出島 参加者 なし ROM 1人
お知らせ > ザッハトルテさんが退室されました。 『( 体を起こして訪いに備える。 さて、襖の向こうには――  )』 [Thu 27 Sep 2007 01:24:29]
ザッハトルテ > ( 片目だけを薄く開けた。 ) ( 襖の向こうで誰か人の気配がする。 やはりノックができないこの建築様式には、首を捻らざるを得ない。 とまれ――傷から酒が染み出る事もなかろう。 生憎の空模様ではあるが、我侭ついでに月見酒とやらにおつき合い戴こうか ) [Thu 27 Sep 2007 01:21:55]
ザッハトルテ > ( ………………。 )  ( 1年前は背中、今年は脇腹。 来年辺りはそろそろ首がかっ飛ぶ頃か。 ) ……………  。 ( 笑うしかない推測に、夜具を引き上げて顎を埋め ) [Thu 27 Sep 2007 01:15:06]
ザッハトルテ > ( かぶりを振る代わり、目を閉じて打ち消した ) ( 何かと治りの遅い体質ではあれど、これだけ厳重に補強してあれば馬車の揺れにも耐えられよう。 「足りないもの」――几帳面を越えて潔癖症のきらいすらある娘御――そろそろヴェイトスに戻らないととんでもない事になりそうな気がする。 いつでもここを発てるようにしておく必要があるだろう ) ――…あちらに戻って、10月。 11月 12月――…   ( 人間の物差しで計る1年はとても短い。 それがこれから更に短くなる季節、ほんの数歩前を顧みる思いで1年前を振り返れば――――       去年の今頃もアマウラで潰れていたような気がする ) [Thu 27 Sep 2007 01:10:00]
ザッハトルテ >  ――――…  。 ( 元々そういう(・・・・)目だ。 あの障子を開ければ、月の輪郭くらい見えるかも知れない。 ――そう思いはするものの、実行には移さなかった。 脇腹の傷は兎角丁寧に包帯で覆われており、多少起き出すくらい問題ないとは思うが、それだけに実行に移せないでいる。 それでももし傷が開いたら、処置した誰かがどう思うかと考えると )  ………………  ……  (「臆した」と云うのだろうか、こういうのは。 ) [Thu 27 Sep 2007 00:51:15]
ザッハトルテ > ――旅の恥は掻き捨てと言うけど、久しぶりに穴があったら埋まりたい気分になったね。 …うん、「入る」じゃなくて。 ( そろそろ見慣れた感のある天井の木目を見上げて誰にともなく呟いた。 次いで視線を転じ、くだんの供物を見やる ) ( ――が、障子越しに降り注ぐ光は、柔かいと云うより弱いもの。 今宵満月を迎える筈の折角の「芋名月」は、残念ながら雲に遮られているようだ。 ) [Thu 27 Sep 2007 00:40:19]
ザッハトルテ > ( その年の収穫物を月に備える風習から、中秋の名月をそのように呼ぶ事がある。 宿の仲居はそんな説明と共に、ススキと何だか白くて丸っこい物体を窓際に置いていった。 去り際向けられた視線がちょっと痛かったのは、気のせいではないだろう――後は見送るだけとなった筈の客が、まさかまさかのとんぼ帰り。 …実際は宿の上がりかまちを越えずして出戻ったので、発ってすらいない訳だが。 ) [Thu 27 Sep 2007 00:29:21]
お知らせ > ザッハトルテさんが来ました。 『( 芋名月 )』 [Thu 27 Sep 2007 00:21:45]
お知らせ > ザッハトルテさんが退室されました。 『ちょ…!! いいからこら、うわ待て何をすr(略)――( 鋏が煌いた )』 [Tue 25 Sep 2007 05:57:47]
ザッハトルテ > ( 多分、これも違う。 彼が軽傷? で済んで良かったと思ったのは心配しての事じゃない。 きっと他ならぬ己が身近な誰かに深手を負ってほしくないだけ、自分の為に心配の真似事をしているだけ。 箱の中から引きずり出した汚らしいものが臓物のイメージと重なって、見えない所で服の上から爪を立てた ) …――――そうする。(少し寝る。) また夜にでも、…御休み西園寺。 ( この傷からあの汚いものを引き出して千切って、投げ捨ててしまいたい。 そうすれば少しは――      )( 笑顔、にぱー。 ) [Tue 25 Sep 2007 05:56:27]
お知らせ > ミカドさんが退室されました。 『(包帯やら鋏やら手にして戻ってくる)看病は僕がするね!(満面の笑み)』 [Tue 25 Sep 2007 05:41:32]
ミカド > ――――……なんと言うか…君のうっかり癖は、酷くなってるよね。 頼むから、うっかり転んで杭に刺さるとか、そういう うっかりはよしておくれよ。 泣くに泣けん。 (友人の後ろをすり抜けて、此方は廊下に出て仲居を呼ぶつもり。)  ――― 。 (こうじゃなくて良かった) ―――……。(きょとんとした顔で振り返る。 こんな状況でも、自分の体よりも此方を心配する友人。――― 怒りも突っ掛かりも溶けた面で、苦笑を浮かべ) …… 。( 口元だけに笑みを乗せ) ――― 気にしないでいいよ。 (ひらりと手を振る) それよりも、君が寝てくれないほうが困る。 安心して眠れないからね。 (そろそろ夜明けが近いのだろう。体が眠りを求め始めている) [Tue 25 Sep 2007 05:39:49]
ザッハトルテ > ( こちらも憮然として、呟いた ) …さっきので開いたっぽい。 ( ぎゃんぎゃん喚いた上に所作もへったくれもない動きで急に正座を崩した。 それが拙かったらしい――傷も痛みもどうでもいい事だったが、今宵のやり取りには猛省すべき点が多々ある。 素直に頷くと、傷の辺りを押さえて立ち上がり ) ――…西園寺までもが「こう」じゃなくて良かった。 ( 実際の所は兎も角、一見した限りでは滅ぶ瀬戸際のようには見えなかった。 が――襖に手をかけてそちらへと振り向く。 本当に「食わなくて平気」なのかと ) [Tue 25 Sep 2007 05:22:20]
ミカド > ――――――………。(すんなりと承諾された事よりも、傷が再び開いている事の方に驚いた。 一瞬目を見開いて驚くが―― 直ぐに不機嫌そうに、苦虫を噛み潰したような面で) ―――怪我が癒えたからの帰還だと思っていたのに、違うのかい? 其処までしてアマウラから離れたかったか、僕から離れたかったかしらんが―――――――もう結構。 (襟元をくつろげる仕草を見せる友人にむかって、掌を揺らして断る。 娘を餌だといった事に対する、仕返しのようなものだったのだし。 小さく溜息を吐いて) ―――宿の入り口に居る「お見送り」の奴等に、帰還は延期になったと伝える。 (有無を言わさぬ口調で、言い切る)………君は、直ぐにでも横になりたまへ。 よろしいかな? (羽織に腕を通すと、立ち上がる。) [Tue 25 Sep 2007 05:07:51]
ザッハトルテ > ( 何って、びみょうなびくしょうですよ。 微妙な微笑の方が語呂的に良かったですか。 ――手招きされて、高さを合わせんと畳に膝をつく ) 昨日今日に始まった話じゃないだろうが。 私が折り紙つきの薄情者だと云う事は、誰よりも西園寺が知っているだろう。 この一件、非は認めるがそこまで突付かれると流石に居心地が悪い―― ( 食わないよりはまし。 その言葉が何を意味するか、考えるまでもない。 ――ここには宿の「人間」が居る。 出島での事、狡猾に立ち回れば問題にもならなかろう。 それでも不味い眷族のそれを選んだ、彼の心中を考えれば――そうでなくとも「無いよりはまし」で血を分けるのはこれが初めてじゃない。 ごく気安い仕草でタイを引き下げる )  … ( 注がれる視線に気付いた。 黒の三ツ揃いの布地に、血が滲む事はないが ) …西園寺と一緒だ。 あんなもの(=クマー)が出るなら出ると宿の人間も先に言ってくれればいいものを。 [Tue 25 Sep 2007 04:53:02]
ミカド > (何その曖昧な笑み。 眉を寄せて、友人の腹と顔を、視線で往復させながら)違う。 ――これ (煙管を揺らす)は只の暇潰しさ。 細工物の煙管を気に入ったから使ってみただけ。―――どっかの薄情な男に在室を知らせる道具にはなったようだけど。 (吸い口には、すっかり噛み付いた後が残っていた。火を落とした煙管を、箱の中に放る。 ―――肘掛に肩肘を預けて、入ってくる友人を見上げた) 当初の予定では、ヴェイトスに帰っているはずだったんだけど、思ったよりも居心地が良かったり、ハプニングがあったり、動けない時間があったりで、滞在時間が延びたからねぇ。―――― 臭い血でも、食わないよりはマシなんだよね。(自分の餌になれと――そういう事。 嫌味たらたらに放った台詞は、冗談じゃないと怒鳴り返されるのを半ば、予想しての言葉でもある。 )―――――……(だが。)(近づくと臭う、血の匂いに顔を顰めた) …… (近寄れ、と手招き。 視線は腹にべったりとへばりついている事だろう) [Tue 25 Sep 2007 04:38:36]
ザッハトルテ >  …   。 ( 腹を押さえてみると、服の上からでは触れても判らない代わりに薄い血の匂いがした。 なるほど、こういう時は人でなくとも笑うしかないらしい――いっそ軽くと呼べる程に力なく笑った ) ( 言葉だけは「気にしていない、と、更に加えられる追撃に返す事もできない。 微妙な微苦笑を浮かべたそのままの表情で ) …煙草? ( 足りないもの ) ――…なら残念、私も紙巻を切らして煙管を買って来て貰っていた。 けれどさっき処分するよう頼んだから葉のストックももう無いんだ。 …おかしいな、でも西園寺は煙草は呑まないんじゃなかったっけ? ( 目の前で刻み煙草を燻らせてはいるものの。 だとしたら――いや、それよりも。 「怪我を負うと思っていなかった」 クマーの犠牲者がここにもいたと云う事か。 その方が気になって、開かれた「天岩戸」の向こうへ――室内へ足を踏み入れ、そちらに近付いた ) …で。 怪我をして、足りないものって…? [Tue 25 Sep 2007 04:22:21]
ミカド > …………………・・・・・・。(向こうが黙り込むのに合わせて、此方も黙る。 ふすー  … と煙が流れる音だけが響く) その謝罪は、小鳥ちゃんに土下座でもアクセサリーか、新しい洋服か……それらを用意して、詫びると良いよ。僕に対しての発言は、ただの す れ 違 い だったわけだしね?「知ったことか」「好きにしろ」だの、言われたのはさっぱり気にしていないよ。ああ、 気 に し て い な い と も 。 (こつぅん  本日二度目の音が響き渡る。 今度は先程よりも、強く煙管箱に叩きつけられた。 燻る煙草が、ぐすぐすと灰の中に転がった) まぁ、その上でどうしても気がすまなくて、僕に何かをしてもらいたいと言うのなら、今、丁度足りないものがある――旅先でこのような怪我を負うと思っていなかったから、用意してこなかったから 君ので我慢しようと思う  ――――? (がむてーぷ) …… 腹がどうにかしたのかい? (眉を跳ね上げ、目を眇める) [Tue 25 Sep 2007 04:08:11]
ザッハトルテ >  …………・・・・・・  ( ここまで額縁つきでわざとらしさを強調されれば、それらがツッコミであろうという推測はできる。 出来るが――早とちりに始まる諸々の落ち度を顧みたなら出掛かった言葉の全てを飲み込み、只歯牙を噛み締めるしかできん。 ぎりぎりと軋む音は犬歯か、握り締めた拳の爪が掌に食い込んだものか。 立てた膝を落として座り直すと、背筋を伸ばして ) ――とまれ。 少なくとも娘御に対する暴言は詫びよう。 貴族の娘を拐かした魔法使いは、衆目の下両手の五指を切り落とした上斬首の刑――そんな罰もあると云う。 彼女に投げ付けられた非礼を罰する資格が、父親である西園寺にはある。 丁度腹も裂けている事だ、腹切りでも何でもすると良い―― ( 不貞腐れたよな仏頂面で呟いた。 口調とは裏腹に、どこまでが本気かと言われればどこまでも本気――と、その腹の辺りで何かが鳴ったような気がした。 そっぽを向いていた視線を脇腹に落とし、軽く眉をしかめて )     …西園寺。 この宿にガムテープってあるかなー…     ( 無いだろうオーパーツ。 ) [Tue 25 Sep 2007 03:54:14]
ミカド > (煙管の火皿が赤く灯る。 ゆっくりと吸って、細い煙を蛇のように吐き出した。―――横目で、友人の面をまじまじと眺めながら、だ。) だから「娘が君に頼るような娘じゃない」と言うた。突然「 餌 を あ り が と う 」(←わざと、声真似までして、部屋に響き渡るような声で)と言い出した君に、「娘に謝れ」と言うた。  (間。 そろそろ見送りの女中どもが、さわさわと騒ぎ始める頃か) …―― 僕も言葉が足りないのは認めるが、そこまで、その”誰か”と重ねられるという事は、その”誰か”は、余程僕に似ているらしい。今度お会いしてみたいものだね。 (言葉とは裏腹に、ちっともそんな気持ちの入っていない口調で続ける。 むしろ白々しいほどの棒読みで)――――……紛らわしい事を言ったつもりは、さっぱり無いんだけれどね。 話せと言われたから、そのまま話したまでだ。 腕と跳ね飛ばしたのも事実。腹が空かなくなったのも事実。黒蛇がいまいち僕の制御下にあるといえないのも事実。 ……まぁ、、結果的にそう聞こえてしまったというのなら、此方も詫びようじゃないか。 (これまた、ちっともそんな気持ち(以下略))――――わるかったね。すまない。あやまる。 (言葉の最後に、煙をいちいち吐き出し)  [Tue 25 Sep 2007 03:37:15]
ザッハトルテ > ( 腹の傷で臥せっている間、「心」などとは決して呼べないブラックボックスの中に手を突っ込んだ。 中を掻き回し、形の定まらない(ワタ)のようなものを引き摺り出し暴いてみれば、理解できないのひと言で避けていたそれは直視に堪えぬ程醜悪だった。 自分でも見たくないものを他者に晒す行為に強い疲労を憶えるも――今ここで疲れた等と吐く口は無い。 ) ――――……  ( 肘掛を打つリズミカルな音にふと目線を上げると、気のせいだろうか、どこか呆れたような表情があった。 …おじゃまぷよは、さておき。 ) ………………………     ( 敢えての問いに――そこで初めて気付く、話の微妙な食い違いの存在に――思わず目を瞬いた。 声にならない声で「え?」と問い返し ) …    ( 勢いも良く片膝を立てた。 歌舞伎役者の見得よろしく、だん! と床を踏みしめて乗り出す )    ま――――紛らわしい事を、言うな!! 使役をしくじって腕を飛ばしたとか、その直後に西園寺があんな事を言うから――そりゃ「そういう意味」だと思うじゃないか! そうじゃなくとも、その――( ここで絶食したら狂乱するだろうか とか、 ) 西園寺はへんな処で妙な好奇心を起こす事があるから…っ! ( 責任転嫁も極まれり。 論旨をすり変えている自覚はあれど、みっともなさの余り顔に上った血の気をどうする事も出来ず――要するに、誤魔化しにかかった ) [Tue 25 Sep 2007 03:14:40]
ミカド > (この男は、一つ引っかかると、本当に階段から転げ落ちるように、どこまでも落ちていく男だ。 そこまで考える必要は無いと思うようなところまで、連鎖反応を起こすが如く。 いわゆる ばよえーん*10くらい。 普通の奴なら最低でも、あいすすとーむ 程度だろうに。)おじゃまぷよもびっくりだよ( ―――異世界用語を用いた、心理描写終了)(何処から話せば良いものか、煙管を上下させながら悩んだ。 肩からずり落ちそうになる羽織を、引き上げて、肘掛を叩く。 死地に赴く侍のような面を見せる友人を、細めた瞳で見やり) 「万が一があっても、君が傍に居るから心配していない」――なるほど。 聞きようにとっては、そう聞こえる事もあるかもしれん。 だが、あえて、尋ねよう。――――何時、僕が君に「娘を頼んだ」と言ったのか教えてくれ。 (ふす。と不機嫌そうに鼻を鳴らし)……それともなくば、君とかわした約束は「僕が灰となったあと、僕の代わりになること」だったかな。(だから、自分が言った「万が一〜」が、そのように聞こえたのかと尋ねた) [Tue 25 Sep 2007 02:59:10]
ザッハトルテ > ( 無人のままに襖が開いた。 黒蛇とやらと違い、自在に使役可能な――以前鏡像の真似事をする死霊を見せられているから驚きはしない。 取り払われた遮蔽の向こうには、膝と爪先だけで座る洋装の姿がある。 部屋の外で控える仲居の座り方とそれは良く似ているだろう。 苛立ちを隠さぬ彼を前に、臆すでも怒るでもなく、見上げさえせず表情の乏しい双眸は正面に据えられたまま ) 何故家族の為に生きようとしないのか、それが腹立たしくてならなかった。    と、自分でも思っていたが――…そんな無色なものじゃあなかったらしい。 私には開けなかった扉が、彼ら――いや、西園寺には、開けたのに――――    人間で云う、羨望。 嫉み。 ――…人の心なんぞ何ひとつ理解できないくせに、そんな汚らしいものばかりはしっかり腹の中に飼っていたらしい。 更に顧みれば、西園寺に娘御の手を離すなと、以前そう話したのも――…西園寺達父娘を慮っての事じゃないんだろう。 単純に私が 「そうであってほしいと願った」 ――自分の為でしかなかった。 自分に白い服が似合わないからと云って、代わりにそれを着るよう強要していたに過ぎない。 …それには、詫びなければならないと思う。 ( 姿勢は崩さぬまま、する と半ば瞼を閉じる ) [Tue 25 Sep 2007 02:40:34]
(部屋の中) > (――話の帰結を聞き終え、つまらなそうに煙を吐き出した。 話が食い違った箇所が漸く見えた。 だから「 餌をどうもありがとう 」と吐き捨てたのか。 )――――……。 (コツコツと煙管で窓枠を叩く。――と、廊下と部屋を隔てている襖が、するすると滑っていく事だろう。――立ち上がって、自分から襖を開ける手間すら惜しんで――あるいは、此方から譲歩したと思われるのが癪で――滅多に使わぬ死霊術をつかっての開閉。 襖の奥―――窓際で、不機嫌そうに煙管を吹かす男が、廊下を睨みつける)―――――― で。 それで全部か。 (ガチガチと煙管を噛む) [Tue 25 Sep 2007 02:15:46]
ザッハトルテ > ( 耳を傾けている気配が伝わった。 ) (「客観的な話」) …その辺りが前提だ。 ( 一方的に語りかける形の、本題はここから )  そして――私が腹を立てたのは。 退屈凌ぎか活餌候補か、仮にそんなものが発端だったとしても――折角両者が手を伸ばし合って組み上げたものを、万が一の時は任せた等といとも簡単に託せてしまう、その軽さがやり切れなかった。 それが二度目ともなれば尚の事―― ( 重ねた「誰か」の人物像までも語って聞かせる必要はないだろう。 只、 ) 「これから危険な事に関わる。 最悪死ぬかも知れないから、何かあったら家族を頼む」――たいへんな家族思いの人からそんな事を以前にも言われた。 家族の身を案じるならば、(市の暗部に潜り込む・制御できないかも知れない従魔を試す、… ) ――危険な事になど関わらなければ良かろうにね…? ( 幾らか激しくなった語調を抑えて )  ――…それがきっと、聞こえの良い理由。 [Tue 25 Sep 2007 02:02:29]
(部屋の中) > (火皿の中に残った灰を吹き飛ばして、新しい煙草を摘んだ。―― その間、襖の向こうから聞こえる声に耳を傾ける。どこから、何を話そうとしているのか――あの時、何に対して怒っていたのか――知りたくないわけじゃない。 気の乗らない朗読でもしているかのような友人の言葉。 その様子から察するに、完全に此方への怒りが収まったわけじゃないんだろう。――― 煙管箱の中で燻っている火種に、煙管を押し付け、火をつける。――― 娘の話 ――― 無意識のうちに隣の娘の部屋を見つめて、煙を吐いた) ――――――。 (沈黙は続く。  とは言え、畳を僅かに擦る音や、煙管を弄る音は聞こえよう) [Tue 25 Sep 2007 01:50:55]
ザッハトルテ > ( 静寂を割った音は、続きを促すかのような小気味良さ。 それが持ち主の心境を表すものではない事くらい判っているから、口調もまた淡としたまま。 ともすれば平坦に過ぎるそれこそが、何時も通りの物腰ではあれど。 )  …  ( それは川原での諍いの。 ) 私はあの時、西園寺に他の誰かを重ねて腹を立てた。 そのように指摘もされたが、正しい。 全くその通りだ。 ――…少し客観的な話から入ろうか。 ( こちらの推察が彼の真実と異なっていたとしても、沈黙を保つ彼に否定する術はないのかも知れないが。 ――箇条書きを読み上げるように ) 「西園寺は血の大河とやらを渡りきり、《 食欲が一切なくなった 》」――西園寺自身が口にした事だ。 余程のイレギュラーがない限り、これは事実と見て構わないと思う。 そして、表層上の形はどうあれ――「吸血種の西園寺帝と人間のリコリスの親子関係は良好である」 …父娘揃って素直とは決して言えないが、根底には相互関係が築かれている。 ――リコリス嬢が発熱して西園寺が大騒ぎしたのも、西園寺が行方を晦ました時彼女がランタン片手に深夜の市内を探し回っていたのも、それを裏付ける根拠となろう―― ( 淡々と、されどいちどきに語り終えると再び黙った。 呼吸を整え、かつ、話を整理する――互いにだ――為の間 ) [Tue 25 Sep 2007 01:34:57]
(部屋の中) > ――――……。 (表の見送りの準備は友人の為のものらしい。 今日帰るのか―― ならば、襖の向こうにいる友人は、帰宅の準備を終えて、そこにいるんだろう。   もちろん、自分は先日伝えたとおり、帰るつもりはない。 ――――このような状況になった原因を思い返せば、大人気ないとも思うが――… 今回はこちらから折れる気もない。  開く様子のない襖を眺めながら、煙を燻らす。 )  ―――――。 ( 部屋の中に入ってくる気はないらしい。 だが、此方の在室は伝わっている。 ―――― 聞けというなら、このまま聞くつもりだ。 ) ―――――。 (言葉の先を促すように、煙管箱の縁に煙管をたたきつけた。 こぅん と響く返事) [Tue 25 Sep 2007 01:19:19]
ザッハトルテ >  ……  。 ( 脇腹に軽く手を添えた。 従業員に挨拶をした時は気にならなかったが、依然鈍い痛みがある。 )  ………………    ( 果たして返答は無し。 怪我の容態を知らない為不在かと思うも、淡く刻み煙草の香りを嗅いだ気がして在室を――沈黙の理由を把握した )      …ヴェイトスに戻るよ。 ( 仲居を通じてその返事は既に聞いている。 従業員は色々と言葉を補足していたが、その様子から察するに勝手にしろと答えたのだろう ) ――…居る事は判ってる。 ここを開ける必要はないし、相槌を打つ必要もない。 只――これだけは話しておきたいから、勝手に言う。 聞きたくなければ枕なり布団なり、頭に被ってしまわれたが良い。 ( 言葉を切り、襖に描かれた松の模様を軽く見据える。 ――こちらから無理に襖を開けるつもりもまた、なかった。 布団か枕の音のひとつでも聞こえまいかと耳を澄ませ ) [Tue 25 Sep 2007 01:06:05]
(部屋の中) > ――――……………。 (肘掛に体を預け、キセルを咥えて煙を燻らしている男が居る。 先ほど起きたばかりの男は、開け放った障子窓の外を、何気なく眺めていた。 外からは――誰かを見送る為の準備をしている声が聞こえる。 )  ――――………。  ( その声に混じって、後ろ――廊下につながる方の襖の向こうから、自分を呼ぶ声が聞こえた。  静かに紫煙を、吸って、吐いて――天上に昇った煙が消える頃、視線を水平に移動させ、後ろの襖へ―――その向こうへ視線を投げた。) [Tue 25 Sep 2007 00:53:53]
お知らせ > (部屋の中)さんが来ました。 『・・・・・・・・・・・(部屋の中には)』 [Tue 25 Sep 2007 00:42:48]
ザッハトルテ > ( …………… )   ( ひたひたと仲居の足音が遠ざかった頃、辞したばかりの部屋の前まで戻ってみた。 何故かは自分でもよく判らない。 )( 磨かれた床に鞄を下ろす。 次いで両膝と爪先を床につき―― 知らず小さく息を吸った。 正面には借りていた部屋の隣の間の襖が静かに只、そこにある。 )  …… ………  ( 今頃女将辺りは玄関で客を見送ろうと待っているだろうに、何故引き返して来てこうしているのか自分でもよく判らない。 ――が、理由はどうあれ、こうして膝をついてしまっているのだから、 )     …西園寺。 ( 在室か否か知らない。 熟睡中かも知れないし、答えるつもりもないのかも知れないが。 他に客の居ない宿の廊下に ぽつ、と声が落ちる ) [Tue 25 Sep 2007 00:40:05]
ザッハトルテ > ( 身に着けた品々や立ち振る舞い等から、宿の従業員は季節外れの三人客を「貴族の父娘とその従者か何か」と認識したようだった。 誤解だが、宿を発つ今になって訂正する必要もないだろう。 実際の所、誰よりも好き放題をやらかしたのは貴人の父娘ではなく己だという気がするが。 ) ――――…。 ( 目礼。 やがて仕事道具だけを納めた旅支度には軽すぎる鞄を持ち上げる。 ――後をついては来ないが、背後に仲居の気配が残っていた。 廊下の角を曲がるまでは見送るつもり、なのだろう。 )      ( 角を曲がり―― )   …。 ( 立ち止まる ) [Tue 25 Sep 2007 00:33:52]
ザッハトルテ > 揃えた服の類は処分して戴いて構いません。 此方の衣装は、縫糸を抜けばほぼそのままの形で再利用が利くと聞きます… それはそれで新たな手間を御掛けするのが心苦しくはありますが。 ( 従来の洋装に着替え直した異人風貌は、頭ひとつ低い仲居に向けて深々と頭を下げた。 床に臥してばかりの客に割いた時間と手間は、少ないものではなかったろう )( つ、と改めて姿勢を正し ) …()と御息女の事、後は御頼み申し上げます――     [Tue 25 Sep 2007 00:32:01]
お知らせ > ザッハトルテさんが来ました。 『 ――御面倒をかけました』 [Tue 25 Sep 2007 00:31:21]
お知らせ > ミカドさんが帰りました。 『好きにするといい。 ( 城壁の向こうで、鬼は不貞寝を開始)』 [Sun 23 Sep 2007 02:09:01]
ミカド > (この一言が、自分の手足に錘をつけた。 障子一枚で仕切られているだけの部屋と部屋を、鉄の城壁に変えてくれた。 )( 彼が「帰る」と口にしたのなら、本当に帰るのだろう。――― それを引き止め、改めて問い質す気にはなれなかった。 ――― 何時かのように、扉を押し開ける気にもなれない。 ) [Sun 23 Sep 2007 02:06:26]
ミカド > (だけど)  ―――――。 (どうしても、耳に残って離れない言葉がある。 怪我をした今の状況だからこそ、尚の事。  彼の口からスルリと飛び出した一言) ―――― 「 餌 を          ど う も      有 難 う 」 ―――― (自分で音にしても、眉が寄る。 黒い靄が胸の中に湧き上がり、自分の口を重くする。 ) [Sun 23 Sep 2007 02:01:04]
ミカド > ―――――・・・・・。(唸る。)(彼の真意はわからねど、分かった事が一つ在る。  どうやら自分は、どこかで彼の言葉を取り違えているらしい) ―――  これも「また」だ。 ( 不意に「潮」の香りが鼻を掠めたような気がして、顔を上げる。  ―― 目の前に広がる低い建物の屋根が、黒い海へと変わった気がして)  ――――― 。 (三度、溜息) [Sun 23 Sep 2007 01:53:43]
ミカド > ( こつ、こつ、こつ、と指先で、窓の木枠を叩く。 音が響くごとに、一つづつあの夜を思い出す。  「万が一」 そう、僕が口にしたのが、切欠だ。 そう。 その後は――)  ―――その後は(  アマウラの夜は、思っていたよりも暗くない。 自分の顔を仄かに照らす提灯の灯を眺めて) ―――  。(「日頃は家族だ何だと口にするくせに」) (「都合良く放り出す」)(「求めた縁」)(「繋いだ糸が切れようが」)――――――。 (それに自分はなんと答えた? ) [Sun 23 Sep 2007 01:48:32]
ミカド > (「餌をどうも有難う」「どいつもこいつも」) ――――………。 ( そう、彼は言った。) ―――――― さっぱり意味が分からん。 ( 冗談めかして、軽い気持ちで、口にした「それ」は、自分の中で当たり前の事になっていた。 だから、当然の如く「それ」を伝えたのだが―― 彼は「それ」を拒否したという事だろうか。 ) ――――マリィの話、 黒蛇の話、小鳥ちゃんの話、毛玉の話―――……。 [Sun 23 Sep 2007 01:42:12]
ミカド > (寝乱れて、肌蹴た襟元を、軽く引く。 背中の傷が鈍く痛む。 ――治りが遅いのは仕方あるまい。 摂る物を摂っていないからだ。――治らないということは無いけれど、完治するまで暫くかかるだろう。)   ―――― いつもいつもいつもいつも、「ここぞ」という所で、歯車が狂うんだ。 ―― 再開の挨拶が、別れの挨拶になったり、他愛ない会話が、喧嘩話になったり、(一方的な)じゃれ合いが、殴り合いになったり。  ――特に、こういうイベント関係は、穏やかに終わるだろうと予想する時ほど、こうだ。 (ぶつぶつと独り言を呟きながら、障子窓を開ける。 今宵は晴天。―――高くなった夜空に向かって、もう一度溜息を)  ……今回は―――――………………( 寝床の中で何度も考えた「原因」 ―― 僕の一言に彼は、妙な返しを) [Sun 23 Sep 2007 01:32:40]
ミカド > (羽織を手繰り寄せて、肩に引っ掛ける。 一目で機嫌が悪いと分かる男の様子に、仲居はそそくさと部屋を後にした。 障子が音も無く閉められ、行灯の炎がふらりと揺れて、戻る頃、漸く障子から視線を剥がして、溜息をついた) ――――― 。 (どうにもこうにも、「そういうつもりはない」時に限って、何かが起こる。 今回の旅行だって、静かに終わると思っていたのに、終わる間際になってコレだ。  ) ―――― 星の巡りが悪いんだろうね。 ここまでくると。 (ずる、ずる、と布団の上から窓の傍へとにじり寄る。―――クマーに齧られたか、殴られたか知らんが、自分の怪我は――首と背中だ。 鏡に向かって「写せ」と命じたら、それはそれは見事な爪あとが記されていた。 首は…クマの所為といえばクマの所為だが、まぁ、こっちは 何時もの事なので―――ええ。) [Sun 23 Sep 2007 01:23:30]
ミカド > (お腹を空かせたクマーに、見事に釣られたのは一週間前の事だった。  戦闘経験なんて一切無い男は、足手纏いにしかならなくて――というか、途中から意識を落とした※首吊り状況※の為、よく覚えていない。 気がついたら宿屋の布団の上に横たわり、見慣れぬ天上を眺め続けて数日。 なんとか起き上がれるようになって数日。 ―――その間、向こうからも此方からも、アクションは無かった。  ―――で。 )  ―――――。 (苦虫を噛み潰したような顔で、仲居を睨みつける。 一週間ぶりの接触がこれか。  怯える仲居から、部屋を仕切る襖へと視線を移す。 )  ―――― 先に帰るというなら、構わんと伝えろ。  僕はもう少し此方に居る事にしよう。 ( 怯える仲居に返事を伝える。) [Sun 23 Sep 2007 01:16:18]
お知らせ > ミカドさんが入室されました。 『左様か。(仲居から伝えられる伝言)』 [Sun 23 Sep 2007 01:08:28]
お知らせ > ザッハトルテさんが帰りました。 『( その後、隣室に仲居を通じて帰宅の意が言付けられる )』 [Sun 23 Sep 2007 00:31:52]
ザッハトルテ > ( では。 己に望めないものを他者に託す、それも禁じたなら「次」はどうしようか ) ……――――     …    ( 答えは、無い。 直視したくもない箱の中にも答えは見つからなかった )      帰るか。 [Sun 23 Sep 2007 00:29:02]
ザッハトルテ > ( ――それが、自分がヴェイトス島で手に入れた思考法らしい。 ) ( 健やかであってくれれば、幸せであってくれれば「そこに自分が居なくとも構わない」――――だが、ブラックボックスの中に手を突っ込んで引き上げてみればそれも手前のエゴでしかなかったようだ。 誰かと誰かを重ねてその度に項垂れたり腹が立ったりするのは、それが自分の気に入る形ではなかったから――鏡でもあるまいに一方的に投影される側は堪ったものじゃなかろう、そう考えれば何とも身勝手な。 ) [Sun 23 Sep 2007 00:18:05]
ザッハトルテ > ( 戻れるかと言えば、此方はyes。 毛玉の件は――明確に日付を決めたでもなし、それに己が居らずとも何も問題ないだろう。 ) ( 袖から抜いた腕に手拭いを走らせる ) …――――   (「そこに」 「自分が」 「居なくとも」 ) [Sun 23 Sep 2007 00:01:13]
ザッハトルテ >  …。 ( 頷く。 仲居が部屋から出て行き、ひとりきり残る。 通気性に優れた部屋は秋風に揺れる竹の葉擦れも中庭の毛玉の鳴き声も良く拾った。 中秋の名月と言えば、以前月がきれいに見える頃に毛玉の顔合わせを提案したものだが、それが果たせるかどうも怪しい。 後数日でヴェイトスに戻れるかがひとつ、ヒトならぬ敷地に住み着いた黒毛玉はどこに帰属するかでひとつ。 ) [Sat 22 Sep 2007 23:47:24]
ザッハトルテ > ( 冷静に考えたら宿の人間が薦める場所に主級のクマーが出るって物凄く危険だった。 特に他意は無くその話をしてみた所、必要以上に宿の従業員の気を病ませてしまったようで、必要以上に世話を焼かれて辟易している。  ← 今ここ ) 後は自分で。 ええ、自力で――って先日もこんなやり取りした記憶があるんですが。 ええ――それより代わりに此方を送って戴けませんかヴェイトスに。 ( 手元に置いておいた封筒を「可能な限り穏便に」押し付けて仲居を追い払う。 我ながら酷い扱いだとは思うが、その気遣いが――上からの御達し、だろうが――今は鬱陶しい。 ) ( ふと、去りかける所を呼び止めて ) 隣は?  [Sat 22 Sep 2007 23:38:47]
ザッハトルテ > ( 月に叢雲花に風。 そんな表現があるが、今宵の月は雲に遮られる事なく天上にその姿を現している。 後数日ののちにその形は真円となり、また欠けてゆく繰り返し。 )  …どうにも、    ( 備え付けの浴衣の襟を寛げる。 絞られた手拭いから水の飛沫が背中に飛んで、続く言葉を切った )    ………… ( この時期との相性がよくないようだ。 確か、一年前もこんなだった ) [Sat 22 Sep 2007 23:26:17]
お知らせ > ザッハトルテさんが入室されました。 『( 風に流される雲 )』 [Sat 22 Sep 2007 23:13:03]
お知らせ > ザッハトルテさんが退室されました。 『( 目を閉じて思考を放棄。 水の無い井戸に沈む )』 [Tue 18 Sep 2007 03:16:00]
ザッハトルテ > ――――――――(理 解 で き な い ) ( 塗り潰す ) [Tue 18 Sep 2007 03:15:05]
ザッハトルテ > ( 一体自分は誰と誰を重ね、何に項垂れて何に腹を立てているのか。 「彼」に――彼等に何を望むのか。 それは一方的な押し付けでしかないのか―― ) [Tue 18 Sep 2007 03:08:12]
ザッハトルテ > (「誰かの首筋を見ても牙を突き立てたいとは思わなくなった」 ――ならば、何時かのような事態はもう起きないと解釈して良いだろう。 そこにクマーが現れた時の「覚悟」とやらを重ねれば――――彼にとっての「万が一」がいかに軽いか、合わせ絵の如く明確に見えてきてしまう(・・・・・・・・) [Tue 18 Sep 2007 02:55:55]
ザッハトルテ >  ……………。 ( それ以上に散々だった――もとい、散々なのは――あれだけ娘を溺愛する彼が「万が一の可能性」をあっさりと口にした事。 嘗て、恐らくは最奥に秘めた願いのかたちを聞いているだけに否定は出来ないのだが――  それはきっと、世の理に逆らった者どもが須らく一度は考える話。 一度考えてしまったが最後、その瞬間が訪れるまで頭の中を巣食い続ける話。 だから――否定は出来ないのだけれども。 ) [Tue 18 Sep 2007 02:48:26]
ザッハトルテ > ( あの後は逃げる途中下駄の鼻緒が切れてつっこけるわ何だわで散々なものだった。 ――否、現在進行形と云っていい。 辛うじて直撃は免れたものの、クマーの爪に掻かれて今少しで臓物をぶちまけていた所。 もしそうなっていたら再生なんぞ到底間に合わず、その場で灰と散っていただろう )   ( 元は結い上げた髪を崩さない為のものだろう、やたら高くて固い枕に頭を預けて天井を仰ぐ。 ) [Tue 18 Sep 2007 02:28:27]
ザッハトルテ > ( 熊鍋だった――らしい。 生物であれ加工済みであれ血の通う肉など口にする気がしないから、無論そのまま下げさせた ) [Tue 18 Sep 2007 02:16:16]
お知らせ > ザッハトルテさんが来ました。 『( その晩の膳は )』 [Tue 18 Sep 2007 02:11:58]
お知らせ > ミカドさんが退室されました。 『逃げ切れたにせよ、弄ばれたにせよ、貴族様の首は酷い事になる罠発動中。』 [Sun 16 Sep 2007 04:23:58]
お知らせ > ザッハトルテさんが帰りました。 『( 言うが早いか貴族様の襟首を引っ掴んで逃げるんだ。 ――今だけは引っ掴ませて。(懇願) 』 [Sun 16 Sep 2007 04:21:32]
ザッハトルテ > ( 赤カブトの目的は酒か屍肉かさあどっちか――こんだけばかでかいと「やっぱりどっちも」とか言い出しそうだ。 死んだフリすると熊に襲われないってそれ迷信だから! ) どんな覚悟だどんな。 やっぱり、西園寺の覚悟の仕方は――…何か、間違っているっ、! ( 本当に勘違いしたのは一体どちらなのか――生き残れたなら、再考の後に布団の中で頭を抱えるのだろう。 ) …黒蛇君とやらは制御できるか疑わしい。 こっちはこっちで、―― ( 振り回すだけの体力がない。 ちら、と目配せを送り ) ――…賢人はかく語る。 三十六計? [Sun 16 Sep 2007 04:20:06]
ミカド > (あれ?何故だろう。突然、鼻緒が切れた。         (「買ってやる」) ――――えっ。 ちょ――ええぇぇええ?! (マトモに焦った面で振り返る。 だって、貧弱ボーイの見本だもの!使い魔一号は役立たず。使い魔二号は上手に扱えない!という男に残された手段は、ダダッコパンチくらいしか残されていませんが!(力2))  此処は「僕の屍を超えてゆけ!」って場面だと思って、覚悟したのになっ?! そんな事言われたら、吹っ飛ばされるわけにもいかないじゃないかっ?!(そっちの覚悟を完了させていたが故の、落ち着きっぷりだったらしい。 だが、ヤルしかない――だって、出口は一つなのだから。 クマさんが、おさけちょーだーいとばかりに、にじり寄ってくるのをみて、覚悟を  きめた!) [Sun 16 Sep 2007 04:12:04]
ザッハトルテ >   …    ( 揃ってとっくに死んでいる訳ですが。 ) ここを無事に抜けられたら、誕生祝いに日長石英名(サンストーン)でも薔薇輝石(ロードナイト)でも、菱マンガン鉱(ロードクロサイト)でも買ってやるっ…! ( 死亡フラグ、ベタ踏み [Sun 16 Sep 2007 03:58:59]
ミカド > (腕を組んだまま、視線が水平から、徐々に上がっていく。首が痛くなるほど見上げ―― ) ―――……そうか、コレは毛玉にはならないのか。 てっきり「でっかい毛玉」とか「キング毛玉」とか名前をつけるのかな、と考えていたんだが。 (しみじみ。 食欲旺盛な熊さんは、死人の匂いに誘われたというよりは、酒の甘い匂いを辿ってきたか――… どっちにしても、出られないわけですが。) …………唐突だね。 こんな毛玉を前にして。 ( 予想外の出来事に直面すると、冷静になるタイプ二人は、くまーの前で、微妙な雰囲気を漂わせたまま、淡々と遣り取りを続ける) ……確かに先月は僕の誕生日だったけれど―…(それがなにか?と、問いたげに、語尾を上げる) [Sun 16 Sep 2007 03:49:49]
ザッハトルテ > ( 襟を正しもせず、転がったグラスと置かれたままの徳利と猪口を無言で桶に戻した。 己が招いた事とはいえ一体これは何なのだろう。 宿からの借り物を纏めると、のろのろと膝を伸ばし ) ――。 ( 立ち止まった背中にぶつかった。 ) …おかしなところで立ち止まるなよ。 そこで止まられると、出られない――――   ( 毛玉。 )  …      それ(・・)は、毛玉のうちに、含まれないと、思う――。 ( そこに居たのは生々しい傷痕に左目を潰し、頭から背中に至るまで赤々とした体毛を生やしたばかでかい熊。 ――通称赤カブト、と宿の人間は呼ぶそうな―― )   … 。  ( 暫し、ぽかんとした後 )   …西園寺。 半年前に聞いた話――…     先月誕生日、だったよな。      [Sun 16 Sep 2007 03:41:24]
ミカド > (って、なんだ。 その、砂利を踏む重い足音は。 今まで隣の友人に気を向けていた為、気がつかなかったが振り返った先には――――)  ………… 毛玉。 (が、いた) [Sun 16 Sep 2007 03:26:00]
ミカド > ………? (眉を寄せる。) 君は何に対して怒っているんだろうね…?(襟を掴んだ指先が、力をなくして、滑り落とす。) 僕は間違った事を言っているとは思わないけど、君はそうは思っていないらしいね? (今までの会話を思い返しながら、彼の前に立ち尽くし、腕を組む。) (「万が一」「君が傍に」―― その 「万が一の約束」は、以前よりのモノ。自分が如何しようもならなくなった時――の話。 その「万が一」を、軽々しく口にしたから怒っている?  自分の娘がどうなるかを一切考えていないから怒っている?  その両方?―――― 口元に指先を添えて眉を寄せた。 ) ―― ………………。 (意味を問いただそうと、言葉を捜すが――結局黙って、背中を見せることになるだろう) [Sun 16 Sep 2007 03:24:53]
ザッハトルテ > (「ならば冗談でも縁起でもない仮定は止せ」――彼の推測は正しく、それも別の誰かに言った事。 ここで繰り返す気になれず、引き上げられるままに任せる。 どいつもこいつも――…否。 苛立ちすら、どうしようもない空しさに塗り潰されて手前の声が唯虚ろに鼓膜を叩く )  ……私の知った事か。 ――… は、  誰と誰が縁を結ぼうが、繋いだ糸が切れようが、 そんなの知った事か…! ( 引き上げられた拍子に腕が当たってグラスが転がり落ちる。 ――こんな話をしに来たんじゃあないのに、 )     ( だからこそ、整合性なんてもうめちゃくちゃの。 落ちたグラスだけを見下ろして呟いた ) 半年前、聞いて――…それきり忘れていた話、もうひと月過ぎてしまった話が、旅先でこの際丁度良いからと―― ( 整合性もへったくれもない言葉の断片をよそに何かが川辺の砂利を踏みしめる気配。 共に感覚10の身であれば、そろそろ生臭い獣の体臭を察知する頃か ) [Sun 16 Sep 2007 03:06:14]
ミカド > ―――誰と僕を重ねているかは知らないが。 (今日の彼は、「何か」と僕を重ねる事が多いように思う。 それも不愉快さに拍車をかける。 笑顔から、途端に不機嫌そうな顔に変わり、隣に座っているのも嫌だと言いたげに、立ち上がる。 )  後で、君は小鳥ちゃんに土下座してくるといい。 ――― 僕が例えば――灰になったとしよう。この世から一切が掻き消えたと。 最初は確かに悲しむだろうが、その後、あの娘が誰かの庇護を求めたりするものか。 そして、僕の娘がそんな事を言うはずがなかろう。 君が彼女を食おうとしても、逆に食われる方さ。 ――――こんな簡単な事もわからないなんて、君こそ、僕と小鳥ちゃんと一体なんだと思っているのか問い詰めたいね…! まったくもって不愉快――(響き渡る咆哮)  ――だ。  …………。  さて、「好きにしろ」といわれたので、好きにさせていただこう。 抵抗は認めない―――(くるりと振り返り、友人の前まで歩くと、強引に襟首を引っつかんで引き上げんとするだろう。 )(で、 咆哮三度目ー) (死亡フラグ) ――………  それは、かの有名なトミタケ時報というやつかな? [Sun 16 Sep 2007 02:42:41]
ザッハトルテ >  …………。 ( つむじの辺りに落とした拳をぐりぐりしたかも知らん。 ) 髪を切った(と言うと、真相とは語弊が生じるが)のもソレが原因かよ…! ――気にして損した。 とてもとても物凄く、それは大層損をした。 大損だっ…! ( 彼は自身の髪も気に入っていたと思っていた。 だから、それが短くなっているのに気が付いた時いかなる心境の変化が起きたものかと引っかかっていたのだけれど――物的証拠? 去年の年末頃のログにあるよ。 読むと悶絶するけれど。 )      …好きにしろよ。 ( きれいな微笑はそのままに大層不快がっているのが伝わった。 多分にこれは八つ当たりであり、彼に責はないのだろうけど――そこは譲れない。 こちらも淡とした態度のまま、殴って良いかと問う仕草へと、 ) 日頃は家族だ何だと口にするくせに、そんな時だけ都合良く放り出す手合いが遺すものなど良心的に引き受けられるものか。 どいつもこいつも自分から求めた縁だと云うに、それを一体何だと思って―――― ( 夜の静寂を裂く咆哮が再び。 ――咆哮? ――咆哮。 遠吠えだと思っていたものは、遠吠えってレベルじゃなかった ) …………… ( ふと、口調を改めて ) …西園寺。 最近流行りの、 死亡フラグ って知ってるか 。  [Sun 16 Sep 2007 02:30:28]
ミカド > (あ、ちなみに熊ーさんは、冬眠に備えて、食欲旺盛時期だそうです。怖いね!――何の話) [Sun 16 Sep 2007 02:14:40]
ミカド > 君の耳は正常さ! 僕は確かに、今「腕を跳ね飛ばされた」といったからね! 流石の僕も、あの時ばかりは驚いたね! 突然だもの!(しみじみと顎に手を当て、昔話を語るように)  余りの衝撃に気を失ったらしく、起きたら、腕がないんだよ。 その上、髪の毛もこの通り。 (自分の黒髪を指先で揺らして) 斬られた髪の毛は、戻ってこないところを見ると、黒蛇さんの代償は僕の髪の毛だったんじゃないかなーとは思ってるんだが、定かではなぐぉ  (ごっつん )――――ッッ!! (頭を抑えて蹲る。お猪口を落としそうになったが、何とかこらえて) ―――で、でも、ほら。その代わりに!良い事もあったんだよ? コレは、君もびっくりすると思う! ―――  腹が減らない。 食欲が一切ない。 綺麗なご婦人の首筋を見ても、唇を埋めるだけで、牙を突き立てたいと思わないっ! 後、えーと。思うに黒蛇君は、ツンデレだと思うので、もう少ししたら、デレてくれるんじゃないかなー?!(これ以上殴られてはタマランと、メリットっぽい事を並べ立てた  ツンデレ辺りもメリットですよ。ええ。)  ――― 。 (ふと、焦りや誤魔化し笑いを浮かべていた顔から、表情が消えていく。  目を丸く見開いて)  ――それは―――たとえ話や、冗談の類だとしても、趣味が悪いね。 (蹲ったまま、馬鹿話をしていた時と、なんら変わらぬ様子で言葉を続け) 僕と小鳥ちゃん、両方を侮辱する言葉だ。 (自分の娘を餌と呼び、自分を餌の親と呼んだ。 ) 流石に気分が悪い――――殴っていいかい? (拳固で殴られた頭を、ひょいと上げる。 隣の友人に向かって、小首を傾げて にこり と 笑った) [Sun 16 Sep 2007 02:12:37]
ザッハトルテ >  …。 ( 夜の帳を裂く高笑い。 …個々の素質に左右され易いもの、即ち「どうにもならない」部分が存在するという事。 ――それは判っているつもりだから、ぐちぐちと煩い事を言っても仕方のない話。 ) 歳を取るとあるかどうかも判らん落とし穴ばかりが気になって、口ばかり煩くなるものだな――おまけに幻聴も聞こえるらしい。 腕を跳ね飛ばすとか、跳ね飛ばすとか跳ね飛ばすとか――…  ………。 ( 取って付けたような笑顔にとりあえず拳を落としてみる事にした。 軽くこう、ごっつんこと。 ) ( 万が一の可能性。 表情が曇るのが自分でも判った ) ――…先に言っておく。 遺された家族を託す、そう仰るつもりなら―― ( 話して居ないから勿論彼は知らない。 けれど、そう聞かされるのはこれでふたりめだ。 通り過ぎた、もうどうにもならない話 ) ―――― ( そしてあの時と同じようにこう答える ) …餌をどうも有難う、そう答えれば良いんだな。 ( 周りに何もないものだから、遠吠えの正体が何かまるで見当がつかない。 ――今なら熊だって構うものか。 ) [Sun 16 Sep 2007 01:49:37]
ミカド > (途中送信きたこれ) (ちょっぴり自分でも「まずいかなー?」と思っているだけに、微妙な雰囲気を吹き飛ばすが如く、ぺらぺらと喋りだす)  はっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは ナァニ心配する事はないよ!なんと言っても、この僕の使い魔だ。何時かは脱皮か変身か魔法か何らかの変化を終えて、僕専用の素敵マジカルステッキ(本気狩る杖)になってくれるに違いないと思っているよ! 確かに、今はちょっぴりお転婆さんで、十中八九、僕の体に巻きついたり、跳ね返ったり、うっかり初登場時には僕の腕を跳ね飛ばしてくれたり何だりするような馬鹿使い魔だけど、何時かはきっと!信じる心は力になるって言うじゃないか!だからソンナに念入りに釘を刺さなくとも平気――(# が目に入った)  ――だと思うんだけど、出来るだけ自重していこうと思う…! (にこ!) ―――――― (確かに聞こえた。 「ぐぉーん」とか、「がおぉーん」 とか「きゅー」とかの声だった気もするが。 ) ………… 僕だって、今の暮らしを壊したいわけじゃないからね。安心するといいよ。 万が一があったとしても、君が傍に居るし、僕はさっぱり心配していない。 [Sun 16 Sep 2007 01:38:31]
ミカド > はっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは ナァニ心配する事はないよ!なんと言っても、この僕の使い魔だ [Sun 16 Sep 2007 01:30:47]
ザッハトルテ > ( 行動の可否はどうあれ、遠く毛玉の遠吠えがたっぷり長く尾を引いてそれが消える頃 ) 「絶対」など存在しないのは、判っているつもりだから――…  娘御の為にも可能な限り危険には近付きますな。 …それを人間が認めるかは別として、静かに暮らせればそれが一番だ。 [Sun 16 Sep 2007 01:27:25]
ザッハトルテ > もう三週間になるか――… ( 組んでいた足を揺らしてグラスを傾ける。 手酌に対し、軽く視線で謝った ) 個体差がありすぎて自身の話がさっぱり参考にならんからなあ…――話を総合すると、彼女は周囲への配慮を欠かさない御仁のようだから無茶はしないと思う。 周囲の心配をよそに徒に血を試すような真似はしないだろう、とね。 ( 空にしたグラスを傍らに置いて耳を傾ける事しばし。 「余り使う気がしない」のくだりには、同感と頷いたものだが ) ……    ( やがて肩に手を置こうと、腕を伸ばして )     それ、  絶 対   喚ぶな。 ( ぴきぴき。 太陽の如き満面の笑みに対して向けるツラには ♯ ← こんなマークが浮かんでいる ) できる事が限られているのは良い、どっかの三文作家が大好きな「神をも殺す伝説の魔剣」なんぞに比べればよっぽど良い。 ( 物書きの愚痴はいった ) だがしかし代償がとか、そもそも使いこなせないかもとか、絶っっ対それは自滅フラグだ…! ( 肩に手を置けたならがくがく揺さ振る所存。 そらもう。 ) [Sun 16 Sep 2007 01:27:06]
ミカド > こちらに来ているから、ヴェイトスの状況はさっぱり分からないけれど、流石に――三週間も経ったんだ。それなりに静かになっていると思う。  ―――(「古い因習が抜けない」) (まるで、それらに困らせられた事が有るような言い回しだと思った。ちらりと横目で視線を流して、無言で言葉の続きを待つが―― 彼自身が、あまり話したくはない話の模様。 言葉を重ねて流すのを聞いて、こちらも深く詮索しない事にした) マリィの件は――彼女が僕に話を持ってきたら、の話にしよう。  ある意味、彼女がこちらに話を持ってくるような事態なら、僕も冗談半分に聞くわけにはいかないしね。 ――  さて。 ( 二杯目は手酌。酒を猪口に注いで、背中を壁に預けた) ――ふむ。 そうか。 どこから話すも、話すことなんてコレだけなんだけどね。 あまり使う気のない使い魔君だ。 名前も未だに付けてない。 ドドルゲフのように愛嬌があるわけでもなければ、意思疎通―――しているのか、してないのか、正直怪しいものだし(続く言葉が、だんだん愚痴っぽく、早口に)いちいち代償を求めるとか面倒だし出来る事が限られているしその出来る事も危なっかしくて使いこなせるか謎。 ( にこっ! )(微笑みを浮かべて言い切った)  こんな感じかな! (にこにこ!) [Sun 16 Sep 2007 01:11:16]
ザッハトルテ > ( ナチュラルは誰も責められないんだぜ…! それに、毛玉で頭一杯だったのは事実だし(…。)) 地方村か。 鼠鼠と騒がれている間は、正直近寄りたくないのだけれどね。 …過疎地の人間はそれは排他的なものだよ。 おまけに古い因習がなかなか抜けないと来ているし――… ( 口にしたばかりの言葉を自分で打ち消す ) …ヴェイトス島の人間もそうとは限らないか。 ( とまれ、葉が紅く染まった頃に改めて計画立てれば良いだろう。 頷いて話題を切った ) 以心伝心だな、彼女も似たような事を言っていた。 ( その件で彼に頼るつもりはないと。 そのシンクロニティが可笑しくてグラスを手の中で転がしながら、 ) …それもそうか。 彼女に限ってそれはないと思いたいが、選択の余地があるのなら、余り…自虐的だったり内罰的な手段は選んでほしくないと思ったのだけれど――その辺はマリィゴールド嬢を信頼するしかないか。 我ながら詮無い話をした。 ( かくして、その話もそこで収束。 首を傾げた表情に頷いてみせて ) そこまでは聞いてる。 そこまでしか聞いてないとも言うね。 まあ――…彼女に対する危惧同様、余りに危険なものでなければ四の五の言うつもりもないんだが。 ( そも、彼の場合は既に契約も済んでいるのだし。 …してみれば要らぬ世話もいい所かも知らん。 ) [Sun 16 Sep 2007 00:55:00]
ミカド > ( ナ チ ュ ラ ル に毛玉の事で頭が一杯だったんだろうと思ってた貴族様。 背後単位でそう思っていたなんていえない罠発生中。 自分の友人の性格を、なまじ知っているが故のミステイクといおうか――!!(謝れ) あるいは、ノスフェラトゥのお嬢さんに謝るべきだと思いつ―――その違和感に気がつけない男は、さもありなん と、頷いて、酒に口をつけた。)――紅葉を見るなら地方村でも十分だと思う。 鼠騒ぎで色々大変だと聞くけれど、樹まで齧り倒す鼠は居ないだろうし――…葉の時期ばかりは、向こうについてからかな。 ( 川の涼しげな音色に、酒の香りが混じる。酒に口を付ける間が空く。  体から空気を抜くように、細く、長く息を吐き出し、そろりと瞳だけを動かして、そちらの様子を伺った) ふぅん―――マリィが。   彼女が僕に相談事を持ちかけるとは思えないけれど―…正直、相談されたところで、僕がどうこう出来るかと問われればNOなんだよね。二匹目の使い魔は、個々の能力によると聞くし。 契約方法もさまざま。 君だってそうだろう? ―――聖画家…ティエン君がどんなリスクを負っているかは知らないけれど、本人が「そう」だと決めた手段を、避ける…あるいは、覆す手段を僕は知らない。  だから、力になれる自信はない。 ―――そりゃ、彼女が、僕を頼るというのなら、調べようとは思うけど。 (逸らした視線が、「それはない」と、語っているわけだが。)  ―――― 。  (黒い蛇の話。 なんだかんだとしている間に、今日の今日まで話さずじまいだった話だ。 隠していたわけではないけれど――……改めて問われると、どう切り出したものか迷う話。 首をかっくし傾げ) 僕の二匹目の使い魔だってことは、話したっけ? [Sun 16 Sep 2007 00:37:20]
ザッハトルテ > ( 続けて冷酒の瓶を取り出し、注ぐ。 先日飲み口の甘い、軽めなものを選ばせた――宿の人間フル活用とも云う――つもり。 水の匂いの中に酒精の香りが淡く立つ ) …悪かったな。 三色毛玉が珍しすぎるんだ。 さて、秋の深まりとやらは今年は何時頃からだろうね。 ( 花火の晩に話したのは、別の氏族の来訪についてだと思ったけれど。 ――或いはこちらには聞かせたくない話なのかも知れぬと、素知らぬふりを決め込んで自分用の洋酒の手配に取り掛かる。 手元に視線を落としたきり目を合わせないのはその為の。 ) そろそろ「二匹目」を考える時期らしい。 我々より早くそれを迎えた聖画家殿の「それ」はね、どうも召喚出す都度リスクと云うか――…コストが大きかったんだよ。 だから、出来れば――ね。 ( グラスに琥珀色を満たして顔を上げる。 軽く向けて乾杯の形を取ってみせ ) 西園寺の話を聞こう聞こうと思って聞きそびれてしまった。 ――黒い蛇とやらは、その辺は? [Sun 16 Sep 2007 00:16:25]
ミカド > …君は毛玉の事になると、本当に我を忘れるというか、人が変わるというか……( つまりは、花火を楽しむ余裕もなかったと。 肩を落として溜息をつく。 ) 仕方ない。ならば別の方向で「見る楽しみ」を――次は紅葉でも見に行くかい? 花見と違って、紅葉なら、静かに見れると思うけど。     ――…マリィがどうかしたのかい? (差し出された猪口を片手で受け取り、逆に、差し出す。 酒が注がれるのを待つつもり) ………話が見えないな。 マリィの下僕というのは、彼女の仕事上の客の話ではないのだよね? (首を傾げて) ………何か、そのような話をしたのかな [Sun 16 Sep 2007 00:02:49]
ザッハトルテ > 凄い音だとは思った。 …遺憾な事に、あの時は話の内容の方が衝撃的でね。 ( 花火の晩の。 そういう事に、しておく――誰に対しての嘘なのだろう、これは。 桶を間に挟み、遅れて座る ) ならば淑女の嗜みとして、殿方を立てる呑み方とやらを教える時期なのかも知れないね。 それについて「だけ」は、残念ながらマリィゴールド嬢を手本にさせてはいけないようだ。 ( ともすればワインの1本くらいその場で空けそうな麗人に対して、彼が作る渋面を思い浮かべてひっそりと笑った。 ――さて、かの御方の名前が出たところで口調を切り替える ) くだんの麗人についてなのだけれどね西園寺。 「下僕」の件で、もし彼女の方から相談される事があったらの話――可能な限りリスクの少ない方法を薦めてほしい。 ミドリという名の犬毛玉の方じゃなくて。 ( そこで話を切り、桶の中からまずは猪口を出してそちらへと。 大事な話だとは思うが必要以上に重くするのは望まない、酒に紛らせるくらいが丁度良い。 ) [Sat 15 Sep 2007 23:52:56]
ミカド > なんだ、素っ気無いじゃないか。 もしや、花火も同じように見ていたのかい?―――……きっと、実物を見れば、感想も変わると思うけど――…( 案内されるまま、後ろを大人しくついていく。 成る程――彼は、しっかりと下調べをしていたらしい。促されるままに腰を下ろして、羽織の襟元を緩めた) ――そろそろ15も過ぎて、16.7といったところだろう。 ……女の酒飲みは、僕は好かない。 (友人の仕草に、少しだけ拗ねたよう。 ふん、と、そっぽを向く) 一口二口、唇を湿らす程度でよろしい。 ―――あんなにカパカパのまれては、先に男の方が――……( 既に酒飲み対決の勝敗はついているのだ。その時のことを思い出して、語気が荒くなる。  ―― 途中でビークール。ビークールと言い聞かせて、言葉を切るが) [Sat 15 Sep 2007 23:41:09]
ザッハトルテ >  …そう。 ( 見ているだけでも楽しめるもの、それが蛍やら花火やらの本質らしい。 他人事のように素っ気無く相槌を打つと背を向け、緩々と再び歩き出す ) 宿の人がね、此処で客に出す魚を取っているんだそうだ。 この近くにそれ用の小屋が――と言っても乗合馬車の停留所のようなもので、雨除けの空間がある程度らしいが――あるんだと。 ああ、噂をすればだ。 ( やがて前方右手に川を臨む形で、茶屋で見かける竹製のベンチを壁と天井で囲ったような庵が見えて来よう。 手にしていた酒入りの桶をふらりと揺らしてそこを示した ) 今度で幾つになるんだっけか、伯爵令嬢リコリス=西園寺は。 13…14か15か、そこいら? 既に充分酒豪の風格を現しておられるのが心配だね、親娘で酌み交わすには。 ( 逆に酒には強くなさそうな父君を指して小さく肩を竦める真似 ) ――さ、座るならそこへ。 [Sat 15 Sep 2007 23:25:07]
ミカド > 君はもしかしたら、蛍をランプか提灯のように思っているんじゃないかな? … 蛍はね、花火と同じさ―――見ているだけで楽しい。 君が猫毛玉を見て和むのと同じで――… (娘を持ち出されると、途端黙り込む) ……… 流石に酒呑みに付き合わせるわけにもいかないしねぇ。 だけど、あの子も――あと一年もたてば、普通に酒を飲めるような年になるんだね。 早いものだ。 ( 蛍の姿を探してか、あるいは雲に隠れた月を探すように、辺りを見回して) ――どこら辺までいくんだい? [Sat 15 Sep 2007 23:14:24]
ザッハトルテ > ( ヴェイトスのそれと比べて浅いのか、まばらに石が顔を出している川の流れ。 下ってきた清流がそれにぶつかって細かに砕けてはまた流れ。 生憎月は雲にその姿を隠しがちだが、その様子をもこの双眸は捉えてしまうから、そっと首を横に振った。 「見た事がない」と ) 蛍。 夜闇に浮かび上がる仄明るいコントラストを楽しむもの だと聞いている。 夜も、その中の光も我々の視覚には何ら影響を及ぼすまいに? ( だが、彼は見たかったと言う。 それは人間だった頃の名残か、そう思うと言葉に詰まり ) ――…   蛍の季節だったなら、今ここに娘御の姿もあったのだろうにね。 彼女も恐らく見た事はなかろうから。 [Sat 15 Sep 2007 23:00:15]
ミカド > ――意味のないもの とは、随分とばっさりと言い切ったものだね。 蛍が聞いていたら、機嫌を悪くしそうだ。 (さらさらと穏やかに流れる川を眺めていた瞳が、するりと細められた。) しかし蛍、蛍か―― 見たかったな。  小指の先程の光が、草を仄かに照らす様子は、見ていて和む。  ――蛍を見たことは? ( 振り返った友人へ、視線を滑らせて) [Sat 15 Sep 2007 22:50:44]
お知らせ > ミカドさんが来ました。 『(カラリコロリと慣れた下駄の音を鳴らしながら)』 [Sat 15 Sep 2007 22:40:04]
ザッハトルテ > ( 水辺特有の冷たい風が足元を攫っていく。 長く流水にさらされてすっかり角の取れた、丸い砂利を下駄の歯が踏む。 異国の衣装――桑実色と白、片身変わりの着流しもそろそろ慣れたもの。 ) もう少し早い季節なら、蛍が見られたそうなのだけどね。 もっとも我々には余り意味のないものだが。 ( 背後を振り返る ) [Sat 15 Sep 2007 22:37:52]
お知らせ > ザッハトルテさんが入室されました。 『( 川辺の風 )』 [Sat 15 Sep 2007 22:34:02]
お知らせ > ザッハトルテさんが帰りました。 『( 翌日、刻み煙草と煙管が届けられる。 そこに至るまでの長い長い夜の話 )』 [Fri 14 Sep 2007 03:10:25]
ザッハトルテ >   煙草買って来て貰えませんか ッ…!! ( ――ええ限界でしたとも。 )  [Fri 14 Sep 2007 03:06:40]
ザッハトルテ > ( 良く磨かれた廊下に両手をついて身を支え )    (「外界からの遮断」 「長期滞在」 「他の客の不在」 そして「宿の人間」――――余りにも条件が揃い過ぎた。  ここいらが限界点かも知らん――  )  ――――――。  ( ――…そして。 この場合「間が悪い」と「魔が差した」 そのどちらが妥当なのだろう。 折悪しく渡り廊下の向こうから、かの国の文化特有の擦るような足音がひたひたと此方へ、 )    …  ( よりによって「こんな時に」 ――諦念に薄紙一枚分の笑みを浮かべて、ふらりと近付き―― ) [Fri 14 Sep 2007 03:05:50]
ザッハトルテ > ( 初秋の風に、そろそろ季節外れとなった風鈴が遠く揺れて鳴る。 その音が余りに良く響くので静寂の深さがより際立った。 )  ( 目を閉じる。 ――視界を遮断すると、そう遠くない処で誰かと誰かの話し声が耳に届いた。 ――出島の中心地から離れ、どこか人里離れた感のある此処とて無人ではない。 宿なのだから従業員が居て何くれとなく、時には必要以上に世話をさせる羽目になってからゆうに二週間を越えている。  宿の、 人間  ――――そう区切るなら、それも言葉遊びの範疇の。 ) [Fri 14 Sep 2007 02:52:17]
ザッハトルテ > ――…   ( 渡り廊下にひとり、残された ) [Fri 14 Sep 2007 02:41:50]
ザッハトルテ > ( …とは云え、その身のこなしの一挙一動から目を離せないのだから仕方がない。 身を翻したならそのように、音もなく佇むならばそれはそれで見入られずにおれないのだから。 見入る 魅入る――頭のほんの片隅で、言葉にて遊ぶ。 ――…その僅かな間隙に、気紛れな彼女は姿を消してしまっていた。 せめて蛍火のひとつも漂っていたならば、そちらに敗れたのだと思う事もできたのだけれど。 ) [Fri 14 Sep 2007 02:40:52]
ザッハトルテ > ( 朔を越え、上空には細い銀の月が浮かぶ晩の事。 渡り廊下の中程に座り、今宵も今宵とて宿の女主人殿との逢瀬に遊んでいる。 この女主人殿は非常に気紛れで、その移り気な事月の如し。 ) 夜毎姿を変える、不実な月に心を映されますな ――…だっけ。 ( フェアリンかどこかの文豪が綴ったのは。 ) [Fri 14 Sep 2007 02:34:05]
お知らせ > ザッハトルテさんが入室されました。 『《 Red zone 》』 [Fri 14 Sep 2007 02:21:55]
お知らせ > ザッハトルテさんが帰りました。 『( ―――――― )』 [Sun 9 Sep 2007 12:45:33]
ザッハトルテ > ( 魚の血にまで渇きを覚えるようになったら、流石に終わりか。 ) ( 膝を伸ばし、 ) もう正午を回ったか。 昼の残りに何か、君の餌がないか聞いて来るよ。 少しそこで待っていて―― ( 立ち眩む。 そこで改めて、魚は兎も角――鼠人間のそれに渇きを覚えた己を、思い出した ) [Sun 9 Sep 2007 12:42:00]
ザッハトルテ > ――…。 ( 無意識に ふ、 と息を吐いた。 恐らく安堵したのだろう――「触れなくて」 )  ( 走った傷に沿って滲み出す血が珠に形を変えた頃、舌先でそれを拭い取る。 ――…自分の血なら、平気なんだ ) …    ( 血。 そう云えば、 ) 魚の――…なら、平気 だった な――…  ( 先日三色毛玉にやったのは生の秋刀魚。 なれば毛玉がそれを喰う際、その血も流れたはずだから。 …その様子は、普通に見ていた。 )   ……。 [Sun 9 Sep 2007 12:31:02]
ザッハトルテ > ( その結果、 )    ( ぺっし。 )  ……………。  ( ひっかかりた ) [Sun 9 Sep 2007 12:22:28]
ザッハトルテ > ( 浴衣の裾を押さえながら、その場に屈み込んだ )    ( ――自分の中で理屈のすり替えが起きているのを自覚する。 毛玉を触れないのは「猫の警戒心が強く、逃げられてしまうから」じゃない。 時に黒死病そのものとして疎まれるモノ、鬱々とする余り周囲に負担をかけてばかりいるモノが、それを伝染すのがいやだから、近づけないし触れない。 …欺瞞の所在はこんなにも明らかで。 ――そこまで理解していて、それでも何故か手を出した ) [Sun 9 Sep 2007 12:21:40]
ザッハトルテ >  …参ったな、今日は何も持ってないんだ。 そも、先日の生魚も私が用意したものじゃないし――… いやいやそこで鳴かれても。 ああああそこで、擦り寄られてもっ…!  ( 宿の飼い猫はいい加減人馴れしているようで、人間、否 二本足が自分に危害を加えないと知り尽くしているようだった。 少々騒いだ程度では逃げない。 )  ( だから―――― )    ( ……………… )    ……      ( これなら、触れるんじゃないかと思って ) [Sun 9 Sep 2007 12:14:13]
ザッハトルテ > ――…。 ( 此方の居心地の悪さを察したのだろう、部屋の布団を敷き直しておいたとの連絡を残して仲居は廊下の向こうへと姿を消した。 やって来た経緯が経緯だけにすっかり療養旅行だと思われているらしい。 差し詰め貴族の気に入りの書生が――書生というにはかなりトウが立っているが――体調を崩して、と云ったところか。 もっとも当の伯爵殿も「一身上の理由で」昼は寝たきりなのだけれど。 )  ( その場にひとり残された。 確か、百日紅 とかいう樹が初秋の風に揺れるのに合わせ、背筋を伸ばす。 ――沢までの道は把握してきた。 後は月見の頃合を計るのみ――何も見頃まで待たなければならないという訳じゃない、晦日月でも繊月でも構わないだろう。 その辺りは「風流」や「侘び・寂び」を重んじるかの国のひとに合わせようと思う。 ) 後は、酒と――…  ( 蓮華と彼岸花を足して割ったような、風蝶草の中から気紛れな当宿の令嬢の姿。 ) ……さんしょく。 [Sun 9 Sep 2007 12:01:47]
ザッハトルテ > ( 正午を目前に控え、陽は十二分に高い。 ――晴天の空を見上げると、夏ほどの厳しさを失った日光にそれでも眼球の奥を灼かれそうな気がする。 ぼんやりと佇んでいると、世話好きな仲居に声をかけられた ) …裏手の沢を見に行ってました。 近々そこで月見でもしようかという話になって。 ――…月見も何も、今日明日かそこらは新月だと思うのですけども。   ……  ( それが職務であれ個人の資質であれ、先方の相槌の柔らかさに座りの悪さを自覚する。 間が保たない、というやつだ ) [Sun 9 Sep 2007 11:38:46]
お知らせ > ザッハトルテさんが来ました。 『( 宿の中庭 )』 [Sun 9 Sep 2007 11:25:31]
お知らせ > ザッハトルテ@宿さんが退室されました。 『(「勘付かれていたらどうしようか」などと、勝手に想像して煩悶するばかりの夜 )』 [Fri 7 Sep 2007 05:27:28]
ザッハトルテ@宿 > ちょ…!! 西園寺は確かに、その――ひとの話を聞かない時があるが、今日に限って何でまた。 ひょっとしてひっそり御機嫌斜めだったりするのか、そうかそうなのかーっ…! ( 自覚しているもの、そうでないもの含めて後ろめたさの材料は山ほどある。 勘繰り出すと止まらない性質の男は、心中を図りかねて狼狽するばかり。 引っ掴んだ履物に指通すのももどかしく後を追いかけて ) [Fri 7 Sep 2007 05:25:31]
お知らせ > ミカドさんが帰りました。 『(三毛猫だけが、平和そうに、なーごと鳴く)』 [Fri 7 Sep 2007 05:20:07]
ミカド > いいや、言っていただく。 一度は僕に言いかけたのだから、話そうとしたことがあったんだろう?  ちゃんと話すように。―――  さーぁ、どんな話を聞かせてくれるのかな?楽しみだね!!   桃花嬢も誘っておこうかな?はっはっはっはっはっは(深夜に高笑いする迷惑客は、制止の声も聞かずに、ずかずかと外へ) [Fri 7 Sep 2007 05:19:26]
ザッハトルテ@宿 > ( こんな時の彼は実に果断だ。 ――見れば、魚も殆ど骨を残すだけになっていた。 皿を拾い上げると慌てて立ち上がり、後を追う。 驚いた毛玉が数歩退いたがこの際致し方ないだろう ) いやいやいやいや言わないから。 つか忘れなさい、今の話はなかった――我々は ( ひと言ずつはっきり区切った ) この夜は、三色毛玉を眺めて とても仲良く過ごしました 。 それで良いじゃないかっ… ――ってちょっと待て、履物がないんだよ。 そこで納得して、ひとりで先に行くんじゃないっ…! [Fri 7 Sep 2007 05:12:04]
ミカド > なんだい。(今度は此方が、目を丸くして瞬きを) …慌てて隠すような事を聞こうとしていたのかな? ―――遠慮せずに聞いてみるといいよ。 其処まで言っておいて、今更無しだなんて、意地が悪いぞ?(背中で百日紅の樹を押すと、そちらへ近づき―――) ……………。 (軽く睨みつけるように見つめて)  ――――よろしい。では、部屋で聞こう。 このまま中庭を突っ切って、外まで行こうか。 何、酒屋が開いていないなら、宿の者を叩き起こせば良い。 (返事を聞かずに、つかつかと庭を突っ切って外へでようと歩き出した)  さぁ、参ろうか。 今日は僕が寝るまで、話に付き合っていただく。あわよくば露天風呂にも付き合っていただこう(←あきらめてなかった) [Fri 7 Sep 2007 05:05:25]
ザッハトルテ@宿 >  …拳が飛んだよ。 とても小さなのがこう、まっすぐに。 ( 平手どころの話じゃなかったと、ひっそりと ) ――――――――  ( その時はまた平手か、もしくは。 動揺を隠し切れずに上体が斜めによれて、 ) ……………  そんなの、幾ら何でも聞けるかっ…! ――…何でもない。 本っっ当に何でもないので、西園寺は可及的速やかに今の話は忘れるよーに。 余り騒ぐと三色毛玉が逃げる、静粛に静粛に―― ( 羽織の袖をばたばた振る。 人間じゃないくせにいやな汗が滲んで、背中は冷たいくせに顔だけが熱を帯びるのだから厄介なもの。 我関せずとばかりに超然とした毛玉を、羨ましいと同時に小憎くも思ってしまう――話をはぐらかすように ) …まだ店はやっているかな。 毛玉の食事が終わったら酒屋でも探しに行かないか、月見酒用に2本、こちらのもので軽めのものと――…洋酒を探しに。 ( かなり無理矢理に話題を切り替える ) [Fri 7 Sep 2007 04:56:57]
ミカド > (途中送信) (袖に手を入れ、腕を組む。―― 猫と、猫を見る友人を眺めて) そのときは、また平手か、口付けか――― どちらだろうねぇ。 (考えていた事を見透かした…と、いうよりは、その時の話を思い出しての言葉だ。 視線は猫が秋刀魚を食むのを眺めたまま。 )  ………… 意味が分からないな。人は何の為に? ……その? (言い辛そうに言葉を濁す友人に、首を傾げた)  [Fri 7 Sep 2007 04:45:26]
ミカド > (袖に手を入れ、腕を組む。―― 猫と、猫を見る友人を眺めて) そのときは、また平手か、口付けか―――(言い辛そうに言葉を濁す友人に、首を傾げた) …… [Fri 7 Sep 2007 04:43:37]
ザッハトルテ@宿 > 生き延びる為に誰かに懐く生き物じゃあない気がするのだよね、猫は。 生存本能と自由意志のどちらがより上位に位置するか――…確かに蛇足だな。 ( 小さく首を横に振る。 結んだ髪がはらりと首から肩に落ちかかり ) 外野が幾ら議論したとて毛玉の本当の気持ちは毛玉にしか判らん、か。 (「嬉しい」――感情を表す単語。 原初には存在しなかったもの。 模倣から築き上げたそれは崩れて、後になってそれはどうやら偽物だったと気づいて以来、それきり受け容れられなくなっているもの。 もし密やかな微笑を目にしていたなら、きっと罪悪感で眠れなくなる ) ……何せ間の悪い事が重なった道中だし、丁度今頃御戻りで「あいつ、また居ない」と御立腹かもしれないけどね。 ――… ( 気になる事。 聞かれて反射的に顔を上げ、姿勢を正して、 )    ( 「癖」――口元へ手をやりつつ目が逃げる ) …いや何でも。 …犬毛玉は嬉しいと尾を振る、あれは別に「振ろう」と思ってやっている訳じゃないんだろう多分。 不随意ってやつだ――では人の場合はどうなんだろう。 人は何の為に、その――…   ( そこではた、と言いよどんだ。 よくよく考えたら、同じ事をしてきた(彼の場合は「してくる」だが)御仁がここにもいるじゃないか。 ) [Fri 7 Sep 2007 04:34:43]
ミカド > ――その場合、拾った時点で、その猫の運命は決まっているように思う。 死ぬか、生きられるか。 ――生きられたなら、おそらくは、どう足掻いても此方に懐くか、何かするだろうよ。 ――そして、その猫は、自分の名前を「子毛玉」だと思うに違いない。――― それに。 猫にも選ぶ権利があるから、心配ないよ。 此方が名づけた名前が気にいらないなら、無視してくださるさ。―――― 。  ……そもそも。先程のナインテイル云々は、「名付けよ」というよりは、なんと呼ぶのかに興味があっただけなんだけどね。  (  頷く友人。 ああ、やっとだ。 この旅行にきて、初めて「嬉しい」と )  …………。 (ひっそり微笑んで、目を伏せた)   ………んん、成る程。 其れは確かに――。   ……?  (黙る友人へ視線を流し)  何か気になる事でも? [Fri 7 Sep 2007 04:18:02]
ザッハトルテ@宿 > ( 毛玉は魚まっしぐら、そして不審人物は毛玉にまっしぐら。 ――本当に主人(貴族様)が居て良かった。 ) …例えばの話、西園寺が夜会の帰りにでも、生まれたての痩せた子毛玉を見かけたとするよ。 親も兄弟も居なくて、このままではきっと死んでしまう。 放っておく訳にもいかず、連れ帰って回復するまで面倒を見る。 「便宜上」名前を付けて、2時間おきに鳴き出す毛玉に時間を割かれながら何とか毛玉が元気になって、その頃にいきがかり上付けた名前に反応するようになって御覧? ――多分、もう飼わざるを得なくなるから。 ( 長々と喋るだけ喋って息を吐いた。 嬉しいかと問われると、「それ」が受け容れられずに困惑するばかりなのだが――こくりと頷く。 …とは言え、毛玉を求めて下を向いたままだからそちらに表情は見えなかろうけれど。 ) ――…多分ね。 ( 戻っていない ) 遠出して、帰っても連絡を寄越さないと御怒りだったくらいだもの。 御本人が同じ轍を踏むとも―― ( 思えない、と言いかけて語尾が消える ) ………………。 ( そのまま黙りこくった ) [Fri 7 Sep 2007 04:05:16]
ミカド > (不審人物――其れか、ものすごい猫好きの外人さんか。 でも、大丈夫!今日はお供(ミカド)がいるし! 猫を眺める友人を、満足そうに眺めながら、こちらは百日紅の傍へ。 ) いいじゃないか。―――こちらがつける名前なんぞ、猫殿も犬殿も、どうせ「人間の鳴き声の一つ」にしか聞こえてはおるまいよ。 ――― そも、名前をつけるなというのなら、その、ほにゃらら毛玉とて、名前には違いない。 其処まで難しく考える事でもないと思うんだけどね。 ―――――嬉しいかい?  (百日紅の樹に背中を預けて尋ねた)  (「ティエン」) ――――そういえば、彼女はまだ帰っていないのかな。ヴェイトスに。 (猫は秋刀魚にまっしぐらだろう。 友人と似たような格好で秋刀魚に、がぶりと食らいつく)  [Fri 7 Sep 2007 03:55:50]
