆話し声 > ( しばらく奴隷と職員の間で『お願い→却下』が続いていたが。 ) ……あの、どうしても駄目…です、か…? ( 奴隷は悲しそうに呟くと、職員の手にそっと何かを握らせた。──いわゆる袖の下、という奴である。※主人PL様の許可済※1000エンほどではあるが、ちょっと心動いたらしい職員。『ま、まあいいだろう…。妙なことはするんじゃないぞ!』と言い残して受付の方へと去っていった。それを見とどけると。 ) ……人形、さん…! ( 押さえた声で呼びかけながら、貴方がいる檻へと近づいていく。 ) [Sun 22 Jul 2007 22:26:30]
◆人形 > ( ――… 聞きたくない、聞きたくない。 此処で交わされるのは、己を疎んじる言葉でしかない。それは、分かっていた。気付いて、しまったから。 そんな時に聞こえたのは、忘れることなど出来はしない。 『彼』の声、だったから。 ) ……――ディー、バ……。 ( ツ、 と触れる鉄格子。… 出来る限り、貴方に見つけやすい位置に居よう、と。 ) [Sun 22 Jul 2007 22:20:23]
◆話し声 > ( それは段々と、貴方のいる檻の方へと近づいてきて。 ) ──…あの、少しだけです、から…お願いします。 ( 『何を言ってるんだ。お前、命じられて調教グッズを買いに来たんだと言ってたじゃないか。もう用事は済んだんだろう!?帰れ帰れ!』 ) お願いします…少しの間でいいので…。 ( どうやら、職員と押し問答しているらしい。 ) [Sun 22 Jul 2007 22:11:58]
お知らせ > 話し声さんが入室されました。 『(聞き覚えのあるだろう声が)』 [Sun 22 Jul 2007 22:08:56]
◆人形 > ( 或いは。「目が見えていたなら」恐らく普通に気付くことの出来たであろう、その ――罠。 けれど、何時までもそうして居るわけにもいかず。…身を起こそうと。床に手を這わせながら半身を起こそうとしている、と―― ) (… ぎり。) 痛 っ … 。 ( 床に這わせていた手の甲。其処に、他の奴隷の足が乗せられていた。 「悪い悪い… …”うっかり”踏んじゃったよ。」 しれ、と奴隷は云い放ち。 ぎぅ、と一度踵に力を込めてから、足を退けた。 ――その場で身を起こした人形は、常のように膝を抱える。顔を埋めるように伏せてしまえば、己が皆の気に触れてしまうこともなくなるだろうか。… そんなことを、思いながら。 顔を、伏せる。 ) [Sun 22 Jul 2007 21:52:30]
◆人形 > ( … そう。 尋ねる切欠となったのは、数分前。 横丁から檻に担ぎ込まれ、床へと放られた人形は起き上がり、数歩身を動かそうとした……ところ。 ) (… びたん。) ……――あぅ…っ…。 ( 目の見えぬ人形は、それに気付くことがなかった。己の足元。丁度引っ掛けそうな位置に差し出された、足。 床に転がったまま、何で転んでしまったのだろう。 考える。 ) [Sun 22 Jul 2007 21:38:47]
お知らせ > 人形さんが来ました。 『 ……どう、して……? 』 [Sun 22 Jul 2007 21:33:49]
お知らせ > 人形さんが退室されました。 『 ……どうか…、ディーバが元気で居られますよう、に…… 。 』 [Mon 16 Jul 2007 22:26:49]
◆人形 > ――………でも…… (… ツ、と差し伸べる指先は、空を彷徨う。 その手を取ってくれる存在は、既に居ないというのに…。) ――……ディーバ…。…ぼく、逢いたい、よ… …叱っても良い。 聞き分けのないぼく、責めてくれても…。…一度だけでも言葉を交わせる、なら… …ちゃんと、「さようなら」と、「ありがとう」……伝えたかった、のに…。 (…遅かった、遅過ぎた。) ( 届くことの無い指先。触れることの無いそれは、ぱたり、と落ちた。…――やがて。 人形は、 格子の近く。壁に背を凭れさせるようにして、両膝を抱える。 ) [Mon 16 Jul 2007 21:55:08]
◆人形 > ……いない、の…?……ディーバ…… 。 (… 「 僕、人形さんの「踊り」好き、です… 」 そう云ってくれた彼の言葉、そっと抱きしめてくれたその温もりは、つい先ほどのことのように思い出すことが出来る、のに…。 言葉を掛けてくれる声は、もう無く…。…抱きしめてくれる『彼』は、居ない。) ………いない、んだね。 ほんと、に… ……でも…、… 『良かった。』 …ディーバは見つかったんだもの、ね。 ご主人さま…。 ( だから、此処で『処分』されることはないのだろう、と…。…だから、良かった。 ) [Mon 16 Jul 2007 21:41:20]
◆人形 > ( その夢は余りに甘く、幸せな夢、だったから…――。 「…その幸せにも、何れ終わりは訪れる…。」 解ってはいた、解ってはいたつもり、だった…――。――夢の終わりは『彼』の声、だった。意識の向こう。彼の声が聞こえた気がして、…起きなきゃ、と思ってはいるのに、意識が戻ってこず、翌朝起きたら、彼は居なくなっていた…。 ) ――……ディー、バ……? ( 同じ檻の奴隷に尋ねたら、「明け方、購入されて行った。」ことを教えられた。 ) [Mon 16 Jul 2007 21:33:41]
お知らせ > 人形さんが入室されました。 『 夢の終わり…――』 [Mon 16 Jul 2007 21:28:59]
お知らせ > スラグさんが帰りました。 『(着いたら、あまりの惨状に呆然としてしまったとか)』 [Mon 16 Jul 2007 03:03:19]
◆スラグ > やっ、ん……。 ( 絶頂の後の敏感になっている時に更に刺激を与えられ、支えてくれるご主人様にしがみつきながらビクビクと震えた。 ) …………は、はい……。 ( 頬に触れる感覚に気づくと、少し赤くなって。代金を支払っている様子をぼんやりと見ている…。そして手続きが終わり、行こうという言葉に奴隷は頷いて。 ) ──はい。よろしくお願いしま、す…ご主人さ、ま。 ( そう言うとワンピースの目立つ部分をしっかりと握りしめて無駄な努力をしながら、手を引かれるのに従って歩き出した。 ) ────。 ( そして歩きながら最後に一度だけ振り返ると。声を出さずに唇だけ動かして…ごめんなさいと呟き、願った。≪どうか人形さんに、名前を与えてくれる人が現れますように≫ …と。 ) [Mon 16 Jul 2007 03:00:51]
お知らせ > シェルさんが退室されました。 『これで家が片付くよ〜とご機嫌であった。』 [Mon 16 Jul 2007 02:45:11]
◆シェル > (奴隷にも友情というのがあるのだろうかなぁ、程度は思うもそれ以上は思わなくて)(扱き与える快感に可愛く反応しつつも、仕事となることを理解した相手に笑って…できるだけ絶頂を長引かせてやろうと、へたりこみそうになる相手を支えながら柔らかい愛撫を与えてやり)ふふ、いい声だったよ。…歌も楽しみだ(つ、と頬に軽く口付けした後、 待っていたらしい職員に代金を支払って…)さ、まず我が家に行くとしようか、ディーバ君。(ワンピースの前に大きな染みが出来て色々目立つ彼の手を引っ張りつつ家へと戻っていくだろう) [Mon 16 Jul 2007 02:43:48]
◆スラグ > ( もちろん……この奴隷には、別離をただ悲しむことしかできないし、そんな「二人とも買って」なんて我侭思いつきもしない。……それに、いつかは何らかの形で離れる事になると、解ってはいた。 ) あ…ふ…んっ……。 ( 与えられる刺激と快感に、段々とぼやけつつある思考の中、声が聞こえて。「こういう事も仕事になる」 ) …………はっ、んん……大丈、夫、です……。 ……あっ、んんっ──! ( 果てる際、思わずしがみついてしまう。達すると膝の力が抜けて、その場にへたり込みそうになる。 )( そんな様子を職員は平然と眺めていて。口を挟めそうなら、この奴隷の価格が5万エンである事を告げるだろう。 ) [Mon 16 Jul 2007 02:37:07]
◆シェル > (一瞬視線が泳いだ相手、多分仲の良い奴隷仲間でもいるのかな、と…だからといって全部を買うわけには当然いかない)何かと便利……?(何が便利なのだ、と訊ねかけるも、職員の言葉に納得、確かに同じような顔立ちと能力なら女の方が売れるのだろう)(とか色々納得しながら弄っていた相手の股間…しっかりと固くなった辺りやはり男なのだろう、と理解し)…最後に確認。こういう事も仕事になるのだが……大丈夫かね?(楽しそうな表情で確認しつつ、手ですっぽり包んだ相手の物を扱き…先端の辺り、染みが大きい辺りを親指でぐりぐりと弄りつつ追い詰めていって) [Mon 16 Jul 2007 02:16:00]
◆スラグ > はい…シェル、様。 ( 返事をしていると、ようやく「購入されるのだ」という実感が湧いてきた。嬉しさと同時に、浮かぶのは…檻に残っている、元同居人さんのこと。いるであろう檻の方をチラリと見つつも、大事な所ふにふにされているのですぐ視線は戻った。 ) ……この方、が…何かと便利だ、と…言われまし、た。 ( 本人は、意味は知らない。職員が後ろの方で「いや、男の奴隷は売れにくいんですよ」なんて言っている。が、脱がしやすいという意味もあるかもしれない…。 ) あ、の…奴隷なの、で…下着、は……あっ、や…。 ( つまり付けてない。と。そんなことされているため、段々とその部分が染みてきているのでよく解るかも。 ) [Mon 16 Jul 2007 02:08:15]
◆シェル > (やはり呼ばれ慣れている名前の方が本人も直ぐ分かるだろう、と思っただけのようで)…うむ、では宜しくだ、ディーバ君。(にこ、と笑みながら軽く挨拶。 ふにふにと触っていると男の子の証が手に触れて…)ふむ、付いてるな…しかし何故その格好……下着も女性物なのかね…?(何となく気になったのと、されるがままで、時折可愛い声を出す相手にちょっと悪戯心が刺激されたらしく…竿の部分を軽く握り上下に弄りつつ訊ねてみた) [Mon 16 Jul 2007 01:55:20]
◆スラグ > ( 「好きな方で」と言われ、奴隷は目を丸くした。奴隷という立場上、自分から選ぶことはほとんど無いと言っていい。それでも、少し考えてから。 ) ……ディ、ディーバ…でお願い、しま、す。 ( 何だかドキドキした。自分で選択するということに。…ちょっと嬉しい。思わず顔が緩んでいたが、相手が、自分が男かどうか確かめようと触り始めるとビクッとして。 ) ひゃっ…。 ………ん、……。 ( されるがままになってはいるものの、少し恥ずかしいらしく口元を押さえている。──大きくはないがあることはあるので、男ということはすぐ解るだろう。 ) [Mon 16 Jul 2007 01:48:57]
◆シェル > (何となくだがこの奴隷の性格が少し分かった、そしてそれは好ましいものと思ったようで。 名前を尋ねると帰ってきたのは二つ…はて、と首傾げ)どっちの方がいいかね?君の好きな方で呼ぶとするよ。(呼び名、どちらでもかまわないが固定はした方がいいな、と判断した。 更に何か言いたそうな奴隷…やっと出てきた言葉は男宣言、少し驚いた少年…だって相手の見た目とか服装は女の子と呼ぶべき形で)むー…(少し疑ったようで、唸りつつ手が相手のワンピースへ…布の上から股間の辺り…ナニかを確認するように柔らかく撫でて…ナニがあったら形を確かめるように揉んでみるだろうか) [Mon 16 Jul 2007 01:39:11]
◆スラグ > ( おかしそうに笑うお客様の様子に、奴隷はますますハテナマーク出している。でもどうやら気に入って頂けたらしく、なんと購入するとまで仰っている。突然の展開にアワアワしている。※奴隷がついていけてなかっただけ※ ) あ、な、名前は…前のご主人様、は、「ディーバ」と…。ここ、では「スラグ」と呼ばれていま…す。 ( どちらも本名ではないし、既に覚えていない。新しく付けるもどれかを使うのもお買い上げになってくださっる方の自由だ。そして、奴隷は何か言い出しにくそうに視線を彷徨わせていたが、やがて。 ) あの、それか、ら…。僕…男なんですけれども……。 ( 本当に宜しいのでしょうか。とでも言いたげ。 ) [Mon 16 Jul 2007 01:32:09]
◆若い客 > む、因みに君は名前なんだね?僕はシェルだが(ワンピース姿の女の子奴隷(に見える)の相手に自分の名前を尋ねつつ) [Mon 16 Jul 2007 01:22:30]
◆若い客 > (どうやらできるらしい奴隷の返事に満足そうに頷いて)うむ、仕事を適当にやったり、だな。 ・・・・・・(暫く相手の反応を見て、くくく、と笑いだして)いや、すまない、君は真面目にやってくれそうだ。(きょとん、という効果音でも付きそうな反応に噴出しながら頷き、 職員の方に購入の意思を…代金しはらうために財布を取り出しつつ伝え) [Mon 16 Jul 2007 01:21:23]
◆スラグ > ( ふいに話を振られた奴隷は。 ) え、あ…… は、い。 ( 遅くてもいいのなら、なんとかなるだろう。動きは極端に遅いが、不器用というわけではない。そして、「いい加減にしないのが大事」と言われれば、首をかしげて。 ) ……いい加減、に? お仕事を…で、すか? ( 従順すぎてつまらないとまで言われた事のあるこの奴隷には、「仕事をいい加減にする」というのがピンとこなかったらしい。不思議そうな顔をしている。 ) [Mon 16 Jul 2007 01:16:08]
◆若い客 > (「うむ」と頷く。少なくとも朝起きるのが怖くなるとかそういう事態にならないのがいいというわけで)ふむ…(後ろでこっくりこっくり、と此方の要望に頷いていた奴隷の姿は視界に入っていて、ふっと奴隷の方に顔を向けて)ふむ、君は…今の条件、全て一応こなせるのかね?(仕事が遅くてもいい加減にしない、というのが大事なのだが、と訊ねて…できるようなら購入してみようか、と思ってるらしい) [Mon 16 Jul 2007 01:06:23]
◆スラグ > ……はい。 ( ちゃんと立てた所でお客様の手が離れ。すると奴隷は、先ほどの職員の「ちょっとそこで立って待ってろ」を実行せんと、ゆっくり移動し始める。──その移動の速度を見れば、職員の言った「遅い」を実感できるかもしれない。 職員は職員で、『なるほど。朝は気持ちよく目覚めたいですしね』などと頷いている。…要は癒し系、もしくは萌え系(?)の奴隷を所望しているのだろう…。頷いた裏ではそう判断していたとか。 ) …………。 ( 「仕事は遅いけど一応出来る」「歌が出来る」 奴隷は口を挟まないが、それらにはこっくり頷いた。 ) [Mon 16 Jul 2007 00:59:59]
◆若い客 > (「例外」…朝の目覚めの紅茶を彼のような筋肉質な者から出されたりしたら多分心臓が止まりかねない、とか冗談っぽく言いつつ(目が笑ってなかったが) とりあえず目の保養になりそうな奴隷の身体支えてやりながら見て)うむ、気をつけるといい。(安定したようなら手を離しつつ、説明はじめた職員を見て)ふむ、仕事は遅いが出来ることはできるのか(主な要因は掃除要員、既にゴミ屋敷になりつつある我が家を思い出すと…根気良くやってくれる方が助かるかなぁ、とか思ったり。 歌、と聴いて瞳をぱちくり)歌、もできるのか…(それはそれでいいな、と少し思案顔、何となく音楽とかに知識があったりすると偉いのが貴族のステータスなのだ、とか怪しげな教育を受けてるらしく…思案顔) [Mon 16 Jul 2007 00:40:31]
◆スラグ > ( そっちの意味で落ち着かないとは、職員も奴隷も思っていないことだろう。希望を聞いて、「ああいうのは無し」の例を見ると職員は『なるほど…解りました』と。頷きながら思案している風。頭の中で該当する奴隷をピックアップしているのかもしれない。そして肩から下ろされた奴隷は、お客様に背を預けるようにして支えられて、振り返るようにして見上げると初めてその人の顔を見た。……自分よりも背は高いけれど、随分若く見える。少しだけ、珍しいと思いつつ口を開き。 ) …ありがとう…ござい、ます。 ( そう言って微笑んだ。そして、この子はどうかと言われた職員、『…………そうですね、家事ができなくもないですが、動きが大変遅いので、効率は良くないと思います。コレの得意分野は歌ですし…家事ができる奴隷がお望みなら、それに秀でたモノも沢山おりますよ』と答えた。最初妙に間が空いたのは気のせいか。とりあえず職員としては、いくら売れ残ってるからとは言え、無理に用途に合わない奴隷を薦めるつもりはないらしい。 ) [Mon 16 Jul 2007 00:32:27]
◆若い客 > (流石に奴隷にお尻を向けられていては落ち着かない、年齢的にもそういうことに多少なりとも興味がある年頃なワケで(そっちの意味で(マテ) 希望を言われれば、腕を前で組み少し胸を張って)うむ、まず大人しくて言う事を聞く事、あと余り見た目が怖くない…できれば可愛い系のほうが良いな(ちらっと檻の方を見ると元”超肉弾派”拳闘士Bさん(最近、怪我をしたため雑多になった、マッチョ)が見えて… 「ああいうのは無し」と付けたし。 どうやら欲しいのはある程度、家の事が出来そうな奴隷で…と言いながら、バランスが取れてない奴隷を手で支えるように捕まえてやって)この子はどうなんだね?(と職員に首を訊ねる、とりあえず見た目はOKらしい) [Mon 16 Jul 2007 00:13:15]
◆スラグ > ( 肩のお荷物を檻に入れる前にお客に会ってしまった職員だが、特に気にする様子もなく話し始める。良い子はいないかと聞かれれば『そうですね…。具体的にどのような奴隷をお望みで?』などと返している。※肩に乗ってる奴隷を薦めない辺り※返品歴やキャンセル歴など色々あるので当然かもしれないが。 ) …………。 ( 奴隷はジッと黙っている。──しかし「肩に担ぐ」という方法上、どうしても担がれてる側の顔が、担いでいる人の背中に来る。となるとお尻をお客さんに向けてる事に。……いいのかなあ、と思っていたら、職員も気づいたようで。ドサッと下ろされた。突然下ろされてバランスが取れないでいると、『ちょっとそこで立って待ってろ』と言われ。 ) [Mon 16 Jul 2007 00:06:49]
◆若い客 > (コツコツと靴音をたてながら進んでいると前方から人が…どうやら先ほどの声の主だろうか、通せんぼ、というよりもやっと見つけた職員ということで呼び止めて)やあ、奴隷を探してるのだが良い子はいないかね?(肩に担ぎ上げられた奴隷の子…さっきの声の子かな、と思いながら鉢合わせた職員に声をかけ) [Sun 15 Jul 2007 23:54:33]
◆スラグ > ( 『ああ、もういい。さっさと出ろ!』職員にぐいぐい引っ張られながら訓練室の外に出る。とりあえず声域の測定は終わったので、もう特に用はないのだ。ギルドの廊下を、引っ張られながら歩いていると──入り口の方から声が。『客か…』呟いた職員は、案内がいなければ自分がしようとでも思ったのか、時間を節約とばかりに奴隷を肩に担ぎ上げた。『おら、さっさと檻に入れるぞ』 ) …はい。 ( 担がれることに慣れている奴隷は、驚きもしない。そうして進んでいけば──こちらへ向かってくる客とちょうど鉢合わせするかもしれない。 ) [Sun 15 Jul 2007 23:51:25]
◆若い客 > ふむ、とりあえず例によって奥の方の、商品の並ぶ辺りまで進んでみるかな?(入口にいた職員は相変わらずのようで、とりあえず奥…何やら歌声やら威圧的な声などが聞こえる方へ、進んできて) [Sun 15 Jul 2007 23:45:03]
◆若い客 > (先日に引き続き現れたのは歳の若い割に口調がやや大人びた、というか変わったかもしれない、ただ服は地味ながらもかなり良い素材を使っている辺りそこそこの上客らしい少年風がギルド受付あたりに現れて、とりあえず職員でも呼んでいた) [Sun 15 Jul 2007 23:35:46]
お知らせ > 若い客さんが入室されました。 『「たのもーぅ」とか入口の方で声がした。』 [Sun 15 Jul 2007 23:34:04]
◆スラグ > ……申し訳ありま、せん。 ( はたかれて頭を垂れたまま謝る。職員はそんな奴隷の事は見ずにただブツブツと、『広いっちゃ広いが、声域の広さをアピールポイントにするならもっと驚くほど広くないとな…そうなるとやはり』などと思案していて。奴隷は、その様子をただジーーーッと見ていた。すると突然。『何ボーッとしてんだバカヤロウ!お前が何もかも中途半端だから考えてんじゃねーか!』またベシンとはたかれた。 ) ……申し、訳ありません。 ( 先ほどと同じ様に謝った。 ※その態度に更に職員のイライラ度が上がっているような。 ) [Sun 15 Jul 2007 23:32:16]
◆スラグ > ( 「アーアーアーアーアー─」と、一音ずつ高くなっていく声。職員が鳴らすピアノの音に合わせて限界まで高くなると、次は段々と低くなる。低音も限界までくると、音が止んだ。 ) ──……。 ( 訓練室の中。薄茶のワンピース型奴隷服を着た…少年だか少女だかちょっと解りにくい奴隷がピアノの横に立っていて。先ほどまで声を出していたこの奴隷は今は黙って、ピアノ椅子に座っている職員の言葉を待っている。──そしてなにやら書類に書き留めていた職員は、書類に視線を落としたままボソリと『2オクターブ半だな』と呟き立ち上がった。 ) …………。 ( それを黙って見ていると、職員はこちらに近づいてきて、『前とほとんど変わらないじゃねえか』と言って奴隷の頭を軽くはたいた。ベシッといい音が鳴る。 ) [Sun 15 Jul 2007 23:22:32]
お知らせ > スラグさんが来ました。 『訓練室から響いてくる声』 [Sun 15 Jul 2007 23:19:02]
お知らせ > 若い客さんが退室されました。 『またにするとしよう、と去っていった。』 [Sun 15 Jul 2007 01:17:34]
◆若い客 > (そいえば家事以外のことも命令できるのだろうか、とふと思う。自国ではないので余り詳しい事情は知らない…奴隷の扱いなど何処の国でも大差はなさそうなのだけど、少し首傾げつつ)ふーむ……本人に何ができるのか聞くのが確実なのだろうか?(これだけ多いと全員から聞くわけにもいかないし、と選定が出来ずに悩む少年風で) [Sun 15 Jul 2007 01:08:41]
◆若い客 > 別に筋肉質が悪いわけではないのだが(言い訳っぽく呟く)(例えば家に帰ったとき、エプロン姿の大男が出迎えてきたりしたら心臓が止まるかもしれない、いやというかお茶を出されただけでも失神しかねんわけだ、と言い訳するように呟いて)ま、そこまで高い家事能力を求めているわけではないのだし(家はゴミ屋敷なので根気があれば片付く筈、と思っている少年、再び檻を見つめ) [Sun 15 Jul 2007 00:45:07]
◆若い客 > (足音に何人かの奴隷は反応してこちらを見たりもしている… ちらっと見た所、凄い筋肉質の奴隷…恐らく熊と格闘が出来そうで)………い、いや、できれば余り怖くない見た目の方が良いのだ、うむ。(サッサッと目をそらした、やっぱり余り強面は駄目らしく) [Sun 15 Jul 2007 00:26:58]
◆若い客 > (最初から専業のプロを雇うという手もあるのだが、一応は貴族、将来も考えれば奴隷の一人や二人くらい扱っておきたいわけで)……寝てる物が多くてよく分からないな、ふむ。 [Sun 15 Jul 2007 00:18:47]
◆若い客 > (留学生としてこの街にやって来て暫くたった。家事などろくにやった事ない少年…掃除とかは自然に本が本棚に戻ったりするものだ、とか思っていたらしく、気がつけば広い借家が足の踏み場もないような状況になってしまっていた)…うむ、最低限掃除が出来そうな人材だな。(同級生に相談した所、こういう場所で人を雇うのが良いというわけだったのでやって来たらしく) [Sun 15 Jul 2007 00:12:19]
◆若い客 > (どうも遅い時間だったのか、今日いる職員は余り案内(営業?)に慣れてないらしく)君は此処まででいい、後は自分で見てみるとしよう(どこぞの紳士のような口調で案内してくれたギルド職員を帰し(どうやら受付らしい) コツコツと足音立てつつ進んでみる…一応危険な奴隷がいそうなところには入れないので大丈夫らしい) [Sun 15 Jul 2007 00:06:52]
◆若い客 > (職員に案内されてやってきたのは奴隷がいる場所、そう此処は奴隷ギルド)ふむ、なるほど、一杯いるようだ。(口調の割に声のトーンは高め、客はまだ若い少年風で、珍しそうに奴隷のいる檻を眺めていた) [Sun 15 Jul 2007 00:02:51]
お知らせ > 若い客さんが入室されました。 『ふむ、此処は?』 [Sat 14 Jul 2007 23:59:49]
お知らせ > スラグさんが退室されました。 『( 見えない未来を想って、涙が一粒零れた。 )』 [Sat 14 Jul 2007 01:11:06]
◆スラグ > じゃあ、歌、以外で──。きっとあります、よ、人形さんが上手にできる、こと…。 ( それに、僕、人形さんの「踊り」好き、です…。と続けて。 ) ──…………。 ( このまま一緒にいられたらいいのに。けれど、それは叶わない…と、言うことはとてもできない。 ) …いい、え…謝らないで…。誰も悪くない、から…謝らないで……。 ( 震える人形さんの肩をそっと抱きしめて。 ) [Sat 14 Jul 2007 01:10:48]
お知らせ > 人形さんが帰りました。 [Sat 14 Jul 2007 01:05:37]
◆人形 > ( 段々上手に――。 貴方の言葉は嬉しかった、けれども… ふるり、人形は小さく首を横に振って。 ) ディーバ…、… ありがとう。嬉しい、けれど……ぼく。 ぼくの好き、なのは…ディーバのお歌。だから、ぼくが幾ら上手に歌えるようになる日が、来ても… …ダメ、なんだ。ぼくには、ディーバのお歌は…歌えない、よ。 (… 感じて、いた。 貴方が何かから逃れるかのように、懸命に首を振っているのを。そして、その肢体が小刻みに震えていること、も。) …… だから。ぼくも、このまま… ディーバの傍、で……ディーバのお歌、聴いていられたら、良いのに…――。 (それはきっと、叶わぬ望み。なのだろう、から…。) ………離れたく、ない、よ…。… ディーバ。ごめん、ぼく……今、我侭云ってる。ディーバ、困らせちゃってる…ごめん、なさい……。 ( … 告げる、人形の肩もカタカタと震えて、いた。 ) [Sat 14 Jul 2007 01:02:55]
◆スラグ > 僕でも、少しは歌えるようになった、のです、から…きっと人形さんも段々、上手くなります、よ…。 ( 「お歌好きなんだね」 ) ……はい。とても。 ( 綺麗な歌だと、好きだと言われればとても嬉しくて。 ) …嬉しい、です。ありがとうございま、す。…人形さん、に聴いてもらえるの…僕嬉しい、です。 ( でも、その嬉しさも、処分の事を考えると…。 ) ──……いい、え…なんでもない、です…。なんでも……。 ( 振り払うかのように首を横に振る。見えなくとも、距離が近いから解るかもしれない。……奴隷が僅かに震えている事も。 ) ……このまま、ずっと……一緒にいられたらいいの、に。 ( そっと呟くように。でもそれは叶わないこと。いずれは「処分」か…運が良くても「購入」によって離れてしまうだろう。それが怖かった。以前は、そんなこと全然気にならなかったのに…。もしかしたら、根っからの奴隷であるスラグの心に、少しずつ人間らしい感情が芽生えてきているのかもしれない。 ) [Sat 14 Jul 2007 00:47:44]
◆人形 > ( 6年。それを聞いた人形は、と云えば… その滞在期間如何こう、よりも。 ) …… 6、年… …それじゃぁ、 ぼくが叶うわけ、ないね…。…でも、ディーバ。 お歌、… 好き、なんだね。ぼく、見えない、けど……それでも…ディーバのお歌。凄く『綺麗』だよ、… ぼく、ディーバのお歌、好き。 (… 身を寄せてくれたことが、嬉しくって。ホッと安心、出来た。けれども、その表情は見えずとも雰囲気が少し変わってしまったことに気付いた、のか…。) ――― ディーバ…… …如何、したの…? ( 日の浅さゆえか。それとも、人間である貴方との感覚の違い、か…。… 人形にとっての「処分」とは捨てられ壊される、こと。それは至極自然なことで、それは一種の「諦め」に近い感情、なのかも知れない。 ) [Sat 14 Jul 2007 00:30:04]
◆スラグ > ──だって、僕…ここで歌を教えられて、から…もう6年です、もん。 ( 一〜二級でもないのに、6年も奴隷ギルドにいること自体がちょっとアレだが…。処分を免れている事は相当な幸運だろう。 ) それに、僕…人形さんのような「踊り」は…全くできない、ですし。もっと速く動けたら、なあ…と、羨ましい…です。 ( ニッコリ笑って、撫でていた手を止めると、もう少し人形さんに近づこうと身体を寄せる。 ) ……? 何が、です、か? ……ああ。そんな、全然、気にしてない、ですよ…。本当の事、ですし…。 ( ところが不意に、奴隷の顔から微笑みが消えて。 ) …………で、も……。 このままずっと売れなかった、ら──……。 ( 売れなかったら。どうなるのか…それはここにいる奴隷の誰もが知っているだろうこと。前はそれでもいいと思っていたけれど、こうして一緒にいてくれる人がいる今は──少し、怖かった。 ) [Sat 14 Jul 2007 00:18:51]
◆人形 > …―― え… っ? だって、 ディーバ…。… ぼくなんか、より…お歌、上手だし……ちゃんと、一人でも「お仕事」やれて、る…。 (先日、単身「お仕事」に行った結果は職員さんの周知の通り、無残なもので。… それでも。本当に上手く出来ていれば、との言葉には) …… ごめん、なさい…。… ぼく、余計なこと、云っちゃった…。 ( 思わず口元に手を遣るが、時既に遅し。 ) [Sat 14 Jul 2007 00:02:28]
◆スラグ > ( 目が見えていても、動きが鈍いのでやはり他の人にぶつかることの多い奴隷。なんだろう、この似たもの迷惑コンビ。 ) ……? 僕、上手く出来てたり、しないです、よー? 全、然……。でも「ここ」は、長いので…慣れている、のは…あるかもしれないです、ね。 ( 慣れてるならもうちょっと何とかならないのか。と、職員が聞いてたら全力で思ったかもしれない。 ) それに、僕だっていっぱい…失敗します、から。本当に「上手く」出来ていれ、ば……こんなに売れ残っ、たりしないです…し。 ( そう言うと、ふふ、と少し冗談交じりに笑った。 ) [Fri 13 Jul 2007 23:53:55]
◆人形 > ( 「声を頼りに近付こうと」することは事の外大変なことである、という事実を人形は知ることになった。目が見えていない為、何度も床に身を横たえていた他の方々に当たってしまいそうになりながら。或いは、当たってしまった人に文句を投げかけられながら。――それでも。 ) 良かっ、…た…。… ぼく、ディーバみたく巧く出来ないこと、多いから…。 でも。それでも、一緒に来て…良かった…。 だから… …ディーバは、気にしなくて良い、よ…?… ぼく。置いてきて、良かった、みたい…。 ( 何処ぞのジャイ○ニズム・システムを解説してくれる貴方に、人形は心底そう思った、とか。 ) [Fri 13 Jul 2007 23:43:33]
◆スラグ > ( 人形さんが居る、隅の方へとたどり着くと奴隷はゆっくりと腰を下ろした。 ) 平気、ですよー…。 ( 恐らく、蹴られた事を心配してくれているのだろうと思い。このくらい日常茶飯事で大したことじゃない。──でも、人間のように自然治癒することのない人形さんに対しては、職員さんも蹴ったりとかしにくいかも…と、奴隷はチラッと思った。 ) ……そういえば、鞄…忘れてきちゃった、んですね。出る時に気づかなくて…すみません。 ( 少し頭を下げながら、人形さんの頭を撫でようと。 ) …あ、でも、服はともかく鞄、は──ギルドに渡さないとならなかったかも、しれないです…から、置いてきて良かった、のかも、しれません…。 ( 奴隷はギルドの物。奴隷の物もギルドの物。どこぞのガキ大将ではありませんが。 ) [Fri 13 Jul 2007 23:34:22]
◆人形 > ( 檻の片隅で膝を抱えて、縮こまっていた人形が一体。 ) ……ぼく。 何も出来ない、のかな…。…だから、『あの人』がくれた鞄も…置いて、来ちゃって……。 (冷たい床の上、身を横たえることは今でもって違和感を抱いてしまう。… そんな風に落ち込み掛けていた時、貴方の声が聞こえたもの、だから。) …―― ディーバ … 平気? ( ソロソロと、貴方の声を頼りに近付こうと。 ) [Fri 13 Jul 2007 23:24:09]
◆スラグ > ( 「ノロい奴隷。ナメクジのごとくノロい奴隷」だから「スラグ」 ──もう、「ディーバ」と呼ばれることはない。初めてのご主人様がつけてくれた名。歌姫という意味の名。とても気に入っていたけれど、奴隷ギルドに帰って来た時全ての持ち物をギルドに渡した。だからもう、「ディーバ」は僕の名前じゃないのだ……。 ) …………。 ( いや、まだ一人、そう呼んでくれる人がいる。だから、人形さんがそう呼んでくれている間は──僕は「ディーバ」でいいのかもしれない。 ) [Fri 13 Jul 2007 23:17:26]
お知らせ > 人形さんが入室されました。 [Fri 13 Jul 2007 23:17:10]
◆スラグ > ……。 ( 奴隷ギルドに帰って来てから、もうどのくらいの日が経っただろうか。ほぼ毎日芸能横丁とギルドの往復で、ご主人様の家に居た頃と違うのは、帰る場所と食事くらいか。ここには「人形さん」もいるから、なお更である。 ) ……。 ( 奴隷の顔に、微笑みが浮かび。 ) …よいしょ、と。 ( 身体を起こすと、ゆっくりと檻の隅へと移動し始める。 ) [Fri 13 Jul 2007 23:10:11]
◆スラグ > ( 「おら、入れっ」 檻が開くと同時に、背中に言葉と「蹴り」が飛んできた。 ) あうっ!? ( 蹴られた勢いで奴隷がドザーッと檻の床に倒れこむと、背後でガチャーンと、檻の閉まる音が聞こえた。──ゆっくりと顔を上げて振り向くと、もう職員は去っていて姿は見えない。相変わらずのノロさである。 ) [Fri 13 Jul 2007 23:04:33]
お知らせ > スラグさんが来ました。 [Fri 13 Jul 2007 22:55:03]
お知らせ > 人形さんが帰りました。 [Sat 30 Jun 2007 23:31:58]
◆人形 > 何のお役にも立てないの、かな …。……ぼく、… 何で つくられたのかな…。 (…坂を転がり始めた石は、自ら留まる術を知らず。 涙を流すコトが出来ていたなら、頬を濡らしていたであろう。人形は失意のうちに、その身を横たえる。 冷たく硬い、その床も頭を冷やすには丁度良いのかも知れない。) ( そんな、人形に再びオトは届くのだった。何処からともなく響いてくる、小さなちいさな オト …―― ぴちょ ぉ ン 。 ) [Sat 30 Jun 2007 23:31:31]
◆人形 > 役立たず…、なのかな。やっぱり ―― ( 先日、芸能横丁でお仕事をしてきた―否。してきた「つもり」だった。けれども結果は何とも惨めなものでしか、なく…。… 横丁で同じく、お一人で歌ってらっしゃった『彼』の、その歌声が無くては人形が幾ら動けたとしても大した成果は挙がらぬコトが判明した、日。 檻の片隅。縮こまるようにして、両膝を抱えて座った人形が、ちいさく息をひとつ ついて。 ) [Sat 30 Jun 2007 23:01:05]
◆人形 > ( …―― ぴちょ ン。 ) (何処かで水の滴り落ちるオトが聞こえた気が、して。 シン、と静まりかえった檻の中。どれほど耳を澄ませても先ほどのオトを聞くことは、出来なかった。) …――― ぼく ( …問題はそのようなコトでは、なかった。 ) [Sat 30 Jun 2007 22:54:15]
お知らせ > 人形さんが来ました。 [Sat 30 Jun 2007 22:50:42]
お知らせ > エレイさんが帰りました。 『(そのまま斧を引きずるようにして普段の仕事へと。)』 [Mon 25 Jun 2007 00:24:20]
◆エレイ > (それを受け取った職員様はそれに目を通して不備が無い事を確認すると一つ頷いて、「もう行っていいぞ。」なんて言葉を残して管理担当の職員の元へその書類を持って行く。残された少年はその様子を見つめながら職員様の姿が見えなくなると深く息を吐き出した。) [Mon 25 Jun 2007 00:22:43]
◆エレイ > (それでもここでずっとこうしている訳にもいかないわけで、)……解るとこだけでもいいんですよね?(そう言って観念した様に書類に向き直る。種族や主な身体的特徴その他値段や特技などの主だった内面的事柄をわかる範囲で書き込んでいく。)俺が知ってるのは、これくらいです。(そう言って書き上げた書類を差し出す。) [Mon 25 Jun 2007 00:09:15]
◆エレイ > (書類作業はもともとどうにも苦手なのだが、今回はそれでけではなく頭を抱えていた。)いや……。一応査定には立ち会ってましたけど……。(査定に立ち会っていた以上、関係が無いわけではないのだが査定に立ち会っていてもこの子供にはその奴隷について詳しい知識があるわけではない。) [Sun 24 Jun 2007 23:54:08]
◆エレイ > (「じゃぁアレは誰が世話するんだ?」それを言われてしまうと奴隷達への餌遣りや檻の掃除などで意外と行く事は多くなりそうではある。だが管理面、調教などに関しては全くもって自分は触れることは無い。)そ、それでも俺は別にそんなアレに詳しいってわけでもないですし……。 [Sun 24 Jun 2007 23:39:50]
◆エレイ > (向かいに座って自分が書類を仕上げるのを待っている年上の職員にそんなことを言ってみるも、「お前が昨日済ませずに帰ったんだろ?だからお前が悪い。」なんて、あたかも当たり前のことのように言われてしまった。)でも俺の管轄じゃ―――(ない。 そういおうとした言葉は目の前の職員の言葉に遮られた。) [Sun 24 Jun 2007 23:26:12]
◆エレイ > 俺こういう仕事苦手なのに……。(どうやら昨日はあの後仕事を押し付ける事に失敗したらしい子供が机に突っ伏してそんなことを洩らす。今日ギルドに顔を出すなり別の職員様ににこやかな笑みと共に紙とペンを渡された。)もう印ついてるんだったらつけた奴に書かせればいいじゃないんですか? [Sun 24 Jun 2007 23:14:25]
お知らせ > エレイさんが来ました。 『(ギルドの一室にて、)』 [Sun 24 Jun 2007 23:01:38]
お知らせ > イオナさんが退室されました。 [Tue 15 May 2007 20:55:00]
◆イオナ > ――― ( しかし、その足音は107の居る区画から離れていった。どうやら用は無いらしい。 今日もまた何もない日が続くのだろうか、と考えると少々億劫に感じていた。外に出て自由というのは『怖い』が、それでも空の下を歩きたいと感じた。 ・・・・・・。 ) ・・・・ん。散歩ー ( かちゃり、と鎖の音が止む。107は鉄格子を掴むと、外を出来るだけ見ようと頬を鉄格子に押し付けた ) ――明日、ダメ? ( ギルド内の中庭に存在する運動場のことであるが、その場に係員はいない。107はんー、と鉄格子に頬を押し付けたまま考えたが、『係員を呼ぶ』という考えは浮かばなかった ) ・・・・ん。今日はもう、寝る ( 頬にくっきりと鉄格子の跡を残して、107はのろのろと放り出してあった毛布で自身の身体を包み込んだ ) [Tue 15 May 2007 20:53:00]
◆イオナ > ( 客足が遠のいているのか、それともただの時間帯なのかはわからない。ただ――そっと静まり返った廊下の無音は耳に痛い。だから、107は何度も鎖を弄んで音を鳴らす。かちゃり、かちゃり、かちゃり、と。 ) ―――? ( かくん、と首を傾げた。傾げた理由は、廊下で足音がしたように・・・・思えたからだ ) ・・・・・・・ ( 見回りの職員だろうか。それとも客だろうか。107にはわからない ) [Tue 15 May 2007 20:37:15]
◆イオナ > ( かちゃり、かちゃり、と弄ぶ音に飽きれば、ただ呆然と天井を見上げた。石で出来た冷たい壁。 ―――そっと、指先で床をなぞり、なにも模様が書けないことを107は確認する。 ) ・・・・・・? ( 鉄格子に引っ掛けられた看板を手持ち無沙汰にひっくり返し、眺めてみる。文字は読めない。なんと読むのだろうか、と107は眉根を寄せて考えてみるが文字が読めないのでは意味すら理解できなかった ) ・・・・ん ( つまらない、と口の中で転がして看板を元に戻す。廊下側へと表になった看板には『奴隷No107 レンタルOK 売値―― 。 などなど。細かな情報が書かれている。 ) [Tue 15 May 2007 20:31:30]
◆イオナ > ( いつものように一人だ。 ) ―――― ( かちゃり、と何度も弄った鎖を指先でもてあそんでいた ) [Tue 15 May 2007 20:26:43]
お知らせ > イオナさんが入室されました。 『―――。一人』 [Tue 15 May 2007 20:25:37]
お知らせ > イオナさんが退室されました。 『――――?? ( 何を疑問に思ったのか、僅かに首を傾げた』 [Mon 14 May 2007 22:47:28]
◆イオナ > ・・・・? ( がくん、と檻が揺れた。行き先が決まったのだろうか。 107は呆然と職員の顔を檻越しに見上げ、それから毛布を引き寄せた。運ばれる分、風が当たるからだ。 ) ――― ( かちゃかちゃかちゃ。 職員二人が運ぶと同時に鎖を再び弄り始める。 ――たどり着いた先は、いつもの檻であった。 ) ・・・・・ ( 「お前とは組まないからな!」「ああこっちこそ! こんな不真面目な――」 以下省略。 一人の職員は肩肘を張ってずんずんと奥へと消えていき、もう一人は溜息を落として別の道へと歩いていく。その規則正しい足音を聞きながら、107はがちゃ、と檻を掴む。 ) ・・・・・ん〜 ( 鉄格子の間から手を伸ばす。細い手はするりと抜けるが、それは所詮肩までの話。 ――どうしようもなく、外に出れるのは腕だけであった ) ん〜〜〜〜。・・・・・・・・・。うん ( 107は一つ納得したという風に頷く。伸ばした手を戻し、 ) ・・・・・・つまんない ( ごそり、と毛布の中に身を戻した ) [Mon 14 May 2007 22:41:25]
◆イオナ > ( 元闘剣奴隷ではあるが、その戦闘能力の低さはコロシアムにおいて再査定された。――いや、戦闘能力の低さというお題目ではあるが、戦闘能力の低さというよりは、『戦闘意欲の低下』というのが理由の一つではあるだろう。その原因は職員だけでは無く、本人である107も把握していなかった。――ただ、最後の試合が関係しているのだろう、とだけ言われているが確証は無かった。 ) ・・・・・。 ( 手持ち無沙汰なのだろう。職員の会話など右耳から左耳へと流しながら、107は足枷になっている鎖を弄り始める。がちゃがちゃという音が職員の会話の間に挟まる。 )( 「どっちにしろ移動させないと客に迷惑だろう。こんなロビーで」「その前にどっちに運ぶか決めないだろうが」「だから俺は目的がはっきりしないなら元の檻に戻したらどうだって言ってるんだ」「だーっ、こっちは職員なんだから適当に遊んだって問題ないだろうが!」「遊ぶならまず上司に許可をもらわないとならないだろうが!」 などなど。 )( 職務を真面目にこなす職員と、不真面目にこなす職員の組み合わせなのか、話は先ほどから平行線である。107の欠伸の回数は職員の声が1オクターブ高くなるのと一緒に多くなっていった ) [Mon 14 May 2007 22:34:33]
◆イオナ > ―――― ( 足枷をがちゃがちゃと鳴らしてみる。外せないかな、ではない。外せるのかな? という好奇心からだった。色々と弄繰り回した後、飽きたのかまた力なくぺたんと座って狭い檻の中でぼーっと職員の会話を聞いていた。 )( 「こいつの貸出先は?」「キャンセルされたらしいぞー」「はぁ? じゃあ元に戻すのかよ」「もしくはエサとして放り込んじまうってのも手かもなー。闘剣のストレスは溜まってるだろうし」「あー。でももったいないだろう。それならいっそ俺らで・・・」「いやいや、それこそ商品だしなぁ」等々 ) ・・・・・・・・ふわぁ ( 欠伸が洩れるほど、どうでもいい会話だった。107にとって自分の行く末は他人に委ねる物で自ら選択するものではない。よってこのまま闘剣奴隷の檻に放り込まれようと、職員の手によって玩具にされようと、安全な檻へと戻されようと、再びどこか――色町ではあるだろうが――に貸し出されようと。 ―――全てにおいて、107に選択権は無いのだから、不平不満を零すことも、意見することも無かった。ただ、現状の『刺激の無さ』というのがただの『退屈』へと取って代わっただけであった ) [Mon 14 May 2007 22:24:14]
◆イオナ > ( 毛布に身を隠すことを禁じられているわけではない。ぬくぬくと毛布の中に身を埋め、今日は暖かいと思う。だって毛布一枚で暖かいと感じるのだから ) ・・・・・・・ ( 常のごとく、闘剣奴隷から一般奴隷へと落とされた107はただ呆然と灰色の天井を見上げていた。 ―――本日、どこかに貸し出されるのか、107は狭い檻の中に居た。 黒の縦縞光景。脚を動かすと、片足に噛み付いた鎖が冷たい音を立てた ) [Mon 14 May 2007 22:16:45]
お知らせ > イオナさんが入室されました。 『―――今夜は暖かい。 と思う』 [Mon 14 May 2007 22:14:14]
お知らせ > ルカさんが帰りました。 『(水浴びすれば、すぐに眠ってしまう。まだまだ子どもの、象のライカニア)』 [Sat 5 May 2007 15:26:54]
◆ルカ > (ゆら、ゆら。り。鼻を伸ばす。バケツから水を吸えばそのまま自分の体まで持ってきて、一枚の薄い服の上から躊躇うことなく水浴びをし始める。気持ちよさそうに笑顔さえ浮かべた少年に、ギルド職員は嗤った) [Sat 5 May 2007 15:25:09]
◆ルカ > (かしゃ、かしゃ、かしゃ)(小さく檻を揺らす。ギルド職員は其れを愉しむかのようだった。少年は水に目がない。これをやられたら辛くて堪らない。)ぅぅ……。 (変に反応しても笑われるだけだから、少年はぐったり眉を下げて耳を垂らす。鼻の力も緩んで、するりと一度引っ込んだ。諦めたかのようにも見えるその仕草に、「もういい」と聞こえれば、少年の耳はピクリと反応するだろう) [Sat 5 May 2007 15:16:46]
◆ルカ > (目の前にはバケツがある。水いっぱいのバケツが。だが、少年にとってその量は少ない。) ……みず…… (小さく、呟いた。眉を下げて物欲しげな顔で目の前に置かれるバケツを見つめている少年は、絡めた鼻先をくぃ、と動かし)ボク……みず、浴びたいです……。 (小さく請うて) (そんな、檻の中の風景) [Sat 5 May 2007 15:09:33]
◆ルカ > (こて。)(檻の中でじっとする姿。小さく檻に掛けた手は自然に体重がかかった。鼻を冷たい檻に絡ませ、耳を垂れさせたまま、額をも檻に寄りかからせる) (気温は涼しくてすごしやすくなったのにもかかわらず、ここの空気はちょっと悪い気さえした。気持ちの問題だろうか。或いは本当に物理的にそうなのか。) [Sat 5 May 2007 15:00:23]
お知らせ > ルカさんが来ました。 『がしゃん。』 [Sat 5 May 2007 14:58:10]
お知らせ > リックさんが帰りました。 『(しばし後、手続きが終われば男は町へと歩き出す。 次の追跡の始まりだ)』 [Fri 4 May 2007 00:42:19]
◆リック > (見れば、随分と多様な種類がいるものだ。 単なる雑用奴隷にしたって、年齢性別、それに種族。これだけの種類があるのはヴェイトス市ならでは、だろう。 剣闘奴隷、鑑賞奴隷になれば、見た目からして奇妙な奴隷が増えるし……ああ、そういえば獣人はどうなのか。 愛玩用にも需要はあると聞いたのだが)まあ、ギルドの需要は関係ない、が。……外見を抜きにしても様々か(千差万別。追跡者に対しての態度ですら違う。 買ってくれと言うもの。反抗的な目を向けてくるもの。見向きもしないもの。 なるほど。確かに――暇潰しにはなる) [Fri 4 May 2007 00:15:21]
◆リック > (コートから紙巻を取り出すと、職員がようやく感情を浮かべた。『すみません、禁煙なんですよ』 歌を詠う奴隷もいるのだとか。商品が傷むのでやめてくれと言われれば是非も無い。諦めて、ポケットに捻じ込んだ。)手続きが終わるまで、どれくらいかかりそうだ?(『そうですね、まだ少し時間がかかりますが……宜しかったら、見て廻っても構わないですよ』 捕獲された奴隷に対して、二人が感情を浮かべることはない。 淡々とかわされる会話。 そうかい? 職員が小さく頷くのを見て、追跡者は微笑を浮かべた)それなら、ちょっと見させてもらうよ。終わったら呼んでくれ(そして、視線を檻の方へと向けた。 系統別に整理されている様子は、まるで店にならぶ商品の様子。 無論、まさにその通りなのだけれど) [Thu 3 May 2007 23:55:47]
◆リック > (麻酔毒を撃たれ、抵抗のしようもなくなった逃亡者に手錠と足枷をつけ引き摺り、そしてギルドへと引き渡す。 職員と追跡者が無表情で淡々と手続きを行っているのに対し、ぎゃあぎゃあ喚くのは奴隷のみ。 この先に待ち受けている運命を想像すれば理解できなくもない。だが、飽きれたものだ。 こうなるのが嫌ならば、逃げ出しなどしなければ良いのに) [Thu 3 May 2007 23:45:36]
お知らせ > リックさんが来ました。 『――逃亡奴隷の引渡し』 [Thu 3 May 2007 23:42:36]
お知らせ > イオナさんが退室されました。 [Mon 30 Apr 2007 22:35:04]
◆イオナ > ・・・・・・ ( ぐぐっと手を天窓に伸ばし ) ・・・・届かない ( ぽつりとつ呟いた ) [Mon 30 Apr 2007 22:35:02]
◆イオナ > ( 物事はすべからく単純なものだ。『我思うところに我はあり』 ) ・・・・・・・・・ ? ( 正面の奴隷を見ているのも飽きた107は、ぼんやりと視線を天窓に移す。その先に見える星空をしばし眺めた後、107は大きな欠伸をした ) ――ふわぁ。 ・・・・107の夢は星を見ること ( なんとなしに今決めた。107はすくっと立ち上がると、天窓の真下まで歩き出した ) [Mon 30 Apr 2007 22:29:51]
◆イオナ > ( 理由の是非は存在しない。なぜ? どうして? その様な問いは持ち合わせていない。書類上の不備、戦闘能力の低下、精神的ダメージの考慮、等々。どれが正しくてどれが正しくないのか。査定すら間違えであったのではないだろうか? という疑問すら浮上するのかもしれないが、107には関係ないことではあったが、まったくの無関係とも言えなかった。 ) 107は・・・・・。処分? ( 檻が変わった、と聞かされただけだった。変わるぞ、と。 商品に「今日からお前は値落ちした商品だ!」などという商人がいるだろうか? ――少なくとも、既知外でないかぎり、知らない ) ・・・・・それとも、配合? ( かくん、かくん、と。右に傾けた頭を左に傾け、107は眉根を寄せる ) 107。・・・・・ん。107は107 ( 自己納得をするように107は何度か頷いた後、ぺたん、と女の子座りで廊下を見やった。ただなんとなく、正面の檻に存在する他の奴隷(年齢、性別ごとに仕分けされているのか、同じような少女だった)を眺めている。廊下を一本挟んだ檻。ただジッと ) [Mon 30 Apr 2007 22:17:44]
◆イオナ > ( 冷たい床がある。石で作られた床は壁へと続き、天井へと続く。新たに放り込まれた檻の中、107はなぜ自分の檻の場所が変わったのかを呆然と考えていた ) ・・・・・・・・・? ( かくん、と首が傾ぐ。しかし、そうしたところで耳の中から答えが転がり落ちてくるわけも無く、107は「とりあえず」大きな欠伸を一つした ) [Mon 30 Apr 2007 22:08:39]
お知らせ > イオナさんが来ました。 『ぼーっ』 [Mon 30 Apr 2007 22:03:56]
お知らせ > クロコさんが退室されました。 『(続けるように乾いた足音が闇夜に響く。)』 [Tue 17 Apr 2007 00:13:00]
◆クロコ > (無論、自身の手持ちをその場で倍にする奇術のような事がこの男にできるはずも無いため)えっと・・・今は遠慮しておきます。(呆気に取られた表情を幾許か戸惑った様な表情に変えれば「今は」解放を行わぬことを職員に告げて。)今日は資料を見たかっただけなんで、失礼しますね。(続けるようにそう言えば、資料を職員に預けたままそそくさと背を向けて出口の方へと向かう。)(そのまま外に出て人目に付かぬ場所に来れば小さくため息を吐き)40万か・・・・・。(先ほどの様な戸惑いの表情ではなく、真剣に何かを考える様な表情を浮かべながら呟けば) [Tue 17 Apr 2007 00:12:41]
