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お知らせ > レッドフォックスさんが帰りました。 『(きっとこちらも、牛さんの名を呼ぶことだろう)』 [Tue 31 Jul 2007 00:59:49]
お知らせ > ホワイトハート@レッドフォックス宅さんが帰りました。 『(牛さんの寝言で狐さんの名前を呼んで)』 [Tue 31 Jul 2007 00:58:49]
◆レッドフォックス > ん・・・あらら。寝ちゃったか。(とても幸せそうな顔で眠る牛さんを見て、自然と男も顔が緩む。 男は出した精液の処理を簡単に行うと、自分もその隣に寝そべった)この笑顔は、絶対に守り抜かないとな・・・(牛さんの手を取り、ぎゅっと握ると男もそのまま眠りにつこう。決意は固まった。今の自分は、何が来ても負けない気がした) [Tue 31 Jul 2007 00:56:37]
◆ホワイトハート@レッドフォックス宅 > ( 基本行動概念ですから牛さんの ) はぁ、ぅん… ( 牛さんが達するのと、狐さんが果てるのは大体一緒だったようで、白濁に塗れた牛さんの顔がある。本人はくったりとしたまま動かない、というか ) ふぁ、ん… ( 口の端のよだれをなめとろうとした気に牛さんの小さい寝息が聞こえるかもしれない。 牛さんの表情は微笑んでいるようにも見えるかもしれなくて )( 牛さんとしても、狐さんの顔が見れなくてちょっと残念だったり、もう夢の中かもしれないけど ) [Tue 31 Jul 2007 00:51:00]
◆レッドフォックス > (流石牛さんだ!ってかこれ今日何度目だ。 不安がり方も安心の仕方も食事の事なら凄い牛さん。流g(略)) くっ!あぁぁああ!!(元から頗っていた男のモノは、手の強い締め付けで頂点に達する。男が達したのは牛さんより少し先。放たれた精が牛さんを汚すのと、牛さんが達するのはほぼ同時か。胸に顔を埋めていて、達した瞬間の顔を見れなかったのを少し残念に思うも、その後のグッタリしている牛さんの顔を眺めて嬉しそうに微笑む) かわいいよ、ホワイト・・・(そう耳元で呟きながら、口の端の涎を舐めとろう) [Tue 31 Jul 2007 00:43:37]
◆ホワイトハート@レッドフォックス宅 > ( 鳴き声で意思疎通。種族の壁を突破したっ ) よかったぁ… ( もう、『です』をつけるのを忘れるくらいにほっとした ) わ、わかったですよぉ ( ビクビクと動く狐さんのモノをしっかりと握りながら、ゆっくりと動かす ) ふぇ、? ひぎッ! ( 突然すぎて、悲鳴のような声を上げてしまう。モノを握っていた手も一瞬だけギュっと力が入った。 ただ、乳を吸われて徐々に力は抜けていく ) あ、あ、あ、ンぃ…ぃ、いッ! ( 口の端から涎が少したれてきて、次の瞬間、 ) ンあッッッ! イッ、く、ぁッ! ( 自分の身体の下敷きにされている尻尾が一瞬硬直し、それから身体全体が一回、大きく痙攣して、その後くたりと力が抜けていく ) [Tue 31 Jul 2007 00:35:07]
◆レッドフォックス > (会話は・・・通じない以前に必要ないんだろうなぁ、と。 一瞬露骨に不安な表情を見て)いやいや、そんな厳しいものじゃないから。(と、こっちが謝りそうになる。流石に食事抜きとかはしません。というか、狐の性格上できません) そうだ、ちゃんと握るだけじゃなくて動かすんだぞ。(物欲しそうな表情を浮かべる牛さんにゾクゾクときて、モノがビクビクと動く。例え上手くなくても、その行為だけで男の興奮は頂点に達していた)よくできました・・・っと!(止めていた指が動き、膣の浅い部分と秘豆を激しく擦りだす。徐々になどではなく、唐突な動きだった。同時に乳も強く強く吸う) [Tue 31 Jul 2007 00:22:34]
◆ホワイトハート@レッドフォックス宅 > ( 友人がリアル牛だったりとか ) あふぅ…、ふぇ〜、どうしたんですかぁ? ( 止まった指と乳を吸わないのを感じれば、疑問の表情を浮かばせる ) おし、おきですかぁ…? ( 牛さんとしてもお仕置きは夕飯抜きとかそういうのを想像してしまう。もちろん、違うぞ ) ッ、それを握るんですねぇ… ( 指が秘所にあたるとまた少し反応を見せるものの、動かされなければそれ以上の反応は無い。ただ、少し物足りなさそうな表情はしている。それから、出されたモノをそっと握る。つめを立てないように気をつけたりして。ゆっくりと上下に動かしてみる。手元がよく見えなくてうまくできないかもしれない ) [Tue 31 Jul 2007 00:15:13]
◆レッドフォックス > (牛さんは本当に素敵 だな。 こっちも答えたいが、耳を攻められていると声になるような声が出ず。 きっと素敵な実家だったんでしょう。違う方向で) ん、はぁ、ぁ・・・ふぅ・・・・・・よくもやってくれたな・・・(牛さんの舌が止まると、ホッとしつつも少し残念そうだったり。こちらも変な方向に開発され始めてます)ちょっとお仕置きしないとなぁ・・・(男は指を離すとズボンを下ろし、既に先が濡れているモノを取り出す)こいつを手で握ってくれよ。そんじゃ、こっちも続きをやるからよ・・・(秘所に指を再び当てるも、動かさずに焦らす。もちろんミルクも飲んであげない) [Tue 31 Jul 2007 00:08:19]
◆ホワイトハート@レッドフォックス宅 > ( つかむと牛さんはきっと驚きますよ ) ン、ンン、じゃぁ、じゃあオッケーですねぇ ( 時折、ピクンピクンと反応しながらも牛さん答えます。 前の牧場主というか、牛さんの実家ですよ ) ひ、ン、ン、ン…ッ! ( 早くなる指の動きに言葉を返せなくて、狐さんの耳を攻めていた舌の動きも止まってしまって。 攻めていたのに残念っ ) アう、あぅ…っン ( 頬を赤く染めて声を漏らして、表情が次第にボオっとしてきて、達してしまいそうになっている ) [Mon 30 Jul 2007 23:57:50]
◆レッドフォックス > (先の方に当たれば、なんだかそれはそれで幸せな気分になれそうです)・・・いや、いーっちゃあいーんだが。(もしくは最初の牧場主がそういう趣味の人で・・・ 開発とか無理と半ば諦めていただけに、この成長には喜びを隠せない模様。そりゃあもうドンドン強く攻めますよ)ホント、良い感じになってきたなぁ色々と・・・い〜や、そんなことあるな。(指に僅かな痛みと、それ以上の気持ち良さを感じ、更に指の動きを激しく速くしてゆ・・・こうとするが)はぅ!ちょ、それは・・・!(ザラついた舌での攻めは男を脱力させるには充分で。逆に男が悶える側に) [Mon 30 Jul 2007 23:47:29]
◆ホワイトハート@レッドフォックス宅 > ( それはもう鞭の如く!でも、先っぽはフワフワ ) んー、何ででしょう? ( きっと基礎学習なんだ。絶対に違う )( のんびりで鈍感な牛さんもしっかりと開発されていきます。もう、がっしりと ) イぅッ、ン、ぁ… ( 中で動く指を少し締め付けながら、核をいじられた瞬間、ぎゅっと強く締め付けて ) そ、んなことないです、よぉ ( 少し顔を赤らめながら、牛さんは耳を今度はなめていくだろうか。人間よりも少しざらついた舌で ) [Mon 30 Jul 2007 23:37:43]
◆レッドフォックス > (後ろから襲い掛かろうとして尻尾で撃墜される狐。物凄い絵が浮かぶ構図だから困ります) ・・・なんでお前までそんなこと知ってるんだ・・・?(奴隷ギルドの職員は普段何をしているんだろう、と思わず妙な疑問を浮かべる。 最初の時よりも随分と反応が良くなった牛さんに満足しつつ、中で指を捻るように動かしながら、親指で秘豆を攻める。これが何時もの男のスタイル)お前が好きにさせたようなもんだけどな・・・っ!(耳を噛まれると普段されなれない感覚に身体を振るわせる。実は攻めてばかりな所為か、攻められるのに弱かったりする。だからリバなのです) [Mon 30 Jul 2007 23:33:09]
◆ホワイトハート@レッドフォックス宅 > ( 牛さん、尻尾に叩かれるかもしれません ) ん、ぁ。 −っと、お代官サマぁ、でしたっけ? ( あ、アーレーが先か! ) あふ、んっ。もう、強く吸いすぎです…、アッ♪ ( 少しだけ進入してくる指を感じる。牛さんの膣はヌルヌルと湿っていて、楽に動かせるだろうか ) お乳、好き、です、ンッ、ねぇ… ( 乳にミルクを塗りたくっているのを見ながら、狐さんの耳を甘噛みしちゃえ ) [Mon 30 Jul 2007 23:26:54]
◆レッドフォックス > (その場合は当然後ろから・・・しかし挿れないのが狐だったり)いいではないかいいではないか・・・なんてな。(どっかの本で見た悪人風のセリフを吐きつつ、噛んだところを舌先で突いてみたり。こういう事をしながらも、しっかりミルクは飲んでる辺り毎日やってる成果というか何と言うか。濡れ始めれば、少しだけ指を中に入れようと・・・したとことろで)ぅん・・・!?(突然量を増したミルクに少々ひるむ。飲みきれなかったミルクが端から溢れ、その巨大な球体を湿らせていく)やってくれたな・・・このっ。(先ほどよりも強めに吸い付きつつ。溢れたミルクを左手で乳を揉みながら塗りたくる。そして先程の予定通り、右の指は秘所の中へと、浅く) [Mon 30 Jul 2007 23:20:28]
◆ホワイトハート@レッドフォックス宅 > ( きっと、知らなかっただけです。 二度目は後ろを捲るとかで ) もぉ、いいですけどねぇ〜 ( 牛さんは尻尾揺らしながら、耳も秘所をなでるのに合わさってピクンピクンと動く ) ひぃ、ん。駄目です、よぉ。噛んだりしちゃぁ ( そういっているものの、牛さんは嫌がっている様子は無くて。秘所は徐々に濡れてきているだろう ) そ、れぇ ( 牛さん反撃チックに少し乳を押してミルクを多めに出してみようとする ) [Mon 30 Jul 2007 23:12:54]
◆レッドフォックス > (なんだかキリバナ辺りで物凄い光合成を始める人とか・・・ でもこの男、きっと二度やられても興奮します。 男の方は驚く牛さんの声も欲情を加速させるものにしかならず)誘ったそっちが悪いんだからな・・・っと。(男の方も牛さんの動作を見て、うっかりタグを外し忘れていた事に気づく。どうやら牛さんも学習しているようです。タグを反応しない程度の距離へ軽く放る・・・ちゃんと後で拾えるように場所は確認して・・・と、すぐさま続きに。胸の先端をを甘噛みしつつ、指は秘所を優しく撫でるように) [Mon 30 Jul 2007 23:07:29]
◆ホワイトハート@レッドフォックス宅 > ( きっと、太陽光を浴びたら強くなる人が出てきてしまいます )( 牛ですから。まったく関係ないけど )( 奇襲とは二度行うから奇襲なのである。といっても二度目無いけど ) ふぇ〜? ひゃうっ! ( 牛さんがそんな速い動作についていけるわけが無くて、そのまま押し倒されて、乳を吸われながら、スカートの中に突然入ってきた手に驚いて ) と、突然過ぎますよぉ…♪ ( 牛さん、ゆっくりと耳にタグをとって←牛さん的によく気がついたなと ) [Mon 30 Jul 2007 23:00:51]
◆レッドフォックス > (そのうち対吸血鬼用の光線発射装置が・・・出来たら市内が大変になるので作らないでください。 流石牛さん、寛容さが違う。 そしてベッドに飛び込む牛さんに苦笑しつつ、男もまた戦場へ・・・)ああ、続き・・・って。(牛さんのスカートをめくる動作に激しく反応する身体の一部。元々牛さんはそういう事をしないタイプと思っていただけに、この奇襲は男に大ダメージを与えた。結果) ・・・ホワイトっ!(おもむろに牛さんを押し倒そうとする。押し倒せたなら、胸にしゃぶりつきつつ、右手はスカートの中へ。もうこうなったら止まらない) [Mon 30 Jul 2007 22:52:46]
◆ホワイトハート@レッドフォックス宅 > ( ヴェイトスの技術力は世界一ぃぃぃぃ。ですか? ) んー、勿体無い…? ( もったいない量なのかは自分では判断がつかなかった。だって、自己生産ですから )( 己を信じろっ。そこ(ベッドの上)は戦場だ! ) 安心しましたよぉ〜。ではぁ〜 ( そういいながら、ベッドの上にダイブした牛。といっても、そんなに勢いよくじゃないけど。 それから、ベッドの上に座って、狐さんの方を向いて ) 続きですねぇ〜 ( なんて言いながらスカートめくってみた。半分お茶目ってことで ) [Mon 30 Jul 2007 22:44:24]
◆レッドフォックス > (なんだかヴェイトスの技術を持ってすれば出来そうな気がしなくもないから困る)ああ、沢山な。(きっと牛さんは本能でやっているのだろうけど、自然とそういう事が出来るというのは凄い事だと思う。本当に出会えて良かった。 本気で喜んでいる牛さんを見て、やっぱり最優先は食事なんだなぁと苦笑する。 いえいえ戦ってます。ベッドの上とかで(何)) 服なら気にするな、コートとかに付かなきゃ他は洗える。(当たり前ですが今の服装は薄手のシャツです。家でまでコート着込むほどマゾではありません) よし、んじゃ続きはベッドでって事で。(こっちもサラっとアレな事を。振り向けば乳。嗚呼この幸せ) [Mon 30 Jul 2007 22:39:11]
◆ホワイトハート@レッドフォックス宅 > ( もう、特注で開発しちゃえ(無理 ) 助けてますかねぇ〜? ( あんまし自覚の無い牛さんは首をちょっと傾げて )( 牛さんはそんなに家族とかそういう経験はないけど、なんとなくこんな感じかなって思いながらやって ) ほへぇ…それはよかったですよぉ〜 ( もう、牛さんにとっては死活問題だった。これで、牛さんはあと10年戦える(戦わない ) あ、出ちゃいましたかぁ? ( ミルク出ているのに気がついて、あぁ、背中よごしちゃったぁ、とか少し思いつつ ) ん〜、いいですよぉ ( あっさりと牛さんはOKしました。もう、即答くらいの勢い ) では、前向いてくださぁい ( 向けば、ドカンと乳がある ) [Mon 30 Jul 2007 22:33:12]
◆レッドフォックス > (もちろんスク水、それも白で。この時代にそんなものは無いでしょうが。というか、胸が入らないでしょうが) そうだな・・・お前には何時も助けられてんなぁ。あんがとよ。(頭を撫でられると、少し照れるも素直に嬉しかった。誰かの頭を自分が撫でる事は有っても、撫でられる事なんて孤児院時代に数度だけだった。こうやって甘えられる相手が居るのは、本当に幸せな事だと思う) ご飯か。そーだな、あいつら何でも食うからな・・・まぁお前の分は草だから大丈夫だろうけどな。流石に干草まで食い散らかしたりはしないだろ。多分。(そんな冗談を言っていると、ふと背中に感じる湿った感覚)・・・ちょっと強く抱かれすぎたかな?勿体無いな・・・(男は牛さんの腕に手を乗せると)せっかく漏れてきちゃったし、正面から飲みながら抱いてもらおうかな。(とか言ってみちゃったり) [Mon 30 Jul 2007 22:28:08]
◆ホワイトハート@レッドフォックス宅 > ( じゃあ、下に水着でも着せてしまえ。もう、どんなプレイ… ) そぉですよぉ〜、前向きに考えるんですよぉ〜 ( 抱き込んだ、狐さんの頭をそっとなでていこうとするだろうか。なんだろう、こうすると安心するような気がしたからやってみたといっただけだけど。 牛さんは前向きすぎるのだが、それは置いておいて ) んー、ネズミさんにご飯取られないようにがんばってくださいねぇ〜 ( そういって、牛さんは耳をパタンと動かした。 ちなみに乳押しすぎ注意。ミルクが出ます…(何 ) [Mon 30 Jul 2007 22:19:24]
◆レッドフォックス > (その比率がとても羨ましいです。 牛さんが気にしなくても、ミニスカで風が吹いたりしたら色んな人が困るんです。特に狐が) ん・・・いや、なんでも・・・(振り向こうとした瞬間、背中に触れた柔らかい感覚に動きが止まる。胸が最初に当たるところが流石牛さん)・・・(とても暖かい感覚。生まれた時から親が居なかった男にとって、この抱き込まれる感覚はとても新鮮で、自分の心が芯から温もっていくのを感じた)・・・そうだな、大丈夫。オレは相手が何だろうと、必ず勝ってお前の元に戻ってくる。(牛さんの手に、そっと自分の手を重ねる。自分の中にあった不安は、何時の間にか消えていた) [Mon 30 Jul 2007 22:15:31]
◆ホワイトハート@レッドフォックス宅 > ( きっと聞いてます。思考の1割くらいを使って聞いてます。残り9割食事 )( 下着って何ですか?おいしいんですか? そのくらいそういうものとは無縁です。とっても、 ) ん〜、どうしたんですかぁ〜? ( なにやら声のトーンが変わったのに気がついたのか、牛さんは立ち上がって、狐さんの方へと歩み寄って、 ) 大丈夫ですよぉ〜 ( 何が不安だか牛さんにはよくわからなかったけど、何も抵抗が無いなら狐さんをそっと抱き込むだろうか、乳に押し付けるとも言うけど ) [Mon 30 Jul 2007 22:08:06]
◆レッドフォックス > そうしてくれると助かる。コイツだって一発ものだしな。(本当に注意を聞いているのか怪しかったが、まぁそれは何時もの事なので良しとする。 そういえば未だに下着を受け取っていないので牛さんの服装はロングスカート版のままだった。家の中では裸でも良いと言ってるくらいなので外に出るときだけ我慢してもらっているのだが。乳露出は、男にとっては御褒美です) ああ・・・やっぱり、お前や店を守るために強くなってるんだしな。ここでオレが戦わないと。(正直、不安が無いかと言えば嘘になる。2匹3匹程度なら男の実力があれば難なく倒せるだろうが、一人で何十匹も同時に相手するには、今の自分では力不足を感じていた。そして、今回はそれが起こりうる。少し、怖い。表情に出ないよう努めていたが、声のトーンは自然と落ちていた) [Mon 30 Jul 2007 22:04:21]
◆ホワイトハート@レッドフォックス宅 > ふぇ? ( 一度、耳をピクンと動かしてから狐さんの方を向く、それから注意のことに関して、ポワポワした頭で聞きながら ) わかりましたよぉ〜、なんだかネズミさんたちが着てるみたいですからぁ、あまり出ませんけどねぇ〜 ( あくまでもマイペースそしてのんびりと答える。 服装はメイド服のままだが、なんだかんだいってこの夏を乗り切っていっているようで、ただし乳は完全露出だけど。だって、あついんだもの ) キツネさんもネズミさんの退治にいくんですか〜? ( 草をつまみながら、牛さん聞いてみる ) [Mon 30 Jul 2007 21:56:10]
◆レッドフォックス > (気を取り直して。 どうやら鼠どもは市内に入り込んでしまったらしい。これは予定より早く戦うことになりそうだ・・・男はそんな事を思いながらも、一方でこの状況でも以前呑気な牛さんに感心していた。一応タグがあるとは言え、色々心配だ。今日も牛さんを心配して、店に頼んで家に小細工を仕掛けていた。まさかこんな胡散臭い部屋にまで鼠が侵入してくるとは思えないが、スラム自体は標的にされそうな場所だ。念には念を入れるべきだろう)・・・よし。(小細工と行っても単純なもの。扉の足元に板を用意し、それを踏むとピアノ線が反応し、天井から重石付の矢が数本降ってくる、というものだ。弩の整備が出来るくらいの腕があれば、この程度なら作れる)ホワイト。ここにトラップを仕掛けておいたから、間違っても踏まないように気をつけろよ。絶対に。(少し強めに忠告。そりゃあ身内が自分の仕掛けた罠に掛かっては泣くに泣けない) [Mon 30 Jul 2007 21:51:18]
◆レッドフォックス > (豪快なミスに中の人土下座orz) [Mon 30 Jul 2007 21:43:42]
お知らせ > レッドフォックス@ミルフルールさんが入室されました。 『(ある意味凄いと感心する狐)』 [Mon 30 Jul 2007 21:41:31]
◆ホワイトハート@レッドフォックス宅 > ( 牛的にはラットマンが着て困るといえば、草をとられないかぐらいだ。もう、断固として牛さんは草を、ご飯を守ります ) ――ネズミさんも草食べるんですかねぇ〜 ( ベターっと寝そべって草を食べながら牛さんは考えてみた。ネズミってチーズだけ食べるんじゃないんですか? うーん、無知って怖い ) [Mon 30 Jul 2007 21:40:11]
◆ホワイトハート@レッドフォックス宅 > ( うーん、何にも関係が無い。あったとしても十二支の1と2くらいの関係しかない ) ―――ふぇ〜 ( 街中ではラットマンが進入してきたとかそういうことがあるけど。牛さん的には何にも気にしていない。ラットマンって何ですかおいしいんですか?肉? じゃあ、いらない。 うん、そのくらいの感じ )( いつもどおり、部屋の中で草に囲まれてごろごろ、それが牛の日常。どんな状況でもそれはかわらないっ。まぁ、暑いから乳でも露出させておきます。はい。エロですね←ストレート ) [Mon 30 Jul 2007 21:30:25]
お知らせ > ホワイトハート@レッドフォックス宅さんが入室されました。 『ネズミと牛』 [Mon 30 Jul 2007 21:27:36]
お知らせ > アーク=フォース@小さな教会さんが退室されました。 『その夜は泣いていたのかもしれない…』 [Mon 30 Jul 2007 00:58:08]
◆アーク=フォース@小さな教会 > (色々と考える、一人の時はそうだ。 誰かと居る時は変なことを考える気も起きない。) …一人で留守番なんて、そう言えば初めてか (昔を思い出しながら、天井を眺めて、言葉を続けて行く。) …これからどうするか…だな (そのまま再び、ベッドに仰向けに寝転んだ。) やりたい事が…もう目の前なのに…伸ばして良いのか…解らないな (少しだけ遠い目をしながらポツリと呟いた。) 昔みたいになるのが怖いのか…やっぱり (昔のことを思い出して、腕で目を隠した。 あの日のことを何年も引きずって、いまだに夢に見る。 それを思いながら視界を閉じている。) [Mon 30 Jul 2007 00:55:03]
◆アーク=フォース@小さな教会 > (することが無い、魔術師ギルドから来た手紙は一度読んだ位のものだ。) 近日中に一度来てください…か (ベッドの上でポツリと呟いた。 そして色々と考える。) 第一、こんな自分に留守番頼む神父さんもどうかしてると言うかなんと言うか… (住んでるの自分だけで、非公式の教会なのだから、人員も出せるわけが無いわけだ。 ベッドからぼんやりと上半身だけを起こして、窓を眺めた。) 嫌な雲だな…変なこと起こらなければ良いけど (吉凶が分かるわけではない、けれど窓を見る紅い瞳は細めていた。) [Mon 30 Jul 2007 00:37:30]
◆アーク=フォース@小さな教会 > (黒髪に紅い瞳の青年は、自宅と呼べる教会に居る。 今日は誰も居ない。 普通の教会ならミサをやるものだろうが、この教会は非公式だ、保護者の神父は聖堂にいっている。 そんな中で青年は一人、自分の部屋に居る。) …此処に居ろって…そんなまずいことにでもなってるのか…鼠戦争 (自室のベッドの上にねころんで、灯りもつけず暗い部屋の中で、青年はぽつぽつと呟いていた。) …魔術師ギルドから手紙来てたのに、どうするか (ごろりと寝返りうって、天井を眺めて天井を眺めていた。) [Mon 30 Jul 2007 00:27:28]
お知らせ > アーク=フォース@小さな教会さんが入室されました。 『一人で留守番…誰も居ない教会』 [Mon 30 Jul 2007 00:18:37]
お知らせ > フィム@傭兵ギルド『雷電』さんが帰りました。 『まだ、間に合うだろうか。(戦場へと向かう準備を始める)』 [Sat 28 Jul 2007 01:04:41]
◆フィム@傭兵ギルド『雷電』 > (「手ごろかどうかは兎も角、あんた聞いてないのか?」 返ってきたのは、そんな言葉。) こちらにはついたばかりで、生憎と何も。 (宿を確保した次の動作でここに来た。噂の類は殆ど耳に入っていなくて。何かあったのか、と問い返す。)(「ほれ、そこの。 結構な数が退治に向かってる。」職員が指差すのは鼠騒動の張り紙。 指差されたそれを、じっと読んで。) [Sat 28 Jul 2007 01:01:59]
◆フィム@傭兵ギルド『雷電』 > …… (思い返せば、あまり良い船旅では無かった。船酔いして、三日三晩唸っていた記憶が蘇る。)(思い返した嫌なものは、二三度頬をたたいてかき消して。 気を取り直して、紙を再び受付へ。) これで、十分だろうか? (紙を受け取った職員はそれを一通り流し見る。 「アイバン出身の、宿は『月の滴』と。 あぁ、大丈夫だ。」) ありがとう。 早速だが、今手ごろな仕事はあるかな? (紙が受け取られたことに満足して、顔を綻ばせながら尋ね。) [Sat 28 Jul 2007 00:53:54]
◆フィム@傭兵ギルド『雷電』 > (近くにあった椅子も拝借し、腰を落ち着けて、紙を眺ながめる。名前に年齢、連絡先…etc、それほど項目の多く無いそれを、確認しながら埋めていく。) ふぅ、こんなものか。 (一通り書き終われば、ペンを起き。軽く肩を回しながらため息ついた。) まだ、旅の疲れが取れていないな。 (呟いて、故郷よりの船旅を思い返す。) [Sat 28 Jul 2007 00:43:45]
◆フィム@傭兵ギルド『雷電』 > (「ええそうですが、用件は?」 受付の職員は、一度―見える範囲で―来客の全身を眺めた。) こちらのギルドに加入させていただきたいのだが。 何が必要か? (「うちに入りたい? ならそこの紙書いてもってきてくれ。」職員の目を真っ直ぐに見つめて問えば、回答は酷くあっさりしたもの。脇に置かれた紙の束を指差され。会釈一つして、紙を一枚手に取り、近くの机へと。) [Sat 28 Jul 2007 00:34:44]
◆フィム@傭兵ギルド『雷電』 > (そんな掛け声と共に、扉を開いたのは安っぽい防具に身を包み、大剣の形をした布包みを背負い、腰に剣を下げた青年風貌。緩慢な動きで、受付へと歩みを進め。) 傭兵ギルド「雷電」は、こちらでよろしいか? (人のまばらな受付前で、係員へと再確認の意味を込めて尋ねる。 入り口前で、何度も看板を確認したのだから、間違えているはずも無いのだが。) [Sat 28 Jul 2007 00:26:52]
お知らせ > フィム@傭兵ギルド『雷電』さんが来ました。 『失礼する!』 [Sat 28 Jul 2007 00:22:14]
お知らせ > ブランシュ@自室さんが退室されました。 『(それでも、朝になり目覚めた時にはベッドの上で)』 [Wed 25 Jul 2007 00:12:26]
◆ブランシュ@自室 > (ケース越しに少女の額に自分の額を合わせるように向かい合って目を閉じる。)オーロラ……。今でも、愛してるよ。(静かにそう囁いてケースに凭れ掛かったまま目を閉じる。せめて夢の中でだけでも会えるようにと願いを込めて寄り添うように眠りに落ちた。) [Wed 25 Jul 2007 00:11:21]
◆ブランシュ@自室 > (どれだけ呼んでも少女は返事をすることなくケースの中で眠り続けている。まるで、死んでいるかのように起きる気配は微塵も無い。)オーロラ……。いつか、俺がお前以外を愛せるようになったら……お前は喜んでくれるだろうか?それとも……俺を憎むだろうか? [Tue 24 Jul 2007 23:59:42]
◆ブランシュ@自室 > (其処まで言ってケースから少し躰を起こせば少女の顔を覗き込むように見つめて、静かに目を閉じる。)……。オーロラ……。(微かな声で少女の名前を呼ぶ。)オーロラ……?(囁くように、先ほどよりも少し大きな声で名前を呼ぶ。) [Tue 24 Jul 2007 23:43:19]
◆ブランシュ@自室 > なぁ、オーロラ?お前は……何時までその姿で居るのだろうな?(ケースの中で眠って居るかのような少女にそう問いかける。)俺が醜く老いても……お前はそのまま変らぬ美しさで眠り続けているだろうか?(ケースの上からまるで少女の輪郭をなぞる様に手を這わせる。)俺が死んでもお前は……。 [Tue 24 Jul 2007 23:31:17]
◆ブランシュ@自室 > (今日もこの屋敷の主は自室の奥の部屋に篭っている。その部屋の中に置かれたガラスやクリスタルのケース。その中の一つ、丁寧な作りのクリスタルのケース。ケースと言うよりは棺に近いかも知れないが、それに凭れかかる様にしな垂れてケースの中をじっと見つめる。) [Tue 24 Jul 2007 23:18:07]
お知らせ > ブランシュ@自室さんが来ました。 [Tue 24 Jul 2007 23:05:26]
お知らせ > リアさんが退室されました。 『 ―― せっかく早く帰ってきたんですから一緒に寝ましょう? ( ロスマリヌスも一緒。 ) 』 [Sun 22 Jul 2007 02:52:56]
◆リア > ふふ、 すみません。 ( 機嫌を直した猫はとん、と床に下りて貴女の足元に擦り寄るだろう ) ( 己は両手の空いたぶん、しっかり両腕を回して彼女を抱きしめなおそう ) ―― えぇ、此処から出たことのない子たちばかりですからきっと喜びますよ。 ( 言葉の、反撃。 ) …最近マリィは働きすぎだったでしょう? でも、そうですね―― マリィが ( 右手は背中を離れ、肩を軽く撫でて貴女の頬へとする り、触れようと ) 子どもたちのためを思って、イイ顔をして動いてくれるのはうれしいので、お任せします。 ( へろ、と笑う。 ) [Sun 22 Jul 2007 02:52:04]
お知らせ > マリィゴールド@自宅さんが帰りました。 『 こっちこそ有り難う―――でも、何時までこの体勢なの? ( 蝙蝠の問いは恐る、恐るだった 』 [Sun 22 Jul 2007 02:46:49]
◆マリィゴールド@自宅 > ( 情けない声がまた上がった、それは離れていく躯をまた引き留められてしまったからで。 ) な、何も嗤う事無いじゃないか―――。 ( 少し涙声だけども、気にされたらもっと泣くと言外に含めて。 藻掻くに藻掻けずに結局は同居人へと躯を預けて。 ) そうだね、多分早い方が良い。 何も無かったら―――本当に休暇を楽しめばいいって想えるしね。 ( 「任せて」 と腕の中で小さく頷いて。 もう頭の中で自分を責め立てる声が溶けて消えていくのがハッキリと解った。 ) 互いに出来る事をやる、ってのがリアの信条じゃないのかな? ( 小さな反撃。 ) 猫だってご飯の恩義は感じるんだから。 蝙蝠だってね。 ( 何か照れ臭い、だからそんな茶化すような言い回しで。 ) [Sun 22 Jul 2007 02:42:50]
◆リア > ――― マリィは子どもたちがだいすきなんですね。 ありがとうございます。 ( 嬉しそうに、否、嬉しかったから自然と笑みが浮かんだ。 彼女が子どもたちを第一に考えてくれていることが、とても、うれしい ) [Sun 22 Jul 2007 02:34:23]
◆リア > ――― ( きょとん、と目を丸くして ) …… ぶッ ( 思わずふきだした。 くすくすくすと、その後に堪えきれない笑い声が漏れて肩を揺らす ) ( 両手を伸ばして、離れようとする体を抱きこもうとした。 …もしも成功したら、片手だけ離してロスマリヌスの頭も撫でてあげようか? ) ――― では、マリィはその辺りの根回しをお願いします。私は院長に話を通して… 子どもたちの準備を? ( 重要なところばかり彼女に任せている気もするが、こればかりは適任なのだから仕方ない。 ) [Sun 22 Jul 2007 02:33:08]
◆マリィゴールド@自宅 > ソレに―――1番の最悪は、子供達に犠牲者が出る事じゃないか。 ( 自分達は良い、とこの時は何故だろう素直に言葉に出来た。 ) [Sun 22 Jul 2007 02:26:06]
◆マリィゴールド@自宅 > ――― うッ。 そんな鷹の目で見なくとも。 ( 猛禽類を前にした兎の心境? でも…、髪を梳く手を止めて――少しだけ躯を浮かして。 互いの躯が僅かに触れるだけの抱擁を同居人に。 ) 今はコレが精一杯だから……。 ( 気の効いた台詞を言えず、壮大に上擦った声で。 照れが出たらしいけども、感謝の気持ち。 落ち着かぬ左腕も包み込んで。 ) ―――嗚呼、やっぱりダメだ恥ずかしい。 ( ソレも刹那の時間だけ。 直ぐさまに火照る身体を離して。 何故か呼吸が荒い、無い筈の体温が沸騰しそうな程に。 手を舐めて居た毛玉も吃驚した声、いや抗議の声か。 ) そりゃあ大丈夫だよ、逃げ出すなんて貴族様は……心の何処かで善行は積みたいって思うんじゃないかな。 そりゃ逃げるのは全然悪い事じゃないよ、命の危険があれば当然だし。 だけども―――そう出来る自由な身分の己が動けぬ孤児院の子供達を見てどう思うかなァんて解ってるじゃないか。 ( そう、当然己の顧客もいるだろう。 勝算あり、とそんな顔で。 ) [Sun 22 Jul 2007 02:25:03]
◆リア > ――― 手加減、しているんですけれどね。わりと。甘やかしすぎないようにという名目で結構自制しているんですよ――― … でなければ、今頃べったり抱きついています から? ( くす、と少し意地悪く髪留めを撫でる彼女に視線を送る ) ありがとうございます。 でも、 ( 右手が左の腕を掴む。寝るつもりだったから、いつも隠し持っているナイフも短剣も今はない そのせいで軽すぎるような左腕がふわふわと不安定な気がした。 …呼吸を一つして、落ち着こうと努めた ) … いいえ、なんでもありません。ありがとうございます。 ( 微笑んでおく。 舐めるのに必死な猫から、同意の声が上がらないのに何故かほっとした ) …。 ( 簡単に言う同居人をしばし見つめ、仕方ないなぁというように微苦笑した ) …課外学習、くらいにしておきましょう。市内にばかり居ては見えないものもあると―― …経営自体は貴族の方とかの寄付が主ですから、そこを口説き落とさないといけませんけれど? ( けれど。 …以前はともかく、今は彼女もいる孤児院だ、当然、彼女の顧客からも幾らか――流れているだろう。 ) [Sun 22 Jul 2007 02:09:48]
◆マリィゴールド@自宅 > ――― だから、手加減とかダメかな? ( 代わりに伸ばされた蝙蝠の指先。 濡れ羽色の髪を纏めるのはいつぞやか己の送った髪留め。 つ、と表面を撫でる。 ) やっぱり、似合ってる。 ( 満足そうに、目を細めて。 ) だから、リアは勿体ないと……。 茨も ”可愛い” けどもね。 リアは正当派が似合うんだとボクは強く推したい。 ( 「 そりゃあ安全ピンか何かでゴタゴタしたのも捨てがたいけども 」 まるで、血を流すような決断じみた声色。 手を舐める毛玉にも 「だろう?」と同意を促してみる。 けども、毛玉は未だ満足してないらしい舐めるのに熱心な様子。 ) 別に名目が『 旅行 』でも構わないのでしょう? ( 苦笑を浮かべた同居人に、さも簡単に。 ) 上がどうであれ、最悪の展開を避ける為に実行するしないは兎も角……手は打った方が良いんじゃないかな。 ボク等が先んじれば同じ行動をする所も出るかも知れないし。 ( 動き様はあるんじゃないかな、と。 ) [Sun 22 Jul 2007 01:54:12]
◆リア > ――― はい、頑張ってくださいね。 ( くすくすと笑って、髪からするりと手を離す。 …感触が消えたのが少し寂しかったのだろう、不自然に手が止まって指が小さく動いて、やがて下げられる ) 私? 私は茨で十分ですよ。 花はマリィに ( 貴女が害されぬよう ) 答えになったなら良かったです。どういたしまして ( ちいさく、自然と目を細めて笑んだ ) ( 猫の舌はざりざりと貴女の手を舐め、猫の手は貴女の手の離れぬよう、押さえつけるかのように手のひらの上に乗せられるだろう ) あぁ ―― … はい。 ( 勿論です、と。 言う、けれど微苦笑めいた ) …そうですね。うぅん。 ( 歯切れの悪い言葉 ) …ホラ、此処は一応独立しているわけではないので―― ( 小さくとも、十字が掲げられているのだから ) 同じところに連なる他の孤児院の子どもたちが市外に出られないのに此処の子達だけ、というわけにはいかないのではないかな と。 ( 溜息交じり。 ) [Sun 22 Jul 2007 01:44:00]
◆マリィゴールド@自宅 > ( 矢張り恐るべし、と内心で舌を巻いた。 己の内部の歯車が、自然と治っている。 ) リアがしたいなら……いやいやいや、ボクもリアの事は尊敬しているし敬愛だってしてる。 だから撫でられるのも口吻をされるのも何とか、何とか頑張りたいと思います。 ( そんな冗談交じりの言葉を返して。 実際慣れないんだけども、とやっぱりペッショリと答えた。 ) 薔薇は紳士の胸元でこそ映えると思うのだけどねェ。 リアこそ似合うんじゃないかな? ( むぅ、とまた口付けされてしまった己の髪。 不思議と嫌ではないのが困りもの。 ) いざ答えを言われると……何というか、呆気ないと言うか申し訳ないけど。 これだけは言わせて欲しいな 有り難う って。 ( まるで教師だった、実際に教師なのだけども。 出来の悪い生徒のように、ペコリと頭を下げた。 ) どうにも照れるってば、ホントに……。 ロスマリヌスも―――当然好きだって。 ( 今は好きに舐めさせてやろうと。 手を預けて、温かくてくすぐったい。 ) ―――じゃなくて、言いそびれそうだったけど孤児院の避難の事で相談であるならボクに相談して欲しいな、って。 ( だって。 ) 此処はボクの居場所でもあるのでしょう? [Sun 22 Jul 2007 01:27:46]
◆リア > 知っていますけれど、私がそうしたいんですよ。 ( 微笑む。 ) ( 「そうやってあやされるのはダメ」と、そんな言葉が出てくるならば少しは回復したってことだろうかと内心に。今日の彼女は背中を蹴り飛ばしていい凹み方ではなかったから。 いつだったか、弱気の彼女にいつも通りの―― そう、帰宅してきた時のような軽い冗談と意地悪交じりに言葉を返したら、ツッコミではなく「リアはボクに何を求めてるの」と途方に暮れた言葉が返ってきた。 ) ( だからそれ以来はやっぱり、今まで通り静かに甘やかし 促すことにした なんて、彼女には内緒だ。知ったらきっと拗ねるから ) 生け花という程マリィの髪を飾るつもりはありません。 一輪で十分なんですよ―― 引き立て役ですから。 ( 髪を梳く手、指の間を流れる滑らかな金糸をそっと絡め取って唇を寄せよう ) 未練? どうして。 間違えたなら、これから正せばいいじゃないですか。 ( 振り返って得た教訓を糧に。 ) ――― いいえ。 言ったでしょう、そんなマリィが愛しいんです。 …ホラ、ロスマリヌスも好きだって言ってますよ ( 視線を落とす。 猫は、貴女の手を舐めようと頭を近づけ舌を伸ばし ) [Sun 22 Jul 2007 01:11:50]
◆マリィゴールド@自宅 > ( 殺し文句だった―――。 実はとんでも無い人物と一緒に暮らしているんじゃないかと今更ながらに思う蝙蝠。 瞳を数度瞬かせ、必要のない深呼吸を繰り返す。 そして……何故だか笑いが込み上げて来た。 ) ゴメン、ちょっと弱気になってたみたい。 でも……そうやってあやされるのはダメなんだボク、後リアは生け花でも始めたのかな? ( 髪を優しく撫でられ、頭に薔薇を乗せられて言う台詞じゃなかったけども。 口をとんがらせて―――目線を逸らした何時もの様に。 ソレでも其の手を払い退ける事は無かった。 ) そうかな、でもきっとエニシ君に対する此の感情は『未練』なんだろうね……。 過去は自分が唯一好きに出来る残骸なのに、全く……情けない。 ( ifがどうしても心に引っ掛かる。 だから振り返ってしまうんだろうと。 ) うん、大丈夫”解った”から。 ゴメンね、落ち込んだり立ち直ったり忙しくて。 ( そう肩を竦めるのは何時もの蝙蝠で。 ) [Sun 22 Jul 2007 00:50:41]
◆リア > 読めませんし、そんな能力欲しくはないですね。 ( 苦笑した ) 私は、動いて笑って泣いて怒って―― … 照れたりとかしてるマリィが好きですよ。 ( 振り返って彼女の元に戻れば、彼女が子猫を撫で回すのと同じようにしようと手を伸ばす。 ――― その後ちゃんと、手櫛で整えるけれど。 ) そうですね、子どもたちは―― …できれば。 ( 花瓶を出して、汲み置いておいた水を入れて薔薇を生けた。心持ちしんなりしている葉も、少し経てば元気になるだろうか ) …マリィは十分彼のために動いたと思いますよ。 ( 花瓶の中から薔薇一輪、短く茎を切り取って ) ―― わからない って? ( 何が、と問いながら彼女の元に戻って、その金糸に薔薇を挿さん と ) [Sun 22 Jul 2007 00:38:17]
◆マリィゴールド@自宅 > やっぱりリアは心が読める? ( 妙に確信を以て嫌いと言う同居人に、机に突っ伏した侭視線は天を仰いだ。 確かに、外面だけの人間には外面でしか付き合わない。 「見透かされちゃってるなぁ」と弱った風に。 ) だけども、美しいと感じる物は己の内から沸き上がった感情だって解って……―――。 ( 不意打ちだった。 最近こうした不意打ちの多さに未だ慣れぬ蝙蝠は絶句した儘、同居人の背を見送る。 一拍遅れて、躯に火が付いたようで。 ) 確かに難しいけども、せめて子供達だけでも…――何とかしないとなって。 ( 此方を見返す毛玉の瞳に映るのは狼狽した自分。 ワッシャワッシャと撫でくり回し証拠隠滅。 ) ボクは……例のエニシ君の事件で思い知ったからなァ。 ( 己の無力さを、人の心の難しさを。 ) 正直、リアとかロイが避難出来る手助け位は考えてたけども……―――解らないんだよね。 ( 戦うべきか、守るべきか。 解らないと、歯切れの悪い言葉。 ) [Sun 22 Jul 2007 00:22:48]
◆リア > ( 訂正: 非難 → 避難 ) ( ひどいまちがい。 ) [Sun 22 Jul 2007 00:08:38]
◆リア > だってマリィ、キライでしょう。 ( ただただ美しいと愛でられるだけなのは。だから、簡単に頷かなかっただけ ) … ( 貴女の動作を視線で追いかけ ) ―― 労わり、ですか。 ( 呟く ) ( 貴女の横に立って、帽子の取られた頭へと口付けを降らせよう ) ( ひょぃ、とテーブルから帽子を取り上げて、所定の台へ掛け置こうか ) マリィと子どもたちのいる場所が私の場所ですから。 ( あと、 ――― も。 ) ( 猫はきょとりと丸い目で彼女を見ている。子鼠が増えたならそのうちホントに咥えてくるかもしれない。褒めて褒めてと言わんばかりに ) マリィはどうするつもりなんですか? ( 己は、子どもたちを非難させることができない限り此処を動けないけれども。 ) [Sun 22 Jul 2007 00:07:50]
◆マリィゴールド@自宅 > そうだね、例え枯れたとしても咲き誇った事実は色褪せやしないからね―――。 流石、リアは良い事言うね。 ( 同居人から、一歩離れるとテェブルへと腰を下ろして。 僅かに薔薇の芳香が辺りに漂って。 ) 傷心な紳士としては労って欲しい所なんだけど……命がけの恋ってのは燃え上がる物じゃないのかな。。 ( ”今回は”なんて言ったけども未練たっぷりにボヤいた、鍔広の帽子をテェブルの上へ。 ) そうだね、街も何時まで安全なんだか……―――。 ( 机に突っ伏してると、足元に毛玉がやって来た。 残念ながらこの愛くるしい毛玉は失恋を慰めてくれる機能は付いてないらしい。 ) そう言えばリアは良いの……、その避難とかしなくても? ( 毛玉へ片手を伸ばし、その頭をそっと撫でてやる。 「お前にも期待していいのかな鼠駆除?」 とか。 ) [Sat 21 Jul 2007 23:53:46]
◆リア > そうですね ――― でも花も、ただ一時愛でられるよりは例え色褪せたままでも長く愛されたいでしょう。 ( ありがとうございます、と両手で包むように花束を受け取ろうか。 この小屋の壁には、いつだったか贈られた小さな薔薇の花束が未だに飾られたままだ ) 無反応が意地悪なら、今日みたいにツッコんだ方がいいってことですねマリィは。 ( こういう言い方が、意地悪なのだろうけれど ) ( ”鼠” ) ――― あぁ、成程。 ( 軽く、瞼を伏せる。手元の薔薇を見下ろし ) …その麗しいご令嬢とこの花束には申し訳ありませんが、ジャムや砂糖漬けにするのもいいかもしれませんね。 ( 薔薇は、薬としてもよく使われるから ) [Sat 21 Jul 2007 23:43:16]
◆マリィゴールド@自宅 > ( 頻りに花弁の匂いを確認していた毛玉。 どうやらご飯では無いと確認したのか鼻先を離す。 ) そうだね―――花は愛でられてこそ美しい。 はい、リアへの贈り物。 ( 胸に手を添え恭しく真紅の薔薇を少女へと手渡す。 こうして月に何度か花を送呈する事の多い蝙蝠、イコォル振られた回数に繋がるのだが。 ついには同居人に迄至ったと言うワケで。 ) 意地悪だねリア、大体フラれたんじゃなくて……先方の都合だよ”今回”は。 ほら、例の鼠騒動で貴族の御令嬢様がね……。 ( ティアンへの非難が決まったらしいと。 ) [Sat 21 Jul 2007 23:33:36]
◆リア > ( 動かす手を少し早くして同居人たちのやりとりを微笑ましげに眺め、髪を梳くのは手身近に切り上げよう。 カタン、とブラシを台に置く音。纏め上げた髪を彼女から貰った髪留めで留める。暑いから ) …読めませんよ、 ( 貴女の方へ数歩、近づきながら呟きに笑う。 ) 読めるのならきっとこう、花束を見た瞬間に何も言わずおかえりなさいって微笑むだけにしておいてあげますから。 ( あと、もう何回かこのやり取りを繰り返したらそうなるよきっと。…。 ) … 生けても、いいですか? ( 貴女の手の花束。 渡すべきひとに渡らなかったソレは、どうしよう。 でも放っておいたら、枯れてしまう。おみずをあげないと。 ) [Sat 21 Jul 2007 23:28:11]
◆マリィゴールド@自宅 > ( ちぃ、と玄関にて蝙蝠を出迎えたのは暑そうな体毛にくるまれた毛玉。 小さな脚でパタパタと駆け寄ってくる様は、自然と頬が緩む。 ) お土産なら無いよ―――。 ( ほら、と薔薇の花束を毛玉の目の前に差し出せば。 不思議そうに真紅の花弁から香る匂いを嗅いでいる。 きっと食べられるか否か判断しているに違いない。 ) し、失礼だなリア……―――ボクが偶に早く帰って来た所で、何でそう言う思考展開になるかな? ボク的には――こォ、職務を全うしただけで……。 ( 露骨に花束抱えて目が泳いだ。 かれこれ、何度目になろう遣り取りにスッカリと慣れてしまった同居人。 ) リアって心が読めるんじゃないの……。 ( 奇しくも昨日友人に言われた言葉をそのままで呟く。 ) [Sat 21 Jul 2007 23:19:16]
◆リア > ( 扉の開くよりも早く、貴女の立つ方向へと頭をもたげていた猫はとタとタ軽快な足音を響かせて貴女の足元に近寄るだろう。 見上げて一声鳴いて、ソレが「おかえりなさい」のかわり。 己は、髪を梳く手を止めて振り返ったまま ) 今日は早かったですねマリィ? アレ、どうしたんですかその花束―― ( 不思議そうに目を留めてから、「ああ」とか一人納得した声音 ) もしかしてどこかのお嬢さんとデートの約束をしていたのがドタキャンされたとか? [Sat 21 Jul 2007 23:14:20]
お知らせ > リアさんが入室されました。 『 ―― お帰りなさい。 』 [Sat 21 Jul 2007 23:08:08]
◆マリィゴールド@自宅 > ( 暮れを告げる鐘がなり、夕闇の帳が降りた孤児院は静寂に包まれて。 早寝、早起きの規則正しい孤児院で夜起きて活動するのは蝙蝠位なモノ。 ) ―――只今ァ。 ( キィ、蝶番の軋む音を響かせ離れの扉が開いた。 何時もは夜通し家を空ける事も多い蝙蝠だが、今宵は薔薇の花束を手に少し早めの帰還。 ) [Sat 21 Jul 2007 23:03:57]
お知らせ > マリィゴールド@自宅さんが入室されました。 『 個人に住み着いた一匹の蝙蝠。 』 [Sat 21 Jul 2007 22:59:06]
お知らせ > フェン・メイフォンさんが帰りました。 『「ハッ…説教なんての、ガラじゃ無いわね…」 自嘲する様に、吐き捨てた』 [Sat 21 Jul 2007 03:43:13]
◆フェン・メイフォン > あぁ、今はもう違う。 あんたは、『世界』に足を付けなきゃならなくなった。 辛いわよ、苦しいわよ―― けどね、その分…見返りも用意されてるわ。分量は自分次第だけどね。 (空っぽの袖口を揺らして振り返る、その顔へとはっきりと叩き付ける様に吐き出してやれば… エニシの口に出した言葉、じっと受け止め――) 強くならなきゃならないからね、あたしは―― だからって、あんたも強くなれ、とは言わないでおくわ。 ただ――… ウダウダと考える前に、上を見上げなさいよ。(ウダウダと下ばっかり見ているよりも、幾らかはマシな筈だからね。 そんな言葉を投げて、今度は自分が立ち上がれば…暫し、その去って行く姿を見送り――) ―――――― そう、まっ… 怖い人達には気をつけなさいよ。(―― 忠告は、狩人に対するソレ。 それを投げて、そして去って行く姿を見送り終えれば…後頭部を軽く掻き毟り――) [Sat 21 Jul 2007 03:42:37]
お知らせ > エニシ@空き家さんが退室されました。 『お姉ちゃんも――同じ月、見てるかな――(見上げた先には沈み行く月の夜空。)』 [Sat 21 Jul 2007 03:34:22]
◆エニシ@空き家 > 好き勝手やってくれよ。 ボクには関係の無い『世界』の話だし―――けれどね、今はもう 違うんだね。 ( その時は遠からずやってきたのだろう。 自分と姉の流れる時間が違う限り、それはいずれ否が応にもやってきていた。 ) ―――やだなあ。 辛そう。 ( 苦笑をしながら振り返った。 存在しない左腕の袖口は虚しく揺れて。 ) ――――強いなあ…フェンさんは。 けどね――大多数はきっと這い上がれないんだよ。 それが誰かの思い込んだ勝手な幻想だったとしても、地獄は地獄。 ( その言葉はどん底から這い上がってきた貴女が口にすれば説得力があるのだろう。 真っ直ぐに歩み続けることが出来る貴女は純粋に素晴らしい。 ) ――――ちょっと考えておきます。 そのお給料、とっても魅力的だし。 ただ―――もう少し一人で居たい。 ( 答えを返した少年は扉を開けて何日か振りに外の空気を吸い込んだ。 ) [Sat 21 Jul 2007 03:26:57]
◆フェン・メイフォン > そっか… なら、落ち着いたらで良いから、もっと周りを良く見ときなさい…と、言っておくわ。 あんたは、そのお姉ちゃんの『セカイ』から、反吐が出る程広くて、辛くて、けど歩かなきゃいけない『世界』に放り出されたんだから、さ――… まっ、あんたに今すぐ立って歩けとは言わないけどねさ。(暫く、頭冷やすなりしてから… それから、改めて『世界』を見なさい。あたしだって見通せてる訳じゃないけどさ… 肩、竦めて苦笑すれば。壁に背を預けた侭、エニシの背中見遣り続け、そして――) だからこそ、意地があれば這い上がれるって言えるのよ…地獄なんて場所からはね。 だからこそ、分かるのよ。 この世の地獄なんて――単に、そう思い込んでるモンだってね。(静かな問い掛けに対して返すのは… 静寂を吹き飛ばす様な返答。 投げ返してやれば、また肩を竦めて 「地獄にも天国にもなるなら、天国にしてやろうじゃないの」 と、酷く直情的に吐き捨てるだろう―― その、小さく笑う背中を見遣り、ながら。 そして――) 一本でも、扱き使える手が欲しい。 青猫辞める事になったら、あたしの所に来ると良いわ。 血位なら、給料代わりにくれてやれるわよ。(その代わり、腕一本だろうとコキ使うけどね―― まるで、冗談でも言う様に… 真顔で投げてやれば、去って行く姿を見送ろうとするだろう…か) [Sat 21 Jul 2007 03:01:43]
◆エニシ@空き家 > ――――けどね、フェンさん。 ボクにとってその一つは全てだったんだ。 ただお姉ちゃんさえ居れば、他には本当になんにも要らなかった。 ( 何処か遠くを見るような視線で彼女と同じように天井を見つめた。 けどそれは叶わなかった願い。 あの人の望みとボクの望みは違っていて。 ) 『セカイ』だったんだ。 ボクにとってお姉ちゃんは。 だから、ね。 暫くは少しそういう風に気合とか入れられない。 それがいけないのは解ってるけど、どうしても無理。 ( 実感を踏まえたその警告はしっかりと胸に刻んでおこう。 けれど今はまだ隙間だらけの器を修繕しようとしないだろう。 ) ――――そうかもね。 天国も地獄も幻想なのかもしれない。 今はただ今。 けど 立ってる場所によってはその今はきっと天国にも地獄にもなるんだよ。 ねえフェンさん? 貴女は大切な者に騙されて裏切られた時、そこを地獄と感じなかったの? ( 静謐な雰囲気の中、吸血鬼は貴女にそんな言葉を投げ掛けた。 ) ―――ああ、素敵な言葉。 好きになっちゃいそう。 ( 小さく笑った。 その明日が永遠に続くのが吸血鬼。 そしてその永久こそが絶望だと言った姉。 ) だいじょぶ です。 ( 慣れ親しんだ場所への別れは自分の言葉で。 ) [Sat 21 Jul 2007 02:39:53]
◆フェン・メイフォン > まっ… そっちがソレで良いって言うなら、良いんだけどさ… うん。(そう、吐き出して瞳開けば、顔を天井に向けた侭… 視線だけをエニシの方へ。 向けて、それから小さく苦笑の様な吐息漏らせば… ) ――――― けど、たった一つだろうと失くす怖さが痛感出来た。 なら、次からは… 失くさない様に…これ以上失くさない様に、って、気合入れられるんじゃない? いや、入れなさい―― 手の平で作った器は、簡単に水漏れを起こすからね。(しっかりと、しっかりと閉ざさないと、簡単にまた…失くすわよ? 吐き出すのは、警告。 不意に作った真剣な表情で投げ掛けてやれば、地獄と言う言葉に… 目を伏せ、て――) 世の中にゃ天国も、地獄もありゃしないわよ。 あたしらは、辛くても… ただ、今日って言う場所を生きるだけ。 だって、今日が無ければ明日って言う世界も無いからね。 うん、明日って言うには 『明』るい『日』って書くのよ?そんな明日に向かって今日を生きなきゃ損じゃない?(そう思ってりゃ、地獄みたいな世の中だろうと歩いていけるわよ。 言えば… その、立ち上がる姿を見上げ――) 一人で、歩けるわよね? (静かに、問い掛けた) [Sat 21 Jul 2007 02:22:28]
◆エニシ@空き家 > まだ頭がぐわんぐわんする……… ―――けどこっちの方が良かったです。 ハイ。 ( 今は優しさや施しを受けてもそれに答えることが出来ない。 差し伸べて欲しかった手の人は――もういないから。 ) …………ボクが失くしたのは、一個だけです。 フェンさんみたいに全部が無くなったわけじゃない。 けど――― ( 思いついた言の葉を全て口にすることはせず、途中でその口ぶりは止まった。 ) ――――――― ( ただじっと、彼女が口にする言葉を聞いた。 再び背中を預けて、体育座りの格好をしながら目を閉じて。 ) 地獄 か。 ( 三千世界のすぐ傍に立ってているもの。 ――あの人は 一体どれだけ―― ) 辛いね。 みんな。 ( ゆっくりと吸血鬼は立ち上がった。 ) [Sat 21 Jul 2007 02:07:43]
◆フェン・メイフォン > …… いや、ホントごめん。 優しくするなって言うから、ついちょっと厳しくし過ぎたかも… うん、ホントごめん。(なんて、引き攣った笑みを浮べるエニシの前で…此方も口元引き攣らせながら頭下げつつ、一先ずは無事にエニシが向こう側から戻って来た事に安堵を一つ。 吐き出し… それから、その横で格好を崩せば… 天井を見上げ、て――) そっか、傷は…深いかー… ふむ(―― エニシの額を小突いた指先で頬を掻きながら、ポツリ。 漏らし、そして、その天井へと吐息吐き出せば… 軽く、瞳を閉ざして…――) 家族失おうと、友達を亡くそうと、腕や足の一本二本無くそうと… それでも、泥水啜ってでも…雑草噛んででも、あたしらは前向いて生きていかなきゃいけないモンなのよねぇ… 辛くても、死にたくても、さ。(なんて、肩を竦めて苦笑するだろう。 目を伏せた、まま) [Sat 21 Jul 2007 01:53:50]
◆エニシ@空き家 > ( かっくんかっくん勢い良く揺らされる小さい吸血鬼。 この勢いで生き死にの狭間に立ったら笑う。 ひきつった笑いを浮かべる。 ) ………何故か知らないけど川のむこーでお父さんお母さんがこっちこーいって手招きしてました。 ( 昇天一歩手前の感想を述べた後、指で弾かれた額を抑えると、儚く簡単に摘み取られそうな笑みを浮かべる。 ) ………少しだけ。 [Sat 21 Jul 2007 01:45:41]
◆フェン・メイフォン > (世界は美しくなんてない。 なんて、陳腐な台詞と言う花に満ち溢れた花園に溺れそうなエニシを見遣りつつ―― やっぱりやりすぎたかなー?なんて、口元引き攣らせれば… また、恐る恐るとエニシの身体を揺さぶろうと、し―― ) って、逝くなァ――!!( ――た、ところでエニシの口にした言葉に思わず悲鳴じみた声上げてガクガクと揺さぶろうとするだろう。 お仕置きのウメボシで殺してしまったら、誰に何と顔向けすれば良いかもう分からない。 そして――) よ、よし息を吹き返したな… っかし、ホント… 『目』、覚めた?(―― エニシが目を覚ませば… 思わず安堵の吐息吐き出し、それから… そう、少し疲れた様な笑みと共に投げ掛けてやろうとするだろう。 その額に、軽くデコピンしようと、しながら) [Sat 21 Jul 2007 01:30:51]
◆エニシ@空き家 > ( 世の中って詐欺師で満ち溢れてるんですね。 知らなかった。 回り一面お花畑の世界で吸血鬼はそんなことを思ってました。 ) ( フェンよ、やり過ぎではないかと。 回り一面おはn(略 ) ちちうえー、ははうえー、今ボクも其方に行きまーす。 ( マジで旅立つ五秒前。 まあ実際この少年の魂は天には昇れないから、臨死体験じゃなくてただの気絶してる間に見た夢なんだけど。 ) ――――ハッ! 夢か…… ( 揺さぶられればやっとこさ目を覚ましつつお決まりの台詞を呟いた。 ) [Sat 21 Jul 2007 01:26:26]
◆フェン・メイフォン > あと24時間は早くそう思え、このバカチン! それに、これが巧妙になるなら、世の中の嘘吐きは全員詐欺師に昇格出来るわ! (なんて、倒れ伏したエニシへと叱る様に言葉叩き付けてやれば… 自分を落ち着ける為に、深呼吸を何度も、何度も、何度も繰り返し… そして―― ) ある、どこかの偉い剣客さんはね、こう言ったわ。 『痛くなければ憶えませぬ』 ってね。 って…(そう、少し落ち着けた声音で吐き出してやれば… 再び屈み―― そこで、返事が無い様子を訝しげに。 見下ろせば、やりすぎたかしら?なんて、口の端引き攣らせつつ、倒れ伏した身体を起こそうと手を伸ばし――…) ダイイングメッセージ残せるし、灰になってないなら大丈夫だと思うけど… 大丈夫ー?生きてるー? ってか、あたしちょっとやりすぎたわ、ごめんー(そう言いながら、軽く揺さぶってやろうと、するだろう。 先程とは、別方向に困った様な顔向けつつ…) [Sat 21 Jul 2007 01:15:38]
◆エニシ@空き家 > よ、より正確に言うのなら5分mいだだだだだ! ( ○○時間耐久泣きなんて駄目なことをやっていた子の発言は途中から悲鳴に取って代わる。 結構冗談でなく痛かった。 ) ………なんてこうみょうな…拳が当てられるまでちっともわかんなかった………というか痛いのキライだからやmギニャァオオオウ!! ( 別れたショックが強すぎた影響か、どうにも頭の回らない吸血鬼はそんなことを呟いた。 そしてまた何処かのラスボスが負けた時みたいな素っ頓狂な悲鳴を口にする。 )( そうしてお仕置きの時間はようやく終わって。 ) ―――――――………… ( へんじはない。 ただのしかばねのようだ。 ) ( 頭から煙を出したようにバッタリと倒れ付すと指が床をなぞる。 それを目で追っていけば「フェン」と書かれたのがわかるだろうか。 ) [Sat 21 Jul 2007 01:07:28]
◆フェン・メイフォン > ついさっきか?ついさっきと申したか!?つまり、ついさっきまで戻ると言う考えも浮かばなかったのか! ショックなのは分かるがしっかりしなさいよ!(なんて事を、また耳元で叫びながら… コメカミの上で回る鋼鉄のウメボシ。 思わず全力を込めない様に注意しつつ… 時折、回転速度を緩めつつ… 相手の悲鳴に構う事無くゴリゴリとやり続けてやれば… やがて、一度深呼吸と共に動きを止めて――) あんたに決まってるじゃない… この場に他に誰が居ると? あんた以外の誰が居ると申すか? でもって、痛くしてるんだから当然でしょうが! あと、その何かこくまろなミルクを吐き出しそうな悲鳴はやめい!(その深呼吸分の呼気を吐き出すかの様に、吐き出してやれば… また、コメカミに鉄のウメボシを接地。 そして、またゴリゴリとエニシの頭の上で回転を始め―――――……… ) で、どーよ。 ウジウジムシは吹っ飛んだか、エニシよ?(…―― たっぷり時間を掛けてウメボシを終えれば… エニシへと、そう問いかけて… ポンポンと、その頭を軽く叩いてやろうとするだろう。 「頭潰れてないわよねー?」 なんて、ちょっと心配げに問い掛け、ながら) [Sat 21 Jul 2007 00:50:42]
◆エニシ@空き家 > ………引きずられなくても……そろそろ戻ろうかなって思ってましたよ、ボクだって。 ………ついさっきぐらいから…かな? ( 先程までずーっと泣いていた吸血鬼は、今の今まで青猫のことは遠い彼方まで飛んでいってた。 髪をぐしゃぐしゃされるのはよくあることだけど、今日のそれは何かが違う気がして少し違和感。 ) ……怖いこといってるよフェンさん。 一体それを誰に……―――― ( あなたのコメカミにロックオン。 その段階まで到達してからやっと気付いた。 やられるのはボクか!? 顔面蒼白冷や汗ダラダラ。 ) ――――――――――――――あ……… ( キーンとそのつんざく叫びに耳鳴りがするような気がした。 そしてその思い内容に対して口を開いて――) あだだだだだ!? 痛い!これホント痛いです!!キャーちょっと洒落になってないです痛いからホント痛いからンニャァオオオウ!! ( 最後には何か妙な叫び声が聞こえた気がするがきっと気のせいだ。 ) [Sat 21 Jul 2007 00:41:32]
◆フェン・メイフォン > ―――― それを決めるのは、あんた次第。 とりあえず、今日あんたの事を引きずってでも青猫に連行するから。 そこで、マリィさん達に決意伝えなさいよ?(なんて、吐息一つ吐き出して… 引き寄せた頭を片手でわしゃわしゃと… 主にコメカミ辺りを探る様に弄り弄り… 時折、狙いを定める様に指先でコツコツと。 叩きながら、困った様な視線を落とせば…――) …… でしょ? あぁ、一応――頭蓋骨の形が変わらない程度にはやってやるから、安心しなさいよ?(そして、相手の間抜けな発言に 「死んだ方がマシ級に痛い風にしようか?」 なんて、少し苦笑混じりに吐き出せば、鋼鉄製のウメボシをエニシのコメカミに接地させんと、し。 深呼吸、一つ…二つ、三つと繰り返せば… その唇を、エニシの耳元へと近づかせ――) だからって…女に振られたからって、此処でウジウジしてて良い道理があるかァ! あたしなんざ、惚れた男に騙されて家も財産も家族も無くしたわ! 騙されて無いだけ、マシでしょうが!!(耳へと近づけた口から吐き出すのは、怒鳴り声。 その声と共に、相手の頭蓋骨を変形させない程度の力加減で、鋼鉄製のウメボシ…お見舞いしてやらんとする、だろうか。) [Sat 21 Jul 2007 00:26:01]
◆エニシ@空き家 > …………あぁ、もうむしろ辞めちゃおうかな、青猫。 ………辛いし。 ( 思い出が残りすぎているあの場所にいるのは耐えがたかった。 もしそうすれば自分は絶対に姉の残滓に振り回される。 そして姉の胸の内に秘めていた感情を聞いた今はもう、誰かに抱かれることは辛かった。 ) ――――見えません。 ( フルフルと首を横に振る。 それってちょっと痛いですよ、と間抜けな返答をしてしまう。 ) もう いいの。 お姉ちゃんに会って、言いたいことは言えて、ずっと言わなかったことも言ってくれて、だから―――わぷっ!? ( 言葉の途中で結局引き寄せられてしまう吸血鬼。 ) [Sat 21 Jul 2007 00:15:39]
◆フェン・メイフォン > あんた――…… まったく、これでクビ喰らったらどうする積りだったのよ?(なんて、半眼で睨みながら言ってやれば… また溜息。吐き出し、頭を緩々と振れば――… 再度見遣った相手の様子… 安堵の言葉も、何処か不安に感じれば、呆れ三割、困り七割の表情浮かべ――) この手を見て、優しさに見えるか?(―― 徐に掲げるのは、ウメボシの形に固めた逆の…鉄製の手。 向けて、 頭ロックしてゴリゴリやる積りよ、なんて溜息一つ吐けば――…) どーして振られたとかは聞かないけどね… 失恋の傷が酷いのも分かるけどね… あんなにお姉ちゃんお姉ちゃん言ってた癖に、ここでウジウジしててどーするのよ、あんたは。 それとも―――… あぁいや、これ以上は言わないわよ。(とりあえず、お仕置き―― と、その頭… 突っぱね様とする手を押寄せて再度、引き寄せんとするだろう。 困り七割の顔の、まま) [Fri 20 Jul 2007 23:58:56]
◆エニシ@空き家 > ――――……あっ…脱走……そういえば…そういう風になっちゃうのか。 ……ビックリ。 ( 時間は掛からない筈だった。 彼女が自分の牙を受け入れるにせよ、拒絶するにせよ、それは長くて一夜の間の出来事。 それが終わったあとも自分一人がこうしてこの場に居続けるとは思いもしていなかった。 ) ………そう…ですか。 大丈夫だったみたいで……よかった。 ( おどけた雰囲気で答える貴女を見れば、吸血鬼は安堵の言葉を口にした。 そして埋めいていた顔を天井に上げて、再び益体も無い胡乱な思考を繰り返そうとして。 ) ―――――― ( 優しく引き寄せてくれる手。 暖かい手。 天井から視線を外して、その手の主の方へとゆっくり向いた。 ) ――――今は 優しくしないで。 ( 緩慢な動作で引き寄せてくれる相手から離れようと片手を前に出して押した。 ) [Fri 20 Jul 2007 23:48:18]
◆フェン・メイフォン > 何日経ったって… あんた、まさか―― また、脱走した訳?(そろそろ、本当にヤバいんじゃないの? なんて、驚き半分、呆れ半分の顔で思わず口に出せば… 屈んだ姿勢のまま、頭をガリガリと。 見た感じの妙に、反応の悪い様子に、どこか不安になる気持ちを、ぐっと抑え――) 良いのよ良いのよ。 自分の腹が痛まなきゃ普通に宿取る子なんだんしさ―― まっ…悪い奴じゃないけどね。 それに、別の知り合いかもしれない相手がこんな場所に居るのを見かけたら…ね?(なんて、肩竦めながらおどけて答えるも… 見遣る視線に篭るのは、不安の色。向けて… ワンテンポ遅い言葉を耳にし続けながら…エニシの答えを待ち続ければ――) ―――――― (―― 吐くのは溜息。 一つ吐けば、徐に自分も壁へと背を預ける様に座り込み… その頭、自分の方へと引き寄せようとする、だろうか) [Fri 20 Jul 2007 23:22:39]
◆エニシ@空き家 > ――――……青猫………そういえば…何日経ったんだろう………? ( それに対する答えはいまいち要領を得ないもの。 受けた衝撃の大きさのせいか、どうにも思考が鈍くて曖昧なものになってしまう。 ) ――――………あ、そう…だったんですか。 言ってくれれば……どいたのに。 ( 普通よりもワンテンポ遅れてその言葉の意味を理解する。 もうここにいる意味も何も無い。 ) …………………フラレちゃった。 おねぇ……ちゃんに。 ( 抱えた膝の中に顔を埋めながら、小さな声でそんな答えをする。 ) [Fri 20 Jul 2007 23:17:29]
◆フェン・メイフォン > あれ… は、あたしのセリフだ、あたしの―― あんたこそ、青猫はどうしたのよ?(相手の声を聞き、その正体を確信すれば… 思わず大きな溜息一つ吐き出して、空き家の中へとまた一歩。足を踏み入れ、更に前に進めて行き―――) あぁ、知り合いとその客が『金使うの勿体無い』とか抜かして、空き家でエロエロな事しようとしてたからね… 手頃な空き家を探してたワケよ。 で、あんたは――どうしたのさ?( なんて、呆れた様に口に出せば… 相手の様子にまた怪訝そうに視線向けた侭、更に問い掛け―― やがて、間近まで近づけば…屈み込んで視線を合わせようとする、だろうか) [Fri 20 Jul 2007 23:06:54]
◆エニシ@空き家 > ………………あれ………? ( そこから顔を出した人が、かつての折に世話になった人物だと気付いた。 ) …………どうして……こんなとこにいるの? フェンさん? ( 変声期前の高い声は、今は少し嗄れている。 吸血鬼はその場にじっと座った状態のまま、相手が近付いてくるのを呆けたように待つだろう。 ) [Fri 20 Jul 2007 23:02:29]
◆フォーウン風の少女 > まったく… 客取る方がアレなら、客の方もロクなモンじゃないわね… くそっ(なんて…少し不機嫌な声と共に、軋んだ音を立てて開かれるドア。 その向こうから顔を出すのは… 恐らく見覚えがあるかもしれないフォーウン風貌。 顔を出し、誰か居るのか…と、辺りを見回せば…やがて、隅っこで膝を抱える人影が視界に入り… 暫し、ソレに目を凝らせば――) あたしの知り合いが使用中だわ。 それと、ゴメン…ちょっと用事できたわ。 部屋代、あたしが後で立て替えるから…そっちで楽しんできて(その少女風貌へと、怪訝げな視線を向けながら… 背後、ドアの向こう側へと声投げ―― それから、背中で男女の不思議そうな声を受けながら…部屋の中へと入って行こうとする、だろうか?) [Fri 20 Jul 2007 22:52:56]
◆エニシ@空き家 > ( 姉を攫った後にここでずっと泣き崩れてから何日が経ったんだろう? 時間の感覚は何処までも曖昧だ。 ) ……………あ…青猫……… ( ”また”無断で何日も空けてしまった。 そのことをふと思い出して――― ) ―――……………? ( 扉の前で誰かが話している。 その声の内の一つが何処かに聞いたことがあるような気がして、なんともなしにそ姿勢は変えずにただ視線だけを向ける。 )( 家具も何も無い放置された空き家。 その扉を開けば隅っこで膝を抱えている、相変わらず少女のような格好の吸血鬼が視界に入るだろうか。 ) [Fri 20 Jul 2007 22:46:25]
◆空き家の外の話し声 > (声がしたのは、ドアの前辺り… 聞こえるのは 女の「今、何か変な声しなかった?」と言う不安げなソレと… 男の「おいおい、ここって大丈夫なんだよな?」 と言う問い掛け。 そして、もう一人の女の「あン? 風の音じゃないの?」 なんて、呑気な―― 少年には聞き覚えがあるかもしれない、声? ともあれ、その声の主達は… ドアの前、何やら小声でざわざわと相談する様に言葉交わし合えば――… 不意に) (「なぁ、ちょっと見に行ってきてくれよ。 人が使ってたりしたするかもしれないからさ」 と言う男の声と、それに相槌を打つような 「姐さんなら、殺人鬼が出て来ても大丈夫そうだしさー」 と言う女の声。 それに、もう片方の女は不満げな声を上げれば 「部屋代ケチった分際で、この… 分かったわよ!後でおごりなさいよ!」 と言う声。 それが、ドアの前から響いた後、空き家のドアが軋む様な音が響くだろうか ?) [Fri 20 Jul 2007 22:41:00]
お知らせ > 空き家の外の話し声さんが入室されました。 『ふっと…空き家の外。 小さく聞こえる、大よそ3人程度の話し声』 [Fri 20 Jul 2007 22:32:06]
◆エニシ@空き家 > ( 大切な物を失った喪失感からすぐ立ち直ることが出来るほど強くない。 姉が何を考えていたのかを知ることが出来て、その代わりに彼女は届かないとこへと旅立ってしまった。 ) …………少しも楽になれないよ……お姉ちゃん。 ( 彼女の言うとおりいつかその日は来るんだろうか。 わからない。 )( 視線を見上げた。 そこにあるのは彼女も見た知らない天井。 俯いてばかりいた自分も知らない天井。 ) [Fri 20 Jul 2007 22:23:56]
◆エニシ@空き家 > ―――――ヶ…ホッ……… ( もう何度目になったか数えるのも馬鹿らしいそのループの中で、泣き腫らした目元をもう拭おうともしないで億劫そうに背中を上げた。 ) …………馬…鹿……ばかぁ……………! ( それは誰に言っているんだろうか。 体育座りの姿勢で壁にもたれかかるとしゃっくり交じりの言葉を漏らした。 ) [Fri 20 Jul 2007 22:10:58]
◆エニシ@空き家 > ( 日が昇って、沈んで、また日が昇って―――― 一匹の吸血鬼はずっと飽きもせずに泣き続けていた。 声が嗄れるまで叫んで、嗄れ果てたのなら泣いて、少しでも喉が戻ったのなら叫んで、その繰り返しを続けていた。 ) [Fri 20 Jul 2007 22:01:57]
お知らせ > エニシ@空き家さんが入室されました。 『(もうその願いは今世では叶わない)』 [Fri 20 Jul 2007 21:58:26]
お知らせ > エニシ@空き家さんが帰りました。 『(共に二人で、ただ、ずっと)』 [Thu 19 Jul 2007 04:40:21]
お知らせ > ライヤさんが帰りました。 『(いつか、一緒に、永久の愛を)』 [Thu 19 Jul 2007 04:36:57]
◆ライヤ > (手探りで扉を押し開けると、沈み行く月の浮いた夜空が見えた。 )(「待って」)――――――。 (少しだけ困った顔で振り向いて――首を横に振る。) ………今度、どこかで会えた時は、 私の名前を読んで頂戴ね。 エニシさん。 (ヴェイトスの誰にも告げずに去る私の名前を。) ―――――その時は、一緒に。 ( 誰にも教えなかった私の名前を呼べ――だなんて、無理な話だって知ってる。 だけど、永久を生きる貴方なら、いつかは、きっと――――) ずっと、ずっと「来世」なんて要らないって思っていたけれど――そうね。 「次」があるのなら、それが、楽しみ ね。 (扉の外へ、私は進む) [Thu 19 Jul 2007 04:28:27]
◆エニシ@空き家 > ( 暖かいこの優しい手が好きだ。 姉弟のように周りから見られることは幸せだった。 ) やだよぅ… 待って…待って……待って……… ( その微笑みが別れの物だと知っている。 涙を流しながら立ち上がる姉を、座ったままの弟は見上げて。 )( 去り行く彼女の傍に行って何が出来る? 最初から、出来ることなんてありはしなかったんだ。 ) おねぇちゃぁぁぁん!! ( 世界で一番好きな人を叫んで。 ) [Thu 19 Jul 2007 04:15:03]
◆ライヤ > (弟の冷たい頬に掌のばす。 ) 元気でね、エニシさん。 (「なんで」を繰り返す弟へ、そっと囁く。 改めて微笑んだ。 今は、辛いのかもしれない。だけど、彼の周りには誰かが居て、その誰かが彼を助けてくれるだろう。 私よりも上手に。 ――片腕を無くした、私の可愛い弟。 )( そして )(弟の傍を離れんと、静かに立ち上がろう) [Thu 19 Jul 2007 04:04:44]
