娼館「青猫」 参加者 なし ROM 1人
お知らせ > エニシさんが帰りました。 『ねえお姉ちゃん。 貴女も  あの時の笑顔は 嘘じゃないよね ?』 [Sun 22 Jul 2007 00:05:32]
エニシ > ああそうだ。 マリィさん―――あの人にもあとでちゃんと言わないと。  ( ここへ導いてくれた同属。 何度もお世話になって、そしてまともにそのお礼を返すことが出来なかった。 今回もまた出て行くのにあの人には声を掛けれず。 )  ―――――――  ( 天井を仰いだ。 見慣れた天井。 色々なことがあった場所。 色々な人と出会えた場所。 )( この場所にいたころボクは―――沢山のものを愛して、憎んで  何かを傷つけて、傷つけられて―――― )    それでも  幸せだった   ( この場所で笑い声を響かせていた時間は紛れも無い幸福だった。 )  ( 天井から視線を水平に戻して、鞄一つを抱えて出口へと向かう。 ) [Sun 22 Jul 2007 00:01:22]
エニシ > ( ここは家。 そう言い切ったのはいつの日だっただろうか? 暖かくて、優しくて、素敵な場所で――― )( けれどあの時も今も ボクが本当に心の底から望んでいたものは、ただ一つだけだった。 )  ―――― さよなら。  ( もう一度同じ言葉をそっと呟きながら部屋を見渡す。 拾われてから過ごし続けたこの場所。 けど 今はここに居るだけでも心が締められる。 )( そっと扉を開けて廊下へと出た。 ―――たぶん もう、この部屋に帰ってくることは二度と無いんだろう。 ) [Sat 21 Jul 2007 23:44:57]
エニシ > ( ここを辞めることを姉様方に伝えた時の反応は様々だった。 ただ その殆どの人が優しい言葉を投げ掛けて、その理由を深くは追及しないでくれた。 どうしてかをなんとなく察してくれた人も数多くいた。 )( 今までお世話になったことのお礼とごめんなさいの言葉を言って、それで―――― )  ――――だめ。 もう白粉はあげられないよ。  ( 近寄ってきた白い毬藻をそっと押しのけた。 ここを出るわけだし、身は軽くしなきゃいけない。 ) [Sat 21 Jul 2007 23:29:39]
エニシ > ( 元々大して役に立たない雑多の身の上に加えて、度々姿をくらましていた厄介者だ。 固定客もほとんど付いてなかったから辞めてもちょっとしか迷惑にならないだろう。 )  片付けるの、楽だったな。  ( 大して私物を持っていない吸血鬼。 あるのは今も縁側で浮いているケセランパサランと、ベッドの横にいくつか並べられているぬいぐるみぐらいだ。 ) [Sat 21 Jul 2007 23:15:43]
エニシ > ( 従業員として貸し出されている青猫の自分の部屋。 白髪の吸血鬼は瓶を開けるとそれを逆さに振った。 その中から出てくるのは白い毬藻のようなケセランパサランという名の不思議な物体。 )  ――――さよなら。  ( 依頼の折に一匹だけ貰ったそれをそっと窓辺に置いた。 このあとどうするかはこの子の自由。 )( 数日の失踪から再び帰って来たあと、今度はすぐにノーマ様のところへ行った。 そしてハッキリと伝えてきた。 ―――青猫を辞めます と。 ) [Sat 21 Jul 2007 23:01:26]
お知らせ > エニシさんが来ました。 『窓を開いて瓶を開ける』 [Sat 21 Jul 2007 22:54:14]
お知らせ > エニシさんが帰りました。 『(そして少年は青猫から再び姿を消す。ひっそりと、静かに。)』 [Tue 17 Jul 2007 04:45:58]
お知らせ > ライヤさんが退室されました。 『(――――――)(終わらない夜の気配――今は沈黙す)』 [Tue 17 Jul 2007 04:44:42]
お知らせ > ライヤさんが入室されました。 『もうこんな時間――…(談話室にて)』 [Tue 17 Jul 2007 04:44:30]
エニシ > ( 相手が崩れ落ちればそれを優しく抱きとめて、その流れのまま自然に扉を閉める。 灯りは消えて再び夜の暗闇が世界を支配する。 )  ―――――うっ……と…。  ( 血の渇きは限界に近い上に衰弱もしている。 その状況から吸血鬼としての全力を出したため、若干の眩暈を覚えるがそれを頭を振るって振り払う。 姉の細い無防備な首筋に対して牙が疼いた。 )( 姉の独占欲が歪んでいるのなら、弟の固執もまた異常だ。 ここで別れてさよならを言う場面を決して許容せず、そして弟が思いついた判断は至極馬鹿げたもの。 ) ( そうだ、じゃあ一緒になればいいんだ。 ずっとずっと。 本当にずーっと。 )( そうして少女の首筋にゆっくりと少年の牙が埋め込まれた。 ) [Tue 17 Jul 2007 04:41:05]
ライヤ > (結果、声を出す暇も、抵抗する余裕すらなく、女は気を失った) [Tue 17 Jul 2007 04:23:45]
ライヤ > ……何に? (首を僅かに傾げて、今度は言葉にして問う。だが、その答えを聞く事はできなかった。    目の前にいるのは弟だった少年だ。 警戒も何もしてない。 危ないとすら思っていない。だから、吸血鬼として能力を振るうのならば、あっさりと―――あっけない程に手中に落ちる事となる。  背後に『居る』と理解した時には、「だきつかれて」  ――――それで)(そこで女の意識はあっさりと途切れる。 細い女の体が力を失い、膝から力が抜けた) [Tue 17 Jul 2007 04:22:53]
エニシ > ――――――ッ…!  ( 誤算は、”隻腕”ということだ。 そのため若干首を極めるのも甘くなり、また声を出すのを防ぐために相手の口を覆い隠すことも出来ない。 ) [Tue 17 Jul 2007 04:17:42]
エニシ > ( ああ、灯りに照らされてるお姉ちゃんも綺麗。 やっぱり 別れるなんて 絶対 や 。 )( 姉が全てだと思っておきながら、その行動は間違っていた。 ――――けど、間違いはやり直せるじゃない。 )( そんな笑顔から眉を申し訳無さそうにハの字にすると呟いた。 )  たった今気付いちゃったの。 あのね。 ちょっとだけゴメンなさい。  ( そんな言葉を言うや否や、吸血鬼は全速力を出して背後に回り込もうとする。 【本気】で、だ。 そして姉の首に腕を回し、少しだけ寝てもらおうと意識を落とすために首を絞めようとする。 それはかつて正真正銘の人間だった幼い頃に覚えた動作。 ) [Tue 17 Jul 2007 04:15:40]
ライヤ > (滑り落ちていく弟の掌。 自由になった自分の腕。 ――自由になった腕で、当初の目的通り、扉を開けた。 青猫の廊下にともされた蝋燭が、二人を照らす事だろう) …… ―――なれるわ。 (少なくとも、行動理由の一つはなくなる。今回だって――弟の言い分を全て信じるのならば、私が居なければ、弟は青猫を飛び出さなかっただろう。此処まで騒ぎにならずともすんだかもしれないし、片腕をなくす事もなかったかもしれないし――  もっとも、今となっては全てifの話。)  ―――……。 (「もっと楽になる方法」)  ………? (笑う弟――いや、エニシと言う吸血鬼を見た。 答えを促す沈黙と、視線) [Tue 17 Jul 2007 04:01:56]
エニシ > ――――――  ( もしもVHにバレた時に、あの怪我だと逃げ切れなくてお姉ちゃんに迷惑を掛けると思ったから。 )( 言い訳 )  ( お姉ちゃんがいるからここに戻ろうと決意することが―――― )( ――――それだけ?  嘘  だ。 『他の人が居てくれたから』 なんとかなった。 )( 握り締めていた手が少女の手によって解かれていく。 それは力なく少年の横で項垂れて。 )   嘘  だったの かな。  これ   ( 涙は止まり、ただ呆然とした表情の色だけがその顔を彩って。 )   別れれば  …… 楽に なれる ?  ( 弟にとって姉は世界だと思い込んでいた。 けれどそれは否だ。 姉だけじゃない。 他の沢山の人に愛されてるから今のこのエニシという吸血鬼は存在して―――― )  ―――――  あぁ けどお姉ちゃん。 気付いちゃったんだ。 もっともっと、楽になる方法。  (――――ならそんな吸血鬼は要らない)( その無表情に大して浮かべるのは花のように晴れ晴れとした笑顔。 憧れの大学に自分の当選番号が書き記されていたような、好きな人への告白が成功したときのような、一点の曇りも無い純粋な綺麗な笑顔。 ) [Tue 17 Jul 2007 03:49:26]
ライヤ >    どうして?  (泣きたい時に泣ける女は此処にいなかった。 偽る事ばかり覚えた娼婦が一人いるだけだ。だから、笑える。 どのようにでも笑える。 その笑顔こそが、この女が「人形のよう」といわれる所以。 弟の言葉を、不思議そうに聞いていた)(「何もできない」「逃げ出した」「帰ってきた」「はなせないから」 )  ……………。  (弟の指を解こうと、手の添え)  じゃあ、どうして、貴方はマリィ兄様と帰ってこなかったのかしら。(一緒に帰ってこれた筈)   ……どうして、貴方は此処に戻って     これ   た  の  ? ( 血(餌)は、どうした?動けなくなっていても可笑しくないのに。)       ね。私が居ないと、何もできないなんて、嘘。        (歪んだ思いの欠片が、隠し続けていた独占欲の欠片がこぼれた。   途端――微笑みを浮かべていた表情が、するすると消えていく。 代わりに浮かぶのは――無表情。 其れこそ人形のように)…  ねぇ、―――――思うの。  エニシさんは…私が居なくなれば、楽になれる  わ。 … 私の代わりは直ぐに見つかると思う。 [Tue 17 Jul 2007 03:29:39]
エニシ > ( その仕草の意味を理解すれば涙を零しながら反論する。 )  ――――………違うよ。 そんなの嘘だよ。  (その嘘を嘘だと言い張る)  ボクお姉ちゃんがいないと何も出来ないよ。 お姉ちゃんがいるから逃げ出して、お姉ちゃんがいるから帰ってきて、お姉ちゃんと話せないから悲しくて、それにお姉ちゃんがいるからここ(青猫)にいるんだよ? それなのになんで嘘なんて言うの?  ( 悲しくて、涙は止まらなくて。 )  ――――  なんで  笑えるの? お姉ちゃん?  ( こんなにもボクは泣いていて、姉はいつものような笑顔のままで。 )( ――――これもまた何時もどおり、なのかもしれないけど。 ) [Tue 17 Jul 2007 03:04:37]
ライヤ > ――――……。 (どれもに首を横に振る。 弟の言葉が終わるのを待って、女の指先が動いた。指し示すのは『嘘』。  …先ず指差した「嘘」、己を引き止めている腕。  エニシの腕だ)   ――この手が”嘘”。(この手は、私を必要としていない)  嘘つきは、舌を閻魔様に抜かれてしまうわよ…? もっとも、其れを言ったら、娼婦なんて、みんな舌なしだけど。( ころころと笑う )   [Tue 17 Jul 2007 02:54:14]
エニシ > ( 青猫に続く廊下も、そこから伸びる光も目に入らない。 ただ必死にお姉ちゃんだけを見詰めている。 )( それは何時もどおりの光景。 姉に弟はからかわれて、弟はムキになったり真に受けたことを恥ずかしがったりしたりしたりして、時には恨みがましい言葉を呟いて姉を怒らせたり―――― )  ――――― 嘘は … 何が嘘なの?  ( 笑い混じりの姉の言葉に大して、弟はいつもと違った反応を返して。 )  ずっと向こうに入るってこと? それとも朱鷺乃京ってこと自体が嘘? それともその前に言った気にしてないって言葉。 それとも―――  ( 普段とは違う矢継ぎ早の勢いで、普段のような涙目の表情で口にする。 ) [Tue 17 Jul 2007 02:48:53]
ライヤ > (ドアノブを捻る。蝋燭の暖かな明かりが照らす、青猫の廊下が見えるはずだ。 ―――扉の隙間から漏れでる光の線が、足元まで伸びた。 そのまま開け放とうとする動きは――片腕しかなくなった弟に止められる。  )  ………。  (ざぁ、と吹き抜ける風が齎す沈黙。  静かに振り返り、弟を見つめた。 そこには、見慣れた表情の、弟)(「やだ」)     ――――― 嘘。 (からかった。「やだ」なんて、言うはずがない。 声に笑いが混じる) [Tue 17 Jul 2007 02:37:26]
> ( 笑顔で言わなきゃ。 )( 行ってらっしゃい。 )   ――――やだ   ( 心の中で呟いた言葉と口にした言葉は違っていて。 笑顔の変わりに涙を堪える表情で。 ) [Tue 17 Jul 2007 02:29:19]
> ―――――それなら、よかっ た。  ( 嘘を吐く。 全然良くない。 本当は気にして欲しかったんだから。 けど貴女がそうだというのなら、自分はただ頷こう。 )  ――――― ――  ―――  ( 答えを聞いた弟は一瞬言葉を詰まらして )  ――――そっ か。 そうだったんだ。 知らなかった。  ( 平静を装う振りをした声を出す。 それなら弟は頷くことが正解だ。 いっつもいつも今回も迷惑を掛けて、これ以上我が侭を言うことなんて出来ない。 今までもずっと甘えていたんだ。 それなら―――貴女がそれをしたいのならそうするべきだ。 )  ――――――  ( 『うんわかった』と口にしたつもりだった。 けど言葉にならなかった。 言うとおりに見送りはここまでで、あとは別れの言葉を口にするだけ。 風邪を引かないように部屋に戻ってゆっくりと寝て、暫く――もしくはずっとこれでお別れ。 )( 扉のノブを握る貴女の腕を握ろうとした。 ) [Tue 17 Jul 2007 02:27:43]
ライヤ > (「知らなくて」「勝手に出てっちゃって」)――― 気にしていないわ。 ( 同じ気持ちで、同じ台詞を言った事がある。あの時は――そう、べたべたで。 相手は違うけれど。 心を許した友人の手紙に呼び出された時。)お互い、同じだったのだから、おアイコです。    (「ずっと?」) ――決めていないわ。 でも、そうね――…。 (口元に指を沿え) 暫くは向こうにいるつもり。 ノーマ様にもお話してあるから。  …………。  ……。  ( ふと、言葉をとぎって)  ……… 。  ……震えているわ。寒いの?  ――見送りは此処で良いわ。早く帰って寝なさい。風邪を引くと、この季節は長引くから。  (先ほど姉娼婦が占めた扉のノブを握って) [Tue 17 Jul 2007 02:10:26]
> ―――あ、そう だったんだ。 勝手に出てっちゃって暫く経ってたからボクもそんなこと知らなくて。 (その嘘に気付く術も無い。)  けど今はなんとかちょっとはマトモになって。 ちょっとだけ 元気にはなって。  ( 何かが足りなくて寂しい。 けど会話を交わす時点でいっぱいいっぱいの少年には、何が足りないのかわからない。 声は優しいし、表情も微笑んでいる。 それならなんで―――― )   そう。 そう ―― なんだ。  ――――ずっと? それとも、ちょっとお休みを貰った だけ?  ( 声は擦れるように震えている。 ) [Tue 17 Jul 2007 02:00:31]
ライヤ > (弟の言葉一つ一つに相槌をうつ。 幼い子供を見守る視線で、最後まで黙って聞いた)  ―― ごめんなさいね。 青猫のお仕事を休んでいたのよ。 ここ半月は青猫に顔すら出さずに。 ――― だから、貴方が帰ってきているなんて知らなかったの。 (曖昧な嘘) …… そう、マリィの兄様に少しだけ聞いたわ。大変だったそうね…? でも、想像していたよりも、元気で安心したわ。    (弟の説明を全て受け入れて、「納得」した。   ―――ギモンやキキタカッタコトを口にする事もなく、頷いて微笑む。 )(「どこか いくの?」)(俯いた弟を見下ろしたまま、躊躇う事もなく、するり と 答える。 口調は代わらない。弟を心配している姉の声で、そのまま) ―――朱鷺乃京へ帰るの。 [Tue 17 Jul 2007 01:50:50]
> ( 姉娼婦たちが気を利かしてくれたことにすら気付けない。 ただ視線は一人だけを見つめることでいっぱいいっぱいだ。 )  ―――その、ね。 帰ってきて一番最初に、言いたかったんだけど、お姉ちゃん見つかんなくて。  ( ずっとずっと貴女のことを考えていた。 それが一番何よりも大切なことだった。 )  ――――うん。 あの、ね。 怪我のせいで 殆ど動けなくて それで 帰るの遅れて   それで ―――――  ( たどたどしく口にするのは言い訳のような言葉。 それを途中まで口にしたところで、再び顔を俯かせて。 )  ――――  どこか いくの? ( 聞いた。 ) [Tue 17 Jul 2007 01:38:54]
ライヤ > (姉娼婦は、妹娼婦の可愛がっていた男娼の姿を見て、黙って扉の向こうへと去って行く。二人で話せという事だろう。邪魔はしないという意思表示。其れを目礼で返して――弟へ視線を戻した。 ゆるく首を傾げ)  …… 心配したのよ。 帰ってきていたのね。(弟が今、どうしているかすら聞かなかったから。帰ってきていることすら知らなかったのだ。 ――いや、知らなかったというのは正しくない。  「もしかしたら」とは思っていた。だけど私は――青猫の仕事を休み、身辺整理に全てを注ぐ事で、「そっちのこと」を考えるのをやめていたんだ。)  ……怪我、しているのね。  痛くはないの?大丈夫? (すらすらと飛び出てくる言葉は、弟の体を気遣うもの。   まるで、用意されていた台詞を、読み上げるがごとく。) [Tue 17 Jul 2007 01:27:45]
> (手紙を見たとき、姉がいなくなった時、何時かの時―――貴女は、微笑んでなんていたっけか?) [Tue 17 Jul 2007 01:21:43]
> ( 二人の大切な場面に割り込んでしまった少年。 俯いた間に考えているのは最初に出す言葉。 )( 心配掛けてゴメンなさいとか、迷惑ばっかりでゴメンなさいとか、どんなことがあったかとか久しぶりに会えて嬉しいとかそれこそ言うことは沢山ある。 そのどれもが口にしたくて、やっと貴女の表情を見上げることが出来た。 )  ―――――― おねえ…ちゃん。  ( そして口にすることが出来たのは、ただそんな言葉だけ。 《微笑んでいる》貴女を見つめる少年の表情は何かを堪えているようで。 ) [Tue 17 Jul 2007 01:20:25]
ライヤ > (微笑んでいるでしょう?私。) [Tue 17 Jul 2007 01:11:42]
ライヤ > ――心置きなく行けるのよ。私。 多分、其れが一番良いから。 ――私も――   今  は ――そう思うから。 (ポツリポツリと言葉を落とす妹の声に耳を傾けていた姉娼婦は、その間何も言わなかった。ただ、何時もの笑顔で私を見ていてくれた。 やがて――私の肩に、白くて細い姉の指先が触れる)  ―――…… 。 (最後の挨拶を述べようとした唇が止まる。慌しい足音の主の姿が、姉の後ろから飛び出してきた。―――……  私は、多分――今、微笑んでいるのだと思う。)   ……お久しぶりね。  (何時かと同じように。 自分の姉がいなくなった時とおなじように。 心を許した友人の手紙を見たときのように) [Tue 17 Jul 2007 01:07:55]
> ( そして気が遠くなるような距離を走ってきて、ようやく視界の中に姉娼婦達の後姿を見納めることが出来た。 実際は裏口までの距離なんて大して遠くも無い。 けれど今はたったそれだけの長さを走る時間が千年みたいに感じられるほどに長かった。 )  ――――――――  ( 姉娼婦たちの隙間を慌てた様子で通ろうとして、目の前に着く頃にはもう息が完全に切れている。 貴女の目の前に辿り付けたら、少年は膝に右手を置いて荒い呼吸を整えようとするだろう。 ) [Tue 17 Jul 2007 00:59:03]
ライヤ > ―――もう、いいのよ。 (頭を横に振る。 女の鮮やかな黒髪が、初夏の月光を吸って、揺れる。)  「そっち」は任せてあるの。  引き際は引く、波のように―――って、姉様に教わったわ。だから、「そう」するの。  (唇の端を控えめに吊上げて) [Tue 17 Jul 2007 00:48:45]
> ( その場へと走ってくるのは小さな子供。 それはとても必死に走っていた。 ただただ懸命にその場に辿り付く為に駆けていた。 ) ( そんな慌ただしい様子の足音が其方にも届くのかもしれない。 しかしまだその場には辿りつかないのが、ひどくもどかしい。 早くその場に着きたいのに―――― ) [Tue 17 Jul 2007 00:46:09]
お知らせ > さんが来ました。 『―――――――』 [Tue 17 Jul 2007 00:40:37]
ライヤ > (その駆け引きに負けたのは、妹の方。 視線が落ちて、躊躇いがちに唇が震えた)   ――――   …。  (短く、浅い呼吸を肩でして)    ――― いいの。   [Tue 17 Jul 2007 00:40:36]
ライヤ > ―――――。(その笑顔で、何を考えているか分かってしまう。多分、お互いに。――― 職業柄、顔色を読むのはお手の物。 …長年付き合っているだけあって、気心も知れている分、判り易い)   ――――――――…。  (そして、互いに「それ」を言おうとしない理由も。)―――――。(無言の駆け引き) [Tue 17 Jul 2007 00:38:09]
ライヤ > (最後の言葉を、二言、三言。 ――見送りの言葉だ。) ありがとう。――お元気で。 今度戻ってくる時は、朱鷺乃京のお土産、いっぱい持ってきますから。 (別れの寂しさがないというと嘘になる。だけど――…仮初とはいえ、青猫という鳥かご外に出る開放感があるのも、本当。  互いに笑顔が浮かべられるのは、そんな気持ちを互いに理解しているからだろう)  ……。   (ただ) [Tue 17 Jul 2007 00:32:53]
ライヤ > なんだか物騒な噂――鼠、でしたっけ…?ヴェイトスに攻め込んでくるとか、こないとか…もたもたしていると、ヴェイトスから出れなくなってしまいますから。 (見送りをしてくれると言う姉娼婦に、首を横に振る。 「ここでいい」と。今は既に青猫の娼婦ではない。裏口から帰るつもりだ。 ――煌びやかな姉娼婦達の衣装とは違い、藍色のパンツスーツ姿だし。)  [Tue 17 Jul 2007 00:29:33]
ライヤ > (でも、今日は運が良かった。…お世話になった姉娼婦達に殆ど会えた。一人一人の手をとって話ができた。 ―― 月曜だから、皆休んでいるかと思ったから、特に嬉しかった)  …ええ、今週末には朱鷺乃京へ。 (既に手配はしてある) [Tue 17 Jul 2007 00:25:26]
ライヤ > ええ、そろそろお暇する事にします。(姉娼婦達に挨拶だけして帰るつもりが、気がつけばこんな時間――柱時計が、鐘を聞きながらソファから立ち上がった) [Tue 17 Jul 2007 00:22:48]
お知らせ > ライヤさんが来ました。 『もうこんな時間――…(談話室にて)』 [Tue 17 Jul 2007 00:20:14]
お知らせ > エニシさんが帰りました。 『――――あ。(自分が泣いていることに気付けば涙を拭う)』 [Sat 14 Jul 2007 00:09:56]
エニシ > ( 何をどうすればいいかがわからない。 姉が帰郷するということを弟は知らぬまま過ごしていき――― ) [Sat 14 Jul 2007 00:09:24]
エニシ > ( ついこの間まで毎日のようにお姉ちゃん今日居る?と聞いていたけれども、最近は全くそのことに触れていなかった。 同じ場所に居て、これだけ望んでいても会えないのならそれは向こうが出会うことを願っていないのだろうと幼い吸血鬼は思考する。 )( 自分はただお姉ちゃんの為の存在で居れば良かった。 あの人の傍に居て、弟と呼んでくれて、お姉ちゃんと呼ぶことが出来て、そうして救われたボクは何よりもあの人の為の存在で居ることを願った。 お姉ちゃんと一緒に居ることが出来て、笑ってくれるのが一番好きだった。 )  ――――――――  ( けれど今はそれが出来ない。 帰ってこれたというのに姉に会うことは出来ない。 それが何よりも悲しくて。 )( 気付けば手毬はあらぬ方向へと飛んでいる。 けれどそれを気にかけることもなく、閉じた瞼から静かに涙を流した。 ) [Fri 13 Jul 2007 23:57:43]
エニシ > ――おねえちゃんに、会えない。 ( かそけく呟いた言葉は湿った夏の風に吹き消される。 ) [Fri 13 Jul 2007 23:43:35]
エニシ > ( かつてのように歌を口ずさむわけでもなく、かといって沈んだ表情を浮かべているわけでもない。 ただただ静かにその庭には少女が毬を地面に叩く音だけが響いていた。 )( 一日中眠っていたり、普通の人のように朝方目を覚ましたり、かとおもえば一日中起きていることもある。 日にちのリズムと体内時計は狂い、青猫での仕事を何もしていない吸血鬼はただ無為に時間を過ごしていた。 ) [Fri 13 Jul 2007 23:42:30]
エニシ > ( 高級娼館『青猫』の入り口に続く扉に沿った庭で、黒い鬘を被ってワンピースを着た一人の吸血鬼はゆったりとしたリズムで毬をついていた。 ) [Fri 13 Jul 2007 23:19:29]
お知らせ > エニシさんが来ました。 『手毬つく音』 [Fri 13 Jul 2007 23:16:07]
お知らせ > カトレアさんが帰りました。 『いらっしゃいませ、ご主人様。(青猫へようこそ。そう、控えめに囁くよな練習。僅かな微笑添え)』 [Mon 9 Jul 2007 23:46:46]
カトレア > ( 胸に手を添えて、ゆっくり深呼吸を繰り返す。顔には出ないが、上がり症だ。無駄に高鳴る心臓を抑えるように、振り切るように少し力強く、静かに扉を開いた。控えめに、ロビーに現れる、蝶 ) [Mon 9 Jul 2007 23:22:19]
カトレア > 色々あったのは、聴いていましたけれど…… ( それでも、大っぴらに話したりはしなかった。余計な口出しも、聞き出すこともなく、心配を胸に秘めていただけ。自分は何もしていない。だが、戻ってきたという知らせを聞いて、胸をなでおろした瞬間は今でも忘れない。 ) ――― 今日こそは、客引きできるといいのですけど。 ( なかなかうまくいかない自分の事情さえ、後回しになってしまいそうなのは悪い癖。矢張り、手馴れないことも多く、びくびくしていることのほうが多かった。扉のドアノブに手をかければ、呼吸整えるように、静かに息を吸って、吐き出す。 いいお持て成しがしたい。 ) [Mon 9 Jul 2007 23:15:50]
カトレア > ( 小さく、誰にも聞こえないように呟いた蝶は、白髪に櫛を通して、鏡台から立ち上がった。一階の三級娼婦の自室。瑠璃猫のブローチを胸元に、蝶の飾りを髪につけて、真っ白な姿の朧な姿はひらりと扉へ向かう。 ) [Mon 9 Jul 2007 23:12:50]
お知らせ > カトレアさんが入室されました。 『色々、あったんですね。』 [Mon 9 Jul 2007 23:06:04]
お知らせ > アンブローシアさんが帰りました。 [Tue 3 Jul 2007 23:39:10]
アンブローシア >  ああ、ああ、伝える必要もない。 妾のことなど、あやつの感傷に水を差すであろうからな。 …………って、ええい! だからあやつのことなどなんとも思っておらん! ……世話? あ、あれはあのままのたれ死なれたら後味が悪いからであってだな、こら、そなた! ( 恐らくからかわれているのだろう小さな魔女は、頬を朱に染め、地団太を踏みながらきゃんきゃんと騒ぐのであった。 かくして、一件落着。 ) [Tue 3 Jul 2007 23:39:07]
アンブローシア >  ここに帰ってきたということは、妾があえて顔を見せる必要もない、と言うことだからのう。 ( そもそも探した理由は、少年がもしものときに、強制的に記憶を封じてやろうと考えていたからだ。 成功率低めの術をひっさげて、小さな魔女は歩き回ったのだから全く滑稽である。 全然平気で、恐らくは様々な人々のおかげで戻ってこれたのだろう白い少年のことを思えば、その程度のことはなんということもない、と小さな魔女は悪魔らしくもなく思うのだが。 ) [Tue 3 Jul 2007 23:34:48]
アンブローシア >  …………ん、いや、構わぬ。 別に会おうと思ってきたわけでもないしのう。 それに邪魔にもなるであろう。 ( 呼ぶか、との問いかけに、小さな魔女は素っ気無くそう応えた。 不機嫌さがいまいち堂に入っていないのは、二度ほど少年を担いで必死で訪れたからか、顔と性質を覚えられてしまっているせいか。 ) [Tue 3 Jul 2007 23:29:08]
アンブローシア > ( 本来の利用方法とはまったくといって縁のない身でありながら、ここに足を運んだのはこれで何度目だろうか。 よほど奇特に映るに違いあるまい。 ふとそんなことを考えながら、小さな魔女は受付の女性に鷹揚に頷いた。 探し人はどうやら、やっとここへと戻ってきたらしい、との言葉を受けて。 ) [Tue 3 Jul 2007 23:24:23]
お知らせ > アンブローシアさんが来ました。 『 ……………そうか、わかった。』 [Tue 3 Jul 2007 23:21:06]
お知らせ > レッドフォックスさんが退室されました。 『(少年の話を聞いて・・・少し心が痛んだのは別の話)』 [Mon 2 Jul 2007 03:15:39]
お知らせ > エニシさんが帰りました。 『(目を輝かせながら冒険譚を聞いて、その代わりにVHに襲われたこと、助けられたことを話す。)』 [Mon 2 Jul 2007 03:13:53]
レッドフォックス > (きっとどっちも痛いと言う事でファイナルアンサーです) だからそのうち、な。 期待しとくよ。(相手の言わんとしてることに気づき、それ以上は突っ込まず。 受付嬢には「悪いね」とか何とか。なお、ショタ好きはまた別次元の問題みたいです、はい) そうか、分かった。・・・お、じゃあせっかくだしお言葉に甘えようかな。そうだな、黒船撃退の時の話とか、修行時代に熊と戦った時の話とかでもしてやろうか?(男の子ならそういう冒険憚は好きだろうな、と。それで少年が元気になってくれるなら、悪くは無い)その代わり、そっちもスラムでの事をある程度で良いから教えてくれよ。弁明の時、オレが何も知らないじゃカッコ悪いしな。 [Mon 2 Jul 2007 03:08:05]
エニシ > ( ぱっと見おかしい人と一目見た限りでは普通だけど冷静に考えてみるとおかしい吸血鬼。 果たして優劣はどちらにあがるのか。(勝負じゃない) )  ………ボクまだ子供だもん。 そう…ですね。 お姉ちゃんが許してくれたら。  ( 別れの言葉を告げられたから、もしかしたらもう自分には会いたくないのかもしれない。 だから勝手な約束はできません。 )( 『あら失礼、聞こえていました?しかしそれは残念ですわ』 ウフと上品に笑いながらむう…だから男の子趣味か、なんて勝手にこっそり納得する受付嬢。 )  ………その…今日はご奉仕するのは…ちょっと出来ればご遠慮したいなって……――あ!じゃあ今日お泊りする分はボクが払いますよ。 それで宿屋代わりみたいな形でもレッドさんが構わないならいいですけど…… [Mon 2 Jul 2007 02:58:18]
レッドフォックス > (こちらは逆立った赤毛、メガネ、マント、黒コート、その下から武器諸々。痛さで言えば良い勝負です) まぁ、伊達に20年以上は生きてないさ。お前さんはまだ若い。きっと何時か、分かる日が来るさ。 いや〜、悪いとは言ってないぞ?今度、そのお姉ちゃんとやらにも会わせてくれよ。(実は会った事が有るとは知らず。受付上との遣り取りにクスクスと笑う。 で)あ、残念だが当分女性を抱く予定は無いから悪しからず。「最初」は未来を誓った人のために取っといてるんでね。(耳の良い男は聞こえた会話に答えを返した。さりげなく童貞をバラすある意味男らしいバカ一名。 今夜の事については)この子がそれで良いって言うなら。どうする?戻ってイキナリ、ってのもお前さんも大変だと思うが。明日の事もあるしな。(と、少年に問いかけよう) [Mon 2 Jul 2007 02:44:56]
エニシ > よかったぁ。 それなら安心。  ( 可愛らしい青いリボン。 フリルの付いた白い上着。 折り曲げたソックスにスカート。 たしか男ですよね? イッタイかっこうだなぁ……(ボソ))  ―――やっぱりみんなスゴイな。 キッパリ言い切れるんだもん。 うん、ボクも…信じます。  ( 神ならざる身に出来ることなんてそれぐらい。 )  あ…ぅぅ…い、いいじゃない別に!  ( 顔を真っ赤にしながら吠える吸血鬼と『ねー』と笑いながら白髪の少女風貌をからかう受付嬢。 心の中ではなんでまた女の子の格好してんのかしら?とか疑問に思ってたり。 )  ―――そう…ですよね。  ( 顔を見たい。 話をしたい。 今すぐにでも。 そんな気持ちをなんとか抑えるように相手の言葉に頷いた。 )( その物々しい武器一式をしっかりと受け取った後、彼の言った言葉に対して受付嬢は女装少年の肩をうりうりと肘でつついて『ちょっと、イイ男じゃない。どこで引っ掛けたのよ。今度紹介しなさいな。』なんて冗談めかしながら言ったあと、思い出したように付け加える。 )( 『そうそう、ノーマ様も今日はもうお休みだから、貴方も居なくなったことに関しての申し開きは後日しっかりとしなさい。――あ、それではお客様は今夜は此方のエニシを取るという形で宜しいですか?それならばお部屋にご案内いたしますが?』) [Mon 2 Jul 2007 02:35:40]
レッドフォックス > いや、オレは女装と言うのにも激しく萌えるから大丈夫だ。(ああ、もうダメだこの二人、と何処かで誰かが言った気がした) そうなると信じようじゃないか。祈るんじゃねぇ、信じるんだ。(神に祈る価値など、物理的な奇跡を起こせる者達にしかない。そうでない者達に出来るのは、只ひたすらに信じる事だ) シスコン、ねぇ・・・そうだったのか。(声を押し殺すように笑う。まだこの男は、その姉が誰なのかを知らないが。 落ち込む少年を見て)まぁ此処に居れば、じきに会えるさ。そうだろ?(と、少年を励ます。会える機会さえあれば、どうとでもなる。会えさえすれば。 受付嬢の思ったとおりの反応には)どもっす。今日はこっちの少年の付き添いだ。もし娼婦を取るにしても、この子にするから。あ、あとコレ。(そう言ってカウンターまで行くと、マントの下からジャラリと武器一式の下げられたベルトを取り出し、其処へ置こう) [Mon 2 Jul 2007 02:14:44]
エニシ > ………まあどっちでもいっか。 あ、じゃあレッドさんの前だと男の子の格好すればいいんだ!  ( ちょっとこれ思いついたボク天才じゃね? とでも言いたそうな表情でそんな案を唱える。 これでショタスキーにもロリ萌えの旦那様にも対応可能だ!(生えてるくせになにか言った))  ………許されれば…嬉しいな。  ( 元の鞘に納まってくれるのならそれが一番幸せだけれども――― )( 受付の女性は無くなった左腕に一瞬言葉を詰まらした後、少年の口から出た言葉に今度は溜め息を吐いた。 『ホント相変わらずシスコンね。』 なんて呆れたように言いながらもしっかりと質問に答えてくれる。 )( 『今日は来てないわよ』 )  ……………そう…ですか。  ( 露骨に落ち込んだ様子を見せる少女もどき。 その姿に少し謂れの無い罪悪感を覚えた受付嬢は、少年の後ろに音も無く居る赤毛の人影にやっと気付く。 )( 『あ!これは失礼いたしました! 本日は青猫へようこそ』 ) [Mon 2 Jul 2007 02:05:05]
レッドフォックス > ・・・まぁ、それこそお前さんのとっては気にしなくて良い事かも知れんが・・・(でもショタスキーとしてはちょっと複雑だったり。まぁそういうのも悪くない、とか(何)。 未来は誰にも分からない。だからこそ、生きる価値がある) どうなるかは話してみないと分からないって事さ。 さて・・・(此方の男も静かに後に続く。本当に足音も何も無く歩いているので、ひょっとしたら気づかれないくらいかもしれない) [Mon 2 Jul 2007 01:51:08]
エニシ > お…お姉ちゃん……―――あの! お姉ちゃん今日居ますか!?  ( 無断で姿をくらまして一ヶ月振りに帰ってきたときの第一声がそれだった。 ) [Mon 2 Jul 2007 01:48:30]
エニシ > うん、じゃあ気にしない。 ―――ハッ! というか一応ボク男の子か!  ( 姉に執着することと他人に迷惑を掛けたこと以外ではたまに淡白なところを見せる白髪の少女(偽)。 そのいずれかを選ぶ日はおそらくまだ先だろう。 少年はまだ目の前の貴方よりも生きていない。 )  んー…そっか。 たしかにそうかも……  ( この場所はある種の不可侵の領域でもある。 )  ………………  ( 音を立ててドアノブを捻り扉を開けると、目の前に広がるのは華やかで、そして懐かしい場所。 受付の顔見知りの人は、少年の姿に気付くと驚いたように目を開いた。 ) [Mon 2 Jul 2007 01:46:57]
お知らせ > レッドフォックスさんが来ました。 [Mon 2 Jul 2007 01:41:08]
レッドフォックス > だから気にするなって。随分前の事だしな。っていうか、オレは男の子の方が嬉しい。(なんかトンでもない事言ったのは気のせい。 無限に近い時と言うのは、何よりの拷問と言えるだろう。それに耐えて生き続けるのが良いのか、誰かと共に自らの死を選ぶのが良いのか、そこまでは男には分からなかった) ん〜・・・でも元々娼婦って職業自体が訳ありが殆どだからな。普通は自警団だのハンターだのも暴れまわって良いもんじゃないと思うぞ。まぁ、高級なところがどうだかまでは知らんが・・・(少年はゆっくりとこちらを振り向き、その目を向けてくる。そして返ってきた答えに、男は満足そうな顔をした)OK。それじゃ、行こうか。オレは付いていくだけだ。(そうして男は影のように音も無く、その後ろに続こう) [Mon 2 Jul 2007 01:34:46]
エニシ > 古傷を抉っちゃうなんて…ボクなんて酷い女の子なんだろう………  ( 反省のポーズ。 そして一月に近い間女の子扱いされ続けたせいか、時折このように妙な言葉を口走ってしまう。 )  むぅ…じゃあ気にしないようがんばる。  ( 既に一度死んだ身だけれども。 そしてその代わりに無限に近い時間がこの少年にはある。 ただしそれを自覚することは今はまだ無い。 )  あぁけど種族自体はそこまで問題は無いけど…こうハンターに追われてる人お断りだったらどしよ……というかそもそも今の状態で仕事出来るか…うーん………―――  ( まあ何はともあれ話をしなくては始まらない。 賽の目がどうなるかなんて振らなきゃ絶対にわからないことだから。 )  …………………  ( スッと瞳を閉じた。 この場所は変わらない。 もしも何かが変わってしまったと思うのなら、変化したのは自分なんだろう。 )( 赤い目を再び開いてまっすぐ青年に向けると、緩やかにクビを振って引き返すかとの言葉を否定した。 )  ―――もう、一人でも行けます。 大丈夫、です。  ( そうして再び歩みを再会し始めて、扉のドアノブに手を掛けようとする。 ) [Mon 2 Jul 2007 01:22:07]
レッドフォックス > 既に一度女にフラれてる身だ、気にするな!(開き直りやがりました) 落ち込むなよ。今回のはオレが勝手にやった事だ。(何度踏み間違えても立ち上がれば良い・・・それが生きていると言う事ではないだろうか、と男は考えていた) うわ、まず其処からかよ・・・先が長いな・・・(思わず苦笑する。だが、今の彼ならきっとやり遂げてくれるだろうと信じていた。自分は少し背中を押すだけ良い。 庭先で立ち止まる少年を見て)・・・怖いか?今なら引き返せるぞ?(問うてみる。きっと、その答えは自分が思ったもののはず) [Mon 2 Jul 2007 01:08:01]
エニシ > ……………  ( けど、懐かしさと同時にその眺めが前よりも少し遠く感じられた。 ) [Mon 2 Jul 2007 01:00:37]
エニシ > もう…そんなことしてると女の子に嫌われちゃうんだから!  ( 頬を膨らましたままツイっと視線を背けて不満そうな顔。 )  あーあ…けど流石にここまで毎回の如くになるとちょっと落ち込むな……  ( こう他人に迷惑掛けないで行動もたまにはしたいな、なんてガックリしながら呟いた。 二度も同じ道で同じ踏み間違えをすることは無い。 ―――迷うことはあってもだ。 ……たぶん。 きっと。 )  アッ…そういえばそもそもノーマ様にはボクの種族話してない………うぅ…VHに襲われたことどう説明しよう………  ( 背後単位で今気付いた。 失踪しただけでなく取り返しのつかない怪我をしたことをどう説明すればいいのだろうかと。 )( そして庭先で足を止めた少年は、そこにある光景を静かに見つめていた。 それはたった一ヶ月だけ離れていた場所。 その前までは毎日のように見ていた所。 ) [Mon 2 Jul 2007 00:59:28]
レッドフォックス > ははは、いやもうホント可愛いなお前さんは。(拗ねる少年を見て更に愉快そうな顔をするも、その後の礼の言葉に)・・・気にするなよ。(小さく笑って答えた。・・・今度は、大丈夫のようだ) 弁明、ねぇ。そういう事なら、オレも行った方が良いかね?だが、お前さんがスラムに行って以降の事はオレは知らん。そこは自分で話すんだぞ。(そう言って男は影の様に静かに、少年から少し離れた位置から後を追うとしようか) [Mon 2 Jul 2007 00:47:57]
エニシ > (誤爆した……orz)い…意地悪意地悪!!  ( 楽しそうに笑う相手に対してウー、と呻きながら文句を言う吸血鬼。 確かに緊張はお陰で大分ほぐれたけれど、ビックリさせたことに対する不満は別だ。 驚きで心臓が止まったらどうする!(もう止まってます))  ………はぁ。 ホントにボクはどうしてこうみんなに迷惑掛けてばっか……… ―――ありがと。  ( 照れからか赤らめる相手に対して、自分の愚鈍さに溜め息を吐いたあとに緊張を和らげてくれたことに対してお礼の言葉を。 )  ハイ。 あ、出来ればこう……弁明とか手伝ってくれると助かる…かも?  ( 今回の件で問題なのは無断欠勤もそうだが客に手を出してしまったということ。 )  ――――………  ( そうして一歩二歩と青猫の敷地内に足を踏み入れていけば、すぐに足を止めて慣れ親しんだ場所の眺めをジッと見渡し始める。 ) [Mon 2 Jul 2007 00:39:16]
エニシ > い…意地悪意地悪!!  ( 楽しそうに笑う相手に対してウー、と呻きながら文句を言う吸血鬼。 確かに緊張はお陰で大分ほぐれたけれど、ビックリさせたことに対する不満は別だ。 驚きで心臓が止まったらどうする(もう止まってます)) [Mon 2 Jul 2007 00:30:53]
レッドフォックス > あらら、随分と可愛い声で。(声をあげる少年を見てケタケタと笑う男。実は、戻るフリをして気配を消して見守っていたのは内緒の話。結局じれったくて飛び出してしまったが)はは、そうかそうか。まぁ緊張はするよな。・・・まぁ何だ、あの時は悪い方へ背中を押しちまったからな。今回は良い方向に行けるように・・・そう思っただけだ。(そういう男の表情は少し赤かったような気もしなくは無かった。 そして、門をくぐる少年の姿を見送るだろう)・・・一応、あの時の説明が必要になったらオレも呼んでくれよ。オレにも責任の一端があるわけだし、な。(そう声を投げかけて) [Mon 2 Jul 2007 00:26:21]
エニシ > ………馬鹿だ。 ただの。  ( それをするのは裏切りだ。 あの時滅びてもおかしくなかった自分を助けてくれた人や、その後に心配してくれた人たちはそんな行動を望んでいないだろう。 そして自分自身もそんなオワリを願っていない。 それなのにそんなことを考えてしまう自分がホントに馬鹿な奴だと思った。 )  ―――……キャン!?  ( 引いた足をまた元の位置に戻したところで背中に走る衝撃。 自分の世界にすっかり入り込んでいた少女風貌は叩かれた段階になってようやく元傭兵が心配して戻ってきてくれたということに気付いた。 )  ……は…入ります…よ。 た…ただちょっと…こう…その………緊張…してただけです!  ( カラカラに渇いた喉からだした擦れた震え声で返事をする。 )( ゆっくりと深く深呼吸。 そして緩慢な動作で一歩踏み出して門をくぐり扉へと続く庭の中へと入ろうとする。 ) [Mon 2 Jul 2007 00:16:54]
レッドフォックス > (急に少年の背中を叩こうと振り下ろされる手。その手は、先ほど別れたはずの元傭兵のもの)もしやと思って戻って見にきてみたが・・・まだ悩んでるのか?(やれやれ、と言った表情で頬を掻く)まぁなんだ、本当に入りたくないなら引止めはしないが・・・でも、せっかく此処まで来たんだ。もし入らないにしても、書置きの一つでも残しとくべきだろ?書くものと書かれるものなら持ってるから貸してやるぞ?(我ながら余計なおせっかいだと思う。しかし、体が勝手に動いたのだから仕方ない) [Mon 2 Jul 2007 00:08:15]
お知らせ > レッドフォックスさんが来ました。 『なぁにやってんだ!』 [Mon 2 Jul 2007 00:03:42]
エニシ > ( 怖い。 怖い。 だったらこのまま入らなければいいんじゃないのか。 出会わなければ、答えも聞かなくて済む。 そうすればいいんじゃないか。 )  …………あぁ……結局………また同じのを…選ぼうとしてるのかな………?  ( DJの副作用で表に出た衝動が怖くて逃げ出したあの時と同じ。 その時と同じでまたボクは逃げようとしている。 )( 自然と足が一歩引けてしまった。 そのことに気付けば自嘲の微笑みが浮かんできて。 )  ――――………  ( ほら、前には動かなくても後ろになら足は動く。 ) [Sun 1 Jul 2007 23:57:08]
エニシ > ―――――  ( 行こう。 入って、お姉ちゃんに会って、それから、それから―――そう思っても足は凍り付いたように動かない。 舌は緊張でカラカラに渇いてへばりついていた。 )  ……………………  ( 帰ろうと決めたのに、例えどんな答えだろうと聞くと決めたのに、いざその時を目の前にすれば動けない自分に気付く。 ) [Sun 1 Jul 2007 23:41:28]
エニシ > ( ここまで送ってくれた傭兵と別れて、開け放たれた門の前に立ち尽くすのは此処に所属している一人の男娼。 幼い体つきに少女と見紛うような姿格好をした白髪の少年は、館の中に入ろうとはせずにその場にじっと立っていた。 ) [Sun 1 Jul 2007 23:30:36]
お知らせ > エニシさんが来ました。 『入り口にて』 [Sun 1 Jul 2007 23:25:32]
お知らせ > マリィゴールドさんが帰りました。 『 ―――少し寂しくなるかな。 ( 扉が閉まった後、ポツリと。 )』 [Fri 29 Jun 2007 04:10:02]
マリィゴールド >  有り難う、ボクもライヤの―――そう言う素直に口に出来る言葉好きだったよ。 ( 蝙蝠も、素直に笑みを返す事が出来た。 ) エニシ君は怪我をしてたからVHと遭遇したのは間違いないね。 ( 眷属が腕一本を無くす程の怪我なんて、チンピラ相手には少し考えられない。 昏い表情で頷く。 ) ―――その先は考えない方が良いね。 ( あの日、恩人と少年に出逢い。 その可能性が考えられたから―――だから何も言わなかったのだと。 ) フェンさんにはボクから御礼を言っておいたから……、うん朱鷺ノ京なら毬藻以外でお願い。 ( 自宅の寝台に置かれた毛玉二号を思い出しながら、立ち上がり妹娼婦を見送ろう。 ) ―――後の事は大丈夫、だと思う。 決めるのは彼だしね。  [Fri 29 Jun 2007 04:09:11]
お知らせ > ライヤさんが帰りました。 『(嫌な想像を打ち消そう。)――― では、おやすみなさいませ。兄様。 (頭を下げて、退出する』 [Fri 29 Jun 2007 04:01:03]
ライヤ > (「もったいない」)――兄様の、そういう考え方、好きです。 …真似が出来ないもの。羨ましいわ。 (話して幾らか気が紛れた部分もある。 もやもやしていたモノが吐き出せて、すっきりした部分もある。この部屋に来た時よりは、やわらかく笑って) ――――……VHに遭遇したのは間違いない。 スラムで目撃されたのなら、VHもスラムを探し回っているでしょうね。 ………だけど――…(手紙をちらりと見る。) 他人の心配をする程度の余裕がある。 …フェンさんは、スラムでVHには見つからないと思っているんでしょうか。 ――――…… 或いは――…(一瞬、一番簡単で、一番残酷な答えが過る。 )  … ……。 (眉をわずかに寄せただけで、首を横に振る。余りにも失礼すぎたので、言葉にはしなかった。妙な間を誤魔化す為に、立ち上がる。時間も時間だ――)  … …出来れば、来月上旬には―…と、思ってます。 朱鷺乃京土産でも、考えておいてくださいませ。  ――後   …エニシの事、よろしくお願いします。  [Fri 29 Jun 2007 03:59:50]
マリィゴールド >  ―――こっちこそ、話せて良かった。 青猫を出るのは何時? ( 「いえいえ」と手をヒラリと振って。 人間にとって今生の別れとなる時間なのか、何れまた帰ってくるのか知らないし、聞かない。 彼女の旅の無事を祈る神をも持たぬ吸血鬼。 ) [Fri 29 Jun 2007 03:51:05]
マリィゴールド > ( 娼婦達の世界では、半ば日常―――煌びやかな世界を隔てた衝立の一枚向こうでは、様々な業が渦巻く。 蝙蝠自身にしてもそう。 だから、噂は噂。 何も告げない。 ) 何れは解る事だけども―――。 ボクの場合は解っていると言うか……生きる時間が違うって何もしない時間が勿体ないかなって。 ( 最近は、そう想えてきた。 思いの外、見透かされてる事にバツが悪そうに頬を掻いて。 ) フェンさんがVHと密通しているなら――エニシ君を生かしておく理由は無いね。 ( 少年を囮に、と言うなら随分と行き当たりバッタリで。 ) スラムでVHにエニシ君が目撃されているなら―――今頃VHさんが動き回ってるよ。 大体、見付かったならフェンさんの所だって無事じゃないし。 ( ソレこそエニシ少年を引きずって青猫に戻っているだろう。。 ) ソレなのに未だエニシ君は彼処にいる……。 揉め事はゴメンだって言うフェンさんが、この可能性を考えない筈無いとボクは見てるけども。 ( それがフェンメイフォンの隠し事だと。 蝙蝠は告げた、推理でも何でもないハナシ。 ) [Fri 29 Jun 2007 03:48:38]
ライヤ > (勘の良い姉娼婦達の事だ。色々気がつかれていても可笑しくない。 自分の「隠し事」など、薄紙の向こうに隠したようなものだろう。  それを解っているからこそ、此方も言葉を続ける事はしなかった。) (『僕』にも)  ――― エニシは、まだそれを解っていませんから。 多分。  …でも、 兄様は、それを誰よりも理解していらっしゃるではないですか。(この男娼が時折見せる表情の中には、自分の語彙では言い表せぬ、複雑な空虚さがあるように見える。 …その顔を見るたびに、越えることの出来ない壁を感じて、寂しくなる。 だけど「壁」の正体がわからないから、超える事も出来ない。 霧の中に手を伸ばしているようで)   …… フェンさんも、「そちら」の方だとか、そういう事はないんでしょうか。  …… いわれてみれば、少し、気になります、ね――……。 …もし、本当に「可笑しい」ようでしたら、ヴェイトスを出る前に、VHの方にお話を伺ってみます。 (「つらい思いをさせた」) ――………お気になさらず。 兄様の考え、理解できましたから。 ―――…こちらこそ、わざわざありがとうございます。 [Fri 29 Jun 2007 03:31:47]
マリィゴールド >  そのせいで―――ライヤに辛い思いをさせちゃったかもだけど。 ( 何も告げぬ自分、自嘲の溜息と共に。 ) [Fri 29 Jun 2007 03:10:24]
マリィゴールド >  ―――そっか。 ( 聞かぬけども色々あったと娼婦達の噂で聞いている。 どんな想いでこの妹娼婦が、この結論に至ったのか蝙蝠には結局推し量る位しかない。 ) 澱みが溜まったなら仕方ないね。 時間が違うとか―――『ボク』にも耳が痛いんだけど。 でも、同じ時を過ごしたのは間違いないとボクは想いたいってのは願望かな。 ( 脚を解いて、正面から力無い笑みだけども笑ってみせた。 ) これだけ勘の良い彼女(フェン)が―――エニシ君の語った狩人に襲われた時に助けて貰ったって事実について全く触れてないのが、ボクの思う理由だよ。 ( ぺし、と手紙を叩いて。 ) そう、彼が決める事だからね……連れて帰らなかったし、何も言わなかった。 [Fri 29 Jun 2007 03:09:10]
ライヤ > フェンさんの家に居続けるならば、それも一つでしょう。 先方も迷惑に思っているようなそぶりがないのならば、ですが。 もっとも、兄様が仰るように、フェンさん…という方が、本当に隠し事をしているのなら、少し、心配ではありますが――…。 ……。  ………。 後は、エニシが決めることだとも、思いますし。 (彼が如何動くのか、何を思い、何をするのかも。 ――兄様が仰るように、彼が自分で「できる事」をするしかないのは、事実なのだから) [Fri 29 Jun 2007 03:03:06]
ライヤ > (「自分が居るから生きていける」)(否定しない。沈黙を持って、肯定する)(そう、弟は、自分が傍に居ないと駄目だと思っていた。 彼と共に青猫で過ごし、時には餌として、時には姉として、時には母として、彼と接してきた。 自分が居ないと彼は崩れてしまうんじゃないかと思っていた。 …だが、実際は――これだ。彼が自分に依存していると思っていたが、自分が彼に依存していたのだ。「姉」であるという立場の心地よさに酔うていたのだ。 ゆっくりと顔を上げていく ) ずっと―――考えていた事です。 本当なら、彼を連れて行こうかと思っていたんですけど……ね。  気分転換を含めて、少し外の空気を吸ってこようかと。  ―――……… 。  ……どちらにしても  ―――…どうせ、私とエニシは、生きる時間が違うのですから。 [Fri 29 Jun 2007 02:59:06]
マリィゴールド >  また―――青猫を出るって急な話だね。 ( 僅か、眉を潜めるに留め。 告白には、驚いた顔で。 ) ライヤがそう思ったならボクには……止められないね。 止めるなら個人の我が儘って事になるから。 ( 小さく、ゆるりと首を振った。 ) 悲しい考えをするねライヤは――まるでエニシ君は自分がいるから生きていけるみたいな。 ( アレだけ仲の良かった二人。 ソレでも少し、親と子にも似た言葉だと感じた。 ) 少なくとも……ノーマさんがどう思うか解らないなら、エニシ君がやれるべき事をするしかないと―――自分の意見を言わないつもりだったけど、ボクはそう思う。 あのフェンさんの家は居心地は良いだろうけどね。 ( 処刑人のようにタダ待つだけでは、蝙蝠も妹娼婦の懺悔に合わせるよう溜息を。 ) [Fri 29 Jun 2007 02:46:20]
ライヤ > (心がわからない?)(――膝の上で、指先が静かに絡んだ。) ―――― …。 解っていると思っていました。  そして、解ってくれると思っていました。 (組んだ両手を、口元まで引き上げて) 最後に頼ってくれるのは、私だと思っていました。 何があっても、私の傍に居る子だと。 ――だけど、彼にとっては、そうではなかったんです。 (俯きながら、額に両手を押し当てた。 神に向かって懺悔をするように)  ……… だから、もう『解らなくなりました』 。 (「次があるなら」) ……… 。 ノーマ様が如何思われるかによりますね。 …ただ、一つ言えることは……。      其処に、私が居なくとも、エニシは生きていけるのでしょう。 (懺悔の告白は、重い溜息とともに吐き出され)    ―――数日中に青猫を出ようと思ってるんです。私。 [Fri 29 Jun 2007 02:37:27]
マリィゴールド >  解らない―――フェンさんがエニシ君に特別な感情を抱いているのか、エニシ君が優しさに救われたのか。 「駄目」だと思ったとしても蝙蝠に何が出来るだろう。 深い溜息を吐いて。 妹娼婦のこんな顔を初めて見た。 ) ボクもね―――彼に拒絶って言うのかな? 言われて困ったけど。 『同族』だってこんなモノだよライヤ。 ( 好きだと言われ、それでも憎いと言われた日。 ) ―――ボクに解るのは、エニシ君は未だこれからだって思ってる、いや彼は「次があるなら」って言ってた。 ライヤは……―――エニシ君の心が解らない? ( ヒトと眷属にある深い溝、それを垣間見た気がして。 ) [Fri 29 Jun 2007 02:24:16]
ライヤ > ――――…。 (あっけないほど、あっさりとした答えに、微笑すら浮かんだ。 ――落胆の色が隠せぬ女の微笑みは、淡い) ……… 或いは、もう私に伝えるべき言葉がないのかもしれませんね。  (兄様から眼を逸らし) ………私は、エニシがフェンさんの傍にいたいというのなら、止める言葉を持ちません。 その選択をしたのが「彼」ならば、私が「駄目だ」と思うたとしても、どうしようもない事。  …だって、私は――ただの人だもの。  私には理解できない理由があるのかもしれないもの。 (膝の上に手を添えて、軽く拳を握る) ――何よりも、 少し前から、彼が青猫での生活に思い悩んでいる事は知っていました。 (人間以外が、憎いと。 あの時壁に刺さったナイフの鋭さを、私は忘れていない) 青猫で、生活する事が無理だと、彼が判断したとしても、可笑しくない、と、思います、し。 ―――――…………。  ……。   (テーブルの上に乗っている、伏せられた手紙を見つめる) …………… 私、どうしたらいいんでしょう [Fri 29 Jun 2007 02:14:28]
マリィゴールド >  ―――解らないね。 ( それが兄と呼ばれた男妾の素直な心の内だった。 ) [Fri 29 Jun 2007 02:00:40]
マリィゴールド >  一つの原因だと思う方が不自然だと思うけどもねボクは―――。 ( 答える蝙蝠は、酷く素っ気ない返事だった。 遣り切れないと、首を振り。 ) 罪悪感に、怪我に、助けて貰った恩……。 抗い切れぬ吸血鬼としての本能。 フェンメイフォンと言う女性―――ボクが見るに『 過保護 』なんだよ。 エニシ君の事を思い遣ってと言うのは善く解るんだけどね。 手紙ならエニシ君が書けばイイ、例え字が書けなくともフェンメイフォンに頼めばイイ筈なんだ。 ( けども送られて来たのは彼女だけの言葉だった。 ) ボクはエニシ君にキミの言葉で伝えるように言ったんだ―――。 ( 解らないと首を振って。 彼の心は彼のモノだから。 ) [Fri 29 Jun 2007 01:59:26]
ライヤ > 兄様。 ……エニシは、どうしたいんでしょうね。 [Fri 29 Jun 2007 01:51:38]
ライヤ > (いけない癖だとは知っていても、こういう時、無意識のうちに爪を噛んでしまう。 ぱちり、と爪が鳴った) ……隠す…。済む筈がない…。 (口の中で呟く。薄い焦りが滲む) …… 私は最初…罪悪感から帰ってこれないのかと思っていました。  気の弱い子だから――……もしや、と。 だけど、お客様はエニシの知り合いだというじゃないですか。 …喧嘩だとも思いましたが、ご友人の方の話を聞くに、そうとも違う。 ……………兄様が直接会いに行っても、一緒に帰ることを選択しなかった。 ―――――……。 (間)  …… ………。  「帰らないことを選んだのはエニシ」なのですね。  [Fri 29 Jun 2007 01:51:02]
マリィゴールド >  フェンさんは何か隠している―――。 通常VHに狙われて、匿われてる位で済む筈はないんだ。 ( 緩やかに首を振って。 ) 寧ろライヤが解らなくて当然なんだよ……、事実はどうであれ今の彼は客様に怪我を負わせて、勝手に怪我をして―――だから帰ってこれない!? ソレが理由になれると思うかいライヤはッ!? ( 青猫のノーマ女史にも言えない。 耐えるような表情、奥歯を強く噛み締め。 ) だから、彼は自分の脚で目で口でッ! 報告しなきゃイケナイんだ。 ライヤの言う通り 「 そういうこと 」 だとしてもね。 戻ってこないのはフェンさんが、未だ動かすのは危険だと言ってるに過ぎない―――エニシ君はその言葉を受け入れた。 当然、多少の無理をすれば今日にでも戻ってこれるんだよ。 ( これは蝙蝠の真実。 だが―――。 ) 少なくとも立って歩ける程度には無事だよ。 実際に彼女の家の窓辺で空を見てる時―――ボクは彼と会話しているんだから。  [Fri 29 Jun 2007 01:39:02]
ライヤ > なっ …………   !  (顔色を変えるとは、今の女の面のことを言うのだろう。――VH―― 弟の天敵の名前を聞いて、まともに顔を青くした。 しかも怪我までしていると) は …? 何故に…?! (ガタン。思わず身を乗り出した為に、派手にティーカップがはねた。 紅茶が、ソーサーの上に広がって)  ……… っ…! (眉を潜めて、唇を噛んだ。己を抑える為の深呼吸を一回。 二回。 胸に掌を添えて)  姉様。 ………私は、「こういうこと」は、余りよく分からないんです。 エニシがお客様から逃げ出した理由も、いまだに分かりません。  …… ただ、そのときのお客様からエニシの様子を伺うに「そういうこと」だと思いました。 (言葉を濁す意味は「吸血鬼」という言葉を使いたくないが為。 ――つまりは、今回の大本は、吸血鬼という種族に関わる何かが原因なのだろうと思っている)  ……エニシは何をしているんですか。 青猫に戻ってこれない程の状況に居ると思ってよろしいのですか。  ……彼が、向こうに居る理由は、兄様が迎えに行っても、その手を取れないほどの何かがあると思ってよろしいのでしょうか。 (後半になるにつれ、早口に)         …フェン様、には、お礼をしなければなりませんね。 [Fri 29 Jun 2007 01:27:48]
マリィゴールド >  ライヤが納得してくれたなら良いよ―――、最近特に治安悪いみたいだからスラムの方も。 ( 三つ、ならば残るは一つなのだけども。 膝を付いてチラリと妹娼婦の方を伺えば歯切れの悪い言葉。 ) エニシ君はこの手紙だと、ライヤの後を追おうとしたとあるけども。 ソレはライヤの理由だからボクは……―――。 ( 何やら、部屋の内装も手伝って重苦しい雰囲気。 ) 怪我してるんだよエニシ君。 理由も理由で凄いんだけどさ―――VHに襲われたとか。 ( 堪りかね、出て来た言葉は残酷なモノだった。 ) ソレを助けたのがこの『フェンメイフォン』って女性らしいよ。 エニシ君から聞いたから間違いないね。 [Fri 29 Jun 2007 01:16:03]
ライヤ > (頷く) 兄様が、その必要があると感じたからこそ、あのような言い方をなされたのでしょう…?  私も、そのように感じたからこそ、直接会いに行きました。 ……結局は会わないで帰ったんですけど。( 言い辛そうに、一度言葉を切って) ……――彼が、姉様の手をとらず、アソコに居続ける理由が、その答えのような気がしたものですから。 ( 口調に重さが混じる。 唇を硬く閉じて、言葉を切った。 ……そんな自分を戒めるかのように、ティーカップに口を付けて)  ……。 …… この手紙に書かれていることは「来客の有無」「訪問の際の注意」「事情の説明」 の三つかしら。  …その中の二つは解決済み。と、思ってよろしいかしら。兄様。 [Fri 29 Jun 2007 01:05:11]
マリィゴールド >  そう、ボクの口から出るのは、それは ”ボクの真実” エニシ君にはエニシ君の言い分があると思うんだけど違う? ( 「言ってる事抽象的かな?」 妹娼婦の沈黙も、己自信が責任を負うならばと何も言わぬ蝙蝠。 静かに告げる言葉は、寧ろ穏やかで。 ) 手紙を見せたのは簡単だよ、エニシ君を”善意”で拾って面倒見てくれる家主さんなんだ。 彼女が、トラブルを持ち込んでくれるなって言うハナシなら―――至極尤もじゃないか。 ( 善意と僅かに強調して。 ) しかも、一人で逢いに行ったとか知らないワケだしボクは先ずは本当かどうか確かめないと。 [Fri 29 Jun 2007 00:46:50]
ライヤ > …………。(落とした視線は、自分の行動の不味さを知っている証拠だ。 金髪の娼婦――いや、男娼の言葉を聞いて数秒の沈黙。 重い空気をかき混ぜるよう、細く溜息を吐き出して) …失敬「兄様」 …つまり、エニシの口から聞くべきことだから、伏せていたと…。 (こつ、と赤い爪先が、手紙を軽く叩く)  ……… ………。 それでは。この手紙を見せた意味は、なんでしょうか、兄様。 [Fri 29 Jun 2007 00:40:30]
マリィゴールド > ( 此方を伺う視線には「弱ったなァ」と肩を竦ませ。 ) このフェンってヒトが何を指して 『事情』と言ってるのか今一つ計りかねるんだけどもさ―――。 それと姉様ではなくて兄様、ね。 ( 脚を組み直せば、背もたれに寄り掛かり少しばかり考え込む素振りで。 ) ライヤだって、分別付く歳だと思うから一人でスラムにいった事はとやかく言う気なんて元から無いけども。 そうだねボクは元々、エニシ君の口から全てライヤに話してくれると思っていたから―――何とも言えないってのがホントのトコ。 ( 「 先ず、顔逢わせる事無く帰ってきた 」 のも初耳だった。 ) [Fri 29 Jun 2007 00:30:08]
ライヤ >  (渡された手紙を、端から端まで目を通し終えた女は、ちら、と視線を上げる。 黒い瞳が姉の顔色を読むかのように瞬いて) ………この方のお家に匿われているというのは、分かりました。 (テーブルの上に、そ、と手紙を伏せて返した)  ……先ず。 確かに先日、教えていただいた場所には行きました。 …もっとも、顔をあわせることなく帰ったので、その後どうなったかまでは。 (首を横に振る) ……そろそろこの手紙にあるように「事情」とやらを説明していただいてもよろしゅうございますか。姉様 [Fri 29 Jun 2007 00:22:51]
お知らせ > ライヤさんが入室されました。 『(ティーカップを膝の上に載せて)』 [Fri 29 Jun 2007 00:07:32]
マリィゴールド > ( 壁から家具に至るまで漆黒で塗り潰されたゴシック調の部屋。 「黒」は訪れる者を絶えず不安にさせる色だと誰かに言われた事があるが。 部屋の主である蝙蝠は案外気に入っている―――今日はその部屋に一人の客人が訪れている。 小さなテェブルを挟んで、その「客人」へと視線を移す。 テェブルの上には、先程届けられた手紙が一通。 ) ―――まっ、こういうワケなんだけどもさ。 ( 紙面を読み終わったであろうタイミングで蝙蝠が先ず口を開いた。 ) [Fri 29 Jun 2007 00:06:06]
お知らせ > マリィゴールドさんが入室されました。 『 青猫の自室にて――。 』 [Thu 28 Jun 2007 23:58:29]
お知らせ > フェン・メイフォンさんが帰りました。 『残された手紙には、マリィへの宛名と共に 『縁』 の一文字』 [Thu 28 Jun 2007 20:29:59]
フェン・メイフォン > それじゃあ、失礼しました(玄関先で振り返り、一礼。 半ば引きずられている格好の立ちんぼさんは 「私の青猫ー」 なんて、泣きそうな声を上げて瞳潤ませて―― そんな様子に、内心ポツリと 誰がお前の青猫やねん ツッコミ一つ。 吐き出せば、通りの方へと向き直り――) ほら、今からキリキリ働きなさい! 下っ端娼婦が高級娼館通いになっちゃ仕方ないでしょーが!(「あー!いやー!あおねこー!マリィゴールド様ぁーん!」 そんな声と共に、淫売窟の通りへと消えて行くだろう、か――――) [Thu 28 Jun 2007 20:29:07]
フェン・メイフォン > まぁ、うん… そう言う訳なんで、あんまり玄関先に長居してお騒がせしちゃうのもアレだし、あたしは此処で――(と、口に出して下がろうとすれば… 傍らの立ちんぼは「姐さん、姐さん、折角だしちょっと遊んでいきましょうよー」 なんて、服の裾を掴んで上目でおねだりモード。 それに、また呆れた様な顔をすれば… 肩、竦め――) こんなのが、玄関先に居ちゃ迷惑でしょ?(と、苦笑している青猫の娼婦さんへと肩竦めて、此方も疲れた様な苦笑。 そんな顔のまま、立ちんぼさんの手を引いて立ち去ろうとする中… 立ちんぼさんは顔をぷくぅーっと膨らませつつ、名残惜しげな視線を青猫娼婦さんへと…青猫さんへと向け続けて――) [Thu 28 Jun 2007 20:19:51]
