荒涼の大地 参加者 なし ROM 1人
お知らせ > 幻の森さんが帰りました。 『(終幕)』 [Mon 1 Oct 2007 02:20:34]
◆幻の森 > (それらの疑問は解決せぬまま―― 朝日の中へと消える物語。) [Mon 1 Oct 2007 02:20:27]
◆幻の森 > (訂正: しかし――― そこで、疑問がでてくる。 では、「商人」が「石版の欠片」を持っていたのは、何故か…という事。 そして、森の中心部に近寄らせまいと「守り人」を再現していたのは、誰かという事。) [Mon 1 Oct 2007 02:19:52]
◆幻の森 > (しかし――― そこで、疑問がでてくる。 では、「商人」が「石版の欠片」を渡したのは誰かという事。 そして、森の中心部に近寄らせまいと「守り人」を再現していたのは、誰かという事) [Mon 1 Oct 2007 02:19:02]
◆幻の森 > (この石版は「何か」の記憶に作用して、それを再現するマジックアイテムだということ。――件の鼠事件の際に、鼠が大地を掘り荒らした時に、偶然出土されたものだということ。 そして、以上の事より推測される「森」の正体とは――― 簡潔に言えば、「荒涼の大地の記憶」だったのではないかという事。 今は荒れた大地が横たわるこの場所には木々が生い茂っていたのかもしれない。 だから、大地に樹がはえていた記憶はあっても、動物の気配がなかったのではないかと。 不自然な点はいくつかあるが、「ある一定上森が再現されたなかった」事を見るに、再現するにも限界があったのだろう) [Mon 1 Oct 2007 02:15:43]
◆幻の森 > (夜が明ける頃には、全てが全て、幻だったのだと、誰しもが気が付くだろう。 後に残るのは、行方不明リストに載っていた残りの商人と、森の中心部跡地に残る爆ぜ割れた、一抱えもある石版のみ。 その石版は、探索隊に志願した傭兵と巫女二人が持ってきた「欠片」に酷似している。 半分ほど大地に埋まっているその石版を見つける、調査隊に引き渡すのならば、次のことが判明するだろう) [Mon 1 Oct 2007 02:09:55]
◆幻の森 > (霧が風に吹き消されるように。 氷が溶けて水になるように。 乾いた砂が水を吸い込むように。 木々は形を失い、砂塵の大地があらわになる) [Mon 1 Oct 2007 01:54:35]
◆幻の森 > (その変化は、今宵――月が昇った時から始まった。 緑の触手をうごめかせていた森が、静かに端から消え始めたのだ。) [Mon 1 Oct 2007 01:49:59]
お知らせ > 幻の森さんが来ました。 『(始まりも終わりも静寂とともに)』 [Mon 1 Oct 2007 01:48:52]
お知らせ > 鬼京@森さんが帰りました。 [Sat 29 Sep 2007 03:57:25]
◆鬼京@森 > あぁ。気をつけるよ。(影が消えた事で漸く刀を仕舞う。そして影の消えた後に残された砂鉄。)ふむ。一応、集めておくか……。(砂鉄があれば刀を鍛えるのにも使える。集めた砂鉄を袋に詰めて腰に提げる。)さて、と。こいつを連れて……次の夜までに戻れるかな。(商人を肩に担いで森の出口へと向おう。) [Sat 29 Sep 2007 03:56:29]
お知らせ > 『 影 』さんが帰りました。 『 あの『影』も、かつては人であった者だったのかも知れない。 』 [Sat 29 Sep 2007 03:44:13]
◆『 影 』 > その見えない”モン”に潰されないようにな―――。 ( 最後に呪いの言葉を吐き出し影は消えた。 影が消えた後、そこには黒色の砂鉄が残るのみ。 上質の鉄で武器の加工に使える為集めて売れば5万エン程になるだろう、量的には短剣が作れる程度の量。 そして幻の誘惑を断ち切った鬼には戦闘経験値2P送呈。 ) [Sat 29 Sep 2007 03:42:20]
◆鬼京@森 > 確かに目に見えるものしか信じることが出来ないものには一生かかっても無理だろうな。(肩を竦める影に小さく そうだな。 と返した。)あぁ。(影の横を通り商人の元に行こうとした時に言われた言葉。それにはしばし沈黙して考える。)あぁ。解っている。(仕事でないと言えば嘘になる。だが、仕事でなくとも鬼はきっと同じ事をするだろう。もし、鬼が影の誘いに頷いていたなら鬼もこの商人と同じく森に囚われていたのだろうか。) [Sat 29 Sep 2007 03:37:09]
◆『 影 』 > だから、信頼なんて目に見えやしないモノ――― ”どーやって信じるんだよ ” ヒトの話聞いてねぇだろお前さん。( 呆れたような影の言葉。 もうボンヤリとしか見えぬ影が肩を竦めた。 ) ダメだって言っても運ぶつもりだろ。 ( 好きにしてくれ、と告げる ) でも、ソイツが喜ぶかどうかは知らないぜェ? 先回りして一つご忠告だ 「 仕事だから 」 とか言うつもりなら。 殺人だって強盗だって仕事だからって言えるだろうよ。 ( 幾人もの行方不明者を出した森。 ならば―――”行方不明になった人間達は一体どうなったのか?”と言う疑問。 もし、影の誘惑に頷いていたら鬼はどうなっていただろうか。 ) [Sat 29 Sep 2007 03:24:55]
◆鬼京@森 > あぁ、本気だ。確かに楽しいと思うことの方が少なかったのは事実だ。だが、己が信じるものの為に、俺を信じてくれる者の為に俺は生きる。幼い頃に死ぬはずだった俺を生かしてくれた者達の為にも。(喚く影に更に言葉を返し。薄くなっていく影の言葉には自嘲にも似た笑みが漏れた。)あぁ。だが、そこに転がっている奴にも待っている者が居る。それも返してもらうぞ。 [Sat 29 Sep 2007 03:14:02]
◆『 影 』 > ちッ―――。 ( やがて、手を下ろした影 ) お前みたいなヤツはとっとと現実とやらに……帰れ。 苦しいだけだってのに、物好きな野郎だ。 ( 輪郭が薄れて行く『影』。 ) [Sat 29 Sep 2007 03:05:13]
◆『 影 』 > 認めたな……――楽しくねぇって。 別に誰だってそうだ、恥かしい話じゃあねぇよ。 ( 言葉の無い鬼。 それを肯定と受け取ったのか影は更に手を伸ばし。 ) テメェ…、本気か!? ( しかし結果は拒絶の意思を以て突き付けられた刀の切っ先。 ) 責任なんて言葉だけでそれこそ実体がネェだろ。 示しとか信頼なんぞこの森にだって ”見たことねぇ” のに。 ( 触れられず喚き立てる”影” 信じられないモノを見たような気分だと。 ) [Sat 29 Sep 2007 03:02:06]
◆鬼京@森 > ……。(影の言葉に言い返す言葉はない。現実の辛さ、思い起こされるのは幼少の頃の思い出と言えば聞こえはいいがその殆どがトラウマだ。だが、それでも)それでも、俺には現実に生きる責任がある。俺でなくとも出来る仕事なのだろうが、それでも俺を信じて任せてくれた者に示しがつかん。(影が近付いてくるならばそれを拒否するかのように刀を抜き影の鼻先へと突きつけるだろう。)頼む。大人しく消えてはくれまいか。 [Sat 29 Sep 2007 02:52:49]
◆『 影 』 > じゃ、お言葉を返すんだが現実の何処が楽しいんだ? ( 木の幹から身体を離した影は、鬼の方へと一歩踏み出す。 痛烈な皮肉。 ) 解る、すげぇ解るんだが…――。 楽しくない事のが何倍もあるだろ? コイツだってそうだ最初は嫌がってたみたいだけどもよ。 今じゃ起こすなって喚き立てる位だ。 そりゃあそうだろう……生きてたって苦しいなら、幻のがまだ”マシ”ってモンだろ。 お前さんもさァ、固い頭で考えず楽に利口に生きてみないか……。 ( 影が手を伸ばす、鬼の顔に触れんと其の距離を縮めて来る。 何もしなければ『影』は刀の有効射程距離内へと悠然と入ってくる。 ) [Sat 29 Sep 2007 02:42:45]
◆鬼京@森 > 確かにそうだが、貴様からは今までの幻とは違うものを感じる。(今までは殆どが己の知り合い、果ては己自身だった。そうでなくとも目の前の影のような幻を見た事は未だない。己の知り合いにもこんな容姿の者は居ない。となれば、目の前に居るものは森の守り人というものだろうか。そう考えていた矢先の男であるらしい影の言葉、聞く度に目の前の影が何者であるか判断がつかなくなる。)悪いが女も酒もそれ程興味はないんでな。金だって、仕事に見合う分だけで結構だ。幻になって何が楽しいというのだ。(もしも相手が仕掛けてくる気ならば迷わず斬る気で相手から視線を離さずに言葉を返す。) [Sat 29 Sep 2007 02:31:39]
◆『 影 』 > ( 影は文字通り闇一色。 首から足まで全てが黒色だが口元だけは血を連想させる赫色。 ) 誰!? 随分と哲学的な問いかけだなお前さんは。 ( ケタケタと真っ赤な口元が揺れる。 ) 自分の見た物が信じられない此の森で「誰だ?」とは傑作だと思わないか。 ( 影の性別は解らないが、ガッシリとした骨格と声色から男らしき存在ではないかと感じるだろう。 ) 実際の所、自分でも解らねぇのよこれがまた……―――。 気が付いたら森の中を歩いてたんだけどな、けど案外慣れれば幻ってのも良いぜぇ。 ココにゃ、女の金も酒も幾らだって沸いて出る、それこそ思うが儘にってヤツだ。 [Sat 29 Sep 2007 02:16:30]
◆鬼京@森 > (その木もだんだんと少なくなって、急に視界が晴れたそんな時。急に声を掛けられて思わず身構える。刀に手をかけて声の下方向、開けた空間に生えた一本の木に視線を向ける。木に凭れている影と木に捉えられているのは行方不明の商人なのだろう。)貴様は何者だ。(今までの幻とはどこか違うように感じる影。いつでも刀を抜けるようにと構えながら問う。) [Sat 29 Sep 2007 02:09:40]
◆『 影 』 > ( 鬼の視界が晴れた。 其処は樹海の中ぽっかりと空いた広間。 ) ――いよゥ。 迷子の子猫ちゃんがまた来たな。 ( その広間の真ん中に一本だけ生えた樹木。 樹齢を感じさせる幹は人の胴体より太く、そして樹に捕らわれたる商人と、其の幹に背を預けている『 影 』があった。 どうやら、此の影が言葉を発しているらしい。 ) [Sat 29 Sep 2007 01:59:38]
お知らせ > 『 影 』さんが入室されました。 『 樹木の根本に浮かび上がる黒い実景。 』 [Sat 29 Sep 2007 01:51:33]
◆鬼京@森 > このままここで何時までも居るわけにもいかんな。(とりあえずその辺の適当な木の間を潜って先へ進む。進んでいくうちにだんだんと木の数が減ってきているように感じる。と言っても先ほどまでの絡み合うように密集していたのがなくなっただけなのだが。) [Sat 29 Sep 2007 01:43:14][84]
◆鬼京@森 > (親子で命懸けの鬼ごっこをしたのはつい最近のこと。父から命辛々逃げ延びたはいいのだが……。)ここは何所だ。(闇雲に逃げた所為か現在の所在が全く解らなくなっていた。元々所在を確認しながら進んでいたわけでもないのだがこうも木が入り組んでいるとどちらに進んでいいのかも解らない。) [Sat 29 Sep 2007 01:29:10]
お知らせ > 鬼京@森さんが来ました。 [Sat 29 Sep 2007 01:13:49]
お知らせ > 藍音@森さんが帰りました。 『方向音痴にY字路は死への誘いである。 現在迷走中――』 [Fri 28 Sep 2007 03:58:38]
◆藍音@森 > ええいままよッ――元は一直線があった道だ。 進める所が我が道!(暫く迷っていたがコレでは埒も明かぬ―― 取り敢えずは動けるだけ動いてみる事にするか。→こうしてまた本コースから外れていくのであるが。) [Fri 28 Sep 2007 03:57:31]
◆藍音@森 > くそ、私は迷路は苦手だというのに――やはり陰謀臭がするぞ。 豚小屋並みの臭いだ!(そこ等中が分岐と二者択一って状態になってれば、流石に幻とは気がつくが――明確な形を取らないものだけにいくら覚悟しても対策の仕様はないのだった。) [Fri 28 Sep 2007 03:55:08]
◆藍音@森 > これはチェックして進まないと事だな。・・・・少し戻るか。 (くるりと後ろを振り向くと―― 帰り道が二つになってる。) ・・・・おい。(目印代わりに斬りつけた木が二つあったりする!) [Fri 28 Sep 2007 03:52:46]
◆藍音@森 > さて、鬼が出るか蛇が出るか―― あの石の化物や幻そのものを”解く”術があればいいのだが。(道なき道の歩けそうな所を、ひたすら前に移動中―― ふと、前方に分岐点が。)厄介な。 ・・・む?(当て感で右に進むと、また分岐。) [Fri 28 Sep 2007 03:51:31][45]
◆藍音@森 > ・・・私は自重するべきだったな。(下のほうのログを大いに恥じた。 幻の出展が自分の記憶や願望等なら、さぞかし変態だ。) まあいい。出来得る限り歯向かってみる、というのはよい選択だろうよ。 其れで厳しくなるようなら、意思の存在だ。(罠がある場所ほどお宝の法則、みたいな推理か。 思えばみつけた商人も化物に守られていたし。【判定】) [Fri 28 Sep 2007 03:43:51][31]
◆藍音@森 > (毎夜の幻や守護する獣に阻まれて停止・迷走・迂回するせいだ。 全ては足止めのトラップ。それも徹底していて、なんだか森の中枢や重要な地点に近付けばそれだけ厳しくなるイメージがある。) ・・・幻に関して言えば、個人の資質も大きく影響しているのだろうが・・・ふむ。 [Fri 28 Sep 2007 03:40:09]
◆藍音@森 > (其処から情報を選別し、前に進むのが人類だ。 そのために背筋を伸ばした―― なんて熱血論破はこの時代には無いのだが。) こうも毎日続くと実験もしたくなるものだからな――― 今までのアプローチはことごとく失敗しているが・・・・(今日もある程度の前進のみに留まった森捜索、広いと思うのは実際に中が広いだけじゃなくて―― ) [Fri 28 Sep 2007 03:38:06]
お知らせ > 藍音@森さんが入室されました。 『反省だけなら猿でもできる。』 [Fri 28 Sep 2007 03:35:39]
お知らせ > 藍音@森さんが帰りました。 『(疲労困憊で夕まで寝る→幻の夢幻ループ中―― それでも少しは、前に進んでいる、のか?)』 [Wed 26 Sep 2007 03:56:46]
◆藍音@森 > 止めッ・・あっ♪ それ 以上 突き刺すな ぁ・・・ ぅ ン ――♪ 〜〜♪ ふ ぁ・・・ は 二人掛かり も、卑きょ―― あむ・・・ン―― (増援が本格的に動き出した段階で口撃も不可能に。 何か抗議するたびに、口を塞がれ舌を弄ばれて溶ける。) 判った、判ったから ァ―― あ ・・・・ン あ、ダメ、 止せ 今果てたらァ・・・♪ (幻の効果は一晩きり。 それだけでも並みの人一人気絶させる――或いはぶっ壊すには十分だろう。 他がどんな夢を見てるかはしらないが、成る程調査が進まない訳だ――なんて心の隅で思ったり。 それも其の内、忘我の白濁に飲まれる。) ひぅ! んんん〜〜ッ♪ あッ ああぁ ・・・ァ ―― [Wed 26 Sep 2007 03:52:10]
◆藍音@森 > こんな、こと ぉ ・・・殺し てや あァっ・・・♪ ぅ あ ん―― くぅ ッ!!(ただ、全てが同じじゃない。 違う結末を選択した自分が当時と変わった事といえば、多少の投薬やらでは折れない程度の意思というか、意地というかそういうもの。 思い切り伸ばした手が剣に振れ て――) ・・・とった―― あっ?! (かつん、と乾いた音を立てて、手から剣が抜けて転がった。 目の前に移るのは柄を蹴り飛ばした爪先、2人居るのを失念してる程度には脳髄が蕩けていたか――) そんな―― んッ?! ひあっ♪ 深ァ・・・♪(そして目の前で希望を取り上げられるほど堪える事は無く―― 地面に付して尻だけ高く上げたような姿勢のまま、今度は抵抗の気力を失った。) [Wed 26 Sep 2007 03:39:09]
◆藍音@森 > ――っ?! ンぁぁあァァ・・・♪(悲鳴と共に剣を取り落として突っ伏した。 感覚にあるのは暴力的な愉悦の渦のみ、剣を拾おうとした四つん這いを後ろから貫かれた、とか気付く暇もなく。) あッ んっ――♪ く、やめ、 ひっ 動かすな止めるな ァ ッ・・!(「一体どちらなのか」なんて茶化されながら。 それでも僅かに残った意地というか何かが、剣に向かって手を伸ばさせるが―― ギリギリの所で届かない。 前に進もうとして引き戻されるの繰り返しは、まるで自分が手伝ってるような気にさせられて余計に屈辱的なもの――) [Wed 26 Sep 2007 03:18:14]
◆藍音@森 > (支えを失って体が地面に倒れる――あの時と違うのはコレが幻であることと、其処まで再現するほど神経質じゃなかったのだろう、先程の気絶の際に落としたらしい装備――抜き身の剣が床に転がってる事だ。)今度は私が、 挿して くれる ッ・・・(両手が繋がってて動き辛い&拾い辛いが、何とかその位置まで手を伸ばし て――) [Wed 26 Sep 2007 03:07:44]
◆藍音@森 > (身長差があるのでそのまま腕を上に引っ張られれば、両手挙げて爪先立ちするみたいな無防備状態だ。 間を置かず、滑るような質感の指が脇腹のあたりから肌を蹂躙し始める。 何か薬を塗っているンだったか。)んっ・・・く これは卑怯だと、 前に あっ!! 前にも ぉ・・・(カラダとコトバに犯され、手前勝手にココロに火をつけられる。 屈辱にして愉悦、奔放ではあるが被虐を愉しむほどではなかった自分を壊したのは―― きっと、この二人だ。) お前らの、 せい ――だというのに ・・・!(――言葉限りの抵抗の果てを知っているから、今度は違う結論を目指さねば。 震える体に残る意思を振り絞って、掴まれていた手を振り解いた。) [Wed 26 Sep 2007 02:59:15]
◆藍音@森 > む・・・ んぅ。(唐突に世界が黒くなった後、再び瞼を開けた所に飛び込んできた光景は―― ) ・・・出来過ぎだ。 何所まで――乗ってやれば いい?(石の床に石の壁、両手を繋がれ自由を奪われた自分の体と、二人の悪魔。 「どこまでも」と答える二人の禍々しい誘惑は、なるほどあの時の―― )喧嘩の修練はサボっていたし・・・判っていたとはいえ―― うぁ 止めろ一度ならず二度までもッ・・・!!(逃げようとしたのを、腕を掴まれ引き戻される。) [Wed 26 Sep 2007 02:41:13]
◆藍音@森 > ( ごッ ) [Wed 26 Sep 2007 02:30:31]
◆藍音@森 > (相手が其れを受けるでも払うでもなく、流麗な動作で避ける のも知っている。 ――相手は反撃に転じ、此方は其処を狙って、刃と拳が交差して――) [Wed 26 Sep 2007 02:28:50]
◆藍音@森 > (今日もまた、何時”幻”に捉えられたか気が付かなかったが―― 恐らくは心に強く残った光景を再現しようとしているのだ。 細部まで似通った幻は、行動パターンまで同じ―― 背景も、気合を入れていないと雨のアマウラに錯覚してしまいそう。) な ぁ グ ド ル フ――!!(=これからの”展開”に想像が付く。 既に知ってる相手の名前を吼えざまに、剣を構えるのと逆の手で、数枚の黒い札を投げつける――) [Wed 26 Sep 2007 02:27:42]
◆藍音@森 > (ぴたりと、静止した。) まだ見ぬものを見れば、それは現。 嘗て魅し物は、恐らくは幻―― カラクリも読めてきたが・・・成る程。(前方の木々が作り出す陰の中、男が一人立っている。 自分は其れを知っている=”幻”だ。 彼は――もういない筈なのだから。) 粋な演出をしてくれるな。 雪辱しろてか―― (一人、を訂正しよう。 彼らは男女で二人。 そして、人じゃない。 方輪車から刃を引き抜く。 相手はこのカラクリを知っている者なのだから。) [Wed 26 Sep 2007 02:16:17]
◆藍音@森 > 前はもう少し冷静な判断も出来ていたが・・・或いは期待をしているのかな―― (何にって刺激にだ。 物の怪に長く関わりすぎた自分は、少しの異常には既に無感であるほどにある意味”鈍い”。 其の点この森は此方の常識を色々と飛び越えてくれて、島にはじめてきた時のように新鮮さを感じるものだ。 当てにならぬ自作地図片手に、まだ見ぬ場所へと進路を向けて―― 【判定】) [Wed 26 Sep 2007 02:07:45][59]
◆藍音@森 > あんな目に遇い続けながらさして報酬高くも無い相性の悪い仕事にまた首を突っ込むとは な。(一介の陰陽巫女として受けた怪異はきっちりと払いたいものだし、 魔術効果としての価値もある――なんてのは名目で、実の所はやりたいからやってるだけだ。 探索部隊が引き上げるギリギリくらいまで、継続して情報だけは収集することにして、そのために此処に居る――) [Wed 26 Sep 2007 01:59:59]
お知らせ > 藍音@森さんが来ました。 『「私も酔狂だ。」 』 [Wed 26 Sep 2007 01:58:20]
お知らせ > 鬼京@森さんが退室されました。 『(折角の中秋の名月も父との鬼ごっこで見る事はなく)』 [Tue 25 Sep 2007 22:48:18]
◆鬼京@森 > (あぁ、そういえば母を人質にして壊滅させられた村があった。 母を盾に襲撃に来た物も、殆どが殺されていたか。 そんな母の思いで思い出しながら鬼は父親が通りにくそうな道を選んで走る。と言っても森の木々を薙倒しながら追いかけてくる大鬼にはあまり関係ないのだろうが少しは効果があるようだ。戦う力のない母を斬り殺しておいたことも父の片腕を封じるという意味では正解だったのだろう。)このまま……朝まで逃げ切れるのか?(明らかに無謀であるようなこの鬼ごっこ。果たして、逃げ切れるのだろうか?) [Tue 25 Sep 2007 22:44:09]
◆鬼京@森 > (「みーかーげーまーるー!!母を斬るとは何事か!!主はそれでも男か!!」そう叫んで追いかけてくる父親の左手には確りと母の屍が握り締められている。)……。(鬼は父の幻の言葉に大して何も言い返せない。言い返している余裕がない。己と比べて数倍も強い父親だ。身体も男と比べると人と大鬼ほどの差がある。今の状況でまともに戦って勝てるとは思えない。ならば逃げるだけという事だったのだが母親を斬ったのはどうやら間違いだったらしい。と、逃げながらも昔の事を思い出していた。) [Tue 25 Sep 2007 22:34:58]
◆鬼京@森 > (刀を持つ手がガタガタと震える。武者震いなどという勇ましいものではない。これは相手に対する絶対的な恐怖感。侍としての誇りも何もかも捨てて逃げ出したいという思いからくるものだ。)……母上、申し訳ありません。(そう言って目の前の母の幻を切り捨てると鬼は脱兎の如く逃げ出した。母の屍を飛び越え出来るだけ木々が密集している道を選んで走る。だが、直に背後から大地が震えるのではないかと思うほどの音が響いてくる。聞き間違えるはずもない父親の足音だ。) [Tue 25 Sep 2007 22:24:52]
◆鬼京@森 > (母の幻は刀を突きつけられても動じず少し悲しそうな表情をする。「そのような事を母に向って言うものではありませんよ。ねぇ?あなた。」母の幻が鬼の後ろに視線を向けて微笑む。振り返る事は出来ない後ろに居るであろう父の姿見てしまえばこの後確実に動けなくなる。「深陰丸。お父様にご挨拶はどうしたの?昔は一番にお出迎えしていたのに。」母のそんな言葉ももうこの鬼には聞こえていない。) [Tue 25 Sep 2007 22:15:16]
◆鬼京@森 > (更に奥に進もうとすると少し木の少ない場所に出た。その中心に黒い長い髪を靡かせて佇む着物姿の女性。)ん?(不思議に思い近づいてみるとその女性は此方にゆっくりと振り返る。)……。(振り返ってこちらに微笑みを向けて、「深陰丸」懐かしい優しい声が掛けられた。雪のように白い肌も黒い髪も何もかの母の容貌そのものだ。)母……上……。(思わず目を見開いた。目の前で殺された筈の母親が無傷で目の前に立っているのだ。「深陰丸、大きくなりましたねぇ。見違えましたよ。」そう此方に近づいてくる母の姿に幻だと頭の中で警報がなる。)母上は、昔のままでお変わりなく。 だが!貴方は、俺の母上ではない。(そう、近づいてくる母の姿に刃を向ける。) [Tue 25 Sep 2007 22:06:09]
◆鬼京@森 > (このままただ森の奥を目指しているだけでこの森の事が解るとは思えないが、ここまで来てそれ以外の方法など考えているだけでも時間の無駄だ。それならば進めるだけでも進んだほうがまだ収穫はありそうだ。何か手がかりになりそうな物はないかと辺りの様子を確かめながら奥へ奥へと進んでいく。) [Tue 25 Sep 2007 21:36:52][45]
◆鬼京@森 > (森の中。大分奥に入って来たようにも感じるが、果たして今どの辺りなのか全く検討もつかない。そして、相変わらずこの森のことも行方不明者のことも何一つとして収穫がないこの状況はどうなのだろう?そして殆どの者が既に仕事を終えてしまっている。) [Tue 25 Sep 2007 21:28:44]
お知らせ > 鬼京@森さんが入室されました。 [Tue 25 Sep 2007 21:12:23]
お知らせ > 藍音@森さんが退室されました。 [Tue 25 Sep 2007 03:38:59]
◆藍音@森 > (踏み込めば、半径で10m程度だったその場所が無限に拡張されるような幻想。 地元住民からすると多分にありえないものやらみせやらが犇く夢の中を、少しの間旅してくるとしよう。 目標の半分ほどは既に果たしているわけだし―― )本物の街に帰ったら似たような店を探してみるのも良いだろう―― ま、先程の理論が正しければ類似物発見の確立も薄そうだがな。(なんてうかれつつ、初めての楽しい幻覚に溺れてくるか。) [Tue 25 Sep 2007 03:38:58]
◆藍音@森 > (無視してこの広場を突っ切ればよかったのだ。 )ゆっくり、か――しからば少しくらい遊んでいってもバレはしないかな。 どうせ幻だらけの夜には、まともな捜索も行えまいし。(年中晴れの日の芸能横丁っぽいのとか、酒屋とかいかがわしいお店を横目に見続けると――流石に耐久性はなかったようだ。 [Tue 25 Sep 2007 03:29:15]
◆藍音@森 > そういえば例の商人もまるで使っているかのように砂の化物を構築していたか・・・(人の存在が何かとキーになりそうではあるな。(などと呟きつつ。 )まぁ何れにせよ、今日は幻のタイミングがつかめた――比較考量もできるというものだ。 これなら危害はあるまいし、後はゆっくりー―― [Tue 25 Sep 2007 03:21:40]
◆藍音@森 > (全ては藍音の嗜好が特定のモノではなく外の世界、とりわけ本国では知る由もなかったエキゾチックなモノばかりに向けられる事から来るトラブルだ―― 其処にあったのは”街”そのもの。 丁度ヴェイトスを拡大解釈したような、支離滅裂で和洋折衷で正体不明な建物やら物品やらが、其処彼処の地面や木々の合間から生えているような。) 訳は判らんが――私の趣味等にも影響しているのか・・・?(今までが今までだっただけに、小首をかしげる事になる。) [Tue 25 Sep 2007 03:14:28]
◆藍音@森 > (森に真っ直ぐ入ってきたので、反転して一定の方向に進み続ければ森を抜けるかもと来た道に出る――だろう。 なんていう単純思考での探索行。 背の高い草の中を抜けて、木々が少しその密集を疎かにする広場めいた場所へ――) なんだ、これは。(出た場所は、大凡想像だに出来なかった混沌だった。) [Tue 25 Sep 2007 03:05:36][40]
◆藍音@森 > (森に関する知識や体験――尋常の生物が居ないとか――は積まれていくため、余計な緊張がなくて探索の効率だけは上がるのだが。) ・・・せめて足跡か、誰ぞ動くものを見つけられれば其方の方向に進めばいい・・・・が、 コレだけ嗅ぎ回っても要因が上手く掴めないとは難儀な森だナ――(判定 [Tue 25 Sep 2007 02:56:06][14]
◆藍音@森 > 私だ―― いっそ死んでしまえ私。 初日の幻か何かでナ。(装備があっても野外知識が酷いもので、ストレスのあまり木を切りつけて、それで一定ごとに目印を残せばいいと気がついたのがつい数分前という体たらく。 どの変に何が、という報告は聞いていても、今何所にいる川から無いのだから意味はなく――― またあてずっぽうな散策の旅、初日程度の仕事効率に堕ちていた。) [Tue 25 Sep 2007 02:51:28]
◆藍音@森 > (一度帰還+休憩が済んでいるので装備も健康状態もばっちりだが、精神状態だけはそうもいかない。 陰陽寮の藍音は地図を持っても街で迷う女。 森で迷わぬ筈が無いとばかりに――)そもそもが私に此処の調査をさせるほうが間違いだ。 適材適所のての字も知らん奴は誰だ。(迷走中である。) [Tue 25 Sep 2007 02:47:34]
お知らせ > 藍音@森さんが入室されました。 『またまよった。』 [Tue 25 Sep 2007 02:42:43]
お知らせ > 鬼京@森さんが帰りました。 『(子供の姿が消えた頃。輝く石を見つけるだろう。)』 [Sun 23 Sep 2007 00:42:27]
◆鬼京@森 > (その光景はどこか怖いものがあるかもしれない。鬼が逃げる間も子供達はその数を増やしながら鬼の後を追いかける。いつの間にか子供は鬼の周囲を囲むように数を増やして少しずつ、少しずつ鬼に近づいてくる。じわじわと、ゆっくりとした速度であるはずなのにその速さは異様に早く感じる。それでも、刀の間合いに入らぬようにしているのは森の幻が作り出したものだからか。この鬼ごっこは一体何時まで続くのだろう?朝まで幻が消えないのであれば相手をするよりもこのまま逃げ切る事を選ぶ。) [Sun 23 Sep 2007 00:39:43]
◆鬼京@森 > (視線を巡らせて、目に止まったものに一瞬足を止める。其処には一人の子供。)お前、こんなところで何をして―――(いる。 そう続く筈だった言葉は後から後から数を増やす子供の姿に遮られた。明らかに迷い込んだのとは違う子供の姿に先日の出来事から警戒心が生まれる。後から後から現れる子供の数に鬼は直に目を背けて歩き出す。それでもソレは数を増やしながら鬼の後を連いてくる。) [Sun 23 Sep 2007 00:23:15]
◆鬼京@森 > (懐には自分を殺した証ともいえる宝石が紙にくるまれて入っている。まるで血を凝結させたような深い紅の色をした小振りの石。色硝子にも似たその石が本当はなんと呼ばれるものなのかも金一万程の価値があることもこの鬼は知らない。)さて、今宵は何が起こるのか……。(気配を探るように意識を集中させて辺りに視線を巡らせる。)【判定】 [Sat 22 Sep 2007 23:56:57][34]
◆鬼京@森 > (森の調査、行方不明者の捜索。その上夜には幻が侵入者を惑わせる。解ってはいたが実際に体験してしまうとこの森の中を進むのは難しいようだ。先日、己と同じ姿をした幻を切り殺したばかりだ。未だにあの己の咽を裂く感触は消える事無く己が左手に残っている。己を殺すというのはあれ程迄に気分の悪いものなのかと……。微かに震えだした左手を握り締める。) [Sat 22 Sep 2007 23:42:15]
お知らせ > 鬼京@森さんが入室されました。 [Sat 22 Sep 2007 23:26:28]
お知らせ > ジーグ@森さんが退室されました。 [Sat 22 Sep 2007 21:58:39]
◆ジーグ@森 > ( ―――がさり。 ) ―――ッ!!? ( それは、まだ森の幻想が残っていたのか。 それとも、本当にジーグの心が生んだ狂気なのか。 ジーグが全速力で逃げていくいま、それを知るのは天のみで。 ) [Sat 22 Sep 2007 21:58:34]
◆ジーグ@森 > ( ジーグが走り出せば、足音もまた走り出す。 ジーグが急に向きを変えても、足音は構わずついてくる。 急に止まればすぐ後ろで足音が止まり、息遣いが耳元で感じられる。 ) な、に………なんやの、これ……ッ!? ( 振り向いて、振り払って、暴れまわって、けれど足音は離れてくれない。 ジーグは走る。 足音も走る。 森の外へ向けて走って走って走って―――木々が、途切れる。 踏み出した足は、森の土と違う感触を覚える。 )( ―――外だ! 森の外だ! これでもう……。 ) [Sat 22 Sep 2007 21:48:17]
◆ジーグ@森 > ( 右を見ても左を見ても、背後を振り返っても誰もいない何もない。 それなのに、足音だけが響いてくる。 ) ひっ………ひぁ……! ( 幻だとわかっている。 だが、しかし―――恐怖は、そんな認識を無視して訪れる。 恐ろしくなって駆け出すと、足音もついてくる。 すぐ後ろを、足音がついてくる。 だというのになんの姿も見えない。 なぜ!? どうして!? こんなにちかくにいるのに……! やがて足音だけでなくその息遣いが感じられ、そのあざけりが感じられ、その存在を感じる。 典型的な幻覚の症状であったが、あまりにも鮮明な幻を見せるこの森では、逆に珍しいものかもしれない。 ) [Sat 22 Sep 2007 21:38:14]
◆ジーグ@森 > ( かさりかさりざわりぺたりかさりこつんかつんざわざわかさりこそりがさがさがさがさがさがさがさがさがさがさがさがさがさがさ。 ) ――――――ッ!? ( 思わず左手でバルディッシュを構えるが、その体は震えていた。 それを嘲笑うかのように、足音は増えていく。 取り囲むように増えていく。 なのに、姿はない。 葉一枚揺れもしない。 気配がするのに姿がなく、においもない。 ただ足音だけが、響いている。 その不条理こそ―――ジーグにとって最も恐ろしいものだった。 「姿の見えないもの」。 それは極めて原始的な恐怖だった。 ) [Sat 22 Sep 2007 21:28:15]
◆ジーグ@森 > ( ため息をつきながら、ジーグは森を進んでいく。 この森はなるほど、地獄である。 自分を殺し、かつてのトラウマを再現され、わけのわからない怪物に襲われ、やれやれだ。 ) ……………………はあ。 結局、調査も進まず、商人は見つからず……。 ( ウドの大木のようだ。 そう呟いて立ち止まり―――かさ。 ) ………………? ( 足音が、一つ、多く聞こえたような。 振り向くが無論そこには何もない。 だがまた背後で、かさり。 振り向けばまた背後から―――やがてかさりかさりと、足音が周囲から響いてくる。 だが姿がない。 姿がないのに足音が―――かさりかさりかさりかさりかさりかさりかさり。 )( ぞわ、と全身総毛だった。 ) [Sat 22 Sep 2007 21:18:19]
◆ジーグ@森 > ( 青菜に塩というより、ナメクジに塩をかけたかのようにげっそりしたジーグ。 幻風情と侮ったのが悪かったか。 精神的な被害は、肉体的なそれよりも、ジーグを手ひどく痛めつけていた。 かろうじて無事だった肉体のほうもついに故障する羽目に相成り、なかなかに前途多難だった。 ) ………………なんにせよ………調査は、進まない、な……。 ( 他の四組の成果に期待したほうがいいかもしれない。 そんな悲観的なことを呟いて。 ) [Sat 22 Sep 2007 21:08:58][42]
お知らせ > ジーグ@森さんが入室されました。 [Sat 22 Sep 2007 21:05:20]
お知らせ > バイ・チャンフォン@森さんが退室されました。 『(この森は何なのか、という問いの答えは自分には結局は出せなかった。)』 [Fri 21 Sep 2007 04:38:46]
◆バイ・チャンフォン@森 > (何かうわごとを言っているようだが、声が小さすぎて聞き取れはしなかった。)・・・あまり、声、出さない、いい。・・・行く、ぞ。(商人の耳元でそれだけボソボソと呟けばそのまま歩き出し、キャンプへと戻っていく。) [Fri 21 Sep 2007 04:36:23]
◆バイ・チャンフォン@森 > (その時、近くの樹上から、バサバサ、と音がして何かが落ちてきた。)幻、か!?(飛びのき、警戒心を丸出しにしながら短刀を構えた。・・・が、しばらく立っても襲ってこようとはしなかった。)・・・?(おそるおそるその物体に近づいてみれば、それが生きた人間であることに気づいた。)・・・大丈夫、か?(おそらく商人だろう。との当たりをつければ絡みついているツタを薙ぎ払い、商人を抱え上げる。) [Fri 21 Sep 2007 04:33:16]
◆バイ・チャンフォン@森 > (少しばかり歩いていくと、ツタの生い茂った場所に出た。そこは木の根から樹上まで、全てがツタで覆われているような場所だった。)・・・むぅ。とおり、にくい・・・。(ここでもし襲われでもすれば、自分の得意とする足が封じられるため非常に不利になる。・・・短刀を構えて、ツタを切り開きながら注意して先へと進んでいく。) [Fri 21 Sep 2007 04:27:18]
◆バイ・チャンフォン@森 > (先日の光景が頭をよぎる。・・・おそらく幻影の原因はあの商人ではないだろうか?しかしあの商人はいくつもの実体を持った化け物を生み出してもいた・・・。)やはり、わからない・・・。(とりあえず考えても無駄、という結論に達したので、再び探索に出向くこととした。) [Fri 21 Sep 2007 04:23:53][17]
お知らせ > バイ・チャンフォン@森さんが来ました。 『(静かに森の中を進んでいく男)』 [Fri 21 Sep 2007 04:19:01]
お知らせ > 五郎丸@森さんが退室されました。 『( 三人で森を抜けると皆が待つ野営地へと )』 [Fri 21 Sep 2007 01:12:39]
◆五郎丸@森 > ―――今は商人殿が助かる事を祈りましょう。 ( その為には先ず、自分達が動かねばならない。 森に立ち込める気配が少しだけ晴れたかのような気分。 ) [Fri 21 Sep 2007 01:12:20]
お知らせ > アクタ@森さんが帰りました。 『(帰り道を辿る足は、存外に軽かった。)』 [Fri 21 Sep 2007 01:09:05]
◆アクタ@森 > (明確な成果を上げられた。初日に討った森の守人の呪かと思うほど、以降はずっと惑わされてきたが、…やっと。) …、本当に、良かったです。 (じんわりと胸に染みるのは安堵か。 否、未だ安心しきる訳にはいかないのだが。商人を救出せねば。) (彼が担いで行く、と云うので頷いたが、) ……。 (ふ、と頬が緩んだ。) はい! (力仕事を彼ばかりに押し付けられない。それに、頼りにされたのが嬉しかった。) [Fri 21 Sep 2007 01:08:31]
◆五郎丸@森 > ( 生きていると告げられて安堵の溜息を漏らす。 ) 良かった―――。 ( 幻惑に翻弄され続けた二人にとって、何よりの朗報だっただろう。 ) 某が背負って運びましょう、アクタ殿には先行をお願いしても宜しいでしょうか。 ( 体格的にも自分だろう。 其れから商人を背負いながらふと口を開いて。 ) いや……―――道中は交代で背負って参りましょうか矢張り。 ( 片肘を張るのを止めた侍、照れ臭そうに。 ) [Fri 21 Sep 2007 01:03:00]
◆アクタ@森 > は。 (短く返事し、商人の脈を確かめる。じっと指先に神経を集中すると――弱弱しい脈を感じた。) !! 生きてます! しかし衰弱しきっておりますゆえ、一刻を争います。 (まるで森に精気を吸われてしまったかのようだ。急ぎ、連れ帰る準備をする。) [Fri 21 Sep 2007 00:56:19]
◆五郎丸@森 > しっかりして下され―――。 ( 商人の肩を掴み揺さ振るも、死んだように何も反応が無い。 蔦に捕らわれた商人の姿は磔台の囚人を連想される。 侍も腰の刀を抜き蔦を切り払う。 幾重にも拘束された身体は、ややあって開放されるだろう。 ) ―――アクタ殿、生きているかどうか確かめて下さい。 ( 商人を地へと横たえ、自分は持ち込んできた縄を取り出す。 何れにせよ、野営地まで持ち帰らねば。 ) [Fri 21 Sep 2007 00:52:26]
◆アクタ@森 > …。 (こく、と頷く。そろそろ と肩から手を離し、共に蔦の方へと近付こう。) (手はぐったりしているように見える。いつからああして捕らわれているのか。もし、最初に居なくなっていた人だったとしたら…?) どうか生きていてください…ッ! (雁字搦めどころか繭のように絡み付いている蔦を引きちぎって行く。手当たり次第に。) [Fri 21 Sep 2007 00:43:44]
◆五郎丸@森 > 幻……―――しかし、我等は商人には知り合いがおりませぬ。 森が心を映すならば、幻は我等と縁が無ければオカシイ。 ( 震える声で告げる。 肩を掴む少年では無く、己に言い聞かせるように。 ) ……もしや、行方知れずとなった者かも。 確かめねばなりますまい。 ( 意を決し、蔦に絡まれた商人へと向かい一歩を踏み出す。 此の距離では幻か否か判断は付き難い。 ) [Fri 21 Sep 2007 00:40:05]
◆アクタ@森 > (彼も同じ気持ちであるのか。それを知ると、安堵と申し訳の無さが同時に胸に湧いた。) (尖った耳の先が ひく と跳ねる。前に立つ彼の肩口に、ぐ、と掴り、耳を塞いでしまいたいのを堪えた。) 虫の気配。こ、これはッ、また“始まった”のでしょうかッ?! (声が上ずる。) では、アレは…? あの手は、蔦に絡め取られている誰かは、ッ、…まさか、商人では?! (それとも、アレごと幻なのか。) [Fri 21 Sep 2007 00:31:07]
◆五郎丸@森 > ……―――。 ( 今の己も虚勢だ。 心の中では少年と同じように弱音を吐きたかった。 今直ぐにでも逃げ出したい…、だが辛うじて踏み止まったのは正気を失う事の危機を目の当たりしたから。 ) 何も自殺と限った事では有りませぬ。 真逆の事も起こりうるのが此の森の恐ろしき所かと。 ( 初日の探索で、朝方まで子犬と米の中で恍惚とした表情を浮かべていた二人。 苦虫を噛み潰したかのような顔。 ) 某も正直……恐ろしいと――――。 ( 聞こえて来る地を這う足音。 少年を庇うよう前に出る。 ) [Fri 21 Sep 2007 00:25:31]
◆アクタ@森 > 森が恐ろしく思えたのは初めてです、…この間より虚勢を張ってきましたが、 (拳銃で自らを打ち抜いた姿のフラッシュバック。) 私も ああ なってしまうのではないかと、…けれども自分は銃も刃物も持ちません。どうやって死のうかと、極々自然に考えてしまうのが、恐ろしい。 (肩に手を置かれ、その優しい重みに ビク! とした。この言葉は、傍らの笑みは、信じても良いのだ、と自己に言い聞かせようとした時、) ――…!! 五郎丸殿ッ! (目を丸くした。) あれはッ?! (指差す。蔦が密集しているところに見えるのは、手ではないか?!) (同時に、いつか聞いた足音が聞こえてきた。大きな、虫の…。) [Fri 21 Sep 2007 00:18:26]