◆エニシ@空き家 > ( 姉の声は不思議とハッキリ弟の耳に届く。 そしてハッキリとその言葉から告げられるのは―――隣で歩いてくれるのは、貴女では無いということ。 ) な んで ! なんで おねえ ちゃんは……!(幸せを望むのを放棄したのか) んで …… ! なんで ……… ボクはぁ!!(その姉に何も出来ないのか) ( 口に出したかった言葉はもう言えなかった。 空っぽなんかじゃないと叫ぶことも、貴女が居ないと駄目なんですということも、叫んでも虚しく響くだけだろう。 )( 望んでも届かない運命の歯車はいつ回りはじめたのか? その答えを弟が拾い上げるのは、今となっては不可能に近い。 ) [Thu 19 Jul 2007 03:53:36]
◆ライヤ > (晒した首筋に近づく弟の牙。恐れる様子もなく、目を閉じた)――――――。(だが、肌に食い込む牙の感触はない。――閉じた瞼を薄く開き) ――――………。 縁さん。 貴方と一緒に歩んでくれる人を、探しなさい。 そして、幸せにおなりなさい。 この町でなら、出来るから。 (空っぽの女を拾い上げる事なんて、無い。 自分が居なくとも、彼にならば――いつかは、きっと。) [Thu 19 Jul 2007 03:41:44]
◆エニシ@空き家 > ( 進むのも、戻るのも地獄。 彼女にとってはさほど差が無いのかも知れない。 その終わりがいつかハッキリとわかるものなのか、それともいつになってしまうか見当も付かなくなるのか。 そしてその結果少女に残るのは救いようも無い結果だけ。 ) ( けれどそれでも、貴女が良いと言ってくれるのなら。 “弟にとって”最善の行動を許可されるのなら――― )( ―――ゆっくりと再び距離は近付いていく。 口が開かれて、鋭い牙が覗く。 それは緩慢な動きで貴女の首元に近付いていって) ――――――――――――――――!! ( 出来なかった。 その牙が突き刺さることはなく、ただ弟は姉の傍で声にならない声を慟哭として挙げた。 )( 「楽になる方法」も出来ない。 地獄から救い出すことも出来ない。 何も出来ない。 ) [Thu 19 Jul 2007 03:34:51]
◆ライヤ > ―――そう。(返事はあっさりとしたものだった。こくりと頷き、天井へ視線を這わす。 見えぬ星空を見るように。 この吸血鬼は、望みながらも、私に選択肢をくれると言う。) ………―――――――。( 自分が何に変わろうが、どうせ歩む世界は同じ。 そして、彼は ――私が、私じゃなくなっても「傍に」と望んでいる。 どう変わるかなんて、自分でも分からない。本当に狂うのかもしれないし――或いは、変わらずに居られるのかもしれない。 ―――ただ、一つ分かるのは、絶望が絶対に手元に残るということだけ。) ――――――― いらっしゃい。――この私に、生き地獄の世を歩めと言うのなら。貴方の言う「楽になる方法」試してみなさい。 [Thu 19 Jul 2007 03:16:29]
◆エニシ@空き家 > (それを口にすることはつまり―――) ――― それ だけなら ………… 願わない ( 再び一抹の希望を与えて、そしてまた落胆させるごとに少女の心は磨耗していくのだろうか。 )( そのなぞなぞの答えを言ってしまった少年は、右の掌で俯いた顔を覆った。 流れる涙は止まらなかった。 )( 辛い時に微笑む貴女。 何時の時にでも微笑む貴女。 ―――そう考えると、悲しくなってくるじゃないか。 ) [Thu 19 Jul 2007 02:55:15]
◆ライヤ > ………だけなら? (辛いから泣ける女は此処にいなかった。 涙を零す弟の方が、よっぽど人間らしい。 ――頭の片隅でそんな事を考える余裕すらある。 なんだか、そう考えると、笑えてくるじゃない。 )( 淡く微笑んで首を僅かに傾ける。 なぞなぞの問いを尋ねるように) [Thu 19 Jul 2007 02:47:59]
◆エニシ@空き家 > ―――“ボク”は…それでも望みます。 傍に居て…傍に居ることが“ボク”にとっての何よりの幸せで……―――けど、“貴女”がそれを望まなくて、ただボクの行いが苦しませているだけなら…………… [Thu 19 Jul 2007 02:37:32]
◆エニシ@空き家 > ――――― え ? ( その口から語られたのは、思いもよらない単語だった。 ) ―――――――― ( 口を挟まずに頷いた。 知っている。 故郷では普通に平和に暮らしている人が沢山居ることも、昔も今も、変わらずボクはその『普通』とは縁遠い存在であるということも。 ) ―――…も………い……… ( 俯いている貴女の表情は見えない。 無理に望まなくても大多数の人は手に入る幸福。 ―――けれど彼女はそれを手におさめることは叶わなかった。 手の中にそれが入り込んだ気がしても、砂粒のようにそれは綺麗に隙間から流れ落ちていってしまった。 ) ……もう………いいです………! ( 胸の内に秘めていた感情を吐露する貴女を見ているのが悲しくて。 呪詛のように同じ言葉を何度も何度も繰り返している貴女を見つめる少年の紅い眼から涙が一筋落ちていく。 ) ――――――ッ……! ( ボクは、この人の何を知っていたんだろう? ただ盲目的に見つめていて、こんな葛藤を常に抱いているなんて少したりとも知らなくて。 )( 先程とは正反対。 少女が笑い、少年は俯く。 姉の笑顔を何よりも望んでいて、そしてその願いどおりに笑っている。 ―――けど、悲しい。 ) ……悲しいよ……言わないでよ……悲しすぎるよ……お姉ちゃん。 ( 自分にとっての『世界』は姉。 そして――その姉にとっての『世界』は地獄と同意義。 それならば自分にとっての世界もまた―――― ) [Thu 19 Jul 2007 02:34:53]
◆ライヤ > ―――ねぇ、エニシさん。 それでも――「傍に」と、貴方はいってくださるかしら。 [Thu 19 Jul 2007 02:12:30]
◆ライヤ > (ひょぅ、と隙間風) ―――――…。 (両手をそっと、自分の腹の上にのせる) … 辛いの。 (ころりと手毬を転がすように、一言落とす。) 18年生きている事が――辛いの。辛くて、辛くて堪らないのよ。 ねぇ、エニシさん。――朱鷺乃京では、私くらいの年の子は、幸せそうに笑っているの、知っている? 所帯を持つ子もいるの。 ………幸せそうに布団の中で、好きな人の腕の中で寝る事もできるのよ。 …子供を作って――(自分の胎を撫でた) 名前をつけて、将来の夢を見る。 そんな子が居るの。 でもね、私は―――この先も同じなのよ。 この胎で作れるのは金だけ。殿方の雫だけ。 子供なんて作れないの。 この先に幸せが待っていると囁く人も居るけれど、ねぇ、其れを信じて今まで生きてきたけど、今も辛いわ。 ………辛くて、辛くて、辛くて、辛くて、辛くて、辛くて、辛くて(胎を擦っていた掌に力をこめた)辛くて、辛くて、辛くて辛くて、辛くて、辛くて、辛くて、辛くて辛くて、辛くて、辛くて、辛くて、辛くて辛くて(その手のひらの中にある「胎」を握りつぶすが如く、肉を掴み)辛くて、辛くて、辛くて、辛くて辛くて、辛くて(両親を目の前で失い、慕った姉に捨てられ、本名を隠し、偽りの名前を名乗り、心を許した男と別れ、誰かを傍に求めながら、欲の夜を売り、一人の部屋に帰る――)何もかもが辛くて、悲しくて。輪廻転生なんて信じたくないけれど、もし、あるのだとしたら―――次の生なんて望まない。 ―――― こんなにも 辛い こ の 世界で 、ずっと生きなければ い け な い なんて (…永久の時間に生きる弟に聞かせるには、酷い言葉だと思う。だけど、これが「理由」だ) 考えられないの。 (すぅ――と、顔を上げ、弟と視線を合わせよう。 冷えた貌が「笑み」を作る ) 三千世界のすぐ隣りは、ね。地獄なのよ。 縁さん―――――。 [Thu 19 Jul 2007 02:11:23]
◆エニシ@空き家 > ( 少年はずっと笑顔を絶やしていない。 否定の言葉を聞いても、例え返って来る答えが肯定だったとしても、その表情は変わらなかったのだろう。 胸の中に芽生えている感情がよく解らなくて、だから笑うしかなかった。 それがどうしようもない差から出る絶望だということを理解するには少年は幼すぎて。 ) 夢みたいだ。 ずっとずっと一緒に居て、お姉ちゃんのためだけに居ることが出来て――――けど、夢は夢だよ。 それぐらいなら知ってる。 ( 名前をくれた時、姉と呼んでもいいと言ってくれた時、吸血鬼だと告白した時、その度に距離は縮まっていく気がした。 ―――けど、それはここまで。 これ以上はもう 決して近付くことが出来ない。 ) ――― おねぇ … ちゃん? ( まるで自らの罪を告白するような態度の貴女に、少年は今日初めて不思議そうな表情をした。 ) ――――教えて。 教えて 下さい。 ( 紅い眼差しは姉にそそがれている。 花として生きることが耐えられないわけでも、「人」でなくなるからでも無い。 それよりも大切なその「何か」を吸血鬼は聞くことを望んだ。 ) [Thu 19 Jul 2007 02:01:21]
◆ライヤ > (この答えは―― 拒絶に近い。 「エニシ」という少年に対しての拒絶ではない。 「吸血鬼」に対しての拒絶だ。たとえ表面上はいくら普通に接していても根幹では拒絶する。 ――ああ、吸血鬼達は何度この絶望を味わうのか。 ―――弟の顔を見れなかった。 閉じた瞼はそのままに、弟の気配が離れていくのを感じた。)( ――離れていくのは距離だけだろうか?――) ―――…… ……。 (「ごめんなさい」なんて言わないし、いえない。 ブラウスの胸元を強く握りしめながら、暫く黙り込んだ、後) …貴方が―――…私の弟で、ずっと一緒にいられるのは、素敵な事よ。 エニシさんが、私の隣で笑って、私も笑う。 姉様達と、一緒に。 …でも、……でもね ―――私 。 分かってる事があるのよ。 私が、「老いのない体」になったら―― …(IFの選択肢を選んだ場合、どうなるか。その未来予想図は、既に見えていたから。)…… ……私は、私じゃぁ…いられない。 (声が低く、懺悔をする信者のように。) ――― 人じゃなくなるからじゃない。 …… 「人」じゃなくなるから、辛いなんて――そんな「今更」だわ。 だって、私は、娼婦だもの。(――春を売る女だ。 ) (閉じた瞼を、僅かに押し上げ) ……「私が私じゃいられない理由」 …聞きたい? (エニシという少年が求めた、答えの片鱗を) [Thu 19 Jul 2007 01:48:12]
◆エニシ@空き家 > ( その答えを聞いた弟は ) ―――――― ( やっぱり笑っていた。 いつものように崇拝する姉を見つめる視線で。 ) ――――――嘘、だよ。 ( カラカラと、楽しそうに少年は笑った。 ) 冗談、狂言、ハッタリ。 ―――例えお姉ちゃんがいいよ、って言ってくれたとしても、ボクはそんなことをする気無かったよ。 うぅん。 そんなこと最初っから出来ない。 ( 物理的に近付いていた距離は離れていく。 ) ただね、お姉ちゃんはどう答えてくれるんだろうって、 知りたかった。 [Thu 19 Jul 2007 01:29:06]
◆ライヤ > ――――― … ……。 (考えた事もなかった。と、言えば嘘になる。――ふ、と思い浮かべるIFの中にその選択肢はあった。だけど――そのたびに、私は―…)(私は――――) (重ねた視線をそらして、瞼を落とす。 眉が苦悩に寄って) ………… エニシさん。 (一呼吸) …… …。(首を横にふった。「できない」と) [Thu 19 Jul 2007 01:19:58]
◆エニシ@空き家 > うん、一年経ってもボクの体は何にも変わらない。 馬鹿みたいだよね。 青猫の庭に生えてる木。 一年前なんてそこに跡を付けてどれくらい伸びたか知ろうとしてたんだ。 ―――― 一年どころか、百年経ったって何にも変わらないのに。 ( 一緒の時間を歩み続けることは出来ない。 それは長命種と人間が共存しようとしたときに突き当たる避けられない問題だ。 いつか必ず別れは来る。 ) ――――けど、それはお姉ちゃんじゃない、よね。 ( 見上げた鋼の色の眼差しをずっと真っ直ぐ見つめていた。 ) ―――――― ( 邪気も何も無い。 ただ弟は今小さな驚きを見せる相手を見つめながら笑っている。 ) ――――そうすればね。 ボクはずっとお姉ちゃんのためだけに尽くせる。 お姉ちゃんのためだけのボクで居られる。 だから、ね。 認めるって、許すって言って。 そうすればボクはお姉ちゃんをそうすることが出来る。 ( 勝手な言い分を吸血鬼は言い連ねて。 ) [Thu 19 Jul 2007 00:56:09]
◆ライヤ > (弟の赤い瞳が近づいて来る。その瞳が近づく距離に比例して、視線を下げた。)(「ずっと一緒には居られない」)――――――…そうね。その通りよ。 でも、それは、分かっていた事 よね。 (自分は年をとる。肉体は酸化して日々老いてゆく。時間が止まった弟とは違う。――「一緒に居られない」は、距離的にではなく、命の残り時間を考えれば、直ぐに辿りつく答え。) ……でも、この島にならば――貴方とずっと一緒に居てくれる人が、きっと――………(視線をあげて、改めて弟の瞳を覗いた。至近距離―― 弟の冷たい吐息が、自分の唇に触れる。) …………。(今、彼はなんと言った?) ――――― ………… 。(「楽になる方法」――そう囁いた彼。「邪魔が」「お休みしてもらった」――)(今まで気がつかなかった自分に、笑いたくなった。 「その答え」は、予想もしていなかったから。 言葉を失って、声がでなくなった。 ただ、薄い驚きは、瞳に浮かぶ事だろう) ―――――…… 。(そして、静かな混乱が、足元から這い登ってくる。) [Thu 19 Jul 2007 00:38:00]
◆エニシ@空き家 > ( 唇に人差し指を当てた弟は笑顔を絶やさない。 ) うん、それも素敵。 けどね、場所は何処だっていいの。 別にここじゃなくてもいい。 お姉ちゃんが朱鷺乃都に帰りたいって言うんだったらそれに着いていってもいい。 ただね、それだとどうしてもずっとは一緒に居られないから――――― ( 体を起こそうとする姉を手助けるかのように手を回そうとすると、そのままお互いの吐息が感じ取れる程の距離まで顔を近づけようとした。 ) ―――――ここで、お姉ちゃんとボク、一緒の種族になろうよ。 そうすれば何時までも一緒で居られる。 ね? ( そういいながら微笑む弟に狂気の色は無い。 ) [Thu 19 Jul 2007 00:24:41]
◆ライヤ > (体の気だるさから、もしやと思ったが――首筋に穿たれた二つの痣に指先触れた。その傷の形を確かめるように、指先でなぞりながら、体を起こそうと肩で床を押す。 ――その間に、弟が、楽しげに――何時も通りに話しかけてくる。 「乱暴にした」「邪魔」「お休み」―― それに、見知らぬ部屋――というよりは、廃墟? 見たことのない部屋。青猫の中じゃないということは分かる。――それらのピースを拾い集めて、自分が今、どういう状況なのかを理解する。 )( ああ―――……) ………。 ………。 (弟は、意識の途切れる前、なんと言ったっけ。たしか、そう、「楽になる方法を思いついた」 と) …………。 (無言で辺りを見回していたが、見るものがなくなると、弟へと視線を戻した。 ) …… 此処で、貴方と、暮らすと…いう事? (其れが、「思いついた、楽になる方法」なのかと、尋ねた) [Thu 19 Jul 2007 00:15:12]
◆エニシ@空き家 > あ……ちょっと乱暴にしちゃったけど…大丈夫? あそこだと、ひょっとしたら邪魔が入っちゃうかもしれないからお姉ちゃんにちょっとお休みしてもらったの。 ( 意識が覚醒しきっていないのか、ぼんやりとした様子の姉に説明するような言葉で語る。 悪びれるといった様子や悪戯を思いついた子供という様子でもなく、ただ何時もどおりの口調で弟は言葉を紡いでいく。 ) ( 首筋に手をやるのならば、そこにある吸血痕に気付くことが出来るのかもしれない。 視線が合えば弟ははにかむだろう。 )( 廃屋という程朽ちているわけではなく、かといって家具らしき物も見当たらない寂しげな一部屋。 彼女が見渡せば、窓の外の月明かりに照らされてそんな光景が見えることだろう。 ) [Thu 19 Jul 2007 00:07:09]
◆ライヤ > (青猫へいって、時計が鳴って、姉娼婦と――… そして、そう。) …… 。 (頭の中で思い浮かべた顔と、自分を覗き込む顔が重なった。 ) おは――… (よう。 )(挨拶は最後まで音にならず、風船が萎むように空気を吐き出す音になる。 ―― 意識が途切れる間際まで思い出した。 抱き突かれた後の記憶がない。 無意識に己の首に触れて、撫で擦る。) …………… 。 ( 覗き込む視線に、己が視線を重ねて、暫く見詰め) …… …… 。(それから、辺りを見回そうと、視線を這わす。 明かりの類はなくとも、僅かに差し込む月明かりで、此処が何処なのかを知ろうとする) [Wed 18 Jul 2007 23:57:27]
◆エニシ@空き家 > あ、起きてくれた! ( 目の前の姉が意識を覚ました様子を見れば、嬉しそうに声を弾ませて彼女の視線を遮るように顔を出す。 ) おはよ、お姉ちゃん。 ( 下心の欠片もない純真な笑顔で、時間の間違った挨拶の言葉を口にした。 ) [Wed 18 Jul 2007 23:50:25]
◆ライヤ > (薄く瞼を押し上げ、最初に思ったのは、そんな事だった。 暗い―とか、ココが何処?とかよりも。)(僅かに身動ぎ――規則正しく上下していた胸が、一度大きく膨らんで、萎んだ)――――…………。 (ゆっくりと自分がどういう状況であるのかを、思い出そうと、見慣れぬ天井を見上げながら、ゆっくりと記憶の糸を引き寄せていく。 からり、からりと糸車をまわすように、一つ一つ――思い出せるところまで) ――…。 ( なんだろう、酷く、体が、重たい。 ――吸血による疲労だとは思わず、自分の額を手の甲で覆った) [Wed 18 Jul 2007 23:41:52]
お知らせ > ライヤさんが来ました。 『(――天井が違う)』 [Wed 18 Jul 2007 23:37:43]
◆エニシ@空き家 > ( 時間が深夜帯であったため、運んでる姿を誰かに見られなかったり青猫の人が気付かなかったようなのは幸いか。 もっともそれはただの希望的観測だけど。 ) ―――お姉ちゃんが言うんだもん。 きっと別れたら楽になれる、ってのは正しいんだよね。 けどね、ボクが選びたいのはそれよりもこっちかな。 ( 宝物を独り占めするかのような満足げな表情で、愛しそうに姉の髪を撫でる弟。 ) ――――………あ…気つけ…した方がいいのかな? ( 別に朝が来たからといってすぐに倒れるわけではないが、それでも夜の方が自分の調子が良いのは事実。 だから気絶した姉を若干無理矢理にでも起こした方がいいのかと少し悩む。 ) [Wed 18 Jul 2007 23:33:45]
◆エニシ@空き家 > ( それは前回の夜の続き。 )( 気絶させた姉を抱えた弟が訪れたのは、青猫からそう遠くは離れていない場所。 そこで見つけた空き家に勝手に上がりこむと、意識の無い彼女を優しく横たわらせて、自分はそのすぐ傍に腰掛けて彼女が目覚めるのを笑顔で待っている。 ) ( 青猫でしたことはただ彼女の首に牙を突きたてて軽く血を吸っただけ。 まだ自分の目的は果たしていない。 それを成し遂げるのはこれから――― ) [Wed 18 Jul 2007 23:20:49]
お知らせ > エニシ@空き家さんが来ました。 『――少しだけ時を遡って――』 [Wed 18 Jul 2007 23:12:42]
お知らせ > マリベル@紅鱗騎士団さんが帰りました。 『否、勝てるかではない。勝たなくては―。』 [Sun 15 Jul 2007 03:03:04]
お知らせ > アイリ@紅鱗騎士団さんが帰りました。 『 では、紅鱗騎士団、出陣!(整列した騎士達の拍車が一斉に鳴った) 』 [Sun 15 Jul 2007 03:00:45]
◆マリベル@紅鱗騎士団 > ベルセルク・・・「狂戦士」ですか。―わかりましたわ。 (あぁ。成程、これ程当てはまる単語も無い。如何に小さな存在といえど、強大な敵に恐れずに襲い掛かってくる相手は須らく手強い。こういう事をアマウラでは何といったか・・・窮鼠、猫を噛む・・・だったか。 盾を渡し終え着替えの手伝いを終わらせたのなら、グルリと忘れているものは無いか確認。戦場ではそれが取り返しのならない事になりかねないのだから。) ―後方支援、ですのね・・・予想はしていましたわ。お役に立てず、申し訳ない限りです。 (弓による支援を言い渡されれば小さく頷き、自分の短剣を二振り、あと騎士団の短弓・矢筒を一組身につける。紅蓮の甲冑を着込むアイリとはうって変わって軽装そのものである。 仕方が無い、自分はまだ随員、鎧を着て戦場を駆ける体力も無ければ、長剣を自在に振り回せる筋力も無い、と判断されたのだから。) わかりました、がアイリ様も余り無茶をなさら無いで下さいね、アイリ様はこの騎士団に必要不可欠なお方ですもの。 (ああ入っているが、この隊長が一番危ないと随員は思う。毎日、着替えやら湯浴みやらを手伝っているときに目に留まる、少女の体にしては余りに多くの傷がそれを物語っている。それをに釘を刺すように・・・。) ですが・・・アイリ様は少し同じ雰囲気の服を着すぎだと思いますわ・・・? (そう、アイリが大抵普段着ているものといえば・・・黒。黒黒黒。黒主体・・・色つきの身につけるものといえば・・・この鎧くらいしか随員には記憶が無い。確か温泉の時も黒だった筈だ。 贈ってきてもらっている高い服の数々も、その9割はクローゼットに仕舞いこんで着ず終い。もうちょっと・・・こじゃれてもいいと思う、若いんだから。) はい、失礼します。 (テントに網に兵糧、馬、予備の武器等など、必要物資を確認しに向かう為、一礼をすれば弓を抱えたまま走っていく。この戦争・・・勝てるだろうか。 [Sun 15 Jul 2007 02:54:45]
◆アイリ@紅鱗騎士団 > 一匹一匹はそう手強くないでしょう。 ただ気をつけるべき点は勿論数と、躊躇が無いということ。 ベルセルクを相手にするものだと思いなさい。 ( 鎖篭手の上から紅色の金属篭手が嵌められ、兜の顎を固定して面当てだけは上げた状態。 1度着てしまうと当分はこのままだ。 目立つシンボルになる為とはいえ、窮屈なものだ。 ) 戦闘は極力私達の後方から、弓による援護だけに留めること。 勿論敵のほうから近付いてきたら躊躇無く短剣を抜きなさい。 長剣は今回は御預けです。 貴女はまだあれを扱える体格ではない。 それと、勇み過ぎて死ぬくらいなら走って逃げなさい。 誰もそれを責めはしません。 ( 無闇に格好つけて直ぐ死ぬくらいなら、格好悪くしぶとく何度でも戦場に戻ってくる方が有能だ。 見習いだからではない。 これは皆に言えること。 ) 髪を切ったくらいで身嗜みが疎かになるものですか。 襤褸を着ているわけでもなし。 ( むしろ普段着ているものは上等な部類だ。 いちいち自分の足で探して買い物などしないが。 信頼できるブランドの服屋に毎年まとめて新作を適当に送ってもらっている。 着る機会が少ないのは仕事が忙しいからだ。 大して興味もなさげに腰の剣を確かめ、盾を受け取った。 ) さぁ、皆の準備を手伝い終わったら貴方達も急ぎなさい。 [Sun 15 Jul 2007 02:25:20]
◆マリベル@紅鱗騎士団 > (軍隊というには余りに幼稚かも知れない。 彼らは、統率が取れている訳でもなくただ欲求のままに搾取し、蹂躙して来る獣だ。ただ、それを差し引いても余りには暴力的な数だ。) はい、では失礼しますわね――? (鎧を抱えて近付いて行き、隊長に鎧を着せていくその手際はなかなかの物・・・幾度と無く繰り返してきた事なのだから当然といえば当然か。この鎧も最初は重かったものだ。) ええ、心得ていますわアイリ様。とは言え、初の実戦ですから、気を引き締めてまいりますわ? (炊き出しも、装備の手入れも毎日の随員の仕事の延長・・・アイリ達のメンタル面をケアするのも大切な随員の仕事なのは理解済みだ。万事抜かり無くこなして行く所存。・・・随員の仕事に慣れてきて油断してきただけ・・・かも知れないが。それだけまだ精神的に帰しには未熟という事なのかもしれない。) ――それはそうですけれど。もう少し身嗜みに気を使われても罰は当たらないと思いますの、いつもアイリ様が仰られているように・・・常に人の模範であれ、の様に。 (引退まで生きてたらなんて・・・ご冗談を。等と呟きながらも・・・鎧を着せ終えれば、続いてアイリの武装。長剣に予備のショートソード、と盾。文字通りフル武装。 [Sun 15 Jul 2007 02:13:33]
◆アイリ@紅鱗騎士団 > 群れ、というの。 情報によると相当な数のようです。 市街地に侵入してくる前に出来るだけ多く叩きたい所ですが――――無茶をしても仕方がありません。 戦力は別に私達だけでもありませんから。 ( 誰に言うでもなく室内に声を響かせる。 まぁ彼らとて私と共に幾多も戦場を経験してきた騎士達だ。 適度に力も抜けているし、普段から余裕がありすぎるくらい。 問題は――――。 ) ええ、丁度良かった。 お願いします。 ( そう、この随員だ。 もう1人の少年の方は幾らか場数を踏んで慣れてきたが、彼女は初の実戦になる。 元々華奢で身体能力的に問題があるし、ようやく最近マシになってきた程度。 鍛錬は欠かしていないようだが、精神的な部分はどうだろうか。 いざ敵を前にして、平静を保っていられるか。 ) マリエベリー、貴女達の仕事は主に後方のキャンプで待機する事です。 炊き出しや装備の手入れを疎かにしては団全体のマイナスになりますからね。 ( 鎖篭手をつけてしまえば後は自力で防具を着る事も脱ぐ事もできない。 その辺りを任せながら、口だけ動かす。 ) 丁度邪魔だと思っていた所です。 別に二度と伸びないわけでもなし、引退するまで生きていたらまた伸ばしますよ。 ( ジョークでもなく本気で言っている。 女らしい格好をする気も、結婚して引退する気も無い。 騎士として出来る事を最期まで続けるつもりだ。 ) [Sun 15 Jul 2007 01:41:49]
◆マリベル@紅鱗騎士団 > (訓練訓練、毎日訓練の連続だった平穏ともいえる日常に突如転がり込んできた、異常。 ネズミの人型、ラットマンがこのヴェイトスに軍をなして、途中の村などを蹂躙しながら向かってきているというのだ。) あ、アイリ様?お手伝いしましょうか? (相手が軍を用いて向かって言うのなら、此方も軍をもって対抗する。軍とは即ち、私達騎士団だ。 随員とは言えマリエベリーも騎士団の所属する身、当然駆り出される。テントや、騎士団監督に言われた捕獲網を用意する一方で、騎士団長の着替えを手伝うのも随員の仕事。) やはり髪を切らなかったほうがよろしかったのではないですの?あんなに綺麗な髪でしたのに・・・。 (短くなった髪を気にするアイリとは対象的に、長いブロンドを揺らしながらアイリの紅い甲冑を抱えて。 [Sun 15 Jul 2007 01:27:51]
お知らせ > マリベル@紅鱗騎士団さんが来ました。 『捕獲網捕獲網・・・あ、テントも要りますわね。キャンプですものね。』 [Sun 15 Jul 2007 01:10:35]
◆アイリ@紅鱗騎士団 > ( 街全体の平和ボケが始まっているな、と思っていればこれだ。 久しぶりに大規模な実戦になるが、さて、鈍っていないだろうか。 私も、ヴェイトス市も。 自分でつけられる下鎧を身に着けて具足を穿き、髪の毛を纏めようとして空を切る。 ああ、そうか。 髪は切ったんだったか。 背中まで覆っていた長い髪、去年の戦いで焦げてしまったから。 邪魔にならなくなったし軽くなったし、別に未練は無い。 もうそろそろああいう、楚々としたお嬢様みたいな髪型も卒業する頃だったんだろう。 ) [Sun 15 Jul 2007 01:10:34]
◆アイリ@紅鱗騎士団 > 出発は2時間後、現地到着後キャンプを張って夜明けまで待機、明朝から殲滅戦を開始します! 頭数で押してくる獣相手の作戦は不要、“片端から潰せるだけ潰せ”ッ!! ( 騎士が二人、ベテランの騎士団監督、紋章長、それから騎士見習いの随員が二人。 アルベント隊、紅鱗騎士団の面子はこれだけだ。 百人長、という肩書きこそあれ、その下に100人の騎士を抱える団を持つわけではない。 自分の騎士団を含む幾つもの騎士団を束ねる統括百人長というのが正式なところ。 今度のように自分の団だけで出兵すると言うこともある。 団の面々は各々不適な顔をして返事を返し、荷物を纏め、自分の鎧兜を引っ張り出したり剣を抜いてみたりしている所だ。 ) 捕獲網を用意しましょう。 なるべく沢山あると良い。 数を蹴散らす勝負になるなら此方は頭を使わなければ。 ( 壮年の騎士団監督が頷き、奥で団全体の装備と荷物を纏めて馬車の準備をしている随員二人に向けて「おい、捕獲網も用意しろ!」と声をかけた。 ) [Sun 15 Jul 2007 01:01:07]
お知らせ > アイリ@紅鱗騎士団さんが来ました。 『 出立前の慌ただしい空気の中 』 [Sun 15 Jul 2007 00:52:06]
お知らせ > マリィゴールド@孤児院さんが帰りました。 『 起きてきた同居人に、一人と一匹が声を揃え 「オハヨ」「にゃぁ」 』 [Sun 1 Jul 2007 06:48:42]
◆マリィゴールド@孤児院 > キミも――モーニング珈琲飲みたい? ( 毛玉を掬い上げれば、顔と顔を近付け尋ねてみる。 当然、返答は「チィ」とか「にゃぁ」とかだけども。 ) そうだね、もう直ぐ経ったらリアも起きてくるから。 三人で朝食の前に、御茶にしよう―――キミは珈琲は飲めないからミルクだけど。 [Sun 1 Jul 2007 06:46:48]
◆マリィゴールド@孤児院 > また、買いに行かないと駄目かな―――。 珈琲ミル、欲しいなやっぱり。 ( 挽き立てに拘るなんて真似はしないけど。近くの喫茶店で少量を挽いて買って来ている。 ) ―――おや? どうしたのロスマリヌス? ( いつの間にか、ちっさい毛玉が足元で「ちぃちぃ」と鳴いていた。 ) [Sun 1 Jul 2007 06:34:40]
◆マリィゴールド@孤児院 > ( 火の落ちたコンロ、石炭の残りを確認して種火を付け―――待つ事暫し。 お湯が沸くまでの、ノンビリした時間。 ) 珈琲の残りは未だ……あったよな。 ( 最初の頃は、調味料の場所すら同居人に聞いていた有様だった蝙蝠。 真鍮の瓶を手に取り中身を確認。 ) [Sun 1 Jul 2007 06:20:08]
◆マリィゴールド@孤児院 > ( 安らかな寝息を立てる少女の髪をそっと指先でなぞる。 勘の良い同居人達は―――直ぐに起きてしまうから。 なるべくならこのまま寝顔を見ていたい、そんな子供じみた想いが蝙蝠にあった。 ) ―――さて。 ( 可愛らしい寝息を立てる同居人を十分に堪能し終えたか。 んっ、と背筋を伸ばし向かうは台所へと。 ) [Sun 1 Jul 2007 06:03:59]
◆マリィゴールド@孤児院 > ( 彼誰時、孤児院は未だ束の間の休息。 敷地内にある、離れの一室―――。 ) ………。 ( 室内に漂う静謐な空気に混じり、それは段々と色濃く人の形を成す。 ) ただいま。 ( 寝台にて、未だ眠りの淵に微睡む同居人を起こさぬよう、小さな挨拶を告げる。 ) [Sun 1 Jul 2007 05:58:37]
お知らせ > マリィゴールド@孤児院さんが来ました。 『 鳥の居ない鳥籠。 』 [Sun 1 Jul 2007 05:44:24]
お知らせ > エニシ@フェン・メイフォン宅さんが退室されました。 『手の中のリボンを縋るように握り締めながら夢の世界へ。』 [Sun 1 Jul 2007 04:43:42]
お知らせ > フェン・メイフォンさんが帰りました。 『「良いって事よ。」 そう、笑い掛ければ… エニシが眠りに落ちるのを見届けてから寝入ろうと…』 [Sun 1 Jul 2007 04:41:58]
◆エニシ@フェン・メイフォン宅 > ( そう断言できる貴女が眩しいと思う。 弱いのは自分。 その臆病さが回りに沢山迷惑を掛けることになってしまった。 そしてこれからどうなるのかはわからない。 だけど――― ) ―――うん。 わかった。 ( こんな自分でも、意地があるのさ。 ”男の子”には。 ) ボクの願いは…それ。 もう離れるのはイヤだから…… ( けど姉が望むのが別のことだったらどうなのだろう? だからハッキリとした答えは返さずに自分の思いだけを言葉に出した。 ) ホントにホントに……ありがとう。 フェンさん。 ( 沢山助けてもらった貴女に心から感謝の言葉を告げて、自分もまた休むために同じベッドへと向かう。 ) [Sun 1 Jul 2007 04:31:49]
◆フェン・メイフォン > 戻れると良いな…じゃ、駄目。 意地でも戻らないと―― だから…(リボン握らせた手。その上から…自分の手でギュッと握ろうとすれば… 視線を同じ高さまで合わせ、そして―――…) そのリボンで、エニシとお姉ちゃんの腕をしっかりと繋いであげなさい。二度と、離れないって誓う様にね―― 良いわね?(向けるのは、真剣な微笑みと、力強い感じの言葉。 向けて、強く頷けば…また、身体を離し――) それじゃあ、そろそろ寝るわよ?少しでも寝て、体力を蓄えて… 万全にしてから、会いにいかないと――ね? (それに、そろそろ朝陽も上る頃だからね。 その言葉と共に、ベッドへと向かうだろう…か。) [Sun 1 Jul 2007 04:23:20]
◆エニシ@フェン・メイフォン宅 > 戻れると―――いいな。 ( 前みたいに他愛も無いことでお喋りして、悪戯をして怒られて、二人で甘味処を見て回って―――お姉ちゃんとそんなことをしているのが一番の幸せ。 何よりも大切なこと。 様々なことでお世話になった恩人の言葉を理解すればしっかりと頷いた。 )( 目を瞑ったその手に何かが握らされた。 再び目を開けばその手の中には青色のリボンが。 ) わぁ……可愛い! ( 何の疑問も持たずに素直に喜ぶ女装少年。 ) [Sun 1 Jul 2007 04:18:56]
◆フェン・メイフォン > (独りぼっちになれば容易く崩れてしまう… そんな小さな吸血鬼が微笑む姿を、少し儚げに見遣りながら… 此方も微笑み返し―― ) そうよ。後は、エニシ次第だから… 戻れるか、そうじゃないかは… (だから、お姉ちゃんに会ったら… 今日、思った事を口に出してあげなさいよ… 投げ掛け、それから身体離せば―― 一度荷物がある場所へと足を向け… 其処から何かを取り出して――) んっと… ちょっと、待ってなさいよ… (―― ソレを手に、再びエニシの元へと戻れば… その手へと青いリボンを握らせてやろうと、するだろう ) [Sun 1 Jul 2007 04:10:24]
◆エニシ@フェン・メイフォン宅 > ( 数少ない断言できることといえば、この少年は一人で居続けることが出来るほど強くは無いということ。 今言い切れるのはそれぐらいだ。 ―――変なの、なんて何も考えてない吸血鬼は小さく微笑む。 ) ……うん…やっぱり、そうしないと……だ…め………だよね。 ( その行為が必要だということを自覚していながらも、姉の口からまたあの言葉を聞く瞬間を想像すれば一瞬言葉は詰まる。 エニシにとってライヤは何よりも必要な存在だ。 間違いなく。 ) ちょっとまだ体力は不安だけど、片腕にも大分慣れたし動きも少しは戻ってきたかな? ――――え? なんで? ( 逃げるぐらいなら全然平気、と付け足しながら目を瞑っての意味が解らずに小首を傾げる。 けれど相手が体を離せば言われたとおりにスッと目を閉じその紅い瞳を瞼で覆った。 ) [Sun 1 Jul 2007 04:03:10]
◆フェン・メイフォン > ―――――― (その時、傍に誰かいなければ… 優しさで逃げ道を作ってあげなければ、二度と元には戻れないのかもしれない。 そんな事を思いながら… ふっと、吐息吐き出せば―― 不意に此方を見遣る視線を見詰め返して… 何でもないわよ、なんて――) ……… うん、後は自分で確かめなさいよ (――口に出しつつも、その穏やかな表情にも不安が過ぎってしまうのか… 彼の依存の強さを感じてしまったからだろうか? けれども、その不安を極力覆い隠せば… 小さく微笑み向けて、そして――……) ……明日にでもって、まぁ… もう、体は大丈夫なら、構わないけど。 あぁ、そうだ―― ちょっと、目を瞑っててくれるかな? (その言葉と共に、一度体を離せば… 彼が目を閉ざすのを暫し待つだろう、か ) [Sun 1 Jul 2007 03:49:21]
◆エニシ@フェン・メイフォン宅 > ―――――? ( この少年の行動理念の第一は『姉』。 理性を失いでもしない限り何らかの行いをするときには、必ず彼女の存在が関わってくる。 そしてもしもそんな相手に拒絶されたてしまえば――――相手の不安の理由が何も解らない吸血鬼は抱き締める力が強くなった相手を不思議そうに見やった。 ) ………嬉しい。 ( 言ってしまえばここまで依存しているのは異常だろう。 けどそれがこの吸血鬼にとっての幸せ。 だから優しく撫でてくる相手を見る表情は肩の力の抜けた穏やかなもの。 ) ――――うん。 そう だね。 ( もう一度あの言葉を聞くのは怖い。 けどもう二度と顔を見れないのはもっと怖い。 せめて、せめてこれが別れだったとしても、最後は貴女の顔を見て別れの言葉を聞きたいから――― ) 戻るよ、ボク。 明日にでも。 ( 一目散に青猫を逃げた時のことといい、こういう時の決断は無駄に早かった。 お互いの吐息も感じ取れるような距離での囁きに自分が出した答えを返す。 ) [Sun 1 Jul 2007 03:42:10]
◆フェン・メイフォン > ――――――――― (耳に入ってくる、エニシの言葉。 その言葉から伝わる… 姉に対する依存の強さと…危うさ。 もし、姉に拒絶を受けてしまえば… このエニシと言う存在はばらばらになってしまうのではないだろうか? そして、その依存は優しさよりも怖いものではないのだろうか? そんな、不安を抱いてしまえば…不意に、抱き締める手にも僅かに力が篭り――――…) ……うん、マリィさんの言葉の通りなら、そうだと思うよ。 (その涙混じりの微笑を見遣って、頭撫でながら返すのは… 安心させようとする様な言葉。 投げて、少し腕から力を抜けば―― 見上げる顔に呼吸、一つ分の間を置き――) それを決めるのは、エニシとマリィさん達だと思う…けど、エニシは青猫に戻る為に頑張らないといけないのは、確かじゃないかな?(戻る戻らないは… 多分、エニシ次第だから、とコツンと見上げたエニシの額に自分の額を触れ合わせようとしながら… 言葉、囁いてやろうとするだろう) [Sun 1 Jul 2007 03:25:53]
◆エニシ@フェン・メイフォン宅 > ………行っちゃあ…ヤ……けど…お姉ちゃんが…そう望むんだったら……ボク……――― ( もしも姉が白といえば黒い物も白になる。 エニシという吸血鬼にとってライヤという姉はそういう存在だ。 ―――だから彼女が別れの言葉を言うのなら、たとえそれが自分にどんなに辛くても従う。 全ての行動の指針を示して全ての危険から身を守ってあげる優しさは過保護。 けれど優しさの無い関係というのは、いったどれほど悲しい関係になのだろうか。 ) ―――わざわざ心配してくれたんだ…来てくれたんだ…声を掛けてくれたんだ……――― ( たったそれだけのこと。 だけどそれが姉の行いなら弟にとっては何よりも嬉しい。 白髪をくしゃくしゃに撫でられる少女もどきはポロポロと涙を零しながら微笑んでいる。 ) ―――ねえ、フェンさん。 ( 相手を見上げた。 ) 帰って…いいのかな? 戻って…許されるのかな? ( 好き勝手にやっても、もう一月も戻って無くてもあの場所に帰っていいのだろうかと。 ) [Sun 1 Jul 2007 03:19:48]
◆フェン・メイフォン > ――――――――――― (エニシの口から吐き出される、思いの丈。ソレを耳にしながら… その体を、更に強く抱き寄せてやれば… 暫し瞳を伏せて、その言葉をじっと耳にし続けるだろう。 過度の…道を示す優しさでは、危険かもしれないが… だけれど、受け止める程度の優しさならば… 構わないのでは? と、自分に言い訳なんてしながら… ) ん…… (そして、暫し彼の言葉を耳にしながら… ふっと、目を開けば、其処には泣き顔の微笑みを向けるエニシの姿。 その姿を見遣りながら、くしゃくしゃと…その頭撫で様と手を伸ばしてやりながら… ふっと――) 今の言葉、そのお姉ちゃんって言う人にも…伝えてあげなさいよ。(なんて… 吐き出し、そして、それから頭を撫でてやろうとする、だろうか) [Sun 1 Jul 2007 03:06:43]
◆エニシ@フェン・メイフォン宅 > ………………わかんない。 ボク…お姉ちゃんのためにだけいたいの。 それが一番ボクにとって満足なの。 けど…お姉ちゃん…『元気でね』って。 それだけ言って…行っちゃって…………いちばん…いちばん頼りたいのは…お姉ちゃんなのに……… ( その結果を姉が望むのなら辛いことも耐えたい。 けれどそれはただのやせ我慢。 そしてその危惧は正論だろう。 優しさという甘えることのできる道を示されれば、この少年はそれを選んでしまうかもしれないから。 ) ――――……… ( フェンの言葉を聞けば、ゆっくりとした動作で力なく服を掴んでいた腕を下ろしていく。 そして一言呟いた。 ) ―――よかった。 ( 謝罪の言葉を紡ぐ相手に反するかのように、抱き締められながらその言葉を言った少年は嬉しそうに笑いながら泣いていた。 ) [Sun 1 Jul 2007 03:00:19]
◆フェン・メイフォン > ―――― エニシさ、辛い時は辛いって言った方が良い時もあるのよ? 頼れる時に、頼らないってのは自分にも相手にも悪い事なんだし…(そう、口に出して思い返すのは――先日のマリィの言った 『優しさに溺れる事になる』 と言う言葉。けれども、傍らのエニシの姿見遣れば… 何処か、申し訳なさそうに吐息吐き出し――――…) オネエチャンって人には会ってないけど―― ただ、不安で止むおえずみたいな事はマリィさんは言ってたかな… (そして、服を掴む手に引かれる様に、身体を寄せていけば… その、エニシの体を逃がさない様に抱き締めながら言葉を漏らし――…) ゴメンね、勝手にやった上にロクに力になれなくってさ… [Sun 1 Jul 2007 02:48:44]
◆エニシ@フェン・メイフォン宅 > ……………やだなー。 そんな 辛いことなんて 無いですよ。 助けてもらったし、あの吐き気がするほどおぞましい吸血衝動も前よりずっとマトモになってきたし。 ( アハハっと苦笑するフェンに対して吸血鬼はその言葉を笑い飛ばすようにする。 けれどそっと優しく肩に手を回されればその笑いは少しずつ小さくなっていき、やがて視線は床を彷徨うことになる。 ) ――――青猫に? フェンさんが? ( それは初耳だったから少し驚いたように顔を挙げて。 そして相手の弁明を聞けば、ゆっくりと口を開いた。 ) ―――やっぱり お姉ちゃん だったの? ( そして頭の下げている相手の服を掴もうとして、矢継ぎ早に質問を浴びせかける。 ) ねえ、フェンさんはお姉ちゃんは会ったの? お姉ちゃんは何か言ってた? それともマリィさんから何か聞いてない? ねえ ねえ フェンさん教えて。 [Sun 1 Jul 2007 02:39:49]
◆フェン・メイフォン > うん、腕が治らないのは精神的なものもあるんじゃないか?とかね… 色々と心配してたみたいよ。(なんて、苦笑する様な―― 本当は微笑もうとしていた表情を向けながら、言葉返せば… エニシの無理している様な様子に、少し…身体寄り添わせ、触れさせようとする様にと、身体近づけ―― その肩に、手を回そうと、して―――…) あー… うん、実はね… その、エニシに黙ってなんだけど――… 青猫に、乗り込んじゃった…(そんな姿勢の侭、エニシから若干視線を逸らしつつ… ボソリと、言葉吐き出せば―― 困った様に頭掻き毟り……) 何か、あの時のエニシの姿見てたらさ… 挨拶位してから帰れって言いたくなって、その伝言渡しただけ…なんだけど――― うん、ごめん。(そして、視線をエニシの方へと戻せば… その顔を真っ直ぐ見詰めながら、少し早口で言葉吐き出し―― 頭、下げるだろう…か) [Sun 1 Jul 2007 02:23:40]
◆エニシ@フェン・メイフォン宅 > ( 見返される視線と質問に対して返って来る答え。 その内容をゆっくりと吟味して理解すれば、暫くの間を置いた後に小さく笑い返した。 ) ――――そっか。 マリィさんわざわざまた来てくれたんだ。 うーん…フェンさんもそうだけどマリィさんにもまた今回一杯お世話になっちゃったからな。 しっかりありがとうございました、って言わないといけませんよね。 ( 今更で遅い気もするが、鬱になりかけの心を気取られないようにと無理矢理に振舞う少女風貌。 全ての真実を知る必要は無い。 一部だけでも他人の心を充分に満足させることはできる。 ) ………? そんなこと、なにかあったっけ? ( 困ったような仕草をする相手の言葉の内容に不思議そうに首を傾げた。 ) [Sun 1 Jul 2007 02:16:54]
◆フェン・メイフォン > (やだ… と不意にエニシが口に出した言葉。 それに、思わずビクンと僅かに体震わせながらも… また一歩近づけば、少し緊張した様な気持ち吐き出す様に、吐息をふぅっと吐き出し――…… やがて、向けられる紅い視線。それを、じっと此方からも見遣ろうと、して――…) …… んー、マリィさんが様子を見に来てくれたわよ。 エニシはグッスリと寝てたみたいだから、起こさなかったけど―― (返すのは、真実の一部。言葉吐き出して、エニシの側へと寄り添おうとする様に立てば…… 困った様に、頬を掻き――) ……実はね、エニシに謝らなきゃならない事が一つ、あったりするのよ… [Sun 1 Jul 2007 02:08:06]
◆エニシ@フェン・メイフォン宅 > ……………… ( 落ち込んだように暗く俯くと、小さく震える右手をギュッと握り締めた。 )( 帰れる居場所があるのか、自分が帰ってしまってもいいのか、それがわからない。 ) ………やだ……… ( わかるのはそんな後ろ向きの気持ちぐらい。 小さく小さく沈んだ声で呟いた。 ) ――――……… ( 恩人でもある家主が近付いてくる気配に気付けば、俯いていた視線を上げて其方のほうへと紅い瞳をそっと向ける。 ) ………昨日…そういえば…誰か…来てたの? ( 体力の回復のために殆ど眠っていたから会話の内容までは理解していないけれど、話しているような声が聞こえた気がしたから何となくそんな問いかけを。 ) [Sun 1 Jul 2007 02:02:46]
◆フェン・メイフォン > ―――――…… (先程から無言で窓の外を見遣る、エニシの姿。 その姿を眺めながら、思うのは――昨夜、此処を訪れた人物の事と…例の手紙の事。 思い返して、顔を歪めれば… 小さく、溜息をベッドの上へと落とし――…) ………… (…… 暫し、何かを迷う様に瞳伏せた後、ベッドから降りて…エニシの立っている窓辺へと近寄ろうとする、だろうか…) [Sun 1 Jul 2007 01:53:26]
お知らせ > フェン・メイフォンさんが入室されました。 『ベッドの上、じっとその姿を見詰めて…』 [Sun 1 Jul 2007 01:48:23]
◆エニシ@フェン・メイフォン宅 > ( 最愛の姉に拒絶されたと思い込んでいる弟はこれから何をすればいいのか全く解らなくなっていた。 青猫は自分にとって確かに『家』だ。 かけがえのない大切なもの。 ―――だけどそれは全て『ライヤ』という姉が居たからそう思えてた。 自分のことを弟と呼んでくれて、たとえなんであろうとも受け入れてくれた人間の女性。 その人がいたからこそ自分は何の屈託も無くあそこにいることが出来た。 ) [Sun 1 Jul 2007 01:46:49]
◆エニシ@フェン・メイフォン宅 > ( 白髪の吸血鬼はただじっと無言で窓の外の光景を見つめている。 そこにあるのははここ数日の間に見慣れた光景。 淡い月明かりだけが道筋を照らしている。 ) ………………… ( 少女―――否、少年は何も口に出さなかった。 癖のようになった独り言をいつものようにするでもなく、ただ無言のままに窓の外をじっと眺めている。 たとえそれが頼りない光源の中だとしても、夜の世界の住人たる自分にとっては充分にすぎる明かりの量だった。 ) [Sun 1 Jul 2007 01:24:51]
お知らせ > エニシ@フェン・メイフォン宅さんが来ました。 『――――……… (沈黙)』 [Sun 1 Jul 2007 01:18:37]
お知らせ > フェン・メイフォン@自宅さんが退室されました。 『「明白了(分かったわ)」 短く投げ返した後、ドアが閉ざされる音が響く、か』 [Sat 30 Jun 2007 02:10:46]
お知らせ > マリィゴールドさんが退室されました。 『 ―――良い夜をフェンさん。 ( 蝙蝠は闇へと消え。 )』 [Sat 30 Jun 2007 02:07:33]
◆マリィゴールド > うん―――お時間取らせてゴメン。 姉娼婦の事は、もう大丈夫だから。 トラブルはボクも避けるようにするよ。 ( ソレが蝙蝠の解答になろうか、手を振れば踵を返して。 ) [Sat 30 Jun 2007 02:07:03]
◆マリィゴールド > ( 少女の告白を静かに聞いていた蝙蝠、細く紫煙を吐き出す。 ) ―――逆だよ、逆、逆。 ( 手をパタパタと、力無い笑みで。 ) 気を付けて欲しいのは、フェンさん。 彼等、最近組織立ってるから。 それにこんなハナシ―――エニシ君には言えないのは十分にね解ってるつもり。 ( 話さないのは少年に背負って欲しくないからだと、蝙蝠は判断したか。 ) ―――皆、そう言ってたね。 仕方がないと、でもそう簡単に割り切れるハナシじゃないでしょう、正論だとしてもさ。 ( 少女の話は尤もだった、出来ないのなら終わり。 ) けども、終わりだった所を救ったフェンさんには……少しは聞いて欲しかったってボクの我が儘だから。 ( そう言えば、笑みを浮かべ首を傾げる。 少女だって、終わりだと常識だと言い切っても少年を助けた。 きっとソレはとても大切な事ではないかと思ったから。 ) [Sat 30 Jun 2007 02:05:55]
◆フェン・メイフォン@自宅 > ―――― エニシは、罪を犯してない。 狙われた理由は、吸血鬼だから… ただ、それだけ。 あたしからしてみりゃ、狙われるには馬鹿げた理由だと思うわ。(そう答えてから、視線を向ければ、ふっと吐息を吐き出し――― 瞳に宿るのは、酷く真剣なソレ。 向ければ) 後は、察しの良いマリィさんの想像に任せつつ、エニシの事を思って事を荒立てないでくれる事を祈るわ。 それに、あの侭だったら被害者じゃなくって犠牲者になってたんだからさ… (なんて、肩を竦めつつ言ってやれば… 欠伸、一つ。それを振り払おうとする様に頭を振って――) 多分、余計な事だと思うわよ。 憎んでいるとしても、変える事が出来ない。 それなら割り切るしかない… 出来ないなら、そこで終わり。 そんなの、此処じゃ常識だからね―― あたしに言われても困る。 エニシは、どうだか分からないけどさ。(それに、それを今知った以上、あたしにはどうとも言えない… 言えば、肩を竦めて…) さてと、そろそろ寝るとするわ、私は―― 明日、少し早いからね。 [Sat 30 Jun 2007 01:58:09]
◆マリィゴールド > ( 硬質な腕、これも彼女の勲章なのか、疵なのか。 蝙蝠には解らぬ、だからゆるく肩を竦めるだけで。 ) その事だけど―――察しの良いフェンさんなら、ボクの云いたい事解るでしょう。 その狩人さんはどうなったの――――? ( 灯りを紙巻きの煙草へ点す。 軽口を叩く、少女へ力無い視線を返す。 ) 聞いてないか、じゃあ余計な事だったかな―――。 吸血鬼が害悪であるという風潮もあるけど……もう一つ、今存在する吸血鬼は「被害者」って側面もあるでしょう。 ( 自ら望んで吸血鬼になった者達ばかりで無く。 ) ソレでも生きて行かなければならないなら、もう自分で割り切るか付き合って行くしかないんだけど―――。 ( あの少年の場合はどうだったのだろうと。 ) [Sat 30 Jun 2007 01:41:57]
◆フェン・メイフォン@自宅 > まぁ、ヤンチャには違いないわね。 今でも十分、ヤンチャだけど―― (言って、撫でるのは自分の左腕。鉄の冷たい感触を指先に感じれば… ふっと、吐息吐き出して――) あぁ――あたしは、狩人に襲われてた所を助けたって所かしらね…… まぁ、そんな所なのよ。(と、口に出して視線向ければ… 良く助かったモンよ、なんて) ―――― 確かに、病は気からとは言うけどね。 元食医から言わせて貰えば… 一概にそれが当て嵌まるとは言えないのが実状なのよ。 悲しいけれどね。 原因が原因だからね――(生きたい、生きていたいと願っても、死は人の首に鎌を押し当てる―― 昔…家族の誰かから聞いたのだろうか… そんな言葉を思い返して呟けば、ふっと苦虫を噛み潰した様な顔を浮かべ、て――) いや、それは初耳(その顔を振り払うように頭を振れば… 短く、其れだけを口にして―― スラムの暮らしの悪い癖かもしれないわね、と) [Sat 30 Jun 2007 01:32:56]
◆マリィゴールド > それは何とも、ヤンチャさんだったんだ。 ( 軽く喉を鳴らす程度。 ) ―――襲われたってのはエニシ君が? フェンさんが助けたって聞いたけども。 ( 失礼、と懐を漁り取り出すのは煙草のケェスとシガレットホルダ。 視線を向けられると少しだけ真面目な顔で。 ) どちらにしても、生きる意思がないなら死んでしまうのは間違いないね―――ニンゲンだってそうでしょう? ( 治療だけでは無い事もあるのではないかと。 シガレットホルダを口に。 ) ソレがフェンさんのお陰で助かったと見るのは間違い無いんじゃないかと思うけど。 自分の身体の事憎んでいるって聞いたかなエニシ君から。 [Sat 30 Jun 2007 01:25:12]
◆フェン・メイフォン@自宅 > あー… 冗談言う時は言うけど、カっとなると言葉よりも先に手が出てたタイプだと思う。 今は大分マシになったけど―― (昔は直ぐに癇癪玉を破裂させてたからね―― なんて、色々と思い返して…また溜息吐けば、また頬を掻き毟り――) そう言えば、何で襲われるハメになったのかって事情とか、そんなに聞かなかったわね。 聞くモンじゃないと思って、其の侭にしておいたけど―― (青猫ってだけは話の成り行きで聞いたけどさ、なんて―― 吐き出せば、ゆっくりと視線向けて ) 多分、精神的なモノだと良いんだけどね… ただ、腕が飛んだ原因が散々弱ってた所に対吸血鬼用か如何か分からないけど、変な魔法を腕に叩き込まれて…ってしか考えられないからね。 あの侭だったら、間違いなく死んでただろうし… その影響があるのかもしれないとは思う訳よ―― 素人目にさ。(その影響が根深いのかって…ね、と吐き出して頭掻き毟れば… 玄関先の相手から一度、部屋の中へと視線を向けて――) [Sat 30 Jun 2007 01:15:27]
◆マリィゴールド > ―――フェンさんって冗談めかして本音言うタイプ? ホントに、熱気に当てられそうだけどもさ。 ( 手をパタパタと何事かに当てられぬよう、扇いでおいた。 ) 青猫を逃げ出して、挙げ句怪我して戻れないって―――相当拙いのは確かだね。 だから、ボクも何も上には言ってないし。 ソレこそフェンさんがエニシ君と同伴でってのも効果は薄いと見るけど。 ( 怪我の事、吸血鬼の衝動の事。 ソレ等全て彼の行動次第だと。 ) 其れ以外に……フェンさんがよくしてくれるからね実際戻りにくいとは思うけど。 腕の事が気になる? 本来ならニンゲンと違って好い加減なモノだから、ダメーヂはどちらかと言うと精神的なモノが多いかな? [Sat 30 Jun 2007 01:04:39]
◆フェン・メイフォン@自宅 > まぁ… 情熱的って言うよりも、あれよ。 何て言うか―― まぁ、思ってって言うのは間違いないとは思うけどさ―― (ホント、エニシにチ○コついてるのが惜しいくらいよ… なんて、視線逸らしつつ小声でボソリと呟けば、溜息一つ吐き出して また、頭掻き毟り――) …… まぁね。 今も考えてたのよ、青猫に戻れるかってさ… 腕の事もあるし―― んー、溺れる、ね…(その言葉に思い出すのは… とある少女の事。 次会ったら厳しくしようと思いつつも、実行できそうにないなー…なんて、思って溜息吐けば… 怪我の具合を尋ねる言葉に…――) 多少、前よりはマシになってるとは思うけど―― まだ、体力戻りきってないんじゃないかしら? 思った以上に深刻だからね、聖水やら何か良く分からない魔法って言うのかしら… ソレのダメージとか… (おまけに、腕を元に戻す術は分からないし… なんて――) [Sat 30 Jun 2007 00:55:16]
◆マリィゴールド > ―――そこが情熱的だなって、エニシ君を想っての事だと解ったから。 こうして出向いた方が良いかなって。 ( 目の前の少女は、大人びた表情を見せたかと思えば今は年相応とコロコロと変わる表情。 口の端を吊り上げる 「いやいや」と口調は何処か楽しげに。 ) 聡いフェンさんの事だから解ってると思うけども、エニシ君の今の立場は微妙だからね―――手助けばかりしちゃうと、エニシ君優しさに溺れちゃうかもよ。 ( 真っ直ぐなのだろう少女。 ) まァ、姉娼婦とエニシ君も複雑だから、ね。 ボクの云うべき事ではないけど―――実際の所、彼の怪我の方は? [Sat 30 Jun 2007 00:45:26]
◆フェン・メイフォン@自宅 > あー…いや、多分…普段はもっと丁寧よ? うん、本当―― ナキアさんに渡したのとはちゃんと敬語だったし… (と、目の前…帽子を被りなおした相手へと、今度は気まずげに頭掻き毟れば、手間を掛けないと言う言葉に頷き返し――…… そして) …… あの時のエニシの錯乱っぷりに、ついカッとなって書いた。 今では一応、反省している。 エニシには、起きた時に謝りたいと思っている―― (そして、叱られた柴犬の様に視線を微妙に逸らしつつ―― 酷くフラットな語調でボソリボソリ。 吐き出せば、ガクリと項垂れ――) いや、自分も書いてからね… そう言えばエニシに何も言ってなかったなーって…思い出して、さ… あー、その…ゴメン [Sat 30 Jun 2007 00:39:06]
◆マリィゴールド > なかなか情熱的な文章だったからね堪能させて貰いました―――。 ( 目元が優しげに細まる。目深に帽子を被り直し。 ) 手間は掛けさせないと思うよ。 ( 蝙蝠のような夜行性とは違うだろう。 僅かに首を縦に振り。 ) 一応手紙の内容を件の姉娼婦に確認した所、不安で止むを得ずと言う所だったそうで―――。 フェンさん、でもエニシ君に伝えてないんだね手紙を出した事は。 [Sat 30 Jun 2007 00:29:59]
◆フェン・メイフォン@自宅 > あぁ――――… 恋文かぁ… 恋文って言うか、アレは―― (ドアの向こうに佇む相手、その姿を見遣れば… 困った様に頭掻き毟り―― ワリと衝動的に書いた部分も多いからなぁ、と内心ポツリ。 呟けば、ふっと溜息吐き出し、て…) あぁ、少しだけなら大丈夫かしらね。 明日は――少し早めの仕事は入ってるけど。 (仕事しなきゃ食ってけないのよ、とポツリ。呟けば… 気だるげに頭掻き毟るだろう、か) [Sat 30 Jun 2007 00:22:47]
◆マリィゴールド > ( 扉の外に佇むのは、ダァークスーツに身を包み鍔広の帽子を被った紳士然とした青年。 ) ―――恋文を頂いたのだけど、生憎と此処の住所が解らなくて。 ( 片腕で帽子を脱ぎ、改めて挨拶を向ける。 手紙を返す方法が解らなかったと、言外に告げ。 ) エニシ君が寝ているなら好都合だね。 お手紙は読みました―――少しお時間は宜しいですか。 [Sat 30 Jun 2007 00:19:17]
◆フェン・メイフォン@自宅 > (ノックの後に響く声。 ソレに、気だるげに頭掻けば、其方へと足を向け―― そして…) あぁ、何?エニシは寝てるけど… っと、今空けるわよ(… そんな言葉を投げながら、ドアを開き―― ドアの外に居る者の顔を見遣ろうとする、だろうか) [Sat 30 Jun 2007 00:15:10]
◆マリィゴールド > ( 雲も無く、空には月が煌々と輝く夜―――。 貧民窟へと訪れたのは一匹の蝙蝠。 ) 今晩和。 ( 控えめなノックの後、家主には聞き覚えのある声が響くだろう。 ) [Sat 30 Jun 2007 00:12:53]
◆フェン・メイフォン@自宅 > (もし、戻らなかったら… そこまで考えたところで、思考を途切れば… ふっと頭を振り、視線を落として) その時は、その時でしかないんだろうなぁ… ふぅ――(なんて、ポツリ。 考えた所で、エニシの腕が戻ってくるとは限らないのだし、考えて込んでまた頭から煙を吹くのもゴメンだ。 今、出来るのは) 仕事の合間縫って、色々と探るしかないかしらね、これは――… (腕を取り戻す方法を探る事。 何でも屋の仕事の合間に、図書館なり何なりと調べて回って、そう言った文献が無いかを探してみるべきか、なんて… 思えば、暫くしてから頭掻き毟り――っと) はぁーい? (不意に響くノックの音に、其方へと視線を向けた) [Sat 30 Jun 2007 00:11:08]
お知らせ > 来訪者さんが来ました。 『 響くノックの音。 』 [Sat 30 Jun 2007 00:10:12]
◆フェン・メイフォン@自宅 > 吸血鬼の再生能力に期待出来りゃ良いんだけど…(それにしたって、体力が戻らない事には如何にも成らないだろうし―― 腕を失った原因が原因だ。もしかすれば、体力が戻っても腕は戻らない可能性も高い―― そうなってしまえば) ……… はぁ (路上や安宿の娼婦なら兎も角、青猫なんかでは働けないのではないだろうか? 少なくとも、片腕の高級娼婦が居ると言う話なんて―― 絶対に居ないとは言い切れないが… 自分の知る限りでは、誰も知らない。) [Sat 30 Jun 2007 00:00:03]
◆フェン・メイフォン@自宅 > 吸血鬼が失くした腕を取り戻す方法…か―― (ふっと、口に出すのはそんな言葉だろうか。 吐き出せば、撫でていた腕へと視線を落とし、その鋼色の輝きをじっと凝視、して…) 流石に、鉄製の腕をと言う訳にもいかないでしょうねぇ… (吸血鬼と言う種族柄、そして娼婦と言う仕事柄。 思って、吐き出すのは溜息。漏らせば、緩々と頭を振ってから、視線を天井へと向け、て――) [Fri 29 Jun 2007 23:50:55]
お知らせ > フェン・メイフォン@自宅さんが入室されました。 『床に座りながら、鉄製の腕を一撫でして…』 [Fri 29 Jun 2007 23:47:21]
お知らせ > オウルさんが帰りました。 『いらないよ (そんな事言いながらも、それからすぐにどこかに行くのだろう)』 [Thu 28 Jun 2007 02:13:40]
お知らせ > エニシ@フェン・メイフォン宅さんが帰りました。 『――あ、一緒にたべゆー?(板チョコを渡して、不自然な明るさを見せる夜。)』 [Thu 28 Jun 2007 02:12:46]
◆エニシ@フェン・メイフォン宅 > 一杯だよ一杯。 今回はホントに迷惑掛けちゃったな…みんなに。 ( 謝って、そしてそのあとに―――そのあとはどうしよう? )( 因みに咥えてるのがバナナとかフランクとかだった瞬間に、絵的に色々と拙い光景になってしまうのはご愛嬌。 だからバナナは持ってきちゃダメだよ! ) それじゃー二人で仲良くはんせー。 ( 咥えていたドラ焼きをもふもふごっくんした後は笑顔でそんな言葉を投げ掛ける。 ) ―――無理はダメだから、ね。 ( 実質それで痛い目を見た人から針目の片鱗を見せる貴方への忠告。 ) あ、図書館なら絵本コーナー面白いよー。 おすすめだねアレは。 ( そっちの関連は全然知らないや、なんて付け加えて。 此処での暮らしが馴染んでいくにつれて、こう男の子として大切な物は本人気付かない間に失われていきます。 ) えー、お菓子がいーいー。 ( 持って来てもらう身分の癖に贅沢な文句をぶー垂れて、中身から新しいお菓子を取り出す。 ) [Thu 28 Jun 2007 02:09:03]
◆オウル > 何人探してたか…自分は良く知らないけど…探してくれた人にはお礼言わないとね (そんな事を言いながら…咥えているドラ焼きを見た…割りとビッグサイズかもしれないと思った。) …反省しなきゃ行けないのは自分もそうかな (自分も他人も信じられなければ…きっと崩壊する。 少年は自分は信じない癖して、他人はすぐに信じてしまうが…。) 別に…ちょっと疼いただけ…我慢できるから (目をそらしてそんな事を言う。 勉強と聞いて振り向いた目は針目なりかけだったとか。) そう言えば、自分は本読んだっけな…図書館で…でも、さっぱりでさ (小さく吸血鬼関連…と付け加えた。 調教勉強現在進行形だ何て…この少年知りません。 むしろ、知るべきではないかもしれない。) 今度はフルーツでも持って来るかな… (そんな事をぼやいた。 貴方が中身を漁るのを手伝うように袋の口を広げてやろうと少年はするだろう。) [Thu 28 Jun 2007 01:56:02]
◆エニシ@フェン・メイフォン宅 > ――――あ、そうだ! レッドさんとかリアさんとか、アンブローシア様にもちゃんと謝んないといけないな……だから早く治さないとね。 ( 笑みには笑みを返した。 ) 反省してます…色々とホントに。 ( 自分は信じなくて良い。 止めてくれると他人を信じれば良い。 信頼のある周りの人のことを信じないのは裏切りだと、助けてくれたあの人は教えてくれた。 ―――どうしたの? と、貴方の首の事情の一部を知っている少年は心配そうに問い掛ける。 ) 最近はそれとフェンさんとお勉強しかしてないけどねー。 ( 齢13にしてニートまっしぐら。 ちなみに調教お勉強の成果は存分に現在進行形で出ています。 ) ――――まあ、それは置いといて。 ( 自分で振っておいてなんだが色恋沙汰の話をしてもされてもどうしようもないなとか今更に思った。 ) 甘いのの方がいー。 お見舞い品にコレ選んだのがグーだよグー。 ( 何があるかなードラ焼きを咥えたままがさごそ中身を漁る。 本来ならフルーツの方が見舞い品としては等しく正しい。 ) [Thu 28 Jun 2007 01:44:44]
◆オウル > (スイス銀行は古すぎるから新しいのは(無理 斬首の上さらし首な影) 貴方の様子を見つつ…返す言葉は思いつかず。) 例えば、一番話したい人と治ったらすぐ話すなんて事も出来るわけだし…話さないより、話したほうが良いよ (そんなこと言いながら…笑みを浮かべるだろう。 次の言葉には苦笑いに変わったが…。) 情けない話だよね…ホントに…二人して… (首の傷跡の上に当てた手の力はは強めた。) ほぅら、食べたら寝る…で良いとは思いますけどね、体の怪我はこれが一番 (持論です。 怪我したら食っちゃね回廊まっしぐらな少年一人。) 祈らなくて良い、最初から叶うはずが無い、片思いだし (そんな事をつぶやきながら…ドラ焼き食べる貴方を見て言うだろう。) 甘い物は嫌いじゃないんですけどね…フルーツとかの方が良くありません? (そんな事を思いながら…貴方を見ていることだろう。 ちなみに全部含めて1000エン相当だとか。) [Thu 28 Jun 2007 01:32:18]
◆エニシ@フェン・メイフォン宅 > ( まあ女体化は確定だよn(二発目の狙撃音 振込みはスイス銀行に頼む。 何処かで誰かがそんな会話を繰り広げてる気がした。 ) ――――――そう、だね。 ( 同じ言葉。 それを言った少年の残った片腕は小さく震えていた。 誰よりも話したい人。 けれどもその人の答えは解っている。 ―――もう一度それを聞く勇気は自分には無い。 ) ………ま、意思でどうにもならない領域っていうのはたまにあるからね。 ( 特にボクタチみたいな未熟者は。 それが理由で飛び出してこういう結果になった白髪の吸血鬼は、すこし気まずそうに首の辺りを掻く。 ) ……ほ…ホントに体力無くなってます……… ( 風邪が致命傷になる体力です。 聖水ぶっかけられたのとパプテス呪術のコンボはこうかはばつぐんだった模様です。 ) ………振られちゃった。 仕方ないから遠くからオウルさんの恋愛模様を祈っときます。 ( 愛の告白をするには性別がおかしいことに気付けと(ry お菓子の袋を貰えばその中にあるドラ焼きを引っ張り出してご満悦の表情ではむはむ齧り付く。 ) [Thu 28 Jun 2007 01:22:54]
◆オウル > (猫耳より、犬耳の方が良いと思った自分は(狙撃 ヘッドショット) 少年は…少女風貌を見て言うことだろう。) 謝ったり話したい人には、エニシさんは怪我が治ればちゃんと謝れるし…話せる (そんなこと言いながら、貴方を見て…少しばかり、首に巻いている包帯の下に違和感を感じて、包帯の上から傷跡の上に手をかぶせた。) 資格云々では無いと思うけど…もう自分にあんな事言えるわけ無いと思ったんだけどね…自分も会わないより会ったほうが良いとは思ったね (人の遺体の血を飲んで…色々、自分は言える気がしなくなった。 貴方に向けるのは苦笑いだろう。) ほら…そんなにはしゃぐから… (少し、ゼェゼェ言っているのは…笑みを浮かべつつ。) 残念…自分は、好きな子がいる…多分、叶わないけどね (お菓子の袋は…貴方に渡そうと、少年はもって行こうとする。) [Thu 28 Jun 2007 01:10:13]
◆エニシ@フェン・メイフォン宅 > ( 某薬の副作用を吸血鬼の特性強化か、猫耳獣化ついでに性別反転のオマケ付きのどっちにしようか地味に悩んでたのはないs(撲殺音)) ―――――そ、だね。 ( 少しばかりの間を空けた後、相手の言葉に同意の返事を返す。 こないだまでは早く体力が戻ればいいと思った。 そうすれば青猫に戻れて、お姉ちゃんに会うことが出来るから。 ―――けど今は、何よりも一番大切な戻る理由を失ってしまった。 だから別にいつでもいいやという自暴自棄な気持ちがあることを否定できない。 ) …………けどね、来てくれてボクは嬉しいよ。 「貴方にそんなことを言う資格は無い」なんてことをあの時は言ったけどね―――間違ってるよ、アレ。 たぶんだけど、ね。 ( その理由を上手く言葉にすることが出来なくてそんな曖昧な言葉になってしまうけれど、あの時目の前の友人から逃げていた自分は誤っていた。 言葉も、行動も。 )( そんな間違ったことばっかしてるボクなんだから、お姉ちゃんに愛想を尽かれても当然じゃない。 ) ―――うっわー! スッゴイオウルさん!! ( ベッドの上でぴょんぴょん跳ねて喜びの意思を表す女装っ子。 ちなみにそんな風に派手に動いたもんだから、ひとしきりその動きを終えると体力が尽きてゼェゼェ肩で息をし始める。 ) ―――素敵、結婚してオウルさん。 ( そんな普段は言わない冗談を真顔で飛ばしながら、ちまちまとベッドを降りて雑多に色々な種類が詰まったお菓子の袋へと近付いていく。 ) [Thu 28 Jun 2007 00:57:35]
◆オウル > (もういっそ、薬でも飲んで女になっちまえb(影の悲鳴と打撃音) 頑固と言われれば…少しだけむすっとした顔した。) 怪我が増えるような事はしちゃダメだよ… (言えた事でもない事をさらっとぬかす。 怒られるのは…別にどうとも思わない。 反省すれば良いことだからだ。) 今回の事は、色々自分にも非があったからね、人の事も言えないくせに…合わせる顔も無いくせにこんなところに着てさ… (部屋に入れてもらえば…入りますよぉ…何て小さな声を出すことだろう。 見舞い品は何かと聞かれれば…紙袋を置くことだろう。) えっとね…… (袋の中から出すのは…お菓子の入った袋だ。) ほら、エニシさんとか甘いもの好きそうだからさ、ホントはフェンさんに渡したらすぐ帰ろうと思ってたんだけどね (そんな事を…言いながら…袋の中身を出していくことだろう。) [Thu 28 Jun 2007 00:40:02]
◆エニシ@フェン・メイフォン宅 > ( 置いておかないで……そう思ってももう色々と手遅れな状況だ。 倫理とか道徳的とか常識的に考えても殆ど疑問には思われないのがその証拠。 ) むぅ…オウルさんヘンなとこで頑固なんだからぁ。 ( けど心の中では自分は怒られなくてラッキーとかいう気持ちが無いわけじゃない俗物な吸血鬼。 ) いや、そのりくつはおかしい。 ( バッサリ斬って捨てた白髪の少女(偽) ) だからって刺されたのをオッケーって言っちゃったらダメ。 悪いことは悪いって怒んないと。 それにそういう理論で通っちゃったら、お金を取られてもまた稼げるから良いとかそういう風なのと同じだよ? ( オウルさんてばすっごいお人好しなんだから、とベッドの上にぼふんと飛び込んで座りながらそんな言葉を。 ) ―――あっ、そういえばお見舞い品は何を持ってきてくれたのー? ( 見せて見せてー♪と嬉しそうに両手を広げるような動作で。 実質左腕は僅かに袖口が揺れただけだが。 ) [Thu 28 Jun 2007 00:30:32]
◆オウル > (慣れとは…恐ろしいものだとか影は思ったとかはおいて置く、むしろ置け。 おかしいかどうかは…少年は、少女風貌見て思えば、別に疑問は思わない様子。) いや良い…怒られるのは、自分だけでOKだよ (怪我人が怒られたらダメでしょ? 何て言いながら…刺した事に関しては…少し考えていることだろう。) まぁ、変なのに胸を刃物で刺されるよりか…良いと思うけど…それにほら、体の傷は治るからさ (そんな事を耳元でささやくだろう。 最後は普通に少し控えめな口調で言うことだろう。 ただ…妙に明るすぎるようなきがほんの少しだけした気がする。 だが…気のせいだろうと思った。) [Thu 28 Jun 2007 00:18:51]
◆エニシ@フェン・メイフォン宅 > ( 少年にとってはもう呼吸と同意義で自然な行いだけどね! こう時々たまーに我に返ってアレ? だからちょっとおかしいよねボク、とか思うぐらい。 ) あー…勝手に入れちゃったもんね。 けどそれをしちゃったのはボクだし、どうしても怒られるのならボクが代わりに怒られるよ。 ( 女の子扱いされてる少年はそんなことに気付いていません。 だから少し気楽にことを考えている模様。 ) ―――思いっきりなーんの遠慮も無くブッ刺しちゃったこと。 けどそれなのに文句の一つも言わないでお見舞いに来てくれるんだもん。 ( 右腕を後ろに持っていきながら上目遣いで友人を見る。 最近はこういった行動の端々に少女らしさがついつい滲み出てきてしまう。 ―――あ、ひょっとして忘れてたとか? そんな言葉を付け加えると、口元に隻腕を持ってきて楽しそうに笑った。 何かを誤魔化すように無駄にその場を明るく振舞う少女風貌。 ) [Thu 28 Jun 2007 00:10:28]
◆オウル > こんばんわ… (貴方の様子を見ながら……驚いた事の順位。 1.女装 2.無い左腕 泣き腫らしているのは少年あまり気にしないようです。 浮かべるのは少し複雑そうな顔だった。) フェンさんに怒られはしないかな? (男嫌いな事はなんとなく知ったこの少年、入った後にばれたら殺されるんではないかと少しばかり、肥大化する妄想である。) 何が? (刺されたことは、もう治ってるからすんだ事と思っているこの少年…少しだけきょとんとしただろう。) [Thu 28 Jun 2007 00:01:24]