フェン・メイフォン > えぇーっと… マリィさんって此処の人よね? ちょっと、緊急の用事があるから… コレ渡してくれると助かるんだけ―― (「え?ま、マリィって…マリィゴールド様!? ちょ、姐さんってば何時の間にマリィゴールド様と知り合いになってるのよ!!」) あー、追い出されたいの?て、言うかあたしの用事が済むまで追い出しとこうか?(と、マリィゴールドの名前が出た途端に、またもはしゃぎ始める傍らの知り合いに睨み一つ利かせつつ… また、謝罪の意味を込めて頭一つ下げれば… 懐、探り―― 取り出すのは、一枚の手紙) えぇーっと、緊急なんで…コレ、あの人に渡しておいて貰えると助かるんだけど―― (手紙に重ねて差し出すのは 5000エン分のチップ。 三級娼婦一晩分差し出せば、頭がしがしと掻き毟り―― 使いッパシリにしちゃってゴメン と) (「もがっ!もががっ!もがもがlち!!」) (口を軽く押さえつけて知り合いの立ちんぼさんを黙らせながら、頭ペコリ。 その様子に、目の前のキラビヤカな娼婦さんはクスリと笑って頭下げ返し―― ) …… これが、格の差ってヤツなのねー… (「あによー?」) [Thu 28 Jun 2007 20:09:13]
フェン・メイフォン > あんた、少し静かにしてないと追い出されるわよ? (「うっげ!それは勘弁!」 なんて、その立ちんぼ娼婦が芝居がかった仕草で口に手を当てコクコクと無言で頷く様を見遣れば… 呆れた様に肩を落として溜息を吐き出し―― チラリ、奇妙なモノを見る視線 ) あー… すいませーん(ここの娼婦だろうか? 明らかに自分とは縁の無さそうな衣服の娼婦へと、謝罪と問い掛けの意味も込めて頭を一つ下げて… 其方へと一歩――) [Thu 28 Jun 2007 19:59:02]
フェン・メイフォン > (正確には乗り込んだ… ではなく――) あー、えぇーっと… 誰に、渡せば良いのかしらね…手紙とかって (―― ここに勤めているらしき、一人の娼婦へと手紙を渡す為。 とは言え、此方も仕事があって長居も出来ない身の上か… 後で誰かに渡して貰おうと言う目論見――…) ……… って、あんた (の、筈だったのだが―― 傍ら、知り合いの立ちんぼ娼婦は大手娼館の煌びやかさに目を煌かせて… 「ねぇ!誰か男娼さんとらない?とろうよ姐さん!」 と、酷くはしゃいでやかましく――) [Thu 28 Jun 2007 19:56:39]
お知らせ > フェン・メイフォンさんが入室されました。 『知り合いの娼婦の護衛のついでに―― 結局、乗り込んだ』 [Thu 28 Jun 2007 19:52:13]
お知らせ > ライヤさんが退室されました。 『(赤い花の付いた簪を外して、部屋へ戻る)』 [Thu 28 Jun 2007 15:43:07]
ライヤ > この簪、もう私には似合わないわね。 [Thu 28 Jun 2007 15:41:35]
ライヤ >   ――唐突?   そうでもないんですよ。 ずっと前から考えていた事ですから。  ただ、旅行に出るか、帰郷するか迷っていたくらいの違いで。 ( 黒髪に混じってゆれる銀の鈴 ) ……   ………。 (鈴) ……… 。 (鏡に写った私の顔に指を添える。 ――揺れる鈴の上をなぞって、ぱたりと化粧机の上に落ちた。)  ……… つぎ、ヴェイトスを訪れる時は、 私の名前を聞いてくれる人に、会いに来るわ。 [Thu 28 Jun 2007 15:38:44]
ライヤ > 丁度――…… 私の”旦那様”も、他の姉様を気に入られたようですし。 持ち客も、切れました。 ご迷惑をおかけする事もないかと思います。 ( 梳き終わった黒髪が、鏡の中で揺れる。 ――私が唯一自慢できる箇所があるとしたら、この黒髪かもしれない。毛先を指先で軽く弄ると、黒艶がゆれた。・・・・・・すこし、荒れている、と思う。 少しの間、手入れを怠った所為だろう。)  ……気掛かりだったエニシさんも、見つかりましたから―― …。 (そぅ、と伏せた瞼。 その仕草が「弟」のことを口にした所為だと気取られたくなくて、机の上の赤い花の付いた簪を弄る事で誤魔化した。 銀の細いプレートがゆれる簪を、耳の脇に差して) ……後は、そうね。船の手配が終われば、と。 [Thu 28 Jun 2007 15:28:15]
ライヤ > ――両親の墓を見てくるのもいいかと思って。 姉様が戻っているかもしれない、し。 (柘植の櫛に、椿の油を数滴垂らす。 使い込んだ櫛は、独特の艶を放っていた。 柄を軽く指先で擦りながら、控えめに告げる。 ) ……… ええ。 そうね。ちょっと、長い事部屋を空けることになるでしょうから、ノーマ様にご相談して…   (鏡越しに、背後に立つ姉娼婦へ視線を流す) …場合によっては、青猫をお暇しようかと思うの。 [Thu 28 Jun 2007 15:18:35]
ライヤ > (待機室では、早めに出てきた娼婦達が、思い思いに準備をはじめていた。 赤いショールがいいか、黒いスリップドレスにしようか、青い指輪にしようか―― 己を着飾り、誰よりも美しく見せる為の試行錯誤。 そんな姉娼婦達に混じって、私はひっそりと髪の毛を梳いている) ――― ええ、暫く朱鷺乃京に戻ろうかと思っているの。  [Thu 28 Jun 2007 15:14:59]
娼婦 > (夜に備えて準備を始める時間だ。 ――最近は日がくれるのが遅いせいで、時間を見失いがちだが、振り子時計を見るに、後二時間程度後には開店時間。――― 一番早い客が呼び鈴を鳴らすはずだ) [Thu 28 Jun 2007 15:11:33]
お知らせ > 娼婦さんが入室されました。 『(昼間の蝶は)』 [Thu 28 Jun 2007 15:09:35]
お知らせ > オウルさんが帰りました。 『夜をあるいて、それで…なんだろう?』 [Mon 11 Jun 2007 03:12:28]
お知らせ > マリィゴールドさんが退室されました。 『自室へと戻り机に向かう――騒がしい夜は未だ明けぬようだ。』 [Mon 11 Jun 2007 03:10:49]
マリィゴールド >  一応お客様なんだから――。 生真面目なんだ変なトコ。 ( きょとんと、何故か歩きに拘る少年を不思議そうな顔で見ているだろう。 ) はい、ご苦労様。 また何か解ったら今度は裏口からでお願い。 ( 庇うように歩く脚、今その原因は数割は呑気に手を振ってる蝙蝠にあるのだが。 本人はもう忘れた顔で。 ) じゃ、こっちも友情に報いる為に――っと。  [Mon 11 Jun 2007 03:10:01]
オウル > 青猫の名前は出さないようにしときます、さっきも言いましたけど…動けなくならない程度に、頑張ります (馬車呼ぶといわれれば、顔を横に大いに振ったことだろう。) いやいや…、あるいて帰れますよ…ボロボロでも、渇いてても、基本はあるいておかないと (そう言いながら、自分はソファから立ち上がるだろう、痛みに少しばかり顔を歪ませながら…だ。) じゃあ…自分はこれで… (貴女には、笑顔を見せながら、怪我した足をかばいながら…少年は歩きだすことだろう。) [Mon 11 Jun 2007 03:06:10]
マリィゴールド >  ―――真面目な話、こんな調査頼んでるからさ心苦しいんだけど。 青猫の名前とかうっかり出さないようにとかあるけど、一番は無理しないようにって事。 ( 生き急いでるように見える、そんな言葉は飲み込んで。 少し真面目な声色。 ) ソレだけ解れば十分だからアリガト……。 帰りは馬車呼んでおくから。 ( 色々込み上げてくる感情や鬱積、不安。 其れ等を払うよう立ち上がり 「頑張って」 と少年に向け。 ) [Mon 11 Jun 2007 03:00:06]
オウル > 凶暴な野良犬の方が…そのなんていうか、良い気がして (何となくの理由付けである、実際渇いて狩の時は半分無感情気味である。) あんまり、食品街って行った事が無いんで… (しょんぼりと…そんなこと言うだろう。 無理をするなと言われれば…少しだけ考えるだろう。) まぁ…動けなくならない程度には…頑張ります (まぁ、抉られない程度に頑張ろうと思う。 戻ってきてくれれば、それに越した事は無いのだけれど…。) えっと…あんまり人通りが無くて…少し廃屋が多かったのと…血の臭いがそんなに濃く無かった気がするので…暗黒街からは結構離れてると思うんですけど… (ぽつぽつと、そんな事を言うだろう。 思い出しながら…それでも渇きのせいか…それは上手く行かない模様である。)  [Mon 11 Jun 2007 02:54:59]
マリィゴールド >  だってキミ――こんだけ言っても明日には貧民窟で野良犬狩ってるんだもの毎回。 ( 通算何度目だろうか、少しは反応も変わって来た少年だが。 ソファーの背もたれに寄り掛かり、もう嫌だと言わんばかりに。 ) 市場でお肉だけ売ってるとか思ってる? そんなワケないから―――。 ( 手をパタパタと振って。 冷凍保存も無い時代、売るならその場で裁くか生きた儘売る方が保存が利くという次第。 ) じゃあ、無理はしないでね――って無理なんだろうけど『 一応 』ね『 一応 』。 ( 二度言った、しかも投げやりに。 ) こっちはもう一つ、他の知り合いに当たっておくから――最後に貧民窟でエニシ君を見付けたのはどの辺り? 大雑把な地理で良いから。  [Mon 11 Jun 2007 02:45:41]
オウル > あ…はい、傷が治り次第…行きたいと思います… (少し安心した所で、再び手刀、無論直撃で足を抑えるハメになるだろうと思う。) うっぅぅ…刀で胸えぐられたときより痛い… (そんな事をもらす…そして、例題なぞ出されると…あぁ…と言う風に納得した模様です。) あぁ…そう言う手がありましたか……気付かなかった…血を直接買えばいいかと思ったんで… (謝礼の話は…首横に振るだろう。) お金はあれだけあれば…暫くは大丈夫かと思うので良いです (貴女の脅迫の目をみて、この手の目は怒った知人にそっくりだとか…そう思った。) は…はぃ… (かなりしょげた…と言うよりも納得した模様である。) [Mon 11 Jun 2007 02:36:28]
マリィゴールド >  ソレなら…こっちの調査は引き続きお願い。 もう頭から説得するなとは言わないけど……お互いどんな結果であれ飲み干せるようにしておきたいね。 ( そう言う事ならと、再び頭を下げる。 きっと止めても少年は行くだろうとも思う。 ) えいやァ―――。 ( 再び、脚へと振り下ろされる手刀。 ) この会話何度目? 闇市じゃなくたって、普通の市場で鶏なり、豚なり犬なりお好きに……。 そんな 「血の乾きを感じてます」だとか「人の血」はみたいな顔されても困るから。 だから―市場で買いなさいって言ってるのにオウル君は何時まで経っても……嗚呼、解った謝礼は生きた鶏で支払うから。 ( 次同じような問答をしたら、酷いよ? と片目を眇め、この蝙蝠本気であった。 多分、これは脅迫。 ) [Mon 11 Jun 2007 02:27:33]
オウル > 傷が治ったら…ちゃんと再開しますよ…エニシさんはちゃんと探さないと… (怪我してても、探す気満々ではある。 むしろ渇きも耐えている現状ではあるが、それは何とかしなければならない。) …いや…あのそれは…… (思いっきり図星を突かれ、少し慌てた。) うぅ…闇市とか…探せば良いんでしょうかね…そう言う物って (でも人の血は嫌です。 とはいえず…どうした物かと考えた。 そして、また揺らぐ針目…首の傷の疼きには目を細めた。)  [Mon 11 Jun 2007 02:20:53]
マリィゴールド >  過去形じゃなくて、現在を聞いてるんだけど――。 もう事件がオウル君の中で終わったなら何も聞かないよ。 ( 少年らしい言い回しに、少し吹き出した。 こういう時は大概、何か考えても言わないのが目の前の少年だと最近漸く解ってきた。 ) キミも心配なんだけど……、オウル君って平気な顔して虎の巣に乗り込んでいく癖あるから。 一応言うけど、もう犬を狩るのは止めておきなよ? 貧民窟で前も逃げた吸血鬼が潜伏して野犬狩ってたって言うから……そろそろ危ないよ。 [Mon 11 Jun 2007 02:10:47]
オウル > 連れ帰るよりか…もっとちゃんと、話をしたかったな…と (自分は帰るように言いたかった。 だけど、心配してくれる人が居るのに…帰らないのに…少し腹を立てた気がする。) 自分が見つけた時は、怪我はしてませんでしたけど…スラムは結構狩人も来るみたいですから…エニシさん…大丈夫か…心配です (実際自分も、見つかったが、ばれなかった。 それが不思議でならない。)  [Mon 11 Jun 2007 02:04:40]
マリィゴールド >  無理矢理連れて帰ろうとして―――ちょっと後悔してるんじゃない? ソレとも未だ連れて帰ろうと思うのオウル君は? ( 一つ問いてみた、彼が今解っているが逃げ出した……自分では衝動をどうする事も出来ないと。 ソレを聞いた上での目の前の少年の心を。 ) 恐らくね、ハンターに見付かったか誰かに拾われでもしてない限りはね。 一番の気掛かりはエニシ君が誰かに拾われて何処かに行ってしまうって事だったんだけど。 エニシ君、怪我とかは無かったんでしょ。 ( ハナシを聞く限り、何故か怪我をして帰ってきたのはオウル君の方だった。 ) [Mon 11 Jun 2007 01:56:09]
オウル > まぁ…多少なら我慢はしますけど…… (けど痛かったんですよ…何て内心呟いた。 眠ったら多分、しばらく使い物に為らない少年が出来上がる気がする。) 言葉で…追い詰める…… (そして、言わないようにと言われれば…頷くだろう。 少し後悔したようなそんな感じだ。) はい…もう言わないようにします… (エニシさんが何処に行ったか…それを考えれば…ぼんやりと浮かぶ。) やっぱり…まだスラムに居るような気がします、あそこは危険ですけど、隠れられる場所も…多いですから… (スラム生活者の知恵と言う奴でしょうか、知力2でも…多少はわかるようです。)  [Mon 11 Jun 2007 01:49:23]
マリィゴールド >  男の子なら我慢でしょう。 ( 痛みに呻く少年へ しれっと笑顔で返して。 もし寝たらという仮定は推して知るべし。 ) 逆に言葉が追いつめてしまうのかもね、高い所に登って降りれなくなった子猫って――助けようとしてもさ怖がって爪を立てるでしょ。 ( 今回の場合が正にソレであったと。 愛する毛玉との思い出の一幕。 ) ボクだって逃げ出したい時はあるけど、ソレって同情じゃないかなエニシ君に対する……。 ソレはエニシ君に言っちゃダメだよ。 ( 自分に置き換えて考える意味は、当然自分にしか向かぬ結論。 ) さて―――オウル君の事はいいや、エニシ君は結局逃げて何処に向かったとか解る? [Mon 11 Jun 2007 01:42:37]
オウル > (飛んできた手…ガードなんか不可能ですよ、微妙に眠いんですから…。) っつぁぁぁ… (痛みで目が覚めました。 むしろこれで寝たらどうするんでしょうね? そんな事考えた影は負け組みである。) ふぁい……ぁぁ…痛かった… (刀でえぐられた時よりか…痛かったような気がするが…傷口部分を手でさすっていた。 ほんの少し傷口でも開いたのか黒血がほんの少し、手についた。) 無理やりにでも連れて帰らないと…エニシさん…ずっと…一人で居ようとする気がします…逃げるって事をえらんで…です (そして、自分もぽつぽつと呟くだろう。) でも、自分も、逃げてるのかもしれませんけどね… (生きていた時の記憶…触れたく無いと思った、記憶が戻って自分が消えるのが怖い…そんな…何時もの考えが少しだけめぐった。) [Mon 11 Jun 2007 01:33:33]
マリィゴールド >  ( 目蓋の上下がくっつきそうな少年。 )―――えいやッ。 ( その怪我をしている脚へ、前触れも無く立ち上がり太股に手刃打ち込んで。 ) 取り敢えず、報告終わったら幾らでも寝させてあげるから眠そうにしない。 ( 凄い理屈を述べた。 席に戻り、どうしたモノかと思案顔で。 ) 解ってやってるみたいだねエニシ君……。 で、無理矢理連れて帰ろうとしちゃったと。 ( 結果は聞くまでも無いだろう。 予想よりも遙かに酷い状態だと解れば自然と溜息が零れた。 ) [Mon 11 Jun 2007 01:22:05]
オウル > (眠気に顔振った。 これでとりあえずは少し持ちそうだ。 多分、内心は不安であった。) ちょっと、其処は私的な事も含んでるんで…はい…スラムで見つけて、話をしたんですけど… (…言葉を思い出しながら言うだろう。) 自分が怖くなったんだそうです…、…大切な人傷つけるかもしれないのは…嫌だって…言ってました (そして、自分の言葉も続けるのだろう。 揺らぐ針目で貴女を見ながらだ。)  自分としては…心配してくれる人の所にちゃんと戻って欲しかったんですけどね… (そんな事…悲しげに言うだろう。 心配してくれて…一緒にいてくれる人の所は…きっと寂しくないからだ。) [Mon 11 Jun 2007 01:10:06]
マリィゴールド > ( 青猫の従業員もある程度の事情は解るとは云え―――客商売であるからと言い加え。 ) 一昨日――随分と時間が空いたね。 まァ、いいか……貧民窟でエニシ君を見付けたと。 ( 指先で眉間を押さえ、精彩を欠く少年の報告に耳を傾ける。 ) だから、頭から説得しようと思わなくて良いと言ったし。 連れ戻さなくても良いって話したのだけど―――何でまた? ( 今直ぐにでも船を漕ぎ出しそうな様子に、眉間の皺は更に深く。 ) [Mon 11 Jun 2007 00:59:19]
オウル > (裏口を使えというのは…了解したように、少年は頷くことだろう。 実際、時々瞼が落ちそうになってるとか…そんな状況である。) あ…はい…すいません、っとですね…間違いが無ければ一昨日位だと思うんですけど (少しだけ、間を置いて…言うことだろう。 眠いのか、声のボリュームは少し低めである。) 「渇いて」たので…犬でも探そうと思って、スラムをあるいてたら見つけたんですけど…誰かと話してたみたいなんですけど…すぐその人いなくなっちゃって、エニシさんと二人で話す事になって… (覚えている事をポツリポツリと話して行く。 微妙におきているのか寝ているのかと言う脳内なので、今の少年はきっとなんでも話すんだろうと思う。) [Mon 11 Jun 2007 00:50:51]
マリィゴールド > ( 少年が話し始めれば、目配せを受付へ。 近くの娼婦達も気を効かせそれと無く席を立つ、ロビーに残る人影は二つだけ。 ) ―――出来るなら今度は裏口を使って欲しいんだけどね。 ( 対面のソファーに腰を下ろしながら。 ) 待った、待ったオウル君。 随分と疲れてるのは解るけどね。 何時、何処で誰が何をしたのか言ってくれないとボクは読心術が使えるワケじゃないから。 掴んだ拳は其の後で――どういう順番でエニシ君を捜して、何日前にエニシ君と遭ったの? ( 眉間に刻まれた皺を指で揉みほぐしながら。 結論だけ述べられても困ると少年へ。 ) [Mon 11 Jun 2007 00:43:19]
オウル > (貴方の言葉聞けば…苦笑い浮かべた。 針目は下の方向いたが…言葉は返すだろう。) えぇ…ちょっと、スラムの方とか…調べたりしてましたから…墓地は…もう行きたくないです…絶対… (死んでいるから、あの世に引っ張られるんだろうか…そんな事を思いながらも、調査の事と言われれば、少しだけ…悲しげな顔した。) スラムで見つけたんですけど…捕まえるのもダメで…青猫に戻ったら…って言うのも…傷つけるかもしれないから嫌だって… (少しだけ、言いながら…力無く、手で拳を作るだろう。) [Mon 11 Jun 2007 00:37:50]
マリィゴールド > ( ソファにもたれ掛かる息も絶え絶えな美少年。 それならば心優しい女性なら放っておかない所だが。 ) ―――盛りの着いた猫だって毛繕い位はしてくるモノだけど。 今日は一段と汚れちゃって。 ( だが、この少年は良く見積もっても死体一歩寸前。 蝙蝠は呆れ顔で、立ち上がろうとする少年を手で制するように翳して。 ) ――で、こんなトコで調査の方は?  [Mon 11 Jun 2007 00:31:52]
オウル > でも…ねむ… (渇きに傷口の痛み、重なればそれは眠りを求めてくる。 死体にでも戻りたいんだろうか…それとも、ただ単に消費するエネルギーを抑えたいのだろうか? 少年は、そのまま、ぽすっと…ソファに背中預けて、薄く目を開けているだろう。 声が聞こえれば、針目は見開かれた。) ぁ…マリィさん…こんばんわぁ… (少しだけ眠そうな声で…向かってくる貴方に言うことでしょう。 立ち上がろうとしたが、刺された足の痛みでまた座りこんでしまうだろう。) [Mon 11 Jun 2007 00:23:25]
マリィゴールド > ( 少年が精一杯の勇気と誠意で青猫の門を叩いた頃、蝙蝠は自室で趣味である珈琲の煎れ方に勤しんでいたのだから呑気なモノであった。 係りの者がやって来て、見窄らしい黒尽くめの少年が御指名だと告げられた時も。 ) ……あの子、遅かったなァ。 ( 一言感想を漏らすのみだった。 )( 急ぎ足で2Fの自室からロビーへと向かえば、其処に見えたのはソファーで一人睡魔と格闘している眷属の少年。 ) ――取り敢えず色々言いたい事は置いておくして、ようこそ青猫へ。 ( 階段から少年の待つソファーまで、真っ直ぐに其方へ。 ) [Mon 11 Jun 2007 00:20:26]
お知らせ > マリィゴールドさんが入室されました。 『――久方振りの指名。』 [Mon 11 Jun 2007 00:10:41]
オウル > (渇く…渇く、周りの音が雑音の様に聞こえてくる。 ノイズのように…それでも、意識があるから…この体になってからの思い出と約束があるから耐えようと思えている。) 頭痛い… (少しだけうつらうつらとし始めている。 白昼夢でも見ているような一瞬の浮遊感の後に、ソファの上で目を開けた。) 寝るとこだった (渇きと刺された傷の回復の為に…今でも眠たいと思う。 けれど…報告終えるまでは…眠リたくないと、首を振って…眠気を飛ばした。) 寝たらダメ…寝たら…多分次の夜まで寝ちゃう… (それは、相手に悲惨過ぎると思って…耐える事にしようと思った。) [Mon 11 Jun 2007 00:05:29]
オウル > (自分は、友人を見つけたけど、捕まえる事も出来なかった。 挙句、精神的にも…色々辛い事をさせた。 それを思えば、嫌な気分になった。 受付の前まで、歩いていけば…言葉を発する。) オウルと言いますけど、マリィゴールドさんは…います…か? (そんな、少し緊張気味な声を受付に対して言えば…「暫くお待ちください」との事で…少年はソファに座らせてもらう。) いれば…良いけど (いなかったら、帰る事になるけど…伝言を残せばいい…「はなしたい事がある」とだけ言えばいいのだから…。 針目が少しだけ…揺らいでいた。 渇きに俯いて、傷痕の疼きには…傷痕に手を当てて…床やテーブルに視線を運んでいた。)  [Sun 10 Jun 2007 23:54:48]
オウル > (銀髪、金の針目の少年は…高級娼館の正面玄関にいた。 けれども、渇きと傷の疼きは宜しくないから…どうしようとか…そんな事を思った。 スラムが大変なことになってた何て、少年は知らない。) …っ… (目細めて…痛みと渇きに耐える。 何時もの事だ。 そう思う。 けれど、一番怒られそうなことをしている。 渇きを鎮めてから来ていないことだ。) ま…怒られても仕方ない…か (そんな事言いながらも、足は青猫の正面玄関に向かっていく。 裏口の方に回った方がよかったかもしれない…そんな事も考えたがあるのかどうかさえ不明瞭なので…正面玄関から行く事にした。)  [Sun 10 Jun 2007 23:46:44]
お知らせ > オウルさんが来ました。 『片足を少しかばいながら歩いている…少年一人』 [Sun 10 Jun 2007 23:40:32]
お知らせ > マリィゴールドさんが退室されました。 『 一度位ハナシを聞いてみよっかなアイツに――。 ( 真相にどれ程の価値があるか解らぬけも…』 [Wed 6 Jun 2007 02:45:35]
マリィゴールド >  大体―――何でまた人を襲うなんて真似を。 ( 赤い雨で狂乱した時は、己の意思で狂い、蝙蝠の言葉が切っ掛けでまた戻ってきた。 その時に少年は誓った筈だった。 身体を起こし、気が付けばソファの上で胡座を。 )  [Wed 6 Jun 2007 02:35:58]
マリィゴールド >  一度状況を整理してみると―――。 ( 横たえた身体で、蝙蝠が聞き及んだ限りの事実を重ね合わせてみる。 ) 先ず何故かアンブローシアと言う子に襲い掛かったエニシ君が忘却の魔法だかを受けて……。 ( 始まりからして曖昧だった。 ) ソレからフォックスに何か云われて逃げた……。 ( 最後まで曖昧だった。 ) 止め、止め。 何にも解らないし。 ( 頭上に渦巻く、益体も付かぬ思考を手で振り払う。 ) [Wed 6 Jun 2007 02:26:11]
マリィゴールド > ( 失踪については同居人にも告げておいた。 彼女からの反応は言う迄も無し。 最後のお客が彼の狐氏であると言うから遅かれ早かれバーテンの勤め先にいる麗人にも伝わろう―――。 ) ………フォックスのヤツ、責任とか言い出すんだろうなぁ。 ( 姉娼婦より結局事件当日の詳しいハナシは聞けなかった。 寧ろ、何があったのか迄は皆知らぬらしい。 ごろり、と寝返りをうつ。 ) [Wed 6 Jun 2007 02:17:19]
マリィゴールド > ( ハナシを聞いた”姉”は一通りの礼を述べると静かに自室へ戻っていった。 掛ける言葉が無いというのが正直な所。 気丈に見えても内心までは知る由も無し。 こういう時に限っては、何時もの軽口が言えぬ蝙蝠である。 ) ―――オウル君は、上手く。 やってると良いのだけど。 ( 差し当たって自分の出来る範囲では吉報を待つ位しか出来ぬ蝙蝠。 つまりは、こうして供えている事が最善と己に言い聞かせ。 ) [Wed 6 Jun 2007 02:06:01]
マリィゴールド >  ( 行方知れずの少年についての報告を二、三。 少年が姉と慕う娼婦にも安心させる意味で事情を掻い摘んで説明しておいた。 その後、万年二級の娼婦が出来る事を言えば―――。 ) 何も無さそうなんだけども。 ( 1Fロビーでぽつねんとソファーを暖める位が関の山。 人目が無いのを良い事にお行儀悪く横になっているという次第。 ) [Wed 6 Jun 2007 02:00:00]
お知らせ > マリィゴールドさんが来ました。 『 一先ずの報告を終え。 』 [Wed 6 Jun 2007 01:54:38]
お知らせ > 娼婦さんが退室されました。 『―――――空白の日――――』 [Mon 4 Jun 2007 04:11:07]
娼婦 > ( ―――男を寝台の上に横たえ、すべての手配を終えるまで、私は如何動いたのか覚えていなかった。 夢の中を――柔らかで脆い床の上を歩いているような気持ちで、すべてを終わらせた。 姉娼婦にお任せできることは、お任せして――それから) [Mon 4 Jun 2007 04:06:12]
お知らせ > レッドフォックスさんが帰りました。 『すまない・・・(その寝言は、誰に向けての言葉だったのか)』 [Mon 4 Jun 2007 04:04:18]
レッドフォックス > ・・・悪いな。言わなきゃならねぇ事が沢山あるのは分かってる・・・だが、今は・・・(胸元を抑え、女に連れられて部屋の方へ。部屋に着くと、倒れこむように眠る事だろう) [Mon 4 Jun 2007 04:02:25]
娼婦 > ―――…………。 (男をしっかりと支えると、扉を開ける。部屋は此処から二つ隣が空いていたはずだ。 其処にお泊りいただこう。 食事の手配も。―――… 今、自分に身を預ける『お客様』のことを考えることで、「弟」がどうなったのかを考えないようにしよう。 動揺を気取られぬよう努めて) ――――……。( 「何か」 ……弟と彼が、種族をばらしあう程の仲だったとは知らなかった。  問いに進む足が一瞬止まる)  ………。 今は、どうぞお体を癒すことを考えてください。  お体に障ります。 (ぽつ、ぽつ、と、言葉を落とすように呟いて、答えた) [Mon 4 Jun 2007 03:57:06]
レッドフォックス > ありがとよ・・・(その言葉は自分の無事を意味すると同時に、これから先の少年へのメッセージでもあった。彼はこの意味を理解してくれるだろうか。 宿泊の誘いには、本当なら遠慮するつもりであったが男の身体はそれを許さなかった)・・・悪い、そうさせて貰う。(支えられると、情けないながら肩を借りようとする) ・・・なぁ、ライヤ。(男は小さく嘆く)オレは・・・あいつに何かしてやれるだろうか?「只の人間」のオレは・・・ [Mon 4 Jun 2007 03:50:37]
娼婦 > ――― ………。 (「俺は死なない」)(――――頭を下げたままの娼婦は、生死に関わる事がこの場であったのかと、内心肝を冷やした。 足元から這い登る冷たさは――開け放たれた窓から流れ込む、夜気の所為だけでは無いだろう。) ……お言葉、確かに承りました。(空気が動く。男が立ち上がったのに気がつき) …… 。 (「お月様の恋人」)(覚えていらしたのだ―― ゆるりと顔を上げ)  では、せめて今宵は青猫にお泊まりを。 部屋を用意させますので。 もちろん御代は結構です。 (そぅ、と男の傍らへ近寄り、危うげな足取りで進む男を支えようと) [Mon 4 Jun 2007 03:41:00]
レッドフォックス > ・・・オレは。(少し落ち着き、声が出せるようになると)何時も誰かを救おうとして、救えずに居る・・・どうせオレは只の人間だ。あいつらの苦悩なんて分からねぇ・・・それでも、自分にも出来る事があると・・・そう信じたかった・・・(膝を追った体勢のまま嘆く。その後、小さく自嘲の笑みを浮かべると頭を上げ)代わりは結構。どうせ身体が持たん。・・・それより。(男は立ち上がる。まだ立ち眩みでもしているかのような足取りではあるが)あいつに伝えてくれ・・・「オレは死なない」ってな。頼むぜ、「お月様の恋人」さん。(そう言うと、今にも倒れそうな動きで扉へと向かおうか) [Mon 4 Jun 2007 03:35:11]
娼婦 > (一度見た客の顔は忘れない。――変装の類をしていないのならば、直ぐに気がつく。)  ……………。  (指差された方向――暗闇を満たした窓の外は、既に静寂に包まれている。 他の娼婦も何人か異常二機がついているかもしれないが――・・・青猫の身内の恥を外へ出そうとはしないだろう。 と、思う。 男の傍らから窓の外へと歩み寄り、初夏の夜――まだ肌寒さの感じる外の空気を吸い込んだ)  ………。 (直ぐに客の傍へ戻ると、正面に膝をつき、三つ指で頭を下げた。) 青猫の男娼がお客様を置いて「逃げ出す」(微妙に強調した声。  何があったのか問いただしたい―― そんな声)等、失礼いたしました。  …エニシの姉娼婦として謝罪させていただきます。 申し訳ありませんでした。 ―― 代わりの娼婦や男娼は、直ぐにご用意させていただきます。 [Mon 4 Jun 2007 03:23:56]
レッドフォックス > (・・・情けないな。 声に出せないため、心の中で呟いた。他にもっと上手いやり方は幾らでもあっただろう。だが、男には出来なかった) ・・・・・・(部屋に入ってきた女の声に聞き覚えがあるような気がしたが、今はそれどころではなかった。とても話が出来る状態ではなかったからだ。何とか質問だけは聞こえたので、男は開いた窓を指差して、それだけで答える) [Mon 4 Jun 2007 03:15:59]
お知らせ > エニシさんが退室されました。 『(青年の言葉が胸に突き刺さる。)』 [Mon 4 Jun 2007 03:10:35]
娼婦 > ――――………! (扉の向こう側にも、声は聞こえた。防音設備はある程度整っているだろうから、どれくらいまで響いたかわからない。だが、少なくとも「扉の向こう側」までは―― 男の声も、弟の声も。 眉を僅かに顰める。 ノブに手をかけたまま、一呼吸)  お客様、お楽しみのところ失礼いたします。 開けさせていただきます。 (扉を押し開く。 薄暗い部屋の中。――己が手にした蝋燭で照らしながら、奥へと)  …………。 (先ず、目にするのは客らしき男の姿だろう。 膝をつき、咽る男の尋常ならざる様子に、弟よりも「青猫の娼婦」として、客を優先した。  シャラリシャラリと簪の鈴を鳴らしながら近づき)  お怪我はありませんか旦那様――… 。我が青猫の男娼が見当たらぬようですが、   …―…? (傍らに膝をついて声をかけた) [Mon 4 Jun 2007 03:09:21]
エニシ > ( いやだ。 いやだ。 今は何も耳にしたくない。 何も考えたくない。 だからただ我武者羅に逃げ出した。 )  ――――……わか…ってるよ…それぐらい………!  ( その呟きはあまりに小さくて。 青年の耳に届くかどうかも定かじゃない。 )( そして最愛の姉が訪れたことにすら気付けない。 そのまま窓を開いて逃げ出した。 残された青年がどのような説明をするのかも自由。 ) [Mon 4 Jun 2007 03:08:33]
レッドフォックス > (少年の言葉は聞こえている。だが、それでも足は止まらない。・・・しかし、その涙を見た時、一瞬動きが止まってしまう。続く言葉を固まった姿勢のまま聞くと、男は俯き、肩は震わせ、そして)今は、だと!?じゃあ何時なら逃げねぇんだ!?明日か!?来月か!?違うだろ!?(少年が外へと向かう。もう間に合わない。だから、その背中に叫んだ)お前が変わろうとしなければ、何も変わらねぇんだよ!!!(その言葉を言い終えると同時に、肺に限界が来たのか男は嗚咽を吐き、再び膝をついた。 扉の外には男が咽る声だけが届くだろう) [Mon 4 Jun 2007 02:57:24]
娼婦 > (扉の外から) ―――いかがなさいましたか。 (静かに問う女の声が聞こえるはずだ。) [Mon 4 Jun 2007 02:47:09]
エニシ > ( 耳にした怒声にビクッと体を震わせて立ち止まった。 怯えた顔のまま振り返った先には 、両の足でしっかりと立ち上がっている一人の青年。 )  ……だ…だめ………  ( その青年の怪我を気遣うような言葉を発するけれども――近づけない。 怖いから。 自分自身が何よりも。 )  ―――――ッ……!  ( 痛々しいほどに青年の言葉が胸に刺さる。 震える唇を噛み締めて俯き、そして見上げた時には白髪の少年はまた泣いていた。 )  ボク…だって! ボクだって怯えたくないよ! けど…けどそうするしかないんだよ! 今は逃げるしかないんだよぉ!!  ( ヒステリー気味に叫んで相手の言葉を受け入れようとしない。 一歩一歩しっかりと近付いてくる相手を拒絶するかのように、吸血鬼は再び踵を返して窓から外へ飛び出そうとした。 外にまで出れたら、そのまま夜の闇に溶けて消えていこう。 ) [Mon 4 Jun 2007 02:46:26]
お知らせ > 娼婦さんが入室されました。 『(ノック音) ――お客様』 [Mon 4 Jun 2007 02:46:12]
レッドフォックス > バカ野郎!!!(男は叫んだ。そして、しっかりと地面を踏みしめ、真っ直ぐに立ち上がった)オレは生きてるぞ!ああ、生きてる!この程度で死んでたまるか!!(ありったけの声を出し、少年に告げる。本当は逃げる少年に駆け寄り、その肩を掴んで一発殴って目を覚ましてやろうと思ったが、残念ながら其処まで身体は回復していなかった)良いか、人間ってのはそう簡単に死なねぇ!!確かに殺そうと思えば生き物は簡単に殺せる。だが、そこに人の意思がある限り、そう簡単に人は死んだりしねぇ!ビビるな!!怖気づくな!!そして、今逃げるな!!(一歩、踏み込む。身体全体に激痛が走る。だが男は「逃げない」。一歩ずつ、少年に近づいていく。 ・・・外から足音が聞こえる。これだけ騒いだのだ、人が来ても無理は無い。だが、せめてあの少年の目を「今」覚まさせてやらなければ、少年はこれから一生まともに生きられなくなる。そう感じた) [Mon 4 Jun 2007 02:26:55]
エニシ > ( 無理だ(・・・)。 耐えることが出来るなんて、そんなのは甘い幻想だった。 吸血鬼という種族として幼い少年は、耐えられない渇望から堪える術を知らない。 )  あ…あぁぁ………!  ( 顔色を蒼くしたまま頭を抱えて少年は震える。 目の前に居る倒れた人が、より今の現実を恐怖させる。 そして思うのは、それで何が起こるかということ。 )( もしもこれが  おねえちゃんでも ボクは ――― )  ……いや……  ( 『戦う前から逃げるのか』 )  嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!  ( 逃げた=@倒れている青年から背を向けて、白髪の少年は窓へと走りよる。 吸血鬼はいつも大切な決断を下さない。 それよりもその場から逃げ出すことを選んだ。 逃げて逃げて――何が 残るんだろう? )( 少年の悲鳴と扉を叩きつける音。 これらを耳にして、やがてこの部屋に慌てた様子の誰かが訪れるだろう。 ) [Mon 4 Jun 2007 02:13:04]
レッドフォックス > (少年の微笑に少し胸の痛い思いをするも、ここまで来ては引き下がれない)おう、オレに良いところを見せてくれ。(こちらも笑みで返し・・・腕に牙が刺さる)くっ・・・ っ!!?(腕の痛みに耐えるのも束の間、跳ね飛ばされ扉に叩き付けられる。突然の事だったので用意も何も無く、扉がミシミシと音を立て、背中に激痛が走る)かはっ・・・!(幸運にも骨が折れてはいなかったが、内蔵は揺れ、その肺と心臓の活動に異常を来たす。男は膝を追って崩れ落ち、口から様々な体液を吐き出した)あ、が、はぁ・・・(しばらくまともに動けず、そのまま蹲る。その間に混乱した頭を出来る限り整理する。 何が起こった?この子に何があった? 考えに考え・・・身体のダメージが声を出せるところまで回復すると、息も絶え絶えで話す)・・・言ったろ。「自制しろ」ってな・・・お前は戦う前から逃げるつもりか・・・それじゃあ何も変わらんぞ・・・(片膝をついて、フラフラになりながらも立ち上がる) [Mon 4 Jun 2007 01:55:31]
エニシ > ( 無理に微笑んだ。 そうやって少しでも気を紛らわせないと今にもおかしくなってしまいそう。 )  ……そ…ですね。 たまにはボクも男の子だっ、ってことをちゃんと見せないと。  ( 流れる血潮があまりに愛おしくて、ゆっくりとその左腕に伸びた牙を突き立てていく。 )  ―――――!?  ( そしてとあることを理解した瞬間。 血の一滴も吸わずに噛み付いた牙を離し、相手の胸を突き飛ばして離れようとする。 咄嗟のことだったため、力の加減なんてものはまるで出来ずに乱暴なものになってしまうだろう。 )  ハッ! ハッ! ハッ――――  ( 顔を青褪めさせて少しでも離れようとする。 牙が肌を突き破った瞬間に理解した。 今ボクは――途中で耐えるなんて考えもせず、躊躇無くこの人を吸い殺そうとした。 ) [Mon 4 Jun 2007 01:40:42]
レッドフォックス > (訂正:二の腕→上腕   二の腕とか噛みにくいですから!(何)) [Mon 4 Jun 2007 01:32:16]
レッドフォックス > 男の子だろ?ここが根性の見せ所だぜ。(片目を閉じ、告げる。その表情は柔らかい。 手に触れた少年の体温は低く、氷の様だ。だが、これも悪くは無い)気にすんな・・・あ、噛むのは二の腕にしてくれよ。仕事柄、手が傷つくとちょいと困るんでね。(そんな風に笑いながら言い、静かに待とう) [Mon 4 Jun 2007 01:29:35]
エニシ > ――――……………  ( それが誰のことを言っているのかはわからない。 あの彼女が人外ということは理解していても、具体的にどんな種族かまでは知らないから話の中の彼女と自分が知っている彼女とが結びつかなかった。 )  ………そう…だね……ちゃんと…おさ…え……ないとね……  ( 熱に浮かされたように頬を赤くしながら荒く呼吸を乱す。 一度命を失ったものをもう一度動かすという奇跡の御業。 血を吸う程度で保てるのならそれはホントは安いことなんだろう。 )  ………ごめんなさい。  ( 消え入りそうな声で謝罪の言葉を述べると、その差し出された手をゆっくりと手に取った。 まるでお姫様に口付けをする王子のように。 ) [Mon 4 Jun 2007 01:11:38]
レッドフォックス > ・・・・・・(男の表情が、先ほどの軽いものから全くの無表情へと変わる。どうやら、こちらが思っている以上に危険な状態のようだ)・・・これだけ言わせて貰う。(男は腕を組んで扉に凭れ掛かると、話を始める)オレが愛した女は・・・まぁ、結局フラれちまったが・・・吸血鬼だった。正確にはハーフらしいがな。あいつも血を吸う事を極端に嫌がったよ。吸血鬼ってのはホント難儀なもんだ。自分が生きていくために必要なものを否定しないといけないんだからな。・・・オレは残念ながら、オレは人間だからお前達の苦悩は分からねぇ。だが食い物を食わねぇと生き物は死ぬって事くらいは分かる。・・・まぁ要するに、だ。殺し尽くすまで吸わないように自制する強さを持てって事だ。他人事だから軽く言ってると思われそうだが、オレの好きだった女はやってみせた。あいつは自制して見せたんだ。・・・お前も頑張ってみろ。(そこまで言うと、男はマントの下から左腕を出し、コートの袖をめくって差し出した)心配すんな、ヤバいと思ったら手前で引き剥がすさ。(小さく笑う。こちらは覚悟を決めたようだ) [Mon 4 Jun 2007 00:58:39]
エニシ > ( 落ち着けおちつけ落ち着け落ち着け落ち着け! )( 何度も何度も心の中で同じ言葉を呟いて、少しでも喉元に喰らい付きたい衝動を抑えようとする。 )  ………だ…め……  ( 誰かから血を吸うのは絶対にダメだ。 枯渇するまで吸い尽くしてしまう。 )(別にそれでいいじ)( そんな脳裏に浮かんだ答えを否定するように必死に首を振る。 )  ………言わないで…今は何も言わないでぇ!  ( 軽薄な態度に対して、少年の仕草は何処までも悲壮だ。 今何かを吸えると思ってしまえば、それはもう止まらなくなってしまう。 喉に血の味を思い出してしまうと、もう我慢が出来ない。 ) [Mon 4 Jun 2007 00:39:50]
レッドフォックス > (こちらも闇夜で戦う訓練は積んだ者、夜空の星ひとつ分の光源があれば、それで視界は確保できる。・・・とはいえ、あくまでも人間の能力故に「昼のように見える」訳ではなく、普段は明かりを用いているが) お前・・・(この怯え方、見覚えがある。 そうだ、ラクリアが吸血衝動に駆られた時と似た反応だ。つまり)やれやれ、参ったな・・・オレはアイツ以外に血は吸わせないと決めてんだが・・・(頭をボリボリと掻きながら言う)お前さんが血を欲しいってんなら、死なない程度ならオレのを吸っても良いぞ。吸血プレイってのも、たまにやると悪くないしな。(冗談を言いつつも、あの夜の事を思い出し少し顔が赤くなる。部屋が暗くて良かった)もしそれ以外・・・命とかそんなんの場合は、野良犬でも拾ってきてやるから、そいつで勘弁してくれ。(男の調子は何処までも軽い。この状況では、そう振る舞うのが良いと判断したから) [Mon 4 Jun 2007 00:23:09]
エニシ > ( さっき起きたばっかりということもあるし、それに自分は元々夜の世界の住人。 一人でいるときにはいつも部屋の灯りは付けていない。 )  ――――あ…あ……  ( 少年は何かに怯えているように口元を抑えて小さく下がっていく。 その幼い顔に浮かぶ表情は、純粋な恐怖という感情。 相手の質問に答える余裕なんて無い。 ) [Mon 4 Jun 2007 00:13:11]
レッドフォックス > (扉を開き、まずその暗さに少し驚く。だが元々暗闇には耐性のある目、すぐに中の全体像を理解した。・・・もっとも、そこで起こっている事は理解できていないが。それでも、この状況が普通ではない事くらいは理解できた)・・・どうかしたのか?(後ろ手にドアを閉め、尋ねる。ドアを閉めると部屋の中の明かりは全く無くなってしまうが、辛うじてドアの隙間から漏れ出る僅かな光を使い、男の目は部屋の風景を捉えた。しかし、その唇の動きまでは捉える事は出来なかった) [Mon 4 Jun 2007 00:02:53]
エニシ > …………違うよ…こんなの…こんなのって……―――  ( 語る声は弱弱しい。 また続く足音には出来るだけ意識を逸らすようにしていると―――扉を叩く音と名乗る声。 )  ――――え?  ( 掠れるような声で呆然と小さく返事を。 まさかこんな時に誰か来るなんて思っても見なかったから、その現実を受け入れるのに少しの時間が必要だった。 鍵も掛けていないドアは簡単に開いてしまうのだろう。 )( 何の灯りもつけていない部屋は真っ暗だ。 そしてその中にいるのは、大して飾り気の無い殺風景な部屋と呆然と立ち尽くして扉を見つめる一匹の吸血鬼。 ) ( ―――うそ。 声を発さないで唇だけが小さく動いた。 ) [Sun 3 Jun 2007 23:56:18]
レッドフォックス > (「此処です」案内の者が男を部屋の前まで連れてくる)ああ、あんがとよ。(片手を挙げて男は答える。同時にこれは案内に「下がれ」という事を意味していた。案内はそれを理解すると、ごゆっくり、と言葉を残し去っていった)さて・・・エニシ、オレだ。レッドフォックスだ。ラクリアの友人の。入るぞ。(男は、ひとつ咳払いした後にドアをノックし、声をかけた。ぶっちゃけると、こういう場所に来るのは初めてで勝手が分かっていないのである。案内を下がらせたのも、その辺がバレると恥ずかしいからだ。 微妙に場違いな挨拶を済ませると、男はドアノブに手をかけた) [Sun 3 Jun 2007 23:42:26]
お知らせ > さんが入室されました。 『(部屋に近づいてくる足音)』 [Sun 3 Jun 2007 23:35:31]
エニシ > ( 足音は少しずつ遠ざかっていって、やがてドアが閉められる音がする。 そのことに安堵すると同時にそれを名残惜しむように感じる。 ―――なんて醜い。 )  ――――………  ( 夢遊病患者のようにフラフラと立ち上がって、扉をゆっくりと開けた。 とくに理由は無い。 ただほんのちょっとでも気分を変えたかっただけなのかもしれない。 灯りすら点けていなかった自分の部屋と違って、廊下はランプに照らされて大分明るかった。 それでも視界は真っ赤に染まったまま。 )  ――――っ!?  ( そんな折に視界の端に誰か来るのに気付いた。 慌てて部屋に戻ると、扉を閉めてまた真っ暗な自分の部屋に逆戻り。 ) [Sun 3 Jun 2007 23:27:52]
エニシ > ( こんなあさましい化け物でも体をぶつければ痛いんだな。 そんな下らない考えとともに打った場所を痛そうに抑えて、そして視線を上げるとその先には鏡台が。 そこに映るのはまるで女の子と見間違えそうなほどに女性的な顔立ちをした紅い目を持つ白髪の少年――ではなく、そこには誰も映っっていなかった。 )  ―――――!  ( その異様に気付いた少年は後退るようにして壁に背中を預ける。 そしてその頃と同時に耳に入ってくるのは誰かの足音。 ああ、今から近付いてくる人の首に牙を突きたてたらそれはもう――― )  ――――…違うの…違うのぉ!  ( 耳を塞いで足音も何も聞こえない振りをする。 けれども研ぎ澄まされた感覚の前ではそんな動作に意味は無くて。 ) [Sun 3 Jun 2007 23:10:11]
エニシ > ( 慣れたと思ったのに。 もうこんな経験をすることは無いと思っていたのに。 だけどそんな半端者の吸血鬼の予想と現実は異なって。 )  ……嫌…そんなのやだよ………のみた……―――違う違う違う!!  ( 抑え切れない現実を、ただ必死に否定することで何かを変えようとする。 けれど喉の渇きも視界の赤色も治らない。 )  ………やだ…もう…やだよぅ…………  ( なんでこんなに自分は弱いんだろう。 なんでこんなに脆いんだろう。 約束よりも本能を優先したくなりそうな自分がいる。 けれどそれは獣となんら変わらない。 )  ―――キャッ!  ( 考え事にふけっていると、ベッドから横滑りに落ちてしまう。 床にしたたかに打ち付けられる音。 ) [Sun 3 Jun 2007 22:55:19]
エニシ > ダメ、駄目!だめぇ!!  ( 理解してしまった。 今この自分の渇きがどれ程のものなのかを。 これはいつものとはまた別次元の渇望。 今誰かの首筋に噛み付けば――血の一滴も残さず吸い殺す。 )( その予感を否定するために、少年は布団にくるまいながら激しい動作で首を横に振って悲鳴を挙げる。 ) [Sun 3 Jun 2007 22:41:25]
エニシ > ( けれども意識がはっきりしていくにつれて、段々と自分のこの感覚がなんなのかを理解し始めた。 今ではあの赤い夏の日の焼き直しだということに気付いている。 理性があるなしの差はあるけれども、とにかくあの日の再現だ。 )  ―――あ…あぁあぁぁあぁ!   ( 喉が渇いていた。 それを認めたくなかった。 ) [Sun 3 Jun 2007 22:29:32]
エニシ > ( 目が覚めたのはついさっき。 不思議なことに昨日の夜に何が起こったかの記憶がポッカリと無くなっていた。 ただ一つ覚えているのは、ボクは何かとてもイケないことをしてしまったという漠然とした思い。 そんな感覚を胸に抱きながら目を開けて―――そこでようやく何かがおかしいということに気付いた。 )  ――――え……?  ( 最初は視界に入る赤い色だった。 目の前の世界が綺麗な赤色に染まっている。 部屋も、布団も、中にあるもの全部が真っ赤に見えた。 ) [Sun 3 Jun 2007 22:20:25]
お知らせ > エニシさんが入室されました。 『ベッドの中で震えていた』 [Sun 3 Jun 2007 22:12:19]
お知らせ > カトレアさんが退室されました。 『わたし、カトレアといいます。(名前名乗って、初めて手を絡めようと手を伸ばす。)』 [Sat 26 May 2007 22:50:23]
カトレア > ( 勇気を出して、階段を下りてみる。受付のヒトと話しているその人の姿に、ひらり、ひらり―――近寄る、蝶は。彼の目の前でとまった。 ) いらっしゃいませ。だんな様。 ( 青猫へようこそ。囁くような、言の葉。微笑みも、僅か距離を置いた、喋り。手をとることもしない。腕を絡めることもしない。手をさし伸ばされるのを待って、ゆっくりお辞儀をした。 )  [Sat 26 May 2007 22:48:53]
カトレア > ( ふと、目が合ってしまった。女は固まる。まさか、視線が合うなんて思いもよらず。ここで微笑まなければならない。微笑まなければ―――。 ) ( にこり。静かな微笑浮かべた後、耐え切れずに俯き加減。その沈黙と、遠い距離。緊張から逃げ出したくも―――足が動かない。そして、お相手様はお客様。右につけられる青いブローチがある限り、そんなことしてはならない。 ) ( ちら、り。もう一度彼を見て―――小さく小さく、微笑んだ。人差し指を、口元に当てて。お相手様は決まりませんか?そんな、合図のような、首をかしげる仕草。伝わるかなんてわからないけれど ) [Sat 26 May 2007 22:39:03]
カトレア > 何してるのかしら――― あのひと。 ( なんとなく興味引かれてその人へ、ついつい関心がいってしまう。いつの間にか、視線はその人を追って動く。 ) [Sat 26 May 2007 22:34:29]
カトレア > ( ぼーっと見つめる先は、素敵なお客様たち。 ) ( 何かを喋ることなく、其処にたたずむのは間違いなく「蝶」だ。白蝶。 )( 羽をふわり、少し揺らして女は少し、身を乗り出す。 ) ( そんなお客様たちと腕を組んでいるお姉さまたちの姿を観察するかのように、見つめていた。―――が。ふと視界に、一人でいるお客様を見つけ。 ) ……あら? ( その雰囲気に目を惹かれたのか、少しだけ瞳が動いて、其方へと向けられる。 )   [Sat 26 May 2007 22:28:08]
カトレア > ( 手すりに手をかけて、下を覗く。ロビー、2階。 ) ――― お客引き、ですか。 ( ぽつり、言葉漏らして見下ろす先。様々な紳士がいる。美しい装飾物に囲まれている人は当然の如く ) ………むずかしいのですね。娼婦って。 ( 青猫にきて特に感じる、娼婦の難しさ。否、此処は高級娼婦館ということもあってだろうが。ぼーっと、白い姿の蝶はぼんやりした瞳を動かしては、辺りを見回す。恐らく客引きは苦手なほう。何をしたらいいか、わからないんだもの。自分から声をかけてもきっと、話題が進まないような、気がしていつも躊躇う。 )( そんなんだから、指名もまちまち )  [Sat 26 May 2007 22:16:47]
お知らせ > カトレアさんが入室されました。 『(ロビーに一人、留まる蝶)』 [Sat 26 May 2007 22:03:52]
お知らせ > オウルさんが退室されました。 『そうだね…(そう言いながら、歩き出す。)』 [Wed 23 May 2007 05:00:11]
お知らせ > エニシさんが退室されました。 『――今度は、一緒に食べようね。(最後に見せた表情は笑顔)』 [Wed 23 May 2007 04:59:16]
お知らせ > ライヤさんが帰りました。 『(その場で見送る)お気をつけて。――「迷わない」ように』 [Wed 23 May 2007 04:54:36]
オウル > (友人の笑顔は守りたいと思う、こんな幸せそうにしている友人には尚更だと思う。) …そうですね… (色々な事、話されれば…納得できる。 誰かが一緒に居るだけで…満たされる、寂しくないのと同じ事なのだろうと少年は思う。) そう…ですか、一つじゃ…無いですか (例をあげられれば…頷いた。 それだけでは…あまりにそっけない。) いえ…自分はホントに…何もわからないんで…お陰で…すこしわかりました (そして、友人の言葉には言うだろう。) 忘れるのは辛いよ…一番… (自分が一番怖いのは其処だから、思い出して、今の自分が消されてしまわないか…。) 難しいよね…やっぱり…… (お茶、入れなおしてくるといわれればさえぎるように言うだろう。 空を見上げた後にだ。) お茶は嬉しいんですけど、そろそろ帰ります……朝は…すこし辛いんで… (空から、友人に目を向けた。) 心配して来たのに、逆に色々心配かけちゃったかもね… (その目は眠そうに細めていた。 あまり長い時間、朝は辛い、昨日の朝もすこし辛かったんだから……そんな事思いながら、椅子から立とうとするだろう。)  [Wed 23 May 2007 04:39:04]
エニシ > ―――だったらもう一度ボクの記憶を忘れさしてくれる? それがこの「病気」を治せる一番の特効薬。  ( 冗談のようにとぼけながら笑った。 )  ―――なんてね。 ボクはオウルさんにそんなことは願ってないよ。 ただね――嫌いだけど好きが消えて、その時に一緒に遊んで、一緒に笑えたら。 ボクが願うのは…きっとそんなこと。  ( ふざけるな。 そんな願いがあっていいのか。 今まであんなに同属を殺し( 五月蝿い黙れ。 ) ( 相反する思い。 矛盾を抱えているけれど、いつかはそれも受け止めることが出来るようになりたい。 )  ――――うん。 ありがとう。 お姉ちゃん。  ( そう言ってくれるのがこの吸血鬼にとって何よりの幸せ。 だから自分が今のままで充分返してるという言葉には、本当に嬉しそうな表情で笑った。 )  ―――ついでにお茶菓子もお願い。 昨日美味しい羊羹買ったんだ。  ( だからみんなで食べようと。 置いてある場所はいつもの所。 傍から離れた姉にそんな言葉を投げ掛けて。  [Wed 23 May 2007 04:30:55]
ライヤ > (腕の中に居る弟が笑う。 此処にきた時は、終始不安そうにしていた少年が、こうして甘えて微笑んでくれる。それだけで、色々満たされている。 …それを、オウル少年は知らないのだろう。  1に同じ1を足すだけが「返す」行為なのだと思っているのだとしたら)―――――……それが「返すこと」なのだとしたら、全ての人がオウルさんを頼るでしょうね…?  ――――……。 ……私は、エニシさんとお話したり、一緒におはぎをたべたり、こうして甘えてくれるだけで、十分「返して」貰っています。 ―――「その人に返せること」って、一つじゃないわ。オウルさん。  「りんごを貰ったから、りんごで返す」 それじゃ、余りにも寂しいでしょ?  「出来ない」「返せない」と繰り返すだけでは――言葉だけでは、本当に返せないわ……?  今のオウルさんは、ただ  嘆いているだけ ――に見えます。 (  ――  と、言葉を止めて)  ……エニシさんのお友達なのに。私、少し厳しいことを言ったわね。ごめんなさい。―――…  お茶、新しいの入れなおしてきます、ね。(弟から手を離し) [Wed 23 May 2007 04:19:56]
オウル > (何を返せば…良いか…それはよく解らないけれど、思う事はある。) 助けて貰って、自分話を聞けても、その人の問題の解決…させてあげられない、自分は話し聞いてもらったりして解決させてもらったり出来たのに… (傲慢かもしれない。 こんな化け物が、話を聞いて、解決させるとか解決に導くなんて言うのは…。) エニシさんの事だって、自分は…話し聞いたりする事は出来るけど、解決する事とか出来ないから… (それが悔しくて堪らないと思っている自分がいる。 自分の事は置いてこんな状況ではダメなのに…。) …自分はエニシさんみたいに、甘えてもちゃんと動ける程、気持ち確りしてないから…ね (だから本当に甘えるのは、まだダメだと…言い聞かせた。)  [Wed 23 May 2007 04:06:03]
エニシ > ―――………  ( そういえば僕もこんなに世話になってる恩をみんなにちゃんと返せてるのかな? みんなが居なければ今の僕は絶対に無くて。 それ程の恩にたいして自分は何が出来るのかというと――― )  ―――……よく…わかんないや。  ( それは一人の吸血鬼の出した結論。 疑問に対しての答えを出すことの放棄。 )  ……けど…甘えたいんだね。 …オウルさんもボクと一緒で甘えん坊だ。  ( 少女の腕にくるまれながら淡く笑った。 ) [Wed 23 May 2007 04:03:16]
ライヤ > (眉が僅かに寄る) …………オウルさん。 一つ聞きたいのですけど…。 先程から「返せない」「返せない」と仰っておられますが、オウルさんにとって、「何」を返したら、返した事になるんですか…?  「誰かに何かを返したい」まではわかりました。 では「何」を返そうとしているのか…・・そして、オウルさんが、その「何」を「どうして」返せないのかが、判らないです。  ………例えば――(腕の中に居る弟を覗いて) ……エニシさんに「何」をしたら、助けてもらった礼を返した事になるんでしょうか。 (まるで、今の少年は「自分は返せない」と決め付けて、何も行動していないように聞こえたから。 ――否定だけを繰り返す彼を、不思議そうに眺め) [Wed 23 May 2007 03:50:59]
オウル > (微笑ましい光景、癒される光景と言うのはきっとこう言う物なのだろうと思う。 なんか、臭い様な気もするけど…。) エニシさん達に助けてもらったのに、自分は誰かの所に来て、話しをする事しか出来ないし、それだけで…返した内に入るのかな… (だから、返しているうちには入らない。 自分では助けられない、そういう事だ。) 生憎自分は、夜は毎日ふら付いてる…友達の家で寝泊りして、偶に手伝ったりしてるだけ… (甘えていいと言うのは…困った顔して言うだろう。) 自分は…甘え出したら…多分、何も出来なくなっちゃうから…… (だから甘えすぎは出来ない…自分はすぐにそれにすがり過ぎる。 昔の自分の事にしたって…そうだ、縋って無い様に見せても、何処かで深く縋ってる。) 返すのは余裕が出来てからでも良いんだろうけどね…速く返したいと…思うから… (グリーンティー飲んで……その暖かさにほっとする。 死者の体でも、味がわかる。 それに安心しているような顔を見せている。) [Wed 23 May 2007 03:38:20]
エニシ > 僕のどこがしっかりしてるのさ。 お仕事の覚えも悪いし、衝動だって抑えるの下手だし…お姉ちゃんが居なかったらオウルさんよりフラフラしてた自信あるよ。  ( 優しく撫でられるのを気持ち良さそうにしながら。 平穏な青猫の中で、自分の存在は数少ない不安要素だ。 それでも自分がこの場所に帰ってきたのは、ただ僕自身がこの家に居たいというだけの純粋な我が侭。 それに―― )  ――あとね、やっぱり違うと思うな……昔にもっと何も出来なかった時にも僕はお姉ちゃん達に甘えっぱなしだったよ。 だからオウルさんも……甘えて大丈夫なんだと思う。 何かを返そうとするのは…自分自身に余裕が出来てからでも遅くないんじゃないの?  ( 冷えた死体の体は姉の温もりを浴びて心地良さそうにしながらそんな言葉を。 ) [Wed 23 May 2007 03:30:07]
ライヤ > (断られたのなら、そのまま広げた片腕は、弟を緩く抱く為の腕となる。 子猫をあやすように、鬘の上から頭を撫で) ……。何故 何も返せないの?  助けてもらうだけ―…? 自分から何か返そうとしていないということ…?(素朴な疑問を口にした。 弟とオウル少年の関係は今日知った。 オウル少年がどのような生活を送っているかも知らない。 だからこそ、単純に「言葉」で聞いた範囲で理解し、考え、質問する。 …… こうして友人を訪ねてくる事はできるのに、何故、助けてもらった人に「返せない」のか。) [Wed 23 May 2007 03:18:17]
お知らせ > エニシさんが来ました。 『(来ないのにちょっとだけ残念そうな顔)』 [Wed 23 May 2007 03:15:05]
オウル > (友人と女性の状況を見て、微笑ましいと思う。 こういうのは見ているほうが自分は好きだと思う。 見てるだけで何と言うか、癒されるというか、何というか…。) 死体…… (すこしの間、そうなっていたかもしれないと思うと…怖くなった。 けれど首を横に振った。 自分は今…こうして、ここに居るのだから。) それは、エニシさんに悪いですから…良いです、それにグリーンティー美味しいですし (二人に小さな笑顔向けて、どんな迷惑か…それを聞かれれば、グリーンティー飲もうとした手が止まる。) いろんな人に助けて貰ってるのに、自分は何も返せない、ただ助けてもらってばかりだから… (そう言いながら、またすこし、グリーンティー飲んだ。 良い材料使ってるな…とか内心思って、不思議に思った目をして、グリーンティーを暫し見つめていた。 そして、友人の方を見て言うだろう。) 何で…変なのかな? 自分よりも…エニシさんは確りしてると思った…それだけ… (そして、またグリーンティー見つめていた。)  [Wed 23 May 2007 03:10:47]
エニシ > ――― そうだね。 そうだった。 ( 姉の答えに弟も苦笑する。 )  ……そっか…そういうものだったんだね。 ――じゃあ僕はもうちょっと迷惑掛けちゃお。  ( 人と触れ合うのが好き。 お姉ちゃんに包み込まれるのはもっと好き。 ――けれど友達が見ている前だとやっぱり恥ずかしいお年頃。 普段は懐いた猫のようにべったりだけれど、今日はちょっぴり控え目。 あんまり食べると太るのでご注意を。 )  ――― ん。  ( お姉ちゃんの言葉に少女もどきは独り占めしないように体をずらして、屈託の無い笑顔をしながら友人を誘う。 )  ――――あのね、オウルさん。 それはちょっと違うよ。 そういう考え方ちょっぴり変だよ。  ( 姉の(無い)胸に体を預けながら吸血鬼の言葉に反論。 ) [Wed 23 May 2007 03:04:15]
ライヤ > ――― エニシさんは「此処」で如何すれば良いのか、わかるでしょう…?( 苦笑半分に答え ) ………迷惑かけない人が居るとしたら、そうね――…それこそ「死体」なんじゃないかしら。 何もなくなるもの―――…。 ( 冗談半分に広げた腕の中に弟が飛び込んできた。 この程度のスキンシップならば、朝飯前どころか、夜食前。 姉娼婦は弟をやんわり抱き込んだ。 「恥かしい」とか、今更呟く弟君の後ろ頭を、そっと撫でて微笑む。)(「エニシさんの場所」) ……。 (首をカックリ傾げてから、胸の中の弟を暫く見詰め―― ) お望みとあらば、オウルさんの場所にもなりますよ。 ―― …。 (娼婦は笑う。―― 再度手招いた。これを断られれば、それ以上誘うようなことはしないだろう) …… オウルさんは、面白い事をいうのね…? どんな迷惑をかけているのかしら…?  [Wed 23 May 2007 02:52:58]
オウル > (結局、先に座ってしまう。 客人な空気なためだろう。 そう言い聞かせておく。) そうですね……その「もしかして」は、頭の隅にでも置いておかないと…ダメですよね (ティーカップはゆっくり受け取って、一度テーブルに置いてからゆっくり飲むだろう。 最初熱かったとか…そんな感じだ。) はい? (イケナイだとか、そういう言葉には、どういう意味か解らず抜けた声が漏れるだろう。) そうですかね…… (そして、軽く両手を広げられるのを見れば、誘惑にかられそうになるが、首を横に振るだろう。) 其処は…ほら、エニシさんの場所でしょ? (そんな風に言いながら、笑み浮かべて、グリーンティー飲んだ。 苦味に僅か…懐かしさが漏れたような…そんな感じがする。) いいじゃない、エニシさん、自分なんかよりずっと迷惑かけてないんだからさ (グリーンティーが美味しいとか、そんな事思いながら飲んでいた。)  [Wed 23 May 2007 02:37:49]
エニシ > ( 自分は逃げる。 それはもう一目散に脇目も振らず。 ――だって、一番嫌なのはこの青猫という自分の家に迷惑が掛かることだから。 )  ……ひょっとして僕ってあんまり表に出ない方がよかった?  ( 緑茶の香りと味を堪能しながらふと気付いたように。 まあ元々売れてないから関係ないだろうけどね! だってまだ見習いの単語は外れてないし。 )  ……そう…だったんだ。 お姉ちゃんはそんなこと無いと思ってた。 アハハハハ。(乾いた笑い。顔が真っ赤です)  ( そして溜め息を吐いた。 振り返ってみれば自分の行動のほとんどは他人に迷惑をかけてばっかり。 )  はぁ…僕ももうちょっとみんなに心配かけないようにしないとな……  ( そう呟いたところで広げられた姉の両手。 その意図に気付けば頬を赤らめて。 )  ――――……  ( 椅子を降りると姉の方に近付いていき、包み込まれるように体を預けようとする。 少女風貌の青白い肌は耳まで真っ赤に染まってしまって。 )  ―――や、やっぱり恥ずかしいよ  ( 自分から素直にやっておきながら消え入りそうな声で何か言った。 甘えることが出来るのは嬉しいけれど、他人に見られながらとか羞恥プレイですか。 ) [Wed 23 May 2007 02:34:08]
ライヤ > (二人が椅子に座るのを待ってから、ティーセットを弄りだす。 ティーポットの中にはグリーンティーが入っている。 ティーカップに静かに注ぎいれながら) …此処は青猫です。 色々なお客様がいらっしゃる所です。―― 騎士さまも、傭兵さんもいらっしゃいます。退魔士らしき方だって。 「もしかして」を考えているだけのことですよ。 (少年の問いに、諭すように静かに答える。 先ずは客たる少年の前にティーカップを差し出した。 ――弟が驚き滲む声で訪ねるのに、笑う) ……私なんて、姉様たちに迷惑をかけっぱなしだわ。 旦那様にだって。 ――なかなかイケナイとか(さらっとなんか言った)  「出来ればかけたくない」――それは、誰でも一緒だと思いますよ。 そして、そう思っているのなら「いい人じゃない」なんて、わざわざ言うのも――少し、後ろ向き過ぎるかしら。 (次に弟の前にティーカップを差し出して) ………。 (「甘えられるっていいね」) ……… 。(冗談半分に軽く両手を広げてみた。「 甘えてみる? 」と、無言の問いかけ) [Wed 23 May 2007 02:18:55]
オウル > (仮に感知能力のある、ハンターなんかが来てしまった場合…自分は逃げる事なんて出来ないと思う。 友達一人置いて逃げる事したく無いのだから…。) やっぱり、自分達はひっそり、中にいたほうが良かったんですかね? (女性の声を聞いて、そんな事問うだろう。) …甘えられるって…良いね (今は別れてしまった、もう一人の同じ髪色の同属の友人、そちらも不安だが連絡がとれないのだから…仕方ないと思う。 思い出して、すこしだけ寂しげな顔しただろう。) 迷惑かけないと生きていけないのは…解りますけどね、出来れば掛けたくないと思いますよ (そんな事言いながら…友人の驚きの言葉を聞いた。) … (友人の逃避の瞬間を見て…言葉を失ったこの少年…しばしそれを見ていたが、二人が椅子に座ってから空いた椅子に座ろうとするだろう。) [Wed 23 May 2007 02:05:59]
エニシ > ( 少女風貌が大の嫌いな異種族は、それと同時に知り合いにも多い。 嫌っている人の周りにそのような人たちが集まるのはマーフィーの法則めいたもの。 ―――その法則が姉の心配にまで当てはまらないことを祈るとしよう。 )  ―――――――  ( 吸血鬼の言葉を聞いた女装少年。 こう冗談言った姿勢のまま面白いぐらいに固まった。 )  ――――ハ、夢か……ふう…僕も疲れてるな。 ( 何か現実逃避して無理矢理夢オチにしようとしたよ。 )  だ…だってぇ……  ( 甘えん坊と言われれば頬を染めながら反論しようとした。 けれど残念なことに言い返す言葉は何も思いつかず。 だって事実だし。 )  ……僕だっていっぱいいっぱいみんなに迷惑掛けてるよ。  ( それこそ少女風貌の周りに入る人ほぼ全員に。 そしてその姉の言葉には驚いた視線を向ける。 )  ―――……お姉ちゃんもなの?  ( それは弟にとってはあまりにも意外な言葉。 中庭に備え付けられた椅子に腰を落としながら驚きの言葉を。 ) [Wed 23 May 2007 02:02:27]