◆クロコ > 「あー・・・・雑多で元は安いが、40万エンってとこだね。」(職員は目を細めて資料の金額を見間違えて無いか数度確認すれば、小さく頷きながら解放に掛かる金額を提示してきて。奴隷を解放する費用というのはかなり掛かるとは聞いていたが、まさか自身の手持ちの倍近い金額だとは思いもよらず。地味に予想外だったその職員の言葉に対し、暫し驚いたような表情を浮かべていれば)「まぁ、奴隷共々すぐに用意できるんなら今すぐにでも解放できるけど・・・」(クロコの表情を知ってか知らずか資料を手にした職員はそう告げて。) [Tue 17 Apr 2007 00:00:31]
◆クロコ > (手にした資料に書かれている奴隷の身体的情報や値段、その他客と職員に対しての注意事項等に一通り目を通し終えたが自身の知りたい解放に掛かる費用までは書いておらず。その後に数度視線を這わせて情報が無い事を確認すれば)その・・・今この奴隷を解放するとするならどれほど掛かりますかね?(自身が知ろうとするその情報を少しばかり緊張した感じで尋ねて。)「いくらでしたっけ?」(職員はジェスチャーでクロコの持つ資料を寄越すように伝え、それを手にすれば売値の方をじっと眺め) [Mon 16 Apr 2007 23:49:48]
◆クロコ > (2年近く前の事だろうか?自身の奇特な頼み事を快く引き受けてくれた貴女と会い・・・・共に家路に着いたその時の記憶。ただ、追憶に浸る時間は一瞬ではないが、数秒ほどで妨害の雑音が入り)「見つかりましたよ。」(ノイズの主である先ほどの職員の呼びかけに気づけば)あっ・・ありがとうございます。(僅かに慌てた様な感じを出しながらも礼の言葉を返し、差し出された資料を受け取り) [Mon 16 Apr 2007 23:37:47]
◆クロコ > (普段ならばほぼ足を踏み入れることの無いこの場所であるが、今日はそれなりの理由があった為にこの場所に訪れていた。)あの日以来か・・・・。(男はおぼろげではあるが以前一度だけ足を運んだこの場所の記憶を思い出しながらどこか考える様な表情を浮かべる。)(今回この場所に足を運んだのは、自身と気持ちを通わせ共に生きる事を望む想い人を奴隷という立場から解放する。数日前から考えていたそれを行うのにどれほどの費用が掛かるのかを男は調べる為であって。) [Mon 16 Apr 2007 23:27:01]
◆クロコ > (どこか寒々しい気配の漂う奴隷ギルドの中)えぇ、「伽香」です。(受け付け用のカウンターの前に立ったその男は自身の眼前に居る職員と思しき者に対し自身が所持する一人の奴隷の名を告げれば、続けるようにその登録資料を取り寄せるように言って。)「少々お待ちくださいね・・・・。」(そんな男の言葉に対し決して愛想が良いとは言えぬ感じのする職員は、僅かに面倒そうな表情を浮かべながら奥へと引っ込んでいく。) [Mon 16 Apr 2007 23:16:30]
お知らせ > クロコさんが来ました。 『受付の前に立つ黒外套』 [Mon 16 Apr 2007 23:09:07]
お知らせ > ヴァンさんが退室されました。 [Mon 16 Apr 2007 05:19:55]
◆ヴァン > (出てきた職員に白い目で見られかけたけど) あ〜、その・・・たくましい奴ね、そんな高くない奴で・・・ちと、見せてくれない、か?(わたわたと相手に弁解するように手を振りながら職員に答えれば、一応伝わったのか、歩き始める職員に連れられるように・・・檻の並ぶ区画へ。) [Mon 16 Apr 2007 01:40:04]
◆ヴァン > (己の手持ちは15万・・・もし奴隷が買えたら、かなり食費が恒久的に安くなる・・・とは思う。奴隷自身の食費などがかさむかもしれないが・・・勝手に入って良いのだろうか、なんて挙動不審に) ・・・こう、たくましい奴とか、良いよな。(取らぬ狸の皮算用・・・違うかもしれない。) [Mon 16 Apr 2007 01:31:30]
◆ヴァン > ・・・ここは、俺的に禁じ手な気がするんだよな。(週1で男買うのと、どっちが安くあがるだろう・・・みたいな、計算。カツリ、やって来た男は慣れないように・・・周囲をキョロキョロ見渡して。) [Mon 16 Apr 2007 01:26:50]
お知らせ > ヴァンさんが入室されました。 [Mon 16 Apr 2007 01:24:42]
お知らせ > イオナさんが退室されました。 『( こうして、107の一日は終わった )』 [Sun 15 Apr 2007 21:29:17]
◆イオナ > ( コロセウムに引っ張り出されるとき以外、奴隷はこうやって飼い主がやってくるのを待つ。ある一定の年齢や身体の損失が見られない限り、この生活がずっと続くことになるのだろう ) ――――。ずっと、 ( この生活が続く。107はそのほうがいいな、と思う。環境の変化には弱いほうだ。命令されないと何をしたら良いかもわからない。だから、―――この生活が何時までなのかはわからないけれど。 ) ・・・・・・・・・・・・・・。明日、きっと、また―――( コロセウムに放り込まれるのだろう。今度は一体どのような『演出』なのか。それとも、ただの殺人遊戯の掛け駒になればいいのか。――それを、107が知る必要は無い ) [Sun 15 Apr 2007 21:20:15]
◆イオナ > ―――――― ( 時たま檻の前を職員が通る。今日は特に何もされていない。健康診断ともいえる体調チェック以外、つまり――ちゃんとしているのか、もぐりなのかは知らないが――医者以外とは会話していなかった。 ) ・・・・・・・・・・・・・・・・ ( いつもの夜。雨も降っていない穏やかな夜気に包まれた外の世界。小さな窓から見るその夜空が、107は好きだった。一度、コロセウムで夜空をぼにゃりと眺めたことがある。―――その時に見た天の川が脳裏に焼きついて離れない。誰かが大切にする宝物があるとするならば、107にとってその『光景』が宝物なのだろう ) ――― ( かたん、と食器が空になる。職員が後で片付けやすいように檻の外側近くに置いて、毛布で身体を包む。 ) [Sun 15 Apr 2007 21:05:13]
◆イオナ > ( それは毎日のことである。一番辛い季節はシンプルに冬。そろそろ春なのだろう。毛布一枚でも十分暖が取れるようになってきた ) ――、 ( 倦怠感の残る体を引きずるようにして、放り込まれたパンを手にする。107は今日、体調不良でコロセウムに出されてはいない。――もしかしたら、往診した医者が女性であり、昨晩の出来事を知ったからこその『お休み』なのかもしれない。 ―――冷たい床の上にぺたんと座り、パンを少し千切っては口に運ぶ。水は一杯限りなので大切に飲む。 ) [Sun 15 Apr 2007 20:58:41]
お知らせ > イオナさんが入室されました。 『( 冷たい床に横になる )』 [Sun 15 Apr 2007 20:53:01]
お知らせ > アズさんが退室されました。 『(出る直前に、奴隷達の檻がある方を複雑な心境でチラリと見遣って。…家に帰ろう)』 [Sun 8 Apr 2007 02:11:20]
お知らせ > アーシュラさんが帰りました。 [Sun 8 Apr 2007 02:06:53]
◆アズ > ( 目を逸らすと追いかけてくる…怖い。怖いよ。 )( しばらく待っていると、手続きが終わったらしい。「あ、どうも…」と、奥へと戻っていく少年職員に向かってもごもご言葉を返して。これで無事済んだんだと思うとホッと息をついた。すると突然頭を撫でられ。 ) わっ!? う、うん…! ( アーシュラの言葉に、嬉しそうに笑い。 ) …え? 心配? ( 今日、奴隷ギルドへ行くことに関して知っているのなら、多分、昨晩少年に、値段を聞いてきたメイドさんかな…と思ったが。いつもからかわれているので、心配していたと言うのが俄かには信じがたいらしい。でも。 ) うん…わかった。 ( 帰ったら一番に、あのメイドさんに報告しよう。──奥の、奴隷たちが居る場所は結局見ることなく。……正直、目にするのは恐ろしかったので、このまま帰れることに安堵しながら。奴隷ギルドを主人と共に去ろう。 ) [Sun 8 Apr 2007 02:05:22]
◆アーシュラ > ( 手続きが終了し、職員がカウンターの奥へと引っ込むのを確認した後、ほっと胸を撫で下ろした。とりあえず、心配していたような事態は起こらなかった、と ) 良かったな、アズ。お前は晴れてうちの弟だ! ( 微笑むと、くしゃりと隣の少年の頭を撫でようかとし ) さて、私たちも帰るか。メイドが心配していたぞ、お前のこと。名前は覚えていないから分らないが。帰ったら一番に元気な顔を見せてやれ。 ( 少年を促すと、ギルドを出るべく足を進めた。帰り際、別のギルド職員から「所有権利書」なるものを受取った後、帰路につくべくその場を後にするだろうか ) [Sun 8 Apr 2007 01:54:58]
お知らせ > エレイさんが帰りました。 『(今度からもう少し見回りを強化してみようかなんて考えながら。)』 [Sun 8 Apr 2007 01:47:59]
◆エレイ > (その時はきっと野生動物に会って目を逸らしたり逃げると追いかけてくるのに近い状況だろう。女性の言葉にはコレの隣に居た職員が頷いた。カウンターの上に乗せられた布袋、それと書類を持って一度職員は奥へと下がる。そして暫くして戻ってきて、手続きが完了した事を伝えるだろう。少年の様子は視界の端に捉えながらもあえて気にしない。)という事です。ご利用、ありがとうございました。(無事取引が成立したならば職員の言葉に付け足すように言ってからコレは一つお辞儀をして奥へと戻っていく事でしょう。) [Sun 8 Apr 2007 01:45:46]
◆アズ > ( 値段を聞いて少年は目を丸くした。奴隷の相場をよく知らないのもあるが…た、高い。と感じた。 冷や汗をかきながら、アーシュラの方を見る。──とん、とカウンターに乗せられる布袋。 ) ・・・・・・。 ( じゅうはちまん…。所持金1万エン未満の少年は、「自分の代金」の入った布袋見て、アーシュラを見て。また布袋を見た。 …これが俺の値段かあ……。なんだか不思議な気分で、お金のやり取りの行方を見る。 ) [Sun 8 Apr 2007 01:37:48]
◆アーシュラ > 布袋を縛っていた口→訂正:布袋を縛っていた紐 [Sun 8 Apr 2007 01:33:18]
◆アーシュラ > ( 昼間ならまだしも、夜に会ったらばさぞ怖いことだろう斧少年。それはともかく、相談が終わったことを確認すると組んでいた腕を解き ) 180,000エン、だな? ( 確認をとるように聞いた価格を復唱すると、腰元にぶら下がったベルトから布袋を取り出した。あらかじめ、財布とは分けてきた様子。布袋を縛っていた口を解きそこから、少し金を抜き取った。そうして布袋を職員である少年の方に差し出せば ) これで、足りるはずだ。 ( とん、とカウンターに乗せた ) [Sun 8 Apr 2007 01:29:03]
◆エレイ > (少年の言葉に短く、「そう。」とだけ答えてパンツの部分は軽く流した。仕事中は手放す事の殆ど無い斧。街中で会うことがなかったのが幸いと言ったところでしょうか?他の逃亡中の皆様、お気をつけ下さい。といったところだろうか?きっと見つかっても……それほど怖くなさそうだが……。 相談らしき事を一応終えれば軽く溜息を吐いて、)じゃぁ……とりあえず18万ってことで?(そう言いながら手にしたペンで軽く米神を押さえる。こういう仕事は自分には向かないなんて改めて思う。それでも書面の上のデータやら何やらを参考にして値段を伝える。疑問形なのはただ単に自分の査定が合っているか自信が無いからだ。) [Sun 8 Apr 2007 01:17:45]
◆アズ > ( アーシュラが呟くのを耳にして、頭の隅でちょっと「しまった」と思った。いや、別に悪い事はしていないが…ただ恥ずかしい。──毛糸のパンツを編んで白夜にプレゼントしたなんて。 ) そ、それくらい…です。 ( 少年のアピールは終了。──緊張の末に逃げたりしなくて良かった。…斧で切断されるではなく、「刻まれる」な辺りがもの凄く恐ろしいです。が、幸いかどうか少年はそれを知らない。 )( どっきどっきしながら、自分のアピール部分に対する、職員の返答を聞く。自分が言うべき事を言い終えれば後は特に口を開かず、時々頷くくらい。 ) ……。 ( な、何を相談してるんだろうなあ〜…。職員二人が何を話しているのか、はっきりとは分からなかったため、不安を募らせながらも…次の言葉を待つ。 ) [Sun 8 Apr 2007 01:09:43]
◆アーシュラ > ( 隣で少年の必死のアピールを拳を握りしめて聞く主人 ) …毛糸のパンツ…。 ( これに関しては知らなかったらしい。また何故パンツ?なんて目を瞬かせつつ少年の意外な器用さに密かに感心しなおし、呟くに留め突っ込まなかった ) ………。 ( 腕を組み、職員二人の様子を窺いながら待つ。片割れの職員の首を傾げる姿に一抹の不安を覚えなくもないが ) [Sun 8 Apr 2007 01:03:37]
◆エレイ > (此処で逃げ出したなら確実に少年の方は刻まれる事でしょう。少年の推測通り元々コレの仕事はそっち方面なのだから。そして、少年の言葉には職員から渡されたペンで書類に何やら書き込んでいく。お使いの言葉にはそっちに一瞬視線を向けるも直に書類に戻す。トマトは軽く無視しながらも試合で敢闘賞はしっかりと記して)洋服屋で働いていた、ね。(手先器用のところは成程といったところだろう。そして、見せられた投擲ナイフに軽く視線を向けて、投げろなんて言う事は言わないが実際に本当か疑うように目を細めた。そして聞こえた言葉「吸血鬼ステアに海岸で会って生き延びた」それには少し興味を引かれる。少なからずアノ吸血鬼の騒動はまだコレの記憶には新しかった。でもそれだけではあまり値段には影響は出ないだろう。)ふーん。結構色々やってたんだね。(そんなことを言って職員と顔を見合わせて少し言葉を交わす。大体16〜18か19万くらいだろうか?此方は本職ではない為にその辺は良く解らない。自分を此処に連れてきた職員に聞いてもただ首を傾げている。) [Sun 8 Apr 2007 00:51:27]
◆アズ > それから、年末年始に。「シャルマン」って洋服屋で、短期間働…きました。お店で働いたのはそれが初めてで一度きりだけど、ちゃんと、終わらせられて、3万エン、貰った。 ( その頃の事を思い出して答える。あとは…そうだ、得意なこと。 ) えっと、後は…編み物が、できる。この前は、毛糸のパンツを作れた。 えっと、えっと…。 ( 長く答えていると、不安で更に緊張してくる。頭の中を色んな「アピール」がぐるぐると行き交って。 ) あ、そうだ。これ、最近、投擲ナイフを練習してるっ。 ( マントをめくって、投擲ナイフの入ったホルスターを見せて。 ) 実戦は…全然っ。まだだけどっ。 ( 言ってから、「今ここで投げてみて」なんて言われたらどうしようと後悔。 ) あ、でもっ。吸血鬼ステアに海岸で会って、危なかったけど、生き延びた! だから、運はすごく良いと思うっ。 ( 運なんて、もはや奴隷の級に関係ないことに話が。緊張して、奴隷は混乱している。 ) [Sun 8 Apr 2007 00:32:44]
◆アズ > ( 察するに、本来こういう仕事はしない人らしい。「本来の仕事」は…やっぱり処刑なのかなあ。血の跡と斧からして。 )( 「一年以上経ってるね」その言葉に、思わずギクリとした。……一年もの間、なにしてたんだよ。って思われてるんだろーか…。 ビクビクしていると、自分に対する質問が来て。それでアーシュラが、何か言いたげな視線を送ってきた。多分、「気をつけろ」ってことだろうと。──恐怖と緊張で鼓動が速くなるのを感じながら、職員の質問に答え始める。 ) えっと…この一年、やってきたこと…。 ( 考えた。この場合、何が良くて何が駄目なんだろうか。いったんは逃げたものの、拾われて真面目にやっていましたとアピールするのが良いのかな。多分。 ) あの、アーシュラの屋敷で…メイドさんの仕事を、手伝ってた。お使いとか、銀食器磨いたりとか。──あ、外では…トマトをぶつけ合う試合みたいなのに参加して…敢闘賞で、1万エン多く貰、った。 ( 記憶を引っ張り出す。アピール、アピール…。 ) [Sun 8 Apr 2007 00:24:32]
◆アーシュラ > ( 「どうやってするんだろうね」という隣の少年の問には、曖昧に微笑んだ。書類に目を通す黒服の少年と職員とを見て、なんとなく逃げ出したいような衝動に駆られながらどうにか踏みとどまって ) ……アズ。 ( 傍らの少年に質問が向かうとそちらを見た。目で「不利になりそうなことは言わないように」と訴える ) [Sun 8 Apr 2007 00:07:22]
◆エレイ > あぁ、今何か皆忙しいみたいなんで……俺がするみたいです。(言いながらも職員の方を軽く睨んでから手にしたリストに目を向ける。)事故ではぐれた……でしたっけ?(そんな事を言いながら少年の特徴から該当する奴隷を探す。)……あぁ、コレかな。(呟いてその書面に目を通して、)1年以上経ってるね。(自分が来る前の事だ。そんな事思いながら一通り書面に目を通して、)ふ〜ん……。(そんな声を洩らす。)此処に書かれている事からすると、3級か2級みたいだけど……。この1年、逃げてやってた事は?(そう、少年の方に視線を向けて問いかける。) [Sat 7 Apr 2007 23:57:36]
◆アズ > うん…! ありがとう。 ( 貴族である彼女がそう言うと、何だかものすごく説得力があると思った。 ) うん…。 ( こうして、奴隷ギルドへ来ることは危険だったかもしれない。だが、そのうち逃亡奴隷として狩られるかもしれないことを考えると──この判断で良かったはずだ。多分。 ) あ。 ( しばらくすると、職員に連れられて斧を持った少年──自分と同じくらいの歳に見える──が出てきた。…この人も職員?だよな。 ……血らしき汚れが生々しくて怖い。そして購入の意志を確認する声に、アーシュラの方をちらりと見た。 )( ──逃亡奴隷のリスト。現在、この奴隷の所有権が、奴隷商人の側にあるのかギルド側にあるのかは分からないが。外見の特徴と、奴隷の烙印に小さく書かれている番号で、リストと照合できると思われる。 烙印については、見せろと言われれば、恐る恐るながらも左手を差し出すだろう。 ) 査定…。 ( 「どうやってするんだろうね」と。これは純粋に好奇心もあって、アーシュラの方を向いて口にする。 ) [Sat 7 Apr 2007 23:44:54]
◆アーシュラ > ( 奥から出てきた職員と黒い作業着の青年とを見て、視線は少年の手にする斧へと移った。微かに動揺するも、それを表情には出さずに質問には頷いた ) あぁ。で、査定の方は…。 ( どうなった、とばかり職員と少年とを見た。少年の手にする用紙が少し気になったものの、それを見ないようにして ) [Sat 7 Apr 2007 23:38:20]
◆エレイ > (職員に連れられて奥から出てきたのは斧を手にした黒い作業着の少年。少年の服は赤黒く汚れている。職員と何やら揉めている様にも見えるだろう。職員に軽く引き摺り出されるような形で奥から顔を出せば、)えーっと、そちらを購入。でいいんですよね?(なんて無愛想ながらにそう一応問いかける。手には逃亡奴隷として登録されている物のリストがある。) [Sat 7 Apr 2007 23:31:02]
お知らせ > エレイさんが来ました。 [Sat 7 Apr 2007 23:14:10]
◆アーシュラ > ( 職員が去って、少し肩の力を抜くとちらっと少年を見降ろして ) 大丈夫、いつの世も金がものを言う。 ( おそらく、ギルド側も金を払うと言えば断ることはしないだろうが、いざとなれば金はいくらでも積もう、と。それに、逃亡と口に出してはいないし…。なんて考えて、ぎゅっと拳を握った。まさか、処刑なんてことにはならないだろう ) 大丈夫だ。 ( それは半ば己に言い聞かせるような呟き。職員が消えた受付の奥へと視線を戻した。何やら中で話し声が聞こえる。他にも職員はいるようだ ) [Sat 7 Apr 2007 23:05:50]
◆アズ > ( 緊張して、おかしな行動を取ってしまった少年。アーシュラが説明をしているのを、隣でうんうんと頷きながら聞いて。──ただ、本当は「はぐれた」というより「逃げた」のだが、その事実はギルド側には知られない方がいいのだろう。そこまで細かいことは、恐らく記録だってされてないだろうし…と、思いたい。 ) ……。 ( じろじろと見てくる職員の視線に、少し怯んでしまう。誰か他の職員を呼びに行くらしく、引っ込んでくれたのでちょっとホッとする。しばらく、職員が来るのを待とう。 ) [Sat 7 Apr 2007 22:57:58]
◆アーシュラ > ( 正直、奴隷ギルドに踏み込んだのは初めてで中の空気にやや気圧され気味な主人と少年は、共に受付にやってきた。どう話を切り出そうかと、口を開きかけた矢先隣から「値段をつけてください!」と声が上がれば、ややぎょっとしたように少年を見やり ) あーまぁ、簡潔に言うとそういうことだ。その、ギルド輸送中にそちら側の手違いでこの子がはぐれてしまったようで。そこを私が今まで預かっていたのだが、改めて買取り手続きに来た。査定してくれ。 ( 何故か上から目線な発言。じろじろと観察するようにこちらを見る職員をじっと見据えた。やがて、職員は「少々お待ちを」そう言って、奥の部屋に引っ込んでいった ) [Sat 7 Apr 2007 22:43:54]
◆アズ > ( 威圧感…確かに。そう思って頷く。アーシュラが歩き出せば、一緒に建物の中に入り。まずは受付で用件を言わないと…と思った少年は。 ) あの。すみません。 値段つけてください! ( 受付について開口一番。そう言って、左手首の奴隷印を受付にいた人に見せた。いきなりそんなこと言われても困るだろうけれど。緊張して事情説明の順序も踏めていない少年。 )( ギルドへ輸送されてくる「途中」で逃げ出したこの奴隷は、アーシュラに拾ってもらってからも特に、購入などの手続きを済ませられていない。それどころか査定もされておらず。現状を簡潔に説明すると、「貴族の家に居候している逃亡奴隷」といった感じだ。 ) [Sat 7 Apr 2007 22:34:21]
◆アーシュラ > ( こちらもまた強張った表情で、建物を見上げていた。少し先にいる少年の方に足を進めて隣に並ぶと ) いや、構わない。なんというか、中々ここは威圧感のある所だな。 ( 無機質な石壁はどこか冷たい雰囲気を醸し出している。意を決したように、足を踏み出せば ) よし、行こうか。 ( ゆっくりとした足取りで、建物の中へと入った ) [Sat 7 Apr 2007 22:12:58]
お知らせ > アーシュラさんが来ました。 『同じくどこか表情の硬い女』 [Sat 7 Apr 2007 22:08:30]
◆アズ > ( 奴隷ギルドの建物。入り口付近にて。 ) ……これが、奴隷ギルドかあ…。 ( こわごわと中を覗き込んで呟いてから、振り返る。 ) ごめんねアーシュラ。こんな所まで。 [Sat 7 Apr 2007 22:04:37]
お知らせ > アズさんが来ました。 『既に怖気づいている少年』 [Sat 7 Apr 2007 21:59:07]
お知らせ > エレイさんが退室されました。 『(その音は朝方まで続くだろう。)』 [Fri 6 Apr 2007 23:54:08]
◆エレイ > (何体目かになる人の形をした肉だったものを手に取って、 ガリガリガリ。 またあの音を響かせる。 ガリガリガリ。 ガリガリ。 ガリ……ガリガリ。 ガリガリガリガリ……ガリ。 暗い部屋の中で繰り返される音。その空間に音はそれと切り分けられた骨が積まれる音だけ。) [Fri 6 Apr 2007 23:53:34]
◆エレイ > (積み上げられた骨と肉の山。その数に比例して黒い作業着は赤に染まっていく。赤黒い血は幾重にも重なって既に色が取れなくなっているところもある。今日は其れに白い粉が重なって、少し灰色っぽいかもしれない。それでも肉を切り分けて骨を切り分けて、砕いて。人の貌をしたそれらを刻んでいく事は止めない。) [Fri 6 Apr 2007 23:38:19]
◆エレイ > (ガリガリガリガリ。 ガリガリガリ。 ガリガリ。 ガリ……ガリガリガリ。 単調でいて不規則な骨を削り取っていくような音。其れの合間にガランと言う音が入ってまた骨を削る音。それの繰り返し。 これで何度目になるだろう音が響く。) [Fri 6 Apr 2007 23:19:41]
◆エレイ > (ガリガリガリ。 ガリガリガリ。 ガリガリ……ガリ。 ガリガリガリ。 暗い部屋の中にそんな何かを削る音が響く。本日作業中。作業内容は、『明日の朝食の下拵え』出汁をとるのに使う骨を解体中。明日の朝はどうやら人骨スープのようだ。傍らには大まかに切られた肉も転がっている。) [Fri 6 Apr 2007 23:05:15]
お知らせ > エレイさんが入室されました。 [Fri 6 Apr 2007 22:51:46]
お知らせ > 名も無き少女さんが退室されました。 [Thu 5 Apr 2007 19:29:29]
お知らせ > エレイさんが退室されました。 [Thu 5 Apr 2007 18:56:33]
◆エレイ > うん。いい子だね。(そうこれにしては珍しく笑顔を向けた。そのまま考え出した少女に軽く口の端を吊り上げたまま檻の前から身体を離す。物分りのいいのは好きだ。弟や妹もそうだった。売れたのか、自分が刻んだのか。それとも他の誰かに刻まれたのかは覚えていないが、アレラも物分りのいい物だった。そんな事を思い出しながら斧の柄で廊下を叩きながら仕事に戻っていく。) [Thu 5 Apr 2007 18:56:27]
◆名も無き少女 > ・・・。そう・・・【少女は残念そうにうつむいた。そして相手の言葉。飾りではない。断じて。生えているのだから】分かった。考える・・・・【少女は相手の前で考え始めた。どうしたら売れる。愛想良くする?自分には不可能だ。周りと同じように叫ぶか?いやそんな声、いやそれだけの気力が残っていない。話をする。そして買ってもらう。それが一番。しかしそれだけの話題はあるだろうか。】分かってる。だから今考える。【相手の言葉にピクンッと反応する。怖い。って思うけどそんなことで怖がってちゃ奴隷は務まらない】 [Thu 5 Apr 2007 18:49:31]
◆エレイ > (近づいて来た少女に思わず口の端が吊りあがった。)さぁ。それは俺も知らない。其れに客はそれぞれだから物好きもいるよ。拷問用とかに大人しいのが欲しいってのとかね。(吊りあがった口の端から犬歯がのぞくだろう。)其れに、その頭は飾りじゃないんだろ?自分で考えてみなよ。(使わない頭は不用品。それで幾つがスープの具になったか知れない。そんな事思い出して楽しそうに笑みを浮かべる。貴方が嫌いな人肉も上の階級になれば旨いものなのだろう。他の料理になって出てくることもあるのだから。)そうして、売れないと……その内君も刻むよ? [Thu 5 Apr 2007 18:45:02]
◆名も無き少女 > 【相手の発言に適当にコクコクとうなずく。そして最後の発言にピクッっと耳が反応する。そして顔を相手に向けると。何を思ったのか立ち上がり檻の鉄格子の前に座る。そして】どうやったら・・・買って・・貰う?・・・【それが知りたい。いつまでも半生で薄い味の人肉のスープを食べなければならないのか。冷たいスープを飲まなければならないのか。少女はもう食べれないくらい嫌だった。うっすらと瞳を細めて相手を見上げて問いかける。】 [Thu 5 Apr 2007 18:33:18]
◆エレイ > そう。(視線をそらした少女にすっと目を細める。少女は客だと思っているようだがこれも一応は此処の職員だ。先ほどの袋もその仕事の一つ。檻の隅に移動する少女の姿を見つめて口の端を微かに持ち上げた。―――コレモホカノトカワラナイ―――少女の様子に同じ檻の中に置かれている奴隷に視線をやって檻から視線を外す。)あぁ。(何かを思い出したように檻の中へと視線を向けて)此処から出たかったら客の前ではそれやらないことだね。(言ったところで治るとも限らないがそんな事を言ってみる。) [Thu 5 Apr 2007 18:27:40]
◆名も無き少女 > 何でも・・ござい・・・ません・・・・【一応お客様だ。ふぃっと視線をそらすも。丁重な言葉でいう。恐ろしい恐ろしい。いつ自分が骨にされるか。そして何にされるか。考えただけでもゾクゾクする。体を動かして隅へと移動すれば膝を抱えて身を縮めた。これをやっているから人目が届かなかったのだろう。少女は口をッキュウっと閉めて開こうとしなかった。あまり言葉もしらないし途切れ途切れだからきっと何を言っているのかわからないだろう。っと思い込んでいたからだった】 [Thu 5 Apr 2007 18:15:52]
◆エレイ > (袋の中でガランと骨の動く音がした。)はぁ……。(作業着に今日も紅い染みが増えた。同年代やそれよりも幼い物、はたまた自分よりもずっと大きい物を解体していく事に何も感じなくなったのは何時からだっただろう?そして其れに軽く愉しさを感じ始めたのは?―――もう覚えていない。一仕事終えて廊下に出ればまたあの視線。何時もの様に無視をすればいいのにそちらへと目を向けた。)……何? [Thu 5 Apr 2007 18:11:40]
◆名も無き少女 > 【蹲っていると来た。いつもの用に何かに使う奴隷たちを担いだ人が。いつ自分の番が回ってくるのだろうか。少し不安げに思っていた。きっといつかなる。売れ残りの自分には。誰も見てくれない。興味すら持ってくれないほど薄い存在。もしかして自分が存在していないかもしれない。死んだってわかってないのかもしれない。少女はそんな思考をめぐらせていた。そして顔をすぅっとあげると相手を見つめた。しっかりした瞳で相手の瞳を見つめていた】 [Thu 5 Apr 2007 18:08:03]
◆エレイ > (骨も加工すれば使える。此処では人間も棄てる所は殆ど無い。解体してそれぞれ運ぶべき所へ運んで、その繰り返し。檻の中では怯える奴隷が檻の奥へと身を潜めている。何とも、変わらない日常である。奴隷達の機嫌や様子を伺うような視線を軽く流してギルド内。関係者のみの立ち入りを許された一室、その隅に積み上げられた袋の山の中に担いでいた袋を更に積み上げる。) [Thu 5 Apr 2007 17:46:23]
お知らせ > 名も無き少女さんが来ました。 [Thu 5 Apr 2007 17:46:04]
◆エレイ > (麻袋を肩に担いで、斧を引きずりながら通路を歩く。そろそろ調理場では夕食の準備にでも取り掛かる頃だろうか?そんな事を考えながら重みでずり落ちてくる袋を担ぎ直す。ごつごつとした袋。その中身は数人の子供、と言っても肉は全て別の場所。中に在るのは全て骨である。) [Thu 5 Apr 2007 17:33:05]
お知らせ > エレイさんが入室されました。 [Thu 5 Apr 2007 17:19:53]
お知らせ > 名も無き少女さんが帰りました。 [Thu 5 Apr 2007 12:44:39]
◆名も無き少女 > 【暖かい日。なんていってられない今日。今日も店の主人が人肉を作るために檻に入ってくる。あぁ自分じゃなかった。よかった。少女は連れて行かれる奴隷をただただ見つめていただけだった。いつか自分も食べられるのかな。そう思っていた。外はにぎやかお昼時になればここらもにぎやかになるだろう。しかし少女はそれが好きではなかった。静かな場所が好きで。あぁ次は誰が買いにくるのか。可愛いこと格好いいこが売れるだろうな、そんな予想を立てていた。ヒョロっとした足。膝を抱えるように座れた顔を腕に埋めていた】 [Thu 5 Apr 2007 12:37:47]
お知らせ > 名も無き少女さんが来ました。 『(玩具は所詮玩具壊れたら捨てられるの)』 [Thu 5 Apr 2007 12:35:25]
お知らせ > 名も無き少女さんが帰りました。 [Wed 4 Apr 2007 09:56:34]
◆名も無き少女 > 【また昨日一人買われていった。羨ましい。っと言ったら羨ましいのだが。少女は開いた扉を小一時間見詰めていた。朝だ…。そう。朝。少女は外を見詰めた。やはり朝なので人は少ない。この奴隷ギルドを扱っている人たちもまたあくびをしていた。少女は隅でっじと口を閉め何も喋ろうとはしない。少しウトウトする。昨日アレだけ寝たのに。少女はまだ夢の中の奴隷たちを見渡して次は誰がご飯になるのか。少しだけ考えて方尻尾を背もたれにして少しだけ瞳を閉じた】 [Wed 4 Apr 2007 08:45:58]
お知らせ > 名も無き少女さんが入室されました。 『(心の鎖は解かす者は現れるのか)』 [Wed 4 Apr 2007 08:42:34]
お知らせ > イリスさんが退室されました。 『(呟きは届かず。届いたとしても真意までは分からない)』 [Wed 4 Apr 2007 01:35:29]
◆イリス > ……ご、ごめんなさい……(考え過ぎなのか、それとも宥める為の言葉なのか。半ば混乱した頭では判別も出来ず。それでも、おいしい店という言葉に少しだけ、希望が灯ってしまうのも事実。鎖を引かれ、少しよろけながらも主人となった女性の後について) [Wed 4 Apr 2007 01:34:53]
お知らせ > リュールさんが帰りました。 『楽しみが増えましたね(つぶやきは小さく)』 [Wed 4 Apr 2007 01:34:22]
◆リュール > そのくらいで起こらないのでそんなにびくびくしなくても平気です。 では行きましょうか。それくらいならおいしい店を知ってます。ちょっと場所は悪いですけれど(そういえば、ついてくるように軽く鎖を引いて。彼女が歩き始めるのを待ってから、ギルドを出て行くことだろう) [Wed 4 Apr 2007 01:33:27]
◆イリス > ……ひっ!?あ、ご、ごめんなさいっ!!考えてませんっ!……か、考えました、ちょっとだけっ!(心を読まれたとばかり、覿面に顔色が変わって背筋が硬直。咄嗟に頭を振って否定しかけて――嘘が発覚してからの方が恐ろしいと気付いて、青い顔で悄然と項垂れながら自白した) ……あ、ありがとう、ございます……えっと、スープが、飲みたい、です。野菜、煮込んだ、のが……(ギルドで供されるスープは薄くて、塩味だけの味気ないものが概ね。肉は、処分された奴隷の人肉であるという噂は、真しとやかに。だから、肉じゃないものが――食べたかった。何かを堪えるように口元に手をやって、細々とした声で伝えながら、紫陽花の女性に買われた奴隷は、「奴隷」としてギルドを出て行く――) [Wed 4 Apr 2007 01:27:20]
◆リュール > …別に処女の血をすおうとしている吸血鬼だとか、怪しい魔術のいけにえだとかには使いませんよ(顔色が変わったのをみて、よからぬ想像をしたのだろう、というのはなんとなく察したらさいく一応断りつつ)…まずは食事ですね。イリス、貴女も磨けば光りそうですし(薄く笑みを浮かべながら)好物はありますか? …リクエストに答えるとは限りませんけれど(そんなことを言いつつ、ひとまずギルドからは立ち去ろう) [Wed 4 Apr 2007 01:21:53]
◆イリス > ……え、あ、あ……(赤くなった顔が、今度は青くなった。黒魔術の生贄などには、その類の経験の無いモノが生贄として好まれる――そんな、冗談半分、御伽噺としてしか捉えていなかった知識がぽっかりと頭に浮かんできて。酷く的外れな想像とは知らず、ぎくしゃくとした仕草で直立。そんな奴隷の様子は気にかけた様子も無く、職員は女性の方に愛想の良い笑みを浮かべ、また何かありましたらご利用の程を――そう言い残して、持ち場へと去っていく) ……え、そ、の……(問われて、空腹を思い出す。押さえたお腹がきゅうと鳴って、青くなっていた顔がまた赤くなった) [Wed 4 Apr 2007 01:17:38]
◆リュール > (扉が開き、鎖を手渡されたことで晴れて彼女の主となった事を確認しつつ)経験はないんですね。なら好都合です。いえ、こちらの話ですけど(彼女に自分の体のことを話すのはもう少し秘密、と思っていて。職員に手続きが終わったことを確認すれば、後は職員は自分の持ち場へと戻ることだろう)さて、もうひとつ質問です。お腹、空いてますか?(この分だと十分に食べることはできていないだろうけれど。食事してからお風呂ですかね、などと考えているらしい) [Wed 4 Apr 2007 01:13:05]
◆少女 > (職員が檻の鍵を開き、途方に暮れたような不安さを漂わせて座り込む少女の首に手際良く首輪を嵌めて行く。首輪は革と鉄の組み合わされたオーソドックスなもの。其処に鎖を繋ぎ、少女奴隷を檻の外に犬猫をそうするように引きずり出したら、鎖の端と共に首輪の鍵は女性へと手渡される) ……はっ、い?(檻からは出られた。助かったのだと、少なくとも、檻の中よりはマシな環境に行けるのだと、望みを抱こうとしながらも、悄然とした少女の顔が跳ね上がる。不意の問いかけに、咄嗟に言葉が出ず) ……な、な…無い、です……(最低限の知識は奴隷として教え込まれてはいるが、まだ経験は無い。思わず顔を赤くして、俯きながら答えた) [Wed 4 Apr 2007 01:08:58]
◆リュール > (アジサイはこくり、と頷いて職員に彼女を外に出すように頼む。奴隷をモノとして見ている事を自覚した様子を見れば、そのことには反応せずも)さて、もうひとつ質問です。イリス。貴女は男女の交わりの経験はありますか?(なければ嬉しいが、あってもすることは変わらないので。期待半分といった質問) [Wed 4 Apr 2007 01:02:36]
◆少女 > (奴隷という一番の商品が売れたのだから、無理に売りつける事はせず。これが二級、一級の高級品だったら、また違ったのかもしれないが――手続きが終われば、指定の檻の鍵を手にした職員は、女性と共に檻の前までやってきて) (たった数分が、もう何時間も経った様な心地を抱えた少女は、格子の傍にぺたんと座り込み。近づいて来る足音にハッと顔を上げた) ……よ、よろしく、おねがい…します……(命も、総て。モノだという事を自覚させられる言葉に痛みを覚えるも、逆らう気力も気持ちも無くて。格子越しに頭を下げた。) (女性が許可すれば、職員が檻の鍵を開けて、少女奴隷の首に首輪と鎖を装着し、引き渡そうとするだろう) [Wed 4 Apr 2007 00:57:42]
◆リュール > いえ、欲しいのはそれだけなので。衣装などはこちらで何とかします(他にもいろいろとオプションを付けようとするのはばっさりと切り捨てて。残念そうな職員と共に少女の下へと戻っていく)イリス、手続きが済みました。これから貴女の命を含めたすべては私のものです。いいですね?(抑揚の無い口調は彼女がもともとそういう話し方だ、ということに気がつくかもしれない) [Wed 4 Apr 2007 00:48:25]
◆少女 > (今しがた、格子の向こうの女性が着ているのを見たばかりの異国の装束を前に、奴隷の少女が煩悶する様はまたの後の話かもしれない。着方が分からないとかいう理由で) (購入希望のお客に対し、職員は愛想のよい笑みを浮かべながら、手際良く事務手続きを終えていく。後々のトラブルを防ぐ為の諸注意をマニュアル通りに述べた後、女性の希望に対しても首を縦に振った。首輪と鎖くらいなら、オプションとしてつけても問題無いとの判断。他に何かご入用なものはありますか?と問いかけるのは、其処から先は実費での払い落としになるから、か) [Wed 4 Apr 2007 00:44:31]
◆リュール > (奴隷の管理を行っている区画に向かい、奴隷の購入手続きを申請する。これからはあまり厚着はしなくてもいいだろうが、もしかしたら自分の巫女服のお下がりが入るかもしれない)…はい、イリス-0018-彼女を購入します。はい、値段は確認してます。はい。はい(奴隷を扱う際の諸注意事項、などいろいろと言われる。この辺りは我慢しないといけない)はい、できれば首輪と鎖はつけて欲しいんですけど、オプション扱いになりますか?(など、いろいろ聞いているらしい) [Wed 4 Apr 2007 00:38:40]
◆少女 > …あ、紫陽花……?は、はい……(名前を呼びそうになって、慌てて口を噤んだ。下手に不興を買うのは、怖かった。まだ事態が上手く把握出来なくて、ぎこちない仕草で頷き) ……ありがとう、ございます……(4万エン。高いのか安いのかは関係ない。それが、自分には決して届かない値段だというのだけが、現実。見た目は全く女性にしか見えない彼女に、性的経験の有無を思考されているとは想像も出来ず) …はい。(不安は消えない。単に、奴隷の小娘に希望を持たせて弄ぶだけのお客も、皆無じゃない。だけど、檻からは一人じゃ出られないから、ぽつんと座って待つことにする――紫陽花の花言葉なんて、浮かぶ余裕もなかったし。多分、知らなかった。それが幸か不幸かまでは分からない) [Wed 4 Apr 2007 00:33:47]
◆リュール > 私の名前はリュール。お風呂好きのアジサイです(三級奴隷、というからには特別な技能などは期待できないのは承知の上。むしろ、隣に居てくれればいいとかそんなのり)4万エンですね。それなら何とかなります(イリスと名乗った少女。性的な経験も無いといい、など思いつつも)今、手続きをしてきます。少し待ってくださいね(ただし、アジサイの花言葉を知っていれば彼女は大いに不安になるかもしれないけれど) [Wed 4 Apr 2007 00:29:27]
◆少女 > ……え、あ?(降って来たのは叱責では無く。それが何を意味するのかとっさには分からなくて、呆然とした顔を上げた。まさか、お風呂に対する印象返答で、女性の中での天秤が決まったなんて夢にも思わず。呆然とした顔の侭、唇がけだ何度か物言いたげに) ……ね、値段、は。(自分というモノにつけられた値段。必死にその数字を思い出し) 4万エン、です……(拙い慰みの技術しか持たず、技量を磨くにもちっぽけな少女につけられた値段。) …は、はい……っ(それでも、それが命の値段。女性がどんな仕事をするのか、どんな人かは全く分からないけど、ほんの少しの希望と不安を瞳に宿して頷いた) [Wed 4 Apr 2007 00:25:11]
◆リュール > おっけー。合格です(これで、お風呂は嫌い、と答えられたら別の奴隷も、と考えていたところだ。使い捨て用とはいえ、外見は案外悪くないように見える。案外磨けば光るかもしれないし)イリス値段はいくらですか?貴女を購入しようと思います。最も宿暮らしなので私の行くところにはついてきてもらいますけど…いいですか?(仕事をするとき奴隷を側に置いておくのが問題ない仕事を中心にすればいいでしょうし、なんてつぶやきつつ) [Wed 4 Apr 2007 00:10:26]
◆少女 > (視線を合わせかけては、怯えた素振りで伏せてしまう。この区画にやって来る「お客」は何人もいたけど、安い奴隷は使い潰す用途でやって来るような人間の方が多いから、格子の外の女性が零した呟きにビクンと目を瞑り。声が、自分にかけられているのだと気付いてから、躊躇いがちに開き) …iris-0018-…イリス、です。(此処に入れられてからつけられた記号と名前をぎこちなく口にしてから、もう一つの質問にポカンとした顔) ……お、おふろ、です、か…、は、はい。…ぁ。はい。(是非で問われれば、勿論。思わず勢い込んで頷いてから、怒られるかと思って身を縮め) [Wed 4 Apr 2007 00:05:21]
◆リュール > (雑然と扱われているようで顔色もよくなく、髪の毛の艶もそれほどではない様子の少女。気が強いわけではなさそうだけれど…)…いいかも(ぽつり、何かが気に入った様子。そのまま彼女へと視線を合わせるようにして)…名前はなんていいます?それと、お風呂に入りたいですか?(抑揚の薄い声。一番幸せなこと=お風呂なのでこんな言葉になったらしい) [Tue 3 Apr 2007 23:59:13]
◆少女 > (三級、その等級に相応しく、髪や肌は些か手入れが足りないのか、艶も栄養も足りない印象の、ちっぽけな少女。ばさばさと毀れる黒髪の向こうから、赤い視線が怯えたように、少しだけ何かを求めるように向けられて) ……こ、こんばん、は……(格子の向こうにいたのは、女性。ギルド職員のそれとは違う物腰にぎくしゃくとしながらも、拙い挨拶を口にして頭を下げる) [Tue 3 Apr 2007 23:55:24]
◆リュール > ……(先ほどの少女のようにおびえた気配を見せながらも顔を上げてきた少女。出身は同じ地方になるのか、顔立ちはややみなれたものになる。ただ、赤い瞳、というのは珍しい部類に入るので興味を覚えたか、じーっと少女のことを見つめてみる)…こんばんは(小さな挨拶と共に) [Tue 3 Apr 2007 23:43:20]
◆少女 > (格子から覗く事の出来る範囲、その片隅。煤けた奴隷服を身に着けただけの小柄な少女が床に座り込んでいた。檻の外を歩く気配に怯えた視線を彷徨わせていたが、ギルド職員以外の存在、所謂「お客」の気配を察して、おずおずと赤い視線で格子の外を伺い) [Tue 3 Apr 2007 23:38:32]
お知らせ > 少女さんが来ました。 『(三級奴隷の檻の一つ)』 [Tue 3 Apr 2007 23:36:05]
◆リュール > ん…どうも今ひとつです(ピンと来るような奴隷は今のところ居る様子は無い。できれば、反抗的な奴隷をしつけて、とか。従順な奴隷をペットのようにつれてとかそんな夢みたいな話を考えていたが現実はそうそう甘くは無いという話。妥協すればそれなりの奴隷も居るのだが…) [Tue 3 Apr 2007 23:30:59]
◆リュール > (……どうやら、彼女の方が視線をそらしてしまった。購入されたくない、ということは無いだろうけれど、自身も興味を失って。他に誰か少ない資金で買えそうである程度つれまわせそうな…という奴隷がいないか視線をさまよわせてみる。一級なんて買える訳はないので、雑多、三級奴隷の区画を歩いていく) [Tue 3 Apr 2007 23:13:20]
お知らせ > 名も無き少女さんが退室されました。 [Tue 3 Apr 2007 23:07:49]
◆リュール > (こんばんは、と夜の挨拶を行い、こちらをみた少女へとの興味を示しつつ彼女の反応を見てみる。どう反応するかを楽しみにしてみている) [Tue 3 Apr 2007 23:07:14]
お知らせ > リュールさんが来ました。 『(p:PCの調子が悪いようです。ご迷惑をおかけします)』 [Tue 3 Apr 2007 23:06:01]
◆名も無き少女 > 【この人が?・・・・少女は瞬きをせずに相手を見詰めた。ッハと我に返った少女は慌てて視線をそらすのだった。よく教え込まれているらしい。お客様を不機嫌にすることは許されないと。周りからの声もいっそう大きくなる。此処による人などあまり居ないだろう。その数少ない人をどうにかしてひきつけなければ・・・っと。】 [Tue 3 Apr 2007 23:05:01]
◆リュール > (周りからの声を無視して、目があった少女へと視線を合わせて)こんばんは(と平坦な声で夜の挨拶を行ってみる。かのじょのはんのう [Tue 3 Apr 2007 23:04:27]
◆リュール > ( [Tue 3 Apr 2007 23:03:23]
お知らせ > リュールさんが来ました。 [Tue 3 Apr 2007 23:03:18]
◆リュール > (少し周囲を見回しつつ、おびえたような視線で顔を上げた様子の少女と瞳があった気がした。回りから、自分を買って欲しいという声、 [Tue 3 Apr 2007 23:01:11]
◆名も無き少女 > 恥ずかしながらも・・・。新人です [Tue 3 Apr 2007 22:53:10]
◆名も無き少女 > 【また一つまた一つ足音が多くなるたび遠くなるたび。少女はおびえた。いつはなしをかけられるのか。心臓が口から出そうなくらい高鳴っていた。あぁ怖いあぁ恐ろしい。人間って何でこんなに恐ろしいのか。あぁ・・・・。少女は頭を抱えていた。一番近くなった足音少し顔を上げてみようか。近くの人たちを見詰めていて】 [Tue 3 Apr 2007 22:53:00]
◆リュール > (基本的に現在は宿に暮らしている巫女モドキのアジサイ。奴隷ギルドに足を運んだのはちょっとした気まぐれから。冷たい瞳で奴隷たちを一瞥しつつ、退屈し無そうな人を隣においておくのもいいかもしれない、と考えてのこと) [Tue 3 Apr 2007 22:50:45]
◆名も無き少女 > こんばんわ。どうぞどうぞ [Tue 3 Apr 2007 22:48:57]
お知らせ > リュールさんが入室されました。 『ギルドに現れる一つのカゲ』 [Tue 3 Apr 2007 22:45:27]
◆名も無き少女 > 【通る人。奴隷共の言葉に驚いている。―買ってくれ―お願いだ―。少女はそんな言葉に耳をふさぎたかった。無力な自分はどうすれば外の世界に行けるのか。買ってもらったら?どうたって。叫べ悲鳴を上げるのだ。そんな声。そんな力ない。じゃぁおとなしく此処で死ぬがいい。少女の中では知らない人を話をしているよだった。いやしていない。自分の中には自分しかいないのだろう。提案がある。でももう一人の自分が拒否をする。きっとこうなる。嫌なことばかり考えていっている。あぁなんて。なんて自分は臆病なんだろう。少女は震えた。尻尾を握りしめて耳を伏せて。どうかこの場所から逃れられますように。誰に願うわけでもなく。少女は自分の胸元の服を弱い力で握り締めた】 [Tue 3 Apr 2007 22:27:16]
◆名も無き少女 > (p:みすです; [Tue 3 Apr 2007 22:23:52]
◆名も無き少女 > 【通る人。奴隷ともの言葉に驚いている。《》】 [Tue 3 Apr 2007 22:23:46]
お知らせ > 名も無き少女さんが来ました。 [Tue 3 Apr 2007 22:23:04]
お知らせ > 名も無き少女さんが帰りました。 [Tue 3 Apr 2007 22:19:20]
◆名も無き少女 > 【ガゴォン・・・・――。穢い音が奴隷ギルドに響き渡る。奴隷達を閉じ込める扉が開かれた。夕食の皿をとりに来たのだろう。みんなどんな汚い食べ物でも喜んで食べる。そんな毎日だった。ここにして数年。誰も買ってくれずに誰も誰も自分に見向きもしてくれない。今日も少しだけ餌を残す。誰かが食べていった。そして皿が片付けられたころ。少女は薄暗い檻の中。隅で蹲っていた。雨が降り冷たい風が容赦なく少女を包み込んだ。小刻みに震える。人が通るたび奴隷達は自分を買ってと叫び。買ってもらう。あぁなんてうらやましいのだろう。自分は何も出来ずにただ此処で一生を過ごさなければならないのだろうか。さびしい人生。いや可哀想な人生だ】 [Tue 3 Apr 2007 22:19:08]
お知らせ > 名も無き少女さんが来ました。 『初めてですが。本体はかなり緊張してます。』 [Tue 3 Apr 2007 22:14:15]
お知らせ > フェリさんが退室されました。 『(初めてのご主人様について、少女はギルドを出て行った。)』 [Sat 31 Mar 2007 23:31:32]
お知らせ > エレオノーラさんが帰りました。 『(13万エンの出費と、今後の楽しみ、プライスレス。)』 [Sat 31 Mar 2007 23:30:22]
◆エレオノーラ > ( 屋敷に戻ったら、さっそくお風呂に入れてあげよう。服も、部屋も、用意してあげなければ。そんな楽しみを抱きつつ、今宵はこれにて帰宅。 ) [Sat 31 Mar 2007 23:30:20]
◆フェリ > どうも ありがとうございます。 (女性の 体温の無い指先。 あれ? と思ったけれど口には出さない。 ただ、冷えただけなのかもしれないし、と思って。 ) ――はい。 (少女は、躊躇いがちに女性の手を取る。 そして促されるまま 付いていって。) (受付の職員は、おそらくこういう流れも慣れているのだろう。 既に少女の値段等が書いてある紙を用意していた。 それを女性に見せれば、 一度、確認をして。 何事もなければ、清算もすぐに済まされるだろう。) [Sat 31 Mar 2007 23:21:47]
◆エレオノーラ > えぇ、貴女の絵、もっと見てみたいし。 ( 撫でる指先、こわばる皮膚の感触。触れた指先に、体温はない―― ) さ、それじゃあさっそく手続きを済ませてしまいましょう。いらっしゃい、フェリ。 ( 優しく片手を差し伸べて、おいで、と微笑む。彼女の手を取ったら、受付に言って清算を済ませよう。 ) [Sat 31 Mar 2007 23:18:17]
◆フェリ > ―― …? (頬を撫でられるのには、少々 身体を硬くしただろう。 嫌とかではなく、まさか撫でられるとは思っていなかったから だ。 ここを出て の言葉には、空色の瞳を僅か、大きくして。) ――買って、 くれる のですか? ( 女性の言葉を、確認するように。 外へ出たい。 いろいろなものを描いてみたい。 それは少女の願いでもあったから。) [Sat 31 Mar 2007 23:13:14]
◆エレオノーラ > ( 絵を大切そうに腕に抱えると、立ち上がって、開いた片手でフェリの頬を撫でようとする。 ) ねぇ、フェリ。ここを出て、もっと外の色々な風景や、人や、ものを、画いてみたいと思わない? ( そっと問いかけるように、最後の質問を。 ) 貴女を、ここから出してあげる。だから、あなたの描く絵を、わたしにみせてほしいの。 [Sat 31 Mar 2007 23:07:59]
