スラム 参加者 なし ROM 1人
お知らせ > フェン・メイフォン@警備さんが帰りました。 『するも一瞬…すぐさま弔い合戦の金切り声を上げる。 尤も、肉棍棒で鎮められるが』 [Tue 31 Jul 2007 23:20:30]
◆フェン・メイフォン@警備 > いっそ、地方村の安全な所に集団疎開―― いや、あっちの様子も分からないんじゃ… 一先ず、ナキアさんに無事の確認を ―― んや?(なんて、困り顔を浮べている最中… ふっと、前方から聞こえたガサガサと何かを漁る音に眼を向ければ… 其処には、ネズミの姿が一つ。 向こうも此方に気付いたのか、顔を向けて威嚇する様に鳴き声を上げている。 そんな姿に、何処か忌々しげな表情で溜息を漏らせば…グルカナイフを抜こうと――) いや、コイツで良いや… (するのを止めて、頭を潰されたネズミの死骸へと両手を掛けて振り上げれば…ジリジリと前に進み―― 対するネズミは、暫しキョトンと。) [Tue 31 Jul 2007 23:15:03]
◆フェン・メイフォン@警備 > しっかし――― 本当に街中にまで出てるのねぇ、ネズミって。 (周りを見回せば、ネズミらしき奴等が残したと思わしき痕跡の数々。 一匹見かければ、100匹は居るものと覚悟せよ――は、料理の天敵の黒い悪魔の事だが、案外こいつ等にも当て嵌まるんじゃないだろうか?なんて思って溜息吐けば… ネズミの足を掴んで引きずった侭、足を前へ進め始め――… ) この様子じゃ、どこかに一箇所に纏めて… って感じにでもやらないと、身内だけでも手に余るわね。 それに――… スラム以外もヤバイかもしれないし…(例えば、地方村。 あそこは下手したら、一番真っ先にネズミの侵攻を受けるんじゃないだろうか? ナキアさん達は無事だろうか? 暫く会ってない顔を思い返してしまえば、少しばかり不安を抱いて ) [Tue 31 Jul 2007 23:02:15]
◆フェン・メイフォン@警備 > あー… こりゃ、日常じゃ下手に全力出さん方が良いわね。前から思ってたけど… (手を振りつつも、中々落ちない肉片やらピンクいモノやら。 それに、今日の見回りが終ったら良く洗っとかないとと顔顰めた侭に思いつつ… 溜息吐けば、それから視線を足元―― 食い意地が災いしたのであろうネズミへと。 暫し、放置するべきじゃないわよね…なんて思案していれば、やがて――) どこかで、纏めて燃やすかな… 汚物は消毒、消毒――― あたしの手も消毒したいわね (掴むのは、ネズミの足。 それを軽々と掴んで持ち上げれば… チラリ、ネズミの顔を見遣ろうと視線を送り―――) うげっ、飯がまずくなる (チラリと一瞥くれただけで、視線を外して周囲へと。) [Tue 31 Jul 2007 22:54:16]
◆フェン・メイフォン@警備 > うっ わー… (そして、多分自分が全力で殴ったらちょっと凄い事も何となしには予想はしていた。 けれど、それは所詮予想。 あくまで予想。 だから、目の前にある実物―――――) ふ、ふつー…此処まで見事に潰れるっけぇ…(―― 生ごみの只中に埋もれたラットマンの後頭部だったもの。 それを実際に見てしまえば、思わず引き攣り笑いを一つ。 浮かべて、食事中だったのを不意打ち気味に殴り潰したネズミの頭部―― と、その周りに飛び散っているモノを見下ろし、自分の手を一瞥。 思わず顔を顰め、こびりついた何かを振り払おうとして――) [Tue 31 Jul 2007 22:47:08]
お知らせ > フェン・メイフォン@警備さんが来ました。 『今日…何かを全力で殴ると結構良い音が出るのは知っていた』 [Tue 31 Jul 2007 22:41:59]
お知らせ > コバンさんが退室されました。 『ああ、肝が冷えた。』 [Tue 31 Jul 2007 21:14:19]
◆コバン > (卑怯だなんだと、言われとも。 こちとらわが身がいとおしい。)フシャァァァ!(『一昨日きやがれぇ!』)(何処かから出てきた猫のライカニアに助けられたか。 ある意味、同じように捨て台詞を吐いて。) [Tue 31 Jul 2007 21:13:35]
お知らせ > ラットマンさんが帰りました。 『泣きながら逃げてった。今日はこのくらいにしておいてやらー!』 [Tue 31 Jul 2007 21:08:16]
◆ラットマン > (たぶんまともにやりあったら鼠のほうがノされそうな雰囲気で、そういう意味では正しい筈なのに何故か間違っているような不思議空間。 もちろん鼠だってそのあたりの木箱とかに気づいてはいるものの、自分から駆け上がろうとは思わない。所詮は鼠、しかもまだ子供。本能に刻み付けられた遥かなる祖先からの鼠としての記憶が猫を恐怖してやまない。) キィ、キィーーーー! (だんだん、と地面を踏み鳴らして降りてこないなこの猫のくせに腰抜けめ!とか、自分が一番腰抜けなのは棚上げで叫ぶ鼠語。――そんな睨み合いもどれほど続いたか。 「フシャアア!」 ―――あ、猫のライカニア出た。) キィィィイイイイイーーーー!? [Tue 31 Jul 2007 21:07:57]
◆コバン > (まるで、逆ト○とジェ○ー?)(小柄な鼠人間が飛び跳ねるたびに、猫妖精の内心は穏やかじゃない。そのつど、一瞬体が更に大きく膨れ上がる。 いつ、そのあたりに積み上げられている木箱やたるを駆け上られるか、ヒヤヒヤだ。)『エエイ、去れ去れ!』(親玉が去ったのを視界の端に捕らえて、少々安心しつつ。お前もどこか行ってしまえと。) [Tue 31 Jul 2007 21:03:49]
◆ラットマン > キィィ、キィィーーー!(うるせえこの猫やろう鼠だからってナメんな怖くなんかねえぞ!内心ビビり8割加減で必死に鳴声を上げつ、生体であれば、高い壁すら上りうるラットマン。しかし悲しいかな、まだ小柄な幼年では壁の上から猛る猫相手にその場でぴょんぴょんと飛び跳ねるのみだ。――その背後で、大人らしき数体のラットマンのひそひそ声。「おいどうする」「どうするってお前、あれ最近流行ってるらしいぞ猫相手の度胸だめし」「ああ、そうなんだ…ライカニア相手だとガチで食われちゃうしね」「だな…まああのサイズじゃ獲っても食いで無いし、ほっとこうぜ」「だな」――大人、退場。) [Tue 31 Jul 2007 20:57:17]
◆コバン > (ここまで飛び上がっては来れないだろう、とそんな風にたかをくくった屋根の上。 爛々と、狩り時のように瞳を光らせて。下にいる鼠を睨みつけ、全身の毛を逆立てる。)フシャ!フシャ!(もとより、正面から戦うなどとは考えられない。 猫妖精は、戦いには向かない。いっそ、何処かへ行ってくれと睨み続ける。 尻尾を巻いて逃げるには、今はまだプライド邪魔をする。) [Tue 31 Jul 2007 20:52:51]
◆ラットマン > (――鼠が鼠と威嚇しあってどうするのか。正しくは猫と威嚇しあっているのだ。うん。) [Tue 31 Jul 2007 20:46:47]
◆ラットマン > キィィー!(猫と睨み合う鼠はまさしくドブ鼠と言わんばかりの濡れたくった灰色だった。森から湿地、荒野を抜けてはるばる街へ、ニンゲンたちとの死闘を潜り抜け、ドロを啜り仲間の死体を踏み越えて、鼠たちは漸く、この新天地へと辿り着いたのだ。――スラムのどぶ川から這い上がった、未だ幼年なのか小柄なラットマンが鼠と威嚇しあう。) [Tue 31 Jul 2007 20:46:20]
お知らせ > ラットマンさんが入室されました。 『どぶねーずみーみたーいなー』 [Tue 31 Jul 2007 20:43:16]
◆コバン > (人間の間に流れる噂を集めれば、大きな鼠が現れたらしい。 更にその噂のせいか、餌をくれる人間も数が減った。 それどころか、今日は噂の鼠とご対面、だ。)(サイズの関係か、どうも餌に見られたらしい。いきなり噛み付かれそうになった。 そんなことは、この妖精猫のプライドが許さない。とりあえずは、地面から屋根へと上って怒りをぶつけて。) なああああ! (そうして、しばし睨み合い。) [Tue 31 Jul 2007 20:41:28]
◆コバン > (闇を劈くように、上がる鳴き声。 スラムの屋根の上から屋根の下にいる大きな影へと、威嚇するように猫の全身の毛が逆立っている。)『鼠ごときが、我に逆らうとは!』(地面にいるのは、巷で噂の鼠人間。 それへと、罵倒の言葉を浴びせる猫は、普通の猫より明らかにでかいものの、鼠の大きさには敵わない。) [Tue 31 Jul 2007 20:33:34]
お知らせ > 猫の鳴き声さんが入室されました。 『フシャァァァッ!!』 [Tue 31 Jul 2007 20:26:30]
お知らせ > ヴァネッサ@廃屋さんが帰りました。 『今日はここで夜を過ごそう(ラットマンとかきそうだ…)』 [Mon 30 Jul 2007 21:24:32]
◆ヴァネッサ@廃屋 > ――よしっ! ( もう、女の子が巻きましたとはいえないくらいのめちゃくちゃな巻き方だけど、気にしない負ければいいじゃないか ) いろいろと頂けて助かった、っと ( 前にもらった紙袋を開けながらその中から白いシャツと黒のパンツを取り出した。シャツは新しいもの。古いものは捨てた ) [Mon 30 Jul 2007 21:22:46]
◆ヴァネッサ@廃屋 > さぁて、あとは着替えてぇ、酒場、かな… ( 廃屋の隅っこにおいておいた荷物のところまでいき、この姿のとき用の服を取り出す。荷物といっても布で包んでいるだけだけど ) 包帯も巻きなおさないとねぇ ( この間巻きなおしてもらったばかりだけど、さすがに身体のサイズが変われば、一度外さなければならない。下手だからあまり自分で巻きたくないけど、しぶしぶ自分で巻き始める。着替えるのはそれから ) [Mon 30 Jul 2007 21:10:36]
◆ヴァネッサ@廃屋 > ( 音も声も聞こえなくなり、少女の身体は完全に長身の女の身体になっていた ) ん、んー? ( 実際自分の意思でしっかりと姿を変えたのは、初めてだ。最初は寝ている間だからあまり自覚は無かった ) ―――いっ! ( 長身の女は、突然顔を歪める ) こっちの方だ、と…痛みはまだあるのね… ( 急いで、近くに放り投げておいた包帯を丸めてもち、傷口に押し当てた。ほんの少しだけ包帯に血がにじむ ) ま、我慢できない痛みでもない、 ( ゆっくりと傷に響かないようにしながら、その場に座り込む。 なんか、浴衣みたいなもので、ひざ上くらいまでしか隠れてないのってちょっとえっちぃ。 えっちぃって… ) [Mon 30 Jul 2007 20:54:23]
◆ヴァネッサ@廃屋 > ( 続きorz ) ( 少女の口から漏れる声と、耳を澄ますと聞こえるミシミシという何かが軋む音とともに、少女の身体は長身の女のものへと変わっていく、身体の変化は、髪とあまりにも身体のサイズに合わない衣類でわかるほど ) [Mon 30 Jul 2007 20:31:33]
◆ヴァネッサ@廃屋 > ( その変化は髪、腕、足、ありとあらゆるところに見られる。少女の身体自体が、まるで成長の早送りを見ているかのように ) あ、ぐっ、ガっ… ( ) [Mon 30 Jul 2007 20:29:54]
◆ヴァネッサ@廃屋 > ( 誰もいない廃屋の中、白い衣を身にまとった一人の少女が廃屋の中で上半身の肌をあらわにしながら、わき腹にできた刺し傷を見ていた ) 痛みは、なし…と ( 元の姿に戻っている以上力は十分に発揮しているはず。これの状態ならいけるかと考えつつ、出血がないことを確認してから衣を着なおして ) うまくいくはずなんだけどね ( ゆっくりと立ち上がってから、目を瞑り、自身に暗示にも似たようなものをかけていく。 『自分の数年後の姿、そして肉体の増強を』 )( 少女の身体に、少しずつだが変化が… ) [Mon 30 Jul 2007 20:24:31]
お知らせ > ヴァネッサ@廃屋さんが入室されました。 『どれ…』 [Mon 30 Jul 2007 20:16:24]
お知らせ > アクセラレーターさんが退室されました。 『屍を焼き尽くす。野望を掴み取れ…ッ!(月夜に走り掛ける。)』 [Sun 29 Jul 2007 22:59:43]
◆アクセラレーター > (病気には頑丈に出来ている吸血鬼の身体。) エレナを倒さない限り、カロンを光の世界に戻せないンだろーなァ…。 (小奇麗なガントレットを目の前に持っていき、広げる。すべてを、捕らえて、切り裂くためにある、五本の凶器。カロンを救いたくなった。出来るのだろうか。) …出来るか出来ないか、じゃないンだ。やるンだ、絶対に…ッ! (力一杯に握り締める。自分だけで光の世界に戻るなど、出来ない。理解し遭えそうな者と出会えた。それだけでも嬉しすぎる。口許を綻んだ。) [Sun 29 Jul 2007 22:58:28]
◆アクセラレーター > (二つの意味だ。ラットマンの屍と、生きたラットマンを殺す。) ああ、任せてくれ。 (それに釣られて見上げる。最後まで彼の背中を見遣る――。) [Sun 29 Jul 2007 22:52:53]
◆アクセラレーター > 痛ッてェ――・・・! そっちもな!! (背中を撫でたくても無理だ。苦悶しつつ、娘は見送る。) [Sun 29 Jul 2007 22:51:13]
◆アクセラレーター > (阿吽!タイミングぴったり、拳を打ち合わせよう!) まァ…そういう人種ッてヤツだァ!アハハッ 気ィ付けとくよ。 (微笑する。が、苦笑が微かに混ざる。複雑だった。) ――・・・あ、 ( 「全部、悪りーヤツじゃねーよな」 )(目を逸らす相手に、何も言えない。) [Sun 29 Jul 2007 22:49:46]
お知らせ > カロンさんが退室されました。 [Sun 29 Jul 2007 22:47:37]
◆カロン > (始末って片付けるって事なんだろう。きっと。) おうよ!頼んだぜ! (サムズアップを月夜に突き上げ、骨男は慣れた足取りでスラムの町に消えていった。) [Sun 29 Jul 2007 22:47:27]
◆カロン > ぐあっ。 くそっ、覚えてやがれ…! (殴られてビリビリする肘を押さえて、骨はすごすごと引き下がった。) [Sun 29 Jul 2007 22:46:28]
◆カロン > 約束だな! (また、拳をゴツンと打ち合わせようか。) まー、赤い目は珍しいモンな。アルビノってヤツなんだろ?吸血鬼に間違われねーよーに、気をつけな。 (ひら、と右手を振り。) あー、吸血鬼だって、全部が全部悪りーヤツじゃねーよなって、思い出したんだよ。急に! (少し眼を逸らし。) [Sun 29 Jul 2007 22:45:32]
◆アクセラレーター > (訂正 相手はアンチ…→相手にアンチ…) [Sun 29 Jul 2007 22:42:36]
◆アクセラレーター > ……… (赤面状態。しばらくしてから、落ち着いてしまう。) おおッ!!そうだな、こっちじゃ、ラットマンを始末してくるわ。エレナを見つけたら知らせてやンぜぃ。 (手を振りやって、見送ろうとしよう。) [Sun 29 Jul 2007 22:41:39]
◆アクセラレーター > ( 痛ッ !! ) あっはっは―――!! カ ロ ン く ん ぅ ――――!! (更に遣り返す。反撃の反撃!突っ込め!突き進め!) [Sun 29 Jul 2007 22:40:04]
◆アクセラレーター > ( 正 解 だ … ッ ! ! )(娘には戦闘力とえろさで出来ている。) よっしゃ…!楽しみにしてんぞ♪ (無邪気に笑い返す。本当に嬉しそうにだ。まだ見たことの無い世界を見れると思うとワクワクする。相手はアンチトラップされそうなのは気付かない。) そォーか?皆、こっちに見やがるモンで隠してンだ。 (こうジロジロ、視姦されている気分でよー・・・と付け足す。途中で言葉が止まる。) [Sun 29 Jul 2007 22:38:51]
◆カロン > …んじゃ、そろそろ行くとするぜ。どっかでまた、エレナが悪さしてるかも知れねーしなっ。 (赤い顔を追求しないのは、骨なりの気遣い。) [Sun 29 Jul 2007 22:35:44]
◆カロン > そーだなアクセラ君!あっはっはー! (反撃とばかり強めに叩いた。) [Sun 29 Jul 2007 22:34:25]
◆カロン > (この娘の頭の中は、割とそういう方向へ持って行きたがるようになっているのではないだろか…) おう、いいぜー?初心者だからなー。遺跡の浅ーいトコにでも連れてってやっかー。 (安全なトラップはどこだったかと思案をめぐらせた。引っ掛からせる所存。) …赤。 (覗き込む。) 綺麗な赤だな。 (骨は赤好き。) …まるで、吸… [Sun 29 Jul 2007 22:33:36]
◆アクセラレーター > う、あ……!! (言葉を失う。姫様抱っこされるのは久し振りだったのだ。不意打ちにされては、何ともいえない。赤面になる。) [Sun 29 Jul 2007 22:30:43]
◆アクセラレーター > 気にすんなよッ! カロンくんよッ! あははっ――!! (ばしばし。と叩いて笑う。) [Sun 29 Jul 2007 22:29:55]
◆アクセラレーター > あ、そ、そっちか…ッ!! (指を突き出して、気付いた。) トレジャーハンターってヤツぅ…楽しそうじゃねぇか!外に行く時には、俺を連れて行けよッ! ああ…!? (ガシッとガントレットで、相手の肩…(無理なので)腰を掴む。※顔に伸ばせないので意味が無い行為。) ンあ? 真っ赤な色だよ。ほれ。 (片手でサングラスを取り払う。そこには真紅の双眸。無邪気そうな釣り目である。猫っぽいと言えば、それまで。) [Sun 29 Jul 2007 22:29:15]
◆カロン > (ラットマンが二体転がる地上で、親指立ててぐいと前に出した。) これで帳消し! (触ったのはと。爽やかに。) [Sun 29 Jul 2007 22:25:13]
◆カロン > じゃあ怒るのは俺じゃね!? 何で偉そうなんだよテメーはー! (ぐあっ。) [Sun 29 Jul 2007 22:24:13]
◆カロン > ちげーよッ!?悪知恵だよ!知恵比べだよ! (アクセラの純粋な眼に、からかうことは躊躇われた。) そーだ。正義の味方は本職じゃねー。俺はトレジャーハンター・カロンだからな! …そ、そんな事ねーよ…! (逆方向に眼を逸らし!) …あれ。お前の眼の色…? (天然で誤魔化した。サングラス越しに、しゃれこうべの暗い眼窩がアクセラの眼を覗き込み。) [Sun 29 Jul 2007 22:23:21]
◆アクセラレーター > ……… ( 「お姫様抱っこ」 ) ………………は?! (硬直した。すそすそ、と地面に降り立つ。) [Sun 29 Jul 2007 22:19:37]
◆アクセラレーター > 俺様のは!嫌味を篭めた舌打ち!テメぇは意味がない舌打ち!どうだッ 差があんだろーがッ! (誇らしく笑い飛ばす。) え…… あっ?! ちくしょ――!! (張本人はかなりビビった。) [Sun 29 Jul 2007 22:18:46]
◆アクセラレーター > 仕留められなかったら、終わりなンざ。アー・・・、人間を人質したりとか、か?……アレって…… エ ロ とか? (空気を読まない馬鹿だった。何気に真剣だったりするのご愛嬌である。) 宝を探すヤツってか? おッ?! 今、嘘ついただろ…目ぇ逃げてンぞ! (サングラスで詰め寄る。) あははッ 俺のは人間みたいなモンだよ。テメぇだけじゃねェーから安心しろ。 あはッ 俺もだよ。 (口許を緩めて微笑む。) [Sun 29 Jul 2007 22:17:11]
◆カロン > (そしてアクセラを下ろした。) [Sun 29 Jul 2007 22:13:51]
◆カロン > お姫様抱っこだッ! (がっしー。アクセラを両手に抱え、堂々と大地へ降り立った。) [Sun 29 Jul 2007 22:13:43]
◆カロン > 意味分かんねー!! (彼我の舌打ちにどんな差があったのかと!) 俺も会いてーよ!死んじまったみてーだけどな! ワーッハハハハ!食らえー!! (ゴロンッ、屋根より落ち、重力に身を任せながら… 体勢を変え。 これはキン骨バスター?否…) [Sun 29 Jul 2007 22:12:46]
◆カロン > 色んな技を出される前に、できりゃ最初の一撃で仕留めちまいてーけど…何よりヤバいのは、アイツの悪知恵なんだ。…ここだけの話、アレに関しちゃ勝てる気がしねー…! (背筋を曲げて頭を振った。) トレジャハンターン中じゃ…有名…なんじゃねーのかな…多分… (骨は嘘を付くとき、視線をハデに逸らす。) 人間みてーだよ。お前みてーに、人間じゃねーけどさ。 (兜の上から頭を掻いて、骨は苦笑を漏らしたようだ。) へへ。俺も好きだよ。お前みてーに、騒がしくってイイ奴はっ。 (笑う。) [Sun 29 Jul 2007 22:10:27]
◆アクセラレーター > アレは意味がある!カロンのは意味が無いンだよッ! (無意味に実験台された気分である。) わーい!ッて納得なンざ出来ねェ―――・・・!!テメぇを作った魔法使い会いてぇわ!! (万歳した。都合をよく忘れましょう!はて。) うわッ!? てめェ…!!危ない目に遭わせられるか、って言ったヤツがすることじゃねェ――――!!!! (悲鳴を飛び越えた、咆哮。たぶんごちゃごちゃねっとりだ。) [Sun 29 Jul 2007 22:06:41]
◆アクセラレーター > だなァー。変化型悪魔エレナに与えちゃ駄目なのは、時間だな。 鬼まで倒してンの?カロンって実は有名人だったりしねェーの? (おおっ!と感嘆の声をあげる。首を傾げて問いだす。) 変装してンのか、厄介ヤツだなァー・・・。 ( 「女の子」 ) あ・・・。 (何も言えない。言葉を詰まらせてしまう。) 殺したくねェー・・・か。テメぇさ、人間みたいだよな。 あ、ああ……悪は許せねェーからな。テメぇみたいな善人は好きだ、それだけなンだ。 (顔を下に向けて、そっぽ向いた。) [Sun 29 Jul 2007 22:03:00]
◆カロン > お前だってやっただろさっき! (笑顔舌打ちされた。) 細かい事気にするんじゃねーよっ。だって俺にも分かんねーんだから! (忘却は心の排泄。忘れていい事は排泄物だ!忘れていけない事は悪い排泄物だ!) 甘いぜッ…グラウンド・ドラゴン・スクリュー! (がっし、アクセラの足を掴んで、体ごと捻る! 屋根からの落下に巻き込まんっ。) [Sun 29 Jul 2007 21:57:06]
◆カロン > 変形させながら羽を突き出すモンだから、速えー速えー。そんなに自由には動かねーのが救いだなー。 …だろ?オーガだってぶっ倒してんだぜ、俺はッ。 (地形効果を使ったが。顎に手を、カッコ付けた。) 俺だって納得するかァーッ!ツゴー良く人間のフリしやがってエレナのヤツ、畜生! …あったりめーだろ。女の子を危ない目になんて遭わせられるか、って。 (当然である、と。) 当たりめーだ!俺が殺すのは、畜生働きのどーしよーもねークズだけだ!それだって殺したくねーよッ! (アクセラに食って掛かり!) …ありがとな、信じてくれて。 [Sun 29 Jul 2007 21:54:25]
◆アクセラレーター > なッ……!俺に向けてやンなよッ?! つーか、舌がねェーじゃんかよ!いや、無いのに喋れる時点でおかしくねェ…!!? (ツッコミ。頭を抱えた。) ほうほう…!天然ヤローの変態かァ・・・ッ!? (転げ回る相手に、更に足蹴して転げよう。) [Sun 29 Jul 2007 21:47:42]
◆アクセラレーター > はいさー。 (片言で肯定する。) ウンウン、モコモコしたロープ…。 (説明を聞き受けると、驚愕を覚える。) かなり上位の変化型悪魔じゃねェか…。てめェってすっげぇーのな。 ( 「濡れ衣」 ) …ふざけンな。なんで、カロンが罪を着せられなちゃいけねェーんだよッッ!!くそッたれ……ッ! ――俺の心配してくれンの? (エレナに対する怒りを覚える。ギュッと拳を握り締める。) 違うだろ?そうだったら、さっき逃げやがった人間を見捨てたはずだろォーがっっ!! [Sun 29 Jul 2007 21:45:11]
◆カロン > チッチッチッチッチッ! (一先ず五回!舌は無くとも舌打ちの音は出せるのだ。) いや、悪気は無いんだぜ?ホイッと手ぇ出した俺も悪… づあッ! (露骨なダメージ!弁慶の泣き所を抱え、屋根の上を転がった。) [Sun 29 Jul 2007 21:39:55]
◆カロン > 素直でよろしー。 (腕組んで。というのが、切れた。) あー、エレナはな、普段はモッサリしたローブなんだけど、戦いになるとそのローブを羽に変えるんだ。 金色でピカピカして、槍や剣になる羽に。 パッと見は、そーだな。お前くらいの釣り眼の女の子だよ。 (つらつら、説明。) …俺ぁな、エレナに人殺しの濡れ衣を被せられっちまってる。俺の仲間になりゃ、お前は人殺しの仲間になっちまうのさ。 (やれやれ、と腰に手を当て。) それとも、ホントに俺が殺したと思うか?ハハ… [Sun 29 Jul 2007 21:37:12]
◆アクセラレーター > (途中で投げ出された未完成の方程式。) おおッ!3年間もやってりゃ余裕だぜ♪テメぇもはじめンのかよ。 (あっははは!と笑い出す。同じ事するヤツなンざいなくて、正直に楽しい。) ――――!! (声にならない叫び。手を振り回す。) そ、そりゃー 誰でも思うだろうけどさァ…!! このやろッ! (相手のスネに足蹴をせんと!) [Sun 29 Jul 2007 21:34:35]
◆アクセラレーター > 分かる分かる。ラットマンを2匹も倒せたもんな。 おお、ソイツの容姿とか教えてくんねェか。テメぇに知らせとくからよォー? (そンなに強いのか、と関心をし見眺める。) 悪くねェだろォー? (拳を引っ込めてから、手を腰に当てて見上げる。) なンだ、…カロン? (手を置かれ、どこか懐かしさを思い出す。反抗しようが出来ない。何か温かいのを感じた。) …今はダメなのか?じゃあ待ってンぜ! [Sun 29 Jul 2007 21:31:54]
◆カロン > (隣にしゃがんで、方程式の完成を待った。) …そうなのか…じゃあ、毎日コツコツやればできるかもな。今日から始めるかな!舌打ち! (なんと一年で15cmも伸びました!という投書を出さんばかり。) え、ええええ! (人差し指を引っ込めた!) わ、悪りい!男だとばっかし思ってたからー…! (悲鳴は正しく女の子ッ。) [Sun 29 Jul 2007 21:31:29]
◆アクセラレーター > (しゃがんで、屋根の板をガントレットで引っ掻く。計算式を書き出した!) 1年ッて365日だからなァ… 【3000÷365=】 …1日で5回から10回、じゃねェ…か? …多分な。 (無意識に突き出した胸。気付く前に、突かれて悲鳴があがる。) っ きゃあああッ!?何しやがンだッッ!! (後退した。) あー・・・とりあえず分かった。 (残念そうに項垂れる。忘れたら繰り返すけど!) [Sun 29 Jul 2007 21:28:04]
◆カロン > おうよ。俺の方がちょこっと強えーくらいだからな! 前回はまんまと逃げられっちまったが、今度こそォ…! (笑うアクセラを尻目に、ギリギリと歯を鳴らした。) …巨悪を倒すのに、コンビ… (魅力的な響きに、暫し呆然とした。自ら近寄ってくれる人なんて、骨には居なかったから。) あー、うー、…嬉しいんだけどな。 (アクセラの頭に、軽い軽い手を置かん。) でもダメだ。少なくとも、今は。 [Sun 29 Jul 2007 21:25:03]
◆カロン > 一年に二千、三千…お、多いの?少ないの!? (骨は掛け算と割り算が超ニガテ。) …? 妙にハト胸だな。 (膨らんだ胸のトコをつついた。) そんな顔してもダメなモンはダメだ!人の嫌がることは進んでやれってのは…違うな。ともかくダメだ! [Sun 29 Jul 2007 21:21:01]
◆アクセラレーター > 悪魔だァ? えれなッてヤツ?すっげぇ、そンなに強ェー魔物なのかよッ?! そンなんで的じゃないだなンで憧れるねぇ♪ (口許を釣り上げて微笑む。それくらい殺すとなれば不意打ちじゃないと無理なのだ。彼女には。) そうだなァ… 巨悪を打ち倒すのに、肩を並べてコンビを組むとかカッコよくねェ? (コツン。ぶつけてから、微笑ましくした。) [Sun 29 Jul 2007 21:19:40]
◆アクセラレーター > なァーに、一年に二、三千回やってりゃ出来るさッッ!! (えっへん!と誇らしく胸を突き出す。そこで胸の膨らみが出る。) まァな。負けっぱなしは性に合わないンだな。 ――・・・(犯罪。) うー・・・。 (躊躇った!困り顔になって、懇願するように見上げる。) [Sun 29 Jul 2007 21:16:46]
◆カロン > どっちかってーと今悪魔を追っ掛けてっからなー。エレナっつって、いっぺんに何十人も殺しやがるとんでもねーヤツ。でも俺の敵じゃないぜ!!あーははは! (スキル・自分鼓舞。アクセラの内心も知らず。) 縁?どんな縁だィ、アクセラ。 (カリカリの背高ノッポは、やや低い位置に手袋の拳を突き出した。 アクセラのこぶしにコツンとぶつける。) [Sun 29 Jul 2007 21:12:43]
◆カロン > どうやったんだソレ!? (アクセラの舌打ち妙技に舌を巻いた。) その意気だ。女に舐められっぱなしなんてカッコ悪りーからなー。でも犯罪はナシな!? (幇助したとあっては正義の味方の沽券に関わる。) [Sun 29 Jul 2007 21:09:37]
◆アクセラレーター > おー、その勢いで悪人をボコボコにしてやれよッ? 悪魔じゃなくて、悪人にしとけよォー? (あはは、と笑い飛ばす。彼女の中には悪魔がいるから、斬られたんじゃシャレになんない!) カロンっ!これって縁があるんじゃねぇーの? (距離を詰めて、拳を突き出す。拳を合わせろ、と言わんばかりに。) [Sun 29 Jul 2007 21:08:48]
◆アクセラレーター > おッ?! (突然、相手が赤い鶏冠を直した。普通にじゃなくて、パンッ、と豪快な音を出すほどまでだ。見開いていた。落ち着いてしまう、と爽やかな笑顔で舌打ちする!!チッ、チチッ!唇を閉じたままでだッ!) おおーッ!じゃあ挑戦してみっか♪ (手でポンっと合わせて頷いた。本気で犯る。ジャスティスを!) [Sun 29 Jul 2007 21:06:15]
◆カロン > おお!ガキンチョのクセにいい事言いやがる!やってやるぜ俺は!?悪魔なんざ撫で斬りだァ! (ぐあっ、拳を天に!) 大剣士!俺とおそろいだな! (背中に背負う、グレートソードを揺らして見せて。) [Sun 29 Jul 2007 21:03:14]
◆カロン > (一流トレジャーハンターだけが感知できる嫌な予感が、カロンの背骨を駆け抜けた。しかし今は、杞憂であろうと押し止める。 パンッ、トサカを両手で挟み、上へしごく!そそり立つ!) 生殖者だったんだろ。何にせよ災難だったなー。これに懲りたらまー、お願いしますって言ってからにしろ。 (はは、冗談に紛れさせてしまえと。) [Sun 29 Jul 2007 21:01:20]
◆アクセラレーター > 誰かに決められるンじゃなくて、自分で決めるンだ!行動で示せばいいンだ。 (ガッツポーズを取って。) 大剣士ッ?! かっこいー名前じゃんかよ。 (にか、と微笑み上げる。) [Sun 29 Jul 2007 20:59:22]
◆アクセラレーター > ン…? (人間らしい心が無ければ、人間なンざ救うはずもない。思い浮かんだ言葉を軽く吐いただけだ。間違っている気はしない。) おッ? どーいたしましてな♪ (口許を釣り上げて、無邪気に笑った。) あー、何でもねェーよ♪ (笑顔が、やや黒色になった。両手を振って否定する。不意打ちで圧し折る!野望が消えないよーに。心底で潜める。) 魔女じゃねェよ。これが聖職者なンだよ。笑え、…笑えねェーわな。 (ははっと苦笑する。) [Sun 29 Jul 2007 20:57:46]
◆カロン > 正義なんて言うのはオコガマシーけど、まー悪りー気はしねーなー。 (へへ、と鼻の下を擦り。) おう、よろしく、大剣士のアクセラ。 [Sun 29 Jul 2007 20:52:15]
◆カロン > … (人間の心があれば。自分で自分に言い聞かせてきた、自分が怪物ではないという理由を…初めて他人から聞いた気がした。 くる、後ろを向き。) …あー、ありがとな。ぐしっ。 (何かを啜り上げる音。) …え、何か言ったか、今…? (不穏な言葉にびくりと振り向き。) ダハハハ。ソイツぁ相手が悪かったな!魔女かなんかだぜそりゃ。 (*カロンは冗談だと思っている!) [Sun 29 Jul 2007 20:51:17]
◆アクセラレーター > ンぁ…? いーッて、正義の兄ちゃんは倒れて貰いたくないンだ。あ、アクセラレーター…アクセラで良いぜ。ヨロシクな。 (片手を挙げて、振りやろう。) [Sun 29 Jul 2007 20:47:12]
◆アクセラレーター > (肩を竦めて、笑みは絶えない。) どっちにしろ、人間の心があンだ。間違いじゃねェーだろが。 (しんなりん、した赤い鶏冠を見る。圧し折って見てェ…と呟いた。) オッケーそこンとこ理解したぜ。 女の恨みは怖ェーもんだぜ。襲おうとしたら、逆に媚薬で仕掛けられて放置されたぜ…ッ!!! (見を抱き抱えてオーバーな演技をしてみせる。) [Sun 29 Jul 2007 20:45:58]
◆カロン > あ、そーだ。忘れてたぜ。 (はたと。) さっきは危ない所をありがとな!俺はカロン。お前は? (腰に手を当て、名を尋ねた。) [Sun 29 Jul 2007 20:43:28]
◆カロン > …人間。人間じゃあ、ねーんだけどな。はは。 (赤いトサカが僅かに、しんなり。兜の上から頭を掻いて、空笑い。) ま、人間の仲間ってトコかな。人間の便利な道具…じゃあないぜ? (と、骨男は笑ったようだ。) そうなんだよなー。そりゃもーしつッッッッッッこく追い回されて、マジ怖かった。 (ゲハハハハ。下品であるほど、純粋な笑いであると思う。) [Sun 29 Jul 2007 20:42:41]
◆影 > マホー…って、ほら 火でドガーンって遣る あの「魔法」か? へぇー・・・!! お前ッて魔法で出来てる人間なのな? (興味深々に顔を向ける。サングラスの奥には輝いている。) …便利な道具ねぇ…。――?!おいおい、危ねェんじゃねぇの!! すっげェー女だな。 (下品染みた笑いを飛ばす。) [Sun 29 Jul 2007 20:39:11]
◆カロン > ゴーレムってのは魔法生物とは、ちっと違うみてーだな。 (うむ。顎を擦り。) 心を持ってない。魔法使いの命令だけを聞く、便利な道具ってトコだ。 ちなみに俺はゴーレム使いの美人にラチされそうになった事がある… [Sun 29 Jul 2007 20:37:26]
◆影 > (それとて、彼女も単純思考であった。人間が危ない所を理由もなく救ったのだ。正義側だ、と見受ける。) ……うう、 ごーれむってヤツもマホー生物なのか? (常識なのか?と焦りを覚える。首をそっぽ向いたまま、横顔で見遣る。) [Sun 29 Jul 2007 20:35:40]
◆カロン > (偉そうに人差し指立て。) 魔法生物ってのはだな、読んで字のとーり、魔法で生きてる生き物だ。そーだな。糸の付いた操り人形のスゲーヤツ…と考えてもいい。 (講釈垂れて。) [Sun 29 Jul 2007 20:35:25]
◆カロン > そうそう、それだよ。俺は違うけど。 (スケルトンの解釈に、骨の怪物はこっくりこっくりと頷いた。 骨はといえば、元より大した警戒もしていなかった。危機を救ってくれたのだから、味方であろう、という単純思考。) …あれ、魔法生物って知らねーか。 (ふむ、と腕組み。) [Sun 29 Jul 2007 20:33:00]
◆影 > …すけるとん? (何それ、喰えんのか。とほざいて首を傾げる。) あ、骨の怪物ってヤツだったかなァ…? (文字通り、ストップした。様子見をする内に、同じ高さまで飛び上がった。同時に立ち上がってから、正面に対峙せんと。構えも取らない。) ちょっ……!?いきなり、何を言いやがるんだ? (聞きなれない単語に戸惑いを覚える。待て、と言わんばかりに右のガントレットを突き出す。) [Sun 29 Jul 2007 20:31:11]
◆カロン > あー待て待て!スケルトンダーとか言うつもりならちょこっと待ちなッ! (ビシッ、右手でストップ掛けた。 いよっ、と僅かな溜めの後、影とは少しは慣れた場所へと飛び上がり、着地。) 魔法生物!ってヤツだ。ゴーレムの親戚…かもしれないぜ! [Sun 29 Jul 2007 20:26:54]
◆影 > (目立つ地毛も、黒いバンダナで隠されている。体型も声色も特徴的と言ったものはないが、未発達しすぎて区別し難い感じか。)(少女は貴方に見下ろすと、露わになった面相を見て絶句する。サングラスの奥にも、瞳を見開いた。) ――― エッ!? なんだ、なんだよ!そのナリはよォー? (短い間、硬直した。解けてからぺらぺらと喋りだそう。控えめより好奇心丸出しだった。) [Sun 29 Jul 2007 20:23:50]
◆カロン > って、あ。 (ぺたぺた。顔を触る。) また顔隠すの忘れてたぜッ? [Sun 29 Jul 2007 20:20:17]
◆カロン > (月を背負う姿は…男だろうか、女だろうか。体つきや声での判別が付かなかった。 骨男が見上げれば、月光にしゃれこうべの面相が露になろう。) まーなー? (すっげェの言葉に得意になって、グレートヘルムのトサカを整えた。) [Sun 29 Jul 2007 20:19:13]
◆影 > ン…? まァーた頭を無くしちまう? (疑問を思い浮かぶ。独り言に呟いて、首を傾げている。) [Sun 29 Jul 2007 20:17:58]
◆影 > (悲鳴に駆け付けた。路地裏を作り出す、建物の屋根に立っている。) ―――― (屋根から叫んだ。服装の関係では性別の区別が出来ない。)(ラットマンがやられる様を見て。) おおッ! すっげェーのな! (屋根の上でしゃがんで、見下ろす。青いサングラスに灰色のジャケット、大剣を背負いながら物騒なガントレットを身に付けている。) [Sun 29 Jul 2007 20:16:03]
◆カロン > 危ねー危ねー!まーた頭なくしちまうトコだった。 (掻いてもいない冷や汗を拭う仕草。) …一体今の、誰が? (声の主を探し、骸骨男は辺りを見回した。) [Sun 29 Jul 2007 20:14:02]
◆カロン > (ぱっ、振り向く。) ふんっ! (ラットマンの振り下ろしの棍棒を、深く踏み込み片手で受け止める! 両腕を押さえられ、ボディがら空きのラットマンへ…右拳を固め。) カロンブロー! (ドゴォォ。一撃を叩き込む。失神したラットマンは、その場に崩れ落ちた。) [Sun 29 Jul 2007 20:12:40]
お知らせ > 影さんが来ました。 『後ろだッ!』 [Sun 29 Jul 2007 20:09:57]
◆カロン > 正門を強行突破…なら、もっと自警団とかが大慌てしてるはずだし。壁を飛び越えるなんて、俺だってできねーし… (しゃがみこみ、ラットマンの体をじいと観察。) どーやって上手い事入ったのか、俺にも教えてもらいてーモンだぜ…! (いつも止められる。 赤いトサカを目印にしたかのよう、男の背後には棍棒を構えたラットマンが音も無く、歩み寄り…) [Sun 29 Jul 2007 20:05:10]
◆カロン > …見たとこ、獣8、人2ってカンジの獣人か。 (屍の片手には錆びたナイフが握られており、血に濡れていた。 浮浪者が逃げ去った後には、足跡のように血痕が残っている。) …人間を襲うって事は間違いねーみてーだ。魔物がココまで入って来るってのは珍しいよなー。 (ふむ、顎を撫で。) [Sun 29 Jul 2007 19:59:33]
◆カロン > (「バケモノォ!」そう叫び、浮浪者は逃げ出した。) オイ、化物なんて俺が今ー… (細い右腕を出し、後を追わんとして… 足を止め、俯いた。) …そういや、顔隠してるヒマ無かったんだっけな。 (ラットマンの屍と二二体、静寂の中で虫の声を聞く。) [Sun 29 Jul 2007 19:52:21]
◆カロン > (ラットマンに襲われていた誰かに、声を掛け。) [Sun 29 Jul 2007 19:45:58]
◆カロン > (ゥオゥッ、柄の細工で音を上げ、振るわれて血を払われた剣は鞘へと収められた。) …なんなんだ、コイツぁ? (袈裟に二度斬られ既に息絶えたラットマンに近付いて。) …オイお前、ダイジョブかー?齧られそうになってたみてーだけど。チーズみてーな匂いがしたのかもな!はは。 [Sun 29 Jul 2007 19:45:34]
◆カロン > (スラムの路地裏は暗黒街に近くなるほど、迷宮の様相を呈してくる。その一角で、野良犬の吼え猛る声…のような音が上がった。) … (そこには、血の滴る剣を片手に構えるスケルトンと、倒れ伏せるラットマンの姿が見えよう。) [Sun 29 Jul 2007 19:42:13]
お知らせ > カロンさんが来ました。 『ゥオオゥッ!』 [Sun 29 Jul 2007 19:40:18]
お知らせ > ヴァネッサさんが退室されました。 『暇人ならぬ、暇吸血鬼』 [Fri 27 Jul 2007 21:10:24]
◆ヴァネッサ > ここもさすがに、もう歩き飽きたしねぇ… ( かといって暗黒街は危険だ。もう、いろんな意味で危険だ ) はぁ、なんだかねぇ… ( 暇ってのはいろんなものを殺すと思いつつ。自分の中の野生も相当殺されているような気がした。 牙を抜かれた吸血鬼って感じ? あ、それは食事面で相当な問題だっ ) [Fri 27 Jul 2007 20:59:21]
◆ヴァネッサ > でも、表に出ないようにするっていっても、ほとんどネズミの方に言ってるんだよね… ( 一度立ち止まり、暫し考えるように空を仰いで ) あー、いや、駄目駄目…。そういうのであまりいい方向に転んだこと無いし ( 経験上、きっと危険だ!うん、きっと。でも、どこにいても危険は危険な気もするけど ) まぁ、それはどうでも良いとして、問題はこの暇だよねぇ ( 再び足を進めながら、ぶつくさと独り言を言いながら、あたりを見渡す ) [Fri 27 Jul 2007 20:40:53]
◆ヴァネッサ > んー、あぁ… ( 散歩ついでに適当にあたりを見渡しながら歩いているが、基本的に見つけるのは死んでいるのか生きているのかすらわからない人間と、妙にほえてくるワンコだ。犬じゃない。ワンコだ ) もー、うっさぃ…よしとこ… ( あまりにうるさいから蹴り飛ばしてやろうかと思ったけど、やめた。どうせ、傷に響くだけだと思ったから ) [Fri 27 Jul 2007 20:24:46]
◆ヴァネッサ > ( 傷が癒えるまではここに潜伏することにした。完治までとは言わないが、せめてもう一度姿を変えられるくらいまでには治さないといけない ) この間は、途中から記憶が、曖昧な… ( 白い単衣を身にまとった銀髪少女が頭を抑えながらスラムの道をいく。 この間は、本当にもうしわけありませんでした… ) ――仕事のちゃんとした報告もできないし…、表は歩けないし… ( どうしろってのよー、って腕をブンブンと振り回しながら叫んでみた ) い、ったぁーー! ( 思いっきり傷に響いた ) うぅ…、やることが無いせいかな…。 イライラする… ( そんな愚痴をこぼしつつ、スラムの路地を進んでいこう ) [Fri 27 Jul 2007 20:10:38]
お知らせ > ヴァネッサさんが入室されました。 『結局、』 [Fri 27 Jul 2007 20:02:52]
お知らせ > エニシさんが帰りました。 『―――――なんでだろう? へんなの。』 [Fri 27 Jul 2007 02:53:29]
◆エニシ > ―――――あれ? ( 妙な感覚が伝わる頬に手を当てれば、そこには止まらない涙が流れ始めていた。 ) [Fri 27 Jul 2007 02:53:07]
◆エニシ > ( その名を呼びかけられればえへへ、と嬉しそうに表情を緩ませた。 その名前は絆。 蜘蛛の糸のように細くて脆いけれど、それでもたった一つだけ残った糸。 ) …………………? ( その言葉の意味を殆ど理解出来ない。 ただ、心は覚えている。 いつか――いつか魔女の今言った言葉を思い出す機会があると―――信じたい。 ) うん! ボクがんばってみるねおねーちゃん!! はやくみつかるといーなー。 ( なんだろう? なくしたもの? ―――わかんない。 ) ―――――……… ( 去ろうとするのなら近付くことを止めて貴女に手を振る。 その時に聞こえた言葉が何か胸を打って、闇に向かっていく銀色の背中を見えなくなるまでじっと見つめていた。 ) [Fri 27 Jul 2007 02:52:12]
お知らせ > アンブローシアさんが退室されました。 『―――ごめん、なさい。』 [Fri 27 Jul 2007 02:40:16]
◆アンブローシア > そうか――――えにし。 ( 魅了の魔眼は、暗示。 魔力でショックを与え、無防備な精神に言葉を投げかける。 けれど、本当にやりたくないことはできない。 だから、忘れたくないものは、忘れられない。 大事、だったのだろう。 名前。 ) よくお聞き、エニシ。 それはきっとすぐそばにある。 そして自分で探さねばならぬ。 もう一度、自分で見つけるのだ。 全く持って矛盾極まりないが、妾はそなたがそれを見つけることが、大事だと思う。 そのときそなたはきっと、悲しみではなく悔しさを覚えるはずだ。 そして、成長する。 ………苦しみを伴うことを考えれば、見つからないほうが或いはいいのかもしれないが。 ( 小さな魔女は呟くような声でそんなことを言った。 それはもう少年に向けてのものではないかもしれない。 ) いや………………ただ、な。 あの日言えなかったことを、ここで言おうと思う。 ( 小さな魔女は近づく少年から離れるようにきびすを返し、歩き出した。 闇の、向こうへ。 ) [Fri 27 Jul 2007 02:40:01]
◆エニシ > ( なんだろう。 何かを落としてしまった気がする。 落としてはならない何かを。 胸に大事に抱えていた物を。 ) そっかー。 これゆめか。 ゆめのなかでおはなしできるのボクはじめて。 ( 全ては夢。 始まりも終わりも無い。 ) ――――――― ( 自分が誰かと言われた少年は首を傾げる。 なんだったっけ? 思い出せ―――― ) ―――― エニシだよ。 ボクのなまえ エニシ。 …………ねえねえ。 ボクなにかおとしちゃったの。 おねーちゃんボクのおとしものみなかった? ( 自分の名前を語る時には純真な笑みを浮かべる。 覚えているのはただそれだけ。 それともう一つ―――”なにか”を置いてきてしまった気がするということ。 ただ それだけ。 ) ………どこかいたいの? いじめられたの? ( 半分泣いている貴女に向けて心配そうに近付く。 ) [Fri 27 Jul 2007 02:33:07]
◆アンブローシア > ( それは、一瞬で、終わる。 ) ……………………………妾は、誰でもない。 そなたの夢だ。 明日になれば、全て忘れよう。 ( 首をかしげる少年。 自分を知らない少年。 そして、名も知らぬ少年。 ) さあ、少年。 自分が誰かわかるか? わからぬならそれでよい。 ( そう言った小さな魔女は、顔の半分で泣き、顔の半分で笑っているような、泣き笑いのような左右非対称な奇妙な表情をしていた。 ) [Fri 27 Jul 2007 02:20:07]
◆エニシ > ( 何かに撃たれたように首を仰け反らせて、そして再び魔女を見つめると ) ――――― おねーちゃん だれ ? ( 心の底から不思議そうに首を傾げた。 ) [Fri 27 Jul 2007 02:16:06]
◆エニシ > ( 貴女は言った。 自分は少年にそこまで影響を与える存在では無いと。 しかしそれは否だ。 貴女は記憶を戻さしてくれた。 そして今度は記憶に蓋をしてくれる。 たとえそれが一時の感傷から出た過ちかもしれない行為だけれど、貴女はそれを叶えてくれる。 アンブローシア様という名の小さな魔女は 世界で”2”番目に好きな人。 ) ――――― あ ――――― ( 叩き付けられる魔力の瞳。 その瞬間に弟が思ったのは、人形のように綺麗で、だけど時には感情を見せてくれて、悲しい人で ボクの おねえ ゃ )( わす れ て いの? ) [Fri 27 Jul 2007 02:14:21]
◆アンブローシア > 嗚呼―――叶えてやろう。 そなたの望みは受理された。 ( そしてあくまは、涙を流しながら微笑んだ。 あくまは優しく、そしてカケラほどの容赦もない。 例えどんなに弁解しても、望んだことは望んだこと。 拒んでも、もう遅い。 代償はない。 故にこれは契約ではない。 だがそれだけに、小さな魔女に制限する気もない! ぎぬろと視線を合わせれば、いま扱える魔力の全てを眼球に集め、そして、 ) ―――『忘れろ!!!』 ( 少年の瞳に向けて、全てを、放った。 完璧な精神操作ではない。 だが、少年が望む限り限りなく完璧な―――封印。 ) [Fri 27 Jul 2007 02:02:55]
◆エニシ > ( 暖かく優しく悪魔は迎え入れてくれる。 ―――素敵な魔女様。 優しい悪魔。 この人は本当に好きだ。 けど―――本当にボクが望んでるのはこの人の手よりも――― )( きっといつまでもこの思いは続くのだろう。 それは吸血鬼にとっても拷問であり、手を差し伸べてくれる相手にとっても裏切りである。 ) ボクは…ボクは………ボクは………――― ( 大好きな名前を何度も呼ばれて、悪魔の囁きを耳にして、吸血鬼は涙で潤んだ真紅の瞳で銀の魔女を見つめ返した。 ) ―――――― …………して…………… ( 幼い少年が選んだ望みは その願いは ) 忘れさして! 全部! 全部!! 何もかも!! ( 逃げ だった。 それでは姉が最後に託してくれた言葉も叶えることは出来ないのに、惰弱で愚かな選択を吸血鬼は悪魔の力で『叶えて』と望む。 ) [Fri 27 Jul 2007 01:58:04]
◆アンブローシア > ( ワンピースをつかまれ、小さな魔女はその白い頭を胸にかき抱こうとするだろう。 乱暴に不器用に。 小さな魔女は八百年経っても変わることはできなくて、だから、姉としての部分が、残っていた。 ) エニシ…………………エニシ、エニシッ! ( なんと哀れな少年なのだろうか。 これより後、少年がたどるであろう軌跡を思い浮かべ、小さな魔女はぎりと奥歯を噛み締める。 そして、嗚呼、悪魔は囁こう。 ) ―――望め、エニシ。 妾にできることは少ない。 妾はそれ以外のどんな易しい魔法も使えない。 だがエニシ、妾は妾にできる全てでそなたの望みを叶えよう。 さあエニシ―――望め。 ( 顔を覗き込むようにして、小さな魔女は囁く。 小さな魔女に出来ることは、悪魔の力だけだったから。 ) [Fri 27 Jul 2007 01:42:25]
◆エニシ > うあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!! ( 嗚咽はやがて、甲高い泣き声へと変わっていく。 辛いです。 楽になんてなれません。 代わりなんていません。 忘れられません。 )( けれど その思いも言葉ももう伝わらない。 これはもう『終わってしまった話』なんだから。 ) 居て欲しかったのぉ! ずっと…ずっとあの人が傍に居て! それだけで…それが叶うだけでボクは本当に幸せだったのぉ!! ( 胸の中にあり続ける思いを小さな魔女へと向けてぶちまける。 片腕は黒いワンピースの裾を縋るように握り締めようとするだろう。 もしかしたらそれだけでは飽き足らず、もっと何かを望んでいたのかもしれない。 けれどこの幼い吸血鬼が願っていたことはそれで、そしてその永遠は彼女にとっては無間の地獄で―――― その無限が、いつか姉を癒すことは出来なかったんだろうか ――――)( 神は天上から覗くだけで、その手を差し伸べることは決してせずに ) [Fri 27 Jul 2007 01:34:14]
◆アンブローシア > 誰かがいなくなって楽になるなど、あってたまるか! 残されたものは永劫をどう過ごす!? ( 去っていった「姉」と、去らざるを得なかった「家族」。 立場も状況も違うけれど、小さな魔女は共感してしまったのだ。 たった一人残されて、世界の滅びを願ったあの日を思い出して、小さな魔女は高ぶりを隠せなかった。 ) そやつの都合もあろうさ! そやつがどう考え、どう思ったかなど妾は知らぬ! だがッ!! そなたが泣いておるのだ! ただ求めただけの子供が泣いておるのだ! そのような理不尽など…………! ( 主よ、あなたは何度裏切れば気が済むのです。 主よ、あなたは何人悲しませれば気が済むのです。 主よ、神よ、見ているのだろうこのクソッタレ―――ッ! ) [Fri 27 Jul 2007 01:21:09]
◆エニシ > ――― お姉ちゃんは ―― 傍か ら 去っちゃ っ て ―――― ( なんでこんなに 声が詰まるんだろう? ) ――――――― ( その怒鳴り声と魔女の眼から流れる涙に言葉を詰まらした。 人は無力だ。 どれだけ他人の為に動こうとしても、どれ程他人の幸せを祈ったとしても、それが叶わないことなんてたくさんある。 やっぱりその時に自分が覚える感情は――怒りなんだろうか? ) ―――なんで? なんでアンブローシア様泣くの? そんな――そんなこと―― 言われたら ―――― ( なんだか視界がぼやけることに違和感を感じて、目をこすってみれば吸血鬼はやっと自分が泣いていることに気付く。 ) ……… 言われ ちゃ ったら ……… ( 力なく腰を落とすと、その場に膝をついて泣き崩れて顔を覆いながら嗚咽を漏らし始める。 )( 貧しい者達が暮らす場所で、咽び泣く幼い子供が二人。 ) [Fri 27 Jul 2007 01:12:14]
◆アンブローシア > ……………………………………。 ( 小さな魔女は俯いたまま、少年の独白を聞く。 小さな肩が震えるのは、結局カケラほども少年の役に立てなかった自分への悔しさか、それとも悲しみか。 ) …………………………ぃ…………………くない………………。 ( 或いは――― ) ――――よくないッ!! そんなのが、いいわけなかろう! ( ―――怒りか。 小さな魔女はばっと顔を上げると、ぼろぼろと大粒の水滴を眼球から落としながら、怒鳴った。 少年が涙を流すのは当然で、しかし、悪魔は悪魔の癖に。 ) [Fri 27 Jul 2007 00:59:08]
◆エニシ > よくないですよ。 ―――あ…けど、別によかったのかもしれない。 ( 肯定と否定の矛盾した言葉を同時に口にする。 そう言った時の吸血鬼の表情は、少し虚ろだった。 ) きっといいんです。 これで。 ( 帰ってきても、あの人はもういない。 ) ――――あのね、お姉ちゃん 居なくなっちゃったんです。 朱鷺乃都に帰っちゃったんです。 ( 俯いた魔女はなんだかか弱く見えた。 そんな貴女に希薄な吸血鬼は理由を口にする。 ) お姉ちゃんはこう言ったの。 『私が居なくなればボクは楽になる』って。 ( 淡々と口にしていく吸血鬼。 ) ソレで―――元気でねって言って――お姉ちゃんは―――― ( そして途中から紅い瞳から涙が流れていることに自分では気付いていない。 [Fri 27 Jul 2007 00:52:19]
◆アンブローシア > ……………………よかったのか、それで。 ( 小さな魔女は、少年のきっぱりとした返答に、理解できないというように不機嫌そうな表情を作った。 小さな魔女は作れる表情が少ない。 ) …………………そなたは、本当に、それでよかったのか? ( 帰るべき場所があるというのは、しあわせなことではないか。 小さな魔女は、小さく俯いた。 ) それで…………本当に。 [Fri 27 Jul 2007 00:39:26]
◆エニシ > ハイ。 辞めました。 ( もう一度同じ言葉を繰り返す。 あの場所は帰って来た自分を再び暖かく迎え入れてくれた。 けれど一番大切な者は遠ざかっていった。 ) ――――辞めたのは、ボクの我が侭です。 ………あーあ、口利きをしてくれた人や…働くのを許してくれた人に……何の恩返しもしてなかったや。 ( 吸血鬼は自嘲を零しながら言葉を呟く。 ) [Fri 27 Jul 2007 00:35:26]
◆アンブローシア > ( 妾のせいか? そう問いかけて、止める。 そこまで傲慢ではない。 何があったかは知らないが、すくなくとも小さな魔女が関わるようなことではないだろう。 小さな魔女がそこまで少年に影響を与える存在であるとは思えなかった。 ) [Fri 27 Jul 2007 00:27:33]
◆アンブローシア > ……………………………辞めた? ( 何故、と小さな魔女はまず思った。 先日青猫を尋ねたときは―――本人には会っていないが―――少なくとも受付の話から聞けば特に問題もないようだったのに。 小さな魔女はなにやら雰囲気がぼんやりとかすんだような少年に、眉根をひそめる。 ) …………………………………それは………。 ( 妾のか? [Fri 27 Jul 2007 00:26:29]
◆エニシ > ………どしたの? なにか……変…かな………? ( じーっと眺められれば、何かオカシイ格好をしているんじゃないのかと思って自分の服装を見直してみた。 ―――普通の女の子の格好と思うけど……… )( 呆けたような調子ではいるけれど、一度貴女に見せたような理性を失っている状態でも無い。 ただ元々のんびりしていた反応が、更に酷くなっているという感覚かもしれない。 ) ――――……青猫…は………辞めたんです。 もう。 ついこの間。 ( その単語を口にすれば少し体が反応する。 少しの間瞳を伏せた後、再び顔を上げた表情は淡く笑いながらそんなことを口にする。 ) [Fri 27 Jul 2007 00:23:35]
◆アンブローシア > む、う、うむ……………。 ( 頷いては見るものの、何か印象が違う少年に、戸惑う小さな魔女。 じろじろとぶしつけに眺める。 ) ………………そなた、青猫に帰ったのではなかったのか? しばらくはあそこで過ごしておると思うたのだが………。 ( それに、楽しい世界に戻れた、という面ではない。 じわじわと胸に広がってくるのは不安ばかりである。 ) [Fri 27 Jul 2007 00:14:58]
◆エニシ > ( 暇というのならばこの吸血鬼も同じだ。 目的も特に無く、何をしようという気にも起こらない。 ただダラダラと起きて、寝て、起きて、寝て―――― ) ………………? ( そんないつもの怠惰な日常とは少し違う声が聞こえてくる。 それはボクよりも小さくて、けれどとっても素敵な人の声で。 ) ―――― こんばんわです。 アンブローシア様。 ( 視線を夜空からその声の主へと移すと、そこに居たのはやはり銀色の魔女。 吸血鬼は魔女様へと挨拶を返した。 ) [Fri 27 Jul 2007 00:11:48]
◆アンブローシア > ………………暇だのう。 ( そう言うと途端に強く感じるのが人の性というものである。 小さな魔女はさして視力のよくない目で、見通せない闇を透かしてみた。 ) ファーファとはもう縁を切った。 ブロウは仕事。 エニシは………青猫には戻っておったし、もはや妾に会っても水を差すだけであろう……………参ったのう。 …………本当に、やることがない。 ( 自嘲をこめた笑みを浮かべながら何気なく視線をめぐらせば―――白。 鮮烈なそれではなく、むしろ、儚いそれ。 思わず足を止め、目を見開く。 その姿は、いま、娼館にあるべき姿ではないだろうか? ) …………………エニシ? ( 確認するように、小さな魔女は少し離れたそこから、声を、かけてみた。 ) [Thu 26 Jul 2007 23:58:43]
◆エニシ > ( また随分と格好つけた言葉が出たな、なんて思いながら開けた扉を丁寧に閉める。 色素という要素を失ったかのような白い髪、そして朱鷺乃都の人が好む着物の衣装を纏った少女のような少年は、ゆったりとした動作で空を見上げる。 ) ―――― 晴れたな……今日。 ( 誰かの気配にも頓着した様子は無くぼーっとした様子で呟いた。 ) [Thu 26 Jul 2007 23:52:44]