娼婦 > (怖がっての仕草ではなかった。 ただ、弟の友人もまた吸血鬼だということに驚いたのだ。―― それに此処は、娼婦館。 色々な客が居る。 「もしかしたら」 を考えると、その後に来るだろう結末が恐ろしかった。 森の中に木を隠しても、森の中に隠す数が増えたらばれるのではないか、なんて――弟を密やかに溺愛しているだけに、そんな不安が過るのは否定できないが。) ――― 此処だと――… 他のお客様から…。(ちらりと門の方を見る。今も客の姿は在るんだろう )  …それに、折角お茶を入れたのですから、宜しければ、ね。 ( と――着物の裾を握られた。 弟の手の感触。 視線を移す。) ……。 あまえんぼさん。 私は構わないけれど――…。(オウルさんは、どうなのだろう。 もし、拒否されなければ、この娼婦も一緒の席に着こうとするだろう。 半ば弟に引かれるようにして、歩を進めはじめた)  … 迷惑をかけているから、いい人ではないのかしら。 (くすり) …迷惑をかけないに越した事はないとは思いますけれど――……。 だったら、私も悪い人だわ。 迷惑をまわりにかけてばかりだもの [Wed 23 May 2007 01:52:11]
オウル > (無表情になる、女性の顔…それを見て思う…自分は化け物だから…そんな事を考えて、仕方ないと思った。 此方も笑みが消えただろう。) … (怖がられても仕方ない、自分はこういう化け物なのだから、そう言い聞かせて耐えた。) お金稼げるようになったら、エニシさん指名で…お客としてきます (そんな事言いながら、すこしだけ笑みを浮かべた。 そして、女性の方に顔と体をむければ言うだろう。) 此処で良いです…椅子の上よりか…立ってた方が自分はいいんですけどね (二人きりになるのかどうか…それは、偽少女に委ねようと思う。) 自分は誰かに、迷惑をかけてますから…ね (最悪、生きている事事態が迷惑なのだから。) 旦那様なんて、柄じゃないよ…自分は (そんな事言いながら浮かべるのは苦笑い。 友人の言葉を聞いて、何も力になれない自分が…悔しく思う。 その悔しさは無意識に拳作っていた。) …… (そして、偽少女が移動するのなら、自分もテーブルの方に移動しようと、少年は歩いていくだろう。) [Wed 23 May 2007 01:38:19]
エニシ > ……勘違いしてたみたい。 今度来る時は受付で友達ですとかいえば会いにいけるから。 それともオウルさんは旦那様って呼ばれた方が嬉しい?  ( 言っている言葉の内容は軽口。 けれどそこに浮かべた笑みはぎこちないもの。 こうして少しでも気を紛らわそうとする。 ) ( 一番嫌いなのは誰? そう聞かれたら自分とこの吸血鬼は答える。 自分という存在は心の底から大嫌い。 思い出したくない過去なんてもう一度失ってしまえ。 )( 最愛の人の言葉に小さく頷く。 そして相手の着物の裾を縋るようににギュッと握ろうとする。 )  ……やだよ…こんな気持ち。 ……こんなこと…思いたくないのに…けど……どうしても…治んない……  ( 迷いそうになりながらも尋ねてきた友達にする態度じゃない。 それは解っているのだけど―― )  ――お姉ちゃんも…一緒に来て……――あ、えっとね、その…何か忙しかったりしたら別にいいんだ。 ただ…ちょっと…僕が自分のことを不安なだけだから。 ( お願いをしたあと、すぐにそれがただの我が侭だということに気付いて遠慮がちな言葉になっていく。 そして姉がどう答えるにせよ、会話の場所をもう少し奥のそのテーブルへと移動しようとするだろう。 ) [Wed 23 May 2007 01:33:57]
娼婦 > (女の表情に、漸く「笑み」以外の表情が浮かんだ。   無表情だ。  さっ ――と、笑みが消えて、人形のように固まった。 取り落としそうになる銀のトレイを確りと持ったままだったのを、後々自分で誉めたくなる) ……。 (弟が冗談を言っているようには思えない。 オウルと名乗る少年も否定しない。 …二人は互いの種族を知っていて、互いの状態を知っているという事なのだろう。青猫の庭、吸血鬼が二人――) ……そう。  ( 驚きを自分の中で掻き消す為の、深呼吸) ……此処は娼婦館青猫です。 正面から訪ねられれば、客としてお出迎えいたしますよ。 (勘違いというよりは、対応としてこれが必然なのだと伝える。 ) ―――…(「嫌になって」)(この子も、よくよく複雑な子だと思う。――個を嫌うのではなく種族が嫌い――個は好きだけど、種族が嫌い――つまりは、自分すらも嫌いだということ。 矛盾を孕んだ彼の言葉を聞きながら――) ――だから、少しぎこちなかったのね…? 最近は落ち着いていたのだと思ったのだけど…続いてたのね。縁さんの「病気」 。  でも、貴方を心配して、わざわざ来てくださったのだから――… 。 ……二人きりの方がいいなら、少し奥の中庭に、椅子とテーブルがあるから、其処でお話したらいかが…? ( 次に、オウルへ顔を向け) ……体調的には、この通り、元気なのですけどね――…?( 「いい人かどうかは別」) ………あら、悪い人なのかしら? [Wed 23 May 2007 01:17:33]
オウル > (少なくとも、自分はこの目の前の偽少女を友達と思っている。 傷つけられようが何されようが変わらない。 数少ない「今の自分」のつながりだからだ。) …… (同僚と言うのには、またペコリと頭をすこし下げるだろう。 何か気まずい空気を感じる。) ……エニシさん…なにか勘違いしてたみたいですね… (そっちの理由とか言われて、すこし慌てながら言っただろう。 そんな理由で来るなら、お金も全部そろえて来るだろう。 そんな事考えた。) ……そう…ですね (種族告白されれば、別にこれと言った反応は見せずに、金の瞳は偽少女を見ていただろう。) 自分がいい人かどうかは…別ですけどね (誰にでも、迷惑をかけている。 この偽少女にだって、迷惑をかけてしまっているから…。)  [Wed 23 May 2007 01:01:56]
エニシ > ( あたたかいという指摘には嬉しそうに幼い顔を年相応に綻ばせた。 お姉ちゃんは世界で一番好きだから。 この世の中で、誰よりも。 )  ……だってここ娼館だし……てっきりそっちの理由で来たのかな、って………  ( 目の前の少年も一応男の子ですから。 )( 姉の言葉に体を強張らせて。 そしておずおずと見上げて、たどたどしい口調で口を開く。 )  ―――それは…その…あのね。 あのね。  ( 迷ったように一度俯いて。 けれど再び少女を見上げた。 )  ―――オウルさんも…僕と…同じ≠ネの……同じタイプの…種族=@―――オウルさんはとってもいい人なんだよ! ……けど…それだから…その……時々…どうしても……嫌になって………  ( 吸血鬼と知ったからといって何かをするような人じゃない。 そう思ってるから遠回しに口に出すのも嫌な相手の種族を勝手に告白してしまう。 ) [Wed 23 May 2007 00:56:42]
娼婦 > (友達なのは間違いないらしい。 だけど――) ………………。(人の顔色を読んだり、言葉にでない感情を読むのは、普段の仕事の内。 弟の反応が余り宜しくないのに、すぐ気がついた。トレイを片手に持ったまま、内心で首を傾げた。 ―――表の「顔」は、絶えず微笑えんでいるが) ……オウルさんと仰るのね。 エニシの…”同僚”のライヤと申します。(娼婦館の「同僚」といえば、自分が何であるのかは、わかっていただけるだろう。 ――ティーセットを持ったままなので、軽く会釈を返し) …… ………。 (微妙な空気の流れる二人。 間に立った自分。 ) …… 。 ……貴方達、喧嘩でもしているの?  [Wed 23 May 2007 00:44:59]
オウル > (内心、ものっそい勢いで、この梟は目の前の友人に謝っていることだろう。) ……なんか、あったかい感じがするな… (二人の光景には、ボソリとそんな事呟いた。 すこしだけ、そんな光景には笑みは柔らかい物になるだろう。) それ以外に、理由がない様な気がする… (友達の所、ではないなら…他に理由なんて見当たらない。 それは本心だ。) オウルです…初めまして、申し遅れてごめんなさい (そう言いながら、友人が姉と慕う女性には軽く挨拶に頭を下げるだろう。) 友人と言うのは…自分がそう思ってるだけなので… (だから、自分が友人と思うこの偽少女がどう思ってるかは…解らない。 そんな風で苦笑いを浮かべるだろう。)  [Wed 23 May 2007 00:39:44]
エニシ > ( 姉の表情の変化に気付きつつも、自分にはハッキリとした理由を答えることができず。 )  うぅ…は…恥ずかしいのもあるけど…それ以外にもちょっと事情が……  ( あぅ、と小突かれた額を罰が悪そうに抑えつつ、そういえばまだお姉ちゃんには休業していることを伝えてなかったのを思い出す。 といっても元々働いてた時でもお客様は殆ど取らないから、以前とあんまり状況は変わっていなかったりするのだが。 )  ………そう…だったの?  ( 友人として訪れてくれた。 その言葉に紅い眼を丸くさせて。 )  ……うん。 えっとね…オウルさんていうの。 色々と会ったことがあるんだけど……その………  ( 少年のことを友人と言い切るには後ろめたくて。 彼への暗い感情はまだ胸の奥で燻っている。 だから視線を少し逸らして、けれどしっかりと質問には頷くことはした。 ) [Wed 23 May 2007 00:33:38]
娼婦 > (弟の曖昧な返事に、仕草に、僅かに――普段彼女の表情を見慣れている者にしか判らない程度に――眉を寄せる。) …… まぁ。エニシさん。旦那様の前で、なんて言葉を――「駄目」だなんて。 恥かしがっているのね…? (「こつん」と、弟の額を指先で突付いて諌める) … 旦那様、今の言葉は、エニシさんの「いけず」のうちです。許してさしあげ……(「お金」)……て ……?  ……エニシさんを、心配?  ……友達。 (眠そうな眼が、ゆっくりと瞬きを繰り返す。 ) …そうなの? (縁さんへ問いかけた) [Wed 23 May 2007 00:23:52]
オウル > (部屋なんか用意されたら、金銭的にも色々死ぬる…誰かが来る前に逃げれば良かったと…切実に思った瞬間だ。 むしろ、墓掘ることになるのではないかと…そんな考えだ。) 御行為はとっても、ありがたいんですけど……お金が全然なくてですね… (きっと、死体じゃなかったら、冷や汗ダラダラ、むしろ、脂汗なんじゃないかと……。 友達として会いに来た筈なのに、いつの間にかお客扱い……どうした物かと頭悶えそうになる。) それに、エニシさんのことすこし心配だったから、会いに来ただけですし……友達として…… (そんな事言うだろう。 実際信じてもらえるか…すこし不安そうにしていた。) [Wed 23 May 2007 00:17:26]
エニシ > ……どうしても忘れらんないって言うのなら……―――!  ( 背景に何か文字でも背負ってそうな勢いで口封じを敢行するか真剣に思い始める少女風貌。 ほら、強く叩けばその時の記憶は忘れるっていうし。 乙女(嘘)の秘密を耳にした罪は重い。 )  ――――……?  ( 旦那様扱いに戸惑う様子を見せる友人。 姉の視線には、間違ってないと思うけどと視線で答えつつ―― )  お、お姉ちゃん!? それは駄目!  ( 現在は精神が不安定な状況もあり、お客様を取っていない吸血鬼。 今は冷静だけれども、もしまかり間違ってお客様に手を出すことになってしまったら――― 焦りながら友人の耳に口を寄せてヒソヒソ話をしようとする。 )  な、何考えてるのさ!? なんで僕を指名するの!?  ( 未だに勘違い続行中。 ) [Wed 23 May 2007 00:14:34]
娼婦 > (二人の反応がなんだか微妙だ。自分が何か可笑しな事を言ったのだろうかと、娼婦の方が内心戸惑ってしまった。―――微笑を浮かべていた女の唇が、すぅ と閉じる。) …… 。(弟へ視線を投げる。 何か間違っているのか、と視線で問いつつ―― ) 今宵は月は出ていませんが、緑の色は鮮やかに――部屋の中で囁きあうのも楽しゅうございますが、季節の薫りを楽しみながらお話しするのも、また一興でしょう。――…………(「会いにきた」)(コクリと頷き) …ええ、エニシをご指名ですか。 今、係りのものに部屋の準備をさせますが――… [Wed 23 May 2007 00:01:57]
オウル > (モドキではなく少年から見たら少女に見える…とかおいといて…。) ちょっとね、すこし心配だから来ちゃった… (苦笑い浮かべながら、そんなこと言うだろう。) 元気なら、良かった (そして苦笑いは、小さな笑みへと変わる、忘れてといわれれば…すこし考えるだろう。) 良い歌なのに、忘れるの…勿体無いと思う (そして、聞こえた声と、友人の言葉にギクリとした。) えっ…え? (混乱気味、旦那様扱いなんてされる様なあれでもないので、少年はすこし混乱したが、すぐに落ち着けようとして言うだろう。) あの…ですね、自分は…エニシさんに会いに来たんですけど… (やっぱりお金取られるのか…そんな事を思えば、さらにギクリした。 やばいよぉ、お金なんて全然ないよぉ、とか、内心涙してとかしてなかったとか…。) [Tue 22 May 2007 23:55:24]
エニシ > ―――――  ( 暫く思考中 )  ―――――  ( 何かに思い至ったように掌を打つ。 胸に手を当てて深呼吸を一つして、再び友人へと視線を戻した。 )  ―――今日はわざわざ青猫に来ていただきありがとうございます旦那様。  ( わざわざ自分に会いにきたとは思ってない少女風貌は、相手が「青猫」に用事があるのだと勘違いする。 そして丁寧な動作で微笑みつつ一礼をする。 ) [Tue 22 May 2007 23:51:03]
エニシ > ( 基本的に自分の世界に入り込んで周りがいつも見えなくなってる少女もどき。 だから声を掛けられる度にびっくりして悲鳴を挙げます。 )( 両手を胸に持ってきて、不思議そうな表情でキョロキョロする。 相手が此処を訪れた理由にまるで思い至らない様子。 )  ―――え? あ、う…うん。 その…元気…かな……?  ( 悩んだように首を傾げながら質問に答えた。 まだ迷いは吹っ切れていないけれど、あの海岸の頃よりは大分落ち着いている。 )  そ…そんなぁ……忘れちゃってよぉ……  ( 口元に手を当てながらオロオロと困ったような仕草をする。 そして耳に届いてきた大好きな女性の声に、今度は嬉しそうに視線をそちらに向けた。 )  ―――あ、お姉ちゃん。 ………―――?  ( 旦那様。 友人へのその呼び方にふと疑問を覚えて少女風貌は押し黙る。 ) [Tue 22 May 2007 23:47:16]
娼婦 > …………。(弟の手から転がった手毬が、足元に落ちた)………… 。  (その手毬を暫く見詰めてから、芝生、弟の姿、客らしき?少年の姿を順に見つめた。 随分若く見える男。……どうやら、弟の客のようだ) 御機嫌よう、旦那様。 ようこそ、青猫へ。 ……お茶を入れてまいりましたが、いかがでしょうか。(弟一人だと思ったから、少し不意打ちを喰らった気分で、こんな風に切り返す) [Tue 22 May 2007 23:41:33]
お知らせ > 娼婦さんが入室されました。 『………。(銀のトレイにティーセットを乗せて)』 [Tue 22 May 2007 23:37:31]
オウル > (貴方が悲鳴を上げたのを見れば、こちらもすこし驚いた模様、だってそんなに驚くなんて思わなかったのだろう。 この少年。) 元気…? エニシさん…? (なんか色々、刃物投げられたり、色々だったから、心配はしていた模様だ。 自己の心配が薄いのは、自分の怪我は治るから良い、そんな考えなのだろう。) 良い歌だから、声かけようか、すこし迷ったけどね (そんな事言いながら、貴方を見ているだろう。) 良い歌だから、聞かなかったことには出来ないかなぁ… (すこしだけ、笑み浮かべて、そんなこと言うだろう。)  [Tue 22 May 2007 23:28:21]
エニシ > ―― ――♪ ――――ひゃっ!? ( 近くまで来て声を掛けられるまで相手にまるで気付かなかった吸血鬼。 感覚7が嘘だと実証された瞬間。 小さく悲鳴を挙げて体を強張らせて、その拍子に手毬があらぬ方向へ転がっていく。 )  ―――……オウ…ル……さん……?  ( 振り返った先にいるのは自分とよく似た――けれども全く違う一人の吸血鬼。 予想外の人物に予想外の場所で出会ったことに瞳を不思議そうに瞬かせて、そして続いた言葉には頬を瞳の色と同じに染めた。 ) え、えっと…それは気にしないで。 うん……聞かなかったことにして。 ( 歌を聞かれたことに対して恥ずかしそうに頬を掻く少女風貌。 ) [Tue 22 May 2007 23:21:18]
オウル > (友達が心配でこんな所に来た。 散々迷って…やっとついた時はすこし嬉しかったこの少年。) …… (建物の中の方から、有る程度近くまで来れば立ち止まって…声をかけるだろう。) こんばんわ…エニシさん (歌とめちゃってごめんなさいとか、此方に向いてくれれば言うだろう。 向けるのは小さな笑顔である。)  [Tue 22 May 2007 23:12:55]
エニシ > ( 少女(偽)が居るのは中庭から少し外れた場所。 視線をずらせば一夜の供を求めるお客様が門を潜っていく姿が遠目に見えるようなところ。 )  ―――  ――――♪ ――♪  ( 白い髪の毛を黒色の鬘で覆い隠した少女(偽)は、紅い瞳を閉じて記憶の底に耽りながら手毬を着いているため不法侵入者…もとい同属の友人が近付いてくることにまるで気付いていない。 ) [Tue 22 May 2007 23:08:09]
不法侵入者? > (クエスチョンマークは間違いじゃないよとか背後は囁く、さておき…その庭を覗いている者一人いる。 どちらかと言うと外部の人間と言った感じである、むしろ、声もかけようとしていないのだから不審者同然かもしれない。 もし、壁等がある裏庭なら壁の上の屋根部分?に立つ様な感じだろうか。) …… (銀髪・金の瞳の少年はその歌を遠目から見ながら、徐々に貴方に近寄ってくるだろう。 中庭なら、建物の中の方から、裏庭などの外に面しているのなら外の方からだ。)  [Tue 22 May 2007 22:59:46]
お知らせ > 不法侵入者?さんが来ました。 [Tue 22 May 2007 22:53:10]
エニシ > ――♪ ――――  ――― ♪  ( あの紅い過去を境に少しずつ記憶は戻っている。 この遊びと歌もその内の一つ。 母はごく稀に今の僕と同じように庭先でこの歌を歌いながら手毬を着き、僕はそれを見て集中しろと父に怒られた――ような気がする。 )( 記憶の霧は完全には晴れず。 けれどもう足元が見えないほど盲目でもなくて。 ) [Tue 22 May 2007 22:50:17]
エニシ > ( 初手から躓いて項垂れた背後は何処かに置いておく。 )( 高級娼館『青猫』の整えられた庭で、着物を着た小柄な一人の少女は歌を紡ぎながら緩やかに手毬をついていた。 )  ――――  ―――  ( それがどんな内容の歌だったかは覚えていない。 けれど朧に霞んだ記憶の中にその記憶はあった。 まるで童謡のようなゆったりとしたリズム。 地面に着かれる手毬もそれに合わせるようだった。 ) [Tue 22 May 2007 22:38:31]
お知らせ > エニシさんが入室されました。 『(』 [Tue 22 May 2007 22:31:49]
お知らせ > エニシさんが帰りました。 『行くー!(吸血鬼は笑顔で返答――『白色』にも、こうやって少しずつ慣れていけばいい。)』 [Sun 13 May 2007 03:58:14]
お知らせ > カトレアさんが退室されました。 『今度、餡蜜でも食べに行きますか?(人差し指を口元に当てて微笑みかけて消え行く白蝶)』 [Sun 13 May 2007 03:55:07]
カトレア > ほんとのこと、言っただけですから。 ( 微笑み返して、えんどれす。 ) ―――アンチホワイトフレンズ、かしら。 ( 冗談交じりにはついにネーミングつけた。にっこり肩竦めて ) ―――あら? (  嫌そうな顔に、きょとん、とした。瞬き数回。悪気皆無。 ) ―――……できるわ。きっと。そうできるようになるといいですね。 ( 私も何かいい案でも一緒に考えてみようかな、とか。呟きながら笑み返し )   ―――ええ。おやすみなさい。お仕事、がんばってくださいね、エニシちゃん。 ( 笑顔で手を振られれば手を振って踵返す。自室へ戻ろうと。―――-振り返って ) あ。 [Sun 13 May 2007 03:51:42]
エニシ > ………そう言われるとやっぱり嬉しいです。 ありがとうございます。  ( 微笑みには微笑を返して。 )  そう…だったんですか。 白色嫌いのお友達ですね。  ( 意外そうに目を瞬かせた後、今度は冗談交じりの言い方で相手の言葉に同意した。 )  ……………ハイ。 ちゃん≠ナいいです。  ( 複雑そうな顔をして視線を逸らしたあと、説明するのが嫌なためそれに頷くことにする。 )  ボクも…ホントにホントに嬉しいです。 ……何か恩返しとかできるといいなぁ……  ( 人だった頃の名前より、今の姉がくれたこの名前の方が大切だった。 だから少年も鏡のようにに笑い返す。 )  おやすみなさーい。 それじゃボクもお仕事に行ってきます。  ( 笑顔で手を振って相手を見送ろうとしたあと、それが済めば自分もここを出ていこう。 仕事はまだまだ残っている。 ) [Sun 13 May 2007 03:45:23]
カトレア > ふふ。―――大好きな人がいることは、いいことですよ。 ( 恥ずかしそうにする彼に、くすり。微笑んで。 ) ―――私も、白ってあんまり好きじゃないの。黒髪に憧れるくらい。全部白って、奇妙よね。此処に着てからは逆に其れを売りにしてみようと思ったけど、ちょっとね。 ( コンプレックス、と、小さく肩を竦めて笑む姿。けれど、彼の白髪は愛らしく見える。それは―――ないものねだりなのだとしても。 ) ……えにし?エニシちゃん? (  嬉しそうな、様子にこく、と頷いた。嗚呼。ライヤさんっていうお姉さんがとても好きなのね―――そんな、微笑ましい気持ち湧き上がって。 ) ―――大好きな名前を名乗れるって、幸せなことですね。……エニシちゃん。よろしくね。 ( にこり。にこり。笑った。 )  ――――ん、…… ( あくびを小さく、押し殺すように口元に手を当て、涙目に。 ) ……ん。仮眠、とってきます。……なんだか、急に眠くなって――― ( ごめんね?と、窺うように、眼擦りながら、申し訳なさそうに微笑みかけた ) [Sun 13 May 2007 03:33:08]
エニシ > とっても大好きなの! ―――って…あ…や…やっぱり改めていうと……ちょっと恥ずかしいかな………  ( 言い切ったあとはやっぱり恥ずかしそうに口元に手を持ってくる。 本当に忙しい少年だ。 )  ………その…ごめんなさい。 カトレアさん白が一杯だから…ちょっとびっくりしちゃって……  ( 本来の髪である白髪を鏡で見るのも大嫌い。 ―――人間以外の種族も、大っ嫌い。 けどここは人以外の人も沢山働いてて、その人の中には素敵な人たちも沢山いるから。 だからこうして出来る限り無理矢理に納得させる。 )  ……ちょっと恥ずかしいです。 まだボク見習いだし……だから出来れば名前で呼んで欲しいな。  ( 照れたように頬を掻いて、そして自分の名前をハッキリと伝えた。 ) 縁、って言います。 お姉ちゃんがくれた名前で、とっても大好きな名前です。  ( いつもそうだ。 この少年が自分の名前を人に伝える時はいつも嬉しそう。 ) [Sun 13 May 2007 03:26:00]
カトレア > ライヤさん―――そうなんですか。沢山凄いお姉さんをお持ち、なんですね。 ( とにかく「凄い」ということだけは脳裏に焼きついた。ふふ、と微笑む。ころころ変わる貴方の表情に微笑ましいといわんばかりに暖かな眼差し向けられるまま。 ) ―――? ( 口篭るその様子。震える声と、申し訳なさそうな態度。それを見れば、怪訝な顔も心配げに変わり。だからといって咎める風でもなかった。寧ろ「無理に言わなくていい」そういおうとした矢先、「白がダメ」。理由を聞けばなおさらー――納得の行く、理由だった。深呼吸をしているのは、恐かった思いを沈めるために、かと、てっきり思っている少女は―――ぎこちないが柔らかい笑みに、暫し―――見つめてから。 ) ありがとうございます。お姉さま?いえ、先輩といったほうが正しいでしょうか? ( 話題少し逸らすよな、揶揄する口調で悪戯にくすくす笑っては、 ) 貴方のお名前も、よろしければ。 ( お聞かせ願いたいわ、と。 ) [Sun 13 May 2007 03:11:53]
エニシ > ( そう言った少年の顔は笑顔だった。 まだ少しぎこちないけれど、先程までよりは柔らかい表情。 ) [Sun 13 May 2007 03:04:56]
エニシ > あのお姉さんね、お話しててとっても楽しかったの。 それに甘いものまで奢ってもらっちゃいました。 ( この少年の表情はコロコロ変わる。 先程までは羞恥に頬を染めた半泣き顔だったのに、今度は年齢相応の純真な笑顔だ。 ついでに夜のテクニックも覚えさせてしまえば普通にお客様が来そうだ。 今は少し事情があって客を取れないけれど。 ―――仰るとおりに色々と少女(偽)にとっては大変な時期――― )  うん! ライヤさんていうんですけどね、お姉ちゃんはホントに凄いんですよ。 それはもう沢山凄いんです! ( 盲信というかなんというか。 姉・激ラブな吸血鬼。 )( 吸血鬼の声は弱々しくかすれているだろう。 手を触れれば折れてしまいそうな程にその所作に力は無い。 )  ―――……え…えっと………それも…ちょっとだけありますけど………あ、別にその! そっちが悪いわけじゃなくて! た…ただ……その……―――  ( 伏せた瞳を挙げて、申し訳無さそうに儚く笑った。 膝に置かれた手は微かに震えている。 )  ………白って色が…どうしても…駄目なんです。 ……その『色』の人に…凄い…怖い目に遭わされたから………  ( インセクティア―――それなら一応人間だ。 人間だ 人間。 自分の心に無理矢理言い聞かせるように胸に手を当てて何度も心の中で呟いた。 )( そして数度深呼吸を重ねる。 それで落ち着けるかどうかは判定次第。 今回の発言の秒数一桁が0〜4なら白という色に恐怖心が残る。 5〜9なら平常心にもどれる。 )  ―――ハイ。 よろしくお願いします。 カトレアさん。 【判定】 [Sun 13 May 2007 03:03:37]
カトレア > 貴重ではなまる―――なんだか、歌みたいですね。凄いお姉さん。 ( くすくす肩揺らし、可笑しそうに笑い声立てて。吹っ切ったらもっとお客が増えそうな。悩み多き年頃は誰でも通る時期。トラウマも然り。少年にとってはつらい時期なのかもしれない。 ) かっこいいし、素敵で、優しいお姉さん。……でも意地悪なんて―――まあ凄い。 ( のろけには心底感心した様子で瞳瞬きながら素直に「凄い」と感じたか。 ) ――― ? ( 「ナンデモナイ」 伏せられた瞳を、追うことはしなかった。少女は暫しそのままで。やがてす、と立ち上がる。 )ごめんなさいね。もしかして、人見知りしてしまうタイプ?―――私も、最初輪に入っていけないタイプだから、もしそうだったなら無神経でした。 ( 淡々と語る口調と、静かな微笑。す、と立ち上がって貴方から距離を置こう。 ) 私―――インセクティアの、カトレアです。 以後、お見知りおきを。 ( そう、簡潔な自己紹介を。さっぱりと名乗っては微笑むまま。それ以上何かを聞くこともなく、もうそれ以上、近づこうとすることもなかった。 )  [Sun 13 May 2007 02:41:34]
エニシ > ………素直に喜べないのがボクにとってスゴく悲しいです…… この間のお姉さんにも教えてもらったけどボクっ子って貴重ではなまるぅ、なんだそうですね……  ( もう吹っきちゃおうかなホント、とそういう点でも悩みがある吸血鬼。 悩み多き年頃だ。 血が通っていない筈の白い体は不思議と恥ずかしい時には赤く染まる。 どちらかと貴女の考えのほうが正論なんだろうけれども、思春期の子供にこういう格好はまかり間違えばトラウマになる。 )  ……うん。 お姉ちゃん優しいの。 それにカッコいいし、素敵だし、時々意地悪だし、それからそれから―――  ( なんか嬉し恥ずかしそうにしながらのろけはじめた。 もう重症だ。 ) ( そして近付いてくる白い瞳。 白は怖い。 白はコワイ。 シロハコワイ。 )  ……あ…の………その……なんでも………ないんです………―――  ( それを視界に納めまいと真紅の瞳を伏せようとする。 ―――それにあの背中の羽。 この人も、人間じゃない。 ) [Sun 13 May 2007 02:34:27]
カトレア > かわいいと思いますよ。―――「かわいい」のはほめ言葉だと思います。ですからそんなに落ち込まないで。ボクっていうのも、かわいいし。 ( 女だと思ってる様子。涙目な彼に、何処か愉しむように笑いかけ。この青猫で「男だの、女だの、言ってられない」という事実に最近気がつき始めた新人娼婦。 ) ……お姉さん、優しいのね。……いいな。よかったね。 ( にこり。静かに微笑む姿。が。貴方が此方に、目を醒ましたかのような、態度。強張ったようなその様子に、少女は思わず怪訝に眉寄せ首をかしげた ) ……どうかした? ( 神も、羽根も、天使の其れとも違う、白。紋白蝶独特の、白だ。人型だが、亜人で、人ではない。 ) ―――? ( その白い瞳は、貴方の瞳覗き込むように、少し近づくだろう。 )   [Sun 13 May 2007 02:19:48]
エニシ > ―――あ………  ( そして――ようやく頭が起きた吸血鬼は相手の姿形をはっきりと目の中に入れる。 その髪は白くて、服も白くて、背に生えている羽も白い――― )( 少年は一瞬強張ったように体を硬直させるだろう。 ) [Sun 13 May 2007 02:12:58]
エニシ > ( 甘いものは美味しいけれど虫歯には気をつけようと思う女装少年。 吸血鬼が虫歯になり血を吸う度に染みて痛いなんて事態になってしまったらもう色々と間違ってると思う。 )  まだお仕事全部終わってるわけじゃないのに……ボクのバカァ………  ( 相手の笑顔に対してこちらは涙目。 )  ………やっぱり『可愛い』んだ………  ( もうこの点に関しては自分でも諦めた方がいい気がしてきた。 この女装少年の本来の性別が男性というのは青猫の人なら知っているかもしれないし、もしかしたら知らないのかもしれない。 だって青猫でも女の子の格好の方が多いし。 )  ………そ…そりゃ……その……お姉ちゃんは…その…とっても大好きですけど………―――  ( 耳元で囁かれた少年はあうあうと茹蛸のように顔を染めてしまう。 今日も今日とてみんなに遊ばれるのがこの少女風貌のお役目です。 ) [Sun 13 May 2007 02:10:47]
カトレア > (  素直に喜ぶ表情に、微笑み深めた。なんというか、愛らしい。ちゃんと歯磨かないとだめですよ。チョコレートは虫歯予防とかいう意見もあるけれど。さておき。 ) ええ。寝てましたよ。ぐっすり。 ( にっこり微笑んだ。 ) とってもかわいらしい寝顔でした。 ( ご馳走様、と悪戯に微笑んだ姿。頷かれれば腰をかける。 ) ―――あら?だって。…… ( 瞬き数回し、口元に手を当てて。きょとん。それからすぐ、悪戯な微笑みに変わる。 ) ―――寝言で、「お姉ちゃん」って言っていたじゃない? ( くすり。耳元で囁くよう。悪戯している。完全に遊んでいる。にこにこ )  [Sun 13 May 2007 01:56:58]
エニシ > ――――っ!? ケホッ! ケホッ!! ななな、なんですかそんなに突然!?  ( 思いっきりむせた。 先程よりも三割り増し程度に白い顔を真っ赤にしてきょどり始めるシスコン吸血鬼。 ) [Sun 13 May 2007 01:53:57]
エニシ > ( 先輩……なんて素敵な響きなんだろう。 )  うん。 たべるー。  ( わーいと寝ぼけ眼のまま喜んでチョコレートを素直に頂く。 そっかーおはぎないのかー。 けどチョコも甘くて美味しいからいいや。 )( 満足そうに一生懸命食べた後、寝る前にはちゃんと歯磨きしないとな――て、あれ? 起きました? )  …………―――――あっ…ひょ、ひょっとしてボク寝てちゃったの!?  ( 少女(?)はその事実に頬を赤色に染める。 )  ……うぅ…恥ずかしいや……  ( 罰が悪そうに机の上に置きっぱなしだった冷めたお茶を両手に持って飲み始める。 座っても良いかと尋ねられればコクンと頷いて。 ) [Sun 13 May 2007 01:51:27]
カトレア > まさか、エニシさんがお姉さんが好き、とは知りませんでした――。 ( そんな言葉を不意に呟きながら、微笑み絶やさず腰掛けようと ) [Sun 13 May 2007 01:40:13]
カトレア > ( とりあえずわかったのは、エニシさんという先輩が、和菓子好きで、シスコンだってコト。幸せそうな寝言に、静かな微笑浮かべ。 ) ―――起きました? ( 間の抜けた声に、くすり。問いかけて。 ) ―――残念ながらありません。……ですが、コレなら。 ( どうしましょう、真面目に返したッ。そういって、ネグリジェの上に羽織るカーディガンのポケットから、なにやら出した一粒の其れは ) チョコレート、食べる? ( す、と差し出した一粒を貴方の前へ ) よければお隣、いいですか? ( 隣の椅子をもう片方の手の指が指し示し、問う仕草 ) [Sun 13 May 2007 01:39:21]
エニシ > …………お団子……お饅頭……あんみつ……おねえちゃん………―――  ( むにゃむにゃと幸せそうな表情で寝言を呟く少女(偽)。 最後の一言を除けばどんな夢を見てるかはおおよそ想像がつきそうだ。 )  ――――………ほぇ?  ( 肩に手を置かれたところでようやく目を覚ます。 間の抜けた声を挙げて顔を上げて、焦点の合っていない瞳キョロキョロ辺りを見回す。 )  …………おはぎは?  ( まだ夢の中から出きっていない模様。 首を傾げて貴女に問い掛ける。 寝ぼけるのが早すぎです。 どうしましょう先生。 ) [Sun 13 May 2007 01:31:41]
カトレア > (暴発orz)( 小さな声で囁いた ) [Sun 13 May 2007 01:24:29]
カトレア > ( 待合室に、逃げるように留まりっ放しの少女は白いネグリジェ姿で貴方に近寄らんと。 ) ――― 眠って、ます、か? ( やんわりした口調は何処か透けることのない声色で。ぼんやり問いかけてはほんのり覗きこもうと。 ) ( 肩に手を置こうと手を伸ばし、 ) 疲れているんですか?大丈夫……です?  ( [Sun 13 May 2007 01:24:14]
お知らせ > カトレアさんが来ました。 『あのー……』 [Sun 13 May 2007 01:19:50]
エニシ > ――――……………くぅ………  ( 気付けば意識は飛んでいて、仕事も忘れて少女は安らかな寝息を立て始める。 ) [Sun 13 May 2007 01:13:14]
エニシ > ( 考えなきゃいけないことは沢山ある。 自分がこれからどうするか。 自分は何をするべきなのか。 それはとても大事なこと。 )( 紅い瞳を閉じる。 視界は瞼に覆われて少年の目には何も映らなくなった。 )  …………今は…いいや。 あとで考えよ………  ( 嫌なことは後回し後回し。 時間が解決してくれるという願いに縋って決断することを今は放棄した。 ) [Sun 13 May 2007 01:01:29]
エニシ > ……となると…もうちょっとだらけてて大丈夫かな? うん。 きっと大丈夫。  ( 頭の中に浮かんだ予定の内容は、今すぐやらねばならないという類の急ぎのことではなくて。 だったらもう少しこのままのんびりしてようと思い至る。 ) [Sun 13 May 2007 00:46:52]
エニシ > ( 口の中に果汁の甘みがほんのりと広がっていく。 和菓子のような甘みとお茶の組み合わせも好きだけれど、こういう類の食べ物もまた味わい深い。 )  えっと…休憩終わったら受付に行く―――のはもう出来ないから……お部屋の掃除…お洗濯…それからそれから―――  ( 口に含んだそれを飲み込むと、頬をテーブルに預けてこれからの予定を整理中。 その机の上にはまだいくつか手付かずの果物がわけられた皿と偽少女の頭がのっけられている。 ) [Sun 13 May 2007 00:33:11]
エニシ > ………おいし……… ( 黒髪の鬘を被った少女のような少年。 スカートにスパッツという洋装のためもあり、初見の殆どの人は可愛らしい女の子だなんて思ってしまうだろう。 そんな女装吸血鬼は青猫の娼婦待合室で、以前友人の家に行った時に貰った果物の果汁漬けをのんびりと口の中に運んでる。 )  なんてやつだったかな…聞きそびれたや。  ( まあ美味しいからなんでもいいけど。 顎をテーブルの上に乗せる行儀の悪い格好のままおやつタイム。 ) [Sun 13 May 2007 00:22:32]
お知らせ > エニシさんが入室されました。 『ぼへー』 [Sun 13 May 2007 00:17:37]
お知らせ > ミカドさんが帰りました。 『ちょっと待ちたまへ。善良な一般吸血鬼(?)に向かって、何たる評価を!(自覚無しが一番の悪)』 [Wed 2 May 2007 04:22:34]
ミカド > (剣呑な視線を和らげようと、わざとハイテンションに) ははははははははは!その展開は良いね!是非とも眺めていたい! 当の本人達にとっては、真面目なお話なんだろうけど、第三者からみると、茶番になってしまう悲しい青春スーツ展開ってヤツだね☆―――…。   ………。 (勢いで押し切ろうとしましたが、マリィの視線の険しさに、テンションがめげた。徐々に下り坂になり)  ――――あれれ。なんだか僕に対する評価が、とんでもなく間違ってないかな? 僕はどう考えても正義の味方で、白馬の王子様じゃないか! ――馬は手放したけど!(馬蹄に怯えて乗れない日々が続いた為だ。) ……えーと。 あれれ。 もしかしたら「変な吸血鬼」って――……あれ?(食い違いに気がつき始めたらしく、首を傾げて) [Wed 2 May 2007 04:19:59]
お知らせ > マリィゴールドさんが帰りました。 『 ――悪に憧れるって年頃あるじゃないか? ( 貴族サマ=悪害の認識らしい蝙蝠の溜息。 )』 [Wed 2 May 2007 04:15:18]
マリィゴールド >  志は同じでも道を違えた二人とか――夕日の土手で殴り合いとか、其の辺りは期待して良いかもね。 ( 全くの風情も情緒もなく柏餅を平らげると、〆に温い葡萄酒で 「御馳走サマ」 と。 視線に気付いたか貴族サマを見返す視線が険しくなる。 ) ほら、何ていうか―――悪に憧れるというか、自由奔放に生きるスチャラカ貴族サマの悪いトコ……しかないんだけど、そこを見習って欲しくはないなぁって。 記憶がないのは何でも詰め込めるって事で一番自由なのにねェ。 ( かくして、最初の御令嬢への心配と同じ話へと戻るワケであったり。 ) [Wed 2 May 2007 04:14:14]
ミカド > (風情のない友人娼婦の食べっぷりを眺めつつ、エニシとオウル――二人の記憶喪失の吸血鬼の事を考えた。 不安定な二人の吸血鬼は、彼女から最低限の知識は貰っているらしい。 …彼女は「親の代わりにはなれない」とは言ったが、放任主義の親レベル程度には、庇護の手を伸ばしているらしい。      訂正「  超  放任主義」にしておこう。 ――ともあれ、ならば後は個人で動くべきものだろう。 我等は「個」を持っている。 考え方もそれぞれ違う。彼女が与えたピースを、どう組み立てるかは、彼ら次第だろう。  つまりは、今「決めるのは本人」と言った彼女と同じ結論となった。 だから、敢えて余計な口も挟まずに頷き返すのみで)  ――。 (ぺろりと指先についた餡を舐めて、ふと 考え) ……… じゃあ、ショタッコ二人の、ドキドキ殺意の波動大作戦☆な関係は、遠巻きに眺めて楽しませていただくか。 (小声で呟く独り言。 …なんだか酷いもうヒトツの結論が出たようだ。 ) ……    (「トルテには話した」という友人へ、ぱと顔をあげ)    ……。  ( 視線がぶつかる)  なんだね。 なんだねその視線は。  [Wed 2 May 2007 04:07:44]
マリィゴールド >  ソレはソレ―――難しいお年頃と言いますか。 ソレこそぶつかり合うショタッ子二人って事で吸血鬼を怨むのとは別問題だとボクは思うねェ。 そう構えずに、ソレこそ見てれば良いと思うね。 ( 吸血鬼を怨む、敢えて夜会でも赤い雨でも二人に意図的に告げなかった言葉ではあるけども。 ) 良いかな? 幸いにしてボクは吸血鬼も人も分け隔てなく愛する博愛主義者だから助けるのは全然構わない、寧ろこの世界が大好きなんだ。 けどね世間では助けを求めてない人物を助ける事はお節介と言うらしいよ。 だから、エニシ君がここにいるのは彼の意思で決めた事だから。 ( 香り、と言われても葉っぱの匂いだけ。 結局二、三口平らげてしまう風情の無い蝙蝠だった。 ) 肝心なトコは抜け目ないね西園寺。 実を言えばトルテにも少しは話したんだけどもね、一番心配だったのは―――。 ( ちらり、と柏餅を口に挟み視線を貴族様へと言わずにもかな変な吸血鬼さんへと。 ) 後は、決めるのは本人だから。  [Wed 2 May 2007 03:49:14]
ミカド > 「薫りを楽しむ」という意識はないのかね。 娼婦が、香水やら香やらに気を使うのと同じ嗜みだよ。(オウルとエニシの関係が、あんまり楽しそうな関係じゃないらしいと察すると、途端、雑談が混じり始めた。 柏餅二つ目――再び味噌餡に手を伸ばし) ――じゃあ、彼らと知り合ったのは「成り行き」なんだね。青猫で囲ったりしているから、てっきり君が両手を広げて招きいれ、教育でもしてるのかと思ってたけど。  ―― …。  …? (「吸血鬼を憎む」) おや。種族単位で憎んでるのかい?(其れは此方にとって初耳。 何せ、公園で感じた殺意は、自分には向けられていなかったのだから。――まさか、エニシの殺意が「異種族全体に向けて」のものだったとは知らない。 ) まぁ、確かに勝手に転化させられて、放置じゃ恨むのは十分分るけどさ。 …… まぁ、少なくともエニシ君は、オウル君に悪感情を抱いているのは、間違いないんじゃないかな。  オウル君に悪感情を抱く理由が、オウル君の種族に関係しているのだとしたら――…僕はエニシ君に「種族」をばらさない事にするさ。(つまり、まだ、自分の種族は、ばらしていないということだ。にっこりとマリィに微笑む) [Wed 2 May 2007 03:32:27]
マリィゴールド >  ……剥くなら最初から剥がしておけばいいのに。 普通のお饅頭で良いじゃないか。 ( 全く、とか不平不満を口にしながら。 ) 序でに言うと味噌餡よりも小豆のがボクは好きなんだけど。 しかし、小倉はダメ。 ( パトロンに対して注文の多い娼婦だった。 ソレでも葉を剥いて二つ目に取り掛かる。 ) いや、ボクじゃ『親』代わりなれないし、なるつもりもないよ。 出来るだけ自分達の目で判断して欲しいんだ―――でも二人とも吸血鬼を憎む理由は十二分にあるんじゃないかな? 別に同情じゃなくてね彼等より不幸な人物はいるし。 でも、遣り切れない想いもあると。 ( 「ご心配なく」としおらしい事いう貴族に肩竦めて。 ) エニシ君のやり場のない怒りが向くのは此の場合、変な吸血鬼さんだろうから。 西園寺も気を付けた方が良いよ、最悪とばっちりが向かうんじゃないかって黙ってたのもあるんだから。 [Wed 2 May 2007 03:21:02]
ミカド > 葉は剥くんだよ。葉は。 桜餅とは違うんだから――――…ふぅん?(「人間だけじゃない」) 痛ましい事だね。双方共に。(親も子も。自分の血を与えた仔を捨てた親に、輪廻の輪にから連れ出された仔 ) で、今は君が「親」代わりだと思っていいのかな。 二人とも「人」から直接 ご飯 を貰ってるようだけど……?(その辺は知っているのかと、視線で問う。) オウル君の無知から来る無防備さはともかく、エニシ君はちょっぴり物騒だよ。(あの時感じた、足元から這い上がるような気配を思い出して)  その様子だと、初耳のようだね。 うーん。当てが外れた。てっきり、吸血鬼同士の殺意混じりなどろどろしたショタ☆同性愛でも聞けるのかと期待してたのに。 (貴族様的「面白い話し」は、そんな感じらしい。) まぁ、期待しておいてなんだけど、吸血鬼同士の争いごとなんて、表に知られたら面白い結果にはならないし――…最悪の場合を考えたら、君もすこーし気をつけた方がいいんじゃないかな。  …「ヘンな吸血鬼」が何処にいるかは謎なのだし。(←自分の事を言われているとは気がついて居ない。だから、簡単に同意するね!) [Wed 2 May 2007 03:08:34]
マリィゴールド >  最近は子供を捨てるのは人間だけじゃないらしい―――あの子達は真祖から血を与えられながら捨てられた吸血鬼。 つまり、主人である吸血鬼から何も教育されていないらしくて。 ( まるっと聞き流した西園寺・M・帝。 軽く睨んだ後、あむりと柏餅を一囓り。 ) 葉っぱが邪魔なんだけど。 ソレに変な甘さ……。 ( 口の中に張り付く柏の葉に相貌が曇る。 初めての味。 ) 二人とも転化した時のショックか、忌まわしい記憶を忘れたいのか記憶喪失らしくて。 その印象で間違いないと思うね、未だ定まってないんだ。 朱鷺ノ京人は気にするんでしょう自分の立ち位置ってヤツを? ( 一触即発と聞けば、更に表情を曇らせ。 ) ソレは聞いてないな、一通り心得だけ教えたつもりだったんだけど……。 揺れやすいから彼等は、そう言う時期に変な吸血鬼に合わせるのも悪影響かなって。 ( だが、二人とも似た者同士で影響しあってしまったらしい。 ) [Wed 2 May 2007 02:46:50]
ミカド > (柏餅とワインを食す吸血鬼達の図が完成する。緑の柏の葉を剥くと、弾力のあるきめ細やかな白い餅が姿を現した。アングリと大口開けてかじりつく。 ) ここの味噌餡は絶品でね。 程よい甘さの中に感じる、ミソの薫りと、塩辛さ。 この配合の見事な事。――ヴェイトスには甘味屋は多いが、ここまで見事に配合したみそ餡はこの店だけで――うん? ―――  って、何か言ったかい?(「M」とか、「マゾ」とか、「もっと駄目」あたり、餅をほうばりながら、つるっと聞き流したね) ――おや、隠されていたのかい。 (言葉を反芻して、目を丸くする)其れはつまり、僕が妙な気を起こしたくなるような子達だったのかな? でも、そう言われれば、片方はともかく、もう片方は、なんとなく頷けるかもしれないね。(公園で出遭った時の二人の様子を思い出す。 視線が手元の柏餅から、天井辺りをふらりと彷徨って――それから、友人へ)(「どう?」) ………んー。そうだねぇ。正直「どう」と聞かれて答えられるほど、二人と話していたわけじゃないんだよね。その上での個々の印象を語るならー…。(間) オウル君のほうは、「次どうするか」を考えられる段階じゃないのかな? 一人だと延々と立ち止まっていそうな子だね。本当の意味で「幼い子供」のようだね。身体は大きいのに。  で、エニシ君はー………公園でオウル君とエニシ君と会う前に、一回会った事があるんだけど…その時と比べて、随分変わっていたね。剣呑な方向に。 前はもっともっと受身の雰囲気だった気がする。  でもって、エニシ君とオウル君は仲が悪いのかな? 一触即発の雰囲気に見えたんだけど。  (だから、「面白そうな二人」だと思ったのだ。)記憶喪失で吸血鬼の二人が、殺し合いをするかしないかの剣呑な雰囲気だったからさ。 [Wed 2 May 2007 02:30:05]
マリィゴールド >  ソレ、もっと駄目じゃないか―――。 ( 愛娘からの鉄拳に「ア゙ー」するお父様。 とってもドメステック、でもお父様満足げ。 そんな情景がありありと浮かぶのは何故でしょうか。 ) つまりはミカドのMはマゾヒスとのMって事で良いんだ。 将来有望で寧ろ安心したけども――。 ( 何か力説なさってるお父様に、方眉を吊り上げ、軽い頭痛に眉間に指寄せて。 ) ホント、あの二人も知らないオジサンに着いて行くなって教わったでしょうに……。 ( 酷い事呟いて。 ) そう、別に隠してたんだけどね実際―――。 貴族様が変な気でも起こさないようにって。 ( 更に酷い言葉を重ね、柏餅を一つ摘んで。 ) そう、エニシって子は去年あった青猫主催のお花見で保護されたというか何というか――ウチで雇う事になったんだけど。 二人に会ったなら、どう? 西園寺から見てあの二人。 [Wed 2 May 2007 02:06:58]
ミカド > (木箱の中には、綺麗に縦三列に並んだ柏餅が。 柏の葉の良い薫りが漂う事だろう。 )ふっ……!その辺り”も”無問題さ☆ この西園寺ミカドッッ!!! 抜かり無しッッ!!!  なんて言ったって―――アッー!なんてシーンは一切ないからね! (別のアッー!は在りますが。 尤も、官能的なものではなく、物理的に斜め上方向にフライングする「アッー!」である。 )悲しいくらいに無いからね!少しくらい「アッー!」な展開を夢見たい所だが、本当に一切無いからね!!!  そこに、いろいろな意味で賢い小鳥ちゃんのことだ、正しい解釈をしてくれているに違いないと信じているよ!寧ろ、最近の彼女の腕力の伸び具合は、そういったことを学んだ結果なんじゃないかと思っているね! (くわっ! 気迫と共に言い放つ! が、片手には柏餅。もう片方にはワインと、迫力は皆無である)  ―――まぁ、小鳥ちゃんの事は、今度内に来た時にでも語り合おうじゃないか。 今日はその「面白い子二人」の話しなんだから。  勿体ぶってるわけじゃないんだよ? ただ、そうとしか言いようがないから、こう切り出しているわけで。 …記憶喪失の同属君のことさ。 片方はココに勤めてるんだろう? エニシ?と言ったかな。 もう片方がオウル。 [Wed 2 May 2007 01:53:32]
マリィゴールド >  ―――殿方同士の恋愛にしか興味を示さなくなったらどうする気だこの駄目親ッ!! ( パッきょーん、と握ったグラスが粉々に。 正しく801ちゃんの誕生である。 ) しかも、二次元じゃなくて三次元って……所謂『 ナマモノ 』ジャンルは取り扱いがどれだけ厳しいと思ってるんだ。 ( 大変特殊なジャンルなのでご使用の歳には細心の注意が必要である。 ) 伴侶を選ぶ選ばない以前の問題でしょッ!! ( ぜぇはぁ、息を切らし。 情操教育にとっても悪そうなご家庭に涙した。 ) また、変な事を――勿体ぶった言い方するね。 生憎、ボクの知り合いに貴族様の興味を引きそうな人物なんてさっぱりと心当たりはないよ。 ( 差し出される木箱に背を伝う悪寒が強さを増す。 韜晦するのも此までかと―――溜息が零れ。 ) お目通りに叶う人物はいないけど、同族なら心当たりはあるかな? でも、西園寺が興味を持つとは思わなかったかな? ( 差し出された木箱へ手を伸ばさん。 ) [Wed 2 May 2007 01:42:31]
ミカド > (マリィの部屋のグラスは、貴族様が来るたびに、罅の入ったグラスが増えます。 葡萄酒が辛うじて零れない程度に罅割らすマリィの手腕を、素直に褒め称えつつ――) 僕とザッハトルテ君の 純 愛 模 様 (ご本人が居ないからって、言いたい放題だ。声で強調してまで)をみて、真実の愛とは何かを学ぶのに、何か問題が? ―― 僕という美しい父親が、友人であり親友の彼と愛を言葉で、拳で(一方的に)語り合う日々は、彼女が大きくなり、伴侶を選ぶようになる頃…馬鹿な男にひっかからなくなる事 間違いなしじゃないか。 (いろいろな意味で)―――― (腰を落ち着けた友人をちらりと眺め)  そう、”面白い”。 その面白い二人が、二人とも君と知り合いだって言うじゃないか。 これは、さらに面白い話が聞けるんじゃないか――と、こうして、つぶ餡・みそ餡・しろ餡の柏餅をそろえて、聞きに来たってわけさ。(そそ、と木箱を差し出す) [Wed 2 May 2007 01:30:13]
マリィゴールド > ( 握るグラスに力が籠もる、軽く罅入ってるのはご愛敬。 ) ご心配なく――パトロン様のご迷惑になるような事は何一つ。 ( 強張った顔、こめかみにどす黒い青筋押っ立てソレでも居ますと言えない悲しい万年二級。 ) 御令嬢の情操教育に多大な影響を与えないかと心配で……。 年頃ともなれば目の前で繰り広げられる殿方同士の恋愛模様を見て。 新しい世界に行ったとしても不思議ではないでしょう? まぁ、パトロン様の御意志なら――あの愛らしい御令嬢に逢うのは寧ろ望むところではありますけども……。 ( 「ホモの嫌いな女子なんていません」 そんな言葉が過ぎった。 漸く落ち着いて向かいの椅子へと落ち着く。 ) ――面白い? ( 嫌な予感に、既に剥げ落ちた娼婦の仮面が更に崩れた音がした。 ) [Wed 2 May 2007 01:17:52]
ミカド > ははははははははははははははマリィは冗談も上手くなったね☆ でも、残念な事にそこまでひねくれた返答だと、真意を汲み取れるのは僕くらいじゃないかな! ( 貴族様 は 脳内フィルター を 使用した!) まぁ、この僕だからこそ解読が出来るのだと覚えておいてくれれば良し。間違っても他の客に使ってはいけないよ? 誤解されてしまうからね! ……居たら…の、話しだが(ぼそ)(スターンと目の前に叩きつけられたグラスは、男の妄想を中断させるには十分だった。優雅に組んだ足が、びくりと震え――ちまちま自分でグラスに注いだ)  背中にチャックとはどういう意味かね。うちの娘はあいもかわらず美しく愛らしく成長しているよ? …最近落ち着いて会話できていない気もするが――いやいや。まぁ、男親なので話せないことがポツポツと出来始める年頃だしね。出来れば顔を見に来てやってほしいと――… (グラスが二つあるなら、マリィの分も注ごうとするだろう) …まぁ、今日来たのは、面白そうな子を二人見つけたからだけど。 [Wed 2 May 2007 01:05:28]
マリィゴールド >  ―――えっ? そりゃあ『 蝶 迷 惑 』だからに決まってるじゃないか此の色ボケ貴族サマ。 ( 何言ってるの?位な勢いで。 極上の笑みで、ウィンクをベッチンと叩き落とした。 ) 前から言いたかったのだけど、そんな自由恋愛を力一杯謳歌するのは良いけど。 キミの御令嬢の行く末が心配だよ―――其の内に背中にチャックでも出来るんじゃないかって。 ( 備え付けのぬっるーい葡萄酒とグラスを彼の御仁の前に叩き付けんと。 青猫はお酌はセルフサービスとなっております。 ) [Wed 2 May 2007 00:55:07]
ミカド > (大丈夫。しっかり書いてある。「力一杯」って☆ おかげで入室ログ1T目から既に満身創痍です。小さな子供が頑張って立ち上がるーみたいな雰囲気で、ぺちぱた前を叩きながら立ち上がり) 確かに以前そんなことを聞いたが、あれは君なりの”照れ隠し”アーンド”本当は真正面から来てほしいサインなんだろう? 所謂イヤよイヤよも好きのうち戦法と言う奴だね!『マリィも可愛らしい技が増えてきたな…!』と、素直に感心したものだよ☆(ぱっちんウィンク) ――― ……。( ウィンクしたままで固まり)  …それは、あれか。独占欲ってやつかい? 僕を独り占めしたいという意味かな?  (ふわっさーと前髪をかきあげ――)  だが、残念ながら僕の心はザッハトルテ君のものだからね!髪の毛の一本まで彼に捧げているので、諦めてくれたまへ――!!!   (からんからん笑いながら、勝手にソファーに腰掛、ワインを出せとテーブルを杖で叩いて催促) [Wed 2 May 2007 00:46:20]
マリィゴールド > ( そう言えば力一杯、と書き損ねていた。 てっひひ、とか韜晦したようにちょっぴり賞味期限切れで大変な事になったケーキ屋さんのマスコットみたいな顔で誤魔化して見た。 ) と、兎に角。 来るなら事前に連絡をして貰って――裏門から顔を隠して来て欲しいって言ったのに。 ( ※注 これでもパトロンさんです。 ) だって、貴族サマ。 同僚の子に手を出しそうだから。 ( ※ ここは青猫です。 ) [Wed 2 May 2007 00:38:28]
ミカド > (『優雅に華麗に』と仰ったが、マリィの部屋に行くためには階段がある。――まともに力負けして、足を縺れさせた高貴な御方たる西園寺ミカド様は、途中から引き摺られ、  ガッ   とか   ゴッ   とか、小気味良い音を赤絨毯の敷き詰められた廊下に響かせて)   ――――――。   (彼女がようやく止まってくれた時には、靴が片方なかったり、インバネスの裾が妙に汚れてたり―――床の上に突っ伏した男が居たり)  ………。     (彼女が落ち着きを取り戻してから数秒後、男も引き摺られたダメージから回復して) ――――ごあいさつだねっ! 青猫に来たという事は、目的はひとつと思いきや、まぁ、今日は別件だけど。  ああ、まぁ、其れはおいといて。   …君のパトロンで友人の僕が来たと言うのに、まるで「迷惑だ」と言わんがばかりの対応はどうかと思うね! [Wed 2 May 2007 00:33:58]
お知らせ > ミカドさんが来ました。 『(返事が無い、屍のようだ)』 [Wed 2 May 2007 00:27:48]
マリィゴールド > ( その後は余り覚えていない、何事か口走っただとか必死だったとか。 そんな事はどうでも良い――その御仁の手を出来るだけ優雅に華麗にそして力一杯引っ張り駆け込んだ自室。 後ろ手に鍵を掛けしている筈もない息を弾ませ。 漸く落ち着いた頃――。 ) ――――な、何しに来たかなキミは。 ( 疲れた顔で、そう高貴な御方に問うてみた。 ) [Wed 2 May 2007 00:24:45]
マリィゴールド > ( 「 其程珍しいモノかな?」 当然ながら高級と謳われている青猫では珍しい事ではないと思ったのだが。 何でも「変わった御仁である」と―――蠱惑的な笑みを浮かべた娼婦に色を見た蝙蝠は 「成る程」と一人納得する。 つまりは……、眉目秀麗な人物なのだろうと。 さて、どんな人物が品定めでもしてやろうと人垣の合間から娼婦に囲まれて優雅に微笑む高貴な御仁の横顔を見て――絶句した。 ) [Wed 2 May 2007 00:21:40]
マリィゴールド >  ( 雲のない月夜の事だった。 いつものよう青猫へと出勤してみると軽い――人集り。 先ず此の時点で疑って掛かるべきであったと後に反省。 だが、この時は好奇の心が顔を出し同僚の娼婦へと聞いて見た。 何でも止ん事無き高貴な御仁がやって来てロビーで談笑をしているとか、そう話す娼婦の瞳が少しばかり艶っぽかったのをよく覚えている。 ) [Wed 2 May 2007 00:17:02]
お知らせ > マリィゴールドさんが入室されました。 『 質の悪い冗談ではないかと思った。 』 [Wed 2 May 2007 00:12:44]
お知らせ > エニシ@単純作業さんが帰りました。 『(決断するのが怖いから、目を背けた。)』 [Sat 28 Apr 2007 01:35:23]
エニシ@単純作業 > ………やだ……やだ………―――  ( 耳を塞いで、目を閉じて。 石を彫り続ける単調な仕事に没頭する。 ) [Sat 28 Apr 2007 01:34:18]
エニシ@単純作業 > ( 今日は仕事が忙しかったため、作業の速度はあまり速いとはいえない。 それでも女装吸血鬼は一つ一つ丁寧に決められた模様を彫り込んでいく。 ) ( 結局自分がどうするべきかわからない。 このまま葛藤を抱えたまま青猫で過ごすか、それとも―― )  ―――……やだ。 ……考えたく…ない……… ( 手を止めて首を振る。 それはどこまでも安易な思考停止。 ) [Sat 28 Apr 2007 01:19:16]
エニシ@単純作業 > ( 青猫でやるべき自分の分の仕事は既に終えており、鬱な気持ちの気晴らしにと斡旋所で請けた依頼を実行中。 春の風は心地よく頬を撫でていく。 ) んっ…しょと。 ( 何個目かの石が完成。 既に彫り終えた石を入れる袋の中にそれをしまう。 )【判定】 [Sat 28 Apr 2007 01:08:05]
エニシ@単純作業 > ( 女の子の格好をした一人の吸血鬼はお庭で請けた仕事の作業中。 川辺の時と同じく敷物を用意して、その上に必要な道具を並べて石を彫る作業を始めている。 )  [Sat 28 Apr 2007 00:57:11]
お知らせ > エニシ@単純作業さんが入室されました。 『(ちまちま)』 [Sat 28 Apr 2007 00:52:26]
お知らせ > エニシさんが帰りました。 『( そして翌朝。 記憶が無いのに激しく頭が痛くて非常に困惑したとかなんとか。 )』 [Sun 22 Apr 2007 01:30:50]
エニシ > らんれらめなのひゃーへひーへひー!  ( なんで駄目なのさーケチーケチーと言っているのだが、多分相手には伝わっていない。 可愛く頬を膨らましてぶーたれる女装少年だけど、今回ばかりは優しい人たちもわがままを聞いてくれない模様で。 )  ひーひょーいー!(訳:ひーどーいー!) [Sun 22 Apr 2007 01:28:21]
エニシ > ( 回転するのを止めて元気よくコップを差し出す少年に大して、姉娼婦は困ったような仕草で指で額を抑える。 まさか甘酒程度でここまで酔いつぶれるとは思っていなく、ただのちょっとした気分転換になればと思っての行動だったのだけれど――― )  うー…ひょうらいひょー。  ( 渋る相手に涙を潤ませて懇願。 お酒にはとことん弱いようだった。 ) [Sun 22 Apr 2007 01:09:21]
エニシ > ( ここで困ったのは姉娼婦たち。 酔っ払いの相手をするのは色々と面倒だけど、自分達で勧めた手前放置するわけにもいかず。 ) おひゃわりー! [Sun 22 Apr 2007 01:00:23]
エニシ > ( ――回想。 ) ( 最近露骨に元気の無い女装少年。 待合室にまでその雰囲気を持ち込めば、気遣った一人の姉娼婦が気晴らしになるかもとよわーいお酒を勧めたのだけれど――― )  ―――くるくるーくるくるー  ( 結果的には鬱な雰囲気は脱したけれど、なんだか別の問題を抱え込んじゃいました。 コップ一杯のアルコールで酔っ払う吸血鬼。 その場で楽しそうにくるくる回る。 ) [Sun 22 Apr 2007 00:40:21]
エニシ > ( 待合室に響く高い笑い声。 そこに居るのは困り顔の娼婦たちと顔を真っ赤にした一人の女の子――否、見た目はそれにしか見えないけれど、実際はれっきとした男の吸血鬼。 )  おひゃへっへおいひいんひゃれー(訳:お酒っておいしいんだねー)  ( とろんとした目つきでろれつの回らないその姿は、誰がどう見ても酔っ払ってるようにしか見えなかった。 ) [Sun 22 Apr 2007 00:24:58]
お知らせ > エニシさんが入室されました。 『アハハハハ!』 [Sun 22 Apr 2007 00:18:46]
お知らせ > エトワールさんが帰りました。 『…よし、聞いて回る方が早いや。(あっちこっちで聞いて回ってロクでもない回答ばっかり頂いた。』 [Mon 16 Apr 2007 23:43:30]
エトワール > 皆が笑ってるとき――――笑ってる時、か。 ( どんな時皆、難しい事に悩まないで自然に笑っているだろう。 思い浮かべてみる。 皆でお喋りしてる時。 他愛の無い話題と美味しいお茶とケーキ。 夜桜を見ながら花見。 おつかいから帰ってきてどーんと荷物を置いて皆に配って回ってるとき。 コッソリ一人で深夜の地下浴場に入ってたらわらわら乱入してきたとき。 …似合いもしないピンク色のドレスを寄越してきて、「着ないよ!」って言ったのにコッソリ一人で着て見たら覗かれてたとき。 む、後半すごい駄目なのばっかだ…! ) [Mon 16 Apr 2007 23:32:51]
エトワール > んーっと…皆になんかプレゼント…って、何も思いつかないなぁ。 ( 美味しい料理を振舞う!は僅か0.03秒で消えた。 料理、やったことない。 何を食べても「うん、美味しいよ」とかいう人種だ。 ) だいたい皆がどんな事すると喜んでくれるかなんて全然わかんないし―――。 ( 肩たたき、とか貧素な発想が浮かんでなんか悲しくなって来た。 背凭れがずるずる沈み込み、壁にもたれかかって座り込む感。 ああ、もっと社交的で華やかな人間になりたい。 ) [Mon 16 Apr 2007 23:04:21]
エトワール > んー。 うーん。 ううーん。 ううう―――ん。 なんか面白い事したら皆笑ってくれるかなぁ。 ( 発想自体が既にどうかしているが、いたって真面目に思った。 だって皆笑ってる方が良いんだもの。 ) 面白いこと。 面白いこと。 面白いこと? そういうの苦手、かも…ええ、なんだろ、歌ったり踊ったり…も苦手だ。 喋るのも苦手だし――――。 ( 物を持ち上げたり人を殴ったりしかできないんだなぁ、なんて嫌な結論に至って凹んだ。 ああ、駄目駄目、先ずは自分が笑ってないと駄目だ。 1.2.3.4.はいスマイル! ) [Mon 16 Apr 2007 22:55:49]
エトワール > ( 接客らしい接客を殆んどしない自分が悩むのも変な話。 まぁ、仕事がどうのなんて別に二の次で良いんだ。 単純に、どうしたのかなって。 日頃から心配ごととか悩み事の無い人なんて居ないと思うし、かく言う自分にだってあれこれ思う事はある。 最近じゃまた、コロセウムの殺伐とした方のゲームが盛んになっていたところ。 まぁ予想通りといえば予想通りなんだけど。 半年も経てば大量虐殺だって忘れるのが世論ってものだ。 ) [Mon 16 Apr 2007 22:35:25]
エトワール > ( 正面玄関を見下ろす吹き抜けのバルコニー。 丸テーブルと椅子が幾つか並んだサロンになっている其処から、ぼんやりと眼下を見下ろす。 今日も今の所特にトラブルは無し。 まぁはっきり言ってよほどおかしな場合でもない限り、この青猫で荒事なんてそうあり得ないけれど――――ああ、お酒が入ったら別かもしれない。 私は全然飲まないけれど、酔っ払いの行動っていうのはちょっと信じられないものがある。 そういうのだけ注意してればとりあえず今日も安心かな、と。 ) いや、安心って事も無いな――――。 ( ふぅんー、と大きく鼻で溜息を吐いてバルコニーの縁に寄りかかった。 なんていうか最近皆、元気が無い気がするんだ。 しかも各々何か別件で悩んでいるのか、青猫全体の事情に心当たりが無い。 ちょっと心配だ。 客商売だし、仕事にも差し支えるし。 ) [Mon 16 Apr 2007 22:29:53]
お知らせ > エトワールさんが来ました。 『 二階バルコニー 』 [Mon 16 Apr 2007 22:22:34]
お知らせ > エニシさんが帰りました。 『(自分自身がぐちゃぐちゃで、何をしたいかわからない)』 [Sat 14 Apr 2007 01:52:36]
エニシ > ( 手の平で顔を覆ったまま、つよくつよく袋を握り締める。 袋が避けて小豆が零れ落ちる。 それに頓着する様子は無く、もっとつよく、もっとつよく握り締め――― )  ………馬鹿だよ…こんなの……頭がどうかしてるよ………  ( 吸血鬼≠ニしての本能じゃなくて、自分自身≠ェ血を見ることを求めている。 そんなの、イカれている。 なんでそんなことを少しでも望んでしまうんだ。 ) [Sat 14 Apr 2007 01:46:45]
エニシ > ( そう。 お手玉でこれほど手慣れているのなら。 )  ―――おひとつ 落として―――  ( あんなに血塗られていた手の感触はもっと慣れ親しんでいたものだったのだろうか。 )   ―――………っ……!   ( ボト )( 淀みなく動いていた手と口が吐き気のする思考によって硬直し、手の中に入るはずだった小豆袋は地べたへと落とされる。 ) [Sat 14 Apr 2007 01:35:11]
エニシ > ――お手乗せ お手乗せ 落として おさら――  ( 単調に放り投げるだけでなく、受け取る時の動作が歌詞の若干の変更と共に変わる。 月明かりの散った桜の下で吸血鬼は忙しそうに、しかし苦労は感じさせずに手を動かす。 )( 懐かしい。 お手玉なんて青猫に来てからやるのは初めてだ。 けれどこんなにも体が慣れているのだから、きっと昔の僕はこの遊びをよっぽどしていたのだろうと思う。 )  ――お挟み お挟み 落として おさら―― [Sat 14 Apr 2007 01:25:00]
エニシ > ――― お二つ 落として おさら お三つ 落として おさら―――  ( 最初は一つだけが舞っていた小さな袋は歌が一つ進む毎に数を増していく。 女装少年は手慣れた動作で行いながら歌を口ずさむ。 )  ――おみんな 落として おさら――  ( 最終的に宙に舞うお手玉の数は五つ。 膝を付いた体勢で高い音を響かせながら遊戯は続く。 ) [Sat 14 Apr 2007 01:12:48]