ザッハトルテ@宿 > ( 縁側に座したまま、足元の砂利に皿を置いた。 つられて寄って来た毛玉を身を乗り出して覗き込む。 頭から背中にかけてを彩る三色の毛並みをまじまじと眺めながら ) 飼いもしないうちに名前を付けるのはよくないんだよ。 名前を付けて、それが自分の名前なのだと認識するようになったらもう知らぬ顔はできないだろう? 名前を付けるって行為は思いの他重いものなんだ。 ティエン嬢は別の意味でそう説いたものだけれど――…ああ本当に三色だ。 初めて見たー…ナインテイルにも居なかったんだよ、三色毛玉。 ( 肩甲骨を張り出してうずくまる猫のように姿勢を低くして、凝視。 三毛ー三毛ー。 …もし傍から見たら不審人物に見える事間違いなしだ。 ) [Fri 7 Sep 2007 03:49:12]
ミカド > いやいや、納得した。 君のネーミングセンスは、面白いよね。 一度ナインテイルに行って、端から端まで名づけるのを聞いてみたいね。 (白黒毛玉(ぱんだ)から始まり、しましま毛玉とか、とにかくバリエーション豊かな「毛玉シリーズ」になってしまうのではないだろうか。 ――そんな想像をして、くすくす笑いながら、皿を手渡す) 桃花嬢は気まぐれだそうだよ。 この時間の、この庭は、彼女の散歩コースらしい。 ( 初めて猫に接するような彼の様子に、にやついた。 ―― 毛艶のよい三毛猫は、渡された皿につられて、ふらふらとそちらへ歩み寄る事だろう) ……遠くアマウラに来ても、仕事をしている男が何を言う。 ――― 三毛猫、探していたんだろう? 狸や狐じゃ満足できなかったようだし。  [Fri 7 Sep 2007 03:37:51]
ザッハトルテ@宿 > だって、白黒茶の三色じゃないか。 ――それとも目の色を加えて四色? それなら問題ないっ?! ――…っ ( 大声を出しても毛玉が逃げてしまいそうで慌てて手前の口を塞ぐ。 変にテンションが上がった自覚はあるのだが、自分ではどうにもできないのが実情。 いっそ笑いたくなるくらいに「意識の焦点が合った」 ) 何で気付かなかったんだ私は。 知っていれば毎日だって眺めに来ていたのに――… ( ふらり、と揺れる秋刀魚は毛玉ではなくこちらの鼻先に。 虚を突かれ、ぽかんとした後一瞬困ったような顔をした。 ――毛玉には触れない。 「それ」と、毛玉を見つけてわざわざ知らせてくれた気遣いとを天秤に掛けて、結局手を出す事にした。 ――触れずとも餌付けはしているのだからと、いつものように理由を後付ける ) ……遠くアマウラでも毛玉に餌をやる事になるとは思わなんだ。 おいで三色、そっちの背の高い二本足からの贈り物だそうだよ。 [Fri 7 Sep 2007 03:28:18]
ミカド > ……そうか、三色毛玉と呼ぶのか。(しみぢみ)(妙なところに感心しながら、皿を右へ左へ動かした。 猫の視線がその動きに釣られて、右左)―――― 僕も知らなかったんだよ。昨日まで。 昨日、風呂に入りに行く途中で、偶然桃花嬢にであってねぇ。 彼女の名前を当てられたら、膝の上に乗れ、当てる事が出来なかったら、秋刀魚をプレゼントすると約束したんだよ。( こっちへ来い と、 手招き。 皿を猫の前ではなく、貴方の方へ差し出して)  ……… ほれ。 (代わりに魚をやれ、と言う事らしい。) [Fri 7 Sep 2007 03:15:19]
ザッハトルテ@宿 > …三色毛玉だ。 ( 砂利の上でも足音ひとつ立てず、行儀良く箱座りする毛玉の姿がそこにある。 表情は一切出ないが、瞬きはせず尾だけが左右に揺れている。 それが如実に皿への興味を表していた ) 三毛。 毛玉、けだま――…宿に飼い猫が居るなんて知らなかった。 毛玉ー… ( 今自分まで庭に下りれば、驚いて逃げてしまうかもしれない。 縁側の上に座り込み、うろうろと皿と毛玉の間で視線を往復させて ) ……西園寺、毛玉に魚。 そこで待たさない、焦らさないっ…! ( ぺしぺし膝を叩いて、毛玉の代わりに催促 ) [Fri 7 Sep 2007 03:07:00]
ミカド > (咲き乱れる風蝶草の合間から、ひょっこりと顔を出す猫が居る。 ) ――――― 桃花嬢だ。 (先ほど聞いたばかりの猫の名前。 …やはり宿の飼い猫だった。 名前を呼ばれて「にゃぁ」と鳴く猫を、得意げに紹介した。 ) 彼女を雄だとばかり思っていたんだよね。 (少し離れた位置で、両足を揃えて、ちょこんと座った。 見上げる猫の視線は、皿に一直線) [Fri 7 Sep 2007 03:00:02]
ザッハトルテ@宿 >   …。  ( 賭けのコイン、餌をねだって、甲高い鳴き声で猫が鳴く ) [Fri 7 Sep 2007 02:54:39]
ザッハトルテ@宿 > …そうしようか、( 月見酒。 ) 中秋の名月とは相ならなかったのが残念だね、本当に 今回は――…色々とタイミングの合わない事。 ( ノスフェラトゥの訪問にこちらの不調、こうして並べるとつくづく彼は巻き込まれているだけで、…これは本当にどうにかしないと。 ) 西園寺が賭けに負けたなど、狐狸の類に騙されたんじゃないのかね。 何せ狐と狸が湯に浸かりに来るような場所だし――… ( ねこ。 自分も履物を探して縁側へと視線を走らせる。 ――と、整えられた植え込みの中から猫が鳴いた ) [Fri 7 Sep 2007 02:50:44]
ミカド >   猫や  猫や――――(百日紅の花が散る砂利の上を歩きながら、呼びかけた) [Fri 7 Sep 2007 02:44:06]
ミカド > (背中を向けたまま、軽く顔を上げる。 頭が僅かに揺らいで―― 何事も無かったかのように、足を速めた) ―――いいね。 僕の代わりに、赤い日に染まるアマウラを見てきておくれ。 僕は遅れて行くよ。 ――そうだな、酒を片手に水面に写る月見酒といこうじゃないか。 ( 日の昇っている間は起きられない男は、からから笑った。)(「ヒントを」)… ―――難しい事は言ってないよ。ぼかしているわけでもない。そのままだよ。――― 昨日、中庭で会った子と賭けをして、僕が負けたから――この秋刀魚をあげると約束したんだよ。 ( にんまり 貼りついた笑みは消えずに、渡り廊下へ――散策用に用意された履物を突っかけて、中庭へと降りて)  [Fri 7 Sep 2007 02:41:29]
ザッハトルテ@宿 > ( 後に続いて歩く。 声がどこか遠く聞こえるのは単に、背中越しだから――唇だけが他人のもののように、つらつらと言葉を投げ返す ) 沢じゃ魚や蟹が見られるんだとさ。 是非見て来いと言われた…と思う。 ああ、確かに夕餉の材料はそこから獲ってくるのかもしれないね。 明日の夕暮れにでも行ってみる?  …  ( 彼が言うからには間違いなく旨いものだったろう、その鮎は。 自分は偏食のひと言で魚を膳から退けているものだから、目を伏せる。 急に振り返られて思わずぶつかりそうになった ) ――…と。 … 賭け。 負け…――御免、益々訳が判らない。 勿体をつけるのは構わないが、もうちょっとヒントを――それとももう目の前にあるのかな、答えは。 ( 手品の種明かしを控えたような笑顔を見返して、ついと中庭を一望する ) [Fri 7 Sep 2007 02:32:57]
ミカド > (秋刀魚の乗った皿を片手に、とたとたと廊下を進み始めた。後ろをついてくるだろうと、振り返りもせずに。)――ああ、沢まで降りてみるのも良いかもしれないねぇ。 お互い、見掛けによらず「身軽」で「丈夫」なのだし。 …もっとも、君とは違って、僕は転がって到着するかもしらんが。(運動神経とか0の男だもの) ――夕飯に鮎がでたのは、そこからかな。 実に旨かった。酒がすすんだよ。  ………。  ……。  (ある程度すすんでから振り返る)  …… 。  (「生魚」) いやね。昨日、賭けに負けてしまってね。(悪戯を企てる子供のように、唇にめいっぱい笑みを乗せ) ――その相手が中庭にいるとおもうんだ。ついでに渡してしまおうと。 [Fri 7 Sep 2007 02:20:40]
ザッハトルテ@宿 > ( 覗かれる→なぐらりる までが一連のお約束になります。 もうなってるとか聞こえない ) ああ、そう云えばまだ一度も中庭に下りてなかったな。 因みに裏手に抜けると竹林があったり沢があったりもするそうだよ。 その景観も宿の自慢なのだと仲居が言っていたー…  気がする。 ( 正直を言うと仲居の話も半ば上の空で聞いていたので自信はない。 ――…距離感のずれは決して珍しい事じゃない。 彼が自室に戻る間、呆とその「ずれ」に陥っていたが ) ………………。 ( 鎮座する青々とした銀色の長い魚に思わずぱちぱちと目を瞬いた。 ) …何その、生魚。 庭石に捧げ物をすると願い事が叶うとか、そんな謂われでもあるのかこの宿には――…?   [Fri 7 Sep 2007 02:13:10]
ミカド > (きっと何時かは、覗かれる事にも慣れてくれるだろう。―― 恐るべし慣れの力。 此方は殴られるにのに慣れてきました。 )――ああ、其処まで遠出するわけじゃないから、そのままでも良い。(袖に手を入れ、からりと笑った) ほら、別館に続く渡り廊下があるだろう。 あそこまで行くだけだから。 ―――まぁ、中庭散策もどきになるやもしれん。 上手くいけば、会えるかもしらんが――…(後半はぶつぶつと独り言。 ) まぁ、会えなくとも、それはそれと―― (一度自分の部屋に引っ込んで、同じく灯りを吹き消す。 )      よし、行こう。   (ひょっこりと戻ってきた時に、手にしているのは 秋 刀 魚 だ。皿にデーンと横たわるは、新鮮そうな秋刀魚だ。もちろん、生 。 ) [Fri 7 Sep 2007 02:04:24]
ザッハトルテ@宿 > にじっ…!! ( 絶句した。 ――反射的に拳を作るも、いやいやこれもいつもの事だと堪える。 …慣れちゃいけない気もするが。 とってもするが。 ) …気分転換。 ( 考える。 デコの赤味も消えた頃、かくりと首を傾けて ) ――…良いね、今宵の風は秋のそれのようで随分涼しい。 秋風にたなびく雲の絶え間より、洩れ出づる月の影のさやけさ――と詠うには、少々雲が厚いけれども。 部屋の灯りを消して来るよ。 ( 文机の行燈を消し、羽織を手にして程なくそちらへと戻る。 さてどこへ向かうものかと着いてゆく風情 ) [Fri 7 Sep 2007 01:52:36]
ミカド > 何時も覗いているような言い方はやめてもらおうか。 今日だって起きてから2時間程度しか覗いてはいないっ――!(起きてから、ちまちま覗いては満足して、身なりを整え、其れが終わったら、チマチマ覗いて、夕飯に舌鼓を打ち、チマチマ覗いて、今に至ります。 不満げにふんすと溜息を吐き出し) ……なるほど。考え事ね―――苦戦しているようだね? (ちらりと机の上を眺め) 今回の仕事は、部屋の構造を忘れるほどに厄介なものなのだね。(でこ見て、くすりと笑った。) ――よかったら気分転換に行かないか。気分転換に。  [Fri 7 Sep 2007 01:45:24]
ザッハトルテ@宿 > …そこからか。 そこから既に私のプライバシーは侵害されていたと、そう仰るか。 ( ならばこちらは「貴様見ているなッ!」とでも返すべきだったのかもしれないが。 デコを擦っていた手を下ろして、小さく溜息を吐く。 やがて ) …考え事をしていたんだよ。 草稿を職場に送る手配をしようとか、そもそも草稿が出来てないじゃないかとかね。 ――…こっちの建築様式は高さが足りないのが厄介だ。 トキノミヤコ人にも西園寺のように背丈に恵まれたのだって居るだろうに。 ( 気まずさを逸らすようにぼそりと呟いた ) [Fri 7 Sep 2007 01:38:40]
ミカド > 今のは、どのような動きで、その柱に頭をぶつけたのかな。――君は背が高いから、欄間に頭をしたたかぶつける事はやりそうだなぁ…とは思っていたが、その予想をはるかに超える動きで、ぶつかっていったように見えたんだ―――何を言っているか分からないと思うが、僕にもなにが起こったのか、わからなかた―――(どっかのトサカキャラクターのような顔で、視線を気まずそうに逸らした) [Fri 7 Sep 2007 01:29:18]
ザッハトルテ@宿 > ( こんな時、部屋と部屋が直接繋がったつくりになっている和式の建築様式を疑わざるを得ない。 ――洋館にもドア一枚で部屋同士が密接した構造は勿論あるのだが、この場合敢えて和式限定とさせて戴こう! ) うぁ――… ( デコを押さえて悶絶してたのがそちらを見た。 返事はやけっぱち気味に、 ) 何だよもう、何でも好きな事を聞きなさいっ…!  [Fri 7 Sep 2007 01:26:53]
ミカド > …………聞いてもいいかい。(ぼそりと) [Fri 7 Sep 2007 01:24:00]
ザッハトルテ@宿 > ( ごふ。 見られてた…! ) [Fri 7 Sep 2007 01:23:23]
ミカド > ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。(自分の部屋から、顔を半分だけ覗かせたまま固まっている。   見た。 見てしまった。 ) [Fri 7 Sep 2007 01:23:22]
お知らせ > ミカドさんが来ました。 『|・)(貴族様は見た)』 [Fri 7 Sep 2007 01:22:45]
ザッハトルテ@宿 > ( 廊下に繋がる襖を開いて、 )          ( ごっ ) ( 真横の柱にぶつかった ) [Fri 7 Sep 2007 01:22:16]
ザッハトルテ@宿 > ( 文机から離れて障子の窓を大きく開く――相も変わらずの下弦の月 )( 誰にともなく、 )  …よく考えたらこの手の旅行は初めてなんだよ。 観光なんて考えた事もなかったし、ひとりでそう(・・)する理由もないし――…   ( ひとりでなければ、話は別 ) …――――――   ( 今更考えても仕方のない話を反芻するのは、こんな時。 もし        、夜空を彩る大輪はもっと鮮やかに映ったろうか。 人の声はきちんとそこから聞こえたろうか ) ( 目を押さえて頭を振った。 ――夜分に悪いが、宿の人間に洋酒を頼んで来よう。 これでは仕事も何も、進まない ) [Fri 7 Sep 2007 01:17:42]
ザッハトルテ@宿 > ( 頭のネジが緩んでいるんだ )  ( 先に結論を出してしまうとその理由の後付けを始める。 ――悪い意味で、ではあるまい。 出島の中心からも離れたここにはヴェイトス市の噂も届かず――おそらく「調べようと思えば」話は別だが――街の空気に左右される事もなく、夕凪の海より静かに時が流れる。 これはこれで旅行を満喫できているのだろう、そう思うと――現金な話もあったもので、先日の花火を上の空で見過ごしたのが急に惜しくなってくる。 話の内容が内容だけに已む無き事とは言えども。 ) [Fri 7 Sep 2007 00:59:15]
ザッハトルテ@宿 > それ(・・)自体は別に珍しい事じゃない。 決まった時間にグリーンティーの代えを持って来る仲居の言葉は、室内に他に人が居ない以上間違いなく自分に向けられたものなのに、そのように思えなかったりする。 水の底から地上を見上げるのに似た距離感のずれ(・・)は、決して珍しい事じゃない )  ( そのうち部屋の外に出ようとして真横の柱にぶつかるようになるのかも知らん、他人事のようにあっさりと放り出す。 ついでにペンも文机の上に転がした ) [Fri 7 Sep 2007 00:46:03]
ザッハトルテ@宿 > ( 手元の羊皮紙を取り上げてざっと眺める。 次いで栞だらけの本を開き、斜め読み、紙と比べ ) …今ひとつ。 ( 丸めて、捨て――はしないが横に除けた。 日用品を削ってまで旅先に持ち込んだ仕事道具一式ではあるが、筆の乗りは今ひとつ。 気が散ると云うか、何と云うか――…「意識の焦点が合わない」) [Fri 7 Sep 2007 00:37:50]
ザッハトルテ@宿 > ( その輪郭が薄墨色の雲に遮られて朧に霞む。 今宵のアマウラは風が強く、行燈の中の炎が和紙越しに絶えず揺れていた。 安い油や蝋燭を使っていると、この時異臭が漂う事もあるが、この宿では惜しみなく良質の燃料を使っているようだ。 ) [Fri 7 Sep 2007 00:29:03]
お知らせ > ザッハトルテ@宿さんが来ました。 『( 下弦の月 )』 [Fri 7 Sep 2007 00:18:13]
お知らせ > ミカドさんが帰りました。 『(明日、宿の仲居を捕まえて名前を聞こう―― と、膝の上に猫が乗った)』 [Thu 6 Sep 2007 03:53:49]
ミカド > たまさぶろう またきち ゆきのじょう…… みけすけ…………。 ……。  …。  (顎に指を添えて、頭をひねる。)ん”〜〜〜……………………。   と? (猫が、いつの間にか足元まで来ていた。 じっと此方を見上げている)  ……………。  (その態度で、分かった。 この猫は――)  ………ああ。 そうか、そうだよねぇ。 (自分の言葉が分かる筈もない。 名前を呼ばれたら変事をしろと言われて、わかるするはずもない。 ―― つまり、これは)  …始まる前から、僕の負けなんだね。 [Thu 6 Sep 2007 03:52:51]
ミカド > ………。 猫、猫、猫につける名前――…… 案外ないものだね。 「ぽち」「まさお」「ちえ」ー………「ぶち」「しゃみせん」「にゃぁ」「にー」 [Thu 6 Sep 2007 03:47:08]
ミカド > ――――当ててみようか。 当たりなら、僕の膝の上に乗るんだ。 最後まで当たりがなかったら、そうだな。尻尾を揺らしてそのまま。 お詫びに明日刺身でも贈呈してあげよう。 ――今の時期は、秋刀魚がいいかな。 ( 三毛猫の耳が、ぴくりと動く)  ―――さて、さて。 じゃあはじめよう。 (猫と改めて視線を合わせる。  手を後ろについて、ややのけぞり、空を見上げる)  ―――んー……シンプルに先ずは「タマ」 「ミケ」 「ミー」 [Thu 6 Sep 2007 03:39:05]
ミカド > 僕は、もう少し愛着のわくような名前にすればいいと思うんだけど、当の本人…いや、本猫が、その名前で覚えてしまってね。 (ふらり、ふらりと子供のように両足を揺らして、溜息をついた) 今じゃ、黒毛玉というと、ひょっこり顔を覗かせる始末。 …むつごろうの魂なんとやらだよ。(間違い)  ……そんな彼が、君の事を見たら、なんと言うんだろうね。ブチ毛玉になるのかな。三毛毛玉かな?  (猫は、くるりと首を傾げる)  …… どちらにせよ、君には名前がついていそうだけどね。 (人馴れしているし、きっとどこかの飼い猫だろう。) [Thu 6 Sep 2007 03:35:00]
ミカド > 宿の猫かな。―――大人しいじゃないか。 傍によると良い―――と、言っても、近寄ってこないのが、君達だよね。 よぉく知ってるよ。 (猫が言葉を返すとは思っていない。だけど、尾を揺らしたり、桃色を鼻をぴくぴくと動かす様子が楽しくて、語りかけるのを続けた) ――家にもね、猫がいるんだよ。 白い四足の黒猫でね。――― 名前は―――「黒毛玉」だね。 僕の友人が、毛がふさふさした動物を「毛玉」というから、そいつの名前も「黒毛玉」なんだよ。 [Thu 6 Sep 2007 03:23:15]
ミカド > (此方が首を傾げると、向こうも首を傾げる。 此方が目を丸くすると、向こうは長い尾を揺らした。 ――― 猫は、逃げないところか、両足を揃えて、自分が何かをするのを待っている様に思えた。  )――――――。 (渡り廊下は、時間が時間という事もあり、誰もこなそうだ。 遠慮なく腰を下ろして、行灯を脇に置く。 逃げない猫は、そのまま此方を見上げていた。) ……猫や 猫や ――――。 名前はなんというんだろう。 飼い猫かい? [Thu 6 Sep 2007 03:12:15]
ミカド > (手にした行灯に照らされて、闇夜にチカリと目が光る。 …その視線や、まるで此方が「見て」いるのではなく、猫が此方を「見て」いるようだ。 ……暫く蛇に睨まれた蛙の如く立ち竦む。  寝起きの頭は、その視線の主が「猫」だという事は、分かるが、それ以上はどうとも思わなかった。  だが、暫く見つめているうちに、ふと――猫の体が気になった。  白い体に黒と雀色の模様。  ああ、これは三毛猫だ。)  [Thu 6 Sep 2007 03:01:01]
ミカド > (手にした行灯に照らされて、闇夜にチカリと目が光る。 …その視線や、まるで此方が「見て」いるのではなく、猫が此方を「見て」いるようだ。 ……暫く蛇に睨まれた蛙の如く立ち竦む。  寝起きの頭は、その視線の主が「猫三毛猫猫や 猫や―――。  [Thu 6 Sep 2007 02:59:40]
ミカド > (渡り廊下を歩いている時に、ふと――外に目をやると、石の灯篭の傍に猫が座っていた。) [Thu 6 Sep 2007 02:55:49]
お知らせ > ミカドさんが来ました。 『猫や猫や』 [Thu 6 Sep 2007 02:54:24]
お知らせ > ミカド@宿屋さんが帰りました。 『(もちろん、酒瓶は答えちゃくれないのだけど)』 [Sun 2 Sep 2007 05:31:57]
ミカド@宿屋 > (結局、彼と自分にとって、この旅行は旅行でしかないようだ。―― 猪口に酒を注いで口をつける) ――――……。 (辛い酒だ。 よくもまぁ、こんな酒を飲み干した事。 苦笑と共に、溜息をこぼした。) ―――…そろそろヴェイトスに帰ることを考えた方がいいのかね。 (このままじゃ、本当に彼がつぶれてしまいそうだ。 自分ばかりが楽しんでいても仕方なし。障子窓を僅かに開けて、外を眺める。 ああ、そろそろ夜明けか) ――― ………。(ヴェイトスに戻る――――… ヴェイトス。 帰る。  …ふと、ノスフェラトゥの少女が残した置手紙を、思い出した)――――向こうで会うたら、どんな顔をするべきか。 (猪口を一気に呷って) [Sun 2 Sep 2007 05:26:56]
お知らせ > ザッハトルテ@宿さんが帰りました。 『( 中身の減った酒瓶を見て腹を立てる理不尽。 ――結局毛玉は何の救いにもなりゃしない ))』 [Sun 2 Sep 2007 05:18:22]
ミカド@宿屋 > ―――――… …。 (見上げる視線に、己の視線をかぶせ、暫く無言で見つめあう) ………無茶を言うな無茶を。 君やヴィーダァ君のように、強い酒を水のように飲む輩とは、違うんだよ。 ――むしろ、これを一本空ける君が信じられん。 普通の人間が飲んだって、ひっくり返るもんだよ。 まったく―――ほら、いいから。 (酒を脇に置くと、突っ伏した友人を布団の中に収めた。―――― これは、明日も寝込むこと間違いなしか。 )  ……三毛猫でもつかまえてくるか。 (額にかかる前髪を、指で掬って払う。 …安らかな寝顔…とは言えない友人の寝方に、溜息一つ零し) ………。  (残ったのは、未開封の酒瓶。 )  ……日が昇るまで、あと少し。  …友人君の代わりに、お付き合いただいても宜しいかな? ( 返事をするはずもない酒瓶へ語りかけた) [Sun 2 Sep 2007 05:14:09]
ザッハトルテ@宿 >    あ。 ( 既に酒が回っている。 伸ばした手は微妙に目測を誤り――この場合目測から既に狂っていた訳だが――こつんと畳を叩く。 その間に瓶は貴族様の手の中へ )   …。  ( 片手を畳についての崩れた姿勢から、じぃ。 斜めに見上げる )  ……。  ( ぴ、と酒瓶を指差し―― ) ………じゃあそれは西園寺が呑む。 呑むったら呑む。 見届けるまで、寝な――――  ( ずるずると崩れて、布団の上に突っ伏した )    ………   ( 時折ごふごふといやーな咳をしながら、やがて酔っ払いは完全に沈黙した ) [Sun 2 Sep 2007 05:06:35]
ミカド@宿屋 > ――――あれれー? (なんだか、トラウマっぽい話が飛び出した。 まさかそんな思い出があろうとは思いもしない。 あれよあれよと、いう間に一升瓶が空になり)  ――――。 (流石に見ているこっちも青ざめた) ちょ、いや、まっ―――(二本目は阻止すべくハッシと手を伸ばし) いやいやいやいやいやいや、大丈夫さ!此処の狸は餌付けされているからそんな愛想のない事もないだろうし、じゃなくて、何で其処で夢に逃げるのかな! ――こらっ! あー……ッ! (先程の色気ある着崩れた姿も、こうなると、ただの酔っ払い☆ このままだと、再び「吐く」事は間違いなし。 旅行にきて体調崩したためにヴェイトスへ帰還――なんて、そんな洒落にならない結末が見え隠れし始めた! )  わかった!寝よう!寝てくれ!もう二度と風呂だのなんだのとは、いわないから! ほら、布団は此処! (ぱんぱんと敷布団を軽く直して)  [Sun 2 Sep 2007 04:52:08]
ザッハトルテ@宿 > ( 酒は2本。 客もふたり。 仲居はきちんと猪口もふたつ持って来てくれたが、いい加減に畳の上に転がすと掴んだ瓶に口をつけてそのまま傾けた。 もし封がされたままだったら間違いなく歯で開けていた勢いだ ) 合わないよ。 ああ合わないね、でもいいんだ。 ほんの少しでいい。 妄想の中でくらい愛想の良い毛玉を見させてくれ――…  狐も狸も、あいつらちょっと窓から眺めただけですぐ逃げるんだ。 取って喰おうって訳じゃない、どうせ「出られなかったんだ」 …ただ何だろうと思って、一寸眺めたかっただけなのにっ――…  ( ヴァーシャ時代の鬱々とした思い出を抉ったらしいDeath★ ――息が続かなくなると手の甲で口元を拭っては瓶を加え直し、背後的には一升って結構な量だと思うが――空にしてしまうと放り出す。 2本目に手を伸ばしつつも既に顔色は土気色を越して障子紙の白。 どう見てもただの自棄酒です、本当に有難うございましt(略) ) [Sun 2 Sep 2007 04:30:31]
ミカド@宿屋 > ――――まぁ、今日はもう遅いから、風呂も宜しい。 君も具合が悪いようだから、さっさと寝た方が――(不機嫌そうなのは、自分の意気地のなさに嫌気がさしたからだ。 自分に対しての愚痴を、ぶつぶつ呟きながら、舌打ちやら何やらしていると――) ―――――?  (隣をのてのてと通り過ぎる友人の姿。 思わず見送って)(「冷酒」)  へ……?  こら、何を言うてるのやら。 君、此処の酒は合わなかったンd――――(畳の上にそびえたつ二本の酒瓶)  ――――― あれ? えーと……  何をイジケテいるのかな? あれ?  (「呑んでやる」)  ―――ザッハトルテ君? 何を――?(まさか、狐と狸が範囲外だとは思っていないから、いじけた理由が分からない。 だが、何か気に入らない点があったのは間違いないんだろう。 おずおずと後ろから覗き込んで) [Sun 2 Sep 2007 04:12:21]
ザッハトルテ@宿 > …………呑んでやる。 ( ずんより縦線を背負ってぼそりと呟いた ) [Sun 2 Sep 2007 03:58:38]
ザッハトルテ@宿 > ( 酒にやられて血を吐いた、それ自体はたいした事じゃない。 何せ胃液なんぞ存在しないのだから。 ただ、血吸いの身である以上血液を失えば体力は落ちる。 それだけの話。 ――衣擦れの音と共に近付いて来る顔を見上げる。 やがてはらりと零れた黒髪が、こちらのそれと混ざった。 この距離に「ある程度」慣れてしまったと云うとそれも問題なのかも知れないが――実際慣れてしまったものは致し方なし。 ついでに言うと今は毛玉であたまいっぱい(もういい)。 )  …  ?  ( 至近距離にあった体がふいに遠ざかる。 ぱちぱちと瞬きをする間にも更に距離は遠ざかり――  )  ( きつねかたぬき。 )  …………………。   ………………………………。 ( 狐も狸もはずれじゃない。 決してストライクゾーンから外れては、いないのだが――――緩々とした笑みは崩さぬまま、そっと身を起こす。 手と膝を使いそのまま貴族様の横を通り抜け、そ と障子を引いて息を吸い込み――  ) ――済みませんが冷酒を戴けますか。 酒豪殺しのきっっついのを――…ええ。 二升ほど ( 他に客は居ない。 よってすぐそこに仲居が居なかったとしても声は聞こえよう、程なく届いた一升瓶×2をだん! と畳の上に置いて ) [Sun 2 Sep 2007 03:58:26]
ミカド@宿屋 > (掌から伝わる彼の温度。――具合が悪いと、彼はこうして発熱する。人が傍にいるから、人のフリをする為に発熱しているのかもしれないけれど。 頬を撫でた掌が、耳の方へ滑って、布団の上に落ちる。その頃には、覗き込むよな体勢になっているだろう。 自分の裾が乱れるのも気にせず、更に身を乗り出して、顔を近づけはじめた。――もちろん、口付けをする為に。 見上げる紅の瞳と、己の視線が絡んだ一瞬に、ふ、と、瞳細めて微笑んだ。)(――余裕ある笑みとは違い、内心は緊張の連続である。 少しでも彼が「気がついたら」、この幸せな瞬間は終了するのだから。 ごくりと、唾を飲み込んで――)  (「本当に西園寺は詳しい」)     ぐ。    (ちくり、良心が痛んだ…!!毛玉が温泉に入るーとかいう噂は確かに聞いた事はあるが、この宿なのかは定かではない。 ああ、でも狸の餌付けはしてるとか聞いたから、嘘じゃないぞ。うん―――なんて、言い訳を内心で呟く)(更に顔を近づけ) ―――――― ぬ 。(ジクリ。 再び良心が痛んだ。――旅行先で、やっとこ落ち着けた彼に、強引に口付けしようとしている自分。  ……いやいや、でも、ほら、拒んでないし、これは遠まわしに僕を誘っているに違いない。  更に顔を近づけ――後数センチ)―――――ー―〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。 (「此処で見られる毛玉って何」)   ………。( とうとう良心の呵責に耐え切れず、 撃 沈  。 唇は重なる事無く、遠ざかる。  )   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・はぁ。 (溜息)(そろそろと体を引いて、正座した。 崩れた襟を、つん、と引いて正し)  …狐か、狸じゃないかな。 (  ミカド 毛玉に敗北しました) [Sun 2 Sep 2007 03:33:55]
ザッハトルテ@宿 > ( ツラがほんにゃりと顔が緩むって凄い日本誤でしたorz カット&ペーストにはいつだって罠が潜むよ…! ) ( ほんにゃりしたまま頷いた ) こうまでも街の中心地から離れた、言わば僻地に潜む毛玉の噂も網羅済みなんだものな。 暫く世話になってそれなりに話し込んできたつもりなのに、そこまで毛玉好きな御仁だとは思わなんだ。 ほんとうに、西園寺は、詳しい――… ( 頭の中は毛玉でいっぱいだ。 故に、頬を染めたその仕草も毛玉に対して浮かんだものだと思っている――微妙に話が噛み合っていないが、気づきゃしねえ )   ( そんな有様なので勿論逃げるような真似はしない。 …触れた手に伝わる熱は幾らか高かろう、その分こちらは受ける冷たさに心地良げに目を細め ) ここは静かで、人が少なくて――…仲居に頼んで備え付けの時計も外して貰ったんだ。 おかげで程よく毒が抜けたと思ってる。 何も私を急かさないし、煩わしいものは何も無い。 …その分器の方の時間認識が少々、人の時間からずれてしまっているようだけれど。 ( 時間がゆったり流れる余り体の方がだらけているだけだと。 体調不良と呼ぶほどのものではないと、ふらりと笑む。 ――覆い被さる石榴へと、ふときょとんとした目を向けて )   …で。 ここで見られる毛玉って、何。 [Sun 2 Sep 2007 03:16:45]
ミカド@宿屋 > (今日は―――今日はイケルっ…!!!そう思った。 いつもならばこの辺で、思いっきり殴り飛ばされているところだが、今日は殴り飛ばされない…!! これが旅行効果だというのならば、チャンスはしっかりとゲットしておかねばなるまい…!! ) 嘘じゃないさ!僕の言葉に嘘などないよ!――― 思い込みはいけないよ、ザッハトルテ君。アマウラに関しては、僕の方が詳しい事は、君だって認めているだろう? ―――っと…  ……。   ( 元々帯を緩めていたせいか、するりと肌蹴る浴衣。体を倒した彼の、柔らかな黒髪が白い布団の上に広がる。手のなかに残った袖の感触を忘れるくらいに、刺激的な光景に、言葉が途切れた。  )  ―――――        ――――― ( 『良い』 )( 思わず視線をそらして、顔を赤らめる貴族様。)  ――――― 。 (何時もよりも、抵抗が少なく感じたから(←おそらく体調不良の所為だが)、ちょっとだけ、欲張りたくなった。―――倒れた友人君の頬に触れんと、右手が伸びる。それに従い、体が覆い被さるように――) [Sun 2 Sep 2007 02:56:38]
ザッハトルテ@宿 > うっわそれ凄くうそくさい、具体的に言うと「言語形態がとっくに変わって役に立たなくなった辞書を最新版と銘打って売り出す悪徳業者」くらいその爽やかな笑い方が凄ッごくうそくさいんですけどっ……! ( 退いた距離も詰められてしまった。 ひとさまをものっそい悪者扱いしながら尚、後退ろうとしてついた手が滑る。 洋装と比べてゆるいつくりになっている浴衣は、袖だけが貴族様の手の中に残る。 その分大きく襟を開けて仰向けに転がった ) ……けだま。 毛玉ー…――そうだった。 毛玉がもっさり居るんだって話だったね――湯に浸かる毛玉。 ノミやらダニから解放されて、こぅ、毛づやの良くなったもふもふした毛玉…! ( そも、こちらの宿に移った最大の理由も毛玉の宿と聞かされたから。 勝手に情景を想像して、表情に乏しいツラがほんにゃりと顔が緩む――イメージ画像:(´▽`*   ) [Sun 2 Sep 2007 02:41:28]
ミカド@宿屋 > はははははははははははは!「案ずるより生むが易し」という言葉があるだろう! あれと同じさ! 入ってしまえば「ああ、こんなもんか」と、普段感じられぬ開放感が癖になる事請け合いっ―――!! (じりり。にじり寄る) さささ、参ろうかザッハトルテ君。 風呂の準備は既に出来ている! なにせ、湯量豊富な天然ものだからね! 君の大好きな毛玉もまっているよ!       たぶん(こそり、付け加え) (右手が、逃げる貴方の袖を掴まんと!) [Sun 2 Sep 2007 02:27:34]
ザッハトルテ@宿 > ( 更ににじにじ退いた ) 断じて違う、風呂というのは貴重な貴重な、狭ーい空間でこう、ひとり膝を抱えられる数少ない心休まるスペースのはずだ! コミュニケーションなど必要にかられた時に最低限計れれば全く問題ないのであって・わざわざ風呂をその場に選ぶ必要を、私は感じないっ…! ――それに、酒はきらいじゃないがこっちのはいやだ。 「また」吐く羽目になるっ…!! (露天)風呂も酒もい―や―だ――っ!! ( ガクガク激しく首を振った。 ステータス:恐慌 ) [Sun 2 Sep 2007 02:17:41]
ミカド@宿屋 > 露天風呂の事を、そこまでケチョンケチョンに言う君もすごいよね! (一歩一歩畳の上を歩いて近づき) しかも狂った風習とまでいうとは――… いいかい?風呂というのはね、互いに急所を躊躇う事無く晒しあい、体の壁だけではなく、心の壁をも取り去り、風呂から上がった時には、より親密な関係を築けるという、すばらしいコミュニケーションの形なのだよ! 僕等にも其れが必要だと、今日は心底感じたね! (じりりー近づく。布団の上に膝をつき、正面にちょこんと座った) そもそも、野外といっても、外から覗き放題というわけでもないしね! ヴェイトスにだって、公衆浴場があるじゃないか。あれと似ているけれど、此処の風呂は、それよりも数倍落ち着いて入れる風呂だよ。 趣もよし。 ――今の時期は酒を浮かべてはいるのも心地よいらしい。 (にこにこにこにこ)       さぁ。行こうか! いざ露天風呂へ!!!  [Sun 2 Sep 2007 02:10:23]
ザッハトルテ@宿 > ( 後ろ手に閉められる障子。 仕草に何だか陰謀の香りがするのは気のせいだろうか――まさかまさかと首を振る。 自己不信は兎も角、他者にまで疑いの目しか向けられないようでは重症だ。 ←ビンゴを引きつつ、気づかずに思いっきり見逃した。 整えられた畳が、踏みしめられる度に爽やかな香りを室内に立ち上らせて ) ――ろてっ……!! ( 絶句した ) ――…待て待て待て待て一寸待て、露天ってあれだよな、トキノミヤコの狂った習慣、恐るべき羞恥心の欠落した趣向――何をとち狂ったか、多人数かつ野外で入る風呂の事だよな? それに私も加われ と??? ( 満面の笑みがどこか怖ろしいものに見えたのは揺らめく蝋燭の炎のせいだと思いたい。 思わず両手を体の後ろにつき、布団の上をにじにじと後退る ) [Sun 2 Sep 2007 01:57:18]
ミカド@宿屋 > (賑やかな場所は好きだ。 退屈をしないですむから。だけど――祖国と似た町並みを眺めるだけでも、十分楽しんでいるのだ。 隣の部屋には友人もいて、娘もいて、懐かしい畳の部屋に転がるだけで、満足している。 だから、友人が心配するようなことはないのだが――――ここは、そういうことにしておこうと思った。 こほんこほんと咳払いをしながら、改めて、部屋の中へ一歩踏み込み、後ろ手で障子を閉めた) ―――- 。(にっこり微笑んで) ……… では、その気持ちは、態度で示してくれるかな。 言葉ではなく。――即ち――……   この宿屋には、ガイドに紹介されるような、立派な露天風呂があってね! 貸切とまではいかないが、今日なら宿泊客がいないと聞くから、誰にも邪魔されずに風呂に入れるわけだよ!  つまり  ――――― 一 緒 に 入 ろ う (さぁ、いらっしゃいとばかりに、両手を広げて) [Sun 2 Sep 2007 01:45:16]
ザッハトルテ@宿 >  …その都度布団を上げ下げする羽目になった仲居にもね。 ( 悪かった と。 ) しつこく「頼めば」受け取っては貰えるのだろうけども、基本的にトキノミヤコにはチップの習慣がないのだね――… ( へふー、と溜息。 座り込んだまま、障子窓の向こうで揺れる笹の影を呆と見上げた ) 何もない訳じゃないのだけどね、ここは。 葉ずれの音、沢の流れに鳶や蜩の鳴き声――人の声の代わりに色々珍しいものが聞ける。 …けど、それよりは人と言葉を交わす方が西園寺は好きなんじゃないかと思って。 だからつまらない思いをさせてしまっているなと――  ( 首を巡らせて向き直ると、障子からちみっと顔を出したそちらへと緩く首を傾けて ) [Sun 2 Sep 2007 01:37:32]
ミカド@宿屋 > (ザッハトルテ君が、異国語を使い始めた…!!! ミカドは障子の向こうで様子を見ている…!!! |・) ) 何を言うか。こっちに着いてからの僕は、とっても紳士的だったじゃないか。君の体を気遣って、一緒に寝るのを我慢してるんだぞ?! 旅行に来ているというのに! 何度僕の部屋に布団を三枚並べてもらったと思っているんだっ…!(並べたらしい。) ―― そのつど、誘えなくて、一人でど真ん中に寝る悲しさ・・・!!わかるかね!(びっし!指差し)…………。  (お?)(強気に出た分、ぶっ飛ばされる未来を想像していただけに、座り込む友人の姿を見て、逆に驚いた。 おそるおそる障子の向こうから顔を出し) 静か過ぎて退屈…なんてことはないけれど。 ――ぁあ、いやいや。うん。本当にそう思ってくれているのかな?ん? 「悪かった」と。 (期待にきらきらと顔を輝かせながら、尋ねる) [Sun 2 Sep 2007 01:24:54]
ザッハトルテ@宿 > ( もももももも |ω・´) → |ミ ぴゃっ  って、どんだけ可愛いんですか。 ) いつまで経っても「ヤダヤダヤダヤダ」言うて手足じたばたしてるのはそっちだろう嫌がる事をされて好感度が上がるってどんだけMなんですかそのキャラクターは、うっかりドM相手攻略専用の選択肢を選んじゃってないですか、それともつまり私がMって事かどM認定ですかッ――――…  ( 急に頭の血が落ちて目の前が暗くなった。 精々水をぶちまけないように、ゆっくり盥を畳に下ろすとぐったり座り込む ) 道行く人をからかえる訳でもなし、西園寺には静か過ぎて、こっちは退屈なだけだろう――…ひなびた場所に来させたのは悪かったよ。 ちょっとこう……我侭を言い過ぎた。 折角楽しみにしていた旅行なのに正直悪かった。 ――…内容は兎も角。 内容は兎も角。 ( 二度言うた。 ぽつぽつと呟いた声は小さく、障子の向こうに届いたかまでは判らないが。 ) [Sun 2 Sep 2007 01:05:09]
ミカド@宿屋 > (ボタボタボタボタ雫が落ちる音が聞こえる。――廊下からも、部屋の中からも) きょ―――今日は引かんぞ!!今日ばかりは!!! (此方も、仁王立つ!――しかし、障子を隔てている辺りが、負けている。 いまだに|ω・´)←状況だ。 背後の書き文字も、そちらが「ゴゴゴ」なら、こちらは「モモモ」と、明らかに負けている。 ) ―― い、い、いいかね!(どもった)ここは!アマウラだ!! ヴェイトスではない!!つまり旅先だよ!――旅先で愛する君と!一緒に!ひなびた温泉宿にいるわけだ! ――どう聞いても好感度アップイベントのはずなのに、いつまでたっても「やだやだやだ」いうのは如何なものかな!少しくらい僕と、触れ合ったり、抱き合ったり、楽しんだり出来ないのかね!!  とっても楽しみにしていたんだぞ! 君とこうして出掛ける事を! 夜のお楽しみくらい許してくれてもいいじゃないか! (欲望 まるだし の せりふ を はいた!)   だが、君も調子が悪そうなので、我慢して、こうして覗く事で満足しようとしている僕に、この仕打ち…!(わなわなと震える。 鼻血とまったみたいです) ……もう我慢しないぞ。 (きっ)(顔を上げてにらみつけた―ー その先には、盥を掲げた友人の姿がある。  慌てて障子の向こうに避難しつつ!) [Sun 2 Sep 2007 00:49:23]
ザッハトルテ@宿 > ( スリッパをすっ飛ばして転げる覗き魔の姿を目の端に置き、襟を正して仁王立った。 多分背景に「ゴゴゴゴゴ」とか書き文字が浮かんでいると思われる。 ) もう少しって何分何十秒だ・つかそもそも覗くんじゃない・勿論「じゃあ堂々と見物する」も不許可だっ――――獣じゃあるまいし隠す為に人は服を着るんだよ、隠してあるものをわざわざ眺めようとするんじゃないっ…! ( 頭に血が上る余り、今度はなみなみと水を湛えた盥をひっ掴んだ。 ぜーはーはー。 たぽん、と小さく水飛沫が跳ねて布団と畳とを濡らし ) [Sun 2 Sep 2007 00:27:21]
ミカド@宿屋 > ああ、綺麗だよ。綺麗だよザッハトルテ君、素敵だよ。今、がんがんに僕の思い出CGが追加されているよ! お泊りイベントならではの追加CGだよ!この艶かしさは、どうやったら出るんだろうね! 男だという事を忘れそうだよ―――   っ     (みかど は 異世界語 を つかった! )って――――ブッ! (お絞りのはずなのに、ガッ とか、音 を響かせてのけぞった。 顔のど真ん中にめり込んだお絞りは、そのまま男を押し倒した。 派手にひっくりかえる。  ) ――――ッ! (鼻を押さえて悶絶する事数秒。のたくた体を起こした。 ぼたぼたと、鼻からの出血を、投げられたお絞りで抑えながら)―――もっ もう少し覗かせてくれたっていいじゃないか! (けしからん抗議を) [Sun 2 Sep 2007 00:17:39]
ザッハトルテ@宿 > ( 僅か9分間で綴られる「実録! ピーピングトムの世界」にどっかの誰かが慄いた。 本気で慄いた。 ――さておき。 )  ( こんな時、このふしだらな ※トキノミヤコの皆さんに謝れ。※ 締め付けの少ない服は確かに楽だった。 あっさりと背中を晒して手拭いを取り上げ―― )  …………………   ( なんかきこえた )     …。 ( 手拭いをぎぅ、と握り締める。 肌掛けの上にぼたぼたと水滴が落ちた )   こ っ ち 見 ん な ――――!!! ( 振り向くと同時にがっちがちに握り締めたお絞りを投げつけた! ) [Sun 2 Sep 2007 00:10:47]
ミカド@宿屋 > ――――――…………。 (はいごです。はいごから見ています。 ―― ピーピングトムは今日も元気に活動中です。 場所がアマウラだろうが、ヴェイトスだろうが、やることは変わりません。 どちらかというと、アマウラの建築物の方が覗きやすいくらいでしょうか。 滑りのよい障子や襖は、音もなくスルスルと覗く為の隙間をプレゼントしてくれる。  藍色の着流しに、羽織を引っ掛けた貴族様は、手に汗握る勢いで、部屋の中――白い背中をあらわにする友人を見ていた。見つめていた。ガン見していた。) (―――ああ、やはりトキノミヤコの衣装は良い。 脱ごうと思ったら、帯を少し緩めるだけで、体の上をするりと滑って落ちていく。  その滑り落ちる瞬間も、また良い。 体の凹凸の上をなぞって落ちる様子は、否が応でも「中身」の形を思い浮かべてしまうから。 ―――強引に脱がすのとは、また違った色気がある。 それが愛する人の仕草ならば、また格別だ。 半裸というのも、これまた――…グッと来るよね! しまったな。久しぶりに燃えてしまうじゃぁないか。 萌えるでもあっているね。 (途中から、考えていることが声にでていました。 ) [Sat 1 Sep 2007 23:59:43]
ザッハトルテ@宿 > ( 盥には予め氷片が浮かべられていたらしく、絞った手拭いは程良く冷えている。 ――…本当に職業上の義務であってくれればいいのだが――親切心だったりするとどう対応するべきか良く判らない。 とまれ、邪魔な髪を肩口から流して――憂鬱で気もそぞろな為、背後の気配には気づいていない――ええ位置関係は背後です。 はいごです。 はいごです。 ) [Sat 1 Sep 2007 23:50:22]
ミカド@宿屋 > (顔を半分だけ障子から覗かせ、部屋の中を凝視する誰かの姿が)|・)(←簡単に言うと、こんな感じ) [Sat 1 Sep 2007 23:42:49]
お知らせ > ミカド@宿屋さんが入室されました。 『(すすすすすす)(障子が滑る音)』 [Sat 1 Sep 2007 23:41:25]
ザッハトルテ@宿 > ( 現実逃避もここいらにすべきだろう、閉じていた目を開ける。 陽は完全に落ち、仲居の手によって点けられた行燈の火が揺れて、盥の水がそれを反射していた。 あれを引き上げに来た仲居と鉢合わせでもしたら「また」やっかいな事になる――布団から半身だけを起こした病人もどきは観念しきれずに、浴衣の襟を肩から滑り落としてぐんにゃりと溜息を吐いた ) [Sat 1 Sep 2007 23:35:50]
ザッハトルテ@宿 > ( 目を閉じると風鈴に混じって葉ずれも聞こえる。 ティアンに程近い場所で耳にした憶えがあるそれは、笹の葉が揺れる音だ。 仲居の話では宿の裏手に小さな竹林と沢があるようだから、おそらくそこが音の源だろう。 ――人語を解する・体長3メートル程のしろくろ。 しろくろ。 しろくろ。(以下暫くループ) ――人の世は時の流れが早く、あれから既に一年以上が過ぎている。 笹探しの貴族の願いとやらはあれから叶ったものかどうか。 )   ………………    [Sat 1 Sep 2007 23:20:38]
ザッハトルテ@宿 >   ――…。 ( 客が伏せっているのが気になるのだろう。 或いは業者間の情報網というやつで、前の宿から「血を吐いた客」と云う話が回っているのかも知れない。 …実際の所は慣れない酒に悪酔いした挙句嘔吐しただけなのだけれど、人はなかなかそうとは思わないらしい。 おまけに何せ、記帳主は仮にも貴族。 上客の連れともなると扱いにも神経を使うようだった――コバンザメに対してまでわざわざ気遣い御苦労様だ。 ) ……… ( 畳が夕陽の橙に染まり、時折の風で風鈴が鳴った。 硝子でできているというそれは、確かにベルより余程涼しげな音だった。 ) [Sat 1 Sep 2007 23:00:41]
ザッハトルテ@宿 > ( アマウラ人かトキノミヤコ人なのか、柔和な微笑を絶やさぬイエロティアの本心はとても読み難い。 職業上の義務か、親切心か、或いはただの商魂か――いずれにせよ、両手で仲居を押しとどめると、拝み倒して漸く部屋から出て貰った ) は――――…… ( 残された、手拭いと冷水の盥を横目に溜息がっくりこ ) [Sat 1 Sep 2007 22:39:42]
ザッハトルテ@宿 > ( 夏も盛りを過ぎて蝉時雨も遠退いた頃。 後半刻を待たずして行燈に火が入れられるのだろう、落日の最後の残照が畳敷きの和室を照らしている一室にて。 ) …御気遣いには大変痛み入ります、ですが本当に。 いえ本当に、 本っっ当に、 自分でやれますからっ…!  [Sat 1 Sep 2007 22:31:17]
お知らせ > ザッハトルテ@宿さんが来ました。 『( 蜩が鳴く頃 )』 [Sat 1 Sep 2007 22:23:22]
お知らせ > ミザリーさんが帰りました。 『 その夜の内に、私はアマウラを発った。 』 [Fri 31 Aug 2007 23:22:39]
ミザリー > …ミカド様と顔を合わせると、またアマウラに滞在する期間が伸びてしまうかもしれないから…。お手紙を残しておこう。 ( 頬に手を当てて僅かに恥らってみたり。 文面は簡潔に。『アマウラのお料理とお酒、大変美味しゅう御座いました。またお会い出来る日を楽しみにしております―― あなたのミザリー。』と。 ) ( …あのような方に見初められるひとは幸せだろう。それが私で無い事が、何だかちょっぴり切ない。 …ううん、仕方ない。私とあの人では、居る場所が違うのだから。恋を出来るような生き方をしていないのだから。 それに、昔から吸血鬼の恋は悲恋に終わると決まっているのだ。 ) [Fri 31 Aug 2007 23:21:34]
ミザリー > ( 私はより報復への決意を固めることが出来た。私は今後何があっても報復をやめる事は無いだろう。そう言うと、まるでミカド様が更に私を追いやったように聞こえるかもしれないが、勿論それは違う。自分に課せられた運命に対し、更に深く納得する事が出来たのだ。彼には本当に感謝している。 …思いつくあらゆる手段を持って、最大の不幸と害と、罰を彼らに。 ) [Fri 31 Aug 2007 23:14:29]
ミザリー > ( 多くの人にとって緊張状態や危ない状況は”非日常”だが、私にとっては平和こそが”非日常”だ。ヴェイトスに帰ればいつもの日常が待っている。 狩人狩り。同胞増やし。情報収集。扇動。それが嫌な訳じゃあない。ただ、アマウラで過ごした一週間と、吸血鬼の貴族との出会いはとても意義のあるものだった。 所詮、私達は化け物。男が男としてしか生きられぬように、女が女としてしか生きられぬように。奴隷が奴隷としてしか生きられぬように、王が王としてしか生きられぬように。 …私達は、化け物としてしか生きられない。 ) [Fri 31 Aug 2007 23:08:59]
ミザリー > ……。 そろそろ、帰らなくっちゃなあ。 ( 着物姿の吸血鬼の少女は、町並みをぼんやり眺めている。私は暫しの間―― 平和というものを堪能してしまった。言葉も通じにくいし文字は読めないけど、それなりに楽しめたと思う。アマウラ料理はそこそこ気に入ったし、鍛冶場も見学した。観光客向けの忍者屋敷にも行った。…忍者が金髪のホワイティアだったのは気になるが。 お土産のお酒とか、着物とかも買っちゃったり。 ) ( だけどそろそろ帰らなくちゃ。アマウラに来て一週間、ハンターハントの皆をこれ以上心配させる訳には行かない。そろそろ向こうでも動きがある頃だ。 ) [Fri 31 Aug 2007 23:04:13]
お知らせ > ミザリーさんが入室されました。 『すっかりアマウラ旅行を楽しんでしまった。』 [Fri 31 Aug 2007 22:57:11]
お知らせ > ミザリーさんが退室されました。 『―― Amen. ( そしてヴァンパイアは十字を切る。 ) 』 [Tue 28 Aug 2007 23:05:09]
ミザリー > ( 私はこう思う。「きっと神様が復讐を果たせと言っているのだ」と。ミザリーという女の幸せを代償に復讐を果たせと。 だってそうでしょう?私はお兄ちゃんを返してと神様に祈ったら、それが叶った。でも、狩人の連中はそれを踏みにじった。私は吸血鬼になり、人よりも強い力を手に入れた。何故そうなったかと考えれば、答えは至ってシンプルだ。 ) [Tue 28 Aug 2007 23:04:07]
ミザリー > …あれから10年か。 ( 兄に血を捧げ吸血鬼になった私は、その時点で体の成長は止まった。本来ならば今年で24の大人の女になっていた筈だ。 お兄ちゃんは「お前は大きくなったらきっと美人になるよ」って、褒めてくれた。私はもう大きくなる事は無いし、美人になれるかどうかを確認する術も無いし、そう褒めてくれる人も居ない。 普通に誰かと恋をして、普通に誰かと結婚して、普通に子供を産んで。けれどもそれは、もう無い。 全ての歯車は狂ったまま時を刻み続け、最後にはその歯車は抜け落ちて床に転がってしまうのだろう。 ) [Tue 28 Aug 2007 22:45:43]
ミザリー > ( 人では無くなってしまった私は、パプテス色の強いクリスティアに住まうのは難しい。結局はヴェイトスが一番心地よいのだ。 ――しかし、そのヴェイトス市にも狩人達は居る。 ) …。 ( 昔の事をふと思い出した。私はお兄ちゃんを失った悲しみに暮れ、泣きながら神様にお祈りを捧げていた。けれどいつか泣きつかれて眠ってしまって――……。 そんな私を呼ぶ声に目を開くと、そこには死んだはずのお兄ちゃんが居て。 土で汚れていたけど、肌は青白かったけど、温もりは無かったけど、私を抱きしめて撫でるその手は確かにお兄ちゃんのものだった。神様に願いが通じたのだと、私は心の底から感謝した。 ) [Tue 28 Aug 2007 22:39:15]
ミザリー > ( この国は閉鎖的だ。私のような肌の色の違う者は、この出島以外に行くことは許されない。アマウラでは今それを巡って二つの勢力が争っているのだという。 ――しかし、他所の人間を排除しようとする動きは、吸血鬼の私が言うのも何だがとても大事な事だ。特にこの多種族が住まうヴェイトス島でそれを行う事は、様々な文化や宗教、人種が入り乱れ混沌とした状況を作り出す事を意味する。 ――ヴェイトス市が良い例だ。あそこでは何が正しくて何が間違いなのか、その基準が曖昧で、私のような吸血鬼が蔓延る温床になっている。 閉鎖的なアマウラ、差別意識の強いクリスティアは、その街の色はともかくとして比較的平和と言える街ではなかろうか。 ) [Tue 28 Aug 2007 22:30:01]
お知らせ > ミザリーさんが来ました。 『道端に座り、通りを眺める。』 [Tue 28 Aug 2007 22:17:31]
お知らせ > ザッハトルテ@宿さんが帰りました。 [Mon 27 Aug 2007 23:12:02]
ザッハトルテ@宿 > ( そんなもの、 ) ――――…   ( 知りたくもない。 ) ( それが理解できないから、人のようにはなりきれないのだとしても。 未だ成就しない報復を抱えた「旧い友人」の敵意が改めて突き刺さる気がした ) [Mon 27 Aug 2007 23:11:50]
ザッハトルテ@宿 > ( 間違いだとは思わないが、意義をそこに見出せない。 報復を受けて然るべきなのだと云う事は判る。 けれど、そうしたいと強く願う仕組みが「理解できない」――手繰っても手繰っても、引き上げた釣瓶の中に水は入っていなかった ) [Mon 27 Aug 2007 23:06:06]
ザッハトルテ@宿 > (「だから」――それに意義を見出せない ) [Mon 27 Aug 2007 22:59:14]
ザッハトルテ@宿 > ( 復讐は正当な権利である、それを間違いだとは思わない。 「それ」が正当な報いなのだと、刻まれた跡はもう消えてしまったけれど。 ――報復を叫んだのは人間で、今復讐を口にしているのは人でないもので。 つまり、それは人らしさの発露の形なんだろう。 …毛玉はいちいち報復なんぞ考えないと思う。 多分。 ) [Mon 27 Aug 2007 22:36:25]
ザッハトルテ@宿 > ( 目を閉じる ) ――――…  ( 復讐は正当な権利なのだと誰かが言った。 仇討ちを認めた法もあると言う――トキノミヤコだったろうか。 復讐を誓った眷族、「条件が揃えば」簡単に其方側に転がるだろうと語る眷族。 頭の中でその言葉が幾度も執拗に転がった ) [Mon 27 Aug 2007 22:28:24]
ザッハトルテ@宿 > ( そんな訳で、気が付いたら布団に寝かされていた。 いかに清潔に保たれていたとて、何処の誰が使ったか判らない寝具に身を預けるのは非常に気乗りしないが、肌掛けを剥ぐのも面倒なので仕方なくそれに甘んじているのが今。 薄く蝋が溶ける臭いがするのは、仲居が行灯に火を灯していったものか。 ) [Mon 27 Aug 2007 22:18:11]
ザッハトルテ@宿 > ( 太秦映●村の町内セットみたいな場所を想像してたんですが、出島。 ――さておき。 かくして宿の変更はなされたようだった。 ようだった と云うのは――移動から今に至るまでの行程を全く知らないからだ。 経験値が足りないのか、アマウラ製法の冷酒を飲み過ぎてからこっち、非常に情けない事に人事不省に陥っていた。 …何せ吐き出したものがものだけに内部処理的には「仕方ない」で済ませるしかないのだが。 ) [Mon 27 Aug 2007 22:11:14]
ザッハトルテ@宿 > 出島の敷地内に山間部はないんじゃないかと思った ) [Mon 27 Aug 2007 22:01:36]
お知らせ > ザッハトルテ@宿さんが入室されました。 『( 唐突な話 )』 [Mon 27 Aug 2007 21:58:57]
お知らせ > ザッハトルテさんが退室されました。 『( 宿を変えるまでもなく、普通に追い出されてしまいそうなオチでした。 どっとはらい。 )』 [Mon 27 Aug 2007 05:59:35]
お知らせ > ミカド@宿屋さんが退室されました。 『―――――(露天風呂が、露天風呂がまだある!)( 眠りに付く寸前にそんなことを呟いた)』 [Mon 27 Aug 2007 05:58:38]
ミカド@宿屋 > ――――――――………。 (友人の馬鹿力は、本当に馬鹿力なので困ります。―― 避ける事すらかなわず、あっさり突き飛ばされたミカドさまは、襖と一緒に隣の部屋にぶっ飛ばされました。 襖にはばっりち、ミカド型(みかどがた)がスタンプされた。 )――――――――。(雅な雰囲気も、あっという間に吹き飛んで、残ったのは……風通しの良くなった部屋と、襖と同衾する男のみ)  ――――――――。(今日は、このまま起き上がる事無く、早めの就寝となった) [Mon 27 Aug 2007 05:57:54]
ミカド@宿屋 > (のこってました) [Mon 27 Aug 2007 05:53:56]
ザッハトルテ > ( イマジネーションの世界で展開されていたらしい貴族様★ワールドには勿論気づけなかった。 リミットブレイク寸前の悪酔いにそこまでの余裕がある筈もなく、あちこちに散りばめられたツッコむべきポイントも、本当に非常にまっこと残念な事に拾えない――主にどの辺がとか聞いちゃだめだ! )   … っ、 は   ッ ――――っっ  ( 個体差が激しい吸血鬼だが、コイツの場合何故か涙腺の機能も微妙に残っていたりする。 顔を上げると、汗で張り付いた前髪の下の血色に薄く涙すら滲ませて )  …………!!     ( きっと親切心から帯を緩めようとする貴族様を  全 力 で 突き飛ばす。 火事場のばか力も加わった全力とはいかほどなものか――! 答えはCMの後、もしくはwebで。 とまれ、そこが限界だったらしい。 どたばたと階段を駆け下りる足音と、ひょっとしたら気の毒な貴族様の姿が後には残るかもしれない←平仮名。 ) [Mon 27 Aug 2007 05:52:18]
ミカド@宿屋 > ――――(ミカドちょっぴり、どっきりしちゃったの☆ こんな風に握り返してくれる事なんて、普段なら絶対無いことだから。もしかしたら「慰めてあげるよ」展開? ――これは、「お代官様と街娘」ができるんじゃね?なんて、脳内会話ゆんゆんさせていたら、がしーっと胸元つかまれたわけで。  着流しの襟が乱れて、やや肌蹴る。 抜いた襟元から、白い うなぢ が見えた。 彼の黒髪が汗に張り付いて、それはそれは淫靡な風景 ) あれ  れ? こういう展開は、ちょっと予想して無かったかなー…? あれ? 僕、どちらかというと攻めの方が好きなんだけど、まぁ、経験が無いわけじゃないから、そっちもいけるとは―――(「きもちわるい」)   ―――――――は? ちょ―――  何? 君、こっちの酒は駄目なら、駄目と――…!!! ――……。( ふと、襖に仕切られた、隣の部屋をみる)  ……宜しい。 暫く隣の部屋で休みたまへ。 水を持ってこされるから。  帯も緩めるといいよ。うん――(と、こぅ。帯に手が!) [Mon 27 Aug 2007 05:31:50]
ザッハトルテ > ( 唇が落ちるのとほぼ同時にその指先を握り返した。 握力は全く無く、代わりに冷たく――死者の体温より尚冷たく、しっとりと湿っている。 代謝がない為の、ほぼ水と変わらぬ汗。 ) …   だから「本当に」一応だって――…実現なんかしない。 もし「そうなってしまったら」、たった二言で全て終わり  ―― っ ( しがみ付くかのように空いた手で胸元を掴もうとする。 激しく肩を上下させる度、結い上げた髪が揺れた。 深く頭を垂れたままの顔を覗き込むならばそこには土気色と化したツラがあるだろう ) ……  ( 苦しげな息の下から )   ――…その、何だ――すっかり忘れてた。 ……  は、 ――…   …以前酷い悪酔いをした事があるんだ。それは確か、フォーウンか何処かの酒で、つまり…――――  ( 堪える為に息を飲み込む。 ぐ、と喉の奥で空気の潰れる音が鳴った ) …  気持ちが悪い。 ( 何かもう、色々台無し。 ) [Mon 27 Aug 2007 05:18:42]
ミカド@宿屋 > (空から落ちる火の粉の最後の一つが消えるのを見つめながら、)『滅びたい』――か。(彼女は復讐の為に、周りに火をつけて、自らその炎に燃やされ、滅んでいくのだろう。 実際彼女は、己の保身を一切考えていない 。 復讐の後のことなんて考えていないように見える。  ―――でも、愛しい人を、親しい人亡くした後に、一人、この世に留まっていたいだろうか。) ―――― 。( 花火の残り香が、風に乗って部屋の中へ吹き込んでくる。 手にした杯の中にひっそりと、星空が映った。 手の中の空を見つめながら、ふと――思い返す。  最後に彼女になんと言ったっけ。  )  ―――――……。 (頬に、冷たい手の甲が触れると、弾かれたように顔を上げる。 考えていた事も、霧を散らすように溶けていった。 ―― 真っ白になった頭の中に飛び込んできたのは、淡く笑う友人の顔。  ぎこちない沈黙が一瞬。) ――――約束は出来ないね。(己に触れる手を、軽く掬って、いつもの様に指先に口付けの真似事を)考えるのも嫌な事だけど、「もし」そうなってしまったら。君が居なくなった世界で、僕の顔が歪もうが、傷つこうが関係ない。……君に約束を破られたのと、君が居ないのと、相手への怒りと、相手への憎しみで、間違いなく泣くね! その自信がある。 むしろ、そっちの約束ならできる。 ……いつも言っているだろう?僕はとっても弱いと――― ………… 。(転がる杯) ―――? ( 話していた事が、話していた事だけに、背筋に冷やりとしたものを感じながら、顔を覗き込もうと) [Mon 27 Aug 2007 05:05:30]
ザッハトルテ > ( ノスフェラトゥの少女が抱く「個人的な理由」は復讐であるらしい。 確かに「狩人」にそうまでして挑む理由としては、それが一番自然なのだろう。 ――目を伏せて首を横に振る ) 彼女の心境に同調できている訳じゃない。 ただ万物の終わりは押しなべて平等で、無慈悲で優しい。 だから――…滅びたいと思うならそうさせてやるべきだと、ただそれだけ。 ( 生来のひとでなしは人情など理解しない、故に第三者の立場と言うより己は「完璧に切り離している」のだろう。 見て、聞いて、言葉を交わせばまた別の考えも浮かぶのかも知れないが。 ) ( 沈みがちな溜息に小さく首を傾げる。 やがて唇だけで笑う真似を ) …西園寺が先で、私がその後。そう云う手筈になっているから、本当に「一応」。 やめときなさい、復讐なんて。 「彼女」はそんな事もなかったようだけれど、負の感情に囚われると人の顔はそれは醜く歪むものだよ。 ――旧い友人もそう言っている。 ( 膝だけで畳の上を進む。 着流しの袖を滑らせて片腕を伸ばし、手の甲で物憂い顔の頬に触れようと ) 折角の顔立ちが台無しだし――…私なら、西園寺には笑っていてほしいけどね、 ( 仮にもう、己がそこに居なかったとしても。 ) ―――――――― ( 伸ばしているのは片腕、もう一方の手は依然として杯が収まっている。 不意にそれがぽたりと落ちると、深く項垂れた ) [Mon 27 Aug 2007 04:35:17]
ミカド@宿屋 > (この友人は、こういう話をする時、本当に「第三者の立場」から話す。 そう感じる。 此方でも、あちらでもない場所から眺めて、言葉をするすると紡いでいく。 自分は、こういう時、だまって彼の言葉を聞いて、相槌をうつだけになる。 注いでもらった酒に口をつけ)(「進まざるをえない」) まさしくそれだよ。 ――彼女等は――いや、ノスフェラトゥの彼女は、進むしかないのさ。…だって、彼女は復讐の為に動いているのだから。    僕は「復讐」の二文字の前には、どんな理詰めの説得も意味が無いと思っている。逆に――下手に止めようものなら火に油を注ぐのと同じ。…何よりも、女の恨みは怖いしね。(話の雰囲気を壊すような、軽く笑った)―――。 (――が、不意に溜息に変わる) 彼女の復讐の理由は納得できる。君やリコリスが、「もし」同じ目にあったら、僕とて簡単に向こう側に転がるだろうさ。……彼女の気持ちが理解できるだけに、彼女等を完璧に切り離す真似は躊躇ってしまうね。 (兄を殺された彼女が、ハンターを恨む。 その気持ちを収める為には、いくつかの方法があるかもしれない。だけど―― 一番「納得」できるのは、相手を同じように殺す事だろう。 ――許せ、忘れろだなんて、言えやしない)――… 花火も終わりだ。 (最後の花火が打ち上げられた。 その花火が消えれば、残るのは星空のみ)(「最善だった」)――――無力な僕への嫌味じゃないことを祈るよ。 [Mon 27 Aug 2007 04:12:27]
ザッハトルテ > 金で買う爵位か。 道理で孤島の割に貴族の多い――… ( 片肘張らぬ上流階級も思いの他ヴェイトスには多い。 数度顔を合わせた事がある、トキノミヤコの名を持つ貴族殿がこの島に戻って来ているとは知らねども。 彼の飄々とした物腰は確かに血筋を思わせたが、同時に気さくな御仁でもあった。 ) ――… ( 目を逸らすのではなく、差し出された杯に酒を注ぐ為に交錯した視線を離した ) 実りがない話だと云うのは先方も重々理解しているのだね。 間違った道と知って尚、進まざるを得ないケースもままある事――職人が作った花火と一緒で散り際は己が望む通りに演出したいのかも判らんね。 …そうでなくとも? 死に際を誤って此岸に留まってしまっている、それが吸血種なのだし――… ( 興味があると言い放つのもまた退屈を嫌う彼らしかった。 続いて手前の杯にも酒を満たし、軽く持ち上げて見せる ) 理詰めで無為を説ける時期はとうに過ぎてしまっているのなら、実力行使しかあるまいね。 一番簡単なのは狩人殿にその情報を流す事。 その際、「ヴェイトスの眷属が必ずしも連帯していない証として」此方のカードを公開するのも面白い。 …話し合いが成立するとは思えんが、暇潰しの賭けとしては悪くない。 ――西園寺はそれやっちゃだめだが。 ( ちら、と横目による流し目。 本当に全てに飽きた日には「やりかねない」と思っている ) 眷属同士で刃を交える手もあるが、この場合は絶対に勝利しなければならないのがネックだな。 本当に自滅覚悟だ。 娯楽小説なら夕陽差す川原で殴り合えば万事丸く収まるのだけどね――…ああ違うな、やはりそれもうまくない。 既に狩人の中に被害者が出ているのなら、「犯人」の存在は彼等の目に明らかに止まらなければあちらが納得しなかろう。 つまり――…西園寺の選択は最善だった。 彼等が相争う間、そしてその後暫く我々は動き難くなるが、それも已む無き事。 ――仕方のない事。 [Mon 27 Aug 2007 03:34:32]
ミカド@宿屋 > 奴隷やら、害悪種やら、権利やら……その辺の話をしだすと、顔を真っ赤にする貴族連中の顔が思い浮かぶよ。最近は鼠騒ぎでライカニアも排除しようとする輩もいる。―― まぁ、ヴェイトスの貴族なんて、ヴェイトスに代を築くだけで、色々な血が混ざるだろうし。――中には―――「人間以外の混じり物」の匂いのする貴族がBlue Bloodを口にするくらいだ。 そういう輩が居る限り、その辺の問題は解決しないんだろうね。つまりは、我等も安泰と。(「とめようとは」)―――――……。 (視線を改めて絡め、すぅ、と目を細めた。杯を軽く差し出して、酒を注げと催促) ……彼女達は、滅ぶ事を覚悟して動いているらしい。――それらに「やめろ」と告げたところで、彼女等の歩みがとめられるわけもなし。 僕にはその力も無いよ。 「神風特攻」を試みる相手をとめようと思うなら、此方も自滅覚悟でとめないといけないけど。 ――― 正直 どこまで彼女等が上手く立ち回れるか、ちょっとだけ興味がある。(肩をすくめて、足を崩した。肘掛に持たれて)……逆に君なら、どうやって彼女等を止める?……君の知り合いの聖職者様にお願いでもするかい? [Mon 27 Aug 2007 03:05:04]
ザッハトルテ > 表立って人間と事を構える事なかれ――ヴェントルーに限らず、彼等氏族の訓えなんぞ知らなくともトラブルを起こさず人の間に紛れている眷属なら気づいているだろうよ。 特にヴェイトスでは市が公に我々に餌を提供しているのだから。 パプテスも狩人殿も吸血鬼滅ぶべしと叫ぶなら、まずその前に奴隷制度を撤廃するべきなのさ。 とは云え――…貴重な労力、特殊な嗜好を満たす道具――奴隷が齎す甘露を知ってしまった人間達がそれを手離せるかは疑わしいがね。 ( 無機質な血色を映す杯を傾けて、ひと息 ) …止めようとは思わなかったんだ。 ( 咎めるつもりはないが、小さく語尾を上げて問う ) その組織が動けば勿論、人間はそれを吸血鬼全般の意思表示として扱うあろうな。 種族としても、個人としても――…それは歓迎すべきではない事態だと思うんだが。 [Mon 27 Aug 2007 02:27:51]
ミカド@宿屋 > ―――――。 (友人の手元が、動揺に揺れる。 それを指摘したりはしない。 あえて無言で流す。――これで、宿を変えても、彼は嫌そうな顔はするが、おとなしく付いてきてくれるに違いない。 何、嘘は言ってない。嘘は。 ただ、………まぁ、今の時期に入りに来る毛玉がいないことは秘密にしておこうと思う。)(空に咲く花もそろそろ終盤か。 空に咲く花束を眺めながら)  (此方がなんと答えたかは、言う必要も無いようだ。 彼の言葉に頷く事で、自分の答えを伝えた)――――氏族の名を記しての手紙だったから、何を要求されるのかと思っていたけれど、君の言うとおり「ハンターハント」がノスフェラトゥの一部なのではなく、「ハンターハント」の中にノスフェラトゥの一人の彼女がいる。そういうことらしい。―――……そういう意味では、ややこしい事にはならないでよかったよ。 氏族の代表としてこられたなら、もう少し悩むところだった。   ……しかし――――そんな組織がヴェイトスにあるなんてね。初耳だったから、内心冷や汗をかいたよ。――正直、彼女等の動き方によっては、かなり面倒な事になる。 いや、もう、なってるのかな。 ―――…ハンターが殺される事件は幾つか聞いたことがある [Mon 27 Aug 2007 02:12:38]
ザッハトルテ > いやだね。 ( 花火って良い感じに花と点描っぽい漫画チックなギミックだ。 それを背負う貴族様は輝いていた。 ほんとうにかがやいていた。 が――敢えて断言しよう、I★YA★DA )  ――――…  ( ――が。(2回目) けだまいっぱい。 ) ………………。 ( 無言で今度は手酌。 酒を注ぐ硝子製の片口が小刻みに震えている。 ほんにゃりする毛玉どもを想像して激しく動揺している図、かくして押し流されるように宿の移動はなされるのだろう。 ――元々彼の伝手に世話になっているだけだし。 ) …     。 ( 三度目の沈黙の後、ゆっくりと口を開いた ) いかな退屈ぎらいの西園寺とて、貴族≠フ血に名を連ねる以上首を縦には振らなかったろうよ。 いや――それは余り関係がないな。 テロリズムを肯定する暴徒≠ナもない限り「ヴェイトスで」「狩人を狩り返す」行為に意義があるとは思えん。 ( 淡とした、熱はおろか温度を宿さない赤が器の朱を映した液体へと向いたまま ) ヴェイトスを眷属の支配下に置く心算なら幾ら狩人を鏖殺しても意味がない、草の根分けてそんな事をするより、パプテス本体をどうにかしなければなるまい。 …私なら手間暇かけてでも大聖堂を直接狙う。 だから――… ( 訪れた異形≠ニ呼ばれる少女の目的は。 ) 比較的個人的な、「直接的に我々を屠る存在を」自らの手で葬りたい理由があるのだろう。 私戦に手を貸すのは、得策とは言えない―― ( 区切りのように轟音。 赤々とした華が夜空に咲き、散る ) [Mon 27 Aug 2007 01:52:13]
ミカド@宿屋 > …………仕事道具を、行きの馬車の中から放り出すべきだったな。(行儀悪く舌打ちまでして呟いた。 花火の「どん」と言う音に合わせて呟いたから、聞こえないといいな!)――― アマウラの風呂のよさが判らないというのかい? 理解できないならば、できないこそ!!!体験して理解度を深めたまへ。 リコリスの事も問題ないよ。賑やかな場所が好きだ!という子でもないし。彼女だって、煩い風呂よりも、ゆっくりとできる風呂を望んでいるに違いない。――――それに――(ちら、ともったいぶるように、声を潜め)君が知らないのも無理は無いが…山間の温泉は――― 毛 玉 に 大人気なんだ (嘘こいた)山間の露天風呂にとっぷり浸かる毛玉たちは、それはそれは愛らしいものでね。――と、言う事で、明日は宿を変えるので準備をしておくように。(にこー。花火に照らされた笑顔は、それはそれはキラキラと輝いておりました。)――僕も、それには拍子をぬかれたね。 噂だと、「キメラ」のような醜い容姿だと聞いていたけど……普通の黒髪の小柄な女の子だったよ。                棺桶を抱えている部分を抜かせば。(←突っ込めなかった部分)(さて。 杯に口をつけながら、上目でチラリと友人を覗く。 彼にこれを伝えたら、どんな反応をするのだろう。 そんな好奇心が、見上げる瞳によぎる)…… 彼女は、カーンの敵対組織…「ハンターハント」という組織の一人だそうだ。  そして――今回、僕に手紙を出した理由は…その組織の援助をお願いしに来たんだってさ。  [Mon 27 Aug 2007 01:20:34]
ザッハトルテ > 毛玉と後、仕事。 ( 断言した。 本気で着の身着のまま状態で出てきた ※装備:着流しの理由※ が、仕事道具だけは持って来ている。 そうしないと職場の人間が怖いんです。 ) ( 注がれた冷酒が作るさざなみに目を落とし、静かに首を横に振った ) そんなひなびた所が初の家族旅行じゃあ娘御が余りに気の毒だ。 私の人込み嫌いは昨日今日に始まった事じゃなし、気にかけて戴くほどの事じゃない――…何も問題ない、上手い事目を合わせないようにのらくら(・・・・)外を歩くさ。 ( そこまで言うと、杯に口を付け――離して )( 思わず片膝立てて身を乗り出した。 ) …って聞いてるのかな。 風呂とか風呂とか風呂とかこう、盛んに勧めてくれるのは構わんのだけどね、何っっで団体で風呂に入るやら屋外が良いやら島国の文化を理解致しかねるね私はね!! それこそストレスで毛が抜けるよ――よってNoだ。 ( 淡く漂う酒の香りに宥められ、裾を直し ) ――…ふうん。 その容姿から人間社会では落伍者を余儀なくされ、地下に潜るが定めの者が多いと聞いているが――その口振りだと、異形≠フ名とは裏腹に礼節を備えた御仁だったようだね。 ( 彼と違い、こちらはつい最近になって己の氏族を知った身。 おまけにこれといった「訓え」は受けていない為、そのように伝え聞いているだけだ。 よって特に他意は込めず、ぽつりと呟くように ) [Mon 27 Aug 2007 00:51:34]
ミカド@宿屋 > (自分の杯にも酒を注ぐ。――口をつけて一拍の間をおいて)そういえば…何を話したかは、まだ話していなかったっけね。僕にしても突然の話だったんだよねぇ。(来客が誰なのかは、会う前に簡単に説明はしておいた。 )――この時期に、まさか本当に此方に来るとは思わなくてねぇ。 可愛らしいお嬢さんだったよノスフェラトゥのお客様は。 ―――暫く滞在なさるそうだよ。 もしかしたら、またお会いする事もあるかもしれないね。 [Mon 27 Aug 2007 00:36:59]
ミカド@宿屋 > (時折吹き込む風が、どこかの風鈴を鳴らした。――ワンテンポ遅れて響く花火の音――賑やかな人の声――何もかもがヴェイトスの風景と違った。 それが自分にとっては心地よく感じるのだが――…どうやら友人には、合わぬよう。 眉を少しだけ寄せて、杯に酒を注いだ)……日焼けはこの季節仕方あるまい。 そんなに気にする事も無かろうよ。 ――それよりも、問題なのは、君だ。……君、本当にアマウラ滞在中、全ての時間を、三毛猫探しに費やす気かい? アマウラの神社仏閣めぐりもいいだろうし、後は…そうだな――…宿屋を静かなところにかえてみようか。 もう少し地方というか、山のほうへ。 この時期山林の間も良いもんだと思うよ。―――  露天風呂    (妙な強調)  も、あるしね。 何、恥ずかしがる事は無いよ。うん。 山際の温泉は静かでいいぞ。朱鷺乃都にいるとき「秘湯」と呼ばれるところへいったが、心が洗われるようだったよ。 ――― 温泉に入りながら、ともにゆっくりと語り合えば、きっと君の悩みも全て解決するだろう。( さらりと「まさか」の返事に、言葉をかぶせてだね) [Mon 27 Aug 2007 00:28:50]
ザッハトルテ > 用件は判らないが、西園寺が誰かと会っていたのは知っている。 野放しにされてちょっとさみしかった★ 等とはリコリス嬢だって言うまいよ。 ましてや私は一年前にアマウラには来ている訳だし――…こうして身に付けるものを手配できる程度にはね。 [Mon 27 Aug 2007 00:12:19]
ザッハトルテ > ( 少しでも目を離せば消えてしまう大輪の華を、ひとつひとつ説明を受けながら眺める。 トキノミヤコが誇る「芸術」を見ても、目を輝かせるなどと云った表層的な変化はないだろう。 ――散る鮮やかな緑や白に刹那、血色が染め上げられる事はあれど。 ) 人間なんだから、偶には日の光を浴びないとだめだと思ったんだ。 …植物や毛玉と一緒でそうしないと成長が遅れるんだとさ。 でも――… ( 杯を一気に傾けてからそちらへ。 灼ける臓腑にこふ、と小さく息を吐き ) ――――( 静かな通り。 ) …明日からはそうしようかな、もっとも寺社仏閣以外にでは何を見る? と云う話になるが。 人間が少ない所の毛玉は人馴れして居ないから、近付くとすぐに逃げてしまうのだけれどもね。 ( 毛玉―人間―毛玉。 毛玉は眺めたいが人間は居ない方が良い、揺れる天秤を如実に表し、伏せた瞼の下で今度こそ血色が揺れる )        まさか。 ( 顔を上げる。 こっちも真顔だ ) [Mon 27 Aug 2007 00:06:57]