◆エニシ@フェン・メイフォン宅 > ――――オウルさん? ( どうして此処に? なんて間の抜けたことを思ってしまう。 少し考えを巡らせればフェンさんがオウルと出会ったと言っていたことに思い至る筈なのに。 けれど頭の中の9割がお姉ちゃんで埋め尽くされている女装少年の思考回路は、そのことに気付くまでに大分時間が掛かってしまったみたいだ。 )( Q.銀の吸血鬼は果たして何に一番驚いたでしょう。 1、泣き腫らした目。 2、あるべき筈の左腕の喪失。 3、女装 ) ―――全然大丈夫じゃない、かな? あ、どうぞ入って。 外で話すのもアレだし…ね。 ( 困ったような笑みを浮かべながら部屋の中に貴方を通そうとするだろう。 フェンねーさんが男嫌いとかはまだ知らないから、その行動に迷った様子は無い。 ) ………なんだか悪いな。 ( 刺してまで逃げた相手がわざわざお見舞いに来てくれたことに対して罰の悪い気分になる。 ) [Wed 27 Jun 2007 23:55:16]
◆オウル > (待つのは慣れてる。 約束を待つことも、自分は苦ではない…希望なんて持ってて良いはずだから、そう思いながら待つ。) …… (離れた人、友達、そんな事を心配しながらあるいてれば…空を見上げていたが…扉を開けた人物を見て、驚いた。) ……ぁ… (ちょっとどころではなく、驚いたようで…間の抜けた声しか出なかった。 次に浮かべたのは…少し複雑な笑みだろう。) エニシさん…体…大丈夫? (そんな事言えば、もって来た紙袋を示すことだろう。) [Wed 27 Jun 2007 23:46:24]
◆エニシ@フェン・メイフォン宅 > ( だったらそれでも構わない。 ボクの幸せはお姉ちゃんの幸せ。 あの人がボクが居ないことを望むのなら、喜んでその場を去ろう。 そう思っていた筈なのに―――― ) ――――馬鹿。 泣いちゃ駄目だよ。 納得するって…決めたのに。 ( ポロポロと涙が零れて来る。 悲しい。 お姉ちゃんが望んだことなのに、心がぽっかりと空いたようにそれに耐えることが出来ない。 )( ノックの音。 そして次に来るのは誰かの声。 家主は今日は何処かに出かけているんだろう。 聞き慣れた声のような気がして、涙を拭いながら扉の前にゆっくりと歩いていく。 ) ………ちょっと、待って下さい。 ( 何度も瞼を拭いながら、涙が止まるまでに少し間が空いた。 ちょっと待てばやがて扉は開かれて、紅い眼を晴らした少女のような格好をした知り合いが家の扉を開けるだろう。 ) [Wed 27 Jun 2007 23:39:24]
◆音 > (それは貴方の居る部屋の玄関へのノック音、コンコンと割と強めに戸をたたく音が聞こえることだろう。) ごめんくださぁい (そんな、声を出しつつ、玄関のドアの前に立っているのは銀髪に金の瞳の少年…手には紙袋を提げている。) フェンさん…居るかな? (そんな事をつぶやき…反応が来るかどうかは…解らないけれど、とりあえず、立って待って見る事にする。) [Wed 27 Jun 2007 23:32:04]
◆エニシ@フェン・メイフォン宅 > ( お姉ちゃんはわざわざここまで来てくれた。 けれど姉は同時にたった一言声を掛けてその場を離れてしまった。 ) ………………… ( だったらもう、解ってるじゃないか。 言葉の意味と行動の意味。 その二つを考えれば、もう簡単。 ) ボクもう……お姉ちゃんに…必要無いんだね……… ( 姉が真実を知らずに少年の意図を計り間違えたように、弟もまた姉の思いを知らずにそう思い込んでしまっていた。 ) [Wed 27 Jun 2007 23:30:24]
お知らせ > 音さんが入室されました。 [Wed 27 Jun 2007 23:24:48]
◆エニシ@フェン・メイフォン宅 > ( 何度も何度も、繰り返し頭の中で再生されるのは扉一枚を挟んで聞こえてきた最愛の姉の言葉。 )( 間違える筈が無い。 例えその言葉が一言であろうとも、自分が声を聞いて姉だと勘違いすることは絶対に有り得ない。 ) ………だから…アレは……お姉ちゃんの言葉なんだね……… ( 窓に向けていた視線を伏せさせて、床へと移動させる。 ) [Wed 27 Jun 2007 23:16:39]
◆エニシ@フェン・メイフォン宅 > ( とある少女の家のど真ん中で足をMの字にして座っているのは、まるで少女のような姿形をして、本来の性別で着るべき服とはかけ離れた物をその身に纏っている一匹の吸血鬼。 目も冴えるような白髪を微かに揺らしながら、生気の無い――元々死んでいるが――紅い瞳で窓の外に見える月を眺めている。 ) [Wed 27 Jun 2007 23:04:14]
お知らせ > エニシ@フェン・メイフォン宅さんが入室されました。 『部屋の真ん中にへたり込む吸血鬼』 [Wed 27 Jun 2007 22:59:09]
お知らせ > コンスタンツェさんが帰りました。 『( …でも、その秘密の部屋の中を、あれこれ想像して楽しんでみたり。 )』 [Tue 26 Jun 2007 04:15:20]
◆コンスタンツェ > ( カミラが感謝してる事を知ると、私も嬉しくなった。…けれど、彼女は立派な、一人の人間としての感情を持ち合わせている。感謝されることに浮かれる余り、ヴァンパイアを匿うかのように過保護になったり、必要以上に気を使っては逆に良くないだろう。その点についてのみ注意しよう、カミラは決して一人では何も出来ない子供では無いのだ。 ) ( その後、少しの間お互いに会話を続け、和やかな時間を過ごした。――メモに書かれた「鍵のかかった部屋」について、気にならないといえば嘘になる。こんな場所ならばなおさらだ。けれど私はあくまで客人、マナーは守ろう。余計な好奇心で、お互いの間に築いたものを台無しにするのも勿体無い話だし。 ) [Tue 26 Jun 2007 04:13:30]
お知らせ > ブランケンハイムさんが帰りました。 『( そしてその話題については終始口を閉ざす。 )』 [Tue 26 Jun 2007 04:04:48]
◆ブランケンハイム > ( 彼女はよくしてくれる。 今日の来訪にしても、気にかけて様子を見に来てくれたようだ。 道のりも遠かっただろうし、最初あれだけ怯え、今日も悲鳴を上げたくらいにはまだ怖がっている。 それでもこうして真摯に接してくれるのだから、感謝しなければ。 ) ( 伝えられる事はそう多くない。 考えながらメモの上にペンを走らせ、幾つかの要点を示した。 感謝しているということ。 寝室とその外の部屋のこと。 菜園でとれる朝食のこと。 欲しいと思う本のこと。 今夜はこうしてメモ帳を埋め尽くすまで、あれこれと話そう。 ) ( 暫し考え、「鍵のかかった部屋には近付かぬよう」と付け足した。 ) [Tue 26 Jun 2007 04:04:24]
◆コンスタンツェ > ( たかが一介の自警団員風情に何か協力できるような事があるのだろうか?そも、今のこの気持ちは自警団員としてのものなのか、それとも個人的なものなのか。きっと、後者だ。 ) ………。 ちょくちょく見まわりに来ます。ちゃんとしてるお屋敷だから、誰かが見つければ物盗りに入ろうと思うかもしれないし。何かあったら大変ですから。 ――あっ、そうだ。もし何か欲しい本とかあったら、遠慮無く言って下さいね。 ( 現時点ではこの程度の事しかしてやれなさそうだ。 微笑を返し、そう言った。 ) [Tue 26 Jun 2007 03:53:34]
◆ブランケンハイム > ( ヴェイトス市を見た印象は、特別悪いわけでもない。 ただ想定していた以上に人間というのはみっちりと道を埋め尽くしているもので、色んな姿かたちをしていて、やたらとせかせかと動き回るものだというのが感想。 それと、質問好きだ。 ) 。。。 、 ( 彼女の言う事は理解できる。 自分が創造主や本で見る人間と比べてとても醜いと言う事は知っているし、実際に出会った彼らとのコミュニケーションにも苦労している。 排除してしまうのが一番簡単だろう。 正直、もう1度同じように訪れるのはいつになるかも知れず―――――続く言葉にはただ、ありがとうと醜く微笑んだ。 ) [Tue 26 Jun 2007 03:47:07]
◆コンスタンツェ > ( 私ならどうだろう。例え死なない体でいれたとしても、100年も長い間ずぅっと一人で居るなんて。頷くのを見て、視線は一度さまよう。 恐らく初めて見たであろう、我らがヴェイトス市は彼女にとってどう映ったのか。私を含め、彼女が出会った殆どの人がまず嫌悪を示すのを見て。 …誰もが外見の恐ろしさに戸惑うだろう。そして彼女に人間らしい感情があることに気づかないかもしれない。 ) …ヴェイトス市の人達は、きっと貴女をみて驚いたでしょうね。私みたいに、心無い反応をする人も居たと思います。 で、でも、何だかんだで異種族に寛容な部分もありますからっ。きっと仲良くしてくれる人も居ます。 ( …何言ってるんだろう、私。励まそうとしてるの?そんな―― 無責任な。 ) [Tue 26 Jun 2007 03:38:55]
◆ブランケンハイム > ( 「騎士団設立式典」が聞き知った一番最後の話だった。 それからただ、変わらぬ四季が巡り巡り、それを眺めて過ごした。 半永久的に活動し続けるブランケンハイムの怪物にとって、時間の流れというのはむしろ草木や大地が感じるようなそれそのもので――――100年が過ぎても別に、飽きたり大きく変化しようとしたりするものでもなく。 そう、ただ。 ) 。 。 …。 、 ( 小さく頷いた。 正しくは「ようやく寂しいという事に気がついた」のが街へ向かった動機だ。 100年近く経つまで、そういう感覚を理解していなかった。 ) [Tue 26 Jun 2007 03:30:34]
◆コンスタンツェ > 100年…。 ( 暫しの思考の後、メモに記された回答を見て、思わず零した。騎士団設立の年なら、私もクリスティアの学校で習った。そんな学校で習うような歴史からずっと彼女はこの屋敷で、たった一人で過ごしていたというのか。 100年、途方も無い月日である。朱鷺の都では「人間五十年」と言うらしいが、それを思えばいかに長いか判る。 ) ………。 ( 思わず言葉を無くし、どう反応したら良いか判らず。テーブルの上に置いた手のひらを広げ、また閉じた。何となくだけど、この人が街に出ようと思った理由がわかったような気がした。 ) …それじゃあ、私が100年ぶりのお客様というわけですね。 何だか特別な響きに聞こえますね。 ( 少しおどけて言った。じゃないと、ちょっと空気が重くなってしまうように感じたから。…カミラはそうは思わないのかもしれないけど。 ) 寂しかった、ですか? ( 一つ間を置いて、もう一度質問を。) [Tue 26 Jun 2007 03:20:34]
◆ブランケンハイム > ( ブランケンハイム邸の敷地から少し離れれば、途端に荒れた雑草まみれの道が始まる。 ベストの状態に保たれた敷地内とくっきり空間を分かつ境目のようなものだ。 掃除したいと思ってもそこまで手は回らないし、そも、この100年そこまで出る用事も特に無かった。 ) ( ようやく席に着いたブランケンハイムは真っ直ぐに顔を上げて時折視線だけを動かし、問いかけに耳を傾ける。 問いの後そのままの姿勢でたっぷりと思考した後――――手元のメモにゆっくりと羽ペンを滑らせる。 回答は「分からないが、おおよそ100年。 騎士団設立の直後に創造主は亡くなられた」と。 ) [Tue 26 Jun 2007 03:11:46]
◆コンスタンツェ > ( 制服を持って行ったカミラの背中を見送り、私は席につく。…暫く待っていたが、中々戻ってこない。悪いとは思ったけれど、折角の紅茶だし――頂いてしまおう。 …ずっと聞こうと思っていた事でもある。今日はそれを聞こうと思っていた。 館は良く手入れされていた。庭も、廊下も、部屋も、この席も。彼女はずっとこの主の居ない館の中で、毎日のように掃除を続けていたのだろう。 ) あ……。 ( 暫くして、彼女がようやく戻ってきた。しかしお代わりを置くと、また何処かへ。話し掛けるタイミングを見失い、仕方なくカミラが帰ってくるのを待った。 …それからまた、暫く。再び席へと戻り、腰を下ろすカミラを見遣る。 ) カミラさん。 貴方のお父様――…… ( ああ、彼女は創造主だと言っていたか。 ) …アードルフさんが亡くなられてから、貴方はどれくらいここに一人で居たの? [Tue 26 Jun 2007 03:04:05]
◆ブランケンハイム > ( こんな調子で、ブランケンハイム邸の持て成しはしずかに、ゆっくりと過ぎてゆく。 基本的に動作や反応の遅いカミラは受け取った制服を持って何処かへ消え、窓辺には月明かりと静寂と紅茶が残される。 創造主アードルフの没後、無音に近いこの窓辺で過ごし、100年が過ぎた。 とても緩やかで静かに。 ) ( その後もカミラは暫らく戻らず、戻ってきたかと思えば紅茶のお代わりのポットを静かに置いてまた何処かへ消えていったりして、ゆるゆると時間が流れる。 ようやくまた戻ってきてペンとインクの側の席に腰を下ろす頃には、二杯目のポットも冷めていた。 ) [Tue 26 Jun 2007 02:56:02]
◆コンスタンツェ > ( けれど不思議なもので、じっくりと落ち付いて観察すれば僅かに感情の表れのようなものを覗かせる事もある。例えは悪いが、犬を長く飼ううちに何を考えているのかわかるようになるのと似ていた。 そんな部分が意外であり、また興味深い一面であった。 ) 有難う。 ( 一瞬、笑顔かどうか判断しかねたが、人を馬鹿にするような事はしない人だと思っている。だから好意的に受け止めた。 カミラに促されるまま廊下を歩けば、大きな窓とそこから見える広い景色。今日は良く晴れて、夜空も綺麗だった。 ) わあ。 ( と、まず感嘆の声をあげた。 ) ――素敵なところですね。景色も良くて、月も良く見えて。 良いなあ、こういう場所がうちにもあれば、私もお茶に凝ったりするんだけど。 ( なんて言いながら、テーブルの側へ。テーブルにはカミラが用意してくれたであろう、ティーセットが置かれていた。 …両手を差し出す仕草。んん、とちょっと咳払いしつつ、汚れた制服を渡した。お漏らしした服を洗ってもらうのなんて、子供の時以来だ……。 ) [Tue 26 Jun 2007 02:47:18]
◆ブランケンハイム > ( 表情や言動から思考は殆んど読み取れない。 そのうえまともな人間と同じ部分と全く異質な部分が混在する辺りたちが悪く――――非常にコミュニケーションし辛い、という事だけは間違いないだろう。 ) ( 一日の大半が掃除洗濯菜園の手入れで終わってしまうような暮らしだ。 別に他にすることも無いし、夜はゆっくりと読書などして過ごしているし不満は無い。 前回のヴェイトス市訪問の際、自警団員達に見繕ってもらった数冊の本をゆっくりとゆっくりと読み進めている。 ) 、、 。 ……。 ( 問いかけに対して暫しの間の後、引き攣った口元がみち、と小さな音を立てた。 笑っているようにも哂っているようにも、見える。 そしてまた廊下を眼で示し、先を歩き出す。 行き先は大きな窓から景色を一望する、窓辺の小さなテーブル席。 既にティーポットとカップが用意されている。 それからペンとインク壷とメモ帳のようなものも。 筆談の方が早いと学んだようだ。 ) ・・ 。 ( 席を促す前に、両手を差し出した。 視線は脱いだばかりの制服へ。 ) [Tue 26 Jun 2007 02:37:32]
◆コンスタンツェ > ( 実際、彼女はどう思ってるんだろう。あんな顔して「ぷーくすくす」とか思ってるんだろうか。あああああそう考えると顔から火が出そうな思いだ。 ) ( やがて客室に通された。とりあえず、警棒とバトルナイフを外した。カミラが掃除しているのであろう、客室は綺麗に整頓されていた。酷いことに、私の部屋より綺麗だった。一人で住むには大きい館を一人で管理するカミラと、半日もあれば綺麗にできるような小さな部屋に済んでいる私と、雲泥の差だ…。 窓の向こうに広がるのは海と崖だ。落ちたら一たまりも無さそうだ。 ) あ…… 有難う。 …。 ( やがて戻ってきたカミラが差し出したのは、彼女が今着ているのと同じデザインのメイド服。汚れてしまった自警団の制服を脱ぎ、手早くメイド服を着た ) …… えへへ。 ( カミラが廊下の外で待って、見られていないのを良いことにスカートの裾を摘んでかわいらしくお辞儀してみたり。くるんと回ってバランスを崩しかけたり。 ) お、終わったよ、カミラさん。 …どう?似合う? ( ひとしきり楽しんだ後、がちゃりと扉を開けて。 ) [Tue 26 Jun 2007 02:25:15]
◆ブランケンハイム > ( 通した先はそこそこ広い客室で、荷物を其処に、と示して部屋の灯りを灯すと直ぐに部屋を出ていく。 着替えを取りに行くようだ。 室内は小奇麗に整頓され、古そうな物ばかりだが、ベッド、サイドテーブル、灯り、硝子の窓と、ひと通り綺麗にしてある。 窓からは普段ヴェイトス市民でも見る事の無いような、西側の切り立った断崖が見えるだろう。 その先はずっと海が広がっていて、闇に溶けている。 ) 。 ( ぬ、と戻ってきておもむろに差し出すのはそれはもう明らかなメイド服という奴で。 女性用の衣類はそれくらいしか見当たらなかったという話。 同じデザインのものに自分も着替えてきたようだ。 着替えが終わるまで待つ心算のようで、一旦扉を閉めて廊下に待機した。 ) [Tue 26 Jun 2007 02:14:58]
◆コンスタンツェ > ( 大丈夫、肉類の点は既に口にしないようにしていた。いつか彼女を見ても平気になって、気にせず肉を口に出来る日を待ちながら。 …濡らしてしまった部分を見下ろす動作は無機質なものだったが、余計に恥ずかしくなってしまった。まだ苦笑いとか申し訳なさそうな表情をしてくれたほうが…。 くっ、と顔を背ける。冷静に状況を見てみれば、余所のお家で漏らしてしまったという一番やってはいけない類の粗相をやらかしてしまった事に気づく。何かと失敗したりすることは多いが、これでも仕事場ではキチっとした態度を心がけている。そんな自分がおもらしだなんて…嗚呼… 嗚呼。穴があったら入りたいとはこのことか。 ) 本当にその… 申し訳無い、です。 …お洗濯、手伝いますから…。 ( とぼとぼと彼女の後に続こうか。 ) [Tue 26 Jun 2007 02:06:56]
◆ブランケンハイム > ( 肉類の食事も控えた方が良いかもしれない。 “ブランケンハイム博士の創造物”は相変わらずの無表情で姿勢を正し、少しズレた顔をぐ、ぐ、ぐ、と手で補正した。 そして二、三、瞬きをしてから視線を斜め下、自警団員の制服の股間に出来た染みを注視して、また無言のまま顔を上げる。 床も汚してしまったし、さて。 何か替えを用意して着替えてもらい、その間玄関の掃除と二人分の衣類の洗濯をしておくべきだろうか。 、 ああ。 灯りが先だ。 ) иo pЯoвl ёm 。 ( 短くそれだけ言って手近な燭台を取り上げ、あぶなっかしい手つきで火を灯す。 そして大した説明もせずに一度だけ振り返ってから、ゆっくりと階段を登り始めた。 ) [Tue 26 Jun 2007 02:00:52]
◆コンスタンツェ > ( ここで長年の付き合いとかならば、彼女の修復を手伝ってやれるのだろう。しかしそうなるにはまだまだ時間が必要だった。 …まずは、こんな状況に出くわしてもお漏らししないようになりたい。彼女と出会うときは水分を控え、トイレをあらかじめ済ませておいた方がいいのかもしれない…。 ) あ、 ぅ。 うう… ぅ。 ( ふとした弾みで彼女の身体が取れてしまうのは知っている。どうしてバラバラになっているのか問い詰めてやりたかったが、多分彼女のせいじゃないのだろう。寧ろ、自分のせいなのかもしれない。もう一度扉に掴まり立ち上がり、ぺこりとお辞儀をする彼女に泣きそうな笑顔を向けた。…これでも、頑張って笑おうとしてたんだ。 ) こ、 こんばん、は。 カミラさん…。も、何と言うか、 その… ( 制服の上着をぐいっとしたに引っ張り、股間の染みを半泣きのまま隠そう。 ) …行き成り来ちゃってごめんなさい。ちょっと様子を見に、来たんだけど……。 ( カミラの中で私の事を「良くお漏らしする自警団」とか、そういう位置付けにしてないか心配だった。 ) [Tue 26 Jun 2007 01:46:36]
◆ブランケンハイム > ( 結構コツがいるのだ。 床に斜めに転がった自分の視点から客観的に自分の身体を操作する感覚。 他人を動かすような距離感がいまいち掴めないような。 来客に気付いて読書の手を止め、急いで(※自分なりに)駆けつけたのだが、大きな声で外から呼ばれてさらに急ごうと階段を駆け下りた結果がこれである。 急がば回れとはよく言ったものだと感心する也。 斜め横で来客―――自警団員、コンスタンツェがまた自分の名を呼んだ。 生憎顔半分だけで動く事もまともに口を利くことも出来ないので、散乱した身体をあらかた集め終わった身体でもう半分に割れた顔を両方拾い上げ(視点的には「拾い上げられて」だが)、ぱかっ、とくっ付け合わせた。少し視界がズレている気がするが、挨拶が先だろう。 両手で保持した顔をぐるりとコンスタンツェに向けて差し出し、ぺこりとお辞儀した。 咽喉が繋がらないと声が出ないし、それから急ぎ首に押し込む。 あっちこっちつなぎ目がズレているようで、バランスがどうも悪いが。 ) [Tue 26 Jun 2007 01:39:08]
◆コンスタンツェ > ( 今のところ掴まれた部分が痛むぐらいで、酷い怪我だとかはしていない。してないが、無事だという意識を持てず今にも自分は殺されるんじゃないかという思いで一杯だった。 扉を掴み立ち上がり、少しずつなれてきた目に飛び込んできたのは……。 ) …………。 ( 見るも無残な光景だった。ああ、きっと自警団の先輩方は、バラバラ死体を見たぐらいで何を大げさな。だからお前はまだまだ新米なんだ、と笑うのだろうか。しかし、それが動いていたらどうだ?絶対みんな驚くに違いない、泣くに違いない、余りの怖さに、漏らしちゃうに違いない。 ) あ ぁ ぁぁ…。 ( またしてもぺたんと腰を抜かし、そしてまたしても…漏らして、しまった。ああ、さようなら。新調したばかりの自警団の制服。 じんわりとズボンを濡らし、ついでに頬も濡らした。 ) か、 かみら ぁ ( 自分の身体をかき集めるこの建物の住人に、とても情けない響きの声をかける。 ) [Tue 26 Jun 2007 01:30:27]
◆ブランケンハイム > ( 右腕をごりごり× 左腕をごりごり○ ) [Tue 26 Jun 2007 01:25:34]
◆ブランケンハイム邸 > ( 立ち上がり暗闇に目が慣れてくるであろう間、幸いな事に「それら」は別段自警団員に襲い掛かってくるだとかそういう事は無く―――――「それ」、顔の右半分、左半分、首から胴体の半ばと右腕、わきわきと蠢く左腕、腰から下右足なし、右足、に分断されたカミラ・イズベルガ・ブランケンハイムのバラバラ殺人死体は怯え竦む来客を他所に、相変わらずの緩慢な動作で自分の部品をかき集めていた。 靴跡のついた長い髪をいたわりつつ右腕をごりごりと捩じ込む首無し胴体とか可愛いものじゃなかろうか。 血塗れだが。 ) [Tue 26 Jun 2007 01:24:23]
◆コンスタンツェ > ひいぃぃぃ……っ! ( 締め付ける力は強く、このまま骨を圧し折られるんじゃないかとすら思った。痛みに顔を歪め、慌てて扉の淵を掴み立ち上がろうとするが、手が滑ってもう一度尻餅を付く。 私の周りで一体何が起きているのか―― 生憎明かりはつけていなかった。暗いのに無用心だったが、馬車を降りてそれほど距離も無いし面倒だと思ってしまったのだ。だが、月明かりで少しは回りの状況が見える。が、何一つ理解出来なかった。 ) うっ!? ( すぐ横で声がして、また身体を強張らせる。しかし、瞬間に足に絡み付いていた何かは緩んだ。 嫌な音を立てて這い回っていた別の「何か」は、こちらの方に近づいてきているようだ。慌ててもう一度扉の淵を掴み、必死に立ち上がる。 ) [Tue 26 Jun 2007 01:19:00]
◆ブランケンハイム邸 > ( 自警団の足首を捉まえた「何か」は痕になるくらいぎりぎりと締め上げ、向こうでは何かバランスの悪いものがびちゃびちゃと音を立てて這い回っている。 「掴めるもの」で一番近いのは当然扉の縁くらいのものだろう。 外の月明かりでも差し込めば幾らか状況が見えてくるかもしれないし、灯りを持っていれば尚更だ。 ) ―――――― 、 nu。 。 。 …、 。 。 ( 声がした。 尻餅を着いた直ぐ其処というか、すぐ真横辺り、さっき何かじゃりっとしたものを踏んづけた辺りで。 それを合図にしたみたいに足首に絡みつくものが緩み、何かまさぐるように動いている。 這い回るものは声のした方(ようするにあなたの方)にじりじりとにじり寄り、其処に皆で集まろう、みたいな具合である。 ) [Tue 26 Jun 2007 01:11:04]
◆コンスタンツェ > ――――――〜〜〜〜〜〜〜 ッッッッッッッッ!! ( コンスタンツェは声にならない悲鳴を上げた。何か、何かが私の足に絡み付いた。何だ、何だ、何、 何だ。おまけに、何か嫌な感触を靴で踏み付てしまった。突然足元に襲い掛かった二つの「何か」に、コンスタンツェは驚きと恐怖のあまりバランスを崩し、思いきり尻餅をついてしまう。 ) きゃ……ッ! ( 慌てて立ち上がろうと手をばたつかせ、掴めるものがあれば掴もうとする。 …目の前の扉の闇から、物音と―― 甘ったるい腐った匂いに何かが混ざったようなものが漂う。ああ、きっと、この匂いの主は…。 ) ミス・カミラ! ひっ、 た、たすけ、 てッ! ( 必死に悲鳴を搾り出した。 ) [Tue 26 Jun 2007 01:01:50]
◆ブランケンハイム邸 > ( 「何か」が自警団員の足首に絡み付こうと蠢いた。 何か蜘蛛の脚だかイソギンチャクの触手みたいな、それでいて大きめのものが勢いよく、尚且つ犬が噛み付くように。 物音の主はその向こうの薄暗い床で蠢いている。 時折ぼたぼたと何かを撒き散らしながら、ぱた、ぱた、と忙しなく音を立ててあちこちを探っているようだ。 それと、足元は注意しているだろうか? 運が悪ければなにか、「じゃり」と音を立てる、絨毯とは違う感触を味わう事になるかもれない。 ) ( 腐臭と柑橘系の臭いの混ざったような複雑な臭いが扉から漏れてくるという事も追記しておこう。 ) [Tue 26 Jun 2007 00:55:51]
◆コンスタンツェ > ……。 ( ごくり。思わず生唾を飲み込んだ。大丈夫、大丈夫。彼女は決して無闇に人に危害を加えるような存在じゃあない――― 本当にそうなのか?まだ数える程しか話した事無いじゃないか。それに、この建物の中には他に誰かいたりするんじゃないのか? ) カ…… ( カミラさん、ともう一度声を掛けようとして止めた。代わりにそろりそろりと忍び足で屋内の方へと近づいた… その時。 ) っ。 ( 思わずびくりと身を竦ませる。入り口の扉が開いたようだ、どこまでも続くかのような闇が見える。コンスタンツェはもう一度唾を飲み下すとゆっくりと―― ゆっくりと歩みを進める。 ) [Tue 26 Jun 2007 00:49:57]
◆ブランケンハイム邸 > ( 物音は屋内からのようだ。 ごろごろという音はそれっきり音は途絶えたが、微かな衣擦れの音が続いている。 不意に真っ暗な入り口の大扉が小さく軋み、きぃ、と音を立てて中の闇を覗かせた。 ) [Tue 26 Jun 2007 00:45:52]
◆コンスタンツェ > ( 自警団として勤務するようになってまだ長いとは言えないが、やはりこの街にはまだまだ自分の知らない場所があるのだと再認識した。ここには通行人を狙う賊も、逢引の場所に利用する不埒なカップルも居ない。 ) ………。 ( やはり返事は無い。元気良く返事があったらそれはそれで驚きだが。きっと、あらかじめ自分から声をかけても、ぬっと出てこられたらやっぱりびっくりしてしまうんだろう。その時…。 ) …… ? ( 何か―― 音がする。風で何か転がっているのだろうか。 ) ………カミラ、さん? ( きょろきょろと辺りを見渡す。一体何の音だろう、何だか不気味な音に感じられ、自警団の女は足を止めた。 ) [Tue 26 Jun 2007 00:37:27]
◆ブランケンハイム邸 > ( 先ずヴェイトス市の灯りが視界にまるで見えない時点で異常な場所だ。 100年以上前の建物の筈だが、当時からこの辺りに村なりなんなりがあったような痕跡は無いし、アードルフ・ブランケンハイムが此処を選んだ理由が知れない。 「それ」が理由かもしれないが。 ) ( 呼びかけに返答は無い。 「はーい!」とか返事を返すようなモノでもないが。 基本的には暗闇からぬっと出てくるものである。 ) ( がたごとごろごろごろ、と何か近くで音がした。 ) [Tue 26 Jun 2007 00:32:34]
◆コンスタンツェ > ( …不気味な場所だ。まるでここだけ世界から切り離されたかのようで。いや、実際そうなのかもしれない。こんな場所に誰かが住んでいるなんて事は、一体この世界の誰が知っているというのだろう。 ) お化けでそう。 ( 不意に呟いたのは余りに静か過ぎたせいだ。暗闇と静寂の中では、ちゃんと自分がここに存在しているのかどうか疑わしく思えてしまい、きっとそれを確認するために意味の無い独り言を口にしたのだろう。もっとも、これから向かう先に居る人物はお化けであると言えなくも無いが。早く家に向かおうと自然に早足になり、入り口へと向かう。 ) ――ミス・カミラ…。 カミラさん!居る ? ( その途中、彼女の名前を呼んでみた。…いや、その辺りの暗闇からぬっと出てきたら、怖いから。 ) [Tue 26 Jun 2007 00:26:51]
◆ブランケンハイム邸 > ( 馬車が発車して轍の音が遠ざかると、邸はまた静寂に包まれた。 灯りはついているが人の気配のしない、動く影もなければ物音すらしない。 虫の声が一番五月蝿く耳に響くような状態だ。 建物の脇には小さな森があり、その辺りから聞こえてくる。 ) ( 馬車の轍の音は案外大きく響くものだが、家人は未だ出てくる気配もない。 ) [Tue 26 Jun 2007 00:18:44]
◆コンスタンツェ > ( 御者は、もし客が男だったらこの仕事は断っていたかもしれない。こんな辺鄙な所に案内された挙句、殺されて金と馬を奪われるなんてことも無いとも言いきれない。 「お客さん、あの明かりですかい?」 と、御者に言われ窓の外を見ればぽつんと暗闇の中に浮かぶ明かりが見えた。まるでウィルオーウィスプのようだ。 ) はい、あの明かりです。そのまま道に沿って進んでください。 ( 自警団の女は御者にそう告げた。やがておぼろげながら建物の輪郭が見え、次第にそれもはっきりしていく。馬車は手入れされた庭に入り、止まった。本当にこんなところに建物があるなんてと、御者の男は訝しげに辺りを見渡す。コンスタンツェは馬車から降りて、御者に幾らか上乗せした料金を支払う。 ) 申し訳無いのですが、明日の昼過ぎにもう一度ここへ迎えに来て頂けないでしょうか。 ( 金を受け取った御者はちらりと女を見る。「ええ、良いですよ」と男は頷く。そして馬車は発進した。 ) ………。 ( それを見送った後、コンスタンツェはゆっくりと歩みを進めた。 ) [Tue 26 Jun 2007 00:12:08]
◆ブランケンハイム邸 > ( ヴェイトス市領、西南西の果て。 こんな場所に用がある人間は居ない。 地図上の其処は直ぐに切り立った断崖に続く荒野であり、わざわざ歩く理由も無いような所だ。 この辺りの道はもう何十年も放置されているらしく、風雨に晒されて跡形も無い。 元々石畳で舗装されたような上等な道ではないし、灯りなんて当然何処にも無く―――幸い、ただひたすら道沿いに進むだけで良いというのだけが御者の救いか。 ) ( 自警団員の目的地、忘れ去られた邸はそんな所にあった。 ぽつんと1つ、橙色の灯りが見えてくるだろうか。 そう大きな建物ではない。 貴族のお邸というよりは魔術師の研究所のような飾り気の無いもので、それでもヒトが1人で住むには広過ぎるくらい。 馬車を停めるのに良さそうな庭園には、よく手入れされた菜園があった。 邸の敷地内は外に比べて随分と手入れが行き届いている。 ) [Tue 26 Jun 2007 00:03:26]
お知らせ > ブランケンハイム邸さんが入室されました。 『 (暗闇の彼方、不自然な灯りが1つだけ灯っている) 』 [Mon 25 Jun 2007 23:52:36]
◆コンスタンツェ > ( 前回、彼女の様子を見るために一度訪れた場所だ。そこに住むカミラ・イズベルガ・ブランケンハイムは人間ではない。いや、亜人だとかそういう意味ではなく、どちらかと言えばその見た目は吸血鬼や悪魔といった害悪種に近い。もっとはっきり言ってしまえば―― 彼女は腐った死体だ。何人もの体のパーツを組み合わせた、魔法生物というのだろうか。しかし驚くべきことに、その死体に宿る人格はとても正常に感じられ、一見して危険は無いように思えた。不思議なことに好感すら覚えた程だ。 …とはいえ、こんな場所に住んでいる以上何か良からぬ事が起きないとも限らない。ここはヴェイトス市領内だが、治安の目が行き届かない場所でもあるのだ。なので、偶にこうして様子を見に行くことにしたのだ。 ) [Mon 25 Jun 2007 23:49:23]
◆コンスタンツェ > ( ――前回とは違う御者にお願いして、自警団員コンスタンツェ・ヴィーゼンタールを乗せた馬車はヴェイトス市の西へ向けて進む。こんな辺鄙な所にこの女は何の用事なのかと、御者は不思議に思っていることだろう。仕事の帰りなので、今日も自警団の制服に身を包んでいる。前回馬車の中で血飛沫を浴びてから、新調した制服だ。やっぱり制服が新しいとパリっとした気分になる。 ) ……そろそろかな。 ( ヴェイトス市を出発して暫く経ったか。外の暗がりの景色には見覚えがあり、目的地の館はもうすぐだと気づく。 ) [Mon 25 Jun 2007 23:40:29]
お知らせ > コンスタンツェさんが入室されました。 『がたごとと馬車に揺られながら。』 [Mon 25 Jun 2007 23:34:08]
お知らせ > フェン・メイフォンさんが帰りました。 『隣を見遣れば流れる涙。 それを拭ってやれば、抱き締めて眠りに落ちるか』 [Mon 25 Jun 2007 03:33:07]
お知らせ > エニシさんが退室されました。 『(少女の隣、気付かない間に涙がまた頬を伝った)』 [Mon 25 Jun 2007 03:31:54]
◆エニシ > ――――ゴメンナサイ……フェンさんも…色々あったのに……勝手なことばっかり言っちゃって。 ( 悲しい出来事を思い出させてしまったことに対して、申し訳ないような表情に自然となってくる。 我が侭で勝手な意見ばっかりの自分。 それが酷く嫌な存在のように思えて。 )( ―――だったら、あの人にも嫌われて当然じゃないの? ) ―――― ……… うぅん…そう言われるとプレッシャー……大したお礼は出来ないですよ? ( カット。 考えるな。 そうすれば傷付かないで済む。 )( 恐怖の片鱗を胸の内に秘めて、相手の言葉に悩んだように首を傾げる。 ――結局、逃げている。 今度は向き合うことに。 ) ―――今日は…ちょっと疲れたな。 おやすみなさい。 ( 糸の切れた人形のようにベッドに倒れこむと、すぐに寝息を立て始める。 こうしている間は、何も考えなくて済む。 )( おはぎ…お団子…お饅頭…なんやかんやで食い意地の張った吸血鬼でしたとさ。 ) [Mon 25 Jun 2007 03:29:28]
◆フェン・メイフォン > 親しいヤツや、見知ったヤツが死んで…悲しまないヤツなんていないわよ。 あたしだってさ… ここに来て―― 二人、かな… 一人は気が付いたら死んでて…もう一人は、目の前で焼き殺されて… 悔しいやら、悲しいやら… ん、まぁ…そう言う訳よ(ふっと、自虐的な様子を見せるエニシへと向かって…不意に口から吐き出してしまうのは、そんな言葉。 吐き出してしまえば… 少し悲しげに視線を落とし、それを振り払おうとす様に首を振り―― 浮べるのは、何処か悲しげな笑み。 その笑みを向けたまま、もう出て行かないと言う言葉には… コクンと、小さく頷いてやって――) …… まぁ、期待はさせてもらおうかしらね。 えぇ…生半可なのじゃ納得しないわよ?(そして、お礼の言葉には… まだ少し物悲しげながらも、微笑み浮べてみせながら―― そっと、エニシが吸い終わると同時に、左手を離し、て――) おそまつさま、でした。 さてと、それじゃあ…そろそろ寝るわよ?(そう言って… 軽く傷口に手拭を当てて縛りながら…ベッドの上に自分の体を倒していくだろう。 血を吸わせた後は、やっぱり少し疲れるわね…なんて、思いながら――) (そして、我が家にはお菓子なんて贅沢なものはありません) [Mon 25 Jun 2007 03:16:09]
◆エニシ > …何か…あったら……悲しんでくれるのかな……お姉ちゃん………… ( 悪い方向に物事をつい考えてしまう自虐癖のある吸血鬼。 口に出すのはネガティブな意見。 ―――あ、けどもう出て行ったりはしませんよ! 今からじゃ…もう追いつけないし、と少しばかりは冷静になったような意見を言う。 ) ( 改めて突きつけられたその最優先事項に溜め息。 ) ………正直こんなに力が出ないの初めてだから…どの程度で治るのか全然検討も付かないんですよね……… あ、色々手間を掛けさせちゃってるみたいで……無事に終わったら、今度お礼をさせて下さい。 ( 早く治ればいいんだけど、とそう呟く表情は暗い。 )( 先日の麗人と同じく温度の無い鉄の手で撫でられながら、満足いく量を摂取出来ればその口を離して。 ) ―――ごちそうさまでした。 ( 人の血というのはやはり美味。 獣のソレとは何処までも違う。 )( ―――けど、たまには久しぶりに和菓子とか甘いの食べたいな、なんて心の中で呟いて。 ) [Mon 25 Jun 2007 03:09:12]
◆フェン・メイフォン > そりゃ、まぁ…気持ちは分かるけどさ… 無茶して何かあって―― それで、一番悲しむのは… 多分、後を追われたその人じゃないの?(自分のせいで、怪我をした 死んでしまった――なんて、洒落にもならない… 溜息と共に吐き出して、頭掻き毟れば… 視線、窓の方へと向けて、暫し思案し――) 何にせよ、体を万全にするのが…今のあんたの最優先事項。今は、それだけを考えておきなさい―― 青猫には… まぁ、オネーサン関連以外でも寄らなきゃならないだろうし、さ(マリィさんに報告とか…そう言うので、なんて―― 口に出せば、腕の傷を舐めるエニシの頭、鉄の左腕で優しく撫でようと…して―――…) ………… だから、あんたは今は… 体を治す事を考えなさい。 しっかりと、食べてね――(そう、囁きながら… 前回の時と同じ程度…エニシに血を啜らせていくだろう、か) [Mon 25 Jun 2007 02:55:35]
◆エニシ > ――――………急にお姉ちゃんが来たから……… ( そんな何処かのFWな意見で誤魔化そうとしつつも、恩人に掛かる迷惑を改めて考え見ればしゅんと項垂れて視線を逸らした。 ) そ…それはその………―――ゴメンナサイ。 そこまで……考えてませんでした。 ( というよりも正確には何も考えずに飛び出そうとしたのだが。 ) ……せめて普通に動ければ戻る決心も付くのに……―――それは…そのぅ………怖いから…いい…… ( 姉の一言で心の折れた弟。 これ以上拒絶の言葉を聞くのが恐ろしくてその提案を消極的に否定する。 すっかり臆病者になった模様。 ) ――――ん……… ( 言われたとおりに牙を突きたてることはせず、その代わりに傷から流れる血を丹念に余す事無く舌で舐め取っていく。 その頬は吸血による興奮からか少し紅く染まっていて。 ) [Mon 25 Jun 2007 02:46:40]
◆フェン・メイフォン > お前、昨日…「ここでじっとしてる」と言うたばかりでしょーが。 まったく、これで行方不明になったら、マリィさんに何と説明すれば良い?(あんた、てめぇ一人で死ぬならいざ知らず、アタシに迷惑掛けて死ぬつもりか? と、エニシが口に出した言い訳に対して、睨む様な視線と共に口に出せば… 左手で、太股に破産であるグルカナイフを取り出し――) …… まぁ、不安だってのは分かるけどさ… 今の状況を考えてから、にしなさいよ。 それに、どうしても不安だってのなら、あたしが青猫に乗り込んで話してきてあげるわよ―― (そのグルカナイフを右手に押し付けながら… やれやれと呆れた様な様子の視線向ければ、逃げたのかとか聞いてきてあげるわよ と、肩竦めながら一言。 投げ掛け――) ほら… (その後で、素直に首を縦に振ったエニシへと差し出すのは… 右腕につけた傷。 「噛んだら駄目だからね」なんて言いながら、摺り寄ってくるエニシの顔の近くへとソレを持っていくだろうか) [Mon 25 Jun 2007 02:33:09]
◆エニシ > ( 目を離したらすぐに何処かへと飛んで行ってしまう。 そんな情緒不安定な揺らぎを持って今この場に居る。 昨日言った素直にここでジッとするという言葉はもう忘れていそうだ。 ) ………だって…お姉ちゃん…行っちゃったんだもん……… ( あの瞬間を思い出したのか、再び飽きずに涙がポロポロシーツの上に零れ落ちていく。 ) い…一応…スグに追っかければもしかしたら追いつけるかもとか…ちょっとぐらいはちゃんと考えてたもん………―――たぶん。 ( 殆ど何も考えなしに行動していた癖に罰の悪さからかそんなことを言う少年。 ) ――――………… ( グスッと鼻を鳴らしながらも、そろそろ必要になってきた時期なので素直に首を縦に振って頷いた。 ちまちまとフェンの方へ擦り寄るように近付いていく。 ) [Mon 25 Jun 2007 02:27:28]
◆フェン・メイフォン > (苛立ち… よりも、胸に過ぎるのは不安。 手を離してしまえば、また掌から零れてしまうのではないかと言う…恐怖。 それに支配されながら… ベッドの上のエニシの傍らへと腰を下ろせば、ふぅっと… 吐息一つ、吐き出し、て――…) …… うん、多分一番馬鹿な事しようとしてたわよ、今のあんた、さ―――… あたしも、人の事を言えた立場でも無いかもしれないけど、さ――…(良く、考えなしに行動するし…なんて、肩を竦めながら… 溜息一つ。 漏らせば、一度、ベッドから立ち上がり――見遣るのは、彼の泣き顔。 そして――) そんなに泣かないの… まったく―― 取り合えず、適当にお腹に入れて…落ち着く?(そう、自分の生身の右手を軽く叩きながら… 困った様な微笑みと共に投げ掛ける、だろうか) [Mon 25 Jun 2007 02:17:24]
◆エニシ > ( 相手が苛立つのも当然だろう。 少年は正論に対して間違った反論をして、なおかつそれを押し通そうとしている。 それはただ過ちでしかない。 ) ―――― わかっ てるよぉ ……… けど…けどぉ……… ( あの人の顔を見なかったから出て行くことが出来た。 あの人の声を聞くことが無かったから会いに飛び出すのを我慢することが出来た。 けどそれも昨日までの話で。 ) ………ごめんなさい。 ボク…また…馬鹿なことしてる……… ( 自分の行動が誤っているということを認める程度の理性は残っていたようだ。 怒りを押し殺しながら表に出す相手に対して、少年はか細い声で泣きながら謝った。 ) [Mon 25 Jun 2007 02:09:32]
◆フェン・メイフォン > (身体の下、分かっていながらも悲鳴の様な叫び上げて駄々を捏ねるエニシの姿。 それに、ギリリと奥歯鳴らして睨む様な視線向ければ―― 再度、平手を逆の頬へと打ち付けんと手を振るい――… ) ――――――― (最初の平手でエニシが黙り込み、嗚咽を漏らし始めれば…その顔を 睨みつける様な顔と、噛み締めた唇…ギリリと鳴っている歯… そんな表情で睨みつけようとし… そして ) ――――… 落ち着きなさいよ。 今、追い掛けても絶対に会えない。下手すれば、永遠に会えなくなる。 その位、理解しなさいよ… (押し殺した様な、低い…獣の唸る様な声音。 投げ掛ければ… 体、一度エニシの上から退かし――… 溜息、一つ吐き出すだろう、か。) [Mon 25 Jun 2007 01:58:27]
◆エニシ > ( それぐらいは馬鹿な自分にも解っている。 今までたまにこのような場所に訪れることが出来たのは、あくまでも自分の能力が『逃げ』という部分に特化していたからだ。 けれど今はただの無力な子供。 狩人どころかゴロツキ、奴隷商人に捕まって何処かに売られる危険だってある。 ) それでも追っかけたいの!! ( この弟にとって姉は『セカイ』そのもの。 あの人が全部。 それに拒絶されたと思い込んでしまったとき、元々意志薄弱な少年がマトモな思考を出来るはずも無い。 )( はたかれた頬。 五月蝿く叫んでいた口をようやく黙らせると、涙を流しながら堪えることの出来ない嗚咽を漏らし始める。 ) [Mon 25 Jun 2007 01:50:09]
◆フェン・メイフォン > ――――― …っ (耳に入る罵倒。それを、また唇を噛み締めながら耳にし続ける中… 不意に心に過ぎるのは、不安―― あの人影が、エニシの言うオネエチャンだとしたら、彼女は一体何の目的でここに来たのだろうか? それに、エニシの、この錯乱ぶりは何なのか? その胸の不安押し潰す様に… 腕の中、暴れるエニシを強引に引きずる様にベッドへと近寄れば… 自分の体ごと、その上に倒れこもうとするだろう。 そして――) まだ体力も何も戻ってないのに、飛び出した所で追いつけると思ってるの!?迷子になるのがオチよ! だってのに、ここで飛び出して、また狩人に襲われたら… 今度は腕の一本じゃ済まないのよ!分かってるの!?(そしたら、永遠に会えなくなるわよ! と、間近、噛み付く程に近い距離で怒鳴りつけてやれば… その頬、極力力を入れるのを堪えながら…叩いてやるだろう。) [Mon 25 Jun 2007 01:41:39]
◆エニシ > ( なんでここにいるの? なんで行ってしまうの? なんでそんな―――まるでさよならみたいな言葉を言うの? なんで なんで なんで―――切望するように伸ばした小さな白い手が掴む物は何も無い。 ) やだぁ! 馬鹿馬鹿フェンさんの馬鹿ぁ!! 放してよぉ!! ( 貴女の深い哀しみの色を滲ませた言葉も、半狂乱のような状態の吸血鬼には今は届かない。 自分を行かしてくれない相手に罵声の言葉を浴びせて力無く暴れながら、けれどベッドの方へと結局ずるずる連行されていく。 ) [Mon 25 Jun 2007 01:34:15]
◆フェン・メイフォン > (抵抗も出来ない程にあっさりと捕まえられた体。 それに、やっぱりまだ万全じゃないのか…なんて、思いながらエニシの体を逃がさない様に抱き締めれば… やがて不意に耳に入る、小さな言葉。 それに、静かに視線…抱き留めたエニシの顔へと落とせば――) ―――――――― っ!(―― その直後、間近で上がる…悲鳴の様な叫び。 弱々しく、それでも手を振り解こうとする様に暴れる体、抱きとめながら… その悲鳴を耳にすれば――― ギリリ、と唇、噛み締め… そして―――――) 落ち着け!落ち着きなさいよ!! あんたは、あたしと違って二度と逢えなくなった訳じゃないんだ! だから… だから落ち着け!!(上げてしまうのは、慟哭にも似た叫び。 叩き付け、エニシの顔をじっと見遣れば…… 其の侭、抱き留めた侭…ドアを閉ざしてベッドの方へと連れて行こうとする、だろう) [Mon 25 Jun 2007 01:24:15]
◆エニシ > ( 体調が全開ならばいざしらず、碌な身体能力も無い現在。 小さな少女風貌は殆ど抵抗もせずにあっさりと掴まえられる。 ) やだ……… ( 紅色の瞳を伏せた吸血鬼は消え入りそうな言葉で呟いた。 ) やだ……やだ…やだやだやだやだやだぁ!! 待って! 待ってよお姉ちゃん!! どいてよ! 行かしてよぉ!! ( ヒステリーのように喚き立てながら彼女の手を振りほどこうと暴れる吸血鬼。 けれどその動きは余りにも弱々しく。 響く叫び声だけが空しい。 ) [Mon 25 Jun 2007 01:19:06]
◆フェン・メイフォン > は…?(ドアを開けて、最初に目にするのは―― ドアの方…恐らく、自分が居るのと同じ場所へと走って行こうとするエニシの姿。それに、一瞬ばかり呆気に取られた顔になるも… エニシが外に飛び出そうとしているのに気付けば、慌てながらもその場で身構え――) ちょ、っと…こら!何があったか知らないけど、落ち着きなさい!!(――しかりつける様な言葉。投げながら、飛び出そうとする体を捕まえようと両手を伸ばし、其の侭ギュッと抱きとめようとするだろう―― 今、この状態のエニシを外に飛び出させてしまえば、ロクな事にならない事は、考える必要も無い程、明らかだから――) [Mon 25 Jun 2007 01:11:04]
◆エニシ > ( 姉がわざわざ危険を犯してまで此処に来てくれたなんて思いもしない。 だから外に居るのが大切なお姉ちゃんだということにもまだ気付かない。 ) ――――っつぅ…… ( 打ち付けた部分を残った右手で抑える。 ) ―――― え ? ( 意識をそっちに向けていたから聞こえていた。 あの声を 自分が 聞き間違えるはずが無い。 ) おねえ ちゃん? ( フラフラと愚鈍な動きで立ち上がった。 そして、今現在の精一杯の速度で外へと向けて走ろうとする。 )( そんな折に開かれる扉。 家主の目に映るのは、必死に外へと飛び出そうとドアの方へ走っていく少女風貌の姿だろうか。 ) [Mon 25 Jun 2007 01:06:39]
◆外套姿 > ん? (久し振りの仕事―― 簡単な力仕事をこなして家へと帰る道の最中。 ふっと、目に入るのは――― 家の前から去って行く様な人影、だろうか? それに、怪訝げな視線を送るも… やがて、遠ざかって行く姿を闇の中へと見失えば… 困った様に頭を掻き毟り―――…) 何か、あったのかしら…ね?(少し足早に、部屋の前へと駆け寄れば、手早く戸を開き――……) エニシ、無事?(部屋の中へと、そう言葉を投げ掛けて、薄暗い中を見回そうとする…だろうか) [Mon 25 Jun 2007 01:01:21]
お知らせ > ライヤ@スラムさんが退室されました。 『(カツン)(走り出すヒールの音) (「姉」と彼に呼ばれた娼婦は、消えるのだ)』 [Mon 25 Jun 2007 00:52:28]
お知らせ > 外套姿さんが入室されました。 『コツン その言葉とほぼ同時に響く、足音一つ』 [Mon 25 Jun 2007 00:51:53]
◆ライヤ@スラム > ―――――…。 ( だから ) ――――元気で、ね。 [Mon 25 Jun 2007 00:50:48]
◆ライヤ@スラム > (返事をしなかった。――できなかった。声は乾いて、喉は錆びつき、言葉が消えた。 疑心暗鬼の海に満たされた心は、扉に背中を向けさせる。 爪先は帰路を選んで、動き出す。 ) ( 弟が狩人に追われて、動けなくなっていたなんて、知らない。 姉娼婦は、そこまで伝えてはくれなかった。 ――姉娼婦の「復讐」は、どうしようもないすれ違いを生んだようだ。) …… (扉の向こうから、悲鳴が聞こえた。 咄嗟に振り返り、足が止まる。 ―― だけど、足が動かない。青猫に居た時のように、傍へ駆け寄って、立ち上がる為の手を差し伸べることは、できなかった ) ……………。 ( 弟は、もう自分の手をとる事はないのだろう。 此処に居る事が、その証拠だ。 青猫にいる誰の手も、彼は必要としていない。 ) [Mon 25 Jun 2007 00:50:13]
◆エニシ > ( 一度狩人に痛い目に遭わせられて殆ど動けなくなった少年は、何の返事をしない扉の前の相手に必要以上に強く警戒している。 シーツを握り締める手はいまだ微かに震え続けていて。 ) ――――………? ( けれど扉の前の気配はドアを叩こうともせず、逆にその場から少しずつ離れて行ってしまう。 何故だろうという気持ちが胸の中に生まれ、相手の気配をより細かい所まで探ろうと体は自然にドアの方へと近付いて行ってしまう。 ) ――――キャアッ!? ( その際にバランスを崩して前のめりに転倒してしまう。 甲高い悲鳴を挙げる白髪の少年。 部屋の中に舞い上がる白いシーツ。 ) [Mon 25 Jun 2007 00:32:41]
◆ライヤ@スラム > (だけど、私は「返事」をしなかった) [Mon 25 Jun 2007 00:20:37]
◆ライヤ@スラム > (途中送信orz) ―――――…・・・・ ・ ・ 。(扉をノックする為に、右手を持ち上げる。 )( ――――― ……) ―――… …。 (スラムの暗闇も、足元から這い上がる妙な視線も、カゲから聞こえる人の囁き声も、気にならなかったのに――此処にきて、不可思議な躊躇いが右手を重くする。 )( …彼は、この向こうに居る。 メモが正しかえれば、間違いなく、彼はこの向こうに居る。 だけど、彼は 姉娼婦と 帰ることを選ばなかった) ――――……。 (既に答えは、出ているじゃないか。 「そういうこと」なのでしょう? 私は、この薄い扉の向こうにいるだろう「彼」の声を聞かずとも、「彼」の答えを知っているんじゃぁないか。 )( ―― 彼の声で「答え」を知りたいと思った。 だけど、いざ、その「答え」を目の前にして躊躇している。 ) 馬鹿ね―…… ・ ・ ・ 。 (自嘲混じりの呟き。 右手からは、既にノックする為の力は失せていた。ふらりと下に落ちる右手。 ―― 一歩、二歩、と、扉の前から足を引く。 そして、踵を返して――) ……。 (扉の向こうから此方へ呼びかける声が聞こえた。 聞きなれた声だ。間違えるはずもない――・・・・ ) [Mon 25 Jun 2007 00:20:29]
◆家 > ( 自衛の術も殆ど無い相手が無事に到着できたのは、吸血鬼を匿っている一軒の家。 今現在家主は何処かに出かけていて、灯りの付いていない暗いこの家に居るのはベッドで眠っている白髪の吸血鬼一人である。 )( 誰か人の気配があったような気がして、少女風貌は目を覚ます。 シーツを片手で握り締めたまま、ドアの前に居る気配へと恐々と震える声で呟く。 ) ……………だ、だれ……? ( その幼い少女のような怯えた声は、ドアの前にいる姉に届くのだろうか? ) [Mon 25 Jun 2007 00:12:04]
◆ライヤ@スラム > ―――――…・・・・ ・ ・ 。(扉をノックする為に、右手を持ち上げる。 )( ――――― …… [Mon 25 Jun 2007 00:09:35]
◆ライヤ@スラム > ……。 (此処だ) … ………… 。 ( 扉の前に立つ。メモによれば、此処で間違いない。 ) ―――…… 。 (辺りを見回し、中の様子を伺う。 物音はしないようだ。 ――― 窓の傍に近寄って、中を控えめに覗き込む) ……… ……。 (留守? …… 姉娼婦は「匿われている」と、言っていたから、同居人がいるのだろう。その同居人と、何処かへ出かけたのかもしれない。 ) [Mon 25 Jun 2007 00:04:44]
お知らせ > 家さんが来ました。 『(その先にあるのは)』 [Mon 25 Jun 2007 00:04:34]
◆ライヤ@スラム > ( だとしたら。 ) ――――……。 (「それでいい」)( 置いていかれる事には、慣れている。 多分、私は受け入れられる。 ただ、答えは彼の言葉で聞きたいと思う。 彼の声で聞きたいと思う。 ――姉娼婦は、自分がこう考える事は、既に分かっているだろう。 ――何せ、弟の居場所を問いただしたのだから。 ――その上で、私を『止めなかった』のだ。姉娼婦は何かを隠していて、何かを私に見せようとしているのかもしれない。 だから、全てを言葉にせず、私を動かそうとしたのかもしれない。) ――― 三軒目 (木切れで作ったような家の壁を数えて) [Sun 24 Jun 2007 23:57:31]
◆ライヤ@スラム > (姉娼婦の話を聞いて、まず思った事は―― 『何故帰ってこないのか。』 と、いう事。 ――「彼はもう此処には戻ってこないのか?」と、姉娼婦に尋ねるも、答えは教えてくれない。)(路地を右に曲がる。湿った空気とともに、黴の匂いと、わずかな腐臭が鼻をつく。 ヘドロのようなものを踏みつけて、嫌な感触がヒール越しに伝わるも、進む事を止めなかった。直進すると、左右に伸びる道が見えた) ―― 此処を――… (直進) (「戻ってこない」――それが弟の選択肢なんだろうか。) [Sun 24 Jun 2007 23:49:36]
◆ライヤ@スラム > (あれほど嫌がっていた、自分には似合わない洋装姿――黒のワンピースの上に、黒のインバネス――で、自分のような者が歩くには、危険なスラムの道を、何の恐怖もなく歩けるのも、手の中にあるメモのおかげだ。 恐怖心や、躊躇いの一切合財を吸い取ってくれる。 メモには、弟の居場所が書いてあった。) ――次の路地を右 。 (普段なら立ち入ろうともしない暗がりにも、足を踏み入れる。 時折べったりと視線が張り付くのに気がつくが、構っていられない。 ――ただ、このメモの場所にいるだろう弟の事を考えて、足を進めた) [Sun 24 Jun 2007 23:43:59]
◆ライヤ@スラム > (無事な弟の姿を一目見る。) [Sun 24 Jun 2007 23:35:39]
◆ライヤ@スラム > (聞いた時は、安堵で力が抜けた。ソファの背凭れに体が沈んでいく。―――だが。姉娼婦から告げられたのは「それだけ」だ。 彼が無事である事。 それだけ。 それ以上はどう聞いても答えてはくれなかった。 だから―――…) ……。 (歩きなれないスラムの道を、一人で歩いているのは、そう言う理由だ) [Sun 24 Jun 2007 23:32:47]
◆ライヤ@スラム > (姉娼婦から話を聞いて一晩。) [Sun 24 Jun 2007 23:26:11]
お知らせ > ライヤ@スラムさんが来ました。 『(――――)』 [Sun 24 Jun 2007 23:24:04]
お知らせ > エニシ@フェン・メイフォン宅さんが帰りました。 『心癒される夜』 [Sat 23 Jun 2007 02:35:19]
お知らせ > フェン・メイフォンさんが退室されました。 『「そうそう、明日の事は明日考えなさい――」 囁き、微笑みながら、背を撫で続けるか』 [Sat 23 Jun 2007 02:34:37]
◆エニシ@フェン・メイフォン宅 > それはもうたかーい授業料まで色々な所から頂いちゃったし。 ………………ホントにこれから大丈夫かな……… ( お客様を襲いかけたり友人にナイフ容赦なくブッ刺したり狩人に片腕取られたりと、振り返ってみたら青猫に戻れるかまた不安になってきてしまいましたとさ まる )( 大丈夫! 皆から、いっつもちゃんと自分で考えて行動しなさいって厳しく言われてるから、なんてちょっと偉そうに言った。 その結果こんなことになったから、青猫にどの面下げて戻ればいいんだろうかと(ry ―――そんな気分の鬱屈も、こうして優しく抱かれていれば少しずつ安らいでいく。 もう一つの懸念はなおのことである。 ) ――――……そういうことか。 ハイ♪ それじゃその…暫く迷惑掛けちゃうかもしれないですけど、マトモに動けるようになるまでは存分に甘えさせてもらいます。 ( さらば エニシ。 何処かのナイトメアのようにこの吸血鬼の男の子の心意気が甦る日は来るのだろうか。 ………というか元々そんなのあったっけ?とふと誰かが疑問に思った。 )( あやすような動きは副作用と聖性で傷付いた心と体をゆっくりと癒していく。 今何よりも必要なのは、それらを治すための時間だから。 ) よ…よかった。 今日はお休みなんだ。 ……ちょっと残念…かも ( 聞こえるかどうかギリギリの声を呟いて何かに目覚め始めた吸血鬼。 けれど明日の予定を聞けば、頭から湯気が飛んだとかなんとか。 ) [Sat 23 Jun 2007 02:18:06]
◆フェン・メイフォン > けど、ちゃんと…反省してるんでしょ? だったら、ちゃんと次からは同じ事は繰り返さない…ね? そう、ちゃんとみんなの事を考えなきゃね―― あたしが、言えた義理じゃないかも、だけどさ。(たまには、厳しくした方がよいかしら?なんて、冗談交じりに言ってみながら… 身を寄せてくるエニシを此方からも、更に抱き締めかえしてやれば… 右の生身脳でで優しく、ぎゅっと抱き締めてやろうとするだろう――。 安心させる様に、そして…浮かんだ疑問を掻き消す様に) そうそう、オンナノコどうしなら別に恥ずかしくないでしょ? そう言う事、よ… 存分に甘えなさいって―― ね?(で、その浮かんだ疑問を更に深淵へと追い遣ろうとする様に、またからかい混じりに請えを投げれば… 優しく、母親が子にする様に右手でエニシの背を撫でようとし始めるだろう… ゆっくり、ゆっくりと、優しげな動きで。そして――) ん… 今日は、そうね――こうやって抱き合いながら寝る訓練止まり、かしらね?(毎日毎日じゃ、疲れちゃうでしょ? なんて、苦笑しながら… 此方からも体寄せれば、耳元に口を寄せ―― 明日からは、また訓練するけどね? なんて――) [Sat 23 Jun 2007 02:01:20]
◆エニシ@フェン・メイフォン宅 > ………やっぱり考えが足りないお馬鹿さんだったな。 ちょっと。 ”次”があったら、お姉ちゃんのことも…皆のことも考えないと、ね。 はい。 優しいですぅ。 ( だったらコレで良かったな♪ なんて笑っているけれども。 …………アレ? 何かオカシイ気がする、と少し正気に戻りかける。 ―――今度は自分から、その温かさを求めるように女装少年は小さな動きで自らクランク少女のほうへと身を寄せていく。 甘えたがりで、寂しがりやだ。 元々一人で居続けられるほど強くは無い。 ) ……そだったんだ…… ―――あ、それもそうですねー。 女の子同士なら確かになーんの問題も無いや――――…………??? ( 裸族は現代にも居る人種です。 楽しそうに笑いながらも、いや、明らかにオカシイだろと現実をちょっと見つめ始める。 )( けどそんな儚い心の機微は次の言葉に吹き飛ばされた。 耳まで真っ赤にしながら、ひょ、ひょっとしてまた今日もやるんですか……? なんて消え入りそうな声でその慣れるための内容について質問。 ) [Sat 23 Jun 2007 01:53:15]
◆フェン・メイフォン > ――まぁ、確かにそう…でしょうね。 でも、選ぶ時は…そうね、あんたを思ってくれてるヤツの事も頭の中に入れとかなきゃいけないわよ…ね? じゃあ、優しいって事にしておいてくれるかな?(―― そりゃ、まぁ今よりは待遇は悪くなるかもしれないわよ? なんて、冗談にまた冗談を返してやれば、小さく笑い掛けてやり―― 抱き寄せて、横たわろうとする仕草は、からかい半分の… 温もり半分。 そんな気持ちで…素肌、エニシへと触れさせようとして――) んっ、けど…ワリと裸で寝てる人って多いモンよ? うん、それに―― オンナノコ同士なら、別に恥ずかしくないでしょ?(なんて、いじけた様子のエニシに…額触れ合わせた侭に言葉投げ掛ければ、潤んだ紅い瞳にからかい混じりの微笑み一つ。 浮べて、耳元で 見習いのうちから慣れとかないと… なんて、クスクスと) [Sat 23 Jun 2007 01:39:11]
◆エニシ@フェン・メイフォン宅 > ―――お姉ちゃんはね、そのことを言った時…選ぶのはボク自信だって言ってくれたの。 貴方がそれでどうしたいかを決めなさいって。 優しいよぅ、フェンさんは。 ( ―――ボクがもっと男の子だったらこんなに助けてなかったの? なんてこっちも冗談じみた言葉を同じように返す。 順調に少しずつ女の子の心構えの道は毒されているようで…… こういった類の積極性はあまり経験がないから、どうにも遊ばれているという域を脱することが出来ない少女。 人の温もりという感覚は、少年にとっていつどんな時でも救いとなる。 ) えっと…こぅ……りんりーとか…常識ーとか? ……ま、まだ見習いだから慣れてなくてもいいんだもん……… ( 両の人差し指をいじけたように合わせることは―――出来ない。 その代わりに右手の人差し指はベッドの上でいじけたようにのの字を書いとこう。 触れ合った額。 すぐ間近にある相手の眼と吸血鬼の半泣きしたように潤んだ大きな紅い瞳が交差して。 ) [Sat 23 Jun 2007 01:29:38]
◆フェン・メイフォン > うん、ソレは多分…あんたが話したいって思った時に、あんたが一番話したい相手に話すべき事だろうからね… まぁ、あたしは優しいって訳じゃないと思うけど、さ―― (それも、偶々…あんたがオンナノコだったからだし… なんて、冗談めいた言葉投げてやりながら小さく笑ってやれば、そっと… その、目の前の少年にとって重要な事をしたなんて、あまり自覚していない―― ただ、当然の事をしただけと思っているであろう偽少女は、抱き締めた侭の姿勢で、ベッドへと体を横たえ様と、していくだろう。 そして――) 別に、服を着なかったからってどうにかなる訳じゃないでしょ? それに普段から、こういうのに慣れとかないとまずいんじゃないのかしら…… ねぇ?(それに、嫌がってないくせに―― なんて、嫌がる素振りも見せないエニシをからかう様に笑いながら、こつんと…軽く額と額を触れ合わせようとする、だろう) [Sat 23 Jun 2007 01:13:00]
◆エニシ@フェン・メイフォン宅 > ( 体の震えも心の怯えも治まって来た少年は、小さく柔らかく微笑むことが出来た。 ) ―――聞かないでくれて…ありがとう。 みんなみんな、ボクと出会ってくれる人はとっても優しい人ばっかりでスゴイ幸せです。 ( だからこそその優しい人たちの害になりたくないから離れたのだけど、それは今となっては過ちでしかない。 だってこの吸血鬼の周りには、目の前の彼女のように包み込んでくれる優しさを持ってくれる人たちが居た。 ―――それに気付かせてくれたのは目の前のクランク少女。 ) あぅあ……お、お休みする時はちゃんと服着ようよぉ………… ( 直に抱きしめられれば桜の色は朱色へと赤みを増していき、少女(偽)の声にも恥ずかしいという感情が増してくる。 それでも成すがままに抱かれて嫌な素振りを見せないあたり、これらの行動自体を嫌がっているというわけではない。 ) [Sat 23 Jun 2007 01:05:55]
◆フェン・メイフォン > (静かに、静かに… 彼の仕草を眺めながら、彼の言葉を耳にしながら…その言葉の内容を軽く頭の中で噛み砕けば… ふむ、っと納得した様に?吐息吐き出し、て ) ……… 昔の夢ってヤツ、か。 けどさ、今はその夢で見た時じゃないから… 安心、しなさいよ(そして、右手から伝わる震えが収まって行くのを漢字ながら… 此方に合わされた視線に対して返すのは、静かに… 落ち着ける様な声音の一言。 投げて、それから体寄せて行こうとするだろう… 肌を露にしている身体の侭、前に傾ける様に… そして――) ほら、恥ずかしがってないで…こっち、体寄せなさいよ(―― 桜色の頬へと向けて投げるのは、少しから買う様な声音。 投げて、頬を撫でていた手を彼の首に回し、此方に引き寄せんと目論み、蠢かすだろう。) [Sat 23 Jun 2007 00:55:33]
◆エニシ@フェン・メイフォン宅 > ( かつて失くしていた、けれど魔女の手により断片ではあるが甦った過去の記憶。 それはこの女装少年にとって恐怖の対象そのもの。 ) …………けど……… ( 握り締めた右腕は滑り落ちるようにゆっくりと白髪から離れていく。 )( アレは―――ただ怖いだけじゃない。 なにか、なにかがあの『後』にあった気がする。 ――そこまでは思い出せない。 ) ―――昔の夢。 …怖かったの。 知らない人たち…みんな傷付いて倒れてて……けどその赤色の中でボクだけ一人立ってて………あの頃は…それが悪いことだなんて、ちっとも思ってなかったから。 ( 怯えたように膝を丸めて抱え込もうとして―――左腕が無いためその動作を完全には出来ないことを嫌にも思い知らされる。 そんな中途半端な体勢のまま、まだ自分の過去のことを話していない相手には大雑把に過ぎる夢の内容と怯えの理由をたどたどしい口調で語る。 乱れた吐息と体の震えは、その人の温もりで撫でられ始めたことにより少しずつ治まってゆくことだろう。 そして顔を上げて視線を合わせて――― ) ―――………… ( 少女風貌の視線がまた下がる。 その白い頬が今度は桜色に染まっていたり。 ) [Sat 23 Jun 2007 00:46:13]
◆フェン・メイフォン > ――――――…… ん、どうしたのよ? (なんて、同じベッドの中で少年を見遣るのは… 少し心配げなのと、怪訝そうな表情を混ざり合わせた、偽少女。 荒く吐息を吐き出す様子をじっと見詰めれば、やがて… 生身の右手を、そっと伸ばし) その様子じゃ…怖い夢でも、見たの?(―― その伸ばした手で撫でようとするのは、少年の頬。 少年の荒い呼吸を落ち着けようとする様に、優しく撫でようとすれば… 此方も上半身…裸のそれを露にしながら起こし、目線の高さを合わせようと、して――) [Sat 23 Jun 2007 00:34:29]
お知らせ > エニシ@フェン・メイフォン宅さんが入室されました。 『(回線も驚いたご様子)』 [Sat 23 Jun 2007 00:31:10]
お知らせ > フェン・メイフォンさんが入室されました。 『その傍ら。同じベッドの上で、跳ね起きた少年を心配げに見やって――』 [Sat 23 Jun 2007 00:26:45]
◆エニシ@フェン・メイフォン宅 > ( 血に濡れて歯毀れした短刀を右手に持っているその黒髪の子の顔がやっと見えました。 それは性別の区別の付かない幼い顔立ちの子供で、その表情は何かの感情を表してるでもなく、ただ目の前の自分が起こした光景を眼の中に納めているだけでした。 ――――え? あの顔は―――ボク? ) ――――――ッッッッッ!? ( その瞬間、吸血鬼の意識は跳ね起きるように覚醒する。 掛けていた布団を乱暴に跳ね除けて勢い良く背中を起こした。 ) …………ゆめ……―――― ( ―――じゃない。 アレは、過去。 白くなった髪の毛をギュッと右手で握り締めると、息を荒く吐き始める。 ) [Sat 23 Jun 2007 00:21:13]
◆エニシ@フェン・メイフォン宅 > ( まるで女の子のように華奢な体つきをしているその子は、ただ立ち尽くしていました。 その足元にはその子供とさほど年の離れていない人たちが、苦しそうに呻いていました。 彼らは右腕が異形だったり、頭が二つあったり、あるべき筈の表情が何も無かったりと、種類は沢山あったけどどれもが一目で『人間じゃない』とわかる人たちでした。 その人たちは今血だらけになっていて、ろくに動くことも出来ません。 ) [Sat 23 Jun 2007 00:09:23]
お知らせ > エニシ@フェン・メイフォン宅さんが入室されました。 『夢を 見ていました』 [Sat 23 Jun 2007 00:01:14]
お知らせ > ヒルダ@賭場さんが退室されました。 『( 私は共に涙を流した。人の為に占いの力を使えた事が、本当に嬉しかったんだと思う。 )』 [Fri 22 Jun 2007 23:15:01]
◆ヒルダ@賭場 > ――――――ッ!! ( 私達は席を立ち、声にならない悲鳴を上げた。そして抱き合い、飛び跳ねる。 本当にギリギリの所ではあるが、我らがヒーローFly to the heavenが見事に勝利を収めた。 どうだ、どうだ、どうだ、糞、どうだ。私の時代が来た、ヒルデガルド・グレーテの時代だ。私は今世界最高の占い師になった。こいつが私の底力だ。 ) どんなもんよッ!! ア――ッハハハハ! どんなもんよ!!ねえ、どんなもんよ!ねえ! ( 老夫婦は涙を流し、私に言葉にならない感謝を述べる。まだまだ、百万回有難うって言ったって足りるものか。 ああ、もぉ。余りの出来事に漏らしそう。 ) [Fri 22 Jun 2007 23:12:39]
◆ヒルダ@賭場 > ( 判定。発言時秒数一桁が奇数ならばFly to the heavenの勝ち。偶数ならば後ろをぴったりと走る黒い犬の勝ち。0は偶数と見なそう。 ) [Fri 22 Jun 2007 23:05:41]
◆ヒルダ@賭場 > ( 残りあと僅か、逃げ切れば勝ちだ。運命の瞬間が迫る。 全ての音が掻き消え、壁も地面も全てが白に染まる。世界には私と二頭の犬だけが取り残された。犬の呼吸、飛び散る涎、ぶるんぶるんと捲れる唇の肉、その下から覗かせる歯茎、駆けると同時に飛び散る地面の土。全てをはっきりと見ることが出来た。そしてゴール直前………。 ) [Fri 22 Jun 2007 23:04:36]
◆ヒルダ@賭場 > ( 死ぬか生きるかだ。栄光か破滅かだ。神の気まぐれ悪魔の囁き、何でも良い。この勝負に勝たせてくれるんなら、私は喜んで股をおっぴろげよう。両の穴がガバガバになって使い物にならなくなるまで犯されてやろう。 ) ああぁぁッ! あ、ああぁっ! ああーっ! ( 魔女は無自覚に、およそ言葉として成り立たぬ意味の無い奇声をあげた。二位の黒い犬が少しずつではあるが、一位の犬に迫りつつあったのだ。それはまるで忍び寄るように、少しずつ少しずつ。しかし逃げるFly to the heaven。駆けるFly to the heaven。そのまま文字通り天国まで飛んで行け、女神様が尻を振って待っているぞ! ) [Fri 22 Jun 2007 22:57:18]
◆ヒルダ@賭場 > ( 係員が手をあげた。瞬間、場内は異様な沈黙に包まれ、それだけで胃に大穴が空きそうだ。その係員が手を振り下ろすと同時に、犬達は一斉に解き放たれ、50m程ある直線のコースを疾走した。 ) 行け――――――――――――ッ!! ( 私は椅子から立ち上がり、あらん限りの声で声援を飛ばした。こんな大声出したの久しぶりだと思う。 最初は塊となっていた犬の集団も、直ぐにばらけ細長くなっていった。先頭は………………。 ) Fly to the heavenッ!! ( 恐らく、客席に居た誰もがその名前を呼んだ。あの黒いブチのある体が踊り、その筋肉が逞しく脈動していた。やったぜファッキン、糞食らえ。スターのご帰還だ。今までのスランプは今日という日の為に用意された演出に過ぎなかったのだ。 …が、二位の真っ黒い犬がぴたりとくっついて離れない。その差は僅か頭一個分といったところか。 ) [Fri 22 Jun 2007 22:51:08]
◆ヒルダ@賭場 > ( やがて係員がまもなくレースが始まることを告げ、決して広いとは言えない賭場の中ぞろぞろと観客達が移動をはじめる。流石に最前列まで割って入っていく気力は無かったが、後ろからでもレースの内容は十分に見れる。 ) …下手に間近で見て、ご老体にショックを与えては行けないし。 ( 呟いた言葉は歓声に消えた。 ) ( 少ししてぞろぞろとレースに参加する犬達が入場する。私達が賭けた犬は一番中央の黒いブチのあるすらりとした体系の犬だ。見るからに足が早そうな井出達ではあるが、スランプ中であるという事を忘れてはならない。綱に繋がれたまま連れてこられた犬達は、それぞれスタート地点に待機した。 ) あぁ、何か具合が悪くなってきたわ…。 ( おでこに手を当ててちらりと横を見ると、隣に座る老夫婦はロザリオを握り締め、神に祈っていた。…パプテスさんが魔女に頼っちゃ不味いでしょうに。 ) [Fri 22 Jun 2007 22:41:48]