エニシ > ――おさら おひとつ 落として おさら――  ( 帯の太い女性物の着物を着付け、艶に濡れた黒い鬘を被った少女は小豆の入ったお手玉を放りながら歌を歌っていた。 ) ( 中空に舞うお手玉の数は五。 綺麗に響いた声で歌いながら吸血鬼は小さな両手を動かす。 ) [Sat 14 Apr 2007 01:01:45]
お知らせ > エニシさんが入室されました。 『(葉桜の下、少女が一人)』 [Sat 14 Apr 2007 00:54:27]
お知らせ > エニシさんが退室されました。 『化け物の分際で人間以外が憎いなんて――― (妖精と麗人を意図的に避け、日常に戻る)』 [Mon 9 Apr 2007 23:44:39]
エニシ > ( 同属が怖かった。 恐ろしかった。 そして畏敬の念を抱いていた。 吸血鬼に出会えば脅え、心を許した人以外には必要以上にまで警戒していた。 )  …………違ったんだ……怖かったんじゃ…無い………  ( 鏡から手を離して天井を仰いだ。 透明な鏡面には僅かばかりの傷跡が残る。 )  ―――憎かったんだ(・・・・・・)=@僕は。 ( 心の内に秘められていた感情にようやく気付いた吸血鬼は哀しく呟く。 ) [Mon 9 Apr 2007 23:40:17]
エニシ > ( 心がざわめく。 取り戻した記憶の中での自分は、とってもとっても冷たい子だった。 人間以外の種族には少しの価値も認めてなくて、ためらうこともしなくてナイフを突き立てて、それから、それから――― ) ( それはもう、過去のこと。 生き死にを要求される家に産まれた少年は死んで、今この部屋で鏡の前に立っているのは憎んでいた者と同属になったその残骸。 それだけのこと。 ) ( そんな考えに、首を小さく左右に振った。 ) ―――……違う…… ( その呟きはかそけく ) [Mon 9 Apr 2007 23:28:10]
エニシ > ( ここ最近はベッドの中ばかりにいたため、仕事に出ようと着替えたりして鏡の中の自分の姿に項垂れるのもちょっとだけ久しぶりだ。 姉娼婦たちの顔もあんまり見ていない。 マリィさんやベルベチカに会うのも久し振りで――― )  ――――っ……  ( キッと爪で鏡を引っかく異質な高音が部屋の中にこだまする。 )  [Mon 9 Apr 2007 23:13:35]
エニシ > ( 最初のうちは慣れなかった女装も、こうしてほぼ毎日のように繰り返してけば自然と身に着く。 トキノミヤコ風の衣服を整え、目立った白髪を隠すために黒髪の鬘を被り、あまり派手ではなく飾り気の少ない簪を挿して―――鏡の前に出来上がったのは一人の幼い少女。 )( ガックリと鏡に手を当てて激しく項垂れた。 )  ………う、うぅ…どっからどう見ても女の子にしか見えないのが悲しいというか…何と言うか………… ( これで化粧を知ったらもう完璧だ。 前回試みた時はお化けになったから、暫くの間は自分の手ではしないと誓ったけど。 ) [Mon 9 Apr 2007 22:55:25]
エニシ > ……お仕事……そろそろしないとね。  ( 簡単に身だしなみを整えて、そして寝巻きから着替えようと様々な衣服が並んだタンスへと足を向ける。 ちなみにそこに並んだ服の割合は、8:2である。 何の割合かというと、女物と男物の服のどちらが多いという割合で、そしていったいどちらが8というと(年端もいかない少年の名誉のため略)) ( 暫しの間衣擦れの音が静かな部屋の中を支配する。 ) [Mon 9 Apr 2007 22:42:40]
エニシ > ( そうして暫く寝込んでいたため、大分鈍っていた体をほぐそうと片手に本を持ったままゆっくりと伸びをする。 )  ……ん…とり…あえず……―――体は、もう平気…か。  ( 心はともかく )( そんな心の中の呟きを意図的に無視して、吸血鬼はベッドから降りて自分の両足でしっかりと立つ。 まだ本調子と言い切れるかは微妙な所だけど、たぶんもう大丈夫だ。 ) [Mon 9 Apr 2007 22:30:48]
エニシ > ( 青猫にてあてがわれた自室にて、ベッドで体を休ませている幼い顔立ちの中性的な少年が一人。 頬を赤く染めながら、ついさっきまで呼んでいた本をゆっくりと閉じた。 )  ………で、出来るのかな……コレ…ホントに………  ( 差し入れと一緒に届けられた四十八手教本『これで貴方も一人前?』 著 民名書房 を気合で最後まで読み終えた白髪の少年はそんな感想を漏らした。 ) [Mon 9 Apr 2007 22:20:32]
お知らせ > エニシさんが来ました。 『( ほぅ ) ( 溜め息と共に本の閉じる音 )』 [Mon 9 Apr 2007 22:13:52]
お知らせ > ベルベチカさんが退室されました。 『お家に、帰りたいですの。(何よりこの絵を見て思うのは、ちょっとしたホームシック)』 [Fri 6 Apr 2007 00:05:46]
ベルベチカ > ( 最近、ライヤとエニシは二人で話しをすることが多く、ちらっと見かけてもなぜか声をかける気がしなくなった。してはいけない、という雰囲気が、どこかしらあったのかもしれない。本当の姉弟のように仲の良い二人ゆえに、ベルベチカが立ち入る話ではないのだと、察するようになってきた。それも妖精にとっては大きな変化。以前なら、空気も読まず元気に突っ込んでいったのに。 ) [Fri 6 Apr 2007 00:02:15]
ベルベチカ > ( 妖精たちの故郷。足を踏み入れた人間にいたずらしたり、森の動物を怒らせて追い掛け回されたり。仲間たちと遊んだ日々が、自然と胸によみがえる。 ) もう、1年――ですの。 ( 森に来た人間に捕まり、連れ去られ、奴隷にされそうになったこと。命からがら逃げ出し、犬猫相手に残飯を奪い合った事。そして――エニシ、ライヤとの出会い。 ) [Thu 5 Apr 2007 23:50:22]
ベルベチカ > ( ベルベチカは、初めてその絵を目にしたとき、自分が宙を飛んでいる事も忘れてその場に立ち尽くした。結果、ぽてっと床に落下する事になったが、まぁそれはオマヌケなそれとして。足を止めずにはいられなかった。妖精は、この場所を知っている。この場所で、生まれ、育ったのだから。 ) 妖精の、森―― ( 額縁に掘り込まれた絵のタイトルを、静かに読み上げる。 ) [Thu 5 Apr 2007 23:43:07]
ベルベチカ > ( 最近青猫のロビーに飾られるようになった、一枚の絵。額縁の中には四季折々の花が所狭しと咲き乱れ、後ろには輝く水面が広がり、そこに白い雲が浮かんでいる。まさしくその場所を四角く切り取って青猫までもってきたような、そういう雰囲気を与える絵であった。 ) [Thu 5 Apr 2007 23:39:39]
お知らせ > ベルベチカさんが来ました。 『(飾られた一枚の絵に見入る)』 [Thu 5 Apr 2007 23:37:25]
お知らせ > エニシさんが退室されました。 『( 茹で蛸のように顔を真っ赤に。 けれど頑張ってちゃんと目は通したとか何とか。 )』 [Mon 2 Apr 2007 04:08:17]
エニシ > ( そして扉は閉められた。 再び部屋には吸血鬼が一人残って。 )  ―――…………  ( 膝を抱え込んだ。 何も、思い出さなければよかったと思う。 記憶を取り戻すなんて望まなければよかった。 )  ………暫くは…お休みしよう………  ( まだ体は自由に動かない。 それもあるけど―――マリィさんやベルベチカと、今は顔を合わせたくなかったから。 ) [Mon 2 Apr 2007 04:06:59]
エニシ > ( 何も、少年が気付くことは何も無い。 何よりも誰よりも大切な人だと思っておいて、それなのに、その大切な姉がどのように感じているのかすらも全く気付かない。 ―――本当に、この吸血鬼は愚鈍だ。 考えているのは自分のことばかり。 )  ご、ごめんね? わざわざ……お願いします。  ( だからその微笑みが全てだと思っている。 )  ―――…ハーイ。 素直に寝ています。  ( 同意をしたけれど、その不自然な間と何も言わなかったということに少年は慄く。 )  ――な、何をする気なのさー!?  ( 無言という脅しにビビる少年。 素直に寝てようと決意したとかなんとか。 )  ( 撫でられるのは嬉しかった。 姉の温もりは大好きだった。 だから涙の跡の残る笑顔で見送る。 )  うん! いってらっしゃい。 [Mon 2 Apr 2007 04:03:36]
お知らせ > ライヤさんが退室されました。 『( おはぎ。 餡子物。 ついでだ、四十八手教本も暇潰しに差し入れよう。 )』 [Mon 2 Apr 2007 03:59:43]
ライヤ > (…こうやって、周りは全て、変わっていくんだろう―― 私を置いて。)( ……。 )(よぎる空しさと、寂しさは――今更の事。 夜の蝶になってから、ずっと感じている事。 ――其れを顔に出さぬように、押し隠す事ばかりが上手くなり、次第に自分の心すら欺いて)    ……下から持ってきます。 なかったら買いに行きますよ。 (微笑む事ばかり憶えていく) ―― 其れまでは大人しく寝ていてくださいね。 おきていたり、オイタをしていたら――――  (妙な間。 じ。と瞳を覗きこんで) ――――…… ね。 (「何」をするのかを、あえて言わずに、ただ、同意を促して、小首を傾げた。 ) ……… では、いってきますね (頭を撫でる) [Mon 2 Apr 2007 03:56:15]
エニシ > ……………本当に……?  ( まるで迷い子のように首を傾げて問い掛ける。 自分では何一つわかっていなかった。 ただ思い出したのが辛い記憶だから駄々っ子のように拒否をして。 けれどその昔の自分の思いを簡単に消し去ることが出来なくて。 )  ………すぐ泣いちゃうの……治したいんだけどね。  ( 上げられた顔は、涙を流しながら困ったように微笑んだ。 『私の縁』 一番一番大切な姉にそう言ってくれるのが何よりも嬉しくて。 )  ………うん……まだ…もうちょっと………考える。 大切なことを思い出した僕が……今何をしたいかを………  ( 胸の奥に渦巻く吸血衝動とは別の葛藤を認めたら―――僕は、色々な人を嫌わなければならない。 小さな妖精の友人も、恩人たる金髪の麗人も、思い出させてくれた銀髪の魔女も、自分も。 )( その葛藤に今は蓋をして、何が欲しいかふと考える。 思いついたのは――― )  ―――……あ、あ、あのね……欲しいの…あるんだけど………  ( お腹が減っていた。 吸血鬼としてではなく、ただ純粋に。 別に少年にとって人間の食事は生きるために必須じゃない。 けどこうやって毎日ご飯をちゃんと食べていれば、心が空腹を覚えてしまう。 )   …………おはぎ……とか…甘いの……欲しい…な………   ( さっきまで真面目な話をしていたのに、食べ物の欲求をするのがなんだか恥ずかしくて。 俯きながら頬を真っ赤に染めて欲しいものをちっちゃな声で述べた。 ) [Mon 2 Apr 2007 03:44:58]
ライヤ > ――………・大丈夫よ。 貴方が何かを思い出したのだとしても、何も変わっていないわ。 (私から見たら…の話しだけど。 何を考え、何に葛藤し、何に苦しんでいるのか――それは、勘が良くても判らない。 心の中までは覗けやしないのだから。) ……ほら。 泣き虫な所も、少し甘えん坊さんなところも、変わらない。 私の縁さんだわ。 (タオルで、少年の両頬を包んで――顔を上げさせる) ……… 貴方の”外”は何も変わらない。 だから、貴方の「中」の事は貴方がきめなさい。 今直ぐに決めろとは言わないから。 …ゆっくり悩んで、いいのよ。 (冷たい少年の両頬を、己の両掌で暖めるよう包んで――額をあわせて目を閉じる) ……でもね。今は、取り敢えず……体調を直す事を考えましょう。  体調の悪い時に、難しい事を色々考えても、悪いほうにしか考えられないから。  何か欲しいものがあったら、言ってくださいね。 水差しも新しいのを持ってきましょう。  [Mon 2 Apr 2007 03:22:10]
エニシ > ( 昔は幼い外見には似合わない程化け物相手にナイフを振るっていた。 今は幼い外見には似合わない血を吸う鬼。 血の匂い。 それに慣れ親しんでいたのは昔からだった。 ―――知りたくなかった。 そんなこと。 )  ――――………!  ( 震える小さな体に優しく乗せられるのは柔らかなタオル。 見上げた姉の表情は――少年にはあの時と変わらないようにみえた。 )( 少しだけ、体が軽くなった気がした。 )( 紅い瞳から大粒の涙を流して幼い顔をくしゃくしゃにする。 )  ………僕も……そんな僕しか知らなかった。 ずっと…ただそれだけだと思ってた………  ( 思い出したかった記憶はこんなのじゃない。 撫でていくタオルの感触にその身を任せて。 )  ―――………わかんないよ……どうしたいのか……何をしたいのか………色んなことが混ざってぐちゃぐちゃで………! 今はまだ……お姉ちゃんみたいに選べない………  ( その姉の言葉に答えることが出来ず、ただ力なく項垂れた。 )( 自分はどうしたい? そんな簡単な答えすらも今は見つけられなかった。 ) [Mon 2 Apr 2007 03:12:19]
ライヤ > ……………。 (少年の言葉が途絶える。  其処で漸く、手にしたナイフから、視線を引き剥がす事が出来た。 水平に移動する黒い双眸は、少年を眺める。 話の内容は、この少年の過去にしては、少々血腥すぎる。―― 驚きもした。 だけど、其れが貴方だというのなら) ――…… 。 (ナイフをその場に落として、する、する、と寝台へ近づく。 頭を抱え、震える少年は――…桜の木の下の出会いを思い出させた。 ) ―――……私は (タオルを改めて被せると、そぅっと濡れた髪の毛を拭い始めよう――) …… 白くて小さな手にしか見えないわ。  ナイフや、何かを切り裂くものを持つよりも、 甘いものを食べる為の匙や、私の買ってくるお菓子をほおばっている貴方しか知らない――し、 其れでいいと思っていますよ。  (丁寧に、髪を拭った後は、顔から首筋まで、タオルと共に掌を滑らせ) …………でもね。   これは、私の希望ね。   「思い出せた」のだから、選ぶのは縁さんだわ。 …前に戻りたいと思うなら、戻りなさい。 戻りたくないというのなら、そのまま別の道を歩めば良い。 ……… 私も、そうしてきたから。 [Mon 2 Apr 2007 02:52:33]
エニシ > ( 記憶を失っていたこの白髪の吸血鬼と、かつての『紅郎』という名の異端殺しの家に産まれた少年は別人だ。 かたや命を摘み取ることに怯え、かたや命を刈り取ることを生業としていた。 )  そう…だね。 具体的には…まだ思い出せてないけど………  ( 上半身を無理に起こした。 視線は、姉の顔ではなく自分の小さな掌。 だから大好きな姉がどんな顔をしているのかわからない。 )  ………思い出したのは…僕を吸血鬼にした人がとってもムカつく嫌な奴ってこと、名前、それと―――  ( 俯いて色素の抜けた白髪を両手で抱え込んだ。 淡々と紡いでいた声は徐々に震えていった。 )  ―――この手が……真っ赤な赤色だったこと。 赤くて、紅くて、血の色で、それにばっかり染まってて―――  ( そうあるようにと育てられた。 化け物はただの害だと。 人を不幸にすると。 だから自分のやっていることを間違っているなんて、人だった頃は全く思っていなかった。 )( 昔の自分が何を考えていたのかまではまだ思い出せていない。 ただ、胸の内には吸血鬼になってからずっとずっと忘れていた異種族への憎悪に近い感情が芽生え始めていた。 ) ( その対象は自分すらも(・・・・・) ) [Mon 2 Apr 2007 02:37:02]
ライヤ > (壁に突き刺さったナイフは、象徴的だった。弟が、見知らぬ少年に見える瞬間―― 壁に残ったナイフの痕から、違和感が滲み出している。 その違和感が、今まで暖かく包むだけだった場所を引き裂いていくようで――… 女はナイフを、じぃ、と見詰めながら弟のコエを聞いていた) ……… 。 (弟の顔は、見れなかった。) ………… 。 ヴァンパイアハンターや、エクソシストというよりは、退魔師や、祈祷師のよう――ね。 ( 語る声を邪魔しようとは思わない。 ) [Mon 2 Apr 2007 02:21:14]
エニシ > ( 表情はわからない。 勢いで投げ刺した果物ナイフのことなんてもう殆ど忘れてるから、まさかそれが見つけられたなんて思いもしない。 この白髪の吸血鬼は、そういった他人の感情の機微に本当に疎かった。 )( ただぼうっと天井を見つめていた。 だから姉がどこへと向かって歩みを寄せているかも気づかない。 )  ――……出来るかなぁ? 僕に………  ( どれほど等級を低くしようとここは『青猫』。 今はまだ見習いという前提のもと、酔狂な旦那様が極々稀にこの少年を一夜の共に選ぶことがあるが、正式に男娼として籍をおけばそれなりの技術を身につけた方がいいだろう。 )  ―――……けど…望んで僕はここにいるから………少しでも…みんなのお手伝いがしたいから………  ( それに吸血鬼はこの人を慰める職業が嫌いでは無かった。 ――化け物として人を傷つけるよりも、それは遥かにずっとマシな行いだから。 ) ( 突き刺さったナイフを引き抜く音。 ) ( ようやく、気付いた。 姉が「何」に近付いていってたのかを。 )  ―――……紅郎、だって。 僕の『昔』の名前。  ( 姉の問いに答えなかった。 )  緋影ってお家に産まれて……それで…………いっぱい、いっぱい僕みたいな化け物≠スちを殺してた。  ( かつての告白の時のように感情を昂ぶらせていない。 白髪の吸血鬼は淡々と思い出した一部の記憶を語りだした。 ) [Mon 2 Apr 2007 02:08:05]
ライヤ > (――― 水差しの欠片の向こう――壁に――) …………。 (刺さったままのナイフを、見つけた。 ――「何かが」あったのだ。 壁にナイフをつきたてる。或いは刺さるような「何かが」 。  思わず固まる顔。 止まる言葉。 息すら凍る一瞬。 弟には背を向けているから、こちらがどのような顔をしているかは判らないだろうが――)  ……。 (破片を脇に寄せると、ナイフの刺さったままの壁へ近づく) …… …… 貴方が、見習いから男娼になりたくなったら、かしら、ね。  格好は女装でも構わないと思いますよ。(口調は変わらない。話を続けながら、ナイフへ近づく) ……だけど。そうなら、色々教わらなくてはいけないわね。 …作法やら、指の動かし方や、舌の使い方――全て。 でも。 …別に、普通の仕事についても、いいんですよ。青猫の娼婦として、ではなく。 …元々を考えれば青猫で働いているのは、成り行きでしかないのですから。(ナイフの柄に指を絡め) ―――――…… 。 (「思い出せた」)(なるほど。それが「何か」か。――壁に刺さったままのナイフを引き抜き、振り返る。 …弟の表情は…) ……・嬉しくないの? [Mon 2 Apr 2007 01:47:57]
エニシ > うぅ……! ―――あ…はーい。 ( 一生懸命頑張って戻ろうとしている最中、注意するようにと言われればちゃんとした返事をする。 ややたって、ようやく体をベッドの上に倒れ込ませる。 )( 疲れたように大きく息を吐いて、寝っ転がった体勢のまま姉との会話は続く。 )  うーん……何時になったら…見習い取れるんだろうね………というか…ホントに僕は…どっちの格好でお客様の前に立てばいいんだろう………  ( 普段の生活リズムでいくのならば、女装をした女の子に見える男娼という触れ込みなのだろう。 )( 誰かに )  ―――……うぅん…合ってるけど……違うよ………  ( 口に出したのは矛盾した言葉。 切欠は魔女の眼。 けれど今寝込んでいる原因は白い真祖が掛けた忘却の呪いのせいだから。 )  ―――…………………  ( 白髪の少年はベッドに横たわったまま暫く黙り込む。 やや経って、その唇は開いた。 )  ―――…………あの、ね。 昔の名前……思い出せたんだ。  ( 大好きな姉を見つめて微笑む。 その笑いは、記憶を取り戻したことによる単純な喜びではなく複雑な感情をごちゃ混ぜにしていて。 ) [Mon 2 Apr 2007 01:29:44]
ライヤ > 水差しの破片、踏まないように気をつけて――…(くすり、笑いながら、寝台の上に登る弟を眺める。 此方は、水差しの破片を片付ける為に、破片の大きなものを拾い集めて)何を言っているの。 …縁さんはよくやっていますよ。 ええ。  それに、まだ「見習い」なのだから。余り気負わずに、ね。  それにしても。  ……風邪でもひいたのかしらね。 ……。(しかし彼は吸血鬼だ。不意に視線を上げて、一瞬過った「不安」を素直に) ………或いは。 誰かに具合を悪くされた、とか。(ヴァンパイアハンターの類に、何かされたのではないかと。) もしそうなら、少し長めのお休みをいただかないと    いけませんね  。 (手元の破片を一つ、目の高さまで拾い上げ――)   [Mon 2 Apr 2007 01:13:37]
エニシ > ………うん…ちょっと……今は…元気ない……かな。  ( 精神の衰弱は肉体にも影響を及ぼす。 魔女の手により戻った一部の記憶は、少年に取ってはずっと忘れていた方が良かったものだった。 )  ………ただでさえ……あんまり役に立ってないのに、これじゃあ本当に…迷惑掛けちゃうだけだもんね……  ( 半分本気の冗談めかした台詞を言いながら、休んでいたほうがいいとの言葉に素直に首を縦に振る。 そして白髪の上に柔らかな純白のタオルが被せかけられた。 )( んー! と四苦八苦しながら寝台の上に戻ろうとする少年。 症状的にはかなり重度の風邪といったような感じだろうか。 体温は死人のままだけれど。 )  …………うん。 ちょっと……ね…………  ( 暗い表情で吸血鬼は言葉を濁した。 ) [Mon 2 Apr 2007 01:01:42]
ライヤ > ―――…。 (説明を聞いて、改めて部屋を眺める。 窓が割られているということもない。 ――… 最後に割れた水差しを見下ろし) …… 気にしなくていいですよ。 具合が悪いのでしょう? ふらつく程に。 今日、明日はお休みをいただいた方が、いいですね。  ――……。 (寝台の上を指差し、「寝ていろ」と、暗に伝える。 ――濡れた髪を拭く為のタオルをチェストから引き出して) …… それにしても。 外で倒れるほど、具合が悪くするなんて。 (「め」。と カラカイ半分に指先を突きつけて――タオルを頭に被せようとする) [Mon 2 Apr 2007 00:48:48]
エニシ > ( あの非力な魔女様が、小さいとはいえ人一人をここまで運ぶのは相当に苦労したことだろう。 もしかしたら説明するのが面倒だったからって、青猫の入り口に置きっぱで放置していたのかもしれないけれど。 )  ――――………? …………あ…………  ( 姉が驚いている理由が最初は解らずに不思議そうに首を傾げた。 けれどすぐこの部屋の状態に驚いているのだということを理解して。 ) ( フルフルと首を横に振った。 その拍子に白髪に付着した水滴が飛ぶ。 )  うぅん。 今日は…お姉ちゃんが初めてのお客様。 お仕事行こうと思ったら……ちょっとふらついちゃって……それで……―――あ……水差し割っちゃって…ごめんなさい。  ( もっともな姉の心配事を否定する。 ) [Mon 2 Apr 2007 00:35:32]
ノック > (水差しの割れる微かな音を聞いたのは、丁度彼の部屋に向かおうと、廊下を歩いている時だった。  「倒れて運ばれた」としか聞いていなかった女は、弟が倒れてからはじめて顔を見にきた矢先――…なにやら穏やかではない音に眉を寄せながら) ……開けるわね。 (返事がNOでも開けるつもりで、ドアノブを捻った。 扉を引くにつれ、部屋の中がおぼろげに見えてくる。 …… 視線は自然とベットの方へと向けられて)  …………。 (水浸しの床や、濡れた弟の様子に、目を僅かに見開く)  …これは…。  (以前の不審者が――まだいるかもしれない、妖しげな男の事――過って、足が濡れるのもかまわず弟の傍へ近寄りながら) … 何をしているの。  まさか、誰かが入ってきて、乱暴したとかじゃないわよね――…? [Mon 2 Apr 2007 00:23:47]
エニシ > ( 浮かべたのは、嘲笑。 )  ………………化け物の今より……人だった時の手の方が赤いなんてね…………  ( おまけに殺す対象が自分のような存在だったなんて、随分とまあ皮肉が利いている。 )  ――――……!  ( 扉を叩く音に続いて、少年の耳に大切な人の声が届いてくる。 ドアの方角に吸血鬼は目を向けて。 )  …………うん。 つい…さっき…起きたとこ…だよ……  ( 儚く淡い笑顔をしながら、弱々しい声で扉の向こうに返事をする。 )( 扉を開けて暗い部屋の中を覗けば、砕けた水差しや水浸しになった床、水滴を垂らす程に濡れてベッドに背中を預けた白髪の少年が見えるだろう。 ) [Mon 2 Apr 2007 00:14:05]
ノック > ――――……起きていて? (扉の向うから部屋の中へと呼びかける声は、聞きなれた声だろう) [Mon 2 Apr 2007 00:09:03]
お知らせ > ノックさんが入室されました。 『(コン)』 [Mon 2 Apr 2007 00:08:27]
エニシ > ( 何度か空の物を掴んだ小さな手は、ようやく目的の物を手に取ることに成功する。 ) ( なんとなくそれを手の中で弄びはじめる少年。 持ち手を素早く入れ替えたり、クルリと回転させたり、『昔』よくやった暇潰しの行動をスムーズな動作で始める。 )( それは不思議と手に馴染んでいた。 その行動は馴染みすぎていた。 )  …………………っ!!  ( 壁にナイフを投げ付ける。 それは綺麗に突き刺さった。 ) [Sun 1 Apr 2007 23:59:41]
エニシ > ………ん……! ………はぁ………  ( 結局自分の両の足で立つことが出来ず、背中をベッドにずるずると預けて座り込む。 混じり気無しの純粋な白い髪からは、いくつもの水滴が流れていた。 )( そんなのをまるで意に介さず、吸血鬼はぼんやりと自分の両手を掲げる。 血の通っていない死人のそれは、不自然なまでに白かった。 )  ……人だった…頃は……赤かったのにね………  ( 昨夜の『魔眼』で取り戻した記憶。 暇潰しに少年を化け物に変えたあの白い吸血鬼。 縁≠ニは違う、自分の本当の名前。 ―――そして、自分が自分のような化け物専門の殺しをしていたこと。 )  ―――……くっ………  ( 棚においてある果物ナイフを手に取ろうと、必死に手を伸ばす。 記憶を無理矢理取り戻した影響で衰弱した少年には、それだけでも大変な作業。 ) [Sun 1 Apr 2007 23:44:16]
エニシ > ( 倒れ込むさいに棚に置いてあった水差しを巻き込んでしまい、器が割れる高く澄んだ音が響き渡り、床と白髪の少年は水滴に濡らされる。 )  ……………あれ……?  ( 可笑しいな、と小さく呟いた。 膝に力が入らない。 体温を失った筈の体がより寒い。 )( 荒く乱れて熱を持った呼吸を吐きながら、立ち上がろうと必死になる。 ) [Sun 1 Apr 2007 23:27:40]
エニシ > ………あん…ぶろーしあ様に……迷惑…かけちゃったな……  ( 図書館で倒れたはずの自分がここに居るということは、あの小さい魔女は気絶していた自分をわざわざこの場所まで連れてきてくれたのだろう。 そのことに申し訳ない気持ちで一杯になる。 )( 日中でもカーテンの締められた窓に目を向ければ、そこには日の光のあとは見当たらず。 となると自分は丸一日眠っていたのだろう。 )  ………あ…お仕事…今日…は………しなきゃ……  ( 布団を剥ぎ取り、ベッドから移動しようとして――― )  ――――………あ……  ( 倒れた。 ) [Sun 1 Apr 2007 23:15:11]
エニシ > ――――………  ( 手をかざした。 血色を失った白い掌。 そこに赤色は見えない。 )( ―――昨日はどうしたんだっけ。 久しぶりに図書館に行って、アンブローシア様に会って、悲しい話を聞いて、それから――― )  ―――あ…たおれ……ちゃった…のか………  ( そしてようやく自分が寝巻きに着替えさせられた状態で自分の部屋のベッドに寝かされていることに気付く。 ) [Sun 1 Apr 2007 23:00:42]
お知らせ > エニシさんが入室されました。 『血色の眼は開かれ』 [Sun 1 Apr 2007 22:56:11]
お知らせ > カトレアさんが退室されました。 『( 不安抱える白い蝶は、籠の中でじっとしている。 )』 [Sat 31 Mar 2007 04:29:13]
カトレア > ( でも自分から客引きする度胸もなくて、だからと言って拒むことは無いのだけど……自分から自発的に行くことが酷く怖いと言うか、違う。躊躇いがある、というか……そういった意味で、やっぱりお姉様たちは凄いと思う。見ていると、尊敬する部分ばかり。 ) ( そっと、両手で椅子をしまう。指名もないので当分雑用から始めるらしいけど……何をすればいいのかしら。この間は御使いにいったし……今日は、此処に。ただひたすら空気を読むようにじっとしているのだけど――― ) [Sat 31 Mar 2007 04:26:07]
カトレア > ( 人に触れる。それだけで、心臓が可笑しくなってしまいそうな私なのに……やっぱり、それじゃあいけないのかしら。目の前の御姉さまの指名がかかったのか、扉が開いた ) ――― いいえ。ありがとうございます。 ( 礼だけ言って。通り過ぎていくお姉様を見送ればほふ、と息を吐いて。自分が飲んでいたカップに視線落とした。 ) ( 娼婦が出来れば接客業はどんな仕事でもできるんじゃないだろうか。と、思うほど、難しい仕事だと認識している。 ) ( 白い羽根を振り返るように首を動かして、腕抱きしめるように手が触れた。 ) ( ―――私でも、できるかしら。そんな風に思いながら此処にいるなんて、駄目なのかもしれないけれど。 ) [Sat 31 Mar 2007 04:17:35]
カトレア > ―――。 ( しかしその後の会話は続かない。うまく喋れずに、周りの御姉さまも呆れていることだろう。会話が乏しければ客引きも難しい。 ) ( ことん、と飲み終えれば「ごちそうさまでした」と、小さく両手あわせ。立ち上がっては、白い寝衣揺らした。 ) …… どきどき、しないんですか? ( 不意に尋ねる質問に、目を丸くする目の前の御姉さま。そうね、急すぎるもの。唐突に呟いた言葉に、自分さえ苦笑して。 ) ごめんなさい、なんでもないんです。 ( 顔を逸らして、謝った。長い白は真っ直ぐに落ちて揺れる。 ) [Sat 31 Mar 2007 04:11:23]
カトレア > ( 様子を窺うように、ちびちびと蜂蜜入りの紅茶を飲む。 )  これ、 おいしいですね。 ( お茶を淹れてくれた御姉さまに、淡く微笑み ) ( 新人が客など取れるわけがなく。しかも、表情が豊かと言うわけでもなく、本当にひっそり目立たないようにいるだけだから、華やかな彩りを持つ衣装ではなく、白い髪に、碧い蝶の髪飾りが留まっているだけ。服も白。肌も白。全てが白すぎて、ある意味目立つのだろうけど……色がないといえば、色がない。 ) 蜂蜜に紅茶って、喉にいいん、ですよね。確か。 ( 気まずくなっては鳴らないと選んだ会話。思いついた言葉がそれで、きゃーきゃー賑わう会話は出来ないけれど、静かに唇を開いた ) [Sat 31 Mar 2007 04:06:02]
お知らせ > カトレアさんが入室されました。 『(休憩室で。)』 [Sat 31 Mar 2007 03:59:08]
お知らせ > エニシさんが退室されました。 『(それは、この館に訪れた切欠の木。)』 [Fri 30 Mar 2007 01:25:43]
エニシ > ………………桜、か。  ( ふと、窓を見た。 少年の角度から覗ける景色からは望んだ木は見当たらず。 ) [Fri 30 Mar 2007 01:25:09]
エニシ > ( 痛く、ないんだろうか? そんなお馬鹿な想いが背中の傷を見つめた第一印象。 )  ―――……けど、それでもやっぱり纏花さんは綺麗です。  ( その傷をなぞろうとしたけれど、止めた。 代わりに素直な感想を呟く。 )( 嘘じゃない。 艶やかな肌は外見相応の色気を醸し出し、はだけた着物も彼女に似合った蟲惑的な雰囲気を生み出している。 だから少年は呟いた。 )  ―――ハイ。 お疲れ様でした。  ( 去っていく相手を笑顔で送ろう。 ) [Fri 30 Mar 2007 01:23:46]
エニシ > 家族……かぁ。 ―――やっぱり、そういうのよりもこっちに来るのを優先してたらみんなは怒るのかな?  ( 未だに記憶が戻りきっていない吸血鬼は、そこら辺のところがいまいちよくわからない。 ただ言える事は、今の少年の家は青猫で、この場に居る皆は家族だと思っている。 )( 複雑な現象も簡易な一言で済ませられる世の中に万歳。 ) ( どうして、と聞くのは失礼だろう。 こういう類の職業に身を置いている人には脛に傷を持つ者も、触れられたくない過去を抱えている人も居る。 少年はその中の一人。 )  ………ゆうぼう…ですか……?  ( 紅い瞳はキョトンと不思議そうに相手を見つめる。 ただ思ったことを言っただけなのに、なんでだろう? その瞳はそれを語っている。 )  …………本当にどうなるんでしょうね、僕………… あ、いえ…どういたしまして。  ( 可愛いという言葉も流石にこれだけ言われればちょっとは慣れてきた。 礼にはこれが僕のお仕事ですし、とはにかんだ笑みで返す。 ) ( そして、突然着物をはだけ始めた相手を驚いたように見つめた。 ) [Fri 30 Mar 2007 01:17:48]
お知らせ > 纏花さんが帰りました。 『本当に、今年の桜はどうしちまったのかねぇ・・・(ぼそりと、つぶやいた)』 [Fri 30 Mar 2007 01:10:06]
纏花 > ・・・・・・・・ほら、ごらん。嘘じゃあない――――だろう?(しゅるっ・・・と幽かな衣擦れの音とともに着物の肩を大きくはだけさせ、上半身を露にして見せた。そして背中を向ければ、そこには大きな傷が一つ)・・・・・さて、じゃあ今日はアタシは上がらせてもらうよ。(暫く見せた後、着物に袖を通して帯を締めて――――控え室を後にするのであった) [Fri 30 Mar 2007 01:05:48]
纏花 > 全く居ないってぇ訳じゃないけど、そのうち立ち行かなくなって来られなくなる・・・どのみち居なくなるわけさ。問題はそいつが家庭持ちかどうかってこと。嫁とかに滅茶苦茶言われるよアタシみたいな連中は。まあどうでもいい話さ(暇だと口がつい、必要以上に回ってぺらぺらと――――まわるものである)(現代医学だとストレスと環境による発育異常とかなんとか出ると思うよ。「老けてる」の一言で済ませることも出来るけど(台無し)ああ、あるよ。背中に大きいのがね。言って置くけど昔は切った張ったの仕事をしていたわけじゃぁないよ。・・・なんだい。随分と上手だねぇ。これは将来有望っと(空になった湯飲みを片手に椅子から立ち上がり、とん、とんと自分の首筋の辺りをつつきながらの傷のお話。そして素敵と言う言葉には将来有望、とのたまいつつ湯飲みを渡して)問題は、男娼として売るのか娼婦なのかってことかねぇ・・・・それぐらい可愛ければ、まあ問題はないだろうけどねぇ・・・・っと、お茶ありがとうね。(さて、今日はそろそろ帰るかねぇ、と呟きながら――――徐に慣れた手つきで帯を解き始めて) [Fri 30 Mar 2007 01:02:21]
エニシ > なるほどーそれもそうですね。 流石にご飯削ってまでここに来る人たちはあんまりいないかぁ。 ( 感心したように首を縦に振って頷く。 何処となく大人びた印象を漂わせる相手は、とても自分と同じ10代とはもう全く欠片も全然思えなかった。 というかそんなこと思いもしない。 青猫七不思議の一つを知った12の夜。 (超失礼)) ………傷……なんてあったんですか? けど纏花さんとっても綺麗だし…それに、なんだかそういう風な大人の雰囲気漂わせているからいっつも素敵だな、って思ってて。 ( そのことを初耳だった少年は驚いたように問い返す。 そして、直接こうして話したのは初めてだけれども、今まで目の端に留めていたことを告げた。 )  ………え? え? そ、そうですけど………  ( 今日の女装の格好はシンプルな色合いをした、あまり飾り気の無いワンピースという物。 最近色んな服にチャレンジしたり強制的にさせられたりしているらしい。 )  ………あ、改めて言われると……恥ずかしいです………  ( 口元に手を当てると、白い頬を真っ赤に染めて少し俯いた。 ) [Fri 30 Mar 2007 00:52:46]
纏花 > (どこからどうみても女性に見えない女の子は女装だと思うよ。たぶん(何)・・・・・まあ、アタシ達の仕事は、食うモン着るモン寝る床に困らなくなって初めて需要が生まれるようなモンだからねぇ・・・・・・ちっとばかり風が吹きゃあ、真っ先にお財布の先行きから削られちまうのは仕方ないのさ(こちらはどうにもふけた印象を漂わせていた。此処暫く客足も振るわないのも原因だった。茶を啜り息を吐く様は下手をすると中年・・・・とまでは行かないけど、これでもまだ十台なのである(青猫七不思議のひとつ(大嘘)ああ、どうもどうも。アンタもアタシの名前、よく覚えてたねぇ・・・・背中に傷のある娼婦なんてのは珍しいからかねぇ?ってのは冗談だよ(笑い声交じりにそんなことを呟けば、またもやお茶を一口啜って――――)・・・・・・そういえば、アンタ本当は男・・・だったよね。確か(上から下まで見回して、むぅ、と唸った) [Fri 30 Mar 2007 00:36:14]
エニシ > (※訂正→女装をした少女× 女装をした少年○ 女の子が女装ってそれはいったいどんな現象だ……! ) そうですねえ…… 僕なんかは元々旦那様方のお相手をする機会は元々少ないですけど、お姉ちゃんも最近お仕事が少ない、ってぼやいてましたし…………えっと…これっていわゆる『ふけーき』、って奴なのかな? ( 幼い年頃特有の高い声を出しながら、女装少年はお盆を抱えたまま不思議そうに首を傾げる。 そして次に続いた言葉にはとても嬉しそうに瞳を輝かせた。 )  うん! そうなの。 僕エニシ、って言います。 改めて宜しくお願いしますね。 えっと…そう、纏花さん! ( 間違われずに自分の名前を呼ばれたことで弾んだように表情を綻ばせ、一瞬記憶の淵に追いやられていた相手の名前を思い出した黒髪の少女(偽)は相手の近くの椅子に腰掛ける。 ) [Fri 30 Mar 2007 00:28:18]
纏花 > ・・・ああ、ありがとう。緑茶で構わないよ。・・・本当はこうしてここでお茶を飲んで居られないような状況がいいだろうけどね(受け取ったお茶をずず、と啜りながら口を開いた。控え室でお茶を飲む次官があると言うことは、お呼びがかかってないと言うことなのだから。とはいえ焦ってもどうにも成らないのでとりあえず茶を飲むのだ)あーっと確か・・・・・・エニシ、だっけ?すまないねぇ。ちらほらと見かけたりこまごまとした仕事をしてもらった覚えはあるんだけど、こうして面と向かうのは確か初めてだと思ってねぇ。名前を間違えていたら御免よ(ずずー・・・・と茶を啜り、はぁ・・・・と息を吐いた。そんな歳より臭いアクションを繰り出しながらの問いかけ) [Fri 30 Mar 2007 00:16:50]
エニシ > ( 控え室のドアが開き、腰ほどまでの長さの黒の鬘を被り幼い少女の服装をした一人の男の子がお盆を抱えて室内に入ってくる。 それは控え室に居る姉娼婦たちに丁寧に湯呑みを渡していき、最後に煙管を弄るあなたの所へ。 )  はい、どうぞ。 えっと……緑茶でも構わなかったですか?  ( おずおずとした口調で女装をした少女は聞いてみる。 ) [Fri 30 Mar 2007 00:13:01]
お知らせ > エニシさんが入室されました。 『お茶ですー』 [Fri 30 Mar 2007 00:08:04]
纏花 > (手持ち無沙汰に、くるりくるりと右手の掌の上で煙管を回し始めた。自分で火を入れたことの殆ど無い、でもとても大切な師匠の煙管だ。たとえ追いはぎに有って下着の一枚までむしられたとしても、これだけは絶対に渡さないといえるほどの物)・・・・・・最近は市場もそんなに大賑わい、ってほどでもないようだしねぇ・・・・・・店の亭主も、道行く旦那も、まだまだ懐具合は冬景色・・・・・・って所かねぇ(控え室に他の娼婦が居ないわけではないが、それも片手の指で足りる人数。それぞれ化粧を直したり、こうした暇な時間を見て教養を高めようと本を読んでいたり。てんでばらばらである。) [Fri 30 Mar 2007 00:03:09]
お知らせ > 纏花さんが入室されました。 『煙管、くるくる』 [Thu 29 Mar 2007 23:58:53]
纏花 > ・・・・・ってのが、ちっとは前に訪れてるはずなんだけどねぇ・・・?今年は一体全体どうしたことかねぇ。こりゃ(青猫娼婦がおそらくもっとも長い時間をすごすであろう控え室。その椅子のひとつに腰掛けて一人呟く。いつまでも雪が降らないかと思えば、突然どっさりと降ったりふぶいたり。挙句の果てには昨日まで間違っていたかのように寒い熱いの波高し)暖かい方が、客足も滑らかってもんだのにねぇ・・・・・・(春が来るといろいろなモノが盛んになるのは、どうやら人間も例外ではないようなのである。少なくとも自分の経験談では、そうだ) [Thu 29 Mar 2007 23:54:29]
お知らせ > 纏花さんが入室されました。 『春の訪れ』 [Thu 29 Mar 2007 23:50:53]
お知らせ > カトレアさんが退室されました。 『立ち上がれたのは、青猫のお姉さまに、手を差し伸べられてようやっと。 まだまだでした。  』 [Thu 29 Mar 2007 01:00:21]
カトレア > ( 思わず指を口に当てた。どうしよう。とても気まずい。でも、本当に腰が動かない。―――やだ、ぎっくり腰になるにはまだまだ若いはず。……若い、はず ) ……っ。  ( 瞳が僅か潤んで困った表情のまま俯き加減。でも、通りに人が少ないし、きっと見られていない。だって、見られていたら助けてくれるはずだもの……。 ) ――― 。 ( 動かない腰に、手を伸ばし、指先はロビーの手すりに伸びて。あともう少し、でも――― まだ、届かない。 ) ………っ ( あと、もう少し。周りから見れば、ちょっと何をしてるのかわからない。 ) [Thu 29 Mar 2007 00:58:26]
カトレア > ( 名前を呼ばれる日がいつか来ればいいけれど、どうにも期待できない。……だって、目が合っただけでこんなにドキドキしてしまうなんて、やっぱり不味いでしょう?でも )( よろり――― 腰が抜けたのか、その場にゆるゆる、すとん。 ) ……あ、ら? ( 座り込む。立てない。緊張して、腰が抜けた?きょとんとしている暇なんてないような……。恥ずかしいけれど起き上がれず、頬僅か赤くそめつつ、俯き加減。そのまま動けず、じっとしている、しろ。 ) [Thu 29 Mar 2007 00:50:17]
カトレア > む、向いていないのかも……。 ( 小さく、呟いた。あんまり口数が少ないのだけど、思わず。 ) ……だめです。 ( ぽつんと、呟いて、どっとそれだけで疲れたように肩を、落とす。その様もまた、小さい。 ) [Thu 29 Mar 2007 00:37:12]
カトレア > ( 我に返るように現実に引き戻されたのは、お客と視線があったから。慣れた客なのだろうか。とても綺麗な、上等な服を着て。視線絡んだ先、此方は目を瞬いてしまったのに……優しく微笑んだ。思わず、戸惑って数秒固まるまま―――直後、ぎこちない微笑返し、逃げるように手すりから指を離し、体を遠のけ。 ) ―――。 ( そっと、胸に両手を当てた。すぅ―――と。小さく、息を吸ったり、はいたり。 ) ( とても、緊張する。 )  [Thu 29 Mar 2007 00:34:12]
カトレア > ( 白い髪に白い羽。そして白いネグリジェのようなローブ。シルク、だろうか。……とても高そうな。 それにしても、白、白、白、で。あまりにも、「しろ」過ぎる。 ) ……折角の羽根も少しぼやけてしまいそう。 ( 小さく呟いて、息を吐く。肩を落とす仕草も小さく、表情もさほど困ったものは浮かばない。ただ、静かに見詰める薄碧は気紛れに様々な方向へ泳ぐ。 ) ( どんなお客がきているの。どんな御姉さまがいらっしゃるの。どんな……  そんなことばかり、気になって。 ) ――― ? ( 視線に入る腕組む男女。お客に腕を絡める仕草は手馴れた様子。微笑みあって歩く姿は一見、何処かのパーティーの恋人同士のようにも見え。――― 惹かれるように、小さく身を乗り出してその二人を見詰めていた。 ) ( あんな風に好きな人と歩ければ幸せなのだろう、と感じながら、あれはそういう関係ではないということ。つまり「そういうように見せなければならない」と、いうこと、か。 ) …できるかしら。  ( 興味を抱いたように、知らぬものに触れようとするような瞳はふ、と、爪先に落ちる。  演技が上手とは御世辞にもいえないし、性技を知っているわけでも、ない、し。ほふ、と息を吐いた。 ) [Thu 29 Mar 2007 00:25:53]
カトレア > ( 飾られる肖像画の一つ。新しく入ってきた顔は、ひっそりと。白のローブ引きずった姿でロビーに佇む。――― 指をそっと、手すりにかけて見下ろした。 )( 今日が初めての仕事。黙ってロビーを見下ろす表情は憂いも喜びも戸惑いも含まない。ただ 人形のように見詰めるだけ。―― どんなお客様がきているの。どんな雰囲気なの。間違いなく、高級娼館だ。マニュアルも覚えた。 ) ……いらっしゃいませ、だんなさま。青猫へ、ようこそ。 ( ぽつり、呪文のように唇が動いた。蝶は静かに、お客と受付、娼婦達の様子を見詰めるばかり。 )( まるで、何処かの御屋敷のパーティーのようにも感じられる感覚は不思議だった。矢張り緊張しないといったら嘘に、なる。 ) [Thu 29 Mar 2007 00:17:46]
お知らせ > カトレアさんが来ました。 『 白は表に。 』 [Thu 29 Mar 2007 00:11:19]
お知らせ > エニシさんが帰りました。 『し、失敗しちゃったぁ! (流石の姉娼婦もその変わり果てた姿にビックリしてたよ。)』 [Fri 16 Mar 2007 00:45:38]
エニシ > うわぁぁぁぁぁぁん!!  ( そしてそういう落ち込んだ時に決まってやるこの子供の行動。 泣く。 そして走る。 館内なのに気にすることもそんな暇もなく全力ダッシュでその部屋を慌ただしい足音を響かせながら出て行った。 ) [Fri 16 Mar 2007 00:44:29]
エニシ > ……………何がおかしかったんだろう? 去年のお花見の時にしてもらったアレは全然違和感無かったのにぃ……  ( ファンデーションの塗りが左右で全然違ったり唇にひいた紅の色が幼い顔立ちに比べてドギツイというかそれ以前にはみ出してたりアイシャドーは破滅的におかしかったりと、なんか色々狂ってた。 ) ( なんていうか――妖怪? ) う…うぅ………こんなはずじゃなかったのに………!  ( 鏡の前でがっくり項垂れる妖怪E。 じゃなくて吸血鬼。 普段ならお姉さま方に大人気のそれも、今はなんかキモカッタ ) [Fri 16 Mar 2007 00:32:41]
エニシ > ( そんなこんなで時が過ぎ。 )  ……こ、これが…――  ( 自分の顔を手でなぞる。 まるで信じられない物が目の前にあるのを確かめるように。 ) ――……これが…僕?  ( そこに映った少年の顔は先程までの性差の区別の付き辛い顔立ちではなく―――とてつもなく、ただだった。 )  ―――……えっ…と…ひょっとして…失敗…?  ( ひょっとしてとかたぶんではなく、確実に失敗。 ) [Fri 16 Mar 2007 00:13:31]
エニシ > ( 〜しばらくお待ち下さい〜 ) [Thu 15 Mar 2007 23:57:50]
エニシ > ( 何度もしつこく繰り返してる気がするが、性別はれっきとした男性。 男。 男の子。 それを自分で迷う羽目になってるのは絶対この女装を日常的に行っているせい。 正直そろそろ止めたい。 )  ――…けど! (キッ) ―――それでも、守りたい世界があるんだぁ!! ( 某種主人公の台詞を叫びつつファンデーションへと手を伸ばす。 たぶんこの時だけ声が☆の人になってる。 ) [Thu 15 Mar 2007 23:57:20]
エニシ > そろそろ、そろそろ危ないと思うんだよね。 きっと。 ( 狩人に追われているのが危険ってことでは全然全く欠片も無く、懸案しているのは最近自分が女装という行為自体に何ら躊躇いをもっていないことだ。 流石に指摘されたり元の性別がバレたら恥ずかしいけど、ホントにただそれだけだ。 )  慣れていくんだね……自分でもわかる。  ( 最近は男物の服を着てる時の方がちょっと違和感あるっていう衝撃。 そんな残酷な真実に思わず涙が出ちゃいます。 ) [Thu 15 Mar 2007 23:40:01]
エニシ > ―――……どうする…僕………!  ( ちろりとその真剣な視線を下に送って眺めたのは――鏡台に備え付けてあるいわゆるお化粧セットとかいうやつである。 ) 女の子の格好を完璧にする。 追っ掛けて来る怖い人たちに僕のことバレなくなる。 みんな幸せ万々歳で嬉しいな、うん。 ( ブツブツと足りない頭でさっきから考えている事を口にした。 ただし、その計画の問題点はただひとつ。 )  …………やるべきか、やらざるべきか………!  ( 少年のいたいけな男心だった。 ) [Thu 15 Mar 2007 23:27:59]
エニシ > ( 娼婦たちの待合室。 今日は皆に仕事が入っているのか今のところ人影は女装少年一人きりのようだ。 )  ――――  ( じーっ ) ( その吸血鬼の視線はとある一点に集中している。 それは部屋に備え付けられた鏡。 そこには鏡台の前の椅子に座った黒い鬘を被ってスカートなんかの洋服を着た女の子――じゃなくて性別は一応男性だった子供の姿が。 ) [Thu 15 Mar 2007 23:15:06]
お知らせ > エニシさんが入室されました。 『( じーっ )』 [Thu 15 Mar 2007 23:10:18]
お知らせ > ユダさんが退室されました。 [Thu 8 Mar 2007 22:54:47]
ユダ > 新しく、牛乳もらってこようかしらね。 ( 独り言も虚しくなったのか、手にしていた瓶を軽く揺らすと長いワンピースの裾を引き摺るようにして、従業員室に引き返していきましたとさ ) [Thu 8 Mar 2007 22:54:39]
ユダ > 喉が乾いた…。 ( たった今牛乳を飲み干したばかりだというのに、牛乳瓶を片手に壁に寄りかかりぼやいた ) 白いうなじ…甘い香り…薄く映える血管…。 ( ぶつぶつ呟く吸血鬼。牛乳は、味と色が好きでよく飲むが、それだけだ。喉の渇きが癒されることは無い ) [Thu 8 Mar 2007 22:38:05]
ユダ > ( 中々お呼びがかからずに、暇を持て余すこと数分。壁際の花というよりは、むしろドクダミに近い状態の娼婦。やけくそになったように、腰に手を当てると仁王立ちになり牛乳を飲み干した。その姿は、色気のかけらも垣間見得ない親父臭いもの ) ―っは。骨太街道まっしぐら。 ( 綺麗に牛乳を飲み干すと、豪快に口当たりを手の甲で拭った ) [Thu 8 Mar 2007 22:27:22]
ユダ > ( 所は娼館青猫の待合室。貧相な体を真っ黒のワンピースに身を包んだ女は、物憂げな顔をして立っていた。片手には、小ぶりな牛乳瓶が握られている ) これほどの美人が目に止まらないとは、世間の男も落ちたものだわ。 ( ぷりぷりと不機嫌にそんな言葉を吐き出すと、牛乳瓶を傾けて口内を潤す ) [Thu 8 Mar 2007 22:20:30]
お知らせ > ユダさんが来ました。 『待合室にて』 [Thu 8 Mar 2007 22:16:34]
お知らせ > エニシさんが退室されました。 『ほのぼの。』 [Sun 4 Mar 2007 01:28:25]
お知らせ > ベルベチカさんが退室されました。 『(そんな青猫のひとコマ。)』 [Sun 4 Mar 2007 01:27:44]
ベルベチカ > うっ、そ、それも今となってはいい思い出ですの。 ( 放浪時代はあまり触れられたくない過去なのか。目をそらして頬をかく。エニシの心のうちなど知る由もないベルベチカは彼の言葉をそのまま受け取り、嬉しそうに微笑むのだった。 ) わぁい。ベルベチカも応援しますの! エニシさん、ファイトーですの〜。 ( こちらも、えいえいおー! とばかりに拳を振り上げるのであった。 ) [Sun 4 Mar 2007 01:27:32]
エニシ > ( 一瞬ドキッと動かない心臓を弾ませた吸血鬼。 けれど次に繋いだ言葉は的とは反対の方向をいくぐらいに外れていて。 )  ……違うよ。 猫さんたちにご飯奪われちゃったベルベチカの行動じゃないんだからさ。  ( 失礼なことを言い切る吸血鬼。 )( 楽しそうに微笑んだ相手に笑い返して。 守るということ。 それは自分のせいでここに迷惑が掛かりそうになったら出て行くということで。 )  うん! がんばろー!  ( 妖精を頭に載せたまま拳を上に振り上げた。 けして我が生涯に一遍の悔い無しとやっているわけでは無い。 ) [Sun 4 Mar 2007 01:22:02]
ベルベチカ > お、追われる――ハッ! エ、エニシさんもしかして――!! ( ベルベチカが驚き顔で、口元に片手を当ててまくし立てる。 ) エニシさん――その人たちからパンを盗んじゃったとか!? ( まったく見当違いな推理でした。 ) うんうん、誰かを守れる男の人は、カッコイイですの。エニシさんもがんばるですの〜。 ( ろくに事情も知らない妖精は、楽しそうに微笑んだ。 ) [Sun 4 Mar 2007 01:14:40]
エニシ > そっか……そういうものなのか………うん。 頑張って我慢してみる。  ( 我慢という言葉とは縁遠い吸血鬼。 それでも努力だけはしてみようと。 たぶんまたすぐ泣くけど。 )  ………えっ…と……――  ( どうすれば上手く説明できるのだろう。 VHに追われているとは流石に言えないし、そのことを誤魔化して理由を説明出来ないかと足りない頭を巡らして。 )  ―――あのね、ちょっと……怖い人たちに追われる時があって…けど、その人たちは僕のこと男の子だと思ってるの。 だから……女の子の格好すれば印象もガラっと変わるしその怖い人たちにもバレナイかなと思って………  ( それは正解だったのかもしれないけど。 少なくともアレ以降VHとは出会っていないわけだし。 )  ――お姉ちゃんを、守る?  ( その言葉を繰り返して胸の中で噛み締める。 )  ―――うん! そうだね! けど出来ればお姉ちゃんだけじゃなくて、青猫のみんなを守りたいな。  ( 吸血鬼はその言葉に笑顔で頷いた。 そして叶わない高望みを語る。 ) [Sun 4 Mar 2007 01:07:37]
ベルベチカ > だーかーらー、それが我がままですの。男の子なら我慢も出来なきゃダメって、お姉さまたちも言ってましたの。 ( 困ったように、エニシの頭の上で息を吐く。元々、考えること事態あんまり特異ではないのだこの妖精。 ) ほぇ? 理由――うぅん、でもでも、わざわざ女の子の格好をする必要はないと思いますの。 ( これまた正論。ベルベチカとしては、エニシが女装することを自分から選んだのだから、女装に多かれ少なかれ抵抗がなかったという風に解釈している。 ) ベルベチカ、本でよんだことがありますの。ずばり! 女の子を守れる強さとかっこよさが、男の子の秘訣みたいですの。エニシさんもライヤさんを守れるくらい、カッコイイ男の子になるですの。 [Sun 4 Mar 2007 00:50:10]
エニシ > うぅ…だって酷いんだもん……嘘も傷つくしホントでも涙が出ちゃう………  ( 我が侭な吸血鬼。 小さな二人はどちらとも涙目で。 )  そ…そうだけど……さ。 その…あの…ちょっとあんまり出来ない理由があるの………  ( もっともな正論を突きつけられれば言葉を失って。 けどたぶんもうモンタージュが作られただけのこんな微妙な吸血鬼を追っている人なんて居ないんだろうな。 )( 頭に妖精の感触が生まれたところでようやく硬直が解けました。 )  ―――――男の子……男の子……―――ちょっとかっこよくタバコを吸ったり…とか?  ( それは不良のイメージです。 ) [Sun 4 Mar 2007 00:41:08]
ベルベチカ > えうぅ――酷いって言うほうがひどいですの〜。ベルベチカは、エニシさんに嘘をつきたくないから、真剣にお話してるだけですの〜。 ( こちらも涙目になって声を潤ませる。 ) えと、んと――エニシさんは、女の子になりたくないですの? それなら普通に男の子の格好をすればいいだけですの。 ( エニシが追われている事情なんて知らない者だから、これ以上ない正論をぶつける。 ) ――思うに、エニシさんはまず女の子っぽいその性格から直したほうがいいと思いますの。 ( もともと白っぽかった肌――というか体全体真っ白な石みたいになったエニシの頭に、ちょこんと乗っかって。 ) [Sun 4 Mar 2007 00:25:04]
エニシ > 酷いや……ベルベチカ酷いや酷いや!!  ( 核心を突いた真実の一言に吸血鬼の心はいたく傷つけられた模様。 涙が出ちゃう。 女の子だm )  う、うぅ……どうしよう…… どうすればいいと思う!?  ( この吸血鬼の青猫での遊戯。 お人形遊び。 おままごと。 着せ替え人形(される側)etcetc…… 妖精の言葉と自身の行動を振り返ってみれば流石に危機感を覚えたらしく、妖精に相談してみるよ。 )  ―――――――  ( 男の子らしくない。 その一言に吸血鬼は固まった。 )  ――――――――  ( 女の子に決定。 突きつけられた指先は真っ白になりながら固まる吸血鬼に向けられている。 ) [Sun 4 Mar 2007 00:20:22]
ベルベチカ > うぅん――でもエニシさんがそれを言っても説得力ないですの。 ( 真顔で一言。ばっさり切り捨てましたこの妖精。無垢とは時に残酷です。 ) それはきっと、エニシさんの中に女の子の気持ちが強く在るせいだと、ベルベチカは主張してみますの。 ( ちなみに、ベルベチカは雛人形と一緒に飾られたりされました。大きさもちょうどいいらしいよ。 ) む〜、エニシさんは文句いいすぎですの! 文句ばっかり言うオトコノコはオトコノコらしくないですの! というわけでエニシさんはオンナノコですの。 ( びっしー! 指先突きつけた。 ) [Sun 4 Mar 2007 00:09:36]
エニシ > 駄目だよ! 僕一応男の子だよ! ( 涙に濡れた紅い目をゴシゴシこすりながら否定する。 お客様がその言葉に少しだけ驚いた視線をこっちに向けたとか向けなかったとか。 ) だってね、だってね! ひな祭りは女の子の日なんだよ! それなのに僕子供の日よりもとっても楽しんでるんだよ!! 男の子としてちょっと危ないよ!! ( くるくる回るベルベチカを追いかけてるから吸血鬼も回る回る。 ) 似合ってるって言わないでよ! ( そして聞き逃せない部分には反応する。 ) [Sun 4 Mar 2007 00:05:19]
ベルベチカ > ――ふ、ふぇ!? ど、どどどどーしましたの。エニシさん! ( なぜ泣いているのか。しかしその泣き顔が可愛らしい。びっくりした妖精は、アタフタしながらエニシの周りをぐるぐる飛び回る。 ) ――ほぇ? 女の子じゃダメですの? ( 何の違和感もない。ぴたり、とエニシの正面で止まり、ホバリングしながら目を瞬かせる。 ) 良く似合ってますの。素敵ですの〜。 [Sat 3 Mar 2007 23:58:24]
エニシ > うーん…じゃあ桃の節句って……―――女の子の日じゃん! ( 男の子なのにそんな日をすごく楽しんでいる自分。 心まで女の子になってしまったと思い込んだ少女風貌は思わずこんな体勢に→orzなりました。 そしてほのぼのとした妖精の声を耳にすれば涙目を隠そうともしないでそっちを向く。 )  べ、ベルベチカー。 ぼ、僕……これじゃ女の子みたいだよぉ!  ( 何を今更 ) [Sat 3 Mar 2007 23:53:03]
ベルベチカ > ( 透明な虫の羽をパタパタさせて、空中をふ〜わふ〜わ飛んでくる。西洋人形みたいなふりふりの洋服を着た妖精は、友人であるエニシを見つけて、不思議そうに小首を傾げるのだった。 ) [Sat 3 Mar 2007 23:48:56]
お知らせ > ベルベチカさんが来ました。 『なにしてますの〜?』 [Sat 3 Mar 2007 23:47:33]
エニシ > うぅ……なんかやだ。  ( こういった感じで中途半端に思い出せない感覚というのが一番嫌だ。 喉の奥に小骨が引っ掛かったようでどうにもすっきりしない。 くすんと涙目になりながら再び雛壇を弄ることを再開して――― )  ―――確か…端午の節句が子供の日だよね。  ( それじゃあ桃の節句の意味はなんだっけと再び悩み始める吸血鬼。 ) [Sat 3 Mar 2007 23:39:09]
エニシ > えー…っと………お雛様? お内裏様? あれ……歌詞なんだっけ?  ( どうにも詳細を思い出せない。 困ったように雛壇の前で頭を抱える女装少年。 ) えーっと。 えーっと…アレ? アレ? [Sat 3 Mar 2007 23:27:49]
エニシ > ( 深くは思い出せないけれど、恐らくはトキノミヤコの出であったのだろう自分。 心は自然と弾んできていき、鼻歌は徐々に歌へと変わっていく。 )  もーいーくつねーるとー おーしょーおーがーつー  ( 一夜を共にする者を選ぶために来た人たちが待つこの場所に響く幼い子供特有の甲高い声は、待っていたり誰を選ぼうか悩んでいたりする旦那様がたの耳にも入るのだろう。 そしてそれが聞こえた一部の人たちはふと首を傾げていた。 ) おしょーがつにはーもちたべてー―――………あれ? ……お正月? ( そこまでいってようやく自分で歌う曲を間違っていたことに気付いた吸血鬼。 ) [Sat 3 Mar 2007 23:14:44]
エニシ > ( 三月三日。 桃の節句。 ひな祭り。 行事には敏感な青猫内では、それもまたひっそりと行われていた。 ちらほら人の見える客の待合室には雛壇が飾られており、着物を着た一人の少女(?)は楽しそうに鼻歌を口ずさみながらお内裏様たちの位置を調整している。 ) [Sat 3 Mar 2007 23:00:14]
お知らせ > エニシさんが来ました。 『―――――♪』 [Sat 3 Mar 2007 22:54:55]
お知らせ > 執事さんが退室されました。 『【延期告知→死鬼遊戯】』 [Sat 3 Mar 2007 19:53:00]
執事 > 二週間近く、何の心配も無く飲み食いできて、楽しくゲームできる上に、報酬がもらえると思っていただければ――いいんですけど。(掲示板に「延期」の張り紙を貼り付け) [Sat 3 Mar 2007 19:52:47]
執事 > (眼鏡のブリッジを、くいと持ち上げ) まぁ、気長に参りますよぅ。 わからない事があったらお気軽にお尋ねください、と…でも、お伝えください。 え? (ルールがわかり辛い)………………ぇうー。 それは、ええと。 ご指摘いただければ、説明と共に訂正いたしますので―ぇ。 (情けなく笑った) [Sat 3 Mar 2007 19:49:39]
執事 > (主人の物好きにも困ったものだ。 死神を捕まえてどうするのかすら、執事の自分には分からぬこと。  まぁ、水晶の中に閉じ込めた死神―本当は死鬼というらしいが―なぞ、アクセサリーの一つと思っているのかもしれない。 ――重い溜息をもう一度吐き出した。 職員に「取り下げるか?」と尋ねられたら )  いいえ。 後一週間待ってみますよぅ。 まぁ、付け加えるとしたら――『ただのゲームですからお気軽に参加ください』とでも。 ただ、一瞬気絶するだけと申しましょうかぁ――。  あ、気絶する瞬間って、ちょっと気持ちいいとか聞いたんですけど、本当ですかね―ぇ。 [Sat 3 Mar 2007 19:43:11]
執事 > (グレイの細い双眸を、更に細めて) んー………本当なら今日から開始の予定なんですが。人数が集まらないとなれば、延期はやむをえませんね――ぇ。 まぁ、次集まらなかったら諦める事にしますよ――ぅ。 死神を捕まえる…なんて、物騒だと思われても仕方ありませんし――ぃ? [Sat 3 Mar 2007 19:37:36]
執事 > (賑やかな斡旋所内に、職員と談笑する男の姿がある。 すらりとした黒いスラックスに、揃いのジャケット、ベスト…のスリーピースを着込んだ若い男だ。 眼鏡のブリッジを軽く持ち上げ) こればかりは仕方ありませんねぇ――――ぇ。 報酬あげればいいんでしょうか――ぁね。(妙な口癖の執事は、顎に手をあて、短い溜息を付く) [Sat 3 Mar 2007 19:33:31]
お知らせ > 執事さんが来ました。 『集まりません、か―――ぁ。』 [Sat 3 Mar 2007 19:30:34]
お知らせ > 纏花さんが退室されました。 『今日は、あがり。』 [Fri 2 Mar 2007 02:09:01]
纏花 > ・・・・・・そういや、忘れたことに何か起こるねぇ。青猫はさ。ヘンなのが紛れ込んでたり、誰か悩んだり――――賑やかっていうのとは違うか。(んー、と伸びをして首を回した。さてさて、どうしたものかと思案に暮れて) [Fri 2 Mar 2007 02:07:49]
纏花 > ・・・・・・・・・青猫の娼婦でござい、なんて言ってみても所詮は水商売。お客が来てナンボの商売だからねぇ・・・・・・(控え室にいるのは今四人。ほかの三人も同じようなテンションだ。冗談交じりに「指名が来たら起こしてもらうってことで、寝てて良い?」なんて意見まで飛び出してきた始末。) [Fri 2 Mar 2007 02:03:26]
纏花 > (そんなこんなで、雑談などして暇を潰すわけである。この時間の客は余り多くはないが、かといって全くないわけでもない。)・・・・・・ああ、そういえばこの間、変な趣味の人がいたんだよ。なんでもヤる前に女に水物を飲ませて、事に及んでいる時に女の腹がたぽんたぽんなるのに興奮するんだってさ。世の中ひろいねぇ・・・・・・(ある意味では、とんでもない変態とも言える) [Fri 2 Mar 2007 01:53:29]
纏花 > 暖かいところではもう桜が咲いたってのは本当かねぇ?(此処は娼館青猫。いくばくかの御代と引き換えに一夜の夢を紡ぐ夢紡ぎの館。しかし夢紡ぎはそれを望むものが訪れて初めて紡ぐ余地がある。それなくしては、自慢の織り機も埃を被るばかり――――つまり、客が来ないので暇だった) [Fri 2 Mar 2007 01:50:39]
お知らせ > 纏花さんが来ました。 『は――――』 [Fri 2 Mar 2007 01:46:00]
お知らせ > シーサ=センザキさんが退室されました。 『―― 伝えなきゃいけない――いや、聞いて欲しい事は…… 山ほどある。』 [Tue 27 Feb 2007 23:41:28]
シーサ=センザキ > 今日は、此方のライヤさんに渡して欲しいものがありまして。 ( 早口で言い切ると、胸元から一通の封筒を取り出し。 ) ―― これを。 ( 眉一つ動かさず、手渡された封筒をさらりと見ると。 『承りました。』 と、事務的な笑顔が返って来る。 何も聞き返さないでいてくれる事に、胸を撫で下ろす。) ―― すいません、よろしくお願いします。 ( ぺこり、頭を下げると。 着流しの男はまたゆっくりとした足取りで出口へと。 ) [Tue 27 Feb 2007 23:35:07]
シーサ=センザキ > ( 座り心地の堪らないソファーに別れを告げ、ゆっくりとした足取りで受付へと歩を進め ) ―― こんばんは。 シーサ=センザキという者です。  [Tue 27 Feb 2007 23:31:10]
お知らせ > シーサ=センザキさんが入室されました。 [Tue 27 Feb 2007 23:25:53]
シーサ=センザキ > ( 階上には、肖像画よりずっと輝くおねーさん達が、荒ぶるオトコ達に色々とアピールをしている。 ) ―― !!! ( 少々刺激的なものがあったらしい。 顔を赤くして視線を受付へと逃がすと。 ) ―― うし。 ( 丁度空いたらしい。 次のお客様どうぞ、と前にも見たボーイが客を促している。 ) [Tue 27 Feb 2007 23:20:21]
着流し > [Tue 27 Feb 2007 23:06:53]
着流し > ( 頭を悩ませる男の後ろ姿から、階段の上―― 客を迎えに来た娼婦達の見える、2階へと視線を向ける。 )( あんな簡単な問いに答えなかったのは、別に気まぐれじゃない。 ) ―― 約束、だもんな。 ( 客としては、来ない。  あれだけ虚勢を張ったんだ、2度と破るわけにはいかないだろう。 ) [Tue 27 Feb 2007 23:05:17]
着流し > ―― 俺だったら…… ( 指を指された二枚の肖像画に描かれた二人の女性は、双方独特な魅力を持っていると思う。 聞かれた手前、暫し考えをめぐらせてみた、 が。 大袈裟に首を傾げ、難しそうな声で ) ―― ごめんなさい、俺じゃ選べないなぁ。 ( こう、答えた。 )( 『 そーかい、まぁ安い買い物じゃねぇしなァ。 』 別に気にする風でも無く、それだけ言うと、男は離れていった。 ) [Tue 27 Feb 2007 22:59:46]