◆フェリ > ―――…。(自分の描いた絵を見る女性を、 やや緊張した面持ちで見つめていて。 そして女性の口から 出たのは ―― ) ―――… ありがとう ございます …。 (言って、少し顔を赤らめて微笑むだろう。 自分の絵がうまいかどうか、少女には判断ができなかったのだが、 お世辞でも何でも、嬉しい一言だったらしい。) [Sat 31 Mar 2007 23:02:15]
◆エレオノーラ > ( 部屋を離れる少女。どんな絵を持ってきてくれるのだろうかと、期待に胸を膨らませて待つ。そして再び戻ってくるフェリ。手にした数枚の紙に、注目する。 ) これは―― ( 渡されたのは風景画。じっくりと、吟味するように時間をかけて、一枚、また一枚と目を通す。そして。 ) すばらしいわ [Sat 31 Mar 2007 23:00:07]
◆フェリ > ―――どんな、ですか …。 (興味がある、と言われれば、 どうしようかと考えて。 ギルドの中で、練習として描かせてもらった絵はあるだろうか――。) 少々、お待ち下さい 。 (言って、女性へと一礼すれば、ドアのほうへと向かって歩くだろう。 部屋を出て、 暫くしてから、数枚の紙を持ってくるだろう。 風景画。 その時絵を描いた場所――、ギルドの中の絵が、描かれている。 ) ――こちら です。 (再度、女性へと一礼すれば、その紙をゆっくりと差し出して。) [Sat 31 Mar 2007 22:51:20]
◆エレオノーラ > ( さて、見るべきは、この少女がきちんと奴隷として一通りの礼儀と作法、主に対する接し方を教え込まれているかどうかだ。 ) 絵―― ( そのひとことに、興味を覚えて、顔をほころばせる。 ) どんな絵を描くのかしら。興味があるわ……。 [Sat 31 Mar 2007 22:47:45]
◆フェリ > はい。 はりがとうございます 。 (優しい眼差し。 もしかしたら、 いい子 にしていたら、買ってくれるかもしれない。 そう思って、 出来る限り、ギルドで教えられたことを 守ろうとしていて。 そして、質問。 得意なこと には、少々考えてから、) 家事、です。 絵を描くことも、得意です。 (この質問は、大切そうだ。 女性が望んでいる 奴隷 かどうか。 子どもは少し緊張しながら答えただろう。) [Sat 31 Mar 2007 22:38:21]
◆エレオノーラ > 緊張しなくてもぢ大丈夫よ――フェリ。いい子ね。 ( 優しいまなざしをフェリに向けて、エレオノーラは椅子に座ったまま、膝の上で両手を重ね、微笑んだ。 ) それじゃあフェリ、もうひとつ質問よ。貴女、何か得意な事はある? [Sat 31 Mar 2007 22:35:07]
◆フェリ > (女性のほうへと身体を向ければ、促されるままに部屋へと入る。 椅子には座らず、女性のほうを見て、) ――…フェリ です。 (優しい声音に安心したのだろう。 少女の声音は、それほど固くはならなかった。) [Sat 31 Mar 2007 22:33:13]
お知らせ > フェリさんが入室されました。 『(女性のほうへと、身体を向けて。)』 [Sat 31 Mar 2007 22:31:07]
◆エレオノーラ > ありがとう、終わったら呼ぶわ。多分、そんなに時間はかからないから。 ( 空き部屋に案内してくれた職員に礼をいってから、少女と共に部屋に入る。中には1対の椅子とテーブルがあって、そこに腰を下ろす事にした。 ) さ、それじゃああらためて――自己紹介からして見ましょうか。私はエレオノーラ。あなたのお名前は? ( きっと、いきなり指名されて困惑しているであろう少女を落ち着かせるように、優しい声音で問いかける。まずは簡単な言葉のやり取りから。 ) [Sat 31 Mar 2007 22:23:24]
◆フェリ > (女性の考える通り、健康状態は悪くはない。 むしろ、悪ければ 商品 にはならないのだから、奴隷ギルドのほうも最低限の 健康 は維持できるようにはしているのだろう。 職員へと客が来たことを知らせれば、 少女は自分の檻の中へと戻ろうとし た けれど、) ―― … ぇ? (ピタリ。 止まる。 この女性は今、何と言ったのだろうか と。 振り向き、女性と職員の会話の成り行きを見ている。) (職員のほうも、女性の要求を断る理由は何もない。 すぐに、女性と奴隷の少女を、空いている部屋へと案内するだろう。) [Sat 31 Mar 2007 22:18:11]
◆エレオノーラ > ( 髪の質から、おおよその健康状態を推測する。痛んではいるが、子供ゆえの太くしっかりとしたはえ方をしている。病気の類にはかかっていないようだ。手を引っ込め、少女を見つめる目を細めると、一度だけうなずく。 ) ――ありがとう。 ( 初めてではない”外” けれど、今はしっかりと奴隷の気構えが出来ているらしい。一つ一つ、少女の行動を品定めするように、さり気無く目を配る。そして少女に案内されるままに、ゆっくりと歩き出す。ギルド内で職員に挨拶をすると、さっそく話を切り出した。 ) この子と、少し別室で話をさせて欲しいの。いいかしら? ( 案内してくれた少女へ視線を向けて微笑むと、職員にそう要求を出した。適当な空き部屋で、ゆっくりと話がしたい、と。 ) [Sat 31 Mar 2007 22:13:18]
◆フェリ > ――いいえ、 初めて では …。 (女性の問いには、小さく首を振って 。 奴隷になる前 は 外 には自由に出ていた。 奴隷になってから、こうやって職員の監視が全く無く出るのは初めてだった けれど。 髪を触られるのには、少女は立ったまま動かず。 女性が何をしたいのか その意図がつかめず、不思議そうな表情をしているかもしれない。) ――…はい。 (笑みを浮かべられたのに安心して、その手を取ろうと したけれど、) ……ぁ、 い え…。 ―――ぇ、と こちらへ、 どうぞ …。 (奴隷が ヒトと対等になってはいけないことを思い出して。 女性より先に立って歩き出すだろう。 中へと入るドアを開ければ、ギルド内にいる職員へと 声をかけて、客が来たことを知らせようか。) [Sat 31 Mar 2007 22:04:50]
◆エレオノーラ > ――そうなの。お外に出るのは、初めて? ( 少女の言葉に丁寧に相槌を返して、そっと手を伸ばし、その毛先の状態を確かめるように、触れようとする。お客様ですか? と問われれば、ちらりと奴隷ギルドのほうを見て、またすぐに少女のほうへと視線を戻した。 ) えぇ。ちょっと、お買い物にね。――今から中にはいるけれど――貴女も一緒にくる? ( 温かい笑みを浮かべて、手を差し伸べる。手をとるかは、貴女の意思しだい。 少女の言葉と、行動を待つように。 ) [Sat 31 Mar 2007 21:56:43]
◆フェリ > (身なりの良さそうな女性とは反対に、少女の服は元は白かったのだろうけれど、薄汚れている 粗末な服。 奴隷なのだから 当然と言えば当然か。 特別な外出をしているワケでもない。 こんばんは と言われれば、少女はもう一度、先ほどより深く 頭を下げてから、 問いに答える だろう。) ――外に …。 外に出して もらえました。だから、見ていました。 ――すぐに 戻ります。 …お客様ですか? (顔を上げる。 目線を合わせられたことには、少女は少なからず驚いたようだ。 曇天の下でも少々目立つ銀色の髪。 伸びすぎたくらいに伸びた髪の状態は あまり良くはない。 特に毛先のほうは。 何事も、 やりすぎ はいけないということだろう か。) [Sat 31 Mar 2007 21:48:22]
◆エレオノーラ > ( 茶色いケープを羽織り、控えめな色のワンピースを着た女性は、一度だけ辺りを見渡してから、のんびりとした足取りでギルドへと向かう。その途中で、銀色の髪の子供に気が付いて。 ) ――こんばんは。 ( 頭を下げる子供に笑顔でご挨拶。わざとらしくないように、そっと観察して。痩せた小柄な体、それから髪の状態やらしぐさなどを見ていく。 ) こんな時間に、どうしたの? 温かくなってきたけど、外はまだ冷えるわよ。 ( やんわりと微笑み、膝を折って目線を合わせた。 ) [Sat 31 Mar 2007 21:39:00]
◆フェリ > ―― …? ( 音。 1つの馬車が止まった。 そして出て来る女性。 ) ――…お客様 …? (呟き、少女は馬車から降りてきた女性を見るだろう。 こういう時どうするべきだったか、 と、ギルドで教えられたことを思い出そうとしてみるけれど、 人というのは肝心な時にこそ、肝心なことを思い出せない生き物。 ) ――― …。 (とりあえずは。 粗相な無いようにしようと、女性がある程度近くまで来てから、 頭を下げるだろう。) [Sat 31 Mar 2007 21:31:56]
◆エレオノーラ > ( それは商業地区で一仕事終えた帰りの事。迎えに来てくれた馬車に乗って、そのまま奴隷ギルドへと向かった。建物の外で止まった馬車のドアを開けて、緑色の髪を風に揺らし、ゆっくりと地面に足をつけた。シャンゼルを馬車の中に待たせて、奴隷を買うために。 ) [Sat 31 Mar 2007 21:26:29]
お知らせ > エレオノーラさんが来ました。 『(馬車が、止まる)』 [Sat 31 Mar 2007 21:23:50]
◆フェリ > 星が 見えません――。 (残念ながら、今日は曇っているから。 それだけが残念だ。 けれど、また出してもらえる時、晴れているかもしれない。 次の楽しみがあってもいい、と思い直すことにしよう。 ピタリ 。 足を止める。 ) お客様、 が来たら、 怒られてしまいます 。 ( くるくる回って遊んでいたことがバレたら、職員に。 出してもらえたのは遊ぶためではない。 もちろん、息抜きでもない。 なかなか、 奴隷ギルドの中に入ることを躊躇ってしまう お客様 を誘うためのものでもある。 そして、運がよければ気に入られて 買ってもらう 為。) [Sat 31 Mar 2007 21:08:09]
◆フェリ > (此処は奴隷ギルドの外。 少しだけ、 外に出してもらえた少女はとってもご機嫌。 くるり くるり。 2つに結った長い髪を揺らしながら、 少女は 回る。 くるり―― くるり 。 ) (否。 外だが、一応まだ、ギルドの敷地内とも言える場所。 まだ遠くへは出してもらえない。 それでも、ギルドの 中 には無い、 風が有り、空気が有り、 音が あった。 そして、 空。) [Sat 31 Mar 2007 21:03:49]
お知らせ > フェリさんが来ました。 『( 風 空 音 )』 [Sat 31 Mar 2007 21:01:00]
お知らせ > 橋姫さんが退室されました。 『……なにも、きこえない。 なにも。』 [Wed 28 Mar 2007 22:27:33]
◆橋姫 > (どうしたんだろう。不思議そうに首を傾げて…見慣れた職員の顔をちらりと伺う。…あ、機嫌の悪い顔だ。どうしてだろう、袖の無いむき出しの腕に、赤い瑕が走ってる。――いつも大人しくて、口数も少なくて、物静かだった同室の子が、ぐったりとしていて。その髪を、職員さんが握ってるのは、なんでだろう。) …………。 (引き摺られていく、同室だった子。連れていかれる方向は、――そういえば、何があるんだろう。そっちへ連れていかれた子が、帰ってきたことが無いから、何があるのかわからない。) ………あ、はい。(別の職員に背中を押され、のろのろと檻の中に帰る。膝をかかえて、ぼんやりと壁を眺めて。) ――――――。 [Wed 28 Mar 2007 22:27:14]
◆橋姫 > (…普段、入れられている自分の檻ではあまり聞こえないけれど。それでも外とを行き来するときには、悲鳴や叫び声なんかがどこかから聞こえてきたりすることもある。…聞かないようにしてるけど。 いい子にしていれば、そうそう怒られることはないけれど…それでも、職員の機嫌次第で理不尽に叱られることもある。叩かれたことだってある。) ……。(そんな場所だから、逃げたりなんてしたら――どうなるかなんて、解りきってる。だから、やっぱり此間のことは心にずうんと、重く圧し掛かってくる。) …あー、だめだなあ。(全然、切り替わらない。 はっ、と気付くと、また目の前に鉄格子。危うくまたぶつかるところだった。) …………っ。(頭を振って、追い払う。考えごとをすると、どうしても暗い方にいってしまう。逃げるように先を急いで…――やっと、自分の、檻の前。) ……あれ?(同室の子がひとり、檻から外に引っ張り出されていた。) [Wed 28 Mar 2007 22:18:33]
◆橋姫 > あ、ご、ごめんなさいっ(びっくりした顔してる、見知らぬ奴隷にぺこりと頭を下げて。ずきずきと痛む額を撫でながら慌てて檻の前を離れる。) あー…恥かしいなあ。(ドジったのが恥かしかったか、赤くした頬を隠すように足早に廊下を進む。 足早といったって、他人が小走りするくらいの速さにしかならないんだけど。) …はぁ。(脚を引き摺るのが辛くなって、此処まで来ればもういいかと歩を緩めると、知らず、また溜息が漏れた。…こつん、と自分の頭を小突き。ん、切り替えないと。) …逃げる子、いるんだよね。やっぱり。(それほど、自由に焦がれてたんだろうか。) [Wed 28 Mar 2007 21:55:51]
◆橋姫 > (はぁ、と重い溜息を吐きながら、足取りも重く通路を歩く。元々、片足が不自由だけど。) はぁ………ホントについて来ちゃうんだもんなあ。(わんこにえさをあげたら、ギルドの中まで着いてきて、あれよあれよと新商品に。しかもそのまま逃げたとか聞いた。) どうせ逃げちゃったなら………あー、ぅ。(どうせ逃げたのなら、無事に逃げ切ってくれていればいいけれど。さすがにギルドの中で口にはできなかったから、ちくちく良心に痛みを覚えながら自分の檻へ。いや、別に自分に落ち度は無い…はず、なんだけど。 けどっ。) ……あいたっ。(がしゃーん。俯いて歩いてたら、鉄格子に頭をぶつけた。) [Wed 28 Mar 2007 21:38:20]
お知らせ > 橋姫さんが来ました。 『…片足を引き摺って 』 [Wed 28 Mar 2007 21:33:14]
お知らせ > フェリさんが帰りました。 『…ひまだー。(ボソッ)』 [Wed 28 Mar 2007 21:32:58]
◆フェリ > (いい子にしてれば――、いい子にしていれば――。 最近思うのは、そればっかり。 けれど、あながち外れではないようだ。 職員の言うことを聞くようにしてからは とりあえず、髪を結べるようにはなったし。 絵だって描かせてもらっているし。) ご飯ももらえるし…、寝られるし…。 (三級奴隷であるので、待遇は良いとは言えないが、雑多奴隷よりはずっとマシなようだ。 足りないけれど、 ご飯も食べられるし。) もっといい子にして、 お外、出ます…。 がんばります…。 (キョロキョロ。 近くに職員がいないか見てから、 呟いてみた。) [Wed 28 Mar 2007 21:32:44]
◆フェリ > ―――…どうせなら、 全部切って短くしてもらっても よかったですの に…。 (軽く頬を膨らませて呟く。 後ろの髪まで切ってもらえなかったことが残念で仕方がないらしい。 この少女は。 こんなに伸びていても仕方がないだろうに と思うが。 否。 髪も売ればお金にもなるんだっけ? とか、 考えつつ。) また、 お絵かきしたいです…。 (今日は絵を 描かせてもらったから。 部屋の絵を描いた。 本当は、外の絵を描こうとしたのだけれど、 あまり、思い出せなかった。 最近は、ほんの少しだけ外に出してもらえるようにはなったのだけれど 、 奴隷ギルドの、周りだけだから。) [Wed 28 Mar 2007 21:19:14]
◆フェリ > (長かった前髪を切ってもらった。 否 切られた とも言うのかもしれないが。 理由は簡単。 職員のボタンに前髪が引っかかってしまったから。 本当に、 簡単な理由。) ――…。 (邪魔だった前髪が無くなって、少女は少し 嬉しそう。 まぁ、 主人が出来た場合、 後ろの髪は、 長ければ様々な髪型をして遊ぶことが出来る、という利点があるものの、前髪は伸ばしていても、切るしか無いだろうから。) [Wed 28 Mar 2007 21:10:54]
お知らせ > フェリさんが入室されました。 『(前髪切りました。)』 [Wed 28 Mar 2007 21:07:31]
お知らせ > クローチェさんが退室されました。 『やっぱ道は遠い。』 [Sat 24 Mar 2007 13:53:54]
◆クローチェ > ・・・・変わらないのですねェ。(より酷く&実用的なのが多くなる上に、暴力だけでなく自主性とノルマで縛られることになるか。 奴隷も一級〜特級ともなるとある一面では下層民(←モノ以下、と読む。)を超え得る特権的階級といえる。道は遠くて、それはただ才能だけで到達できる領域じゃないのだ――其の前に買い手がつく事も多いわけだし。) [Sat 24 Mar 2007 13:53:07]
◆クローチェ > さて、一休みとかできる人生に変更ですー?(此処に来て以降、位が上がる=生存効率が上昇する、という解釈がなされていた。 安いほうが出入りが激しいのは、消費以外に買取の簡単さもあるのだが――人ならぬ身に知る由もない。 小首傾げる眼前にどさりと物体。本の山。) ・・・コレ何ですヵー?(聞いてみたら、斜め読みでいいから明日までに読め。 とそれだけいわれた。) [Sat 24 Mar 2007 13:51:12]
◆クローチェ > (多少ひくひくしているが、「しゃべるのもダメだ」といわれればぴたりと口閉じる程度には奴隷として習熟していて――おかげで、作業は以降恙無く終了する。作業後の経過は見なくていい。化膿とかの心配がないのも、人外の化物たる身の利点だ。) ・・・はふ。 辛かったのですー。 鍛錬の一環としてぱわーUPしましたかねェ。(微妙なポジティブ思考に、担当の職員、妙な考え方をするようになった、と笑う。 固定をはずされた腕を台から下ろして、深呼吸。) [Sat 24 Mar 2007 13:47:22]
◆クローチェ > (呪物でもしみこませてあるのか、奴隷ギルドの”印”は魔術を用いてもめったな事で消えるものではないという――が、それだけに変更があると消して書き直したりは簡単じゃない。 元から空けて置いた場所に追記していく、なんて工夫も凝らされ、文字や記号でありながら見た目に見苦しくない仕上がりは、一種の伝統芸能と呼べる――これも、雑多には無い配慮だろう。) う、むー。 ぐー ・・・あぃた。 止まりますから道具で殴るの停止してくださィ――。(基本的には彫り物なので痛いのは変わらない。) [Sat 24 Mar 2007 13:42:12]
◆クローチェ > (この辺りまでくればお値段も仕入れ値の倍は優に超える。 殆ど年を取らない=劣化しないからギルド的には一安心、宝石とかと同じ、いつでも処分できる保存にも向いた資産となったわけで――) ……待遇の改善とかありますのですヵ――? あう。 痛。 痛いですョ。(祝一級の初めての仕事は台に腕乗せてぼーっとしてること。その旨を記載した刻印の追加である。) [Sat 24 Mar 2007 13:36:24]
◆クローチェ > (月に数回程度、成長や価格変動が顕著な個体は唐突に、価格の査定をされたりする―― 労働力になるだけの雑多はともかく、ニーズにあった上級の奴隷などは仕入れ値も高価であり、できるだけの利潤を得ねばならない、ということなのだろう。 長らく準一級で通ってきたこいつも、終に―――) ・・・合格ですヵ――(正式に一級品に格上げされる日が来たのである。 苦節半年以上と聞くと人間なら多少は感慨深い気もするだろーが、長期的な時間の概念が曖昧らしくてどう喜ぶべきかかなり迷ってる様子。) [Sat 24 Mar 2007 13:32:21]
お知らせ > クローチェさんが入室されました。 『今日は審査の日。』 [Sat 24 Mar 2007 13:30:28]
お知らせ > フェリさんが帰りました。 『(暫くすれば、奥へと戻っていく。)』 [Fri 23 Mar 2007 23:34:27]
◆フェリ > ――誰も 来ませんね。 (パタリ。 背中の羽根が寂しそうな音を立てる。 檻の外。 冷たい空気しか無かった。 誰かが来る様子も無さそうだ。 もう少しだけ、 僅かな期待を持って檻の外を伺って いようか。) [Fri 23 Mar 2007 23:34:16]
◆フェリ > (長くて邪魔な髪を、前髪と後ろ髪を一緒にして結んでしまえば――、視界が開ける。 少女は僅か 満足したような表情をしたことだろう。 そして、膝立ちになれば ゆっくりとした動きで檻のほうへと近寄って行き、 誰か来ないかなぁ? とばかりに 廊下のほうを見るだろう。) [Fri 23 Mar 2007 23:11:43]
◆フェリ > (身体を起こせば、床に座る。 胡坐で。 パサリ と長い髪が落ちて 視界が遮られ 。) 髪、 結んでいませんでした。 (呟けば、 手に持っていたゴム、ちゃんとあるか確認するように見れば、 両手を使って髪を結ぼうとしていく。 梳かすものが無いから、少々雑になってしまうのは仕方がない。) [Fri 23 Mar 2007 22:55:45]
◆フェリ > ――……。 (横になり、眠っていたらしき少女は、どうやら眼を覚ましたらしい。 ゆっくりと眼を開き、現れるのは空色の瞳。 腕に力を入れて上体を起こし、ぼんやりとした様子で 檻の外 見れば――。) …おなじ。 (いつもと同じ。 変わらない景色が あるだけだった。) [Fri 23 Mar 2007 22:43:11]
お知らせ > フェリさんが入室されました。 『――…。』 [Fri 23 Mar 2007 22:40:03]
お知らせ > 橋姫さんが帰りました。 『――今日は、寝よう。』 [Tue 20 Mar 2007 22:53:02]
◆橋姫 > (……そうだ。明日、外出許可を取ってみよう。自分から、アピールするために外へと出る――勿論、奴隷の一人歩きなんて何か、よくない目に会うことだって多いだろうけど。それでも、今よりずっとマシだと思えたから。) [Tue 20 Mar 2007 22:52:51]
◆橋姫 > (抱えた膝に、顔を埋めた。冷え込んだ空気が右足に痛い。ああ、暗くなる――) …はぁ。(膝頭に溜息を染み込ませて、陰鬱な気分で目を閉じた。…剣闘奴隷として命のやりとりをさせられるよりよっぽどいいけど、閉じ込められたままでも遣る瀬ない。) [Tue 20 Mar 2007 22:51:30]
◆橋姫 > (…どれだけ長く時間をかけても、食べ物はいつか無くなる。空になった食器をひとつに纏め、鉄格子の隅から廊下へと差し出す。) ……。(終わってしまえば…やっぱり、やることなんて何もない。ただ膝を抱えて、暗い目で、時折廊下に響く靴音にびくりと身を竦ませる。…同室の子も、向かいの檻の子も、みんな同じ。) [Tue 20 Mar 2007 22:48:10]
◆橋姫 > (食器は……これだけ牢が並んでいるのだから、回収だって手間だろう。いちいちしかりつけて回収するより、寝静まった頃にまとめてとりに来るほうがラクだろうし。) ……(このスープ、ネギを一つまみ入れるだけでも随分違うと思うのになあ、なんて考えてはみたけれど、お願いしたって入れてくれないだろうし。…そういう工夫は、いつか自分を買ってくれる相手に試すのがいいんだろう。現れるかどうかわからない存在だけれど。) [Tue 20 Mar 2007 22:39:58]
◆橋姫 > (薄いスープを啜り、薄い肉を噛み千切り、固いパンを口の中で溶かす。) ……ん。(量は少なくても、ゆっくりと時間を掛けて食べれば意外と腹持ちは良い。同室にされたほかの三人もそのあたりは身に染みているのか、与えられてから長い時間、食事に費やしていた。…食事が終わってしまえばほかにすることが無い、という理由もあるけれど。) [Tue 20 Mar 2007 22:33:40]
◆橋姫 > (檻の中、食器のぶつかる静かな音が響く。) [Tue 20 Mar 2007 22:29:03]
お知らせ > 橋姫さんが来ました。 『――夕食。』 [Tue 20 Mar 2007 22:25:51]
お知らせ > フェリさんが退室されました。 『(ズルズル。 元の位置に戻れば、静かに眼を閉じた。)』 [Mon 19 Mar 2007 22:37:03]
◆フェリ > ―――ご主人さま、ぁ…。 (フェリはいい子にします。 だから来て下さい。 ここから 出して下さい――。 いつか自分を購入するであろう、 主人へ、 思う。 購入されず一生ココで過ごすという可能性もあるのだけれど。 ソレはあえて考えないようにしてみよう。 そして、もしかしたら 主人 からは、酷い仕打ちを受けるかも しれないけれど。 だって奴隷は、そういう存在。 教えてもらった。 そう教育され た。) ぁ、言葉 使い――。 (そう、この間怒られてしまった。 奴隷は、主人に粗雑な言葉遣いをしてはいけないって。 少女はそのつもりはなかったのだが、どうもたまに、そういう 悪い 言葉遣いが混ざってしまうらしかった。) [Mon 19 Mar 2007 22:34:38]
◆フェリ > (ズルリズルリ。 四つんばいになって檻の近くまで近寄ってみる。 2つに結んだ長い銀髪も、その後をついていくかのように 動いて。 だんだんと近寄ってくる足音を 耳を澄まして聞いてみる けれど。 気が付いた。 ) ――…。 ……。 ………。 足音…、1つだけ …。 (ゆっくりとした動作で 檻に手をかけた少女は、空色の瞳で廊下の先――、足音のほうを 見遣り。 カックリと肩を落とす。 足音1つだけ、は 職員の可能性のほうが 高いから。) [Mon 19 Mar 2007 22:10:31]
◆フェリ > (寒い な、と 体を震わせる。 凍えるほどではないけれど、――凍えて死んでしまうほどではないけれど、やはり 寒い。 まだ季節は 冬 なのだろうと思わせる。) ――…? ……ぁ…。 (不意に 空気が動いた。 檻の中の空気とは違う、外の空気 が、少女の白い頬を撫でた。) ――お客、 さ ま? (そして、小さな足音。 ほんの少しの 期待。 ただの、ギルドの職員だという可能性も十分あるけれど。) [Mon 19 Mar 2007 21:50:50]
◆フェリ > ――…。 今、 何時――…? (檻の中、膝を立てて座り、静かに眼を閉じていた少女は 空色の眼をゆっくりと開けば 呟いて。 この中にいると、どうにも時間の感覚が狂ってしまって。) ……? (キョロ リ。 周りを見るけれど、自分以外の奴隷は身動き1つしない。 寝ているのか、動く気が無いのかは わからないが。) [Mon 19 Mar 2007 21:44:27]
お知らせ > フェリさんが来ました。 『(檻の中 )』 [Mon 19 Mar 2007 21:40:32]
お知らせ > 橋姫さんが帰りました。 『――おやすみなさい。』 [Mon 19 Mar 2007 00:17:16]
◆橋姫 > …。(言葉もなく、ただつらつらと考えだけをめぐらせていると、どうしても東の――故郷の方角へ、意識が飛んでしまう。 優しかった姉たち。頼もしかった兄。 ああ――ダメだ、こんなことを考えていては。ふるふる、と頭を振り、思考を振り払う。) …うん、もう、寝よう。(小さな声でそう呟くと、寝息を立てる三人の間、互いの身を寄せるように滑り込み――そっと、目を閉じる。 …明日がある。 きっと、明日は今日よりいい日になるだろう。そう、願って。) [Mon 19 Mar 2007 00:17:05]
◆橋姫 > …あ。(独り言に、横たわっていたルームメイトが一人、小さな呻き声を上げた。…起こしかけてしまったのだろう。あわてて口を紡ぐと、部屋の隅の壁にそっと、背を預ける。 ひやりと、冷え切った石壁が体温を奪っていく。) ……ん。(寒い。けれど――眠りに落ちた三人の傍らに横たわってしまうと、自分も眠くなってしまいそうだから。…この檻に入れられたのは今日の話じゃないけれど、何だかもう少しだけ、眠りにつきたくなかったから。) …。(ああ、明日は――明日になったら。 …もう少し、料理とか、家事の練習くらい、させてくれないだろうか。 そういう用途で売りに出されている身分なのだから。) [Sun 18 Mar 2007 23:49:31]
◆橋姫 > …寒。 …はぁ。 (両手を擦り合わせ、吐息を掛ける。――二級奴隷といったって、個室が貰えるわけじゃない。けれど、一人一人に毛布の一枚ずつくらいは与えられている。たったそれだけじゃ、今にも凍えそうだけど) …下の子たちに比べたら、贅沢いってられないよね。 (毛布一枚すら与えられずに、死んでいく子だっているんだから。…四人入りの檻の中。三つの寝息に囲まれながら、重ねた手にもう一度、息を吐きかけた。) [Sun 18 Mar 2007 23:22:44]
◆橋姫 > ……はあ。 暗いなあ、せめて窓くらいついててくれればよかったのに。(…寒い、夜の奴隷ギルド。看守の足音が聞こえないうち、それでも口の中で小さく、些細な不満を零す。せめて少しでも外が見れたら――天気や、星空を眺めるだけで、ずいぶん気が安らぐのに。) …あは、でも冬場は寒いから、ダメだよね。(窓なんか無くても、冷え込みの厳しい折の中。しくしくと痛む右足を、折り曲げるようにしてそっと抱えた。) [Sun 18 Mar 2007 23:08:39]
お知らせ > 橋姫さんが入室されました。 『――檻の中で膝を抱え。』 [Sun 18 Mar 2007 23:05:24]
お知らせ > 涙のウシさんが帰りました。 『( 一粒、涙。 )』 [Sat 17 Mar 2007 08:36:19]
◆涙のウシ > ( 私の作る雨は、次第に、次第に容器の中で溜まっていきます。しばらくの時間、念じて、念じ続けて。しまいには消耗して、集中が途切れた所でその雨は終わります。──後で、別の奴隷が、この水を瓶に小分けしてくれるのだと聞きました。そしてそれは、誰かの口に入るのだとも。──殆どの力を失った私ですが。まだ、誰かの命の一部になれているのです。──できれば、昔のように。多くの者の命になりたい。けれど今はもう、叶わぬこと。以前のような力を取り戻すのに、幾程の年月が必要なのでしょうか──。 ) 嗚呼…嘆かわしい。私。 [Sat 17 Mar 2007 08:35:54]
◆涙のウシ > ( 念じて、しばらくすれば、翳した手の平より「水」が。用意された容器の中へと、ぱたぱた。ぱたぱたと。それは正に雨の音。 ) [Sat 17 Mar 2007 08:25:37]
◆涙のウシ > ( ──しかしてそれも、昔の話。「紅く」染まった「水」は、私の「力」にはなってはくれませんでした。水が力にならなければ、私は無力。地上に落ちた私も無力。──もう、雨を降らせることも出来ず。ただ、出来るのは── ) ──私にできることは、涙を流すことと。ほんの少しだけ、水を作ることだけです── ( 本日も、さてやりましょう。雨を降らせることは出来ないけれど、水を少しばかり、作る事ができます。辿りついたこの街で、「此処」に連れて来られて以来。それだけが、私のするべきことなのです。さあ手をかざし。己の中の水の流れを集中させましょう。 ) [Sat 17 Mar 2007 08:23:51]
◆涙のウシ > ( 空の模様──曇天。本日は、少しばかり調子が良いかもしれません。 ──お日様も、もちろん好きです けれども、「力」が十分に使えますのは、やはり、雨天でございますね。「水」は、私の力。私は、「力」を水に。水は、命の源。つまり私は、「命」を作り出すのです。 ) [Sat 17 Mar 2007 08:14:56]
お知らせ > 涙のウシさんが入室されました。 『本日は──曇天でございます』 [Sat 17 Mar 2007 08:06:21]
お知らせ > フェリさんが帰りました。 『(この天井の向こうには、空が広がっているのかな?)』 [Tue 13 Mar 2007 23:18:17]
◆フェリ > (【正しい言葉の使い方を覚えさせる必要有り。】 そんなことを、書かれてしまったかもしれない。 イイコ で、 外に出しても問題なし と判断してもらえるのは、もう少し先かも知れない。) ――。 (暫く、2つに結ばれた髪の毛をいじって遊んでいた が。 コロン。 寝転がれば、天井を見て そして、眼を瞑り 。) [Tue 13 Mar 2007 23:18:00]
◆フェリ > (自由が無いなんて。) ……ふざけんじゃねー。 (ボソッ。 言ったら、職員が何やら妙な顔で此方を向いた。 いつか来た【お客様】が言っていた言葉だった気がするのだが、何か間違っていただろうか、と 少女は軽く 首を傾げる。) ――何か、 間違え ました、か? (言葉の使い方。) [Tue 13 Mar 2007 23:06:48]
◆フェリ > お客様、の 為…。 (お客様の為。 買ってもらう為。 外に出るため。 それに、 イイコ にしていれば、売り込みの為に出してもらえるとも教えてもらったから。) お外 、…。 (檻の外 見ながら少女は呟いて。 外に行って、何があるワケでもないだろうが。 それに、奴隷になった以上、もう 本当の 【自由】は無いことを、少女はなんとなく、分かっているけれど。 パタ リ。 少女の背の小さな羽根のようなものが 小さく動いて。) [Tue 13 Mar 2007 23:01:01]
◆フェリ > あき ました…。 (ポツリ。 先日の少女に言われた通り、職員に身なりのことを言ってみた。 意外にすんなりと、髪を結ばせてもらった。 切ってはもらえなかったので、前髪と一緒に後ろで2つ結び。 それから、敬語の使い方も教えてもらった。 お話をする時は、丁寧な言葉ではならないといけないらしい。) [Tue 13 Mar 2007 22:54:14]
お知らせ > フェリさんが来ました。 『(檻の中から見る世界。)』 [Tue 13 Mar 2007 22:51:35]
お知らせ > シーサ=センザキさんが帰りました。 『( 送り出す職員に、笑顔を向ける余裕も無くて。 )』 [Tue 13 Mar 2007 00:18:44]
◆シーサ=センザキ > ( 痩せこけた顔で、何かを伝えようとしているのだろう、口を動かしても―― 声は出ていない。 ) ……… っ。 ( 息が止まりそうだった。 そうか、これが"奴隷"。 幼馴染の彼女と、目の前の少女を重ね合わせそうになって、咄嗟に目を逸らし、小走りでその場を離れた。 ) はっ、はっ……!! ( どたばたと、みっともなく響く足音が―― 耳障りで仕方なかった。 ) [Tue 13 Mar 2007 00:17:06]
◆シーサ=センザキ > ( ギルド内を丸々一周させておいて、肩透かしを食らわせてしまったことになる。 不満があるであろう職員に、気持ちばかりのチップを渡し。 ) ―― じゃあ、出口までお願いします。 ( また先導して歩き出す職員に、一歩遅れて付いて行く。 これからのことに思案を巡らせながら歩みを進めていると―― がちゃり、と。 真横の檻から、金属音が響き。 ふと足を止め、視線をそちらに送る。 ) あ …… 。 ( 檻の内側に居たのは。 鉄格子を掴み、此方を縋るような目で見る、ホワイティアの年端もいかぬ少女だった。 ) [Tue 13 Mar 2007 00:09:19]
◆シーサ=センザキ > ―――― ? ( 不意に、先導していた職員の足が止まった。 『ざっと、こんなモノでしょう。 …… お気に召す奴隷は、居ましたか?』 ) ―― これで、終わり…… ですか? ( 無意識に、大きな溜息が零れる。 安堵なのか落胆なのか、どちらともいえない妙な気分になって。 ここに、チュシャンは居ない。 それならば―― ) ……… ありがとうございます、そうだな… 今回は、止めておきます。 [Tue 13 Mar 2007 00:00:04]
◆シーサ=センザキ > ( 見るに耐えない、とでも言えばいいだろうか。 奴隷という身分を、今まではっきりと意識したことがなかった。 ――人が同じ人をモノ扱いしている、馬鹿げたシステムだ。 里の祖父はそう言うと、暫し押し黙り―― 。 けれど、現実に『必要』になってしまっているシステムなのだと、そう付け加えた。 )( 自分と同年代、あるいは下であろう奴隷を見るたび、その言葉が蘇る。 ) [Mon 12 Mar 2007 23:52:59]
お知らせ > シーサ=センザキさんが来ました。 [Mon 12 Mar 2007 23:47:17]
◆シーサ=センザキ > 寒いですね…… ここ。 ( 微かな震えが止まらない。 それが、寒さだけから来ているのではないにしても、顔に触れる外気は、明らかに冷え切っていた。 数歩前を歩く職員からは、そっけない返事しか返ってこない。 独り言みたいなものだったから、別段気にもならず。 ) ………っ。 ( それよりも、ずっと気になっているののは、並ぶ両側の檻の中のことで。 ) [Mon 12 Mar 2007 23:45:33]
◆シーサ=センザキ > ( イエロティアの、10代後半の女を見せて欲しい―― ただそれだけの、漠然とした要望。 奴隷ギルドに入るなり、それだけを職員に伝えたのが、数分前のこと。 職員に連れられ、様々な奴隷が閉じ込められた檻の前を、歩き続けている。 冷たい石畳が、乾いた音を立てて、それがやけに―― 耳障りに感じる。 ) ―――― ……。 [Mon 12 Mar 2007 23:38:12]
お知らせ > シーサ=センザキさんが入室されました。 『( すた、すた。 )』 [Mon 12 Mar 2007 23:31:35]
お知らせ > エレイさんが帰りました。 『オシオキ♪』 [Sun 11 Mar 2007 01:29:11]
◆エレイ > ・・・・・・・・・・・・。(その声を聞けばニコリと笑みを浮かべた。)そう。(それだけ言えば持っていた斧を振りかざして檻の格子を思い切り殴る。――――――ガィィィィィン――――――鈍い音が辺りに響く。きっと今の音で寝ていたものも起きるだろう。 さくら、さくら。)嘘吐きは・・・・・・。 [Sun 11 Mar 2007 01:26:59]
◆エレイ > (檻の中では数人に取り押さえられている子供が一人。きっとアレが声の正体。)ねぇ、ダァレ?(もう一度声を掛ける。そっと微笑んで首を傾げて問いかける。 檻の中の子供らはゆるりと首を振るだけで答えることは無い。)今の声・・・・・・ダァレ?(もう一度声を掛けた。今度は斧を構えながら先ほどの笑みは消えている。 『誰も!!』『そう!誰でもないよ!!』 そう口を開く。) [Sun 11 Mar 2007 01:15:56]
◆エレイ > (カツン コツン カツン コツ――――――。歩いている内に聞こえた叫びの様な泣き声にそちらへと歩みを向ける。歩く速度を上げて、床を叩く斧の音も止んで、代わりに軽い足音が奴隷の詰まった檻の前を行過ぎる。)・・・・・・。(そのまま幾つかの檻を過ぎて、一つの檻の前で足を止める。)今の声・・・・・・ダァレ?(そう静かな声で尋ねる。) [Sun 11 Mar 2007 00:57:05]
◆エレイ > (カツン コツン カツン コツン。静かに廊下を鳴らしながらゆっくりと廊下を進む。外ではそろそろ花見の準備が始まる頃だろうか。 綺麗な桜の下には死体が埋まっていて、桜はその血を吸い上げて色を染めている。そんな噂を思い出せば自然と口元が緩む。) [Sun 11 Mar 2007 00:37:28]
◆エレイ > (春だなんていうけれど。あまり関係の無い人種というのは居るもので、今日も仕事に励む子供はカツン コツンと斧の柄で廊下を鳴らしながら見回り。別に春が嫌いなわけじゃない。桜が嫌いなわけじゃない。ただ、それで騒ぐ暇が無ければ騒ぐ理由も解らないだけ。) [Sun 11 Mar 2007 00:24:32]
お知らせ > エレイさんが来ました。 [Sun 11 Mar 2007 00:12:46]
お知らせ > フェリさんが帰りました。 『名前――フェリ… (その声は、少女に届いただろうか。)』 [Sun 4 Mar 2007 00:20:03]
お知らせ > 有毒少女さんが帰りました。 『( 再び出会う事 より 貴女が檻から出ている事 を、願う )』 [Sun 4 Mar 2007 00:19:09]
◆有毒少女 > いいえ。 ( クス と。 笑んだ笑み とは。 違う、柔らかな微笑み で。 貴女に、答え ) …代わりに、もし 名前 が、貴女にあるなら 教えて頂戴。 ( 自身の 檻のある、方向。 足を向け ) [Sun 4 Mar 2007 00:17:58]
◆フェリ > おきゃくさまの、めに とどまる、ため…。 (忘れないようにしようと、呟く。 そうか、そういうことをすればいいのか――。 知らないことを知るって、楽しい。) ……? (質問に 返されたのは 笑みだけ。 子どもはわからず首を傾げるだろうか。) うん、わすれ ちゃう・・・。 (それは大変だ。 自分の大事な売り込み要素がなくなってしまう。 頷いて、頷いて、 いろいろ教えてくれた先輩を見て ) ありがとう――。 (檻へ戻る毒の少女へ、感謝の言葉を言うだろう。) [Sun 4 Mar 2007 00:12:31]
◆有毒少女 > 洗浄の後、身なりを整えるときに 言って御覧なさい。「オキャクサマの目に留まるために」と。 ( 髪を結う 紐や、リボンくらい 用意してくれる、だろう。 貴女は。雑多、というわけでもないの だし ) ―――― ( 少女 の。 言葉に、鎖のついた 毒は クスリ。 笑む、だけ ) … 待ってるだけだと 忘れてしまうわ。 ( 家事のやり方、だって。 だから、練習は させてもらえる、はず。 ) 頑張れば 二級にだって、なれるかもしれない。 ( それを。 貴女 が、よしとするかは 別と、して。 ) それじゃ、私はもう戻る わ? ( 檻 へ ) [Sun 4 Mar 2007 00:07:37]
◆フェリ > ―――…うん。 (同意され、子どもにも少し 希望が出た様子。 そうか、こんな髪でも利点があるのか、と。) むすび かた…。 (長い髪を手ですくう。 どんな結い方があるのか 子どもはあまり知らないけれど 試してみるのは楽しそう。) わたし より? あなた は?? (とても素敵な人だと思うのに。 どうしてだろう、と。) レッスン…。 (そうか、ただ待ってるだけではなく、自分からご主人様に 選んでもらえるような奴隷に ならないといけないのか――。 知ることが出来て よかった。) [Sat 3 Mar 2007 23:57:18]
◆有毒少女 > えぇ、 きっと。 ( 子どもの愛らしい所作 に。 笑み、深め。 微笑を、返す。 ) 結び方も色々、試せると思う わ? ( それだけ、長いの だから。 普通に結ぶに、しろ。 みつあみ等にする に、しろ ) ――― 十分だわ。 貴女 私なんかより、とても役に立つ奴隷 よ。 ( 今は、そういう用途 が。 求められる事が多い、 から ) 技能を伸ばすレッスンだって させてくれるはず。 ( 家事の練習 や。 絵の描き方。 それが貴女のセールスポイント なら。 特に家事、は。 ) [Sat 3 Mar 2007 23:48:35]
◆フェリ > そう なの…? ―――ご主人様、見つかる か な? (少女に浮かべられた小さな笑みを見れば、子どももぎこちなくだが、微笑むだろう。 結うという提案には、名案だと言わんばかりな表情。 子どもは思いつかなかった様子。) うん。 結う。 結えば、 邪魔に ならない。 ぶかっこー、見えない…。 (何が出来るかと問われれば、パタリ、としょげるように羽根が落ちて。) ――家事。 ……あ、と、お絵かき、好き。 (そんなんじゃダメかなぁ? と、首を傾げて。) [Sat 3 Mar 2007 23:41:56]
◆有毒少女 > ( ふ、 と。 浮べるは 小さな、笑み ) ――― 大丈夫。 今は 随分、奴隷の扱いも良くなったようだもの。 貴女みたいな カワイイコ なら。きっとそのうちご主人様が、見つかるわ ( 奴隷 は。 主人を選ぶ事 等。 出来はしない、けど ) えぇ。でも 不恰好を嫌うオキャクサマもいるから… 前髪を横に分けて 後ろで結うようにしてもらうのは、どう? ( 少なくとも、オソト へ。 出る時 は。 ) 貴女は 何が、できるのかしら。 [Sat 3 Mar 2007 23:36:15]
◆フェリ > ――…しら ない。 (少女の話は子どもには初耳だったようで、 驚いたような声音。 続く言葉に、無気力な子どもの目に、 僅か、光が差したように。 仮初めでも、外に出られたらどんなに楽しいだろうか。) イイコ、する…。 して、お外、出たい…。 (風の音、緑の匂い、空の青、雲の白。 中 からではなく、外で 見たい という希望だけは、大きく。 パタリ。 不恰好な羽根が揺れた。 ) 髪…切って もら えない。 …ぶき? (このくらい髪が長ければ、どんな髪型にでも出来るだろう。 職員はそれを狙っているのか。 切ることはいつでも出来るが、伸ばすことは時間をかけなければ出来ない。) [Sat 3 Mar 2007 23:28:31]
◆有毒少女 > … じゃぁ。 知っている? イイコ は、ギルドの外で 売込みができるのよ。 ( 中々。 ギルドには 足を運び難い オキャクサマ も、いるから。 ) 貴女が イイコ に、していたら 仮初めでも オソト に、出られる。 ( 覗いた空の イロ。 毒は 眩しそに 目、細め ) …切ってもらえないの? ( 職員は、奴隷の 売れるための努力、を。 無駄にはしない だろう。 中には――… ) … ( 此方 窺う。貴女の担当なの だろう。 職員を 顔は、貴女へ向けた まま。 軽く、視線で盗み 見。 ) でも ある意味目立つから、逆に武器にはなるかもしれないわ。 ( 買った者の 好みの髪型に、というも。 ある意味、理に かなう。 ) [Sat 3 Mar 2007 23:21:03]
◆フェリ > (毒の少女の質問に、少女は1つ頷くだろう。) うん。 来た、ばっか り。 (自分の所へと来た少女を不思議そうに見ながら、答えるだろう。 目を合わせられようとすれば、長い銀髪が邪魔で相手の顔が良く見えず。 片手で前髪を上げるだろう。 そうすれば、少女からも この子どもの空の色、見えるはず。) 髪…邪魔。 長くって、じゃま。 (少女の焦げ茶色の瞳を見つめながら、 む、ぅ と顔をしかめて答えるだろう。) [Sat 3 Mar 2007 23:12:19]
◆有毒少女 > ( ツマラナイ。 どこか で、聞いた 言葉。 よく 聞く、言葉 ) 貴女。 此処に来てまだ 日が浅いの、かしら? ( 奴隷ギルド という、檻の中で のみ。 暫しの間 のみ、放し飼いを許された 犬たる 毒持ちは。 ) ( ジャ ラ ―― ) ( 鎖の触れ合う オト。 響かせ、軽くしゃがんで 貴女と、目を合わせよう と。 ) 随分と髪が長いのね。 ( 黒味の強い焦茶色 は。 銀糸の中 に、空のイロ 見つけることが、できよぉ か? ) [Sat 3 Mar 2007 23:06:00]
◆フェリ > (そういえば、昨日までいた顔が数人、いなくなっているなと首を傾げる。 買われたのだろうか。 それとも、処分されてしまったのだろうか。) どっち だろう? (訊いても答える者はいない。 職員に聞いても教えてくれはしないだろう。 ふと、顔を上げる。 少女の耳に届くのは、重い音と―― ) ……つまん、ない。 (言葉に 少女はそう返す。 つまらない。 この中で ご主人様 を待っているダケなんて。) [Sat 3 Mar 2007 22:58:39]
◆有毒少女 > ( 重たいオト。 それは 段々と。 貴女の方へ 近づいてくる。 首輪を、つけられ。 手枷を、つけられ。 その二つを結ぶ鎖。 足首にも、枷。 けれど それは、離れていて。 その代わり 二つの、足枷。 結ぶ、鎖 ) ( 冷たい 冷たい、 オト ) ―― どうしたの。 ( ソレ は。 貴女に、問う ) [Sat 3 Mar 2007 22:56:02]
お知らせ > 有毒少女さんが来ました。 『( ―― ジャラ り。 )』 [Sat 3 Mar 2007 22:52:37]
◆フェリ > (訂正:折→檻) [Sat 3 Mar 2007 22:45:16]
◆フェリ > (器用だったのが幸いしてか、引っかかった髪の毛はそれほど苦もなく解くことができた。 取れなかったらどうしようかと思った。 職員に――無理やり引き剥がされてしまいそうだ。) むぅ。 (どうせなら切ってほしい。 邪魔で邪魔で仕方がない。) ――…。 (誰か話し相手になってもらえないかと、折の中を見て――、 どうやら誰も、話などしたくないようだ。 職員はどうやら自分のほうを見て睨んでいるし。) [Sat 3 Mar 2007 22:43:51]
◆フェリ > (今日は、トキノミヤコの伝統行事。 雛祭り の日。 女の子の成長を願う日。 だが、奴隷ギルドではそんなこと、全く関係なくいつもの日常だが。 そして少女はトキノミヤコ出身ではないので、雛祭り も知らない。) ――…いたい。 (転がっている間に髪の毛が引っかかってしまったらしい。 少女は僅かに顔をしかめて動きを止めて、ひっかかった髪の毛を外そうと。) [Sat 3 Mar 2007 22:31:08]
◆フェリ > (檻の中、暇そうにゴロリゴロリ。 右に左に転がっている少女がいるだろう。ゴロゴロゴロゴロ。 何と言うか、邪魔そうです。 職員はもちろん、他の奴隷達にとっても。 物理的に邪魔ではなくとも、精神的にムカつきそうです。) [Sat 3 Mar 2007 22:25:48]
お知らせ > フェリさんが来ました。 『(―――ゴロ。)』 [Sat 3 Mar 2007 22:23:28]
お知らせ > エレイさんが帰りました。 『(そんな小さな疑問を残しつつ、作業は続く。)』 [Sat 3 Mar 2007 01:15:25]
◆エレイ > (顔から削ぎ落とした肉はミンチに。両手に包丁を持ってダカダカと肉を叩いていく。何の面白みも無い作業のはずなのだが、一歩違えるとだんだん細かくなっていく肉の様子がとても面白く感じてくる。それこそ仕事でやっているのか遊びでやっているのか区別が付かなくなってくる程に楽しい。よく「食べ物で遊ぶな。」と、言う人が居るがこの場合。今刻んでいる人間だった肉は、食べ物か。はたまたそうでないのか。) [Sat 3 Mar 2007 01:14:37]
◆エレイ > (目玉を抜いて、なんてこんな事していると。)何ら人形と変わらない。(そんな呟き。顔面の肉を剥がして、骨は貌があまりよくない。それでも何か使い道が在るかも知れないだなんて、一応は保留。貌が良ければ部屋のレイアウトとかに良さそうなのだけれど貌が悪いと何に使えるのだろう。) [Sat 3 Mar 2007 01:01:06]
◆エレイ > (削り終えるとそれを蓋の様に外して、中身を確認する。傷が付いていなければそのまま丁寧に傷つけないように取り出す。もう冷たくなっているが肉の感触はやはり何処か心地よく感じる。思わず笑みも零れるというものだ。そのまま手の上で感触を楽しみつつ遊びたくなるのを堪えて作業を続ける。) [Sat 3 Mar 2007 00:52:39]
◆エレイ > (何の躊躇いも無く鋸でガリガリと削っていく。 ガリガリ ガリガリ ガリガリ ガリガリ ガリガリ ガリガリ ガリガリ ガリガリ ガリガリ ガリガリ 何の面白みも無い作業は続く。 ガリガリ ガリガリ ガリガリ ガリガリ ガリガリ ガリガリ ガリガリ ガリガリ ガリガリ ガリガリ 中に在るプリン体を傷つけないように慎重に少しずつ削る。) [Sat 3 Mar 2007 00:41:45]
◆エレイ > (中身を失った肉から皮を剥がし、骨から肉を切り落とす。部位ごとに分ければ胴体は終了。先ほど切り落とした頭。髪を掴んで引き寄せて見れば、見目はさほど悪くはなさそうな少女の顔が灯りに照らされた。そんな事に興味を抱く事も無くナイフで頭皮ごと髪を切り取る。そこに現れたのはそれほど美しい貌と言えない頭蓋骨。) [Sat 3 Mar 2007 00:27:18]
◆エレイ > (大きなパーツに分けた物からだんだんと小さなパーツに分けていく。胴体を、内臓を傷つけないように丁寧に開く。それから邪魔な骨を取り除いて中に在る臓器を切り取り、取り出す。肝臓、腎臓、すい臓、心臓、胃、腸、肺、取り出していく内に身体はだんだんとその形を崩していく。そして最後には骨と肉と皮が残るのだろう。) [Sat 3 Mar 2007 00:19:29]
◆エレイ > (暗い地下にある一室。 部屋の四隅には蝋燭が置かれている。その灯りに照らされて幾つもの死体が転がっている。そんな中に少年が一人。その部屋の中で唯一動いていた。死体に向けて手にしている斧を振り下ろす。腕、足、胴体、頭。まずは大きなパーツごとに切り分けていく。既に血抜きは済んでいる為に赤い液体が飛び散る事はない。) [Sat 3 Mar 2007 00:06:59]
お知らせ > エレイさんが入室されました。 [Fri 2 Mar 2007 23:50:34]
お知らせ > フェリさんが帰りました。 『(いつもの同じように、 ボーとしていた。)』 [Thu 1 Mar 2007 22:54:38]
◆フェリ > ―――…月、星、雲――。 (思い出す限り、呟いてみる。 本当に、呟くだけ。 あまり大きな声を出すと怒られてしまう。) …。 (少女は少し移動すれば、壁に背を付き――) [Thu 1 Mar 2007 22:54:14]