◆五郎丸@森 > アクタ殿……―――。 ( 其処まで少年が追いつめられていたとは。 侍は眉を顰める、この前は錬金術師の幻を前に堂々とした立ち振る舞いをした少年だったが。 気弱になるのも無理からぬ話だった。 ) 未だ目的も解らず、ただ鏡の如く立ち入った者へと幻を見せる。 いっそ、人的な事件の方が未だ理解と及ぶと言う物……深く考えなさるな。 ( 少年の肩に、そっと手を置き。 気休めだろうが、口元に笑みを浮かべ ) [Fri 21 Sep 2007 00:10:10]
◆アクタ@森 > 入り込んでしまった商人達が惑うのも解ります。或いはそれすら、森が作り出して流布した噂なのではないかと思えてくるくらいに。 (ふ、と顔を上げた。気が付くと下を見ていたので。) ………早く帰りたい。 (ぽつ、と呟く。) 森の外に出て深呼吸をしたい。…などと弱気な事まで浮かぶ始末。 (ふー…、と長く息を吐いた。それが白く細く伸びて霧のようになるのを少年は気付いて居ない。) [Fri 21 Sep 2007 00:02:56][32]
◆五郎丸@森 > 此の森に永く居ると身体よりも心を病むとは真ですな。 今見ている風景は全て幻で、本当の自分は今も森の入り口で幻に囚われている―――正直、その様な妄執にかられる事もあります。 ( 夢現の境目は何処なのか、重い溜息を一つ。 足を止め、延びたる影絵のような木の枝に手を伸ばした。 指に触れた此の感触は果たして本物なのか答えられる人物は居ない。 ) [Thu 20 Sep 2007 23:57:25]
◆アクタ@森 > ――は。 (ざくざくと歩む足の動きが鈍る。) すいません、どうも、焦っているのか。 (振り返らずに云った。) …今宵は未だ幻を見ておりませんが、 (ざす、ざす。おそくなったかわり、一歩一歩は踏みしめるように。) 否、…。今は確かに、現実なのでしょうか。 [Thu 20 Sep 2007 23:53:02]
◆五郎丸@森 > 其の様に急いで居ては――いざという時に疲労が出ます。 ( 柄にも無く慎重論を唱えるのは、丁寧に梳いた黒髪を若衆髷に結い上げた年若い侍。 今夜は不毛の大地に肌寒い風が舞っている、乱れる髪を抑え必死に少年の後について行っている状況である。 ) [Thu 20 Sep 2007 23:47:44]
お知らせ > 五郎丸@森さんが来ました。 『 ――アクタ殿。 ( 後方より聞こえる声。 )』 [Thu 20 Sep 2007 23:44:46]
◆アクタ@森 > (風が吹いて木々が騒ぐ。それだけでも随分喧しく感じた。 普段が静か過ぎるせいか。) (少年は黙々と歩いていた。) [Thu 20 Sep 2007 23:42:42]
お知らせ > アクタ@森さんが来ました。 『( ざわ… )』 [Thu 20 Sep 2007 23:41:00]
お知らせ > 森の守人さんが退室されました。 『逃走成功。 戦闘経験点3をどうぞ』 [Thu 20 Sep 2007 23:02:30]
お知らせ > ジーグ@森さんが帰りました。 『( 不様に転げて、逃げおおせて。 )』 [Thu 20 Sep 2007 23:01:58]
◆森の守人 > ( 鉱石の正体はゴーレムの核、そのカケラである。 価値はその筋の人間の見立て次第になろう、だが傭兵は傭兵らしく愛用の武器を選んだ。 守人による追跡はなく、一陣の風が吹いて木々の枝が揺れ。 もし背後を振り返っても既に守人の姿はないだろう。 ) [Thu 20 Sep 2007 23:01:14]
◆ジーグ@森 > ( 膝が折れる木人。 どうやら天は、見逃してくれるようだ。 何とか身をよじって抜け出せば、迷わず己の得物を拾い上げ、体を引きずるように木人から逃げ出し始める。 激痛は足を鈍らせ、恐怖は体を凍らせる、その中で。 ) [Thu 20 Sep 2007 22:57:44]
◆森の守人 > ( 守人の両腕は容赦なく侵入者を締め上げる。 さもあろう、それが守人の守人たる由縁であり存在理由である。 嗜虐的な態度を見せることも勝者の余韻に浸ることもなく、義務的に使命をまっとうせんと更に締め上げ――その時、左足の辺りで皹入るような音がした。 足甲を貫いたバルディッシュが入れた亀裂が踝から脛へと這い上がり、やがて膝が折れる。 その膝の中からごろりと何か鉱石のような物がまろび出た。 ――逃げ出すなら今がチャンスだ。 守人の体勢が崩れた今なら逃走も可能だろう。 但し、鉱石か転がったままのバルディッシュか、持ち出せるのは片方のみ。 ) [Thu 20 Sep 2007 22:53:48]
◆ジーグ@森 > ( 捕らえ、られた。 チェックメイト、である。 ) ―――ッぎィ!!? ( 思わず悲鳴が上がるほどの激痛は、恐らく、やはり、右肩が骨折していたせいだろう。 捕らえられた際に、骨は肉の中でひどく自分を傷つけた。 痛みのあまり力がはいらない=打つ手なし。 つまるところ結局のところこのままでは―――死ぬ。 死にたくない、死にたくない、死にたくない。 がちがちと震える左手でナタを引き抜くも、痛みに耐えるこの状況では、その刃を相手に突き立てることもできやしない。 ) [Thu 20 Sep 2007 22:44:45]
◆森の守人 > AAAaaAaa――!? ( 地形の不利を跳ね除け、受けた殴打をものともせず、早過ぎるといっていい速度で侵入者が飛び込む。 ズン! 標的を失い、むなしく空を切った右足が大地を踏みしめ。 守人が挙げた叫びは果たしてそのどちらに対する驚きであったか。 ) GAAAAAAAAA! ( 片足を貫かれた上に虚を突かれ、守人の反応が遅れた。 自ら突っ込んで来た侵入者に対するのは原始的な攻撃、即ち両腕を素早く回しての抱擁。 ベア・ハッグの要領でその体を捕まえん。 ) [Thu 20 Sep 2007 22:38:08]
◆ジーグ@森 > ( この地形は完璧に相手のフィールドだった。 うまく衝撃を吸収してくれない。 さいわいにも割れ物は持ち合わせていなかったが………。 痛みに顔をしかめながら起き上がろうとすれば、足。 いま正に自分を踏み潰そうとしている足である。 もはやなりふり構っていられない。 ようやくここで得物を手放すが、すでに遅い。 避けられる状態ではない。 ならばむしろ―――攻める。 足を持ち上げた木人。 木ゆえに必ずしもそうだとは言えないが、人ならば不安定な姿勢である。 勢いよく起き上がり、その勢いのままに木人へと突進して。 ) [Thu 20 Sep 2007 22:28:25]
◆ジーグ@森 > ( 森。 この地形は [Thu 20 Sep 2007 22:24:56]
◆森の守人 > ( 森の中を転げたならば張り出した木の根や幹に体を打ちつけるかもしれない。 もしも瓶の類を持ち歩いていたならば割れているかもしれない。 が、それは守人のあずかり知らぬこと。 武器を引き抜く途中で横薙ぎに殴られ、その柄を離さないというなら守人の足元に倒れているのだろうか? ならば――左足を縫い止められた以上、自由に動かせるの右足を持ち上げると侵入者を踏み潰さんとする。 もし吹っ飛んで距離が開いているならば右足による蹴りが放たれるだろう。 ) [Thu 20 Sep 2007 22:23:16]
◆ジーグ@森 > ( ―――やはり、生木。 これだけ太ければ断ち切ることも容易ではない。 引き抜こうと力を込めたところに、襲い来る腕。 体を自ら固定してしまったいま、避けることはできず―――ずん、と右肩に重たく衝撃が走る。 骨の軋む音を聞きながらも得物から手を離すことはなく、不様に転げて。 ) [Thu 20 Sep 2007 22:15:47]
◆森の守人 > ( 右足が大地から離れ、踏み躙られた木ノ葉が青い香気を放つ。 続いて左足の甲が――今まさに解き放たれようとした瞬間バルディッシュの刃が食い込んだ。 ) GAAAAAAAAaa!! ( バケモノとて痛みは痛み。 苦悶の声に夜の森を震わせながら、それでも反撃にと先ほど蔓を巻きつかせた腕を横に薙ぐ。 遠隔操作を打ち切った分蔓の鞭より大分早い動きで傭兵の右半身、肩から胸の辺りを目がけ! ) [Thu 20 Sep 2007 22:11:59]
◆ジーグ@森 > こっ…………怖ァ……っ! ( 正真正銘のバケモノか。 そういうのはあまり経験がない。 だが、ないからといって逃げていては傭兵などやってはいられない。 職業意識で心を支える。 荒い息を無理矢理押さえ、激しい鼓動を無視し、ジーグは得物を構える。 ) う……ぅ、るぅううおおおおおおおッ!! ( 根付いていた足を引き剥がそうとする木人。 その瞬間こそ、最大の隙! まずはその機動力を削ろうと、構えたその無骨な刃を、引き剥がされる足へと振り下ろさんとして。 ) [Thu 20 Sep 2007 22:03:35]
◆森の守人 > Gooooo oo――!! ( 直後、傭兵がいた地点を蔓が打ち据えた。 柔らかい土が飛び、打たれた木の幹が裂ける。 全長3メートルほどのゴーレムには顔がなく、しかしイビツな木のウロが丁度目鼻のように空いているのが見えるだろうか? 口に当たるウロを震わせて吼えると、するすると蔓が縮んでゴーレム本体の腕に巻きついた。 ) Gi Gi Guuu…… ( ビキビキ、メシ。 守人は侵入者を排除せんと、根付いていた足を大地より引き剥がし。 ) [Thu 20 Sep 2007 21:59:26]
◆ジーグ@森 > ………………ほん、まに………なんやね、これ……。 ( 人間ばかり相手にしていると、自分より大きな相手になど滅多に会わないのだが………自分よりはるかにでかい相手、となるとこれが初である。 どう贔屓目に見たところで味方にはなり得ないだろうその木人は、ジーグに驚愕を与え、同時にそれによって狂気に気をもませる暇をなくした。 ) ひぇええええッ!!? ( 鞭のような蔓。 恥も外聞もなく、ジーグは転げるように横に避けた。 あんなもの直撃したら、昏倒はもちろん、最悪死にかねない。 木であっても、容易に殺人は可能である。 なんとか、なんとかして対処しなければ。 ) [Thu 20 Sep 2007 21:49:46]
◆森の守人 > ( ボゴン! 傭兵を狙った蔓を起点にして導火線のごとく徐々に地面を掘り返して蔓が地表に姿を現す。 そしてその終点では一際高く大きく土が盛り上がり、やがて巨躯の傭兵よりさらに1メートルほど大きい木製のゴーレムが起き上がる。 守人は蔓を鞭のようにしならせ、傭兵の脳天を打ち据えようとした! ) [Thu 20 Sep 2007 21:44:34]
◆ジーグ@森 > ( 乱数チェック解除し忘れ ) [Thu 20 Sep 2007 21:42:10]
◆ジーグ@森 > …………………う、うぉおおおおッ!? ( 数秒遅れて、ジーグはようやく異常に気づいて、後方へ跳んだ。 着地と同時にバルディッシュを構え、そのなにかを待ち構えた。 ―――いったい、なんだこれは。 なにがおこっているのだ。 眠っているところを急に起こされたかのような曖昧とした思考を振り払うように、ジーグは強く頭を振った。 ) [Thu 20 Sep 2007 21:38:20][72]
◆森の守人 > ( 蔓は緩慢に蠢いて傭兵の足首に絡みつかんとするだろう。 と同時に、地面を複雑に覆う森の木々の根の間を縫ってボコリボコリと何かが地面から浮き上がる。 モグラが土を掘った跡のようなそれは、蔓が巻きついている木の根へと繋がっている。 ) [Thu 20 Sep 2007 21:35:12]
◆ジーグ@森 > ( 介抱しようとは思わない。 無駄だ。 少なくともジーグのもつ常識の範囲内において、喉から剣をはやした人間が生きているわけもないのである。 大方、幻覚に耐え切れず、というところか。 自分はそうはなりたくない。 その心の弱さが故に、逆に心を支えていた。 ) ……………せめて、森の外まで運んでやりたいけど……。 ( それ以前に、今日、自分はちゃんと戻れるのか、それも不安である。 今宵は如何なる幻覚と踊るのか。 ) ……………………あれ? ( げんなりと俯けば、なにやら、蔓。 ところで蔓って動くものだったろうか。 よほど長いスパンをかけて動くものだと思っていたがなんだこれは。 現実認識力がいささか落ちていたジーグは、危機感乏しくぼんやりとそれを眺めた。 ) [Thu 20 Sep 2007 21:30:57][71]
◆森の守人 > ( ジーグが手をかけた木が蠕動した。 木の根元には太い蔓が巻きついていて、視界が利くのならばその蔓が蠢いているのが見える。 ) [Thu 20 Sep 2007 21:29:08]
お知らせ > 森の守人さんが入室されました。 『( もぞり )』 [Thu 20 Sep 2007 21:27:02]
◆ジーグ@森 > ( げんなりを通り越して、げっそりを過ぎ去り、まるで死にそうな面で、ジーグは機械的に足を進めた。 あの日の幻覚を見て以来、食事は喉を通らなかった。 諸君は発狂しかけた人間というものを見たことがあるだろうか。 或いはジーグの姿は、正にそのような有様だったかもしれない。 だがその狂気が、かろうじてジーグの正気を保っていた。 いっそ完璧に狂ってしまえば楽なのかもしれないが、殺人行為と言う一種の異常事態に割と慣れてしまっている傭兵の身、いわばその手の狂気は抱えた凶器と同じほど慣れてしまっている。 ゆえに、狂いきることはできなかった。 ) ………………………うちだけやなさそう、っちゅうのが救い、なんかなあ……? ( 憔悴しきった視線で、休もうと手をかけた木の根元で倒れたお仲間を見下ろす。 ) [Thu 20 Sep 2007 21:21:39]
お知らせ > ジーグ@森さんが来ました。 [Thu 20 Sep 2007 21:16:02]
お知らせ > 五郎丸@森さんが帰りました。 『( 其の言葉に顔を上げ、黙って頷く侍。 何だか少し照れ臭い。 )』 [Tue 18 Sep 2007 01:39:50]
お知らせ > アクタ@森さんが帰りました。 『(痛みと引き換えに得た宝石を持って、埋葬に戻ろうか。)』 [Tue 18 Sep 2007 01:38:25]
◆アクタ@森 > 五郎丸殿には、先日、虫より救っていただきました。あの声、あの手が無かったら、私は今頃…、 (今頃。どうしていたろう。頭を打ちぬく拳銃を持っていなかっただけで、或いは錬金術師と同じ末路だったかもしれない。) 貴方のお手伝いが出来てうれしい。 ……ただ、 (困ったように笑った。) 私も未熟者です。 あれだけ威勢良く云っておきながら、まったく、 …あはは、 (ぶるぶると震える手は、木刀を手放せないでいる。) 何だか、涙が出そうです。 (く、と歯を食い縛る。) [Tue 18 Sep 2007 01:37:57]
◆五郎丸@森 > ( 強い心だと―――侍は己を庇うように立つ少年の背を見ながら、頭の片隅でぼんやりと思った。 裂帛の気合いと共に繰り出された一閃。 引き金を引くよりも早く、木刀は幻影の脳天へと叩き落とされ。 錬金術師は両断され地に伏した。 ) 申し訳ありませぬアクタ殿……己の未熟さを恥じるばかりで。 ですが、某にはもう一度彼の御仁を殺す事が……。 ( 顔を伏せた侍、知らずの内に肩が震えた。 錬金術師は血は塵芥となり消えるも、身体だけは朝まで残り続けるだろう。 そして血溜まりが消えると其処に残る宝石。 ) [Tue 18 Sep 2007 01:32:26]
◆アクタ@森 > 幻に惑わされ、“思い込む”とまるで本当の事であるかのように感じてしまう。 ならば、それを払拭する程に此方も“思い込”めば良いこと! 銃はまやかし!撃たれても死ぬものかッ! (キンキンとカン高い声で己に喝を入れる。五郎丸の盾になるように彼の前に立ち、そして彼の言葉を聞いて、) ――はいッ! (頷いた。 震える膝に力を込めて踏み出す、一歩。抜いた木刀を、錬金術師の頭へ振り下ろす。 幻を一刀両断!…出来るか――?) [Tue 18 Sep 2007 01:23:55]
◆五郎丸@森 > ( 目の前の錬金術師は己が心の奧底に溜まった澱なのか? 其れとも本物の錬金術師なのか? 今の侍には判別が付かない。 侍の膝が崩れ落ちんとした時、少年の声が響く。 ) アクタ殿……―――。 ( 銃口を少年に向け、何か喚いている錬金術師の声が遠ざかる。 ) 未練があったのは某の方だったやも知れませぬ―――。 ( 侍の呻くような声。 少年の気迫に押されたのか錬金術師が一歩後ろに下がった。 だが、未だ拳銃は下ろしていない。 何事か怒鳴りながら引き金へと指を掛ける幻。 ) しかし、アクタ殿……―――某には幻と言えども斬れませぬ。 ( 断ち切って下され、と侍は叫んだ。 ) [Tue 18 Sep 2007 01:17:43]
◆アクタ@森 > 五郎丸殿ッ! (少年は声を張る。) 「意味が無い」と仰るならば、前へと進みましょうッ! 構わねば良いのです!錬金術師殿はすでに亡くなられておりますッ、となればコレは幻ですッ! (彷徨える魂が、あるいは己が死んだ事を知らずに彷徨っているのか?) 我等は彼に殺される事はありませんッ! “自殺”ではありませんものッ! (否。否。…現れた姿を胸の内で念仏のように否定しながら、滲む冷や汗を拭って踏み出した。 錬金術師を押しのけて行かんばかりの気迫で。) [Tue 18 Sep 2007 01:07:32]
◆五郎丸@森 > ( 『 古今東西を問わず、二重身の存在は広く目撃されている…。 東洋でも「離魂病」と言う名で文献に記されているよ。 』)( 饒舌に語る錬金術師は、此方の様子などちっとも気にしていない素振りで話を続けている。 ) アクタ殿…――此に意味などは、ただ某かアクタ殿が先程遺体を見たので心に残っただけの……――。 ( だけの、何だと言うのか。 其の先の言葉が告げられぬ。 立っているだけなのに息が苦しい、直視が出来ない。 )( 『 そして其れを見た人間達は死を迎える事も多いんだ。 何故だろうかね、幻か生き霊か、悪魔の仕業か――自殺してしまう者の少なくは無い 』 )( 拳銃を握る腕がゆっくりと上がる。 其の銃口は少年の胸元へと向けられ。 ) [Tue 18 Sep 2007 01:01:04]
◆アクタ@森 > ――!! (瞬間、目を背けたくなった。死をもう一度目の当たりにしてしまうかと思ったのだ。) (恐る恐る、姿を確かめる。 やはり、どう見ても、先ほどの、) ……。う、う、…まさか、 (神経質そうな声、専門用語交じりの語り口調。そのままだ。) コレが、“我々の無意識”にあるものだとしたら、一体、何を意味する ので、しょうか。 (身構えた。 ヒトは、不気味だ。と思う。) [Tue 18 Sep 2007 00:52:14]
◆五郎丸@森 > ( 『 二重身だな―――。 』 )( 少年の言葉に反応したのは、侍では無く眼前の気配だった。 緊張から知らずの内に腰へと手の伸びる。 やがて、二人の前に顕れたのは先程死んだ筈の錬金術師だった。 ) な……。 ( 生気の無い双眸がギロリと二人へと向けられる、だらりと下がった手には自殺に使った拳銃が握られており、未だ銃口からは硝煙を上げている。 )( 『 私が思うに、だ! この森の幻はイドの発現ではないかと思うのだよ。 知っているだろう深淵に住む怪物の話を。 』 ) [Tue 18 Sep 2007 00:45:29]
◆アクタ@森 > 無意識。……そう云えば、とある物語に出てくる生霊がまさにそんな感じでした。 (恋多き男に焦がれてしまったひとりの女が、眠っている間に自分を抜け出して他の女を害したとか云うもの。) …。この森は、自分でも知らない自分と対峙する場所なのでしょうか、否が応でも、夜になれば。まったく、何の試練かと。 …昼間は何の変哲もない事を考えると、五郎丸殿の想像はとても有力に思えますな。 (口を噤んだ。) ――…。 (何者?!) [Tue 18 Sep 2007 00:36:32]
◆五郎丸@森 > 此は先程の錬金術師からの受け売りなのですがね……。 ( 先刻の幹の根本で自殺したホワイティアの男性の言葉。 ) 人の心の奥底…、自覚出来ぬ意識があるとかで。 正直な所、某には良く解らぬ話でしたが”無意識”なる心から浮かび上がった影だとか。 ( 深層意識、侍には今一つ実感出来ないが。 草を掻き分け、枝を手にした脇差しで切り進む。 ) つまり、森も何かに映し出された影では無いかと……。 森が陽光の下では活動出来ないのも―――光に依って影が消えたからやも知れませぬな。 ( 其処まで口にした時だった、足を止めた二人の前に何かの気配がする。 【判定】 ) [Tue 18 Sep 2007 00:28:45][96]
◆アクタ@森 > はい。 (頷いて、後に続く。) (相変わらず、他所から入ってきた自分たちの他に生きた気配がしない。僅かな足音、衣擦れの音以外があるならきっとすぐに気付けるだろうというくらいだ。) ――それは、 (まるで心の鏡のような森とは、) 大いにありえますね。人死にが出る程に的確に心を読んだ幻など、なかなか出来ませんもの。 (ふ、と短い溜息を付く。) しかし、己の心を斬っても森が消える訳では無いのですよね…。 (通りすがりに、木の幹へ そ と触れて行った。) [Tue 18 Sep 2007 00:18:35]
◆五郎丸@森 > 一先ずは調査を終えて後、調査員殿を野営地に運ぶと致しましょう。 ( せめて故郷の土地へと還って欲しいとの願い。 少年に続いて立ち上がる。 ) 聞いた話では我等と変わらぬ様子、自分の幻を斬ったやら……死んだ恋人に逢ったとか―――。 ( 有力な手掛かりは今の所無いらしい。 小さく首を振る。 ) 思うに森は心を映し出した影なのやも知れませぬよアクタ殿。 ( 森の中枢へと向け歩き出しながら、ふとそんな言葉を口に。 ) [Tue 18 Sep 2007 00:12:40]
◆アクタ@森 > (「慣れたいとも思いませんがね」 こみあげるものを飲み込むのに苦労する、腹の底に溜まっている色々を。) 幻の中、いっそ目を瞑って手探りにでも行かねば手がかりの一つも掴めないでしょうね。我等以外の調査員達はどうされているのか…。 (しかし具体的な報告が無いと云う事は、皆、幻影に阻まれて進展していないと云うことだろうか。) ………。今日はどのような幻になるのやら。 (眉根を寄せて呟く。すっく、と立ち上がった。) [Tue 18 Sep 2007 00:06:15]
◆五郎丸@森 > ( ※ 訂正 越えて → 越えなくては ) [Tue 18 Sep 2007 00:03:54]
◆五郎丸@森 > ( 念仏の一つでもと思えど、彼に祈る言葉を侍は知らぬ。 手を離し、ぽつりと ) 矢張り人死には―――。 ( 「 慣れませぬなァ 」 誰に言うワケでも無く言葉が漏れた。 傍らの少年へを首を向け。 ) では、この森がこれ以上広がる事は無いと言う事――。 ( 其れは喜ばしい事ではあるのだが、今も真相は霧の中。 自然と溜息が漏れる。 ) しかし、内部を調査しようにも――。 厄介な幻を越えて為らぬとは。 ( 状況は未だ変わらずといった所だろう。 ) [Tue 18 Sep 2007 00:01:08]
◆アクタ@森 > (五郎丸の傍らで、同じく、手を合わす。小銭を持たせてやりたかったが、それは止めた。) ――…。 (死神は此処へも来てくれるだろうか。迷わずに、導いてくれるだろうか。) …。外側の調査員によりますと、ある日を境に森の成長が止まったとの事。 (死体のにおいが当たり前のように空気に溶け込んでいる。涙が出そうだ。 が、死者の為に祈った後に少年は云った。) 外側の変化が見られなくなったなら、これから変化するのは内側でございましょうか。 (仕事を、しなければ。) [Mon 17 Sep 2007 23:52:49]
お知らせ > アクタ@森さんが入室されました。 『(ぐ、と息を飲み込んだ。)』 [Mon 17 Sep 2007 23:47:56]
◆五郎丸@森 > ( 此の調査員の顔には見覚えがあった。 確か、錬金術師のギルドから派遣されたとかいうホワイティアの男性。 自分より一回り上の年齢で、神経質そうな顔立ちと鋭い視線が印象的だった。 ) せめて残念亡く、黄泉へと往かれますよう。 ( ある者は故郷を、ある者は財宝を、そしてある者は自分を視たと言う。 此の死んだ男が何を視たのか侍には解らないが、恐怖に見開かれた双眸を閉じさせてやると両の掌を合わせ。 ) [Mon 17 Sep 2007 23:47:01]
◆五郎丸@森 > ( 一向に進展しない調査、日を追う事に増える犠牲者。 当初、害は無いと考えていた冒険者達にも焦りが見え始めてきた。 コレまでの調査で解った事は少ない、精々「 夜になると森が幻覚を見せる 」のと「 魔物が出現する 」といった程度の情報。 そして今日もまた…―― ) 惨い。 ( ――…昨晩より野営地から姿を消した調査員の一人が森の中で物言わぬ骸で発見された。 木の幹を背に、銃を口に銜え引き金を引いた耐性で事切れている…恐らくは自殺なのだろう。 凄惨な光景に自然と表情は険しいものへと。 ) [Mon 17 Sep 2007 23:44:29]
お知らせ > 五郎丸@森さんが来ました。 『 影絵の森 』 [Mon 17 Sep 2007 23:42:24]
お知らせ > ジーグ@森さんが退室されました。 『( ―――ざんっ。 )』 [Mon 17 Sep 2007 23:36:32]
◆ジーグ@森 > ( そして、そこで見つけた。 そこは、兄が白人に殺されたすぐ傍で、すなわち、あの日自分が白人に斬られた場所で。 ) …………せや、あたしが残っとった。 ( 振り上げられた刃は、倒れ付す長身の女に―――。 ) [Mon 17 Sep 2007 23:36:17]
◆ジーグ@森 > ( そして既に左腕さえ失った姪を背中から―――。 ) ―――――――――ぅあ。 ( そこで、正気に戻る。 さあ、と血が引いていく感触の中、見えるのは左右に綺麗に分かれた姪の姿。 あら、ステキな人体標本。 うどん玉のように脳が零れ落ちる。 ) ………………。 ( 獣化がとけたのに、瞳孔は開いたまま。 バルディッシュを握った手は、緩んでくれない。 ただ、がちがちと奥歯がなる。 先日は、殺せば消えた。 だが、目の前の綺麗に左右に半分になった姪の姿は消えない。 綺麗に左右に半分になって生きているものがないのだから、この綺麗に左右に半分になった姪は死んだはずなのに。 幻覚が、消えない。 なぜだ。 なぜだ。 なぜだ。 勢いよく振り向いて辺りを見回しても、そこにあるのは左右に、上下に、或いは斜めに、半分になってしまったものだけだ。 ならばなぜ。 なぜ。 なぜ。 消えろ。 消えてくれ。 恐ろしくなって駆け出して、自分のテントのあった場所へと逃げていく。 [Mon 17 Sep 2007 23:31:38]
◆ジーグ@森 > ( 人間、同胞に始まり、部族の使役する狼、鶏、小鳥に至るまでその全てを、届く範囲全てを、執拗なまでに虐殺していく。 半分にしていく。 その過程で斬られ、裂かれても、怯えたものの腰の引けた攻撃など、決して深手にはなりはしなかった。 とはいえ、それでも普通ならば消耗し、行動を止めるだろう。 だがジーグはそうしない。 動ける限り―――止まらない。 ) [Mon 17 Sep 2007 23:26:06]
◆ジーグ@森 > ( 殺せ。 殺せ。 殺せ。 獣が言う。 ) うがあああぁああああッ!! ( まとめて二人の白人を、上下にふたつに分けてやる。 殺せ。 殺せ。 殺せ。 獣が言う。 それは同胞たちも? 殺せ。 殺せ。 殺せ。 ぶっ殺せ! ) るぉおおおおおおンッ!! ( 『助けてくれ!』 響いたのは白人の声か、同胞の声か。 もはやそれさえわからない。 目に入ったものは片っ端、白かろうと赤かろうと、抵抗しようとしまいと殺す。 逃げれば追って殺す。 剣が腕に食い込もうと、矢が肩に刺さろうと、保身もなくひたすらに殺す。 ) [Mon 17 Sep 2007 23:16:24]
◆ジーグ@森 > ( がしりと掴んだバルディッシュ。 構えも何もあったものではない。 まず真っ先に目に入った白人にその長大なる刃を振るい―――兄の骸ごと上下にふたつに割る。 ) 『バケモノだ! 殺せ! 殺せ!』 ( 声が聞こえる。 敵か味方か、誰何することはない。 耳に聞こえるもの、目に映るもの、それらは全て敵だ。 武装した白人たちが集まってくる。 弓に剣に網に鞭。 だがいま思えば随分と軽装だ。 防具などないに等しい。 それになんて小さいのだ。 こんなのが、こんなものが100にも満たない数集まっただけで、自分たちは滅ぼされたのか。 ―――そんなことを、考えるだけの理性があったわけではない。 ただ無性に腹が立って腹が立って―――嵐のような暴力が振るわれた。 ) [Mon 17 Sep 2007 23:06:26]
◆ジーグ@森 > あんたやったな――――あたしの背中斬ったんはッ!! ( みしり。 全身の筋肉が膨張し、ざわざわと脳内麻薬が分泌される。 それは特殊な神経パルスを全身へと送り込み、その細胞を普段使わない状態へと移行させる。 体毛が全身を多い、その体は歪にゆがみ、おぞましい怪物へとつくりかえる。 その野生は精神を凌駕し、その身を獣へと堕した。 ) ―――るるるるううおおおおおおおおおおおンンンッ!! [Mon 17 Sep 2007 22:56:26]
◆ジーグ@森 > ( 先ほどまですぐ近くにあった木々は離れ、集落のあった広場となっていた。 簡素なつくりのテントは殆どが倒され、燃えていた。 火事ではない。 突き立った矢、倒れる同胞たちが、その光景が間違いなく、襲撃のあった日であることを教えていた。 呆然と立ちすくむ中、視界に見知った姿を見る。 ―――あれは母だ。 自分の弟か妹を身ごもっていた母だ。 その「中身」は無残にも撒き散らされていた。 その傍で陽物を切り落とされているのは父だ。 しかるとき、いつも自分より大きなジーグを座らせ、自分は立ってしかっていた父だ。 嗚呼、嗚呼、嗚呼、覚えている。 森へ逃げていく小さな子供は、兄の子供だ。 ジーグにあやかった名前を付けてあげた、小さな。 兄はなにをしている。 あの子を護ることもなく―――否。 否、そうか。 ) 嗚呼…………リチェルカーレ、そうだ、あんたは……ここで。 ( 振り向いたそこに、いた。 いるだろう、記憶どおりなのだ。 ちょうど、白人の剣に脳天を勝ち割られているところだ。 その兄の姿に、さあっと頭に血が上るのを感じた。 恨みは忘れたと思っていた。 怒りはもう消えたと思っていた。 だが―――どこかには、確かに残っているのだ。 ジーグは、自分の意思でスイッチを入れた。 ) [Mon 17 Sep 2007 22:46:38]
◆ジーグ@森 > ( ※乱数チェック解除し忘れ ) [Mon 17 Sep 2007 22:27:27]
◆ジーグ@森 > ( ―――そこには燃えていくかつての故郷があった。 ) [Mon 17 Sep 2007 22:26:52][42]
◆ジーグ@森 > ( 思わず先日の、自分のモツを思い出して、ジーグは目元を押さえた。 正直、あれはショックである。 自分で斬ったんだけど。 まあ、幻覚ということは自分の脳内で作られた映像ということで、自分はあれほど精密な幻覚を見るほどモツを見たことがあるのだなあ、と思うと、それはそれで、そちらのほうがショックである。 はあ、とため息をついて頭を振るい―――何かの爆ぜる音を聞く。 ) ………なん、だろう……? ( ぱちぱちと爆ぜる音。 耳を澄ます。 めらめらと燃える音。 耳を澄ます。 どたばたと暴れる音。 耳を澄ます。 高らかに上がる嘲りの声。 耳を澄ます。 嗚呼、覚えのある悲鳴が。 ) ―――ッ!? [Mon 17 Sep 2007 22:26:22][70]
◆ジーグ@森 > ( もしこの手が、人を切る感触を知っていなければ、もしこの目が、もっとおぞましい死に様を知っていなければ、或いはそのまま寝込んでいたかもしれないが………さいわいにも、二日三日で、立ち直れた。 とはいえ、できればあまりデンジャーな幻覚は見たくないものである。 ) …………とはいっても、夜になれば、と。 ( 日は沈み、森は暗闇。 頼りはランタンの乏しい灯りのみ。 幻覚は、もうそこに。 ) [Mon 17 Sep 2007 22:16:13][19]
◆ジーグ@森 > ( 気分は最悪―――であった。 自分を斬り殺す、などという行為に、例えそれが幻であれ、なんとも思わない人間はどうかと思う。 精神が強いにしても―――それは少し、想像しかねる。 ジーグは多少げんなりとした表情で、森の植物を少しずつ回収していた。 無論、あの幻覚の結果がこの程度の反応だということはなく、なんとか立ち直って、この反応なのである。 ) [Mon 17 Sep 2007 22:06:34]
お知らせ > ジーグ@森さんが入室されました。 [Mon 17 Sep 2007 22:04:13]
お知らせ > 藍音@森さんが帰りました。 『緒戦幻、朝になれば元に戻るが――探索また停滞である。』 [Mon 17 Sep 2007 04:34:39]
◆藍音@森 > (確かに、其処に半分があった。ただの煌きに見えた強靭な得物での一撃は、既に自分を両断していたのだ。)なん、だこ、れ――は―― (咄嗟に拾おうとしてしまうが、片手片足片頭では上手く行く筈も無くその場に転倒する。 自分の友誼やら家族やらってのはやたらと強いのが多く――幻の中でもぶつかればいとも簡単にこうなるのだ。 訳も判らぬまま、せめて一矢、あるいは一手だけでもと手を突いて立ち上がらんとすがるその手の下に―― 完全に正規の抜け落ちた自らの顔の半分があるのに気がついたあたりで。) (意識を失っていた。) [Mon 17 Sep 2007 04:34:22]
◆藍音@森 > ああそうだ。 世界は広いからな。 ・・・・・今はアマウラか錫音。(ただ、”幻に突入した”ことすら気が付いていない藍音は余計な一言に対するブレーキが無かったのだ。 ) 欧州隊はどうし・・・・何?(「なんだそれは」の言葉でボロが出た。 跡で伝え聞いた話まで幻は再現できなかったし、此方はそれにて相手を疑問を持って知覚してしまったのである。幻のままでいれば、ステキな夜だっただろうに。(「流石藍音、半分になっても鋭いのぅ」などと、友人の顔をした何かは笑った。) ・・・半分だと? 意味がわからんが・・・・(此方の疑問に、相手は横の草原を示して無言。 おそるおそる其方に向き直れば―― [Mon 17 Sep 2007 04:20:46]
◆藍音@森 > (「この大事にどうもこうもあるか。それにしても久しい」と、独特の訛りで伝えてくる。 その貫禄に比してそれほどガタイは良くは無く――それでいて此方には無いものを上下2箇所も持ってるのをくっきりと覚えていた。服のしたまでばっちりだ。) 全くだな。 このところ後始末も頻発で、気苦労が絶えまい。(そして、腹を割って話し合える仲である事も。 軽く近況を伝えて、向こうが先着ならば譲りつつの協力を依頼するところだ。) 陰陽寮は人手不足だし、侍どもも似たようなものだろう―― 人も剣も数打ちでは力にならんからな。 [Mon 17 Sep 2007 04:12:17]
◆藍音@森 > あるいは行方不明の輩ではなく、原因に近しいのか。 だとすれば退く訳にはいかんな。(そしてもっともらしい台詞で道忘れたの肯定する事にした。 ”背後に見える景色と今まで歩んできた道が全く違う事”に気付きもしない。 人が居るなら足跡移動後跡あろう、と周囲を注視しつつ再度前進―― 胴ほどもある木の根を飛び越えて、草むらを切り分け大樹の横を過ぎ―― ) ・・・?(ふと、真横にヒトの気配と、そしてきらりと光る何かが通り過ぎたのを見て――)・・・・お前、どうして。(一時停止&振り返る。 懐かしい顔が、其処に居た。) [Mon 17 Sep 2007 04:06:47]
◆藍音@森 > 捜索隊だ。 お前らを探しに――― 待て、何故逃げる!?(群生する木々のため、人影は視界の端に捉えれば、直ぐに消えてしまう。 向こうは徒歩、此方はダッシュでも中々追いつけず―― ついには、後一歩という所で姿を見失ってしまった。) くそ・・・・・・大分奥に迷い込まされたな。 西の国でいう所の沼鬼火とやらのような振る舞いだ。(肩で息しながら追跡を断念した時には、元居た場所と大分様相も違ってしまっている。 道を覚えているうちに引き返すか? とか思案中―― ) [Mon 17 Sep 2007 03:53:15]
◆藍音@森 > (森の中は相変わらず獣や蟲の気配すらなく、故にそれらが作り出す擬似的な道も無い。 時には道なき道を切り開くようにして進まねばならず、時間の浪費は著しいものだ。 そして日が落ちる前に進まなければ―― あの厄介な幻が邪魔立てする、か。) 何を探したら良いかも判らんというのに。 我が半生を過ごせしド田舎でも、立て札の一つはあるものだぞ。(相変わらずヒトの生活する痕跡も無く、 行方不明捜索はある意味運任せになっているが―― 森の木々の合間、ふと。) 生き物―― いや、ヒト? か?(動くものを見かけた気がした。 逃すまいと足を速める。) [Mon 17 Sep 2007 03:42:25]
◆藍音@森 > (起きた時に体の横に転がってたもので、澄んだ緑色〜青色の輝きを持つ妙な石だ。 自国ではあまりお目にかかった事が無いタイプで、珍しいもの好きにとっては嬉しいものだが―― ) 白拍子扱いはどうにも慣れん。 次来て見ろ。 片端から焼いてやるぞ。(いまだに体がだるい&いろんなところに何か突き刺さってる感が残留中→つとめて思い出さぬように捜索に集中することとする。 忘れそうだが、原因究明と人命救助に来てるのだ。 【判定】) [Mon 17 Sep 2007 03:29:00][40]
◆藍音@森 > (結局一晩続く饗宴の後、朝起きずに昼起きて―― 夕方近くまで徐行運転で半日終えてしまっていた。 最早体にダメージは残ってないが、疲労だけは別だ。 自らの声と、汗と、のたうつ肢体が生んだものだから。) ……収穫が無かったではないが、割には合わんな。(散歩程度の速度で森を移動しつつ、握った掌の中にある”小石”を確認する。) [Mon 17 Sep 2007 03:24:04]
お知らせ > 藍音@森さんが来ました。 『調査再開。』 [Mon 17 Sep 2007 03:19:13]
お知らせ > 幻の森さんが帰りました。 『(行方不明者リストに新しい名前が追加された)』 [Sun 16 Sep 2007 19:03:42]
◆幻の森 > (そんな調査団の疲労をあざ笑うが如く、今日も森は、侵入者達に幻を見せ続けるだろう。――― そして、調査団に、行方不明者が増えた事が、ひっそりと伝えられる) [Sun 16 Sep 2007 19:03:23]
◆幻の森 > (全ては朝になれば消える幻。だが、何かを見た記憶が消えるわけじゃない。) [Sun 16 Sep 2007 18:57:59]
◆幻の森 > (そして、幻は無害だと伝えられていたが、実際のところ――そうでもないらしい。 なぜなら、両親を切り殺したものは、自分のしでかした事を嘆き、己の死に姿を見たものは、鏡を見て怯えるようになった。 友人に切りかかられたものは、その友人の姿を見て怯え、調査団の体ではなく、心に疲労が溜まり始めていた。) [Sun 16 Sep 2007 18:42:51]
◆幻の森 > (森の成長は止まった。 緑の触手は、最早外へ広がる事はない。 ――否、正しくは、外へ伸びようとしても、煙に吐息を吹きかけるが如く、霞んで消えてしまうのだ。 昼間のうちは、ただの「森」としての姿を見せ、夜になると成長し始める森は、日の沈んだ今、『外へ伸びようとして消えることを繰り返している』) [Sun 16 Sep 2007 18:36:43]
お知らせ > 幻の森さんが入室されました。 『(発生から一週間)』 [Sun 16 Sep 2007 18:31:18]
お知らせ > 鬼京@森さんが退室されました。 『夜明けまで、あとすこしといったところか……。』 [Sun 16 Sep 2007 04:20:26]
◆鬼京@森 > (相手の後ろに抜けると同時に傷口から鮮血が噴出す。それは相手の呼吸に合わせて、後から後から何度も吹いて相手の衣を朱に染め上げていく。完全に血に付した己の屍を見ることなく懐から懐紙を取り出して刀に付いた血を拭う。いくら幻とはいえこのまま鞘に収める気にはなれない。ましてや己の血だ。)やはり弱点は足か……。(この弱点を知らぬままであればこれが己の未来ともなったのだろうか。それを思えば、今こうして己が生きているのもそのお蔭なのだろうが……因果なものだ。)はぁ……。(思わず溜息が漏れた。その後、屍のあった場所に宝石が落ちているのを見つけて拾う。) [Sun 16 Sep 2007 04:19:30]
◆鬼京@森 > (「なっ!!」やはり足払いは予想していなかったらしい。そのまま足を払われて倒れてくれればよかったのだが相手はそのまま後ろに跳んだ。咄嗟の事に少し体勢は崩したようだがそれでも隙としては十分とは言えない。だが、小さな隙でも重ねれば少しは大きな隙になる。)はっ!(体勢を崩した相手に向って扇子を投げる。「ちぃっ」そんな声と共に投げられた扇子を払おうと相手も扇子を振るが崩れた体勢では上手くいかないようだ。)貰った。(その隙を逃すことなく刀を鞘に納めることなく居合いの型に構える。そしてそのまま相手に向って駆け出せば怯んだ相手の咽に刃を押し当てた。)これで俺の勝ちだ。(そのままもう片方の手を添えて力を乗せながら刀を滑らせる。) [Sun 16 Sep 2007 04:06:44]
◆鬼京@森 > (振り下ろされる刀を受け止める。そして刀を払い此方の刀を出せば、さっきの二の舞だ。「どうした、斬らんのか。ならば斬る!」そう相手が刀を退く。その瞬間に身を低くして、相手の足を払おうと蹴りを入れるが……。果たして効果はあるのか。自分で戦闘中に足元を掬われた経験はない。ならば、相手にも無い筈だ。) [Sun 16 Sep 2007 03:24:05]
◆鬼京@森 > (だが、それはあっけなく払われる。)っく。(お互いに後ろに飛んで距離をとる。)一筋縄ではいかないか。(己と互角。それならば、正当法でやっていても埒が明かない。)……。(相手を睨みつけたまま何か策はないかと考えを巡らせる。)ふむ……。(何か打開策を考えなければなどと考えさせてくれる気は相手にはないようだ。「はぁっ!」その声が聞こえたと同時に相手が駆けてくるのが見えた。) [Sun 16 Sep 2007 03:09:21]