着流し > ( 平日の夜、とはいえ。 やっぱり定番の高級娼館。 一足は絶えないらしく。  せわしなく娼婦達の肖像画を眺める客人の、焦った様子をぼんやりと眺めていると―― ) …… はい? ( 突然、隣から声をかけられた。 )( 『 なぁ、お兄ちゃん…… あのグラマーな金髪と、あっちの変な服のイエロティア。… アンタならどっちよ? 』 )( これまた、突拍子も無く。 )  [Tue 27 Feb 2007 22:55:10]
着流し > ( いつ来ても思うことだが。 やはり自分は、こういった高級なナニカに対し、慣れが足りないというか―― どこか緊張してしまう気がする。 埃一つ無いよう清掃され、所々から洗練されたオーラのような、そんなものを感じる。 ) ………… まだか。 ( そんな俺が何をしているかって、さっきからずっと――受付の順番待ちだ。 ) [Tue 27 Feb 2007 22:50:05]
お知らせ > 着流しさんが入室されました。 『( 一階ロビー、ソファーに腰掛け。 )』 [Tue 27 Feb 2007 22:44:13]
お知らせ > エニシさんが帰りました。 『うぅ…そういえばお客様取るときもこの格好?それとも男の子?(玩具にされる弟。)』 [Sun 25 Feb 2007 03:38:14]
お知らせ > ライヤさんが帰りました。 『…性技とかも、教えなくちゃいけないわね。(弟いぢめは続くらしい)』 [Sun 25 Feb 2007 03:36:33]
ライヤ > ならば、簡単よ。――今、私の腕の中に居るエニシさんを信じなさい。過去だけが全てじゃないのだから。(実際――記憶が無いという事が、どんな気持ちなのかは、解らないから想像するしかないのだけど――言葉一つ、仕草一つで、貴方の不安が少しでも消えるのならば。怖いと思う心が少しでも和らぐのならば良いと思っての言葉だった。)……ええ、私も。エニシさんが大好きですよ。(笑う少年につられて笑う。 膝の上の弟の頭を撫でて)―――貴方の女装趣味も板についてきましたしね。楽しみ。 (趣味って言った。姉、趣味だと思ってた!!)――そろそろ控え室に戻りましょうか。冷えてきました、し [Sun 25 Feb 2007 03:33:21]
エニシ > ( それはまるで暖かい揺り篭のような環境なんだろう。 危ない目にあうことも無く、好きな人々に囲まれて日々を暮らす。 それはまるで夢のよう――少年の種族さえ『人』ならば簡単に叶った夢なのだろう。 ) ( 冷たい体が大嫌い。 血の通った温もりが大好き。 だから抱いてくれている姉に縋り付いた。 )  ……自分が…無いの。 過去が無いから自分を信じれなくて……だから……一番怖いのは…僕自身なの。  ( 過去に簡単に理性の箍が外れてしまったことがある自分。 マリィさんに誓った。 獣にはならないと。 その約束を破るのは怖い。 だってその時はここに居られなくなるということだから。 怖い。 怖い。 怖い。 ―――怖いものだらけだ。 )( けれどそんな自分なんかを、いつもこの姉は優しく受け止めて、そしてどんな時でも支えになってくれている。 いつまでも記憶に残してくれる。 )  お姉ちゃん。 ホントに…ありがとう。  大好きだよ。  ( さっき泣いてた少年がもう笑った。 そこに暗さは無く晴れ晴れとしていて。 )  ―――あ…うぅ………  ( けど続いた意地悪な言葉に困った顔で呻き声。 ) [Sun 25 Feb 2007 03:21:50]
ライヤ > 何も出来なくなるといいんです。 ……怪我するような「何か」なんて、出来なくなってしまいなさい。 これは姉としての命令――で…?(ポツリと落ちる雫に気がついた。――埋めた顔を僅かに上げて、涙を流す弟の顔を見上げる。たとえこの腕の中に居るのが「死人」だと「吸血鬼」だと知っていても――幼い泣き顔を見せる弟を、突き放すことは出来ない。冷たい身体を、今一度抱き寄せて)……今までの貴方が、なくなるわけじゃないわ。 記憶がなくなるというのが、どういうことか、解らないけれど――…此処で過ごした一年間を忘れるわけじゃないでしょう?たとえ、過去の貴方がなんであろうと――私は、貴方とこうしてお話しした事を、覚えているし……忘れさせてあげないわ。(首を僅かに傾げて、微笑む。涙が伝った頬を指先で撫で上げ)……ええ、そうするといいわ。 ………貴方のデビューも考えなきゃいけないし。(最後に物騒な一言付け加えた) [Sun 25 Feb 2007 03:01:17]
エニシ > ( 抱かれて伝わってくる人の温もり。 死人と化した自分にはもう出すことの叶わないそれ。 ――思わず本当に涙が零れそうになった。 )  ……そうだね。 僕なんてとっても危なっかしいし。 お姉ちゃんにそう言われたら……なんにも出来なくなっちゃうな。  ( 『私の弟』 ありのままの自分を知ってそう言ってくれる人。 誰よりも、何よりも、心の底から大好きな姉。 )  ――……あのね……  ( 自分の過去。 何も知らないころは遮二無二に求め続けた。 けど、今は――― )  ………怖いの。 知らないのも怖い。 けど思い出すのも怖い。 前の僕が一体どんな人だったのか。 ひょっとしたら『僕達』みたいな者を軽蔑していたんじゃないか。 ……そうじゃないかと思うと……思い出すのも…怖くて……―――  ( 吸血鬼。 娼婦。 ソレ等を蔑んだ目で見る人なんて大勢居る。 もしかしたらかつての自分もその一人だったのではないか。 怖くて、震えて、紅い瞳から顔を埋めた姉の綺麗な黒髪へと涙が落ちてくる。 )  ………うん。 いつか…もうちょっと…落ち着いたら……… [Sun 25 Feb 2007 02:48:49]
ライヤ > …… 「心配しない」なんて、無理ですよ。 (弟の体を抱く力を僅かに強めて――今度は、弟の胸に顔を寄せた) エニシさんは、私の弟なんですから。 危ないことは、よして頂戴ね。 …いまの話を聞いてただけで、心臓が止まりそうになるわ。 相手の方が、どういう人かは知らないけれど………不安だわ。 (顔を埋めたまま、首を横に振った。) 記憶が戻って、貴方が傷つくなら――とすら、思っているのだから。 …でも、貴方が思い出したいというのなら、私は止めませんよ。 ……ええ。 不安なのは、わかるから。 (溜息に混じらせて、独り言を呟くように伝え――)  ………今度、マリィ姉様とゆっくりお話してみたらどうかしら……? [Sun 25 Feb 2007 02:30:57]
エニシ > そんなに心配しないで。 お姉ちゃんにそんな顔されると……僕も泣きたくなっちゃうよ。  ( 困ったような儚い笑いを少年は浮かべる。 この吸血鬼にとって何よりも大切なのは姉。 その次に青猫のみんな。 自分の身なんてその次においておけば充分すぎる。 )  ………うん。 最初の頃よりはマシになったけど……あの時は何も戻ってこなかった。 ………その人はその人で大変だったから、僕のお話をする暇もあんまり無かったし………―――  ( 記憶が戻らなかったと言う時の少年は、残念そうな安堵したような少し複雑そうな表情をした。 胸の内に渦巻くのは自分でも言いにくい感覚。 ) [Sun 25 Feb 2007 02:12:16]
ライヤ > (不安と心配が混ざった表情は、化粧を幾らしたとて隠せはすまい―― 黒い瞳が、弟の言葉を聞き漏らさぬよう、唇を、瞳をじっと見詰めて) …………… そ う。 (瞼を、ふと伏せて) ……エニシさんも何も思い出せなかった……? 何か、手がかりのようなことも…?  (マリィ姉様が吸血鬼だという事は知っていたが―― どんな話をしたのか、さっぱり見当もつかなかった。 吸血鬼同士の話となれば、タダの人の自分には理解できない話も多々あろう。) [Sun 25 Feb 2007 02:04:16]
エニシ > 会いに行ったのはオウルさん、って人だったんだけどその人もね、僕と一緒で………―――  ( 沈黙。 その単語は少年にとって忌むべきものだ。 けれど―― ) ――その人もね、 吸血鬼 だったの。 それで僕みたいに前の自分のことをなんにも覚えてなかったんだって。 だから…何か手がかりになったらいいなと思って一緒に行ったの。  ( 言わなきゃいけないことだ。 それを否定することは自分には出来ないんだから。 )  結局、僕が行った意味はあんまりなかったんだけどね。  ( 実際少年はあの場では飾り。 あれは金と銀のお話だ。 白が関わるとしたらそれはまた別の時なのだろう。 ) [Sun 25 Feb 2007 01:59:17]
ライヤ > (緩く弟の腰に両手を回し、見上げる。――姉妹がじゃれているようにしか見えないだろうケド!)マリィねぇ様と……?あら…同じ日にお休みを取ったと思ったら…。 (眉を僅かに顰める) ……。 ……。(続きを促す沈黙。) [Sun 25 Feb 2007 01:50:24]
エニシ > うぅ……なんでそんなに楽しそうなのさ………  ( 紅い目に涙が溜まる溜まる。 弟 と ではなく で なのが少年にとって悲劇。 いたぶられる無力な鼠です。 窮鼠だけど噛みません。 )( 恥ずかしさから少しだけ嫌がる素振りをみせたけど、それをやろうというのなら素直に従う。 )  ――えっとね、マリィさんとね、お話に言ってきたの。  ( 椅子に座った姉の膝に腰掛ける吸血鬼の様子は愛玩動物のようであろうか。 そしてあの別荘であった内容を話そうとする。 この姉にだけは包み隠さず全てを曝け出そうというのは少年にとっての決まりごと。 )  僕ととっても似た境遇の人がいたらしくて…だから会いたい、って僕がマリィさんにお願いして無理やり付いていかしてもらったの。 [Sun 25 Feb 2007 01:44:06]
ライヤ > (酷い現実ですよ 。 ―― たゆん薬が出来ましたら、是非青猫まで――)(普通にお話しよう)   い   や 。   (カックンは止めたけれど、にっこり頭上で微笑む姉の瞳は、獲物を前にしたニャンコによく似ているかもしれない。  弟  で、遊ぶつもりだ…!) どんな所に行って来たの…? ( 弟の肩に手を添えて、わざわざ一人掛けの椅子へと近づく。自分が座って、膝の上に弟を座らせるつもり。お人形遊びのように) [Sun 25 Feb 2007 01:32:46]
エニシ > ( 夢はきっと叶う! ――けどそんな言葉がありながらも叶わないのが現実だったり。 某奇妙な冒険にもたゆんたゆんになれるお話は無かった。 )  (カックン) え…えっと… (カックン) そう言ってくれるのは嬉しいんだけどね、 (カックン) 確かにゆっくりお話するのも久しぶりだけどね、 (カックン) う、うん……楽しかったけどね、 (カックン)  ( ダメージの蓄積にちょっとずつ冷や汗が流れ始めるよ。 )  ……普通にお話ししよ。  ( 涙目で訴えるよ。 胸の位置で固定されてるせいでそれは姉には見えないだろうけど。 ) [Sun 25 Feb 2007 01:26:46]
ライヤ > (ごめんね、豊満な胸じゃなくてごめんね――畜生。 ヴェイトスの魔法は世界一!なのだから、きっといつかタユンになれますよね――) ……私ね。 (カックン) 凄く暇で、眠ってしまいそうだったから(カックン) エニシさんが着てくれて嬉しいわ――(カックン) …ああ、思うとこうやってお話しするのも久し振りですよね…?(カックン)…… この間はお出かけになったようですが、楽しかったですか?(カックン) [Sun 25 Feb 2007 01:19:06]
エニシ > ( 雑学博士に素で感心した誰か。 希望の方、お問い合わせは青猫まで。 サービスサービス。 )( 捕まえられた小柄な吸血鬼。 つるぺたすとーん(酷)な胸に頭を押し付けられて、頭の上に顎が乗せられる感触。 )  ――――いっ……!?  ( そしてその次に訪れた感覚に今度は少年が驚いた声を漏らした。 ) [Sun 25 Feb 2007 01:14:55]
ライヤ > (「嫐」でも「なぶる」って読むんだぜ――雑学博士が呟いた。 旦那様が幸せなならばいいんじゃないかしら。お仕事だもの――二人に嫐られたいお客様募集中――※やめておけ)(あっさりと己の腕の中に捕獲された弟。――不思議そうに見上げる弟の頭を、自分の胸に押し付け――20cmの高低差を利用して、頭の上に顎を乗せて――)    …。    (カックンと。 娼婦らしからぬ仕草で、カックンと顎で小突いた…!) [Sun 25 Feb 2007 01:05:24]
エニシ > ( 性別の比率は男2:女1なため嬲るという言葉がまさに字の通りになってしまいました。 斬新な組み合わせは売れるかどうか――大抵奇をてらいすぎると本質を見失うよね。 )  ―――おねぇ ちゃん?  ( 少年は逃げない。 動く気配すら見せずに姉の為すがままに抱きしめられて、これのどこが仕返し? と不思議そうな思いで姉を呼ぼう。 ) [Sun 25 Feb 2007 00:59:28]
ライヤ > (ユニット娼婦――それは新しい。 二人で旦那様を上と下から嬲ります。 ※なぶる 人気が出るかはどこまでも謎だらけ 背後はとっととおうちにかえりなさい――) ちょっと今、色々考え事をしていて、頭の中身が留守になっていたのよね――…(棒立ちしている弟の肩に掌を滑らせ――) だから、本当に   。  とっても  とっても   とっても 驚いたから――……   (ぎゅぅ。と抱きしめようと抱き寄せん。 逃げられたら?その時はその時で、他の仕返し。) [Sun 25 Feb 2007 00:52:09]
エニシ > ( 白と黒の幼い少女の二人組み。 ―――あれ? それって鬘外せばいけるんじゃない?と物騒な神様に納得しかけた何処かの誰か。 待て! それは孔○の罠だ!! )  その…そんなに驚いちゃったの? ちょっとだけおどろかそっかな、って思っただけだったけど……  ( お姉さま、何時もの三割り増しで怖いのも全ては眠いからでございましょうか? )  ―――え? え?  仕返し?  ( 綺麗に手入れされた細い指が伸びてくる。 人間に睨まれた吸血鬼はちょっと逃げ出せそうになくその場を棒立ちだったり。 ) [Sun 25 Feb 2007 00:45:17]
ライヤ > (何か言われた。物凄く何か言われた。じゃあ、二人でプ●キュアレベルでデビューすればいいんじゃね?とか、物騒な神様が囁くの―― 脱線しすぎだと思いました――…)エエ、とっても驚いたわエニシさん。 思わず三cmほど浮かび上がってしまうくらいに驚いたの。 (目が据わっているように見えるかもしれないが、それは眠気の所為だ! 声が何時もよりも機嫌が悪そうに聞こえるのは、眠気の所為だ! 視線の先で、ビビリまくりの弟を見詰め) いいの。エニシさんの悪戯は無事成功したわ、喜んでいいんですよ――? (整えた赤い爪先とともに、ふらりと手が伸ばされる。 自分よりも小さな弟の身体を捕獲せんと――!) …さぁ、だから今度は私が仕返しをする番よね――…?(だって、暇なんですもの) [Sun 25 Feb 2007 00:35:06]
エニシ > ( 果たしてこの子が正式でびぅするのはいつの日のことやら。 趣味はそっちの意味か!と盛大な突っ込み。 アブノーマルな容姿はおたがいさ← 一部不適切な表現がありましたため削除されました。 ) わーい。 ねぇねぇ驚いた? ( 吃驚した仕草と可愛い悲鳴が挙がればちょっとだけ嬉しそうな様子で無邪気に聞いてみる。 そして――ただの出来心を抑えておけばよかったと激しく後悔したのはすぐだったとか。 ) ( ビクゥ ) ( 和風の人形を思わせる姉の姿格好。 それが何処かの怪談話のように動けば思わず怯えてしまうというもんです。 )  ―――え…えっと………あのね、そのね。 ちょ…ちょっとだけ、その…ちょっとだけやってみたかったの………  ( マズイ。 こういう時はとっても怒ってるときだ。 ビビりまくりです吸血鬼。 ) [Sun 25 Feb 2007 00:30:27]
エニシ > ( [Sun 25 Feb 2007 00:21:44]
ライヤ > (そろそろそのアブノーマルな容姿と趣味を駆使したら、客がつきそうですよね――なんて、姉娼婦と話していた過去は秘密にしておこう。 娼婦として、これからが仕事の時間なのだが、暇も暇で暇プププ♪とか歌いたくなる気分な姉娼婦。 二度目の欠伸を洩らそうと軽く顎が持ち上がり)   ふ……  (「ワッ!」) ………・・・    ひぁ  。 (声とは裏腹に、背中が派手に跳ねた。 猫が背中の毛を膨らませるように、髪が揺れ)      …。     (数秒、そのまま)  …………。   (やがて、首だけをぐググググ、と油の切れた人形のように動かしていく。水平に視線が移動して背後の弟へ流され) …………………。  (じぃ) ……… まぁ。エニシさんたら。 姉娼婦をおどろかしていけないここれはおしおきをしないといけないかしら――(棒読み) [Sun 25 Feb 2007 00:19:35]
お知らせ > エニシさんが入室されました。 [Sun 25 Feb 2007 00:17:39]
エニシ > ( 少女少年も同じく暇なのです。 今すぐやらねばならない仕事は無し。 種族的にはこれからが活動時間帯だから眠るなんて問題外だし。 そんな時に見つけた眠たげな姉。 幼い悪戯心がちょっぴり涌いてきてしまったようだ。 )  ――――♪  ( 抜き足差し足で近づくエニシ。 決してゴンベェにはあらず。 そうして手すりに凭れ掛かる相手まで近づけば。 )  ―――ワッ!!  ( ちょっとおっきな声で叫んで背中を軽く押してみよう。 ) [Sun 25 Feb 2007 00:12:07]
ライヤ > (水煙草でも用意しようかしら。――少し薫りの強いやつを用意して吸えば眠気も治まるかも。 くぁりと紅を引いた唇をまん丸にして欠伸を洩らした。) …… 序にお雛様でも、つくろうかしら。(折り紙がまだ残っていたはず。 あれを引っ張り出して、此処に椅子とテーブルを引っ張ってくれば、顔見世にもなるし、暇潰しにもなるし、手元を覗かれても見苦しくあるまい。  )  ……うん。いいかも――… (ぽんやりと間延びした独り言を聞くに、近づくゴンベェ弟の気配に気がついて居ないらしい――手摺に凭れたままで) [Sun 25 Feb 2007 00:05:38]
エニシ > ( 果たして女装をしている意味はあるのでしょうか。 幼い容姿と違わない年齢。 あと少しで青猫一周年デビュー。 こんばんはエニシです。 ) ( 今日も今日とて女の子の姿格好。 黒髪の鬘をつけた吸血鬼は胡乱げな姉の姿に気付けばこっそりとそちらに近づいていこう。 ) [Sun 25 Feb 2007 00:03:11]
お知らせ > エニシさんが入室されました。 『(暇人二人目)』 [Sat 24 Feb 2007 23:58:25]
ライヤ > (朱鷺乃都の「家」は、まだ在るんだろうか。両親は何をしているんだろう――…暖かな館内の空気ニまどろみながら、思い浮かべる故郷の春。 …三月といったら、そろそろ緑も多くなってくる頃だろう。) …………。(かくり、と意識が遠のきそうになった 慌てて我に返り、目の下を擦る)  ………暇なのは、嫌いじゃないけど(眠くなるのは――仕事中だけにいただけない) [Sat 24 Feb 2007 23:47:18]
ライヤ > (残っている娼婦は自分1人と言っても過言ではない。  ヴェイトスの殿方は、ぼんきゅでぼん な女が好きなようですよ。 ぺったんすとんはお呼びじゃない?   …違うとしても、売れ残っているのは事実。 柵の上に肘を乗せ、ねむたげな双眸で見下ろす。  ちりりん と ロビーに響く娼婦を呼び出すベルの音が、今日ばかりは、少し煩く感じる。) ……。 ……おひなさま、ねぇ。  (朱鷺乃都の「家」には、あったっけ――) [Sat 24 Feb 2007 23:37:18]
ライヤ > (土曜の夜ということもあり、見下ろすロビーには、客の姿がそこそこある。馴染みの客に混じって、暇を持て余す学生の姿などなど―― なかなかに賑やかだ。)  姉様達も、大変ね。 (他人事のように呟く。 実際他人事。姉娼婦達の多忙さとは裏腹に、自分には馴染みの客の予約すら入っていない。 だからこそ、こうして娼婦の顔見世の意味を含めて、客から姿が見えるようなところで、暇潰しをしているわけだ) ……… ばれんたいん ・でぃ も終わったし――……三月は、おひなさま、ねぇ。 [Sat 24 Feb 2007 23:31:56]
ライヤ > (青猫の中二階――磨かれた柵越しに正面ロビーを見下ろしている娼婦の姿がある。 肩で切りそろえた黒髪に、華飾りの簪―― 一見幼く見える容姿とは裏腹に、青猫暦は二年になります。 こんばんはライヤです――) [Sat 24 Feb 2007 23:23:36]
お知らせ > ライヤさんが来ました。 [Sat 24 Feb 2007 23:17:37]
お知らせ > エトワールさんが帰りました。 『 ちょっと走ってくるっ! 』 [Sat 17 Feb 2007 02:23:12]
エトワール > …ふぬっ、暗い! 暗いッ! なんかこういうの嫌! ( モィーン!といっきに赤いラインを灯らせて椅子から立ち上がり、両手で頬をごつごつと叩いた。 別に昔の事とかで今更悩む事なんてないし、悲観するには恵まれすぎた現状だ。 ニンゲンじゃない? ) それがなに? ( 全然関係ないね。 ) [Sat 17 Feb 2007 02:11:07]
エトワール > ……そういやぁ本当はこんな色だったんだなぁ。 (腕と脚に拘束具をつけられて椅子に座らされてるみたいだ。 鏡に映る他人みたいな顔をぼんやり眺め、思い返す。 4年くらい経つんだっけか、義手と義足つけてから。 最初は重過ぎて絶対無理だと思ったけど、今は全然気にならない。 腕と脚に感覚が無いのも、物を掴んだりするのが難しいのも、足音がゴツゴツするのも、寝るときまでずっと赤く光ってるのも。 気に、しない。 ) ニンゲンじゃ、ないからね―――――。 ( 奴隷で、機械野郎だ。 ) [Sat 17 Feb 2007 02:03:45]
エトワール > ( 何とはなしに魔力回路を封鎖してみる。 仕組みよくわかってないのに動かす事は出来るんだなぁ、とか、でも人間の身体だってそんなもんかなぁ、とか下らない事を考えている内に腕のラインから赤い光が消えていき、やがてごとんと音を立てて垂れ下がった。 肘から上は動かせるが、その下にぶら下がっているのはただの金属塊。 脚も同じく、膝から下に錘をつけたみたいでちょっと面白い。 へら、とかちょっと笑って近くの鏡を見ると、髪の毛から赤い色素が抜けて懐かしい地毛の金髪が見え始めている。 瞳の中の流星もじんわりと速度を遅めて流れていた。 ) [Sat 17 Feb 2007 01:55:29]
エトワール > ( ぽやぁんと。 アホの子みたいに呆けてみた。 一応、どうしようかな、なにかしようかな、とか考えているのだが、馬鹿の考え休むに似たるって感じで。 珍しく本とか読んでみようかと思うけど、どんな本が読みたいかっていうとちょっと困る感じ。 一応、読み書きは出来るんだけれど。 ) ―――――…んぅーん。 [Sat 17 Feb 2007 01:49:43]
エトワール > ( 所在無く一人もぞもぞとテラスの縁に腰掛け、玄関大扉を見下ろす。 今、誰か出てたっけか。 外は寒いし出迎えに暖かい飲み物とかあると良い気がする。 …紅茶とか珈琲とか自分で淹れた事、無いが。 ) …お茶菓子にチョコレートなら山のように…を出すとなんか怒られそうな気がする。 ( 思いついたのは良いものの、お湯を沸かすくらいしか出来ない罠。 こんな手で下手に高価な陶器のポットやカップに触っちゃ駄目だ。 傷がつく。 ) [Sat 17 Feb 2007 01:08:41]
エトワール > ( 何となく、大した理由も無く訪れた静寂。 常連の来訪が落ち着き、娼婦達が各々何かしら仕事だとか休憩だとかでサロンから引っ込んで、声と音が途切れた。 一回玄関ホールを見下ろすテラス状のサロンに一人ぽつんと、取り残された感。 今日のトレーニングメニューはもうこなしたし、特に言い付かっている仕事も無い。 休むには少し早く、中途半端な時間だ。 あー、とか間の抜けた声を出して暫し天井なんか見上げてみた。 勿論、何も変わった事は無い。 ) [Sat 17 Feb 2007 01:00:47]
お知らせ > エトワールさんが入室されました。 『 不意に、静寂。 』 [Sat 17 Feb 2007 00:56:54]
お知らせ > エニシさんが退室されました。 『(たまに過去の自分を知るのが怖くなるけど、それでも――知りたいから。)』 [Wed 7 Feb 2007 01:26:35]
エニシ > ( どのような世界であろうとも生きている者が暮らす限り摂理はある。 獣ですら互いの縄張りを意識できるのだから。 )そう、ですね。 …………ハイ。 僕にはどうやるのか全然見当も付かないですけど………   ( 理解していたとしてもやる気も起きないが。 大好きな姉を大嫌いな吸血鬼にさせるくらいなら、餓えて乾いて惨めに死んだ方が遥かにマシだ。 )  それでも………あんな奴…死んでしまえ………!   ( 十年と少ししか生きていない幼い吸血鬼にその感覚は理解することができなかった。 少年が呪詛の念が入った言葉を呟くのは、自らを吸血鬼へと転化させた祖への苛立ちを言うときぐらいだ。 それを人前で口にするのは滅多に無いこと。 )   …………それっ、て――――   ( その冷たいとすら感じる声色に、あの夏の時のような脅えを感じ取り声が出せなくなる。 自分は――自分は、何と答えればいいのか――― ) ( そしてあっさりと冗談だと知らされる。 直ぐにはその言葉が理解できなかった少年は、大きな瞳を二三度瞬かせながらも呆然とし。 )   ―――え? え? ………あ、じゃあ!   ( 相手の言葉を理解したときに、幼い少年特有の晴れ晴れとした表情が浮かんだ。 )   ハイ! ありがとうございます!   ( 少しでもいい。 何か記憶が戻ってくれれば。 ) [Wed 7 Feb 2007 01:25:29]
お知らせ > マリィゴールドさんが帰りました。 『(「サボりすぎじゃない?」 と突っ込まれるお約束。 当然の事ながら平謝りしたそうな。  )』 [Wed 7 Feb 2007 01:11:20]
マリィゴールド >  じゃあ―――日時は追って知らせるよ。 ( 細巻きの煙草揉み消して、すっかり長話になってしまった。 お仕事復帰第一日目でこれは拙いかなって位の意識はある。 今日は頼んでいた”物”も届いたらしい。 封も開けてない木箱を片手に。 ) 何か手掛かりがあるといいね。 ( そう最後に告げれば、娼婦達の元へ。 ) [Wed 7 Feb 2007 01:09:34]
マリィゴールド >  そりゃあボク等だってこの世に存在する者なワケだし、生者には生者の死者には死者の摂理はあるさ。 それに本来はねボク達保菌者が血を吸った程度じゃあ『感染』しない筈なんだよ。 この理屈は解るでしょ? 血を吸うだけで感染するならば……――。 ( 賢明な少年なら解るだろうこの先の言葉は。 恐らくは少年が姉と慕う女性が転化している筈だ、と。 ) 長く生きる様に人間の心は出来て――――いないんだ。 長い年月を経た精神は摩耗して擦り切れてしまう。 暇潰しの一つでもやってないと存在してるって実感が湧かない。 それが吸血鬼にとっての” 死 ”だよ。 ( 執着や興味を無くし、退屈で死んでしまう眷属。 決意を秘めた少年の声、恐らくは金髪は初めて聞いた声だ。 ) 一つだけ条件が……。 ( 姿勢を正し、少年がそうしたように自分もハッキリと告げるべきだろう。 ) ボクが何をしても止めないと言うなら、良いよ。 ( 真っ直ぐに少年を見据え。 感情の籠もらぬ声色、冷淡とも言えるかもしれない。 ) ――なァんてね、もしかしたら無くなった記憶の手掛かりかも知れないからね。 ( 真面目な顔も直ぐ元通り。 ) [Wed 7 Feb 2007 01:07:56]
エニシ > ( ああ、やはりそうなのか。 )   そういうもの……だったんですか。   ( 血の様な真紅の瞳が驚きの色を浮かべる。 吸血鬼とてまたその世界の摂理の中で生きている。 それを失念してしまうことがあるのは、少年にとって吸血鬼は純粋な恐怖の対象だから。 )   ………僕の…『祖』は…たぶん、暇潰しだったんだと思います。 そんな…そんな理由で僕を…………!   ( 噛み締めた歯が唇を破り一滴の血を垂らす。 憎悪の対象である存在を思い浮かべると心は憤りで塗りつぶされていく。 記憶は少しずつではあるが戻ってきている。 それはプールに貯まったものからコップ一杯掬い上げた程度の微々たるものではあるけれど。 )   ―――あ、あの!   ( 意を決したように吸血鬼は大声を挙げる。 )   そ、その! 出来れば…マリィさんと一緒に僕もその子とお話したいんです…けど…………駄目……ですよね………   ( 当初ははっきりとしていたその声は、後半に行くにつれて小さくなり最後の方は擦れる程であった。 なんて馬鹿げた発言。 自分が行ったところで何もならないのはわかっているけど―――一度、会いたかった。 ) [Wed 7 Feb 2007 00:51:04]
お知らせ > エニシさんが来ました。 [Wed 7 Feb 2007 00:33:27]
マリィゴールド >  恐らくはね―――。 ( 自らを吸血鬼だと記憶も無い少年が謀る筈もあるまい。 僅かに肩を竦め、嘘ではないだろう、と。 ) エニシ君もそうだったけども、君等は吸血鬼の中ではイレギュラーなんだ。 人間で云えば育ての親が居ない。 親の助け無しで自ら実践し理解しなくてはいけない。 ソレが赦される程に、ヴェイトスは甘くは無いのは知っての通り。 ( 本来なら主人となる吸血鬼がいる筈なのだ、自然に増える事は無い。 人間を已めたとしても吸血鬼もまた摂理の中に存在している。 ) ボクは今キミがVHに追われている方が心配だけども、そうだね非常に危ないだろうね。 だから、一度逢ってみる――。 ( それは義務感ではなくて一人の吸血鬼として少年と話してみようと。 ) [Wed 7 Feb 2007 00:32:21]
エニシ > そうですね。 僕もとっても驚いてます。 そんな子が…他にもいるなんて。   ( 姿かたちと特徴が似通えば同一人物かと疑うのは常識だろう。 )   やっぱり……その子も……―――   ( 怯えたように自分の腕を自分で硬く抱きしめる。 ) ――― 吸血 鬼 なんですよ………ね…………   ( 声が震える。 怖い。 血を吸う鬼は怖い。 )   は、ハイ。 その…僕もとっても危ない目に何回かあいそうになったし……今もVHGに追われてるし………その……その子は……大丈夫…なんですか?  ( ―――怖いけど……同時に心配だ。 ) [Wed 7 Feb 2007 00:19:08]
マリィゴールド >  うん――その子もキミと同じらしいね。 話を聞いて直ぐにキミじゃないかって疑った程だよ。 ( 記憶の無い少年。 ソレがこの街にゴロゴロといると考える方が不自然だろうと。 ) そうだよ、記憶が無いらしい。 しかも……自らを『 眷属 』だと語ったらしいんだ。 ( 自らの身体の変化に恐怖を覚える。 目の前の少年もそうだった。 気の逸る様子に、ゆっくりと紫煙を吐き出しながら頷こう。 ) ボク達と同族なのは間違い無いだろうね。 だとしたらとても危険な事だって、エニシ君なら解るよね? ( 友人は優しい、だから心配して自分に話してくれた。 目の前の少年に話したのも確認の為。 ) [Wed 7 Feb 2007 00:03:57]
エニシ > ――――え? ………あ、そっか…想像の中の話だったか………   ( 冷静に考えてみれば、冗談ごとに本気になって熱くなっていたことが途端に恥ずかしくなって顔を朱に染める。 ―――そして、最近の自分の心の状態を思い返して暗い表情で吐息を零す。 )   正直、この時期は少し憂鬱で……時々危ないんです。 ――――雪が降ると、特に。   ( だってあの忌まわしい日がどうしても過ぎってしまうから。 自分が化け物になって実の両親を喰らった日を思い出してしまうから。 )   それは……確かにとっても僕に似てますね。   ( その少年の特徴を語られれば、女装吸血鬼は納得したように頷く。 )   ―――え?   ( そして、聞き逃せない単語を発見した。 )   ホントですか!? その、ホントにその子も僕みたいに自分のことを殆ど何も覚えてないんですか!?   ( 紅い瞳は驚愕に染まり、やや興奮したように麗人へと問いかける。 ) [Tue 6 Feb 2007 23:54:01]
マリィゴールド >  いいえ、貴女は止めて欲しかった筈です。 だから、あの時ボクを殺さなかった……――――。 とか、変な情熱を燃やさなくて宜しい。 ( なかなか役者の少年、思わず乗ってしまったと笑顔浮かべ。 だが笑みの中、瞳だけがすぅと細まる。 真剣な顔付き、嘘をついている顔ではない。 ) ソレ位で丁度良いと、ボクは思うのだけども……。 キミじゃないなら良いよ。 ( ならば ”アレ” は誰だ? 細巻きの煙草を口に、眉間に皺を寄せ。 怯えている少年、恐らくは最後の邂逅であった暗黒街での一幕を思い出しての事か。 ) 順を追って話そうか。 ボクの友人がね、つい一昨日だったか『 逢った 』そうなんだよ。 歳はキミ程で、長い髪に色素の抜けた髪。 性別は男だろう、と可愛い顔をしていたようだね。 何より、その『少年』としようか彼には記憶がね――無いと言うんだ。 ( 細巻きの先端に火を灯し、立ち上る紫煙。 蝙蝠が話すのはついこの間あった出来事。 既視感を感じるのも無理はないだろう少年の特徴。 ) [Tue 6 Feb 2007 23:39:01]
エニシ > ―――ご縁………? ………なんとなくいいかも。  ( コッソリと何か呟いた。 だってゴンベェて呼ばれるよりは全然良いんだもん。 理想はもちろん最愛の姉が付けてくれた『縁』という素敵な名前だけど。 )   あの時あの人の言葉を聞かなければ……そしてやってしまった今、フラリと偶然現れたあの男が全ての謎を解かなければこんなことにはならなかったんでしょうね……… ( グスッ、と妄想話を真に受けた吸血鬼は本気で涙ぐんでいる。 )   わかりました! きっとその時はマリィさんを本気で殺しますね!!   ( 間違った方向に情熱を持っていくな。 )   ――――はい?   ( 目配せ一つで去っていく周りの姉娼婦たち。 それに軽く手を振って別れを告げて、そして次に続く言葉には表情を真剣なものにする。 )   ―――ハイ。 ここ暫くは……その……お姉ちゃんから貰っているから大丈夫ですし……夏頃のようなあんなこともありません。  ( ただ、と一拍置いた吸血鬼は自分の体を強く抱きしめる。 )   ―――ずっと…ずっと大丈夫でいられるのかは………僕には解らないです。   ( 正直な告白。 自分は余りにも幼稚で未熟だ。 ―――それが、怖い。 ) [Tue 6 Feb 2007 23:26:09]
マリィゴールド >  酷い事を言うね、いっそ二つ合わせて「ご縁」とか言う程度だよ。 ( ゴエン、何となくお手軽なチョコみたいな感じで親しみ易いかなぁって。 ) 無論、計画に気が付いたエニシ君が先妻と御老人を完全犯罪で殺す事を思いつき、何故か地方の岬で最後犯行を自供して飛び降り自殺を謀るんだろうね。 ( 正しく二時間サスペンス。 ) ボクは是非とも先妻の愛人役で参加したいね。 真相を知ったボクは犯人を揺すろうとして逆にご当地の童歌になぞられ殺されてしまうとか憧れるな! ( 心躍る役柄。 イイヨネ、派手に見立て殺人されるとか。 ) っと、サスペンスはさておいて――――。 ( もう少しこの少年の困った姿を見ていたかったのだけども。 回りにいる娼婦達に目配せをおくれば、心得てとばかりに散っていく娼婦達。 青猫の娼婦達はこういう時の気配りは流石である。 ) 何処から話してイイやらだけども。 エニシ君、キミは最近……何もしていないよね?  [Tue 6 Feb 2007 23:11:00]
エニシ > うぅ……そろそろ呼ばれなくなってきたと思ってきたのに。 マリィさんどうせうろ覚えだろうし、きっと次の日になったらまたゴ……エニシとか言われるんだ。 それできっと定着しちゃうんだ。 うぅ……… ( ゴンベェのインパクトって大きいからね。 馴染みやすかったかつての名前の悲劇。 ) そ…そんなぁ……ひょっとして、いつかお店に出る時は僕この格好で絵を描かれちゃうんですか!? そして先妻から嫉妬を買って毒殺の標的になっちゃうの!? タイトルは家政婦は見た!? ( 混乱してきたのか最後の方は徐々に暴走し始めている。 怯えたように両手を胸元に持ってきて怯えるさまはただの無害なペットだ。 ) [Tue 6 Feb 2007 22:57:51]
マリィゴールド >  大丈夫だよエニシ? (疑問符、今風に書くとの発音よろしく)君。 キミの名前を忘れる筈ナイじゃないかえーっとエニク……エニシ君? ( 朗らかに笑ってみせる大人の余裕。 ちょっと名前を噛んだとか気にしない。 ) しゃべり方も板に付いてきたじゃない、この調子で是非ともホワイティアの金持ちな御老人に甘えてだね。 行く行くは先妻を押しのけて後妻の座を……。 ( 可愛い、可愛いとつい何というか食べ物をあげたくなる小動物オゥラに 「立派になったね」とか感慨深く。 ) [Tue 6 Feb 2007 22:46:40]
エニシ > ( そんな光景を見て楽しそうだなーと考える頭の足りない子。 ニコニコ笑顔でみんなの輪の中に入っていく。 ) エニシ。 エニシだよ。 僕エニシだからね! ( 懐かしい呼び名を耳に入れてしまった少女(偽)は最後の方は懇願するようなような調子で必死に訂正する。 ) ( ぐっさり。 何かが突き刺さったような音がした。 ) …………違うんです。 これにはこう、とっても深い理由があってそのなんというかえっととにかく趣味じゃないんですぅ! ( この姿ではマリィさんと初お目見え。 趣味かと問われた女装少年は長い黒の鬘を必死に左右に振って違うという所を涙目に強調した。 ) [Tue 6 Feb 2007 22:38:28]
マリィゴールド >  ( 目の端に光る涙。 良いんだコレで、諦めの境地に達したか乾いた笑い声を上げ。 痛々しい光景。 ) アァ、キミは――――ゴン…… いやエニシ君じゃないか、いやキミも元気そうで何より。 ( 一瞬目を奪われるのは、艶やかな朱鷺ノ京の着物。 ) 新しい趣味に目覚めたのかな? パッと見じゃ解らなかったよ。  [Tue 6 Feb 2007 22:29:11]
エニシ > ( へこんだことなんて露知らず。 談笑する娼婦たちの輪の中に久しぶりに出会った顔を発見すれば、女装吸血鬼は暢気な声を上げてそちらの方へと交じるためにパタパタと駆けていく。 ) お久しぶりですー! 元気でしたか? お怪我はもう大丈夫ですか? [Tue 6 Feb 2007 22:22:57]
お知らせ > エニシさんが入室されました。 『あー!マリィさんだー!』 [Tue 6 Feb 2007 22:18:46]
マリィゴールド > ( 「え?マリィさんって休業してたの?」 ) 勿論、お客様の前で粗相があるといけないからね。 ( 「その割には、お客さん来てなかった?」 ) 個人的な約束事ってヤツだよ。 彼女達あってのボクだし。 ( 「ぶっちゃけ、休業中のがお客来てなかった?」 ) あははははは、いやだなァ。 ボクだって末席と言えども青猫の一員だよ…、そんな……、休業してた方が………―――。 ( 口賢しい娼婦達の前に復帰一日目から凹みました。 ) 別に良いじゃないか……誰も来ないより。 ( 畜生、真実だから言い返せやしない。 ) [Tue 6 Feb 2007 22:15:35]
マリィゴールド > ( 久方振りに飾られた青年の肖像画。 ロビーでくつろぐ娼婦達に混じって、金髪の姿もそこに確認出来るだろう。 ) 長引いていた復帰だけども、今日からまたお世話になるから宜しく。 ( 魔界の門が開いてしまったあの事件以来、怪我を理由にだらだらと復職を伸ばしてきた蝙蝠だったが、 この度漸くの復帰となった次第。 ) [Tue 6 Feb 2007 22:09:47]
お知らせ > マリィゴールドさんが入室されました。 『 帰還の挨拶 』 [Tue 6 Feb 2007 22:01:10]
お知らせ > エニシさんが退室されました。 『福はー内! (楽しそうに吸血鬼は豆を撒く。この時間は終わらないと信じて。)』 [Sat 3 Feb 2007 22:47:37]
エニシ > ( 冷え込んだ風が吹きつける。 寒い。 寒いのは――― )   ―――うん。 そろそろ戻ろっか。 このまんまじゃ風邪引いちゃうや。   ( 舞踏の如くにクルリと反転。 先程までの調子とはうってかわって明るい声を出した女装少年は、駆け足で青猫への扉へと走っていく。 )   昨日も今日も落ち込んでたら、みんなも心配しちゃうよね、きっと。 [Sat 3 Feb 2007 22:44:13]
エニシ > ………………   ( 変わらない。 その位置は今現在の身長と何ら変わることが無かった。 もう一度計ったのなら、それはきっとほとんど違わぬ位置に再び同じ傷が刻まれていたことだろう。 )   …………そっか……そうだよね…………   ( 何を今更。 判っていたことじゃないか。 自分はもうこの姿のまま生き続ける。 年老いることもなく、成長することもない。 だって自分は―― )   ―――吸血鬼…だもんね。 [Sat 3 Feb 2007 22:30:40]
エニシ > ( 夕方頃に起きて、買い物に出かけて、そして帰ってきたら早々にこの庭まで逃げ出してしまった。 これは何だか自分が追いやられる行事な気がして。 )   気のせい……うん、気のせいだよね…きっと………   ( 振り返り、先ほどまで背中を預けていた木の幹を手でなぞる。 そこには夏ごろに自分で刻んだ背の高さの傷跡があった。 ) [Sat 3 Feb 2007 22:19:34]
エニシ > ――――……ふぅ。   ( ごっくん ) ( ようやく全部を食べ切ることに成功して一息。 恵方巻って食べ辛いですよね。 )   ……鬼は外…か………   ( ポツリと呟く。 中に居る他のみんなはそんな豆まきという節分恒例の出来事を行っているのだろうか。 )   だったら…僕は外に居ないとね。   ( だって、自分は立派な血を吸う鬼だから。 ) [Sat 3 Feb 2007 22:08:00]
エニシ > …………………   ( 今日は節分。 そしてこの吸血鬼が今行っているのはいわゆる恵方巻というヤツだ。 朱鷺乃都に昔から伝わっている行事の一つ。 それを律儀に実行していた。 )   ―――…………   ( 二月の時期に吹く風はまだまだ冷たい。 ) [Sat 3 Feb 2007 21:58:20]
エニシ > ―――………   ( もふもふ ) ( 長い黒髪の少女――ではなく黒い鬘を被った女装した少年は、娼館の外の庭にある木の幹に背中を預けている。 その口いっぱいには太巻きが咥えられていて、女装少年はとある方角を向いたまま無言で咀嚼する。 ) [Sat 3 Feb 2007 21:48:18]
お知らせ > エニシさんが入室されました。 『(はぐはぐ)』 [Sat 3 Feb 2007 21:44:32]
お知らせ > エトワールさんが帰りました。 『 …食べ過ぎて太んないようにね!(尻になんか、当たった) 』 [Wed 31 Jan 2007 00:37:27]
エトワール > ……ふぬゥ? ( もぎゅ、と苺の乗ったスィーツを口に突っ込まれた。 ほら、不意打ちに弱い。 こんな所でたそがれないでくださーい、って話。 娼館のサロンでどんより鬱顔のクランクなんか居たらそりゃぁ迷惑な話だ。 ) もう、それじゃ見回りとかしてくるよ。 ついでに掃除とか。 …そうだ、例のアレはもう大丈夫なのかな? なんとかマンってヒト。 ( 忘れるほど難しい名前ではなかった気がするが、それっきりだった話。 立ち去り際にふと振り返り。 誰も返事を返さなかった。 ) OK、よく分かった。 そういう事ね。 [Wed 31 Jan 2007 00:29:28]
エトワール > ( 手足があった頃はちゃんと泳げたし、今より幾らか五感も冴えていたと思う。 全身に張り巡らされた義肢の動力回路が根こそぎ魔力的なものを奪い、どうにか手足を動かしている。 代償として、視覚聴覚味覚嗅覚触覚、特に「気配を感じる」とかそういうのに酷く疎くなった。 察しが悪いのは元々としても。 手足をなくしたままよりずっと良いけれど、時々自分が人間じゃないんだなぁとか思う、わけで。 ) [Wed 31 Jan 2007 00:17:05]
エトワール > え…泳げない、よ? 錆びない木の義肢とかつければ大丈夫かなぁ…ああ、でも無理。 「中」にも金属入ってる、から。 ( こんこん、と肘の繋ぎ目を覆うカバーを指してそんな話。 カポッと嵌めれば誰でも動かせるような腕ではなく、指まで自在時操るためには欠損した側の肘と膝にも機械を埋め込む必要があったようで。 断面の見た目もあんまり良くないから、人には滅多に見せないようにしている。 一応、乙女である。 王子様気取りの。 ) [Wed 31 Jan 2007 00:07:20]
エトワール > ( 二階バルコニー、玄関ホールを見下ろすサロンに集まる娼婦達の口からそんな言葉が出た。 途端、「無理」と先行入力気味に返事を返す赤毛剣闘士、兼青猫用心棒の娘。 無理。 ) 碧の力、でしょ? そりゃぁさ、的が大きいだろうし下手に避けたりしないだろうし、こういう時こそっていうのは分かるけど――――無理だよ。 パス。 ( ヴェイトス港に近付きつつある巨大な舟の話だ。 アレの迎撃依頼にうってつけの能力があるじゃないかって話だ。 最初はちょっとそれも思ったけれど、よく考えたら絶対駄目だ。 ) …錆びるもの。 ( 一同、沈黙。 錆びるのだ。 腕と、足。 外装よりも特に関節とか中のほうが。 潮風だって不味いから、普段絶対に海辺には近付かないようにしている。長らく海を見ていない。 鬼門だ。 ) [Tue 30 Jan 2007 23:58:48]
お知らせ > エトワールさんが来ました。 『 クロフネ? 』 [Tue 30 Jan 2007 23:53:12]
お知らせ > エトワールさんが帰りました。 『 暫しして扉を開けると、まぁ予想通り誰も居なかった。 』 [Wed 24 Jan 2007 10:44:16]
エトワール > まぁ、なんだろね。 ずっと居たいんなら相応の御代を払い続けて常連化するなり、青猫で雇うに足る人材だってアピールするなり。 ( 出来れば今までの無断宿泊費も払うべきだとは思うが。 聞く限り、日がな一日青猫でだらだらと過ごせるような身分の人物じゃぁないようだけれど。 ) …ライヤさんは凄いね。 独りでそんなのと毅然と話をしたって。 ( すぐさま自分を呼んでくれたっていうのに、応えられなかった。 怖くなかった筈が無いんだ。 悔しくて握った拳がぎぎぎと音を立てた。 やがて、娼婦「リィ」が使っているという部屋の前に立ち、扉をノックした。 この時間、居るとは思わないけれど。 ) [Wed 24 Jan 2007 10:30:01]
エトワール > 厳しくは無いよ。 分別ってあるでしょ、普通に。 ( 娼館だろうが自警団だろうが「職場」なのだ。 無関係の人間に見せるべきじゃない物は幾らでもあるし、誰でも好きなように裏方にまで出入り出来て良いわけが無い。 「リィ」がそこを弁えていないのか、「ヘルマン」が無茶を言っているのか、それともただの嘘か、まぁなんにせよだ。 皆に不安が広がる前に穏便に片付けたい所。 もっとも、自分の出番が来る段階で穏便とはかけ離れているんだろうけれど。 ) 大丈夫、加減はするよ。 ( 暴力は嫌だ、という娘に複雑に笑ってみせた。 此処の皆は優しくて綺麗で、そしてとても弱い。 彼女達に安心して貰う為なら多少の無理だってやってみせたくなるんだ。 ) [Wed 24 Jan 2007 10:18:40]
エトワール > ( 要するに話はこうだ。 「ヘルマン」と名乗る男が当たり前の顔をして施設内に居た。 聞けば、「リィ」という娼婦のヒモかなにかで、リィの提案かどうかは知らないが、少なくとも彼女の「職場」である此処青猫で男は当然の顔をして生活をしていたという。 当人に悪い事をしているという感覚も無く、また青猫のスタッフとして何かしらの仕事をしているでもなく、また館主であるノーマさんの許可を得るどころかノーマ・ノーランズ自体を知らないという。 明らかな部外者が恋人の職場に住み着いていたという話だ。 ) 追い出そう。 というか、追い出すよ私は。 責任の方はまずリィさんにちゃんと話を聞かないとどうにもだけどさ。 居ていいわけないじゃない。  [Wed 24 Jan 2007 10:07:59]
エトワール > まったく、こんな日に限って。 ( 昨夜の話をひと通り聞きながら早足気味に廊下を歩き、溢した。 雑用を押し付けられがちな歳若い娼婦は遠慮がちに話を続けている。 いつもなら休日の火曜日、急な仕事に駆り出されて帰ってくれば朝。 そんな面倒があった時に居合わせなかったなんて、役に立たない用心棒だ。 ) リィさん、だっけ? 最近入った人なんだ。 私も覚えが無いな…先ずその人に話を聞かなきゃね。 ( ふぅむ、と溜息。夜間興行の後の朝帰りで脚は痛いわお腹は空くわちょっと眠いわ、そんな朝の十時。 ) [Wed 24 Jan 2007 10:00:32]
お知らせ > エトワールさんが来ました。 『 分かった、ありがと。 』 [Wed 24 Jan 2007 09:45:40]
お知らせ > ヘルマンさんが退室されました。 『(残されたのは男と、再び動き出した操り人形)』 [Wed 24 Jan 2007 01:58:33]
ヘルマン > ごきげんよう、お嬢さん (鍵の閉まる音を聞き嫌われたものだと低く笑い) [Wed 24 Jan 2007 01:58:19]
お知らせ > ライヤさんが帰りました。 『(鍵の閉まる音は直ぐに聞こえるだろう)』 [Wed 24 Jan 2007 01:56:18]
ライヤ > ( 青猫の館主であるノーマ様は、この女にとって神にも等しい尊い人だった。 彼女を知らずに、リィと言う娼婦に囲われている男    客でもない男。 )  ―――――――……。 御機嫌よう。ヘルマン様。 (エトワールさんが居ない今、下手に刺激して暴れられては敵わない。 当初の予定通り、自分の部屋のノブを捻って) [Wed 24 Jan 2007 01:55:57]
ヘルマン > (露骨な嫌悪を表す貴女に肩竦ませるように苦笑し) ええ、そうしましょう (どうやら何か気に障ることを言ったらしいが見当が付かない ここに運ばれてから館内であった人間は目の前の女性だけなのだからしょうがないといえばしょうがない。 契約者には悪いが最悪この体は破棄して以前の羊皮紙か別の人形にでも移動した方が良さそうだ。 自分を生命体だとは思っていないのだから正体をさらし物品扱いされればそれはそれで受け入れるのだが) それでお嬢さん、貴女は納得されていないようだがだれか呼ぶんじゃないのかい? (それならそれで早い方がいい そう考え貴女へ訊ねるが) [Wed 24 Jan 2007 01:46:18]
ライヤ > (高級娼館を名乗るに値する設備と教育。 ―― それこそが「青猫」の品質と、品格を守って居るのだと思っている。 故に部外者は居ない。 全てが関係者――自分の連合いとて、此処に居るからには従業員として働き、ノーマさまにお伺いして許可をもらっている。 ) …………。 (断言できないらしい男の返答に、思わず眉を顰めた。しかも   「とやら」   と。  ……この館の主を知らないとでも言うよう。  嫌悪を露にして顔を背け、口元を袖で隠す。 こればかりは隠せない。 )   こういう事を私から申し上げるのは心苦しいのですが、 ノーマ様からのご返答があるまでは、お客様の目のある所に出ること――娼婦達が不安がるような行動は避けてください。   ( どちらにせよ、リィという娼婦にあったら、情夫を住まわせている事について、尋ねなければなるまい。 ノーマ様にも報告を。  いや、その前に……この男が本当にリィの知り合いかどうかを確かめねばなるまい。  エトワールさんにも知らせねば。)  [Wed 24 Jan 2007 01:37:36]
ヘルマン > (その人の中にリィ嬢が含まれていればその時点で問答も終わるのだろうがそうはならない世の無常? もし殺そうとしたら返り討ちにあう算段があります なにせ肉体的には廃棄処分寸前の肉人形) ああ、それもそうですね (確かにと頷いてみせ 続く言葉には) さて? 私は存じないがどうだろう リィ嬢とノーマ様とやらに伺ってみないことには (今まで何事も無かったからには上には通っているのではないかと思うがそればかりは男も知らない 知識の収拾に感けてばかりで浅はかにもそういった身辺の事には気を向けていなかった) [Wed 24 Jan 2007 01:25:24]
ライヤ > (嫌な早々…なんのことか。   想像。だ) [Wed 24 Jan 2007 01:16:50]
ライヤ > (男が言葉を重ねるたびに、疑心暗鬼の渦の中へ降りていく気分だ。 楽しくなってきている?らしい男とは違い、此方は、人を呼ぶべきか、叫び声をあげるべきかを迷っている。 もし不審者だったら、部屋の中でリィという娼婦が死んでいる可能性も――…    嫌な早々に胆を冷や   した。    ) ――― 。 …………。 失礼ですが、わたくし、貴方の事を見るのも、聞くのも初めてなのです。  そも、ここは娼館「青猫」でございます。 もし部外者の方が出入りしているとお客様に知られれば――――お分かりですね。    (リィという娼婦からの紹介も無い現状。)   失礼ですが、リィは、ノーマ様から許可は……? [Wed 24 Jan 2007 01:16:03]
ヘルマン > (合っていたら外見年齢15歳の少女のお相手がこの紳士風貌とは絶対に信じないでしょうけども。 貴女の言葉に男は「今度から部屋の中では椅子にでも座っていよう」と心に誓うが実現できるかは別 そして) ええ、昼間は寝ているのが殆どだがね ああ、といっても吸血鬼ではないよ 何なら大聖堂までいってもいい (などと返すがそこで聖職者に会うとなると御免だ) ええ勿論、彼女に聞けばすぐ分かりますよ お知り合いなのでしょう? (そう返しにっこりと笑みを向ける 少々腹の探り合いが楽しくなって来ているが依然として状況は好転せず) [Wed 24 Jan 2007 01:08:11]
ライヤ > (会った事が無い相手を、親しいと言う訳にもいかないとか、そんな裏話。 困っているのは此方とて同じだ。 )  ヘルマン    様? と、おっしゃるのね。  殆どの時間をこの部屋で……? ……………。  (ここで疑いもせずに「ああ、そうなんですか」と対応できる可能性は、残念ながら少ない。何せ、ここは娼館「青猫」の中だ。 一夜の夢を売る場所に、部外者の男を見て怪しまない娼婦の方が、可笑しい。  しかもプライベートゾーンに、そのような男がうろうろしていたら、警戒するというもの。    だって、   此方は貴方の事を知らないから    )   ………… 。 リィさんは、この事をご存知    ……なのです    か?   (リィさんの知り合いと言うのも嘘かもしれないと) [Wed 24 Jan 2007 00:59:47]
ヘルマン > (彼女の登録は去年からなので比較的新しい部類なのでしょうか? 男は相変わらず困ったような笑み浮かべ) ああ失礼、私はヘルマンというものですよ 殆どの時間をリィ嬢の部屋か外を散歩して過ごしているのでね、知らないのも無理はないでしょう (部屋の中といっても今の体が店から運ばれてきた際の棺桶の中にいるのだが 相手の問いに逐一答えながらも頭から疑ってかかっている女性を如何したものかと思案を巡らす 流石に手を上げるようなことは出来ないがどうにかやり過ごさなければ今後の生活に関わってくる) [Wed 24 Jan 2007 00:50:56]
ライヤ > エトワールさん  いらっしゃらないの。 エトワールさん。      ………(返事はナイ)………(居ないらしい。コロセウムに出ている時間だったのかもしれない。 となると、日頃密やかに鍛えている関節技で落とすしかないのか。   いや、落ち着くのよライヤ。 ……特定娼婦をストークする客は、今までもいたし。 焦りや恐怖を表に出す事無く、淡とした表情で) ……… ……。 (自分の部屋のドアノブに手をかけたまま、説明を聞く)………リィ  さん? (新しい娼婦だろうか。仕事時間の関係か、余り知らない人だった。 眉を寄せ) ………。 ………リィという娼婦に心当たりはありますが、青猫の中で同居している人が居るという事は存じ上げません。 ……失礼ですが、お名前は。 [Wed 24 Jan 2007 00:43:54]
ヘルマン > (不審者・・・・すいません、否定できません。 女性の呼んだエトワールという名に聞き覚えは無かったが少女から用心棒がいると聞き及んでいたので恐らくそれだろうと) あ〜、お嬢さん 私は怪しい者では・・・・といっても無理か、ここの部屋のリィ嬢の世話になっている者なんですよ (自分の後ろの部屋を指差し少々困ったような表情を作る) 何と言ったかな・・・・・ヒモ? (間違ってませんけど何か違う気がしますが はてさて) [Wed 24 Jan 2007 00:33:09]
ライヤ > …………はい,今晩は。 ……ええと。  …………。  ……。(自分の部屋のノブに手をかけたまま、首を傾げる。 笑顔に愛想を浮かべる器量はあるが、さて。 青猫には男娼もいるが、その類には見えない。まったくもって知らない相手。 )……………………―――。(黒い地に、赤い蝶の散った振袖を着た、小柄な娼婦は、結論「見知らぬ男」を眺めた後。)  エトワールさん。エトワールさん。(思い切り不審者扱いした) [Wed 24 Jan 2007 00:25:34]
ヘルマン > (不意に視線を感じ男はそちらへ顔を向ける 表情は先程までの無表情と打って変わって柔和な笑だが) こんばんは、お嬢さん (貴女の姿見えるならそう言って深礼をしよう 同時にカタリとパペットは床に崩れ落ちる) [Wed 24 Jan 2007 00:23:53]
ライヤ > (居ないと断言されてしまった手前、アレですが。 …休憩中に戻ってくる娼婦もいるし、衣装換えに戻ってくる娼婦も居る。 この女は、衣装換えに戻ってきた一人) ………………。(この青猫に「客」は多いが、「見知らぬ男」は居ない。 ……ましては居住スペース?に居る男はもっと少ない。) [Wed 24 Jan 2007 00:19:11]
お知らせ > ライヤさんが入室されました。 『・・・・・・・・・・・・・・・。(誰だろう)』 [Wed 24 Jan 2007 00:17:00]
ヘルマン > (椅子に座り糸を直接結んだ手を動かせば木製のパペットがコトコトと動き出す 関節がキシキシと音を立てるが後で少し削れば問題ないだろう。 前進、後退、その場でくるっとターンをさせたときに「ぷっ」と、軽い音を立てて糸が切れてしまう しかし糸の切れたパペットはそのまま動き続ける) 成功か、やればできるものだな (男は何の感情も篭っていない声で呟きカタカタと動く人形、否 自分を見つめる。 生物の死体を動かせるのは実証済みだったが無生物、それも大した機構を持たないパペットが動かせるかは疑問だったがどうやら問題は無いらしい) これなら多少の金銭は稼げるか (芸能横丁とやらで奇術だとでも謳えば十分だろう 問題は自分に割くような場所があるかだがそれは後で考えるとしよう) [Wed 24 Jan 2007 00:14:27]
ヘルマン > こんなものか (換気を兼ねて開け放ったドアの前で何やらごそごそと弄る紳士風貌 弄っているのはゴミ置き場で拾ったパペット、初めは随分と汚れていたが洗えば多少は見れるように。 契約者の少女が仕事にいっている今部屋には誰も居ない いたらゴミを拾ってくるなと怒られた事だろう もっとも、この時間部屋どころか居住スペースにいる娼婦は殆どいないだろうが) [Wed 24 Jan 2007 00:03:18]
お知らせ > ヘルマンさんが入室されました。 『(契約者の部屋の前で)』 [Tue 23 Jan 2007 23:55:58]
お知らせ > メリッサさんが帰りました。 『あまりこの姿で来たくないなぁ……と思ったり思わなかったり。』 [Thu 18 Jan 2007 03:25:59]
お知らせ > エトワールさんが帰りました。 『 皆で少女を見送った後、「で、どういう娘?」とか質問攻めに合うわけで。 』 [Thu 18 Jan 2007 03:25:56]
メリッサ > (今のエトワールのような状況を作るために1年以上も離れていたわけだから、当然の反応といえば反応だった。とはいえ「大怪我」をしていたのもまた事実なのだが。) ん、ありがと。まぁ、『保険』みたいなことでそんなに気にならないから。 (出来たら、という話だし、と屈託無く笑う。相変わらずの楽天家だった。それに、自警団に追われるようなことは今のところしていないしする気も無い。不安材料は、元・同僚の耳にはいることなのだから。) ああ、うん、ありがと。私も一応明日から行くつもりだから…… (ありがとう、と今度はエトワール以外の話し相手にも軽く頭を下げ「青猫」を後にした。元々娼館なんて利用しないから、皆で見送られるのは少し恥ずかしかったけれど。) [Thu 18 Jan 2007 03:21:29]
エトワール > ( まぁよくよく見れば面影はある。 といってもそう何度も会った記憶は無いし、ツインテールを見て「ああそうそうこんな子だった」とかそんな程度だ。 何処で会ったんだったか―――とかしょっぱい記憶回路を整理してみるが、やっぱり思い出せなかった。 ) ……なんかわけありっぽいけど、私には決める権利が無いんだよ。 ほら、なんていうか。 ( いいよ、と気楽に約束できれば良いけれど、数人が既にこの場で聞いている。 剣闘士奴隷の立場でこの場の全員の口止めは無理だ。 それに、知り合いとはいえ少し態度に不審な点もあった。 自警団でも彼女を追ってきたら、自分を含めて誰かしらが正直に答えるだろう。 もし潔白で何事も無いならそれで良いだろうし。 ) さて…言伝は承ったから。 私も明日早いしそろそろ寝ておかないと。 ( あと、大丈夫だよね? と最初に対応した2級娼婦に確認をとってそろそろ引っ込もうかと。 遅い時間だし宿泊だけでもっていうんなら宿泊費を普通に取られるだろうし、お帰りなら玄関まで皆で見送ろう。 ) [Thu 18 Jan 2007 03:14:24]
ブロンドの女の子 > (名前を知っている、と言われれば少し嬉しそうに微笑んだ。覚えててくれたんだ……そんな表情。しかし、メリッサは今ドレスアップしているので顔が当てはまらないのは当然だ。そして、慣れない『正装』を余り知り合いに見られたくない、という恥ずかしい気持ちと、現在「書類上」は大怪我をしてとある場所で養生しているはずのメリッサが、あまり名前を多方面に知られたくない……ということもある。 それでも余り意地悪なことはできなかったのか、エトワールの目の前で一瞬だけ―― ツインテールの形に手で髪を縛った。) 私がココに来たの、ノーマさんとマリーさん以外には秘密にしといて。 (口元に人差し指を当てて 『お願い』 した。とはいえ、知っている者は結構いるのだけど……出来るだけ無駄に自分がこの街に密かに戻っている……ということを広げたくは無いのだった。ただでさえココはある意味「情報源」でもあるから。) [Thu 18 Jan 2007 03:05:48]
エトワール > 此処の人達は人の名前覚えるよ。 そういう細かいのが仕事の基本みたいだし、私にはちょっと無理めだけど。 ( 可能な限り知り合いの名前や素性、好みなんかを記憶しておく事が武器になる。だれかがそんな事、言ってた。 もっともカンペみたいなのも皆作ってるみたいだけど。 お客さんの誕生日とか趣味とかがずらーっと書いてあるメモとか、見たことある。 ) あれ、あれ、ええっと…! 知ってる! 名前っ…顔、あれっ!? ( いきなり名乗りを聞いて閃いた。 閃いた、が。 顔と名前と素性をはっきり思い出せるのに、肝心などこでどういう風に知り合った人だったかがすっぽりと抜け落ちている。 結構前だったのは分かるけどなんだったか――――やっぱり、向いてない。 ) さ、さりげなく変な当て字しないで…!  [Thu 18 Jan 2007 02:58:47]
ブロンドの女の子 > まぁ、そうだよねー。 (今居ないのなら帰ってこないというのは分かる気がする。きっと家で寝ているか朝帰りなのだろう。――「青猫」へ朝帰りというのもおかしな表現だけど。) まぁ、可能性はあるけど……会ってからもう一ヶ月以上は経ってるしね。お客様の名前に埋もれてるんじゃない? (そう言って苦笑いを浮かべた。人相だけで名前が思い当たるのを見れば結構人気の人みたいだし。) まぁ、ダメじゃないけど……そうだね。こっちは通じるかどうか分からないけど 「メリッサが来た」 って伝えておいて。 ついでに貴女の土産も持ってくるね黄金聖闘士エトワール。 (そう言って半ば挑戦的にくすり、と笑みを浮かべるときびすを返して玄関へ……あまり知り合いに隠し事をしたくないというのと、どちらかといえば口が堅いだろう彼女を信用してのこと。尤も話してもメリッサが考えうる「最悪の事態」は起きようはずも無いのだけど……) [Thu 18 Jan 2007 02:50:50]
エトワール > うん、遅い時間だし帰ってくるかも怪しいかな―――( 何処に出かけたかも誰も知らないらしい。 そりゃそうだ。 申し訳ないけれど、待たせても帰ってくる保障は無い。 ) ? 「忘れてるかも」? ( ん、なんか変な言い回し。 流石の鈍感もおかしな表現だとは思ったようで。 少し訝しげに首を傾げた。 ) 「覚えてる可能性もある」って事じゃない? ちょっとよく分からないな、名前は駄目? っていうかマリーモって何。 ( 誤字かと思ったとかはメタな話。 あの人居酒屋なんか行くんだ、というのもまた関係ないけど何だか似合わないなぁとか。 ) まぁ、それで通じるっていうなら良いけど――――。 ( 良いけど怪しいなぁ、というのが含むところ。 容姿とか色々覚えられるだけ覚えておこう。 ) [Thu 18 Jan 2007 02:42:56]
ブロンドの女の子 > (エトワールの反芻するような特徴の羅列にコクコク、と何度も頷いた。) そうそう……そっか、居ないんだ。 (明日明後日には出かけようと思っている身、まず確実に間に合わないだろう。名前を問われると小さく「うっ」と声が漏れる。ここで名前を言ったら正体がばれちゃうかもしれない。さらに、マリーさんが此方の名前の覚えていなかったら目も当てられない。こんなことなら自分も偽名を名乗っておくんだった……今更ながら自分が正直すぎることを悔やんだ。 かくなるうえは…… ) ん。でも、名前忘れてるかもしれないし…… 「一週間前後でツェカンの土産持ってくるから」 ……って、居酒屋でマリーモ見せてもらった女の子が言ってたって伝えておいて。 (これなら確実に分かるだろう。あのまんまるな生き物を見せた相手はそう居ないはず。) [Thu 18 Jan 2007 02:34:32]
エトワール > 聞く限りソレっぽい人は他に知らないなぁ。 金髪、黒ローブ、十字架、男にも見える、でしょ? ( ついでに気障。 流石に他の誰かと間違っているって事は無いと思うけれど。 「ゴールディ」なんて偽名も名乗ってる事だし。 驚く娘をぬぼーと眺めながら頭をかり、と掻いた。 んー、こういう子見たことある気がするなァ、程度の認識で、かるい変装1つで誰だかは分からない。 ) どうだろ、最近あんまり見かけないっていうか、あー…結構長い事見て無い気がするなぁ。 誰か知ってる? ( 一様に、その場に居る皆が首を振った。 もともと結構夜なんかは出歩く人だし、なんとも。 ) 伝言だけでも承っておくよ? お土産…の話じゃちょっと返事間に合うかはワカラナイけど。 お名前、良いかな。 マリーさん帰ってきたら、そういうヒトが来たって誰かしらの口から伝わるようには出来ると思うから。 [Thu 18 Jan 2007 02:25:41]
ブロンドの女の子 > え、マリーさんっていうの?だまされ……ええー―――!? ( 該当する人が女の人だといわれて背景に稲妻が落ちるような感じにショックを受けた。もともと性別で友達を選んだりはしないけど、男性だと思っていた人が女性だと知ればさすがにショックを受ける。ただ……ゴールディ改め、マリーさんの様子を思い浮かべれば女性といわれても理解はできた。 ) そ、そうなんだ……あ、ええっと……で、そのマリーさんって、今居るのかな? 仕事でツェカンに行くことになったから土産何がいいかなーって聞こうと思ったんだけど。 (と、漸く用事を話す。呆然としている所為か、最早敬語なんて使っていなかった。) [Thu 18 Jan 2007 02:17:55]