◆アンブローシア > ( ―――その黒い風が誘ったか、ゆらり、闇の向こうから白銀は煌いた。 或いは白とも取れるその魔性。 魔女はゆらりと歩いてくる。 )( などとまあ、格好よさ気な言葉を並べてみたが、なんのことはない、小さな魔女は暑苦しくて寝ていられなかったのでちょろちょろ散歩に出かけていたのである。 下僕もいまは出かけていて、至極暇であったし。 ) [Thu 26 Jul 2007 23:45:47]
お知らせ > エニシさんが入室されました。 [Thu 26 Jul 2007 23:44:40]
お知らせ > アンブローシアさんが入室されました。 [Thu 26 Jul 2007 23:40:48]
◆エニシ > ( 体を起こして主に洋服などの荷物が入った旅行鞄を引くと、ボロボロになった扉を開けて外に出た。 蒸し暑く湿った空気が白い頬を撫でる。 ) ………黒い風が泣いている なんてね。 ( 明かりも満足に灯されていない空間から風が吹けば、なんともなしにそんな言葉を呟いた。 ) [Thu 26 Jul 2007 23:39:43]
◆エニシ > ( 打ち捨てられた廃屋の中で鞄を枕に眠っていた吸血鬼は、最前までピクリともしていなかった体を強張らせるとゆっくりと目を開けた。 ) ………………夜 か。 ( 視線を横にずらして割れた窓を除けば外はもう暗闇の中。 ) [Thu 26 Jul 2007 23:27:53]
お知らせ > エニシさんが入室されました。 『………ん…ぁ……』 [Thu 26 Jul 2007 23:24:49]
お知らせ > ヴァネッサさんが帰りました。 『その男の背後を見つめて』 [Thu 26 Jul 2007 03:06:12]
お知らせ > ヴァネッサさんが来ました。 [Thu 26 Jul 2007 03:05:28]
お知らせ > ヴィーダァさんが帰りました。 『(さて、彼女は、何者かね。と、考えながら。)』 [Thu 26 Jul 2007 02:46:51]
◆ヴィーダァ > ――見ようかと、自ら言っておいてなんだが。軽く動く分に支障が無いのなら、この様子では包帯を巻きなおすぐらいしか出来ん。 (申し訳ない、と頭を垂れて。) ――後は、できれば栄養のあるものでも食べれば、じきに治るのではないかと。 (傷口には、当て布をして、新しい包帯を巻き。 終われば、古い包帯含めて、出したものを匣に詰めなおす。) ――手間取らせてすまなかった。 では、俺はこれで。 (また会うことがあれば、と声をかけて、廃墟を立ち去る。) [Thu 26 Jul 2007 02:46:11]
◆ヴィーダァ > ――そちらのほうが正しいかもな。 (今は、そちらのほうが遥かにしっくり来る。) ――無理に言う必要も無い。 誰にでも、事情はあるだろう。 (今己の正体を口に出来ぬように。目の前の少女にも言えぬことはあるだろう。) ――とりあえず、そうだな、ナイフでという割には、血も出ていないようだし。 (浅いのか、はたまた直っているのか。それとも、深いけれど、滲む出すほどしか巡っていないのか。 断り一つ入れて、軽く傷の近くを押してみる。) ――痛むか? (似ているだけの早とちりでは仕方がない。出来る限り害を及ぼさない方法を考えるべきだが。 さて。水も無いから、薬草を煎じるわけにも行かぬ。 やはりできることといえば、巻きなおすぐらいになってしまうか。) [Thu 26 Jul 2007 01:58:38]
◆ヴァネッサ > うーん、すると放浪者…? ( ちょっと悪い表現かもしれない。まぁ、それはおいておこう ) ――変な傷でしょう…? ( ふふ、と笑いながら少女は言った。 自分ではあまり見ないからよく知らなかったりするけど、感覚的には普通の傷でないことはわかる ) ――なぜ、ですか…。 まぁ、仕事でしょうかね ( すべてを言うことはしないで、短くそう答えた。それから ) あまり人様には言えない仕事ですけどね… ( 自嘲気味に笑ってみせて ) ナイフで刺された…ただそれだけです… [Thu 26 Jul 2007 01:46:58]
◆ヴィーダァ > ――ロマンを求めて、というのとは少々違うかも。 (一箇所に定住できない、そんな理由は隠して。 縁遠い言葉に思えたそれには、肩を軽くすくめた。) ――ふむ、なるほど。 (といてゆけば、更に露になる白い肌。布越しに触れ合う場所は、互いに熱が無い。 思うところあれど、今は治療を。 目を凝らすようにして、傷口を見る。痛まぬように、注意しながら。) ――何かを刺した傷、か。 何故出来たか、聞いても? (刺し傷のようで、火傷のようで、そしてその傷が蠢いている。 どこか見覚えがある、その傷口を見つめながら。 言いたくなければ構わない、と。) [Thu 26 Jul 2007 01:40:14]
◆ヴァネッサ > 冒険者、ですか…。ロマンチスト? ( 冒険者=ロマンチスト。少女の中でとんでもない式が出来上がった ) これは、知り合いの人が巻いてくれました…。 多分、巻いただけだと…思います… ( そのあたりはよく知らなかった。なんせ気を失ってたから )( 彼が包帯を解き、直に肌に触れることがあるのなら、ほとんど体温というものが無いことを感じるかもしれない。 そして、包帯を解いて、あらわになった傷は何か刃物による刺し傷で、その傷が何かで焼かれた痕になっていて、時折傷口がうごめいている。普通の傷のようには見えないかもしれない… ) [Thu 26 Jul 2007 01:30:54]
◆ヴィーダァ > ――本業は、冒険者のようなものでね。 (言い訳か、あるいは世間話でもするかのように。)(結局、見つかった針や糸の類は、長いこと放置されていた成果余り使いたいと思えるものでなく。 少し考えた末、出来る限り使わない方向で、と。今度からは、手入れを確りとしておこうと反省を。 とりあえず、手袋を取り替えて。) ――では、失礼。 (確認するように、一度紅い瞳を覗き込む。 露になった腹、白い肌に巻かれた包帯に目をやって。) ――と、この包帯は、医者に? (滲んだ血の匂いを鼻に感じながら。手袋に包まれた、温度の無い指でゆっくりとそれを解こうか。 医者に見せてあるなら、余計な手出しはせずに、包帯を巻きなおす程度でいいだろうかと考えつつ。) [Thu 26 Jul 2007 01:25:33]
◆ヴァネッサ > いえ、 ( 決まり言葉とかじゃなくて、本当に予想よりも早かった正直な感想 ) ――わ、わかりました… ( 指示された場所にはすぐに移動するだろう。転化してから医者の経験がないせいか、ちょっとドキドキだったりする。針とか出てくると内心ビクっと震えた ) あ、あのぉ。では、お見せします…ね ( 不安定な心臓の鼓動が早くなる。その早まりを抑えつつ、ちょうど上半身をあらわにする。そこには、数日前にまかれた包帯があった。左わき腹の傷があると思われる場所が少しだけ血がにじんでいて ) [Thu 26 Jul 2007 01:15:24]
◆ヴィーダァ > (汗をかくわけでも、息を切らすわけでもなく。片手に大きな匣提げて。) ――お待たせしたかな。 (廃墟へとは、そう声をかけて入ってゆく。 破けた屋根から、僅かに月明かりが漏れることに満足しつつ。) ――では早速? できれば、少しでも明るいところへ。 (早いほうがいいだろう、と。 床に匣をおき、中を開いて道具を探す。清潔と思われる布に、糸と針。包帯と後はさて何があっただろうか。傷薬の類は、ダメになっているかも知れぬ。) [Thu 26 Jul 2007 01:10:04]
◆ヴァネッサ > では、お待ちしてます、よ ( そういって、自分は廃墟の中へと入っていくだろう。その廃墟の中にある一つの部屋のベッドの上に座って、待っていることだろう。 ただ、その前に一度振り向いて ) 足の速い、医者だこと… ( 相手が見えなくなるのを確認してから、つぶやいた )( 廃墟の中の部屋は壁もぼろぼろで、ベッドのもギシギシと軋んでいるほどで ) [Thu 26 Jul 2007 01:02:47]
◆ヴィーダァ > (深く聞かれれば、あることないこと零すことになるのだろうか。それも慣れたことか。) ――よければ、ならそちらで、少々お待ちを。 ひとっ走り行ってこよう。 (廃墟の位置を確認してから、善は急げと。小走りにかけて…徐々に速度を上げてスラムの闇を駆け抜ける。今度はちゃんと前方確認をして。)(そして、五分もすれば、駆け足で戻ってくるだろうか。 廃墟に近付くまではやはり全力疾走だったわけだが。) [Thu 26 Jul 2007 00:58:03]
◆ヴァネッサ > そう、ですか。 深くは聞きませんけどね… ( こういうところで暮らしている以上聞かれたくないこと知られたくないこともあるだろうとおもって。なによりも自分もそうだから ) あはは、そうですよね…。こういうことに慣れ始めると…どうにも ( まともな医者にもいけない身。結果、自分の傷は自分で判断することになってしまう。その大半は再生力任せだが ) ――見てくださるというなら…すぐそこの廃墟はどうでしょう? ( 自分もそこで着替えたといって、廃墟の方を指差すだろうか ) [Thu 26 Jul 2007 00:49:56]
◆ヴィーダァ > ――医者を生業にしているわけでもなく、少々事情もあってね。 (医者と言う言葉を出すたびにまとわりつくイメージには、もはや慣れたというかなんというか。 今回は、必要性あっての言葉ゆえ、藪だもどきだとまでは言わないが。) ――詳しくないというなら、自分勝手に診察してはいけないよ。 まあ、浅い傷程度なら大したことは無いだろうが。 (放っておいても、と聞けば、それほど深い傷ではないのだろうかと。) ――道具は、すぐに取りにいけるんだが…人目が避けられるような場所は、さて (衛生面をこの場所に求めるのは兎も角。聞けば脇腹、道の真ん中で、女性の服を捲くるわけには行くまい。 言い出した手前。引っ込みがつかなくなってしまったもので。とりあえず、人目を避けられればいい、などとあたりを見回す。) [Thu 26 Jul 2007 00:45:30]
◆ヴァネッサ > ( 夜目の利くとついこの暗闇での不便さというものを忘れてしまう ) お医者様も…大変なんですね… ( 医者なんていうともっと、お金持ちなイメージがあったせいで、ギャップにびっくり ) あ、そうですよね…。私、医療とかそういうのはよくわからなくて…。それに、放っておいても治る傷ですから…。気にしないでください ( にこっと笑ってみせる。どこかの廃墟に入れば見る分には大丈夫だろう。ただ、普通の人間としては清潔さの問題があるのか? ) ちょうどわき腹なんで…この道の真ん中じゃ…ちょっと、無理ですよね… [Thu 26 Jul 2007 00:31:42]
◆ヴィーダァ > (よく考えれば、生憎と月明かりも満足に得られない。 失言だったか、と悔いても仕方が無く。) ――まあ、今は訳あってここいらでのその日暮だが、ね。 (驚いた顔と、こちらの姿を確認する様子には、苦笑い浮かべながら。) ――迷惑かけたついで、などと思ったのだが。 問題が一つ二つ。(見ようか、といった手前、どう言ったものかとバツが悪そうに。)治療道具の類が手元に無いのと、傷を見る場所も無い。 (傷の場所次第ではあるが、道の真ん中で見るわけにも行かないわけで。 考えだけが先に行き過ぎていたと。) [Thu 26 Jul 2007 00:25:43]
◆ヴァネッサ > ( 前にできた傷といっても、ついこの間。さらには、吸血鬼の身体にできた銀による傷。まぁ、本物の吸血鬼の傷をほとんど見たことの無い普通の人間の医者にはそれが吸血鬼の傷だということは容易には想像できないだろう。ただ、時折傷口がうごめき再生をしようとしている様は異様すぎるやもしれない ) お、お医者様…ですか? ( 相手の足の先から頭のてっぺんまで見て、少し驚きつつ ) ぁ、ぇ…でも…悪いですし…。ちょ、ちょっと変な傷ですよ…? ( 肌を見せるのに抵抗があるようで、少し遠慮そうにしながらも、万が一見られてもいいような言い方にはしているつもりでいる ) えっと、まぁ…それでも、よろしいのでしたら… [Thu 26 Jul 2007 00:17:02]
◆ヴィーダァ > (PL:あ…傷じゃない、『怪我』だ ||orz 。失礼しました、『傷』→『怪我』読み替えでお願いします。) [Thu 26 Jul 2007 00:13:45]
◆ヴィーダァ > (ならばお互い様か? などと思えど口にはせずに。) ――足は? ふむ、前に出来た傷、か。 (それを聞いて少々安堵…しようとして、別な考えが頭のなかに。 迷惑かけたついでに、傷の治療なぞ申し出てみるか、などと。)(とはいえ、考えてみれば、荷物は廃墟の瓦礫の中。 それに、治療を施す場所を用意できるわけでもない。 どうしたものかとうだうだ悩みそうになる。) ――もしよければ、その怪我、見せてもらえるか? これでも、医者の端くれでね。 (悩み続けても仕方がない。相手は目の前と言うことで、思い切って聞いてみることに。)(ナンパなどではない。) [Thu 26 Jul 2007 00:11:23]
◆ヴァネッサ > 私も、ちょっと考えごとをしていましたから… ( なんて言っているが、考えていることなんてほとんど無かった ) それは、よかった… ( 相手に何も無いことを確認すれば、安堵の表情を浮かべてみせる。そして、無意識に傷のあるわき腹に手を当てていた ) あ、いえ…別に足は何ともないですよ… ( 相手の視線を追って、自分も自身の足に視線がいく。それからあわてて、否定をする。傷があるにはあるけどさっきのこととは関係がない ) ちょっと前にできた怪我が痛んだだけですよ… ( 軽く笑って見せながら言った。 見ず知らずの人にあまり心配はかけるべきじゃないと思いつつ。そして、それに加えて、犯罪者の身。しかも、まだそういう立場に慣れきっていない。ゆえに無意識の警戒があるのかもしれない ) [Wed 25 Jul 2007 23:57:05]
◆ヴィーダァ > ――物を考えながら歩くものではないな。 (言い訳のように呟いて。)(腕に重さを感じながら引き上げて。 その途中に、色の白い顔が歪んで見えた。) ――こちらは見てのとおりなんとも。 (汚れている冒険服を、軽くはたいて見せれば、砂埃らしきものが軽く宙を舞う。) ――しかし本当に怪我はないのか? どこか痛むのでは? (足でも挫いているのかもしれないと、ちょっとばかり思い、視線はその足へと移動する。) [Wed 25 Jul 2007 23:51:40]
◆ヴァネッサ > いぇ…私のほうもすいません… ( バランスを保てずに転んでしまったらしい、相手の差しのばしてきてくれた手を掴ませてもらい、立ち上がる ) だ、大丈夫…です。 ぃ、っ…! ( お腹の傷がほんの少しだけ痛み、表情が一瞬歪む ) 貴方も、怪我はありませんでした、か…? ( その痛みも一瞬で、今度は相手のことを心配して見せるだろう ) [Wed 25 Jul 2007 23:42:38]
◆ヴィーダァ > ――あ、と失礼。 前を見ていなかった。 (崩れた体勢と立て直そうと、二三歩ふらりとよろついて。 以前絡んできた、酔漢とは違うことを期待しながら、詫びの言葉を。) ――怪我のなどは、無かったかな? (立て直した後は、相手を確認して。もし転んでいるようならば、薄い布の手袋が嵌め垂れた手が伸びるだろう。) [Wed 25 Jul 2007 23:38:04]
◆ヴァネッサ > あぁ、もう…暇、暇ぁ…っあ ( 二度目のため息を吐きながら、少女はふと前を見た。目の前には一人の人物が。あまりにも突然で、避けるのは無理だった。正確には避けることもできるのだが、人間離れした動きになってしまうので却下。というか、そんなことしたら傷が痛む… ) ――きゃっ ( 結局、自分もできるだけ避けようとして、体制を崩して、そのまま転びそうなって ) [Wed 25 Jul 2007 23:32:44]
◆ヴィーダァ > (顎に指当て、悩み顔でぶつぶつ呟いて歩く影。 仕事探しに斡旋所を除けば、受けられる仕事も無く途方に暮れ、戻ってきたところ。) ――鼠退治は、いかんせん人が多すぎる。 (単独行動向きな己では、で請けようにも請けられまい。 下手をすれば、回りが全て敵になる。)(目減りし続ける懐具合を嘆きながら、進む先には少女の影が。が、物思いに耽っていては気が付かず…) ――っとっ (気が付けば目の前に、誰かの体があると言う始末。変な声上げながら、慌てて避けようとして軽く体制を崩す。) [Wed 25 Jul 2007 23:21:42]
◆ヴァネッサ > やっことなぁい… ( 目に見える範囲で、何も見つからなければ小さくため息を吐いて ) そもそも、人を殺した奴がこんな風にしててもいいのかな…? ( だが、すぐにその思考は流す。世の中には人を殺したやつなんて、いくらでもいるのだ… )( そして、前方なんて気にしてませんよっ ) [Wed 25 Jul 2007 23:15:08]
お知らせ > ヴィーダァさんが入室されました。 『さて、困ったものだ。(そんな呟き零して下見て歩く影※前方不注意)』 [Wed 25 Jul 2007 23:13:11]
◆ヴァネッサ > ( お腹の傷もまだ癒えてはいない。普通に動いている分には痛みは無いが、無理に力を使おうとすれば、すぐに痛み出すだろう。現に変化している間は、痛みに耐えることも辛かった ) 傷が治るまでは、ゆっくりさせてもらおうかな…。 面倒な連中もあらかた街からは出ているようだし… ( だらだらと何とも腑抜けた状態で、スラムを進んでいく。 ま、今の姿では拉致されそうになっても文句いえないな、と思う ) 傷が癒えるのを待つにしても… ( 暇だった。何かないかとあたりを見回してみようか ) [Wed 25 Jul 2007 23:03:33]
◆ヴァネッサ > ( ご厄介になっていたところから出てきたはいいけど。これからどうするか ) ――この姿じゃあ、表はあまり歩けない、な ( 近くの廃屋の中で、自分の荷物にあった白い浴衣のようなもの着替えてからふと考えた ) どうにかして、もう一回姿を変えるしかないけど。なぁんか自信ないなぁ… ( ぶつくさと独り言を言いながら、スラムの中を歩いていく、銀髪少女。この姿では酒場に行く事だってできない。追い出されちゃうよっ ) [Wed 25 Jul 2007 22:51:55]
お知らせ > ヴァネッサさんが来ました。 『さてさて、と』 [Wed 25 Jul 2007 22:48:11]
お知らせ > アクタ=コさんが退室されました。 『寝るトコを探そう…。 (猫背。)』 [Tue 24 Jul 2007 01:29:27]
◆アクタ=コ > (胸元を鷲掴みにする。) マズいなあ。マズいよ。 宿とる前で良かったと思うべきかそれとも。…ただ確かなのは無一文になってしまったということで、ええと、 (よろよろと立ち上がる。) [Tue 24 Jul 2007 01:27:05]
◆アクタ=コ > コワ かッ た!!! (汗。汗。汗。 ごく、と息を飲む。) …やああ、やっぱ 何処にでも、居るもんだ なあ。ああいう の。 [Tue 24 Jul 2007 01:21:20]
◆アクタ=コ > お、お、…あ、 (パクパク。) ――…ッ はあああああー…。 (ずるずる。どさッ。 彼らはもう居ない。) [Tue 24 Jul 2007 01:17:56]
◆アクタ=コ > (フリーズ。硬直。 汗が頬を伝って顎の先から落ちて、) (静かになったから、) (そろぉり、眼を開けた。) [Tue 24 Jul 2007 01:13:45]
◆アクタ=コ > (打たれた頬を擦りながら、嵐が過ぎるのを待った。どうか、せめて今日だけは、見逃して。 心の中で唱える。ギュッと目を瞑った。) (包囲していた気配も薄くなる、…かな?) [Tue 24 Jul 2007 01:07:43]
◆アクタ=コ > (懐から抜き取られた巾着袋の中には全財産。銀色の重みがほんのちょっぴりだけ、だけど。今夜の酒代にはなるんじゃない?) …。いや、ホント、ホントですってば! 無い無い無いッ、ですッ! (冷や汗が出てきた。) ア痛ッ! (大声出すなって殴られた。) [Tue 24 Jul 2007 01:01:43]
◆アクタ=コ > (路地裏の壁を背に、万歳。) それで最後ですゴメンナサイゆるしてください。 (ゴロツキ数人に囲まれていた。) [Tue 24 Jul 2007 00:57:07]
お知らせ > アクタ=コさんが来ました。 『(諸手挙げ。)』 [Tue 24 Jul 2007 00:54:42]
お知らせ > オウルさんが退室されました。 『「寂しいだなんて思わない」 そんな呟きは夜闇の中』 [Sat 21 Jul 2007 00:07:23]
◆オウル > とりあえず…スラムの外に出て…それから考えようかな (広場から出ようと、足を進めていく。 広場の出口辺りで足が止まって空を眺める。) 寂しいなんて言ったら…なんて言われるかな… (空を眺めて呟いた。 いろんな人の顔を思い浮かべている。) でも、寂しがってても進めないし…怒られそうだな (やっぱり苦笑い浮かんでいた。) 少しでも甘えたら…ダメ (甘えたら別れる時に辛くなる。 いなくなるにしてもそうだと思う。 頭を横に振った。) 変な事考えてたな… (こんな事考えてたら、すぐに足を絡め取られて動けなくなりそうだから…変な事を考えないで、目先のことを考えていたほうが良いそう思いながら出口を通り過ぎることだろう。) [Sat 21 Jul 2007 00:05:39]
◆オウル > こういう時は空が晴れてて、月がでてないと…気分がなんか…うん (小さく頷いていた。 月が出ていれば、もう少し楽しいのではないか? そんな事を思う。) まぁ…考えても仕方ないか、天気なんて自分がきめられるものじゃないし (天気は空がきめている。 風がきめている。 だから自分たちが口出しできることじゃない。 とはいえ曇りよりも月のある夜の方が気分的に心地良いのは事実である。) そう言えば…最近ちゃんと寝てたっけかな… (夢の事を思い出して思う。 けれどすぐに答えが出た。) まぁ…朝、たんまり寝てるようなもんだし…良いか (そんな事、言いながら、笑み浮かべていた。) [Fri 20 Jul 2007 23:55:10]
◆オウル > こういう時は空が晴れてて、月がでてないと…気分がなんか…うん (小さく頷いていた。 月が出ていれば、もう少し楽しいのではないか? そんな事を思う。) まぁ…考えても仕方ないか、天気なんて自分がきめられるものじゃないし (天気は空がきめている。 風がきめている。 だから自分たちが口出しできることじゃない。 とはいえ曇りよりも月のある夜の方が気分的に心地良いのは事実である。) そう言えば…最近ちゃんと寝てたっけかな… (夢の事を思い出して思う。 けれどすぐに答えが出た。) まぁ…朝、たんまり寝てるようなもんだし…良いか (そんな事、言いながら、笑み浮かべていた。) [Fri 20 Jul 2007 23:53:30]
◆オウル > (考えても仕方のないことではある。 少しだけそう思えば、広場を見渡すのを続ける。) にしても…最近、なんか減ったかな? (狩人の方々の一部も、警護から鼠討伐に行ってるのなんて知らぬことである。 ただなんとなく、少しだけ過ごしやすくなったか位にしか思えない。) なんか…鼠のとか終わったら…急に狩人とか厳しくなったりして… (取り越し苦労で終わる事を、切に願う少年一人である。) どっかに暫くいようかなって…行く場所ないか… (しゅんとした、こういう時は本気で寂しいと感じる。 けれどそう思わないように勤めて明るくしようと思った。) まぁ、少しスラム以外でぶらぶらするのも…悪くないか… (そんな事を思って、苦笑い交じりに呟いた。) [Fri 20 Jul 2007 23:45:05]
◆オウル > (スラムの小さな広場で、風に当たっている銀髪に金の瞳の少年一人、銀の髪は風に揺られて僅かに揺れる。) ふぅ…ん? (風に当りながら空を眺めればやっぱり曇り空だった。 それには少しだけむすっとした。) 月はでてないか… (むすっとした顔を緩めれば、広場を見渡して、手をニギニギとしてそれを眺めている。) …なんかなぁ (最近変な夢は見る、噂じゃ鼠人間と戦争が起こってるなんて噂も聞く。) なんか、何処行っても、自分迷惑な気がするなぁ…大抵の人が仕事してるし… (最近、ふと思うことを愚痴る。 自分みたいなのが行っても仕事の邪魔なんじゃないかと最近思うわけだ。 考えながら、ニギニギしてた手は下げる。) [Fri 20 Jul 2007 23:34:47]
お知らせ > オウルさんが入室されました。 『スラムの広場で風に当たる』 [Fri 20 Jul 2007 23:23:57]
お知らせ > 「ウワバミ」さんが帰りました。 『(少女をおぶったその姿。・・・見ように寄っては誘拐に見えるかもしれない。)』 [Fri 20 Jul 2007 01:05:16]
お知らせ > ヴァネッサさんが帰りました。 『気がついたときには、その知り合いの店の部屋にいた』 [Fri 20 Jul 2007 01:00:54]
◆ヴァネッサ > ( 衰弱のせいで元に戻ってしまったため、着ていた服とか全部ぶかぶかになってしまっていて。 傷口もまだ塞がっていない。栄養が足りないためか、再生もあまり本調子ではないようで ) ――――ぅ ( ただ、一声だけ呻きをあげて、 ) [Fri 20 Jul 2007 00:59:49]
◆「ウワバミ」 > 関係ねぇですよ・・・。(親切を受けるのに、悪人かどうかなど関係ない。なぜなら向けられた親切はそんなことなどお構いなしなのだから・・・。)・・・姐さん?(と、たずねてみるが、返事はない。・・・おかしいなと思い、見てみると元の姿に戻った女性が。そして衰弱具合も目立つ。)・・・ちょいと急いだほうがよさそうですねぃ。(言えば早足で知り合いの店まで駆けて行くだろう。) [Fri 20 Jul 2007 00:49:10]
◆ヴァネッサ > 人殺しが、こんなに世話を見てもらったら…悪い気がして… ( おぶられた状態のまま、男の耳元でつぶやいた。 初めて人を殺した女は、まだこの世界に慣れきっていなかった。慣れるのも時間の問題だが、今はまだ ) あとは、頼み、まし… ( すべてを言い切る前に女は意識を失ってしまい、身体を男の背中に委ねるだろう。 二度目の「判定」:秒数下一桁が奇数の場合、元の姿に戻る+見た目よりも衰弱が激しいようで ) [Fri 20 Jul 2007 00:30:55]
◆「ウワバミ」 > 言ってる場合かどうかは、あなた自身が一番よく分かってるんじゃねぃですかい?(くすくすと笑いつつ、そのまま足を持っておぶったまま立ち上がる。・・・あれ?軽い?と思いつつそのまま進み始める。)人の親切は素直に受け取っておくもんですぜ・・・。もっとも、こんなところに住んでいればそれが分からなくなるのも無理はありやせんが。(仁義を貫こうと思っても、この場所ではなかなか難しいことは分かっている。・・・だが、それでも自分は貫いてみたいのだ。再興の為、そして発展の為に。) [Fri 20 Jul 2007 00:22:58]
◆ヴァネッサ > いや、このくらぃなら… ( 銀の傷を侮っていた。そして、この姿のときの能力の限界も侮っていた。 元に戻ってしまえば幾分楽なのだろうが、まだ戻るすべを自分は知らなかった ) ぃ、ゃ…それは悪ぃ気がする… ( 同じくらいの身長のやつが、おぶられるというのも、格好のつかないもののような気がしてしまって ) く、―― ( そのままずるりと力が抜けて、一気に男に体重がかかってくるだろう。見掛けよりも大分軽いが ) [Fri 20 Jul 2007 00:19:09]
◆「ウワバミ」 > ・・・大丈夫ですかい?(もう一度聞く。・・・医者ではないので様子は分からないが、かなりやばそうだということは理解できる。・・・そう考えれば相手の前でしゃがむ。)乗ってくだせぇ。重傷負ったやつを歩かせるわけにゃあいきやせんぜ。(できることなら担架でもあればいいのだが、こんな状況でそんなものがあるとも思えない。なら、おぶるしかないだろう。と。) [Fri 20 Jul 2007 00:13:26]
◆ヴァネッサ > お酒の飲めない、ね。 わかった… ( 今のところ、ノンアルコールであの酒場に入り浸っているのは自分ともう一人のしかいない。まぁ、もしかしたら自分の知らないところで飲んでいるのかもしれないけど、まぁいいや。誰だかはわかったんだから ) こちらこそ…、よろし、く…痛っ… ( 喋り過ぎたのか、傷口からの出血がひどくなってきた。 出血多量で死ぬ身体ではないが、血を失いすぎれば衰弱くらいはする。 今も、衰弱していないとは言い切れないのだ。 [判定]:発言秒数下一桁が奇数の場合、変化が解けて、元の姿に戻る ) [Fri 20 Jul 2007 00:01:04]
◆「ウワバミ」 > 聞いてないなら、ないで結構ですがね・・・。今度、お酒の飲めないお仲間にでも聞いてみるといいでしょう。(誰と盟を結んだのかを暗に示しておく。)まぁ、そんなとこです。・・・もっとも、まだまだ貧弱な身ですがねぃ。(少々苦笑いを浮かべながらそんなことを呟く。・・・いつしか組織を持つ身にでもなれればもっと力を持てるのだろうが・・・。)ウワバミと申します。・・・以後、お見知りおきを。(肩を貸して歩きながら自己紹介。) [Thu 19 Jul 2007 23:54:44]
◆ヴァネッサ > 盟友? ( ハンターハントに協力者がいるという話は聞いていなかった。というか、たぶん自分が話を聞いていなかっただけなのだろうけど ) よくわかんないけど、貴方…仲間なんだ ( 盟友とかそういうのはあんまり、気にはしていない。邪魔なものは叩いて潰せばいいだけ ) その、「にんきょう」とか、よく知らないけど…助かる ( にんきょう、おいしいんですか、それ?トキノミヤコのことはよくわからなかった ) とりあえず、名前。聞いておこうか…? ( 自分は「エルディア」だと堂々と偽名を名乗って ) [Thu 19 Jul 2007 23:49:49]
◆「ウワバミ」 > 大事な「盟友」とあらばなお更助けないわけにゃあいかなくなりやしたね。(相手が明かしたならこちらも明かすのが筋。協力者、ということを遠まわしに告げる。)遠慮なさらねぇでくだせぇ。困った時はお互い様ですよ・・・。それが「任侠」ってやつです。(困った相手には手を貸せる限り貸しておかないと自分の仁義に反しそうな気がしてくる。・・・どうしようもない性というやつか、これは抜けられないだろう。) [Thu 19 Jul 2007 23:42:08]
◆ヴァネッサ > 仕事だからね… ( と直接そうだとは言わないものの、遠まわしに「ハンターハント」だということを告げた ) でも…、いや、お世話になる、か ( 一度考え込むように黙り込んでから。相手の提案を呑んだ。あとは男に肩を貸してもらいつつ、廃墟の外へと一緒に出て行くだろう。 まさか、吸血鬼にこうして助けられるときがくるとは、昔では考えられなかった… ) [Thu 19 Jul 2007 23:28:42]
◆「ウワバミ」 > 無理はするもんじゃあないですぜ。・・・「狩人狩り」のメンツならそこまでするのも頷けやすが・・・。(逃げるのも一つの手。力が適わぬことは悪いことではない。むしろ生き残るには必要な行為である。とも考えている。)そうにもいかねぇでしょう。近くに知り合いの店がありやす。・・・ちょっくら手癖が悪いが信頼できるやつです。・・・落ち着けるところで落ち着いた方がいいでしょう。(とりあえず廃墟の外に出ようとそちらへと脚を向ける。) [Thu 19 Jul 2007 23:24:11]
◆ヴァネッサ > 遣り合っても、一文の得にもならないしね… ( 肩を貸してもらいながら、立ち上がるが。動くとやはり傷が痛む。苦痛の声が漏れた ) 立派な、銀のナイフさ… ( 刺された場所は何か熱い鉄でも押し付けられたかのように焼けている。ただ、傷口あたりは微かに動こうと、時折ピクリと動いている。再生能力は一応働いているようだが、遅い ) 包帯と、新しいシャツがあれば…問題、ない… ( 女は歯を食いしばりながら、言った。吸血鬼に対しての医療があればまた別の話だが ) [Thu 19 Jul 2007 23:16:41]
◆「ウワバミ」 > 無理に遣り合う必要もないですからねぃ。(くく、と笑うと腰へと脇差を戻す。血の滲み出した所をみる。・・・直りにくそうな辺り、銀か聖水にでもやられたのだろう。と推測。とりあえずは相手を立たせようと肩を貸す。)・・・銀、もしくは聖水、ってとこですかぃ?同属にしちゃあ治りが遅い。(肩を貸しながら相手の傷口を見る。・・・かなり深手だなぁ。と。) [Thu 19 Jul 2007 23:11:29]
◆ヴァネッサ > ――その、物騒なものをしまってほしいね… ( 姿をあらわした相手に、冗談っぽく言いながら、ずるずると座り込んでしまう。動いたせいなのか、また血が滲み出した。 圧倒的な再生力を持っていても、銀のダメージはそう簡単に治るものではなかった ) まぁ、ね。 仕留めたけど、こっちもやられただけのこと… ( 暗い夜にサングラスをかけていることにはなんら不思議さを感じない。自分もかけるときがあるからだ ) 同属というなら、手を貸してほしいものだけど…? ( 痛みに、また一瞬顔をゆがめながら、言った。 女が何も持っていないことは男の位置からでもわかるだろう。ただ、サングラスをかけていてしっかりと見えているかは知らない ) [Thu 19 Jul 2007 23:04:19]
◆「ウワバミ」 > そう、ですかい。(言うとドアのあった場所を潜り抜けて姿を現す。・・・ドスは握ってはいるが、警戒心が薄れているように感じる。)・・・怪我をなさっているようですが、大丈夫ですかい?狩人にでも?(暗い夜なのにグラサンをつけている妙な男がそう問うだろう。もし相手がハンターだったら・・・とは考えないのか・・・。なんともバカな面ではあるが、まだ距離は置いている辺り、無条件で信じているわけでもないのだろう。) [Thu 19 Jul 2007 22:58:38]
◆ヴァネッサ > ――どう、ぞく? ( 女は、傷を負っている身体を何とか支えながら、相手の言葉に疑問の色を浮かべる。 人間が人間に対して『同属』という言葉を使うのを見たことがない。そして、ほとんどの亜人もそういう確認の仕方をしていない。この確認をする種族でおそらくもっとも有名なものは、この女の中ではただ一つ『吸血鬼』だ ) そうだ… ( 女はただ短くそう答えた。これが、もしハンターが吸血鬼を識別するための方法に用いたとしたら相当な数の吸血鬼を狩れるんじゃないかと思ってしまった。今、ふと思った自分も、この問いかけには何の警戒もしないで答えてしまった。まぁ、これを人間同士で使っているというのなら話は別だが、これに簡単に答えてしまうのも考えようかもしれない。 まぁ、今はそんなこと言っていられない。答えようと黙ろうと、ハンターなら自分の命は無いのだから ) [Thu 19 Jul 2007 22:45:06]
◆「ウワバミ」 > ・・・。(ドスを握り、静かに気配の方向へと近づいていく。そして人の気配と壁一枚隔てた場所で立ち止まる。)そこにいるであろうお方。・・・もしや、同属の方、ですかい?(感じられる気配からそう告げる。・・・違ったなら消さなければならない。意図せずに相手に知られることは単なるデメリットにしかならない。「知りがたき陰となるべし」とは教えられた生き方の一つだからだ。) [Thu 19 Jul 2007 22:38:30]
◆ヴァネッサ > ( 廃墟に響き渡る音に、びくりと身体全体が反応する。反射的な動きだが、傷に響く ) ――く、そぉ…一戦やる体力なんて残ってないっての… ( 突然の来訪者に、傷口を押さえながらも壁に背を預けたまま、ヨロヨロと立ち上がる。いまだ、来訪者が敵だかどうだかすらわからない。 ただ、今は無駄な体力は使えない。相手がわかるぎりぎりのところまでは逃げるという選択肢はとっておく ) [Thu 19 Jul 2007 22:29:30]
◆「ウワバミ」 > (かつん、と廃墟に響き渡る靴の音。・・・心なしか、誰かいるような気がする。)・・・何やら良からぬ気配がしやすねぇ。(廃墟に入り、ぼそ、と呟いた一言。ここへきた目的はいい酒が手に入ったので、一杯やろうかと思って寄ったのだが・・・そういうわけにもいかなくなった。) [Thu 19 Jul 2007 22:25:03]
◆ヴァネッサ > ( 久々の銀のダメージは案外堪える。痛みとしては、動けないこともないが、このシャツの血の痕のせいで表には出れない。どこかで、適当な衣類か何かを調達せねばならない ) ――誰か、襲おうか? ( ハハっと笑いながらも、結局その行動を起こす勇気も体力もこの女には残っていない。 身体のダメージよりも精神的なダメージのほうが大きかった )( まだ、口の中には、標的の喉を食い破ったときの血の味が残っている。 普通ならなんとも思わない血の味でも、今は吐き気がするほどに嫌になっている ) 夜にまぎれて動く自信すらないなぁ… [Thu 19 Jul 2007 22:19:49]
お知らせ > 「ウワバミ」さんが入室されました。 [Thu 19 Jul 2007 22:18:51]
◆ヴァネッサ > ( スラムの人気のない廃墟の中、女が一人壁に背を預けて座り込んでいた。女の着ている白いシャツの左わき腹の辺りは、少し黒くなり始めている血のあとが大きく広がっていた ) ――こんなに、痛かったけなぁ… ( 血はすでに止まっていながらも、まだ傷のふさがっていない左わき腹を押さえながら女はつぶやいた。表情はいまだ痛みを堪えているもので ) あーぁ、本当に…やっちゃった、な ( 今更になってだが、そんなことを漏らす。 別に、後悔なんてしていない。今は ) [Thu 19 Jul 2007 22:12:11]
お知らせ > ヴァネッサさんが入室されました。 『シャツの左わき腹を血で染めた女』 [Thu 19 Jul 2007 22:08:27]
お知らせ > ネネさんが退室されました。 『( そうして白猫が起きたのは、夜の8時――。 )』 [Thu 19 Jul 2007 12:18:40]
◆ネネ > (相手から結構走って来た筈だ。ゼ、ゼ、と息を切らして廃墟の寝床に戻る。教会がまた炊出しでもしてくれる事だろう。其れまでの辛抱だ。) 今度は川いッて 魚とるかッ。 (今はきっと― 何が美味しいんだろう。くぁ、と一度欠伸を零し其の場に伏した。 とりあえず昼過ぎくらいまで寝よう、 と。) [Thu 19 Jul 2007 12:18:15]
◆ネネ > …ッ、ッ、ッ。 (口を金魚の様にパクパクを動かした。男性の様な格好をした女性は不思議そうに此方を見遣るだけ。―演技のスキルなンて無い白猫耳はおねだりなンて器用な真似出来る筈も無く、) なァ ―――ッ、 (だッと来た道戻る様にダッシュ。―振り返らなければ上手くいってたのにッ、なンて思いながら。) [Thu 19 Jul 2007 12:11:46]
◆ネネ > (同情を強請る作戦より突撃して財布を抜き取る作戦だ。よォし。― 相手への距離まで後数メートル。走り出そうとすれば 振り向いた相手とばッちり目が合ッた。) なァ …。 (間抜けな猫の一声上げて。暫くぽかんと両者そのまンま。) [Thu 19 Jul 2007 12:05:53]
◆ネネ > (グゥ、とお腹の虫が鳴ッた。) ――みィ。 (きょろりと辺りを見渡せば少し遠くに見える人の姿。…此処の人間にしては良い身なりをしている。…と思う。に、と口の端吊り上げて、其の方へとゆっくり歩みを進める。) …、 (「こンな所。」「可哀想に。」「子供なのに。」―見えた姿は声からして女性。男性の様な格好をしているから少し解らないけど。) [Thu 19 Jul 2007 12:00:51]
◆ネネ > (廃墟の影からこッそり顔だけ出した、白猫耳の子供。) ――みィ。なァ―― …ン。 (喉の奥から猫の様な声を上げ、ゆっくりと身を出した。昼時だ――…飯を調達しなくては。) みィ。…ヒトがいないナ。 (疎らだが人は居る。併し己と同じ様な、其の日暮らしの者ばかり。少しでも金を溜め込んでいそうな奴の姿は見えない。) [Thu 19 Jul 2007 11:55:45]
お知らせ > ネネさんが入室されました。 [Thu 19 Jul 2007 11:51:08]
お知らせ > オウルさんが退室されました。 『本当に怖いのは…何なのだろう…そんな事を考えても分からない』 [Thu 19 Jul 2007 00:48:20]
お知らせ > ブスシさんが帰りました。 [Thu 19 Jul 2007 00:46:59]
◆オウル > そうですか…なら大丈夫ですね (そんな事を言えば、貴方を送り出すのだろう。 猫の遺体はそのままに…ミルクワームの存在には少しばかりびくついたとかそんな反応を示すことだろう。) …こわぁ… (虫を見るのはどうもすかない気がした。 どうしてだろう。 そんな疑問も少し空を眺めれば消えるのだろう。) [Thu 19 Jul 2007 00:46:12]
◆ブスシ > なぁに、わしもお前さんと同じその日暮らしさ、しんぱいはいらねぇよぉ……。 (その言葉と若干ののミルクワームだけ残して、やがて曲がり角でその姿は消えた) [Thu 19 Jul 2007 00:36:11]
◆オウル > 性質の悪い…者? (それは何だろう? そんな事を思う。 化け物だろうか…自分も化け物だからある程度は怖がる事はないだろう。) おじさん一人で大丈夫? 良かったらスラムの外まで…送る? (歩いていこうとする貴方に付いて少しだけ歩いて、そんな事を言うだろう。) [Thu 19 Jul 2007 00:29:02]
◆ブスシ > ひひ、親切だネェ。 あぁ……そうかいそうかい、気をつけなぁ、たちの悪いモノが、先にいついてるかもしれないよ? (そう言って笑えば、ゆっくりと背を向けてその場から離れていこうとして……) [Thu 19 Jul 2007 00:23:59]
◆オウル > でも、蟲とかって…怖いのもいそう…気味悪がられても、あんまり目立つ事はしないほうが良いと思うな (そんな事を言いながら、聞かれれば、少しだけきょとんとして言うだろう。) 自分は…今晩の寝床探しと散歩ですよ? (散歩しながら寝床を探す。 少年にとっては良くある事ではあるが考えようによっては、少年は一人であると言うことが分かるかもしれない。) [Thu 19 Jul 2007 00:19:45]
◆ブスシ > そうかい? まぁ、別にかまわんがね。 (どうせ、人様に見せるような顔でもないから、どちらにしろ気味悪がられるよ、と笑って) それで、お前さんはどうしたんだぃ?肝っ玉の太い坊や、こんな時間に。 [Thu 19 Jul 2007 00:15:18]
◆オウル > 蟲使い…知らない…聞いたことない (首を横に振ることだろう。 だが、猫の死骸に眼をやれば言うだろう。) でも、死体とか…そう言うのを動かせるならやめたほうが良いよ…気味悪がられて…色々疑われるかもしれないから (そんな事を言いながら、貴方を見て…いまだに警戒した眼を向けることだろう。) [Thu 19 Jul 2007 00:07:31]
◆ブスシ > ああ、そうだよ。 蟲使い、というのをしっ取るかね? まぁ魔法のようなものさ。 (夏はすぐに肉が腐るからねぇ、ああしとけば蟲もこんのさ、と適当な理由をつけて、顔を猫の死骸に向ける) [Thu 19 Jul 2007 00:00:35]
◆オウル > 怖いと思っても隠さないといけない時ってあると思うな… (顔こそ、覗き込もうとはしない物の警戒心は緩めていない。 スラムに寝泊りするようなったせいか、最近見る夢のせいかは知らない。) さっきの虫みたいなのは…おじさんの? (そんな事を問うことだろう。 どこかで見た事有るような気もするが…気のせいだとすぐに思うことだろう。) おじさんこそ、こんな時間にこんなところにいたら危ないとおもうな (そんな心配するような声を…出すことだろう。) [Wed 18 Jul 2007 23:54:34]
◆ブスシ > おやおや、やけに肝の据わった坊やだね。 (笑いながら、ゆっくりと身を起こすのは、目深にフードを下ろしたローブ姿の男。腰が曲がっており、顔は覗き込もうとでもしない限り見れないだろう) [Wed 18 Jul 2007 23:49:22]
◆オウル > …… (声の方向を見る眼は少しだけ細めていた。 そして、声を出した。) 涼しいどころか冷たくなった…まだ今日の寝床は探してないけど…ね (そして、少年はゆっくりと、空き箱の裏、貴方のいるほうに近づいていこうとするだろう。 警戒しながらも…徐々に近づいて行くことだろう。) オバケが怖くて…こんな所にはいないと思うな (むしろ、自分が半分オバケのようなものだと…内心で呟いた。) [Wed 18 Jul 2007 23:46:08]
◆ブスシ > ヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ!! (老人のような、金切り声の笑い声が聞こえる。それは、今虫達が戻っていった空箱の影からで) どうだい、少しは涼しくなったかい?さぁ、坊やは早くかえんな。本当のお化けが出ちまうよ? (ひひっ、と未だに思い出すように笑いながら……) [Wed 18 Jul 2007 23:40:00]
◆オウル > (虫が出た瞬間、ぞわぞわと唯でさえ冷たい背筋がさらに冷たくなる。) っ!! (後ろに後ずさって、少し後ろに下がるが、虫の逃げる方向を金の瞳は見たことだろう。) 誰か…いるの? (金の瞳は猫の遺体を見た後に貴方の隠れている空き箱の方向を見ようとすることだろう。) [Wed 18 Jul 2007 23:31:27]
◆ブスシ > (オウルが、傷を見ようと注目したその瞬間、猫の双眸が開かれる。そこには、半透明の黒い粘液で固められた、白いミルクワームがひしめき合っていて) キシャアアアア!! (最後に、大きな叫び声をあげると、体中の穴という穴から蟲が湧き出し、皮と骨だけになった猫はその場に崩れ落ちた。あふれ出た”中身”はスライムのように群れを成して空き箱の陰に戻っていく) [Wed 18 Jul 2007 23:25:36]
◆足音 > (猫の様子を見て、少しばかり、おかしいとは思う。 病気なのだろうと思う。 そして、猫のおかしい泣き方に少しびくりとした。) 猫って口開かないで鳴くっけ? (知っている人の猫、思い出しても鳴いている時は口を開いていたように思う。) …? (猫の体に入った平行な傷…それが少しだけ…おかしいと思う。) 何だろ…この傷…大丈夫? (猫をみてそんな事を、言うことだろう。 そして、その傷を見ようとするだろう。) [Wed 18 Jul 2007 23:17:43]
◆ブスシ > (相手を確認する動作のように、首を上げる猫。それは、目を閉じていた。目じりからたれる白いものは、病気の猫の膿んだ瞳に見えるかもしれない) ナァーッ! (そして、声がする。少し発情したような、紛れも無い猫の声だ。しかし、口は開いてはいない。その代わりに、体に平行に入った胴体の傷、それがわずかに開かれ、蟲で作られた疑似声帯から音が出て) [Wed 18 Jul 2007 23:10:11]
◆足音 > (近づいてきた猫に少しばかり警戒の金の眼を向けていた。 その眼は少しだけ細めて、猫に手を伸ばそうとするだろう。) どうしたの? (猫の頭をなでようともう少し近づいて、手を伸ばすだろう。 少しだけ、そのおかしな動きに疑問を覚えていた。) 病気なの? (猫の方を見ながらそう言うだろう。 そして、猫の様子をしっかり確かめようとすることだろう。) [Wed 18 Jul 2007 23:04:07]
◆ブスシ > ひひ (タイミング良く聞こえてきた足音。たわいも無いいたずらに心をときめかせながら、フード姿の人影は、そっと相手を認めれば、身を潜め、猫に命令を与える。動くものに近づけ、と。やがて、ぎこちない動きの猫を見つけることが出来るだろう) [Wed 18 Jul 2007 22:57:16]
◆足音 > (足音は貴方のいる方面に向かって正面から近づいてくることだろう。) …… (足音は徐々に貴方のいる空き箱方面に向かってくることだろう。 もし貴方が確認しようとするなら、銀の髪を少しばかり揺らして歩いてくる金の瞳の少年の姿が見えることだろう。) [Wed 18 Jul 2007 22:54:14]
お知らせ > 足音さんが入室されました。 [Wed 18 Jul 2007 22:42:59]
◆ブスシ > ころべ (命令を受けた死骸は、まるで間接が砕けたかのように、いきなり力を失い地面に横たわる。暫くは色々と命令をして生気を失った皮の伸び具合や動きを楽しんでいたが、次第に飽いてきた。人間でもくればけしかけて遊んでやろうか、などと考え始めて。あまり脚のつくようなことはやるべきではないのだけれども……) [Wed 18 Jul 2007 22:40:07]
◆ブスシ > (路地裏の一角、空き箱の陰に座り込みながら、暇つぶしに、と今しがた食べた猫の皮に蛆をつめ、ぐるぐると回れ、と命令をして。顎ががくんと外れたようになり、閉じたまぶたの間から城と黒の混じった内容物をわずかこぼしながら、ギクシャクと間接をまげて猫の市街は動き始める) [Wed 18 Jul 2007 22:27:37]
◆ブスシ > (この蟲が異変に気付いたのは、ほんの数日前だった。なにやら、スラムを警邏して回る鐘の音や、武装した人間の姿が目に見えて減ったような気がする。注意して、様子を探ったりもしてみたが、蟲を飛ばして路地を見て回るのよりも、屋台のオヤジに話を聞いたほうがよっぽど早かった。なんでも、戦争がおっぱじまったらしい) 結構結構、世間が乱れりゃ気持ちいいし、食事も楽になる。 (自分が何もしないのに人間たちが恐怖したりおののいたりしているのを見れるのだからこれほど結構なことは無い) [Wed 18 Jul 2007 22:20:48]
お知らせ > ブスシさんが入室されました。 [Wed 18 Jul 2007 22:18:34]
お知らせ > ヴィーダァさんが退室されました。 『(過ごすだけの日々)』 [Wed 18 Jul 2007 00:30:51]
◆ヴィーダァ > ――生憎、見世物ではないのでね。 (数人いた野次馬に、そう言葉をかけて。 散らかったものの整理?そんなものは知らないと、歩き出す。)(時折行う、空の散歩。スラムの屋根を跳ぶことはせず、人間と同じように地面を二本の足で。 今日辺りは、何処かの木上ででも休もうか、何て考えながら。) [Wed 18 Jul 2007 00:25:38]
◆ヴィーダァ > (服の下で、所々滲む紅い血。量は多くないとはいえ、また補充する必要があると考えると、少々面倒でもあり。 そういった意味では、されるがままだった事を後悔する。)(じっとしていても仕方がない。腕より体、腰に脚と引き上げて。) ――さて、と。 (騒ぎにはならないだろうか、と辺りを見回しながら。朝の目覚めのように体を伸ばして立ち上がる。 がらごろがら、と積まれた荷物が、更に派手な音を立てる。) [Wed 18 Jul 2007 00:16:16]
◆ヴィーダァ > (酔漢数人組みが、於保つかぬ脚で歩き、肩をぶつけてきただけのこと。 されるがままにされて、道端に積まれた木箱やら何やらへと押し込まれて、ようやく終わり。) ――何故(―何もしなかった?)(する意味がなかった。する気力がなかった。ただ、されるがままに、暴行を受け。されるがままに、暴言を浴びた。)(―それが、罪だから?)――。 (凍りついた表情で、浮かんだ思考が消えるのを待つ。) [Wed 18 Jul 2007 00:06:03]
◆ヴィーダァ > (やれやれ、何て大げさな身振りをしようにも。 腕が埋もれていては出来ぬ。) ――さ、て。 酷くやってくれたものだ。 (ぐ、と力を込めて。 半ば瓦礫と化したそこから、腕を引き抜く。そして、無駄に頑丈だと、改めて思い知る。『 』と比べて。)(それとも、はたまた難癖をつけられたのが酔漢程度だったためか。 傷の基本は、打撲裂傷。 死んだ体に痛むものでもない。) ――やれやれだ。 (引っこ抜いた腕で、髪をくしゃり、潰して、言葉だけで苦笑い。) [Tue 17 Jul 2007 23:58:15]
◆ヴィーダァ > (スラムの道端、崩れた木箱や樽に埋もれて。 そんなことを、ポツリと呟いた。 がたん、と、不安定だった木箱が崩れて、道へ転がる。)(特定の状況に合致した言葉を探し出してくれるような知り合いが一人いた気がするが、彼の者に訊ねる間もなく思い出した。) ――そう『のされる』だ。 (つっかえていた言葉を思い出して、荷物に埋もれて独り爽やかな顔。 着用の冒険服は日々汚れて、とうに宿をとる彼の者たちよりも汚れている。 但し、そのいくつかは、今しがたつけられた汚れ。) [Tue 17 Jul 2007 23:50:13]
お知らせ > ヴィーダァさんが来ました。 『なんと言ったかな、この状況…』 [Tue 17 Jul 2007 23:41:08]
お知らせ > アンブローシア@ブロウ宅さんが帰りました。 『うう、下僕に同情された……。 ( 気はそれたようで。 )』 [Tue 17 Jul 2007 00:30:24]
お知らせ > ブロウさんが退室されました。 『ま、これで応募の段階で落ちたら笑うけどな』 [Tue 17 Jul 2007 00:29:32]
◆ブロウ > あぁ………もうそういうことにしとくか。 うん俺お爺さん。 それでいいって。 ちょい泣けてくるからさ。 ( おもっくそ800歳の魔女に同情してる20代のチンピラ。 ) ………ネズミの丸焼き? ( 結構マジメに言ってみました。 ) ハイハイ。 そんなに心配しなくても、体の良いところまでいったら返って来るさ。 ( 言われなくてもスタコラサッサだ。 そんな道端のど真ん中でノコギリに斬り付けられるチンピラの図。 ) [Tue 17 Jul 2007 00:28:16]
◆アンブローシア@ブロウ宅 > うぐぐぐぐ……………そう……そうだ。 妾が小さいのではない! 他が大きいのだ! 老けているのだ! ( 現実逃避気味にそんなことを。 ) ネズミ退治でどんな土産があるというのだ阿呆め。 そんなものいらんからさっさと帰って来い、たわけ。 ( ふん、とすげなく言うものの、割に本音が出ていることに気づいていない小さな魔女。 これがもしヤンデレだったら今頃ピンクの服は赤が混じっていたかもしれない。 ) [Tue 17 Jul 2007 00:20:58]
◆ブロウ > …………………すまん
………。 ( ちょっと不憫に思って泣けそうになった。 フォローに大失敗しました まる ) ―――まーまーご主人様。 土産とかもちゃーんと買ってきますからそう拗ねないでくださいな。 ( これは いいツンデレですね。 ) [Tue 17 Jul 2007 00:16:34]
◆アンブローシア@ブロウ宅 > ……………………………力が戻っても見た目はあんまり変わらん……。 ( 小さな魔女どれだけ頑張っても小さな魔女のようだった。 すねたように。 ) …………ふ、ふん、アンブローシア様、だ。 このピンク下僕め。 ( 頬を桜に染めてぷいっと顔を背けてしまう小さな魔女。 べ、べつにアンタを心配してるんじゃないんだからねっ! ) [Tue 17 Jul 2007 00:08:10]
◆ブロウ > ――――ま、今は見た目ちっせえからしゃあねえって。 その内力が戻ったりすりゃそうも見られなくなるんじゃね? ( 相手が何に対して苛立っているかはわからない。 桃色下僕の出来ることなんて、そんなふうに気休めめいたことを言うぐらいだ。 ) ピンクゆうな幼女! ―――――――おっ? ( 珍しくそんな素直に頷いた相手の言葉に少し驚いて。 )( そして真剣なその眼差しに対すれば、ブロウも真剣に言葉を返して。 ) ――――ああ、わかったよアンブローシア。 ちゃんと五体満足で返って来るさ。 ( 別に自分の生き死になんて大してどうでもよかったけれど、こういう風に言われたらそうもいかない。 ま、こういうのもたまにはいいさ。 ) ―――死んでまで苛められるとかすげー嫌だしなー。 ( そして真剣になった自分が少し恥ずかしいから冗談交じりの言葉を付け加える。 ) [Tue 17 Jul 2007 00:03:26]
◆アンブローシア@ブロウ宅 > 子供など………妾を子供などと、言うな……。 ( ぶつぶつと呟いて、ふん、と鼻息も荒い。 子供と呼ばれること自体よりも、或いは無力だった自分を嫌っているのかもしれないが。 ) 幼女いうなピンクが! ………………………………………ふん。 いいだろう、認めてやろうさ。 ( しばしして、暴れてすっきりしたのか、不機嫌そうな顔はそのままながら、そんなことを言った。 ) ただし、死ぬことは許さん。 大怪我も許さん。 もしそんなことになってみろ、地獄でそなたの魂を蹂躙してくれる。 ( じろり見上げる瞳は、本気だった。 小さな魔女は、素直ではないけれど、心配性。 だが必ずしも聞き分けがないわけでもない。 ) [Mon 16 Jul 2007 23:48:38]
◆ブロウ > わりぃわりぃ。 済まんかった。 謝る。 見た目がどうにもそうだからついついやっちまう。 ………ま、確かに餓鬼は無力だわな。 ( 煙草を銜えていたのなら、何かの感傷に耽るように煙を吐き出していた。 今は室内だしお子様、もとい魔女様もいるので吸っていない。 とりあえずちょっとは痛がる振りしとこう。 定期的に持ち上げないとすぐに機嫌が悪くなってしまう相手だ。 ) ぐっ…この厄介な幼女様め………… ( 一番痛いところを突かれれば押し黙るしかない。 まさに無駄な所で手段を選ばない悪魔振りを発揮する。 ) ―――あー勘違いだった? わりわり。 自意識過剰しちゃった俺様はずかしーねー。 ( じたばたする主人をニヤニヤ笑いながら見つめる下僕。 ) お見事なジャイアニズムで。 ―――ホンットーに我が侭な奴だなぁ……… ( どうすっかなーと小声で呟いた。 ) [Mon 16 Jul 2007 23:42:20]
◆アンブローシア@ブロウ宅 > 妾を子ども扱いするなといっておろうが! 無力な、子供などと! ( 立っていたら地団太を踏んでいたろう。 そして予想通り殴っていたかも。 しょぼいパンチで。 ) やれるものならやってみるがいい、そなたの世間体を大いに貶めてやるからのう。 ( そのためにならば自分の容姿さえ使うだろう小さな魔女。 無駄に悪魔である。 ) ………………………………うるさいうるさいうるさい! だ、誰も心配などしておらぬわ! ( 小突かれれば猛烈に足をばたつかせて騒ぐ小さな魔女。 ) た、ただ、そなたは妾の下僕、妾の所有物だからのう、勝手に死なれては困るのだ! そなたのものは妾のもの! そなたの命も妾のものだ! [Mon 16 Jul 2007 23:27:09]
◆ブロウ > そう言うなって。 ちっさい頃は素直に遊んどくもん……て別にお子様、ってお年じゃなかったか。 ( まあいっか。 中身お子様だし、と失礼な言葉を胸の中で呟く。 言ったら殴られそうだ。 ) 横暴ー雇い主の権力乱用ー。 労働者は圧制にたいしてストを起こす構えである! ( そんな冗談を口にするが、相手の鋭い剣幕に少し軽口をおさめて。 ) ……別にいんじゃね。 怪我で済まなくたって。 大体今の仕事だっていざというときゃ大してコレと危険は変わんねえし――― ( ぷい、と言いたいだけ言って後ろを向いてしまった魔女様。 ピンクい下僕はそれを見れば、逆に今度は自分から近付いていってウリウリと軽く小突こうとする。 ) ―――なーんでぇ。 心配してくれてたの? やっさしー。 [Mon 16 Jul 2007 23:20:24]
◆アンブローシア@ブロウ宅 > やかましい。 情報収集手段の一つに過ぎん。 ( 実際は主に遊ばれているだけの小さな魔女だが。 ) 有休? そんなものがあってたまるか! そなたには有休も保険もないわ! 暴れるだけだと? 喧嘩ではない、戦争のようなものではないか! 怪我で済めばいいほうなのだぞ!? 妾はそなたを思っ―――ッ!? と、ともかくだな! 妾は認めぬぞ! ( 後半なにやら顔を真っ赤にして、ぷいと後ろを向いてしまうと、不機嫌そうに座り込んで。 ) [Mon 16 Jul 2007 23:09:00]