◆鬼京@森 > (言うが早いかお互いに駆け出す。先に相手の刀が降りるのを見れば扇子でそれを受ける。戦い方が同じならば、先に斬るのは難しい。ならば、先に斬らせればいいのだ。先程斬りかかって来たことから相手は自分を殺す事に急いていると見た。)はぁっ!(受けた刀を払うと同時に刀を相手の脇腹目掛けて突き出す。) [Sun 16 Sep 2007 02:57:18]
◆鬼京@森 > (鞘を捨てる事はせずに腰に戻す。力は互角。もし相手が自分と同じ力の持ち主ならば鞘を捨てる事は危険だ。)……。(刀と扇子。二つを構えて対峙する。)やはり構えも同じか。(「当たり前だ。俺はお前なのだからな。」思わず笑みが零れた。己と同じ貌をし同じ技を操るならばどちらが強いのか。)ならば……お前を倒せば俺は己を越えた事になるのか。面白い、受けてやる! [Sun 16 Sep 2007 02:46:11]
◆鬼京@森 > (その刀を咄嗟に鞘ごと刀を外して受け止める。どうやら力は互角のようだ。)……ならば礼を尽くすものではないのか?(己と同じ形ではあるが中身は少し違うのか。それとも己もこのような事をするというのだろうか。 ―不愉快だ― その思考を遮ったのは幻の言葉だった。「ならば、抜け。」幻は刀を退く。)……。(相手が刀を退いた事で此方も刀を抜く。) [Sun 16 Sep 2007 02:28:19]
◆鬼京@森 > ……ん?(振り返らなければ良かった。振り返って目にしたのは己の姿。)……これが幻か。(己と同じ貌をした幻。何とも心地の良いものではない。)不愉快だな……。(それに完全に向き直ればそれは刀を抜く。「恨みは無いがその命頂戴致す。」)―――っ!!(そう言うが早いか自分と同じ貌をした幻は斬りかかって来る。) [Sun 16 Sep 2007 02:07:19]
◆鬼京@森 > (一応の為に左手は刀に添えて中心部を目指して歩みを進める。このまま進んで、出るのは鬼かそれとも蛇か。行き着く先は果たして何があるのか。どれも考えても解るはずもない事だ。解らないならばやはり進むしかないだろう。 そうして更に森の奥を目指して進んでゆく。その時、背後に違和感を感じた。)【判定】 [Sun 16 Sep 2007 01:50:59][58]
◆鬼京@森 > さて、どうしたものか……。(やはり何かあるならば中心部が怪しいだろうか。そう、取敢えずは中心部を目指すのだが、そう簡単には行かないだろう。そして今は幻を見せるという“夜”だ。)……幻か……。(考えていなかったわけではない。だが、改めて考えてみると何が出るか解らない辺り少しは警戒していた方がいいだろう。) [Sun 16 Sep 2007 01:37:25]
◆鬼京@森 > (夜になると幻を見せるという森の調査として今、その森の中に居るわけなのだが……。)ここまで静かだと逆に気味が悪いものだな……。(入る前はそれ程広く感じなかった森は中に入ると何所まで広がっているのか計り知れない程に広い。その上、この広さだというのに虫や動物の声が一切しないとなるとやはり不気味だ。) [Sun 16 Sep 2007 01:23:33]
お知らせ > 鬼京@森さんが来ました。 [Sun 16 Sep 2007 01:10:35]
お知らせ > バイ・チャンフォン@森さんが退室されました。 『(途中、宝石を拾うも、楽しむ余裕などなく・・・)』 [Sat 15 Sep 2007 23:53:10]
◆バイ・チャンフォン@森 > (幻影が血を噴出しながら口をパクパクと動かしている。・・・正直直視はしたくない。自分が死ぬところなんて誰も見たがらないからだ。)せめて、苦しむな、悲鳴を、上げるな・・・。自分の、悲鳴、聞きたく、ない。(なんとか踏みとどまってはいるが、今は楽しむ余裕はない。さっさと武器を拾い、その場を離れようとしたのだが・・・自分の耳に飛び込んできたのは自分自身の幻の悲鳴。・・・目に飛び込んできたのは自分自身が暴れ回り、必死に生きようとしている光景。そして苦悶にゆがんだ表情。)・・・っくそ。(不愉快だ。・・・楽しんで戦っていたはずなのに・・・自分の悲鳴を聞くのは負けた気がする。)・・・っくそ。(もう一度ぼやけば、叫び続けながら消える幻を跡に残しその場を立ち去る。) [Sat 15 Sep 2007 23:50:17]
◆バイ・チャンフォン@森 > (横に転がっている丸太を飛び越したところで、ふいに振り向き・・・そして短刀を投げ出した。)うおおおあああああ!!!(掛け声と共に相手の顔面を殴打する。幻は一瞬驚いた表情を浮かべ・・・そして丸太の上にたたきつけられた。)・・・めんど、くさ、かったが・・・ようやく、しとめられた、な。(肩に食い込んでいる短刀を引き抜き、幻を見た。・・・幻は丸太の枝に突き刺さり、胸をえぐられていた。)・・・っぐ!(幻影とはいえ、相当リアルな痛みが肩を襲ってきた。思わずうずくまる。) [Sat 15 Sep 2007 23:40:16]
◆バイ・チャンフォン@森 > (何回か打ち合った後、鍔迫り合いに持ち込んだ。・・・もっとも相手も同じ考えだったようだが・・・。)なんて、めんど、くさい・・・。(全く同じ動きをする相手。・・・まるで次に攻めるところが分かっているかのように行動する。)・・・ふむ。(少し考えたが、何かをひらめいたように相手を弾き飛ばす。そして後ろを振り向いてダッシュで逃げる。・・・案の定、追いかけてきた。) [Sat 15 Sep 2007 23:17:49]
◆バイ・チャンフォン@森 > (交錯した瞬間に同じタイミングで同じ場所を同じ威力で蹴り、同じ軌道で吹き飛び、同じ動作で起き上がる。・・・絶対に他人には見えないが、もし他人が見れたならばどちらが本物か分からないくらいにそっくりだった。)『・・・さて、どうしたものだろうか。』(故郷の言葉も全く同じ。話す内容も同じだった。)『俺に双子はいないはずだが・・・。』(狐に化かされているような気分だった。・・・こいつを斬ればどうなるものでもなかったが、少しだけ不快に思い始める。)・・・。(再び相手へ走り出し・・・また同じ攻撃を繰り出す。連続して15回ほど、自分の最速の速度であちこちの急所を狙って振るうも、同じ場所を狙ってくるので、その全ては弾き返された。) [Sat 15 Sep 2007 23:00:11]
◆バイ・チャンフォン@森 > この、森、やはり、あまり、縁起、は、よく、ない、な。(自分。服装も容姿も動きすらも何一つ違わぬ自分。視界に入ったのは、そんな異常な光景。)・・・で、なんだ?お前、も、我、殺す、のか?(幻の方の自分はにやりと微笑を浮かべ、「そう、だ。」とだけ答え・・・そして全く同じ武器を持って飛び掛ってきた。)たの、しめる、な。・・・自分、と、戦う、という、のも。(そういうと全く同じ軌道で、同じ場所を狙い、同じ速度で、同じ威力で・・・全ての動きが瓜二つとなり、刀が交錯した。) [Sat 15 Sep 2007 22:43:54][6]
◆バイ・チャンフォン@森 > さて、いく、か・・・。(そう呟き、立ち上がった時、また何かの気配を感じた。)やれ、やれ、だ。・・・この森、休ませる、つもり、ない、な。(言いながら短刀を取り出し、次は何が出てくるのかに期待を膨らませる。同時に警戒もする。) [Sat 15 Sep 2007 22:30:34][38]
◆バイ・チャンフォン@森 > (先日のことを思い出していた。)・・・幻、とはいえ、父母、斬る・・・気持ち、良く、ない。(腕に残ったあの感触は忘れがたいものだろう。木の根に腰を下ろして休憩しながら手のひらをぐ、と握る。)・・・さっさと、森の、原因、確かめる。(・・・でなくてはまた幻想を見てしまう。おもしろい森ではあるが、永い間存在してはいけないような・・・そんな気がする。) [Sat 15 Sep 2007 22:19:38]
お知らせ > バイ・チャンフォン@森さんが来ました。 『(宵闇の森の中)』 [Sat 15 Sep 2007 22:13:51]
お知らせ > 五郎丸@森さんが退室されました。 『 敵に背を向ける勇気も……。 』 [Sat 15 Sep 2007 19:56:22]
お知らせ > アクタ@森さんが帰りました。 『(時には逃げるのも戦略です。と後に言い訳した。)』 [Sat 15 Sep 2007 19:54:23]
◆五郎丸@森 > ( 必死の形相で弓に捕まる少年、一本釣りの要領で虫の大群から救い出す。 武士の気概も矜持も、生理的嫌悪感の前では無力であった。 ) ……森め卑劣な真似を。 ( 蒼白な少年が必死に念じたのが効いたのか、幻覚も否定されると形を維持出来ないのか? 一瞬だが虫達の動きが止まったように感じられた。 ) 三十六計で御座るなッ!! ( 心に僅かこびり付いていた勇気で少年の手を引くと、敵前大逆走を開始。 ) [Sat 15 Sep 2007 19:52:08]
◆アクタ@森 > (必死の思いで弓に掴まる。自分で自分を引きずるように足を動かし、わさわさと追いかけてくる群れより少しでも遠くへ離れようとッ。――実際はちまちまとした動きであるが。) 幻めッ! 消えろッ、消えろおおおッ!! (ぎゅ、と目を瞑った。意識を、掴んだ弓の感触の方に集中させる。) (わさわさと足に群がっていた感触が遠のいた気がして、) 五郎丸殿ッ、は、走れま すッ!! (この場から逃げよう!と。) [Sat 15 Sep 2007 19:45:58]
◆五郎丸@森 > は、早く此方に……―――。 ( 弭槍と呼ばれる弓を少年へと差し出して、此方に掴まれと言う事らしい侍。 獣耳は正直な物で後方へと垂れてたそうな。 幻とは思えぬ程に精巧な作りのカマドウマが、ワサワサと音を立てて少年に集っている図はちょっとしたホラァだ。 ある意味モンスターよりも恐ろしい。 ) [Sat 15 Sep 2007 19:42:50]
◆アクタ@森 > ひッ、ヒィイイッ!!! (カマドウマ(普通サイズ)の1匹や2匹は大丈夫だ。別にそれは故郷でも見慣れていた。――が。群れは駄目だ群れは。しかもでっかいのなんて問題外だ。 無害な昆虫らしいが生理的に受け付けない。) ひいいいいあああああああッ!! ごッ、ろッ、ま、 どのおおおおッ!! (ガタガタと震える足が動かない。這い登ってくる虫を払い除けようとするけれども上手くいかない。腰が抜けても尻餅なんて絶対つけない。) (HELP!!と目で訴えた。) [Sat 15 Sep 2007 19:37:16]
◆五郎丸@森 > 此の五郎丸、幻術如きに二度も遅れを取ると思うた―――。 ( 威勢の良い啖呵は甲高い悲鳴に依って遮られた。 ) ア、アクタ殿ォ? ( 前を見れば少年の回りにもっさり沸いている掌大の昆虫達。 森育ちと言えども其の光景には思わず尻尾も恐怖で逆立った。 ) 惑わされては為りませぬッ! 所詮其れは幻、森の見せる幻影にて御座いますッ!! ( と叫んでも腰が引けてる侍。 ) [Sat 15 Sep 2007 19:31:13]
◆アクタ@森 > (霧は足元に纏わり付くようにやって来た。仄明るいそれにふと注意を向ける。) ――ッ、 キャアアアアアアアアアアアッ!!!! (カン高い悲鳴が上がる!) (少年には カマドウマ(巨大) が見えていた。) [Sat 15 Sep 2007 19:22:48]
◆五郎丸@森 > 守護者達が森の中枢に行かせぬと言うので有れば―――其処に幻惑の森の原因があると見て間違いないでしょうな。 ( 鬼が出るか邪が出るか、何れにせよ森の中心部へと至らなければ解決は無いだろう。 元々頭を使うタイプで無い侍はそう考えていた。 ) 次こそは、不覚を取らぬように……。 ( 辺りを漂う霧が一段と密度を高める。 背負った武器へと手を伸ばす、ワンコの次は何が出るのか。 ) [Sat 15 Sep 2007 19:17:25]
◆アクタ@森 > 嗚呼、成る程。 ――どちらにせよ このように調査されるのは、森にとって都合の悪い事でしょうけれどもね。 (原因解明する為の手がかりが全く掴めていないから、想像ばかり逞しくなる。) 幻の無い間、ただ普通に歩いている分には何の変哲も無い森。調査らしき調査が出来ないのが歯がゆく思えます。 (と、) ――…? (すぅ、と奥から ひたひた と薄い霧が這ってくる。) [Sat 15 Sep 2007 19:11:08][82]
◆五郎丸@森 > 某は――矛盾を感じまする。 我等のように侵入者に対して攻撃を加えたかと思えば、一方で侵入者に対して望む幻覚を見せる。 ( 幻覚が食虫植物にも似た獲物を招き入れる撒き餌だとしても、出て行けと言うのは筋が通らない。 ) 其の気になれば我等の目を欺く程の幻覚を張れるのでは無いでしょうか。 立ち入られたく無ければ、初めから見付からなければ良い……。 某にはそう思えまする。 ( 相変わらず距離感の掴めぬ森、一度脚を踏み入れれば樹海と思える程の森が続く。 ) [Sat 15 Sep 2007 19:05:09]
◆アクタ@森 > 守る と云えば、初日に我等が倒したあの獣――森の守護者のひとりであったなら、 (少し、俯く。) 倒してしまって良かったのだろうか、と、今更ながら思います。 「踏み込まずそっとしておいたら無害」の森だったとしたら、と考えてしまって。…荒涼の大地に緑を増やしたい何者かの仕業ではないかとまで妄想いたしました。 (ざ、と草履が柔らかい地面を踏む。此処は本当に荒野だったのかと思うくらい、肥えた感じのする地面だ。) ――…、 (は、と息を吐いた。) すっかり暗くなりましたね。また幻が惑わしに来る時間ですか、 (ひゅう、とぬるい風が吹いた。) [Sat 15 Sep 2007 18:54:40]
◆五郎丸@森 > ( 朝日が昇る迄、ダラしない薄ら笑いを浮かべていた若干二名。 ) いかにも…某等の心に慢心があったとは認めざるを得ませぬ。 ( 正気に戻った後の気まずさと言ったら筆舌に尽くしがたい程。 ワザとらしい咳払いで難しい表情。 ) 矢張り、幻覚と言うのは此の森を外敵から守る物なのでしょうか――。 ( 調査2日目の開始。 ) [Sat 15 Sep 2007 18:47:53]
お知らせ > 五郎丸さんが来ました。 『( バツの悪い笑み。 )』 [Sat 15 Sep 2007 18:41:55]
◆アクタ@森 > (とぼとぼと歩く。) 先日はすっかり幻にやられてしまって…。 (しょんぼりと肩を落とす。) 私、少々この森を侮っておりました。 (可愛らしいわんこや飯や、素敵な夢は朝になって覚めてしまった、あの時の落胆を未だ引きずっている。) 今日は引っ掛からぬようにせねば…! (「ね!」と振り返る。) [Sat 15 Sep 2007 18:38:26]
お知らせ > アクタ@森さんが入室されました。 『(――夜。)』 [Sat 15 Sep 2007 18:35:07]
お知らせ > 藍音@森さんが退室されました。 『少なくとも今夜の間は、「じごくをみた」 だ。 ・・・たまにてんごくもみるかもしれない。』 [Sat 15 Sep 2007 03:59:38]
◆藍音@森 > やめ、動くなぁ ひっ! ・・・んッ♪ あ、あむ ・・・んぐ―― (拘束に加え殆ど目隠し状態のため何をされるかもされてるかも判らず、抵抗の術も無い。そして、数的に終わりも無い―― 髪に体にその中に、蹂躙の証を注がれればまた直ぐに次 という感じで―― 後は心中に飼う夜雀の如く、朝が来るまで鳴き続けるだけとなる―― 幻が晴れれば、外傷その他も元に戻るし幻という要素の一部を”覚える”わけではあるが。) [Sat 15 Sep 2007 03:55:52]
◆藍音@森 > (ただ、それら矛盾点以外の感触だけはどうしようもないほど――それこそ半霊的な妖怪どもの相手をするよりもよっぽど――リアルだ。 何も見通せぬ闇の中、獣欲をあらわにした呼吸と、今にも喰らい付かれそうな存在感に囲まれているだけで、正気の何所かが崩れそうになる。)日が昇るまで 耐えさえすれば・・・・ ん ン 消える筈、だが・・・・(そのうち、囲むだけでは済まなくなわけだし。 柔らかい地面に押し付けられたまま、大勢に全身を舐められ戯れに噛みつかれる、ような。 蛇や蔦のような長い何かが、さらに四肢を絡めていくような―― ) ・・耐えられる、 か な―― あ あううッ…!(痛みと強引な官能に朦朧とする程度に漬けられた後、下腹部に熱い何かが突き刺さる触感を覚えれば――其処で分析用の独り言も途絶えた。) [Sat 15 Sep 2007 03:44:00]
◆藍音@森 > お、おのれ―― うあッ。(カタナでなく切れ味の悪い”剣”であるため、こうなると斬って脱出、というのも難しい。 もがく間に、足を払われて転倒する。 さらに強い力で上から地面に押し付けられ、立ち上がる事が叶わなくなった。 一息に食らわぬということは、と ある種の覚悟を決める。) うぬ・・・控えろ化物め―― ひッ?!(ねとりとした何かで”袴に覆われている筈の”太ももを舐め上げられる感触と、上着のあるはずの背に乗る化け物の獣めいた肌触り。思わず上擦った声を上げるが、有り得ない刺激による違和感から、悲鳴の直後には恐怖の端に疑問が浮かぶ事になる―― )く、件の幻というやつか・・・? ならば日が昇りさえすれば消える筈、だが・・・・ [Sat 15 Sep 2007 03:28:51]
◆藍音@森 > 我が身の不幸を呪 ―― 否、囲みを許した不手際か ・・・むう。(無論、藍音本人にはそんな幻の知識も、そもコレが幻であると知覚する余裕も無いわけだ。 寧ろ失態を恥じる始末である。) ――嬲るか外道。 巫女は神職、濫りに食らえば神罰忽ち下り、天に召されるぞッ―― !!(そしてそんな包囲状態のまま長く睨み合えるほどタフでもなかったりする。 通じるかも考えぬ売り言葉と同時、手近な一体に突き掛かる―― 鋭い仕込み剣の切っ先は、黒塗りの大男のような化物の胸板を豆腐に箸を通すように貫通した。) まず1つ・・・ ―――ッ? こいつ等、火を?!(ほぼ同時、突如として視界が黒に染まった。 振り返る隙に、鞭のような何かが首と二の腕に絡みつく。) [Sat 15 Sep 2007 03:13:40]
◆藍音@森 > (ちょっと話がずれるが。 ――陰陽巫女にして化物使いである藍音のあらゆる仕事の目的は、怪異の調査とその蒐集である。 所属機関への報告はもちろん、知るか、殺すか、その身を汚された悪鬼化生の模造品を式として組み上げる能力を持っているからだ。 昨今では初の海外渡航による好奇心刺激も手伝って、専ら地元の化物話を蒐集して回っている。) ・・・「じごくをみた」か。 強ち―― 誇張とも思えんな ―― (そういったわけで、「思ったとおりの世界」という森からの些細なプレゼントは、 ある種最悪の現象として顕現することとなる。 焚き火と仕込み剣を抜いた少女を取り囲む幾重もの瞳の輪。 そのどれもが、ヒトには持ち得ぬ邪欲を秘めて―― ) [Sat 15 Sep 2007 03:01:18]
◆藍音@森 > ……っと おのれ。 いい事ばかりとは限らん。(木の根に躓きそうになった時点で灯りが必と気がついた。=移動に適さない時間である事も。 荷物を降ろし、持参のものに加えて枝を折ったりして適当な材料を採集する。 この辺りでは流血もあるまいし、ほくち箱で必死で火をつける必要がある。) 精々が数里と聞いていたが、こうも深いとはな。 さて―― む? ・・・なんだ?! (おかくずに火打石とかの数分の努力の結果は小さな火を呼び覚まし、焚き火は徐々に火を強めてあたりの闇を―― 照らした。 先程まで其処に居なかった、闇以外のものも。) [Sat 15 Sep 2007 02:48:12]
◆藍音@森 > おお・・・コレは良い息抜きになる。(外周部は兎も角、中に入っていけば徐々に草木が視界を、そして日差しを阻害し始める。 影は多いし、根や下草で構成された足元も、外に比べて大分ひんやりとしていて心地良い。 今までが酷かっただけに、ささやかな救いでも感嘆の声に足りた。 暫くは、そのまま前進を続行する。 生き物の気配は矢張り無く、警戒する必要もあまり感じられない道程だが―― 日が落ちるにつれ、徐々に暗さのほうが目立ってくる。) [Sat 15 Sep 2007 02:31:13]
◆藍音@森 > (もっとも、緑溢れるからといって命溢れるとは限らない。 動物の姿は見当たらないし、第六感の報じる警報も滅茶苦茶で不穏当だ。 今は夕方、日が落ちれば黒の森、といった所だろう。) ・・・・そういえば、あの街には植物の物の怪が湧いていたな。もっと詳しく話を聞いておくべきだったぞ。(丁度同じような繁茂を見せたというが果たしてどうなのか。 想像の域にある事態の本質を見極めるため、区切り目を踏み越えた。 念のため荷物を片輪車の鞘から解きつつ、森の中へと進入する。 ―― 【判定】) [Sat 15 Sep 2007 02:27:25][77]
◆藍音@森 > (今は目的地の入り口付近。ある程度だが補給の聞く前線基地もあるらしく(素通りした。)、砂漠といってもそれほど深刻な部分を歩んだわけではないが、それでも島国育ちにとって砂浜以上の砂地は初めての体験だ。 延々続く不毛の道は容易に死を想起させるし、不安定な地形を歩いたお陰で両足も痛い。) そしてこれか。(地面に目を落とし、それから振り返る。 区切り目があるのだ。自分が立つ部分から先は、唐突に緑溢れる森になっている。) [Sat 15 Sep 2007 02:24:07]
◆藍音@森 > (一面灰色の曇り空は、夏も過ぎようというのになおじっとりとした凄し辛さを残す。 白が基調の服は日差しこそ跳ね返すが、気温そのものに対する遮蔽効果は薄かったようだ。) やれ、途轍もない広さだったなこの砂丘は。 コレ自体が一個の怪現象として通用するぞ。(前回の教訓から、食料に水、地図、寝具。 加えて激烈な方向音痴を補正するため、盗掘屋じみた方向特定用の器具まで持参していたわけだが――多少装備が甘かっただろうかなどと反省しつつ、歩いてきた道を振り返る。) [Sat 15 Sep 2007 02:20:39]
お知らせ > 藍音@森さんが入室されました。 『旅路は暑かった。』 [Sat 15 Sep 2007 02:17:25]
お知らせ > ジーグ@森さんが退室されました。 『( そして調査に戻って。 )』 [Fri 14 Sep 2007 23:23:07]
◆ジーグ@森 > ……………うわあ。 ( 多分、自分のモツと対面するという経験は、生涯でさほど多くはないだろう。 というか普通に暮らしていて見るわけもない。 それを直視してしまったジーグは、かなりげんなりした。 すぐにゆらあと消えていってしまったのだが、物凄く後味が悪い。 しばらく呆けたように佇んで………。 ) ………あれ。 何か落ちてる。 ( ふと見下ろせば、小さな宝石。 拾い上げてみるが、価値の程はわからない。 とりあえず懐に入れてしまおう。 後で鑑定、換金するとして、荷物を拾い集めながら、ようやく安堵に緊張を解くのだった。 [Fri 14 Sep 2007 23:22:43]
◆ジーグ@森 > ( これを機と得物を振り上げる偽ジーグ。 このままでは非常に格好悪いままで真っ二つである。 すぐさま幹に足をかけ、引き抜こうと渾身の力をこめ―――偽ジーグの刃が煌いた瞬間、刃が走った。 ) ―――――ッ!? ( 幹から引き抜いた刃は、ジーグ自身も思いもよらぬ速さで走った。 視界に赤い前垂れが咲いた。 ) [Fri 14 Sep 2007 23:19:51]
◆ジーグ@森 > ( だがその土木作業中、双方無傷であったというわけではない。 やはり自分と同じ顔ということで手が鈍るジーグは、それがない分思い切りのいい偽ジーグにより、かすり傷ではあるもののいくつも当てられていた。 スタミナの問題から、やがてその傷は大きくなっていき、最終的には致命傷を貰うことになろう。 それはごめんだ。 ごめんではあるが―――やはり手は鈍る。 ) ―――しまったッ! ( その迷いが出たのか、がっ、と鈍い音を立てて、バルディッシュが木に半ば食い込んで止まった。 勢いをつければ切断できるが、一度固定されれば力ははいりにくい。 ) [Fri 14 Sep 2007 23:05:43]
◆ジーグ@森 > ( なかなか怖い話、本気のバルディッシュの一撃は、細い木立程度は平然と破壊した。 勿論、大分破壊力・スピードが減衰し、避けることをたやすくするのだが。 結果的に、開始数分以内に、二人のジーグの周囲は森の一部から「元・森の一部」と成り果てていた。 どちらかというと戦闘行為というより大掛かりな土木作業である。 ) [Fri 14 Sep 2007 22:55:27]
◆ジーグ@森 > ( 自分と全く同じ顔でそんなことを言われると、本当に、どちらが偽者かわからなくなってくる。 だが少なくともジーグは、自分と同じ姿のものに躊躇なく切りかかることなんて出来そうにないから、その点で言えば本物は間違いなくジーグだろう。 ) ああ、混乱してきた。 ……………なにはともあれ………私が、勝たなければならない、ということで。 ( ジーグは反撃に出る。 そして偽ジーグも先のジーグのように、受けはせず避ける。 お互いが自分であるならば、その太刀筋など誰よりも知っている。 ひたすら振り上げて振り下ろすだけの技ならばなおさら。 斬りかかっては避けられ、避けては斬りかかられて、豪快ではあるものの進展のない争いが、森の木々を破壊しながら続く。 ) [Fri 14 Sep 2007 22:50:47]
◆ジーグ@森 > ( ジーグ(偽)はジーグよりよほど思い切りがよかった。 その剥き出しな巨大な刃を大きく振り上げ、襲い来る。 受けることはできない、ジーグは咄嗟に飛びのいた。 バルディッシュは元々打ち合うための武器でなく、バルディッシュ同士ならばなおさらだ。 まともに受け止めれば命ごと切り裂かれる。 ) くっ…………………これはやはり……倒さなければ、まずい、かな? ( ぎゅ、と得物を握ったところで、空振りして体勢を立て直していたジーグ(偽)は睨みながら言った。 「この偽者」と。 ―――全く、何たる悪趣味。 ) [Fri 14 Sep 2007 22:45:31]
◆ジーグ@森 > ( 夜になると幻を見るという。 それも、一般的に言うところの幻覚のように、望むものばかり見えるというわけではないらしい。 ジーグは今まで幻というものを見たことがなかったのだが、さて、どんなものか。 ゆっくりと振り向いて、 ) ―――あれ。 …………………………あれ? ( そこにはジーグがいた。 だが自分もジーグ。 鏡ではなく、ちゃんと自分とは違う動きをする。 どうやらこれが幻のようだ。 ゆっくりとバルディッシュを構えるジーグ(偽)に嫌な予感を感じつつ、ジーグは荷物を下ろし、すぐさまバルディッシュを構えた。 ………この幻をつくったものがいるというなら、非難しよう。 悪趣味だ。 ) [Fri 14 Sep 2007 22:35:35]
◆ジーグ@森 > ( 任務は1 森の生態調査、2 商人の救出、3 原因の解明。 3に関してはお手上げだ。 3に関してはどうしたらよいのかもわからない。 調査するのみだろう。 2に関しても同様だ。 となれば1。 見かけた植物を観察し、一種類につき一定量を資料として収集する。 植物について詳しくないため、これが普通なのか以上なのかも判断できないが、それは持ち帰った後調べてもらえばいい。 そうして朝から森の中をうろつき、そして現在。 ) ……………嗚呼……日が、沈む。 ( 光が、遠くからかすかに伸びていた橙は、ふ、と消えた。 ―――夜だ。 【判定】 ) [Fri 14 Sep 2007 22:25:34][17]
◆ジーグ@森 > ( 荒野に森ができていた。 聞いた話によれば拡大しているという噂の森。 遠めに見ても違和感のある森であったが、内部に侵入してからその違和感はより強くなった。 ) ……………広い……。 ( 外から見たときよりも広く感じられる。 情報どおりだ。 これも幻なのだろうか。 だとすれば恐ろしく精巧な幻だ。 だが虫も鳥も獣も気配さえ見せないというのは、この「作品」にいささかの無粋さを与えている気もする。 ) [Fri 14 Sep 2007 22:15:58]
お知らせ > ジーグ@森さんが入室されました。 『( なるほど確かに森である。 )』 [Fri 14 Sep 2007 22:12:13]
お知らせ > 幻の森さんが退室されました。 『(数分後、幸せそうな顔で眠りこける一般人が引き摺られてくる)』 [Fri 14 Sep 2007 02:28:01]
◆幻の森 > (その声を聞いて、いままで、あーだこーだと話し合っていた調査員達が、何が起こったかを察して、一斉に溜息をついた。 …今日もまた、幻に惹かれて森を覗く馬鹿が出たのだろう。…あれらの保護も、自分達の仕事の一つだ。) [Fri 14 Sep 2007 02:27:02]
◆幻の森 > (問題は山積みだ。 だが、一つ一つ解決していくしかない。ループし始めた話を打ち切った調査員の一人は、溜息をつく。 ――今までの会話をレポートとして書き連ね) ( 遠くから声が聞こえる) [Fri 14 Sep 2007 02:23:12]
◆幻の森 > (「成長する為の栄養はどこから吸っている」「この森は、今どこまで広がっているのか」「なんの目的があって此処に出現したのか」――などなど、調査に同行した学者達の話題は尽きぬ事だろう。 だが、そのどの疑問にも、今のところ答えは出ないのだろう。 ――調査はまだ始まったばかり。 手掛かりも少なく、中がどのような植物で構成されているのかすら分からないのだ。 …その上、中心部に近づこうとすると、幻が現れたり、囚われたり――あるいは、明らかに敵意をもって向かってくるモンスターまでいる始末。 ) [Fri 14 Sep 2007 02:17:21]
◆幻の森 > (月光が静かに照らす砂の大地を、黒い触手が這い回り、雨霧がたちこめるように、物音一つたてずに、葉を伸ばし、根を伸ばし、するすると成長していく森。 ――それらは、ベースキャンプにいる調査隊にも分かろう。 昨日は半里先に在った森が、一回り二周り成長して、其処にあるのだから。) [Fri 14 Sep 2007 02:11:55]
◆幻の森 > (砂漠の真ん中に突如出現した黒い森は、静かにその触手を広げ始めていた。) [Fri 14 Sep 2007 02:03:26]
お知らせ > 幻の森さんが入室されました。 『森』 [Fri 14 Sep 2007 02:01:40]
お知らせ > バイ・チャンフォン@森さんが退室されました。 『(その足はさらに森の奥深くへ伸びる。)』 [Thu 13 Sep 2007 23:45:29]
◆バイ・チャンフォン@森 > さて、探索、続ける、か・・・。(完全に消え去ったと見ると礼の体勢から体を起こし、歩き始めようとする。すると足に何やら当たった感触がした。・・・見ると小さな宝石が落ちていて・・・。)・・・まぁ、もらっておいて、損、ない、な。(うん。と頷けば荷物の中に放り込んで・・・。) [Thu 13 Sep 2007 23:44:30]
◆バイ・チャンフォン@森 > (「愚かな・・・その為に傷つくのは・・・おまえ自身だぞ。」)『後のことなんてどうでもいいですよ。・・・あなた方があまりにも退屈すぎたので、今度は享楽に生きることにしたのです。・・・故におもしろそうと思うこと以外はしません。』(言うと父親の幻の首を落とす。「この・・・快楽主義者めが・・・。」苦しみなどではなく、むしろ微笑を浮かべた表情で父親の幻は消えた。)『そう育てたのは、あなた方です。』(そして母親の幻の首も落とした。「・・・いずれ、泣きを見るでしょう、ね。」そんな捨て台詞を吐いて、母親も消えていく。)『ろくな死に方をしないのは分かってはいますが、やめることなどできませんよ。・・・またお会いしましょう。今度は本物と、ね。』(そういって短刀をしまうと消え行く幻へと拳を合わせて礼を向ける。)『再見。』(幻が消え行くまでの間、しばしそのままでいたとか・・・。) [Thu 13 Sep 2007 23:39:40]
◆バイ・チャンフォン@森 > 『それでもいいですよ。』(唐突に呟くと二人の前へと姿を現す。短刀をしっかりと握り締めて。「相手が自分のことをどう思ってるのかもわからないのに、か?」「例え、どんなにいつか切れてしまいそうな糸でも、ですか?」両親が言い終える頃にはすでに駆け出していた。)『はっきり、いいましょう。私はそのような糸の存在など、微塵も信じてはいません。』(父親の繰り出してくる槍を避けると同時、その腕へと短刀を振るう。容赦など微塵もない。それを自分の出せる限りの速度で繰り出した。)『私が彼らとの関わりの中に身を置いているのは、単に「おもしろそうだから」ですよ。』(父親の槍を手首ごと切り落とし、振り向きざまに動揺している母親の腕にも短刀を振るった。)『存在を信じていないから、消えることもなく、私が共にいておもしろいから関わりを持つ。・・・単純な理由でしょう?』 [Thu 13 Sep 2007 23:25:05]
◆バイ・チャンフォン@森 > (「お前の見ているものが、これまでの友人が、恋人が、家族が、・・・全てまやかしに過ぎないということも有り得るという事だ。」)『つまり、私と関わりを持っている幾人もの人のかかわり自体がまやかしである・・・と?』(なぜかはわからないがイライラしてくる。木の影に身を隠しながらす、と立ち上がった。「そう。例えばあの竜人、例えばあのサムライ、例えばあの女傭兵・・・貴方との関わり自体全てがまやかしで・・・いつの日か、急に関わりがなかったかのように振舞われ、そして全くの他人として振舞われてしまう。・・・最初から何もなかったかのように。」いらいらしながら聞いている。が、そろそろ我慢の限界が近くなるだろうか。) [Thu 13 Sep 2007 23:14:47]
◆バイ・チャンフォン@森 > 『昔のことを今更思い出させてどうするおつもりですか?心の傷にでもなっているとでも?』(「いや、そうではない。・・・傷にならないほどに、お前は昔から変化に乏しい子だったな。とな。」「そうねぇ。この子は昔から、あまり笑わない子だったものねぇ・・・。」昔を懐かしむように呟きながら隠れている木の影へと近づいてくる。)『あれはただ、退屈なことが多かっただけですよ。・・・毎日媚を売っているあなた方を見ていてつまらない。と感じただけです。』(ち、と舌打ちをしながらどうしようかを考える。)「結局目で見たものを信じてお前は判断した。故に見た目で判断され、迫害を受けた。・・・そして我らの元を離れた。」)『何がいいたいのです?』(時間稼ぎにもなりはしない言葉を紡ぎながらそうたずねた。) [Thu 13 Sep 2007 23:00:59]
◆バイ・チャンフォン@森 > 『もちろんですよ母上。』(振り向きざまに母親の双刀を持っている短刀で弾く。)『あなた方が、権力に媚び、権力を求め、権力を持つものに破滅させられたからでしょう?・・・故に目に見える物を信じるな。と教えた。』(「よくできた、と言いたいが・・・まだ完全に分かってはいない。」そう聞こえたときには槍は足をかすめ、かすり傷を負わせた。「目に見える物を信じる。・・・それは虚言を信じると同じように危険なことだ。・・・現にお前はその目の色のおかげで人外と呼ばれることもあったではないか。」)・・・っあぐ!(痛みがあることに僅かながらの動揺を覚えつつ、木の影に隠れた。) [Thu 13 Sep 2007 22:46:13]
◆バイ・チャンフォン@森 > (「チャンフォン。なぜ、我々が幻と言い切れる?」最初に動いたのは父親だった。走り出し、槍の間合いへと入ればチャンに向かって槍を突き出す。)『あの二人は、とんでもない怠け者で不自由人です。あなたのような動きなど、できるはずはありません。』(槍の一閃を見切り、横へ回避しながら呟く。「しかし、貴方にはこうも教えました。(目に見える物を信じるな)と。」今度は母親が双刀で斬りかかってきた。「そう教えた理由は・・・わかりますね?」) [Thu 13 Sep 2007 22:33:00]
◆バイ・チャンフォン@森 > (そちらへ体を向け、そしてその目に入ってきたのは・・・)・・・『父上・・・?それに・・・母上?』(驚きのあまり口にしたのは故郷の言葉。視線の先には優しく微笑む両親の姿がある。父親は下級役人の服を纏い、母親は貴族風の服を身に纏っている。)『・・・なぜ、ここにいるか、それはまた後ほど考えることにしましょう。・・・お久しぶりです。』(丁寧な言葉で話し、短刀を納め、拳を合わせて二人に礼を向ける。「久しぶりだな。」「ええ。久しぶりね。」そういった両親は微笑みながらそれに応じ、そしてそれぞれの武具を取り出した。父親は槍、母親は双刀を取り出した。・・・少しだけ驚くが、それもまた、冷静な表情の中に消されていく。)『・・・と、いうことはやはりお二人とも幻、ということですか。・・・しばしの無礼をお許しください。』(言うや否や、短刀を相手に向けて構える。・・・少しの間、三人の間に沈黙が流れた。) [Thu 13 Sep 2007 22:18:09][17]
◆バイ・チャンフォン@森 > いずれ、に、せよ・・・商人、を、連れ戻す。・・・あと、原因、調べる。それで、終わり・・・。(急に森ができた原因を調べ、商人を連れ戻して仕事は終わりだ。・・・だが、前者の方には幾分興味があった。)どのような、原因、で、こんな、森が、できたのか・・・おも、しろそう、だ。(少しだけ楽しみにしながら森の中をさらに進んでいく。・・・その時、何かの気配を林の奥から感じ、そちらへと短刀を向ける。) [Thu 13 Sep 2007 22:02:46][65]
◆バイ・チャンフォン@森 > ふぅん・・・これ、が、森、か・・・。(辺りを警戒しながら進んでいく。・・・が、その警戒も幾分揺らいでいる。なぜなら何の敵意も感じられないからだ。)・・・死んでいる、みたい、だな。(森自体が死んでいるのでは?と思わせるほどに静かな様子である。・・・それが逆に恐怖を感じさせる。) [Thu 13 Sep 2007 21:56:43]
お知らせ > バイ・チャンフォン@森さんが来ました。 『(静かな森を進んでいく軽装の人影)』 [Thu 13 Sep 2007 21:49:55]
お知らせ > アクタ@森さんが退室されました。 『(朝になったら酷く落胆する二人の姿があるのだろう。)』 [Wed 12 Sep 2007 23:56:43]
お知らせ > 五郎丸@森さんが帰りました。 『 ワンコにもっこもこにされる幻を視た。 ( きっと朝まで、このまんま。 )』 [Wed 12 Sep 2007 23:52:14]
◆五郎丸@森 > ( あの愛くるしいナマモノをどうして無視出来ようか、短い尾を千切れん程に振り乱すワンコ共。 侍の方も、つられて尾が揺れる。 ) そ、そうですかアクタ殿―――。 では今晩のご飯には困りませぬな。 ( 視線はずっとワンコ共に固定である。米が落ちてるなんて世迷い言も深く考えずに頷いているに違いない。。 ) どれ、某は…――ご飯を炊く薪でも探して参りましょう。 ( 最もらしい大嘘をつきながら。 ふらふらと木陰へと吸い込まれるように。 侍共は結構幸せそう。 ) [Wed 12 Sep 2007 23:51:02]
◆アクタ@森 > 五郎丸殿ッ、これッ、砂ではありませんよッ。全部米ですッ! (目がキラキラしてしまう。飯だ。飯に出来るぞー! ざく、と掴む、真っ白い米。実際は砂。嗚呼。) (相手の声も何やら楽しそうである。二人揃ってだらしない笑みを浮かべる、森の中。) [Wed 12 Sep 2007 23:45:47]
◆五郎丸@森 > ……いや、これしきの傷。 大事ありま…――せぬ。 ( ずっきん、ずっきんと痛むのだが。 生返事で視線は一点に釘付けになってしまった。 木陰から、ちんまい尾と耳を持つ縫いぐるみのように愛らしい何かが此方を覗いている。 しかも、一匹では無くわっさりと。 ) アクタ殿ッ、未だ何かいるようで―――ハウァァァ。 ( どうしても頬が緩む、大鹿との戦いの後油断は出来ぬと表情を引き締めるも、円らな瞳に見つめられると速攻で表情がにやけてしまう。 侍には仔犬の軍団が見えているようだった―――。 ) [Wed 12 Sep 2007 23:42:22]
◆アクタ@森 > 米がいっぱい…。 (幻を見始めた。) [Wed 12 Sep 2007 23:36:46]
◆アクタ@森 > (這いずるようにして、砂の中に落ちた木刀を拾う。近くに色合いの違う砂が見えて、掬ってみた。…砂金?) (ぐったりとした五郎丸を見る。) 無理はいけません。休みましょう。 見張りは私が、 (言葉が止まった。) ……………。 [Wed 12 Sep 2007 23:32:00]
◆五郎丸@森 > 拒絶されているようでもあり警告のような。 矢張り此の森は『異界』やも知れませ……―――。 ( 吹き飛ばされた弓を拾わんと、手を伸ばした先。 ふと、何かを感じ横を見ると其処には……… 【 判定 】 ) [Wed 12 Sep 2007 23:27:56][34]
◆五郎丸@森 > ご心配には及ばす―――ですが、少しばかり横になりたいよう……な。 ( 木の幹に寄り掛かるようにして立ち上がる。 戦いの昂揚感はすっかりと冷め、今は痛みばかりを感じてしまう身体。 ) アクタ殿も矢張り侍でしたな、某も安心して背を預けられまする。 ( 冗談めかして笑う、トドメの突きは迷いの無い真っ直ぐな一撃だったと。 ) [Wed 12 Sep 2007 23:26:54]
◆アクタ@森 > !! (突き立つ感触に鳥肌が立った。) うあああッ!! (獣が見せた最期の力の凄まじい事。小柄な体躯は吹っ飛ばされる。――地面に落っこちて暫く身動きが取れなかった。) (砂となって崩れる獣の姿を視界の隅に見る。) …。 (どっと汗が出た。) …形ばかりは、鹿の、ような、…しかし、 (はああ。ゆっくりと息を吐いて上体を起こした。) 門番のような、風でした、ね…。私たちは余程 この森に歓迎されていないと、みえ ――…嗚呼、それよりも五郎丸殿。ご無事です か。 [Wed 12 Sep 2007 23:19:43]
◆五郎丸@森 > ( 地面に打ち据えられ、今正に脳天を穿たれんとした大鹿―――。 ) なッ!? ( 鬼の如き力で大鹿の角が振られる。 風に舞う木っ端の如き勢いで吹き飛ばされ木の幹へと叩きつけられる侍。 受け身を取り損ね、藻掻きながらも立ち上がった時、大鹿の声なき最後の咆哮が聞こえた。 夜風と共に崩れ去る雄々しき身体。 ) ――……や、矢張り鹿では無かったのでしょうかアレは。 ( 安堵と痛みに、地面にへたり込む。 今更ながらに背筋に冷たい物が浮かぶ始末で。 ) [Wed 12 Sep 2007 23:14:01]
お知らせ > 森の守り人/☆3さんが帰りました。 『 ――砂金は金一万程度。 戦闘経験、三。 』 [Wed 12 Sep 2007 23:08:21]
◆森の守り人/☆3 > (ひとつかみの砂になった獣の骸には、ひとつまみの砂金と、それに支えを失った木刀がひとつ。 音も無く転がり―――) [Wed 12 Sep 2007 23:07:50]