ミカド@宿屋 > (流した視線が混じる。肘置きに体を預けて、友人の顔を見つめた。 彼の表情はこうしないと「読めない」―― とはいえ、いつも騙されてばかりの感じは否めないのだけど。)星と呼ばれる火種を並べて詰めるらしい。流石に作り方までは詳しく知らないけれど…花火の種類なら知ってるぞ。  今のは菊先 その次が牡丹 ――それと、枝垂れ柳(一つ一つを指差して)――――… (ガラスの地炉利のなかにはいっている冷酒に手を伸ばす。 いるか?と、仕草で問うて) リコリスを観光に連れて行ってくれたことは、感謝しているよ。 何せ僕じゃ昼間の世界を案内できないからね。……彼女も夢中で楽しんでいたんだろうさ。 日焼けが酷いことになるくらいにね。( 娘の赤い肌を思い出して、クスリと笑う。 ) ―――商魂逞しいのがアマウラ人の特徴だからね。そればかりはどうとも――…そういう「土産物屋」が無い通りを歩けば、それなりに静かに歩けるだろうとは思うけど。――――…。――――……。それが気に入らないのかな。  ――あるいは―――僕が君と風呂に入らない事を怒っているとか(真顔) [Sun 26 Aug 2007 23:52:02]
ザッハトルテ > 火薬か。 破壊を目的として作られた物を、ああして刹那の彩りに用いる発想は慧眼だと思うがね。 わざわざ色を付け、きれいな円形に見えるように、職人が全て計算しているんだろう? あれは。 ( ヴェイトスでは珍しい物が見られるからと、部屋に招かれてここに居る。 「ガイジン」としては勿論、花火なるものを見るのは初めてなのでこれはこれで貴重な経験なのだが。 ) ――… ( 杯を取り上げて傾け、ちらりと横目をそちらへ流す。 ――言葉を切る彼。 妙な間。 こんな時、彼は大概ストレートには尋ねてこない。 ) …色々悪い事をしたと思ってる。 人間なのだからと昼間リコリス嬢を外に連れ出したんだが、彼女は紛う事なきアルビノイアだったのだよね――…随分肌が赤くなってしまっていた。 おまけい決してアマウラに限った話じゃなかろうが、道行く度に土産物を勧められるし。 ( 墨染めの着流しの裾を整えて座り直した。 異人がこんなものを着ていれば、確かに熱心な観光客と思われても仕方なかろうけれど。 ) [Sun 26 Aug 2007 23:24:44]
ミカド@宿屋 > 中身は似たようなもんだからねぇ。戦争の大砲玉の中身が、花火と同じなら、別の意味で見物に行きたいけれど。(くすりと笑う) ――――本場の花火師が作っただけあって見事だ。懐かしいよ。 (膳を挟んで、少し離れた場所に座る男へ視線を流して)  気に入らないかい? ( ――ここ数日。誘ったのは此方なのに、なんだかんだと別行動をとっていた。 部屋も別だから、彼がどのように過ごしているかは判らない。が―― なんだか)  ……。 (楽しんでいるように見えない気がして) [Sun 26 Aug 2007 23:08:55]
ザッハトルテ > ( 音が爆ぜ、空に刹那の華が開く。 その度に器の酒が小さく波紋を立てて揺れた。 ) ――…文字通り「きなくさい」な。 戦争は終わったのに大砲を使った演習のようだ。 ( 仲居が用意したのは猪口ではなく朱塗りの杯だった。 真偽は兎も角、ガイジンにはその方が受けが良いらしいとか。 同じ色の膳の上に杯を戻し、袂に手を突っ込んで鈍色の空に散る火薬を見上げ。 ) [Sun 26 Aug 2007 22:52:14]
お知らせ > ザッハトルテさんが来ました。 『( 朱の色の波紋 )』 [Sun 26 Aug 2007 22:45:49]
ミカド@宿屋 > (咲き乱れる火の花は、男の顔を一瞬照らしては散っていく。)( いつも喧しい男も、今日ばかりは黙って花火を見つめ、冷酒を傾けるていた。) ――― ……。  (宿屋の二階。開け放たれた障子の向こう側で咲く、色とりどりの花。 腹の底に響く「どん」という重い音も久しぶりだ。) [Sun 26 Aug 2007 22:37:57]
お知らせ > ミカド@宿屋さんが来ました。 [Sun 26 Aug 2007 22:28:30]
お知らせ > ミザリーさんが帰りました。 『アマウラフリーに急げ! ( どたどた )』 [Fri 24 Aug 2007 22:37:48]
お知らせ > ミザリーさんが入室されました。 『( 人気の無い、ちょっとした広場にて。 )』 [Fri 24 Aug 2007 22:30:57]
お知らせ > ミカド@宿屋さんが退室されました。 『(返事を書きながら、当日の準備を考える。)』 [Thu 23 Aug 2007 01:38:34]
ミカド@宿屋 > (使い魔は、かの君からの返事を持って来た。 )―――――――……。(目を通して)  …………。 …………………。 これは、覚悟したほうがいいかな? (どうやら、余程の事情があるらしい。 アマウラまで来るという。 羽織に袖を通すと、平机へ擦り寄った。) ……ザッハトルテ君と小鳥ちゃんにも話を通しておかないとなるまいねぇ……。  ( 硯に水を入れて )……さて。  [Thu 23 Aug 2007 01:37:59]
ミカド@宿屋 > ―――(資金援助を望んでいる? 貴族として動いてほしい事がある?あるいはヴェイトスに居る先客に挨拶しに来た? ……もっと物騒な方向に考えるなら、他の氏族がノスフェラトゥを騙っている。目障りな貴族を始末しに来た。――― もっともっと嫌な方向に考えると) お母様が、色々ばらした。( あ り え る )――――しかもこのタイミングだ。 僕が友人君と娘と、いちゃいちゃしようとしているのを知って邪魔しに来たという事か…!!!  (クワッと目を見開き) ……あの馬鹿おん(ぐぎぎ)とってもとってもお優しいお母様は、僕が幸せ一杯な状況よりも、お預け状態で、ぎゅーぎゅー言ってるような状況のほうが好きな人だしね。 んんんんんんん。 (杏の香りのする酒を、一気に飲み干し) …………。 (手酌) ……なかなか思い通りにはいかないね。 まぁ、まさかアマウラまではこないだろうし――…(と、外から風鈴を揺らしながら飛び込んでくる、小さな影。――窓の手摺にちょこんと留まる小鳥の姿。 使い魔だ) ……おや? [Thu 23 Aug 2007 01:22:27]
ミカド@宿屋 > ――――(出鼻を挫かれた思いが拭えないが、来てしまったものを「みなかった事に」という事にも出来ない。そもそも相手がわざわざ氏族名を名乗って手紙を送ってきたのだ。何か理由があるのだろう。 しかも、その氏族が――「ノスフェラトゥ」――だと書かれていた。 自分の知るノスフェラトゥは、情報関係のエキスパートだ。常に目深にフードを被り、汚物の臭いを纏わせている醜い鬼。 カインの呪いをうけ、その他にも「何か」を恐れ、常に身を隠している一族。 それが彼らノスフェラトゥ 彼らはあまり他の氏族と絡もうとしない。 ただし、その代わり他の氏族と比べて結束が強く、その情報網はヴェントルーとは違う独特のものだ。 …何せ仮面舞踏会の連中と直接遣り取りするような輩。 そんな相手が、自分と話したいと )  ―――…… 僕と話して得るものなんて、ないだろうにね。(ヴェイトスに自分が居る事を、ノスフェラトゥが知っていてもおかしくない。だが、彼らが求めるものを、自分が持っているとは思わなかった。 ヴェントルー氏族の代表としてヴェイトスに居るわけではないし――) [Thu 23 Aug 2007 01:09:09]
ミカド@宿屋 > (仄かに部屋を照らす行灯が男の横顔を障子に映す。―― 火が揺れるたびに、形を変える男の影は、起きてから、この窓辺に張り付いたままだった。 部屋に仲居を呼びつけて、酒を頼んだっきり外をにらみつけていた。)  ―――ー。 (朱塗りの盆の上には、つまみの冷奴に、箸が一膳。それに薫酒の入った徳利。手酌で杯を満たしては、てフラフラ酒を回し遊んで、ちびちびと口をつけている)―――― ………さて。(ぽつり。 広い畳の部屋の端っこで、首をかしげた。) 何を言われるのやら。何を知りたいのやら。(日が出ているうちは動けない男の、実質一日目の今日。本来なら友人を誘って、外へ飛び出すところが、「あちら」の事が気になって首を傾げるばかり。)(遊びに来ていた貴族連中――遊郭をうろついていたような輩――を何とか捕まえ、金に物を言わせて部屋を取ったのが月曜日の夜の話。 貴族が使う宿屋という事もあり、無駄に広い畳の部屋を、三部屋とった。  …本当だったら、一部屋にしよう!!と、騒ぐところだったんだが、手紙の内容に冷水をぶっ掛けられたが如く、自分から一人部屋を選んでしまった。  [Thu 23 Aug 2007 00:44:22]
お知らせ > ミカド@宿屋さんが入室されました。 『(宿屋の障子窓から外を眺めている)』 [Thu 23 Aug 2007 00:18:05]
お知らせ > ヴァネッサさんが帰りました。 『明日から着るメイド服のバリエーションが増えました…』 [Sun 3 Jun 2007 00:03:36]
ヴァネッサ > ふふ、もう腹をくくったぞ… ( そういいながら、更衣室をメイド服姿のまま出て、 ) 店長っ! ( 明日のためのチェックをしている店長に向かって ) お茶でも飲みましょう! ( 味とかそういうのは感じないけど、一杯飲んでいるという気持ちだけで少しくらいはリラックスできるというものだ。 店長も別に構わないという感じだから。 ただ、私はきっと疲れていた。そう、疲れていたのだ。疲れているときというものはつい、ノリだけで物事を言ってしまうことがある ) もちろん、店長の奢りでね! [Sun 3 Jun 2007 00:02:38]
ヴァネッサ > ( でも、今現在コスプレしている自分が居る ) ――も、もしかして、嫌よ嫌よも好きの内って言うやつなの?!そ、そういう罠?どこの軍師様?! ( しゃがみ込んで頭を抱えて悩んでしまう銀髪メイドコスの女吸血鬼が一人。軍師様って、きっと一生の不覚ばかりする軍師だよ。こ○めいの罠じゃない!きっと ) ふふ、ふふふふふふ… ( 頭を抱え込んだまま、思いっきり傍目から見ると怪しく思える笑い声が漏れ出す。もう、本当に壊れたんじゃないかって感じです ) もう、私には後退の二文字はない! ( 勢い良く立ち上がり ) なんだか、すっごく後戻りしたけど、ない!悲しいけど、コレ…仕事なんだよね…( 最初と後のテンションの差が激しいのは気のせいだ☆ ) [Sat 2 Jun 2007 23:49:11]
ヴァネッサ > ぽ、ポジティブに考えなきゃ駄目だよねっ ( そうさ、前向き思考。前向き思考 ) ――――――― ( 前向き思考中 ) ―――――レイヤーになれと? ( コスプレイヤーの略 ) 無理っ!無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理! ( ちょっと想像してしまった。思いっきり力いっぱい自分で否定した。なんだか末期な感じ ) 一分どころか十秒も持たないって! [Sat 2 Jun 2007 23:39:52]
ヴァネッサ > 『いらっしゃいませ、ご主人様♪』 ( 思いっきり作り声で言ってみる。誰も居ない更衣室で自分の作り声だけが聞こえる。悲しい…というか痛い ) ふふ、このキャンペーンのあとは一体何をさせられるんだろうなぁ… ( 想像もしたくない。と思いながらも頭の隅っこでちょっと期待している自分がいたりもする。嫌だ嫌だ ) ――毒されていく… ( でも、何でも文句も言わずにやらないと、ほとんどの仕事に関して何のノウハウもない自分じゃあ、すぐにクビになる可能性だってある。危険、危険 ) あーーもうっ! ( フリルの付いたカチューシャを床に叩きつけようとつかんで振り上げたが、 ) はぁ… ( そっと、近くのテーブルに置いた。 一応、お店のものだから壊したら弁償…。そして、半ばあきらめ ) [Sat 2 Jun 2007 23:30:12]
ヴァネッサ > ( 茶屋の奥の更衣室。部屋に帰ってもどうせ横になるだけだから、結局閉店まで片づけをしつついた銀髪の女吸血鬼が一人 ) なんだかんだ言って、慣れてしまっている自分が居る… ( 壁に手を当てて、がっくりと肩を落としている。その身に着けているのはメイド服。青を貴重にしたメイド服。白いエプロンがまた中々で ) これも着慣れたなぁ… ( 現在メイドキャンペーン。挨拶は「いらっしゃいませ」→「お帰りなさいませ、ご主人様」に変更中 ) ―――今じゃあなぁ… ( ため息がまた一つこぼれた。 今の自分の姿を見れば、すでに乾いた笑いしか出てこない。 まぁ、そんなことを言いながらも昔はピンクメイドの格好をしていたけど ) [Sat 2 Jun 2007 23:19:36]
お知らせ > ヴァネッサさんが入室されました。 『・・・・・・(ため息)』 [Sat 2 Jun 2007 23:13:04]
お知らせ > ヴァネッサさんが帰りました。 『頑張れ自分ッ!』 [Thu 10 May 2007 22:59:32]
ヴァネッサ > とにかく… ( ボロい建物の前でグッと手を握り締めて ) 明日から、仕事…頑張ろう。いやでも、明日は来る。家賃の支払日も来る。 そして、コスプレをしなきゃいけないことも長い人生の中にあるはず… ( なんて、どんどん声が小さくなりながらも、銀髪の少女は決心した。後半辺りは悪あがきだが、決心した。 せざる得なかった、むしろ半強制?だって、心が耐えられないんだもの ) [Thu 10 May 2007 22:59:18]
ヴァネッサ > ( あまり良い方向に想像が働かない頭を切り替えて、身体にもぐっと力を入れる。こうな風にしていたってしょうがない。雇ってもらったんだし、そうしないと残るは娼婦になる道 ) 昔も着てたから、いいか… ( なんて、頑張って頑張ってプラスの方向へと頭を持っていく。フォーウンの方の服だって、着物だって、メイド服だって着たじゃないか。そうだよ、それを前よりも人の目に付くところで着るだけだ。どう、それで仕事をするだけなんだ…。と言い聞かせる ) それでも、気が重いのは変わらないけどねぇ… ( そんな独り言をしているうちに部屋のある建物まで付いた。あぁ、ボロい。何か幽霊とか出てもおかしくないんじゃないかと思う。 だって、こうして死体が住み着いているんだし。とか、心の中で言ってみたりするけど。まぁ、そんなの誰も気が付かない。 こうして、ボロボロの建物を見ていても切なくなるだけ。まぁ、それは部屋に入っても変わらないことだけど ) [Thu 10 May 2007 22:49:50]
ヴァネッサ > ( がっくりと肩を落としながら、誰に言うでもなく、独り言をボソボソと ) そりゃあ、お給料も変に安いって事も無かったさ。 よくわからないけど、普通よりも高かった。でもさ… ( コスプレってどうなの?この時代でコスプレって。 和と洋とか言っておきながらフォーウンの方っぽいのまであった…。 幸いにも今日は説明とかそういうのだけで済んだ。それと簡単な接客の言葉とか ) もう、後戻りはできないけどねぇ…。 はは… ( 何か自嘲気味に笑った。傍から見るとちょっと怖い ) [Thu 10 May 2007 22:41:50]
ヴァネッサ > ( 自分のぼろ部屋へと帰る道をとぼとぼと歩いている、ヴェイトスの方の街娘の格好をした銀髪の少女が一人 )( 教えてもらった茶屋に行ってみた。行ってみました。雇ってもらえました。もらえましたとも ) 何でもするって言ったけどさぁ…。やましい仕事じゃなければいいって言ったけどさぁ… ( はぁ…と溜め息を吐いた。 原因は茶屋だ。ちゃんと雇ってもらえたけど。 その茶屋は、和と洋の雰囲気を服装で感じ取ってもらおうとかいう茶屋。茶屋というか喫茶店に近いともいえる。出す品物も、団子からケーキと幅が広い。 それは、問題ではない。一番の問題は ) ――要はコスプレ茶屋じゃないか… ( 柔らかく言えば、色々な文化の服を着てお客をもてなす。言ってしまえばコスプレする。 メイド服とかもあるそうだ。しかも、メイド服デーならぬ、メイド服ウィークが ) [Thu 10 May 2007 22:31:44]
お知らせ > ヴァネッサさんが入室されました。 『疲れた様子で』 [Thu 10 May 2007 22:24:24]
お知らせ > ヴァネッサさんが帰りました。 『隙間風の吹く部屋に戻る』 [Thu 3 May 2007 23:32:36]
ヴァネッサ > ( 今日は一まず、部屋に戻ってまた明日探すしか、ないかな ) ――まだ、早いかもしれないけど… ( 一度、空を見上げた。太陽の出ていない空は清々しかった。 元々は、こんな外の世界を望んでいたのだろうか。今になっては分からない。 過去のことよりも、明日のことの方が大切だ。そう、遠い未来よりもすぐ目の前にある未来だ ) [Thu 3 May 2007 23:32:02]
ヴァネッサ > ( そもそも、時間帯的に健全な飲食店の空いている数がとっても減っている!何だか、とても露出の多い服を着て接客をやる店だとか、そういうのばっかり。 やはり、昼間に探すべきなのかもしれない ) ――昼間に出直しかナァ… ( ポリポリと後頭部をかきながら、銀髪の少女は考える ) [Thu 3 May 2007 23:16:33]
ヴァネッサ > ( さて、仕事に役立つ技能は殆ど持っていないこの銀髪の少女。雇ってくれる場所があるかどうか )( 一まずは運搬などの重要、且つ力のいる仕事に腕の細い、少女を雇うわけが無い。何かやるとすれば、どこか飲食関係で表の仕事くらいしかないだろう。しかし、問題としてはアマウラの方の言葉があまり使えない少女はそれだけで雇ってくれる店の数は減る。ヴェイトスなどの方面の人間が居る出島とはいえ、トキノミヤコ人だっている。両方の言葉が使える方が望ましい。 そうなると… ) ――娼婦… ( そんな言葉が口から出てしまった。道の端によって立ち止まり、溜め息を吐きながら ) 無いもんだナァ… ( そんな愚痴を零しているが、なんとかしてちゃんとした仕事を見つけないと本当に娼婦に身を落とすしかない。 少女、考える ) [Thu 3 May 2007 22:59:41]
ヴァネッサ > ( 馬車に乗り、数日前にここアマウラの出島にたどり着いた。出島ゆえにあまり目立つということは無い、水色花柄のフリルワンピースと、白いエプロンだ。手枷のある場所には貰った水色のアームウォーマーをして隠している。 少なからず荷物はあったが、先日見つけて、借りた部屋においてきた。部屋といっても隙間風は酷く、決して広くなく炊事をする場所は無い。洗濯も無理だ。洗濯は外でやるしかない。日当たりも良い方ではなく、人間ならば体調を崩してしまうのではないかというほどに悪い。この少女としてはあまり問題は無い。むしろ好条件だ。 そんな部屋でも月に1万は取られる。まぁ、それは仕方が無い。普通じゃあこの少女に部屋を貸す人間がいるかどうかすらわからない ) ――さて、と仕事…しないとねぇ ( そんな独り言を言いながら、少女は夜の出島を歩いていた。 部屋を借りているからには家賃を払わねばならない。ヴェイトスを出る前にいくらか友人に貰ったものの、それとて底がないわけではない。それにここで暮らしていくには多少なりとも生活用品は必要になる。やはり何をするにもお金が重要だった。 それを稼ぐためにこうしてどこか雇ってくれるところが無いか探しているといったところだった ) [Thu 3 May 2007 22:42:16]
お知らせ > ヴァネッサさんが来ました。 『数日前にたどり着いて』 [Thu 3 May 2007 22:33:05]
お知らせ > 艶子さんが帰りました。 『( モノより思い出とは言うけれど、褌は大きな思い出になる! )』 [Mon 26 Feb 2007 23:43:53]
お知らせ > ナキアさんが帰りました。 『( 魔女の所持品に 褌 が増えました )』 [Mon 26 Feb 2007 23:43:26]
ナキア > はい、お揃いで… うええぇ、 わ、わたしもですかっ!? ( ふんどし。女性は腰巻で何もつけないわけじゃなかったんですね、ってまた間違った知識+1 きっと獅子乙女は獅子の分もお揃いにって買っていくのだと思った。おもった。 ) い、痛そうですですね、でもお揃いなら一応私の分も買っていくですか… ( つけるかどうかはともかく。というかつけ方わかりません。 ) ふふ、照れる乙女は可愛いので照れちゃうといいですよー。 ( なんて。速度の増した手、振られるままにくすくすと。おんなじよに、白夜さんと繋いだ手の速度も増す。痛くない程度に ) ―― ふんどしですか。 アマウラではわりとポピュラーなんですかねやっぱり。 ( アズさんにも、他の人にも。 乙女、パンツはダメでも褌はいいんですか。アズさんならきっとはいてくれるって信じてる。でも毛糸のパンツといい下着を贈りあう仲な白夜さんたちに魔女はちょっぴり驚愕した! )  …え、あ、はい。そうですねお菓子とお饅頭も買うのでしたね。 ( こくこく、乙女の言葉に頷いて ) [Mon 26 Feb 2007 23:39:47]
艶子 > ナッキーもどうですか、褌。 ( 自然なスマイルで尋ねました。これもアマウラ・朱鷺の都の文化です。や、女性は基本下着は着けないのですが。 ) も、もう。ナッキーったら私のことそんなに大好き大好きって……。 私、照れちゃう! ( 握った手を揺らす速さがちょっと増しました。私の事大好きって言ってくれる人を大事にしたい。 ) そうか、褌が良いか。……え、アズへのお土産も褌!? ( 荒ぶる海を背景に、褌一丁のアズの凛々しい尻笑窪を想像。…すまん、アズ。私が変な事を言ったばっかりにお前へのお土産は褌になってしまった。でも、愛があるなら穿いてやってくれィ。 ) ……他の人へのお土産も褌で良いかな…。 ( 勿論念を入れて他お土産もチョイスしておこうとは思うが、基本は褌。そうして向かうと決めたのは、嗚呼。褌屋。 ) ……な、ナッキー。ちゃんとこの後で普通のお土産屋も行くからね…。 [Mon 26 Feb 2007 23:29:07]
お知らせ > 白夜さんが帰りました。 [Mon 26 Feb 2007 23:20:53]
白夜 >  … ふんどし? びゃくや、しらないの。でもでもッ……つやこおねぇちゃんとおそろい。だったら、いいの。それがいいの! ( ぱちぱち…手を打って喜びます。 ) ふぇッ ……たいへんなのは、ゃう…なの。だからね、びゃくや ( そんなタイミングで聞こえるはナキア様の問いかけで。白夜は即答することでしょう。 ) … ふんどし! びゃくやとおそろい。つやこおねぇちゃんとも、おそろい! これで、あず ――つやこおねぇちゃんみたく、つよくなれるかもしれないの。でもでも… おねぇちゃんのほーが、ねんき。はいってるの 。 ( 白夜はそして尋ねるでしょう、褌を扱っているお店の在り場所。――…お土産に褌って如何でしょう。そんな思い込めて、 【判定】 ) [Mon 26 Feb 2007 23:20:13]
ナキア > スカートがめくれちゃったら大変ですよー? ( 主にアズさんの鼻の粘膜とか。特に海辺なら海風が吹いているだろうし、 ) お揃いですか、よかったですねー ( へろ。ついてるかもしれませんよ柄も! ) そのまましゃくしゃく食べるのも美味しいですよねー。でもアマウラににんじんさんの何かって売ってるのでしょうか… ( 半分エルフなので生のままでも。乙女にはちゃんと食べやすいように料理しますよう。 ) はい、大好きですから。 ( へろ。乙女の照れ笑いに可愛らしい、なんて頬を緩ませ。揺れる手が、なんだか楽しい。白夜さんと握った方の手も、同じ調子で揺らしてみた ) そうですね、アマウラ人以外の方も結構いらっしゃるんですね。 ( 通りをゆっくりと歩きながら。 ) それで、アズさんには何をお土産にしましょう? [Mon 26 Feb 2007 23:04:51]
艶子 > そ、そういえば白夜は何も穿いてないんだったな。 …んむ、一応ほら。刺激が強いとアレだから。でもアマウラだと兎柄の褌しか売って無さそう…。お姉ちゃんとお揃いだけど、いい? ( 良いのだろうか。そもそも褌に柄付きとかあるのだろうか! ) 白夜は人参大好きだな。私も大好きだぞ。…生はダメだけど。 ……そ、そうかな。素敵、かな?……あ、ありがとう。 ( もう一度照れ笑い浮かべ、機嫌が良くなったのかナッキーと繋いだ手を小さくぶらぶらと揺らした。 ) 丁度このあたりはお土産屋さんが並んでるみたいだね。出島は観光客が多いし――。 ( 店の外にまで品物が並び、結構な賑わいを見せている。 ) [Mon 26 Feb 2007 22:54:34]
白夜 > …ふぇ?―――― …ぱんつ。はかなきゃだめ、なのぅ? ( 刺そうとされた、下地はグズグズに崩れていたようでした。暖簾に腕押し。ヌカに釘。 頭撫でられた白夜は至極ご機嫌です。 ) つやこおねぇちゃんも ……おそろい、なの♪ ( 手を繋いで歩く姿に、はしゃぎます。 食べ物を訊かれた白夜は、 ) … にんじんさん! そのままでね、しゃくしゃくしゃく…ッて、あまくっておいしいの。 ( にぱッ… 嬉しそうに答えます。 ) [Mon 26 Feb 2007 22:48:21]
ナキア > えぇ、もちろん白い兎さんにしましょう。 兎柄のぱんつ…。…それは、むしろ白夜さんに買っていってあげたほうがいいんでしょうか。 ( だって確か、はいてない って。…。 ) …あ、あら。 ( 撫でる。 ) じゃぁ、白夜さんはどういうのを「ぱく」ってするのが好きですか? ( へろり、笑みを浮べて尋ねようか。 ) ふふ、はい。じゃぁ、一人一人ちゃんと自分で自分の分は持っていましょうねー。 ( にこにこ、照れ笑いに応えつつ。足りなくなったら魔女の分のお菓子からいくらでも差し出します。 ) はい。私も今のままで十分乙女は素敵だと思うですよう。 ( 目を細め。大丈夫乙女なら可愛らしさでカバーできる…! ) はい。 ( 伸ばされた手、握り返して。三人並んで歩いていこう ) 色んなお店がありますねー。 見たいところがあったらいってくださいね [Mon 26 Feb 2007 22:37:42]
艶子 > でも兎柄のぱんつとかはダメだからね、白夜。 ( 一応釘を刺しておいてみる! ) そうだね。MJには内緒で自分の分を確保しておかないと、取られちゃうからな…。 ( そんな事を考える自分が、ナッキーに微笑ましげに見られているのに気付き、照れ笑いを返す。 ) 背中に鬼とか、龍とか、髑髏とか。カッコイイとは思うんだけど…… ん、そうか。私はこのままで強くてカッコイイか! ( 嬉しそうに笑い、白夜の頭を撫でた。腹筋の割れた逞しげな身体をお風呂のシーンに持ってくるのもちょっと勇気が要ります…! ) …… 乙女も。 ( ナッキーの右手に手を伸ばし、握る。子供の頃はこうして手を繋いで父上と一緒に街を歩いたものだ。 ) [Mon 26 Feb 2007 22:31:17]
白夜 > ( 戦闘能力がぐんぐん上昇する艶子さま、このままだとスカウター破壊されかねません…! ) … じゃあね? まっしろなうさちゃんがいいの、――それとー… 「ぱく。」ってするの、 びゃくや… かじかじしたら、かたかったの。おいしくなかったのぅ… ( ウサミミ萎れる白夜の脳裏。過ぎるは昨夜の貝料理――しゃくしゃくがりがりした白夜。よく分からぬ涙のうちに夜を過ごしたのでした。 ) つやこおねぇちゃんは、そのままでいいの。そのままで、かっこいいの…!いれずみしなくってもね、びゃくやもあずも… おねぇちゃん。つよくってかっこいいの… わかってるの。  [Mon 26 Feb 2007 22:23:34]
ナキア > はい。白夜さんに良く似た、可愛いうさぎさんを探しましょうねー。 ( 軽く覗き込むように、横から無邪気に跳ねるうさぎさんを微笑ましく見やり。 乙女は違う意味で暴走している…! ) はい。あと、明日の馬車の中で食べる分も買っていきましょう。 ( きっと乙女も獅子もたくさん食べるだろうから。くすくす、笑い声をもらし ) いれずみ、ですかー。カラダに描く絵みたいな? ( 首をかしげて。乙女は毎回サァビスシーンにお風呂にはいらなければなりません。 ) ( 白夜さんの手を引いて歩き始め、 ふと ) …。 …乙女 は? ( 空いている方。右の手を、乙女に差し出してみようか? ) [Mon 26 Feb 2007 22:12:00]
艶子 > 兎さんの… 絵のついた、何か。 ( 兎さんの絵の付いた何か → 兎パンツ。 ――艶子の戦闘能力がまだまだ上昇するッ!兎っ子に負けないぐらい暴走気味でした。 ) 私も色んな人にお世話になりっぱなしだからな。饅頭でも買っていくか…。 ( 前に菫とイツカに櫛をプレゼントして貰った。そのお返しの意味も込めて、あの二人にも何か買っていってやろう。 ) ふふん、そうだろうそうだろう。実はちょっと肩から腕にかけて刺青しようかと思ったんだけど、あれ痛いッて言うから止めたんだ! ( 自慢しながら言う事でもないような。まあ、余り自分の身体に手を入れるのは好きじゃあないのもあるのだが。 ) [Mon 26 Feb 2007 22:06:24]
白夜 >  …ふぇ… うさちゃんの、それにするの。それがいいの! ( 何かがヒットしたらしき白夜。ぴょんこぴょんこ…飛び跳ねることでしょう。やはり兎ッ子です――ッと! 途端。跳ねていた白夜が止まります、物陰より姿現す艶子さまに。 ) …  おねぇちゃん!およーふく――ぅ〜と… わふく?きれーなの、おぎんさんみたい。あねさんみたいなの、 おまえたち。まだしらァきるつもりかい? って――…かっこいいあねさん、みたいなのッ…! ( 何だか最近の白夜。雰囲気に染まってきてます。 ) [Mon 26 Feb 2007 22:01:05]
ナキア > ( もちろん、乙女もぎゅーしますよ。 ) はい。 そうしましょう、アズさんもきっととっても喜んでくれますよ。 ( 微笑んだままに、しばし髪を撫で。 ) そうですねぇ、きっと白夜さんのこと、アズさんは大好きだと思うですよ。じゃぁ…兎さんの絵の付いた、なにかにしましょうか? ( よくある和柄の兎さんを思い浮かべてください。 ) ( 何かに反応したらしき白夜さんに、魔女は足を止め ) あ、乙女。 ( 自然、返すのは笑み。今日の和服姿もまたよく似合っていて可愛らしい。 ) はい。この間もちょっと見ましたけれど、もう少し何か買っておこうかと。 ( 村の人への。 ) ( それと白夜さんがアズさんへの、とはちょっと、今ゆっちゃいけない気がした! ) [Mon 26 Feb 2007 21:49:49]
艶子 > ( 抱き合う二人を見てほんわかする一方、自分も後で抱きしめてもらおうとか考えるあたりまだまだお子様であった。 アズの好きなもの → 白夜。途端にプレゼントリボンで際どい部分を隠した白夜がアズに迫る不埒な想像を浮かべてしまうあたり、傭兵はもう色々とダメである。 ) うおおぉぉぉッ!うぉのぉれィアズゥゥゥアァァァ――ッ! ( 大気とこのヴェイトス島が震え(るイメージ)、艶子の戦闘能力は極限までに高まった!五十三万! ) ぬッ、見つかったか! ( 物陰からひょっこり顔をだす傭兵。今日も今日とて和服姿で。 ) や、ナッキー。お土産を買いに行くの?なら、私も一緒に行く。 ( とてとてと近寄ってにへらと笑う。先ほどまでの殺気の篭った顔を押し隠して! ) [Mon 26 Feb 2007 21:44:36]
白夜 > ( 勿論です、浜辺にちょーんと座ってても、大好きなおねぇちゃんの足音にはばっちり反応しちゃいます。 )( 抱きしめてもらえた白夜。髪など撫でてもらえた日には――ウサミミぴるぴる蠢かせて喜びの絶頂を示すでしょう。 ) ――… 。わかったの、 じゃあね。きょうは、おみやげえらびするの…♪ ( 漸く落ち着いた感じな白夜は。アズさまの好きなものを尋ねられ、即答するでしょう。 ) … びゃくや 。 ( ダメだこの子、まだ正気に戻ってないです。いえ、戻っていてこの調子なんじゃあないかという説もチラホラ。そんな時です。 ) …  な、なんだ。このいじょーなせんとーりょくはッ ――…ご、ごじゅーさんまんだとぉ!すかうたーのこしょーじゃないのか! ( 凄いです艶子さま、白夜はまた惚れ直してしまうことでしょう。 ) [Mon 26 Feb 2007 21:38:20]
ナキア > ( 凄いですね、うさみみレェダァ。 それできっと乙女の気配も察知できちゃってるに違いない。魔女は気づきませんが。 ) はい。 ありがとうございます、お待たせしてしまって申し訳ありませんでした ( そう背は変わらないけれど、ちょっとだけ屈みこんで抱きしめましょう。柔らかな白い髪を、ゆっくりと撫でて宥めよう ) …。 それは、明日帰りますからその後でお土産持っていってあげたらいいのじゃないですかね? ( コッソリ見ている乙女がどう言うかはわからないけれど! ) なにか、アズさんが好きなものとかは…? ( 白夜さんの手を繋ごうと左手を差し出し、歩きだしながら ) [Mon 26 Feb 2007 21:28:02]
艶子 > ( 更に別の物陰からそれを眺める傭兵の姿。傭兵は怒りに己の気を震えさせていた。 …勿論、ナッキーと白夜が仲良さそうだから、とかでは無い。白夜がアズへのお土産は何が良いか考えているという事にジェラシーを覚えていたのだ。 ) ……というか、今アズのおうちに行きたいって言ったな…!許さんぞ、お姉ちゃんはァァァァ許さんぞォォォアズゥゥゥ。 ( 行きたいと言ってるのは白夜の方なのに、何故か矛先はアズ君の方に行くのでした。 ) [Mon 26 Feb 2007 21:24:31]
お知らせ > 艶子さんが来ました。 『ゴゴゴゴゴゴ』 [Mon 26 Feb 2007 21:21:12]
白夜 > ( …あ。 その一言。ただそれだけの、貴方の声聞き留めた白夜のウサミミが「ぴこーん!」と向きます貴方のいらっしゃる方向へ!何か此方の方が余程正確な気がするのは気のせいでしょうか。 近づいて、ぽむと頭撫でてもらえた白夜は。くるぅり…振り返る表情は見せぬまま、ぎゅう…と貴方に抱きつこうとするでしょう。 )  びゃくや。ないてないの、……でもでもぅ。ままとあえて、とってもうれしぃの。 ( ふと聞こえた問いかけには、 )  あずのおうち 。 ( いや待って、距離あり過ぎだから。 ) …んーとね? あずのおみやげ。なにがいいのかな? ( 正気に戻った白夜。こてんと小首傾げます。 ) [Mon 26 Feb 2007 21:20:25]
ナキア > ( 魔女は どうするのかなって 見てました。 はじめてのおつかい を、こっそり見守るかのように――― )  …あ。 ( おーっと泣いてしまうのかーっ!? )  …、 ( 困ったよな。申し訳なさそうな笑みを浮べて、魔女はてくてく、項垂れた兎さんに近づいていこうか。 ぽんぽん、と 後ろから、頭を撫でてあげよう ) こんばんは、白夜さん。 おまたせしましたよー。 ( へろ。 ) さて、どこに行きたいですか? アズさんのお土産選び? [Mon 26 Feb 2007 21:12:35]
白夜 > ( ……チッチッチ…無常にも時は過ぎ去っていきます。そして白夜の目元にはじんわり…涙が浮かびはじめます。 )  ...  びゃくやね。まいごのまいごの うさぎさん、あなたのおうちはどこですか〜♪ なのぅ … なきあまま。いないの、だからね。びゃくや――みつけたかったの、でも… しょせんは つけやきば。どんなにあがこうとも、むだむだぁ――!なのぅ… ( へにょり… ウサミミが萎れてしまいかけています。 ) [Mon 26 Feb 2007 21:08:34]
ナキア > ( 白夜さんの近く。 どこかの角の影から、こそりと。 ) …なにをやっていらっしゃるんでしょうねー ( 不思議だったので見守っていました。 見つかっちゃうかすぃら ) [Mon 26 Feb 2007 21:02:09]
お知らせ > ナキアさんが入室されました。 『( こそ。 )』 [Mon 26 Feb 2007 21:00:06]
白夜 > ( ――… ちょっぴり早く到着してしまったコトを、影で誰かが平伏しました。 )( そして白夜は、と云えば―― )  はじゃそーこー・はつろかけるいち びゃくやすぺしゃる ッ! ( 往来のド真中で何かやってますね、では解説しよう。「びゃくやすぺしゃる」とはッ!白夜の使う対象探査術である。親指を立てて探査対象を念じる事で、自動的に対象の居る方向に指が倒れることにより特定存在の捜索や索敵に力を発揮する。但し白夜が集中できない状況下では使えない――という何ともビミョ〜な技なのでした。さてはて、そんなコトしてまでの捜し人は―― 見当たるでしょうか。 ) [Mon 26 Feb 2007 20:56:41]
お知らせ > 白夜さんが来ました。 [Mon 26 Feb 2007 20:47:25]
お知らせ > ナキアさんが帰りました。 『( 賑やかで楽しい食事風景。試しに貝殻噛んでみて色々へっちょりした。 )』 [Mon 26 Feb 2007 02:30:24]
ナキア > ( 乙女の和服姿はかぁいらしいので、デフォルトになると魔女も後ろの人も大喜びするらしいです。 さておき ) ( 豚肉生姜焼き。他の和食よりは魔女にも解りやすい。 それよりも魔女は獅子の箸つかいに「おお」と感心したような声漏らし。 ) 凄いですねぇ獅子っ。 …あ、そうですねそういえば獅子は他の方ときたことあるんでしたっけ。 ( それでもその時に覚えてしまうなんて、未だ箸を扱えない魔女にとっては凄いと思う。 ) そ、そうですか? でも乙女も獅子もなんだかこぅ、仕草がキレェと言うか… ( ちろ、と。少しむぅとした恥ずかしそうな顔で見る二人の手元は指がすっと箸に添えられていて動きも美しく見える。 ) あ、あれ、そうなんですか? でも骨にいいなら食べないとですか、ねっ… ( 貝殻なら肉でも魚でも卵でもない。 じー。 と貝殻を見つめて食べられるようになるべきか否か迷う。 ) あぁ、足りないならまだ頼んでもいいですから。 ( へろ。せっかくですから、ゆっくり食べましょ。 ) [Mon 26 Feb 2007 02:29:31]
お知らせ > 艶子さんが退室されました。 『 食べ終える頃にはお腹もぽんぽんに膨らんでいる事だろう。 』 [Mon 26 Feb 2007 02:19:46]
艶子 > ( くるくるされました。はい。多分和服着ている間はずっとやられることだろう…!ヴェイトスに戻っても和服で居るつもりらしい。 ) アマウラの人でもちゃんと持ててない人も居るし、そんなナッキーを見るのも、こぉ。 うふふふ。 ( そんな朱鷺の都人特有の意地悪な愉しみ方。 ) い、いやいやッ!貝殻は流石に食べないよ!MJも何嘘を吹き込んでるんだ…! ( 普通は貝は食べないし、食べられもしない筈なのに、何故か食べられちゃう人が三人集まって普通であるはずの魔女が少数派になってしまうこの状況。 ) と、とりあえずMJが食べ終える前に全部平らげてしまわないと…。 ( 自国の領土への侵略はいつ始まっても可笑しくない。 ) [Mon 26 Feb 2007 02:18:18]
お知らせ > MJさんが退室されました。 『 骨に良いんだよ貝殻って ( 嘘知識更に+1 )』 [Mon 26 Feb 2007 02:11:35]
MJ >  オレサマ? 『豚肉生姜焼き』定食デスヨ。 キャベツにはマヨネーズが不思議と合う一品だよネェ。 ( 割り箸がぺちん、と割って。 所謂「まーだー?」と、腐っても職人さんだったらしい。 ) そンな、昔も此処には来たって言ったじゃんオレサマ。 その時に習いましたヨ。 ( お箸が鶴さんの嘴の如き動きを見せ。 でも、一番は素手のが落ち着くとか野生動物です。 ) 貝って身を穿って食べたら面倒だから。 ( 其の程度の理由、当面はご飯があれば静かに。 傭兵の領土まで魔手を伸ばす事はないだろう。 )  [Mon 26 Feb 2007 02:11:11]
ナキア > はい、くるくる楽しそうでしたね白夜さん。 ( へろ。白夜さんと遊んであげてる乙女はおねぇさんって感じで獅子といる時とはまた違う微笑ましさ。乙女はきっと獅子にくるくるされてるんだって思ってるよ魔女。 ) ふふ、獅子は何を頼んだんですか? ( 尋ねながらも手はもたもた箸を扱って、 ) んむー。乙女に習った通りにはもてないのですよ。 ( 習った通り持とうとするとお箸が大きくバッテンを描く。結局諦めて握りばし。上手くいかないのが恥ずかしくてへろり、照れ笑い ) ( 魔女もびっくりでした。歯、強いんですね白夜さん。かたやきせんべいとかもバリバリいけちゃいそう。 )   …って、獅子もですか!? ( しかも乙女もやればできるとか、あっれ魔女少数派だよ?なにこの出来ない方がおかしいみたいな空気。 ) …。 …あ、アマウラでは貝殻もたべるんですね…! ( アマウラについての間違った知識+1 ) [Mon 26 Feb 2007 02:04:23]
艶子 > 白夜。白夜。貝殻は齧らなくても良いんだ。白夜。 …いや、食べれるならそれはそれで構わないけど。 ( ちょっとびっくりしてしまいました。ううん、流石兎っ子。 ) 白夜はくるくるーが気に入ってしまったようだ。お陰で私よいでは無いかごっこが無駄にうまくなってしまった…。 ( 鍛えた己の器用さが恨めしい。こういう事に才能を発揮しなくても! ) ………ふふふ。 ( 自分がスプーンとフォーク、ナイフを扱えるようになるのに時間がかかったように、箸を使いこなせるようになるのも時間は掛かる。普段あまり見ないナッキーの微笑ましい光景に自然と微笑が洩れてしまった。 ) あ、生憎私の歯は貝殻を食い破れるほど強くは…!いや、やれば出来るんだろうけど! [Mon 26 Feb 2007 01:54:05]
MJ >  ソレって勢対に勇者じゃなくて賢者が主役だよネェ。 頑張れビャックたん! きっとビャックタンなら原作者も吃驚な子になれるサ! ( 正に天まで届かん啖呵。 変にすれてない。 ) うんにゃオレサマ全然良いよ、お腹空いたら断然ご飯って美味しくなるからサ。 空腹は最高の調味料だって。。 ( お茶碗を受け取り、にへらと。 ご飯の上にのってる貝が美味しい。 早速餓鬼も貝を殻ごとヴァリヴォリ。 ) 艶子もほら美味しいよ貝殻? オレサマって誉めて伸びるタイプなのに残念。  [Mon 26 Feb 2007 01:48:10]
ナキア > そうですね、くるくるーもしましたしねー? ( いっぱい色々、なりたいものでごっこ遊びするのはオコサマの特権なので妄想でもよいと思います。 ) …ふふふ。 ( 乙女と獅子のやり取り、微笑ましげにみやろうか。今日も二人は仲良しです。 ) すみません、獅子。お先にいただきます。 ( ちょっと食べますか? なんて、店員サンにお茶碗をいただいて少し自分の芳飯をよそえばどうぞと獅子に差し出そうか。 ) 乙女たちも食べたいならいってくださいねー。 ( いただきます、と。乙女に習った通り、手を合わせてからお箸をちょっともたもたしながら手に取ろう。一応スプーンやフォークも添えてくれているようだけれど。ぶきっちょな子どもみたいな、箸の握り。 ) ( あれ、なんかオトが ) …。 か、かたいというか 美味しいんですか? ( 一瞬ラッコさんが浮かんじゃったよ魔女。否、ラッコさんは中身はともかく殻は食べないけれど ) [Mon 26 Feb 2007 01:17:19]
お知らせ > 白夜さんが退室されました。 [Mon 26 Feb 2007 01:11:33]
白夜 >  ――…びゃくやね。がくしゃさんと、ゆーしゃさま。いっぱい、なれるの ( in 妄想。 ) …あいきゃんふらい。なのッ。 ( いや、それは流石にマズいでしょう。 ... けれどもそんな白夜。MJさまの御言葉に、そして撫で撫でしてもらえば。ぴくぅ…と反応しちゃいます。 ) … えむじぇいさま。びゃくやね、 いっしゅん…だけど せんこーのように!まぶしくもえて、いきぬいてやる!それがびゃくやのいきかただ、よっくめにきざんどけよ!このばっかやろぉ――! なの…♪ ( 報告しつつ。そして、艶子さまが注文して下さった貝料理を食します。 )( …しゃくしゃく… がりがり… 何気に白夜、貝殻齧ってます。 ) …  やぁ〜ん。かたいの、 ( げっ歯類の歯はまた伸びますけれど。根本的に何かがズレてます、そんなこんなで―― 【判定】 ) [Mon 26 Feb 2007 01:10:47]
艶子 > 何だかモンスターが沢山居そうな島だなッ。 そうか、あっちか…!よしっ。 ( アバウトに指差す方向をきっ、と見る。お姉ちゃん、白夜の言うコトは基本的に何でも信用しちゃいます。もしその家が見つからなかったら「自分が迷ったんだろう」って事にしてしまいます。 ) わ、わっ。ナッキーそんな事言ったらMJに聞こえ……! ばばばばば馬鹿!誉めてない誉めてない! ( 誉める以上のちょっと恥ずかしい事を言ったので、とにかく知られまいと大慌て。それは逆効果にしかならないのだが。 ) 昨日はお前の方から………! ぐ、うぅ。もう良い!ほら、さっさと注文しろ! ( もぐもぐと貝料理を頬張ろう。 そして【判定】 ) [Mon 26 Feb 2007 00:48:12]
MJ >  ―――何さ艶子、お猿さんが温泉かと思って脚を入れたら真水みたいな顔? オレサマの居ないトコで誉めてるとか?イヤダァ、オレサマそんな大した人物だけどもサ。 もっと誉めて良いから。 ( 尊大な謙遜、この獅子会話の内容は全然聞いてないので悪口でも同じ事をいったに違いない。 得意げに胸張って。 ) ほほぅ、ビャックたんの印が光らないので極大破邪呪文が完成せずに大ピンチになったけども最後はビャックタンを庇って負傷したダーリンの姿を見て賢者になったんだ。 頑張ったネ。 ( よしよし、兎の頭をワッシワシと撫でん。 ) 昨日は誰かが眠らせてくれないから――――うん、ご飯の匂いで起きてきましたヨ。 ( うっふんと、愛とお金とご飯に生きる少年頷き。 自分のメニューを店員に 【 判定 】 ) [Mon 26 Feb 2007 00:42:43]
ナキア > …。白夜さんは勇者様だったのですねー。 ( ゴメちゃんはだぁれ。 乙女カッコイイ。そんなところを見かけたら魔女はきゅんきゅんします。その場合白夜さんがヒロインな気がする ) はい、頑張ってくださいね乙女。 ―― ふふ、そういうこともっと獅子に言ってあげたら喜ぶと思うですよう。 ( 獅子の姿が見えた途端、言葉を止めた乙女にくすくすと笑い声を漏らしながら ) いらっしゃい獅子、よく眠れましたかー? 大冒険は、白夜さんがでるむりんとうな長屋でこっそりしてきたみたいです。 ( 獅子に声をかけ。並べられる料理に目を移そうか。店員さんに軽く会釈。 ) ―― ありがとうございます乙女。 その時を楽しみにしていますね。 ( また、こうやって皆でのんびりした時を過ごせたら。 ) ( なんて思いつつ、【判定】 ) [Mon 26 Feb 2007 00:30:43]
白夜 > ( ママに道中尋ねられた白夜。一寸思考しまして… ) …  んー ……でるむりんとう。 ( 何か云いました。デルムリン島。そこに聞こえるはMJさまの 声。 )  えむじぇいさま! んっとね―― びゃくや。だいぼーけんしたの。びゃくやのだいぼーけん、なの★ ( 何処ぞまで逝ってきた白夜。「デルパ!イルイル!」とかやってきたらしいです。 ... さておき。艶子さまに尋ねられれば。にぱッと微笑む表情は得意気です、そして ずびしと指差すは ) ―――… あっち! ( 何てアバウトな。あっちは壁ですよ、白夜さん? ) [Mon 26 Feb 2007 00:09:32]
艶子 > 白夜、そのおうちどこ…! ( 「よしなてめェら!年寄りと娘相手に大人げねェ」と颯爽と登場してばったばったと荒くれどもをなぎ倒す、そんな風に格好付けてみたいとか思ったらしい。 ) おうさ、成長する所に人間の価値はある!昨日の私より今日の私。そして今日の私より明日の私がより大きな存在になってる! ―― う、うん。MJは…そうだな、私の事を良く見てる。いや、良く見てくれてる。私は気が利かないから、逆にアイツの事を良く見れてやってないかもしれないけど。でも感謝はして―――………。 ( ふと顔を上げたら、寝起きの面の赤毛がやってきて言葉を止めた。そしてご飯を強奪するベストポジションに奴は座るのだ…! ぐぬ、と睨みつつ。しかも最悪ともいえるタイミングで注文した料理がテーブルの上に並んだ。びびびびとMJに警戒の眼を向けつつ。 ) 次は私から誘うよ!その時はまた皆で一緒に行こう。もう一度アマウラでもいいし、他の場所でも良いし。 [Sun 25 Feb 2007 23:55:55]
MJ >  ――ちーっす。 ( 欠伸を噛み殺し、今寝起きましたみたいなツラを下げ獅子が店内へと。 ) 何、何? 何さ大冒険って。 ( 全員に手を振りながら、さも当然そうに傭兵の隣の席へと。 隣の方が横合いからご飯を奪いやすいとかなんとか。 取り敢えずは―――― ) 血糖値が不足してる也。  [Sun 25 Feb 2007 23:50:05]
お知らせ > MJさんが来ました。 『 暖簾潜る赤紙。 』 [Sun 25 Feb 2007 23:45:55]
ナキア > はい、喜んでいいと思うですよーぅ。 …困っちゃうこともあるのでしょうけれど。 ( ご飯とか、ごはんとかー。 乙女も負けないくらい獅子のこと見てあげるといいのですよ。 ) ―― そうですか、それは良かったです。 ( 二人の返答に、湯呑みを手にしたまま微笑み。 ) ふふ、ちょうどいい時期に観光協会の方が宣伝してくださっていて良かったですね。またこうやって皆でのんびりできると嬉しいですよぅ。 ――― 白夜さん、 白夜さん、いったいどこまで冒険しにいっちゃったんですか? ( 子どもの行動力って侮れませんね。 ) [Sun 25 Feb 2007 23:43:49]
白夜 > ( 自身の誇大妄想をマックスまで膨らましてしまった白夜、一人ぷるぷるして居りましたけれども ―― )  …  たのしかったの!んとね? ――みたことないおうちとか、いっぱいあったの。「す、すまないねぇ。いつもおまえにせわばかりかけちまって――ごほごほ。」「うぅん、それはいわないやくそくでしょ。」 がらがら〜… 『かしたかね、きょうこそ はらってもらおうじゃあねぇか。…はらえねぇってんなら、むすめをかたにもらってくぜ!』 ってゆうおうちとか、ちょっぴりこあかったのぅ ... ( 途中から恐怖体験By.妄想。になっちゃってますね。 ) ――…  お、おねぇちゃん… ながしたなみだは、むだにはならないの。はらったぎせーのかずだけ、おねぇちゃんはせいちょーしたの 。 ( くゥ…!目尻に滲む涙をそっと拭う白夜。妄想で涙ぐめるのもある意味凄いかも知れません。 ) [Sun 25 Feb 2007 23:35:45]
艶子 > ( しかし逆に白夜の方にも自分の細かな仕草から本心が知られてしまう諸刃の剣。 いっそ女の子になってしまえば愛は実らない!ならば一度アズをフォーウンに連れて行こうかと思ったとかなんとか。いや、でも白夜は中性だ…! ) 時として多大な犠牲を払ってでも守らねばならないものもあるのさ……。 ( 傭兵はノリノリでした。 ) 大丈夫さ。喰らいついてくる貝は―― そうだな。強さを★にすると3ぐらいからだ。この貝さんは精々強さの★は1がいいところだろう。 ( 何故か微妙な例え話。 ) う…うむむ、良く見られてるのか私…。喜んでいいの…かな? ( 嬉しいようなちょっと悔しいような。 ) うん。こんなに羽根を伸ばせたのは久しぶりだ。皆と一緒に来れて良かった! ――正直、もうすぐ帰らなくちゃいけないってのが残念なくらい。 ( 休日。お祭り。旅行。楽しい事には全て終わりがやってくる。だからこそ後々思い出して、楽しかったなぁと思い出に耽る事が出来るのだけど。 ) [Sun 25 Feb 2007 23:22:37]
ナキア > ( どちらにしろ可愛らしいと思いますアズさん。 乙女はさすが、付き合いが長いと違いますね…! ) 気が抜けちゃうんですかね?だとしたら獅子は乙女のこと良く見ているというか、よくわかってらっしゃるというか。 ( だから手を伸ばすタイミングもわかるんじゃないかって。赤いごはんに獅子は手を伸ばすのだろうか ) あぁ、白夜さんそんなに緊張しなくともきっと美味しいと思いますよ。貝さんは、食べれる状態になってるなら大丈夫かと。 ( 生ならわかりません。「ぱく」。 注文してくれた乙女にありがとうございます、と告げ。出されたお茶の湯呑みに手を伸ばそうか。今はもう平気で口をつけられるけれども、始めはなんだか青っぽくて飲み慣れなかったグリーンティー。 ) …どうですか、お二人とも今回の旅行は楽しめましたか? ( 料理を待つ間、何気なく問いを ) [Sun 25 Feb 2007 23:15:05]
白夜 > ( アズさまはきっと、アレです。セオリー通りならPちゃ……いぇッ、愛らしい少女になられるかと…! ... そして艶子さま。ほんの刹那の表情で見破られるとは――そんな貴女にシビれる、アコガレる……ッ!! )  ごはん、びゃくやの―― おまかせするの。 ま、まさか… 「やる」のか。あの、きんだんのわざをやるのか―― ( 手に汗握るな緊迫ムード漂わせてますけど、発端は自身の発言であることをトウに忘れさっているようですね。 ) ――  かいさん。「ぱく。」ってしようとしたしゅんかん、くらいついてこない…? ( 貴方のカイに関するイメージって何ですか。 ) [Sun 25 Feb 2007 23:09:50]
艶子 > ( 傭兵の方はずっと一緒に暮らしているので判る。今の白夜の微笑みは放棄の微笑みだ! ) うん。条件反射には自信があるんだけど何故かいつもとられちゃう。…もしかして、ご飯時の私は物凄く無防備なのだろうか。 ―― そ、そんな恐ろしい手を!自分のご飯も唐辛子で台無しになってしまうが、正に肉を切らせて骨を断つッ! ( 帰ったら一度やってみようとか。MJに唐辛子の魔の手が迫る。 ) じゃあお姉ちゃんと一緒のにするか。焼き貝も美味しいぞ。 アワビの貝殻に醤油をいれて、玉子焼きとかタコとか、イカやエビ、焼き豆腐を煮込むんだ。 ( 確か、兎肉は使ってなかったよね―― と記憶の糸を辿り。店員に三人分のご飯を注文しよう。昔は良く捕まえて食べたけど、最近は流石に白夜の前じゃ食べれない――! ) [Sun 25 Feb 2007 22:58:56]
ナキア >  ――― えへー。 ( 放棄とは知らず、頭を撫でたままに向けられた表情に魔女の表情も緩む。ではアズさんは水に濡れたら何になるんでしょうね。 ) ふふ、そうですねぇ。乙女はなんだかんだでいつも獅子にご飯とられてるですよね。 ( 今日も多分お箸がのびてくるんじゃないかって。 ) はい、いっぱい食べるといいですよー。 ―― へぇ、芳飯ですか。ありがとうございます、じゃぁ私はそれにするですよぅ。 ( へろ、と笑みを浮べて乙女に答えよう。 ) …あら、大丈夫ですよう白夜さん。わたしもわからないですから…おねぇちゃんと同じのがいいですかねー? ( 育ち盛りで肉っけないと物足りないんじゃないかって。ただでさえ白夜さんは細こいし、…それとも兎さんだから食べないのだろうか? ) [Sun 25 Feb 2007 22:50:05]
白夜 > ( ナキアママに撫で撫でしてもらった白夜は、暫し思考します。そして ) ――― …  てへッ☆ ( 放棄しました。妙に早いですね、さておきまして。何か総能力値50在ったら「ぎゅうぅぅ...★」ってした時ヒサンですね。骨とかバキバキ逝っちゃうかも知れません。影的に熱望するのは、逝ってる最中の両手は人差し指と小指を立てる乱馬的ポージングでお願――。 ) つやこおねぇちゃん。そーゆうふかしぎげんしょーはね、……ごはんに「さらさらッ」て、とーがらしとかかけとくと いいの。つきちゃん、おしえてくれたの。 ( 月夜さん、何教えてるんでしょうね一体。 ) びゃくや。わかんないの、……みたことないのばっかり。わかんないのぅ 。 ( メニューを凝視した白夜、へにゃりと崩れ落ちました。 ) [Sun 25 Feb 2007 22:42:07]
艶子 > 学者…。お、お姉ちゃんよりずっと偉くなっちゃうな…! ( 今の自分は戦闘能力換算するといくつなんだろう、とかちょっと思った今日この頃。3以上だとは思いたい…! ) あーいつはまーたお寝坊だな。まあ、寝る子は良く育つというし。何より自分のご飯をガードする心配も要らない。 ( ちょっと眼を離すといつも量が減ってる不思議現象。MJと生活を共にするようになって、暫くは何故減ってるのか真面目に気付かなかったのはナイショ。 ) ふふふ、三人前ぐらいいっちゃうぞ! ――そうだね、お肉とお魚以外だとすると… 「芳飯」とか美味しいよ。ご飯の上に色んな具が乗ってるんだ。 ええと…栗、かまぼこ、卵の薄焼き、生姜。 ( 一種の丼飯だ。色とりどりの具を白いご飯の上に綺麗に飾り、すまし汁を掛けて食べられた。 ) 私は貝焼きと―― 白夜はどれを食べる?お姉ちゃんかナッキーと同じのがいいかな? [Sun 25 Feb 2007 22:31:59]
ナキア > ( 初めて訪れる店。きょろきょろ、店内を見回しながら。へぇ、と感心したようにもらす息。 ) はい。獅子も後からいらっしゃるようですし、お先にいただいてましょうかー。 ( 椅子を引いて腰掛けつつ、魔女も乙女に習ってかけられたメニューへと視線を向けようか。時折首を傾げながら、一つ一つ見ていこう ) …白夜さんは将来学者さんになるんですかー。 ( 偉いですねぇ、って撫でる手を伸ばそうか。ボケ殺し。いつかサイヤ人倒しちゃったりするんだろうか、某掲示板のアズさんの「総能力値50の白夜さん」が思い浮かんだ。さておき ) お肉やお魚の入ってないものがいいんですけれども。 ( 何かありますか、と乙女に尋ねよう。せっかくだからアマウラの食事を食べたいし ) [Sun 25 Feb 2007 22:20:54]
お知らせ > ナキアさんが入室されました。 『 ごはんー。 』 [Sun 25 Feb 2007 22:13:37]
白夜 > ( てってけ―― 艶子さまの後をてけてけ付いて歩く兎ッ子。 )  ――…  ぼく。ふーどふぁいたーなんてなりたくない。えらいがくしゃさんになりたいの。 ( それ、ゴハン違いだから。なるが良いさ、○年後にやってくるサ○ヤ人を倒してからな!とかツッこんでくれる人居ないから。 )   ...  つやこおねぇちゃん。たのもしぃの…♪ ( きらきらした眼差しで艶子さまを見つめていることでしょう。 ) [Sun 25 Feb 2007 22:12:33]
艶子 > ( 暖簾を潜りやってきたのは出島の通りにある定食屋。木造りの簡素なテーブルと椅子が並び、アマウラ人と他所の国の人が客として賑わっている。 四人がけの席の一つに座って、さあ何を食べようかと舌なめずり。 ) 私もうお腹ぺっこぺこだよ。さぁ、沢山食べるぞー。 ( さっきからお腹をしきりに鳴らしていた傭兵、既に視線は壁に掛けられたメニューに向かって泳ぐ。 ) [Sun 25 Feb 2007 22:08:44]
お知らせ > 艶子さんが入室されました。 [Sun 25 Feb 2007 22:08:02]
お知らせ > 白夜さんが来ました。 『 ごはんちゃん… 。 』 [Sun 25 Feb 2007 22:05:48]
お知らせ > 艶子さんが来ました。 『ご飯。』 [Sun 25 Feb 2007 22:01:55]
お知らせ > MJさんが退室されました。 『( 今日から傾奇くよ! と心に決め。 )』 [Thu 22 Feb 2007 02:27:05]
MJ >  じゃあお婆ちゃんは紫子サン? 名前的には紅子サンのが良かったー! ( 名付け親に文句言ったよ餓鬼。 ) オレサマのは自分で格好良い名前つけたからねェ。 ( えへん、と。 本名を知るのは傍らの少女ぐらいなモノ。 ) 艶子は何欲しい? あの、宿屋に飾ってあったミシャクジ様のご本尊とか? もぉ荒々しいエロスなんだからァ。 ( 少し早い櫻色に、ケタケタと声上げて。 ) うん、お煎餅とお饅頭とタコ焼きと芋羊羹! ( それを魔女の煎れてくれた御茶で飲む。 なんと贅沢だろうか。 ) [Thu 22 Feb 2007 02:26:11]
お知らせ > 艶子さんが退室されました。 『( 心の落ち着けるこの瞬間を大事にしよう。 )』 [Thu 22 Feb 2007 02:19:42]
艶子 > そ…それは名付け親の母上に聞いてくれ!ちなみに私の母上の名前は紅子だ、紅子。 ( 似たような系統の名前だ。 ) うん。波を見てるとさ、ちっぽけな事がどうでも良くなるんだ。偶にその日のお夕飯とかどうでもよくなる時も。…夜は怖いけどね。 ( きっと掃除しているとあーんなものやこーんなものがベッドの下などから見つかることでしょう。 ) ……うん、そうだな。レティシアもその方が喜んでくれると思う。 ( 今更どの面下げて行けば良いのか判らないけど、だからこそ行かなければならない。 きっと傭兵の父は、そんなナキアに何度もお辞儀をしてしまうのだろう。性格的には傭兵と同系列だから! ) ま、全くお前と来たら…! ( 夜まで我慢出来ないのか、といおうとした刹那。握られる手に言葉もつまり、また恥らう。 そうして四人は歩き出し――。 ) [Thu 22 Feb 2007 02:18:28]
お知らせ > ナキアさんが帰りました。 『( 家族との和やかな、ひととき )』 [Thu 22 Feb 2007 02:12:43]
ナキア > はい、とても。 ( そして勘違いしちゃう乙女はやっぱり可愛らしいのだけども。 ) 楽しみにしています、あぁそういえば…お船でしたっけ? ( 乙女たちの、おうち。首を傾げてこたえよう。荒れ放題なおうち、お世話になってばかりは嫌だから滞在中のお掃除は魔女が引き受けましょう。 ) はい。もう少し落ち着いてきたらレティシアさんの葬儀を改めてしたいと思っているので…、よろしければ。 ( 顔を出してください、と。少しばかりしんみりするけれど、微笑んだままに ) 乙女のご両親も、さぞかし良い方なのでしょうね。 ( 特にお父さんとか、年齢的には年下だから乙女と同じ調子で可愛いなんていってしまいそうだ。げふ。 ) そうですね、お煎餅も買っていきましょうか。 ( 日持ちするだろうし。皆で食べるオヤツ用と、お土産用と。 ) ( 魔女は、いきましょうと再び白夜さんの手をひいて ) [Thu 22 Feb 2007 02:11:59]
MJ >  つまり荒々しいエロスな子! 略して艶子になったんだ!? ( 何か水と油な気がするんだけど気のせいだろうか。 ) ――ちょっと散らかってるけどもね。 服とかゴミとか。 海の見える良い家だよ。 ( 掃除は当番制だ、とかきっと放してもないので我が家は荒れ放題。 ) 村か――――結局吸血鬼サンの動向も掴めてないんだっけ。 早く村落ち着くとイイネェ。 ( 希望的楽観過ぎるか否か、今は骨休めの時。 ) 御馳走様でした也。 ( 己の唇と舐め取ると。 満足げに、今日の艶子分は補充されましたみたいなツラ。 ) あっお土産買う、今食べたお煎餅とか良いかも。 ( 自然と、傭兵の手をぎゅむと握って。 歩きださん。 ) [Thu 22 Feb 2007 02:04:12]
艶子 > 豪快で艶っぽいんだよ!荒々しさとエロスが混ざってるんだ! ……そ、そう?色っぽかった? ( 勘違いしてこれからは余計に動きが活発かつ無駄の多いものになるだろう。 ) うん。その時は沢山おもてなしするよ!…ちょっと最初は揺れがなれないかもしれないけど。 ( ある意味、幸運だったのかもしれない。今エルザファームに居たとしても、傭兵は苦悩するばかりで何も出来なかっただろうから。 ) やっぱり性格はお母さん似なんだ…。 私は顔は母上似みたいだ。性格は父上に似てる…かも。 ( 顔が近づき、唇が触れ合うかもしれないというその直前。急に豪快にお煎餅を食べて、その瞬間彼の舌が唇をなぞって行った。 ) …………。 ( そりゃもう、顔は真っ赤である。耳まで真っ赤である。 そんな初心な女かと言われれば否だけど、こういうのはやっぱり恥ずかしい。 ) う、うん… そうだね。何かお土産買って行こうか。 ( そんな様子を取り繕うようにお土産の話題の乗る。 ) [Thu 22 Feb 2007 01:54:26]
ナキア > へぇ、そうだったんですか… ううん、確かにいつもの乙女は元気っ娘ですものね。でも、待ち合わせ場所に駆けてきてくれた時の姿とか色っぽかったですよぅ? ( ふふ、と他意なく笑い。 ) 白夜さんの名前は神秘的ですね―― ( 溜息混じりに答えよう。真夜中になっても薄明か、または太陽が沈まない現象を指すらしい。白夜 ) ありがとうございます、獅子の名前もカッコイイですよぅ? ( へろ。本名は知らないけれど、そんな ) ありがとうございます乙女。私も、村の人たちだけでなく乙女たちのこともとても大事に思ってますよ。そうですね、もう少し村が落ち着いたら―― 乙女たちの家にも、遊びに行きたいです。 ( そんな未来を空想する。 …魔女は、今はまだ村に、エルザファームに何が起こっているか知らないから。帰ってそれをどう思うかはまだもう少し先の話。今はまだ、穏やかな時を ) 髪の色とかは父譲りでしょうね、性格は母譲りかもしれません。 ( ほんわりした両親でした。 )  ( すとろべりぃな間、魔女は白夜さんとゆっくりお煎餅食べてましたよ。あっちのお店はなんでしょうねーとか言いながら。 )( 甘い空気には、さすがにべとべとさんも遠慮したようだ。 ) ―― あ、二人ともお土産とかは買わなくていいんですか? [Thu 22 Feb 2007 01:46:18]
MJ >  ”豪快”って書いて豪天寺だからネ、艶子のはそっちのが似合ってると思うナ。 そうそう、名前は可愛いんだよね艶子。 白い夜かァ――――白髪だからとかそんな理由だったら凄いけど。 ( ほっふーり、と溜息つかん。 ) ナッキーの名前はぴったりだよネ。 ナキアって顔してるモン。 ( どんな理屈だと言う話だが。 餓鬼なりに綺麗な名前だと。 ) オォ、ハーフなんだナッキー。 お父さん似?お母さん似? どっちかな? ( きっとほんわりとした両親だったのかな?とか。 )( ヲトメ心の解るとは自称。 お煎餅を端からポリポリと 二人は自然と顔が近付いていき。 ) ガウッ! ( そしてラストスパート、鋭い犬歯が覗く口元でヴァリバリと煎餅を砕かん。 唇と唇が触れ合う刹那、パキッと音を立ててワレタお煎餅。 ちろり、と傭兵の唇を撫でる舌先。 ) ―――ふっ勝った!! ( どうやら勝負事だったらしい 【判定】 ) [Thu 22 Feb 2007 01:36:51]
艶子 > ツヤコの”ツヤ”は漢字だと”艶っぽい”という意味だ。それ故に良く「全然艶っぽくない」って良く言われる……。 ビャクヤは”白い夜”って書くみたいだね。 ( 最近は中々使う機会の無い漢字。その字の意味を見てみるととても面白い。 ) …私、ナッキーを大事にするよ。私の事大好きって言ってくれる人で、私も大好きだから。 ――ううん、料理してもらうのも良いけど…私の手料理を食べてもらうってのも悪く無いなあ。 ( 一応お野菜を使った料理も作れる。例に洩れず豪快な料理になるが。 ) ………… ん、んなっ。 ( 恥ずかしい事を率先してやると言い出す獅子。何をするのかと見守れば、そんな。 これも女の方がやるのが自然なんじゃなかろうか! ) ……。 ( 嗚呼、ナッキーが気を利かして見ないフリをしてくれている。ここは一つ、応えねば…! 眼を瞑って顔を近づけ、差し出されたセンベイを食べる。そしてこんな瞬間に【判定】 ) [Thu 22 Feb 2007 01:19:26]
ナキア > でも、ツヤコもビャクヤもなんだか可愛らしいですね。私の主観ですけれど。 ( 漢字というものやその意味を知っていたらもう少し違ったコメントをしたかもしれないけれど、とりあえず発音だけの。 ) はい、私は獅子も乙女も白夜さんも大好きです。 ( にへり。いつか会うことがあるんだろうか、獅子のパートナーの本物の獅子に。 ) …すみません。あぁ、でも調理法を添えてくださったら料理はしますよー? ( 採ったその場で乙女が料理した方がきっと美味しいと思うけれど。 ) お肉を食べるエルフもいますけれどね、私はノーマルエルフの母とホワイティア系の父との間の子です。私みたいかどうかは、どうでしょうねぇ。 ( ベジタリアンのエルフは生のまま野菜食べる事が多いって聞いたらどんな反応をするんだろう。 ) ( 獅子と乙女のやり取りを聞いて、 ) …はい。 ( 気をつける。その一言に、返す言葉はほっとしたような。 ) ふふ、獅子はそうやって乙女の可愛いところみたいのでしょう。 ( 率先してすとろべりぃなムードをかもし出した獅子に己は白夜さんにお煎餅美味しいですかーなんて。 )( 己もじぃと煎餅をみつめ、 一口。 ) …少しからいような…、でも素朴な味ですね。 ( まじまじと煎餅を眺めながらそんな感想。 そして【判定】 ) [Thu 22 Feb 2007 01:06:36]
MJ >  ナッキーも物好きだよネェそこで御礼言っちゃうんだから。 獅子みたいな猫科の動物だってご飯くれる人は尊敬するんだからネ。 ( ご飯の御礼は報いる、らしい。 ) ふーん、美味しいのに。 ヴェイトスの海でも採れるからご馳走してあげれたのに。 そっか……ウチは全員肉食だからネ。 兎なのにびゃっくたん何でも食べるから。 ( 我が家の料理は傭兵による豪快な料理で味よりも量を一番としております、とか。 ) エルフって皆ナッキーみたいなのかなァ。 ( だとしたら、野菜ばかりは可愛そうだと手前勝手な理屈。 ) 助けを呼ぶ前に助けろ――――うん、解った助ける。 ( 煎餅ぽりぽりと囓りながら頷く。 本当にやってみる気、らしい。 ) 解ったヨ、艶子。 オレサマも男の子、そこまで言うなら恥ずかしい事を率先してやるネ。 ( あむり、口に煎餅銜えた儘 「 ん 」と傭兵の前へと差し出さん。 食べろって事らしい。 ) [Thu 22 Feb 2007 00:56:56]
艶子 > アマウラとかフォーウンの人が多いんだろうな。イエロティアが結構な数を占めていると聞いた事がある。 ( 他の国の人からみるとイエロティアで括られてしまうが。 ) そういえば白夜も朱鷺の都風の名前だな、兎さんだけど。 ( 奴隷だと、前の主人に付けられた名前という可能性もあるが…。この子がどうして奴隷になったかの経緯は知らない。聞くのも少し怖い。嫌な記憶かもしれないし…。 ) ”えるふ”って言うんだっけ。確か森の人なんだよね? 私はお魚とかお肉とか無かったら生きられないや。野菜だって子供の頃は嫌いだったしー。 ( 今は野菜の美味さが判るようになった。これも大人になった証拠だろう、えへん。そういえばココの奴もエルフだったか…。 ) た、助けを呼ぶ前に助けに来てくれたら、助けを呼んでやる! ……いや、うん。助けを呼ぼうという行動に至らないんだよね、何故か…。別に意地張ってる訳じゃあないんだけど。 …う、うん。気をつける。 ( 怪我をすると心配してくれる人たちが居る。それはとっても嬉しいことで、そう思ってくれる人たちを大事にしたい。 ) 私ばっかり恥ずかしい事言ったりしてるじゃないか!何度赤面させれば気が済むんだっ。 ( 醤油センベエをばりぼりと豪快に喰らいつつ。 ) うん、そういえば豆が好きだね。私は豆まきの豆を食べ過ぎていつもお腹を痛くするよ。 ( 今年はやらなかったけれど。 ) [Thu 22 Feb 2007 00:44:00]
ナキア > 確かに、そうかもしれませんね。 …うや。うふふ、ありがとうございます獅子。 ( 嬉しそうに目を細め。白夜さんにも、笑みを変えそう。傾奇者でも、獅子は優しい。 ) たこ。…へぇ。 あ。私はお魚さんたちも食べないので。 ( へろり。菜食主義者なんです。獅子と乙女が家にいた時はお肉も牧場からいただいてたけど、料理するだけで魔女は食べなかっただろう ) あぁ…、 …怪我には、なるべく気をつけてくださいね乙女。 ( 本当はしないで欲しいと言いたいけれども。かける言葉はそんな曖昧な。ふくれっつらの獅子にはくす、と笑い ) …しょーゆせんべー、ですか。 ( しょーゆ。確かお宿の料理につきものな黒い液体。 ) アマウラの人たちってお豆が好きですよね。 ( 乙女の様に微笑みながら、そんなコトを言ってお金を払おう。醤油も豆、ミソスープに入っていた白くてうにうにしたのは豆腐とかいったか。後は独特な香りの納豆。 ) ( 商品は、受け取ったらまず白夜さんにどうぞ、と。 ) [Thu 22 Feb 2007 00:35:02]
MJ >  でもヴェイトスって朱鷺ノ京の名前多いよネェ。 このビャックタンだってそうだし。 ( わしわしーっとフカフカの耳と頭を撫でながら。 確か牧場にもそう言う感じのお兄さんが居たし、とか。 ) うん、頑張ってナッキーママに楽をさせてあげるんだヨ! ねぇ、びゃっくたん? ( 親孝行に目覚めた瞬間。 傾奇者で孝行出来るかは不明だけど。 ) うん、お饅頭の中にタコが入ってるんだよネ。 ナッキーはタコ嫌い? ( そも、エルフがタコ食べるとか聞いた事はないけど。 首をかっくし傾げ。 ) 降りれないからってソコで助けを呼ばないのが艶子だネェ。 ( 「助けにいってあげるのにさ」 と小さく膨れる。 ) オレサマだって目の前に人参がぶら下がったら頑張りますヨ? ソレに恥かしい事言わせるのが楽しいんだからッ! 筋ってなにさ? お肉なら叩いて筋無くした方が美味しいモン! 関係ないネ!! ( 子供の喧嘩レベル。 ) もう――――艶子の馬鹿。 オセンベ食べる。 ( 焼き菓子の一種かな?とか、香ばしい醤油の焼ける匂い。 ひくひくと鼻を動かし。 ) [Thu 22 Feb 2007 00:25:41]
艶子 > ば、馬鹿っ!飛び降りられるもん! …いや、それで怪我した事あるけどさ。 ( 降りられなくなった事があるのは本当だが、そこで耐え切れなくなって飛び降りた事もあったり。 ) 私がそんな、お前の事褒めるだなんて恥ずかしい!それにこういうのは男の方から褒めるのが筋だろッ。 ( 傭兵には傭兵の複雑なヲオメ心があったようです。 ) ――うむ。醤油センベイだ! 美味しいぞー、醤油センベイ。おじさん!四人分お願い! ( 香ばしい香りが立ち上る。醤油こそ我らが朱鷺の都の洗練された調味料である! ナッキーにお金出して貰う立場だけど、こういう甘え方を一度してみたかった。母親に物を強請る子供みたいな甘え方を。 ) [Thu 22 Feb 2007 00:12:22]
ナキア > さぁ、此方の方の発音は苦手で… ( 首を傾げ。乙女や夕星、イチミネさんはちゃんと覚えてますよ。無論、白夜さんも。 ) はい。 頑張ってくださいね。 ( のほほんとした調子。普通に素敵な目標だと思っています。 けいきもの でも かぶきもの でもお好きなほうを目指してください字は変わりませんずべしゃ。 アマウラがトキノミヤコの暦ならまだ一月中だからセーフだと思う、今年の目標。 方々の名前は魔女も思い出せません。 ) ふふふ。 ( あぁ、本当に仲の良い、こと。 ) なるほど、獅子の食べた”たこやき”はどんなもので… あ。 待ってくださいな、乙女 ( 駆けていく乙女をひょこ、と白夜さんと獅子と一緒に追いかけ。注文するのは乙女に任せ、己はその隣でお金を出そうとアマウラの巾着というモノからサイフを取り出し。 ) [Thu 22 Feb 2007 00:03:56]
MJ >  ウフ――オレサマもヴェイトスで傾奇者を目指すんサッ! 普通にありじゃろ!? ( 色々別キャラ混じりつつも、後れ馳せながら今年の目標が決まりました。 獅子は”ケイキモノ”も目指します。 ) 木に登ったら登ったで今度は怖くて降りられないのは艶子だし。 でも、そんな事いったら艶子だって誉めてくれないじゃん。 折角今日だって精一杯のお洒落したのにさァ。 ( 着物の裾を摘んでシュンムリ、この解って欲しいヲトメ心。 きっと魚の気持ちが解れば泳げるよって意味に違いないと知力2は思ったとか。 ) 他国の料理が混じってるならヴェイトスに近いんじゃないのって行っちゃったし……。 ( 後からノンビリと、びゃっくたんの耳でもワシワシしながら着いていく。 ) [Wed 21 Feb 2007 23:54:43]
艶子 > ほほー、そうなのか。この国の将軍も……? あれ?今の将軍、誰だっけ? ( 自分の国のコトなのにすっかり忘れてしまったようだ。でもヴェイトス市長の名前も思い出せないし、別にいっか。ついでに言うと雷電の長の名前も忘れた。 ) 中身が可愛くないってか!このぅ!木に登っていい気になっている所を揺すって落とすような事言わなくても良いじゃないか…!  ( むきーと怒る様は正しく猿か。 ) MJはそういう気の利いた事は言わないなっ。もう少しこう、褒めてくれれば私だって… 水心あれば魚心なのにっ。…あれ、魚心あれば水心だったかな。 出島の料理は妙に他国の間違ったアレンジが入ってるから、本当のアマウラの味を見極めないと舌が大変な事になるぞ。 ( こういう時に鼻が良く利く傭兵が、小走りに屋台へと向かって。 ) [Wed 21 Feb 2007 23:39:59]
ナキア > うや、私、獅子にいっぱい言われてると思ってたですよ。 ( ぱち、と瞬きが一つ、驚きを示す。 ) へえぇ。国のトップに認められたひとですかー。 ( 獅子=”ケイキモノ”って凄いんだなって、魔女は覚えたよ ) ―― あら。 ( びし、と服を示す獅子。二人のやり取り、くすくすと笑って見守り。 ) はい、いいですよー? なんだか道でこどもたちが遊んでいた”独楽”みたいですよね。 ( 現在の知識でアクダイカンゴッコに対する魔女の感想はそんな。 真実を知ったら隣で聞いている白夜さんに悪影響がないか心配したのだろうが。 )( 少し整わない足音が、からり。歩みを進ませながら ) ”たこ焼き”、 ですか。 …お店、わからないので食べたいもの見つけたらいってくださいなー。 ( 皆で買ってたべましょうね、と。手を引いて歩く白夜さんにも言っただろう ) [Wed 21 Feb 2007 23:31:49]
MJ >  凄いデスよ、そりゃあもう――――傾奇者って言えばこの国の将軍も認めちゃう程なんだから。 ( よくある中学生が知らない言葉を使いたがるソレに酷似している獅子の解説。 本人は勿論意味はよく解ってません。 ) 駄目だよナッキー。 艶子ってば直ぐに木に昇っちゃうんだから。 そうだねピンクって言うのは可愛いよ艶子――――主に服が。 ( びしむ、と指で着物を指す。 ピンクは赤と同じ位好きな色、髪もピンク色に染めたいと思ってるのだけど止められた何故だろう。 ) じゃあオレサマは越後屋で。 そう言えば、桜は未だだけども夜店とかあるのナカ? 昔来た時食べたタコ焼き美味しかったナァ。 ( 花より団子、辺りを見回せば食い気あるお話し。 ) [Wed 21 Feb 2007 23:25:47]
艶子 > 可愛いってはっきり言われた事余り無いから、結構嬉しいかも…。 ( 気を良くした傭兵は、もう少し身嗜みや服装に気を使うようになるだろう。でも洒落た服の上に板金鎧を着込むという間違いを起こすのだった。 でも、少年の評価は逆っぽく。 ) ぐぅ…ッ。 ( ナッキーはお姫様、自分は村娘。反論できないのが痛いところ。 ) そ、そりゃ私はちょっと品がないけどサ? ……え、何。遠まわしに私が美人だって言ってるのか? ( 膨れっ面がすぐに嬉しそうな顔に変わる。性格が単純だからだ。 ) …わわ、判った判ったから!そういう事を大きな声で言うなっ!肉欲とか…! だって悪代官ごっこ愉しいんだもの。ナッキーにもやってみよう。 ( そんな遊びが流行してると知ったら、代官様はがっくりくるだろう。 ) [Wed 21 Feb 2007 23:15:21]