◆ヒルダ@賭場 > ( 私はそのことで頭が一杯になって、昨日は一睡もしていない。酷いクマをつくって老夫婦と共にレースの開始を待つ様は、さながら生きるか死ぬかを賭けている追い詰められたギャンブラーに見えるかもしれない。いや、実際その通りなのだが。私達はただ無言でベンチに座ったままだった。 ) ( 老夫婦の運命を乗せて走るのは、昨年までは一番人気だった(らしい)犬。一度怪我をしてからはスランプに陥り、今では下の方の人気だった。その犬の名前は「天国に飛んでいけ 」。とりあえず、命名したヤツは一歩前に出ろと言いたい。当初は勝ちまくって天国に連れていってやるぜという意味が篭められていたらしいが、今ではまるで死刑宣告のようだ。 しかし、私の占いはその犬が勝つという答えを導きだした。老夫婦もそれを信じた。あとは祈れ、それだけだ。 ) [Fri 22 Jun 2007 22:34:58]
◆ヒルダ@賭場 > ( スラムや暗黒街ではないとはいえ、やはり賭け事をする場所というのは異様な熱気に包まれ幾分かガラが悪いように見える。そこに集まる人々は、ちょいとした運試しのつもりなのか気楽に構える人、ここで一発狙うと決めているのか悔いるように壁に貼られたオッズを睨む人、そして稀にだが、明日死ぬか生きるかをこの瞬間に賭けているんじゃないかってぐらい必死の形相を浮かべる人など、色々だ。 …ああ、私達もその明日生きるか死ぬかを賭けているうちに入るのかもしれない。 こさえてしまった莫大な借金を返すために、貯金の全てをドッグレースに賭けると決めた老夫婦。借金が返せなければ孫娘が借金の肩に連れていかれ、彼らにもまた破滅の運命が待ちうけている事だろう。そして老夫婦は昨日魔女ギルドを訪れ、この私に一着になる犬はどれか占って欲しいと依頼してきたのだ。 ) [Fri 22 Jun 2007 22:22:13]
お知らせ > ヒルダ@賭場さんが来ました。 『そして無常にも運命の時は迫る。』 [Fri 22 Jun 2007 22:15:08]
お知らせ > ブランシュさんが退室されました。 [Thu 21 Jun 2007 22:59:54]
◆ブランシュ > (そう、奥の部屋へと続く通路の入り口付近にに掛けてあるランタンを手にして火をつけるとハインリッヒが深に頭を垂れて見送るなかで部屋の中、この部屋の主は続きとなる部屋の中へ姿を消す。部屋に残されたの主の居ない部屋と忠実なハインリッヒ。やがて扉が閉まっても主の帰りを待つハインリッヒの姿は相変わらず扉の傍にあったのだとか。) [Thu 21 Jun 2007 22:59:46]
◆ブランシュ > (頬杖をつき静かに瞳を閉じて何事かを考えるように口の中で小さな呟きを零す。そして暫くすれば薄っすらと瞳を開けて、)うん。アマーリエにしよう。あの金の美しい髪にはきっと合う筈だ。(どこか満足そうな笑みを浮かべて手の爪を眺める。ハインリッヒが短く感想を述べ手入れを終えて身を引くのを見やりながら椅子から身を起こせばそのまま奥の部屋の方へと歩き出す。)名前も決まったことだ、俺は少し彼女にこのことを伝えてくる。だからお前はここに居て僕が戻ってくるまで待っていろ。 [Thu 21 Jun 2007 22:46:14]
◆ブランシュ > …………。言われなくとも、それくらいは解っている。(ハインリッヒの返答に少しばかり機嫌を損ねたのかつぃと逸らした顔は少し膨れて、視線は窓の外に向けられた。硝子の向こうに広がる暗い闇、それを見つめながら一度は噤んだ口を再び開いた。)それに……名前は、一応としては考えてはあるんだ。マリー、ロッテ、フリーデリケ、アマーリエ、ドロテーア……。だが、あの美しい金の髪だ。髪の美しさならばオーロラにも勝るだろう。それ故に、迷うんだ。 [Thu 21 Jun 2007 22:27:22]
◆ブランシュ > そろそろ、新しい人形が欲しいな。(自室の大き目の肘掛け椅子。そこで黒に銀の糸で刺繍が施されたローブを纏い、身を預けてそんなことを零す。別に今持っている人形に飽きたわけではない。ただ、新しい人形を増やしたくなったのだ。)なぁ、ハインリッヒ。次は何がいいと思う?(そう足元で爪の手入れをしている忠実な僕に話を振ると 「恐れながらグリムナート様、新しい人形も宜しいですが、お先にあの千匹皮にお名前を与えて差し上げてはいかがでしょう?」 そんな静かな声が返ってくる。) [Thu 21 Jun 2007 22:14:25]
お知らせ > ブランシュさんが入室されました。 [Thu 21 Jun 2007 21:55:49]
お知らせ > シャリネ@エルザファームさんが退室されました。 『( これはきっと、私の贖罪。 )』 [Wed 20 Jun 2007 00:57:18]
◆シャリネ@エルザファーム > …… ごめんなさい。 ( 赦されないとしても、罪を償うにはどうしたらいいのか。そんな、想いは夢の中まで引きずり込む ) [Wed 20 Jun 2007 00:54:16]
お知らせ > シャリネ@エルザファームさんが来ました。 『( 一撫でして、少女は瞳を閉じ。そっと、最後に囁いた言葉は――― )』 [Wed 20 Jun 2007 00:51:04]
◆シャリネ@エルザファーム > ( それはそれは、とても温かいぬくもりだった。感じた直後、溢れたのは――母性と、微笑と、涙。 ) [Wed 20 Jun 2007 00:46:19]
◆シャリネ@エルザファーム > ( 言葉が出ない、静寂の中。隣に眠る、子犬。少女は揺れる眼差しで見下ろして、そっと頭を撫でた。起こさぬように、そっと。 ) ( 眉を寄せ、それでもあどけないその寝顔見て、安堵してしまう自分はやっぱり弱い。 ) ……シフォン。 ( 囁くような、小声。歌う様に、流れ消える。 ) ( でもあの時。 ) ( 私が動かなくて、誰が動いただろう。私がかき回してしまったなら―――私が、動かなければ、もっと。彼女が犠牲になって、私と彼は背徳感に追われただろう。其れを考えたら、堪らなかった。けど ) ――― っ。 ( 息苦しくなる。罪悪感でいっぱいになってしまう、そんな気持ちも嫌で。まるで、同情しているようで。そんな思いも、嫌で。 ) ( 嗚咽は零れない。ただ、小さな溜息が零れた。 ) ( もう戻れない自分。もう、彼を愛せない自分。吸血鬼の友人もかばえない自分。何もかも崩してしまったようにさえ感じてしまう自分。苦しくて―――逃れるように、もう一度横たわる。子犬の温度に、触れるように。 ) [Wed 20 Jun 2007 00:43:53]
◆シャリネ@エルザファーム > ( それは、悲しい夢だった。少女は上半身を起き上がらせて、眼を擦る。 ) …… ゆ、め…… ? ( 眠った気がしなくて、思わず胸に手を当てる。頭だけが嫌に冴えてしまって、眠気も吹っ飛んでしまって。 )( 眠れない。 ) ( 未だ、胸に残る後味の悪い―――出来事が。 ) ( 月の綺麗な夜が、終わりを知らせたあの日の――― ) ……… 間違って、なかったんだよね……? ( 切羽詰って、あんな風にしか云えなくて、あんな風にしか結末を残せなかった私。誰も、誰も幸せになれなかったあの事件を、悔いていないと言ったら嘘になる、けど……引きずっているといったら、其れも違う。未練があるわけじゃなかった。ただ――― ) ……どうしてるのかな。 ( あの人。友達にはもう戻れない。そう、感じ取った、から。そんな感じがした、から。あの人に会おうとは、思わなかった。大切な友人だとしても、そんな風に顔を合わせられるような、空気ではないこと。わかっていたから。 )( きゅ、と。苦いよな、切ないよな思い出、少しでも緩和させようとするように、指先胸袖を握り締めた。 )( 身勝手だったのかもしれないと、胸に募る思いは罪悪感と背徳感で一杯になっていく。 ) [Wed 20 Jun 2007 00:35:16]
お知らせ > シャリネ@エルザファームさんが入室されました。 『 夢を見た。 』 [Wed 20 Jun 2007 00:26:23]
お知らせ > フェリ@主人宅さんが帰りました。 『( いつの間にか就寝。)』 [Tue 19 Jun 2007 22:33:58]
◆フェリ@主人宅 > ―――難しい なぁ・・・。 ( 勉強すること。 覚えること。 知識を頭に入れること。 難しいなぁ と。 イヤではなのだけれど。 ) 明るくなったら、――― ( 絵を描こう。 移り変わる季節。 その日その日で世界は変わっていく。 その 絵 を、描いていってみたい と。 床に仰向けになって天井を見上げながら、少女は考える。 そして ) [Tue 19 Jun 2007 22:33:39]
◆フェリ@主人宅 > ―――― よるー。 …あさ、ひる…。 あかつき、れいめい………昼は…? ( ポツリポツリ。 何やらひとりごとを言えば、コロリと床に仰向けになって。) ―――眠ったら朝。 明るくなったら、明日になって―――。 ( 正確には、夜中の12時になったら 明日 なのだろうけれど。 少女にはよくわからないようで。 朝になって おはよう になったら、 明日 というコトらしい。) [Tue 19 Jun 2007 22:22:22]
◆フェリ@主人宅 > ―――の小百合 撫子 垣根の千草…今日は ――、 ( 部屋の中に小さく響く少女の声。 何やら歌を歌っているらしい。 とは言え、うろ覚えの歌なのか、歌詞のほとんどの部分が、 鼻歌のようになっている。 誰かに聞かせる為ではないので、少女は特に気にした様子もなく。分かる部分だけを、小さく 小さく 歌う。 歌はそれほど上手ではないけれど。) ・・・・・・。 ( それでも、何度も何度も繰り返せば飽きるらしく。 暫くすれば、小さな歌声は止まって 部屋には静寂が訪れる。) [Tue 19 Jun 2007 22:14:36]
お知らせ > フェリ@主人宅さんが入室されました。 [Tue 19 Jun 2007 22:06:40]
お知らせ > 豪人@自宅さんが帰りました。 『(彼が戻ってきた時に、不便をしないように一式残して、少し南へ)』 [Tue 19 Jun 2007 02:02:48]
◆豪人@自宅 > 『 もしも、全然帰ってこなかったのは、会えなかったのは、 俺のことが嫌いになったからじゃなくて、違う理由なら―――もしも、俺を嫌いになったんじゃなかったなら、 もしも、 此処に、帰ってきて、この手紙を読んでくれたのなら。 もしも、俺を少しでも、 愛してくれてたなら。 』 (今まで何度も彼を待っていたけれど、戻ってこなかったんだ。あえなければ、泣き喚く自分を知っていて、会ってくれなかったんだ。あり得ないのは、分かっているけれど) 『 ―――此処に、住んでいてください。 帰ってくる、から、 また一緒に、 』 (其の先が書けずに、ペンを置く) ―――なんかもう中途半端だけど、駄目だ。 もう行こう。 (頭の整理がついていないんです。自分でも。さようなら、にしたいわけでもない。けれど、彼がもう自分に愛想が尽きたと言うのなら――会えない今、顔を見て聞くことも、話すことも出来ない。自分が、予想しうる彼の行動の理由に対して、せめて自分が出来るのは、離れることだけだ。)(かばんを引きずって、いつまでも未練がましく流れる頬の生ぬるい何かを拭うのも忘れて) [Tue 19 Jun 2007 02:00:59]
◆豪人@自宅 > (大好きだった。離れたくなかった。今度こそ、確かに胸を張って何もかも受け入れられると思った。仕事を失ってもいいと思ってた。傍にさえ居られればいいと思っていた。約束一つで無理矢理縛っているのでも、それでもよかった。)(煙草臭い塩辛い水が頬を伝う) 情けないなあ…、 帰ってくるつもりなんだから、一生の別れでも、ない、のに。 ―――……あっちが帰って来ないんじゃ、如何しようも、ない、けど。 (こうやって姿が見えないと、自分が不安になるのも、泣き喚くのも分かっている上で帰って来ないのなら、其れは 『 そういう 』 ことなんだろう。―――自分を好きになってくれた子を傷つけてまで、選んだ道は結局こういう結末。) [Tue 19 Jun 2007 01:43:35]
◆豪人@自宅 > (花火を見せたかった、秋の紅葉を一緒に眺めたかった、雪を眺めたり、次の花の季節は花見にゆっくり行きたかった。―――考えれば考える程、) ……、ぅぁ、煙が目に。 (眼鏡を少しあげて、ぐ、と目を拳で擦って) 『 約束、 は、もう 』 ―――………、 ( 終わりにしましょう。 )(たった一言が書けなかった。帰ってこなくても、会えなくても、約束だけがあれば、いつか会えるんじゃないかと、思えていたから。)(だぁ!と、うなり声一つ、先程の文章を一つ、消して) 『 大好き、 です。 』 ………、(でした、に出来ずに) [Tue 19 Jun 2007 01:32:44]
◆豪人@自宅 > (本当は、最後に顔くらい見て、話がしたかった。けれど、もう、其れも叶わないのだろう。全部、自分が悪い。―――テーブルの上に、もう一つ、紙袋を置く) 『 一緒に、服、買いに行きたかったけど、 擦れ違っちゃって、会えなかったので、一人で買いに行ってみました。 気に入るかどうか、分からないけど―――気に入らなければ、捨ててください。 』(―――本当は、何気ない友達同士みたいに、一緒にミセを見て回りたかった。元は悪くないんだから、小奇麗に飾れば、きっともっとよくなるだろうから、似合う服を探したりしたかった。―――そんな些細なことも、自分にとっては好意でも、彼にとっては鬱陶しかったかも知れないから、実現しなくて良かったのかも知れない。) [Tue 19 Jun 2007 01:23:36]
◆豪人@自宅 > ―――…ってえ、帰ってきてないなら無意味な話だけど。っていうか帰ってこなそうだけど。 (いつも自分が鍵を掛けていた棚は、一緒に住んでいた彼ならわかるだろう。其の鍵も、紙屑の横においておこう。預かった22万よりも、幾らか色をつけて。) [Tue 19 Jun 2007 01:12:37]
◆豪人@自宅 > (さようなら、を言葉にしたら、それで全てが終わる。) 『 少し、旅行に行ってきます。 仕事はあるから、戻って来るつもりだけど、 』 ……・・・此処に帰ってくるかは分かりません、って可笑しいよなぁ。 (がり、と頭をかく) ……えぇええええぇーと、 『 少し、遅くなるかも知れません。 もしも、此処に帰ってきて、この手紙を見たのなら、貴方のお金は全部俺がいつも鍵を掛けていた棚に入れています。 貴方のお金なので、好きに使ってください。 其れと、この家には、引き続き住んでくれてかまいません。 煙草臭い俺も、煩い犬も、猫も、人に預けたので、貴方の家です。 』 [Tue 19 Jun 2007 01:08:38]
◆豪人@自宅 > 『拝啓、 』…………、 (分かっていた。)(うっすらと。―――別に、相手が自分を嫌っていないことも。嫌っていれば、構いやしてくれない人だというのも。それでも不安だったのは、一度でも言葉で聴ければよかったなんて、押し付けがましい。分かっていたんだから。―――少しは自分を好いていてくれているのは。) ……えー、うー…今更何書いてもサブイなぁ。 (少し距離を置けば、変わると思った。帰ってこなくても、待とうと思った。) [Tue 19 Jun 2007 01:04:21]
◆豪人@自宅 > (ゆらゆらと灰になっていく紙屑を、灰皿の上へ乗せて、ぼんやりと眺め乍。テーブルの上に、今正に灰になろうとしている紙屑を作った時から置きっぱなしのペンとインクで、新しい紙屑を作る) [Tue 19 Jun 2007 00:57:15]
◆豪人@自宅 > 作るために、紙を取り出す) [Tue 19 Jun 2007 00:54:27]
◆豪人@自宅 > ―――結局、読んでくれたのかな。読んでくれてないのかな。 (縁側に背を向けて、床に座り込んで。テーブルの上の置手紙。読んでないのだとしたら、既に自分が気付いた時には、彼にとって自分は重荷でしかなかったということで。)―――……ごめんなさい。 (くしゃりと、其れを握りつぶして、ポケットから煙草と燐寸を取り出す。)(煙草を口にくわえて、火を灯して―――其の儘、握り潰した 紙 く ず にも火を。読まれない手紙なんて、其れはもう手紙でなく、唯の紙くず。) ――一応、 …一応。 (それから、また新しい紙くずを [Tue 19 Jun 2007 00:54:16]
◆豪人@自宅 > (ゆっくりと縁側の障子を閉めて、―――他の窓や、扉は全て鍵をしたけれど、此処だけは開けておこう。もしかしたら、彼が帰ってくるかも知れない。)……いや、ないない。 (即自分で打ち消すのだが。それでも、其処は閉めておくだけで、鍵はかけないでおこう。―――障子を閉めると、縁側の床が、ぎしりと泣いた。) [Tue 19 Jun 2007 00:50:41]
◆豪人@自宅 > (ソファ、少し広めのベッド。縁側から入ってくる同居人、否、大事だった人が、土足の儘でも部屋が汚れないように。直ぐに食事をしたり、着替えたり、眠ったり出来るように、敷いていたタオル。二人程度で食事をするのに丁度いいテーブル。愛犬がよく眠っていた籐籠。) [Tue 19 Jun 2007 00:43:55]
◆豪人@自宅 > (荷物を玄関先に置いて、家の中。―――がらんとした部屋は自棄に広く見える。) [Tue 19 Jun 2007 00:38:25]
◆豪人@自宅 > ―――俺が何もかも悪いンだよね。 結局、俺が空っぽだからだ。 (もう直ぐ二ヶ月近く見ない同居人も、きっと自分に愛想をつかせたんだろう。) 俺と話すのが嫌などころか、俺を見るのすら、 嫌になっちゃったのかな。 (―――好きで居てくれと、嫌じゃないのかと、何度も求めたり、疑ったりする自分は、彼のような真っ直ぐで正直な人には目障りだったんだろう。最初からきっと、そうなるようになっていた。―――ほら、だって出会った最初から喧嘩だったじゃないか。何度言い争った?何度失う覚悟をした?最初から、自分が好かれることなど、『 ずっと傍に居る 』ことなど、望めるワケないのは わ か っ て い た のに。) [Tue 19 Jun 2007 00:33:13]
◆豪人@自宅 > (大好きで、傍にいたくって、―――でも結局、何もかも失ってきたのは、何故?) [Tue 19 Jun 2007 00:28:10]
◆豪人@自宅 > (だから、クローゼットの整理ばかり此処のところしていた。もう着ないものは捨てて、悩んでしまうものは、じっくりと向き合って、要るか要らないか考えて。面倒くさくなっても其れを放棄しないように。)(そうやって、考えて、考えて。整理したら、随分とクローゼットは空っぽに近い状態になった。) ―――………、 (其れをもう一度振り返って、眺めて) ………、何でも抱え込んで、おいておきすぎたのかな。 (―――まるで、今の自分のようだと思った。)(けらけら笑って、好きなものを、好きな人を、放さないように。近くに居られるように。 そんなことばかり考えて、気がついたら、自棄に空っぽだった。手元に残ったのは、何?) [Tue 19 Jun 2007 00:25:11]
◆豪人@自宅 > (そう、何でもかんでも。) [Tue 19 Jun 2007 00:19:49]
◆豪人@自宅 > (先日 拾った 天使君は、次の日にはもう居なかった。同居人さんに、暫く面倒見るから、と説明する必要がなくなったのは、とても助かったといえるだろう。が、少し正直寂しい気がするのも、否めない。―――そう考えて、いやいや、駄目だと首を左右に振る。) そうやって何でもかんでも欲しがって近くに置く習性がいけないんですよ、俺。 (ぺちん、ぺちん、と頬を打つ) [Tue 19 Jun 2007 00:19:01]
◆豪人@自宅 > ―――しゃつー、ずぼんー、はんかちー、ねくたいー、ゆかたにー、 …あと、枕。 嗚呼、ぱんつも。(指差し確認、指差し確認。) っかぁあああああぁー。 ナニコレ、どんだけ荷物あるのよ。俺。 うーん…、コレでも必要最低限のつもりなのに、なあ。 (職場に届けを出して、仕事を終えて、さて、自宅へ帰って先ず手をつけたのは、先日整理をしたばかりのクローゼットからだった。) [Tue 19 Jun 2007 00:15:08]
お知らせ > 豪人@自宅さんが入室されました。 『(荷物はまとめた)』 [Tue 19 Jun 2007 00:10:59]
お知らせ > ブランシュさんが帰りました。 『そして、扉は閉じられた。』 [Mon 18 Jun 2007 02:27:28]
◆ブランシュ > さぁ、お姫様。今日は一緒に眠ろう。オーロラが怒っても、気にする事はないさ。長い眠りに就いてしまった姫の代わりでもいいから、今日くらいは俺を慰めておくれ。(人形を腕に抱いたままカンテラも蝋燭もそのままに部屋を出る。そのまま薄暗い通路を通って自室に入るとそこには従者が片膝をついて頭を垂れている。)ハインリッヒ。頼んだよ。(それだけ言うと人形と共に床に入る。忠実なハインリッヒは短く答え奥の部屋へと消えてゆく。) [Mon 18 Jun 2007 02:27:05]
◆ブランシュ > 美しいお姫様、どうか許しておくれ。まだ君の名前が決まらないんだ。でも、その代わりにね。今日は君にプレゼントを持ってきたよ。(人形の白い手をとって、そこに金色の指輪をはめる。)気に入ってくれるかい?(人形の手にキスをしながら微笑んで問うてみるも人形は当たり前に何も答えない。) [Mon 18 Jun 2007 02:11:53]
◆ブランシュ > (この人形が生きているわけで、元々生きていたわけでももないのだが、 呼びかけながら人形に被せられていたフードをとる。 すると、中から混じり気の無い美しい金色の髪が零れた。 真っ白で柔らかそうな肌は人工皮膚か何かなのだろう。 白い肌の長い金色の髪をした繊細な作りの人形。 それはどこかあどけないような、憂いを帯びたような表情にも見える。) [Mon 18 Jun 2007 01:59:26]
◆ブランシュ > (そうして、中から取り出されたものは1体の人形だった。 まるで千種類の動物の皮を縫い合わせたような衣装に身体をすっぽりとくるまれた人形。 人形と言ってもサイズは大分大きいものではあるのだが、 それを大切そうに腕に抱き微笑む。)おはよう。美しいお姫様。よく眠れたかい? [Mon 18 Jun 2007 01:44:37]
◆ブランシュ > (部屋に入るとまずはカンテラの火を部屋の中に置かれた蝋燭に点して回る。 明るくなった部屋の中には広い作業場 そこから少し離れた場所にガラスやクリスタルで出来たケースが置かれている。 作業台の上にカンテラを置き ケースに近づくとその中の一つを開ける。) [Mon 18 Jun 2007 01:31:26]
◆ブランシュ > (カシャン。 部屋の中に何かの外れる音が響く。 それはこの部屋の錠の音。 石造りの怪しい部屋。 ―――キィ――― と扉が開いて姿を現したのは1人の若者だった。 それはこの部屋の主。 カンテラの灯に照らされて白い肌が暗い部屋の中でオレンジに映る。) [Mon 18 Jun 2007 01:18:50]
お知らせ > ブランシュさんが来ました。 [Mon 18 Jun 2007 01:06:44]
お知らせ > エニシ@フェン・メイフォン宅さんが帰りました。 『…ね…ちゃ… おねぇ…――― (ごめんなさい。ごめんなさい。ごめ――)』 [Sat 16 Jun 2007 00:42:35]
◆エニシ@フェン・メイフォン宅 > ( 今のこの状況で迷惑を沢山の人に掛けてしまっている。 だけど今のボクは何も出来ない。 ここから青猫に向かうことですら独力では不可能だ。 だからどうすればいいかも、何をしたいのかも、再会の言葉も考えずにただ目を瞑って暗闇の世界に溺れていく。 ) ――――……………ん……… ( だけど時には意味のある言葉を寝言の中に繰り出す。 ) [Sat 16 Jun 2007 00:40:32]
◆エニシ@フェン・メイフォン宅 > ( ―――正直疲れた。 色々なことが有り過ぎて、そして色々なことをしすぎてしまった。 VHの追跡はどうなるのか。 このまま無事に帰れるのか。 青猫にまた昔のように戻れるのか―――考えることは多すぎて、そしてそのどれもが大切なこと。 ) ―――………… ( その一切合財に蓋をして、今はただ休み続ける。 内向的な性格は考えると決まって怖い方向にいってしまうから。 だから今は考えることすら放棄してただ夢の中に救いを求める。 ) [Sat 16 Jun 2007 00:32:08]
◆エニシ@フェン・メイフォン宅 > ( 起きてる時は起きてる時で、命を助けてくれて休める場所まで用意してくれた恩人とナニというかアレというか女の子としての調ky作法(?)を実地で勉強中だから大変です。 ちなみに勉強方法は秘伝であり門外不出なためお教えできません。 ) ―――……うぅ……それ……かくし…て…ない…… ( 夢の世界にいながら地の文にツッコミを入れ始めた。 ) [Sat 16 Jun 2007 00:16:00]
◆エニシ@フェン・メイフォン宅 > ( 汐姫宅だったかそれともフェン宅でよかったのか。 そういう事情をすっかり忘れてしまいこの表記で大丈夫か不安がってるどっかの誰かはどっかの彼方に置いといて。 ) ―――…………にゅう…… ( ベッドの上で布団を被って丸まりながら眠っているのは一匹の少女―――じゃなくて一応少年。 もう半分というか殆ど本人も諦めかけてるけど一応性別男の子な吸血鬼。 ) ( 最近は殆ど毎日毎時間のように寝こけている。 聖性によって弱った体の衰弱の度合いはいまだ快方に向かう兆しは見えず、今の状態で昼間に起きてくることはまず有り得ない。 ) [Sat 16 Jun 2007 00:07:10]
お知らせ > エニシ@フェン・メイフォン宅さんが来ました。 『安らかな寝息を立てて』 [Fri 15 Jun 2007 23:56:46]
お知らせ > コンスタンツェさんが退室されました。 『…到着後は御者さんにも泣かれた。』 [Fri 15 Jun 2007 04:08:33]
◆コンスタンツェ > な、なんでもありませえぇぇん ( 泣きそうな声で御者に告げる。本当にもう、油断も隙も無いというか軽くトラウマになった。何だか今日は首がもげる夢とか見てしまいそうな気がする。馬車や自分の服を汚しつつ、その被害を最小限に留めようとする努力は果たして実るのか――。コンスタンツェはかなり涙目だった。とりあえず、到着したら着替えとかお風呂とか、もぉ…! ) [Fri 15 Jun 2007 04:08:17]
お知らせ > ブランケンハイムさんが退室されました。 『 わし、と無造作に自分の長い髪を掴んでぶらりと持ち上げた。 』 [Fri 15 Jun 2007 04:05:48]
◆ブランケンハイム > ( またも「めがねめがね」状態で両手を中に彷徨わせ、そして両手を中に彷徨わせる自分の姿を下から確認するという不思議視点。 見ている自分を手で拾い上げる、というのは案外難しいのだ。 距離感とか。 クレーンを操縦する感。 かなり手遅れ的に天井とシートを汚すドス黒い液が折角の香水の香りをまた上塗りする。 ぼたぼたぼた、と音を立てて「ヴェイトスウォーカー夏増刊号」の表紙を汚した。 そんな阿鼻叫喚の馬車の進むずっと先の方、なだらかに下ってゆく道の終着点にぽつんと一軒、古びた屋敷が見え始めているのはまた、その後の話。 ) [Fri 15 Jun 2007 04:03:42]
◆コンスタンツェ > ( きっとヴェイトスで大会とか開かれているんだ。「ずっと俺のターン!」とか、そういう事をやりだす人が居ないことを祈っておこう。 ) ( その外にも色々な事を話した。その本を探すのにあちこち歩き回ったけど、余り協力的じゃ無かった人も居た事とか。本はボウガンの技を書き記したものであるらしい事とか。 ――その時、石の上にでも乗り上げたのか馬車は大きく揺れる。自分の身体も少し跳ねてしまうぐらい。同時に―― 彼女の首が外れて転がり、私の足のつま先にこつんと当たった。 ) あひいぃい うううぅ ( 悲鳴とも言い難い引きつった声を漏らし、ぱくぱくと口をぱくつかせた。咄嗟にブランケンハイムの首の切断面に手を伸ばし、吹き出る赤黒い噴水を両手で押さえようとする辺り既に冷静ではなかったのだろう。 反射で止血しなくちゃとか、馬車を汚しちゃいけないとか、多分そんな事を考えてたに違いない。 他愛も無い話の後に続いた変な声に、馬車の上から御者が「どうなさいました?」と声を掛けてきた。 ) [Fri 15 Jun 2007 03:56:13]
◆ブランケンハイム > ( 怪しげなカードゲームが騎士団の貴重な収入源になっているかは謎である。 誰かが許可を貰って作成しているのかもしれない。 歴史は古いようだが―――。 ) ( 話の内容自体は他愛の無いものだ。 だがその中にも情報量は十分にある。 これだけの会話で図書館について、コンスタンツェの交友や人格について、ヴェイトス市に住む人々の事、あれこれと考察できるものだ。 胸が大きいから直接性的かというとまた微妙な所だが。 どうか、という具合に首を傾げた所で――――――がごん、と馬車が大きく揺れた。 ) ( 視界が派手に空転してごろごろと音がして、コンスタンツェの靴の爪先が目の前にあった。 眼を動かして見上げれば、首の繋ぎ目の部分から派手に赤黒い噴水が上がっていた。 ) [Fri 15 Jun 2007 03:46:52]
◆コンスタンツェ > ( 先輩!先輩!何やってンの眼鏡仲間の先輩! 実はカードゲームとか知らない方ではあるが、まあ、うん、ちょっと興味は沸いた。ずずいと差し出される本を思わず受け取ってしまう。どうやら相手も嬉しいようだ。 ぱらりと中身を捲ってみよう! でも自警団も対抗してこういうの出せば良いのに、とか間違った事を考えるコンスタンツェでした。 ) またヴェイトス市に行ったら、覗いて見ると良いかもしれません。本の貸し出しはしてますし―― ああでも、ちゃんと返さないとダメですよ? 前に持ち出し禁止の本を持ってっちゃった人が居て、私がそれを返すように言いに言ったんです。それが切っ掛けでそのアヤって子と仲良くなったんです。 ( 相手はじっと聞き入っている。無理する事はないのだが、なんとなくこの会話の糸を途切れさせてはいけないような気がして。 ) で、その本を持ってっちゃった人の家に物凄く胸の大きい牛のライカニアの女の人が居て…。そういうの、やらしいですよねっ。 ( あれ?何だか会話が凄く微妙な方向に! ブランケンハイムは考えを纏めるのに時間は掛かるが、記憶力が悪い訳ではない。そう思って、ちょっと一度に沢山喋ってみたり。 ) [Fri 15 Jun 2007 03:39:37]
◆ブランケンハイム > ( 「だいたいこんな感じ」的な要望を出したらこの5冊を買ってきてくれたという話。 団内の誰かが間違いなく淫売窟ガイドをお薦めした様子。 多分フジサキ某 誰だろう。 ) … 。 ! 、。 О f cou rsЁ, ( 騎士団設立当初、初版判(※100年前)で創造主と対戦して以来、ずっと相手の居なかったカードゲームである。 見る限り知らない騎士ばかりなのは仕方ないが、数少ない趣味に興味を示してもらえるのは嬉しい話。 思わず両手でずい、と突き出した。 後でと言われたが。 ) ∀У∀。 ( アヤ。 珍しく自分に向けた質問ではなく、聞き手に回れる話のようだ。 どんな話でも大抵知らない事で、姿勢を正してじっと聞き入った。 ) [Fri 15 Jun 2007 03:27:12]
◆コンスタンツェ > ( 彼女が欲しがった本のセレクトは余りにカオスだった。クリスティア騎士団カードビルダー最新版とか、凄く読みたいような読みたくないような。とりあえず本人は嬉しいらしい…! 特に質問の答えが返らずとも、気にはしない。何て事の無い世間話だし、答え難い質問だったようだから。この人は「誤魔化す」とか「適当に返事する」といった事をしない。きっと根が真面目なんだろう。それ自体に嫌な印象は抱かない。 ――さて、ごほん。 ) その…「クリスティア騎士団カードビルダー最新版」、良かったら後で見せて? ( うわあ言っちゃった、言っちゃった私。いやでもやっぱり気になるし、これもほらお互いをよく理解し会う為の会話のキャッチボールというか。…何だか私、会話の少ない息子の為に必死に話題作りしたり息子と同じ趣味を勉強してみる父親みたい。 ) 私も、本とか結構好きなんです。 そうそう、私の友達にアヤっていう子が居るんですけど、その子ヴェイトス図書館に勤めてるの。沢山本があるんですよ。 ( 質問ばかりでなく、偶には自分の事を話してみた。 ) [Fri 15 Jun 2007 03:14:26]
◆ブランケンハイム > ( 香水のほかに、本を選んでもらった。 あまりに不勉強なのはよく分かったし、ヴェイトス市やここ100年の事を学べるようにと、とりあえず読みごたえのありそうなものを数冊見繕ってもらう形で。 香水と一緒に袋から滑り落ちた本のタイトルはざっと「ヴェイトスウォーカー夏増刊号」「コロセウム剣闘士名鑑」「侍魂」「淫売窟名店ガイド」「クリスティア騎士団カードビルダー最新版」。 最後の一冊をじぃ、と手に取り、なにやらほんわりと微笑んだ(※当人的には)。 ) a ( 我に返った。 ) …… ( 広さ。 どうだろう。 そこそこ、だろうか? 「大ホール」というあれよりは狭い。 「大」だから仕方が無いが。 道々見て歩いた商業地区やスラムの建物よりはだいぶ広い。 そんな具合の表現を長い長い時間をかけて説明し終わり、もうその話題は終わってるんじゃないかというタイミングで「良い香りです」と頷いた。 ) [Fri 15 Jun 2007 03:02:35]
◆コンスタンツェ > ( 彼女は別に罪を犯して自警団に居た訳ではない。欲しいものを自警団が代わりに買ってきてあげるのは構わないというか、当然というか、そこで拒否したら余りに酷いだろう。こちらの都合で不自由な想いをさせた訳だから。 そんな彼女が頼んだのは、香水。やっぱり気にしているようだ、シャルテ先輩の言葉が利いたらしい。それにしても、香水を欲しがるなんて普通の女の子みたいで、何故だか少し微笑ましい気がした。 ) あ、ン…… ごめんなさい、答え難かったかな。 ( 何なのかとか、どんなのかとか、そういう質問は苦手のようだ。少し考えるように視線を泳がせて。 ) 広いの? ( と、聞いてみた。 香水がしゅっと音を立てて吹き付けられ、馬車の中に柑橘系の匂いが香る。 ) 良い匂いね。 ( と、笑ってみせた。これで彼女の匂いが全て消える訳じゃないけど、幾分かマシになったように感じる。 ) [Fri 15 Jun 2007 02:46:24]
◆ブランケンハイム > ( そのコンスタンツェの表情を見て不意に思い出したように、脇に置いてあった小さな荷物に手を伸ばした。 街に来た時は無かったもの―――いわゆる、お土産である。 馬車で送ってもらえる事が決まってからの数日間、自分で買い物に出かける代わりに欲しいものをリストアップして買ってもらったものが幾つか入っている。 そのうちの1つ、四角い硝子の小瓶を取り出して栓を開ける。 「TOZZI」と書かれた薄い黄色の液体の入った小瓶、香水である。 臭いを指摘された事で購入に踏み切ったが、生憎ブランド名まではよく知らない。 ) …… W Ё ll ( 発音の聞き苦しいクリスティア公用語のようなもの。 一言二言で応え難い質問だ。 本当に皆、「質問」が好きだ。 これから行く先なのだし、見て貰うのが一番手っ取り早いが――――なにかしら表現しようとして口をぱくぱくさせながら手を中に彷徨わせ―――――集中力が途切れたのか思い出したのか、とりあえず香水を自分に吹き付けた。 柑橘系の香りがする。 ) [Fri 15 Jun 2007 02:38:15]
◆コンスタンツェ > ( コンスタンツェも馬車は嫌いでは無い。自分の足で歩かなくて良いという事の素晴らしさ―― いや、それだけだと単に怠けているだけにも見えるが、景色をのんびりと眺められるから好きなのだ。それがこんな街灯一つ無い夜で、きつい臭いが充満してなければ。 ) ………。 ( そんな失礼な事を考えた自分を思わず内心で叱りたくなる。あからさまなに嫌そうな素振りを見せても、彼女は決して怒らない。性格が非常に良く出来た人なのかもしれない。 やはりまだ嫌悪感は残るが、恐怖は殆ど感じなくなった。口元を引きつらせる様子を見て、ああ、笑ったのだと感じればこちらも微笑を返そう。 ) カミラさん。ところで… 貴女のお家って、どんなところなの? ( 再び話題を探し、そう切り出してみた。確か他に家族は居ないという事だったが。 ) [Fri 15 Jun 2007 02:26:40]
◆ブランケンハイム > ( 内心はワクワクである。 生まれて此の方、実際に馬車というものに乗った事が無かったし、ようやく無為な徘徊を終えて帰ることが出来るのだから。 横目に見る車窓からの風景は既に灯り1つ無いどころか「何も無い」一本道だが、馬というものの力強さと速さに感動した。 少々揺れ過ぎるが。 ) ……。 nuu 。 。 。 ( コンスタンツェ・ヴィーゼンタールは好人物だ。 その反応は仕方の無い事だし、その事実を踏まえた上で努力をしてくれる。 最後まで付き添ってくれるのもそうだし、こうして謝罪の言葉をストレートに言えるのは素晴らしい事だ。 創造主に間違いを諌められても拗ねたり無視したりしていた自分とは大違いである。 ) ( 表情は動かない。 何か言おうとしたようだが、長過ぎる自分の意見を纏める事が出来ないようだ。 こう暗くてガタガタ揺れてしまっては、筆談も難しい。 ややあって小さく頷いて、口元を引き攣らせた。 ) [Fri 15 Jun 2007 02:17:30]
◆コンスタンツェ > ……。 ( 沈黙だ。ずうっとがたごとと馬車が揺れる音だけが続き、まるで置物のように大人しくしている同乗者からは喋り声はおろか呼吸の音すら聞こえず。何か話すべきかと話題を探してみるも、見つからない。 …あと、馬車が跳ねた弾みでまた首とか落ちないかと心配だ。うっかりびっくりして悲鳴でも上げて「どうしたんですかお客さん」と御者が馬車の中を覗き込んだら、この凸凹道の途中で私達はほっぽり出されるであろう。 そんな事を考えていたら、ブランケンハイムと目が合った。相変わらず君の悪い風体をしているが、不思議なもので幾分かではあるが慣れも出てきた。臭いの方はどうにもならないけど。 ) ……あ、あの…。 ( また話題を探して。…そうだ。 ) …カミラさん。その―― 貴女に、謝っておかなくてはいけないですね。散々失礼な振る舞いをしてしまって。 ( 吐いたし、漏らしたし、露骨に嫌そうな顔まで浮かべた。その表情からは余り読み取れないが、ショックを受けていたら悪いと思って。 ) [Fri 15 Jun 2007 02:05:22]
◆ブランケンハイム > ( 問題の「それ」は大人しくしている。単にあまり首を回すと据え付けが悪いとかそんな理由であまり身動きせず、問いかけられればゆっくりと何かしらの回答を返し、また黙り込んだ。 地図で示した場所を見るなり御者は眉間に皺を寄せて訝しがり、この暑いのにキャプリーヌとスカーフで顔のあまり見えない黒尽くめの女を気味悪がった。 目的地は西南西の果ての果て、地図上では一応ヴェイトス市内とされる何もない辺境。 馬車が走り出して2時間もすればやがて舗装された道は無くなって、土と雑草の凸凹道が始まるだろう。 車輪が跳ね上がる度にがくがくと黒尽くめのそれ―――カミラ・イズベルガ・ブランケンハイム―――死体を繋ぎ合せた怪物を揺らしながら。 ) ? 。 ( 正面を向いたままの顔の、眼だけがぎょろりと自警団員と視線を合わせた。 ) [Fri 15 Jun 2007 01:57:38]
お知らせ > ブランケンハイムさんが来ました。 『( 背筋を伸ばして真正面を見据える同乗者 )』 [Fri 15 Jun 2007 01:50:29]
◆コンスタンツェ > ( 馬車の停留所で御者と交渉すること凡そ30分。代金を割り増しするからという事で、漸く渋々ながらも承諾を得る事が出来た。ゆっくりと進む馬車に揺られながら、外の風景を見る。 …とはいっても、暗くて良く見えないのだが。先輩には誰と一緒に行けといわれたが、残念ながら都合のつく人は居らず。 ) …………。 ( どうして御者に普通より高い代金を支払う羽目になったかと言えば、それは勿論―― 一緒に馬車に乗ったもう一人が原因だ。御者との交渉は小さな声で行ったが、気付かれなかっただろうか。ちらりとその相手の方を見る。 ) [Fri 15 Jun 2007 01:46:49]
お知らせ > コンスタンツェさんが入室されました。 『( がたごとと馬車に揺られながら )』 [Fri 15 Jun 2007 01:41:22]
お知らせ > フェン・メイフォン@スラムの空き家さんが退室されました。 『ならいっそ、女にしちまえ ホトトギス 馮美紅』 [Mon 11 Jun 2007 05:58:13]
◆フェン・メイフォン@スラムの空き家 > けど… まだ手遅れじゃないなら、なんとか…なると良いわね――(当面の問題は、彼の体力と失った左腕。 吸血鬼の場合、治る見込みはあるのだろうか? それとも、自分と同じ様に? そんな事、ふっと考えるも… 今は、疲れ果てた様子の彼の微笑みに、此方も笑みを返してやれば… ただ――) 了解。ここまで足踏み込んじゃったからね… うん、ここで放り出す訳にもいかんでしょ (彼の言葉…その両方に、頷いてみせれば、逸物を玩ぶ手を引っ込め… 親指、立てて――) 安心して、あたしに任せときなさいっての。 匿うのは初めてじゃないし、ちゃんと―― ( 浮かぶのは、ギシィと軋む様な戦争男スマイル ) 女の子よりも女の子らしい女の子にしてあげるから、宝船に乗った気持ちでいなさい。 (そして偽少女は 最悪な一言を、言い放った) [Mon 11 Jun 2007 05:56:02]
お知らせ > エニシさんが退室されました。 『(けど女装してなくても女の子扱いされるのはどうしよう。新たな悩み)』 [Mon 11 Jun 2007 05:52:20]
◆エニシ > いっつも遅いよね――ボクは。 ( どうしてこうなんだろう。 ―――いや、気付くことが出来ただけでも充分にいい。 傷つけたのを謝ろう。 心配させたのを謝ろう。 そして――ただいまと、その一言が今は言いたい。 だから少年は、彼女には初めて見せる幼い歳相応の満面の笑みを浮かべることができた。 ―――ちびっこいうな、けどとってもためになりました。)( 達した経験は少ない少年。 怪我の影響で体力が無いことや朝日がもうすぐ訪れそうなこともあり、一発で体力が尽きてしまったようだ。 軽く視界がブラックアウトしかける。 ホントに今は体力が無い。 ) あぅあ…できればその……ボクはもうちょっと勘弁して欲しいかも……… ( 相手の提案に少し迷いながらも、今の状況では出会ってしまえばただ嬲り殺しにされるだけ。 それなら素直に頷いたほうが良さそうだ。 ) その…そんなに長くはお邪魔しないですけど……せめて普通に動けるぐらいまでお世話に―――ひゃん!? や、やめてぇ!! ( いいようにお姉さんに遊ばれる少年。 ) [Mon 11 Jun 2007 05:44:05]
◆フェン・メイフォン@スラムの空き家 > ―――――― (一度、愛撫の手を止めながら… 彼の言葉、静かに耳にし続ければ… 心の中で―― 嗚呼、やっぱりそう言うものなんだ… と、確信めいた、そんな思い。 浮べて…こつんと触れ合わせた額を擦り付ければ… 間近で、上出来… と言う様な微笑み浮かべ――) うん、あんたの事情は知らないけどさ… 助けてくれる人は居たのなら、そいつら頼ってやらないと、さ―― 逆に傷つけちゃう事に、なるんじゃないかな? (ほんと、おばかさんだな… なんて、またコツンと額と額ぶつけて言ってやれば… 勉強になったか?ちびっこ、なんて―― 囁き、笑ってあげるだろう。 っと――) んっ… ふぅ… う、ん… っ… ぇ?(そんな中で、受けていたたどたどしい愛撫。 ソレを感じて、少しづつ声漏らしていた…と、思えば… 不意に、上がる少年の声と… 掌に感じる熱。それに… 一度、身体を離して、彼の様子を見遣れば――) あぁ――― まっ、慣れてないんだし仕方ないかな… 今日は、この位で勘弁してあげるべき、かな?(そろそろ、朝になるだろうか? なんて、外の様子を窺う様に視線、向こう側へと向けて呟けば―― ふっと、また視線を身体の下へと落とし…) ……まっ、ここまでやっちゃったんだし… 体力万全になるまで、あたしにでも寄り掛かっておく?(今のあんたじゃ、また狩人に見つかった時、逃げられないでしょ? なんて、達したばかりのソレを軽く指で突っつきながら、言って見せるだろう――― やっぱり、こいつってモノがついてるだけの女の子よねー、なんて勝手に思い、ながら――) [Mon 11 Jun 2007 05:32:16]
◆エニシ > ―――ボクね。 周りにそういうとっても素敵な人たちがいっぱい居るんだよ。 みんながボクを止めようとしてくれて……けど――それを拒絶しちゃったのは、ボク自身だったんだね。 ( あの場所へと誘ってくれた人、そこで出来た沢山の友人、そしてたとえ自分が追われる種族だろうとも、どんな時でもボクの心の中に居たのは――― )( あぅ、と頭を小突かれればそんな情けない言葉を。 ―――心の中に居たのはいつもお姉ちゃん。 あの人が居たから、ずっと傍に居てくれたからボクはあそこに居れたんだ。 ) だから……『逃げるな』か。 みんなが言いたかったのは……そういう…ことだったのか……… ( 自分を信じれないとき、そんなときでも誰かが来てくれると、そのことを信じればいい。 ただそれだけのことだったんだ。 ) ……耳が痛いや。 本当に。 結局、ボクってちょっとおばかさんだったんだ。 ( そう、そんなことすら忘れてしまっていた。 ただ自分に怯えて――そう、全部自分が怖かっただけなんだ、ボクは。 ) ……あっ…… ( 実際こういう経験はそれほど多くないからよくわからない。 以前お姉ちゃんからプレゼントされて読んだことのある超・基本的な教科書(?)に乗っている程度の方法しかこういう時にやることは知らない。 だから愛撫の動きもそれはぎこちないものなのだろう。 ) あ!? っだ、駄目!? も、もう出ちゃう!! ( 時に強く、時に緩めて、そして何度も先程から往復させている手の動き。 慣れない快感に少年のものは既に限界に達してしまったようだ。 )( 少年のその言葉とともに、白濁液が逸物から飛び出して相手の体を汚そうとするだろう。 ) [Mon 11 Jun 2007 05:12:39]
◆フェン・メイフォン@スラムの空き家 > うん、そうだったんだと…思うよ―― きっと、しっかりと止めてやれるヤツがいなけりゃいけないんだと思う… いざと言う時、そいつが取り返しの付かない事をする前に… 止めてやれるヤツが――(驚いた様な瞳に、頷いて見せれば… そう言うもんでしょう?なんて、また苦笑すれば… 拗ねた少年の額へと、軽く小突く様に額をぶつけるだろう。 内心、思い返してしまったソレを感づかれてない事に、安堵しつつ――…) …… うん、逃げたりしたらさ…結局、助けようと思ってる人だって何も出来ないじゃない。 信じてる人が居るなら、自分も信じなきゃ駄目なんだって――さ… んっ… (まぁ、アタシの場合は… そう言う事を考えずに、どんどんと突っ走っちゃう様なタイプだったけどさ―― と、次に思い出した顔へは… ちょっとした謝罪の念。 まさか、その相手が男との間に関係を持っていたとは流石に、知らないのだが――……) そう―― あたしが、してる。 あたしが、あんたに迷惑を掛けてる。 そう言うモノよ、世の中って言うのはさ―― お互いに寄りかかって、寄り添いあって生きていかなきゃ行けない。 手を差し伸べてくれるヤツが居るなら、そいつに縋って…自分も寄りかからせ――ってのは、まだ早いか。 んっ… (そこまで、説教染みたガラにも無い言葉吐き出し終えれば… 吐息と共に言葉区切り――… ) っ? …んっ… (不意に、重ねられる唇。 ソレに、一瞬驚いた様な様子、見せるも… ここまでやったんだし仕方ないか、と苦笑一つと共に瞳閉ざし―― ぴくんっ…) … ふぅ… んっ… はぁ… (…随分と久し振りに感じる、性器への刺激。 拙いそれに、背筋軽く震わせれば… 熱っぽい吐息一つ吐き出し――……) …… 我慢出来ないなら… 特別に、良い…わよ… (…そんな熱い吐息混じりの声音で言葉投げて… ふっと 多分、数年前なら…こんな事せずに馬乗りビンタの説教だったろうか―― そんな風なことをふっと。 そうしながら、大人になった逸物を愛撫する手の動き、少し…早めてみる、だろうか――… ) [Mon 11 Jun 2007 04:51:29]
◆エニシ > ………そう……だったの…? ―――……そっ…か。 誰かが傍に居てくれないと…止まれないのか。 ( 紅い瞳を瞬かせて驚いた。 そして何故今まで自分があそこで暮らしていたのか、獣になる道を選ばなかったのか、自分は何を求めていたのかを考える。 ―――どうせボク弱いもんと少し拗ねたような仕草を見せた。 その断言の裏にある苦笑に少年が気付くことは無い。 ) ………結局、ボクはただ何も出来てないんだね。 甘えっぱなしで、依存して、それが危なくなったらただその場を逃げ出して―――怒られちゃって、当然だね。 ( 自分の駄目さを誤魔化すように苦笑した。 何度コレを繰り返したんだろう。 何度同じ結論に達して、何度それが怖くなって逃げ出したんだろう――― )( 握られる手から与えられる感触に思わず呻き声と熱い吐息が零れる。 そしてその行為を繰り返した結果、やがて大人のソレになる。 ) ふぇ、フェンさんがそういう風に……んぁ!? し……しちゃってるんじゃない…… ( 喉を這う舌の感触に震えるのは人を喰らう鬼の姿ではなく、単なる捕食者の幼い少年。 ) ―――う、自惚れ…て……なんて…… ( その通りだ()。 所詮ちっぽけな一匹の吸血鬼。 迷惑を掛けているのは、いつでもどこでも――姉に、だ。 ) ――――……… ( その問い掛けに応える言葉を持たなかった。 答えることが今は出来なかった。 答えなんて最初から決まっているようなものなのに。 )( 下着をずらして性器を外気に出す少女。 そしてゆっくりと、少年は少女へと唇を重ねようとする。 そして胸と性器への愛撫をゆっくりと、そしてたどたどしいつたない動作で行おうとし始めようか。 ) [Mon 11 Jun 2007 04:31:41]
◆フェン・メイフォン@スラムの空き家 > うん、その子も… 多分、あんたと同じ吸血鬼だったと思う、けど―― 沢山、友達も居たし…きっと、いざと言う時には抑えてくれる人だって居たんだと思う。 だから、吸血鬼だからも人間も同じだと思うのよ… 抑えてくれる人が居なきゃ、どっちも怖いモノになるってさ―― あはは、だってあたしは強いからね?(なんて、ふっと思い出してしまった顔―― 多分、顔向け出来ないだろうなー…なんて、少し切なげな苦笑を覆い隠す様に、わざと胸張って断言してみせるだろう。) そりゃ、誰だって怖いわよ。あたしだって… 下手したら、軽くド突いた積りでも、大事なものを壊しちゃうかもしれないのは…誰だって同じよ―― それを、我慢するのは…誰だって一緒。吸血鬼だからって、甘えたら、駄目… (囁きは、少し叱りつける様に―― 投げ掛けると同時に、ギュッと少しだけ力を入れて逸物を握れば… 暫く、その圧力を与えてから…また、緩め――) んっ…… ふぅ… あーもう、それに…食べちゃうかもって言われて、食べられてるのは… どっちよ?ねぇ…?(――喉元、軽く舐め上げてから… 投げ掛ける言葉は、意地悪なソレ。 吐き出しながら、堅さを増していくソレを愛撫する手の動きを早め―― もし、彼がまだ子供の逸物ならば… 其の侭、大人にしてしまおうとまで、してしまうだろう。 彼に、泣きそうな言葉をこれ以上言わせまいと、する様に―――) 自分が、世界の全てに迷惑掛けてる…なんて思うのは、自惚れじゃないかな? 人間、吸血鬼、その他諸々―― そんな、大層なモンなんて居やしない。 んっ… (そこで、一度手を止めて、少年の顔を見詰めれば… じゃあ、今あんたに迷惑掛けてるのは…あんた自身? なんて、トンチめいた投げ掛け。 投げつつ――鉄の左腕は、自身の下着をずらし… 性器を露にしていく、だろうか――) [Mon 11 Jun 2007 04:02:10]
◆エニシ > そ…なんだ。 ……焼かれちゃったんだ…友達。 ……それで…この腕……―――う、うぅ…だってボクどうせあんまり強くないもん……… ( 決して弱くはないのだが、その実力の程は先日のVHとの戦いを見て推して知るべし。 けどそういう風に断言されると男の子としてちょっと悔しい模様。 ) だ…だって……怖いんだもの… お姉ちゃんや…みんなが…ボクのせいで傷付いちゃうのかもしれないことを考えると……やだ…… ( けれど彼女の言うこともまた一理。 耐えられるわけがないんだ。 人一倍臆病者で不器用のくせにこんな行動をとって上手くいくはずが無い。 ) ―――あ…んぁ…!? ( 上下にしごかれる逸物は徐々に堅さを増していくだろう。 こういった奉仕のされ方は初めて。 なにせ旦那様の相手をするときは当然の如く受けだから、こういった夜の技術はやったことはあってもやられたことは無い。 初めて経験する類の快楽が吸血鬼の冷たい体を熱くする。 ) だって…だってボクは…みんなに迷惑ばっかり掛けてるんだよ。 今も、昔も、ずっとずっと。 それならやっぱりボクは―――はっ…… めっ…… ( ただその幼い体は相手の思うがままにされる。 そして少年はその度に初心な反応を返して、喉元へと唇が這えば思わず声が漏れて背筋に鳥肌が立つ。 )( あぁ、こんなことなら真面目に閨の技を教わっとくんだった、なんて今更な後悔。 ) [Mon 11 Jun 2007 03:46:45]
◆フェン・メイフォン@スラムの空き家 > まぁ、ヘマしてステアってヤツに腕と足と… 仲の良い子一人、焼かれたけどね―― それでも、並のヤツに比べれば…少なくとも、あんたよりは強いわよ?(そう、どこか胸を張る様に言い切ってやれば… 浮べるのは笑み一つ。 此方の力に逆らえずに抱き留められる少年へと不敵に浮べてみせれば、そして――) それに… あたしはね、何と無しにだけど分かるのよ。 そうやって、誰かから離れてしまおうって思っちゃう子ほど、最後に爆発して取り返しの付かない事をしちゃうんじゃないかってさ――… そうなったら、あんたの大切な人だけじゃなくって、あたしの大切な人にも迷惑が掛かるからね―― (不敵に笑って言葉続けながら… 逸物に触れた指先は、ソレを優しく包む様に握り締めれば、ゆっくりと上下に摩り上げる様に愛撫を始めるだろう。 そう言えば、男抱くのって何年ぶりだっけ?なんて、頭の片隅で思いつつ… その指先で、逸物の具合を確かめて行き…――) 止めてやれるヤツが、止めてやらないと…さ。こう言うのって――… だって、取り返しが付かなくなったら… んっ… (ふっと、吐き出しそうになった言葉を押し止めれば、代わりに… 彼の喉元へと唇を落とそうとする、だろう――) [Mon 11 Jun 2007 03:28:46]
◆エニシ > ( ―――なんだか色々と危ない気がして背筋に悪寒が走る。 まさか本気で強制性転換されかけるとは思わなんだ。 冗談に対しては恨みがましい視線を一つぶつけてやるとする。 ) ――――………! ( だから姉の傍から離れた。 それなのにこうしてまた誰かの傍にいるようじゃ、逃げ出した意味がなにもないじゃないか。 けれどそう思ったところで抱き寄せる力には逆らうことが出来ず。 ) ……それは…その…確かに……フェンさん見かけよりも全然……強そうだけど……… ( ドアをぶち開けたり抗おうとしてもまるで抵抗できなかったりと、なんだかこの人には勝てる気がまるでしない。 その馬鹿力の友人とやらが自分と同属なんてことは面識も無いこの少年にはあずかり知らぬこと。 ) そ…それは……ゃん! ( 着物の中に滑り込む指先。 敏感な部分を撫でられれば電流が走ったように体を跳ねさせる。 先程までの愛撫の結果により、元々敏感な肌は更に快楽に対して鋭敏に反応してしまう。 ) [Mon 11 Jun 2007 03:16:44]
◆フェン・メイフォン@スラムの空き家 > (もし、そうしてしまえば、私はもう迷う事は無いのか―――― 最後の一線を越えそうになり、慌ててその思考を振り払えば… 彼の泣き言に苦笑一つ浮かべて―― いや、あたしの方が困ってると と、冗談を一言投げ掛けてやるだろうか。 けれども――) ……… (その苦笑をすぐさま、微笑へと変えれば… その小さな体を抱き締め… 様とした所で、耳に入る拒絶の言葉。 それに対して――) んっ… あたしが簡単に食べられる様なタマだと思ってるの?言っておくけど、あたし―― 並のアンタ達(吸血鬼)よりも多分、力あるから… (知り合いに、すっごい馬鹿力の子がいるのよ… なんて吐き出して、離れようとする体を逆に引き寄せる様と、ギュッと鉄の左腕で抱きしめんとし… そして右手は、彼の下半身へと落とし――) それに――今、襲ってるのは… どっち、かな?(―― それをはだけた着物の中に滑り込ませる事が叶えば… 少年の幼いソレを軽く撫で上げ様とする、だろう。 鳴かせて鳴かせて、人を襲いたくなる、なんて感じる暇も無くしてしまおうか―― 自分に対して繕った言い訳は、そんな所…か? あと、万一の時に即座に握り潰せる様に ) [Mon 11 Jun 2007 03:01:31]
◆エニシ > ( けれど白髪の少年は、ゆっくりと弱々しく残った隻腕を突き出してそこから離れようとした。 ) ―――だ…駄目。 ………食べたくなっちゃう……… ( こんな時にでさえも今の自分は無節操に血を欲する。 だから人肌は恋しいけれど、それから少しでも離れようとした。 ) [Mon 11 Jun 2007 02:50:30]
◆エニシ > ( ガクガク震えながら涙目で首を左右に激しく振った。 そんなことになったらもう本気で女の子になるしかないよ。 ) うぅ…絶対この状況だとボクの方が困ってると思う…… ( まさか助けてくれた相手に襲われるとは思ってなかった。 襲う側も襲われる側も困るという不思議空間の発生。 ) ( お礼が何を意味するのかはわからない。 けれど自分なんかに出来ることであるのなら、それには応えたいと思う。 )( けれど今はそれよりも、決して消えることの無い吸血衝動の方が怖い。 手当たり次第に襲う悪い吸血鬼になってしまうんじゃないかと思えば震えは止まらない。 そんな思考の渦に入り込んでいるところで、ゆっくりと吸血鬼に差し伸べられる優しい腕。 ) ――――え? ( 胸の中に抱き寄せられる小さな体。 その鼓動と人の肌の温かさに抱かれる瞬間は幸せの一つ。 ) [Mon 11 Jun 2007 02:48:34]
◆フェン・メイフォン@スラムの空き家 > むしろ、今ここでオペしてあげようか―― って、なんでモッコロで分かるのよ、あたしは (オペ=去勢=素手で握り潰す。 男にとっては地獄よりも辛いであろう行為を示す言葉を、あっさりとさっぱりとさり気無く投げ掛けつつ… そこでまた一呼吸すれば、困った様に顔を歪ませ――) あたしだって困ってんのよ…っ まさか男相手に性欲を持て余すなんて…(むしろ犬を噛んだと思ってヤっちまうか? と、さり気無く魔を差しつつも… 一度、手を彼の胸へと置き、身体から力抜けば――…) …さぁね。誰が正義を定めるかにもよると思う、けど――… そう、じゃあ何かお礼して――… (そうして、エニシと名乗った少年が… 不意に怯えた子供の様に震え出したのを見遣れば、何かを聞くのは後でにするか… と、溜息吐き出し――) まったく… これがペテンだったりしたら、死んだ方がマシって目にあわせるわよ… (自身の胸元を肌蹴させ、縋るってくる様な少年の身体を開けた胸へと抱き寄せようとするだろう。 ガラにもない、と自分に呆れる様な顔を浮かべ、すっかり癖になってしまった様な溜息を吐き、ながら――) [Mon 11 Jun 2007 02:35:25]
◆エニシ > ( その反芻する言葉が少年に聞こえてたらマジなきしていただろう。 男の子の部分は下半身の一点だけですか。 ) うぅ……ボクはもう諦めてモロッコ行ったほうが――――へ? ( 一体そこは何処の世界だろうかというツッコミをする間もなければ続けられた言葉に顔を青くする暇も無い。 動きは緩やかになってきたからそのまま止まると思ったのだけれど、その考えは白髪の少年の好物の和菓子よりも甘い考えだったようだ。 ) ―――っ…! だ、駄目! これ…以上は……―― ( その囁き声にこっそり震えた。 恐るべし偽少女だ…… ) ……ん…その…ぁん……『正義の味方』? ――なんて…冗談ですよ。 …ぁ……今ボクがここにいれるのは…貴女の…おかげ…ぅん!?…です。 ( あのように憎まれてもおかしくない存在だ。 そして貴女が男を憎んでいた理由も決して否定できない。 ) ―――フェン…さん? ……ボクはね…エニシです。 悪い吸血鬼には…なりたく…ないよぅ…… ( そう言った少年の体は少し震えていた。 ギュッと相手の服を残った右手で掴もうとするだろう。 迷子がその場をはぐれないように。 ) [Mon 11 Jun 2007 02:25:47]
◆フェン・メイフォン@スラムの空き家 > (見れば分かるでしょう? その言葉を、暫し圧し掛かった侭で半数しながら、改めて身体の下の少女を見遣る。 仕草、乙女。 顔つき、少女。 体つき、3歩譲って未成熟な少女。 股間、アウトー! 頭の中、何度もその事実を反芻し、反復し、再確認し――) ゴメン、女の子っぽいから間違い起こしそうになったわ。 ってぇか、今でも間違いを起こしかねない。(どうやら、まだ全然、強姦の危機を脱するのは早いかもしれない。 その証拠に、緩やかながらも、乳首の周りをグルグルと回る様に指は、何度も彼zy…彼の乳首を擦り、突付きと言った行為を繰り返している訳で―― 前が駄目なら、後ろを責めれば良いじゃない。 どこかで誰かが偽少女に囁いた、気がした。 ) んー…まぁ、聞きたい事はあったからね。それに―― あたしから見れば、あっちの方が『吸血鬼よりも強いモノ』に見えたからさ… (もしかしたら、一昔前の男に対する自分も、あんな姿だったのかもしれないな… なんて、ふっと思えば吐き出す溜息。 漏らし、それから一拍分の沈黙) 取り合えず――名前、かな? あたしは、フェン・メイフォン。 あんたが、悪い吸血鬼にならない限りは、敵にはならないから… [Mon 11 Jun 2007 02:07:28]
◆エニシ > ( 人はそれを奇跡と呼ぶ。 女装行為が体に染み付いてしまっているせいか、仕草や行動が時々まんま女の子になってしまう。 ある種情欲が沸くのは仕方の無いことなのかもしれない。 というかアレが愛撫か! 軽くか! ) 男の子…ですよぅ……うぅ…最初ッから見ればわかるでしょう? ( コクコクと相手の言葉に何度も頷いた。 そして説得力というものに著しく欠けた言葉を相手に言う。 性別のちゃんとした確認により、なんとか強姦される心配はなくなりました まる )( そして相手のその指の動きが徐々に緩やかなものになってくるのにホッとした溜め息を零して、改めて命の恩人に対して礼を言おうとする。 ) あ…あの…その……ホントに…ありがとうござキャン!? ( 安心しはじめたところの不意打ちにちょっとびっくり。 そして貴女の指摘どおり、少なくともこういう反応を返せる程度には体力は戻ってきているようだ。 それでも聖性によるダメージが強いため、まだまだ本調子と呼ぶには遥かに遠いが。 ) [Mon 11 Jun 2007 01:56:24]
◆フェン・メイフォン@スラムの空き家 > (むしろ、今まで清らかな体を守っていられたのが不思議な位じゃないのだろうか? と、疑ってしまう程に女の子している男の子。 ソレを安全の為にとマウントし、更に其処に禁欲生活が加われば当然、来るモノは来るだろう。 何せ、病院では一度こっきり―― それも、相手を指で軽く弄った程度… (彼女基準で)愛撫程度だったのだから!! さておき) んっ… くっ、やはり男かっ! 小さいけど、矢張り男かッ!(股間の盛り上がりが確認されれば、それに悔しげに顔を歪ませて小声でボソリ。 だと言うのに、身体の下で喘ぐ姿は少女宛ら。 神よ何故!何故彼を男に産み落とした!やっぱりアンタ大嫌いだ!信じてないけど! 弄る指を止める事無く、天に唾吐けば… 一先ず指先の動きを緩め、吐息吐き出し――) 取り合えず…そんだけ、鳴けるなら、もう元気だよね… (と、乳首の先を指先で突っつき、耳元で囁きながら… 更に身体寄せるだろう。 何も、少年を嬲る為だけに、こんな事をしてる訳じゃない―― 情事の最中と見せかければ、追い払う理由は経つだろうと思ったからだ。 尤も、既に半分以上、情事の見せ掛けでは無くなってるが ) [Mon 11 Jun 2007 01:41:00]
◆エニシ > ( ちょっと特殊な趣味のある旦那様方なんかにはそれなりの人気のあるこの少年。 見習いなのに…正式な男娼じゃないのに………! 今回の件は禁欲明けはちょっと無節操になってしまうという事例だろうか。 まったくもって耐えるということは恐ろしい。 )( 下半身を確認するのならば、ちゃんと男の子にあるものが一応付いているということが確認できるだろう。 与えられる快楽の興奮により勃っているその大きさは歳相応のものでありたいしたサイズではない。 ) ……ま…まっ…――ひゃん!? そこ! やめぇ!? ( 止まらない見事な手技に弄ばれる白髪の少年。 口から出す言葉は果たして本心か、それともその本意は別か。 とりあえず思うことはなんで性別男なんだろうという今更過ぎる素朴な疑問だ。 ) [Mon 11 Jun 2007 01:30:32]
◆フェン・メイフォン@スラムの空き家 > (首傾げて微笑む、少女の様な子供。 それが、此方の指先に反応する様に…扇情的にも思える熱い吐息吐いてくれば―― 思わず、相手が男である事を忘れて胸が高鳴り―― 腰が揺れる。 もしかしたら、一生の不覚にも少し濡れてしまったかもしれない。 禁欲入院生活とは本当に恐ろしい と――――) おっ… うぉっと、あぶねっ… (不意打ち気味に、身体の下で上がる子供の声。 熱は同じながらも、先程とは違うソレに…漸く我に返れば、頭の中で必死に自分を叱咤―― 相手は男だ。いくら女に見えても、下半身は男だ。 落ち着けフェン・メイフォン、相手は男だ。 その証拠に―― グルグル回る思考は、腰をゆらゆらと蠢かして彼の股間の様子を確かめるだろう。 手? まだ弄くっているに決まっている) [Mon 11 Jun 2007 01:17:47]
◆エニシ > ( 此方へと向けられる視線を受けて、少年はゆっくりとした動作で首をかしげながら相手に微笑んだ。 素面でも女の子の格好さえしていれば少女と見える外見。 剥いじまえばどっちにも見えるさ! ) ―――あ…ん…んん……! ( そっと乳首の部分に指先が触れれば、ビクンと体を震わせて静かな熱い吐息を返した。 ―――こうすればもっとちをもらえるの? それならぼくするよ――― ) ―――……ふぇ? ( ―――そんな言葉が脳裏に浮かんだ段階で、ようやく自らの意識が覚醒する白髪の少年。 そして自分の先程までの血を欲する欲求のあさましさに羞恥を覚えるより先に、現状に置かれた環境に困惑しはじめる。 ) ふぇぇ!? ―――あ……!? や……だめぇ…… ( 貴女が少年の体を弄くるその度に震える声を出して体を振るわせる。 感覚の高さもあいまって元々感じやすい体質。 その漏らす吐息は早くも熱を帯び始める。 相手がおっそろしい思考の回転をしているなんて露知らずです。 ) [Mon 11 Jun 2007 01:09:31]
◆フェン・メイフォン@スラムの空き家 > (右腕を引き剥がし、眼下の少女を改めて見遣れば… 其処にあるのは、艶やかな色をかもし出す少女の様な少年の姿。 肌蹴た着物から覗く胸は、見ようによっては膨らみの無い少女の胸にも見えてくるし… どこかトロンとした表情は、蟲惑的な色を備えているし――― 見ようによっては、今の段階でも十分少女で通用する気がする、なんて―― 不意の胸の高鳴り。 それに、従う様に、肌蹴られた胸に右手這わせれば… 軽く、少女相手にしている様に乳首へと指先を滑らせ――) ―――――――――………… (そこで、我に返った。 いくら上半身が女みたいでも、下半身はれっきとした男だ。 流石に、男相手に事に及ぶのは、処女ではないが躊躇いがある。 そりゃ、入院生活で溜まりに溜まってるけど、それでも男相手に性欲発散しちゃうのは流石にねぇ… いっそ、チ○コ潰して女の子にしちゃうか とか、グルグルと思考が回り――― そんな中でも、指先は彼の乳首や胸を摩ったり擦ったり、抓んだり―― 弄くり始めようとする、だろう。) [Mon 11 Jun 2007 00:54:20]
◆エニシ > ( 吸血行為から暫く遠ざかっていた白髪の少年にとって今はあまりにも甘美で極楽な時間。 一瞬か、それとも長いのか――それすらも理解することが出来なかった。 ) ―――あん……!? ( だから引き剥がされてその時間を終わらせられた時、少年は名残惜しそうにその腕を見つめ続けていた。 ボロボロのはだけかけた着物。 艶やかな唇。 幼い少女のような外見。 そして何かのネジが取れたような薄い微笑み―――それらの端々には(男の癖に無駄な)色気が見えた。 何時ものような女装スタイルだったのなら、もっと目の前の人物と仲良くなれていたのかもしれない。 ) ―――――……… ( その蟲惑的な姿勢のままぼうっと何も映していないかのように無言で相手を見つめる。 体を維持するには充分すぎる量の血液を分け与えられたけれども、今は副作用により何処までも際限なく血を欲している。 そんな状況なため、現実世界にエニシの意識が帰ってくるのは次ターンあたりだろうか。 ) [Mon 11 Jun 2007 00:42:43]
◆フェン・メイフォン@スラムの空き家 > (身体の下で血を啜る少年の姿を見遣りながら、ふっと ――――― あたしゃ、何がかなしゅーて、男相手にこんな事せにゃあかんねん? と、過ぎる疑問符。 見下ろせば、まるで自分の体の下の少年は喘いでいる様に、頬は桜色に染めて、口から吐息吐き出し… もし、彼が啜っているのが腕では無く、唇ならば、さぞ情熱的な接吻だろう―― 見た目も(女の子ならば)好みのタイプだし、本当に男である事が惜しまれる。 なんて――) んっ… んー… (そんな他愛無い思考を、さっさと頭の中から退ければ… 暫し、そのままの姿勢で彼に血を飲ませ続け―――― ) んっ… ( そして、もう十分だと… 以前、ヴァネッサにやったのと同等の時間、彼に血を飲ませ終えれば…その腕を、彼から引き剥がそうとするだろう。 ) [Mon 11 Jun 2007 00:29:07]
◆エニシ > は……ん……… ( もう彼女の言葉は耳に届かない。 理性の枷は血液という鍵の前にあっさりと解き放たれてしまった。 しかし噛まない。 なぜなら今はもう噛み付く力さえ残っていないから。 もしもそれぐらいの体力が残っていたのなら、少女の忠告も無視して迷わず吸血鬼はその腕に噛み付こうとしたのだろう。 ) ん……あん……… ( 頬を桜色にしながら艶かしい吐息を零す。 またがられる吸血鬼とクランクの少女の光景は傍から見れば情事の最中。 そしてその腕から流れる血を一滴でも無駄にしまいと舌を這わす。 今の少年の目に映るのは赤い水だけ。 変わらない幼い子供の力でその腕を抱きしめようとし、だがその行動は欠損した左腕のために叶わない。 純粋に間違えてゴメンナサイとはどっかの独り言。 ) [Mon 11 Jun 2007 00:19:53]
◆フェン・メイフォン@スラムの空き家 > ―――― 飲むだけにしなさいよ。 噛んだら――― (失った筈の腕まで回そうとしながら、自分の右手に縋って血を飲もうとする彼女を、じっと見下ろして… 聞こえているか分からない言葉投げ掛ければ、彼の口を開いた鉄の指先がギリリと軋んだ音を響かせるだろうか。 そして―――――) んっと… (そんな事をしながら…ずりずりと、体を蠢かし―― 馬乗りになっている腰を、相手の腰の上。 上半身を倒して、少年の上に押し付ける様な姿勢になろうとするだろう。 顔は、彼に近づける形にして… 見ようによっては、スラムの廃屋で男女がまぐわっている様な姿勢を取ろうとする、だろうか ) [Mon 11 Jun 2007 00:08:01]
◆エニシ > ( ナイフを持つ相手を見て思い出したのは昨夜の恐怖。 狩人の影に震えながらも、今の自分は何もすることが出来ない。 ) ―――うぁ!? ( 強引に開けられる口。 それに軽く悲鳴を挙げながらも次いで当てられる右の腕と―――血の香り。 ) ――――― ( それは余りにも久しぶりの豊潤な味わい。 人が息を吸うように吸血鬼が血を吸うのは生きるという行動の中で必要不可欠。 人と比べて違うのは、空気を吸ってもなんとも思わないが吸血鬼が血を吸うのは至上の極楽。 少なくともこの白髪の少年にとってはそう。 ) ――――ん……… ( その流れる血を舐め取り、そしていとおしむようにゆっくりと右腕に両手を絡めようとしながら自らの意思で更に血を飲むことを続けようとする。 ) [Mon 11 Jun 2007 00:00:45]
◆フェン・メイフォン@スラムの空き家 > (馬乗りになった状態で随分と久し振りに握ったグルカナイフ。その感触を暫し確かめる様にギュッと握れば… それを右手から鉄の左手へと持ち返て、静かに吐息吐き出し―― 身体の下で上がる怯えた悲鳴。 けれども、抵抗する様子が無いと分かれば徐に――) 随分、っと… 久し振り、だからね―― んっ… (そのナイフを浅く走らせるのは… 自分の右腕。 傷つけ、軽く血を流させれば… ナイフを少年の左側。 腕の無い方向へと置いて―― ) 何はともあれ… ま、ず、は…っ! (そして、左腕で彼の顎を強引に開いて抑え付け様と… それが適えば、少年の口に、右腕の傷口を押し当てようとする、だろう――) [Sun 10 Jun 2007 23:43:26]
◆エニシ > ( ――――違った。 ボクを抱えているのはお人形さんのように綺麗な顔立ちで、着物がとっても似合ってて、物静かに見えて感情が豊かにあって、ぺったんこで、怒るととっても怖くて、そしてとってもとっても大好きなお姉ちゃんじゃなかった。 ) ………ちがっ…た…… ( 言葉は何処までも弱々しくて、今にも消え入りそうだ。 そう、お姉ちゃんのはずがないんだ。 だってボクは自分の意思であそこから去ることを選んでしまったのだから。 ) ………あ…… ( 馬乗りの形になってもなにか抵抗が出来るわけじゃない。 聖性による衰弱と怪我が酷い今の状況では、少年の身体能力は見た目どおりの幼い子供の域にまで今は落ち込んでいる。 ) ―――…や…やぁ……! ( 相手が取り出した大振りのナイフを見れば、吸血鬼は怯えきった表情で震えた声を出す。 そして今はその程度の仕草すらも力が無い。 ) [Sun 10 Jun 2007 23:38:05]
◆フェン・メイフォン@スラムの空き家 > (暗い廃屋の中を、ゆっくりと…ゆっくりと… 廃屋の奥へと進んでいく途中、ふっと見下ろせば―― 其処にあるのは、ボロボロの子供の姿。 少年だろうか――今朝の一件で背中と左腕を失ったその姿は…男は好きじゃない自分でも… 痛々しく思い―― っと、ふっと… ) ん… だーっれが、おねーちゃんやねん… (その少年が目を覚まし、吐き出した言葉… ソレに、軽く相槌打つ様に言葉投げ返せば… 廃屋の奥隅で彼の体をそっと降ろし―――― 自分は、その上に馬乗りの形になろうとするだろう。 そして――) ……… んっ… ちょっと、じっとしてなさいよ (取り出すのは大振りなグルカナイフ。 取り出しながら、そっと… どこか静かに、言葉投げ掛けるだろう、か――) [Sun 10 Jun 2007 23:26:39]