◆森の守り人/☆3 > (先とは逆、首根を抑え付けられた獣はじわりじわりと頭を垂れ、そこへ穿つような一撃―― ずん、と鈍い手応えを残し、頭蓋を貫通する尖端。 ――ばん、と群る二人を跳ね除けるように巨人の如き力で首を振り回すと、周囲を角で薙ぎ―――砕けた前足を張り、高く天を衝くように頭を振り上げ …――びくん。 ひとたび身を跳ねさせると、ざらりと砂になって砕け落ちた。) [Wed 12 Sep 2007 23:06:38]
◆アクタ@森 > (息を吸う。) ――…、 (止める。) (五郎丸が押さえつける頭部目掛け、楔を打ち込むように木刀を振り下ろそうとッ。) [Wed 12 Sep 2007 23:01:17]
◆五郎丸@森 > ( ずきん―――、腕が悲鳴を上げる。 此の儘押し込まれんとした刹那、抑え付けた角から力が削げる。 ) お見事ですッ。 ( 一人なら、負けて居たのは間違いないだろう。 此を勝機を見て大鹿の頭部を地面に押し付けんと痛む腕に無理矢理力を込めた。 ) [Wed 12 Sep 2007 22:57:09]
◆森の守り人/☆3 > (がきん、と硬い音が響き天狗の細腕に突撃の勢いが叩きつけられる。 獣の突撃に於いて、殺傷力は速度と等価だ。ひとたび受け止められてしまえば、あとは純粋な力勝負――その細腕より僅かにだけ勝る膂力がじわりじわりと押し込みつつあるその一瞬、張り詰めた力にたわむ前足の付け根へと尖端が突き刺さる。 ――声なき悲鳴をあげ、その場にがくり、と前足を付く。) [Wed 12 Sep 2007 22:51:35]
◆アクタ@森 > (少年が手にしているのは木刀だ。刃が無い、五郎丸の矢のように、傷を付けることは叶わないかもしれない。が。) ――はッ。 (頷く。 迫る獣の動きを鈍らせてくれた彼の脇から、) (狙う。獣の前足の付け根付近。 木刀の切っ先を付きたてようとッ。) [Wed 12 Sep 2007 22:48:13]
◆五郎丸@森 > ( 「―――弾かれたッ!? 」 )( 動物が矢を弾いて防ぐとは驚愕に目を見開くが、先の戦争も鼠が武器を持ち襲ってきた。 此方へと襲い掛かる鹿に、此方も深く息を吸い覚悟を決めた。 ) アクタ殿――攻撃は任せましたッ! ( 言うが早いが、獣へと侍も掛け出し。 襲い来る角を弓に手を添え押さえ込まんと――、次の瞬間体重の乗った衝撃が侍を襲う。 ) ぐぅぅ――。 ( 腕に伝わった衝撃は骨まで伝わらん力だ。 完全に勢いを殺す事が出来ず後ろへと押され、角を抑えんと必死に藻掻く。 ) [Wed 12 Sep 2007 22:44:52]
◆森の守り人/☆3 > (さしたる狙いもなく、それ以上に殺意の篭らぬ射矢など――かん、と高い音を立てて角で振り払う。鏃が掠めたか、額に小さな裂け目を作り――しかし、そこから溢れるのは赤き血潮ではなく、ざらりとした砂だ。 ―――引かぬか。 ならば、蹴散らそう。 引き返す気配など毛頭とない二人の姿に、その場でざ、と地を踏み鳴らし…―――駆けた。 実在の獣らしからぬ姿だとて、性能が現実離れているわけでもない。初速は鈍く――しかし、獣は加速する。 間を置かず、二人の侵入者を撥ねんとその角が迫るだろう。) [Wed 12 Sep 2007 22:33:08]
◆アクタ@森 > (これは依頼だ。森を調査しなければならない。 逃げ出すと云う方法だけは選べない。) (木刀を抜いておく。放たれた矢を目で追った。) [Wed 12 Sep 2007 22:28:23]
◆五郎丸@森 > ( 口に溜まった固い唾を飲み込む。 ) もしも、あの鹿が迷い込んだ動物であれば――。 ( 弓に矢を番え弦を引き絞る。 野生の動物なら狙われているといれば逃げ出すであろう。 だが、あれが……。 ) 此の一矢にて見極めん。 ( あの鹿より感じられる意思。 明らかに此方を拒絶している、しかし此方も背を向けるワケにかいかぬと威嚇の意味も含め鹿へと矢を放つ。 ) [Wed 12 Sep 2007 22:26:18]
◆森の守り人/☆3 > (唐突な出現に反し、不意打つ積もりも無いようで、二人がその足を止めるのならその影も何をしようともしない。ただそこにあるだけだ。ただその獣の瞳は、”来るな”、”帰れ”、そう告げているようにも見える。) [Wed 12 Sep 2007 22:16:18]
◆アクタ@森 > ッ! (息を飲む。) あれは、…。 (戸惑う瞳が傍らの彼を見た。) 此処から先へは通さぬとばかりの風ですが、…五郎丸殿、如何いたしましょう。 (緊張に顔が強張る。) 突っ込んで倒せる程、単純な相手には到底見えません。 [Wed 12 Sep 2007 22:14:09]
◆五郎丸@森 > ( 夜の森は、人が思う程静かでも無く虫や動物の声でもっと賑やかな筈。 生き物の声無き森は不気味だと感じられた。 ) 荒野の動物達も近寄らぬのでしょうか。 ( 其処に現れた影、気配も音も全く感じられなかった。 脚を止め、反射的に背の弓へと手が伸びて居た。 ) なッ……、何時の間に…――。 ( 行く手を遮るかのように悠然と立ち塞がるのは鹿だろうか? ) [Wed 12 Sep 2007 22:09:08]
◆森の守り人/☆3 > (――森へと立ち入る二人組の前に、ひとつ、影が浮かんだ。 獣の気配はない。それどころか、生き物の気配すらしない。 樹影に紛れたそのシルエットは、馬――だった。 暗がりに浮かび上がる、砂色の馬。 その頭部には、鹿と思しき角が隆々と反り返る。 ――大きさは、馬にしては小さく、しかし鹿にしては大きい。 …二人の行く手を阻むように、10mほど離れた先に立ち塞がり、近づこうものならその角で突き刺さんばかりの眼光で眼前の二人を見据えている。) [Wed 12 Sep 2007 22:02:29]
お知らせ > 森の守り人/☆3さんが入室されました。 『 ――立ちふさがる影 』 [Wed 12 Sep 2007 21:59:20]
◆アクタ@森 > そうですね。…この森、入ってみると結構深いらしい との事ですが、…。 (中心部を目指す足音が二人分。 少し柔らかい足元、森の肥えた土の匂い。懐かしいとさえ思うけれども、) ――…。獣の気配が、…それに、虫の声すらしないとは。 (静か過ぎる森の不気味なこと。) …。 (振り返ってみたが、まだ少し歩いただけなのに、来た道が濃い緑で塗りつぶされている。) [Wed 12 Sep 2007 21:58:41]
◆五郎丸@森 > ( 装備は動きやすさを重視し、肩当てに篭手と必要最低限の物。 背には七尺程の弓を背負い油断無く森へと脚を踏み入れる。 ) 確かに此の感触は本物としか思えませぬな――。 ( 慣れ親しんだ木々の匂いが鼻をつく。 だが、幻で無かったとしても違和感は拭えない。 ) 取り敢えずは、森の中心部を目指すといたしましょうか。 [Wed 12 Sep 2007 21:52:13]
◆アクタ@森 > (想像以上だった。目が点。 大きなアフロのカツラが落ちているみたいな風景だ。) …しかし、森そのものはすごく“それっぽい”のですけれど。 コレが幻だとしたら大したものですよね。 (とりあえず踏み込んでみますか、と一歩。) [Wed 12 Sep 2007 21:38:25]
お知らせ > アクタ@森さんが来ました。 『あからさまに不自然ですね。』 [Wed 12 Sep 2007 21:36:19]
◆五郎丸@森 > ( 其れは始めは―――黒い点であった。 ) 此が……、何と面妖な……。 ( だが、近付くと黒い点は塊へと変わり。 そして今、目の前には黒くうっそりと茂る木々が広がっていた。 荒野の真ん中に突如出現した森。 剥き出しの痩せた土地に其れは酷く不釣り合いな光景、思わず口に出た言葉。 ) [Wed 12 Sep 2007 21:34:05]
お知らせ > 五郎丸@森さんが入室されました。 『 寂寞の荒野を進む旅人が二人。 』 [Wed 12 Sep 2007 21:28:23]
お知らせ > カールさんが帰りました。 『(疑心暗鬼な臆病者は夜を行く。)』 [Sun 9 Sep 2007 04:29:48]
◆カール > (しかし逆に、ほんの少し、例えばヒトが一人隠れる事の出来るものがあったら。或いは或る地点からは死角になる場所があったら?) …。 (弓や銃にはもってこいか。標的には隠れる場所が無いのに、あちらからは狙い放題。) (時折 ぽつん と生えている木が、途端に恐ろしく見える。) [Sun 9 Sep 2007 04:18:08]
◆カール > 道を行っても同じ事だ。 (荒涼の大地は獣が多いと聞く。騎鳥を連れる帰りは通れないかもな、と思いながら、硬い地面を踏んだ。 平坦で見晴らしが良くて、森の中よりは余程歩き易いなどと思ってしまう。) (かつ、かつ。こつ。杖代わりの戟の柄の先が地面をノック ノック ノック。) [Sun 9 Sep 2007 04:07:24]
◆カール > (精霊の泉で仮眠を取ってから、また街を目指して歩き出している。朝を待とうかとも思ったが、一人旅はさっさと終わらせたいと思った。 少年の足はすでに荒涼の大地を踏んでいる。道を逸れてはいるが、それなりのショートカットだ。) (ヴェイトスの街の明かりが点々と見える。…が、どれくらいの距離があるのか。 周りに比べるものが無いから、良く解らない。) …。 (さっきから、近付いているのかどうかも、怪しい。) [Sun 9 Sep 2007 03:40:50]
お知らせ > カールさんが来ました。 『(遮蔽物が無い。)』 [Sun 9 Sep 2007 03:26:02]
お知らせ > 霜月梨音さんが帰りました。 『( 走る為にランプの火は消し、仕舞うには大きすぎるので持ったまま街へと走り去った )』 [Mon 3 Sep 2007 23:19:59]
◆霜月梨音 > みっしょんこんぷりーとっ! ( 一瞬無邪気な表情で笑いながら、そんな事を口走り子供のように飛び跳ねた。 そもそも依頼をあまり受けない為か、受けた依頼を達成できるとなぜか嬉しくなる ) 明日報告しに行こう、時間も遅いし…っていうか依頼主の住所考えるとあそこはこの時間じゃ危ないし… ( 依頼主の住所は暗黒街付近の為である。 犯罪の多いあの地点にこの時間から、しかも未熟な腕しかない自分が向かったりしたら殺される可能性だってあるのだから ) とりあえず街に戻ろ、暗黒街ほどじゃなくてもここも一応魔物は出るわけだし [Mon 3 Sep 2007 23:18:22]
◆霜月梨音 > ( 無言で近づき、その光を反射する小さい円形の物体を手に取る――それは銀色の龍の模様が描かれた、依頼された品だった ) あ、あった…でもなんで、ここは昨日もしっかりと…、あ。 ( 確かにこんな砂埃のある大地に落ちていれば砂埃にまみれて見えなくなってしまう事はある、だがしかしその逆で砂埃がどけられその物体が現れるなど今に始まった事ではないのだ ) 間違い、ないよね… ( こんな場所に落ちていながらも汚れがほとんどないそのメダルをしばし見つめ、ほんの時間が経つと右腰の鞄へと入れる。 勿論の事ながら昨日拾ったぼろぼろのメダルとは一緒にはしない ) [Mon 3 Sep 2007 23:10:27]
◆霜月梨音 > うーん、ないなぁ…もう少し先も探してみようかな ( 歩を進めながらも辺りを見渡すがやはりそれらしいものは見つからない ) …まさか落とした場所間違ってる、なんてことないよね… ( 老人相手だったために強く否定できないのが悲しい所だった。 しかし自分から引き受けると言った以上何らかの成果は出したい ) って考えたら見つかったー…なんて小説みたいな展開あるわけないよ、真面目に探さないと…ん? ( 一瞬、ランプの光が通り過ぎた場所が光った ) …えっと、まさかほんとにあったり…? ( 恐る恐る左手をゆっくりと逆方向へ動かし始め…光を反射する小さい円形のものが視界へと映ったのだ ) [Mon 3 Sep 2007 23:04:22]
◆霜月梨音 > すっかり遅くなったな〜……、もう今日こそは見つけたいよね ( 独り言を呟きながら辺りを照らしつつ地面を見渡す ) 一日経ってるから土とかに埋まってなければいいけど…運かなぁ ( メダルほど小さなものならば風に煽られた砂埃で地面に隠れてしまう可能性は否定できない。 そうなると探すのは少々面倒で、下手をすれば見つからないかもしれないという状況になってしまったのだ ) …昨日無理してでも探しておくべきだったかも…とにかく、探そ ( 今回は光があるため魔物に不意打ちもされにくいだろうし、と独り言に付け足しながら足元や少し離れた位置へランプを光を向けるように左手を動かし続け ) [Mon 3 Sep 2007 22:56:07]
お知らせ > 霜月梨音さんが入室されました。 『( 再び少女は大地を踏む、暗闇だが左手にはライトが握られ一定周囲までは視界があるようだ )』 [Mon 3 Sep 2007 22:49:40]
お知らせ > 霜月梨音さんが退室されました。 『( 深夜、まだ辺りは暗い闇に包まれたまま、梨音は立ち去った )』 [Sun 2 Sep 2007 02:39:04]
◆霜月梨音 > さて…今日は帰ろう、これ以上はきっともう収穫ないよ〜… ( はぁ。 落胆するというよりも失敗したなという後悔の溜息。 物探しの依頼で小さいものはある意味討伐依頼よりも難しい――判っていながら引き受けてしまった、そんな後悔 ) まぁ…仕方ないよね、とりあえず今日は一旦諦めよ… ( 立ち上がり、岩から離れて既に静まり返った街へと歩を進める。 つまり帰路に着いたのだ ) [Sun 2 Sep 2007 02:37:55]
◆霜月梨音 > ( そして――触れた。 感触は硬い、石とは違う…まさしくメダルのような感触 ) あった…?! ( 拾い上げ、そのメダルを見た。 確かにメダルだ、依頼された物と同じ銀色だ。 だが模様が、違う ) これ…虎? ( 描かれているのは龍でなく虎、依頼されていたものとは全く別物なのだ ) しかもボロボロ…相当酷い扱いされてたのかな ( 虎の模様とは言ったが、正直な所辛うじて判る程度で原型を留めているかどうかと聞かれたら答えるのはNOだろう ) これじゃあ価値もないだろうし…うーん、でもまた来たとき間違えてまた拾った〜…なんてのは嫌だし、しょうがないか ( ぶつぶつと呟きながら虎のメダルを拾い上げ、右腰に着用している小型の革鞄を開き、空いているポケットへメダルを入れ閉じる ) …あーぁ、当たりだと思ったのになー ( 今更になって大きな溜息が漏れた、…我ながら期待して情けないと思いつつ、漏れた ) [Sun 2 Sep 2007 02:31:54]
◆霜月梨音 > だが、歩を止める気はなかった ) せめてこっちもしっかりと調べてからにしないとね… ( 辿り着いたのは岩の影、首を乗り出してそこを覗き込むが…何分暗いが為に目を凝らして何かがある程度にしか見えない ) でも…何かあるよね… ( 周りへの注意よりも、そこにある何かが気になった。 故にしゃがみこみ、それに手を伸ばす ) [Sun 2 Sep 2007 02:20:41]
◆霜月梨音 > ( 不意に、右足の爪先に硬いものが当たる感触――まさか、あった?! …当然違うのは言うまでもなく、それは確かにメダル程度のサイズではあるがどう見ても、ただの石 ) そりゃ…そう簡単に見つかるわけないよね〜 ( 少しでも期待した自分が恥ずかしい [Sun 2 Sep 2007 02:18:20]
◆霜月梨音 > …ってこんな暗い状況じゃ光るものも光らないんじゃ… ( 自分で言いながら納得せざる得なかった、さらにメダルとなれば尚の事。 銀色と言われたがこの光のほとんどない暗い空の下では石と見分けがつかないのではないだろうか ) とりあえず…あの岩の陰くらいまで調べてからさっさと退散したほうがいいよね… ( 発見の可能性が低い事はそもそも判っていたが、この状況下では何分辛すぎる。 日数制限がないならばないで次の日が昇った頃に来ればいいのではないか…それが無難なのだ ) まぁ…暗いなら暗いでランプくらい持ってくるべきだったよね… ( 溜息を吐きながらも歩を、少し先の、前方の岩へと進めていく。 当然ながら足元へは注意を配り続けている ) [Sun 2 Sep 2007 02:13:43]
◆霜月梨音 > ( 周囲を大雑把に見渡す――当然ながらそんな事で見つかればあの老人だろうととっくに見つけているだろうが ) 魔物とか、いないよね…? ( 深夜とはいえ、外なのだ。 場所が場所だからそこまで凶悪なのは出てこないだろう、と本人は思っているものの正直あまり時間を掛けるのは得策とはとても思えない ) 第一暗いし…不意打ちとかされたら不味いよね… ( そんな状況になる事を想像し、辺りを見渡しながらも歩を進め始める。 正直我武者羅に捜しても見つかるとも思えないので光るものを優先的に捜す事にしよう――探索を始めた ) [Sun 2 Sep 2007 02:05:58]
◆霜月梨音 > …でも、何を捜すんだっけ ( そもそも依頼主は…? 依頼主、それは一人の男性老人、捜してほしいものは龍の絵が刻まれたメダルだという ) 考え直してみればこんな所で落としたんじゃ誰かに拾われてるんじゃないかな…うーん ( 実際の所そういう結論に至るのは目に見えていた事だ。 だがしかし現状で仕事があまりない身分としてはお金の稼ぎ元としても無理をしてでもやっておきたかったのである。 値段…?確か2万エンくらいじゃなかったかな、捜すのに苦戦しそうな考えばっかりで忘れたよ… ) とりあえず、色は確か銀だっけ? ( 空を見上げる ) …光でもあれば光が反射して見つけられそうなものだけど… ( 今は深夜、よりによってこんな時間に仕事をする事になるとは…。 しかもどうやら天気は曇り、最悪だった ) …特に日数制限はないし、どうしても見つからないようなら断ってもいいって言われてるしなぁ…傭兵として情けないけど、探せるだけ探してそれからやめるかどうか決めよ… [Sun 2 Sep 2007 02:00:10]
お知らせ > 霜月梨音さんが来ました。 『…物探し ) ( 戻り間違いです… )』 [Sun 2 Sep 2007 01:50:47]
お知らせ > 霜月梨音さんが来ました。 『( 目的は単純』 [Sun 2 Sep 2007 01:49:59]
お知らせ > フォウルさんが帰りました。 『( 凱旋からは程遠い、帰還の道が続く。 )』 [Tue 7 Aug 2007 02:53:48]
◆フォウル > …。 ( あの後――医療班が駆けつけてからは嵐に見舞われたみたいに慌しくて、結局他の4人が無事だったかどうかも分からずじまい。 「雷電」のふたりとは後日顔を合わせる機会に恵まれるだろうか。 天狗の兄さんは、魔女っ子の検査結果はどうだったんだろう。 ) ――…やっぱり、 ( 鼠に似た――否。 鼠達「が」似た、ホワイティアの男の顔を思い出し ) 一発殴っときゃよかったかもしんないや。 ( 彼には彼なりの事情があったのかもしれなくとも。 ) [Tue 7 Aug 2007 02:49:28]
◆フォウル > ( もし「研究施設」の調査がもし行われるのなら、市の方で研究者チームを組むんだろう。 少なくとも「カミュ」と「イザベラ」は確実にペストに感染していたらしいから、興味本位で足を踏み入れる誰かがいるとも思えない。 ――以上全部俺の感想、見当外れもいい所かもしれない。 むしろソッチの可能性が高いか ) 終わった、って言っちゃっていいんかねー… ( 勿論馬は何も言わない ) どっちみち真相はカブの中、だし――… ( 部屋に踏み込んだ時、証拠となりそうなものは既に燃やされた後だった。 本当は更にその黒幕がいたらしいけど―― ) …それこそ調査隊が調べる話だな。 ( 足で馬の胴を締めると、仰向けにごろりと転がった ) [Tue 7 Aug 2007 02:37:20]
◆フォウル > ( ひと晩明けて、今の所腕にも顔にもシャツを捲って腹を見ても発症の証である黒班は見られない。 あの後、駆けつけた医療士によって一度。 キャンプに戻って再検査を受けたが、中央病院でもう一度検査を受けた方がいいだろうと勧められた。 ――要するに現段階では何も言えないっぽい。 感染者かもしれないので一応馬に乗せてもらっている、そういう状態。 ) [Tue 7 Aug 2007 02:24:16]
◆フォウル > ( 馬を前に長く歩兵の列が続く。 「戦争」は終わり生き残った者は粛々と、収めた勝利に比例しない悄然とした面持ちでヴェイトスへと戻る。 撤収作業はこの一度で終わらず、明日も明後日も続くのかもしれない。 ) [Tue 7 Aug 2007 02:13:25]
お知らせ > フォウルさんが入室されました。 『( 馬上 )』 [Tue 7 Aug 2007 02:05:00]
お知らせ > 男の姿さんが帰りました。 『……。 ( 男は馬の腹を軽く蹴り、その場から立ち去った。 )』 [Sat 21 Jul 2007 01:16:45]
◆男の姿 > ――やってもらうしかあるまいよ。騎士団、傭兵団、自警団、魔女隊、民兵…。何人の犠牲が払われようと、やってもらうしかあるまいよ。全員で全軍で、ヴェイトス史始まって以来の最大の尻拭いを。 ( くく、と男は引きつった笑みを浮かべる。それは半ば諦め交じりの皮肉めいた笑み。 悪魔の軍勢が攻めてきた!ヴェイトス市は多大な犠牲を払い、それを打ち破った!…これは美談になる。だが、今度のこれはどうだ。戦争なんて実際は綺麗なものじゃないが、今度のこれはどうだ。忍び寄るペストの影。鼠が垂れたクソの中に頭を突っ込んで死ぬ傭兵。それを引きずり出し燃やす仲間たち。 ここまで犠牲を払った先にある真相を知ったら、彼ら全ては報われるのだろうか? ) [Sat 21 Jul 2007 01:14:04]
◆男の姿 > ( 鼠算式という言葉がある。雌と雄の2匹の鼠が12匹の子を産み、次の月に親子を含めた七つがいのネズミがまた12匹の子を産み、次の月もそのまた次の月も同じように産み――。一年経つ頃には276億ものネズミが産まれるのだという。正しく、今の状況を表していると言えよう。 こうなってしまってはもう自分には手がつけられない。こうしている間にもラットマン達はその数を増やしているのだ。 ) ……。 ( 男は険しい顔を荒野の向こうに向けている。果たして、ヴェイトス市軍が殺したラットマンの数は、この間に生まれ続けるラットマンの数を上回っているのだろうか。 ) [Sat 21 Jul 2007 01:06:43]
◆男の姿 > ( きっとこの闇が晴れる頃には、荒涼の大地とはこんなにも広いものだったのかと誰もが驚く事だろう。この地は冒険者の夢を運ぶ場所だ。薄汚いクソ鼠が幅を利かせて良い場所ではない。と、傭兵の一人が言っていた。 ) …… まさか、まさかまさか。こんな事になろうとは。ああ、ああ。 ( 男は口元に手を当て、僅かに狼狽する素振りを見せる。 ) だから私は止めたのだ。それを聞き入れないからこうなる――…。一体どうせよと言うのだ。この私にどうせよというのだ。 [Sat 21 Jul 2007 01:00:49]
◆男の姿 > ( 戦争が始まってから5日?6日経ったか?陣形も作戦も無い鼠の軍勢は数に任せてヴェイトス軍と激突し、激しい戦いを繰り広げた。結果、ヴェイトス市はラットマンの侵入を防ぎ、今は見渡す限り広い荒涼の大地が広がっている。…とは言っても、この暗さでは遠くまで見えないが。少なくとも遠方に黒い影が蠢いていたり、奴らの瞳が闇夜に浮かんでいたりする事は無い。居るのは警戒に当たる兵士たちと、死体を片付ける者と、移動の準備に追われるもの達だけ。 そんな中、黒いローブを纏いフードを目深に被った男が馬に跨り一人荒野を見つめていた。 ) [Sat 21 Jul 2007 00:56:51]
お知らせ > 男の姿さんが入室されました。 『…一先ずは、勝ったか…。』 [Sat 21 Jul 2007 00:50:30]
お知らせ > 五郎丸@民兵さんが退室されました。 『【 与13+B1+火計2 / 耐2 】』 [Fri 20 Jul 2007 23:25:31]
◆五郎丸@民兵 > 【 与7 / 耐4→3 】 ( 彼方此方で上がる絶叫と咆哮。 ただ、目の前の敵を薙ぎ払い突き刺し、蹂躙する―――。 此処に来て侍は一つの武器だった、良心も呵責も感じない唯の鏃の一つで良いと。 ) ……五郎丸、此処より死地に入ります。 ( 希望は無くとも戦い抜く其れだけ。 目の前の鼠共を打ち払えば、更なる敵を求め駆け出して。 ) [Fri 20 Jul 2007 23:20:27][26]
◆五郎丸@民兵 > 【 与3 / 耐5→4 】 ( 炎の舌が鼠達を蹂躙する。 忽ち戦場の一角が炎に包まれた―――だが、目に見えた効果は見えず鼠達は文字通り死に物狂いで此方の陣へと駆け上って来た。 ) 『 全機抜刀ッ! 』 ( 上官の鋭い号令が響く、弭槍の鞘を抜き放つ。 ) 奴等は獣だ――にらみ返せ、吠えろ、威嚇しろォ。 ( 新兵だった侍に、最早衒いは無かった。 此処で死ぬなら其れまでだと。 戦いは白兵戦へと移り。 ) [Fri 20 Jul 2007 23:13:27][84]
◆五郎丸@民兵 > 【 耐久5 】 ( 鼠達の数は目に見えて落ちている。 鼠達の死体焼却や、数々の作戦が功を奏したのか―――。 新しく配属された軍は皆、泥と血にまみれ疲労の極地にあっても士気は高かった。 地平より鼠達の群が一斉に此方へと殺到してくる。 ) 引き付けてから……―――。 ( 火のついた矢を引き絞り、一斉に放たれる劫火。 ) [Fri 20 Jul 2007 23:05:00][93]
◆五郎丸@民兵 > 【部隊耐久力5】( 腹を切るべきだと先ず思った。 ) ハァ―――。 ( 部隊が全滅の憂き目にあっても生き残った侍。 己を怒鳴りつけた上官も、励まし合った戦友も皆死んだ。 ) 『 総員構え 』 ( だが、今の胸の内は……妙に晴れ渡っている、最早開き直りとも言える心境だった。 未だ自分は戦場にあって、こうして戦っている。 其れがごく自然であるといった風に、弓を構えた。 【カタパルトと火炎瓶に依る火計使用】 ) [Fri 20 Jul 2007 22:59:07]
お知らせ > 五郎丸@民兵さんが来ました。 『 戦争からそう簡単に足抜けなど赦される筈も無く―――。 』 [Fri 20 Jul 2007 22:57:25]
お知らせ > 炎涼@傭兵隊さんが帰りました。 『部隊耐久力…【2】 敵側ダメージ…【17】補正【+4】』 [Fri 20 Jul 2007 20:43:04]
◆炎涼@傭兵隊 > [部隊耐久力…【2】 敵側ダメージ…【17】] (時には、頭部を焼き尽くして、片腕を焼き尽くして、片足を焼き尽くして、片目を焼き尽くして、時には命を焼き尽くす。死の臭い――、血肉が焼き焦がれる臭いを戦場に満たされる。) ―――私の野望の為に、逝け。 (負傷を負わせたとはいえ、まだ死んでいないラットマンは他人数だ。けど、火傷を背負う事になったラットマンは一夜にして死と苦痛を齎す。火傷は治療をしない限り、皮膚が爛れて、膨らんで破裂をしたり、中身まで染み込んで掻き乱す。死にそうで死なない、詠唱通り苦しみ続ける煉獄の炎を舐めるな。) もう頑張らなくて良いんだ。―――オヤスミ。 (顔半分が焼かれた息の荒いラットマンと対峙した。この魔術師は見過ごして置けない、そう感じたか知らない。けど、容赦の無い無慈悲な一撃を与える。サーベルの矛先をラットマンの額に撫でるように触れて、貫いた。感情の無い、言葉を吐き捨てる。皮が切れ、骨が砕け、脳が貫き、血が流す。嗚呼、――・・後少しだ。今夜で次の戦場へ駒を進められる、また生き延びた。約束を守れた。) [Fri 20 Jul 2007 20:41:02]
◆炎涼@傭兵隊 > [部隊耐久力…【3】 敵側ダメージ…【12】] (動きを止めたラットマンは最後の力を振り絞ろうとしたが、其れでさえ許さずにサーベルの刀身を一斉に押し込む。また引き抜いてから、戦場へと走り掛ける。見通しの良い場所を確保してから、一斉に殲滅を狙おう。) 炎神の火精を召喚せよ! 我の化身よ 槍の火蜥蜴よ 無限たる自然の数だけ 終わり無き戦慄ける世界を! (術式は完成された。闇に覆い尽くした天空は薄らと赤い色で染め上げて、紅蓮の雨は降り注ごうと体勢を構える。最後の一唱だ。さあ、魔術師が魔導師となる為の踏み台となれ。ラットマンよ。) 麗しき天照大神の息吹を静かに感じたまえ! ―――我が名に置いて、最強である事を証明せよ! (紅蓮の雨は発動され、戦場に降らせる。百以上の数だ顕現化された火蜥蜴の意志とシンクロをしろ、敵味方を区別せよ、味方に当たるのであれば消滅せよ、敵ならば爆破を引き起こせよ、一人の魔術師が百人以上の意志へ切り分けられた。) [Fri 20 Jul 2007 20:30:29][25]
◆炎涼@傭兵隊 > [部隊耐久力…【4】 敵側ダメージ…【5】] (時間を経過する度に、天空に固定され続けた炎の槍は次第に完成の形へ近付いている。)(まだまだ。魔力を開放しろ。) 牙を剥いた者達よ 血を、肉を、骨を、魂をも滅ぼしてしまえ 安らぎを与えん 永久の殺戮なる世界を。 (傭兵へ襲おうとしたラットマンを妨害する事を成功し、心臓でも貫こうとサーベルを持ち構えた。が、他の傭兵に横取りされる。別に構わない、と眼中ですら入れずに背後から襲いかかろうとしたラットマンに感付く。) ――― 。 (黒衣の裾から、三匹の火蜥蜴が飛び出す。三匹は無くした右腕の様な形状を作られ、六本の槍を持たせている。骨格など存在せず、後ろ向きのままラットマンの顔面に焼き尽くすように襲い掛からん。続いて、脇下にサーベルを滑らせて背後のラットマンの心臓へと貫いた。) [Fri 20 Jul 2007 20:20:31][7]
◆炎涼@傭兵隊 > [部隊耐久力…【5】 敵側ダメージ…【0】] (呪文回路解除。魔力封印解除。次々、鍵を外す。金に煌いた宝石を露わにされ、周辺は金色の魔力で半透明ながら満たしていく。) 我、契約に従い 絆の契約に従え 偉大なる炎の覇王よ 来たれ 破滅の炎 破壊し尽くせる火精よ。 (傭兵隊の勢力に紛れ込み、確実に時間を掛けて完成のパズルを嵌め続ける。ラットマンの背後から喉元をサーベルで貫いて、乱暴に引き抜いた。前のめりに倒れ掛けるラットマンを、別の仲間を襲おうとするラットマンへ足蹴りして妨害をせん。女性らしい甲高い声で詠唱を紡いで、天空には四十八の数を超えた小さな炎の槍を顕現化させ続けた。) [Fri 20 Jul 2007 20:12:53][65]
お知らせ > 炎涼@傭兵隊さんが入室されました。 『紅蓮の雨。詠唱を高らかに唱える。』 [Fri 20 Jul 2007 20:05:16]
お知らせ > オケアノス@傭兵隊さんが帰りました。 『部隊耐久力2/合計与ダメージ24+1=25』 [Fri 20 Jul 2007 19:35:15]
◆オケアノス@傭兵隊 > 【部隊耐久力2/合計与ダメージ24】 ( 日の消えた大地に、剣戟の音が響き渡る。 ―――夜はまだ始まったばかりだ。) [Fri 20 Jul 2007 19:34:58]
◆オケアノス@傭兵隊 > 【部隊耐久力3/合計与ダメージ18】(皆殺しだ!皆殺しだ!皆殺しだ! 傭兵達が、同じ言葉を叫びながら血肉を浴びる姿は、狂気に満ちている。 ――― 昨日、死体を燃やす白装束を不気味だと言ったが、傍から見れば、傭兵ドモのこの姿も変わりはあるまい――― ) [Fri 20 Jul 2007 19:31:41][56]
◆オケアノス@傭兵隊 > 【部隊耐久力4/合計与ダメージ9】(疲弊した部隊が下がる。それに釣られて追いかけてくる鼠どもの姿が見える。――― 逃げる獲物を追いかける獣の瞳は、喜んでいるように見えた。 だが、その獣は、入れ替わる傭兵部隊の得物となろう。 突撃を指示した傭兵部隊長の一際大きな声が響きわたる。 『殲滅せよ!』 単純な命令は、各々刃を振りあげる傭兵達に復唱を促した ) 『『『 KILL THEM ALL!!!! 』』』 (傭兵達が声は既に言葉ではなく、咆哮。 同時に剣戟と共に鼠どもの悲鳴が重なる事だろう) [Fri 20 Jul 2007 19:18:30][49]
◆オケアノス@傭兵隊 > 後少し、頑張れば――……(傭兵部隊長の言う事では、鼠どもを撤退に追い込めるかもしれない、との事。 本当かどうかは分からないが、向こうだって疲弊しているのは間違いない。 「終わり」は何時か、必ず来るのだから――そういう見通しを、上が出してくれた事がありがたい。 両手で柄を握り締める。この数日で磨耗したバスタードソードは、鉄屑の一歩手前の状態だ。 ――キャンプにいる鍛冶屋に頼んだりもしたが、自分の使いの荒さの所為で、顔をしかめられた。 )―――― 終わったら、きちんと打ち直ししてもらいましょうね。 相棒。 (―― 一呼吸) (二呼吸) (顔を上げ、戦塵立ち込める前線をにらむ。 傭兵部隊長の号令が掛かった――――) [Fri 20 Jul 2007 18:56:03][79]
◆オケアノス@傭兵隊 > (今日は曇り。 肌をじりじりと焼く日の光はなかったが、その代わり――粘っこい空気が体中に纏わりついている。 体を動かすたびに、体温と変わらぬ外気が、肌を撫でて気持ちが悪い。同時に――大地にしみこんだ血が乾いて、「見えない血」が肌の上を撫でているのだと想像すると、なおさら気持ち悪かった。 荒い息をつくたび、肺腑に入り込む空気にも、その乾いた血が混じっているのかと思うと、このまま呼吸を止められないだろうか―――なんて、どうしようもない事を考えたりもする。 ) ―――――でも。 (前線は確実に押し上げている。 局地的な撤退はあろうとも、決して全軍撤退――なんて事はない。 初日から参加している傭兵にとっては、其れが救いだ。 顎先から落ちる汗を手の甲で拭う。) [Fri 20 Jul 2007 18:42:44]
◆オケアノス@傭兵隊 > (日が沈み始めた大地の上を、傭兵は駆けていた) [Fri 20 Jul 2007 18:32:07]
お知らせ > オケアノス@傭兵隊さんが来ました。 『部隊耐久力【5】』 [Fri 20 Jul 2007 18:31:26]
お知らせ > ラリー@傭兵隊さんが退室されました。 『スキル補正合計与ダメージ【20】 部隊耐久力…【2】』 [Fri 20 Jul 2007 13:57:32]
◆ラリー@傭兵隊 > 与ダメージ【4】 部隊耐久力【2】 / ズブ、ズド、グチ… (動かなくなるまで鼠を刺した少年は、頬の返り血を袖で拭いながら、薄く笑った。 それを見た傭兵は、不快感に眉を顰めたようだった。 少年は次の獲物を求め、駆け出した。いい気分になってきた所だからだ。) [Fri 20 Jul 2007 13:56:04]
◆ラリー@傭兵隊 > おい。 (交戦中で背中を向けている鼠に声を掛け、振り向かせた。 おい、と制止する交戦中だった傭兵の声をよそに、少年は鼠に肉薄する。 武器を持つ鼠の手を押さえ込み、曲刀を鼠の腹へ。) ズブリ… (鼠の悲鳴が響いた。) [Fri 20 Jul 2007 13:47:46][4]
◆ラリー@傭兵隊 > 与ダメージ【8】 部隊耐久力【3】 / (首から血を噴出しながらも繰り出された攻撃を寸でのところでかわし、少年はまた駆け出した。 同僚の、あの拳法使いの少年にはまだ敵わない。攻撃したあとすぐに飛び退けば、もっと安全に殺せたはず。あの少年ならできたはず。自分にはできなかった。) … (軽い劣等感。殺しの酔いの、回りが悪い。) [Fri 20 Jul 2007 13:33:07]
◆ラリー@傭兵隊 > 与ダメージ【7】 部隊耐久力【4】 / (昼の鼠は寡兵で、且つ動きが鈍い。本来眠っているべき時間に動けば、当然そうなろう。人間が夜でも比較的動けるのは、睡眠時間を調節するという知恵があるからだ。鼠に恐らく、その知恵は無い。 だからこちらも少ない兵で、2対1の構図を作れる訳であるが。) 死ね! (他の傭兵と相対し背中を向ける鼠の首筋に、背後から切り込みを入れた。) [Fri 20 Jul 2007 13:22:20][98]
◆ラリー@傭兵隊 > (鼠の槍を、逸らす。逸らす。逸らす。 腕だけで突き出す穂先は軽く、鈍く、少年の腕でも容易く捌ける。しかし、攻撃に移ろうとはしなかった。 鼠の背後、メイスを振り上げる姿を少年は見ているからだ。) ドグチア! (鼠の頭から砕けた頭蓋が飛び出した。 少年とメイスの傭兵は目配せし、各々次の標的に走る。) [Fri 20 Jul 2007 13:15:49][27]
お知らせ > ラリー@傭兵隊さんが入室されました。 『部隊耐久力 【5】』 [Fri 20 Jul 2007 13:11:11]
お知らせ > フォウル@傭兵隊さんが退室されました。 『与ダメージ【21】+補正値【3】=24 /部隊耐久力【1】』 [Fri 20 Jul 2007 02:44:38]
お知らせ > フォウル@傭兵隊さんが来ました。 『訂正』 [Fri 20 Jul 2007 02:44:27]
お知らせ > フォウル@傭兵隊さんが帰りました。 『与ダメージ【21】+補正値【3】= /部隊耐久力【1】』 [Fri 20 Jul 2007 02:42:51]
◆フォウル@傭兵隊 > ( 幸い足元に転がっていた得物を拾い、素早く立ち上がる。 ここを落とせと、局地的な勝利を叫んでいるのは傭兵隊。 奴等を一匹たりとも市街に入れさせるなと、鉄壁の防御を見せているのは多分騎士団。 ) ――どっちもだ!! ( ひとりの力は微々なれど、血も泥も拭わず再び群れの中へ ) [Fri 20 Jul 2007 02:40:58]
◆フォウル@傭兵隊 > 与ダメージ【6】> 部隊耐久力【1】 ( その体が、宙に飛んだ ) ( 柄の中ほどまで血塗れになった槍が鼠の左脇腹を貫き、そのまま右へ抜けていた。 「広くて」命拾いしたな、そんな声がかけられそこで漸く理解する。 敵の数が減った分確実に身動きは取り易くなった。 そうでなければこんな援護、到底間に合わなかったろう――きっと、たぶん、そういう事だ。 ) [Fri 20 Jul 2007 02:31:07]
◆フォウル@傭兵隊 > ( 敵味方入り乱れての怒号の中、ふいに無音の世界に落ち込んだ。 ごく間近――具体的には頭のすぐ上で風切り音が鳴る。 何かが 頭に 振り下ろされている ) …………っ!! ( 異物感で涙が止まらない目を開けた。 ――開けた眼前。 ぼやけた視界の中で、血濡れた剣を手にした鼠の赤目が火の粉の照り返しを受けて輝き―――― ) [Fri 20 Jul 2007 02:25:01][46]
◆フォウル@傭兵隊 > 与ダメージ【6】> 部隊耐久力【2】 ――わわっ?! ちっくしょ、前 見えね…ッ! ( 噴出した血が顔にかかり、おまけに目に入って思わず踏鞴を踏んだ。 よろけ、敵か味方も分からない「何か」に突き飛ばされて血と腐汁をたっぷり吸った大地に転がる。 ――乱戦模様の中、やけにはっきり聞こえた罵声は距離的にもタイミング的にも俺に対するものだろう。 駆け抜ける(多分)味方に蹴られ、本能的に身を庇いながら必死で目を擦る。 ――「いつ敵の武器が落ちかかるか」じゃない。 「味方に背骨を踏み砕かれるか」でもない。 言葉になる前の原始的な恐怖で頭の中が真っ白になる。 ) [Fri 20 Jul 2007 02:18:49]
◆フォウル@傭兵隊 > 与ダメージ【9】> 部隊耐久力【4】 ( 気力は兎も角? ――否。 休養している間に戦況は大きく動いたらしい。 曰く、大物と思われるラットマンを見事討ち取ったのだとか――際限のない消耗戦かと思われた所に勝利したと言い切れる戦果が上がったのは大きい。 心なしか初日と比べ、出て来る敵の数も減ってきたような気がする。 ) (「爪や牙にこそ注意せよ」――降りかかる刃に対し、更に踏み込む。 姿勢を低くして胴の辺りに組み付き――倒すと同時に味方の槍がその首を飛ばした ) [Fri 20 Jul 2007 02:09:08][66]
◆フォウル@傭兵隊 > 部隊耐久力【5】 ――…5匹、めッ!! ( 短槍を構えた鼠人に対し、至近距離はこちらの間合い。 水平に振り抜いた得物が「狙い通り」首の骨を砕く。 ――俗に言う一撃必殺、結局の所これが一番効率的な仕留め方のようだった。 その勢いのまま、飛来した矢を受け仰け反った別の一匹を蹴り飛ばして間合いを詰める ) 6つ――7つッ! ( やはり、狙いは首。 倒れた鼠の首を遠慮なく踏み潰し、頭上を飛んで来た後続を見上げつカチ上げるように喉元へ一撃。 休養を挟んだ分、気力は兎も角体は軽い。 ) [Fri 20 Jul 2007 02:00:06][89]
◆フォウル@傭兵隊 > 部隊耐久力【5】 ( 実際はそんな幻想的なモンじゃない。 後方支援部隊が射掛ける火矢や、遠くベースキャンプで「処理されているもの」が生んだ火の粉が風に乗って舞い散るだけの。 それでも、夜間の戦闘に火種――視界を確保してくれるもの――が増えたのはありがたかった。 ) [Fri 20 Jul 2007 01:48:36]
お知らせ > フォウル@傭兵隊さんが入室されました。 『( 火色の雪 )』 [Fri 20 Jul 2007 01:43:07]
お知らせ > オケアノス@傭兵隊さんが帰りました。 『白雪は汝らの白き屍衣―踏み躙る草地は汝らの墳墓の地――』 [Fri 20 Jul 2007 01:14:54]
◆オケアノス@傭兵隊 > (吹き抜ける夜風が腐臭を運ぶ。同時に、遠い前線からの剣戟や怒号も乗せて――) ……明日は我が身。 (昨日の一戦で疲弊した所属傭兵部隊は、戦闘不能レベルの損害を受けた。 無傷のものよりも、怪我をしたものの方が多いのだ。 補充が来るのは明日――) ……ああ。 (鎮魂歌が聞こえる) [Fri 20 Jul 2007 01:13:54]
◆オケアノス@傭兵隊 > 騎乗の兵白刃を抜く、一騎また一騎。怒れる軍馬また嘶き 流血の狂宴に馳せ参ぜんとす ――ッ! (人の形をした皮の中からコロリと落ちる「それ」は、鼠だった。小さな鼠。 普段見慣れている鼠。 慌てて駆け出す鼠の姿を、思わず見送ってしまった。 …昨日相手をした鼠と違いすぎて、一瞬ぽかんとしてしまったのも事実で) …… あれも、大きくなったら、こんな(スコップの先で、鼠男の頭をつつく)になるんでしょうかね。 ――踏み潰しておけばよかった なんて、思いたくないものです。 [Fri 20 Jul 2007 01:04:45]
◆オケアノス@傭兵隊 > ――――私も、焼かれるんでしょうかね。( この荒らされた大地に横たわる自分を想像する。 血と臓腑に塗れ、どす黒く変色していく肉の合間を蛆が這い回り、仲間に踏みつけにされて、顔も、手も、足も、指もつぶされ――そこを土ごとスコップでかき集められて、憎き鼠の肉と溶け合い、ああ――最後は、火の中にくべられる) ――――……そこまでいくと、塵と人、どう違うのか問うても、答えはないでしょうね。 (スコップの柄を握りなおして) 整然たる炬火と――喇叭に応じ―… (人の形をした皮をスコップで掬う。 ――と) ……。 (皮の中がもぞりと動いた。) ―――! [Fri 20 Jul 2007 00:59:04]