ナキア > はい、とっても可愛いですよう。 ( 乙女の笑顔に、こちらも笑みのままに答えようか。緩んだ頬や細めた目が、きっと言葉より雄弁に貴女の姿を物語る。 ) …よくわからないけれど凄いんですねぇ獅子は。 ( ”ショーグン”くらいはわかるけれども。ホワイティア系文化に馴染んだ己には魔法の呪文か何かなんじゃないかとすら。 お主こそ…とかなんとか言われちゃうに違いない、せんにんぎり。 ) ありがとうございます、うや、獅子。ソレは遠まわしに乙女が美人さんだと褒めているのでー? ( うふふ。町娘でもそういう役目は器量良しと決まってるってばっちゃがゆってた。 ) [Wed 21 Feb 2007 23:07:22]
MJ >  傾くヨ! 将軍に天下の傾奇御免状貰っちゃうんだからッ。 雲のかなたに行くネ! ( チンピラって意味じゃ正しく傾奇者。 長谷堂の戦いで千人斬らん勢いで。 木の幹に片脚乗っけて、ふんぞり返る。 褌も当然朱色で御座います。 ) ナッキーだって、うん可愛いね。 何処かの御姫様みたい。 艶子は何て言うか悪代官に「アーレー」されるのが関の山? ( つまりは町娘と言いたいらしい。 ) 何さ、日々の潤いには小粋な肉欲をぶつけ合って親睦を深めようってオレサマの気遣いが解りませんか、この艶子には! 厭らしくも、びゃっくたんに「アーレー」してやりたいとか思ってるクセに。 ( ふんす、と鼻を鳴らす。 まぁ獣人の少年の事一人「あくだいかんごっこ」とかに興じてそうだけども。 ) [Wed 21 Feb 2007 22:59:26]
艶子 > ……だからお前はどうしてそういう事を言うのっ。 ……もしかして。 ( 欲求不満だったりするのだろうか、何て事を。それを発散させてやるのが私の役目、なのか…!? ) う、うむっ。普段から動き回るから、どうもすぐに裾が乱れる。 ……可愛い、かな…。本当に似合う? ( へへ、と照れ笑い。 ) MJは何というか…そのままヴェイトス市に戻っても良いぐらい似合ってるな。その格好ですごまれたらちょっと私でもビビって腰が引けそうだ。 [Wed 21 Feb 2007 22:48:22]
ナキア > …うや。 いえいえ、大丈夫ですよー私たちもさっきここに来たばかりですから。 ( へろ、と笑みを浮べてやってきた二人を迎えよう。 たぶんなんか色々あったんだなって推察した! ) ( 握った白夜さんの手をひいて、ゆっくりと二人に近づこうか。 ) ありがとうございます乙女。…とりあえず、二人とも落ち着いてくださいな。「キモノ」の裾が乱れてるですよー? ( けれどそれはそれで色めいて見える。乙女の着物姿の愛らしさに、へろ、と笑みがもれるのは親馬鹿なのだろうか。 ) 乙女も可愛いですよ。獅子は…なんというかほんとうにお似合いで。 ( 前に馬車で乙女の言っていた言葉が思い出された。 ) [Wed 21 Feb 2007 22:43:52]
お知らせ > 白夜さんが帰りました。 [Wed 21 Feb 2007 22:39:21]
お知らせ > 白夜さんが来ました。 『影は土下座し終えると、白夜を残し去って行くのでした。』 [Wed 21 Feb 2007 22:39:10]
お知らせ > 白夜さんが来ました。 [Wed 21 Feb 2007 22:16:37]
MJ >  遅れてゴメン也。 ( えっへらぁ、と続いて現れる餓鬼。 高下駄に白の着流し地に墨で書かれた紋様。 ) ――――艶子がなかなか放してくれなくって。 ( 何時もの通りの返事。 いそいそと着物のはだけを繕い。 女物の赤い襦袢が着流しの裾より覗く。 ) [Wed 21 Feb 2007 22:15:40]
お知らせ > MJさんが入室されました。 『 しずしずと……。 』 [Wed 21 Feb 2007 22:10:52]
艶子 > なってないなってない!た、単に着付けに時間が掛かってしまっただけだッ! ( 走ってきたのか、その時間を掛けた着付けも妙に乱れて色っぽさがほんのちょっぴり滲み出ているとか何とか。ちなみに、着物の色は明るい桃色だ。 ) ごめん、遅れてしまって…。 おぉ、二人とも似合ってるじゃない! ( 荒い呼吸を整えつつ、改めてナキアと白夜を見てほほぅと唸る。 ) [Wed 21 Feb 2007 22:02:01]
お知らせ > 艶子さんが入室されました。 『―― ぜは。』 [Wed 21 Feb 2007 21:57:49]
ナキア > ( 魔女は安心して思わず木から離れかけた背、また木へと預けるだろう。 ) そうですねぇ、獅子もいませんしもしかしたら獅子に べちゃ。 ってされてるかもしれませんねー。 ( 微笑みかけてそんなことをのたまいながら。白夜さんの小さな手、握ろうと手を伸ばし。 ) [Wed 21 Feb 2007 21:45:19]
白夜 > ( 何か「やァ〜ん。」な音がしましたけれども。白夜が折角の民族衣装でこてン★とか仕出かしたワケではありませんので。ご安心を。 ) つやこおねぇちゃん、いないの。 どっかで、べちゃ。ってなっちゃってるの…? ( 白夜は、心配そうに視線巡らします。 ) [Wed 21 Feb 2007 21:41:34]
ナキア > ( あら。 ) [Wed 21 Feb 2007 21:34:47]
お知らせ > 白夜さんが来ました。 『 べちゃ 。 』 [Wed 21 Feb 2007 21:34:08]
ナキア > ( ごつごつとした木肌の、桜の木に寄りかかってぺふ、と息をつく。無論、まだ花の気配はない、ただの木だ。魔女には、ソレがなんの木かさえわからないだろう。アマウラの暦ではまだ、今日は一月なのだというし―― ) ――― さて はて。 ( 伝言ボードには、待ち合わせの日時を貼り付けているけれど。どうだろう、 ) ( 宿の女将が親切に着付けてくれた紺地に黄色の花の散るアマウラの民族衣装姿で。周囲に、視線をめぐらせる。 急な事だったから、確かめてもらえてないかもしれない。 ) [Wed 21 Feb 2007 21:21:52]
ナキア > ( けれどアマウラ人のよに、カラ、コロとは鳴らずに。歩くのに慣れていないような、音は不揃いなリズムで。 ) …ううん。 ( ブーツのままの方が良かったかもしれない。少々大きくてサイズの合わない白い足袋と、その下の黒塗りの下駄。 ) [Wed 21 Feb 2007 21:10:46]
お知らせ > ナキアさんが来ました。 『( 足元から、耳慣れない音 )』 [Wed 21 Feb 2007 21:02:18]
お知らせ > マリベルさんが退室されました。 『無くなるのも早かったが誰かさんが乱れるのも早かった、そして凄かった、とか。』 [Wed 21 Feb 2007 05:34:05]
お知らせ > トリスさんが帰りました。 『三人で消耗すれば買ってきた分が無くなるのは早かったが、それでも有意義な時間になったと。』 [Wed 21 Feb 2007 05:31:00]
お知らせ > アイリさんが帰りました。 『まだ一杯目⇒まだちゃんと意識はある⇒まだいける⇒多少乱れても良いか⇒全然余裕⇒記憶断絶』 [Wed 21 Feb 2007 05:27:13]
トリス > ――あら、判る? 確かに米から作ったものだわ。 綺麗な透明だからそれっぽくはないけれど。(中の酒をゆらゆらと揺らすと写る景色が静かに波立つ。 色合いとして金箔を浮かせる事もあるとさえ聞いたし、見た目も味も芸術品だと――― ) 皆最初は戸惑うのよ。 気に入ってもらえたなら、嬉しいけれど――― 大丈夫アイリ? ……っと。(マリベルと酒好き共鳴で語りつつ自分もちびちびといただいてる最中―――咽たっぽい声に振り返れば、がーっと一飲みにする百人町の勇士。 アレじゃかえってキツそうだ。) ……あまり無理しない方がいいわよ。 本来ゆっくり飲むものだと思うし――― (夜は長いし、この二人となら酒の肴になる話も尽きまい。  普段飲まないのに豪快な=ちょっとムキになった風にも見えるアイリ諌めたりしつつ。) [Wed 21 Feb 2007 05:23:00]
アイリ > 別に、仲違いをしていたつもりはありません。 こう…納得できる回答を待っていた、だけで。 ( ふん、と鼻を鳴らしてすまし顔。 差異が他愛の無い事かどうかは各々が決める事。 ただ、自覚して余計なトラブルの元を摘んでおくくらいの意識が欲しいものだ。 両性なのは彼女(?)の所為ではないが、彼女の現実だ。 ) ――――ライスのお酒ですか? ( フルーツの香織はしない。 麦でもない。 アマウラ人は米酒というのを好むと聞いた事があるが、これがそうだろうか。 二人が口に含むのをさりげなく待ってから、恐る恐る口を付けた。 ) ――――…ッけほっ、けふっ…っ!! ( 予想以上に焼け付く味。 しかも知っているものの何とも似つかない妙な味だ。 不快ということはないが、思わぬ刺激に暫し咳き込み―――――なんですか、という顔で瞳を拭って。 ) ( 一気に飲み干した。 ) [Wed 21 Feb 2007 05:06:33]
マリベル > 何にせよ、こうして仲直りが出来たのならワタクシは嬉しいですけれど。 (マリベルにはその微妙な違い等些細なことだと思っているらしくあまり気にした風でもない。 寧ろ男性であれ女性であれ仲良くしたいと思うだけらしく・・・能天気というか、マイペースというか・・・。) ―――頂きますわね・・・・・・。 (カツンと盃をあわせ、傾け・・・異国の酒を味わう・・・。) ンッ・・・ふぅ・・・。 (何だろう、妙に喉に来るお酒だな、とか思いつつも一口で飲み干し。) 変わった味ですわねぇ・・・でも、好きな味ですわね。 (それが素直な感想。ワインの様に葡萄から出来ているわけではないのか、フルーティと言うには程遠い代物かもしれないが。 性格に似合わず割と好んで酒を嗜むマリベルには気に入ったようだ。 [Wed 21 Feb 2007 04:58:16]
トリス > 確かに――だとすれば半端に女に見えてしまうというのも困り者なのかもしれないわ。 (心に痛い話ではあるが――それもひとつの事実か。 二人と自分が微妙に違うのは事実なのだし。 其れを分かった上で付き合うなら少しの努力は要る。 ) あるいは、この位の小さなので飲むのが適当って事なのかもしれないわね。   それじゃ、乾杯―― と。(杯同士が小さくかつん、と音立てる――― そっと口に流し込んだ液体は、ワインとは全然違う質感と味を齎す代物――なんでも米からできてるんだとか。 妙にピリピリするので自分にゃ一気飲み不能だ。) ぅん・・・ 美味しい―― (朱鷺の都酒に慣れてはいたが、改めて仲間に戻った二人と一緒に飲む酒は、また違った味わいがあった。 今回のこととかこれからのこととか、滅入りそーな要素は一杯あるが―― とりあえず液体とともに飲み込んで、旅先での仲間との飲酒って状況を楽しむとしよう。) [Wed 21 Feb 2007 04:42:47]
アイリ > 事実は事実としてまず正面から受け止める事です。 別にそれで死ぬわけでもなし、先の事も考えずに曖昧にしてきた結果が今度の事でしょうに――――。 ( 酷く小さな器だが、この程度の量なら幾らか飲んでも問題は無いだろう。 こういうのがアマウラ人の好きな、つつましさとか奥ゆかしさとか言うのだろうか。 促されれば、今日は多少酔うくらいの覚悟を決めて杯を掲げた。 ) [Wed 21 Feb 2007 04:27:22]
マリベル > あら・・・私は正真正銘、人間ですわ? (胸に手を当て笑みを浮かべつつ応える。 随員をする上で互いに裸体はそれなりに見ている筈なので分かってもらえると思うが。) 両性という所ばかりをみるのも間違っていますけれど、女性に見えるというのは重要ですわ? いえいえ、特にコレといった意図はありませんわ? (意図が無いというのは本当。 ただ無意識にアイリが対象外だと思われていることを察知した、らしい。) 仰ってくれれば私もついて参りましたのに・・・・・・。 変わったグラスですのね・・・。 (ジィ、とお猪口を見下ろしながら。取り合えず掲げて・・・乾杯ー? [Wed 21 Feb 2007 04:21:47]
トリス > 流石にこれ以上は無いわよ。 間近で裸だって見られてるわけだし・・・ね。(別段羽が生えたり角が生えたりしている訳でもなし――夢魔の子と罵られた事もあったが、種族的には、人間のはずだ。) 女性・・・そういってもらえると嬉しいけれど――ええその、うん。今回みたいな事が無いように気をつけつつ、そうありますように―― (この街に就任してこの方男女どちらの機能を主に使っていたかってのは性的にも職務的にも考えないことにした。) 自腹だから量は少ないながら、良い奴を選りすぐったわ。 ワインと違ってびりッ――とくるけれど、慣れてくると其れが心地好いのよ。  (セットの酷く小さなグラス(透けてない上になんだか土塀のような妙な模様と色してるんだこれが)を机に並べて、皆が集まり座る間に注いでこう。 )普段飲まない人にもお勧めってね。 ・・・さ、どうぞ。(乾杯しよう とばかりこおおちょこ掲げて。) [Wed 21 Feb 2007 04:03:49]
アイリ > 一応、言っておきます。 私は別に両性だとかフェザリアンだとか、人間の範疇の身体的特徴に差別意識はありません。 吸血鬼や悪魔を共存可能な存在だと言うほど呑気ではありませんけれど。 二人ともまだ何かあったら今のうちですよ。 ( 本気だか冗談だか、多分本気で真面目に断っておいた。 ) …トリスは女性と括るべきではないと思うけれど。 それ以前に改めて私まで女性だという事を強調する意図を聞きたいところですが。 ( 矛先がマリベルに少し向いた。 両性は両性だ。 いちいち言い広める必要はないが、要らぬ誤解やトラブルを未然に防ぐ為には当人の今後の反省が期待される。 ) …やっぱりお酒ですか。 日頃あまり飲まないのですけれど。 ( また溜息。 ワイン程度なら稀に口にするが、基本的に思考の妨げになるアルコール類は好きではない。 気持ちいいと感じた事も無いし、乗り気ではないのだが――――仲直りの機会を逃す程、空気が読めないわけでもない。 渋々と椅子から立ち上がり、障子を閉じた。 タタミの中央に置かれた低いテーブルの傍ら、座布団を一枚手繰り寄せる。 ) [Wed 21 Feb 2007 03:53:02]
マリベル > ―――過去の事は存じませんけれど・・・。 誰にでも失態や失敗、と言うモノはあるものですわ。それが知らないことならば尚の事。 大丈夫、アイリ様もトリス様も立派な女性ですわ? (何か最後の一言が少し意味深で余計な気もするがさておき。 今度はアイリを労わりつつ・・・態度を見て、何とか和解できそうな状況に安心。 ありがとう、というトリスに いいえ。 と首を振り。) ―――! まぁ・・・お酒を買ってらしたのですね。是非頂きたいですわ? (お酒には強いからか、興味津々だ。 [Wed 21 Feb 2007 03:42:31]
トリス > ・・・・ありがとう。 アイリ。 それにマリベルも。(緊張の糸がぶっ切れたのか、音には成らぬが安堵の吐息みたいなのが漏れる漏れる。 表情と心情を言葉に変換すれば生き残った・・・! あたりか。) ……流石に作戦中は慎むくらいの自制はあるし其処まで度胸もないわ。(日頃職場で顔合わせることもある同僚っていうので少し戸惑ってたのもあるかもだが。  まあそんな基準だった。 一応射程内?)  それで―――序でといっては変なのだけれど。 (詫びを入れるのに土産もないとなっては格好もつかないし、庇ってくれたマリベルへの礼も兼ねて。 アイリの視線の先の酒瓶めいた物体―― まあ中身は酒だが―― をつっついて。) このあたりの風習だとカタメノハイ? っていうのかしら・・・・ 兎も角、このあたりの独特のお酒を仕入れてきたの。 仲直りの印に一杯如何?(いろんな所であやふやなトキノミヤコ感晒しつつ――― 最後の不機嫌さ破壊計画として、お酒をば提案してみるよ。) [Wed 21 Feb 2007 03:29:02]
アイリ > ( 畏まった素直な謝罪と、諌める様な随員の問いかけ。 黙ってひと通り聞いた所で再び「カコン」と庭先で音が響いた。 あれは何の音なのだろう。 ) …全く。 ( 1つ大きな溜息。 ) 今度の事はそれで良しとします。 私だって折角の旅行をこんな雰囲気にしたいわけではありませんし、謝罪を聞ければそれで良いと思って待っていたんですから。 ( 視線は二人のどちらでもなく、先程トリスが置いた細長い器――なんといったか、瓶のようなものに留める。 表情は呆れたような困ったような、複雑なもの。 ) どちらかというと――――アンデット砦のキャンプでの己の迂闊さが今になって恐ろしい、という話です。 ( 女性用テントを他の隊員と分けて、二人きりで同衾したという話。 布団こそは別だったが、狭いテント内だ。 流石にあんな所でおかしな真似をする程節度が無いわけではないか、と思う反面、手を出す対象ですらないのか、という複雑さに微妙に不機嫌そうな眉間のしわが残る感。 ) [Wed 21 Feb 2007 03:13:00]
マリベル > ・・・・・・。 (「別室を用意しようかとも――」という言葉と、そっぽを向いてしまったアイリの態度に・・・流石に大人気ないと感じたのか。少し表情を険しくする。が・・・同時にこういう態度を取ってしまう辺りに歳相応の女性の面影も見て。) ・・・あの、アイリ様? ワタクシもトリス様からお話は伺いましたわ・・・ トリス様もずっと悩んでいた事も・・・。他人とは違うと言う事はそれだけで恐いもの。 言い出せなくなってしまうのも無理はありませんわ・・・。それに、隠し通す心算なら最初からこの旅行を断ればよかった筈・・・ですがトリス様は来られました。 それは自分が両性であることを隠す事より、アイリ様と交友という関係を大切にしたからこそではありませんか・・・? (実際、仲介といっても自分に出来ることはあまり無い。 大切なのはトリスとアイリの気持ちだと思う。) ―――アイリ様はそれでもトリス様を認めないと仰られるのですか? (あとは同じくアイリの反応次第だが。 [Wed 21 Feb 2007 03:02:07]
トリス > 前のお風呂の件に関してだもの。 あの後まともに話しても居なかったし――― 旅の恥はかき捨てで住む問題でもないから。(両足を揃えて畳んで、膝脛足の甲を地に付ける座り方は正座というらしいがさておく。 労わってくれるマリベルに少し勇気もらいつつ。 )―――私の・・・その、  体の事  ずっと言わないで居たこと――― 本当に御免なさい。(相変わらず態度は厳しいが、聞いてもらえるならそれだけで良い。 頭下げつつ、真っ直ぐ過ぎる謝罪を語ろう。 ) 最初は変な目で見られるんじゃないかと思っていたのだけど・・・・黙ってるうちに本当に言い出せなくなって――― 浅はかだったわ。 (目をあわせられない後ろめたさも手伝って、其の侭の姿勢で其処まで一気に言って。  あとはアイリの反応を待とう。 判決待つ罪人みたいな面持ちで。) [Wed 21 Feb 2007 02:31:49]
アイリ > ( 当人としてはいたって平静を装っているつもり。 日頃から硬いのは事実だが、実際更に3割増し程度殺気立っている。 構えている、というのが正しいか。 和解するつもりはあるのだ。 ただ、向こうに誠意というものが無ければ此方も引けない。 折角の旅行でとばっちりを受ける随員には悪いのだが。 ) …別室を用意しようかとも思いましたけれど―――――( 1つ溜息を吐いて湯飲みをテェブルにことんと置いた。 視線を逸らし、窓の外へ。 ) 此処に居る限り貴方が話せば自然と耳に入るでしょう。 ( どこかに行く気も無い、とばかりに窓辺の椅子に腰を据えているが。 ) [Wed 21 Feb 2007 02:24:38]
マリベル > ええ、本当に。 (トリスの丁度よかった、と言う言葉にやっぱり何時もの笑顔で頷きながら部屋に入るとリスの背中を見つめつつ・・・引き戸を閉める。 容赦なくアイリの口から刺々しい言葉が飛び出るがこの程度で怯む程度ではトリスの和解も自分の仲介も到底無理な話。 トリスが買い物している間も大した会話も無かったところを考えるとやっぱりご機嫌斜めなのは間違いなし。) そうですわよ、旅行ですもの。そんなに畏まる必要もありませんわ? (アイリの言葉を和らげるようにフォローを入れつつ、自分も2人の間に座る。) ・・・・・・・・・。 (さて、トリスの持ち帰った重たげな荷物も気になるがソレは取り合えず置いておこう・・・。 まずは本題。 トリスの言葉を無言で聞きつつ。 [Wed 21 Feb 2007 02:18:03]
トリス > ・・・・そう。 なら―――ちょうど良かったわね。 (ちょうどの擦れ違いか。既に部屋に居ると聞いて一瞬躊躇ったが―― 開いた扉に退路を失ったこともあり、意を決して部屋に入ってくる。 入るなり痛めな言葉&視線にぶつかるが、其処で引くわけにも行かないし。 ) でも寝る時は押入れだったじゃない ……三人で数えてくれるのは嬉しいけれどね。 (軽い荷物を部屋隅に片付けたら、早いうちに本題に入ろうか。 騎乗試合でも、出走を渋る奴は大抵が落馬するんだ。 とはいえ、どう切り出したものか―― ) それで――アイリ。 聞いて欲しい事があるのだけれど、良い?(出掛けた際に買ってきた新しめの(それでも鴇の都文化圏外だとちょっとふるめかしく見えるが)徳利とかごとり置きつつ、正面に座ろうか。) [Wed 21 Feb 2007 02:03:14]
アイリ > ( 少しは腹を決めて、真面目な話し合いをするつもりで帰ってきたのだが。 タイミングが良いのか悪いのか、トリスは不在だった。 随員によれば、何か買い物に出ているとかで―――全く、待つ時間も落ち着かない。 紙で出来た窓を開いて外を眺めながら、黙々と茶を啜った。 随員マリエベリーには悪いが気の利いた話は思いつかず、少しは慣れてきたが相変わらず青臭いグリーンティをちびちび。 鳥の声と水の音と何か、定期的に鳴る「コンッ」という音ばかりが静寂に響く。 ) ―――――3人で借りている部屋ですから。 許可は要りませんよ。 ( 遠慮がちな声に、自然と声が尖った。 細めた眼が「フスマ」に向けられる。 ) [Wed 21 Feb 2007 01:48:12]
お知らせ > アイリさんが入室されました。 『作戦:待機 地形:宿内 対象:- 状態:ご機嫌斜め』 [Wed 21 Feb 2007 01:39:54]
マリベル > (宿に戻ってからトリスと話し合い、謝罪とピリピリしているであろうアイリとの仲介を頼まれた。謝るトリスに気にしなくていいと言い、仲介も承諾した後・・・トリスは再び「買い物をしてくる。」と言い部屋を後にした。自分はというと残ってアイリを待つ事にした。) お帰りなさいませ、トリス様。アイリ様もお帰りになられてますわよ? (案の定、アイリはトリスが出て行った後擦れ違いのようにすぐ戻ってきた。トリスの事には触れずに先にトリスにご馳走されたアマウラのお茶を見よう見真似で作りご馳走していたりするのだが・・・。 トリスの声に、帰って来たのを確認すると自ら「どうぞ。」と引き戸を開け [Wed 21 Feb 2007 01:39:15]
お知らせ > マリベルさんが来ました。 『目的:仲介と和解。 状態:平常――』 [Wed 21 Feb 2007 01:38:34]
トリス > (とりあえず宿から帰って一番にマリベルに話して、和解&協力を取り付けたのは良いものの、最大の難関はその先、握らせちゃった子の方なわけで。  幾多の戦場を渡り歩いた自分でも、たとえ頼りになる従者が味方についてくれてても―― 今回ばかりは余裕綽綽とはいかなかった。) 騎鳥の扱い程度にこの口が回るものなら、楽なのだけれど――― (あまり言葉云々には自信ない故、和解交渉の足しになるようにとちょっとしたアイテムも確保して、アイリたちが居るだろう部屋の前に立つわけだ。) ・・・ええと・・・ただいま。 入っていい?(ちと西洋風にノックとかしつつ。) [Wed 21 Feb 2007 01:23:39]
お知らせ > トリスさんが来ました。 『作戦:説得 地形:宿内 対象:アイリ(マリベル) 状態:ちょっと緊張――― 』 [Wed 21 Feb 2007 01:22:57]
お知らせ > MJさんが帰りました。 『 座りが悪いヨネ。 ( 平和に戸惑うなんて贅沢なのだろうか。 )』 [Sat 17 Feb 2007 03:22:03]
MJ >  興味は無いワケじゃないけどもさあの子のご主人様に。 でも、良いんじゃない? ほら、びゃっくタンって変に無防備というか―――ネェ? ( 保護欲が湧いてしまうというか、が獣人としての特性なのか。 ) また地獄に帰ったら駄目ジャン。 ( 虎と熊は素手じゃないと駄目そうだ。 でも、何でだろうゾンビなんかよりも強そうだよ熊。 ) アマウラでも珍しいと思うけどもネー。 オレサマは熊にあげる位なら自分で飲むので良いデス。 ( そう茶化すも、自分はでっかい蜥蜴である。 熊の背にチャックは無く、空気穴らしきモノも無かった残念。 本当に平和な空間で……――― )  [Sat 17 Feb 2007 03:21:37]
お知らせ > 艶子@温泉さんが退室されました。 『( 緊張の連続で溜まっていた疲れが抜けていくようだった。 )』 [Sat 17 Feb 2007 03:15:36]
艶子@温泉 > 彼の主人はさぞかしびっくりしただろうなぁ。行き成り荒事にクビを突っ込みだしたのだから。 ( アズに何かあったらその主人は私を恨むかもしれない。主人とはまだ会った事は無いのだけれど…。 ) ………私の心を読むな…!似てる、かな? …似てるかも。 ( アバウトな所とか。 ) うむー。流石に熊まで来るのは私もビックリだ。 だ、だって行き成り出てくるんだもの!地獄帰りだって思わず驚いて死んだフリぐらいしちゃうよ! ( 熊殺しはきっと素手でやらなくちゃ貰えなさそうである。 確かにこうして見れば中々愛らしいではないか。調子に乗って手に注いだお酒を直に飲ませてみたり。 ) 折角だし、ナッキーとMJもどうだい、お酒。ちょっとぐらいなら平気だよね? ( とか言いつつ、結局結構な量を飲んでしまうのだろうけど。 ) ……人が入ってたら夢が壊れるな。 ( 怪しむような眼で熊を見るけれど、熊はのんびりとお酒を飲むばかり。 ) [Sat 17 Feb 2007 03:12:28]
お知らせ > ナキアさんが帰りました。 『( あぁ、温泉っていいものだな って。 思う、和やかな時 )』 [Sat 17 Feb 2007 03:04:40]
ナキア > へぇ、そうなんですか。 ( 愛されている。それは、他人であっても喜ばしいこと。声には喜色が、顔には笑みが。 ) ( 乙女のお父さんの言葉を知っていたら魔女も礼儀を示したかもしれない。 ) いや、食べちゃだめですよぅ。 ――さすがアマウラ、おサルさんだけじゃなくクマさんも温泉好きなんですねー。 ( のほほんと。こんなに近くに生きている熊がいる機会なんてない。…触ったら怒るだろうか。じぃ、とお酒を舐めるように呑む熊さんを見つめよう。獅子の言葉に思わず背中にチャックも探しながら。 ) …… ( お酒を差し出す乙女の様も、それを呑む熊サン親子もかわいらしい、と。 ほんわか。 ) [Sat 17 Feb 2007 03:02:44]
MJ >  どっかのお屋敷にいるんだっけ? 結構良い服着てたよネ。 ( 件の少年、兎の獣人と同じく愛されている奴隷なんだろうと思う。 ソレに対し「戦え」と鼓舞するのが如何にも傭兵らしいけども。 ) 艶子のお父さんって―――艶子に似てたんだ。 ( 内心描写につい突っ込みが入った。 さぞ、平和な家庭だったろうとか勝手に納得。 ) バレるも何も地獄帰りの二つ名が泣いてるよ!? ( だが、熊殺しの名は貰えないらしい。 温厚なクマーは、美味しそうに朱鷺ノ京の地酒を舐めている。 何というか混沌が収まれば平和な空間。 ) っと、未だ熊は食べた事ないなって……。 にしてもさ、熊ってお酒呑むんだ。 中に人とか入ってるんじゃないのォ? チャックとかさ。 ( 熊の親子を横目に、お風呂に浸かり直す。 本当にノンビリとした時間だった。 ) [Sat 17 Feb 2007 02:57:22]
艶子@温泉 > ( 「艶子。熊に出くわしたら死んだフリをせい。それが熊に対する礼儀ちゅうもんじゃ。」「うん。判ったよお父さぁ!」 と、昔の記憶が蘇る。その表情には必死に動くまいと緊張の色が浮かんでいることだろう。 ) ば、ばかMJッ!そんな事言ったら死んだフリしてるのがバレるだろ! …ああ、ばれた!お前のせいだ! ( 向かってくる熊に絶望の悲鳴!まさしくカオス、混沌。 ) な、なんだ。話に聞いてたあの温厚な温泉熊か。驚かせやがって…! ……ほら、お酒、だぞー。 ( ナッキーが指差す先、自分が寄りかかっていた岩の上にあるお酒を徳利に注いで恐る恐る差し出してみた。熊はその舌でぺろぺろと飲みだすだろうか。 ) [Sat 17 Feb 2007 02:44:19]
ナキア > 勇気のある子なんですねぇ。ますます会ってみたくなっちゃうですよ。 ( 自分で言った事をちゃんと、守って実践することも出来る少年なんだろう。それでいて獅子がいうには可愛いと。どんな子だろう ) …恥らうのは恥ずかしいです、から。 ( そのまんまだ。へふ、とお湯に浸ったせいとは違う熱のこもった吐息を ) はい、らぶらぶが好きですよう。 …あや。そうなんですか? でも、その人は乙女のお父さんになるかもですよ? ( 微笑ましくて嬉しいような、少し困ってしまうような。くす、と笑って ) …あれ、どうしました乙女。 おとめー? ( 死んだフリをする乙女に、のぼせたのだろうかと少し近寄ろう ) お酒目当て。 あぁ、乙女が呑むと ( 特にお風呂に入りながらでは、 ) 危ないだろうと思ってましたが―― 確かサァビスだってお宿のヒトがおいていったのが。 ( そこに。と、指差すのは乙女の寄りかかっている岩の上かもしれない。お盆にのったお猪口と徳利。 ) …獅子、 獅子。 よだれでてますよ ( 食べないであげてください、くまー。 ) ( お風呂場はカオスになりやすいのだろうか。 ) [Sat 17 Feb 2007 02:37:11]
MJ >  艶子それじゃあ死体ってよりもお風呂で逆上せた酔っぱらいだよッ! しかも全裸だしッ! ( 魔女は律儀にも前を隠し、傭兵は死んだフリ、ちょっとしたカオスが形成中。 ) ナッキーも、ほら愛には恥じらいが重要なんだから。 ソレがないとツマラナイし。 ( これが噂に訊く温泉熊なのだろうか。 ) アァ、何か酒目当てでやってくる熊がいるとか―――誰かお酒とか持ってないの? ( 魔女に言われてみれば、でっかいのに隠れてちっちゃい毛玉が二匹こちらに向かってくる。 熊の手って珍味だとか、ちょっぴり口の端に光る涎。 ) [Sat 17 Feb 2007 02:30:16]
艶子@温泉 > まあ、そんな感じの事を―ー。正確には奴隷という枠を越えて見せろ、って言ったんだ。彼はそこで戦う事を手段としたようだな。 ( 危険だが、それ以外には無いような気もする。 ) そ、それは確かにそうかもしれないけど…さっきから恥ずかしい思いをしてるのは私だけじゃないか!? ( きっとそれは自業自得というか勝手に自爆しているせいもあるのだろうけど。 ) ナッキーもラブラブが好きなんだな。うん、私と同じだっ。 …でももしナッキーに恋人さんとか出来たら、私は多分その人の事苛めると思う。 ( そして恋人さんに対して綿密な艶子チェックとねちっこい粗探しと揚げ足取りをするに違いない。白夜に対してもそうだが、独占欲の強い性格なのだ。 ) …………! ( その時突然ぬっ、と顔を出した熊に傭兵は死んだフリをした。岩場にもたれ掛かってバレバレの死んだフリを。 ) [Sat 17 Feb 2007 02:18:31]
ナキア > ( いえのあたりに。 ) ――― … ( 簡単に説明を、時折相槌を打ちながら聞いて。 なんか。なんていうか、改めて。こうしてみんな無事で旅行に来られてよかった、なんて。思う。 ふ、と軽く息を吐く。そのうち旦那さんにもお会いしたいところ。 ) …あ。すみませんそうですね、このハナシはじゃぁもうやめておきましょう。 ( 沈んでいた思考から、顔を上げて。温泉のせいだけでなく赤い顔の乙女と、楽しそうな獅子を宥めるよに ) …ぇあ、私ですか? 私は… どうでしょうねぇ? ( よくわからない、といった風に首を捻った。 ) 愛があればそれで。 ( それで、なんなのかは言いません。 あんまり考えると恥ずかしいのでぱっと思ったことをそのまま述べ―― )   ―― くま。 ( くるまじゃないよ。 …車ってなんだろう、馬車のことだろうかさておき。 ) …えぁ、そうなんですかそういうものなんですか!? ( 思わず獅子に言われたとおり腕で覆ってみつつ。おサルが入ってくると獅子が言っていたから熊が入ってくるのもふつうなんだろうかとか、 ) …あ。 ホラ見てください可愛いですよこぐまさん。 ( へろ、と顔を緩め。 子連れ。まるで今の三人みたいだ。 ) [Sat 17 Feb 2007 02:10:56]
MJ >  かぁいい子供だったよ。 でも、艶子ったらウチの子は強くなければやれないみたいな事言ったんだっけ? ( それで本当に剣を取るというのは、ちょっと感心してしまった。 湯船に浸かりながら魔女にも掻い摘んで説明を。 ) 何さ艶子! こういう時の会話はちょっぴりエロスなのがお決まりじゃないか! オレサマだって恥ずかしいけど言ってるんだから―――。 ( 絶対に楽しんでいる餓鬼は身を捩らせモジモジと。 ) あっそうだね、ナッキーの好みとか聞いてなかったからオレサマも気になるヨ。 ねちっこいのが好きなのは解ったから取り敢えずお母さんの好みのタイプとか! ( 今度は息子と娘が勝手に盛り上がった所で。 そこに現れたのは―――クマー? ) ―――えーっと、ほら! 胸元を隠さないと二人とも! ( 何か違う反応な獅子でした。 ) [Sat 17 Feb 2007 02:01:54]
ナキア > ( クマー ) [Sat 17 Feb 2007 01:55:06]
艶子@温泉 > ( 温泉熊が 現れた! ) [Sat 17 Feb 2007 01:53:57]
艶子@温泉 > 刀を扱うっていうんなら教えられる事もあるけどさ――……。 うん、一度海岸の私の家の辺りに現れたんだ。その時に… ( 私が教えられるのは戦いの気構えぐらいだ。それも一番重要なのだが、あの少年に教えるのは少し気が引けてしまう。煽った自分がそう思うのは無責任だけど。 ) 二人とも、私をからかうのはよしてくれっ。私はもう、恥ずかしい! ( 確かに触れられりゃアヘだし、誘い受けかもしれない。でも真剣に考えられると恥ずかしくて頭から湯気が出る。 ) そうだぞ!ストロベリーだぞ!内容も大事だけど!   ……… ち、ちなみにナッキーもそういうの、好きなの? ( ”私はともかく”の言葉に反応したようです。やらしい気持ちというよりはお母さんに勇気を出して聞いてみるとか、そんな。 ) ―― うん。ちょっと前まで斬った張ったしてたのが嘘みたいだ。こういうの、いいなぁ。 ( 三人一緒に同じ湯に浸かり、その幸せをかみ締める。先ほどから見事に隠れるMJの下腹部にちょっとだけ乾杯しつつ、遅めの【判定】。 ) [Sat 17 Feb 2007 01:40:55]
ナキア > ( ステア。 ) …そうなんですか。 ( 声は、驚いたような感心したような。白夜さんの恋人さんだというのでもっとこう、可愛らしい感じの相手を思い浮かべていたのだけれど。…まぁ、実際目にしたら可愛いと思うのだろうが。 娘を想う夫婦のような二人のやりとり、聞きながら ) 乙女、 乙女は恥ずかしがるところが可愛いのだと思うのですよ。素直クールとかになったら… それもやっぱり誘い受けぽいですねぇ。 ( ふむ。何故か真剣に思考に沈みながら。 ) 時間じゃなくて内容と言うのは同意します、でも獅子、女性はすぐに切り替えがきかないものですよう。私はともかく乙女はもっとすとろべりぃな時間を楽しみたいとおもうですから。 ( あくまで真面目に、素でそんな発言を。 ) わぁ。ふふふ、それは嬉しいですよう。 ( マッサージ。へろ、と顔が緩む。される事自体が、ではなくてそういう親子みたいなスキンシップが嬉しい。 ) はい、どうぞー。 ( 二人が入るというので、己は少しふよふよとお湯に漂いながら後ろ向きに奥へ体を進める。二人が浸かりやすいように ) …、 ( 二人の顔、眺め ) …ふふふ。なんだか嬉しくて、 気恥ずかしいですねー。 ( こうやって、皆でのんびりお風呂に入るっていうのが、それだけのことなのに、 思わず、顔が緩んでしまう。 ) [Sat 17 Feb 2007 01:32:02]
MJ >  見所はあると思うんだけどなァ、オレサマ。 大体、艶子だって修行とか付き合ってあげれば良いのに。 ( 刺せと言われて簡単に人は刺せない、良心や恐怖心が邪魔をするからだ。 なのに彼の少年は乙女を庇い果敢にも吸血鬼に立ち向かった。 獅子は悪くは思ってないらしい。 ) うん、普段はツンってしてるンだけども。 触られるとアヘ以下略みたいな。 ( 悪びれず解説してる所を頭からお湯をぶっかけられた。 犬よろしく首を振って水を切る。 ) そンな時間じゃないさ内容だよッ。 ナッキーは時間を掛けてねっとりとしたのが良いんダネ。 成る程、精神的にねちっこいのはオレサマも好きさッ! 艶子はなんて言うかエロエロなのが好きみたいだけども。 ( 「お邪魔します」と傭兵に続いてざっぷーんと湯船に。 またもや不自然な水で下腹部が隠れているのは以下略で。 頭にタオルを乗っけて極楽極楽と呟くのが朱鷺ノ京のジャスティス。 ) [Sat 17 Feb 2007 01:23:14]
艶子@温泉 > ステアと戦った時は中々ナイスなガッツを見せたけどな。……あれでちょっとだけ私の中で株が上がったのは確かだが、まだだ!まだまだ! ( 私が許さない内はお互いの想いが進展しても、見せたり触れたりしちゃダメなんだ! …幾らそう考えても、二人は二人でこっそり育むのかと思うとやっぱりちょっと、寂しい。 ) ………ツンアヘ。 ( 思わず洗う手が止まり、じとりと睨む。 ) 舐めるなよっ、将来はツンクールとか目指してるんだからな! …うーっ、またナッキーはそんな事言って…! その五分ってのはもしかして私が満足する五分!? ( そんなんじゃ満足しないぞと怒っていいものかどうか!桶に汲んだお湯をざばーんとMJの真上からかけて泡を流す。 ) そうか、それは良かった。ナッキーも疲れてると思うから、たっぷり浸かるといいよ。部屋に戻ったらマッサージしてあげるね! ―― よしMJ、私たちも入ろうか。 ( 立ち上がって、そろりと足先を湯に伸ばす。やがて身体を沈め、気持ちよさげな溜息を吐いた。 ) [Sat 17 Feb 2007 01:11:26]
ナキア > ( 白夜さんのだぁりん。ハナシにはよく聞くのだけど、まだお会いした事はない。乙女も口で言うほど彼を遠ざけようとしているわけではないんじゃないかとか、思うのはそのくらいだ。 ) じゃぁ、呼んだりよばれたりですねーおねぇちゃん。 ( 早速。へろり、と照れ交じりに口にしてみた。慣れぬ単語。 ) ふふ、乙女も獅子も可愛らしいですね。 ( 誘い受け、だったりツンデレだったり。 ) ああ、駄目ですよ もっと時間をかけていつくしんであげてくださいなー。 ( めっ、とか獅子に言う。何故なら魔女の信仰の中でそういう行為は神聖なモノだから。 慈しんで、愛しんで。  )  …、 ( 埋めた足を一度外に出してから、もう一度ゆっくり浸かっていこう。 ) …ん、お外にあるのでもっとぬるいのかと思ってたですが…思ってたよりも熱いですね、 ( 熱く感じるのは、露天風呂なので外にいた分体が冷えているということもあるだろう。 ゆっくりゆっくり お湯に馴染み、体温が同化した頃には ほふ、と和みの息をついて ) … いいかんじ、ですよー。 ( 口調も、普段以上に緩む。微睡みの中にいるよな。 ) [Sat 17 Feb 2007 01:01:20]
MJ >  そう言えば例のダーリンだっけ? どーなってるんだろうネ、ちょっとは関係が進展した?脱衣場で「尻尾見せた」とか不埒な会話なら聞こえたんだけども。 ( 傭兵と違い、兎の獣人と勇敢なるあの少年の仲には不干渉を貫いている獅子。 未だこの宿に件のダーリンが来てるとか知らないが。 ) だって艶子ってば専門用語で誘い受けなんだモノ。 ツンデレならぬツンアヘと言うか―――。 別にオレサマだって偶には艶子の方から襲って欲しいとか全然思ってないんだからねッ。 ( 獅子の方がツンデレ? 背をわっしわっし洗われるのはくすぐったくも気持ちいい。 口以外は大人しく洗われるだろう。 戦いの中の穏やかな時間。 少し前まではこんな風な時間を過ごせるとは思っても無かった。 ) ナッキーってば気ィ使いすぎ。 大丈夫、大丈夫――艶子の方が催したら五分位で済ませるから! ( 直ぐだよ、直ぐみたいな愛がない獅子だった。 で、こちらも【判定】。 ) [Sat 17 Feb 2007 00:54:20]
艶子@温泉 > あの子は結構勘が鋭かったりするから…。 い、いや、別に私はお姉ちゃんぷれいがしたい訳じゃ無いんだっ。お姉ちゃんと呼ばれたいけど呼ぶ側にも回りたいとかそんな! ( 顔を見合わせるナッキーとMJ、これで落ち着きを取り戻せだなんて無理な相談だ! ) 何ィ、そんな嗜好がお前にはあったのかッ!お、おのれェー! そうだぞ、私の体の負担も考えろ!確かに日々の鍛錬でちっとやそっとじゃへばらないけど、そういう場面で役立たせる為に鍛えた訳じゃないんだからなっ。 ( 頭を撫でるMJに、きっと私の叫びは聞こえては居ないんだろう! ) やや、だからヘンな事はしないんだってば!ナッキー!MJもヘンな事言うなってば! ( わっしゃわっしゃとMJの大きな背中を洗い始める。これだけ広いと洗うのも大変だ。 その大きな背中に残る傷口―― きっと彼は私以上に無茶を仕出かして来たんだろう。どこぞでくたばる前に出会えて良かった。勿論、今は今で荒事続きの暮らしなわけだけど。 ) …… どう、ナッキー。お湯加減は? [Sat 17 Feb 2007 00:38:59]
ナキア > ( おかぁさん別に気にしません。見つけても黙ってますから。 …そういえばアマウラということは豊富なのだろうか。春画。 ) 乙女はおねぇちゃんプレイがしたいんですか。私もおねぇちゃん、とお呼びしましょうかー? ( 他意はなく。「ねー」と、微笑を浮かべて獅子と顔を見合わせる。 ) あぁ、そうなんですか。まぁ獅子もそういうお年頃ですから仕方ないですよう。でももう少し乙女の負担も考えてあげましょうねー? ( なんて、のほほんとすとろべりぃなお二人に。 ) はい、お待ちしてるですよ。 あ、その場合ちゃんと奥の方に浸かっておきますし長引くようならこっそり先に出て白夜さんにご本でも読んであげてますので。 ( お気になさらずとか微笑ましく笑いながら、己は屈んで温泉とご対面。もちろん読んであげるのは普通のアマウラの童話ですよ? 夜闇とけぶる湯煙に邪魔されて湯面はよく見えないが、それでも物珍しげにしげしげと。眺めてから、ゆっくり足から入ろうか。 …忘れないうちに、【判定】 ) [Sat 17 Feb 2007 00:29:39]
MJ >  おっかしいなァ、オレサマがエロス本とか持ってないか探した時は出てこなかったのに。 やるねビャックたん改め「パンツ履いてないたん」はッ! ( 南無り、と心の中で手を合わせる。 ) エロスは程々にって言われたバッカリなのに艶子ってば物好きネ。 そんな本なんて使わなくたって―――お姉ちゃんプレイがしたいなら言ってくれれば。 オレサマ気弱な後輩とか頑張って演じるヨ! ( 「ネェ?」とか魔女に同意を求めた。 カニバだけど全部OKだよ、とか。 ) 艶子、艶子―――。 みんなに聞かれてるから、ちょっと嫌がる方がオレサマ的にはバッチコイだとかバレちゃうから止めて下さい。 あっ、でもでも愛の無いのは駄目ですよオレサマ。 ( 傭兵の前に腰掛けごと移動するとヨシヨシ、と頭を撫でてあげた。 ) じゃ、変な所触らないでよネ。 でも、どうしてもって言うならオレサマ……――ナッキーも見てるのにアァン。 ( 一人で気分盛り上げつつも、背を向けた。 背に残る銃創は傷を抉り弾丸を取り出し焼き塞いだモノ。 随分とあの頃は血生臭い生活だった。  ) [Sat 17 Feb 2007 00:21:07]
艶子@温泉 > No――――ッ!! ( 正しく。お母さんに隠してあったえっちな本を知られた時の心境なり。頭抱えて仰け反るね!早めに処分しておけば良かったと激しく後悔。 …家に帰ったら焼こう、それか海に流そう。 ) ……う、うむっ。あとでな!白夜をもぅ、ひん剥いちゃうからな! いや、ああいうのは文字が読めなくても愉し……じゃ、なくて! ( もう墓穴ほりまくりだ。弁明すればする程傷口が開いていくけれど、黙っていても開いてく! ) え、MJから教わる事なんて無いよぅっ!こいつったらいっつも唐突だし、偶にちょっと乱暴だし、今日はダメって言っても聞かないし! ( MJが落ち着いたと思ったら今度は傭兵が落ち着きを無くして口をもの凄い勢いで滑らせる。挙句にナッキーに微笑まれながら落ち着きましょうと言われてしまう始末。 傷だらけの身体は見慣れたものなれど、見る度にその痛ましさに言葉が一瞬詰まる。こうしておどけて恥らう素振りを見せるのは、そんなこちらの視線を判っているからなのかも…しれない。 ) う、うぅ。すぐに私も湯に浸かるからね、ナッキー。 …ほら、MJ!洗ってやる!こっち来なさい!  [Sat 17 Feb 2007 00:08:27]
ナキア > うやぁ、駄目ですよー乙女、そういうのはもっと見つからないようなところに置きませんと。 ( お子様の教育上よくありませんから。アズさんと試してみちゃったらどうするのか ) …そうですねぇ、お勉強してもらった方がいいんでしょうか。 ( ぅーん、と悩み声上げて少しお空に視線。舞い散る雪のシンとした静けさは、賑やかなあたたかさに溶かされる ) でも、乙女は獅子が教えてあげた方が。 はい。乙女も獅子が来てドキドキなのはわかるですが落ち着きましょうねー? ( 叱るとか宥めるとかではなく。単に微笑ましげに、くすくすと笑いながら。白い兎さんはアマウラの知識が豊富のようだ。 )( 獅子の、痛々しい姿には軽くへにょりと眉を下げ。 ) いえ、別に欲情したりとかは。乙女に怒られちゃうですし… じゃぁ、体を洗ったら温泉にはいりましょうかー。 ( 乙女は獅子の体を洗ってあげるようだから。先に失礼しますと告げて、先に温泉に浸かっておこう。二人に背を向けて。 己がいては乙女は恥ずかしがってしまうだろうから ) ( ざばり、泡をお湯で流しつつ ) [Sat 17 Feb 2007 00:00:50]
MJ >  艶子ってば、そんな絵本ばっかり集めているんだ……――。 字ィ読めないから一生懸命勉強したって言うのも……。 ( 日本のゲームがしたいので日本語を独学で学びました、とかそんな感じだろうか。 赤毛の餓鬼はちょっぴりホロリって来ましたヨ。 アングル的に白夜の耳で隠れている下腹部の図。 ) お母サン、乙女がオレサマの知らない所でどんどん汚れていくんですが。 矢張り、正しい知識をお母さんから教えてあげて下さいナ。 ( 保健体育みたいなノリ。 白夜と艶子の方が性の乱れが深刻です、と。 冗談交じりに返す。 ) ん〜。 あんまり、裸とか見られたく無いんだけどもネェ。 何さ、二人とも男の子の身体見て欲情するって言うならオレサマ慰みモノになるけどもさァ ( 胸元を手で隠して恥じらう獅子。 その身体には銃創、刺し傷など傷の見本市。 不死者の砦で出来た脇腹の火傷の爪痕が痛々しく残る身体。 取り敢えずは落ち着いたらしいよ獅子。 ) [Fri 16 Feb 2007 23:53:11]
MJ >  艶子ってば、そんな絵本ばっかり集めているんだ……――。 字ィ読めないから一生懸命勉強したって言うのも……。 ( 日本のゲームがしたいので日本語を独学で学びました、とかそんな感じだろうか。 赤毛の餓鬼はちょっぴりホロリって来ましたヨ。 アングル的に白夜の耳で隠れている下腹部の図。 ) お母サン、乙女がオレサマの知らない所でどんどん汚れていくんですが。 矢張り、正しい知識をお母さんから教えてあげて下さいナ。 ( 保健体育みたいなノリ。 白夜と艶子の方が性の乱れが深刻です、と。 冗談交じりに返す。 ) ん〜。 あんまり、裸とか見られたく無いんだけどもネェ。 何さ、二人とも男の子の身体見て欲情するって言うならオレサマ慰みモノになるけどもさァ ( 胸元を手で隠して恥じらう獅子。 その身体には銃創、刺し傷など傷の見本市。 不死者の砦で出来た脇腹の火傷の爪痕が痛々しく残る身体。 取り敢えずは落ち着いたらしいよ獅子。 ) [Fri 16 Feb 2007 23:53:11]
お知らせ > 白夜さんが帰りました。 [Fri 16 Feb 2007 23:37:06]
白夜 > ( どこからそんな知識を――と訊かれたら。応えてあげるが世の情け!(違) ) ――…  ぅーとね? つやこおねぇちゃんのごほん、おいてあるとこ。おねぇちゃんがね、えむじぇいさまにみつからないとこにおいといたごほん。びゃくや、みちゃったの――… ふぇ…みちゃったびゃくや、けされちゃう…の?みられたからにはいかしちゃおけねェってけされちゃうの? ( うるうるしてます。 )えむじぇいさまもきたからね。おんせん、おわったら おへや、もどるの。そしたらね?――― 「わかさまが、ごらんしんなされた!」みたいにね。おようふくの、びろびろ〜ってとこ。ぐるぐる〜ってやってみたいの。「よいではないか、よいではないか。 あ〜れ〜…」ってやってみたいの 。 ( きらきらした眼差しで皆様見遣ります。 【判定】 ) [Fri 16 Feb 2007 23:35:53]
艶子@温泉 > 白夜ったら一体どこからそんな知識を…!何か、おねーちゃんよりそういう事に詳しいんじゃないかって時々不安になるよっ! ( でも多分そういわれたら普通に一緒にお風呂に入りそうではある、が! ) 生まれもっての『お姉ちゃん属性』か… いやッ、そんなナッキーに欲情したりなんてそんな事は!? ( 微妙に図星のようなそうでないような。あたふた慌てた。 ) MJが混ざると本当に別の何かになってしまいそうで怖いです。 ……いやだからッ、泡プレイとか違うから!マットも絶対違うから――ッ! 何だその誘い受けって!知らんぞ私は! ( 温泉が一気に賑やかになりました。本当に洗われそうな予感がしてちょっと警戒。 ナッキーからスポンジを受け取って、自分の身体を洗う。 ) と、兎も角だ。後でお前の背中も流してやるから、落ち着きなさい!そうだ落ち着こう! [Fri 16 Feb 2007 23:18:40]
ナキア > すみません、獅子も混ざりますか? ( 首を傾げて尋ねようか。 ) いえ、私もまだまだオコサマですよぅ。 …おねぇちゃんぞくせい、ですか。 ( 向けられる言葉は少し、気恥ずかしい。へろ、と顔を緩め ) …獅子、私で良かったらおかぁさんになるですよー? ( ぽそり、そんな言葉を口に上らせよう。 )( 獅子と乙女、乙女と白夜さんのやりとりは、後ろから微笑ましく見守る。 )  …ふふ。( 恥らう乙女に、笑みが漏らし ) はい、じゃぁどうぞ。 ( 告げて、乙女へとスポンジを手渡せば 己も自分の体を洗い始めようか。獅子はちょっとばかり泡ちがいだ。 ) [Fri 16 Feb 2007 23:10:26]
MJ >  何か卑猥だよ―――オレサマに黙って三人で泡プレイしてたんだネ。 ( 傭兵のご希望通り、何故か不自然な湯気で隠されてる下腹部。 「 やーらしぃ 」 と目元を押さえて。 ) 艶子は艶子でお母さんに欲情しちゃってる悪い子なのは知ってるけども……ち、痴漢プレィが良かった? 眼鏡の猫型絡繰りに依存しちゃってるいじめられっ子を毎回律儀にお風呂場で覗かれるのを待つ清楚なヒロイン実は誘い受けが艶子の希望なのネ。 ( えむじぇ覚えた、みたいな。 ) ……確かにそこの「パンツ履いてないたん」が言う通り、ナッキーはお母さんだよネェー。 オレサマには両親いないけどネ、いたらイイナって思えるお母さんだねェ。 ( へふり、と腰掛けに座って。 ) じゃあ、艶子がオレサマが洗ってあげるからッ! そこのマットに寝てくれていいよッ! ( 絶対に何か間違ってる知識。 ) [Fri 16 Feb 2007 23:04:37]
白夜 > ( がらりと開いた戸。其方を見た白夜、嬉々とした表情でMJ様をむかえましょう。 ) ―――えむじぇいさま!そゆときはね?「おねーちゃん、いっしょにおふろはいろうッ♪」ってゆうといいんだよ? ( どこから仕入れてくるんですか、その知識。 ナキア様に大好きといってもらえた白夜、思わず耳がへにゃりとなってしまいます。ものすごく嬉しそうですね。 ) つやこおねぇちゃん。なきあままはね、うまれもっての『おねぇちゃんぞくせい』なの。だからね、みんな。ままのまえでは、こどもになっちゃうの。 ( だからどこから仕入れてるんですか。――そんな白夜。艶子様に追撃受けてしまえば。ふるふると震えながら堪えます。 ) [Fri 16 Feb 2007 22:46:04]
艶子@温泉 > ナッキーは出会う人全てを子供にしてしまう不思議な力があるよね。 ( 最初に会った時には村の少女だったのに、一晩経ったら自分の中でナッキーママになってた。恐るべし! ) し、尻尾…… お鼻とお口を、押さえ…。 ( ふお、と傭兵の髪が浮きました。怒りで。 …白夜にちゃんとぱんつを買ってやろうと思いました。そこら辺は自分の落ち度ではあるが、ぱんつだったらぱんつだったでアズはダメージを受けそうではある。 ) うっふっふっふ。ほーれほれ、ここか?ここがえんのんか白夜ー? ( その白夜の反応が面白かったのか、悪ノリを。 ――と、突然開かれる扉の向こうに立っているのはお寝坊さんの子。 ) ようMJ,おはよう!「きゃー、ちかん!」とか言いながら桶を投げるべきか!まあ、ここは混浴なのだが。 ( 以降、何故か障害物に隠れてMJの下半身が見えないという展開を希望。草葉とか湯気とか、何の話。 ) 私も白夜とナッキーが好きだぞっ。あと、Mジェ… ( 本人が居る事を思い出し、口を噤む。流石に本人の目の前じゃ言えない恥らうヲトメ心。 ) 前はその、うん。自分で洗う。 …洗ってもらうとヘンな声が出そうだし。 [Fri 16 Feb 2007 22:35:45]
ナキア > まぁ、カタい推理過程ばかりだと飽きちゃうでしょうからねー。 ( 仕方ないですよ、とか。物書きにはそんなつもりがなくても編集さんの意向とかあるかもしれない。 ) …うや。 ( まま。ゆるり、嬉しそうに笑みを深め ) ありがとうございます、私も白夜さんと乙女と――― 獅子も。大好きですよう。 おはようございます。すみません、寝ているところを起こすのも気が引けて。 ( 一度手を止めて、獅子の方を見ようか。いらっしゃい、と微笑みかけ )( 泡を広げゆく、背中に。傷跡がないことに少し、ほっとする。爪痕には、見た時に軽く眉を寄せたけれども。傷ましくて、 ) …、 ( くすぐったいと言われれば一度手は止まり、また動き出す ) …ふふ、良かったです。はい、この辺りですか? ( 手を下の方に動かして。腰の辺りも洗ってあげようか。くすぐったがる白夜さんにくすくすと笑い声をもらしながら、 ) 前は、どうします? ( 自分で洗うというだろうけれど。一応訊いてみよう ) [Fri 16 Feb 2007 22:28:18]
MJ > ( 風呂場の曇り硝子がカラカラと開く、朱鷺ノ京の嗜み通り全裸に風呂桶一丁の赤毛の餓鬼。 浴室を見て動きが止まった。 ) 何だか――――とっても女湯に迷いこんぢゃったラブコメ主人公みたいな場面だネ! ( 眠たげな目を擦り、覚束無ぬ足取りでふらりふらりと湯船に。 ) ひっどぃですよ皆サン! 起きたらオレサマ一人で危うく泣いて帰る所デシタ。  [Fri 16 Feb 2007 22:25:47]
お知らせ > MJさんが入室されました。 『 寝坊した子。 』 [Fri 16 Feb 2007 22:20:12]
白夜 > ( 微笑みかけてくれるナキア様に白夜は、うるうるしたお目々向けることでしょう。 ) …  やさしいの。なきあまま、やさしいの――びゃくや。すき、だいすき! ( ナキア様。ママに変わってます。そんな時、艶子様の言葉も聞こえまして。 )――… だいじょぶなの、へーきなの。ありがとなの、 びゃくや。ちがっても、もうへーきになったの――… ふぇ?みせっこ、だめ? あぅ〜…でもでも!びゃくや。あずに しっぽみせてあげちゃったの。 そしたらね、 あず。おはなとおくち、おさえちゃったの。( そりゃあ、下着というものを一切着けてませんから。アズ少年、白夜のオシリ直視しちゃいました。 )    …  やぅ〜 ―――…  つやこおねぇちゃ… ひゃぅ…ッ! ぎぶ!ぎぶあっぷなのぉ… ( くすぐったいのが苦手な白夜。片手で石畳をぺしぺしやって降参を。 ) [Fri 16 Feb 2007 22:18:21]
艶子@温泉 > や、やっぱりか…!うぬ、けしからん! ( 物書きはそんな淫らな事を考えているのか。とか、そんな勝手な偏見。 ) ………。 ( こういう子供の悪気の無い反応が一番困ってしまう。流石ナッキーは優しく微笑みかけるが、私はちょっとだけ赤面しちゃう。 ) う、うん。気にしなくてもいいさ!無い白夜もおねーちゃんは好きだぞ。    …いや別にやらしい意味じゃなくてね。 ( 滑り込みフォロー。危うく誤解を招くところだった、とか。 ) ……見せて貰うのは良いけど、見せるのはダメだぞ。「見せっこしよう」とかアズが言ってきたらおねーちゃんを呼びなさい。大声で。 ( ナキアの方に向ける、限界にまで鍛えた背筋。前の方には胸の辺りに蜥蜴男につけられた爪痕が残っているが、背中の方はまだ一度も斬られた事は無い。それがちょっとだけ自慢だった。 ) …… う、 うひーっ、 ちょ、ちょっとくすぐった…… あ、でも。気持ちいいかも…。  ん、もちょっと、下ー。 ( 背中を洗う感覚に、くすぐったくて思わず身震い。それでも満足そうに微笑んで。 同じように泡立てたスポンジで白夜の背中を丁寧に洗ってやって。 ) [Fri 16 Feb 2007 22:05:29]
ナキア > 程よくサービスシーンがいれられるからじゃないですかね? ( 22時を過ぎる頃に頃にエロシーンを披露するおねぇさま方をまたぎガールズっていうらしいですよ。なんのハナシ。 ) 大丈夫ですよ、気にしなくても。 ( 寂しげな白夜さんに微笑みかけ。 …続いた言葉に、思わず乙女の方を見た。 ) そうですね、そうしましょう。 ( くす、と笑って。獅子も一緒に入りたかっただろうから。けれど起こすのも気が引けて ) はい、じゃぁ失礼するですよう。 ( ちらちらと降る雪景色の中。かけ湯に温められた己の体からも、今は湯気の立ち上る。 その中に、寄る闇に、更なる白を混ぜるかのように。わしゅわしゅと、乙女の背中を洗ってあげよう。スポンジの過ぎた後に、泡の白が広がる。 ) [Fri 16 Feb 2007 21:55:31]
白夜 > ( 艶子様とナキア様。御二人を白夜は「じ――。」と見つめていたりすることでしょう。そして下ろした視線は自分の肢体へと。―――御二方と見比べた白夜。ちょっぴり寂しそうです。 ) ふぇ……ちがうの。びゃくやだけ、ちがうの。 ( 白夜は中性です。それゆえ、御二方にはあるものがありません。欠片もありませんでした。そんな白夜は、 ) あずとびゃくや、おんなじ…?こんどみせてもらうの…♪ ( 何か云いました。何か云いましたよ、この子。如何やって見せてもらうつもりなんでしょうね。 )( 艶子様に呼ばれて、白夜はててて〜と其方へむかいます。 ) [Fri 16 Feb 2007 21:52:36]
艶子@温泉 > 以前からの疑問だ。何故に温泉で殺人事件が起きるのか――。いや、実際には温泉地で殺人事件に出くわした事なんて無いんだけど。 ( 湯煙には事件を引き起こす魔力でもあるというのか!それとも単にエロスを孕ませる事が出来るからか! ) 後でMJの奴が拗ねちゃったりしたら、もう一度一緒に入ってやるとするか。 うん。それじゃ、お願いします。…ふふ、何だかナッキーに背中流してもらうの照れるなぁ。 ( 同じように湯を汲んで、身体に掛ける。冷えた肌に熱いお湯が気持ち良い。続いて、白夜の身体にもお湯を掛けてやろう。 そして背中をナッキーに向けて。 ) 白夜の背中はおねーちゃんが洗ってやるからな。ほら、おいで。 ( 三人並んで背中ながしっこだ。 ) [Fri 16 Feb 2007 21:42:47]
ナキア > ( 残念ながら行き違い。おうちに帰ったらお団子が待っているようですよ。お話は刺激が強そうな。 ) ( イマイチ違いがわからなくて、少し首を傾げて乙女の言葉を待ち。 ) はい、じゃぁそうしましょう。 ( 微笑んで、頷こうか。 つるぺたですよ。胸はきっと乙女の方があるんだろう、引き締まったしなやかな体は女性らしい柔さはなくとも健康的な色気。 ) みたいですねー。まぁ、仕方ないですよ。とりあえず女同士(?)で、楽しみましょう。 ( ハテナがつくのは白夜さんが中性さんだからです。 屈んでお湯を何度か体にかけたなら、ヘチマのスポンジに石鹸を泡立てようか。 ) さ、背中向けてくださいなー [Fri 16 Feb 2007 21:37:27]
白夜 > ( 「だーりん」こと彼の少年がいらっしゃったならば。白夜はよろこんで少年もお湯にさそったことでしょう。それが出来ず、ちょっぴり残念そうなのはきっと気のせいです。 ) ――… ん。きをつけるの。あたま、「ごちん☆」ってやったらね、めーたんてーさんになぞときしてもらうことになっちゃうの。 ( 頭からどくどく出血死体なシミュレートにぷるぷるする白夜でした。 )  …… おせなか。ながしっこするの…♪ ( 白夜はしごく嬉しそうです。 ) [Fri 16 Feb 2007 21:30:06]
艶子@温泉 > ( 温泉にアズが居たら堂々とした白夜の姿に間違いなく血の池地獄の中でぷかりと浮かぶ少年の姿が見れただろうが、幸運(?)にも一緒ではない。帰ったら今日の様子を生々しく解説してやろうと思う傭兵様でした。 ) 白夜、足元に気をつけるんだぞ。転んだら痛いからなー。 ( そういう自分が転びそうな勢いではあるが。 ) 温泉だから洗わなくても良い… んだっけかな?まあいいや、私もナッキーと白夜の背中流したいし、逆に流しても欲しいし、先に身体を洗おうか。 ( ぐるりと振り返りナッキーの方へ。 ……見た目少女とはいえ、自分より女らしい体つきにちょっとだけじぇらしー? ) MJは…… お寝坊さんかな。 [Fri 16 Feb 2007 21:22:03]
ナキア > ( 舞い散る雪も、同じく に。 体の前に申し訳程度に持ったタオルの裾が、風に揺れる )  ―― すごい、ですねぇ… ( アマウラ風の庭園みたいな。中に、けぶる湯気の白さ。文化の違う己にとってはある種の異空間のよう。 ) …まず、体を洗うのでしたか? ( お背中流しましょうか、なンて。先ゆく二人に。中途半端な長さの髪は、馬の尻尾に結い上げてお湯につかぬよう。 ) [Fri 16 Feb 2007 21:16:30]
お知らせ > ナキアさんが来ました。 『( 吐いた息は、白く )』 [Fri 16 Feb 2007 21:12:23]
白夜 > ( 兎ッ子もまた、タオルでどこを隠すでもなく正々堂々と…! ) ――いいな、いいな。にんげんっていいな…♪( 微妙な歌を歌いつつ、貴方のあとをてってけついて行きます。 ) [Fri 16 Feb 2007 21:11:30]
お知らせ > 白夜さんが入室されました。 『艶子様を見習って――。』 [Fri 16 Feb 2007 21:08:06]
艶子@温泉 > ( 混浴でも気にしない、隠さない、そもそも隠すような色気は無いかもしれない!夜の空気が素肌に纏わりついて寒いけれど、それも一瞬の我慢。否、この直前の寒さが湯に浸かった時の喜びを増すのである。 ) ―― うん、広い!やっぱり温泉は露天よッ! ( 石畳をぺたぺたと素足で叩きながら、湯気が毀れだす湯へと歩み寄る。 ) [Fri 16 Feb 2007 21:08:04]
お知らせ > 艶子@温泉さんが入室されました。 『全く前を隠さず、堂々と脱衣所から温泉へ。』 [Fri 16 Feb 2007 21:04:49]
お知らせ > 艶子さんが帰りました。 『( さて、と。べんちから立ち上がった。 )』 [Thu 15 Feb 2007 23:42:27]
艶子 > …止めだ止めだ。旅行に来てまでそげん事を考ゆっとは。 ( 私は楽しみにきたのだから。頭の中からそれを排除して、この休暇をどうたのしもうかって事だけを詰め込んだ。 ) [Thu 15 Feb 2007 23:42:03]
艶子 > ( こうしてそれなりの暮らしをしてけるのも、皆のお陰なのだから。それでもたまにふと思う、道端で身体を売っていたほうが良かったんじゃ無いかって。勿論、私は幸せになった。でも私は誰かを救えただろうか。 ) 愚直に空の星に手を伸ばし、己の腕の短さは見んフリ。それでんいつしか全然手が届かん事に気付かざうを得なくなって、力の無さに途方に暮れう。 ( まともな人はここで手を降ろす。それが正しい、それが一番良い。けれども私は豪天寺艶子、腕の骨と肉がおかしくなっても腕を下ろさない。そうあるべきだ。 ) …… そういえば。 ( ふと、菫が言っていた事を想いだした。ジュン・ワタヌキ。自警団の隊長である彼なら、私の剣を知っているのではないかと。ここに彼は居ないが、私の剣術を知っている人なら居るかもしれない。 ) [Thu 15 Feb 2007 23:39:56]
艶子 > 孫いも衣装とは良く言うけどさ。 …ううむ。 ( 悩んでいても始まらない。案外着てみたら新しい自分の魅力に気付くかもしれない。 野良っぽくなったと言われて、少し自分の身なりを気にしてはいるんだ。 ……いそいそと、下品に開いた両足を閉じた。そしてちょこんと女の子らしい座り方。 傭兵の世界では女のクセに、と何かと馬鹿にされがちだった。ヴェイトス市では余りそういうのは無いようだが、それのせいで粗野に男らしく振舞う事を覚えてしまった。元々の気性の荒さもあったのだと思うけど。娼婦になるか傭兵になるかの二択しか道が無かったあの時、身体を売りながらそこから脱却しようと必死に傭兵の真似事をした。…今から二年ぐらい前まで、私はその日を食いつなぐために見知らぬ男に身体を売っていたのだ。それが今はいい身分である。 ) ―― 皆に感謝しなくちゃならん。でんアタイ馬鹿じゃっで、いけんやって恩返ししたらよかのか判らん。 [Thu 15 Feb 2007 23:32:16]
艶子 > 白夜も余い構ってやれなかったしなぁ。幾ら傭兵家業で忙しかとはいえ、あげん小さな子を家に残したままほいなら寂しかだろう。こん旅行ほいならうんと甘えさせてあげんと。 ( そういう自分もうんとナッキーに甘えたいとか思ってるのだが。 ……しかし、それはそれとして。 ) …あたい、やっぱい似合わんよな。オナゴの服は。ヴェイトスでん見たけど、昔から男みたいな身ないで過ごしていたし、急に着うと言われてもやっぱい恥ずかしか…。 ( 約束はしてしまった以上、皆で着て並ぼうとは思っているのだが。ちょっとだけ…緊張。 ) [Thu 15 Feb 2007 23:23:17]
艶子 > こげんに気が抜けたのは久しぶいだぁな。MJもナキアどんも、何だかんだで苦労ばかいじゃったしこん機会にゆっくい休んで欲しか。 ( 思わず故郷の言葉も、そりゃあ出てしまう。じゃあ今までしゃべってたのは?あれはこの島の共通語だ! ずるずると滑り落ちてしまいそうなぐらい背凭れに大きく体重を預けた。 ) [Thu 15 Feb 2007 23:13:40]
艶子 > ……何だか、本当に故郷に帰ってきたみたいだ。他所の国の人も大勢来るから少しだけ違うけれど、でも。 ( アマウラの宿へと到着し、のんびりとした日々を愉しむ。”べんち”と和風な文字で書かれた竹で出来た椅子に腰掛け、浴衣姿ではしたなく大股開きで、緊張感の無い抜けた表情で人の流れを見てる。 ) [Thu 15 Feb 2007 23:05:20]
お知らせ > 艶子さんが来ました。 『はふ、と気の抜けた溜息。』 [Thu 15 Feb 2007 22:58:01]
お知らせ > アズ@温泉宿さんが退室されました。 [Wed 14 Feb 2007 07:17:12]
アズ@温泉宿 > ( そして少年は主人らと共に家路へと――。 ) [Wed 14 Feb 2007 07:16:47]
アズ@温泉宿 > おばちゃ…じゃない、店員さん! この団子ちょうだい。 ( 言って、代金を払って。作りたての団子受け取り。 ) さあ、帰る支度しなくちゃな…。 ( そう呟くと土産物売り場を後にした。 )( そして恐らく後日、白夜たちがお船に帰れば、すっかり固くなってとても食べられない団子のアマウラ土産に出会うだろう悲劇。 ) [Wed 14 Feb 2007 07:15:40]
アズ@温泉宿 > ( 土産物は、やっぱり食べ物がいいだろう。アマウラ特有の装飾品とか布とかも綺麗だけど、なんと言うかどれを買ったらいいのか分からない。それに、お菓子なら皆で食べられる。白夜だけに、もいいけど、今回はあの船に住んでる三人へのお土産として買おう。よし、この団子に決めた。日持ちするって信じてるからな! ) [Wed 14 Feb 2007 07:08:10]
アズ@温泉宿 > ( 背後土下座orz 再開。 )( ……しばし考えて。 ) ねえ、おばちゃーん。この中で日持ちするお菓子ってどれ? ( 土産物の向こうに座っていた店員に尋ねる。が。 ) ……あ、えっと。て、店員さん。 ( 観光客を数多く相手にする場所だからか、少年の言葉を正しく理解したおばさん…いや、店員さんにちょっと睨まれた。だが、少年が言い直すと、店員は笑顔になり。 ) …これ? この団子が三日くらい…。うーん、三日ならなんとか大丈夫かな。 ( 帰ってすぐ、持っていけば……。 ) [Wed 14 Feb 2007 06:59:29]
お知らせ > アズ@温泉宿さんが来ました。 [Wed 14 Feb 2007 06:47:06]
お知らせ > アズ@温泉宿さんが帰りました。 [Wed 14 Feb 2007 03:14:34]
アズ@温泉宿 > ……やっぱ腐るかなあ。帰るのに一日かかって…海岸まで持ってって…もし留守だったら、置いてくとして……うーん。 ( まんじゅう系は、やっぱり危険だなあ。そう思いながら、移動して。ふと、緋い玉のかんざしに目を止める。 ) あ、これ白夜に似合いそう……って、ダメだ。 ( 確かこういうのって、結んでる髪に差す奴だったはず。 ) 首にかけるタイプの物もダメだよな…あれいじょう首に着けたら、折れそう。 [Wed 14 Feb 2007 00:06:46]
アズ@温泉宿 > ( 誰がなんと言おうと、これは昨日「12日」の夜! ※何か影が言ってる )( 温泉宿の土産物売り場で、土産を選んでいる少年。 ) な・に・が・いいかな〜。 ( 呟きながら、菓子類を見てまわり。 ) [Tue 13 Feb 2007 23:47:21]
お知らせ > アズ@温泉宿さんが来ました。 『それは、昨日の夜のこと』 [Tue 13 Feb 2007 23:37:23]
お知らせ > アーシュラさんが帰りました。 [Mon 12 Feb 2007 23:15:28]
アーシュラ > お、とと。すまない。 ( 背後には小さな子供が立っていた。人ごみの中、立ちはだかる自分のせいで進めなかったのだと知ると、慌てて一歩前につめて道を譲った。そうして、再び向き直るとその風鈴を軽く持ち上げて男に視線を向けて ) これ、頂けるだろうか。 ( するとすぐさま男が「店内にも色々種類がございますよ」と返した。思案するように手にした風鈴を眺める。紅色の絵の具で描かれた大きな彼岸花が目に映った ) いや、これでいい。でも、面白そうだから、店の中も是非見学したい。 ( そう申し出て、男に風鈴を預けると下駄を鳴らし鳴らし、店内へと入っていった ) [Mon 12 Feb 2007 23:15:22]
アーシュラ > ( 風に揺れるたびに音をたてる風鈴を暫し眺めていたものの、ふいに背後に気配を感じて振り返る )【判定】 [Mon 12 Feb 2007 23:08:48]
アーシュラ > ・・・む、これは。 ( そのうちの一軒、軒先に吊るされた風鈴に目を止めるとふらりと店に近寄った。あまりヴェイストでは見かけないそれは、ガラス製で風が吹くと「チリン」と涼しげな音をたてる )  店主、これはなんというのだ? ( ちょうど顔を出した男に声を掛けた。店名のついたエプロンをつけているというだけで、店主か店員かは不明だが。男は、気さくな笑みを浮かべると、吊るしてあった風鈴を取った。「風鈴、というんです。中々綺麗な音がするでしょう?」という男の言葉に、素直に頷くと口元を緩ませ ) そうか、フーリンというのか。可愛い名だな。 ( 差し出された風鈴を受け取ると、紐の部分を指で摘み空中に吊るす ) [Mon 12 Feb 2007 23:06:34]
アーシュラ > ( こ気味良い音を鳴らす下駄、夜風に揺れる浴衣の裾。白い浴衣の上に藤色の羽織を引っ掛けた女は、夜のアマウラ散策に繰り出していた。立ち並ぶ店のひとつひとつを物珍しげに眺めては、時折足を止めるの繰り返し ) [Mon 12 Feb 2007 22:57:56]
お知らせ > アーシュラさんが入室されました。 『カラン コロン』 [Mon 12 Feb 2007 22:54:05]
お知らせ > オケアノス@露天風呂さんが退室されました。 『「湯に髪の毛をつけるな」「タオルを浸すな」「湯を冷ますな――アマウラ風呂の洗礼』 [Mon 12 Feb 2007 18:47:54]
オケアノス@露天風呂 > (アマウラ語――しかも訛りがかなり酷い。何を言っているかわからないが、自分を見て怒鳴っている所を見ると、自分が何か失礼な事をしてしまったんだろう。 驚きながらも、ここ数日で覚えた謝罪の挨拶) 「ゴメンナサイ」「スイマセン」(を、口にしてみる。 ご老人、中途半端な此方の謝罪の言葉に、更に怒り心頭――? 頭の天辺から湯気が出そうな雰囲気すら) ……。 (更に早口になるご老人――声も大きくなり反響して、どうにもこうにも――怖いと思うことはないが、周りの客に申し訳ないと思う。 困り顔で暫く見詰めて) 申し訳ありませんが、共通語でお願いできますか? (ヴェイトス共通語で、ゆっくりとご老人にお願いしてみる) [Mon 12 Feb 2007 18:38:03]
オケアノス@露天風呂 > (まじまじと湯に顔を近づけたところ)     ッ?!   (耳を劈く怒鳴り声が響いた。 慌てて顔を上げる。と―――)  ………ハッ!私、でショウカ。 (顔を真っ赤にしたアマウラ人のご老体) [Mon 12 Feb 2007 18:22:41]
オケアノス@露天風呂 > (…。我ながら、物凄く滅茶苦茶な事を言ってると思った。きっと茹っている所為だよ――…ともあれ。) 薬湯――……長生きの湯。 (――らしい。アマウラ文字は読めないので、説明してもらったら、そういう名前がつけられている温泉らしい。 本当にこの湯に浸かるだけで長生きが出来るのならば、ヴェイトスの錬金術師達や、魔術士達が放っておかないだろうなぁ…なんて、やや夢のない事を思いながら、両手で掬いあげる。 普通のお湯に比べて、指の間から落ちる湯の感触が違うように思う。…とろみを感じるのだ。 試しに湯を掻き混ぜると抵抗を感じた。) ……何か、入ってるんでしょうかね? (じぃ。) [Mon 12 Feb 2007 18:18:38]
オケアノス@露天風呂 > (水滴が落ちる音。岩で作られた浴槽の中に湯が注がれる音。反響する水音。 ……耳を擽るそれらの音を聞きながら、ぽんやりと見上げるのは、灯篭に照らされた夜空。)  ……ふ…………。 ( 朱塗りの塀に切り取られた夜空に、石の蝋燭台――灯篭というらしい。珍しい彫り物がしてある―― 白く濁った湯。 風呂には変わりないのだが、どうしてなかなか――場所が違えば、雰囲気も、気分も代わるものだと思った。 入るまではヴェイトスの公衆浴場と余り変わらない気がしていたのだが――実際に入って見ると、異国情緒が文字通り肌から感じる気分) [Mon 12 Feb 2007 18:06:58]
オケアノス@露天風呂 > (かぽん。――洗い場の方で、誰かが木の桶を転がした音が木霊した) [Mon 12 Feb 2007 17:45:41]
お知らせ > オケアノス@露天風呂さんが入室されました。 [Mon 12 Feb 2007 17:42:39]
お知らせ > オケアノスさんが退室されました。 『――女性に贈り物をしたいのですが。(傭兵のぎこちない言葉が、暫く店内に響いたとか)』 [Sat 10 Feb 2007 19:21:48]
オケアノス > (土産を渡すと、社交辞令的に口にしたのを思い出す。―― 一度会ったきりの客に土産を渡されたらどう思うだろうか。  暖簾を潜って、煙管やら、簪、櫛などなど――並んだ装飾品の一つを手に取りながら、首を傾げた) ………。 (女性物の流行など、トンと知らぬ傭兵男。別の意味でも悩んで首を傾げる) …………。 (――そんな傭兵男の様子を察してか、愛想良く話しかけてくる店員。 顔を上げ) [Sat 10 Feb 2007 19:20:26]
オケアノス >  とはいえ。(砂糖を入れたソイソースを塗って焼いた串団子をたいらげると、勘定を長椅子の上において立ち上がる。) ……何時までご滞在する予定なんでしょうね。 (帰還予定日など聞かされていない。宿の場所はご存知だろうし――連絡先が分からないという事はないだろうし。 滞在費は全てあちら持ちなので、此方は不自由してはいないが)  温泉――…。(大きな風呂に、湯を引いてためたものだとか。 しかもこれが、ただの湯ではなく――色々な効能があると聞く。 まだ入った事はない) ―― 一度試してみますか。( そろそろ夕食の時間だ。さぁ、宿に帰ろう――と、足を路地に向けたところで、目に入る小間物問屋) ……。 (そういえば――土産の類を何も買っていなかった事に気が付く。 同時に――今回、この仕事を思い切ったきっかけたる占い師の姿を思い出した。) …土産、アマウラ土産。 土産――? [Sat 10 Feb 2007 19:12:59]
オケアノス > (また、容姿が幼いのが、よろしい。 子供を抱く趣味はない。ないが――トキノミヤコ人というのは、ヴェイトスの人間に比べて見かけが幼いのだ。) ――――………。 (成人している女にすら残るあどけなさ――それに艶がのると) ―――……。 (彼女等の甘い匂いが、己の肌の上から漂いそうだと思った。 ――咥えた串団子を落としかけて、慌てた。 ――これではアマウラの快楽に溺れたと言われても仕方ないではないか。 いま自分の頭の中を覗かれたら、否定が出来ない。 ――咳払いと共に、頭の中から昨日の夢を吐き出した) [Sat 10 Feb 2007 18:53:13]
オケアノス > ――――寝具も鮮やかな刺繍がしてありましたね。(昨晩の事を思い出す。 赤い木の枠の向うで、手招きする白い手に誘われて、ふらりと立ち寄った花街は、ヴェイトスにない色気で溢れていた。  ) ――……「ハマル」とは聞いていましたが。(なるほど、と思ったもの。 トキノミヤコ人独特の艶やかな黒い髪が白い布団の上でうねるのをみて、タガが外れたというか。 汗で張り付く黒髪もまた良い。 体臭の薄い女から薫る、汗と混じった濃厚な香の匂いも良い。 肌の滑らかさも格別とくる) [Sat 10 Feb 2007 18:39:43]