◆ブロウ > いやー井戸端会議出来るような間柄の知り合いがちゃんといるみたいでおにーさん嬉しいわ。 ( からかいの言葉を投げ掛けつつ近くにくる毛布と一体化した魔女の表情に気付けばおや、と。 ) ありゃ、ひょっとしてご機嫌斜め? いやこう…それは結構働いてるから有休とか? そういう働く人に安心の制度ねーの? ( ※最初っから給料なんて無い奉仕だから有給休暇という言葉は間違い。 ) なに言ってんだ。 稼げる時に稼げ。 サボれる時にサボれ。 ネズミ相手に暴れてるだけで金とか良い話じゃん。 ( 15万に医療費向こう負担だぜ? ) [Mon 16 Jul 2007 23:04:14]
◆アンブローシア@ブロウ宅 > 知っておるわその程度。 井戸端会議でも目下の議題だからのう。 ( さりげなくそんなことを言いながら立ち上がり、毛布に包まったまま小さな魔女は歩み寄る。 それから、最近はあまり見せなかった不機嫌そうな表情でじろりと睨んだ。 ) ふざけるなよ下僕。 そんな下らん些事に時間を割かせる気はない。 そなたは妾への奉仕と言う仕事があるであろうが。 ( などと抜かしやがった。 ) そなたのようなチンピラが行ってみろ、怪我をするだけだ、止めろ。 別に生活に困っているわけでもなかろう。 [Mon 16 Jul 2007 22:54:37]
◆ブロウ > ( ちなみに正式にその旨を伝えたわけじゃないので、実際に行けるかどうかまでは知れず。 チンピラで物騒な外見ということで光の玉に弾かれてしまう可能性もまたあり。 ) いや、だからラットマンとかいうよくわかんねーネズミ狩ろうかと思ってちょいと遠くにな。 あれ? ひょっとして結構騒ぎになってんのにラットマンとかいう変な鼠人間が近付いてるって話しらねーとか? ( この場所に幼女がいることにもすっかり馴染んでしまったチンピラ。 遊びに出かける子供に釘を刺すような言葉を聞けば、自分も床に座って壁に背を預けながら間の抜けた返答をする。 ) [Mon 16 Jul 2007 22:49:50]
◆アンブローシア@ブロウ宅 > ( 仰向けになったまま視線を向ければ、横向きの世界に映るのはピンクの下僕。 ) うむ、わかった。 早めに帰るのだ、……ぞ………って………………ネズミ? ( 妾に命令するな、などということもなく、おかーさんみたいなことを言いかけて、がばちょと起き上がる。 ) ………………そなた、いまなんと言った? [Mon 16 Jul 2007 22:42:40]
◆ブロウ > ( そこから顔を現した下僕は勝手知ったる態度でダラダラしているちっちゃい魔女に一言。 ) お、ちょっと俺もネズミ退治行ってくっからてきとーに留守番しといてくれや。 ( 唐突な一言。 ) [Mon 16 Jul 2007 22:38:49]
◆アンブローシア@ブロウ宅 > そうなると参るな。 いまの妾は蝋燭の芯並みの強さしかないからのう。 ( かなり堂々とした断言である。 実際、小さな魔女は契約しないとその力の殆どを行使できない。 更に言うならば、行使できたとしても現段階では大したことは出来ないのである。 溜めが足りないのだ。 ラットマンでなくとも、居候先であるピンクの紳士がちょっと怒って首をきゅっと絞めただけで死ねる。 近所の子供より暴力に対する致死率が高いのである。 ) [Mon 16 Jul 2007 22:36:27]
お知らせ > ブロウさんが来ました。 『入り口のドアが開いて』 [Mon 16 Jul 2007 22:34:48]
◆アンブローシア@ブロウ宅 > ( にやにやと悪魔らしい笑みなど浮かべるが、床でごろごろしている姿には威厳も何もない。 怠惰な人間性がうかがわれるだけである。 ) ……………む、待てよ。 しかしそうなると、この街が攻め入られでもすれば、妾にも間違いなく被害が出るではないか。 ( ごろん。 寝返りして仰向けになり、眉をひそめる。 街中だから安心である、というのはどうもこの街に起こったかこの事件を調べれば、ジンクス以下の信頼性しかないようだ。 外部からにしろ内部からにしろ、この街、結構な危機を何度も乗り越えている。 乗り越えていると言うことは何度も危機に瀕しているわけで、今度も乗り越えられるかと言うと絶対ではないのである。 ) [Mon 16 Jul 2007 22:30:15]
◆アンブローシア@ブロウ宅 > だがまあ…………人間どもにお灸をすえる、という自然からの攻撃だと言うならば、これほど痛快なことはあるまいがな。 ( くつくつとそんなふうに笑うところは、まったく悪魔だ。 最近は白い少年に入れ込みすぎてカルマ値が傾いていたが、その少年にしても、もとの居場所に帰ったのだ、しばらくはそちらでの感傷で一杯で、小さな魔女と会うこともあるまい。 故に、きっと、悪魔の部分が少しずつ肥大してもとに戻るのだろう。 或いは、逆側に傾くのか。 ) [Mon 16 Jul 2007 22:20:24]
◆アンブローシア@ブロウ宅 > ………………ラットマン、のう。 レミングのように潔く死んでしまえばいいものを。 ( ―――さらり。 さらりと非道なことを口にする小さな魔女。 なぜか毛布に包まったまま床をごろついている。 ベッドから落ちた後、面倒くさいからそのままごろごろしているといった感じだろうか。 ) 度を過ぎて増えれば、自然に淘汰されるのは目に見えておる。 混乱し錯乱する前に、死んでしまえばいいものをのう。 [Mon 16 Jul 2007 22:10:06]
お知らせ > アンブローシア@さんが来ました。 [Mon 16 Jul 2007 22:07:36]
お知らせ > オウルさんが帰りました。 『夢を見るかどうかは解らない…でも見たら楽しいのだろうかとも少しだけ思った』 [Fri 13 Jul 2007 23:34:57]
◆オウル > (何事もなければ…廃屋の隅に座りこんでマント取り出して、羽織る。) …… (金の針目はじっと、ドアの方を警戒しながら見つめる。 何後もなければそれで良い。) おやすみ… (誰に言うわけでもない。 ただ少し安心したかっただけかもしれない。 そして、その瞼はゆっくりと閉じられる。 そして眠りの中に落ちていく。) [Fri 13 Jul 2007 23:34:10]
◆オウル > (一件の廃屋のドアの前に、少年は立っていた。) …ドア…ないねぇ… (扉がない。 首を横に振った。 此処はまずいだろうと思う。 贅沢は言ってられないが、ドアのある廃屋を願いたいとことろである。) まだ歩くのか…道で寝ようかな (それが一番まずいだろうと思い治して、考えたようだ。) 此処なら…良いか… (そうして見たのは、ドア付きの廃屋…きしみかけではあるが、ないよりましだろう。 そんなことを思いながら。 きしみかけのドアを開いた。) 此処で良いか… (ドアを閉めれば、ゆるりと、廃屋の中へと少年は消える。 そして、目指そうとするのは廃屋の隅の方である。) [Fri 13 Jul 2007 23:30:49]
◆オウル > (道が遠い、続く道が恐ろしく遠いものに感じられる。) 疲れるのかな…? (吸血鬼に疲れるも何もあるんだろうか…そんな事を思いながら呟くことだろう。) …まぁ良いや… (少し考えるのがめんどくさくなった。 と言うより、とにかくこの場所から離れて…もう少し、我慢する範囲がゆるくなれば良いと思う。 それか屋内に入って、休んでからにしようか…いずれにせよ、歩かねばなるまい。) …もう少し…ホントに (言い聞かせる、それだけでも、無言よりかは幾分か違う気がした。) [Fri 13 Jul 2007 23:22:12]
◆オウル > (血の匂いが誘う様に感じられる。 気味が悪い…これが人の血だとしたらどうするんだ。) アレはダメ……嫌だ (アレだのそれだのボケが進行してるんじゃねぇのか? なんと言うのはさておく、むしろ置け。 針目は空を見眺める。 思うのは死体の血を大量に啜った日や、友人から血を啜った日の事だった。) まだ…大丈夫……っ (我慢できると思えば、渇きはひどくなる。 良い加減にしてほしいと思う。) もう少し歩いたら…多分…廃屋… (自分にも言い聞かせるように、少年は歩く、道のりが凄く遠く思えるのはなぜだろう?) [Fri 13 Jul 2007 23:09:58]
◆オウル > (金の瞳は針目…銀髪を揺らしながら、人通りの少ない道を歩く。) 少し…近いのかな…? (場所はやや暗黒街より、血の匂いが濃い。 そのおかげで迷うはずでもない道に迷う。) 気抜いたら…変なとこ行っちゃいそう… (今は犬もいない、自分一人である。 周りに他人がいようが…今は一人、心までは一人じゃないにしろ、身体的には一人になっている。) 変な事考えるな (考えると恐ろしいから、考えるのを少しだけ中断している。 怖いのか動かしたいのか…手は震えていた。) [Fri 13 Jul 2007 22:57:58]
お知らせ > オウルさんが来ました。 『ふらりふらりと、スラムを歩く者有り』 [Fri 13 Jul 2007 22:48:21]
お知らせ > 五郎丸さんが帰りました。 『今宵よりヴェイトス市で赤子を攫う鳥の妖怪の噂が立ったとか、立たなかったとか。 』 [Fri 13 Jul 2007 02:25:58]
◆五郎丸 > ( かくして侍と赤子は長屋の外へと飛び出した……。 玄関では無く―――窓より羽根を広げ。 雲に覆われた大空へと……。 ) [Fri 13 Jul 2007 02:24:59]
◆五郎丸 > ( 必死に過去の記憶を手繰り寄せる。 赤子、赤子……幼少の記憶。 ) 仕方あるまい……。 これも修行の内なれば。 ( 思い出すのは誰かの温もり。 泣いている赤子を雛鳥を扱うかのように慎重に抱き上げ……。 未だ泣いている赤ん坊。 しっかりと両の腕で抱き、窓より夜空を眺める。 幸い雨は降っていない。 ) 往くぞッ! ええーい、某が着いて居る! 寂しいのなら存分に泣くが良い某も付き合ってやるッ! [Fri 13 Jul 2007 02:23:32]
◆五郎丸 > ど、どうした物か……―――。 ( 子供は嫌いではないが、赤子となればまた別の範疇である。 何と言っても小さい、まるで触れたら壊れてしまいそうな程に。 だから、こうして赤子を畳の上から動かせずにいる。 ほとほと弱り切った。 ) ご近所様の迷惑にもなろうし……。 ( 薄い壁である、既にご近所様には知れ渡っていよう。 ) 腹かッ!? 腹が減ったのか――――!? ( 何度か、赤子に問うてみても返ってくる返事は泣き声だけで。 そろそろ侍も一緒に泣きたく為って来たのだった。 ) [Fri 13 Jul 2007 02:16:12]
◆五郎丸 > ( 一瞬の静寂、己の一喝が赤子に届いたか。 円らな瞳が数度瞬いて。 ) ―――…………。 ( しかし、また次の瞬間には再び泣き出してしまう赤子。 心無しか更に泣き声が高まったような。 ) だ、駄目であったか……。 ええーい!泣くなッ! 泣くなと言うにッ!!( 事の起こりは、隣の妙齢の女性からの頼み事であった。 女手一つで赤子を育てている女性は、仕事の関係で今日はどうしても外せないという。 其処で白羽の矢が立ったのがこの侍と言う訳である。 ) [Fri 13 Jul 2007 02:05:45]
◆五郎丸 > ( 侍の目の前、擦り切れた畳に置かれているのは未だ生まれたばかりの赤子であった。 全身全霊を賭けるかのよう、烈火の如く泣いているその赤子―――居住まいを正し、深く息を吸い込み。 ) 男たるもの……このような事で泣いてはならぬぞッ!! ( 威厳を込め一喝。 ) [Fri 13 Jul 2007 01:58:42]
◆五郎丸 > ( 六畳一間の長屋にて、若衆髷と結った若き侍は―――ほとほと弱り切った面持ちで、目の前の其れを眺めている。 ) いやっ、しかし此処には母上は居らぬ。 しっかりするのだ五郎丸よ……。 ( 自分の頬を打ち、下腹に力を込め気合いを入れ直す。 そうだ、此処には自分一人なのだから。 ) [Fri 13 Jul 2007 01:54:55]
◆五郎丸 > ( 思えばアレは罠であった気がするのだ……。 ) 嗚呼、母上―――。 ( 堰を切ったかのよう、響く嗚咽。 ) 故郷より離れて幾星霜。 ( 頭に響く悲痛な叫び声。 ) 見知らぬ土地にて貴女様の偉大さを知ろうとは思ってもなく……。 ( 貧民窟に軒を連ねる長屋。 心無いホワイティアには紙と木で出来た掘っ建て小屋などと揶揄されているが。 まぁ家には違いないのだ。 ) [Fri 13 Jul 2007 01:49:51]
お知らせ > 五郎丸さんが入室されました。 『 袖振り合うも他生の縁と申すではありませんか。 』 [Fri 13 Jul 2007 01:44:28]
お知らせ > オウルさんが退室されました。 『一人でいる事を忘れていたいから…犬と話しながら歩く…時々寂しそうな顔をしていたとか』 [Wed 11 Jul 2007 23:00:56]
◆オウル > (何時も行かないところに行くのは、少し楽しい。 冒険するような、そんな気分だからだ。 聞いてみれば、犬はすぐに歩くの邪魔する行動をやめてくれた。) えらいね…お前は… (小さな笑みを浮かべて、犬を見ながら、スラムのさらに奥の方、暗黒街方面を目指して歩いていた。) あそこなら、噂とかも聞けるかもしれないしね… (と言っても、理解できるかどうかはまた別の話しになってくるのだろうけど。) 物騒な噂とか…無ければ良いけどね… (犬見ながらそんな事をぼやいていた。 歩くのはゆっくりと…でも、確実に歩は進んで行く事だろう。) [Wed 11 Jul 2007 22:59:32]
◆オウル > (スラムの奥の方、血の匂いが濃くなっていく場所。 暗黒街方面に続く方向なのだが…少年は最近あまり近寄らない。) …暗黒街とか行っちゃったら…自分どうなるんだろうね? (犬にそんな事を問えば、犬は歩きながら自分を見るだけである。 不安げに見えない事もない。) 深すぎるところには行かないよ…大丈夫 (危ないと思ったら戻ってこよう。 そう思っている。 寝泊りしているスラムとは…色々違うはずだからだ。) ねぇ…どうしてこういう時…歩くの邪魔しようとするの? (歩くたびに足の間を通ろうとする犬を見て、そんな事をポツリと言った。) [Wed 11 Jul 2007 22:50:20]
◆オウル > (こういうことをしている間は、寂しくない。 そう思うことを忘れていられる。 戯れている間はその事を考えていれば良い。) 手から口を離して…ね? (犬の眼を見て、そう言えば、口は開かれて手は開放される。) ちゃんとお手をしてくれないと…叩いちゃうかもよ? (少しだけ意地悪そうに笑み浮かべて言ってみた。 犬は気にしない。 それにはがっくしとした。) もっとスラムの奥の方行こうか… (中腰の体勢から、立ち上がって…歩いていく。) あんまり匂いの濃すぎるほうには行かないようにしないと…危ないかな (ぼそりとそんな事を呟いた。 行くのは良いのだけれど、そのまま血の匂いに引っ張られやしないかと言う不安がある。) [Wed 11 Jul 2007 22:42:27]
◆オウル > (歩きなれた人通りのまばらなスラムの道、歩くのは一人ではなく、隣にはなついてくれている犬が一緒である。) お前の首輪どうする…? (歩きながら、犬に問いかけるが…犬はものすごく嫌な顔してきたように見えた。) 首輪は嫌ですか…どうですか… (それでも、そのうち買って首につけてやろうとは思っている様子である。) ……お手 (不意打ちのように中腰になって、道の真ん中で犬のまん前に手を差し出して見る。) ……甘噛む以外の反応をして…お願いだから (差し出された手は何時もと変わらずに、カプリと甘噛みされていた。 少年の表情はすこし複雑だったとか。) [Wed 11 Jul 2007 22:33:32]
お知らせ > オウルさんが来ました。 『歩きなれた道を歩く、銀髪の少年一人』 [Wed 11 Jul 2007 22:26:21]
お知らせ > デュラハン@廃屋さんが退室されました。 『人型が居なくなるのはそれから数分後の事』 [Mon 9 Jul 2007 01:52:00]
◆デュラハン@廃屋 > (空に投げ出された足は僅かの間だけ重力に従い下に落ちるが、先ほどまで居た廃屋の床の高さ程で音もなく止まり)・・・・む?(何も無い空間に足を拘束するとほぼ同時、何かに気づいたのかその動きを一瞬止めて。それから視線を右手側に向ければ)こんな時間に依頼でしょうかね?(小さな声でそう呟けば、まるで階段を下りるかのように一歩一歩地面の方に降りて行って。やがて近づいてくる使い魔の姿が見えれば外套の内から不釣合いな袖を伸ばし、その腕を使い魔の止まり木とさせるだろう。) [Mon 9 Jul 2007 01:50:58]
◆デュラハン@廃屋 > (窓と思しき物の前まで辿りつけばそこから僅かに身を乗り出し)誰も・・・・いませんかね?(その場所から跳び発つ前に周囲に目撃者になりそうな者が居ないかを確認して。別に見られても直接的な害があるわけではないのだが、変に噂が立って主への報告をする際によく使っているこの場所を荒らされるのは余り好ましい事ではなく。)(通りを見下ろし人が居ない事を確認すればまるでベランダから外に降りるような感じで窓だったものを跳び潜って。) [Mon 9 Jul 2007 01:45:10]
◆デュラハン@廃屋 > (と言っても、自身の能力の性質や求めようとしている結果の性質を考えれば下手にやる事を増やして手間を増やすよりも現状を維持した方が都合が良いのは当然の事。また現場の自身が考えれる範囲でも現状では他にやる事も無いという事も理解している為に主の命令に背き下手に何か事を考えてやらかそうという気もそれほどはなかったりするのだが。)これくらいで良いでしょうかね?(白線を踏み躙り原形を止めぬ状態にすれば、消し残しがないか確認する様に独り言を言って。それから数十秒地面を観察した後、問題が無いと判断すれば壁に空いた窓と思しき長方形の穴がある方へと歩き出して。) [Mon 9 Jul 2007 01:37:34]
◆デュラハン@廃屋 > (それから一拍の間を置けば人型はその場で立ち上がり、足元に書かれた白線を靴底で踏み消しつつ)現状を維持・・・それだけと言うのはやはり面白くありませんね。(足元の陣を使い交信していた主に告げられた指示を復唱すれば続けるように不満そうな声で呟く。)(今先ほど終えた主への定期報告。その中で受けた現状維持を意味する指示に対して僅かに不満の気持ちを覚えていて。元々待ち続ける事や進展しない状況には慣れているこの悪魔であるが、やはり同じ事の繰り返しだけでなんの刺激も変化もない状況と言うのはあまり面白くないらしい。) [Mon 9 Jul 2007 01:25:03]
◆デュラハン@廃屋 > (スラムの一角にある廃屋の二階、その一番奥の部屋。夜の闇と影を抱えるその部屋のほぼ中心の位置、床に描かれた陣と思しき白墨で描かれた線の中央に灰色の外套を纏うそれは居た。)「それでは次の報告まで失礼します。」(灰色の外套を纏う人型が頭を下げると同時、一般人であれば決して理解できぬ何かの言葉が部屋に小さく響く。) [Mon 9 Jul 2007 01:15:10]
お知らせ > デュラハン@廃屋さんが入室されました。 『人気の無い廃屋の中』 [Mon 9 Jul 2007 01:11:08]
お知らせ > オウルさんが帰りました。 『そして、少年は何時ものようにスラムを歩く。』 [Sat 7 Jul 2007 00:08:36]
◆オウル > (スラムの裏路地に入る。 人の目ではきっと、真っ暗だが少年は夜目が多少利く。) 近道…近道…っと (裏路地は危ないけれど…廃屋探しの時には、色々と便利だったりする。 移動が意外と速く行えるからだ。) もうここら辺じゃ…道にはあんまり迷わないな… (暗黒街方面は生理的に行きたくないと思った。 色々怖い気がしたからだ。) まぁ…此処も十分怖いか… (狩人がいつ来るか…変な化け物が出てこないとも限らない。) まぁ…ちゃんとしよう、うん (何かして目立ってもいけない…だから…我慢しようと思った。) [Sat 7 Jul 2007 00:06:36]
◆オウル > どうしよう…かな (少年の中ではいくつかの選択が生まれた模様である。 1.青猫にたずねて見る 2.フェンさん達の様子を見に行ってみる。 3.何時ものようにぶらぶらする。 4.アルディの家にもっと頻繁に戻ってみる。) …まぁ…何時もどおりで言いか (何かして、下手な行動をとるよりもずっと良いと思った。) でも、ぶらぶらしてても…良い事なんてないよなぁ (そんな風に呟き、思い肩をがっくしと落した。) [Fri 6 Jul 2007 23:52:54]
◆オウル > (人通りのまばらなスラムの通りを歩く、銀髪に金の瞳の少年一人…曇り空を眺める顔は不満げだ。) 曇りって嫌だなぁ (曇りはいつ見ても好きになれない。 影とはえらい違いだ。) 夜中は月が出て何ぼだよ…うん (明るいものを見ているのは好きだと思う。 太陽は…いろんな意味でダメだけれど…そんな事を思いながら歩いた。) こう、曇を夜の間だけ無くす事って出来ないのかな? (そんな事、言って…スラムの道を歩いていく。) …う〜ん (腕組んで考えながら、いろいろを歩きつつ考え始めた様子だ。) [Fri 6 Jul 2007 23:41:59]
お知らせ > オウルさんが来ました。 『夜を歩く者』 [Fri 6 Jul 2007 23:30:39]
お知らせ > オウルさんが退室されました。 『銀の髪を揺らしながら…スラムの闇を歩く』 [Wed 4 Jul 2007 23:21:48]
◆オウル > 昔の自分って…好きな事出来たのかな? (ポツリとそんな事呟いた。 人だったころの自分は好きな事をやれていたのだろうか? 今の自分の様に外を自由に歩き回って…そんな事が出来たんだろうかと思う。) まぁ…わかんないんじゃ仕方ないか… (また苦笑い浮かべた。 そして、少年は今晩の寝床を探して歩くのだろう。) 何処行くか…ちゃんときめとかないとなぁ… (そんな事…ポツリと呟いた。) [Wed 4 Jul 2007 23:20:29]
◆オウル > (スラムの外に少し出てみようか…何て事も考えている。 結局は行く当てがないから、公園か海岸か川の近くになるのだろう。) どっか…遠出して遊びに行ってみようかな (色々自分で楽しみでも作らないと、唯呆然としているだけだから…記憶なんて、時間が立てば戻るだろう、だからその間は楽しもう。 そんな風に考えていれば気が楽だ。) べたべたって言うところにも…行ってみたいなぁ… (甘い物がたくさん…しかし、甘ったるすぎるお菓子は嫌だなとか…少しばかり思った。) フルーツとかは…有るんだろうか… (そっちの方が問題だとか、色々考えをめぐらせた。) [Wed 4 Jul 2007 23:15:24]
◆オウル > こんな事ばっかり、考えてても、落ち込むだけか (そんな事言いながら、苦笑い浮かべた。 こんな事考えてたら動けなくなるだろう。 そんな事を心で言って、自分の背中を押した。) 落ち込んでなんかいられないし (進まないとどうしようもなし…不安定な足場にいる事は変り無い。 大先輩や友人には相談できるわけも無し…そんな事を考えていた。) とりあえずあれだ…ゆっくりでも良いからちゃんとすすまないと…ね (じゃないといろんな人に心配を掛けてしまうから、せめて心配だけは掛けないようにしたい。 そんな事を考えながら…スラムの道を歩いていく。) [Wed 4 Jul 2007 23:06:32]
◆オウル > (銀髪を揺らしながら、金の瞳を道に向けて、少し人通りがある道を歩く少年一人、たまに眠そうだったりする。) …怖がりすぎ…だな (色々考えたら、朝も起きていて、今に至る。 怖がるのにも程がある。) まぁ…まだ夏だし (日が長いから昼間ぐっすり寝れば良いことだとか思った。) これ以上…物騒にならなきゃ良いけどな…此処 (自分の、今の隠れる場所みたいなものだし…あぶり出しなんかされたらと思うと恐ろしい。) 最近なんか…怖い事ばっかり想像して無い? (自分の昨晩と今の事を考えて自分に対して問いただすような…そんな声を発した。) [Wed 4 Jul 2007 22:58:25]
お知らせ > オウルさんが入室されました。 『何時ものようにスラムの道を歩く少年一人』 [Wed 4 Jul 2007 22:50:24]
お知らせ > ロマリオさんが帰りました。 [Tue 3 Jul 2007 22:22:02]
◆ロマリオ > ( 失血と痛みと恐怖が入り混じってしまった子どもは既に、声を挙げることすら忘れてしまったかのように…。… 馬乗りになって、所構わずといった様子で斬り付け突き立てていた そいつは。子どもの反応が薄くなってきたことに飽きを感じ始めでもしたのだろう、 すゥ、と蒼の瞳が細まった。 唇の端が にィ、と笑みの形に引き歪む。そうして―― ) ( そいつは、子どもの心臓目掛けて刃を突き立てる。何度も何度も、その鼓動が完全に止まるまで。 ) ( …―― ひょこ。 子どもに乗っていた人形は、軽やかに飛び降りる。遣い古した玩具を捨てるように、ナイフを放り捨てる。 カラァ ン ... 乾いたオト。うつろな目を見開いている子どもに目を向けることもなく、そいつは悠々と… スラムの闇へと紛れゆく。 ) [Tue 3 Jul 2007 22:21:57]
◆ロマリオ > ( ――― 悲鳴 。 ) (先ほどと異なりハッキリとした声を挙げた子どもに、人形の笑みもより深く刻まれる結果となって…。… 足首を既に切りつけた人形が、次に狙ったのは太腿。太い血管でも切れたのだろうか、足首を切った時よりも溢れ出る血の量が多い、ようだ。 けれども、そいつにそのような事は如何でも良いコト、だった。) アソボ、アソボ…―― ボク ト アソボウ アソンデ ……ネ、 アソボウ …? ( そんな、言葉を吐き掛けながら。 …… ナイフの刃を、突き立てる。 もう片方の太腿。腰。腹。胸部。 泣き喚く子どもなど一切構わぬように、刃を突き立てる人形は。ケタケタと笑い、酷ク愉シソウニ…。 ) [Tue 3 Jul 2007 22:06:29]
◆浮浪児 > ... ァ ( 漸く… 掠れていたオトが声となった。しかしそれは、あしもとを石に取られ転倒した際に零れ出た、もの。で、) ( きゃはは ッ … きゃ っ ) (… すぐ後ろ、子どものすぐ背後に そいつは追いついて来ていた。転倒した際に追いつかれてしまったのだ。) ゃ … やだ、いやだ ( 駄々を捏ねる幼子のように。大きく首を横に振りながら、哀願する。傷ついた足首から、止め処無く零れる紅色が、地面に吸い込まれてゆく。 それをニヤニヤしながら眺めていた、そいつは一歩また一歩と子どもへ近付いてゆく。 そいつが手にしている、刃物の刃が月灯りに煌きを発し…―― 子どもへと振り下ろされる。 ) [Tue 3 Jul 2007 21:49:59]
◆浮浪児 > ( 薄汚れた身なりの、その浮浪児は、まるでのどが引き攣れてしまっているかのように。 声を挙げたいのに、声が出ない。口から漏れ聞こえるのは、上がってしまった息と掠れた僅かなオトだけだった。 ) ( 月夜の、夜…―― 子どもはスラムの道無き道を我武者羅に走っていた。 ) [Tue 3 Jul 2007 21:38:47]
お知らせ > 悲鳴さんが来ました。 『 …それは、声にならぬ もの 』 [Tue 3 Jul 2007 21:34:17]
お知らせ > オウルさんが退室されました。 『その声が聞こえた気がして…振り返ったが…首を横に振って…歩いていく』 [Tue 3 Jul 2007 00:42:21]
お知らせ > ヴァネッサさんが退室されました。 『オウル少年 ( 去り際に小さな声で、聞こえたかどうかはわからない )』 [Tue 3 Jul 2007 00:41:06]
◆ヴァネッサ > はぁ、君にはまだ早かったか… ( 女は肩を一度がくっと落として、彼の肩から手を離すだろう ) もう少し、成長しているものだと思ったが、 ( 彼に背を向けて、少し考え込むような表情をしてから ) まぁ、いいや。私の言葉。頭の隅にとどめておいてね、 ( そういって、女は歩き出す。暗闇の中に、世闇の中に ) [Tue 3 Jul 2007 00:39:28]
◆オウル > 難しいよ… (面白そうにされているのは少しばかり複雑な表情していることだろう。) そんなの人それぞれだと思うけど…友達は見捨てちゃいけないよ… (貴方の方に体を向かせようとするのは…抵抗を見せずにされる事だろう。) …自分否定したら…怖いよ… (吸血衝動を否定するのは構わない。 飲めばすむ事だから…けれど自分を否定したら自分は何処に行くのだろうと思う。 そんな思いをしながら…貴方を見ていることだろう。) [Tue 3 Jul 2007 00:35:36]
◆ヴァネッサ > 全然、難しいことじゃないよ ( 女は未だにちょっと面白そうにしている ) そう、そんな考えをしてしまう自分は、情けないよね? 自分自身から見ても決して良いとは思わないし、強いとも思わないよね? ( これでもかというほどに確認するかのように女は彼に聞いてくる。しかし、視線は向けない。ただ、肩に手を置いたまま ) そんな、考え方をしてしまう自分を否定するんだよ。もう、真っ向から思いっきり全力で ( ここで、やっと女は彼のほうを向いた。可能ならば、少年の肩を両手で掴んで自分のほうをむかせようとするだろう ) ただ、それだけ [Tue 3 Jul 2007 00:27:20]
◆オウル > …… (睨み返されて…少しばかり無言になるだろう。) 難しい事考えるのはあんまり好きじゃない (そんな事言いながら、嫌な笑みを浮かべられれば…視線は先ほどまでのものに戻るだろう。) それは解るけど…見捨てられた友達…裏切られたと思うよ…絶対 (そんな疑問も同時に浮かんでぶつけることだろう。 少年には…きっと出来ないだろうと思う。) [Tue 3 Jul 2007 00:23:29]
◆ヴァネッサ > 怪しくないっての ( じろりと睨んであげちゃいました ) ふふ、そうそう。そうやって悩むものだよ。そんな君にお姉さんからアドバイスだ ( 彼の心の中を覗いているかのような、嫌な笑みを浮かべる。揺らぐ視線…そして、再び自分に向けられた視線に対して ) それは、簡単 ( ピンと人差し指を立てて、子供に教えるように ) 弱い考え方をしなさい。 目の前でかつあげをされている友人がいたら、見捨てて逃げるような弱い考え。 OK? ( 一まず、ここまでわかったかどうか確認みたく聞いてみよう ) [Tue 3 Jul 2007 00:16:31]
◆オウル > …それが一番怪しい… (そんな事言いながらも、針目は貴方に向けていた。 表情を少しばかり消したそんな表情でだ。) 必要ならするかもだけど… (有るだけで…守れてないぞ、それを聞けば針目を細めた。) そんなの… (言葉に詰まって返せなかった。 守れてない。 手の内に有るものは守れていない気がする。 視線が揺らいだことだろう。) 強くなる努力…何て、解らないもの (肩に手を置かれた…それには、視線を貴方に戻したことだろう。) どういう方法…なの? (その誘惑に対する問いを掛けることだろう…視線は少しばかり揺らいでいた。) [Tue 3 Jul 2007 00:11:44]
◆ヴァネッサ > 別に一般人だよぉ ( 最近はいろんな人が心眼が使えるんだよ。きっと ) ふふ、それもまた必要なんだよ ( こたいらも、これはあくまでも冗談の範囲で言う ) あるだけでしょう? ( ほら、守れていないぞ。とか、クスクスと笑いながら ) 別に、強すぎなくてもいい。 ただ、強くなる努力は怠らないべきだ。私は、そう思う ( 彼の肩にぽんと手を置こうとする。彼の視線はしっかりと受け止めてやる。しかし、暫く経てばサングラスを掛けなおして紅い瞳を隠すだろう ) 強く、なる方法を教えてあげようか? ( そんな、誘惑のようにも聞き取れる声で彼に囁いた ) [Tue 3 Jul 2007 00:02:36]
◆オウル > どこぞの達人… (ぼそりと何かいうた。 心眼とは恐ろしく、影も想像出来なかったとか何とか。) 前言撤回したら、言った意味が無くなるよ (冗談めかして言われるのは少しばかり複雑な表情したことだろう。) 弱くても…守りたいものくらいあるもの (金の瞳は針目にして貴方に向けた。 誰だ…そんな問いがめぐりながらも…紅い瞳を見た。 貴方が自分の真横に来るのはすんなりと許すことになるだろう。 少年はすぐに動ける体勢にしているだろう。) …強すぎるのも…弱すぎるのもダメな気がする (そんな事、ポツリと言うことだろう。 針目を向けたまま…じっと…貴方の紅い瞳を見ていることだろう。) [Mon 2 Jul 2007 23:55:50]
◆ヴァネッサ > 心の眼で見てるんだよ ( 思いっきり嘘だ。要は気分。元々暗い中では問題なく見える。サングラス程度で歩けなくなるほどやわではないのだ ) 嘘でも前言撤回!とか言っておきなさいな ( ふはは、とか冗談っぽく言いながら ) そう、それが弱いんだ ( また、一歩少年に近づく ) 弱いくせに、何かを守れるとでも? だから、坊やなんだよ ( 女の歩みは止まらない。彼の真横にくるまで足を止めようとはしないだろう。 睨み付ける彼の瞳には、サングラスを外して受ける。紅い瞳がそれを迎え撃つ ) [Mon 2 Jul 2007 23:43:54]
◆オウル > 細かくはないです、夜にそんなものつけてて夜見えないでしょ…普通 (気になるところは気になるのだから仕方なし。 それはとりあえず言葉にして聞いてみた。) 別に…なんでもない (そんな事言えば。 次の言葉にきょとんとした。) 強いとは思えない…少なくとも…自分は (「何も守れないね」 との貴方の言葉に金の瞳は少しだけじろりと向いたことだろう。) …坊やじゃない… (そして、続けるだろう。 金の瞳は貴方に向けてだ。) 何が…言いたいんです? (そんな事を聞くだろう。 瞳は貴方のサングラスの下の瞳に向けようとしていることだろう。) [Mon 2 Jul 2007 23:38:17]
◆ヴァネッサ > 若いくせに、細かいねぇ ( こちらとしては、相手の事を知っているせいもあって、からかうような態度を崩さない ) 何、残念? ( しょんぼりしている彼に対して、女は言った ) あぁ、君ぃ…女の人に対してそれは失礼だよぉ? ( 心の中で、こんな子だったっけ?いや、雰囲気とかはまんまなんだけどね ) へぇ、強くないんだ。 ( 彼の方へと一歩足を踏み出す ) ふむ、ふむん。 これは確かに弱そうだ、ね ( 先ほどから感じる弱弱しい雰囲気をみて。 少し意地悪かもしれない言葉を ) じゃあ、何にも守れないねぇ。坊や [Mon 2 Jul 2007 23:28:09]
◆オウル > 気にしますぅ… (夜のグラサンには、少年は少しばかり疑問、見えるのかな? 何て思ったとか…。) 最近物騒だから… (無害だと示されれば、少しだけしょんぼりした。) か弱いのかなぁ? 自分にだって怖い物がありますよぉ (そんな事言って少しだけ笑みを浮かべた。) 強くは無いよ…行く当てが無いからここら辺で寝泊りしてるだけ (そんな事を言いながら…貴方を見ていることだろう。) [Mon 2 Jul 2007 23:21:06]
◆ヴァネッサ > 独り言だから、君は気にしなくていいんだよ ( 分からない様子でいる彼に、女はサングラスを掛けながら言った。夜にサングラスとはちょっと怪しい。基、怪しい ) そんなに警戒しないで欲しいな ( 両手を軽く広げて、無害だということをアピールでもしようとして ) こんな、か弱いお姉さんだよ? 君が怖がるほどのことじゃない ( なんて、適当に言ってみる ) こんな場所を歩くんだから、さぞ、お強いんしょ? ( なんてからかうように聞くだろうか ) [Mon 2 Jul 2007 23:14:51]
◆オウル > (この少年も進行方向を帰る様子は無く、貴方の方に…近寄ってくるだろう。) …?? (おやおやぁ、等と言う声を聞けば、混乱した様子できょとんとした少年一人いることだろう。) …誰…? (姿が変わっているので、少年には解らない様である。) …?? (頭の中に銀髪の人なんて、あまりいないのだけど、少年の頭の中に自分より背が高い銀髪と思い当たるのは…無いようである。) …… (しばし警戒して、貴方を少年は警戒して見ていることでしょう。 首には包帯を巻いて…傷を隠して紺の半袖に黒ズボンの少年は金の瞳を貴方に向けていることだろう。) [Mon 2 Jul 2007 23:07:12]
◆ヴァネッサ > ( 組織に入った女。要は新米だ、ピカピカの新米さん。まだ、お仕事もない。まぁ、偶然来ないだけかもしれないけど ) ここを歩くのも久々ねぇ ( なんていいながら、サングラスを片手で持ちながら ) おやおやぁ ( 見つけたのは見知った顔。でも、こちらの姿は彼の知っているだろう姿とはかけ離れていて )( 女は進路を変えない。このまま進んでいけば二人は遭遇するだろうか? ) [Mon 2 Jul 2007 22:59:36]
お知らせ > ヴァネッサさんが入室されました。 『その進行上にいる女』 [Mon 2 Jul 2007 22:55:18]
◆オウル > (月は少し黄色を帯びた色。 この少年の瞳と少しばかり似ているのかもしれない。) 今晩は何処に行こうかな… (今は行く当ても無し、急いで行くべき場所も特に無し。 のんびりと過ごす時だ。 したいと思う事が無い。) こういう時は歩くが一番…何もしないよりずっと良いもの (何か良いきっかけでもあって…記憶の戻る糸口でも見つかれば儲け者だと…そんな事を考えながら。 道に視線を戻して歩いていく。) [Mon 2 Jul 2007 22:53:58]
◆オウル > (金の瞳、銀の髪の少年は今晩もスラムを歩く。 行った事ない場所はないだろうかと、そんな事を考えながらだ。 一日立っても、変わる所もあれば変わらぬところもある。 ここはそう言うところだ。) …半袖に夜って涼しくて良いな (夏の夜は半袖だと少し涼しい。 冬は寒くても死ぬ事はない。 そう言う時にこういう体は便利だと半袖からでた白い肌を見て思う。) 今日は…晴れてる…月は…ある…か (月を見つつ思う。 夜は好きだけど、朝もちゃんと普通に歩ければ良いのにと思う。) 夜だけ…って何かな… (苦笑い浮かべながら、空眺めて歩いていた。) [Mon 2 Jul 2007 22:46:50]
お知らせ > オウルさんが入室されました。 『歩くのは人通りの少ない道、肩までの銀髪を揺らして歩く少年一人』 [Mon 2 Jul 2007 22:40:21]
お知らせ > セィナさんが退室されました。 『( 「 もう此処には来ない様にしなくちゃ…。 」 呟きは、小さく。 )』 [Mon 2 Jul 2007 12:43:17]
◆セィナ > (普通の人より遅い足だったが、隠れる様に路地に入り込ンで何とか逃げ切ッた様だ。後方から通り過ぎた足音が聞える。) …はッ、…はあッ、はッ…。 (息が途切れ途切れ。心拍数は異常なほど高い。―こッそりと廃墟の中に忍び込ンで、座り込ンだ。―誰かの声が聞えたら此処から出よう。其れまでは休憩だ。 …壁に背をくッ付けて 眼を閉じた。) [Mon 2 Jul 2007 12:42:43]
◆セィナ > ……、 (1人の男に抱えられてる女の子の意識は無さそう。少女は建物にぴッたりと隠れる様にくッ付いたまま思考を巡らせた。) (―併し良い考えも何も浮かばない。非力な自分が出て行く事も出来ない。) ……ごめんなさい…ッ。 (きゅゥ、と強く両手握り締めて。名前も何も知らない少女へと謝罪を向けた。そして、ゆッくりと気付かれぬ様にこの場を去ろうと足を来た道へと向けた、) ( 瞬間 ) (「誰だッッ」と此方に向けられる怒声。) ――ひッ、 (引き攣る様な息が零れて、少女は走り出した。) [Mon 2 Jul 2007 12:39:56]
◆セィナ > ……、 (この建物の裏側で聞える人の話し声。びくびくと微かに震えながらこッそり覗き込む。―大人の男が2人と、小さな痩せた女の子が1人。) ……ぁぅぁぅぁぅ…。 (蚊が鳴く位の小さな声が零れた。此れは世に云う人身売買と云う奴では無いでしょうか。) …、 (如何しよう、如何しよう。―己が出て行った所で何の役にも立つ訳が無いし、誰かを呼びに行こうにも迷子のこの身は人の居る場所を知らない。) [Mon 2 Jul 2007 12:33:31]
◆セィナ > ……なンか、 (少女を囲む建物は壊れ掛けたものや古い物が多い。) …なンか、居住区では ないみたい…。 (辺り見渡して。そう云えば以前同じ様な場所に迷い込んだ時の事を思い出した。) …また、迷子になっちゃったのかなァ。 (はふ、と零すのは小さな溜息。不意に耳に誰かの話し声が聞えたから、ゆるりと足を其の方へ向けた。) [Mon 2 Jul 2007 12:30:28]
◆セィナ > (普通ならば賑やかな声が聞える筈の昼時。この場所の裏通りに人の声は無く、ただ、小さな靴音が響いてるのみ。) ………ぇ、と。 …あぅ。 (真白な日傘を差さずに手で持って、少女は空を見上げ呟いた。) …太陽 さァ ン…。ここは、 何処、でしょ ゥ…。 (空ばかり見上げて歩いていた。不意に気付けばこの場所に居て、此処は少女の記憶の中の何処でもなくて。) ……うゥ――、 太陽さんが出てくれないのが、 いけないんだから 。 (八つ当たり。責任転嫁。 瞳に涙をたっぷり溜めながら、取り合えず人の居る方に辿り着こうと再び歩き始める。) [Mon 2 Jul 2007 12:26:57]
お知らせ > セィナさんが入室されました。 [Mon 2 Jul 2007 12:23:04]
お知らせ > オウルさんが退室されました。 『結局は寝床を探す何時もの夜になる』 [Sun 1 Jul 2007 23:41:47]
◆オウル > やっぱり…エニシさんの様子でも見に行くかな…でも、手ぶらはまずいよなぁ (エニシさんが、青猫に戻ってる事なんて露知らず。 考えている、銀髪に金の瞳の少年一人…。) お菓子…は前に持っていったし… (やっぱり、フルーツとかの方が良いのだろうかと考えて立ち止まって、考え込んだ。) お菓子はエニシさん、喜ぶんだけどねぇ… (しかし、偏った食事はいけない…とか心の中で何かがささやいた。) 十分自分も偏ってるよね… (血だけとか…どんだけ、偏ってるんだろうと思った事に突っ込みつつ思う。) 今度、行く時はお菓子だけじゃなくて色々持ってった方が良いかな? (そんな事を考えながら、また歩くのを再開する。) [Sun 1 Jul 2007 23:39:51]
◆オウル > もっと、いろんな所歩きたいなぁ (そんな事を考えながら、前見て歩く。 行きたいところが別に有る訳でもない。 ただ行きたい所に歩いて、いろんな物を見たい。) 迷っちゃうよね…一人じゃ (初めて行く土地なんて、迷う。 特にそう言う初めての場所の歩き方も解らない者は迷う。) 困ったなぁ… (一人旅は、怖いし、寂しいし、頼りないし。 そんな事を考える。) ホントにどうしようかなぁ… (行く当てもない。 これからどこに行こう…そんな事を考えながら、スラムの道を歩いていく。) 用もないのに…マリィさんの所とかは怒られそうだからダメだし… (腕組んで、色々と考えながら、何か楽しい事でも有れば良いとか…そんな事を考えながら歩いている。) [Sun 1 Jul 2007 23:30:17]
◆オウル > (行く当てもなく、人通りの少ない路地をごく普通に歩いている。 金の瞳は時折空を見て、道を見ている。) なんか… (一人ぽつんと道の真ん中に立って空を眺めていた。 寂しいと言うのは言葉に出さずにうつむいた。) ……今日も歩いて…なにしよ (夜中は歩き回る。 する事があるでなし…ただ、それだけで結構道の暗記などには役に立っているようではある。) 最近…迷わないで歩けるようになって来たかな… (最初のころはどこ歩いているか、分からない時期も有ったけれど、今はとりあえず問題はない。 暗黒街方面はダメだけれど…。) 最近、寝る所…探すだけ… (寝床を探して、寝て…夜になったら違う寝床を探して…そんな生活に戻りつつある。) こういうのって…良くないかな… (そんな事を考えながら、歩くのを再開する。) [Sun 1 Jul 2007 23:20:01]
お知らせ > オウルさんが入室されました。 『慣れた足取りで歩く、銀髪に金の瞳の少年一人』 [Sun 1 Jul 2007 23:10:01]
お知らせ > エニシさんが帰りました。 『わぁ、ホント!(嬉しそうに頷いて歩く。この調子なら今日中に青猫に辿り着けるだろう)』 [Sun 1 Jul 2007 20:39:24]
お知らせ > レッドフォックスさんが退室されました。 『よし、じゃあ今度「必殺技」見せてやるぜ!(そんな事を良いながら、護衛の任を始めようか)』 [Sun 1 Jul 2007 20:35:35]
◆エニシ > ………生えてこないのかな、吸血鬼って。 こう植物みたいににょきにょきっと。 ( 再生能力に長けている血族では無いからこの吸血鬼には無理です。 ) うぅん…けど青猫ってやっぱり高級娼館だし…需要…あるかな? ―――そ…そんなに激しいの? ( 道端での客引きならともかく、質重視の青猫でそういう存在はあまり似つかわしくない気も少しする。 次の日立てなくなるぐらいなんて言われたら、一体どれだけ激しくやるつもりなんだろうと頬を真っ赤に染めた。 ) おぉー。 必殺技……カッコいい!! レッドさんてばスゴイんだ……! ( 波○拳とかそういう必殺技に憧れるのはお年頃の男の子だから。 ――― 一応まだ男の子です。 構える貴方を見つめる眼差しは羨望の輝きに。 ) ……うん。 戻る。 やっぱり……戻り…たいから……… ( 随分と回り道をして出した答えだ。 だからもしかしたらその答えは遅すぎたのかもしれないけど――― ) ほ、ホントですか!? 良かった…実はちょっぴり心細かったんです。 ハイ! 喜んでお願いします! ( 不安を押し殺しながら、病み上がりの体調なためその提案には嬉しそうに快諾する。 ) [Sun 1 Jul 2007 20:33:55]
◆レッドフォックス > ふふ、そうだな。じゃあ、この辺にするか。(こちらも笑い返す。きっと何処か性格も似ているのだろう。真っ直ぐすぎる所とか) 機械と言わずとも、木製なんかでも良いんじゃないのか?でもまぁ、もし男娼続けるんなら何もつけない方が良いかもな。さっき言った「そういう趣味の人」狙いもあるし。 ははは、そりゃもう翌日一日動けなくなるくらい激しくやるかもな?な〜んてな。(少年が涙目になると、「かわいいなホントに」とか良いながら頭をグリグリと) ああ、だから強いって言ってるだろ?周りが魔法や大砲や爆弾を使う中で、オレはコイツで船に穴をブチ空けてやったさ。オレの「必殺技」は凄いんだぞ?(右手に弩を持つと、それを進行方向に向けてスッと虚空に狙いを定めてみせる。勿論箭は込められていないが) ところで・・・こちらはスラムから出る方な訳だが、今から青猫に戻るつもりなのか?それなら、そこまでの護衛は引き受けるが。オレと一緒なら、少なくともスラムでなら誰に襲われてもブッ飛ばしてやるぜ? [Sun 1 Jul 2007 20:15:59]
◆エニシ > そう…ですね……嫌な役…させちゃったみたいです…ホント。 すみません―――って、なんかお互い謝ってばっかだ。 ( 二人して似たような言葉を言い合っていることに気付けば苦笑い。 ) むぅ……フェンさんみたいに機械腕かぁ……どうなんだろうソレ? ( もう全身凶器ですね、なんて感想漏らしつつ、青猫の男娼として戻るのなら腕を義手とするのはあまり好まれないだろう。 そもそも主に人間用に作られたクランクの腕が果たして吸血鬼に合うかどうか。 ) なんというかしゅみってひとそれぞれなんですね………うぅ…意地悪。 ( お願いをちょっと不安にさせるような笑いで取り下げられればちょっと涙目になる。 そして再び青猫へ戻るための道を歩き出そうとするだろう。 ) ――――……アレ? それじゃひょっとしてホントにレッドさんてば強かったの? みんな結構アレに大騒ぎしてたのに……… ( びっくりしたように瞳をくりくりさせて。 ) [Sun 1 Jul 2007 20:06:58]
◆レッドフォックス > (肯定されれば少し苦い顔をするも、続く言葉に)まぁ、あの状況じゃ誰が何言っても変わらなかっただろうが・・・だが、それをしちまったのはオレだ。すまない。(再び小さく頭を下げる) 何、無いなら無いで色々やりようはあるさ。前に読んだ本で、義手に刀を仕込むとかやってるのも有ったし。(ついでにそいつは足にも何か仕込んでたぞ、とか) 何、お前さんは知らないかもしれないが需要と言うのは有るところには有るんだぞ?お手柔らかに、か・・・それは保障できないかな?(微妙に嫌な笑いを浮かべながら言う。 で)うわ、結構傷ついたよ今の。前に黒船事件があったろ?あれの撃退にもオレ参加してたんだぞ?これでもフィニッシュ手前まで持ってったのはオレだ。まぁ最後の一発は他にとられたがな。(まぁ今のところ、表立った功績はコレくらいしかないのだが) [Sun 1 Jul 2007 19:52:26]
◆エニシ > ( そのある程度という言葉に不安を覚えたどっかの誰かをお許しくださいなんて思いつつも。 ) ………そう…だったのかもしれませんね。 ひょっとしたら…アレは…最後の一押しだったのかも……… ( 正しさを示されても弱い自分はそこに行くと決断するのが出来なかった。 だから眩しさに目を逸らして逃げて、そしてこのざまだ。 ) ―――……けど怖くなって逃げちゃったのも…そもそも最初から抑えれなかったのも…やっぱりボクのせい、かな? たぶん。 ( 顔つきが良くなったと言われれば、残った左腕で自分の輪郭をなぞりながらそう、かな?と首を傾げて。 ) ………それこそ…レッドさんのせいじゃ…ないよ。 ―――あ! ホラ、けどボク一応吸血鬼だし、心配しなくてもなんとか治りますよ! うん! ( 本当は治る手段なんて見当も付かないけれど、そのことに対して相手が負い目を感じないように誤魔化そうとした。 そして失くした左腕に優しく添えられる人の温かさ。 ) ――――え!? あ…そ、その…もう傷物になっちゃったし…へたくそだし…全然ボクなんかを選んでいいことなんて無い…ですけど…… ( そして腕に口付けを交わされれば生娘のように頬を少し染めた。 なんだかんだで色男な赤狐。 その動作はしっかりとさまになっていて。 ) その…もし『戻れたら』……ですけど…その時は…おてやわらかに…… ( 戻っても青猫をクビになる可能性も無きにしも非ずなわけで。 そして相手が撫でながら自分の実力を示す言葉を聞けば、ふと悩んだように一瞬考えてその後はケラケラと笑う。 ) うっそだー。 もう、強いだなんて冗談上手いんだから。 ( 酷い台詞を断言する白髪の少女(偽) ) [Sun 1 Jul 2007 19:41:37]
◆レッドフォックス > (一応、一度通った道はある程度覚えています。なので、行く事は困難ですが帰る事は可能です。ある程度、ですが) 気にすんな。それに、謝るのはこっちもだ。最終的には、オレがトドメ刺した様なモンだったからな・・・すまなかった。(そう言って、軽く頭を下げた。どうしても、そうしなければならないと思ったから) まぁ格好もそうだが、顔つきが良くなったな。それに、その腕・・・悪いな。もしあの時無理にでも止めてりゃ、そうはならなかったかも知れんが・・・(そう言いながら男は少年に近づくと膝をつき、可能であれば先の無い腕に手を添えようか)・・・もし青猫に帰るってんなら、今度こそ「お相手」して貰えるかな?謝罪も込めて、たっぷり愛してやるからよ。(と、その腕に軽くキスをしよう。可能であれば、だが) よく忘れられるけどな。一応強いんだぞ? ・・・お前さんが謝る事じゃないさ。(と、少年の頭を撫でよう) [Sun 1 Jul 2007 19:20:25]
◆エニシ > ( 目的地にたどり着くためにはある種この少年よりも保護者同伴が必要な可能性が出てきた赤狐。 ) ……ゴメンナサイ。 あの…色々迷惑掛けただけじゃなくて…それに……ずっと探してくれてたみたいで…… ( 襲い掛けたことや逃げ出してしまったこと、その他様々なことを貴方には謝らなくてはいけない。 だから申し訳なさそうにしながらそんな言葉を呟いた。 ) でしょでしょ。 最近はこう、なんていうかアレなんですよ。 こういう格好も別に悪くないかな? なんて思えるようになってきたんです。 ( 女装という行為を認めちゃったよ。 前回泣きながら逃げ出したことと比べればスゴイ大きな前進だ。 こう完全に間違った方向に大きく一歩踏み出した。 ) ―――あ、そっか……そういえば用心棒でしたもんね。 ( マントに隠された弩を示されれば納得したように頷きながら近付いていく。 自分は身を守るものなんてナイフと恵まれた身体能力ぐらいだから、そういう心配りをする必要がないのが楽だ。 )( そして頭を丁寧に下げる。 ) ―――ホントに…ごめんなさい。 それと…ありがとうございます。 ( 謝罪と感謝の言葉を相手へと。 ) [Sun 1 Jul 2007 19:09:04]
◆レッドフォックス > (当然『西は?』と聞かれたら『フォークを持つ手の方だろ?』とか答えます。もうダメダメです) ・・・お。やれやれ、そっちに先に見つけられるとはな。(苦笑を浮かべながら地図をポケットに直し、出てきた少年の方を向く。その姿を上から下までじっくり見つめると)・・・なるほど。しばらく見ないうちに漢らしくなったな、エニシ。(なんだか嬉しそうな顔をして言うだろう。本当に嬉しそうな顔で) ん?ああ、一応バウンサー・・・用心棒なんてやってるからな。威圧感のある格好の方が良いだろ?それに、マントが無いとコイツを晒して歩く事になるしな。(そう言って、マントを少しめくって下の弩を見せよう) [Sun 1 Jul 2007 18:57:32]
◆エニシ > ( 『北ってどっち?』と聞かれたら『上』、という格好いい答えを返しそうな狐さま。 地図を…地図をちゃんと利用しましょうよ! ) ……………あ…レッドさん。 ( 近付いてくる人影が自分を心配して探してくれていたという相手だと気付けば、ホッとしたように一息吐いて路地裏から姿を出して相手と正面に向かい合う形に。 そしていかにも暑苦しそうな服装の相手を見れば、以前と違って片腕しかない少年は疑問に思って口に出す。 ) ―――……あの…なんでそんな変な格好? ( お前が言うな。 ) [Sun 1 Jul 2007 18:51:27]
◆レッドフォックス > ・・・とりあえず、こっちに行ってみるか。(そういう考え方だから道に迷うと気づかないおバカ狐は、何も考えずに道を突き進む。が、その耳は誰かが物陰に隠れるのを察知した。とはいえこういう場所だし、何よりこの男の格好は怪しすぎる(この時期にコートにマント)。怪しまれるのも無理はないと、普通に歩いていくだろう) [Sun 1 Jul 2007 18:43:52]
◆エニシ > ( 戻った時にどんな結果になるのかを想像すると、鼓動は早鐘のように波打つ―――気がした。 気紛れにしか動かない死人の心臓は今も静かなまま。 ただ気付けば残った右手の掌にじっとりと汗がにじみ出ていた。 ) ―――― ( 歩いていく先に誰かの気配があることに気付けば、そそくさと建物の陰に隠れようとするだろう。 まだ本調子まで回復はしていない為、人の気配にはそれなりに警戒しているようだ。 そのまま相手が此方のほうに近付くのなら、少年は相手の姿が見知ったものだということに気付けるだろう。 ) [Sun 1 Jul 2007 18:39:54]
◆レッドフォックス > (いくら歩きなれたスラムとは言え、地図一枚から目的地に着くのは男には至難の業だった。散々道に迷った挙句、未だに辿り着けていない自分が情けなくて仕方が無いわけで)おかしいな・・・此処はさっき通ったよな・・・(そしてまだまだ辿り着けそうに無い。嗚呼悲しきかな方向音痴。男は地図を見ながら、頭を掻いている。まだ割と距離があり、そちらには気づいていないようだ) [Sun 1 Jul 2007 18:34:36]
お知らせ > レッドフォックスさんが来ました。 『やれやれ・・・』 [Sun 1 Jul 2007 18:33:38]
◆エニシ > ( 可愛らしいフリルの付いた白い上着にスカート、そして目の冴える白髪には青いリボンが付けられている。 そんな少女のような格好をした吸血鬼は、今まで匿ってもらっていた場所から出て青猫に続く道へと歩いていた。 ) [Sun 1 Jul 2007 18:32:16]
お知らせ > エニシさんが入室されました。 『日の落ち始めた貧民窟』 [Sun 1 Jul 2007 18:29:31]
お知らせ > アンブローシアさんが帰りました。 『( 頭を冷やすために、夜へ。 )』 [Sat 30 Jun 2007 23:34:39]
◆アンブローシア > ………………………やはり、人間も嫌いだが連中も嫌いだ。 ( 人間は自分から家族を奪い、悪魔は自分から未来を奪った。 どちらも、嫌いだ。 忌々しげに地団太を踏めば、足元には鏡のカケラ。 そこに映る顔は―――、 ) ……………………こんな顔では、エニシどころか、ブロウのところに戻ることすらできん、な………。 ( 苦笑い。 ) [Sat 30 Jun 2007 23:34:23]
お知らせ > ブスシさんが帰りました。 『不愉快を押し付けた分、軽い笑い声』 [Sat 30 Jun 2007 23:30:46]
◆アンブローシア > ……………………ちっ、忌々しい若造が。 ( 闇にまぎれる姿に舌を打ち、苛立たしげに壁を叩いた。 そして、呟く。 ) ………………ニンゲン、モドキか。 ( どっちつかずの小さな魔女は、不愉快そうに蟲遣いを見送る。 ) [Sat 30 Jun 2007 23:29:59]
◆ブスシ > けけけけけけけ……年寄りの戯言です。聞き流してくださいな。 (魔界に戻ったら恐ろしい、と首をすくめて。逆に今は襲われることも無かろうとたかを括っているようで……) では、良い夜を……。 (細く伸びるような笑い声を残しながら、ローブ姿は闇にまぎれて……) [Sat 30 Jun 2007 23:27:02]
◆アンブローシア > ふん…………やけに寝苦しいと思えば、そんなやかましいことをやっていたのはな。 ( 怠惰の悪魔としては、あまり興味の湧くところではないらしい。 そして動きを止めた相手の言葉に、今日最も不機嫌そうに、ぎぬろとにらみつけた。 ) 余計なお世話だ、蟲遣いが。 「喰われ」たくなければ要らぬ戯言は控えるがいい。 ( 召喚儀式の縛りによって魔力行使が封じられていなければ、それこそ大気が凍りつくのではないかという怒気を露にその背中にしっしっ、と手を振った。 ) [Sat 30 Jun 2007 23:24:21]
◆ブスシ > いやいやまったく。 元々、紅い大将の号令での遠征軍みたいなもんでしたからね。あのお人のことだ、げんきでやってるとはおもいますが、へぇ、お願いしますよ。 (それで話はしまいとばかりに、二、三歩下がるが、ふと思いついたように動きを止める) しかし、たまには獲物を狩ったほうがいい。人間の食事と生活ばかりじゃ、ニンゲンモドキになっちまいますよ? (格好がつかんでしょう、と喉からもれるような笑いを残して、さらに距離をとっていこうと……) [Sat 30 Jun 2007 23:20:15]
◆アンブローシア > 高貴なものには高貴なものの、卑賤のものには卑賤のものの苦労というものがある。 お互い様だろうな。 ( さほど苦労しているようには決して見せないように表情をつくって、小さな魔女は言った。 ) ヴァイオレート? 随分な大物だのう。 ………まあ、本調子でないのは妾も同様だ。 なにか良いことがあれば、そなたに伝えようぞ。 ( 小さな魔女は微笑んで嘘をついた。 嘘をつくなど小さな魔女にとっては生態と同じ。 ) [Sat 30 Jun 2007 23:16:30]
◆ブスシ > 本調子ではなくてねぇ、ヴァイオレートの御大将も居間は派手に動き回っておりませんし、一人じゃたいしたこともできません。食事にありつけるなら、雑用でも何でもしますんで、気が向いたら声をかけてくださいな。 [Sat 30 Jun 2007 23:11:00]