◆オケアノス@傭兵隊 > (死体を火で焼く宗教があるのは、知っている。 だが、自分は其れを受け入れられない。 たとえ其れが「死体」の形をしていない「肉の塊」であったとしても。―――だが、鼠が運んでくる病や、ダニ、蚤のことを言われては、反対する声も少なかろう。 ……しかも率先しているのは、ホーリーシンボルを背負った白装束だという。 …パプテスからの反対もないのだろう。 だが、その淡々と「処理」をしていく様子は、鼠を相手にするよりも、恐ろしいものを見ているかのような気がして。 ――赤い炎に照らされた白外套の、なんと禍々しい事よ) [Fri 20 Jul 2007 00:50:37]
◆オケアノス@傭兵隊 > (そして、今宵の闇を照らすのは――人の肉だ。 此処より少し離れた場所では、魔術の力を借りてか、火薬の力を借りてか、死体を『料理』しているらしい。 ) ――――……。 (深い墓穴の中で、ぶすぶすと焼ける肉の匂いは、たまらなかった。 ――「嗅いだ事のある匂い」だったから() [Fri 20 Jul 2007 00:42:10]
◆オケアノス@傭兵隊 > 日西に傾き、リンデンの野に白雪霏霏(ひひ)ために人跡消え、血痕消ゆ。イーゼルの大河、冬のごとく暗澹として滾りて流る―――……(雪のちらつく戦場を歌った詩だ。 この大地に雪はないが――今なら、この詩の情景が分かる。 想像力に乏しい男でも、目の前に「それ」があれば、嫌でも分かってしまう。 台地に着きたてたスコップの上に両腕を乗せて、肩を落とした)深夜となるに及び戦鼓轟き、 リンデンの情景忽ち一変。 (昨日の鼠の断末魔がよみがえる) 戦鼓は、必殺の砲火を発して暗黒の夜景に照明を命ず。 (鼠達の赤い双眸が、一斉に此方を見た瞬間を思い出す。闇夜に灯る赤い光は、生命の灯火。 ―― 続く人の叫び声に、命の食い合いを見た) ――…… [Fri 20 Jul 2007 00:36:46]
◆オケアノス@傭兵隊 > (前線の移動した戦場は、羽虫の音と、腐臭に満ちていた。 土は鼠と人の血を吸って、掘り返しても掘り返しても、黒く汚れた土が見える。 ――今日一日で、この大地はどれだけの血を吸ったのだろう? ―――蛆虫と共に肉を荷台の上に載せる男は、終わりのみえない作業を前に、やや途方にくれていた) [Fri 20 Jul 2007 00:23:46]
◆オケアノス@傭兵隊 > (日が暮れて) [Fri 20 Jul 2007 00:20:41]
お知らせ > オケアノス@傭兵隊さんが来ました。 『(回復フェイズ―死体拾い)』 [Fri 20 Jul 2007 00:14:48]
お知らせ > リコ@自警団さんが帰りました。 『(部隊耐久力【2】:合計ダメージ【13】【+特技1】)』 [Thu 19 Jul 2007 23:08:18]
◆リコ@自警団 > (部隊耐久力【2】:与ダメージ【13】)( いっそこのまま、果て無き闘争でも繰り広げて、狂ってしまえれば楽なのかもしれない。 だが場が狂っている以上、逆に人間は正気を捨てられない。 一体俺たちは何をしているんだろうか、そんな一種奇妙な気だるさが流れる頃、退却のラッパが鳴り響く。 歩けるものは自力で、そうでないものは運ばれて、駄目なものは放置されて。 潮の引くように、退いて。 ) [Thu 19 Jul 2007 23:07:03]
◆リコ@自警団 > (部隊耐久力【2】:与ダメージ【13】)( 忘れろ。 今は忘れろ。 理想が現実に打ち砕かれるこの戦場では、もはやリコの正義など子供の戯言でしかないのだから。 ネズミ達を切り殺し、仲間たちとぶつかり合いながら、自身の無力さを嘆き、少女は無念の嗚咽を漏らした。 子供のように泣きじゃくりながら―――剣を振るい続けた。 ) [Thu 19 Jul 2007 22:57:03]
◆リコ@自警団 > (部隊耐久力【3】:与ダメージ【5】)( 不意に目前まで迫り来る鼠。 こちらは剣を振りぬいた態勢だ―――避けきれない。 瞬間、ばあんと剣先から魔力を放出し、強引に剣閃を作り出し、鼠の首を跳ね飛ばす。 すこし遅かったか、つう、と首筋から流れ出る血液にひやりと冷や汗を流す。 そう、これは訓練ではないのだ。 本当に、本当の、殺し合いなのだ。 その事実の再認識に緊張が高まると同時、頭がぐらぐらしそうな気分に陥る。 ) [Thu 19 Jul 2007 22:47:03][48]
◆リコ@自警団 > (部隊耐久力【4】:与ダメージ【1】)( 戦況はやや劣勢か。 多対多の戦闘において、大剣の使い道は専ら大雑把な攻撃に限られていく。 そこに細かな技と言うものはない。 叩き切り、薙ぎ払う。 向こうの数に押されて、それもうまくいかない。 気づけばリコも、一歩、また一歩と後退を強いられていた。 だがそれも、大きな戦局から言えばごくごく微々たる変化に過ぎない。 相手が何を思い、何を祈り、何を願い、何をして生きてきたのか。 いまはそれを全て忘れて。 ) [Thu 19 Jul 2007 22:37:09][14]
◆リコ@自警団 > (部隊耐久力【5】:与ダメージ【0】)( リコが掲げる正義は、護ること。 だから、掲げるためには何を護るのかを明確にしなければならなかった。 悪魔に言われ人に言われ、悩み、誤魔化し、気が晴れ、また悩み、そして少女は悩み続けていた。 ずべてを護れるのならばそれが最高だった。 だがそれは不可能。 どちらかを殺さなければどちらも死ぬ。 ならばどちらを選ぶのか。 ) くそ……ッ!! くそったれええええええええッ!!!! ( 少女は決めることもできず、ただいま自分が属する側の存在を護るために剣を振るう。 仲間と視線を合わせ、怒号を掛け合い、最前列のネズミから順番に殺害していく。 冷徹な機械とならなければ、少女の心は壊れてしまっていただろう。 ) [Thu 19 Jul 2007 22:27:02][31]
◆リコ@自警団 > ( 結論としては―――なんとも言えない、だった。 陣形をくみ、騎兵の後を追い剣を振るう歩兵。 リコは大剣を持ってその波に乗る。 ネズミ達を殺すために。 必要悪だという気はない。 この戦場に正義はない。 そして同時に悪もない。 悪意のないふたつの集団が、ただ助かりたい一心でお互いを削りあう。 ) でええええいッ!! ( ざぐんっ、と重たく骨を断ち、ネズミの屍を増やしていく。 悪夢よりおぞましいリアル。 ) [Thu 19 Jul 2007 22:17:27]
お知らせ > リコ@自警団さんが入室されました。 [Thu 19 Jul 2007 22:09:58]
お知らせ > ソレディー@ヴェイトス市軍さんが退室されました。 『(部隊耐久力【1】:与ダメージ【15】+【特技1】+【カタパルト2】)』 [Wed 18 Jul 2007 22:36:29]
◆ソレディー@ヴェイトス市軍 > (部隊耐久力【1】:与ダメージ【15】) ―――ちょっと、撤退だよー!? ( 戦争を知らない娘は、しんがりも知らない。 何をしているのかと… その声ははっきりと聞えなかったが、意図を察して飛び立つ人影に叫んだ ) ( 戻れば殺されると思う。 接近戦の心得の無い自分では、乱戦など無理だ。 引かれるままに駆けて、その笑顔に複雑そうに笑い返して ) ( 掴んで来た矢筒から、矢を抜いて弓につがえた ) ( ―――ラットマン・エースが目の前に立った時。 殺されるかもしれない… いや、殺されるだろうという、野生の勘と言っても良い部分での予感があった。 一対一であったなら。 ―――死の予感に恐怖したけれど、恐怖を感じない命の遣り取りと、果たしてどちらが恐ろしい事であるか ) ( 蠢く群れに打ち込む矢には、やはり手応えが無い ) [Wed 18 Jul 2007 22:33:28]
お知らせ > オケアノス@傭兵隊さんが退室されました。 『(傭兵もまた、踵を返して鼠の群れの中へと消えていく。―――逃げる友軍を援護するも―…)』 [Wed 18 Jul 2007 22:29:53]
◆オケアノス@傭兵隊 > (合図と共に、負傷した傭兵を抱えるもの。共に支えあって逃げるもの。――その傭兵や、市兵達を狙って襲い掛かってくる鼠。それぞれの鳴き声が響き渡る) ―――。 (空に消える友軍の一人に視線で頷き走り出す。 ――助けた女性の種族なんて、考える余裕がなかった。ただ、危なかったから助けた。その程度だ。 ―――ある程度引いたところで、彼女の手を離し) (「ありがとう!」) (傭兵は、無言で口元を吊上げ「笑う」事で返事とした。 ) [Wed 18 Jul 2007 22:28:53]
お知らせ > 五郎丸@民兵さんが帰りました。 『 部隊の半数以上は撤退出来ぬ儘に―――潰滅した。 』 [Wed 18 Jul 2007 22:26:35]
◆五郎丸@民兵 > 【 与ダメ計4 / 耐0(全滅) 】( 槍を伝う血、深々と内臓を穿つ。 ラッドマンの命が目の前で消えて行く……。 肩で大きく息を吐き、呼吸を整える。 ) はい、ならば此方の部隊が援護を……。 ( 傭兵の提案に頷くも、自分の部隊は既に限界だった。 ラッドマン達に大した打撃も与えられぬ儘。 地を揺らす―――黒い波に覆われ、散って往く兵士達。 一人の少女が発した礼の言葉は侍の耳に届いただろうか、自分の部隊を逃がす為に弓を構え侍は再び空へと。 ) お二人はお逃げ下さい。 某は―――戻ります故に。 ( 二人とは反対方向へと飛び出し、黒い波の中へと消えて行く。 ) [Wed 18 Jul 2007 22:25:29]
お知らせ > ラットマン・エースさんが帰りました。 『――ラットマン・エースは★4を残し、戦場の露となった。』 [Wed 18 Jul 2007 22:22:50]
◆ソレディー@ヴェイトス市軍 > ( それが味方なら、今は驚くまい。 傍らに降り立ち、また飛んだ人影を見送りながら。 矢を通して伝わる切り裂かれた感触に、ラットマン・エースがもう脅威ではないと判断した――― やった。 折れんばかりに力を込めていた矢から力を抜いて――― 予想だにしなかった咆哮に、思わずビクリと身体を凍らせた。 それは獣の断末魔か、それとも知性を持つ者の意地か ) ―――な…! ( 後衛だったはずの場所がにわかに騒がしくなり、すぐに最前線の様相を呈する。 弾き飛ばされた矢筒を持って来た兵士はどうなったろうか。 彼の運んで来た矢筒に手を伸ばし、弓に矢をつがえようとして、その手を捕まれた ) ( ホワイティアなのに助けてくれたと、夜目なのもあって咄嗟に考えるのはそんな事。 『撤退』 の声に、一度周囲を見回して――― 見回す間にも数歩分引き摺られて、すぐに、自分で立って走り出した。 カタパルトを運び出す余裕はなく、その戦線から人間が撤退すれば、一機落ちる事になるかもしれない ) ( 手を引かれ、走りながら。 …ラットマンの向こう側から助けてくれた彼も、上空から助けてくれた誰かも… その位置から、危険な状態にあるのがヴェイティアンだとは知らなかったのではないかと、ふと考える ) ( まだ戦場。 体勢を立て直して、すぐに戻る事になるのだろう。 話をしている暇も無いが、一言だけ ) ―――ありがとう! ( 戦争の中で掻き消されぬよう、声を張りあげた ) [Wed 18 Jul 2007 22:15:58]
◆オケアノス@傭兵隊 > 【部隊耐久力:0 合計ダメージ:16】(鼓膜を裂くが如く響き渡る悲鳴は、近くの鼠達への合図だったらしい。 ――――鼠達の悲鳴よりも、人間達の悲鳴の方が多くなる。 そして、エースを倒した傭兵たるオケアノス等にも、鼠達の敵意の視線が突き刺さり) ――――ッ!!! 撤退を!!! (男が「撤退」の二文字を叫ぶと同時。 撤退の合図を知らせる傭兵部隊長の喇叭が鳴った。――倒れた娘に手を差し伸べ、半ば引き摺るようにして、走り始める) [Wed 18 Jul 2007 21:59:58][39]
◆ラットマン・エース > ギイィィイィアアアァァアアア―――― スッッッ!! ( だが、最後にエースは吼えた。自分の声が届く範囲に居る全てのラットマンに向けて、目の前に居る人間を殺せ喰らえ蹂躙しろと。ラットマンはその声を聞き、一斉に襲い掛かる! ラットマン軍団は全ての部隊に対して攻撃し、部隊耐久力に1のダメージを与える。この発言の乱数がゾロ目だった場合は強烈な攻撃となり、ダメージは2になる。 ――果たして、窮鼠は猫を噛むか―――……ッ!? ) [Wed 18 Jul 2007 21:50:29][65]
◆ラットマン・エース > ( 攻撃の瞬間、エースの体が僅かによろめいた。足元のヴェイティアンの娘が突き刺した矢に力を篭めたせいだ。それによりラットマンの攻撃は僅かにぶれ、威力が更に削がれる。 ガギイイィイ ンッ!! 棍棒が振り下ろされた瞬間、金属音が鳴り響く。ラットマン・エースは気付いた、これは肉が潰れる音と感触では無い。よろめいた姿勢からの攻撃はその強烈な切り上げに対抗する事が出来ず、振り下ろしたラットマン・エースの右腕ごと切り刻まれた。棍棒を握ったままの拳が遠くでどさりと落ちる。エースは夜目が効くにも関わらず、目の前は暗くなり始めていた。 ) ギ…… ア、 ッ!!? ( そしてそれが止めとなった。五郎丸の放った槍の一撃は深くラットマン・エースの腹を貫き、オケアノスが切り開いた腹の傷を更に抉る。ごふ、と血を吐き、ぐらりと倒れていくラットマン・エース――………。 ) [Wed 18 Jul 2007 21:50:04]
◆五郎丸@民兵 > ( 肉を抉る嫌な手越えが槍を通して伝わって来た、傍目からでも致命傷と解るそれ……だが、其れでも尚両の脚で大地に踏み止まるラッドマンに、侍の心に戦慄が走った。 割り切らねば死ぬと言われた戦場、だがラッドマンとはいえ生き物。それが目の前で苦悶の声を上げている。 ) ―――お許しを。 ( 爪先より着地すれば、腰溜めに膝を折りその場より再び跳躍。 ラッドマンエースの横腹目掛け槍を繰り出さん。 三人に依る一斉攻撃。 ) [Wed 18 Jul 2007 21:43:51][70]
◆ソレディー@ヴェイトス市軍 > ( 身を起こして動き回るような余力は無く、ラットマン・エースの注意が逸らされなければ勝ち目は無かった。 それでも僅かに動く身体を防御でなく攻撃に使ったのは… それが父を殺した獣だからか、あるいはこれだけの仲間がいる状態でも、やはり 『ヴェイティアン』 は一人だからか ) ( 胸の内はともかく、その行動は良い方向へ繋がった。 ラットマン・エースは身を捻り、その腹を裂いて銀色の光が奔る。 父が持っているはずのないそれを手に息絶えた、剣の輝き。 おびただしい量の鮮血がまともに全身を濡らし、不慣れな状況を理解するのに一拍の時間を空けた後、我に返ってラットマン・エースの足に矢を突き刺した。 見上げれば、いつのまにか左手も矢に貫かれたラットマン・エースが剣の主に向けてだろうか、棍棒を振り上げていて――― ) ―――っこのぉおおおおおおっ! ( 刺したままの矢でその身体を引き摺り倒すように、力を込める。 細い腕、さして重くもない身体ではたかが知れているけれど ) [Wed 18 Jul 2007 21:33:42]
◆オケアノス@傭兵隊 > 【部隊耐久力:2 合計ダメージ:12】(鼠達はどうやら、弓兵達を殲滅する為に選ばれた者らしく、今まで切り伏せた鼠と同じだろうと、油断していた傭兵の一部が不意を突かれる形で、地面の上に転がった。)( 上がる悲鳴と怒号に混じって、オケアノスは鼠の血を浴びた。 生暖かく新しい血の匂いが、男の白い面を汚す。 更に、鼠への頭上からの一撃に気がついたのは、更に血を浴びてから。不快な悲鳴が間近で響き) ――――ウオオオォオオォオオォォオオォ!!! (真正面に鼠を見据え、振り下ろされる棍棒を剣の刃で迎えるように、こちらは鼠の左下から、右上へと、力任せに刃を走らせた!) [Wed 18 Jul 2007 21:21:56][34]
◆ラットマン・エース > ( 二人分の体重を弾き飛ばす事は敵わず、ソレディーへのダメージは幾分か分散された。 ) ――!! ( エースはオケアノスとソレディーの間に立っている。尻尾の一撃の重みを感じた時、ラットマン・エースは身体を捻った時に背後から接近していたオケアノスと、彼が突き出す刃の存在に気付いた。捻らせた体をよろけるように僅かに横に逸らし、その突きを避けようと試みる。が、やはり突然の攻撃だったせいで避けきることは出来ず、大剣はラットマン・エースの腹を大きく切り裂き、大量の血をばしゃりと零した。 ) ―― ヒギ イィッ! アアギギギギッ!! ( 次いで、顔面に迫る風を切る音に気付き、避ける事は出来ず咄嗟に棍棒を持っていない左手を掲げ、受け止めた。当然左手は貫かれてしまうが。 オケアノスと遠くの五郎丸に注意が逸れ、足元を突く攻撃には気付かなかった。気付いたのは、矢が足を貫いてからだ。 ) ギイィイイィイィイイッ!! ( 最早ラットマン・エースはくたばる寸前だった。それでも逃げようとせず棍棒を振り上げるのは、獣しての意地なのだろうか。 目の前に対峙するオケアノス目掛け、振り上げた棍棒を振り下ろす!しかし振り下ろす腕の肩には矢が突き刺さり、三人の攻撃によりその振り下ろす速度は決して早いものでは無い。 ) [Wed 18 Jul 2007 21:13:02]
◆五郎丸@民兵 > 【 与0 / 耐久力5→3 】( 援護射撃も、狙いもろくに定めずに放ったのでは威嚇射撃程度の効果しか上げられず。 そしてラットマンの雄叫びに呼応するかのよう、他の鼠達が此方の部隊へと殺到して来た。 直ぐさま、絶叫と血飛沫が彼方此方から聞こえる。 ラットマン達の指揮は高く、正面より押し込まれてしまう部隊、必死の防戦を強いられて。 ) ―――義により助太刀致しますッ。 ( 上空より、ラッドマンエース目掛けて弓――弭槍を横合いからエースの脳天目掛けて振るわんと。 ) [Wed 18 Jul 2007 21:01:31][14]
◆ソレディー@ヴェイトス市軍 > (部隊耐久力【2】:与ダメージ【15】) ( 射手の何人かはラットマン・エースへと狙いを定める。 けれど義勇兵の錬度は戦闘を生業にする者のそれには及ばず、狩りなどの腕はどうあれ戦場で十分に発揮されるものではないだろう。 ある者はただならぬ威嚇にひるみ、ある者は呼応したラットマン軍団に気を取られた ) ( 義勇兵の連携は… 特に危機に晒されているのが 『ヴェイティアン』 であればあって無いようなもの。 ラットマン・エースの攻撃が止められる事はなく、その尻尾の一振りは転んだ二人を直撃した。 正確には、一人とその後ろにいたもう一人を。 完全に倒れ込んでいた娘は、隣で膝を折っていた矢筒を運んで来た兵士に助けられる形になった。 弾き飛ばされた兵士の身体に潰されるような衝撃を受けながら、兵士の身体が自分の身体の上を転がって行った後も、そこにいる。 骨折などには至っていない。 ―――誰かが駆けて来る音を聞きながら、射るのを諦めた矢を握った ) ( 射る事ができなくても、それは刺さるようにできている武器だ。 ラットマン・エースの足に、突き刺そうとする。 尻尾の攻撃で、まだ距離が足りなければ、近付くのを待つしかないが ) [Wed 18 Jul 2007 20:56:11]
◆オケアノス@傭兵隊 > 【部隊耐久力:4 合計ダメージ:4】(弓兵達が集まっている所を狙われた所為か、迎撃体勢が整っているとは言い難いように見えた。 傭兵部隊長も其れを見越しての援軍指示だったのだろう。―――駆けつけた傭兵達の姿がちらほらと弓兵の傍に混じる頃。 チャリオット=オケアノスもその場に到着した。 ――まずは、目の前―― 倒れこんだ弓兵――ソレディーの傍へと、駆け寄ろう。 もしソレディーとオケアノスの間にラットマンエースが立ちふさがっているのならば、大剣の刃を地面と水平に構え、背後から串刺しにしようと突撃する。――居なかった場合は、弓兵の傍で体勢を整え、辺りの様子を伺う。――リーダーらしき鼠は確認できるだろうか?) [Wed 18 Jul 2007 20:47:35][88]
◆ラットマン・エース > ( ※訂正。乱数の数値が → 乱数の数値の一桁目が ) [Wed 18 Jul 2007 20:36:06]
◆ラットマン・エース > ( どうにか致命傷を免れたとは言え、周囲を敵に囲まれた状態で全ての攻撃を避けきる事はラットマン・エースとて出来ない。エースは近づくオケアノスや助太刀に入ろうとする五郎丸自身の姿にはまだ気付かないが、目立つ自分の姿を見て周囲の部隊が反応した事は判る。 ) ギイイィィィイゴエエェェェ―――ッ!! ( 片言ながらも人間の言葉を喋ったかと思えば、次はケダモノ染みた奇声を走りながら叫んだ。すると周囲のラットマン軍団がそれに呼応するかのような声を上げ、周囲の人間に果敢に襲い掛かるッ!! 乱数の数値が1、2、3だった場合、ソレディーの部隊にラットマンが襲い掛かり耐久力に1のダメージ。4、5、6ならばオケアノスの部隊、7、8、9ならば五郎丸の部隊に攻撃。0だった場合はラットマン軍団の攻撃は失敗し、ダメージ無し。 ) ギャアァァスッ! ( ソレディーの目の前にやってきたエースは不意に身体を捻り、矢筒を運んできた兵士ごと長い尻尾で弾き飛ばそうと! ) [Wed 18 Jul 2007 20:34:30][89]
◆五郎丸@民兵 > 【 部隊耐久力5 】( 襲われている娘と同じく後方よりの射撃にて参戦していた侍。 火矢を放つ手をはたと止め――。 ) アレは………拙いッ。 ( 視線の先には、同じ砲兵達が前線を突破した鼠に襲われている場面。 躊躇する事無く背の羽根を広げ大地を蹴る。 ) 助太刀に入りまする。 ( 他の兵が制止するも飛び出した侍。 指揮を執る傭兵は忌々しそうに叫んだ 「 傭兵隊の援護に入れッ」 と。 傭兵達に他の敵が接近せぬように――援護射撃を開始。 ) [Wed 18 Jul 2007 20:31:08][10]
お知らせ > 五郎丸@民兵さんが来ました。 『 放たれる火矢。 』 [Wed 18 Jul 2007 20:29:31]
◆ソレディー@ヴェイトス市軍 > (部隊耐久力【2】:与ダメージ【15】) ( 娘の声に反応した者もいれば、聞えていない者もいる。 攻撃は続き、カタパルトも人も機械的にその役割を果たし続けた。 無数に蹴散らされながら、ただ同数が湧いてくる事こそが脅威となる鼠達。 少なくとも後衛の位置からはそう見えてしまう 『たかが鼠の一匹』 など、取るに足らない存在だから ) ―――。 ( 周囲へと警戒を促した声の中で、矢はおばけ鼠の肩を射抜いた。 四足の獣なら上々と言えるかもしれないけれど、二足歩行ではあまり足しにならないと考える狩人は喜べない。 おまけに、身体能力が高いばかりでなく――― ) ぇ? ( そう、こいつには、知性がある。 獣相手にするような行動予測が、どこか外されるような危機感。 それを確認するような 『死ね』 の言葉 ) ( 驚いている暇も無い。 割って入った兵士はその一撃にあっけなく倒れ、接近を許せばただでは済まない。 弦に矢をつがえるものの十分に引く余裕は無く、踵を返して駆け出そうとしたところで、換えの矢筒を運んで来た兵士とぶつかった。 ―――森とは違う。 躓いて、勢い余って倒れ込む。 顔だけはどうにかラットマン・エースの方に向けながら ) [Wed 18 Jul 2007 20:25:54]
◆オケアノス@傭兵隊 > 【部隊耐久力5】(とある傭兵部隊長は、一部野鼠どもが前衛歩兵・騎馬隊の合間を縫って、突撃してくる鼠を捕捉していた。 傭兵部指揮官は、ヴェイトス市軍に援軍を送るべく、すばやく合図を送る。)(それに呼応したのは「チャリオット=オケアノス」を含む傭兵部隊だった。 彼らが到着するのは1T後―― だが、援軍に戻る間も、すれ違いざまの手土産に、ラットマン・エースに追従しているだろう鼠どもを、背後から切り倒そうではないか――判定開始) [Wed 18 Jul 2007 20:16:48][4]
◆ラットマン・エース > ( 放たれた矢は弓にもよるが時速にして200kmにもなり、棒立ちの状態から知覚してから回避するのは非常に困難である。だがしかし、「撃ってくる」と予め予測していた場合ならどうか。矢が放たれる瞬間ラットマン・エースは地面を蹴り横へと身体を泳がせる。それはラットマンの右肩に突き刺さり、しかし怯むこと無く尚も前進を続けようとした。ケダモノの反射神経を持ってしても避けきる事は出来なかったが、明らかに他のラットマンとは一線を画す存在であった。 しかも―― しかも、それだけではなかった。 ) D I E ! ! ( 多少発音が悪く聞き取り難かったかもしれないが、ラットマン・エースは確かに「死ねッ!」と叫んだのだ。そして棍棒を振り下ろし、眼前に居た哀れな兵士の頭を南瓜のように叩き潰した。そして尚もソレディーの方へと近づこうとする。エースの目的はソレディーでは無いが、受けた矢の傷みをお返ししたいようだ。このまま接近を許せば、次のターンにはソレディーの前へと立ちふさがるだろう。 ) [Wed 18 Jul 2007 20:09:55]
お知らせ > オケアノス@傭兵隊さんが入室されました。 『【参戦】【部隊耐久力5】』 [Wed 18 Jul 2007 20:08:56]
◆ソレディー@ヴェイトス市軍 > (部隊耐久力【3】:与ダメージ【9】) ( 父を殺した鼠達だ。 娘はそれを殺す事に、『なぜ?』 と疑問は抱かない。 喰うための狩りではないとしても、もう死んでしまった父は守らなければならない人だったのだから。 死んでしまったからと言って、害したものを殺さない理由にはならない。 地の果てまで追い詰めるとは言わないし、どこへ行ったのか分からなければわざわざ探しもしないだろう。 だけど、鼠達が目の届く範囲にいる以上、それは当然の事だった ) ( ただ、その規模と、そこに霞んでしまうかのような命の軽さ、手応えの無さに戸惑う。 当然の事をしていながら 『何をしているのだろう』 という漠然とした疑問が湧いては消えた ) ( 狩りの最中… 命の遣り取りの最中に、考え事に気を取られて戦いをおろそかにする事もありえない ) ( 眼は戦場を見回して、蠢く鼠達を追っている。 最前線とは距離を置いている後衛のポジション、突出してくる鼠――― それも大柄の鼠を見つける事は、難しくないだろう。 よく見える敵。 獲物と認めて狩る事のできる相手に、少しだけほっとしながら矢を射った ) ( エースとすぐに認められなかったのは、突出して来るまでの戦い振りを目にしていなかったからか。 今までは一直線に後衛を狙いに来る賢しい鼠も、簡単に射る事ができた。 それと同じ感覚で放たれた矢は、正確であるものの鋭さを欠いている ) ―――来てるッ! ( それは矢を放つのと同時に、仲間へ向けて発せられた緊張をはらんだ言葉。 その瞬間、睨む赤い目と、目が合った気がしたのだ。 今の矢では仕留められまいと、どこかで覚って。 すぐに次の矢へと指を絡めるが、慣れない乱射で疲れた腕は少し鈍い ) [Wed 18 Jul 2007 20:00:07][6]
◆ラットマン・エース > ( 奴はエース! ラットマン・エース!手にした棍棒を握りしめ、ぎらりと睨みつけるッ! ) [Wed 18 Jul 2007 19:51:59]
◆跳躍する影 > ( そいつは矢の嵐を避けるように。そいつはカタパルトから発射された油瓶を避けるように。仲間の鼠を盾にしながら、自分達に多大な被害を与えつつあるカタパルトを無力化させる為に地面を蹴る。 人の頭上を大きく飛び越えた鼠は、他のラットマンより体格が一回り大きい。 ) ッシャアァァ――ッ!! ( 人間達を威嚇するような奇声を上げ、再びカタパルトの――… ソレディーの方へと向かってくる! ※これは部隊の中枢を狙ったダイレクトアタックだ!周囲の戦闘は続きダメージ判定も引き続き行う事が出来るが、ソレディーとその周囲に居る兵士達はそれとは別にこの敵と戦わねばならない。 ) [Wed 18 Jul 2007 19:50:18]
お知らせ > 跳躍する影さんが来ました。 『炎の明かりに照らされながら、大きな影が躍り出た。』 [Wed 18 Jul 2007 19:42:35]
◆ソレディー@ヴェイトス市軍 > (部隊耐久力【4】:与ダメージ【2】) ( 入り乱れる戦場から少し外れた位置で油壺が砕け、火矢を受けて明るく燃え上がった。 合図の笛が吹かれる中、夜の帳が落ちた戦場ではにわかに戦闘が激しさを増してくる。 すぐに ぎちぎちぎち と、台車の上の大匙が軋みながら引かれて。 あらん限りの声で張り上げられる指示に従って、方角しか考えずに矢を放つ。 味方の損害を危惧するという意識があるのか怪しい鼠達のがむしゃらな移動を、それで逸らせるのも難しいのだけど。 それでも多少は効果があるのか、矢の雨を避けて固まった鼠の一団を、今度は大岩が襲った。 ―――その中に一人、戦場で敵しか見えず、方位を見失って流れていった仲間がいたことなどお構いなしだ。 どちらにせよ囲まれて殺された、だから、いいのか ) [Wed 18 Jul 2007 19:37:14][47]
◆ソレディー@ヴェイトス市軍 > (部隊耐久力【5】) ( 防疫にも気をつかうようになっている。 薬草の煎じてある水で手を洗い、顔や鎧を簡単に拭いて。 まだ転がったままの、主におばけ鼠の死骸を一度振り返ってから、大きな車の方へと足を進める ) ( 一見大雑把な造りのそれは、台車の上に巨大なさじを乗せたような形の、物を投げる機械。 カタパルト。 油壺や大岩を鼠達の中に放り込む、その狙いをつけやすいように火矢で照らし導いたり、鼠達を追い込むのがここに集められた射手の役割だ ) ( 昨日からいくらか前に進んでいる… という事は、市軍が鼠達を押し返しているのか。 この場に限った事で戦況全体の事はやはり分からないのだけれど、そんな事からしか、戦況を感じられない ) ( ガタタンッ! と大きな音を立てて、油壺を放り投げた台車の上の大匙が揺れた。 配置に戻った者から、もう矢を放ち始めている。 ―――この機械がまた見事に、狩りの… 殺しの、手応えを感じさせない ) [Wed 18 Jul 2007 19:24:31][62]
◆ソレディー@ヴェイトス市軍 > ( 娘の配属された部隊は、弓を扱える者を中心に編成されているという都合、その人員が種族的な問題で多少雑に扱われてしまうかもしれない者で構成されていても、最前線で戦わされる事は無い。 正規軍人や専門の戦闘集団がまだまだ元気な今、主な役割は小間使い的なものが多かった。 もっとも、それも鼠達の攻勢が弱まる日中の話。 日が沈んでしまえば… もうじき、そんな余裕は無くなる ) ( 『ヴェイティアン』 隊内で定着してしまった呼び名で呼ばれ、引き摺ってきた死体を台車に載せるまでの間無視してから、そちらへ顔を向けた。 急な開戦から数日、物資も充実してきて、後衛の義勇兵にも武具がまわってきた。 呼んでいる彼と、自分の着ている革鎧は同じ形。 同じ市軍の模様が描かれている。 『これでどさくさに紛れて殺されることはないだろう』 タイチョウは冗談めかしてそう言ったけれど、殺されはしないまでも、呼び名にも現れる垣根をそう簡単に取り払ってくれることもないようだった ) ( そろそろ、悠長に死体を片付けている余裕は無くなるのだろう ) [Wed 18 Jul 2007 19:11:12]
◆ソレディー@ヴェイトス市軍 > ( 一義勇兵に分かる必要などないのかもしれないけれど、娘にとっては何もかも、スケールの違い過ぎる世界だった ) ( 一日一匹獲物を狩れれば、それで飢えて死んでしまう心配は無い。 狩りのできない日もあるだろうし、保存する分などを考えると多少余分に獲っておいてもいいかもしれないが、それにしたって数匹狩れれば事足りる。 狩り過ぎても無駄にしかならないし、それは森ではルール違反だ ) ( 一体何匹いるというのか。 群れを見てぱっと数を把握する能力は、狩人としてそれなりのものを持っているはずなのに。 押し寄せてくる鼠達の数と、そこらに転がる鼠達の数がどうも一致しない気がする。 累々と連なり大地を埋めて、日々焼かれる死骸死骸死骸… ―――自分が属しているはずの側からも死者は出ているし、数は減っているはずなのに、それすら実感できないから 『終わらないのでは』 などという錯覚まで抱いてしまう ) [Wed 18 Jul 2007 18:48:36]
お知らせ > ソレディー@ヴェイトス市軍さんが入室されました。 『( 『戦況』 というのが分からない )』 [Wed 18 Jul 2007 18:37:21]
お知らせ > アレックス@騎士修道会さんが退室されました。 『部隊耐久力:【2】 与ダメージ:4+1+8【13】 ボーナス:部隊+2 火炎瓶・カタパルト』 [Wed 18 Jul 2007 02:44:34]
◆アレックス@騎士修道会 > 【部隊耐久力3】:与ダメージ【1】:累積ダメージ【5】 ( 部隊の運用その物が守りに入っているとは言え、負傷した味方を庇い矢面に立つのだから前衛の損耗も激しく、また負傷者を回収し、応急処置を施して後退を促し、さらに遺体を回収する後衛も過酷な労働。 基本的に戦線を繋ぐ役目を担う部隊運用であるため負傷者の回収と、後続の到着がするまでが勝負―― 押し切れず、また押し切られもしないじりじりとしたこう着状態に陥った折、後方から回収が終わり、後続が到着した合図である角笛が吹き鳴らされる。 死骸に足を取られバランスを崩した兵へと襲い掛かるラットマンを横合いから串刺しにした剣を引き抜き、血塗れた剣を振り上げる ) 撤収するッ!放て――ッ! ( 檄と共に剣を振り下ろせば、回収を終えた異形の後衛が次々に配られた火炎瓶を投げ前衛の脱出をサポートし、さらに角笛に呼応し、後方よりのカタパルトによる投擲が開始され ラットマンの頭が押さえられている間に部隊は撤収する。 ) [Wed 18 Jul 2007 02:32:23][78]
◆アレックス@騎士修道会 > 【部隊耐久力4】:与ダメージ【4】:累積ダメージ【4】ッ・・・・・・っく !( ゴシャッ、と鈍い手応え―― ガントレット越しに楔剣が頭蓋を貫く感触に引き攣った顔を一瞬顰め、蹴り倒し様に臓物と共に剣を引き抜く。 感傷に浸る暇が惜しい。 思考に余力を裂けば処理能力が落ちる。 その寸陰が惜しい。 盾である自分達の戦いは自分達の処理能力との戦いだ。 敵味方入り乱れる乱戦の中、負傷者をフォローしきれなければ戦死者は増え、貴重な戦力を失うばかりか共に戦った同胞が疫病の元凶と化し、眼に見える脅威として襲い掛かる鼠の群れよりも大きな脅威を生んでしまう。 言ってしまえば自分達の戦いは眼に見える敵を打ち倒す事が目的ではなく、眼に見えぬ疫病という敵と戦う事。 敵を打ち倒す事は騎士団、傭兵団、其々の専門家達に任せておけば良い。 剣を引き抜く暇に襲い掛かるラットマンを盾で打ち払い、モーニングスターを叩き付けた同胞と一瞬視線を交差させ、またお互い別の目標へと狙いを定め、武器を振るう。 ) 相手は獣です。連携を密に!もっと火をッ! [Wed 18 Jul 2007 01:56:57][61]
◆アレックス@騎士修道会 > 【部隊耐久力5】( 前衛である聖堂騎士達が矢面に立ち、戦線を維持している間に後衛であるペスト医達 ―― 覆面や皮の衣装は感染症への対処であって、実際に医者であるとは限らないが―― が負傷者・戦死者の回収作業を行う。 攻める為の矛ではなく、守る為の盾として機能する部隊として、彼らは戦場に立っていた。 ) 我々は味方だ――! 我々が食い止める間に負傷した者は後方へッ ( が、この暗がりの中、頼りない火矢の灯りを頼りにする乱戦の最中では十分に機能できているとは言いがたい。 既にペスト医をラットマンと見間違え、抵抗した負傷者達により、回収班に負傷者が出ている。 一番最初の負傷者が同士討ちという現実は苦々しい。 思う様に回収作業が進まない苛立ちをぶつけるように、白い外套に身を包んだアレッサンドラ・クレメンテは躍りかかるラットマンの腹に細剣を付き立て、逆手に握り替えたスティレットを苦痛にもがく脳天に叩き込んだ。 ) [Wed 18 Jul 2007 01:30:20][4]
◆アレックス@騎士修道会 > ( 約半数の戦力を削り落としたラットマンの群れへ市軍と共に立ち向かい、手にしたモーニングスターや十字剣を振るって敵の戦線を切り裂いていく騎士達の後ろに控えるのは全身を皮の衣服で覆い、嘴のような突起を持つ鳥の顔を模したような奇怪なマスクを身につけた異形―― 彼らはペスト医と呼ばれる医師達である。 彼らの身に着けた覆面の鳥の嘴のような物は鼻であり、中には香の強いハーブが詰められている。 要するにガスマスクのようなものだと思ってもらえば想像しやすいだろう。 彼らは前衛である聖堂騎士の後方に位置し、彼らが武力により前線を推し進めるに従い、脱落した負傷者や戦死者を回収し、担ぎ出してゆく―― その部隊はそのように機能していた。 ) [Wed 18 Jul 2007 01:02:55]
◆アレックス@騎士修道会 > ( その集団は様々な種族や文化圏の者が集うヴェイトス市混成軍の中で一際異様であった。 まず、白い外套や盾に赤くパプテスのホーリーシンボルを施した戦士達。 彼らは大聖堂より派遣された聖堂騎士―― 神と教会に仕える修道士でありながら、聖地と巡礼者達の守護に当たる戦士達。 後方より放たれ、何か工夫でもあるのかゆっくりと降りてくる火矢の灯りに照らされる同じ白外套を纏った武装集団はそれだけで異様だが、なお異様なのは 彼らの後ろに付き従う者達。 ) [Wed 18 Jul 2007 00:46:27]
お知らせ > アレックス@騎士修道会さんが入室されました。 『異様な集団が戦場を行く。』 [Wed 18 Jul 2007 00:45:42]
お知らせ > フォウル@傭兵隊さんが帰りました。 『与ダメージ【16】+補正値【3】→19/部隊耐久力【2】』 [Tue 17 Jul 2007 13:54:59]
◆フォウル@傭兵隊 > 与ダメージ【5】>部隊耐久力【2】 ( 入り乱れる戦列を肌で感じ取りながら、足に止めた得物を抜き放つ。 ――駆け寄って来る味方を助ける、そんなカッコイイもんじゃない。 ただ死にたくないから――自分が生き残る、それだけの為に ) あああああああッ!! ( 崩壊する戦線の中に、他の傭兵達と同じように飛び込んだ。 ) [Tue 17 Jul 2007 13:53:17]
◆フォウル@傭兵隊 > 与ダメージ【3】>部隊耐久力【3】 ( 大きく前線が揺らぐと同時に殺到する悪臭。 昨晩から爆雷を矢を射かけられ、斬りつけられ――餌にありつけずにいた鼠人間達の、旺盛な食欲を微塵も隠さぬ双眸が爛々と輝いている。 言葉がなくとも、何より雄弁にオマエをクワセロと語っている。 荒波に押し流される樹木のように人が倒れる。 その頭を踏み砕く音が切り取られた世界の中で鮮明に聞こえた。 浮き足立ち、こちら側へと逃げてくる「味方」の顔が恐怖に歪んでいるのが、見える ) [Tue 17 Jul 2007 13:49:06][15]
◆フォウル@傭兵隊 > ( 荷車の上に亡骸が積み重ねられるのと同時に、どっと人垣が崩れた ) [Tue 17 Jul 2007 13:40:20][3]
◆フォウル@傭兵隊 > 与ダメージ【8】>部隊耐久力【4】 ……。 ( ――こんなもの放っておけ。 こんなものを運ぶ暇があるなら一匹でも多くあいつらを******** ) …。 ( 一匹でも多くあいつらを**** そうしないと 俺達の方が ) ………。 ( ***** )( 夕べのキャンプでの話が不意に頭に浮かぶ。 「能力の向上」――こんな処で強くなった自分なんか、実感する余裕なんかあるものか! ) ――っ!! ( 台車の上に「同志」を、半ば投げ落とすようにして放り出す。 今の俺は昨日の彼が言うキタナイもの、に違いない ) [Tue 17 Jul 2007 13:36:23]
◆フォウル@傭兵隊 > 部隊耐久力【5】( ひと際高く人のものではない絶叫が聞こえた。 ――距離的にはそう遠くないはずなのに、別の世界の出来事のようにそれは現実味がない。 世界から切り離されたかのようにスコップで零れたものを掬い、時に崩れかけの人体をそのまま担ぎ上げては積み上げる。 ――伝わる亡骸の感触や悪臭の生々しさが目を、鼻を逸らさせてはくれなくて、「淡々と」とは到底言えない。 肩を貸す形で背負っていた命の抜け殻がずり落ちかけて慌てて担ぎ直し、全身総毛立って取り落としそうになる。 さっきからそんな事の繰り返しだ。 ) [Tue 17 Jul 2007 13:25:57][48]
◆フォウル@傭兵隊 > ( 無造作に転がった骸の山々をかき集める間にも、少し離れた所では命のやりとりが行われている。 ――彼らの当座の任務は時間稼ぎだ。 つまり、こっちの「掃除組」が味方と敵と、どっちのだか分からなくなったモツやらパーツやらを積めるだけ積んで撤収するまでの壁役。 ) ( 血――泥――臓物――千切れた腕。 機械的にそれらを集める間、強く強く奥歯を噛み締める。 そうしないと、こんなもの放っておけと今にも叫び出してしまいそうだった ) [Tue 17 Jul 2007 13:13:59]
◆フォウル@傭兵隊 > ( ラットマンの目的は、食料。 そして奴等は人の屍肉すら喰らうというのだから、ましてやソレが昨日までの同志とあれば尚の事。 ――わざわざ敵に無償で「飯」まで提供してやる理由などどこにも無い。 ) ううっ……っ………っっ ( 夏の事だ。 一日放置されたタンパク質の臭いは酷く、マスク代わりに支給された布で口と鼻を覆っても何の役にも立ってない。 ) [Tue 17 Jul 2007 13:05:43]
◆フォウル@傭兵隊 > ( 傭兵隊から提案されたというその意見は、至極もっともなものだった ) [Tue 17 Jul 2007 12:59:00]
お知らせ > フォウル@傭兵隊さんが入室されました。 『( 7/17 日中 )』 [Tue 17 Jul 2007 12:57:37]
お知らせ > マリベル@紅鱗騎士団さんが帰りました。 『初実戦・・・何度か無事に終わった。(部隊耐久力【2】:与ダメージ【13】)』 [Tue 17 Jul 2007 00:48:10]
お知らせ > アイリ@紅鱗騎士団さんが帰りました。 『 部隊耐久力【2】:与ダメージ【17】+【各種ボーナス計6】=23 』 [Tue 17 Jul 2007 00:44:44]
◆マリベル@紅鱗騎士団 > (部隊耐久力【2】:与ダメージ【13】) そ、そう。それでいいですから・・・。 (馬を撫でてやりながら落ち着きを取り戻させる。 戦場での落馬はそれだけで死に繋がると言っていい、それだけに馬の扱いは最重要。落ち着きを取り戻したを馬を感じれば、溜め息。 それとほぼ同時に撤収の合図と叫び声。) て、撤収・・・。お、終わりましたのね・・・。 ―――ぁっ!? (まさのその一瞬の油断。気付くのが遅れた・・・一匹の鼠。 迫ってくる鼠の頭が横から現れた紅い拳に叩き潰される。) ア、アイリ様!? ――た、助かりました・・・ありがとうございますわ。・・・だ、大丈夫です、て・・・撤収ですわねッ? (若干声を震わせながらも聞きながら、手綱を引き馬を二本足で立たせ反転。 アイリの馬と同じ方向に馬を向かせ・・・撤退準備。) [Tue 17 Jul 2007 00:44:04][9]