オケアノス > (振袖と言うらしい女性専用の民族衣装は、色も鮮やかなれば、布に描かれた模様も独特で――街中で擦れ違うたびに、思わず立ち止まり、姿が見えなくなるまで眺めてしまう。) ――――。 (今も、そんな瞬間を向かえたばかり。藍色の着流しを適度に着崩した金髪の傭兵は、甘味屋の軒先で”串団子”を咥えながら、蝶の去った残り香を楽しみながら、感嘆の溜息を零す。) ………。 (イエロティアの肌の黄色さが、あの衣装を着ると気にならなくなる。白と赤の薄い着物――下着らしいが――が、あの黄色い肌の上に乗ると、蝋燭の炎の揺らめきと相成って艶やかに――) [Sat 10 Feb 2007 18:29:50]
オケアノス > (ひらひらと蝶のように揺らぐのだなぁ。と、思った) [Sat 10 Feb 2007 18:19:54]
お知らせ > オケアノスさんが来ました。 『(トキノミヤコの民族衣装とは)』 [Sat 10 Feb 2007 18:19:11]
お知らせ > 曼珠沙華さんが退室されました。 『現状を見た村人が「祟りだ」と騒ぎ始めるのも、すぐ後。』 [Fri 9 Feb 2007 02:18:07]
曼珠沙華 > あんたが悪いんよ……?(クスリ。瞳だけは笑わず、嗤い零して。) [Fri 9 Feb 2007 02:17:29]
曼珠沙華 > 私と一緒に、どこかへ行きません?(ふわりとした口調に、しゃなり、と首竦めてとん、と肩に手をさし伸ばそう。―――男は、拒否をした。)……そう。愛する女が、いるから?(女は、少し機嫌の悪い声色で、睨みつける。が、その後すぐに微笑んで)―――だったら………(すぅ……と。少女から力が抜ける。そして、男の叫びがけたたましく響き。少女の身体から……男の背後へと、憑いた。少女は瀕死の状態で倒れ、すぐに島の者が駆けつけるだろう。女は男の背後に。男はその場に座り込んで「やめてくれー。やめてくれー」と、呻いて転がった。誰に何を言われても話をすることも出来ず、ずっと、そのままその場で魘されて。女はその男の背後でニヤリ、口端を歪めて) [Fri 9 Feb 2007 02:16:27]
曼珠沙華 > (視線を正面へと向ければその先に。見えた気配があった。すぐにわかる。それが「男」か、「女」か。女はニヤリ、笑った。)( からん、ころん。からん、ころん。 ) ―――ねぇ?オニイサン。(そーーっと、夜道の先に見つけた気配に近寄って、そーーっと、後ろから息吹きかけるように声をかけた。艶声が、少女の身体から染み付くようにかけられる) [Fri 9 Feb 2007 02:09:45]
曼珠沙華 > (全てが視える者には残酷な光景。視えない者には何処か奇妙な、それとも愉しげな、愉快な、風景でしかない。―――からん―――) (音が止む。女は静かに拳を握り締める。強く強く、仲の少女に呪縛をかけるように。足掻き苦しむ少女を見て、口端から笑み零れる。笑いを堪えるように、かたかた。肩が揺れた) [Fri 9 Feb 2007 02:03:32]
曼珠沙華 > (ふらり、ふらり。おぼつかない足取りを見せながら、女はくすり、笑った。静かに静かに)あたしの かーち(フフフ…。と。嗤う。愉しむ様なおどけた口調で静かに。空気は少しだけ揺れる。寒さにビクともしない様子は、明らかに可笑しいだろう。体温は、どんどん下がっていくばかり。とり憑かれた少女はただ、支配された闇の中で魘され呻くばかり。女はその様子を見て、愉しげに笑いを堪えきれない。小さく小さく、くすくす、ことこと、笑う)あきらめなさいな?(そんな風に諭すような口調。何処か年齢と不釣合いなのがわかるだろう) [Fri 9 Feb 2007 01:58:48]
曼珠沙華 > ( 温泉宿の付近、夜道を女は歩いていた。下駄を鳴らしながら歩く姿はごく普通の少女。ただ―――見えるものには見えるであろう。醜い老婆と女が、嗤ったり泣いたりしているのが。)(女は一言も発することなく、夜道をカラン、コロン。カラン、コロン。鳴らして歩く。その様子は何処か気怠そうにも見え、袖で口許覆い隠した。) [Fri 9 Feb 2007 01:53:06]
お知らせ > 曼珠沙華さんが入室されました。 『(女の姿をした其れは歩く。)』 [Fri 9 Feb 2007 01:44:26]
お知らせ > アズ@露天大浴場さんが帰りました。 『( ふらふらと、おぼつかない足取りで大浴場を出て行った )』 [Thu 8 Feb 2007 23:24:36]
アズ@露天大浴場 > ( そうして、しばらく我慢して浸かっていたが。 ) ……もう、ダメだ。…デヨウ。 ( 温泉の縁に両手をつき、ザバリと体を上げて──。視界が回った。 ) ── あ  ? ( 気づいた時には、ゴン、と額を露天大浴場の床に打ち付けていた。 ) …………く。 ( まだ浸かっていた下半身も何とか湯から出して、四つんばいでゼエゼエと大きく呼吸をした。──ああ、冷たい空気が気持ちいい。 )( とりあえず、出よう。これ以上浸かっていたら大変なことになりそうな気がする。まあ、ともかく──湯にタオルつけちゃいけないってのが解っただけでも良かった。やっぱり、アーシュラ達と温泉入るのはよそう。うん、見るならともかく見られんのは恥ずかしいし…!──なんて考えていても、結局は上手いこと言いくるめられて一緒に入ることになるのだろうけれど…。その辺には、まだ気付いていないらしい少年。 ) [Thu 8 Feb 2007 23:23:58]
アズ@露天大浴場 > ( そうだ、考えてみれば俺、暑いの苦手だったじゃん。風呂もこんな熱いの入ったことなかったし……。 ) ……──もう出ようかな。 ( ボソッと呟いた。しかし、ふと振り返ってみて、奥の方で気持ち良さそうに入っているお爺さんを発見すると、なんだかすぐ音を上げて出るのも悔しい気がしてしまった。 ) …くそう、ま、負けないからな俺は…! ( グッと、首までつかってみる。そうして、ジッと我慢。我慢だ──…   …──熱い、熱い。…熱い……。 )( 今、誰かが少年を見れば、きっと一目でやせ我慢していると解るだろう。それぐらい、少年の顔は赤く、ボーっとした表情をしていた。 ) [Thu 8 Feb 2007 23:11:10]
アズ@露天大浴場 >  ………っ!! ( じわじわと、時間をかけてゆっくりと温泉に体を沈めていき、ようやっと肩までつかる。 ) ……うう、熱い。 ( 頭がカッカしてくる…。少年は温泉の縁に体を預けるようにして、熱い湯に耐えた。耐えた。 ) …………まてよ。なんでこんな我慢しながら温泉入らないといけないんだ? ( 温泉って、もっといいものだと聞いていたのに……。【判定】 ) [Thu 8 Feb 2007 22:59:14]
アズ@露天大浴場 > ( とりあえず、こうー…。くるりと向きを変えてから腰のタオルを取ると、露天風呂の内側にお尻を向ける体勢で湯に入ろうと。 ) …熱っ! 熱い熱い!! ( 腰まで入ったが、冗談抜きで熱い。ちょ、なんだこれ。何でこんな熱々なんだ! ) [Thu 8 Feb 2007 22:23:32]
アズ@露天大浴場 > た、丹念に体を洗ってから……にしよう。 ( 熱い湯に慣れようと、もう一度湯を木桶にすくってきてから体を洗い出す。しばらく洗ってから、最後にまた湯で流すと立ち上がる。GO、温泉! ) よし、足からちょっとずつ……。 ( 熱い湯に足を少しずつ差し入れていると突然、後ろから声をかけられた。『そこの僕、湯にタオルつけちゃ駄目だよ』 ) ……マジで!? ( 振り返ると、その人はもう通り過ぎて洗い場に向かっていた。 え? ていうかちょっと待て。湯にタオルつけちゃダメって……それじゃ隠れないじゃないか。前が。 ) …………。 ( 足をつけている湯を、ジッと見る。……自分の足がよく見えるほど透明でした。 ) ──人生、そう上手くはいかないよね。 ( 諦め口調で呟いた。 ) [Thu 8 Feb 2007 22:19:22]
アズ@露天大浴場 > ( 露天大浴場に入っての、第一声がそれ。腰にタオル巻いたイエロティアの少年は、広い露天風呂をぐるーりと見回した。 ) 広ーっ。大きー。煙すごー。 ( もわもわと湯けむりが凄くて、奥の方がよく見えないほど。誰か入ってるっぽいようにも見えるけど、岩かもしれない。そんな視界レベル。 ) えーっと、とりあえず体を流して…。 ( 積んである木桶を取ると、風呂から湯をすくう。満タンにしてしまったのでちょっと重いが、洗い場まで行って体を流した。 ) 熱っ!? ( 水でうめたけど、ちょっと熱いぞこれ。入っても大丈夫だろか。 ) [Thu 8 Feb 2007 22:04:06]
お知らせ > アズ@露天大浴場さんが来ました。 『おおおおおおっ!?』 [Thu 8 Feb 2007 22:00:03]
お知らせ > 曼珠沙華さんが帰りました。 『(老婆と女が見え隠れ。哀しそうな人の顔見る度、口許を奇妙に歪ませた。』 [Wed 7 Feb 2007 02:42:54]
曼珠沙華 > 朝起きたら、死んでいたの……(と、涙を零して男に縋りつきながら。それを疑うものはおらず。―――袖で顔を覆いながら、口端を歪める。) [Wed 7 Feb 2007 02:42:07]
曼珠沙華 > (次の日、男は女を抱いた後。眠っている隙に男の刀で女は殺害。とある宿屋のこの事件は、アマウラ一帯で有名に広まるだろう。女は被害者を装って) [Wed 7 Feb 2007 02:40:58]
曼珠沙華 > (怨み篭った、女の姿。醜い白髪の老婆と重なる如く、口許歪めて嗤えば、隣で起きた男性は「どうした?」と問う。女は其方を見て、瞳据わったまま、嗤った) おなかが すいたの…… ( フフフ、と奇怪に嗤えば違和感察して心配そうに動揺する男を愉しそうに見詰め………唇に、そっと口付けを。―――じわじわと生気を奪ってゆけばいい。宿の中は、騒がしくその部屋を見に来るだろう。が。女は魘されたと、謝罪してその女を装った。) [Wed 7 Feb 2007 02:39:08]
曼珠沙華 > (きぃ――――  と。奇怪な音を鳴らして、女は美しい女をせり漁るように、一つ。一つ…―――部屋をじっとりした空気で一杯にした。怨み辛み篭った表情は既に無に等しく。据わった瞳が只、美しい女を見分けるように。)――――。(じっとり、じっとり。ひた ひた と。歩く女が捜し求めるのは酔いしれるほどに「美しい女」―――男が夢中になるほどの。)     (ひた    と、とまる。俯き加減に其方見遣れば、口許を歪め、口端はにやり、奇怪に上がる。) みぃ つけた (じっとりとした語尾の落ちる、甘い声は小さく嗤い。長髪小柄の美しいアマウラ女性に―――黒い女の影が襲い掛かる。けたたましい悲鳴と共に、女は支配されるように気を失い。―――起き上がるのは。) [Wed 7 Feb 2007 02:33:24]
曼珠沙華 > (す―――― ……と。女が入ったのはとある宿。綺麗で美しい、女がいい。捨てた男も、美しい女がいいと言っていた。苦しめるのにも乞うのにも、好都合。そう考えた。) [Wed 7 Feb 2007 02:24:42]
曼珠沙華 > (くすくす...かたかた......笑う、嗤う、女の声。涙を流しながら嗤う姿は奇妙で怪奇なモノ。) わかって る わ …… (小さく囁く声は、他人にとって寒気にしかならない。それは、憎しみ溢れる声故に。かたり、ふらり。歩く姿は落ち着かない足取り。―――夜道に出る者なんて、限られているとしても、狙うのは――肉体。 ) [Wed 7 Feb 2007 02:24:20]
お知らせ > 曼珠沙華さんが来ました。 『生気の無い 其れは   夜道を通る。  』 [Wed 7 Feb 2007 02:18:43]
お知らせ > オケアノスさんが帰りました。 『(カランコロンと暢気な下駄の音を響かせながら、気楽な観光は続く)』 [Tue 6 Feb 2007 20:39:44]
オケアノス > (貴族の御一家は同じ宿で、今頃楽しく過ごされていることだろう。――アマウラ初日は、「SETUBUN」とやらに歓迎される形になったと思う。街中が「おにはそと ふくはうち」の掛け声で賑やかだった。最初は敵襲かと思って、剣を抜きかけたのも、いまはいいおもいで。いいおもいでにしたい。いいおもいでになるといいな。←気にしてる) ……。 (自分の慌てぶりを思い出して咳払い)…もう暫く滞在は続きそうですしね。(一家団欒に乗り込む気はない。貴族のご一家の微笑ましい様子を思い出して、口元に笑みを乗せながら)さて。DOUJOUという侍剣術を教える所も覗いた、し。(と言っても、異国人向けのパフォーマンスが強調されたものだったが、刀の切れ味と、剣舞の如き殺陣は見て楽しかった。)……明日は、忍者と手裏剣。(これまた、観光客向けのヤツだ) [Tue 6 Feb 2007 20:38:16]
オケアノス > まぁ、気楽に―― 仕事でのんびり出来るなんて、滅多にありませんし。(この仕事の事を他の傭兵に話したら、きっと「羨ましい」といわれる事だろう。 実質2日間護衛するだけであの報酬。しかもアマウラ内は自由行動。 ……引き受ける前は、そこまで「いい仕事」だとか「悪い仕事」だとか思ってはいなかったが、こうしてアマウラの町並みを眺めていると、なかなかどうして――気楽でいい。異国情緒に触れた所為か、仕事だなんだと色々考える事無く、素直に楽しめる。) ……………ヴェイトスの外に、街が無いような、気になっていたんでしょうか。 (あそこで生きる事に固執して、一つ失敗したら全てが終わるような気持ちになっていた。 一回二回間違っても死にやしないのに。 大きく開いた胸元を、こそばゆそうに掻いて、背中を丸めた。 ) [Tue 6 Feb 2007 20:26:08]
オケアノス > (見回す限り平屋の建物が並び、背の低い人々が眼下を通り過ぎる。 全ての「高さ」の基準が、ヴェイトスよりも一回り低いように思う。 ―― しかも今は「下駄」を履いている所為で、ヴェイトス基準で「長身」の男は、あたりを歩けば頭2つ飛び出している。……おかげで、身長が急に伸びたように思えて、なんとも不思議な感覚に囚われる。)  いやはや。 なんとも――土産話にはことかかなそうだ。 ( 長い金髪を、侍のように頭の天辺で一つにまとめて揺らす傭兵は、肩を落として、一人笑った。) [Tue 6 Feb 2007 20:09:40]
オケアノス > ……歩き辛い。 (今日はじめて下駄というものを履いての散策。――カラコロと鳴る履物は、なんとも不安定で、思わず眉がよる)…………。(アマウラに「傭兵」やら、「戦士」の類は居るんだろうか。こんな履物で、どうやって踏ん張るんだろうか。謎だ――湿った空気が辺りに漂い、泥濘やすそうな土地なのに)――………異国とはこういう事ですかね。 (だぶつく袖と袖をあわせて、首を傾げる。 ) [Tue 6 Feb 2007 19:59:18]
オケアノス > (宿屋の店員に着付けてもらって、何とか格好がついた。) [Tue 6 Feb 2007 19:49:19]
お知らせ > オケアノスさんが入室されました。 『(着慣れない民族衣装も)』 [Tue 6 Feb 2007 19:48:44]
お知らせ > マリベル@温泉宿さんが帰りました。 『もっと大きな難関が後一つ・・・控えてるのだから。』 [Tue 6 Feb 2007 02:40:09]
お知らせ > トリスさんが帰りました。 『というわけで難関の一つは越えたが、果たして此の侭行くかどうか――』 [Tue 6 Feb 2007 02:36:45]
マリベル@温泉宿 > あら・・・それでしたらワタクシもですわ? 貴族上がりの剣を振れない随員ですもの。 (剣を振れないってのは改善されるだろうがマイナス要因っちゃぁマイナス要因? 儀礼や洗礼に関しては信心深いパプテス教徒ではあるのでアイリ級?) 頑健だなんて・・・そうは言って心がけていても・・・中々言葉どおりにはなりませんわ。 (補正といっても良いほうに補正してくれるかは微妙だしアイリに通用するかも謎だが。) ええ、ワタクシ一人楽しんでもつまらないですもの。それにコレは騎士団の方々がトリス様とアイリ様に楽しんでくるように用意したもの。ワタクシはその随員・・・精一杯、そのお手伝いさせていただきますわ。 (コクリと頷いて、湯飲みを傾けて。) そうですわね。それまではのんびり待つ事にしましょうか。 (あんまり構えすぎもよくない、とアイリが帰ってくるまでは他愛の無い話を振る心算で。 [Tue 6 Feb 2007 02:30:38]
トリス > 騎士団じゃかなりの異端児なのよね。 マイナス面の武勇伝なら誰にも負けないけれど――(一方、出自やら礼儀やらの面では寧ろ此方が憧れる側だろうか。 ある意味での好対照だ。) 此方こそね?(そして自らの普通で無いが故の過ちを補正してくれる人間を得たわけだ。) ……外見よりも頑健なのね――言葉通りなら、そう出来ることじゃないわよ?(言うものの嬉しそうではある。) 改めて、ありがとうマリベル。 蟠りが解けないまでも、普通に過せるくらいには――私も何とか頑張ってみるから。(完全に元に戻るまでにどれだけかかるかは知らない、もしかしたら戻らないかも知れないが――それでも、旅行の連れであるマリベルに迷惑がかからないくらいには。 なんとか頑張って謝罪・贖罪しようと。) ・・・そうしたら、後はアイリの帰り次第ね――― (其れが出切るのは、直接会う機会を除いて他にはない。 あとはその瞬間まで、覚悟決めて待つことか。) [Tue 6 Feb 2007 02:08:14]
マリベル@温泉宿 > あら、それも初耳ですわ? (てっきりアイリ位に先輩かと思っていた自分。 だけれど、やっぱり騎士として完成に近い体には羨望の対象であることは変わらないらしい。 洗礼や精神学云々はそんなに苦ではなく・・・やはり基礎体力の低さ故にトレーニングが大変だとか。) その時はよろしくお願いしますわね。 (逆に、アイリが何か贈り物をすると分かった時は自分が何かいいか薦める心算。 頼まれてなくても。) ワタクシ、友人を作るのに人を選ぶことはしないつもりでしてよ? それに相手の事をよく知ってこそ、親睦を深められるというもの・・・そういう点で見るなら、トリス様のことが知れて幸運かもですわね。 (頬に手を当てて柔らかな笑みはそのまま。) そうですわね・・・ワタクシよりも謝るべきはアイリ様ですわ。 ええ、勿論そのつもりでしたわ・・・ワタクシからもお願いしてみる心算でしたわ。 (何を、と言うわけではないがしいて言うならトリスを今晩押入れなどにいれず三人で川の字になって寝よう、と。 アイリの性格からして、長いこと両性を隠されていた事にイライラしているのだろう。結構長い交友の中で、アイリはトリスと同じ女だと思っていたのだから、夜を共にしたりした事もあるかもだ。 そして自分の行動で事が明るみに出てしまった事に関してもイライラの材料かもしれない。タオル越しに握ってしまったんだもの、当然と言えば当然? [Tue 6 Feb 2007 01:56:48]
トリス > 実は私もよ。 所属時間だったら大して変わらないのだわ。(訓練がきついかどうかは別として、儀礼だのなんだのの領域では同じ苦労を味わってる事だろう。 この子じゃ大変そうだなぁ、なんて想いつつつな。) ・・・・ふむ。 まぁ出来るだけ努力してみましょうか。 (奇しくも同じ思考――アイリに聞いて酷く実用的な品を送るよりは何とかなるかも知れない と。) ・・・モノがモノだけにね。 初対面に近い状態で言っても退かれるだろうし、遅ければこうなる。 難しかったわ・・・・(はふ、と溜息つきつつ、言われるままにへこりから回復。) ありがとう、マリベル――― ・・・実際の所、親睦を深められれば楽しめる、という馬車の両輪みたいな状況だと思うけれど――。(そのためには、先ずはアイリとの現状を回復しなければならないか――― ) 無論愉しみたいけれど・・・うん。 まあ謝ってみるしか無いのだわ。 ねぇ・・・できれば、マリベル。 無茶を言うようだけれど。 其の時に、横に居てくれると嬉しいのだけれど――。(一人より2人のほうが、ではないが、一対一よりは気は楽になるわけだし。  頼めるかしら?と。) [Tue 6 Feb 2007 01:31:49]
マリベル@温泉宿 > そうですわね。 最近やっと騎士団での生活に慣れてきましたもの。 (入団してすぐの頃は過酷なスケジュールに全身筋肉痛の日々だったが・・・最近ではそうでもなくなって気持ちに余裕が出てきたかもしれない。相変わらず限界を見誤って騎士団員やアイリに無茶をするなと諌められてしまうが。) それでも、参考にはなりますもの。 (自分で選んだ贈り物と言うのが大切だし言われたとおりの物を買うのではいけないだろう。だが・・・アイリよりは参考になる、と思う。) あら・・・ワタクシは気にしておりませんのに・・・世の中にトリス様みたいな方が折られるのは知ってましたし・・・まだ知り合って間もないですもの。切り出し難いタイミング・・・と言うのもありますわよ。 (お茶の淹れ方や街に戻ってからの約束も程々に確信を切り出されれば、湯飲みを手に持ったまま呟き・・・「お顔を上げになって?」と続く。) ワタクシは本当、気にしておりませんのよ? トリス様が両性であっても親睦を深められればそれでいいと思ってますの。その為には・・・・・・まずはこの旅行を楽しまないといけないと思うのですけど・・・トリス様はどう思いますの? [Tue 6 Feb 2007 01:22:00]
トリス > 騎士団に居ればそのうち直っていくとは思うけれどね――(団体に居るってだけで、自然とこの人とはこう接するといいかな、とかの繋がり方を判って行くものだ。 半年もすれば自分も呼び捨てにされよう。 それもちょっと切ないか。) ……さて・・・もしかしたら、半分正解で50点の評価が返るだけなんじゃないかしら?(純正品の雄でもないのだし、肉体の比率的には1/2。 しかもあまりモラル的にはよろしくない。 鵜呑みにしていいものかは少し謎だ。)期待しておく――けれど、本来私は謝りに来たんだもの。 モノを出されるのは逆でしょう?(見よう見まねなので本式のものではないが。 2人分のお茶用意して、並べて、一息ついて――― 漸く切り出す機会を得た。) あの・・・・・御免なさい ね ――― 黙って、隠していたこと。(それだけを伝えるのにどれ程時を費やしたのか――普段の心境で思い出したら驚くだろう。 淹れた茶に手も付けぬまま、下向いて、視線を合わせられぬ未熟を覆い包んで――― ・・・気が付けば一番自分らしくない謝り方に逃げていた。) [Tue 6 Feb 2007 01:03:16]
マリベル@温泉宿 > フフ・・・そうかも知れませんわね――。 (言われて見れば確かに。自分がアイリからマリエベリー様・・・なんて呼ばれたら真先に敬称は結構です。と言うだろうが・・・今は一番下なのでまぁ、いいだろう。そのとき考える。) 女のワタクシには男の方がどのような事を好むのか分かりませんから確かにそうかも知れませんわね。 あぁ、今度から男の方に贈り物をするときはトリス様に聞けば大丈夫ですのね。 (2倍楽しめるの捕らえ方がちょっとずれている感がする。 本人はポンと掌を叩きながら喜んでいたりするが。) ご馳走しようとして、されてしまいましたわね。 街に帰ったら今度何かお返ししますわ? (と、緑茶を入れるトリスに近付いていきその様子をマジマジと見つめている・・・アマウラのお茶の入れ方の勉強の心算。 [Tue 6 Feb 2007 00:55:34]
トリス > いつか偉くなって、随員やら同僚を持つ程度になってから戸惑うわけね――― (上司とかから様付けされてビビる少年兵とか、そんな光景想像して ふふ、と笑った。) 真っ直ぐな反応だわ―― 普通の二倍物事を楽しめると思えばそうなんだけれど。(今だって考えようによっては密室に無防備少女と2人きりなのだし。 辛いといえば辛いが、それを盾にもできないような。) まぁ……緑茶の淹れ方なら私の方が詳しいかもしれないわね。 ハジメテでもないのだし。(味は保障できないが。 供え置いてあった急須とか準備して、行動で動揺隠しながら――) [Tue 6 Feb 2007 00:43:44]
マリベル@温泉宿 > というか、抜けませんの。 意識していても中々・・・。 (ぶっちゃけるとマリベルには上も下もあまり関係ないらしい。上に対しては確かに敬うが、下にも同様に公正にそう見てしまう傾向アリ。) まぁ、そうですの? それはさお辛かったでしょうね。 (体だけでなく心もそう出来ていると知れば流石に其処までは知らなかったらしくちょっと驚いたように目を丸くし。 温泉の時の動向もそういうことか、と納得。) いえいえ、ワタクシは気にしていませんから・・・。 何か温かい飲み物を差し上げたいのですけど・・・アマウラのお茶の淹れ方が分かりませんわね・・・・・・。 (自分も座りながら・・・何かできることはないか、と考え顔。 [Tue 6 Feb 2007 00:33:12]
トリス > 俄か騎士にはくすぐったいのよ―――其方の方が呼びやすい、っていうなら、我慢するけれどね。(今でこそそれなりに格好も付くが、遊歴の時はまさに社会の底辺だったわけで。 頭かりり掻きつつ、慣れてくことにする。)それは助かるけれど ・・・あ・・・大丈夫よ。 それに気持ちも半端に持ってるっていうのも、伝えてなかったでしょう?(普段なら嬉しい→綺麗な手ねー→なし崩し的――とかやりそうなものだが、あんな事が在った後だけに余計に色んな事を意識してしまう。 ちと逃げるように助力断れば、荷物は部屋の隅辺りにころがそう。 どうせ布制だ。) ええ、判ったわ――― 落ち着いたら切り出すから。 ゴメンなさいね――(誤りに来て相手に待ってくれ、というのも酷い話だが―― やっぱり本人を前には色々と心がごっちゃになるものだ。 正座っぽく座って。 トキノミヤコ人っぽく気持ち落ち着けてみる。) [Tue 6 Feb 2007 00:19:56]
マリベル@温泉宿 > 当然ですわよ、お友達ですもの。 様付けは・・・癖ですの。気にしないでくれると助かりますわ・・・。 (随員から見れば騎士はすべからく目上。 貴族なら「様」でなくとも「卿」だの「公」だのを付けるのが普通であまり変わらないだろう、と。) ――説明してくれなくていいですわ?大よその見当は付いてますもの・・・。 (パタン、と襖を閉めて向き直れば・・・挙動不審なトリスの買ってきた荷物を持つ手に自分の手を伸ばし「持ちますわ」、と言う感じで触れ。) 取り合えず、座ってくださいな。 外から戻ってきたばかりですもの・・・そんなに焦らなくても大丈夫。 [Tue 6 Feb 2007 00:12:03]
トリス > そう・・・どっちにしても、迎え入れてくれるならまだ救われるわ――ありがとうマリベル。  それと、私に様付けは要らないわよ?(随員扱いでもなければ所属部隊も別だし、と。  身分の上じゃ下手をすれば向こうが上だろうし。) ―――ええ、ただいま。(最早戻ってきた、という感じじゃなくなってたが―― お邪魔します、になりそうな台詞を何とか改変して、招かれるまま中に入ろうか。 うつむき気味な微笑み返しつつ。)  それと――その、上手く言えないのが辛いのだけれど――(でも入ってくるなりこおぐるぐるもごもごと似合わない挙動不審。 買って来た荷物置くのも忘れて。) [Tue 6 Feb 2007 00:01:54]
マリベル@温泉宿 > (楽しみたいと思う、と言うのはちょっと違うかもしれない。自分は今でもそれなりに楽しんでいる心算。 だが、他の二人は・・・楽しめているのか。楽しめていけるのか?・・・不安だ。) あら・・・トリス様、お帰りなさい。 アイリ様はまだ戻っておられないようで・・・今は私だけですわ。 (と、考えていればその一人が戻ってきた。 事の発端とも言える人が。 立ち上がれば引き戸を此方から開け放とう。 招き入れるように。) お帰りなさい。 (もう一度、その言葉。そして何時ものように柔らかな笑みを向け・・・ [Mon 5 Feb 2007 23:53:48]
トリス > (こと荒事に関しては腕相応の自信があり、試合の前でもちょっと散歩に行くよーな気分で居られるが―――今回ばかりは少し緊張していた。 命の遣り取りが常日頃のことでも、後ろめたさとか漠然とした不安とかには其れほど慣れていなかったのだ。) 判断するのは向う。 なるようにしかならないのだけれど。(悩んでも意味が無いとは判っているが―― それでも少しでも上手い方法を、と考えてしまうあたり、自分も存外小賢しい人間なんだと思う。 廊下を歩いて部屋の前まで来れば――― 横方向開閉式で独特の形状したその扉に手をかける。  一気に引き空けることは――できなかった。)・・・・・アイリ、マリベル―― 中に居る?(取り敢えずは声だけ で、確認を。) [Mon 5 Feb 2007 23:43:56]
お知らせ > トリスさんが来ました。 『大きく深呼吸、ひとつ。』 [Mon 5 Feb 2007 23:41:36]
マリベル@温泉宿 > (三人バラバラの自由時間。 自分は土産探しを早々に切り上げて宿に戻ってきた。) 御二人は・・・まだ戻ってないようですわね・・・・・・。 (スライド式の扉(「フスマ」というらしい。)を開けて部屋を覗き込めば・・・2人の姿はなく、代わりに畳に直接引かれた「フトン」と呼ばれる寝具が3つ・・・床に川の字に敷かれていた。) 今夜は三人でちゃんとこの上で寝れるといいのですけど・・・・・・。 (一番手前の布団の上に座れば・・・昨夜の事を再び思い出す。 温泉から戻った後、アイリはトリスを押入れに有無を言わさず押し込めて、トリスも結局その中で寝てしまった。 まぁ、それだけのことが起きたといえば起きたのだが・・・折角の慰安旅行、もうちょっと楽しみたいと思う。) ・・・それは皆一緒だと思うのですけど。 [Mon 5 Feb 2007 23:37:32]
お知らせ > マリベル@温泉宿さんが来ました。 『自由行動も早々に切り上げ――。』 [Mon 5 Feb 2007 23:25:36]
お知らせ > マリベルさんが退室されました。 『「カランコロンカラン ガッ」 ベシャ!! (転んだ。』 [Sat 3 Feb 2007 03:26:23]
マリベル > ちょっと・・・早く戻ってみましょうか。 (そうと決まれば早々に土産探しを切り上げて宿へ。 もしかしたらトリスが戻ってるかもしれないし、戻って無くてもトリスがアイリより先に戻ってくればアイリが戻ってくるまでの間話が出来る。 「カランコロンカランコロン・・・」先程より地面を叩く音は早いが・・・。) ―あ、歩き難いですわねっ・・・。 コレをアマウラの方は何時も履いてますの・・・!? (普通に歩く分にはいいが・・・急いでいる時は、凄くバランスが取りにくい。この「ゲタ」という履物。 それでも出来る限り急ごうとして―――。 [Sat 3 Feb 2007 03:25:47]
マリベル > (その後、アイリはトリスを物置に押し込んで就寝。 翌朝は起床から普段以上に厳しい表情で一人で宿を出て行った。トリスもそれに続くように外へ・・・そして、私も。) ――ハァ・・・・・・。 (土産を見繕いながら大きな溜め息。楽しい休暇旅行がこのままでは台無しだ。何とかしなければ・・・。) ――今日は3人川の字で寝たいですわ・・・。 (現時点でアイリがトリスに過敏に反応しているからこうなっているのだ。 私?私はというと・・・最初こそ驚きはしたけれど、そういう性別の人間がいることは知識の中でだけだが知ってはいたし、交流を深めるのには全く問題ない筈。現にトリス自身とはまだ短い仲だが、いい人だと思う。折角知り合えたのだし、このまま交友を深めたいというのが私の希望。 然るに・・。) トリス様とちょっと2人でお話できると・・・いいのですけど。 (アイリとトリスにはこのまま関係が拗れては欲しくない。そうならない為に自分に出来ることが無いか探してみる。 まぁ2人は長い付き合いだし、アイリは見たとおりのしっかり者だから今日のこの一人の間に踏ん切りをつけてもとの状態に戻るかもだ。 もし戻ったなら私のとりこし苦労で済む話。3日目は楽しく終わり万々歳。) [Sat 3 Feb 2007 03:17:33]
マリベル > (酷いキツイし、見た目も凄い。>臭いはキツイし、見た目も凄い。 orz) [Sat 3 Feb 2007 02:52:25]
マリベル > (お風呂の件・・・確信に迫る瞬間に熊が現れて有耶無耶になってしまったが・・・殆どどういう事かは見当が付いている。まぁ、あそこまでされれば当然。トリスは両性であり、交友あるアイリにそのことを隠していたという事と見ている。 それが今回、思わぬ形で露見してしまった訳だ。) ――食べ物は日持ちが心配ですし・・・。 (そうぼやきつつ店に出ている「マンジュウ」やら「ダンゴ」という食べ物を見る。 宿で試食させてくれたが・・・どれも中々に美味しいものだったが、如何せん馬車でのんびりと帰るので日持ちが心配。) ―――「ヒモノ」は・・・・・・。 (と言いつつ視線を移す先は天井から吊るされた何かグロテスクな物。 宿で最初出された時食べ物とは思わなかった・・・酷いキツイし、見た目も凄い。長期保存用が利くらしいので土産に適しているとも言われたのだが・・・) ――喜んでくれるとは・・・思いませんわねぇ・・・。 (何より、その食感が突飛していた。 硬いのだ、凄く。中々噛み切れない・・・何度も何度も噛んで柔らかくしていくのだがその間に顎がこって外れるかと思うほど。 正直、ちょっと苦手。) [Sat 3 Feb 2007 02:50:10]
マリベル > ―――んー・・・・・・。 (「カラン コロン カラン コロン・・・」 一定のリズムで木が地面を叩く音。その音に混じって悩んでいる様な唸り声・・・。 声の主、マリエベリー・マリアベルは只今アイリとその交友トリスと共に休暇旅行中である。 その二日目である今日は、一日目のお風呂の件もあり各自個別に自由行動みたいなことになってしまった。) ――んん〜・・・お土産・・・何にしましょう・・・・。  [Sat 3 Feb 2007 02:26:54]
お知らせ > マリベルさんが来ました。 『その姿はどことなく浮いてる感―――。』 [Sat 3 Feb 2007 02:15:28]
お知らせ > トリスさんが帰りました。 『如何するにせよ、先ずは2人にきっちり謝る所からか。』 [Thu 1 Feb 2007 09:36:27]
トリス > (愉しむ時は愉しんでいたのだし、代価を支払う必要もあるのだろう。 それに騙してたといわれればそういう事になる―― 奇襲ってのは受けた側からしかその気分が判らないわけで。)――・・・ん? ああ。(対外的にはぼーっとしてる背中に服屋の旦那が声をかけてくれて、それにありがとう、と返す。  サービスとして頼んで無いし店の人に客が感謝言う必要も無いが――アマウラの民は信用って奴の重要性をよく認識していると思う。)信用・・・あるいは信頼か―――大変だわ。(嘗て理由を聞いてみたところ、一度失うと中々元には戻らないモノだから、だという。 自分は、これからそれに向き合わなきゃならないわけだ。) [Thu 1 Feb 2007 09:35:27]
トリス > (それこそ同時刻にアイリの思う通りが正解、最初に内容を掴んだ時にでも、出会った後間をおかずでも―――断るなり一言入れるなりすれば良かったのだが。) でもプライベートオンリーで関わるなら兎も角―――言えるかっていうと・・・ねぇ。(騎士としては清浄な人間を心掛けていたこともあり、特に意識されるでなく此の侭過すのも良いかな、等と思っていたわけだ。 それに叩けば煙が出るくらい疚しい事だらけだし。) …でもそれも此方ばかり得な話――フェアではないか。 温い。甘えだわ。  錆びたかトリス。(むー、とか唸りつつ。 観光地じゃなかったらだんご串投げ捨ててた所だ。) [Thu 1 Feb 2007 09:29:20]
トリス > (久々の平和なアマウラは、洗練された猥雑さというか、居るだけで妙に爽やかになれそうな――表現の難しい独特の空気を提供してくれている。 だんご屋で購入しただんごのこしあんの味もすばらしく、おかげであんな事&逃げ場無き空気圧一晩の後でも大分脳は働いていてくれた。 天浦菓子がコメやカタナより先にヴェイトスに浸透した理由も良くわかる。) ……思えば何時までも隠し遂せるって思うほうが愚かだったのだわ。 今までから奇跡みたいなものだし。(橋の上から、街中を流れる綺麗な水路に目を落としつつ。) [Thu 1 Feb 2007 09:23:44]
トリス > (物置に押し込められるようにして夜を明かして次の日――― 顔あわせるもそこそこに、散開しての出島観光ということになっていた。 まあ自分にとっては今まで何度となく見てきた場所だし、真新しい発見も乏しいのだが。)相変わらず海臭さがきっついわね。 ヴェイトスも似たような所あるけれど。(折角なので冷静に考えと方針を纏める時間として使用――ついでに此方の要素が濃い服を数点見繕ったりして、現在はミヤゲ完成までの待ち時間である。 内地ほどじゃないがこの辺りの連中は完璧主義気味で、観光地の土産にすら質を求めてるからある意味凄い。) [Thu 1 Feb 2007 09:14:56]
お知らせ > トリスさんが入室されました。 [Thu 1 Feb 2007 09:14:50]
お知らせ > アイリさんが帰りました。 『 先ずは宿に戻ってきっちり話をつけるべきか。 』 [Tue 30 Jan 2007 22:42:39]
アイリ > ( それなりに人込みの賑わう商店街を一軒一軒覗いてみる。 土産を買っていく対象がむくつけき筋肉男集団という時点で衣類はパス。 やたら目に付く「ヒモノ」もその異臭が常に荷物から漂うのかと思うとパス。 連中の酒癖の悪さは目に余るのでライス酒もパス。 案外難しいもので―――漆器、お菓子…ああ、でも騎士団監督と紋章長にはコッソリとお酒くらい良いか。 奥様に何か贈っても良い。 ) …難しい。 ( 全員に同じものを纏めて、とはいかなくなってきた気がする。 もう少し様子を見た方が良い、か。 ) [Tue 30 Jan 2007 22:38:33]
アイリ > ( 標準語は酷い。 ホワイティアと見るや否や無理して使ってくるクリスティア系の言語はもっと酷い。 はっきり言って何を言っているのかわけが分からない。 「標準語でお願いします」と此方から言ってようやく何を言っていたのか理解できるレベルだ。 先ず根本的に発音のアクセントのつけ方が違いすぎるのだろう。 それと、どうも正しく綴りが伝わっていない節がある。 ヒアリングがいい加減なのか。 ) ……悪い事ばかり見ていても仕方がありませんね。 ( 偏見が過ぎるか。 気を取り直して見て回る事にしよう。 ヴェイトス市はホワイティアの街ではない。 分け隔てなく護る為、分け隔てなく知るべきだ。 慣れてくれば宿の静かな風情と温泉は良いものだった。 「タタミ」と「グリーンティ」の青臭さと、ソイソース味の生料理はまだ馴染めないが。 ) [Tue 30 Jan 2007 22:18:29]
アイリ > ( 路肩に設置された竹かなにかで出来たベンチに腰掛けて一息。 少しは冷静になったかもしれない。 周りを見渡せば、イエロティア8にホワイティアが2、くらいの比率だろうか。 ブラティリアの姿はほとんど見かけない。 街並は流石にヴェイトス市のイエロティア居住区をもっとアマウラよりにした感じで、やっぱり何処もかしこも磯の香りとソイソースの匂いばかりだ。 全体的に喧しく、不衛生だと感じるのは偏見か。 嫌悪するほどではないが、矢張り異国だ。 馴染めない。 出島からさらに国内に入るともっと顕著だというが、想像もつかない。 ) [Tue 30 Jan 2007 22:04:22]
アイリ > 大体疚しい事が無いのなら最初から隠さなければ良いものを、あんな事になる前に先ずは自分から事情を――――( 周囲の喧騒に紛れて聞こえるか聞こえないかくらいのボリゥムで愚痴愚痴と呟き、大きく息を吐いた。 今回は仕事から離れた慰安旅行なのだから、出来るだけ楽しくゆっくりしよう。 そう決めた筈なのに。 まるっきりいつもどおりカリカリした雰囲気を振り撒いて、1人宿から出てきた自分の大人気なさに大いに凹む。 そりゃあ、友達だって出来ない筈だ。 包容力のある人間なら今度の事だって、笑って済ませられたかもしれない。 自分にはそういう所が足りないのだ。 ) …そんなもの、教えられもしなかったじゃないですか。 ( ああ、台無しだ。 行く宛も特に無い賑やかな商店通りの真ん中、足を止めて途方に暮れた。 留守の騎士団に土産でも買っていかないと。 「楽しく過ごせた」と笑顔で報告できるのが一番の筈だが、もう無理かもしれない。 ) [Tue 30 Jan 2007 21:48:24]
アイリ > ( まったく、まったく、まったく以て遺憾。 それなりに交友を持って長く、野営キャンプでは同じテントで眠りさえした人間がまさか両性だったとは。 別に両性自体を悪く言うつもりは無い。 そういう身体の人間が稀に居るという話は聞くし、それ自体が理由で問題を起こすわけではないのだろうし――――――。 ) ……何も知らずに一緒に寝たりだとか、気軽に温泉に誘ったりだとか、あまつさえタオル越しに握……ッ。 ( 思い出すにつれ露骨に表情は険しく、眉間に皺を寄せて唇を噛んだ。 異国情緒漂う出島にあってもなお目立つクリスティア風のゴシックドレスのスカートを揺らし、大股で通りを突き進む。 熊が出たとかそういうごたごたもあって、処分も曖昧なままだ。 とりあえず押し入れで寝かせている。 ) [Tue 30 Jan 2007 21:37:32]
お知らせ > アイリさんが入室されました。 『 1人、出店通りを歩く 』 [Tue 30 Jan 2007 21:29:09]
お知らせ > トリスさんが帰りました。 『・・・・どうしようかしら。(だが撤退先も地獄の予感。)』 [Thu 25 Jan 2007 06:53:50]
お知らせ > マリベルさんが退室されました。 『え、えーと。やっぱりアレは・・・えーと? (脱衣所まで撤退!』 [Thu 25 Jan 2007 06:52:01]
お知らせ > アイリ@温泉宿さんが帰りました。 『 後でちゃんと説明して貰いますからね…!(とりあえず、撤退だ―――。) 』 [Thu 25 Jan 2007 06:50:14]
トリス > んッ・・・ あァ! ちょっ、アイリ貴女――― んンッ(殴られる蹴られるの反応は兎も角、何故こお弄り回すという選択に出るか!  こお扱かれたり触られたりする度にひくくと体が震えて―― ) わか・・・いや、ちょっといいから放して――  (タオルとろうとするのは流石に両手で持って阻止するし、ナニが何打かも判らない少女に最後までもってかれましたとかあったら股間・・・じゃなかかった沽券に関わる気もするから、堪えるがな。) ……はぁ  ふ・・・ なんで  こんな 展開。 いや微妙に嬉しくはあったかもしれないけど―― (気をつけてたのに とか内心ぐってり外見くってりしつつ、逃げ相談な二人について撤退となる か。 ちょっと前かがみで。) [Thu 25 Jan 2007 06:47:43]
マリベル > ・・・ぇ、ぁ。 (アイリとトリスの言葉に、小熊に魅入るのも程ほどにコホンと小さく咳払いして・・・。) そ、そうですわよね・・・武器もないです、ここは一時逃げた方g―――ぉひゃあァ? (熊が獰猛、と言うのは知ってはいたので自分も此処は撤退には異を唱えることはしない・・・のだが、何か聞こえた声が・・・少し変なことに、首を傾げながら頭をトリス達へ向ける・ 其処にはアイリがトリスの股間に手を伸ばしてタオルごと、何かを棒状の者を握っている姿があるわけだが・・・。) と、とにかく逃げますわ・・・!! (取り合えず問題は熊。と、アイリの大真面目な顔を見て判断。そして速やかに撤退行動を取り出すだろう・・・ [Thu 25 Jan 2007 06:44:39]
アイリ@温泉宿 > それこそ熊如き短刀1つあればどうにか――――? ( 無理だろう。 そしてこう、何というか。 硬からず柔らかからず、何かこう、頑丈に固定された柄みたいな物を「ぐにゅう」とか「ぎゅぅ」とかそんな複雑な擬音で表現できるような具合に握って引っ張った。 適当なイメージが湧かないが、ああ、これは。 ) ……フランクフルト? にしては形状が…トリス!? ( なんだろうこの引っかかりというか返しというか。 とか具体的な形状を手で確かめつつ妙な具合で固定されたソレの正体を探ろうと乱暴にタオルを引っ張り――――熊とか、そっちのけ? いやいや。 ) と…一先ず此処を離れてからですね、話は! マリエベリー、熊は獰猛ですよ! ( 退却しましょう、と大真面目な顔でだ。 ) [Thu 25 Jan 2007 06:31:42]
トリス > そんな事ないわ。 関係ないから、大丈夫だから!(確か混浴だった筈だしな、とか意味のない方向にだけ良く回るこの頭よ!) ―――この目を見て! 他は見ないで!(隠してます、という宣言に他ならないが今更の感もある―― か。 此方に歩み寄るアイリは徒手では勝った事ない相手で今は丸腰っていうか股間の不随意極まりない剣一本は寧ろハンデ、この難局如何裁く?みたいな。)    ・・・・とりあえず逃げた方がよぉひあゃあ ァ?!(奇襲も奇襲であったためか。 鷲掴み受ければ痛みの中に何か淫猥ナ物が混じったような声を止められなかった――くまさんもちとビックリだ。 お湯であったまってたから体温とかはまだアレだが、半端に硬くて肉質な物体をタオル越しにばっちり握っている事になると思うよ・・・! どうしたらいいか本格的に判らずこお、触れるかどうかな位置で両手をわたわたと――) [Thu 25 Jan 2007 06:23:54]
マリベル > ・・・武装でないのに剣と呼べるもの・・・? すいません、トリス様・・・アイリ様の言う通り、ちょっと怪しいですわ・・・。 (アイリほど確信に近付いてはないものの、しかしそれでも鈍い方の随員も疑いを持ち始め・・・。アイリと共に歩み寄るだろう・・・。) ――へ・・・く、熊? ぁ・・・・・・。 (熊と言われれば、やっぱり疑いもせずに指差された方を振り返ってしまうわけだ。 そして・・・親子熊のこの方に、少し見惚れて・・・。 トリスの股間が酷いことになっているとは、全然気付かずに・・・。 [Thu 25 Jan 2007 06:20:37]
アイリ@温泉宿 > プレゼントではなくて。 毎月代金を寄越して取り寄せて…トリス。 トリス。 トリス。 貴女今とても不審ですよ? ( 三回呼んだ。 なにをそう、頑なに隠しているのか。 既に其処には見られては不味いものが存在するという確信すらある。 追い詰めるようにずいずいと歩み寄り仁王立ち(特に隠すでもなく)、いっそ剥いでしまおうかと身を乗り出して手を伸ばし――――何を馬鹿な、と思いながらも振り返った。 顔は熊の方を向いて「あ」みたいな驚いた顔、手はトリスのタオルの中に隠されたものめがけてこぅ、鷲掴みっぽく突き進む感。 前屈姿勢で後ろから見ると非常に卑猥かもしれぬ。 ) [Thu 25 Jan 2007 05:41:04]
トリス > ヴェイトスには泡のお風呂があったわ!それで良し! ・・・まあそういうわけで特に武装というわけでは――いや、一種剣といえなくもないのかしら。 むー  ぐ・・・(追い詰められた感じで風呂の端っこまで撤退。 とりあえずばっくれよう、と決めた。 評価より後の凄い事態とかが怖い。 然し自分と同等のが一人と随員一人、如何隙を作ったものか――) ―――あ、くまが温泉で寛いでる!(あてずっぽうな方向指差してこおな。 「あ、UFO!」ネタの温泉版か。 普段なら引っ掛かる事も無かろうが――指差す先にホントにいるから衝撃力は抜群だ。) ――って何で、熊っ…?!(叫んだ方が驚愕した。 指差す湯気の向こう、本当にデカイのと小熊がな、いるんだよ。  くまってあれで間近で見ると凄いでかいんだよ。逃げる前に思わず立ち上がって身構えるがどっちをみてるかは君たち次第、だ――!! ) [Thu 25 Jan 2007 05:33:32]
マリベル > ―――ど、道理であんなに一杯ドレスがあるわけですのね・・・。 (アイリの部屋のクローゼットには結構な数の衣類が詰め込まれていたりする。 最初見たときは、・・・こういう衣類には気を使う一面もあるのか。何て思ったりもしたのだが・・・その衣類を身につけていた記憶がない。 今回旅行にきてきていたドレスも・・・割と取り出しやすい位置あった気がするし・・・) ――そう・・・ですよね。 アハハ、すいません。 (何か妙な間があったのはこの少女には関係ないらしくそれで納得。 疑ってすいません、とか頭を下げるだろう。隣の鋭い非常識人は如何するかは・・・知らないが!) ――せ、石鹸はそれなりによろしくない気がしますわよ・・・? (泡立ってしまいますもの・・・と。そしてマリベルもトリスのタオルへと視線を・・・ジーーー。 これこそが怪奇になりうるか!【判定】 [Thu 25 Jan 2007 05:26:37]
トリス > プレゼント塗れ、っていう生活も少し羨ましくはあるわね――― (自分も物心付くあたりでは大分いい生活をしていたが――アレが続いたたらこーなってたのだろうか。 百人長の戦慄すべき側面を見た。こういうのがBIGになるのか。) ……ちゃんと行ってきたわよ? 仲間を疑うのは良くないわマリベル―― (回答までに停止2秒。 なるほど、鋭い非常識人と鈍めの常識人だと2人纏めて相手にしちゃヤヴァイ。 如何すべきか。 湯船に浸かったまま逃げおおせられるか? 或いは風呂ごと逃げ出して後で「ごめーんもってました!」って言ってうやむやにするか?) 違うって言ってるのに。  ……きっと石鹸か何かよ。 あるいは軽石……とか?(湯船の淵に載せるとかどれだけの羞恥刑なのか。 適当に誤魔化そうとしたが風呂で思いつく単語を上げた所で拡大するだけであった。 そいや怪異の前に脅威があったので後々になっていたが【判定】しておくとすゆ。)  [Thu 25 Jan 2007 05:14:00]
アイリ@温泉宿 > ――――あまり時間がありませんから。 普段は殆んどリストを作ってクリスティアから送って頂いています。 勿論、自分で選んでいますよ? 流石に着る物や食べるものを人任せにするほど図太くもありませんし。 ( 「自分で選んでいる」の尺が微妙にずれている感。 ブランドは選んで、月に数着纏めて送られてくる物の中から着る物を選んで、選ばなかったものはクローゼットで永眠。 そんな具合だ。 ) 用心の為に短刀を携える事自体は悪いとは思いませんよ。 ただトリス、湯船の中に刃物やタオルを沈めるのは良くない。 マナー違反です。 ( さぁ、とか湯船の縁を手で示し。直ぐ手の届く所に置いておけば問題ないだろうと。 まさか脱着不能なものが其処に収まっているとは夢にも思わず。 場所とかから勘付いても良いようなものだが、立派な胸とか顔立ちの所為か。 さておきここらで【判定】、忘れない内にしておくとす。 ) [Thu 25 Jan 2007 05:07:45]
マリベル > (宗だ。普通買い物といえば自分で見て店で、もしくは専属の者に頼んで買うのが普通だと思うのだが・・・。) ア、アイリ様・・・あのお部屋にあるドレスのとかは・・・ご自分で選ばれた物じゃないんですの・・・? (そんな普通だと思っていることを、わざわざ事細かに説明するアイリにもしかして・・・と恐る恐る聞いてみるわけだ。) ――ぇ、トリス様、さっきのはお手洗いとは違いましたの? アイリ様も、そんなトリス様のどこをそんなに見つめて・・・・・・。 (感覚2の知力4だがアイリの視線を追っていった時・・・トリスが逃げるように後退した・・・。) ・・・タオル・・・ですの?  [Thu 25 Jan 2007 04:59:38]
トリス > (肩上まで浸かった前傾姿勢、解いた長い銀髪がゆらゆらと湯船に揺れる。 近付いてみると傷やら顔以外に、服の上から見る以上に女らしさというか、ぶっちゃけこの中ではバストは最強とかそういう無駄な事も判ったりするが―― )店以外の何処で買うのよ―― でも偶には自分以外のコーディネートというのも楽しそうね。 違った自分が見えそうで。 (序に隠してるのが体の中心線――ぶっちゃけ下腹部の辺りだというのが判るかどうかは知力と感覚次第ですか。 ほらな、幼なめとはいえこお、女の子に無防備で近付かれると少しだけ刺激が強いわけだよ。) ……た、帯剣――― 何てそんな訳ないじゃない。 安全な温泉よ?(確かに風呂の中にタオル入れてるし腰に巻いてるし一部何か突起が在るが!な! 視線ビーム被弾するまでも無く露骨にざざ、と退いた。 後退した。) [Thu 25 Jan 2007 04:45:13]
アイリ@温泉宿 > 二人とも今後は公の場に出る事も増えるでしょう。 恥ずかしくない程度に身嗜みは常に…買いに? ああ、それは、街へ出て直接店で見て、という? ( あまり興味が無い+忙しい+お金はある=「クリスティアの好きなブランドの新作を適当に毎月纏めて送ってもらう」という大雑把な買い方。 時々着る機会も無くサイズが合わなくなって処分する服すらあり。 あまり商業地区などに出かける機会は、無い。 ) …………。 ( そして視線はさっきから⇒トリスのタオル。 湯船にタオルを入れるのはルール違反ではないか? さっきから何か引っかかる挙動。 そして解答。 ) …人の帯剣を皆で止めておいて。 ( 懐刀か! そんな解答。 さっきのお手洗いはフェイクか! 半分正解、半分間違い、そんな半端な察しの良さか悪さかそんなもの。 細めた視線が露骨に底に視線ビームを送る感。 無言で。 ) [Thu 25 Jan 2007 04:40:29]
マリベル > (2人に比べ自分はというと、目立つ傷なんて一つもなく・・・先日アイリが言ったとおり華奢で女の中でも細い部類の体つき。最近やっと、引き締まってきたと言うか、徐々に筋肉が付いてきたかもしれないという程度。) あら、そうなのです?・・・でも、アイリ様も鎧兜のイメージが強いといえば強い気がしますわ? どうでしょう?今度三人で服等を買いに行ってみるのは。 (ベッタリとくっつくという距離では流石にないがお互いの手が届く、と言う距離までトリスに近付こうしつつ、今度はヴェイトス市でも何処か行こうと持ちかけて。 [Thu 25 Jan 2007 04:31:10]
トリス > (アイリに比べ肩から上だけ見れば綺麗なものだが――― それでも手足末端になると細やかな傷跡が幾つかはある。 一番大きなものは、幼少期に付けられた右腕の騎鳥の噛み跡だったりするし、仕事上の大怪我ってあまりないのだが・・・隠してるのは傷じゃないのだ。) 空いた場所に入っただけだったら。 ―――まあドレスを着ることも少ないし、遊歴だった頃は冒険者代わりだものね。(湯気の向こうにお2人の気配って言うか裸っていうか堪能しつつ――近寄られると微妙に位置を移したりするのだが。 法則そのいち、絶対に正面に位置しない。 そのに、接近を許しても触れ合う距離には至らない。) お給料も安定したし、これからはもう少し違う服も見せられるわよ。  [Thu 25 Jan 2007 04:19:57]
アイリ@温泉宿 > ( 騎士として恥じるようなものではないし、見せて困る事も無く。 胸が薄いとか何とかは良く見知ったこの二人に今更。 今更…そういえばトリスとはそれなりに交友は長くなるが、そんなにまじまじと体格とかを見る機会は無かった気がする。 いつも重装鎧を纏うイメージばかりだ。 何の気なしに湯気の向こうを見れば、マリエベリーがトリスのほうに近付いてゆく。 極自然に此方も移動する事にした。 湯気で全体を把握できないが、移動すればまた違った風景が見れるかもしれない。 ) …トリスはいつも鎧兜のイメージが強くて、そういえばあまり印象がありませんね。 ( と、湯気の向こうを見通しながら和やかに。 頑張れとエールを送りたい。 ) [Thu 25 Jan 2007 04:15:12]
マリベル > (アイリの裸は着替えとかを手伝ったりする際に割と見ているので何ともないのだが・・・その度に目に止まるのはやはり過去に受けてきた数々の傷跡。 自分より年齢の低いアイリの体に残る生々しい傷痕を見る度、奮い立つ・・・。 はやく・・・騎士に、と。) ――・・・トリスさん?そちらに何かありますの? (そして随員もやはり、アイリと同じく疑問に思ったようだ。 わざわざ皆で楽しむために来ているのに、そんな顔の見辛い所にいなくても、と。 それならこっちから近付けばいい、と言う結論に至ったか、スススー、とトリスに近付こうとするだろうが。 [Thu 25 Jan 2007 04:08:27]
トリス > 特に何も無いけれど――体洗ってるだけだわ。 普段が鎧兜だとどうしても良く洗いたくなるのよね――― (ヴェイトス浴場の風呂を極めつくしたりした風呂マニアでもあり、構造自体には驚くほどはないが――― 新鮮な感動を受けてくれるのは我が身でもないのに何か嬉しいものだった。 アイリの懸念も知らぬが故に鼻歌混じり風、 軽く洗った体汲んだ湯で流せば、入場時と同じようにこおタオル巻いてしまって。 だ。) ――それじゃ私も。  んん・・・相変わらず応える熱さね―― (そんな呟きもらしながらゆっくり入る場所もお2人と少し遠かったりするわけだ。 言わば湯気バリアー有効活用。 水面下に沈んでしまえば、大した詮索もできまいと!) [Thu 25 Jan 2007 03:54:21]
アイリ@温泉宿 > ( 冷え切った身体に湯船が熱過ぎる。 爪先から徐々に慣らして先ずは足を暖めてから徐々に身体を沈めていく感じ。 少しお湯が揺れるだけでひりひりしそうなくらい熱いが、不思議と不快ではない。 自然と大きく息を吐いて軽く顔を拭った。 改めて見ると自分の身体にはあちこち大きな傷があるものだ。 肩と腿に突き立った龍の牙の痕、ようやく塞がったものの、大きく目立つ傷痕として残っている。 この2年ですっかり傷だらけになったものだ。 嫁入りする先もなし、興味すらないのだから構わないが。 ) ……トリス、そっちに何かありますか? ( ふと顔を上げて率直に思ったこと。 随分と遠くはないかと。 向こうに何か無い限り必要の無い移動距離の、ような。 ) [Thu 25 Jan 2007 03:48:52]
マリベル > (アイリに続いて更衣室にある引き戸を潜り・・・。) ――うわぁ・・・。 (思わず感嘆の声が零れた。雪の積もった浴場と岩で出来た浴槽・・・立ち込める湯煙。何というか・・・アマウラに来て初体験続きだが、この初体験が一番インパクトを受けた模様。 雪の上を歩きブルル、と背筋を震わせながら足早に浴槽に近付けば・・・湯浴み、そして湯船へと浸かる。 少し熱めの湯船に冷たい外気がl心地いい・・・。) ―――ぁ、お帰りなさい。 トリス様も寒いでしょうから先に浸かっては如何ですの? (そして戻ってきたトリスに視線をやるのだが・・・声だけで姿がハッキリ見えない。 [Thu 25 Jan 2007 03:41:07]
お知らせ > トリスさんが来ました。 [Thu 25 Jan 2007 03:26:18]
トリス > (で、2人が更衣室から風呂へと移ったのを確認すれば追いかけるように更衣室へ――― 慣れた様子で手早く浴衣脱いだら、荷物からMYタオル取り出して。) ……一応大丈夫、か。 湯気も濃いし。   ――お待たせ、戻ったわ。 露天風呂もこんな調子だとやはり本場は違う、って思えるわね―― (それで腰を巻くように+手でもって体隠しつつ、 浴場のほうに降りてきた。  先ずは体洗うべく、二人から少し離れた場所に陣取ろうと。 無いとは思うが、互いをあらいっことか始まろうものなら二つの意味でヤヴァイ気がするし。) [Thu 25 Jan 2007 03:22:59]
アイリ@温泉宿 > ( もう1度引き戸を開けばいきなりの屋外。 正確には柵に囲まれた露天風呂。 浴槽までの僅かな道のりに雪が積もっているが、空は晴れている。 こういうのを楽しむ余裕が必要だろうか。 冷たい雪に素足で踏み込んでから湯を浴びる、という遠まわしな。 ) 効率的なほうが好みといえば好みですけれど。 ( 誰に言うでもなく独りごち、雪の中に踏み入れて浴槽脇の木の桶を手に取った。 湯気が濃く、浴場の全貌が見えてこない。 ) [Thu 25 Jan 2007 03:15:34]
マリベル > (同じくマリベルも知り合ったばかりのトリスに何か秘密があってもそれを知っている筈もなく・・・) はい、では。 トリス様、お先に入らせて貰いますわ。 (アイリが更衣室に入っていくのを見ながら自分もアイリの言葉に続頷き、トリスに一礼すれば更衣室へ。 普段浴衣を着る習慣がなくても、帯を解くだけ・・・脱ぐのは凄く楽。 同じ様に髪を纏めるのに差ほどかかるまい。)  [Thu 25 Jan 2007 03:09:26]
トリス > ええ、直ぐ戻るから―― (トリスは女子であると同時に、堪え難いもう一つの衝動を持っている―― 2人が浴衣を脱ぐ様を見れないのは酷く残念だが、それ故にこそ同席は出来ず――― 出る時も何とか誤魔化す事になるのだろうか。) 此処まで来て気を張る必要があるなんて――― すっかり忘れていたわ。  ま、アイリの事だし、5分も待てば平気よね。(何度か行動を共にしたこともあり、性格及びこういう時の機敏さは知っている・・・ 余り冷えなくて済みそうだ。 後はトイレ行く振りして廊下を逆行、適当な曲がり角でタイミング計っていこう。) [Thu 25 Jan 2007 03:01:09]
アイリ@温泉宿 > ( 今度の場合、先ず行動の理由が不明瞭なのが不味い。 ふざけてみた、というのならそれはそれで「まったく、子供みたいに」で済んだ話だが。 横開きの重い木の扉を開くと、幾らか湿気を孕んだ空気が流れ込む。 室内履きを脱いで揃え、トリスの声に振り返った。 そういえばこの靴を脱いで室内を歩き回る風習も独特だ。 「外」と「内」を完全に隔て、床を靴の泥で汚さないという考え方らしい。 床に直接布団を敷くくらいだし、まぁ納得も出来た。 足が楽といえば楽だ。 ) ええ、先に温まらせて貰います。 では行きましょう、マリエベリー。 ( 友人の結構大きめの秘密を知る由も無く、極普通に返事を返して更衣室に入った。 浴衣を脱いで長い髪を纏める程度で、5分とかかるまい。 ) [Thu 25 Jan 2007 02:57:11]
マリベル > ・・・・・・。 (き、騎士団でも同じ事したら投げられる!?とビクッと背筋が跳ねた。 随員として行動を共にする機械が多い分、気をつけねば。) そ、それは朗報ですわ・・・せ、背中が痛くて。 (先頭を行くアイリ、それに続くトリスの横を並んで歩き。 そして見えてきた温泉らしき施設に・・・また建物を見回ったときのように興味深そうに眺めて。 そして、何か思い出したかのように「あ。」と呟き動きを止めるトリスに振り向いて・・・「どうかしましたか?」と首を傾げるのだが。) ――あ、わかりました。 では・・・そうさせてもらいます?アイリ様? (厠だと言いながら列を離れてくトリスの提案に、頷きながら・・・先を行っていたアイリに振り向き尋ねて。 [Thu 25 Jan 2007 02:49:57]
トリス > それじゃぞろぞろと移動ね。 幸い、打ち身の傷にも少しは効くそうよ?(マリベルなんかは早速温泉の効能に肖る事になるのだろうか。アイリに続くように廊下を少し歩いて、横に開く扉を潜れば、ヴェイトスのレジャーランドじみた奴とはまた違った温泉施設らしきものが見えてくる。 浴衣は脱ぎ易いし 後は同じ用にぞろぞろと――― ) あ。(ふと気が付いて ぴたりと動きとめた。 そのままぞろぞろと入ったら大惨事だ。 タイミングずらさねば。) ……悪いんだけれど、少しだけ厠に寄るわ。 寒いし、先に入ってて貰っていい?(たた、と隊列から一歩退きつつ適当な事言ってだな。) [Thu 25 Jan 2007 02:37:18]
アイリ@温泉宿 > 場所が何処でも同じですよ。 あの距離で見てから投げていたら間に合うかどうか――――私も問題ありません。 その為に部屋を出たのですし。 行きましょう? ( 自分は悪くない、と異論跳ね除けつつ。 頑固で強気で大人気ない、上司にすると面倒臭いことこの上ない人間である。 決まりですね、とさっさと先頭を歩き出す歩幅も当人的にはたしょうゆっくりめのつもりだが、十分早足である。 ) [Thu 25 Jan 2007 02:32:07]
マリベル > は、はいぃ・・・。 (立ち上がったアイリを地面に倒れたまま返事。 何故かアイリの真顔が凄く恐い気がする。) わ、私はすぐにでも・・・大丈夫です、わ。 (やっと体を起こしながらトリスに応える。背中がまだヒリヒリ痛む・・・。 温泉の準備に関してはタオルだけは持ってきていたらしく・・・投げられて崩れてしまった懐からタオルを取り出して見せて。 [Thu 25 Jan 2007 02:25:05]
トリス > 私の背後に立つな―――って所? だとしたらアイリが悪いわ。 異文化で張り詰めてるのは判るけれど、投げるより先に確認しないと。(地面に投げ倒されると殴られるのとはまた別の鈍痛と呼吸の苦しさがあって、マリベルのなみだ目もなんとなくは判る。 少しずつ助け舟も漕いでおこう。) 裸なら腰に帯びるものが無くても気にならないものね。  ・・・2人とも準備は? まだなら待ってるけれど。(寒いってのには同意するし、OKなら今すぐにでも と。) [Thu 25 Jan 2007 02:15:17]
アイリ@温泉宿 > ――――そうですね、話は後にしましょう。 今後不用意に背後から接近し過ぎないよう。 ( 言いながらようやく腰を上げ、真顔で注意。 視界に入っていない気配が手の届く距離にあるというのは既に緊急事態だ。 何らかの意図で姿を此方から隠しているのなら尚更で、特に此方に非は無い筈、と考える。 いつの間にかこんな事に、という状況が既に分からないが――――。 ) まぁ、行きましょうか。 いい加減こんな廊下の途中、身体が冷えてしまいます。  [Thu 25 Jan 2007 02:11:09]
マリベル > (一般人レベル以下・・・騎士団の中でも有数の実力を持つアイリと騎士位すらまだもらっていない随員ならば・・・これが妥当なのだろう。 騎士になれるのはいつの日か。) あ、暗殺者・・・・・・いえ、ええと・・・その。 私も、よく分からなくて・・・。 アイリ様の後に立ったら・・・いつの間にかこんな事に。(もしかして、アイリには「いくぞ!殺るぞ!!」になっていたかのような言葉に必死に違うと弁明したいのだが・・・まだ状況把握不足。 まさか後から抱きついて驚かす心算でした・・・何て言えなくて、トリスに「助けて」な視線を向けた。 [Thu 25 Jan 2007 02:05:08]
トリス > そろそろお風呂と考えていた所だし、成る程丁度良くはあるかしら。(ふむ、と先ずは提案の方に頷きつつ。 歩くタイプの観光は時間取るべきだしな。) 状況と会話から察するに組み打ちの練習・・・なら外かドウジョウでやるわよね――  大方、何かの仕掛けの失敗 か。(後ろから抱きつくとか虫を頭に乗せるとかの他愛もない悪戯の結末とかを想定したらしい。  大方あってるのだが―― ) 何にせよ、そろそろ離してあげた方が良いと思うわ―― 姿勢的に、酷く問題よ?  [Thu 25 Jan 2007 01:53:30]
アイリ@温泉宿 > 露天風呂のほうにはまだ皆で行っていないでしょう。 折角、それが宿の売りだというのですから行ってみませんか? 街に出て観て歩くのは明日からでも十分時間はありますし。 ( マリベルを捕獲したままの姿勢で普通にトリスに向けて。 正直な話、一般平均レベル以下の身体能力の随員の奇襲など問題にならないという感想。 まだまだ正騎士への道は通そうだ。 ) 不明瞭な回答は感心しませんよ、マリエベリー。 今の行動は暗殺者と勘違いされても仕方が無い。 ( えらくヘビーな「仕方が無い」だ。 ) [Thu 25 Jan 2007 01:47:48]
マリベル > (一方、組み敷かれた随員はまだ床に打ち付けた背中がヒリヒリしているのか馬乗りされたままモジモジと体を捻っていた。 あまりの痛さにちょっと涙目。) 痛〜ッ いえ、それは・・・その。えーと・・・。な、何ででしょう・・・ね? (身を捻りながらも更に見上げればトリスさんの顔・・・返す言葉は恐らく二人に返されたものだろう。実際マリベルにも何が起きたのかよく分かっていなくて・・・取り合えず、一瞬で自分を組み伏せたアイリを凄い、と。 [Thu 25 Jan 2007 01:41:09]
トリス > ・・・・案外速かったわね。 被害か加害かどちらかしら―― (旅館のBGMらしからぬ快音は用はトラブル発生警告である。 丁度少し落ち着いて、三人でどこか繰り出そうと思ってた所。 廊下の向こう側から音のほうにすっ飛んできた。) ……で、これは――何の事態?(然し同士討ちとは想定していなかったようで。  少々崩して着た浴衣に準備しかけの温泉セット――な格好のまま、倒れたマリベルの頭側で事態の把握に硬直してた。) いや、そうでなくて。 そうなんだけれど―― (そして馬乗りのまま温泉に誘うアイリ様。 混乱に拍車が掛かる。 ) [Thu 25 Jan 2007 01:31:38]
アイリ@温泉宿 > ―――――マリエベリー。 いったい何のつもりですか? ( 倒した後すかさず腕を捻りながら衿で咽喉を絞める、とか建設的な予定を立ててみれば、背後から迫っていたのは随員。 組み伏せた状態で馬乗りになって、きょとんとした顔と怪訝そうな顔の半々くらいで見下ろす。 背後から息を殺して迫られる理由がわからない。 この新人は此方から誘ったのだし、まさか騎士団に送り込まれた刺客とかではあるまい。 ) ああ、丁度良かった。 皆で温泉にでもと思っていたところです。 呼ぶ手間が省けましたね。 ( と、次いで現れるトリスのほうに顔を上げ。 ※馬乗り中。 ) [Thu 25 Jan 2007 01:29:54]
お知らせ > トリスさんが来ました。 『いつか聞こえるんじゃないかと思っていたが。』 [Thu 25 Jan 2007 01:26:14]
マリベル > ((さぁ、水面初公開(?)・・・あのアイリーン・アルベントの驚いた表情! とくと見y――) 「――スパンッ!」 (両手を広げ更に一歩踏み出そうとした刹那、アイリの身体が一瞬揺らぎ、同時に気持ちいいほど乾いた音。) 「ドッタァァァンッ!!!」 ―――・・・・・・!?!?!? (続いたのは床を叩いた派手な打音。 髄員には何が起こったのかよく分からず天井を仰ぎながら目をパチパチさせていた。 さっきまで眼の前にアイリがいた筈、なのに自分が倒れ自分の浴衣の裾を掴んだアイリを見上げている形にやっと気が付いた。 そして、気付いたように背中を襲う鈍痛。) ッッッ〜〜〜〜〜!!? [Thu 25 Jan 2007 01:22:47]
アイリ@温泉宿 > ( 今日は温泉にでも浸かってゆっくり休んで、明日からのんびりと観光しよう。 残った皆にも何か土産があると良いし、そういう買い物を普段しないのだから良い機会だ。 ※「皆」=寮の全員 ) …折角だし二人を連れて―――― ( とりあえず温泉。 他の宿泊客も入るという混浴場だし、独りで行くのはどうも無防備な感じがして困る。 今はそんなに機嫌も悪くないというアピールも込めて、3人で他愛の無い話でもしながら…と、不意に背後から迫る「いくぞ!やるぞ!」的なオーラ駄々漏れの気配に反射的に手を伸ばし、同時に相手を確認する前に脚を掛けてやろうと下段後ろ回し蹴り気味に振りかぶり―――浴衣の可動範囲の狭さに顔を顰めつつだ。 ) [Thu 25 Jan 2007 01:04:13]
マリベル > (宿についてから渡された浴衣、見たことない料理の数々、使いにくいことこの上ない箸・・・アマウラに対する予備知識0から始まったお嬢様には全てが初体験であった。 トリスは何度か訪れたことがあるというからそんな驚いた風もなく、またアイリにしても浴衣をキッチリ着こなして見せた。(その後の行動が問題だったのか余波で自分も短剣を取り上げられてしまったが。) そして自分はというと、浴衣は1から着方を教えてもらうわ、箸の使い方を教えてもらうわで物凄く周りに迷惑をかけていた気がする。 ある意味、騎士団の訓練並みに気を使う。) ・・・・・・♪ (だが、そんな食事の時間も終わってやっと解放された、言わば自由時間。 そんな事を思っている間にも、段々距離は詰まっていき・・・アイリのすぐ背後にまで辿り着いた。さてさて・・・此処から如何するのかというと・・・私はアイリの表情が大きく変化したのを見た事がない。まだあまり共に居る時間が少ないというのもあるかもしれないが・・・騎士団員と会話している時も、職務を離れた着替え等の時の他愛のない会話でさえ、笑ったりしないのだ!そりゃもう顔の筋肉が麻痺してるのかというほど、表情の変化に乏しい! なので・・・折角だから、この旅行中に笑ったり吃驚したときはどんな貌をするのか見てみたいと思う。  方法は、背後から抱きついて見る、とまぁ普通であるが。 そしてその行動を今まさに起こさんと両手を大きく広げて――ッ [Thu 25 Jan 2007 00:54:14]
アイリ@温泉宿 > ( 正直かなり色々カルチャーショックというか、予想以上に異文化である。 ヴェイトス市のイエロティア居住区など参考にもなりやしない。 あれはかなりホワイティア文化に染まった類で、しかもティアンが混じっているという。 ) …その上で「出島」はまだ外国に窓を広げて受け入れている部類だとか。 ( では出島の向こうの国内はどうなってしまっているのかと。 想像するだけで恐ろしいマゲ世界だ。 難しい顔をしてゆっくり歩く姿はとりあえず背後からの人物には気付いていない。 ) [Thu 25 Jan 2007 00:30:13]
マリベル > (長い廊下、アイリのちょっと後を足音を忍ばせながら近付いていこうとする人影一つ。 アイリと同じ様に浴衣に身を包んだ長い金髪の小柄な女が・・・アイリの後を追っていた。) ・・・・・・・・・。 (別段、足音を消す理由はない。 ただなーんとなくアイリが部屋を出て行った後、自分もアマウラ特有の建物が珍しくて宿を見て回っていたら・・・たまたまアイリの背中を見つけた。 これが騎士寮で休暇中であれば声を掛けるのだが・・・旅行中なのでちょっと、普通じゃない様にしてみたかったというだけである。 [Thu 25 Jan 2007 00:23:29]
お知らせ > マリベルさんが来ました。 『(ソロリ・・・ソロリ・・・。 足音を忍ばせ・・・。)』 [Thu 25 Jan 2007 00:15:23]
アイリ@温泉宿 > ( 「あんまりカリカリするな」という周囲の助言を思い出して肩を落とす。 折角の慰安旅行であれこれと声を大きくするのは大人気ない話だ。 皆、楽しむ為に此処に来たのだし。 実際久しぶりにゆっくりしている気もする。 温泉は身体にも良いというし、あちこち怪我の絶えない身体をゆっくり休めるべきか。 トリスとマリエベリーはどうしているだろう? 独り部屋を出て来たが…そういえばこの旅行、他にも参加者が居るようだが――――。 ) [Thu 25 Jan 2007 00:12:02]
アイリ@温泉宿 > ( 生の魚、生の貝、生の何か。 ライス、焼いた川魚、何か香草のようなものの矢張りソイソースに漬けられたもの、妙な匂いがするスープ(ミソ、という大豆を醗酵させたものらしい)。 たまに玉子焼きだとか砂糖菓子だとか変化球もあるものの、アマウラの食事はライス、魚、海草、ソイソースにミソ。 それが基本のようだ。 美味い不味いの前にあまりに馴染みの無い濃い味付けで、「ゴハンと一緒に食べるんですよ」と言われて顔を顰めた。 それと、箸。 頑なにスプーンを所望すれば一応木で出来た匙が寄越されたが、食べられない皮のついた焼き魚や、香草を食べる時は難儀する。 一番馴染めないのは、ライスとスープの椀を「手で持って」食べるという風習。 ) …テーブルマナーなど無いに等しいのですね。 ( 粗野な国だとは聞いていたが。 ふぅ、と大きく息を吐いて長く寒い廊下を独り歩く。 綺麗な建物だが、矢張り浴衣1つでは寒い気がする。 ) [Thu 25 Jan 2007 00:02:34]
アイリ@温泉宿 > 軍人が若しもの時に剣を振るえなくてどうするのかと…全く。 ( 宿について初日、これに着替えるものだと寄越された「ユカタ」という軽装。着かたは分かるかと問われ、馬鹿にするなと一蹴した。 出島についてから彼らアマウラ人達の服装は観察していたし、単純な構造の服だ。 きっちりと着こなした上でおもむろにベルトと鞘を取り上げて腰に巻いた所で一斉に取り押さえられて取り上げられた。 不本意極まりなく、異議申し立てたが却下されて余計にご機嫌斜め。 自分は一般市民ではないのだから、彼らと同じように心底油断して良いわけがない。 たとえ異国の地とはいえ、有事の際に悪意あるものから人々を護るのが騎士だ。 肌の色は関係ない。 ) [Wed 24 Jan 2007 23:50:30]
お知らせ > アイリ@温泉宿さんが来ました。 『 帯剣しようとしたら止められた。 』 [Wed 24 Jan 2007 23:43:11]
お知らせ > アーク=フォースさんが帰りました。 『久しぶりに、ヴェイトス行きの馬車でぐっすり眠っていたとか…』 [Fri 29 Dec 2006 23:52:17]
アーク=フォース > (会計が済めば、友人を見送って……)  さてと…帰るかな…お土産かって… (結局、お土産と今回の食事代で1万エンぽっきりなくなったとか……) 今度はいけるように…なりたいな (それまでに自分は強くならないとならない…いろんな意味で…そんなこと考えながら…帰りの馬車に乗ったとか…) [Fri 29 Dec 2006 23:51:17]
お知らせ > アーウェルンクスさんが退室されました。 『目的の為に、古城へ行かん。』 [Fri 29 Dec 2006 23:45:50]
アーウェルンクス > ――― (先程吐いた言葉は虚像か事実かは区別出来ない。そして知人が口にする言葉は嬉しく感じた。けど、大きくした双眸は鋭くして、知人の耳元に囁ければ囁こう。出来なければ小言で告げよう。) ねぇ…「悪魔」だなんて、口に出さない。 聞こえちゃう人も居るから。 (感覚を発達させた獣人など、そういう存在も知っている。だからこそ安全のために用心深く警告と注意を告げる。告げ終えば、知人から離れていこう。) そっか、分かった。気をつけてね。 ―――あ、うん。分かった。 奢ってくれてありがとっ!またねー! (奢ると言われれば、遠慮無しかに満面の笑顔を浮かべた。そして知人との別れを告げてから、この場から立ち去っていこう。) [Fri 29 Dec 2006 23:45:29]
アーク=フォース > (か弱い乙女だろうと、なんだろうと…友達と思ってる人は守りたいと思う、そうして、貴女に小声で呟くだろう) それが悪魔であろうと、何であろうと…友達なら守りたいと思いますよ (しかし、改めて考えて、今の自分で古城にいくのはどうかと思った…一人で行くほどの力も無いのに…行くべきではないと思った) そうですね、自分は、今回はヴェイトスに帰るとします、けど、そちらも帰ってきたら、連絡くださいね (あと、自分が奢りますから、なんて言いながら、財布を取り出すだろう) [Fri 29 Dec 2006 23:38:04]
アーウェルンクス > (小娘が所有する能力を明かすのは、誰か死ぬときに告げる。其れだけ命と同等に扱うように守る。小娘からにすれば能力をばらす事は自ら首を締め付けて追い詰める行為に等しい。) へえー・・・か弱い乙女でも守ってくれるんだ? (クスと口許を釣り上げながら、知人の言葉をおどけるように言い放った。) うんうん。いい心意気だねっ! (知人の願望か欲望か分からない。其れでも新しい強欲を司る魔族を生み出すための一歩に等しい。このヴェイトス島の何処かで新しい魔族が生まれているかも知れない。なんて考えただけで歓喜したくなる。混沌と混濁とした瞳を伏せながら、溜息に応じるように立ち上がった。) じゃ 此処で別れよっか。 (話の終わりを告げるようにして、更に店主に会計をお願いしまーす。と可愛らしく振舞っていた。其れを終えてから、後は知人の言葉と反応を待つのみ。) [Fri 29 Dec 2006 23:31:30]