◆フェリ > (小さな雑草でも、綺麗に咲く花。 木の緑、川――。 海は絵本で見たことがあるだけだけれど。 懐かしいなぁ、と 目を細めて。 ) ……。 (なのに、今はこんなトコロ。 床から顔を上げて天井を見上げて 肩を落とせば、背中の羽根もうな垂れたように微かに動き。) [Thu 1 Mar 2007 22:40:15]
◆フェリ > む、ぅ…。 (床に散った長い髪をよけて、指でなぞってみる。 直線、曲線――円。 軌跡は残らないので、つまらない。 檻の中はつまらない。 模写できるものすら ない。) …おはな……、かわ…うみ――。 (記憶に残っている景色を思い出してなぞってみて。) [Thu 1 Mar 2007 22:27:48]
◆フェリ > (にらめっこ しても、何も無いけれど。 やっぱり髪が鬱陶しいなぁと顔をしかめて。) ――…お絵かき、 した い…。 (この床が白い紙だったらしいのに。 髪に色がついていたら、切って書く物の代わりにしたら、ちょっと変わった絵になって楽しいかもしれない。 ――髪で描かれた絵なんて、気持ち悪いだろうけれど。) [Thu 1 Mar 2007 22:21:43]
お知らせ > フェリさんが来ました。 『(床とにらめっこ。)』 [Thu 1 Mar 2007 22:19:29]
お知らせ > フェリさんが退室されました。 『楽しい コト、無いかなァ?』 [Sun 11 Feb 2007 23:40:55]
◆フェリ > (何もすることが無くなってしまった。 まだ暫く、【主人】を待つことしかできない。 こんな自分を買ってくれる人がいれば、だけど。 いなかったら、少女は棄てられるだけだろう。) ご主人、様…。 (ギルドで教えられた。 【主人】のことはそう呼ぶらしい。 自分の世界はこの 檻 の中。 なんて狭くてつまらないんだろう? 嗚呼、けれど。 外に広がる世界は果てしなく 冷たいのだ。) [Sun 11 Feb 2007 23:40:45]
◆フェリ > (回してみたり。 ねじってみたり。 結んでみたり。 そんなことをしていたら) ―――…ぁうう…。 (職員に睨まれてしまった。 パタリ、と、少女の背中に生えている羽根のようなものが動いた。 それをみれば、やはり職員は嫌そうな顔を。) ワタシの、せいじゃないの に―――。 [Sun 11 Feb 2007 23:24:44]
◆フェリ > (否。 「アレは伸ばしすぎだろう」 と嗤っている職員の声を聞いたことがある。 愉しんでいるのだろうか。 惨めな姿を見て―――) ――。 (ツンツン。 伸ばしっぱなしの自分の髪を軽く引っ張ってみたり。) ……。 (これは、暇つぶしに使えるかもしれない。 少女はそう思ったようで、自分の髪をクルリクルリ回したり、結んだりして遊び始める。) [Sun 11 Feb 2007 23:02:01]
◆フェリ > (奴隷の檻の中で、モゾモゾと動き出す陰。 少女は、長い前髪を鬱陶しそうに耳にかけたけれど) ――…む、ぅ。 (前髪の多くは、すぐに落ちてしまってかからない様子。 髪、切りたいなぁ と思うけれど。 奴隷ギルドの職員は少女の身なりなど気にした様子はない。 長いほうが、主人の好きなような髪型にできる。 とでも思っているのだろうか) [Sun 11 Feb 2007 22:51:44]
お知らせ > フェリさんが来ました。 『(』 [Sun 11 Feb 2007 22:48:17]
お知らせ > 残さんが退室されました。 『(まだ当分は物に埋もれて寝ることになりそうだ。)』 [Thu 8 Feb 2007 00:17:40]
◆残 > はぁ……。(一通り見た後で男が不意に息を吐き出す。)あんまりいいのはいないな……。(職員に軽く瞳を向けてただでさえ細められている目を更に細める。それでも口元の笑みは決して消さない。)うん。また気が向いたら来る……。(そう言葉を残してその場を離れた。その後姿に職員が静かに頭を下げる。) [Thu 8 Feb 2007 00:16:24]
◆残 > (見て回った檻の中には多くの奴隷が犇めき合っている。見ていてあまり気持ちのいいものじゃない。そんな事を思いながらも檻の中に視線を向けて歩みを進める。雑多から三級と石の廊下を軽く重い靴音が移動していく。その後を職員が付いて歩く。)………………。(その間は終始無言。) [Wed 7 Feb 2007 23:55:00]
◆残 > (少し呆けていた職員だが男の言葉の意味を理解したように一つ頷いて、「少しお待ちを……」そう手にしていたファイルをめくりだす。)あまり……高くないのがいい。(ファイルを覗き込みながら男が言う。紙面に並ぶ奴隷のデータを見ながら、職員が男にいろいろと勧めるがどうもいまいちよく解らない。)……実際に見る方が早そうだな。(言って檻の方へと歩みを進める。) [Wed 7 Feb 2007 23:35:10]
◆残 > 家が―――(そう言葉を紡ぐ。そこで切られた言葉に職員が何処か訳が解らないと言う表情を浮かべているのも気にせず男は話し出す。)家が汚れるから……掃除の出来るのが欲しい。あとは、メシ……。(出来るのいるか? と首を傾げて問う。無くても困らないのだがあった方が便利ではある。) [Wed 7 Feb 2007 23:27:30]
◆残 > (靴音を響かせて現れたのは何とも場違いな姿。仕事帰りに寄った為に肩には制服が掛かったままだった。その格好の所為か職員がビクリと跳ねた。)………………。 ん?(その様子に首を傾げながら職員に近づいて行く。) [Wed 7 Feb 2007 23:21:39]
お知らせ > 残さんが入室されました。 『(カツン。)』 [Wed 7 Feb 2007 23:17:44]
お知らせ > フェリさんが退室されました。 『……ね、ぇ。 (なにが)』 [Mon 29 Jan 2007 22:16:03]
◆フェリ > (檻の中で することは何もない。 誰かとおしゃべりを〜 なんて、雰囲気でも無い、全然。 それに子どもは話すのが得意でもないし) ぅー。 …。 (先ほどから なにやら声を発している子どもに、職員がものっすごく睨んで来たので サラリと知らんフリして別のほうを見遣り) …。 (コロン。 転がるように横になれば、体を丸めて) [Mon 29 Jan 2007 22:15:38]
◆フェリ > ………つ ま …んー、な、い? (うまく言えなかった。 言い直す。 次は自分でもとりあえずは納得できたのか、子どもは少し 満足気な表情を) …。 (視線を 自分の手の甲へと移してみれば、 ここへ連れてこられた時に付けられた奴隷印が目に入る。 子どもには ただただ痛いだけのコトだったけれど) (パタリ。 羽根が音を 立てる。 長い前髪が邪魔で 右手を上げて耳にかけてみる けど) ――…む、ぅ…。 (うまく かからず 子どもは不満気) [Mon 29 Jan 2007 22:10:49]
◆フェリ > (子どもの背中に生えている 小さな、羽根のようなモノが パタリ と動いて軽く音を 立てた。 ――気色わりぃ、 とは 職員の 言葉。) (職員の言葉 子どもにも届いたか。 子どもは職員のほうをぼんやりと見遣って――。 それだけだった。 子どもにとっては 今更。 気色が悪いのなら 切り取ってしまえばいいのにとも 思うけど。 それはそれで 傷がつくからという ことらしくって) ―――。 (職員から目を逸らし 同じ檻の奴隷を見てみる。 けど。 誰も自分のことなど見てはいなかった) つ ま、な い。 [Mon 29 Jan 2007 22:02:36]
◆フェリ > (三級奴隷が入れられている 檻の 中) ……。 (子どもは、伸ばしっぱなしの長い銀髪が邪魔らしく、顔をしかめた。 そんな様子を見ていた職員が忌々しげな目で見ている) …ん…… (暇。 ) [Mon 29 Jan 2007 21:57:52]
お知らせ > フェリさんが来ました。 『―――…。』 [Mon 29 Jan 2007 21:55:16]
お知らせ > シァさんが帰りました。 『(本当に、どうすればいいのやら)』 [Sun 28 Jan 2007 18:11:35]
◆シァ > (しかして 奴隷の答えは YES。 娘の表情 固まった、か) …そう。残念。 (ふい、と奴隷から目を逸らし 見るのは今まで歩いてきた方向。 そして足も そちらへと向け) …。 (軽く 息を吐く。 神を信じているか否か。 娘にとっては 少し…結構、重要なことだった) ありがとうございました。 ……またきます。 (職員へと そう言って 娘は出口のほうへと歩いていき) [Sun 28 Jan 2007 18:11:20]
◆シァ > と言うか…全員買いたくなってしまいますね。(そんなことを言っては ふふり、と 笑って。 もちろん、出来たらいいな 程度であって、実際それをすると…イロイロ大変になるだろうから できない) メイドを雇うっていうのも、いいのですけどねぇ。 (娘は、"所有物"がほしかった というのも、少しある。 コツリ、 ある檻の前に 立ち、一番近くにいた奴隷に 問うてみようか) …ねぇ? アナタは神様を信じていますか? (ルベライトの瞳を細め 浮かべるのはやさしげな 微妙) [Sun 28 Jan 2007 18:00:01]
◆シァ > (1人でヴェイトスに来て数日。 …家事が全くと言っていいほど出来ないことを知った娘は、仕方なく "現地調達" という手段を取ったようで。 それに、奴隷ならば、自分のコトを知られたとしても 実家のほうにバラすようなコトはしないだろう とも 思いつつ) なんだか…うーん… (奴隷の檻の中 のぞいてみる。 どの奴隷が良い とかなんて、娘にはわからない) 困りますですねぇ。 (そう呟いて、眉を顰めた とか) [Sun 28 Jan 2007 17:51:02]
◆シァ > (娘は 一応これでも お客です) あのですねー、奴隷がほしいのですよ。 (職員らしき男に、そんなことを言ったら 少し 睨まれた。 まぁ、奴隷ギルドに来たのだから、わざわざ聞くまでもなかった か) …。 (どうしよう、と 娘は軽く息を吐く。 とりあえずは) …家事が出来る人がほしいのです。 ぇーと、だから… (とりあえず、奴隷を見せてくれ、と。 中へと入っていくか) [Sun 28 Jan 2007 17:43:40]
お知らせ > シァさんが入室されました。 『(場違い だと、思われそうだけど)』 [Sun 28 Jan 2007 17:38:42]
お知らせ > 桔梗さんが帰りました。 『( 残酷な想像に抗う術はないままに、会釈残して檻へと戻る。 )』 [Fri 26 Jan 2007 19:28:46]
◆桔梗 > ( 【コレ】ではその前に叩き殺されるのがオチ とも。 コレ と言うのは、勿論私。 ) [Fri 26 Jan 2007 19:26:46]
◆桔梗 > ( 洗い場を後にする背中に投げかけられた、管理者さま の言葉 は ) ………………。 ( 嘗ては鬼役にと、毎年 奴隷が 使われていた らしく。 片目をつぶして通りに放して、石つぶてで追いやって、街の外に放り出して、今年もめでたく厄祓い―― と ) [Fri 26 Jan 2007 19:24:48]
◆桔梗 > ( 鬼は厄。 あたらしい年の厄払い。 鬼の役を好んでやりたがる人もいないから、郷里では行事と割りきって集団の中で持ち回ったり、いくらかのお金と引き換えで汚れ役を苦にしない芸人を呼びつけたり、したような。 ――最後に見たのはどれくらい前だったろう? ここに入れられてから、もうどれくらい経ったかしら――売り物として出されてはいるけれど、今でも忘れた頃になると こいつは一体何なのか 検査の手が入れられる。 植物に偏った個体にあぶらものを食べさせていいのか、寿命はどれくらいなのか。 奴隷の用途としてはけして珍しくない、交配は可能なのか、うんぬん。 ギルドに還元できるものがなかったら、今頃とっくに野辺送りの花 だ。 ) 申し訳ありません。 すぐに、出ます ――… 。 ( つらつらと内部思考を織るうちに洗浄は終わっていたらしく。 後がつかえているのだと小突かれ。 ) [Fri 26 Jan 2007 19:20:13]
◆桔梗 > 鬼やらいの習慣は、わたくしどものところの行事に相違なく。 ……さようでございます、 か。 ( ざぱん。 冷たい水をかけられて言葉に詰まった。 いかに無駄なく手際よくを目標にした、沐浴ではなく、洗浄。 作業というよりは、処理。 生来鈍くできている植物奴隷は最初の内こそ、とろくさいなりに舌を巻いていたもの。 ――今ではそれも慣れたもの。 目の粗い手ぬぐいに擦られて肌が赤く染まるのにも。 ) …… おにやらい。 ( 繰り返した。 ) [Fri 26 Jan 2007 19:08:22]
◆桔梗 > あの 鬼 でございます、か? ( ひざまずいて見上げる顔は、ご主人さま ならぬ管理者さま の。 今年の冬は例年より暖かいのだろうか。 流行り風邪の蔓延もないようだけれど、外から労働帰りの奴隷が病でも持ち帰ったら大変だと念入りに体をこすられながら。 大変 より 面倒 の方が実態なのは、もはや公然の秘密として。 ) [Fri 26 Jan 2007 18:56:50]
お知らせ > 桔梗さんが来ました。 『 …… おに。』 [Fri 26 Jan 2007 18:50:47]
お知らせ > メイプルさんが帰りました。 [Sat 13 Jan 2007 00:49:18]
◆メイプル > つまンない。 (小さく呟いた後に、扉を閉めた。) [Sat 13 Jan 2007 00:49:16]
◆メイプル > ……ねェ、 (使用人へと声を掛けた。) 今日は、止める。…面白いのも、目を引くのも居ないから。…買って損をするのが、一番嫌。 (使用人は一瞬呆れた様な息を零し、職員へと丁寧に御辞儀をする。子供は、何も云わず 何もせず、扉の方へと歩んで行き、) [Sat 13 Jan 2007 00:48:33]
◆メイプル > (視線向ければ、逸らす物ばかり。なンて軟弱。―…落胆の溜息。) …頑丈で、強い奴が良い。 (職員と使用人は何やら相談している様だ。―子供は幾つかの檻を見遣り、種類を確認する。不意に 使用人から声を掛けられれば、) …種族は何でも良い。…でも、手間が掛からない奴。 あと、寿命が長い方が良い。 (用件のみ伝えて再び奴隷の方へ。) [Sat 13 Jan 2007 00:42:25]
◆メイプル > (使用人が職員にその旨を伝えている間、檻の中を見遣る。…反抗的な物、生きる希望が無い物、寝てる物、今にも死にそうな物…様々。安い物を手に入れようとするならば所詮こンな物か、と溜息が零れた。) ……そンなに高い奴じゃなくて良いの。 だッて使い捨ての玩具だもの。 (視線は未だ奴隷へと向けたまま。) …もう、遊びも幾つか思いついてるの。――早く遊びたいなあ…。 (くすくす、くすくす。――無邪気な笑みが零れた。) [Sat 13 Jan 2007 00:35:28]
◆メイプル > (静寂の中響く、足音。―一つの大袈裟な足音と、一つの控えめな足音。其の後に、小さな足音も一つ。) (奴隷の檻の前。職員と家の使用人の後を歩きながら、辺りを見渡す子供が1人。) ……なるべく、 (子供特有の、少しだけ舌が回っていない喋り方。) …なるべく、すぐ壊れない頑丈なのが良い。 (蚊の鳴く様な声で使用人へと話す。) [Sat 13 Jan 2007 00:28:07]
お知らせ > メイプルさんが入室されました。 [Sat 13 Jan 2007 00:23:52]
お知らせ > 有毒少女さんが退室されました。 『( 覚えるのは言葉だけで なく。 味 も。 )』 [Wed 3 Jan 2007 22:35:08]
◆有毒少女 > ( 小さな台の上。 置かれているのは この、黄色い花に関する資料と 半ば程まで液体の入ったコップが一つ。 ) ―――― ( 左手を伸ばして資料を手に。目を落とし。 そう、 それから―― ) ( 台に置いた黄色の花の かわり。 コップを、右手に。 中身は、フクジュソウの 煎じ汁。 ) [Wed 3 Jan 2007 22:34:32]
◆有毒少女 > それから―― 、 … ( すらすら と。 滑らかだった声はそこで途切れた。 ) ……、 ( 他に。 覚えろと、言われた事に 何が、 あったろう。 思いながら くるり 回す、濃き 黄の色。 ) ( 考えても それ以上、言葉は 浮かばず。 少女は溜息をついて 立ち上がろう、か。 ) [Wed 3 Jan 2007 22:30:09]
◆有毒少女 > ( ちなみに4ミリグラムは毒成分のみの量であり。フクジュソウそのものの量では、ない。 ) 効果はジギタリスに似ており、根は民間薬に使われる事があるが、危険。山林に広く分布し、栽培種もある。 ( 花は、身近なもののよう。 けれど誤った知識で用いれば容易に命を奪われ る。 ) [Wed 3 Jan 2007 22:23:46]
◆有毒少女 > ( めでたい花 なのだ、という話。 けれど元日草や朔日草の異名を 持つ。 この花、も。 少女と同じ 毒持ち。 ) …心臓毒。 致死量は不明。4ミリグラムで死に至った者がいるという報告が過去にある。 ( 萼を指先で 支え。 軽く、くるくると花を回しながら。 簡易のベッドに 座し。 有毒はその花の情報を諳んじる。 ) [Wed 3 Jan 2007 22:11:35]
◆有毒少女 > ( 裸で檻の中に在れ と。 言われても、毒持ちの少女は そうするだろう。 少々、寒いのが困る程度。 ――― それより、 も。 ) フクジュ、 ソウ。 ( 根はなく 茎も、なく。 花と萼のみの。 鮮やかな黄色の花が 右手。 この時期、どこかの国の風習ではコレが飾られる事もある と、いう。 ) [Wed 3 Jan 2007 21:59:58]
◆有毒少女 > ( 長くココに在る毒には 新年も、関係なく。 ただ、元は贈り物用にと飼われていただけの容姿ではある為 か。 いつものシンプルなワンピースではなく、少しひらひらとした 装飾めいた、姿。 他の一級観賞用奴隷などは毒よりも尚一層美しく飾り立てられているだろう、か? ) ――― ( 別に、常と着る物が違おうが どうでも いい。 ) [Wed 3 Jan 2007 21:49:36]
お知らせ > 有毒少女さんが来ました。 『( ソレ は、檻の中に 在る )』 [Wed 3 Jan 2007 21:37:03]
お知らせ > 夢霧さんが退室されました。 『途中から歩調合せてやって家路へと着いて』 [Wed 27 Dec 2006 00:28:43]
お知らせ > ミルシェさんが退室されました。 [Wed 27 Dec 2006 00:27:51]
◆夢霧 > (とりあえず目的は果たした。後の事は・・・まあなんとかなるだろう。)あんまり遅いと置いていくよ?(微笑してそう言って、妹が出来たようで嬉しいらしい) [Wed 27 Dec 2006 00:16:47]
◆ミルシェ > うん。 ( 言葉から感じ取れた気遣いに、微笑むと頷いた。夜だというのに周囲はとても輝いて目に映り、すぐ側に立つ新しい主人の姿からどこか安心感を覚えた。帰路へと帰る中、主人の半歩ほど後ろに続きながらポケットにそっと手を突っ込んで短いチョークを握り締めた。これが夢ではないことを確認するように ) [Wed 27 Dec 2006 00:07:52]
◆夢霧 > …さすがにそれじゃ当然か…じゃあ今日は遅いし帰って寝よう。(子どもには辛い時間だろうとそれなりに気遣って)屋敷の事とかは後日…説明でいいかな?(首をかしげて) [Wed 27 Dec 2006 00:02:57]
◆ミルシェ > うん…寒い。 ( 奴隷ギルドの外に出た。牢屋では感じることの出来なかった新鮮な空気と、広い世界。物珍しげに周囲をきょろきょろとしながらも、主の呟きが聞こえれば同意した。さすがに寒さには慣れているとはいえワンピース一枚で出歩ける季節ではない ) ムムが寝るなら、ミルシェも寝る。 ( 問いかけには顔を上げて、小首を傾げた ) [Tue 26 Dec 2006 23:55:19]
◆夢霧 > (あっかんべーに関しては気付かず)さて・・・外に出たけど、冷えるね。(上着を羽織って居ないのだから当然なのだが)どうする?屋敷に来て話すか寝るか・・・?(続いて出てきた貴女に問い掛けて) [Tue 26 Dec 2006 23:50:24]
◆ミルシェ > ( 怒られようとも外に出られた喜びで、顔を笑顔のままだ。なにやら自分の残した落書きについて弁解してくれているらしい新しい主人の背中越しに、職員に向かってあっかんべーをこっそりとした。長年の復讐だ )( 頭を撫でられると嬉しそうに目を細める。外に出ようと促されると、頷いて貴方の後ろに続こうか ) [Tue 26 Dec 2006 23:45:29]
◆夢霧 > あ、おい・・・ずるいぞ。(後ろに回れれば少し怒って)えーと・・・とりあえずあの落書きに関してはよーく言っておくから勘弁してもらえるかな。(返事をきかずにそういうことにして)それでいい。(命に従えば頭を撫でてやって)ミルシェ・・・分かった。じゃあ、とりあえずここで話すのもなんだし。外に出るよ。(そう言って扉へと歩き出して) [Tue 26 Dec 2006 23:41:20]
◆ミルシェ > ( 落書きの方にちらちらと職員の視線が向けられ、ときおり刺すような視線が向けられるものの主人が出来た奴隷に職員も手出しは出来まいと、ちゃっかりと少年の後ろへと回りつつ ) ムム…って呼ぶ。 ( 理由は呼びやすいから。早速下された命に素直に頷いて、己の名を聞かれると微笑んだ ) ミルシェ。私の名前…ミルシェ。 [Tue 26 Dec 2006 23:36:28]
◆夢霧 > (まあ、こいつなら大丈夫だろうと判断しての事・・・次の問題は落書きの件をどうするか?だ。)・・・・ご主人様って言い方は好きじゃない。ユメキリかムムって呼んで。(早速命じて)…君の名前は?(そういえば聞いてないことを聞けば首を傾げて) [Tue 26 Dec 2006 23:32:03]
◆ミルシェ > ……。 ( 働いてもらう。そう言われてゆっくりと脳を回転させて、頷いた。職員が腰元からぶら下がった鍵で牢の扉をあけた。それは、もう随分と長い間開かれることのなかった扉だ。きぃきぃと金属の擦れるような音を鳴らしながらゆっくりと開いた扉を、たっぷり数秒眺めてからおずおずと外に出た。職員から「この人が今日からお前のご主人様だよ」と乱暴な口調で告げられると目を瞬かせて、笑みを浮かべた。不思議と恐れはなかった ) …ご主人様。 ( 確認するように、言葉を反芻して ) [Tue 26 Dec 2006 23:27:42]
◆夢霧 > (考えるのをやめれば頷いて)じゃあ、頂こうかな。(お金を職員に渡せば貴女の方へと顔を向けて)という訳だから。これからは僕のところで働いてもらうよ。(腰に手を当てて偉そうに言って・・・もっと容姿が子ども為偉そうには見えないかもしれないが) [Tue 26 Dec 2006 23:21:20]
◆ミルシェ > ( 「静かに」という言葉と口元に当てられた人差し指。大きく頷くと、大人しくその場で待機する。職員が来て、ちらりとその視線がこちらへと向いた瞬間は思わず後ずさりそうになったものの、静かにすると約束したために妙な格好のまま固まった。沈黙する貴方の横顔と職員の顔とを交互に見る ) [Tue 26 Dec 2006 23:16:24]
◆夢霧 > 静かに…(拍手すれば人差し指を立てて口元にもっていく)(職員がくれば声を掛けてみて)あの子っていくら?(興味を示したのか聞いてみて)ふーん・・・中々に手ごろだね。(値段を聞けば考え初めて) [Tue 26 Dec 2006 23:12:29]
◆ミルシェ > どりょくしょう。 ( 努力賞の意味を理解しているのかしていないのか、笑みを浮かべるとパチパチと拍手した )( 職員が来る。その言葉を耳にして、再びわたわたと絵を隠そうと手を広げた。手で隠したところで気休めにしかならないが、とりあえずは努力が大切。今度はきんちとチョークもポケットへとしまった ) [Tue 26 Dec 2006 23:08:14]
◆夢霧 > (出来上がったそれを見ればやはり理解するのに時間を要して)まぁ・・・努力賞ってところかな。(かなり譲歩してそう言った。そうでもいわないと落ち込む、それは見ていて気持ちのいいものじゃない)…まずい、職員が来る。(思い出したように確認すればそう小声で教えて) [Tue 26 Dec 2006 23:02:51]
◆ミルシェ > ( 返事をもらうと、ワンピースの袖をたくし上げてりんごのすぐ側へと座り込んだ。一度じっと貴方の顔を見詰めて記憶したのちに、床に伏せるとチョークで落書き開始。巨大りんごの真横にそれに負けないぐらい大きなへのへのもへじ顔が、数分とかからずに出来上がった。本物とは似ても似つかない絵の下手さ。だが、本人は力作らしく「どう?どう?」と顔をあげると、双眸を輝かせて紅の瞳を見詰めた ) [Tue 26 Dec 2006 22:58:54]
◆夢霧 > (頷かれれば安心して…間違って泣かれたらたまったものじゃないと思っていたようで)…別に、いいけど。(視線を少し逸らして返す、お兄さんと呼ばれて嬉しいようだが表にそれを出さないようにして) [Tue 26 Dec 2006 22:54:09]
◆ミルシェ > ( 落書きへと向けられた視線。沈黙の時間、どこか期待を込めてどこか心配そうな面持ちで突っ立っていた。が、しばらくして貴方の口から漏らされた「大きなりんご」「花」のワードにぱっと顔を輝かせるとコクコクと頷いた。満面の笑みを浮かべながら、チョークを握り締めて ) お兄さんのお顔、描いてあげようか? ( 小さなか細い声で提案。花とりんごの結果からいってろくなものは出来そうに無い画力 ) [Tue 26 Dec 2006 22:51:41]
◆夢霧 > えっと・・・(落書きを見れば理解するのにしばらく時間を要して)大きなりんごと花…?(答えに確証がもてず、たずねた)…まだ大丈夫かな?(時折職員の様子をチェックする事を忘れずに) [Tue 26 Dec 2006 22:44:12]
◆ミルシェ > ( 問われると、困ったように視線をふよふよ泳がせて泳がせて、後ろ手に隠したチョークを手の中で転がした。しかし、2度目の問いがかけられたときには大人しく両手を貴方の方へと差し出して手の中のチョークを見せると、ゆっくりと立ち上がって今まで隠していた巨大りんごと小さな花の落書きを晒した ) [Tue 26 Dec 2006 22:40:12]
◆夢霧 > …ふーん、ならなんで何もしてないのにチョークを隠すのかな?(言いながら視線を別の場所へと動かす、職員の位置を確認。動く事はないと判断して)職員はまだ来ないと思うよ…それに僕には叱る理由もないし。(だから、何を隠しているのか正直に教えて。と小声でたずねた。) [Tue 26 Dec 2006 22:34:40]
◆ミルシェ > ( 声を掛けられるとびくりと肩を揺らした。「見つかってしまった」とばかりに表情が硬くなり、誤魔化すようにぶんぶんと首を横にふる ) ミルシェ、なんにもしてない。 ( チョークを慌てて背中側に隠すと、紅色の瞳見詰めて再度首を横に振った ) [Tue 26 Dec 2006 22:29:42]
◆夢霧 > 色々といそうだけど…(気配は比較的ない、そんな中で動くような気配を感じればそちらへと足を運んだ)・・・何をしてるの?(手を広げている貴女を見れば不思議そうに首をかしげた続けてチョークへと視線を向けて更に首を傾げて) [Tue 26 Dec 2006 22:24:06]
◆ミルシェ > ……りんご。 ( 夢中でチョークを石畳の上で動かす。最初こそ遠慮がちだったお花の落書きも、続いたりんごでは倍以上の大きさになっていた。石畳の凹凸のせいで、ぼこぼこと歪みいまいち美味しそうにみえないりんご。それでも本人はその作品を満足げに眺めて上機嫌だった。そんな時、どこかから近づいて来る人の気配を察知。慌ててチョークを手放すと、わたわたと巨大落書きりんごを隠そうと手を広げた。職員にばれたら怒鳴られるかもしれないという恐怖 ) [Tue 26 Dec 2006 22:20:42]
◆夢霧 > (目的は屋敷の掃除要員の確保、一応メイドと下僕がいるにはいるが疲労と言うのは当然出る。交代要員が必要、それがここに来た理由)・・・・まあ、お金の方は大丈夫だよね。此処のところ何も使ってないし。ご飯も安い魚オンリーだったし・・・。(キョロキョロと辺りを見回して手ごろな者はいないかと探しはじめて) [Tue 26 Dec 2006 22:17:10]
お知らせ > 夢霧さんが来ました。 『さーて・・・』 [Tue 26 Dec 2006 22:12:32]
◆ミルシェ > ( 連なった狭い牢屋の一角に少女はいた。石畳の上にじかにペタンとお尻をついて周囲をきょろきょろ。人の気配がないことを確認してから、こそこそと薄汚れたワンピースのポケットに手を突っ込んだ。取り出されたのは白いチョーク。チョークは短く、小石と見紛いそうなほどに小さい。今朝方、牢の前を通っていった監視員が落としていったものを拾ったのだった ) …お花。 ( それの使い方は心得ていたらしく、手に握るとふんふんと鼻歌交じりに石畳の床に白い線を描き始めた。お花、といってもお花だと認識できるのは描いた本人ぐらいかもしれない。絡まった糸のようにぐりぐりと丸が描かれて、そこから紐のような茎と葉が力なく生えている ) [Tue 26 Dec 2006 22:08:21]
お知らせ > ミルシェさんが来ました。 『いたずら…?』 [Tue 26 Dec 2006 22:03:56]
お知らせ > ノワール@個室さんが帰りました。 『 ノワール、ノワール、マワール… 』 [Thu 21 Dec 2006 13:15:19]
◆ノワール@個室 > ( スケジュールを確認。 この後健康診断と軽い運動、ハーブのお風呂と全身エステ、夕御飯まで個室で自由時間。 既にお買い上げだからギルド内での仕事は無い。 殆んど宿泊者扱いだ。 勝手に出かけることは勿論出来ないが。 ) ……マナーとか最近の情報とかちょっと予習復習しておこうかな。 ( 一応、貴族様の家に厄介になるのだ。 肉体労働や雑用をさせられるとは思えないし、身嗜みを整えて部屋の調度品兼話し相手みたいに振舞えるようしておかないと。 話のネタも多くて新しい方が良い。 職員に頼んで最近のニュースペーパーでも集めて貰おうか。 ) [Thu 21 Dec 2006 13:11:53]
◆ノワール@個室 > …犬、猫、扱いかな。 ( 気晴らし程度の玩具みたいな。少々値の張る代物だが、昔はどちらかと言うとそういう扱いの方が多かった気がする。 最近の風潮こそ奴隷に優しいご時世だが。 ) …でもま、それはそれで気に入っていただければある程度安泰っていうか、実は結構楽だったりとか。 ( 話し相手、遊び相手、散歩のお供なんてお安い御用だ。 案外特技の楽器の演奏なんてする機会もあるかもしれない。 ポジティブに行こう、ポジティブに。 ) [Thu 21 Dec 2006 12:57:45]
◆ノワール@個室 > ウルリカお嬢様、ウルリカお嬢様、ウルリカ・ウォーレンハイト様。 ( 彼女―――後で職員に聞いたところ、ウルリカ様というお名前の。 ウルリカ・フォーレンハイトお嬢様。 クリスティアの貴族で、「ヴェイトス市内にクリスティア領を持つ」ほどのお家柄だそうな。 今までもお金持ちの家に引き取られた事はあるが、今度はまたいっそう凄そうな。 ) ―――リカ様とか呼んだら怒るかな、流石に。 ( 気難しそうな人だった。 結局終始老執事が口を開き、会話らしい会話は殆んど無かったし、そもそもどんな用途で二級奴隷を買ったのかといえば。 出生や特技に感心を持ったようでもなく。 最近流行りの「家族ごっこ」とも違う気がする。 奴隷と口を利く気がそもそも無かった感じ。 ) [Thu 21 Dec 2006 12:43:33]
◆ノワール@個室 > ノワール、ノワール、ノワール。 音楽用語の次は色か――――慣れないとなぁ。 ( 昨日急遽決まった(と思われる。新しい主人は「そう名乗れ」とも「新しい名だ」とも言わなかったが。)その名前を自分で何度か繰り返し、鏡の前で前髪と襟元を正した。 正式に引き取られる日取りを待って準備する間、個室を割り当てられてもう暫らく此処で生活だ。 一級や特級が使うような部屋で、まぁ出て行く前に1度此処で過ごすのも悪くは無いかと。 食事は露骨に栄養価の高そうな良いものだったし、この後は全身フルエステだそうな。 準備金が10万出たとかで、着替えや鞄なんかの準備もしてもらっている。 ) …黒いから「ノワール」。 幸先思いやられるなぁ。 [Thu 21 Dec 2006 12:32:00]
お知らせ > ノワール@個室さんが来ました。 『 そして、次の日の昼下がり 』 [Thu 21 Dec 2006 12:26:27]
お知らせ > リリコさんが帰りました。 『 個室、か―――。(何故かちょっと、最後の晩餐を想像した。) 』 [Thu 21 Dec 2006 04:14:36]
お知らせ > ウルリカさんが退室されました。 『名残惜しげにその姿を眺めた後、詳細な手続きの為にと促され、3つの足音は遠ざかって行く――』 [Thu 21 Dec 2006 04:11:21]
◆リリコ > ( 同い年くらいの少女だという見定めは恐らく間違いは無く。 ただ生まれ育ちからくる雰囲気と物腰には矢張りギャップがあった。奴隷ギルドではこれでも立ち振る舞いを勉強させられている方だが、付け焼刃と天然物は全然違うって話。 一切の素性をいちいち奴隷に説明する気は無いのだろう。 この主人の下に付く限り、思考の放棄は即、無能の烙印を押されるに違いない。 ) ――――ノワール。 ( いきなりだが、新しい名前だ。 多分。 黒いから「ノワール」。犬猫の扱いに似ている。 また1つ主人の考え方を垣間見た。 ) …はい、お待ちしております、お嬢様。 ( あれこれと思考が散るのを一先ず置いて、最後くらいはと背筋を伸ばして返事をする。 そう荷物の類も無いし、コンディションを整えてゆっくりしよう。それから、貴族社会の勉強をおさらいだ。 頑張れ自分。 ) [Thu 21 Dec 2006 04:01:17]
◆ウルリカ > ( 購入の意思を表せば、それに関わる手続きを全て執事に任せ 奴隷へと視線を戻す。 嗚呼、耳まで赤く―― やはり、眼に狂いはなかったようだ。 奴隷ギルド産という事で対応は手馴れており初々しさはないが、年齢故かそうスレても居ない。 療養名目の軟禁生活に持て余す退屈も、楽しくなりそうだ。 ゆる、と緩慢な動作で檻に近づき 再度格子の隙間から手を差し入れれば、顔を上げた奴隷の頬に手を沿え ) ノワール、お前は今日から私の物よ。 ( 呼ぶ名は、「リリコ」ではなく「黒」。 自分の物になったというのに誰かの付けた名前は気に入らぬ。 かといって、奴隷に凝った名前をつけるのも好まぬから、見て取った印象そのままの「黒」。 犬猫のような名前の付け方だが奴隷には相応しかろう。 ) いいこと?後で迎えを寄越すから、それまでに支度を整えておくのよ。 ( そのまま言いつけのように告げれば、手を離し職員へ 後日迎えを寄越すからその間に雑居房から個室へと移し、貴族宅に迎え入れるに相応しい状態にするように、と相応の食事と入浴を言いつけ。 ) [Thu 21 Dec 2006 03:51:26]
◆リリコ > ( 積極的に動いて自分のペースを常に維持し続ける事で、実際以上の好印象を与える布石を打つのが常で。 今度もそれで上手く立ち回れたかと思った矢先の事。 正解の無い問いかけみたいなものに惑わされて困惑すれば、初めてまとこに聞こえた声。 挙動不審を楽しむような声に頬から耳まで熱くなる。 試された――――。 ) あ……有難う御座います。 ( 直後に続く言葉に下がりかけた顔を上げ、それだけ口にするのがやっと。 言ってからじわじわと、この人が新しい主人になるのか、と理解する感じ。 まだ良いとも悪いとも判断できない。 勿論、否応も無いのだが。 ) [Thu 21 Dec 2006 03:12:28]
◆ウルリカ > ( 状況に即し命に従いながらも独自性を見せながら調子良く言葉を並べ、自分なり、を見せ付けた所に不意を打たれた形で固まり、職員と執事を伺う奴隷、しかし執事は背筋を伸ばしたまま無反応である。そもそも、奴隷の方を見ては居なかった。)( 謎賭けのような行動は特定の行動を望んだ物ではなく、単に反応を見るためだけに行った事―― 言葉からすれば頭は悪くない。 良い所ばかりをアピールしないのは過剰な期待を抱かせない為のテクニックだろう。 価値に沿うよう努力する、と程々に期待させ、程々に諦めさせる。 そんな強かさを持っていても、不意を打たれて固まるのは行動する前に考えるタイプという事だろう。 頭は良いが嫌味な程ではないし、そう計算高くもない。 悪くない。 何より、反応に困ったその顔ときたら―― 娘はそこで初めて、く、くくく と笑いを堪えるように僅か肩を揺らす反応を見せ 手を引っ込めて職員に振り返る。 ) 決めたわ この娘にする―― ( 初めて出した声は、奴隷の想像通り 若い娘の物。 口調には稚気すら伺えよう。 ) [Thu 21 Dec 2006 02:59:36]
◆リリコ > ( 正直もうちょっと真面目に大人しく無難にしてれば1級も目指せるかなぁとか思うけれど。 1級特級のフロアの息の詰まるプレッシャーときたら本当、それを維持するのもキツそうだし、買い手がなかなか付かないし、まぁ自分はこれくらいで丁度良いかな、などと思ってしまうのがこの奴隷の2級たる所以である。 弁えているといえばそうだし、手を抜いているといえばやっぱりそうだ。 ) ――――――…ええっと。 ( 不意に。 ひとしきり口を開いて満足すれば、差し出される手。 相変わらずその顔は窺い知れず、どういう意図を持っての事かも断定は出来ない。 気難しそうなタイプなんじゃないかって勘繰ってたところ、いきなりのこれ。 思わず口を閉ざして沈黙の間を作ってしまった。 謎かけじみた行為に戸惑い、触れられる距離に立ったまま指先に視線を落とす。 ) …あ、あの。 ( 思わず老執事と職員の二人にちらりと顔を向けて助け舟を期待してみたり。 ) [Thu 21 Dec 2006 02:36:40]
◆ウルリカ > ( 二級という判りやすい価値らしいといえばらしい。容姿や態度、適正等に少々問題の残る三級よりも適応力に優れ、素行も良いが、一級の完璧さには及ばないにしても実用品として十分に通用するレベル。 アピールと言う点で見ればマイナスである余計な事まで口にするお喋り具合や、さばけていながらも匂わせる強かさなどは愛嬌と言った所―― そういう点は大いに評価したい所。 何より、奴隷と言う立場を理解した上で前向きであり、生気があるのは大事な事だ。 馬鹿は必要ないし、サイレントのような奴隷には興味も無い。 )―― (娘は執事に耳打ちする事なく、緩慢に上げた手をリリコに向けて格子の間から差し込んだ。 さて、何とする。 ) [Thu 21 Dec 2006 02:24:18]
◆リリコ > ( 奴隷の態度はどちらかというと自然体で、当人が言うようにこの暮らしをずっと続けている所為か妙にさばさばしている。 それでも就職面接の如く続く問いに結構緊張はしているのだが、幸い生まれついてのお喋りな口が回転を止める事は無く。 さて、自分の事、か。 ) 容姿は十人並みでやや目付きが悪く。職員の頑張りで一応見られる程度かと。 あ、一応女です。よく間違えられますが。 性格はお調子者、お喋り、抜け目無いとよく言われますが本当にその通りかと思います。 奴隷ですので値段相当の価値を出せる程度には働けるよう務めます。 ( 勢い付いて本当に思うまま口にした。 お客様たるお嬢様の好感度は見えてこないし、こっちから思い切って素を出して行こうかと。これでも一応、真面目にアピールしてるつもり。 棒にもかからない没個性よりは何かしら印象があった方が、とか。 職員が怖い顔をして棒を握り締めているが、キツめの折檻くらい覚悟しとこう。 ) [Thu 21 Dec 2006 02:06:15]
◆ウルリカ > ( 購入したい奴隷の用途は玩具―― 一口に玩具と言っても様々だが、特に技能は求めていない。 容姿も醜ければその精神にまで影響する故にある程度は選ぶが、特に端麗である必要は無い。 使用人も雇えぬ程余裕が無い訳でもないから家事や仕事をさせる必要は無いし、ましてや性奴など不要だ。 実用として必要な物はすべて揃った上での、娯楽の為の買い物であるが故、求められるのは「面白い」と感じるかどうかだ。 付加価値に興味はなく、個々の素養―― 言動や立ち居振る舞い、態度から伺える性格等、この状況に対しての反応だけが決め手。 程ほどに丁寧だがどちらかと言えば自然体につらつらと言葉を並べる奴隷を前に娘はじっと見詰めるように動かない。 言葉が一段落すれば、執事の方を向き、もう一度耳打ちを。 執事は言う。 「 自分の事を自分でどう思うか言ってみなさい。 」 ) [Thu 21 Dec 2006 01:51:42]
◆リリコ > ( 変な話、「来客眼」みたいなものは人一倍養われている。 生まれからして奴隷ギルドだったりすると兎に角それが普通の生活で、案外客観的に人身売買を眺めたり出来るわけで。 そして目の前のお嬢様はどうかって、本当に別世界みたいな貴族の暮らしをしてる人なんだろう。 見ず知らずの奴隷の挨拶に返事を返すような事も無く、執事に向けて囁く声は微かにしか聞こえない。 あまりからだの丈夫な方ではないのかもしれない。 ) ええと、二級奴隷リリコ、近々12になります。 両親共にイエロティアの奴隷で、幼少からギルドで育てられました。 特技はピアノとヴァイオリンで、名前の由来は「lirico/抒情的な」という音楽用語からだそうです。 ( とりあえず基本情報、思いつく順に並べてみる。 品定め中なのか、静かに目の前に立つフード姿は動かない。 種族が人間だとしたら、案外歳の近い娘かもしれない。 ) …それと、こういう格好をしているのは「顔に愛嬌が無いから」だそうです。 職員の趣味で最近着せられました。 お好みに合わせて他にも衣装を持っていますが。 ( 歯に衣着せず本当の事をサラリと付け足すと、老執事の横で職員が顔を顰めて変な唸り声を上げた。 だってあんまり面白くない自己紹介だと思ったんだもの。 ) [Thu 21 Dec 2006 01:38:28]
◆ウルリカ > ( 奴隷にも理解できるほどにあからさまな金持ちの娘はウルリカと言うクリスティアでは名の知れた貴族の娘―― この人身売買の場には「玩具」を買いに来た。 檻の中には数名の奴隷。 顔に掛かるフードの影からその中で真っ先に定型文を口にし、澄ました顔で一礼する冬だというのに日焼けした肌色の奴隷に視線を止め 職員の解説する「リリコ」の特徴に耳を傾け、途中でそれを手を翳して遮り 執事風貌に何事か囁く。 執事風貌は「リリコ」へと「自分の口で説明せよ」と告げ。 フードの人影はゆっくりとした歩調で一歩、檻の前へと近づき―― ) [Thu 21 Dec 2006 01:25:51]
◆リリコ > ( なるほど、熱心に説明するわけだ。 このフロアにまで足を運ぶ来客はそう多くない。 二級奴隷ともなると一般職のお給料3か月分でも足らない程度に値が張るもので―――稀に見栄か衝動かで財を投げ打って奴隷1人買うような傭兵なんていうのも居るようだが、大抵は冷やかしだ。 こっちはこっちで20万なんていう額をつけられる相応の能力を見せなければならないのはプレッシャーだが。 ) ―――“プロスパンダ”へようこそ、お嬢様。 ( 小さな人影が目の前に立ち止まれば、ぺこりと一礼、慣れた口調で挨拶。 老執事のほうではなく、彼女が恐らくお客様だ。 先ずは媚びすぎず卑屈過ぎずの態度で職員の説明を待とう。 職員はこの奴隷「リリコ」の名前、年齢、人種、それから生まれながらの奴隷の子供である事から説明をはじめ、物心ついた頃から楽器の演奏と身の回りの世話を仕込んである事を強調するだろう。 ) [Thu 21 Dec 2006 01:01:03]
◆ウルリカ > ( やがて、声と足音は檻の中のメイド風にも見える位置に達する。 客は二人。 職員の案内に従い、隣に立って説明を受けているのは小柄な人影。フード付きのケープを目深に被り、鼻先程度しか見えないが服装から言えば女性。ケープや外套には艶やかな毛皮があしらわれており、身なりは良い。 その後ろに控えるように立つのは背筋の伸びた初老紳士。 二人を見る限り、金持ちのお嬢様とその従者、と見て間違いあるまい―― 職員から解説を受けては、女性側が紳士に何事かを囁き、職員に幾つか質問をしているようだ。 そんなやり取りが数度、女性が首を横に振り それを合図に3つの足音はいっそ緩慢な程にゆっくりと足を進め、服装を整え、姿勢を正す奴隷の待つ檻の前。 女性が、職員に解説を乞うように視線を向け―― フードから覗く輪郭はまだ幼い。 ) [Thu 21 Dec 2006 00:51:30]
◆リリコ > あ、来た。 ( そんな短い呟き1つ。 よく同じ檻に入れられる顔見知りの娘と他愛の無い話をしていれば、聞きなれた来客時の職員対応がかすかに聞こえてくる。 端から無駄話をする声が静まっていき、自然、着衣の乱れを正して立ち上がり、お客様が通りかかったときに直ぐ気の利いた挨拶が出来るよう準備を整えた。 勿論、素通りなら余計な口を利く必要は無いが。 ) [Thu 21 Dec 2006 00:39:38]
◆靴音 > ( 奴隷達がこそこそと囁きあうような声が響く二級奴隷のフロアに、そのささやきを止める非常にゆっくりとした足音が3つ。その内2つは極自然に、うち一つは少しだけ早い。 そして同時に聞こえくる職員の声は、其々の檻に入る奴隷の解説のよう―― もう一つ、極小さな声が聞こえるが確かには聞き取れない。 その足音は時折止まりながら、どんどん近づいて―― ) [Thu 21 Dec 2006 00:32:32]
お知らせ > 靴音さんが来ました。 『 ゆっくりと、石畳を踏む 足音3つ。 』 [Thu 21 Dec 2006 00:25:19]
◆リリコ > ( まぁ正直、前の主人の所は待遇が良くてそれなりに気に入っては居たのだけど――――解雇されてしまったものは仕方ない。 久しぶりに戻った檻の中は慣れていた筈なのにやっぱり寒くて狭くて臭かった。 そろそろまた外に出たいなんて贅沢言うのは、雑多とかの人達にちょっと失礼か。 ) [Thu 21 Dec 2006 00:24:36]
◆リリコ > ( あんまり誇れる事じゃぁないが、奴隷ギルド生活も長い。 奴隷の両親の間に生まれて直ぐ此処で育ち、もうすぐ12歳。 出戻り2回。 音楽と教養を身につけて2級までランクを上げて、「ちょっと使える執事風少女」なんてそんな肩書きがあったりとか――――。 ) ……今はメイドですけどね。 何故か。 ( 二度目の出戻りの直後、「お前は愛嬌が足りないんだ」とか怒られて何故か。 絶対あの職員の趣味だ。 いい加減か御馴染みで直ぐ殴るあの職員の。 ) [Thu 21 Dec 2006 00:21:56]
◆リリコ > ( 何事も無い夜。いつもどおりただ、個室でピアノの特別レッスンを受け、中庭で運動をして、少しだけ内職じみた仕事をしてもう夜。 知識系、文化系に分類される二級奴隷の日常は、肉体労働や性奴の類に比べてゆるやかで、二級にもなるとそれなりに値が張るものとして大切に扱われるもので。 あんまり馬鹿なことやってるとまた殴られるが。 ) ―――世は事も無く、今日も無事一日が終わるという事で。 ( そんな独り言ひとつ、職員に軽く拳骨くらいつつ。 とりあえずこの時間帯でも客足が無いわけでもなし、いつもどおり「陳列棚」みたいな檻の中、何人かの先客の中に戻される。 眠れるのはもう少し後だ。 ) [Thu 21 Dec 2006 00:17:13]
お知らせ > リリコさんが入室されました。 『 二級奴隷フロア 』 [Thu 21 Dec 2006 00:11:17]
お知らせ > クローチェさんが帰りました。 『特級への道は天王星並に遠い様子。』 [Wed 20 Dec 2006 16:52:20]
◆クローチェ > (味や触感の存在を教わっても、エネルギーが+になるか−になるかを重視してきた夢魔にとっては濃い=美味いにちがいないという感覚だったわけだ。 健常人の生活習慣具合など想像すらできず―――どのくらいが 美味い なのかを膨大な判例を用いて教えていくしかないわけで。) では違うアジを試して――― がッ。(黒砂糖の容器を丸ごと持った夢魔を職員が再度思い切り張り倒して、この分野は後回しという結論になった。) [Wed 20 Dec 2006 16:49:57]
◆クローチェ > (そして塩を入れます→とぽん という大凡あり得ない効果音に、居眠りしかけていた職員が跳ね起きた。) 生まれながらの性でェ 調理中の時さえェ ――おぐッ。(即座に上機嫌そうな後頭部へと鉄拳が飛ぶ。 蹲る夢魔の傍らには最早毒と呼んで差し支えない流体物が、煮えに煮えて徐々に濃度を濃くしていた。) ……な、何故ェ。 ”アジ”があった方が美味しいと聞きましたのにィ・・・(ちなみに前は無味無臭にかなり近い汁物、通称”イモ入りゆでた水”を作成している。) [Wed 20 Dec 2006 16:44:22]
◆クローチェ > (ちなみに料理作成時に歌を歌う癖は標準搭載で、誰が仕込んだわけでもなかったり――主婦じみたポーズばかりは様になっているが、なんせ捕食の基準が生命力の物食わぬ生物。 人の食事を作るという概念を学ぶのは並大抵のことではない。) 取ってきた薪ィ 燃え燃え萌え てェ〜♪ ……少し、お塩が足りませんのですョ――(少し掬って”アジミ”などすれば、用意してあった調味料をかなりワイルドな感じで放り込む―――) [Wed 20 Dec 2006 16:38:51]
◆クローチェ > (奴隷が料理などする機会も少なかろうが、料理にまつわる知識くらいはあって損は無い、と担当の職員さんは言う。 高級な奴隷は多芸であることが求められると毎度の如く聞かされるが―――正直奴隷の視点から見ても、暴走していると思えなくも無かった。) 極 めろ 道ぃ 上げ ろよ 価値ィ―― ♪(でも折角だから火も借りて本格的に、シチューめいた料理をことことと作ってる。) [Wed 20 Dec 2006 16:33:50]
◆クローチェ > (って命令と共に、目の前に投げ出されたのはなんと食物だった。 ただしいつもの様に不安そうな全裸美少年でも絶倫アクロバット親父でも年齢不詳のちんこ付き少女 -強大な放出量を支えるべき睾丸がどうなってるかは夢魔にしても永遠の謎- とかでもなく、ジャガイモを初めとする人間用のちょっとした料理の素材。 それと調理器具が数点、珍しい事に刃物も所持を許された――)(と、そんなことがあったのが2時間ほど前の話。 それからずっと、調理場に立っている。) [Wed 20 Dec 2006 16:30:57]
お知らせ > クローチェさんが入室されました。 『またまた訓練だ!』 [Wed 20 Dec 2006 16:27:56]
お知らせ > ハクセイさんが帰りました。 『よし。赤ちゃん抱っこな(真顔に返した顔も真顔)』 [Mon 18 Dec 2006 16:26:56]
お知らせ > ハーミアさんが帰りました。 『―――赤ちゃん抱っこ以外で。 ( 以外強調。真顔で言った )』 [Mon 18 Dec 2006 16:25:44]
◆ハーミア > ―――………そう、ですね……確かに。 ( 嫁に行けば皆することで、その相手を自分で決めなかっただけ。それだけのことなのだ。言われれば楽になったかのように、きょとんとしたまま……顎に指を当て、頷いた。一石二鳥、違う。……大安売りだよーーー※其れもなんか違う。 この子高くてごめんね。なんかゆった。 ……すみません。 ) ……? ( 両手を握られ視線絡ませずとも同じ視線の高さ ) ―――え、あ、あの…… ( どぎまぎとしてその後 ) [Mon 18 Dec 2006 16:25:20]
◆ハクセイ > ( 咳払いする少女。彼は小さくその姿に頷き、 ) なに。家事全般と夜の相手。どれも嫁に行けば皆することだ。そう思っておけば気も楽だろう? ( 貴族との結婚に愛しているか、なんてことは関係ないのだから。 )( だからこそ、奴隷として買われた、よりも『嫁に来た』と考えてしまえば心持気分も前向き奴隷と言うことでマイナスに考える必要も無いと言うお得合戦。年末年始の大安売り。 )( それは違うか ) ――――――ちなみに、だ ( ごめんなさい、と申し訳なさそうに顔をして起き上がれない少女に彼は視線を同じくすると少女の両手を握り、 ) 背負うのとお姫様抱っこと赤ちゃん抱っこがあるがどれが好きかな? ( どれかで運んで後は馬車に乗せて屋敷まで帰るつもり満々らしい貴族様はそんなことをほざいた ) [Mon 18 Dec 2006 16:19:27]
◆ハーミア > ―――…… ( な、慣れるとかそういう問題じゃないだろと、内心思いつつも抵抗しないのは、奴隷だからである。そして、そんなことを言う気力もないのだけれど、今回は吃驚しすぎたらしく。楽しそうに笑われれば至極恥ずかしそうに赤面したまま瞳を閉じて口元に手を置いたまま。こほん、と咳払い ) ………ええ、そうですね。 ( ちょっと反抗的に口答え。笑う貴方に、口を尖らせ。頭を撫でられればその気も緩みそうになるけれど。 ) ………・・・。 ( 確かに、言っていた。否定はできない。少女は、口元から手を外して、頷いた。 ) ……嫁に……きた…・・・か…… ( 嗚呼、なるほど……とも思う。けれども、驚いたらしい。なんだか上手く飲み込めていない顔でこくこくと頷く。自分が嫁に行くなんて考えから除外されていたから、至極驚きを隠せない様子で。 ) …………はい……。 ( 「紹介しなければ」と言われれば返事をするけれど……動けなかった。 ) ……ご、ごめんなさい…… ( 申し訳なさそうに、もう一度口元に手をやって、起き上がろうと力を入れても起き上がれず、おぶっていってほしい、と。遠慮がちに手を伸ばした ) [Mon 18 Dec 2006 16:14:47]