◆エニシ > ( 教えられた空き家に辿りついて扉を閉めた段階で吸血鬼の気力と体力は限界に達したようだ。 そのまま今の時間まで死んだように眠り続けていた。 先日の戦闘の影響による衰弱は激しく、またその身に負った怪我も大きい。 少なくとも失くした左腕は二度と取り戻せないし、背中の火傷も一生ものの傷となり、その跡は烙印のように刻まれ続ける。 )( そして丁寧に少年の体は運ばれていく。 その途中で目を覚ましたのか、それともそろそろ起きる時間だったのか。 ゆっくりと少年の瞼は開いていきそこからは鮮赤の目が覗かせる。 ) ――――……おね……ちゃん……? ( まだ上手く焦点が合わない視線は、相手の姿を勘違いして最愛の姉のことを思いいとおしげに呼んだ。 ) [Sun 10 Jun 2007 23:20:20]
◆フェン・メイフォン@スラムの空き家 > はー… (何で、こんなにドキドキせにゃアカンのか… いや、しないと駄目なんだろうなー なんて、ふっと思って身を滑り込ませた空き家―― 今朝、子供へと伝えたソレへと入り込み、緩々と頭を振れば… やがて、視線を落とし、て―― ) っ…!? ふー… いや、生きてる、か… (眼前に落ちる子供の身体に、一瞬驚く―― も、吸血鬼は死ねば灰になると思い返し… そして、入院中にここが誰かに占領されてなくて良かった、と安堵すれば―― 吐息、一つ吐き出して… ) …… よいしょっと… (そして、それから… その子供の体を抱え上げて、空き家の奥へと、足を進めて行こうとするだろう。 ゆっくりと、ゆっくりと、子供を不必要に揺らさない様に――) [Sun 10 Jun 2007 23:11:26]
お知らせ > エニシさんが来ました。 『(入り口付近で倒れたままの吸血鬼)』 [Sun 10 Jun 2007 23:06:45]
お知らせ > フェン・メイフォン@スラムの空き家さんが来ました。 『まるで闇に紛れようとする様に、そっと 空き家の中へと身を滑らせれば、薄闇の中を見回し、て―』 [Sun 10 Jun 2007 23:04:56]
お知らせ > シャリネ@エルザファームさんが退室されました。 『そんな、一日の様子。』 [Sun 10 Jun 2007 14:55:30]
◆シャリネ@エルザファーム > ( 水いっぱいのバケツを両手で持ち上げて、少女は重そうに其れを置く。 ) ……よい、しょ。 ( 腰を屈めてブラシを持って、水につける。 馬の背中に這わせて掃除をはじめ ) [Sun 10 Jun 2007 14:55:20]
◆シャリネ@エルザファーム > ( できるだけ、確りどちらもやっていきたい。だから、仕事は確りやりたいし、それでも体を動かしたり歌を歌うことは、できるだろうと。 ) ……はーい、お掃除しますよー。 ( 馬小屋に入って、馬たちにふわり、微笑みかければ、そんな。髪を確り結って、始めるお掃除。 ) [Sun 10 Jun 2007 14:27:37]
◆シャリネ@エルザファーム > ( 練習しながら踊ったり歌ったりしているが、少し。そう、ほんの少しだけ。矢張り、俊敏ではない体の動き。 ) がんばらないと。 ( 小さな呟き。 少女は馬小屋に向かう。今日は馬の掃除。だいぶ仕事を覚えてきた。シフォンは牧羊犬のチョコとココアに任せている。 ) そろそろ一峰さんに報告に行かなきゃ。 ディアトリマ、大丈夫かなぁ。 ( あの難しい動物には近寄らせてもらえないのだけれど、一峰さんは頑張っているらしい。時々叫び声が聞こえるとか聞こえないとか…… ) あ。洗濯物! ( 此処にきて、家事やらなにやら、充実している。けれど、歌の仕事もまた再開しなければと、思ったりもして――― ) [Sun 10 Jun 2007 14:22:03]
◆シャリネ@エルザファーム > ( attitude、en dedans。 回る回る、少女の姿。空に手を、やわらかく伸ばして。 ) ……あれれ。 ( けれどその姿は軽やかであっても少しだけついていかない。 ) ……なんで、だろう。 ( 毎日練習はしているものの、歌を休業してから微妙に体がなまっていることがわかり ) ……練習時間、増やさなきゃいけないかな…… ( 歩くときも、走るときも、できるだけ踊りながら―――とかやってるから、村の人たちにすっかり認識されてしまっているような気も、する。 ) ………jete っ。 ( 少女は跳んだ。軽やかなれど、幅跳びのようにいつもよりも長く跳べない。 ) ……っ。 ( 舞い降りて。少女は口元抑えた ) どうしよう……もっとやらないとだめかな……。 ( 焦りながら、その場で踊り続ける少女。 ) [Sun 10 Jun 2007 14:15:27]
◆シャリネ@エルザファーム > ( それは、お昼の休憩時間のことだった。 ) ………あれ? ( やっぱり、駄目な様子。 ) [Sun 10 Jun 2007 14:10:14]
お知らせ > シャリネ@エルザファームさんが入室されました。 『 ……あれ。 』 [Sun 10 Jun 2007 14:09:31]
お知らせ > アーク=フォース@小さな教会さんが退室されました。 『外出の計画は…寝ながら…すこしずつ練っていく』 [Wed 6 Jun 2007 23:10:09]
◆アーク=フォース@小さな教会 > まぁ…それは、見つかった時にでも考えよう…うん (恐怖の想像をするも…首を横に振って消去に徹する。 一番やってはいけないことと思いつつも、否定した。) 杖使う手のせいで、料理は出来無いし……はぁ… (ため息が漏れる。 料理したい。 日常的にやっていることを出来ずにいると…何というか…料理をしたくて仕方ない衝動にかられる。 禁断症状じゃあるまいかとも思う。) なにか…いつもやってる事ができないと…イライラするな、ホントに… (他人任せになっている事が、その要因なんじゃないかと思う。 特に炊事を神父さんに任せているのがいただけない。) 早く怪我なおしたいな…ホントに… (まずは、料理の為にも、一刻も早い回復をしなければならないと思う。 そのためにも…まずは…。) 寝る… (そんな事言いながら…ベッドに横になった。 段々暑くなってきたと思う。 そんな他愛もない事を考えながら…眠りに落ちていく。) [Wed 6 Jun 2007 23:08:26]
◆アーク=フォース@小さな教会 > (歩く練習は、ボツボツしている。 ただし…両方が杖持ちなために…どうしても疲れる。 そのせいで、やっている時間が少ない。) 大分、足の方は治ってきたし、帽子被って、すこし遠出して見るかな… (実際、家の中にいるのも飽きてきた所だから…ちょうどいいと思った。) でもな…見つかりたくないよなぁ… (特に友人数名…怪我してるこの状況下で、見つけられたくはないと思う。 実際…見つけられたら怖いとも思う人が二名ほど浮かぶ訳だが…。 それでも、散歩が本当にしたいので…神父さんに頼もうと思った。) [Wed 6 Jun 2007 22:55:33]
◆アーク=フォース@小さな教会 > (雨が止んだ…さっきまで、雨の音を聞いて…色々思い出していた。 昔の事とか、色々だ。 そして、あの日の天気はなんだったんだろうと思った。) 雨か…雪だったと思うんだけどね… (そこら辺の記憶が曖昧すぎて、よく解らない、誰かを傷つけた…そう言うインパクトの方がでかすぎて…その日の出来事は全部消し飛んだ気がする。) 罪に甘えてる…かな (ため息が漏れた。 一人になると、変なことを考えていけない。) 雨も止んだし…どうするかな… (することもなく…ただベッドに座っている現状で…これからどうしようか…悩んでいた。) [Wed 6 Jun 2007 22:47:10]
お知らせ > アーク=フォース@小さな教会さんが入室されました。 『窓の外を…じっと眺めている、紅い瞳…』 [Wed 6 Jun 2007 22:39:10]
お知らせ > ヴァリス@自宅さんが退室されました。 『―――夢ばかり、見ていたんだな ( どうしようもなく、クソったれな世界よ。こんにちは )』 [Tue 5 Jun 2007 23:17:04]
◆ヴァリス@自宅 > ( 恋人も去り、多くの友人も疎遠となり、家族―という役回りの奴隷―もまた顔をしばらく見ていない。 ――言うならば、すでに彼は『失うものが無い』。正確には『自分自身しか失うものが無い』。――それでいいのだと、思う。 ) ―――、そろそろ寝るか ( こうして帰ってきたものの、街に入ってやっぱり実感したことと同じ。 一歩引いた距離で人と接する。 今までの自分は――・・・過度であったと言える。人との関わりは素晴らしいものであり、楽しいものであり、守らなくちゃいけないものなのだと。――しかし、結果としてこうなった以上、あまり深入りしたくないのだと思う。 ――人との関係は、問題ばかりが起きる。それも、『トラブルメイカー』と後ろ指を指される己自身にでさえ、巻き込みもすれば巻き込まれもする。 ――失いたくないものを失った以上、それと同等の苦しみは二度も耐えられないだろうということは予想がつく。 ) ―――タバコも、もうやめるか ( 表面上付き合っていけばいい。プライドすら捨ててしまえばいい。 人恋しいなら町の雑踏に。性欲を処理できないのなら娼婦を。子を残したいのなら奴隷でも買って孕ませればいい。 ――世の中は力と金で動いてるし、終らないものは無い。永遠や誓いほど空虚なものはない。だから――・・・得ない ) やめられは、しないか。もう ( 適当に生きて、この島に飽きれば再び旅にでも出ればいい。目的意識も無い旅に。すでに――『家族が欲しい』という夢さえも空虚で石ころと変わらない。 自分自身で手一杯なのだ。―――そう、思わせるだけに、周りは他人に無関心だ。己も ) [Tue 5 Jun 2007 23:14:08]
◆ヴァリス@自宅 > ( すでに、ある種の職業に就くことは考えていない。なんだかんだと休みがちであるし、向いている仕事とは思えないからだ。多少の学がある程度では成り立たないし。・・・・そも、自分の元々の職業が『傭兵』である。しかし、今更どの面下げて『雷電』に顔を出せというのだろうか。フリーの傭兵、ということもできるかもしれないが、戦うことに意味を見出せない。家族全員が自分の生活費をどうにか稼いでしまっている今、己がすることはただ、名義上の主であり、家の持ち主であり続けることだけである ) ―――― ( そっと、また一人か、と呟いた。一人には慣れている。慣れているはずだった。・・・いつから、一人で居るのが怖くなったのかは、記憶に無い。 ) ――。さて、 ( その無意味な感傷を忘れようと首を振る。それでも完璧に払えなかったのだが、それで今は良しとする。 ) ――なにも変わらない。この島に来る前と ( 一人で旅をして、兵士をやって、傭兵をやって。なにも変わらない。 ・・・だから、 ) これからも、一人で生きていくことに、変わりは無い ( 終わりが来ないことなんて無いのだから。だから・・・いずれ一人で生きていけるように・・・。今だけは、そっと、一人で夜を抱いていたい ) [Tue 5 Jun 2007 22:56:52]
お知らせ > ヴァリス@自宅さんが入室されました。 [Tue 5 Jun 2007 22:56:48]
◆ヴァリス@自宅 > ( 小さなテーブルにぶちまけた溜まっていた郵便物。その中から重要そうな物を取り出し・・・・眉根を寄せた。わかるとは思うが、活動が認められなければ除籍である。―――何度目かの失業、ともなれば「そうなのか」と受け止める。――というよりは、受け止めざるを得ない。 ) ――庭の畑と、子供に勉強を教える代わりに食料を分けてもらえる――かな? ( 幸いにも農家ばかりの場所である。 ――庭に小さな畑があるのも助かった。 ――収入を考えなければ、生きてはいける。家族はすでに、自分で生活費を稼いでいるのだから。――己は。最悪、水でいい ) ――――。最近、帰って来た気配もなし、か ( 薄く積もったほこりがそれを証明していた。 家族の未帰宅。それを『逃亡』と捕らえるかは主人次第なのだが・・・。そうは考えなかった。むしろ、それならそれで構わない、とすら思っていた ) ―――。 ( 紫煙を吐き出しながら、彼は窓縁に肘を立てる。ぼんやりと黒一色の世界を眺め――・・・、思う。これから一人で生きていくためにどうするべきか、と ) [Tue 5 Jun 2007 22:47:38]
◆ヴァリス@自宅 > ( 家に帰ってみても期待通りの反応も何も無かった。いつから我冠せずのスタイルになったのだろう、と考えつつ「放任主義」の行き着く先かもしれない、と思いながら自室へとまっすぐ入る。ほこりっぽいと感じたのはこの時だ。 ) ―――けほっ ( 口元にハンカチをあて、彼は眉根を寄せる。それからまずしたことは窓を開けることであった。 ・・・・それから掃除をしていたら――時刻はすでに夜になっていた。 ) ―――。 ( 一通り掃除を終え、一息つく。開けっ放しの窓に紫煙を叩きつけたところで、やっと彼は自らのベッドに腰を落とした ) [Tue 5 Jun 2007 22:39:13]
お知らせ > ヴァリス@自宅さんが入室されました。 『ほこりっぽかった』 [Tue 5 Jun 2007 22:35:55]
お知らせ > リア@自室さんが退室されました。 『( いつもと違う香の漂う、逆さまの、けれどいつもと同じに穏やかな時 )』 [Mon 4 Jun 2007 03:11:59]
◆リア@自室 > ―――― ( そっとカップを持ち上げて、息を吹きかけ ゆっくりと一口 二口… ) ( ほぅ、と。珈琲の香の混じる息をつき ) …おいしいです。 ( ありがとうございますマリィ、と微笑もう。 足元では猫が興味深げに此方を見上げている ) [Mon 4 Jun 2007 03:07:49]
◆リア@自室 > いえ、 …。 ( コブシなのは距離が近いせいだとか、言ったらなんかまた何か言われそうでやめておいた。マリィに対してもいつも近くにいるからもし出るとしたら脚より手なんだろう。…。 ) そうですね、更に機嫌を損ねるとわかってはいるんですがつい。 ( 最近では手を出すよりも先に口先で煙に巻くことが多くなったけれど。 ) …いえ、私が手を出すのはロイさんだけなので大丈夫です。 ( 貴女の言葉にさらりと返し。 というか彼は去年の花見の時に貴女にも殴られた筈。己はそれを知らないけれども ) へぇ…、 ( じぃ、と。 気泡の様を見つめ、時を待つ。 ) いいんじゃないですか、手順だけで。 ( あまり話が難しいと、そも、その用語自体良く解らないかもしれないし。 出来上がりの過程を、猫と一緒に目を丸くしてじっと見つめて待ち、 ) …。 ( 差し出されたカップ。見下ろして、なんだか不思議な心地。 ) ありがとうございます…、 ( 危ないから、猫を床に下ろして。蜂蜜とミルクを、注げばくぅるりとマァブル模様。 ) [Mon 4 Jun 2007 02:47:10]
◆マリィゴールド > リアは拳でボクは脚って事で――よーく解るよ。 つい、感情の発露と共に身体が勝手に動くよね。 ( 壁に穴開けた足癖の悪い蝙蝠と比べるのはアレだが、神妙に頷いて。 噛み合ってるのか否かは不明な会話。 ) じゃあボクは、前から抱き抱えて阻止してあげようか? ( む、と想像して軽く頬が上気したが。 投げ返す言葉は未だ頬の引かぬ熱を見て取ったから。 ) この器具だと、個人によるブレが少ないって……これを作った錬金術師さんの受け売りだけど。 青猫だとこういうのが好まれるから、ボクでも煎れられると評判。 ( 沸騰した水は、逃げ場を求めて漏斗を遡る。 やがて上の硝子の中で珈琲の粉に混じり気泡を上げ。 何度見ても不思議な光景で。 ) 何か理屈は聞いたんだけど忘れちゃったなぁ。 空気圧がどうとか……。 ( 砂時計の砂が落ちきればランプを退けて、冷やされた空気に漏斗を伝って抽出された珈琲が降りてくる。 漏斗に仕込まれた濾過器により珈琲滓は上に、珈琲だけが下のフラスコに溜まって出来上がり。 ) さぁ、どうぞ――。 ( 砂糖ではなく用意したのは蜂蜜、そして牛乳。 温まったカップに湯気の立つ珈琲が注がれ同居人の前へと。 ) [Mon 4 Jun 2007 02:30:49]
◆リア@自室 > 素直になったらソレこそ右ストレートかましてしまうような気がします。 ある意味我慢、ですよね羞恥心の。 ( ぺふ、と息をついて。どうにも引かない頬の熱をもてあます。 ) そうですか? むしろ照れ隠しなんじゃないかと思ってしまったんですけれど。 ( 脚が出るの。 ) 私が傍にいるときなら後ろから抱きしめて止めて差し上げますよ、 ( なんて冗談めかして。 視線は、戻り来た貴女と、その手にされたトレイへと ) そういえばお花見でもお酒の采配はばっちりでしたものね。 …、 ( 運ばれてきたものに少し目を丸くすれば、ついでしげしげと眺め ) …いいえ? 私はむしろ珈琲淹れるの苦手ですし…、 …ありがとうございます。 ( 微笑んで応えよう。膝の上にいた猫は、何事かとテェブルに前足を乗せて窺う。 猫が乗り上げてしまわぬよう制しながら、後もう少し待とう ) [Mon 4 Jun 2007 02:18:51]
◆マリィゴールド > 素直になれない気持ちに、無理に―――とは言わないけどね。 ソレはロイの領分だからこそ困ってる? ( ケラケラと喉を鳴らす。 寝室で自分の隣で楽しげに笑ってたのも、居間で照れているのもどちらも同居人だから。 ) 本来、カッとし易い性格みたいでちょっちゅう失敗してるから……。 ( トレイにカップを乗せ、猫と戯れてる同居人の元へと。 ) 青猫だとお酒ぐらいは作ってるよ。 じゃあ、ちょっと反則かなとも思ったんだけど。 ( 運ばれて来たのは、カップと砂時計と。 錬金術師がつかうような丸いフラスコとアルコールのランプ。 そして漏斗と言われる硝子の容器。 所謂珈琲サイフォン。 ) 不器用なボクでも煎れられる御茶って事で――珈琲はお嫌い? ( 沸騰したフラスコに漏斗を差し込みながら悪戯っ子の笑みで。 砂時計を逆しまに、抽出時間は1分30秒。 ) [Mon 4 Jun 2007 02:05:37]
◆リア@自室 > ( 時折聞こえてくる音に、声に。 何してるんだろう、見に行きたいな、ってすごくそわそわするのだけれど ) あぁ… うーん、どうもいつもと立場が変わると弱い みたい、 です? ( よくわかりません、とかごにょごにょ。彼はそういう雰囲気とは無縁そう(失礼)だから尚更。 ) 身構えても、マリィはずっとそのままじゃなくってそこからどうにか動こうとするでしょう。だから脚だって出…、 …あし? ( 首を傾げる。 ) ――― はい、珍しいマリィの姿を覗きに行きたい気持ちはとってもとってもいっぱいいっぱいなんですけれど、ロスマリヌスと一緒に待ってますよ。 ( 小さく笑って、ひざの上の猫をなで。 猫は名前に反応して、顔をあげてにゃぁと鳴く。 ) [Mon 4 Jun 2007 01:53:14]
◆マリィゴールド > ( 手順を考えながら煎れるサマは如何にも不慣れな姿だった、落ち着いて習った事を思い出す。 マッチを擦り火を点けよう台所に橙色の淡い光が射す。 ) 先ず、沸かしたお湯でカップを温めて……。 ( 一つ、一つ確認しながら。 ) ん? ほら、リアって我慢するトコがあったけど素直だとか勝手に思ってたから――話してくれて嬉しかったよ。 ( 台所から楽しげな声だけが帰ってくる。 火に向かう蝙蝠の表情は同居人には見えぬだろうけども。 ) 上手くない、上手くない。 どうしても身構えちゃうんだよね悪い癖だとは…――だから良く脚とか出ちゃうんだけども。 ( 揃いのカップに湯を張り。 手すきの時間で分量を慎重に、容器の底へと敷いて。 ) うん、落ち着かないとか言わないでよね? ボクだって何時もイイコで待ってるでしょう? [Mon 4 Jun 2007 01:39:05]
◆リア@自室 > はい、 よろしく お願い しま す 。 ( もだもだした気持ちのせいで応える声も途切れ途切れ。ある意味、念押しの役割は果たしているだろうか。 ) 意外って、なにがですか―― ( 貴女は可愛いなどと言うが、彼が知ったらきっと不機嫌になるだろうと思った。否、内緒にして欲しい理由としてはそれよりも羞恥が勝るのだけど ) ――― マリィはそういうの、上手いですよね。すぐにコツを掴んでしまうというか。 …ありがとうございます、喜びますよ。 ( 振られる手に反応して目を動かす猫も、既に眠りについている子どもたちも。 ) ちやほやされるの好きじゃないんです。どうせなら逆が―― 、と、思うのでマリィの気持ちはわからないでもないんですが… ( 剣。 ぱち、と瞬いて貴女――視界にいなければ貴女の向かった方向を、見つめ ) …。 まぁ、いつも色々構わせてもらってますから今日は大人しくしています。 ( とはいえ、いつもと逆というのはどうにも落ち着かないものだ。寄ってきた猫を抱いて膝に下ろしながら、貴女を追って視線が動く ) [Mon 4 Jun 2007 01:32:38]
◆マリィゴールド > 紳士は約束を違えない、と自分では心掛けているよ。 でも、ちょっと意外だったなぁ。 ( 可愛いのにと、至極残念そうにそんな言葉は此方を凝視する視線に気が付いて飲み込まれた。 ) ――距離感の問題だったんじゃないかなって。 大好きだから大丈夫、こんなに可愛いのに。 ( 啼き声を上げる毛玉に手を振り。 ) 別段、大事な同居人を――お人形さんみたく扱うつもりはないのだけど。 残念。 ( 剣を捧げた者に尽くすのは本懐だから、とか片目を瞑り。 部屋へと消えれば、己の私物から二、三道具を見繕い。 瓶は……大丈夫、十分な量がある。 アレは確か台所にあった筈。 ) と、なれば後は―――。 ( 寝室と台所を往復する事数回、漸く準備が整ったのか先ずはお湯を沸かそう。 ) [Mon 4 Jun 2007 01:19:26]
◆リア@自室 > やめてくださいおそろしい…! ( 何気なく両手が耳やら頬の辺りを無意味に触れて。 あぁもうこれだから…! とか、蹲りたい気持ちがいっぱいいっぱい。 内緒にするとの言葉には、ぜったいですよ、なんて。じぃー。 ) …、 … 今はどうなんですか? ( 子どもも動物も。 テェブルに下ろされて、ロスマリヌスはにゃぁと貴女を見上げて鳴いた ) ありがとうございます。 でも、お嬢様だとかそういうのはやめてくださいね、マリィ? ( そういうのは苦手だから、少し拗ねたように。 貴女は紳士めいた振る舞いを好むのだろうけれど、己はそうやってちやほやされるのはどうも好かない。どうせなら先の寝起きの時が如く、逆の方が好ましいのだけれど、 ) … はい? ( 一体なんの用意をするつもりなのだろう、不思議そうにその姿を見送って。麗人が離れれば、猫は今度は己に構えと要求して鳴く ) [Mon 4 Jun 2007 01:09:30]
◆マリィゴールド > ―――甘酸っぱいよソッチのが。 ( 素直になれば良いのに、そんな言葉を吐く資格はない己。 「 御馳走様でした 」と両手を合わせて。 何かにあてられてらしい、愛らしい少女の仕草を見ていると此方のが照れるとか。 内緒にするよ、と今後も被害を被る青年を思い浮かべ嗤った。 ) 正直に言うと、子供も動物も苦手だったんだよね……。 でも、食べず嫌いはいけないなって。 ( 抱いた子猫をテェブルの上に優しく降ろして。 ) リアの申し出ならば喜んで……。 ( 意外な申し出に、少しの戸惑いの後此方は傅いて。 毛玉の頭をワシャワシャと撫でると 「じゃあお待ち頂けますかお嬢様? 」と用意があるのか先ずは寝室へ。 ) [Mon 4 Jun 2007 00:54:09]
◆リア@自室 > ( きょとん、とマリィを見つめ ) …。 ( 少しもごもご口を閉じたり開いたり、 ) …。 …時々こぉ、かもしだされる(甘酸っぱい)空気に耐えられなくって。 ( だからついつい彼といる時はギャグにしてふざけてしまうのだとか、もにょもにょ。 それこそ二人だけの内緒の話。 ) …それはお疲れ様でした。そうですね、私がいる時はダメですよと言っていますから…、きっととてもマリィと遊びたかったのでしょうね。 ( 小さく笑いながらもお相手ありがとうございました、と。 手を取られたまま、促しに従い後をついて歩く ) そうですか、じゃぁ―― … 寝起きで悪いのですけれど、私、 マリィの淹れてくれた紅茶が飲みたいです。 ( にっこりと、 あくまで紳士たらんとする貴女に、今日は甘えてみよう。 いつもは己が色々用意するところなのだけれど。 ) [Mon 4 Jun 2007 00:39:12]
◆マリィゴールド > リアは実はロイの事が―――うぅん、何でもない。 ( 人の心は不可思議にて不条理なのだと、知り合いの翻訳家は匙を投げていたが。 白く小さな手をとり、靴を履くのを転ばぬように支え。 寝坊したけども、これ位のエスコートは紳士の務め。 ) この間、リアが留守の時なんて昼間に起こされて……危うくパンケーキになる所だったよ。 ( その後、日傘を手にぐったりとして子供と遊ぶ蝙蝠が敷地内で目撃されたとか。 指を絡め、ゆっくりと居間へと。 ) 良いよ、このままで出掛ける用事もナイし。 ゆっくりしてるつもり。 [Mon 4 Jun 2007 00:24:46]
◆リア@自室 > 泣きはしないでしょうが、そうですね、不機嫌さが三割り増しくらいには。 ( 苛々オゥラを撒き散らしている狩人を思い浮かべた。 ) そういう時は、自分たちがおねぼうなコトは棚に上げて寄ってたかって起こそうとしますからね。 ( 子どもたちにやいのやいのと騒がれている様を思って、小さく笑う。 まだマリィが寝ていたから部屋の灯りも仄かなもので、彼女の表情は窺えないまま。する、と指から金糸が離れゆく ) それでは着替えて少々お待ちください。 えぇ、また顔を合わせたときにお礼をいってあげたら喜ぶと思いますよ。 ( 伸ばされた手。 ありがとうございます、と告げながら手を伸ばし己もベッドの外、足を伸ばして。 靴を履いて、 ) [Mon 4 Jun 2007 00:17:17]
◆マリィゴールド > ロイが泣くから、そう言うのは二人だけの胸の内にね―――。 ( 意地でも眠らぬ仏頂面の三白眼が脳裏を過ぎた。 南無、である。 ) 孤児院の子達、容赦ないからねぇ……。 寝てたら上に乗られるとかじゃ済まないし。 ( 髪に唇が触れる、とくんと鼓動が鳴った。 月が隠れていて良かった、逃げるよう子猫を抱き上げベットの外へ 絹で織られた夜着の儘、素足で冷たい床へ足先から。 ) 少し遅めの朝食なら欲しいな。 また、上手くなったのかなあの子達。 ( 孤児院の子には何かと差し入れを貰う。 それは二人と一匹のささやかな御茶会に使われてる。 未だベットの上の同居人、細い指先を伸ばし手をとらんと。 ) [Mon 4 Jun 2007 00:07:24]
◆リア@自室 > ―― でもマリィはむにゃむにゃなっちゃうんですよね。 ( そこが可愛いのだけれど。 ) 寝ぼけてるんですか? …いいえ、マリィの寝顔はいつまで見てても飽きませんから。ロイさんだとこぅ、ついつい容赦なく頬をつついたりしてしまうんですけれど。 ( 彼は無意識の返答はしないが、無意識に眉を寄せる。 ) ( 猫はなんだなんだと首をあげて、自分も構えと催促するが如く貴女の上に前足を置くだろうか ) 私の部屋の中だから私とロスマリヌスだけですみましたけど、院の方だったら子どもたちも集まってきていたかもしれませんね? ( 眠れる森のおひめさまみたい、だなんて? ) まぁ、もう子どもたちは寝てしまいましたけれど―― ( 戯れに、金糸の先に唇を寄せん ) …今日、子どもたちとパウンドケーキを作ったんですよ。子どもたちがぜひマリィに、ってとっといてくれた分があるんですが、 ( ベッドから起き上がりますか?と言外に ) [Sun 3 Jun 2007 23:56:46]
◆マリィゴールド > ( 突如引き戻された意識が未だ上手く全身に行き渡っていない。 くらくらする頭を押さえ、身体を切り替えよう。 優しく摘まれた同居人指先が心地良い。 ) ―――寝過ぎはダメだって何時もリアが言ってるし。 ( そんな自分は 「後五分」と何度も繰り返して来たが。 ) 最近無意識に返答する癖がついちゃって。 ( 寝ている自分に代わって、他の誰かが返事してるみたい。 そんな風に戯けた。 ) リアッ! だからボクの寝顔見ても面白くナイって……。 ( 抗議の声は段々と小さく、隣であんな無邪気に言われたらとても強くは言えない。 もふっとくるまった毛玉は、何時もの遣り取りで起きてしまったか。 ) ロスマリヌス迄? みんな集まって来ちゃって……。 [Sun 3 Jun 2007 23:44:01]
◆リア@自室 > あれ、まだ十分どころか五分も経ってないですよ? ( 残念そうに言うあたり。 ) おはようございますマリィ、曇りですけど涼しくていい夜ですよ。 ただ、お天気が微妙だったので今日はお洗濯が出来なかったのが残念です。 ( 波打つ金糸を右手の指先で弄んだまま、 そんないつもの目覚めのやり取り。 ) もう少し寝かせておいてあげようかと思ったんですけれど。 せっかく今日はマリィから久しぶりに家でゆっくりしよう、って言ってくれたのに―― …あ、でもいつもより じっくり(強調した)、マリィの寝顔が見れてこれはこれで有意義でしたね。 ( なんて、嬉しそうに。ちゃっかり自分も麗人の隣でごろごろしながら。 愛猫は麗人を挟んだ反対側に丸まっている、そちらに顔を向けたらきっともふっとしたかんしょくが。 ) [Sun 3 Jun 2007 23:35:33]
◆マリィゴールド > ( 再び意識は混濁とし、無明の深淵へと落ちていく。 ――序でに寝返りをうち俯せに、枕へと顔を沈めてすぴー、とか起きて数秒で二度寝へと旅立った。 死の眠りが色々と台無し。 ) いいよ、何でもするから。 後10分〜。 ( さり気なく延びた時間。 暫し、温かいトコで惰眠を貪っていた蝙蝠だが―――突如襟首を掴まれ意識が引き上げられる。 ) ……ごめんなさぁぁぁぁい! 今起きました、ばっちり起きました! ( 闇の奧底で魔王の笛の音よりも恐ろしい何を聞いた気がして飛び上がった。 ) おはよう、リア。 ( そんな何時もの朝(?)の遣り取り。 ) [Sun 3 Jun 2007 23:24:31]
◆リア@自室 > ( 寝起きの顔というのは普通、女性ならば見られたくないと思うものらしいが、けれど目の前の麗人の寝起きというものはその姿こそ思わず溜息がもれるほどであるのに、反応は可愛らしいったらない。 彼女のみならず、美人の寝起きとは麗しいものであるけれど。 ) ( 指先に緩く絡めた金糸と同じ色をした長い睫が震えて、幾度かゆっくりと上下すれば碧の色が今宵の月のようにその姿をあらわしてはまた、瞼の雲の下に隠れ ) …。 ( 白い瞼と金の睫の下、隠れたまま。 ) …じゃぁ、五分経ってマリィが自分で起きなかったら、 ……。 ( 黙。 ) … 何をしてもらいましょーかねー? ( 最近では滅多にない弾んだ声だったとか。 ) [Sun 3 Jun 2007 23:15:01]
◆マリィゴールド > ( 吸血鬼は朝日と共に死を迎え、日没と共に再生する。 頬を撫でる夜風も、鳥の鳴き声も遠く。 寝息も立てず胸の前で手を組み昏々とした眠りを続けていた蝙蝠。 ) ――。 ( 死の淵、深淵の底に横たわれる自分が誰かに名前を呼ばれた気がして。 薄ら、と瞳を開けた。 温かな指先が髪の毛を擽って。 ) ―――後、五分。 ( ソレが返事だった。 吸血鬼でも寝起きの5分は貴重であるらしい。 ) [Sun 3 Jun 2007 23:01:00]
お知らせ > マリィゴールドさんが入室されました。 『 ――死の眠りの淵より戻りて。 』 [Sun 3 Jun 2007 22:54:41]
◆リア@自室 > ――― おはようございます、 マリィ。 ( 視線を、顔ごと窓の外から麗し人へと転じ。 くす、と笑って金糸に手を伸ばす ) [Sun 3 Jun 2007 22:50:32]
◆リア@自室 > ( 僅かに開いた窓の隙間から入りきて、肌を撫でる。ほの暗さに、部屋の灯り以外のあかりを天に探して視線を彷徨わせても、ゆきすぎていく雲の流れが微か、垣間見えるだけ。 ) …。 …そういえば、 ( ベッドに寝転がって仰向けに窓から空を窺ったまま ) 今月は、ブルームーンが見られるようですよ? ( ブルームーン。ばかげたこと。ありえないこと。 一月に、二度廻る満ちた月 ) [Sun 3 Jun 2007 22:47:29]
お知らせ > リア@自室さんが来ました。 『( 夜風が )』 [Sun 3 Jun 2007 22:40:02]
お知らせ > バイ・チャンフォンさんが退室されました。 [Sun 3 Jun 2007 00:41:36]
お知らせ > ユダ@カフェテラスさんが退室されました。 [Sun 3 Jun 2007 00:40:44]
◆バイ・チャンフォン > わかった。・・・なら、行こう。(言うと立ち上がり、歩き出す。後に残った物はカップと代金。・・・それだけ。) [Sun 3 Jun 2007 00:40:30]
◆ユダ@カフェテラス > あ、ほんと?じゃあ折角だから送ってもらおうかしら。 ( 正直、スラム街でこの時間ひとりうろつくのは不安だったから、申し出には頷いた。本を手に立ち上がると、貴方と共にカフェテラスを後にしようか ) [Sun 3 Jun 2007 00:37:33]
◆バイ・チャンフォン > そう、だな・・・。我、も、帰ることに、する。・・・送ろう、か?(ココアを飲みほし、そう答える。ちょっとした散歩がてら途中までお供しようかと。) [Sun 3 Jun 2007 00:34:30]
◆ユダ@カフェテラス > ( やんわりと注意を受けると、ぴたりと動作を止めた。ようやく周囲の目に気がついてゴホンと咳ばらいひとつ、澄まし顔 ) さて、そろそろ時間も時間だし帰りましょうか。チャンは、どうする? ( カップに残ったホットミルクを飲みほすと、テーブルの上の本を手にとって膝の上に置く ) [Sun 3 Jun 2007 00:31:32]
◆バイ・チャンフォン > (相手が職業で判断することではない。と言えば、ほ、と安堵の息。・・・そして相手の照れる仕草を見る。)・・・確か、に。ちょっと、照れる、かも。・・・でも、確かに、そう、だね。・・・友達、か。(うん。と頷いてはにかむ。そしてこっちも照れてくる。)あの、とりあえず、騒ぐ、やめたほうが・・・(注意を。・・・いつの間にやら周りから突き刺さる視線が。深夜のカフェテラスで騒いでいればそうなるのも無理はないだろう。と。) [Sun 3 Jun 2007 00:25:40]
◆ユダ@カフェテラス > えぇ、まかせといて! ( 優しい言葉にまたうるっときて、ふるふると顔を左右に振るときりっと表情を引き締めた ) うん、別に。職業イコール人柄っていうわけじゃないでしょ?友達は友達。…って、どーしよ!なんか友達ってちょっと照れる響きじゃない? ( 初めの方はわりと真面目な顔で答えていたものの、自分で言った「友達」の言葉に照れたのか、両頬に手をあてるときゃーきゃー騒いだ。相変わらずひとりで暴走 ) [Sun 3 Jun 2007 00:20:09]
◆バイ・チャンフォン > い、いや・・・そういうわけ、じゃ、ない。・・・思ったこと、いったまで。・・・でも、ありがと。踊れるようになる、いいね。(いいやつ、と言われて、悪い気はぜんぜんしなかった。とりあえずお礼を。)うん。・・・ユダ、は、そういう職業、してる人、平気、か?(中には怖がる人もいる。・・・おそるおそる力瘤を作ろうとしている相手はどうなのだろう。と。) [Sun 3 Jun 2007 00:14:48]
◆ユダ@カフェテラス > ( 黙って貴方の言葉に耳を傾けていたが、やや感動したようにうるっと瞳を潤ませると ) チャン…あんたって、いい奴よねほんと。…そうね、そうよね!もうちょっと頑張ってみるわ!マリィなら踊れるかもしれないし…同僚に教えてくれるように頼んでみる! ( 格好いい。この言葉で闘志に火がついた。褒めてのびる単純な子は、ぐっと拳を握りしめた。すっかり男言葉を使うことは頭から抜けてしまったようで、通常の口調に戻ってしまってはいるが ) あら、傭兵さんだったのね…どうりで良い体してるわけだ。 ( 顎に手を添えて一人で納得したようにふんふんと頷くと、ちらっと己の骨っぽい腕を見て、えいっと折り曲げて無理やり力瘤を作ろうとしてみたり ) [Sun 3 Jun 2007 00:04:02]
◆バイ・チャンフォン > そのまま、でも、カッコイイ。でも、踊れる、もっと、カッコイイ。・・・やる気、あって、頑張る。そうすれば、何でも、できる。・・・でも、無理、よくない。得手、不得手、誰にでも、ある。(努力思考、なのか、それとも単なるバカなのか。・・・どちらかは分からないが、やる気があるならばできる。とアドバイスしたようだ。)我、は・・・(少々困る。果たして相手がこういう職業に免疫があるのかどうか・・・と。)我、は、傭兵、してる。雇われて、戦う。・・・そんな、仕事。(嘘は嫌いだ。その相手が一度や二度会っただけの相手でも。・・・そう考えて、話した。) [Sat 2 Jun 2007 23:54:41]
◆ユダ@カフェテラス > あたしもさー頑張ればどうにかなるかー程度にしか考えてなかったの。でも、やっぱり良い格好して行くなら格好よく踊ったりしてみたいじゃない? ( 多少己を過信しすぎていたようで、がっくりと肩を落とすとカップの持ち手に指をかけた ) 京劇?へぇー…聞いたことないわ。ていうか、気になってたんだけどチャンって何してる人? ( こくんと首を傾げると、ふつりと思いついたことを口に出した ) [Sat 2 Jun 2007 23:46:07]
◆バイ・チャンフォン > そう、か。ユダ、結構、できる、思ってた。(意外そうに言う。なんだか雰囲気的なものだろうか?踊れそうな気がしていたのだが・・・。と。)ワルツ、とか、そういうのは、無理。(ただのしがない商人の子供。ダンスなんて西洋の社交術をわきまえているはずもない。が・・・)「京劇」言う、フォーウンの踊り、少し、齧った。・・・でも、ほとんど、ごっこ遊び。本格的、無理。(近所の子供達と英雄の真似をして踊っていたこともある。しかし、子供の時にやっていた。では限界があるだろう。と。) [Sat 2 Jun 2007 23:38:47]
◆ユダ@カフェテラス > そっかぁ、なら仕方ないね。 ( 残念そうに肩を竦めるも、貴方の表情と言葉には双眸を細めて「ありがとう」と続けた ) え、あー…これ。うん、これ…ね。 ( 本のことを問われるのやや気まずそうに、そーっと視線を泳がせた ) ほら、一応舞踏会でしょ?踊れるようにしないと、って思ってダンスの指南書を図書館で借りてきたの。借りてきた…んだけど、ね。 ( 小さく溜息を吐き出して、拗ねたように唇を尖らせて ) なんかもう、活字からダンスを学ぼうとした僕が馬鹿だったよ。 ( 生まれてこのかた、というか目覚めてから一度もダンスを踊ったことがないこの女。運動神経が良いだけでは、ダンスの習得は無理なようで ) チャンは、ワルツとか踊れる? [Sat 2 Jun 2007 23:31:10]
◆バイ・チャンフォン > それは・・・おもしろい、かも。多分、着るなら、チャイナ服。・・・でも、無理。今、別の仕事、請負中。・・・誘ってくれたのに、ごめん。(最初おもしろそうな顔を浮かべるも、今現在請け負っている仕事の内容からして掛け持ちは難しいだろうと・・・。そう考えれば自然と表情は曇り、残念そうに謝罪の言葉。運ばれてきたココアに少し口を付ける。)・・・ところで、その本、何?(と、先ほどから気になっていた机の上の本を指差して聞いてみる。) [Sat 2 Jun 2007 23:22:46]
◆ユダ@カフェテラス > ( 褒められると、やや照れたような顔をして笑った。ウェイターが来ると、貴方に続いてホットミルクのお代わりを注文した ) でしょでしょ?あ、チャンも一緒に行く?ただ、行くなら女装しないと駄目なんだけどね。参加希望者は、男の人だったら女装。女の人は男装しないと駄目なんだって。チャンだったら、やっぱりチャイナ服? ( 勝手に妄想をふくらませて、脳内チャンくん像にチャイナ服を着せてみた。ちょっと、面白いかもしれない ) [Sat 2 Jun 2007 23:16:19]
◆バイ・チャンフォン > 確かに、似合ってる。それも、また、いい、かも・・・。(男装の姿をしっかりとチェック。・・・結果似合っているという反応に。微笑みながらそう告げる。とりあえず何か飲み物でも、と。)タダ飯、タダ酒、とても、美味。・・・まさ、に、美味しい、仕事。羨ましい・・・。(変装して出席するだけでタダ飯、タダ酒とは・・・。と、かなりいい仕事に思えてくる。・・・飲み物はとりあえずココアで。) [Sat 2 Jun 2007 23:11:04]
◆ユダ@カフェテラス > ( 己の名前を呼ばれると、はっとしたように顔を上げる。そこに見知った姿を確認すると、少し驚いたように目を瞬かせた ) あら、チャン!奇遇ね、こんなところで会うなんて。 ( 正面に座った貴方にゆるりと微笑むと、質問にはやや胸を張り ) ふっふっふ。どう、似合うでしょ? ( 両手を腰に当ててえっへん、とばかりポーズを決める ) なんかさ、男装して舞踏会に出るっていうイベントがあってね。面白そうだから、参加登録してきたの。で、本番までに慣れとこうと思って今から男装中。といっても、あたし…いやいや、僕の目的はお酒なんだけどねー!だってタダ飯にタダ酒よ? ( 手首をくいっと曲げるとおばさんのように、からlと笑い声を上げた ) [Sat 2 Jun 2007 23:05:16]
◆バイ・チャンフォン > (ものすごく暇、そして腕が重い。ついでにいうなら肩も痛い。・・・スラムの廃屋で寝たゆえか、それとも腕についている重りのせいかは分からないが・・・。)痛い、重い・・・休憩、する。(ブツブツと呟きながらカフェテラスの方へ。疲れて休憩場所を求めて近づけば、そこにいるのは見知った顔の人。)こん、ばん、わ・・・ユダ。・・・その、格好、どうかした、か?(ぎこちなく話しかけつつ同じテーブルの椅子に腰掛ける。男装についてのリアクションは・・・普通?というよりどうしたんだろう?といった感じだ。) [Sat 2 Jun 2007 22:55:46]
お知らせ > バイ・チャンフォンさんが入室されました。 『(コキコキと首を鳴らして荷物をぶら下げてやってくる)』 [Sat 2 Jun 2007 22:51:15]
◆ユダ@カフェテラス > ( うー、だとか、あー、だとか唸りながらしばし指南書を読みふけっていたが、ふと目の前を蛾が横切ったことで、ぷちりと集中力が途切れてしまった。本をぽいっとテーブルの前に投げると、ずるずると椅子に沈み込む ) あーもー嫌!いいや。とりあえずお酒が飲めればいいんだもの。だいたいダンスができなくても死にはしないし…。 ( 興味のない分野に付き合うのが嫌になったのか、ぶすっとした顔で本の表紙を見つめて、というよりは軽く睨みつけて動かなくなった ) [Sat 2 Jun 2007 22:41:27]
◆ユダ@カフェテラス > ( 月のくっきり浮かんだ夜のこと。オレンジ色の街灯にぼんやりと照らされた、カフェテラスにて何やら熱心に本に読みふける女の姿があった。もっとも、服装こそ男性のものであるが ) …ホールド。腰に手を添え、なめらに回るべし…回るべし。 ( 何やらぼそぼそと呟きながら手にしているのはダンスの指南書。割とカップルが多いテラスだが、特に気にするでもなくどっしり腰を据えている ) [Sat 2 Jun 2007 22:34:38]
お知らせ > ユダ@カフェテラスさんが来ました。 『装備イベント中』 [Sat 2 Jun 2007 22:30:41]
お知らせ > ユダ@さんが来ました。 [Sat 2 Jun 2007 22:30:10]
お知らせ > リア@自室さんが帰りました。 『 ―― 寝て起きてそれからで。 ( そしたらまた違った考え方をするのかもしれない。 ) 』 [Wed 30 May 2007 02:28:48]
◆リア@自室 > あと…、 …。 ( ラヴレスさんの髪をいぢらせていただきたいとか。 だめだ、コレも多分嫌がらせだ。 ) …。 …いえ、違いますよどれもこれも本当に愛でたい気持ちが、えぇっと、 …、 ( 言い訳くさい。 ) …。 …とりあえず、 [Wed 30 May 2007 02:26:20]
◆リア@自室 > …。 …… だめ です、ね。 ( ―― このままでは沈んでしまう。 ) もっと ホラ ロイさんに次はなにをあげようかとか、マリィもぬいぐるみ抱いて寝たらかわいいのにとか、『ご本をよんでほしいの(上目遣い←重要)』をぜひ実践してほしいだとか、ヴァンプさんにいやがらせをしに行きたいだとか、ヴェルセリオスさんは元気でしょうかとか、 とか… ? ( …あれ、最後以外結局全部いやがらせじゃないだろうか。…。 ) [Wed 30 May 2007 02:16:04]
◆リア@自室 > ( 透明度の低い、濁った窓でも十分だと感じた、月はあと幾日か経てば満ちるのだろう。 細めてのぞむ視線の先、歪んだ円のカタチ。 ) …… ( 己がアレのようだなどと、あるヒトは良く表すが、成程、ころころと変わる気分屋なところは似ているのかもしれない。どうにも安定しないあたりとか。 …そのくせ他者に手を伸ばそうとするなど、我ながら呆れるのだけれど。 ) ( やれやれ、と。小さく身じろいで、息を零す。 何時の間にかぬいぐるみに飽いたのか、猫はベッドに上がりこんで丸まっていた ) [Wed 30 May 2007 01:57:29]
◆リア@自室 > …。 …あぁ、 ( …ひきずられたな。 と。思って、声に溜息が混じる。 ) どうにも、こうにも―― … ( ぐんなりしてしまっている。 …真白いシィツが心地好い。まどろみに落とされてしまいそうで。それでいて、覚めてしまいそうに冷めたしろ。 カァテンを引いていない窓から差し込む月の光に眩しいばかりの、いろ ) [Wed 30 May 2007 01:41:38]
◆リア@自室 > ( 見慣れた天井、なんていう言葉を時々本なんかで見つけるけれど。たとえ住み慣れた部屋でも、天井と見詰め合う機会はそうそう無い気がする。視線が向いているだけでは、結局意識にどんな天井であったのかなんていうのは残らない。 ) …、 ( だからたまに見上げることがあれば、あぁ、こんなんだったっけ、なんて思うくらいで。 ) ……。 ( きちんとベッドメイクしたはずのシィツは、己がごろりと体勢を変える度に波を作り出す ) [Wed 30 May 2007 01:29:34]
◆リア@自室 > ( ベッドに寝転がって、指先から滴る赤い色を見つめた。 玉になり線となって落ちていくソレを舌で舐め取る。 ――なんのことはない、床で昔買ってあげたぬいぐるみにじゃれついている飼い猫に引っかかれただけ。 ) 伸びましたよね爪。 …爪とぎとか必要ですねー ( 小屋のそこかしこに引っ掻き傷をつけられたら困るし。一番困るのは服にじゃれついて爪を立てられることか。 ) [Wed 30 May 2007 01:17:59]
お知らせ > リア@自室さんが入室されました。 『 ――― うーん。 ( …あか。 ) 』 [Wed 30 May 2007 01:05:54]
お知らせ > アーク=フォース@小さな教会さんが帰りました。 『そして、何時ものように…眠る、色々考えながら…』 [Mon 28 May 2007 23:13:13]
◆アーク=フォース@小さな教会 > (負けて悔しいとか、そういう事は思った。 けれど、そんなに強くは思わなかった。 逆にすこし安心した部分があった。) ……昔みたいに狂わなかったから…? (自分の奥に問う様に呟いた。 あの時のように、ならなかった。 それだけで小さいながらも安心できた。) 寝るかな… (他に今日は考える事がある訳で無し…、やりたい事も…少しずつだけれど、解ってきた気がする。 だから、眠ろうと…思った。) [Mon 28 May 2007 23:10:53]
◆アーク=フォース@小さな教会 > (自分みたいな、差別されてる人とか、手の届く範囲で助けたいと思う。 けれど、自分の身一つ守れない。 そんな奴にそんな事が勤まるのか…そう思えば、何も出来ないと思った。) 心ももっと強く…体はそれなりに…強くならないと…ね (体とか、能力の誰かを傷つける力を使うのは本来、最終手段、そんなぽんぽん使っていい物では無いと思う。 それでも振るいたかった自分は情けないと思った。) …なんかね… (使ってこんな事になって空しい感じがある。 自分は全部弱い、心も体も…それを実感した。 だけど、不思議だと思ったのは、それ以上力が欲しいとか…そういう事は思わなかった。) [Mon 28 May 2007 22:58:36]
◆アーク=フォース@小さな教会 > (ベッドの上で、仰向けに寝転がって、起きている。 懐かしき私服である。) やっぱり…この部屋は、それなりに…落ち着く… (ポツリと、そんな事を呟いた。 教会に戻ってきて、疲れたけれど、後は鈍った足をすこしずつ直して行けばいい。 そんな事は日常生活をこなしていけば治るはずだと…そう思う。) これからどうするかな… (何をするにも縛られる訳でもない、最低限…人の中のルール…法律や道徳を守ればいいと思う。 その中で、自分の志を確り持てばいいのだから。) 普通に暮らすのも悪くは無いけど… (それでは、償いはどうなる。 人を傷つけたその償いは…そう思う。) 差別されてる人とか…助けられたらいいんだけどね… (自分には、志しかない、それを実行できるだけの力がないと…そう思う。) [Mon 28 May 2007 22:44:47]
お知らせ > アーク=フォース@小さな教会さんが来ました。 『自宅の教会の己の部屋で…』 [Mon 28 May 2007 22:35:15]
お知らせ > シャリネ@エルザファームさんが退室されました。 『(夜遅くまで、手紙を綴る。バニラミルクティーを飲みながら)』 [Sat 26 May 2007 21:51:05]
◆シャリネ@エルザファーム > ( たまには誰かと何処かで遊ぶのもいいんだ。……ふと浮かぶ顔に、綻んだように笑みが零れ。 )( 手紙でも、出してみようかなんて―――浮かんだ案を胸に。少し足取りが軽く、診療所まで踊るように歩く、少女の姿は星空の下 ) [Sat 26 May 2007 21:50:28]
◆シャリネ@エルザファーム > ( それでも、気がつけば歌を紡ぎ、舞を舞い―――そんな私は、やっぱり音楽から離れることができないのだろう。きっと、歌が好きで、それだけだった。それでいいのかもしれない。―――けど。 ) ………ゆっくりで、いいよね。 ( 今は、のんびりしていたかった、なんて―――わがままだろうか。のんびり、時間が流れていく中で仕事がしたいなんて、誰もが思うことだろうに。けれど……あの場所に戻るまでの時間が、少し。そう、ほんの少しだけほしい。 ) ( そっと、膝の上に乗ったままの子犬を抱き上げて、立ち上がる。 ) ……そろそろ行くね。羊さんたちお願い。小屋まで一緒に行こうか。 ( ふわり、微笑みかけて牧羊犬を見下ろす。口笛を吹いてみる。牧羊犬は一吼えして、羊たちの元へ駆けていった。その後を、ゆっくりゆっくりついていく。 ふわり、ふわり、風に流されて ) [Sat 26 May 2007 21:48:20]
◆シャリネ@エルザファーム > ( 空の定義なんてわからないし、学者が書いたことでもなるほど、と理解したとしても考察までは浮かばない。頭の中は常に浪漫ばかりで、奇怪なことなどわからぬ少女。 ) ……元気だといいな。 ( ナキアさんがしてくれたレティの葬儀から大分経って、色々なことが自然と落ち着いている気がした。まだまだ仕事は大変なことも多く、歌い手を本業としていることが常だった為に、此処にずっといてさまざまな苦労がわかる。歌を歌っているときとは全く違う世界で、新鮮なことばかりだ。如何に、皆に仕事を受け持ってもらって自分はのんびりしていたように思う。やっていたといえば、ここの世話と――苦手な計算くらいだろうか。大体、古株さんがやってくれるのだけど……。歌の仕事が本業だといえど、しばらくの間……休もうと思う。歌が思いつかなくてスランプなのも、勿論理由にあるが……何より。 ) ……どうして私、「あの場所」にいるんだろうな……。 ( よくよく考えてみれば。芸能横丁。人の集まる場所。父と母が同じ音楽の道を歩んでいたとしても、一人で無鉄砲に必死になって生きる術を探してうまくいったことはいいことだとしても、急に「なぜなのか」がわからなくなった。そんなこと、恐らく考えずにただ歌っていれば、いいのだろうけれど……でも、やっぱり考えてしまって。少しの間、「あの場所」を離れようと思った。 )( 歌い手をやめるつもりはないにしても。休業というのは間違いないだろう。 ) [Sat 26 May 2007 21:42:42]
◆シャリネ@エルザファーム > それか―――ね、お父さんやお母さん、レティや……亡くなっていった人が、あんなふうに広がってるんじゃないかなって。( そんな、主観でしかない、呟きを。微風に髪がなびいては、頬も擽って ) ……上から見守ってくれているんじゃないかなぁって。 ( 穏やかな微笑を零してつぶやけば、もう片方の手は、牧羊犬に伸びて。そっと頭を撫でた ) [Sat 26 May 2007 21:33:42]
◆シャリネ@エルザファーム > ( 牧羊犬と、愛犬と、羊が広がる中。少女は座り込む。動きやすい黒七分のレギンススパッツと、淡いピンクのシャツワンピースをリボンで縛って。少女なりの動きやすい格好。正座を崩して座る先にある手は、膝に寝そべる子犬の頭を撫でていた。 ) ……綺麗。 ( ほころぶような微笑はふわり、零れて。空の色は暗幕のように。輝く其れは、照明よりも美しく、儚い。 ) ( 少女はふ、と隣に寝ている牧羊犬に視線移し ) ねえ、どうしてあんなに綺麗な宝石が星というか知ってる? ( 返ってこない答えを、少女は待つわけでなく。微笑むまま、そっと空仰ぎ、高く視線移した ) よく、上から神様が吊るしてるんだって、聞くけど――― ( 膝の先には、一冊の本。「空の不思議」という本だ。 図書館で借りている一冊の本。 ) ……私は空に、蛍がいるんじゃないかなって思っていたから、びっくりしたの。 ( 不思議な、空の輝く宝石について。夜風に吹かれながら子犬や牧羊犬と静かな時間を過ごす。今日は馬の掃除や鶏の世話。此処に来てからは本格的に此処の仕事をしている気がする。大変なことも多く、迷惑をかけてしまったこともあったけど、レティやミリィが守ってきたものに少しでも手伝うことができているならば、自己満足だとしても素直に嬉しい。 ) [Sat 26 May 2007 21:31:02]
◆シャリネ@エルザファーム > ( お夕飯を作り終えた後。最近はずっとエルザファームに留まるまま。歌の活動をしていなかった。表向き、1ヶ月間休止を言い渡して此処にいる。まあ、言わなくてもあの場にいることは自由業だ。寂しがってくれる人がいたら、幸いだけれど―――誰かが困るということは、ないのだろうから。 ) [Sat 26 May 2007 21:30:54]
お知らせ > シャリネ@エルザファームさんが入室されました。 『(空の蛍たち)』 [Sat 26 May 2007 21:16:15]
お知らせ > アーク=フォース@病室さんが退室されました。 『そして、青年は眠る』 [Fri 25 May 2007 23:10:49]
◆アーク=フォース@病室 > (そろそろ、夜ももっと深くなる。 朝になるまで寝ていられれば良いとか、そんな他愛もない事を考えた。) 夜は深き闇の中…されど明り有り、なんて…ね (ポツリと、そんな事言った。 どんなに深い暗闇でも、何処かに一点、明りはあるだろうとか…そんな事思った。) まぁ…そろそろ…寝ようかな… (あまり長くおきているのも、疲れるし、第一、治りを速くするのは寝るのが一番とか…そんな気分である。 そして、青年は何時ものように…ベッドに寝転がる。) [Fri 25 May 2007 23:08:55]
◆アーク=フォース@病室 > (外は他に、良い夢を見れる人を羨ましく思う事もある。 けれど、そんな事は気にしてはいられない。 夢なんだから、現実ではないのだ。) …夢は夢、現実は現実だしね (小さく苦笑い浮かべた。 それでも、多分自分は、良い夢を見たら、そんな生活がしたいと…思うようになるだろうと思う。) まぁ…自分には、自分のやりたい事ない訳じゃ無いしね… (いろいろな物を見て、調べて、家事して、料理して…そんな生活をすこしだけ、夢見ていたりする。) 夢だけで終わらせちゃダメだしね (思っている事…全部叶える位の気持ちで行かなければ、実現なんて絶対しないから……。) [Fri 25 May 2007 22:57:03]
◆アーク=フォース@病室 > (今夜も今夜とて…入院生活続いてます。 黒髪に紅い瞳の青年一人、足を床からすこし浮かして、ベッドに腰掛けていた。) …なんか最近、水ばっかりだな… (寝起きは必ず飲んでいる。 特に悪夢の後は汗ぐっしょりになってたりするので貴重品です。) …そう言えば…良い夢なんて…ずっとみてないな (あの事件以降、ずっと、悪夢続きだ。 でないとしたら、夢を見てない眠りだろうと思う。) たまには、いい夢も…みてみたいな (悪夢ではなくて、日常の事などの楽しい夢…ずっとご無沙汰な、そんな夢を見てみたいと…そんな小さな欲望を持った。) [Fri 25 May 2007 22:48:04]
お知らせ > アーク=フォース@病室さんが入室されました。 『ベッドに腰掛けるようにしている、青年一人』 [Fri 25 May 2007 22:39:27]
お知らせ > ライシン@暗黒街さんが退室されました。 [Thu 24 May 2007 00:57:39]
◆ライシン@暗黒街 > ( この界隈の売人に良心を期待する阿呆もおるまいが、 ) 職人気質の刀剣商ってな、暗黒街にゃ居ないのかねェ――。 ( 階段を昇り切り、外の空気を肺に満たしながら思わず呟いた。 ) [Thu 24 May 2007 00:57:31]
◆ライシン@暗黒街 > ( 刀の目利きはできないが、今買おうとしている脇差は手持ちの物と大差ないと言い切れる。 初見なのをいい事にいくらかぼられている訳だ。 尤も暗黒街の売人に良心を期待する阿呆もおるまいが。 ――じゃらり。 1万エン金貨をかっきり18枚取り出して盛大にぶちまけた。 貧乏な犬耳野郎が言いがかりをつけてゴネて行った、そう吹聴される方が余程腹立たしい。 言いたい事を全部飲み込み、早々に店を出る事にした――何を言ったとて負け惜しみと取られても癪だし、ぼったくりで恨みを買うのもこの爺の裁量だろう。 ) [Thu 24 May 2007 00:54:37]
◆ライシン@暗黒街 > ( いっそカウンターを飛び越え、爺の一人や二人どうにかしてやろうかとも思うがそうもいかない。 ここは武器を売る店で手前は客だ。 その関係をこちらから崩す事は許されない――それでは筋が通らぬ。 だから精々、威圧的に靴音を鳴らしてカウンターへと歩み寄るだけだ。 ) ―――― 十八。 それで手打ちだな爺さん。 ( ばん! 勢いよくカウンターに手を付いた、その振動で置かれていた脇差が僅か揺れる。 十八――ゼロが4つ付く。 それがこの脇差の値段。 ) [Thu 24 May 2007 00:44:06]
◆ライシン@暗黒街 > ( 蝋燭の炎が頼りなく揺らめき、刃はそれを反射する。 光に目を止め、足を止めて一振りの刀を手に取ってみる。 僅かな反りを持った刃を注意深く眺め、鼻を鳴らして棚に戻す。 目つきの悪さも手伝ってそれは厳しく品を確認しているように見えるかもしれないが、刀剣の目利きは専門外だった。 カウンターの向こうからちらちらとこちらを見る爺はそれに気づいているのだろう、視線に軽い侮蔑が篭もっていて益々けったくそ悪い。 ) [Thu 24 May 2007 00:32:41]
◆ライシン@暗黒街 > ( It's show time ――大層盛り上がっているらしく、小さく舌打ちした。 忌々しいのではなく、ほんの少し羨ましくてだ。 祭りは嫌いじゃないのだ――体面を重んじ、無頼気取りの獣人はそこに混じれなかった。 つまり騒ぎを羨ましく感じる手前こそが忌々しいのだ。 閉鎖空間特有の空気の不味さと薄く漂う油臭さも頂けない。 ) ――ち。 ( 床に唾を吐くのだけは思い留まった。 その代わり再度の舌打ちを鳴らし、黒々とした棚と棚の間を歩く。 棚に並んでいるのはワインボトルならぬ刀剣の数々だ。 ) [Thu 24 May 2007 00:20:31]
◆ライシン@暗黒街 > ( 怒号に罵倒、断末魔。 物騒な喧騒の絶えない暗黒街は、ここ数日陽気な熱気にさらされている。 ワインセラーのような半地下にいてもお祭り騒ぎは尚届き、男は獣の耳を動かした。 ) [Thu 24 May 2007 00:09:15]
お知らせ > ライシン@暗黒街さんが来ました。 『――十八。』 [Thu 24 May 2007 00:05:44]
お知らせ > フェリ@エレオノーラ宅さんが退室されました。 『(ゆっくりと目を瞑れば、いつの間にか眠っていて。)』 [Wed 23 May 2007 00:37:05]
◆フェリ@エレオノーラ宅 > ぁ、はい。 ( 主人の言葉を聞いてから立ち上がり、がぁー君を置くクッションのほうへと歩く。 確かに、寝ている間に潰してしまっては大変だ。 ) おやすみなさい、がぁー君さん。 ( インコへと、おやすみの挨拶をすれば、少女も主人と一緒にベッドに入るだろう。 様々な国の子守唄の中に、懐かしい歌を見つければ、少しだけ、少しだけ涙が流れて。) [Wed 23 May 2007 00:36:26]
お知らせ > エレオノーラさんが退室されました。 『(願わくば、この子が立派に育ってくれる事を祈って。)』 [Wed 23 May 2007 00:32:35]
◆エレオノーラ > ――じゃ、決まりね。がぁー君はクッションの上に載せて置いてあげれば、そこで寝ると思うから。 ( ベッドにあげて、寝ている間に潰してしまっては大変だ。フェリの返事に、満足そうにうなずくと、エレオノーラは消灯の用意にはいった。ベッドに入れば、フェリの髪をなでながら、囁くように歌を紡ぐだろう。様々な国の子守唄。その中には、フェリの故郷の歌も含まれていたかもしれない。) [Wed 23 May 2007 00:32:10]
◆フェリ@エレオノーラ宅 > ( 主人の心、少女は知らず。 けれど、彼女が主人で良かったと思う。 奴隷は主人を選べない。 どんな主人でも嫌がってはいけないとギルドで教えられた。 が、嫌がるなんて、とんでもない。) 子守唄…? ( お勉強、と聞けば頷いて。 歌は好きだし、珍しい話も好きだ。 主人から教えてもらうこと、されることは、おそらく何でも興味を持つだろう。この少女は。 歌は嫌いかと問われれば慌てたように首を振って、) いいえ、好きです――。 ( 聞きたいです、 と 小さく付け足して 言うだろう。) [Wed 23 May 2007 00:26:39]
◆エレオノーラ > ( がぁー君と楽しそうに遊ぶフェリの姿を見れば、エレオノーラも心の底から、このインコを買ってよかったと思える。フェリの話を聞かせてもらって、今後の方針がまたひとつ、決まったような気がした。 ) えぇ、そうよ。私が旅先で聞いて憶えた子守唄、聞かせて教えてあげましょう。これもお勉強よ。 ( きょとんとした様子のフェリに、笑顔で告げる。エレオノーラは長い時間を過ごす間、色々な国を旅してきた。その地方、国々の特色あふれる歌や名物など、知識はある。 ) それとも、お歌はきらい? [Wed 23 May 2007 00:20:52]
◆フェリ@エレオノーラ宅 > ( インコとじゃれ合えば、少女はおもしろそうにクスクスと笑って。 家のこと 家族のことは、気軽な気持ちでは話せなかったが、がぁー君とじゃれていたおかげで、 変に気持ちが沈むことはなかった。 働かないといけなかった。 そのほとんどは肉体労働で、男兄弟達はまだしも、女の自分はただの役立たずで。 生まれたときから いつか奴隷か何かになって売られることは決まっていたも同然で。) ……ありがとうございます、エレ様…。 ( 奴隷になってから、シアワセだとか、楽しいとか、そう思えるなんて思ってもいなかったこと。主人には感謝の念しか無かった。 一緒に寝ましょうの言葉には、ピタリと固まって主人を見て。) ―――…一緒、ですか…? ( キョトンとした様子で、思わず聞き返したとか。) [Wed 23 May 2007 00:14:00]
◆エレオノーラ > ( ぺたぺたスキンシップには、がぁー君もすっかり気を許した様子。インコもフェリの指などを甘噛みしたりしてじゃれている。 ) そうだったの。いつか貴女の故郷を――いえ、貴女の思い出を、絵にして見せてほしいわね。 ( そっと目を閉じてうなずくと、今度はやんわり微笑んで、フェリに手招きをした。 ) いらっしゃい、フェリ。今日は一緒に寝ましょうか。 ( フェザリアンゆえ、人々からこころよく思われていなかったというフェリ。そんな彼女に向けるのは、哀れみではなく、愛情。冷たい骸の体ゆえ、ぬくもりは与えてあげられないけれど。 ) [Wed 23 May 2007 00:07:03]
◆フェリ@エレオノーラ宅 > ( がぁー君の頭やら羽根やらクチバシやら、少女は撫でたりぺたぺた触ったりして、遊ぶだろう。 ) 乗りたい ですか? ( 勿論、拒むことはなく、がぁー君が乗りやすいように手の平をさしだすだろう。 それから、主人の言葉には頷いて。) 気に入ってくれて…嬉しいです。 ( 拒まれたら、それはもう悲しいだろう。 がぁー君が自分と遊びたいのなら、主人が許すのなら、いつでもどこでも遊んじゃいます。きっと。 そして、家のこと。 憶えている限りのこと。 思い出すように少しの間黙ってから、口を開いて。 ) 自然が多いところでした。 畑があって…。 貧乏だったので、働かないといけなくって――。 でも、フェザリアンだから村の人からは良く思われてなかったようで――。 ……。 でも、…キレイなところでした。 [Tue 22 May 2007 23:57:34]
◆エレオノーラ > ( がぁー君はフェリに褒めてもらったことに気をよくしたのか少女の指先を甘噛みしたりして、また甲高い鳴き声を出す。”フェリの肩、ノリタイ! ノリタイ!” すっかりインコはフェリのことが気に入ったらしい。彼女が拒まなければ、手のひらの上にでも乗りたがるだろう。 ) がぁー君は少なくとも貴女を気に入ったみたいだから、私がいないときなんかは一緒に遊んであげて頂戴。私に似て、寂しがりやだから。その子。 ( くすっと小さく笑うと、改めてフェリの問いかけに答える事にした。 ) そうね、それじゃあ……。お家で過ごした思い出や、印象。それに、貴女の故郷のこと。憶えている限りの事でいいから、聞かせて頂戴。 [Tue 22 May 2007 23:44:53]
◆フェリ@エレオノーラ宅 > はい、 がぁー君さんは頭が良いです。 ( 微笑ながら、がぁー君の言葉に相槌を打ってから、主人のほうへと目を向けて、) シャンゼル様も、ですか…。 ――――…でも、私は… ( 主人の従士の青年とは、立場が違う。 単純に考えれば、奴隷と、奴隷以外。 けれど仲良くしたい のも、本音。 家族のことを訊かれれば、何度か瞬きをして。 主人が興味を覚えた様子を見れば、がぁー君を撫でながら話し出すだろう。 とは言え、話すようなことでもないと思っていたので、どう話せばいいのかもわからないようで、) ――…。 両親と、兄が3人と弟が1人 いました。 ( とりあえず、兄の話がでたから、家族構成と・・・) ―――どういうこと、話せばいいです か? エレ様…。 ( 主人がどういう話を望むかが分からず、結局訊くことにしたらしい。) [Tue 22 May 2007 23:37:38]
◆エレオノーラ > ( でも所詮鳥頭なので、記憶力のほうは低いらしい。”がぁー君アタマイイ! アタマイイ!”としきりに喜ぶ姿は、お調子者そのものである。 ) そんなに困った顔しなくても大丈夫。シャンゼルだってがぁー君とはお友達なのよ。むずかしく考えるより、仲良くしてあげる事が大切なの。 ( やがてはこの少女も、奴隷ではなくなる身である。今のうちから、その心構えを教えておくだけ教えておいてもいいだろうと考えて。フェリの言葉には、興味を覚えて目を細める。 ) お兄さんがいるの? ――そういえば、貴女の事はあまり聞いてなかったわね。もしよかったら、聞かせてもらえないかしら。貴女の、家族の事。 ( フェリにとっては辛い思い出かもしれないが、もし聞けるなら、聞いておきたい事だった。できるだけ言葉を選ぶようにして、語りかける。フェリの足元に下りたインコは、恐る恐る伸ばされる少女の手を、おとなしく受け入れた。顔や羽を、すりすりとフェリの手にこすりつけるようにして。 ) [Tue 22 May 2007 23:21:43]
◆フェリ@エレオノーラ宅 > ( 友達 とうったえるインコ。 たかが鳥、と侮ってはいけないようだ。 カタコトではあるが会話が出来るということは、――― ) 頭、良いですよね …がぁー君さん。 ( ポツリ、呟いて。 散らばっていたものがあらかたまとめられれば、それをあるべき場所へと戻していって。) 同じ立場、ですか…。 ( じぃ、とがぁー君のほうを見れば、やっぱり少女は困ったような表情をするだろう。 奴隷と対等なのは、同じ奴隷しか無いだろう が、 ペットはどうなのだろうか、なんて考えて。 ) ―――…勉強は、嫌いだと思ってました。 したことは無かったですが、兄が勉強を嫌っていた…みたいだったので。 でも…、 はい。 一つ一つ、覚えていきたいです。 ( それで主人が嬉しいと感じてくれるのならば、少女も嬉しいから。 自分の為にもなるし。 主人の肩から移動し、自分の足元へと下りるインコを見れば、少女はしゃがんで。 撫でてみようかと、 がぁー君へと、おそるおそる手を伸ばすだろう。) [Tue 22 May 2007 23:13:01]
◆エレオノーラ > ( ”フェリ! がぁー君! トモダチ! トモダチ! 様イラナイ!”エレオノーラの肩の上で、甲高い鳴き声をあげてそう訴えるインコ。無駄にうるさいが賢いらしい。そんながぁー君とフェリの様子を交互に見つめていると、それだけで楽しい気持ちになってくる。 ) がぁー君はね、フェリとお友達になりたいのよ。お友達は、同じ立場。だから、様はいらないの。 ( フェリに優しく説明してあげると、エレオノーラはまた微笑んだ。慌てて片づけをはじめる少女の姿を、微笑ましく見守る。 ) そう……よかったわ。勉強きらいな子も多いから。自分のペースでいいから、一つ一つ学んでいってくれると嬉しいわ。 ( もとよりスパルタ教育するつもりもないし、時間と金があるからこそ、焦らずゆっくりとフェリの成長を見てゆける。奴隷からの解放という提案は、少女にとって、目標の一つになってくれればいいなという願いの元でのこと。 ) やかましい子だけど、人に怪我させるようなことはしないから。仲良くしてあげて頂戴ね。 ( エレオノーラの言葉に答えるようにして、インコは肩から手の甲に飛び移ると、羽ばたいてフェリのほうへ飛んでいった。彼女の足元に降りるつもりらしい。 ) [Tue 22 May 2007 22:58:12]
◆フェリ@エレオノーラ宅 > ――――がぁー君様ではダメ…です か。 ( イラナイ、と言われれば 少女は困ったような表情をして考える。 が、中へと入る主人の視線の先に気付いて、 マズいー、 と言わんばかりの表情に変わる。 片付けをしていなかった。) ……申し訳ございません…。 ( 言って、足早に主人を通り過ぎれば散らかしてしまっていた画材やらへと手を伸ばして片づけを始めようと。 順調か、問われれば軽く首を傾げて。) よく…わかりません。 ですが、勉強は、思っていたよりも楽しいです。 ( 勉強とはもっと、無理矢理積み込まれるものかと思っていたし、生きていくのには必要ではないと思っていたけれど。 意外と言うか、 学ぶ というのはとても大切なことだと、知った。) がぁー君さ……ん、 は、 遊ぶのが好きなんですね。 ( 羽を広げるインコは、いつも元気で 、少女もお友達が出来た気分なのか、楽しいようで。) [Tue 22 May 2007 22:46:13]
◆エレオノーラ > ふふっ、がぁー君は様つけないほうが喜ぶんじゃないかしら。ねぇ? ( エレオノーラが肩のほうに視線を送ると、インコもしきりに”様、イラナイ! イラナイ!”と元気に主張を繰り返した。フェリに促され、ゆっくりとした足取りで部屋の中へと入っていく。見渡すと、それだけでまぁずいぶんととっちらかった部屋である。けれど汚らしさや不快感はなく、むしろもっと自然に、とりとめのない子供の心を、オモチャ箱のようにひっくりかえしたといったほうがしっくり来る雰囲気である。 ) 今日は、フェリがどんな事をお勉強で覚えたのかと、絵の進み具合を見ておこうと思ったの。順調かしら? ( 先ほどから”アソボ! アソボ!”と羽を広げるインコを指で突いて黙らせながら、エレオノーラはやんわりとした声音でたずねた。 ) [Tue 22 May 2007 22:37:35]
◆フェリ@エレオノーラ宅 > ( ドア越しに、甲高いインコの声が聞こえれば、少女はクスリと1つ、笑って。 ) ――――こんばんは、エレ様。 がぁー君様。 ( ドアが開き、現れた主人とインコにお辞儀をすれば、 どうぞ と中へと促すだろう。) ……おはなし? ( 膝を折り、視線を合わせてくれた主人に、少女は軽く首を傾げて。 それから、此方へ挨拶したがぁー君に視線を移せば、微かに微笑みながら、) こんばんは、がぁー君様。 ( 言って、インコへと頭を下げて。) [Tue 22 May 2007 22:31:26]
◆エレオノーラ > ( ”エレ! がぁー君、フェリと、アソブ! アソブ!” 友達が出来てうれしいらしいインコは、夜だというのもお構い無しに、甲高い声ではしゃぐ。それを苦笑しながらなだめつつ、エレオノーラはドアノブに手を伸ばす。それとほぼ同時にドアが開いて、中からフェリの可愛らしい顔が見えた。 ) こんばんは。今日はがぁー君もつれてきちゃった。少し、お話でもしましょうか。 ( 膝を折ってにっこり微笑むと、フェリに挨拶をした。それからがぁー君がまた声を出す。”フェリ! コンバンハ! コンバンハ!” ) [Tue 22 May 2007 22:26:48]
◆フェリ@エレオノーラ宅 > ( もっと絵を上手く描けるようになりたい。 ―――主人を失望させることはしたくない。 ぼんやりと考えていれば、 ドアを叩く音が3つ。) ―――? ( 誰だろう、と上半身を起こせば、次いで主人の声。 少女は起き上がりつつ、答えるだろう。) …はい。 起きています。 ( 起き上がればドアを開けるべく近寄るが、奴隷の少女がドアを開けるのと主人がドアを開けるの。果たしてどちらが早いのか。 どちらにしろ、少女は主人を部屋が入るのを拒むことはない。) [Tue 22 May 2007 22:20:05]
◆エレオノーラ > ( がぁー君を肩に乗せた格好で、エレオノーラはフェリの部屋をおとずれた。勉強の具合と、絵の進み具合などを見たかったのである。肩のインコをなだめるように撫でると、ドア越しに、そっと呼びかけた。 ) フェリ、まだおきているかしら。中にはいっても平気? [Tue 22 May 2007 22:16:19]