アーク=フォース > (こういうところを見れば、自分から見れば普通の女性に見えるわけで、軽い笑顔を少し浮かべて相槌を打ち、すこしだけ、言うだろう) 自分の中の友達は…守りたい人ですからね (貴女の能力を知らない青年は、少しばかり色々足りない気がする…貴女の作り笑いをみて、すこし、軽かった笑顔を崩して聞いた) 如何したいか……守りたい人を守れる心と力が欲しい…… (そう言いつつ、貴女の目を見た後に、ため息をついた…) [Fri 29 Dec 2006 23:21:19]
アーウェルンクス > だって、口の中に広がっちゃう甘さとか、身体が引き締まりそう。それに幸せな気分になっちゃうからねー。 (物凄く嬉しそうにしながら語る甘党小娘がいた。友達は最も信頼関係が薄いような気がしてならなかった。一緒にいて遊ぶだけ。でなければ秘密など話さない。) んー・・?  ま、  ありがとーね。 (他の姿に変身すれば、其の度に友達の頭の中から消えていく。誰かの道に化かして、また別の道に化かし続ける。誰かの記憶に現れては消えてしまう道化師のような存在。小娘は其れが自身に相応しい。だから真剣に考えたくなかった。曖昧に答えながら作り笑いをしていた。) 何も言えないんだけどさー・・・、  如何すればいいか 、じゃなくて、  お前が如何したいか、 だからね〜。 (要は誰かに言われて動くんじゃなくて、自分自身で自分が何したいか、決めろ。と伝えたかった小娘。その眼差しに宿るのは光でも闇でも感じさせない混沌を示していた。小娘ならば、敵にしたい、味方にしたい、それだけで善悪の線を引き直している。小娘だからこそ出来る。) [Fri 29 Dec 2006 23:08:23]
アーク=フォース > (貴女の疑問を浮かべた感じを見れば答えてゆくだろう) だって、おいしそうに食べてるものだから…… (そして、問いだすような言葉に少しきょとんとした後に答えた) だって、知人同士で普通はこんなところまで来ませんよ、それに自分から考えれば、友達、ですよ (悪魔だから、とか、線を引かない、自分のいいところでも、悪いところでもある点の一つ…そんなこと考えて、貴女の更なる言葉に答えよう) 実際、行きたいのか、行きたくないのか…よくわからないんですけどね、だけど、それなら行ったほうが良いんじゃないかと思いました、少なくとも自分は (そんなこと言いつつ、ぼやく様に呟いた) 求めてるのか…拒絶してるのか…解らないから… (そんな事呟いて、一言謝れば、残った羊羹を食べようとしていて) [Fri 29 Dec 2006 22:57:50]
アーウェルンクス > ――ん?どーしたの? (知人が思わず出た言葉に、何の事が分からない様で疑問を抱いて問い出した。) ――・・   とも、 だ ち   ? (小娘には無縁だと考え、何も考えていない。小娘からにすれば、知人、仲間、同胞、など其れだけで充分だった。其れなのに友達と聞けば、意外そうに目を丸くしていた。問い掛ける訳でもなく。口にした。) ――  知らない。 (古城は触れたくない。微笑を浮かべて答えた。) あのさー・・、それが遊び半分って言うんだ。 (知人が何か履き間違えているように思えた。小娘にはどうでもいい事だとしても、気になったり考えた方がいいことは警告として指をビシッと刺して言葉にする。) うん?行くのか―・・ (此れ以上聞かれたくないせいか、深入りせず、ただ相打ちして話題を終わらせようとした。) [Fri 29 Dec 2006 22:47:44]
アーク=フォース > (本当に、おいしそうに食べるなぁ…なんて思いながら貴女をみれば、すごいなぁと思った…) …すごい…なぁ (思わず口から出た言葉…食うのは早いし…おいしそうだし、ある意味完璧である) 友達の心配はしますよ (そんなこと、当然のことのように言いつつ、自分は少し心配性すぎなのかな…なんて言いつつ、貴女の言葉を聴けば、少し目を細めて) さては、ウェルスさんも行くとか? (直感を口に出すことにするのは一瞬やめようと思ったが…でてしまった…内心言った後に反省) 遊び半分で行くものじゃないでしょうけど、見てみたいと思ったら行かないと…それに、これを逃したら、多分、機会は無いんじゃないかと思いますしね (そう言いつつ、また茶を啜る……そして一言) 自分は自分の責任で行きますから… (そう言いつつ、一人では行けなさそうだから…どうしようとか…考えていたり) [Fri 29 Dec 2006 22:37:20]
アーウェルンクス > (もぐもぐもぐもぐもぐ) …………。 (最後の一人分になってしまえば、小娘は一斉に食べ尽くしてしまった。余りにも食べる速度が早過ぎた方で、多少なりと店主に驚かれた。さて視線など気にした様子をせず、手に付いた餡子を舌でぺろりっと舐め取った。) そんなに、心配しなくていーじゃないの! (何度も何度も心配する知人は神経質か心配症なんだろう、と勝手に決め付けながら少し眉毛を寄せて拗ねた。そして知人が話す体勢が真剣になったのか、双眸を大きくさせてきょとんとした。) ――・・・! (古城だって?) アーちゃんにはキツいから止めなってェー・・。 (軽く微笑しながら、行く場所まで同じでは都合が良く感じない。其処まで同行するのは気が引けた。小娘は遠回しに、帰っちゃいなよー、と言っている積もり。) [Fri 29 Dec 2006 22:28:42]
アーク=フォース > (なにか、甘いもの食べ過ぎて、眠くならないかと不安になった自分がいた、しかし、徹夜しすぎて眠ること…半分忘れているような気がするので…問題は無い…多分、貴女を少し心配そうに見ながら) 大丈夫なんですか…本当に… (ものすごい勢いでおいしそうに食べてる、貴女を見つつ…それって何処、といわれれば言うだろう、隠し事は嫌いな自分だから、相手を見る目がしばし真剣になる) たとえば、古城ですかね、もっとも、一人で行ったら、何が起こるかわかりませんから…… (赤の暴走といわれる事件の中で起こった紅い瘴気…あれが自分は一番怖くて、あの城で同じことが起こっているとしたらと考えると怖くて仕方ない…そして、ため息ひとつして、真剣な顔をいつもの顔に崩した)  [Fri 29 Dec 2006 22:17:27]
アーウェルンクス > (小娘は知人の頭の中で、女の子らしいな、なんて考えもしない。) うんにゃ・・、 だいじょれ   だいじょーぶ! (分かったように頷きながら、未だに食べ続ける行動とはかみ合わない。呼吸は食事であり、其れが詰ったり止まれば食事出来ず、お腹が鳴るほど減ってしまう。心底で思った言葉は口にせず、其れよりも甘ったるい団子を食べ続ける。残り一人分となる。) へぇー 其れって何処の場所なの?怖い場所ってどんなんだろー・・・。 (小娘でも依頼でも無ければ此処まで移動しなかった。機会と言うより好機が出来たのだから、赤の暴走の元凶と言われる悪魔達が拠点とされた古城。以前、依頼所で過去まで漁ってみて分かった情報である。この事は何も喋っていない。小娘は一人で乗り込む積もりだから。) [Fri 29 Dec 2006 22:08:36]
アーク=フォース > (見ているだけでも甘い物好きなのが一目でわかる、自分がそのきっかけ作ったとはこの青年は微塵も思っていないようで、何か女の子らしいな、なんて思いながら少し見ていたが、口を開いた) 駄目ですよ、食べながらしゃべったら……そうしてるとたまにのどに詰まりますよ? (そんな小さな警告を発しながら、羊羹を少しずつ切っては食べ、茶を啜る、この繰り返しである、おじさん臭いと言われたとしても、気にはしないだろうが…近くに用事…と言われれば、自分は行ってみたいが、一人では不安というか、危険を感じる場所がある…) 自分も、少し遠出して行ってみたい場所があるんですよ、もっとも、一人じゃ怖くて行けないでしょうけど、それに、これからこんな機会、なさそうですしね (そんな事、言いつつ、苦笑いを浮かべたあと、茶を啜る…) [Fri 29 Dec 2006 21:57:53]
アーウェルンクス > (甘党発覚。食事は大気中に含む水分と魔力、そして周囲に群れがる人達の感情が生み出す欲望だけでエネルギーになる。飲食は必要としなかった筈があの日、目の前の知人が甘党としての才能を引き起こしてくれた。それが始まりでアンマンだけじゃ飽き足らず、甘いものであれば食べたくなる性が付いてしまった小娘である。 更に乗っけた団子の数が一人分平らげて、残り二人分まで減っていく。笑顔を浮かべた知人に気付いた。) しょーら あ  ん、にゃ ん。 …… (もぐもぐ) ……しょーがないじゃん。 (甘い物喰わずに居られない。此れでは人間に近過ぎた小娘に見えた。御茶を啜る目の前の知人を見遣りながら、心底で「おじさんくさーい!」と思い。瞳を細めながら甘ったるい団子を味わっていた。背筋を伸ばしたり、腰を撫でてからテーブルに凭れ掛かる。) ん、うー?  この近くに用事があるから、しばらく残るわー♪ (テーブルに凭れ掛かりながら、其処までして団子を咥えて食べ続けていた。依頼を終了したけれど、また別の用事があった。少し楽しげにリズムを弾ましていた。) [Fri 29 Dec 2006 21:49:17]
アーク=フォース > (まぁ、いざとなれば、町の外で野宿でもすれば良い…焚き火があればまだ何とか徹夜は出来そうだ…、そんなこと考えながら…団子を三人分確保している貴女を見れば、軽い笑顔を浮かべつつ言うだろう) やっぱり、ウェルスさんって、甘党なんですね… (そんなこといっている自分は、黒コートをそばにおいていて、食べているのは暖かい茶と羊羹【小豆・粒入り】である) それにしても、これからどうします? (宿を見つけないで、このまましばらく野宿でもしながら、遠出でもするか、宿を見つけて、少し観光してから帰るか…そんなことめぐらせながら、羊羹を切って口に運んで、茶を啜る) ふぅ…おいし (定番にも見えるが…意外とおいしいこの味…) [Fri 29 Dec 2006 21:37:31]
お知らせ > アーク=フォースさんが入室されました。 『宿を探さなくて大丈夫なのかと思い、不安げに貴女を見ながら向かい側に座っていて』 [Fri 29 Dec 2006 21:31:03]
アーウェルンクス > (依頼の最終日でヅチノコを発見したと思えば、女の天敵とされるナニノコだった訳で、あれこれ大変な出来事になった。今だって足腰を傷めているが、同行している人には至って何も喋らない。其処だけは微妙な矜持が持つ。) ・・・・、あっまーい! (夜遅くても和ませてくれる雰囲気を持った茶屋にて。長椅子に渋そうに座っている小娘が、左側に置かれた皿には餡子団子を三人分ほどあった。外套を脱ぎもせず前開きにして、おヘソなど覗かせそうで覗かせない。片手で団子を取りながら、はむはむっと小さく噛んでいた。) [Fri 29 Dec 2006 21:27:51]
お知らせ > アーウェルンクスさんが来ました。 『茶屋は平凡な日々を感じさせる。』 [Fri 29 Dec 2006 21:21:14]
お知らせ > バラエさんが帰りました。 『(金貨の魔物は未だ売らない。)』 [Fri 24 Nov 2006 22:46:42]
バラエ > 残念だ、…嗚呼、残念だ。 (金と元気があったなら。 男はそれでも楽しそうに笑って、そっと通りを抜けて行った。) (この先には何があったっけ。) [Fri 24 Nov 2006 22:43:41]
バラエ > (朱塗りの格子越しに、視線を手のように伸ばして「こっちへおいで」と誘う遊女が居る。人形のようでぞっとする。) (だが綺麗だ。) …ひっひ。 (肩を揺らした。) [Fri 24 Nov 2006 22:42:37]
バラエ > (夜までそこそこ賑わっている出島だったが、すれ違う顔に異国の血が多いのは残念だ。) (時々無表情に見えるあの不思議な顔ばかりが歩いている様を見てみたいものだが。) きっと不気味で、面白いンだろナ。 (キョロキョロしていたら、市のものより一回り小さな規模の遊郭が見える通りに来ていた。白粉のいい匂いがする。) [Fri 24 Nov 2006 22:36:05]
バラエ > (アマウラは観光するに限る。) いつか中まで行ってみたいもんだが。 (厳重な見張りが付いている門の方を見遣った。あの向こうは知らない。) [Fri 24 Nov 2006 22:29:22]
お知らせ > バラエさんが入室されました。 [Fri 24 Nov 2006 22:23:50]
お知らせ > 十蔵さんが帰りました。 [Thu 23 Nov 2006 22:16:56]
十蔵 > (矢張り今は眠い。大きな欠伸を一つ零しては一瞬迷いかけた思考も直ぐに神社方面へと赴いた。そして、軽やかな足取りと共に素早く寝床へと向かう歩調。下らぬ鼻歌を時折交えながら、男は一人何もなしに自らの帰宅を神社で評した。) [Thu 23 Nov 2006 22:16:52]
十蔵 > (立ち並ぶ屋台、其れを横切る度に良い飯の匂いがしてくる。一瞬、脚を止める事はあろうとも其処に立ち寄る事はない。軽く鼻を啜り上げる動作で匂いのみを味わっては袂に両腕を引っ込めてから脚は進められる。早く宿場に向かい話してやるべきだろうが今日はもう、少しだけだが時間帯が遅い。宿場に繋がる道と何時も寝床にする神社への道は正反対だ。さて、如何しようかと一旦脚を止めては視線で道の分岐点の先を見遣り。) [Thu 23 Nov 2006 21:55:59]
十蔵 > (あれから街道を休む事なく歩き続けて辿り着いた懐かしの故郷。残り少ない水分しか蓄えていない水を竹筒から飲み干し、橋を渡り浪人は出島へと脚を運んだ。出発時よりもやや人気が少なく感ずるのは気の所為だろうか。都会で少し暮らした事もあり、微かな錯覚を覚えたのかもしれない。門を見張る役人にアマウラ出身である事を示す証明書所謂“手形”を見せては出島内へと脚を運ぶ。久々に吸う空気は幾分か新鮮だ。片手が顎先を擦りながら砂利道を踏み鳴らし、帰路への道を一歩進んで。) [Thu 23 Nov 2006 21:36:36]
お知らせ > 十蔵さんが来ました。 『旅路の終わり。』 [Thu 23 Nov 2006 21:28:36]
お知らせ > 十蔵さんが退室されました。 [Sun 12 Nov 2006 17:29:55]
十蔵 > ―――それじゃあ、都会“べえとせ”に行っちまうか…(大きな門の手前に立っては其処から街道へと繋がる道の方を見遣る。そして、其の短い橋の上へと小走りで急くように飛び乗っては一度其の中央辺りで歩みを止めて、後方を振り返って。)行ってくる。―――あばよ(持ち上がった片方の口角、歯列を唇の隙間から覗かせつつ、男は前を見た。肩を揺らしながら、長い袂を向かい風に靡かせながら、アマウラを離れ―――) [Sun 12 Nov 2006 17:29:49]
十蔵 > ―――久々来て見ると変っちまってるもんだな(へっへっ、肩を揺らしながら笑い声を上げ。時折、腰に結びつけた小さな薄汚い風呂敷を眺めては昨日宿場の家主に頼んでいた食料がある事を確かめる。時折、道を歩いていれば西洋人風の男から『オサムライサン、イイソードウッテルヨ!』等と母国語を片言で良く声をかけられる。西洋人の売る剣等、信用はおかずという一方的な考え方。体良く西洋人との遣り取りを断ると更に道を進み。) [Sun 12 Nov 2006 17:16:19]
十蔵 > (久々に訪れた出島。行き交う人々は普段は見慣れぬ人種。西洋人から始り獣人やら何やら普段見慣れた東洋人の姿は意外にも少なく。寧ろ、侍である男の方が此の場では浮いているのかもしれず。袂の奥に引っ込めた腕を組みながら久々の風景を目に焼き付けるように出口へと歩きながら、浪人は笑みを浮かべては周囲を見渡し。) [Sun 12 Nov 2006 17:11:31]
お知らせ > 十蔵さんが来ました。 『些細な旅路の前に。』 [Sun 12 Nov 2006 17:07:34]
お知らせ > ヴァリス@宿屋さんが帰りました。 『―――今回の出張は、長いと思う。漏れるのは感嘆ではない溜息ばかり』 [Thu 19 Oct 2006 23:18:06]
ヴァリス@宿屋 > ( 首を振る。そんなことを考えたところでしょうがない。遊郭は想像で書くしかないし、そもそも遊郭だって登場するかはわからない。 ―――後は、 ) 神社、かな ( 観光用の神社があるらしい。朽ちた神社と賑わっている神社があるらしい ) ―――今から行ってもなぁ。 ( 何か出そうで怖いと言うよりも、急がなくてもいいかなって思う。 )( 時間はあるのだ。 )( 時間はたくさんあるのだ。 )( 別に急がなくてもいい。 )( ――――街に戻りたいとはまだ思えない ) [Thu 19 Oct 2006 23:11:44]
ヴァリス@宿屋 > ( 涼しい服だと思う。彼は部屋の隅に置かれてる暖房器具。 ――何に入ってるのは炭だろうか。まあ、あまり興味は無いのだけど。それを引き寄せて、両手を突き出して温まる。 ) ――― ( 彼はある程度手を温めれば、机に向かう。温まった手で手帳を開き、アマウラで得た情報を確かめる。 ) うぅん。建築物の特徴はやっぱりこんな感じだよね ( 持ったペンで頭を掻きつつ、 ) 後は伝承とかだけど、それは本屋で聞けばいいかな。多少の出費は仕方が無いか。 ( ――――――。後は有名処と言えばアマウラ独自の遊郭らしいのだけど・・・・・。 ) ・・・・・・・・ ( 正直、行く気はしない )( なにがって、当たり前。 )( ――――彼女を思い出すから ) [Thu 19 Oct 2006 23:08:19]
ヴァリス@宿屋 > ――― ( 大きな広間を襖で仕切っているのではなく、外国人用に壁で遮った宿屋。緑の畳と木の壁とハンガーに掛かっているのは浴衣。 )( ちなみに今自分が着ているのも、宿屋から貸してもらった着物だ。始めは一枚の布で作られていたので部屋着かなにかだと思ったら、記念に外へと出てみたらどうか、といわれた。ちょっとだけ驚きながらも外に出たら寒いこと寒いこと。 )( 笑って差し出された着物用の外套を羽織ってアマウラの建築物などを見物。祭りじゃなかったのは残念だけど、それでも雰囲気を楽しむだけなら十分だった ) ――― ( 彼は現地の人を真似をして裾の中に両手を差し込んでみる。中で腕を組んで、座布団の上に胡坐を掻いた ) [Thu 19 Oct 2006 22:57:55]
ヴァリス@宿屋 > ( この宿屋は書籍関係Gの紹介で利用している宿屋だ。 )( ヴェイトスのギルドと関係のある本屋――例えばアマウラからの注文の仲介をしているとか。詳しいことは知らない――の血縁者が経営しているらしい。 )( ――詳しいことは知らないけど、少しだけ安くて、少しだけきれいで、外国人慣れしてる宿屋。まあ出島の宿屋なんだから外国人慣れはしてるんだろうけど ) [Thu 19 Oct 2006 22:51:37]
ヴァリス@宿屋 > ただいま。ですよ ( 彼はども、と小さく会釈して宿屋の二階に上がっていく。二階に上がって奥の角。そこが自分の部屋だ。そこに入って、そっと吐息を落してから懐から手帳とペンを取り出して机の上に放り出した ) [Thu 19 Oct 2006 22:48:07]
お知らせ > ヴァリスさんが入室されました。 『――――うぅん』 [Thu 19 Oct 2006 22:45:19]
お知らせ > さんが退室されました。 『( きっと、師は 「知っていて」 己をここへ遣ったのだろう、から )』 [Wed 4 Oct 2006 22:10:18]
> ――――― 大体、 逢ったとしても いつもどおり、で おわりでしょうし。 ( 成長して来い、といって 自分をこの島に放り込んだのは師なのだけれど。 だからといってあった時に、あれこれと採点をするようなひとでもなし。 ) ( ただ、あぁ、  … そうだ、 )   まだ、 お礼をいっていませんでしたね。 [Wed 4 Oct 2006 22:09:32]
> ( 同様に、あちらからもあまり来ない。便りのないのは元気な証拠というけれど、 …姉は、どうしているだろうか。 養父は。 )  師は――― … …。 …まぁ、ほっといても平気でしょう。 ( くす、と笑いが零れた。トキノミヤコにはいないかもしれない。きっとまたどこか、違う国でもほっつき歩いてるのだろう。 ) ( 会ってたくさん話をしたいとも思ったが、 同時に別にそうしなくてもいいや、とも思えた。師こそ、便りのないのは、という言を地でいく人だとそう思う ) [Wed 4 Oct 2006 22:04:34]
> ( 体勢を崩して背の後ろ、腰掛に後ろ手に右手をつけば 毛の、少しちくりとするようなカタい感触。 少し位置を変えようと手を動かせば、ざら、と指先が毛氈を撫でた。 )  …。 ( なんとなく、視線が毛氈へと落ちる。その感触も、口にした薄茶の味も、懐かしい。 )  そういえば、故郷にもしばらく便りを出していませんね。 [Wed 4 Oct 2006 21:59:08]
> ( 先日、返事が出せなかったお詫びと近々戻るだろう旨を記した手紙を出したのだけれど、さて、反応はどうだったろう。 …ちなみに戻ってもしばらくは後片付けじみてごたごたする事も記しておいたけれどどうなのだろうか。予防線、予防線。 )  何かお土産でも買っていきましょうかね。 ( トキノミヤコに馴染みのある彼だから、懐かしく思うかもしれない。 両手を軽く、まぁるく動かせば 湯飲みの中で、薄茶がくるりと円を描く。  ゆったりとした、様 ) [Wed 4 Oct 2006 21:52:35]
> ( ヴェイトス市に戻ってくるようにとのお達しも来ている、し。 もうしばらく後始末等に時間を費やした後には、久しぶりの我が家へと戻る事が出来るだろう。 )  …ちょっと、コワい気もしますけれど。 ( ヴェイトス市を出る前のやりとり、思い出して。微苦笑を浮かべた。 ) ( 手紙も此方に届いてはいたようなのだけれど、 己の手元に、まで至っていなかったり、手にしていてもゆっくり返事を書く間もなかった。 ) [Wed 4 Oct 2006 21:41:30]
> ( したのだ、と。 思う。 ) ( 見上げた雲の色は暗いばかり。 少し前まで人々を脅かしていた紅はそこにはなく、 )  …ようやく落ち着いてきました、ね。 ( 茶店の、赤い毛氈が敷かれた腰掛に座して。 ふ、と 吐息を零す。 アマウラが、というより、今の彼の言葉は仕事場が、という意味で零した言葉。 ) [Wed 4 Oct 2006 21:30:58]
お知らせ > さんが来ました。 『( ひと段落。 )』 [Wed 4 Oct 2006 21:23:36]
お知らせ > アイシェさんが帰りました。 『――ヴェイトス方面、古城′o由。』 [Tue 26 Sep 2006 05:55:55]
アイシェ > ( …だから。 必要なのはヴェイトスまでの足だけじゃなくて。 )  ( 目指す建物に辿り着いたら。 入り口にだらりと垂れ下がる、やけに短いカーテン? のようなものをからげて、…頭上に注意して ) [Tue 26 Sep 2006 05:52:54]
アイシェ > ( 噂の翼は馬の脚より早いもの。 誰が広めたでもあるまいに、人間にとっての吉報は既に周知のようだから。 ヴェイトスまでの足の確保は充分可能、そう思うとして、その前にひとつ果たす用がある。 古城、城址まで行くかは兎も角、城下町の中の廃教会に忘れ物――…と言ったら、持ち主殿が気を悪くするだろうか。 あれから「御同業」とは一切連絡を取っていないから、或いは街に戻っているかも知れないけれど、最後の貼り紙――くらいは残しておくべきかも知らん。 見る者が既になければそれもまた良し。 ) [Tue 26 Sep 2006 05:49:55]
アイシェ > ( これだから土産物探しなんか苦手だ――責任転嫁の益体のなさも、自覚済みだからたちが悪い。 後付にこじつけ、理由がなければ落ち着けない性質は、理由も行く末もなくただ流されるだけの。 …根無し草の裏返しなんだって、根っこなんか要らないくせに。 )  ( 木製の橋板を踏んでいたと思っていたのに、ふと気がつけば革靴の下に土の感触。 ちっぽけな橋は早々に渡り切って、この先には馬車用の厩舎があった筈。 ) [Tue 26 Sep 2006 05:40:16]
アイシェ > ( さらり、柳の枝が風にしなる。 ――視界の端で捉えたそれは、もう行けと送り出す手の先に見えたから。 手を離し、欄干から身を引いた。 低い欄干にアーチ型の橋板。 どこかちっぽけな印象のそれらはどうにも馴染めないし落ち着かない。 建物の入り口も低いし、全体的にスケールが小さいように思う。 )  …  。 ( 羽織の背に残る切り裂かれた跡は伸ばし髪が隠してくれる、その内 上着のポケットに両手を突っ込み――指先に触れる包みに表情らしきの乏しいツラに僅か、渋面めいたものが浮かぶ数刻前の回想録。 …そう云えばさっきも頭をぶつけた。 ) [Tue 26 Sep 2006 05:27:34]
アイシェ > ( 人目のある時間帯ではないけれど、項垂れて髪で顔を隠す。 欄干をそれぞれの手で掴んで頭を下げるのだから、背は曲がる。 そうして生まれる痛みはそのまま、素知らぬツラができるまで、頭の中で数字を数え。 中はどうあれ表面だけでも傷は塞がったと思うから、何時までも此処に留まるべきじゃない。 ――…出島の煙草は美味くない。 味なんか良く判らないから、欺瞞に欺瞞を塗り重ねた理由なのは、誰より自分が知っているけど。 それでも。 ) [Tue 26 Sep 2006 05:13:59]
アイシェ > ( 橋の上、やけに低い欄干のひとつに腰掛けて川面に映る月を眺めている。 細い月は揺れる水面に千々にその形を変えるものだから、のたうつ蛇の腹のようにも見える。 陽の出が遠退き、夜の帳が粛々と降りる暗がりの中。 差し伸べる女の手にも似た柳の葉に捧げるよう、細く紫煙を吐き出した。 )  ――……  っ 。   ( 矢張りと云うか案の定か、肺から酸素を押し出す際、背中の辺りにじわりとあり得ざる熱が走る。 ) [Tue 26 Sep 2006 05:00:27]
お知らせ > アイシェさんが来ました。 『( 柳の下 )』 [Tue 26 Sep 2006 04:48:32]
お知らせ > アイシェさんが退室されました。 『( 額縁だけが残る処。 ――自分の家。 )』 [Mon 25 Sep 2006 09:07:10]
アイシェ > ( 襖の向こうへ消える長い髪の後姿は、やっぱり酷く小さくて ) ――――…  ( 仰向けに倒れ込む訳にはいかないから、ずるずると上体を横に倒して畳に伏せながら。 癖も残らない多いにコシの足りない前髪、額に掌を押し当てて )   ( 偶々なのか如何なのか、似たような高さ、似たような仕草。 形のない絵に描かれるべき、辿り着けたらと思う都合の良い夢の先。 …だから、弱るんだって。 )  ( 脈絡のない思考 )  …  早めに戻らないと 。 [Mon 25 Sep 2006 09:04:39]
アイシェ > ならば搦め手を以って。 ( ガチで負けるなら別の手で。 右の頬を打たれたならとかの教義は仰るが、フォーウンに於ける「武」とは本来矛を収める意味との事。 争わずに事を収めるが最良だとか。 白い頬から血の気が引くさまを見て、改めて上司殿とはかくも怖ろしき存在かと思い巡らせはしてみるが。 ) ――…そこで禿を蒸し返しますか、確かに髪を毟るなら手はひとつで充分ですが、…そう云う事じゃあなくって――…  いや、それは…うん。 横に置いて。 遺された言の葉とて、must be≠ナ守られるのでは遺した御方も切なかろうと思います。 ( 聞くべきもの、聞かねばならないもの。 義務や使命や強制よりは、聞き居れたいと考えた方が前向き――或いは、生き易い。 果たして何方をして彼女にかような言の葉を翳したものやら、…聞く機会はないかも知れないけれど。 ) 大丈夫、聖歌に灼けるようなモノじゃありません。 けど、それを耳にして寝付けるほどでもない。 ( 望むところなのかそれは勘弁なのか、どちらともつかぬ返事を投げかけ。 揺れる長めの法衣とそれを覆うマントの裾を見送った。 ) [Mon 25 Sep 2006 08:53:21]
お知らせ > 維言さんが帰りました。 『( 襖の向こう。足音もやがては遠く。 )』 [Mon 25 Sep 2006 08:43:01]
維言 > ( 恐らくそれが、ヒトの逞しさ。どんな形であろうとも。 ) ……それこそ、給料上げろと。正面切ってのガチバトルは負けますが。負けますけれど。 ( 元々、雑用程度から遠征まで、比較的身軽な代物として使われていただけで。今回のだって、動けるエクソシストの一人だったというだけで、何ら特別な事は無い。 動機の根源はともかくとして、心底ぐったりと血の気が引く始末。 )  …そうですね。それだけで、充分だ。終わらせるだけなら、それで。 …禿は。手が一つか、それこそ天意。 ( 嫌な天意だった。禿確率とか。 波のよに揺れた朱金は、胡乱な黒に沈んで消える。 )  だからこそ、時々見てみたくなるのですよ。我ながら悪趣味だとは自覚しておりますが。 ……選んだ訳じゃないんだと思います。只。  遺言は、聞くべきものでしょう。それだけ、だったんですが。 ( 同じ音、違う発音。違う意味。 縛る鎖に触れる事すら、もう遠いのだと言うような白皙を見やる。 溜息と共に零したものは、一番最初の動機ではあるけれど。 )  ……いいことを聞きました。貴方を困らせる、いい方法。 次は、子守唄でも歌って差し上げましょう。 …生憎、聖歌しか知りませんけれど。 ( 届かなかった響きは、憧憬のような。懐古のような。 追いかけずに唇が笑みと共に紡いだ言葉は、少しばかりの横暴。 ゆらりと立ち上がると、衣服の裾を軽く捌いて。 )  おやすみなさい、古木の守り名。 どうか、良い日々を。 ( 夢とは唱えず、踵を返す。 ) [Mon 25 Sep 2006 08:40:31]
アイシェ > ( 結構、元気。 次の先は未だ見えずとも、一歩を踏み出す足をどうやらヴェイトスの人は持ち合わせているらしい。 ) その辺を御決めになるのは貴女の上司殿なのかな。 ひょっとしたら「これを機に」と敢えて表舞台に引っ張り出すかも知れませんよ。 ( 死者砦に罪魔討伐、不真面目を標榜する御方。 本当にやる気がないのならば、いかな上からの命とてそこまで身を張れるものやら。 ) 天意なんて、害悪一匹消し去るには少々風呂敷が大き過ぎる。 たったひとりの手、…たった一枚の絵。 それだけが在れば充分だ。 …禿は兎も角。 ( 繰り返した。 今まで気付かなかったのか、改めて 今度こそ――覗き込んだ黒瞳の奥。 人には珍しすぎる光彩こそが、人ならずの部分の証か。 ) 人の側に居る理由、「鎖」が増えるのはね――本当はとても有り難い事。 ――…在り難い、事。 選べたのなら大丈夫。 あちら側で話したように、どちらかを選ぶと云う事はそうでない一方を切り捨てる事。 …貴女は選べたのだから。 ( 自分行く末なんか丸投げ。 わしわしと髪を荒らされて、俯いたまま まんざらでもなさげな口調による抗議に留め。 ) …だから、その手は弱るんですって。 そんな、ひとを子供みたいに――…  そんなのは、 … くらいなんだから。 ( 離れゆく手の持ち主に聞こえたかどうか、こちらは座り込んだまま。 肩に引っ掛けていただけの上着が落ちかけるのを引きずり上げて ) 御休みなさい、維言嬢。 願わくば良い夢と、…良い休暇を。 [Mon 25 Sep 2006 08:10:51]
維言 > ( もしくは、貼り紙していく事になるか。 結構みんな元気です。 )  …私みたいな、やる気の無いのが目立っても。他の真面目な方々に失敬でしょう、いっそ。私がたまたま辿り着いと言うだけで、エクソシストの派遣は私一人だった訳でもない。 …それを天意と言うかもしれません。此処でこうして、在る事も。終わる事も。  …禿げるのも。  ええ、冗談ですとも。冗談ですよ。全部。 ( 終わりの行く末と、頭髪の未来。二つを同レベルにおいて、戯言で片付ける。 …彼の力を目の前で幾度か見た。熟練のエクソシストでも、タイマンでは早々敵うまい。だから望まない。どちらが傷付くことも。 …自分が引っ張り出されるのも、御免なのだから。 胡乱な黒は変わらず。沈む色の中に、僅かに揺れた朱金の彩を閉じて。 ) …最初から私の希望だった訳では無いですけれど、今は理由も出来てしまいましたから。 …何にしろ。微妙にこっちの台詞です。なるべく、人の側にあって下さいと願いますから。 ( 祈る資格を問う唇が、その前に紡いだ言葉こそ、いっそ祈りに近しいと思う。 ヒトの殻に押し込めるしか無い今更の自覚より、ずっと痛切に。 )  ……祈りは資格でするものではありません。それは願いであり、誓いです。ですから、私は許諾しましょう。他の方がどう仰るかは知ったこっちゃありません。  ……黙っときなさい、この13番目。 ( くしゃり。 最後に髪をくっしゃくしゃにして、優しくも無い手はのそりと離れる。 ) [Mon 25 Sep 2006 07:53:16]
アイシェ > ( 古城で骨っ子剣士殿にもし御会いできたら、全滅してないヨと御伝え願いたく。 ) …大聖堂、パプテスのプロパガンダは御免ですか。 ――…世界は水のようなもの、かく在れかしと強く望む誰かによって流れるもの。 それが私の存在を消すと云うなら、それが世界の総意なんだ――って…抜けるから。 禿はいやです、勘弁して下さい。 ( 目を開けての抗議は余り強くない。 ――傷付けられれば、きっと次は? 途切れた続きを探すよう、黒瞳の辺りを見返して――…音にされない囁きにそろりと目を伏せて。 ) ………そうなさい、人の血を持つ御方。 それこそ、貴女自身がそれ≠理解しているのだから――…人の側に在り続けなさい。 ( 人の血を持つ事。 残りの半分がそうでない事、そこから生まれる後ろめたさを自覚しているのなら。 そこで歪な箍の外殻を漸く理解するのだから、遅いと言えば遅きに過ぎる。 人でない部分があるからこそ、彼女はヒトガタに無理にでも己を押し込めようとしているのだと。 ) 休暇を消化なさるまで、紅が来ないように――…私に祈る、その資格は? いやここはツッコミ入れる空気じゃなくて、…ええ。 ( ぼそぼそ。 何か反論した。 ) [Mon 25 Sep 2006 07:18:07]
維言 > ( 古城の方が気になる思考は存在する。 …連絡を取りたい人物も残っているだろうし。それは夜明け後の行動か。 ) 沈黙を尊ぶなれば、それで。 …もう少しマトモな偽名を希望します。尤も、私が表沙汰になるかも分かりませんけれど。給料上がって休暇取れればいいんです。  ……その時は、出来る限り逃げて下さい。 傷付けられれば、きっと次は ( やる気の無い偽名を口にされた辺りで、撫でる手が引っ張る為の挙動に変わったのはきっと、気のせいではない。 …決して柔らかくも優しくも無い手だから、そうでなくとも痛いかもしれないけれど。 )  …弱っておいて下さい。貴方も、きっと ご自分で思っているより――   …なんでしょうから。 ( 囁く言葉は、音にならず。朝日に溶かすように、戯言係数が高すぎる。 )  ……いえ、ですから。貴方の交友関係に希望を持つのがという意味で、別にどちらでもいいんですけれど。  ……いいんですけれど。  休みますよ、ええ。休暇が受諾されたら、遠慮無く。昇給だって望みます。 ……ヒトの側に、私はあり続けますから。だから。 ( 先の無い接続詞。 希望と望みと自戒と。区別も忘れたものを吐き出して、ゆらりと頭を一度振る。 …現実理論で茶化した形の問いかけの中、気付かれたモノなんか無いのだと。言い聞かせるように。 )     いやソレはどうか。 ( でも何か突っ込んだ。 ) [Mon 25 Sep 2006 06:57:58]
アイシェ > ( 呼び戻す前に使役者の方が先にヴェイトスへ戻るかも知れないが、それならそれで問題はない。 確証はどこにもないけれど、今は古城を監視するよりは一度街へと戻るべきのように思う。 ) ――…私、黙ってますね。 ( 烏羽玉の王を手にかけた事。 詩人の口に手前の名が語られるなど御免とばかり ) もし何かの弾みで「4人め」の名を聞かれたら、へのへのもへ次郎とでも答えると良いんです。 もしそれが叶わなくて、貴女の仕える神の使徒、狩人殿がこちらに来たとしても、…それはそれ。 別の事として切り離しますから。 ( くしゃくしゃと髪を弄られるのは、半身は人と知れる御方の手によるものだから。 生ける者に触れるのは良くない事だと、定めているつもりなのだけれど。 ) ――…参ったな。 叩かれるのも弱りますけど、…その手は。 もっと弱る。 ( 目を閉じたまま、受け続けているのだからひとさまの事は言えない。 ) …交友って、聖堂付けの御方がまた妙な事を。 ――…維言嬢、貴女は御自身が考えているよりずっと御疲れなんだと思う。 休むべきは休んで良いし、…   望むべきは望んで良いんじゃないかと思うよ。 ( 彼女が何を戒めているのかまでは判らないにせよ。 正しくアルビノイアの聖女様への態度と云い、何処か酷く歪な形で自分を縛っているように、何故かそう思えたから )     。 ( そこからでは見えないかも知れないが、唇だけで呟いたのは13番目じゃあるまいし=B ) [Mon 25 Sep 2006 06:39:40]
維言 > …なら、御無事だと信じておきます。 ( いざとなれば、呼び戻しも出来るのかもしれないし。 詳細が分からないが故の安堵は、薄氷じみているけれど。 ) …酒場と芸能横丁が鬼門になりそうな予感ですか。 ……勘違いした輩は、嫌いです。そういうのは、もう。 ( 親指がキルサイン。何かと物騒な本音。 …己のような代物が、希望を持つのは間違っている。分かった上で手を伸ばしたがる愚かさに今更気付いたのだから、基本的に私は馬鹿者だ。 触れる黒髪は、案外に柔らかな感触。もう直ぐかえってくるのであろう、夜闇の腕のように。 ) 上っ面だけ肯定された日には、しばき倒しますから問題無いと言います。 …貴方を信じようと思ったのは、貴方がそれを理解していたからだ。その上で交友の希望を問うのは、本当に愚かしいんですけれど。  …さて。仮定の境遇は果たされなかった。だから、手の中に残るのは今だけでいい。 ( くしゃりと、掌の中で細い髪の縺れる感触。わしゃわしゃと、撫でる手付きはいっそ乱暴。 ) [Mon 25 Sep 2006 06:21:34]
アイシェ > 視ようと思えば――息災か否かを私が知ろうと思えば。 ( そんな微妙な共有感覚。 その上でヴェイトスは無事だと断じる辺りを今は信用して戴きたいところ。 …それでも詳細までは判らない辺りが何かとだめだめ。 ) いかな夢見がちな詩人でも、ヴェイトスがあのような場所でも。 私がしぶとく在る♀ヤは、そんな話は聞きたくないね――夢を見る愚か者の温床になどなりたくない。 ( 愚かとは勿論、英雄を目指す若人にあらず。 己の毒性を履き違えるモノ。 今回は呉越同舟じみた共闘関係を築こうが、退魔師殿の中の今は狩らざるべきとの範疇に留まれているのだとしても。 馴れ合うべきではないのだろう。 握り締めれば折れてしまいそうな小さな掌の下、目を閉じて ) …御免。 本当はここで突っぱねるべきじゃあないと、言葉だけでも肯定すべきなのだと私は「知って」いるのだけれど――…そんな夢はもう要らない。 それはもっと、別の。 もっと賢明な、それこそ人とそうでないモノの橋渡し足り得る他の誰かに伝えて下さい。 ヴァーシャで御会いしていたら――…どうなって居ただろう。 …考えたくないな。 ( 顧みれば愚かの極みだったのだからと、口には出さず。 するりと滑る掌の行方を感じ取るだけ。 ) [Mon 25 Sep 2006 06:07:58]
維言 > ( 穏やかなバイオレンス。最早繋げると何の事やら。 電柱の陰ではらはら涙流す姉もこの際オーパーツ。 )  逆に言えば、使いに何ぞあれば感じる術もありましょう。…ありますか? …変事の多い街ではありますけれど、そのうち吟遊詩人の口端に上る事もありそうです。  ……うあ。 ( 聞いてから確認するのは、使いとの共有感覚は分からないから。 …しかして、御伽噺は聞くに止めたいものと、ぐたりと項垂れる様は。覇気に欠けるも程は。 )  ………私が――  …いえ。 絵空事を唱えました。貴方の視点は冷静だ。変な風に甘えるのは、よしておきます。 ( 毒を薬に。例えば、毒の混じったイキモノから血清を作るように。 ―― 零れかけた言葉を飲み下して、噛み締めた。 掌に、滑らかな肌の冷たい感触。 )  それでいい。私も、そう思ったから任せたし、信じた。 ……ヴェイトスは、比較的楽ですよ。他の土地に比べれば。 ヴァーシャで御会いしていたら、どんな形でも看過は難しかったでしょう。 ( 挙動の果てとして、見えない理由を。見ない理由をつけるのだから、卑怯には違いない。 のっそりと手を引くと、顔面に暴虐を強いた掌を、己とは違う黒抱く頭の上へと置こうとしながら。 ) [Mon 25 Sep 2006 05:53:57]
アイシェ > ( 縁側の老夫婦に★一徹、どっちも激しくフィクションであり現実とは大いに異なります。 ) 変化球に近い根拠、暴論だけどね。 ――…4人がかりで漸く、だったと思うよ。 だから最期の一撃は誰によるものかなんて関係ない。 …可笑しな話、まるで何処かの子供向けの英雄譚みたいだ。 ( 仲間、結託、そして勝利。 …人間向けの御伽話、人ならずが割り込めるようなものではあるまい。 むしろテンプレートを汚したような気すらするのだから。 ) 神罰の代行者が妙な事を仰いますな。 言い方を変えましょうか――…へんな期待は持たせないで戴きたい。 毒は毒、その認識を忘れた者から、薬にできるのじゃないかと思った者から。 自ら陥穽に嵌り込むのじゃないですか――貴女だって御存知でしょう。 ( それは門の向こう、溶岩に抱かれた半島での繰言。 苦い記憶を引き摺り出して論ずる卑怯な遣り口ではあるのだろうから、べし と額への一撃を甘んじて。 ) …あの場で貴女の術が中断されていたら。 そう――…効率的に考えた、それだけ。 律儀も度を越えると難儀ですよ、神罰の。  …他ならぬ貴女自身が生き難くなるだけだ。 ( 判り難い礼の形は、真の意味では受け止められない。 そう思うこちらのツラは痛めた甲に遮られて見えなかろう、もっとも見たとしても、平時のままの能面がそこにあるだけだけれど。 ) [Mon 25 Sep 2006 05:41:20]
維言 > ( 確かにお茶を啜るだけの間柄。それはもう、他意も含みも裏も無く。もしくは冷奴をひっくり返す仲。 益々意味不明ですか。 )  ……。末期の便りと言うと、ロクでも無いですけれど。納得したと言います。 ( その場合は、文の無い梟が飛んだのかもしれない。 …安堵が何処に向かうのかは、考えない事だけれど。 ) …譲ったという意識があるかは分かりません。彼ら、彼女らは、若く見えてもきっと場数を踏んでいる。その分、局面を見誤らない目で、機を見るに長けていたのでしょう。 ( 止めを刺す機会を逃さぬ為。 …最終的に、首級の功に変わりは無い。一人欠ければ、こうして在ったかも分からない。 )  只、ヒトは… 人は。逞しいですから。毒を薬にする術もあります。 ( 毒を以って毒を制すという言葉でもよし。 今回の例は、その一端でもあろう。公にはされぬとしても。 …寝煙草は普通に危険なので厳禁。 )  ………。 ( 深い意味は無いと、彼は言った。 そして、口にしかけた礼の言葉が形になる前に、打ち込まれた響きは淡としても、何処か楔のように。 唇を噤み、血色に向かう胡乱な黒と。 )   ―― 今、こうして私が在るのは、あの時に貴方が立ち塞がってくれたおかげだ。それは事実で、私がそれを忘れないという事を覚えておけ、AlteEiche.  ( 礼と言うには無茶苦茶な言葉は、掌と共に。 印字刻印ではあるまいが。白皙の額に向けて、押し付けるように。 平手と言うとミもフタも無い。 ) [Mon 25 Sep 2006 05:25:57]
アイシェ > ( その辺は大丈夫だって信じたい、傭兵少女の御墨付きだもの。 ――ぷらとにっく ※平仮名※  いやそもそもそんな間柄じゃないし。 ) 逆説になるが、梟が戻ってないからヴェイトスは無事。 ――…もし壊滅の憂き目に遭っていたら流石に戻って来る筈だ。 ( 顔を上げて虚空を見やり、思い返すは鴉の城の。 ) …思えば最期を譲ったしね、彼も彼女も。 職業戦士がへんな処で遠慮をしたもの、譲られるつもりもなかったのに。 ――…彼らが私の何たるかを黙してくれるならそれで良し、狩人殿を引き連れるならそれもまた良し。 悪魔退治を免罪符にしようとは思わないよ。 所詮人から見ればどっちもただの毒だ。 ( 淡々と言い切って、肺の中を空にする。 寝転がっての数日間、何が辛いかと言われたら傷の痛みより煙草が喫えない方が。 寝煙草イクナイ。 ) そも、深い意味はなかったのですよ、魔法陣を見に来たのも。 だから気に病まれないで、そう申し上げたいところですが――…その礼を受け取れば、貴女の心の幾らかは軽くなると仰いますか。 ( それならばと、覗き込むと称すには意思の希薄な血色がそちらへ。 ) [Mon 25 Sep 2006 05:11:57]
維言 > ( ぜーはーと荒げた呼吸が暫し響く、部屋の中。 …襖の向こうで澄ます耳などあらば、変な誤解を招きそうな劇場。 妙に人間臭い音に、小さく喉を鳴らした。 ) …上司様達の判断なれば、私は従うだけですけれど。ちゃんと残っていると良いんですが。…こっちにも変な噂は届いておりませんし、まさか壊滅したという事も無いでしょうから。 ( 壊滅級の打撃を受けた日には、アマウラにも噂は飛び火するだろうから。其処に希望を繋ぐ不安定な形。 重苦しいものを追い出すように、息をひとつ。 )  ……根掘り葉掘りするつもりはありませんが、あると無いでは大間違いです。紙一重の刃なのは確かでも、それだけが歯止めになりえるのですから。 ……貴方の御友人を燻り出すつもりはありませんよ。少なくとも。 ( 御友人―― この場合は、吸血種なりの。 ざらりと垂れた髪が、心なしか褪せた色を示す。 ) …声高に触れ回るタチとも余り思えませんが。 ( 願望含みではあれど。 寄せた眉の端がぴくりと動き。 )  私の方は、幾らでも言い訳はありますから、構いません。  …その一端を担った者の謝罪ですよ。 ( 一線。潜むべきが、表に出る。 …彼が何の為に、魔界にまで出向いたか。調査に乗り出したか。それは知らぬ事なれど。 )  ……謝罪は蹴っ飛ばしてくれても構いませんから。礼の一つくらいは受け取って下さい。 [Mon 25 Sep 2006 04:57:47]
アイシェ > 方向性はどうあれ、私は一線を踏み越えた。 ( 影に潜むべきモノが、表に姿を出し過ぎた。 ) それが為に不具合が生じたとしても、それは仕方の無い事でしょう。 [Mon 25 Sep 2006 04:43:39]
アイシェ > ( 解放されてぜーはー言った。 オマエ呼吸してないだろうとかツッコまれても、微妙に人間の習性があるらしいです ※伝聞形※ ) ――…梟がまだ戻ってない、サンクトゥス嬢と上層部とで何ぞ御考えがあるのだと思います。 そうでなかったとしても忙殺される日々だろうし――早々に彼らが報告してくれて、それで些かなりとも肩の荷が下りれば良いと思うのだけど。 ( 彼らとは傭兵の少女と付き従う少年を差して。 本来ならばヴェイトスへの報告も、未だ古城に残っているかも知れない「同業」への連絡も最速を以って行わなければならないのにと思うと、宿で転がる身はふがいない。 正座の真似事をしていた足を投げ出して ) …私の交友関係など、それこそどうだって良いでしょう――誘導尋問かと疑われるのは、貴女とて不本意でしょうに。 ――――――――……   ( 項垂れた長い黒髪、それに覆われた項の辺りを一度眺めて目を離し ) …彼らが私の存在を伏せると云うなら、いっそ重畳の域ですが。 ( 正直横紙破りをやらかしておきながら、自分の存在が公にされるのは避けたいところだが。 ――本題はそちらでは無いのだろう ) 別に構いやしません。 彼らの判断に任せましょう。 それより――貴女の方こそ? 害悪と知りつつ結託してましたと知れてしまえば、立場だって危ういでしょうに。 [Mon 25 Sep 2006 04:40:02]
維言 > …その辺りは、進言はしてみるつもりです。大聖堂が何ぞ企んでいるのでしたっけ。 ( 企みと言うのも人聞きが悪いけれど。 床に鎮座させられた湯呑みから茶の零れる気配は無いが。まだ。 )  普通に慣用句でいいでしょう、其処は。貴方も何ぞ無いんですか、お約束なり交友関係なり涙そうそうに泣かせて待たせる女性なり女王様なり。 死なないなら多少は我慢しなさいと言います。むしろ揺さぶらないのが私の最後の情けです。 ( 首根っこガクユサモードに突撃しなかったのは、切り裂かれた背を。舞い上がる血飛沫を覚えているから。 それなのにこの仕打ちなのかとは聞こえません。 ぎっりぎり締め上げた後で、肩をいからせて呼吸しながら漸く手が離れる。 )  ……あの時の、ですか。 やはり、一度は確認しないと、どうにも。 ( 終ぞ連絡は取れずとも、他の探査要員がまだ残っている可能性もある。 思案が流れる頃には、だらりと手を垂らし。 )  …別に。黒の言葉自体は、分かっていた事の確認ですから。相容れぬから、私のようなモノが必要になる。 ( 淡と乾いた言葉の語尾が、溜息に混じり。 )  ……只。魔属だと、否定しなかったでしょう、私。 その辺りの説明をどーしたものかと。 ( ぐたり、と頭が垂れる。 概念、立ち位置、思想、矛盾―― そんなものは置き去り。 少年少女への対応に頭を抱える現実理論。 ) [Mon 25 Sep 2006 04:24:46]
アイシェ > 「門」も閉じて、今回の規模を超える挙兵はいかに紅とてそうそう叶うものじゃないと思うんです。 ならば当分の間は警戒を解かないようにしておいて、備えだけは万全にと。 ( ――ぴし。 隠された手の甲の間、包まれていた湯呑みが悲鳴を上げる音 ) だって他に貴女の交友範囲、存じませんし――…ってそこで絞めるの、無しっ… 死なないけど、無し! ( 引っ掴まれた襟首、乾いた血を糊にへばり付いていたシャツと背中の辺りでべり、とか嫌な音が鳴る。 べしべしと卓を叩いてギブアップの意を示し ) それは、私 も――…あの、カロン卿じゃあない頭骨のひとを、葬るつもり でしたし。 ( 古城内部は兎も角、教会には戻ろうと。 ――間が空いて ) …何を思われたのです、「黒」の最期の言葉の中に。 ( ひと騒動の後の静寂は殊更重く、その中にぽつりと呟かれた言葉へと。 ) [Mon 25 Sep 2006 04:10:10]
維言 > ( アオカビから薬が発明されるのは、まだ先の話か。そろそろ黙る。 アマウラ風の室内に、僅かな沈黙。此方は遠慮無く啜る音。 作法とか良く知りません。 ) それこそ、紅にとっては知った事じゃないかもしれませんけれど。むしろ今なら、まだ迎撃体制も整っておりますから―― その辺りは一長一短。 ( 覗くのは手だけなれど、甲に赤く裂傷の跡。 マント越し、湯呑みに添えていた指先が、発せられた言葉と名前に不自然に力が篭る。 焼き物が軋む音が生々しく。 )  …………。 何で個人名限定なんですか。いえ、だからこそまだこうしてこんな所にいた訳ですけれど、余りみっともないツラは見せられませんからって何言わせますか―― ( 湯呑みを置く→にじり寄る→襟首引っ掴んでギリギリギリ。 三段行動の暴挙。 湯呑みを置いた辺りで回避は可能です。 ) ……ミスタ・カロンはまだ滞在していらっしゃるでしょうし、一度状況を目で見たくはあるのですが。 ( 古城。 体勢はその侭に、悩む顔。 )  ……何ですか、逆って。 黒との戦い、助力頂いたのは忘れておりません。それに。 ( 一度言葉を切ると、僅かな逡巡の後。 )  ……あの場は、否定するべきだったのかと。今になって、思います。 ( …黒が残した言葉。 ) [Mon 25 Sep 2006 03:59:16]
アイシェ > ( 折って枕にしようとか考えつかなかったのも事実。 座布団。 こちらはこちらで頓着もなく、カビ色 ※やめんか※ の液体を口元に運ぶ。 ――…確か音を立てるものじゃないんだっけ。 ) 恐らく街も結構な被害に遭ったものと考えます。 …出来れば体制が整うまで、「紅」には御休み戴きたいところ。 ( 器の底に澱む緑から、ちら と目を上げ。 見やる先は白々とした指先 ) 早くセレスティア嬢に元気な姿を見せて差し上げないと――ですし ね。 この際古城の事はさておいて、早々に御帰りになるとよろしいでしょう。 貴重なひと時をわざわざ、足を運んで戴いて――… ( 軽く首を傾けて ) 逆ならまだしも、聖職の御方が妙な事を仰いますな。 礼も詫びも、されるような真似はしてないつもりです。 [Mon 25 Sep 2006 03:48:01]
維言 > ( 薄いクッション。ソファで背凭れにするには向かなそうとか、感想。 注がれるグリーン・ティ。別に低い所に移動しても、カビは生えませんって何の話―― )  …休暇中じゃないのを祈ります。賃上げ要求もまだだと言いますのに。 ( 持ち手の無いカップ、もとい湯呑みをマントの端で包んで口元に。 覗く手に今は、金属甲の輝きは流石に無い。 …怪我を損壊と。まるで器物が壊れたように自称した声に、一度瞼を伏せて。茶を啜る音。 ) ……苦。 ( 香りはいいのだけれど、単品で飲むと独特の苦味が。 顰めた眉を茶の所為にして。 )  少しばかり力尽きていただけです。動けるようにはなりましたから、私も戻ります。 …その前に、礼と謝罪は伝えておくべきかと思いましたので。  [Mon 25 Sep 2006 03:40:09]
アイシェ > ( こちらはこちらで座布団を使いもしなかったので御互い様。 異国文化には揃って余り詳しくない模様、注がれた緑色の茶を胡乱な目で一度見やり。 ) 推測の域を出ませんが、暗躍する手合いではないように思う。 来るとすればの話、後日改めて大々的に――かな。 ( 「紅」の動向。 ) 怪我なんて人間みたいで相応しくない、損壊くらいで丁度良い。 ――…それは置いておくとして。 では彼らに凱旋は任せるとして、では…何が目的で滞在を。 ( 眇めた黒瞳へと視線を上げ。 ) [Mon 25 Sep 2006 03:29:47]
維言 > ( 僅かの変化も、直ぐに沈んでしまうから。いっそ、無意識の領分。聡い目に見つけられているとは知らずの事。 …平たいクッションを手でべしべし叩いて確認後、のっそり越し下ろして、脚は伸ばしっ放し。行儀悪いと言われても、セイザとか文化に無いんです。 外来の客も多いのだろう、旅籠の従業員も特に咎めはしない模様。 ) …少なくとも、私の耳に届く範囲で紅の動向変化等は届いておりません。 ……その辺りは、休暇取ったら考えます。大した事はありませんから。 ( その辺りが理由ではないと、ゆるりと首を横に。 …紡がれる語句に耳を傾ける最中。片目だけが僅かに細く。 ) 損傷とか言うのも色気が無いでしょう。 …先に、艶子嬢とMJがヴェイトスに発ったようですから。何事も無くば今頃はもう、到着しているでしょう。 ( 今しがた、まさに正門とかは知らずとも。 これで知らせは街にも届くだろうと。 ) [Mon 25 Sep 2006 03:23:35]
アイシェ > ( 平素が白磁の人形めいた御方だけに、刹那の変化が気になった。 クッションにしては堅い敷物――座布団だ――を勧め。 来訪者と共に客の在室を知った従業員が茶と茶請けを運んで来たのも丁度その頃。 ) 何か困った事でも起きましたか、…ここに来て「紅」の布告とか――…ああ、腕の傷がぶり返しでも? ならば向かいの宿屋の風呂が湯治に良いと勧められたけど。 ( 従業員が去ってから ) 死人に怪我なる単語は当て嵌まりますまい、じきに戻りますとも。 遠からずヴェイトスへと戻ります。 [Mon 25 Sep 2006 03:15:12]
維言 > ( 良くある話らしいですから、文士とかはデリケート。インドア風体の青年が心配されたのも已む無しといった所かは、旅籠側の判断次第なれど。 置物のように立ち尽くしていた代物は、従業員の足音が去ったのを合図にしたように、動き出す。 ) …早めに戻りたかったのは山々なのですが。…何かと。 ( 一瞬、苦虫を噛み潰したような色が視線に混じり、胡乱な色に沈んでいく。 招きに応じてのっそり中に足を踏み入れながら。 ) ……貴方も療養中ですか。怪我の具合とかは、如何な?  [Mon 25 Sep 2006 03:08:56]
アイシェ > ( 中で首でも吊ってやしないかと思われたものやら、従業員へと軽く会釈。 さて、残る御方へと目を向け ) 御機嫌よう、退魔師殿。 …とうにヴェイトスへと御戻りだと思ってました。 それとも馬車待ちですか、今は。 ( 一応の収束の形を外部の者は未だ知らずか、アマウラからヴェイトスへの便も依然として少ないままかと。 とまれ、襖を挟んでの会話もなかろう。 内へと招き入れながら。 ) [Mon 25 Sep 2006 03:04:28]
維言 >  ―― 御機嫌よう、古木の守り名。 アマノイワトという訳では無くて、幸いでした。 ( 後には、のそりと視線を上げる黒尽くめの矮躯が残る。 入っても?と傾げた首。 ) [Mon 25 Sep 2006 03:00:08]
> ―― 承知しました。 ( 中からのいらえがあった事に、まず安堵したのだろう。短い言葉の中には、微かな安堵が滲んでいた。 やがて襖を細く開けば、廊下に正座した着物姿の従業員と、客人の姿が見えるだろう。 ) では、ごゆっくりどうぞ―― ( 静々と頭を垂れると、従業員は立ち上がり、去っていく。 暫く篭りきりになっていた客の安否も確認出来て、一安心といった風情は背に。 …そして ) [Mon 25 Sep 2006 02:58:15]
アイシェ > ( やる事はまだ残ってる。 一度古城――手前の廃教会に戻って、遺品≠引き上げて。 …ヴェイトスに持ち帰るとは言ったけれど、彼の意思を慮るなら―― )  …   。 ( 探る気配は何度かあったが、声をかけて来るのは珍しい。 …客? ) あ――…  ちょっと今、酷い格好で。 少し時間を。 ( 襖の向こうで畳を擦る音が聞こえるだろう。 やがて中から細くそれは開く。 羽織とベストは部屋の隅に放り出して、上着の袖は通さず肩に掛けただけ。 ) お待たせしました、どうぞ。 [Mon 25 Sep 2006 02:51:27]
>  …お客様がいらして―― あの。お尋ねになられた方がいらしているのですが。お通し致して大丈夫でしょうか? ( 襖の向こう側より、控えめな声が窺うように投げかけられる。 お客様と二度被っているのはご愛嬌。 訪問者の存在を口実に、確認に来たという向きもあるやもしれないが。 ともあれ、襖の向こうに気配は二つ。 訪問者とやらはまだ無言か。 ) [Mon 25 Sep 2006 02:46:13]
お知らせ > さんが来ました。 『 ―― お客様? 』 [Mon 25 Sep 2006 02:43:47]
アイシェ > ( 手前の目では確認のしようもないけれど、いい加減血は止まったと思う。 それでも治癒の早さは人並みかそれ以下、起き上がった拍子にまた破れるんじゃないかと思うと結局こうして寝転がっているしかない訳で。 ――…こうなって来ると、意識を手離せないのも考え物。 一向に部屋から出て来ない客は怪しく映ったか、日に何度か従業員が此方の様子を見に来ている――ような気がする。 在室を問われはしないけれど、襖の向こうで気配を伺っているような。 ) …参った。 ( タタミをうっかり汚さないよう、背中を付けないように注意しての身じろぎ。 ) [Mon 25 Sep 2006 02:36:21]
アイシェ > ( 婆ちゃんが言ってた、リアルタイムでネタは拾えって。 ――正門へ向けて電波みみみー。 )   ( …さておき。 少年少女の想像からイスカンダルより程遠いところに依然として転がっている。 ――出島の中の平凡な旅籠。 ) [Mon 25 Sep 2006 02:21:03]
お知らせ > アイシェさんが入室されました。 『( ――そんなこた無い。 )』 [Mon 25 Sep 2006 02:18:01]
お知らせ > 園内一花さんが帰りました。 『 かおる… うん。 良いと思う。 』 [Sat 23 Sep 2006 23:13:08]
園内一花 > 〜でも、街の傍でたくさんの仲間と一緒に居られるっていう安心感も、大きいと思います。 自分だけではないから、自分が倒れても誰かが助けてくれるかもしれないって、あてに出来る。 もしかしたら孤立無援になってしまうかもしれない、あんな環境の魔界へ行く事の方が楽なんて、そんな事はありません。 …たぶん。 ( 溜息の意味は察して、首を振る。 帰ろうと駄々をこねられたのか、引き摺って帰って来ちゃったか、あるいは城でこそこそしていたかは語られない話 ) 〜言われましたっけ? …わがままと言えば、そもそも特攻隊に志願しようと言い出したのは私だったと思いますし… 二人とも無事で、門が閉じたなら、それで。 ( 別に功名心に駆られたと言う事も無いし、戦いたかった訳でも無い。 目的の為に動いて、自分達は貢献できなかったとしてもそれが果たされたのなら、結果としては十分だ。 しゅんとなる耳をふにふにいじろうと、手を伸ばそう ) 〜狐どうしか… 化かし合い、みたいになるのかな… もう、霊狐ですけどね。 ( 『私向き』 と言われると、狐同士の、なんだか絵本みたいな様子を想像して、可笑しそうに。 〜名前。 そもそも苗字はどうしようと思っていたら ) [Sat 23 Sep 2006 23:11:53]
お知らせ > 南条菫さんが退室されました。 『男でも女でも、薫(かおる)って、名づけたいな。』 [Sat 23 Sep 2006 22:45:25]
南条菫 > 自分たちが倒れたら、自分たちが護ってきたものたちも倒れることになる。引くに引けないだろうね……そういう意味じゃ、体調不良であっさり戻ってきた私たちのほうが、まだよかったのかも。 ( はふぅ、とため息。結局この狐が魔界ではロクに行動できなかったものだから、ついに我慢できなくなって散々駄々こねる形で一花に帰ろうと懇願したのである。情けない話だ。 ) ――ごめんね、私がわがまま言ったせいで。勇んで魔界に入ったのに情けない……。 ( しゅん、となって耳を横に倒す。 ) 狐なら私向きの相手かな。敵対することになるなら、陰陽寮が責任もって狩らないと。 ( それから、名前――どうしたものかと、首を右へ左へ傾げて悩む。一生懸命考えて、やがてこういった。 ) [Sat 23 Sep 2006 22:45:19]
園内一花 > ( もふもふされて心地良さそうに目を細めて… 引っ込められてしまうと、恥ずかしかったけどやや名残惜しそうに見送った ) …襲って来られたら… 街を背にしていると、逃げられませんからね…。 本当に、皆無事だと良いけど… ( 今度は仲間に限定しない。 知り合いを含めての言葉… 菫に頷いて ) 〜もう一日二日休んだら、帰りましょう。 …魔界の狐の事、聞いてから… 先ずは十示様の意向を確認する方が先ですし。 ただ、陰陽寮に入るのなら、それは勿論。 人にあだなす魔であれば、それは私達の敵です。 ( 一緒になってお腹を見つめ、微笑もう。 元妖の神と人の相の子… 通常の出産子育てとは勝手が違いそうだ ) 〜名前とか、どうしましょうね… ( 自分自身で実感は無いけど、あんまり言われると、そんな気にもなってくる ) [Sat 23 Sep 2006 22:36:01]
南条菫 > ( しばらくもふもふしていたが、やがて尻尾を引っ込めると、体を戻して一花の話しに耳を傾ける。 ) ――うん、むしろヴェイトス市のほうが被害深刻だって話だよ? 門の警備についた人たちが、たくさん入院したんだって。街中でも暴行傷害事件がおきてるみたいだし。 ( あの雨は人の心を狂わせる雨だ。その影響はとても大きく、ヴェイトスよりもたらされた知らせをきいて、驚いた。 ) 魔界に返すならともかく、人間界にとどまるのなら、悪さしないようにしちゃわないと。人間を襲うのはダメだからね。 ( それから一花のお腹を見つめて、笑う。 ) 大丈夫だよ。私と一花の霊力に護られてるんだから。きっと、元気な赤ちゃんが生まれるよ。 [Sat 23 Sep 2006 22:22:24]
園内一花 > 〜人間同士でも、色々ですものね。 ( と、そう言って真っ先に思い浮かべる人も、魔界へ行ったのだろうと思う。 あるいは彼女達こそが【黒】を討ったのだと確認するのは、まだ暫く後の事だけど… なんとなく、予感はあった。 表通りに面した茶屋の椅子で… 尻尾に包まれるのは気持ち良いけれど、ちょっと恥ずかしい。 心地良さそうに背を丸めながら、時折周囲をちらちらと ) 城一つ落として一人の犠牲も出さずに済んだのだとしたら、それこそ奇跡。 でも少人数でどうにかなるのなら… そんな可能性も無くは無いと思います…。 ( 市壁の方では相当な被害が出たようだから、あまりあてには出来ないし… 撃退したとしても、これと言って得るものは無い戦い… 疲労感ばかりが沸いてくるのは、寄り添う恋人の温もりに拭われる ) 〜魔界の者は魔界へ帰せば良いと思うのですけど… ぅん… こちらで生きる事を考えるのなら、会ってみても良いかな。 〜憂さ晴らしの公開処刑なんて事には… 敵であったとしてもね… ( 果たして話の通じる相手かどうか、甚だ微妙であるものの… そこから情報を引き出したのなら、脈はありそうだ。 十示様がどう考えるかが最重要だし、まず彼にアマウラまで来て貰わなければ仕方ない… 自分達も、一度は戻る事になるのだろうけれど ) ―――うん。 いきなり魔界へ行っちゃったりしましたからね… 大事にしないと… ( 母体のコンディションが胎児に繋がると考えれば、きっと最悪だった ) [Sat 23 Sep 2006 22:15:43]
南条菫 > それぞれの価値観って、確かに存在するからね。 ( ワシャワシャと尻尾を動かして、一花の体をやさしく包む。神社を完全に元通りにしたら、そこが己の社となるわけだ。いい加減、かみさまらしい身の振り方とか考えたほうがいいかもしれない。 ) 平気だよ。つわものぞろいだもの。何より私は仲間を信じてる。きっと、無事だよ―― ( くすっと笑って、重ねられる手のぬくもりに目を細めた。 ) そうだねぇ、私が十示さんの補佐に回ると思う。焼けちゃうんなら、十示さんの狐を見つけてあげてもいいんじゃないかな。ほら、なんか魔界産の狐を捕獲したとかあったじゃない。あれを調教して使役したら、十示さんも喜ぶんじゃないのかな。 ( そんな提案をしつつ、そっと一花に身を寄せた。 ) 元気な子が生まれるといいね、一花。 [Sat 23 Sep 2006 22:03:00]
園内一花 > 〜うん。 それが当たり前だから… 彼らにしてみれば私達の方が変で… もしかしたら、協力し合うなんて哀しいとか、そんな風に思われたのかもしれません。 ( 頬に触れる尻尾に擽ったそうに肩を竦めて、くすくすと笑みを零す ) 〜屍竜の時みたいなのが何度もあったら身が持ちません。 やっぱり、地道にがんばるのが良いです。 ( 『生きる事が何より大事』 勿論、功を焦っているわけではないと頷いて。 ただ、地道にがんばったのでは神社一つを任されるのは大変だろうと思うだけ。 勝手にやっても大丈夫そうだけど、正式にオープン?するには許可がいりそうだ ) ―――皆さん、無事だと良いのですけど… 〜あれから、古城に集まっていた勢力は大半が魔界に向かってしまったみたいですからね。 …ン? ( お腹に触れる手に、はにかむようにしつつ手を重ねる。 湯飲みを包んでいたてのひらは、ぬくぬく ) …ぅ、ん? …ンん… 本当に出来てるかどうか、分かりませんけどね? つわり… あるとしたら、そろそろなのかな… ( とりあえず今月はまだだけど。 実感が沸いていないから喜ぶにも早く、首を傾げて ) 〜困ったな、一緒に退魔行に出られなくなったら… 菫は十示様と組むんですよね、やっぱり…。 〜ちょっと妬けちゃう。 その方が動き易いかもしれませんし… 十示様なら安心ですけど。  [Sat 23 Sep 2006 21:54:54]
南条菫 > 平気なんじゃないかな。魔族って助け合いの精神とかないみたいだし。ほんとに一致団結なんてできたら、今頃私たちもこの世界も、滅ぼしつくされてたかもね。 ( 寂しいという一花の頬をふかふか尻尾で撫でて、元気付けるように笑う。 ) 生きていれば、また役に立てるときがくるよ。生きることが何より大事なんだから。――私も侍だった頃は死にたがりだったけどね、今はそう思う。 ( そうして、一花のお腹に手を当てて、体を近づける。自分が植えつけた命の種は、ちゃんと根付いただろうか。 ) 一花もこれからが大変だよ。つわりとかまだでしょ? お仕事、私が代わりにがんばらないとね。 [Sat 23 Sep 2006 21:43:09]
園内一花 > …世界そのものがあんな調子ですから… 味方同士でも争って、結局少数精鋭みたいに数が減ってしまうのかもしれない。 …個々の能力が高い魔人達に協力されてしまったら、それこそ危なかったのだと思いますけど… なんだか、寂しい… ( 少しは城内にも入っただろうか。 守りを固めている、とは言い難い状態だったようだし… この二人の場合、術者より制御装置の破壊を試みたかもしれない。 結局、術者を倒さなければどうにもならなかったのだろうけど ) …ええ、門が閉ざされれば瘴気が噴出してくる事は無くなる。 それであとは、この世界の雨と風が洗い流してくれれば、きっとすぐに元通り…。 〜今回は数合わせみたいな感じで、あまり役に立てませんでしたけどね。 いつかは神社として、ちゃんと――― ( ふと言葉を止めて、自分のお腹へ視線を落とす。 実感なんて無いけれど、どうなっているのやら。 出来ていたら嬉しい反面、無事に帰って来てみれば早まったかなあ、とか。 幸せいっぱいなのは変わらないが ) [Sat 23 Sep 2006 21:37:58]
南条菫 > うぅん、どうなんだろう。もともと人間の世界に入り込んだ悪魔は数が多くなかったみたいだし。黒の城にいる悪魔も僅かだったってはなしじゃないの。悪魔ってそんなに個体数多くないのかな? ( 大きな耳をぴこっと動かして、思案顔。 ) ヴェイトスの街は無事みたいだし、帰って確かめよう。せっかく修復してきた神社なんだし、最後までやっていきたいしね。 ( 一花の隣に腰掛けて、のんびりとくつろぐ。 ) [Sat 23 Sep 2006 21:26:48]
園内一花 > ( 自分達に出来るのは、ここまでだ。 強大な力を持つとは言え、『個人』相手の人殺しを請け負うことは… 退魔行のそれと変わらないと考えても、難しい。 『魔王』に挑むなんて… その積りで魔界に出向いたのだけど、世界の危機でもなければ、無謀もいいところだ ) ―――ええ。 だけど初めから… 勝ちを狙っていないと言うか… 征服や支配を、目指していた訳ではないような気もするんです。 …攻め方然り、守り方然り… 仮にも『城』が個人に落とされるなんて、人と人の戦争では考えられないし… 個人が市壁に挑むのも同じ事…。 〜もっと別に狙いがあったんじゃないかって考えるとね… これで終わりと思えなくて、落ち着かない…。 ―――〜うん。 ここからはもう、私達の領分ではないと思いますけど。 なんだか… ( 向けられるのん気な微笑みに、やや気弱な微苦笑を返して。 ぐーっと伸びをした ) …神社、なんともなっていないと良いですね… [Sat 23 Sep 2006 21:22:38]
南条菫 > ――まだ、だとしても。赤と黒の片方は倒したんだから。悪魔たちの勢いもそがれるでしょ。あの魔方陣もしばらくすれば消えるだろうし。空が元の色を取り戻せば、人間たちも恐怖や不安はやわらぐよ。 ( 傍らの巫女がみせる、浮かない顔を覗き込むように、のん気に微笑んでみせる。 ) とにかく、私たちの仕事はこれで終わり。あとは帰って報告……だね。 [Sat 23 Sep 2006 21:15:05]
園内一花 > ( ヴェイトス市も、魔界の軍勢が市内に雪崩れ込むような事は無かったと聞いている。 そうであれば、アマウラほどではないにしろ、そこまで混乱もしていないのではないかと期待していた。 …戻れば出た時と同じように神社があって、変わらない生活を送れる… そんな風に考えて仄かに微笑む顔は… けれど、今一つ浮かない ) …でも… まだ、なんだよね… ( 小さく呟いて、目を瞑る。 交渉に及んだのかどうかは分からないし、言っても通じそうにないけれど… 【黒】と接触した誰かは、【黒】を殺したのだろう。 魔界の城の崩壊には、とりあえずその事実だけを感じて… 環境は劣悪だったけれど、それ以上の危険は特に無く、無事に帰還出来た。 …ただ… まだ、『赤』が残っている )   ( ヴェイトス市を狙った張本人は… このまま、魔界に引き下がるような事はしないのではないかと… 『戦争』は終わったはずなのに、間接的にしか知らないその妄執が、重く圧し掛かるように感じていた ) [Sat 23 Sep 2006 21:11:24]
南条菫 > ( まだまだ空は紅いけれど、症気は薄れつつある。ヒトガタに戻れるだけの霊力を取り戻した狐は、茶屋の隅で出島の風景を楽しんでいた。5つの尾をゆらしながら、旅を振り返るかのように。 ) [Sat 23 Sep 2006 21:10:54]
お知らせ > 南条菫さんが入室されました。 『(元の世界に戻ってきた)』 [Sat 23 Sep 2006 21:08:55]
園内一花 > ( まだ紅い… けれどもう、これ以上紅くなる事も、紅い雨が降る事も無い空を見上げて… 茶屋の先に出された椅子に腰掛けた巫女が一人、湯飲みを両手で包むように口に運んでいる ) …っふぅ… ( 何度目か、ほっとした暖かな溜息を零して、発つ前と変わらぬ街並みに視線を戻した ) [Sat 23 Sep 2006 20:50:08]
お知らせ > 園内一花さんが来ました。 『( 茶屋 )』 [Sat 23 Sep 2006 20:43:10]
お知らせ > アイシェさんが退室されました。 『( 聞いておけば良かった。 )』 [Sat 23 Sep 2006 02:56:12]
アイシェ > ( トキノミヤコの、本には書いていない事 ) …   に、  [Sat 23 Sep 2006 02:56:05]
アイシェ > ( ……… )  ――――…   ( 吐息 )  [Sat 23 Sep 2006 02:53:26]
アイシェ > ( 背中全体に拡散する痛み、裂けた衣服を目にしていてもその出所は良く判らない。 休んで再生を待とうにも、変に寝付くと――死人に戻る≠ニ――本気で死体と区別がつかない罠。 起きたら墓地に埋まってましたとか、起こりかねない辺りがまた。 その方が治り自体は早いのかも知らんが。 事前にそのように頼んでは見たが、妙な気を利かせて布団だの食膳の手配なんかしないように祈る次第。 表面だけ塞がれば充分として、後何日掛かるやら。 )  …  もう少し待って戴く事になる か   な――…  ( 戻って来いと仰った何方かには。 詫びに何ぞ買って行くにしても、一体どんなのが良いんだろう。 意外に物には頓着無さそうだし、その一方、物を見る目は確かだろうし――そも、アマウラ土産って。 トキノミヤコの特産。 本にはそんなもの、書いてなかった―――― ) [Sat 23 Sep 2006 02:50:17]
アイシェ >  ( …にじ。 首だけ傾けて障子窓の向こう、「門」があるべき方角を見る。 払いきれない赤の気配は、それでも幾らか薄まったか。 今はその程度だとしても、無理に捻じ曲げられた事象が自然な流れを求むよう、遠からず世界は正常に戻る。 …そうなる事だけは知っている。 魔界の門は――閉じる。 「紅」の去就は不明のまま、それでも一応の収束の形。 今手元に梟が在れば、その伝令も出来たろうに。 ) それは――…   任せた。 ( 凱旋は勇敢な少年少女や教義の敵を退けた退魔師殿が似合いだろう。 上げた頭が元通り、放り投げた羽織を枕代わり。 ) [Sat 23 Sep 2006 02:21:31]
アイシェ > ( 始めに検めたのが羽織。 それから上着とベストも確かめて、右の首筋から左脇にかけて走った裂け目は、修繕を頼むくらいならいっそ仕立て直した方が早そうで。 脱ぎ散らかしたそれらは畳むのももう面倒で放り出したまま、タタミを汚す訳にもいかないから半ばうつ伏せの横倒し。 ――…他の面々はもう、ヴェイトスに向かっているのやら。 何れにしろ戻りは大分遅くなりそうな予感。 ) [Sat 23 Sep 2006 01:55:00]
アイシェ > ( 先日ヒヤヤッコを皿ごとひっくり返した、あの。 アマウラ人らしい番頭に今すぐひと部屋と無理難題を押し付けて、和室のひと間を空けさせた。 仏頂面――…のつもりはなくとも。 そんなツラした異人風貌がトキノミヤコ語を操るとなると、多少なりとも面食らう部分もあるらしい。 異人の珍しくない土地柄だからこそ、余計に違和感があるのやら。 ――ともあれ、そうして作らせた部屋に斬殺死体よろしく転がっている。 ) [Sat 23 Sep 2006 01:39:44]
お知らせ > アイシェさんが来ました。 『《 旅籠の一室 》』 [Sat 23 Sep 2006 01:29:05]
お知らせ > ナナオさんが退室されました。 『(今も異界の植物が入った小瓶は胸の中に)』 [Sun 10 Sep 2006 23:04:39]
ナナオ > (魔法陣に踏み込んだ時の気持ちが消えないんだ――)  ん、そっしよ。 (カラリコロリと下駄を慣らしながら宿屋へと向かう。荷物を纏めたら、明日の朝にでもアマウラを出発しよう。――馬のレンタル代も怖いしな) [Sun 10 Sep 2006 23:04:33]
ナナオ > ――――……んー。 (唇だけで、器用に団子に食いついて、最後には行儀悪くプ、と吐き出した) でも…。(袖に手を突っ込んで、銭を取り出す。 100エンを縁台の上に落として)  …アマウラいても、詰んないのは確か、か。 じゃあ、無理してでも戻る方が、色々退屈はしないかな…? (――ふと。)(…最近の自分の基準が、ちょっと可笑しいような――ヴェイトスには、その分たっぷり危険が混じってる。退屈はしないかもしれないが、死の危険所為もたっぷりだ。 何せ今、攻められている真っ最中。――もしかしたら、この機会に西と北から、動き出す何かがいるやもしれん)――……。(それでも、「退屈」するよりは  良  い  。と思う。 ) [Sun 10 Sep 2006 23:01:59]
ナナオ > (ぴこりと串を揺らし)――そもそも今、帰れんのかな。ヴェイトス。(同僚が言う事にゃ襲撃されーの、赤い水の所為で物騒だのなんだのと――良い噂をさっぱり聞かない。アマウラ以上に。むしろアマウラは悪魔どもが通り過ぎている印象すら受ける。)―――火元にまた飛び込んで見るか?閉じないみたいだし。――あ、でも古城への進軍はかなり進んでるって聞くし―…あっちでなんかした所為で入り口閉じられるとか、ちょっと洒落になんないんだよね。( …ちなみに、赤い水。盥いっぱいに溜め込んで酒瓶の中に三本ほど。水袋に二つ溜め込んで見た。この騒ぎが収まったら売れるかなー?なんて思いながら。) [Sun 10 Sep 2006 22:51:37]