◆アイリ@紅鱗騎士団 > (部隊耐久力【2】:与ダメージ【17】)( だいぶ蹴散らしたと見て良いだろう。 この人数の騎士が片端から叩けば相応の結果は出る。 まだ余力を感じるくらいで良い。 先の長い戦いになるし、自分が「まだ余裕がある」と感じる段階でも随員達や年齢的な問題でスタミナの無い騎士団監督などにとっては十分苦しいかもしれない。 馬の腹を蹴って手綱を引き、方向転換する。 ) よし、総員撤収!! 撤収!!! ( 長剣を高く掲げて合図を送り、声を張り上げる。 こういう時、自分の高い声は低い唸り声や鈍い打音の中でも聞き取りやすくて良い。 騎士達が気付いて向きを変える中、マリエベリーを視界に入れて馬を走らせ、彼女に近付く鼠の頭を叩き砕いた。 ) ――――よくやりました。 走れますね? [Tue 17 Jul 2007 00:17:32]
◆マリベル@紅鱗騎士団 > (部隊耐久力【3】:与ダメージ【6】)(奇しくも放った矢は向かってきた鼠を射抜き絶命させる。 はぁぁ、と肩を上下させ自分が射抜いた鼠を見下ろす。 何だろう・・・まだこの位では平気な筈なのに・・・息が上がる。 その時、前方からの怒号に無理矢理、戦闘へ意識を集中させられる。) はぁっ・・・はぁっ・・・はぁっ・・・は、はいっ!! (少しずつ、馬を後退させながら、乗り手に感化されたのか、愛馬も急に落ち着きが無くなった。そう、この子も戦闘は初めてだ。) お、落ち着いてッ ゆ、ゆっくりでいいですから!! (馬を必死に宥めながら引き絞った弓をリリースする。先程よりも軌道が低く前衛達のすれすれを飛び抜けていくのは・・・やはり動揺しているのだろう。) [Tue 17 Jul 2007 00:10:40][47]
◆アイリ@紅鱗騎士団 > (部隊耐久力【3】:与ダメージ【11】) 後衛、ラインを下げなさい!! 無理に手を出そうとしなくて良いッ!! ( 敵を全滅させる事など不可能なのだ。 それに攻撃は今日いっぱいではない。 動ける限り繰り返し繰り返し、何日も戦うことになるだろう。 致命傷を負わないこともプロの仕事だ。 ) 各騎、戦闘継続しつつ撤退準備!! 長丁場を覚悟しなさい! ( こう乱戦では手を休める暇も無い。 一匹一匹は取るに足らない雑兵だが、連中は人間の常識とは無縁ようだ。 馬に噛み付いたりよじ登ってこようとしたりするヤツを蹴り落とし、囲まれないように駆け抜け、また方向転換して突撃を繰り返す。 馬や騎士達のスタミナも心配だ。 特に体力の無い上に初の実戦になるマリエベリーが無茶しないうちに撤退命令を出して離脱しよう。 ) はぁぁッ!!! ( 正面からよじ登ってきた鼠獣人に兜の全面で頭突きを食らわした。 ) [Mon 16 Jul 2007 23:43:57][76]
◆マリベル@紅鱗騎士団 > (部隊耐久力【4】:与ダメージ【3】) ――ッ!? (次の矢筒の2射目を引き絞った時だ。 数匹、戦闘網を掻い潜り、前衛達の斬撃を潜り抜けて来た鼠の兵。 そのうちの一匹と、目があった。) ――ヒッ!? (いや、本当に目があったかは定かではないが見られた気がした。 その瞬間、戦慄した。全身の毛が逆立つ感触。命と命のやり取り、実戦を感じ。) ッ・・・ッッ!!! (向かってくる鼠に狙いを定めようとする手が震える。それを必死に抑え・・・。) 落ち着いて。落ち着いて。落ち着いて・・・!! (ドシュ!! 矢を放つ! [Mon 16 Jul 2007 23:35:23][83]
◆アイリ@紅鱗騎士団 > (部隊耐久力【4】:与ダメージ【2】)( 怒号、奇声、馬の駆ける蹄の音。 振り下ろす剣が固いものを叩き砕く感触、視界の向こうで後方からの矢に貫かれて倒れる鼠獣人の姿。 鎧兜の重み、一定のリズムで兜の中に響く自分の息遣い。 無茶苦茶に思考を分断しそうになる要素の一切を頭から切り離し、ただ目の前に立ちはだかる敵を片端から斬りつける。 乱戦というのはいつもこうだ。 始まってしまえばあれこれと余計な事を考える時間などない。 ただ鍛錬した身体と心を機能させ、終わるまで続けるだけだ。 もっとも、指揮官という立場上、全体を常に見て撤退の準備もしなければならないが――――。 ) ATTACK!!! ( 斜め下から掬い上げるようにして、長剣を振り抜いた。 ) [Mon 16 Jul 2007 23:10:47][9]
◆マリベル@紅鱗騎士団 > (部隊耐久力【5】:与ダメージ【0】) (アイリ達が敵陣に切り込んでしまえば、更に狙うのはその先。 集団戦の弓の役目と言うのは、前衛より更にその先を狙い数を減らし前衛にかかる負担を極力減らす。 地味なものだが、重要な部分だ。) 皆さん、次の矢筒です!! (自分の矢筒を空にすれば次の矢筒を用意する、と同時に共に後衛の他の三人にも矢筒を配って回るり・・・再び矢を引き絞る。その繰り返しだ。 敵が眼前に迫ってくるまでは、只管矢を射り続ける。) ―――ええぃッ! (キュンッ!、と弦の風切り音が耳の傍で響いた。 [Mon 16 Jul 2007 23:02:43][3]
◆アイリ@紅鱗騎士団 > (部隊耐久力【5】:与ダメージ【0】) ( 敵の数をいちいち数えるのが馬鹿馬鹿しい。 暗闇の向こう、騎馬で風を切って疾走しながら兜越しに聞こえてくるのは声だか音だか分からない、くぐもった唸り。 一匹一匹の鼠顔が見えるか見えないかのタイミングで、速度を落とさず敵陣に網を放り込んだ。 身動きが取れなくなったものは無視、若しくは馬で踏み拉いてしまえば良い。 投擲したバトルネットの効果を確かめずにもう1つのネットに手をかけた。 方々で騎士達もときの声を上げて戦闘を開始している。 ) 全軍抜刀!全軍突撃! 紅鱗騎士団の猛きを見よッ!! ( 2つ目のバトルネットを放り、長剣を鞘から引き抜いた。 ) [Mon 16 Jul 2007 22:39:47][62]
◆マリベル@紅鱗騎士団 > (アイリの声に合わせ、矢とあてがった弓を構える。) 了解!! マリエベリー、射撃開始します!! (アイリが号令と共に敵に突っ込んでいく。それと同時に引き絞った弓から矢を放つ! 描くのは放物線、突撃したアイリ達の頭上を飛越え、鼠の大群に消える。) 第2射!! (すぐさま、腰につけた矢筒から次矢を抜き、弓を引き絞る。胸元まで引き絞ったならすぐさま矢をリリース。狙う必要は無い、あれだけの群れなら狙わずともどれかに当たる・・・気を付けるのは味方に当てないよう放物線を描く距離を調節しながら数を射ることだけ!) 射ッ!!! [Mon 16 Jul 2007 22:29:41]
◆アイリ@紅鱗騎士団 > (部隊耐久力【5】:与ダメージ【0】) 前衛、戦闘網用意!! 後衛は各個射撃援護準備、弓構えーッ!! 全軍突撃!!! ( 兜の面当て半分だけ下ろしてロックする。 敵の主な武装は手持ち武器だというし、馬上まで届く飛び道具の存在はまだ聞かない。 2足歩行のようだが、特に馬などに騎乗する様子もなく、はっきり言って数以外の面では此方が有利。蹴散らすのみだ。 事前に用意した戦闘用の投網は自分と騎士二人が各々2つづつ、合計6組馬に積んでいる。 どれだけの数を絡めとれるかは分からないが、手数減らしとしては有効な手段だろう。 相手は群がるばかりの烏合の衆だ。 右手で手綱を、左手にネットを掴んで馬の腹を蹴る。 ) ドラグレッド、貴方の初陣です。 共に駆け抜けましょう!! ( 赤毛の騎馬が嘶き、先陣を切って駆け出した。 ) [Mon 16 Jul 2007 22:12:53]
◆マリベル@紅鱗騎士団 > (部隊耐久力【5】:与ダメージ【0】) (並ぶ騎馬の内の一つ。 白馬に跨る軽装の少女。 横に並ぶのは騎士監督と紋章長、随員A。後方支援を負かされている面子だ。 今回、前線に出るのは許されなかったが・・・それも自分の実力を鑑みれば納得できる。自分の実力不足・・・唯それだけのこと。 故に今回は、弓での支援。背負った弓が今回の自分の・・・武器。) ――解りましたわ。全員に御武運を。 (大量の鼠の化物を前にして、落ち着きの無い愛馬をなだめながら・・・アイリの号令に頷く。 この作戦が上手くいけばそれなりの戦果を挙げれると思うのだが・・・果たして、どうなるか。) [Mon 16 Jul 2007 22:03:13]
お知らせ > マリベル@紅鱗騎士団さんが来ました。 『これが・・・戦争、ですのね。』 [Mon 16 Jul 2007 21:48:08]
◆アイリ@紅鱗騎士団 > (部隊耐久力【5】:与ダメージ【0】)( 並ぶ騎馬の数は7。 団長、アイリーン・アルベントと大柄な正騎士が二人、壮年の騎士団監督と紋章長も現役時代からのフルプレートに身を包んでいる。 随員の二人は見習い騎士だが、今回に限っては騎馬の使用を許可している。 もっとも彼らには長剣や騎士鎧の着用は許可していないし、後方からの弓による射撃援護に留まらせる。 キャンプの維持が二人の主な仕事ではあるが、実戦経験を今から少しでも積んでおいて悪い事などない。 覚悟や危機感というものはそうして身に着けていくものだ。 ) では5分後、敵陣に突入します。 作戦通りいきましょう。 ( 暗闇の向こう、地平から蠢く姿が肉眼でもようやく見えてきた。あれが全ておぞましい鼠の怪物だというのだから事態の急はリアリティを帯びてくる。 全てを食い止めるなど現実的な話ではない。 だがこの地道な戦いも必ず意味のあるものだ。 ) [Mon 16 Jul 2007 21:38:17]
お知らせ > アイリ@紅鱗騎士団さんが入室されました。 『 馬上、遠方に敵勢力を確認―――。 』 [Mon 16 Jul 2007 21:26:55]
お知らせ > オケアノス@傭兵隊さんが退室されました。 『【部隊耐久力/1】【ダメージ3+ボーナス1=4】』 [Mon 16 Jul 2007 20:54:44]
◆オケアノス@傭兵隊 > ――なん、だ、脅かさないでくださ…(ほっとした所為で、力が抜けたらしい、あっさりと足をとられ) いっ…………?! (派手に転がる男)( この瞬間、だけ! 死体回収を言い出した部隊長に感謝した。 もし、今日の作業がなかったら、腐った死体の中に顔を突っ込む事になっただろうから。) [Mon 16 Jul 2007 20:53:46]
お知らせ > オケアノス@傭兵隊さんが入室されました。 『(慌てて駆け寄ってきた未熟な傭兵の面を見て、笑う同僚の顔を見たら)』 [Mon 16 Jul 2007 20:50:08]
◆オケアノス@傭兵隊 > (あらん限りの声をあげて、同僚に注意を促す。 背中に背負った大剣に手をかけ、全力で駆けるも――間に合わない!) ――っ!! (あわや、と。思ったその瞬間―― ) ――――…あ。 (同僚はしっかりと気がついていたらしい。 自分よりも手練の傭兵は、あっさりと腰から刃を抜き放つと、振り向きざまに一閃。 ――死体の匂いにつられてきた、はぐれ鼠はその瞬間に彼の掘った墓穴の中に叩き落された) [Mon 16 Jul 2007 20:46:32]
◆オケアノス@傭兵隊 > (腐った肉は、既に「死体」として持ち上げるよりも、こうしてスコップで掬うほうがはやい。 筋と骨がプチプチとちぎれる手応えに顔をしかめたのも最初だけ。 ざくざくと1.5体分の死体を荷台に積み上げた。 0.5はどっかに混じってしまったか、或いは既に『食われたか』 …ふす、と溜息をつく。) …せめて――… 餌を片付けられた鼠が、ヴェイトス侵攻をあきらめてくれるよう祈りましょうか。( ――と、 この肉を埋める為の墓穴も掘り終わったらしい。 遠くでひらひらと手をふる同僚が見えた。揺れる松明の火が――) …… ? (その火の向こう。 宵闇を見渡す己の双眸が、昨日よく見た「色」を見つけた。 …ぽつんぽつん、と二つ。 松明の火が照らす外に) ――― 後ろー!!! (荷台を放って、慌てて駆け出す。同僚の背後から、静かに近寄る赤い光――鼠の目) [Mon 16 Jul 2007 20:38:08]
◆オケアノス@傭兵隊 > (部隊耐久力【1】 与ダメ【3】 )(ops―…チェックが入っていたので、判定扱いにします) ……食べていただいた方が、いっその事―…(色々な意味で楽だと思った。 額の汗を拭って、スコップを地面に突きたて、肩を落とす)(最初こそ死体に対する追悼の念もあって、丁寧に葬っていたが、移動した前線の後を辿るにつれ、その気持ちも薄くなる。 …更に鼠の死体も混じっているのだ。 徐々に「死体」ではなく「肉屑」として見るようになった。 それに、死んでいるのは傭兵だけではない。フリーの用心棒から、騎士まで参加している今回の討伐騒ぎ。 ――自然と顔を知らぬ『誰か』の死体を扱う事が多くなる。 その割合が増えるに従い、「追悼」ではなく「作業」になる死体回収――…) ……うらむべきは鼠か (スコップを持ち上げ、地面の上に広がる肉屑の下へ差し入れ) 給料に目がくらんだ、部隊長殿かっ!!!( 荷台の上に放った) [Mon 16 Jul 2007 20:25:21]
◆オケアノス@傭兵隊 > (前日の戦闘で疲弊した自分の部隊は、後方支援へまわされた。 ――減った傭兵の補充は明日になるそうだ。 自分のような比較的無傷な傭兵は――…) ……… うっぷ。 (腐肉に塗れての回収作業に回されていた。 季節柄、腐るのも早い。―― 一日天日に晒され死体は、既に形を失い始めていた。 ) [Mon 16 Jul 2007 20:11:12][3]
お知らせ > オケアノス@傭兵隊さんが入室されました。 『(部隊耐久力【2】)』 [Mon 16 Jul 2007 20:03:58]
お知らせ > リコ@自警団さんが帰りました。 『(部隊耐久力【2】:合計ダメージ【9】【+特技1】)』 [Mon 16 Jul 2007 17:17:50]
◆リコ@自警団 > (部隊耐久力【2】:与ダメージ【9】)( 正しいとも間違っているともいえない、困った問題。 だが事態はいつだって、問題を解決する前に始まっていて、その最中に答えが出ることは稀で、終わったあとにも出てこないことはいつもで、今回もまたそれだ。 )( 撤退の声高らかに、態勢を立て直すために部隊は退いていく。 戦場に何か残してきたような気分ながらも、撤退のほかに道はなくて。 ) [Mon 16 Jul 2007 17:17:08]
◆リコ@自警団 > (部隊耐久力【2】:与ダメージ【9】)( 鼠人間たちを街まで進ませてしまえば、街は滅んでしまうかもしれない。 それを護ることは正しいはずだ。 だが、鼠人間たちの視点からすれば生きるために攻め入ることは正しいことだ。 ―――どちらが正しいのだろうか。 リコはわからない。 わからないまま、たぎった熱に突き動かされて、区別の付かない鼠の群を、すこしずつけずりとっていく。 命を、削り取っていく。 ) [Mon 16 Jul 2007 17:07:08]
◆リコ@自警団 > (部隊耐久力【3】:与ダメージ【8】)( 護りたい、だが正義だろうか。 各々の立場の正義があるだろう。 だが、自分はこれを正義と呼んでいいのだろうか。 切り捨てた鼠を、倒れた仲間を、数えるのをやめた頃、リコは小さく考えた。 困っている人を助け、誰もが幸せでいられる世界を望んだ。 それを成し遂げることが正義だと思った。 ―――これは、正義だろうか? ぱっ、と眼前に散る紅い飛沫を浴びながら、一歩進み、一歩退き、獣臭い剣を振るう。 ) [Mon 16 Jul 2007 16:57:19][51]
◆リコ@自警団 > (部隊耐久力【4】:与ダメージ【2】)( 化物は悪で人間は正義。 勿論そんなことを言う気はない。 敵か味方かですらない。 誇り高く剣を振るったのは最初の数分。 今ではもはや、何もかもが混沌だ。 鼠人間の首を切り落とし、頭をふたつに分け、そうしている内に、いつの間にか隣にいた仲間が足元の紳士たちの仲間入りをする。 頬に感じる流れが、返り血なのか自分の血なのか、それすらもわからない。 それでも、確かに後ろにあるはずの街を護りたいと、その思いが真っ直ぐに体を突き動かした。 ) [Mon 16 Jul 2007 16:47:04][96]
◆リコ@自警団 > (部隊耐久力【5】:与ダメージ【0】)( 悪魔め、いつかお前は言ったな。 その正義は、誰かを護るために誰かを殺すものだと。 その正義は誰を受け入れ、誰を拒むのだと。 血は何リットルまで飲んでいい、と。 リコにはわからない。 これが正義なのかわからない。 だが、心の中の天秤は答えを出してしまったのだ。 化物よりも人間をと。 )( 剣を振るう。 屍を蹴り付ける。 策もなく、技もない。 ただ力と力だけがぶつかり合う。 ) [Mon 16 Jul 2007 16:37:07][12]
◆リコ@自警団 > (部隊耐久力【5】:与ダメージ【0】)( ラットマンの群と、人間の群。 壁と壁。 ぶつかり合う肉と肉、たたきあう骨と骨、混ざり合う血と血。 屍山血河を築きながら、戦場は脈動する。 そう、これは戦争だった。 極めて本能的で、衝動的で、ただ各々の生命の保持のためだけにぶつかり合う、原始的な闘争だった。 その中で、リコはただひたすらに剣を振るっていた。 ) [Mon 16 Jul 2007 16:27:09]
お知らせ > リコ@自警団さんが入室されました。 [Mon 16 Jul 2007 16:22:18]
お知らせ > ソレディー@ヴェイトス市軍さんが帰りました。 『(部隊耐久力【2】:合計ダメージ【14】【+特技1】)』 [Mon 16 Jul 2007 07:27:42]
◆ソレディー@ヴェイトス市軍 > (部隊耐久力【2】:ダメージ【14】) ( 最前線がよく耐えてくれたおかげで、娘の配属された弓兵部隊に大きな被害は出なかった。 数体、飛び抜けて来たおばけ鼠に襲われはしたものの、完全に間合いを詰められる前に射抜いている。 見える、しっかりとそこにある手応えに救われたと言ったら、おかしいだろうか ) [Mon 16 Jul 2007 07:22:36]
◆ソレディー@ヴェイトス市軍 > (部隊耐久力【3】:ダメージ【13】) ( そういうものだと言い聞かせて… 赤い眼のひしめく闇に向かって、殺すために、けれど狙わず、次々と火矢を放つ。 怖くて、哀しくて… そんな撃ち方をしたこともなかったから、自分でも意外なほどあっさりと疲れてしまった。 父を殺した獣を狩っているはずなのに、胸には虚しさばかりが広がっていく ) ( 何体かのおばけ鼠が炎に包まれて息絶える。 が、そのまま転がるものばかりではなく、中には人に向かって最後の特攻をかけるものもいる。 捨て身の体当たり… それも火達磨の、となると戦士もひるみ、その隙をつかれてまた一人殺されたようだった ) ( 確かに灯りにもなる。 なるが… 特に燃やせるもののない荒涼の大地では仕方のない事だとしても、中途半端な感は否めない ) [Mon 16 Jul 2007 07:15:43][51]
◆ソレディー@ヴェイトス市軍 > (部隊耐久力【4】:ダメージ【7】) ( 狙って射ないというのは初めての経験だった。 おかしな話で、狙わなくて良いと言われてもすぐにはつがえた矢を放せない。 十分に狙えないのに射るのも同様に戸惑う事だけど、仕方なく遠くで蠢く赤い瞳の一対に狙いをつけて、火のついた矢を放つ。 当然外れ。 けれど別のおばけねずみに当たったようで、小さな火は暫くの間踊るように動き回り、やがて消えた ) ( まるで手応えがない。 火矢の当たったおばけ鼠がどうなったのかは分からないというのもあるけれど… 当たったようだとは分かるのに、命の重みを感じない。 食べるためでなくとも、それが敵であっても、生き物を殺しているというのに ) ( 必要なものを狩ることに何ら抵抗は覚えないが、そのあっけない感覚には、自分で自分が信じられず戸惑った。 怖かった。 ―――それでも、射なければならない。 父を殺したおばけ鼠の大群と、自分を同胞とはみなしてくれない向きのある人間達。 どちらが敵で、どちらが味方か、考えるまでもないことだ。 最前線で戦う彼らを少しでも助けなければ。 がむしゃらに、矢を放った ) [Mon 16 Jul 2007 06:50:08][46]
◆ソレディー@ヴェイトス市軍 > (部隊耐久力【5】:ダメージ【0】) ( ―――ようするに約束なのだとは分かるけど、この状況で何故戦うより先にそれが必要になるのかよく分からない 『契約』 を交わして… その人に従うように指示された 『タイチョウ』 と他数名の仲間について前線に戻った時には、もう本格的な戦闘が始まっていた ) ( 闇の中、赤い眼を不気味に光らせた無数の影が大地を埋めて蠢いていた。 押し寄せる波のようなおばけ鼠の群れを、鎧兜で武装した戦士達が押し返している。 飛び交う鳴き声と、怒声と、剣戟の音。 それらは二本のラインを描いているものの、その触れ合うところでは両者が入り乱れていて ) ―――どれを狙えばいいのッ!? ( どうすればいいのか分からず、そう悲鳴を上げた。 狩りをするのとは訳が違う。 味方も敵も次の動きに予測がつかず、迂闊に矢を打ち込めば味方を射かねない。 何をしろと言うのか。 それとも、この中でも味方を援護できて当然なのか。 混乱の中信じられない思いで立ち尽くしていたら 『とにかく撃て』 と、大量の矢が突っ込んである壺と篝火がいくつも並ぶ場所に引っ張って行かれた。 『敵の先頭より後ろに向けてだ。当たりゃもうけもの。当たらなくても灯りにはなる』 ) [Mon 16 Jul 2007 06:35:09][47]
◆ソレディー@ヴェイトス市軍 > ( 鼠達に喰い荒らされた道を追ってヴェイトス市へと南下し、市軍の先遣隊とおばけ鼠の一団が交戦しているところに出くわしたのが昨日の夕暮れも近付いた頃。 逃げるおばけ鼠の一体を射抜いて、目的が同じなら共に狩ろうと市軍の中に加わろうとしたら、とても驚かれてしまった ) ( 真っ先にかけられたのは、質問と言うより罵声に近い 『ヴェイティアンか』 という言葉。 説明している暇もなく、聞く耳も持ってもらえず、一時は妙な雰囲気になりかけたけれど、相手もそんな事を気にしている場合ではないと思い直してくれたらしい。 『戦うのなら義勇兵として受付を済ませろ』 そう教えられ、ギユウヘイとは何ぞと質問して、答えられる代わりに怒られて。 よく分からないまま、ただ一人で戦うのは無理だから、仲間に加えてもらおうと言われるままにしてここにいる ) ( 狩りも戦いではあるけれど、戦争はそれと違う。 そう思い知らされるばかりの夜だった――― ) [Mon 16 Jul 2007 06:09:44]
◆ソレディー > ( 夜が明けて、娘の立つ戦場ではラットマンの攻勢が一時弱まった。 けれど市軍にも追撃する余力は無く、睨み合うように戦線は膠着している。 累々と連なる、人とおばけ鼠の死体・死体・死体… ) ( そのままにしておくわけにもゆかず、まだ最前線には出されていない余力の有る民兵隊… 義勇兵部隊のいくつかが、味方の遺体を運び出していた ) ( 父の死からこちら、悪い夢の中にでもいるようだと… そんな逃避は、担ぎ上げた戦士の重みが許さない。 苦悶の表情で息絶えている彼。 名も知らず話したこともないホワイティアが、似てもいないのに父と重なった ) [Mon 16 Jul 2007 05:57:33]
お知らせ > ソレディーさんが入室されました。 『( 現状では、若干市軍が劣勢か。 初めて戦場に立った娘には、そんな事も分からない )』 [Mon 16 Jul 2007 05:37:51]
お知らせ > レイ・シェリダン@ヴェイトス市軍さんが帰りました。 『ヴェイトス市軍義勇兵部隊の一つが壊滅 与ダメージ15+6で[21]』 [Mon 16 Jul 2007 00:24:36]
◆レイ・シェリダン@ヴェイトス市軍 > (部隊耐久力[0]/ダメージ[15])(当たるを幸いに突き進みながら、どこまで進んでも闇と血と光るネズミ達の瞳…絶望的な戦力差の中、不意に後方から撤退の銅鑼が鳴る)撤退って早すぎや・・・っ?! が・・・ぐうっっっっ!(集団戦闘の心得のない寄せ集めの市軍ば逆にネズミの物量に押し潰されたか、その銅鑼に振り向いた時に不意に突き出された槍にその腹を貫かれ…)ち・・・くしょう…。撤退、か・・・わかったよ、撤退・・・するっきゃ、ねぇか…っ!(手斧でその槍を持つネズミの頭をかち割れば、片手で腹を押さえながら竿斧片手にきた道を戻ろう) [Mon 16 Jul 2007 00:23:24]
◆レイ・シェリダン@ヴェイトス市軍 > (部隊耐久力[2]/ダメージ[8])(ぐじゅっと嫌な感触を足下に感じながら…それがネズミか殺された人間かはわからずただ足下を空けるために蹴り飛ばし…寄ってくるネズミたちへ竿斧を振るうが・・・なかなか間合いに入ってこない、じりじりと闇を挟んでのにらみ合いが続き…)はぁ…やりずれぇな…、こうまでやっかいだとは…なっ!(息をする度に絡みつくような血の臭い…それはネズミのモノか自分のモノかわからず…闇の中で汗とも血ともつかないものに肌を濡らし…)・・・まだまだあたしも未熟ってか。乱戦の参考に…させてもらうぜ、ネズミども…っ! そう・・・らああああああああっっっ!!(竿斧の風切り音を響かせて…闇の中突き進み…っ) [Mon 16 Jul 2007 00:16:53][77]
◆レイ・シェリダン@ヴェイトス市軍 > (部隊耐久力[3]/ダメージ[5])ちぃ・・・っ! すばしっこい…っ(竿斧への手応えは薄く…数匹当たったもののそこにいたはずの集団はすぐに散り、闇にまぎれて武器を突き出してくる。他のものも同じく闇になれた相手にてこずるように人間の悲鳴の方が多いか)まだだ、まだまだだ・・・っ! 相手はただのネズミ、有象無象なんだからよっ!(当たればひしゃげる、そう信じて…再び周りへ当たるを幸いに竿斧を振り回す) [Mon 16 Jul 2007 00:11:11][93]
◆レイ・シェリダン@ヴェイトス市軍 > (部隊耐久力[5])さぁて…観客はいねぇが、ぶっ殺せって命令でな…っ! くたばれ、ネズミ人間どもっ うおおおおおおおおおおおおっっっ!(体勢を低くして、雄たけびをあげ、かがり火に反射し光る目の集団の中へ飛びこみその竿斧を振るう) [Mon 16 Jul 2007 00:01:52][55]
◆レイ・シェリダン@ヴェイトス市軍 > (部隊耐久力【5】)(言うなれば正規にギルドなどに所属しない民兵や義勇軍に相当するようなそんな部隊に組みこまれ城門を越え、荒涼の大地へと到達すれば)…ひでぇモン、だぁな(暗がりを見通す目は持ってない為、かがり火に照らされた範囲でしかないがそれでもこの岩肌はむせ返るような血の臭い、死の臭いに満ちて)さぁて…、あたしの近くにゃ、寄らねぇでくれよ…。この暗がりじゃネズミか味方かわかりゃしねぇ。あたしの周りに入ったなら…この両手斧(トゥーハンド)は容赦しねぇ(ぶんっと一振りポールアックスを振れば周りにそう言って…) [Sun 15 Jul 2007 23:59:16]
お知らせ > レイ・シェリダン@ヴェイトス市軍さんが来ました。 『この暑い中、長袖のキルトに皮鎧に手甲、革靴と肌は晒さずに』 [Sun 15 Jul 2007 23:52:41]
お知らせ > オケアノスさんが帰りました。 『(部隊耐久力【2】/合計与ダメージ【16+3=19】』 [Sun 15 Jul 2007 23:40:22]
◆オケアノス > (部隊耐久力【2】/与ダメージ【4】) (仲間の死体を投げつけられた鼠は、死体諸共仰向けに転がる。 ――その隙に、倒れた鼠の頭を、踵で踏み潰して) ―――― ヴェイトスに帰れたらの、話、ですけど、ね―――…! (自分の得物に飛びつき走り出す。仲間の背中を追いかけ――) [Sun 15 Jul 2007 23:39:02][8]
◆オケアノス > (部隊耐久力【3】/与ダメージ【4】) (不意を突かれた形で叩き込まれた両刃剣は、鼠の頭と、事切れた仲間の肉を潰して大地に叩きつけられる。えぐれる土と跳ね返った血が、鉄の刃を更に汚した) ――ハァッ―――はぁっ――!! (だが。) ―――――ッ !!! (振り返ると) ―――― ッ!!! (背中に衝撃。)( 派手にバランスを崩して、たった今切り伏せた鼠の死体の上に倒れこむ。 目を閉じなかったのは、傭兵のしての意地だったか――本能だったか。 棍棒を振り上げる鼠を視界の端に捕らえた。痛む背中を堪えて転がり、追撃をかわす。 ――拍子に剣を手放してしまった。) っ こ――ッのッ!!!!( 苦し紛れに土を投げつけ、もう一回転。何とか体勢を立て直し、顔を上げると―――――) …暫く、アルビノの女を買うのは遠慮しましょうか。 ( 赤 い 赤 い 双 眸 が背後にひしめいていた。 どうやら我が隊は鼠の軍団に飲み込まれようとしているらしい。 遠くから「撤退」の合図――舌打ち一つこぼして、鼠の死体を強引に棍棒を振り上げる鼠へと投げつけた) ッフ!!! [Sun 15 Jul 2007 23:36:29][74]
◆オケアノス > (部隊耐久力【4】/与ダメージ【8】)(普段相手にしている人間よりも軽い手応えが両手に伝わる。骨が折れる――否、砕ける音も。 急所も何も関係ない。一番当たる場所に、力いっぱい叩き込めばいいのだ。――固く鋭い鉄板を胴体半ばまでめり込まされて立ち上がれる人は、そうそう居るまい。 無意味な一撃必殺。 其れが男の剣術だった。 ―― 横薙ぎにされた右のラットマンは左へと飛ばされる。血の泡と、腹圧でこぼれた腸に、押し出された汚物――それらが、左のラットマンの目の前に晒される。 顔を上げる左の鼠は、半ば剣の重さに振り回されるようにして、一回転する男を見るだろう。土煙を上げる男の双眸と、鼠の双眸が交差した時には) ――――ッラァアァァアアアァア!!!!!! (今度は左上から右下へ叩き伏せるように、重力と筋力とともに刃が流れる) [Sun 15 Jul 2007 23:16:21][54]
◆オケアノス > (部隊耐久力【5】) ―――はっ…ハッ …… 鼠、なら ―― チーズでも持ってくるんでしたね ハッ―― (普通の人間だったら――この匂いの正体を見ずに済むのだろう。踏みつける事に抵抗だって感じないかもしれない。全ては夜闇がフィルターをかけてくれる。 だけど、自分は「匂いの元」が見えるから、未熟な傭兵はイヤでも「それ」を意識してしまう。 ) ―――――ハッ ハッ ハッ ( そして、この戦場がどのようなものなのかも。 ―今まで見た中で一番酷い戦場だと思う。斬っても斬っても終わらない。丘の向こうから、倒れた死体の向こうから赤い瞳が飛び出してくる。 体力が自慢とはいえ、初日という事もあり、手探りの部分もある。――流石に… )――――疲れます、ね っ――!!( ――右前方――倒れた仲間に近寄ろうとするラットマンへ切っ先を向けた。 闇夜に赤く光る双眸が四対―――前方に。 そのうち一匹は左前方で倒れている仲間に近寄ろうとしているのも分かった。 ズダン、と勢いよく地面を蹴って右へ飛ぶ。) ――フッ !!! (右から左へと大きくなぎ払う!) [Sun 15 Jul 2007 23:01:37][58]
◆オケアノス > (自分が到着した時には、大地は既に血と肉にまみれ腐臭を漂わせていた。 雨の恵みを受けて数日前までは青い葉を広げていただろう草花も、今は鉄錆びの水を浴びて、黒い肉に押しつぶされている。) ―――ハッ ハァッ――ハッ ( 傭兵部隊として志願した男も、その草木と同じ。 少し前までは初夏の風に金髪を揺らしていたが、今は見る影もない。 両手の先には「斬る」よりも「叩き潰す」事に特化した両刃の剣が握られていた。 ) ――― 。 (息が上がっている。 激しく動いた体は、酸素を求めてせわしく胸を上下させる。 そのたびに大地の熱気――いや、命の熱を吸った、獣臭と汚物の匂いに吐きそうになるも、「吸わない」わけにもいかない。 …あと少ししたら、鼻が馬鹿になるだろう。 ) [Sun 15 Jul 2007 22:38:26]
◆オケアノス > (そして同時に、後悔もした。 ) [Sun 15 Jul 2007 22:28:51]
お知らせ > オケアノスさんが入室されました。 『(今日ばかりは夜目の効く自分の瞳を嬉しく思う)』 [Sun 15 Jul 2007 22:25:41]
お知らせ > ラリー@傭兵隊さんが帰りました。 『(スキル補正合計与ダメージ【10】 部隊耐久力2/5)』 [Sun 15 Jul 2007 22:15:15]
◆ラリー@傭兵隊 > 与ダメージ【0】 部隊耐久力>【2】 / (自分の疲労度に気付くのは、十歩も行かぬ内。) [Sun 15 Jul 2007 22:11:52]
◆ラリー@傭兵隊 > (キャンプへと辿り付けば、傷付いた傭兵の礼に返事もせずに駆け出した。また、あの戦場へ戻るため。) ハァッ、ハァッ、 (爛々と、目を輝かせながら。血塗れの剣を片手に。 命を奪う美酒を、また一煽り…そのために。) [Sun 15 Jul 2007 22:09:25][0]
◆ラリー@傭兵隊 > 与ダメージ【7】 部隊耐久力>【3】 [Sun 15 Jul 2007 22:05:23]
◆ラリー@傭兵隊 > (背中側から脇を擦るように伸びた槍が突き刺さり、ラットマンが身を捩る。 驚いたような眼でそれを見、歯軋り一つ、ラットマンの喉笛を横薙ぎに切り裂いた。) … (未熟者。とでも言いたげな護衛対象の笑みに、唾を吐き捨て。また駆け出す。) [Sun 15 Jul 2007 22:04:05]
◆ラリー@傭兵隊 > (血飛沫を掻い潜りながら、荒野を走る。後ろの護衛対象は見ない。逃げられる内に撤退する事ができる男だ。機動力までは削がれていまいと。) …ッ。 (突然行く手を阻むかのように飛び出したラットマンに、一瞬身を竦めた。) クソ、先回り…! [Sun 15 Jul 2007 22:01:13][27]
◆ラリー@傭兵隊 > 与ダメージ【2】 部隊耐久力>【4】 / (耳障りな声で悲鳴を上げたラットマンは、その隙を突かれ、相対していた傭兵の槍に貫かれ、絶命した。 腕の傷を庇いながら、撤退する、との彼の言葉に無言で頷く。護衛しながら、怒号の響く戦場を離脱せんと駆け出した。) [Sun 15 Jul 2007 21:56:25]
◆ラリー@傭兵隊 > (騎士のよう、隊列を組んで槍衾を作り突撃…なんて事はできない。武装を買う金を与えられちゃいないからだ。 敵味方が入り乱れる乱戦の中に、少年は居た。頭に揺れる不細工なガチョウの白い羽は、同士討ちをしない為の重要なアイテム。) 死ねッ! (一対一の切り合いに、横槍!ラットマンの背中に切り付けた。) [Sun 15 Jul 2007 21:47:19][72]
◆ラリー@傭兵隊 > (夜行性。つまり、奴等は今、今こそが本領を発揮できる時間なのだ。) …ちぃっ。 (だからこそ、この襲撃は抑えなくてはならないものだ。 ラットマンの死骸から曲刀を引き抜き、血を払う少年は舌打ちを一つ。) [Sun 15 Jul 2007 21:44:17]
お知らせ > ラリー@傭兵隊さんが入室されました。 『(ラリー所属・雷電傭兵部隊>【5】)』 [Sun 15 Jul 2007 21:39:05]
お知らせ > フォウル@傭兵隊さんが退室されました。 『( 初日与ダメージ/21。 所属部隊は3/5の被害を負った )』 [Sun 15 Jul 2007 19:02:52]
◆フォウル@傭兵隊 > ラットマンへの与ダメージ【7】>【2】/ ( 解釈全然間違ってたらEM様ごめんなさいとどっかの誰かが土下座した。 ――さておき、日が暮れてきたせいか、敵軍の動きが鈍くなってきた。 この後も断続的な戦闘は起こるにせよ、「今」は退いて立て直しを計るつもりなのか。 ――追撃の絶好の機会だが、こちらも似たようなものだった ) ( 両部隊は互いに最後のひと当てとばかり、荒涼の大地を轟かす怒号を上げ――やがて、撤収。 ) [Sun 15 Jul 2007 19:00:12]
◆フォウル@傭兵隊 > ラットマンへの与ダメージ【5】>【3】/ ( 誰かが何か、意味のある事を叫んでいる。 ――多分傭兵隊の偉い人だ。 「ここを落とされたら」――「防衛ライン」「正門まで」―― ) ( …ああ、俺ゃ頭はよくないんだ、ハッパをかけるにしてももーちょっと分かり易く言ってくれ。 つまりナンダ、この「戦争」は――これがタイマンのガチじゃないってのは今日一日でいやって程分かった、つもりだ――陣取り合戦でもあるって事か。 ――相手ゴールは「常世の森」。 こっちのゴールは「ヴェイトス市正門」で、俺たちは途中にあるココ「荒涼の大地」と「精霊の泉」を抜けてタッチダウンをかませって事、か。 間違ってたら自分で自分を大笑いするトコ、だが――補給線の限界って事なのか、それぞれのエリアを突破するのに一週間って制限時間もある。 戦争なのにそうやって考えると、どっかのスポーツのようだった。 ) [Sun 15 Jul 2007 18:52:26][37]
◆フォウル@傭兵隊 > ( ――なんだってこんなに敵も味方も密集してるんだろう。 あんまり狭い所に固まっているモンだから、ほら。 豆が詰まった瓶をさかさまにしたみたいじゃないか。 つまり――殺到する味方に押し出されて出て来るヤツがいる。 充分な体勢が取れずにいるところを、殴れッ! ) [Sun 15 Jul 2007 18:40:53][15]
◆フォウル@傭兵隊 > ラットマンへの与ダメージ【9】>【4】/ ( 使い慣れたフォーウンの鈍器がラットマンの頭を砕くのと、そいつの腹に同じ傭兵隊の誰かが手にしたショートソードがめり込んだのはほぼ同時。 ――戦端のあちこちで同じ事が起きているんだろう、ラットマンの断末魔に他の誰か――敵味方の両方の――悲鳴が重なり、それもすぐに武器と防具とその他諸々がぶつかり合う音に掻き消された ) …っっ ( 二人目を殺した ) は、 は… はーッ …! ( 生温くて不味い空気を取り込んでは吐き出す。 引っ攣れた呼吸音は、なんだか笑い出す直前のような間抜けな音だった。 ――頭じゃそんな事ばかり考えているのに、体だけが他の何かに支配されたように次の「敵」を求めて動く。 ) [Sun 15 Jul 2007 18:34:34]
◆フォウル@傭兵隊 > ( ラットマンがライカニアなのか、トンデモな進化を成し遂げちまった獣なのかなんか知らない。 だが、人間と同じような武装をして、人間と同じように二足歩行する生き物のように思えたから、俺にとってはそれはまるで人間のようで。 言い換えれば、人間を殺しているのと変わりない気がした。 ――だから「初めての殺人」を――この手応えだけは生涯忘れないと思った。 ) ………!!!! ( 初戦に当たるこの日、何を喚いていたんだか自分でもよく分からない。 ただ、巻き上がった砂塵のじゃりじゃりとした味だけが鮮明だった。 ――目の前でこちら側の煉瓦がひとつ、崩れる。 空いた人間ひとり分の穴に殺到してきたラットマンの頭目がけて武器を振り下ろした ) [Sun 15 Jul 2007 18:19:45][9]
◆フォウル@傭兵隊 > ( 咆哮を上げて壁と壁がぶち当たる。 壁を形作るちっぽけな煉瓦のひとつの中に、今自分は混じっている。 ――互いの壁が、煉瓦のひとつひとつが、ただ相手をぶっ壊す為にぶつかり合っている ) ( 立った今、かく言う自分も「ラットマン軍の中の一匹」という名の煉瓦を叩き割ったばかりだ ) [Sun 15 Jul 2007 18:11:26]
◆フォウル@傭兵隊 > ラットマン>【5】/ ( それがいつ、どこでの事だったかは忘れてしまっても、この「手応え」だけは生涯忘れないと思った ) [Sun 15 Jul 2007 18:04:58]
お知らせ > フォウル@傭兵隊さんが来ました。 『( 7月15日、夕刻。 天候曇り )』 [Sun 15 Jul 2007 18:02:59]
お知らせ > ラットマンの群れさんが帰りました。 『 地平線を覆うかのように、土埃を立ち上らせながら――。 』 [Sat 14 Jul 2007 18:29:05]
◆ラットマンの群れ > ( 茶色の体毛に包まれた鼠男達は、南方から漂う餌の匂いに貪欲に目を光らせる。この先には御馳走がある。楽園がある。豊富な餌の匂いがする。綺麗な水の匂いがする――……。 多くの冒険者達が夢を抱きこの大地を歩いて行った。そして今、多くのラットマン達が夢を抱き、この大地を進む。彼らは留まる事を知らず、ただ只管に。 ) [Sat 14 Jul 2007 18:27:13]
◆ラットマンの群れ > ( 彼らには理念など無い。ヴェイトス市を征服し支配しようという気も無い。そこを足がかりに他の街にも手を伸ばそうなどとは微塵も考えて居ない。 ただ、そう。喰らう為だけに。ラットマンが通った後には、無残に殺され食い散らかされた村の残骸や、不運にもラットマンの軍団と出くわしてしまった行商人の屍が転がっているだけだった。農作物も一本残らず食い漁り、家屋ですら齧られ無事では済まない。 ) [Sat 14 Jul 2007 18:20:33]
◆ラットマンの群れ > ( どこまでも広がるかのような荒涼の大地の地平線に、黒い何かの群れが集まっていた。それは見渡す限り左から右の端まで、びっしりと。日も落ちかけ、世界は夕闇に包まれようとしている。…奴らは、その時間が近づくと共に移動を再開する。あらゆる物を貪り、あらゆるものを踏み躙るラットマンの大群は、ただその腹を満たし子を産む為だけにヴェイトス市へと南下していた。 ) [Sat 14 Jul 2007 18:15:50]
お知らせ > ラットマンの群れさんが入室されました。 『地鳴りと共に。』 [Sat 14 Jul 2007 18:10:58]
お知らせ > フォウルさんが帰りました。 『( 火の元へと戻る足も自然早まる。 )』 [Tue 22 May 2007 00:46:20]
◆フォウル > ( ぐー。 ) ( 唸り声でも何でもない、腹の虫が騒いだ ) ………………… ( 臆病だとかカネナインジャーとか、もう少し高尚に(←あくまでも本人主観)梅雨に入ると狩りがやりにくくなるな、とか。 悩みは尽きねども、一日三度かそれ以上のハラヘリにゃ勝てない訳で。 ) [Tue 22 May 2007 00:44:33]