◆ハクセイ > ―――そうか。まあ、そのうち慣れる ( ちょっとひどい言い様だと思う。 彼はやってしまったと手を額にやる少女を見て、楽しそうに笑う。否、その「やってしまった」という空気を感じて、だ。 ) やはり、椅子があってよかったな ( 気だるげな雰囲気に彼は笑う。もう一度、なんども、少女の頭を撫でるだろう ) ―――――それは気づかなかった。だが、私は最初に言ったよ? 性の経験があるのか? これからするのは味見だぞ、と。 ( 楽しげに、笑う。 ) なに。これから慣れればそんな悪い生活でもないさ。嫁にでも来たとでも思っておけば苦はないだろう? ( 貴族に嫁ぐ。それは他の類が同じように女性の意思はあまり尊重されないものだ ) さて、そろそろ手続きも終わった頃合か。出よう。まずは屋敷のことを紹介しないといけない ( 彼は立ち上がり、歩き出そうとして――― )( 振り返る ) 歩けるか? 無理そうならおぶっていくかするが・・・。 [Mon 18 Dec 2006 16:06:57]
◆ハーミア > ……い、いえ……っその……辛かったです ( 最後、うっかり本音を吐いて、少女は口元に持ってきた手を額に当て。やってしまった……!と溜息をつく。目を細められていることに気づきもしないなんて、相当余裕がない。 ) ………。 ( 握り締められた手を握り返すことはできず、ただ……どうしても力が入らなくて情けないことに椅子に凭れ掛かった状態。 ) ――――――。 ( 頭を撫でられれば、目を細めてしまう辺り、油断している証拠だと思う。さすがキッシャー。 用途が必要。そして、自分は食事に使われるのか、と。兼、身の回りのお世話係といったところか。と。―――奴隷なんだ。切られたり痛い思いをするよりは、遥かにマシである。小さく笑う男に、少女は ) …………種族とか、何するとか……最初に、言ってください。 ( 奴隷の身ながらも、反抗した。小さく、ぽつりと言えば視線合わせないまま横を向いて ) [Mon 18 Dec 2006 16:01:29]
◆ハクセイ > ―――――辛かったかな? ( 手加減のように行ったつもりであるが、初めての感覚であるならば力も抜けようか。口元を多い、赤面する少女。否、奴隷を見て彼は目を細める。意味は無いのだが ) ―――そういうことにしておこう。 ( 彼は少女の言葉に肯定とも取れる言葉を言い、少女の手を強く握り締めるだろう ) なに。奴隷を求める人間など大体用途など決まってくるだろう? ( 少女が拒まなければ、彼は少女の頭を撫でよう ) 寂しさを紛らわせるため。毎夜床の相手を勤めてもらうため。実験のため。商売のため。鑑賞のため。加害心を沈ませるため ( 彼は、小さく笑う ) 私の場合は、『食事のため』だ。なに。『外食』をしたって問題はないのだけどね。常に食料は厨房に置いておくものだ [Mon 18 Dec 2006 15:55:48]
◆ハーミア > ……ふ、ぁ……っ、は……――― ( 力が抜ける。焦らされた様な変な疼きに、顔顰め、思わず恥ずかしそうに離された後、口元を手で覆う。赤面状態 ) ………あ、あなたは……キ、キッシャー……? ( 息を整えようとするものの、動揺と抜けてしまった力とで、寒気とともに悪寒がするほどだった。部屋の空気だけではない。これからを予想すると、大変なことになりそうだった。目を細め笑われれば、やっぱり恐い、と再確認し ) [Mon 18 Dec 2006 15:49:50]
◆ハクセイ > ( 舌先で少女の口内を蹂躙する。歯の裏を、舌を、頬の裏を、舌の付け根を ) ・・・・・・・・ ( 混ぜ合わすような唾液が彼にとっての食事の一つ。生命力といった体に残るエネルギー。それを彼は少しずつ、少女から吸い取っていように、焦らすように、 ) ―――― ( やがて、彼は舌を少女の口から引き抜くだろう。唾液は白い糸になるように。 ) なるほど。確かに処女だという話も本当のようだね。とても美味しかった ( 彼は目を細め、笑うだろう。 )( その言葉だけで、彼がなんの種族かも大体予想が着くだろう )( 底冷えのする石壁の部屋。貴方が寒気を感じたとしても、不思議ではない ) [Mon 18 Dec 2006 15:45:32]
◆ハーミア > ―――っ!? ( 頬に手を添えられるまま、刹那―――囁かれた言葉に少女は目を剥いた。瞳合わせずとも、意味はわかる。自分が何をされるのか。 ) ―――ん、ふ……ッ……! ( 目を閉じる。強く瞑った。頬は上気しても、奴隷ならば応えなければならない。 ) ―――……ッ、は…ッ…… ( 吐息だけが唇から零れ落ちて、瞳は緩く開いた。紅い色をした相貌が揺らいで虚ろめくまま、この人は……何?と考えるけれど、それを考え続ける余裕もなくて。手に力を込める。ぎゅぅっと握るように ) [Mon 18 Dec 2006 15:40:18]
◆ハクセイ > ( 少女の顔の輪郭を彼は知るために指先で確かめなければならない。それがなんとも言えぬ、気まずさを覚えたのがあまり気にしないようで助かった ) そうか ( 彼は小さく笑う。 ) ――――。ははははは。なに、味見と言うのはね ( 彼はそっと少女の頬の手を添えると、自分の顔を近づけて、少女の唇に自らの唇を重ねようとするだろう。 )( その刹那 ) これから更に美味しくするためにするものなんだよ ( 一言そういって、彼は少女の唇に自分のそれとを合わせるだろう。もし、拒まなければ彼の舌が少女の歯の裏を撫でるように、少女の口の中を舌先で撫で回すだろう ) [Mon 18 Dec 2006 15:34:58]
◆ハーミア > ―――……。 ( 優しい指に、擽ったさと安堵を覚える自分を遮断するように、少女は目を瞑り続けた。 ) ………。 ( 「ありがとう」と言われた言葉に、胸の中が温まるような感覚がした。でも、それさえも受け止めきれずに苦しくなって遮断させようと……髪を撫でられ、心地よさに、泣きそうになる。そのときだった。そっと手が離されて、矢張り名残惜しさが残る。嗚呼、愚かだと、額に手を当てたくなった。我慢したけれど。その代わりに、開いた紅の瞳は泣きそうに揺らいで、微笑を深めた。「よろしく」といわれれば、頷くだけ。「よろしくお願いします」とひとつ返事 ) …………嫌じゃありません。 ( 奴隷だ。何も期待することはないと思っている。手がぎゅっと握られた。気遣いが痛くて、手放したくなる。離したくなくなってしまうから……戸惑って、でも、拒まずに。葛藤の中、味見には矢張りごまかすように笑んで ) 毒見、じゃないんですか?おいしくないですよ、私はきっと。 ( と。紅の瞳は相変わらず、でも、茶化すように言った ) [Mon 18 Dec 2006 15:30:13]
◆ハクセイ > そう。ならよかった ( 彼は指先に力を少しだけ入れると少女の顔の輪郭をなぞる。頬の柔らかさ。傷の有無。瞼の上から眼球に触れ、鼻の骨格を確かめ、耳の付け根に触れる。 ) ・・・・・ありがとう ( 触れ終わってから、彼は少女の頭を髪の根元から撫でるだろう ) 君の顔は憶えた。これで顔に触れれば君が誰か、わかる。ハーミア。よろしく ( 笑い、彼は少女に顔を近づけるだろう ) ・・・・・さて、味見をしようかと思うのだけど、 ( 彼の手は少女の手に伸びるだろう。もし、拒まなければぎゅっと握ろうと ) 嫌だと断れば私も無理にとは言わない。どうする? [Mon 18 Dec 2006 15:22:17]
◆ハーミア > ―――……。 ( 何も答えないのは、緊張していたからかもしれない。少なからず、丁重に扱われれば扱われるほど不慣れで、そして―――恐かった。優しすぎる、手に、抵抗できないまま固まって。撫でられれば、慣れない…と恥ずかしそうに視線だけが俯いたまま ) ……いいえ。 ( 恐かったかと聞かれれば、怖くありませんと。奴隷らしい振る舞いを。答えを述べ ) ……。 ( 「触りたい」といわれればそのまま、少女は目を閉じた。目だけを悟られるのは恐くて。だから……閉じたまま、ただ―――触れ終えるのを、待つように静かに膝に手を置いて ) [Mon 18 Dec 2006 15:16:30]
◆ハクセイ > ―――なに。別に『最後』までしようというわけでもない。緊張する必要も無い ( 彼は視線を逸らす少女の頬に手を伸ばすだろう。触れることができるなら、そっと撫でるように ) 悪い。ハーミア。怖かったかな? ( 奴隷番号を読まれると恐れる奴隷は多い。なぜなら、そうやって呼ぶからこそ物だと認識させるからだ ) ・・・・そうか。 ( 此方に顔だけを向ける仕草。彼はそっと、 ) 少し、君の顔を触りたい。どんな顔をしているのか、私には見えないから [Mon 18 Dec 2006 15:12:42]
◆ハーミア > ―――……そうですか?思ったことを、素直に口に出しただけです。 ( 視線合えば、絡んだ視線を解くように微妙に逸らす。見えないことがわかっていても、恐い物は恐い。 ) ―――……。 ( 番号を読まれれば、びくっとする。……自分は奴隷なのだという再認識。この人といると忘れそうになる。 ) ………いいえ、ご主人様。 ( 「不服か」と問われ、少女は緩く首を振る仕草もせず、ただ、そっと顔を貴方に向けて。視線だけはどうしても、俯きがちに。これから何をされても、奴隷なのだ……と。少女は思い。 ) [Mon 18 Dec 2006 15:08:19]
◆ハクセイ > ―――と、言うと? ( 彼は手続きのために去っていた職人を見送った後、部屋に鍵をかけてから少女に向き直る ) 毒見、というのはまた面白いことを言うね ( 吐き捨てるような一言。彼は視線が少女と合う高さまで足を折ると、その光のない目を少女へと向けよう。 ) ――――ハーミア。君がどんな感情を私に抱いているのかは私にはわからない。だが、 ( 彼は一言、置いてから ) 君が望もうと望まなかろうと、ハーミア。いや、 ( 書類に書かれていた番号を思い出す ) G742579-harmia 。 君は主人持ちの奴隷になった。私では不服なのかな? [Mon 18 Dec 2006 15:02:36]
◆ハーミア > ―――……はい。 ( 立場が違う身分だ。言われたことを守るだけだと思ったから、返事をする。 ) ……。 ( 淡白なものに、深みを追おうとはしない。少女にとって、其れが一番適度だった。 ) ―――。 ( 部屋に入れば一切なにもない部屋に、何も思わない。見慣れた部屋だからだろう。 ) ……はい。 ( 座って、といわれれば、椅子に大人しく腰を下ろそうか。手続きの準備をしている様子を見ることもなく。何をしているのかわかるから。 ) ………。 ( 「味見」それを聞いて、少女はくすり、と小さく笑った。憂いを帯びる瞳は変わらないまま、けれど ) ……毒見、でしょう? ( と。捨てるように小さな一言を。瞳は真直ぐに、初めて貴方へ向こうと―――顔上げて ) [Mon 18 Dec 2006 14:57:25]
◆ハクセイ > わかればいい。なに。来客とて少ない場所だからな。適当でいい ( 彼はそもそも屋敷を綺麗に保つのだって見掛けで言いと思う。生活に支障がない程度に綺麗であるのなら、それでいいのだ ) ・・・・・ ( そう、と呟く少女に彼が返した反応は首を小さく縦に振ると言うだけの淡白なものだった ) ――――さて ( 装飾の一切合財がない部屋。あるのは椅子だけ。言えば小物でもなにかを貸し出されるだろうが、彼は何も職員に求めようとはしなかった ) 椅子に座って ( 彼は椅子を勧めながら職員にこの間に手続きの準備をお願いする。 ) なに。緊張しなくていい。私がするのはただの・・・・ ( 彼はそんなことを言う自分に少しだけ嫌な気持ちになりながら、 ) 味見だ [Mon 18 Dec 2006 14:51:15]
◆ハーミア > ―――……。 ( 相性がいい。そういう捉え方か。なるほど。と思う。少女は退けられた手に名残惜しさを感じて、そしてそんな自分に直後呆れるように小さな溜息。―――寂しがりな癖は、直したい。彼は前向きな人だと。この先、どうなっても奴隷は奴隷だ。何も期待はせず、何をされても受け入れられるようにだけはしておかねばならないと決意を胸に秘めて。 ) ―――……わかりました。 ( 歩く程度の掃除、といわれれば、とりあえず行ってみないとわからないな考えつつ……。鎖や高速具の補充。奴隷用に使う……と。聞けば ) ……そう。 ( と、一言だけ。自分もそのようにされるのだろうかと、割り切った思いが過ぎる。静かに表情を変えない少女は「あまり此処とは変わらないかもしれないから」といわれ、ふっと、溜息のような笑みを悲しげに零す。それでいいのだと思うと同時に、なぜこうなっているんだろうと思う。羽があるだけで、目を見るだけで……否、其れが大きなことなのか。特に、後者。 ) ………ハク、セイ……。 ( 小さく笑った彼を見た。未だ確りと視線合わせることはできないけれど。優しい人だという認識からだった。……恐いけど。 ) ……。 ( 檻からギルド職員に出してもらえば、少女は立ち上がって檻を出る。貴方より小さな体が動いて、数歩の距離を保って近寄ろうと。そのままついていくだろうか。 ) [Mon 18 Dec 2006 14:45:21]
◆ハクセイ > ――――なるほど。私と君は相性がいいらしい。お互い視線を気にしないでいいからね ( 彼は軽く撫でた後は手を退ける。彼は少しだけ目を細め、考える。さて、この少女は常のごとく今まで世話した奴隷と同じ道を辿るのかどうか ) ―――そうだ。屋敷と言ってもそんなにでかいものではなくてね。庭は歩く場所程度を掃除してくれればいい ( 彼はそんなことを言ってから、少女の手首を握り、檻から連れ出そうとするだろう ) いつもの、というのは鎖や拘束具の補充だ。または奴隷用に必要な物が多くてね。これでも私は此処とは縁が深い ( ありがとう、という声。なぜそのようなお礼を言うのか。あまり自由であるのは変わらない ) 礼には及ばないよ。君の生活はあまり此処と変わらないのかもしれないから ( 一つ呼吸をおいてから ) そうか。私はハクセイという。張りぼてみたいな名前だろう。よろしく、ハーミア ( 彼はそう言って小さく笑う。そして、 )( 少女を連れ出せたのなら、ギルドにて貸し出しされている一室へと少女を連れて行くだろう ) [Mon 18 Dec 2006 14:36:24]
◆ハーミア > ―――……? ( 息を吐く相手に、なんだか品定めでもされている気分だった。否、それが奴隷なのだろう。―――小声は聞き取れなかった。ただ、何か言った?と、聞き耳だけを立てて、眉を僅か潜める。 ) ―――……目は、見ないでかまいません。寧ろ、見ないで……。 ( 頭を撫でられれば、払いのけたくなる。そのまま黙って何もしないまま俯いた。嬉しいのに、この人は優しすぎる。恐かった。最初から冷たくされるほうが、どれほどいいのだろうと、思った。 ) ……そう、なんですか……。 ( 家庭の事情、メイドや使用人はいない。つまり…自分がすべて其れをやるのだという認識をして。 ) ―――……? ( 「いつもの」に反応して、不思議そうに首を傾げ、そっと顔を上げ。視線合わせないものの、首を傾げる。 ) ……いつものって、何…? ( この人には、聞きやすい親しみがあると思ったと同時に恐怖を覚えるものがあった。もらっていこう、と言われれば、憂い帯びる瞳を閉じて、小さく僅かなる微笑を浮かべ。 ) ……ありがとう。 ( と。柔らかい声音。 ) ……ハーミア。ハーミア・ドルッセリッダ。 ( 名前を問われれば、此方は問わない。奴隷だという身分を弁えているから。答えるだけで、好きに呼んでください、と。付け足した ) [Mon 18 Dec 2006 14:28:31]
◆ハクセイ > ―――――なるほど。経験はなし、か ( 彼はそっと息を吐く。彼の味の分別は吸血鬼のそれと似ているが、彼が相手に求めるのは味ではない。 ) と、なると家事が主か ( 彼は考えるように呟き、顎を撫でる ) 嗚呼 ( 買ってもらえるのか、という質問に彼は小さく頷いた。 ) 私は目が見えなくてね、普段は布で目元を覆っているが今は人と話している。目を見たほうが安心できるだろう? ( 彼はそういうと、少女の頭に手を伸ばすだろう。 ) ―――ともかく、私は私の生活を補助してくれる存在を求めていた。家庭の事情・・・・とでも言えばいいか。メイドや使用人の類は居なくてね ( 彼はさて、と切り替えるように呟くと、牢外の職員に言うだろう ) 『いつもの』。それと、この娘を今日はもらっていこう ( ギルドにとっての上客。奴隷を買っては数年で解放し、そして新たな奴隷を買っていく道楽貴族は職員から見えない視線を少女へと向け、 ) 忘れてた ( その口元に笑みを浮かべ、 ) 君の名前は? [Mon 18 Dec 2006 14:19:37]
◆ハーミア > ―――。 ( 腰を落とされれば、瞳は逃げるように俯いた。少女はまだ、この男が眼の見えないことを知らないから。 ) ……。 ( 「質問に答えてほしい」その言葉の先を待つままでいた。次いだ言葉に、思わず目を見開く。認識した。所謂性奴隷……か。と。思わず、ふっと笑う。嗚呼、そうだ。奴隷なんだ、と。求めていることは、何だろう。と……少女は男にはじめて視線合わせようとした。そして気がつく。色のないことを。……見えていないのか、と。けれど……その先に見えるものは、怖いくらいに温かい、誠実な思いな気がして。益々―――怖くなる。家事手伝い……と、性処理道具。此処にいるよりは、マシだろうか。……少女はしばらく黙っていた。口を閉ざしたまま、貴方から視線を外し ) ………嫌悪感は、ないけど……経験は、ありません。未遂くらいで。 ( ぽつり、淡々と告げる。運がよかっただけだ。―――それでも。体と心は割り切れるだろう。もう、ずっと割り切って生きてきたのだから。此処にいるよりはマシだ……と打算が過ぎって。そして ) 私……貴方に買ってもらえるの? ( そう、視線外したまま、声音はそっと響く。問うように ) [Mon 18 Dec 2006 14:12:51]
◆ハクセイ > ( 上半身だけを起こす少女。彼はその少女に見えぬ瞳を向けた ) 聞きたいことがある。 ( 彼は端的にそう言うと、瞳を俯かせたままの少女の顔を見るように腰を落すだろう。とはいえ、彼は目が見えないので少女が視線を合わせないことも、俯いていてもあまり気にならないのだが ) まず、質問に応えてほしい ( 彼は一つ、呼吸を挟んでから聞く ) 君は今まで男の経験は? また、性処理道具のような扱いの経験は? ( 彼はそんなことを赤面もせずに言う。 ) それらに対しての嫌悪感はあるか? 君にしてもらう可能性の仕事はそれらを含めた家事手伝いであるのだが ( もし少女が嫌だ、と言えばそれまでだ。 ) [Mon 18 Dec 2006 14:05:10]
◆ハーミア > ( 丁寧な物腰の相手に、ふっと顔を上げた。憂いを帯びる表情は変わらぬまま、瞳は合わせず、上半身だけを起こした少女の羽は白く、髪は緩く栗色だった。白いワンピースの上に、ボロボロの黒い薄切れを纏った姿。 ) ―――……何、ですか? ( 瞳を俯かせたまま、顔だけを其方にやや向けても、少女は体の体勢まで、其方に向けようとはしなかった。購入と聞けば、愁いを帯びたような紅の瞳が驚いて、貴方を見上げるだろうか。けれど、絶対に視線だけは彷徨うように合わせなかった ) ……買ってくれるの、ですか? [Mon 18 Dec 2006 13:59:15]
◆ハクセイ > ・・・・すまない。起きてくれるか? ( 彼はそういって、目の前の奴隷の少女を見下ろした。檻の中にいる少女と檻の外にいる自分とでは立場が違うだろう事など容易に想像がつくが、それでも彼は他の人間に接するのと同じように奴隷に対して話しかけていた )( 彼からすれば、友人知人関係ではないのだったら、それは『他人』でしかないからである ) 君の購入を考えている。少し話がしたいのだが [Mon 18 Dec 2006 13:54:12]
お知らせ > ハーミアさんが入室されました。 『―――床に、うつ伏せる様に眠る有翼少女。』 [Mon 18 Dec 2006 13:50:30]
お知らせ > ハクセイさんが来ました。 『彼は一人の奴隷の前に立っていた』 [Mon 18 Dec 2006 13:49:46]
お知らせ > スラグさんが退室されました。 『(芸能横丁とギルドとの往復ばかりだった奴隷。物珍しそうな様子は家に入っても続く)』 [Mon 18 Dec 2006 04:00:05]
お知らせ > エドゥアルトさんが帰りました。 『(ディーバの手を優しく引いて、家まで帰ろうか)』 [Mon 18 Dec 2006 03:58:31]
◆スラグ > ( 代金を支払うのを見て、ゆっくり立ち上がっていると檻の鍵が開いた。話している最中に目を覚ました奴隷もいるだろう。少し振り返って同じ檻にいた者たちに軽くお辞儀をしてから開いた檻から出て。主人となった人の前に立つと、両手を前で合わせてお辞儀をした。 ) よろしく…お願いします。 ( 頭を下げていると名前が降って来て、嬉しそうな表情をした顔を上げる。 ) ディーバ……。 ( 歌が好きなこの奴隷は、その言葉を知っていた。歌姫──。ナメクジと、半ば蔑むかのような名ではなく、しかも主人がつけてくれた名前だ。気に入らぬわけがない。じーんと、噛み締めるように自分の胸に手を当てた。 ) ──ありがとうございます…ご主人様。 ( そう言って微笑むと、握られた手に引かれるまま歩き出す。頑張って速く歩こうとするだろうけど、合わせてくれるのに気づけば普通に、常人からしたら非常にゆっくりとした速度で主人について行く。 ) [Mon 18 Dec 2006 03:51:53]
◆エドゥアルト > (にこりと頷けば、職員に「この仔を買います」と告げた。5万5千エンを払って、檻の鍵が開いた) これから宜しく。キミは今日からディーバだ。 (歌にちなんでつけた名前。気に入ってくれるだろうか?)(交渉を済ませれば、相手の手を握って、相手のペースでゆっくり歩き出す。夜中の散歩も良いものだから。) [Mon 18 Dec 2006 03:38:04]
◆スラグ > うちへおいでなさい。と、具体的な話になってようやく、本当に自分を買ってくれるのだと実感できた。胸がドキドキとしてきたのは、新しい生活への期待だ。コクコクコク、と頷く。この奴隷にしては、速い動きだった。──価格は5万5千エン。購入の意志を受ければ職員は、歩くのがとてもノロい奴隷なので、担いだ方が早いかもしれないことや、奴隷が一応呼ばれている名前などを告げ、お好きなお名前をおつけください。とでも言うだろうか。 ) [Mon 18 Dec 2006 03:32:25]
◆エドゥアルト > (口には出さないが、純粋で可愛い子だと思わず顔が緩んだ。こういった子に弱いのだ。) 如何致しまして。 (両手で包むように触れられた手を嬉しそうに見つめ、視線に気づば優しく笑う) うちへおいでなさい。少し古びてはいるけれど、此処の生活よりは良いと思いますよ。人形さんも沢山いますし、ね? [Mon 18 Dec 2006 03:25:20]
◆スラグ > ( 偉いと言われると頬を染めた。 ) ありがとう…ございます。 ( 自分について話すなら、歌くらいしか思いつかない奴隷は嬉しそう。男だと解った上で出してあげたいと言われればなおのことで。 ) ──……。 ( まだ実感が湧かないけれど、檻と言う境を越えて伸ばされた手を、両手でそうっと包むように触れようと、ゆっくり両の手を差し出す。目は伸ばされた手を見て、それに触れられれば今度はお兄さんの目を見る。嬉しいけれど、まだ少しだけ「本当にいいのかな」と自信が無い風に。 ) [Mon 18 Dec 2006 03:20:30]
◆エドゥアルト > 偉いんですねぇ、ちゃんとお仕事してるなんて。 (人形の腕を万歳に変えながら、幼子に言うように優しい口調で語りかける。表情の変化に、嫌だとは思っていないのかも知れないと安心しつつ、言葉を並べていく) えぇ、男だとは解っていますよ。その上で貴方をお外に出してあげたいんです。 (握手でも求めるように檻の隙間から少し手を伸ばして) [Mon 18 Dec 2006 03:08:49]
◆スラグ > はい。毎日芸能横丁…で、歌っていま、す。 ( 雨の日も風の日も。それでも辛いと思わないのは、それが当たり前だと思っているからか。 ) ──え。あ。 ( 外に出る。その意味を解するとぱあっと顔が輝き、一瞬後に少し迷うような顔になった。職員が、どうなるか見ている気配がする。 ) あの あの…僕、男です。 ( 「いいのですか?」と。迷ったのは、「お兄さんで良いかどうか」ではなく、またキャンセルされるかもしれないから。男であることを先に言おうか迷ったのだ。目の前のお客様がちゃんと性別を解ってくれていることは知らなくて。今まで、自分を買おうと言ってくれたお客様は大抵、少女と勘違いしていた。そして男だと解っていた方は、最初から興味を持たなかったのだろう。 ) [Mon 18 Dec 2006 03:02:59]
◆エドゥアルト > (語尾が少し変に感じた。この状況を辛いとは思ってないのだろうか) 貴方は歌を歌うんですね。 (感心したように頷き、笑顔を取り戻して前のめりで話しかける) じゃあ、お兄さんで良かったら外に出てみない? (と、冗談とも本気ともつかない口調で話しかけてみる。一体どんな反応を返してくれるのだろうか――・・・) [Mon 18 Dec 2006 02:51:21]
◆スラグ > ( 謝られると、慌てて首を横に振る。本人は慌てたつもりだが、ゆっくりとした動き。 ) ──……辛い…? ( そんなこと、考えたことも無かった。今の環境に不満も無ければ、疑問も抱かない。辛い時──。 ) ……お客様が…僕の歌、を 聞いて…すぐに去ってしまう、時は……。 ( 「ちょっとだけ…悲しいです」少し困ったような、けれど笑顔を作ってそう言った。そして寂しいかと問われれば、少しの間沈黙して…頷いた。 ) 時、々。 ( ぽそりと呟く。 ) [Mon 18 Dec 2006 02:46:28]
◆エドゥアルト > そう、ですか…すみません、変な事を聞いてしまって。 (眉を下げて、人形に顔を埋める。じーっと目の前の相手を見つめ) 辛くはありませんでしたか? (こうなってしまえばありきたりな言葉しか吐けない自分。一所懸命何か話題を探そうと、視線だけキョロキョロと周囲を見回す。特別話のネタになってくれるような物は無さそうだ。さて、どうしたものか…) 此処にいて寂しくありませんか? [Mon 18 Dec 2006 02:39:15]
◆スラグ > ( 相手の頭の位置が下がると、奴隷の目線も一歩遅れて下がる。 ) ……はい。 ( この前風邪は引いたものの、病人だらけの檻にいてもすぐ回復したことからして、やはり丈夫。可愛い人形の腕が振られるのを見ると、視線が相手の目から人形に移り、また戻って嬉しそうな笑顔見せて答えた。 ) ──なぜ……。ですか? ( 何でそんなことを聞かれるのか解らないと言った風に目を丸くする。しばらく考えてから、口を開き。 ) 僕は… ずっと奴隷 です。 ( 奴隷から生まれた子を、父親は恐らく疎ましく思っていただろう。息子として接された覚えがないなら、やはり生まれた時から奴隷のようなものだったと思い。 ) [Mon 18 Dec 2006 02:33:15]
◆エドゥアルト > (職員から聞くよりも今目の前の相手と話をしてみたい。その気持の方が勝るか、膝を床につけてしゃがみ込んだ。出来るだけ同じ目線で話せるように。) そうですか、健康的で何よりです。 (にこりと笑って抱いている人形の腕を左右に軽く振って見せる) 貴方は何故奴隷になってしまったんですか? (聞いてはいけない事なのかも知れないしかし、失礼ながら半分は興味でそんな質問を投げかけた) [Mon 18 Dec 2006 02:22:51]
◆スラグ > ( 一応、失礼をしない程度の礼儀作法は教えられていた。生まれた家が商いをしていたせいもあるだろう。ただ、今正座をしているのはその直前の姿勢(四つんばい)が原因だったり。胸が全く無いし、もし職員に尋ねれば、すぐにこれは男だと答えるだろう。それ以外の情報も職員は話すかもしれない。 ) …こんばんは 旦那様。 ( 微笑み返してくれた碧の目と、その下の隈をを見つめながら口を開く。 ) ──いえ、先ほどまでずっと眠ってしまっていた…ので。 ( そこまで言ってから、あ、つまりそれは眠れないと言うことかと思い。 ) …はい、眠くありません。 [Mon 18 Dec 2006 02:17:08]
◆エドゥアルト > (奴隷ギルド、なんて名前だからもっとずさんな光景を思い浮かべていたが、檻の前まで来れば正座をし、頭を下げる奴隷。一目見た感じから受けると、目の前の奴隷はきっと男性だろう。容姿端麗とでも言おうか。少し羨ましくも感じてしまった) こんばんわ。眠れないんですか? (そう微笑み返しながら訊ねた) [Mon 18 Dec 2006 02:05:37]
◆スラグ > ( 足音の一つが近づいてきた。四つんばいで這っていると、職員が檻の前まで来て誰かを招いている姿を見つけて止まった。やがてお客様も檻の前まで来たのに気づいて、慌てて四つんばいを止めて腰を下げる。正座の姿勢だ。お客様の顔を見ると、金髪に薄紫の瞳をした奴隷は微笑んでゆっくりと頭を下げた。 ) [Mon 18 Dec 2006 02:00:05]
◆エドゥアルト > (そろそろ見学だけで帰ろうかという時に、職員が呼び止める。起きている奴隷が居るかも知れないと) そうですか?じゃあ、拝見させて下さい。 (足早に動いている檻まで近づく職員。その姿を確認すれば、客である自分を招く。スラグの檻の前へ) [Mon 18 Dec 2006 01:52:30]
◆スラグ > ( 一度目が覚めてから、まだ起きていたらしい奴隷。複数の足音と話し声に気づけば、檻の中で膝をつきながらずりずりと廊下側に近づこう。ただ、辿り着く時にはお客様が通り過ぎてるとか、そんなことがあるかもしれないノロさ。動く気配は伝わるかもしれない。 ) [Mon 18 Dec 2006 01:48:47]
お知らせ > スラグさんが来ました。 『( ぴくり、顔を上げる。 )』 [Mon 18 Dec 2006 01:41:10]
◆エドゥアルト > (少々残念だが、仕方が無い。一通り見て、今日は帰る事にしようか) ぁ、そういえば… (立ち止まって職員に尋ねるべく口を開いた) 人形のような仔はいませんでしたか? (思い切って聞いてみたものの、返事は良いものでは無かった。「人形」それが欲しいのかも知れない。自分だけの完全に意思を持った人形が) そうですか、残念です。 [Mon 18 Dec 2006 01:38:26]
◆エドゥアルト > 私生活のお手伝いや一緒に大陸を回ったりもしてみたいですねぇ。 (脳内で壮大なスケールの夢を描きつつ抱いている人形に頬擦りをした。職員から冷たい視線を浴びた気がしたが、それは慣れっこだ。人形が好きなのは生涯きっと変わらない) でも、今は皆様寝てしまっているので、見学だけですよね。 [Mon 18 Dec 2006 01:33:06]
◆エドゥアルト > (やはり奴隷達は静かに眠っているだけ。寒々しく反響する靴音にも耳を貸していそうにない。) (「今日はどんな商品をお探しで?」そんな職員の突然の質問に肩がぴくりと跳ね上がった。多少、否かなり緊張しているのだろう) 嗚呼、はい、え…っと (何て言えば良いのだろう。そう考えを巡らせ) ワタシの仕事のお手伝いをしてくれる子を探しています。見習い程度の人形職人なんですけど。 [Mon 18 Dec 2006 01:28:50]
◆エドゥアルト > (カツン 、コツン ―― ・・) (足音がもう奴隷の寝静まる頃に響いた。職員の後を付いて歩きながら、視線は檻の中へ。特別、奴隷が必要という訳でも無かったが、家に一人が寂しいだけ。そんな理由でこんな夜中にこの場所へ足を踏み入れた。半ば職員も疲れた顔をしているように見え、恐縮してしまう。) [Mon 18 Dec 2006 01:23:26]
お知らせ > エドゥアルトさんが来ました。 [Mon 18 Dec 2006 01:22:34]
お知らせ > スラグさんが退室されました。 『( そういえば…名前を呼ばれたことも、ほとんど無かった──。 )』 [Mon 18 Dec 2006 00:35:17]
◆スラグ > ( ──今の自分になら、着れるだろう。胸と腰が余ることは間違いないが、上手く選びさえすれば。──今の自分になら、父の店の服を着て店が開いている間ずっと立ってお客様に微笑みかけ、さらには歌を歌うことによって往来を歩く人々の目を店に向けることだって出来るだろう。 ) ──ご主人様……。 ( でも、もうそれはできない。マネキンになれるほど成長する前に、自分はギルドに売られたのだから。昔、そう呼んでいたのを思い出し、ポツリと呟く。そう、「父上」ではなく──「ご主人様」だったのだ。彼にとって、きっと自分はとても都合が悪く、出来の悪い奴隷だったのだろう。息子としては、どうだっただろうか。言われたことがなければ、尋ねようと思った事もなかった。両手を力無く落とし、少し笑顔が翳る。 ) [Mon 18 Dec 2006 00:26:36]
◆スラグ > ( はっきりと覚えているのは、忙しそうに立ち働く父の姿。もちろん、父と呼ぶことは許されず、自分はただその姿を眺めるだけだった。命じられて商売──父は、婦人用の洋服を主に売っていた──を手伝ったこともあったが、商品を折り畳むのを一時間で五着ほどやった時点で止められ、それ以後決して父は自分に手伝いを命じることはなかった。……何がいけなかったのか、未だに解らない。ちなみに母は、細かい指示が解らない代わりに、店が開いている間はずっとマネキンとして、商品を着て立っていた。子どもであった自分には、婦人用の服はサイズが合わず、それすらもできなかったのだ。 ) …………。 ( その時の母の姿を思い出して、両手を、洋服がよく見えるように少し広げて差し出し、首を僅かに傾げて微笑んだ。 ) [Mon 18 Dec 2006 00:12:25]
◆スラグ > ( でもそれを、危惧している風でもない奴隷。そもそも自身の意志などほとんど存在しない。歌が好きだから、歌い続けられればいいなと、それくらいで。血の半分はサイレンとではなく人間なのだから、考える力はあるはずだ。だが、この奴隷の場合環境の影響も大きく、自ら選び取るということはまずなかった。── 一番古い記憶は、自分を見おろして微笑んでいる美しい母の顔だ。澄んだ青い目に見つめられると、とても嬉しかったのを少しだけ覚えている。自分は、母の流れるような金髪をつかもうと手を伸ばしたが、何度やっても上手くつかめなかった。まだ覚えているということは、それなりに成長するまで繰り返していたのだろう。ただ、どの記憶もおぼろげで……。 ) [Sun 17 Dec 2006 23:54:13]
◆スラグ > ( うぅん、と体を伸ばしながら起き上がる。寝起きの頭は思考がよく働かず──いや、普段だってそれほど働いてないかもしれないが── ボーーーーーッとしてから、カクッと首が動いてゴンッと頭が壁にぶつかった。 ) …あ、痛。 ( 小さな声で呟く。もう一度眠りかけていたのだが、やっと目が覚めた。ようやくぶつけた頭をさすって。ぼんやりと檻の外を見つめる。もう何年も見ている、同じ光景。別の檻に移動することもあるが、見えるものは変わらない。職員と、お客様と、檻から出される奴隷。それだけ。──「檻から出る」それは、いいことばかりではない。お客様にお買い上げいただいても、数日で返品されたり(この奴隷の場合は、即日返品やその場でキャンセルということもあった。つまり、性別が解った時点で、と言うことだ。)殺されたり、職員に出された場合は調教か級の変更か──殺処分であった。 ) [Sun 17 Dec 2006 23:40:56]
◆スラグ > ( 何やら妙な声を出して、むくりと顔を上げた奴隷。狭い中で少しでも縮まろうと膝を抱えて丸くなり寝転がっていた──はずだったが、寝ている内に動いてしまったらしく、眠る直前の状態から、胸と手がペッタリ床に這いつくばっているという変な体勢で。どうも、ナメクジだから体が柔らかいようだ。 ) 誰…… ( ……か、来てたのかな? 夢うつつに足音を聞いた気がして目が覚めたが、そのタイミングのズレっぷりと言ったら。いつもこんな風だから、余計に売れないのかもしれない。 ) [Sun 17 Dec 2006 23:29:29]
お知らせ > スラグさんが入室されました。 『ほあ?』 [Sun 17 Dec 2006 23:28:15]
お知らせ > 靴音さんが帰りました。 『 そして。靴音は遠ざかり―― 。 』 [Sun 17 Dec 2006 22:52:57]
◆靴音 > ( ----- …沈黙。それに青年は 小さな苦笑浮かべます。 ) ... そッか、 ( 立ち上がり、 )( ... 一歩。檻より離れます。 ) [Sun 17 Dec 2006 22:48:01]
◆靴音 > もし --- ( しゃがみ込み、『向こう』で座っている貴方にも視線合うように して... ) ... もしも。貴方が選んでくれるなら、僕は その扉を開けるコトが出来る。でも飽く迄 選ぶのは貴方だから ---- … 如何。貴方は、 僕を選んでくれるかな 。 ( ... そう。語り掛けます。 ) [Sun 17 Dec 2006 22:22:11]
◆靴音 > … … 情が移ったら負け。とか、誰が云ったんだろ 。 ( それ以前に、自分は何故此処を訪れたんだろう?--- …『こういった場所』が存在することは、知識の上では知っていました。けれども、こうして 連なる檻を見つめてしまうと。何とも--- … ) 無理そうだよな、僕には --- 。 ( 似非な正義感持って踏み入れた場所は、己の過ちに気付かせるには充分過ぎる場所でした。そして、 --- …檻の中の 『貴方々』 に情を感じる青年一人。檻の数々を見つめているのでした。 ) [Sun 17 Dec 2006 21:35:54]
◆靴音 > ( コツ、コツ---- …檻の連なる静かな廊下。靴音が一つ聞こえるでしょう、それは 私服姿の年少自警団員。 ) ---- 話には聞いてたけど ... ( ... 呟き。ため息一つ零します、職員さんの居ないコトを確認。安堵しました。 ) [Sun 17 Dec 2006 21:27:21]
お知らせ > 靴音さんが来ました。 [Sun 17 Dec 2006 21:23:11]
お知らせ > クローチェさんが退室されました。 『 きっと出荷時まで続く。』 [Thu 14 Dec 2006 19:10:08]
◆クローチェ > (無論、泣き叫ぶニンゲン一人を押さえつけて説得してその気にさせて蹂躙して以下略は一人では出来ぬ訳で、本人が従順になっても結局手間の掛かる生物であった。 職員の胃痛は今日も止まらない――) [Thu 14 Dec 2006 19:09:34]
◆クローチェ > パプテス寄りですか。 苦手なんですよねェ―― はい、やります。 はたかないで下さいョ。(文句垂れるたびに体罰というのもこの数年で培った常識であり。 かくして、食事前のお祈り開始。) ん・・・・天にまします我らが神よ 今日も食事を得られることを――― でしたよねェ。 あう痛ァ・・・ ――ええと・・・深く感謝します――(別に人ではない奴隷が祈る必要は普段は無いが、内容を理解だけはしていろ との命令によりこれも課題だったり。 15分間本格的にやるものだから一度は落ち着いた奴隷が間違った深読みで暴れ出したあたりで、漸く食事にかかれることとなる。) [Thu 14 Dec 2006 19:06:57]
◆クローチェ > (そうして結局年齢不詳美少年は下げられたが、性質故の特例ってことで、暫しの後別の食事が貰える事となった。 ひょっとしたら他の奴隷へのご褒美も兼ねてるのだろうか?とか常識を付与された今なら判ったりするわけだが、それで行動が変わることも無く。) ええと――食事前の挨拶はどの形式で行えばいいでしょうかァ? ああ、大丈夫大丈夫ですョー?(俺働いたのに何で!って顔してる奴隷をなんとかこお落ち着かせる。 自分のお相手が刑罰扱いだとちょっとショッキングだ、というのも、この数年で培った常識の一旦らしかった。) [Thu 14 Dec 2006 19:01:48]
◆クローチェ > (飯は? と問うた職員に、首横に振って返す。 飢えさせて躾けてるコレが食事を諦めた時点で逆立ちしても不可能だ、と言う証明であり――職員さんは持ってたメモに記しつけて、すこしだけがっかりした。 この分野でのパワーアップは当分望めぬと言う事、何か間違って生臭坊主等がお買い上げの際には事前の通知が必要だろう。 逆に考えればコレで十字架やお守りを”突破”出来ない事が証明されたし、安全性の確認ということにはなるのかもしれない。) [Thu 14 Dec 2006 18:56:02]
◆クローチェ > (で。しかし。ところが。――― )うう・・・ン―― くはッ。(達成しなければご飯抜きといわれていたために今だ挑戦だけはしていたが、きっかけさえ掴めない状況が続く続く継続中。待遇はカツどんを前に拷問される犯罪者にも似る。 そして薬で眠った少年と無言で凝視の夢魔という傍から見ればなんてことはない死闘に職員が欠伸をかみ殺し始めた頃、夢魔のほうは力が抜けたみたいに後ろにぶっ倒れた。) 流石にダメですョ―― (冬の寒さも気合熱奪いきれず脳天から煙吹きそうな様子、気の抜けたヴォイスが檻に木霊する。) [Thu 14 Dec 2006 18:51:53]
◆クローチェ > (手も足も口も体も届かぬならば”いつもの手段”で食事を得るしかないのだが、神聖な何かで防御されたものの眠りに進入するのは現状殆ど不可能。 強烈な抵抗を感じて弾かれてしまうし、精神的にもその気が無いのに同性の尻に突っ込む感覚に似る。 主人が耐性のある人だった時のために、抵抗を”突破”する練習なのだとか――そもコレに耐性が在る奴が買うかどうかは別として、奴隷の技はどんなものでも達者な方が良い、という事だった。) [Thu 14 Dec 2006 18:45:54]
◆クローチェ > ( と、言われて放り出された餌(半裸美少年年齢不詳、何処か怯えた目つきがタマラナイ。)には、丁重にも首に十字架つきの装飾が巻いてあった―――そんな事があってから既に二時間。) ん・・・ ぐぐぎー――。(届くか届かないかの所で鎖に繋がれた夢魔奴隷(半裸空腹少女年齢不詳、必死な感じがちと怖い)は、苦痛を堪えて神経を集中していた。) [Thu 14 Dec 2006 18:41:05]
お知らせ > クローチェさんが来ました。 『「訓練だ!」』 [Thu 14 Dec 2006 18:39:35]
お知らせ > 苔丸さんが帰りました。 『その後朝一で叩き起こされました』 [Wed 6 Dec 2006 04:42:41]
◆苔丸 > (もしかしたらそのうち再開するかもしれない、って思って待ってたけど…やっぱりこないみたい。それならもういいや、って転がって丸くなって目を瞑って) [Wed 6 Dec 2006 04:42:03]
◆苔丸 > (何のことは無い、心身の状態を確認して、必要があれば再査定なり処分なり…といっても下位の奴隷にかける労力なんてたかが知れてるわけだし、お医者さんが見るようなものでも無い)………(また何か言って怒られるのも嫌だから黙って体揺らしていた。けど、それもなんだか不満らしい。むぅ) [Wed 6 Dec 2006 04:27:20]
◆苔丸 > (そんなことを言ったら何人かに睨まれた。陰気でどんよりした空気は好きだけど、ピリピリされるのは好きじゃない。視線逸らしつつ小さくなる)うぅん…寒…(そしてまたジロリ見られた) [Wed 6 Dec 2006 04:18:41]
◆苔丸 > (他の雑多な奴隷たちと一緒に大きな檻の中。膝を抱えて座って待機中。…というか結局もう遅いからって続きはまた明日(今日?)らしいけど)…ひま… [Wed 6 Dec 2006 04:08:58]
お知らせ > 苔丸さんが来ました。 『定期検診―みたいなもの』 [Wed 6 Dec 2006 04:05:49]
お知らせ > ノゥンさんが帰りました。 『(…ずっと見ていると、目が痛くなる。そんな事を、思い出す。)』 [Wed 6 Dec 2006 01:41:45]
◆ノゥン > ……照らされても、見えるものは同じ――これで、いきなり赤やらなにぞ広がっていたって、困るけど。(御免だと溜息ついた光景は、この建物の何処かで起こりうること。実験、娯楽、食肉解体――そんな、当たり前の光景に魘されて、悪夢と名付けた新米職員に「使われる」のは、日常茶飯事。 もう少し、焔に近付きたい気もしたが、動くのは億劫で。仕方ないから、床上からの目線の侭。) [Wed 6 Dec 2006 00:58:04]
◆ノゥン > (うつぶせに床の上へと転がって、ちりちり揺れる赤焔を見詰める。廊下に灯された明かりより、近くて。こんな身近に火を見たのは久しぶり――久しぶり?) …タバコの火とかは、この際は対象外。…あれはあれで、痛いけど。(やれやれ。そんな風合いで零すのは溜息よりは、愚痴じみて。スン、と鼻を鳴らすと蝋の焦げる匂いが僅かに届く。) [Wed 6 Dec 2006 00:36:30]
◆ノゥン > …っ、しょ……(袋から這い出した片腕でもって、身体を半回転。後は、ひねりで何とか体勢を変える。ごろん、転がった分だけ動く身体と視界。石造りの闇の中にちらちらと揺れるそれは――) ……ろうそく。(何という事も無い、火のついた蝋燭。格子の間際、手の届かない向こう側に置き去りの燭台。) …忘れ物……かな。 [Wed 6 Dec 2006 00:18:32]
◆ノゥン > (…珍しく、真っ暗じゃなかった。暗いのには違い無いが、視界の片隅で明滅する光がある。) …珍しい。(身体の半分は、ズダ袋の中。肩から上と頭だけを覗かせた、奴隷というより備品の風体が、床の上で不器用に転がる。) [Wed 6 Dec 2006 00:10:51]
お知らせ > ノゥンさんが来ました。 『(目が覚めると――)』 [Wed 6 Dec 2006 00:09:35]
お知らせ > スラグさんが帰りました。 『( でも結局、翌々日にはすっかり治っていたとか )』 [Tue 5 Dec 2006 23:32:46]
◆スラグ > ( 風邪が長引けば、採算が合わないからと──良くて雑多降格、悪くて人肉に加工されるかもしれない。6年もこのギルドで売れ残っているのだ。そろそろ見限られる確率は高いだろう。 でもそんな、難しいことは考えない。言われたとおり歌って、言われたとおり、売れるようお客様にアピールする。自分はそれだけでいい。それしかないとも言える。 ) ──僕は、どうしたらいいですか…? ( 隣にいる奴隷にも聞こえるかどうか微妙な小さな声で呟いて、奴隷は眠りに入っていった。 ── ああ、なんて極端な指示待ち族。自分で考えて行動できない。ほとんど何も望まず従うだけ。いっそ、みんなのご飯になるのも、それはそれで構わないのだ。 ) [Tue 5 Dec 2006 23:31:53]
◆スラグ > ( うつらうつらと、ナメクジは舟をこぐ。うっかり隣の奴隷の肩にもたれかかってしまい、うざそうに押しのけられて今度は壁にもたれかかった。──冷たい。いつも立っている芸能横丁のレンガの壁とは、少し違う感じの石壁。でもどちらもやっぱり冷たかった。ひんやりひやひや。 ) ……へくしっ ( クシャミが出て、ずっ、と鼻をすすった。ゆっくりと持ち上げた手を頬に当てると、じんわりと熱い。このままじっとしていれば治るかな? 食事は普段よりさらに少なく粗末で、滋養とかそんなの全く考えられていない。病気の役立たず達に食わせる飯はないのだろう。そりゃそうだ。 ただ、このナメクジは「あ…なんか少ないかな?」くらいにしか思っていなかった。──やはりノロマなだけでなく、馬鹿かもしれない。熱で判断力が落ちてるだけであることを願う。 ) [Tue 5 Dec 2006 23:07:31]
◆スラグ > ( 治れば出してやる。とは言われたが、周りの様子を見ると、治る頃には別の病気をもらいそうであった。ほとんどの者は、恐らく急に寒くなったことによる風邪だろうけれど。でも、この奴隷は、病気がうつったら大変だなとまでは考えなかった。ただひたすら、歌いに出れないと、命じられた額が稼げないな、どうしようかな、と思っていた。 ) こんども…こえがわり〜? ( 以前にも、似たようなことがあった。声がかすれて歌が歌えなくなったのだ。その時は、体が寒くなったり熱くなったりはしなかったのだけれど。歌を歌えないとほとんどできることがないので、その間はかなり値段を下げられていたらしい。病気の今も、値段は下がっているのだろうか。 ) うたえないの こまる、な〜。 ( ぼんやり呟く。早く声戻らないかなあ、って。そう思っていた。 ) [Tue 5 Dec 2006 22:54:03]
◆スラグ > ( なら、ノロマはどうだろうか。──ナメクジと呼ばれる奴隷は、咳やクシャミの絶えない雑居房に押し込まれていた。 ) ばか〜は〜かぜひかない〜♪ ぼくも〜かぜひかない〜♪ ( 妙な音程で妙な歌詞を歌った。声はかすれていて、酷い有様だ。上気した頬とぼんやりした顔を見れば、いつも以上に頭が回っていなさそうに思える。明らかに風邪の諸症状だ。職員の一人には、『今まで病気一つしたことがないっていう売り文句さえなくなっちまったじゃねえか』と怒られた。なので今は、病気の奴隷ばかりが集められた雑居房にいる。他の「商品」に病気がうつっては困るからだ。 ) [Tue 5 Dec 2006 22:42:46]
お知らせ > スラグさんが入室されました。 『馬鹿は風邪引かない──』 [Tue 5 Dec 2006 22:36:48]
お知らせ > セレニアさんが帰りました。 『( …でも寒い。 もう少し厚着しても…―――? 『マスター』 は、また空白だ )』 [Tue 5 Dec 2006 02:42:42]
◆セレニア > ( 今でこそ対象を特定出来る状況下に限定して運用される身体だけれど、大聖堂に移籍した当初は、ヴァンパイアとの交戦は全面的に禁止されていた。 人として暮らし隠れ潜む者まで駆り立てて、吸血鬼を刺激してはならないという説明を… 多くの人に補足され、納得している。 …だから、この状況であっても無闇に感覚は解放しない… ただ、否応無く『感じる』者… 現状では、【以前に墓地で出会った少年型のヴァンパイア】 と 【『ヴァレリア』の少女型ヴァンパイア】 の二体をひたすら待っている。 少年型の方はモンタージュが作成され形式だけとは言え手配済みであるからまだ良いけれど。 少女型の方は、その存在を感じ取り、追うのが自分だけであるのなら、譲れない。 ―――『ヴァンパイアを滅ぼす。』 …他に何も無いなんて、もう言わないけれど… それが自分の使命である事は、疑いようも無いのだから。 神の国へ入る為に… その到来まで、守護する為に… ) [Tue 5 Dec 2006 02:41:14]
◆セレニア > ( …一度知覚した吸血鬼であれば、通常の五感に拠らず一定の範囲内に接近すればその存在を感じ取る…。 …感じ取れぬ間は人並みの運動すら満足にこなせない身体が、それでも人類の敵の天敵とされる由縁…。 雑念混じりだろうと、むしろ他の事をしていようと感じ取れるなら、寒さに凍えるのは我慢しさえすれば問題にならなかった。 ………いや、我慢するのも辛いし、人より簡単に風邪なんかもひくから問題と言えば問題なのだけど。 あまり自分を大切にしない事には慣れている。 特に、他のものに目が奪われているうちは ) [Tue 5 Dec 2006 02:24:59]
◆セレニア > ( 闇… ならぬ暗黒鍋を見学しに、暗黒教会を訪ねた夜に遭遇した吸血鬼――― 感覚を解放せずとも知覚した、恐らくは年若いその危険な存在を… けれど教会は、それがこの娘の報告であったり、あくまでその吸血鬼が『自分は人』であるという態度を貫いていたなどの事情からか… 報告の受理を保留し、事実上野放しにした。 『ヴァレリア』 という呪句?の報告も勿論してあるけれど、それらは未だ繋がらず。 …承服出来ない放置に反発し、『人のフリ』をして潜む吸血鬼の行きそうな場所に張り込んでいる… ) ( ―――でも、寒いなあ、とか。 内心はそろそろ雑念混じりだけれど――― ) [Tue 5 Dec 2006 02:19:50]
◆セレニア > ( 奇妙な薄紅色の髪を、網目が三つほどのとても緩い三つ編みにして一房に束ね… 身体のラインを隠すように羽織った白地に青い縁取りのケープには、所々に銀糸で十字の刺繍が施されている。 そのケープから覗いているのは、剣と銃。 ―――威圧的と言うか物々しい装いに、深夜であっても… 否、だからこそ訪れる客の多くはいぶかしみ… 時折顔を出すギルド員は、露骨に迷惑そうな視線を向けていた… ) ( 〜そんな格好の割に細いくしゃみを零して、自分の身体を抱くように両肘を握り。 それでもその場所を動かない。 ―――こんな事を続けて、もう数日になる ) [Tue 5 Dec 2006 01:56:43]