お知らせ > エレオノーラさんが入室されました。 『(コン、コン、コン。3度扉を叩く音)』 [Tue 22 May 2007 22:12:28]
◆フェリ@エレオノーラ宅 > ――――ぁ。 ( 少女は仰向けに寝そべって天井を見上げている。 ふと、頭に映る光景。 それが ドコ かと、あ ナニ かとかは分からない。 けれど、 描いてみたい。 そう思うもの。) …… 。 ( しかし。 一瞬浮かんだ光景は、自分が絵に描けるほど鮮明ではない。 少女は残念そうな溜息を1つ 零した。) [Tue 22 May 2007 21:58:59]
◆フェリ@エレオノーラ宅 > ( ごろりん。 お部屋の中で転がる少女一名。 なんだっけ。 えんぴつ転がり な状態みたいなので。 ごろん。 ) …。 ……。 ( 傍らには画材道具やら、いろいろと。 最近は主人から勉強なども教えていただいているので、そんなものも転がっている。 絵を描くこと、勉強することが嫌だから転がしているワケではなくて。 むしろ、嫌いではないからこそ。 自分と同じ という想いかもしれない。 きっと片付けるのが面倒だからとかでは 多分、ない。 多分。) [Tue 22 May 2007 21:41:22]
お知らせ > フェリ@エレオノーラ宅さんが入室されました。 『――。』 [Tue 22 May 2007 21:35:22]
お知らせ > 豪人@自宅さんが退室されました。 『―――愛してるから。(―――…愛してる のに。)』 [Tue 22 May 2007 02:32:50]
◆豪人@自宅 > ―――……猫が隣で寝てくれなくても、お前らが一緒に寝てくれるから、寂しくないよ。 (抱きしめてくれる腕は恋しいけれど。) 猫は帰ってこなくても、お前らが甘えてくれるから、寂しくないよ。 (口付けの感触も恋しいけれど。) お前らは、隣に居てくれるから、俺を求めてくれるから、 寂しくないよ。 (―――自分の名を囁く声は恋しいけれど。) ―――………、 (猫を抱きしめて、瞼を落として。) [Tue 22 May 2007 02:30:18]
◆豪人@自宅 > ―――………、 (擦り寄る灰猫と黒猫、両方を抱きしめて) ―――お片付けは此処までっと。 後は、猫さんが服、買うって言ったらにしよっか。 ねー。 (此の儘、服をめちゃくちゃにしていても、仕方が無いし。呼ばれないのなら、呼べばいい。どう思っているのか、分からないなら確かめればいい。…後者は、出来そうにないけれど。)(猫二匹を抱いて、割烹着を其処ら辺りに脱ぎ捨てて、ベッドへ。) [Tue 22 May 2007 02:27:02]
◆豪人@自宅 > (寂しいからと拾い上げた猫に、違う猫の面影を無理矢理重ねるなんて、愚か過ぎる)(押し付けでしかない感情を、猫達は如何思ってるんだろう。目の前の猫も、目の前に居ない猫も。―――表情からも、言葉からも、読み取れないんだ。言葉は何処までも、素っ気無くて、遠くて。何もかも言葉にしなくちゃ、何もかも言ってしまわなくちゃ、偽りのようで、嘘がつけない自分の性分。誤魔化しが誤魔化しにならない、この性質。) 呼んだら、飛んでくるようになれって言ったくせに。 (摺り寄せる黒猫の喉が鳴る。隣の灰色猫も、飼い主のマイナスオゥラを感じてか、擦り寄ってくる) ……呼んでくれない、 じゃん、ね。 [Tue 22 May 2007 02:08:58]
◆豪人@自宅 > (だって、もう分からないんだ) ―――………、 (じたばたと猫が二匹、布の山から顔を出す)(黒猫の腹立たしげに見える視線が、) ………あはは、 ごめん。ごめんって。 (愛らしくて、如何しようもなくて) ―――…………、 ほら、怒らないでよ。 (抱き上げて、柔らかな毛並みに頬擦りして。) ―――…愛してるから。 (其の毛並みに口付けを。) [Tue 22 May 2007 02:00:20]
◆豪人@自宅 > ………悉く、俺の解釈が外れるなら、 (猫の埋もれる布を二匹が潜る前後で押さえて、中で猫がバタつくのを見て、くつりと喉を鳴らす) ―――………、 (過ぎる答えは、既に後戻り出来ない感情をはっきりと自覚した自分には、少し酷だ。―――勝手な解釈で、ずきりと胸が痛む) ………、 もう、求めないけど、守るとか大事にするとか、 ……そんなの理解出来ないって言われそうだし。 (色々考えた。―――失ってしまうくらいなら、距離を置けばいいんだと思ってから。『 約束 』を前提に。) 子供も埋めない、女じゃない、そのくせ、女よりずっと嫉妬深くて我儘だ。 (ふーふーと布の下で猫が息を荒げだすのに気付いて、腕を上げる)(くつくつと喉の奥で笑っていた音が、自嘲にも似た音に変わる。―――色々考えた。そう、色々。) ―――傍にいるし、変わらず囲うし、大事にするし……だけど、もう求めない。唯、傍に……―――ううん、唯、餌としてだろうと、必要なら其れでいいから、 その代わり、俺も他に『 愛する人 』を探して、其の人を愛したい。 …なんて、本当素直じゃないかな。 [Tue 22 May 2007 01:56:52]
◆豪人@自宅 > ――………、(勝手な解釈、其の一。)(きっと、馬鹿にしたような眼で『 素直じゃない 』と哂う。) …………、 (勝手な解釈其の二。)(きっと『 分かった 』と、平気な顔をして、平気な素振りで、居なくなる) [Tue 22 May 2007 01:47:37]
◆豪人@自宅 > ――……、 (勝手な解釈。其れはいつもつき物だけれど。) ………、(嗚呼、勝手な解釈が全て正解なら、今こうしていないのだろうとも思う。―――否、悉く其の解釈が間違っているから、自分は今、 こう なのだ。) …其れじゃあ、どっちだろう。 (埋もれる猫達の鳴き声を聴き乍、) ―――俺が、 もう、求めないって言ったら。 (“猫”はどんな顔をするんだろう) [Tue 22 May 2007 01:45:20]
◆豪人@自宅 > 其れは好きにしていいぞぅ。 今日は怒らないから。 好きなだけ、破っちゃえ。 ほら、ベスもやっていいんだぞー?(頭の上の灰色猫の背中を、ぽん、と叩いてやる。灰色猫も、なぁごと声を上げて、布の上に落ちる。二匹の猫が、じゃれあい乍、布の海ではしゃぐ姿は愛らしかった) [Tue 22 May 2007 01:43:07]
◆豪人@自宅 > ………大丈夫だよ、お前達は捨てたりしないから。 (見上げる視線に眉が落ちる) (猫は人の言葉を語らない。けれど、其の眼を見ると捨てられるもので無いのは。 ―――語らぬ眼に、勝手な感情を解釈するからだ。)(そう、勝手、な。) ……って、口にしなくっても、別に俺に捨てられても構わないって、実は思ってるかも知れないよな。お前らも。 ―――…楽しいかー? 洋服びりびりにするの。 (駄目だ、直ぐに考え事に走る自分の悪癖で、完全に手が止まった。下げた眉は其の儘、しゃがみこんで黒猫の頭を撫でてやる。普段、裂くな、噛むなと言われるものを、裂いて、噛んで、埋もれて。猫は満足気な表情で、ごろごろと喉を鳴らす) [Tue 22 May 2007 01:41:26]
◆豪人@自宅 > (考え出して、手の止まった飼い主を見上げて、布切れに埋もれだした黒猫が鳴く) [Tue 22 May 2007 01:37:32]
◆豪人@自宅 > ヒトとの関係なんて、要る要らないで分けられるもんでも無いってわかってんのに。 (ぽいぽいと捨てられるのは、其処に感情の無い衣服だからだ。自分に何か言いたそうな顔もしない、声もあげない、否定もしない―――だから、何かを切り捨てられない自分は、こうして違うものを捨てていくんだろう。前の家も然り、前の家に染み付いた思い出を捨てる為の行為が含まれて居なかったとはいえない。) ……根本、其れを捨てたところで如何にもならないのに。 (だのに、肝心なところで、ほら、捨てられない白いワンピースが、未練がましい自分を語ってる) [Tue 22 May 2007 01:36:37]
◆豪人@自宅 > (多分、) ―――………居なくても、こうして平気で生きていけるんだろうけど。 (とは。薄々気付いている。だのに、依存して甘えてしまうのがイケナイ悪癖。ヴェイトスには面白い物が沢山あるのだから、相も変わらず退屈な自分に嫌気が差して仕方が無い。) ……要らないか、要るか、はっきりさせようと俺は何で毎回要らないことをするんだろ。 (曖昧でいい加減な性格の癖、モノでも、人でも、要るか要らないかで線引きをしてしまう自分が疎ましい。ほら、だから、こうして、傍らに猫達が楽しげに引き裂いたり、噛み付いたりする『 要る 』と思った筈の、要らない服が山積みになっていく。) [Tue 22 May 2007 01:33:19]
◆豪人@自宅 > (いい加減、感傷も過多な愛情依存も、如何にかしろと己でも思うのだけれど。) ―――……如何せん、脳回路がヘタレで後ろ向きな。 (だー。溜息が止まらない。よろよろと衣替えついでに、まだ同居人からの返答を聞けていないけれど、もしも、まあ何時になるにしろ、同居人の衣服を買いにいくことになれば、しまうのはクロゼットの中だ。少しでも入れる場所を空けておかねば、と。) …まあ、要らん、とでも言われるのがオチなのは重々承知の上。 っと。 (久しく言葉も交わさなければ、顔もあわせない。手紙等、置いてみたけれど、文字が書けるのか否か、一体全体謎である同居人様だから。―――もしや会わねば、話にはならないのか、とも思いつつ。)(ふるいスーツ、衝動買いしたジャケット、シャツ、買っては見たけれど、着もしない私服、白い小さなワンピース、―――) ……もしや、最後の一文が余計だったか。 (思い出して嘆息。) 嗚呼、其れならもういいんだな、出て行くよ、さよならぷー、って出て行ったという可能性も無きにしも非ず……、 とか、(がくし。要るモノ要らないモノ、分け乍、うな垂れた) ……何処まで悲観的になれば気が済むんでつか、俺。 (ああもういやん。)(要らないモノ、として分けた服をぎちちー、とヒステリックに引き裂いてみたり。) [Tue 22 May 2007 01:27:59]
◆豪人@自宅 > (ええい!と身体を捻って、猫のざらざらした舌を避け乍) ………まあ、コレの処遇は後で考えるとしよう。 うん。 (箱も避けた)(―――何をしているのか、と言えば、衣替えだ。如何にも引きこもりがちな心理状況になりがちな今日この頃。おんもで元気に遊ぶにしろ、ナンパするにしろ、何がしかの気分転換をしなくては、落ち着かない。) [Tue 22 May 2007 01:20:58]
◆豪人@自宅 > (飼い出して一年近く漸く経つ猫達は、すっかり飼い主の自分に慣れたようで――余りよろしく無い意味で――考え事をしようが、寝ていようが、風呂に入っていようが、何をしてようが、腕、足、身体、何処と問わず、うにゃうにゃと纏わり付いて舐めてくるようになった。※色んな意味で舐めて。) ………この、 ………(まぁ、そんなこんなで、肩に乗った黒猫にべろんべろんと首を舐められ乍、割烹着姿のヘタレは考える)…………、 (目の前には女性者の下着が詰め込まれた箱) …………(いつかの女体化の際、同僚の兎さんに『 戻った時にハァハァする用にいいの買っておけ! 』とお勧めいただいて買ったブツ。) いや。 …もう、今更、女物の下着にハァハァしても嘘っぽいとか何とかこう…。 (箱を持ち上げて、むなしさに溜息吐息。) ………でもなんとなく勿体無いっていうか―――っ、あ っ、 ちょ、 マリー、くすぐったい…!!!!! 何処舐めてンの馬鹿、お前はペット番長か っ。 [Tue 22 May 2007 01:15:44]
◆豪人@自宅 > (首を捻って、唸り声。) ………、捨てるべきか、捨てざるべきか。 (クロゼットの前。――否、厳密には朱鷺乃都風情たらん自宅には、押入れ、が丁度なのだろうけれど――眉を落とすヘタレの右肩には黒猫※勿論、でかい方では無い。デカイ方なんか此方が担がれる側だ※、頭の上には灰色猫を載せて。) [Tue 22 May 2007 01:07:46]
◆豪人@自宅 > (頭を抱えた。) [Tue 22 May 2007 01:04:49]
お知らせ > 豪人@自宅さんが入室されました。 『(―――ううーん。)』 [Tue 22 May 2007 01:04:08]
お知らせ > アーク=フォース@病室さんが退室されました。 『ただ寝転がって…仰向けになって…考えたり、ただぼんやりしたりしていた』 [Mon 21 May 2007 23:27:12]
◆アーク=フォース@病室 > (フルーツもあればいいのだが…そんな事を考えたが、お見舞いにもらったフルーツは美味しく食した。 なので手元には、既にない。) 退院したら…お礼しなきゃな… (礼儀、といえばそうなる。 自分なんかにお見舞いに来てくれたのだから、お見舞いのお礼位はして置かなきゃと思う。) ……フルーツじゃ、ダメだし…お金なんてそっけなさ過ぎる…どうしよ (それに、自分は手元に、そんな余裕のあるお金がある訳ではない。) ふぅ (そんな事、考えれば、出るのはため息……) どうしよね (自分の事も…だが、お礼の事に関しても……だ。) …頭痛い…ほんとに… (今日はすこし、頭を使うのはやめよう…そんな事をかんがえながら…また、ベッドに仰向けに寝転がる。) [Mon 21 May 2007 23:23:36]
◆アーク=フォース@病室 > (寝すぎの後は、結局寝られないで夜がすぎる。 何をするでもない、ただ悩む時間が過ぎていく気がする。) … (ゆっくり上半身を起こした。 頭が重いのは頭痛のせいだとわかるのだけれど…今日は何時もより酷い気がした。) …水… (とりあえず、脇机には水筒が置いてある。 緊急時の水である。 あまり飲まないのだけど、こういう寝起きには重宝する。) …… (水筒の蓋兼コップに水をいれて飲む…寝起きの水は美味しい。 実にそう思う瞬間である。) ふぅ…水がおいし… (寝起きは、汗で水が大量になくなるので水が欲しくなるのは必然、そんな事を考えながら、水を飲んでいた。) [Mon 21 May 2007 23:07:58]
◆アーク=フォース@病室 > (神父さんが帰ってする事もなく、安静にしていた。 と言うより、眠っていた。 珍しく…悪夢は見ないで起きた。) …頭痛い… (大抵、悪夢ばかり見ていて、睡眠時間が短いので、普通に眠っていたら、頭が痛い。 寝すぎとは良く言ったものである。) …… (紅い瞳は細めて、天井を眺めていた。 頭が重い、完璧に寝すぎだとおもった。) 悪夢見ないなんて、久しぶりだな…自分 (偶に、悪夢を見ないで、起きた時はいつもこんな事を言っている。) [Mon 21 May 2007 22:59:33]
お知らせ > アーク=フォース@病室さんが入室されました。 『ベッドの上で仰向けでボンヤリとしている、青年一人』 [Mon 21 May 2007 22:51:33]
お知らせ > リア@自室さんが退室されました。 『( 朝起きた時、きっと体が痛いんだろう。猫は知らぬ顔で足を舐めているに違いない。 嗚呼 )』 [Mon 21 May 2007 02:23:50]
◆リア@自室 > ―――― ( とりあえず。 ) ――― マリィ、早く帰ってきてくだ さ、い … ! ( 適当に寝転がった姿勢のまま。 胸元で丸まり寝てしまった愛猫のせいで身動きが取れません。…。 ) ( マリィもマリィでロスマリヌスの寝姿に負けてしまいそうだけれども、 ) [Mon 21 May 2007 02:22:21]
◆リア@自室 > ( けれど、なんとなく ) …ふこうへいですよね。 ( 拗ねたカオ。むぅ、と口をへの字にして。 己は彼の言うコトを聞いて大人しくしているのに、 大人しくなったのに、 彼ときたら。 己が心配だと言う言葉なんて、聞き流しているかのように軽くかわす。 ) … ( それでも、少しは気にしてくれているんだろうか。 ) どうなんでしょうね? ( 丸まった愛猫の背を撫で。 彼の心中は図りにくい。特に己に関しては、 ) [Mon 21 May 2007 02:18:51]
◆リア@自室 > ( 別に後悔はしてない。己の失ったものの代わりに今彼が在るのだとしたらむしろ喜ばしいくらいだ。 けれどなんだろう、何故だか、 ) …。 … 真綿で首を絞められる感覚って、こういうかんじなんでしょうか―― ( なんだか、とてもゆっくりとゆっくりと、手足をもがれていっているような気分。 別に彼に悪気はないだろう、ただ心配なだけなんだろう、 ) ( ベッドにぽふりと横になれば、猫がうとうと目を開けて胸元に擦り寄って丸まった。 ) [Mon 21 May 2007 02:06:39]
◆リア@自室 > …。 …ああ、 ( 左手の人差し指で、軽く舌先を撫ぜた。奇妙な感触。 …指を離す代わり、ほんの少し眉が寄る。 別にいいか、と思う気持ちもあれば、軽い焦燥にも似た気持ちも起こり。 ) …、 ( 手入れの済んだナイフを片付けながらぺふ、と息をついてそんな気持ちを外に吐き出す。落ち着こう。 ) [Mon 21 May 2007 01:59:25]
◆リア@自室 > ( 刃が、というのもいくつかあるけれど。それよりも、感じられる魔力が弱々しい。 ) …。 ( ナイフ自体の手入れはよくしているけれども、コレに魔力(魔法ではなく、)を込めたのは一体いつだったろうか。もう二年も前だったような気がする。気になってはいたけれどもそちらの手入れは今はもうすることができなくて、 ) [Mon 21 May 2007 01:50:20]
◆リア@自室 > ( ナイフを見つめて、溜息をついた ) ( 猫は、ベッドに丸まっている。その傍らには彼にもらった白いウサギのぬいぐるみ。 マリィの姿は部屋の中にない、多分仕事に行って―― なかったとしても、とりあえず今のうちに手入れをしておこうと思っていたのだけれ、 ども。 ) …もう、ダメですね。 [Mon 21 May 2007 01:42:03]
お知らせ > リア@自室さんが入室されました。 『 ――― 。 ( 灯りに、輝く ) 』 [Mon 21 May 2007 01:34:10]
お知らせ > ラクリア@会場?さんが帰りました。 『(見つからないで抜け出すほうが大変だった。仕事に遅刻。怒られたっ。)』 [Sun 20 May 2007 17:51:51]
◆ラクリア@会場? > ってか、カフェっぽいし誰が入ったっていいじゃんね。 ( 小さく呟きながら、水やら珈琲やら口にする女はやっぱり端にいるままだ。次はヴァイオリンを持った女性が舞台に上がる。 ) おお、いいねぇ。 ( ひゅぅ、と口笛吹きたくなるのをこらえて女は笑う。ちっと静かにしとかねぇと後が怖い。 ) ( 演奏に耳を傾ける間、女は辺りを見回す。豪華な食事に目を取られ、涎が出そうだ。 ) ……やべ。うまそう。 ( ぽつり。 ) [Sun 20 May 2007 17:47:03]
◆ラクリア@会場? > ( 気分が乗らなくて、ちょっとスリルのあることをしたくなって見るお年頃。人のこと心配してるような場合じゃないのかも。 ) いやーしかし、すげぇなやっぱ。 ( ピアノに関しての感想をぽつりぽつり。小さく呟きながら、ワインは飲まずにいる。別に飲んでもいいんだけど、いや、高い酒とか飲みたいけど……っ!我慢だ。だって仕事あるし。 ) 高嶺の花だよなー。あれじゃあ。 ( 綺麗なドレスに身を包んで、華やかな場に馴染むようにいる花。地下でわんさか音楽奏でている環境とは、まったく違った。 ) ……ロミジュリ? ( なんか、連想した。ぼそっと呟いて。 ) 俺はハムレットのほうがいいけどなー。 ( 思いっきり主観をぶつぶつぶつ。緊張感もへったくれもなかった。 ) [Sun 20 May 2007 17:43:35]
◆ラクリア@会場? > ( というか、潜りこんだんだけどね!紹介っていうよりは教えてもらって。話聴いて。 ) ( 見つかったらやばい?うん、きっとやばい。だからさりげなくいるんだけどね、さりげなく。 ) ………香水とかつけてくりゃよかった。 ( ブルーベリーの香りは目立つから。後悔したような呟き。でも、きっと物を選ばないと混ざったときにおかしな匂いになるんだろう ) [Sun 20 May 2007 17:37:53]
◆ラクリア@会場? > ( 演奏が終わって、暫くの静寂。その後の拍手で、女は目が覚める。初めてピアニストの顔を見た。指先に捕らわれて、其処からやっと解放された。 ) ………すげーな。 ( 思わずの一言。自分には演奏技術というものがまったくといっていいほどない。ベルナデットは演奏得意だというけど、自分は専らだった。触ったことすらない。ただ ) ………指が踊る、か。 ( 拍手しながら小さなテーブルに置かれるグラスの水を一口飲んで、また置けば。 ) 口説くには敷居が高そうだ。 ( 小さく笑って肩を竦める。マリィとかならなんとかいけそうな気はするが。 ) ( 豪華なドレス。豪華な食事。一種のサロンとも言える雰囲気。何でこんなところにいるかっていうと、ちょっとした友人の紹介である。 ) [Sun 20 May 2007 17:35:38]
◆ラクリア@会場? > ――― なっがい指。 ( 長い曲。紡がれる音はしなやかに早く、まるで踊るような。黒鍵の上で踊るそれに、目を奪われるまま―――暇つぶしというよりはすっかり芸術鑑賞。 ) ………。 ( ついには言葉も出ずに。女はその音楽に浸るように、ただ視線は指先を追いかけて、腕組したまま壁に寄りかかって端の端で耳傾ける。喧騒に交じるよりも、その演奏にじっと耳を傾けていたい気分になる、不思議な演奏だった。現に、このピアニストがピアノを奏で始めたら会場が静かになった不思議。 ) [Sun 20 May 2007 17:23:55]
◆ラクリア@会場? > ( 珈琲を片手に、ピアノの激しい演奏を聴くまま。小さなCafeというよりは、演奏会場に近いのかも知れぬその場所。黒鍵を滑る指先に見惚れるように、食い入るような瞳はまっすぐにピアニストの指へ。ただ―――平静さ装ったまま、激しい旋律の中に身を置いて、時折グラスの静かになる音を聞いている。腕組をしている黒いスーツ姿の男はその音に身を任せるように音を聴き、ただその指先見つめては、周りの景色を気にせずにそこにいた。 )( 暇つぶしだ。仕事までにまだ、時間があるから。 ) [Sun 20 May 2007 17:17:39]
お知らせ > ラクリア@Cafeさんが入室されました。 『( 壁にもたれかかったまま )』 [Sun 20 May 2007 17:13:48]
お知らせ > ジルさんが退室されました。 [Sat 19 May 2007 04:06:20]
お知らせ > ツェツィ@斡旋所前さんが退室されました。 [Sat 19 May 2007 04:05:04]
◆ツェツィ@斡旋所前 > ――よく、分かったわ。 (一歩ずつ遠ざかっていく背中に、ただそうとだけ答えた。それ以上かける言葉はなく、かけた所で向こうももう、応えないだろう。だから。) 本当に、悪魔なのね。 (――だからこれは、ただの独り言。死にながらも彷徨う自分に関わり、その理由を「楽しそうだから」と言える存在への、畏怖を込めた思いだった。) また会うときのことを考えると、楽しみなんかじゃないけれど――二度と会いたくないとも、思わない。 (呟き、やがて斡旋所のドアを潜った。いつか自分の向かう先を決められるときまで、生き延びねばならない。) [Sat 19 May 2007 04:04:04]
◆ジル > ( 少女の問い掛け。 悪魔としては温過ぎるこの貴族風貌は、去ろうとしていた足を止めてゆっくりと振り返る。 そこにある表情は幼い子供のような純粋な笑み。 ) ―――それはな、とても簡単な理由だ。 ( その背中にはもう黒翼は無い。 ) 楽しそうだから だよ。 ( ああ、この少女がどのような道を辿るのか非常に興味がある。 自らの手で彼女を堕とすのも一興。 そしてそれを行わなくて、自分は傍観者の立ち位置にいるのもまた面白い。 ) それではな。 また出会う時があるのを楽しみにしているとしよう。 ( そして再び踵を返す。 今度は呼ばれても振り返らないつもり。 ) [Sat 19 May 2007 03:56:37]
◆ツェツィ@斡旋所前 > (ぞくり、と背筋を這い上がるものがあった。それはまるで、幼い時に聞いた御伽噺そのままの悪魔の姿だ。じり、と半歩後ずさる。) …くま、なのね。 (喧騒に呟きは掻き消される。だがそれでいい。他ならぬ、自分自身が知ったのだ。彼が、悪魔なのだと。――美しい面が微笑んだ。子どものような悪戯っぽいそれが、邪悪に染まっているだけに見えないの気のせいだろうか。その言葉に、堕落以外の意図が含まれているように聞こえるのは。) 待って。どうして、そんな事をあたしに?貴方――…くま、なんでしょう? (向けられた背中に言葉を投げかける。答えてくれるかどうかは分からない。それでも、尋ねた。) [Sat 19 May 2007 03:47:44]
◆ジル > ―――さて、それでは内緒話といこうか。 ( 妖艶に笑いながら口元に指先を置くと、その背中から漆黒の翼が姿を表す。 それは御伽噺に出てくるような悪魔そのものの翼の形。 斡旋所の中に居る人には見えないよう体をずらして角度を調整する。 ) 聖書の内容は確かに興味深い。 だがしかし、それに胡座をかくようでは人の輝きは見るも無残に曇ってゆく。 ( それを眺めるのもまた一興だが。 殉教は一つの美学。 否定する気は無い。 ただ自分はそれをする気が起きないだけの話。 ) ( 彼女の言葉を聞いた悪魔は、自分の体を黒い双翼で覆いながら悪戯めいた微笑みを浮かべる。 ) そうだな。 今はそれでいいのかもしれん。 性急に決めた物事はえてして間違いを生むこともある。 だが――決断をするべき時期を逸するのは愚かだぞ? ( 今すぐ選ぶ必要は無い。 けれどもいつかは選ばなくてはいけないときがくるのかもしれない。 そんなことを呟きつつ、悪魔はその場を去ろうと歩き始めた。 ) ――白か黒か。 そのような物の見方は窮屈だ。 この世界の言葉は全てが正しく、そしてまた間違っているのだよ。 人間()。 ( 楽しい時間だ。 久しぶりに退屈から逃れられた。 少女から背中を向けつつ悪魔は心の中でそう呟く。 ) [Sat 19 May 2007 03:40:37]
◆ツェツィ@斡旋所前 > (その存在感ゆえなのか、それとも話術ゆえなのか。ズルズルとその話に引きずられそうになっていたところで、戻ってきてくれた。嗚呼よかった、なんて口には出さないけれど。) 貴方――まさか。 (見た目は西洋、ホワイティア系だ。これで、フォーウンやトキノミヤコの魔であることはないだろう、ならば、やはり。自分と違い、生まれながらに神の教えとは対極にある存在。その存在に対する感情はひとつ、恐ろしさだ。) それは――だって。 (聖書の教えが全てかといわれれば、以前の自分は首肯しただろう。パプテス信徒だ。ミサにだって出ていた。しかしそれも、今は違う。今の自分を受け入れるのならば、その理から一端でも離れなければならない。振り向く男の顔に、所在無さげな顔が向けられる。) そんな事、あたしはまだ、考え切れない。でも、だからって何してもいいわけじゃないわ。そう例えば、人を殺すとか。 (その所為で、自分は死んだのだから。) 貴方が言うように、聖書の教えが全てではないかもしれない。でも、全てを否定するのもきっと、間違いだわ。 (嗚呼、単に迷っているだけなのか。話しながら、そんな事を思う。) [Sat 19 May 2007 03:26:59]
◆ジル > ああ…私の美しさが一般庶民どもに僅かでも分け与えられたら世界はきっと幸せになるというのに。 これだから―――(以下略) ( もう独り言が長すぎるので以下は略する。 現在意識は別の世界に旅行中。 ) どちらも嫌われ者。 そういうことで、だ。 何も人間から疎まれるのは吸血鬼だけではないという話。 ( 少女の発言を耳にして別世界から帰還を無事に果たす。 まあ吸血鬼が相手なら自らの種族を明かしても問題無いだろう。 ある種お気楽な思考で口に出す。 【集中】) ―――確かに、な。 死者は素直に眠るべきだ。 それは理を外れた外法の行い。 ( 思い返すのは一人の少女。 自らの手で首を刎ねた奴隷。 ――この悪魔にとって『死』とは神聖視する概念。 )( 回想を振り消すと少女へと意識を再び戻す。 ) パプテスの理が考え方の全てか? 狭い物の見方だ。 つまらん。 ま、それをどうこう言うつもりも私には毛頭無いさ。 リビングデッドが何をするのも勝手だろ ( [Sat 19 May 2007 03:13:00]
◆ツェツィ@斡旋所前 > (しかし、その存在までを無視することは矢張りできないようだ。その姿も言動も、存在感ばりばりだし。と、それは一端置くとして。) ――『似たもの同士』? (体も心も緊張させたままだ。目の前の彼から、今の所敵意は感じられない。いや、それどころか物慣れたような、雰囲気が感じられる。そして、ダメ押しのその言葉。) 何が、似ているのでしょうか?だって、貴方は温かかったし、息だってしているようだし。 (とても、死人には見えない。警戒の色は、徐々に困惑にとって変わられていく。貴族の青年かと思っていたのに、それはとんだ勘違いだったとでも言うのかと。) 法――を犯しているとするなら、それは。だって、あたし、死んでるのに。 (犯しているのは人の法ではなく、神の法か。死者は死者の世界へ行く。そうならなかった自分は、パプテス的には罪人と言えるはず。) [Sat 19 May 2007 02:59:15]
◆ジル > 美しい私は意図せずして少女の望みを叶えてしまったようだな。 ……我ながら自らの美による罪深さが空恐ろしくなる瞬間だ。 ( 少女の反応は至って正しい。 こういう変人に遭った時の対処法の一つとしては完全に無視すること。 まあそれでも悪魔様はめげないけど。 ) むう…しかしまあ私も随分と鈍ったな。 致し方ないことかもしれぬが…… ( 魔界にいたころと比べると、感知能力は大分下がっているようだ。 それも普段の生活でそれをする必要がないからなのだろう。 使わない能力は衰えていくということ。 ) まあ似たもの同士だからな。 ―――いや、何故私が通報しなくてはいけないのだ? それともお前は何か法でも犯したのか? ( 少女の言葉に悪魔は不思議そうに首を傾げた。 悪魔にとってこの会話は昼下がりのコーヒーブレイクとなんら変わりない緩やかなもの。 それなのに何故波風を立てる必要があるのかと。 ) [Sat 19 May 2007 02:51:09]
◆ツェツィ@斡旋所前 > (綺麗な細い指先が、離れる。少し名残惜s――ではなく、多少の安堵。死んでても、こういう場面は心臓に悪い。ふぅ、と胸を撫で下ろした。) 一体、何がどうして―― (頭上から聞こえてくる言葉は、聞こえてこないものとしたようだ。彼の言葉こそ、真実なのだけれども。しかし、それはそれ。何はともあれ、当初の目的どおりに斡旋所へと入ることができるのは喜ばしいことだ。早速、この青年に別れを告げて中へ入ろう――そうしたときに、その言葉が耳に入った。) ――!!な、何を… (頭に殴打を受けたようなショックを感じた。まるで、世間話のように聞こえたが、それは。瞬きを忘れそうなほど目を見開き、ゆっくりと口を開く。) どうして、分かったの。いいえ、それよりあなた――もしかしなくても、通報するわよね? (ハンター達への通報。それが、今最も恐れていることだった。) [Sat 19 May 2007 02:42:28]
◆ジル > うむ、それは中々に勤労だな。 若いというのに偉いぞ少女。 ( 貴族風貌はただひたすらに自分のペースで物事を語る。 ) 間違いなく初対面だ。 それは確信と共に言い切れるのだが――― ( 指先に伝わる温度の無い皮膚。 生者とは違った雰囲気を纏ったその色。 たおやかな指先から顎が離れていき、ふと考え込むような仕草を見せる。 ) ――――………まあ私が許可したのだからな。 当然といえば当然――― ( 目の前の少女の切羽詰った焦りが、突如として道に開けたことによる困惑へと塗りつぶされていく。 そして自分で自分の言葉にふと気付く。 招かれなければ入ることが出来ない。 体温の感じられない少女。 色を失った土気色の肌。 ようやく違和感の原因に思い至って納得したように手を打った。 ) ―――なんだ少女。 つまりは吸血鬼だったのだな。 いや道理で懐かしみを感じたわけだ。 ( それはあまりに繊細さに欠けた一言。 ) [Sat 19 May 2007 02:34:05]
◆ツェツィ@斡旋所前 > あたしはただ、仕事を探しに来ているだけです!だから―― (中に入りたいのだ。ただ、それだけだというのに何故できないのだろう。ただ、ドアを潜るだけだというのに――たった今、目の前の青年が中から出てきたように。) 前にお会いしたこともないですよ?それ、気のせいか何かでは。 (無いでしょうか、とおずおずと言ってみる。そうして、ゆっくりとその指先から体温の無い顎を引こうとした。困惑の表情が浮ぶ顔は土気色。死人の顔だ。) もう、入れるものなら―― (入りたいところだ。そう思って、足を動かそうとする。そして、違和感。「室内に入るのを遠慮することはないのだぞ。」――それは、その言葉が発せられると同時に感じられた。今、足が前に進めたような気が。え、と驚き目を見張る。この青年が何かしたのかと、慌てて彼の顔を見上げた。) [Sat 19 May 2007 02:21:55]
◆ジル > ( 少女の懸命な首を振る動作を見ると、それに対して優雅な動作で髪を掻き揚げる。 ) まったく、照れることは無いというのに。 遠慮せずに肯定してもよかったのだぞ? ……しかしまあ確かに不思議だ。 ふと冷静に室内を思い返せば私以外の者も居た記憶があるしな。 ( こっちの世界での暮らしがそれなりに続き、その間ほとんど吸血鬼と関わりを持たなかったためどうにも原因に思い至らない。 ) うーむ……いや、こう何か違和感が先程からあるので顔を何か思い出す所でもあるかなと思ってな。 ( 少女の視線とは対照的に、蒼い瞳を真っ直ぐ向ける。 それに背筋にかかるこの感覚。 ――なんだったろう? ) もしや室内に居る私に気後れしてしまっていたのか。 そう慎み深くすることもないというのに。 このどんな次元でも輝きを失わない私の美貌があるからといって、室内に入るのを遠慮することはないのだぞ。 ( 何時もどおりの馬鹿げた発言をさも当然のように言い切った。 ) [Sat 19 May 2007 02:11:25]
◆ツェツィ@斡旋所前 > (それは違う!と言うように、目の前の青年が話す内容に、思いっきり首を振った。ある種失礼ではあるが、そんな事実は無いのでご容赦いただきたいところである。当の本人は、ひどく必死だし。) 違います違います!さっきから、ずっとこうなんです。前は、こんな事全然なかったのn―― (生きていた時は勿論のこと、寒河江家に招かれた時、そして楽師の家に上がった時もこんな事はなかった。それは単に、「招かれた」という事実があるためだが、それは少女には与り知らぬ事である。それに、今はどっちかというと――) ――ひゃっ! (この状況にイッパイイッパイだ。クイ、と青年の指によって上を向けられた顔。何処を見たらいいのやら、視線がさまよう。) あの――何かっ? [Sat 19 May 2007 02:00:55]
◆ジル > ( 流れる血を思わせるような赤色と視線が交わる。 新手の芸人? それなら芸能横丁の方が向いているだろうに、なんてズレた思考。 ) ふむ、それはまた不可解だな。 私はこうして何の苦もなく入れているというのに。 ああそれともそれはこの私の絶頂の美しさの為せる御技なのか? 流石私だ。 知らず知らずの内にそのようなことまで成し遂げているとは。 ( 当然のように戯言を並べつつも、少女の言葉にふと疑問を覚える。 ―――あれ? なんだったか。 確かそういう種族を知っている気がしたが。 ) ………ふむ、アレはなんだったかな。 ( そんなことを言うと、少女に近付いていき彼女の顎に指を掛けて自分の方を向かせようとするだろう。 ) [Sat 19 May 2007 01:54:32]
◆ツェツィ@斡旋所前 > (丁度、四苦八苦しているのが出入り口の正面だっただろうか。真正面からかけられた言葉に顔を上げれば、それは見事に視線が合いそうである。そうでないとしても、目の前に何時の間にか現れた青年の綺麗な顔立ちに、少女は少々驚く。ドキンとしたり、キュンとしたりする心臓は動いていなかったが。) いや、これは、あの…! (一体どう説明したやら。微妙にパニックになりながらも、言葉を探す。) 何故だか分からないんですけど、これ以上前に進めないんです…!斡旋所に行きたいのに! [Sat 19 May 2007 01:43:26]
◆貴族風貌 > ( 綺麗な顔立ちをした一人の悪魔。 それは人もどきの姿形のまま、常の如くの貴族紛いの格好で斡旋所を出て行こうとするところだった。 ) しかしまあ最近はこの私に相応しい華麗なる優雅な依頼が数を減らしたな。 まあ今はアムチェルのところで定期的な収入を得ることが出来たからよいとはいえ、やはり金銭があるに越したことは無い。 ( 眠そうに手で口元を隠しながら欠伸をした悪魔は、用の済んだ斡旋所を出ようと出口に向かい。 ) ………いや、何してるのだ少女? 一人漫才か? ( 入り口で四苦八苦する相手の様子に怪訝そうな表情を向けた。 ) [Sat 19 May 2007 01:37:34]
◆ツェツィ@斡旋所前 > (そして、一息。このままボーっと立っていても状況が変わるわけでもない。そう考えると同時に、彼女はまた、斡旋所の入り口へと向かった。ま、原因が分かるまで踏ん張ってみるのもいいんじゃない、と。) これでヘコたれる位なら、これから先やってらんないでしょうよ…! (よし、と気合ひとつ。じり、と入り口ドアに一歩近付く。二歩目を出そうとすると、先ほどと同じ抵抗感を感じた。ああもう、何だって言うんだ、コレは。本人はひどく必死だが、傍から見ればそれは、完全な独り相撲であった。) [Sat 19 May 2007 01:32:40]
お知らせ > 貴族風貌さんが来ました。 『(欠伸交じり)』 [Sat 19 May 2007 01:31:41]
◆ツェツィ@斡旋所前 > ……仕事、見つかるかなぁ…。 (ぼそりと呟いた事。それが今一番の悩みだった。これから自活していくことを決めたものの、実際どうなるかは分からない。この歳で、性別で、そして特にコレといった特技があるわけでもない自分だ。日雇いの仕事ですら、貰えるかどうか分からない。それに、種族のこともある。もし雇い主に種族への理解を求めるのなら、真っ当な仕事はまず、得られないだろう。) それを考えると、やっぱり、暗黒街ってなっちゃうかな。 (確かに、あそこなら何かしらありそうにも思えるが。風に聴く噂程度でしか知らない場所だから、よく分からないのだ。ただ、ぼんやりとした恐怖心があるだけで。) [Sat 19 May 2007 01:25:53]
◆ツェツィ@斡旋所前 > (適当な場所に落ち着くと、首にまとわりつく髪を後ろに跳ね上げた。先日風呂に入ったお陰で、汚れのない綺麗な髪。文句を言うとするならば、やはりまとめるなりしたかったけれど、技術が追いつかなければそれまでである。) ――これ、いっそお下げにでもするかな。 (それくらいなら、まぁできるだろう。幸いリボンはあるし。そんな事を考えつつ、仕事斡旋所の入り口を眺める。其処に出入りする人々と、時折覗く屋内の様子を。) [Sat 19 May 2007 01:20:09]
◆ツェツィ@斡旋所前 > (この状況の解は、非常に簡単である。種族上の問題だ。初めて入る建物あるが故に、招かれなければ入ることができないのである。) ……いや、可笑しいって。何で進めない…の、よ! (あらん限りの力で、その一歩を踏み出そうとするが、できない。彼女は、自分の現在の種族に関して、あまり知識が無かった。その結果がコレなのである。) ちょっと、もう…出鼻から、コレって。 (何の嫌がらせだ!思わず声を荒げそうになるが、そんな事したら単なる不審者だ。声を控え目に。けれど、これ、一体どうしたらいいのよー!と叫びたい衝動がムクムクと頭をもたげていた。全く以って、吸血鬼というのも存外不便な生き物である――鏡に映らないし。やがて、彼女は進もうとする努力を止め、道の脇へと向かっていった。若干、疲れた表情をしながら。) [Sat 19 May 2007 01:13:01]
◆ツェツィ@斡旋所前 > (仕事を求めるものが集う、仕事斡旋所。深夜といえども、そこの人通りはあまり減っていないように見える。周りを行きかうのは、昼間はあまり見ないようなタイプの人が多い。こういう時間帯が、活動時間の人々なのだろう。これから先は、自分もそんな一人になるのだろう。――と、そんな事を考えていたのは半刻前までのことである。) ――あれ?何で? (今の彼女にとっては、何故自分が斡旋所の中へと入れないのかという問題の方が大きかった。それはまるで、見えない壁が行き先にあるかのように。) [Sat 19 May 2007 01:05:01]
お知らせ > ツェツィ@斡旋所前さんが来ました。 『(見えない壁が進路を塞ぐ)』 [Sat 19 May 2007 01:00:12]
お知らせ > アーク=フォース@病室さんが帰りました。 『特に…ないです (そんな事言いながら、見送る青年、笑顔は浮かべていたがその奥はどうだろう)』 [Sat 19 May 2007 00:15:06]
お知らせ > 炎涼さんが退室されました。 『…ああ、欲しい物は無いか?(最後に言い残して、静かに扉が閉じる。立ち去った音。)』 [Sat 19 May 2007 00:13:11]
◆アーク=フォース@病室 > まぁ…そう言う所は色々です…ね、正直見抜けなかった自分が馬鹿でした…としか… (少しだけ、と言うのには、それ以上突っ込まないでおいた。) 何をするにしても…努力は必要だとは思います。 (そして、返された言葉には返すだろう。) そう…ですか? (自分よりも、心を貫ける人だから、守ろうと思えば、この人ならきっとできると…この青年は思っているようだ。) ちゃんと絞ってないでいるから…自分はダメなんですよね、もっと…考え無いと…ね (そして、次に来た言葉に、すこし青い顔を向けた。) …急所を…容赦なくって……、まぁ…家事料理は教会でやってるんで一通りは…できますけど (目の前の友人が100歳超えてるなんて知らないこの青年、帰ろうとする貴方を見ながら…言うだろう。) 仕事のしすぎは…体に毒ですから、気をつけて? (そんな事言いながら、青年は貴方を見送るだろう。) [Sat 19 May 2007 00:10:43]
◆炎涼 > …ああ…、よくある話だから仕方が無いな。見破れなかった人にも、悪いような…。安全に作られていて、信用がある店が偽造でもやったら潰れるな。 (「嫌な思い出」) …、 あー 少しだけな。 (昔は女に、最近は男に、など言える筈が無い。しかも年下に、だ。多少ながら苦い記憶を残っていた。墓を掘ってしまった気がしてならない。続けて、流すように魔術の話を続けよう。) そうだな。たくさんあるだろうな。 ――、……? (「炎涼さんはきっと力で人を救える」) 私に出来るのは壊す事だけだ。誰も救えない、触れたら壊してしまうだけ。 (善悪を問わず、信念を貫く為に、全てを犠牲にした。何もかも焼き払う、炎でしかないのだ。) まだスタート時点だからな、きっと出来る事も増える。 (何ともいえない、無情の表情を浮かべた。窓の外の世界を見詰める貴方を、見眺めた。何処か似ている。誰も救えず、力を求め続けた自身に。同じ道に来させない。そう思えた。) ああ、人を救いたい、って言っていたな?おおまかじゃなくて、もっと絞れ。例えば、マッサージ師や、薬品を作る人に、危険から身を守る方法など、幾らでもあるぞ。 (口許を緩めた。目標が無ければ、否応に戦う理由などない。) …私もお奨めするぞ?この時代は、どうにも女が強い。男の急所を躊躇せず、蹴り潰したり。 仕事に熱心したいレディなど、お前を重宝するぞ。 (長年生きてきた口ぶりだ。実際に二十歳の一歩前に見えるが、歳は百歳を越している。それは誰も知らない真実だ。誕生日ですら忘れるほど、人生は長く生きた。思い出すように、天井を見上げた。) …は、いけない。明日も忙しいのでな。 資料整理や会議などな。 (表情には驚いた、など大袈裟な反応は無い。極めて冷静に思い出した。そして立ち上がってから、椅子を持ち抱えて扉に歩き始めた。) [Fri 18 May 2007 23:57:02]
◆アーク=フォース@病室 > (この青年は気にしていないのできっと大丈夫…かな?) ストレス解消のクスリと偽って、タブレット渡されて飲んだら、媚薬モドキと言うオチでしたから…かなり後悔しましたよ… (そして、横目の攻撃には…疑問を感じた目で聞くだろう。) 媚薬に嫌な思い出でも…あるんですか? 炎涼さん… (そして、魔法云々の話しは確り聞くように耳を傾けていただろう。) 努力して、やらなければいけない事がたくさんあります。 自分は特に…何をするのでも…ね。 救うのは人だけじゃダメなんですよ、多分、それに、炎涼さんはきっと力で人を救えるかもしれないけど、自分には何も…ないから (何処かでくすぶる、誰かを助けたいとか、自分も守れないのに出来る訳もないのに…そんな事考えながら、すこし窓の外を見ていた。) スタート地点にすら、自分は立ってない…言えるかもしれませんね…それ (少しだけ、貴方に向いて小さな笑みむけて、料理人はどうかと言われれば…すこし考え込みながら言うだろう。) 神父さんに冗談半分で、主夫なんかやれば良いだろ…とか言われたのは、すこし、悲しかったですけど、まぁ料理も家事も出来ない事はないですけどね (主夫がいるのかどうか、すこし怪しい所だが……そんな事を小さな笑顔交じりで言うだろう。) [Fri 18 May 2007 23:39:01]
◆炎涼 > (追記 私から白魔術〜向いていない。→私がお前に白魔術を教えられない。私に、回復・復元系統など向いていないのだからな。 ) [Fri 18 May 2007 23:23:45]
◆炎涼 > (信じる。時と場合によっては、考えなければ人間不信にならず、患者用服装拒絶症(※存在しません。)になりかねない。) そ、良く知っているね。歳も行ってないのに、経験豊富な奴だこと。 (身体を横に立ち直ってから、片手を口に覆い隠した。そして、横目でじろじろと変な攻撃をした。冗談で、流して結構。炎涼も媚薬が大っ嫌いだ。) 素質があろうが、なかろうが、決めるのは素質だけじゃない。努力ですら、報われる事もあるだろうし。 ああ、私から白魔術は教えられない。と言うより、私には向いていない。 結局って言っても、白魔術をどう扱うか、分析を行い理解をし、術式を組み立て、発動など。細かい事まで、流石に知識として得られないだろ?結局に救えるのも、人間に限ってしまう場合が多いからなー・・・。 (人間だけなら白魔術は効き易い、亜種となると身体の構造上が違ってくる。更にハーフとなれば、複雑になるだろう。それら全てを理解するにいたって、時間が足りなさ過ぎる。だからこそ、ギルドを作りそれぞれ分担・役割で支える。それも完璧とは言い難い。) 心の整理を付くより、スタート時点すら立ってないだろ?目標という、目標を見つけてなどいないのだから――・・。 (残酷でも真実が正しい。ならば包み隠さず、言い放つべきだ。そう判断をして言葉を投げ付けた。向かい合い、視線の高さを合わせて、平等の立場だ。と。) ほう、料理人を勤めるのも良いじゃないか? [Fri 18 May 2007 23:21:44]
◆アーク=フォース@病室 > (きっと大丈夫、洗濯されている(多分)だから、きっと、大丈夫だと信じている。 そして…貴方の言葉には返すだろう。) そう言うのはよさそうだけど、…最後の方って…媚薬? (最後の言葉は苦々しげに聞いた事だろう。 この青年、媚薬モドキを騙されて飲んでから、そう言う類の物が…あまり好きではないようだ。) 素質なんて、あってないような物です、それに炎涼さん程じゃないです。 そうしないように…とりあえず知識だけ…実際は、誰かに確り…術は教わらないといけないでしょうけど、実際それは…自分には出来ないんですよね…だから結局、知識だけ… (また壁を見つける、そして、ズルズルとおちて行く。 そんな気分、日常生活する上なら問題は無いだろう。 だが、どうする? そんな事を考えた。 そして、貴方に向けたのは苦笑い。) 自分みたいな、心の整理もつかないような半端者じゃ、何やっても無理ですよね、料理とかならともかく (そんな事、思いつつ、言いつつ、俯いた。) [Fri 18 May 2007 23:05:22]
◆炎涼 > (確かに機能的だ、だが其れは使い回されている。と考えてしまうと、潔癖症には耐え兼ねないのでは。要は、時間による慣れが大切である、と。さて。) 悪夢、ねえ? だったら、女性の間で流行ってる。アロマキャンドル…、要は眠くなったり気分が落ち着いたり、頭が支えてきたり、盛ってくるわけ…なアレだ。 (最後はさらりと平然した態度で、物騒を抜かす。媚薬の効力を持つ香水のようなもの。) なんと、まあ…。 あー、止めとけ止めとけ。お前に、魔術や魔法を扱う素質あるのは知ってる。独学なんぞ、限界がある。 怪我人を治す所が、間違って暴発しました、じゃ済まされない。通常のあらゆる属性の魔法より、上位に当たる訳だし間違ったら、殺しちゃうわけ。 そう簡単に成功するわけ無いから。 (属性の魔法は、失敗をしても危険が降り掛かるのは魔術師そのものだ。しかし、白魔術や暗黒魔法などは、相手を干渉する為に、間違えば危うい境地に追い詰める。最も、無いけれど、簡単に考えていそうなので、手厳しく釘を打ち込もう。) [Fri 18 May 2007 22:52:03]
◆アーク=フォース@病室 > (患者用の服は機能的では有るけれど、あまり、この青年も好きにはなれないようである。 それでも、入院生活に慣れれば、それはたいした事はなくなるのだろう。) それもあるとは思いますけど…自分はほら、悪夢を見ますから、魘されてる事もあるらしくて、他人の迷惑にならないようにもあるんじゃないですかね? (それが一番、自分が嫌な事でもある。 実際悪夢のお陰で寝ている時間はそう長くない。) 昔ですよ、昔…色々有って、やめちゃったんですけどね…今度は独学で、すこしはじめようかと思ってます (驚いた様な貴方の瞳を見て、青年は少しばかり笑みを濃くした。) [Fri 18 May 2007 22:39:17]
◆炎涼 > (患者用の服装は、何度も見慣れない。以前に入院を繰り返したが、矢張り見ていて良い気分ではない。顔に出す事はしない、しても無意味だと思うから言わない。) 私も賢明な判断だと思うけどね。喧騒を引き起こした上、精神も不安定な状態だろうし。自分を整えやすい、静かな環境が良い、とお前の為に遣ったんだろうな。 (赤の他人と気軽に干渉できない。しない方が余計な事を吹き込まれずに済むかもしれないからだ。貴方が姿勢を変えようとすれば、眉毛を微かにぴくんと跳ねた。) ああ…医学を知ってより、自分の身体を理解して安静しとけ、って意味を込めて送ったし。 白魔術?お前が?白魔術師だったとでも、か? (細めていて、人形の様に瞬きを繰り返すだけ。だったが、意外なあまりに瞳を丸めた。) [Fri 18 May 2007 22:32:53]
◆アーク=フォース@病室 > (黒の服なら、何時もはこの青年の好きな服、白と黒、地味で強い色、いつもそんな服を着込んでいる。 今の入院用の服は薄い青を含んだ白の服である。) 神父さんが部屋を勝手に決めたらしくて、詳しい事は知りません (目の前の友人の様子を見ながら、青年はベッドに腰掛けるような形で座り始めるだろう。) 本ばっかり読んでますけどね、この頃は…ほら、炎涼さんが持ってきてくれた、あの本と…昔、白魔術の勉強してた時の本とか (小さな笑みを浮かべながら、そんな事を言うだろう。 少しばかり話すのを楽しそうにしながらだ。) [Fri 18 May 2007 22:24:30]
◆炎涼 > (赤服が森羅炎涼のトレードマークとされている。だが、今回に限って漆黒で埋め尽くされていた。無法の街に出張と調査など、遣って置く事があるからだ。それなら、目に付かれ難い色、闇に紛れ込みやすい色、それなら黒や茶色が最適だからだ。) あー・・・、そうだな。それより、個室だなんて太っ腹だな。 (貴方の動作を見眺め、先程まで本を読み明かし安静をしていた。と判断を下して、息を漏らした。そして、扉の付近にある椅子に気付けば、一本の指先で引っ掛けた。空中に不安定にぶら下げながら、貴方の近くまで歩き出そう。) [Fri 18 May 2007 22:17:33]
◆アーク=フォース@病室 > (比較的、勉学と言う物は嫌いではない、この青年、ただし、課題や宿題の類は嫌いだ。) …すこし休むかな (二冊の本に栞を挟んで閉じる。 神父さんは、とっくに帰ってしまってる。) …寝ようかな… (どうせ悪夢だから、起こされたら続きを読めばいい…そんな事を考えていれば、ノック音も無しに開かれたドアに目を向けた。) こんばんわ、炎涼さん (いつもは赤の多い服のはずが、今日は黒と言うのに少しばかり貴方には、驚いた目を向けただろう。) 病室にノック無しでは、その内看護婦さんに注意されるかもしれないので…すこし、注意した方が良いですよ? (そんな事、やんわりと言いながら、先ほどまで読んでいた本は…脇机に置いた。) [Fri 18 May 2007 22:10:28]
◆炎涼 > (遠慮も、考慮ですらない。堂々に入り込んできた若者。衣服が漆黒色で統一され、更に黒い長衣を羽織る。訪れる夏に最適とは言えず、暑苦しいイメージを与える。だが、魔術師には何の苦労の色も見せない。) やあ、邪魔させてもらおう。 (本日は無法の街に出入りをした。その直後にすぐさま病院に向かった為に、見舞い品は残念なだが手ぶら。表情に浮かべるのも、冷静に座った表情だ。瞳もそれほど冷たい印象も与えないが、関心が無さそうな落ち着きを見せた。視線は貴方に仕向けた。) [Fri 18 May 2007 22:06:35]
お知らせ > 炎涼さんが入室されました。 『扉が開いた。ノックの音ですら無い。』 [Fri 18 May 2007 22:00:41]
◆アーク=フォース@病室 > (病室に一人、ベッドで上半身起こして二冊の本を読んでいる、黒髪紅い瞳の青年一人…本を読んでいる姿は、真面目である。) 医学本って、こんなに面白かったかな? (自分が勉強に白魔術の本とお見舞いで持ってきてもらった医学本、これらを読む日々が続いている。 実際医学本は難しい、頭を回転させないとわからない事も多々あるのだけど…読むのであれば、これほど勉強になり、頭の働く物もないだろうと思う。) …白魔術の勉強…また始めようかな… (今度は独学で、どれだけ時間がかかるか解らないけれど…やってみようと…少しは思えたようである。) [Fri 18 May 2007 21:57:55]
お知らせ > アーク=フォース@病室さんが来ました。 『読書中の怪我人の青年一人』 [Fri 18 May 2007 21:50:26]
お知らせ > メルビルさんが帰りました。 『 翌日、忘れられていた「悪戯」について普通に怒った。 』 [Fri 18 May 2007 02:56:55]
お知らせ > チェーザレ@メルビル邸さんが帰りました。 『 …久しぶりに腕に抱いた彼女に溺れる夜。馬鹿は死んでも治らない。 』 [Fri 18 May 2007 02:55:03]
◆メルビル > 本当に。 私の平和な日常を脅かすのはいつも貴女だわ。 こんな、本当に、本当に、馬鹿で、無茶苦茶で、さっきの話の仕返しなら性質が悪すぎる話―――――( 自分の意思で? 本当に呆れる。 ああいう痕をよく知っている。 病院にあの痕がある患者が運ばれてきたら、直ぐにでもVHG「カーン」に応援を頼むからだ。 感染症を持つ確率は半々くらいか。 陽性ならその後の「治療」は行われない。 少なくとも、病院では。 続きはVHGの仕事だ。 ) …なんとも無いのね? これだけ痕が浅くなってれば大丈夫だとは思うけれど――――― ( 考えが纏らない。 病院に連れて行くべきか、もうこの段階でなんとも無いのなら悪い噂にならないように隠し通してしまうか。 そも、彼女と身体を重ねて自分は大丈夫なのか。 あれこれと思う間にゆっくりとソファに沈みこんだ。 甘い吐息と体温と、確かな重さを持った存在感。 さっき自分で言ったばかりだが―――――感情は理性を簡単に追い出してしまうものだと、改めて実感した。 ) [Fri 18 May 2007 02:46:58]
◆チェーザレ@メルビル邸 > (…明らかに口にしたのだから、"傷"が何であるかなど明瞭だ。彼女が気付かない筈が無い。――吸血痕について詰問されずに終わるか、だ。本日最大の訂正を。) [Fri 18 May 2007 02:46:14]
◆チェーザレ@メルビル邸 > (緩い拘束で縛って、穏やかに窒息させてあげたい。そう思うと同時に、人生を放棄するのなら今度こそと、心に決めていることがある。置いてきぼりはもういやだ。) 卑怯は今に始まったことじゃないさ。 随分前になるかな。…夜道で襲われて…それで、血を吸われたんだ。ええと、無理矢理ではなくて私の意志で。 (彼女の冷静で理知的な視線は、すぐに察して拒んだ元を理解したよう。この期に及んで襲撃者をぼやかす往生際の悪さ。何処から話した物か、言葉を選び、突っ掛かりながら。―――アスコットタイを引き抜きソファの上に落とす。そうして薄くなった首筋の"傷"を晒してから、積りに積もった想いを昇華させるべく貴女をソファに押し倒すだろう。情事に縺れ込ませるのは最後の足掻きの手段。一通りの戯れが終わった後に詰問が待っているのか、それとも首筋の"傷"が吸血痕と気付かれずに終わるかは、今は解らないけれど―――。) [Fri 18 May 2007 02:34:04]
◆メルビル > ( 表向きは見栄っ張りだが本性は悲観的で余裕の無い人間同士だから、お互い緩く拘束しあうくらいで丁度良いと思う。 正直、どちらが先に生きるのをやめるか分かったものでもなし――――。 ) 卑怯な言い方だわ。 ( それでもショックに備えさせようという優しい言葉だ。 YesともNoとも答えず、続きを促した。 どっちにしたって今更、やっぱり話すのをやめるなんて言える筈が無い。 タイを解く動作を黙って見詰め、「其処」がきっかけか、と思い至った。 酷く、胸騒ぎがする。 ) [Fri 18 May 2007 02:20:06]
◆チェーザレ@メルビル邸 > (今を愉しむ生き方を。それが二人の間での暗黙の了解事項だ。10年先、さらに20年先はのたれ死んでいると思う。娼婦の生き様を続けていて、長く生きられるなどとめでたい考えなぞ抱いてはいない。私は娼婦で、使い捨てで、束の間の快楽を約束するための存在なのだから。) ―――…。 (えっ…?て反応、残酷すぎるほどに可愛くて、凄くしたいという気持ちが強まる。呆然とした顔を気まずい顔で見下ろす間抜けさ。) …今でもいいけれど。ただ、―――…話しても怒らないと約束して。 (離していた距離をもう一度詰めて、彼女の上に覆い被さる。今度は彼女の首筋に唇を寄せて囁く。口約束でも良い。契約の種類のなかでも、破るに関しては一番簡単なものを唇に乗せる。返事を聞く間に、のろのろとアスコットタイを指を掛けて、―――解く。) [Fri 18 May 2007 02:11:05]
◆メルビル > ( 10年20年の先が見えない生き方をしている自覚はある。 だからあまり先の事は考えないようにしているし、痛手を負う時が来る覚悟はしておこうとも思う。 その分、今楽しめば良い。 ) ―――――えっ…? ( 今夜は久しぶりに彼女の腕に抱かれて眠れると安心していた。 当然の流れだし、今までだってそう。 こんなタイミングでいきなり帰るなんてあり得ない話――――暫し呆然としてその顔を見上げ、わけが分からないと戸惑った。 違う、予定があったんじゃない。 どこか、なにかのタイミングでこんな事を言い出したのだ。 ) ―――今話せない事? 何かあるんなら真面目な話だって別に構わないし…こういうの、それなりに傷付くわ。 ( 浮気の告白でも良い。 別れ話でも。 この嫌な距離感を残したまま「次」まで待つ苦痛よりはマシだ。 真意が分からないのは、一番怖い。 ) [Fri 18 May 2007 01:58:53]
◆チェーザレ@メルビル邸 > (引き寄せるものが、欲しがったものが全てが、彼女にとっての善きもの幸福になるとは限らないのに。手元に引き寄せたものは、きっと性質の悪い毒。初めは愛の姿を装っているけれど、やがてはその仮装を脱ぎ捨て憎しみとなって彼女を殺すだろう。歪なバランス取りゲームに賭けるのは命という名の掛け金。) ―――…ン…、ふ、… ふふ。 (色香の漂う小さな声に、強引に口移しに及んだ娼婦は笑む。嫉妬で狂い死ねるのなら、それはきっと娼婦として最悪で最高の死に方。一口分のワインはあっという間に尽きて、舌先で久しぶりに彼女の口蓋を舐る感覚に溺れ――) …ンンッ―――! (――…るのも束の間。深いキスでもって6歳児に張り合っていれば、不意に首元に掛かる指先に、ビクリと身を竦ませる。差し入れていた舌を引っ込め、距離を不自然な距離を取り) ――…メルビル。今日はもう行かなくっちゃ。…次に会えたら、話す事がある。 (じり、と腰を浮かし) [Fri 18 May 2007 01:45:34]
◆メルビル > ( 私は我儘な人間だ。 やりたい事しかやらないし、嫌いな人間は視界にも入れない。 中途半端な距離を望んで、それらしい理屈を捏ねて相手にもそれを強いるような。 だからその分、何処かで「取り分」を減らすべきなんだろう。 欲しい物は全部手元に引き寄せる代わりにその外の全部は誰かのもので良い。 歪なバランス取りだとは思うけれど。 ) そうね、「一番」は心休まらないもの。 永遠に一番であり続けたいと思ってしまうものだし――――んんぅ…( 挑発するとムキになる、しっかり噛み付いてくれるのが実は結構嬉しかったりする。 どちらかといえば少女じみた可愛い女の子に甘えられるより、彼女のような男装の似合う強気で我儘な人に求められる方が好きだ。 覆い被さるように身を寄せる彼女の肩に手を置いて、ワインと舌の侵入を受け入れる。 苦しそうだな、と思って慣れた手つきで彼女のタイを緩めようと手をかけた。 ) [Fri 18 May 2007 01:23:56]
◆チェーザレ@メルビル邸 > (必要しか求めない発言に双眸を翳らせる。これだから、と、焦りを深くして悲しげな表情に。彼女の"必要"でいなければ、きっと所有物にもなれない。白魔術に関しては面白い以前に未知の領域だ。専門的すぎて推測が及ばない処が多々ある。魔法に個性を求めると、能力的にも冴えずに忍耐ばかりを強いられる白魔術師は、魔法修得者たちから除外対象になるという理由。叡智の話の半分もわかっていないけれど、彼女の傍で静かに耳を傾ける。それでも、六歳児、と聞けば、穏やかではいられない。引っ掛けられた事実に遅まきながら気付いて、眉根をきつく寄せた。) …1番であるのは恐いよ。だって絶対不動の1番だと思っても、既にその認識が錯覚かもしれない―――…、…ふ、… (言い終わらないうちに、もう一度、唇を寄せて。今度は口腔に残っていたワインを流し込んでやろう。ついでに舌も差し入れる。からかわれた事に対する報復は、嫉妬混じりの深いキス。) [Fri 18 May 2007 01:10:37]
◆メルビル > 必要なだけあれば良いのよ。 物がありすぎるのはそれはそれで落ち着かないし…そうね、白魔術師なんて面白くも無いんでしょう? 派手でもなし、最初は魔術だかおまじないだかわからない程度だし、堪え性が無い子には無理ね。 英雄志願者にも。 ( 魔術=普通にやっていては絶対起こしえない不思議で派手なすごいもの。 世間的にはそんな認識だろう。 実際はドレもコレもカラクリのある地味な代物だ。 特にビジュアル的に面白くも無い、冒険物語みたいに格好良くも無い白なんて誰もやりたがらないって話。 地道にコツコツやってけば身につくものなのに。 ) 無理ね。 誰だって物事には優先順位をつけるでしょう? 「愛している」は絶対不動の1番にしかならないわ。 理屈も、モラルも勝てやしない。 ( それでも他のものを優先するのは元々愛が存在していないのか、血を吐きながら嘘をついているのかどちらかだ。 このことに関しては白魔術よりもハッキリ断定できる。 ) そう、透けるみたいに白いホワイティアの――――んンっ…ふ――――― ( 饒舌な彼女の口数が減った。 そのかすかな反応に満足していれば、いきなりの奇襲。 突発的というか衝動的というか、見た目の割に本当に感情的だ。 そういう部分は可愛いと思うけれど――――。 ) ―――6歳児よ? 膝に乗るような。 ( 一旦唇を離し、くすりと笑った。 ) [Fri 18 May 2007 00:51:32]
◆チェーザレ@メルビル邸 > 買い物といっても最低限しかしないでしょう。貯蔵庫の中身も、クロゼットの中身もあんまり代わり映えしていないもの。 相変わらず仕事に忙殺されてるの? …もしも私が君の上司だったら、休暇をプレゼントする処だ。 (人員不足は深刻みたいだ。環境がいつか彼女を殺すのではないか、などと、被害妄想気味に表情を険しく。) そんなもの、かな。…恋愛を飼い慣らす事ができれば、きっと幸せに生きられるのに。 (臆病な恋愛体質だからこそ、そういった望みを口に上らせる。) …ふ、うん 可愛い子か。―――…そう。 (ちり、と、視線に険が篭る。瞬いた瞬間に、それは消える。静かな表情のまま徐にワイングラスに手を掛け、口に含んで) ―――…。 (出し抜けに身を乗り出し、メルビルの唇に己のそれを重ねてしまおうと) [Fri 18 May 2007 00:35:38]
◆メルビル > 外に出る暇が無いのよ。 病院と研究で。 たまに買い物くらいはしているわ。 ( 自分で今しがた思っていた事でも人に言われると反発したくなるもので。 すぐ疲れてしまって部屋が恋しくなるなんて年寄りみたいだし、引き籠もりのほうが幾らかマシだろうか。 ) 難しいものだとは思うけれどね。 1度本気になったら何かしらの結末に行き着くまで自分で引き返すなんて出来ないものだわ。 ( 恋愛なんてそういうものだ。 結局、心の底から想う感情は最後に理性を振り切ってしまうし、それが心地よくすらある。 少なくとも、恋をしていられる間だけは。 ちらりと視線を黒髪に向けて、直ぐにグラスに戻した。 ) ああ、可愛い子が居るのよ? 儚げで大人しくて本当に純真で―――私が来るの、心の底から待っているみたいね。 ( 自慢の恋人を語るような口調で笑い、グラスを傾ける。 反応を楽しむような、窺うような。 ) [Fri 18 May 2007 00:24:00]
◆チェーザレ@メルビル邸 > …だからゴミが見えたんだって。気にしたら駄目だよ、引き篭もりのドクター。 (相も変わらずの生活スタイルのよう。キッチンから笑いを含んだ声で。拾う素振りすらなかったしなかった侵入者は、シンクに置いていたワインクーラーから葡萄酒を取り上げて、コルク抜きで栓を引き抜く。開封した葡萄酒と、ワイングラスを二つ手にして彼女の傍へ。) うん、彼女はいつもそう。良いカモだなんて笑ってたけど、何処で匙加減を間違ったんだろうね。本気になったみたい。 (当たり障りの無い会話を選ぶのは、お互いに開いていた時間と時間があったせいだろう。ソファに腰を下ろして、それぞれのグラスに白ワインを注ぎ) メルビルのほうは? 薄幸そうな綺麗な患者さんとかに、手とか出してたりしない? (冗談ぽく。意訳すれば、君のほうには変わりは無い?…だ。) [Fri 18 May 2007 00:11:39]
◆メルビル > 這ってたくせに。 ある意味羨ましいわ、そういう正体不明の行動力とか。 ( 日頃あまり能動的なアクションを起こさない人間だ。 明確な目的もなし、特別なこだわりもなし、達観したフリをして傍観を決め込む引き篭もりぎみの隠者。 白魔術師ギルドで働いていなかったら目も当てられない人間のような気がしてきた。 ) エレミアが? 珍しいというか、本気になるような相手が居たのが驚きね。 …ああ、何か持って来ようと思っていたんだけれど。 そうね、ワインが良いわ。 ( ブラウスの首元を緩めながら視線でチェーザレを追い、見る限り本当に変わりは無いと安心する。 トラブルも多い仕事だろうし、それなりに心配はしているのだが。 ) [Thu 17 May 2007 23:57:15]
◆チェーザレ@メルビル邸 > 君に逢えたから舞い上がっているんだよ、きっと。 (そういうことにして貰おう。突かれてあれこれと襤褸をしたくなかった。追求を止めてくれた彼女の姿を視線で追いかけ) 店にも私にも変わりないよ。そうだな、強いて言えばエレミアが失恋したくらい。 ―――何か飲む? ワインなら冷やしておいたけれど。 (ジャケットを脱いだ彼女を見、喉でも渇いただろうかとリクエストを問うた。何を用意するにしても、しないにしても。一度キッチンに引っ込もう。気持ちを立て直したい。) [Thu 17 May 2007 23:48:20]
◆メルビル > 言っている事が滅茶苦茶よ。 突付けば指摘する所なんてほかにも沢山あるけれど―――。 ( 灯りもつけずに何してたのかとか、私が帰ってこなかったらずっとそうしてたのかとか。 もういいわ、と一言、いい加減季節がら暑くなってきたジャケットを脱いでソファに放り、その横に深く腰を下ろす。 ああ、なにか飲み物でも用意しようか。 お酒とか。 ) 此処の所あまり会えなかったけれど―――変わりない? 仕事も忙しくてブルーローズにも顔を出せていないわね。 [Thu 17 May 2007 23:37:31]
◆チェーザレ@メルビル邸 > (美形に関しては、美しさを包括して生まれる別種族にお任せするとして。子供心を忘れていないと言って戴きたい。嗚呼、溜息すら耳に痛い。) あとちょっとだったんだ。 ―――いや床にゴミが…落ちてるかな、と思って。ほら、綺麗好きだから。私は。 (態とひとつの問いには答えずに。困らせる悪戯の筈が、何を間違って困った事態に陥っているのだ。本末転倒も良い処。SMショウに関しては別料金を戴いている身としては、すぐに女王様の足がどけられた事に安堵の吐息を小さく。そろりと立ち上がって) ―――…何も?ハイド&シークは見付かれば御終いさ。 (仁王立つ女王様を振り返り、曖昧に笑んで) [Thu 17 May 2007 23:28:35]
◆メルビル > ( 彼女の奇行にはいい加減慣れてきては居るのだが。 突発的というか、子供っぽいというか、折角の美形なのに全く――――自然、大きな溜息も出るというもの。 ) サプライズにしては少し弱い演出ね? ええ、ただいま。 久しぶりに来ていると思ったらこんな所でなに? ( 惚れ直すような素敵な演出でもして欲しかったものだ。 このシチュエーション、傍から見れば私はどんなドSかと。 そういう趣味は無いし、すぐに足を離して仁王立ち。 「隠れる」「逃げる」…今、彼女は「逃げようとした」。 隠れて脅かそうというのなら逃げる必要は無い筈だ。 これはようするに――――。 ) まだ何かあるのね? [Thu 17 May 2007 23:18:00]
◆チェーザレ@メルビル邸 > (おしり…!) ―――ッ! (状況が状況なら艶っぽい声でも洩らせただろうに。厳正なる判定を前に、悪い事は出来ないと知る。) ―――…ドクター、お帰りなさい。 (弱い声で。すごいもう、あれだ。視線が突き刺さる。痛い。頭出して尻隠さずに終わった感が酷い。四つん這いの辛い体勢でお尻をふん捕まられたまま。) [Thu 17 May 2007 23:08:35]
◆メルビル > ( 0。慣例として0は10と数え―――――。 ) ( 這い逃げる黒髪のお尻を、ぐ、と踏んだ。 無言で、生優しげな笑みを浮かべた半眼で。 独り言、聞いたわね。 ) [Thu 17 May 2007 23:03:11]
◆メルビル > ( 未だそう警戒心や不信感をもって動いているわけではなく、単にランプに灯りを入れる為だけに移動していた。 自宅だし、この様子だと必ずどこかに彼女が居るのは分かっている。 顔を出さないのはやっぱり浴室に居るからなのかと少し急ぎ気味に残りのランプに灯りを入れる。 急げば入っている内に押しかける事も出来るかもしれないし。 ) ―――――…? ( さて、四方から照らされてすっかり明るくなった部屋。 いい加減、潜伏者にとって厳しい状況になりつつあるのではなかろうか。 なにげなく室内を見渡した所で1つ、判定してみようか。 発言秒数下の桁が高ければ高い程大きな違和感を覚える。 【判定】 ) [Thu 17 May 2007 23:01:30]
◆チェーザレ@メルビル邸 > (そもそも泥棒という奴らは、盗みに時間を掛けない輩だ。通り魔的犯行は一瞬の隙をついて、家宅侵入してから二、三分もあれば全ては終わる。けれどこの屋敷に居るのは純粋な泥棒ではないので、風呂の用意だとか、キッチンで軽食の用意だとかしていたのである。ばかな話だ。) ……、……。 (安堵の吐息さえ殺す。今はまだ。彼女の足音が再び移動し始めて、移動する腹を括った。見つかっても良い覚悟の下、ダイニングテーブルの陰を通り、低い姿勢のままリビングへ隣接するキッチンへと移動する。) [Thu 17 May 2007 22:53:19]
◆メルビル > ( 帰宅後とりあえずリビングで荷物を置いて一息、お風呂の準備をして寛ぐのが習慣化している。 一階でリラックスできるソファのある部屋だし、此処と書斎とベッドルームとお風呂、4部屋でほぼ生活している感。 ) ……ん。 ( かすかに声が漏れる程度の反応。 自分の歩く音とは別のタイミングで何処かから音がした。 この部屋の中で? それとも他の部屋だろうか。 生憎、そう感覚は高くないが―――――残念、メルビル・セブルラキスは「灯りが四つある」のに「二つだけ点けて残りは後回し」なんて気持ちの悪い事が我慢できない人間である。 4つあるからには4つ全て灯すべきなのだ。 光源が二方向からなんて良いわけが無い。 その場を移動しないのなら、程無くして潜伏者の姿を発見する事になる。 ) [Thu 17 May 2007 22:43:48]
◆チェーザレ@メルビル邸 > (近付く足音で危機を知る。まずい、迷う事無くリビングにお向かいになっておられるようだよ。彼女の足音に懐かしさ覚える暇も無く、黒髪のカトチャンは一先ず息を詰める。こっちに近付いてるんだもの。暗い室内に灯りをいれるのは当然だ。テーブルに鞄を奥をちらりとL字ソファの陰から確認し、タイミングを見てキッチンへと逃げようと腰を浮かせた瞬間。体重移動によって、ギシ、と床が軋む。) ―――…! (中途半端なソファの陰から覗く黒髪。バスルーム、バスルームへ行って!念をソファの影から送る!) [Thu 17 May 2007 22:34:25]
◆メルビル > ( 自分の家だ。特に足音を潜める必要は無いし、気配を隠す事も勿論無い。 特に何の疑いも無く純粋に来客の顔を見たくて最初にリビングに向かい、覗き込む。 真っ暗な室内、誰も居ないが室内に熱が篭っている。 ここに居た事は確実だ。 部屋の四方にある壁掛けランプに火を灯して廻るが――――さて、当然ソファの裏側だって通るだろう。 シムラ後ろ後ろ! ) …お風呂の方ならこのまま押しかけようかしら。 ( 入り口傍、窓側、と右回りに2つのランプを灯した所で一旦小さな鞄をテーブルに置き、小さな独り言。 たまにはこっちから脅かしてやろうかしらん、なんて。 ) [Thu 17 May 2007 22:21:23]