ナナオ > (もちろん ――普通の住人は、不安を抱えているし、”平和”だと断言は出来まい。…だが、もともとの仕事がが未知の場所に飛び込んで、危険と隣り合わせの状況で、調査し、暴いていくのが仕事だ。 普通の人よりは少し耐性がある。 忙しく行き交う人々を横目に、新しい串に食いついた)―――どうするかな。ヴェイトスに戻るべきか、このままティアンに下って船のって島の外に出るのも面白いよな。 [Sun 10 Sep 2006 22:42:31]
ナナオ > (自分の隣には磯部だんご*10。 お抹茶とセットで100エンと素敵な価格破壊。 これ、べたべたで食べたら三倍以上のお値段で、量が1/3に違いない。 ここはヒットだった。また来よう…と、赤丸印をつけながら) …万年堂は、山葵が最高とかいうからなー…きちんと食っとかなきゃいけないだろ。お勧めは、柚子蕎麦ーか。 ふむ。 ――んー……蕎麦屋をまわったら、アマウラ美味いもの巡りも終了かー。 (お腹をさすりながら、へふりと一息。――悪魔だなんだと騒がれているが、アマウラは総スルー?されている?のかしらんが、少なくとも余り危険なイメージがない。 回りの村が幾つか壊滅したとか、消えただとかなんとか聞こえてくるが、アマウラ内は、比較的平和なもんだ。――まぁ、どちらにしてもその状況が二週間続けばある程度、慣れは出てくる) [Sun 10 Sep 2006 22:35:50]
ナナオ > (あと、ここから三つ先の曲がり角にある焼き鳥屋は、塩タンが美味い。 通り一つ向こうにある定食屋の隠しメニュー山芋のぶっ掛けご飯 タクアンと焼き魚付きは、リーズナブルかつ満足できるボリューム。そしてやっぱり美味い。)――――…後は蕎麦屋の万年堂だけか。(赤い空もなんのその。不安な噂もどうしたもんだ。気ままなトレジャーハンターは串を口に加えたまま、自分で作ったアマウラマップを眺めていた) [Sun 10 Sep 2006 22:26:32]
お知らせ > ナナオさんが来ました。 『(茶屋の串団子は美味だ。)』 [Sun 10 Sep 2006 22:24:16]
お知らせ > アイシェさんが帰りました。 『( …余談如きに負けはすまいと、覇気の表れともまた違うのだろうけど。 )』 [Tue 5 Sep 2006 07:55:28]
アイシェ > ( あくまでも、調伏は余談と仰いますか 。 ) ( …その力強さは尊敬の域。 ) [Tue 5 Sep 2006 07:55:19]
アイシェ > とまれ、こんな色の空は平凡でも平穏でもない。 …だから。 ( 聖職者がブルジョワぶりを遺憾なく発揮しまくってたら、それはそれで求心力も危ういもの。 上司殿の判断はきっと正しい。 ――…剣を取る手がそこにあって、振るうべき敵が現れたなら。 その手を持たぬ人の代わりに矢面に立つ。 身も蓋もない表現をするならは、適材適所を誰が愚かと笑えよう? むしろ護るべき誰かが在る訳じゃない、罪魔への憤りすら無いくせにこんな処に在るモノこそがその謗りを受けるべきで。 )   ( 連綿と縒り合わされた後悔の糸は永く遠く、それこそ生まれを呪う如く。 的確過ぎる比喩に返す言葉もなく、問いだけに答えを返し ) …無理だと思うな、聖堂の中は。 ――…精々立派な文筒でも買って、大聖堂の有力者――エヴァンジェル家の? 彼女宛として、入り口辺りに届けますか。 それなら恐らく手元に届くかと思います。 …ところでパプテスの奇跡はこいつを魔属と看破しやしませんかね――…  ( だから、きっと。 梟毛玉そのものは彼女の目には触れないのだろう。 天罰覿面、梟の丸焼き――どころか、きっと骨も残らない。 さて、立ち去る御方の残りの半分を勘繰る行為は打ち切って。 ) …貴女もどうか、良い夢を。 ( 唇に乗せる、此方の大嘘。 夢に見るのは後悔の連続。 ) [Tue 5 Sep 2006 07:52:05]
お知らせ > 維言さんが帰りました。 『( これにて本題と余談の完了。 )』 [Tue 5 Sep 2006 07:39:30]
維言 >  ……そう仰って下さい。同意しますから。 ( みだりに経費を使うなって言われてるんです。単に上司様がしわいだけかもしれませんが、聞かれなかったものは戯言。 …それは、今だ果たせずにいる、とあるお約束の光景。そんなささやかな日常の為に、こんな所まで来ているのだとしたら。結構自分は馬鹿だとは思う。別に、嫌じゃないけれど。 落ち着け落ち着けと繰り返したら、地図を仕舞って深呼吸。 )  ……あの時、こう出来ればと悔やむのは、生まれを呪うのと一緒です。 ( 彼が投影する、過ぎ去ってしまった事。後悔して、忘れたくない事。 それらを結局知らないから、見下ろす黒は、一言ぽつりと呟くばかり。  飛べない翼。否、翼など存在しない身。これはれで迂闊の部類ではあるんだろう。 …握る秘密はお互いか。敵性種族と、例の本題。 そっちなんですか。主にそっち。 ) 其方こそ、太陽でお倒れにならないように。 ……これ、大聖堂は入れます? …落としませんと言います。貴重な連絡手なんですから。 ( これ。毛玉を指差しての確認が、今宵最後の質問か。 行けるようならば、宿に戻り次第、梟毛玉の特徴記した書状を送る準備だ。現地で鳥使いに出会って云々とかやる予定。すごい嘘吐き。 ) ―― Have a nice dream? それでは、後程。  [Tue 5 Sep 2006 07:37:26]
アイシェ > ( 稼動音すら聞こえて来そうな不自然さで向き直られて、「坊主と貴族が金を持っていない訳がないでしょう」――そう言いかけて結局止めた。 悪戯に刺激している心算はないのだけれど、敵の属に位置する御方が湛える滅殺オーラを感じ取ったならばさもありなん。 ただひと言、 ) …平凡で平穏が一番と、そう申し上げたかっただけ。 ( 聖堂で見かけた、楚々とした彼女が友達であれ、「これから」であれ。 天気の良い休日に連れ立って買い物を楽しんだり、何ぞ食べ歩いてみたり。 一般論に無理矢理彼女らを押し込める非礼はともあれ、幸せで微笑ましい光景じゃあないか。 己にはあらゆる意味で望みようもないのだから、理想を投影したきらいは否めないとしても。 片付けられる地図を見送って ) 過ぎた事だからこそ、何度だって後悔するんだ。 ――…無かった事になんか。 ( 忘れてしまえば無かった事、そうしたくない発想自体がどうにも後ろ向きだから、そこで言葉を一度切り。 ) ――――――― ( 「無理でした」――人間なら無理に決まっている事。 いや何処かの自警団のトップの御方とかはさておき。 血の毒、飛べなかったと零す口、感じ取る半分だけの人の気配。 ) …夜を徹して些か御疲れでしょう、話し込んだモノが言う事ではないけれど、夜までゆっくり休息を。 疲れが溜まると口が滑る事ケースもある、ようですから――… ( 窓より今一度呼び寄せる梟毛玉、白と茶の縦縞がその特徴 ) …低級魔族とごっちゃにして撃ち落とすのは御勘弁を。 こいつの挙動も含めて柔軟にやりましょう。 ――…〆切の無事訪れる生活の為に。 ( アルファベットの順を追う。 思い至る頃には帰り支度を負えた御方にほんの僅か、恨みがましげな視線を送り。 …これこそが仕返しなんだろうか。 ) …では。 また後程、Good luck.  [Tue 5 Sep 2006 07:07:51]
維言 >  ……………… ( 既にグラスを空にし、立ち上がっていた矮躯の挙動が、捩子の切れた道化人形のようにピタリと止まる。 油の足りない蝶番のぎこちなさが、がぎがぎと首を動かさせて。 )  ……全額とか言うと、上司様とガチバトルになる可能性が高いからです。 …其処じゃなく。 そんな事、一言も言っていないでは無いですか。何で其処に話が跳ぶのかと言います、否、聞き…やっぱり聞きません。説明は聞きません。解説もいりません。ですから、ええと、もう黙れ。 ( 対面から見下ろす角度から見ても、整った白皙は人形じみて動かない癖に。何ですかその、安堵めいた反応。何がおかしいんですか、何か可笑しいんですか。 やけに平坦にずらずらと言葉を並べ立てた挙句、握り締めた拳が小刻みに震える。 もう、それ以上その事に関して何か一言でも言ったら殴りますとか、背中にオーラを背負う勢いで。 ) ……過ぎた事は仕方ない。結果論は、万能と誤解する悪魔の囁きだと言います。 ( まだ多少ぎこちない仕草で、一度地図を摘み上げ。また元のように仕舞い込む。 完全では無くとも、盲目にはなるまい。それが有り難い事。 ) ……飛べるのは羨ましいと言います。私には、それは無理でしたから。 …何かおかしなものなり見付けたら、互い情報はなるべく統一しましょう。バラバラで動いている時に、御同業に会った時にも便利です。 ( その為にきっと、こき使われます。伝書鳩ならぬ梟毛玉。ある程度情報が纏まったら、ヴェイトスとの往復行路もお願いしたいのだから。 向こうの情報も持って来て貰えれば、一石二鳥。 ) …臨機応変という言葉は嫌いじゃないと言います。 ……ならば、私は貴方が無事、締め切りに追われる日々の為に? ( 胸元に手を当てて、戯言じみた返礼。 …別に、先刻の仕返しでは無い。多分。 …視線に気付いて、隻眼の紅を見下ろし。 )  ……一つ分かりました、古木の守り名。 やっぱり貴方は――  ( …アルファベットの13番目をぼそりと呟くと、沈黙し。 此方も露骨に視線を逸らして、もそもそと靴を履き始める。 ) ……もう少し、晴れやかな夜明けを見たいもの。 準備に掛かります。また、後程と言いましょう。  [Tue 5 Sep 2006 06:46:03]
アイシェ >  ………… ( 人ならずの身とは云え、悲しいかな人の言語を操るモノの脳ミソの働きのひとつに補完能力と云うものがある。 ――こんな時に働いた。 ) …御休みを戴かないと。 セレスティア嬢との親交が深められない と。 ――…経費も半額と控えめですし、何だかんだと仰るけれど慎ましやかじゃあないですか。 ( 浮かぶ表情こそ無いものの、告げる口調は何かに安堵したような。 ふ、と息を吐き出して ) 出来れば嘘は吐きたくないけど、結果的には「それ」が出来れば一番早かった。 それさえ叶えば、紅がどれほど暴れようが、我々は呼応して一路手薄な魔界へと乗り込めたのだから。 ( 広げられた詳細な地図に目を落とす。 何方の手によるものかは想像もつかないけれど、詳細まで調べられた手際はかなりな冒険者なのだろう。 可能な限りポイントを頭に叩き込んで。 ) …単身玉座らしき部屋に特攻はさておき、私は上から探るのが早い――かも知れないね。 ( 2F3Fからの侵入も苦にしないモノなれば。 おおよそを眺め終えた処で一礼を返して ) 大雑把で無謀なだけとも言いますが――…どの道万事に於いて、予想通りに事が運ぶなど有り得ない。 貴女の休暇の為にも全力で足掻きましょう? では明晩、互いの息災の為に。 ( 聖職の御方の前で「祈る」とは口にせず、残った琥珀を空にして、立ち上がる黒装束をふと見上げ。 ) ――――――――…… ( タタミ・カーペットの荒れた目へと血色が落ちる。 ――露骨に目を逸らして ) …それは無い と思う。 私はそれがきらいだから。 ( あるまじき戯言をぽつりと零し、それきり口を閉ざし。 窓の外、本来初秋の晴天は、禍々しい毒血の赤に染んだ大気。 雀の一羽も鳴きはしない。 ) [Tue 5 Sep 2006 06:19:04]
維言 >  …それが面倒だと言いたいのですけれど、この際仕方ないとも言います。 取り合えず、準備に掛かった分を半額は経費で請求したいですし。それに、休みを頂かないと……  …それはいいとして。 ( 働く理由は、物凄くちっちゃかった。 …うっかり口が滑りそうになった部分は、沈黙で覆い隠して。グラスを傾ける事で誤魔化す始末。 …何にしろ、先の展望を語るには、今を乗り切らなくてはか。 ) ……それはそれで難儀な話。どんな格好の悪魔かは知りませんけれど。 ……嗚呼。そういう情報収集もありなんですね。 …奨めはしないと言いますけれど。 ( 吸血鬼。本来、闇と夜の種族なれば、魔界とやらにも存在するのかもしれないと。 ぼそりと小さく呟きながら、懐から取り出して見せる古城地図。 弓手の少女が形にした、これが情報の形。 …そして。最悪への答えは。 )  ……く。 それはいい。前向き過ぎて、素晴らしい。 そうですね、下手に禍根を残せばいずれまた仕事に駆り出される。それくらいで丁度いいかもしれないと言います。 ( それを景気づけにしたかの如く、一気にグラスを呷り、空にして。 タン! 合図のように一つ、音を鳴らして置くと。 )  ……今はこのくらいで良いと言います。 ならば私も向かうとしましょう。 ……嗚呼、最後に一つ。 ( 琥珀に濡れた口元を拭うと、座敷から立ち上がりながら。 ) …もしも私が怪我をした時。なるべく、血には触れない方がいい。 …飲んでも駄目ですよ。きっと、お腹が壊れます。  [Tue 5 Sep 2006 06:02:01]
アイシェ > ( 器用に片目だけを細める様を見やりつつ。 互いの口調の為か微妙に緊迫感が足りない感があるけれど、今や一刻を争う事態なのは確認するまでもないだろうから。 ) ――…正当な対価を要求出来るだけの働きを存分に成せば宜しいかと。 ヴァイオレート級を見事鎮圧できれば、言い値で同意下さるでしょうよ。 ( それもこれも、全ては事を終えてから。 薄氷の上で結ばれた協定を改めて呑むよう、此方もグラスを傾けてから ) …もうひとつ。 先の通り、門は最早開きっ放しの状態なのでしょう。 「黒」がもしゲートキーパーではなく門戸の鍵そのものなら、居城に篭っている必要すらないのです。 極論だけど、それこそアングリマーラ辺りに潜伏してたって良い。 …やはり本人と話せなかったのが悔やまれる。 こう言っては何だけれど、…私はあちら側≠セから。 寝返りたいと、口実を手土産に口約束のひとつでも出来て居たなら話も早かっただろうにね。 …ああ、それは重畳。 城塞にはトラップがつきものと聞く、それにうっかりはまって戦線離脱は此方としても避けたいし――…これも情報の持つ力。 ( それはもしもの最悪の未来図、両者が同時に現れたら? ) その時は、…他にも「同業」は居るのだから。 纏めてしばき倒せば一切の禍根も残りますまい。 ( 最早無謀な結論を。 こればかりはやってみなければ判るまい、最悪の事態の想定は必要なれど、憂いたとて天が堕ちるものやら知る手段はないのだから。 結露したグラスから零れた膳の上の水滴を指先でなぞって ) …他に何か、確認事項はあるだろうか。 私は早ければ、今晩にでも城へ向かおうと思うけれど。 [Tue 5 Sep 2006 05:33:13]
維言 > …ついでに、燭台が銀製だったりする物語ですね。 ( もしくはファミレス強盗の物語。オーパーツな上間違っている。 吸血鬼そのものを前に、片目を緩く細め。 ) …そうなってしまったら、お手上げだと言います。だから、その前に平穏を取り戻さなくては。具体的に言えば、私が休暇を申請して、快く受理される状況。 ( 至極真顔で。物凄い自分の都合で今喋りました。 ―― 契約の証か、乾杯か。グラスを唇に近づけて、琥珀の香りと味を流し込む。 …協力といった処で、吸血鬼と退魔。どんな齟齬が起こるか分かったものじゃないのだけれど。それでも今は、拙速は巧遅に勝る。 )  ……やはり、そっちが先、ですかね。 人員が集ってる場所の方が、話を通し易い。…手薄になっている場所に裏口から攻め込むのもむしろ大好きではありますけれど、連携が取れずば、功を焦るのみの暴走か。 ( 一度、目を閉じる。 酒気を含んだ息を長く吐くと、のそりと顔を上げた。 ) ……では、そう致しましょう。 幸い、古城の方ならば、地図があると言います。 ……願わくば。紅と黒が、同時に出てくるとかいう、愉快な事が起こらないのを祈るのみ。 [Tue 5 Sep 2006 05:17:20]
アイシェ > もし「黒」が魔界で陣を守る何某かを執り行って居たとしても。 「紅」が窮地に陥る事あらば、いやでも居城を離れて此方に出て来ざるを得ないと思うんだ。 …最早願望を通り越して欲求の域だけれど。 [Tue 5 Sep 2006 04:59:20]
アイシェ > …吸血鬼と厨房の説話だね。 ( それが銀に弱いと知っていれば、フォークの1本だって武器になり得る。 ) 堅牢に門扉を閉ざしたとて、 恐慌や狂乱に陥った10万の市民を抑えるのは、いかに聖堂 騎士団 傭兵に自警の手が有能だろうと不可能。 ――…少々長めの悪い夢、その程度で終わりにしたいところだ。 ( 頷き返して。 篭城とは逆転の一手がある場合にのみ有効な手段、その剣として今此処に在るならば。 刃に求められしは切れ味であり、持ち主の主義の問題は二の次――元より「御目溢し戴いている」側としては、異論がある筈も無く。 契約の完了じみてグラスが鳴った。 信仰のかたち、真の刃はいざその秘儀を目にした時の出たとこ勝負。 何しろ聖属の一打すら、受けた事がないのだから。 ) …確かに。 紅い罪魔と鴉の君と、その知名度を考えると殆どは古城に行っていると思うんだ。 ( 陣を守る黒の罪魔は結果的に伏せ札となっているのだろう、ある意味紅は高価な陽動。 考えて ) ――…探索の頃は。 恐らくは彼らの部下であろう魔族が「門から出て行った」足跡は複数発見したけれど、「戻って来る」者は居なかった。 他の調査メンバーの誰もそれを見ていない。 …どちらが拠点かと問われたら、私は古城の方に賭ける。 この際「紅」が引き続きヴェイトス攻略に乗り出すかは別としても、拠点に集まって居るかも知れない手下の手数を減らすのも悪くないと思う。 そこで味方に会えたなら、いまひとつの城を攻めるか相談しても悪くない――… そちらの方がメリットは多いと思うが、如何だろう。  [Tue 5 Sep 2006 04:56:20]
維言 > ( しかして、家事に相対するのは、火事より困難だと。時に。 訂正印。 ) [Tue 5 Sep 2006 04:51:17]
維言 > 情報は無形の刃です。けれどそれは、時に何よりも強い。例えば、貴方が家事に相対する時に、「 火は水をかければ消える 」 という事を知らずば、如何致しますか? きっと、そんなものだと言います。 ( だからこそ、こうして外に出た身は情報を取得する事も求められているんだろう。 それが面倒だとばかりに、溜息で琥珀を揺らすと、ちびりと一口。 ) …それもまた道理ながら、状況が悪魔の襲撃といった物理的被害のみならず、こうして一般レベルに浸透する自然現象の形で出てしまったのが、一番マズイと言います。 下手をすると、中から崩れ兼ねない。 事態は短期戦に移り変わったと言わざるを得ないと言います。 ( 返すのは首肯。何処か確認じみた仕草。 ) ……ならば、同意は得られたものと。 ―― 別に問題はありません。そも、それを言うのなら、私がこうして此処に在る事から言を尽くす羽目に陥ると言います。 ( す、と手を動かして。 ―― グラスの端同士が触れれば、チン、と軽く澄んだ音。 聖句そのものより、それで得られる現象が真の刃。 …指向性は存在するので、当たらないように頑張って下さいとか言います。 ) ……どちらでもいいのですが。古城は、他にも開拓者がいるようですから。 …先に其方を巡って、顔見せと連絡手段を確保するか。 それとも、まだ手薄らしい魔界を先に巡るか。実は、まだ迷っております。 正直、魔王の首を取るのが一番手っ取り早くはありますが、一人や二人でどうなるとも思えません。探査はバラバラになるのは仕方ないとして、こうして出てきた者は、出来うる限り何処かで連絡を取る手段を置かねば、それこそ此方が確固撃破になりかねないとも思うのです。 …先に伝達を回す処まで、頭が回らず。今更なのですが。 ( 行き先を同一に定めて、調査に当たる辺りが無難か。合流出来れば合同で。常に同一の場を巡るよりは、効率も上がろうから。 ) [Tue 5 Sep 2006 04:28:26]
アイシェ > ( 共にちみちみと控えたペースで、赫ならぬ琥珀の色した酒を啜る間。 ) ――…情報とは全く以って軽んじるものではないのだね。 こんなにも大気が毒々しくて、紅の罪魔が姿を現したとて、ふたり目の悪魔の存在にその関係性の裏付けは今になって漸くなのだから。 ( それは彼女が口にした一連の言葉の連ねに対する同意。 ) …成る程、ヴァイオレートの力量については聖堂関係者の方が御詳しいでしょう、それも同意。 ――…第3第4の魔王°奄ェ今後現れる可能性を鑑みるに、ヴェイトスに何故か御執心な「紅」にこそ、出来れば御退場願いたいのだけれど。 …今回を退けられなければ次回を憂う事も出来ん、か。 ( 膳に両肘をつき手指を組み合わせ、返す言葉は簡潔に。 ) …夜空は黒いものだと相場が決まってる。 眷属≠ニしてもこのけったくそ悪い(・・・・・・・)空を看過したくは無いね。 ――…貴女になら背後から刺されたとて文句は言わない。 むしろそちらこそ、教義の仇敵との協力を厭わないと仰るならば。 ( 指を解いて、置かれたグラスに自分の杯を軽く打ち付けんとする仕草。 聖句の調べ? ――…大聖堂に進んで足を運ぶようなモノ。 多少の拒絶反応くらい、それこそ痩せ我慢の境地。 ) …では、今度は此方から御聞きしても。 貴女はどちらの城を先に回る心算でおられるか。 ( 協力とひと口に言っても内容は様々。 情報伝達を主にふたつの城を個別に回るか、ひとつの城を二手でつぶさに回るか。 はたまた背を守るとの額面通り、敵対するモノ同士が矛盾抱えて同行の旅か。 ) [Tue 5 Sep 2006 03:59:20]
維言 > ( 琥珀色の満たされたグラスを手元に引き寄せ、今度は舐めるようにちびちびとグラスの端と唇を近付けながら。 ―― コツにしろ、傷の話にしろ。四方山の物語を一度、片目を細める事で閉じる。 羞恥プレイも今は後回し。 ) 先日、アマウラの欧州隊から届いた情報です。魔界から出てきたものを捕らえて尋問したとか何とか。 ……其方もまた、話が早い。つまり、報告は少なくとも虚偽では無かったと推測される。ならば、作成者と管理者、悪魔二人の関係性にも信憑性が出て来ました。 ……しかし。顔に似合わず大胆かつ大雑把な。 ( 大雑把は、先の会話から引っ張ったもので無関係。 魔界の中、城にまで乗り込んで来たという話に、暫し見せていた呆けた視線は、次第に渋い色へと変わる。 …ヴァイオレートの脅威は幾許か耳にした事もあるが。もう片方の悪魔も一筋縄ではいかないか。 ) ……ヴァイオレートが自分で動く為に、管理をもう一人に任せている―― つまり、今あの魔法陣は、ヴァイオレートだけでは、維持できない…? いや、早計ですか。 ……魔界。 ( 考えるように、グラスの中の琥珀を睨みつけ。 沈黙を挟んだ後。 ) ……概ね賛成だと言います、古木の守り名。 点数を付けられる程、私も聡くは無いので其処は勘弁して下さい。 ……私見のみを追記させて貰うならば、元々ヴァイオレート一人では、あの魔法陣は維持出来ないのでは無いかと推測します。紅い悪魔の名前は過去にも幾度か資料の中に存在しますが、このような形で騒ぎを起こしたのは記録にある限りは初めてです。 それは、「 やらなかった 」 のでは無く、「 出来なかったのでは無いか 」と推測。 何らかの方法でクロウァーテとコンタクトを取った事で、初めて魔法陣は、門として機能を果たしたのでは無いか。 ……蛇足を連ねましたが、要は同じ事。 恐らく、門を潰すだけなら、片方を叩けば事足りると推測します。 …紅い悪魔を叩くにしろ、まずはこのけったくそ悪い空を何とかするのを優先します。 ( 一口、琥珀を唇へと流し込んで。 一度グラスを置くと。 ) …古木の守り名。貴方は、情報を迅速にやり取りする術を持っている。私は、市内の情報を取得し、広める事の出来る機関に属している。 ―― 協力、致しませんか? もしも貴方が聖句の調べで昏倒なさらないのなら、背を守る事も出来ましょう。  [Tue 5 Sep 2006 03:35:19]
アイシェ > …気が利きませんで。 ( ふらふらと揺らしていたグラスを下ろして瓶を手に取り2杯目をそちらへと。 痩せ我慢は比較的得意な部類、そのコツをこそ伝授願いたいところだけれど、そこは抑えて「ついでの話」を進める所存。 ) …癒えますよ。 忘れちまえば良いんですから。 ( それはきっと、身の傷を指すものではなくて。 真似るように首を振り、話の焦点を元に戻そう。 尚、羞恥プレイは断固拒否させて下さいと懇願風味。 ) …話が早いな、クロウァーテなる人物の「城」なら先日見てきた。 残念ながら御本人との接見は叶わなかったけど――… ん。 城のつくりと言い操屍術の一種なのやら、下僕化と言い並々ならぬ力量の持ち主だとは思う。 ( 言って改めて手前のグラスを手に取り、思案の後。 ) …作成者と管理者の関係と言い切れるなら、「作った者」は最早陣を捨て置いて好きに動ける状態かと。 ヴァイオレートがオフェンス、今一方がディフェンス――「陣」を潰すだけならば、叩くべきは後者だろう。 今はどうだか知らないが、魔界とやらは結構手薄だった。 つまり――…ヴァイオレートによる正門襲撃は極端な攻撃陣形と見る。 ( とは言え、その後を考えるなら紅い悪魔を放置する訳にもいかないのだろうけど。 ぽつぽつと述べて、漸く掌の中のグラスを傾け ) …採点もかねて御聞きしましょう。 [Tue 5 Sep 2006 02:59:31]
お知らせ > 維言さんが来ました。 [Tue 5 Sep 2006 02:46:08]
維言 > ( 三割くらいは痩せ我慢です。脳震盪を抑えるコツってだけで痛いは痛いとか。そんな。 空にしたグラスを手に、ちょいちょいと酒瓶を指先で誘致。 ) …例え話だと言います。 癒えればの話、でしょう。古傷ってものは、大体冬場に痛むものと相場が決まってると言います。 ……戯言には違いない。ひとまず置きます。 ( 憶測と予測。願望まで混じれば、結局は戯言だ。 一度頭を緩く振って、息継ぎ。 ならば着ぐるみで市中引き回しの刑とか如何ですか。 ※羞恥プレイ )  候補地は、基本的に二つだと言います。 ―― 古城か、魔界に存在したとかいう、謎の城。 ( もぐらたたきの穴の位置を、ばっすりと断定する無体。 ) かねてから、ヴァイオレートは古城に居を構えると言われ、もう片方の悪魔も魔界に居を構えるとの話です。 悪魔二人の役割は、魔法陣の作成者と管理者。 ……意見を拝聴したい、古木の守り名。 作成者はヴァイオレート。管理者はクロウァーテ。 悪魔が二つ存在する理由は、何だと思いますか? ( そう。今の時点では、表立って行動しているのはヴァイオレートだけなのに。情報線上に、もう一体。魔法陣に絡む悪魔の名が浮上している。 コールドアイを和らげたら、グラスを置き。 ) ……何だ、いるじゃないですか。僥倖。 伝書鳩が出来れば充分です。 古木の守り名、一つ提案をして宜しいですか? [Tue 5 Sep 2006 02:41:11]
アイシェ > ( もぬすごい平然として見えます、ええ。 自身はダメージを負う事無く相手の脳ミソ揺さ振る技術、スキル持ちは伊達じゃない。 威勢も良く消えていく琥珀色の液体を見送って ) …詩人ですね。 私なら「傷は癒えれば無かった事にできる」と思うところですけど。 ――…喉元過ぎれば何とやら、これも大概いい加減な話。 ( 此方は此方でグラスの中身を揺らすだけ。 極小の海を見やる血色に僅か、険を込め――さながらいい加減な話≠嫌うが如く。 …口は災いの元、言わぬが華。 ぬいぐるみは兎も角グルーミーは勘弁です。 ) 探しに行くにしても、候補地が多すぎる。 「古城」にせよ「魔界」にせよ、その先にせよ――…人手に対してもぐら叩きの穴が多すぎるんだ。 距離もあるしね? …今頃探索はもう、始まっているのかも知れないけれど。 ( ――と、一気に傾けられるグラス。 その向こう、やけに冷たい視線を感じ。 真っ当に考えたなら、パプテスの御方に対して使い魔を晒すなど吸血種など正気の沙汰とは思えないのだけれど ) …今更手の内隠すまでもありませんやね、何時かの話を信じましょう。 私が何ぞやらかしたらざっくり狩り取る誓いも込みで――成る程、その聖なる言葉なり鈍器なりで。 ( 言って窓に目を向ける。 遠からず、夜行性の梟毛玉が瘴気を縫って姿を現し ) …主にこいつが伝達の役に。 余り複雑な事象は理解できない、伝書鳩程度のステータスでひとつ。 [Tue 5 Sep 2006 02:23:14]
維言 > ( 打撃技です。此方が平然として見えるならば、打撃点にコツがあるとかその辺り。 満たされたグラスを手元に引き寄せて、遠慮無く傾けに入りながら。 ) …生憎、全く優しくは無いので分からないと言います。でも、それは尊いものだとも知っています。  ……優しく抱きしめられるよりは、いっそナイフで切りつけられた方がマシな時は存在するのだと思います。傷は覆ってしまえば、治る機会すら失ってしまう時もあるのですから。 ( 半分程干したグラスを、タン、と置き。 ) ………。 ( 無言の首肯が、肯定の印。 ) だから最初に確認したのでは無いですか。とても効率的。 ( 事実、地図を購入後も出島に逗留していた理由の大半は、先程の対話で消滅した。※断言※ 次に口に出したらば、頭突きでは無くてマウントいきます。返り血で桃色に染まったクマの如く。泣くまで殴るのを止めません。 ) …探し出して、聞きに行くのもいいかもしれませんね。分からない事は調べる、人に聞く。基本です。 ( グラスの端を弾くと、語る言葉に次第、渋面。 )  …………。 何でそんなけったいな使いなんですか。 もう少し王道っぽく、鴉とか蝙蝠とか狼とかじゃないんですか、貴方。 ( うわ使えない―― そんな風に言わんばかりの素振りで、グラスの中身を一気に空けると。グラス越しにじとーりと視線。 ) ……攻撃手段を問うているのなら、答えます。私の剣は主に聖句。聖歌と呼ばれる類。 もしくは、メイスなりで殴ります。  [Tue 5 Sep 2006 02:06:47]
アイシェ > ( 頭突きは確かに打撃技だと思った。 …ゼロ距離の攻撃手段として憶えておこうと思ったとか何とか、まだ頭がくらくらする。 掴まれたふたつめのグラスを満たして軽くそちらへ押しやり ) 恋愛なんかじゃあない、ただ世の中にはそう云う優しいヒトも居る それだけ。 …優しさなんて痛いだけだって、つくづく思い知りました。 ( 次いで手前のグラスに手酌。 ) ……御互い封印しましょう、それ。 ( ツンデレvsM属性。 ) そんなところから斬った張ったの敵対関係とか、洒落にもならない――… ( それこそ洒落にならない、禍々しくて毒々しい瘴気を至近。 魔界に魔王に襲撃予告、何処かの英雄譚のような世界の危機≠差し置いて照れ隠しが本題と思えば、いっそ可愛らしいと思うのだけれど。 口に出したらエターナル・リフレイン頭突きの予感。 つ、と心持ち姿勢を正して ) それこそ対峙して本人の口から聞くより他ないだろうしね。 魔界の門が開いて、大気は瘴気に汚れて 魔族の襲撃があって。 必要なのはその事実と対処の方法、それだけだ。 ―――――――― ( グラスを手に取り、掲げる先は目の高さ ) …随分と御詳しいね我々≠ノ――…色気の無い言い方をすれば Death scythe(  処 刑 鎌  )、呪術の類は一切知らない。 目に視えるものを全力でぶん殴るだけ、…因みにそちらは? ( 付け足した問いの答えは後回しでも、他に確認すべきがあるのならばそちらを優先して構わない。 その程度の口ぶりで。 ) [Tue 5 Sep 2006 01:55:04]
維言 >    ……  。 ( だからこそだと、音の無い息遣いだけが返答し。 く、と唇端が歪む。 )  …どんな恋歌ですか、それ。 ――――  ( 連呼するなと告げる代わりに、額と額がごっつんこー。打撃技の要領で、頭蓋に浸透する衝撃を! …等と言い出しかねない勢いで。 )  ……誰が照れ隠しですか。これは制裁です。先の条項にもう一つ付け加えましょう。ツンデレ言うなと言いますよ、このM属性。 ( 一度は伏せた筈の舌戦でべしべし罵る始末。 そんな、新しい言葉を覚えた子供のように調子で言われると、調子が狂うとばかりに、もそもそ呟いて。 でも頭突きはかました。 )  ……言葉のアヤです。御気になさらず。 ( 靴を脱いだ身が、此処で漸く対面までやって来る。 追加されたグラスが来たならば、注げと言わんばかりの勢いで、がしっと鷲掴み。 ) 今のが本題です。  …では、余談のお話。 ( 襲撃予告の話。緩く頷きながら、軽く瞳を細め。 ) 狙いは分かりません。ヴェイトスを滅ぼしたいのかもしれない。混乱を巻き起こしたいのかもしれない。人殺しをしたいのかもしれない。誰かの仇をとりたいのかもしれないし、単に面白がってるだけなのかも。それとも、この騒動そのものが何かの予兆にしか過ぎない可能性もあります。 ――が、それはそれ。 一つ、尋ねます古木の守り名。 貴方の「 使い 」は、何ですか? ( 最後の一言を言わなかったのは、周囲への配慮か。 ) [Tue 5 Sep 2006 01:33:29]
アイシェ > ――…今頃市の護りを固めている方々は、此方の戦果を待っているのだろうけど。 此方は此方でどう動いたものか――何でも先日ヴァイオレート≠ノよる襲撃予告があったとか? 悪魔の心理など知る由もないけれど、彼らの狙いは何なのだろう。 ( 襲撃があったかどうかは知らない。 いかんせん相手の出方が読めないと、動く前からの手詰まり感を滲ませて。 ) [Tue 5 Sep 2006 01:23:16]
アイシェ >  …   。 ( ヒトデナシに何を仰る。 ――誰よりも彼女がその矛盾に気付いているだろうから、言葉には流石に出さないけれど。 唇だけがそう紡ぐ。 ) 気休めや優しい御守り代わりにそんな言葉を伝えるひとも居るって事です、嘘でも良いから♀メって来ると誓え、って。 ――…ああ、それとこれとは別の話か。 ええ、…はい。 大聖堂付きの退魔師殿、維言嬢がツンデレだなんて言いふらしやしません。 ( ツンデレ。 さる知人の伝手で憶えた比較的新しい単語。 新しい言葉だってちゃんと憶えたよ西●寺( 本人の名誉の為に一字伏字 )――淡々とした口調もそこだけちょっぴり得意気だったとかナントカ。 そんなだから、 )  ( ――ゴッ。 頭と頭がごっつんこー。 膳に着いた両肘 両手で暫し頭を庇って )  ……………………  っっ!! 頭、固ッ――…! てー…照れ隠しに頭突きとか、だからツンデレって言われるのですよ 貴女、ッ…!! ――――……   ( 漸く顔を上げ ) バラされた時点で首も手足も灰の塊になるだけだって、貴女だって御存知でしょうに――…  ん。 本題に入りましょうか、では。 ( 良く良く考えてみたならば、意外だと言い切れるほどの付き合いと言い切る自信はこちらにはない。 トキノミヤコ作法に倣って座敷に上がる様を見送りながら、グラスを新たに追加して ) …と言いますか、「今のが」本題ですか。 ( 悪魔退治はそのついで。 それも大いに結構と、届いたグラスに酒を注ぎ。 ) [Tue 5 Sep 2006 01:17:47]
維言 > 気にしてみると宜しいですよ。人生の楽しみは大概、瑣末な事に宿っていると言います。 ( 卑しくも神の信徒が、吸血鬼相手に向かって説くような言葉でも無いけれど。 血色を硝子珠に閉じ込めたような、闇とは別の意味で向こう側の見通せぬ双眸に、至近からの視線を据えて。 )  …嘘では意味が無いでしょう、こんなもの。 ( 呟きは何処か苦い。だって嘘=言いふらすみたいなものですし。 ―― 何処かぽかんとした、空白の間がどうにもいたたまれずに視線が泳ぐ。 沈黙の痛みを知る合間に、額から汗一筋。 )        。 ( 何か言われた。 …手は離したが、距離はその侭。 無言で、白皙の額めがけて頭突きかました。 )    ……相手がいても、駄目です。駄目。 ばらした日には、殺してバラして並べて揃えて晒さなくてはならないと言います。 ( 陰々と、縋るように、大真面目。 頭突きの結果は如何なものでも、よろりと漸く距離を外して。 ) ……意外な一面って何事ですか。私はいつだってこんなものです。 ……生還して、見張れと?貴方も大概M  ………  ( 何か言いかけて、無言で靴を脱ぎ始める。 )  ……ええ。これからだと言います。本題のついでになりますけれど、その辺りもお話しておきましょうか。 ( 靴を脱いで。漸く座敷に上がる準備完了。 ) [Tue 5 Sep 2006 00:58:43]
アイシェ > …永く生きてると瑣末な事はどうでも良くなるんですよ。 ( 例えば髪の色、そこから派生する種族への疑惑。 ――見目からは想像もつかない、引き寄せる腕の力強さに抵抗のそぶりも出さず、光も呑み込む黒い双眸を至近距離にて迎え撃つは口にした言葉を補強するよな無機質じみた濁りの血色。 ) 嘘でも良いから≠ニ言う人も居ますね、貴女はそうではないようだけれど――…了解だ、出来れば此方とて余り嘘は吐きたくない。 嘘ばかり吐いていると、何がほんとうだか自分でも判らなくなるから。 …? ( 続きを促すよう、引っ掴まれたまま僅かに首を傾けながら続きを聞いて )  ――――…   。   ( 瞬き、数度。 ――脅迫めいて、最後にひそりと懇願の響きはいっそ笑い出すところ――なのかも知れないけれど。 笑えないモノはぽかんと、間の抜けた色を浮かべるばかりで ) …そう云うの、知ってます。 ツンデレって云うんですよね ? ( 距離はそのまま、襟元だけは解放された。 主に精神的に疲労困憊の御姿へと大真面目に何ぞ言い放ち、 ) …大丈夫、共通の知人が居るならまだしも。 ばらす相手≠ェ居ないから。 ( 居たら言うんかい。 本来ならば眇めるべき赤目も、今は右を覆っているから。 左目だけを細めて ) 意外な一面を拝見できて、いっそ眼福と申し上げるべき? ――とまれ、死人に口無し。 口が軽いかも知れないヒトデナシが何ぞばらさないように、頑張って生還して下さい。 お見受けしたところ、まだ探索は開始していないのでしょう? [Tue 5 Sep 2006 00:41:20]
維言 > ……案外大雑把な性格してますか、古木の守り名。 ( いっそ子供のような真っ正直さで告げられた理由に、数秒沈黙。 人の事を言えない面倒臭がりが、半眼。 垂らす黒髪は、此方こそが偽物。相変わらずこれは、染め色の黒。  にじにじと接近した後、今は等しい高さの視線をずい、と近づけると。隻眼の紅を見据え。 )  安心なさい。貴方に出来ない事ではありません。むしろ、出来ないとか仰った日には――  ……先走るのは止めると言います。 リップサービスなど必要無い。真実のみを口にしろ。 ( 襟元を引っ掴み、いっそ抱擁の如き近さにまで引き寄せんと込める力は、相手が本気になれば逃れるのは容易いであろうが、見目からすれば強い部類。 白皙の元へと額のぶつかりそうな距離まで近づけたなら。 胡乱に沈む黒の中、焦燥にも似た必死さを揺らしながら口にするのは。 )  ――― 先日。先日、貴方が大聖堂で見たもの聞いたものは、全て秘密です。内緒です。内密です。極秘です。機密です。 欠片一言でも外部に漏らした日には、もう私の知り得るありとあらゆる方法論でもって、全力を賭して抹消させて下さい―――― ( 無茶苦茶言いながら、最後が微妙に懇願調だった。 其処まで一気に言い切ると、襟元から手を離して、ぜーはーと肩を上下させ。 …返事は? そう、問いかけるように、まだ近すぎる視線がのそりと動く。 ) [Tue 5 Sep 2006 00:21:04]
アイシェ > ( 仰る通り、過去に白髪でないとそれを根拠に疑われた事も無くはなく。 ) めんどくさいからいやだ。 ( 自分よりはるかに長い髪を御持ちの、何時ぞやはそれを染め上げていた方を目の前にして失礼な即答。 何処まで本気か、何処までも本気か。 座り込むこちらと膝立ちならば、目の高さは大差ない。 真意の見えない黒瞳が近づいて ) 出来ない事をやれるとは言えないし言いたくない、先に内容を仰って戴けないと。 貴女の望みなら如何様も≠ニか、その手のリップサービスは得意じゃ――…?! ( 元来危機意識に乏しい不注意さは容易に接近を許すだろう。 ぐわし、白々とした繊手が黒布地を引っ掴む。 ) [Tue 5 Sep 2006 00:07:50]
維言 > …仕方ないではないですか。アルビノイアって言うと、大体の方が白髪赤目を連想なさいますし。此方には、余り事例もいらっしゃらないので、益々固定観念が強いんだと言います。 悔しかったら白髪染めでも使って下さいとか言いますよ。 ( 白髪染めは白髪を染めるものであって、白髪に染めるものでは無い。 まだ座敷に上がらずに佇みながら、指定通りの風体を見下ろす胡乱な黒。 傍に漏れるやり取りも、これでは微笑ましいのか、阿呆なのか。多分八割程後者。 )  ――――――――。 ( 沈黙が長かった。 元より何処か胡乱げに沈む虹彩が、更に昏い色を帯びて。 無言で座敷に上り。靴を脱がずに膝立ちでにじり寄る。 )  ―― その前に、ひとつ。 ひとつ約束して頂けませんか、古木の守り名。 ( わし。伸びる手は、邪魔が無ければ相手の襟元を鷲掴む勢い。 じっとりと潜める声は、喧騒が無くとも周囲には漏れない程度の音量で。発音だけが、その癖やけに明確。 ) [Mon 4 Sep 2006 23:55:23]
アイシェ > うぁ――…    「ぽいの」って、「ぽいの」って。 幾ら何でもそりゃあないんじゃないです、 かッ…!! しかも繰り返してるし! ( 座敷の低い膳に胡坐座りをしていた、先に挙げられた特徴を満たした風体が思わず片膝立てつつそちらを見上げ。 ――他の客の視線の不穏さ不審さを感じ取り、声を落として ) …御機嫌よう。 御友達≠ニ再会の約束はつつがなく結べましたか維言嬢。 ――…雪は降らなかったようですけれど。 ( 大聖堂の遣り取りを蒸し返しながら、手酌が注ぎ足すのは洋酒。 故・ヒヤヤッコ+洋酒のけったいな組み合わせ、その至近にからりと箸を投げ出して ) もし夕飯が未だでしたらどうぞ、対面。 …折角首を洗って御待ちしていたのだし。 [Mon 4 Sep 2006 23:44:53]
維言 > いらっしゃいますか―― ……… ん? ( 何処か気怠い仕草で宿帳を捲っていた手が、挙げられた風体特徴に止まり。何かを思い出すように天井へと視線が向きかけて―― 食事処の方で響いた、皿引っ繰り返す音に引き寄せられ。 一緒にそっちへと視線向けた来訪者の目の前で、「 多分あの人じゃないですかね? 」 とか言われ、羽ペンで示される先。 哀れ、崩れ落ちる冷奴が見えました。 ) ―― 黒髪長髪、眼帯に黒マントのホワイティアのような、アルビノイアっぽいもの。 ……有難う御座います。探し人のようです。 ( カウンター向こうに一礼向けると、奇異の視線も何するものぞ。 のそのそと件の人物の傍へとやって来る黒尽くめ。 ) ―― 御機嫌よう。食べ物は粗末にしたらいけないと言います。  [Mon 4 Sep 2006 23:36:52]
アイシェ > ( 2,3日この近辺をうろついてみて、――…諍いが多い、ような気がする。 往来を擦れ違う肩がぶつかったとか 店屋の品揃えが少ない――ヴェイトスとの流通が滞るようになったから、なのだろうが――とか、発端は何れもささやかなもの。 微細だからこそ、その頻度が際立つ訳だが。 日常レベルに於いて、何処がどうとは言えずとも、荒みゆく人の移ろいが見えると云うか。 食べる気もないヒヤヤッコの端を箸で突き崩しながら、東北東の方角、赤く揺らぐ瘴気の柱を見やり――聴覚が確定されじの特徴を拾った。 )  ( 「ぽいの」って。 )  ( ――めごし。 箸を持つ手に力が入りすぎて、トウフの皿ごとひっくり返した。 ) [Mon 4 Sep 2006 23:26:51]
旅籠 > ( 扉を開けど流れて来るざわめきは喧騒と言うには遠く。 肌の上を流れる空気も漣じみて緩やかな。 扉を開く音に向けられた幾つかの視線が、余り穏やかなものとは言い難いのは、それこそ赤い空の影響か。魔法陣、異変の中核に近しいだけに気が立っているのか。 むしろ両方かもしれないけれど。 のっそりと、赤い空ならぬ外の闇色を引きずってきたような黒尽くめが、食事処をちらりと見やり――それだけでは窓際の姿までは確認出来なかったのか、入り口に程近いカウンターの方に向かい。 ) ――此処に泊まっているお客の中で――  ええ。そんな風体の。 ( 食事処の方に注意を払わなかったのは、吸血鬼がご飯食べるとかあんまり思わないが故の盲点。 カウンターの向こうの人物に告げる人の特徴は、「 眼帯、マント、長身のホワイティアもしくはアルビノイアっぽいの 」 ――そんな単語の欠片が、低いざわめきを通して届くだろうか。どうだろう。 ) [Mon 4 Sep 2006 23:21:54]
お知らせ > 旅籠さんが来ました。 『( 旅籠の入り口付近にて。 )』 [Mon 4 Sep 2006 23:14:50]
アイシェ > ( 良くも悪くも和洋折衷、西洋風に地階が酒場と食事処を兼用している旅籠のひとつ。 ――客はさほど多くない。 遅い夕食だろうか、地元民たるアマウラ人が何かの干物をつつく顔がいかにも不味そうなのは、呑気に飯を喰う気分になれないからなんだろう。 その中に独り、洋装に眼帯。 窓際で月の周りを彩る薄雲が紅色に染まる、一種異様な光景を見上げている。 ) [Mon 4 Sep 2006 23:06:07]
お知らせ > アイシェさんが入室されました。 『Heart of the Maelstrom=@――災禍の中心。』 [Mon 4 Sep 2006 22:56:59]
お知らせ > 維言さんが退室されました。 『( 程なくして、寝息のみが響く静寂が訪れる。 )』 [Mon 4 Sep 2006 17:48:46]
維言 > ……楽も極めれば最悪って辺りが、地に生きる困難を現していると言います。 ―― 全く。 ( 寝転んだ侭、目を閉じた。 最悪の災厄を逃れ得た我らは、ラプラスの悪魔のような目を持たない。 だからこそ、足掻く事は出来るのだ。 それが希望だとしても、絶望だとしても。 ―― 面倒臭いとか言ったらしばかれますか、上司様。考えるまでも無い事を少しだけ脳裏に浮かべて、意識を閉じる。 …人探しは、また夜にだ。頭使い過ぎて疲れましたと、やる気微妙な代物は眠りの淵。 ) [Mon 4 Sep 2006 17:47:59]
維言 > ……早計は禁物。 ( …浮かんだ事はある。 しかして、それを一人で成せるかは分からない。むしろ無理。ぶっちゃけ無理。 散らばった紙をばさばさと適当に纏めて床に積むと、タタミの上に寝転んだ。 ) ―― 願望で動く事無かれ。 魔は希望の隙間に入り込むのだから―― 故、人は善性を抱き、未来に展望を求めるが故に魔から離れ得る事は困難である。 しかし忘れるな。 誘惑を振り切るのもまた同じ、パンドラの箱に閉じられた最後の悪性を知らぬが故の、強さであるという事を。 ( 昔、ずっと昔に耳にした警句。パプテスとして一般的なのかは知らない。 パンドラの例え話は、最後に箱に残された希望を抱いて人は生きていけるというものとは、少し違う。 ―― 箱に閉じ込められたのは、最後の悪性なのだと。 それは、人からかろうじて取り上げられた、最悪の災厄。 ) [Mon 4 Sep 2006 17:42:26]
維言 > ( 比較しようと引っ張り出す記憶は、それ程多くは無い。 だから勉強しておけと言ったのにとか今更頭の中で言い出す上司様の声がやかましい。 ええい、無事に戻ったら反省しますと言いますから黙ってろと頭の中でガチバトル。 傍から見れば、一人で蹲って唸っているだけの光景。 …室内で良かったという瞬間。 ) ………なんて、大雑把な。 ( 挙句に出てきた感想がこれ。 まさか、それが魔法陣製作者たる紅の悪魔の気質に拠るものとは、実物との面識が無い身には図りようも無いのだけれど。 ―― しかしこの場合の問題は。 ) …でも、それでも稼動している。 方陣、様式、魔術印。 あの、良く分からない類の構築が無くとも動くという事は―― …どう考えもロクな想像にならないんだと言います。 ( 一般の魔術師達が見たら、ひっくり返りそうな無体を可能にしているのが、悪魔の力という事か。 ―― 小さく、何かが引っかかった。 もう一度、図面と紙面に視線を落とす。 ) [Mon 4 Sep 2006 17:36:04]
維言 > ……開きっ放しなのだとしたら。 ( 羊皮紙の一枚を取り上げる。調査員の一人――もとい、昨夜会ったエリシャ嬢――が描いたという、魔法陣の模写。 全容は大き過ぎて把握困難だったという話だけれど、これは簡易模写では無く、見えた範囲を出来る限り精密に記したものだそうだ。 ) 円陣に、六芒星。 図形としては単純な類だと言います。 ( 図形―― もとい、陣としても。様式の最低限では無かろうか。 記憶の底を掘り返そうと、立てた膝に額を乗せる。 ―― 悪魔召喚の陣。模式図で見た事があるもの。仕事で対面した事があるもの。 ) [Mon 4 Sep 2006 17:30:39]
維言 > ( アマウラの先にあんなモノが発生してからそろそろ一ヶ月。悪魔の襲撃、天候の異常。此処まで重なれば、要因を結びつける事は子供でも可能。それが正解かは別としてもだ。 魔法陣の「管理者」と「作成者」 二つの名前の上を、指先が幾度も往復する。 ) 魔法陣の存在――機構そのものが、異変を齎している可能性。 もしくは、魔法陣の向こう側の世界が、流入している可能性。 ……どっちにしろ、どうにかしなきゃ始まらないという所に戻るとも言いますが。 ……… 作成と管理。 ( 悪魔の名が、二つ。 一つは既にヴェイトスでも名を知られた紅の悪魔。 もう一人は―― 分からない。魔界にて居城を構えるという事は、魔界の実力者とやらなんだろう。 どっちにしろ、聞いて嬉しい名前ではない。 ) [Mon 4 Sep 2006 16:43:12]
維言 > ( 汁は連れない。記された。 閑話休題。  ―― 魔法陣。召喚魔術的な事に精通はしていない。職業知識として把握しているのは、悪魔について。その対処法について。 魔は人によって召喚されるものである。 ―― この一文が記す範囲での知識を、脳髄から引っ張り出そうと四苦八苦。 なるほど、何時こういう事態が起こるか分からないから、勉強はしておけと上司様は口をすっぱくなさって仰っておられたか。 ごめんなさい手遅れ気味です。 ) ……第一。天候にまで影響が出ているという事は、あれじゃないですか。常時接続。 ( 光ファイバーとかブロードバンド。 オーパーツな連想は置くとしても、そうだ。 あれは召喚式の類とは違う。多分。 ) [Mon 4 Sep 2006 16:32:15]
維言 > ( 出立直前に飛び込んで来た情報。アマウラの欧州隊が、魔界から来たらしき狐とやらから搾り取ったという情報。搾ったのかは知らないけれど、ともかく。 魔法陣の製作者と管理者についての話が汁連れた部分に、すい、と指先意滑らせて。 ) 作成、管理。 ……管理というのは、どのような意味を指すのか。 監視していなくてはならないような、危険な機構である可能性。 ―― 危険は変わり無いですが、何か違う気がすると言います。 ( 危険なのは、此方に住む者達にとってであって、それこそ向こう側からやって来た者達にとってはどうなのだろう。 この忌々しい紅い空気ですら、常態なんじゃなかろうか。 魔界とやらの情景を直に目にした訳では無いけれど、報告書から推察する断片的な風景に、そんな印象。 推測には違いないけれど。 ) [Mon 4 Sep 2006 16:24:10]
維言 > ( 腹が減っては戦も出来ぬ―― では無いが。 出島の宿にて一休み。馬車で到着した後、かなり適当に選んだアマウラ様式の宿。草を編んで作られたタタミとかいうカーペットの上に、出立前に大聖堂経由でかっ剥いで来た状況報告、それに御同業の一覧を広げていく。 ) ……魔法陣。 ようは、これを何とかすればいいんでしょうけれど。 ( バラバラの情報を整理するよう、こめかみを指先でトン 軽く叩く。 ) [Mon 4 Sep 2006 16:14:41]
お知らせ > 維言さんが入室されました。 『( 宿の一室にて。 )』 [Mon 4 Sep 2006 16:09:21]
お知らせ > フォスさんが退室されました。 『( とりあえず、行動しなければ何も始まらない )』 [Mon 4 Sep 2006 13:40:15]
フォス > ( 撤退や敗走のことを思い出すとあの忌々しい人間に撤退したことを思い出す。悪魔崇拝者でも悪魔本体ではなかったなどと言い訳の一つもできるだろうが、それで心が落ち着くのは僅かな時間だけだった。 ) ――――――― ( 今はそんなことを考えている場合ではないと、男は頭を振った。 今は今回の事件を終息させるのに己がどれだけ尽力を尽くせるか。 それだけを考えればいい。 )( 男はそっと溜息をつくと、調査結果を纏めた紙を丸めてバックに押し込み、煙草を灰皿に押し付けてから立ち上がった ) [Mon 4 Sep 2006 13:39:58]
フォス >  明日からは古城に向かうか ( 男は煙草に火を点けると、ゆっくりと吸い出した。見れば同じような目的であろう戦闘を生業にしてそうな輩がポツリポツリと見えた ) ――――― ( 男はゆっくりと紫煙を吐き出し、ゆっくりとまた煙草を吸った )( 男は元から聖属性の生き物故悪魔への憎悪にも似た心。というよりも「倒さなければならない」という使命感がある。だからこその天使であるのだけど、今はただの人間でしかない肉体で、どうやって戦えと言うのだろうか。 )( しかし、だからと言って男は今回の仕事を請けないわけにはいかなかった )( 悪魔は滅するべし。それが己を灰塵にしようと。撤退も敗走もありはしない )( つまるところ、男は悪魔を殺したいのである。 ) [Mon 4 Sep 2006 13:34:47]
フォス > ―――予想以上、だな ( 男は宿屋の食事どころの一角に腰を落ち着けていた。明らかに異人風の男はアマウラの人間。特に護国隊よりの人間に見つかれば厄介だった。とは言っても、そこはアマウラの政府の考えることで、掻首隊や欧州隊の警邏などがあるのだろうが男にはあまり興味の無いことだった。 ) ――さて ( 男は前回の調査隊が得た情報をざっと一読し、溜息をついた。 ) 不味いな。非常に不味い ( 予想以上の悪魔の進行について。悪魔の出現。これは全く持ってよろしくない。 ) [Mon 4 Sep 2006 13:25:03]
フォス > ( 男の調子はいい訳が無かった )( 空を見上げればヴェイトスのそれよりもはるかに厚い紅い雲。 男は舌打ちを一つ漏らすと、宿屋の窓を閉めた )( 引き戸と言うのだろうか。すっと音もなく窓が滑る様はとても興味が持てるほど手入れがされていると感じたのだが、赤い雲やら雨やらのせいでまったくもってそんなことで感嘆の溜息を漏らす気にもなれなかった ) [Mon 4 Sep 2006 13:16:20]
お知らせ > フォスさんが入室されました。 『―――――』 [Mon 4 Sep 2006 13:05:48]
お知らせ > 維言さんが帰りました。 『( 用向きは色々とあるのだ。一番重要なのが ―― な、だけで。 )』 [Mon 4 Sep 2006 00:17:29]
維言 > ( 呼び出す口実―― 生き別れの父親とか言ったら、逗留していても逃げ出されそうだ。嘘ですし。 阿呆な事を考えたのは数秒。 ) ……戻ってから、考えるとしましょう。  [Mon 4 Sep 2006 00:16:59]
維言 > ( ―― 宿を出て、弓手の少女と別れた後。 己の取った宿へとのてのて戻りながら。残した用件に思案を巡らせる。 少女に託した用件の方は心配していない。最後の握手は、プロの手だと思う。 ) ……考えてみたら、首を洗って待ってなさいとか言った所で、逆に逃げられるのがオチっていう気もしなくは無いと言います。 ( ぼそり。 俯き加減の顔が、髪の陰で何か呟く。 そも、関係性がエクソシストと吸血鬼。 今更しまったと思っても、言葉は言葉。アフターフェスティバル。 出発は同じくらいだったけれど、まだ出島にいるとも限らない訳で。 ) ………ハタゴを片っ端からあたってみましょうか。あの風体は、そこそこ目立つでしょうし。 ( 長身、黒の揃いスーツ、マント、眼帯。 よし。 ) [Mon 4 Sep 2006 00:06:02]
お知らせ > エリシャさんが帰りました。 『 …さて、そろそろちょっとはやる気出さなきゃなぁ。(今まで適当だった臭い。) 』 [Sun 3 Sep 2006 23:53:35]
維言 > 悪魔は身体のみならず、心を折り穢す存在ですから。 実の所、あれらを容認してはならぬ最大の理由は、人が、人ならずとも――自分自身でありたいのであれば、その囁きに耳を貸してしまったら負けだからなんだと言います。 あれは、強いけれど強くない。弱いからこそ、負けてはならないのです。 …と、言います。 ( 概念の話ではあるけれど。 地図を受け取り、確かにと頷く。 いずれや、無事山分け出来ます事を内心ながら祈りまして。 )  傭兵ギルドの方は、貴方に伝達して頂いた方が早そうですし。任せます。 ―― 健闘を祈りまして。では、エリシャ嬢。 いずれや、また御会い出来ます事を。 ( 互い無事にと慣用句を交わす代わりの約定をひとつ、唇に乗せ。 差し出された手をしっかりと握り返す。 ――宿を出たら、此処からはそれぞれの道。 ) [Sun 3 Sep 2006 23:50:47]
エリシャ > ま、皆でベストを尽くそうかね。 逆言えばコレに負けるっていうのは精神的な敗北っぽいしね。 悪魔に打ち負ける、なんて笑えない。 ( うし、と席を立ってお金を受け取り代わりに地図を差し出す。 10万、予想外にデカイなぁ、とか内心ホクホクではあるがー。 ああ、カロっちゃん、こないだのと含めて11万、ソノウチイツカ手渡すゼ! ) 傭兵ギルド―――より大聖堂のほうが伝達早そうかね。 まぁ両方寄ってこう。 それじゃ、お互い健闘を祈ったりして。 ( もう一度差し出す手は一先ずお別れの握手。 このまま宿をチェックアウトして直に街道を行こうか。 ) [Sun 3 Sep 2006 23:42:48]
維言 > 面倒臭いのは仕方ないのです。あれはあれで罪業の塊っぽいものですから。 己の心と退治するようなモノといえば、そんな感じ。形があって叩き伏せられる分、いっそマシな部類とすら言います。 …マシであって最善では無いので、何とかしたいのは無論の事。 ( 空を覆い、風の色を変えるこの紅色がいい症例。 悪魔とは何ぞやと問われたら、罪の名を冠した存在より先に、この空気そのものであるとエクソシストは答えるのだから。 しかしてそれも、今は余談。 ―― 悪魔との戦争に打ち勝つ意義を問われれば、一つ述べる。 それは、行き過ぎた欲望や罪業の形と対峙し、打ち勝つに等しいのだと。 …戯言といえば、戯言。 ) それは有難い。感謝します。 大聖堂に伝えて頂ければ各地に頒布は出来るでしょうけれど、其方のツテで手っ取り早く回せそうな場所がありましたら、お願い致します。この際、機動力が重要。 ――では、地図とご足労代金を。 ( 彼女がどんなルートで踏破してきたのか知ったら、目を剥きそう。 なるほど、冒険心の発露はアクティブ。 )  ………承知しました。いざという時は。 ( 聖水?勿論持ってます。 ごそりとマントの内側を探りて取り出すのは、聖水ならず、皮袋。 この為にちゃんと用意しておいた現ナマ。 テーブルに置くと、金貨の音がじゃらりと袋の中で鳴る。 ) ――金10万、これにて。  [Sun 3 Sep 2006 23:35:03]
エリシャ > なんだか本当、面倒臭い相手だこと―――――人間同士殺し合うより幾らか希望はあるけどさ。 ( エイシェンだかエイシュンだか公式にも曖昧な国の戦争があった。 その当時はまだヴェイトス島には来ていなかったし、詳しくは知らないけれど―――人間同士の戦争は駄目だ。 それはそもそも何一つ得るものの無い、後悔とか痛みばっかり残るものだ。 相手が別の生物なら良いって単純な話でもないけれど。 ) よし、それじゃ直ぐにでも出発しようかな。 幸い荷物は鞄1つで持ち歩ける程度だし――――久しぶりにあの街に戻るのも良いかもしれないし。 地図、確かに一部ね? ( 今日出発すれば明後日には情報を届けられるだろう。 少々道が不便かもしれないが、大丈夫、なんせアマウラまで来るのに 市から北上⇒湖畔⇒砂漠を海側に迂回⇒古城⇒アマウラ なんて素敵ルート通ってきたくらいだ。 ヴェイトス島地図参照。馬鹿ルートだ。 街道歩けるだけマシ。 ) えーっとね…いや、私もよくわからん。 アンデットじゃないって頑なよ? 十字架は効かなかったし。 怪しかったら聖水でもブッかけてみると良いよ。 ( 良いよ。 ) [Sun 3 Sep 2006 23:16:23]
維言 > 現在の状況としては、ヴェイトス市が防護を固めている間に、頭を取って来いとの事です。 ……悪魔や魔物の類は、必ずしも食料――有機物の補給で生きているとは限らないと言います。 千差万別、一概にどうこう言う事は出来ませんけれど、モノによっては人間の負の感情やら―― そんな概念的なものを吸収して力に変える面倒臭い輩も存在するので、全面的に有効では無いのが難点です。 ( こんなのでも一応エクソシスト。退魔の専門であるが故、その類の知識だけはそれなりに持っている。それなりに。 拉致って逃げるとか素敵。翼をもぐ必要がありますけれど。もぐ。 ) …冒険心は大切だと言います。若い時分には、尚更に。 ――ええ。お願い致します。朗報と言い切れるかは分かりませんけれど、多少なりと情報が渡れば、短期の活力にはなるでしょうから。 ( 自警団で同じ要請をしているとは知らない。此方の方が時間のロスが少ない分、先遣のあちらと情報の到着タイミングは同程度になるか。 ) 急ぐか否かは、出来る限り――と言います。 ………は? ( 視線は真剣でも、何処か茫洋とした面相の中、双眸が見開かれる。 …ええと。 ) 赤いトサカヘルムの、猫印の靴の、骨格標本。 …スケルトンとかの類ですか、それ。知性のある代物も時に在るとは聞きますが。 ( うっかり退魔の術とかかけたらごめんなさいってな所ながら。 赤いトサカヘルム。間違えないでは済むか。多分、きっと。 ) [Sun 3 Sep 2006 23:07:00]
エリシャ > 少数精鋭って考えるとゲリラ戦しか無いね。 しかも攻める側なんて補給面で負けてるし―――あの連中、兵糧攻めなんか効くかねぇ。 ( やっぱ速攻ボスを見つけて殴打した方が早いかも。 そして拉致って逃げるとか。 悪役っぽく。 ) 丁度冒険したいお年頃だったんだよ。 暇でさ。 ま、了解したよ。 出来るだけ色々話をもって行くかね…あ、そうそう。 急ぐなら直ぐ行くけど、あたしのツレが一人居てさ、ちょっと行き違ってて連絡取れないんだよね。 どっかで会ったら伝えといてくれる? ヴェイトス市に一端戻るって。 「カロン」って名前の果てしなく骨格標本似の男でさ、まぁ多分普通に危険人物に見えると思うけど無害だから。 赤いトサカヘルムが目印。 あと猫印の靴。 ( もうわけわかんないな。 でも事実。 ) [Sun 3 Sep 2006 22:57:25]
維言 > ( 指揮の。指揮も困るが、この場合は士気。 ) [Sun 3 Sep 2006 22:46:39]
維言 > …それこそ、軍隊レベルでの作戦行動が必要になりそうなので。 …タイミングを誤らなければ、出来るかもと留めておく程度です。ゲリラ戦みたいなものですから。 ( その辺りは同感。 絡め手も面倒で苦手だけれど、正面衝突ばかりでは埒も開かない。 忍び寄るより、いっそ陽動。 …それで悪魔軍勢に囲まれたら、笑えないけれど。一考。 ) その散策に感謝致しますよ。渡りに船とは、此方の言葉でしたっけ。 …具体的には、そうですね―― 魔界の大まかな情景、「門」とやらの作成者と管理者の存在。 魔物と思しき存在の情報。 ―― そんな所でしょうか。 …紅の悪魔の予告状が機能していたとしたら、昨夜辺り大変な事になっていたかもしれません。ヴェイトス。 ( 出発して以後の情報が届くのは、遅い。 出立前に掴んだ予告状の情報―― 大聖堂が大わらわしていたものを思い出して、眉寄せた。 ) ミもフタも無い事を言えば、多少なりと情報を伝達する事で、指揮の下落を防ぎたい訳です。 この異常気象といい、ロクなコトじゃないですから。  [Sun 3 Sep 2006 22:46:20]
エリシャ > 焼き討ちにするには相当デカイキャンプファイヤーが必要だろうねぇ…上層まで焼くとなるとソレこそ本当。 ( 真っ向からガチ勝負とか先ず考えない性格ゆえ、そんな作戦ばっかり思いつくたちの悪い傭兵14歳で。 騒音パレードでもしながら夜な夜な城内を練り歩くとか。 誰か出てこないことにゃ始まらない感。 ) うん、古城探索は個人的に。 その後たまたま此処に居たから魔法陣の調査にも行って―――それくらいなら良いけど、具体的にどの辺まで伝わってるんだろ。 長いことヴェイトスには行ってないからこっちも状況が良くわかんないんだよね。  [Sun 3 Sep 2006 22:30:03]
維言 > いいですね、それも。握手ならぬ先制攻撃と参りましたら、火種でも投げつけて差し上げましょうか。――城に。 ( いそ焼き討ちとか。そんな事をすれば巣食う魔物が一斉に這い出してくる可能性も否めないので、半分は冗談ですけれど。半分は。 ) いえ、簡単な事ですよ。 此方に訪れる前に確認致しましたが、確か先にアマウラより依頼のあったという調査隊に属してらっしゃいましたよね。エリシャ・ハミルトン嬢。 その際、アマウラに提出された情報、貴方の分のみならず、出きる限り全部。 ――ヴェイトスにも知らせは届いておりますが、生の声で書かれた書面が欲しい所です。 どうにも、ヴェイトスからの要請では埒があかないそうで。 ( 聖女の一人が参加者から情報を手にしてはいるのだけれど。 纏めて書状で各地に送り付けられれば手っ取り早いとか、いっそ乱暴な思考。 関わっていた人物なら、何とか出来るのでは無いか。そんな期待。 ) [Sun 3 Sep 2006 22:23:45]
エリシャ > 若しくは下で集いあってバーベキューパーティーでもすれば? 我が物顔でさ。 誰か降りてくるかも来ないかも。 一緒に食卓囲んで和やかに休戦協定とかさ。 ( 半分冗談、半分本気。 無理して登っていくよりひょっとして楽なんじゃ、と。 広い所で戦えるのが誰にとって有利になるか不利になるかは分からないが。 ) まぁなに、この馴染めないアマウラの道具で苦労しながら頑張って描いたってわけで私的にはそれなりに安く見積もって5ま…じゅうまん? 何させる気? ( 他の連中に4万で売ったものをふっかけて5万、とか思っていればいきなり先制攻撃。 10万は大きいが、そういう話には裏があるのが常。 無意味に警戒したくなるってもので。 ) [Sun 3 Sep 2006 22:16:24]
維言 > ( 俯瞰に近しい視点は、社会の人々からは見えないものを見ているのかもしれない。その分、地上の目線から見えるものが、抜けてしまう事もあるのかもしれないけれど。 出張仕事以外では基本、ヴェイトス在住が最近のスタンスなエクソシストからは、少し風変わりに見えたらしい。 紅茶を啜りながらではあるが、目は真剣に地図を追う。 ) 行くならば真っ直ぐ上を目指せという事ですか―― むしろ、下で手間を割かれる事の無いように。 ……上が有利。なるほど、「 城主の為の城 」 な訳ですか。 ( 城の役割には幾つかある。権威の象徴、最後の守り砦。前者であればまだしも、後者の属性がつくと面倒臭い。 鬱エピソードと共に、ろくなもんじゃないと呟きそうな。面倒臭いですし。二度言ってる。 ) ……ふむ。 ( 水に濡れたら染みないかが、それって一番の心配事な。 耐水性墨汁に期待。無理ですか。 カップを一度テーブルに置き、思案の声を漏らすと。 ) ――エリシャ嬢。一つ、ご足労願えませんか?その手間賃と合わせて、10万出します。  [Sun 3 Sep 2006 22:07:39]
エリシャ > ( 根っからの根無し草。ヘンな言葉。 四分の一だけエルフの血が入るニンゲンは、どうもどこか人間社会に溶け込んでいないようで。 いつもこんな具合に遠くから世相を見ている感がある。 長く賑やかなヴェイトス市を離れてウロウロしているのも世間の流れと大逆走。 さておき。 ) 灯りとフック付きロープはあった方が良い。 下層はもう散々踏み荒らされてるし何か住んでるのは上層の方だから適当にスルーして問題なし、と…ああ、一ヶ月前の地図だけど、私達が帰った直後に連中が住み着いたみたいだから、罠の解除とか仕掛けの解除なんかはアテにし過ぎないで。 基本的には「上の層が有利」なつくりになってるし。 ( お茶を一口含み、一拍。 寝泊りできるかなーとか思って黴臭い汗臭い宿舎に踏み込んだら窓の外に斬首台が見えたんです。 超鬱。 ) で、だ。 幾らまでなら出して貰えるカナ? この苦労の結晶に―――――。 ( 主に売ってなかったインクの代わりに延々すずりで磨った墨汁の苦労とか。 ) [Sun 3 Sep 2006 22:00:31]
維言 > 活気があるのは良い事だと言います。少なくとも、その逆よりは。 ( 見た目から受けた認識を、やや修正。達観と言うのか、世界に執着しない分、視線が澄んでいるといえばいいのか。そんな、奇妙な印象に居住まいを正し。 此方は特に何も入れないストレートの侭で、軽く一口。 ) …古城短剣の話は、これまでにも幾つか聞いた事はあります。只、内部地図となると、まだ曖昧なものが多く。 巣食う魔物が手を加えているという噂もありますので―― ( 実際、ほぼ最新の情報が記された地図の存在は有難い。 罠の場所まで記された紙面に、視線を細くした。 指先で経路を幾つかなぞる仕草をし。 ) ……ふむ。 休憩出来そうな場所は重要です。 …何だか、連打トラップみたいな構成ですね、腐った宿舎と斬首台。 ( 古城の元の主の趣味かもしれないけれど。どっちにしろ悪趣味。 ) [Sun 3 Sep 2006 21:46:50]
エリシャ > ま、若い世代が無気力よりは良いのかね。 さてさて―――早速だね。 ( 婆様みたいな物言いをする14歳である。 ミルクポットのミルクをお茶にドパーと流し込みつつ。 ) とりあえず先ずはモノを見てよ。 一ヶ月滞在して細部ルートまで書き込んだからさ。 これだけちゃんと描いた地図、他には無いね。 ( がさがさとテーブルに置いた地図は古城周辺から内部、かなり上層までを何枚かに分けた代物。 隠し通路、仕掛け通路、窓やバルコニーを利用してロープで無理矢理作成した裏ルート、シューターや落ちてくるスライム等、罠のありかなどが説明文付きで記されている。 ) 休憩に使えそうな廃教会が古城の脇に建っててさ、私らは此処をずっと拠点に使ってたよ。 ああ、反対側の騎士団宿舎みたいなのは腐ってるからやめといた方が良い。 ( 裏に斬首刑場もあるし。 ) [Sun 3 Sep 2006 21:38:03]
維言 > ( ファースト・コンタクト。 第一印象はお互い様な、知らぬがスートリア。場所的にもこれで良し。 靴は脱がないで済みそうなので、その侭室内に。 ) ……平均年齢。 ( 一番提げているのは、目の前の彼女かとも一瞬思ったけれど。何の話か冷静に考えてみれば、思い当たる節はあった。 つまり、地図購入の、所謂――御同業。 ) 年嵩の世代は、しっかりと市の方を守っていて下さるといいと思います。願望的に。 ならば、改めて初めまして。 肩書きは―― 大聖堂の退魔です。 …古城の地図を売って下さるというお話ですけれど。 代価は如何程になりますでしょう? ( 対面のソファに腰掛けると、所属を名乗り、ストレートに本題に。 ) [Sun 3 Sep 2006 21:28:54]
エリシャ > ( 暫し待つ間、一先ずリュートを傍らに置いて対面になるテーブルつきのソファに座って待つ。 しばらくして、来客が訪れた。 第一印象は「ちっさいヒトだなぁ」。 自分棚上げ。 ) なんてゆか、平均年齢低いなぁ。 …いらっしゃい、待ってたよ。 エリシャ・ハミルトン。 一応肩書きは傭兵。 ( 先ずは対面の席を勧めて握手を求め。 最初の一言は独り言だ。 先日集まった4人も皆十代中ごろくらいだったって話。 ) [Sun 3 Sep 2006 21:19:41]
維言 > ( 建物の中に入ると、少し落ち着く気がする。 うっすらとした赤色は絶える事無く視界に存在しているけれど、やはり外の方が顕著。 頭痛を堪えるようにこめかみに手を当て、溜息―― 暫しぼんやりしていたか。掛けられた声に顔を上げれば、先程の給仕姿が湯気の立つティーカップを乗せた盆を手に立っていた。 ) ……分かりました。有難う御座います、と言います。 ( 案内を受けて、地図の売り手が逗留中だという部屋へと案内された。 給仕姿がドアをノックし、来客を告げ。 ) ……初めまして。地図を売って下さるとの事で窺いました、維言と言います。 …エリシャ嬢? ( のそりと頭を下げて室内に立ち入るのは、黒い髪をざらりと延ばした、黒マント姿。 紅茶をテーブルに置いて一礼し、去っていく給仕の傍ら、軽く目を見開く。 想像以上に若いし小柄。あんまり人の事は言えなくとも。 ) [Sun 3 Sep 2006 21:12:52]
エリシャ > ( とりあえず温存、で行こうかとも思っている。 皆が皆同じタイミングで動いて一気に全滅、というのも戦争的だし、もう一波乱あったらそこではじめて動こう。 古城探索から魔方陣調査でそれなりに働いたといえば働いた、し。 骸骨男と違ってヴァイオレートとかにも私怨は無い。 ) あ、はーい? ああ、例の人ね。 ( 不意に思索を中断させるノック音と言伝。 地図希望者の1人が訪れたとのこと。 折角だし上がってもらおうと、部屋に案内してもらえるよう給仕に頼んだ。 あと、二人分の紅茶も。 直ぐに給仕が戻ってきて、部屋へと案内されるだろう。 ちなみに、靴は脱がなくて良いところ。 ) [Sun 3 Sep 2006 21:04:34]
維言 >  ……む。 ( 発見。メモの内容と建物の様式―― 微妙に周囲から浮かび上がった洋風の建物を確認。アマウラ式のスライド戸とは違う、洋式扉の前で足を止める。 ) …此方の様式では、ごめんくださいとかも申すのでしたっけ。違いましたか。 ( 詳しくは無い。此方の方面に仕事で訪れた事は、ヴェイトスに来てからも殆ど無かった為、問答無用のおのぼりさん状態。 扉を潜り、カウンターを探す。 幸い、様式的にはクリスティアのものに近い為、迷う事は無さそうだ。 給仕風の装束に身を包んだ女性を呼び止めて。 ) 此方に、エリシャという女性は滞在しておられますか? 地図購入の件で窺いましたと。 ――ええ。 維言とお伝え下さい。恐らく通じるかと。 ( 給仕姿にそう告げると、畏まりましたと一言告げて、去っていく姿。 程なく、弓手の少女の元に来客の旨が伝わるか。 ロビーの椅子に腰を下ろすと、一息。 ) [Sun 3 Sep 2006 20:57:14]
エリシャ > ( 硝子の嵌った窓を開け、なんとも見慣れない感じに染まった空を眺めながらのんびりリュートを奏でる。 結構露骨に変化が見えてくると、流石に呑気なアマウラ一般市民の雰囲気も変わってくるもので、ようやく此処が魔界にもっとも近い場所だって自覚も出てきたようで。 まぁ、ようするにちょっと辛気臭い雰囲気ってわけだ。 のんびり観光してさて、次はどうしようかなぁなんて感じじゃなくなってる。 ) さて、ホントどうしようかね。 カロっちゃんはまた古城行く気満々か。  [Sun 3 Sep 2006 20:52:58]
お知らせ > エリシャさんが入室されました。 『 とある、クリスティア様式を真似た宿にて 』 [Sun 3 Sep 2006 20:48:28]
維言 > ( メモに大雑把に記されているのは、地図の売り手が滞在しているという宿。 ナンチャッテクリスティア様式。 …本当に、此処には色々ある。場所柄一番強いのはアマウラ式だけれど、何処かヴェイトスとも似ているか。 様々な形がごちゃ混ぜになった雰囲気。そういうものは、嫌いじゃない。 足を進めながら、思考だけがぼんやりと巡る。 視線は居並ぶ宿――この界隈では、ハタゴとかいったかに向き。 アマウラ風の佇まいからは多少浮いた建物を探す。 ) [Sun 3 Sep 2006 20:27:32]
維言 > ( 到着したのは昨夜未明といった所。 その頃には、出島上空の空も真っ赤に染まっていた。 急ぎ宿を取ってから、一夜明け。 ) ……止んでくれて、まずは何よりと言います。 ( 雨。赤い雨。 否、雨のみならず、何処か空気まで濁って見える。 慣用句で無く、文字通りに見えてしまうから、何ともいえば澱んだ景色。 俯き気味の顔色は、ざらりと零れる髪の陰に隠しながら。 手にしたメモを確認。 このあたりは外界との接点ともなっているだけあって、アマウラ様式と諸外国の風俗がごっちゃに入り乱れた雰囲気。 普段であればもう少し賑わっているのであろうが―― ) ……流石に、仕事ついでのアマウラ観光とか無理っぽいですね。残念と言います。  [Sun 3 Sep 2006 20:16:25]
お知らせ > 維言さんが入室されました。 『( 紅い空、紅い雲。 )』 [Sun 3 Sep 2006 20:11:51]
お知らせ > アイシェさんが退室されました。 『( 赤黒く濁る空を見上げて、障子の戸を静かに閉じた。 )』 [Sun 3 Sep 2006 16:48:32]
アイシェ > ( 今回の騒動にそも、たいした意味など無かったのか。 一度は撃退された紅い悪魔が、受けた傷の快癒を切欠に報復に来ただけなのだろうか、彼らが何をしたいのやら見当もつかない。 此方に悉く空手を切らせる「作戦」だとしても――…ならば何故、わざわざ警備の固められた市の正門に襲撃予告などしたのか。 ) これが撹乱だと云うのなら、いっそ御見事なんだけれど。 ( ともあれ、早出の面々はもう行動を開始しているのだろう。 此方も指針を定めないと。 ) [Sun 3 Sep 2006 16:47:20]
アイシェ > ( ――…この場合、一番避けなければならないのは長期戦に消耗戦。 篭城は打開策がある時のみ有効な作戦で、堅牢な盾や鎧に身を固めたとて打ち続けられればやがては沈む。 耐えながらも逆転の糸口、剣の一撃があってこその取れる作戦――――だと、思う。 戦略戦術の類にはとんと縁がない、半ば思い込みかも知れないけれど。 ただ、何と云うか、こー… ) ………… ( 2本目に火を点け ) …   相手の太刀筋は見えても。 その腕の先が全く以って見えないんだよな――…  ( 古城に赴いたとして、空振りに終わるのがオチじゃないかと。 ) [Sun 3 Sep 2006 16:30:20]
アイシェ > ( 先日眷属の麗人が言っていた通り、これ≠ヘ瘴気と称すべきであって、それ以上でも以下でもない。 遠く鼓膜を叩く誰かの怒声は、その悪しき影響を受けたものかも知れないけれど。 災禍の中心、赤い色の魔法陣。 至近に位置するアマウラを避け、とうとうヴェイトスでは戦端が開かれたとか何とか。 出立のタイミングが悪くて事実の確認が出来なかったのがどうにも悔やまれる話。 ) ――――……  。  ( 舌に残った葉を吐き出した。 紅い悪魔=@ヴァイオレート=@――…嘗て彼の根城は古城に在ったとか、それも風の噂。 )  ………  ( 考えて ) そこに行かなければ話は進まない、 … ?   [Sun 3 Sep 2006 16:13:12]
アイシェ > ( 赤が想起させるのは、万物の通貨たる生命の赫。 ――…毒の色。 連想するものが強すぎて、意識すればするほどそれ≠ニこれ≠ニは違うのだと思い知るけど、それでもこうして穴蔵の中に閉じ篭っているのだから他人の事は言えない。 本来は煙管用なのだろう煙草盆を引き寄せて、長くなった紙巻の灰を落とした。 …気味の悪くなるような、静寂。 ) [Sun 3 Sep 2006 15:42:19]
アイシェ > ( 借りた2階の窓から、障子張りの窓を細く開けて通りを見下ろしている。 先ほどまで降り続いていた赤い雨≠ヘ漸く止んだが、 路面には赤い水溜りが残り、軒先よりぽつぽつとその名残の赤が滴っている。 外出する気力も著しく奪うのだろう、外を歩く人通りは少なかった。 ) [Sun 3 Sep 2006 15:21:02]