◆セレニア > ( 『前』 と言っても、入り口からは大分距離を空けた――― 『営業妨害だ!』 ということで距離を空けさせられた、通りの反対にある建物の前で。 顔から下の全身を覆う、身体にフィットした黒革の戦闘服に身を包んだ少女が、何をするでもなく奴隷ギルドの入り口を見つめている ) [Tue 5 Dec 2006 01:47:06]
お知らせ > セレニアさんが入室されました。 『( ―――っくしゅ。 人通りの減った奴隷ギルド前に、小さなくしゃみ )』 [Tue 5 Dec 2006 01:41:58]
お知らせ > ボマーUさんが帰りました。 『(次こそは、きっと良いところを見せよう。そう心に誓ったボマーUでした)』 [Sun 3 Dec 2006 18:07:27]
◆ボマーU > (・・・お客さんたちが去っていく姿が見えます。どうやら、今日のアピールは失敗のようです) ・・・・・・ (ボマーUは顔をベタっと床につけて、少しだけ泣いてしまいました。 すると、「次は頑張ってね」と言う声が聞こえてきました。見上げると、そこには先ほどの女の子の姿がありました。ボマーUは涙で潤んだ目を掌でゴシゴシすると) 〜〜♪ (笑顔で女の子に手を振りました) [Sun 3 Dec 2006 18:06:33]
◆ボマーU > (・・・パタン。 着地した直後、ボマーUは倒れてしまいました。いくら着地が得意でも、小さなボマーUには少し高さがあったようです。足が痛くて立てません) 〜〜〜・・・(幸い、軽い体重おかげで大怪我にはなりませんでしたが、しばらく立てそうにありません) [Sun 3 Dec 2006 17:57:02]
◆ボマーU > (クルクルクルクル・・・シュタっ! ボマーUは見事空中で回転し、綺麗な着地を決めました。ボマーUは爆発を起こすために生まれたので、爆発させた後の動きは体が勝手に動いてくれるのです。 お客さんたちも、爆発した瞬間は驚きと落胆を顔に出していましたが、その着地を見ると拍手喝采をボマーUにかけてくれました) [Sun 3 Dec 2006 17:53:44]
◆ボマーU > (ドーン!!! 大きな音ともに、机が空中へ舞い上がりました。・・・そして、その上に乗っていたボマーUも) !!!?? (どうやら目が合った時に、うっかり手を下に向けてしまったために足元へ向かって爆発してしまったようです。 小さくて軽いボマーUは天井スレスレまで吹き飛んで、そのまま床に向けて真っ逆さまに落ちていきます) [Sun 3 Dec 2006 17:48:45]
◆ボマーU > ・・・? (そんな中、ボマーUの耳に「頑張って!」という女の子の声が聞こえました。何だか嬉しくなって、ついついそちらの方へ目が行ってしまいます。すると、女の子と目が合ってしまいました) //// (なんとなく照れてしまいます。ボマーUは照れ隠しのために、急いで爆発を起こしました) [Sun 3 Dec 2006 17:45:48]
◆ボマーU > 〜〜〜! (何時も着けている手袋を外し、準備万端。気合タップリに、部屋の端の机に置かれた空き瓶を見つめます。あの瓶を、得意の爆発で吹き飛ばしすのが今日のアピール方法です。右手を真っ直ぐ瓶の方へ向け、3つの指先を合わせて。後は指を強く擦って音を鳴らせば、爆発を起こす事が出来ます) 〜〜〜・・・・・・ (慎重に、慎重に狙いをつけます。外すとお客さんたちをガッカリさせてしまいますし、檻の外に爆発が及んでしまうと後で痛い事をされるかもしれません。片目を閉じて、じっくり狙います) [Sun 3 Dec 2006 17:38:19]
◆ボマーU > (少し広めの檻の中、その部屋の中心から少しずれた場所に小さな机が置かれていました。そしてその上に、机よりも更に小さな子供が立っていました。 檻の外には沢山の「お客さん」が居ます。その子供・・・ボマーUは、これからお客さんたちに良いところ見せて、買ってもらえるようにアピールするのです) [Sun 3 Dec 2006 17:28:43]
お知らせ > ボマーUさんが来ました。 『(ちいさなつくえのうえで)』 [Sun 3 Dec 2006 17:27:09]
お知らせ > ジルさんが帰りました。 『一炊の夢、楽しむとしようか』 [Sun 3 Dec 2006 15:15:45]
◆ジル > ( そして悪魔は歩みを始める。 今まで逗留していた月の滴は追い出されたため、向かう先は今月の頭から居候さしてもらっているラフィスという少女の家。 ) ( ―――さて、給料代わりに奴隷の少女へマフラーでも渡すとしよう。 先日編んでいたのが完成したもの。 少女の頭文字である”I"と刻まれたそれは、ベッドの上にこっそり置かれる。 ) [Sun 3 Dec 2006 15:14:36]
◆ジル > ( まだ何か口にしたそうな職員を再び振り返ることなく、貴族風貌はギルドから外に出る。 冷え込んだ風が黒いマントの裾を揺らした。 ) ―――まだまだ寒くなる……か。 ( 此処は本当に魔界と違う。 あそこはただ血と混沌に彩られていた。 それは自分にとって決して忌むべきものではない。 けれど、このような世界も嫌いでは無い。 ) 料理も美味になる。 ――彼女が来てから良いこと尽くめというものだ。 ( 無一文になった? そんなことは知りません。 ) [Sun 3 Dec 2006 15:07:34]
◆ジル > 必要ない。 ( その言葉を聴いた貴族は鮮やかに金糸を掻き揚げながら、よく回る職員の口を一刀の元に斬り捨てた。 ) 貴様、耳は付いているのか? 私は言っただろうに、良い従者を手に入れたと。 ―――それで充分なのだよ。 ( あの少女は実によい。 非常に自分を楽しませてくれる。 それ故に現状で充分満足しているのだ。 ―――金が無いから買えないなんて言葉は言いません。 ) [Sun 3 Dec 2006 15:01:56]
◆ジル > ( そして冒頭の台詞を職員に向かって吐く。 ) もう私はここに用は無い。 去らしてもらおうか。 ( 必要事項に流麗な文字を刻むと、迷うことなく踵を返して去ろうとする。 ) ―――――む? ( それを押しとどめる職員の声。 この男は前回の場に立ち会っていなかった職員だ。 この悪魔のいかにも金を持っていそうな外見に目をつけて、今一度商品を見て行ってはいかがですか?きっと貴方様のお気に召すものが―――などと商売人の顔で口を開き始める。 ) [Sun 3 Dec 2006 14:52:06]
◆ジル > ( 話の内容は以前買った一人の奴隷少女のこと。 そのさいに自分の手持ちの金額では足りなかったため、こうして残りの支払いを次の月に回してもらったということ。 ) あぁ、アイシーに何も問題は無い。 私は良い従者を手に入れたというものだ。 ( もしも彼女が一月持たぬ内に亡くなることがあれば、別段この場所を訪れる理由は無かったのだが、お互いにとって幸福なことにそのような事態には至らなかったようで。 ) [Sun 3 Dec 2006 14:43:31]
◆声 > 不足金額。 確かに貴様に渡した。 ( 声は奴隷ギルドの受付周辺。 まるで貴族のような姿格好をした金髪の悪魔は、その場所で職員と言葉を交わしている。 ) [Sun 3 Dec 2006 14:34:28]
お知らせ > 声さんが入室されました。 『さて――これでよかろう?』 [Sun 3 Dec 2006 14:32:48]
お知らせ > ノゥンさんが帰りました。 『…いい、か。別に――(死ななければ。乾いた響きも夜の泡沫。)』 [Wed 29 Nov 2006 01:40:52]
◆ノゥン > (取り合えず、息が出来れば問題無い。半身は袋の中――防寒具も乏しい檻の中では、これも貴重な寒さを凌ぐ術にならなくも、無い。染み付いた嫌な経験則は、泡沫と言うにも淡い。床に転がった侭、冷えた空気を規則的に肺に送り込んでいると、次第に鼓動も鎮まって来た。) ……息苦しいんだよ、結構。本当……安眠枕って、いったって。(熱の残滓を咳に代えて吐き出す。ずっと重いものを乗せていた胸や腹が、まだ圧迫じみた痛みを訴えるのも、慣れてしまった事。) 人の頭、結構重い…… [Wed 29 Nov 2006 01:29:36]
◆ノゥン > (松明の灯火も遠い、乾いた暗がりの中。僅かに落ちた、紐の落ちる音。結び目が解けて開きかけたズダ袋の中から、ずるりずるりと文字通り這い出してくるモノ。適当に切られ褪せた紫銀を、犬のようにぶるっと打ち振る。) …毎度…、袋を開いていってくれないのは、嫌がらせか何か、なのかな……けほ…ッ(石床に爪を立て、身体をずるりと引き摺る。蛹が皮でも剥くように緩慢な仕草は、上半身が半ば覗いた所で力尽き、ぐったりと床に伏せた。) [Wed 29 Nov 2006 01:18:49]
◆ノゥン > (それが無ければ、何処か死体でも投棄されたが如き情景。床にのたくる紐を不器用に手繰る指が、漸く結び目を見つけて。緩ませようと四苦八苦。人差し指と中指と、親指。それぞれ一本ずつ。のたくる動きが少し大きくなって、褪せた風合いの紫銀が緩んだ口から数本零れた。) …ん…ッ、く……も、少し……、ぅ……(目の粗い生地に阻まれながら、僅かに漏れ出るのは声、言葉の欠片。酷くくぐもった響きに、荒い息が混じる。) [Wed 29 Nov 2006 01:03:42]
◆ノゥン > (もぞもぞ、もぞ。外から見れば、何処か芋虫がのたくるに似た動き。紐で軽く締められたズダ袋の口の辺りで繰り返される、ソレ。緩慢な動きの果てに紐か少しずつ緩み初めて、袋の中から生白い指が僅かに覗く。) ふ、はぁ………(細く、息継ぎじみた空気の揺らぎ。) [Wed 29 Nov 2006 00:54:10]
◆ノゥン > (両脇に檻の並ぶ廊下に響くそれは、空っぽの格子の前で止まる。足音の主――職員らしき男は格子の戸を開き、担いで来たズダ袋を無造作に押し込んだ。酷く手馴れた仕草は、それが日常茶飯事のものと窺い知れるもの。檻の鍵を閉めれば、また何事も無かったかのように遠ざかる足音――) (檻の中、置き去りにされたズダ袋が、もぞ、と蠢いた。) [Wed 29 Nov 2006 00:49:53]
お知らせ > ノゥンさんが入室されました。 『(ギルドの廊下に響く足音。)』 [Wed 29 Nov 2006 00:46:56]
お知らせ > 桔梗さんが退室されました。 『( 真実は手の届かない檻の外に。 現実は想像もつかない冷たさで。 )』 [Sun 26 Nov 2006 21:50:08]
◆桔梗 > ( でも、確かに、 ) そうしてみても――…お客さま は面白がるだけで、「ご主人さま」にはなって頂けないもの なのよ、ね。 ( 時々客の姿を見るたびに鉄格子をゆすりながら哀願する子を見かけるけど、最初から冷やかしなのか、よく啼く物体をひとしきり眺めて満足して帰って行くのか、そうやって買われていく奴隷は少ないように思う。 買われて行くと言えば――「洗浄」の合間にふと気づいた洗い場の広さ。 拡張もせずに場所が広くなるはずがないから、「商品が減った」んだろう。 そういえば夜も静かになった、前は出口により近い方の檻から呻き声や啜り泣きがよく聞こえてきたのに。 ―― 雑多 が減った? 職員やお客さまが最近よく口にすること、それと何か関係が? ) みぃんな、じょうずな売り込み方を身につけて…ここから出て行ったのかしら ね? [Sun 26 Nov 2006 21:48:42]
◆桔梗 > ( とは言え、かような複雑な事情など物体にすぎない一介の奴隷には知る由もないこと。 聞かされるのは「商品である以上売れなければ意味がない」――ここまでは奴隷にも理解できる。 分からないのは、 ) 「だからしっかり自分を売り込め」 と…、 ( 髪の先を見下ろしていた目を虚空に投げる仕草も鈍いもの。 ) 「安易に媚びて売れようとは思うな」、? ( 複数名いる職員で言うことが違っている。 後者はこの奴隷が観賞に耐えうる以上、必要以上に品格を落として見せるなと言いたかったのかもしれない。 極端な例、貴族令嬢が夜鷹のまねをしてどうするという話――そこが理解できないから、奴隷は首を傾げるばかり。 ) 買って下さい買ってくださいと連呼してはいけない――の、かしら? ( それはむずかしいこと。 右に傾けた小首を左に、肩口に新たな滴が散る。 ) [Sun 26 Nov 2006 21:35:15]
◆桔梗 > ( ぴたん ) ( 何をやるにも動作が遅い。 ぼやき、時に苦い顔をする職員を見て、それは仕方のないことだと思うのは開き直りではなくて。 地に根を張る植物が動かないのに腹を立てても――ねぇ? ) ( 勤勉な職員が綴った分厚いファイルのページを捲るなら、登録 TOK-plat-fe:名称「桔梗」の特性についてはこのような記述があるかもしれない。 「植物に近い特性を確認」――表層的に取り立てた能のない奴隷には不釣合いな金額がついた理由がそれ。 未だ完全には得体の知れない物体だけに、安易な購入を忌避した部分もあるのだろう。 害悪種族や悪用も容易な特殊能力を持つ生命体すら金銭で売買する以上、「商品」が充分に予測可能な範囲でトラブルを起こした場合果たしてどれほど厳しい風が当たるものか、それを予想できない団体では決してなかろう。 ) [Sun 26 Nov 2006 21:23:21]
◆桔梗 > ( 粗末な服の肩に滴の斑が薄く滲んだ。 一日の勤めを終え外から戻り、「洗浄」を終えた直後の檻の中で髪の先端から落ちる滴を飽きもせずにただ眺める。 ――決められた時間の区切りの中で濡れた髪を乾かすにはこの奴隷は少々鈍重すぎた。 ) [Sun 26 Nov 2006 21:07:06]
お知らせ > 桔梗さんが来ました。 『( ぴたん )』 [Sun 26 Nov 2006 21:00:53]
お知らせ > くろすけさんが退室されました。 『(額に青筋浮かべた職員が舞い降りた。)』 [Fri 24 Nov 2006 21:37:36]
◆くろすけ > (何と陳腐で馬鹿らしい台詞なのだろうと呆れる者も数多く居るだろう。だが少女は、そう信じるしかなかった。そうでもしなければこの事実が飲み込めずましてや生きる気力等どうして湧き得るだろうかいや湧き得ない(反語)。) …私の言いたい事は、これでおしまい。下らない事に(強制的に)耳を貸してくれてありがとうね、ジョセフィ… (…あれ?ジョセフィーヌって、こんなに冷たかったっけ) じょっジョセフィーヌ! (哀れなネズミは余りに強く圧迫され続け仮死状態になっていたのだった。乱暴に揺すっても起きないのは当たり前。危険対象である少女から離れれば息を吹き返すというのに、其れに気付かぬままジョセフィーヌと叫びつつネズミ相手に心臓マッサージ(両手の人差し指で)をおっぱじめようとしたところで、) [Fri 24 Nov 2006 21:36:04]
◆くろすけ > (たとえ明日、円盤の上で見世物の一つとして数人掛りで袋叩きに合い嬲られ犯され死んだ方がマシだと願える程の拷問を受けた挙句、殺される運命だったとしても。…見世物になるというのは、そういう事だ。そんな恐怖を全て受け入れてなお”生きたい”と願うほどの心の強さなどたかだか10半ばの少女が持ち合わせている筈も無い。言葉ではどんな大きく美しく清らかで傲慢で理想に満ちた事も易々と言える。…が、併し) いきなり害虫になって奴隷になったっていう最悪な奇跡が起こったんだから、それ以上のいい奇跡だってありえる筈よ。 [Fri 24 Nov 2006 21:21:17]
◆くろすけ > でもね、ジョセフィーヌ…ッ! (退屈したのかするりと手の平から逃げ出そうとするネズミことジョセフィーヌを可哀想にむんずと握り締め確保。手の内にもごもごとジョセフィーヌがもがく感触を感じつつ) よく考えてみれば、この体も全くダメってわけでもないわ。すごく素早く動けるし、何食べても美味しく感じるし(其れは元から)、タフだし。 奴隷…にもなっちゃったけど、(少し悲しげに微笑んだ。まるで合わせる様に、ゆらり揺れる触角。) …私はそれでも生きたい。ダブルでどうしようもない位最悪な宿命になっちゃっても、それでも生きていたい。 [Fri 24 Nov 2006 21:08:55]
◆くろすけ > …そうなのジョセフィーヌ。私はもう、嘆き悲しむのは止める事にしたわ。 (片手に乗せており"ジョセフィーヌ"と呼ばれたもの…其れは一匹の、少女同様に汚れたハツカネズミだった。元は白かったであろう体毛が灰を通り越しどぶ色に変色している。不衛生なのは分かりきっている事だが、其れを咎める者は今の所誰一人として居なかった) そりゃあ最初はマジでビビッたわ。気が付いたら――アレ(言葉を濁した)になってるし、――アレ(奴隷の事である)にもなってるし。 …家族にも見捨てられちゃったわ。ママはスリッパ片手に追いかけてくるし――(ぐすん。悲しい情景(母親が必死の形相でスリッパを振り回す図)思い出したのか、静かに鼻を啜り。…ちなみに其の時父君は一人テーブルの上で震えていたのだった。大の虫嫌いだったらしい。) …そう、ここにきて、最初の日は…悲しみの余り、ご飯もろくに喉を通らなかった。(其の前日お家でおいしいディナーをしこたま食べていたため満腹だったのである。) [Fri 24 Nov 2006 20:53:53]
◆くろすけ > (人一人が立ち、又寝転ぶスペースすら無い、身を屈めるのが精一杯の狭い檻の群れ。灯りはまるく切り取られた窓から零れる淡く頼りない月光。 其の中に、纏っている衣服と同じくらい薄汚れた少女が一人。) (時折見回りにやって来る職員や、両隣の"仲間"に聴こえぬ程の小さな声で、何やらボソボソと呟いている。ようく目を凝らせば、しゃがみ込んだ少女が崩した膝を抱えていない方の手に何かを乗せ、それに向かって話しかけているのが見えるかもしれない。) [Fri 24 Nov 2006 20:34:01]
お知らせ > くろすけさんが来ました。 『(檻の中の灰被り。)』 [Fri 24 Nov 2006 20:23:07]
お知らせ > ラヴェンナさんが帰りました。 『( ポニーテールが揺れて、給湯室へと消えていく。)』 [Fri 24 Nov 2006 03:19:54]
◆ラヴェンナ > …バラすのは、それ程得意じゃないんですけどねー…肉屋さんにお任せするとしましてー。( 専門分野以外に手を出すのは、本来分不相応。書類仕事とか事務関係は、仕方ないんだけど。利率計算とか、下っ端さんが口出しする事じゃないのは分かった上で、効率的にどうなのかと思ってしまう。メリットがあるなら別だが――メリットがあるなら、値段設定が云々。) ……嗚呼、煮詰まってますね、もう。( がし、と軽く前髪掻き上げて立ち上がる。気分転換に、お茶でも淹れて来よう。) [Fri 24 Nov 2006 03:19:20]
◆ラヴェンナ > …冬、冬ー…冬場は、どーにも在庫調整が面倒で。( 「うっかり殺す」ようなヘマは極力減らしても、なら死なないのかと問われれば、そんなのはNoに違いない。数ある資源は有効に使う。それだけの話。 カリカリとペンを走らせながら、軽く頬杖着いて。) ……雑多の扱いと、躾――…と。そろそろ、解放金額の明文化しといた方がよさげなんですけどねー。あーあー。( 時折、入荷したてで値段の査定が終わってない雑多を、酷く極端な値段で売り捌いてしまう事がある。人の尊厳とか命の単位なんて、口煩く言うつもりも無いけれど。五体満足で一万円以下ってどんな問題ブツよ、と頭を抱えたくなるのは、時折。) …エサ食わせる前に、バラして売った方が利率いいじゃないですかー、嗚呼、もうー。 [Fri 24 Nov 2006 02:51:41]
◆ラヴェンナ > ( 尤も。ソレはソレ。コレはコレ。お仕事は待ってくれない。ヴェイトス市の時間は刻一刻と流れて、その間にも「消費」は続くよ何処までも。事務室の扉を開けると、デスクに着いて。肩を軽く叩いたら、デスク上の書類を手に取る。) 卸値の奴は、コレで決定してますからー…冬は保存が効くのはいいんですけどねー。適当に供給もありますしっ、と。( 適当な供給=凍死体。無論、無駄に殺すような真似はしない。 いつだって、有意義に使うように仕向けられている。無駄を出さないシステムは、歴史の中でそれなりに効率化されているもの。生きていても死んでいても、商品には違いなし。) [Fri 24 Nov 2006 02:25:08]
◆ラヴェンナ > バラしたブツの卸値決定ー…のと。品質管理はこっちのお仕事ー。でも、斬り子さんいなくなったのきっついですねー、実際。( 腑分けとか上手かったですものねー、とか遠い目するのは、まるで肉屋の丁稚見習いじみた言葉。退職の理由は簡潔にしか聞いてない。尤も――。) 確かに、若い娘さんが一生涯いるよーな場所でもないんでしょうけどねー。( たは、と苦笑い。自分の事は、この際問わずとして。当時の顔なじみは大分入れ替わった事。変遷と言えばそれまでだが、寂しいとは思ったりもする。少し。) [Fri 24 Nov 2006 02:11:41]
◆ラヴェンナ > …とか一言で表すには、何かと多岐業務……ッ( ガシャンと鉄の扉を閉めて、肩凝ったと言わんばかりに首を鳴らす。扉の上のプレートには「機材室」と愛想の無い字で記されている。機材――何に使うかは、推して知るべしと言った辺り。) ちょこちょこと厳しい時代ですね、ホント。冬は品質管理も面倒臭いですし。( 漏れそうになった欠伸を噛み殺して、薄く灯りのついた廊下を歩く。向かう先は事務室。まだ、やっつけなくてはいけない雑務はある。終わるまでは帰れない。) [Fri 24 Nov 2006 02:06:52]
お知らせ > ラヴェンナさんが来ました。 『( 奴隷ギルドのお仕事。)』 [Fri 24 Nov 2006 02:03:08]
お知らせ > ステアさんが帰りました。 『尼僧と地方村のもう一件の事件。問題は多いですね。』 [Tue 21 Nov 2006 15:18:54]
◆ステア > (二人奴隷を勝ったのには理由がある・・・先日の尼僧との交戦で消費が大きすぎたことと・・・・・今後ああいう事態に備える為。 今後、更に動きが取りづらくなっていく、その中で上手く立ち回り生き延びる為。) [Tue 21 Nov 2006 15:18:12]
◆ステア > ・・・・・・情報集めにいって見ましょうか・・・地方村とか。 (この手口がハッキリすれば・・・今後の「食事」をこの手口に似せることが出来れば犯人は吸血鬼、と言う警備の目は攪乱できる。 それに・・・この事件の犯人には虫唾が走った。もし、食う為ではないのに必要以上のヒトを襲っているのなら・・・私とは相容れない存在だ。必要以上に暴れまわられでもしたら身動きが出来なくなる可能性もある・・・何にせよ、情報が少ない。) ぁ・・・準備できました? (その思考を断ち切るように、投げ掛けられた職員の声。 その職員の手には、二人の奴隷にされた首輪の鎖・・・。その先を受け取り・・・お金を渡す。 二人で12000エン、確かに割高だ。 [Tue 21 Nov 2006 15:14:51]
◆ステア > ・・・・・・利用できるかもしれませんね。 (もう一件の地方村での一家惨殺については情報が少なく曖昧なのだが・・・母親と赤子はバラバラで父親と息子は刺殺とか、一家全員バラバラとか・・・そんな感じだ。ハッキリしているのは家中があらされて無茶苦茶になっているのと、もう1人誰か別の魔族がいると言うことだ・・・ [Tue 21 Nov 2006 15:03:44]
お知らせ > ステアさんが来ました。 『・・・ある意味。』 [Tue 21 Nov 2006 14:57:54]
◆ステア > いえ、避けたいじゃ駄目。避けなければ・・・・・・。 (ある檻の前で立ち止まる・・・中にいるのは小さな男の子。中々状態もいい・・・。) ・・・・・・この奴隷と、あっちの奴隷・・・両方貰います。・・・・・・あぁ、今回も個室はいりません。 (職員にそう告げ必要な手続きへと向かう吸血鬼。 そういえば・・・地方村での事件。余りに噂の広がりが早かったので気になり街を少し出歩き情報を収集してみたら・・・私が起こした吸血事件のほかに、もう一件。一家惨殺が合ったらしい・・・妙に噂の出が早かったのはコレと重なった所為と見ていいかもしれない。 [Tue 21 Nov 2006 14:39:56]
◆ステア > この先・・・・・・慎重に行動しないといけませんね・・・・・・。 (地方村の事件。暗黒街での事件。この二つにまだ明確な繋がりはないけれど・・・この状況、いつ、如何、何が原因で繋がるかわからない。 コレまで以上に、何か偽装を施さないと・・・見つかるのは時間の問題。 見つかったら・・・待っているのは死だ・・・。それだけは避けたい・・・。 [Tue 21 Nov 2006 14:27:43]
◆ステア > ・・・・・・・・・。 (檻の中の「食料」を見定めながら考えるのは先日暗黒街であったあの尼僧のことだ。 あの尼僧は感覚だけで私を吸血鬼だと見破り襲ってきた。同時に感じたあの怖気をふるう様なあの感覚。 私の吸血鬼の本能が「アレは危険だ」と言うことを無条件で告げていた。アレがヴァンパイアハンターというモノなのだろう。) [Tue 21 Nov 2006 14:20:49]
◆ステア > (足音の主は黒いローブを纏いフードを深く被り、身の丈くらいある杖を持っていた。そして檻の中の「商品」を一つ一つを見遣りながら奥へと向かっていく。 いあ・・・「食料」と言うべきか?) ・・・・・・分かりました、割高と言っても少々なんでしょう?少しくらいなら大丈夫です。また決まったらお伝えしますので・・・・・・。 (そう先ほどまでに話していた奴隷ギルドの職員に伝える。 やはり返って来るのは短い返事だけだ。 [Tue 21 Nov 2006 14:11:20]
◆ステア > (檻の立ち並ぶ廊下に女の声が響いた。 ソレに続くもう一つの声。) ・・・ソレで品薄な奴隷が、少し割高、と。 (また響く女の声。「はい。」とやはり応える声が響いて・・・カツン・・・カツン・・・と響く足音。話が終わったんだろうか? [Tue 21 Nov 2006 14:04:56]
お知らせ > ステアさんが来ました。 『雑多奴隷が不足気味、ですか?』 [Tue 21 Nov 2006 14:01:02]
お知らせ > コープスさんが帰りました。 『(辿り着いた屋敷の立派さに呆然とするのは、少し後の事。)』 [Tue 21 Nov 2006 05:23:04]
◆コープス > ……あ。(途中で止めた、己の名。愛称の一つ。置いていこうとして、出来ないもの。未練がましくその響きに縋る惰弱さが心の中で悲鳴を上げた分、口ごもって。――ほんの数日ぶりに見る町並み、空の色に眩しげに目を細める。空の色は変わらないのに、何が変わってしまったんだろう。見知らぬ路を辿りながら、ぼんやりと考える。答えなんか――出ないけれど。) [Tue 21 Nov 2006 05:22:06]
お知らせ > イシュトさんが帰りました。 [Tue 21 Nov 2006 05:18:50]
◆イシュト > シェス……か。(コープス、その前に聞こえたシェスと言う音の方が短かったためだろう呼び易いと認識すればそちらで呼ぶ事を決めたようだ。そのまままだ世の明けきらない町を歩けば家路について、家に帰れば少女の食事などについてなどを考える事だろう。) [Tue 21 Nov 2006 05:18:17]
◆コープス > ……イシュト様……?(呼び捨て以外なら、という言葉にむしろ安堵する。立場上、殆ど無い可能性とはいえ、立場も歳も上の男性を呼び捨てにするのは、普通に勇気がいりそうだったから。さん付けもおかしいし、確認めいた呟きは、自然と無難なものになったけれど。――これから、己がどうなるのか、聞きたい気持ちはあったが。逆に、怖くて聞けないのも事実。人としての己を求められている訳じゃないのは、薄々気付いていたから。) ……シェス…、コープス……です。認識番の、最初…。(口にしかけたのは、己の本名。シェスタ・R・ディリカ。ほんの少し前まで平凡に、幸せに暮らしていた娘の名前。痛みを堪えるように眉を寄せると、認識番の一部、死人返りと揶揄されたそれを口にした。――奴隷の名はあくまで認識番。変更も出来るとは、契約書類を受理した職員が、ギルドを出る前に告げたこと。) [Tue 21 Nov 2006 05:11:22]
◆イシュト > 俺の名はイシュトだ。呼び捨てる以外であれば好きに呼んで構わん。(少女の置かれる境遇は別段話す気も無い。行けば解ると言うのが大きいのだが別段悪いように扱う気も無い。ただ面白いペットが欲しかっただけなのだから。)して、名はなんと言う。番号では長くて呼びにくい。(そう問いながらギルドを出る。) [Tue 21 Nov 2006 05:06:17]
◆コープス > (その言葉に職員も何かを察したか。資料の中から取り出した売買契約の書類にサインを求めたら、あっさりと少女の腕を離す。指の跡が薄く残った腕を押さえて、広げられたマントを困惑したように見詰めるが。――己が選んだ事には、違いない。それが、一つ尊厳を捨てた証でも。ぐ、と唇を噛み締めると、よろけながら傍へと歩く。 檻から出たい一心で選んだこの選択が、どんな未来を齎すのか――何もまだ知らず。綱渡りに等しい不幸中の幸いも、今はまだ知る事も無い。知らされれば、別だけれど。) ……はい。…あ、の……(細い身体はマントの中にすっぽり埋まってしまう。相手の背は――やはり、高い。促される侭、痛む身体を何とか進ませながら、戸惑い孕む視線で見上げて。) ……何と、呼べば……?(敬語は慣れていなくて。どうにもぎこちなくなった。) [Tue 21 Nov 2006 04:57:17]
◆イシュト > いや、いい。そういう物なら家に一通り揃っている。(檻から出された少女と引き換えに職員に代金を渡せば軽くマントの裾を広げて自分の傍に来るようにと少女に指示する。少女にとってこの男に飼われた事が幸か不幸か解らない。それでも不幸中の幸いなのは地下の檻が使用不可能な状態にあることだろう。それも、男の部屋での生活を強いられる以上幸いとは言いがたいのだろうが)行くぞ。(少女の身体をマントの下で歩くようにと促す。) [Tue 21 Nov 2006 04:51:25]
◆コープス > (一瞬触れた指先は、直ぐに離れて。ぺたんと床に落ちる。触れたのがマボロシか何かだったように、呆然と指先に落とす視線が、聞こえた言葉にびくりと跳ねた。) (購入の意思を見て取った職員が、笑みを浮かべて。「此方の品は7万になります。この侭お持ち帰りになられるのでしたら、枷や首輪もお付けいたしますが、如何致しましょう?」 そう尋ねながら、職員は鍵束を取り出し。やがて、檻の開く音と共に、職員の手が伸びた。通路の方へと引き出される。手が離されないのは、いきなり逃げ出したり、粗相を働かないようにとの気遣いか。) [Tue 21 Nov 2006 04:42:41]
◆イシュト > 出してやる。(触れた指の感触に直ぐに手を引けば)幾らだ?(そう職員へと問う。問いながらも懐からは財布を取り出して少女を檻から出すように促す。) [Tue 21 Nov 2006 04:37:53]
◆コープス > ……ぁ……(浮かべられた笑みも、その声も――自分が今まで知っていたものとは、全然違う。それでも、たった一言のそれだけが、酷く心に突き刺さった。たった一日、二日。それだけで疲弊する神経が、縋る先を求めて視線を揺らす。) ……出して…くれ、る……?(痛む身体を引き摺って、格子の傍までやって来る。不安げな瞳が相手の顔と、差し伸べられた手を――交互に見遣る。 自由にしてくれないとは、既に明言されているのに。この先に何があるかなんて分からない、のに。――それでも。差し出された糸に縋らずにいられないのも、きっと愚かなのだろうけど。) ……だし、て……(震える冷たい指が、差し伸べられた男の手へと、かすめるように触れようと。) [Tue 21 Nov 2006 04:31:25]
◆イシュト > (差し出した手に触れるならばそのまま飼うのだろうがもし触れることが無いのならそのまま踵を反してこの場を離れるだろう。) [Tue 21 Nov 2006 04:28:47]
◆イシュト > (認めた少女に満足げに笑みを零す。)いい子だ。(そう、貴方に軽く手を差し伸べてその手を檻に触れさせる。)ココから出たければこの手をとれ。自由にしてやる気は無いが出してやる。 [Tue 21 Nov 2006 04:24:49]
◆コープス > ……私、…わたし、は……(今しがた、唇から零れた言葉。零してしまえば、取り返しのつかない。一度認めてしまえば、二度と手に入らない何か。――でも。抗おうとする心を挫くのは、向けられる視線と刻まれた痛みと。まだ痛みの退かない刺青に、爪を立てて) ……奴隷……もう、ひと …じゃ、ないんだ……(ずっと別世界の事だと、夢だと思っていたことを、ギルドの躾だけでなく、少しだけ――早く、思い知らされて。同時に圧し掛かる絶望と諦観が、見開かれた瞳から涙を落とす) [Tue 21 Nov 2006 04:15:42]
◆イシュト > (貴方の呟きにスッと瞳を細める。)そうだ、立場だけでも認めろ。(少女の姿見つめたままにどうするのかと観察するように瞳を細めたままでまだ動く事は無い。目の前の貴方の次の行動が今は興味をそそる。) [Tue 21 Nov 2006 04:03:42]
◆コープス > ……私の――…(それを弁えさせる為に、躾は行われ調教は施される。ギルドも、悪戯に「商品」を消費したい訳では無い。れっきとした経済活動なのだから、当然の事。 その道理を突きつけられたのは、最早「普通」から転落した少女一人。手首に刻まれた刺青が、重く圧し掛かる。) ……、奴隷――……(認めたくない、認められないもの、だった筈の。鞭で打たれて泣き叫びながら認めさせられた時以外で、初めて唇から零れ出た。) [Tue 21 Nov 2006 03:49:53]
◆イシュト > 助かりたくば己の立場を認める事だな。(あまりにも己の立場を弁えていない物であれば命を縮める結果となる事もある。)ココから出たければ己の立場を認める事だな。(興が削がれたというように檻から一歩身を引いてバサリとコートの裾を翻す。) [Tue 21 Nov 2006 03:45:42]
◆コープス > ……ッ!(逃げる――。逃げ出したい。こんな状況、認めたくない。蒼褪めた顔が、色の薄い唇を噛み締める) ……逃げ…、(逃げられるものなら、逃げる――。そう、言い返そうとして。背中の痛みに声が詰まり、呻く) ……やだ……助けて……(手首の刺青が訴える痛み。薄れる事も消える事も無い其処を握り締めて、小さく零した。 向かない、と。口にされた言葉の意味は、分からなかったが。それを聞いた職員が此方に向ける気配が少しだけ冷たくなった気がした。――喋りすぎ、なのだと。) [Tue 21 Nov 2006 03:35:38]
◆イシュト > 普通に、か。(貴方の言葉にはどこか冷ややかな視線を向けようそれでも何故か口元には笑みが浮かぶ。)そなたはそうやって逃げるのか。(現実に背を向けて生きる少女はなんとも愚かで面白い。だが、飼うとすれば……)向かぬな。 [Tue 21 Nov 2006 03:28:50]
◆コープス > ……ッ!そんなの…考えない、よ……この間まで、普通に……わたし、だって……っ(冷たく言い放たれる言葉は、事実に違いない。冷徹で冷厳とした、だからこそ拭いようの無い仕組み。奴隷制度のある街で育ったのだから、理屈では知っていた。けれど――それが自分の身に降りかかるとは思ってもいなかった。甘いといえばそれだけの、そんな「当たり前」の事。色褪せた灰銀を振り乱して、分からないというように頭を振る。理解してしまえば――事実の代わり、もっと救いようの無い世界を見る事になるから。気付いていても、認められない。矛盾したちっぽけな悲鳴と意地。) ……無くなるなんて…思って、なかった……っ(退屈で安穏として、続く筈だったもの。――それを奪ったのは、目の前の存在では無いけれど。振り返って、噛み付くように叫ぶ声が掠れて、押し殺した響きに代わる。) [Tue 21 Nov 2006 03:16:06]
◆イシュト > 来る事になると思っていなかったか……。(本邸に居た頃同じような事を言っていた物が居た事を思い出す。)下らんな。身寄りが無くなれば売られる事もあるだろう。例え王族であろうといつ奴隷になるか解らない世の中だ。(それを嘆く暇があればせめて生き延びる術を身に付けたほうが利巧だろうと考える男には貴方の心情は解り得なかった。) [Tue 21 Nov 2006 03:09:28]
◆コープス > (お客の一瞥を受けて、職員が黙した。口を噤み、奴隷から視線を離す。恐らく、それが奴隷に対して喋っても良いという合図なのだろう。) ……まだ、生きてて…し、死んでなかった、のに…埋められそう、だったから……なのに、なんで、こんな所……っ!(先程職員が告げた、書類上の記録としての境遇。少女にとっては――現実。奴隷なんて買おうと思うような家じゃなかったし、ギルドの存在は知っていても、何処か遠かった。奴隷制度は知識にはあったけれど、まさか自分がなるだなんて、思ってもいなかったのだから。掠れた声を振り絞って、ずっと溜め込んでいた理不尽を吐露する。擦れた喉が痛んで、軽く咳き込んだ。) [Tue 21 Nov 2006 02:56:04]
◆イシュト > (制した職員の方に鋭い一瞥を向けて、余計な事はするな。と)何だ?言ってみろ。(まるで面白いものを見るような視線を貴方に向ける。どうやら本当にまだ教育の行き届いていない様子に口元に笑みが浮かんだ。) [Tue 21 Nov 2006 02:47:52]
◆コープス > (冷えた空気が背を撫でて行く感触は、熱を持って痛む鞭の痕には少しだけ心地良い。けれど、それとは別の。しっかりとした気配を持った視線に晒されているという事実が、晒した背では無く俯く顔を僅かに染める。見せろと言われていないのもあって、胸の膨らみを隠す仕草は、まだ職員には咎められない。小さく震えながら、服を着る許しが降りるのを待つ背中に掛けられた言葉に、思わず振り返る。) …出た、い……っ!だって、わたし――… 、…(掠れた中に切実さの混じる声は、余計な事は言うなと突き刺さる職員の視線に、途切れてしまうが。羞恥に紅潮した顔が、唇を噛み締めて項垂れる。) [Tue 21 Nov 2006 02:39:46]
◆イシュト > (貴方の肌に残る後には微かに眉を寄せた。それでも端のほうが薄れてきているのを見れば状態はさほど問題はないと見たようだ。そして、表情を変えないままに貴方の身体見つめて)そなたココから出たいか?(ある意味ここから出てもこの男の下であればさほど変わらないだろう。下手をすればココに居た方がまだマシかもしれない。) [Tue 21 Nov 2006 02:31:34]
◆コープス > (「承知致しました」 お客に向けて丁寧に頭を下げて見せた職員は、檻の中に向き直る頃には、人間では無くモノを見るだけの冷徹な視線。檻の中に横たわる少女に向けて、「お客様がお望みだ。上を脱いで背中を見せろ」 奴隷の心境も何も慮らずに、命令だけを告げる。 ――言われた少女の方はと、言えば。) ……え…?(仮にも年頃の娘。羞恥心は備えている。いきなり見知らぬ人間に肌を晒せと言われて、素直に承諾出来るものでも無い。戸惑いと逡巡を見せた青白い顔が、震える唇で拒否を紡ごうとして――職員の足が、乱暴に格子を蹴飛ばす金属音に、息を呑んで竦み上がる。) ……。背中、痛い……のに……(微かな呟きにすら、余計な事は言うなと言わんばかりの視線が来るが。のろのろと格子に背を向けると、襤褸の上着を脱いでいく。ボタンなどは無く、頭を通しただけの簡素な作り。肌蹴られないから、脱ぐしかない。) (暗い檻の中に白く細い肩、まだ未熟さを残す肉付きの薄い線が浮かび。露わにした白い背には、まだ紅の色合いを鮮やかに残す鞭痕が数条。 躾の為のそれ自体は、苛むのが目的では無かった分、端の方などは薄くなりかけていた。) [Tue 21 Nov 2006 02:20:17]
◆イシュト > そうだな。見せてもらおうか。(ついでに仕込み甲斐があるかどうかも試してみたいところではあるがそれは、まぁ後々様子を見てからとなるだろうか。今はまだ触れる気は無い。今のところは面白いと思っているだけに状態を見てどうするか決めようと考えているようだ。) [Tue 21 Nov 2006 02:12:08]
◆コープス > ……。(余計な事は喋るなと、職員の視線が釘を刺す。言われずとも、余計な事は口に出せそうに無かった。パッと見でも身形のいい長身の男は佇まいも堂々としていて。檻の外で暮らしている間も、こんな風な人間は余り見た事が無い。――言葉が、喉まで出ていて、思い出せない感じ。 只。視線が離れると、知らず詰めていた息を吐き出した。鼓動が変に早くて、寒い筈なのに汗が滲む。) (ざっと資料に目を通した職員は、お客の方へと向き直り。「まだ入荷したてで、奴隷としての立場を認識させた辺りです。布の下は――本日の躾で、少々鞭の味を覚えさせましたので。痕が残っているでしょう」 尤も、躾の段階で無闇に「商品」を傷付けるような真似を、ギルドは好まない。無論、反発的な態度を取り続ければ容赦はしないが。 「確認なさいますか?」 ご要望とあらば、「商品」の状態を見せる事に異論は無いと、職員は笑みを湛えてお客へと告げる。) [Tue 21 Nov 2006 02:01:32]
◆イシュト > (貴方を見下ろしたまま掠れてはいるが喋れると言うのであれば問題はないと瞳を細める。何が混ざっていようとあまり関係ないただ楽しめればそれでいいのだから。再び職員へと向き直れば)コレの調教は何処まで進んでいる?あの布の下は?(見たところ状態のあまり良いとは言えない姿に布に隠れた部分がどうなっているのか知れないと言うように問いかける。) [Tue 21 Nov 2006 01:55:22]
お知らせ > イシュトさんが入室されました。 [Tue 21 Nov 2006 01:45:09]
◆コープス > (外見的には、人間の娘と然程変わった部分も無い。色素や肌色の奇妙な薄さがある程度。人間にも、いなくはないといった範疇の。 お客に対する礼儀か、控えて慎ましい態度を取る職員より一歩分、視界で大きくなった人影――「来客」の姿。今、床に転がっている己の視点の低さもあるのだろうけど、背が高い。見下ろされると、酷く自分がちっぽけになった気がして、肌が冷えた。) ……。(ほんの少し迷う視線が、彼の背後に立つ職員の方に向く。お客に対するのとは違う冷厳とした視線を向けてくる職員は、低い声で「お客様に失礼の無いように」そんな意味の言葉を。逡巡の後――) ……喋れ、ます…(この数日で叫び過ぎて泣き過ぎて、掠れてはいたが。声は、出た。) [Tue 21 Nov 2006 01:37:43]
◆イシュト > ほう。(職員の話を聞けばそう声を上げる。何かが混ざっているといっても貴方の姿見つめて磨きをかければ見目は大分良くなるだろうということを感じれば異物がそこまで酷い物ではないだろうと悟った。そして、一歩檻に近づいて)そなた口は利けるか?(取敢えずは会話が出来るかどうかを確認しようとそんな問いかけをする。) [Tue 21 Nov 2006 01:29:29]
◆コープス > (格子に遮られた縞模様の世界に、人影が一つ、二つ。片方は、少し前に自分を「躾」の場所に引きずって言った職員。もう一人は、見覚えの無い長身の人影。暗い檻の中から見るには、通路の側は少しだけ眩しくて。バラバラに乱れた灰色の陰から見遣る灰銀の視線が、高い所から見下ろす事に慣れた紫色に射竦められて、びくりと揺れた。檻の中に横たわっているのは、良く言えば簡素な、その侭言えば襤褸じみた奴隷服を纏っただけの、少女。衣服から覗く手足はやけに細い。) (問われた職員が慣れた手つきでファイルを捲り、少し前に在ったとある一家殺害事件の生き残りである事、けれど身寄りが無くギルドに売られた事、性質はまだ反抗的な部分が残り、躾の最中。種族は――人間のようだが、何かが「混ざっている」可能性が高い。連ねられた無機質な情報を手際良く述べた後、最後に、少女の名では無く認識番号を口にした。[corpse-n-465]、と。) [Tue 21 Nov 2006 01:20:02]
◆イシュト > (暫くすればその足音は貴方の檻の前で止まります。黒のマントコートを纏った男と、ファイルを手にした職員の姿が檻の中を見つめます。そして直ぐに黒中から覗く紫の瞳が貴方の姿捉える事でしょう。)コレは何だ?(貴方の姿見下ろしたまま男は職員に尋ねました。種族、経歴、その他性格などギルドで持っている情報を全て教えろという意味で貴方に向けていた視線を一瞬職員の方へと移します。) [Tue 21 Nov 2006 01:10:49]
◆コープス > (なまじ、半端な時間に目が覚めてしまった所為か、身体の芯に疲労はあるのに寝付けない。背中の痛みから極力意識を逸らしながら、冷え切った指先を口元に当てて、せめて息を吹きかけて温めようと四苦八苦している最中。――響いた足音に走る緊張は、恐らく己のいる檻だけで無く。) ―――ぁ……(職員の声が聞こえて、長い灰色の髪が床の上で跳ねる。咄嗟に視線を上げはした、ものの。手当てを望む気持ちも、出してと喉まで込み上げる叫びも、背中から消えない痛みが押し殺してしまって。格子の向こうに視線を向け、耳を澄ます。) [Tue 21 Nov 2006 00:58:02]
◆イシュト > (カツン カツン と、夜も更けたこの時間に石造りの通路を闊歩する音が貴方の居る檻の方へと近づく音が響くでしょう。そしてそれを追うような足音と共に聞こえるのはきっと職員の声。) [Tue 21 Nov 2006 00:54:16]
お知らせ > イシュトさんが来ました。 『( ―――カツン――― )』 [Tue 21 Nov 2006 00:49:15]
◆コープス > (客観的に考えれば、それ程手荒く扱われたというのでもないのだろう。でも、普通に暮らしていた中で鞭打ちなど受けた事は無かった。皮膚を強く、打つ。たったそれだけの事が、あんなに、こんなに痛いなんて知らなかった。衣服が擦れるだけでじりじりと増していく痛みに歯噛みして、もう一度毛布の上に転がった。背中を下にしないように、なるべく負担をかけないように。いっそ、背に触れないように服を脱いでしまいたいが、暖炉も何も無い石の壁は冷たくて寒くて、そんな事をしたら――きっと、凍死する。不意に明晰になるイメージに、ぞっと背筋が粟立った。) [Tue 21 Nov 2006 00:47:14]
◆コープス > (売れ行き…売る?そんな、店屋に並べる品物じゃないんだから。そんな風に他人事じみた考えだったから引きずり出されたのだと、知らされるまでに時間は掛からなかった。) ……痛……ぁ…(薄い毛布の上で身を起こして、蹲ろうとして。背に走る痛みに鈍く呻いた。余り、思い出したくも無い――きっと、「教育」の一環。鞭打ちの痕が引き連れたように痛む。) [Tue 21 Nov 2006 00:16:55]
◆コープス > (それが痛いに変わって、目が覚めた。) ……つぅ……(結局、昨夜はあの侭泣き疲れて眠ってしまったのだと思う。格子が蹴飛ばされる金属音で目を覚まして、檻の外に引きずり出されたのは何時間前だったか。昨夜、檻の中に自分を叩き込んだのとは違う、多分、違う顔の職員は、私の泣き腫らした目を見て舌打ちしていた。「見目が落ちると売れ行きが――」 そんな事を呟いていたと思う。) [Tue 21 Nov 2006 00:07:38]
お知らせ > コープスさんが来ました。 『(最初に、冷たいと感じて、)』 [Tue 21 Nov 2006 00:05:16]
お知らせ > コープスさんが退室されました。 『(目が覚めたら、悪い夢になるのかって。少しだけ考えた――)』 [Mon 20 Nov 2006 01:07:09]
◆コープス > ……私、生きてた……のに―――…(繰り返して、しゃくりあげる声を押さえ込む。大声で泣いたら、きっと。またぶたれる。それくらいは、短い時間でも教え込まれてしまったから、大声は出せなかったけど。) [Mon 20 Nov 2006 01:06:43]
◆コープス > (床に倒れこんでいる所為で、石の冷たさに刻々と体温が奪われていく。痛む右手を庇い、左手を床について緩慢に身体を起こし。漸く、辺りを見渡す事が出来た。見えるものはそれ程多くは無い。細く灯りの見える方に視線を向ければ、無機質な格子が今いる場所を外界から隔絶している。決して手は届かないのに、見世物のように晒されるのは――文字通り、見世物、だからなんだろうか。冷えた身体以上に冷たい予感に、鳥肌を立てる肩を抱き締めた。) ……違う…私、違う、よ……(頭を振ると、酷く色褪せた糸が視界に落ちてきた。ぱさぱさと背中に流れ落ちるそれが、自分の髪だと気付くまでに、少し掛かる。) [Mon 20 Nov 2006 00:52:21]
◆コープス > (こんな傷、無かった。こんな文字、知らない。どうして、どうして――覚えていない訳じゃない。殴られて朦朧とした所、変な台に括り付けられて、手首を固定されて。直接皮膚を削り取られ、異物、墨を流し込まれる激痛。皮膚を剥がれた方がマシなんじゃないかって思う程、手首をいっそ切り落としてしまえたら楽になれるんじゃないかって思う程の激痛――の、後は。廊下を引き摺られる場面まで記憶が飛んでいる。多分、痛みで失神するなりしたんだろう。証拠のように、意識してしまえばまだ、手首の文字は熱っぽい鈍痛で手首を苛む。気付かなければ、良かった。痛い部分ばかり、増えていく。掠れる喉に無理矢理空気を送り込んで、身体を起こそうとする。――寒い。) [Mon 20 Nov 2006 00:27:41]
◆コープス > …う、ぁ……(漏れたものは、濁って詰まって呻き声。手足を不自然に折り曲げた状態で硬直し、見開かれた視線は右手首を取り巻く腕輪じみて刻まれた、まだ生々しい刻印に注がれる。肌に刻まれたそれは、無機質な文字と数字の羅列。) corpse-n-465……(口に出して読み上げてみても、無機質な意しか感じ取れないそれは。――先刻、自分を此処まで引き摺ってきた職員が、自分を呼んだ言葉と、一緒。) [Mon 20 Nov 2006 00:18:57]
◆コープス > ……いた、ぁ……(触れた頬がジンと熱い。指先が冷えているのか、頬が熱いのか――両方、か。床と密着したもう片側と相俟って、温度差が奇妙に鮮明。どうせなら、痛い方を冷やしたら、少しは楽になれるんだろうか。そんな風にぼんやり考えて、頬に当てていた手を下ろそうとして。手首に刻まれたモノが目に留まって――動きが止まる。) [Mon 20 Nov 2006 00:10:54]
◆コープス > (職員に引き摺られ、檻に放り込まれた拍子に床に転がった侭で、重々しい音を立てて閉じる金属を目の当たりにする。) 待って……、…、こほ……ッ(遠ざかっていく職員の背に向けて呼びかけるも、幾度も叫んで枯れかけた喉が苦悶を訴えて咳き込んだ。口の中にべったりと血の味が残っている。此処に引き摺られて来る途中、騒ぎ過ぎて頬を張られたんだった。思い出して、今更痛みが甦る。) [Mon 20 Nov 2006 00:02:25]
お知らせ > コープスさんが来ました。 『(目の前で閉じる格子を呆然と見た。)』 [Sun 19 Nov 2006 23:57:45]
お知らせ > アイシーさんが退室されました。 『(一生分のサプライズどころか、来世の分まで用意されてると知ったのは、この直ぐ後だとか)』 [Sat 18 Nov 2006 20:21:00]
お知らせ > ジルさんが退室されました。 『此方こそ、な。 (悪魔は緩やかに微笑む。下克上の危機には気付いていない……!)』 [Sat 18 Nov 2006 20:18:01]
◆アイシー > (奴隷買わないッて…ごもっともだ…! だが、開き直ってそんな事を言われたら、奴隷だけどご主人様にグーパンチ。 どうやら「貴族調教の日」は近そうだ。最初の調教内容は「お金が無くなってから相談って、物凄く遅い」という事を、体と心に叩き込ませるよ。 アイシー頑張る…!気をつけて貴族様…! )(隠れた奴隷印は鎖骨の上に今も残っている。 [No_208]――物に成り果てた証である。 コツ コツ と、革靴――(これも以前勤めていた所の支給品)――を鳴らして近づくと、深呼吸。見上げる先には、檻の中からみあげた時と同じ金の髪。) …よろしくお願いします。 (丁寧に頭を下げた) [Sat 18 Nov 2006 19:50:02]
◆ジル > ( 魔界といっても暇な場所は結構暇なようで。 お城でやることは主に掃除、洗濯、食糧の確保、裏の畑の手入れ(!?)とかそれぐらい。 ………さっき偉そうに貴族のあるべき姿を語ってなかったっけ? ) ( いやそれは二週間後でしょ。 少なくともこの悪魔はまぁなんとかなるだろうととってもお気楽な思考回路を持っているから、先の事なんて殆ど考えてない。 というか考えてたら現状の持ち金で奴隷なんて買わない。 その二つ名に何処かの渋い衝撃波使いのオジ様が脳裏に浮かんだのはきっと背後だけだ。 ) ( 奴隷という制度は魔界には浸透していない。 そのため、少女が外でどのような扱いを受けるかなどとはこの悪魔の知らぬこと。 ) ―――む、どうしたアイシー? ( 貴族めいた格好をした悪魔が振り返った先には一人の少女。 ) [Sat 18 Nov 2006 19:40:17]