◆ブスシ > 成る程成る程……うらやましい限りですなぁ。 (生活も、低燃費なことも) いえ、まだ本調子ではなくてね [Sat 30 Jun 2007 23:09:36]
◆アンブローシア > 城に戻っても妾は寝るだけだからな。 それに変わる娯楽でもないかと探しているが、いまだ見当たらぬ。 下らぬ話だ。 ( ずろ。 体内の魔力がうごめくのを感じる。 同属の気に触れて、悪魔の部分が活性化しているのだろう。 ) ふむ。 そなたの期待には応えられぬな。 妾はもとより活動的でない上に、低燃費だからのう。 人間どもの食事から十分取れるのだ。 魔力が欲しければ魔術師でも捕らえればどうだ。 [Sat 30 Jun 2007 23:07:50]
◆ブスシ > (元々格上のものにこびへつらって生きてきた竜の変化は、へぇへぇと相打ちを打つばかりで) へぇ、物見湯山に、残ってらっしゃると?それはまた物好きなことで。 (此方じゃ体も動きづらいでしょう、と呟いて) それで、”食事”などはどうやって? (上手い手があれば乗せてもらおうとばかりに、尋ねて) [Sat 30 Jun 2007 23:02:02]
◆アンブローシア > ほぉう………愚かなことだな。 それほど人間界になど面白みがあるものかのう。 ( 小さな魔女はゆるゆると眼球に魔力を溜めた。 もともと眼球はそう言った機能を持つ箇所である。 魔力循環がいまいちでも、十分可能だ。 ―――小さな魔女は、こびへつらうものに油断しない。 ) 如何にも。 ………ふむ、愚か者の召喚に巻き込まれてな。 いまはまあ、物見遊山といったところだ。 [Sat 30 Jun 2007 22:58:39]
◆ブスシ > へへ……まったく持ってその通りで。身分不相応に表に出ちまったもんで、魔力の供給も断たれて難儀しております。 (胡麻をするように頭を下げながらも、フードの舌からは不気味な鈍く光る赤い瞳がアンブローシアを見つめている) 見たところ、元々高貴な出の悪魔とお見受けしやすが、どうしてこんなところに? [Sat 30 Jun 2007 22:54:45]
◆アンブローシア > ……………ふん。 蟲遣いか。 扉を超えてきた輩か? ( 小さな魔女はぎぬろと視線を向けて、疲労を隠して威厳を出そうとした。 まあないものは出ようがないが、潜在的な魔力量で威圧する程度はできる。 ) [Sat 30 Jun 2007 22:48:28]
◆ブスシ > (路地に戻ろうとした羽虫は、言葉は聞こえるとでも言わんばかりに一度その場に停止し、やがて再び動き出した。そのまま路地裏に消えて) ……もし、奇遇ですねぃ。 (調子のよさげな、どこと無くへりくだった口調の声が路地から聞こえてくる。老人の声のように聞こえるだろう。フードを目深にかぶったローブ姿の男が、ゆっくりとアンブローシアに近づいていこうとする) [Sat 30 Jun 2007 22:43:08]
◆アンブローシア > ………………む。 ( 音。 これは―――羽虫のそれだ。 聞こえてくるくらいに、大きな。 虫はあまり得意ではない。 立ち上がって視線を上げれば、奇妙な姿。 ) …………………………そなた魔族か? なれば妾が命ずる。 止まれ。 ( 戯れに小さな魔女は言葉を投げた。 人間界にも生息するのかもしれないが、魔界でこういうものを見た気もする。 ) [Sat 30 Jun 2007 22:40:58]
◆ブスシ > ウゥゥゥン……。 (立ち上がろうとする小さな魔女に近づいてくるのは、甲高い羽音。視線を上げれば、空に奇妙な羽虫が飛んでいるのが解かるだろう。そして、その魔界に生息する蟲は、もしかしたらアンブローシアも見たことがあるかもしれない。それはやがてゆっくりとその場を離れて路地に逃げ込もうとする。その先にいる蟲の主、ブスシはどうやらアンブローシアから漠然とした同族の気配を感じ取ったようだ) [Sat 30 Jun 2007 22:35:37]
お知らせ > ブスシさんが来ました。 [Sat 30 Jun 2007 22:28:14]
◆アンブローシア > ( もしかすると、自分はまた、諦めに陥っているのかもしれない。 見つかりはしない。 二度と自分の前には姿を現さないのだろう。 そう言った諦めに。 小さな魔女はため息をつく。 諦めは、何百年もの時の間で、その身に、心に、魂に染み付いた闇だった。 それがあることは、否定できなかった。 ) ……………………それでも、そなたは探そうとするのだな、アンブローシア。 ( ゆっくりと立ち上がる自分の体に、密やかに呟いた。 ) [Sat 30 Jun 2007 22:27:54]
◆アンブローシア > ……………………妾は、愚かなる人間など嫌いだ。 大嫌いだ。 ……………だというのに妾は、いまだに人間に翻弄されるのだな。 ( 自嘲するように唇を吊り上げ、歩みを止める。 見上げた空は暗い。 だが星星は瞬いていた。 無意識に星座の形をつくろうとして、苦笑い。 ふう、とため息を一つついて、壁にもたれて座り込む。 ―――今日も、見つけることは、できないのだろうか。 ) [Sat 30 Jun 2007 22:22:00]
◆アンブローシア > ( ただ、あの少年の安否を気遣い、その確認のためだけにこうして身をすり減らせるなど、全くおかしな話だった。 滑稽ですらある。 悪魔としては、失格であるやも知れない。 何故、そうまでしてただ一人の少年を探すのか。 その理由は、或いは、 ) ………………あやつが、好き、なのかも、しれぬなあ。 ( それは恋ではない。 愛でもない。 だが、例えそれが哀れみや同情からきたものであっても―――確かに小さな魔女は、あの白い少年に好意を抱いていたのだ。 薔薇の少年にしょう感じたように。 少々認めがたいが、あの桃色の下僕に感じるように。 ) [Sat 30 Jun 2007 22:18:39]
◆アンブローシア > ( 休んでいたほうがよかったのかもしれない。 そんなことをついつい考えながら、小さな魔女はスラムを歩く。 目的は少年を探すことだったが、もはや足取りはいい加減で、計画性もない。 だが、やはり横たわっているよりはすこしは楽な気もしないでもない。 無意識に、人の邪さを求めているのかもしれない。 小さな魔女の、悪魔の部分が。 ) [Sat 30 Jun 2007 22:07:28]
お知らせ > アンブローシアさんが入室されました。 [Sat 30 Jun 2007 22:05:49]
お知らせ > ブロウさんが退室されました。 『あーもうだから柄にもねえことはしたくねえんだ』 [Sat 30 Jun 2007 00:36:53]
◆ブロウ > ( そしてそのまま道なりに歩き、路地を曲がって充分教会から遠くなったところで。 ふと立ち止まって。 ) …………ダァー阿呆か! 馬鹿かオレは!! なーに無駄なことで格好つけてんだこのオレはぁぁ!! ( 天に向けて吠え声を挙げるチンピラが一名。 その理由は渡した菓子折りの中身。 まあ預かってもらったお礼と元気で暮らせよーって気持ちを込めて金貨と銀貨を一枚ずつこっそり箱の中身に忍ばせてみたわけだが。 ) はずー! 似合わねー! ( 今更考えてみると格好つけすぎた気がする。 羞恥で悶え死ぬピンクの男が一名。 ) [Sat 30 Jun 2007 00:29:27]
◆ブロウ > ( 出迎えてきたのは中年といった年頃のシスター。 その人物へと軽く礼をする。 ) ども。 今回はコッチも無理言って引き取ってもらう形でご迷惑掛けまして申し訳ないっす。 あー…なんつうかその、この餓鬼のことよろしくお願いします。 ( 名前やらなにやらが記された紙を取り出すとシスターへと渡した。 ) ほれ。 んな馬鹿みてえに緊張してんなよ。 ( 傍で緊張に固まっている少女の背中を軽く押し出した。 そしてふと思い出したようにとある箱を取り出す。 ) ほれ、餞別。 まあそっちにいるみんなで仲良く食ってろ。 ( 箱の中身は菓子折り。 それを少女の手の中に押し付けるともう一度シスターへ一礼。 その後気楽な様子で手を振った。 ) そんじゃな、アバヨ。 ( そう言うとそのまま家路へと向かうための道を歩き始め、そのまま振り返ることは無かった。 ) [Sat 30 Jun 2007 00:22:00]
◆ブロウ > ( ポケットの中に入れた紙には少女についての事項が記されている。 口が利けないので文字で確認してみたところ、最初からここに住んでいたからか一応ヴェイトス共用語の初歩ていどなら理解していたらしい。 それによると少女の名はサーシャ。 見た目は小さな子供であり、正真正銘の人間だ。 ただ無理矢理犯されたショックからかどうかはわからないが言葉が利けなく、みなしごであることは確か。 ―――大体確認出来たのはそれぐらい。 それ以上のことはチンピラ自身が深く立ち入ろうとはしないため知らない。 ) ―――まあアレだ。 5年か10年後にはきっと美人さんになってることを期待してっからよ。 そん時にはまたこいや。 喜んで出迎えてやっからよ。 ( まあその頃にはただのチンピラの存在なんてもう忘れているだろう。 それか自分が居ないかどうか。 所詮自分の存在なんてそんな程度のもんだ。 ) ほらよ。 お出迎えも着てくれたみたいだぜ。 ( 顎で示せば教会の中から出てくる人影。 ) [Sat 30 Jun 2007 00:07:19]
◆ブロウ > はっきり言ってお前がオレんとこに居座っていいことは殆どねえ。 ダチはできねえしまともな付き合いも覚えれねえ。 オレはヤクザな仕事してっからとばっちりで危険な目に遭うかもしんねえし、ハッキリ言えばコッチにとっても迷惑だ。 ( 拒絶の言葉を断言するチンピラ。 それを聞いた少女は今にも泣きそうな表情で顔を歪める。 ) …………あーもう。 んな顔スンナ。 別にこれでずっとお別れバイバイってわけじゃねえんだ。 気が向いた時ぐらいにゃ会いに来てやるよ。 ( ぽんぽんと優しく少女の頭を叩きながら溜め息。 何やってんだろオレ、と心の中では更に重い溜め息。 ) [Fri 29 Jun 2007 23:51:59]
◆ブロウ > んな心配スンナって。 ここの神父はエセっぽいけどわりぃやつじゃねえしシスターの姉ちゃんは結構粒ぞろいだし。 どうしても教会とかそういうのがヤダってんなら他の孤児院とかでも紹介してくれるみてぇだしよ。 ( いつもの様に懐から煙草を取り出そうとして――やめた。 何となく今は気分じゃない。 ) ――――……あのなぁんなビビんなくてもいいっての。 ( そんなチンピラの腕を掴む小さな手に気付けば、空いたほうの腕で乱暴に頭を掻きつつため息を吐く。 その腕の主を見れば、縋るように視線はチンピラの粗野な顔を見ていた。 ) いいか餓鬼。 ちゃんとよく聞けよ。 お前さんは喋れねえが別に馬鹿って訳じゃねえ。 だから俺の言葉もちゃんと意味は理解してんだろ? ( 頑固な子供に言い聞かすようにゆっくりと少女に向けて喋り始める。 ) [Fri 29 Jun 2007 23:38:44]
◆ブロウ > と、まぁ伝えたとおりここがお前さんの新しいお家ってな。 ( 派手な見た目をしたチンピラが連れているのは、下僕呼ばわりしてくる魔女様と同じぐらいの年恰好の女の子。 黒い髪に白いワンピースを着たその少女は、不安そうに目の前の教会とチンピラを交互に見ている。 ) [Fri 29 Jun 2007 23:26:28]
お知らせ > ブロウさんが入室されました。 『(幼子の手を引いて教会の前に立つチンピラ)』 [Fri 29 Jun 2007 23:20:00]
お知らせ > 艶子さんが退室されました。 『 傭兵はぴしゃりと頬を叩いた。 』 [Fri 29 Jun 2007 22:51:02]
◆艶子 > ( このスラムの歩き難い道だって、歩く内に転ばないようになった。それと同じように、いい加減こんな風に躓く事は無いようになりたい。私はもう一人じゃないんだ。私の迷いは色んな人への迷惑になる。裏切りになる。 ) 怪我が治るまでだ。こうしてぐだぐだ悩むのも、それまでにしよう。どんなに向いてなくたって―― 一度戦いが始まればこっちのもんだ。何も考えずに済む。 ( 何をやったって、どう悩んだって、今日もどこかで誰かが襲われ酷い目にあっている。そいつが我慢ならないから、私は警邏を始めたのだから。 ) [Fri 29 Jun 2007 22:50:00]
◆艶子 > ( カンテラを足元に置いて、辺りを軽くぶらついた。刀を鞘ごと腰から抜いて、先っぽで地面をこつこつと叩く。 この中途半端に舗装された道はとても戦い辛い。今まで何度転びかけた事か…。辺りに漂う何かが腐ったような臭いも、いつしか我慢出来る様になった。 ) ………。 ( そういえば、この近くだ。前にアイソン兄ぃと暮らした事のあるアパートは。彼は今どうしているだろう。どこかで元気にやっているだろうか? ) 嗚呼…くそ。らしくないな、こういうのは。 ( やっぱり、”向いてない”のかもしれない。私はすぐ躓き過ぎる。 ) [Fri 29 Jun 2007 22:44:41]
◆艶子 > ( MJと出会ったのもここ。アレックスと出会ったのもここ。魔人セオドアと初めて戦ったのもここ。スラムと暗黒街は、私が希望を抱き、敗北に絶望し、そしてまた再起を誓った場所だ。そう考えてみればこの薄汚い場所も感慨深い。住んでる人間は相変わらず好きになれそうにないけど。 ) ( 私は怪我が治らない内は危ないからこの辺りには近寄らないようにしようと思っていたのに、こうして来てしまった。きっと何かを求めているんだろう。何かこう… 切っ掛けを。 ) [Fri 29 Jun 2007 22:34:48]
◆艶子 > ( 右手を吊るすように包帯を巻いた少女がぶすっとした表情でスラムのとある路地に居た。今日は防具を一切付けておらず、腰に刀を差すだけという身軽な格好だ。空いた方の手にはランタンがスラムの暗闇を照らしていた。 ) ………。 ( スラムには色んな思いでが詰まってる。私がはじめてここに来たとき、住民の他人への無関心さに驚いた。この路地はかつてからくりで出来た給仕が子供を襲っていた場所だ。…からくりの給仕という時点でまあかなり驚いたのだが。 子供の助ける声に周りの住民の誰もが耳を貸さず、偶然通りかかった私がその子を助けた。…正確には、私も敵にやられそうになって、後からやってきた自警団の人に助けて貰ったのだけど。 ) [Fri 29 Jun 2007 22:25:47]
お知らせ > 艶子さんが来ました。 『足元の石を蹴飛ばす。』 [Fri 29 Jun 2007 22:18:37]
お知らせ > エニシさんが退室されました。 『(だから、遠慮なく送らしてもらいます。)』 [Fri 29 Jun 2007 00:46:53]
◆エニシ > ( 気付かれなかったのか、気付かないでいてくれたのか。 そのどちらなのかを知ることは白髪の少年には出来ない。 けどそれでもわかるのは、目の前のおじさんは”怖い人”ではないということ。 ) 立てるけど…一人じゃ歩けません。 ( 困ったように貴方の目を見て微笑んだ。 ) [Fri 29 Jun 2007 00:45:55]
お知らせ > バロゥさんが帰りました。 『(帰ろうか。嬢ちゃんを待つ人のトコへ。 そこまで、送るよ。)』 [Fri 29 Jun 2007 00:43:16]
◆バロゥ > (にっ、と口の端を吊り上げてエニシを見た。) もう、立てるかい。 (ぐ、と引っ張り上げよう。自分も立ち上がる。) (アンタが吸血鬼だ、なんて気が付かないフリをした。) [Fri 29 Jun 2007 00:42:49]
◆バロゥ > 嬢ちゃんが喜ぶなら、きっと一緒に暮らしてる奴も喜ぶだろう。 私も嬉しい。 (ぷふ。吹き出した。) 「玉無し」が「神父らしい」ッてンなら、なるほど、私は「らしくない」。 いーじゃん、それでも。今ンとこ、カミサマからは怒られてねえし、さ。 (それから、) ――…。 (沈黙。) ……。へへ。 ありがとうな。 (エニシの手を掴んだ。その瞬間に納得が行った。 そうか、この子も、そうなのか。) (男は表情を変えなかったが、) [Fri 29 Jun 2007 00:40:46]
◆エニシ > ―――――見えない、です。 ( けど、この人は怖くない。 だから立ち上がるために右手をそっと差し伸べてみた。 冷たい死人の手を。 ) [Fri 29 Jun 2007 00:36:15]
◆エニシ > あ…見たことあるソレ。 危なそうって思って避けてたけど正解だったんだ…… ( 賢い子言われたらちょっと嬉しそうに。 ) そなんだ…おじさんてとっても物知りなんですね。 ―――わかんない。 もしかしたらお節介なだけかも。 けど、ボクはどっちにせよ嬉しいな。 ( 与えられる側にとってはどちらでも構わない。 ) ―――おじさん神父らしくないなぁホント。 あ、別に慣れてるから大丈夫です。 ( 安っぽい香水の匂い。 くだけた印象。 そのどれもが普通の神父の印象とは異なるように思えて。 ) ――――……… ( 瞳を伏せたまま迷ったように俯いて。 ―――聖職者は、怖い。 ) [Fri 29 Jun 2007 00:35:57]
◆バロゥ > たまに狂ったように涎垂らしたりしてるのが居るだろ、そう云うのなんかもう全力でアウトだから近づくンじゃねえぞ。うン。 嬢ちゃんは賢い子みてーだから野良犬講座はここまでな。 (瞬き。) いいや、自己満足の為にお節介を焼くンだ。わはは。 アンタと一緒に居てくれる人はそうじゃないと信じたいがね。 (スン。鼻を鳴らす。香水臭いかな。) ――…我慢は身体によくねえもんよ。カミサマは“そういう風”に人間を作ったンだ。 作られた機能を使わないでどうする。…ッて、こりゃあ子どもが聞く話じゃねえか。 (んん?) ……。嬢ちゃん、何か聖職者にトラウマでもあンのかい? 私も、“そういうの”に、見える? [Fri 29 Jun 2007 00:23:50]
◆エニシ > ………そうなの? 野犬ってそんなに怖かったんですか。 びっくりしちゃった…… ( 最初の方はそればっかり狩って血を飲んでたから変な病気移ってないかなとちょっと心配になる。 そして今回噛み付かれて服を台無しにすることにならずに済んでホッと一息。 ) 優しいからお節介焼くんじゃないんですの? ―――そうですね。 一緒に居てくれる人は優しいです。 とっても、ホントに。 ( 少し自慢げに語った。 そして内緒話のような喋り方とその神父らしからぬ内容にクスリと微笑む。 ) そういうのって”かみさま”に怒られるんじゃないの? ……よくわかんないですけどね。 ( 吸血鬼だから宗教に関して詳しいことは知らず。 ) ――――…… 嫌い とかじゃなくて…時々…怖い。 あの人たち……優しくても…たまにちょっとしたことで目の色変えるから。 ( 笑みを消すとまた視線を俯かせる。 ) [Fri 29 Jun 2007 00:18:18]
◆バロゥ > 野良は変な病気持ってるからな。噛まれてたら病院へ直行せにゃならん程さ。 嬢ちゃんは運が良かった、追っかけ回されただけで済んで。 ――…私? ああ、優しいっつーのかな。お節介焼きなだけだけどな。 アンタと一緒に住んでる人の方が優しいンじゃねえのかい、腕まで診てくれただなンて。しかし大した腕だ。 (そうして、相手の問いに、人差し指を口に当てて「シーッ」。顔を近づけて小声で、) 正真正銘の神父さ、この近くの教会で助祭をしてる。…ちょっと、アッチ(淫売窟を示し)で遊んできたンだよ。 ナイショな。 ――…、嬢ちゃんも、神父は嫌い? (ふと。) [Fri 29 Jun 2007 00:04:13]
◆エニシ > レベル1はつr……げふん、慣れてたせいかちょっとスラムなめてました……犬ってあんなに怖い物だったんですね… ……そっか…ちゃんとしたリズムで暮らさないと健康とかお肌にも悪いですよね。 ……気をつけよ。 ( 青白い頬に手を当てて溜め息。 死人が健康を気遣うとかいう笑えない話。 そして気にする部分が少し間違っているおませな少女(偽) ) ……………けど、おじさん優しい人です。 ちょっと怖がっちゃったのが悪いぐらい。 ( ガチガチの警戒をやっと少しは解いたのか、顔を上げると少し微笑んだ。 それでもまだ些か緊張している部分はのこっていてぎこちないかもしれないけど。 ) 一緒に住んでる人です。 その怖い人から逃げるの助けてくれて、怪我もちゃんと診てくれました。 ( 左腕を聖なる力で”浄化”させられたせいか、実際に傷跡はあまり無い。 だから治療も大した手間じゃなかったのだろう。 ) ………その、おじさんは…神父さん……ですか? ( 相手の格好から予想して。 自信が無いのは似合わない香水の匂いが残っているから。 ) [Thu 28 Jun 2007 23:58:05]
◆バロゥ > スラムを徘徊するモンスt…ンン゛ッ、野良犬その他の多さをナメてはいかんよ。 …ッて云うか夜行性か。ちゃんと生活リズム整えねーと将来大きくなれねーよ? (死んだ身体を相手に喋っているとは、愚かにも未だ気付いて居ない男。) ――…へえ。 (怖い人、ねえ。) そりゃあ、私にビビるのも解るわ。ゴメンな。 …そンな顔、するなィ。 (困ったような笑みを浮かべる。) 腕は誰に治療してもらったンだ、ちゃんとしとかねーと、体力落ちるだけじゃあ済まねえ事になるぜ。 [Thu 28 Jun 2007 23:43:52]
◆エニシ > うぅ…まさか開始3歩で襲われるとは思わなかった…… ( ガックリと項垂れてエンカウント率の高さを嘆いた。 ) ……ハイ。 ちゃんと寝坊しないようにします。 ―――あ、そうなんです。 こないだ…酷い怪我しちゃって。 それでちょっと体力落ちちゃったんです。 ( そして失くした左腕を指摘されればその答えに一瞬窮して。 ) ――――……襲われたんです。 ”怖い人”に。 だからちょっと…最近は知らない人が少し怖くて。 ( 視線を伏せたまま自虐的な笑いを小さく浮かべる。 ) [Thu 28 Jun 2007 23:39:49]
◆バロゥ > ――…。 (ちら、ちら。向こうからは視線を合わせようとしないのは薄々感じ取った。 代わりに男は、エニシを軽く観察する。) 散歩するなら、今度から明るい時にしなさい。 …。”寝たきり”? そりゃあ、若しかして、怪我してたとか、そういう? (ゴホン。) あ、ああー…、訊いちゃ悪ィかなあ、その、腕。片っぽ無えよな。 それか? (指差す。言外に、「そんなひどい怪我、何処で?」) [Thu 28 Jun 2007 23:29:27]
◆エニシ > ( 神父という職業それ自体が今は恐怖の対象。 酷い怪我を負ってしまったのなら尚更に。 )( やっぱりこの人も吸血鬼を怖いと思っているんだろうか。 何時もの如く一人で勝手に早合点をする。 ) ……そうですね…ホントに……どこか関係ないとこでやって欲しいです。 ( 滅ぼされかけた時の恐れを我慢するように残った右腕で自分の体を抱きしめる。 ) ――――え? あ、い、いいんですか? ( 実際(見た目)少女一人がこういう場所でじっとしていれば襲われない可能性が無いわけじゃない。 そういう意味ではありがたいのだが、別の意味では怖い提案。 けれど断ることは出来ない。 ) ―――暫くお家で寝たきりだったから…ほんのちょっとだけお外に出て気分転換しようと思ったんです。 そしたらお犬さんがガーッて襲い掛かってきてボクがワーッて逃げてそしたらこんなことになっちゃいました……… ( えらく抽象的な答え方をする吸血鬼。 ) [Thu 28 Jun 2007 23:25:35]
◆バロゥ > 謝らなくて良いさ。 …ン? (「怖い」?) ……ああー…。まあ、なあ。吸血鬼も狩人も怖いなあ。「どっか他所でやれ!」と思う時もある。夜に眠れなくなるだろ、ドンパチやられると。 …自分の見えるトコで被害がなけりゃあ、別にどーでも良いンだがな。 (エニシを見た。) ――じゃあ、立てるようになるまで一緒に居るよ。その間、お話でもしよーぜ。 気になったンだが、なンでこんな時間に外を? [Thu 28 Jun 2007 23:16:03]
◆エニシ > い、いえ。 ぼ、ボクも…その、道端で座っちゃってるわけですし…おじさんも心配してくれて声掛けてくれたわけだし……驚いちゃって、そ、その…ゴメンナサイ。 ( けれど油断は駄目。 あの時の狩人もこうやって優しく声を掛けてきたけれど、自分が吸血鬼だと知れば猟犬の如くにしつこく追い回してきた。 この人も”そう”じゃないという保証は無い。 ) 怖い…ですよね。 その、やっぱり。 ( 狩人という単語を聞いた瞬間、体をビクリと竦ませた。 緊張からか時折言葉をどもらせる。 ) ………いえ…今は…ただお世話してもらってるだけで……ま、迷ってるわけじゃないですし、大丈夫です。 やっぱり…迷惑だと思うし。 ( 少女風貌は決して相手と目を合わせようとしないまま会話を続ける。 その手は微かに震えていて、自力で帰るといいながらも膝が笑っているためまだ立つことは出来ない。 ) [Thu 28 Jun 2007 23:11:57]
◆バロゥ > …そっか。 まあ、いきなりズカズカと近づいた私も悪かったな。ビックリさせるつもりは無かったンだ。 (頬を掻く。) そう、そうだよ! 最近はちっと落ち着いてきたが、吸血鬼がどうのーッて狩人が鼻息荒くしてたりドンパチやったり…。またいつそう云うのが増えるか解ンねえ。 見たトコ、嬢ちゃんはメイド…か何か? 帰る場所は解ってるか? 何なら送るが。 [Thu 28 Jun 2007 23:02:22]
◆エニシ > ( その幼女が自分の知り合いの魔女様だということは知るよしも無し。 そして今日も女装はバレずに女の子扱いの吸血鬼。 こんな格好をする目的は適っているため、一応は喜ぶべきなのだろう。 ) …………あ…う、うん。 噛まれたりとかは……なんとか平気…追い回されただけ……です。 ( こうして体力を失った原因になった人と近い格好をしているとなれば、警戒するのを隠すことは出来ないだろう。 元々臆病者だ。 ) ――――……ゴメンナサイ。 疲れちゃったから…少し…立ちくらみもしちゃって……… ( 苦しい言い訳をしながら、覗き込まれれば思わず紅い瞳を逸らしてしまう。 ) ……ほ、ほら。 ここって、時々危ないじゃないですか。 だからその…声掛けられて、ビックリしちゃって。 [Thu 28 Jun 2007 22:59:30]
◆バロゥ > 最近、何だ、幼女多いな。…ッて、まだアンタで二人目だけど。 (少年とは気付いて居ない。) 犬にィ? この辺の奴か、…おい、若しかして噛まれたりとかしてねえよな? (歩み寄り、視線を合わせるようにしゃがみ込む。 あれ、怖がられた?) ビビんなくていいッて。神父コスのセクハラオヤジとかじゃねーから。 …あンまり露骨に怯えられるとさすがに凹むぜええ。 (「どしたの?」って瞳を覗き込むように。) [Thu 28 Jun 2007 22:38:05]
◆エニシ > ――――――!? ( そして相手の僧衣に気付けば、一瞬身を引いて露骨に怯えたような態度を取るだろう。 ) [Thu 28 Jun 2007 22:34:40]
◆エニシ > ( そう、戻らないと。 フェンさんに心配を掛ける前に戻って、それで早く体力だけでも戻して、それから――― ) ―――それから、どうしよう? ( やるべきことは沢山ある。 今回の件で迷惑を掛けたみんなに謝りにいかなきゃいけない。 そうだ、片腕を治す方法も出来れば見つけないと。 ) ――――……… ( それらの行動が全部、どうでもいいように思えてきた。 一度崩れ落ちた膝は力を失って中々立ち上がろうとしない。 もしかしたら最初からその意思も無いのかもしれない。 ) ……………え? あ、ハイ……大丈夫…です。 ちょっと…犬に追われたから……疲れちゃって…… ( 幼女とか言われたので一瞬反応できなかったけど、自分のことだと気付けば鬘を調達できてないため、今は自前の白髪が目立つ女装少年は声を掛けてきた相手へと振り返るだろう。 無い左腕が袖口を微かに揺らす。 ) [Thu 28 Jun 2007 22:33:54]
◆バロゥ > ――ン、いや、違うな。 (黒髪が見えた。) 大丈夫か、そこの、ええと。…幼女? (安っぽい香水のニオイを引きずりながら、淫売窟帰りの男が近づく。) [Thu 28 Jun 2007 22:28:36]
お知らせ > バロゥさんが来ました。 『 あれ、またあの幼女か? 』 [Thu 28 Jun 2007 22:26:58]
◆エニシ > ( なんというかスラム暮らしの頃にかなり狩っていたせいか、野犬の恨みを大分買ってしまっていたらしい。 ついでに出てきた場所が犬肉姐さんとか名高いあのお方のお家だ。 『積年の恨みを今こそ晴らしてやるぜー!』なんて勢いで吠え立てられた。 ) ……かえら…ないと……… ( 本調子には程遠い状態で走り回ったせいもあり、息も絶え絶えといった様子だ。 やがて笑っていた膝がずるずると崩れ落ちていく。 )( ただ幸いなことに今の位置はフェン宅とはそれほど離れていない場所。 迷っているわけでもないため、時間さえ掛ければなんとか戻れることだろう。 ) [Thu 28 Jun 2007 22:16:27]
◆エニシ > ( スラムの路地の壁に手をつきながら呼吸を乱れさしているのは、白い髪にスカートを履いた女の子と見紛う格好をした少年。 )( 別に逃げ出そうとか青猫に一人で帰ろうとかお姉ちゃんを追っかけようとか思った訳ではない。 ただ久しぶりに少しだけ外の空気を吸いたかっただけだ。 それで久しぶりに家から一歩外を出たところ―――犬に襲われそうになった。 )( そのまま部屋の中に逃げ込めばよかったのだが、つい走って逃げることを選んでしまった。 すぐには振り切ることも叶わず、かといって撃退することもできず。 おかげでこうやって肩で息をする羽目になってしまった。 ) [Thu 28 Jun 2007 22:05:28]
お知らせ > エニシさんが来ました。 『―――わざとではない』 [Thu 28 Jun 2007 21:59:05]
お知らせ > アンブローシアさんが帰りました。 [Wed 27 Jun 2007 17:52:23]
お知らせ > ブロウさんが退室されました。 『(お家に帰れば例の少女がお出迎え。両手に花のロリコン垂涎の世界)』 [Wed 27 Jun 2007 01:42:23]
◆ブロウ > ( そう言っているうちは安心だ。 よっぽどこの魔女らしい。 )( それに反してらしくない調子ですっかり落ち込んでいるチンピラ。 ) フッ…ありがとよアンブローシア……こんなロリな真性のクズ野郎にもそんな優しい言葉を掛けてくれるなんざ……良い奴じゃねえか、ホント。 その言葉だけで俺はもう充分さ。 ( 珍しく自己嫌悪めいた言葉を言う馬鹿チンピラ。 あまりにも貴重な光景だ。 びでおとかいうオーパーツがあったら録画して保存しておきたい瞬間。 )( まあ明日になれば俺はロリコンじゃねー!とか叫ぶぐらいには戻る単純馬鹿。 なんだかんだで仲の良いチンピラとロリ魔女様であった。 ) [Wed 27 Jun 2007 01:38:24]
◆アンブローシア > ( 小さな魔女にとっては神職者は皆嫌いの人くくりなのだ。 もはや気にすることも無くなった体にとって明確な障害もあるし。 ) ふむ………………よい下僕根性だ。 ( などと軽口を叩くくらいはできるようで。 落ち込んだ言葉には相当慌てたようで、顔を上げて。 ) お、おい! 落ち着けブロウ! 別に妾はそういうつもりではなくだな、本当に悪いと思っているから妾に差し出せる唯一をと思ってであってな、少女趣味だなんだのは単なる軽口ではないか、のう、ブロウ、落ち着け、ふぁいとだぞ! ( 大人を慰める小さな魔女。 かなりありえない、レアな光景である。 ) [Wed 27 Jun 2007 01:25:36]
◆ブロウ > 悪い奴じゃねんだけどなー。 ま、しゃあねえか。 ( その代わりに人では想像できないような長い年月を生き続けることが出来る。 けどこのチンピラにとっては、少女のソレはたんなるメンドクサイ体質程度の認識だ。 ) 下僕をあんまり心配させんなよ? 迷惑掛けてちゃご主人様としてしまらねーぜ。 ( 力なく体を預けてくる魔女の姿を見れば、どれほど体力の消耗しているかぐらいは解る。 だからこそつい余計なお節介な言葉を口に出してしまう。 ) …………やっぱり ( 沈黙の後に呟いたのは落ち込んだ言葉。 ) やっぱり俺ってそういう風に見られてたのか……ふふ…ロリコンか…ペド野郎か………ちょっと首吊って来ようかな……… ( 本気でハートブレイクした模様です。 服をけなされた時とは比べ物にならないほど沈んだ調子になるチンピラ。 ) [Wed 27 Jun 2007 01:18:28]
◆アンブローシア > 全くそなたは…………………左様、坊主など鬼門でしかない。 ( 十字架見たくらいでひるむわけではないが、教会に入ったら今以上にダウンするだろう。 ) ……………こ、今回はたまたまだ…………無理などせん。 ( そこに関しては限りなく説得力がなかった。 さて、長い長い沈黙に、小さな魔女は少々焦ったようだった。 ) …………………お、おい……? ( 怒ったのだろうか、と。 ) [Wed 27 Jun 2007 01:07:48]
◆ブロウ > だって真心込めてねえもん。 ―――あぁ、そういやオマエは”そういう奴”だったな。 ( いけしゃあしゃあと言いながら、魔女の正体を思い返せば納得したように頷いた。 神父の世話になる悪魔なんてのもお笑い物だろう。 子供の世話をするチンピラはお笑い物だが。 ) ………たっく…だったらもっと余裕こいてろってーの。 下僕の身としてはアンブローシア様の御身が心配ですっとくらぁ。 ( 本気の心配を軽口で覆い隠した。 そのように言われては自分が出来ることは何もない。 ) ……………………………………… ( 道を歩く音だけが聞こえる長い沈黙。 果たしてそのチンピラの態度はどう取られるのか。 ) [Wed 27 Jun 2007 01:02:41]
◆アンブローシア > む…………いまいち誠意が感じられぬのう……………。 それで、バロゥ、のう。 妾は神父など好かん。 むしろ嫌いだ。 大嫌いだ。 ( ずばっと切り捨てるようだった。 よほど神職が嫌いらしい。 まあ実際には神様が嫌いなのだが。 ) …………妾の自己満足のためだ。 手を借りるまでもない………。 ( さて、と小さな魔女は小さく空咳をした。 ) そなたが少女趣味だとはしらなんだ。 ………奉仕させるばかりで自分は何もせぬでは、そなたにではないにせよ召喚された身としてはいささか問題もあろう。 妾の体でよければ、代価として………。 ( 真顔で抜かした。 本気っぽい。 ) [Wed 27 Jun 2007 00:53:01]
◆ブロウ > ( 我が侭なご主人様だことで。 ま、らしいっちゃらしいけどな。 ) 名前はわかんね。 どうにもショックで記憶の混乱とかあるみてえだ。 ま、そこら辺の細かい所は紙に書いとくわな。 ( そうして少女と一緒に渡されるメモは、それなりに詳細な内容だろう。 そういうところをちゃんとしっかりしてるから勘違いされてロリコンとか言われます。 ) ( 見た目と振る舞いがなぁ、とか心の中では思ったけれど、口に出すとへそを曲げるので言いません。 ) うぃー。 精々出来る限りお勤めさしていただく所存でございっと。 ( 家畜と同意義ですがこんちくしょーっとぶーたれる。 ) バロゥだ。 ここら辺の教会に居るエセ神父。 結構良い奴だから、今度世話にでもなってくるのもありじゃね? ( 主人の問いに答える下僕。 ) ………ま、オマエもあんま無理すんな。 手伝えることだったら手伝ってやるぜ。 ( そんなことを言いつつ少女の居る自宅へと足を向ける。 ) [Wed 27 Jun 2007 00:47:25]
◆アンブローシア > ( 気になどするものか。 そう言ったかもしれない小さな魔女は、うずめるように頬をすりつけた。 ) …………………そなたまで妾を子ども扱いするか……。 妾は認めぬぞ。 妾への奉仕がおざなりになるではないか。 ( 牛馬の如く妾に尽くせ、とか抜かす。 ) 妾もそなたの名など知らん。 ……………………ブロウ? ( 教えろ、と視線向けたり。 [Wed 27 Jun 2007 00:38:06]
お知らせ > バロゥさんが帰りました。 『(微笑ましいなあ、なんて思いながら。男は遠ざかる。)』 [Wed 27 Jun 2007 00:35:18]
◆バロゥ > だって嬢ちゃんの名前知らねーもんよ。辞書に載ってなかったら其処の下僕に聞くといい。きっと解りやすく教えてくれるぞゥ。 (少女がぎゅっとシャツを握る仕草を盗み見た。ああ、なるほど。 何が「なるほど」なのか良く解らないけれど、兎に角、納得がいった。) (そして、) ――おう、あの教会でいい。 そうそう、その子の名前やら備考やら、預かる側にメモを残してやってくれるとありがたい。よろしく頼むよ。 (くるりと踵を返した。) さて、それじゃあ、私はコレで。気を付けて帰るンだぞ、二人とも。…じゃあな! (いつまでも立ち話で引き止めておけない。) [Wed 27 Jun 2007 00:34:44]
◆ブロウ > んなアホなことお前が言うからだろうが。 つか下僕って言葉にあっさり納得しやがったなこのヤロウ…………! ( 改めて他人から言われると物凄い低い立場だな、俺。 そしてそんな微かに囁くような言葉は全部は聞き取れないけれど、何を言いたいかのニュアンスは理解できた。 なんともなしに頬を掻いて。 ) ――――気にすんな ( やっぱり無理してやがったな、この馬鹿。 小さく魔女に聞こえるかどうか程度の声で呟いた。 ) ま、明日その餓鬼は連れてくぜ。 こないだの教会でいいよな? ( 明日にはその少女がチンピラに手を引かれて教会にお届けされるだろう。 そして相手の新たな就職先の候補に大きな溜め息を吐いた。 ) まったく、馬鹿な光景想像させんなよ。 頭が痛く………―――けどコイツと関わってること考えたら微妙に出来るかもって気がしてくんな…… ( 下僕の分際で失礼な言葉。 ) [Wed 27 Jun 2007 00:28:29]
◆アンブローシア > ( 抱き上げられれば、ふう、と吐息。 すこし熱っぽいかもしれない。 こてん、と力なく倒れる頭を、ブロウの体に預けて。 ) ……………………すまんな。 ( 小さな言葉の内容は、果たして不明瞭であった。 ) …………嬢ちゃん言うな。 …………それにその単語は、辞書には載っていなさそうだのう………。 ( そもそも名詞なのか動詞なのか、と小さな魔女はそのレベルですらわからない。 と言うか動詞だったらツンデる、ツンデらない、とかの活用があるのか。 ) ……………………妾を子ども扱いするな、神父めが。 それにこやつに子供の世話などできるか。 妾のように寛容でなければこやつの奉仕など受け入れられるものか。 ( などと言いながら、ぎゅう、ピンクの端っこ掴んだり。 ) [Wed 27 Jun 2007 00:18:31]
◆バロゥ > 何だよ…二人して却下しなくてもいいじゃねえか。 (妙に息が合ってるなこの二人…! と数で負けた男は後じさった。じりり。) ま、保護者…じゃねえや下僕が連れてッてくれるンなら安心だ。良かったな、嬢ちゃん。 ツンデレの意味は、元気が出てから図書館で調べなさい。 (そうして、引き取る予定の子どもの話。) 言葉が喋れねえとな。へえ。…了解、司祭サマ達にも話しとくわ。 ――…。しかしなあ、 (少女を抱き上げているチンピラの図。) シュールだ…。けど、あんまり違和感ねえな。 ブロウ、結構向いてるンじゃねえの、保育士的な仕事。子どもはイイ大人と悪いオトナを見分ける能力に長けてるって聞いた事あるぜ。 (少女が彼のことを信頼しているように見えたので。) [Wed 27 Jun 2007 00:13:08]
◆ブロウ > ……………ハイハイ。 わかりましたよアンブローシアさ・ま。 ( その無言の文句に圧し負けて結局了承するチンピラ。 まあ実際ヤバそうだし、自分の家でゆっくり休ませた方が少しくらいは良さそうだ。 一応嫌味交じりの様づけをしてみたけれど、たぶんそんな思いは相手には届かない。 )( ん、と両手を伸ばした魔女の様子に軽く頷くと、こちらもまた自然な動作で少女を軽々と、そして相手の負担にならないように気を使いながら抱き上げる。 ) ―――却下。 ( 神父の言葉には一言で断った。 けれど幼女を抱いている今の体勢から邪推するなという方が難しいかもしれない。 ) マジ助かるわ。 言葉とかは喋れねえけど、一応意味は理解してっから。 なるべく早いうちに連れてくんで、そこんとこよろしく。 ( 自分が世話をするにはアコギな商売でその餓鬼まで迷惑が掛かる可能性がある。 それならコッチの方が遥かに皆幸せ。 ) …………好きでこういう状況になってんじゃねえ。 ホットケ。 [Wed 27 Jun 2007 00:07:16]
◆アンブローシア > …………………………迷惑なら、構わん。 ( と、小さな魔女は言った。 だが別に殊勝な態度を見せたわけではない。 ちらりとスペアキーをちらつかせながらのそれは、さながら「合鍵まで渡しておきながら」と言っている様でもあった。 ) ……………なんだその、つんでれ、とは………まったく。 そやつは妾の元下僕だ、神父めが。 怪しい妄想は控えてもらおうか。 ( と、不愉快そうに眉をひそめて言いながら、小さな魔女はブロウに両手を伸ばす。 抱き上げろ、と。 あまりに自然なそれを見て、邪推しないものはいないだろうに。 ) [Tue 26 Jun 2007 23:57:21]
◆バロゥ > 何だよこの子ツンデレかよ。ブロウとどう云う関係か邪推しても良い? (一息で喋った。) (少女を見る。) …嬢ちゃん、神父嫌いか。まあ そう怖い目で見てくれるな。 (相手が悪魔だとは未だ気付いていない。) それで相談ッて。…ガキを引き取ってくれって? ああ、そう云うのなら全然OKだ。その子が「教会でも良い」ッてンならウチにきてもらえれば良いし、嫌なら孤児院に話付けてきてやるぞ。 (自分ひとりの一存で勝手に承諾してもいいものか、なんて悩まなかった。OK OK。) ……ブロウ、お前、この子と云い、“引き取った”ッていう子どもと云い…チンピラ辞めたらどうだ。 [Tue 26 Jun 2007 23:53:35]
◆ブロウ > ――――え? 俺の部屋? ( 唯でさえ今は目の前の少女と同じくらいの餓鬼が一人転がり込んでるのに。 というか何か言われそうで嫌だ。 少しそう思って嫌そうな声を出す。 ) ありゃ、案外ケチいなぁ。 ってそりゃ冗談だけどよ。 マジな話に戻ると、餓鬼を一人引き取る羽目になっててな……お前んとこの教会とか、それともどっか見知った孤児院とかで引き取ってくれねえかと思ったんだがよ。 ( いや、けどここで神父にのしつけて渡せば問題は全て解決だ。 そう思ってここ最近の頭を悩ませている原因を神父に相談した。 ) ………俺かよ。 ( こっちに振られれば煙草を落として溜め息。 ) まあコイツがこういう風に言うときゃ大抵強がりだけどな。 素直に疲れたときゃもっと休んどけってのに、たっく。 ( そんな感じの知ったかぶりな意見を口にする。 ) [Tue 26 Jun 2007 23:48:15]
◆アンブローシア > ………………別になんということはない。 疲れただけだ。 そなたの部屋を貸せ。 寝る。 ( 非常に簡潔に要求する小さな魔女。 要求と言うより命令である。 それから、ふ、と先の呼びかけの声に思い至り、非常にいやそうな顔をした。 ) ………………こやつ、神父か。 なれば似ていようがいまいが妾を苛立たせるわけだ。 ( 悪魔はそう言った。 しかし、こうして会話していく中で、すこしは気力を取り戻しているようで、視線もしっかりとしていた。 ) [Tue 26 Jun 2007 23:41:02]
◆バロゥ > なに、相談? 「連帯保証人になれ」とか云うのは却下だぜ? (ブロウに向けて云うと、) (あれ?おや?) アンタら、知り合いか。 (少女と青年を交互に見、) そりゃあ良かった。この子の状態はよくねえけど。 「寝てりゃ治る」とか云うンだもんよ、ちょっとブロウ、叱ってやって。 (びッ、と彼女を指差しつつ。) [Tue 26 Jun 2007 23:38:38]
◆ブロウ > ……そんな調子でも軽口は変わんねえなおめえは。 ( 何時ものように服のセンスに文句を言われれば、やれやれと言うように溜め息を吐いた。 ) [Tue 26 Jun 2007 23:36:46]
◆ブロウ > ( 片腕の神父に気楽な口調で声を掛けた。 柄の悪そうなチンピラは神父と幼女の組み合わせに遠慮なくずかずかと近付いていく。 ) 生きてる生きてる。 そりゃもう毎日無駄に元気にお過ごし中とくらぁ。 いやーしかしちょうどよかったわ。 アンタみたいな奴にちょい相談したいことがあったんだけどよ………って、大丈夫かおめぇ!? なんか珍しく死にかけか? ( 顔見知りの神父に気安い返事をしながら歩いていくところで、ようやくぐったりしている魔女の姿に気付いた。 少しばかりチンピラの声には動揺の色が滲んでいるか。 ) [Tue 26 Jun 2007 23:35:24]
◆アンブローシア > ………………………寝てしまえば、なおる。 どうせ大方、天秤の傾きが……。 ( ぶつぶつと応える小さな魔女。 そして、ふと現れた明るい色彩に、そこでようやく視線が動いた。 ) ………そこ悪趣味な色彩は……………そなたか。 ( 色彩で判断したらしい小さな魔女。 普段からそうなのか、今はそれくらいしか見えていないのかは不明だ。 ) [Tue 26 Jun 2007 23:34:09]
◆バロゥ > (どうしよう。気にするなと云われてもほっとけないぞ、と思っているところへ、) ――…ブロウ! 久し振りじゃねえか、生きてたのか。 (振り返って明るい声を。) [Tue 26 Jun 2007 23:31:14]
◆バロゥ > (あ、似てるンだ。) …。 (返事はしてくれる、だがやっぱり元気が無い。なさすぎる。) 何か用か、ッて。そりゃもう、消えて飛びそうだから心配してるってだけさ。 死んでからじゃ遅いぜ、魔力がどうとか云ってたな、私はちょっとそう云うの専門外だが、…。 [Tue 26 Jun 2007 23:30:26]
◆アンブローシア > なんだ、面識がなかったか………だが、似ておる。 ( そこだけははっきりと断言した小さな魔女。 だが視線は割と空ろだ。 ) ……………妾を苛立たせるところは、どいつもこいつもみなそっくりだ。 ( また、ため息。 ) ………まあ、いい。 で、そなた、何か用か。 ……………ああ………別に死んではおらぬから気にするな。 ( と言いながらふらふら手をふるが、最初からいままで、視線が男に向くことはない。 見えていない、と言うことはないのだろうが……はっきりは見えていなさそうだ。 人間で言うならば、栄養失調みたいなものだろうか。 時折ぶつぶつと呟いている。 二、三人傍にいるように。 ) [Tue 26 Jun 2007 23:26:13]
お知らせ > ブロウさんが来ました。 『よっ、神父。おひさー。』 [Tue 26 Jun 2007 23:25:37]
◆バロゥ > ……魔力。 (ふと。あれ、人間じゃなかったんだ、と瞬き。 男は頬を掻き、それから「ううん」と唸った。) 嬢ちゃん、目はしっかり開けれるかい、はっきりモノは見えてるかい? (ちょっと、本格的に心配になってきた。だって、) さっきから誰かおたくの知り合いと間違えてるような気がするンだが、私は嬢ちゃんとは初めて会うぜ。 (あ!) …若しかして、探し人に似てるとか? (微妙にハズレ。) [Tue 26 Jun 2007 23:21:39]
◆アンブローシア > ………………笑えん冗談だ。 ( はあ、とまたため息をついて、それだけ。 怒るでもなく。 気力というものが、ない。 ) ……………魔力の巡りが………そなたら人間風にいうならば、血の巡りが狂ってしまったような気分だ………。 ( 不機嫌そうに眉をひそめ、気だるげにそれだけ言った。 歩き回って疲労したのもあるのだろうが、探し人は見つからず、醜態を見せたくない相手に見つかる、と言う状況に苛立っているらしい小さな魔女。 ) [Tue 26 Jun 2007 23:17:06]
◆バロゥ > 夏バテしてるみてーな声だなオイ。 (理由は全然知らないからッて。――それにしても、すぐ傍まで近づいて漸く返事がある、なんて、一体どうした事だろう。 小さな誰かの顔を覗きこむように見る。やつれている訳では無さそうだ、と思った。) 死んだ魚のような眼じゃねえか、どうしちゃったンだよ。悪魔に魂でも持っていかれちまったのかい? [Tue 26 Jun 2007 23:14:01]
◆アンブローシア > …………………なんだ、そなたか。 ( ひどく、力ない声が、力なく応えた。 それこそ、反応がなかったといっていいくらいに。 ) [Tue 26 Jun 2007 23:11:03]
◆アンブローシア > ( 考えてみれば、属性からいえば小さな魔女は「怠惰」に属する。 諦念より出でたそれが自然な形だというならば、いまの小さな魔女は限りなく不自然だ。 ) …………………別にあやつが望んだわけでもないのにのう。 ( 悪魔は望まれたことを叶える。 望まれてもいないことのために、自らを削って力を振るうというのは―――全く、悪魔らしからぬ所業かもしれない。 怠惰を忘れさせ、悪魔のありようを無視させるそれは、 ) …………感傷、かのう……。 [Tue 26 Jun 2007 23:10:10]
◆バロゥ > (カンテラを引っ提げて路地を行く途中。小さな姿を見つけた。) ――どうした? 何してンだ。 (其方へと近づいてゆく。 誰かは、ひどく疲れているように見えたから。) [Tue 26 Jun 2007 23:06:10]
お知らせ > バロゥさんが来ました。 『(足音が止まった。)』 [Tue 26 Jun 2007 23:04:26]
◆アンブローシア > ( 少年を探して東へ奔り、西へ走り、あちらこちらを見て回った結果、小さな魔女の足は汚れ傷つき、疲労の色が見えていた。 小さな魔女は人間のようにその老廃物で身を汚すことはないが、外部からの汚れをカットできるということはない。 日に日に、薄汚れていた。 そしてとうとう腰を下ろしたまま立ち上がる気力を失って、小さな魔女はため息をつく。 ) ……………お節介、なのだろうな。 あやつをどう、というのではなく、ただ妾が満足したいだけの………………下らんなあ、下らん。 妾が何をするでもなく、あやつは勝手に、いままでどおりどうにかなってしまうだろうに。 妾の手助けなど、要らぬだろうに。 ( また、ため息。 魔力の循環がうまくいかないのか、体調が優れない。 ) [Tue 26 Jun 2007 23:00:08]
◆アンブローシア > ―――何をしておるのだろうな、妾は。 ( 自嘲するようにかすかに頬を吊り上げて、小さな魔女は壁にもたれて座り込み、ため息を一つ、吐いた。 ) [Tue 26 Jun 2007 22:50:12]
お知らせ > アンブローシアさんが来ました。 [Tue 26 Jun 2007 22:49:13]
お知らせ > バイ・チャンフォンさんが退室されました。 『(人生の終わり、についてはいろいろ考えさせられた)』 [Tue 26 Jun 2007 01:26:24]
◆バイ・チャンフォン > だろう、な。・・・また、いずれ。(そういって見送る。姿が見えなくなればすぐに消えるだろう。) [Tue 26 Jun 2007 01:26:05]
お知らせ > バロゥさんが帰りました。 『(踵を返し、男は去っていった。)』 [Tue 26 Jun 2007 01:19:36]
◆バロゥ > バイ・チャンフォン。フォーウン系か。 (喋りの癖に納得した。 「傭兵」と云う単語に親近感を勝手に抱いた。根無し草なんて単語が懐かしい…。) 好き勝手やり過ぎて死ぬなよ。人生の終わりッて考えてるよりあっけないもんだぜ。 (ケラケラと笑いながら軽い口調。) ――それじゃ、私はそろそろ。明日も朝早えもんでな。 [Tue 26 Jun 2007 01:19:08]
◆バイ・チャンフォン > ああ。・・・暇、つぶせる。最高。(ネタにできるならまだ上等なほうだ。快く承諾をしておいて・・・。)どうせ、明日、死ぬかも、な、根無し草。・・・好き勝手、やってみる。それも、いい。(明日死ぬかもしれないなら今できること、おもしろそうなことを精一杯やっておこう。・・・そんな考えを持ちつつ相手の自己紹介に頷く。)・・・我、バイ・チャンフォン、言う。傭兵、やってる。・・・よろしく。(挨拶にはしっかりと挨拶で) [Tue 26 Jun 2007 01:14:15]
◆バロゥ > (相手は話に乗ってくれた。にこにこと目は細く。) ああ、任務でも依頼でもねえンだ。酒のつまみにでもする気分でな。 …金銭面とかで利益がある訳でもねーしな。 (こそこそ。内緒話みたいに。) 自己満足の世界ッてやつだ。へへへ。 まさかノッてくれるとは思わなかったぜ。ありがとな。 (それから、) …そうそう、私はバロゥ ッてンだ。近くの教会で助祭をやってる。 まあ、よろしくしてやって。 (折角知り合えたんだ、挨拶をしておこうと。) [Tue 26 Jun 2007 01:09:19]
◆バイ・チャンフォン > そういう、こと、か。・・・どんな、些細なこと、でも、目的、持って動く、やつ、嫌い、違う。(明確な目的を持って動いているやつを見るのは嫌いではない。そんな性格だった。)そう、か・・・。なら、「暇な時」、は、協力、する。・・・もちろん、気分、次第、だけど。(おもしろそうで暇な時なら・・・という条件で協力を承諾した。) [Tue 26 Jun 2007 01:04:52]
◆バロゥ > 逃げるなら、それで良いさ。要は「この辺から居なくなって欲しい」ってだけだからな。 暗黒街辺りに引っ込んでくれるなら一番いいンだが。 (ふはあ。大きく息を吐いた。 正義の味方になろうってんじゃない。ただ、) こういうのは目障り、鼻障り?だから、他でやってくれないかなあって。少なくとも私はそう思ってるんだ。 運良く捕まえる事が出来たら、その時は法に従わせりゃいい。 (彼を見た。にまあ、と男も笑う。) ――そう、暇潰しだ。飽きたらいつでも止めりゃいい。 [Tue 26 Jun 2007 00:56:17]
◆バイ・チャンフォン > それ、捕まえられる、わけ、ない。・・・ばれれば、逃げる。この、スラム、珍しくないこと、だから。・・・でも、こんなスラム、に、法、適用できる、思う、か?(本気でそんなことを考えているならば・・・相当面白い人だなぁ。と、思いつつ、近くの廃材の上に座る。)探偵、ゴッコ・・・と、いうわけ、か。・・・暇つぶし、程度、なる、かも。(それくらいなら少しはおもしろいことくらい、あるかもしれない。・・・少しだけ、くすり、と笑った。) [Tue 26 Jun 2007 00:50:34]
◆バロゥ > んん。まぁね。…流石にこんなニオイが出てくるようになると、黙っちゃいねーみてえだが。 はは。だから犯罪なんかに対しても大体後手に後手に…ッてなっちゃうンだよな。 (そうして、「うぅむ」と唸った。) ――何、ッて。そりゃあ、自警団辺りに報告かな。 あ、でもスラムはグレーな地域だからなあ。真犯人を突き止めて、とッ捕まえて、突き出す、方がいいかも? どうだろう。 ちょっとした捕り物の真似事かな。相手が相手だから怪我するかもしンねーけど。 [Tue 26 Jun 2007 00:41:23]
◆バイ・チャンフォン > と、いうより、住民、あまり、関与、したがらない。・・・それ、原因。(自分に関係なければ好き勝手やってもいいだろう。というのがここの考え方なのだろう。現に、仕事以外で付き合うのは気の合う友達同士しかいなく、住民同士のつながりなんぞ見かけないのだから。)わかった。・・・その、代わり、それ、元に、何するか、言う。それ、交換条件。(得た情報で何をするのか、それを教えてもらいたい。・・・何か面白そうなことなら、自分も関与してみたい。と。) [Tue 26 Jun 2007 00:37:07]
◆バロゥ > …そっかあ。住民の警戒がうまいこと隠蔽に利用されてるのか。 (ピク。と眉が跳ねた。 酒場。酒場だって。いいなあ。 ごく、と生唾を飲み込んでから、) アンタ、酒場も普通に出入りするタイプ? 良かったら、噂とかこっそり拾ったりしてくンねーかなあ。私も抜け出して飲みに…ああ、いやいや、話を聞きに行きたいトコだけど、勝手に抜け出すと怒られちまうからさ。 (へへへ、と後ろ頭を掻いた。こんなでも一応教会に勤めている者だ。) [Tue 26 Jun 2007 00:27:07]
◆バイ・チャンフォン > そういう話、あまり、聞く、ない。・・・なぜ、か、と言うと、建物、中、まで、誰も、干渉、しない。から。(建物の中のことまでいちいち誰かがうわさにするようなことはしないので、あまりそういった噂が流れることはない。・・・それが自分達の生活を脅かさない限り、ここの住人は無干渉なのだろう。)そういう、噂、酒場とかで、聞く、こと、ある・・・かも。(自分は飯を食いにいくくらいにしか使わない酒場があるが、人の集まるそこなら聞けるかも。と。) [Tue 26 Jun 2007 00:22:53]
◆バロゥ > 一年か、うん、解った。私より長く住んでるな、こいつぁ頼もしい。 …いやね、 (ずい、と彼に近寄る。指差すのは廃屋の方。) 犯人の心当たりとか無いかなあ?と思ってサ。 もちろん、私は自警団じゃないし神父のコスプレした探偵でもねーけどもよ。 こう胸糞悪いモノが若し他の場所であったら…と思うとね。近所の子どもらにも注意しとかないとだし。 ――何かさ、最近ちょっとおかしい噂とか、聞かない? [Tue 26 Jun 2007 00:13:30]
◆バイ・チャンフォン > ああ。そう、する。・・・と、いうより、いつものこと。(こんなことはしょっちゅうだし、特に気にする必要もないだろうな。と。部屋の中の様子から目を逸らす。)ん・・・もう、一年くらい、住んでる。大抵は、わかる。(さすがにそれくらい住んでいれば地理くらいはわかる。) [Tue 26 Jun 2007 00:09:26]
◆バロゥ > そりゃあ気の毒だったなあ、もう夜も大分遅いのに。ま、その気になりゃ何処だって寝れるもんさ、別の廃屋もすぐに見つかる。 (チラとだけ部屋の中を見、それから青年を見た。) わはは、戦場か。そりゃちょっと大げさだなあ。 ――ところでアンタ、この辺の事は詳しいかい? [Tue 26 Jun 2007 00:03:00]
◆バイ・チャンフォン > ・・・そう、か。今日、寝よう、思った、のに・・・。(新しい寝床でも探すか。と。思いなおす。)・・・戦場、か?(血まみれな中をのぞく。そして呟いた感想。・・・男にとって血まみれというのは戦場で見る光景で・・・。) [Mon 25 Jun 2007 23:57:47]
◆バロゥ > ――んん? (振り返る。) ああ、見ない方が良いぞ、気分悪くなるだけだからなあ。…ッて遅いか。 (廃屋に近づく彼の方へと戻る。) 戸締りだけ はしっかりしてるけどな、とても其処で一晩過ごそうなんて思えねーことになってるよ? 「何があった」のかは一目瞭然。ただ、「何のために」とか「誰がやった」のかは不明。OK? [Mon 25 Jun 2007 23:53:26]
◆バイ・チャンフォン > ・・・?何か、あった、のか・・・?(いつも見かける廃屋。今日はこの廃屋の中で寝ようと思い、来てみたのだが・・・どうやら今日は様子が違うようだ。誰か分からない人が中をのぞいている。)・・・。(気になったので近づいてみることに。) [Mon 25 Jun 2007 23:48:58]
お知らせ > バイ・チャンフォンさんが入室されました。 『(その様子を遠巻きに見つめる浮浪者・・・。)』 [Mon 25 Jun 2007 23:45:43]
◆バロゥ > 趣味悪ッルィィィィ…。 (巻き舌。眉間にせぎゅっと皺が寄った。) にゃんこ可愛いのになあ…。野良犬はちっと怖ェが。 (ひどいにおいだ。雨の日の、潰れた蛙の臭いも好きじゃないが、アレよりもっと酷い。) 明日にでも燃すか。 においは…消臭剤なんて余裕ねーから暫くはこのまンまだろうけど。仕方ねえ。 (窓から身を離す。夜の内に無理矢理やることはあるまい。住民が来たら、ひとまず状況確認はしてきたと伝えよう。) しっかし、誰がやったンだか。犯人が捕まらなきゃあ、きっとまたどっかでやるぜコレ。 [Mon 25 Jun 2007 23:39:04]