エトワール > えーっと―――――。 ( 要素は色々出揃っている。 金髪で綺麗な男の人。青猫に居るって事は男娼かなにかで、黒っぽいローブに十字架、キザ。 ) いや、可愛いとかは置いといてだ。 それってホント男の人? ( 余計な話題をサラッと流しつつ、そんな質問。 聞く限りそんな固定的な該当者はほぼ1人くらいしか思いつかないが、1つだけ引っかかった部分があるわけで。 まぁ、うちの男娼が仕事以外でそういう恰好をしているって可能性も無くは無い。 カタリって線も無くは無いけれど。 ) 多分マリーさんの事だと思うけど、あの人女の人だよ。 [Thu 18 Jan 2007 02:11:13]
ブロンドの女の子 > ええと、確かに貴女もゴールドですけど……私が話してるのは美人の男の人……だと思うんだけど。 ( 少し自信なさげに頬をかいた。男の人にしては顔もそうだけど仕草が綺麗だったから。 ちなみに、クロスは「身に着けるもの」なので鎧とは限らない…はずで。) え、そうかな……可愛いと思うけど。 (困惑気味のエトワールにそう返しながら「えへー」と悪びれも無く笑っていた。) でも、ココによくいるって聞いたんだけどなぁ……こう、黒っぽいローブ着て首に十字架下げてて金髪のキザッぽいひと。 (と、フロントやエトワールに身振り手振りで説明していく。) [Thu 18 Jan 2007 02:05:00]
エトワール > 金色さん(Goldy)? …私じゃない、よね? ( 流石にそんな呼ばれ方はした事無い、筈。 周囲を見渡してもアホの子を見るような目しか返って来なかった。 何が悪い! ) …ん、それでなに、どうしたの? 良かったら詳しくはな ( 言われた――――肩は布だよ!腰も布だよ!光速で移動とか素早さ幾つだよ! 数秒間に怒ったり泣きそうになったり顔を真っ赤にしたりしながら複雑な百面相を繰り返し、ギリギリで押し留めた。 ギリギリで。 コロセウムの王子様、そんな顔しない。 ある種のプロ根性だ。 ) でも可愛いとかは違うから…! ( 「可愛い」ほど困る言葉は無い。 明らかに自分には縁遠いと思うし、高級娼婦の集まる青猫なんて場所で言われると余計になんだか情けなくなってくる。 ) [Thu 18 Jan 2007 01:57:29]
ブロンドの女の子 > (ゴルビーと呼ばれた人の後ろからやって来たのは。) あ…… (見知った顔に思わず間の抜けた声を上げてしまった。そうだ「青猫」の知人ならノーマさんの他にも居たじゃない。「エトワール」…その名を喉の奥で押さえ込んだ。 しかし、間の抜けた声を上げたのは少しマズかったかもしれない。何か良い誤魔化しは……あ。) なんというか……凄い黄金聖戦衣ゴールドクロスですね。凄く可愛くて似合ってますよ。 (そう言って屈託の無い笑みを浮かべる。 ――それが今の彼女の泣き所だとは知らずに。) [Thu 18 Jan 2007 01:49:50]
エトワール > ( 休憩室にまで聴こえたその声に、ふと顔を上げて聞き耳を立てる。 なんだか場違いな子供が来て駄々をこねているとかそんな具合に聴こえるけれど。 しばらくそれが続き、思案した後やっぱり様子を見に行く事にした。 相手がなんであれトラブルの為にガードマンっていうのが居るわけで。 うちの麗しくて意地悪な御姉様方が何かの拍子に怪我でもしたら大変だし。 休憩室からサロンを抜け、騒ぎの聞こえる玄関ホールへと。 見れば、まぁ聴こえたとおり小さな女の子がなにやら事情を説明している所みたいで。 ) …どうしたの? ゴルビー? ( 誰、と周りを見渡して呆れた顔をされた。 ) [Thu 18 Jan 2007 01:44:10]
ブロンドの女の子 > わ、私は子供じゃないってば! (長いブロンドの髪に白いゴシックドレスに身を包んだ女性。それはどう見ても子供っぽく、フロントに門前払いをうけても当然かもしれない。そして、結局その誤解は解けそうになかった。 ) もういいよ、子供でも…… お客としてきたわけでもないし。 ここにゴールディさんって人、居ないかな? ( 以前に会った男装の麗人 ――彼女はまだ女性だとは知らないわけだが―― その存在を問う。 今の衣装だって「こういう衣装が似合う」 と、彼に言われたわざわざディーフィールから借りて着ている……無断で。後で謝っておこう。) [Thu 18 Jan 2007 01:37:01]
お知らせ > ブロンドの女の子さんが入室されました。 『新たなお客……?』 [Thu 18 Jan 2007 01:30:23]
エトワール > ( カスタマイズされた義肢の方は概ね良好だ。 形状をシンプルにした事で強度も増し、壊れ易かった手首も剥き出しだった関節にカバーがついて幾らかマシに。 タダ少しフォルムがヒトガタから外れた感じはするけれど、まぁ悪くは無い。 気に入った。 気を取り直して軽く準備運動をして、軽く構えてみた。 重量バランスもおかしくない。 ) [Thu 18 Jan 2007 01:27:55]
エトワール > ひらひらも増やしすぎだし。 こういうの似合わないっていつも言ってるのにさ、サドなんだあいつ。 ( 「あいつ」はコロセウムのプロモーターで、やたら奇抜な設定やらショーやらを企てては直前に知らせるというたちの悪い男。 なまじその演出が受け入れられたりするから最近はすっかり任されているらしく。 体育座りに飽きたのか、むっくり立ち上がって冬眠から覚めた熊のようにウロウロと室内を歩き回る。マッタクモッテケシカラン。 ) [Thu 18 Jan 2007 01:16:56]
エトワール > …だいたいさ、こんな恰好で普段から暮らしてるって話の方が無理があるんだよ、ほんとう。 ( 「道歩いててトーヘンボクがバレたら困るだろう」とか凄い失礼な事言われて閉口。 コロセウムでの王子様イメージを壊さないように日頃から振舞え、とかさ。 じゃぁなんだって王子様の胸元にリボンとかつけるんだっていう―――――――※全部独り言 ) [Thu 18 Jan 2007 01:11:59]
エトワール > ( 当人としては元々そんなに華のある性格でもなく。 珍しい金色の義肢が目を引いたらしく、今までだって結構無理してキャラ作りしてきた。 それでようやくこぅ、子供や奥様方受け路線に定まってオトコマエキャラで通してみれば今度はなんだ、ひらひら増え過ぎ。 看板絵を描くって言われて恥ずかしい恰好付けポーズを取ってみせたりとかして。 また妙な筋書きのストーリー展開を用意されるんじゃないかって夜も眠れない感。 あと、既に2人に黄金聖闘士って言われたのが素でショックだ。 ) [Thu 18 Jan 2007 01:02:25]
エトワール > ……リボンはどうかと思うんだ。 そこが最後の砦だと思うんだ。 ( 休憩室、1人ぶつぶつ隅っこで呟く体育座りの赤毛の姿あり。 やたらひらひらと派手な衣装を纏い、尚且つ腕と足なんかは金色。 真っ赤に輝く溝が真ん中にあって、どんなに小さく隅っこで纏っても人目を避けることなど無理な話。 むしろ拗ねた姿がウザイ以外の何者でもない。 コロセウムの花形、星の瞳のエトワールこと鈍感クランク剣闘士は先日からこの調子である。 新調したばかりのコロセウム衣装は常に着て居ろというお達しで、人目につくことうけあい。 一応看板選手の1人であり、文字通り看板みたいにボケっと突っ立ってるくらいしか出来ないトウヘンボクだ。 ) [Thu 18 Jan 2007 00:52:57]
お知らせ > エトワールさんが入室されました。 『 新衣装のおはなし。 』 [Thu 18 Jan 2007 00:43:48]
お知らせ > エトワールさんが退室されました。 『 …よし、撤収!(まるでコソ泥だ。) 』 [Sun 14 Jan 2007 00:10:30]
エトワール > ( 2、3、捻るようにして肘関節の接合部分を外し、力を込めて引っこ抜いた。 簡単に外れないようにはなっているが、外し方さえ知っていれば道具は要らない。 水に濡らさないように片腕を避けておき、細かい溝や接合面を少し湿ったタオルで拭き取る。 この手順で1つ外しては1つ付け直し、計4箇所だ。 更に1度部屋に戻ってしっかり水気をふき取って乾かす必要もある。 やたら汚れるのも嫌だけど、入浴はやっぱり面倒だ。 「お前は半分見た目で売ってるんだから」というプロモーターの口癖が脳裏に過り、溜息をついた。 ) [Sun 14 Jan 2007 00:05:09]
エトワール > ( 勢いよくがばっと上着を脱ぎ、何故か大急ぎで下も脱ぎ、大判タオル持参でいざ浴室へ。 おもむろに隅っこの隅っこの一番端のほうにお湯を張った洗面器を持って陣取り、そこでちまちまと身体を拭き始めた。 湯船に浸かるなんてとんでもない。 それこそ両腕両脚の義肢を外して無防備にならなければいけないわけで。 そういう意味じゃいじめっ子の巣窟たる青猫でそれは自殺行為である。 ) [Sat 13 Jan 2007 23:54:19]
エトワール > …よし、減った。 ( なんのはなし。 ) 人目につく前にばーっと入ってさっさと出ちゃおう。 ( ソウシヨウ。 意を決して寝泊りしている部屋から着替えを適当に引っ張り出し、コソコソと隠れるように階段を降りて脱衣所へ向かった。 5分で出よう5分。 ) [Sat 13 Jan 2007 23:42:57]
エトワール > ( なんか嫌なタイミングで視線が増えた気がした…! ) [Sat 13 Jan 2007 23:39:02]
エトワール > ……さて。 ( 一汗かいて肌寒さを感じ、そろそろ屋内に引っ込もうかと。 地下の大浴場で軽く汗を流せれば良いのだけれど、利用者が居ると色々面倒だ。 手足が金属な都合、色々と気を使うわけで。 錆とか、中のギミックとか。 )  [Sat 13 Jan 2007 23:35:42]
エトワール > ( 剣闘士が殺し合いをしないコロセウムなど無粋だ、という意見も古いコロセウムファンからは出ているだろう。 他人ごとだから生き死にをそういう風に言えるのだろうけれど―――現実的な話、侵略戦争の無い、猫の額程の狭い島で陣取りあっているヴェイトス島で奴隷を湯水のように消耗していくとどうなるかっていうのもコロセウムの抱えた問題だ。 需要の多くは海の向こうからの輸入で補われているんだろうし、かくいう自分もフェアリン産だ。 祖国が懐かしいとか感じる間も無い子供の頃に連れてこられたけれど。 ) ……まぁ、平和にもなるさ。 死んで殺しての繰り返しだったし。 ( ふぅ、と1つ息をしてボールを蹴り上げ、キャッチした。 暫らくこんな具合で続けば良い。 長く続くかは分からない、けれど。 ) [Sat 13 Jan 2007 23:25:30]
エトワール > ( 感覚の無い金属の掌で器用にボールを玩び、腕から肩に、肩から逆の腕に転がしてまた放り、リフティングを再開した。 義足にも勿論感覚は無い。 痛みを感じないというのも良し悪しだが、まぁ殴り合いをする上では得の方が多いか。 日常生活で指が取れてても気付けないというのは問題だが。 それ以上に、人肌の暖かさを感じられない掌っていうのはなんだか寂しいものだ。 ) [Sat 13 Jan 2007 23:09:03]
エトワール > ( 競技もボールもまだまだ模索段階。 漠然と「相手陣地にボールを放り込む」という部分があって、その都度問題点を改善しながら模索しているような状態だ。 人数が多過ぎるとわけわからなかったり、殆んどノールールだと収拾がつかなかったり、死者が出た時の補充はどうするかとかもあったり。 殴る蹴るは別に禁止されていない。 ただ積極的に相手を殺すのが目的ではないだけで。 現実が殺伐として血生臭い昨今、コロセウムに遊びに来てまで血生臭い殺し合いが観たいって観客も減っているわけで。 ) [Sat 13 Jan 2007 23:05:07]
エトワール > ( 化合ゴムに空気を入れて弾ませるボールなど無いような時代。 ゴムムクでは競技用としては重過ぎるし、軽さとある程度のバウンド性を考えるとこういう形に落ち着くのか。 あんまりおもいっきり放り投げると簡単に壊してしまうから、予備が沢山用意されている感じ。 此処暫らくコロセウムでの仕事も多様化してきていて、単純に殺し合いをするばかりでもないって話。 ※コロセウムログ参照。 ) [Sat 13 Jan 2007 22:58:15]
エトワール > よっ、はっ、とっ…( 高級娼館「青猫」の裏手からそんな硬質な物音と、等間隔の掛け声が響く。 中空になった木の球体をゴムと皮で包んだ、少し歪なボールが金属の義足に当たってバウンドする音だ。 誰が始めたのか、落とさずに脚だけでボールを上げ続けるリフティングというの、脚捌きの練習になる。 そうやって延々、かれこれ1時間弱。 時間が過ぎるのも忘れて練習に興じていた。 建前上ここの用心棒って事になっているけど、そうそう滅多に仕事があるわけでもなく。 ) [Sat 13 Jan 2007 22:53:56]
お知らせ > エトワールさんが来ました。 『 こん、こん、かん、こん 』 [Sat 13 Jan 2007 22:48:56]
お知らせ > ベルベチカさんが退室されました。 『(そして彼女たちに弄られる。いつものパターンです。合唱。)』 [Thu 4 Jan 2007 02:10:33]
ベルベチカ > ( 雑煮を食べ終わり、ひと段落すると、ベルベチカはおわんを片付けにかかる。それが終われば、娼婦たちとの談笑だ。おいしかった。またごちそうしてほしい。そんな降れしい言葉をかけられて、ベルベチカの顔もほころぶ。 ) えへへへ〜。褒められると、恥ずかしいですの〜。 ( 頬を紅く染めながら、ふらふら空中をホバリング――していたら娼婦の一人にぎゅーって抱き寄せられた。 ) [Thu 4 Jan 2007 02:10:00]
ベルベチカ > ――ほぇ? ( なぜ笑われているのか分からず、ベルベチカはきょとんとした顔で、目を瞬かせる。 ) あぅー、あんまり作れなかったから、お変わりはありませんの。ごめんなさいですの〜。 ( みんなが思った以上に喜んで食べてくれるものだから、試験的につくった雑煮は、圧倒医馬になくなってしまった。おかわりはないの? とたずねてくる娼婦に、申し訳なさそうに答える。 ) [Thu 4 Jan 2007 01:58:32]
ベルベチカ > ( 興味に引かれて、一人がおわんを手に取り、雑煮を口にする。柔らかい餅――伸びるその白い塊に、驚きを見せながらも……一口食せば、おいしい、と笑みがこぼれる。 ) もちろんですの。ベルベチカの料理は折り紙ですの〜。 ( それをいうなら折り紙つきだ、と。おかしそうに苦笑する娼婦たち。一人が口にすれば、私も、私もと、おわんを手に取り、雑煮を口にしてゆく。 ) [Thu 4 Jan 2007 01:47:43]
ベルベチカ > ( 雑煮を知らない娼婦たちは、その奇妙な汁物に興味津々。雑煮を知っている娼婦たちは、まさか青猫でこんなものがでてくるとは思わなかったようで、喜んでいる。 ) えぇっと〜。情報によると、トキノミヤコではオショーガツーに雑煮を食べるそうですの。でも、お餅を喉につまらせて死んでしまう恐怖と背中合わせの、素人にはオススメできない一品――ということらしいですの。 ( 自分でもよくわかっていない説明をすると、娼婦たちの間からおかしそうな笑い声が上がった。 ) [Thu 4 Jan 2007 01:36:20]
ベルベチカ > みなさ〜ん。おまたせしましたの〜。 ( にこにこご機嫌顔で、妖精が飛び回っている。テーブルの上に置かれたのは、出来立ての雑煮。ベルベチカが料理の本を元につくったのだ。 ) トキノミヤコ、料理ですの。ベルベチカの自信作ですの〜。 ( 食べてみてくださいですの。とにこやかにアピール。雑煮の入ったおわんを並べて、えっへんと胸を張る。 ) [Thu 4 Jan 2007 01:25:17]
お知らせ > ベルベチカさんが来ました。 『(娼婦たちの休憩室にて)』 [Thu 4 Jan 2007 01:22:16]
お知らせ > ウォンさんが帰りました。 『時折、悶える様な声が響いたとか何とか』 [Wed 3 Jan 2007 06:21:52]
お知らせ > ライヤさんが帰りました。 『(夜はまだこれから。一夜の夢紡ぎの奉仕は続く)』 [Wed 3 Jan 2007 06:21:08]
ウォン > (あっ?! と、切羽詰った声が浴室に響いたそうな。) (けれども、まだ夜は長い。 夜は長いのです――――) [Wed 3 Jan 2007 06:18:45]
ライヤ > (返事も無しか。どうやら押し潰した腹の下の「アレ」と、低い呻き声を聞くに、単純に余裕が無いようだ。――嫌がる素振りに気がつくも、此処は逃がしてあげない事にした。更に身体を寄せ、ぬめる肌と肌の間で擦りあげながら) ―――…。(近づいてくる唇に、最初は突付くだけの口付けを繰り返し――)―――――…  (顔の角度を変えて、徐々に深く唇を被せ、男の歯列を舌先で擽り始めた)[申し訳ありません、そろそろ時間となりました。そちらの電報は此方からは見えております。中断か、暗転かをお願いして宜しいでしょうか] [Wed 3 Jan 2007 06:10:44]
ウォン > (ヤバイ。 マジでヤバイ。 ウォンは、心の中で叫びました。 ほんのさっきまでいい感じでおっぱい揉みまくってたのに、あっという間に攻守逆転です。 ウォンは、のけぞる様に体を椅子に預けて密着状態から脱出することにしました。)(が、しかし。 両腕を肩に回されていては逃れられるはずもなく。 更に、柔肌にナニを擦りあげられ、背中を優しく撫で擦られ、止めに敏感な耳元を甘噛みされる流れるような連続攻撃。) っく・・・・・・・・・ぁ (このままでは秒殺される。 いくら早撃ちって言ったって秒殺は無いだろうと。 続々と背中を駆け上がるこそばゆいような感覚に耐えながら、必死の抵抗。 唇を合わせようと) [Wed 3 Jan 2007 06:01:47]
ライヤ > [電報は見えていらっしゃいますでしょうか] [Wed 3 Jan 2007 05:59:38]
ライヤ > (火照り始めた身体が、固く主張し始めた肉棒を柔らかな腹で押しながら、泡だらけの男の胸に押し付けられる。肩から肌蹴始めた着物の肌着もそのままに、男の体を抱いて) ………。(小さな声が聞こえた。 なんだか、その声が可愛くてもっと聞きたいと思ってしまう。 首筋に触れた唇を耳元まで上らせ、甘噛んだ。――その間にも両手は背中を下から上へ――撫でるように擦って)―― 他に、洗って欲しい所、は? (囁いた) [Wed 3 Jan 2007 05:43:04]
ウォン > ・・・・・・・・・・・・ (朱が差す頬と指先が触れる乳首の感触。 いける! ウォンは心の中で阿婆擦れ先生にありがとうを言いました。) (ここぞとばかりに下着を押し上げ、直触りしようとしたその時でした。 反撃は思いのほか大胆に、強力に。 肩口から滑るように下へ下へと柔らかくくすぐる様な、かつ、丁寧に泡を擦りつけていくそのテクニック。 コレが青猫クオリティかと、歯食いしばってその感触に耐えようとしましたが、続く抱きしめられる柔肌の感触と唇が首筋に触れるくすぐったさに、ぁ・・・と小さな声が漏れてしまったそうな) [Wed 3 Jan 2007 05:26:00]
お知らせ > ライヤさんが入室されました。 [Wed 3 Jan 2007 05:13:26]
ライヤ > (その阿婆擦れ先生は正しいのか否か――少なくとも、此方をその気にさせようと云う気合は感じられた。振り払うなんて事は当然しない。 頬が僅かに紅に染まり、時折紅をひいた唇が固く引き結ばれる。尖る肉芽が薄い肌着を押し上げ、桜色を覗かせた。…やがて、 無言のやり取りと視線を居心地悪く思ったか、僅かに顔を逸らして) ……くすぐった  い。余り、ん、 悪戯なさいますと、洗えなくなりますよ…? (膝を更に進ませて、肩から胸へ胸から腹までを丁寧に擦った。目立つ傷も泡の下に。背中は、前から抱きつくようにして両腕を回し)―――…。(唇がそっと、首筋に触れた) [Wed 3 Jan 2007 05:07:44]
ウォン > (肌着の上から触られると結構感じちゃうという知り合いの阿婆擦れの証言を元に執拗に胸を揉みまくります。 指先に纏わり付くような肌着の下で、やや小ぶりの乳房がグニグニと形を変えるのを眺めつつ、時折女の表情を盗み見て効き目のほどを確かめようと) (しかし、あちらもプロフェッショナル。 防戦一方はありえない。 肩口に感じる撫でるようなソフトタッチは、こそばゆい様な、もどかしい様な・・・・・・・・・・。 その感触に、胸を揉む腕が一瞬止まってしまいました。 それでも、声を出さなかったのは意地のなせる技か?) [Wed 3 Jan 2007 04:57:03]
ライヤ > (元々この部屋は暖められていた所為もあり、お湯に濡れても寒さは感じないだろう。暖められた甘い香りが強くなるばかり。 桶に二杯程湯をくんで流すを繰り返した。…何時の間にか返事は途絶え、湯の流れる音が木霊するのみとなる。 ちら、と見上げながら、たっぷりと泡立てたスポンジを手に、膝と膝の間に身体を滑り込ませ――先ずは肩から撫でるように) ……… ん。 (薄い肌着が跳ねた湯を吸い、女の肌が透けさせた。その上を這う指先の感触に、軽くみじろぐ。薄い乳房が、掌の中で形をかえて) [Wed 3 Jan 2007 04:41:52]
ウォン > ・・・・・・・・・・ (温かいお湯が肩口を伝って流れ落ちていきます。 お湯は熱くもなく温くもなく、漂う甘い香りも上品で優しい。 それはいいのです、文句のつけようがないくらい快適です。 ただ―――) ・・・・・・・・・・・・・・・・ (ただ、問題は。 ウォンの方がすでに『スタンバイ』がすっかり整ってしまっていて、体を洗ってからなんてまどろっこしい事をするだけの心の余裕が無くなって来ているということでした。) (ウォンは、無言で女の胸に手を伸ばし、コレまでの実戦経験を元にあらん限りのテクニックを駆使してやわやわと揉みしだこうと挑戦を開始しました) [Wed 3 Jan 2007 04:29:24]
ライヤ > (思わず噴出してしまった)ふ、ふ――イエロー様を呼ぶために、吸血鬼様が来るのが楽しみになってしまいそう――…?(蝋燭の灯を壁掛けランタンに移すと、橙色の光に浮かび上がる浴室内。長く伸びた影が、男の傍――正面に、ソープとタオルを手にして膝をついて見上げた。年相応の表情と言おうか――男の口を尖らせる仕草が、妙に可愛くて)―― …。こう言うのもなんです、が。余り自分の裸は好きじゃないんです。――お見せするのは寝台の上で…? (湯船から湯を汲み上げると、男の肩口から湯を流して) [Wed 3 Jan 2007 04:08:43]
ウォン > 當然もちろん あるだけ 大蒜 もて来るですだヨ (ロマンチックには縁遠い答え。 強烈な大蒜の匂いに吸血鬼もお客も逃げ出しましたとか、落ち持ついて良い笑い話になるかもしれません) 服 脱ぐないで風呂はいる 良くないですだヨ (浴室の椅子にどかりと腰を下ろして、ウォンは口を尖らせました。 猛抗議しますが、それでもだめなら風呂のルールにのっとって実力行使に出なくてはなりません。) [Wed 3 Jan 2007 03:56:51]
ライヤ > (SHOWと呼ぶには、色気がやや足りない娼婦だが、脱ぐ姿は其れなりに。 床に落ちる紅白の着物と帯から、一歩、二歩と離れて)……じゃあ、青猫に困った吸血鬼がいらした時には、イエロー様のお名前を呼んだら、きてくださる…?(浴室の扉をあけながら、笑った。―― 矢鱈と布地と紐が多いトキノミヤコ衣装。――最後の一枚は脱がないようです。薄い肌着のまま浴室の中へ入るつもり。 まぁ、脱がされるのならば拒みやしないが)(浴室は、大理石のタイルに、白の猫足バスタブ。低い椅子が一つ。尚、横たわって寛げる程度の広さはある。甘い香りはお湯にハーブオイルでも垂らしてあるのだろう。) [Wed 3 Jan 2007 03:43:41]
ウォン > こういう街で そういう仕事ネ (いわゆる人種の坩堝のこの街は人外のものでさえ拒む事無く受け入れるので、そういう奴らの受け皿に比較的なり安い暗黒街の住民であればなかなか縁も断ちがたく。 そういう街の雇われ下っ端使い捨て殺し屋さんともなれば、そういう奴らの処理がめぐってくることも少なくはないのでした。) (そして始まるストリップショウ。 見慣れないトキノミヤコの装束がはらはらと解けていく様はなんともエロティック。 ウォンは、生唾ごっくん飲み込んで一部始終をガン見しました)  [Wed 3 Jan 2007 03:26:56]
ライヤ > よくご存知なのですね…? ”難しい”だなんて。まるで会った事があるよう。(裸になった男を、改めて見詰めた。無駄なものが一切ついていない身体は、研いだ刃を思わせる。 この”刃”に指を這わせる瞬間を想像して、少しだけ胸が鳴った。 普段触れることが出来ない「刃」――…抗議の声に返す表情が、甘くとろりと歪む。 やがて、見せ付けるように、その場で帯を解き始め)私も…嬲られる…なんて乱暴なのは好きじゃありません。どうせなら、溶けるくらいに甘やかして欲しい。けど――…うん。「ちょっと意地悪」程度なら――…? (内掛けを落とすと、肌着のみの姿に。黒髪を両手で頬から背中へ掻きあげ、姿勢を正すと、凹凸の控えめな身体が傍に寄って) [Wed 3 Jan 2007 03:11:37]
ウォン > あの手の奴ら 一匹みたら 30匹 いるね。  お別れする 影とお別れするより むずかしですだヨ (吸血鬼。 黒くて、早くて、タフな奴。 まるでどこかの害虫みたいですが、まぁ、厄介な奴らは似通うのかもしれません) 嬲られる 好きないネ でも ちょっとだけ 好きかもネ (さて、すっかり脱がされてしまったウォンは視線に示されるまま湯船へ向かい。 どっちかというとする方ですが、されるのも嫌いではなく。 もし何のしがらみもなく今の仕事を抜けられるなら、そういう仕事も悪くないかななんていうのは夢想か妄想か。) 私だけ 脱ぐ 恥ずかしね そっちも 早く 脱ぐですだヨ (浴室の前、ふと足を止めて抗議を) [Wed 3 Jan 2007 02:51:45]
ライヤ > (細い女の指先が、筋の上をなぞり――傷の上をなぞり、滑り落ちた先、ベルトを引き抜くと、下穿きの紐をも緩め) 年始年末と「吸血鬼」のお話が多くて怖い事。……年が変わったのだから、怖いお話も一緒に”さよなら”できたらいいのに―……(早撃ち)………。(それは楽だと思ったのは、ひっそり秘密にしておいた。遅漏最悪ですから。なんて。なんて。)……そうでも、ありませんよ。(ぽそ。顔を近づけて耳打ち)……「嬲る」のが好きな方もいらっしゃいますもの。手の中で果てる感触が好きな方も。 (つまり、受けだったら十分需要があるよ、と。――本気か否か問われたならば、小さな舌をチロリとだして「冗談」だと笑うだろうが)    ――私も、好きです。(茶化した声で付け加えた――ところで、風呂に入る準備が終わった。)――湯船は向うです。(タオルを差し出し、視線で扉をしめした。自分は後からのつもり。) [Wed 3 Jan 2007 02:34:56]
ウォン > (共通語もまともに話せない親無しの移民の子が、真っ当な仕事にありつける可能性は那由他の果て。 日陰者は日陰者同士くっついて、流されて、気が付けば首までどっぷり裏側に浸かっていたそうな。) ほんとネ 最近 景気良いは 化け物ばっかりネ (首筋を滑る冷たい手に、ウォンは目を細めて言いました。 そして、友人の『職』を聞くと口の端を緩く持ち上げ) そういう『仕事』ですだか 私 早撃ちね そっち むくないネ (客より早く達する男娼とか、あんまり需要ないんじゃない的な。 越えられない壁が此処に) [Wed 3 Jan 2007 02:21:51]
ライヤ > (態度に出る「質問」の答え。――だが、押し殺すような仕草が見えたから、気がつかないフリをした。代わりに、上着の紐やボタンを外す事に意識を注いで――いるようなフリを見せる。 客の反応を「本当に」無視したら、会話が選べないから。少し冷たい娼婦の掌が、貴方の首筋から肩へ滑る。同時に上着も滑り落としてしまおうと)…色々―でも、今は仕事があるだけマシと聞きます。何せ物騒ですから―……(同い年の「男」に比べて、肉のつきかたが違う事は、直ぐに分かった。傷も隠さないのならば、そのまま見てしまうだろう。  荒事に関わる仕事らしい。強張ったところを見ると…表の職業ではないことは確かか。 …ああ、だから「重い」と感じるのかもしれない――。そんな事を考えるも、この感想は、この娼婦が今まで肌を重ねた相手と重ね合わせた感想。まったく違う可能性も十分あるのだ。会話の切欠を知ることができれば十分――観察をやめて視線を上げ。) 娼婦の友人の「職」をお尋ねになるの…? そうですね。良い仕事かどうかは、個人によりますね。(くすり)何せ、私と同じですから(男娼だと告げる)(上着を落とした掌は、胸を滑ってベルトを抜こうと) [Wed 3 Jan 2007 02:05:43]
ウォン > (職業を聞かれたとたんに強張る表情は、言葉以上に真実を物語るのでした。 それでも、ウォンはできる限り表情を押し殺して答えました) 色々ネ あまり 良い仕事ないね 給料 安いですだよ (上着を剥ぐ手を見つめたまま。 されるがままに、ウォンは娼婦の手を眺め、服の下の様々な傷をどうごまかすかを考えました) 友達 お仕事は? 良い仕事だたら 紹介すてほしですだヨ   [Wed 3 Jan 2007 01:49:14]
ライヤ > (問い詰められたらあっさりと局部名まで答えられるのが娼婦クオリティ。――先に風呂と聞いていたので、奥の扉を覗く。…バスタオルも、ソープも問題なし。と、確認して―)……おや。(年下…か。 筆卸しじゃないことに、ひっそりと安堵した。だって、ほら。そういう事は、姉様のほうが濃厚に、たっぷりと、こぅ。抉るように”して”くれますから。自分は其処まで出来ない。 客の驚きように、コロコロ笑いながら) トキノミヤコ人は、幼く見えますから…驚かれる方も多いです。 …でも。 …同い年だなんて私も少し驚きました。だって――( 客の雰囲気を見るのは癖のようなもの。此方を見る視線に合わせて、娼婦も男を見詰めた。 …傭兵の類とは少し違うように感じた。それよりも、少し…暗いところへ踏み込んでいるような気がする。する、と双眸を細めて)――同い年の友人と比べて、頼もしいから。 お仕事は何を…?(「入る」の返事の代わりに、男の隣に座って、上着へ手を伸ばす。此処で脱がそうとしているらしい。) [Wed 3 Jan 2007 01:29:45]
ウォン > (エロティックな質問のお返事は更に上を行くエロさ。 ウォンは、何を舐めるつもりなのかと小一時間問い詰めたい衝動を何とか抑えて、部屋の中を覗き込みました。 案内された部屋はトキノミヤコ風。 障子や木目調の調度品がそこはかとなく異国情緒を感じさせる、匠の腕が光る一室です。 ウォンは、とりあえず自室の万年床の200倍は寝心地がよさそうなソファにもたれかかりました。) 真的マジで!? 私 16歳 ですだよ? 同じ 思うないネ・・・・・・・・・ (案の定やたらすわり心地の良いソファの官職を堪能し、油断しきっているところへの信じがたい告白。 ウォンは、驚きを隠す事無く言いました。 頭の鉄片から足のつま先まで、じっくりと娼婦を眺めますが、どうしても同い年には見えません。 まぁ、びっくりしていても事は始まらないので、ウォンは風呂に誘うことにしました。 一緒に入る気満々です) 体 洗うたいですだヨ。 一緒 入るますだカ? [Wed 3 Jan 2007 01:08:05]
ライヤ > (共通語が苦手らしいお客の耳打ち。――口元を袖で隠して、少し考えるような仕草を見せて) 旦那様が望むように…と言うのもつまらない返事ですか…? ふふ――…あえて希望を述べるなら、食べるわけでもなく、食べられるわけでもなく…「舐めて」みたい、とでも。(廊下中程の扉の前に立ち止まる。此処がこの娼婦の部屋らしい。扉を開くと、視線で先に入るように促した。…尚、部屋の中はトキノミヤコの調度品で整えられているが、畳の部屋ではない。トキノミヤコ”風”であって、遊郭をそのままこしらえたわけじゃないという事。 よって、靴を脱ぐ必要もない。ぱっと見た部屋の中は――周りの調度品に浮かないように拵えられたソファにテーブル。それに寝台。――奥に扉が見えるが、扉の傍にあるバスタオルや、ソープの類の控えをみるに、向うには浴室なのだろう。)………女に年を聞くのは―…(わざと唇を尖らせてみせる)…なんて。隠すような年でもなのですけどね。16です。( 嘘一つ。 それでも、自分の容姿よりも幾つか上にサバ読んだ) [Wed 3 Jan 2007 00:43:09]
ウォン > (娼婦の言葉に、ウォンは思わず苦笑を浮かべました。 確かに、コレではまるで筆おろしに来た童貞小僧です。 握った手を緩め、ウォンは耳打ちしました) 食べる見ますか? それとも たべらるたいですだか? (今度は、ウォンが横顔をのぞくばんです。 この娼婦はずいぶん年若いよう。 下手をするとウォンより年下にも見えます。 艶やかな黒髪と瞳はいかにもトキノミヤコ人の風情、象牙色の肌はまるで日差しを知らぬよう。 この娘とこれからする行為を妄想するだけで、多分1週間ほどはおかずに困らないことでしょう) 小妹妹おじょうちゃん 年 いくつですだ? (ちょっと興味がわいてきたので、ウォンは聞いてみることにしました) [Wed 3 Jan 2007 00:22:32]
ライヤ > (思いの他、強く絡められた手は、指先まで爪先まで、手の甲を滑らせるようにゆるゆると合わせた。返事に頷いて)では、まず湯―…を…(部屋に近づくにつれ、前かがみな旦那様。流石に、ちょっぴり微笑んでしまいます。さまざまな意味で…!)湯を……。……。湯を用意する前に、色々と…(近くなった顔を横目で覗いて、くすくすと笑ってしまった)……青猫は初めてなのですね。お客様。もう少し肩から力を抜いてくださいまし。私の方が緊張してしまいます。――…これでは私が旦那様を食らうよう。 [Wed 3 Jan 2007 00:01:23]
ウォン > (絡み合う手と手。 ウォンは、他人に触れられた事による職業柄の反応で振り払いそうになるのを強く手を握り返すことで何とかこらえました。 手を引かれるまま相手について行きます) じゃあ 風呂だけ (体臭的な物を危惧して、ウォンはとりあえず汗を流すことにしました。 それに、風呂でするというのもあまり無いので興奮するかもしれません。 様々な所を洗ったり現れたりするのを想像して、ウォンは少々前かがみになって歩きました) [Tue 2 Jan 2007 23:49:12]
ライヤ > (訂正:×軽い食事ならば、大丈夫→○軽い食事ならば、追加料金の心配はしなくて大丈夫) [Tue 2 Jan 2007 23:39:00]
ライヤ > (作法と言っても、結局の所やる事は一緒である。こう言っては淫売窟の娼婦に失礼だが、娼婦の質が違う程度。――使う場所も、使う言葉も、示すものも一緒である。相手がどんな事を考えているかは分からない。が――落ち着かない男の様子と、唾を飲む仕草を見れば、ある程度は内心を伺うことは出来る。) …イエロー様。今宵どうぞよしなに。(男の右腕に、自分の腕を絡めようと手を伸ばし――其れが叶うなら、階上の己の部屋へ連れて行こう。払われたなら、そのまま少し先を歩いて部屋へ案内するつもり。)………。(さて。緊張している?客の相手は久し振りだ。歩きながら先ずは) …お食事も取れますが、いかがなさいますか?(軽い食事ならば、大丈夫)…ご希望でしたらカァドゲームなどの遊戯も。……湯殿もご用意してありますが。(ちらりと見上げて、互いにしか聞こえない程度の声で尋ねた。)  [Tue 2 Jan 2007 23:37:04]
ウォン > ・・・・・・・・・・・・・・・ (階段を下りてくる娼婦の立ち居振る舞いは、なるほど、貧民窟の阿婆擦れとは違って優雅な物。 ああ、高級娼館に来たんだと再認識させられ、ウォンはごくりと唾を飲み込みました) 私 イエロー 言うますネ (ウォン=黄=イエロー。 安直な偽名を名乗って、ウォンは辺りをキョロキョロと見渡しました。 いつもであれば、早速部屋に連れ込んでおっぱじめる所ですが、こういう高級な所は初めてなのでいまひとつ作法がつかめません。 ウォンは、辺りの客と娼婦の顔を覗いながら、どう切り出そうかともじもじしていました) [Tue 2 Jan 2007 23:22:01]
ライヤ > やがて、一晩19999yenの娼婦が、ことりことりと階段を降りて貴方の傍らへ。鮮やかな赤地に白い梅の花を散らした振袖をゆらして、頭を下げる。)――……二級娼婦 ライヤともうします。 ようこそ青猫へ――旦那様。今宵はご指名いただきありがとうございます。……お部屋へご案内いたします。(改めて見上げる男の顔。思わず頬から顎にかけてはしる傷に目を奪われそうになるも、なんとか素知らぬ振りが出来た模様。) [Tue 2 Jan 2007 22:59:12]
ライヤ > (liar ――当て字して雷夜。勿論本名じゃない。源氏名だ。黒い双眸が、ゆっくりと瞬きを繰り返し、眼下の客へ微笑みを売る。他の娼婦とは違い、投げキスをしたり、手を振るなどの積極的なアプローチは一切ない。ただ、笑うだけ。 どうやら「自分を売る」事が苦手なようだ。幼い面に浮かぶ笑顔は、最初こそ自然だったが、時間が経つにつれ、徐々に作り物めいてくる。)(だから――…受付が己の傍により、客からの誘いが来た事を告げると、僅かに驚いたような表情を浮かばせた。) [Tue 2 Jan 2007 22:59:06]
ウォン > ライヤ? それ是本名嗎本名? トキノミヤコ人ない 名前ネ・・・・・・・・・ (受付から娼婦の名前を聞いて、ウォンは首を捻りました。 着ている服から察するに、トキノミヤコかアマウラの女に見えますが、ラマ絵はどちらかというとホワイティア臭い感じです) ・・・・・・・・・・這個好どうでもいいか あの娘 今 空いてるますだカ? (ウォンは受付に訪ねました。 コレも何かの縁、お金が足りれば今夜はあの子にしておくのもいいかなと思ったのです) [Tue 2 Jan 2007 22:37:27]
ライヤ > (真剣に名簿と睨めっこしている客の姿を眺めるのは、御節料理も食べ飽きて、娼婦仲間とはしゃぐのも冷めてきた頭には新鮮だった。赤牡丹を飾った黒髪を揺らして、隣の姉娼婦と誰を選ぶのだろうと囁き合っていると――)――― 聞こえたかしら。(視線が絡んだ。顔に見覚えが無いところを見ると、初めての客らしい。 反射的に微笑を浮かべた娼婦は、下の受付が己の名前を客に教えるのと同時に、軽く頭を下げた) [Tue 2 Jan 2007 22:12:26]
ウォン > (多種多様の人種と文化が渦巻くヴェイトスに相応しく、リストの娼婦も色々だ。 ホワイティア・イエロティア・ブラティリア・フェザリンにアイバンetc) 稍等一下ちょっとまってね (巨乳もいい、年上のおねーさんは素敵だし、ロリ系でも無問題。 いつもはする方だけど、される方も嫌いじゃないし、ほんのちょっとなら痛いのもアブノーマルなのも対応できなくは無い。 ウォンは、今まで鮫共の泳ぐ暗黒街を生き抜いてきた英知をフル稼働して最良の娼婦を探しました。) (その時でした。 人よりほんの少しばかり敏いウォンの耳に、聞きなれた郷里の言葉が聞こえました。 なんとなく振り向いた先には、華やかな紅白の衣装に身を包んだ娼婦が一人、中二階からこちらを見ていました) あの娘 なんていうます娘ね? (ウォンは、娼婦を見つめ返しながら職員に尋ねました) [Tue 2 Jan 2007 22:02:07]
娼婦 > (種族・お国入り混じるヴェイトスでは、年始年末が「それぞれの風習」で行われているのだろう。トキノミヤコ人のこの娼婦にしてみたら正月三箇日――…とはいえ、 客引きの為にロビーに出たら、正月テイストの紅白衣装に身を包んだ娼婦の一人。通常営業中――ロビー正面の中二階。手摺から、階下を覗きこむと客の姿が見えた。 なかなか賑やかな…と、いっては可笑しいが、珍しい喋り方をする客なので、視線は自然と貴方を追いかけて) ……。 しぇいしぇい。(フォーウンだったっけ。なんて) [Tue 2 Jan 2007 21:44:22]
お知らせ > 娼婦さんが入室されました。 『(面白い事をいう客だな。なんて思っていた)』 [Tue 2 Jan 2007 21:35:23]
ウォン > 大丈夫ネ? 謝々どうも (笑顔で快諾されると、緊張に引き攣った笑顔でお礼を言いました。 噂に名高い青猫の娼婦のテクニックを味わう事ができそうです。 一週間は勃たない位搾り取られると囁かれる青猫の娼婦のテクニック、一体どんなプレイが待ち受けているのでしょうか?)(ウォンは、童貞少年の如くそわそわしながら、職員が持ってきた5万エンで抱ける娼婦のリストを覗き込みました) [Tue 2 Jan 2007 21:34:15]
ウォン > (さすがに高級娼館の名に相応しく、青猫のロビーは華やかで上品。 噂に聞いていた客が出した打ち止めの赤玉を入れとく硝子の箱も見当たりません) あと 私 早撃ちネ。 時間内 沢山撃つ 大丈夫ですだか? (ウォンは、こっそりと職員に尋ねました。 がっつく訳ではありませんが、ウォンがいつも利用している貧民窟の娼婦は1回3000エンほど。 それで最低4回はがんばっているので、5万エンの元を採るには少なくとも16回はがんばらなければなりません。 もし、一回でできる回数が決まっているとしたら良く考慮しなけれいけません) [Tue 2 Jan 2007 21:20:34]
ウォン > 5万エンで抱くる娘 いるますね? (ごくりと唾を飲み込んで、ウォンは言いました。 年の初めから安娼婦では絞まらないので、血と汗の染み込んだ(自分のも、他人のも)虎の子の5万エンを握り締め、ヴェイトス一の高級娼館へ繰り出して来たものの、周囲の華やかな客層を見るとどうにも浮いてしまっている気がして、ウォンは周囲をキョロキョロと見渡しました。) [Tue 2 Jan 2007 21:06:54]
お知らせ > ウォンさんが来ました。 『5万エン』 [Tue 2 Jan 2007 20:59:19]
お知らせ > ライヤさんが退室されました。 『青猫へようこそ――旦那様。(笑顔でお出迎え)』 [Mon 25 Dec 2006 23:42:45]
ライヤ > (ぎりぎりとハンケチを噛み切りたい気持ちで、歯軋りするも――時既に遅し。 聖なる夜を彩るべく、青猫の華としてロビーに出たなら、お仕事開始だ。 クリスマスツリーを見上げて、溜息をつくのもこれで最後にしよう。 頭に飾ったヒイラギの髪飾りを軽く整えて、深呼吸。 ) [Mon 25 Dec 2006 23:33:13]
ライヤ > ………どうせなら、クリーム女体盛りの提案を先にすべきだったわね。(『自分もあんた達の提案に乗ったんだから、お前らもノレ。 』中途半端に乗せられるのではなく、このくらいを平然と言い切ってしまうくらいの勢いで乗ってしまうべきだった。 そうすれば、少しはすっとしたかもしれない。  ……「言いだしっぺが、先にやりなさいよ」な、カウンター攻撃の可能性もあったが、その時はそのときだ…!)  [Mon 25 Dec 2006 23:23:34]
ライヤ > (かといって、姉娼婦の勢いに「NO」と突っぱねる強さもない。これは自分が弱いのではなく、姉娼婦達のオシが強いのだと思う。 )………敵うわけないわよね。 (話を切り替えるのもお手のモノ。 乗せるのも、乗るのも大得意。 未熟な自分が彼女等に敵うはずもない) [Mon 25 Dec 2006 23:18:23]
ライヤ > ………。(ぷすこ)(頬が膨れる。)白と赤ッて、紅白……紅白…。(鏡に映る自分が、妙に子供っぽくて嫌だった。ただでさえトキノミヤコ人ということもあり、幼く見えるのに。 …まるで七五三のようだ。 …もっとも、トキノミヤコ人以外が「七五三」を知っているはずもないのだが、其れは其れ) ……… 酷いわ。 (頬が膨れる。 唇を尖らせて、むくれる。 その仕草の所為で、更に餓鬼っぽく見える事を知らない。  其処まで気に入らない衣装を着ている必要は   普段なら   ない。 普段なら。 だけど今日は)  クリスマスカラーに合わせる、なんて。 (白・赤・緑 この中から色を選ぶとしたら、この衣装しかなかったという。) …流れるばかりじゃ駄目ね、私。(  一部の娼婦で持ち上がった提案に、ふと気がついたら上手く乗せられていたのだ。) [Mon 25 Dec 2006 23:10:32]
ライヤ > (クリスマスが嫌なわけではない。 賑やかなのは大好きだ。 クリスマス料理も好きだし、プレゼントを贈る風習も、誰かが喜ぶなら、其れでいいと思う。クリスマスツリーの飾りつけだって楽しいし、何よりも人々が陽気なのがいい。 …もっとも、敬虔なパプテスの方々からしてみれば、眉をひそめるようなドンちゃん騒ぎに見えるのかもしれないけど、そう云う方は、今日、この時間に青猫になんぞ来ないだろう。 )  ………。 (じゃあ、何が嫌なのかと言うと、自分の衣装が嫌なのだ。 白地に赤い椿が描かれた長羽織。 これが凄く気に入らない) [Mon 25 Dec 2006 23:02:09]
ライヤ > ――― 。  嫌だって言ったのに。 (青猫のクリスマスはそれなりに賑わっている。 …ロビーのクリスマスツリーの元で、ひっそりと溜息をつくのは、小柄な黒髪の娼婦だ) [Mon 25 Dec 2006 22:54:45]
ライヤ > (黒地の着物を着てはいられない) [Mon 25 Dec 2006 22:50:27]
お知らせ > ライヤさんが来ました。 『(今日ばかりは)』 [Mon 25 Dec 2006 22:50:05]
お知らせ > ラクリアさんが帰りました。 『 優しい夜は続いてーーー』 [Fri 15 Dec 2006 04:39:56]
お知らせ > マリィゴールドさんが帰りました。 『 アルコールも入りほろ酔い加減でお喋りは続く―――。 』 [Fri 15 Dec 2006 04:09:25]
マリィゴールド >  ―――暫くすれば落ち着くとは思うけどもさ。 ボクが云わずとも色男がキミに言うだろうから先に言ってしまうけども地方村の事件は『吸血鬼』の仕業らしいからね。 聖夜も近いって言うのに。 ( 危険な場所に行かなければ大丈夫、と。 手をヒラヒラと振り。 ) 心配掛けさせるんじゃない、とね。 それが良いよ。 ( 拗ねた姿に、此方は自然と喉が鳴る。 ) 笑い事じゃないでしょうに……。 ( 可愛くないッ! と嘆きながら。 ) うん、困った事があれば―――何時でもどうぞ。 ( 肩に触れた麗人の額。 此方も、冗談めかして よしよし と頭を撫で。 ) オハナシを聞く位だけどもね。 相談が終わったなら、何か飲み物でも用意するよ―――そうだねホットワインとか如何? ( 寒い夜には、これが良いとと蝙蝠は自信たっぷりに。 ) [Fri 15 Dec 2006 03:46:17]
ラクリア > ―――……え。 ( 固まった。 ) えぇぇっ?! ( 真面目な口調にマジだとわかれば、物凄く驚き思わず声をあげ ) わ、わかった…気をつける。目茶目茶気をつける。サ、サンキュ。( ビビっているらしい。こく、こくと頷いて ) ―――……嗚呼、そうする。帰ったら一発殴ってやる。 ( 全くもう、と少しフテた様子で言い放てば ) ……。 ( きょとんとした。照れた様子で花瓶に花を生ける友人に、瞬き数回。そして ) ぶっ。あははははははは。 ( 吹いた。笑った。 ) 可愛い、マリィ。やっぱ可愛い。 ( ツボだったらしい。うんうん、と頷いて、やっぱり可愛いやーと満足げに。そして、部屋に合った様子のスノードロップに、嬉しそうに笑った )   ああ、だいぶ晴れた!やっぱ、マリィのとこに来るのが一番だ。―――……聞いてくれて嬉しかった。 ( 無邪気に、口端上げてにっと笑えば、愛情表現に相手の肩にこつん、と頭をぶつけようとして ) [Fri 15 Dec 2006 03:33:51]
マリィゴールド >  其程迄に……命知らずが多いのさ。 ソレと最近は大聖堂が動いてるらしい、神の走狗たる悪魔祓い達が―――キミも気を付けてね。 ( 巷を騒がす吸血鬼の影に、大聖堂も本腰を入れていると。 他人事ではないのは麗人も自分も、そう。 少しだけ真面目な口調。 ) 今度はあの色男に、ちゃんと事前に相談位は欲しいと怒っておくと良いさ。 ( 麗人の心が軽くなったのなら幸い、と。 ソファーに置きっぱなしの純白の花束を手に取り、備え付けの花瓶に移そうと。 ) だから、天に昇ってしまいそうだから止めてくれ、と。 そんな事を真面目に言う物だから羽根だって生えてしまったんじゃないかボクは。 ( 僅かに照れたか、貌を伏せて。 花瓶に差し替えれば、ゴシック調の部屋に白色が栄える。 ) 残念だけどモテないから……、で――悩みは少しは晴れた? [Fri 15 Dec 2006 03:25:16]
ラクリア > 何その縁起悪い一言……( 友人の言葉には同意するも、最後の言葉にはぽかんと口を開け驚いて ) ……普通に、か……。うん。そうだよな、うん。 ( 片目を瞑った貴女に、少し行き先が見えたのか、笑み浮かべ。「ありがとう」というように ) ―――い、いや、それは……―――。 ( 否定しきれずに、照れたように顔俯かせるけども、笑う相手に気恥ずかしそうに赤い顔で笑って「なんだよー」と口尖らせ ) ……え、マリィはモテそうじゃん。あたし、かっこいいと思うよ?綺麗だし、可愛いし。 ( 肖りたいという相手に、女はきょとんと瞬きしながらけろっと言い返す。尊敬するほどに、この麗人はかっこいいと認めている故 ) [Fri 15 Dec 2006 03:15:19]
マリィゴールド >  男性を見るなら、ソコじゃないかな? とボクの持論だけどもね。 守ってあげるなんて言うのは気を付けた方が良いよラクリアも、この街のジンクスを一つ 「キミを守ると言った男は死ぬ」 ( そんな死亡フラグ。 実際の所は闘う傭兵などが命を落とす場合が多いからなのだけど、水面下で囁かれる噂。 ) まぁ、願掛けに近いのかも知れないけどもね傭兵の……。 普通に接してあげるのが良いと思うよ、彼も答えを急かすなんて野暮な真似はしないさ。 ( 落ちついたなら、静かに麗人の身体から離れ悪戯っぽく片目を瞑ってみせる。 ) どうかなァ? キミの言葉は矢張り、この件に関してのみアテにならないと証明されたワケじゃないか。 ボクも肖りたいね是非とも。 ( 照れない照れない、とアッケラと笑って見せる。 ) [Fri 15 Dec 2006 03:04:18]
ラクリア > 成程ね。「共に闘おう」……か。ははは、いいかもな。女は強し、ねぇ。 ( その言葉に可笑しそうにけらけら笑う。いつもの男装女の馬鹿笑い ) ―――……ああ…。――死ぬ、とか思ったのかもな。 ( あやしてくれる優しさに、ペースを乱しそうになる。何を焦ったのかという言葉には、死と直面でもしたのだろうかというように思案顔で呟いた。らしくない、ということに同意するように頷きつつ ) ―――……うん。 ( 優しい言葉掛けと気遣いに、嗚呼、こんな風になりたいと思う。大きいというか、優しいというか。包容力というものがあるんだろうと感じて相手を見ていたところ ) ―――…は?!モ、モテねぇって!男は初めてだありえねぇよっ。 ( と、顔赤くなってぶるぶる首を横に振り捲し立て動揺中 ) [Fri 15 Dec 2006 02:54:15]
マリィゴールド >  ボクならば、と言うけども―――ホントは守るも何もないのさ。 ラクリアも女の子を口説くなら「共に闘おう」とかどうかな? 最近の子は強いからね、守りたいなんて思ってると此方が守られる有様だし。 ( 慌てふためく様子に、今日始めて安堵して笑みを浮かべる事が出来た。 ) ボクから言えるのはお互いに……、もう少し理解を深めるべきだね。 勿論、色男の彼もだ―――何を焦ったのだか知らないけども突然過ぎる告白は相手を悩ませる結果になるのに。 アァ、きっと冷静そうな彼らしくないと思ったら矢張り恋煩いは難しいね。 ( ゆっくりと肩を抱き、落ち着かせるようにラクリアの背を、子供軽くあやすように叩いて。 ) どういたしまして、彼の気持ちばかり優先させる事もないから。 ラクリア、キミの問題でもあるしね。 ( 未だ恋を知らぬ、と言う麗人。 ならば、急ぐ謂われは何処にもないと。 ) しかし、最初に言った通りモテるじゃないかラクリアは。  [Fri 15 Dec 2006 02:44:52]
ラクリア > ―――……そうなんだ…… ( 思った以上に深刻な様子を受け止め、瞳を伏せる友人をそっと見詰め ) ………ま、守る?!俺は守る側だぞ??何言ってんだよマリィまで……! ( 慌てふためいて、顔赤く。断固否定。まさか愛らしいと思われているなんて思わない。この男装女の中での愛らしい定義は、こんな言葉遣いの悪い女じゃない。寧ろマリィが愛らしいと思っているほどであるのだから ) ………。 ( 覗きこまれれば視線絡まる。柔らかな言葉紡ぎに不思議と安堵していく感覚。肩の力が抜けると同時に、気が緩みすぎてしまうのではないかという心配が起こるほどに。 ) ……そうだよな……焦って出した答えが、ちゃんとした答えじゃなかったら、相手に失礼だもんな……。 ( 貴女の言葉には尤もだというようにしみじみ呟いて。どうにも、真剣に考えて頭を煮詰めすぎた様子。困ったように瞳揺らしながら、子供のように眉を下げ、額に手を当てるけれど ) ……少し、楽になった。サンキュ、マリィ。 ( 貴女をもう一度見ればふっと微笑を深め。まだ踏ん切りのつけられていない顔だけれども、それでもどんよりからは抜けられた様子で ) [Fri 15 Dec 2006 02:32:40]
マリィゴールド >  そう、聞いているよ―――。 未だ解決はしていないらしいけどもね。 ( 眷属だったらしいとは昨日貴族より伝え聞いた。 瞳を伏せ。 ) 解らないね、彼に聞いてみない限りは。 ただ一つ彼は――好きなヒトを守りたいと言う欲求は強いんじゃないかな? 殺し文句じゃあないか「キミを守る」って言うのは。 ( ショックを受けたらしい麗人。 本人は気が付いてないのだろうからソレ以上は何も言わず。 「わたし」と時折気が緩めば友人の口から漏れる言葉も、愛らしいと思える物なのに。 ) なら、簡単だね―――答えは急ぐ事はないよ。 ( ラクリアの肩に触れ、俯きがちな麗人の貌を覗き込みながら。 ) ここで急いで答えを出すのと、時間を掛けて実感する想いは別の物だからね。 考えても見ると良いさ、私は貴方が好きですの答えが「好き」か「好きじゃないです」の二つだけじゃないのだからね。 今出来る答えを返せば良いんじゃないかな。  [Fri 15 Dec 2006 02:22:34]
ラクリア > ―――……誰か、死んだのか……やっぱり。 ( 物騒だったもんな。と、誰が死んだかはわからないけども、今の状況からして深刻なのは目に見えているというように。 ) ………女の子……! ( がーん、と頭に岩が振った。※ビジョン。 開いた口が閉じられないまま、目を丸く ) ……うん、きっと性別とか気にしてない奴なのかもな……。 ( ゆっくり述べてくれる友人の考え。それを耳にしながら、思い返せばそういう節があるなというように、此方も頷いて ) ……帰ってきたときにはきちんと、答えださねぇとなと思ってて。……けど、あたし、未だに……―――人を好きになったことがねぇんだよ。友好とかはわかるけど、恋人とかってよくわかんねぇんだ。 ( どんなもんなの?と尋ね。もう聞く辺りでかなりの重症なのかもしれないが。どうしたらいいのか、全く以ってわからないといった様子。 ) [Fri 15 Dec 2006 02:10:38]
マリィゴールド >  御礼の次は謝るとかナシだよラクリア―――。 ( ぺちり、と自分の貌を手で覆いながら。 矢張り重傷しらしい。 ) ほら、死亡フラグとか……、いやゴメンこっちの話だった。 ( 首を振り、つい先日の邂逅を思い出し一人悲観に暮れた。 ) ラクリアは、気持ちが解らない……――か。 彼を友人ではなく恋人として見れない? ( 膝上の手はそのままに、複雑な胸中を察すれば穏やかな声色で。 ) 何か今騒がしいと聞くからね……傭兵は稼ぎ時なんだろう。 そうだねラクリア、彼はキミの中に「女の子」を見たのだろうね。 一度だけの邂逅だけども彼の人成りを見る限りは。 或いは一人の人間としてキミを見ているか……ボクならばソコで考えるね。 ( 嘆く麗人の言葉を聞いて、ゆっくりと自分の考えを述べる ) [Fri 15 Dec 2006 02:02:24]
ラクリア > ん、ゴメン… ( 優しい気遣いに思わず情けない笑み浮かべ、相手の膝の上に置かれたままの絡んだ手に何処か安堵を感じながら ) ―――危ないパターンなのか?…そうそう、あいつ。仲はいいんだ。 ( 危ないパターンがどういうのか、この男装女はあまりわかっていないらしく、思わず首傾げて尋ね。……要するに、友人だとは思っているとのこと。 ) ………あたしの気持ち、か……。それがわかんねぇんだよ……。( 髪を掻き揚げ、瞳が揺れる儘。「戸惑っているんだろうけど」と言われれば一つ頷いて。 ) うん…。 ―――……そう、地方村の警護に行ってる。なんか、色々あったらしいし、それで。 ( 僅かに身を寄せられれば、疲れきった体を預けるように、頭を相手の肩に乗せようと。途方にくれる様子。 ) ……大体、あたしなんかよりも可愛い子がたくさんいるじゃないか。あたしなんて、女としてみる価値ねぇって。なのに……――― ( なんであたしなんだよ、と。戸惑った表情を隠せずに、気を許す友人に弱音のトーク炸裂。 ) [Fri 15 Dec 2006 01:44:59]
マリィゴールド >  言ったでしょ気安い性格だって――。 ( 畏まって御礼をされると困った貌で、元気のない麗人には調子が出ないのだろう。 包んだ手を自らの膝の上に。  ) それって一番危ないパターンじゃあ……。 アァ、あの色男さんね。 ( 脳裏の浮かぶのは勝ち気なバウンサーの貌と、忘れようも無い彼の纏う殺気じみた空気。 ) 失礼にならないように、キミの本当の気持ちを伝えるしかないとは思うね―――ラクリアも突然の事で戸惑っているんだろうさ。 だけどまァ、彼は今どこに? 普通の手紙には「生きて帰って来たら」なんて書かないだろうから傭兵のお仕事かな。 ( 縋るような麗人の貌、それを受け止め。 僅かに身を寄せ。 ) [Fri 15 Dec 2006 01:36:55]
ラクリア > ……ありがとう。 ( 何時もは軽い挨拶のような礼も、今日は心底礼を言うように。困ったように笑った。情けないな、と言いたげに ) ……そう、なのかな。……ラブレターっつーか……普通の手紙なんだ。普通の手紙のはずなんだよ、ああ。でも…最後に、「好きだ。生きて帰って来れたら付き合おう」って……。 ( 誰、というのは切羽詰ってるために口に出せず。とりあえず…… ) ……客じゃなくて……うちの、バウンサー。 ( 知ってるだろ?と、額に手を当てたまま貴女を視線だけで見やり、はぁっと溜息をついて。 ) ……もしそれが冗談じゃなくて本気だったら、失礼だなって思うんだよ。けど、どうやって答えたらいいかわかんねぇんだ…… (b考えても考えても出ない答え。それは、恋愛したことがないというのもあるし、女として見られたのも初めてだからといえる。その前に、きっとこの当人が鈍いからというのもあるだろうが。縋るような目で泣きそうに話せば助けてといわんばかりに見つめ ) [Fri 15 Dec 2006 01:25:47]
マリィゴールド >  別に―――大した用事でも無いし。 ちょっと、隣街までお使いに行くだけだから。 何時でも行けるよ。 ( 軽く言葉を流して小さく肩を竦める。 本当に大した用事では無い、と。 ) ソレよりもラクリアのが心配だから。 ( 身を乗り出し、俯いた儘の麗人の貌を伺う。 泣き出しそうな空を思わせる瞳。 「 恋文 」と聞けば眉間に皺を寄せ。 それ事態は喜ばしい事ではないかと思う、思うのだが此の麗人の表情の硬さを見れば言葉に詰まる。  ) ……キミを、女性をして受け入れたいと。 そう言う恋文なのかな? いや、マイノリティなご趣味のヒトなら兎も角だよ。 ( さて、誰だろうか恋文などと認めた御仁は。 こういう商売には恋愛は付きものだけども。 ) [Fri 15 Dec 2006 01:20:18]
ラクリア > ( トランクを見れば、貴女を見 ) …ごめんな。どっか行く予定だったのか? ( と、気遣うように一言問いかけた。ソファーへと腰掛ければ、冷たい指に包まれ安堵するように息を吐く。 ) ……サボりがバレる位のほうが、まだマシだ…… ( 今にも泣きそうに眉を下げて情けない面。思わず俯いて。優しい言葉がけに、流されてしまいそうになるほど。 ) ………ラブレター、もらったんだよ…… ( 繋いでいない方の手で、額に手を当て溜息交じり。苦笑も失笑も、笑い飛ばす、もなく、泣きそうだった。柄じゃない。格好悪い限りである。 ) ……なんかさ俺、もうどうしたらいいかわかんなくて。俺は男だって言ったのに、あいつ……わけわかんねぇんだ。 ( つまりは、男に告白された、ということ。それに戸惑いを感じてどうしたらいいかわからない、という相談なのだが、切羽詰った形相で、わしゃわしゃと髪を掻き毟る ) [Fri 15 Dec 2006 01:07:43]
マリィゴールド > ( 自室まで来れば、出掛け間際と言うのは本当だったのかベットの脇には小さなトランクが一つ。 麗人を部屋に通せば、指を絡めたまま二人掛けのソファーへと ) ……何だか解らないけども、そんなに落ち込むなんてラクリアらしくない。 サボりがばれた―――じゃあ、ソコまで落ち込まないよね。 ( 麗人の細い指先を、蝙蝠の手が包む。 温もりの無い朽ちた骸の手には違いないけども。 ) 結構深刻そうだね。 少しでしたら、その悩みを抱えてあげようか? この若輩者で良ければ? ( 何時も返ってくる言葉が来ない。 麗人の照れながらも否定する姿をいつも微笑ましく見ているだけに今の姿が一層痛ましく思える。 「話してくれる?」 小さく首を傾げ。 ) [Fri 15 Dec 2006 01:01:11]
ラクリア > ―――……マリィ、俺……もう駄目だ。 ( 大丈夫?と聞かれて、泣きそうになるなんて珍しいけども。弱音を吐いて額に手を当てた ) ………ああ。いい加減に選びたくなかったんだ。 ( 疲れていても、微笑むことはできる。大切な友人のために選ぶ花だ。いい加減は嫌だったというように ) うん、そうそう。やっぱマリィ詳しい。さすがだな。 ( 手をとられればそのまま指絡めようと。無理もできずに甘えそうにそれは指先にどうしても出てしまう癖。なぞるように、細い指を辿ろうと ) ………っ……。 ( 耳元で笑われれば、らしくもなく赤面して俯いた。全くらしくない。ちげーよ!と、反抗もできなかった。それどころかマリィを見て ) なあマリィ。…俺、どうしたらいいんだろ。 ( 悩み果てて疲れた顔で、縋るように見つめてぽろりと零したのは弱音。今まで、こんなに悩んだのは人生で数回しかないかもしれないと話しながら貴女についていこうと )  [Fri 15 Dec 2006 00:48:22]
マリィゴールド >  今更聞くけども……――大丈夫? ( 麗人へ視線が上から下まで。 眷属なのだから生きては居ないのだろうけども生気が全く感じられない。 麗人の貌に浮かぶ疲労の色、けども気怠そうな姿は何処か艶っぽく感じられるのが端正な容姿のお陰だろう。 ) その心掛けは非常に好ましいと、思えるけど。 嬉しいね誰かの為に買ってくれた花なら尚の事。 ( 俯き加減に咲く静謐な白の花弁。 ゆっくりと手を伸ばし、抱き抱えるように受け取るだろう。 ) 花言葉は「希望」或いは「慰め」……だったっけ? ( ポケットに入れた麗人の手を取る。 腕を絡ませれば、話があるのだろう部屋へと誘わんと。 ) 何かお悩み事ですか? ( 麗人の耳元で笑いながら。) [Fri 15 Dec 2006 00:41:42]
ラクリア > 嗚呼……そう? ( げっそり。からっと苦笑い。トーンの低い声。明らかにゴースト。 ) ―――そうだったんだ。嬉しいそりゃあ。 ( 挨拶でも、と言われれば嬉しそうに笑う。ただ、どこか疲れきったような顔ではあるけども。 ) ( 間があいた。目を奪われたような表情で目を見開いた。 )………ああ、うん。約束は守るよ、俺。 ( ふんわり笑われれば、端正な顔に似合う笑みだ、と思う。思わずドキっとした。柄にもない。ごまかすように、間のあとは笑い返して、首を振る相手に内心ほっとする ) ……はい。―――百合じゃねえんだ。冬に咲く花でさ、花言葉も色も、雰囲気も品があってマリィらしいなって。 ( と、ふっと微笑めば照れくさそうに差出し ) ……結構悩んだんだからな。 ( と、照れているのをごまかすように、つい癖でポケットに手を突っ込んでしまう ) [Fri 15 Dec 2006 00:27:52]
マリィゴールド >  ―――や、痩せたねラクリア。 ( ひくっと眉を潜ませ。 遠目からでも背後に悪い霊にでも取り憑かれたのかって程に顔色の悪い麗人。 それが手を振っている様は……幽霊船から手を振るゴーストにも似た何かを連想した。 ) いやいや、ボクも出掛けに挨拶でもと思ってたから良かったのだけど。 ( 一度踊り場から顔を引っ込め、受付へと。 麗人が手にしているのは目にも眩しい程の純白の花束。 ) 有り難う、約束を守ってくれる人は好きだよボクは。 ( ふんわりとした笑み、花束を見れば上機嫌に「いいよ」と首を振るだろう。 ) [Fri 15 Dec 2006 00:21:26]
ラクリア > マリィ、急にゴメン。 ( そう一言、控えめにかけた声は貴女に届くだろうか。何せ大声を出すには些か気まずいものがあって ) [Fri 15 Dec 2006 00:15:20]
ラクリア > ―――……! ( 振り返った。真っ青な形相。やつれたとも言っていいような、青白さ。夜、うらめしやーっと出ても可笑しくないほどの。その男装女が、蝙蝠友人を見た瞬間、叫びそうになるのを堪えて手を振った。明らかに切羽詰った笑み浮かべ。花束を貴女に振って見せようと。純白の、百合ではなく、スノードロップの大輪。真っ白なものが映るだろうか ) [Fri 15 Dec 2006 00:14:35]
マリィゴールド > ( ロビーから続く吹き抜けの階段、そこよりロビーを見下ろす蝙蝠が一匹。 ) 誰か、呼んでいると言われて来てみれば。 ラクリアじゃないか。 ( 気付くだろうか? 踊り場から、物憂げに受付で佇む友人へ小さく手を振って。 ) [Fri 15 Dec 2006 00:09:59]
ラクリア > ( 受付前で返事を待つ間、女は癖か、髪を掻き揚げて。花束を肩に乗せるように担いだ ) [Fri 15 Dec 2006 00:07:33]
お知らせ >  声 さんが来ました。 『 ―――おや、誰かと思えば。 』 [Fri 15 Dec 2006 00:07:14]
ラクリア > ( とりあえず、よく来ている所為か顧客になりつつある気がする今日この頃。気のせい?嗚呼、きっと気のせい。きっと、きっと……とりあえず、情けない話。同僚にはいえない。囃し立てられるのがオチだ。大して変わりないけれど。うん。頭を抱えて思わず溜息をついた。今にもマリィを見たらがしがしと肩を掴んで聞いてくれよ!といいそうだった。いろんな意味で、ちょっと切羽詰まってる感じ ) [Fri 15 Dec 2006 00:06:54]
ラクリア > ( 情けない。嗚呼、俺笑われてる?マジへこむわ。うん。マジ落ちるわ。うん。心の中で頭を抱えながら、それでも会いにきたのは……とりあえず、花束を渡そうというのと……あとは、「もう聞いてくれよ!」といって笑って、暖かく流してくれるのがあの友人だと思ったからこそ、此処に立ち寄った。とりあえず、格好悪いのは相変わらず ) [Thu 14 Dec 2006 23:58:40]
ラクリア > ( 今日はちゃんとポケットから手を出している。一応用意してきた花束を持って、男装姿は相変わらず。訪ねるものは一人だ。けれど、何だか今日は寝不足で顔がやつれて、真っ青である。げっそりである。お蔭で娼婦の娘たちがくすくす、と笑い声を立てている。青白い顔。とりあえず、とりあえず、友人に会おうと。此処まで足を運んだ。いるかいないかなんて知らない。いなかったら帰ればいいのだから。ただ……いてくれれば、ありがたいと思う。とりあえず、「マリィゴールドさんはいらっしゃいますか?」と、職業柄笑顔で尋ねるものの、気配は明らかにやつれていて ) [Thu 14 Dec 2006 23:54:35]
お知らせ > ラクリアさんが来ました。 『 青猫、受付前。 』 [Thu 14 Dec 2006 23:49:36]
お知らせ > Ghostさんが退室されました。 『真夜中の憩いの場で精神に癒しを。』 [Tue 28 Nov 2006 02:14:37]
Ghost > (名乗られた名前を反芻した。「私はリチャード。」と名乗り返しては笑んだ表情の中、僅かに腰を曲げる会釈を一つ。そして、僅かな間を沈黙へと費やした後に片腕が人差し指を立てるようにして言葉を選ぶように指先は顔の傍で揺らされた。)―――手を(盲人が口にしては開いた掌がゆっくりと女の元へと差し出された。空気中を探る手付きが娼婦により握られては軽く其のを紳士的に優しく握り返す。杖が部屋の方角と思われる一足先をコツコツと突き始めては歩き始めるか。)其れでは――行きましょう、シニョリーナ。(口元に乗せた笑みは次第に濃くなって行く。硬質な複数の靴音と共に盲人と娼婦の姿はロビーからもう間も無く、消え去るだろう…) [Tue 28 Nov 2006 02:13:50]
お知らせ > Ghostさんが来ました。 『―――アリシア。』 [Tue 28 Nov 2006 02:05:01]