◆アイシー > (家事の奪い合いになるでしょうって、一体どんな部屋になるんですか。貴族様色々間違っているので、突っ込み甲斐がありそうです。今後の突っ込みにご期待ください――まる。)(二週間後についての真剣な話し合いが行われるのは何時だろう。 その時知らされる衝撃の事実――多分、その辺りから「衝撃の馬鹿王子」とか呼び始める事だろう。まだ見ぬ物語。出来れば見させないでくださいご主人様。)( 数分後 )( 此処に連れられてきた時よりも随分余裕のあるワンピースの感触を確かめながら、アイシーは、漸く自分が「此処」に戻ってきた気がした。 だけど、ここを出れば自分は「買われた」という事を意識せざるをえないだろう。 )――――……。(それでも、入り口で待っているだろう主人の背中が見えてくる。 その向うには久し振りの夜空と、街の匂いがした) ―――ご主人様。 (呼びかけ) [Sat 18 Nov 2006 19:28:22]
◆ジル > ( そ…そんな! 家事はこの貴族の数少ない趣味なのに! 実は趣味の欄を速剣術にするか家事にするかで小一時間悩んだのは内緒の出来事です。 ) 好きなように呼ぶといい。 なんならその前に麗しのや華麗なるや衝撃のを着けても構わんな。 ( 人の価値観でいえば十分に整っている部類の顔立ち。 ただし中身は×××だ。 遠慮なしに常識知らずを指摘するとよい。 一応今月払った宿屋の料金の分には食費も含まれているから今月はまだ大丈夫。 ………あれ?持つの二週間だけ? ) さて、それでは私は入り口で待たしてもらうぞ職員。 ( 魔界出身だとか本当に無一文になったとか、そういった類の説明は月の滴についたあとでするだろう。 自分が当主を継いだ瞬間に魔界でも物凄い勢いで没落してるってことは自尊心のために伏せるけどね………! ) ではな、アイシー。 早めに来るとよいぞ。 ( 軽く手を挙げると着替えに向かうであろう少女にそんな言葉を。 ) [Sat 18 Nov 2006 19:18:49]
◆アイシー > (ワンピースは以前勤めていたところで配給されたものだ。職員がてきぱきと奴隷の私物(服のみ)を用意することだろう。裁縫道具が自前な貴族様。これからはアイシーがやりますから大丈夫です。乱暴に扱うかは貴族様がいやんな事しなければ大丈夫です。何よりもそんなご主人様の後姿を見たら、悲しくなっちゃうから――。)……え、と。あ―…なにか、僕、今、物凄く、流れに流されてる気が、あ、ぁんっ ぅ――…(ふらつく足取りながらも、手を添えて立ち上がり)… ありが、とぅ? …ジル様…ご主人様、でもいいかな?(どんなに馬鹿王子でも、その満面の笑みは見蕩れてしまう。――先行きの不安さも消し飛んでしまう程に。……何よりもこの笑みに騙された!と、気がつくのはもう少し後の話。主に宿屋を追い出された後とか……!!!。…だけど、それに気がついた時には、すっかり『ご主人様』に懐いていそうな気もするんだ。 そんな予感が既にしている。 …狼様ごめんなさい。今度会った時、きっと土下座するよ。)( 檻から出ると、職員が私物を押し付ける。着替えは向うだと指差した。)……… (ちなみに、貴方が人間にしか見えていないので、悪魔だとか告白された時、更に頭を抱える事になるに違いない。――王子じゃなくて当主ってあたりも聞かせてあげてください。 ) [Sat 18 Nov 2006 19:01:35]
◆ジル > 服が一着か…まぁ繕えば暫くはなんとかなるだろう。 ( 解放資金の額を聞いたら軽く声を挙げて笑った。 そんな金あるか、と。 幸い裁縫道具なんかは自前のがあるし、余程乱暴に扱わない限りたぶん大丈夫だろう。 一人部屋で裁縫をする貴族。 ………これ本当に貴族? ) ( そんな自分を見る目が確定した瞬間には全く気付かない馬鹿悪魔。 というか本当は親父も死んでるから王子じゃないけどね! 似合っていそうだから別にいいやとは何処かの独り言。 ) ( そんな究極の選択を相手に示しているが、狼貴族様も買い名乗りを挙げていたことを忘れてはならない………! 正直どっちを選ぶかと聞かれたら、間違いなく狼様の方へ向かいます。 ) アイシー、か。 良き名だ。 ( その不安げな微笑みに対して、貴族風貌が浮かべるのは何処までも自信に満ち溢れた笑い。 笑いながら、手を取り丁寧に少女を立ち上がらせようとする。 ) [Sat 18 Nov 2006 18:40:18]
◆アイシー > (奴隷ギルド職員が、解放資金は幾らになるとか、オプションで何が出来る、新しい服は無いが、着ていたものはある(ネイビーの膝下までのワンピースだ)とか説明している間、ネガティブまっしぐらだった奴隷は、瞬きを繰り返しながら金髪の貴族????????????????(←増えてる)を見詰めていた。こちらの躊躇いをばっさり切り捨てる台詞に、次の言葉が出てこない。ぱくぱくと口を動かして暫く) ………(いえす。馬鹿王子大決定の瞬間。だが、流石に初対面に近い相手――しかも客に向かって、堂々と言えやしない。 夢じゃないかと、頬を抓って、暫く重い沈黙を纏わせた後) (王子様を待っていたわけじゃない。待っていたわけじゃないけれど――まさか、まさか「物凄い不細工だけど金持ちと、物凄い貧乏だけど美形。どちらを選ぶ?」を実践する事になるとは思わなかった。 一生分のサプライズが、本当に一生分だったのかを確認する為にも、アイシー・ルーは 躊 躇 い な が らも――)―――アイシー。 アイシー・ルー。 ええと……ジルドレ……(主人の名前を覚えるのを諦めた間) …ジル――様。 (不安が混じった淡い微笑みを浮かべて右手を差し出した。) …… [Sat 18 Nov 2006 18:18:38]
◆ジル > ( 馬鹿な王子は優雅に掌を差し出す。 その手を取るかどうかは相手任せ。 ) [Sat 18 Nov 2006 18:06:44]
◆ジル > ならば素直に喜ぶが良いぞ。 貴様も言っていたであろうに、私の傍にいる民は幸せだ、と。 ( こんな馬鹿に目を付けられてしまった少女に同情の念を禁じえない。 とにかく手続きだのなんだのを順調にこなしていく。 ) よい。 その先は言わずともわかる。 ( 自分への視線がアレな人を見る目になっていくことには気付かずに、彼女が次に言うであろう言葉を先に口に出した。 ) 天上の神すらも恥じらいを見せるほどに美しいお方―――だろう? ( 馬鹿王子決定。 ) これで万事は解決だな。 そういえば名はなんと言うのだ? 私の名はジルドレ・シュナイド・アル(長いから中略)ズェピアと言う。 気軽にジル様と呼んで構わんぞ。 ( その通りだ!!または頭の可哀想な人とも言う。 悪魔貴族は本当に物凄く長い自分の本名をスラスラと並べて相手の名前を問い掛ける。 というか一生分にランクアップした!(突っ込みどころそこかよ)) それは娘、貴様が拒否しなければ、な。 ( ガラスの靴を持ってくる王子様なんて上等なものでは無いけれど。 職員のその言葉には、出来れば多少で構わんからそちらで融通してくれんか?と返すだろう。 体調大変なんだしそれぐらいいいじゃんと、さも当然のように。 ) [Sat 18 Nov 2006 18:04:35]
◆アイシー > 【リテイク】………………それは……凄く、 うれ、しい の、だけど――…その、そう、云うことじゃ、なくて――(あああ。 頭を抱えたくなる気持ちとは別に売買契約は進んでいく。世界観にもこう書いてある『奴隷キャラならなにされても文句を言うな(笑)』(笑)までついてる。奴隷に選択肢はないのだ―――)(ゼロとか野宿とか、聞き捨てならない単語が貴族????の口から零れるのを聞いて、疲労した体がびくーっと。と)…な、え?いや……君、な、なんていうか………(不味い――何か、チラチラと馬鹿王子の文字が浮かんでくるのは何故だろう。アイシーの黒い瞳が、ちょっとアレな人を見る瞳に染まっていくのを誰が止められよう)……………ッ!!!………ちょ…っちょ、ちょッ…っと…っ?!(ソレって、もう自分で勝手に「貴族だ!」って名乗ってるのと同じなんじゃなかろうか!しかもお金足りないなんて言葉を聞いたら、本当に驚く。脳内でリフレインする言葉――きょういちにちで いっしょうぶん の おどろき を ぷれぜんと された ――何故、棒読み風味なのかは突っ込み不可な部分であろう。 )………貴方、一体、なっ……本当にっ、いい、の?!(職員はさっさと厄介者を追い払いたい気持ちで一杯?…奴隷の着替えはどうするかとか、そんな事を言っている) [Sat 18 Nov 2006 17:43:21]
◆アイシー > ………………それは……凄く、 うれ、しい の、だけど――…その、そう、云うことじゃ、なくて――(あああ。 頭を抱えたくなる気持ちとは別に売買契約は進んでいく。世界観にもこう書いてある『奴隷キャラならなにされても文句を言うな(笑)』(笑)までついてる。奴隷に選択肢はないのだ―――)(ゼロとか野宿とか、聞き捨てならない単語が貴族????の口から零れるのを聞いて、疲労した体がびくーっと。と)…な、え?いや……君、な、なんていうか………(不味い――何か、チラチラと馬鹿王子の文字が浮かんでくるのは何故だろう。アイシーの黒い瞳が、ちょっとアレな人を見る瞳に染まっていくのを誰が止められよう)……………ッ!!!………ちょ…っちょ、ちょッ…っと…っ?!(ソレって、もう自分で勝手に「貴族だ!」って名乗ってるのと同じなんじゃなかろうか!しかもお金足りないなんて言葉を聞いたら、本当に驚く。脳内でリフレインする言葉――きょういちにちで いっしょうぶん の おどろき を ぷれぜんと された ――何故、棒読み風味なのかは突っ込み不可な部分であろう。 )………貴方、一体、なっ……本当にっ、いい、の?!(職員はさっさと厄介者を追い払いたい気持ちで一杯?…奴隷の着替えはどうするかとか、お買い上げ前提) [Sat 18 Nov 2006 17:42:52]
◆ジル > うむ、ならば何も問題は無い。 ( 特に性奴に興味は無いし、鑑賞なんて鏡をチラッと見ればすぐそこには絶世の美を誇る男の姿(←本人基準で)があるわけだし要らないじゃんとは貴族のお言葉。 罪を犯したかどうかなんて、この悪魔にとっては些細なことだ。 ) ( 不安がる? その言葉を聞くと、優雅なポーズ(←本人基準)を取り綺麗な微笑みを浮かべる。 ) ふ…その点は安心しろ。 今現在私の近くに領民はとっても少ない。 というか零と言ってもいい気がするな。 ( 貴族という肩書きは、あくまで『魔界』という世界での者。 この場所じゃあただの安宿に住まうナルシストだ。 ) だから貴様に興味を魅かれたのだと言っているだろうに。 む…それとも実はこの場所に住まうことを望むのか? それならば話は別だが……… ( 処分間近の状態の奴隷を相手にそんな間の抜けた発言をする。 ) うぅむ……しかし奴隷とは中々に高いのであるな。 来月は野宿か……… ( まさか足りないとは貴族にとって完全に予想の外だった。 ほぼ無一文になると知れば、小声で不吉な言葉をポツリと漏らす。 というかこの季節に野宿って大丈夫なんだろうか。 魔界には四季がなかったから、これからまだまだ寒くなっていくことをこの貴族は知らない。 優雅な貴族様の頭の中は殆どお花畑でした。 ) うむ、そうしてくれると私も非常に助かる。 それで手を打とうではないか。 ( 職員の言葉に貴族と遠くの誰かが納得したように頷く。 最悪剣を売りに出すことまで考えていた貴族にとって、その申し出は喜んで受けるべきものだった。 ) [Sat 18 Nov 2006 17:29:11]
◆アイシー > (お互いに深呼吸の瞬間。)そ、そう云うこと、を、言ってる、わけ、じゃ――なくて、そうじゃなくてッ――(性奴隷として教育されているわけでもない。鑑賞・愛玩奴隷にもなれない。雑用奴隷にしたって、わざわざ罪人を使わずとも良いのではないか? 職員と貴族の間を胡乱げな視線が行ったり来たりし)僕みたいな奴、を、貴方のような、人の傍、に置いた、ら領民、が不安がる、だろう? それにッ……もっと、「良い奴隷」が、此処には、いる、し、なのに、な―――ッ……(職員が「罪人」だと念を押す。それにあっさり頷いてみせる貴族の姿。今日一日で、いや此処数時間で、数年分の驚きをプレゼントされた。信じられないものを見ている気持ちで――って)(値引き交渉―――?!) ちょ……ッ……!!(え、この人貴族なの?本当に貴族なの?キラキラ麗しい貴族様の影に、途端ギャグオーラが見えてきた。これって、奴隷ギルドに来る客は麗しく見える法則?――雪山効果の逆バージョン?アイシーはどんな表情をしていいか分からない。頭の天辺にお花がぽこんと飛び出す勢いで職員の視線に瞬きを返す、ぜ)(職員も貴族の値引き交渉に面食らったようだ。――6万。五千yenの値引き交渉――確かに後、数週間遅ければ、間違いなく奴隷ギルド内でで処分されていただろう。このタイミングを逃したら売れないかもしれない。奴隷ギルド職員の笑顔の裏側で、計算式が羅列される――― …金は入ったほうが良い。これは間違いないだろう。そして、だされた結論は――)(コンディションが悪い事もあり、直ぐに死亡する可能性もある為、値引きというよりは…様子見で一ヶ月。問題ないようなら残りの金を払う形でどうでしょうか。と。)(――― どうでしょうか。何処かで囁く声) [Sat 18 Nov 2006 17:06:39]
◆ジル > ( この貴族のややこし過ぎる行動は、色んな所に混乱を生んでいたようで。 もう少し何がしたいのか他人にわかりやすいように動けと言いたい。 自分にだけど。 )( 並べられた言葉に感じる絶望は、容易く心を侵食していく。 純正の悪魔と人間。 その差は余りにも大きい。 生まれた瞬間に覆すことが出来ないなんてものは、確実にこの世に存在する。 ) ―――…む、失礼であるな。 自分で自分の言葉が理解できぬなど、冷静な時に有り得るはずがなかろうて。 ( 配下の態度を説明するさいに自信満々に満ちていたものを引っ込めて、不機嫌そうに言う。 私をそんな馬鹿だと思っているのかと不満げだ。 ) ―――ひょっとして、一般常識も知らぬし身の回りの簡易な世話も全く出来ぬのか? そうであったら少々困るな。 ( もしそれすらも出来ないと言われても、ま、いっか。 と、気楽に買うことを決断しそうではあるが。 )( 罪人であると念を押す職員の言葉に、貴族風貌は愉しそうに哂った。 ) 私にはそれも似合いだ。 ( 悪魔には、な。 ) おぉご苦労だな下っ端。 ( 紙束を受け取ると、紙面に載っている文字を目で追っていく。 うーむ、確かに随分とまぁ酷い状態だことで。 そんなことを思いつつ、今更ながら値段の欄に注目して。 ) ――――― ( 一瞬固まった。 値段―六万エン。 所持金―五万五千エン。 あれ、お金足りなくない? ) ―――――いや、確かに中々大変な状態だな。 ということでマケロ。 ( せこく値切ろうとする。 何というか器の狭さが知れた瞬間だ。 ) [Sat 18 Nov 2006 16:43:04]
◆アイシー > (その辺は突っ込んじゃいけないお約束だった事を、すっかり忘れているアイシー背後。正直言って土下座する所だったとか――閑話休題)(貴方がどんなに精神ともども貴族然とした人だったとしても、自分の立場は変わらないし、見えない壁も壊せやしないだろう。 見下ろす男と、見上げる私。 貴族と奴隷。 一般人と罪人。 どれを並べても、分厚い壁に絶望こそすれ、乗り越えようなんて気持ちが欠片も湧いて来ない。 もう、そんな気持ちは砕けてしまっただから―― 灰被りが本当に「灰被り」だったのなら、きっとガラスの靴も迎えに来ない――そんな話なんだ、これは)(諦め浮かべた奴隷の顔から表情が抜けていく。気力すら滑り落として)―――――――(ソレなんか、なんかニュアンスが違う気がする。普段ならばツッコミの言葉を一つ二つ投げる所だが、今は雰囲気が許してくれそうにない。だって、その次に貴方が口にした言葉に、先ほど以上に驚いているから。悲観めいた考えも吹っ飛ぶくらいに。まさしく”ぽかん”とした顔で)――――――冗談、は―――(職員になげられる袋の中から聞こえる金貨の音に、更に目を丸くした) ―――な、何を言っているか、わかって、いるの?(罪人を引き取ろうとしているのだ――この貴族は!) 暇潰し、にも、程が、ある――今、は物珍しくて、面白く感じるかも、しれない、――けど、僕はっ…何も何も、出来ない、よ…? (商品の方が慌てた。 職員も少しばかり驚いた顔で「罪人ですよ」と念を押す。しかもコンディションもよろしくない、と状態経過を記した紙束を見せる事だろう) [Sat 18 Nov 2006 16:16:35]
◆ジル > ( 別に弱っていく過程を楽しみに来た訳ではない。 一度目は背後のつg手持ちの金が無かったから。 二度目は寝ている所を無理矢理に起こす気にならなかったから。 その程度の理由。 ) ( 取り敢えず取り乱した自分に溜息を一つ。 単純に許せなかった。 高貴なる者には下賎の者を守る義務がある。 そのような信念の元に動く男には、今の言葉を見過ごすわけにはいかなかった。 ) 当然だ。 私に仕える配下は皆口を揃えてどうぞ遠慮なく何もしないで下さいと懇願してくる。 ( 元の傲慢な態度を戻して、そんなことを言う。 だ本人が動くと大抵碌なことにはならないから、魔界の配下達がそう言っていることには全く気付いていない。 ) ……確かにな。 微かな違いが明暗を分けるということなど、さして珍しくも無い。 ( 彼女の言うとおりなのだろう。 否定もせずに頷いたあと、だが――と言葉を続けた。 ) つまりだな、私は非常に暇なのだ。 こうやって物見遊山にこの市を訪れたはよいが、どうも勝手がわからぬことが多々ある。 故にだ――― ( 背後に控えている職員を振り返り、金銭の入った袋を投げ渡す。 ) ――娘、貴様を譲り受けに来た。 それが私が今日この場所を訪れた理由だ。 [Sat 18 Nov 2006 16:01:56]
◆アイシー > (声を荒げた所為で再び咳き込んだ。 乾いた咳に混じって、血の味が混じる。 ――罪なく罪人になった女が、日に日に衰弱しているのを、見にきているというのか。確かに、確かに――貴方が、元主人の息子のような貴族なのだとしたら、今の自分は最高の暇潰しだろう――。 心が軋む音が聞こえてきそうだ。 胸を鷲掴んで肩を弾ませる。)(ここ数日、宙を力なく見詰めるだけだった黒い瞳が、涙を滲ませて男を睨み上げ――たが…次の瞬間には目を丸くする事になる。響き渡る怒号に身体を竦ませ――) ………。 (ますます目の前の男が、何故ここにいるのかよく分からなくなった。驚きの顔から、徐々に不思議そうに男の本心を探るように見詰める視線へと変わり) 貴方、が、今まで僕が見てきた貴。族と違うとい、うことと…貴方の傍にいる民が幸せだと云うこと、は、よく分かった…かな?(握り締めた毛布から指先を解くと、ふ、と力を抜いて)… でも、私の仕えていた貴族様は―…ご主人様、は違った。それだけ。――(その証拠が自分だ、と、自分の胸に手を当て――「謝らなくていい」と驚きながらも首を横に振る。それから、奴隷はもう一度見上げて) ……… 「それだけ」。(言葉を繰り返し、諦め滲んだ瞳を閉じた) 此処にいるのは、その「違い」の産物、さ。 [Sat 18 Nov 2006 15:41:03]
◆ジル > ( そしてその悲鳴交じりの叫びを耳にした時、心が締め付けられる思いをした。 ) ………そのようなつもりは毛頭無い。 だが私は貴様に安易に手を差し伸べることが出来なかった。 ( 罪が無いなどと誰が確信できる? 領主とは安易に決を出すことがあってはならぬ。 ) ………済まぬ。 不快な思いをさせた。 ( ここでは『物』として扱われているはずの奴隷に、貴族は申し訳なさそうに詫びの言葉を口にする。 ) [Sat 18 Nov 2006 15:21:40]
◆ジル > ( 詠うようにスラスラと喋っていた言葉は少女の言葉が聞こえてきた時に終わりを告げた。 ) …………………… ( 突然無言で押し黙った貴族は、ただ少女の感情の奔流を受け止める。 知らず知らずの内に袖を強く握り締めてしまい、優美な服に皺が生まれる。 ) …………………そのような者……―――― ( 奥歯を噛み締める。 ) ――――そのような者を、貴族と認めてなるものかぁ!! ( 小さな呟きは、抑え切れない怒声へと変貌する。 激情を露わにして壁へと腕を叩き付けた。 ) ――貴族とは…領民のためにある存在だ! それが己の守るべきものを犠牲にするだと! そのような振る舞いを為す者が『貴き者』などと…私は絶対に認めん!! ( 退屈つぶしなどは結構なことだ。 だが己に仕える者を生贄の羊とするのなら話は別。 確かに貴族は決して飢えることはない。 豪奢な服を着飾っている。 だがそれは、一般の民衆が一人では出来ない事をしているからだ。 もしも贅に耽り、怠惰で終わるようならば、その貴族は刃に刺し貫かれても何も文句は言えない。 それがこの悪魔貴族の揺ぎ無い考え方。 ) [Sat 18 Nov 2006 15:14:33]
◆アイシー > ……………。(一瞬のうちに、胸の奥に押し込めてきた言葉と、飲み込んだ言葉が喉まで込み上げた。 肩が震え、俯いた顔の下で歯を鳴らし―――)…… 貴方は、じゃあ―― (自分が罪人ではない事を知っている。或いはそうじゃないかと思っていると?では――) 罪なく奴隷の身分 に 落とされた、 女を――見て、笑いに、でも、きてる――と、言うの、ッ―――!!!(石床に向かって悲鳴混じりに叫んだ) [Sat 18 Nov 2006 14:51:31]
◆アイシー > (人として扱えば、何処かで歪みが生まれてしまうんだろう。商品だと割り切らなければ、奴隷など扱えまい。――職員も人なのだから。職員は奴隷に己の意思が伝わった事に満足したのか、檻から数歩離れて客の気分を害さない距離を保った。)…事実だと思う、よ――。(首を僅かに傾げて、見下ろす男へ視線を絡ませる。 力なく唇に笑みを乗せる)そして、物凄く、悪趣味だよ、ね。僕の話――は 「 」を食べる、話し、なのに。貴族というやつ、は本当に、どいつ、もこいつも―――満たされているのに、飽きてもいる奴等ばかり、だ。(貴方を前にしても、奴隷の言葉は止まらず)タブーを、犯してでも――退屈つぶし程度にしかならない――奴等( そんな奴等の「暇つぶし」の犠牲になった自分は、じゃあなんだろう? 自然と笑い声が漏れた。…喉が震えた所為で痛みがはしり、こふりと咳を零し)――――。(止まった) …………。(奴隷の動きが一切合切止まった。 喉を抑えていた掌が、己の下で渦巻く毛布の上へと落とされ) [Sat 18 Nov 2006 14:50:47]
◆ジル > ( 人として生きていたであろう十何年。 それを全て否定して物へと変えるのが奴隷ギルドとしての正しい在り方なのかもしれない。 最も、この男にとって自由意志のない唯の物などなんの興味も沸かないが。 ) ( 最早背後に居る職員なんて思考の片隅にも置いていない。 ただこの罪人との会話を悪魔は楽しんでいる。 ) 何故かは知らぬが良く言われる言葉だ。 その度に心外な気持ちになるがな。 ( 優美な姿勢を崩さないまま淡い微笑みを浮かべる。 王子の前に「馬鹿」と一言付け加えるとより似合いそうだ。 ) 察しが良いではないか。 その通りだよ罪を犯した娘。 ( 満足そうに首を縦に動かした。 そして悪魔の戯言は詠うように紡がれる。 ) 殺してなどいない。 罪人は大抵がそう言うものだ。 そしてそういった類の人間は、罪の意識など感じる筈も無いのだよ。 自らが潔白であるとわかっていればな。 だが貴様が何の罪も犯していないのならば――― ( そこで一旦言葉を打ち切り部屋の様子を見回す。 其処に漂うのは、度重なる嘔吐により刻み込まれてしまった酷い匂い。 ) ―――このような惨状にはなるまいて。 ( 否定しながらも罪の意識に苛まれる少女。 その姿に暇人な悪魔は興味をひかれた。 ) [Sat 18 Nov 2006 14:30:04]
◆アイシー > (訂正/ 削除【鮮やかな笑い顔。】) [Sat 18 Nov 2006 14:10:11]
◆アイシー > (鮮やかな笑い顔。(鮮やかな男の笑みに、つい数週間前ならば頬を赤く染め、スカートの裾を正すような仕草を見せたかもしれない。だが、この檻の中では――全ての出来事が色褪せる。細めた双眸を僅かに逸らして、男の背後に控えているのだろう職員の表情を見た。…ああ、自分の態度が気に入らないらしい。…「客をもてなす」なんて気持ちが無い女は、投げやりな気分で、貴人で奇人(酷い事に、第一印象だ)の男に向き直る。)……。(端正な顔立ちをした綺麗な男。 ヒロイックサーガに出てくる「王子」の役目がぴったりだ。…そんな事を思うと同時に――)……物好き、な人だね。(それも、とびきりの物好きだと思った)三度目、なん て――…僕、が寝ている間に一度、なんて、ますます――…物好き。 初日に、話した――罪人の、戯言、が、お気に召したの、かな。どこに興味を、もたれたのか…さっぱり、ワカラナイ。出来れば、教えて、ほし、い。高貴なる……貴族様。 [Sat 18 Nov 2006 14:09:03]
◆ジル > 残念。 三度目だ。 まぁ前回は眠りを妨げるのも不粋と思い何もせずに帰ったが故、貴様が知らぬのも無理は無いことだ。 ( そこまで言った貴族は口元に手を当てる。 そこからは耐え切れない笑いが零れていった。 ) これではまるで恋焦がれる乙女のようだな。 この崇高なる私にここまで興味を持たれた事、光栄に思うがよいぞ娘よ。 ( 眼前の少女の見た目は以前と殆ど変わらない。 だがその雰囲気が酷く疲労しているように思えた。 ) [Sat 18 Nov 2006 13:55:29]
◆アイシー > (タダでさえ「罪人」で「処分前提」の上に扱いが難しい奴隷だ。売れるのならば、本望だろう。内心はどうあれ表面上は客の要望に応える事に躊躇いなどないだろう。(入ってくる男を奴隷の瞳が追いかけた。――夢現の中に居るような、焦点の定まらぬ瞳が近づいてくる金色の髪と共に揺れた。) ああ………。 (陽の光を集めたかのようなその髪の色で、漸くあの時の客だと思い出す事が出来た。 疲労の所為で、人形のように座り込んでいた奴隷が、初めて動く。――頭を僅かに持ち上げて、瞳を細めた。) ……… …… 貴方 …。 二度目……? (数日前と表面上は変わらない奴隷・…だが、声が、酷くかすれていた) [Sat 18 Nov 2006 13:45:41]
◆ジル > いやはや安心だ。 せっかく訪れて引き取ろうとしたら手渡されたのは亡骸のみという私にとって非常に虚しい事態にはならなかったようだな。 ( その反応を見届けた貴族風貌は酷く愉快そうに呟きを漏らす。 そして背後の職員を振り返る。 ) 気が利かぬ下っ端よ。 早く牢の鍵を開けぬか。 ( 『客』とはいえ、この悪魔は既に二度も何の買い物をせずにただ見学だけで終えている。 その事と上から人を見ているような態度が職員の気を悪くするのかもしれない。 ) ( 何にせよ、扉が開かれるのならば何の遠慮も無しにその檻の中に貴族風貌は踏み込んでいこう。 ) [Sat 18 Nov 2006 13:32:21]
◆アイシー > (喉の痛みが、日に日に酷くなっているような気がした。 喉を鳴らすだけで痛む。 空気を口から吸い込むだけで痛む。 痛む。 痛む。 ここ数日の食事は、殆どがピューレ状のスープだ。中身の具がさっぱり分からない上に、味も酷い。元々は人用の食事ではないのではなかろうか。舌の上に広がる酷い味。…即座に「人の食べ物じゃない。」と、料理人としての経験が感想をはじき出す。 でも今は、その「人の食べ物ではない味」の方が、安心できた。おかげで「連想」しなくなったから。もっとも吐き戻すの相変わらずで、最後には水とパンを一欠片齧って終わってしまうのだけど。)………………。(奴隷は、相変わらず其処にいた。手錠や足枷の類はなく、狭い部屋の隅で粗末な毛布の上にぼんやりと膝を崩して座り込んでいる。) ……………。(聞いた事のある声が、牢屋の中に反響し、余韻をもって消えるまで――女は動かなかった。以前と比べ、とある貴族の「願い」が聞き入れられた事もあり、病的なまでに痩せこけている…という事はない。 ただ酷く憔悴した黒い瞳が、水平に宙を泳いで――漸く牢屋の外へと移された。最初に職員の姿、その次に貴族?らしき男へと) ………。 ………。 (返事は声ではなく、瞬き。ゆっくりと二回)………。 [Sat 18 Nov 2006 13:22:16]
◆悪魔貴族 > ( 常と同じ貴族めいた服装をした悪魔。 此処の職員を一人背後に引き連れて、威風堂々と檻の前へと歩み寄っていく。 ) ( そして檻の前に到達した貴族は金糸を掻き揚げて牢の中にいる少女に問い掛ける。 ) さて、まだ生きているか? 娘。 ( 邂逅は三度目。 ) [Sat 18 Nov 2006 13:12:19]
お知らせ > 悪魔貴族さんが入室されました。 『揺れる金髪』 [Sat 18 Nov 2006 13:04:07]
お知らせ > アイシーさんが入室されました。 『(鎖の重さには慣れたけど)』 [Sat 18 Nov 2006 12:59:57]
お知らせ > リリコさんが帰りました。 『 奴隷ギルドにピアノのBGM。そんな夜の話。 』 [Sat 18 Nov 2006 02:18:24]
◆リリコ > ―――――終わり、と。 満足しました。 ( 結局1時間を待たずして練習を切り上げた。思い出せる限りの楽譜を思い出してゆっくりと指を慣らし、まぁとりあえず途切れさせる事無く演奏できる程度に調子も戻った。こんな所だろう。 今日はもう雑居房に戻って休んでも良いだろうか。 来客があれば、どうせ起こされるけれど。 ) [Sat 18 Nov 2006 02:13:07]
◆リリコ > ( しかし、ヴァイオリンの時も思った事だが――――。 ) 一人で弾き続けるのも味気ないっていうか。 ( 監視の職員に聞こえないようにボソリとピアノの音律の中に隠した。 トリオ、カルテットとまでは言わないが、せめてヴァイオリンとのデュオとか欲しいところである。 まぁ、こんな所に奏者なんて居る方がおかしいのだが。 ) [Sat 18 Nov 2006 02:06:42]
◆リリコ > ( 二級設定を維持するからにはこれくらいの一芸は見せておかなきゃってのもあって。楽器が扱える事を覗けば精々、歳の割には仕事が出来る程度の子供だ。 将来性とかを買ってもらえれば良い所だが、正直自分でも口先三寸で有能そうに見せてるなぁと思う。 格好良いタキシードスーツを着せてヴァイオリンを弾かせた老人のお陰で、幾らかそういう印象が残ったのかもしれない。 本当に良い主人だった。 ) [Sat 18 Nov 2006 01:57:44]
◆リリコ > (改装× 階層○) [Sat 18 Nov 2006 01:47:48]
◆リリコ > ( よく調達できたもんだ、と感心すら。 あまり大きくない安物のピアノではあるが、鍵盤をなぞる感触は久しく、嬉しくないこともない。 折角覚えた技術がさび付くのはそりゃ嫌だし、楽器には良い思いでが沢山あった。 一昨年他界した二人前の主人は、奴隷の子供を買ってきて楽器を仕込むような、変わり者の老人だった。 財産は沢山あったが身よりは無く、市の外れの洋館で静かな余生を迎えるような。 ) ( ピアノの音は2階、2級奴隷の改装の隅の部屋から。空き部屋に用意されたピアノにはメイドみたいな服を着せられた、色の黒い子供がピアノを弾いている。 監視人の職員は二人、今の所黙ってそれに聴き入っている。 ) [Sat 18 Nov 2006 01:46:48]
お知らせ > リリコさんが来ました。 『 ゆっくりと静かに、ピアノのメロディが響く。 』 [Sat 18 Nov 2006 01:40:51]
お知らせ > クローチェさんが帰りました。 『お仕置き部屋連行→どうやらさっきのが正夢になったようです。』 [Fri 17 Nov 2006 17:45:21]
◆クローチェ > ・・・・・・・・・・尻に椅子の足捻じ入れないでェー――!(其の場の全奴隷が「どんな夢!?」とか凝視する中でびくりと跳ね起きた。 無論、目の前の職員さんも跳ね起きた。) ・・・はッ。(「テメェは寝ても醒めても俺を煩わせるのか」と、やっぱりそう目が語っていた。) [Fri 17 Nov 2006 17:45:10]
◆クローチェ > 『やべェー。 あ、ちょっと何ですかぁそのごつくてでっか ―――』 (このあたりからあまりに残虐ドリームにつき暗転。 そうして10分経過。) [Fri 17 Nov 2006 17:42:32]
◆クローチェ > ・・・・くー。 (体は休眠、心は遊泳。 夢魔にとって眠るとは食事の準備である。 視界内で防御の施されていない適当な睡眠中の個体を見つけて、少しだけオヤツを戴こうって心積もりであった。 他人の夢のハッキングは手馴れたもの。僅かな抵抗と、何かを突き抜けるような妖しくも危うい感じがして――目を開ければ――― ひくついた笑顔の奴隷ギルド職員が目の前に居た。 「テメェは夢の中でも俺を煩わせるのか」と、そう目が語っていた。 そういえばこの人だけ護符とかの携帯がなかったっけかー。) [Fri 17 Nov 2006 17:41:31]
◆クローチェ > (こと奴隷ギルドに居る限り、扱いや等級が何でも苦行からは逃げられないということなのかもしれない。 更に自分に限ったら食事前には耐久走並みの体力を使うという夜の訓練であり、毎日が大労働――) ・・・・・お。 抜かりましたねェ――(そのまま暫し時間が過ぎて――付きっ切りだった教官役の職員が椅子に掛けたままうとうとしてるので、此方も臨時で少し休むことにする。) [Fri 17 Nov 2006 17:37:18]
◆クローチェ > (いっそパンクしてしまえ。なんて机対面の見張りに暴言を吐かれた。) この本によると、使用人には優しくしたほうが働くらしいですがー・・・(奴隷には必要ねェ!とのことである。取り付くしま、なし。 周りの二級奴隷は夢紡ぎ避けに全員やすっぽい十字架やら護符で武装され、職員が睨みを効かせてる状況ではサボる事も出来ず。 文字の見過ぎで痛い頭を抱えてのたうつ日々だ。 例え勉強から開放されても休む間もなく実技の色々が待っているわけで。) [Fri 17 Nov 2006 17:33:50]
◆クローチェ > (訓練の内容はセールスポイントである”夢紡ぎ”の精度はもちろん、今までも継続して行われていた着付けに加え言葉遣いや態度・姿勢・精神論、一番足りてない空気読む能力・・・・面白いところでは市民以上の一般教養なんていうものまで。 超一流の奴隷は、メイドさん以上に多機能でなければならないのだそうだ。) ぐー。 頭がパンクしそうですョー。(かくして檻は自分の周りだけ本の山となる。) [Fri 17 Nov 2006 17:27:48]
◆クローチェ > (数日続いた貸し出し期間は実地試験を兼ねたものらしく、結果は十分に予定した性能あり、と聞かされていた。 今までは人間化平均化を求めて常識的な反応の刷り込みが行われていたが、これからは商品棚に並ぶ傍ら、一級→行く行くは特級クラス? の奴隷としての品質向上に特化した訓練が課せられると言う事なのだとか。) [Fri 17 Nov 2006 17:23:07]
お知らせ > クローチェさんが入室されました。 『ギルド帰還後の方針など。』 [Fri 17 Nov 2006 17:22:09]
お知らせ > リリコ@体操服さんが帰りました。 『 ごんっ、と塀の向こうで鈍い音がした。 』 [Thu 16 Nov 2006 13:58:06]
◆リリコ@体操服 > ――――――――。 ( ボールは高い高い塀を越えて遥か彼方へ。その勇姿を暫し見守り、さらばと1つ呟いた。 ) ………行っちゃいましたねーあいたっ、痛っ、痛いっ、わざとじゃないですよもうっ…あんまりムカついたから…痛ッた―――――ッ!!! ( しこたま殴られた。 ) [Thu 16 Nov 2006 13:57:24]
◆リリコ@体操服 > ( 何がやりにくいって、子供が一人アホみたいに闇雲に駆け回りボールを蹴っ飛ばす姿を大の大人が2、3人で見守っている一見微笑ましい雰囲気でその実「真面目にはしゃいでいるか」を監視しているという事実である。 せめてあのギャラリーが無ければもうちょっとマシなんだけど。 監視される事自体は慣れてるけど、もう、なんだか、なぁ。 ) 殺人シュ――――――トッ!!! ( ばかん、と硬くて痛い音を立ててウッドボールが曇り空に向かって飛んでいった。 ) [Thu 16 Nov 2006 13:49:23]
◆リリコ@体操服 > まぁなんだ…ちょっと頑張れ私。かなり寂しん坊状態だけど運動嫌いでもなし――――。 ( 駆け回り、ボールを足でキープしながら時々気紛れに蹴っ飛ばす。まさに闇雲に一人で運動している以外の何者でもない図だが、年がら年中鎖で繋がれてるような劣悪な環境じゃないだけマシといえばマシかもしれない。 大きいだけあって、その辺の商品管理はしっかりしているみたいで。 他所を知らないからなんとも言えないけど、アングリマーラとかの奴隷市はもっと酷いとかそんな話も聞いた事がある。 ) [Thu 16 Nov 2006 13:37:38]
◆リリコ@体操服 > ( それはもう面倒臭そうさを隠しもせずに職員の一人が暫らく引っ込んで、暫らくして戻ってきた。 何ボールとも形容し難い、まぁ、とりあえずウォーターメロン大の「玉」としか形容できないものを投げて寄越す。 よく弾むゴムボールなんてのは本当に高級品だし、跳んできたのは軽い木の球体を布と皮で包んだような硬くてヤな感じのもの。ウッドボール。うっぼー。 ) …なんもないよりはマシか。 んじゃ、テキトーにそれっぽく運動してきまーす。 [Thu 16 Nov 2006 13:31:16]
◆リリコ@体操服 > …なんか、本当、そろそろマトモに売れないかなぁとかそんな気分。 ( 適当に弄られて遊ばれてるとしか思えないここ最近のメニューである。ぽつねんと一人立っていると、監視役の職員に遠くから怒鳴りつけられた。 ほんともう、死んでしまえ。 ) せめて何かボールとかありませんかねー? こんななんも無い所で一人でどうしろと…犬猫じゃあるまいし。 他に運動不足の人連れてくるとかー。 ( 扱いは犬猫みたいなもんだ。 ) [Thu 16 Nov 2006 13:13:34]
◆リリコ@体操服 > ( 奴隷ギルドはある種の平和を保ちつつ、売れない奴隷は相変わらず売れず、売れそうな奴隷はさっさと檻から消えていく毎日。 で、売れないほうの奴隷こと二級奴隷リリコは今現在、健康状態の維持及びボーイッシュな外見性格強化の名目で中庭につれて来られ。 毎日の日課の運動とは別にまた、「ちょっとそこらで元気に駆け回って来い」というファジーな命令を仰せ付かった所である。 流石にパリッとしたタキシードスーツやひらひらしたメイド装束で駆け回るのは問題ありと見て、それはもう運動向けとしか言いようのない半袖+ブルマーというアレな衣装をこしらえてもらったわけで。この寒空の下。 ) …というかどないせーちゅーねん。 ( 広がる土のグラウンド。見事に誰もない時間帯。聳え立つ逃亡防止用の石壁が四方を囲む中庭にぽつんと一人、ブルマーの姿。 馬鹿丸出しにも程がある。 ) [Thu 16 Nov 2006 13:05:55]
お知らせ > リリコ@体操服さんが来ました。 『 今日も今日とて。 』 [Thu 16 Nov 2006 13:00:36]
お知らせ > スラグさんが帰りました。 [Thu 16 Nov 2006 00:14:50]
お知らせ > 十蔵さんが退室されました。 [Thu 16 Nov 2006 00:13:11]
◆スラグ > ( 酒宴に見合う歌…少なくとも、彼の現在の持ち歌には無かった。しかしそれも、買われることがなければ関係の無いこと。この奴隷が少々どちらか解りにくい外見をしていると言っても、所詮は男。当然お客様はお気に召さなくて。──お客様と目が合い、どうなるのかな…と思った奴隷。続いた言葉には、やっぱりと思いつつも少しガッカリした様子になった。そして言われた職員は男性に、「あ、申し訳ありません」と、去っていこうとする背中に向けて謝った。本当に、どういうつもりでこの奴隷を出してきたのやら…。ちょっと色んなものをと思って出しすぎたのかもしれない。 ) ────。 ( 奴隷は、そんな去っていく彼を、ただ黙って見送っていた。 ) [Thu 16 Nov 2006 00:12:09]
◆十蔵 > (楽譜なんて如何でも良かった、用は酒宴に見合う歌が歌えるか否かだけ。侍だって適当に其処は楽譜を見ずに歌う。後は喉仏による性別判断。其の突起物が指先に触れる感触がすると確認するようにまた二度三度と其の箇所を指の腹で擦った。一層に険しい面持ちとなった挙句、振り下ろされる片腕。浪人は奴隷を一度見据え。)―――悪ぃな、坊主。佐幕派の俺には御前を買えそうにねぇ(そう言い残し、浪人は背を向ける。最後、職員の方を見ては「坊主に白じゃねぇか」アマウラで暮らす彼は愚痴を捨て台詞のように残し、奴隷の巣窟を後にする。袂が靡き、浪人は救えぬ奴隷に同情をかける事も許されず去って行った―――) [Wed 15 Nov 2006 23:57:06]
◆スラグ > ( 生活の糧──この奴隷が芸能横丁の隅でほぼ毎日歌って、1万エンほどの稼ぎにはなるが、奴隷とはいえ一応食い扶持が増える分、マイナスになる確率も高い。歌う場所や方法が違えば、稼ぎは増減するかもしれないが。そして、アマウラの歌について尋ねられた職員は答える。「現在は、自分で考えた歌を歌っているようです。民謡は、覚えさせようとすれば覚えるかもしれませんが…確かこいつは、楽譜が読めないはずです」だから口頭と言うことになる。つくづく面倒くさい奴。楽譜について職員に聞かれると、奴隷はゆっくり頷いた。「楽譜…読めません」と。値段については、職員がうなりつつ「五万エン以下はちょっと難しいですね…一応これでも三級なので」と答える。そして「さらに売れ残るようなら、この先級が下がることもあるでしょうが」と付け加えた。もちろん、万が一買う気になって頂いたとしても、そんな待てるかと言う話である…。 )( あまり低くはならなかったが、一応声変わりは終わっている。そこを探れば、喉仏は確認できるだろう。 ) [Wed 15 Nov 2006 23:49:06]
◆十蔵 > ―――成程(如何やら返答は奴隷に対するよりも職人に対してのようだ。取り敢えず、従順さの点は一つの条件として含まれる。果たして歌の技術が浪人の生活の糧になるか否か、其れが一つの焦点になる。)―――アマウラの民謡なんかはこいつは歌えんのか?そいつが問題だ。後、値段は―――じゃあ、どの程度下げれる?(値段の言葉を発した瞬間に職員が即座に其の値段を明かす。赤字所じゃない、ヤクザもんに追いかけられるのが目に浮かぶ。浪人の値切りが開始した。片手は持ち上げられた顎の下に数本の指の腹を添える事になる。奴隷の胸の有無だけでは性別は判り難い、ならばと表情を険しく豪く集中しながら其の喉元を探る事か。性別を判別する可能性の出でる突起物を喉仏を探り当てんとするように。) [Wed 15 Nov 2006 23:29:18]
◆スラグ > ( 他の奴隷たちは、檻に戻されていった。そして、怖そうな表情をした男性がこちらを見るのに対しては、いつも通りの笑みを顔に浮かべてみせ。 ) ……歌、を…歌えます。 ( 質問の後、数秒を間をおいてそんな返答が。補足するように、職員が口を開いた。「この奴隷は歌が歌える他は、愛玩や鑑賞に適していると思われます。動作がのろいので労働には向きませんが……従順さだけは保証いたします」──要約すると、ちょっとばかし見目が良いだけで、あまり役には立たないということ。強いどころのレベルではなく申し訳ないところ。顎を上げろと言われると、両手を前に揃えた姿勢でゆっくり上を向いた。そしてお客様がこの奴隷の身体を観察すれば、全く胸が無いことには果たして気づくだろうか。 ) [Wed 15 Nov 2006 23:19:59]
◆十蔵 > (結局、折角の機会に彼等彼女等は手を挙げる事は無かった。諦めたように奴隷達に向かって振られた手付き「もう良い」と相手の身分が貧乏人とは更に掛け離れている事を知っていようとも浪人は呆れたように首を左右に揺すった。そして、残ったのは担当の職員と先程勇気を持って挙手した奴隷。浪人は険しい顔付きの侭、袂の奥で腕を組んでは眼前の白人種を見遣り。)―――御前、何が出来る?(悪いが強そうには見えはしない。期待薄の中で小さな溜息が一つ零される。組んでいた両腕を組み外し、袂の外に出して其の返答を待つ間片手を相手の喉へと近付け「顎、上げろ」と一言。) [Wed 15 Nov 2006 23:06:02]
◆スラグ > ( 「早く売れろ」と言われている奴隷は、今日その通り、売れるために行動を起こした。そして、客に「待ってろ」と言われればまたもその通りに。解りましたという風に頷いた。──頷くのが遅かったので、頭が下がった時にはもう客が次の言葉を発していた。 ) ……。 ( 他の奴隷が手を上げているかどうかはあまり気にならない。お客様が「買う」と言われれば買われるし、「買わない」と言えば買われないだけ。今日はどうなるかなー…。と、ぼんやり考えているくらいで。──他の手は、上がるだろうか。少なくとも、この奴隷の両隣は上げる気配が無いようだ。 ) [Wed 15 Nov 2006 22:51:27]
◆十蔵 > (追う視線の先、弱弱しく持ち上がった手と同時に挙がった声。浪人の視線は一度其方へと流れる。袂の奥に引っ込む腕の内の一つが襟元が抜け出、顎を険しい表情で擦る。一人挙がれば釣られる者は居るだろうか。侍は勇気を出した一人に「少し待ってろ」と無愛想に一言先に声をかけ。)―――一人挙がったぜ?早く挙げねぇとまたお天道様に当たるのが先になっちまう!下手したら、一生かもしんねぇな!おい、次で最後だっ!!手ぇ挙げるだけでもやってみろ!(何故か徐々に苛立ちに満ちた怒号へと変り行く声音。余りにも自己中心的、浪人は眼光を光らせては生きる気力があるか否かの最後の「度胸試し」を試みる。) [Wed 15 Nov 2006 22:42:26]
◆スラグ > 買って…くだ、さい。 ( 細身で金色の髪をした奴隷が、緩慢な動作で手を上げ、口を開いた。目の前の客が、実は買う気がないなどもちろんきづかず。長年売れ残り続けている奴隷はアピールらしきことをしてみる。 ) [Wed 15 Nov 2006 22:31:57]
お知らせ > スラグさんが来ました。 『( ゆっくりと、手が上がった )』 [Wed 15 Nov 2006 22:28:57]
◆十蔵 > (並べられた奴隷達、安物の割りには面構えが良い奴も居ると関心させられる。確実に自分の希望階級の奴隷しか集まっていないだろうと勘違いしていた。袂の奥に一度両腕を引っ込めては笑みを零す口元を無表情の奴隷達に向けて、浪人は新たに一声を快活に上げた。)―――よし、御前等の中で俺に買われてぇ奴だけ手ぇ上げるなり声出すなり、反応しろ!(金の無い癖に威勢だけは良い。職員も流石にやや妙な煩さに顔を顰めるが何かを口にするわけではなく、黙って見守っている。声を発した直後、十数秒に渡り始まる沈黙。此の中に反応を示す奴は居ないかと浪人の眼光が一際真剣に奴隷の群れを丁寧に一人ずつの顔色を窺いながら、見渡して。) [Wed 15 Nov 2006 22:15:55]
◆十蔵 > (此の檻には目ぼしい奴は居ない、興味を引く奴が。 生きる事を渇望し、外に出る事を望まぬ者程一緒に居て嫌気がさすものはない。浪人は姿勢を正すと先の檻をまた身を屈めて隅々までを視線で追い、眺める。『ところで…化け物以外なら?』遠慮がちに背中越しに問い質して来るのは矢張り此処の職員。浪人は一度、職人の方を見て。)―――はっ!んなの決まってんだろう。化け物以外なら女だぜ?抱くのも良い、目の保養にもなる(飽きはしねぇ。 職員の顔が背後で安堵の表情を浮かべていたのは言うまでもない。結局はまともな色狂いの客に見えたのだろう。 一つ一つの檻を観察し終えた後、浪人は一声「あぁ!」一喝しては職員の方を苛立たしく見遣った。)―――なんで御前は気が利かねぇんだ!客に買って欲しいなら、金魚の糞みてぇに俺の後ろばっかついてくんじゃねぇ!!(腕で振り払うようにしては「せめてお勧めの奴隷を纏めて連れて来る位したら如何だ」と。慌てて職員は檻の中を物色し始める化け物を始め獣、女あらゆる階級関係なしに浪人の元へと一列で十数名ばかりが物色用に並べられた…。) [Wed 15 Nov 2006 21:58:57]
◆十蔵 > (口煩そうな客が来た、其の程度に思われた方が都合が良い。結局買わずじまい―――否、買えずじまいに終わっても向こうが舌打ちをするだけでしか無い。身分相応に浪人が見遣る檻の先は雑多奴隷、背伸びをしても其の一段上の三級奴隷のみ。時折、足を止めては中腰になり檻の先を近くで眺める。)―――別に俺に手ぇ出さねぇ奴なら使いようなくても、考えてやるぜ?酷く言っちまえば人間じゃなしに化け物だろうが獣だろうが。(職員との会話、侍は思案の条件を掲示した。 かえって、そういって格安で判断された「使いようの無い『物』」購入してしまった方が得なのかもしれない。―――この世には使えば使いようになる者しか、生まれては来やしない。妙に自信のある持論だった。) [Wed 15 Nov 2006 21:39:40]
◆十蔵 > (ヴェイトス二日目―――昨日の生死の狭間に生きる者達に触発されたか袂を風に靡かせながら浪人がやって来たのは奴隷市場。例え貧乏人であろうとも、客と見れば景気が良いのか職員の一人が媚びるようにして男の後方を付いて来る。そして、品定めをさせるように『お侍さん、此の奴隷なんか如何ですか?』としつこく聞いてくる。檻に囲まれた通路を通り、左右に立ち並ぶ奴隷の小屋を僅かぎょっとしたような面、顰めるような面構えで男は静かにゆっくりと闊歩する。)―――否、そいつは興味ねぇ(所詮は観光なのだ、買う気など奴隷を買い養うに十分な金銭もない。 せめて観光客である事を包み隠し、『買い手』であるような風を装わねば後が煩い。) [Wed 15 Nov 2006 21:27:53]
お知らせ > 十蔵さんが来ました。 [Wed 15 Nov 2006 21:21:34]
お知らせ > ルフシュさんが帰りました。 『「嗚呼、大きな狼が…また泣きそうだ」 空が泣き出さぬ様、そっと小さく夜空に祈った』 [Wed 15 Nov 2006 00:36:48]
お知らせ > ジルさんが帰りました。 『(外に出れば空を見上げ――月が見えぬことに肩を落とした。)』 [Wed 15 Nov 2006 00:34:27]
◆ルフシュ > 嗚呼、そう言うものだ。 (だからこそ、我等戦狼は月と言う存在を崇めるのだろうな… ふと思えば、瞳伏せて月の姿を思い返し―― ) まったくだな―― その点、俺はまだ幾らか未熟かもしれぬが。(なに、直ぐに爺を安心させられる一人前の戦狼に…と、さり気に、拳を握りながら心の中で決意固めていたりするのはちょっとした秘密だろう。そして…同意せざるおえないという言葉には、小さな苦笑返し…) そうか、俺は―――― 月の如く優しく見守るだけの度量も、長になるべき者として必要かもしれぬかな( そして、微笑には微笑返し…彼同様に己自身も出口へと足を進めるだろう。) あぁ、光栄だ(そんな風に、言葉返しながら――) [Wed 15 Nov 2006 00:29:39]
◆ジル > 比べること、その行為自体が無粋……か…。 ……………そのようだ。 ( その流れるように紡がれる言葉に耳を傾けつつ、静かに同意の言葉を重ねた。 ) 譲れぬものは持ち得ているとは良いことだな。 己の行為に自信を持てぬようでは、臣下の信頼を勝ち取ることも到底適わぬ。 ( 突出するものが疎まれるのは何時の時代も変わらないということなのかもしれない。 ) うむ…やはり同意せざるを得ないな……… ( なんだかんだでお互い本当に毛嫌いしているわけではないということか。 何というか魔界に居る城の住人たちは元気だろうか。 会話をしてたら微妙にホームシックになってきた。 ) ―――なるほど。 詰まらないのなら聞くことは出来ぬな。 ( 苦笑。 悪魔は淡く微笑んだ。 ) 済まぬな。 だが此処は譲れぬよ、少年。 ( そう言って踵を返そうとしたとき、詩が耳に届く。 ) ―――よい言葉だ。 この心に刻んでおこう。 ( そう言ったあと、再び歩みを再開する。 向かうは出口へと。 ) [Wed 15 Nov 2006 00:22:19]
◆ルフシュ > あぁ…あの輝きは美しく、優しく、そして気高く… ずっと大地に降り注ぎ見守り続けてくれる。 越えようとも、越える越えないの次元では無いさ(そう… 故郷の月を思い返しながら、何処か詠う様に言葉吐き出し…そして、締めくくりに吐息一つ吐き出すか。 ) そうか。あぁ、爺曰く「我等戦狼一族として大切な事の一つ」だそうだ(けれども、胸を張って言葉返す少年は知らない。 その「大切な事」もバッチリ一族がグングニスクを追い出された理由である事は。 さておき――) まったくだ。その癖、居なければ居ないでまるで身体の一部が欠落した様な気持ちにさせてくれる―― はぁ、まったく…(困ったものだ。と、さり気に愚痴の中に奇妙な親愛を含んだのは気のせいだろうか? ) ……何故、と言われても… 詰まらぬ理由だ。話したとしても耳を閉ざしていた方が良いぞ?(返す言葉は、何処か苦笑混じりか? そして、その言葉に付け加える様に 「月に栄光を 大地に慈悲を そして、未熟な手に僅かばかりの安らぎを」 ふっと、虚空へと呟くのは…また、詠う様な声音、だろうか) [Wed 15 Nov 2006 00:05:29]