◆フォウル > ( 水に落ちた後の犬のようにぶんぶん頭を振る。 ――焚き火の所まで戻れば、野生動物は来ない――と思いたい――それに水を火にかけてきた。 そろそろ湯が沸いている、はず。 薄い塩で味を付けただけの侘しーいスープが無性に恋しくなった。 これまでにいくつかの依頼を運良く無事にこなせようが、悔しい事に本質的に俺は臆病だ。 ) ( ぷらんこ、ぶら下げたウサギを目の高さに掲げ――ウサギの毛皮で小遣い程度は稼げるのかもしれないが、腑分けはあんまり得意じゃない。 ここで捌くのは諦めて、宿屋の女将か肉屋に持ち込もうか。 ) 待て待てマテ待てちょっと待て。 それだと晩飯はあの塩水だけかー…? ( そりゃない。 思わず虚空に空手ならぬウサギ手でツッコミ入れた。 ) ――むう。 ( 幾ら唸っても両手は塞がっている。 腕は組めない。 ) [Tue 22 May 2007 00:38:08]
◆フォウル > ……………。 ( 右を見る。 左を見る。 ――見えにくいけど確かにあれが西門だ。 改めて振り返る。 このまま西へ進めばアングリマーラに着くはずだ ) ま、今から馬車だとー…アングリマーラに着くのは朝になんのか、多分。 ( ここから出発する全ての馬車の行き先がかの魔都とは限らないけど、夜っぴて馬を走らせるリスクに見合うかってったら疑問か。 徒歩なら尚の事こんな時間から出かけようとは思わないだろう、自分だって朝を待つ。 あっさり「人が通りかからない理由」に納得して、耳を掴んだウサギをくるりと一回転させた ) ――野犬の接近にゃ用心しなきゃ。 ウサと山鳩だけで済めばいいけどー…? ( あいつら多分、人間だって食う。 いやな想像をして背筋が寒くなった。 ) [Tue 22 May 2007 00:21:19]
◆フォウル > ( 遠くで野犬か狼か、それ以外の何かの遠吠えが聞こえる。 遮蔽物のない開けた荒野では遠くの音がよく響いた。 水墨画みたいな濃淡がついた灰色の雲が人を不安にさせるのか、ヴェイトス市西門からさほど離れていないはずなのにさっきからキャラバンも旅人の一人も通りかからない。 ) ――むう。 ( ぷらーん。 獲物をぶら下げたまま口をへの字に曲げた。 街中にはない開放感と共に何とも言えない侘しさが押し寄せて来る。 静寂。 ) [Tue 22 May 2007 00:08:06]
◆フォウル > ( どっかのお笑い芸人ぽく高らかに宣言した。 ) 獲ったどー。 okokok、久々の狩りも絶好調じゃーん? これで暫く食うモンは問題なしー、と。 ( 両手に肉(最早肉。)をぶら下げて、上機嫌で歩き出した。 少し離れた所にあらかじめ準備しておいた焚き火が見える。 腰に下げたカンテラの灯りが炎に魅かれる蛍のように、夜空の下をのんびりと揺れた ) [Mon 21 May 2007 23:58:55]
◆フォウル > ( 右手にウサギ。 左手には、 ) 山鳩ー。 [Mon 21 May 2007 23:49:39]
お知らせ > フォウルさんが入室されました。 『野ウサギとー、』 [Mon 21 May 2007 23:48:32]
お知らせ > ナナオさんが退室されました。 『(眠ることだ)』 [Sat 7 Apr 2007 00:02:36]
◆ナナオ > ―――……。 ( ……。 ) …………。 ( いわずもがな。 )(細めた双眸を落として、溜息をついた ) …… でも。 桜をみて「綺麗」って、思えるんだ、から。 ――そこから、少しずつ「判らないこと」を無くしていけば、いい、よね。 ( ふ、 と、気が抜ける。 難しい事を考えるのは、自分の役目じゃない。 それに、今、自分の仕事は ) [Sat 7 Apr 2007 00:02:30]
◆ナナオ > ――今更だなぁ。 なんだろ。 (イエロティアだと思っていたけど、どうにもこうにも――彼らを見るたびに、鏡に写した自分の姿が、彼らと近い気がして。印象が重なる。 この日に焼けたような赤い髪や、鳶色の瞳―― 顔の形や、爪の形などなど―) ……… 。(だからと言って、どうすると云うわけでもないのだけど。 自分は自分だ。 生まれがどうした くらいの事だけど。 本当の父親や、母親を探そうとも思わない。 そんな事をするくらいなら、一つでも多くの楽しい事を探して、うろついた方がマシだ。 その結果、偶然本当の母親と父親に会えるならともかく。 ) ………。 (だけど、考えてしまう。 あのオルパーという娘と、自分の立場が、入れ替わっていたら――私は、ホワイティアのクオや、墓を荒らす冒険者を、どう見たんだろう) [Fri 6 Apr 2007 23:50:35]
◆ナナオ > (この赤毛。 オルパーという娘。 ヴェイティアン達の顔や、肌の色や、瞳の色。) ―――― ………。 (母親の子じゃないのは知っていた、け、ど。 ) …アタシ、ヴェイティアンなんじゃね? ( 今 更 の よ う に。) [Fri 6 Apr 2007 23:38:03]
◆ナナオ > (フォーウン。 故郷。 自分の生まれた国。 ) ――――……。 (今回、ちょっとだけ、気がついた事がある。) [Fri 6 Apr 2007 23:36:36]
◆ナナオ > (馬車の周りを照らすものは、星明かりに月明かり――後は御者台のランプの灯りくらいしかない。 昼間と違い、暗い大地は、沈黙を続けている。 ) ………。 (一ヶ月) ………。 (ヴェイトスは一ヶ月居なかっただけで、物騒になってたり、矢鱈平和ボケしてたり――両極端で、忙しいし街だ。 )……帰った時に、どんなになってんのやら。 (また、悪魔再来とかいってたら、大爆笑してフォーウンに帰ろう) [Fri 6 Apr 2007 23:29:44]
◆ナナオ > (昨夜の約束を思い出す。 オルパーという娘と話した「桜」の事。 桜の接木は難しくないから、根が張るまでの辛抱だ。) ――― 確か、そう。そのはず? (母親が朱鷺乃都からフォーウンの家までもって帰ってきたときに、そんな事をいってた気がする。 ヴェイトスに帰ったら、その辺も調べなければ。どっかの庭師を捕まえて聞いてみよう。それから、丈夫な鉢。 ) ―――…家、帰る前に怪我も治さないといけないし。 この後はあの、腹ペコ先生のヴェイトス病院へ通院で、療養かなー…。 あー。駄目にした装備と服も買わないと。 今回の依頼料とぶな、これ。 (は、と溜息をつく。 吐息が白く染まるのをみて、改めて荒野の寒さを感じる) [Fri 6 Apr 2007 23:25:13]
◆ナナオ > ( ふと。 ヴェイトスを出たのは、何時だっけ?と、指折り数える。 外に出てばかりいると曜日の感覚が薄れていけない。 指折り数えて) …お。――何だかんだで一ヶ月近く?向うにいた事になるのか。 そりゃ、桜の花も散るよなぁ。 (ああ、でも、まだ寒い地域に行けば大丈夫だろうか。 ――桜の接木は、花芽の堅いうちにしなければいけない。) [Fri 6 Apr 2007 23:15:50]
◆ナナオ > (答えるものは居ないだろう。 御者台で馬を操っている仲間には、蹄と車の音に掻き消され、この呟きは聞こえまい。――かじかむ指先をもみながら、流れる景色を眺める) [Fri 6 Apr 2007 23:11:12]
◆ナナオ > (怪我人を気遣ってか、速度は緩い。何時もならば既にヴェイトスについている時間だというのに、まだ荒野をのろのろと走っている。 ――おかげで、腹の傷も痛む事無く、春の暖かさを感じながらの帰還となった) ――― それでもまだ、夜は冷えるなぁ。 (何かのための時に、自分の武器を胸に抱いて、ポソリと呟く) [Fri 6 Apr 2007 23:07:59]
◆ナナオ > (厚手のセーターの上に上着を着て、その上にコートを羽織り、ちょいと暑く感じるくらいに防寒具を着せられ――昨日の夜言い切ったとおり、今朝村を出た) [Fri 6 Apr 2007 23:00:13]
◆ナナオ > (そろそろヴェイトスの灯がみえるだろうか――) [Fri 6 Apr 2007 22:57:04]
お知らせ > ナナオさんが来ました。 『(揺れる馬車に乗って)』 [Fri 6 Apr 2007 22:56:18]
お知らせ > クレェインさんが帰りました。 『―――・・・・・・、訓練脱落者一名』 [Sun 1 Apr 2007 22:17:44]
◆クレェイン > ――――ダッ ( 地を蹴る音 ) トン ( 身体が宙に浮く ) ガンッ! ( 後頭部を殴られた音 ) ――――どさ ( 地面に倒れる音 ) [Sun 1 Apr 2007 22:17:13]
◆クレェイン > ――――。できた ( がりっ、と板に彫り終えたナイフを仕舞う。二人の見習い騎士は恐る恐るというように板を手にする ) 後は唱えればいい。セン、で発動する。 ( クレェインは一枚ずつ板を仲間に手渡していく。 ) ―――此処からは本当に危険になる。見通しも悪い。 ( 三人一組の中のリーダーはクレェインであった ) ―――訓練終了は早朝。それまでどうにか生き残ろう ( 模擬剣を使用する訓練。モンスターが出現する可能性があるので真剣の所有は認められている。しかし、必要以上の使用は禁止されていた ) ―――さて。この後の行動の仕方だが・・・。今、私たちは囲まれている ( 故に、焚き火を消してルーンの明かりを製作した。 ) ――おそらく、あちらは闇に紛れて此方を昏倒させるつもりなんだろう ( ごくり、と生唾を飲み込む音が二つ。クレェインは一つ頷いて、 ) ・・・・・人数に差があるわけじゃない。一点突破で囲いを突破する。その後は味方の陣まで一気に走り出す。明かりは乱戦になった場合のみ、使用する。いい? ( 闇の中、頷く気配。クレェインは「よし」と頷く ) 1 2 の 3 で走る。――――1、2 ( 一息 ) 3! [Sun 1 Apr 2007 22:10:31]
◆クレェイン > ( 三人一組になっての訓練任務は模擬戦であった。この一定区域の中に同じような三人一組の見習い騎士が存在する。かつ、モンスターも跋扈する荒野の中での戦闘。しかも夜となれば視界も悪いという劣悪環境での『テスト』であった。 )( 名目上は『訓練』であるが、これが後の評価に関わる『査定』であるのは参加している見習い騎士たちの間では信憑性の高い噂となって広まっていた ) ―――― ( そんな中で、クレェインは神経を集中させていた。暗闇の中、息を潜めている他二人に挟まれるようにして、彼はナイフを使って慎重に板に文字を彫り続ける ) [Sun 1 Apr 2007 21:49:18]
お知らせ > クレェインさんが入室されました。 『訓練』 [Sun 1 Apr 2007 21:41:15]
お知らせ > マドゥーさんが退室されました。 『後悔はしていない…と。』 [Sat 31 Mar 2007 11:20:40]
◆マドゥー > (死は恐ろしかったが、己の意思を突き通した結果、待っているものであるのならば……甘んじて受けよう。かのバンパイアハンターの娘にも言った…) [Sat 31 Mar 2007 11:20:24]
◆マドゥー > (ならば自分こそ、この場で方向を変え逃亡者となるか?ふと、そんな考えを浮かべたことを瞬時に恥じた。自ら死にに行くような真似は避けてきたが、ここで今までの行動を否定することは、過去全てのサンナ・マドゥーを否定することに他ならない。) [Sat 31 Mar 2007 11:18:48]
◆マドゥー > (だが事実など同でもよいこと。信念と名打ちながら、独断で強行した事項の結果がこれだ。無能は必要ない…国王の声が脳裏に響く。当然だ。フォカロ王の性格を考えれば死罪をも覚悟せねばなるまいか…) [Sat 31 Mar 2007 11:07:14]
◆マドゥー > (一体、どう報告すればよいというのだ。独断で公的兵力も動員し、“害悪”吸血鬼ステアをアングリマーラへ逃亡させ…半ば強引とも言える形で国王と謁見させた。その結果がこれだ。初任務でステア失踪……今、自身の懐に眠る魔杖の核を見れば、死亡したに違いないと思うが……。) [Sat 31 Mar 2007 11:00:33]
◆マドゥー > (ステアと違い、ごく一部にしか面が割れていない分、ヴェイトス市よりの脱出は容易だった。変装用具等、大半の荷物は処分したため行軍は随分と楽になっていたが、今後のことを考えれば足取りは概して重くならざるを得ない。) [Sat 31 Mar 2007 10:46:57]
お知らせ > マドゥーさんが来ました。 『脱出…』 [Sat 31 Mar 2007 10:44:08]
お知らせ > インディさんが帰りました。 『 豚レバーか。(呟いた) 』 [Fri 30 Mar 2007 10:57:05]
◆インディ > …さっすがにヤバかったわね今回は―――――( やば「かった」で済んだのが幸いだ。 一番ヤバかったナナオが昨日眼を覚まして、ようやく全員助かったと言い切れる状態になったのを確認してから出てきた。 一時はこのまま死んじゃうんじゃないかってくらい体温が低下していたし、こんなどうってこと無い筈のお使い仕事で死なせたりしたんじゃ洒落にならないってマジ心配したもんだが。 意識は戻ったし、記憶もしっかりしている。 傷は相変わらず痛々しいが、出血は抑えられた。 とりあえずちゃんとしたものを食べさせて、体力の回復を促さないと。 クオの脚も大事には至らず、歩けるようで良かった。 ) 栄養…出血…血と肉…。 ( ぱからっぱからっ、と軽快な音を立てて馬は一路南へ走る。 ) [Fri 30 Mar 2007 10:56:51]
◆インディ > ( 怪我人続出で予想以上にハードな戦いになってしまった依頼。 報告リミットは今月末だし、そろそろヤバイ。 怪我人の安静を看て暫らくネイティブの里で養生していたが、こうなると一番無傷な自分がいったん戻るべきだと判断して、早朝から飛び出して今に至る。 お世辞にもネイティブの医療技術は高く無いし、栄養価も足りていない。 その辺の買出しも含めて、やっぱり戻るべきだ。 最終的には病院に行ったほうが良いのだろうが、先ずは半日の旅に耐えられるくらいに回復してもらわない事にはどうにもならない。 ) [Fri 30 Mar 2007 10:41:14]
◆インディ > っしゃー、頑張れナナ王号! 定規で書いたみたいにまーっすぐ南に走れば良いのよー! ( レンタル馬に勝手に名前を付けつつ一路遺跡からヴェイトス市に向けて、南へ。 行きに利用したポワイ河沿いのルートは安全で水の心配のない道だったが、少しでも時間を短縮するならこうして荒野を突っ切った方が早い。 行きと違って一人だし、同行者のペースを気にする必要も無く、これなら日が暮れる前には市に戻れそうだ。 多少危険度が上がるのは仕方ないとしよう。 色々急ぎでは、ある。 ) [Fri 30 Mar 2007 10:34:50]
お知らせ > インディさんが来ました。 『 GoGo! 』 [Fri 30 Mar 2007 10:22:40]
お知らせ > ソレディーさんが帰りました。 『またね〜 ( 最後にはそう言う。 印象ばかりが強く内容は薄いであろう、別の話 )』 [Tue 2 Jan 2007 04:57:23]
◆ソレディー > ( 二人は途中、遅くなった娘を心配して泉のほとりを歩いて来た娘の父親と会う事になる。 自分の事を気にする余裕が出来たらしい父親の様子に、娘は怪我も忘れて喜ぶけれど… その後帰り着いた家は案の定酒臭く、裏手には隠すように酒瓶が捨てられていた。 娘は肩を落として――― 魚の死んだような目で始終無口だった父親は、二人を残してさっさと床に入ってしまう。 どうにも気まずい空気の中で、慣れたものの娘は取り繕うようにへらへらとした笑みを浮かべて、果物でも切ろうとするのだろう。 …話題は当たり障りの無いものになるか… それとも、青年はさっさと帰ってしまうだろうか ) [Tue 2 Jan 2007 04:54:20]
お知らせ > リヒャルトさんが退室されました。 [Tue 2 Jan 2007 04:46:58]
◆リヒャルト > (まあ、結局、なんだかんだで2人で歩き出して――彼女の家に辿り着いた、だろうか。 それはまあ、別の話、になるわけだけれども) [Tue 2 Jan 2007 04:46:52]
◆ソレディー > ( 父親に紹介するとき、まごついたりするのだろう。 『いいひと』を連れて来てそれは無いからお父さんも安心だ? ) ―――私もゆっくりだったからねぇ… 強いのに、慎重と言うかしつこいと言うか〜 ( あまりの剛毛に矢は立てられなかった。 口の中でも狙うしかないかと思うと、この傷ついた足ではぞっとする。 足の事、直接聞けないくらいには常識も ) うん〜? でも、入れないよぉ。 ( マント、毛皮ではないかな? 小さいのはさっき試した。 …二人羽織風にすれば入れるかもしれないけれど… 自分がおぶるのも、彼におぶさるのも無理だし。 下心?には気づかないが、マントのまま寄り添ったって暖かくないだろうと首を傾げる。 結局、もうくっつかないままなのは… 相手の微妙な部分を感じたのもあったのかもしれない ) 分かってる〜。 欲しいものあったら、言ってねぇ? ( 狩りで得られるものが中心という少女らしからぬレパートリーはおいといて。 くしゃくしゃされながら気を取り直して、納得。 髪のセットに気を使ったりもしないので、くしゃくしゃも遠慮なくで大丈夫だ ) 〜それじゃ、行こうー もう眠いよ〜 ( お昼には着けるだろうか。 何日も森や荒野をさ迷って獲物を探す狩人でも、まだ一人前になりたてと言った娘では無茶を出来ない。 …追われているのには勘付いていた為に、朝から休み無しなんだ。 そしてそれは、きっとお互い様…。 確認するように数度足で地面を叩いて。 やっぱり痛みに顔を顰めながら、歩き出した ) [Tue 2 Jan 2007 04:44:57]
◆リヒャルト > (まあ、それでも良し。兄の為なら名前も捨てられる――というような類の人間ではなかったが、仮に忘れられてたとしても、きっと気付いていない)偶然近くに来れてよかったよ(……はあ、と安心したように息を吐く。もしもその質問を問われれば、男はさあ、どうだろう、と言って誤魔化しただろう。あまり思い出したくは、なかった)こっちは大丈夫……だけど、その(――ちょっとくらい、良いよね?)少し傍によってくれれば、暖かいよ(2割くらいは下心有り、だった。だめだめだ。言った後で自分が嫌になるあたり、微妙な部分で引っかかっているのかもしれない)じゃあ……そうだな、うん、何か思いついたらで良いから、それでチャラにしないか?(しょんぼりした様子に、思わず笑ってしまった。一度は引っ込めた手をまた伸ばし、その頭をくしゃくしゃとなでようとする)……ああ、それは確かに(この娘よりは広いわけで。父親がどの程度か、というのは彼はわからないが――此方は身体が資本の元歩兵。きっと、その人よりは広い、かもしれない) [Tue 2 Jan 2007 04:30:14]
◆ソレディー > ( その為に本名が出て来ないとか切ない話ではある。 一度名乗り合ったなら、そうそう認識されることではないかもしれないけれど ) 〜走るのは、辛いけどねぇ… うん。 死んじゃうところだったもの〜 ( この程度で済めば御の字。 切る事になったら… 彼のように、また立つ事は出来るのだろうか ) …そう? うん、でも、お兄さんも寒くない〜? ( 別物だとしても。 これは彼の持物だから、彼が寒い思いしてまで自分が暖を取るのはだめ。 彼の見解は正論だけれど、納得させるには口数が少なかったと言うか。 でも、うん、小さい ) ううん… じゃあ、ありがとう? 貸してもらってばっかりだねぇ…。 ( いまいち納得していない風に、微妙にしょぼん ) あたしよりは、広いよー ( 他の良く知ってる男性は父親くらいしか。 そうとは知らないけれど、元飛竜の騎士の彼は鍛えられていながらにとってもスリムだ。 今では痩せてしまって、もっと ) [Tue 2 Jan 2007 04:21:13]
◆リヒャルト > (でもまあ、兄と言う単語にこそ夢があるんじゃないかと思うんだ) どういたしまして、だ……まあ、かすり傷とか、その程度で済んでよかったよ(……極端な例ではあるが。傷口が可能した、周囲に治療できる者も道具もない、じゃあ危ないから切っておこう。なんて事だってないわけじゃない。道具が合って応急処置ができるんなら、大事にしておくに越したことは無い、と)冷やす、というのと寒い、っていうのは完全に別物じゃないかなあ?(まあ、少なくとも全身が冷えればそれは体力の低下を招くわけで。傷口周囲を冷やすならともかく、全身を寒風に当らせるのは……と、思うのだが)む――少し、小さいな(帯に短したすきに長し。寄せられた身体に、顔に熱が登ったが……むう、と唸る。)まあ、今晩だけ貸しておくから、それで――…と、うん? 自分じゃ、よくわからないな(広いんだろうか) [Tue 2 Jan 2007 04:08:01]
◆ソレディー > ( ちなみにお兄さんと呼んでるのは名前が覚えられなかった可能性とか。 夢の無い? ) そりゃあね〜。 …うん。 助かったよぉ。 ありがと〜 ( 無きゃ困る? 当たり前だ。 結ばれた包帯に、腕の感じを確かめるように曲げたり伸ばしたり。 足も同様にして、やっぱり顔を顰めた ) あれー? 怪我は、冷やすんじゃなかったけぇ… ( 捻挫とか打ち身とは違うと思うけど。 暖かくーと言われると難しい顔で宙を仰ぎ… 同じ鍛え方なら男性の方が大きかろう。 服を直したりしながら、ぶかぶかマントに困った風に ) 〜あぁ。 それじゃ、一緒に入ろうか〜 ( 羽織るだけなら二人でも大丈夫なんじゃないかとか。 遊ぶとかそういう意図はなくいたってまじめに、立ち上がるや身体を寄せて、青年の肩にもマントを… 回せるわけも無い ) ―――肩、広いねぇ… ( へー、と ) [Tue 2 Jan 2007 04:02:16]
◆リヒャルト > (妹がいればこんな感じだったんだろうか、と勝手なことを考えてしまいながらも、くしゃ、ともう一度髪をなでてから、手を離す そうか?と首を傾げながら)腕がなきゃ困るだろう? 大事にしとくもんだと思うけどな、俺は(きゅ、と軽く包帯を結べば、これで終了 彼女の願いと辞退に、口元を持ち上げる 微笑ましい、というには少し違うが、なんだかそう言った感覚なのだった)怪我をしてるんなら、ちょっとは身体を暖かくすること……大丈夫だとは思うが、それにしたって怪我した直後なんだから様子見するに越したことはないよ(やんわりと、たしなめる。いくら大丈夫で元気だといっても、怪我した直後なんだから大人しくしておきなさい、と) [Tue 2 Jan 2007 03:53:32]
◆ソレディー > ( 間延びした話し方は舌足らずな印象か。 無理もないところ。 こっそり外見年齢を修正しようかとか。 ぽん ぽん あやすような撫で方にも気持ち良さそうに、目を瞑るのみ ) 〜優しいねぇ。 ( 何気ない感想など零しつつ… してくれると言うならやっぱりお言葉に甘えて ) そうだね〜 居ますように。 ( そしてお酒飲んでいませんように。 諦観を抱いた思いは、誰に願うのか。 呟いて… 乗せられたマントに、おや と目を瞬こう ) お兄さんが寒いよ〜? あたし、大丈夫だしー ( とりあえず辞退する素振り。 それは少しは冷たいけれど。 人から奪うほどじゃないって ) [Tue 2 Jan 2007 03:47:38]
◆リヒャルト > そうか? ……まあ、それじゃあ、何か思いついたら、で良いよ(そうまで貸し借りに拘るわけでも無し、差し出された頭をぽんぽん、と撫でていく。 確かに其処までの年齢差ではないかもしれないが、何となく、というか……多分、青年は彼女を実年齢より年下だと見ているのだろう、きっと)まあ、良いさ。うん――怪我した腕で無理しちゃいけない、と(とりあえず消毒だけでもというわけで、消毒液をたらした布を彼女へと差し出した。もしも受け入れてもらえるなら、その傷口を拭おうとして――む、と唸る)……まあ、とりあえずは帰ってみないとわからない、だろう?(困っているらしい彼女に苦笑して、青年は自分の外套を外し、彼女の肩へとかけるだろう。男だけが暖かい格好をして歩いていくのも、なんだか嫌だった) [Tue 2 Jan 2007 03:39:36]
◆ソレディー > え〜、それはやだなぁー 何にも無いほうが、いいものぉ。 ( 何か無きゃ借りを返せないなんて気の長い上に心配な話。 冗談めかして笑いながら、撫でてくれるのならちょっと頭を差し出す感じ。 …撫でられるほど年齢差があるとも思わないのだけれど… 年上に違いなければおかしいとも思わないし、むしろ年下だって気にしないだろう。 おじいちゃんおばあちゃんには敬意を払いそうだけど、集団生活を一切したことが無い弊害がここに ) うん〜、お願い。 こっちは包帯はいらないかも… ぁ。 足は自分で出来たねえ。 ( 腕は殆どかすり傷。 なら、両手は使えるのだし手当てに何の問題も無かったと。 ちゃっかりやってもらっちゃった事にややバツ悪そうに。 むしろ腕だって自分で出来るか。 マントはミミズに食べられてしまった ) 居るといいんだけどねぇ… ( はふー。 お父さんと言われると。 一番近くの村までお酒を買いに行って、行ったはいいけど酔って戻れずにどこかで保護されてるとか、途中で倒れてるなんて流石に笑えない状況になっている事も多々。 困った風にため息を零そう ) [Tue 2 Jan 2007 03:32:38]
◆リヒャルト > 構わない、が……まあ、何かあったら、俺のことも助けてくれれば(それで良いよ、と言って少女の頭をなでようとするだろう。拒まれなければ、だが……褐色と白の彩り。む、と小さく呟いて視線を彼女の顔へと向けた)いや……うん、なんでもないよ、俺はね(そう言って笑いながらも、今度は彼女の腕を出すように手を差し出した。そちらにも包帯を巻かねばなるまい。それから――少女のマントはどうなったのやら)それに、君のお父さんにも会っておきたいしなあ……お隣さんに挨拶はしておかないと(精霊の泉まで、そう遠くはないが、安全と言うわけでもない。同じ速度で同じ場所を目指すなら、一緒に行くのが一番だろう) [Tue 2 Jan 2007 03:21:32]
◆ソレディー > お礼、しないとね〜 ( 拭って貰って包帯を。 洗ってあるだけの布とはちょっと違う、あまり馴染みの無い感覚に、褐色の肌が白く巻かれるのを見つめてる。 お酒どうだろう、と思うけど… なんとなく違う気がして、何か捕ったら持って行こうとか ) ―――んン? そぉ? 何だかヘンな顔するから〜 ( 『大丈夫』と言われれば… そちらは大丈夫なのかと。 消毒の痛みも峠を越えて、青年の様子に笑う ) 〜そうだねぇ。 ここまで一緒だったんだから〜 ( 足の悪い彼に肩を貸してもらったりは出来ないけれど、歩く速度が同じくらいになるとすれば… あるいは彼の方が早いか… 精霊の泉でも、二人の方が安心だと頷いた ) [Tue 2 Jan 2007 03:16:45]
◆リヒャルト > いや、どういたしまして、かな(呟きながら、なるべく痛みを与えないように気を使いながら、血を拭って……それから、傷口に包帯を巻いていこう。健康的な身体だと、治療をしていてもわかる。――――いかんいかんと、雑念を振り払う。お隣さんと仲良くしていきたいと思うなら、苦労しそうだと、そう思った)ああいや、大丈夫……そんなに深くはない、と思う 俺も、専門じゃあないが――(だから、不意に……顔を上げた時、間近に彼女の顔が合ったのに驚いた。今が夜であることに感謝する。赤面した頬を見咎められなかった、と思うから)しかし……念のため、だけど、送って行こうか?(家まで) [Tue 2 Jan 2007 03:07:38]
◆ソレディー > じゃあ、ありがと〜 ( 親切にへらりと微笑んで、お言葉に甘えよう。 獣の牙や爪の怖さは、その鋭さだけではないと良く知っている。 こちらにも薬草をねったようなものはあるものの、アルコールや医療用の消毒液の方が頼りになる感じだ。 しみるが ) ―――ッ!! っふぅ…ッ! ( 傷に触れられると、慣れたもので悲鳴なんか上げないものの、きゅっと口を結んで涙目で我慢。 …対してこちらは、それこそ性なんてものを意識するようになるまでは、青年が全裸だって恥らったりはしないかもしれない…。 その年で遅いと言う無かれ、情報が遮断されていたり環境次第では、遠い未来だってそんなものだ ) ―――え? …そ、そんなに、悪いかなぁ…? あんまり深くないと思うんだけど、大丈夫だよね〜? ( だからうつむいた青年に勘違い。 心配そうに自分の傷を覗き込もう。 痛いけどちゃんと動くよ? 歩けるし、頑張れば走れなくもないと思う ) [Tue 2 Jan 2007 03:01:59]
◆リヒャルト > 構わない。というか放っておくわけにもいかないだろう?(少し考えてから付け加えよう。『君はお隣さんなんだから』と、笑みを交えて。ただし、傷口を見る際は、笑みも消える。まずは止血。衛生兵ではないから、其処まで複雑な手当てはできないのだが……まずは細かく裂いた包帯に消毒液をかけ)少し、染みるかもしれないが――……(それで、傷口の周囲を拭っていく。此方は男の子。それもわりとこう、ご無沙汰な。露になった肌。間近な女性の仕草。いくらまだ子供っぽさが残るとはいえ――赤面した頬を隠すように俯いて) [Tue 2 Jan 2007 02:52:42]
◆ソレディー > んー… 良いの〜? ( 手当て。 文化的な物を使うと結構かかるイメージで… ふむ、と首を傾げつつ。 真剣な顔には、へらへらした表情は引っ込めた ) ぁ… えっと… 腕をちょっとと、足がけっこう〜 ( あとマント。 地面に小さく血が溜まる程度には、切れている。 革の服を脱いだり、ズボンをたくし上げたりして傷を露にしながら… それは結果肌を晒す事。 冷気にぶるると身震いした ) ( ちなみに生活環境故、下着を着けてれば特に恥ずかしくも無い。 むしろ適当に隠れていれば混浴とかでも平気な世界の住人。 わざわざ晒したりもしないが、川には仕切りなんて無いし、傷を受けたなら手当ての時に服が邪魔になるのも当たり前だから ) [Tue 2 Jan 2007 02:48:43]
◆リヒャルト > ああ、大丈夫……此方に消毒液と、それから包帯があるから(応急手当くらいはできる、と――困ったように笑う少女に、此方は真面目な口調で告げる。別段、あのミミズに毒が無かったとしても、傷口からの感染症が発生する可能性もあるわけで)……何処を怪我した?(背嚢を下ろして、中身を取り出しながら、問おう) [Tue 2 Jan 2007 02:38:21]
◆ソレディー > ( ちゃぷ、と酒瓶揺らして。 駆け寄ってくれた青年にちょっと弱った、それでも笑える微苦笑を作って見上げよう ) [Tue 2 Jan 2007 02:34:06]
◆ソレディー > ( アルコールは消毒に使えるけれど。 でもマムシとか入ってるとこう、どうだろう。 刺さるが早いか吹き飛ばされていた上に、寝ている毛なら貫通したりはしていない。 痛いものは痛いけど、追加効果が無ければ戦闘職基準で無事の範囲だろう ) ありがと〜。 助かったよぉ、ほんと〜。 …変なお酒だけど、使っていいと思う〜? やっぱり、水にしておいた方がいいかなぁ〜 [Tue 2 Jan 2007 02:32:59]
◆リヒャルト > ―――無事、か(良かった、と溜息一つ。マントの心配をする余裕があれば――たとえ内心はどうあれ――大丈夫だろう。振り替えされた手も確認して、ゆっくりとだが確実に、彼女へと近付いていく)……しかし、さすがは『魔の島』。何が出てくるかわからんな(荒涼とした大地から巨大ミミズが出てくるなんて、それこそ英雄譚でしかお目にかかったことが無い。小さく呟きながら、背嚢の中身、消毒液はまだ残っていたかと考えて――それを思い出したころあいには、彼女の元に辿り付く。 気絶したならきっと貴女をお持ち帰ってあれやこれや。いえ、勿論医療行為ですよ?) [Tue 2 Jan 2007 02:24:43]
◆ソレディー > ―――た… 助かったぁ〜…? あー… あたしのマントぉー! ( ちょっと悔しそうな。 でも間延びしてるからそうでもない声が、あんまり緊迫感も無く応えて。 …それでも表に出難いだけで、内心はどきばく… はァ〜 と盛大に安堵のため息を零し、手を振ろう ) ―――っう… ( 毒とか、それでなくても病気とか、凄く心配。 真剣にマントより深刻な足の傷に顔を顰めて… 荷物から例の酒瓶を取り出しつつ、青年を待つ。 別に待っているわけではないけれど。 …心配してくれているらしいのが、頼もしい… ―――追撃の心配は無さそうだ。 気絶でモンスターとバトンタッチも考えたけれど、コマの都合とか、とか。 電波ー ) [Tue 2 Jan 2007 02:20:20]
◆リヒャルト > (まあ、つまりは890ならはずれ、という事だった。だが、結果は良好、と言えるかもしれない――追い払うことには成功したのだから。銃を杖代わりにして立ち上がり、帽子を振って存在を示す)……おーいッ!! 無事かーッ!?(そう言って歩き出すも、此方の歩みは、やっぱり遅い。彼女のところに辿り付くまでは少しの時間がかかる……が、安否は確認したかった。早急に。それ故、声には心配の色が滲んでいるのがわかるだろう。そして、遅いながらも出来うる限りの速度で近付いていることも) [Tue 2 Jan 2007 02:10:40]
◆ソレディー > ―――ッく…! っふぅッ…! ッふ… …ハ――― ( やられるかと思った。 噴出す冷や汗と痛みに荒く息をつきながら… 確かに聞いた『銃声』… 上体を起こして、そちらへと顔を向けよう ) [Tue 2 Jan 2007 02:08:46]
◆ソレディー > ( 以上、も以下、も基準となる数量を含んでしまったような? ともあれ、とても惜しいところで銃弾はハズレ――― だが。 ビクン!と動きを止めたミミズは次の瞬間ずるずるとその身体を地中に戻して行った。 …手ごろな獲物と認めれば、付け回す狡猾さを持ったモンスター… 脅威となる存在を感じ取れば、そのまま引き下がっていく。 本当に紙一重で危うく致命傷を受けるところだったのだから ) [Tue 2 Jan 2007 02:06:10]
◆リヒャルト > (ターン! というその音と、衝撃が荒野に響く――が、はずれ。ミミズの情報を掠めて、弾丸は飛んでいった。舌打ち。夜間で照準が狂ったか、それともミミズの動きを見誤ったか。だが、気を惹くことはできただろう。そして少女に此方が傍にいることも、伝わったか) [Tue 2 Jan 2007 02:00:27]
◆リヒャルト > (判定:発言秒数下一桁が、感覚と集中平均値(7)以上ならはずれ、以下なら命中) [Tue 2 Jan 2007 01:59:07]
◆リヒャルト > ――ッ!!(その瞬間を、彼は見逃さなかった。彼女をなぎ払うその一撃。吹き飛ばされる体躯。だが、慌てない。致命傷ではない、と思う。何故ならミミズが、トドメをさすべく動いたからだ。だから慌てない。狙うのは、その存在が動きに転じる、その一瞬前)……………ッ!!(引き金を引いた) [Tue 2 Jan 2007 01:58:17]
◆ソレディー > ( 狙うでもなく範囲内を薙ぎ払うように振り回される胴体が、僅かに回避の遅れた娘を捉える。 右足を針に刺され、あるいは裂かれ… 軽い身体が幸いして致命傷は免れるが、すぐに跳んだり跳ねたり出来るほど浅くもない傷を受け、再び地面に転がる。 ―――手応えを確認したミミズは、その先端をもたげて――― ) [Tue 2 Jan 2007 01:53:10]
◆ソレディー > ―――ッハ! ( 叩き付けるそれが、地面を撫でるような動きになった時。 娘もそこは狩人で、身体を跳ね上げかわしながら立ち上がる。 抜いていた矢を弓につがえ――― 至近距離からミミズの胴に打ち込むが、硬い毛に阻まれて大したダメージは与えられなかった。 …射撃姿勢を取ったため、回避はおろそかになっている。 立っているそこへ、また横薙ぎが来た。 ―――この発言病数一桁が0に近ければ近いほど深刻なダメージ 【判定】 ) [Tue 2 Jan 2007 01:49:18]
◆リヒャルト > (……片膝を立て、射撃姿勢を整える。最早偽装や隠れ潜むことに気を使ってはいない。優先順位は相手に命中弾を叩き込むこと、否、少女の保護だ。ハンマーを起こす。あとは引き金を引くだけ? 否だ。狙いを定めねば。これだけの距離があれば、風の動きによっても逸れてしまうだろう)……はあッ……ハ、ァ……(ぐ、と歯を食いしばり、その隙間から息を吐く。全身の力を少しずつ抜きながら、しっかりと狙いを定めて――)(次ターン発射) [Tue 2 Jan 2007 01:44:05]
◆ソレディー > ( 地面を叩くミミズの胴は娘の身体を掠めるのみ。 針が革の服と肌を浅く裂くけれど、どうにか逃げ回っている ) [Tue 2 Jan 2007 01:41:33]
◆ソレディー > ―――っこの! ( 娘は青年の存在に気付けない。 と言うか、それどころじゃない。 目の前には5mはあろうかと言う【太くて長い何か】がそびえ、うねりながらマントを飲み込むところだった。 【全身が針のように太い毛で覆われたミミズ】、とでも表現すれば良いか。 『おや?』と言った感じで、食いでのない感覚に探るように先端を宙にさ迷わせていたミミズは――― 矢筒から矢を抜き放ちつつ、地面を転がって距離を取る娘に改めて反応を見せる。 ―――地中から更に伸びた刺さりそうな毛の生えた胴体が、娘を追うように地面へ打ちつけられた。 この発言病数一桁が0に近ければ近いほど深刻なダメージ 【判定】 ) [Tue 2 Jan 2007 01:40:16]
◆リヒャルト > (偶然が重なったのか、これは幸運だったのか、誰にもわかるまい。一つ確かなのは、互いの距離がそう遠くはないということ。そして男が己から離れた獲物の気配をさぐるべく、周囲を観察していたこと。そして――――それを、見た。)―――――――ッ!!(見覚えのある赤毛。暗がりでも見えた。それが中へと放り挙げられる。その巨大な何か。行軍に耐えうる体力も筋力も無い自分は、もはや兵卒ではない。が、習え覚えていた習慣は、直ぐに体を動かした。 銃を取り出し、実包を外套のポケットから引き抜く。ふちを口で千切って、それから棒を使って装填)(発射まで、あと2ターン) [Tue 2 Jan 2007 01:31:35]
◆ソレディー > ( 五体満足の自分と、そうなってから慣れるだけの時間は経ったとは言え片足を失っている彼では歩調はまるで違うだろうけれど。 付いてくる気配に警戒してその足取りは遅く、二人の距離は、もうそう離れてい ) ―――。 ( 気付けの香草を長く口に入れていて、舌がぴりぴりする。 …ぺ、とそれを吐き出すさまを、望遠鏡を持っている青年なら見つけ出せるかもしれない…。 朝方別れた娘は、その時より少しだけ緊張した面持ちでその場に立ち尽くし――― やがて痺れを切らせたように再び歩き出そうとした矢先。 数歩踏み出したところで、その姿は別の物にとって変わった ) ―――ッぅあァ!? ( 大地の弾ける音と、悲鳴が重なる。 ―――判定の必要は無く、地面から伸び出した娘の胴回りほどもあろうかと言う一本の長くうねる何かが、咄嗟に避けようとした娘のマントに喰らい付き、娘はマントごと宙高くへ振り上げられた。 ―――素人のハンドメイド、特別頑丈でない作りが幸いして、【太くて長い何か】が宙に持ち上げた娘のマントを手繰り寄せて、うねりながら本体を引き寄せようとする中… 娘は牙のボタンが取れて地面に落ちる ) [Tue 2 Jan 2007 01:25:08]
◆リヒャルト > (――――茂み。偽装したアンブッシュの中で、望遠鏡を覗き込む。口から漏れる白い息を、外套の端を噛み締めることで押さえ込みながら、彼は独り静かに獲物を狙っていた。彼女が、時折立ち止まったりしていたのが大きかったのか、どうなのか。朝方別れた二人は、結局夜になって再びめぐり合った。もっとも……お互いに、気付いてはいないのだろうが)………―――………(茂みの中から獲物を探す。つい先ほどまで、此方へと忍びよっていた気配が、薄れた。代わりに――どこへ行ったのか) [Tue 2 Jan 2007 01:02:39]
お知らせ > リヒャルトさんが来ました。 『( やはり、彼女の家とは近かったようで )』 [Tue 2 Jan 2007 00:58:03]
◆ソレディー > ( ふと、何度もそうするように足を止めて、周囲に眼を走らせる。 …これまた都市生活者よりは夜目が利くとは言え、エルフやドワーフでもないただの人には、夜は不利だ…。 日中から姿を見せてはいなかったけど… これではちょっとやそっとの変化では接近するまで気付けないだろう。 ―――未だ纏わり付いてくる気配に、気のせいではないかと自問しながら警戒も緩められない。 ―――彼… 名前は何と言ったっけ。 太陽の瞳の彼は、大丈夫だったろうか。 …男性と女性、一般的に弱そうに見えるのは自分だろうから、こちらへ引っ張って来られていればと思うけど… 彼は足が悪い。 それを判断材料に入れる相手だったとしたら? …銃があるとは言えその口振りは過信していないものであれば、娘にも一抹の不安があった… ) ( 空か? 弓は得意だけれど、取っ組み合いとなるとイマイチ。 サバイバルナイフは専ら獲物の解体などに使われて、それで戦った事など数えるほどしかない。 ―――接近される前に気付きたいが、自分のストレスもあるのだろうか。 あるいは相手がこちらの疲労を感じ取って。 ぴりぴりする感じは、もはや疑いようも無いほど近いものになっている ) [Tue 2 Jan 2007 00:50:58]
◆ソレディー > ( その大半が不毛の大地のようで、荒野を住処とする生き物は多い。 街に近く、強大な脅威に敏感な人間によって強いものは奥へと追いやられ、だからこそそれより弱い生き物には比較的安全な場所。 そして人間は、瑣末な脅威に対しては個人で自衛措置を取り、種の総力を挙げて排除しようとはしないから。 …人の領域と人外魔境の中間に当たる場所では、一人前になったばかりの冒険者や狩人、あるいは行商人が行き交い、そういった人間達や自分よりも弱いものを狙って、獣や魔物がしのぎを削る… ) ―――。 ( ずぼらで面倒くさがりな娘は、警戒していればいずれ諦めるだろうと踏んでいたのだけれど… 精霊の泉のほとりとは言え常世の森を前にする地点まで来れば、ここから先は余計なものを引っ張って行って騒ぎを起こすわけにはいかない。 聞きつけた森に潜む上位種が姿を現すかもしれないし、そうでなくても争いを好まない精霊達に迷わされてしまう可能性が高かった ) [Tue 2 Jan 2007 00:38:05]
◆ソレディー > ( 本当ならとうに家へ帰り着いている頃。 年越しを前に溜めていた毛皮をヴェイトス市まで売りに行って無事帰途に着いたヴェイティアン風の娘は、まだ荒野の空の下に居た ) ―――。 ( 太陽の瞳の青年と出会ったのが今朝の事。 山人としてやっていかれるのだから都市生活者の比ではないけれど、休み無しとなるとそろそろ集中力も途切れがちになってしまう。 気付けの香草を噛みながらゆっくりとしたペースで歩いては止まり、歩いては止まりを繰り返しているのは、何かを警戒しながら追っている風で、実際はその逆。 『何か』に追われていると感じての事だった ) ( それが何かは分からないが。 青年と別れた直ぐ後から、くっ付いて来ているものがある ) [Tue 2 Jan 2007 00:16:38]