◆バロゥ > 死体が転がってたのかよ。そりゃ臭ェよ。 (まあ、それだけなら特に珍しくも何ともない。) (男は、「最近おかしい」と云われている廃屋へとやってきていた。教会に依頼と云うより愚痴を零しにくる浮浪者やら、この廃屋近辺の住民やらの声がいい加減多くなってきたのだ。) (扉は鍵だけ真新しく付け替えられていたようで、開かない。) 廃屋のクセに、 (だから窓から覗き込んでみたのだ、――がらんとした部屋には野良の死体が幾つか転がっていました、と云う状態。) 何だこりゃ。動物虐待マニアの趣味部屋か? [Mon 25 Jun 2007 23:29:56]
お知らせ > バロゥさんが入室されました。 『 うへえ、 』 [Mon 25 Jun 2007 23:23:04]
お知らせ > カロンさんが帰りました。 『寝るんじゃねー!!! (月に被さる、ちゃぶ台返し。)』 [Mon 25 Jun 2007 21:06:07]
◆カロン > … (…) … (…) … (…) … (…) [Mon 25 Jun 2007 21:04:53]
◆カロン > (はた。) で、できるってホントか、バーサン!ゴミとか言ってゴメンな! (ついでのように謝り、彼女の机らしき物にしがみついた。) …まかしぇなしゃいって?おうよ! [Mon 25 Jun 2007 21:04:06]
◆カロン > (できるよ。って声がして。隣を見て。) ッギャーアアア! (飛び退き、身構えた!) ええ!?バ、バーサンが居る!いつの間に? (どうやらさっきから居たらしい。) …ゴ、ゴミかと思ってたぜ…! [Mon 25 Jun 2007 21:02:51]
◆カロン > (はあ、と肩を落とすと、真っ赤なグレートヘルムの兜飾りが揺れた。) なーんて分かる訳もねーよな。あーあ… (兜の位置を両手で直し。) 占いとかでパッパーと分かんねーモンなのかな。水晶玉に映して、いついつどこどこでー!…なんつって。 [Mon 25 Jun 2007 20:54:34]
◆カロン > …追ってこねーよな? (傾いた建物から顔を覗かせ、左右を念入りに確認した。どうやら撒いたようである。) しかし大した誘導尋問だったぜ。ぺろっと情報を引き出されっちまった… (話術の巧みを味わっては、感慨深げに頭を振って。) …つっても、俺は最近正体バレた事はねーよな。魔物… アイツか? [Mon 25 Jun 2007 20:42:35]
◆カロン > フー…!自警団がウロウロしてるたぁ、ここいらも随分物騒になったモンだぜ。 (それは彼にとってなのか、それとも一般の住民にとってなのかは定かではないが。 豪華なグレートヘルムに大きな剣を背負った男は、ひょっとこのお面の下で胸を撫で下ろした。) [Mon 25 Jun 2007 20:37:25]
◆カロン > (え?俺?俺は何もしてねーけどっ?「いえ、そういう事ではなくて、最近この辺りで暴れた魔物についてお聞きしたいんですが。」知らねー知らねー!スケルトンとか見てねーよ、俺は!「スケルトンではなく。」ああ、違うのか…「ところでスケルトンについてお聞きしたいのですが。あ、待ちなさい!速ッ!」) [Mon 25 Jun 2007 20:35:21]
お知らせ > カロンさんが来ました。 『(「あの、もし。」)』 [Mon 25 Jun 2007 20:31:22]
お知らせ > オウルさんが帰りました。 『朝がつらかった』 [Mon 25 Jun 2007 04:08:22]
お知らせ > ピアナさんが退室されました。 『ああ…やけに傷が痛い…。』 [Mon 25 Jun 2007 04:07:23]
◆ピアナ > ( 瞳が変化する様子を、不思議そうに見ていた。そして、もう行くと言うのを聞いて。 ) あ…。ええ、どうもありがとう。さようなら…。 ( 歩き出す彼を見送り──。そうしている内に仲間の団員が来れば、娘は状況を報告し始めて──。子供の死体は、手がかりとして一応本部に持ち帰ってみよう。 ) [Mon 25 Jun 2007 04:06:42]
◆オウル > 正しいも何も無いですけど…やらなきゃいけない事が有るなら来るべきかもしれませんね (笑み浮かべながら……そんなこと言いつつ貴女を見て…針目は徐々に人の目へと戻るだろう。) …ああいう類のは…困ります、毒抜きは…慎重に…? (それ以前に…吸血鬼と知れたらどうなるのかが…少年には不安な用であった。) 自分は色々馬鹿なんで… (そんな事言いながら…近づく足音を効きつつ…貴女の言葉には答えるだろう。) よく言われますね、この眼の事は (そして、近づく足音に…貴女に声をかけて歩き出そうとするだろう。) 自分は…そろそろ、行きますね (そうして、止める事が無ければ歩き出そうとするだろう。) [Mon 25 Jun 2007 03:59:08]
お知らせ > ピアナさんが来ました。 『(手を振って、仲間の団員に居場所を知らせる)』 [Mon 25 Jun 2007 03:55:38]
◆ピアナ > ( 「そういう場所」と言われ、ぐっと言葉に詰まった。 ) ……そうね、次からは正しい警戒心を心がけるわ。 ( 懲りてないらしい発言。が、こんな事になってしまった以上、次にここに警邏に来れるのはいつになるか…。でもとにかく、自分が生きているのが幸いと思うべきだろう。本当に危なかった…。 ) そう…でも、追いついてからが大変だと思う…。やっぱり危険だから、追わないでいてくれて良かったわ。 ──…ええ、毒。多分…。 ( 吸血鬼に毒が効くかどうか…。もし聞かれたら、血が流れているのなら恐らく効くのでは、と娘は答えるだろう。が、聞かれなければ知らぬこと。傷口を引っつかんで、血を出すように力を入れている。それを右腕、左腕と繰り返し。 ) そ、そう…? ( でも助かったわ…と続けようとして言葉が途切れ、娘は少年の瞳を見つめた。 ) ……貴方、珍しい目をしてるのね…。 ( 特に何か気づいた風ではないが、そう呟いた時。こちらへ向かってくる足音と、揺れるカンテラの光が近づいてきた。──同じくスラムに警邏に来ていた、もう一人の団員が駆けつけて来てくれたのだ。 ) [Mon 25 Jun 2007 03:50:45]
◆オウル > (相手のしていた事は、自分のそれと似ているかもしれない。 そんな事を状況が分かれば思ったかもしれない。) ここはそう言う場所ですからね… (せめて自衛くらいは出来ないと行けない。 それは自分にも言えることだと少年は苦笑い浮かべた。) えぇ…まぁ、ここら辺の道は詳しいですし…追えない事は無かったかと… (実際探し回りに歩いていたおかげもあいまって…身体能力+ならば追いつけたかもしれないが…。) 毒…ですか… (死者に毒は効くのか? そんな疑問を浮かべながら…様子を見眺めていることだろう。) あ…いえ、自分から踏み込んで行った様な物なので…気にしないでください… (苦笑い浮かべながら…貴方を見ていることだろう。 針目を貴方に向けながら…だ。) [Mon 25 Jun 2007 03:36:58]
◆ピアナ > ( 化け物の姿は…次第に見えなくなった。 ──死体を操るなんて、死者への冒涜だ。そして、その死者に剣を突き立てた私も相当酷いと思う…。でも、あのまま放っておいたら何をするか解らなかったので仕方がない。 ) ええ…。最初全然気づかなかった。もっと用心すべきね、私…。 ( はあ、ふうと息をついて。 ) …大丈夫…とりあえずは。 ( 怪我はないと聞けば、「そう、良かった」と返し。 ) 追えたかもしれないって…アレを? ( 壁を登っていったあの怪物を追えたかも、とは…一般人ではないのだろうか。そして、差し出された包帯には手を振って断り。 ) ありがとう…。でも、なんか…アイツの爪、毒があったみたい…。むしろ血を出さないと…! ( ビリビリジンジンするけれど、それ以上の異常はない。だから大丈夫かもしれないが…。しかし、異常が出てからでは遅い。娘は上着を脱ぐと、短剣でシャツの袖を切り落とし始める。そうしながら、ふと。 ) そういえば…必死で気づかなかったけど、もしかして助けてくれた…のかしら? ありがとう…。でも、ごめんなさい巻き込んで…私ってば、自警団員なのに…! ( そう言うと悔しそうに唇を噛んだ。 ) [Mon 25 Jun 2007 03:29:47]
お知らせ > ブスシさんが帰りました。 『去っていく化物。生き延びたピアナにはバトルポイント3を、オウルにはバトルポイント1を』 [Mon 25 Jun 2007 03:26:04]
◆オウル > (ナイフを子供に刺す瞬間、針目の視線をそらした。 見たく無いと思ったからだ。 たとえ人形にされた物でも…だ。) あいつ…化け物……か (雨どい登っていく者を針目がしばし睨みつけた後に…娘の方へと、針目は向くだろう。) …大丈夫…ですか? (何度目になるかの呼びかけ…反応を示せないようなら、軽く肩を揺すってやるつもりである。) 怪我は…無いですよ… (紺の半袖に黒いズボン、首に包帯を巻いた少年がいることだろう。) 追えたかも知れないですけど…体の頑丈さには自信があったんですが…貴女…怪我してるみたいでしたから… (乾いた笑い浮かべながら…ポケットから、包帯を取り出して…渡そうとするだろう。) [Mon 25 Jun 2007 03:05:13]
◆ピアナ > はあっ、はあっ…! ( 身体がビリビリする。笛を吹いた時も、子供の死体を蹴り飛ばした時もジンジンした。何か毒を注入されたらしい、と今更ながら気づく。そして、ようやく傍らの少年の方を向いて。 ) 貴方…は、この辺りの人…? 怪我、は? ( 質問に質問で返した。娘の方は、自警団の上着の両腕に血が滲んでいて、首筋からも一筋血が垂れている。が、致命傷ではない事が見て取れるか。 ) 追う…? 何、言ってるの、危険過ぎるわ…。追わなく、て良かった。 ( まだ少し息が荒げたまま、座り込んだ姿勢で…少し睨むように白い肌の少年を見上げた。 ) [Mon 25 Jun 2007 03:00:54]
◆ピアナ > ( 片手と足で子供の死体を必死に跳ね除けながら、ピリピリピリーと警笛を鳴らした。しばらくすればもう一人の自警団員が駆けつけてくれるだろうが、時間的に考えて、到着するのはブスシが逃げ去った後だ…。警笛を放すと、腰の短剣を抜き。子供のゾンビの首筋に体重をかけるようにしてザクッと刺した。やがてその動きは治まるか…。 ) はあっ、はあっ、はあっ…。 ( ゾンビの首に短剣を刺した状態のままで…人の形でなくなって、雨どいを登っていく怪物の姿を、荒く息をつきながら見ている。が……追う気力が無い。そのまま見送ることになるだろう。悔しい…そして自分が情けない。 ) [Mon 25 Jun 2007 02:55:38]
◆オウル > (悲鳴と警笛…それに耳塞いだ。 耳が痛い。) …ったぁ… (思いっきり頭に響いた。 そして、逃げる相手には針目を向けた。 笛の音がとまれば…娘に近寄ることだろう。) …怪我…大丈夫ですか? (吸血鬼だってばれたら…引き渡されたりしないだろうか…何て思いながら、肩落したことだろう。) 追えば…良かったかな… (逃げる気にもなれず、とりあえず…娘の様子を見やっていることだろう。) [Mon 25 Jun 2007 02:47:00]
◆ブスシ > (倒れこんだピアナを襲うのは、ギクシャクと壊れた玩具のように動き続ける子供の死体で……放置していても数時間で収まるだろうが、頭をつぶすか首を切るかすれば動かなくなるだろう。べとり、と人の形を捨てて、うねうねと張り付きながら雨どいまで登り、それを伝って逃げようとする。警笛を鳴らされれば、それにまぎれるように笑いながら……毒は、一日二日で完全に抜けるだろう) [Mon 25 Jun 2007 02:41:34]
◆ピアナ > ( しゃがみ込もうと「下↓」への力を込めていた娘。手を離された途端、前のめりに転んだ。位置的に恐らく、子どものゾンビの上へ──。べちゃり。 ) ひっ、うやあああああああっ! ( 慌てて起き上がり、怪物の行方を捜す。その時、背後の人物に気づき。大変だ、巻き込みかねない。そう思った。が、その時。──見つけた。いた。建物の壁に。 逃げようとしている。そう思った途端、娘は自分の仕事を思い出した。首から下がっている警笛を取ると、思いっきり吹き鳴らさんと。 ) [Mon 25 Jun 2007 02:35:48]
◆オウル > (別段掴みにいった者に驚く様子は無い。 化け物なら、自分もそうだからだ。 敵と認識した化け物に向けるのは獣にも等しい、金の針目だろう。 その針目を娘の方にも向けた。) 大丈夫…ですか? (誰だろう? 知らない人だ。 でも、ちゃんとした服を着ているみたいだから…スラムの人ではないだろうと思う。 自警団の制服なんて、少年知りません。 そして、再び針目は、化け物に向けたことだろう。 振った腕は空打った…。) っ! (逃げる相手を追おうとしたが……娘の事も放っておけず…逃げる者は…追えないだろう。) [Mon 25 Jun 2007 02:28:21]
◆ブスシ > っ!? (そのまま、ピアナを引き寄せて食いついてしまおうとした瞬間、人間?の男の簿外に気付く) うけぇっ!! (一声奇声を上げれば、手を離してピアナを開放し、自分はその偽りの体を壁に張り付かせ屋根の上に逃げようとして……) [Mon 25 Jun 2007 02:25:34]
◆ピアナ > くっ…あっ…! ( 気のせいだろうか、爪が食い込む痛みだけでなく、腕がピリピリとし始めたような。 ──。 ) ひっ…!! ( 男のフードが、脱げて中身が露わに。それを見た娘の喉から悲鳴が上がる。どうりで、蹴り上げても手ごたえがないはずだ。──ヤバい、怖い。──大きく開いていく口。このままだと頭から食われる! 思った娘は。 ) うあーっ!! ( 叫びながら、渾身の力を込めて『しゃがみ込もうとする』 ──男との身長差40cm程。この場合、右よりも左よりも後ろよりも、「下」が一番マシだと娘は咄嗟に考えたらしい。食い込んだ爪が更に腕を裂くかもしれないし、足元には「子ども」がいるだろうが、背に腹は代えられない。必死なので近づく者にはまだ気づけず。 ) [Mon 25 Jun 2007 02:01:56]
◆オウル > …!? (叫び声が聞こえた、その時点で、踵返し…何て、この少年は出来るほど…人間は出来ていませんでした。 来る方向は、娘の後ろ…金の瞳は少しばかり夜目が利く。 とりあえず、悲鳴を聞いた限り…離れたいらしいというのは解ったようだ。) …自分…ホント馬鹿かな (ほんの少しだけ、少年は笑みを浮かべて、【力と素早さ引き出して】、娘に密着しようとする者の手と首をつかみに行かんとするだろう。) [Mon 25 Jun 2007 01:46:44]
◆ブスシ > ひっ、ひひっ!! (押し倒された子供の死体は、女の足を捕まえろ、という命令に従って、その足に組み付こうともがき続けているが、よっぽどのことが無い限り、気をつけていれば完全につかまれる前に振りほどけるだろう。問題は、腕を掴む化物だろう。左手で相手の二の腕を取り、右手で爪を食い込ませる。痛み、くすぐったさ、等等刺激を何倍にも感じる毒が注ぎ込まれていく。此方も必死に腕を掴みながら、頭を上げればフードが脱げ、そこには、どす黒く、中で白いものがうごめく怪生物の姿があった。左側に紅い目を持つ化物は股間の蹴りにも体を振るわせただけで、痛みを感じていないようで。顔が二倍の長さに成る程口を開けながら、ピアナの顔面に密着しようとするが……) [Mon 25 Jun 2007 01:41:28]
◆ピアナ > いやあっ! ( ぐにんと曲がった。子どもだったモノの首が曲がった! 子どもの死体の顔は、この娘には少々キツかった。思わず叫んで子どもを突き飛ばす。子どもを引き剥がすことには成功したが、その両手を掴まれて。掴まれれば爪を食い込ませるのも容易だろう。 ) いやっ、離しなさいっ!! ( 娘は叫び声とも怒鳴り声ともつかない声で言うと、男の股間辺りに蹴りを食らわそうと! 足音に気づく余裕はない。足音の人物が人通りの多い方向から来たのなら、娘は背中を向けているだろうからなお更だ。 ) [Mon 25 Jun 2007 01:36:13]
◆足音 > (スラムの中を歩く足音、友人に合わす顔が無いとか思っておきながら、様子を見に行こうとか思って歩いていた。 そして、この道に入り込んだ。) ……? (足音は、二人の居る方向に、歩いていくことだろう。 銀の髪を揺らし、金の瞳を二人に向けつつ、状況が何かおかしいと思いながらだ。) [Mon 25 Jun 2007 01:32:14]
◆ブスシ > (ピアナの首筋にわずか一筋の傷をつけた爪。それは毒をもった蟲で。全ての感覚を鋭敏にする毒は、掠めただけであればわずかばかりの効果しか無いだろう) ひひっ!! (頭を押しやられた子供の首は力なく曲がり、白目をむいた子供の死体の顔が見えるだろう。そのまま押しやればゾンビーは地面に倒れこむだろうが、ブスシは今度は両手で、子供を突き飛ばしたその腕を掴み、掌に爪を食い込ませようとする) [Mon 25 Jun 2007 01:23:12]
お知らせ > 足音さんが来ました。 [Mon 25 Jun 2007 01:23:11]
◆ピアナ > ( 一歩下がるだけでも重い。引き剥がすべきかどうか…と思った途端、ローブの男がこちらに向かってきた。 ) くっ…!? ( 子どもがしがみついていない方の足を曲げて体を傾がせたが対応が遅く、その爪は娘の首筋を少し切る。 ) ッ…! はっ…離れなさい!! ( 娘の首筋から一筋血が流れる。そしてローブの男の様子は見つつも、まだ掴んだままだった、子どもの形をした子どもじゃないモノの頭を押しやろうと。 ) [Mon 25 Jun 2007 01:17:54]
◆ブスシ > (子供は、まるで錘か何かのようにしっかりとその足に組み付こうとする。所詮は子供の力だが) シャアァ!! (そして、子供を追いかけるように一緒に接近してきたローブ姿は、人間のものでは無い鋭い吐息を吐きながら右手を突き出し、その首筋を狙う。わずかな光を浴びた手の先の爪が赤紫色に光って) [Mon 25 Jun 2007 01:01:53]
◆ピアナ > ( 引っぱたくのでは、なかった。何事か囁いただけ。──囁く? 何故。普通に声をかければいいのに…。それに、男が囁いた途端、子どもが立ち上がった。一体、何を囁いたのだろう。脳裏に「脅迫」「虐待」なんて単語が浮かんでいる内に、子どもに右足にしがみつかれて。子どもが、父親であろう男ではなく、赤の他人である自警団員にしがみついた事に娘は驚いた。 ) ど、どうしたの。だいじょう──。 ( 身長141cmのこの娘にとって、子どもの頭は平均的な人間よりも近く。「大丈夫?」と、その頭を抱えた時──気づいた。穴が──へこんでるとか、そんなもんじゃない。穴が開いている! 何か鉄臭い匂いがすると思ったら! ) なっ、ちょ、ちょっとお父さん! この子酷い怪我を──。 ( 子どもの頭を抱えたまま顔を上げて、娘は言葉を失った。何か…何かおかしい。子どもにしがみつかれたまま、一歩、後ろに下がろうと。 ) [Mon 25 Jun 2007 00:55:32]
◆ブスシ > (子供から漂う、血のにおいに気付くことが出来るだろうか?男が駆け寄りまた耳元でささやけば、子供は不意に立ち上がり、両手を伸ばしてピアナの足に硬くしがみつこうとする。ピアナは気付けるだろうか?その子供の後頭部に、狭いが、深い穴がうがたれていることを。ローブの男からさっきが放たれたことを) [Mon 25 Jun 2007 00:41:23]
◆ピアナ > ( ああ、やっぱり擦りむいてる…。と思ったら、子どもがしゃがみ込んでしまった。どうしたんだろう、私が警戒されてるのか、何か拗ねてるのか…歩けないほどの怪我、というわけではなさそうだけど。 ) だ、大丈夫だよ〜。ちょーっとしみるかもしれないけど、そうした方が痛いの早く治るよ〜? ( 我ながら、猫被ってるわ…と思うが、子ども相手なのだから、いつものように怒鳴りちらすわけにもいかない。…そう考えていると、なんだか、少し怒りだした感じがするローブの男が子どもに近づいていく。 ) …………。 ( もしや引っぱたくのだろうか。と一瞬思ったが、親がいる前で私があまり手を出すのも…と、迷ってしまう。とりあえずその場につっ立ったまま、男がどうするのか様子を見る。 ) [Mon 25 Jun 2007 00:37:47]
◆ブスシ > (子供は、起き上がるとよろよろとうつむいたままゆっくりとピアナに向かって歩いていく。両膝がすりむけているのが解かるだろうか。なんだかぎこちなく子供が前進している間、ローブ姿の男は不意に押し黙る。そして、ピアナまで後数歩、というところで、不意に子供はしゃがみこんでしまう。) 坊、いい加減にしないか。 (先ほどより感情の薄い声でローブ姿はそういうと、しゃがみこんだ子供に近づいていく) [Mon 25 Jun 2007 00:29:05]
◆ピアナ > ( 坊?転んだ? ……やだ、勘違いだったのかしら。…でも、湿ったような音、は? 泣いてる子どもが鼻をすすっている音だったのか…。 ) あ、ああ…ごめんなさい。ちょっと見間違えたの。 …僕、大丈夫? ( 多少の違和感は拭えないものの、「自分の勘違い」で納得しかけている娘。男の風貌は怪しいが、この界隈では珍しくない気がした。──それに、あまり警戒されてない様子が嬉しくて、若干気が緩んでしまっている。 小柄な娘は一歩路地に入ると、体を起こそうとし始めている子どもに声をかけた。 ) 泣くの我慢して、偉いねー。ほら、お姉さん救急セット持ってるから、手当てしてあげるよ。 ( 救急セットと言っても、大したものではないが…転んだ擦り傷くらいなら、手当てできるだろうと思い。「こっちの明るい方においで」と言いながら子どもに向かって手を差し伸べようと。 ) [Mon 25 Jun 2007 00:20:24]
◆ブスシ > 食べる?何をですかい?いやね、坊が派手に転びましてね。まぁ泣き喚かないのは良いんですが、ぐずってね。 (いけしゃぁしゃぁと言葉を吐くフード姿。目深にフードをかぶっている精で顔はうかがうことは出来ないが、しわがれた男の声である。男はそういうと、倒れ付した子供の首筋に手を当て、耳元で何かささやくようにして。) さぁ、坊、いい加減おきないかい。 (ねぇ、どうにか言ってやってくださいよ、と声だけが笑ってピアナに届く。そしてひれ伏した子供がピクリと震えると、ゆっくり、ゆっくりと体を起こそうとし始める) [Mon 25 Jun 2007 00:07:51]
◆ピアナ > ( 音がしたと思われる路地を覗き込むと、影が二つ見えた。カンテラは、二手に別れた警邏の相方の方が持っていて、今この娘は灯りを持っていない。──ゆえに、ローブの人影の下にある影が何なのか、すぐには解らない。が、この湿ったような音は……まさか「食って」いる? 思った時、ローブ姿の人影が頭を上げ始めて。此方に気づいたのだろうか。 ) …………な…何か食べてる……の? ( 娘は路地に入っていないから、まだ少しは距離がある。食べているらしいものが、犬か何かであってほしいと思いながら、勇気を出して尋ねてみる。しかし、声は普段より小さかった。 ) [Mon 25 Jun 2007 00:01:46]
◆ブスシ > (細く長い路地。灯りも殆ど届かないそこには、二つの影があった。一つは、うつぶせに倒れた人影。10になるかならないか、そんな子供のシルエット。そしてもう一つは、その上に覆いかぶさるようにしてなにやら湿った音を立てているローブ姿。良く良く観察する余裕があれば、どこか、デッサンの崩れたようないびつさを感じるかもしれない。) ……。 (上に重なる影が動きを止める。どうやらピアナに気付いたらしく、ゆっくりと頭を上げ始めた) [Sun 24 Jun 2007 23:46:52]
◆ピアナ > ( スラムの中でも、人通りが少ない辺りまで来た。すると、何か音が聞こえて。 ) …今のは……。 ( 短くてハッキリとは解らなかったが、悲鳴が聞こえたような。そして……なんだ、この音は……? こんな場所だ。ある程度は予測と覚悟をしてきていたが、いざ遭遇するとやはり緊張する。──場所柄的に事件の可能性は高いが、状況が解らないので、まだ警笛は鳴らさない。足音を立てない様に気をつけつつも、つい早足になりながら──音のした方向へと向かう。 ) [Sun 24 Jun 2007 23:43:11]
◆ブスシ > (やがて、段々と人もまばらになり、暗く寂れた路地の側まで差し掛かれば、ほんの短い悲鳴のような声と、物が倒れるような音が聞こえてくるだろう。やがて、何か湿った音も聞こえ始める) [Sun 24 Jun 2007 23:31:53]
◆ブスシ > () [Sun 24 Jun 2007 23:30:47]
◆ピアナ > ( ──やはり、あの時会った人だったのだろうか。彼女は、少し戸惑った様子で会釈し返すと、家の中に引っ込んでしまった。 ) ──…まあ、こんなもんよね。 ( 挨拶を返してもらえただけでも良かったと思う。娘は、また歩き出して──。それにしても、いわゆるストリートチルドレンが多いな、と感じる。道端に座り込んで、こちらの懐具合を探ってでもいるかのような目つきで見てくる。……我が家にいる「猫さん」も、あの川辺で放っておけば、ここでこんな風になっていたのかしら…。彼の無邪気な様を思い出して、少し悲しくなる。 ) やっぱり…「焼け石に水」なのかしら。 ( 今日の警邏もあるが…浮浪者状態だった「猫さん」を拾って居候させ、いつか社会に適応できるよう、教育の真似事をしている…私の行為がだ。 ) 本当に……。あの子と似たような状況の子が、こんなに沢山いるんだもんなあ…。 ( 呟いて、また歩みを進める。 ) [Sun 24 Jun 2007 23:25:50]
お知らせ > ブスシさんが来ました。 [Sun 24 Jun 2007 23:18:25]
◆ピアナ > ( そうして、異常や事件の気配がないかどうか──スラムの場合、通常の警邏場所とは「異常や事件」の判断基準を変えなければならないが──を確認しつつ、通りを見て回る。相変わらず周りの視線は奇異なものを見ているような感じだが…その時ふと、違う「視線」を発見した。 ) …………。 ( 見覚えがあるような気がする…女の人。その人は、こちらをジッと見ているのだが、何か此方を知っている風な雰囲気。 ) ──あ。 ( もしかして。「あの時」暴動の群集の中にいた一人ではないだろうか。一人一人の顔はさすがに覚えていないが、向こうが此方を覚えている可能性は高い。悲しいことに、この身長と顔で自警団という職に就いていると──ちょっと珍しいというか、目立つと言うか……誰よ、「チビ自警団員」とか言うのは! それはともかく、会った事があるかもしれない、と。思った娘は、微笑んで軽く会釈してみた。 ) [Sun 24 Jun 2007 23:09:24]
◆ピアナ > ( それにしても──視線が痛い。いぶかしむ様な目、怯えるような目、嫌悪の目──目、目、目。 ) ふう…空気が重い。 ( こっそり呟く。 …今日の相方の方はどうかしら…二人組で歩いて住民に威圧感を与えるよりも、二手に分かれて広範囲を警邏した方がまだ効果的ではないかと私が提案して、先ほど二手に分かれたばかり。何か起これば、警笛を鳴らして知らせる手筈になっているから、大丈夫だろうとは思うが。 ) [Sun 24 Jun 2007 22:59:03]
◆ピアナ > ( 昨年、魔界に通じる門が開いていた頃の事。この辺りで暴動があったのだ。あの時は九栄先輩がいなければどうなっていたか解らなかったし、自分の行動について反省すべき点も多かったのだが……後々まで気になっていたのは、そういう事ではなく──スラム住民の『自警団員に対する信頼度の低さ』だった。あの時、暴動を止めようとした私に対し、興奮していた住民の一人が言ったのだ。「あんた達なにもしてくれないくせに」と…。 ) …頑張ってるつもりでも、全然足りない……。 ( 実際、ここに警邏に来れたのも久しぶり。やはり色々あって難しいのだ。 ) ま、たまにしか来れないからこそ、自警団の存在を思いっきりアピールしとかないとね! ( 少しでも、『頼れる存在』だと思ってもらえるようになりたい。でないと、また、いざって時に信用してもらえないのが一番困る。 ) [Sun 24 Jun 2007 22:49:41]
◆ピアナ > ( カツ、カツ、カツ…と靴音を響かせながら、自警団の団服を着た小柄な娘が歩いている。近頃何かと物騒な貧民窟……通常は、「キリがないから」「手が回らないから」などの理由で余り警邏は行われない。が、実際に犯罪者の捕獲や検挙まではできなくとも、警邏することによって『自警団がこの辺りを見回っている』という事を住民に示せれば、少しくらいは犯罪の抑制になり、治安回復に繋がるのではないか。この娘はそう考え、本部でも目一杯主張して何とか今日ここに警邏に来れた。 ) ──…相変わらず…かしら? ( スラムでの警邏を希望したのは、昨今の治安状況だけでなく、もう一つ理由があった。 ) [Sun 24 Jun 2007 22:38:49]
お知らせ > ピアナさんが来ました。 『曇り空の下──』 [Sun 24 Jun 2007 22:33:46]
お知らせ > ブロウンさんが帰りました。 『「しょうがねぇ、食いに行くか」──腹いっぱいとまでは行かないにしろ5千エンくらいの食費が』 [Sun 24 Jun 2007 20:59:45]
◆ブロウン > (次々と扉を開けるがやはり獲物になりそうなものは見つからず、ようやく無駄だとわかったようで肩を落としてやめた。)腹減ったなぁ・・・食いにいくかなぁ・・・(出来るだけ金は使いたくない、いつ他に収入があるかわからないわけだし。まぁ、働けってことなんですがね、所詮はニート。ぐぅぅ、と腹がなったあたりで諦めがついた) [Sun 24 Jun 2007 20:58:36]
◆ブロウン > ん〜・・・やべぇな、夕飯がみつかんねぇ・・・(犬なら3匹くらい食べれるが、とりあえず1匹みつかりゃ御の字。頭をぽりぽりと掻きながらあきらめ半分でキョロキョロと辺りを見回す。と、おもむろに空家だろうと思われる家の扉を開けていく)中とかにゃいねぇか・・・?(期待度がさらに減りそうな行動だ。ガチャ、ガチャと次々あけていく巨躯。存在自体妖しいもんなのに、怪しさが上がる。職務質問なんかされたら何て答えるんだろう)大丈夫、俺様つかまるようなことしてないから(そうですか) [Sun 24 Jun 2007 20:46:41]
◆ブロウン > (カツカツと鍵爪の音が路地に響く。路地から覗くさらに小さな路地に首を突っ込んで歩く姿はちょっとみたら主人公を追う邪悪な存在みたいでもあって)ん〜、いねぇなぁ・・・(まぁ、爬虫類な体臭振りまいてそのでかさなら犬の方がびびって出てこないだろう。まぁ、中には爬虫類の臭いを餌と間違えて出てくるものもいるが──月明かりが届く今日はなかなか獲物とはご対面できず、ガタゴトと積んである木箱ひっくり返したり、無駄な努力をしている。) [Sun 24 Jun 2007 20:37:40]
◆ブロウン > はてと・・・どのへんにいんだべ・・・?(人が餓死するこの街で、なぜか生きてる犬。もしかすると犬のほうが人より多いんじゃなかろうか?いやいや、そんなことはあるまいて──)(路地か?)(大きな通りを避け、路地へと入っていく巨躯。人が一人十分通れるスペースなのだが、ちょっと狭く感じてしまうのは種族の違い。人間をベースに作られた町並みはこの人にはちょっと狭いらしい。) [Sun 24 Jun 2007 20:32:46]
◆ブロウン > (思った以上に賞金が多かった。ちょっと懐あったまった。でも、食事に行ったりしないのは、この街だと食費がかかりすぎるからだ。)腹いっぱいになるまで食ったらどう考えても1万は消えるな・・・(10日で使い切ったとなったらとりあえず家主に家主にぶっとばされる恐れがある。ホンキパンチくらったらたぶん死んじゃう。そんなこと思いながら野良犬探しに明け暮れる竜の人。犬肉、そんなにきらいじゃないしね!) [Sun 24 Jun 2007 20:29:17]
お知らせ > ブロウンさんが入室されました。 『ふらふら歩いている』 [Sun 24 Jun 2007 20:25:00]
お知らせ > フェン・メイフォンさんが退室されました。 『吐息吐き出す姿、見守りながら… ベッドの上、一人分のスペースを空けてやる、か』 [Sun 24 Jun 2007 03:32:05]
◆フェン・メイフォン > うんうん、可愛い可愛い。 ほんっと、そのうち凄い美人になるわよエニシは――(そしたら、チ○コも萎んだりして――なんて、淡い期待を心の中で呟きつつ… ウフフと、彼をじっと見詰めて優しげな微笑。向けてあげれば、数度頷きの後で… マリィの去っていった方向へと視線を向け、て――) まぁ、なるようになる事を祈りつつ…かしらね。仕事が駄目になったとしても、繋がりまでが消える訳じゃないんだろうし――ね(そんな言葉をポツリ、言ってあげながら… 窓辺から離れてベッドの方へ向かい――) うん、悪い子にはならない!おねーさんとの約束だ! そんじゃぁ、分かったところでグッスリ寝るわよ――(其の侭、ベッドの上にダイブ、して――) [Sun 24 Jun 2007 03:31:11]
お知らせ > エニシさんが帰りました。 『――けど、大丈夫だって伝えれて…ホントによかった。(ホッと一息)』 [Sun 24 Jun 2007 03:30:28]
◆エニシ > ( 可愛いでしょーと、自慢するようにどうみても少女物の服を見せびらかす教育中の少年。 ……心の奥底で、いや、だからなんかおかしくないか?と一応少しは疑問に思っている。 むしろ間違いの差は根本的で大きいのだけれど。 ) 自分で…やっちゃたことだから。 ―――けど、やっぱりちょっとどうなるかが怖いです。 ( 右手で白髪を握る。 戻ろうと決意しても、その戻り先が受け入れてくれるかどうかはまた別の話なわけであり。 )( 空恐ろしい台詞をシラっと言い切る麗人や右手をわきわきさせる偽少女の間でガクブルする女装少年。 ) お…お茶目な冗談をちょっとふざけて言っただけなのに…… ( 本当はホンの少しぐらいは本気の要素があったのだが、そんなことを口に出したら擦り潰されそうだ。 ビビりまくりなか弱い少年。 ) もぅ…悪い子になんてならないもん。 ―――それじゃ、お気をつけて下さいね。 ( 家出の原因となった狂った渇きも今は無い。 そうして吸血鬼は麗人の背中を見えなくなるまで見送った。 ) [Sun 24 Jun 2007 03:25:23]
お知らせ > マリィゴールドさんが退室されました。 『( 道を訊くの忘れたと気が付くのはその後暫く経ってから )』 [Sun 24 Jun 2007 03:11:33]
◆マリィゴールド > ―――か、可愛らしいね。 ( 上品なフリルは可愛いのだけど、何故だか決定的に違和感が特に性別。 取り敢えずは、作り笑いで誤魔化してオイタ。 ) 真面目なハナシ、エニシ君……ボクの復讐程度で済めば儲け物だよ。 ( 去り際に、ポツリと残す。 何はともあれ此からだろうけど。 ) 全裸で買いに行かせたとしても、ボクは何にも言いません。 寧ろ、良かったんじゃないかと。 ( そう言う事ならば、と安堵して。 ) フェンさんも……―――。 ソコまで言って貰えればエニシ君も嬉しいとは思うんですけども。 だからといってフェンさんが無茶しないようにして下さいね。 ( お節介だと思ったが脅しだかスキンシップを眺め、眉を寄せ困ったように。 ) ええ、最初に言った通り。 フェンさんの好意ならば。 ( 異論はないと、去っていく蝙蝠。 心持ち足早に、これから報告やら何やらが待っている。 直ぐに姿は路地へと消え。 ) [Sun 24 Jun 2007 03:10:21]
◆フェン・メイフォン > は? あー、大丈夫よー。ちゃんと金は請求しといたから―― ただ、上半身マッパマントで買いに行かせたら、自警団沙汰だからねー(どうせなら、二倍に吹っ掛けときゃよかったかしら――なんて、サラリと口に出して肩を竦めれば… 手、ぱたりぱたりぱたり。 偽少女は、一応は弁護はしておいたと言う口実を手に入れた!) うん、なかなかに似合ってるでしょ?エニシちゃんの服 (で、続けてさらりと――ちゃん付けで胸張って言葉吐き出したりするだろう。 もう、完全にオンナノコ扱いしてる事を、まるで自信満々に言ってみせるように、思いっきり――) まっ、アレだ…あたしからも言わせて貰うけど―― 無謀な事と酷い事はしないでおいてくれると嬉しいかもしれないわねー。 もし、悪い子になったら、思いっきり全力で… 顔面マッシュしちゃうぞー(で、傍ら…怯えた声を吐き出すエニシに、追い討ち掛ける様に投げてやるのは… そんな低く笑う様な言葉。 耳元で囁けば、軽く右手をぐーぱーぐーぱーと開いたり握ったりを、繰り返したり…して――) まっ、悪い子にならかい限りは、お世話してはあげるわよ。 そう言う訳だから――マリィも、安心して大船に乗った積りで。 どうせ、こういうの匿うのは初めてじゃないんだし、さ――(そんな右手を開閉させたまま、頭を下げるマリィへと…笑み返してやりながら言葉返せば、騒がしいヤツと言う言葉に…苦笑漏らし――) まぁ、あんまり騒ぐ様だったら叩き出すと伝えてくれると助かるわね。 うん、じゃあ――オヤスミ(窓から離れて行くマリィを見送ろうとする、だろうか) [Sun 24 Jun 2007 03:00:34]
◆エニシ > あ、別にいいですよー。 ボクも最近ずっと寝てばっかだから…そういうの話す暇もあんまりなかったから忘れててもしかたないですってー。 ( 気まずそうにする相手に対して少女風貌の笑い方は気楽な物。 ちなみにあのヤロウ呼ばわりにはちょっぴりビビってた。 フォローじゃないけどそんな気分を帰るために気楽な声を出す。 ) あー…あ! そうそう、このボクの新しいお洋服もフェンさんが買ってくれたんですよー。 これとっても可愛いですよね。 ( 少女物のフリルの付いた白い上着とスカートを麗人に見せながら、フェンさん服選ぶの上手だし、結果的にオウルさんもそっちの方がよかったかも、なんてフォローを。 ) うん。 今改めてボクほんと一杯お世話になってるんだなって知った…… あぅ……その復讐は綺麗な花が咲きそうです…… ( 無事だと知れば安心させられることが出来るけど、謝ったりなんだりは自分がやらなきゃいけないこと。 大変な手間だ。 本当に。 頭に載せられる手は冷たいけれど、優しい。 そんなことを味わいながら、そこら辺の体格が似てて出来れば肌の色が同じ逃亡奴隷でも攫って―――なんてブツブツと計画を練っていたところで立てられる爪。 ) じょ、じょじょ冗談ですぅマリィさん!いやホントヘンなこと言ってゴメンナサイ!! ( 眼が怖かったです。 治療計画1。 頓挫。 ) えーと…それじゃ改めてもうちょっとお世話になりたいと……… ( 麗人が手を離すと、少女風貌は丁寧にクランク少女へ頭を下げる。 そして窓辺から離れていく麗人に向けて小さく申し訳ないように微笑んだ。 ) ……やっぱり今回も迷惑掛けちゃいましたね。 ( ゴメンナサイ。 今日これで何度になったかわからない言葉。 ) [Sun 24 Jun 2007 02:46:52]
◆マリィゴールド > ボクはオウル君からフェンさんの話を―――。 ( 当の本人に視線が集まる。 何か精一杯誤魔化してた。 ) 成る程、先ず服が気になるのは女性ならではの気遣いかな。 でもフェンさん、彼に新しい服買うようにってボクお金渡してるんですけど……。 ( 「あのヤロウ」とか呟いた、ヤロウ扱いに降格した瞬間であったそうな。 ) 件のアンブロージアさんはボクも名前と話だとエニシ君がご迷惑を掛けた事位だけどね聞いたのは。 でも、お詫びでもしておくなら止めないよ。 ボクはせめてもの復讐で皆には無事な事しか伝えないから…… ( 凹んでいる少年、でも幸せ物だと言う女性に意見には賛成だった。 漸く口元に笑みを寄せ、頭をぽむと軽く叩く。 ) 正直腕は、状況を省みるに病院に連れて行くのも危険だし……。 その辺から腕持って来るから『 自分の責任 』でねエニシ君? フェンさんにこれ以上迷惑かけない意味でも ( 語尾を上げ、ちょっぴり撫でてる手が爪を立てた。 ) ―――フェンさんがそう言うならば。 ( 少年の前では、目配せだけで終えておく。 再度、頭を下げ。 ) じゃあ、その内騒がしいのが様子を見に来るかも知れませんが。 ( 少年の頭から手を放すと、窓辺から身を離して。 ) [Sun 24 Jun 2007 02:27:52]
◆フェン・メイフォン > ――――― ごめん、少し前にオウル少年に服買ってやったって事を言うの忘れてた(びっくりと丸くなった目から、気まずげに視線反らして口元引き攣らせれば―― いやー、すっかり忘れてたー なんて、乾いた笑い一つ。あはは、と――) け、けどさ… 何よあんた、いっぱい良い人居るじゃないのさ。 うん、頼ってやらないと駄目じゃないかな、やっぱりさ―― (頼って頼られて、誰しも生きて行くんだから―― とは、視線反らした侭に投げ返す言葉。 チラリ横目で視線向ければ、鼻先の指を軽く突っつく程度に突き出して、やって――…) 前向きになれたんなら、それは感謝すべき事でしょーに? ねぇ―― 分かったなら、その前向きさを忘れないようにしなさいよ?(鼻先へと指突き出した侭、投げる言葉はからかい混じり。 そんな口調で、嬉しそうに頷く彼に笑みを返してやれば… 突き出した指を引っ込め、そして――) 現状では、難しい…か。 まぁ、人間ならあたしみたいにやれるだろうけど―― エニシは、ね… (マリィの言葉に、その笑みも曇りを浮かべ―― 緩々と左右に首を振って、溜息一つ。 傍らで、物騒な事を漏らすエニシをチラリ見遣れば―― 誰の腕を、もって来れば良いのさ? なんて、溜息混じりに呆れた言葉投げつけ、て――) 何にせよ、そうして貰えればあたしとしても助かるかしらね。 エニシも、素直にじっとしてるって言ってくれてるみたいだし、ね。 まぁ、定期的に様子を見てくれる位なら大丈夫、だと思うわ。(目配せには、此方も目配せを。 投げれば、存分に甘えなさい…と、視線に込めて投げてやる、か) [Sun 24 Jun 2007 02:15:38]
◆エニシ > へ? オウルさんとフェンさんて何時の間にか知り合いだったの? ( 引き篭もってるというかそうせざるを得ない少女風貌は初耳だったみたい。 ビックリしたように眼を丸くしている。 ) うぅ……やっぱり一杯の人に迷惑掛けてた……ちょっと落ち着いたら皆のとこにちゃんと行かないとな………―――って、アンブローシア様までボクの事探してたのか…… ( 無事に帰ることが出来たのならちゃんと皆に謝りとお礼の言葉を言いに行かないと、なんて思いつつ。 ) ―――わかりました。 自分で、今度こそボク自身の意思でそう行動します。 ( 拒絶されなかったことに安堵の吐息を漏らして、次に続いた言葉はハッキリと口にした。 そして指先が額から鼻先に移動すればうぅ、と呻いて。 ) …そりゃ確かにフェンさんのお陰でちょっとは前向きに物事考えられるようになったり、今回のことをちゃんと言えるようになりましたけどさ……… ( ちょっとだけ拗ねたようにぷいと、首を横にして。 けど良い先輩と聞けばすぐ嬉しそうな表情になって、でしょでしょ?なんて笑顔で頷いた。 ) …………他人の腕とかくっ付けて糸で止めたらいつか治らないかな…… ( こっそり小さく物騒なことを呟いた。 失くした腕を治したい気持ちはあるけれど、その手段が今は思いつかない。 ) …………ボクも暫くは素直にここでジッとしてよ。 ( 二人の会話を聞いて呟いた。 ) [Sun 24 Jun 2007 02:03:34]
◆マリィゴールド > そうそう、皆心配してるよって事で聞いてねエニシ君―――オウル君に、ああボクも彼からフェンさんの事聞いたんだけどさ。 ( ちらりと女性を横目に、真逆いってないとは露も思わず。 ) フォックスに、その友達に……、貧民窟とか暗黒街に来れないけどキミの姉に、ボクの同居人に……。 こんなトコだねキミを探しているヒトは。 ( 欄外で名前と容姿だけ聞いたアンブロージアと名乗る魔術使いと。 震える声で告げる少年、勇気を振り絞っての言葉なんだろう。 ) そう動きたいと、キミが感じたなら―――ボクには何も止めないし。 キミが動いて、自分の眼で確かめて。 許して欲しいとかゴメンなさいって思ってくれるなら、お願い。 ( 何も無い袖口が視界に入り、僅かに瞳を伏せ。 ) 腕は……正直、手段と手間暇を惜しまないならとしか―――。 クランク化にしても、種族事の技術が確立しているかどうか。 ( 非人道的な手段も含め。 元より少年にその意志があるかどうかだが。 ) フェンさん――、ボクは既に此処に来る前に何か騒ぎがあったと聞いてますから。 深くは何も言いませんけど、貴女もお気を付けて。 此方も居場所さえ分かれば……騒ぐ事はしませんので。 ( 目配せだけを女性に。 ここは蝙蝠も家主の申し出に甘える形になるだろう。 ) [Sun 24 Jun 2007 01:45:47]
◆フェン・メイフォン > 何よ?後ろ向きな言葉を吹っ飛ばしてあげたんだから、お礼の一つでも言いなさいっての――(なんて、苦笑浮べた侭に…小突いた指先を鼻先に突き付けてやれば、クスクスと見詰める視線に瞳細めて返してやりながら… 良い先輩じゃない、なんて小さくポツリ 漏らし、てやって――) そう、特に左腕がね―― 何とか出来る方法がありゃ良いんだけど…さ。 何か―― いや、聞いても無理っぽいかなぁ… とにかく、今は体力が最優先かしらね。(そんな様子の顔も、マリィが口にした言葉に声返す時には真面目なソレへと変わり―― 相手が吸血鬼と見抜けぬ偽少女は、軽く肩を落とすだろう。 いや、吸血鬼でも、魔術で損失した腕を取り戻す方法を知っているとは限らないのだろうが。) まっ、連れ戻す戻さないに関しては―― もう、答えは出てるみたいだし 後は、その答えの受け取り手の問題でしょ?(だから、そんな思考を一度打ち切れば… 肩を竦めて、エニシが口にした言葉に続ける様に、一言投げ返して… ) まぁ、あまり大事にしなけりゃ良いわよ―― 下手に騒いだら、五月蝿い連中がやってきかねないからね…(此方が言外に漏らすのは、望まぬ介入者に対する警戒だろう、か――) [Sun 24 Jun 2007 01:37:16]
◆エニシ > ―――けど…ボクのした事は間違いだったんだよ。 ………たぶん。 ( 結果で語るのならば、自分の体も傷付き、大切な人の心を傷つけ、周りの人たちまで巻き込んだ今回の行動は過ちだろう。 今回の件の非は自分だけにあると少年は考えていて。 ) ―――ハイ。 今度こそ……今度こそ、ちゃんとボクはやります。 やらさしてください。 ( 麗人の細い指先に梳かれる白髪。 そして気にしないでと言った女性の方をいつものようにおどおどと見詰めて。 ) ―――だってだって……迷惑とかやっぱりすっごい掛けてるし結局元はボクのせいd ( 言葉の途中で額を小突かれればアウ、と呟いてその自虐を止める。 すぐに額を小突く相手を涙目でちょっと恨めしそうに見詰めたり。 )( そして麗人へと再び視線を戻した。 自分がこれから何をしたいかを告げるために。 ) ま、マリィさん。 あ…あの……ボク…ボク! ( 声は小さく震えていただろう。 ) も…戻ります。 今すぐは無理だけど…動けるようになったら、すぐにでも青猫に戻ります! その…あの…許して……くれますか? ( 二度目の長期無断欠勤ということや見習いという重要ではない立場ということもあり、もう青猫を解雇されていたとしてもオカシクはないだろう。 それでも自分はあそこに戻りたい。 今の自分の気持ちを正直に告げた。 ) [Sun 24 Jun 2007 01:22:10]
◆マリィゴールド > ―――言葉の正しさだけを求めるワケじゃあないでしょう誰も。 ( 「俺は馬鹿だからな」 直向きな迄に修練を積む傭兵。 「一人は寂しいです、けど一人で歩かないと…」 戸惑っていた眷属の少年。 少年に正しさを説いた彼等もまた同じ。 ゆるく頸を振って。 ) ――後悔よりもやるべき事をね。 謝罪はその後で出来るから。 言葉だけじゃ伝わないってキミは今解ってるんだから。 ( 優しく髪を撫で。 視線を映せば、何でもないと気丈に振る舞う女性の姿が。 ) 解りました、最後はエニシ君が決めるにしても動かすのは得策ではないとボクも思いますし―――。 ( 深々と女性に頭を下げ。 ) 間違っても連れ戻そうってつもりじゃアリマセンし。 ( そう言って、女性に小突かれた少年へと視線を。 「決めるのは彼です」 と言外に語る。 ) [Sun 24 Jun 2007 01:07:44]
◆フェン・メイフォン > (傍らにいれば、嫌でも耳に入って来る二人の会話。 その内容に、思った以上に複雑な事情があるのだろうか? なんて、思ったりすれば…溜息漏らして、頭掻き毟り―――― そして、時折チラリと二人の顔、見遣ったりして… ) あぁ―――― (不意に、耳に入ったオウルと言う名前に、少し気まずげに視線逸らして… そう言えば、この間会った事を話してなかったや… なんて、少し気まずげな顔。 反らした侭、傍らの会話を、暫し耳にし続け、て――――) …… あぁ、別に良いわよ。 今の平手は、真っ当なモノなんだし… 良いって良いって、迷惑なんて思っちゃいないからさ。(そんな様子のまま、横目でチラリとマリィへと視線返せば… 小さく手をパタパタと振って返し、て――… 今更よ、なんて小さく苦笑を一つ。 そして――) あんたも、気にしないの。あたしが勝手にやってる事なんだし、さ――(申し訳なさそうな視線には、再度苦笑しながら手をパタパタと振って返して――… それから、コツンと人差し指でエニシの額を小突いてやろうと、するだろうか) [Sun 24 Jun 2007 01:00:40]
◆エニシ > ( 馴染み深い冷たさ。 一時期嫌悪すら感じたその冷えた肌だけれども、今はもう殆ど気にならなくなっている。 流れる涙はいつだって綺麗で、犯してしまった罪ごと洗い流してしまいそう。 ) ………けど…あの人の言うように、逃げても…何も無かった。 ( それは友人にも言われた言葉。 彼らの言葉は正しかった。 そしてその正しさに耐えられる強さが少女風貌には無かった。 その結果片腕を失い、背中には一生残る傷跡が刻まれる。 ) ほ…ホントですか? ……ひょっとして…オウルさんと狐さん以外にもまだボクのこと探してくれてる人居たり………? ( 自分のせいでそんな迷惑を掛けていることに胸が締め付けられる。 だから恐る恐る聞いてみた。 ) ―――……ハイ。 解ったの。 ボク…ボク……間違ってた。 結局……他の人の気持ちを何も考えてなかった。 ―――お姉ちゃんですらも、駄目だった。 ( 口に出すのは反省の言葉。 眼から流すのは涙。 静かな言葉に嗚咽交じりの返答がくる。 ) ―――……フェンさん…… ( 匿ってくれる恩人が呟いた言葉が耳に入れば其方へと申し訳なさそうに視線を向けて。 自分のあまりに報われ過ぎている環境なのに、こうして迷惑を今も掛けているのにとても悪く思う。 ) [Sun 24 Jun 2007 00:45:57]
◆マリィゴールド > ( 頬に触れた手は死人のソレだけども。 少年の涙は透明で綺麗だと、感情の渦巻く心の何処かで思った。 ) あの色男(レッドフォックス)は―――強引だからね。 ( もう一度小さく「馬鹿…」 と呟いて。 何度も何度も謝る言葉を静かに聞いていた。 ) そのアイツも、探してたよエニシ君の事。 ( 止めどない謝罪と少年の内心はこれ程までの事だったのかと。 ) キミの気持ちは解ったけども……皆も気持ちも解った? ( 涙で濡れる頬を撫でながら、静かに少年へと。 ) お見苦しい所を―――どうぞ、マリィとでもゴールディとでもお好きに。 貴女にご迷惑が掛からなければ、とは思いますが。 ( 言葉には出さなかったが、少年はしっかりと「狩人」と告げてしまった。 恐らくは怪我も、と連想するのは極自然に。 視線で女性にその事も含め問うた。 ) [Sun 24 Jun 2007 00:31:22]
◆フェン・メイフォン > (気まずげ、だけれども… エニシを匿っている身分としては部屋の奥へと下がる訳にはいかない偽少女。 困った様子で、ごめんなさいと何度も呟くエニシを眺めながら、溜息一つ吐けば… その視線、そっと外して今度は窓の外の夜空へと向け、て――……) ―――――― 平手してくれる人がいるだけ、幸せか…(不意に、ポツリ。 呟いて、思い出してしまうのは離散したきりの家族の姿。 多分、自分はもう…こんな風に平手される事も無いんだろうな、なんて思ってしまえば―― 妙に、寂しさが襲って、きて――… それを、散らす様に、視線を落として見遣る先は…) …… ん、そう…フェン。フェン・メイフォン… ご覧の通り、まだ体調も万全じゃないからね―― せめて体力が戻るまで、ってね(かち合う、麗人と自分の視線。 その視線の主が投げた問い掛けと、傍らのエニシの言葉に纏めて頷けば… 軽く、言葉投げ返してやる、か――) [Sun 24 Jun 2007 00:24:30]
◆エニシ > ( その言葉を今にも泣きそうな顔で震えながら聞いた。 駄目だ。 ボクに泣く資格なんて無い。 自分で選択して、自分で困らさせた道だ。 世界で一番大好きな人も、よくしてくれた周りの人々もこの行動は誰もを悲しませてしまった。 だからその道を選んだ自分にここで声を挙げる資格は無いんだ。 ) ―――めんなさい……ごめんなさい……ホントに……ごめんなさい。 ( だから白髪の少年は謝り続けなければいけない。 その心配をしてくれた人たちの数だけ、この今呟き続けている台詞をその人に伝えなくてはいけない。 ) ( 平手で僅か赤くなった頬。 そこに今度は優しく手を触れてくれれば、駄目だと解ってても涙が零れていく。 ) ………怖かったの。 狐さんが血を吸って良いよって言ってくれた時…枯渇するまで吸い尽くそうと思ってしまったの。 それが他の人にもいくんじゃないか。 お姉ちゃんにまでいくんじゃないかって思って…怖かったのぉ…………! ( 何を口にしても言い訳にしかならない。 けれど一度零してしまった涙は止まらなくて、堰を切ったように大粒の涙をポロポロと落としていく。 ) ―――……マリィさん。 青猫でとってもお世話になってる人。 フェンさん。 狩人に追われてるボクのこと助けて…匿ってくれた人。 ( そんな折、フェンの視線と二人の言葉に気付けば涙で顔を濡らしたままそんな言葉を。 ) [Sun 24 Jun 2007 00:14:04]
◆マリィゴールド > ( 嫌に乾いた音がした。 ) この馬鹿ッ! キミのお姉さんや皆が、どんな―――……。 ( 掠れて声が上手く出ない。 普段の冷静な仮面などは剥がれ落ちた蝙蝠の言葉。 自分の態度が情けないと、また肩が震え。 姉だけじゃない、眷属の少年に、傭兵、蝙蝠の友人に同居人。 蝙蝠は知らぬけども彼に暗示を掛けた少女。 そして―――少年の傍らにいる女性も含めだ。 ) こんなに迄なって……。 ( 少年の着ているのは真新しい服。 片腕があるべき場所は何も無く袖口が揺れるだけで。 平手を振り切った姿勢から、少年の頬にそっと伸ばし―――た所で、隣の女性に漸く視線が。 ) ……貴女がエニシ君を保護してくれた人で? ( 月の無い晩、影の射した顔でポツリと女性へと声を。 ) [Sun 24 Jun 2007 00:01:27]
◆フェン・メイフォン > エニ、シ…?(問いかけても戻って来ない返事。 それに、訝しげな様子のまま視線を窓の外へと向けて行こうとすれば―― また不意に、耳に入る誰かの名前。 ソレに、思わずエニシの顔を見遣り、そして再度窓の外へと顔を出そうとすれば――) ―――――― っとぉ!? (窓の前… 目の前に踊り出す麗人の姿。 それが、エニシへと平手打ちする様を見届ければ―― 暫し、唖然と…エニシとその麗人を交互に見遣り――……) えぇーっと… 保護者、さん? あー、えっと… 中入ります?(…… 麗人の剣幕に、少し押されながら… 家の戸口指差しつつ、恐る恐ると吐き出すのは、そんな言葉。 吐き出せば、チラリと――気まずげな様子でエニシを、見遣るだろうか) [Sat 23 Jun 2007 23:53:56]
◆エニシ > ( 見慣れたダァクスーツの男装姿。 流れるように綺麗な金の色と、自分とは違う意味での中世的な表情。 そのどれもを紅い瞳は呆然とした調子で眺めていた。 ) マリィ……さん? ( どうして、こんな場所まで? 胸の中に湧き上がるのはそんな疑問。 背中から聞こえるクランクの少女の質問は耳に入らなかった。 ) ―――― ……… !? ( 自分の名前を呼ばれれば、ビクリと肩を強張らせた。 まるで親に怒られるのを怖がる子供のように。 ) ( そしてその言葉と飛んで来た平手を見ると、ギュッと眼を瞑って歯を噛みあわせた。 それが決まるのならば、甲高い張り手の音が貧民窟の一角に響くんだろう。 ) ――――ごめ な い ( そしてその結果がどうであれ、小さく消え入りそうな声で麗人へと呟く。 ) [Sat 23 Jun 2007 23:48:12]
◆マリィゴールド > ( 窓辺にいる少年の前に躍り出る影、唇が数度言葉も無く戦慄いた。 余裕の感じられぬ双眸が少年を捉える、血の涙を流す程に凝視した時間は果たして永劫だったか一瞬だったか。 ) ―――エニシ。 ( 漸く出た言葉は鋭く短い問い掛け。 呆気にとられた少年の姿、幽霊でも幻でも無い。 男装の顔は涙無く泣いているように歪み。 ) ヒトがどれだけ……。 ( 堰を切ったように色々な感情が飛び出て ) 歯ァ―――食いしばれ馬鹿エニシッ!! ( 奧よりの声は聞こえず。 涙に震えるような声で、蝙蝠の平手が少年の頬へと。 ) [Sat 23 Jun 2007 23:32:55]
◆フェン・メイフォン > 煙草が飛んで来ただけー? まったく、何処のどいつよ、そんな慇懃無礼なヤツはー… ほら、ちょっと頭見せてみなさい!(なんて、ベッドから窓際の彼女へと近寄る同居人―― フォーウン装束のクランク少女は、そんな少し怒った様な声音と共に窓際の彼改め彼女へと近づいていきながら―― ふっと) なに、どうしたの? 誰か、来た訳?(不意に、エニシが上げた間の抜けた声に対して、怪訝そうな顔と声を向けて… 自分も窓から顔を出そうとするだろう。 そっと、警戒の意思だろうか… 思わず、右の拳を軽く握り締めながら――) [Sat 23 Jun 2007 23:29:57]
◆エニシ > ――――え? ( ただその近付いてくる姿に気付けば、間の抜けた声は上がるだろう。 ) [Sat 23 Jun 2007 23:25:38]
◆エニシ > うぅ…けどコレで憧れの黒髪に? ―――あ、煙草が飛んで来ただけ――― ( 吸血鬼といっても今の少女もどきの行動は酷く愚鈍。 2まで下がっているといっても、それは限り無く1に近い2だ。 だから駆け出して此方に近付く麗人に何らかのアクションを取ることは出来ず。 同居人の声にそんな返事を返した。 ) [Sat 23 Jun 2007 23:24:51]
◆マリィゴールド > ( 絶叫が聞こえる前に、既に身構えていたのは恐らくは逃走の準備だったのだろうけども。 拳を繰り出した儘の姿勢で、窓に見えた横顔は。 ) ―――ッ!? ( 声の無い叫び、双眸を大きく見開かせ。 刹那、駆け出していた。 頭を押さえる少年、地に煙草が落ちる迄の瞬間。 ) [Sat 23 Jun 2007 23:18:12]
お知らせ > 家の中からの声さんが来ました。 『「な、何よ!?敵襲!?」 悲鳴に釣られる様に上がる、女の声』 [Sat 23 Jun 2007 23:14:39]
◆エニシ > ( 晴れない夜空を眺めていた視線を水平に戻して、残った右の掌を何度か開閉する。 ) ………あーあ…全然駄目……… ( その動作のぎこちなさに笑えてしまう。 まだまだ体に力は戻らず、もう少し休むための時間が欠かせないようだ。 ) ( ぽて ) ―――はぁ…いつまでも居るわけにはいかないしな……うぅ…頭使うなんて慣れないことするからなんだか熱く…………ってホントに熱いぃぃぃ!! ( クリティカルヒット。 慌てて頭の上に飛んで来た異物を右腕で払った。 煙草は赤い光をちらつかせたまま地面に落ちる。 ) [Sat 23 Jun 2007 23:11:06]