◆チェーザレ@メルビル邸 > (廊下を突き進み、そのまま逃走する筈だった足を止めて、ふとリビングのテーブルに置いていた小型洋燈を振り返る。リビングに居たときに、つい癖で燈していたのだ。消しにゆこうと踵を返した途端、凍りつく。向かう先に、――玄関から、誰かの足音が聞こえた気がしたから。) ―――……、… … (極力足音を立てないように後退し、思わずL字ソファの背に隠れた。隠れた後に顰め面を。悪戯完了の目前にして最大の障害が出現。低く身を屈めた格好で彼女の気配を追う。カメラワークはビハインドモードで宜しく。さて、どうやって切り抜けようか――。) [Thu 17 May 2007 22:11:47]
◆メルビル > ―――――…来てるの? ( 玄関で立ち止まりポツリと呟く。 物取りが灯りを点けて家捜しするのは豪胆過ぎるし、正面玄関から堂々と入るくらいならもう少しマシな侵入ルートがありそうなもの。 まぁ、なんにせよ久しぶりに彼女が来ているのならそれはそれで良し。 玄関をちゃんと閉めておかないのは頂けないが――――此処暫らくちゃんと話していなかったし、良いタイミングだ。 リビングかお風呂辺りに居るだろうか、と物音に耳を澄ませて廊下を進む。 耳を澄ませて邸内全部の気配を読める程狭くは無い家だが。 ) [Thu 17 May 2007 22:03:14]
◆チェーザレ@メルビル邸 > (―――やがて辿り着くだろう玄関。その扉は閉められているべき。けれどもドアは薄く開いて、廊下からの灯りが僅かに床石に差し掛けている。鍵を開けずとも扉が開いている証拠。) …悪いね、君も暫く隠れんぼに付き合って。 (主の帰宅を知らない侵入者。笑ってナイフをポケットに。一度リビングを見回して、玄関へ続く廊下へと歩き出す。必要としているのにハサミが無い。気紛れに果物を食べようと思ったらフルーツナイフが無い。行動の出鼻をくじき、躓かせたい。意地悪な思いは捩れた悪戯で発露する。ソリッドにもリキッドにもなれなかった侵入者は廊下を進む。その無防備さときた、らライデンに引けを取らない。) [Thu 17 May 2007 21:54:44]
◆メルビル > ( 仕事はひと段落、急患でもあれば呼び戻される可能性は無くは無いが、どうせ今日使える治癒魔術の回数は限られている。 その辺は院側も承知しているし、ただでさえ白魔術師不足の昨今(今に始まった事ではないが)、貴重な人材だけにこき使われる事はないだろう。 帰ってお風呂に入ってミルク多めの珈琲でも飲んで、それから少し読書。 眠くなってきたらさっさと寝てしまおう。 そんな事を考えながらゆっくりとした足取りで辿り着く自宅前、まったくもって呆れるような任務を帯びたソリッド・スネークが潜んでいるなんて流石に分かるわけも無く。 庭先の鉄のゲートを開けて敷地内に入り、ポケットの中の鍵を探しながら邸宅へ進む。 ) [Thu 17 May 2007 21:47:22]
◆チェーザレ@メルビル邸 > ( ―――…泥棒が一番恐れる遭遇パターンだ。 ) [Thu 17 May 2007 21:42:54]
お知らせ > メルビルさんが来ました。 『 帰宅、素敵なタイミング 』 [Thu 17 May 2007 21:41:31]
◆チェーザレ@メルビル邸 > (悪戯はほぼ完了しているといって良い。ただ隠し戸棚の類や、それに順ずる処に隠されているもの等は見つけられなかったから、いくらか見落としはあるだろう。そう考えてもう一度だけリビングを漁っていたのだ。悪戯としては、彼女から普段「当たり前」に使っているものをを奪えればそれで充分。つまるところ、私は彼女の「日常」を壊しにきたのだから。) あ、まだあった。 (見落とし発見。サイドデスクを漁っていた手で、ペンの様に細いナイフを取り上げる。) [Thu 17 May 2007 21:36:14]
◆チェーザレ@メルビル邸 > (侵入は実に事無げに、スマートかつスムーズに行った。合鍵を使ったからだ。今までで一番くだらない目的のために玄関の鍵をあけ、廊下を通って家中においてサーチ&スティールを繰り返していた。そして奪取目的であるのは貴金属の類ではない。確かに求めているものは金属だが、それはこの家中にある「刃物」だ。 探し遂せた刃物は全て奪取する事が、悪戯完了の条件。) もうないかな…。 (あまり使われていないキッチンナイフ、銀のぺティナイフ、小さなフルーツナイフ、ペーパーナイフ。見つけた刃物は片っ端から大きな袋に一纏めにし、既に庭木の下に埋めてしまった後。) [Thu 17 May 2007 21:27:26]
◆チェーザレ@メルビル邸 > (大通りから少し逸れたホワイティア居住区。その閑静な住宅地区にて白亜の佇まいを見せる邸宅。正面ゲートから前庭を少し歩いた先に玄関があるような、ちょっとした規模を持つ邸に訪れて数時間が経過していた。―――侵入者は今、リビングに居る。歩き回りながら視線は忙しなく家具から家具へと移動させ、両手がする仕事といえば、机の引き出しを引き空けて物色する事。それはまるで泥棒の仕草。) [Thu 17 May 2007 21:19:05]
お知らせ > チェーザレさんが来ました。 『 ※ 悪戯実行中 』 [Thu 17 May 2007 21:14:17]
お知らせ > アーク=フォース@病室さんが退室されました。 『そんなに長く寝られる訳ではないけれど…寝る時はぐっすりと…眠ればいい』 [Tue 15 May 2007 23:44:05]
◆アーク=フォース@病室 > (ベッドに寝転がって、天井を見た。 白魔術…自分が嫌だと言って離れた…その道、レールを敷かれた道を歩きたくないから…やめた道、それに戻って良いのか…考えた。) どうしよう…ね、実際 (ため息吐き出して…紅い瞳は窓の外に向けた。) 誰かを助けたいとは…思うけどね (自分にそんな事が果たしてできるのだろうかと言う。 疑問と不安…けれど…) やってもない内から、諦めるなって…神父さんとかにも言われそうだな (苦笑い浮かべつつ…その日は毛布を被る。) [Tue 15 May 2007 23:43:00]
◆アーク=フォース@病室 > (本に栞を挟んで、とりあえず、閉じる。 今更になって…この勉強を始めた自分に後悔する。 やり直しはきくといっても…今回はすこし色々だ。) 戦わない…道ね (本に眼を向けながら思う。 実際、戦わなくてもいいとは思う。 じゃあ、自分に出来る事、やりたい事って…何だろう。 そんな事を悩みの種にしている。) …考える時間も、悩む時間もあるんだし…ゆっくりやろうか (自分に言い聞かす様に、そんな事を言う。 悩んでるだけで、自分の場合すぐに足を止めてしまう。) しかし…炎涼さんも、良くこんな医療関係の本…持ってきたな… (まぁ、実際、白魔術の本を見ながら、色々調べられる当りは…いいと思った。) [Tue 15 May 2007 23:30:47]
◆アーク=フォース@病室 > (友人に釘を刺された、黒髪、紅い瞳の青年は、静かにベッドで上半身を起こして、持ってきてくれた本と元からあった、白魔術関連の本を読んでいた。 まぁ、軽い勉強と言った所だ。) ……此処が…? (残ったリンゴを皿に置いてある。 実際、一度読み始めると、止まらなかったりする。 何もして無いなら、そういう事を少しでも…頭にいれた方がいいとか思うからだ。) …ふぅ… (難しいけれど…理解できない訳ではない。 それでも、わからない部分は確りわかるようにしておきたいと思う。) [Tue 15 May 2007 23:20:18]
お知らせ > アーク=フォース@病室さんが来ました。 『病人(怪我人)は静かに本でも読んでます』 [Tue 15 May 2007 23:12:39]
お知らせ > 豪人@自宅さんが帰りました。 『(『もう必要以上にくっついたり、我儘は言わないから、偶には顔見せてね。 』)』 [Tue 15 May 2007 03:53:08]
◆豪人@自宅 > (―――書き加えた一文は) [Tue 15 May 2007 03:52:23]
◆豪人@自宅 > ―――さー、シェリー一緒に寝ようなー。 (もう既に寝ている愛犬を、引きずってベッドに潜り込む)(―――眼を閉じて、愛犬に頬擦りし乍言い聞かせよう。 彼が嫌だというのなら、其れが原因で戻ってこなくなるくらいなら、愛だ恋だというのは、彼以外に向けよう。 幸いにも、自分には自分をスキだと言ってくれる子がいるんだから。だから。 ) ………、 でも、やっぱり一人で寝るのは寂しいよ。 (ぎゅぅ、と愛犬を抱きしめて、きつく瞼を閉じた―――ペット番長なんて、怒るのを分かってて何度も繰り返すのは、構ってほしいからだ。自分でも、おかしいとは思うけれど。)(―――だから、無理矢理、自分の気持ちを変えよう。大丈夫、今までだって、心移りも失恋もしてきた。きっと、うまくいく。離れずに、気持ちだけ終わりにさせられる。そう言い聞かせて) [Tue 15 May 2007 03:49:22]
◆豪人@自宅 > ―――………、ああー……だとしたら、そっか。 俺、べたべたしすぎ? 行ってきますのちゅーとか、ただいまのちゅーとか、おやすみのちゅーとか、おはようのちゅーとかがウザかったのかな。 (※そりゃウザい) …………、 よし。 (拒絶されなかったから、只管自分のスキだって気持ちをぶつけすぎたのが問題なら、―――本当は傍に居てくれるだけでいい、なんて言う余裕は無いのだけれど。もしも、自分の好意がうっとうしいなら、また『 囲ってあげるだけ 』に戻ればいい。恋だ愛だって感情は忘れればいい。忘れたフリすればいい。) ………、 よし。 コレで、きっとジェダさんもお家に帰って来てくれるよね。 (だから、最後に一文書き加えて、ペンを置いた。―――眼鏡をデスクの上において、手紙は目に付きやすいところへ。煙草をアッシュトレイに、蝋燭の火を吹き消して) [Tue 15 May 2007 03:39:47]
◆豪人@自宅 > (りていく)(余りに短い――……否、短くていいのだが。唯、洋服を買いに行こう、ということが伝えられれば。其の短い手紙を、何度か読み直して) ………、 なんて、もしも帰って来てないなんてことはない、ってのが唯の俺の希望的観測で、実は帰って来てなかったら、意味ないんだけど―――。 (目覚めた時には、既に姿は無くて、ぬくもりもなくて。眠る時にも姿は無くて。―――自分の気持ちを明確に伝えた後でこうなると、自分の好意が邪魔なんだろうかと、焦る。『知ってる』『知ってた』其の返答の意味が、そう考え出すと変わってくる。) ………、 嫌なのかな。 (余りに短い手紙に、『偶には、一緒に寝てくれないと拗ねますよ』とでも、付け加えようかと思い掛けて―――腕が止まる) ……、 (はっきりと言葉に気持ちを乗せてから、其れを 否定 も 拒絶 もされなかったから、少し調子に乗りすぎたのかも知れない。 少しの戯れや、少しの甘えのつもりが。 そういえば、まるで、彼も自分を欲してくれているんだろう?とでも言うような言葉を言ってしまったこともある。―――もしも、もしも、 否定 も 拒絶 もされなかった言葉が、肯定 であり、受入 である意味でなく、ただ流されただけだと、したら。) ………そりゃ構うのも、嫌に、 なるか。 (そんな結論。) [Tue 15 May 2007 03:28:07]
◆豪人@自宅 > (余りに短い――……否、短くていいのだが。唯 [Tue 15 May 2007 03:20:46]
◆豪人@自宅 > (いや、まあ、お外を一緒に歩く機会なんて殆ど無いのだけど。) ……でも、流石に幾らライカニアだーって言っても、文化の発展してるヴェイトス市内であの格好は何処の原住民のおのぼりさんですか、だから、やっぱり私服は新しいのを見立てる必要があるよね! ぬっちゃけ、ダサい。 (居ないといいたい放題である。)(人肌ならぬ、獣肌恋しさの拗ねた発言だと寛容に捉えていただきたい処。―――かりかりとペンを走らせ、) お洋服だけじゃなくって、必要なものが他にもあれば、買出ししましょう。 お金の心配は無問題★ っとー。 …こんなもんかなあ。 (白い便箋に、黒いインクが踊る手紙。味気ない。―――確か、前にもこうして置手紙と酷いプレゼントを用意した時に、ちゃんと文字は読めていたようだから、ヴェイトス語が不自由とは言え、もう結構ヴェイトスに居るわけだから書けなくても読むのは出来るだろう、と。) [Tue 15 May 2007 03:11:50]
◆豪人@自宅 > (彼の普段着ファッションは正直言って―――余り一緒にお外を歩きたくない。) [Tue 15 May 2007 02:56:29]
◆豪人@自宅 > ―――……今度寝てるフリして、ずっと待っててみようかな。 (ごそごそと新しい蝋燭を立てて、火を点して、 ついでに、煙草を咥えて火を移す) …………、 ( すぅ、と煙を吸い込んで)………嗚呼、コレが原因で構ってくれないって可能性もあるだろうけど。 まあ、兎に角、 (続きを綴ろう)( 『 ペット番長 ジェダさんへ 』 という書き出し。態とらしく、ペット番長の文字を消してみたり、相変わらず学習能力は低め。眼鏡を、きゅ、と押し上げて) ―――えぇ〜と…。 (―――今日は非番で、部屋の片づけをしていて、気付いたのだが。この家は、一応、自分と、同居人であるペット番長さん、二人と愛玩動物3匹が住んでいる。 にも、関わらず、クローゼットの中には自分の衣服ばかりで、同居人の衣服は素敵にライカニア仕様にリフォームされた『商談用』らしいスーツが一着だけしかない。其れも、自分のお下がり。其れを見て思ったのだ) ……今度、『 お仕事 』をしない時にでも、ペット番長ジェダさんのお洋服を買いに行きません、か。 っと。 (律儀に訂正を入れる。態とらしく。) [Tue 15 May 2007 02:54:56]
◆豪人@自宅 > (どうも、蝋燭が短かったよう。) [Tue 15 May 2007 02:44:42]
お知らせ > 豪人@自宅さんが来ました。 『(蝋燭の火が消えた)』 [Tue 15 May 2007 02:43:09]
◆豪人@自宅 > (猫3匹―――特に、大型の―――には、此処のところ、余り顔を合わせない。自分が出かけた後に帰ってくるのか、自分が寝た後に帰ってくるのか、―――帰って来てない、のでは無いのは分かる。 食事を用意しておくと、3匹分、全部なくなってるから。 気配が消えたわけでも、嗅ぎ慣れた匂いが消えたわけでもない。) ………、俺が寝てる時は起こさないようにしてるって言ってたし。 (其れはそれで優しさだと思うのだけれど。偶には、起こして声を掛けるくらいしてくれたっていいのに。どうせ、中途半端に優しくするなら。なんて、拗ねるのは、 所有物 の分際で―――勿論、相手の言い分だが。所有物だというのは―――図々しいのか。) [Tue 15 May 2007 02:37:30]
◆豪人@自宅 > (薄いシャツ一枚と、着慣れた柔らかな布地で出来たズボン、首からタオルをぶら提げて、デスクの前。) とりあえず、ぐだぐだうなうなしてても始まンないし、気分転換しなきゃな。 (ゆらりとデスクの上の蝋燭の炎が揺れる)(無駄に広い家の中には、今夜は愛犬の姿以外に、猫科の動物×3匹の姿は見えない。きっと、夜はお外がすごしやすい季節になったから、夜の散歩か何かだろう。明日の身支度を一通り済ませた家主は、左手に握ったペン先をインクにちょん、と落として) ―――会えないなら、置手紙で文通だ…! (もう如何しようもない言葉を吐いて、ペンを走らせる。―――とはいえ、朱鷺の都文字なら、左手でも書きやすいのだが。ヴェイトスの文字は左利きには、ちょっと書き辛い。インクが滲まぬように、手首を変な方向へ曲げる癖がすっかりついた。) [Tue 15 May 2007 02:32:58]
◆豪人@自宅 > ( とは、流石にお家で一人で言わぬが。) [Tue 15 May 2007 02:22:58]
お知らせ > 豪人@自宅さんが来ました。 『(うちゅー。)』 [Tue 15 May 2007 02:22:44]
お知らせ > クロコ@工房さんが帰りました。 『帽子を手に取れば扉に向かって』 [Mon 14 May 2007 23:58:31]
◆クロコ@工房 > (打開点の無い思考の袋小路に行き詰りアレやこれやと考える事数分、結論の出ない状況が続けば)うーん・・・・何かあったら「セラ」から師に通達されるだろうしその時に聞くか。(理解できないことや分からない事を考えるのは無駄ではないが、少なくとも今現在の自身には推論でも答えを確定することが出来ず。それを理解すれば探求の思考を止め、その答えが自身以外の場所から齎されるよう期待する事にして。)(ある意味で無意味な推論を終えれば椅子から立ち上がり)とりあえず・・・・(この堅苦しい服を脱ぎ普段着に着替える為に一度部屋を出ようとして。) [Mon 14 May 2007 23:57:49]
◆クロコ@工房 > (無論、自身と師は今回の事件に関わりを持っていないので直ぐに潔白を証明したわけだが、今回の件はクロコ個人としても、ゴーレムを人の役に立てる物として扱おうとしている派閥に属するカバリストとしても快い物ではなく)何の為に創ったんだろ?(自身には理解の出来ぬゴーレムの行動と、その創造主の意図に眉を顰めたまま小首を傾げて。と言っても、見たことも無いゴーレムと創造主の存在の予想はあっと言う間に思考の袋小路に行き着くわけだが。) [Mon 14 May 2007 23:43:54]
◆クロコ@工房 > (椅子に腰掛ければ背もたれに身体を預け、それから天井に視線をやり)ウッドゴーレムかぁ(数刻前、カバラギルド「セラ」の内部で聞いたある事件の事を思い出しながらポツリ呟く。)(事の発端は地方村に創造主も行動目的も分からない不審なウッドゴーレムが複数現れたという事件。それ自体は早期に沈静化したらしいのだがどうやらヴェイトス市の方から「セラ」に対して何らかの調査要請が行われたらしく、師も自身もその確認調査の為に呼び出されることになって。) [Mon 14 May 2007 23:26:34]
◆クロコ@工房 > (とある工房の中、薄暗い廊下に小さな足音が響いていて。足音は一つの扉の前で止まり、眼前の扉を開いて。)「・・・・・」(開かれた扉の奥、廊下に立つのはこの部屋の主である男。ただ、その姿は普段とは違うカバラギルド「セラ」の制服を纏ったものであり)やっぱり慣れないなぁ。(部屋に入り後ろ手で扉を閉めれば、男はため息に似た息を一つ吐いた後に頭上の帽子を机の上に置き、そのまま傍らの椅子に腰掛ける。) [Mon 14 May 2007 23:17:09]
お知らせ > クロコ@工房さんが入室されました。 『闇に響く足音』 [Mon 14 May 2007 23:10:43]
お知らせ > レッドフォックス@ミルフルールさんが帰りました。 『(その日は「ラクリア、狐にお姫様抱っこされる」の話題がしばらく続く事になった)』 [Mon 14 May 2007 04:15:22]
◆レッドフォックス@ミルフルール > 怖くなるって・・・オレ一体何者だよ。(ちょっと本気っぽい声に、こちらも苦笑を浮かべ。 技については)ああ、期待しないで待っていてくれ。(と、手を軽く上げて答えた) まぁ何だ・・・あの空気は合う合わないがハッキリ出そうだからな。オレはちょっとキツイかも。(笑われているのには少しムッと来たが、事実なので仕方ない) 無理は程々にな。身体第一だ。(意外と素直に背中を触らせてくれた相手に内心少し驚きつつも、そのまま背中を摩り) だよな。ま、この企画が通ったらの話だがな。(こちらもニヤリと笑いながら答える) ・・・人間関係が健全なのかねぇ・・・(それはどうか微妙ではあるが)今度皆で集まって相談してみるのも良いかもな。・・・って。(手が背中から離れる。手は動かしていない。つまり)お、おい!あーもう、無茶するなって言ってんのに!(転げ落ちる女を支え再起不能なのを確認すると、一つ溜息の後、彼女を抱え上げた)ちょっと部屋に送っていってくるわ。(他のホスト達にそう言うと、控え室を後にした。背中に聞こえる「そのまま襲っちゃわないでよ〜!」「いやむしろ襲えー!」とかの声を無視しながら) [Mon 14 May 2007 04:14:01]
お知らせ > ラクリアさんが退室されました。 『(そのままぶっ倒れた。きっと明日は二日酔い)』 [Mon 14 May 2007 04:01:25]
◆ラクリア > いやいや、両立しなくてもいいから!!ってか趣味を超えたらお前、俺恐くて近づけなくなるから勘弁してくれ。 ( 結構真面目な口調で頼んだ。微苦笑が浮かぶ。けど派手な名前、には ) おう、いいねー。決まったら教えろよ。 ( 賛同した。 ) ……だろうな。お前、あんなトコ行ったらじたばたしそう。 ( 思い浮かべると可笑しいのか、喉でくつくつ笑った。 ) ん、サンキュ。……やっべーな、今日がんばったぜ。 ( いぇい、と悪戯に笑う。少し照れくさそうに。今日はちょっと素直だ。酒の所為かも ) ―――いやー、どうだろ。確かにな。俺、パットみてぇに頭ない代わりにやったら力有り余ってるからなぁ。周りはちげぇかも。マコっちゃんとか確実にか弱いタイプだね。 ( 隠れるの得意、には、げらげら笑いながら。 ) おう、お前にもそんなダチがいたのか――――― ………んなわけないよな。 ( ぼそ。 ) ( 此方も溜息をつき。 ) しゃーねぇか。地道になんっか探すしかねぇよなー。なんも思いつかねーんだよ。だめだね、俺も。 ( 大苦笑、そして ) ――― う 。 ( やばい。 ) ………。 ( 頭抑えた。ぐらりと視界が反転。 ) ( THE:二日酔い確実。椅子から転げ落ちた。 ) [Mon 14 May 2007 03:58:42]
◆レッドフォックス@ミルフルール > 技が増えるに越した事は無いがな。でも、オレは本来極めなきゃならない技もあるから両立は中々キツいわけよ。だからこっちは趣味止まりになるだろうな。 どんな技かは考案中。名前に負けない派手な技にしたいとは思っている。(もともと技名は「フラッシュ」からスタートした連想ゲームだ。初めから決まっている流派の技はともかく、彼自身がつけた技名に期待をしてはいけない(何)) 一日体験・・・いや、遠慮しとく。オレはこっちの部屋の方が性に合ってるぜ。(苦笑。一瞬想像してみて、絶対に自分は落ち着かないだろうと思った。 急に叫びだした女を見て)お、来たか?・・・って大丈夫か?(急にくらりと来る女の元にすっと近づくと、その背中を摩ろうか) おお、ナイスツッコミ。・・・でもよ、海岸はムードが出るけど極稀に変な生物が出るらしいし。お前なら多少の相手でも勝てるだろうけど、他の皆はそうでもないだろ?(隠れるのは得意だ、とか笑いながら付け足したりして。 困った顔での言葉には)そうだな・・・ちょっと知り合いにも訊いてみるかねぇ。(と、言ってから友人の顔を順に頭に思い浮かべ)・・・誰も知り合いに「この手の店」に関する知識のあるやつが居ないな・・・(と、小さく溜息を吐いた) [Mon 14 May 2007 03:50:44]
◆ラクリア > えー。そういう技を持てばネタも増えて人生楽しいし、やったほうがいいだろー。フルハウス??どんな技だ。 右手と左手どっちも出る攻撃とか?( けら、と笑う顔。だが賭け事を彼の技に直されればわからないらしく。真面目に切り返した。しかもむちゃくちゃ言った。 ) ……だよなぁ。お前が接客されてたらある意味恐いよなー。一日体験してみっか? ( にやり。 ) ――― 商業地区。海岸で待ち合わせ。お試しコース!! ( そ れ だ!!それいい!!と、女は目を輝かせて思わず立ち上がった。 ) ―――っ、と…… ( 宵でくらっとしたらしくまた座る。 ) 見張っとくってお前――― それじゃあバウンサーじゃなくてボディーガードだろ! ( 芸人の如く突っ込んだ。 ) やっぱダンスパーティーが無難だよなぁ。確かに費用もかかるし、賭けだと思うよ、俺もそれは。 ( うんうん、と腕組して頷いて ) ……やっぱ、もっといろんなとこ見てくるべきかね。お客の子に聞いてもいまいちいい案がねぇんだ。だから皆してどーしよっか、って話で持ちきり。 ( 困った顔で苦笑浮かべ。 ) [Mon 14 May 2007 03:34:03]
◆レッドフォックス@ミルフルール > (豪快な飲みッぷりとその後の動作に苦笑を浮かべつつ、やりかねないと言われれば)オレ、そういうキャラに見られてるのか?修行中・・・これからも続けるかどうかは考え中ってところかな。 良い名前だろ?他にも「フルハウス」とかも考案中だ。(半分冗談、半分本気でそんな事を)上達、か。そうだな・・・ま、ここ最近ほど熱心には練習しないだろうけど、暇を見てちょこちょこ続けてみるよ。(応援に答えるように、フッと小さく笑って見せて。 この男としても誘われて本当に良かったと思っている。あのまま傭兵を続けていたら、今頃どんな事になっていただろうか。 イベントの件をふられると、ウ〜ンと小さく唸りながら腕と足を組み)ああ、話には聞いてる。オレも色々考えては居るんだが、客視点と言っても実際に接客されたわけじゃないからな、オレは。(と、ちょっと苦笑を見せた後)アイデアとしては、そうだな。やっぱり場所柄、近づきにくいって人も多いと思うから期間限定で出張サービスとかどうだろ?商業地区とかにポスター貼って、んで海岸とかで待ち合わせ。そこでお試しコースってな感じ。あ、危なそうな場所の時はオレが陰から見張っておくから心配しないでくれ。・・・他には、貴層狙いならダンスパーティとかかねぇ。まぁこっちの方が支出も収入も多いだろうな。でも、一般客が近寄り辛くなるという欠点もある。どうするかは任せるよ。(と、意見を述べた。どちらも素人目から見た発想であるが、さて) [Mon 14 May 2007 03:23:23]
◆ラクリア > ( 酒を飲みすぎると、流石にフラフラしてくる。いくら慣れとは言っても矢張り水はかけがえのない源(調整物)だ。声漏れる貴方の近くで女は有無を言わさず一気飲み ) っあ―――。 ( 気持ちよさそうにすかっと親父くさい色気ゼロの溜息。 ) いや、確かにそうだけどよ。修行中かなって思ってさ。 ( お前ならやりかねないだろうと言いたげな口調でからり、笑う。 ) フラッシュ―――へぇ。ストレートフラッシュか。 ( 「実践で通用すると思えない」その言葉に、女は軽い調子で笑っても、真剣に戦いを踏んできた者の瞳を見ればそれ以上何も言わない。寧ろ ) がんばれよ。上達したらもっと見せろ。 ( 片目瞑って応援した。 ) そうだな。ミルフルールも平和だ。平和一番。 ( 笑み返しそんなことを言う。彼はバウンサー。愉快な一面も増えれば人気だって出るだろう。益々この場に馴染んでいる彼に、最初誘ってみてよかったと改めて思う。 ) ―――そういやさ、お前オーナーとか皆から聞いてるだろ?イベントの話。お前、どう思う?ホストじゃねぇし、俺らよりも客視点の意見出るかなーって思ってずっと訊こうと思ってたんだけど。 ( なぁなぁ、と軽いノリで椅子に腰掛けた女はテーブルにだら、と上半身預けながら問う ) [Mon 14 May 2007 03:06:41]
◆レッドフォックス@ミルフルール > (『水』の入ったコップを一気に飲み干す女を見て、声が漏れる。が、きっと彼女は自分よりは酒が強いから大丈夫だろう、と思い直し)おいおい、芸人になるつもりなら、この程度の技じゃダメだぜ。このくらいじゃ趣味の領域を出ないだろうよ。(彼女の顔をニヤけ顔で見つつ、そんな事を。 最後の技の事を訊かれると)フラッシュって言う、手に持った道具を全部投げる技の発展系だから「ストレート・フラッシュ」って名づけた。ありがちな名前だけどな。・・・こんな技が実戦で通用するとは思えねぇな。あくまで芸の1つだ。(口元は笑っていたが、目は笑っていない。戦いに関してはシビアに考えていた)ま、近頃はこれと言って「ややこしいこと」も起こってないしよ。身体が鈍らないための運動みたいなもんさ。(そう呑気に答えてみせる。実際、ここ最近こっちの修行は毎日やっていたが、おかげで本来の技の修行が滞っている。そろそろ再開せねば、感覚を忘れてしまっては職業的にも大問題だ) [Mon 14 May 2007 02:59:18]
お知らせ > レッドフォックス@ミルフルールさんが来ました。 『ん?あ・・・』 [Mon 14 May 2007 02:47:28]
◆ラクリア > うわー。お前ンなことまだやってたのか。 ( 思わず女は目を見開いて心底感心した表情で溜息をついた。休憩室の扉が開いた先、彼の姿が見え。思わずそんな感想を。 ) 芸人でも目指したほうがいいんじゃねぇの? ( 揶揄するような、意地悪を。悪戯な微笑浮かべて ) ―――あー。つっかれたー。水水。 ( やれやれ、と疲れきった顔で笑えばどか、と椅子に座り込み、無造作に 誰 か の水の入ったコップをとって一気に飲み干した。 ) ……で。今のはなんて技?まさかんなんで闘うんじゃねぇだろ? ( 結構真面目に訊いた。 ) [Mon 14 May 2007 02:45:26]
お知らせ > ラクリアさんが入室されました。 『へぇ。何してんのかと思ったら。』 [Mon 14 May 2007 02:42:01]
お知らせ > レッドフォックス@ミルフルールさんが退室されました。 『(結局カッコがつかない、永遠の二枚目半なバウンサーであった)』 [Mon 14 May 2007 02:41:21]
◆レッドフォックス@ミルフルール > (この男が、何故こんな訳の分からない事をしているかと言うと。元はと言えば、最近(と言っても既に1ヶ月以上前だが)どうも店内の空気が重くなる事が多かった気がしたので、少しでも明るくしようと芸を披露したのが切欠だった。最初は芸人の見よう見まねのお手玉の延長の様なもの、しかもそれを頭にぶつけまくるという失態振りで、それはそれで場は和んだが何となく悔しいので此処1ヶ月半、暇を見ては特訓し続けた。結果として、ここまでの技が披露できるまでに成長した。・・・無駄な努力とかは言ってはいけない) まぁ、正直オレもここまで出来る様になるとは思ってなかったな。・・・ふぅ。(薪から箭を抜き取り矢筒に収めると、その足で空いている椅子に腰掛け一息ついた)でも何だ、こいつの練習はこれくらいにするか。別に芸人に転職するでも無し、これ以上に上手くなっても、な。(ホストの皆様の反応は「それでいいんじゃない?」が4割、「え〜〜〜?」が6割の模様)まぁ、また何か面白そうな技が思いついたら練習するさ。それまではお休みだ。(そう言って、テーブルに置いてあった透明な液体の入ったコップを手に取り口をつける。で、水と思ったら酒で軽く咽る) [Mon 14 May 2007 02:40:31]
◆レッドフォックス@ミルフルール > (・・・だが)・・・しまっ!?(投げた箭は最初に刺さった箭にぶつかり、弾かれた。回転しつつ予測だにしない方向へ飛ぶ箭と薪)このっ!!(瞬間、男は踏み込み、宙へ投げ出された箭へ右手を突き出す。そして、それが「観客」の誰かに襲い掛かる前に捕獲する事に成功した。薪の方は広い所へ投げたおかげもあって、何事も無く床に転がった。) ふぅ、危なかった・・・ちっくしょー、もう完璧だと思ったんだけどな。(小首を傾げながら箭を矢筒に直し、薪の方へ歩いていく男。それに対し、ホスト達は「いやいや、充分凄かったって!」「うん、最初の時からは考えられない事になってる」と、慰めと賞賛の言葉をかけた) [Mon 14 May 2007 02:35:24]
◆レッドフォックス@ミルフルール > だぁ!!(箭に可能な限りの回転をかけ、天井ギリギリの高さまで投げる。それを3本全てに対し連続で行う。すると、今まで常にどちらかの手の中に収まっていた箭が全て空中に浮かび上がり、手元は完全にフリーになる。この技がフラッシュ。この状態で本体がスピンすればピルエットと言う大技になるが、それでは普通過ぎてつまらない。オリジナル技の見せ所だ)・・・ふっ!(予め足元に置いておいた、太目の薪の1本に足をかける。そのまま角を踏んで空中に小さく浮かせると、前方の開けた空間・・・もちろん「観客」が誰も居ない方向へ・・・蹴り飛ばす)そこだ!!!(薪が男の頭より少し高い位置辺りに来た時、丁度真上に投げた箭が手元に落ちてくる)こいつがオリジナル技、「ストレート・フラッシュ」だ!!(落ちてくる箭を掴んでは空中の薪に投げつける。まず1本目。箭は薪の中央に刺さり、回転を静止させると共に軽く滞空させる。続いて2本目、これも命中。先ほど刺さった場所より数ミリ下にやや浅めではあるがしっかりと箭が突き刺さる。ラスト1本。 ・・・いける! そう確信し、投擲) [Mon 14 May 2007 02:30:54]
◆レッドフォックス@ミルフルール > (掛け声と共に、手に持った箭が次々と宙を舞う。まずは基本技、カスケード。右手に持った箭を左手に、左手に持った箭を右手に投げ、左右対称な8の字型の軌道を描く投法。これをこなせるようになるだけでも結構な時間を要した。だが、まだまだこんな技は序の口だ)よっとぉ!(不意に左手から投げられる箭の軌道が変わる。片方の手から投げるボールだけを逆回転・・・つまり本来、外側で受けて内側に投げるところを、逆に内側で受けて外側で投げるようにする。これが発展技のハーフシャワー。 ここまでは少し感心した顔を見せる程度だった観客のホスト達から歓声が上がる)よぉし・・・んじゃ、ちょいと早いがフィニッシュ行くぜ!(本当は他にも色々な技を見せたかったが、残念ながら1ヶ月半で見せられるレベルに達した技は3つだけだった。だが最後の技には自信がある。投げる動作を繰り返しつつ、気をより一層集中させる。そして) [Mon 14 May 2007 02:26:15]
◆レッドフォックス@ミルフルール > じゃあ行くぜ・・・(ミルフルールの何時もの控え室。1つ違うのは、その部屋の中央で一人の男が真剣な目つきで仁王立ちしている点。男は徐に腰の矢筒から右手に2本、左手に1本の箭を抜き、それを眼前で交差させて構える)ふぅぅぅぅ・・・・・・(気を集中させる。 技を繰り出す時と同じだ。いや、これは「技」だ)せぇ!!(裂帛の気合。今、1ヶ月半に及ぶ修行の成果を見せる時) [Mon 14 May 2007 02:21:43]
お知らせ > レッドフォックス@ミルフルールさんが入室されました。 『(修行の成果)』 [Mon 14 May 2007 02:21:07]
お知らせ > ロイ@自室さんが退室されました。 『(やがて右手はペンを握り)』 [Sun 13 May 2007 22:14:30]
◆ロイ@自室 > (ぬいぐるみ程度になら己にも触れることは出来る。頭をなでることも。 ただ、あの毛玉を思い浮かべ乍撫でると言うのは無理だ。 毛玉はどうしても好きになれそうにない) (右手でぬいぐるみの頭を 一撫で。 二撫で。 ) (ふとそのとき思い浮かぶのが送り主の顔だという事は己の使い魔にすら秘密のこと) [Sun 13 May 2007 22:14:11]
◆ロイ@自室 > (椅子に座って、やはり最初に目に付くのは、この部屋には不似合いな二体のぬいぐるみ。彼女からの贈り物。それを見るたびに少しでも相好が崩れる様を彼女が見たらどう思うだろう。笑うか、からかうのか) ( ―― … くだらない ) (溜息を吐きながら。それでも右腕を猫のぬいぐるみに伸ばすのは、送り主の希望だからだ) (彼女がつれている小さな猫に慣れて欲しいと いう ) [Sun 13 May 2007 22:05:58]
◆ロイ@自室 > (暗黒街の夜景などに興味は無い。早々に窓を閉めて部屋の隅に置かれた机に向かった。己の手紙でのやり取りは何も親しい者たちだけに限ったことではない。依頼主に返信する手紙ならいつでも何通かは机の中だ) (これらの手紙にも返信を書かねば。余計な感情と言葉を排した無愛想な手紙だとは言え、出さないほうが礼儀から外れているのだから) [Sun 13 May 2007 22:01:40]
◆ロイ@自室 > (足に手紙を括りつけた梟は、頼もしい羽音をさせて夜空を翔んだ。ごく親しい者にしか、男は梟に手紙の使いを頼まない。その往復回数は以前よりもほんの僅か増えている) (窓際に立つ男は梟ではなく己の人差し指を見やる) …やれやれ (甘えているつもりだろうか、飛び立つ直前に己の指をさんざ齧っていたのは。己の鈍った痛覚では痛みは感じなかったが) (送り主の指に同じように噛み付かなければいいのだが。杞憂となることを願い、初めて梟の後姿を探してみる。 ――もう見えなかった ) [Sun 13 May 2007 21:54:21]
お知らせ > ロイ@自室さんが入室されました。 『(梟は窓よりはばたく)』 [Sun 13 May 2007 21:46:33]
お知らせ > キヨ@使用人養成所さんが帰りました。 『( ソレをぜんぶ頭に入れるのかと思うとべっしょりです。 )』 [Sun 13 May 2007 21:11:20]
◆キヨ@使用人養成所 > ( そんな感じでその後も注意事項や対応の仕方、注意する言葉遣いなんかの説明が続き、 ) … ( 授業が終わるころにはノートはまっくろで ) [Sun 13 May 2007 21:11:02]
◆キヨ@使用人養成所 > ( また、不在である場合も当然起こりうる。 まず、アポイントメントのある客に対して。外出して帰宅が遅れている、急用が出来て外出している場合は不在の理由を告げ、主人が多少遅れて帰って来る事がわかっている場合はお詫びした上で極力待ってもらい、主人の帰宅が遅い時や相手が待てない場合、主人が急用で外出した場合は相手の意向を尋ね、それにそって対応する―― 他の者と会ってもらう、伝言を聞く、此方から連絡するなど―― して、相手の方が変えられる時にはもう一度丁寧に詫びると。 )( ただしアポイントメントのある客が時刻どおりに来訪したのに主人の姿が見えない時は、行き先や所在不明である事を言わずに「少々お待ちくださいませ」と言って応接室で待っていただき、邸内を捜す ) ――― ふむー。 [Sun 13 May 2007 21:09:56]
◆キヨ@使用人養成所 > ( 後は誰に会いに来たのか、用件は何かの確認。 これらの事が後で面会相手に取り次ぐ時、会うか会わないかの判断材料になるから疎かにはできない。 ) ―――… ( 講師はアポイントメントの有無によって異なる取り次ぎ方について、実際に演じてくれている。 ) ( 動作を見ながら、台詞のメモを取るのを忘れないように。 ) [Sun 13 May 2007 20:58:58]
◆キヨ@使用人養成所 > ( 挨拶の時のポイントとしては、相手がどこの誰なのかを明確にする。来客の顔と名前を覚えるように努め、二度目からは此方から「○○様ですね」とか声をかけるように、する… ) …。 ( あんまりじろじろ見てはいけない、かといってそう長い間言葉を交わすわけでもない相手を覚えるというのは結構大変だなぁとか。とか。 軽く眉を潜めつつ、声には出来ないので心中で思う。 ) [Sun 13 May 2007 20:54:04]
◆キヨ@使用人養成所 > ( 必死で書くので筆圧が凄かったり。字が後で判別できなくて結局意味ナシになるのは避けたいところですけれどもー。 ) その後接待に移るのでお茶のサービスの仕方に気をつける、っと。 ( 講師の声とは遅れて、もにょもにょ。 ) ( 最後に見送りと後片付けで終了。 ) [Sun 13 May 2007 20:50:23]
◆キヨ@使用人養成所 > ( まずは受付というか挨拶で、丁寧にお辞儀を。ンでもって面会相手の確認。アポイントメントがあるのかどうかの確認と、あるなら案内して取次ぎ。なかったらその逆…… ) うぐ、う ぅ …… ( 未だに聞き書きには馴れないワケでして。手の動くスピードと耳に入ってくる量が一致しませんげふん。 ) [Sun 13 May 2007 20:46:18]
◆キヨ@使用人養成所 > ( 来客対応についてだとかです。 パーラーメイドのお仕事だそーですが、とりあえずパーラーメイドになるわけではなくオールオブワークスとして一通り学ぶワケでして。 ) ( 「最初に、基本的な流れと各段階での大まかな注意ポイントです」 ) …ふむふむ。 ( 後で実際にやらされたりしますし、話を聞きながらのメモは欠かせないわけで ) [Sun 13 May 2007 20:39:56]
お知らせ > キヨ@使用人養成所さんが入室されました。 『( 今日は )』 [Sun 13 May 2007 20:32:02]
お知らせ > シャリネ@商業地区さんが退室されました。 『(「チェロだよ」そういわれれば、少女は「嗚呼…!」と、目を輝かせ、微笑んだ。知っていると)』 [Sun 13 May 2007 01:06:52]
◆シャリネ@商業地区 > ( そして、お爺さんは「こんなのもあるんだよ」そういって、見せてくれたのは。 ) ( 大きな其れと、少し中位の其れ。様々な、其れに少女は目を輝かせ ) ………わぁ。大きなヴァイオリン……? ( 思わず問えば、お爺さんは笑い声上げて、言った ) ( 「見たことあるだろう?名前は知っているはずだよ。有名だからね」そうウィンクして ) [Sun 13 May 2007 01:06:15]
◆シャリネ@商業地区 > ( 訂正:あたし→私 ) [Sun 13 May 2007 01:03:28]
◆シャリネ@商業地区 > ( 一通り話して、少女は小さなヴァイオリンを見つめていた。―――あたしが知っているものとは違うけれど、正式な場で貴族の人や楽師さんは、弾いていたりする。芸能横丁でも時折見かけるものだ。 ) ……ヴェイトスではヴァイオリン、たくさん見かけます。私がアイバンにいたときはフィドルを聴いていたから――― ( そんなこと、話しながら。職人爺さんがヴァイオリンを手に取ると。謡うような、艶のある調べが女声のように響いて。思わず聞き惚れてしまうかのように、少女はそのヴァイオリンに食い入っていた。演奏は、したこともないのだけれど。ピアノやヴァイオリンや、キタラ。楽器の音は大好きだ。 ) すごい…… ( 思わず瞳輝かせ、微笑み。 ) フィドルとも、違う―――。 ( ぽつり呟いて。 ) ヴァイオリンは、謡ってるみたい。フィドルはいつもね、踊りたくなるの。酒場ではフィドルが主流だったから―――ヴァイオリンって、こんなに綺麗なんだ……。 ( 感激したような、声と、表情と。思わず恋に落ちたかのように、溜息をついては、微笑みも綻ぶ。 ) 兄弟みたいですね。姿は似てるのに。不思議……… ( 正直な感想だった。見慣れたフィドルと、もう一つ、ヴァイオリン。こんな違いを、実感できたことが、嬉しくて。 ) [Sun 13 May 2007 01:03:05]
◆シャリネ@商業地区 > ( 其処に見えたのは―――ロッキングチェアーに腰掛ける、老人だった。にっこり笑ってこちらを見ている。―――硬直した。 ) ぬ、盗もうとしたわけじゃないんです。ショーウィンドーから見たらあんまりにも綺麗で、扉も「open」ってなってたからまだやってるのかなって――― ( 「楽器がすきかね?お嬢ちゃん」 ) え? ( あたふた慌てて弁解していた少女の表情は一気にきょとんとした。 そんなことを、また暢気に問われたら、思わず吃驚というか、拍子抜けというか。 ) ……す、好きです。 ( 思わずきょとん、としたまた真面目に質問に答え。愛の告白。とても誤解を生みそうだ……! ) ( 周りにお客様がいたら(少女は気づいてないけど)なんかちょっと誤解されちゃいそうな。 ) ―――こんな夜遅くに、経営してらっしゃるんですか? ( そんなことをやんわり問いかけながら。辺りを見回した。実は結構広く、客もいたそうな。けれどそんなことを感じさせないくらい、穏やかで静かで、気配のない場所だったから。 ) [Sun 13 May 2007 00:54:10]
◆シャリネ@商業地区 > ピアノ……?これは、ヴァイオリン―――。 ( 少女は惹かれる様に、手を伸ばした。此処は楽器職人のお店なのだろうか。だが――― ) 全部、手作りなんだよね―――凄い……。 ( 思わず綻ぶような笑顔が零れ。指先がその繊細な艶板に触れようとした矢先。 ) ( かたん。と物音がして我に返る。 ) ……あ。ご、ごめんください。誰か、いらっしゃるんですか? ( 不意にそんな言葉が出た。お客様か。或いは―――お店の主?職人?少女は触れようとした指先下ろさずそのまま、視線は音のするほうへ ) [Sun 13 May 2007 00:40:34]
◆シャリネ@商業地区 > ( かちゃり。きぃ……。 ) ―――。 ( 少女は声も出さず、ただ瞳を見開いてその軽い反動もない扉に驚いた表情で子犬を見下ろした。「開いたよ?」と。 ) ………あの、夜分遅くにすみませ―――( そう、言おうとしたときだった。ふと、声も動作も止まってしまう。ランタンに照らされた、その向こうにあったのは。 ) ―――― ……… ! ( 声も出ないほど、美しい色と、輝きと。 ) …… これ…… ( 少女は惹かれる様に、足が其方に向いて。一歩、一歩。照らされていくその輝きに、近づいていく。 )( 美しい色。美しい装飾。繊細な、其れは―――よく、見慣れたものもあれば、まじまじと見ることのなかったものまであった ) [Sun 13 May 2007 00:33:19]
◆シャリネ@商業地区 > ( しん―――。 静まり返る、静寂の中で。少女はもう一度仔犬を見下ろした。 ) シフォン。 ( 名前を呼んで、人差し指を口元に当てた。しぃ、と言う仕草。合図。 ) ………。 ( openが本当なら。扉は開いているはずだ。間違えているならば、扉は開いていないはず。そう思った。だからこそ。 ) ―――。 ( 少女はやんわり、そのドアノブに手をかけ ) ………せーの……。 ( 小声で囁けば、扉を押し開かんと。 ) ( 開くか、開かないか。 ) [Sun 13 May 2007 00:26:38]
◆シャリネ@商業地区 > ( でも。 ) ………寝てたら、悪いな。 ( 小さく呟いて、視線は困ったように宙へ彷徨って。指の甲、自然と顎に当て。 ) ―――よし。 ( 手を下ろした。そうして。軽く、やんわりもう一度手を上げて――― ) ( コンコン。 ) ごめんください。 ( 少し、聴こえる程度の声が、闇夜に通る。足元に、擦り寄る仔犬と右手にランタン。すると )( カタン。 ) ………?? ( 物音がしたのを、耳にした。少女は思わず目を瞬かせ。足元を見下ろした。 ) ……聴こえたよね? ( 愛犬に問いかけるように。彼は尻尾を振って扉に近づいた。 ) ………もう一回。 ( そんな仔犬の様子見て、少女は。 ) すみません。まだ、このお店、やってますか? ( 今度はノックするのではなく、敢えて遠くに投げかけるような問いかけを扉の向こうへと。――――けれど、反応は、如何に。 ) [Sun 13 May 2007 00:22:06]
◆シャリネ@商業地区 > ―――ごめんください。 ( 小さく、小さく。何処か遊ぶように問いかける。様子窺うように聞き耳立てるまま。 ) ………。 ( でも、標識はなぜか「closed」ではなく、「open」になっている。少女はきょとんとして、不思議そうにプレートを見つめ、扉を見つめ、交互に視線が。 ) ……。 ( プレート ) ……。( 扉。 ) ……。 ( 小さな光。 ) ………closedに、し忘れちゃったのかな?これ。 ( 悩んだ挙句、推理した結果が其れ。あたっているかどうかはわからない。本当に、今の時間帯でもopenなのかもしれないし。 )( 悩むまま、思案顔で立ちすくんでいる。 ) [Sun 13 May 2007 00:10:49]
◆シャリネ@商業地区 > ( 今日、歳をとりました。――だからといって、これ以上歳をとるのもとても微妙なのだけど。 ) ―――わぁ…… ( 思わず空色は輝いて、引き込まれるように、ウィンドーへ張り付いていた。 ) ( 暗くなった夜遅くの、其処は――― ) ……あれ。よく、見る…… ( それは黒鍵。透明な糸の繋がり。美しい装飾の中にある表情はどんなものだろう。少女は夢中になって其処に佇むまま。 ) ……まだ、やってるかな? ( 思わず、扉のほうへと。―――けれど奥に、小さな光が見えたから。恐らく人がいるであろうことは、わかった。 )( ふわり、ひらり。薄いドレスを揺らし、翻して、そっと、扉の前にたどり着けば。 ) ( コンコン ) ( 小さな、ノックをして。ちょーっとだけ、様子を窺う仕草。聞き耳立てるように、ドアに両手を添えて、ちょっと耳当てがん仕草を一つ。 ) [Sun 13 May 2007 00:05:58]
お知らせ > シャリネ@商業地区さんが来ました。 『 覗きこむ、ショーウィンドーの先。』 [Sat 12 May 2007 23:59:59]
お知らせ > チェーザレ@自室さんが退室されました。 『 ――視線を羊皮紙に移し、経理役の顔つきで数字に埋もれる。 』 [Fri 11 May 2007 16:04:43]
◆チェーザレ@自室 > (曇り空を広げたノートに見立てて、思考を其処へ開け放つ。ひとつ、中庭に干している洗濯物を取り込む。ひとつ、下の階に住んでいる左官屋のおじさんに、店の雨どいを直してくれるよう頼む。ひとつ、ゲリラ的な発想に基づき、友人宅に荒々しく悪戯を仕掛けにゆく。ひとつ、翼の楽師たちが旅行から帰り次第、引っ越し祝いをする。…店で大々的にするのだとエレミアが息巻いていたから、きっと浮かれるダシにしたいのだろう。彼女らには良い迷惑となりそうだ。) 可哀想に…。 [Fri 11 May 2007 16:03:37]
◆チェーザレ@自室 > (立ち上がり際に落ちた羊皮紙を拾い上げ、開け放った出窓に近付く。腰掛けて下を見れば、赤毛の子供が泣いていた。尻尾があるから、恐らくライカニアなのだろう。この一帯にはミックスが多いから、一見しただけでは種族は判らない。傍には黒髪の女性が立っていて、やれやれと要った調子でその子供を背負う。子供は嫌がる様子もなく大人しく負ぶわれているから、誘拐の類でもないのだろう。騒動の種が漸く遠ざかりそうな具合に安堵の吐息をついて、そのまま視線を曇天に映す。) [Fri 11 May 2007 15:51:39]
◆チェーザレ@自室 > (動かすのも億劫な四肢を引き、硬いベッドの上に身体を起こす。ショーツを穿いているけれど、唯それだけだ。眠る時には拘束が少ない程が良く眠れる性質だ。ぱんつ一枚で、なんて、おじさん臭いと言われた事がある。けれど事実そうすれば深い安眠が得られるのだから仕方ない。) …起きたくなかったなあ。 (ベッドの隅に寄っていたシャツを取り上げて、それに腕を通しながら愚痴る。眠り足りないせいではない。今夜眠る時にも、夢の続きが観れるといいのに。) [Fri 11 May 2007 15:32:55]
◆チェーザレ@自室 > (折角良い夢を観ていた気がするのに、出し抜けに響いた泣き声に驚いて、それはするりと何処かに消えてしまった。微かに幸福な余韻だけがある。) ン―――…。 (ごし、と、枕に顔を埋めて、子供の泣き声を聞いて聞かないふりを。このままもう少しだけ微睡んでいたい気持ち。素肌に触れる、薄くて粗いブランケットの感触。シーツの上でつま先を動かせば、ベッドの上からはらりと落ちる羊皮紙。泣き声は遠くならない。どうも建物の前で泣いているようだ。) [Fri 11 May 2007 15:17:18]
◆チェーザレ@自室 > (確かそうだ、昨日は昨晩は夜風がひんやりとしていた。スプリングコートを着て来なかった事を少し悔やみ、遠慮がちに触れてくる冷気に生きていると実感して嬉しくなったりもした。けれど今、頬を撫でる春風は温い。) …猫の鳴声みたい。 (どこかの親子連れがアパルトマンの前の通りを歩いているのだろう。子供は随分と大きな声で泣いている。この場所にもよく聞こえてくるくらいに。寝返りを打ち、枕に顔を擦り付けて溜息を閉じ込める。) [Fri 11 May 2007 14:57:12]
◆チェーザレ@自室 > (ブランケットを身体に巻きつけたまま、ぼんやりと天井を見上げる。徐々に覚醒に近付く意識で、眠る前の自分の事を反芻する。日付が変わって朝日が街を照らし始めた頃、仕事を終えて眠たい身体を引き摺り、厨房の横手にある階段を昇った。) ン―――…。 (泣き声はまだ聞こえている。階下の厨房からでもないようだ。カーテンも引かず開け放っていた出窓から、高い波長で響く子供の音声が入り込む。…嗚呼、下の通りだろうか。) [Fri 11 May 2007 14:41:47]
お知らせ > チェーザレ@自室さんが入室されました。 『 ふと、子供の泣き声で目が覚めた。 』 [Fri 11 May 2007 14:29:58]
お知らせ > エレオノーラ@屋敷さんが退室されました。 『(――西園寺――西園寺――頭痛が消えたら、その名を改めて調べてみよう。)』 [Fri 11 May 2007 00:25:54]
◆エレオノーラ@屋敷 > ( ”……個性的の頭に付くのはドじゃなくて超なのでは?” 困った様子で眉を寄せるメイドに、おかわりといわんばかりに空になったグラスを差し出して。 ) そうともいうわね〜。……うん、すこしだけ楽になってきたわ〜。……でも、あんな独特な世界もあったのね。 ( 長年現世に留まり続けてなお、知らぬ事は多い。世界は常に移ろい変わり行くものだから……吸血鬼一人の永遠など、世界の中ではちっぽけな事だと改めて思う。 ) それでね、お店の常連さんの中に、モノマネがすっごく上手い人がいて―― ( 半ば無理やり連れて行かれた店でも、ちゃっかり飲み友達作っている辺り、転んでもただでは起きないというか。そういう性格である。 ) [Fri 11 May 2007 00:25:03]
◆エレオノーラ@屋敷 > ( 程なくして、2度目のノック。きりきりと締め付けられるように痛む頭を押さえて、上体を起こす。部屋に戻ってきたメイドから血の入ったグラスを受け取ると、両手で持ってこくこくと喉に流し込んだ。 ) ――はぁ。ありがとう……効いて来る、まで〜少し我慢ね〜……ぅう。 ( ”朝帰りの上に二日酔いとか、シャンゼルさんが聞いたら大変ですよ” ) そうね〜。部屋に監禁されちゃうかも〜。ホラ、あの子私に対して過保護だから。 ( ”従者は誰だってそうです。主に対しては。” ハキハキと答えるメイドと、何度か言葉を交わして。 ) でもね、でもね。聞いて聞いて。飲み友達もできたのよ〜。西園寺君にはいいお店紹介してもらっちゃったわ。みんなドが付くほど個性的なの。 [Fri 11 May 2007 00:06:10]
◆エレオノーラ@屋敷 > ……血、を〜……痛いのあたまが、すっごく。 ( まぶたを半分ほど開いて、まどろむ瞳で用件だけ伝えると、また枕に顔を落とした。 ) シャンゼル〜……いないの〜? ……ぅ〜……。 ( とりあえず、今日一日は動けそうに無かった。 ) [Thu 10 May 2007 23:50:51]
◆エレオノーラ@屋敷 > ( 何度か新しい血を飲んで、体の中に取り込んだアルコール交じりの血と交換しなければならない。吸血鬼は基本的に生きていないから、代謝が働かないのだ。放っておいても二日酔いは治らない。 ) あぅ〜……マキノさんも、胸毛アピールは〜……お酒の席では3階、まで〜……きゅぅ。 ( そんなこんなでわけの分からない寝言交じりにうめいていると、異変に気がついたメイドが、ドアをノックして入ってきた。 ) 血を、お願い [Thu 10 May 2007 23:48:56]
◆エレオノーラ@屋敷 > そこで〜……う〜……ゲンさんの飲みっぷりがまた……その話しはぁ〜、もうちょっとまって〜……う〜……ん〜っ……。 ( 吸血鬼でも酔っ払う時は酔っ払う。人間の血を体内に取り込んでいるせいだ。 ) ねぇ〜……だれか〜……血を、もってきて〜……。うう〜……。 ( 枕抱えたままごろごろベッドの上。しかし呼ぶ声が小さいのか、人は来ない。従者が見回りに来るまで待つしかないか。 ) [Thu 10 May 2007 23:39:08]
◆エレオノーラ@屋敷 > ( 図書館で西園寺と知り合ってから、そのまま成り行きで街へ繰り出したエレオノーラであったが、帰ってばたんきゅ〜してから、ずっとこの調子である。 ) ぅう〜……頭がぐわんぐわん……。 ( 枕を両腕で抱きかかえるようにして、そこに顎を乗っけたままうつぶせになって、ベッドの上でへたばっている。貴重な経験は、しかしそれなりの代償を払って得たものだった。 ) もぅ〜、西園寺君〜……そんなに飲ませてどうするの〜……うぅ……いたたた。 ( 寝言交じりに半覚醒状態である。ゆるくウェーブがかった髪もぼさぼさのまま、一人うーうー言っている姿は正真正銘グールの如し。 ) [Thu 10 May 2007 23:32:01]
お知らせ > エレオノーラ@屋敷さんが来ました。 『(盛大に二日酔い)』 [Thu 10 May 2007 23:25:37]
お知らせ > 紅梅さんが帰りました。 『( 小さな黒い花器を籠の左前に据え、 どこか、店内にでも )』 [Thu 10 May 2007 22:12:22]
◆紅梅 > ( 野薊は少し背高く、けれど武蔵鐙を越さぬほどに。他は背を低く切り、中ほどに生ける。 ) …、 ( 時折、花器の角度を変えるのは何処から見ても遜色ないよォに と。 一人静や、武蔵鐙の葉で剣山の見えぬよう。 けれど、此の季節に見合う涼しさを失わぬよう、余り詰めすぎないよォ に ) … ねェ、 ( 傍近く在る者に声をかけ ) …背の低い、手付籠があったでしょゥ …? ( ソレを持て来、と ) [Thu 10 May 2007 22:10:12]
◆紅梅 > ( 捨ててもいいと、母親である客人は困り顔に笑っていたけれど。小さな野の花束は、 ) …折角だから、生けよォ と。 ( 元は一輪挿しのための、持つ中で一番小さな黒い花器。 幼子の摘み集めたる草花の茎は細く剣山に刺さらぬゆえ、一度黄素馨の茎に刺してから剣山にすえる。 土台にと先んじて生けた武蔵鐙の青々しい葉が涼しげ。 ) [Thu 10 May 2007 22:03:54]
◆紅梅 > ( 纏うは単衣の上に卯花の重。 とは、いえ 生ける花々に、今宵卯の花は無けれども。 ) ( 敷布の上に並ぶは、野薊、一人静、黄素馨、蛍袋に武蔵鐙 ) …ン? …あぁ、 ( 随分と野の草花が多いと、不思議そうな女中の言葉に ) ――― 先程いらしたお客様の子が、くれたから ねェ… ( きっと、この店に辿り着くまでに摘み集めたのだろう。草花。 黄素馨だけは、この邸の庭先から庭師にとらせたものだけれど ) [Thu 10 May 2007 21:55:14]
◆紅梅 > あのまま、晴れていた なら、 …川辺にでも、と思っていたのに。 ( ... ねェ? 溜息交じり。 ) ( 店主の言葉に、傍に侍居る女中はそれは残念でしたねと袖の下で小さく笑うばかり。 ) … ( ソレを、咎めるではなく。 店主も残念だと溜息をついて ) ( ぱち ン ) ( 切れ味の良い花鋏の、小気味イイ オト ) [Thu 10 May 2007 21:34:03]
◆紅梅 > ( 香売店 『葉陰』 ) ( 川辺沿いに、その店はある。 夜色の中で 邸の其処此処に、ぽつ ぽつ。 灯りの気配が。 ふぅわりと。 風に木の葉の揺れる音が。 さわさわ と。 涼やかに。 ) ――― ( けれど店主は。 店、として開放している 其処には、おらず。 その場を女中に任せ 隣の間に、控え居るが 常。 ) [Thu 10 May 2007 21:26:54]
◆紅梅@自宅兼店 > ―― 天の海に雲の波立ち、月の船、星の林に漕ぎ隠る 見ゆ …… ( 天の海に雲の波が立つ。月の船は星の林に漕ぎ出で、やがて隠れゆく... ) …今宵は、波が高かったのか。 ( 見えるのは雲の波立つばかり。ようやっと姿を垣間見えるかと思うていた更け待ちの月は、隠れるにしては早すぎる。 ) [Thu 10 May 2007 21:23:41]
お知らせ > 紅梅@自宅兼店さんが入室されました。 『 ――― あァ、 ( 吐息 ) 』 [Thu 10 May 2007 21:17:24]
お知らせ > アヤネさんが退室されました。 『( 何で って―― 勤め先の病院こそ、怪談のメッカじゃないか って。 )』 [Thu 10 May 2007 02:57:07]
◆アヤネ > ( 逃げ出した。 ―― そして翌日、同僚の医療師に盛大に笑われることになる ) [Thu 10 May 2007 02:56:56]
◆アヤネ > ( 水はやけに冷たかった。 ) …――――。 ( しばらく浸かっていたから冷えたんだ、そうに決まってる。 ―― 『水』――『幽霊』―― まさか、 まさか まさか ―――― ) …っっっっ!!! ( 飛沫が飛んで尾とスカートを濡らす。 けど、そんなのに構っていられない――! ) [Thu 10 May 2007 02:54:03]
◆アヤネ > ( そういえば、しとしと降る雨 も。 じめじめとした湿気も、幽霊話にはよくある小道具。 『モンスター』でも『クリーチャー』でもない、幽霊には独特の湿っぽさがある。 ) そっか、だからー… ( 雨 じゃなくて ) 水 なんだ。 ( 幽霊のイメージは。 )( 妙に得心がいって、ぱしゃり。 裸足の足が川底の平たい石を踏む ) [Thu 10 May 2007 02:38:38]
◆アヤネ > ( 頭上には細くなる途中のはんぶんの月が浮いている。 新月、そして上弦の月。 ) 次の満月の頃 にはー… もう梅雨、かなあ。 梅雨、苦手。 ( 詳しいことはわからないけど、ヴェイトスの気候はどこかトキノミヤコのものに似ている。 広い世界のどこかには、一年中春の暖かさが続くところもあるみたいだけど。 ) [Thu 10 May 2007 02:31:52]
◆アヤネ > ( 流行の移り変わりも激しいヴェイトス市。 今の流行りは こわいはなし、らしい。 ) … 夏どころか、梅雨だってまだなのに。 ( 今日は一日暑い日だった。 裸足になって流れる水に足をひたすと、立ち仕事でふくらはぎが張っているのが分かる。 尾が濡れないように気を使いながら座り込み、虚空を見上げてみても、ねこと人をかけあわせた目には何も見えなかった。 ) [Thu 10 May 2007 02:19:41]
◆アヤネ > ( ねこが何もないところを凝視する時は、なにかがみえている と言う。 身動きをせず、またたきもせず、空をじ、と見ている時 は。 ) [Thu 10 May 2007 02:11:59]
◆アヤネ > ( 声が嗄れていたらしい。 ) [Thu 10 May 2007 02:09:45]
お知らせ > アヤネさんが入室されました。 『( 川辺にて )』 [Thu 10 May 2007 02:08:32]
お知らせ > エレオノーラ@屋敷さんが帰りました。 『(だから私は、あの人と同じくらい生きて、そして同じ灰となって散りたいと思ったのだ、と。)』 [Tue 8 May 2007 00:25:59]
◆エレオノーラ@屋敷 > ( そういう事情を抱えた多くの吸血鬼たちからすれば、自ら望んで吸血鬼になった己の姿はどう映るのだろうか。きっと、変わり者。同属から憎まれても仕方がないと思う。 ) だって、ひどいのよ? あのひとったら――全ての責任と永遠の呪いを、自分だけで全部背負って、私をひとり残して消滅するつもりだったのだから。 ( テーブルの上に置いた腕を枕に、頭を乗せて、いよいよ眠くなってきた。血の渇きによる衝動とは別に、月に一度くらいの頻度で、こんなふうに深い眠りが襲ってくる。これもたぶん、呪いの一種なのだろう。 ) 私はね、がぁー君。あの人が背負ってきた苦しみも、永遠の呪いも、あの人が存在してきた長い時間も、一緒に分かち合いたかったの。夫婦って、そういうものだって、おもって――から―― ( 瞳が閉じられてゆく。意識が遠のく中で、エレオノーラは考えていた。 ) [Tue 8 May 2007 00:23:41]
◆エレオノーラ@屋敷 > 人の心があるから、血を啜るという行為に嫌悪を覚えて、自分と自分をこんなふうにした吸血鬼を憎む。――けれど人の心をなくせば、単なるアンデットとして社会からはじかれ、狩人によって狩られる。 ( 紅い瞳は、闇の中でも景色がよく見える。人間を止めてからずっと太陽を直視していないが、その輝きを忘れた事は一度もない。 ) ある者は吸血鬼でありながら吸血鬼を憎み、またある者は己が吸血鬼である事にすら気付けない。ある者は自ら人を超越した存在と名乗り、ある者は永遠の苦痛の中をさ迷い続ける。――この街にも吸血鬼はたくさんいるけど、みんなそれぞれ思うところは違うのよ〜。わかる? ( ”エレ! ムズカシイ! ハナシ! ムズカシイ!” 律儀に答えるがぁー君をみて、楽しそうに微笑んだ。それでも、まぶたが重い。 ) [Tue 8 May 2007 00:11:56]
◆エレオノーラ@屋敷 > 死してなお現世に留まる存在。そのひとつが吸血鬼。かつて己が姿であった人の血を糧として、乾きと化け物の衝動との狭間で永久にもがき苦しみさ迷い続ける咎人。それがヴァンパイア―― ( まどろむ瞳は、かごの中の鳥を見つめる。この子はどんな他愛のない話でも、文句も言わず聞いてくれるから。それが嬉しい。 ) [Tue 8 May 2007 00:03:30]
◆エレオノーラ@屋敷 > ( ”エレ! 元気ナイ! 元気ナイ!” 暗がりの中で、ろくに視界もきかないだろうに。オウムは飼い主の声にこたえるように、甲高い声で鳴く。時折首をかしげるようなしぐさを見せると、エレオノーラも僅かに微苦笑をした。 ) 吸血鬼は、血によって命をつなぎとめる――それも、人間の血が最適といわれているの。なぜだか分かる〜? ( 紡ぐ言葉は散漫で、眠気を多分に孕んだものだった。シャンゼルが大事にしていたバイオリンを、見知らぬ子に渡そうと決めたらしいとか、フェリが少しずつ勉強を憶えてきたとか、面白そうな話題は一杯あるけど、今はそこまで気を回せない。体がとてもだるいのだ。 ) それはね〜。かつて人だったモノから失われた血液を、同じ人から補給するしかないからなの。生きた人間から血液を全て抜き去ってしまえば、死んでしまうでしょう? 吸血鬼も同じなの。血がなくては生きていけないのよ。 ( 透明なグラスに残った、赤黒い液体を見下ろしながら。 ) [Mon 7 May 2007 23:54:06]
◆エレオノーラ@屋敷 > ( 小気味良い音が耳に届くと、エレオノーラは目を細めた。暗い自室のなかで、血を飲み干した吸血鬼は、一人ぼんやりと考え事をしていた。 ) 吸血鬼、は〜。呪いに縛られた存在なの。その呪いというものが、ね。とっても、とっても、厄介なものなの。 ( 語りかける相手は、テーブルの上に置かれた鳥かご――その中にいるオウム。 ) ねぇ、がぁー君。 [Mon 7 May 2007 23:44:28]
お知らせ > エレオノーラ@屋敷さんが入室されました。 『(空になったグラスを、指先で軽くはじく。)』 [Mon 7 May 2007 23:40:39]
お知らせ > 紅梅さんが退室されました。 『( ――― かお る 。 )』 [Mon 7 May 2007 22:10:07]
◆紅梅 > ( 周囲には、いつもと変わらずの。 香原料を収めている箱、 茶匙、 …それから 小さな乳鉢と乳棒と。 皿の上に 蜂蜜と梅酢と梅肉と炭粉が ) ( 更に、間を埋めゆくは 沈香、白檀、丁子や甲香 香原料の粉末が ) [Mon 7 May 2007 22:09:54]
◆紅梅 > ( だから―― 五日まで、忙しかったから とはいえ。 昨日今日と手を休ませる理由にはならぬ、か。 ) 夏ともなれば、 ( 求める人は数多。 ――汗の匂いを誤魔化さんがために。 ) ( やれ、と吐息して 店主はてすさびにつついていた鞠香炉から手を引いて。 代わり カラ リ と、香箱の棚引く。 ) ―― 春は 梅花。 むめの花の香に、似たり。 夏は 荷葉。 はすの花の香に、通へり... ( そう、古に記されしとおり。 夏に好まれしは荷葉なれば、其を合わせん と ) [Mon 7 May 2007 22:01:21]
◆紅梅 > ( 薬玉とは、 麝香、沈香、丁子などの薬 ――香料は、薬材でもある―― を、玉にして 錦の袋に入れ、 蓬・菖蒲 または、造花なんかを結びつけて 五色の糸を長く垂らして飾ったモノ。 邪気をはらい、悪疫を除き または延命にと 五月五日の端午の節句の折に、室内に掛けたり、身につけたりした。 ) ( スメラのもとでは、これは 東の柱に掛け置いて、九月九日の重陽の節句に 菊花と、とりかえる。 ) [Mon 7 May 2007 21:48:22]
◆紅梅 > ( その間にて、かけたる薬の玉と店主は 遊び ) …。 ( かと思えば、床に転がる鞠香炉に さえ。 手を、伸ばす。 ) … ののしる(騒ぐ) も、 今は 。 ( ―― 静か。 ) ( 畳に緩い姿勢で 座し。 つン と、つまはじく。 煙くゆらせ、転がる まりごォろ。 ) [Mon 7 May 2007 21:41:43]
◆紅梅 > ( 香売店 『葉陰』 ) ( 川辺沿いに、その店はある。 夜色の中で 邸の其処此処に、ぽつ ぽつ。 灯りの気配が。 ふぅわりと。 風に木の葉の揺れる音が。 さわさわ と。 涼やかに。 ) ――― ( けれど店主は。 店、として開放している 其処には、おらず。 その場を女中に任せ 隣の間に、控え居るが 常。 ) [Mon 7 May 2007 21:36:10]
◆紅梅@自宅兼店 > ( 薬玉を、 と。 求め来たる者も 今は、なしに。 ) ―――― … ( 月のひかりの面白かりけるに目を細め。 柱に、掛け置きし薬の玉を およびのばして、もて、あそぶ ) ( くぅ るり。 長く垂れた五色の糸、指に絡ません ) [Mon 7 May 2007 21:34:43]
お知らせ > 紅梅@自宅兼店さんが来ました。 『( 五日の過ぎたれば )』 [Mon 7 May 2007 21:29:51]
お知らせ > ツェツィ@墓地さんが帰りました。 [Sun 6 May 2007 23:59:03]
◆ツェツィ@墓地 > (俯き、己の中に対する問いを反響し続け、そして結局今夜も答えは得られない。いや、答えを既に知っているのなら、受け入れることを拒否したままとも言えるのか。どちらにせよ、暫く後に少女は立ち上がり、階段を降り始めた。いつか、ここを降りた時とは違ってゆっくりと歩きながら。そして、いつかここを降りた時と同じように、問いの答えから遠ざかるために。) [Sun 6 May 2007 23:58:58]
◆ツェツィ@墓地 > (錆臭い匂いの正体は、想像してみればすぐ分かった。ぼんやりとしているが、思い当たる節もある。ただそれを、どう捉えていいのか頭は混乱していた。) わたし―― 一体。 (自分に、何が起こったのだろう。いや、それだけでなく、何が起こっているのだろう。心の中でそう問うても、答える者はいない。ただ、問いだけが頭の中で反響しつづけた―――頭蓋の内側に、既に答えがあるのだと言うように。) [Sun 6 May 2007 23:54:57]
◆ツェツィ@墓地 > (今夜は曇り。視界はそう、よくは無い。己の視界に写る限りで、其処に何も無いことを見て取ると、やがて顔は正面――街の方角を向いた。最初の通りに。) ……ふぅ……。 (何に対してか、溜息ひとつ。肺に溜まっていた空気を一気に吐き出すと、喉の奥から錆臭い匂いが立ち上る。ここ最近、すっかり馴染んできた匂いだ。もう、嫌悪も何も感じなくなってしまっていた。) [Sun 6 May 2007 23:47:14]
◆ツェツィ@墓地 > (しかしそれは――自力で超えられない壁があるのは、あそこだけではない。ゆっくりと両足を、体を伸ばした。そして、背後へと意識を向ける。先に進めないのは、此処も同じだった。) 行けない場所、ばっかりかも。 (階段を登った先には、墓地がある。かつて――そう、半月ほど前、唐突に目を覚ました場所がある。足は、そこへ向かうこともできなかった。ゆっくりと振り返り、その場所を見やる。何を見たいのかも、分からないまま。) [Sun 6 May 2007 23:36:26]
◆ツェツィ@墓地 > (視界に移る、街の灯り。目は自然と、商業地区のある辺りへと向いていった。もう真夜中とはいえ、未だ其処には幾つもの灯りがあった。恐らく今夜も、あの通りは活気付いているのだろう。) ――行く場所、無い、な。 (ぽつりと呟いた。行く場所――否、帰る場所だろうか。どちらにせよ、今の自分には家といえる場所へ行くことができないのだと、ぼんやりと考えた。其処へ行くには、商業地区の、あの恐ろしい曲がり角を越えなければならないのだと。) ………。 (あの場所で感じた恐怖は、未だにその正体が分からなかった。ただ、漠然とした恐怖感だけを感じるのみ。唯一分かっているのは、自力で其処を越えることが、今の自分にはできないことだった。) [Sun 6 May 2007 23:31:44]
◆ツェツィ@墓地 > (ヴェイトス市公共墓地、その中でも比較的新しい墓碑の並ぶ区画へと続く階段の上、少し前から座り込んで街を眺めていた。時折吹く風は生暖かく、どこか生き物の体温を感じさせる。風に運ばれたからか、遠く聞こえる街の喧騒。膝を抱くようにして、それをぼんやりと聞いていた。立ち上がろうという気配は、全く、無い。) [Sun 6 May 2007 23:21:10]
お知らせ > ツェツィ@墓地さんが入室されました。 [Sun 6 May 2007 23:16:28]
お知らせ > 紅梅さんが帰りました。 『( ―― 香も、其れに同じ。 )』 [Sun 6 May 2007 20:43:29]
◆紅梅 > ( 合わせている時は張り詰め、 香を聞けば ふ、と 気の休まる。 ) [Sun 6 May 2007 20:43:22]
◆紅梅 > … ふ、 ァ。 ( 漏れたのは、欠伸。 嗚呼、気の抜けすぎもよろしくない。たまにはいいけれど、こォ のんびりしていると、眠くなる。 ) … ( 先程、目覚めたばかりというに。 ) … もゥ。 ( 仕方ない、とばかり。肩を竦めて息をつき ) ( 抹茶椀を簀の子に放って、畳に足を踏み入れれば広げるのは香道具。 ) [Sun 6 May 2007 20:42:09]
◆紅梅 > ( 単に点てて飲みたかっただけ、の。 抹茶椀。 作法も関係なく、緩い姿勢で。師範に見られたら、怒られそォだけれ ど? 茶屋で抹茶を振舞われるような、気楽さでイイ。 点てるのは精神統一にもなるし、飲めばほっと息をつける。 華道も同じだ。生けている時はピンと張り詰めて、生け終わった花々を見れば気の緩まる。 ) … ( アレ に、 コレ を。 飲ませたら、どンな顔をするだろ ォ? …きっと、苦そうな。 ) …むしろ、甘いのだけど、 ねェ …? [Sun 6 May 2007 20:34:39]
◆紅梅 > ( ずいぶんとくろォなった夜の空に、邸の灯りが 眩しいほど。 ) この間の十六夜の頃なんて、あんまり月が明るいから 驚いて御簾を上げてしまった程、だったのに。 …ねェ? ( 如何かと、掲げてみれば 十六夜の月。 ) ( 片手に持った椀を動かせば くるゥり。 緩く、中の抹茶が円を描く。 ) [Sun 6 May 2007 20:24:44]
◆紅梅 > ( 隣の間の、障子戸を開け放ち。庭に面した簀の子にて。 眺むる天は 闇色の紗の、折り重なってゆくが如く。 黒色を増して広がる、今宵はそこに 月は、見当たらず。 雲の袖几帳に隠れているのだ、ろォ。 ) ――― つれなィ、 コト? ( うち笑みて、喉を震わす。 クスクス、と ) [Sun 6 May 2007 20:17:16]