Ghost > (硬質な靴音が聞こえて来る。其れは徐々に此方へと近付いて来る。そして、己の傍左手だろうか、音のみで判断すれば恐らくは眼前に立ち尽くしたであろう到着した娼婦の方へと顔を向けた。相手の人種は同種か黒色か黄色かまた其れとは異なる類の者か、興味を注ぎながら男は先に向けた顔へと従うように身体の向きを到着した者の方へと転換させ。)失礼ですが、御名前を御伺いしても宜しいかな?(酷く紳士的な物言いで女と称する人物の方を見ては其処で口を閉ざす。相手は何と己に名乗るのだろうか。全てが興味と好奇心で胸の中を満たしており男の表情は何処か安らいでいた。) [Tue 28 Nov 2006 01:41:38]
Ghost > (艶やかさの匂い、其れが最も薄く代りにやや上品さを兼ね揃える香水の匂い。其れが恐らくは身体を向ける方向に居る。そして、比較的に匂いは近く感ずる。其処かと気付いては口元が柔らかく笑みの色を乗せた。カウンターに添えた腕を持ち上げ指一つを立てては視線を受付嬢の方角へと気持向けて僅かの間の後に声が。)―――本日、一番の女性は?(僅かに上がる語尾が受付に尋ねるは「お勧めを」との余りにも簡易な台詞。受付嬢と軽い遣り取りをした後に一つ瞬く事で会釈の代りを見せては、盲人は其の場で選択されるであろう娼婦の到着を待ち。) [Tue 28 Nov 2006 01:12:34]
Ghost > (月に一度の訪問。盲目と化してしまってからは其れが習慣になっていた。杖の先が扉を突き、片手を伸ばしては其の扉を開ける。一歩其の場所へと踏み入れると花街とは一見異なる上品なまた高貴にも感ずる雰囲気が脳内を締め括った。非常に心地良い其の場所で、杖が障害の無いところを探すように見えぬ視界の為に道を作りながら、徐々に一歩一歩と身体を左右に揺らしながら、ロビーの中を進んでは多少迷いながら数分の後に漸くの事で辿り着いたのは受付。カウンターを探るように杖を持たぬ腕が軽くカウンターの上に乗せられる。身を支えるように、受付の前で一息吐いては見えぬ視界が左右へと揺れる。鼻先を啜り上げては娼婦達が身に纏う香水の匂いを嗅ぎ分けるにして、受付つまりは一番傍に在る匂いを探し。) [Tue 28 Nov 2006 01:04:49]
お知らせ > Ghostさんが来ました。 『娼館「青猫」前。』 [Tue 28 Nov 2006 00:57:01]
お知らせ > ラクリアさんが帰りました。 『 え?花? (思わず首傾げたが )お、おっけー。( 快く笑った )』 [Sat 25 Nov 2006 05:51:08]
ラクリア > ―――大賛成。 ( 一口飲んだ後、麗人の言葉に、即答した。悪戯な瞳が笑う。 ) あたしも、マリィのこと知りたいし。 ( 肩肘張らずに、色々話してみたいと。酸味が美味しく感じる。一人酒とは違う。そして、新しい友人がいてくれるからこそ。―――もう、夜明け近い。それなのに、長い語りに話し弾ませ、当分酒の口も進み――― ) [Sat 25 Nov 2006 05:47:21]
お知らせ > マリィゴールドさんが帰りました。 『 ――今度来る時は花束を。 ( ささやかな願いを口にして、暫しゆったりと流れる時を )』 [Sat 25 Nov 2006 05:41:32]
マリィゴールド >  ……お互いを知るには素面だと言い難いでしょ。 お酒は友情の秘訣とも言うし、ボクはキミの事を知りたいと想うけども―――ラクリアはどう? ( 今年最初の葡萄酒、杯を打ち鳴らす響きが室内へ広がる。 程よい酸味と、舌に広がる芳醇な香り。 美味しく感じたのは傍らにいる新しい友人のお陰。 程よく喉を湿らせれば、互いに語り耳を傾けるだろう。 未だ知らぬ互いの身の上を。 ) [Sat 25 Nov 2006 05:40:37]
ラクリア > ―――そうなのか……。 ( 蝙蝠のような麗人の言うことには、突っ込んでいいものか悩み、呟いた。この人に何があったのだろうと思うも、まだ深くは訊いてはいけない気がして。ただ……失う恐さは、この女は知っている。痛いほど。そんな、ちょっとだけしんみりと ) ―――なるほど。 ( 相手の言葉には納得と、同意をするように ) 俺も、酒はおいしく、楽しく、好きな相手とか親しい相手と飲むのが一番だと思うよ。 ( と。ワインの入った杯を少し上げてみて、穏やかに笑んだ顔で、下から覗き込むように真紅を眺め。 ) ―――だって、嬉しいんだ。なんか、なんかな。 ( とても、親しみを感じる友人なのだ。嬉しそうに、此方も擽ったそうに笑えば、乾杯の音頭をとってくれた麗人に、杯を麗人のそれと同じ高さに持ち上げた。 ) 乾杯。 ( ふっと笑って、カチン、と鳴ったのは、乾杯の……友情の約束の証のようにも見え ) [Sat 25 Nov 2006 05:30:43]
マリィゴールド >  ……―――ボクには縁遠い者だからね家族とか、無くして初めて解るってヒトは言うけども。 最初から持ってないならどうして実感出来るのだろうって考えた事あるよ。 ( 誰にも理由の一つや二つはある。 娼婦なんて生業をしていれば身の上話も互いに推測はつくだろう。 杯を傾けながら視線は揺れる真紅へと、何処か遠いハナシ。 ) ボクのお金じゃないし、珍しがって飲むヒトがいるって程度でしょ? 美味しいなら言う事無いと思うけど如何。 ( 蝙蝠の認識はその程度、楽しいお酒に素敵な麗人、豪華に身を飾ろうとも高いお酒だろうと一緒に楽しむ者が居なくてはツマラナイ。 ) 今日はラクリアの口癖は「有り難う」? 何か背中がくすぐったいな―――ハメを外しそうだし。 じゃあ、今宵ラクリアと出逢えた月の導きに感謝を。 そして我が友情が続く限り、悠久なる月が照らし続けてくれる事を願って。 ( 麗人の申し出に嬉しそうに頷けば 「 乾杯 」と杯を打ち鳴らす。 ) [Sat 25 Nov 2006 05:22:00]
ラクリア > ―――ん。家族、か……。 ( 差し出されたワインはそっと指に絡めとり、ありがとう。と。以前、失った本当の家族。その代わりでも……家族と呼べるだろうか、と。瞬時、遠い目をして、ふっとワインに視線落とし、笑った。悩んでてもしかたねぇな、と苦笑。 ) ―――ヴォジョレー……って、高いだろ?!おいっ……! ( 焦った。今の今まで、ヴォジョレーだということに気づかなかったことに、自分はなんてバカだと思った。ホストだろうに自分……!と。自分に突っ込みを入れた。心の中で。照れた貴方にはわからないけれど、半分困惑と驚きと、嬉しさ。 ) ホント、ありがとう。 ( と。もう一度礼を。夜空に浮かべたいのなら、といわれれば ) 喜んで。じゃあ、これからは遠慮なくやる。 ( なんて、冗談を。本気とも取れるような口調でさらっと言って笑った。そして―――何に乾杯する?といわれれば、眉を下げる貴方に。女は考えた。グラスに入った葡萄酒を眺め、考え、そして ) ―――こういうのはどう? ( と。貴方を見つめて ) ―――新たな友情が、末永く続きますように。 とか。 ( 茶化すように笑って、目を瞑り ) どうよ? ( と。なかなかよくないかな?と言いたげに尋ね。相手の意見を聞こうと ) [Sat 25 Nov 2006 05:04:05]
マリィゴールド >  キミにとってはどうか解らないけども家族でしょ―――あのお店のヒト達は。 ( 大切にしなよ、と。 蝙蝠が心配する迄も無く、麗人の言葉の端から感じるのは温もりに似た感情。 杯を、先ず麗人へと差し出し序で自分。 杯を掲げるように指で挟む。 ) ソレはまた……、見かけに依らず大胆。 この葡萄酒では止めて欲しいなァ――収穫したばかりの今年初めてのワインだよ。 ( ソレ、相応のお値段だけども。 他ならぬ麗人なら、自分を訪ねて来てくれた客人を持て成す為に惜しくないと。 蝙蝠は取り澄ました顔だけど、髪を掻き揚げる仕草が何処となく蠱惑的な麗人に何処か照れたのかも知れない。 ) ボクを夜空に浮かべたいのなら是非どうぞ。 じゃあ、何に乾杯をする? 二人の再会に―――それとも新たな友情に? ( どうしても夜空の星と並べたいらしい麗人に眉を下げ。 杯を掲げた儘で問おうか。 ) [Sat 25 Nov 2006 04:51:21]
ラクリア > ―――良い奴等だけど、マリィは、なんかもっと違う優しさを持ってるよな。なんていうか、俺は好きだよ。 ( 素直に言って、軽い調子で微笑んだ ) あいつらは調子に乗ると酒ぶっかけあって遊んだりするような奴等だけど…―――って、しょうがねぇだろ??なんかいっつも弄られんだよ…… ( もう、全く。というように、頭を抱え、額に手を当て。けれどどこか楽しそうに。しょうがねえよな、というように。仲間、と認めているらしい。 ) ―――………頼まれてたって……――― ( まずいんじゃねぇの、と言いかけるも、やめた。自分のために渡してくれたのだ。 嬉しかった。だから、照れくさそうに髪を掻き揚げ ) ありがと。 ( と、笑う。気の抜けたような、表紙をつかれたような、どこか女性的な微笑。 ) ―――……何でもいいっての!マリィ、ホントおっかしいよな。これからもっと褒めようっと。 ( しっかりつっこんで笑って。その後は、親しみを深めたい証拠。冗談っぽく言えば、悪戯っぽくにっと笑って。 ) ( 小気味の良い音を立てたワインのコルクに、女はその様子に視線を移し、ワインが注がれれば ) ―――良い香りだ。 ( と、葡萄の香りに顔を綻ばせた。まずは匂いを楽しむように、女は目を閉じて ) [Sat 25 Nov 2006 04:34:52]
マリィゴールド >  同僚さん、いい人達だったのに―――。 青猫の事とか聞かれたよこの間。 まっ、ラクリアの場合意地悪じゃなくて弄られるが楽しいだったりしてね。 ( ケラケラとからかう様な声、つい先日麗人の勤め先に遊びに行った時は皆奔放で気さくな人物達だったと記憶している。 どういたしまして、と自称気さくな蝙蝠は言葉を返す。 ) ……本当は人に頼まれてた品だったけど、ラクリアなら丁度良いかなって。 ( 誰かが直ぐ傍にいると言う安心感。 燭台の明かりに浮かび上がる麗人は何処か落ち着いている様子に、此方も好ましく想う。 返された葡萄酒の瓶、金髪の手でコルク栓は小気味の良い音を立て開かれ―――。 ) 天に昇るのが良かったかな? 朱鷺ノ京だと水魔の川流れだっけ? ( テェブルに置かれた杯は二つ。 注がれる真紅の液体、葡萄の芳醇な香りが広がる。 ) [Sat 25 Nov 2006 04:21:40]
ラクリア > ―――……うん。優しいな、マリィは。同僚とは大違い。 ( 確かに自分で言ってしまえば台無しな気もするけれど、優しいのは本当だ。少なくとも、同僚たちよりはずっと優しい。お月様を探しているってことに…なんて、言われたことがない。くくっと笑って、けれど嘘ではなく、ありがとう。と。 ) ―――。 ( すぐに触れられる距離が、何となく好きらしい男装女は、心地よさそうに穏やかな顔色。手渡された瓶と、ソムリエナイフを受け取れば ) ―――…… ( 気に入ってくれると思うから。と。言われれば、考えてくれたのか、と目を見開いた後、嬉しそうに悪戯そうな顔が嬉しそうな笑顔を浮かべた。 ) サンキュ。嬉しい。 ( 感謝の気持ち。けれど、多くは言わない。言ってしまったら、軽くなる気がして、そこにとどめた ) ―――煽ててねぇよ。―――ってか、木に登るって、なんか似合わねぇ…! ( 気恥ずかしそうな相手に、笑むけれど。突っ込みを入れて、けらけら笑う。瓶の口を慣れた手つきでソムリエナイフがなぞっていく。キャップをはずし終えると、今度は貴方に渡そうと差し出して。次は、やってくれ、というように、お互いに開けることを楽しむように笑う )  [Sat 25 Nov 2006 04:03:25]
マリィゴールド > ( 麗人からの返答は無い、代わりに沈黙が雄弁に語っているようだ。 ) 図星なんだ―――、お月様を探しているって事にしておいてあげるよ。 これでも優しいんだよボクって。 ( 自分で言う辺りが台無しだけども、今は懐かしさよりも目の前の麗人へと意識を向け。 ベットにはもう一人分の重さが加わる、手を伸ばせば直ぐにでも触れられる距離。 麗人へと手渡すのは葡萄酒の瓶とコルク栓を抜くのに使うソムリエナイフ。 ) このお酒はきっとラクリアには気に入ってくれると思うから。 ラクリアは今日は調子が良いみたいだけど―――ボクを煽てても何も出ないよォ? 精々木に登る位なんだから。 ( もォ、拗ねた様子で口を尖らせて。 柔らかい笑みで見つめられると少し気恥ずかしい。 ) [Sat 25 Nov 2006 03:50:35]
お知らせ > ラクリアさんが来ました。 『( 口説くのにも、調子に乗りすぎたらしい )』 [Sat 25 Nov 2006 03:44:21]
ラクリア > ( 絡めた指先に、伝わる熱がないことに疑問を抱かなかったけれど。ふと、あれ?とも思った。しかしその思考は、彼女との会話で忘れ去るように消えていく。 ) ( いつもさぼっていることだったりして? ) ―――ッ。 ( 図星だった。この女は真面目にがちがちのホストではない。寧ろ、結構気まぐれに何処か行ってしまう困り者ホストの分類に入る。要はちょっと問題児。言葉に詰まって。まさか、自分の香りに彼女が懐かしいとかんじていることなど知るはずもないけれど。瞳が眇まるのを見れば、ん?と、僅か不思議そうに首傾げた。けれど、深くは追求せず。 ) ―――おお。サンキュ。 ( 葡萄酒を見れば女は礼を言った。酒は好きだ。けども―――飲み過ぎないように気をつけようと、思う。弱くはないが、飲むと吸血衝動が怒ってしまいそうで恐かった。昨日、ただでさえ生き血を吸ってしまっている。この友人に、迷惑はかけたくないと思うからこそ。 )  ―――へぇ。俺は、いい部屋だと思ったけど。 ( 部屋を見回し、促されれば、ベッドへと腰を下ろす。貴方の、隣へと。照れたような相手に、顔を綻ばせ、悪戯な笑みを、ふっと深めた ) なんかマリィ、可愛いな。 ( 口説いているわけではなく、本音をほろりと。どこか女性的で、可愛いと思う。思わず、素直な感想を口に出して。貴方を見て ) [Sat 25 Nov 2006 03:36:00]
マリィゴールド >  何時もサボってるって事だったりして? ( グラスを取り出す手を止め振り返る。 麗人から薫るのは、何処か懐かしさを感じさせる芳香。 ソレが同居人の物だと気付くのはもう暫く経っての事。 人混みの中で、バッタリと再会した時の光景を思い出しながら瞳が眇まる。 ) ―――冗談だよ、そう言って貰えるなら安心して遊びに行けるから。 ( 取り出すのはさる止ん事無き身分の者に献上する葡萄酒。 未だ封も開けてない、コルク栓が施された瓶。 ) ―――趣味が合うのかもねボク達。 初めて来る人は皆口を揃えて落ち着かないとか仰々しいとか言うのに。 ( グラスと葡萄酒を手に、ベットへ腰掛け。 麗人が未だ立った儘なら隣へ座るように促すだろう。 ) 落ち着かないって言われるかと思ってた。 ( 肩を竦めて、意外な言葉だったのか。 何処が照れた様に ) [Sat 25 Nov 2006 03:26:22]
ラクリア > ( リテイク ) ( 甘酸っぱいブルーベリーの果実の香りが、女の周りを取り巻いて。 ) ―――ああ。いいんだよ。俺のところは、いつ押しかけて割と平気だから、安心して。 ( お店に押しかけちゃって大丈夫だった?と尋ねられれば、軽い口調で笑う。扉を開けられればお邪魔します、と。言って。美しい部屋に、足を運んだ。 ) ―――…綺麗な部屋だな。 ( 統一された部屋。割と、彼女も気に入ったらしく、顔が綻ぶ ) ……サンキュ。―――いいな。やっぱり。 ( 微笑んで礼を言うけれど。――いいな、とは。居心地がいいということ。相手の人柄だろうか。女は褒めたのだが、貴方にはどう伝わるだろうか ) [ [Sat 25 Nov 2006 03:17:21]
ラクリア > ( 甘酸っぱいブルーベリーの果実の香りが、女の周りを取り巻いて。 ) ―――ああ。いいんだよ。俺のところは、いつ押しかけて割と平気だから、安心して。 ( この間は、突然お店に押しかけちゃって大丈夫だった? ( 扉を開けられればお邪魔します、と。言って。美しい部屋に、足を運んだ。 ) ―――…綺麗な部屋だな。 ( 統一された部屋。割と、彼女も気に入ったらしく、顔が綻ぶ ) ……サンキュ。―――いいな。やっぱり。 ( 微笑んで礼を言うけれど。――いいな、とは。居心地がいいということ。相手の人柄だろうか。女は褒めたのだが、貴方にはどう伝わるだろうか ) [Sat 25 Nov 2006 03:07:27]
ラクリア > 泣かせてねぇって。( l彼女の言葉に、困ったように女は笑い、小さく彼に言おうか。 ) なんだよ、それ。一応って――― [Sat 25 Nov 2006 03:01:12]
マリィゴールド >  大らかなのがキミの魅力ではあるんだけどね―――、その笑顔で何人の子を泣かせたのかと思うと、少し。 ( 蒼い静謐な瞳を覗き込む視線は楽しげに細まる。 腕を組み歩けば、青紫の果実の淡い香りが鼻腔を擽る。 ) 言うようになったねラクリアも、一応アリガトって言っておく―――。 ( やっぱり憎めない笑顔に、不意を突かれて、自然と笑みも深くなる。 人為らざる者の温もりだけども――ロビーを抜け、階段を上がった二階の突き当たり。 ソコが蝙蝠の部屋。 ) この間は、突然お店に押しかけちゃって大丈夫だった? ( 扉の向こうはゴシック調に統一された室内。 大きめの寝具に、テェブルと椅子が二つ。 扉を開け中へと麗人を案内しよう。 ) ―――適当に座ってて、今飲み物でも用意するから。 [Sat 25 Nov 2006 02:12:49]
ラクリア > ―――大らか、か。大らかじゃないほうがいいのか? ( 溜息零れた青年風味の貴方に、女はきょとんと尋ねた。満足げに笑う貴方には、ふっと頬緩めて ) ―――嗚呼、言うよ?けど、マリィはなんだろう。――会いたかった。 ( 言うよ?と、くすくすと、いつもよりも抑えた笑いで茶化すように言えば、その後はくしゃっと照れたように笑う。この間は楽しかったと、友人に言わんばかりに。手をとられ、腕を絡められれば抵抗はしない。人の温もりに、安堵してしまう心が、女にもあった。自室に赴く貴方に従うように、歩調をあわせ ) [Sat 25 Nov 2006 01:58:41]
マリィゴールド >  ソレはキミが少しばかり大らか過ぎるからじゃないのかな? 全く素材は良いのに勿体ない。 ( 飾らない、とそんな言葉がよく似合う紫苑色の麗人。 腰に手をあてながら溜息が零れる。 此方の娼婦達は上品では無く、猫の被り方を心得てるだけ青猫だけに尻尾は勿論出さないが。 身形を整え、全身を見ながら 「よしよし」 と満足げに ) ―――ホントかな、君は可愛い子には誰にでもその言葉を囁いてそうだけども。 ( 嫌味を感じさせないのは麗人の人柄か。 挨拶が済めば、ラクリアの手を取り腕を絡める。 自然と、二人並んで自室へと赴く。 ) [Sat 25 Nov 2006 01:50:10]
ラクリア > ( くすくすと、可愛らしい嗤い声。笑ってるよ?といわれれば、思わず苦笑した。 ) ―――……なんか、マリィが品いいの、漸くわかった気がする。 ( こんなところにいれば、品よくもなるのではないかという勝手な偏見。否、相手のことを立てているつもりではあるのだが。 ) あ、うん…悪い。 ( 襟元を正してくれたり、優しい指摘をしてくれる友人に、女は申し訳なさそうに苦笑した。けれど。一歩下がり、改まった挨拶には、女は笑って、辞儀を返した。悪戯っぽい微笑を浮かべ。 ) マリィにそういってもらえてよかったよ。 ( 女は、男の風貌で少年のように爽やかに笑った。とりあえず、ほかはどうするにしろ、言葉遣いは、友人の環境に通じるように ) [Sat 25 Nov 2006 01:38:04]
マリィゴールド >  今晩和、真逆ホントに来てくれるとは思わなかったけども――。 ウチの子達も笑ってるよ? ( 視線はロビーへと。 数人の娼婦が麗人のリラックスする様を見て鈴が鳴るような嗤いを上げている。 ) 後で、誰かのか質問攻めに合いそうだねボクは……―――。 ほら、ラクリアの趣味は悪くないけども此処ではもう少し背筋を伸ばして。 ポケットから手は出しておく。 ( 喉を鳴らし、麗人の襟元を正す。 少し位ルーズな方が好ましいけども、場所が場所だけに堅苦しい方が良いだろう。 ) ―――来てくれて嬉しいよ。 ( 「ようこそ青猫へ」 一歩下がり、改めてご挨拶を。 ) [Sat 25 Nov 2006 01:29:35]
ラクリア > ( 品定めをされている視線は、この女が同業者をやっていて、女性を相手にしている以上わかることなのだが―――なんというか。上手な女性ばかりに見えるというか。 ) ―――? ( その中に一人、見知った顔がいた。彼は手を挙げて、此方へと。女も、片手を挙げて悪戯っぽく笑うけれど、今日は困ったようにその笑みを浮かべた。歩み寄れば、安く見られると言われ―――確かに、と。納得した様子で苦笑した ) わかってるけど、つい圧倒されちまってさ、 ( と、ポケットに手をつっこんで、首をコキコキと鳴らし始めた。リラックスらしい。 ) [Sat 25 Nov 2006 01:20:19]
マリィゴールド >  ( ソファーに座りながら他の娼婦達とたわいもないお喋りに興じている時の事。 初々しい麗人がやって来たと、目端の利く娼婦達が受付を見ながらあれやこれやと早速品定め。 ) ん――? ( さて、どんな人物かとソファーに座った儘其方に向けば。 落ち着かぬ様子で辺りを伺う紫苑色の麗人が視界に入るだろう。 ) ……珍しいボクみたいだ。 ( 「失礼」 と囃し立てる娼婦達の合間を抜け。 知人に軽く手を挙げながら歩み寄っていくだろうか。 ) もっと、堂々としてないと安く見られちゃうよラクリア――。  [Sat 25 Nov 2006 01:13:19]
お知らせ > マリィゴールドさんが入室されました。 『 ロビーにて。 』 [Sat 25 Nov 2006 01:03:48]
ラクリア > ―――なんつーか。ホントにすっげー…… ( 女は小さく、感嘆とした口調で呟いた。唖然としたように。外見も凄いけれど、中身も凄かった。辺りを見渡せば、様々な娼婦がいる。皆、美人揃いでさすがの女も圧倒した。なんか、とんでもないところに来たんじゃあ…と、思う。失笑が漏れれば、女はその娼婦の中に彼女の姿が無いかを探すように、目を凝らして見回していた ) [Sat 25 Nov 2006 00:54:29]
ラクリア > ( 女は、相も変らぬ男装姿でポケットに手を突っ込んでいた。寒さに震える冬が、もう近くまでやってきているこの季節。肩を竦め、受付まで行けば、ポケットに入れた手を抜いて ) ―――あの。マリィゴールドさんは今日、おられますか? ( いつもの粗雑な言葉遣いも丁寧になってしまうのは、この雰囲気のせいだろう。品もあるし、格が上、という感じだ。マリィがいるようなところだな…さっすが。と、内心感心としていて。女は、辺りを見渡しつつ。受付に声をかけた ) [Sat 25 Nov 2006 00:46:44]
お知らせ > ラクリアさんが入室されました。 『―――また、上品な。』 [Sat 25 Nov 2006 00:39:47]
お知らせ > エトワールさんが帰りました。 『「ライヤさんって何か好きなものあるかな?」とか空気読まない発言をして台無し。要王子様修行。』 [Thu 16 Nov 2006 04:17:07]
エトワール > えっ、う? い、一緒に? あの、腕とか脚とか硬くて邪魔だよ?光ってるの消せ無いし――――外せば、まぁ、消えるけど。 ( ただし見事に達磨状態になるから凄く怖いのだが。 色んな意味で。 そりゃぁ纏花さんは美人だし、寝る前に色々話したりするのも楽しそうだし、断るなんてなんだか恥をかかせるみたいだし、戸惑いながらも「それでも良ければ」って付け加えるけれど。 ) [Thu 16 Nov 2006 04:15:39]
お知らせ > 纏花さんが退室されました。 『さて、貴方の決断は――――どっち?(にや り)』 [Thu 16 Nov 2006 04:12:31]
纏花 > アタシはただのスキモノで、喋る言葉を選ぶだけの頭がないだけさ。(くっくっく。肩を軽く震わせて笑った。そしてまたあくび)・・・・・・楽しいネェ。ああ、そうだ。一緒に寝ないかい?今夜はアタシとさ(ドアの前で唐突な提案。かまーん♪なんて西洋風に手招きなどしてみたりー) [Thu 16 Nov 2006 04:12:05]
エトワール > 纏花さんはこぅ、なんか、そういうの余裕あって羨ましいなぁって思うけど――――。 ( サラッと言えるのは本当に羨ましかったり。どうも人の目とか未だに気にして格好つけたがる難儀な性格で。 ) も、もういいよっ…そういう話苦手なの知ってて皆で言うんだから――――( 何か凄い捩じれた愛を感じるよ…!青猫全体から。 悪意じゃないのがよりいっそう抵抗不能という理不尽な罠つきだ。 ) 無い。無いから。 本当に…ああ、うん。そろそろ休もうかな。 今日も泊まっていくつもりだし――――。 ( 随分と遅い時間まで話し込んだ。此方も眠いといえば眠いし、そろそろ引っ込もうか。 さて…一応、部屋まで纏花さんを送るとして。 ) [Thu 16 Nov 2006 04:09:24]
纏花 > ま、いっか。アタシも女みてムラっと来る時もあるからねぇ・・・・・(ふわー。ちょっと眠そうにあくびを一つ。そろそろ寝るかなぁ、なんて)いやいや、洗ってるだけじゃダメさ。一番奥が――――ねぇ?(くっくっく。そうやっていちいち反応するから、貴方は愛される。いじられるとも言う。からかわれるとも言う。玩具にされるとも)――――――――妙に必死なのは気のせいかい?まあ、そこまで言うなら何か有るんだろうね。・・・・・・んー、寝る。眠いわ・・・アンタはどうするんだいエトワール。まだ仕事?(ふむ?と怪訝そうな顔は見せるが、まあ、いいかと手を引っ込めた。そしてまたあくびを一つ) [Thu 16 Nov 2006 03:58:25]
エトワール > 上手く説明できないけどまぁ、うん。 性の対象にならない、って意味で。 ( 男娼だって居るし、世間の半分の人間を拒絶する気は無いんだけど。むしろ同性を見るような印象か。 ) 張らないよ…! ちゃんと毎日洗ってるよ! ――――別に何年もそういうの、ないってわけじゃ、ない、し。 ( いちいち全部まともに受け答えする段階で駄目なんだろう。 知力高くても朴訥じゃこんなもん。 ) 分からなくて良いよ気のせいだし…! いや、ほら、多分きっと確実に誰かそこで休んでるし――――。( 開けちゃいけない!とか反射的に思ってドアノブに伸びる手を捉まえんと飛び出す。 見たら気絶しかねない何かが其処に居るかのような真剣さ具合で。 いやこんなに恐れなくても良いとは思うんだけどね!ライヤさんはやさしくていいひとだもの! ) [Thu 16 Nov 2006 03:52:38]
纏花 > ・・・・・・・・・・つまり、良く解らないがとにかく男はまあ、嫌だと(強引に纏めてみた。まあ確かに硬いし重いしもじゃもじゃでアレでナニだが。男。同僚と抱き合ったりじゃれあったりして「あ、やわらかーい」とか思うのとは雲泥の差。とかとか)ふぅむ。あんまりヤるヤらないの方向性に興味が湧かない、と。・・・・・・使わないと蜘蛛の巣張るよ?(顔の上半分に影の掛かったイメージでオタノシミください。キュピーンと眼光輝かせつつもっともらしいデマで攻撃だ!だって反応が楽しいから)・・・・・・訳がわからないよ。あのドアがどうかしたのかい?(なーんか怪しい。不審。さっきからガン見してるドアのほうへと近づいて、開けようとドアノブに手を伸ばして――――みようかな、と) [Thu 16 Nov 2006 03:44:52]
エトワール > ――――――……と、まぁ。 ( 思考停止から現実逃避を経て、然し大急ぎで脳内対策会議を開催した後議決が下されて急ぎ帰還。そんな数秒間の空白。 …居る!まだあの、扉の、向こうにッ。 此処で黙り込んだら確実に怪しまれるッ!! そんなヒロヒコワールド。 擬音はゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ… 例の絵柄でお楽しみください。 ) 剃ったって駄目だよ…! 別に毛が全てってわけでもなし…まぁ、色々、だめ。 ( 主に精神的な拒絶感かと。突っ込む突っ込まないのセクハラワードにも負けない…! ) そもそもあんまりそういう、なに、色事関係って私駄目なんじゃないかなぁ、とか。 一緒に話して、仲良くして、毎日顔見れたりしたらすごく満足っていうか。 あ、でもちょっと頼られたりするのは嬉しい、けど。 ( 一応、王子様願望はあるらしく。自分が受け受けという方向性は頭に無い様子。 ) ……ううん、何でもッ…ちょっと壁のしみがぱふ…不自然な形に見えただけ…!! 本当何も見てないからッ…!! ( すごい不自然に叫んだ。具体的には扉一枚越しに聞こえそうなボリゥムで。 ) [Thu 16 Nov 2006 03:39:00]
纏花 > まあ、運命だと思って諦めるんだね。スレてどうもこうもなくなるまで、反応が面白いから続くよ。多分(まあ、いろいろな意味で「愛されている」のは間違いない。がんばれエトワール。負けるなエトワール。たとえ六日前に呪いのビデオを見てしまったような状況になっても!(某アマウラステキ娼婦さんはサダァーコではありません)・・・・・・・・・・・・・・・じゃあ、あれだ。剃ってから・・・?(こりゃあまいった。確かに男は脱毛とかしないから、まあ解らないことも無いが――――でもつんつるてんのいい年した男ってのも気持ち悪いような気がする)確かに、普通は女は男みたいにガッつかないからね。でもおっ立つものがないと、展開がダレる可能性があるのも事実なんだよねぇ・・・・(なんかモノとか立つとかあからさまなエロワードが!)・・・・・・・・・なんだい。どうしたんだいおい。・・・なんか寒気が・・・?(きょろきょろ。魂半分抜けてる状態のエトワールを抱きしめたまま辺りを見回すけど、誰も居ない。何も無い。はて?と首を傾げた) [Thu 16 Nov 2006 03:29:27]
エトワール > 凄い迷惑な話――――別に、見るくらいなら、大丈夫、だけどさぁ。 ( 時々思うのは案山子じゃなくってパンダなんじゃないかっていう被害妄想。 コロセウムのエトワールがその辺ウロウロして笹食べてますよーみたいな。 食べないよ…! ) 特別嫌うわけじゃないんだけどさ、どうもこぅ、全体的に男臭さみたいなのが苦手で。 主にが。 ( 間近で見ると猛烈な拒否反応が起きるレベルで。 女子の涙ぐましい無駄毛処理は嫌というほど見ているものの(というか自分もすることはするし)、髭とか脛とかもう、ね。 ) 女の子の方が安心はする、し―――。 ( どう頑張ってもヘタレ攻めです。ありがとうございました。 ) …ああ、いやね、この間此処通りかかった時偶然見ッヒィ――――――! ( みっひー。みっフィー。 いやそんな場合じゃありませんね! 視界の隅に何か今、一瞬、こぅ、貞の字っぽい感じのアマウラホラーが!! 殺意の波動が!! 青ざめる顔縦線と白目状態で背景雷。 そんなお星様。 ) [Thu 16 Nov 2006 03:22:23]
お知らせ > 視線さんが退室されました。 『(パたム)』 [Thu 16 Nov 2006 03:19:52]
視線 > ―――――――……。(背後から、一瞬刺す様な視線が!)(そう、見られていたのね。見られていたのね――)―――……………。(何も言わずに、己の仕事場へと戻った。残されるのは、微かに響く扉の開閉音のみ) [Thu 16 Nov 2006 03:19:45]
お知らせ > 視線さんが入室されました。 『(じぃ)』 [Thu 16 Nov 2006 03:19:39]
纏花 > ・・・・・・・・・じゃああれだ。もしかしたらアンタを呼んでその反応を見るのが一番の目的とか(こんなナリ(失礼)でも女の子ですエトワールさん。きっと反応がどことなく女の子してて楽しいんだ、と結論付けてみた。青猫の裏人気者だ)大丈夫大丈夫。上手い人のリードに任せれば・・・・・・・って、そうかい。それじゃあ仕方ないね(じゃあアタシが押し倒すのは大丈夫かな、とかぼそりと呟いた。押し倒して何をするのかと。突っ込むものも無いのに)・・・・・・何だい。何が可笑しいんだい?さて、ちゃんと話してもらおうかねぇ――――?(両腕を伸ばして、逃げなければぎむ、と無理やり胸に抱きしめてウシチチ窒息アタックを敢行。さあ吐け直ぐ吐けとレッツ詰問) [Thu 16 Nov 2006 03:13:47]
エトワール > なんか呼ばれるとこぅ…昼間っからお気に入りの子を何人かはべらして普通にお酒飲んで皆で遊んでたりね。 呼ばれる時はまぁ、流石に真っ最中じゃない…のが殆んどだよ。 ( 嫌がらせか面白がってかわざと真っ最中って事はあるが。どっちにしても色々丸出しだったりして精神衛生上宜しくないのは同じ。 ) どっちにしたって無理だよ…何して良いかわかんないし、だいたいほら、私、その。 男の人苦手、だし――――。 ( 言い辛そうに思いっきり目を逸らした。戦ったり普通に話したりする分には全然大丈夫なのだが、性的なアピールは駄目。どうも拒絶感がある、わけで。 おかげさまで男性経験は果てしなく0。女性経験に関してはなんだ、ノーコメント、という、こと、でー。 ) ライヤさ…んぷふぅ…ッ!! ( いきなり吹いた。頭の中で繰り返すリフレインぱふぱふ―――※エコーつき。 ) [Thu 16 Nov 2006 03:06:15]
纏花 > ま、本当はヤってる最中に誰かが来るような事態自体を避けるべきなんだろうけどねぇ・・・・・・少なくともアタシはそう思うんだけど(このあたりは娼婦のスタイルにも因るわけで。この疵アリ娼婦はシャットアウト形。よほどの事が無い限り呼ばない。ただ客が「飲み物が欲しい」と言ったらそうするしかないが)いやいや、世の中は広いんだよ?アタシみたいに「いかにも女で御座い」なんて身体してるのより、エトワールみたいに引き締まったのがいい、ってのも居るんだよ。あと手足は――――アタシは綺麗だと思うんだけどね。まあ、纏めると――――これはライヤにもいったんだけど、アタシが男だったら買うね。ああ買うともさ(両腕を組んで、うんうんと力強く頷いた。しかし励ましているのか自分の考えを只放り投げているのか、いまいち良く解らぬ話である) [Thu 16 Nov 2006 02:59:35]
エトワール > あ…纏花さん。 お疲れ様…うん、流石に最中に男の人が入ってくるのは、ね。 どうかって思うけど。 ( ふとかかる声に頬杖をやめて自然に微笑んだ。コロセウムで客席に向ける時みたいなこぅ、王子様スマイルで。 これだけは素でも出来る。 ) ちょ、無理だよ! 私ほら、こんなだし、全然わかんないし、喋りも駄目だし…! ( 慌てて両手と首を同時に振るい、その無骨な金属の腕を見せる。 特注品の手足は普通の機械義肢に比べて女性的には出来ているけど、柔らかくて細い彼女達とは似ても似つかない。オマケに生身の部分だってごつごつ筋肉ついてるし、生傷だらけだし。 夜中に手足が赤く煌々と光る女が横に寝てるなんてアリエナイ。 マリィみたいに格好よく王子様をやれば良いかって、コロセウムでやってるそれっぽいのは台本無しじゃ出来ないし。 ※凄い勢いでヘタレだ。 ) [Thu 16 Nov 2006 02:52:28]
纏花 > なんだかんだ言っても、夢紡ぎの館の、本当の裏方の裏方以外は―――男じゃ困るんだろうね。お疲れ様だよ。エトワール(ふう、と湯上りの他ほかした暖かさを漂わせて、夢紡ぎの一人がふらりと現れた。1人物思いにふけるアンニュイな「愛すべきボディー・ガード」へと近づいて)・・・まさか、お客でも取りたいのかい?(めさ、見当違い) [Thu 16 Nov 2006 02:42:27]
エトワール > ( 結局此処の皆が好きなんだろうなぁ、と認めて溜息。 頬杖をつくのは良いけど、金属の腕で手摺りを傷つけないように注意しながらしばしぼんやりする。 だから結局なんなんだ、どうしたいんだってゴチャゴチャ考えて、結局まとまらずに癖の強い赤毛を掻き毟って呻いた。 ぐなぐな考えれば良いってもんじゃないのは分かるし、結局出てくる結論は。 ) 奴隷一人に出来る事なんてね――――。 ( 精々、頑張る彼女達をできるだけ優しく迎える事くらいだろう。お疲れ様って感じで。 ) [Thu 16 Nov 2006 02:40:36]
お知らせ > 纏花さんが来ました。 『――――ふふ』 [Thu 16 Nov 2006 02:39:34]
エトワール > ( 未だかつて実際に腕力を行使した事は無い。天下の青猫は貴族様御用達の高級娼館である。 最初は知的な談話からデートを繰り返し、あくまで優雅な擬似恋愛を楽しむような場所だ。 当然いきなり「ヤらせろ」なんて客は門前払い…というか、高級娼婦達の失笑を買って泣いて帰るだけ。 来客の質もそれなりに高いって話。 おかしなのもたまには居るけど。 ) …ま、案山子は必要だからね。 ( 荒事はコロセウムのエトワールがお相手する、という看板が必要なのだ。 ただこうして見張っている事をアピールする事に主な意味がある。 ) [Thu 16 Nov 2006 02:25:58]
エトワール > 顔見知りの子達がしてる所に入るのって結構ショッキングなんだよ本当――――。( そういう仕事なのは重々承知しているけど。 少女のように笑う彼女達があられもない姿でお金持ちの男とベッドを共にしてる姿っていうのは、なるべく見たくないっていうか、まぁ、色々複雑だったりする。 その上でそのお金持ちに「おお、お前知ってるぞ」とか呼び止められてじろじろ観察されるのも苦痛だ。 「用心棒」だけやってられたらどれだけ気楽だろう。 このさい、皆が面白がって押し付ける山盛りの買い物だって楽しいといえば楽しめる。 変な専門店以外は。 ) …といっても、荒事なんてそうそう起きないんだけどね。此処は。( バルコニーの縁に肘を着いて、顎を乗せた。 ) [Thu 16 Nov 2006 02:21:37]
エトワール > ( この時間帯、娼婦達はあまり此処で無駄話をしている事はない。 なにせこの業界的には一番真っ盛りの時間だし、この段階でお客がついていない娘はそれはそれで切り替えて他の仕事を手伝ったり、早々に休んだりしている所で。 一応、青猫用心棒たる剣闘士は正面玄関ホールを見渡せる二階吹き抜けのバルコニーから、眼下に広がる赤絨毯を眺めていた。 「ドリンク持ってきて」とか言われて事情中の部屋に行かされるのは嫌だなぁとか思いながら。 ) [Thu 16 Nov 2006 02:14:25]
お知らせ > エトワールさんが入室されました。 『 静かな夜のサロンにて。 』 [Thu 16 Nov 2006 02:10:13]
お知らせ > エトワールさんが退室されました。 『 …顔あわせたらすごい優しく微笑めそう。とか思った。(※命を落とすかもしれない。) 』 [Mon 13 Nov 2006 05:13:43]
エトワール > …ぱふぱふー。 ( ぷ、くすくすくす…!駄目だ何度でも楽しめる! ひとしきりベッドの上で悶え、枕に顔を埋めて足をばたばたさせた後――――――。 ) [Mon 13 Nov 2006 05:12:39]
エトワール > ―――――可愛かったなぁ、ライヤさん。 ( リアルタイムで覗いてたけど諸事情で顔を出さなかった(※こわいもの。)赤毛は、今日は一室に泊まっていく様子。数時間前に目撃したものを思い出してによによによによ頬を緩ませながらごろごろ転がった。ああ、ああ、たまには皆してライヤさんを虐めるのも楽しそうだったのになぁ、とか。 ) [Mon 13 Nov 2006 05:11:10]
お知らせ > エトワールさんが入室されました。 『 そして、剣闘士は1つ息を吐く。 』 [Mon 13 Nov 2006 05:08:38]
お知らせ > エニシさんが退室されました。 『疲れ切った少年は、姉のベッドでグッスリ休む』 [Mon 13 Nov 2006 01:56:42]
お知らせ > ベルベチカさんが退室されました。 『(朝まで顔を真っ赤にしながら聞きましたとさ。メデタシメデタシ?)』 [Mon 13 Nov 2006 01:55:39]
エニシ > ………ベルベチカって、僕が適当に四十八個の嘘を並べても信じちゃいそうだよね。   ( 失礼な感想を漏らす。 というか全く人のことを言えません。 )   ―――えっとね…ベルベチカ……48手って言うのは―――   ( この後、たどたどしい説明で真っ赤に頬を染めながら少年の知ることを話す。 説明下手と、恥ずかしさも相まって、その講義を聞く気があるなら夜明けまで続くことだろう。 ) [Mon 13 Nov 2006 01:54:27]
ベルベチカ > ……そ、それは。危ないことですの? ( 恐る恐る、聞いてみる。 ) 48の殺人技、とか……? ( 大きな汗を後頭部にたらして、聞いて見る。 ) [Mon 13 Nov 2006 01:49:37]
エニシ > ( あっ、と思わず声を挙げてしまう。 )   …………いや…その……知ってるというか知らないというか知りたくなかったというか出来れば詳細に事細かく教えてほしくなかったというか…………   ( 頭上のベルベチカから視線を逸らすように横を向いてブツブツ呟く。 吸血鬼にとってこれからが活動が活発になる時間。 けれどもう仕事が終わった今、今日やることはベルベチカの話し相手しかないわけで。 ) [Mon 13 Nov 2006 01:44:00]
ベルベチカ > ほぇ? ――エニシさんって、しじゅうはって、しらないんじゃぁ? ( じーっと、頭の上にのっかったままエニシを見下ろして。 ) 知ってるなら、教えて欲しいですの。 ( 所詮ベルベチカでは客相手の応対は不可能である。青猫で働くことも、この先ないだろう。所要マスコット。 ) [Mon 13 Nov 2006 01:38:57]
エニシ > ( 一応この少年は雑用兼男娼見習いで入ってきたからお客様を取れたわけで。 最も殆ど雑用以外で役に立ってはいないけど。 )( 哀愁漂わせるお姉ちゃんの背中を見つめる吸血鬼。 ごめんねお姉ちゃん。 よくわからないけどおねえちゃんのこと傷つけちゃったみたいで――― )   ―――え? え? 僕が教えるの?   ( 何てことを考えていたら去り際に大変な一言。 問い詰められたら答えちゃいますよこの吸血鬼は。 そして姉の努力に物陰から少年はエールを送っているだろう。 ) [Mon 13 Nov 2006 01:32:53]
お知らせ > エニシさんが入室されました。 『余りに怯えてたから切れた模様』 [Mon 13 Nov 2006 01:28:20]
お知らせ > ライヤさんが退室されました。 『(酷い引きだと思いつつ、今日は泣かせてください失恋レストラン)』 [Mon 13 Nov 2006 01:16:59]
ライヤ > (あんまり人目につくようならば、ベルベチカさんも娼館「青猫」にふさわしい格好をしてもらわねばナラないだろう。――ましてや、客をとる云々の話になったら、ノーマ様にお伺いを立てなければならない。 話が話ならば、その辺まできっちり話すのだが――今日は許してあげてください。ふらりと揺れる柳のように部屋の外へと向かい)―――――あぁ、そう、そう。この部屋――なら、暫く、使って、良い、ですから(客いないし!)―――48手が気になるようでしたら、教えてあげてくださいね。エニシさん―――(知らないと知らないで困るだろうから。そんな余計な心遣いの元、爆弾を落として姉は部屋の外へとでていった。――この日以降、本格的に胸サイズアップに乗り出す姉の姿が見られたとか、見られないとか―――) [Mon 13 Nov 2006 01:16:40]
ベルベチカ > ( 実はすでに一部の方からご使命が挙がっているのは内緒の秘密。お手伝いと恩返しもかねて、青猫の受付辺りをうろうろしたりもするものだから、どうしても客の目につく。従業員ではないから、という説明で済んでいるけれど、いまは。 ) うっ! うぅ、わっ、分かりましたですの。 ( 恐ろしいオーラ力を敏感にキャッチして、身をすくませる。エニシの頭の上に乗っかって、身を伏せるようにブルブル震えるのだ。 ) か、かっか、風邪引かないように、ですの〜。 ( 声も震えていました。 ) [Mon 13 Nov 2006 01:11:43]
エニシ > ( 似た者同士の二人。 性格も似てれば立場も似通う物なのだろうね。 取り合えずこの少年のようにお客を取り始めることがないよう祈る。 ) ( そのぎこちない仕草と向けられた無表情にビクッと震える。 なんだか今日のお姉ちゃんはとっても怖いです。 )   ―――――   ( コクコクコクと、首を何度も縦に動かして頷いた。 その迫力に気圧されている。 )   ―――――-!?   ( 突然傾いだ姉の姿に再びビクッと体を硬直させる。 もう一人じゃこの恐怖に耐えられなくてゆっくりとベルベチカの方に肩を寄せようとする。 )   は…はい……いってらっしゃい。 お姉ちゃん………   ( これ以上口を開かない方が良さそうだとようやく理解した。 お送りの言葉を口に出す。 ) [Mon 13 Nov 2006 01:07:49]
ライヤ > (くるぅり振り向いた姉の表情は無表情――背後の二人へ視線を投げて)おはようございますベルベチカさん。 クローゼットでお眠りになっておられたのですね。――今は(胸元から懐中時計を引き出すと、文字盤を覗き)もう日付が変わりましたよ。 朝日までは遠いです。もう一眠りされて    (「ぺったんこでも好きな旦那様だって〜」)(姉の言葉が一瞬とまった。ぎぎ、ぎ、と弟の顔を暫く見詰めて) … ソ ウネ。 イルワヨ ネ。でも、大は小を兼ねるともいいますから、もしかしたら、これから娼婦として生きていくには、少しなりとも胸のサイズをあげておいたほうがいいのかも知れないと、思い立ったのですよ。そんなに慌てなくても平気ですよ?これで、少し第59イメチェン計画に光明がさ   (「ぺったんこだけど、皆優しくしてくれる〜」)(ライヤは傾いだ。 手品のように体が傾いだ。 ぎ、ぎぎぎぎぎ、と今度はベルベチカの方を向いて) ……だ、ダイジョウ、ブ。エエ 。 弱点が分かったのなら、カイゼン すれば、いいのだもの、ね? ふ、ふふふふふふっふふふふふふふ。 ――ちょっと、私――……お外の空気、すって、くるわ、ね?(頭の中では、胸を大きくするプランがゴツゴツ廻っていた。) [Mon 13 Nov 2006 00:59:06]
ベルベチカ > ( この妖精も、実は日々青猫のお姉さま方からいらぬ手ほどきを受けているのでそろそろ分かってしまうかもしれません。あぁ、妖精はどこへいってしまうのか。 ) そ、そうですの! エニシさんの言うとおりですの。 ( 慌ててライヤのフォローに回る。彼女の正面に回りこみ、しきりに両手をバタバタ動かして。 ) ベルベチカだって、ほら。ぺったんこだけどみんな優しくしてくれますの。ライヤさんならきっとだいじょうぶですの! ( だが、妖精は語彙力が薄かった。必死なだけ逆にアレなかんじがする。 ) [Mon 13 Nov 2006 00:53:25]
エニシ > どーいう意味だろうねー。 僕全然知らないや。   ( 石になった姉を置いといて、というか気付いてなくてのほほんとした会話。 環境が環境なだけに耳年増なため、意味は完全に理解しているけれど知らない振りを貫きます。 )   ―――え? ………しゅらば?   ( 少年は妖精以上に空気を読めていなかった。 もうなんというかNGワードに完全に触れてしまったようだ。 ゆっくりと最愛の姉を振り返る。 )  ―――え…えっと………お姉ちゃん……………?   ( 一人呟きを始める姉を怯えた表情で見つめる。 オロオロ。 ひょっとしてこの事態は自分が招いてしまったんだろうか。 オロオロオロ。 )   だ、大丈夫だよお姉ちゃん!   ( となると何か慰めなければと思い至る吸血鬼。 )   ぺったんこが好きな旦那様だって一杯いるよ!! [Mon 13 Nov 2006 00:49:25]
ライヤ > (立ち上がる弟娼婦を止める手は無い。銅像と化した姉は、ぱちぱちと平坦な視線を己の胸元に投げている―――。 平和な挨拶が自分の背後で聞こえた。) ………………。 (ぺたり。と、膨らみに乏しい己の胸に両手を添えて)…………。(着物の上からだけど、寄せてみた。ぶぶー。肉が足りません。あげてみた。ぶぶー。肉が足りません。もういっそ揉んでみようと―…ブブー。肉がたりm(ry))(頭の中でエラーコードがブーブーなっていた。) ………………………。胸が、ないから、客付きがよくないのかしら。 (思い悩んだ結果がでた。姉は真剣に眉間に皺を寄せて、首を傾げる。)……何処かのギルドに行けば、胸を大きくする薬とかあるのかしら―――。(ぶつぶつぶつぶつ) [Mon 13 Nov 2006 00:40:10]
ベルベチカ > ( タラタラと汗を流す。そして一言。 ) え、あ――しゅ、修羅――シュラバ★ラ★バンバ? ( なんかいった。とりあえず、羽根を羽ばたかせて、歩いてくるエニシに挨拶。 ) おはようですの〜。……で、ぱふぱふで48手って、なんですの? ( 首かしげ。 ) [Mon 13 Nov 2006 00:34:11]
ベルベチカ > ――ほぇ? ( 普段あんまり空気読めないベルベチカであったが、場が凍りつくような雰囲気は察したらしい。女装したエニシとその姉、ライヤを交互に見つめて、ただならぬ雰囲気に [Mon 13 Nov 2006 00:32:37]
エニシ > ( 手慣れた手つきで梳かされていく黒の長髪。 真っ白な自分の髪は大嫌いだけど、こうして綺麗に飾られる黒の鬘は嫌いじゃない。 )( そして自然な動作で譲り受けられた紅葉の花簪。 振り返って大好きなお姉ちゃんへと嬉しそうな笑顔を向ける。 )   ――だよね。 気のせいだよね。 あははははははは。   ( やっぱり怖い。 少年の乾いた笑いと姉の哂いが二人しか居ない筈の部屋にこだまする。 )( 女装している本当の理由を知っているのはほんの一握り。 包み隠さず全てを話した貴女なら知っているだろう。 因みに男の子には見えないとかは吸血鬼にとって禁句です。 )   ―――……おねえちゃん?   ( 固まった相手を見上げて不思議そうに。 今日は地雷を良く踏む日だ。 )   あ、ベルベチカ。 おはよー。   ( と、そこでようやくお友達の姿に気付いた。 花簪を挿した女装少年は、起きたばかりらしい妖精に挨拶の言葉を。 そして化粧台から立ち上がってそっちに歩んでいこうとする。 ) [Mon 13 Nov 2006 00:31:14]
ライヤ > (綺麗に梳かれていく黒髪の鬘。 指で軽く前髪を払って――ついで、と自分の紅葉の花簪を耳の上に乗せるように添えた。) うふふふふふふふふ――殺気だなんて、そんな。そんな。娼婦の私に殺気だなんて、そんな。うふふふふふふふふふふふ。(こうして着飾った弟の姿は、ドッからどう見ても女の子だ。 ―女装の理由を考えると、少しばかり気が重くなるが、こうしている分には、可愛らしいので問題ないと思っている。本人に言うと凹みそうだから言わないが――) ………いいこね。(よいこの返事が返ってきた。) 素直なエニシさんが大好きです              (「おねえちゃんが」)(「ぱふぱふなんて」)(「できないもん」)   え。   (「ね」)(反応が遅れる程、何を言われたか、分からなかった―――)(姉の動きが止まった―――! クローゼットの中の来訪者の声に反応できないほどの ふりぃぃぃぃず) [Mon 13 Nov 2006 00:19:38]
ベルベチカ > ( 二人以外誰もいないはずの、ライヤの仕事部屋。だがもう一匹、寝ぼけた羽虫がいたのであった。どこに? ――クローゼットの中で爆酔してました。 ) ふぁ……あぁ〜っ。しじゅうはってがぱふぱふ〜……て、なんですの〜。 ( 寝ぼけ眼をこすりながら、クローゼットから出てきた人形服の妖精。 ) [Mon 13 Nov 2006 00:16:59]
お知らせ > ベルベチカさんが入室されました。 『――んぁ?』 [Mon 13 Nov 2006 00:14:23]
エニシ > ( 言おうか言うまいかと悩んでいる間が妙に長く感じられる。 そうか、これが死刑執行間近の囚人の気持ちか。 )( 鏡には少年の幼い顔立ちと、小さな女の子が好んで着る様な可愛い柄の着物がはっきりと映る。 半端者の吸血鬼の姿を、鏡はくっきりと反射した。 )   ―――な、なんだかお姉ちゃん怒ってない? その…ちょっとだけ殺気みたいなものが……   ( 鏡に映った女装少年の顔が青くなる。 とっても怖いです。 はい。 )   ―――――   ( 早口で並べ立てられた言葉をゆっくりと整理する。 48手は止めて欲しいなと思いつつ、そしてやや時間が経ってから導き出した結論は )   そっか、そうだよね! うんわかった!   ( どうやら納得したようだ。 )   お姉ちゃんがぱふぱふなんてできないもんね!   ( なんか言った。 ) [Mon 13 Nov 2006 00:11:57]
ライヤ > (自分が落ち着く為にも、鬘を整える為の櫛や、鏡を用意しながら答えを待った。  平気な面をしていますが、心臓はバクバクです。 …つげの櫛に椿油を一滴たらして、弟娼婦の背後に立つ。―――鏡に貴方の姿は映るんだろうか? 映らないのならば、自分の手元が鏡に映るだけなのだろう) ……………。(「えっと、何時からって・・・」)(鬘に櫛を入れる)――――。(「指折り数えてた〜」)(ぐぐぐぐぐ、と、思わず櫛に力が入った。 一歩間違ったら、地肌まで梳られる勢いだ。 暫く、櫛を動かしながら、色々考えた。 どうやったらサッキのアレがなかった事に出来るだろう、と―――結果) ……… ……… エニシさん。 これから私がいうことをよく聞いて下さいね…? 先程の獣耳やらなにやらは,試行錯誤している最中の、1案でしかなく、アレを実行するとか、趣味にするとかそう云うわけじゃないので無闇矢鱈に他の人に喋ろうとか、ネタの一つにしようとかそんな事を考えているとしたら―――――おねーちゃん、ちょっと、悲しくてこの場で押し倒して、もう、弟君がトラウマになる48手を披露する勢いなので―――ー忘れてくれると嬉しいわ。(やや早口で言い切った) [Sun 12 Nov 2006 23:59:31]
エニシ > ( 暇な時は本当に暇なのが娼婦のお仕事。 取り敢えず音を立てて鍵を掛けられた様子を見て、あぁもう逃げられないんだな、と悲しい確信をした。 )( 無理矢理化粧台の位置に移動させられて腰掛けさせられる。 相手の剣幕にしどろもどろになりながら、どう答えようか悩む。 )    え…えっと何時からって………――   ( 一瞬何も見ていないと言おうとしたけど、直ぐにバレソウだ。 もうこうなったら本当のことを言うしかない!と覚悟を決める。 )   ―――指折り数えてた所から。    [Sun 12 Nov 2006 23:51:38]
ライヤ > ちなみに、いつ、から、あそこに居たのかしら……?エニシさん。 私、まったく気がつかなかった、わ? (前半は滑らかに。後半は、どこかギクシャクとした声音で後から尋ねた。 ) [Sun 12 Nov 2006 23:46:16]
ライヤ > (姉娼婦にしては珍しく、草履で早歩きなんて真似を披露しつつ――部屋の中へ押し込めると、ぱったむ扉を閉めて鍵をかけた。――なぁに、本当に仕事が出来たら、呼びにきてくれるだろう。 さて。さて。さて。扉を背にしたまま、暫く部屋に押し込んだ弟を見て)  …さ、エニシさん。化粧台の前に座って?ね?少しお話しましょう―――?鬘を直しながら、でも、ね?(なんだか必死である。進もうとしないなら、背中を押して座らせんと――) [Sun 12 Nov 2006 23:44:41]
エニシ > あ、あのぅ…実はこれからお仕事g( そんな物は無いんですけどね。 ありふれた言い訳はあっさりと遮られる。 )    ……ハイ。 着いていきます。   ( 完全敗北。 逆らうことも出来ずに大人しく腕を取られて吸血鬼は攫われる。 因みに姉『妹』の部分にこっそりと涙した。 ) [Sun 12 Nov 2006 23:41:41]
ライヤ > (揺れる柳のような手つきは、弟の体の一部を掴むや否や、逃がさないと伝えるように力一杯引き寄せて)――青猫の男娼たるもの、お客様の目に付く場所で、鬘が曲がったままだなんて、そんな失礼な事は、お客様が許しても、私が許しません――…さ、ちょっと、ちょっと、ちょっといらっしゃいエニシさん。 (妙に熱っぽい言葉で弟の腕を引いた。目指すは自分の仕事部屋である―― ハタから見たら、姉妹がじゃれているようにしか見えないのでご安心だ!)  [Sun 12 Nov 2006 23:36:08]
エニシ >  ―――え…えっと……お姉様? 僕…ちょっと用事を……   ( 時を止めるスタン○使いを相手にした時のような威圧感を肌で感じる。 なんというかケツの穴にツララを突っこま(略) )  ――――えっ! あ…あの…大じょ――― ( 蛇に睨まれた蛙もとい、姉に睨まれた吸血鬼。 一応片手を掲げて遮ろうとするけれど、動きはぎこちなくあっさりとつかまる。 ) [Sun 12 Nov 2006 23:31:24]
ライヤ > (貴方の背後に、冷や汗をかいたポルナ●フが重なった。姉の視線は平坦だ。慌てている時は、感情すら裏に隠してしまう悪癖の所為で、酷く冷えた面があることだろう。 ゆっくりとそちらへ近づきながら) …………あら。 あら。 あら。あらあらあら。 エニシさんたら。 (幽鬼のごとく右手を伸ばして――) カツラが曲がっていてよ――――……!!( そんな事を言いながら、捕まえんと) [Sun 12 Nov 2006 23:22:26]
エニシ > ( ありのまま今起こった事を誰かに話そうとする前に、発見されてしまった吸血鬼。 此方を見る姉の姿にビクッっと震えた。 )   う、ううん! 何にも聞いてないよ! 獣耳とか一人で悶えてる姿とかあまつさえそれを控え室に帰って来た他の人に報告しようだなんてそんなことはないからね!!   ( 相変わらず女装した格好の少年は、とっても慌てた様子で必死に否定する。 傍目にわかるぐらい必死だ。 ) [Sun 12 Nov 2006 23:16:47]
ライヤ > ・・・・・・・・・・・・きき、まし、た・・・? [Sun 12 Nov 2006 23:11:53]
ライヤ > ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。(物陰から今日は。するすると水平に視線が滑っていく。視線の主――気配の主発見。背後の書き文字が見えた――)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。(たっぷりと見詰めて、沈黙の間を空けた後) [Sun 12 Nov 2006 23:11:48]
ライヤ > (どうしよう。凄く似合わないというか、どうしようもない。 「だもんよ」意外性を狙ったが、狙いすぎたという奴か―――…! ) うっかりですね……。もう少し大人しめに…「ココに入れてだぴょん」程度のほうが、初心者向けかしら。 (  そこで、ハタ と、気がつく。 )(こんな特殊なイメチェンで引いた客の相手が出来るのかどうかということだ―――――)   ・・・・・・・・・・・・・・・。 11/11の為に商業地区で徹夜できるタイプのお客様でしょうか。 (しかも、こー…ぎとぎとぎとぎとぎとぎとしていて、生白く、ふわふわしたお肉を纏ったお客様。 舌打ちした。 それは、ちょっと。それはちょっと。  お客様は神様ですが、そればかり…と、言うのはきついです神様――――って) ・・・・・・・・。(気配?!) [Sun 12 Nov 2006 23:10:18]
エニシ > ( その第59回イメチェン計画を物陰から黒い長髪の鬘を被った頭をこっそりと出して、恐ろしい物を見たような衝撃を受ける。 効果音に表すとガーンのような感じで。 ) [Sun 12 Nov 2006 23:10:12]
お知らせ > エニシさんが入室されました。 『雑 用 は 見 た』 [Sun 12 Nov 2006 23:06:09]
ライヤ > ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(自己嫌悪した。 口元を押さえて、気分が悪くなったかのように視線を逸らす) [Sun 12 Nov 2006 23:02:41]
ライヤ > ・・・・・ ぱふぱふー ・・・。(1人で効果音。周りに誰も居ないから、大丈夫。聞かれてない。たぶん。)(先ずはオーソドックスに―)・・・・・・獣耳系。 (想像した。自分の頭の上に猫耳やらいぬミミやら、うさ耳ヘアバンド――) 却下。 (似合わない。気持ち悪い。恥ずかしい。 そもそも客が先ず、引く。)語尾に個性を出す方法――・・・・・・(だっちゃ・あるよ・だもんよ…等である。)・・・・。・・・・。・・・・。旦那様、一緒にお風呂にはいろうだもんよー・・・。(言ってみた) [Sun 12 Nov 2006 23:01:27]
ライヤ > ・・・・・・・・。(このままだと新人にあっさり人気を追い抜かれる日は遠くないだろう。寧ろ近いというか、既に追い抜かされている?)・・・・・・・・・・・・・・。 (こっそり振り返って、今月のお仕事人数を、指折り数える。あれ。あれ。あれ。)・・・・・・・・・・・。(二桁ではあるが、あれあれあれあれ。 新人さんの方が多くお客をとっている気がする。 )・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。(流石にこれでは不味い。やる気が無いわけじゃないんです!なんて言っても、結果がついてこないならば、意味が無い。 ・・・これは第59回 イメチェン計画を立ち上げるべきである―――  開催数の多さに、挫折と中止の多さを知れ) [Sun 12 Nov 2006 22:51:37]
ライヤ > ・・・・・・・・・。(娼婦って言うよりも従業員の一日)・・・・・・・・・。(表情には出ない。出ないが流石に凹んだ。彼女に猫の尻尾がついていたのなら、へっしょりと力なく垂れ下がった事だろう) [Sun 12 Nov 2006 22:45:24]
ライヤ > (かと言って、積極的に客を引きに行くような性格じゃないというのは、十分分かっている。 ・・・それではイケナイと、前向きに検討した時期も合ったが、逆に失敗して酷い事に。――自分の不器用さをしみじみと感じたものだ。) ・・・・・・いっそ、すがすがしかったわよね。あの時の失敗って。(客が引き攣っていたのを思い出して、ひっそり笑う)・・・・・・でも。 毎日これじゃぁノーマ様に・・・(もうしわけない)(遊戯を終えたお客様が寛いでいる所に、お茶を差し出しに行くのが、今日の唯一の仕事だった。 ――後は、ノンビリと爪を磨いたり、雑用をしたり、タオルをたたんだり、髪の毛を梳いたり、意味もなく着替えてみたり―――・・・・・・) [Sun 12 Nov 2006 22:41:52]
ライヤ > (寒くなるにつれて、客足が増えてきたような気がする。 こうして見下ろしている間にも、三人の客が受付のベルを鳴らし、部屋へと入っていった) ・・・――すっかり寒くなったもの、ね。 (人肌恋しい季節になりました。お布団の中から出たくない季節とも――その所為で、お泊りする客が多いとか少ないとか・・・・・・。もっとも、自分には余り関係ない話だ。 二級娼婦と言っても、端っこの端っこ。 暇な娼婦は、せいぜいロビーを「一応」 程度に賑やわせる花でしかない。) ・・・・・・・・・・・・忙しいことはいいことよ。ええ。 ただ、姉様たちが忙しいと・・・。(私が暇なのよね。と、心の中で付け加える。・・・・・・だから、娼婦控え室を抜け出して、こんなところにいるのだ。話し相手がいない控え室は寒いだけだし。) [Sun 12 Nov 2006 22:34:31]
ライヤ > (小さな欠伸を洩らした娼婦がいる。――正面ロビーを見下ろせる中二階――手摺に両肘を乗せて、退屈そうに草履の爪先で、赤い絨毯をつついている) [Sun 12 Nov 2006 22:28:27]
お知らせ > ライヤさんが入室されました。 『(猫が背伸びをするように)』 [Sun 12 Nov 2006 22:24:43]
お知らせ > マリィゴールドさんが帰りました。 『( 彼女の心が少しでも軽くなる事を祈って、この場合は悪魔にで良いのだろうか、とか。 )』 [Sun 12 Nov 2006 05:21:21]
お知らせ > ヒルダさんが退室されました。 『あら、どんなお話かしら――。 ( 友人の大冒険の話に、心を躍らせるだろう。 )』 [Sun 12 Nov 2006 05:17:48]
マリィゴールド >  皆そんなモノだから、棄てたモノじゃないよ――。 顔は、ちょっと止めて欲しいから穏便にね。 ( はは、と乾いた笑い。 魔女の実力行使は傭兵なんかに凄まれるよりも迫力があった。 ) なら、挫けないでね。 ヒルダの場合挫けなすぎて何処かに走っていっちゃいそうだけど。 ( 内に秘めた力なら、誰にも負けない。 そんな危うさが彼女の魅力の一つだから。 ) 厳しい事だけじゃ息が詰まるよ、ボクも最近知ったけども―――この世で最も強いのは愛情だなって。 ( 吸血種の牙は抜け落ちたとか、何とか。 元気が出るようにギュッと魔女を抱き締める。 ) 話して楽になるならね、溜めて爆発よりは―――苦しいのはヒルダもでしょ。 ( 「どういたしまして」 澄まし顔の金髪、少女の額と自分の額をコツンと合わせ。 瞳を覗き見る ) 難しいお話しが終わったなら、今度はボクのお酒に付き合って貰えませんか? 実はヒルダに聞かせたい冒険譚が一つ、誓って本当のお話。 ( 聞かせるのは面白可笑しく脚色した、魔界での旅の話。 彼女が安心して眠れる迄に、傍にいるだろう。 ) [Sun 12 Nov 2006 05:15:21]
ヒルダ > ふふ、楽しみにしてるわ。 ( といいつつ、自分まで酔いつぶれそうではあるが。 ) ――ちょっと乱暴なことしてでも止めてあげたでしょうね。顔は狙わずに。 ( と、ちょっと不穏な事を零して。 ) ええ、あるわ。本当に最後の最後、一番大事な部分が。ここがデッドライン、越えられたら私は文字通り死んでしまう。 ( 死んだ先には何があるんだろう。考えたくも無い。 ) 他人の言葉は私を勇気付けてくれるものだけど、私は直ぐに甘えてしまうから。こんな風に。 ( マリィに肩を抱かれ、縋るように服の裾を掴んだまま。 ) かといって、他人の言葉を一切聞かないのも問題だから…頑張って見つけるわ。折り合いって所を。 いいのよ、こうして聞いて貰えるだけで……。流石に相談なんて出来る内容じゃ無いから。   …助かるわ、本当。 ( 色に溺れるわけではなく、青猫に通い詰める者も多いと言う。その理由が何となく判った気がする。 ) …私よりずっと苦しんでいる筈よね。どの面下げて会えば良いのか判らないけど、そうしてみる。 …ううん。貴女の口から聞けた言葉も沢山あったから。 …来てよかった、有難う。 ( 青猫に行ってきた、なんて事を恋人には言えないが――……。 漸く誰かに聞いてもらえて、少しだけ楽になれた気がした。 ) [Sun 12 Nov 2006 04:58:54]
マリィゴールド >  じゃあヒルダが責任を取ってくれるなら―――幾らでも酔うけどもね。 ソレはまた今度。 ( 仮にも青猫なのだから。 だから、自分のグラスに注ぐのは気持ち少なめの紅色。 ベットからの誘惑が五月蠅くなる前に自制しよう。 ) 甘えてはダメだけど、ヒルダだって君より先にボクがオカシクなったら止めてくれたとは思うよ。 ソレに今だってヒルダは失ってないモノがあるんでしょう? ( 恋人であるギルド長であったり、友人であったり。 優しく抱いた肩、この時だけは蝙蝠が傍で支えていようと。 ) そう…だね、他人の言葉に振り回されたら個人なんて無くなってしまうから。 結局は回りとの折り合いを何処かでつけないとダメなんだろうね―――個人的な応援しか出来ないのが心苦しいけども。 何時かヒルダの口から答えを訊かせて欲しいな。 ( 優しさが魔女をダメにしてしまうかも知れない…。 けど、放って置く事は出来ないお客でもあるし友人でもある彼女。 静かにグラスを置くと、身体を抱き留めるようにせめて受け止める。 ) ……クーン、彼女は今きっと苦しい立場にいるから。 機会は貰うモノじゃなくて自ら掴むモノだから、先ずは彼女に相談して動くようにすれば良いと思う。 今は代役で、ボクが聞いてるけど。 ( 「ゴメンねクーンじゃなくて」 喉を為らす、不謹慎かもだけども少しだけ誇らしげにギルド長の事を喋るヒルダを見るのは好きだ。 傷付けた彼女の為じゃなくて、自分の為にもと願いを込め。 ) [Sun 12 Nov 2006 04:42:52]
ヒルダ > お相手も一緒に酔わせてしまえば大丈夫かもしれないわ。とはいっても、責任取ってくれる人が居ないと気の済むまで酔えないんだけどね――。 ( 自分の部屋で酔うのは楽だ、そのままベッドに直行できるから。 ) ええ…。それに気付いたのもなんと最近になってからだけど。 ……そう。私は紅い雨に侵された時、親しい誰かが側で見守っててくれたら過ちを正すことが出来たのかしら。 ( あの血色の雨に溺れた時、私の心の中にあった欲求は。ひょっとしたら誰かに止めて欲しいという子供染みたものだったのでは無いか。カイネさんもサンクさんも、紅雨の衝動を抑えてくれた人だったけれど。 肩に触れる手は優しく、瞳を閉じてそれに甘えて。 ) だから―― 答えを先送りにしたいの。誰かがどうだからこうする、じゃなくて。私がどうだからこうするっていう答えを。他人を指針にするのは止めるの。 それまでは、只の魔女で居たいの。 ( 辞めさせられてしまったら、きっとその答えを探しに行くことも出来ない。 涙は毀れないけれど、泣きそうになっていた。 ) クーンは…… ( 私がこの世で一番愛した人は。 ) ギルド長からは、まだ何も。 でもね、私が事件を起こした時、ギルド長は自分の立場を掛けてまで責任を取ろうとしてくれたわ。斬り捨てれば良いだけなのに。それを知って初めて私は、もう一度応えようって気になったの。 ……その前は、魔女を辞めさせられても仕方ないって思ってた。 ( あの人はもう一度私にチャンスを与えてくれるだろうか。 ) [Sun 12 Nov 2006 04:25:04]