◆マリィゴールド > ( 危うく斜め上から戻って来ない思考を止めるべく、煙草を銜えるとマッチを擦り。 紫煙を深く吸い込み、細く吐き出した。 ) 何だろう演劇みたく『馬鹿野郎ッ』って拳骨を―――。 ( 軽く拳を繰り出すと、すっぽ抜けて飛んでいく煙草。 放物線を描き、火のついた煙草は―――窓辺にて少女の姿をした少年の頭へと飛んでいった、どっとはらい。 ) [Sat 23 Jun 2007 23:02:30]
◆エニシ > ( 会いたい時に会えなくて、そして会おうとしない時に会ってしまう。 それがゴールド・エクスペリエンス・レクイエム(大嘘) ) ( 歩みを再会し始めた相手の視線。 そのまま真っ直ぐ向かっていけば、やがて見た目に合わない真っ白な髪の毛を持った一人の少女風貌が、家の窓から身を乗り出して曇り空を眺めている姿が見えるだろう。 このまま歩いて少女の姿を見つけるか、それとも気紛れにでも道を変更して気付かないのか。 そのどちらになるのかは知らず。 ) [Sat 23 Jun 2007 22:56:18]
お知らせ > エニシさんが来ました。 『( 夜に映える白 )』 [Sat 23 Jun 2007 22:51:02]
◆マリィゴールド > ( 或いは行方知らずだった少年も待っているのやも知れぬ―――。 何をでもは無く”何か”を。 ) 青春だ、青春スゥツの甘酸っぱい匂いがする……。 いっそ土手で殴り合った方が良いのかな? ( 懐の煙草を手を探りながら、発想が斜め上に飛んだ。 もっと身体でぶつかると良いとか、青猫の同僚もいってたような気がするし。 ) [Sat 23 Jun 2007 22:44:25]
◆マリィゴールド > ( 此処まで来ても、少年に会う気は無かった。 これは同居人も同じ意見だと思っている。 ) 自分の脚で出て行ったんだ―――自分で決めなくては、とオトーサンは思うのですよ。 ( 無理に連れて帰っても、また理由を見付け出て行ってしまうだろうと。 だが、色男と眷属の少年はどうだかは知らない。 自分に非があると感じてしまっているなら尚更――。 ) [Sat 23 Jun 2007 22:34:56]
◆マリィゴールド > ( 高々蝙蝠が一匹祈った所で、天の意思とやらに通じるワケも無く―――つまりは感傷に過ぎないのだけど。 ) 心配性ってヒトから伝染する物だっけ……? まぁ良いか。 ( 雨であろうと、月夜であろうとも所詮は気分一つ。 我ながら素っ気もない思考だと苦笑を漏らし、歩みを再開する。 ) [Sat 23 Jun 2007 22:28:11]
◆マリィゴールド > 月も隠れているし―――参ったなぁ。 ( むぅ、天を仰げば暗灰色の雲が途切れる事無く連なっている。 空に張り付いた蠢く生物のようで。 貧民窟にまで湿った風が吹く 一雨降りそうな空だった。 ) 雨降らなきゃ良いけども。 ( 出掛けている同居人も、報告に来た無宿の少年も、この貧民窟の何処かにいる友人達も……。 彼等を思いながら告げた言葉。 ) [Sat 23 Jun 2007 22:19:56]
◆マリィゴールド > ( 孤児院の用事とやらで、出掛けている同居人には返り次第伝えてるつもりで。 誰も居ない場所で不安に揺れる同居人などもう見たくは無い。 ) ―――と、なると。 後は、色男と我が友人なのだけど。 ( 迷路のように複雑で、地図も存在しない貧民窟。 アテも無く歩き回って探したのだが……。 ) 店の方に先に行くべきだったかな? ( 同じ様な景色をもう何度見たか、行けども行けども目的の人物は発見出来無い。 ) [Sat 23 Jun 2007 22:09:30]
◆マリィゴールド > ( 舞踏会の翌日。 青猫に顔を出すと眷属の少年より連絡があった 「目的の少年が見付かった」 との事。 ) 拾われてたなんて…――犬か猫じゃないんだから。 ( 計らずしも、逆毛の傭兵の推理は的中した事になる。 舗装などされてない砂利道を進みながら、少年の報告を思い出す。 取り敢えずの無事は確認出来た。 ) [Sat 23 Jun 2007 22:00:19]
◆マリィゴールド > ( 貧民窟に似つかわしくないスゥツ姿。 部外者に向けられた視線は優しいモノでは無かったが、意に返さずに力強い歩みで ) ――やっぱり落ち着く。 ( ふと脚を止め、己の身体を抱くように。 先日のドレス姿が余程嫌だったらしい、スゥツの着心地にホゥと恍惚とした溜息を吐いて。 ) [Sat 23 Jun 2007 21:54:18]
お知らせ > マリィゴールドさんが来ました。 『 そしてまたココにいる。 』 [Sat 23 Jun 2007 21:48:28]
お知らせ > バロゥさんが退室されました。 『(ヘイ、にいちゃん。愚痴なら聞いてやるぜ!)』 [Fri 22 Jun 2007 22:23:33]
◆バロゥ > (蹴り出される奴は大抵間抜けだ。) どーせイカサマでもバレたンだろうが、 (酒が回ってくると調子に乗りすぎるタイプが居る。多分、そんなタイプだろうと勝手に推測した。 拒絶するように大きな音を立てて閉まる裏口の扉に向かって、酔っ払いはギャァギャァと喚き散らしていた。) やれやれ。鐘の音よか喧しいな。 (今日も遠くの方で見回りの気配がするけれど。) 騒音公害は止めてやらにゃァいかん。 (其方へと近づいてゆく。暗い夜道に、酒場からの灯りでぽっかりと浮かび上がっているような其処へ。) [Fri 22 Jun 2007 22:17:20]
◆バロゥ > (「下手糞、」と声が掛かれば、「うるへー」と舌を出す。そんなやり取りを、三回ほどしたところで、) ――お。 (足を止めた。) (争うような声が聞こえるからなんだろうと思って居れば、視線の先の酒場の裏口から―― どかッ!) (人が蹴り出されていた。) あーあ。イケナイ酔っ払いだな、ありゃァ。 (用心棒もお疲れ様だワ。) [Fri 22 Jun 2007 22:07:04]
◆バロゥ > (大きな荷物を背負って路地を行く姿がひとつ。俯いて歩く浮浪者とすれ違うたびに、無駄に浮かれた鼻歌と「コンバンハ」の言葉。) あったじゃん あったじゃん。コレでちったァ楽になる・ぜッ。 (荷物の中身は夏用の僧衣だ。ついでにシスター達の分も借りてきたからこんな量。 ずっしりと肩に食い込む重み、けれども男は腕を振って上機嫌。) 歌でも歌いたい気分だ。 (でたらめな鼻歌はさっきからずっと続いているけれど。) [Fri 22 Jun 2007 21:56:28]
お知らせ > バロゥさんが入室されました。 『 ンッンー♪ 』 [Fri 22 Jun 2007 21:52:20]
お知らせ > ブロウンさんが帰りました。 『よし、帰るか(何)──退室ログ出てなかった、すみませんorz』 [Fri 22 Jun 2007 04:43:58]
お知らせ > ブロウンさんが来ました。 [Fri 22 Jun 2007 04:43:00]
◆ブロウン > (もうちょっと真面目に出ればよかった、なんて思っても今となっては後の祭り。まぁ、5体満足で帰れたことだけでも良しとするべきだろうか)せめてあの重りもらってくりゃよかったな、(いつも付けて歩けば、それだけで筋トレに(何))・・・あ、この辺は・・・(昨日までの試合を頭で思い浮かべてふらふら歩けば見覚えのある場所へとたどり着く。キョロキョロと辺りを見回せば、昔人を食った場所に出た。)あのときはどうかしてたな・・・(いまだに原因がわかっていない竜の人。紅い雨によって凶暴化、その結果人を食っても拒絶反応が出なかった、なんて頭が回るわけもなく。「あの時は調子がよかった」程度にしか思っていない) [Thu 21 Jun 2007 23:27:06]
◆ブロウン > (結局コロシアムのほうは若い女性が優勝したのだろう。まぁ、試合をすっぽかしてばかりいた自分だ、優勝決定戦の話なんかは来なかったわけだし──)優勝賞金っていくらくらいもらえたんだべ・・・(懐からキセル取り出し、葉をつめれば口から吐く火で着火。煙が上がる。もらえればちょっとは楽な生活できたんかなぁなんて思っていて──) [Thu 21 Jun 2007 23:21:18]
◆ブロウン > (長かったコロシアムも閉幕し、やることなくなった竜人は散歩がてらにスラムの道を歩いていた。相変わらず貧困にあえぐ人々のにおいがする街。壁なんか、落書きがかいてあったんだろうがいまやもうぼろぼろに崩れていて何がかいてあるのか読めないほどに──)かわんねぇよなぁ・・・ここは・・・(夜食のために犬を探す以外だと、紅い雨事件の時以来だろう) [Thu 21 Jun 2007 23:15:36]
お知らせ > ブロウンさんが入室されました。 『ふらふらと出歩いている竜の人』 [Thu 21 Jun 2007 23:10:31]
お知らせ > ルァさんが帰りました。 『( 寝る場所へと ゆっくりと歩き出す。)』 [Wed 20 Jun 2007 22:11:05]
◆ルァ > ――――。 ( それなのに。 きっと いつか ―――。 そんな言葉が頭から離れない。) きっと、 いつか…。 ( 何か、誰か、 ――。 あるといいな なんて。 少女は少し 寂しそうに笑えば ) [Wed 20 Jun 2007 22:10:53]
◆ルァ > ま、仕方ないんだけどね。( 孤児だし。 それに、自分よりも悪い境遇にいる子供だっているし。 自分は―――幸せな部類に入るだろう。 そう思っていればいい。 ) 期待なんて――― ( もっと、 もっと――― そんな期待をしたところで、 そんな夢を見たところで、現実は変わらない。 何かに期待すれば、その分落胆も大きくなるもの。 もちろん、 ずっとこのままでいい。 とも思っていないけれど。 ) 難しい なぁ …。 ( 僅か 顔を伏せれば 力なく笑って。) [Wed 20 Jun 2007 21:59:29]
◆ルァ > お腹いっぱい食べたいなー。新しい服ほしいなぁ…。 家がほしいなぁ…。 ( こんなささやかな願いが叶わないなんて、世の中無常です。 なんて、ブツブツと壁に文句を。 一応お仕事はしているけれど…) やたらと危険だし…。 ( 本当に、不思議なことに。 お針子見習い のハズなのに、雑用が多い。 いや、それはいいのだが。 何故か 届け物 をするコトが多いという。 そして、スラムの中を何か持ってウロウロしていたらもちろんソレは、 餌 となってしまうワケで。 ) ―――はぁ。 ( 出るのはため息ばかり。) [Wed 20 Jun 2007 21:40:38]
◆ルァ > ( ガッ と、 鈍い音が暗い路地に響いた。 音の原因の少女は 黙ってソコに立っていた。 ) ―――。 ( どうやら壁を蹴ったらしい。 とは言え、力3 の少女。 ちょっと蹴った程度では硬い壁をどうこうするようなことは出来ないし、また、するつもりも ない。) お な か す い た 。 ( どうやら蹴った理由は―――空腹の八つ当たりらし。 腹が減っているのに余計な体力を使えば、また腹が減るだろうに。 お金が無いワケではない。 けれど、何かあった時のためにとっておきたい。 もちろん、餓死寸前とかになったら、ちゃんとご飯を買うけれど――。) [Wed 20 Jun 2007 21:28:13]
お知らせ > ルァさんが入室されました。 『―――。』 [Wed 20 Jun 2007 21:20:07]
お知らせ > バロゥさんが退室されました。 『(今日はこれ以上うるさくならないと良いなあ。 そう願いながら男は去っていった。)』 [Wed 20 Jun 2007 20:40:48]
◆バロゥ > (知り合いじゃないまでも、スラムを歩いていたら「見た事あるなあ」くらいの人達が死んだ。そう云う事は、結構、ある。 同じスラムでも、例えば、流石に暗黒街に近いような所までは知らないけれど。) 切ないご近所付き合いだワ。 (太いベルトに下がっている鞄の中、小さな小さな骨壷に骨を入れた。) … ああ。 (顔を上げる。) ( カァン… カァン… ) (何処かで鐘の音がする。吸血鬼を追い詰める足音と共に。或いは、殺される為に。) [Wed 20 Jun 2007 20:28:54]
◆バロゥ > ――…。 (辺りは静かだ。人気は少ない。遠くで野良猫の鳴く声がする。 嫌な臭いには近づかない住民は賢い。「やれやれ」と男は首を振った。) そろそろ、良いかな。…骨の欠片でも拾って、洗って、墓地に収めに行こう。 (よっこらせ。 背骨を伸ばしながら、燃えカスの残る其処へと近づく。 おかしいな。鼻はすっかり麻痺してしまったンだろうか、コゲ臭いとも思わない。) (真っ黒な燃えカスは野良犬でも漁りに来ないだろう。死にぞこないとして蘇る事も無いだろう。) 魂は、とっくに連れて行かれたかねえ。天使だか、死神だかに。 [Wed 20 Jun 2007 20:12:14]
◆バロゥ > (曇天の夜の下、男の表情も曇り気味。 空っぽの袖がヒラヒラしている左腕を鼻に近づけて、 すんすん 、ニオイを嗅いでみる。――…臭い。) (太い眉を盛大に顰めた。) 服か、それとも私か、臭いのは。くそッ、幾ら洗濯しても落ちやしねえ。…それもコレも、死体が多すぎるのがいけねえンだ。 (振り返った。広場には、黒い煙が細く立ち上っている。 集めた死体が漸く燃え尽きたのだ。) コレじゃあ、聖職者の黒衣も死神のそれとなンも変わンねーぞ。 (付きたてておいたスコップに片手を預けて、佇む。) [Wed 20 Jun 2007 20:02:18]
お知らせ > バロゥさんが入室されました。 『 風呂に行きてえ…。 』 [Wed 20 Jun 2007 19:55:30]
お知らせ > オウルさんが退室されました。 『変な夢や怖い夢…そんな夢を少しばかり見ていることだろう』 [Wed 20 Jun 2007 01:57:44]
◆オウル > ホントに嘘吐きだな…自分 (自分で他人に言った事も実行出来ていない。 それで、あんな事言っていたのだから…顔は沈めているしかなくて…ただ俯いて、動かずにいた。) …今度、エニシさんに会っちゃったら…何て言おうか… (そんな事をボソリと呟いた。 何も言える訳が無い。 そんな風に考えて、廃屋の隅で体を縮めた。) 嫌だな… (自分が化け物になって、友人を襲う事を想像して…余計に体を縮めた。) 寝よう… (座ったまま…しばらくすれば意識は闇の中へ…落ちるのだろう。) [Wed 20 Jun 2007 01:56:29]
◆オウル > 誰にも注意とか…できる事なんか…自分はしてないものね (死骸の血を啜り、今までに無い位人の血を啜った。 吸い始めてからはあまり覚えがない。) 化け物…だもんね… (心までそうなりたくないと思った。 でも結局、血の臭いの濃い所に近づけば近づくほどに自分は化け物の部分を見せているような気がする。) 抑えてるつもりでも…全然抑えられてない (何も出来てない。 言われた事も約束した事も、何一つまともに出来ていない気がする。) [Wed 20 Jun 2007 01:42:12]
◆オウル > (髪を洗って、体を洗って、約束の場所にもなっている。 廃屋で、銀髪に金の瞳の少年は部屋の隅で休んでいた。 マントを被って、軋むドアを眺めただ大人しく…隣に座っている犬に時折目をやりながらだ。) なんで、お前は、自分の所にいてくれる? (犬は、くぅんと小さい声を上げて、自分を見てくれる。) ホントに…自分は大丈夫だと思う? (犬に問うたところでどうしようもないのだけれど…それでも、心配な面持ちで問う。) ……お前に聞いてもどうしようもないか… (そんな事言いながら、苦笑い浮かべていた。 まだ、口の中はあの時の味を確りと覚えている。) …エニシさんに会っても…これじゃ、なんもいえないよね… (力なく犬に微笑んで…頭を撫でて、その暖かさに安堵する。 自分はまだ、この人ではない友人を襲えないことにだ。) [Wed 20 Jun 2007 01:31:03]
お知らせ > オウルさんが入室されました。 『廃屋の中で…座り込んでいる少年一人』 [Wed 20 Jun 2007 01:20:18]
お知らせ > アクセラレーターさんが退室されました。 『吸血の痕跡は残さない。残るのは腹上死による死体。』 [Tue 19 Jun 2007 22:54:02]
◆アクセラレーター > (唇から舌をぺろりと出して、男性器の先端に舐め取ろう。亀頭部分だけ口内に含ませて、舌を絡め出した。空いている片手は肉棒の竿部分に触れながら、乱暴に握ったり爪を立てたりした。) ぅ あ ッん 。 (口内にどんどん熱い液体が溢れ出すのを分かる。思考が鈍る。身体が熱い。心が昂ぶらせる。)(マゾ体質とも呼べる彼は、悶えながら身体を痙攣したように何度も前のめりになった。痛みが快楽に変わッてンダロウな、と笑う。) ぷ ッ は あっ 。 (肉棒の脈が早まり、イク寸前だと分かった。愛撫する片手を男性器の根元に絞めて阻止する。荒い息をする訳でもない、呼吸を必要としない。だが、真っ白な息が零れ落ちる。口の端からは精液と涎が雑じり零れていた。) 勝手にイクんじゃねェーよーォ?!テメぇに権利なンざ無ェーって言ったヨな。オイコラ。 (胸を痛めるのを止めにシテ、手の甲で彼の頬に殴り付けた。手加減の効かない凶悪な力は、彼の何かを壊していく。小動物のように震えながら、怯え続ける姿がまた滑稽なのだ。今夜一杯犯し尽くしてから、鋭い爪先で腕に胸や首に切り刻まれた。) [Tue 19 Jun 2007 22:52:05]
◆アクセラレーター > (知っている。死を目にして、解き放される「本能」を。種を残そうとする生存だったのだろうか。) 弱ぇークセによ。ここンだけ立派ダな?オイ?! (小さく嘲笑う。彼の双眸を覆うの止めにして、黒いバンダナを取り外して彼の双眸に縛り付けた。ふわっと柔らかそうで刺のある白い髪が流れる。) (胸板に爪を突き立てた。乳首の周辺を中心にしながら。彼のジーンズを強引に剥ぎ取り、天に突き刺す男性器が露わになった。先走りの透明な液体が溢れかけた。にんまりと楽しそうに笑う。) [Tue 19 Jun 2007 22:39:37]
◆アクセラレーター > (彼の服装の襟元辺りに、鋭利な指先に引っ掛けて乱暴に引き裂いた。露わになった胸板にぺろりと出した舌の先っぽで焦らすように舐めていく。汚れているのか分からないが、少なくとも男特有の汗ダ。血の臭いもする、服を引き裂くときに爪先を掠めて掠り傷が出来たのだろう。) ―― なンだ。てめェもマゾヤロウか。 (彼に身体を預けるように圧し掛かり、彼の双眸を覆い隠したまま胸板を弄くり続けた。気付いた、イツ殺されても可笑しくない状況なノに発情してイた。男性器に触れてる太股や膝から生々しい感触が伝わる。ぞくり、とフルえた。) [Tue 19 Jun 2007 22:30:58]
◆アクセラレーター > アア、怒っちゃイねェーから安心しろ。 (青いサングラスの、奥深い先に潜むのは。快楽を求めたかのような不安定な双眸。ケダモノみたいな針目か、ニンゲンみたいな丸目か、外さない限りは分からない。しかし彼は、気付いた。狂気という狂気を。) 腕を折るなンざ 「怒り」 のウチに入ンねェーよ。 大抵ハ死んじゃッてンだよ。キレたらな。 (目蓋を見開かれた。足を必死に足掻そうとうねらせた。彼は。)(何もかも許さない。ガントレットは取り付けておらず、指を力一杯に開かれた。そのまま彼の脛部分に当て付けた。砕け掛けた。骨にヒビが入る音。彼は大量の電流が流れ込んだように奮わせ続けた。) (屋上の空間に静粛で満たした。無言を貫いたまま、彼の足に押し付けた手を解けた。そして彼の双眸を覆い被せるようにするツモリが、彼の頭が壁に叩きつけてしまった。脳震盪か痛みか何かで静かになった。片方の手を彼の胸板に這わせながら、鼻元を喉仏に触れさせながら首筋に舐める。) [Tue 19 Jun 2007 22:20:46]
◆アクセラレーター > (腕が動かないンじゃなイ。動けなイんダ。) アっハー・・・・ァ!! (卑しい瞳を浮かべて、鮮やかに笑いかける。男は戦慄を覚え、肩を微かに動かす。痛そうに堪える姿も滑稽ダ。) 殺す気か、犯す気か、売る気か、知ンねェーけどよォー (肩が外され、肘が砕かれ、手首が捩れ掛けていた。彼は狩人じゃない、スラムの住人より暗黒街の流れ者の可能性が高い。知ったこっちゃない。むくりと上半身を起き上がる。そしてケダモノみたいに這うように、彼の元に近付いていった。首を振って拒絶し続ける彼を見ていて飽きなかった。にやりと口元を歪めた。) 動機なンざ どーォでもイイよ。 テメぇは敵になったンだ。 [Tue 19 Jun 2007 22:03:00]
◆アクセラレーター > すッげェー・・ 気分ソーカイじゃねェか! (甲高い声。何処かの屋上にて手足を適当に伸ばしたまま、空に向かった言葉を放される。) なァー?そう思わネぇーか。 (顔を横に向けた。その先には壁に凭れ掛かる男がいた。足首が縛られているに関わらず、腕は縛られる事のない自由さがあった。返事が出せないのも、布やらで口元に巻きつかれていたからだ。) [Tue 19 Jun 2007 21:54:12]
お知らせ > アクセラレーターさんが入室されました。 『寝転がったまま空を見上げた。』 [Tue 19 Jun 2007 21:48:06]
お知らせ > ミザリーさんが帰りました。 『( そして私は、泣きながら奴隷の死体を処分する。 )』 [Mon 18 Jun 2007 20:14:52]
◆ミザリー > …… ばか…。 ( 思わず小さく呟いた。そんなの、余計に性質が悪い。よりにもよって狩人狩りの私を信じただなんて。幾ら私の素性を知らないからって…。 奴隷や野良犬で渇きを満たしたとして、それすら許さないのが狩人だ。彼が「庇う」と言ってくれた事は心の底から嬉しいけれど、バロゥさんがそうする事で狩人達に非難されるのはダメだ。…だから、受け取るのは気持ちだけ、返すのは笑顔だけ。 ) …うん。それで良いんだよ、バロゥさん。それだけで私は充分だ。 ( 去っていく背中に手を振って。私は彼とは違う方向に向かって歩き出す。 ――死体を。吸血鬼の吸いカスを処分する為に…。 ) [Mon 18 Jun 2007 20:14:07]
お知らせ > バロゥさんが帰りました。 『(女の子を最後まで送れンかった。どうしようもない男だ、私は。)』 [Mon 18 Jun 2007 20:08:02]
◆バロゥ > 吸血鬼を信じて云ってンじゃあないさ、ミザリーちゃんを信じたンだ。あんたこそ、あンまし私をイイヒトだと思わン方がいいぜ、「一般市民を殺した」つって追っかけられてるのを見ても“見なかったことにする”からな! あ、奴隷を食ったりしたンなら庇うよ、それは合法。この街のルール。 (人差し指を立てて、云った。) いのちは大事にするよ。ありがとう。 けどゴメンな、折角知り合えたのに「誰そいつ?」ッて云ったりする事がいつか無いとも限らんからさ。 (そして主を裏切った使徒みたいに後で悔いたりしない。男は笑顔で見送る。 ごめんな、ごめんな。スラムの出口はもうすぐ其処なのに。) 嫌いじゃない? わはは、前向きに受け取っとこう、その台詞。 じゃあなぁ! (ばいばい、と手を振って背を向けた。 ゴミ捨て場へ行かねばならん。) [Mon 18 Jun 2007 20:07:21]
◆ミザリー > …信じてなんかあげないもの。だから、バロゥさんも私なんか信じちゃダメだよ。私だけじゃない、吸血鬼なんか信じたらダメなんだから。 ( そのままゆっくりと一歩、また一歩と後ろに下がって行く。嗚呼、私の馬鹿。狩人とは違う人だからって心許したりして。不用意に親しくなれば、その相手を不幸にしてしまうって判りきった事なのに。 ) でも、有難う。 …ちょっぴり、嬉しかった。バロゥさん、さっきバロゥさんが言ってた言葉を私からも言うよ。命は大事にね。無茶はダメだからね。 私、バロゥさんみたいな人嫌いじゃないから。 ( 吸血鬼をこうして見逃す事それ自体が、彼にとって命取りになる事だってあるんだ。 ) [Mon 18 Jun 2007 20:00:33]
◆ミザリー > ―― そうなんだ…。 ( 彼の失ってしまった片腕を見た。彼が失った腕をそのままにしている理由は判らない。クランク技術はお金も掛かるが、確かパプテスは作り物の腕を良しとはしないのだったか――。それとも、もしかしたら戒めなのかもしれない。 ――彼の言葉を聴き終えて、私は暫く俯いたまま沈黙した。背負った棺桶の中の、死体の奴隷が私に囁く。「ほうら見ろヴァンパイア、お前達はそうして誰かの信頼を裏切り滅茶苦茶にしながらでないと生きられない存在なんだ」って。 …やがて少女は小さく肩を落とした。 ) ………… バロゥさん、人が良すぎるよ。 ( 再び顔を上げた時に見せる少女の表情は、笑っているような悲しんでいるような、そんな曖昧なものだった。 ) [Mon 18 Jun 2007 20:00:26]
◆バロゥ > 襲ったら、やり返すだろ? やだもん、痛ェ思いするの。 そりゃあ、其処らのチンピラよか腕に覚えはある、…けど、そうやって調子乗って腕無くしちまったンだ、俺。 (ご飯の中に砂粒が入ってた時のような顔をした。) 次は命を無くすかもしンね。そう思うと怖いンだな。 少なくともミザリーちゃんは、手を出さなきゃ襲ってこないと思ったから、今、こうしてる。…正直、ちょっとドキドキしてる。 ――…。コレ、聖職者的にもどうなンかなッて思うけどさ、云わないよ、カーンには。あんたがヒトを襲うトコ、見てないし、聞いた事も無いンだ。 …。俺を、信じる? 信じない? [Mon 18 Jun 2007 19:48:30]
◆ミザリー > …………。 ( この身体に呼吸なんて必要ない。息なんか吸わなくたって、人間の血さえあれば。それでも僅かに息を乱すのは人間だった頃の習慣みたいなものなのだろう。吐き出す息は冷たく、きっと血の匂いが僅かにするんだ。 ――既に日は落ちた。私達ヴァンパイアの時間がやってきた。相手は隻腕で、その腕も袋で埋まっている。こちらから仕掛ければ、何とか――。 そう考えを巡らせていた時だ。彼の手は、武器には伸びなかった。 ) ………どうして…。 襲わないの? ( 命が惜しい。果たして本当にそれだけだろうか。…いや、そんな事を考えるな。このまま走って逃げれば良い。なのに。 ) 私達はヴァンパイアだ。貴方の見てない所で人を襲うかもしれない。 …それとも、ここをやり過ごしてカーンに通報とかするの? [Mon 18 Jun 2007 19:41:58]
◆バロゥ > 自分の事に必死だもんな。割と表面に解りやすく出てきてる分、人間臭い界隈だ。 (手を引っ込める。ゆっくりと、「あ、ごめん」くらいの速度で。) 驚いた。 ……その、棺桶は、…本当にファッションかもしれねーけど、「そういうこと」だと思って、良いンだな? (後じさるのを追わず、突っ立ったままで。) 殴ったりはしねーよ。ホラ、片手はもう袋で埋まってるから。 (メイスを抜くには袋をポイすれば良いだけだけれど。) 私は自分の身が可愛い。いのちが惜しい。 (だから手は上げないよと云う。) …ごめんな。ミザリーちゃんは一生懸命隠してたのにな。 不用意に触っちまって、ごめんな。 [Mon 18 Jun 2007 19:35:18]
◆ミザリー > それを優しいって言うんだと思うよ。他の人に無関心なこの界隈では、特に――。 ( 見たくない、と思う人は沢山居るだろう。でもその大半が「自分が巻き込まれたくないから、なるべくなら目撃するのも避けたい」だ。この神父のように胸を痛めてくれるような人間がどれだけ居るのか。 ) でも、神父様は神父様だよ。 年上なんだし―― でも判った。まずは「バロゥさん」から始める事にする。 ( ああ、狩人達が皆この神父様のような人だったら、私もこうはならなかったかもしれないのに。 笑顔を誉められたのは初めてだ。照れくさくて思わずまた顔を伏せようとしたその刹那、彼の指が私の口元に触れた。熱の無い、骸の肌に。 ) …………。 ( はっと顔をあげ、思わず一歩彼から後ずさりする。触れた部分に自分の手を当てて。 ) [Mon 18 Jun 2007 19:28:37]
◆バロゥ > だよな。やだよなあ。 …私は優しいンじゃないさ、手前ェが見たくないものを「見たくねーなあ」って呟いてるだけでよ。 (彼女のやらかしてきたことは知らない。命を奪った事があると云うことでは、とっくに男も同罪だ。) 神父様って呼ばれると、何か今更だけど、恥ずかしいな。私はバロゥだ。 バロゥ、とだけ呼んでくれればいい。OK? (そうして、ちょっとからかうつもりで、) なんだ、ミザリーちゃん、笑うと可愛いな。 (その口元を突っついてみるのだ。) ……。…ン? (あれ?) [Mon 18 Jun 2007 19:23:00]
◆ミザリー > ……うん。私も嫌だ。子供がそういう目に合うのは。 ――目撃するに留まらず、子供が犠牲になる事だってある。そういうの良くないよね。 ( 私の敵はあくまで狩人だ。全く関係の無い子供が犠牲になるのを見るのは不愉快な気分になる。 …いや、しかし、私は無関係な人間を襲って血を啜る事もあったじゃないか。何を今更善人のフリをしているんだ。 ) 有難う。…神父様は優しいんだね。大丈夫だよ…。 ( そう言ってまた顔を伏せる。狩人狩りなんてやらかしている私はもう色々と手遅れだから。 …もう一度顔を上げる。少女の口元には、僅かに微笑みが一つ。 ) ねえ、神父様。お名前を教えてよ。 私はミザリーっていうの。 [Mon 18 Jun 2007 19:17:49]
◆バロゥ > (笑って、驚いて、それから――…ふぅ、と溜息を溢した。) 反体制か。だなあ。懐かしいぜ、私もガキの頃からこっそりパイプふかしたりしたもんだ。 …でもなあ。 (鼻の辺りをムズムズ動かす。眉間に皺が寄った。) スラムで、世間的に悪だとか云われるものが蔓延ってるような此処では、どうなのかなあ。 …子どもが人殺しとか目撃しちゃうンだぜ。やだなあ。 (彼女を見遣る。) 嬢ちゃんもさ、どーか憧れだけで留まってて欲しいよ。うン。難しいかもしンねーけど。 カタチを真似てると、中身も段々、似てきちゃうもんだからさ。 [Mon 18 Jun 2007 19:10:12]
◆ミザリー > …う、うん。狩人さん達も、きっとその平和な状態を保つ為にと思って頑張ってるんだろうね。 ( だが、私の敵である。私はそんな狩人の善意に付け込む化け物なんだ。しかし―― ) ……。 ( 相手の神父の無警戒な笑い声。互いの立場を理解しあえば敵となる相手だけど、今自分が吐いた嘘に対して心の底で燻る罪悪感。ああ、きっとこの人は悪い人じゃあないんだろうと。 吸血鬼の少女は思わず顔を伏せた。 ) わっ! ( 神父の驚いた声に自分も思わずびっくり。 ) え、えと、うん。 ゴシックホラーというか、何というか…。 ヴェイトスの若者は「反体制」とかいう言葉に憧れたり、悪いものとかを真似するのが好きなんだよ。煙草とかお酒とかに興味を持つのと一緒なんだ。 ( …多分。今世間を騒がせている吸血鬼や悪魔が彼らの目に刺激的なものとして映るのだ。……いや、多分…。 ) [Mon 18 Jun 2007 19:03:42]
◆バロゥ > おお、嬢ちゃん優しいな。そう云う言葉があると一部の狩人は救われる。 「スラムの住民からしたら、両方とも騒音公害じゃ!」なんて近所の爺さんは喚いてたけどな。わははは。ンなコト云ってられる内は平和だわ。 (「ン?」 片眉を上げる。どこか険のある瞳と目が合った。) ――えッ?! (今度はこっちが驚く番だ。) それ鞄?! えええ、ちょっと前衛的だなそのファッション…。なに、今の女の子ってちょいホラー入ったようなのが流行りだったりすンの? それとも吸血鬼ブーム? ………さすがヴェイトス、いつ何処でインパクトに出会うか解ンねえ…! [Mon 18 Jun 2007 18:52:22]
◆ミザリー > うん…。でも、この街が吸血鬼の手に落ちず、今こうしてある程度安心して歩けるのは狩人さん達のお陰だから…。 なるべく無茶はしないようにとは、私も思う。 ( 極力人間側の肩を持つような発言を心がけよう。もっとも、今自分が言った事は間違いでは無いと思う。狩人が居なかったら、私達はもっと活発に動ける。 命を懸けてスラムを警邏しているにも関わらず疎ましがられる狩人達には、彼らとは敵対する位置に居る自分ですらある種同情のような物を感じてしまうが。 ) ――えッ!? ( 棺桶の中身を聞かれ、隣に並ぶ背の高い神父の顔を見上げた。 ) あ、あの。 き、着替えとか下着とか…。 ( 着替えは確かに入っている。あと、斧と死体だ。 ) この棺桶、鞄代わりなの。 こういうファッションなの。 ( 必死になって説明する。 ) [Mon 18 Jun 2007 18:46:34]
◆バロゥ > (「うん うん」 相槌を入れながら、昨今のスラムの様子を思い返す。) ああ、そっか。冬のが暗いっけ。それじゃあ、アレかな。狩人達の血の方が滾ってンのかなあ。…こンなこと云うと、一生懸命仕事してる彼らにゃあ悪いかもしンねーが、…「いのちだいじに」ッてなあ。 激しく追い詰めるから吸血鬼も必死で抵抗するンだぜきっと。血なまぐさい噂ばっかりで、やぁね。 ね? (なんて同意を求めたりしつつ、彼女の隣で一緒に歩きだそう。歩調を合わせ、スラムの出口を目指して。) ところで嬢ちゃん、その棺桶の中身は? (さっきの話題も引きずって、また狩人かしらンと思いながら。) [Mon 18 Jun 2007 18:39:09]
◆ミザリー > ( わ、わ、わ、わ。 と、近づいてくる相手の歩数に合わせて心の中でうろたえた。だが、怖がらせては良くないと思ってくれたのか少し間隔をあけて相手は止まる。あと一歩近づかれていたら今度こそ思わず後ずさりする所だった。 ) ゴミ…? ( ちらりと片手に持つ麻袋を見遣る。まあ、きっと私のように危ないゴミを捨てに行くという訳では無いのだろう。…そう、ミザリーの棺桶の中には今日も今日とて人間の死体が入っている。現在保護している吸血鬼が残した奴隷の遺体だ。吸血痕は潰したが、見られたら少々厄介な事になるかもしれない。 ) ―― うん。狩人も一人殺されたって聞きました…。 に、日照時間が長いから、普通は夏より冬の方が吸血鬼は元気なのかもしれないけど。 あ、あの―― 数が増えてきているのかもしれない。 ( 何せあまり知らない人との会話に慣れて居ない。しどろもどろで相手の話題に合わせるのが精一杯だった。微妙に手振りを加えつつ、今の自分の発言は不自然でなかったかどうか考える。 ) ――え。 ( 付いて行こうという申し出に、少女は顔を上げる。帽子と前髪の隙間から目つきの大変宜しくない目を覗かせて。 ) …… は、はい… 有難うございます。では、スラムの出口まで…。 ( しかし断るのもおかしいかと考え、こくりと頷いた。 ) [Mon 18 Jun 2007 18:31:43]
◆バロゥ > (ふいうち。だがしんぷはなにもしなかった。 矛盾。) いや、そりゃあ確かにその細腕でよく歩いてられるもんだッて思うけどよ。 (構わずのしのしと近づく。…とは云え彼女の前、4歩ほどの間は空けた。 あんまり近づいたら怖がらせてしまいそうだ、と。) 私はねえ、見回りっつーかゴミ捨てに行くトコ。 そうそう、何か物騒な噂を聞くよなあ…ッて云うかまた吸血鬼だよ。夏だから奴らも元気なのかねえ? 嬢ちゃんこそ気を付けなよ、女の子はひとりで歩いちゃいけねえ。これから何処行くか知らンが、何なら、ついて行こうか。 [Mon 18 Jun 2007 18:22:12]
◆ミザリー > ―― ふぁっ ( びくッ、と驚きながら顔を上げた。しかも声を掛けてきたのは背の高い神父風貌だ。ミザリーは二度びっくりした。 「Monster Surprised You!!」と、心の底で驚いた。いや、モンスターは自分の方なのではあるが。目つきの悪い顔を伏せ、それを日傘で隠す。思わず後ずさりしかけた。 ) だ …大丈夫。私、こう見えても力持ちだから…。 ( 日中は力が出し切れないし、何よりぱっと見た感じ相手は戦闘慣れしているようにも見えた。応対を誤れば怪しまれてしまう。ミザリーは暑さで参った頭をフル回転させる。 そうだ、こういう時は―― 軽い世間話だ。 ) 神父様、は… 見回りですか。 ご、ご苦労様です…。 さ、さ、最近、この辺りも物騒だから。 …どうかお気をつけくださいね。 [Mon 18 Jun 2007 18:14:56]
◆バロゥ > (しょんぼり気味の視線を上げる。誰だ。) ――…何ともまあ、暑苦しい格好なんかしちゃって。 (背負ってるのは何だ、棺桶か? 訝しげに眉を顰める。) ヘイ、重そうだな嬢ちゃん。手伝おうか? (葬式屋の子だろうか。なんて思いながら。) [Mon 18 Jun 2007 18:08:17]
◆ミザリー > ( 少女は棺桶背負い帽子を被り、日傘を差して。こんな暑い時期だというのに極力露出を控えた恰好で、息すら荒く。 俯いて歩いているせいか、まだ明るいにも関わらず前方に見える神父の姿には気付いていないようだ。ただ重い足取りを引き摺るように一歩、また一歩と歩みを進めて。 ) [Mon 18 Jun 2007 18:05:37]
お知らせ > ミザリーさんが入室されました。 『反対側から歩いてくる少女の姿。』 [Mon 18 Jun 2007 18:02:57]
◆バロゥ > (ちぇ。小石を蹴る。) 通りを歩いてる子も少なくなったしなあ。 (まあ、それは、) ………。 (仕方の無いことだ。) …。くそ。 (スラムッて危ないところだもの。人間だけの街でも危ないンだ、異種族が詰め込まれたところなら尚更。) やっぱ自分から会いに行くべきか…。「見回り」っつって抜ける言い訳はそろそろ通用しねえかもしンねーけど。 (とぼとぼ。ああ、ゴミ捨て場がもうすぐ其処だ。) [Mon 18 Jun 2007 18:02:01]
◆バロゥ > (ぶらーん、ぶらーん。袋を振り回していると、) やーね。朝っぱら使いッパシリさせられる旦那みてーだ。…もう夕方だけどよ。 (空が赤い。夕陽のああ云う色は良い。壁にこびり付いて残ってしまう血の赤さなんぞよりずっと綺麗だ。) 香水の匂いが懐かしいぜぇええ。そー云や暫く顔出してねえなあ。みんな元気かなあ。 (寂しそうに見つめるのは淫売窟の方向だ。) [Mon 18 Jun 2007 17:48:49]
◆バロゥ > くそ。ゴッキーどもめ。 お陰でおやつ食い損ねた。 (分厚い唇を歪めて舌打つ。 ゴミ袋(と云うかただの麻袋)を片手に、のしのしと歩く男。行き先は勿論ゴミ捨て場だ。…流石にコレは拾われねえかな。なんて思いながら。 だって中身はゴキの死骸やら埃ばっかりだ。) [Mon 18 Jun 2007 17:40:30]
お知らせ > バロゥさんが入室されました。 『 1匹見たら30匹。 』 [Mon 18 Jun 2007 17:36:46]
お知らせ > レッドフォックスさんが帰りました。 『(その小さな火は、ただ力強く闇を駆ける)』 [Mon 18 Jun 2007 04:13:32]
お知らせ > マリィゴールドさんが退室されました。 『( 世が明ける迄の間、蝙蝠もこの辺りを彷徨って ) 』 [Mon 18 Jun 2007 04:12:40]
◆マリィゴールド > ……今更キミがソレを言うかな? ( 苦笑には、腰に手を添えちょっとばかり非難の声。 言わずもかな。 ) じゃあね色男。 今度またお店の方に顔を出すよ。 ( 男の姿が見えなくなる迄、去りゆく背を見つめ。 男の歩みには何の迷いもなかった。 ) [Mon 18 Jun 2007 04:11:42]
◆レッドフォックス > ・・・オレってそんなに特殊なのかねぇ?(苦笑する。まぁここまでの熱血は、確かに早々居ないだろうが) ああ、頼むぜ。 オレもアイツも・・・そういうヤツだから、な。(どっちも真っ直ぐで不器用で・・・だからこそ、1つにはなれなかったのかもしれないけれど) 一応集合場所は定めてあるから、そちらに向かうよ。あいつは強いさ、力だけはな。(他はさておき、と笑いながら) いや、充分だ。ありがとよ。 ははは、了解、伝えとくよ。そんじゃな。(男はマントを翻して女に背を向けると歩き出した。数歩の内にその姿は、闇に溶けて消えていくだろう) [Mon 18 Jun 2007 03:58:51]
◆マリィゴールド > ラクリアに宜しく。 余り無理しないで欲しいとボクが言ってたと―――自分で言ってて無理があると思った。 訂正して、変な勧誘に引っ掛からないようにね、と伝えておいて。 ( 何故だろうか、あの麗人も変な所でモテる。 傭兵へとヒラリと手を振り。 ) [Mon 18 Jun 2007 03:50:43]
◆マリィゴールド > 貞淑であれとは言わないけどもね……―――。 ソレが羨ましくもあるね、きっとエニシ君もそう思ってるよ。 ( 蝙蝠の本音は冗談交じりに。 ) ボクも、エニシ君に逢う事があったらキミの事伝えておくよ。 ( 此処にも一人、キミを心配する者がいると。 ) ラクリアも……キミも優しいね、数回逢っただけの子なのに。 ( 残念ながら知らないと、首を振って。 もう半ば呆れ顔だった、けどもソレが何の嫌味もなく出来る二人が嬉しかったのも事実で。 ) 何処にいってるんだろうねラクリアも、案外あの子も強いんで心配はしてないけどもね……。 余り、役に立てなかったかな? ( 話は進まないには、今度こそ首を縦に振って。 傭兵を見送るだろう。 ) [Mon 18 Jun 2007 03:48:43]
◆レッドフォックス > オレも本来は日陰者のはずなんだがね。(傭兵をやっていて、その後に淫売窟の用心棒。経歴だけ見れば明らかに日陰者だ。それを感じさせないのは、この男の性格か) ・・・だな。気をつけるよ。(相変わらず痛いところを突かれるものだ。だが、おかげで毎回色々学ばされる) 起こるべくして、か。だろうな・・・(あの結果を変える事は出来たのだろうか?それを色々考えるが、何れも同じ結果。きっと必然だったのだろう。少なくとも、男はそう思っていた) ・・・そうか。(女の返答には、それ以上は言わなかった。それが彼女の目的なら、掛けるべき言葉も無いだろう) ・・・さて、んじゃオレはそろそろ行くわ。何にせよ会わない事には話は進まんしな。どうするかは、その後の事だ。・・・ああ、そうだ。この辺りにラクリアも来てる筈なんだが、そっちには会わなかったか?一旦合流して、これからの事を話しておきたいんでね。 [Mon 18 Jun 2007 03:39:59]
◆マリィゴールド > ―――何の為になんて理由が無いよ。 誤解があるみたいだけども姿が確認出来ただけでボクの方は殆ど終わっている。 ( それから腕を組み考える、自分の望む事。 何故己が此処にいるのか。 ) 出来るなら、エニシ君に……自分の安否を気遣う人が存在しているって知って欲しいから―――だと思う。 [Mon 18 Jun 2007 03:30:17]
◆マリィゴールド > その直向きさが、ボク等みたいな日陰者には少々眩しすぎるのさ。 ( 間違っているかどうか、既に答えの出ている問いには沈黙を。 ) 一つだけ言えるのは、馬鹿を言い訳にしちゃダメだ。 間違ってる間違ってないはキミが決める事だろう色男。 ただ、その免罪符でエニシを傷付けても良い理由にはならない―――また、繰り返したくならボクが言えるのはソレだけ。 ( 愚者であると言いながら踏み出せる蛮勇を持たぬ者にとってソレは酷く―――。 漸く顔を上げ、彼を見る事が出来た。 ) 冴えて無くて良い。 正しく無くて良い。 ただ、聞いてあげるだけでも良かったんだ。 これはボクの同居人から教わった事、強すぎるキミと直ぐに口が出るボクには出来ない事でもあるんだけど。 結局起こるべくして起こったのさ、何とも自分の迂闊さを呪いたくなるけども。 ( 意見の一致と言われ、蝙蝠の顔が情けなく歪む ) [Mon 18 Jun 2007 03:26:14]
◆レッドフォックス > 力の代償、か・・・理解しているつもりではあったんだがな。それでも、オレは力を求めるよ。例え恐れられても、大切な人をどんな事かも守ってやりたいと考えるのは間違ってないだろ?いや、間違っていても、オレはそれを止められないんだ。バカだからな。(その先にあるのが何であっても、男は力を求めるだろう。そうすると決めたら、その方向へと突き進む。それがこの男だから) ・・・オレも同じかもな。オレも自分の意見を押し付けただけだったかもしれない。本当に信頼していたなら、もっと冴えた方法もあったはずだしよ・・・(そこまで求めるのはやり過ぎだろうか?それは思わなくも無い。でも、他に出来る事があったなら・・・と思うと少し悔しかった) ふ・・・どうにも、その辺りの意見は一致してるみたいだな。なら、お前さんは何のためにあの子を捜す?それもオレと同じか? [Mon 18 Jun 2007 03:06:37]
◆マリィゴールド > キミが心血を注いで練り上げた強さは、いや…目指している強さは……――弱さという概念の対極にある代物なんだろうね。 ソレは力の無い者には『 畏怖 』としてしか映らない。 ( 恐らくは力無き者の為に、と彼は思えども。 ) 彼の友人はエニシ君に正しさを説いた、ボクはエニシ君に生き残る術だけを教えた―――全く、揃いも揃ってお題目の前にあるべき「信頼関係」が無かったって馬鹿な話だよ。 ( 結局其の辺り、腫れ物と扱うようにした自分も目の前の御仁に偉そうな事など言えぬ。 視線は地に注がれた儘。 ) ―――止めるつもりなら、目撃証言なんてキミに教える筈ないでしょう色男。 ( それに、止めた所で……と小さく付け加えて。 ) [Mon 18 Jun 2007 02:57:14]
◆レッドフォックス > ・・・そうだな。(やれやれ、と言った面持ちで軽く目を閉じる。それこそ野暮な事を訊いたものだ) オレが?・・・ったく、こういうのは自覚出来ないから困るな・・・(頭を掻きむしる。押しが強すぎるのはラクリアにも何時も言われているが、それを止めれないのが情けない) そうか・・・(女の提供してくれた情報に、少しだけ肩を落とす) ああ、それにはオレも同意見だ。あの子が戻りたくないってんなら、それを止めるつもりは無い。オレは只、あの子に会いたい。会って確かめたいのかもしれない、な。(少しだけ遠く・・・スラムの闇の奥を見つめる。自分でも何を見ているのは分からないが) [Mon 18 Jun 2007 02:46:13]
◆マリィゴールド > 何があったも何も――今のが答えじゃないか。 ( 目深に被った帽子の奧から溜息が零れる。 ) エニシ君が何故逃げたのは簡単さ……。 レッドフォックス、キミが 『 強過ぎた 』 からに決まってる。 ( 答えは明白であったと。 俯きながらゆるりを頭を振った。 ) 何かゴタゴタがあったらしいけど、その前だね―――。 静止を振り切って逃げてしまったそうだからね。 強いて言えば、今探して貰ってる友人が此処の住人だけど……――随分経つから匿われている可能性はあるだろうけど。 ボクは正直無理には連れ戻さなくても良いと思ってるんだよ。 [Mon 18 Jun 2007 02:38:34]
◆レッドフォックス > ・・・聞きたいか?何があったか・・・(控えめに、尋ねた。もっとも答えは期待していなかったが。 この男は何処までも真っ直ぐで、不器用だった。だが、自分にはそれ以外の生き方が無い事を知っていた) オレに出来る事なんて、そう多くないからな。(小さく吐いた息に口元のパン耳が小さく白い粉を飛ばす) 此処に居る事は確定になったか・・・大通りの外れ、か。それは何時の事か教えてもらえるか?もし、それが「例の殺人事件」の前だったとしたら、そこに行っても居ないだろうからな。(好意は有り難いが、今は確実に調査を進めたかった)あと、お前さんはスラムに友人は居ないか?居たら何人か紹介して欲しいんだが。オレは、あの子は誰かに匿われていると睨んでるんだが。 [Mon 18 Jun 2007 02:26:57]
◆マリィゴールド > あの夜―――キミとエニシ君に何があったか詳しくは知らない。 ( 目の前の用心棒が怪我を負い、吸血鬼の娼婦が一人街に消えた、それだけが事実なんだろうと。 蝙蝠の無礼な質問にも、真っ直ぐに用心棒は言葉を述べてくれた。 きっとこれこそが……蝙蝠は鍔広の帽子を目深に下げ。 ) 有り難う、エニシ君は幸せ者だね……―――ホント。 ( 彼は果報者だ、と消え入りそうな声で ) エニシ君の知り合い、と言うよりは彼の『 友達 』なんだけど。 捜索を手伝って貰っていてさ、彼が言うには貧民窟でエニシ君を目撃したそうだよ。 ( 場所は、廃屋の並ぶ大通りから外れた場所だと告げ。 ) [Mon 18 Jun 2007 02:16:04]
◆レッドフォックス > まぁカネを持ってないのは確かだな。それにコイツを咥えてりゃ、スリも頭から標的にしないから助かるぜ。ニンジンは・・・意外と高いんだよな。まぁパンの耳と比べれば、だが。(そう言ってパン耳を揺らせて見せる。 そこまでは女の顔を見て割と明るい顔をしていた男だが、次の質問に表情が変わる)救われるなんて思っちゃいないさ。自己満足と言っても良いかもしれねぇ。・・・だがよ。それでも、じっとしてられるわけないだろ。謝るのは「ついで」だ。オレはあの子を捜して、会わなくちゃいけない。例え連れ戻せなくても、拒絶されても、会わなくちゃいけない。その時どうするかなんて後で考えりゃいい。オレはあの子を捜す、そう決めたんだ。(バカだった。どこまでもバカだった。それが、この男の生き方だった) [Mon 18 Jun 2007 02:07:39]
◆マリィゴールド > ひっどいなァ。 大体キミ―――お金持ってなさそうだもの、物乞いだって店仕舞いだと思うから。 ヒーローがパンの耳ねェ……せめて人参とかさ。 ( 口を尖らせぶぅー垂れる蝙蝠。 相変わらず、目の前の御仁はハードボイルドな生き様らしい。 ) レッドフォックス―――。 ( 自嘲にも似た呟きに、蝙蝠の眉尻が上がった。 ) ―――謝って、エニシ君が救われるのかな? それは同情? それとも貴方ナリのケジメ? ( 見上げる視線の先。 男はどう答えるだろうか。 ) [Mon 18 Jun 2007 01:58:55]
◆レッドフォックス > あ、それやったらお前さんの腹に穴が空いてたかもな。それはスラムでやるジョークじゃない。(相手の毒付きに「その通り」とか返しながら)やっぱりまだ、か。まぁそう簡単に帰りそうな出方をしなかったし、な・・・(溜息に溜息重ねる二人。女の言う責任、という言葉に関しては)正直言えば、あの状況じゃ誰が会ってても結果は変わらなかったと思う。でもオレは現場に居合わせちまったし、トドメを刺したのもオレかもしれない。そう考えれば、会って謝らなくちゃいけない・・・そう思ってる。なにより、此処の辺りを不用意にウロついてちゃ、あの子じゃ襲われそうだしな。(苦笑を浮かべ、腰の袋からパン耳を一本取り出し、咥える。この男にとってはタバコみたいなものだった) [Mon 18 Jun 2007 01:48:32]
◆マリィゴールド > 良かった、良かった。 ホントは背後から脅かしてやろうかと思ったのだけど―――。 ( 朗らかに挨拶を交わしながら 「 コイツ絶対、物音ならぶっ放してた 」 とか毒気付いてる蝙蝠だった。 ) 互いに状況を聞く迄も無いってね―――コッチはそんな所だけども。 ( 木箱に座る男を見上げ肩を竦め。 ) ……そう言う事。 ( 言うに及ばすと言うこの状況。 釣られ蝙蝠も大仰な嘆息を零す。 ) しっかし、色男。 キミが此処にいるなんてね―――責任とか感じてるのかな? [Mon 18 Jun 2007 01:39:59]
◆レッドフォックス > まぁなんにせよ、このままボケっとしてても始まらねーか。(パン耳の残りを口の中に収納、飲み込むと男は立ち上がった)まずはラクリアと合流して、この事を伝えて・・・あと、一応青猫にも報告入れとくか。でも、これで青猫行って既に戻ってたらビミョーな感じだよなぁ。(いや安心するけどさ、と苦笑しながらボリボリ頭を掻く。 そして一つ伸びをした後に第一歩を踏み出した、その時)ん・・・その声はマリィか。(最初に聞こえたのが声で良かった。「物音」が先なら武器を構えていたが、友人の声に対して武器を向けるほど野暮でもない)よぉ、こんばんわ。お前さんもあの子を捜して、か?(姿を確認すればスラムでは浮きまくるスーツ姿。しかし当の男も大概なものなので、ここだけ空間ごと浮いていた。 と、ある事を思いつき質問する)ああ、そうだ。エニシはまだ青猫には帰ってないのか?・・・って。(言った後に気づいた)・・・帰ってないから捜してるんだよな・・・(ふぅ、と溜息) [Mon 18 Jun 2007 01:31:48]
◆マリィゴールド > ( 乱立する木造家屋の合間より響く声。 ) ―――今晩和。 っと、待った! イキナリだからって武器とか構えないでよね!? ( 物陰より、降参とばかりに両手を挙げ出て来たのは用心棒の顔見知りの蝙蝠。 闇夜に紛れる筈のダァクスゥツが、驚く程に貧民窟では浮きまくって見える。 ) [Mon 18 Jun 2007 01:26:26]
お知らせ > 場違いな紳士さんが来ました。 『 ―――お困りかな色男さん? 』 [Mon 18 Jun 2007 01:20:08]
◆レッドフォックス > (勿論これは希望的な推測に過ぎない。拉致監禁されている可能性だって、既に殺されていてハンター達は「協力者」の方を捜すためウロついている可能性だってある。それでも、希望があるだけマシだった)しかし参ったな・・・(このまま匿われているものと考えるして、困った事がある。相手が匿われている以上、普通に歩き回っているだけでは見つけるのは極めて困難である、という事だ。建物の中を調べないといけなくなるが、匿う側は全力で隠すだろう)あ〜くそ・・・ボロ屋敷の住民以外とも、もっと仲良くしとくべきだったな・・・(実は今回の情報は自分の住んでいるアパートの住民から得たところが大きかったりする。ちなみに牛さんにも情報を求めてみたが、当然のことながら何も得られなかった) [Mon 18 Jun 2007 01:12:58]
◆レッドフォックス > (まず、最近ハンターが頻繁にスラムをうろついている事。顔を潰されたホトケが上がった事。そして、どうやら件の吸血鬼には協力者が居る事。以上が男が集める事が出来た情報の全てだった)これだけあれば充分だな・・・(導き出された答え。それは「少年は、とりあえずは安全である」と言う事だ。何故ならハンターは未だにスラムから撤退したわけではないということは、まだ潜んでいる可能性があるという事。そして単独で逃げ回っていて、1週間以上も逃げ切ると言うのは極めて困難だと言う事。加えて、協力者が居るとなれば・・・)あいつは「協力者」に匿われている。そう考えるのが妥当、か。 [Mon 18 Jun 2007 01:06:16]
◆レッドフォックス > (スラムの一角、適当な木箱に座り込んでいるのは黒コートの上からマントを羽織り、赤毛とメガネの下でパンの耳を揺らす男。初めて会うものが見れば怪しい事この上ないが、スラムに置いては割と長く住んでいるおかげで後ろ指指される事は無くなった、そういうファッションの1匹の狐。男は唇でパン耳を上下に揺らしながら、状況を整理していた。あれから1週間あまりが過ぎたが、未だに少年の足取りは掴めていない。だが収穫もあった) [Mon 18 Jun 2007 00:55:42]
お知らせ > レッドフォックスさんが来ました。 『さて・・・』 [Mon 18 Jun 2007 00:48:01]
お知らせ > バイ・チャンフォンさんが帰りました。 『(そして鍛錬をまた続ける。・・・ひたすらにそれだけを続けるだろう)』 [Mon 18 Jun 2007 00:09:45]
◆バイ・チャンフォン > ・・・すまない。・・・本当に。(無用な誤解を与えてしまった。・・・今夜のことは猛省すべきだろう。自分の中でもう二度とこのようなことは起こすまい。と。・・・次にあったらもう一度あやまっておこう。と。) [Mon 18 Jun 2007 00:09:15]
◆バイ・チャンフォン > /// [Mon 18 Jun 2007 00:08:09]
お知らせ > シーサ=センザキさんが帰りました。 『( 夜風が生温い、スラムではきっと、ありきたりな夜。 )』 [Mon 18 Jun 2007 00:08:01]
◆シーサ=センザキ > ―――― ( 片言の共通語で語られるのは、戦意は無い、逃げるなら逃げろというもの。 人に刀を投げつけておいて、無駄戦がどうのこうのとは、はっきり言って腹が立つ。 ) …… 。 ( 耳を澄まし、辺りに仲間が居ないかどうかを確かめようとする。 が、いくら耳が良くても気配を探るほど場慣れしていない。 ) ……… じゃあな、おにーさん。 さっき――「危ない」とかなんとか言ってたよな。 けど…故意だろうとなかろうと―― 刀投げつけられちゃ、こんな態度しか取れねーや。 ( 溜息混じりにそう言い放つと、最後に警戒するように男を一瞥し、小走りにその場を去るだろう。 スラムを夜中に通った自分も悪いんだけど―― 。そんな風に、後味悪く思いながら。 ) [Mon 18 Jun 2007 00:05:06]
◆バイ・チャンフォン > 訂正:刀、置く→我の刀、置いておく。 [Sun 17 Jun 2007 23:55:22]
◆バイ・チャンフォン > ・・・わかった。ならば、刀、置く。そのまま、去る。それで、いい。・・・我、無駄、戦い、する気、ない。(両手を上に上げて後ずさる。刀から距離を置き、絶対に手の届かない位置へと移動する。)・・・それで、信用する、ない、なら、あなた、そのまま、後ずさって、構えたまま、立ち去る、いい。・・・何度も言う。我、無駄戦、する気、ない。(目だけはしっかりと相手を見据える。・・・今、刀を持った相手に襲われたならなすすべはないからだ。こちらもしっかりと逃げ道は確保しつつ言う。) [Sun 17 Jun 2007 23:54:48]
◆シーサ=センザキ > ―― い゙でっ!! ( 咄嗟に横っ飛びしてみれば、壁際に置いてあった樽らしきものに突っ込んだ。 中身は空だったらしく、派手な音をたてて壊れただけで、なんとか怪我はしないで済んだらしい。 ) ―― ちっ。 ( 見てみれば、今まで自分が居た場所には嫌な光を放つ剣が刺さっている。 苦々しく舌打ちをすれば、近づいてくる影に気付き。 ) ―― 悪いけど…… いきなり刀が飛んできて、警戒しないバカは居ない。 ( 謝罪らしい言葉は聞こえたが、はっきり言って信じる気にはならない。 出会いは最悪、しかも場所は深夜のスラム。 近道とはいえ、通るんじゃなかったと―― 刀の鯉口を切り、いつでも逃げられるよう体勢を整える。 ) [Sun 17 Jun 2007 23:45:58]
◆バイ・チャンフォン > ・・・よかった。(はぁ、と安堵の息をつき、ツカツカと相手に歩み寄っていく。)・・・すまない。汗、手、滑った。・・・大丈夫、か?(たどたどしくもその態度にはすまないという謝罪の意が表れていて・・・。静かに刀を拾い上げながら相手に怪我はないかとたずねる。) [Sun 17 Jun 2007 23:38:21]
◆シーサ=センザキ > ( 今夜の寝酒のことに思考を向けながら歩き始めると、聞こえてくるのは切羽詰ったような叫び声。 そして、なんとなく感じる「嫌な予感」。 ) ――――っ!! ( はっきり言えば、突然前触れも無く飛んでくる刃を素人に避けろという方が無理な話。 が、腐っても感覚は8。 振り向けば上空から此方へ向かってくる危険物を察知し、横っ飛び―― 。 )【発言秒数偶数なら無傷、奇数なら擦り傷程度。5か0ならば刃はぶつかる。】 [Sun 17 Jun 2007 23:30:56]
◆バイ・チャンフォン > (さて、休憩は終了した。す、と構えて・・・ブン、と振る。・・・そして刀はあさっての方向へ飛んでいった。)・・・あ、れ?(汗で滑った手には何の感触もない。・・・そして宙を舞う刀を見届ければその先には人影が・・・。)危ない、避ける、いい!!(弧を描いて飛んでいった為、刀が触れるまでには少しのタイムラグがあるだろうか?それまでにその刀に気づけるかどうか・・・。) [Sun 17 Jun 2007 23:20:30]
◆シーサ=センザキ > (―― キーワードは、気。 神通力を練り込んだ気。 今までは仙丹を作るために使っていた気を―― 戦闘に使う。 爺ちゃんに基本だけは教わった。 ) …… それっきゃない、かな。 ( 一人うなずき、歩を進めれば、聞こえてくるのは不自然な鋭い音。 何かと思い角を曲がれば―ー ) ? ( 剣舞か何かだろうか。 トレーニングらしきものを終えたらしい少年が見えた。 此処はスラム。 面倒に巻き込まれるかもしれないことを考えると―― 声は自分からはかけず、何も起こらねば、そのまま立ち去るだろう。 ) [Sun 17 Jun 2007 23:13:32]