◆ジル > …なるほどな。 ……さしもの私も……この世界を長く見守り続けた存在には適わぬ…か。 ( 瞼を閉じ、髪を掻き揚げ、感傷という稀有な感情を見せた貴族は小さな声音で呟いた。 ) その思想、嫌いではないぞ。 そのような王道も決して悪くない。 ( 賞賛の言葉を口にして、そして相手の苦行を理解すれば―― ) ―――――……なまじ有能で正論が多く、あちらに理があることが大半なので逆らうことも一苦労だ。 ( 因みに自分のお城ではあ、居たんですかみたいな存在価値。 なまじ過去を知られているうえに父の代からの恩もあり、切っても切れぬ……くそ…他人よりも遥かに厄介だ……、と愚痴を零し始める。 )( 目の前の少年が購入希望。 それを知った貴族は軽く目を見開く。 ) ―――――いや、驚いた。 ―――しかし……何故だ少年? ( 目の前の奴隷は衰弱しきった様子。 見目に特徴があるわけでもなく、今までの話から想像するに高い地位の人間だろう。 ならばもっと等級の高い者も買えるはずなのに、何故わざわざこの娘を? ) [Tue 14 Nov 2006 23:54:32]
◆ルフシュ > あぁ… 月は遥か古より、夜空からじっと地上を見詰め続け―― ん? あぁ、まぁ良いか(言葉を続けている最中…ふっと、彼の言葉に軽い違和感を覚えれば、一瞬疑問符を頭に浮かべる。 が、場所が場所だけに余り詮索する気にもならなければ… 軽く頭を一振りして疑問を投げ払い――…) 確かに、そうだな。 我等戦狼の一族とは思想や志が違う者は多いと、良く言われていたのを忘れていたが――――――…… お互い、苦労してるのだな(ボツリ。 彼の漏らした独り言に、思わず言葉吐き出してしまえば、ふっと視線を外して… 幼い頃から面倒を見られていれば弱点も何も、とブツブツと、暫し呟き始め―― ) ……そうか、お前が… 先日来た時に職員に言われた…あの。(それを丁度途切れさせた頃合に… 彼が口に出した言葉。それに、成る程…と、言う様な声音で言葉漏らし――… それから、暫し無言で何かを考える様な様子を見せる、か) [Tue 14 Nov 2006 23:39:23]
◆ジル > ――――確かにな。 ( 普段ならば否定する言葉。 何を馬鹿なことを言う少年。 もっとよくこの私の雰囲気を肌で感じ取るがよい。 さすればそのような戯言もいえなくな(以下略) と延々に続けそうな所だったが、ただ頷くのみ。 ) ―――あれはよい。 不覚ながらも、初めて目にした時は一瞬だが心を奪われた。 ( 己の故郷に思いを馳せる。 魔界には――ただ赤茶色の空が広がっていたから。 だからあの夜空は深く心に刻まれた。 )( そして貴族は不敵に微笑んで相手の視線を受け止める。 ) だが十の領主が居れば十の考え方がある。 どれが正しいかは、誰にもわからぬよ。 ―――だが本当にあの小うるさい爺がこの場に居なくてよかったな…何を言われたかたまったものではない。 ( 爺という呼び名で思い出してしまった後半部分は小さな独り言。 先代から仕えているあの老紳士には、どうも適わない。 ) ――――先客? ( 暫し何かを思い出すように。 確か職員に言われたのは、もしもキャンセルをされる場合はお早めに言ってください。 他のお客様も購入を希望されてますので―――― ) ――――あぁ、その先客とやらはおそらく私のことだな。 ( 視線の返答はそれ。 ) [Tue 14 Nov 2006 23:32:11]
◆ルフシュ > 高貴で気高く…か。 そう言うのであれば一度、夜空に煌々と輝く満月を見ると良いぞ(と言うか、嫌な奴と言う部分は否定しないんだな。と若干ジト目で見遣りつつ返せば… コホンと咳払い一つと共に、失礼と返し――… ) そう…か。そう言う考えもある…か。しかし、この場に爺が居なくて良かった――(居れば、間違いなく「では、その両方を実践できる様に頑張って下さいませ。それが出来てこそ戦狼一族の長として(略)」 とは、頭の中での呟き。そんな冗談で主に無茶をさせかねない老執事の姿を思い返していれば―― ふっと) あぁ。尤も――… 先客が居るらしくてな。其方の返事が無ければ此方に…と言伝を入れてあるのだが(耳に入った淡々とした問い掛けに、言葉返せば… そう言うお前もか?と言う様な視線で問い返すだろう ) [Tue 14 Nov 2006 23:16:16]
◆ジル > 何を戯言を。 私ほど高貴で気高く美しい者は滅多に存在しえないぞ少年。 ( 嫌な奴、って部分は否定しなかった。 ) ―――あぁ、確かにその者の意見も一面正しい。 だが私の意見は少々趣が異なるな。 ( その服装と立ち振る舞いに似合った優雅な微笑みを見せる。 ) 「上に立つ者」とは即ち仕える者の拠り所だ。 ただ最も大切な時にのみ、一切の迷いを見せずに決を出すだけでよい。 『主』とは、全ての者に大して平等であり、尚且つ公平で無くてはならぬのだよ。 ( 故に一の迷惑を掛けた者への十の返しは出来ぬ。 ) ( その話にはもう触れようとしない。 ただ先客の視線を追う。 そこには自分がこの場所に訪れる理由となった娘がいた。 ) ―――貴様も、アレが目当てだったのか? ( 淡々と言葉をつむぐ。 ) [Tue 14 Nov 2006 23:08:47]
◆ルフシュ > ――――――……… ん? (視線を再び下へと向け、何かを考えている様な様子を見せる中。ふっと…耳に入る忍び笑いに怪訝そうな顔を上げれば、その忍び笑いの主である彼の言葉に、少しばかり眉を顰め――…) 言ってる事は正しいかもしれないが…お前、実は嫌な奴だろう? それにだな… 爺は言っていたぞ 「人に1の迷惑を掛けたのならば、その者の為に10の事を成すべし。 それを出来る様になって初めて、人の上に立つ事が出来る」とな (まぁ、爺の言っている事は至難だとは分かっているが… と、怪訝そうな表情の侭に、そう言葉付け加えて返せば、胸の中の空気を抜く様に吐息一つ吐き出し――) 嗚呼、詰まらぬ話だ。だから聞くな(第一… アレは『迷惑』と言うものでは無いのだろうし、な。 言葉に出さずに、そう吐き捨てれば… 暫し瞳を伏せ――… それから、開いた瞳で再び檻の中の彼女を見遣るだろうか) [Tue 14 Nov 2006 22:54:56]
◆ジル > ( クツクツクツ ) ( そうしてゆっくりと彼が迷惑を掛けたと答えれば、貴族は押し殺した忍び笑いで返した。 ) 迷惑など、掛けるのが当然だろうに。 生きているうち、出会いを重ねた相手、生のしがらみを続ける中で、そのようなことが一度も無いという者には私は残念ながら出会ったことが無いな。 ( 他人に迷惑を振り撒きながら歩いている悪魔はそんなことを言い放った。 ) なんだ、つまらぬ話か。 ( 俯いた相手。 そのようなことを言われれば、途端に興味を失い。 ) ならば聞けと言われても拒むな。 [Tue 14 Nov 2006 22:44:03]
◆ルフシュ > あぁ… 俺は、それで一度…(此処まで口に出し、一度言葉に詰まれば… その詰まったモノを取り出す様に、一呼吸置き ) 少し、迷惑を掛けてな… (と、ポツリ漏らし… 視線を地面へと。 其の侭の姿勢で…彼の言葉を耳にすれば―― 「そうか…」と、ポツリとだけ相槌返し…) 出来れば、聞かないで貰えると助かる。 人に話しても楽しいものではないからな(続けて… 彼の思考する様な仕草の後の言葉に、視線と言葉向けてコクリと…小さく頭を俯かせるだろう、か。) [Tue 14 Nov 2006 22:33:09]
◆ジル > その通りだな。 無益なぶつかり合いは私の好む所ではない。 ( そして自嘲の気配を生み出す相手を見つめる。 ) それはまた忙しいことだな。 私など、時間を持て余したが故にここを訪れたというのに。 ( 金糸を掻き揚げつつそのようなことを述べる。 そしておかしいか、と問われれば暫し間が空いて考える仕草を見せ。 ) ―――うむ、どのような状況かを知らぬ私にはその問いの答えを出すことは出来ないな。 [Tue 14 Nov 2006 22:29:10]
◆ルフシュ > ――――…… 偶然の一致、か。 だが、意見がぶつからなかったのは…よかっただろう(と、吐き出す声音は… 何かを思い返したのか、どこか自嘲気味だろうか? 其れを吐き出せば、緩々と振っていた頭を困惑した様子の彼へと定め―― 頬を一掻き ) いや、話せば…長くなるのかもしれないが――… 少し、此処でやらねばならぬ事が幾つか残っていて、な…(おかしいか? と、困惑した様子の彼に対して此方は…どこか困った様な様子を浮かべてみせるだろうか。) [Tue 14 Nov 2006 22:16:44]
◆ジル > あぁそういう理由か。 なるほど。 気が合ったのではなく、偶然の結果の一致だったわけか。 ( この貴族にとっての理由は一言。 それは美しくない。 故に職員の行動を止めた。 ) ――――? ( そのような先客の顔に、こちらは困惑した表情を浮かべる。 ) いや、解せんな。 何故そのような態度をとりながらこの場所を訪れる? ( 何かを振り払おうとするあなたに貴族は問いかける。 ) [Tue 14 Nov 2006 22:09:22]
◆ルフシュ > ―――― ああいや…休める時くらいは休ませてやりたいと… な。それだけだ(と、追い払われる職員を一瞥して見送れば… 傍らで声を投げた彼同様に幾らか顰めた声音で返し… それから、彼が続けた声に、少しばかり困った様な表情を一つ浮べてみせ――――…) らしい、な… (… それだけ、短く言葉を返してから… 再度、視線を檻の中へ。その中で眠っているであろう彼女を見下ろせば… 緩々と、何かを振り払おうとする様に? 頭を振るって――) [Tue 14 Nov 2006 21:59:22]
◆ジル > ( 此方は構わぬから貴様は別の場所に行っていろ、と案内してもらった職員を追い払う。 そして自分の言葉に同意したような意見を放った方へと向き直る。 ) ほう? 気が合うな。 しかし珍しい。 この世界では奴隷という階級はモノとまるで変わらぬということを聞いたのだがな。 ( 囁くような小さい声量で、先客へとそんな言葉を発する。 ) [Tue 14 Nov 2006 21:54:02]
◆ルフシュ > ――――…… ん? あぁ、すまない… 俺の方も、彼女を起こさないでくれると助かる(と、直ぐ近く…其処に現れた人影の一人が発した言葉に視線をじっと彼女に向け続けた侭に、続ける様な言葉を投げれば… また、不安げな吐息一つ。 死んでいれば、多分…気付くだろう、とは頭では分かっていても、この場所特有の感覚か何かか… それとも別の何かか、毛布から視線を外せず…――) ……… はぁ。 あぁ、先に邪魔をしてる ( それから、たっぷり一分程の時間の後で、漸く額を檻から離せば、其処で漸く視線と言葉を新たにやってきた人影へと向けて… 右手を自分自身の胸の上へと、まるで心臓の辺りを抑える様に置くだろうか) [Tue 14 Nov 2006 21:45:23]
◆ジル > ( 貴族風貌が今宵この場所を訪れた最たる理由は、詳しい買い方等の説明を受けるため。 何分紅い雨の騒動の時に訪れた魔界出身。 おおよその予測は着いても詳細は知らないわけで。 ) ―――あぁ、別に今宵に買いに来た訳ではない。 興が乗らぬのでな。 ( 今晩はご購入で? と問われた言葉をそのような言葉で否定する。 そして、既に先客が見物しているらしい彼女の居る檻の前に悪魔も立った。 )( 寝ている。 ギルドの職員が叩き起こそうと檻を叩こうとする気配をみせたが、貴族はそれを右手で差し止め、左手は人差し指を掲げて口元へ送る。 ) よい。 不粋な真似はするな。 [Tue 14 Nov 2006 21:38:15]
お知らせ > アイシーさんが帰りました。 『(それでも、夕食の時間になればたたき起こされるのだけど)』 [Tue 14 Nov 2006 21:31:19]
◆ルフシュ > ――――――…… ん (近寄る檻の、その中へと視線を向ければ、その中で毛布に包まれた人の姿を見遣ろうと顔を近づけ… コツンと鉄格子に当たる額。その冷たい感触に… 少しばかり不安を覚えて、吐息吐きだし) ――――――…… (そんな様子で見遣ろうとするのは…毛布の下での、彼女の呼吸か胸の動きを示す様な蠢きか。 寝ているなら起こしてはマズイとでも思っているのだろうか、声は漏らさずに… じっと、視線だけを送り ) [Tue 14 Nov 2006 21:28:28]
◆アイシー > (足音が聞こえた。 職員だろうか――それとも、もう食事の時間? …いや、夕食の時間は、もう少し後。時間感覚が可笑しくなってきているのは否定できない、が――まだそこまで酷いとは思っていない。 檻に触れた右手を、引き摺るように引いて、身体を丸めた。職員が「一応」程度に体の上に被せた毛布の中で、女は嫌な事から逃げる簡単な手段として――瞼を閉じた) [Tue 14 Nov 2006 21:22:04]
◆話し声 > ( それは別の場所から響く声。 其方の方に顔をむければ、ギルドの職員とまるで貴族のような装飾を施した服装をした金の髪を伸ばした男の姿が見える。 ) ―――ふむ、なるほどな。 ( 何かに納得したように、貴族のような男は職員の説明に頷いた。 ) [Tue 14 Nov 2006 21:18:21]
◆ルフシュ > ―――――― (結局、心配で心配で溜まらなかったのだろうか…再度、彼女の状況を見に来た様子の少年風貌は、少しばかり不安げな感じの雰囲気で…彼女の檻へと足を向けていくだろうか。) ―――――― ん…むぅ (その…少年の近寄る姿と足取りは、前に訪れた時と比べれば少しばかりふらつき…どこか痩せた様に見えるだろうか… と言っても2kg程度だが。) [Tue 14 Nov 2006 21:13:52]
お知らせ > 話し声さんが来ました。 『それはまた足音とは別の場所から』 [Tue 14 Nov 2006 21:05:32]
◆アイシー > ( その奴隷を、檻の中で見送っている自分は、酷く惨めでもあり――自分の最後の姿を自然と連想させた。 私は、あの処分奴隷と同じ瞬間が来た時、何を考えているんだろうか。) …………。(右手を伸ばす。 意思床の上を、指先で引っ掻いて、冷たい檻に触れた。 細くなった自分の指先が、ただ景色を映すだけの両目に飛び込んでくる) …… (喜ぶんだろうか。悲しむんだろうか。抵抗したくても出来ない現状に絶望するのだろうか。 想像に薄く笑う。 自分が死ぬ瞬間だというのに、そこまで自分が正気を保っていられるかすら妖しいのに。 )(そも、今のところ、処分の気配が見えないのが、なんとも不思議な事。 後々、その理由を聞かされて驚く事になるのだが、今は「理由を聞く」という気力がわかないのだけど――) [Tue 14 Nov 2006 21:05:25]
お知らせ > 足音さんが来ました。 『カツン カツン と響く足音』 [Tue 14 Nov 2006 21:01:34]
◆アイシー > (連れて行かれる「処分奴隷」は、酷く今の自分に似ている) [Tue 14 Nov 2006 20:55:32]
◆アイシー > ―― こふ .... ッ 。 (漏斗に傷つけられた喉は、傷ついていた。舌を擦り合わせて喉を動かすと、酷い痛みがはしる。 ) ………っ んっ (嘔吐の際に胃液がその傷に染みて、堪らなかった。 ――声も自然と掠れた。 ) ………………。 (何故ここまでして、生かされているんだろう。 単純に不思議だった。もう役に立たないと思うのならば、殺されても可笑しくないのに―― いや、すすんで「死にたい」と立候補しているわけではないが、使えない奴隷が処分される時は、あっけないと思っている。事実、この牢屋にいる間、それらしい奴隷が職員に連れられていくのを見ているし――) [Tue 14 Nov 2006 20:55:19]
◆アイシー > (食事時間が苦痛だった。どうしようもなく苦痛だった。 この拷問から逃げられる手段があるとしたら、この肉体からの解放しかないのだろう。 …奴隷ギルドの職員はご丁寧に「食べさせてくれる」のだから。「吐く事を許されない」という拷問があるとは思わなかった。 口に漏斗を突っ込まれて、スープをガンガン流し込まれる。 …固形物にむせて戻しても、直ぐに同じ。――「水責め」という拷問とほぼ同じ事を、食事のたびに繰り返される。 ……吐いたら繰り返す。次第に此方の体力が持たなくなって、吐くことも出来なくなり――そして、今に至る) [Tue 14 Nov 2006 20:48:13]
◆アイシー > (職員もこれでは売り物どころか、食い物にすらならないと溜息をついていることだろう。「とんだ「不良品」を仕入れたものだ」と、ぼやく声を何度か聞いた。 動けない私の檻の外で「見世物用」「コロセウムに」「イミテーション」等を話し合ってるの、ぼんやりと聞いていた。 ……此方が起きていると思っていないのか、はたまた、おきていても構わないと思っているのかは分からないけれど――。) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。(冗談じゃないと思う。だけど、同時にもうドウにでもなれとも思う。) [Tue 14 Nov 2006 20:42:10]
◆アイシー > (叫ぶ気力もなくなった。 口枷も手枷も足枷も必要ない。床の上に伏して動かない女は、まるで死体のように見えることだろう。此処へ来た当初はまだ艶やかな黒髪が背中で揺れていたが、今はその黒髪も見る影もない。 自分で自分を「商品」として磨く事を忘れた奴隷は、人として、生き物として、生きる力を失っていく。―――もっとも、「磨きたい」と思っても、今の彼女は、体力の低下により動く事ができない。 未だに彼女を一番苛み続ける、食欲と、食欲に起因する罪の意識。) [Tue 14 Nov 2006 20:37:28]
◆アイシー > (無理やり押し込まれる食事で命を繋いでいる。それが、今、この奴隷の現状だ) [Tue 14 Nov 2006 20:31:35]
お知らせ > アイシーさんが入室されました。 『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。』 [Tue 14 Nov 2006 20:31:10]
お知らせ > ステアさんが帰りました。 『その日、吸血鬼は初めて自らの意思で、生涯忘れえぬ吸血をした・・・』 [Mon 13 Nov 2006 02:54:11]
◆ステア > (名刺を受け取り・・・眼を通すも今は頭の中が一杯で・・・頭に入っていない・・・) ありがとう、ございます・・・。 (とりあえず、礼だけ告げ・・・ [Mon 13 Nov 2006 02:52:23]
お知らせ > レティシアさんが退室されました。 『(そういって、買った奴隷をつれて、部屋に入っていく。久方ぶりの”食事”)』 [Mon 13 Nov 2006 02:49:38]
◆レティシア > そうそう、申し送れました。私は地方村で、エルザファームという牧場の責任者をしています。機会があれば、是非一度いらしてください。 ( そうにっこりと笑ってステアに差し出したのは、名刺のような、屋敷の住所が書かれた紙一枚。働き手募集中、というさり気無い言葉も入っている。 ) ――二人合わせて7000エン。――はい、では、これで―― ( 職員と会計を済ませ、お金を渡す。そうして、ステアと己のために、個室をそれぞれ貸してもらうことにした。このくらいしか、今の自分には、ステアに気遣いできないから。 ) それではステアさん、ごゆっくり。 [Mon 13 Nov 2006 02:48:38]
お知らせ > ヴァレリアさんが退室されました。 『 杖は、ただ黙して語らず。 』 [Mon 13 Nov 2006 02:43:22]
◆ステア > (ステア自身も・・・自身の従者であるヴァレリアと相談しながら現状、この雑多奴隷の檻の中でも「食料」としては最良のモノを選び出した。今まで・・・襲ったこともない若い生娘だった。) 私・・・この方で、お願いします。 (この方、と言うのはまだステアが奴隷も人であるという思考を捨てきれていないからだろう・・・ レティシアと同じ職員にそう告げながら自分と言う吸血鬼に選ばれてしまった奴隷の檻の中に手を伸ばしいれてみたら・・・・・・その奴隷は、ステアの指を丹念に舐め始め――― ド ク ン ッ ! とまた大きく身体が脈打ち、慌てて手を引っ込めた。 [Mon 13 Nov 2006 02:40:47]
◆レティシア > あの奴隷を、ください―― [Mon 13 Nov 2006 02:26:31]
◆レティシア > ( 戸惑いが消えたわけではない。薄らいだだけだ。けれど、今決めなければ、このままずるずるとどうしようもない空腹と葛藤の中で迷い続けるだろう。それならば、いっそ。 ) ステアさん。遠慮せず、好きなモノを選んでください。お金は心配いりません。 ( それだけを告げて、レティシアは奴隷ギルドの職員を呼びつけた。食料として最良な奴隷。まだ幼く、血の巡りのよい女児がいい。そうして、やってきた職員に、穏やかに、けれどもはっきりとした声音で告げるのだ。 ) [Mon 13 Nov 2006 02:25:44]
◆ヴァレリア > ( 杖に悪意は無い。 個人的な画策も無い。 ただ、どちらにしろ決めなければならない事を今決めるよう促しただけだ。 道端で餓え渇き、繁華街の真ん中で「どれを喰うか」と選ぶより、彼女達にとっても、人間にとっても穏便な話ではないだろうか。 二人が1つの回答を選んだのなら、口出しはすまい。 ただ黙ってその結末を見届けよう。 ) ( 人間一人を吸い尽くせば、恐らく二人が今まで「これが普通」と思っていた世界とは比べ物にならないくらいのクリアーな視界が、漲る力が、冴え渡る思考が満たされる事だろう。 ) [Mon 13 Nov 2006 02:17:47]
◆ステア > そんな、事ッ・・・!! (生きる為の権利か、自分が朽果てるか・・・どちらか。 人と共に、人として歩みたい。が、死にたくない。 生きていたいッ・・・。 それならば―――) レティシア・・・さん・・・?―――そぅ・・・ですか。 (どうやら、レティシアは選択したらしい・・・どうやら、生きる為の選択を。 なら――自分は? 死にたくない、と願う自分は・・・? 目を閉じ暫く・・・考えるようにしながら、レティシアの言葉を、ヴァレリアの言葉を思い返していた。) ッ・・・ワタ、私・・・はっ・・・・・・。 (答えは出ている。最初から・・・人間と共に生きるのも、人として生きるのも・・・全て生きること。 死んでは何も意味がない・・・そう、私は生きたい。 私にだって生きる為の目的が・・・ある――― スゥ、と眼を開ければ・・・レティシアと同じ紅い瞳が煌々としていて・・・) ・・・・・・ヴァレリア、さん・・・食料とするのに、最良の奴隷を・・・捜します・・・・・・。 (レティシアの言葉に頷けば・・・踵を返し、檻の立ち並ぶ施設の奥を見た。 そう、ステアもまた・・・決断をした。 [Mon 13 Nov 2006 02:12:28]
◆レティシア > ( ヴェレリアがいっていることは事実だ。紛れもない事実だ。そうして間違っているのは自分。吸血鬼でありながら吸血鬼であることを否定する。それでは――何が残るのだ。 ) わたし――は―― ( 血を吸え。生きるために――シャリィにもう一度笑って会うために。心の奥底で、一度は封じ込めた声が聞こえてくる。あそこにいるのは雑多奴隷だ。人ではない。餌なのだ。 ) ヴァ、レリアさん。ステ、ア、さん。 ( ふらりふらりと、立ち上がる。軽く額を押さえていたが、徐々に荒かった呼吸が収まっていく。そうして、真っ赤な瞳を奴隷たちに向けた。獲物を求める目。餌を目の前にして高ぶる気持ち。レティシアは、親友と親友でいるために、選択をしたのだ。 ) 私は、生きる。生きなければいけない、理由がある。その、ためには―― ( 奴隷たちを見つめたまま、つぶやく。交友、とヴァレリアは提案した。ステアというこの吸血鬼から、色々と話をきいてみてもいいかもしれない。聞きたいことは山ほどあるが、いまは―― ) ステアさん、あなたも、なんですね? 貴女も、私と同じ――それなら、知遇を得た今宵は――私が”おごりましょう”どれでも、好きな”モノ”を選んでください。 ( 真剣な顔つきで、そう答えた。 ) [Mon 13 Nov 2006 01:47:49]
◆ヴァレリア > 【Not "Ve". I'm "Va"relia.(「ヴァ」レリアです。)】 【The far one is your current state enough as long as it sees. Will you have come to this conduct oneself because it had become insufficient?(見る限り、十分とは程遠いのが貴女の現状です。「それ」では足りなくなったから、此処に来たのでしょう?)】 ( 杖にしてみれば、無理を言っているのは二人の方だ。二人がそれを望んでも、「家畜」にしてみれば迷惑な話でしかない。 その無理難題をできるだけ歪める事無く通すなら、この施設を利用する以外に無い。 敵対意思を見せない、というのなら。 「人間が人間でないと定めた」コレを喰う以外。 ) 【Is the right to live exercised?(生きる権利を主張しますか?)】 【Do you die for man?(人間の為に死にますか?)】 【I ask it.】 ( 「どちらでもない」は存在しない。 吸血鬼である限り。 ) [Mon 13 Nov 2006 01:32:22]
◆ステア > くっ・・・ヴァレリアさんっ・・・そんなことは理解しています・・・ッ そんな、事ッ・・・分かってるんです・・・・・・。 (たたみ掛ける様に次々と理解していながらも眼をそらしていた現実を突きつけられ、人目をはばからずに叫んでしまった。 代用品がないことなんて、手段がコレしかないことなんて・・・分かっていた。 それでも・・・諦めたくはなかった。認めたくなかった・・・人として生きることを願う自分が、人を喰らうなんて。 そして、次の瞬間には正気に戻れば、レティシアとヴァレリアを交互に見つめ・・・。) ぁ―――ステア、と言います・・・・・・。 ヴァレリア、と言うのはこの杖のことです・・・。 (ヴァレリアの言葉から耳を塞いでしまっているレティシアに聞こえるかは分からないが、名前と先程から聞こえる抑揚のない声の主を伝えよう・・・。) ・・・ぁ・・・・・・。 (聞いていれば彼女が吸血鬼であることを否定しない。が吸血鬼であることを彼女は否定しているのが分かった。 そして、レティシアの口から覗く象徴たる牙・・・・・・・そして、彼女が取り出した血袋が視界に入れば小さく吃驚したような声を洩らし―――。) ッッッ・・・・・・!? ( ド ク ン ッ―――と身体が一瞬脈打ち咄嗟に胸を押さえた。 レティシア自身の言葉に吸血鬼のしての本能が反応してしまった。 もとより、血袋なんぞで吸血鬼の本能を抑えるなど到底無理なのだ。 生まれながらにこの世界で住んでいた自分だからこそ、ソレは容易に分かった。吸血鬼というモノは血を欲すると同時に、ヒトの命を喰らう種族なのだから・・・。 従者は交友をと言うが、とてもではないがそんな状態では無さそうだ。自分も、レティシアも・・・ [Mon 13 Nov 2006 01:26:45]
◆レティシア > ――ヴェ、レリア――さん? ( きょとんと目を瞬かせながら、未だ杖がしゃべっているとは思っていない。ただ、聞こえてくる声に、そのままうなずいて。 ) あ、あの。私はレティシアと、申します。え、えと―― ( キョロキョロしながら、やっぱり相手が見つからないので仕方なくステアを見つめることにした。そうして紡がれる言葉。あまりにも正しすぎるその言葉は、感情を伴わず、ただ確たる事実として、いやでもレティシアの耳に入ってくる。思わず、耳をふさいで頭をふった。 ) それは――そうじゃ、ない! そんあ、もの、は――それが、正しく、ても――でも! ( 頭が痛い。牙をむき出しにして、うめく。吸血鬼であることを否定する。それは、自分であることを否定すること。存在の矛盾。突きつけられる現実。幼い少女には、それを全て受け入れるだけの余裕がなかった。その場に膝を着き、頭を抱えてうめく。 ) わ、た、し、は―― ( 震える手で、懐から血袋を取り出す。片手で持てるサイズのそれは、従者が非常用に持たせてくれた食料。 ) 生きたものから、血を、吸わなくても――こういうもの、はある――ん、です。以前は――これで、じゅうぶん、だった。でも――知って、しまったから人の、血を。温かい、血の味を―― ( 歯を食いしばり、袋を見つめる。 ) [Mon 13 Nov 2006 01:02:18]
◆ヴァレリア > 【Self introduction was delayed. I'm CODE:Varelia.(申し送れました。“ヴァレリア”と申します。) Sorry for intervening.(横合いから失礼します。)】 ( 事務的な声は続く。最小限の自己紹介にとどめたのは、彼女がまだ他人だからに過ぎない。主人もまだ、名を名乗っては居ない。 ) 【Please look at the reality.Your food is "This. "It cannot be things except "This."(現実を直視してください。貴女方の食料は「これ」以外にありえません。その外の何であれ「これ」の代用品にはなりません。 )】 ( 代わりが存在するのならこの種族はこんなに迫害され、恐れられ、渇いたりはしないのだ。 「人間及び類似する亜種」の血、限定だからこそ生ける者の敵対種だという事。 いい加減、自覚してもらわなければ。 いい機会だ。二人居ればそれだけ客観的に見えるだろう。鏡写しのように横にいるのが、栄養欠損のまま彷徨う貴女そのものだ。 ) 【How about the companion if leaning? Does it variously become convenient for each other there is a community? (ご交友をもたれては如何でしょう?同族同士のコミュニティーがあった方が何かと便利かと。)】 [Mon 13 Nov 2006 00:51:22]
◆ステア > ・・・・・・食べたくない・・・。 (復唱するかのように、その聞こえた言葉を呟いた。 まるで自分の言葉であるかのような気がしてならない・・・。) ヴァ、ヴァレリアさんッ! (突然の従者の発言。 こんな時に何と言うことを口にするのか・・・だけれど、その発言に過剰に反応した相手を見て何となくだが、ステアも理解した。 この人は同族なのだ、と。) ・・・・・・それで、貴女は如何するおつもり・・・なんですか? (本当にレティシアが吸血鬼ならば、今の彼女は自分と同じ、と言う事になる。吸血鬼でありながら吸血鬼としての有り方を否定する・・・その点においてもこの人は同族といえるだろう・・・。 自分でも答えが出せないでいる質問を・・・投げ掛けてみて・・・。 [Mon 13 Nov 2006 00:38:56]
◆レティシア > ( ふらふらと、おぼつかない足で体を支えて、それでもなお、食料を目の前にためらう。 ) ご飯は、ちゃんと、あるん――です。でも――たべたく、ない―― ( ぽつり、ぽつり、と言葉を漏らす。けれど突然廊下に響いた見知らぬ女性の声に、びくぅっと背筋を伸ばした。夢から覚めたように、驚いた顔でそっと辺りをうかがうが――声の対象がみつからない。すぐ、近くから聞こえたような気がしたのに。 ) あ、え? あ、あの―― ( わけも分からぬまま、気がつけばすぐ近くにステアがいる。 ) 無、むりは――わかって、います。自分が、すごく――ばかなこと、してる、って、ことも――でも、だめなん、です。 [Mon 13 Nov 2006 00:23:32]
◆ヴァレリア > 【How if it buys?(ご購入なさっては如何でしょうか。)】 ( 不意に杖が口を開いた。口など無いが。 翼を折りたたんだ形状の金色のレリーフの真ん中で小さな赤い宝石がぼんやりと明滅し、丁寧で抑揚の少ない女性の声が廊下に響く。ガイドアナウンスみたいな、あくまで丁寧な声。 それがどちらに向けられた言葉かは、分からない。 ) [Mon 13 Nov 2006 00:19:09]
◆ステア > え、えぇ・・・私は大丈夫です・・・・・・。 (目を抑えていた手を下ろし奴隷の目線から逃げるように背を向けレティシアさんと向かい合い・・・改めて相手の状態を確認しよう。) ・・・・・・お腹が空いてる? (お腹が空くだけでこんな状態になるモノだろうか・・・イヤ、極限の状態なら割りとあるモノなのだろうが・・・お腹が空いて、こんなにフラフラの状態になってしまう種族を私は知っている。) ぁの、全然大丈夫そうには見えないのですけど・・・ご無理をなさらない方が・・・。 (そう、吸血鬼だ。が・・・もし本当に吸血鬼なら、この人は私より酷い状態だということが分かる・・・。 とりあえず、レティシアさんの身を案じ、近付こうとするだろう。 [Mon 13 Nov 2006 00:16:04]
◆レティシア > ――! だ、だいじょうぶ、です――か? ( 唐突にうめき声を出す女性の様子に驚いて、心配そうに問いかける。けれども、逆に心配されてしまって、今の自分はそんな状態なのだと気恥ずかしくなってしまう。 ) へ、へいき――です。お腹が――その、すいている、だけ、で―― ( もごもごと、くちごもる。そうしてまた、チラリチラリと、折の中へと視線を向けて。あそこに餌がある。お金を払って、さっさと血をすえばいいのだ。あぁ、たったそれだけのことなのに―― ) ほんとうに、だいじょうぶ、です。おなかがすいた――ただ、それだけの、こと――ですから。 ( うつむいて、それからどうしようもなくうなだれた。 ) [Mon 13 Nov 2006 00:04:09]
◆ヴァレリア > ( 不安定な状態の人間外種族のようだ。印象としては酷くマスターに似た、且つコンディションの悪い状態。 吸血鬼である可能性は4割を超える。 フール、悪魔の一種、その他未確認種族である可能性もあり、本件は現状保留。 特にマスターの知人というわけではないようだ。 現状、口を挟む余地は無い。 そして、マスターにとって有益でない限り、彼女のコンディションは杖にとって放置しても良い情報だ。 別命あるまで、待機。 ) [Mon 13 Nov 2006 00:00:28]
◆ステア > うぅ・・・っ・・・・・・! (ズルリ、と自分の奥底に響くような従者の言葉。 杖を持った反対側の手で逃避のするかのように、片目を塞ぎ呻く。 眼の前の奴隷の少女の視線から、魔杖の言葉から逃げるように・・・。) ・・・・・・・まぁ、そんなところです。 (貴女も、と言うことは相手は奴隷を買いに来た人間だということは容易に伺えた。 自身と同じ紅い瞳と「視」の能力でハッキリとレティシアさんから滲み出している魔力を「視」る事ができ・・・種族まで行かなくとも人間ではない、ということは見抜いて・・・。) ・・・大丈夫ですか・・・?余り、調子がよろしくない様・・・ですけど。 (お腹がなったということには気付かなかったが、メイドに支えられてくる様な状態ならば相手が不要であるということも何となく見て取れて・・・。 [Sun 12 Nov 2006 23:53:17]
◆レティシア > ( レティシアの種族隠蔽は、魔術的というよりも、ほとんど物理的な隠蔽である。ただ、吸血鬼が持つ独特の魔力は、無意識の間に放出されている。本人はきずいていないが、身も心も疲れきっている今は、それがいつもよりも大きい。 ) あ、あの――貴女も、奴隷を買いに――です、よね。 ( たどたどしく、ステアに問いかける。そんなこと、問うまでもなく分かることだけど、ただ、この場にあっては、誰かと何でもいいから言葉を交わしていないと、気持ちが落ち着かなかった。チラチラと、檻の中を何度か見つめて。冷静に品定めをするもう一人の自分がいることが、たまらなくいやだった。とうとう空腹に耐えかねて、腹の虫が小さく鳴った。 ) [Sun 12 Nov 2006 23:41:15]
◆ヴァレリア > 【It sees and surroundings thing is recommended. (見て回る事をお薦めします。)The fact that this is a tool that man handles as "Thing". (これが人間が「物」として定めた道具であるという事実を。)】 ( 街の中、特に肉体労働と性処理の道具として見かける事も多いだろう。 この街で人間との共存を求めるのなら、このシステムを利用する事は避けて通れない。 淡々とした、且つ丁寧な口調でそれだけ告げ、質問でも無い限り黙る事にした。 目的は嫌がる主人を挑発する事ではない。 ) ( マスターが挨拶をした女性を黙って暫し観察する。種族隠蔽はどの程度為されて居るだろうか? マスターの種族を理解したのは十分な時間を経てその生活から割り出したこと。 違和感に気付けるのは、あくまで人間と同じ条件でのみだ。 魔術的隠匿ならば幾らか敏感に嗅ぎ取る事は出来るが。 ) [Sun 12 Nov 2006 23:27:44]
◆ステア > 分かっています・・・此処の人が知り合いでないことも・・・どんな身分であるかも・・・分かってます・・・・・・けど。 (出来うることなら「吸血」する事になっても誰にも見られたくはない、例えソレが自分を吸血鬼と知る者であってもだ・・・。 それほど、本気で「食事」を撮る時の吸血鬼の姿は醜いモノがある・・・少なくともステア自身は、だ。) (檻の眼の前に立ち、中にいるであろう奴隷を見れば・・・まだ幼さの残る女の子が此方を見返しているのが分かる、とても痩せ細って・・・眼には光がない。 見ていて、胸を苦しくさせるような雰囲気に表情を顰めさせながら・・・。 同時に、まさに今ヴァレリアが吸血対象として薦めた様な者だ・・・。) ・・・・・・? (そんな事を考えながら、突然背後からかけられた声・・・振り向いた女は、レティシアさんとは対照的な漆黒の髪、血の様な真紅の瞳、そして白い肌を薄暗い「売り場」に栄えさせながら―――。) こんばんは・・・。 (こちらも会釈をし返そう。 [Sun 12 Nov 2006 23:18:44]
◆レティシア > ( 友人は――ミレイユはいった。とにかく飢えを何とかしないとどうしようもない、と。この上なく正論で、またこの上なく悩ませる答えでもある。 ) ありがとう。だいじょうぶ、だから――外で待ってて。 ( 力のない笑みを浮かべて、メイドを返すと、一人、檻の前へとやってきた。先客がいる。 ) あ――こん、ばんは。 ( まさか杖と会話しているなどとは考えもしない。女性に向けて、小さく会釈をしてみせる。そうして檻を見て、また戸惑うのだ。あそこにいるのは奴隷の中でも最低クラスの雑多。お金さえ払えば、それこそ試し切りに使おうが実験の素体に使おうが、虐待しようが自由だ。だから、死ぬまで血を吸い尽くしたって、誰もとがめるものはいない。そう、思うようにつとめてはいるのだけれど。 ) はぁ……。 ( うつむくとき、自然とため息が漏れた。 ) [Sun 12 Nov 2006 22:58:20]
◆ヴァレリア > ( 魔杖ヴァレリアの主観はマスターに依る。現在のマスターが吸血鬼ならば、その都合と生命活動を優先して思考するということ。 勿論、人間の手に渡ればその場で人間主体の優先順位を構築するだろう。 吸血鬼を信用するな、と。 ) 【No different opinion in the concealment of the meal act.(食事行為を隠す事に異存はありません。)However, "Food" is not a friend without forgetting. (ですが、「食料」は友人ではないという事をお忘れなく。 】 ( 当面の危惧は、主人が人間と馴れ合いすぎてそれ自体を口にする事が出来なくなる事だ。 彼女の性格上、それはありえる。 そしてそれはイコール苦痛と死に直結する。 回避すべき事だ。 ) 【Children are better than the elderly persons. Especially, the woman might be good.(老人より子供、特に女性が良いでしょう。)】 ( 栄養価の話。近付く人影にセンサーを光らせつつ、杖の声は淡々と。 檻の中には一応避妊の為に男女を分けられた老若が性別ごとに別の折に適当に纏められているだろう。雑多だけに、どれも見目は悪く、覇気が無い。 ) [Sun 12 Nov 2006 22:51:07]
◆ステア > ぅ・・・ッ・・・・・・。 (奴隷を買って、吸いつくす。 同じ事を協力者であるディーフィールさんからも聞いた・・・そしてこのヴァレリアも同じ事を言う。出来ればこんな事を言って欲しくなかった、この二人が。) ・・・・・・ヴァレリアさん・・・例え、私が奴隷を買って吸わなければいけない状況だとしても・・・人前でなんて、吸えるはずがないじゃないですか・・・。 (ステアは奴隷だから人前で吸血をしても大丈夫そう、と言うことを知らない。吸血鬼にしてみれば、奴隷だろうが・・・それは人である。・・・食料であることにも変わりはないが・・・・・。) (そんなやり取りを交わしながら無造作に、奴隷のいるであろう檻に近づくだろう。 新たな来訪者には気付かないまま・・・ [Sun 12 Nov 2006 22:40:38]
◆レティシア > ( 色素のない、真っ白な髪。真っ赤な目。疲れきったその顔からは、覇気がない。メイドの一人に支えられるようにして、おぼつかない足取りで廊下を歩く。表情は、どこか思い悩んだ風だった。寒さを紛らわすために、フード付きのコートをまとっている。) [Sun 12 Nov 2006 22:33:26]
お知らせ > レティシアさんが来ました。 『(同じ頃、雑多奴隷の檻を訪れる少女がいた。)』 [Sun 12 Nov 2006 22:31:09]
◆ヴァレリア > 【Yes Master.】 ( 即答した。今直ぐとは言わないが、その時が来たらこの施設の事を思い出すように、という話。 ) 【It only has to choose one person at random from among the cage of "Variety". (「雑多」の檻の中から無作為に一人選べば良いのです。)】 【And, it sucks up then and there. (そしてそのばで吸い尽くす事です。)】 【Before confirming what kind of face by what feature in what kind of race the other party has. (相手がどんな人種でどんな素性でどんな顔をしているかを確認する前に。)】 ( 吸血鬼が法の下保護されているとかいう信じ難い話も聞く。たとえ見られたとしても、「これは奴隷だから」で済むのなら是非この選択肢を覚えておいて欲しい所だ。 食事風景を見せるのは矢張り心象を良くはしないだろうが。 人間は奴隷と自分たちを別物として区別するが、その深層に於いては区別していない。 誰が どう見ても 同じ生物だ。 ) [Sun 12 Nov 2006 22:25:51]
◆ステア > ッ・・・・・・。 (反論の余地もない。 本当、腹が立つくらい正論で有能な従者。 確かにいつか街中で本来の力を出す日が来ないとも言い切れない以上、備えが必要なのは変わりない。それは自分が人外であれば特に・・・。) それで・・・貴女は私に人を買え、と・・・・・・言うんですね・・・。 (つまり従者はこういいたいのだろう。 生きる為に人を襲うのがイヤなら合法的に人を購入しソレを喰えといいたいのだろう。 ボソボソ、と溜め息と共に呟きながら吸血鬼は歩く。 そして、程なく吸血鬼は見るだろう・・・檻の立ち並ぶ「売物」の区画に・・・。 [Sun 12 Nov 2006 22:16:30]
◆ヴァレリア > 【To the patronage eyes very even if you see Your physical condition is not thorough.(贔屓目に見ても貴女のコンディションは万全ではありません。)There might be a situation that should put forth original power completely, too. (本来の力を出し切る必要がある時も、いずれあるでしょう。)】 ( たとえば、迫害を受けて否応無しに人間に殺されそうになった時。 渇きに耐えかねて今直ぐにでも血を吸わなければならない時。 再三言うようだが、人間一人枯渇させるくらいの量が一回の「食事」の際、本来は必要だ。 協力者を得て幾らか生命活動を維持しているとはいえ、1/3も満たしていないのが現状。 ) ( 主人の憮然とした表情をあえて無視して、受付の職員に「商品を見させて頂きます」と一言声をかけておいた。 吸血用の使い捨てなら、一階の廊下に並ぶ雑居房の安物で十分だろう。 ) [Sun 12 Nov 2006 21:59:34]
◆ステア > (短く、そう応えるだけで対したりアクションは返さない・・・) ・・・・・・。 (つい先程のことだ。 この従者が食事手段の一つとして見てもらいたいものがあると言い出したのは。 それから杖に案内されるままに歩いてきてみれば・・・着いたのは奴隷ギルドと称される人身売買を営む所。 ヴァレリアにしてみれば自分が奴隷を嫌っていることも知っているだろうに・・・ しかし、この従者の言うことはいつも正しい。この事にしたって衝動に耐えたって枯渇してしまえば死に至る。だから死なない為に吸血は絶対条件。イヤだ、きらいだで押し通せる問題ではない・・・不機嫌なのが伺える無表嬢な顔をして先にある通路を進む。 [Sun 12 Nov 2006 21:51:45]
お知らせ > ステアさんが入室されました。 『分かってます―――。』 [Sun 12 Nov 2006 21:40:07]
◆ヴァレリア > ( 杖のヘッド部分に当たる金色の羽根飾りレリーフが閉じる。中央に嵌った宝石を守るように、翼を畳んだ状態。 静かに微かな起動音を立てる杖は、主人の手に収まった状態で周囲を確認した。 場所は奴隷ギルド。 入り口を1つ潜れば直ぐに受付カウンターがあって、その奥に廊下が続いているだろう。 その先が「商品」の陳列棚…檻だ。 一階から上層に向かうにつれて奴隷の等級も上がっていく仕組みで、ランクが低い程管理に維持費がかかっていない雑然とした房になっている。 地下は基本、職員同行のもとでしか立ち居る事は出来ない。 解体や拷問、再教育などが行われている区画だ。 ) 【It has investigated. There is no problem Master.(調査済みです。行きましょうマスター。)】 ( 血の補給選択肢として此処を提案したのは杖だ。 奴隷という制度に主人は好感を持ちそうに無いが、「食事が嫌いだから食料を食べない」では通用しないのも事実。 ) 【...It's one of the choices.(あくまで選択肢の一つとしてお考えください。) 】 [Sun 12 Nov 2006 21:37:33]
お知らせ > ヴァレリアさんが入室されました。 『Library mode stand by.』 [Sun 12 Nov 2006 21:29:10]
お知らせ > スラグさんが帰りました。 『『……舌の動きも遅いな、お前は…』口淫の特訓中、呆れたようにそう言われた』 [Sat 11 Nov 2006 02:16:08]
◆スラグ > ( 『だーっ、もう!何でお前はもっとこうキビキビ動けないんだ!そんなんだから6年経っても売れないんだぞ!』職員は、のろのろ歩いていた奴隷の手首を掴むと、ぐいーっと力まかせに引っ張った。おお、加速しました。確かに加速しましたが──。ずじゃーっ。 そんな音を立てて、奴隷は檻の外の床に転がっていた。…痛い。職員は檻の鍵をかけながら、転んだ状態の奴隷に言い聞かせた。『いいか。お前には、超絶的にノロいという欠点がある。今までは、ちょっと綺麗めの顔と、歌で補っているかと思っていたが、昨日の失敗から見てもやはり足りないんだ。あまりにも覚えが悪いから性奴用の調教は諦めていたが……』鍵をかけ終えて、職員はくるりと振り返ると。『もう一度、今日から徹底的に教え込んでやる』がしーっと奴隷の腕をつかむと、のろのろついて行く彼を引きずるように調教室まで引っ張っていこうとする。 ) [Sat 11 Nov 2006 02:09:14]
◆スラグ > ( 奴隷が再び夢の世界へ旅立ちかけたその時。『おいこら、起きろナメクジ!!』という声と共に、蹴られた檻のガジャーンと鳴る音。 ) ──…ふへ? ( 周りの奴隷がびくっとしたのからワンテンポ遅れて、奴隷は目を覚まし…変な声が出た。『おい、スラグ。ちょっと外に出ろ』職員の言葉に、奴隷は壁をするようにしてゆっくりと腰を上げ……一歩、一歩。ずる、ずる。と言った感じの擬音があてられそうな速度で徐々に檻の外まで向かう。職員はそんな奴隷の様子にイライライライライラ。 ) [Sat 11 Nov 2006 01:51:18]
◆スラグ > ( いやあ、のん気に寝てはいましたが、一応今日の仕事は終わった後なのですよ。昨晩は良い稼ぎでしたが、今晩は普通でした。「よう、嬢ちゃんそんなとこに立ってどうしたんだい?」なんて絡んでくる酔っ払いすらいませんでした。そんな奴隷はこつ、と壁に頭をまかせると、ぼんやりした顔で檻の外を見た。こんな時間でも、買いに来られるお客様はいるはずなのだ。──思えば、今まで己はそんな時、こういう時間だと寝こけていたような気がする。職員もなんか、人によっては起こすのも面倒くさいと思うのか、はたまた「こいつはどうせ売れない」と思っているのか叩き起こされる確立はいつも低かった。 ) 起きて… ( ぐー。壁にもたれながら再び眠りに入る奴隷。のん気すぎて涙が出ます。ずっと売れなければ処分だってあるというのに危機感がない。 ) [Sat 11 Nov 2006 01:43:07]
◆スラグ > ( すよすよ。すよすよ。──眠っておりました。 ) ぅん。水、しごと… うう。 …どうして皆は十枚、終わってるのに……僕はいちまい、しか……。 ( 今日の奴隷は夢見が悪いらしい。気持ちよさげに眠っていたのに、今は眉根を寄せて少しうなされている。 ) はっ!? ( 突如、目を見開くと、奴隷はガバッと跳ね起きた。──と言うのは気分だけで。実際には、のろ、のろと上半身を起こしていた。 ) ……。 ( 寝起きの頭でぼけーっとしている奴隷は、自分の手の中を見て。 ) ……割れてない…。 ( そう呟いた。どうも、夢の中の水仕事中に皿を割ったらしい。同じ雑居房の中にいる奴隷の一人が怪訝そうな顔でチラリとこっちを見たが、彼は気づかなかった。 ) [Sat 11 Nov 2006 01:30:49]
お知らせ > スラグさんが入室されました。 『檻の中でナメクジは』 [Sat 11 Nov 2006 01:22:17]
お知らせ > ミルシェさんが退室されました。 『明けることの無い夜に』 [Fri 10 Nov 2006 22:39:48]
◆ミルシェ > ( やって来たのは職員だった。腰元にぶら下がった鍵が歩くたびに揺れてじゃらじゃらと音を立てる。それを耳にして、体の力が抜けた。絶望と安堵とが入り混じった複雑な感情。運ばれてきたのはおそらく夕食であろう、それを察すると少女は檻から少し離れたところにぺたりと座り込んだ ) 「餌だ」 ( 野太い耳慣れた声で職員は告げると少女の檻に乾燥したパンの欠片を投げ込んだ。地面に転がり落ちる前に、少女はそれを手に受け止めるとまじまじとパンを見詰めた。いつもより、少しだけパンが大きい ) …怖く、ない。 ( けれどいつもより少しパンが大きかろうが小さかろうが、少女の周囲にそれを自慢できるような人間はいなかった。少女は暫し乾いたパンの表面を撫でてから、それを小さく欠片に千切り始めるのだった ) [Fri 10 Nov 2006 22:38:55]
◆ミルシェ > ( ―――足音。自らに暗示をかけるのに夢中で気がつかなかったが、こちらに向かってくる人の気配があった。びくりと肩を揺らすと、慌てて膝を抱えていた手を解き這いずるようにして檻へとへばりついた。誰かが来る。誰かが来る。他の奴隷たち同様に少女の瞳には飢えたような枯渇した色が浮かんだ。遠くの方で誰かの話す声が響いていた ) [Fri 10 Nov 2006 22:26:07]
◆ミルシェ > ( ワンピースの裾を手のひらが真っ白になるほどに握り締めて、固く目を閉じた。栄養の行き届かない発育不足な体は新陳代謝が悪く、体温も低い。そのためか、体を預けている石壁は相変わらず冷たい感触しか持たず少女の体温に溶けようとはしてくれなかった ) …暗い…暗い…暗くない。 ( 小さく何度も同じ言葉を繰り返しながら、立てた膝の間に顔を埋める。そうすると、不思議なことに自分がまるで空気に溶けてしまったように感じるのだ。部屋の片隅で丸まって、呪文のように言い聞かせる。牢屋で精神の崩壊を防ぐために編み出した荒業だった ) [Fri 10 Nov 2006 22:09:36]
◆ミルシェ > ( 地下に並ぶ牢屋の一角に、少女はいた。石の壁に身を寄せて、膝を抱えると小さく縮こまり荒く呼吸を繰り返した。職員が松明を持っていってしまったせいで周辺は真っ暗で、それが不安を煽った。暗闇の恐怖 ) ……。 ( 遠くから誰かの泣き声が聞こえるたびに、震える体を懸命になだめた。恐ろしい、ただその思いが先立った。ついこの間まで共に牢屋に居たはずの少年は、職員に手をひかれてどこかへ消えた。彼の行き着く先は少女に検討もつかなかったし、深く考えたところで到底理解できるとは思えなかった。ただひとつ分かったのは、当分自分がこの暗闇の中を独りでやり過ごさなくてはいけなくなったということ ) [Fri 10 Nov 2006 21:59:11]
Reload : off Line : 1000