お知らせ > アイシェさんが来ました。 『( トキノミヤコ様式の宿 )』 [Sun 3 Sep 2006 15:12:06]
お知らせ > カロンさんが退室されました。 『ローニンの数が減ってんのかな?(家で傘張ってるイメージ。)』 [Sun 3 Sep 2006 13:47:29]
カロン > (拳から離した視線を、赤く空を覆う暗雲へと向けた。雨を赤くした雲に、元凶を重ね。)時間がねー。ちんたらやってたら、俺はモンスターになっちまうかも。(心は人間であると、自分では信じている。それを失ってしまったら…考えたくも無い!)エリシャに会って、補給して、服の洗濯して… んで、古城だ。今度こそ陣の閉じ方、聞きだしてやる!(目標を持った男はフットワークも軽い。やるべき事、やりたい事。二つが一緒なら、なんだってできる気がする。)…雨が止んだら。(傘は無い。 ザァァァァ。) [Sun 3 Sep 2006 13:43:22]
カロン > 魔界と同じ匂いがしやがる。瘴気…とか言ってたっけな。(思い起こすのは、魔界に満ちていた魔力。狂気を誘う、危険な魔力…!それをこちらへ溢れさせないために、骨は魔界の門を閉じる決意をしたのに。)まだあっちよりは薄い。でも、このままじゃ…!畜生。(握り締める拳も、いつ狂い出すか分からない。男が唯一信じられる物すらも、魔界は奪おうというのか。) [Sun 3 Sep 2006 13:34:30]
カロン > (赤い雨はヴェイトスよりも僅かに濃く、僅かに禍々しい。朱に交われば赤になる…朱の元たる魔界の門が近いせいだろうか…ヴェイトスに帰っていない骨は知る由も無いが。)ま、コイツのお陰で俺も中に入れた訳だけど。(初めて眼にする赤い雨。混乱した門番と人々の間を縫って、出島に駆け込んだ訳である。)しかし、マズいな。この雨…!(ひょっとこお面を、直す。) [Sun 3 Sep 2006 13:27:54]
カロン > とんでもねー雨だなー。赤なんて、尋常じゃねーよ。(商店が並べる軒先の下、運よく難を逃れたひょっとこ仮面が腕を組み、ぼやく。赤い斜線に彩られ、赤い水溜りが点在する商店街に人影は無い。誰も外になんて出たがらないだろう。)…世界の終わりが来るなんて言われたら、冗談でもなくなっちまうぜ。 [Sun 3 Sep 2006 13:23:34]
お知らせ > カロンさんが来ました。 『…ちっ。』 [Sun 3 Sep 2006 13:20:39]
お知らせ > ジルさんが退室されました。 『『……覚えられたか?』『いや、全然』 (そんな店員たちの会話は耳に入らない。)』 [Sat 2 Sep 2006 20:20:29]
ジル > その耳に刻むとよい。 この私の名はジルドレ・シュナイド・アルベル・フォーレント・ヴァイアス・カッツェ(中略)・ズェピアだ。 ( キザな動作で髪を掻き揚げながら一息に更々と自分の名前を述べた。 ) ――次は、出来ればこの名で呼んで欲しいものだ。 ( 優雅に手を振りながら、暫しの間共に働いた店主と店員に別れを告げて店を出て行こう。 ) [Sat 2 Sep 2006 20:18:19]
ジル > ―――そうそう。 ( 思い出したように振り返る。 ) カレーだの王子だの食い逃げだの、様々な字で呼ばれた私だが未だに本名を名乗っていなかったな。 ( すっかりあの赤毛の人に付けられたあだ名が定着してしまった模様。 このまま名も知らせずに去りいくのはなんとも侘しいではないか。 ) [Sat 2 Sep 2006 20:09:38]
ジル > 一週間以上も働いたのだ。 借りは十二分に返せたであろう? ( 働く手際は悪くないのだが、目立ちたがり屋の悪癖が災いして色々と迷惑を掛けた。 そんなことには目もくれずに自分の仕事振りを偉そうに語った。 ) ―――では、さらばだ。 またこの近辺に寄る機会があれば訪れさせてもらおう。 ( なんだかんだでこの店が気に入った貴族。 ) [Sat 2 Sep 2006 20:01:13]
ジル > ( その不平言は店主の一睨みで黙らされる。 相当強い力で殴られたのか痛む頭を抑えつつ言葉の続きを。 ) 簡略に言うとだ。 今日で私は此処を離れる。 ( ようやくヴェイトスに向かうことを決意した。 それでどんな目が出るかはわからないが、それでも動かなければ決して何も起こりはしない。 この騒動の最中でただの一観客で終わることは、この貴族の誇りが許さない。 ) [Sat 2 Sep 2006 19:49:02]
ジル > 確かにこの私が去ることにより客足が遠のいてしまうことは疑う余地の無い事実だろう。 だが“うるせえんだよお前は” ( ようやく店主が語った言葉は長ったるしい貴族とは裏腹に簡潔。 ドスの聞いた低い声と同時に貴族の金髪へと拳が振り下ろされた。 ) ぐ…ぬ……て、店主。 ここは少しばかり客相手に暴力を振り上げる機会が多いのでは無いか? [Sat 2 Sep 2006 19:37:04]
ジル > ということで―――― ( いや、言葉を交わしているというのには語弊があった。 ) ―――このカレーなる王子という称号まで頂いてすまないが私は――― ( 一方的に悪魔が店主に長々と言葉を発しているといった方がこの場では正しかった。 唯でさえ忙しい夕食時のこの時間。 傍迷惑な客と化している貴族に店主の額には青筋が浮き出ている。 ) [Sat 2 Sep 2006 19:27:53]
ジル > 別れは常に悲しいもの。 しかしそれを乗り越えることにより得る者も多々ある。 つまりこの別離もまた―――― ( とある食事処。 そのカウンター席で貴族風貌は店主と差し向かいになり言葉を交わしている。 ) [Sat 2 Sep 2006 19:17:51]
お知らせ > ジルさんが入室されました。 『―――世話になったな』 [Sat 2 Sep 2006 19:13:12]
お知らせ > さんが退室されました。 『 ―― ごちそうさまでした。 ( さぁ、休憩時間は終わりだ。 ) 』 [Fri 1 Sep 2006 22:19:26]
> ( 製薬の手助けと、薬材確保の交渉と、それから医療の補助。  やる事は多いようで、その実できる事、の幅は狭い。 )   ―――― 、 ( お茶を飲み干し、最後にひとつ、大きく息をついた。 ) [Fri 1 Sep 2006 22:19:03]
> ( それは知れるわけなどなかったが、その時にきちんと顔向けができるようにしなくては。 )  ――― 交渉、というのはあまり得意ではないんですけれど。 ( アマウラも備えは必要だろうが、ヴェイトスも、…いや、ヴェイトスにこそそれは必要な気がした。 ) とはいえ、戦士の方々を侮辱するわけではありませんが。 ( どうせ怪我をするんだろう、等と思っているわけではないという事。使わずに済むのならそれが一番いいが、けれどもこんな時だから準備はしっかりしておきたい。戦い傷ついた者に対してその傷を癒すための薬がない、なんて、 …ぞっとする。 ) [Fri 1 Sep 2006 22:14:33]
> ( 当然、通常より値も張った。こういう状況だから仕方がないとはいえ、これから更に釣り上げられるだろう事を思えば溜息を禁じえない。  ヴェイトス市の中央病院や薬品ギルドの様子は今、どうなっているだろう。まだ、自分がアマウラに向かった頃と大差ないだろうか。数日しか経っていないというのに気にかかる。  ――― そういえば、中央病院からの使者は蔦の事件で助力いただいた漢方医の方だったとか。 彼の依頼を己も受けたことがあるものの、直接の面識は未だない。 ) …落ち着いたら一度、話をしてみたいものですけれど。 ( 呟いて、お茶を一口すすった。  落ち着いたら。  …一体、何時の事になるだろうか。 ) [Fri 1 Sep 2006 21:59:25]
> …… 別に頭のカタいアマウラのトップと、判断の早いヴェイトスのトップの差、というだけではないんでしょうけれど。 ( 軽い皮肉。 此方は本当に動きが鈍いと思う。上の者であればあるほど、非協力的のような気がした。  …それこそ、標的がヴェイトスともなれば、自国は関係がないとでも思っているのだろうか。 それでもこの地があの火柱に近いことには変わりなく、そのための備えはしているのだろう。今日だって、結局自分はヴェイトスにいる時とあまり変わることなく一日中製薬に勤しんでいた。 ) 出し惜しみしたい気持ちはわからなくもありませんが。 ( アマウラからヴェイトスへと流れていた薬材の動きが悪い。それでもなんとか今のところ中央病院で必要としている分と薬品ギルドに控えておく分は確保できた。 …あくまで今のところ、だ。 これから先も十分な量が手に入れられるかどうかは、相手の態度をみる限り望み薄ではある。 ) [Fri 1 Sep 2006 21:48:03]
> ( けれど湯呑みのなかの緑茶はいつまで経っても飲み終わらなかったし、こういう店にありがちな「団子」は注文する気が起きなかったしできれば見たくもない。そのくらいには疲労は積もっていて、ゆるり、吐息を吐き出す。 ―――隠居ジジィにでもなった気分だ。 むしろそれは、なりたいという願望に近かったかもしれない。 ) ( ともあれ、己がアマウラへ行くようにと指示を受けた夜にヴェイトスの正門には襲撃があったというし、明日にもまた襲撃があるという予告があったという噂は、遅ればせながらこの地にも届いているだろう。 …それに比べて、此処はどうだろう。 紅い火柱に近い此処が、ヴェイトスのような襲撃を受けているだろうか?  ――― おかしい、と思うには十分で、戦いに赴くではない自分でさえ、狙われているのはヴェイトス市なのではと考えてしまう。 悪魔の考えている事など知る由もないので、ただの推測に過ぎなかったが、 ) [Fri 1 Sep 2006 21:33:21]
> ( 訪れたアマウラの地は、思っていたよりも和やかだと―― そう感じるのは、あくまでヴェイトスと比べての事であったが。 紅い火柱に近い都市にしては、あまり表立って襲撃がきたという話を聞かない。噂程度でなら、関所で妖が捉えられただの、アマウラの近郊に魔物が出ただのと耳にはしたが、事実がどうかまでは確証が得られなかった。 …例の魔法陣から、多くの魔物がヴェイトス島へと入ってきたというのは聞いているので全くただの噂話、ということでもないだろうが。 )  …、 ( ヴェイトスで着ている洋服ではなく今は和服に袖を通して、通りの茶店に腰を下ろし、湯呑みを手にしている自分も大概暢気だとは思う。 ) [Fri 1 Sep 2006 21:24:16]
お知らせ > さんが来ました。 『( ――正直、拍子抜けした感はあった。 )』 [Fri 1 Sep 2006 21:11:23]
お知らせ > 園内一花さんが退室されました。 『―――そうか… そう… 【門】を閉じるだけでは、だめなのかな… ( そんな呟き )』 [Fri 1 Sep 2006 02:28:45]
お知らせ > MJさんが帰りました。 『妖怪で獣なら、恐竜はナンダロウ―――そんな呟き。 』 [Fri 1 Sep 2006 02:27:03]
MJ > ( ヴェイトスで例えるなら非道な自警団員とベタベタの店長らしい。 ――――朱鷺ノ京の文化は奇々怪々だ。 ) 首謀者が何処にいるか解らないから、魔界のお城まで乗り込んでって腹積もりデショ? 古城に行くのと魔界―――行ってからのお楽しみィ。 ( 頬の紅い巫女に「スケベ!変態!」と泣きダッシュで去って行こう赤毛。 共闘は難しいのが現状だろうとは今までの経験より。 ) ―――艶子がもうちょっと痩せたらいいけど。 重いよ、いや鎧トカネ? ( 王様をペチリと叩きながら、宿へと。 ) [Fri 1 Sep 2006 02:26:35]
園内一花 > ―――ハラエはその辺りアバウトですけど、大聖堂は威信にかけて腕利きを派遣して来る感じがします…。 気がするだけですけど… 共闘出来るかどうか心配なくらい。 ( 聖剣戦争もそんな感じだった気がして、そんな事を。 ただ、実質二手に別れる事になってしまうとしても… 続くMJさんの言葉には、首を傾げた ) …魔方陣へ向かう人、というのは… いきなり飛び込んでしまう積もりなのでしょうか? 私は、まず城に居る首謀者なり現場責任者なりを抑えて、【門】を閉鎖する方法を教えて貰えればと思っていたのですけど… ―――って、いえ、いえ。 ぁ、赤いですか? 暑いからかな。 ( パタパタと掌で仰ぎつつ、席を立つ。 イコトさん… 経費で落ちよう、祈っています。 ―――所領ダメかな? 正規軍ではないけれど、首級を挙げるくらいのお手柄には御褒美があってもと思うんです。 正直命懸けだし ) ―――って、獣ッ…!? ……ぁ…… ( 艶子さんの言葉でようやく『鳥=トリスさんの連れ』と繋がって。 微妙に驚いた後に固まってしまったのは…   自分のパートナーの実態が獣だから。   しかもそのままで圧し掛かられて、しっかり出来上がっちゃってました。 さておき、さておきっ ) [Fri 1 Sep 2006 02:20:43]
お知らせ > 艶子さんが帰りました。 『( 隠居爺とはまた高度な……! )』 [Fri 1 Sep 2006 02:09:19]
艶子 > ( エチゴヤとアクダイカーンのジョークについては、この後宿に行ってからじっくり説明するとしよう。 大聖堂から数人来ていると聞いてまずアレックスの名前を思い浮かべたけれど、彼女も来るという話は聞いていない。 ) ……… み、みるなよぅ! ( 頬赤らめた一花に抗議。なら目の前でやるなといわれそうだが、そこはバカップルだから!? ) 領地かぁ、それは夢のある話だな。 ( 領地というか、家一件建てられそうな土地なら貰えそうだけど。そこを国と呼んで近所の人から微笑ましがられるとかそんな。 ) ………………… ほら、私をおんぶしながら上るとか…駄目? ( 不安そうなMJにそう言った。頑張れMJ、負けるなMJ。 ) ト、トリスさん……! 獣姦はマズイッすよォォォ――ッ! ( そして傭兵は最後に驚愕した。 ) [Fri 1 Sep 2006 02:09:09]
お知らせ > トリスさんが退室されました。 『貴方達纏めて隠居爺いにでも成敗されるが良いわ――とか高度な怒り方でした。』 [Fri 1 Sep 2006 02:02:41]
お知らせ > エリシャさんが退室されました。 『 エチゴヤ?エチゴって何。(まるっきり分からず。) 』 [Fri 1 Sep 2006 01:59:46]
MJ >  大聖堂から数人来てるってサ―――実力の程は知らないけど。 今回魔法陣の方と二手に分かれるんで。 地図を買いに来るイコトってヒトで最悪打ち止めダネ。 魔物の大半は島中に散ってるなら勝ち目もあるんじゃないの。 ( 最近、ぐぅたらでした。 でも巫女サンには負けます、勿論性的な意味d(ry)) イッカちゃん……何紅くなってるの? お酒でも呑んだ? ( 基本的に羞恥心が無いお馬鹿な子。 すぷーん片手に首カクリ ) まァ、イコトサンは南無って事で良いよォ。 ( 12万で売れた、とか云いそうなエリシャ。 本当に子供だろうか? 実は三十代とかでも赤毛は驚かないヨ。 ) 艶子、でも―――外壁昇るの多分オレサマなんだけど、解ってる? ネェ、解ってて云ってる? ( 誤魔化しは成功したらしい。 もっきゅもきゅ、と白玉を頬張る王様に不安を感じたよ赤毛。 ) 鳥は無理にすると脱腸して死んじゃうって訊いたけどナァ。 ( 此処には居ないツレを100%鳥と断定しつつ、さり気ないアドバイスも加えて席を立とう。 )  [Fri 1 Sep 2006 01:58:14]
園内一花 > ………。 ( 『あーん』とか口元にスプーンを運ぶMJさん、運ばれる艶子さんを見て… 『なんだ、たった一人の大切な人が、恋人が居るんじゃないか』 と思うけど、違うのかな。 あんまり見ないようにしつつ、チラッと見て頬染めた ) 〜加勢を表明している人だけで、十人にはなったと思います。 …ええ、共闘しない手はありませんね。 と言うより、個別に事に当たるなんて無謀です。 ―――宿は… パートナーの、実家なんですけど… そうですね、皆さんと行動を共に出来るのなら、すぐに連絡が取れた方が良いですし… そちらの宿に移る事、考えてみます。 ( 商談成立と見れば、『ありがとうございます』とかしこまって礼をして。 『カップル』 発言は赤くなりつつスルーした。 『そのうちいつか』 分かったらしいトリスさんに、照れくさそうな微笑を向ける ) 〜ぁ、分かりますか? 園の内の一輪の花、と書きます。 希望の名前ですよ。 ( 冗談みたいな、とは、もう思わない。 思うけど、思わないように。 〜かわいらしかったと思ったら、剛毅な感じで自信満々に笑い出す艶子さんに眼を瞬いて ) 〜そうですね、大手柄を立てたら、所領の一つや二つ、貰えちゃうかもしれませんね。 ( 煽っているようで、でも、これを戦争と捉えるのであれば、大袈裟な話では無いと思う。 …ふと笑顔を引っ込めて、宿へと立つ面々を見つめた…。 …皆… エリシャさん百人長さんの都合でだめだけど、自分も、戦いに行くんだ…。 改めてそう思っても… 数の力か、あまり、そんなには、不安にならない ) ―――気をつけて行きましょう。 誰も欠けずに、帰れるように。 ( 越後屋。 分かりますとも。 エリシャさんが 『いえいえお代官様程ではぃえっへっへっへ』 とか言い出したらサムズアップものなのだけど、それはそれでイメージが壊れちゃいそうで嫌だ。 何の話 ) [Fri 1 Sep 2006 01:54:24]
艶子 > んぐ。 ( ぎぅ、と足を踏まれて変な声を出した。 「え?そういう場面なの?」見たいな顔でその場に居る面々を見渡す。差し出された白玉にものすっごい無邪気な顔であーんとか口を開けてしまう辺り、もうアレだ、駄目である。 ) 出来高制か―― 参ったな、市の財政が傾いたらそりゃ私のせいだ!がっはっはっは! ( とか、物凄く自信満々でした。でも流石に財政が傾くぐらいの報酬は無いと思いますよと誰か言ってあげてください。 ) そうだな、それだけ居れば何とか―ー  皆、名前が覚えやすくて助かります。 ( その他に来る人達とも出来れば連絡を取り、協力し合うべきだろう。 もう一人、大聖堂のイコトさんに吹っ掛ける気満々のエリシャ嬢に対して傭兵は豆電球浮ばせてぽむ、と手を叩いた。 ) …… 越後屋、お主も悪よのゥ。 ( はい、これが本場のアマウラジョークです。通じない可能性は大きいけれど一花はきっと理解してくれると信じてる! ) それじゃあ私たちもその宿に。 ……おや、トリスさん。 ( その連れてくれば良かった相手の事は聞かぬけれど、口元に手あててニヤニヤと笑ってやった。反撃?反撃! ) [Fri 1 Sep 2006 01:44:36]
トリス > ソノウチ イツカ・・・朱鷺の都語?(此方の文化も半端に知ってはいるが、名前としては少々珍しい部類か? 一言で覚えられるという点では優秀だが―― ) 私達も大所帯になってきた事。街出る時は悲壮感漂う出発の仕方だったけど・・・もう負ける気がしないわね。(ニンゲンは数で強くなるというが、どーやら精神的にもそうらしい。此処だけの話最初二人だったし。 化け物退治の専門屋という認識なれば、参戦は心強いと喜ぶわけだ。) 無かったら破産している所よね。 見回るだけ、みたいな終わり方しちゃうと元がとれ無そうだけれど――本拠地に臨もうってのにそれもないか。(個人差ありそうだが報酬はきっとあるさ。 黒字になることを願おう。) 4万ならば文句なしで了承するわ。  内緒の方もね。(商談成立めでたい――少し安くなった分は食費とか装備にもまわせるし園内一花の飛び入りに感謝すべき所か。) ・・・・そういえばまだ取ってないわね。 荷物の一部預けちゃってるし、丁度良いから其処にしましょうか。(食事も済んだし、宿が見つかれば泊まる目処はとりあえず立つ。 本当に頼りきりになってしまったが、楽なのは良い事だし。) さてどうだかね―――私も連れてくれば良かったわ。(冗談めかして語りつつ、宿までついてこうか。 誰を、とかは聞かぬと良いよ。) [Fri 1 Sep 2006 01:38:43]
エリシャ > トリス、ツヤコ、MJ、イツカ、スミレ、それからもう一人地図買いに来るイコトって人―――まだ他にも居るんだよね? それだけ頭数居るんならやりようは結構あるんじゃないかな。 ( 私は行かないがね。 古城探索から魔方陣の見張り、地図増産でここんとこまともに働いてるんだ。 今度は休ませてもらおう。 百人長も忙しい。(なんのはなし。) ) 4万×3――――ま、そんな所かなぁ。 イコトさんには幾らで買ったか内緒ね。 ( ものっそ吹っかけてみようかと。大聖堂ってお金持ってそうじゃない。 おっけ、と商談成立。 丁度3枚ストックしてあるし、今日のところはこんなものか。 ) 複写のほうの地図、宿にあるんだわ。 ちょっと散歩がてらについてきてくれる? ……っていうか、皆、宿は? あたし泊まってるとこそんなに悪くないよ。 部屋もまだ空いてるし、半端にクリスティア様式だからヴェイトス暮らし長い人には馴染めるかも。 ( 紹介料、女将さんに貰えるかもだし、という言葉は飲み込んだ。 なんか私お金に汚いヒトみたいだな。 ) ……なんでもいいけどさ、最近カップルで旅は流行り? ( 席を立ちつつそんな一言。 私のは違うぞ。 骨格標本みたいなものだ。 ) [Fri 1 Sep 2006 01:30:30]
MJ >  はい艶子 「アーン?」して、あーん。 ( にっこし、涙ぐむ艶子に。 届けられたソフト白玉餡蜜を一口掬い、木のすぷーんを口元まで運んで。 赤毛なりのご機嫌取りらしいよ? 踏んづけた足だって離しちゃうともさ。 ) [Fri 1 Sep 2006 01:22:28]
MJ >  しっかりしてるなァ、エリシャ……。 艶子、ここは間を取って四万って場面なの―――。 ( ギュムリ )( ここ一番で外さぬ傭兵には、見えぬテェブルの下、脚を踏んづけておいた。 ) 市のお偉いサン云ってたよ「出来高制」だって。 ( ボソリ、と。 何ともハイリスクハイリターンな今回の依頼。 ) 不死竜を説得したとか訊いたけど、お久しブリォ。 またヨロシク。 ( ひーらひら、手を振ってご挨拶。 店員はもう諦めてると思うんだ此の混沌。 ) んで、オレサマは奇しくもイッカちゃんと同じ4万。 折衷案だから、妥当ちゃ妥当よネ。 今回、出来高制なのは本当ヨ?  [Fri 1 Sep 2006 01:20:01]
園内一花 > ( 接近の途中で会話の断片は聞こえて来てる。 別に日時指定ありませんでしたねごめんなさいと平たくなりつつ…っ! 説明は聞いていないけれど… その地図が質の良い物である事は、元トレジャーハンターなら見て取れるだろうか。 必要滞在日数や必要経費、危険手当などなど… 一枚五万は妥当な気がする。 一緒に仕事を請ける仲間だからって、数人でお金出し合って写しっこはナシだろう。 そんな事を考えながら ) ―――そうですね、ちょっと場違いな気はしますけど… いえ。 菫と一緒に、加勢します。 また、よろしくお願いします。 ( MJさんの言葉に、艶子さん、トリスさんと視線を移し… ちょっと深めの礼をする。 『そのうち いつか、です』 という挨拶には店員さんに不思議そうな視線を向けられつつ。 エリシャさんの『引越し手伝い?』には懐かしそうに ) 〜はい。 …穏便にお引取り願えればいいのですけど… ダメなら、ちょっと強引にでも。 …ぁ、あれからトレジャーハンターをしていたんですけど、今は、陰陽寮ハラエで巫女をしています。 菫も一緒ですよ。 覚えていらっしゃいますか? 鍛練所で一緒に居た、狐の耳と尻尾がある子です。 ( なんて、近況報告や世間話はおいておいてー。 話の輪に加わろうとイスを引く。 夕食は済ませてあるので、お茶にお団子など注文した。 さて ) ……ん…… そうですね、五万は妥当かな。 だけど、嬉しい… なんて言うのは不謹慎ですけど、予期せぬ高需要という事で… 四万 ! だめですか? ( 一声で二万上がればその半分。 地味に商魂逞しいらしい陰陽寮は、とりあえず値切る事を忘れません ) ―――艶子さんには、色々言っちゃいましたけど。 …今度は、ヴェイトスがあの【門】に呑まれてしまうかもしれませんから… そんなの、嫌だから…。  [Fri 1 Sep 2006 01:12:47]
艶子 > …… MJ、今何気に酷い事言った? ( 胸の分有利だとかなんとか!睨む目がちょっと涙ぐんだ。 ) [Fri 1 Sep 2006 01:04:04]
艶子 > ( 思った。私はやっぱり交渉事には向いてない、と。だがまあ、金に困っている訳でもなし。正統な対価だと思うし、MJと二人で出せば大した額にはならない。問題は他の人だけど―― まあきっと私よりは金持ちだろうと勝手な判断。うむ。 ) じゃあ私は5万だ。なぁーに、市からの報酬だってあるんだし。 ( 額は提示されてなかったけど、あるよね?あるよね? ) 一花、お前もこっちに来てたんだな。 ( 彼女が来ているのなら菫も一緒だろう。今は姿は見えないが… きっとあーんなことやこーんなことをして疲れ果てて眠っているに違いない。とか勝手に思った。 でも、二人がこの仕事に参加してくれるなら心強い。 ) 成る程―― はは、一対一でやりあう事しか頭にない私に比べてやっぱり発想が柔軟だな。 その手、可能な限り使わせて貰うよ。 ( この傭兵の場合正々堂々に拘るというより、そういう手がすぐに思いつかないだけだったりするのだが。 ) [Fri 1 Sep 2006 01:02:52]
トリス > 本格的に何かが”立て篭もった城”を攻略するならここに居る全員まとめて、って事になりそうだけれど、ね――(不死者砦の教訓もあり、出来るだけの団体行動の方が宜しかろう。 何とか拠点にできそうな位置も2・3見つかっていると地図にあるし。)あらいつぞやの―――竜の時だったかしら。  ええと、お名前?(本場チックな巫女様も加わって、寧ろ芸能横丁の活劇に出る冒険者軍団みたいな集まりになってきた。 そろそろ周囲の見た目がまた一段変化しそうだ。 →そして伝説へ。) ・・・・・・・そうね、いざという時は此方から呼んでやれば良いのよ。(そして大真面目にエリシャ案に同意した。 報告からして言葉も通じたようだし、そう確率の悪い作戦ではないと思う。) 3万から5万――依頼前に剣を設えちゃった身には結構染みるわ、その額・・・(MJの提案は奇しくも艶子案トリス案の真ん中程度。 妥当にも感じるが―― それなりの費用が出てるっていう抗議も確かだ。) さっきの説明が正しければ此処で装備を整える必要もあるんだけど―――報酬がしっかり入れば払えなくはない か―――(大分揺れ気味だが、一声掛ければ5万で折れる感じか。) [Fri 1 Sep 2006 00:57:17]
エリシャ > んー、古城探索滞在費、危険手当、地図作成料、技術料、紙とインク代…〆て――――3万…もう一声。 5万? ( MJの示した額の横で艶子が言いかけた言葉を聞き逃さなかった。 にっこりと微笑みつつ言葉を飲み込みかけた艶子に向き直り。 一枚五万、まぁ…二人で山分けって考えるとそうボロ儲けって値段でもない。 食費とか消耗品とか出島での宿代とかもあるし。 ) あれ、また…懐かしい顔。 引越しお手伝いさんだ。 久しぶりだね、古城の引越し手伝い? ( 満員御礼だ。 4人目のお客さんはまた知ってる顔。 物凄い昔で記憶が停止しているのはそれっきり会ってなかったから。 ま、引越し先も出払っちゃったし、そのまま古城行きだったし。 ) 軽装をお薦めしたいかな。 乱戦の可能性も高いし、もしもって時は出来るだけ早く脱走できたほうが良いでしょ。 ―――――全く逆の発想をするなら……いぶり出しちゃえば? 城門の前とかバルコニーとか広くて下の方の目立つ所がオススメかも。 陣取って見張ってるだけでもプレッシャーになるし、城に引き篭もってるわけじゃないんでしょ? そのうち出てくるんじゃ。 最悪それこそおびき出す前提で城内を荒らしながら逃げ回るとかね。 ( 卑怯というなかれ。戦術、戦略、目的は正々堂々真っ向勝負でもなし。 ) [Fri 1 Sep 2006 00:49:45]
MJ >  ( 城内の経路を訊いてる内に、表情も冴えず。 傭兵の云う通り自分は得意なのだが―――重装備の二人はどうなのだろう? 決して体重では無くて装備だと主張したい。 思わず二人の装備をマジマジと視てしまうか ) 艶子は胸の分、トリスタンよりも有利だけど厳しいネ。 ( 思いっ切り声に出た ) ―――屋根伝って離れの塔とか。 最後には時計塔上れとか云わないよね。 此の調子じゃあ玉座の間は遠そうだ。 ( 地図を広げながら説明する少女は、装備と身のこなしからレンジャーなのだろう、と。 ) 良いよ、情報料も含めてコレ位は出せるつもり。 ( 立てた指は三本、単位は千ではナイのは確か。 ) ココまでサァビスして貰ったしネェ――ケチ臭い事は云いません。 後は、報酬が出たら此処のトリスタンと艶子が何か奢るって云ってるしソレでどォ? ( と、声がして振り返ると其処には懐かしい顔。 ) ―――何ここ? 不死者砦の同窓会? ( こんばんわーっと、取り敢えずは挨拶。 ) [Fri 1 Sep 2006 00:40:14]
お知らせ > MJさんが来ました。 『 沢庵の味に、吃驚したらしいヨ。 』 [Fri 1 Sep 2006 00:31:04]
園内一花 > ( 連絡を付けている暇は無かった。 特攻隊?への参加を決意したは良いけれど、パートナーと乳繰り合っていて気付いてみれば地図の取引日。 そんな艶っぽい様子は伺わせない巫女装束のポニーテールが、やや急いだ様子でお店へと顔を出す。 ―――とても目立つ一段は一目で分かって、それも全て… 久し振りではあるけれど、知っている顔ばかり。 …気付いてくれる人があるのなら一つ会釈して、そちらへと足を進めよう… ) ―――ぁの、すみません。 古城の地図、頂きたいのですけど… まだ、商談に参加出来ますか…? 〜こんばんは、お久し振りです。 ( 順番が逆。 気恥ずかしそうに微笑んで、息を整えつつ会釈する ) [Fri 1 Sep 2006 00:25:44]
艶子 > あ、ええ、はい、その、恐縮です。…宜しくお願いします、トリスさん。 ( 改めて一言。大きな剣に関しては成る程確かに―― 道に詳しければそういう戦い方も出来るだろう。 そしてエリシャのはなるほど良く書き込まれている地図だ。不死者砦の時のように今回の仕事を請け負った人同士で固まってこの廃教会にキャンプを構えるのが良いだろうか。ベースキャンプと呼べる程規模が大きく出来ないのは痛いが。 話を聞く限りでは身軽な格好で行った方が良さそうだが、参った。 ) ……軽業っぽい事は苦手だなァ――…。MJは得意だよね。 ( 剣の鍛錬だけじゃなくてそういうのも練習しておくべきだったかと少し後悔。 ) だから偽盛りって言うな! ……あぁ、勿論買うよ。正直、あまり信用できなさそうな地図でも買うって決めてたから。でも想像してたよりずっと詳しく書き込んであるし、助かるよ。 で、値段は―― ( ごまn とか言いかけて、トリスの一言に口を噤んだ。目を白黒させながら。 そして此方はいつでもOKだぜ、と何かが何かに向かってサムズアップ。 ) [Fri 1 Sep 2006 00:25:17]
お知らせ > 園内一花さんが来ました。 『( 飛び入りでも大丈夫ですかっ…! )』 [Fri 1 Sep 2006 00:19:26]
トリス > ならこの件では同志って所ね。・・・・・余り畏まらなくても良いわよ?(自分でプレッシャーを掛けておいてそんな風に、トリスは此処の所少々いじめっ子である。) 道具は使い方次第ね。 一度追わせて大きな部屋にでも誘い込んじゃえば良いのよ。 (そのための地図でしょう? とか要点説明覗き込みながら。  自分の黒剣も最長間合いは3mを超えるわけで、全体的な形とか動きやすい場所とか把握しておいて損は無い。) ・・・・勝手に頼みなさいよ。 (まあ馬刺し食うのを注意する騎士が居ないみたいにあまり気にはしないが。 ただし焼き鳥ス一つとかベタな冗句をかましたら殺ス。 そう決めてある。) ・・・・鎧騎士には辛い場所みたいね。 少し強引にいくとしてもそのまま戦えるかどうか ―――ちなみに私は買いよ。 これだけ見せてもらっちゃったわけだしね。   ……払えない額じゃないとは信じてるわ。(値段の話になれば一旦箸止めて。確かに有無でだいぶ変わってくる地図なのだが、こういったものの相場とか知らないぞ。 トレジャーハンターとかではないのだし。) 一万とかになるのかしら・・・・ 希望価格とかは無いの?  正直こうした買い物って苦手なのだけれど・・・・ [Fri 1 Sep 2006 00:15:48]
エリシャ > ( 細部まで立体図と文章を交えて書き込んだ地図の要点だけを説明していく。 城下町の廃墟はかなり広く、現在位置を確認したければ屋根の上に登ると見通しが良いということ。 城門前の廃教会が寝泊りに良かったということ。 途中階段が見つからないフロアはバルコニーに出て無理矢理ロープで上ると良し。 更に上の階では窓から乗り出して壁沿いにロープを渡し、離れの塔になってる部分から最侵入すること。 最後の方はなにそのサーカス、的な無茶苦茶なルートである。 勿論落ちたら即死。 ) …まぁ、何箇所か上から鍵開けて通れるようにしておいたから大丈夫かもだけど。 正直この辺は住人なだれ込んじゃった段階で変わってるかもね。 ああ、配下のヒトは確かここの三階のバルコニーの所で立ってたッて…カロロ軍曹? ああ、そういや何処行ったんだろ?(※あまりに不審過ぎるヴィジュアルの為独力で出島に入れず。) ( フックつきロープ持ってくのはお勧め、と。 しょっぱいオムライスを何とか完食して珈琲で流し込み、一息。 ) さて…そうそれ。 値段、決めてなかったけど――――幾らまで出す? 私の努力と苦労の結果に。 ( インク売ってなくって硯で墨磨った日々に。 ) [Fri 1 Sep 2006 00:09:16]
MJ >  で―――そのカロロは何処行ったのサ。 もしかして魔界に帰った? ( 思いつきだが、当たってる気がした。 すっかり カロン=鶏冠頭の骸骨=じごくのきし である。 ) 何か焼き鳥が食べたくなってキタ。 ( 鳥、鳥と云うモノだから、涎うじゅる。 ) で―――ヴァイオレートって調査員の一人が持ち帰った「紅い悪魔」ってヤツなのかな関係してるとしたら。 ( 魔王と呼ばれる悪魔と同格かそれ以上の存在。 ) で、配下の悪魔を目撃したのは……此処の「玉座の間」なワケ? 一応調べるにしても、指針が欲しいんだよネ。 ( 広げられた地図。 結構本格的なモノで所々に書き込みもあり、僅かに感心した様子。 ) でさァ、偽盛り艶子。 これだけ情報あるなら買うんでしょ地図。 ( 艶子の頼んだ定食へと手を伸ばし、お新香を強奪しつつも尋ねよう。 今回の目的は此の地図。 ) きっと、鳥騎士さんのお友達価格って事でお値段だってお手頃だよネ? ネェ? ( ぽり、ぽりと沢庵囓りながら。 騎士サンにも同意を求めよう。 名前を知ってればお友達。 ) [Fri 1 Sep 2006 00:01:28]
艶子 > え、ええ。はい。お城目当てです。 ( 年上ということもあって、傭兵は完全に目上の人と接するよな態度に。にこりと笑う表情が余計に何か恐ろしい! ) 古城よりヴェイトスの方が悪魔の数は多そうなイメージがあるよ。今はどうか知らないけど――。 ( ヴェイトスの中に居る悪魔や吸血鬼が今回の事件でどう動くか、それが心配だった。混乱に乗じて内部から騒ぎを起こされると非常にまずい。 ) だッ、誰が偽盛り………! いや、その。 ( 否定できない。怒ろうにも怒れない。くそう! ) ふむ――…… 私、2mぐらいの大きな剣を悪魔用に持ってきたんだけどそれも使い辛いかな?あいつら生命力だけは馬鹿に出来ないから、一撃必殺を狙ってたんだが…。 ( 鳥を連れて行けないと聞いて、こっそり安堵。こっそり。でも一度近くで見てみたいそんな複雑な乙女心。 自分も運ばれてきた料理に手をつけよう。 ) 私は焼き魚の方が好きかな。食べれるものは何でも食べてた口だから…。 ( でも川魚は結構危ないです。はい。 ) [Thu 31 Aug 2006 23:51:48]
トリス > (まあこういうのには先天的なモノも多少あるからな。   そして食わせるのは主に頭だが手足でもかなり痛い。 地方村の牧場にいるから興味わいたら試してみるといいよ!(※勝手に宣伝))・・・・よろしい・・・・そうね、でも話だけは聞いていたわ。 それじゃ、改めて宜しくね? 貴女も城目当てでしょう?(そして反省の色見せればころりと態度変えてにここ。 暫く見ない間に、鳥騎兵は汚い大人になったようだ。 届いた蕎麦を器用に啜る。)  騎鳥が目立つのは否定しないけれど、私は騎鳥だけじゃないもの。 きっと平気よ。 商売をふいにしたくも無いでしょ?(少々残念だが外に繋いでおくかあるいは此処に置いてくかになりそうだ。 こういうのが聞けるのもまた良い収穫。) ・・・・悪魔ヴァイオレート、か。 名前があるなら探すのに役立つわね。 機会があったら―― ・・・・胸のサイズは関係ないんじゃないかしら。(何か核心めいた所に触れたが此方も脱線脱線。 然し平均超えてると余裕である。) [Thu 31 Aug 2006 23:41:20]
エリシャ > ( もうなんか、自国文化を冒涜されたガイジン風にご立腹である。 ソイソースしょっぱいんだよ!明らかに中のケチャップライスと合わないでしょや!?みたいな。 食べるものの3つに2つくらいは醤油味のような被害妄想も手伝って暫し荒れた。 でも作り直させるのも大人気ないので猛烈に不機嫌な顔をして一口食べるごとに珈琲を含む。 ) 私の所為かなぁ…なんか鳥ーってイメージで…っていうかさ、古城の中多分無理よトリ。 ( 一月歩き回った印象。 もともとが極普通の城だけに、中にあんな巨大な生物を歩かせるスペースは無かった。 ) で、そのカロっちゃんが…あ、そうかアレ古城の住人か!(酷い脱線である)ちょっと今度とっちめてみようかなぁ。 まぁ、なに、その彼がね、そのヴァイオレートって悪魔に間違いないって。 今度のと関係あるんじゃない? ( で、だ。 ごそごそとサンプル用に持って来た地図を広げ、ちょこっと要点説明でもしていこうかと。 ) そういやツヤコも生魚食べるわけ? アレなんか生臭くてどうもね―――。 ( やっぱり脱線は、しつつ。 ) [Thu 31 Aug 2006 23:34:00]
MJ >  オレサマの時も出てこなかったし―――元々、悪魔の数は多く無いのかもネ。 ( 魔法陣出現後も、こうしてアマウラは表立った被害は出て居ない。 現に子供三人に、大人一人で騒ぐ集団のが余程迷惑――ていうか大人である筈の騎士が一番視られて喜んでる有様。 ) あのお姉さんも相変わらず生真面目ダネ。 ( 鳥騎士さんの口ぶりから騎士団の大規模な派兵は未だ無いらしい。 ) じゃ、今エリシャから古城の話訊いてた所だよ。 特盛りの悪魔サンがいるらしいって……―――こりゃ勝ち目ナイね、偽盛りの艶子じゃァ。 ( はっふゥ、一人ライバル心を燃やす傭兵。 視線が其方を向き何かを確認するともう一度溜息。 ) アマウラのヒトってお肉食べないしサァ。 魚はソース付けて生で喰うし、ホント変わってるよね。 ( テェブルには和風オムが湯気を上げている、悲鳴を上げるエリシャに同情。 自分は既に菓子へと逃げた。 ) [Thu 31 Aug 2006 23:28:35]
艶子 > ( これから成長するんだ。そう思っていた時期が私にもありました―― まだ16歳だけど。 保護者と名乗る赤毛にはじろりと睨みつけてやれ。 ) は、はい!すいません、もうやらないです! ( 咥えさすて。艶子は恐れおののいている。 今回の仕事でも成るべく逆らわないようにしよう、とか思った! ) 事を起こす前だから傍観していたのかもしれないな。下手に騒ぎを起こして古城への関心を高めるような事は……。 骸骨似のトサカって、それもしかして古城の住人なんじゃ! ( トサカ=鶏。それに骸骨を足して物凄いイメージが傭兵の中で膨らんでいます。 ) はい、ツヤコ・ゴーテンジです。不死者砦の時は残念ながらご一緒する機会はありませんでしたけれど。 ( 鳥が恐くて近づけなかったなんて言えない。 ) ……フン、巨乳の悪魔か。気に入らないな。悪魔で、おまけに巨乳。 ( 一人勝手に敵対心を燃やしていたら、急に大声上げられて思わず自分もビックリ。 どうやらオムライスに何かあったらしい。 ) ………あー…………  うん。 ( 醤油には慣れた身ではある。が、ヴェイトスでオムライスの美味しさを知っているだけに、その光景にはちょっぴり同情。 ) [Thu 31 Aug 2006 23:23:00]
トリス > (流石に街中まで連れ歩く度胸は無い―― 台所とかに闖入して惨劇になる所だ!)……エリシャのせいで初対面なのにこんな扱いだわ……! 次にそれやったらどっちも騎鳥に咥えさすわよ。(ちょっぴり額に♯気味に唸りつつ。 手馴れた感じで緑茶と蕎麦を注文した。 旅行人の貫禄である。)アイリは防衛に残ったんだったわね・・・今となっては向こうの方が心配だけれど。   初めまして豪天  寺 艶子。 艶子 豪天寺?(朱鷺の都ネームが判別し辛いのと、妙に言語停止&降下した視線に?顔。) あの時以来、か。 ……用事は古城観光よ。 話し振りから察するに同じクチでしょう?(そしてMJの方に視線向けて。艶子にMJ、二人とも前の件に来てたのは知ってたが、こんな仲だったのか。) 互いに擦れ違ったかしら。 吸血鬼の騒ぎの時?・・・・・まあいいわ。それじゃ同席させて貰うわね。(人口密度もアップして良い感じに目立ってきた。 注目を浴びるのは嫌いじゃないが。←ぁ ) それ聞くと信憑性も出てくるわね。 古城に入り浸ってたとは剛毅な・・・・  っひゃ。(真横で声上げられると少し驚くぞ。)な、何。 何。・・・・・・・ただの調味料じゃないの?(妹を此方の文化圏に持ち味に慣れてる身として――そして此方のニンゲンはなんにでも醤油をかけると誤解してるのであまり動じてはいないが。) [Thu 31 Aug 2006 23:13:39]
エリシャ > ( 私ゃそんな同盟入らんヨ。断じて!まだ若いんだよ!これから成長すんだよ! ) 丁度良いや、纏めて渡せた方が楽だし―――何か物凄い久しぶり? 最後会ったの鉱山だっけ? ( 正直うろ覚え。お風呂で馬鹿騒ぎした時とかかもしらん。 トリスを招くともともと一人で晩御飯食べるつもりだったテーブルはあっという間に4人掛け。迷惑な客である。 注文は注文でまたバラエティに富んだ。 ) かなり暴れて騒いでしても誰も出てこなかったし、丁度留守だったのか傍観決め込んでたのか知らないけど――――( 変わった、こと。 ) あるね。 偶然そこで別口のトレジャーハンターと出くわしてさ、カロンって限りなく骸骨似の赤いトサカの男なんだけど。 まぁなんかの縁って感じで最近は一緒に行動してて―――――( オムライス到着。 とりあえず話を先に続けよう。 ) でね、その彼が妙なのに出くわしたってさ。 かなり前に大聖堂だか暗黒街だかを襲撃した悪魔の手下とかっていう巨乳の――――ってなんじゃこりゃァァァァァァァァ!!!! ( もり、とオムライスを一口スプーンで掬って口に運んで、思わず声を上げた。 黄色い卵のカタマリには、それはもうナチュラルに存在を主張するソイソースがかかっている。 いわゆるショーユだ。 醤油。 アマウラに来てもうなにがなんでもショーユなのかってくらいなにもかもコレがかかってていい加減ウンザリしていた矢先のこと。 )  [Thu 31 Aug 2006 23:03:11]
MJ >  抱き合わせ販売と云うか―――艶子が一人じゃ頼りないんでオレサマが保護者みたいな? ほら、一人で暴れてないで艶子も行儀しようヨ。 ( 隣で紅くなったり暴れたり、何事もなかったりしてる傭兵を窘めつつ。 赤毛は「そふと白玉クリーム餡蜜」を注文。 ) オレサマはエリシャ程長く滞在してなかったし――確かに空き部屋で焚き火した位だけど? 案外快適だったね。 ( 口を尖らせながら、睨む傭兵へ視線を返す。 心無い旅人が此処にいます。 ) でも、先月って事はさ。 魔法陣が出現する直ぐ前じゃん……他に変わった事とか無かった――― ( 皆が振り返るので、餓鬼も釣られて其方を向けば。 いつぞやの鳥お姉さんが。 ) おっ、お久しぶり也よー……。 こんな時期に観光? [Thu 31 Aug 2006 22:55:31]
艶子 > え、ええ、まあその。ワンセットというか何と言うか…。 ( ハッキリ言われると恥ずかしいものがある。顔を僅かに赤らめ俯いたその時、上でぐりんぐりんされればぐりんぐりんと視界が揺れる。お、おのれ! うんがー、とか言いながら両手で頭の上にあるMJの顔を掴もうとしたが、一瞬早くMJが退いて虚しくぱちんと音が鳴った。 …。 …。何事も無かったように手を下ろして会話を再開。 ) ん…… じゃあ私、ご飯とお味噌汁。あと焼き魚。 ―― 先月というととても新しい地図になるな。助かるよ、冒険者の人と違ってそういう場所に潜るのはあまり慣れてないから…。 ふむ。……その生活痕、まさかMJが残していったんじゃあるまいな。 ( じとりと横目でMJを見る。何をしていたんだろう、彼は! ) 鳥ス―――………!? ( 嫌なアクセント二号。ぴくりと机の上の手が脇に置いた刀に伸びかけるのは傭兵として見に付いた反射神経。だが、見遣った視線の先に怪鳥の姿は無い。…… ふ、なんだ。ビックリさせやがって……!三人集まるとまるで空気は万国博覧会、流石の出島でもここまで奇妙な一団は見ないかもしれない。 ) 初めまして、トリスさん。豪天寺艶子と言います。アイリ様から宜しく伝―――…… ( すとん。視線が胸に。敵だ、敵だ、敵です。 )   [Thu 31 Aug 2006 22:45:39]
トリス > 同じ物目当て、かしら・・・?奇遇というかなんというか。(知り合いが地図を売ってくれるというから宿を訪ねたら出かけたとの事で、伝言便りに追ってきたわけだ。 店の中でも特徴的な三人は直ぐに見つかって、でもその三人の組み合わせが意外だった。 知り合い二人に、見たことあるのが一人に。) ・・・・・トリスよ。 エリシャにMJはお久しぶりね。 私も入って大丈夫? (とりあえずぼーっと観察してるのもアレなので、挨拶しつつテーブルに近寄って集団の奇妙度上昇に貢献しよう。  ちなみに鎧は脱いで私服できてたりして、胸同盟ではちょっと敵気味か。) [Thu 31 Aug 2006 22:40:31]
エリシャ > えーっと…OKOK、二人はワンセットな感じなわけね? 改めて宜しく、と。 ( ひと通りじゃれあう二人を眺め、なんとなくどういう関係なのか想像して勝手に納得。 さて、二人の関心はやっぱり古城の近況なわけで――――。 ) まぁとりあえず何か注文した方が雰囲気は和らぐと思われるけど。 さておき。 あたしが行ったのは先月丸々一ヶ月。 下の方の階層はガラガラでなーんにもなし。 上にはかなり強引な方法で登ってったけどそれは地図見せながら説明してくね。 私も悪魔には出くわさなかったけど――――上層には誰かの生活跡があちこち。 棲んでたのは確かだよ。 ( 僅かな痕跡だが。 目立たない足跡、頭の部分に埃を被っていない蝋燭、比較的新しい血のついた鉄格子。 あまり趣味の良くない誰かが其処に確かに潜んでいた。 ) あれ、鳥スー! ( 嫌なアクセントだ。 ) [Thu 31 Aug 2006 22:35:52]
お知らせ > トリスさんが来ました。 『何の集まりなのかしら――』 [Thu 31 Aug 2006 22:29:02]
MJ >  イニシャルじゃなくて名前、格好良いデショ? ( えへへ、と。 傭兵の頭の上でぐりんぐりんと身をくねらせながら。 見れば、地図を作成した少女は傭兵よりも年下―――未だ年端もいかぬ子供。 ふぅん、目を細め促される儘に脇の席へと着く、傭兵さんの頭は開放されましたオメデトウ。 何か隣で一方的な友情を感じてる傭兵は見なかった事にした。 ) 実は俺もアマウラの近くに有名なラヴh……( ゲッフン、ゲッフン ) じゃなかった、古城があるんで行った事はあるけども。 別段悪魔とかには出逢わなかったけども―――エリシャの地図ってのはつい最近のヤツなワケ? ( 自分は随分と前、未だ傭兵と出会う以前あの古城で寝泊まりをした事があって。 ) [Thu 31 Aug 2006 22:26:34]
艶子 > 大丈夫だ。私なんてアマウラ人だろうがクリスティア人だろうが三音節以上の人の名前は中々覚えられない。エリシャさんはギリギリセーフ。 ( 握手を交わし。 突然後ろから伸びた手に視界を塞がれた。こういう事をする奴はまあ、一人しか居ないわけだが。 ―― べ、別に相手がホワイティアだからって生唾ゴクリとかしてないんだからねッ!でも胸に関しては仲間だと認識した。傭兵の独眼が妖しく光る。 ) ……MJ、とりあえず隣に座りなさい。重いから、重いから。 ( 結構私たち体格差あるんですよ! ) 今はうじゃうじゃと悪魔が居るのかな…。 もっとアマウラが気合入れて観光地化しておけば悪魔の根城になる事も無かったのに。 [Thu 31 Aug 2006 22:17:04]
エリシャ > ゴーテンジツヤコ。 ああ、名前あったね…アマウラ系の名前って覚え難いや。 他の人達とはやっぱ別々――――そっちがイコトさん? ( オー、シェイクハンドOKネ。 とは言わないが差し出された右手に握手を返し。 そして少し(主観)年上っぽいツヤコの後ろから現れたもう一人に反射的に問うた。 三人のうちの一人、トリスとは顔見知りだから消去法。 ) …じゃないんだ。 エムジェイってイニシャル? 宜しく―――とりあえず座ると良いとおもう。 ( 給仕さん超見てるし。 子供みたいな冒険者風体のガイジンが二人三人集まれば目立つってもの。 ) 古城ね、こないだまでは観光地みたいな具合だったんだけどね――――あたしが引き払った直後にアレだ。 ま、ナンか棲んでるのは分かってたけどさ。 ( 艶子のいやらしい目に映るのは12歳くらいに見えるホワイティアの娘。 少し甲高い声と薄い蜂蜜色の癖毛が特徴的。 パッと見小柄で華奢そうだが、つくべき筋肉はついている感。 胸は、無い。 ) [Thu 31 Aug 2006 22:09:11]
MJ >  この子がエリシャってヒロなの? ( 伸びた腕が厭らしい相手を観察する艶子の視界を覆って。 序でに、傭兵の頭にしなだれ掛かるように体重を乗せてあげた。 ) コンバンワ―――オレサマはMJって云うの宜しく。 ( 後から出て来て図々しくも、ペコリとお辞儀。 ) [Thu 31 Aug 2006 22:02:40]
お知らせ > MJさんが来ました。 『 ―――にゅるり、艶子の肩口から生える腕。  』 [Thu 31 Aug 2006 21:58:41]
艶子 > そう。そういう関係。 私、艶子。豪天寺艶子。 えっと―― 握手の方が良いのかな。 ( 相手はホワイティアだ。だから手を差し出すべきかお辞儀をすべきか一瞬迷ってから右手を差し出した。 ) 古城に行くのは初めてでね。旅行に行くのとは訳が違うから、地図があるのは助かるよ。 ( それから勧められた席に座る。 相手は自分より下の娘に見える。けれど、古城に行って地図を作ってくるぐらいだから腕は良いに違いない。そんな事を考えて、思わず相手の体つきをちらりと見る。 決してやらしい意味じゃなくて!筋肉とかそういうアレ! ) [Thu 31 Aug 2006 21:57:13]
エリシャ > ( 不意にかかる声に窓から顔を戻せば、いかにもって感じの女冒険者風貌。 まだ若そうな独眼のイエロティアの姿。 アマウラ人っぽく見えなくも無いが、いでたちと慣れた標準語からしてヴェイトス人かもしれない。 ) 地図とかそういう関係? うん、私がエリシャだけど。 ( アマウラに知り合いは居ないし、ギルド関係の人でもなさそうだ。 となると名前を尋ねられる要因なんてそれくらいしかないわけで。 Yes、まだ珈琲しか来てないよ。とりあえず正面の席を勧めよう。 ) [Thu 31 Aug 2006 21:50:13]
艶子 > ( お食事はまだ運ばれてきていなかった。ずこー。 ) [Thu 31 Aug 2006 21:45:36]
艶子 > ( 酷い天気の中、ヴェイトスからアマウラまでの奴隷馬車の旅も漸く終わった。地面の泥濘は思った以上に馬車の足を遅らせ、到着が遅くなってしまったが―― さて、古城の地図を売ってくれるという冒険者に今日は会いに来た。宿の女将に行き先を聞いてやってきたのはアマウラ風の料亭―― アマウラ風、だなんて他所の文化みたいに感じてしまうのはちょっとヴェイトスでの暮らしが長くなってしまっているせいか。または出島という性質上故郷の文化一色に染まっていないせいもあるのか。 ) お食事中、失礼。 ――貴女がエリシャさん? ( ぐるりと店内を見渡し、それらしい姿を見つければその席に近づき声を掛けよう。 ) [Thu 31 Aug 2006 21:44:56]
エリシャ > ( ぼんやりと窓の外の夜景を眺めながら「オムライスは子供っぽかったかなぁ」なんてどうでもいい物思い。 出島の夜景は華やかで、アマウラとティアンとクリスティアの文化が出鱈目に融合している感じ。 ヴェイトス市みたいな区分された感じじゃなくって、本当に「混ざって」いる。 あんまありその辺にこだわりの無い民族性なのかもしれない。 先に届いた珈琲にミルクをたっぷり入れて、砂糖は少しだけ。 ちびちびと飲みながらオムライスを待つ。 ) [Thu 31 Aug 2006 21:41:34]
お知らせ > 艶子さんが入室されました。 『来客。』 [Thu 31 Aug 2006 21:37:30]
エリシャ > あー、えっと…オムライスでいいや。 ドリンクは珈琲をアイスで。 ( 「洋食」といえるものの選択肢がオムライスかナポリタンスパゲッティかハンバーグステーキくらいのもので。 しかもパンもスープもなし。 ライスとミソスープ。 どっちもあんまり口に合わない。 なにより箸が面倒臭い。 グリーンティもいまいち好きになれないから、先手を打って珈琲を頼んでおく。 メニューを置いて一息吐いて、外の景色を眺める。 余程の高級な建物でもない限り、窓ガラスなんて高尚なものは無い。 竹か藁か紙で出来た窓がほとんど。 紙の戸を破かないように気をつける生活とか凄い疲れそうなんだけど。 ) [Thu 31 Aug 2006 21:32:14]
エリシャ > ( で、そのお客さん達だが。 とりあえずいつ頃出島に寄るか分からないけど、仕事なら多分それなりに急ぎだろうからッてことで一応指定した宿の女将さんには出先を伝言してある。 まぁ、当面忙しくは無いしのんびり待たせてもらおうか。 ) ――――……本当に「一応」だなぁ。選択肢狭っ。 ( 暫しメニューを睨みつけて唸り、なんとも選びようの無い具合に首を捻った。 向こうでは給仕のお姉さんが今か今かと此方の様子を窺っていて非常に選びにくい事この上ない。 ) [Thu 31 Aug 2006 21:22:26]
エリシャ > ( ギルドに頼んで地図の宣伝をしてもらったら、早速3名様御所望とのことで。 何の気なしに探索していた古城だが、タイムリーな事件でなによりだ。 ) いや、良くはないんだろうけどさ。 ( 所々意味が通じない共通語(アマウラ製共通語、とでも言おうか)で書かれたメニューをぱらぱら捲りながらぽつりと呟く。 とんでもない事件になりそうな話だけど、別に私が悪いわけじゃない。 たまたまタイムリーな儲け話だったし、需要あるだろうから善意で売り出したわけで。 流石に苦労した成果をタダで提供してたら商売上がったりだし。 古城探索、実際のところプラスマイナスで赤字になるんじゃないかと思っていたし。 ) [Thu 31 Aug 2006 21:15:55]
エリシャ > ( 再度の古城探索を終えてまた出島に戻った娘は一先ず、ほぼ完成した古城地図の清書を済ませてそれを何部か増産した。 手描きで描ける枚数はある程度限られているが、休息を兼ねて宿に籠もり、とりあえずは原本を差し引いて3部――――頼まれればもっと描けば良いか、と筆を置いた。 その晩の少し遅い夕食のこと。 口に合わないアマウラ料理を避けて馴染みの味を探せば、一応洋食も扱っているという店を見つけて足を運んだところ。 適当に隅っこの方の席を見つけて腰を下ろした。 「ザシキ」はなんだか靴を脱がなきゃいけないし腰が疲れるから、椅子のある席を選んで。 ) [Thu 31 Aug 2006 21:08:57]
お知らせ > エリシャさんが入室されました。 『 料亭にて 』 [Thu 31 Aug 2006 21:03:25]
お知らせ > ナナオさんが退室されました。 『(そして―――紅の魔法陣を東に見えるのだ)』 [Thu 31 Aug 2006 01:01:37]
ナナオ > (瓦が幾つか僅かに跳ねる音が木霊した。――もし此処で、誰かが駆けつけてくる…なんてことになった場合は、直ぐに飛び降りて、大脱走するつもり。暫く耳を澄まして辺りを伺う。――……。…屋根の上に上ってても、充分不審人物です!とか聞こえない。聞こえない。)――…だいじょうぶですねー…?ちょっととおりますよー…?(小声で、屋根の下に居るだろう家主へささやいて) [Thu 31 Aug 2006 00:53:16]
ナナオ > (もともと身のこなしは軽い方だ。下駄をカラコロと地面に落とすと、着流しの裾が絡もうが構わずに、ひょいひょいと梯子を上って――先ずは井戸の屋根の上に乗った。)――流石アマウラ。大工の腕前は確かだな――…びくともしねぇ、な、と――(次は平屋の屋根の上。――瓦の並んだと独特な屋根を確りと見長柄、体を屈め――)   よ。 (片手が屋根の端を掴んで、思い切り自分の体を引き上げた。――狭い路地から、一転、遮る物の無い屋根の上へ) [Thu 31 Aug 2006 00:42:51]
ナナオ > (門を越えて、警備兵に目をつけられたいとは思わない。状況が状況だ。一歩間違うとひっ捕まえられて、牢屋行きだ。 ――だが、どうせ此処まできたのなら、覗いて行きたいと思うのも本心。 門から離れながら、ふらりふらりと辺りを見回し――)…………。(井戸の屋根)………。(短い梯子。)………。(井戸の屋根の傍には、平屋の屋根。)…………。(悪戯小坊主もびっくりな笑顔で、そそくさと梯子へ近寄った) [Thu 31 Aug 2006 00:35:42]
ナナオ > (いよいよ戦争だなんだと物騒な言葉が飛び交うようになってきた。――のんびりアマウラ見学をしていたハンターにもその声は嫌でも聞こえてくる。 そんなに深刻な状況なのかと、一人ぽんやりと味噌汁を啜るのは、平和な部分に居るからだろう。) ―――少しは実感湧くかなーなんて思ったんだけど。(始めて見た自分ですら禍々しいと感じた赤い魔法陣を見れば、そういった危機感やら焦りのようなものが生まれるかと思ったが――)……昼間は寝てたしな。(金が入って、裕福だからって昼夜逆転中) [Thu 31 Aug 2006 00:27:55]
ナナオ > (向かう先は出島の入り口。――篝火の焚かれた門が、夜に浮かび上がる。 時間も時間の為、硬く閉ざされているのが見えた。門の脇には当然のように武装された警備兵) おー…やっぱり夜の散歩でも、外に出るのは無理か。 (袖の間に両手を入れて、空を見上げる。噴出す赤い空気が此処からでも見えよう――) [Thu 31 Aug 2006 00:18:11]
ナナオ > (流れ込んでくる瘴気の所為もあるのか、生温さが付きまとう。夜空の見えぬ厚い雲の下を、とろりとろりと着流しの裾を揺らして歩く人影がある) [Thu 31 Aug 2006 00:12:42]
お知らせ > ナナオさんが入室されました。 『(カラリコロリと下駄を鳴らして)』 [Thu 31 Aug 2006 00:09:48]
お知らせ > 客Aさんが退室されました。 『「また何ぞ、面白ゥモンあっとゥ顔見せェ」 そう言って、鬼娘は立ち去る、か』 [Wed 30 Aug 2006 23:57:42]
客A > ウェヘヘ… まっ…美しさ云々以前に、確かに罪じゃァの? けぇど、何ぞゥ…おンしぁーこっち側でも十分に生きられっとゥじゃァの?(と、一人勝手に納得してしまったご様子の御貴族様に投げるのは、矢張りからかう様な笑み。其れを向ければ… 一度筆を止め、書き記したモノを確認する様に一瞥。 ) ……そらそゥけ。まっ… 身の安全はァ保証されンとォの… 用が済まァ――首がすぽぉーん っとぉンも否定出来んとォ(と、箸で自分の首を掻っ切る様な仕草し… 冗談を言う様に笑えば、相手に一枚の紙…晒し―― 其れには、ただ短く『欧州隊 錫音』と、のみ) 狐ァ見逃しとっとォンは無理じゃァが…おンしぃ事ぁ目ェ瞑れっとォ。 まっ… 敵にならン内ァ――仲良ゥやるンも悪ゥのォじゃろ?(その紙を彼の前に落とせば… 彼に背を向けて立ち去ろうとするだろう。) 面白ゥモン、見せて貰っとゥわ!(なんて、ケラリケラリと笑いながら、に――) [Wed 30 Aug 2006 23:38:03]
ジル > ………いや、待て。 きっと居るはずだ。 そもこの高尚なる美が理解できぬはずが――― ( ふと何かに気付いたかのように目を見開く。 ) 高尚過ぎる故に凡人には理解できぬのか!? ……美しさとは罪だな。 ( 一人で勝手に納得した。 可哀想な子。 ) 寝返りか……身の安全の保障が不安なのが一つ。 そしてあまり美しくない行動故に行いたくはないな。 ( 溜め息一つ。 魔界の門が封じられれば帰れなくなってしまうし。 それに正直裏切りは不安だ。 悪魔という存在だけで許せぬ者が存在することは知っているし、それについて否定する気も無い。 己は確かに『魔』なのだから。 ) その狐を見逃しては――くれんのだろうな。 代わりに私が捕まるのは遠慮願いたい。 ( 同郷の者の安否は気遣うが人身御供になろうとまでは思わない。 そして立ち上がる相手を見送ろうとして――― ) ―――何をしている鎌鼬? ( 相手の行動に単純な疑問を投げ掛ける。 ) [Wed 30 Aug 2006 23:28:57]
客A > ―――― 悲しゥなァ前ン、忘れとゥ… 忘れとゥとォが幸せじゃぁぞ?(なんて、如何でも良い事を言う様な口調で慰める様な言葉一つ吐けば… 蕎麦をずるずる。まっ、何時か分かってくれとゥモンもおるじゃろ…なんて、吐き出し――) …… じゃァが…今ン時期、行くンァお奨めしとらんとォぞ?言っとぅも、斬って捨てられっとゥか…雑巾みとゥに情報絞られっとゥンがオチじゃ。 そンとも… 裏切っとゥて、人間側にでも着いとゥか?(此方も小声。そんな声で漏らすのは…何処かからかいめいた口調。吐き出して視線向ければ… ふっと、視界に入った彼の驚いた様な顔に―― 思わず苦笑漏らし) 何ぞ、アレじゃ… 首がかかっとゥとォけぇの?(まっ… 今じゃ、お釣りも付きそォな勢いじゃがの? と、ケラリケラリ。) ………まっ、案外分かっとゥなぁ、見逃しとゥとォも良ゥかもしれンとォの? ネタ元ァ…あン狐一匹で十分じゃろゥし…の?(笑いながら、椅子から立ち上がろうとするだろうか。 っと…その際、何を思ったのか、店主に紙と筆を頼み、それらを受け取れば…其れを使い、ふっと何か書き初め――) [Wed 30 Aug 2006 23:19:35]
ジル > まったくもって嘆かわしい。 魔界にはもう少し理解する者が――――――いたようないなかったような。 ( 過去をチラリと振り返ってみた。 あれ、ほとんど記憶にないよ。 ) ふむ、しかし主要都市とも言われている場所なのだろう。 私としては魔界の者たちに踏み躙られる可能性がある前に一度訪れてみたいのだが……… ( 自分の食事は終えている悪魔はのんびりと茶を啜る。 聞き耳を立てる者を一応警戒してやや小声に。 ) て、捕まえたのはお前だったのか。 私の時といい、つくづく働き者なことだ。 ( その言葉に貴族はやや驚いたように言葉を返す。 そして囁かれた言葉には儚いような微笑を浮かべる。 ) 悪さなど、欠片も思わぬよ。 ここは人の世界。 ならばそのルールを守るのが筋であろう? [Wed 30 Aug 2006 23:11:22]
客A > ……… おらんじゃろォ? よっぽど奇特なァモンでもあらンとォ限りァの (答えは即答。何か、さも当然の事を言う様に言葉つっかえせば… 一先ずは、と蕎麦の上のてんぷらに齧りつき――… そして茶を一口。 酷く、緩やかな時間が、一瞬ばかり) …… ほぉン。ヴェイトス観光…のォ?今ァ止めとゥとォ方が良ゥじゃろォの… 正門は閉まっとゥし…何ぞ、戦争じゃーっとゥ雰囲気が漂っとゥし(行くなら、ティアン辺りにしとォとー?なんて、猫を追い払う様に手を振れば… 彼に促される侭…自分の食事を持って、その隣に腰を降ろし――) …… あぁ、あン狐ン事け? そら、まぁ…あらァ捕まァても仕方あらンじゃろゥの。捕まえた張本人が言うのもアレじゃろゥけどの… (と、さり気無くボソリ。 そして、彼の正直な言葉には―― 「悪さする気がのゥなァ…此処で大人しくしとゥ。する気あっとゥなら、狐と同じ場所で休ませっとゥが」 と、耳元でボソリ。 吐き出す呼吸は、何処か…笑いの色、か?) [Wed 30 Aug 2006 23:02:05]
ジル > まったく……以前の赤毛の女性といいこの街には私の美を理解するものがいないのか? ( 悲しげに瞳を伏せた貴族。 むしろ悲しいのはお前の頭の中身だ。 この性格は最初からというのが性質が悪い。 ) ( じーっと見つめられて言葉を捜そうと暫し間が空く。 今この場で悪魔とバラされるのは非常に思わしくない。 ) なに、本来は観光目的でヴェイトスに向かおうとしたのだが…聞けばあそこは物騒な警戒をしているのだろう? この街でも既に誰かが関所で捕まったというし……今向かっても良いものかなと不安になってな。 ( 取りあえず自分の所に座るように促そうとする。 そして現状を正直に言ってみた。 ) [Wed 30 Aug 2006 22:54:44]
客A > ……… おっちゃん、変ちくりんなァ奴やとっとゥの?(「あぁ、このカレーな…食い逃げなんだよ」 と、一先ずカレーの王子様を無視して店主と言葉交わせば… 店主の口にした「食い逃げ」の言葉に、ガクリ。 矢張り斬り所が悪かったか、的な視線をじーっと、彼へと向け――) ………のぉ、もう一度聞いとォぞ? カレーよォ… おんしぁ、ナニしとっとォ?(「食事中は分かっとぅ」 とか、手をパタパタと振りつつ… 生暖かい視線を更にじーっと。きっと、この鬼娘が聞きたい事は… 何故彼が食い逃げなんてしたのか、と言う事と…なんで馬鹿笑いしてるのかって言う事と、それと―― 何故、今だアマウラに居るのか、と言う事だろうか) [Wed 30 Aug 2006 22:47:57]
ジル > ハーハッハッハッハッハ―――のわぁ!? い、痛い!! ( 周りの客に迷惑なんだこの馬鹿と店主さまから全力で拳骨喰らった模様。 ) ………く…おのれぃ、浸っているところに不意打ちとは卑怯……………な――――? ( 声を掛けられた方を向けばそこには何処かで出会った鬼の姿が。 ちょっと背中に冷や汗流しつつ固まるカレーな王子。 ) ………なにって…食事中。 ( ほとんど残ってないざるそばとお茶を指し示して一言。 たぶん聞いてるのはこの馬鹿笑いについてなんだろうけどそのことには触れてません。 ) [Wed 30 Aug 2006 22:42:38]
客A > (そんな視線を向けるのは… 王子様にとっては、ちょーっと見慣れた感じの女の人だろーか? 何か 「ナニしてるんだろ、この人?」 的視線を、馬鹿笑いしている其方に向け、手は――カチンカチンとカニがハサミを鳴らす様に、カチンカチン。 ) ―――――― のォ…おんしぁー何ぞしとっとォ?(で…たっぷり数秒かけてから搾り出せたのは… 凄く、とても凄く気まずげな様子の言葉。 何か、あの時斬り所が悪かったか?的な視線が混ざってるかもしれないが、その辺りは気にしないで欲しい) [Wed 30 Aug 2006 22:39:08]
お知らせ > 客Aさんが入室されました。 『なまあたたかい しせん』 [Wed 30 Aug 2006 22:31:37]
ジル > ―――まったくもって、優雅なことだ。 ( 襲撃もせず、守りもせず、己は何もしようとしない。 その現実に自嘲を込めた皮肉が零れて。 ) ――――クククク…カハハハハハ………アーハッハッハッハッハッ! ( 余りにも無様な己にはもう哂うしかない。 周りの迷惑を顧みず高笑いを始める貴族。 ) [Wed 30 Aug 2006 22:29:32]
ジル > ―――できるはずもあるまいて。 ( ふと思いついた考えをあっさりと否定する。 仮に裏切るとしてもこのような怪しげな悪魔の言う事など信じる者がいるかどうか。 そして魔界の住人であると明かしてしまった己を生かしておくと思うか? 答えはNOだ。 あの門で出会った鎌鼬がその良い例。 ) ……たかが寝返り一人の情報程度で覆るとも思わぬ。 ( 苦々しげに呟いた。 ) [Wed 30 Aug 2006 22:22:34]
ジル > ……我ながら、随分と阿保らしい理由であるな。 ( 端正な顔に呆れた表情を浮かべて、湯気を立てる粗茶を息を吹きかけて冷ましながら口につける。 そもそも悪魔だ戦争だというこの状況でのんびり観光など出来るだろうか。 ) そもそも入れるのかも危うい……さて、どうするか。 ( いっそ人間側に情報を洗いざらい売ってしまうという手もある。 それで情報面で優位に立った人間側が押し返す――― ) [Wed 30 Aug 2006 22:14:11]
ジル > 安全策の一つ……完全に傍観を決め込みここでじっとしていること。 ( 自らの考えを改めて整理するために小さく声に出した。 今ヴェイトスを避ける利点は自分が無益な争いに巻き込まれるのを防ぐことが出来る。 ) ………出来ればそれは却下しておきたいな。 ( 欠点は悪魔側が勝利した場合、おそらくではあるがあの市は滅んでしまうということ。 あの罪魔と元来凶暴な者たちが多数を占める悪魔たちが勝利した場所を蹂躙しないはずがない。 それでは観光という自らが訪れた理由を果たすことが叶わない。 ) [Wed 30 Aug 2006 22:03:47]
ジル > ( 捕縛された不審人物はあからさまな化け物とも見た目は人とも変わらないとも言われている。 所詮噂話。 正確な情報とその真偽まではわかるわけもないが――― ) ………つまり、かのヴェイトスとやらでも相応の警戒はされていると考えた方が良いわけだ。 ( ここも既に不審な者は警戒されている。 かの罪魔が侵攻すると宣言したヴェイトスはここよりも余所者が入るのは厳しくなっている可能性が高い。 そんな当たり前のことを改めて確認する。 ) [Wed 30 Aug 2006 21:53:31]
ジル > ―――やれやれだ。 ( 未だ素直に働いている理由は当然ある。 こういった茶屋という場所は自然と人の噂話が集うもの。 意識して聞き耳を立てれば情報を集めることは容易い。 )( その貴族が意図せずして漏らした言葉は憂鬱な溜め息を含んでいた。 どうもこの街に入ろうとして捕まった者がいるらしいとの噂を耳にしてしまった。 ) [Wed 30 Aug 2006 21:45:53]
ジル > ――――― ( 一匹の悪魔がざるそばを啜っている。 自らが行うべき分の仕事は既に終わらせた。 賃金の代わりに無料にしてもらっている食事を貴族風貌は喰らう。 ) [Wed 30 Aug 2006 21:37:43]
お知らせ > ジルさんが入室されました。 『食事処の一角にて』 [Wed 30 Aug 2006 21:33:59]
お知らせ > ナナオさんが帰りました。 『(問いに答える者は居ない。暫く雨音とにらめっこ―)』 [Tue 29 Aug 2006 01:22:37]
ナナオ > 今ヴェイトスに戻ってもなぁ。――だったらアマウラに残って、季節外れの花火大会を見る気分で、魔法陣見学するかー…? [Tue 29 Aug 2006 01:18:24]
ナナオ > ―――……。(それはつまり、仕事を請けるも自由。帰るも自由と云う事だ。――普段なら、そういう気遣いは凄く嬉しいのだけど、今回に限っては複雑だ。ヴェイトスの流れから、ポゥンと弾き出されてしまったような気分。)――――…。(かといって、討伐なんて柄じゃないし、技術も無い。―――アマウラに来た何処ぞの調査隊に混じらせてもらおうかとも考えたが、気乗りがしない。)―――………。(唇を動かして、煙管を上下にふった) [Tue 29 Aug 2006 01:15:43]
ナナオ > 慣れちゃうもんだね。悪魔だとか、討伐だとかなんだかんだ…此処まで連呼されると、有り難味も緊張も薄れるのなんのって……(――煙管を唇の端に加えると、縁台の上に寝そべった。下駄がカラリと地面に落ちて) ――どうしたもんかな。 (ギルドからのお達しは幾つか出て入るが、仕事を終えたばかりなので、強制はされなかった。) [Tue 29 Aug 2006 01:06:48]
ナナオ > (赤い光柱は、もはや誰が見ても明らか。空へ立ち上る瘴気の渦は、例え感覚が鋭くなくとも、知る事が出来よう) ――…(かぷ。)………。(ヴェイトスは、今大変な騒ぎらしい。悪魔が乗り込んでくるとか、乗り込まれたとか、紛れ込んだとか、防衛だとか――…古城への遠征隊も結成され、いよいよアマウラも賑やかになることだろう) お祭り騒ぎだな。まさしく [Tue 29 Aug 2006 01:01:48]
ナナオ > ――――…。(慌しい周りと違って、女はソコソコ気楽だった。仕事も終わり、ギルドへの報告も終わり、報酬も受け取って、何の気兼ねも無くアマウラ観光に洒落込める。――藍色の着流し姿なのがよい証拠。 腰に二本の洋剣が刺さっているが、気分的にお守り程度西か思っていない。 ) ―――。(かぷ。と煙の輪を吐き出しながら、視線を投げるは、東北東) [Tue 29 Aug 2006 00:55:28]
ナナオ > (とある飲み屋の軒先で、煙管を片手に煙を燻らす人影がある。――垂直に落ちる雨は、止む気配もない。屋根に切り取られた軒先は、滝の裏側を思い出させる。) [Tue 29 Aug 2006 00:49:33]
お知らせ > ナナオさんが入室されました。 『(土砂降り)』 [Tue 29 Aug 2006 00:44:17]
お知らせ > クロスさんが帰りました。 『―――店主、これ女装ですね』 [Mon 28 Aug 2006 21:34:14]
クロス > ―――はい? (店主から思いがけない言葉にもう一度問い掛けた。 濡れた格好じゃ作業服が汚れるんで、髪長いんだしこっちの方が似合うだろ。 と持ち出されたのが女性用の作業服とか前掛け(エプロン)が綺麗に積み重ねられていて渡せられた。確か何処かの誰かが「男が女装して似合ったら人生終わりだ!」なんで聞いたことが有るような無いような。気にしないけどね!お礼のためなら) ―――・・、じゃあ 着替えさせて頂きます。 (少し困惑してしまい引き攣らせていた笑顔だったが何故か自然な笑顔に変わっていた。受け取った衣類を抱えながら、お辞儀をしていて更衣室に立ち向かおうとした。後から悲惨な結果になったとかならなかったとか) [Mon 28 Aug 2006 21:33:44]
クロス > さて、雨降っている間は如何しましょう――・・ (それが気掛かりだった、何もせずにいると余計な事が考えてしまいそう。あんまり気にならないけれど折角雨宿りさせてもらっているのだから店主に御礼でもしなければいけない、と感じた。そう決まれば、店主の元へ駆けつけようとせん。全力じゃないからね。) えーと、こうやって雨宿りさせて貰えて嬉しいんですが・・・・何か手伝える事がありませんか? (先ずお辞儀をしてから見上げるようにして閃いた様な店主だが、何かしら冒険者が多くて人手が足らないから有り難いよ!、と聞きうけた。多分古城や魔界に絡んだ冒険者なのだろうか、と安易な考えを浮かべながら少しだけ首を傾げていた。) [Mon 28 Aug 2006 21:22:21]
クロス > (古城と魔界の門という存在まで接近した、雨さえ降らなければ古城や魔界の門とやら行けたはずだった。) やっぱり天気は気紛れだね―― (何の経営を行っているか知らない立派な屋敷の玄関内にて椅子でもお借りして雨宿りさせて貰っている。宿屋だったらしいが店長にお願いをしてみれば承知してくれた事に感謝をした。雨が降り止めば此の侭古城あるいは魔界へ駆け出す予定にいて降り止まなければ予定を遅らして宿屋に泊まるしかなかった。) [Mon 28 Aug 2006 21:12:58]
お知らせ > クロスさんが来ました。 『――――、戦争の接近』 [Mon 28 Aug 2006 21:06:34]
お知らせ > ジルさんが帰りました。 『(その場を去った悪魔は人の波に紛れて消えていく)』 [Sun 27 Aug 2006 21:27:23]
ジル > ( 仮にこれらの土産を買ったとして持ち運びはどうする? 置いていく場所も無いし持ち運ぶのは少々面倒だ。 それにアマウラに逗留し続けるわけではなくこの後ヴェイトスに訪れる予定もある。 ) 古城に置いておく……いや、不可だな。 あそこでは盗まれてしまう。 ( 周りには聞こえぬように小声で呟いた。 名前とか書いといても無意味だろうなと思ったり。 ) ―――いや、すまない店主。 別段大した用ではなかった。 ( 商品を見るために屈めていた腰をゆっくりと上げる。 ) [Sun 27 Aug 2006 21:23:13]
ジル > ( 記念にいくつか買っていこうか。 奴等の土産にもなる。 これを給料といって手渡すのもいいだろう。 そのような思いが貴族の脳裏を掠めた。 ) 店主。 これは一体いく――― ( 質問を投げ掛けようとしたがそれは途中で中断された。 そして何かを考えるように首を傾げる。 ) [Sun 27 Aug 2006 21:13:26]
ジル > ( 露店に立ち並ぶ様々な物。 それを手に取り興味深そうに眺める。 ) ―――ふむ…中々、悪くないな。 ( 感心したように一言。 魔界では個人の実力が何よりも優先されるためにこのような商売という成り立ちの関係は希少だ。 観光客向けに作られたであろう商品たちを眺め続ける。 ) [Sun 27 Aug 2006 21:03:12]
ジル > ……まったくもって、私には望まぬ展開だな。 ( 人目を避けるために路地裏で会話をしていたが配下が去った今ここにいる必要は無い。 大通りに出た途端に零れるのは不満の言葉。 )( 適当に何か面白いものは無いかと見繕いつつ辺りを見回ろうと。 貴族スタイルの服装と観光客丸出しの態度は偉く目立ってしまうだろう。 ) [Sun 27 Aug 2006 20:48:14]
ジル > 貴様は戻れ。 ( そして従者に命令する。 ) 恐らくこれから魔界はより盛況になる。 かの罪魔を討とうとするものたちが入ってくるだろう。 その時にもしも私の城が奪われてしまってはたまったものではない。 ( 大抵悪の親玉は豪奢な城に住んでいると相場が決まっている。 もしも自分の城が誤解で落とされては家なき子になってしまう。 ) ―――私はもうしばしこの世界に留まる。 未だ目的を果たしていないのでな。 ( そうして貴重な情報をわざわざ伝えに訪れた忠臣と別れを告げた。 ) [Sun 27 Aug 2006 20:34:32]
ジル > つまり、紅の罪魔はそのような号令を下したのだな。 ( 古城に置いておいた従者が尋ねてきた。 どうして見つけることが出来たと聞いたら、なんでも私を見つけるのは賑わしいところか自信過剰な阿保がいる場所を訪れてみればあっさりとわかると返された。 非常に納得がいかない。 これは後で問い詰める必要があるなと思いつつ、見た目は人と変わらない貴族とその従者は会話を続ける。 ) [Sun 27 Aug 2006 20:22:40]
お知らせ > ジルさんが入室されました。 『―――動いたか。』 [Sun 27 Aug 2006 20:17:37]
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