◆バイ・チャンフォン > (ヒュンヒュン、と空を切る音が聞こえるとある路地。人気のないそこにいるのは片手の刀を扱う男)・・・っ!・・・っ!(実に軽やかな手足胴体の動き。しなやかさもさることながら、最も注目すべきは「速度」のようだ。太刀筋は少々読みやすい。)・・・っはぁ。(少し疲れた・・・休もうと思い、へたりこむ。片手に刀を持っていれば目立つのだろうが、それが嫌であるためにここを選んだのだ。) [Sun 17 Jun 2007 23:04:35]
お知らせ > バイ・チャンフォンさんが入室されました。 [Sun 17 Jun 2007 23:00:17]
◆シーサ=センザキ > ( 溜息ついでに思い出すのは、これからの身の振り方。 ) …… ( 職は得た。 人探しは続ける。 そして、次に得るべきは。 ―― ) ―― 力。 ( はっきり言えば、今の俺なんてその辺の素人とさして変わりはないだろう。 刀なんて、護身術程度でたいした戦力になんてなりゃしない。 それならば…。 ) [Sun 17 Jun 2007 22:56:56]
◆シーサ=センザキ > ( とりあえず、新しい職は得た。 商業地区の端くれ、古びた薬屋の手伝い。 給料は一刀に比べれば安いが、勤務時間は少ない。 一人で食う分には困りそうも無いから、今の自分には丁度いい―― いや、むしろありがたいくらいなんだろう。 ) いつまでも無職ってわけにもいかねーしなぁ。 ( 人探しも、なかなか進まないのが現状で。 立ち止まりそうになる度、思い出すのは―――― ) ……はーーーっ。 ったく、進歩無いったらないね。 ( 人気が少ないのをいいことに、盛大に溜息を吐いて。 ) [Sun 17 Jun 2007 22:41:37]
◆シーサ=センザキ > (月も出ぬ晩。 捨てられた木材かなにか――いや、廃屋の欠片かなにかだろうか――に躓きそうになり、着流しは思わず声を上げる。 ) …… あっぶね、ぼーっとしすぎはよくない、ね。 ( 誰に見られたでもあるまいが、気恥ずかしそうに頭を掻いて。 再び歩き出しながら、また考え事に耽るように。 ) ―― ……。 ( はっきり言って、物音は絶えない。 そこら中の廃屋みたいな家からはなんだか声とか色んな音が聞こえてくるし。 ) [Sun 17 Jun 2007 22:33:30]
お知らせ > シーサ=センザキさんが来ました。 『―― おっと。』 [Sun 17 Jun 2007 22:28:58]
お知らせ > オウルさんが帰りました。 『少年の幸いは…建物から出た時に目撃されず、起きたのがまったく違う廃屋だということ位だろう』 [Sun 17 Jun 2007 03:01:17]
◆オウル > (言葉は聞こえていた…それでも返す余裕がなかった。 飲んでいる血が…理性を消し飛ばす寸前まで持っていった。) 強いる…… (自分も強いられた側…これからもそうなのだろうか…吸血衝動に吸血を強いられ、ハンターからも逃げる事を強いられ…そんな事が永遠続くのだろうか? そんな事を少年は思っていた子とだろう。) … (元の死体がほとんど…傷の付いている物なので…牙を大して突き立てる必要もなかった。) ん… (大量の血を今晩は…飲むことだろう。 死んで時間もそう立たない、まだ少し温もりのある血をだ。) …… (惚けたような、そんな、遠くを見るような目を浮かべて…もう少しだけ…ここにこうしているのだろう。 血を飲みながら。) (そして、後に残る物は血をある程度吸われた遺体、吸血痕のないそれが残るだろう。) [Sun 17 Jun 2007 02:55:48]
お知らせ > ヘレラさんが退室されました。 『 金色の「突起」が大きく開き、翼のように展開して―――。 』 [Sun 17 Jun 2007 02:43:02]
◆ヘレラ > 「強い」という概念は「強いる」という事だヨ。 他の何かを捩じ伏せながら捩じ伏せながら、ニンゲンにとって幸せな世界を築くサ。 亜人も人外も、草も木も海も空も「強いられる側」になる。 オマエが希望を持つのは自由だし、その方が失望も大きいだろうナ。 ( 結局最後まで言いたい放題言い散らかし、その奇妙な娘はずかずかと外に向かって歩いていく。 残された部屋には今夜限りは新鮮な、浴びる程大量の御馳走が残されているだろう。 獣の血とは比較にならないくらい、美味な。 ) [Sun 17 Jun 2007 02:36:15]
◆オウル > 集まれば強いんだから…その前に、バランスが取れるんじゃないのかな… (全てはバランスの上、人はそれを崩していく事ができる。 悪魔や吸血鬼は…恐らく世界のバランスにのっとっているのかもしれないが…。) 別に…良い…言う事聞いてもらう理由なんて無いし… (威圧されれば目を伏せて…部屋の隅で『食事』を始めることだろう。 傷口に牙を立てて…まだ少し温もりの残る血を啜った、ゆっくりと静かな音を立てて…。) [Sun 17 Jun 2007 02:29:22]
◆ヘレラ > 「群体として強過ぎる」から性質が悪いンじゃないのかネ? 協力してその外全てを支配するくらいに。 ( 悪魔にしてみれば「それで良い」のだが。 強くなり過ぎたニンゲンの群れが、いつか必ずこの少年を裏切るだろう。 100年後かもしれないし、1000年後かもしれない。 悪魔だの吸血鬼だのがのさばる隙もない位徹底的に世界を支配しようとして、醜く世界を歪める筈だ。 少年はその時ようやく絶望すれば良い。 ) お掃除なら1人でやれ。 私は餓鬼の指図は聞かないし、風呂でも浴びて帰って気持ちよく眠りたい。 ( 退け、とばかりに面倒臭げに眼で威圧して、背中の全ての金属翼を硬質化させる。 ほうっておいた方が面白い結果を残す餓鬼だが、このガルンペェラヘレラの個体に害を成す気なら切刻んで捨てるだけだ。 ) [Sun 17 Jun 2007 02:22:06]
◆オウル > だから人なんだよ…殺し合うけど、協力もする…だから強いんだよ… (間が開く…血の臭いの濃いほうに進んでいく為…息苦しい…と言うのに近い状況である。) 確かに都合の良い部分だけ…肯定して…逃げても居られない (殺すなり…何なり、そんな事を聞けば…首は横に振るだろう。 翼を掴んだ手は放して…硬質していくのは感触的に面白かった気がしないでもない。) 殺したりはしないよ…する気もとっくに無い… (自分で中に入っておいて…血の臭いでふらふらしている、何か倒れそうでもある。) もう…我慢できないって…こういう状況かな… (そんな事言いながら、まだ原型ありそうな死体を掴んでみようとするだろう。 可能ならそれを部屋の隅に持って行こうとするだろう。) [Sun 17 Jun 2007 02:12:39]
◆ヘレラ > ッはは、変わらんネ!! ニンゲンがニンゲンである限り必ずッ…殺し合い、奪い合い、排除し、蔑み、嫉み、恐れるッ!! 特にオマエみたいに綺麗で都合の良い部分ばかり肯定するのが居る間はナ! ( 哂った。 その瞬間予想以上に強い腕力で引っ張られて踏鞴を踏み、何事かという間に連れて行かれる。 ) で、どうする? 私を殺すなりなんなり自分で決めると良い。 ( 羽根を掴まれるのは不快だが。 少年が掴んだ金属翼の一枚は徐々に硬質化して、鋭い刃物のように変化していく。 手触りでそれは分かると思うが―――娘の武器そのものを素手で握っているようなものだ。 ) [Sun 17 Jun 2007 01:58:39]
◆オウル > どうしたいとか…こうしたいとかは…動けば良い、意見は口にしたい時に…ちゃんと言えれば…それで良い… (本当に、したい事は行動で…したくない事は立ちんぼにしている。 それがあやふやな状態を作り出している。) …争いや…不幸の元なんて…その人個人個人で…変わるよ… (赤を踏みながら…貴女を通り過ぎようとした所で…背中の不定形物体を一つ掴んで…可能ならば…【力と素早さ】引き出して…先ほどまで貴女が居た建物の中に…連れ込もうとするだろう。 その目は少しだけ、虚ろだったかもしれない。) [Sun 17 Jun 2007 01:48:24]
◆ヘレラ > 「どうしたい」とも「どうするべきだ」とも言わないンだナ。 其処だけは賢いゾ? 出来るだけ自分の意見を口にしなければ、周りから反発されもしない。 空気みたいに無害で居られるからナ。 良い安全策だ。 ( 少年は否定と質問だけで会話をしている。 具体的な意見や行動を特に見せるでもないし、誰の味方でもないあやふやなポジションで今まで敵を作らないで上手くやって来たのだろうと悪魔は分析する。 ) まァ、それでも私は何も困らんヨ。 良いか? オマエ達はただ存在しているだけで良いンだ。 無茶苦茶に暴れても良し、我慢して我慢して敵ではないとアピールしても良い。 どっちにしたって不幸や争いの元にしかならないんだから。 関わったニンゲンが幸せになる事なんて絶対に、無い。 ( 立ち話はこの辺で良いか、とそろそろ立ち去るつもりで言い放ち――――ようやく自分の意思で何か動いた少年が近付いてくるのをただ、見守った。 ) [Sun 17 Jun 2007 01:38:15]
◆オウル > そうかも…知れないですけど (出来ない、したくない、それが限界を見せてしまう。 少年にも思えば当てはまる所はたくさんあるだろう事だ。) 偏食ってわけではない… (地面の赤、手についた赤…それを見るたびに…欲しくなる。 話す以外に時々口を開きそうになる。 飲みたい…そう言葉を発したくなってくる。) 仲間ではない…ですけど…、どうにかしようとは…不思議だけど思わない… (壁からゆっくりと背中を放した。 一方動いて、靴が赤を踏んで貴女に近づく…、もういいじゃないか、そんな声を聞いた気がした。) [Sun 17 Jun 2007 01:29:53]
◆ヘレラ > 違うゾ。 駄目だと思った所が限界地点なんだ。 オマエは自分が「アタマガワルイ」と思った時点で可能性を摘み取っているだけ。 ( 「出来ない」という自己認識が成長の限界を自分で決めるのだ。 自分の事を駄目だというヤツは皆そう。 「自分は駄目だから」なんて責任を放棄する時使う一番楽な言い訳。 思考停止だ。 ) ふん。 そりゃァ珍しいイキモノだナ。 「息をするのは嫌だ」って言うニンゲンみたいだゾ? そんな偏食じゃァ長生きできないじゃないか。 ( この奇妙な娘、外見や口調の割りに賢しい。 少年の外見や挙動、言動、観察すれば観察する程どういう種族なのかを確信していく。 目の前の露骨な怪物よりもさっきから「血」ばっかり気にしているようなヤツだ。 我慢しちゃって。 ) 何故。 ライオンの喰い残しに群がるハイエナはライオンの仲間か? それともナンだ、「犯人」をどうにかしたいのか? 私を。 ( 見ないフリをしないならどうなのだと。 どうしたいのか、と胸を張って首を傾げる。 ) [Sun 17 Jun 2007 01:18:02]
◆オウル > 頭が悪いのは…生まれ付みたいな物…です (自分の種族特定されたような事を言われて…目を丸くした。 瞳孔は針目だけれど…だ。) 流行とか…そんなんじゃないと思います… (飲んでしまえば良いだろう? 辛いなら…抗わなくても…。) 人の血は…嫌だ…… (首をゆっくりと横に振った。 残る理性は人の血をすう事を…否定する。) でもそれは…共犯に…なりません? (そんな事を問う。 見ない振りをしようと思っている自分も共犯なのだろうかと…少しばかり思った。) [Sun 17 Jun 2007 01:06:01]
◆ヘレラ > やっぱり餓鬼はアタマガ悪いナ。 理解力が足りン。 ( 一方的な言葉に全て疑問形で返す少年に呆れたように鼻を鳴らし、転がった誰かの頭をリフティングしながら1つ思案。 ) あれか、オマエも最近は流行りの。 「別に野良犬の血とかで我慢できちゃうぜ系」の手合いか。 別に良いンだぞ? 私の仕事は終わったし、当面腹が減らないくらいの新鮮なニンゲンの血が其処にいっぱいある。 オマエは殺してもいないし奪っても居ない。 拾い喰いは犯罪じゃァないんだから。 ちっぽけな我慢なんかどうせ100年も1000年も持つもんか。 ( 真新しい人間の血、吸って…否、飲み干して来いと。 建物の中には数人分の老若男女の屍がペンキをぶちまけたみたいにして散らばっている。 ) [Sun 17 Jun 2007 00:55:20]
◆オウル > (警戒心なんて、この少年は現状では無理、この血の中では耐える方に意識の大半を置いている為だ。) 辞世? …食事? (この人の食事が…自分達とは…何か違う物のような気がした。 辞世なんて言葉、少年は聞いたことない様子で…言葉は疑問系…けれど、壁に凭れ掛かって…元気はなさげな様子だ。) 対象外? 良い芽? 何の…事…ですか? (いってる意味がよく解らないといった風に…貴女を見ていた。 相変わらず…手は震えている。 今にも、制御が外れて…動いてしまいそうで…其方の方が…恐ろしく感じられている。) [Sun 17 Jun 2007 00:46:59]
◆ヘレラ > ( まるで警戒心の無い動作。 血で汚れた姿でずいずいと歩み寄り、無害なイキモノを観察するように見上げる。 挑発的な顔をした、気の強そうな娘(の姿をした何か)だ。 ) ちゃんと喋れ。 辞世の句が「ココデナニヲ?」じゃァ勿体無いだろうに―――――此処で?仕事と食事と種の本能だナ。 …んぅ…う? ( 自己紹介させておいて自分は名乗りもせず。 怪訝そうな顔で眉を顰めていた娘が何かに気付いたように納得してみせ、大きく息を吐く。 ) ナンだ、オマエ―――よかったナ、オマエは“対象外”だ。 オマエを殺しても意味が無いどころか、良い芽を摘み取る所だった。 [Sun 17 Jun 2007 00:37:30]
◆オウル > …… (人でない、金の針目は貴女を見ていることだろう。 反応を恐ろしいと感じる。 そして、パスされた物体は…一度は手で受け止める物の、血液や体液のヌルリとした感触に地面に落すことだろう。 手についた赤と地面に広がっている赤を見ながら…針目の金は少しばかり強まったことだろう。) そう…ですけど… (針目が揺らぐ…手を見れば…付着した血液が…飲みたくなる。) 自分は… (少し迷いながら、と言うよりも…俯いて…地面の赤を見ながら、手を震わせていた。) オウル (それだけなのって…言うだろう。) 此処で…何…を…? (金の針目は一層金の色を濃くし、貴女を見たことだろう。 そして、少年の方は…フラフラと壁の方に凭れ掛かるだろう。) [Sun 17 Jun 2007 00:29:51]
◆ヘレラ > ( ※追記:血塗れの少女のような姿だが、もう1つ特徴的な部分として―――両腕は肘の所で両方なくなっている。 ) [Sun 17 Jun 2007 00:23:00]
◆ヘレラ > 餓鬼か。 最後の締めにしてはイマイチ面白みが………ンン? ( 少年よりも幼い(※人間であると仮定するなら)容姿の娘は尊大な口調で顎を上げて無造作に歩み寄り、足元の液溜まりに転がった、恐らく人間の顔であったであろう物体をフットボールみたいに器用に蹴り上げ、少年にパスを寄越す。 餓鬼にしては反応が大人しいナ、などと値踏みしながら。 ) 人に名前を問う時は先ず自分から、とか教わらなかったのかナ? 教えるニンゲンが居る環境じゃァないか。 ( 鼻で笑うような喋り方だ。 背中の奇妙に尖った複数の突起は、金属のような質感を持ちながらうねる生物のように不定形に蠢き、変化している。 右に4本、左に6本、という数字はアテにならない。 ) [Sun 17 Jun 2007 00:17:10]
◆オウル > (飛んできた物には反射的に避けた。 赤い液体は少年の頬などに触れるだろうか?) …うっ… (これだけ濃い臭いの中に置かれれば、渇きが来るの必然だろう…其処で少年はようやく理解するのだろうと思う。 傷痕の疼きに襟越しに手を当てながら…渇きを感じる。) 血…? (じゃあ…地面に転がるこれは? 理解しようとしても…出来なかった、したくなかっただけかもしれない。) …? (不気味に思えた、その生き物…人間にも見えなくはないが…肌の色が人とは違う。 何かを体から…生やしている。) …貴女…は? (金の瞳は…貴女をじっと見ていることだろう。 後ずさることもせずに、ただ、金の針目を…貴女に向けていた。 怒りよりも…疑問、恐怖よりも疑問…そんな感じになってしまっている。) [Sun 17 Jun 2007 00:08:10]
◆ヘレラ > ――――ン? 誰かまだ居るのか。 ( 不意にかかる少年の声に中の物音が静まり、ようやく声の主が姿を現す。 飛び出すでもなく、普通に扉を潜って出てきたのは――――少女といえばそう。 そうでないといえばそう。 何か青白い裸体を晒した少女のような、背中から奇妙な金色の金属光沢を放つ突起を無数に生やしたイキモノだった。 ソレは興味深げに闇の中に目を凝らし、少年の方を観察している。 ) [Sat 16 Jun 2007 23:59:44]
◆ヘレラ > 本ッ当に栄養足りてないナ? だからそんなにポキポキ簡単に折れるし、直ぐ逃げるンだ。 ホラ、退けろッ。 ( 扉の中の声は歌を止めてぶつぶつと少女の声で1人勝手に喋り、直後にまた長細い棒状のものとか大きな塊が蹴っ飛ばされたボールみたいに扉から飛び出す。 声の主の勝手な言い草に反論する声は無かった。 [Sat 16 Jun 2007 23:57:22]
◆オウル > (多すぎる臭いに段々と近づく理由が曖昧になっていく気がする。 この臭いはいつも嗅いでいるはずの物…の筈だ。) なん…だろ? (自分に近い臭いほど、段々解らなくなると言うのは本当のようです。 少年の針目は少しずつ細めていく。 歌が聞こえる…。) …誰…? (扉の外に転がる…赤く濡れたそれと、噴水…そして、満ちる臭いに針目は更に深まる。) …何…これ (恐怖からか…体が血を求めているからか…声は震えていた。 針目は…扉の方へと向けた。 吐き気より…血の臭いで、体をおかしくさせない方に必死だった。) [Sat 16 Jun 2007 23:52:29]
◆ヘレラ > ( 少年から数m離れた先で、どん、と脆い扉が横に弾け飛んだ。 二人が話している間に、思いのほか近くまで「なにか」は近付いていたようだ。 臭気はいっそう強まり、尋常ではない量の「鉄錆の臭い」が当たり一面に立ち込めている。 ) Very, berry Strawberry♪ Very, berry Strawberry♪ アマクテオイシイヨ Icecream♪ アマクテオイシイヨ Icecream♪ アマクテオイシイヨ I scream♪ ( 異様な雰囲気とは酷く場違いな、少女の歌声が弾けた扉の中から響いてくる。 甲高いソプラノの、あまり上手くは無い歌声。 合い間合い間の何か、日曜大工みたいな作業音がまた歪で、扉の無くなった入り口から転がり出た丸くて西瓜だかメロンだかくらいの大きさのものがごろごろと転がって液体を撒き散らす。 赤い、鉄錆臭い液体の噴水だ。 ) [Sat 16 Jun 2007 23:39:50]
◆オウル > (気味の悪い音…悲鳴…鉄錆の臭い…瞳は針目へと変化する、悲鳴にはビクリとした様である。 体は血を欲しているのかもしれない…人の暖かい血を…だ。) …何…かな (漂う匂い、それが血の臭いだと…少年の体は気付いたかもしれないが、気持ち的には感づけないようである。) ルァ…? (謝罪の言葉を向けられれば…一度頷いて、犬の方を見た。 犬はその方向に唸っている様子である) お前も一緒にいったほうが良いかもね… (そんな事を言えば…犬は少女と違う方向にかけていく。) 方向が違うだろう…お前… (渇いた笑い浮かべながら…犬を見たが、すぐに針目は、悲鳴の方と臭いの方を見て…その方向に歩き出す。 表情は少しばかり真剣である。 臭いに対する疑問…悲鳴に対する疑問…そんな物を抱えながらだ。) [Sat 16 Jun 2007 23:29:31]
お知らせ > ルァさんが退室されました。 『また ね…! ( 駆けるように、暗い路地へと )』 [Sat 16 Jun 2007 23:24:41]
◆ルァ > へぇ、ペットかぁ…。 ( 犬が逃げなければ撫で続けて。 食べるのも食べないのも別に少年の自由なので、それ以上は何も言わず。) ん、オウルも元気そうだね。 ( 言って、しゃがんでいた状態から立ち上がろうとしつつ。 少女の表情は硬い。 聞こえてくる音に、おびえたようにビクリと身体を強張らせて。 そして、 ) ―――ッ …! ( 大きな悲鳴に、 反射的に耳をふさぐような仕草をして。) ごめん…。 私――。 ( 一歩、二歩、足を後ろへと動かそうと して。) ―――― ごめん、… 。 ( 謝罪の言葉は、少年へ。) [Sat 16 Jun 2007 23:19:09]
◆ヘレラ > ( 闇の中で何かが起きている。 暫らく静寂が戻ったかと思えばまたがたごとと物音が響き、短い声みたいなものも聞こえるだろう。 物置を弄るようながたごとという音の合い間に、大きなものをハンマーか何かで何度も何度もたたきつけるようなヒステリックな音がする頃、二人の周囲にも鉄錆臭い臭気が漂ってくる頃か。 ) ( 何処かで大きな悲鳴が上がった。 ) [Sat 16 Jun 2007 23:12:36]
◆オウル > (足音が聞こえなくなった。 さっきまでは近づいていたはずの音が…急に聞こえなくなった。) …なんか、嫌な感じだな… (ボソリと言うた。 こう言うのは嫌な事が起こりそうで…怖くもある。) ん? 食べないよ…懐かれちゃってさ、最近はペットみたいな物かな (食べませんとはっきりと否定はしましたが、ちょっとわからない今後の動向である。) そっか…戻ってきたんだ… (そんな事言いながら、犬を見つつ…笑みを浮かべた。) ルァ、元気そうでよかった…うん (そんな事言いながら、次に音が聞こえた方向向きながら、友人に問うだろう。) 誰か…居るのかな? (そんな事を、金の瞳は少しだけ聞こえた方を見ていく事だろう。) [Sat 16 Jun 2007 23:06:17]
◆ルァ > ( イヤな夜だ、と 軽く顔をしかめる。 こんな夜は―――とっとと寝たいもの だ。 けれど。 問いを返す少年の声。 嬉しさ。そして、 小さな 期待。) ―――ん、まぁ…いろいろ? スラムに戻ってきたの。 ( 寄り添ってきた犬を見れば少女はしゃがんで、犬を撫でてみようとしつつ。) ―――ね ぇ… ( 彼女は ヴァネッサのいるところを 知っているか。 問おうとしたが やめたらしい。) …。 ねぇ、この犬どうしたの? ( 食べるの? と、笑いを含んだ声で少年に訊くだろう。) [Sat 16 Jun 2007 23:00:18]
◆ヘレラ > ( どろりとした蒸し暑い夜。 相変わらず空は曇っていて、雨でも降り出しそうな雰囲気。 少年と少女が暫し再会を喜ぶ間、もう1つの人影はどこか近くで音を潜めている。 もう何処かへ行ってしまったのかもしれないし、この辺りに頭のおかしな娘でも住み着いているのかもしれない。 何処かで何か、木の板でも叩くような音が2回、3回してまた獣か何かが短い声を上げた。 ) [Sat 16 Jun 2007 22:54:39]
◆オウル > (聞こえた、猫の奇声、その方向に目を向けた。 金の瞳は常人より少しばかり夜目は利く。) …猫か… (そして、瞳は少女の方に向くだろう。 聞こえた声には、笑みを浮かべながらだ。) 友達が居なくなったから、此処らへんで探してるんだけど…それにその台詞はこっちの台詞 (そんな事言いながら、犬は貴女に擦り寄って、靴の臭いやらを嗅いだりしていることだろう。 少年は、友人の少女に向けるのは少し疑問を含んでいるが表情は柔らかい。) ルァは教会に居るはずじゃ? (疑問を浮かべながら、そんな事を聞くだろう。) [Sat 16 Jun 2007 22:47:36]
◆ルァ > ―――なんか、気味悪いな・・・。 ( どこからか、少女のような声が聞こえたような気がしたからか。 否。 気がした ではなく―――。) ・・・。 ( けれどまぁ。暗黒街ほどではないにしろ、スラムには少なからずそういう、 ヤク中とかそういう風に呼ばれる人もいるワケで。 そっち系の人なのかなぁとか思っていたり。 そして。) ―――― ぇ? ( もう1つの足音の主は 少女がよく知る銀髪の―― ) …オウル? 何してるのこんなトコで…。 ( 嬉しいような、呆れた様な。 彼 は、もう ココ にはいないと思っていた から。) [Sat 16 Jun 2007 22:41:44]
◆ヘレラ > 目隠し の パレード 永世の 闇の 森の奥 継母と嬰児 マリアノ エガオヲ サカサヅリ―――――― ( 跳ねるような硬質な足音ははっきりと二人の居る方向に近付き、奇妙な歌声はまだ続いている。 その姿はまだ見えない距離に居るのか、闇に紛れているのか、襤褸けた建物の反対側にでも居るのか、よくわからない。 不意にピタリと足音と歌声が止まり、野良猫が闇夜に響く奇声を上げてすごい速さで走りぬけた。 また、沈黙。 ) [Sat 16 Jun 2007 22:37:57]
◆オウル > (訂正) (貴女→少女 orz) [Sat 16 Jun 2007 22:33:00]
◆オウル > (徐々に歩を進めながら…違う足音も聞こえる。 他の誰かが近寄って来てる様だけれど…少年は割りかし、気にしていないようである。) ……? (なんか見なれた感じの少女が見えた気がして…犬と一緒に近寄っていくことだろう。 犬の方が一足先に貴女の元に行くかもしれない。 そして…声が届くほどまで近寄れれば、驚いたように声上げるだろう。) ル…ァ? (また良い夢でも見てるんじゃないだろうかと思った少年一人いた。) … (しばし、近づいてくる足音と、目の前の少女が本当に友人なのかどうか…確かめて見ようとしている様子である。) [Sat 16 Jun 2007 22:31:29]
◆ルァ > ――――…? ( 足音は少女にも聞こえたようだ。 警戒したように、恐れるように、少女は身体を強張らせるだろう。 少女からは足音の主は2人ともまだ見えない。 1人が知り合いだということにはまだ、全く気づいていない。 ……どうしようかな…。 (1、隠れる 2、逃げる 3、この場に留まる。 の3つの選択肢が頭に浮かんで。 少女が選んだのは3番目らしい。 その場に留まり、様子を伺っているだろう。) [Sat 16 Jun 2007 22:25:30]
◆ヘレラ > ( 宵闇を拓く街灯りから遠く、辺りは静か。 スラムの夜は闇と静寂に包まれている。 時折路上生活者が数人の塊を作ってもぞもぞと蠢いているが、甲高い硬質の足音が飛び跳ねるようにカツーン、カツーン、と響けば、押し黙ってそれが暗闇の中を通り過ぎるのを待った。 足音の主は闇に紛れて姿も見えず、時折甲高い笑い声を上げたり奇妙な歌声を響かせたりして居る。 少女のような声だ。 飛び跳ねる足音は取りとめも無くあちこちに彷徨い、時折止まり、また動き出す。 お腹を空かせた少女と、犬を連れた少年の耳にも微かに聞こえてくるだろう。 ) [Sat 16 Jun 2007 22:21:39]
◆足音 > (貴女に向かって歩いてくる足音が二つある。 一つは銀髪に金の瞳の少年…それにもう一つは黒と白の毛並みの犬、足音は徐々に少女の方へと近寄ってくることだろう。) ……? (違う足音にも少しだけ興味を持ちつつも…足音は地面を踏みしめながら…少女の方に金の瞳を向けて、歩いていくことだろう。) [Sat 16 Jun 2007 22:20:01]
お知らせ > ヘレラさんが来ました。 『 曇天、星は隠れ路地を遊び隠し闇、軽やかに足音だけが響き 』 [Sat 16 Jun 2007 22:13:03]
お知らせ > 足音さんが入室されました。 [Sat 16 Jun 2007 22:11:44]
◆ルァ > (…続き。)( 雨漏り―――下手をすれば浸水。 嗚呼…) 考えたくない…。 ( 家がある人ってうらやましいなぁ 。) [Sat 16 Jun 2007 22:08:20]
◆ルァ > ――――雨、降らないといいな・・・。 ( 曇天を見上げる。 雨が降りそうな気がしてならない。 ――――孤児で、家が無く空き家に寝ているこの少女にとって雨はとても遠慮したいもの。 だって絶対雨漏りするからッ! [Sat 16 Jun 2007 22:06:32]
◆ルァ > ( 暗いスラムの路地を歩くのは、1人の少女。 空は曇天で、月は雲に隠れてしまって見えなくなっている。 とは言え、今日の月はおそらくとても細い月なので、晴れていても月明かり は期待できなかったかもしれないが。) ――― 。 ( ぐぅ、 と 少女の腹が小さく鳴った。 ) お腹空いたぁ・・・。 ( 立ち止まり、カクリと肩を落とす。 言うと更に腹が減ったような気さえ した。) [Sat 16 Jun 2007 21:52:55]
お知らせ > ルァさんが来ました。 『(くもりぞら)』 [Sat 16 Jun 2007 21:48:18]
お知らせ > オウルさんが退室されました。 『犬と一緒に、歩く夜は少しだけ楽しかったとか』 [Thu 14 Jun 2007 23:49:05]
◆オウル > (人通りの少ない場所、誰も傷つけたく無いと言うなら、きっと、廃屋の何処かにでも…いるのかもしれない。 自分なんかは、多分そういう事をすると思う。) でもなぁ…廃屋一軒一軒って、時間かかりすぎる気がするな… (簡単に調べる方法は無いだろうかと、少しだけ、考えて見る。) なんだろうねぇ…思いつかないなぁ… (無い頭では思いつかないようです。 肩をカックンと落して、あるいていたが、すぐにいつもの普通の歩き方に戻る。) とりあえず、歩き回るしかないよね… (また犬に目を向けた。 そしたら、励ますように一声鳴いた。) ありがとね… (頭を撫でて、また歩く。 今日も夜は歩き回る。) [Thu 14 Jun 2007 23:48:18]
◆オウル > (そんな色々な事を、思いながら、歩き始める。 色々危なくても歩き回る。) お前は、どんな名前が良い? (そんな事犬に向かって言えば、犬はキョトンとした目でこちらを見る。) 考えなきゃね、それも… (名前のアイディアなんて、簡単に出る物ではないけれど…はてさて、どうしよう。 そんな事を考えながら歩く。 少しか楽しい事を考えていた方が良いと思ったからだ。) 今度、図書館にでも行って…なんか調べてみようか? (犬は同伴できないような気もするが…そしたら、犬に待ってもらうことになりそうだとか、他愛も無い事考えながら人通りの少ない道をあるいていた。) [Thu 14 Jun 2007 23:38:28]
◆オウル > (それにしても、なんか色々物騒な気がしないでもない。 遠くの方の血の臭いが濃くなるようなそんな感じがする。) エニシさん…大丈夫だといいんだけど… (物騒な話を聞いた訳ではないのだけど、あまり良い感じはしなくなってきた。 海岸で同属にあった後から、特に嫌な感じがする。) ちゃんと探して、話しないとね… (今度あった時は…色々、同属の友人とは話しがしたい。 今度は普通に戻ろうとか…そういう事じゃない話でだ。) お前にも、色々落ち着いたら…名前つけないとね、首輪も買ってさ… (犬はワンと答えるように鳴いてくれれば、頭を撫でてやる。 やっぱり、人語を理解してるんじゃないのか…この犬…などと思う。) [Thu 14 Jun 2007 23:26:28]
◆オウル > (銀髪に金の瞳の少年と白と黒のふさっ毛の犬は、スラムの人通りの少ない場所で戯れていた。 現在休憩中の模様である。) う〜ん…お手! (道の脇で、犬に手を差し出して…命令して見た…そしたらば、かぷっと…甘噛みされた。) …じゃあ…おかわり! (今度は大丈夫だろう…そう思ってたら、また、かぷっと…甘噛みされた。) …ちゃんとしつけた方がいいのかな… (かっくん…と少しばかりショック受けたようで項垂れました。) でも、こんな事してる場合でも無いんだよなぁ… (友達も探さなければならない。 犬に臭い嗅いで探してよ、と頼んでも、クンクン言うだけでした。 探す場所の当てが今後あまりないと言う状況で…考えていたが…。) 色々歩くしか…ないよねぇ… (犬に向かって、少しばかり愚痴った。) [Thu 14 Jun 2007 23:16:20]
お知らせ > オウルさんが入室されました。 『懐いてくれた犬と戯れている、少年一人』 [Thu 14 Jun 2007 23:06:37]
お知らせ > ミザリーさんが退室されました。 『( 吸血鬼はこの街から居なくならない。人が死という運命を恐れる限り。 )』 [Thu 14 Jun 2007 22:10:18]
◆ミザリー > ( やがて女性は瞳を閉じた。私の血は彼女の血に少しずつとって代わり、やがて再び目を覚ますだろう。ミザリーはナイフの血を拭き取ると、それを仕舞った。 ) ……終わったわ。 あとは彼女の目覚めを待つだけ。 ( 男は振り返り、血の海に沈む愛しい人の姿に目を見開く。だが、この別れは一瞬だ。すぐにまた元気な姿の彼女に出会う事が出来る。男は女性の手を強く握り締めた。 ) それでは――… 。 ( ぺこりと小さく一礼し、ミザリーはその部屋を後にする。 …これから先は彼らの問題。狩人の影に怯えながらこれからずっと生きていくのだ。もう、あの女性は人間じゃない。化け物だ。このまま病で死ぬのと、化け物になってでも恋人と少しでも幸せな時間を得るのと―― どちらが幸せなのか。それを決めるのも、彼ら自身。 …もっとも、お金さえ出してくれればハンターハントはいつでも二人の力になろう。 ) [Thu 14 Jun 2007 22:08:31]
◆ミザリー > …ショックが大きいから、貴方は後ろを向いてて。 ( 手順は事前に説明してある。とはいえ、あえて見せる必要も無かろう。男は頷いて後ろを向いた。 ミザリーはナイフを振りかざし、苦しむ女性の胸にどすッ、と突き立てた。女性は咳の代わりに血を吐き出し、驚いたように目を見開かせた。すぐにベッドが血で赤く染まる。 ) 安心して。痛いのは最初だけ、どうか心安らかに――。 ( すぐにナイフを引き抜くと、血がごぼごぼと吹き出る。素早くミザリーは自分の左手首をナイフで切り、女性の傷口に己の血を分け与えた。 ) ―――………。 ( 死が、女性の身体を満たしていく。しかしそれは新たな誕生でもある。永遠に老いることの無い体、永遠に病む事の無い体への転生。そう、人が長年夢見て止まぬ不老の術が、こんなにも身近に存在しているのだ。 ) [Thu 14 Jun 2007 22:00:09]
◆ミザリー > ( 中から顔を見せたのは若い男性だ。「お待ちしてました、早くこちらへ」、と私を奥に案内する。…またしても棺桶をぶつけてしまわないように扉を潜り、中に案内されれば手狭な部屋にあるベッドの上で、若い女性が苦しんでいた。 「彼女の病気を治してやるにはとても高価な薬が必要で…っ。勿論、身を粉にして働きましたッ。でも医者の話ではあと持って一ヶ月の命だと―― とてもとても間に合わないッ!お願いしますっ、どうか……!」 ) …。 ( ミザリーは懇願する男性に対し、そっと自分の唇に人差し指を当てた。 医者でもなんでもない自分が、こんな場所に呼ばれた理由は只一つだ。ミザリーは懐からナイフを取り出すと、ゆっくりとベッドの上で苦しむ女性に近づいていく。 ) [Thu 14 Jun 2007 21:49:59]
◆ミザリー > ( 閉まりが悪く最初から開いていた入り口の扉をぎぎっ、と開き、ミザリーは建物の中に入る。途中、背負った棺桶が入り口に引っかかって「ごんっ」と大きな音を立ててとても驚いた。いや、相変わらず表情は変わらないのだが。 身を屈めそれを潜ると、木の板で出来た床を軋ませながらゆっくりと奥へと向かう。――やがて、控えめにノックを二度。中に住んでいる住民が「どなたですか?」とこちらの素性を尋ねる。 ) ―― ハンターハントです。 ( 小さな声でそう告げると、扉はすぐに開かれた。 ) [Thu 14 Jun 2007 21:45:19]
◆ミザリー > ( さて、何故今日は吸血鬼にとって余り治安の良くない場所を歩いているかというと、ある人から依頼を受けたからだ。それは狩人狩りとは直接的な関係は無いかもしれないが、長い目で見ればハンターにとっても脅威になるものである。だからと言ってやりすぎれば目を付けられるので、そうそう出来るものでは無いのだが。 ) ……… ここ、だ。 ( ミザリーはやがて古い集合住宅に辿り着く。今にも崩れそうな建物を見上げた。 ) [Thu 14 Jun 2007 21:38:25]
◆ミザリー > ( しかし、あの海岸で出会った吸血鬼の少年オウルの周りには客が沢山居る筈だ。恐らくは他の吸血鬼や人間の世話になって暮らしているのだろう。そしてそんな彼らの周りには狩人が集まる。 脅威や理不尽な運命というものは、いつだって何の前触れも脈略も無く訪れるものだ。どんなに平和を願ったところでそれは変わりはしない。その点に置いて、神様は人間にも吸血鬼にも平等だ。だからあの少年の前にもきっといつか―― 狩人が現れるだろう。 ) …住んでいる所ぐらい、聞いておくべきだったかな。 ( 今度見かけるような事があったら、それとなく尋ねるか―― 或いは尾行してもいい。 ) [Thu 14 Jun 2007 21:21:00]
◆ミザリー > ( ミザリーは苛々していた。相変わらず表情の変化が乏しく傍目から見ると苛々しているようには見えない―― いや、寧ろ普段から機嫌は良さそうには見えないのだが。 どうして苛々しているのかと言えば、最近余り良い事が起きないからだ。街で出会った天使を名乗る少年は、私のやっている事をつまらない事と言った。以前から狩る予定を立てマークしていたハンターが居たが、土壇場でその予定を変更せざるを得なくなり、結局いまだ狩れず終い。挙句の果てに海岸で食事の邪魔をされて―― 。 ) ( 少女はスラムの狭い路地で棺桶を背負い、黒い帽子を被って一人歩く。 ) [Thu 14 Jun 2007 21:06:39]
お知らせ > ミザリーさんが来ました。 『苛々。』 [Thu 14 Jun 2007 20:59:50]
お知らせ > ラクリアさんが帰りました。 『(無事なら、それでいい。手がかりさえ、つかめれば、それで。)』 [Thu 14 Jun 2007 03:31:52]
◆ラクリア > ……なんで捜してんだろ。 ( どうして。成り行き?心配?どちらもだ。けど――― ) ……なんだかんだ言っても、あいつ心配してるんだろうし……( あいつが。思い浮かぶ顔は大切な友人。いつも一人で無理をする、優しい麗人。 ) ―――あー、やっぱ寝てらんねっ。 ( がば、と起き上がって。女は体についた埃を払う。 ) ……見つけねーと。 ( それが、少しでも役に立てることなら。 ) ……なんて。俺、最近真面目じゃね? ( 茶化すように一人で笑う。が ) ……よし。 ( 行くかな。と。踵を返して足早に。眠気を飛ばすように、空き家飛び出し裏路地の奥へと。 ) [Thu 14 Jun 2007 03:31:38]
◆ラクリア > ( 眠そうにまどろむ双眸。女は煙草を消して、胸元の携帯灰皿に。寝そべるまま、瞳閉じて――― ) ちっとくらい、いいよな。 ( 仮眠くらい、いいよな―――。そんな、口の中でだけの呟き。眠そうに、瞳を閉じて寝返りを打つ。 ) ……やべぇ、最近寝てねぇからかな。 ( ははは、と笑いながらそれでも夢に誘われる意識。朦朧とする中、掻き分けて探し出すように、指先が動く。寝てはいけないと、それでも咎めるように ) [Thu 14 Jun 2007 03:26:00]
◆ラクリア > ( 煙草の火、灯るまま。女はその場に横たわった。どさりと、紫苑が床に散らばる。 ) ……髪、そういやちっと伸びたな。 ( いつの間にか襟足が大分伸びた気がする。肩より少し下。視線横目に、呟いては、また彼女は天井を見る ) ( これからどうしようか。捜して、見つからなかったら戻るだろうし。……見つかったら?―――見つかったら、どうするんだろう。そのまま矢張り、自分は帰るのだろうか。居場所が把握できてよかった。とにかく帰れよ。そんなことを言って。……だがそんなの ) ……無責任だろ。 ( けれど、深く首を突っ込んでもいけない気がした。ぼそりと呟く声は、空気に溶けて。女は紫煙を吐き出した。 ) [Thu 14 Jun 2007 03:18:59]
◆ラクリア > ( がらんどう。其処には誰もいなかった。 ) ……はずれ、かな。 ( 溜息交じり。疲れきった表情、肩を竦め、女は休憩しようと中へ。床の軋む音がする。 ) …… 一服するか。 ( ぼろぼろの、床に、壁に。真っ黒に近い空間で、女はポケットをあさった。取り出したもので、明かりを灯す。マッチの、炎。 ) ………だーめだなこりゃ。ほんとに見つかんねーよ ( ふぅ、と溜息ついて、煙草に火をつける。床に胡坐を掻く女は、その炎を見つめ――― ) [Thu 14 Jun 2007 03:14:14]
◆ラクリア > ( 入るか、入らぬか。手を伸ばすか、伸ばさぬか。 ) ――― よし。 ( 女は、決めた。その扉のドアノブに、手をかける。そして、中を覗き込まん ) ( しん、と静まり返る、その空間に、顔を少し、覗かせて ) [Thu 14 Jun 2007 03:08:28]
◆ラクリア > ( せめて、面影さえ見れれば―――。そんな思いだけが。女は疲労感たっぷりの溜息をついて、夜空見上げる。こんな真夜中にランタン一つ持っていない女の姿。其れは、もう一度動き出す。壁から離れ、地を蹴った。走り出せば、女は周囲を見回して、ボロボロになった家を見て回る。裏の、裏の、裏路地。気味の悪さに眉を寄せるまま。 ) ( 一つの、開いたままの扉。其処は、空き家なのだろうか。女はふと足を止め、視線は其方に注がれる ) ………? ( なんで空いてる?という素朴な疑問。抱きながら女は、足を進め ) [Thu 14 Jun 2007 03:03:27]
◆ラクリア > ( 先日、謎の死体が発見されたとか、それがVHらしかった、とか、そんな、噂。噂だからこそ、鵜呑みにはしないものの、VHが来たのであれば……もしかしたらという焦燥も当然湧き上がり。 ) おい、エニシー。 いねぇのか?エニシっ。 ( 裏路地に進み進んで、奥へ、奥へ。人はどんどんいなくなって行く。当然、地理感覚だってそんなにあるわけじゃない女は迷い込みそうになりながらも手探り状態。 ) ……これじゃあ、ンとに見つかりそうにねーな…… ( 参った、と言いたげに裏路地の壁に寄りかかった。探し回って、もうどれくらいだろう。一度職場に帰っているといっても、最近は此処へきてひたすら探し回っている。 ) [Thu 14 Jun 2007 02:55:31]
◆ラクリア > ――たまったもんじゃねぇ。 ( ぼそり吐き出すように呟く声は、心底切羽詰るものだった。此処にきて、ロクな目に遭っていない ) なんで俺。子どもにスられてんだ。男に絡まれてんだ。優しそうだからか?かっこよすぎるからか?妬みなのか?!ああ?! ( 馬鹿だからです、結論。一人ごちる。眉間に皺寄って、それでも懲りずに捜索、手がかりを見つける女は ) ……ったく、残金ちっとしかねぇや。 ( 全財産持ってこなかっただけよかったものの、5000エンもスラれたんだ。たまったもんじゃねぇと。歩く青年風貌は足を速める。 ) ……レッドフォックスともはぐれちまったし、ンとにロクなことねぇな。 ( それでも、女は裏路地を進む。表通りで情報を集め、裏通りを捜索する。そんな、流れ。スラムで流れる情報も多くは聞けないものの、少しばかりは耳にすることが出来た。 ) [Thu 14 Jun 2007 02:49:48]
お知らせ > ラクリアさんが来ました。 『(もう嫌だった)』 [Thu 14 Jun 2007 02:43:45]
お知らせ > オウルさんが帰りました。 『嫌な事を考えないように…ゆっくり…あるいていた』 [Wed 13 Jun 2007 23:46:42]
◆オウル > (歩きながら、色々不安や心配事は増えるが…大丈夫だろう、そんな楽観視をしている。 そう思っていないと、怖い。) ちゃんと探さないとね (色々、嫌な事を考えるのは後回し、先延ばしかも知れない。 そうする事で今はとりあえず…立ち止まらなくてすむと思う。) ちゃんと探して、見つけて、話して…連れて帰れたら最高なんだけどな… (そんな事、小さな笑み浮かべながら呟いた。) [Wed 13 Jun 2007 23:43:18]
◆オウル > (そんな事を、深く考えすぎても、動きが取れなくなって歩けなくなってしまう、そうしたら、一人になろうとした時の様に何もできなくなる。 それは、相手にも迷惑をかける事になりかねない。 だから、あれこれしている方が…きっと良いと思う。) …歩きなれてるとは…言っても…何処に居るのか検討が… (実際、友人と再会した場所を中心に、色々と歩いてはいるものの、見つからない。 何事もなければと…願う。) 心配される側に心配してもらうのって…きっと嫌なんだろうな (自分がいつも心配される側であるから…同属の友人にとっては、嫌な事ではなかろうかと…少しばかり心配な様子である。) [Wed 13 Jun 2007 23:33:01]
◆オウル > (少しだけ、足をかばって歩く、銀髪に金の瞳の少年一人、人家のない路地をあるいている。 スラムで寝泊りしていた時を少しだけ思い出しながらだ。) …前も今も…フラフラうろついてるのは変わりないか (地方村のあの家から、フラフラと歩いてついたのが此処で、友達と話して…。) なんか懐かしいな (けれど、今はそんな事、考えて、友人捜索を滞らせてもいけない。 とにかく歩く…それが、基本、と言うより歩いている方が自分は気が楽だと思った。) 嫌な事とか、あんまり考えなくて良い… (逃げている、心まで化け物だとは思いたくないから、不安で後ろを振り返っても…吸血鬼になる前の事なんてほとんど覚えが無い。 それが怖い。) [Wed 13 Jun 2007 23:25:30]
お知らせ > オウルさんが入室されました。 『捜索再開、足はまだ治り初めだけれど…』 [Wed 13 Jun 2007 23:15:50]
お知らせ > デュラハンさんが退室されました。 [Wed 13 Jun 2007 01:13:21]
◆デュラハン > (老人の様にゆるりとした足取りで進む途中、僅かに頭を上げ)まぁ・・・釘を刺しておいて損は無いでしょうかね。(調子に乗るタイプではないだろうが、人を嘲りからかう天邪鬼である部下の万一の事を考えた悪魔はそんな結論を出し)・・・・家に居てくれれば良いのですがね。(続く様に小さく呟きながら闇の中に消えて。) [Wed 13 Jun 2007 01:13:14]
◆デュラハン > (今までも人を襲う怪異の類と言うのは多々居たのだが、今回の事件は比較的自身たちの塒に近い場所であった為にいつもよりも気に掛かっていて。)やはり黒紫にも注意するよう言うべきでしょうかね?(怪異と遭遇した際に自身ならば応対する自信はあるのだが、未だ一人前とは呼びづらいやもしれぬ自身の部下である一人の天邪鬼の場合では自身の様に応対できるか分からず。無論、対峙した相手の力量が高いと思ったり危険を感じたら即座に逃げる事を指示しているので大丈夫だとは思うのだが・・・・・)(まぁ、少なくともこの男と部下の天邪鬼が被害者が被害者になり得た状況を作り出すことが無い為に気をつけても気をつけなくてもその件に関しては余り差は無いわけだが、この男がその事実を知るはずも無い。) [Wed 13 Jun 2007 01:10:45]
◆デュラハン@Golden_Bunny > (伝手役の男からの言葉を受ければ仮初の顔を覆うフードを軽く揺らし)えぇ、気をつけますよ。(頷いた様な仕草を見せればそのまま席を立ち、そそくさと入り口の方へと向かう。やがて入り口の戸を開ければ)それではまたよろしく頼みますね。(僅かに振り返れば伝手役に小さな会釈をしそのまま店の外へと足を進めて。)顔を潰した死体・・・・面倒が起きなければ良いのですがね。(先居た酒場から数十メートルほど歩いた先、人気の無い路地に入れば今日聞いた噂話の一つである一番物騒なその事件の事を思い出しながら呟いて。) [Wed 13 Jun 2007 00:57:22]
◆デュラハン@Golden_Bunny > (老人風貌の返事に)「まぁ、あんたも気をつけてくれ。」(小汚い感じのする男、眼前の聞き屋の伝手役であり情報屋でもあるその男もデュラハンと同じ様に恐れや心配する気配の無いまま形式的な感じでそう告げる。)(自身の名のモデルとなった首なし騎士よろしく自身の生首を転げ落とす人型が居ただの、顔を潰された全裸死体が出てきただの、治安が悪いを通り越してホラー小説の舞台にでもなったんじゃないか?と思ってしまう昨今のスラムだが、やはりここに長らく住んでいる情報屋にとってはそう言った噂などは日常的かつ遠い現実である為か半ば世間話的な物になっていて。) [Wed 13 Jun 2007 00:44:33]
◆デュラハン@Golden_Bunny > (入室早々に尻切れトンボに嘆く孔雀鳩が一羽居たのはさておき。)(そこはスラムの一角、真鍮の兎を看板にした店の中。犯罪者やら怪異の噂話や情報が多々出回っているこの場所において、ソレらは情報屋と浅くは無い関係を持つ一人の客の耳にも入る機会が訪れていて。)物騒な物ですね?(灰色の外套を纏う老人風貌のソレはテーブルを挟み向かい合った小汚い感じのする男の言葉に対しそう返して。)(ただ、口にする言葉とは裏腹、その口調に恐れる様な気配は微塵も無いのだが。) [Wed 13 Jun 2007 00:33:15]
お知らせ > デュラハン@さんが入室されました。 [Wed 13 Jun 2007 00:25:35]
お知らせ > ラクリアさんが退室されました。 『(駆け出す女の足は、何時もよりも速く。奢ったお金300エン×秒数下一桁判定)』 [Tue 12 Jun 2007 22:52:53]
◆ラクリア > ( 何気ない会話と、何気ない、当たり障りのない、態度。串焼きを奢って見送れば、女は盛大に疲労感たっぷりの溜息を吐き出して駆け出す。一刻も早く、こんな危ないところからあの子を救いださねぇと。何処にいればいい、なんていう把握よりも、先程の体験で心配が焦燥に変わる。蟲がいなくなっていたことに気づくのは、彼が去った後。 ) [Tue 12 Jun 2007 22:52:01]
お知らせ > ブスシさんが帰りました。 『平穏に夜はふける』 [Tue 12 Jun 2007 22:51:43]
◆ブスシ > ……えぇ、ありがとうございます。 (いつの間にか蟲の羽音は聞こえなくなった。男はそれからは、つかず離れずのお互いにとって安全な距離を保ったまま屋台に赴き、串焼きを数本食べ、手短に分かれるだろう。紙一重の平和は保たれたようで……) [Tue 12 Jun 2007 22:46:27]
◆ラクリア > わ、悪かった…… ( 素直に、謝って頭を掻いた。悪い人、というようにはどうしても判断できない。寧ろ、わからなくて怖い、といったほうが正しくて。窺う様子は変わらない。 ) おう。じゃあ、いくか。 ( 愛想笑いのまま、屋台の場所を告げられれば其方まで向かおう。むやみに敵対する必要もなければ、自分の身分もわきまえている。だからこそ、大人しくしたほうがいいと踏んだ。敵でもないが、恐らく味方でもない。しかし、一歩さし間違えれば敵となるだろう相手だということがわかるからこその、対応。 ) ……あっちだな。 ( 女は、その後素直に貴方の好きなものを奢り、行方不明の知り合いを捜しに向かうだろう。 ) [Tue 12 Jun 2007 22:40:29]
◆ブスシ > へへ、そりゃぁ、ね。見ての通りの屑拾いですし……風体もね。 (解かるでしょう?とわずかにフードをめくる動作をして、途中でやめる) ……はは、そりゃあ、豪気なこって、それじゃあ、軽く屋台ででもご馳走になりやしょうかね? (笑いながら、近づいていけば、近くの屋台のある場所を告げる。あまり人通りの無い場所だが、ココに比べればマシだし、屋台もちらほら出ているのは事実……。 見方とは呼べないだろうが、決定的ナ敵対行為をしなければ無害だろうと判断し、素直にご馳走になることにして……) [Tue 12 Jun 2007 22:36:05]
◆ラクリア > ……そ、そっか。なら、いい。悪気がねぇなら、いい。 ( 頭を下げる様子には、悪気がないというように言われてしまうとどうにも許してしまう性分。震えそうになる声を努めて抑えるように穏やかに、頷くものの、頭上の蟲にはいい感情が浮かばないらしく、眉を寄せたまま、その飛び回る様子見て。 ) ――― 金が、ねぇの? ( 言い訳には、純粋に返す口調。が―――女は老人らしき彼の姿に目を移す、その先―――映ったもの、に ) ――― ? ( 違和感を。眉を寄せた。だが其れが何なのかを、未だ察せない。まさか……と思いながらも、それは気のせいだと、飲み込みたくない思いが勝る。 ) ……腹、減ってんなら………なんか、食いに行く?ちっとでいいなら、奢る。 ( この状況を回避したいという本能がそんな言葉を発させる。なんとなく、危険信号が頭の中で出ているからこそ。努めて愛想笑いを。それは、得意分野だった。それだけが。ただ、貴方がどう出るかを待とう ) [Tue 12 Jun 2007 22:30:54]
◆ブスシ > 拾ったって言ったでしょう?そのときは動かなかったし、綺麗なもんなんでその子が落としたアクセサリかも、と思ってね。 だとすりゃあ、いくらかで買ってもらえるとも思ったんだが……へへ、驚かしちまったようで。 (すみませんね。といけしゃあしゃあと言い放つと頭を下げて。蟲は頭上を飛び回ってる) 何せ、暫くは残飯しか食べて無くて。 (言い訳をする男。気付くだろうか?その背後、先ほどまでうずくまっていたあたりに、何かの骨のようなものが散らばっていることを。そして、それに違和感を感じるだろうか?) [Tue 12 Jun 2007 22:24:44]
◆ラクリア > ―――蟲が、って…お前が持ってたんだろうが……ッ ( 必死に逃げ回っていた女は、離れようとした蟲にほっとしたように一瞬。息を抜いた。其処から、勢いで闇雲に逃げ回らんと―――! ) お前、何がしたい? ( 純粋な問いかけをしながら、足を止める。蟲が襲ってくるならば瞬時に逃げられるような身構えで、彼を振り返らんと。 ) [Tue 12 Jun 2007 22:21:10]
◆ブスシ > ひひ……蟲が勝手にやったことですよ。落ち着いて。 (必殺の一撃をかわされた蟲は、一時上空に飛び上がり、ラクリアから離れようとする。それでも全力疾走するのであれば、できることは少ないが……もしも、来た道を真っ直ぐに帰るのなら、追いつくことは出来ないだろうが……闇雲に迷走するのなら、羽虫を使い、回りこむための近道を探そうとするだろう) [Tue 12 Jun 2007 22:17:37]
◆ラクリア > っ―――。 ( 一時逃亡成功。しかし。 ) お前何すんだ―――ッ!俺に、何の、恨みがあって……ッ! ( 叫びながら虫から逃れようと地面を蹴って移動する。走り回る姿は虫に翻弄されるかのようで、女は唇をかみ締めながら切羽詰る様子。貴方の前から逃げ出そうと踵を返して全力疾走しようとするだろう ) [Tue 12 Jun 2007 22:13:47]
◆ラクリア > ―――ッ、何っ?! ( 目を見開いた瞬間。赤紫の、色。飛び出した其れに目を奪われ、恐怖心は後から襲う。それが首筋に襲い掛かるのを逃れられるかどうか――― [判定:下一桁秒数が奇数なら突き刺さる。偶数なら逃げること可能。] ) [Tue 12 Jun 2007 22:11:40]
◆ブスシ > (手に握られていたのは、曇り空の中、わずかにきらめく赤紫色の物体。それはスカラベのような甲虫で。一瞬の間の後、それは掌から飛び出し、ラクリアの首筋に毒針をつきたてようと飛び出して) [Tue 12 Jun 2007 22:09:03]
◆ラクリア > ( まさか、人外だったとしても、害悪だなんて思っていない女の認識は甘かったのだろうか。 ) ……え? ( 開かれることのない手が伸ばされて、女は目を丸くする。不思議そうに首を傾げ、怪訝な顔でそのままその手に視線が落ちた。 ) [Tue 12 Jun 2007 22:06:04]
◆ブスシ > そう、ですか、人です、か……。 (そろそろつるむ相手を探しているが、どうも、彼らは自分の顔を見ても人と名乗る類のものらしい、ならば……) いえね、これを……拾ったんですが。 (もぞもぞと懐を探った後、握った手を開くことなくゆっくりとラクリアに近づけようとして) [Tue 12 Jun 2007 22:03:13]
◆ラクリア > ――― ?! ( 首傾げられたその仕草。述べられた質問に女は不意打ちのように動きを止める。覗き込めば、明るく光ったそれに、目を見開いて、す、と半歩下がる、姿。 ) あ、ああ……人、だ。 ( 面食らった顔で、コク、コク、頷いた。勿論、其れは嘘。捜しているのは吸血鬼だ。そして、この女も人ではない。ブルーベリーの香りが、それを一目瞭然と表している。 ) ――― 心当たり、あるのか?もしかして。 ( 探るような調子で、問う、女。 ) [Tue 12 Jun 2007 21:57:54]
◆物音 > なるほどねぇ……赤い目。 失礼ですが、そりゃぁ、人ですかい? (まるで何か思いつきでもした、という風に首をかしげて。覗き込もうとすれば、そこには、ボロ布をぐるぐる巻きにした顔があり、片方だけ目の辺りがほのかに明るく光っている) [Tue 12 Jun 2007 21:54:04]
◆ラクリア > 嗚呼……そうか。 ( 当たり前、といわれれば、「そうなのか」と受け止めるかのようにそれだけの生返事。頷いた女 ) ああ、そうなんだよ。家出……まあ、そんなもんかな。知り合いでさ。見つかんねーんだ。 もし知ってたら、教えてほしいなと思ってさ。 ………おい、大丈夫か?じーさん。 ( 純粋に心配げな声色で問えば、女は腕を組んだ姿で顔を覗き込もうとするだろう。 ) [Tue 12 Jun 2007 21:49:49]
◆物音 > あぁ……屑あさりだよ。このあたりじゃ珍しくねぇでしょう? (しわがれた声を出しながら、わずかにローブを波打たせるようにもぞもぞとうごめいて。) へぇ、子供。赤い目の……ねぇ? 家出か何かで? (ゆっくりと起き上がれば、今まで各章がもてないようないびつさだったローブ姿はしっかりと背を曲げた老人のような格好になる。フードをかぶったままの顔はうかがいづらいだろうが、ぼろい袋を手にラクリアに向き直る) [Tue 12 Jun 2007 21:44:43]
◆ラクリア > ( 耳障りだった。いい音だとは思えない。どうしても、眉を寄せた。 ) ………あ、ああ。 ( 我に返ったように言葉の続きを紡ごうと口を開く。 ) この辺りに、真っ白の長い髪の、紅い目の女の子っぽい子、見なかったか?人探しをしてるんだが。 ( 問いかける姿は、貴方の後姿を見つめて、少し距離を置く姿は貴方に近寄らず。歪な姿には気づかないものの、違和感だけは覚えて、思わず怪訝そうな顔を、斜めに傾けた。 ) ……何してるんだ? ( 相手のしていることが、よくわからず。純粋に、問うが――― ) [Tue 12 Jun 2007 21:36:35]
◆物音 > ガサ、カさ……。 (あまり生々しい音はしない。乾いた音がただただ響く。いや、わずかに、何か粘液同士がこすれあうような音も混じっていて……) ……何かね? (そこに会ったのは、ボロボロのローブ。よほど腰が曲がっている老人が地面に付しているかのように、盛り上がっている。そちら側に向けて履物の足も見えているがどこと無く位置がいびつだ。男は振り向くことなく、動きを止めてラクリアの次の言葉を待っているかのようで……) [Tue 12 Jun 2007 21:31:26]
◆ラクリア > あー……だめだ、ホンットに…… ( 此処は、寂しい。寂れた道を遠く、遠く歩いて。やがて音がした。女は足を止める。耳を澄ませば、矢張り空耳ではない様子。何か、ガサガサ言うような、音。 ) ……ンなとこに、誰かいるのか? ( 少し響く声は、敵対視するような声色ではなく、寧ろ他意なく質問投げかける口調。きょとんと首を傾げ、足を進めよう。貴方に黒服の姿が見える程度、まで。 ) おーい。人探してるんだが………ちょっといいか? ( 挨拶のように、軽い調子。 ) [Tue 12 Jun 2007 21:20:30]