マリィゴールド >  いや、ボクには誓って非はナイと―――友情というのはお酒の前では無力だと知ったね。 ( 緩く、首を振るが魔女の考察は完全に当たってる。 煽てれば木にだって登れる吸血鬼のカードはきっと脆い、錠前と一緒に鍵が置いてあるだろう。 ) 口当たりの良い情報に流れるのは仕方ない、と解った気になるのは一番怖いんだよね。 後はその知人次第かな? 取り敢えず紅い免罪符は棄ててくれたみたいだけども。 ( 欲望の続く限り、いや――心に決めた願望がある限りは。 触れ合う肩、静かに手を伸ばす。 今にも折れてしまいそうな小さな身体。 ) 君にとって死と同義なら……。 そんな人間が一朝一夕で変われる筈もないじゃないか、その場凌ぎの答えなら、また繰り返してしまう。 多分ヒルダは解ってるんだろうけども、ね。 ( 伸ばした腕が魔女の肩へと触れ。 ) ボクも魔女でないヒルダは想像付かないけどもね。 ギルド長は何と仰ったの? ( 震えているならば、抱き寄せて。 泣いているならば、傍に。 けども、彼女は優しさに溺れてしまう。 ) ギルド長に迷惑は掛けられないのでしょう? [Sun 12 Nov 2006 04:07:15]
ヒルダ > 置き去りにしたくなる程酷い酔い方だったのね―― 益々興味が沸いてきたわ。 ( とはいえ、ガードは固そうだ。どうにかして酔いつぶれさせる算段を……。 ) 私にとっては、口当たりの良いものだったんでしょうね。試練に挑む自身というものが。 ……その人は大丈夫だったの? ( 紅の雨の影響は色んなところに現れる。人の欲望はそれだけ多種多様だから。その知り合いは、どんな欲望を吐き出そうとしていたのだろう。 肩が触れ合い、私は手にしたグラスからマリィの顔を見る。 ) …私には、棄てる事は出来ない。棄てたらきっと私は―― 二度と立ち上がる気すら起こらなくなる、そんな気がするから。でも棄てずに済むにはどうしたら良いのかも判らない。だって、これが初めてじゃあ無いんですもの。今まで何度こうしよう、二度とやらないようにしよう、そう願ったのに。 経過や結果はどうであれ、最初は人の為になろうと考えていたのに。 ( 選択肢の中からベストを選ぶ事が出来ない。どれがベストなのか見当がつかない。 ) きっとその友人が正解なのよ。どうして魔女の多くが他人との関わりを限定しひっそりと過ごしているのか漸く判ったわ。魔女の力は他人に向けて使っちゃいけないものなのよ。 でも、そんな魔女の姿は――そんな私の姿は、私は望んでない。だから私は繰り返すわ、出来るようになるまで。何度でも、何度でも。 …今度こそ。 ( でもやはり、方法が判らない。 ) [Sun 12 Nov 2006 03:47:12]
マリィゴールド > ( 勿論、酔いつぶれない程度には酔ってくれた方が。 自分に余計な気遣いが無くなるだろうという打算もあり。 ) 自分では覚えてないんだ。 気が付いたら―――1人で置き去りにされてた、なァ。 ( ボソリ、とその時の思い出を。 何故相手が顔に青痣を作ってたのかも謎だ。 ) パプテスの概念にもあるね、聖者を試すのは神ではなくて悪魔の役目だって。 そう言う意味じゃヴェイトスの悪魔は快楽主義者が多いけども。 ボクのね―――知り合いにもいたよ。 紅い雨に打たれてさ、見付けた時は獣みたいな眼で暗黒街を彷徨ってたね。 ヒルダ、気休めは言うつもりはないけども……。 ( 次々と語られるのは、友情と愛情の狭間、愛憎渦巻く人間の話。 少しだけ魔女との距離をつめて、僅かに肩が触れる距離。 ) 自覚するのと、開き直るのは……違うと思うんだ。 友人の言う事は、いっそ断ち切れ無いならば棄てちゃえって事にも聞こえるね。 ( 悪魔だとか、魔法だとか。 ) 手にしたモノを棄てるのは勇気がいるけども、繰り返して欲しくないって気持ちで言ったんじゃないかァ、と。 第三者の意見だけどね……ヒルダは魔女でいたいなら違う答えを出さないと。 [Sun 12 Nov 2006 03:26:05]
ヒルダ > ( 注がれる葡萄酒と言葉に微笑を返す。一杯目より量が半分なのは、マリィの気遣いか。 ) どんな酔い方をしたのか興味深いけれど、聞かないでおくわ。実際に見たほうが楽しそうだし、ね? ( 今日はそうは行かないだろうが、何れという事で。 ) 師匠の影響かしら。先生も悪魔崇拝者だったから――…。それにね、崇拝というよりは屈服させる事を望んでいたの。 悪魔は人の負の感情の象徴なんですって。それを使役し思い通りに操る事は、即ち自分の負の感情をコントロールする事なの。怒りを抑えて、悲しみを堪えて――或いは逆に発散させて。でも、結局私はそれに飲まれてしまった。 ( すぐ隣に誰かが居るというこの距離感、久しぶりだ。最後に人の温もりを感じたのはいつだっけ。 ) 大好きだったわ。親友だった。 ……結局、私が望んだその復讐は未遂に終わってね。彼女は…… なんだか可笑しな話だけど、シャンとしろって言われたわ。被害者より被害者面してる加害者が気に入らなかったのかも。 それから、ギルドの脱退を求められた。 ( もう一口酒を飲む。今度は少なめに。 ) ギルド長には「抜けるの嫌です」って言ったけどね。どうなるかは判らないわ。 [Sun 12 Nov 2006 03:08:14]
マリィゴールド >  今だけは貴女の前にいますよ、望む限り―――ね。 ( 葡萄酒の瓶を片手に、空いたグラスへと最初の半分程の量を注ぐ。 お客ならば御随意に、と。 ) ここだけの話だけど、ボクも悪いんだ。 一緒に桜を見に行った友人が暫く拗ねちゃって参ったよ。 勿論ヒルダのも、ここだけの話にしておくよ。 ( お仕事なら、飲みながらも酔いは回り難い。 気を緩めて飲むのとは違うと言う事だろう。 ) どうして、痛い眼を見てまでヒルダは―――悪魔を崇拝するのかな? 悪魔もパプテスから見て、古代の神々であったり。 人を試す試練みたいな括りになってるけども。 ヒルダは違う考えの気がするし。 ( 話を聞くのも仕事の内。だけど、プライベート半分に、仕事半分。 つい、肩入れしてしまうのは金髪の悪い癖なのだけど。 横に寄り添いながら魔女の横顔を眺める。 涙も流さずに泣いているように見えて、少し胸が痛んだ。 ) んー……、ソコまで彼女の事が好きだった事なのかな。 でも、傷付いても彼女は戻って来なかった、と。 これは多分理屈じゃないんだろうね……ソコに理屈を当て嵌めるからオカシクなると。 ソレで彼女とは? [Sun 12 Nov 2006 02:51:11]
ヒルダ > ふふ、それじゃあ独占しちゃうとするわ。 ( この人のこういう所、最初は――というより、今も少し戸惑うけれど。その戸惑いを含めて素直に楽しめるぐらいに慣れてきた。こういう楽しみ方が出来るのも青猫の良いところかもしれない。 ) それを聞いて安心したわ。……お酒のクセ悪い方だから、注意してね? でも、貴女が酔ってダウンしちゃうところも見てみたい気はするのだけど。 ( 仕事から先に酔いつぶれるような事はしないか。 ) それは正統な魔女ね。でも、私は正真正銘のサタニストよ。パプテスにとっての、いえ、人にとっての異端なの。…もう、嫌になるぐらい痛い目を見たけど。 ( 二口目で葡萄酒を飲み干した。 思い切って口にした告白を、相手は嫌悪すら浮かべず聞いてくれた。それがもし、客の言葉だからと一線引いた場所から聞いた時の態度だったとしても、嬉しかった。いや、きっとこの人は友人の言葉として聞いてくれているのだろう。 ) 詳しいことは言えないけど、前にもその女性を傷つけてしまった事があったの。私はその時に出来た溝を埋めようとしたのだけど―― 思うように行かなくて。理不尽な苛立ちと逆恨みを抱くようになったわ。彼女を辱めて、彼女を大事に思ってる人の恨みを買って、復讐させて、それで二人の仲を壊して。そこまで考えていたの。 …単なる欲望の捌け口として選ぶより最低ね。 [Sun 12 Nov 2006 02:31:25]
マリィゴールド >  大丈夫、そんなコアなファンは―――ヒルダ位だから、安心して。 呼んでくれれば何処にでも。 ( タダイマ、餌付けされてるとかプライベートな話。 膨れ面に、喉を鳴らして鼻に付く台詞でも恥ずかしげもなく言い放とう、さも当然みたいに手を自身の胸に添え頭を垂れる。 ある意味本心なのだけども。 ) お酒あればきっと話しやすいと思ったのだけど。 大丈夫、倒れても介抱はするし。 ( 小さく、グラスを打ち鳴らし。 グラスに注がれた紅色を舌で舐める。 あの事件で良く見た紅色。 ) 本来は――魔女は古の月の女神に信仰を捧げる薬師みたいなモノだとも聞いたよ。 今の悪魔を崇拝しているのはパプテスのイメェジだね。 ( グラスを揺らしながら、段々と状況を聞く内に金髪の表情も真剣なモノになって来る。 ) 抑圧からの解放―――。 紅い雨という免罪符が有れば、皆狂うんじゃないかな……全ては雨のせいに出来る。 いや―――女性を襲ったのは何となく。 ( トモダチは両性具有だったし、と。 小さく頷く、戸惑いもあるけども今は静かに女性の話を聞こう。 ) 何故、その女性を襲おうと? [Sun 12 Nov 2006 02:14:57]
ヒルダ > あらあら――… でもそれじゃ、貴女のファンは青猫に来たときガッカリしちゃうかもね。 ( どちらかと言うと女性に人気がありそうな人ではあるが。嬉しそうに笑うマリィに、からかわれたような気がして向けるのは膨れ面。それも直ぐに笑顔に変わるけれど。 ) あったというよりかは、してしまったと言った方が正しいでしょうね。 ……ええ、お願い。でも、飲みすぎてしまわないようにしっかりエスコートしてね。 ( あればあるだけ飲んでしまう、今日はそんな気分だから。酔うのは悪くないが、酔ったままこういう話はしたくない。 ) 魔女術を行使し続ける私を、悪魔は認めてくれたのかしら。あんな紅い雨まで浴びて――…。 ( グラスを受け取り葡萄酒が注がれる。朱鷺の都人は葡萄酒を飲むのを見て「血を飲んでいる」と勘違いしたそうだ。笑える話ではあるが、確かに色は紅い。 ) あの紅の雨でね。私、おかしくなっちゃったの。……ううん、私の人格から既に問題があったのもある。 ( グラスに口を付けて喉を潤す。安酒なんかよりずっと美味しい。 ) 女友達を―― 襲ったの。ベッドに縛り付けて。 ……何て、女が言ってもピンとこないかしら。 [Sun 12 Nov 2006 01:56:46]
マリィゴールド >  ホントに、ホント。 いや、気が付いたら治ってて―――今は惰性で自主休暇してるトコなんだ。 ( 「逢えて良かった」 と悪びれもせずに嬉しそうな声。 魔女の目の前で状況を楽しむような微笑み、上着を受け取ろう。 ) その物言いだと、まるで何かあったみたいだって感じるのは気のせい? ( 上着を壁に掛け、ソレから灯りだ。 廊下から拝借した灯りを燭台に、部屋の中はにわかに柔らかい蝋燭の火が溢れ。 ソレから飲み物の用意と、久し振りにお客を迎えているという感覚。 ) 魔女の使う魔術は――悪魔が忠誠心を試す為と聞いた事はあるけど。 ( 「お酒で良い?」 と部屋に合わせてか、魔女に差し出されたのはグラスに注がれた紅の葡萄酒。 趣向を凝らしているよりも、ハッタリめいているのはご愛敬。 ) 先々月辺りだっけか? ( 魔女の隣へと、腰を落ち着け。 何か悩み事だろうか、金髪は静かに聞き役に回る ) [Sun 12 Nov 2006 01:43:28]
ヒルダ > そ、そう……? ( 急に顔を近づけられれば目をぱちくりと瞬かせ、すぐに魔女の顔が少しだけ恥じらうように。こういう不意打ちは反則だと思う。……自分も多用する手ではあるが。 ) あんな状況だったんですもの。寧ろお互い何事も無くて喜ぶべきだわ。仕方ないわよ、私だって……。 ( 言葉はそこで途切れた。 ムードたっぷりなマリィの部屋にお邪魔するのは初めてだ。ノーマの部屋はもっと違った感じで―― さすが高級娼館、娼婦ごとに部屋の内装もわかれているのだろうか。 ) 案外酷いものよ。魔術に使うものって言ったら気味の悪いものばかりだし――。 ( 上着を預け、椅子かベッドかのどちらかに座ろうか迷いベッドを選ぶあたり、この魔女の性格が良く出てる。 …別に下心があるわけじゃあ無いのだが。 ) ……………。 ( ベッドに腰掛けて、足を組んで。肩を小さく落とすと溜め息を吐いた。 ) その、街が慌しかった頃にね。 ( 魔女はいつだって唐突だ。話し出すのは、さっきマリィに尋ねられた「何かあったのか」の内容だ。 ) [Sun 12 Nov 2006 01:29:54]
マリィゴールド >  棚に押し込んで寝かしておけばその内にね―――。 そんな深刻じゃないから大丈夫だって、ホントの所は怪我しちゃってさ。 軽症だったんだけどね、顔をちょっとばかり。 ( 余りにも申し訳なさそうで 「ほら、もう大丈夫」 と傍らの魔女へと顔を近付けて笑顔を零す。 ) ちょっと前迄、街が慌ただしかったからね――。 ゴメンね、ゆっくりと話そうだなんて言ったのに。 ( 本人も久方振りの自室、幸いにも掃除位はやっておいて貰えたみたいだ。 ゴシック調の室内、如何にもな燭台やら調度品が並んでいる。 目に付くのはなのは一人で眠るには大きめの寝台と、部屋の隅に置かれた漆喰の棺桶か。 後は小さな硝子テェブルと椅子が二組。 ) 噂に訊く魔女の厨は、一度は見てみたいんだけどもねェ。 さぁ、何もない所ですがどうぞ―――。 ( 上着があれば掛けておくけど? と魔女に続いて部屋の中に。 適当な場所を薦めるだろう。 ) [Sun 12 Nov 2006 01:19:48]
ヒルダ > あら…。 そうね、そういう時は寝かせるのが一番かも…。 ( 出来れば慰めてあげたいけれど、恋の辛さは意外にデリケートだ。まさか酒に酔わせて忘れさせるわけにも行かないし、何より今の自分には人の悩みを受け止めてやれる自信が無かった。占い師としては致命的か―― 申し訳なさすら感じる。 ) ふふふっ、そう言って貰えるのは私も嬉しいわ。 ( 努めて明るい表情を作ろうとするが……ヴェルセリオスは前に言った。貴女は縁起が下手です、って。その通りなのだろう、きっと今の私は暗い気持ちを隠しきれてない。 ) 魔女ギルドの寮に敵うとは思えないけどね。ちゃんとその部屋に住んでるのに、ほったらかしにするより酷い部屋が沢山あるから。 ( そしてマリィと共に部屋の中へ。誰かの部屋に招かれる、というのはこうもドキドキするものだったか。ここが青猫なら尚更だ。 ) [Sun 12 Nov 2006 01:01:47]
マリィゴールド >  悲恋歌に出てくるみたいな―――素敵なモノならば良かったのだけど、余り楽しくなかったり? この苦さを味わえるようになるにはもうちょっと寝かせないと。 ( 過ぎれば懐かしく思いを馳せる事も出来るのだろうか。 Halloweenはとうに終わったのに、トンガリ帽子の青年は大仰に溜息を吐く。 ) 光栄だね、素直に嬉しいよ―――。 ( 肩越しに一瞥した魔女は、何処か疲れているようにも。 眉間に皺を寄せ安否を気遣う視線になる、普段は陽光みたく明るい女性なだけに落ち込めば灯が消えたみたく感じる、と。 ホールを抜け、怪階段を昇り右の突き当たり。 其処が蝙蝠の住処――。 ) 暫く、ほったらかしにしてたから。 中見ても驚かないでね? ( 鍵を開け、先ず部屋に入る前に諸注意を。 青猫の従業員が掃除でもしてくれてないと、蜘蛛の巣やら埃やらで文字通り吸血鬼の住処に…。 ソレは無いか、と扉を開け放す。 ) ようこそ、青猫へ。 ( お決まりの定型句と共に部屋の中へと ) [Sun 12 Nov 2006 00:53:13]
ヒルダ > あら、それはちょっと妬けちゃうかも。落ち込むぐらいに悩んじゃうなんて、よっぽど素敵な恋だったのね。 ( 最近の私は恋というよりはもっと詰まらないもので悩んでばかり。恋の悩みは辛いけど、楽しくもある。恋は楽しむものだ。 ) ええ。久しぶりに貴女の顔が見たくなったの。 世辞じゃあないわよ? ………うん、まあ。色々ね…。それについても聞いてもらおうと思って。 ( 友人にだって余り話せないような内容だ。もしかしたら辛い言葉を投げかけられるかもしれないっていう不安を、客と娼婦の関係という防衛線を這って逃れた私は卑怯者だ。マリィの後に続く。 ) [Sun 12 Nov 2006 00:37:19]
マリィゴールド >  そう、ちょっとばかり失恋の痛手を癒す時間が欲しくてね―――。 ボクだって落ち込む位はするんだよ。 ( 深刻そうに首を振る、目は嗤ってたので見え見えのお芝居だったけども。 受付嬢には 「 鍵あるかな? 」と気障ったらしいウィンクが飛ぶ。 ) 今日はお仕事じゃなくて? なら折角だし、中へどうぞ。 ヒルダこそ……何かあったの、って友人のよしみで聞いても良いかな。 ( 深い溜息と共にカウンターに置かれた自室の合い鍵。 短い謝礼と共に受け取れば 「 積もる話は部屋でね? 」 魔女と連れ添って大ホールを抜け。 ) [Sun 12 Nov 2006 00:29:09]
ヒルダ > ( 受付嬢の言葉に続くと予想するのは、例えば風邪でお休みですとかそんな残念な内容。或いは他のお客の相手をしているとか――。 でも、受付嬢が最後まで言葉を言い終える前に私は肩を叩かれて、振り向いた。 ) 病気だなんて、まさか恋患い?それならたっぷり時間を掛けて療養しないとね。 ( そう言って同じ笑顔を返す。 ) お久しぶり、マリィさん。遊びに来ちゃった。 ( プライベートではなく、客として。もっともマリィの言葉通り療養中で復帰していないのなら、無理は言えないが…… 具合が悪そうには見えない。 ) [Sun 12 Nov 2006 00:21:11]
マリィゴールド >  病気で療養中となっているらしいよ―――マリィゴールドと言うのは。 ( 受付嬢の言葉を引き継ぎ、魔女の肩を「とん」と二度ばかり叩くのは件の金髪。 神出鬼没、ではなく外から帰って来たらしい。 漆黒の外套にダァクスーツ、そして魔女達が被るようなトンガリ帽子を頭に。 魔女が振り向けば、悪戯っぽい笑みで肩を竦めるだろう。 ) [Sun 12 Nov 2006 00:13:39]
お知らせ > 『―――』さんが来ました。 『 申し訳ありません、生憎とマリィの方は現在………。』 [Sun 12 Nov 2006 00:07:57]
ヒルダ > ( 入り口を潜れば見慣れた内装と、寒くなってきた外の空気とは温度差のある暖かい空気がお出迎え。すんと鼻を鳴らせば嫌味にならない程度の娼婦達の香水の匂い、耳を澄ませば聞こえてくる殿方と娼婦の明るい笑い声。ここだけはきっと別世界、辛い事ばかり起きる現実から目を背ける為に用意された別の意味での天国。 ……別に、色に溺れなくても良い。彼女たちは傷を舐めるのが上手いから、それだけで良いんだ。もっとも、今日のご指名の相手は決めてあるけれど。 ) ――ハァイ、今晩は。マリィさん、居る? ( 受付の女性に笑顔で話しかけた。 ) [Sun 12 Nov 2006 00:04:43]
ヒルダ > ( 一度目は青猫の館主ノーマに――― 夜の手ほどきを受けに。二度目は彼女に頼まれて、占いの仕事をしに。三度目はコン・ゲームにて、殺人鬼を捜し当てるゲームに参加するため。 そしてこれが四度目だ。そう何度もしょっちゅう訪れていた訳じゃあないけれど、流石に四度目ともなれば門を潜る時に初心なチェリーボーイのような仕草を見せる事は無い。恥ずかしがってると女だけに目立つのだ、ここの客層は基本的に男ばかりだから――。もっとも、堂々としていてもここで働いている人に見られてしまうのかもしれないけど。 ) 一夜の夢を見る為に、か。 ( 荒んだ心を癒す手段としてここを選ぶ自分に嫌気を感じる。 ) [Sat 11 Nov 2006 23:58:36]
お知らせ > ヒルダさんが来ました。 『客としてここを訪れるのは、初めてだ。』 [Sat 11 Nov 2006 23:52:44]
お知らせ > 羊皮紙さんが退室されました。 『(考えても契約者が戻らないので そのうち彼は考えるのを止めた)』 [Sat 4 Nov 2006 00:42:12]
羊皮紙 > 『・・・・・・・・・』 (やや皺のよった紙面に染みのような点が浮かぶ) 『はやまったかも知れんな』 (そう文字が躍ると 紙面から文字が消え去った) [Sat 4 Nov 2006 00:41:23]
羊皮紙 > (幸い窓は閉められているが あの扉に鍵は掛けてあったかと必死で考えるが 紙であるがために乏しい感覚ではどうにも判断がつけられなかった) 『何だか謀られた気がするが 気のせいだと思いたい』 (溜息でも吐くように文字が揺れる もしあの堕天の目的が自分に恐怖を与える事ならば それは確実に功を制していた 今なら名状しがたき者の召喚方法も教えてしまいそうだ) [Sat 4 Nov 2006 00:37:25]
羊皮紙 > (きちんと片付いている それは問題ない 寧ろ荷物に埋もれて破れるなどという憂い目にあわなくて済むので大歓迎 問題なのは) 『花だな』 (一寸したスペースに飾ってある花 恐らく客からもらったのだろうがあれが倒れたらと思うと堪らない恐怖だ 同様にスツールに置かれた燭台も) 『この部屋はまずいな』 (しかし移動しようにも近場に転移できる媒介は皆無 風でも吹いたら万事休す) [Sat 4 Nov 2006 00:28:10]
羊皮紙 > 『何だこの部屋は』 (トランクの上の羊皮紙に緑色の文字が躍る ここは契約を交わした堕天使の部屋、青猫という娼館の一室 あの知識欲と堕天ということもありもっとこざっぱりした部屋を予想していたのだが) 『片付いてはいるが』 (それは焚書に怯える紙切れには非常に居心地が悪かった) [Sat 4 Nov 2006 00:21:53]
お知らせ > 羊皮紙さんが入室されました。 『(一人部屋に取り残され)』 [Sat 4 Nov 2006 00:17:37]
お知らせ > リィさんが帰りました。 『(再び迫ってきた睡魔によって、途中欠伸を漏らしてしまったとか。何とか。)』 [Mon 30 Oct 2006 23:51:05]
リィ > ・・・・・・今日は大人しく、下宿に帰っておきましょうかね。(何だか居辛いし。と、ボソリと呟けば、椅子から腰を上げて。ゆったり、ゆったりと店の奥へ向って歩いてゆく。)しかし、何がいけなかったのかしら・・・。女の子に見えた事を褒めたのが不味かったのかしらねぇ・・・。(やっぱり男の子だものねぇ・・・などと、ぶつぶつと呟きつつ、少女は立ち去ってゆくのであった。) [Mon 30 Oct 2006 23:48:54]
リィ > さて・・・これからどうしようかしらねぇ。エニシも帰っちゃったし、お客も来る気配無いし、このまま此処に居座るのも少し気が引けちゃうわね。(エニシ少年を見送った後、再び、宛がわれた自分の椅子に腰を下ろし思案し始める少女。客の来なさそうな雰囲気もそうだが、こう、さすがに居辛くて。暫し思案に耽るが・・・)・・・・・・時間も時間よねぇ、これからって時間だし、ね。(再び懐から懐中時計を取り出せば、再び時間を確認。いい感じに真夜中なので、仕事始めとしては相応しい。時間の確認が終了すれば、再び懐中時計を閉じ、懐に納めて) [Mon 30 Oct 2006 23:32:41]
リィ > ええ、大丈夫よ。お菓子を全部平らげる、なんていう無作法はしないわよ。ええ、しませんとも。(にぃっこりと微笑んで、彼に言葉を返すが・・・逆に怪しくて。)ふぅん、そうなんだ。・・・まあ、朝は職業上、色々と大変だもんね。私もなかなか起きられないし・・・。(そう、朝は大変なのだ。職業上の事もそうだが、少女のように自堕落な者だと特に。)ん?どうしたの?エニシ、いきなりそんな素敵な笑い方して・・・。(のたまうことを全てのたまい、あ〜びっくりした。とか言ってた少女。眼前の彼の乾いた呟きに、再びパチクリと瞬きしてしまうも、束の間。)えっ?あ、あらあらあら・・・・ええと、何か悪い事言っちゃったかしら・・・・・・?(一瞬後、泣きながらお盆を抱えて走り去ってしまった彼の後姿を見て、一瞬、呆然として。我に返れば、ぽりぽりと頬を指で掻き・・・苦笑一つ浮かべて) [Mon 30 Oct 2006 23:23:19]
お知らせ > エニシさんが帰りました。 『(何というか男の子として正しいのだろうかと思う今日この頃。)』 [Mon 30 Oct 2006 23:12:54]
エニシ > ウワァァァァァァァン!!   ( 初対面にまで女の子って断言されちゃったし。 もう泣いた。 お盆を抱えて待合室の部屋へと走った。 )   エェェェェェェン!!   ( そして再びドアを開けて出てきた時にはお盆は部屋の中へ。 仕事は真面目にこなしたけど、その場をもう全速力で逃げ出しました。 ) [Mon 30 Oct 2006 23:12:26]
リィ > (電報が使えませんので、此方で返信です。了解です、お気になさらず。) [Mon 30 Oct 2006 23:11:10]
エニシ > …………え、えっと…出来れば僕の分も残してくださいね?   ( 目の前の不適なオーラに気圧される吸血鬼。 これでお菓子が平らげられる事件が起こったとしても僕のせいじゃないよね。 きっと。 )   朝は苦手なんです……けど夜は元気だから居間みたいな時間に一生懸命働かしてもらってます。   ( 仕事の関係上、夜型の人間が多いこの場所。 この少女風貌はまだ見習いのため、直接請われでもしない限りはお客様を取ることはないけれども。 )   ――――――   ( そう、別に女装は外に出る時だけでよかったんだ。 それなのにもうエニシくんうっかり♪と明るく目の前の少女と同じ様に額を叩く気分にはなれませんでした。 というかそんな行動は性格上無理です。 )   ―――フ…フフフフフフ………フフフフフフフフ―――   ( その代わりに乾いた呟きを漏らします。 ♪マークまで付けられて、とっても衝撃を受けたみたい。 ) [Mon 30 Oct 2006 23:09:10]
リィ > あら?そういうものなの?・・・ならば遠慮は要らないわね。(その言葉を聞くや否や、あっさりと意見を変える少女。遠慮はこれでする気は無くなってしまったのか、ニヤリと不敵に微笑を浮かべて。)あらあら、貴方も?(元気よく片腕を挙げた貴方に、思わず意外そうに視線をやる少女。よっぽど意外だったのか。マジマジと見てしまって。何せ、真面目に仕事をこなしている彼だ。朝もキッチリと起きているに違いない。なぞと、半ば決めてしまっていたからなのだが・・・)?・・・・・・・えっと、どうしたの?エニシ。妙に沈んじゃって・・・。(リィさん油断しちゃってたわー。などと、のたまいつつ自分のデコをぺちんっと軽く叩いて、驚きを表現していた少女。いい加減、我に返ったのか。彼の消沈している様子に気がつき、パチクリと瞬きして声を掛けてみて)えっ、そりゃあもう・・・何処からどう見ても立派な女の子よ?立ち振る舞いといい、容姿といい。もう、お陰でビックリしちゃったんだから♪ [Mon 30 Oct 2006 22:54:21]
エニシ > ……けど…あんまり遠慮しなくても良いと思いますよ。 僕だって、あんまり役に立ってる訳じゃないけど食べさせてもらってるし…… 何と言うか…みんなそういうの一杯買ってくる人多いから………―――   ( ―――そういえばこの間も何やら新作のチョコとかを沢山買い込んでたっけ。 あれは何時の間に平らげていたんだろうというささやかな疑問は、現場に居なかった少女風貌は知らない事。 ここにいる人達絶対浪費家だと吸血鬼は思っている。 )   それ僕もあります!   ( 同じ様な経験をしたと聞いたのが嬉しかったのか、少女風貌は元気に片腕を挙げた。 吸血鬼だから朝は辛いんです。 本当。 )( けれど可愛いと言われれば手を挙げた体勢のまま固まった。 )   ………………   ( その手放しの賛辞の言葉を無言で受け止める少女風貌。 )   …………やっぱり…………   ( やや時間が経ってからどんよりとした声色で言葉を紡いだ。 )   ………やっぱり…何処からどう見ても女の子になっちゃっていますか……… ―――あぁ…一体僕は何処で道を踏み間違えたんだろう……   ( 買い物に帰ってきてから着替えるの忘れてた。 ) [Mon 30 Oct 2006 22:37:08]
リィ > そうみたいね。戴く機会もありそうだし、楽しみにしているのだけど・・・私はまだ新参者だからね。もう少し、娼館に貢献してから戴こうと思うわ。(確かに、戴いてみたいとは思っているが・・・妙な処で硬い自分。素直に貰えなくて)ええ、実は起きたばかりなのよ。・・・というか、寝すぎてて叩き起こされたのだけどね。(少しだーけ、居心地悪そうに苦笑をして、すっかり空っぽになってしまったグラス。受け取ろうとしている彼に渡して、軽く目線を逸らして)えっと、だって、凄く可愛いし。女性物の着物着てるし・・・。(らしくなく、驚いてしまっている自分。目の前の貴方の容姿と立ち振る舞いに、そんな事を言ってしまうも・・・“男娼”という単語に、この場を考えてみればこのような趣向もばっちり容認できる訳で。)・・・そうよね。うん、ここは娼館だし。美少年だからこそ、こういう格好させてなんぼだし。うぅむ、私としたことが・・・。 [Mon 30 Oct 2006 22:22:13]
エニシ > お茶とかも美味しいですよ。 和菓子にもとっても合いますし。   ( その良い飲みっぷりを眺めつつ、そんなことを口に出した。 )   ……―――   ( あれ? と暫し相手の言動を振り返ったのか無言になる。 暫くの間口を閉ざす吸血鬼。 )    ―――………あ、起きたばっかりだったんですか。 …それじゃあお水を持ってきて良かったですね。   ( 飲み干して中身が氷とレモンの切れ端だけになったグラスを受け取ろうとしながらそんなことを呟いた。 )   …あ……いえ…丁度そろそろみんなに持って行こうと思ったことですし……お仕事ですから。   ( お礼を言われれば照れたのか、はにかんだような微笑みを浮かべる。 そして部屋のみんなにも持っていこうと歩き出そうとしたところで、相手の驚いた声に足を止める。 )   ―――? はい。 僕は男の子ですけど……――― [Mon 30 Oct 2006 22:08:54]
リィ > (了解です。お気遣い、ありがとうございます。以後気をつけて機能を使わせていただきますorz)ん・・・っ・・・ぷはぁ、やっぱり冷水はいいわね。眠気が醒めるわ。(右手を腰に添え、ごきゅっ・・・ごきゅっ・・・と風呂上りに牛乳を飲むように冷水を喉を鳴らして一息で飲み、すっかり落ち着いたように呟きを漏らして、貴方の言葉を聞くだろう)お冷、ご馳走様。眠気覚ましになったわ。エニシ、ね。宜しく。・・・って、貴方男娼なの?(自己紹介を聞き、言葉を返すも“男娼”という単語を聞き、驚きに瞳を見開き・・・思わず凝視をしてしまうだろう。) [Mon 30 Oct 2006 21:57:19]
エニシ > ( どうぞ気になさらないで下さい、電報の不備は仕方がありませんし自分も暴発は時々してしまうので……orzと独り言。 )   リィさん…ですか……   ( 相手の名前を聞けばその名前を繰り返した。 そしてお盆を両手に抱えた体勢のまま、少女風貌は穏やかな所作で頭を下げた。 )    えっと……雑用兼男娼見習いとして働かしてもらっているエニシといいます。   ( 頭を下げた拍子に造花の簪を差した黒い長髪の鬘がほのかに揺れる。 ) [Mon 30 Oct 2006 21:47:41]
リィ > (すみません、電報が開かないのでこのような状況と相成りましたorz)(水を一口、軽く溜息を漏らした後、おずおずと見上げられ・・・視線を合わせて)ん?・・・ええ、そうよ。三日前に、この街にやってきたの。私はリィっていうの、貴女は?(微笑を口元に浮かべ、少女風貌の貴方に返事を返して・・・) [Mon 30 Oct 2006 21:36:18]
リィ > [Mon 30 Oct 2006 21:30:37]
リィ > (暴発orz ごめんなさい、慣れてないのでorz) [Mon 30 Oct 2006 21:30:10]
リィ > ええと、初めましてこんばんわです。入室していただきありがとうございます。色々と拙い所もありますが、宜しくお願い致します(ぺこり) [Mon 30 Oct 2006 21:27:22]
エニシ > ( お盆の上に載るのは幾つかのお菓子と喉を潤す冷水。 その冷たいグラスの内の一つを取った相手の顔を少女風貌はおずおずと見上げた。 そしてその小さな首を斜めに傾げた。 )   ………新しい人…ですか………?   ( 見知らぬ顔の相手に、少女風貌は疑問の言葉を口に出す。 ) [Mon 30 Oct 2006 21:24:47]
リィ > (ゆったりと、店の奥へ向って歩を進めていくが・・・その前方に見えた小柄な人影。丁寧な歩みで自身の方向へと歩んでくる貴方に、ふと、歩を止めて・・・)あら、ありがとう・・・。(冷えた水の入った水差しに、一切れずつレモンが添えられたコップの載せられた盆を持っている姿に、小間使いの一人である事を確認するも、何処かで見覚えがあって・・・だが、まだこの娼館へやって来て間もない少女は貴方に気付く由も無く、礼の言葉を述べるとコップを手に取り、一口飲んで。) [Mon 30 Oct 2006 21:15:52]
エニシ > ( それは普段は女性が着るための物である、薄い赤色の着物を身に纏った少女風貌。 幼い故に一目で本来の性別が知れるかどうかはわからない。 )  ――――   ( それは冷えた水の入った水差しと、それぞれに一切れずつレモンが添えられたコップの載せられた盆を持ち、ゆっくりと丁寧な歩みで貴女の方へ歩んでいく。 このままいけばすぐに擦れ違い、青猫の関係者なら小間使いである少女風貌の顔は記憶の端に留めているのかもしれない。 ) [Mon 30 Oct 2006 21:05:07]
お知らせ > エニシさんが入室されました。 『(その途中、前方に居る小柄な人影)』 [Mon 30 Oct 2006 20:59:02]
リィ > (脚をぷらぷらと揺らせつつ、視線を遠くへやり・・・しばし店内を見ていたが、暇になってきたのか、はたまた眠気が再度迫ってきたのか。脚を揺らせるのを止めると、椅子から下りて)眠気覚ましが必要ね、水でも飲みましょう・・・。(眠気を追い払うように自分の頬を軽く両手で叩けば、しゃきっとした目で店の奥を見据えて。ゆったりとした足取りで店の奥へと向って歩いてゆく。) [Mon 30 Oct 2006 20:55:03]
リィ > ん〜〜〜・・・っ顔洗ってきたのになぁ・・・・・・どうにも眠気が取れないわねぇ。(瞼を擦り終えれば、ふぅっと軽く溜息漏らして。やる事も無いので、ごそごそと懐から懐中時計を取り出しパカッと開けて時間の確認。)・・・・・・結構時間経ってるわねぇ。(時間の経過を確認すれば、瞳半眼にし懐中時計を閉じて、再び懐に収めて・・・) [Mon 30 Oct 2006 20:35:14]
リィ > (寝惚け眼を擦りつつ、のんびりゆったりと店の奥からやってくる金髪少女。よっぽど深く寝入っていたのか、未だ足取りは覚束無くて)ん・・・っ少しお昼寝し過ぎたわね。どうも、自堕落でいけないわ。(お陰で、怒られちゃうし。と、叩き起こされた事思い出せば、小さく口元に苦笑一つ。自分に宛がわれている椅子まで進んでゆけば、その椅子に腰を下ろし、両手で両瞼を擦る) [Mon 30 Oct 2006 20:25:17]
お知らせ > リィさんが入室されました。 『んぅ・・・・・・っ(寝惚け眼を擦りつつ)』 [Mon 30 Oct 2006 20:20:00]
お知らせ > エトワールさんが帰りました。 『 余計な一言が多いのだと。自覚できるまでまだ少しかかりそうである。 』 [Thu 26 Oct 2006 02:30:38]
エトワール > ( ただでさえ過剰なフェミニストな上に相手は高級娼婦である。 軽くのつもりで引っぺがして痣でも作ったら大変だ、とかそんな真面目っぷりで。 だがしかしこのまま行くとサロンで全部剥かれかねない。 普通ありえないが此処ならありえる。 そういう魔窟だ。 ) いや、本当、御免なさい、失言でしたっ…でもこの辺にしないと流石に一級二級の品格みたいなのが損なわr [Thu 26 Oct 2006 02:28:26]
エトワール > ( わざとやってるのか素でこうなのか、折り重なるように身体をソファに埋めていく柔らかい感触、感触、感触。 この人達が高級娼館の気品溢れるなんかそういう人たちだとか、詐欺だと思う。 下手な所を触れずに横から這い出すように脱出するも、子供みたいに皆で夢中になって掴んでくる。 ) わ、ちょ、其処つかんじゃ駄目! 見える! 脱げる! 見せろじゃなくて…!! ( Sorry. It broadcasts Sound Only. 何処がはみ出るかなんてお見せできません。 ) [Thu 26 Oct 2006 02:15:08]
エトワール > と、りあえず…ほら、私あんまりお腹とかに肉付くとこぅ…すぐバレるし格好悪いしええと―――そろそろお暇sうわやめろなにをs( 「は」の一文字に全員が過剰反応した。 腕力で押し倒されてソファに沈められてお菓子口に詰め込まれる剣闘士ってどうなの。 世間的に。 だって女の子に暴力とか振るえないじゃないか。 ) [Thu 26 Oct 2006 02:02:12]
エトワール > あのさ、そろそろ遅いしあんまり食べると身体に良くないし――――。 ( 三人寄れば姦しい人達がその倍くらい。遠慮がちに口にした助言は聞こえているのに総スルーされ、横合いからまた別の変な色のムースの乗ったプレッツェルが口に押し込められた。 もうこれがマロンの甘さなんだかスイートポテトの甘さなんだか小豆の甘さなんだかも分からない。 もそもそと咀嚼して、それを表すべき単語表現を考える。 「甘い」以上は出てこないのだが。 ) [Thu 26 Oct 2006 01:38:12]
エトワール > …うん、これも美味しい。 ( 詳しく。 ) ええっと…甘くて、その、なんか、チョコレートっぽい…のが、のが、苦…甘…美味しい。 ( ぶはー、と大きな笑いの渦がまた巻き起こった。 これで何種類目かもわからないようなお菓子の味にいちいち感想を求められて鈍い味覚とつたないボキャブラリーで頑張って答えるも、そろそろどれがどうとかさっきと違う言葉が出てこなくなって来た所。 なんとかってブランド店の新作、全部買ってきたんだって。 それで、試食会。 居心地悪くサロンのテーブル席の真ん中に据えられて、甘味で完全に舌が麻痺する秋の夜長。 ) [Thu 26 Oct 2006 01:33:18]
お知らせ > エトワールさんが来ました。 『 ぽり、と新作お菓子を口に放り込む。 』 [Thu 26 Oct 2006 01:29:09]
お知らせ > エニシさんが帰りました。 『(最後にやってる事は妖精と吸血鬼も大して変わらなかったり)』 [Fri 13 Oct 2006 03:23:55]
エニシ > …………ベルベチカこそ…ベルベチカこそ………――――   ( キッと瞳を上げて彼女とは逆方向に走り出す。 )   女の子の方が良いって言った癖にぃぃ!!   ( 実は その一言が一番ショックでした。 男の子! 僕は性別歴とした男の子なの!! 少年は演技ではなく、半分本気で泣きながら走り去っていく。 ) [Fri 13 Oct 2006 03:21:50]
エニシ > 意味は知らない。 僕も知らない。 絶対に知らない。   ( 頑なに否定するその姿は、むしろ知っていますよと公言しているものなのだけど。 )   美味しいよねーイチゴケーキ。 僕は…どっちかっていうと和菓子派だけど……そっちも美味しいから大好き。   ( たぶん逆の立場でも納得してました。 こういう所が似たもの同士なんだろう。 ) ( 再び妖精の目が怪しく光ったような気がした。 )  え? え? ちょ…ちょっとベルベチカ? まっ―――   ( 制止の声を振り切って、廊下に逃げ出す妖精。 そして此方にまで聞こえたその叫びに、青白い顔を更に青くする。 )   …………………   ( 一人休憩室にポツンと取り残される白髪。 ) [Fri 13 Oct 2006 03:18:05]
お知らせ > ベルベチカさんが退室されました。 『(聞いた人にものすごく誤解を植えつけるような言葉をわめきながら。)』 [Fri 13 Oct 2006 03:10:30]
ベルベチカ > うぅぅ〜……たゆんは変な事ですの〜? わからないから聞いたのに、ひどいですの〜。 ( 涙目で反論する要請。頭のリボンまでトマト液まみれ。ただ、急に顔を抑えて何事かつぶやく様子には、いぶかしげに。 ) プ、プレ……そんなものでベルベチカのご機嫌をとろうなんて、お砂糖より甘いですの! え、えと、えっと……イチゴケーキとか、カスタードシュークリームとか、なら……うん、許してあげないことも、ないですの。 ( 結局ものにつられるのがベルベチカなのであった。 ) でも、いきなり口に含んだ飲み物を女の子にかけるなんて、やっぱりひどいですの〜。ベルベチカなりの制裁をくわえるですの! ( とりあえず、気持ちは治まらなかったようで。エニシの手を逃れると、半泣きのまま部屋から飛び去っていった。 ) うええぇぇん。エニシさんに汚されたですの〜!! [Fri 13 Oct 2006 03:10:03]
エニシ > (追記→優しく汚れてしまった妖精を拭いてあげながら、そんな提案を持ち上げる。 ) [Fri 13 Oct 2006 03:02:08]
エニシ > ( 久しぶりに思う存分喰らいタイだろう? ) ( ならばやるといい。 何 あの時と大して変わらない 無警戒なその小さな首筋に牙を立 )   うるさい黙れ
   ( 片手で顔面を抑えて、少年の体温のように冷えた言葉を発する。 それは小声で妖精には届かなかったのかもしれないが――― ) ( 淡く 微笑んだ )  ――――……ベルベチカが変なこと突然言い出すから…吃驚しちゃったよ。 本当に。   ( それは先ほどまでの会話と変わらない穏やかな口調。 )   うーん……じゃあ、今度何かお詫びのプレゼント。 それじゃあ…駄目かなぁ?   ( 服を汚したことは本当に悪いと思っているから。 そんな提案を目の前の小さな妖精さんにしてみよう。 )
[Fri 13 Oct 2006 02:59:59]
ベルベチカ > 女装をしているエニシさんこそ、自然なエニシさんですの。オトコノコの格好のエニシさんより素敵ですの。 ( 見もフタもないフォロー。それよりも、服がベタベタ、羽もベタベタで気持ち悪い。 ) あぅぁ……ベトベトして気持ち悪いですの〜。もう! お洋服が台無しですの。謝罪と賠償を要求するですの! ( 頬を膨らましてプンプン怒る。だが、エニシの動きがお待ったのを見て、怪訝そうに眉を寄せる。 ) ――ふぇ? どうかしたですの? [Fri 13 Oct 2006 02:51:57]
エニシ > ―――けど…そう、だね。 ……そうかもしれない。   ( 直ぐに自虐的な考えに走りやすい吸血鬼。 だからこうして真っ直ぐな妖精は少年にとって本当に眩しい存在。 ) よし、じゃあお姉ちゃんを悲しませないためにも! 僕も今度もっとちゃんと女そ………―――   ( 決意を新たに妖精の言葉に頷こうとして、けど何かおかしいと歯止めが掛かる。 )   …………あの……結局僕は女装を……?   ( 恐る恐る引け腰で疑問の言葉を ) ご…ごめん。 ……まさかそんな単語が出てくるとは思わなかったから……   ( 突然の不意打ちを堪え切ることが出来なかったようだ。 所詮精神1。(←言い訳))   御免ね…折角の服汚しちゃ―――――   ( 謝ってから、トマトジュースで真っ赤になった彼女を拭こうとして―――その動きが突如止まる。 ) ( 赤 紅 血の赤色 ) ( それは 本能を   呼び起こ  し すぎて    ) [Fri 13 Oct 2006 02:46:59]
ベルベチカ > それはー、ちがいますの〜。似合う似合わないは、それを見た人が決めることですの。エニシさんだっていま、ベルベチカの格好を見て可愛い、似合ってるって、そういってくれましたの。 ( エニシの周りを飛び回りながら、妖精なりの考えをつたえる。 ) やる前から決め付けてちゃダメですの。そんなこと聞いたら、ライヤさんだって悲しい顔になっちゃいますの。だから――わぷっ!? ( 盛大に噴出されたトマトジュースをもろに喰らって、洋服ぬらしたまま落下しました。 ) ひぅぅ〜、い、いきなりなにするですの〜!! ( トマトジュースまみれになってしまって、拳を振り上げ猛抗議をする。 ) [Fri 13 Oct 2006 02:33:28]
エニシ > ……………   ( うーん、とその言葉に首を傾げて。 )   けど…とっても可愛いよ。 うん、似合ってる!   ( 素直な笑顔でそう言った。 絵本でしか見たことの無いような妖精さん。 それがこうして可愛い服装をしてるのは、とっても素敵なことだと思うから。 )   ―――……けど…僕は似合ってないよ。 …きっと…僕は……そういう存在にはなれない。   ( 悲しそうに瞳を伏せる。 同じ絵本でも、自分は退治される『怪物』だ。 それが他人を癒す存在なんて、余りに相応しくない。 )( ベルベチカは客分兼お手伝いのようなもの。 無理をして仕事をさせようなんて人はきっとここには居ない。 ) ( そして続く疑問の言葉を聴いた少年は )    ――――――ッホ ケホッ!?   ( 飲んでいたトマトジュース盛大に吹きました。 紅い水が飛び散るって絵面的に相当不味いことになっています。 ) [Fri 13 Oct 2006 02:26:09]
ベルベチカ >  当然ですの! ベルベチカだってこんな―― ( スカートの裾を掴んでみせる。お人形さながらのフリフリドレスに頭の上にはでっかいボン。 ) ――お人形みたいな格好させられていますの。だからエニシさんも道連れですの〜。 ( きゅぴーん、と妖精の目が妖しく光った。そのうち人形趣味のお客さんの相手に回されるかもしれません。そうなったらこの妖精は逃げ出すでしょう。 ) ところでエニシさん。たゆんたゆんってなんですの? ( 要らない知識その1.言葉だけでわかんないので友達に聞いてみようの巻き。 ) [Fri 13 Oct 2006 02:14:35]
エニシ > ( 大聖堂から指名手配の件は、未だに誰にも話していない。 マリィさんにも、お姉ちゃんにすらも。 ただ三下呼ばわりされていたこともあって、そこまで重要視はされていないと思うため、このまま平和に過ごせば立ち消えになる可能性もある。 あくまで可能性だが。 というかいらない知識って本当に大変ですね。 少年が聞いたらホロリと涙を流すよ。 )   …………何時の間に…………ひょっとして…これから僕はここでも女の子の格好を……?   ( 冷や汗が頬を伝って、恐る恐る目の前の妖精に問い掛ける。 紅い目がそれマジですか?と聞いています。 ) [Fri 13 Oct 2006 02:06:34]
ベルベチカ > ( 少年に止むおえない事情があるということは、ライヤからそれっぽく聞かされているから知っている。しかし、それ以上に周りの娼婦たちからいらない知識を吹き込まれているのでこんな反応。 ) えー、でもでも。エニシさんは女の子の格好してたほうがお客ウケするって。周りのおねーさまたちはみんなそういってますの。 ( きょとんとした顔で、小首をかしげる。エニシの前でホバリングしながら、目をぱちくり。 ) [Fri 13 Oct 2006 02:00:04]
エニシ > (ピシッ)( ワーイワーイ、と浮かれていたけど、その脳天気な声が耳に届けば石のように体を強張らせる。 何だか最近は他人に恥ずかしいところばっかり見られてる気がする。 主に女装とか女装関連とかじょs(ry )   べ…ベルベチカ………? あのね…僕…一応男の子なんだけど…………   ( 新たに入ってきたお友達に訴えを投げかける。 そりゃ外では未だに女装を続けている。けれどあれは身を隠すためなんだと力説―――は出来ないか。 とにかく止むを得ない事情があって、決して趣味ではない。 ) [Fri 13 Oct 2006 01:56:07]
ベルベチカ > ( そんなハイテンションなお友達の様子を、ベルベチカは見ていました。 ) あー、エニシさんその格好はだめですの〜。ちゃんと女の子してなきゃだめですの〜。 ( もうなんかベルベチカの中では女装してないエニシは違う人みたいに思えているから不思議だ。これが妖精脳。 ) [Fri 13 Oct 2006 01:50:19]
エニシ > ―――……そう、幸せ! 僕今とっても幸せ! ビバ!男の服装!!   ( やっと自分の気持ちを表すに相応しい言葉を見つけた白髪はそれはもう感動しているように天井を仰ぎます。 やっぱり二ヶ月ぐらいずっと女装は本気でキツカッタ。 懐かしい普通の男の子が着る服に、普段よりも相当ハイになっている。 )( 喜びの余りちっちゃい妖精のお友達が部屋に入ってきたことにこれっぽちも気づいていない。 自分以外は大抵の人が忙しい時間だから、誰もこないだろうとタカをくくって浮かれ気分の白髪の少年。 ) [Fri 13 Oct 2006 01:47:38]
ベルベチカ > ( 青猫ではたらくおねぇさまがたの夜のお勤めも中盤戦にはいるかそんなところ。ベルベチカは特性の栄養ドリンクを配って回ったりしていた。今はその帰り。 ) ふぅぅ〜、ヘトヘトですの。ずっと飛び回ると羽の付け根が・・・・・・。 ( そんなことをいいながら控え室に入ってくる。 ) [Fri 13 Oct 2006 01:44:18]
お知らせ > ベルベチカさんが来ました。 『(ふらふら〜っと空を飛びながらやってきた妖精。)』 [Fri 13 Oct 2006 01:41:40]
エニシ > 何だか落ち着く? というか…これが自然?……というか……うーん……何て言えばいいんだろう………   ( しみじみと嬉しそうに感動の意見を零す。 外では女装しているけれど、一応中身は男の子。 流石にずーっとあれを続けるのはいろんな意味で不味いと思う。 ) [Fri 13 Oct 2006 01:40:44]
エニシ > ( いつもの如く娼婦控え室の一角。 この時間帯はあんまり自分のお仕事が無い少年は久々にゆっくりとストローでパックの赤い液体を吸ってたりしていた。 )   はぁ…なんだかこの格好が久々な気がする………   ( 中身は血液じゃありませんよ。 ザ・トマトジュース。 ) [Fri 13 Oct 2006 01:31:44]
お知らせ > エニシさんが来ました。 『(ちゅー)』 [Fri 13 Oct 2006 01:27:53]
お知らせ > ライヤさんが帰りました。 『・・・・!!!!(たゆんの感触に密やかに驚愕する今日この頃。)』 [Sun 8 Oct 2006 03:46:25]
お知らせ > 纏花さんが帰りました。 『・・・また職場に泊まっちゃった・・・(風呂場で呟く。ぶくぶく。』 [Sun 8 Oct 2006 03:45:54]
纏花 > (とにかく、男に受けるような身体にならないと飢え死にしそうで、見事そのとおりになった幸運なんだか不幸なんだか良く解らない身の上話はさておき、きっと二人違う星の元に生まれたから。むちむちの星とぺたすとーんの星に(ザ・与太話)ま、百回「っていうもんだよ」というより、一度そうなった方がはるかによく解るからねぇ・・・・・・・お、いいね。こう言う時は、青猫に勤めていて良かったと思うよ(きゅー、と胸の中の妹娼婦を抱きしめると、さて行きますか、と視線を上げた。周りの同僚も、殆ど退却済み。だって寒いもの)・・・・ん。揉んでも、何もでないよ?(ほっぺふにふに。そんな風にじゃれあいながら、お風呂へと向かうのでした) [Sun 8 Oct 2006 03:45:10]
ライヤ > (…年齢のことを前提に、色々言われると凹みそうです。 きっとあれですよ。エ(ぴー)ルの経験の違いだろうと。……すいません、今のうちに土下座しておきます) …その恐怖すら楽しみだともうしますよ。――己の乳で死ねたらほんもうです。(後半は再び棒読みの罠。――さて)………どうせなら、お風呂行きませんか。冷えて参りましたし―――…(姉の両腕の中に飛び込むのに、何の躊躇いがあろう?……ぱた、ぱた、と静かに近づくと、頬を押し当てるようにして姉の、豊満 な たゆん を――――)……たゆん。 (柔らかく鷲掴んで――仕返し一つ) ………ささ、まいりましょう。寒さは女の大敵にございますよ。 [Sun 8 Oct 2006 03:37:27]
纏花 > (恐ろしいことにこの二人、年齢は同じだったりする。多分100人中98人は信じない。そして変なところでしおらしくて可愛いから、ついこーなってしまうわけで。本当に妹のような、小動物のような―――)・・・まあ、そうだねぇ・・・階段には気をつけるんだよ。下手したら死ぬからね(急に真面目な顔になってアドバイスするのでした。サイズにもよるのに。そして窒息するようなサイズは止めなさいとカッコ内でも)・・・ふふ、おいで。ちょっと寒いから、抱き合うぐらいがいいと思わないかい?(本音半分、ただ単にライヤを抱きしめたい半分。目を細めて笑みを浮かべて、ライヤに向けて両腕を開いた。――――妹って、こんな調子なのかねぇ――――)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・う、うん。いいよ。まあ、うん。気長に、ね?(実は自分もそんなに覚悟が決まってない姉娼婦。時間をくださいとの言葉には、内心胸をなでおろしつつ同意するのでした。かくして、革命の火蓋は切って落とされたのです(何) [Sun 8 Oct 2006 03:26:06]
ライヤ > (頭が軽く上下する。年齢は一緒なのだけど、子ども扱いされるのは姉と自分の人生経験の差なんだろうなぁ、なんて。ひっそり)……今度、そういう薬が出回ったのを聞いたら、是が非でも手に入れてみようかと思います。……ええ。(寝方によっては乳で窒息なんて素敵な体験してみたい。――それどんなファンタジ?とか聞こえない方向で一つ)……………。(弄られた後だ。しかも姉に。 微笑に返すのは、ちょっぴり拗ねたような顔。――まだ肌の上に姉の掌の感触が残っているようで、もぞりと帯を引いてみたり落ち着かない様子で――)………。 ………。(妹娼婦固まった。)……………。(姉様にあの情けない姿をさらすというのかー!簡単に言うと洋服を着ると七五三イメージが拭えなくなるのだ。 妹娼婦は派手に引き攣った)……………すっ…少し、心の準備をさせていただけますかっ……姉様。 [Sun 8 Oct 2006 03:18:47]
纏花 > おほほほほほほほほほ(暫く続いた。やがて自然消滅。続けられると周りの精神衛生上よくないので(そういう問題でもない)・・・・・・アタシが「社交辞令」ってもの、あんまり好きじゃないの知ってるだろう?(適当に調子合わせてるだけじゃないよ、と呟きつつ、軽くライヤの頭ぽすぽす)・・・・・・以前、何かのギルドで、そんな薬の被験者がどうとかいう仕事あったねぇ・・・大分前だけれどさ。そうだね。一度は味わって・・・みて・・・・・もらいたいねぇ・・・・・・・・・・(うふふふうふふふふふふ。急な階段の下が見えません。和服の着付けが少し大変です。ぶつけると痛いです。ぜひ体験していただきたいと心のそこから思ったりした。そんな秋の夜)・・・ふふ、ご馳走様・・・かねぇ?顔に似合った、つつましいつぼみだったしねぇ・・・・(ぺろ、と見せ付けるように指を舐めて、うふふ、と微笑んで見せた。勿論、そんなに可愛いものではなかったけど。(でも若返るとトリガラ一直線の罠)・・・・・・・・・一緒に・・・洋服、行って見る・・・?(行く先のわからないトロッコに、二人で飛び乗るようなお誘い。だ) [Sun 8 Oct 2006 03:08:19]
ライヤ > うふふふふふふふふふふふふふふふふ。(ええ、気の所為ですよ。勿論です。何をざわめく必要があろうかー。にこにこスマイルで周りの同僚達を一瞥する。姉に押し潰されながら。巨乳の重さが背中に。) ………………。 (再び持ち出された「おそろい」の言葉。本当?と尋ねるように見つめる。見つめゆ。みつめゆ。体を幾ら触られようが、恥じらいすらしなかった妹娼婦は、その時ばかりはコクリと控えめに頷いて、ひっそりこっそり頬を緩ませた。――憧れに近いものがある姉娼婦とお揃い。――でも、今の体勢じゃ、その表情を見えないけれど。テーブルと姉娼婦の間で、ぺったり伏せているような体勢)……淫売窟のお薬のお店にでも頼ってみようかしら、と。一度くらいは根元から千切れるんじゃないかという程の重量感を味わってみたいものです―――ありがとうございます。(赤い顔は、重さ+αだろう。襟元を正しながら、差し出された手を取った。)――――……。(違った装い、か。誰かからもそんなことを言われていたっけ。―――洋服は似合わないのよ。本当に。 うぅんと眉間の皺が深くなり)――食わず嫌いではないけれど、試さないのも…臆病過ぎますかね。…善処します。 [Sun 8 Oct 2006 03:00:19]
纏花 > へえそうなんですか。そうねそうよねおほほほほほほ(とっても平坦な超えに聞こえるのも気のせいです。周りの同僚がちょっとざわめいているのは二人の弱い心が生み出した幻であることを希望)・・・・・・・え、た、楽しみというか、乗り気なのかい?いやまあ、柄にもなくはしゃいじまったからさ、勝手に騒ぐのもどうかなって・・・揃えてみるかい?(こうして近くにいると、結構表情豊かなんだなー・・・なんて。またまた思うわけで。そして改めて持ちかけた「おそろい」は、決してごまかしではないわけで)・・・・・・・・・ああ、確かにそれぐらいが一番いいやねぇ・・・階段の下も見えるし、かといって洗濯板に悩むこともないし・・・・・お、いい声(ぼんやりとつぶやきつつ、くすくすと表情をほころばせた。可愛らしい反応が、楽しい)着飾るとまでは言わなくても、ちょっと違った装いを――――・・・・とと、すまないすまない。大丈夫かい?(差し込んでいた手も抜いて、立ち上がって手を伸ばした) [Sun 8 Oct 2006 02:50:11]
ライヤ > ひとをいぢめるの にがてですから。(棒読みにきこえる?知らない。知らない)…………。(なんだかんだ言って、姉娼婦と”揃い”と聞けば嬉しいようだ。 見上げた黒い双眸が期待で、一瞬柔らかく――でも、「やめた方が」って言い出された瞬間、そろりと伏せた)………。………。(密やか――でもないコンプレックスを誉められるのは、正直複雑だった。伏せた瞳は、自然と己の胸元へ落ちる。姉の掌が袂の中にあるのが見えた。)…もう、育たないのが良さだと思う事にしました。せめて姉様の半分くらい育つと良かったのですけ   ど  。……ん。 (流石に慣れているとは言え、「慣れてるだけに」それなりに反応する。僅かに眉を寄せて)――― 一人の時に着飾ってもつまらないですもの。 相手――が、いたら、まだ、色々――考え、る    姉様。(重さでそろそろ妹娼婦の体が前のめり。 とうとうちょっと困った声で「へるぷ」の声。 指先に触れる唇の柔らかさに、ぴくと肩が揺れて) [Sun 8 Oct 2006 02:37:33]
纏花 > あれだよ。営業用。営業用。おーけい?(くすくすと、冗談めかして笑った。でも、ちょっとドッキリしたのは紛れもないトゥルーさ)・・・・よし解った。それじゃアタシも同じ柄のを着よう。というか注文しよう。それで本当にどうなのか・・・・・・やめた方がいいかね。やっぱり(冷静に考えると、何がしたいのかてんでさっぱりだ)・・・・・・なかなか、すべすべしてていいねぇ・・・・・・このなだらかな起伏がまた・・・(すりすり。胸元を名でさすりながら、ほわ、と表情が綻んだ。そのうち敏感な先端を、指でさわさわともてあそぶと思う。相変わらず体重を預けたままだから、そろそろ辛いかも)・・・・・・なんとも、まあ。んー・・・まあ、いいか。無理にだすもんでもないし。ただ、変化をつけると、結構楽しいもんだよ、とだけは言って置くよ(ライヤの右手を取って、ちゅ、と口付けを一つ見舞いつつ。勿論さえぎられなければ、のお話) [Sun 8 Oct 2006 02:25:40]
ライヤ > ………ご冗談を。(ころりと笑う。えすえむとか、さど とか まぞ とか、そんな世界からは遠い所におりますよ。プロフの性癖ルック。) ……きっと似合ってしまうから、笑えないに違いありませんよ。――あ。でも……(空を仰ぐようにして、姉の顔を覗き)お揃いで着るのは、ちょっと楽しそうです。もし、姉様のお客様に見られたら、「あんな娼婦に揃いの着物を着せるな」って怒られるかもしれませんけど。(「姉は何でも似合う」そう信じて疑わない妹娼婦は、にっこり無邪気に微笑んだ。 姉の掌が、肌を擦るのに気が付いてはいたが――――娼婦同士で性技の実演くらいはしてるだろう。 そも、セックスアピールに乏しい己の胸は、膨らみが殆どない。悲しくなるくらいに。恥ずかしがるような慎み深さはとっくに捨てている。今更姉に触れられた程度で拒むわけもなく)………自分の―――……。(首を捻る)………こう言ってはなんですけど、興味がないんですよね。私。 [Sun 8 Oct 2006 02:17:36]
纏花 > ・・・・・・・・・・・・そっちで営業した方が・・・似合うと思うよ。うん(そういう趣味の人も、結構多いって聞くし――――――――世の中の、色々な役割の、お話)・・・そうかい?まあ、アタシも適当なことを言ったつもりはないから・・・似合わなかったらアタシが着て、それで「似合わない」って笑おう(少し冷えたライヤの手を、きゅ・・・と握って、すりすり・・・そしてライヤの着るような服を着た自分を想像して、少し頬が緩んだ)いやいや、それは買いかぶりすぎだよ。・・・・・・多分(そういえばこの和服以外あんまりきたことがない。無いのに似合わないというのも可笑しいかな、と。今度、イメチェンでもしてみようかなーと。そんな踏ん切りをくれたライヤに内心感謝してみたり)いやいや、休みの日は、休みの日らしくね?男のためじゃない。客のためでもない。自分のためさ(さえぎれなければ、そのまま奥へと手を進めて――――体温を、直ぐ近くで、感じる) [Sun 8 Oct 2006 02:04:04]
ライヤ > ……。(間)……。姉様。世の中には、役割というものがありますのよ。(明々後日の方向へ、ふ…と視線を流して答える妹娼婦の横顔は、妙に大人びていたとか。 だって、エトワールさんが(以下略)なんですもの。無邪気に答えますとも――以下略部分は各自想像してください。) 姉様が似合うっていってくださったんだもの。 似合わなかったとしたら、私の所為ですよ。姉様の所為になんてしません。(肩に回された腕を払う事なんて、当然しない。この程度のスキンシップは何時ものこと。 雑誌が見やすいように位置調整程度はするけれど――姉の手に、己の少し冷えた掌を重ね) また、そんな風に仰る―……私の知ってる姉様は、どんな服を目の前にしても、いざとなったら綺麗に着こなしてしまうような人だって思ってますよ。――――――んん。 (仕事以外で使う服。 その響きに大層迷っているようだ。眉を寄せ)………。 ……でも。休みの日にめかしこむような、こと、ありません、し。必要、ないかな、ッて [Sun 8 Oct 2006 01:54:08]
纏花 > ・・・・・・前々から思ってたんだけど・・・ライヤって、サド・・・だよねぇ・・・(そーいうときに、妙に表情が輝くというか、目に怪しい光が灯るというか――――ええ。そうなんでうs。いつもは表情がほとんどでないのに、そう言う時はすごく(青猫勤務Tさん談)ああ、いや、でもあれだよ。に、似合わなくても責任はもてないからね・・・?(あっさりと決定されちゃったので、流石にちょっとあせった。着物だって安くないから、無駄な買い物させたら悪いなぁ、と。しかし、似合うと思ったのは本気も本気である)アタシはあれだよ。風物詩みたいなものさ。時代についていきたくても、付いていった瞬間に根無し草になっちまうのさ。・・・・・・・・・・・まあ、何もかも仕事用、ってことにしなくてもいいんじゃないかい?アタシらだって、四六時中男に媚売って股開いてるわけじゃあないんだからね(よいしょ、とライヤの方に腕を回して、体重を預けてみた。洋服より基本的に布地の厚い和服同士でも、互いの体温が仄かに伝わってくる。あー、ぬくい・・・とか思いつつ、もそ、と胸元に手を入れてみた) [Sun 8 Oct 2006 01:44:53]
ライヤ > でも。エトワールさんの(赤くなった顔を)一日一回見ないと、何か落ち着かなくて。( ほぅ。 )(己の片頬に掌を添えて、寂しそうに溜息。――この表情の何割かに、彼女への「愛」が篭ってます。そして何割かに「冗談」が混じってます。 …普段から表情が薄い娼婦の顔から、それらを読み取る事は難しいだろう。――なんて、言っておく) 姉様の保障が付いたなら、是が非でも揃えなければいけませんね…?(くすりと笑って――頷いた。目出度くチェック入り) ……今度、衣装屋さんが来た時が、楽しみだわ。 (流行――姉のあっさりとした言い方に、思わず瞬き)…。 (でもなるほど、と思った)   …姉様ならば、流行なんて追わなくても、十分魅力的ですものね。 羨ましいわ―――。   え? (不意打ちのように感じた。 思わず顔を上げ) …………。 あ、ごめんなさい。 勿論、仕事用ですよ。嫌だわ――。もう。 [Sun 8 Oct 2006 01:36:29]
纏花 > なんだかんだ言って、スター選手だからねぇ・・・・・・その忙しさのうち、ウチら娼婦連中の雑用がいくら入ってるかは、考えない方がよさそうだけどさ(いつもありがとう、と拝んだ。ナムナム(縁起でもない)・・・・・・・・・・・・大丈夫。アタシが保障するよ(右肩に手を置いて、ぐ、と力強く推してみる。ちなみに自分はどうかというと)・・・・・流行ってのは追うもんじゃない。眺めて楽しむものさ(流行を追いきれない?いえいえ。そんなことはありませんよ。ゼッタイ)ところで、もしこの柄を着るとして・・・仕事用かい?それとも普段用かい?(詮索する気は無いけれど、ただ気になったので尋ねてみた) [Sun 8 Oct 2006 01:28:03]
ライヤ >  エトワールさんも、コロセウムのお仕事がお忙しそうで――なかなか捕まりませんし。(さらっと「楽しい事」の中に並べた、用心棒の名前。 良く考えると酷いですが、聞き咎める人がいないので流しますよ…!  …己の名前をよばれると、「どれ…?」と脇から覗きこむ) ………ん。 (じぃ)……この模様、個人的に凄く凄く可愛いと思うんですけど、あんまりにも可愛いから、私が着ると…負けてしまいそうで――… [Sun 8 Oct 2006 01:24:13]
纏花 > 確かに、この柄はライヤには似合いそうだねぇ・・・・・・(そんな娼婦連中の中、同じように雑誌を覗き込む青猫の夢紬の一人。「でも、これもいいんじゃない?」とか違う柄指差したりした) [Sun 8 Oct 2006 01:20:48]
ライヤ > ――結局良いイベント案も浮かばないし。このまま今年は終わりかしら ね。 (湯気を立てる紅茶の中を覗きこんで)――…それも寂しい話しだとは思うのですけど――…。 [Sun 8 Oct 2006 01:20:12]
お知らせ > 纏花さんが来ました。 『・・・ああ、なるほど』 [Sun 8 Oct 2006 01:19:16]
ライヤ > (尤も、黒地の着物が目印のようになってしまっているから、流行を追うとしても、模様程度なのだけど。 ) なんだか、今年は一年が短く感じていけないわ。 暦上ではもう、秋は終わるのよね――  あ、この柄、可愛い。 (雑誌の一ページを指差す。すかさず姉がチェックをいれた。後々馴染みの衣装屋に頼むつもり。 姉が「新しいショールが欲しい」とか「手袋とかどう?」とか――なかなかに喧しい。 尤も、お客サマの足音が聞こえたら、直ぐにおしゃべりをやめて、ロビーへ案内するつもりだけど) [Sun 8 Oct 2006 01:14:37]
ライヤ > (青猫の待合室………ではなく、今日は玄関に入る手前の庭の方で寛いでいた。 晴れていたら綺麗なお月様が見えたでしょうに、生憎の曇り空。 白いテーブルに頬杖をついて、くぁり。と小さく欠伸を漏らした) …… 赤い雨の次は、冬支度。  ばたばた動きっぱなしのようねぇ…。 (姉娼婦が広げている雑誌を横目で覗く。)……今年の冬は何色が流行るかしら。それすらまだ調べていないんですよ。私。 [Sun 8 Oct 2006 01:07:12]
ライヤ >   いろいろ、大変、ね。 (姉娼婦の話しに相槌一つ) [Sun 8 Oct 2006 00:56:31]
お知らせ > ライヤさんが来ました。 『―――ふぅん』 [Sun 8 Oct 2006 00:55:54]
お知らせ > エトワールさんが退室されました。 『 Bon joir! 』 [Sat 30 Sep 2006 11:35:57]
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