◆紅梅 > ( 川辺沿いに、その店はある。 夜色の中で 邸の其処此処に、ぽつ ぽつ。 灯りの気配が。 ふぅわりと。 風に木の葉の揺れる音が。 さわさわ と。 涼やかに。 ) ――― ( けれど店主は。 店、として開放している 其処には、おらず。 その場を女中に任せ 隣の間に、控え居るが 常。 ) [Sun 6 May 2007 20:06:28]
お知らせ > 紅梅さんが来ました。 『( 香売店 『葉陰』 )』 [Sun 6 May 2007 20:02:38]
お知らせ > アーク=フォース@病室さんが帰りました。 『そして、夜の眠りに落ちていく。』 [Sat 5 May 2007 22:13:16]
◆アーク=フォース@病室 > (天井見上げながら、先日、来てくれた友人の事を思い出した。) コクシさん…最初から一人…だったのかな (あの時の、口ぶりからすると、そうなんだろうか…そんな事を考えていたら、それが凄く、悲しく、さびしく思える。) …辛いはずなのにね… (それを思えば、自分なんか、回りに人がいた分、幸福だと思える。 あの友人の方がよっぽど苦しんでいるように見える。) 自分は、ホントにまだまだだな (人生経験も少なければ、何もかもが未熟…そんな事を考えながら、天井見ながら、ため息を吐いた…) 寝ようか… (何時までも、考えていても仕方ない。 けれど、他人のことばかりも考えていてはいけない。 そんな風に考えれば、毛布を被って…眠りに落ちていこうとするだろう。) [Sat 5 May 2007 22:12:43]
◆アーク=フォース@病室 > (本片手に、ベッドに寝転んでいる。 退屈になるとこんなことを繰り返す。 時々、部屋内をフラフラと歩き回ろうとして、看護婦さんに止められそうになったので、寝転がる。 それでも、看護婦さんがいないときは歩くなりはしている。 体がなまるから退院する時まで、リハビリも無しというのは嫌なので自主的にリハビリをしている。 実際問題、刺された足の傷自体は塞がってはいるのだけれど、歩くと痛いあたり、完全に塞がってはいないのかもしれない。) 朝までは…おとなしくして無いとな、朝じゃないと、歩いてこけたら…悲惨だ… (渇いた笑いを小さく浮かべながら、そんな事を想像していた。) [Sat 5 May 2007 22:01:55]
◆アーク=フォース@病室 > (病院生活にも、大分慣れてきたと思う、今日この頃、唯一不満なのは、未だに帽子着用していないと、髪の毛が惨めであるということだろう。 生活面ではそんなところ、料理は諦めている。) …全治するまで入院させるとか…神父さん…酷いな… (いつも、教会から脱走する男が言えたことでもないか、と思いながら。 本を読んでいる。) 本もほとんど、読んじゃったしな… (神父さんに持ってきてもらった本が脇机の方に山済みになっている。 これでは、自分の片付けていない机とそう変わらない。) …ふぅ… (小さなため息一つ、吐きながら、天井を眺めて、色々考えていた。) [Sat 5 May 2007 21:51:24]
お知らせ > アーク=フォース@病室さんが入室されました。 『病室で本を読んでいる、青年一人』 [Sat 5 May 2007 21:44:43]
お知らせ > チェーザレ@ブルーローズ1Fさんが退室されました。 『 人として生きる事は忙しいものだ。 』 [Sat 5 May 2007 19:44:11]
◆チェーザレ@ブルーローズ1F > (見出しには貴族のゴシップネタが打ち出され、なんとなく世情の動きを示している。流れる思考は遡り、止まらない。嗚呼、スラムのあの時に。私はそれになっても良いと思って…、むしろ、アニー女史のような存在になりたいとさえ思っての決断だった。大博打のつもりで引いたカードをオープンしてみれば役なし。血液を摂取し続け、愛して止まないパプテス神からの祝福から遠ざけられた化物。神学生を志すを止めた身なら、いっそ。) …判ってる、問題は神の中には無いって。 (言葉を零し、冗長な思考をぶつりと打ち切る。これから店が忙しくなる時間帯だ。早々に台を拭き上げて、衣装替えをしなくては。) [Sat 5 May 2007 19:43:15]
◆チェーザレ@ブルーローズ1F > (漠然と思っていた。吸血痕というのは治らないもの、と。そう決めかかっていたので、ある日を境に首筋の"傷"が薄れ始めたと気付いた時には、鏡を見詰めて暫く呆然としたものだ。落胆と安堵が綯い交ぜになった思いに浮き足立ち、自室のベッドで立ったり座ったりを繰り返し、一頻りまごついてから少しだけ泣いた。泣いた理由は今でも判らない。この傷が消える事が、誰かの存在理由が消えてしまう事、とでも思い込んだのだろう。私はそういう思い込みをしょっちゅうする。だって数日後、ヴァンパイアハンターによって吸血鬼が一人討伐されたと知ったときには、泣かなかったのだから。) …―――――。 (ちらりと視線を壮年紳士が広げるニュースペーパーへ。) [Sat 5 May 2007 19:34:44]
◆チェーザレ@ブルーローズ1F > (看板猫の黒い毛並みはつやつやとしており、贅沢し放題のためにお肉がだらしなく横に流れている。あれで猫としての俊敏さと優雅さを失っていないのだから、余計に腹立だしさも増すというものだ。あの生き物は種の存在として間違っており、規格外である。だから何れは淘汰されるべき。首に巻いたクラヴァットを苛立ちまぎれにひっぱる。) …もっと太ってしまえ。 (小さな悪態を。猫を極力視界に納めないように気をつけて、カップとソーサをカウンタ越しにシンクに置く器用さ。身じろぎするたびに擽ったいと感じていたクラヴァットだったが、ここ最近は違和感を感じなくなってきていた。慣れるだけの時は経ち、隠していた"傷"も薄れている。) [Sat 5 May 2007 19:17:53]
◆チェーザレ@ブルーローズ1F > (ふと気付くと、旋律の残響がすっかり消えていた。大ホールのような場所で芸を披露するわけではないので、割れんばかりの拍手、なんていうのが無いのはよくある事。時には騒々しい拍手が雰囲気を台無しにする事もある。カウンタテーブルに向けて歩き、足元に置いていた手桶に布を放り込み、ドレス姿の娼婦に珈琲の御代わりを問う。) ―――…ありがとう御座います。 いってらっしゃい。 (硬貨を置く音、椅子を引いて立ち上がる客の姿。今から仕事にゆくのだろう。見送る視線の端で、エレミアがテーブル席の隅に座る竪琴師に近付き、何事か言葉を交わすふう。洗い桶のなかに台布巾を漬けて絞り、再びカウンターの外へ。猫は相変わらず椅子の下でぐうたらとしている。) [Sat 5 May 2007 18:53:10]
◆チェーザレ@ブルーローズ1F > (白と黒の鍵盤。翼の楽師の事を思う。一人ではなく、複数と行くのだと聞いていたが―――彼女達がクリスティアへ出立して、もう二月は過ぎたろうか。便りが無いのは元気な証拠とはいうけれど。旅先でのトラブルなんていうのはありがちだ。彼女達がそれに巻き込まれていなければ良いと思う。) …寂しかったりする? ピアノのお前でも。 (拭きつつ、戯れに小声で。鍵盤を強く押し込まないよう、ごく軽い力で布を滑らせて埃を払う。そういえばピアノを初め、楽器の類は弾かれないでいると、音階の狂いが酷くなると聞いた事がある。流しの楽師は自前の楽器を持っている事が多く、此処のピアノを弾く事は殆ど無い。そろそろ調律師を呼び時だろうか。手を動かしつつ、思考を転がす。) [Sat 5 May 2007 18:28:22]
◆チェーザレ@ブルーローズ1F > (一曲如何?と、帽子を抓んで遣って来た流しの楽師。今、彼は入口に近いテーブル席の隅に腰掛けて、まろい形の竪琴を抱き、爪弾いて優美な曲を奏でている。楽器の事は多くは判らないが、持ち運びが便利なコンパクトな大きさで、楽器としてよく弾き込まれているのが、柔らかな残響から判る。センチメンタルな響きの曲調は、夕暮れの店内に相応しい。思い思いの場所に腰掛けている数名の常連客も、それとなく旋律に耳を傾けている。ロマンスグレイの壮年紳士がテーブル席でニュースペーパーに目を通し、カウンタ席では仕事前の娼婦が物憂い表情で珈琲を飲む。奥のテーブル席では、市民服を着た男性二人が、次の観劇の打ち合わせをしている。不思議な事に彼らの話し声も曲と巧く同居して、和音めいた心地良さに纏まっている。楽師の腕が良いせいだろうか。) ―――――…。 (フロアマスタもちゃっかりカウンタ席に座って、足を組んで聞き入るふう。その足元には看板猫のパブロフの寝そべる姿。) ――――…いいけどね。 (ちら、と。仕事をサボタージュしているフロアマスタに視線暮れてから。乾いた布でピアノの白と黒の鍵盤を撫でるように拭く。) [Sat 5 May 2007 18:09:15]
お知らせ > チェーザレ@ブルーローズ1Fさんが来ました。 『 フェアリン・ハープの柔らかな旋律が室内を満たす 』 [Sat 5 May 2007 17:59:47]
お知らせ > ノワールさんが退室されました。 『行為が終わるまでずっと、せめて幾らかでも気が紛れるよう名前を呼んで頬を寄せた』 [Fri 4 May 2007 05:14:51]
お知らせ > ウルリカさんが退室されました。 『嘲笑うように乱暴さを増して行く行為に、密着する奴隷の肩に歯を立てる』 [Fri 4 May 2007 05:13:34]
◆ウルリカ > ( 明らかにサイズの合わないモノに押し広げられ、抉られて行く苦痛に耐えていれば奴隷の唇が触れる。奴隷の方から口付けをしてくる事は本当に珍しい。 ずるいと言われても恥じる事も怯む事もなくあむ、と触れる唇を食む。 私の玩具だから、私の好きなようにして当然、と。 ) んふッ・・・ ぁ は 。 何時までも焦らして遊んで居たくなっちゃう けど・・・ 駄目、許してあげない。( 柔らかくしなやかな上質の毛をあしらった尻尾を模した栓をほんの僅か、じれったい程に押したり引いたりと弄り、収めたまま捻ってやろうと思えば、こんな状況に相応しくない真面目で、まっすぐに見つめて告げられる真摯な告白。 一瞬目を丸めて、呆然とした後 くっ、と喉を鳴らし 何事かを言いかけた所やりとりを眺めていた「旦那様」が口元を吊り上げて起き上がる。腹の上に乗せた二人もろともに。 丁度、奴隷を下敷きにウルリカが倒れ込み、その上に覆い被さる形になる。 ) あ・・・・・・ ぇ―― ? だ、旦那様・・・ ッ ぁ・・・・・・ 痛ッ ひ ィ あッ! ( 今までの悠長さが嘘の様に強引に二人を組み敷き、ウルリカの痩せた腰を押えつけ後ろから叩き付ける様に犯し始めた。 少女は奴隷と悪魔に挟まれ悲鳴を上げ、奴隷の肌に爪を食い込ませ―― ) [Fri 4 May 2007 05:08:46]
◆ノワール > ( 有能だろうと冷静だろうとそれはあくまで「子供にしては」。 奴隷ギルドという人口の環境でのみ得た知識と浅い経験だけでは補えない部分というのがある。 其処を目敏く察知されて、いいように掌で転がされている事にまだ奴隷は気付かない。 上手くやろう、評価してもらおう、と中途半端に賢しい知恵を絞るばかり。 ) それは、勿論私の主人はウルリカお嬢様ですから―――可能な限りの要望にお答えしますけれど…面と向かってそういうのは、ちょっと、ずるいですよ。 ( 「もっと苛める」もそうだが「そうしたら可愛がってあげる」もずるい。 そう言われて素直に喜ぶ顔が作れない仏頂面だ。 困ったような顔で見上げて珍しく自分から唇を寄せた。 ) 気に入ってるわけ――――ぁうっ!? っ駄目ですお嬢様、此処で引っ張っちゃ駄目―――――。 ( ほんの少し引っ張られただけで敏感に身体を強張らせ、大き目の声を出して恥ずかしげに俯く。 ずっと挿されている分には慣れてしまうが、出し入れだけは未だにこぅ、ゆっくりとゆっくりとじゃないと駄目。 普段我慢しているようなもっと理性の飛んだ声が出てしまいそうだ。 ) ―――…あの、お嬢様、私お嬢様の事、大好きですから。 ( 何でこのタイミングで、という今更な告白を大真面目に。 これからもずっと、こうして主人と悪魔の交わりの場に居合わせなければならないのなら、言っておきたいと思ったから。 現状に向き合うなら先ず、ゆっくりと埋没していくモノから目を逸らさないようにならないと。 ) [Fri 4 May 2007 04:35:56]
◆ウルリカ > ( 依存する様に仕向けたのは意図的なものではあるが、ここまで順応するとは思わなかったのも事実。きっと、主人と愛玩用の奴隷という関係を続けていく事になら大抵の事は飲み込むだろう手応えを感じている。が、それも下地作りだ。下地が出来たらその他の要素を足して遊べる。 そろそろ犬の真似をさせるのにも慣れ、飽きた。 転機ではある。) んっ・・・・・・ これからもっともっと苛めるわ。 お前は私の玩具だもの。 もっと私を愉しませて?そうしたらもっと可愛がってあげる( ぴたり密着しながら言い切り、色の違う胴部、僅かに浮いた肋骨から乳房とも言い切れぬ膨らみを通り越し、脇へと撫で摩り ) んっ・・・ ぁッ 案外・・・ んぅ 気に入ってるみたいで―― 安心していたのに。私からのプレゼント・・・ お気に召さない?( 腰を引き寄せられぐりぐりと押し付けられて切なそうに吐息を漏らしながら、困ったように漏らされる苦言に、さも意外とばかりに答えた。 あんなに悦んでいたのに。 摩る掌は再度脇腹を通過してお尻の谷間をすり抜けて突き立った栓に触れ その輪郭を指先でなぞって くっ、と軽く引っ張って。 ) んふ・・・ こうしてると お前から生えているみたい。 良い?ちゃんと見ているのよ―― んッ ( ぴたりと密着し挟まれたモノに視線をやり惚けたように言って―― 腰を浮かせ先端を宛がって滑りを擦り付けるように行き来させた後、埋められる分押し出されるような吐息とともにゆっくりと沈めてゆく ) [Fri 4 May 2007 04:13:33]
◆ノワール > ( 主人が喜ぶ事を最優先と自然に考えられるのだから、奴隷ギルドの徹底した刷り込みは上手く行っているようで。 その上邸に来てこの数ヶ月、まともに口を利くことが出来るのはお嬢様だけ。 もうずっと他の人間とは口を利いていない。 ずっと同じ部屋で眠り、一緒に食事を摂り、気紛れに優しげな声をかけられれば主人が好きだと錯覚しても仕方ないだろう。 お嬢様は時折遊びで唇を奪いに来るが、最近ではそれが密かなご褒美ですらある。 お気に入りの所有物だと認識されているという形として。 ) いつもいつも苛められて…んぅっ…お嬢様が意地悪を言わない日なんて無いじゃないですか…っ。 ( 擦り寄るようにして身体をくっつけ、薄い胸と胸がくっつくくらいぴったり近付いてそんな苦言。 憎くてされる意地悪ではないから、本当はそれすら嬉しいのだが。 時々その内容が予想を上回るのだけはちょっと、困る。 ) ずっと、ですか? ( お尻にこんなものを突っ込んでおいて、と小声で続ける。 かなり恥ずかしい話、最初の頃に比べてすんなり挿入されてしまうようになった尻尾をちらり。 差し出された指を丹念に舌で綺麗に舐め摂りながらお嬢様の腰を捉まえるように両腕を回せば、丁度お腹とお腹の間に「旦那様」のモノが挟まるような形。 ぐりぐりと身体を押し付けるようにして刺激を続けよう。 ) [Fri 4 May 2007 03:45:40]
◆ウルリカ > ( 不服そうな顔から一変、奴隷の義務感、使命感のような物が取って代わった表情を間近で盗み見ながら、何を考えてるのか、等と想像する。そんな時間が何不自由無いほど豊かな癖に不自由ばかりの少女の愉しみ。お金ではこの隙間は埋められない。 脈打つモノに舌を這わせながら、時折悪戯のようにちょっかいを出し、唇を奪う ) ん・・・ ふ 私、お前のそういう澄ました所が好きよ。背伸びして、強がっている所――( 唇を擦り付けるようにして耳元に滑らせ ) 苛めたくなっちゃう。( 囁いて、れ、と舌先を差し込んだ。 複数人に弄ばれ上がるのは若干悲鳴めいた甲高い声、其れを聞いて満足そうに唇を吊り上げ 触れる手を誘導して我が身を手繰らせる。 ) まだ未通女なのにそんな声あげて・・・ ううん、いいわ。これからもずっとそうなんだし。 ほら、舐めて?( 鼻から息を漏らしながら額を押し付け、自分を慰めていた粘液で塗れた指を口元へ差し出し 好き勝手な事を言う。 この奴隷は私の物だから誰にも奪わせない。 綺麗なままで弄ぶ事にする。 ) [Fri 4 May 2007 03:23:59]
◆ノワール > ( 「旦那様(」は悪魔だと聞いた。 そんなものが実在するのかと以前なら首を傾げた所だが、目の前で弾け飛んだり全くの別人姿が前回の話題の続きを喋ったりすれば、普通じゃない何である事だけは間違いない。 今現在、太刀打ちできる事など何一つ無いだろう。 お嬢様を苦しめる男の陰部に顔を埋める屈辱は、それがお嬢様の望みであるという事で幾らでも我慢してみせる。 だいたい、この男の身体だって次に来た時はもう別人に変わっている筈。 どうってことない。 ) これくらい、その、普通じゃないですか――――お嬢様だって、ほら。 ( 少し拗ねたような口調で開き直り、其処から口を離す。間接キスといえばそうだなぁ、なんて馬鹿な事を今更考えていれば再び近付いてくる取り巻き達。 ) んッ…ふ ぁ、お嬢様…ぁ。 ( 12歳という歳にしても平坦な少年のような身体を方々から弄り回され、子供っぽい甲高い声を上げる。 指と舌が的確に性感帯を探り当ててきて、尻尾を弄られればお尻の中でごろりと異物が動いて思わず腰を跳ね上げた。 裸足の爪先をぎゅっと閉じ、せめて主人に触れていようと手を伸ばして宙を掻き―――。 ) [Fri 4 May 2007 02:55:44]
◆ウルリカ > ( 旦那様は終始リラックスした様子で僅かに微笑を浮かべている。恐らく、彼にとっては些細な、如何でも良い事なのだろう。人に混ぜた血も、この契約自体も。悪魔が介入しなくとも天秤は傾いてゆく。彼らは単に切欠を与えてやるだけで良い。 此処に居る彼も無数に存在する端末の一つでしかないのだろう。 脅かされる事のない絶対的有利に必死になるのは此方側だけという分の悪いゲームでしかない。 ) んふ・・・ ふふっ、キスだけで良かったのに 随分積極的――・・・ ん は ( こういう事をさせるのは初めてだが、生粋の奴隷であればこれくらい仕込まれているという事か。そういえば、精液塗れになった私を舐め倒した事があったっけ。 プロ意識すら感じる動作を眺めながらくちくちと己の核心から陰唇にかけて指を這わせ浅く埋没させ 吐息を漏らしながらすっかり口に収まった先端を口移しさせるように横合いから割り込んだ。 ) ん・・・ む ふっ ほら、この奴隷も愉しませて上げて?そっとよ( 奉仕させるよりは混ざらせた方が面白かろう、と目を細め。指示すれば、奴隷の躯にも取巻きたちの指や舌が這う 尻に挿された尻尾もくり、と軽く円を描くような動作が加えられ ) [Fri 4 May 2007 02:35:48]
◆ノワール > ( 問題を遡って行けば話は簡単。 買われる主人が悪かったという話。 いっそ死んだ方がマシだと思うくらい憎い主人なら開き直れたかもしれないが、これでは生殺しだ。 ) お…お嬢様。 ( びくん、と震えて思わず「旦那様」の顔色を窺って直ぐ目を逸らす。 仮面の下の表情は分からないが、奴隷が一匹何を考えた所で気にも留めないだろうか? 前に威勢良く「噛み付く」なんて言ったけれど、勿論直接的な意味ではなくて。 指し示されたモノに噛み付いたりしたらそれは面白いけれど、その場でくびり殺されそうだ。 ) ……お嬢様がお望みでしたら。 ( 性行為の経験は無くても、主人によってはそういう事を当然命じるものだと奴隷ギルドで散々教育されている。 最低限の覚悟と心の準備は出来ている。 幸いというのは滑稽だが、目の前のお嬢様に散々その手本も見せられてきた。 観念した、という顔で1つ息を吸ってから身を乗り出し、白い手の添えられた「旦那様」の男性器に顔を近づける。 少し伸びてきた前髪を指で耳の脇に梳き、ゆっくりと舌の先をスジに添って滑らせる。 亀頭の部分まで舐め上げれば、飴でも舐めるようにして先端に舌を這わせ、唇をつけて浅く咥え込むようにして音を立てる。 ) [Fri 4 May 2007 02:09:10]
◆ウルリカ > ( だがこの女主人は人と悪魔の混ざり。しかも、分たれた血をどんどん濃くするようにして悪魔へと近づいて行く血筋の生まれ。 その上、交接の度に"呼び起こされて"いる。 手を結んだ悪魔は否定された神々などではない。 人を脅かし、嘲笑い、堕落させる者として存在する悪の魔だ。 人との混ざりとは言えその血族がその甘さを舐め味わぬ筈も無い。 ) っは、ンっ・・・・・・ ちゅ んむ んふ・・・っ どうしたの?そんなに困った顔をして。噛み付いてやる、なんて言ってたのに。( グロテスクな造形にてらてらと唾液を塗しながら、問う。今宵は無理に組み敷かれる事なくゆるゆると任せられているからか随分と余裕がある様に見えよう。主導権を握られていれば今頃打ち上げられた水死体のような体を晒していただろうが―― 取巻きに連れられて来た奴隷を歓迎するように体を起こし、戸惑う奴隷に恥ずかしげも無く両手を開いて見せ ) さあ、ご挨拶よ。 キスをして? ( 挙動不審をにやにやと面白がりながら、と手で示すのは灯りを受けててらてらと光る男性器。 己は僅かに腰を浮かせ、己の足の間へと舐め潤した手のひらを滑らせ ) [Fri 4 May 2007 01:49:14]
◆ノワール > ( 近くで見るのが嫌だったからあそこでじっとしていたのに。 その場で眼を伏せても、音と、匂いと、熱が直ぐ傍から伝わってくる。 早く明日になってしまえ。 日が昇れば絶対に終わる事なんだから。 ) は、反抗する心算は…でも、だって、ううう――――。 ( 唸った。 考えれば考える程自分の出る幕ではないという結論しか出てこない。 もっと普通に、歳若い娘らしくしたら素敵なのに。 表を自由に歩けるくらい元気になって、一緒に出かけて、沢山楽しい話をして、良い主従として誇らしげにお仕えしたいのに。 奴隷だって、自慢のご主人様を持ちたいのだ。 ) ――――えっ、お嬢様…ッ!? ( 「良いでしょう?」の意味を理解する前に仮面の女達に囲まれ、抱えられていた。 ベッドを囲む召使達はいつもどおり表情無く見守っている。 行為自体が成立していれば、奴隷が其処に混ざっても別に支障は無いということだ。 沈み込むようなベッドの上に下ろされれば、他人事だった行為の中にいきなり自分も加えられた戸惑いと緊張と、主人と「一緒」という悦びで複雑に表情を白黒させた。 平静を保っていた心臓がばくばく鳴り出し、頬が熱くなって、視線を彷徨わせながら縮こまる。 ) [Fri 4 May 2007 01:27:45]
◆ウルリカ > ( 奴隷の歯切れの悪い言葉を聴きながら口に収まりきらないサイズを持て余しながらも舌で擽り、唇を擦り付け 口に含んで )んふっ・・・ んッ む っ はぁ・・・ ふふっ、私が聞きたいのはそんな答えじゃないのは・・・ ぁん・・・ もう、判っているのでしょう?それでも、そういう事を言うのね。 反抗的だわ。( 尻や足、秘所に這う指や舌の感触に頬を上気させ、熱っぽい声を漏らしながら軽く睨み。 この奴隷がこの屋敷に来るずっと前からそうやって過ごして来たのだ。起き上がれなくなる事位もう慣れた とは言え、苦しみの最中は此の世の全てを呪う位はするが―― ) もっと普通に?なぁに? ああ――・・・ お前一人そうしているのも退屈よね。ねえ、旦那様 良いでしょう?( と、振り返り 再度奴隷を見て意地悪く笑う。 仮面の女達に顔を寄せ、奴隷を視線で示せば 女達は奴隷へと這い寄って、ゆるゆると指を這わせ、奴隷をベッドの上へと連れて行こうとするだろう。 ) [Fri 4 May 2007 01:08:04]
◆ノワール > ( 正直なところ、奴隷とは言え二級として最初から奴隷として徹底教育された事にプライドみたいなものがある。 その性能をまるっきり生かされず、動物扱いされている事自体不本意ではあった。 それでも稀に見せるお嬢様の満足げな顔に内心尻尾を振って喜んでいる自分も居るわけで――――。 ) ……それは、その。 私はただお嬢様のお加減が心配で――――。 ( 嫌いな男との交わりを見ているのが嫌だ、とは言い難い。 行為の後、瀕死にまで体調を悪化させる事があるにも関わらず、お嬢様は「旦那様」を毎月歓迎してみせる。 口出しする事ではないのかもしれないが、嫌なものは嫌だ。 ) ええと、ですから、もっと普通に…ああ、だから――――。 ( 普通の夫婦みたいにこの男がこの邸に居れば良いか、といえばまた違う。 自分でも何をここまで嫌悪するのか分からなくなって意味の無い言葉を口にした。 ) ( 主人を取られた犬の心境だとは認めたくない。 ) [Fri 4 May 2007 00:52:08]
◆ウルリカ > ( 些細な失態から犬になれ、と命ぜられ、そんな理不尽な命令も忠実に、忠実すぎるくらいに守って四つん這いで檻の中から這い出てきた奴隷を追って旦那様に尻を向けるようにしてのたのたと反対を向く。そんな何でもない動作も酷く緩慢で、危なっかしいが、それとなく仮面の女たちが補佐し奴隷の方に向き直る。 ) お前、何か気に入らないみたいだけど―― 喋ってごらん?( けれど、仮面の視線も召使い達の視線にも慣れて不満も隠さないのは少々不服。 この間延びした慣れ方は宜しくない。 この儀式も必要な事で、それが私の役目だと説明もした筈だ、其れなのに。 嘆息交じりに言うて旦那様の股間に指を這わせ、やわやわと男性器を摩り 伏せるようにして舌を這わせ。 同じようにniyaniyato仮面達から加えられる愛撫に鼻を鳴らして ) [Fri 4 May 2007 00:36:03]
◆ノワール > ( こういうの、奴隷根性とでも言うんだろうか。 生まれも育ちも奴隷ギルドで、主人の為に最善を尽すのが当然だと心底思っている。 現状、あの男(?)の存在がお嬢様の為になるとは思えないし、むしろアレさえ居なければ良いのではないかとすら思う。 ) ( いや、そういう建前も事実だけれど。 単純に、歳の近い不自由な身の上の者同士として、思うところがあるのだ。 出来る事をして差し上げたいし、もっと普通に仲良くできればなんて風にも考える。 奴隷と貴族ではお友達のようにはいかないにしても。 ) ―――――…はい。 ( 目があった瞬間、呼びつけられるんじゃないかと思っていた。 いい加減何ヶ月も同じ部屋で過ごしているし、だからこそ不機嫌をあまり隠さなくなった。 馴れ過ぎて緩んだと言えなくも無い。 柔らかい絨毯に膝から降り、両手を突いて四つん這いで歩く。 邸の中では未だにこうしている。 口を利く事だけは許されたものの、犬猫扱いは相変わらずだ。 ベッドの脇まで近付いて上体を起こし見上げれば、召使達の視線も上から降り注いだ。 ―――いつもの事だ。いい加減慣れないと。 廊下をつれて歩かれる時も、床に置かれた食事を這い蹲って犬みたいに食べる時も、視線に晒されっぱなし。 ) [Fri 4 May 2007 00:13:11]
◆ウルリカ > ( 目が合った奴隷に目を細め口元をきゅう、と吊り上げて嗤ってみせる。奴隷は満月の前後、何時も機嫌が悪い。主の伴侶を嫌いだと言い切り、不服を隠し切れずに不貞腐れてあの通り、隅に座り込んで押し黙っている。 腹に何事か貯めているのならそのままにしておくのは勿体無い。 アレは私の玩具。 仮面の女達は顔を見合わせ密やかに笑みを零して値踏みをするように奴隷を眺め、旦那様は鷹揚に笑う。 少女は男の腹の上、腰を擦り付けるようにして上体を起こし、髪を梳く ) それにこの営みも、良く思っていないみたい。奴隷なのに、大それた事―― ねえ?自分の立場、判っているのか時々不安。( 不意に呼ばれ、不快を隠すことも出来ずに顰めた顔を見てくっ、と喉を鳴らし、問い掛けるよう言葉を続け 同意を求めるように旦那様へ首を傾げ ) ちょうど良い機会。 こっちに、おいでなさい?( そうして再び伏せるようにして口付けを交わし、深く結びつけ―― ) [Thu 3 May 2007 23:56:45]
◆ノワール > ( 嫌な気分だ。 召使達の無神経な眼も、何も仕事を与えられない自分も、お嬢様の熱っぽい笑い声も、全部不快。 最初は怖かったけれど、今は結構冷静だ。 冷静になった上で自分に出来る事が何も無いと理解する賢しさが余計に性質が悪い。 奴隷の、子供なんてこんな所で何が出来るというのか。 そして ) ―――――――――っ。 ( その何も出来ない奴隷を愉しむのがお嬢様の悪趣味。 いきなり上がった自分の名前に反射的に顔を上げれば、お嬢様と目があった。 仮面の群れが一斉に此方に向き直る。 全裸に犬の首輪、お尻に犬の尻尾を突っ込まれた褐色の奴隷はそのまま固まって、不快そうに眉を顰める顔をベッドに向けた。 ) [Thu 3 May 2007 23:37:07]
◆ファーレンハイト別邸 > ( 大仰な寝台の両脇には悪趣味な儀式を見守るように一分の隙もない召使い達が直立不動でずらりと並ぶ異様な光景。その中で、それがさも当然のように少女は仮面の男の腹の上に腹這いになり、胸板に指を這わせ、口付けをする。 )ふふ・・・ 旦那様、此度の肉体は随分お若いのですね。( 仮面の男は口元に笑みを作る事で答える。「旦那様」は正体不明。訪れる度に姿形から年齢、人種や性別に至るまでまるで違い、顔の上半分を覆う悪趣味な仮面をしているという事だけが共通している事である。 年端も行かぬ子供や女性である事すらあり、時には人の姿をしていない事すら―― 少女は其れら全てと交わり、契約を施行してきた。 それが、ウルリカ・ファーレンハイトの義務。 奴隷が与えられた鳥篭の中で苛立ちを押し殺す中、鼻に掛かった声で他愛の無い言葉を交わし、ゆるりと横たわる旦那様に侍る仮面の女達と同様にゆるゆると指先と舌を這わす。 ちらりと、召使い達の人垣の間から視界の端に止まる不服そうな奴隷の姿に笑む。 )―― ふふっ、うちのクロ《》はお気に召さないようだけど。( ちゅう、と音を立てて肌を吸う。 ) [Thu 3 May 2007 23:25:46]
◆ノワール > ( 甘く湿った匂いが鼻につく。 この邸に来て何度目かの満月の夜が来た。 狂った夜。忌々しい夜。 大嫌いなあいつ――――「旦那様」が来る夜。 広い部屋の中、大きな鳥篭のようなスペースを与えられた裸の奴隷はただ黙って目を伏せ、表情を殺して座っている。 最初の頃はただ只管怖かったこの夜も、何度目かになると今はむしろ忌々しいばかり。 少なくとも奴隷にとっての主人は「旦那様」などではなく、ウルリカ・ファーレンハイトお嬢様だ。 そのお嬢様を苦しめる根源が今、其処に居る。 今夜はオマケにわけのわからない仮面の女達まで連れて。 膝の上に乗せた手をきつく握って拳を固め、一瞬でも早く終われと願った。 ) [Thu 3 May 2007 23:04:19]
お知らせ > ノワールさんが来ました。 『 篭の中に居る 』 [Thu 3 May 2007 22:55:29]
◆ファーレンハイト別邸 > ( それらの異変は外側からは精々見るものに不吉な印象を齎す程度の物だが、内側は最早異界に通じている。 元より、住居よりも悪魔とのやり取りの為の結界として建造された屋敷は本来の役割に歓喜しているかのよう。 邸内には腐りかけた果実の様な甘い香りが漂い思考をふやけさせ、平衡感覚が狂いぐらりと傾いでしまう様な奇妙な感覚が充満している。 篭められた悪意の現れのような狂った構造の屋敷はさらに異常をきたし、柱は螺子繰れ、扉は異界へ通じ、歪んだ柱時計の針は逆に回る。 それも悪魔を心臓にして動く魔術式が齎す余波にしか過ぎない。 その屋敷の最奥、主人である少女の寝室が発生源―― 人の身長よりも高い両開きの扉を抜けた先、紅い絨毯の敷かれた空間には大きな寝台と置かれた鳥篭、壁の一面は丸ごと窓。 そのどれもが出鱈目な大きさで、並べられた普通サイズの調度品が酷くアンバランス。 天蓋付きの大きな寝台の上、横たわる仮面の男。それに寄り添い手や舌を這わす数人の仮面の女を従え、白い肌に異様な紫の斑を浮かべた痩せぎすな少女が男に跨っていた。 其れがこの屋敷の主人 ウルリカ・ファーレンハイト ) [Thu 3 May 2007 22:52:03]
お知らせ > ファーレンハイト別邸さんが入室されました。 [Thu 3 May 2007 22:50:34]
◆ファーレンハイト別邸 > ( 雲一つ浮かばぬ空に月が真円を描く夜 ヴェイトス市内に在るクリスティア領、正しく言えばヴェイトス市内にあるクリスティア王国ファーレンハイト伯爵の領地に建つ屋敷の空気は異様に張り詰め、禍々しさすら漂わせていた。 壮麗過剰で大仰なバロック様式で統一された建物は歪んで見え、闇に沈んだ彫像は脈打ち、今にも動き出すよう。広大な迷路園は風も無いのにざわざわとざわめき、目に見えない何かが潜む。 契約に従い現れた悪魔。 屋敷はこの世に在って此の世ならざる空間へと変貌していた―― ) [Thu 3 May 2007 22:20:46]
お知らせ > ファーレンハイト別邸さんが入室されました。 『 満月の夜 』 [Thu 3 May 2007 22:20:29]
お知らせ > 豪人@自宅さんが帰りました。 『浮気しちゃうん だか、 ら―――(まだ思い合っているとも確証は無いのだけれど。)』 [Thu 3 May 2007 01:30:45]
◆豪人@自宅 > (ごん、と寝転がった縁側。ひんやりと冷たい板間にころりと寝返り打って、額をごちんとつけて)―――…………、 ちゃんと ……、 愛してくれない と ……(とろりと瞼が落ちる)………、 ………俺、(ごとん)(音を立てて酒瓶が縁側から、庭先へ落ちる―――とくとくと酒が口からこぼれだして、土に染みを作る) ………、 (落ちた瞼は疲れと、酒で、溺れだした眠りの海へ。) [Thu 3 May 2007 01:30:11]
◆豪人@自宅 > へっへっへーん。ざまあみろってんだこのやろう。(ぐびー!)(勝ち誇ったように、呂律の回らなくなりはじめた舌で。再び酒瓶に口をつけて、) 俺だけいい思いしてやる!今度あったら只管冷たくしてやるんだから覚えてロー!(ぐー、っと拳を握って、万歳の体制で其の儘縁側へ背面から倒れこんで―――ごちん、と頭を縁側にぶつける。びくん!猫が、膝の上で跳ね起きて、少し驚いたような泣き声をあげて、縁の下に潜り込んでいった) (静かな静かな夜)(喚いてるのは自分だけで、聞こえるのは、自分の聊か酔っ払って乱れた呼吸と、夜の空気の音) [Thu 3 May 2007 01:21:19]
◆豪人@自宅 > (きゅぽ、と新しい酒瓶が開く音)(口をつけようと、俯いて)―――………ふ、どうせ俺は浮気出来ないと思ってるんだろうけどね…!俺は自分に夢中だと思ってるんだろうけどね…!(くつくつくつくつ。)(俯いた肩がゆれる) 浮気してやったもんね…!!!! (―――…でも所詮バイクツ。)(いや、名誉のために言っておきますが、勿論女の子ですよ。※今更名誉。) [Thu 3 May 2007 01:08:41]
◆豪人@自宅 > 寧ろ一瞬何処かでくたばってんじゃないかって正直本気で思うわけですよ。(ええもう本気で。) [Thu 3 May 2007 01:03:42]
◆豪人@自宅 > (ころん、と転がる酒瓶はもう3本目。同じラベルの酒は、随分と前にスラムで出会った黒豹さんに教えた酒屋の商品。その中でも、群を抜いて美味いやつだ――と、自分では思ってる――。)(飼い主を無視して寝ているペッツの内、猫二匹は『 猫 』がいないのを寂しがる飼い主にせめてもの心遣いか、単に暖かいからか。『 猫 』 の代わりのように、膝の上に丸まっている) ―――おまいら主人に敬意を払いなさい。敬意を! (ぷすー、とぶーたれた飼い主。ぺちーんと猫ズの頭を叩こうと手をあげて―――)………………、って、お前らに言っても仕方ないか。 (へにゃりと落ちる。言葉の通じないペッツ。言葉の通じる は、何処かお出かけ。さんざの擦れ違いに、溜息) ―――……なぁ、もうすぐ一年だってーのにー……いや別に何がとか言うなよお前ら一緒に暮らしだして一年だとか数えてるとかキモイなんて言うなよ今俺もそう思ったんだよ莫迦莫迦莫迦まったくいつから俺はこうなったんだとか自分で考えれば考える程情けないよこんちくしょう。(うだうだうだうだうだうだ) [Thu 3 May 2007 01:01:44]
◆豪人@自宅 > 一人で飲んでやる!一人で肉も食ってやる!一人でやってやるー!!!!!! (うわぁああああぁあん)(如何しようも無さ過ぎる声を上げて。じたばたじたばた。縁側の端っこにぶらりと足を放り投げて、仕事着の儘――珍しく、だ。いつも制服は自分が吸ったワケでなくても、煙草の移り香が先程激しく間違った『恋人』、ペット番長のご機嫌を損ねるから、着替えて帰ってきているのに――連休が取れなかったショックのあまりに、涙ッシュで帰ってきたから。) [Thu 3 May 2007 00:48:15]
◆豪人@自宅 > ―――酷い! (ぐびびー。呷るのは、ボトルごと。) 職場の同僚は冗談半分でからかうし! ペッツは傷心の飼い主を無視して寝てるし! 恋人は俺を放ったらかしで遊び歩いてるし!!! (―――…一部激しく間違った表現がある辺り、相当酔ってるぜ。Today。) [Thu 3 May 2007 00:45:09]
◆豪人@自宅 > (で、自棄酒in縁側。) [Thu 3 May 2007 00:41:45]
◆豪人@自宅 > (黄金週間って何其れ美味しい?休みが取れませんでした) ………。 (っていうか、休みの申請出そうとしたら、同僚から冗談交じりのいやみがとんだわけで。) [Thu 3 May 2007 00:41:29]
お知らせ > 豪人@自宅さんが入室されました。 『(結局)』 [Thu 3 May 2007 00:40:17]
お知らせ > ヴァネッサさんが退室されました。 『(銀髪の少女は明日の昼…定期的に出てる馬車でアマウラに向かった)』 [Sun 29 Apr 2007 01:07:23]
お知らせ > シャリネ@自宅さんが退室されました。 『(他愛もない会話。最後かもしれない会話。大事な友達との、一夜は緩やかに流れていく。)』 [Sun 29 Apr 2007 00:59:53]
◆ヴァネッサ > その時は私におごらせてね? ( いつもいつもお世話になってるから、そういう時くらいはと思ったり。 銀=駄目。自分でも忘れていたりもする。いや、ナイフとか露骨に武器として使われるものなら警戒するけど。装飾品ではあまり気にしていなかった ) ――銀も慣れなきゃね? ( なんて、冗談を言いながら、微笑んだ彼女を見て。 本当に銀に慣れたらすごい。でも、不可能でもないかもしれなかったり… ) ――ありがと ( 礼だけを言った。大丈夫…とはいえなかった。ただ、忘れないで居てくれる人がいれば、それだけで嬉しい。そして、孤独が和らぐ ) ――うん ( 最後のバニラの少女とのお泊り。絶対に無いなんてことはわからないけど。絶対にあるという事は思えなかった )( バニラの香りに包まれて寝るのも、今夜で終わり…。これも大切な心の1ページになる ) [Sun 29 Apr 2007 00:58:12]
◆シャリネ@自宅 > ( お茶でも、と言われれば頷くも、銀=だめだった気がする、と把握すればそりゃあ慌てる。 ) ――― う、うん……なら、いいんだけど――― ( はふ、と溜息ついて。それからふわり、微笑んだ。 ) 私は、忘れないからね。 カリンがいなくなったら、悲しむんだから。 ( それは、さっきの、話。引っかかっていたこと。云いたかったこと。少女は静かに言えば、答え聞くわけでもなく ) さあ、寝よっか。 ( 最後に一緒に、友達と寝る日。お泊り会のような日も、暫く……ない。二度とないなんて、思いたくないけれど、大事な、一日。少女はベッドへもぐりこむ。 ) [Sun 29 Apr 2007 00:49:57]
◆ヴァネッサ > その時は、御茶でも飲もう? ( そんな事言いながら、微笑んだ ) ――ありがと、ね ( 少女は首の周りに若干の熱を感じながらも微笑んで見せて ) ――ふぇ?! ( 突然慌てたバニラの少女を見て、それを落ち着かせようとして ) だ、大丈夫だよ! ( バニラの少女の肩を掴みながら大丈夫と言い張りながら ) このくらいなら、大丈夫だよ… ( 熱いけど、元々鈍い方だ。 この程度ならば、気にならない ) [Sun 29 Apr 2007 00:43:31]
◆シャリネ@自宅 > うん。楽しみにしてる。 ( 約束と、取り付けることは出来なかった。彼女の目を見れば、何か決心が見えたから。寂しいけど、ふわり、微笑み返すだけ。 ) ―――ううん。 悪くない。私が勝手にしたいだけだもの。 ( なぜ、月のようかというと、相手がいてこそ輝いて、自身だけで光ることはなくとも、その存在は優しくて強いものだと思うから。 ) ―――どうして? ( くすり、笑うけど。は、と思い出したように瞳瞬いて慌てる仕草。思い出すのは、彼の銀の短剣 ) ね、銀……! ごめんね、大丈夫なの……?! ( 暢気に紅く頬染めている彼女に対し本気で血相変えた少女は慌てて取り外そうとする仕草さえ ) [Sun 29 Apr 2007 00:35:20]
◆ヴァネッサ > ――楽しみにしてて、ね ( 微笑みながら答えた。 戻りはしない…。ただ、それはこの街に再び根を下ろさないという意 ) ――何だか、悪い気もするナァ… ( 飾られる月を見ながら、どうも照れくさくて )( 自分のイメージなんて考えたことも無かった。月、自身では光ることの出来ない存在。あぁ、確かに…と心の中で少し皮肉ってしまった ) ――な、なんか恥ずかしい、な ( そういいながら、バニラの少女に見せる。銀製のペンダントはほんの少しだけ銀髪の少女の肌を焼く。 ただ、それは目立たないくらいに紅くなるくらいで、痛みも無い。慣れれば…大丈夫かもしれない ) そう、かなぁ… ( 彼女の反応にほんの少し頬を紅く染めながら、膝の上で指を絡めながら照れて ) [Sun 29 Apr 2007 00:31:12]
◆シャリネ@自宅 > ――― うん。 ( 遊びに来る。そんな顔しないで。 わかる。わかるから……泣きそうになっても、泣かない。微笑んで ) 待ってる。 ( 一言だけ。元気に振舞うように、微笑だけは絶やさぬように。たとえ、戻ってこなくとも。 ) ――― うん、アイバンにいるころによくつけてたんだ。 飾りものとして。 ( ふわり、ふわり、微笑めば。「いいんだよ」と、いうかのように。 鎖と鎖、繋ぎ目通して―――シルバーアクセサリーの華奢なデザインに、月が象られるシンプルなデザインは、華奢で色白な彼女にとてもよく似合う気がした。何よりも少女の中で彼女は「月の似合う」という形容詞がつけられるほど、イメージは「月」だ。 ) できた―――見せて? ( よし、と微笑み深めれば、やんわりと促して。貴女の胸に、彩られる白銀の月。 ) うん、似合う。よかった。 ( 満足そうに、微笑む姿。空色は彼女の顔と、白銀を見て、やっぱり映える。と納得しながら見比べては微笑み頷く仕草 ) [Sun 29 Apr 2007 00:14:53]
◆ヴァネッサ > ( 彼女の表情を見て、銀髪の少女は ) 気にしてないから、大丈夫… ( とだけ言って ) ――えーっと、そんな顔しないで? ( ね?と彼女の顔を覗きこむように言って ) シャリネがくれたアームウォーマーがあるしさ。 それに、向こうでちゃんと生活できるようになったらヴェイトスにも遊びにくる、よ ( にっこりと笑いながら銀髪の少女は言う。「戻ってくる」とは言わない。別の街で暮らしていくつもりなのだから、この街には「戻って」はこない ) もちろん… ( バニラの少女の言葉に自信はなさそうだが、答える。どうにも、自信がもてなかったりもする。ただ、それでもしっかりとやっていきたいとは思っている ) ―――ん? ( 鏡台へといくバニラの少女の背中を不思議そうに見ながら ) ――いい…の? ( バニラの少女が持ってきたペンダントを見て、もったいないとでも言うかのように聞くだろうか ) ――それ、大切なものとかじゃないの? ( そういいながらも、ペンダントをつけようとする彼女の手を拒んだりはしない。ただ、少女はどうも、申し訳ないような表情で )( 遠慮しながらも、つけてもらえば、恥ずかしそうに ) 似合ってる…のかなぁ…? [Sun 29 Apr 2007 00:09:06]
◆シャリネ@自宅 > ( 寂しそうに笑う姿が、儚く見えて。思わず微笑み返す表情に僅か、心配が滲む。 ) ―――ありがとう。 ( ふわり微笑み深め。礼を言う。 ) ( 黙って聞いた。彼女の言っている事は事実だし、わかる。納得行く理由だ。半分嘘、というのは見抜けなかったけど、少なからず、いろいろあったしつらいのだって嘘ではないだろうと、聞くことではない。 ) ………うん。 ( 枷には、少し沈んだ様子で俯き加減に頷いた。 ) ――― そっか、いなくなっちゃうんだ……。 ( ぽつり。呟いて、少し寂しそうな。 ) ……さみしいな。 ( 顔を上げて、淡く微笑んだ。寂しさ滲むけれど、彼女をとめることは自分には出来ない。彼女が決めたのなら、背中を押したかった。だから ) でも……気をつけてね? ( 死んで欲しくないし、危険だってたくさんあるだろう。 ) ……あ。そうだ。 ( す、と立ち上がって思い出したように少女は鏡台に歩いていく。そして引き出しを引いて、何かを取り出して戻ってきてはまた、腰を下ろした。 ) これ。カリンにあげるね。お守り。大したものじゃないんだけど…… ( そういって差し出すのは、月の形を象ったペンダントだ。 ) ……なんだか、私よりもずっとカリンに似合いそうだなって思ったの。 ( ふわり、微笑めば受け取って?と ) つけても、いい? ( やんわり促して。あなたが許してくれるなら、少女はやんわりと手を伸ばして首に、月を飾ろうとするだろう。 ) [Sat 28 Apr 2007 23:55:16]
◆ヴァネッサ > ――皆同じような事、言う ( 少女は、寂しそうに笑う。 自分もそう、思うようにしたいと思う。そう思わないと死体と同じ ) ――いいお葬儀になると良いね ( 銀髪の少女は頷く少女にそう告げて ) ――えっと、ね。 ほら、街にいるの危険だしさ…。自立っていう目的が元々あったから… ( 半分は本当、半分は嘘。ただ、この街に居続けるのは少し辛いから。だから、他の街で生活をしようと考えて ) こんなの付けちゃってるとね…。目立つしさ ( そういいながら腕の枷を見せて ) [Sat 28 Apr 2007 23:44:54]
◆シャリネ@自宅 > ( 「存在を覚えてもらっているってことでしょう?」その言葉に、少女は暫し、固まってしまった。そのあと次いだ彼女の聞き返しに、 ) うん、そう。 ( と、返して。 ) ――― でも、心は死んでないもの。――― ……そっか、そうだよね。 ( 忘れないで、悲しんでくれる。―――誰だって、それは思うことだよね。そう、心の中で感じたから、納得したように柔らかく頷く。 ) ――― ん? いいよ。どうしたの……? ――― ( やんわり首傾げて、言葉聞けば。一体どうしたのか、というように、瞳瞬かせ、きょとんとする、首を傾げ ) ……アマウラに?また、急にどうして…… ( 何かあった?と、やんわり問う仕草。 ) [Sat 28 Apr 2007 23:32:22]
◆ヴァネッサ > ( 朝はぐったりとしているのはいつものことだったりも。でも、最近は昼くらいには調子を取り戻している ) ――だって、お葬儀してもらえるってことはさ、存在を覚えてもらっているって事でしょう? ( そういうの、いいな。と銀髪の少女は言いながら、少女は柔らかい笑みを浮かべながら ) ――自分が、死んだら? ( そう、少女は聞き返すように言って ) まぁ、私の場合はもう、死んじゃってるんだけどね… ( なんて、冗談半分に言いながら ) ――忘れないで、いてくれる…。悲しんでくれている…なら、いいと思う…どんなものでも、ね ( 銀髪の少女は部屋の天井方を方を眺めながら答える ) ――別に、いいよ ( 笑いながらそういって ) 吸血鬼? ( 銀髪の少女はバニラの少女の友人のことをしらない。蝋燭の光に照らされながら、少女は ) 気にしないで ( そう、短く答えてから、少女は少し俯いて、両手をぎゅっと握り締めて意を決したように ) ――お葬儀の前の日で、悪いんだけど…さ ( 顔を上げて、バニラの少女を見つめながら ) ――アマウラに行こうと思うの。 一応、シャリネには言っておこうかなと思って… ( 勝手に出て行くのは悪いかな…と思ってと続けて ) [Sat 28 Apr 2007 23:27:26]
◆シャリネ@自宅 > ( 「夜活動するほう」と言われれば「そっか」と返す。納得するように軽く微笑んで。吸血鬼は太陽の苦手なヒトも多いらしいし、夜活動するというのも資料で読んだ。そういわれてみれば朝の彼女はあまり元気がないようにも思うし。 ) うん。――― そうだね…… 小さいけど、牧場の当主としてがんばってた子なんだ。……幸せだと、いいな。 ( 上半身起こす彼女にふわり、微笑んでそんな感想を返す。 ) ううん、いいの。大丈夫。 ( 気にしないで、と微笑むまま。元気に振舞う笑み見て―――少し、言葉発さない時間。 ) ……なら、よかった。 ( 敢えて、追求しないように。小さく頷いた。笑み深めれば彼女から視線はずして ) ――ねえ、カリン。 ( 声かければ、やんわりと揺らめく紅い炎見つめる空の色。 ) ……カリンは、もし自分が死んじゃったら、どんなお葬儀してほしい? ( そんな問い、投げかけて。 ) ……なんて、ごめんね。なんだかちょっと物騒な話題だよね。 ( 思わず苦笑して、前言撤回。と。もう一度視線外し、蝋燭の炎に双眸が ) …… 吸血鬼は、パプテス式ってつらいのかな、とか、ヴェイトスのお葬儀ってどんな風にやるのかな、とか……初めてだから、いろいろわからないことも多くて。 つい、聞いちゃった。ごめんね。 ( てへへ、と茶化すように微笑めば、彼女を見て ) [Sat 28 Apr 2007 23:11:33]
◆ヴァネッサ > ――ううん。 元々、夜活動するほうだからさ ( 振り返るバニラの少女に答えて ) お葬儀? ( そういうのは、経験したことが無かった。結局、自分の葬儀は挙げてもらっていないし。いや、これは関係ないか ) ――その友達…。幸せ…っていうのは少し間違っているかもしれないけど…。 幸せだと思うよ… ( ベッドに腰を下ろす彼女に対して、銀髪の少女は上半身を起こして ) ごめんね、お葬儀の前なのにこんなこと言っちゃって ( そして、少しでも元気に見せるかのように、笑みを浮かべながら ) ――そう、かな? 全然、元気だよ? [Sat 28 Apr 2007 23:02:56]
◆シャリネ@自宅 > ( 起き上がる音。声がして、振り返る。 ) ううん、いいよ。それよりごめんね。起こしちゃった? ( ふわり、微笑んで小さく首傾げ労わるように。静かにテーブルから手を離して、彼女の方へ。もう、支度は殆ど終えたから。 ) ―― うん。……親友の、お葬儀。 ( それだけ、少し淋しそうな微笑、俯き加減に言えば、肩を竦めて彼女見た。 ) 明日なの。亡くなってから随分経ってるけど、ばたばたしてたから…… ( そういいながら、彼女の傍ら。ベッドにやんわりと腰を下ろして顔を覗き込もうと――― ) 大丈夫?随分つかれきってたみたいだけど…… ( 気のせい?と、顔色見るように、首を小さく傾げて微笑む仕草。 ) [Sat 28 Apr 2007 22:55:44]
◆ヴァネッサ > ( ベッドで寝ていた銀髪の少女が目を覚ます。白い単の衣を寝巻き代わりにして。目を擦りながらバニラの少女の方をみて ) ――あぁ…ごめん…ベッド借りてた… ( そう言いながら、少女は葬儀の準備をしているバニラの少女に ) ――何の…準備? ( 喪服を見て、少女は聞いた。まだ、葬儀なんて経験したことが無い。なんせ、一家全員で死んでしまったから… ) [Sat 28 Apr 2007 22:49:08]
お知らせ > ヴァネッサさんが来ました。 『ベッドの上で寝ている少女が目を覚まし』 [Sat 28 Apr 2007 22:43:24]
◆シャリネ@自宅 > ――― 。 ( 喪服、黒い外套。ベール。クローゼットから引っ張り出して、明日すぐに着られるように整理をする。小奇麗に片付いている相変わらずな部屋に、仕事でもらったぬいぐるみやら置物やら、生けた花がたくさん。蝋燭に照らされる中、静かに少女は手を動かす。持って行くものなんて、そんなにないのだけれど…… ベッドの下のバスケットの中に敷かれたショールに包まってすやすや眠る仔犬は、気持ちよさそうに。少女も大きな音は立てずにゆっくりと事進めていく。 ) ――― あとは……大丈夫、だよね。 ( 確認するように指差して、これもやった。あれもできた、と。視線をやんわり動かして、時折首を斜めに傾ける仕草して ) [Sat 28 Apr 2007 22:40:54]
お知らせ > シャリネ@自宅さんが入室されました。 『(葬儀の準備をしていた。)』 [Sat 28 Apr 2007 22:36:22]
お知らせ > フェン・メイフォン@病室さんが帰りました。 『「まだ出来ない」 その事実に反逆する様に。見かねた看護婦が手を貸すまで、立ち上がろうとする』 [Sat 28 Apr 2007 22:08:28]
◆フェン・メイフォン@病室 > おぉっと!(その拍子に、バランスを崩せば… コロリと床の上に倒れ込み―― 暫し、其の侭仰向けで天井を…心配げにこちらを見下ろす看護婦を見上げ――) …… 今だけは手、出さないで。 あたし、一人で立ち上がってみるから (―― 不意に吐き出すのは、何処か強がる様な言葉。 それを吐き出せば 「まだ無茶よ!」 と慌てる看護婦の静止も聞かず… まだロクに動かない左手足を抱えた侭… 床に倒れた自分の体を、蠢かせ始めるだろう。 立ち上がらせる為に、少しでも体に力を入れる為に―― ) [Sat 28 Apr 2007 22:07:32]
◆フェン・メイフォン@病室 > (その様子を見れば、気まずげに口を噤む看護婦。 それを見遣れば、慌てて右腕で涙を拭い去り… 顔に苦笑一つ浮かべて。) ごめんごめん、何かしんみりしちゃってさ。 うん、こういうのは笑って送ってあげなきゃ駄目だからね…うん(なんて、苦笑の形で堪えた口元から、無理した言葉吐き出してガッツポーズを… まだ左腕脚が上手く動かないから不恰好で今にも倒れそうだけど、それでも自分に気合を入れようとする様な… 空元気を入れようとする様なそれをやろうと、して ) [Sat 28 Apr 2007 21:59:19]
◆フェン・メイフォン@病室 > …… しっかし、明日はコレを着て、そんでもって――(葬儀に参列して別れを済ませるという事は、彼女の死を完全に認めるという事なんだろうな…黒い服に身を包みながら、そんな事を思ってしまえば、自然と溜息が溢れ出し―― 沈む気持ちと同じ様に、少しだけ頭が項垂れて……) ……ん?(それを気にした様に、看護婦が口から漏らすのは 「とても大切な人だったのね」 なんて言葉。 それを受ければ、少しだけ気まずそうに視線逸らした後… ぎこちなく笑みを向け、て――) ……… まぁ、ね (なんて、小声で。 本当は、これから大切な関係になるはずの相手―― けれども、それも…もう叶わない相手。 その事実がぐっと背中に圧し掛かれば… 口から、また溜息と… 薄っすらと涙が溢れ始め ) [Sat 28 Apr 2007 21:51:28]
◆フェン・メイフォン@病室 > ――――…… うん、サイズは大丈夫そうよ(そう、喪服を貸してくれた看護婦――明日の葬儀に付き添ってくれる彼女へと微笑めば… 看護婦は、少し安心した様な表情を浮かべて 「こんなお古しか用意出来なくてごめんね」と。 それを耳にすれば、偽少女は緩々と頭を振り ) いや、良いって。用意してくれるだけでもさ(まだ手足が上手く動かせない以上、買いに行ったりなんて出来ないからね…と、苦笑一つ。 一応、看護婦の人に買ってきてもらう事も考えたが―― 心では、どうせ明日だけしか着ないと…着るまいと心に決めたもの。 そんなモノをわざわざ買ってきて貰うのも気が引ける。) [Sat 28 Apr 2007 21:41:42]
お知らせ > フェン・メイフォン@病室さんが来ました。 『重く慣れない左手足。 それを看護婦に支えられながら、黒い衣服に袖を通す…』 [Sat 28 Apr 2007 21:34:39]
お知らせ > シャリネ@エルザファームさんが帰りました。 『ねえ、一峰さん。綺麗でしょう? (ふわり微笑んで差し出すは白花のリース。早速診療所に飾る)』 [Fri 27 Apr 2007 16:23:23]
◆シャリネ@エルザファーム > 4つあると――― ( 宝物を見つけたような表情で微笑んで。瞳輝く。 ) ……やっぱり、一峰さんに見せに行こう。 ( 嬉しそうに、頷いた。裾を揺らして、少し小走りに。少女は歩み始める。 )( 4つ揃うと、確か―――真実の愛、だったとか。それを見つけられただけで、ちょっと嬉しかったから。父親に報告するような娘の如く。 ) [Fri 27 Apr 2007 16:22:26]
◆シャリネ@エルザファーム > ( 思い出す。遠い記憶。優しい色の中の、「何か」を。 ――― 意味を。 ) ……… Clover 。 ( 思い出した、といわんばかり。瞳瞬かせ、呟いた。 ) そう、クローバー。 ( 四葉の、幸せの、花。蝶のような、その形に小さく微笑んで。 ) 確か―――そう。four heart だった、かな? ( 四葉の、幸せ。こころ。やんわり首を傾けて、片手の指の甲が顎の近くに触れる。 ) なんだったっけ……hope() ,happiness(),heart(),health() ――― あ、とは…… ( たくさん、教えてもらった中に、この花はなぜかとても――。辿る、辿るは……優しい、記憶の中の、四葉 ) [Fri 27 Apr 2007 16:18:40]
◆シャリネ@エルザファーム > ( ふ、と歩んだ足が、止まる。銀髪と茶色のワンピースが揺れた。下に履くズボンも幾分か慣れた様子の少女は、ふとその白に視線落とす。 ) ――― レティは葬儀、どうしてほしいんだろう。 ( 小さく、呟いた。―― あの子は、どんな風に、見送ってほしいのだろう。 ) …… 聞けたら、苦労しない、よね……。 ( ふわ、り。微笑は静かに。翳って小さな、溜息が零れる。此処を一番大切に想っていた者たちは、もう「いない」 ) ( 遠くに、行ってしまったから。 ) …… 。 ( 白花の輪、やんわり近づけて―――匂いを。 ) ……しろつめ、ぐさ。―――だったかな。 ( 優しい、白い色と、碧。眺めては ) なんだったかな…… ( 遠い記憶、探るよう。呟いて、それに視線が落とされるまま。空色は白の向こうの「何か」を思い出すように。 ) [Fri 27 Apr 2007 16:08:28]
◆シャリネ@エルザファーム > ――― しろ い のばーらの のベーに 咲く …… ( シフォンは、躾してはいるものの、牧羊犬のしていることもできるようにさせるには自分では到底無理な為、昼間此処に来ているときは、チョコとココア←牧羊犬に面倒を見てもらう。どうやらシフォンも懐いている様子で、大して苦労しているわけでもなく。――牛の乳搾りや山羊の乳搾りは朝、やってしまうもの。少女は卵を産ませる鶏の世話をし、掃除をし。―― 漸く片付けば、ファームの花畑に座り込んだ。――― 少女は実は、牧場の中で此処と、羊たちのいるところが一番好きだ。落ち着くのか、わからないけれど……思い出も多い。ファームは広いから、つい踊りたくなってしまって――― 旋回、シャッセ、アチチュード、旋回。―――そんなことばかりやった後、歌を歌いながら草を編んでいた。白い花の、リングが出来る。 ) …… できたっ。一峰さんに見せにいかなきゃ。 ( 思わず嬉しさから誰かに伝えたくて、ふわり微笑み深めた後、立ち上がって ) ( もうすぐ、レティの葬儀だ。葬儀ってどの形式でやるんだろうとか考えつつ……とりあえず黒い喪服だけは確かだろうと、用意しているものはそれだけだ。―――レティの好きだったものを、様々に思い出しながら……気がついたら真っ白な花のリングが出来上がっていた。 ) [Fri 27 Apr 2007 15:59:46]
お知らせ > シャリネ@エルザファームさんが来ました。 『(朝からずっと、こんなことをしている。)』 [Fri 27 Apr 2007 15:45:09]
お知らせ > 豪人@自宅さんが退室されました。 『(なみなみと揺れる水を眺めて。然様なら or …?の距離測り)』 [Mon 23 Apr 2007 21:36:10]
◆豪人@自宅 > それなら。 それで。 [Mon 23 Apr 2007 21:34:48]
◆豪人@自宅 > ―――……(でも。ふと。)………嗚呼、でも、女の子に告白されたーって言ってもノーリアクションだもんな。 や、そりゃそうか。 大体今の俺が異常なんだし。男が男を好きになるなんて、そんな気持ち悪い。 (ふるりと首を一振り) よく考えると、何時でも 『 俺が 』 言うから、 『 俺が 』 欲しがるから。 だもんな。 (溜息。)(縁側の風呂に水を溜めに) ―――きっと、俺が居なくなっても、なんとも思わないのかも。 …………、 (水を井戸から運び乍) …・・・……それでもいいや。 そうにしろ、そうじゃないにしろ―――距離を置いてみれば、分かる。 (決めた。)(明日、休みを申請しにいって。休みが取れたら、一人旅。) [Mon 23 Apr 2007 21:29:26]
◆豪人@自宅 > ―――きっと、俺が好きだ好きだって言うから…(残した一人前の食事は、恋人と呼ぶには遠すぎて。けれど、友人というのはさびしすぎる、大切な人の為の。きっと、肉以外は残されてしまうんだろうけれど。―――其れを眺めて。)………。 (―――なんとなく分かってるんだ。きっと、相手も自分のことは、 好き で居てくれてると。 ただ、自分の甘えたがる性質が。直ぐに口に、態度に、してしまう其れが。相手の遠ざかる理由なんだろう、って。) ………、 なら、少し距離を置いてみましょう。 (同じ屋根の下にいちゃ、結局其の矜持は崩れるだけ。顔を見たら抱きしめたくなる。声を聞いたら、口付けたくなる。腕に触れたら、甘えてしまいたくなる。そんな堪え性の無い自分だから。だから。) [Mon 23 Apr 2007 21:02:47]
◆豪人@自宅 > (かたん、と音を立てて箸をテーブルの上に。)(まだ食べさしの食事。皿を無理矢理重ねて、キッチンへ。―――埃避けを掛けた食事にも手を伸ばしかけて、) ………、 (止める。)(もう一人前の食事だけ残して、自分の食べさしだけ。流しへ捨てて) ―――…休み、取れるかお願いしてみよう。 取れたら、どっか…ちょっと旅行にでも行こうかな。 気侭に一人旅ー。 偶にはいいかもしんない。 きっと。 [Mon 23 Apr 2007 20:53:35]
◆豪人@自宅 > 嗚呼、もう……ガキじゃねえんだから…。 (ぺちん、と額を叩いて、床に転がった其れを拾い上げる) (味気ない食事。冷めていく目の前の食事は、明日の朝まで其の儘か、気付いたら無くなっている程度。それでもいいと思ってた。)(思って た) [Mon 23 Apr 2007 20:43:52]
◆豪人@自宅 > (口に運びかけた鶏肉が、ぽろりと口に入り損なって落ちる) [Mon 23 Apr 2007 20:41:08]
お知らせ > 豪人@自宅さんが入室されました。 『(ぼんやりとしてしまって)』 [Mon 23 Apr 2007 20:40:30]
◆豪人@自宅 > (目の前で冷めていく、もう一人分の食事がまるで自分のように見えた。時間を置いて、冷えて、冷たく、硬く、いつか食べられなくなる。 無駄なモノ。) [Mon 23 Apr 2007 20:39:32]
◆豪人@自宅 > (其れで? 一日が終わって。 だから、其れで何が楽しいんだろう。 ―――ふと。 ふと考え出すと、どうしようもない 虚しさに 襲われる。) ―――何の変化も無い毎日ー…。 (ごろごろと喉を鳴らして擦り寄る猫は可愛い。愛犬だって、可愛い。きっと、コレで幸せなんだろう。何も然したる出来事も無くって、平和に唯時間を過ごしていく毎日。きっと、幸せだと思わなきゃいけないんだろう。) 嗚呼、そういえば、自警団皆で鍋とか、飲みとか、そんな話は何処に消えたんだろ。 (きっと楽しいだろうと思っていたのに。) [Mon 23 Apr 2007 20:38:06]
◆豪人@自宅 > (朝起きて。仕事の支度をして、朝食を作って――コレも、一応二人前。――洗濯物を干して、ペット達にご飯を食べさせて。そして、仕事に行って。) いただきまーす。 (一生懸命、なんてことない作業をこなして。ちょっとした仲間との会話や触れ合いに和んだりして。同じような仕事の繰り返しで、日が暮れて。帰ってきて。洗濯物を取り込んで、飯の支度をして。部屋を片付けて、食事、風呂。そして、布団にもぐりこんで眠って。) うん。我ながら、今日の味噌汁は絶妙。 [Mon 23 Apr 2007 20:34:42]
◆豪人@自宅 > (―――根本的な 『 人 と 成り 』 の違いを。) [Mon 23 Apr 2007 20:29:23]
◆豪人@自宅 > (一人前には、早々と埃避けが掛けられる。―――作らなきゃいいのに、と思う。)(思うのだけれど。つい。ついだ。) ―――一緒にご飯とか、先ず無理だって。 (先ず、並べられたメインディッシュ以外は手をつけられずに終わるだろうに。百歩譲って、一緒に食事をしたとして。)(たは。と溜息一つ。髪をかいて) ………今更、なんか実感。 [Mon 23 Apr 2007 20:28:50]
◆豪人@自宅 > (けれど。) [Mon 23 Apr 2007 20:25:07]
◆豪人@自宅 > (其れと白いご飯に、鶏肉のソテー。大根と水菜のサラダに、デザートはクリームブリュレ。) (テーブルの上には、二人前のディナーの支度。) [Mon 23 Apr 2007 20:24:54]
◆豪人@自宅 > (油揚げと、玉葱と。葱がたっぷり。) [Mon 23 Apr 2007 20:17:39]
お知らせ > 豪人@自宅さんが来ました。 『(お味噌汁。)』 [Mon 23 Apr 2007 20:16:25]
お知らせ > セツ@ルードヴィッヒ邸宅さんが退室されました。 『―――なんてね。 (窓の外に何かいる筈も無く。灯りは落とされる。)』 [Mon 23 Apr 2007 00:38:28]
◆セツ@ルードヴィッヒ邸宅 > ―――と、もうこんな時間か。 ( 調査≠カゃなく、ついつい純粋に読み耽ってしまったようだ。 そんな自分に呆れたように溜め息を吐きつつ、本を寝台の傍の机の上に置いて灯りを消そうとした。 ) ――――― ( ふと 何となく。 そう何となく灯りを消す前に外の窓を見る。 そういえば――あの本の中にはこんな話もあったな。 )( 確か夜中に窓から自分の部屋を覗き込む幽霊の話で、その結末は――― ) [Mon 23 Apr 2007 00:30:04]
◆セツ@ルードヴィッヒ邸宅 > ( ページはゆっくりと読み進められて行く。 ヴェイトスという種族が雑多になった場所の怖い話を集めたもののせいか、東西様々な怪談が並べられており、自分が聞いたことも無いような話もその中には大分あった。 ) ―――― ( 少しずつ話にのめりこんでいき、項をめくる速度は徐々に徐々に速くなっていく。 ) [Mon 23 Apr 2007 00:13:53]
◆セツ@ルードヴィッヒ邸宅 > ( 最初は半信半疑だった。 しかし実際問題事件は起こり、自分も既に『黒書』と契約を交わした過去もあり、この本が何らかの切欠になったのだろうというように思っている。 ) それにしてもこういう話は大分懐かしいな。 ( 本を栞を挟んでいたページまで開く。 そこにあるのは陳腐な作り話やそれなりに興味を惹かれる話まで。 ) [Sun 22 Apr 2007 23:56:23]
◆セツ@ルードヴィッヒ邸宅 > ( 明日の準備を終えてベッドに横たわる。 見上げた先に広がるのは、一年もとうに過ぎて見慣れた天井。 ) ――こういう時間も、悪くないな。 ( 自分はいま彼女達といることを素直に楽しんでいる。 そんな余裕が自分にもまだあったことを少し驚いて。 ) ( 眠るにはまだ少し早い時間。 ベッドの脇にある本にゆっくりと手を伸ばした。 それのタイトルは――『ヴェイトスの怖い話』 ) [Sun 22 Apr 2007 23:30:59]
◆セツ@ルードヴィッヒ邸宅 > それにしても―― ( 乱雑に並べられたそれらを手早く整理して鞄の中にしまいはじめる。 ) ――久し振り、かな。 打算抜きの人付き合いは。 ( 私生活ならルーイのような件もたまにあるけれど、ギリギリを強いられている大学生活では今までそんな余裕を持つ時間は殆ど無かった。 ) [Sun 22 Apr 2007 23:19:13]
◆セツ@ルードヴィッヒ邸宅 > ( 居候させてもらっているこの屋敷の主からあてがわれている一室。 そこには背丈のわりには幼い童顔をした金髪の青年が、色々な資料やレポート用紙を所狭しと机の上に並べている。 ) アイツに頼まれた分はこれで終わりで、教授に提出する分は明日までには終わる。 調べ物を纏めた紙は既に整理してあるし――今日はこれぐらいで充分だな。 [Sun 22 Apr 2007 23:06:09]
お知らせ > セツ@ルードヴィッヒ邸宅さんが入室されました。 『( 体をほぐすように伸び )』 [Sun 22 Apr 2007 22:59:07]
お知らせ > エレオノーラ@屋敷さんが退室されました。 [Thu 19 Apr 2007 00:51:56]
◆エレオノーラ@屋敷 > というわけで、今日はこの砕けたビスケットを使った料理をしてみましょうか。 ( ごまかしているのか素なのか。主の頭の中を図りかねるメイドは、どうしたものかと頭を傾けるばかり。 ) ほらほら、そんな顔しないで。貴女にも手伝ってもらうから。 ( ”血を作り直す作業はどうなさるのですか?” ) 終わってからやりましょう。 ( どこまでも思いつきで行動する事の多い主であった。 ) [Thu 19 Apr 2007 00:51:48]
◆エレオノーラ@屋敷 > それよりもみて、ほら。今日紅茶によく会うビスケットを貰ったんだけど、ポケットにいれて叩くと増えるらしいの。 ( エレオノーラはハンカチに包まれたクッキーをポケットの中に入れて、上からぽんぽんと叩いて見せた。それを取り出し、にっこり微笑んでメイドに見せる。 ) ほ〜ら、ポケットを叩くとビスケットが二つ。 ( ”……いや、砕けただけですからそれ。食べにくくしてどうするんですか。” 広げられたハンカチの上で粉々になったクッキーをジーッと見つめて、冷静に突っ込むメイド。 ”しかも2つじゃなくて6〜7個になってますよ” ) [Thu 19 Apr 2007 00:43:19]
◆エレオノーラ@屋敷 > ( エレオノーラは、昔から趣味でブレンド血液の研究をしてきた。初めは永遠の退屈を埋めるための片手間作業であったが、それも回数を重ねるごとにそれとなく本格なものになってきた。それでも、当初から目標としているような「人間の血に代わる血」を生み出す事は難しかった。それこそ無から有を生み出すような、あるいはまったく新しい命を生み出すようなカバラのごとく。”エレ様くらいでしょう。趣味で血のブレンドなどなさる方は” ) あら、世の中には時効を迎えた事件を趣味で捜査する自警団もいるのよ? 別に変な事じゃないわ。まいのりてぃー。 ( メイドはそれを聞いて”あぁ、暇人つながりなんですね。”と妙に納得した様子でうなずいた。 ) [Thu 19 Apr 2007 00:31:33]
◆エレオノーラ@屋敷 > ねぇねぇ、紅茶のような血にしてみればいいんじゃないかしら。 ( その場の思いつきとしか思えないような勢いで、手をぽむとあわせた屋敷の主。傍らのメイドは愛想の薄い顔で、”はぁ……”と気のない返事を返す。 ) そもそも、人間の血の代用品をもとめていたから上手くいかなかったのだと思うの。むしろそこはにょっきり割り切って、多少不味くなっても非常食みたいな位置づけでゼロから開発しなおしてみましょう。ほら、乾パンとかあぁいう感じのたち位置で。 ( ”というか、割り切るのはにょっきりでいいのでしょうか。切り口が曲がりそうですね。” まったく別の部分で突っ込みいれつつも、メイドは主の言葉を理解したらしい。かしこまりましたと静かに答えて、恭しく頭を垂れる。 ) [Thu 19 Apr 2007 00:24:05]
お知らせ > エレオノーラ@屋敷さんが来ました。 『(それはマデリーヌのお屋敷の日常)』 [Thu 19 Apr 2007 00:17:44]
お知らせ > ワイス@ミルフルールさんが帰りました。 『( 何かもっと大々的に宣伝でもするべきかと、思案顔。 )』 [Wed 18 Apr 2007 19:54:14]
◆ワイス@ミルフルール > ( 声が上がったのを聞いて、女は思わず静かに微笑んだ。 ) …… 狐に頼みますか。 ( 貯蔵庫からワイン運びの手伝い。女は足を進めた。静かに気配を消して―――喧騒よりも静かなる方へと。 ) ……それにしても ( 一瞬立ち止まり。振り返る。 ) ―― もっとお客様が入る方法、ありませんかね。 [Wed 18 Apr 2007 19:53:55]
◆ワイス@ミルフルール > ( 「何がですか?」とは聞かず、「ああ、マコっちゃんですか?」と問う従業員に察しが良い、と、心の中で密やかに合格点をつけ、 ) ええ。そろそろ出してもいいと思うんですよ。随分と板についてきた。 ( 視線はまっすぐ追うまま。問いかけた「彼」に答える。自分と同じように、視線をそちらへ向ける「彼」に、オーナーは瞳細めながら。 ) …… ただ、出させると問題が一つあるんですよね。心配な点が。 ( 出させたいのは山々。―――だが。「これはどうしてもだめだ」というモノを持つ従業員もいる。「男はだめだ」とか、「受けはだめだ」とか。問題多い一人の従業員思い浮かべて思わず失笑し―――頭を抱えそうになるのを堪えて遮断させるように溜息をついた。 ) 選べないんです。お客様を。「選べない」などとは失礼ですが。―――君ならわかるでしょう? 当然ひどい客も来るんです。 ( 小さく呟いて、けれど視線は隣の「彼」に一瞥するだけでまともに見ない。仕事の状況を見ているだけ。ポーカーフェイスに、少し真剣な色が浮かぶ。 彼女は耐えられるだろうか。 ) ……… 様子を見ましょうか。もう少し。 ( 慎重だといわれても、繊細そうな彼女は大切な従業員だ。いきなりぽんと放り出して、傷つけるのも良くなかろう。―――こんな風に考える自分は「ぬるい」のかもしれないけれども。呟いた言葉に軽い調子で微笑む「彼」に、安堵する自分。気さくな従業員が多いからこそ、この店が成り立っていると感じるし、何よりも「チームワーク」なのだろうか。自分がオーナーのはずなのに、周りに助けられることすら多い。自分の夢をかなえてくれた従業員たちの為だからこそ、千の花は簡単に手折ってはならない。水と、手入れは大切だ。彼女たちだってお客様と同じ「ナマモノ」なのだから。 ) ……ほら、あそこのテーブルのヘルプ空いてるからついてきてあげてください。 ( 促すように隣の「彼」に言いながら、そっけない態度で視線はそちらを見るまま。顎で小さく促せば、手早く行動していく『彼」の後ろ背見て、息を吐く。 後ろを振り返って新たな客がいないかどうか確認したその時。 ) 「 どんぺり1本ーーーっ!」 [Wed 18 Apr 2007 19:50:40]
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