◆物音 > (すっかりと大通りの物音も遠くなった頃。行く先の路地の一本から、がさごそと、なにか犬がゴミでもあさるような音が聞こえてくるだろう、そう、遠くは無い) [Tue 12 Jun 2007 21:16:32]
お知らせ > 物音さんが入室されました。 [Tue 12 Jun 2007 21:12:53]
◆ラクリア > ( 女はさらにまた、裏路地へ回る。人の少ないところ、少ないところへ行こうとして。そうすれば、彼が見つかる気がしたから。 ) ……おーい。 ( あまり気味がいいとはいえない其処を、女は通っていく。用心深く。怖くないといったら嘘になるがそんなこと言っていたら格好がつかない。近くの木箱をガサツに足で避けて、奥へ、奥へと―――靴音だけが響く。 ) [Tue 12 Jun 2007 20:47:33]
◆ラクリア > ( 今頃、彼は何をしているんだろう。心配しすぎてもいけないことなのかも知れぬが、心配は心配だ。とにかく、何処にいるかだけは―――そんな、想い募り。 ) ……ちっこいの、ちっこいの。……あいつ女装してんのかな。 ( 呟きながらポケットに手を突っ込み、まるで小さなものを捜すように視線は下に。なんか違う。―――時折、前見、後ろ見て。 ) ったく、これスラムにもういねぇんじゃあ…… ( だったら何処にいるというのだろう。矢張り、此処しかないのだろうか。ポケットから手を出し、頭を掻いた ) [Tue 12 Jun 2007 20:41:14]
◆ラクリア > ( 人を捜す様子の女は、裏路地を回り、表通りに出る。 ) ……なんでだ。見つかんねー……こんだけ捜してんのに…… ( 嘆く、様。実は今日、暗くならないうちにと、昼間っから捜している。仕事休んで。―――だが、矢張りそう簡単に見つかるわけがなく。 ) ……とりあえず、無事だといいんだけどな……。 ( 其れだけが心配だといわんばかりに溜息交じり。向こう側の道を見つめ、あちらは捜しただろうかと首を捻る。 ) [Tue 12 Jun 2007 20:35:42]
◆ラクリア > ( 歩けば歩くほど、表情が苦くなっていく。此処の住人ではないだけに、情報収集も苦労するというもの。ポケットに手を突っ込むものの油断はできないらしくそれなりに気配を配って周囲を見回す。貧しい場所だ。こんなところにあの子は―――。そう思うと、尚更焦燥が駆け巡る。時折感じる血の匂いに理性を保つよう、眉を顰めたまま警護に乗り出す。 ) ……アイツ、大丈夫かな―――。 ( 一緒に警護していた同僚とは別方向へ。二手に分かれて捜すほうが手っ取り早いだろうという判断。小さく呟いて、慎重に歩く姿。堂々と歩いている心算でも、周りに神経張り巡らせていることは確か。捜し人を、捜している。 ) [Tue 12 Jun 2007 20:29:06]
お知らせ > ラクリアさんが入室されました。 『( 黒服で歩く姿は、眉を寄せて )』 [Tue 12 Jun 2007 20:24:07]
お知らせ > スラムの噂さんが帰りました。 『(状況証拠だけでも、吸血鬼事件を彷彿させる断片は多い)』 [Tue 12 Jun 2007 12:27:23]
◆スラムの噂 > (殺された娘は吸血鬼エニシに対し警邏中のハンターであると名乗っていた。仮に他の浮浪者に問い質されても同じように正直に話していただろう。何より魔除けの鐘は吸血鬼に聞かせるための物。隠れたり身分を偽るくらいなら、堂々と身を晒して住人の協力を求めた方がいい。住人の方も五日前(5/5)に別のハンターの警邏活動があったばかりで、いい意味でも悪い意味でもまたハンターが来たと思ったことだろう) [Tue 12 Jun 2007 12:27:06]
◆スラムの噂 > (白髪に着物の吸血鬼エニシではなく、吸血鬼から守るべき人間フェン・メイフォンによって殺されたハンターは、その日二時間以上魔除けの鐘を鳴らし続けていた。スラムのゴロツキ(ブロウ)が聞いたというなら、それは他の住人の耳にも聞こえていたことだろう。また、子供の悲鳴と女の怒鳴る声の応酬もあった。ハンドベルの音と言い争う声、より大きく聞こえるのはどちらだろうか) [Tue 12 Jun 2007 12:24:21]
お知らせ > スラムの噂さんが入室されました。 『(5/10の夜)』 [Tue 12 Jun 2007 12:24:06]
お知らせ > 薄汚れた人影さんが帰りました。 『 さて…記憶が鮮明な内にギルドで書類作成だ 』 [Tue 12 Jun 2007 03:17:45]
お知らせ > ブロウさんが退室されました。 『やれやれ、全く物騒な世の中だ。(おどけたように肩を竦め、浮浪者とは逆方向へ)』 [Tue 12 Jun 2007 03:14:41]
◆薄汚れた人影 > それは同意します。 悲しい事は子供の内に知るべきですけれど、少ない方が良いですから。 ( 気がつけば「子供」とは言えない程度に歳を重ねた。 思い返しても、自分と同じような経験をする子供なんて少なければ少ないほど良い。 ) …有用な情報です。 そうそう多くない特徴――――ご協力感謝します。 素性とか名乗りはお互い無しにしましょう。 貴方は浮浪者と世間話をしただけ。 見慣れない顔の浮浪者は治安が悪いと聞いてまた何処かへ。 ( ありがとう、と続けて小さく頭を下げる。 同じような変装はもうしないだろうし、若し何処かで彼に遭遇してもよほど理由が無い限り此方からの接触はしない。 少なくとも、この件では。 ) 目立つ使い方は避けた方が良いですよ。 ( 最後に彼の懐に消えた3枚の硬貨を小さく指し、ゆっくりと歩き出す――――白髪の少年、呪術を使う追跡者、顔の潰された死体…そして「外套の誰か」。 頭の中で整理しながら、カンテラを手に闇の中へ。 ) [Tue 12 Jun 2007 03:10:30]
◆ブロウ > (追加訂正。 子供の特徴について語る前に→( 差し出された銀貨に納得したのか、一度頷いた後に子供に対する情報について口を開く。 ) [Tue 12 Jun 2007 02:59:48]
◆ブロウ > 悲しいねえ。 餓鬼はもっと楽しい人生歩んで素直に笑ってりゃいいのに。 ( その笑顔が偽者なのかどうかなんて気付けない。 ただ常々思っていることを煙草を銜えながら口に出しただけ。 ) 俺が出会うのがそういう物騒な餓鬼じゃねえことを祈るよ。 どうにも餓鬼は苦手だ。 しっかしグロいな。 てかもったいねー。 ( そういう性分だから仕方あるまい。 ) 餓鬼は白髪だった。 そりゃもう夜道でもバッチリわかるぐれぇの見事な白髪だ。 ソイツがその逃げてた餓鬼の何より解りやすいところさ。 ( 半分程度にまで短くなった煙草を捨てると先程と同じように再び踏み消した。 これがこのチンピラの持っている情報の全て。 これ以上この件に関してはどう突っ込んでも欠片も出てこない。 ) [Tue 12 Jun 2007 02:57:51]
◆薄汚れた人影 > 大抵の不幸は経験済みですよ。 じゃなきゃこんな時間に一人歩きなんてとてもとても。 ( あくまで自然な笑顔で。 演技というより、張り付いてしまっていつでも自然に出せるようになった、偽物の笑顔。 心の底から笑った事なんてここ2年、1度も無い。 ) 血飛沫上げて人を殺す子供かもしれませんよ? 昨日少し離れた所で見つかりましたから、全裸の顔が潰れた女性の死体が。 ( 新しいヤツ。と短く付け加える顔は特に表情も変わる事無く、穏やかなもので。 男が追加情報を示唆すれば、暫し考えて―――渋々と銀貨一枚(5000エン相当)を差し出した。 経費下りるだろうか。 微妙なところ。 ) [Tue 12 Jun 2007 02:48:45]
◆ゴロツキ > 偶然ってのは怖いねぇ。 けど知ってるかい? 人生には浮き沈みがあって、幸福のあとには必ず不幸が来るもんだ。 例えば俺が話したことが、アンタにとって何らかの不幸を招くのかもしれねぇな。 ( 血煙が巻き起こってからはとっととその場を逃げ出した。 事情が深い面倒ごとに関わるのは時に煩わしいからだ。 もっとも、それは今回の相手により関わらざるを得なくなってしまったのだが。 ) カカッ、実は俺がその外套姿の正体で、だから事の顛末全部知ってる。 そんなことがあったりしてな。 と、あんがとよ。 ( これでも充分知りすぎの域だ。 関わりがあるんじゃないかと勘ぐられても文句は言えない。 例を言いながらもう一枚の銅貨を受け取る。 ) あー…微妙だな。 なんだかんだで餓鬼にゃ甘いからな……俺。 ( そう言われれば歯切れが悪そうに。 まったくここや暗黒街を根城にしている男らしくない台詞だ。 ) ―――そうそう、一つ餓鬼の特徴について、とってもわかりやすいものがあるんだが―――どうよ? ( 指を擦り合わせる仕草をしながらそんな言葉を付け足した。 こちらとて慈善事業じゃない。 沈黙は金。 そしてその口を開くのもまた金。 去ろうとする相手に最後の情報は渡るか否か。 ) [Tue 12 Jun 2007 02:41:03]
◆薄汚れた人影 > ええ、お互い余計な事を知らない方が良いでしょう。 私は貴方からしか聞けない話が聞けて、貴方はただ「見た」だけで儲けを得る。 お互いこれ以上無いタナボタですよ。 ( 本当に運が良い。 彼の情報の有用性はこちらとしては大当たりの部類だ。 「呪術か魔術を使う」「外套姿」「黒か茶色のショートボブ」「事の後、鐘が止んだ」 「逃亡する少年」「霧状の血飛沫を飛ばす少年」 これだけで追っている件についてある程度の憶測が立てられるほどの情報だ。 ギルドに報告してから登録、未登録のハンターから行方不明者が出て居ないかを調べよう。 ) 「もう1人」と「顛末」については不明ですか。 いえ、これ以上先を知っている方がむしろ貴方が何者かと勘繰ってしまう。 ありがとうございました。 もう一枚サービスしておきましょ。 ( と、金貨に重ねるのは1000エン銅貨だが。 まぁ暴虐の酒場でそこそこ豪華な食事一食分くらいにはなるんじゃなかろうか。 ) それじゃこの辺で失礼しますけれど―――この辺り、相当危険そうですから気をつけて下さいね。 その―――子供とか、外見とか言動に惑わされなうよう。 [Tue 12 Jun 2007 02:29:25]
◆ゴロツキ > ま、アンタにとって当たりかどうかなんて俺には興味ねえよ。 こっちの身内にさえ迷惑が掛かんなきゃ何しようと勝手。 ( それは正直な本音だ。 相手が何を嗅ぎ回ろうと、とくに何かを隠しているわけでもない自分には何の関係も無いこと。 ) ………難しいこと言ってくれるねぇ。 路地裏の真っ暗闇でおまけに遠くから眺めてただけだぜ? まあ…ボブカット…いやそれよりもショートボブか? まあここら辺は微妙なとこだ。 色は黒か茶色、少なくとも夜に目立つ色じゃなかったのは確かだぜ。 それと「鐘」はその前から途絶えてやがった。 俺がドアをぶち破る外套姿を見る頃にはもう聞こえてなかったな。 ( 答えた後で、しまった、これにも追加の金とっときゃ良かったと少し後悔。 ) 話の続きはどっからだったか……そうそう、追ってる途中にふと髪の短いヤツの雰囲気が変わった。 ありゃなんか呪術か魔術でも餓鬼に向かってぶちかまそうとしてたんだな。 餓鬼もそれに反応してナイフを取り出すと――そしたらいきなり自分の腕を切りつけやがった。 そうかと思えばいきなりその餓鬼の血が霧みてえに辺りを覆いやがった。 ―――つまりはこれが、あの現場の多すぎる血の『答え』さ。 ( そこまで話してふうと息を吐く。 ) 俺が知ってんのはここまで。 その血が濃霧みてえに立ち込めるもんだからもう何が起こってるかは見えなかった。 ( そう、この男は外套姿がハンターを撲殺したところを見ていない。 ) [Tue 12 Jun 2007 02:17:38]
◆薄汚れた人影 > ( 誰かが嗅ぎまわっているという噂が広がる可能性はあるが、彼とて金で買われて口を割ったなどと知られたくは無いだろう。 一応、此方の素性までは言っていないし、彼もそれを聞くべきではない。 ) 調べて置いて損は無い「妙な」事件ですから。 必ずしも当たりではないにしても。 ( 表現を暈しつつも少しだけ表情を和らげる。 彼を警戒させる意味は無いし、此方の意図は伝わったのだからもう良い。 ) 人物はその三人…「髪の短い人物」の髪型や髪の色は? それと、「鐘」はその時鳴っていましたか? ( それと、残りの1人だが―――まぁ、先ずは質問は此処までだ。 ) [Tue 12 Jun 2007 01:57:37]
◆ゴロツキ > ( さて、暇潰しも出来たし帰って寝るとしますか。 そう思って預けていた壁から背中を外したところで、先程とはまったく違う調子の声がその背中にかけられる。 )( 相手に向ける視線を真剣な物に変えながら煙草の煙を吐き出した。 ) ……へぇ。 そいつはまたご執心なことで。 そこまでして、気になるのかい? ( 相手の表情が硬くなるのをみれば、こちらも真剣な雰囲気にならざるを得まい。 ) ―――餓鬼の方は髪の短いヤツから必死に逃げてた。 それこそ手当たり次第にその辺のもの全部ぶちまける程にな。 何を話してたかは聞き取れねえ。 人相とかも期待すんなよ? そこまで知れる距離に近付いてりゃ向こうも俺にとっくに気付いてるっつの。 ( 選択したのは金。 これが原因でトラブルに巻き込まれたとしても、まあそれも仕方あるまい。 ) [Tue 12 Jun 2007 01:51:01]
◆薄汚れた人影 > ジミチにマジメにお金稼げたらこんな所居ないけどねーっ。 ( 一緒になって笑いながら、話の続きに耳を傾ける。 今の所余計な脚色も誇張も感じられない。 目の前に広がっている光景に矛盾も無い。 だが、話は其処で終わってしまった。 あと一息、あと少しだけ聞き出したい。 …仕方が無いか。 ) 安全を取りますか? それともお金を取りますか? あと1つ2つ話してくれるだけで結構です。 あなたが何処の誰かも口外しません。 ( 声色は一変して低く固く、表情も先程の頭の許そうな娘とはまるで別人のように引き締まり。 懐から取り出すのは金貨1枚、1万エン相当。 少しお喋りになるだけで、ものの5分で1万エン。 悪い小遣いではない筈だ。 ) [Tue 12 Jun 2007 01:38:37]
◆ゴロツキ > 安全を取るか、それともお金を取るか。 世の中ってシビアだねー。 とりあえず外れを引かないのを祈っとけ。 ( おどけたように笑い飛ばした。 一度口を付けてしまったからには諦めてるごろつき。 貰うんじゃなかったホント。 ) ああ、なんつうか確かハンターかなんかが悪魔か吸血鬼の化けの皮剥がす為に鳴らしてるとかいうあのベルだろ? そうそう、それが聞こえる夜の日。 アレまじでうっせえんだよな。 勘弁してくれってのホント。 寝てる所何回も起こされたことあるぜ。 そこで何が起こったかを覗き込んでみると―――と、お話はここまで。 干し肉一個の値段にしちゃ充分すぎだろ。 ( 続きはwebで、なんて軽口を叩きながら新しい煙草を取り出してそれに火を灯す。 そして指で丸を作る形を描いて、続きを聞きたい場合どうすればいいのかをわかりやすく示唆する。 もっとも、目の前のような風体ではこれで間違いなく終わりだろうが。 ) 口の軽いやつは早死にする。 どんな場所でも常識だぜお嬢ちゃん? そこで一体何が起こったかはご想像にお任せいたします、と。 ( 肺の中に煙を溜め込んでゆっくりとソレを吐き出した。 一応傍の相手にはその煙がいかないように気遣ってはいる。 ) [Tue 12 Jun 2007 01:29:54]
◆薄汚れた人影 > ンでもスラムの外は外でじろじろ見られるし、モノは馬鹿みたいに高いし…あー、そのうちの2個がいままさに此処に。 ( 嫌な汗をかいて来た。確率20%のハズレか。 残りは後で捨てよう――――何の肉だかは考えない方向で。 知らなくて良い事って結構多い。 ) ―――――あれだよね、「カンカンカン」って…なんていうの? 鐘が鳴った夜(だよね? あれスラムの何処行っても回ってきてさー。 ( ウルサイんだよねー、などとへらへら笑いながらカマかけ。 矛盾は無いかという確認程度の。 誰だか分からないが、確か一昨日はハンターの鳴らす鐘の音が居住区まで聞こえていた。 ) 3人…なんだろ。 空き家にコドモが隠れててー? 二人はそれ追っかけてたのかな。 奴隷とか。 [Tue 12 Jun 2007 01:15:57]
◆ゴロツキ > そそ、治安の良し悪しなんざ化け物一人、悪人一人入ってくりゃあっさりと天秤が傾いちまう。 ここら辺もちょいあぶねえだろうし、お前さんは別のところにまた移ったほうがいいんじゃねえの? ( 既に相手のことはただの宿無しの浮浪少女だと信じきっているようだ。 こういう場所では掃いて捨てるほどいる存在だ。 ) ………あの十個に一個外れがあると噂されちまってるアレの干し肉か……アレを買うなんざ中々チャレンジャーだなオイ。 ( ちなみに外れを引いた人に、いったい何が外れだったのか聞いても口を堅くして決して答えなかったという。 ある種この近辺ではちょっと名のあるお店。 悪い方面で。 ) 正確な時間まではしらねえよ。 けどそれが終わってから暫くで朝日が拝めたとこから大体そんぐらいの時間じゃね? まぁとにかく、そしたらそん中からちっこい餓鬼がすっげぇ勢いで飛び出してきてよ。 そしたらなんでかしらねえけどもう一人髪の短い別のヤツが飛び出してきて、その餓鬼を追いはじめんだ。 それにちょっと遅れるような形で外套のヤツもそれに続いてたかな? まあそんでもってこっちの方向に来るもんだからこりゃちょっとやべぇと俺も慌てて身を隠したわけよ。 ( その評判の悪い干し肉を豪快に噛み下しながら、回想の続きを話した。 ) そんでもってその三人が目の前通り過ぎたところで、またこっそりと見たわけよ。 そしたら例の血飛沫現場の生々しい現場に行くわけよ。 そこで―――― ( 一旦言葉を切って干し肉を全部飲み込む。 そして短くなった煙草を足元に捨ててその燻る火種を踏み消した。 ) [Tue 12 Jun 2007 01:03:10]
◆薄汚れた人影 > 人一人死ぬ量だよねー。 ( それ以前にこの、なんだ。 薄く広く散布されたような範囲は。 血であることを疑うような奇妙な血痕だ。 ) んへへ、このへんの方が住み易いカナーって思って移ってきたんだけど―――何処もこんななんだねぇ。 あ、うん、あれよ、ブアイソなお兄ちゃんがやる気無しっぽく座ってるとこ。 ( あっちの、とか指差しつつ。 商業地区じゃ考えられないような狭くて汚い店だったが、小道具として買ったものだ。 食中毒にならない事を祈る。 1個100エン。 ) 一昨日? 朝から強盗…ってでもあれか、皆寝てるか寝惚けてるかの時間だし丁度良いか。 空き家だったの? ( 登場人物A、「外套姿」。続きを促そう。 ) [Tue 12 Jun 2007 00:49:56]
◆ゴロツキ > ありゃ確かにやべえ量だよなー。 あんなんまで出しちまったら普通死ぬっつの。 動脈パックリいってもあれよかマシだと俺思うぜ? ( あれだけの血の量を撒き散らすのは尋常の出来事では無いというのは納得するところ。 悪法という無言の法律によって治安の保たれているこの場所では、騒動が起こればそれなりに目はつくだろう。 ) ま、初対面だからしゃあねえべ。 てかこれでぺらぺら喋ってたら俺の方が馬鹿みてえだっての。 ……しかしこれ微妙だな。 ひょっとして近くにあるあの店で買ったやつか? ( 味付けというのも微妙なソレを齧りつつ少しばかり不平を漏らす。 ) そだなー。 ありゃ一昨日の夜…いや、明け方ぐれぇの時間かな? ここら辺をフラフラ歩いてると、どうにも騒がしい音が聞こえてきてよ。 ( その傍の壁に寄りかかりながら見かけたことを話しはじめよう。 ) なんの物音かちょい気になってそっちの方を覗いたら、なんかちょい遠くにある空き家の前でドアかなんかを無理矢理こじ開けてる外套姿のヤツがいてな。 ( この男が見たのはそこから。 ) [Tue 12 Jun 2007 00:38:09]
◆薄汚れた人影 > ( 先ずは現実離れした感のある所、偶然にしては良く出来すぎた所、そういう部分を話半分に聞く事だ。 目の前の男は理屈を組み立てて話すタイプというよりは、感覚とか感情とかに重きを置きそうなタイプだ。 多少の誇張もハナシ自体が面白くなるなら悪ではないというような。 ) さっきから其処の血、見てたんだー。 ちょっと凄いじゃない。 アリエナイっていうか、やり過ぎっていうか。 普通もうちょっとこー…慎ましやかにさァ。 ( 幾ら治安の悪いスラムでも、周囲の目というのはむしろ近隣に無関心な居住区なんかよりも厳しいものだ。 これだけ派手なパフォーマンスを堂々とやってのける住人なんて居るのかって話。 「居ない」だろうな、と内心。 ) クチ固い方なんだけどなぁ。 でも死にたくないから死なない所まででいーや。 ( 内心とは裏腹にまた笑って近くの廃材の上に座り込む。 脚をぱたぱたさせて干し肉を食い千切り、子供らしく。 ) [Tue 12 Jun 2007 00:18:51]
◆ゴロツキ > ( 人は見たことを他人に語るときはいつも大袈裟にしたがる。 例えば友人と会話をしている時など、相手の興味を惹きたいときにはつい過剰に話を膨らましてしまうということはないだろうか? ) しゃーねぇなぁ…どっかでなんか飲んで帰って寝とくか。 ( そんな堕落したいつもの日常。 その繰り返しをしようと歩き始めた時に、ふと背中から声を掛けられた。 )( そのいかにも浮浪者然とした格好とまるで警戒してない姿には自然と此方の警戒も緩む。 ) ―――お? 興味あんの? そうそう、いい心がけじゃねえか。 ( そこまではふざけた調子で。 けれどその後の言葉は視線を鋭くして真剣な調子になる。 ) ――けどよ、沈黙は金、って言葉知ってっか? こういう物騒な話を見ず知らずの餓鬼に話して勝手に吹聴されたら俺も困る。 てことで大したことは話せねえな。 悪く思うな。 ( 先程の相手は臆病だがそれなりに信頼の置ける奴。 その割りに声が大きくて周りの人間に筒抜けなのは肝心なところで詰めが抜けているが。 ) ま、干し肉一枚分程度は喋ってやるよ。 暇潰しにはなりゃするだろ。 ( 差し出されたそれを受け取って齧りながら、どこか抜けてそうな相手に向かってそんな言葉を投げる。 ) [Tue 12 Jun 2007 00:10:23]
◆薄汚れた人影 > ( 話しかける浮浪者風の人間は、一見して「可愛いんだか可愛くないんだか微妙」な感じの薄汚れた娘で、頭のユルそうな笑顔で男を見上げている。 路上焼けした肌(のメイク)がまた、いかにも家無し的である。 ) [Mon 11 Jun 2007 23:57:09]
◆薄汚れた人影 > ( 目撃証言! どこまで正確なものかは期待し過ぎない方が良いが、少なくとも此方からではなく勝手に話し始めたこと―――出任せや虚偽である可能性は低い。 大見得を切りたがる虚言癖というのは居るものだけれど。 ) ……っ。 ( 良い所で出鼻を挫かれる。 聞き手側の男が居なければ意味が無い。 できれば捜索者の動向を隠す為、接触しないまま聞き出したかった所だが―――こうなっては仕方が無い。 ゴロツキ風の男の後を追い、声をかけよう。 正直こういうタイプは慣れていないし、苦手というか怖いのだが。 ) ね、お兄さん。 その話の続き聞きたい。 話し途中じゃ気持ち悪いでしょう? 聞き手になってあげるよー? ( つかつかと歩み寄って、無防備に話しかける。 舌足らずで子供みたいな、少しヌケた感じの声を出して笑った。 ) はいコレ。 ハナシのツマミ。 ( さっきのあんまり美味しくないヤツ。 乾し肉みたいなヤツを取り出して差し出す。 もう片方の手に持ってる自分の分に齧り付きながら。 ) [Mon 11 Jun 2007 23:53:38]
◆話し声 > けどよ、結構面白かったぜ。 どうにも物騒な気配だったもんでこっそり物陰から遠目に見てるだけだったけどよ。 ( そんなことを呟きながら振り返ると、先程まで自分に付いて来たもう一人の男の姿は忽然と消えている。 視線を遠くに向けるとその男は背を向けてその場から逃げ去ってしまっていた。 ) ってオイこら。 ちょっと待て。 逃げんなや。 ( わざわざ追っかけるのも面倒だったから逃げる相手には文句を言うだけにとどめる。 そしてこの界隈の住人にしてはあまりに情けないその姿に髪を乱暴に掻いて呆れたような溜め息を吐いた。 ) たっく…この程度でびびって逃げんなっつうの。 んな血なんて珍しいことでもあるめぇ。 [Mon 11 Jun 2007 23:43:20]
◆薄汚れた人影 > ( 不意に耳に入る声。 声を潜めるでもなし、此方に気を配っている様子もなし、それでいて今正に欲しかった辺りの話だ。 帰る家も無く疲れてその場に座り込んでしまった浮浪者のように汚れた樽の上に座り込み、この辺りで買った美味しくも無い奇妙な干し肉みたいなものに齧り付く。 血があたり一面に? そう、そうだろう。 その発生源は誰だったのか、何が起きてそうなったのか。 先ずは聞き耳を立てて話の続きを待とうか。 ) [Mon 11 Jun 2007 23:33:26]
◆話し声 > ( スラムというアウトローが徘徊するにはうってつけの場所。 背景のようにその風景に溶け込んでいるゴロツキたちは、会話をしながらその事件が起こった場所へと歩いていってる。 ) 血がどわーってあたり一面に飛び散ってな。 いやーありゃ結構ビビッタわ。 ( その内の一人は嫌そうに顔をしかめる相手にもまるで構わず煙草を銜えながら話している。 ) あぁ…と、丁度この辺だったかな? ほれ、やっぱまだ消えてねえ。 ( 相手が調べている場所に近付くと、あたり一面に飛び散った血の跡を煙草を摘んだ手で示した。 その近くに居る浮浪者まがいなんてこんなところには沢山いるから特に気にも留めていない。) [Mon 11 Jun 2007 23:28:00]
お知らせ > 話し声さんが入室されました。 『――いや、マジマジ』 [Mon 11 Jun 2007 23:22:43]
◆薄汚れた人影 > 後頭部に鈍器で一撃…逃げながら?若しくは裏切られてか、完全な不意打ちか。 ( 想像しただけで吐き気がするような犯行だ。 どんな自分勝手の為に彼女はあんな辱めを受けなければならなかったのだろう。 自分が殺された時、顔を潰されて服を脱がされて塵捨て場に捨てられ晒し者になるなんて想像するだけでざわざわする。 本当によく、そこまでする。 ) [Mon 11 Jun 2007 23:18:45]
◆薄汚れた人影 > 計画性の不足…「死体」の顔を潰す場所と時間…運ぶ手段と時間。 まぁなによりその異常性か。 ( 「鍵」が足りないから生じる強烈な違和感。 事件性が無いなんて事はまずあり得ない。 何かもう一手欲しい。 残るものはもう何も無いのだろうか。 いや。 ) 先ずは市内の捜索願から「性別」「髪の特徴」「人種」を絞って身元照会…それと、同じ条件でこの近辺での行方不明者が居ないかの聞き込み。 ここ数日、この近辺での目撃情報。 ( 出来る事はまだある。 なにより、当面この区画の警邏を強化するべきだ。 ある程度絞り込んだ距離の中に必ず「何か」が潜んでいるか、潜んでいたのだから。 ) [Mon 11 Jun 2007 23:12:37]
◆薄汚れた人影 > ( 「位置関係」「女と血飛沫の関連性」「立地」「行方不明者の捜索願」、先ずはこの辺りが手掛かりだ。 被害者女性の顔が分からなくなるまで潰し、強姦、吸血以外の目的で衣類を全て脱がす。 これは身元特定の妨害以外にあり得ない。 知られてはいけない事、「彼女」がここで死んでいては都合が悪いという事、そういう何か「秘密」が必ずこの近辺―――塵捨て場とこの血飛沫を結ぶ近辺にあると推測する。 あくまで「血飛沫」が関連すると仮定して。 ) 犯行に計画性は薄く、突発的―――被害者は強姦されるでもなし、吸血されるでもなし…強盗か快楽殺人か…にしては突発的か。 ( だが強盗が顔を潰し衣類を「全部」脱がすだろうか? 隠さなければいけないのだ。 彼女の素性を出来る限り。 ) [Mon 11 Jun 2007 23:04:57]
◆薄汚れた人影 > ( 昨夜報告された「顔の潰された全裸女性の死体」「霧状の血痕」の現場を直接この目で確かめに来た。 聞いただけの二点では推測するにも情報が足りないし、歩いてみてより見えてくる関連性というものがある。 昨夜のハンター・アレッサンドラは状況を細かく調べる余裕が無かっただろうし、プロファイリングの分野なら此方の専門。 もっと状況から得られる情報を増やしてから犯人像に迫り、それが騎士団自警団、大聖堂、VHG、何処の管轄かを見極めようというのが今日の仕事だ。 ギルドにはそう報告してあるし、今日は危険な事をする気は無い。 少々場所は物騒だが、そう長居する気も無い。 ) [Mon 11 Jun 2007 22:42:56]
◆薄汚れた人影 > ( ヨロヨロと覚束無い足取りで、人影が1つウロついている。 手に持った小さなカンテラは土埃に汚れて斑な影を作り、薄汚れたスカーフを頭から肩にかけて巻いた猫背はぼんやりと緩慢な動きでその辺りを見回していた。 目的のハッキリしない人影がもぞもぞと蠢く、スラムではそう珍しくも無い光景。 ) ( そんな演出だ。 ) …成る程。 「霧状」だ。 ( 声を潜めて改めてその範囲を見渡す。 赤黒く染まった地面は鉄錆臭く、人1人死ぬんじゃないかって量の血液が薄く広く、吹付けたように広がっている。 「零れ落ちた」のならこういう風にはならないだろう。 ) [Mon 11 Jun 2007 22:34:06]
お知らせ > 薄汚れた人影さんが来ました。 『 血飛沫の広がる一角 』 [Mon 11 Jun 2007 22:25:54]
お知らせ > アレックスさんが退室されました。 『 そして、人を呼びに行く途中、夥しい霧状の血痕を発見す。 』 [Mon 11 Jun 2007 00:13:36]
◆アレックス > ( 兎も角、吸血痕もないこの撲殺死体から導き出される犯罪性を追及する事までは我々()の仕事の範疇ではないし、吸血鬼の撲滅という目的がある以上、自分の慈善活動()にも限度がある。 気がかりでは在るが遺体を弔う事までは面倒を見るとして、事件性の追及は専門家に任せる事としよう。 ) となれば、必要なのは人手と神父。 貧しさに身をやつしていても、人の死に何の感想も抱かないほどに荒んでいない事を祈りましょう。( 死んだ誰かよりも今日のパンのような即物的な連中で在っても、村八分程度の情けはあると信じたいものだ。 この死体の扱いを見るに、期待は出来ないが。 ギシギシと軋むような体を起こし、さて、と息をつく。 ) [Mon 11 Jun 2007 00:12:12]
◆アレックス > ( 誰か居ない物かと周囲を見回した視線を、遺体へと戻す。 ) 常識で考えるなら、怨恨による殺人。 にしたって、顔を潰す意味は薄い。 特別な事情が在ったか、単なる変態性趣向の賜物・・・? ( 顔を潰す必要があるケースを考えると状況は限られる気がする。 隠蔽にしても顔を潰した所で、居なくなった、という事実と、髪の色・長さ等の符合で容易に結び付けられてしまう。 顔を潰す事に何かしら意味を見出すとすれば、その人物の象徴的な部分を潰し、貶めるケース もしくは被害者の特定までの時間を稼ぐケース。 若い女性の顔を潰す事、そのものを目的としているケース。 想像の翼を広げる余地は尽きない。 )・・・ 単に混乱していた、というケースも考えられますか。( つい弾みで殺害してしまい、テンパった挙句の行動、というケースも。 みっしりと圧し掛かる疲れに溜息を付く ) [Sun 10 Jun 2007 23:55:13]
◆アレックス > ( この場で出来る検死ではこの程度の情報しか引き出せないと見切りをつけ、潰された顔にハンカチを、クロークを脱いで裸身に被せ、瞳を閉じて十字を切る。 この死に様ではとても安らかには眠れまい。 だが、どうかこの者の魂が神の手に速やかに委ねられますよう――・・・ 一頻り祈りを終えれば、如何したものかと思案する。 死者は速やかに埋葬しなければならないが、生憎とこの区域の教会に伝手は無く、運び出すにしても人手が必要だ。 )・・・ さりとて、この様ではね。( クロークを遺体にくれてやり、ぐるぐると巻いた包帯も露な木乃伊のような女の呼びかけに果たして誰が応えてくれようか。気味悪がられ、忌避されるのが落ちだろう。 そうなれば抱えていくより他無いか―― ) [Sun 10 Jun 2007 23:49:28]
◆アレックス > ( こんな雑事に手を取られている間に吸血鬼が現れたら如何してくれようか。しかし、警邏中に見つけてしまった物は仕方が無い。 幾ら住民が粋がって自治権を主張しようともこの貧民窟もヴェイトス市の一部であり、法で治められている事に違いは無い。 従って殺人は殺人であり、死者は葬らねばならない。 それに、こんな死体を放置しておけばどんな疫病が蔓延するかも分からない。 それを未然に防ぐのも我々()の仕事の内。 吸血鬼を追いかけ斬った張ったするばかりが仕事ではない。 ) 死因は――・・・ 頭部への打撃による撲殺? 乱暴の痕跡は――・・・ 無し。 でもこれでは身元が分かりませんわね。( 遺体の傍らに膝をつき、先ず検死。頭部以外は綺麗なもので、吸血跡も見て取れる範囲での性交の痕跡もない。 足を割っていた鞘の先を除ければ、死因らしき頭部の打撃跡を触診に掛かる。 もっとも頑丈な頭蓋骨だというのに骨折が激しく、後頭部は陥没している。 )・・・ 直接の死因はこちらで、こちらは隠蔽工作か、それともただ念入りにやっただけなのか――・・・ ( 流石に、其処までは判断は付かないが、物取りにしては念が入りすぎている気がする。 ) [Sun 10 Jun 2007 23:26:18]
◆アレックス > ( ごろり、と転がり出て全体を露出させる遺体はやはり何も身に着けていない。 その体に纏わり付いた塵と臭気に触れるのが躊躇われるが、このままでは検死も侭ならない。 袖口を口に当てなるべく口で息をするようにして息を整えれば、まだ硬直したままの遺体の脇に両腕を差込み、ずるずると引きずって塵の山から引き離す。 服もクロークも手袋も新調しなくてはならないだろう。 忌々しい―― ) っは――・・・・・・ はっ、はっ ふぅ・・・ まったく――・・・ ( ずるずると引きずって5〜6メートルばかり離れた所で遺体を離し、苛立ちを吐き出すように息をつく。 が、吐き出した言葉は続かない。語散た所で如何なるものでもなく、如何にかなったらそれこそ自分の出番になる。 腐臭を放つ手袋とクロークを汚らわしそうに眺め、塵を払った後 引き摺り出した遺体へと視線を。 矢張り、顔を見るのは躊躇われるが。 ) [Sun 10 Jun 2007 23:03:44]
◆アレックス > ( 強盗、強姦、快楽殺人etc こんな落伍者の掃き溜めのような場所で考えられるケースは幾らでもある。 まだ若いのに可哀想な事だ、塵溜めの中で死ぬ為に生まれて来た訳でもあるまいに―― まだ死体自体は腐敗していないのが救いか。 塵の山から引き摺り出しながら、ふと顔を見る。 何となくだ。 特に理由は無い が―― ) ぅ゛ く・・・・・・ ( 思わず、目を背けた。とてもじゃないけれど、直視できたものではない。 念入りに潰されたのだろう 首から異様な角度に折れ曲がった頭はもはや目鼻の区別も出来ない程に目茶目茶に殴打されていて、歯はおろか、目玉すら無く3つの虚が覗き、裂けた皮膚から頬骨が露出して黄色い脂肪が見えている。 皮一枚とは言え、非道い物だ。 引き摺り出す手を止め、こみ上げた吐き気を顔を逸らし堪え、唾を飲み下す。 深呼吸でもしたいが、この臭気ではそれも侭ならない。 ――― 3、2、1 ) ふッ ・・・!( 歯を食いしばり、後ろに体重を掛け、崩れる塵ごと一気に引き摺り出した。 ) [Sun 10 Jun 2007 22:47:23]
◆アレックス > ―― ッ く ( 初夏に差し掛かった陽気の中放置された塵から立ち上る表現し難い悪臭から顔を背けながら、その中に隠されるように埋もれた死体を引きずり出す。 握った手首の感触は手袋越しにでさえぶよぶよとして、大層気持ちが悪い。 死んで間もないのだろうか?未だ硬直しているようで思うように動かせない ) んっ・・・ くッ うン―― ッ!( ずっ、ずっ、ずっ と反動をつけ徐々に徐々に。 やがて塵の中から姿を現す上半身。 どうやら丁寧に丁寧に身包み剥がされたようで塵しか身につけちゃいない。 被害者はブルネットのまだ若そうな女性。 呼吸をする度に鼻を突く腐敗臭、吐き気がする。体の中から腐っていきそうだ。 ) [Sun 10 Jun 2007 22:31:10]
お知らせ > アレックスさんが入室されました。 『 塵の山に死体 』 [Sun 10 Jun 2007 22:30:57]
お知らせ > フェン・メイフォンさんが帰りました。 『「気をつけないとね…」 この拳は、絶対に彼女達へと振り下ろせない―― 今更ながらの、自覚。』 [Sun 10 Jun 2007 12:06:47]
◆フェン・メイフォン > (出来れば、そんな日が来ない事を祈ろう―― 燃える炎の前で目を伏せ、暫し沈黙すれば… やがて、立ち上がって伸びを一つ。 してから、視線を巡らせ、て―――) おーい、ちょっと肉漁ってくるから、火の世話頼むわー(―― 声は、何時もの少女連中へと向けて。 久し振りのご飯の合図を耳にして、飛んで来る彼女達を見遣りながら… パチンと頬を軽く叩けば、それから… 自分の手を、じっと見遣って――――) [Sun 10 Jun 2007 12:04:40]
◆フェン・メイフォン > ――――― はぁ… (もし、アイツが犬を食い散らかしてるなら、後片付けも出来ない悪い子はお仕置きしなきゃいけないだろうな… 万一…道、踏み外したてたなら、あたしが『止めて』やらないとな… 例えば、今朝のあの狩人を殺した時みたいに、脳天を殴り潰してでも… 逃避の筈の思考が、ふっとソレに行き着いてしまえば、また…深く溜息吐き出し、ガクリと項垂れ――) ……… そっか… そうだよねぇ… あたしは、下手したら―― (見ず知らずの女じゃなくて、友達を手に掛けなきゃいけない時が来るかもしれないのか… その思考は、ある意味摩り替えの様なモノだろう、が―― しかし、摩り替えた先の思考で余計に気が滅入った様な気分になれば… また、ざくざくざくざくと焚き火の中を木の棒で突っつき――…そのまま、焚き火の中へと投げ入れて…) [Sun 10 Jun 2007 11:59:57]
◆フェン・メイフォン > (目の前で、パチパチと燃える炎の中… 揺ら揺らと揺れる布地や紙類の残滓。 ソレを見詰めながら思うのは―― バレたらどうするか、と言う事と… それと、例の子供の事。 アレから、無事に辿り着いただろうか? なんて、思いつつ、火を突っつけば… また、溜息吐き出して――) …… そーとー、衰弱してたからなぁ… 『食い物』でも、差し入れるか。有償で… (それに、聞かなきゃいけない事も沢山あるんだし―― と。 例えば、犬の死骸の事とか。 ソレが散乱してると言う事は、ヴァネッサが食い散らかしてるという事だろうか? と、彼女が今、この街に居ない事を知らない偽少女は、そんな事を考えながら空を見上げて ) [Sun 10 Jun 2007 11:54:45]
◆フェン・メイフォン > ふー… (目の前でパチパチと燃えている焚き火を眺めて、溜息を一つ吐き出すのは… つい数時間前に『童貞を捨てた』ばかりの偽少女一人。 今でも拳に残っている様な気がする、あの感触を振り払おうとする様に… 気の棒で目の前の焚き火をガシガシと突っつけば、また ふぅっと溜息を吐き出し――) ―――――…… (溜息を吐く偽少女の目の前で燃えているのは… 例の… さっき身包み剥いでゴミの中に埋めた狩人の衣服類と、血塗れの外套と、衣服。 今は、結局… 未だ戻ってこない同居人に渡しそびれた侭の、おそろいの服を着ている所か。) [Sun 10 Jun 2007 11:50:02]
お知らせ > フェン・メイフォンさんが来ました。 『――で、『あの事』から大よそ4時間半後… 何時のも広場にて』 [Sun 10 Jun 2007 11:43:24]
お知らせ > 外套姿さんが帰りました。 『スラムでは、『死体』なんて珍しくも無い』 [Sun 10 Jun 2007 07:14:49]
◆外套姿 > (それから暫くして… スラムのゴミ捨て場の中に顔を徹底して叩き潰された死体が埋められるだろう―――― それが発見されるのは何時か。 そして特定されるかはまだ誰も分からない、が――― ただ) [Sun 10 Jun 2007 07:13:42]
◆外套姿 > (僅かに外套風呂敷を開いて、その中から死体のサイフを抜き取り、改めて閉ざし―― そして、周りを見回せば 人の気配は、僅かだろうか? なら、今のうちに街の外に―― いや、そこまで行くと足が付く。 思考中断。 外套に包んだ死体を抱え上げ、一先ず… 気配のある場所へと視線向け ) 沈黙は、金 雄弁は、鉄槌 (その、路地沿いの家へと狩人のサイフの中身と… 自分の持っている金幾らか投げ込めば―― 死体をまるで軽々と抱えて路地を走るだろう。 出来る限り人目に付かない様なルートを選び… 向かうのはゴミ捨て場。 ) 身包み剥いで、荷物は燃やして、あと…顔は潰して…アアキモチワルイ… (けど、吐き気は不思議としてこない。 感じる余裕が無い。 考える事が出来るのは、死体の処理とか―― 持ち物の処分と、嗚呼、外套一緒に捨てなきゃ… ) [Sun 10 Jun 2007 06:57:26]
◆外套姿 > それと――― 後で、話とかあるから (今にも朽ちそうな彼が、不明瞭な言葉を吐き出して去って行くのを確認しながら… 投げるのは、そんな言葉。 吐き出し、改めて死体を見遣れば―― まずは血煙や返り血で赤く染まった外套のフードを目深に被り、そして彼女のまずは安物の外套を剥いで死体を手早く包むだろう。 そうしながら、考えるのは死体の処理。 裸に剥いて荷物を燃やすのは確定している。 死体はどうする?あぁ、そうだ血は… 血を採取してあの子供に飲ませて… いや、血を採取する器が無い。 そうなると、全部街の外に捨てよう。 海岸辺りから外に出れば… あぁ、そうだサイフは、サイフを抜いて、金をどこかに放り込むか―― ええっと ええっと… 取り合えず、屈む様に折りたたんだ死体の外套で包みながら、思案思案思案――…) ああ… アタシもアレだ… うん、ヤツと同じ穴のムジナなんだろうな…? あぁ、けど… ホント、人間って意外と脆いんだね (呼吸は、荒い。 脳漿が潰れた感覚がきもちわるい。 あぁ、女の子殺しちゃったよ… まったく、アタシは何やってんだが―― グルグルグルグル。 ふぅ はぁ オーバーヒートを始めた思考を留める為に…深呼吸一つ。 まるで、流行りの推理劇の犯人みたいな気分だ、なんて… 乾いた笑い口元に浮べて――――) [Sun 10 Jun 2007 06:47:36]
お知らせ > エニシさんが帰りました。 『(その眠る姿はまさに死者と同意で)』 [Sun 10 Jun 2007 06:40:55]
◆エニシ > ( 衰弱、ハンドベル、聖水、能力の酷使、そして止めのパプテス呪術。 体はボロボロだ。 辛うじて生き長らえているのは、少年が憎む吸血鬼という種族だから。 もっとも、その吸血鬼でさえなければ最初から追われることもなかったのだろうが。 ) ……は…… ( 生きてるかとの問いに返事をしようとしたのだけれど、上手く舌が回らない。 もう疲れた。 ただそれだけだ。 そして日光を避ける場所を教えられれば、太腿にナイフを突き刺したまま足を引きずってその場所へとゆっくり歩いていく。 )( その倒れた狩人の姿を白髪の少年は悲しそうに見つけた。 その狩人がどんな様子で倒れたかなんて眺める暇も無かった。 けれど結局この人が今倒れているのはボクのせい。 ボクが居たから。 ボクさえ居なければ――― ) ―――……あ……とう…… ( 本当はありがとうと言いたかったのだけれど、それを相手が聞き取ることが出来たかどうか。 教えてもらわなければ空き家が見つかるか運試しの判定をしなければいけなかっただろう。 そしてそれに外れたのならその時点で灰になる選択肢しか残されていなかった。 )( 失くしてしまった片腕を抑えて歩いていく。 もうじき日が昇る。 今は早く教えられた場所にいくこと。 それ以外を考えてる暇すらない。 ) [Sun 10 Jun 2007 06:32:09]
◆外套姿 > ―――――――― あぁ… (――――――― 拳に伝わる、妙な感覚。 そして見下ろせば…其処には、ピクンピクンと痙攣をする少女の死体。 一瞬、唖然とした頭の中に過ぎるのは 人間の意外な脆さに対する驚きだろうか。 そして――) さてと… (―――― 次に思うのは、死体の始末と… 周りへの口止め。 周りへの口止めは、どれだけ必要だろうか? ここは狭い路地裏の中。目撃者が多いとは思えない―― そして時間が時間だ、それほど多いとも思えない。 あと、此方の身分だが―― 眼下の死体でさえ、腕を回してやっとクランクと気付いた。 なら、もし目撃者が居たとしても…気付くか否か。 グルグルグルグル… 普段しない思考を、あえてする事で、心臓を落ち着けつつ――…) ふっと… 生きてる? なら、そこで静かにしてて… あたしは、アンタがここに迷惑かけなければ敵じゃない。 多分、味方でも無いけど(―― 静かに、自分でもゾっとする位の声を投げて… 深呼吸一つ、二つ…) その路地通って、通りに出た所に空き家がある… 行けるなら、そこまで行って(狩人の生死はあえて口にしない。 ただ、前方に居るであろう彼へと、それだけを口にすれば… 自分は…死体のポーチの中身を漁り始めるだろう。 不必要な思考はカットし、ただ、死体の身元特定の材料を減らす為に ) [Sun 10 Jun 2007 06:23:19]
◆エニシ > ( 避けきることは―――出来ない。 ただでさえ慣れない大量出血をした直後だ。 素早い動きが出来るはずもなく。 ) ( 避けようとしたが、体が追いつかない。 辛うじて直撃による致命傷は避けたが――逃げ切れなかった左腕は“消された” ) ―――あ…… ( 焼けるような痛みと聖なる御技に意識が飛びそうになる。 しかしそれは【死】だ。 目の前のハンターと同じ。 そして二度目の死。 ) うわぁぁあぁあ! ( 太腿にナイフを突き刺す。 その突き刺すような痛みで、なんとか意識を失いそうになるのを抑えれた。 ) [Sun 10 Jun 2007 06:13:21]
お知らせ > ヴァンパイヤハンター★3さんが退室されました。 『(まっとうな“死体”なら、何も語ることができないのだから。)』 [Sun 10 Jun 2007 06:08:27]
◆ヴァンパイヤハンター★3 > (この後。一、着物を着たアルビノイア然とした子供吸血鬼がスラムに潜伏していること/ 二、それは以前モンタージュを作られた吸血鬼と同一人物であること /三、聖水の効果が認められたこと。/ そして番外――クランクによるヴァンパイヤハンター殺害。“カーン”にそれらの情報を提供するスラム住民が現れるか、そして他の誰かがこの情報に価値を見出すかどうか。死人にはもう、何も知ることはできない。) [Sun 10 Jun 2007 06:07:15]
◆ヴァンパイヤハンター★3 > (が。) グシャ (力9と言えば人間の限界を超えている。そしてハンターの娘は兜を身につけておらず、その一撃に耐えられる人間離れした頑丈な肉体を持っていなかった) ぁ (クランク少女には頭蓋骨の砕ける感触が拳に伝わったか。眼窩からはみ出さんばかりに眼球を飛び出させ、娘は崩れ落ちる。術の結果を確かめることなく即死した) [Sun 10 Jun 2007 06:00:35]
◆ヴァンパイヤハンター★3 > (結論から言えば“視覚には頼らない”もし術の全てが視覚に頼るものでなければならないとしたら、目が衰えた老人の魔術師は存在しないだろう。そのかわり呪術の精度も威力も、術者の能力を超えた物にはならない) Qui audis oratinem,ad te omnis caro veniet propter iniquitatem! (かくて呪術は完成し、魔を射る聖なる光が飛んだ。) [Sun 10 Jun 2007 06:00:22]
◆外套姿 > ―――――― ッ (路地に入り込んで行った二人を追って駆けていけば… 其処にあるのは悲鳴を上げて逃げる相手を、執拗過ぎる程に執拗に、往生際悪く、そして… まるで地獄の悪鬼か何かかの様に追いすがる女の姿。 妨害に手間取っている様子だが、それでも諦めず、それどころか意地になって追いすがる姿に…これでは、どちらが悪者か…と、ふっと過ぎり―― あぁ、自分にとって『悪い方』はどちらか… 判断材料に加味されたのは、狩人への嫌悪と… 友人の姿。 決め付けてしまえば、右の拳振り上げ…詠唱を始めた彼女へと近寄り―― 狙い定め) ――――――― フ ッ !! (その、目の前で詠唱を吐き出している最中であろう狩人の頭へと… 後頭部へとだろうか、拳振り下ろそうとするだろう。 力加減は…9から10の間程度。 可能ならば、命まで飛ばさず意識だけど――願わくば、記憶まで飛ばしてくれる事を願いつつ… 紅い噴水と同時のタイミングで―― 振り下ろさんと、する、か) [Sun 10 Jun 2007 05:55:19]
◆エニシ > 来ないでよ! 来ないでよぉ!! ( 決して諦める事無く執拗に追いかけてくる相手。 そして何かの詠唱と不穏な雰囲気がハンターに立ち込めると、吸血鬼は懐からナイフ―――昨夜投げ捨ててしまったため最後の一本―――を取り出した。 ) あぁぁぁぁぁぁぁぁ!! ( 叫びながら――自分の腕を切りつける。 噴出すのは鮮血の赤。 それは噴水のように立ち昇り、そして濃霧のように周囲の視界を急速に悪化させた。 自分に流れる血の流れを操る吸血鬼だから出来る芸当。 )( もっとも、相手のパプテス呪術が視界に大して頼らない技だったのならこの行動は無意味に終わる。 所詮ただの血の霧による目潰し。 効果はそれ以上でもそれ以下でもない。 ) [Sun 10 Jun 2007 05:47:05]
◆ヴァンパイヤハンター★3 > (妨害は激しく、逃げる吸血鬼には追いつけそうもなかった。それでも往生際の悪いハンターはパプテス呪術の詠唱を始める。) Requiem aeternam dona eis Domine//et lux perpetua luceat eis. 主よ永遠の安息を死者にお与え下さい、そして永久の光でかれらを照らして下さい (安物の外套と切り揃えた髪が吹き上がる。逃げ切られるか当たるか、当たったとしてもその効果も全ては吸血鬼次第、未熟なハンターの最後の悪あがき。次のターン、吸血鬼の背を目がけて聖光が飛ぶ) [Sun 10 Jun 2007 05:39:13]
◆外套姿 > (此方としては―― 自分の今の足では追いつけない=追えない=去っていた、だが、狩人は執拗に… 手を振り払い、さながらティンダロスの猟犬の様に追跡を続ける様子。 それを、また呆れた様に見遣れば―― 『それが下手すりゃ追い詰めてドッカンさせる原因でしょうが…と、内心ポツリ。』 この温度差は、恐らくは狩人に対する嫌悪と不審辺りから来るもの、か? とにかく――) まったく――… (彼女が追いかけるならば、此方も彼女の方を追おうとするだろうか――――― 一先ず、判断付けるのは、彼女と逃げた子供の様子次第…か、と思考を一度閉ざして ) [Sun 10 Jun 2007 05:31:57]
◆エニシ > ( 現在の素早さは3〜4程度。 一般人よりは速いだろうが、相手の足の速さによっては振り払えない―――それどころか追いつかれる可能性だってある。 ) …………っ……! ( ただ必死に逃げ続ける。 狭い路地裏のほうへと逃亡を始めて、そこらへんにあるゴミ箱や角材―――なんでもいいから手当たり次第に相手の進路の妨害になるように自分の背後へとばら撒く、または追いつかれてしまうほど近い距離ならば相手に投げ付けて怯ませようとするだろう。 近付かれたら全ての対吸血鬼の物が弱点になってしまっている少年には対抗策が少なくなってしまう。 とにかく必死に逃げた。 )( モンタージュの件に関して言えば、現在の姿かたち、そして特徴と殆ど一年前と変わっていない。 こういう場所で青猫のブローチなんて付けていたらそれこそ襲ってくださいと言っているようなものだし、そもそもブローチは自室に置いてきてしまった。 その為、身分を表すような物も何も無く、情報自体に真新しいものは見あたらないだろう。 ただ以前現れた吸血鬼が再び見つけることが出来ましたという程度なのだろうか? ) [Sun 10 Jun 2007 05:25:08]
◆ヴァンパイヤハンター★3 > (エニシ様とフェン・メイフォン様の描写にズレがあるのと、電報窓が開かなくなってしまったためこのような形でお聞きします)(クランク少女は吸血鬼が“去っていったと思っているようだが”肩に伸びる手を振り払ってハンターは尚追いかけようとする。追いつけるようならば滅ぼすつもりだ)運が悪ければ? ふざけないで・・・じゃあそんなやつらに殺された人間の不運はどうなのよ! (見覚えがあるかもと言われたならばあるのだろう。フリーのハンターによるスタンドプレー(NPCロール)である以上、鼻で笑われるだけで相手にされないかもしれないけれど吸血鬼再来の報を“カーン”に連絡しよう。以前作られたモンタージュにはどのような情報が載っているだろうか。何か身分を表しそうな物は?) [Sun 10 Jun 2007 05:12:36]
◆外套姿 > (走り去って行った姿を見送る中で、ふっと聞こえた彼女の慟哭。 ワケアリなのかな…なんて、それを少しばかり悲痛そうに視線を伏せて耳にするも―― けれど、頭の中で思うのは 『けど、それは追い詰められて追い詰められて、そして誰も道を踏み外すのを止めて助けてくれる人が居なくて…だから、なんだろうケドね。 例外は居やがるけどさ』なんて 暫く会っていなかった友人の事を思い出しながら、ふっと。 思い出し、瞳開けば… それから吠える彼女へと近寄り―― ) ほら、落ち着きなっての… もう直ぐ、日も昇るし… 運が悪けりゃ灰になるんじゃないの…?(と、軽く肩叩いてやるだろうか。 内心、捕まえる素振りでも見せた方が良かったかな… なんて、ずるい考えなんて思いつつ―― そこでふっと漏れた、安堵の吐息。 それは、これが自分の知る相手ではなかった事への安堵だろう… それが友人であれ、例え怨敵であれ… ) [Sun 10 Jun 2007 05:04:45]
◆エニシ > ( 背中が焼けるように痛い。 いや実際に焼けているのだろう。 吸血鬼という神の摂理から外された生き物にとっては熱湯なんかとは比べ物にならないほど厄介だ。 血を採っていないこともあり、死体は間違いなく衰弱の一途を辿っている。 全力で走っても大した速さの出ないし、体力もそれほど持たないのがその証明。 ) …………… ( 唇を噛んだ。 流れるのは赤い血。 ああ化け物の分際でもこういうところだけは人間紛いなんだな。 そうして耳のうちに届くのは呪いの言葉。 あの夏の日に墓地で、同じようにVHに掛けられた怨嗟の言葉と同意義。 ) ――――………ち…… ( 違う。 そんな一言すら自分は言えない。 今も、あの時も。 )( 生きてる価値は無い。 けど、死にたくはない。 ――― 一回死んだ分際でなんて我が侭な思いなんだろう。 ) [Sun 10 Jun 2007 05:00:09]
◆ヴァンパイヤハンター★3 > (肉の焼ける臭いがした。それが死臭だったか生の肉のものでなかったか、必死の余り覚えていない。ヴェイトスにはアルビノイアという赤い目の人間は山ほどいるけど、あの子供は聖水をかけられて火傷を負った。それで正体は明らか。) くっ・・・・・・!! (吸血鬼は玄関を通って逃げようとしていた。家の中に飛び込まなかった娘は来た道を戻り、クランクの少女と別れた玄関へと走った。さっきは無関係の人を巻き込みたくない、なんて格好つけたのに、“あの娘が吸血鬼を捕まえてくれたら”どうしてもそのように考えてしまう。だが結果はNO、やる気なさそうにクランク少女は身を引いてしまった――責めることはできない。こっちが逃げろと言ったんだから、責めることはできない) あんたが生きてたって、誰も幸せにはならないんだ・・・!仕方ないの一言で、家族も友達も全部殺しちゃうくせに!あんたなんか地獄に落ちろぉぉおおおー!! (変わりに・・・吠えた。) [Sun 10 Jun 2007 04:50:16]
◆外套姿 > (背中を焼かれながら走り去る少年の姿。 それを見遣り、思案するのは… アレが、タチの悪い吸血鬼かどうか…それを、 一目散に逃げて行く姿と、悲鳴と… ドアの向こうの声と共に思案し―――― 走る速さは、恐らくは自分の不慣れな足では追い縋るのは難しいが… もしかすれば、手は届くかもしれない。 かもしれない―― けれど… ) はいよ、りょーかい… (逃げろ…の言葉の通りに、敢えて、ドアの方から身を逸らし… そして無造作に、適当に… わざと何気ない素振りで、抱えていたボロドアを投げ捨てるだろう。狩人が、彼を追う動きを少しでも止める様に。 投げ捨てながら、その、逃げて行く背中をじっと見遣り――) ……… こりゃ、判断ミスって奴かしらねー…(―― そして、ドアを投げ捨てた方向へと向けて、肩を竦めながら… 彼女の元へと歩み寄るだろう、か) [Sun 10 Jun 2007 04:42:07]
◆エニシ > (※訂正 変わらぬ速度で逃げる→先程よりも速度はかなり落ちて、その逃走速度は人並みよりも少し速い程度の物にまで落ち込んでいるだろう。 )( 失礼しました。 (陳謝)) [Sun 10 Jun 2007 04:18:37]
◆エニシ > ( 一度モンタージュが作られた身。 その振り返った少年の色素を失ったような白髪と、まるで女の子のような顔立ちは相手は見覚えがあるのかもしれない。 ) [Sun 10 Jun 2007 04:13:36]
◆エニシ > ( 脱出する道を開いてくれた女性に言われずとも逃げ出す。 一目散に脇目も振らずに逃げ出そうとしたが、背中から鋭い声で投げ掛けられる吸血鬼との言葉に僅かに胸が痛んだ。 そう、自分は本来こうして追われる存在。 そして――― ) ――――! ぁああぁぁ!? ( 思考の渦に片足を突っ込んでしまったため、逃げ出す足が一歩遅れる。 そしてその小さな背中に聖水の瓶は命中し、瓶が割れたことにより飛び出す祝福された聖なる水は吸血鬼の背中を焼いた。 ) ―――――……! ( 泣きたいような紅い眼で投げ付けた相手を振り返る。 けれどそれもまた一瞬。 駆け出す足を止めることは泣く、白髪の吸血鬼は痛む背中に耐えながら先程と変わらぬ速度でその場を走り去ろうとした。 ) [Sun 10 Jun 2007 04:12:18]
◆ヴァンパイヤハンター★3 > (割れたガラスの向こうに子供の姿が見える。無事みたい、安心すると同時に新たな緊張が走る。吸血鬼はドコ?子供の回りにはいない。両肩を強張らせて左右、天井、暗がりを見回した。) いない、いないいないいない・・・じゃあ、ドコ!!? (思い出す。あの子は“いない”と言ったけど、それにしてはその後の対応が不自然すぎた。いないはずはないんだ・・・!) ・・・・っ (でも待って。なら何であの子は逃げるの?それって――つまり――) 逃げて、その子が吸血鬼よ! (ハンドベルは窓を叩き割った時に落としてしまった。悔し紛れに聖水の瓶を駆け去る子供へと投げつけるが) [Sun 10 Jun 2007 04:00:59]
◆外套姿 > (窓ガラスが砕ける音と、ドアがぶち開けられる音。 そして、中から聞こえる悲鳴―― その悲鳴を耳に留めれば、抉じ開けたドアを大きく開き、自分は少し体を外側――子供が外に出やすい様に。 計らずも、目的の吸血鬼を逃がしてしまう形になってしまうだろうか。 そして――) よし、チビッコ! 急いで外に出…って――― え、あ!ちょ、ちょっと! ちょっとちょっとちょっとちょ――――っと!? (ドアから飛び出す人影。それに声を掛けて自分が入れ違いに中に入ろうとするも… 少年が、そのままかなりの勢いで駆け抜けて行こうとすれば、それは途中で驚愕に変わり―― 部屋の中と去って行く子供の姿を、交互に…唖然と見遣るだろう。 勢い余って外れたボロドアを抱えた、間抜けな姿で… ) あー… おーい、中に吸血鬼いたー?(そして、少しばかり唖然とした後… 窓の方へと声を投げ掛ける、だろうか…) [Sun 10 Jun 2007 03:59:31]
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