お知らせ > ソレディーさんが入室されました。 『( 常世の森外周 )』 [Tue 2 Jan 2007 00:07:33]
お知らせ > ソレディーさんが退室されました。 『( 良い年になりますように )』 [Mon 1 Jan 2007 08:10:44]
◆ソレディー > ( まだ中身のあるブリキのカップと、空になった?自分の木のカップを交換すれば… 解体は見守らず、荒野へと消えて行った ) [Mon 1 Jan 2007 08:10:21]
お知らせ > リヒャルトさんが退室されました。 [Mon 1 Jan 2007 08:09:26]
◆リヒャルト > (さて――少女を見送れば、彼は立ち上がる。隣人ができた。友人が出来た。こうして、自分も馴染んでいくのだろう、この島に。新年。)――今年は、良い年になりそうだ(心底からの笑みを浮かべて、早速彼は鹿の解体という仕事にとりかかって――) [Mon 1 Jan 2007 08:08:09]
◆ソレディー > ( 付き合ってちびちびやっているけれど、あまり美味しそうにはしていない。 そのうち押し付けるかもしれーぬ。 笑ってくれるなら、にこにこと緩い笑顔を返す。 彼の事情も知らずに平和。 知ったとしても変わりはないが。 その言葉に、ヴェイトス島の娘はもっと好いてもらえればいいのにと思う ) ―――ん〜 どれの事かなあ… その木って、近くに――― ( 野道でも獣道でも道があるなら分かり易い。 教えてもらえる場所の、候補地に絞込みをかけたりしながら――― 交換が終われば、立ち上がろうとして。 ぽふぽふ ) ―――〜ん。 ( 気持ち良さそうに目を細めて、受け入れた。 『こうするんだよね〜?』 と、返す風に握手を求めよう ) ( 心配してる、立ち直ってくれれば良いのにと思う。 …けれど野生の勘とも言うか… どこかで、もう父の身体はだめなのだと感じていて、数日の延命より、イヤでイヤで仕方ないけどお酒を口にして満足できるなら… 否、埋めようの無い寂しさを紛らわせられるなら… 孤独の中で最後を迎えるよりも、お酒を供にできた方がせめてもの幸せなのではないかと思って…。 お酒は買うなと言いつつ、手を出せば届く所にお金を置いておくし。 新年ならお土産にも買っていく。 せめて身体に良いものを… お酒である以上、何の意味も無いかもしれないと言うのに――― ) ―――またね〜。 ( 一度知り合えた。 相手の存在を認識できたなら… 街の住所のようにはいかずとも、山人同士が出会うのは難しくないだろう ) [Mon 1 Jan 2007 08:04:23]
◆リヒャルト > (父親を心配する様子。良い子なんだな、と思って。寂しさを含んだ笑みを見て。自然に手が伸びていた。拒まれなければ、ぽふぽふと、彼女の頭をなでようとするだろう) [Mon 1 Jan 2007 07:49:50]
◆リヒャルト > ああ、赤い色、なのかな? 綺麗だと思うが……っと、俺の目?(金色の眼。赤色の肌。なるほど、確かに2人とも、太陽の色に似ているかもしれない。そう思えば、なんだか楽しくて、自然に笑みが浮かんだ。苦味のある酒を口元に運びながら――飼い主の無い犬は、そうだな、と頷いた)うん、好きだと思う。まだ、馴染んではいないけれども、ね。嫌いじゃないよ、この島は(もとより、この島を手に入れようとして攻めてきたのだから。新天地だと信じてもいたのだから。恐ろしい噂も聞き、脚も失ってしまったが、それでも――いや、単に住めば都、というだけなのか?)ああ、っと……なるほど(少女の説明を、頭に叩き込む。地理関係の情報は、すんなり頭に入ってくる。他は、あまり得意ではなかったが)此方は――ええと、そうだな。蔦がぐるぐるに絡まった木があるだろう? その脇道を通って――(此方も本気。友人ができるという事は、実に良い。彼女がどうかはわからないが、自分の周囲には人がいなかったから)……ああ、わかったよ [Mon 1 Jan 2007 07:49:08]
◆ソレディー > ―――? 良く分からないけど、ありがと〜? リヒャルトの眼と、合うんだね〜 ( 他意は無い。 ただ笑う金色の瞳は、お日様みたいな色に見えて。 ―――何かの為に戦える精悍さというのは、ある。 軍人のそれにも良し悪しがあるとしても、それが私利私欲でない高潔さというのは戦士の顔としてあるのだろう。 それがあるのなら、例え自分を迫害したとしても、娘にとっては好感を抱くもの ) …寂しいねぇ。 …でも、リヒャルトは好きなんだ〜? 嬉しいなあ。 ( へら〜っと。 残されたとは知らず。 望んで残ったのだろうと思えれば、育った土地を好いてもらえるのは嬉しい。 それがどこかの街で暮らす人ならニュアンスも違うかもしれないけれど、彼は自分達に近いから ) ―――ほとりは安全だからね〜。 おっかない事考えてなければ、そのうち見つけられると思うよ〜… 精霊の泉の、三叉に突き出しているところの――― ( なんて、ざっとした場所説明をする辺り結構本気 ) ありがとう。 うん、父さんと〜 落ち込んじゃっててつまらないかもしれないけどぉ… 昔は格好よかったんだよ〜 ( 彼の足では大変かもしれない。 だけど元より森で暮らす人なら、移動は日常の一こまなのだと考える。 笑みに一抹の寂しさと、どこか諦観を孕んで ) [Mon 1 Jan 2007 07:41:52]
◆リヒャルト > ……太陽の色と、良く似合ってるなあ、と思っていた。いや、いきなり言われても困るか、そんな事(そう言って笑えば、視線を朝日へと戻した。確かに行き成り言われれば困るだろう。そうして少女に見せた横顔は、軍隊的なものでは、あった。目的の為に鍛えられた猟犬、とでも言うべきだろうか。もっとも、今は『飼い主』に捨てられてしまったわけだが)いや……そうだな、仲間と来て――仲間は、島に馴染めなくて、帰って、俺だけかな。残ることにしたんだ、ここに(残ることになった、おいていかれた、ではあるが、気に入った場所であるのも事実。行くあてがないのもそうではあるけれど)……そう、だな。俺も、気が向いたら探してみよう。時間は、かかるかもしれないが(まあ、それでも普通に歩くだけならば、其処まで酷くもない。いずれ金が堪ればからくり仕掛けのものも探してみようとは思うが、木製の脚も、そう悪いものでも、ない)……うん、それなら、もし見つけたらお相手させてもらおうかな、君のお父さんと? [Mon 1 Jan 2007 07:31:31]
◆ソレディー > ( ふと、朝日から男性へ目を移して。 どうしたの?と首を傾げる。 …都市部では、知らなければそうでもないかもしれないけれど、知っている人には忌み嫌われてしまう色…。 普通に接してくれる人だって沢山居るけど、そうでない人も居るのが事実な色だ。 好感を持ってもらえているとは思わぬまま… ふと、生きる気力を失っていなければ、顔立ちも軍人的なものなのだろうか… 男性の顔に、かつての父親を重ねて懐かしそうに微笑んだ ) 一人で来たの? ( 狩りをしに来たのかなーと思い、流石にそれはちょっと妙だと気付くけど、でも銃を持っているのなら、やっぱり特別なモンスターハンターなのかもしれないとか ) 〜そう? 気が向いたら、探してみるね〜。 リヒャルトも、探してみてよ〜。 父さん、一人で飲むより気が紛れると思うんだ〜 二人で飲めば量も半分だしねぇ。 ( お酒に逃げてしまった飲兵衛の相手なんて楽しいものではないかもしれないけれど… ふと寂しそうに思うなら、誰も居ないよりはいいかな?なんて。 …そもそも年越しに大した感慨を抱いていない娘だけれど… 単純に出会いを喜ぶ気持ちはある。 …最寄の村とは上手くいっていないから。 もしかしたら仲良くなれるかもしれないご近所さんは貴重だ。 歩いて数時間でもご近所さん ) [Mon 1 Jan 2007 07:26:46]
◆リヒャルト > (それは、暁色の光に、よく映えていたように思う。赤銅色――綺麗だ、と思うだろう。他の人や、かつての仲間がどう思うかは知らない。ただ彼には、この瞬間、目のまえの彼女が綺麗に思えた)……そう、だな、うん。心細かったんだ、俺は(周りに仲間がいたとしても、寂しかった。だからこそ、ヴェイトス島についた時にうれしかったのだ。敵地であっても、こうして自分の足で踏める大地があったことに)んー……まあ、此方から手を出さなければ、というのはあるし……まあ、其処まで深くはないから(しかしそうか、隣人もいないと思っていたのだが……以外に近くに人がいたらしい。縁は奇妙なもの、というか、世間は狭いというか)……それにしても、新年早々、幸運だったかもしれない(いや、だった、だろう。地平線から登ってくる太陽の光。眼を細めながら見つめ、男は頷いた。一人で、迎えるかもしれなかったこの日を、2人で迎えているのだから) [Mon 1 Jan 2007 07:15:23]
◆ソレディー > ( 日焼けもある。 空が明るくなれば、黒いと言うより赤い、赤銅色とも言えるだろう ) ―――あぁ、そうかぁ… 心細いんだ… ( どこに居るんだろう。 身の危険もあるけれど、周りを全部水に囲まれてはそんな事すら分からない。 なるほどと、孤独な想像に寂しげに肩を落とす ) ―――ッん… 〜美味しいって言うのが分からないよねー… 苦いし、痛い… 辛い? ううん… ( ちょっとだけ口を付けたブリキのカップ。 顔を顰めて、手持ち無沙汰と言った風に揺らしてる。 胃の腑が熱を帯びるようで、温まりそうだとは思うけど ) ―――〜森の中…? 危なくないー? 村… じゃ、ないのかな〜 ( 自分も人の事は言えないけれど。 一人で森の中と聞けば。 それこそ、銃があれば大丈夫なのだろうか ) …うん、おめでと〜 ( サア… と地平線に光が走る。 暦の上では特別でも、別にいつもと違わない夜明け。 節目まで無事だったことに感謝して、改めて ) [Mon 1 Jan 2007 07:06:26]
◆リヒャルト > まあ、自分も自分のことはあまり気にして無いからなあ……(あまり人の事はいえない、と笑いながら、白んだ空の下で娘を見る。褐色――赤銅、というには、少し薄まっているのだろうか。)そうだなあ……ひょっとしたら同じかもしれないけど、うーん……「溺れたらどうなるんだろう」とは、感じなくって、「自分は何処にいるんだろう」っていう意味で、不安だったと思う(差し出されたカップを受け取って、乾杯。まあ、そもそも、こんな所でお互いに毒を飲ませあっても利益はあるまい。此方も全く心配せずに、カップを口元に運んで酒を飲む。――間接キスだと気付いたのは、その一瞬後だが)……その精霊の泉近くの、もうちょっと森寄りの辺り、かな? 多分、今の説明を聞くと、君の家からそう離れてはいないと思うよ(家は――確かに海の向こうだが、帰ることは、きっとないだろう)……改めて、新年おめでとう、だな [Mon 1 Jan 2007 06:56:48]
お知らせ > リヒャルトさんが入室されました。 [Mon 1 Jan 2007 06:51:08]
◆ソレディー > 男の人だものね〜。 て言うか、私も気にしてないしー ( 男女以前の問題だった。 ずぼらでも絵になると見てもらえるキャラクターの特権フル活用で。 自分だって男性の服や髪型には詳しくないと頷こう。 自分が異性ではないのだからそれが当たり前という感覚。 頬を引っ張るさまを楽しそうに見つめてる ) ………そっか〜… そうだよねぇ、不安で怖い… 不安と怖いのって、違う? ( 想像したく無い感じ。 泳いで辿り着ける範囲に陸地が無いなんて。 座り込んだ膝を抱えて頷いて――― あれ?と首を傾げよう ) あ、ありがと〜 ( と、ちゃっかりカップを受け取ってしまう。 先に木のを渡すのだから後で交換は面倒くさいと言うか、間接キスとか気にもしない。 もとより同じカップで飲む素振りなら、毒物の心配などはしなくて良いだろう ) リヒャルトは、どこに住んでるの〜? …ぁ、家は海の向こうなのかなぁ… ( ブリキのカップに自分の分を注いだら、乾杯。 空が白んできた ) [Mon 1 Jan 2007 06:40:29]
◆リヒャルト > ああいや、俺はあまり女の子の服やら髪型やらには詳しくなかったもんで。……そうか? む、ん――(眼か。意識していない部分を誉められると恥ずかしい、と。その辺の彼女の気持ちもわかったかもしれない。赤くなった頬を、引っ掻いてごまかす。――となれば、ハーフ、なのだろうか?)そうだなあ……怖くは、なかったな(海を越えること自体は)ただ、不安ではあったように、思うよ。自分達の乗っている船以外、周りに陸地が見えないのは(ぽつん、と放り出されたような感覚なのだ。だが、彼女が知らなくても、きっとその父親は知っているかもしれない。ヴェイトスの軍服ではありえないのだから、それはエイシェンの軍服に違いないのだ)ああ、あの辺りか――なんだ、結構近いじゃないか、家は(カップが一つしかないと言われれば、背嚢の中を探ってへこんだブリキのカップを引っ張り出す。シンプルイズベスト。野伏としての行動と、軍用品は相性が良かった)……リヒャルト・アレクセイだよ、ソレディー(なら、その横へ並んで腰を下ろそう。初日の出、そろそろ見れるころあいだろうか) [Mon 1 Jan 2007 06:23:28]
◆ソレディー > そりゃそうだよぉ。 お兄さんの眼も、綺麗だね〜。 私の父さんも『白い』けど、眼は青いんだ〜 ( 男性が何を考えているかは分からない。 知ったとして、ヴェイトス島の中心となる各都市で迫害対象となりかねない見てくれの娘にとっては、今更何が変わるわけでもないものかもしれないが ) 〜へえ。 海を越えたんだぁ… おっかなくなかった〜? ( 泳げるけど、海はダメだ。 あんな果てのない湖は怖い。 そんな見方で、目を丸くするのみ。 エイシェン戦役は名前くらい知っていても、軍服や色素に関する知識は皆無だから ) うん、精霊の泉のほとり〜 常世の森側のねぇ。 ―――んン… んー、それじゃ、私も一杯だけ〜。 でもカップ、それしかないんだよね〜 ( お酒を勧めるなんて同情以外の何ものでもないけれど… 本当は持って帰りたくないのに、持って帰らずに寂しそ〜にされてしまうのは切ないというジレンマもある ) ソレディー・カモシレーヌ。 お兄さんは〜? ( よいしょと、まだ暖かい鹿の傍らに腰を下ろそう。 そろそろ夜が明けるから、東を向いて ) [Mon 1 Jan 2007 06:16:39]
◆リヒャルト > ああ、まあ……俺から見て、だけれどな?(照れる様子に、認識を新たにする。良い子だ、と思えたのだ。少なくとも、自分が祖国で聞かされていたヴェイトスの住人とは明らかに違う。当たり前だ、怪物だけで成り立つ世界など魔界のみ。とは言え、そう理解していたとはいえども、こうして交流する機会はなかった。新年早々、幸運だった)ああ、まあ……さっきも言った通り、外れれば危ないけれど、当れば獲物の種類は多い、かな(そう意味では彼女の考えは正しい。だからこそ、彼も笑って受け答えはできた、が――次の問いに、一瞬、詰まる。なんと応えるべきか。決まっている。嘘はつかない)……ああ、そうだ、外国だよ、俺は。君は――ヴェイトス、かな?(ぎこちなく、問いを彼女に投げる。どうだろうか?気付くだろうか、彼女は)む……ああっと――それじゃあ、一杯だけもらえないかな?(ぎし、と脚が痛む。酔えば、少しは痛みも治まるだろうか? それに――)なら、君も付き合ってくれないか? 折角だし……名前も、聞いてみたいんだが、俺は [Mon 1 Jan 2007 06:02:25]
お知らせ > リヒャルトさんが来ました。 [Mon 1 Jan 2007 05:55:31]
◆ソレディー > ………ええ? ゃ、やだな〜 ( 全っ然気にしてないものを褒められて?も気恥ずかしいばっかりと言うか。 照れくさそうに伸び放題の赤毛をわしゃわしゃと弄る。 いっそ目の前の男性みたいにすっきりと切ってしまえば良いのにと自分でも思うくらいだ。 それが出来ない辺り中途半端に女の子。 …母が生きていた頃には、よく綺麗に結ってくれていたとかそんな… ) ―――でも、何でも狙えるって言うのはいいよね〜 ( それは狩りの話だから。 相手の足に覚えた痛ましさも、気にしてどうなるものではないと流して楽しげに。 相手の一抹の不安になんて気付いてやしない。 それでも銃が珍しいものと言う認識はあって、やや不自由そうな共通語 ) 〜外つ国の人? ( ナチュラルに。 勘繰るでも何でもなく聞いた。 瓶の栓を抜いて、木のカップに注ごうとしたところで止める ) 全部はあげないよ〜。 ……ん…… 父さんにお土産だけど、飲兵衛で、ほんとは飲んじゃいけないから〜? …でも、買って来ちゃうんだよねぇ… ( たはーと微苦笑を零す。 いらないなら自分が飲んじゃえばいいやと、そのまま注いだ。 …身体に良いお酒… マムシ酒とかかもしれないがおいておこう。 飲まないー?とカップ突き出して ) [Mon 1 Jan 2007 05:43:18]
◆リヒャルト > いや、良く似合っている髪型だ、と思っただけだ(そう告げて、左手で少女の髪を示そう。大雑把にまとめただけ、と本人は思っているのかもしれないが、良く似合っている。流暢な共通語が耳に心地良い。少し羨ましい、と思わなくもなかったが)ただし、『刃』が通らないと気付いてから狙ったんでは――間に合わない。 俺の場合は……まあ、他に馴染んだ道具がなくて(そう言って肩を竦めてから、一瞬後にしまったと脳裏で呟く。ヴェイトスでは銃は珍しく、それに馴染む人も少ない。ただの野伏が持つにしては過ぎた得物だ。今から誤魔化すか? 嘘はつきたくない。 ならばと、そのまま続けることにした。 初対面の、得たいの知れない男の古傷に寂しそうにしてくれる少女だからこそ、嘘はつきたくない)痛みは――(無い、と言えば嘘だ。寒さは、ぎしぎしと軋むような痛みを与え続けている。少し、と苦笑混じりに告げて)だけど、酒の方は折角だけど、な。――誰かに買って帰るところじゃないのか?(娘の来た方向はヴェイトスの辺り、だった筈だ。遠方に暮らす狩人が革や肉を卸したのだろうと、想像はできる。となれば、その娘の買ってきた代物を自分が奪うのはどうか、と。そう思った) [Mon 1 Jan 2007 05:32:25]
◆ソレディー > ( 首を傾げられても、何を思われているのかは分からない。 ただ、『何?』と不思議そうに目を瞬いて首を傾げ返そう。 ホワイティアの男性に対して、娘の共通語は流暢かもしれない。 少なくとも話すその姿を見ずに発音だけを聞く分には ) 〜ふぅん? でもぉ、『刃』の立たない獣も貫くことができるんでしょ〜? 鹿なんかじゃ勿体無いのかもねえ。 ( いわゆるモンスターと呼ばれる類のものには、弓や剣ではどうにもならないものがいる。 馴染みの無い娘にとっては、その武器がそういった特殊な獲物を狙うハンターだからこそ持つものに見えるようで、デメリットの説明もよく分かっていない感じのままに、それでも興味深々だった。 ―――けれど。 鳴らされる『足音』に、痛そうに寂しそうに、しょんみりと顔をしかめて。 暫し口を噤もう ) 〜痛く、ない? ぁ、お酒、飲むー? ティアンの、身体に良いお酒だってぇ。 ( ごそごそ。 街へ売りに行った毛皮の代わりに背負ってきた荷物から、酒瓶を。 …その間も弓は手放さず、サバイバルナイフを抜き放つのに邪魔になる位置には荷物を持って来ないけど、それは身に付いた自然な仕草で… 必要以上の警戒や悪気があるようには見えないと思う。 むしろ馴れ馴れしいか ) [Mon 1 Jan 2007 05:22:42]
◆リヒャルト > (袋に入れた銃を杖代わりに、男はゆっくりと彼女の方へ歩みだす。その弓を見れば、狩人か何かだろうと目星をつけた。赤銅色というのか、褐色と呼ぶべきか、月明かりのしたでは判別できなかったが、ホワイティア?と小さく首を傾げる。だが、それまでだ。戦いの中で、この島にはとんでもないほど多様な種族がいる事は知っている。かえって渦中にいる者より部外者の方が、肌の色なぞ気にしないのかもしれない。やや発音の奇妙な共通語で、会話を続けよう)逆に外せば、次は無いから、あまり頼りにはならないがなあ。弓と違って、撃つ準備をするのにも時間がかかる(分の悪い博打だ、と付け加えて笑み浮かべ、片足を引きずりながら近付いていく。そう――多様な種族がいたから『化け物の島』と、そんな風聞も流れていたが、こうも屈託の無い娘の姿を見れば、そんな噂も忘れてしまう。そう言えば、こんな様子の彼女には、そのちょっと乱れたポニーテールも似合っているように思えた)ああ、いや……怪我をして『た』、だな(そして、見ず知らずの人間を心配してくれる心根が嬉しい。少し身をかがめて、手の甲で右足を叩く。 こん、こん、と骨と肉の身体では有り得ない、硬質な響き) [Mon 1 Jan 2007 05:07:58]
◆ソレディー > ( 遠目に動かなくなった彼の獲物を確認し――― そちらから先に声がかかるのであれば、まずは一安心。 応えるように弓を手にした手を挙げて、ふらふら振った。 それがどういうものかは何となくしっているけれど、馴染みの無い匂いが鼻をくすぐる。 …少し、緊張するのはなぜだろう… でも、笑顔はへらへらと、狩人らしからぬユルさでもって ) ―――新年おめでとうー…! …【銃】って言うんだっけ〜? 凄いねぇ。 一発かあ… あそこから打ったんだよねぇ? ( 男性の腕は知らない。 だから、実はそんなに命中精度の高くない武器とは知らず、その全ては【銃】というものの性能のように思えて、しまわれる武器を目で追った。 ―――告いで、動きがおかしい事に目を留める。 …屈託無く話すのは… 日焼けしているのとはまた違う褐色の肌に赤毛の、あまり見ない色素の娘 ) …怪我… してる? ( 一方的な狙撃。 襲われる事など無かったろうと思うけど。 大丈夫?と ) [Mon 1 Jan 2007 05:00:45]
◆リヒャルト > (……どさり、と崩れ落ちた鹿の姿。火薬の鼻を刺すような臭いが、月光に照らされた白い煙と共に広がっていく。音と光と、それから臭い。三つ揃えば、どんな動物も寄り付かない。そして逃げられれば、この脚で場所を移すのも面倒だ。故に、機会は一発――)幸運だった、か、今日は(溜息を吐きながら、布袋に銃を仕舞おうとして――ふと、此方へと近付いてくる影に気付いた。狩人か、旅人か、はたまた荒野に現れる怪物の一つか。 警戒しておくに越したことはないが、この脚だ。襲われても逃げられず、弾丸を込めることもできまい。そう思えば薄く笑って――袋に銃をしまった)――やあ、新年おめでとう(そして、そんな風に、此方へと近付く彼女へ声をかけた) [Mon 1 Jan 2007 04:48:15]
◆ソレディー > ( だから、頼むからろくに動かない身体を引きずって村までお酒を買いに行ったりしてませんように。 またほんの少し早くなる足取りは、ほんの少し注意力を散漫にさせる。 ―――そんな時 ) ―――! ( 自然の音ではない乾いたその音が、都市生活者よりは鋭敏な聴力で捕らえられる。 比較的なだらかな荒野の、丘の頂に当たるような場所にさしかかっていた娘には、少し離れて瞬間奔った火線も捉える事が出来た。 ―――危ないかな、と思うけれど。 生憎そちらは進行方向で… 茂みから立つ影がある以上、それは自分を狙っての発砲ではないだろう。 狩人なら、挨拶くらいしておいてもいい――― さてー? と、どこかのんびり考えつつ、男性も離れようとしないなら、二人の距離は縮まるだろう。 まだ空けぬ、じきに白むであろう星空の下、羽根飾りの付いた毛皮を纏って弓を持った、ぼさぼさポニーテールの人影が男性の方へと向かう――― ) ( 警戒していないわけでは、ない ) [Mon 1 Jan 2007 04:43:27]
◆リヒャルト > (――長い狩りだった、と思う。偽装を施した茂みに潜んでから、数時間……がさり、と不用意に姿を現した鹿を狙い、引き金を絞り、そして命中した。はあ、と吐く息は白い。男にとっては――新年というよりも、単なる寒い冬。ぎしぎしと右足が軋むように痛む。茂みの中から立ち上がった男を、銃声と銃口の灯りから、少女は見つけることが出来るだろう) [Mon 1 Jan 2007 04:35:35]
お知らせ > リヒャルトさんが入室されました。 『たーん、と遠くから響く音』 [Mon 1 Jan 2007 04:32:28]
◆ソレディー > ( 身体を壊して床に付している父は、飲兵衛が過ぎてそうなったというろくでなしだけど… そうなる以前… 母がまだ生きていた頃には、優しく強く、精悍な人だった。 …その思い出があるから、こうなってしまった今も支えることが出来る…。 落ちぶれていくのを見ているのは人と比べて大分ユルい自分の感覚にも辛いものだけど… それでもいつか、立ち直ってくれると信じて… ―――酒に蝕まれた体が止まってしまうのと、どちらが早いかと言う話だけど… 最近は、自分の帰りが約束した頃よりも遅くなると心配してくれるようになったんだ。 きっと、良くなってくれると思う ) [Mon 1 Jan 2007 04:25:14]
◆ソレディー > ( 星や地形で目指す方角を割り出す事は出来るし、ヴェイティアンに見えて、事実半分はその血が流れている自分は、時として迫害対象にもなってしまう。 …街で自警団に声をかけられる事なんてざらだし、そこまではされた事がないけれど問答無用で襲われたり捕まったりするかもしれないと教えられていれば、これもごく自然な事… ) ( 荒野の寒空の下で、一人焚き火を前に浅い眠りの中で迎えた新年は、都市でお祭り騒ぎをする者から見れば寂しいものかもしれないけれど、娘にとっては別段気にする事でもなく。 それでも待つ人がいるなら少し急いで。 …まだ暗いうちに焚き火を始末して、よく晴れた星空の下、灯りは持たずに歩きはじめた… ) [Mon 1 Jan 2007 04:00:39]
お知らせ > ソレディーさんが入室されました。 『( 街道は使わない )』 [Mon 1 Jan 2007 03:49:55]
お知らせ > カノンさんが退室されました。 [Fri 29 Dec 2006 22:37:29]
◆カノン > ( オオトカゲは眉間ではなく右目から喉にかけて打ち抜かれており、その過程で巻き込まれた脳の損傷を考えても、恐らくはさしたる衝撃もなく死んだだろう。 まだ尾がぴくりと揺れていた。 ) ………………………。 ( 手を合わせるわけでもないが、カノンは少し沈黙し、それからオオトカゲを拾い歩き出す。 これから食べようというのだが、火を使わない彼女の食事はあまり見目麗しいものではない。 であるからして、この先は割愛させていただく、ということで。 ) [Fri 29 Dec 2006 22:37:26]
◆カノン > ( そして一時が過ぎようとする頃、ぴくん、と動いた―――気がする。 その動作自体は、おそらくこの一時のあいだ集中力を途切れさせずじっと見ていたものでしかわからなかったろう。 その手からクォレルが消えていることが動いた証拠だった。 ) ………………………………んっ。 ( ぐい、と全身のばねだけで起き上がり、こきこき、とこわばった筋を伸ばす。 それからカノンは岩陰から出て、少し歩いた。 その先にはオオトカゲがいた。 ただし、頭をクォレルで打ち抜かれているのだからオオトカゲだったものというべきかも知れないが。 ) [Fri 29 Dec 2006 22:27:33]
◆カノン > ( その気配と生気の消し方は、長年の経験と鍛錬だけでなく、天性のセンスによるところが多かった。 ヒトとケモノ、そのふたつの混じりあった、センス。 もしそれで、こんな目立つ格好をせずに、もっと擬装のスキルを磨いていたならば、狩人どころか暗殺者にでもなれたかもしれない―――というのは言い過ぎだが。 ) ……………………。 ( やがて、一刻が過ぎ、二刻過ぎる。 ) [Fri 29 Dec 2006 22:17:29]
◆カノン > ( 腰からクォレルを一本引き抜き、それから、ぱちん、瞼を下ろす。 もともと見えていないけれど、相していると本当に眠っているように見える。 眠るのは赤ずきんではなく白雪姫の仕事だけれども。 ) ………………………………………。 ( しかし、それは静かだなんてものではない。 トカゲのように身動きもせず、その衣服も人口のそれ特有のにおいをもう持っていなかった。 まるで放置された人形か死体のようで。 ) [Fri 29 Dec 2006 22:07:24]
◆カノン > ( 少女のほうはといえば、大分変わった。 大きく変わった外見以上に、中身のねじくれっぷりも。 もしかするとだんな様は殆ど義務で愛してくれているのかもしれないと時折疑うほどには、そのココロはまちにもまれ汚れていたけれど、けれど、見えない眼の奥のぎらぎらはあまり変わっていなかった。 ) ……………ふうっ。 ( 風に揺れるいまの服装は、目立つし、狩りにはとても向かない。 けど、ちょっと楽しい。 服を楽しむことができるのはそれはそれでいいのかもしれない。 岩陰にそっと腰かけて、ふぅ、一息。 ) [Fri 29 Dec 2006 21:57:26]
◆カノン > ……………………………どのくらいぶり、だろう。 ( 荒野に立つのは一人の少女。 ざわざわと吹く風を全身で受け、その匂いをかぎ、その音を聞く。 どれくらいぶりだろう、この地に訪れたのは。 荒涼の大地。 そこは変わることもなく、広がっていた。 ) [Fri 29 Dec 2006 21:47:55]
お知らせ > カノンさんが来ました。 [Fri 29 Dec 2006 21:46:21]
お知らせ > フォウルさんが退室されました。 『 アングリマーラまで何マイル? 』 [Sun 12 Nov 2006 21:29:18]
◆フォウル > ( 目指すは大雪山の手前、山岳地帯の森の中。 味覚探しに期待できる時期でもあり、冬眠を控えた生き物の気が立っている季節でもある。 かといってあとひと月も遅らせれば完全に冬になっちまうし、野外活動のエキスパートでも何でもない俺が山ン中を歩くとしたら今が最後のチャンスってことなんだろう。 ) 特別な勉強をしたこたないけど、腐っても山育ちだし。 獣と魔物? に気ィつければどうにかなるっしょ。 ( ブルってたって仕方ないし、それに何より収穫を見せたい相手がいる。 そう考えれば思い立っての単独の旅も楽しいもんだ。 ――がったん。 大きく荷台が揺れて、荷台の端から投げ出した膝も大きく揺れる。 あ、何か「ギャ」って聞こえた――首だけで振り返って ) なあなあオッチャン、今舌噛んだろー。 結構痛いよネそれ? ――――聞こえないフリはよくないなー? ( うっせ、と苦笑いの混じった返答に一緒になってカラカラ笑う。 幌馬車の積荷に傭兵一人、それから御者が一人と馬二頭が尚も進み。 ) [Sun 12 Nov 2006 21:28:29]
◆フォウル > ……。 ( アナタ護衛がほしい人、俺は足がほしい人。 軽い気持ちで結んだ契約を今頃は後悔してでもいるんだか、ヴェイトスを出た直後はいちいちギャースカ騒ぐ度に顔覗かせていた御者ももう慣れたもの。 「やかましわ!」ってツッコミくらいあってもよさそうなモンなのに、そのオトナなスルーがかえって心に痛くもある。 ――おとなしくちんまり、後部のすみっこに座り込んで幌の縁から夜空を見上げた。 星も月も大きく見える、よく晴れた夜だと思っていたけど、今はそれも俄かに海上から流れてきた雲によって鈍く霞んでる。 遠くなったヴェイトスの灯りが、街の外に出たんだって実感させてくれた。 ) 前にこっち方面に来たのは――…去年の夏だったっけか、それも暑っつい盛りの。 ああそうそう、あん時ゃテクテクふたりで徒歩の旅だ。 ( 確かここでコインみたいな虫をやっつけたりしたっけ、案外広い荒野の中でもこの近辺かもしれないな――懐かしくて楽しかった思い出だ。 それからアングリマーラに立ち寄って、辛い肉にふたりして目を白黒させて? いやいや、確かどっちも辛いモンは好物だったハズだ。 ) ――そういやこれから向かう所も方角的には一緒か。 そりゃ懐かしいワケだ。 ( まだびりびり痛む舌に塩の味が沁みるけど、干し肉の切れ端をもしもしと齧り。 ) [Sun 12 Nov 2006 21:15:50]
◆フォウル > う゛ー… これなら素直に御者台に乗っけてもらうか、いっそ歩いた方がマシだったんじゃねーの。 アングリマーラに着く前に尻に青タンできっちまうヨこんなんじゃ。 ( いやさ? 地方の農村なんかに行くとよくあるじゃん、ロバがぽっくぽっく荷台に干草なんか山積みしてて、その後ろにちょこんと座ってライ麦のパンなんか齧ってみたり。 そういうのを再現してみたかったのよ、俺は。 それがこー、なんだ。 おばあちゃんのお手製焼きたてライ麦パンなんかが用意されてるはずもなく、晩飯は塩だけで味付けした固い干し肉だし、変な所でで催しても困るってんで水も飲めない有様だ。 現実はそんなすいーと(平仮名)なモンじゃないんだって、思い知った16の冬。 このままだと盗んだ軍馬で走り出しちゃいそうだ。 いや確かに徒歩よりは早いし、足代はこの馬車の護衛と相殺。 傭兵のあり方としちゃ間違ってないとは思うんだけどサ。 ) [Sun 12 Nov 2006 21:03:55]
◆フォウル > ( ――って言うとちょっとかっこよくね? だがしかし、 ) がっ。 でッ。 だ――っ… あだだだだだ尻が痛い、って、の! ( がっこん。 丈夫さだけが取り得の荷馬車、ましてやその荷台の方だ。 乗り心地なんざこれっぽっちも考慮してないわけで。 ) ちょっとちょっと、何この情緒のなsy――舌噛んダ!! ( 何だかやけにやかましい積荷がひとつ、あったとな。 ) [Sun 12 Nov 2006 20:51:03]
◆フォウル > ( 見通しのいい野にまた新た、轍の跡が刻まれる。 行商隊や市政のお偉いさんやら一家離散の夜逃げ族やら、今までどれほどの人がこの道を通ったか。 ――ちょーっと最後のはイマイチ縁起でもないが、まあ。 これまでに無数の人の足や馬の蹄により踏み固められた道に、足跡またひとつ。 荒れ果てた野を頑丈そうな幌馬車が往く。 ) [Sun 12 Nov 2006 20:47:12]
お知らせ > フォウルさんが来ました。 『( 幌馬車の荷台 )』 [Sun 12 Nov 2006 20:43:23]
お知らせ > カールさんが帰りました。 [Sun 12 Nov 2006 16:29:06]
◆カール > (――逃がしておいた馬がのろのろとこちらに向かってくるのが見えた。気配がひとつになったのを感じて戻ってきたらしい。) あ、ああ…。(こっちこっち、と手招く。) 休憩しようか。ホラ、良いものもらっちゃった。 ――…ねェ、ちょっと寄り道しても良い? (馬がブルルと嘶いたのは、多分肯定。) (暫くの休憩の後、一人と一頭はアングリマーラに向かっていた。) [Sun 12 Nov 2006 16:29:05]
◆カール > (噛まれた足がぶるぶると小刻みに震える。ズボン越しだと云うのに抉り取られそうだ。) (その力がふっと消える。手の中の、生き物の感触も薄くなった。 火蜥蜴は、驚くほどみすぼらしい色になってしまった。鮮やかな赤は何処にも無い。) …ただの蜥蜴になっちゃった…。 (足から引き剥がして、まじまじと見た。尻尾だから切り落とせたものの、…その尻尾も随分と肉厚だ。) 見る人が見たら美味しそうなンだろうか…。 [Sun 12 Nov 2006 16:26:46]
お知らせ > 火蜥蜴さんが退室されました。 『火蜥蜴はもう動かない つ【戦闘ポイント2】』 [Sun 12 Nov 2006 16:21:55]
◆火蜥蜴 > (残った屍は肉厚で美味。腐らない内に市内に運べば何処かで買い取ってくれるかも知れない。価値は約5000エン程也) [Sun 12 Nov 2006 16:21:24]
◆火蜥蜴 > くしゅ…!ふーっ!(威嚇めいた唸り声が噛み付いた歯列の狭間より漏れ出る、押さえ付ける圧迫に抗う事は出来ないが殊更に食む顎の力は強く)(だが)(其処まで)……!?(生々しく濡れた、肉の断ち切れる音が直ぐ間近に生じる。無防備を晒した肉体は格好の的に間違いない。胴体は斬撃の一発では両断出来ないだろうが、細い尻尾は幾分か容易く刃の下に。肉体から離れた一部がぼとんと重い音を立てて地面に落ち)…ぐぁ…!(びくん。大地に触れた瞬間、水に飲まれたかの様に尻尾の灯火はじゅうと音を立てて霧散してしまった。断末魔の唸り声を深く咽喉に曇らせて)(そしてあっという間に力を失い尽き果ててしまう。全身を覆う肌の赤も色褪せて) [Sun 12 Nov 2006 16:19:59]
◆カール > (膝立ちの格好だ。) ぎァッ!! (火蜥蜴の牙は太腿に食い込んだ。) (だが、少年はその頭を押さえつけようとする。動きさえ止めてしまえば、と云う心算。) (もし掴めるなら、炎の灯る尻尾なり胴体なりを切り落とそうとするだろう。) [Sun 12 Nov 2006 16:12:51]
◆火蜥蜴 > (そして、ふっ、と、焔は消えた、多少の集中では一瞬の力の発動だけが限界だ。其の代りに生贄は、直ぐ目の前に捧げられる事になったが。倒れ込む物音から間髪をいれずに四肢で地面を蹴り付け走る!)…っ!?ぐぁぁうっ!(肌に剣が掠めた。どの様に叩き付けられたかにもよるが、構えも無く狙いも無い一撃では牽制が精々だ、一瞬の怯みすらも其れに勝る食欲に衝き動かされて、遮二無二に顎は其の肢に食らいつく!直立か、膝立ちかは知れぬが兎に角衣の上より歯を突きたてようと) [Sun 12 Nov 2006 16:09:07]
◆カール > ――ッ!!? (前傾の姿勢で駆け込んでいたところに一直線の火! 悲鳴も飲み込んで夢中で避けた、) (避けたと云うより無様にスッ転んだのだが。頭上を過ぎ去ってゆく火に後ろ髪の先が焦がされた。嫌な臭いが散る。) いでッ!! (どちゃ、と倒れたのは火蜥蜴の目前だった。慌てて身を起こし、剣を振るおうとするが狙いなどあったものではない。) [Sun 12 Nov 2006 15:56:21]
◆火蜥蜴 > (どっくん)…くぁ(どっくん)(人里より遠く離れた大地の静寂の只中で脈打つ心臓の鼓動、其れを幾つ数えた後の事のだろう。風切りの音を伴い刃の切っ先が風を割り、踏み締める靴底が大地を踏んで御互いの距離を縮め)(剣を叩き込むにはまだ少しだけ遠い間合いに踏み込まれた其の瞬間!)(ごうあっ!)(膨張する精霊力が一挙に弾けた!横薙ぎに大きく勢いをつけて振るう尻尾の鞭の延長線状に長く延びる赤い火柱!佇む丈の差異を縮め其の顔の横っ面を引っ叩く軌跡だ!芯が無い故に致命傷の痛手を負う事は無いかも知れないが、もしも嬲られれば火傷に肌が焼ける羽目になるのは確実。眼球の水分すらも奪おうと!) [Sun 12 Nov 2006 15:50:59]
◆カール > …そっか…。 (揺れる尻尾に灯る熱がこっちにまで伝わってきそうだ。 剣を抜く。) (覚悟を決めて間合いを詰める。交渉の余地無し、斬る。と決めたら行動は迅速に。火蜥蜴が何かする前に。) (ひゅ、と剣を振り上げ、徐々に距離を縮める――…。近づくごとに、相手の力の高まりを感じて焦りが滲む。) [Sun 12 Nov 2006 15:41:41]
◆火蜥蜴 > ――…くぁう(盛んに同じ言葉を繰り返すのみ、えさ、そして、ねつ、知能と理性の低さを物語る様に、双眸に凶悪なまでの強い飢えを宿して。ぶうん!其の場よりは四肢を地面に根付かせ動かないが尻尾の動きは活発だ、長く、粘る様な一振りに風が鳴いた)(うねる尻尾を中心に、高まる精霊の力を察する事が出来るかどうかは相手の感覚次第)(睨み付ける目線は定まった侭離れない)(一ターン消費) [Sun 12 Nov 2006 15:37:57]
◆カール > (本能を言葉にしたような台詞が耳を振るわせる。剥き出しの気持ちは十分に汲み取れた。) (未だ抜かない。) 餌、ッてなンだ、やっぱ火なのか? ――若し餌や熱をやったら、どうする。出来れば戦いたくないンだよ、怖いから。 (相手は肉体を持っているとは云え精霊だ。揺れる尻尾に、飛び掛る準備が出来ているのだろうと感じて息を呑む。) [Sun 12 Nov 2006 15:29:58]
◆火蜥蜴 > (轟)(燃え滾る。煌々と我が身を背面より照らし付け、傾きかける冬の陽に兆し出した夕闇をも払い除け、大人の握り拳大にまで膨らんだ尻尾の火球は)(最初は馬を選んでいたが。直ぐに標的は其の隣人にへと変わる、この場より遠ざかる蹄の足音の代りの生贄に)…くぁぁっ(溜息の様な震えを伝わせ咽喉が威嚇めいて吼える。動物語を知識に蓄えているものならば其の意味の断片を知る事が出来るかも知れない。えさをよこせ。と。ねつをよこせ。と。爛々と輝きを強くする双眸に、比例し焔は其の勢いを増した)(鞭の様に盛んに長い尾っぽを筋肉の動きに導く侭に左右上下にへと揺らめかせ) [Sun 12 Nov 2006 15:25:38]
◆カール > (ちょっとデカいけど蜥蜴だ。冬近いのに出てきちゃったトカゲだ、変温動物が急にすばしこくなる訳が無い。落ち着いて逃げれば大丈夫。…自分に良い聞かれながら遠ざかろうとする間。) (微かに焚き火みたいな音がした。) げッ?! (思わずポケットを探ったがボールなんて持ってない。) ちょ、先 逃げてッ。火が着いたら君ヤバイから! (馬には荷物を一杯背負わせている。尻を叩き、遠ざかるように云った。 駆け足は遅いけれど。) (少年は火蜥蜴の方に向く。) ……。いっそこの子も土産にしてやろうか…。 (戟は馬に括りつけてある。…剣に手をかけた。) [Sun 12 Nov 2006 15:19:31]
◆火蜥蜴 > (変温動物には辛い季節だった。吹き付ける風の冷たい事。日光浴だけでは到底に補いきれない)(だから燃やすものが欲しいのだ)(そしてそれは向うからこっちに飛び込んで来た、相手のシナプスに行き交う微電流の内容も露知らぬ侭、警戒していようがいまいが構わない。自分を避けて通る足踏みが死角にへと消える頃合に)(ぼう)(酸素が弾ける音を立てて燃える)(揺らぐ尻尾の末端に宿る赤い炎の灯火)(見る間に黒い瞳に満ちる鮮やかな真紅の色、通り過ぎて行く靴音の振動を辿るかの様に体をひねり、よちよちとした動きで立ち去ろうとする馬の尻尾に振り向きなおろうと) [Sun 12 Nov 2006 15:13:00]
◆カール > (派手な生き物。…つまり危険な生き物。) 若しかして、 (赤い蜥蜴ッてのは他に居るかもしれない。ただ毒を持ってるだけの奴かもしれないけれど(それだって十分に危険だが)、…少年は馬を遠ざけた。「下がって、」) 手を出さなかったら大丈夫、かな…。 (北風に晒される蜥蜴の姿はほうって置けなく見えるけれど。 距離を保ったまま、ゆっくりと迂回を始める。) [Sun 12 Nov 2006 15:05:41]
◆火蜥蜴 > (接近)(一方的に縮まる距離)(其れが反応を示したのは零れる呟きが風に溶けたその瞬間だ)(ぴくん)(痙攣めいたうねりを伝わせ長い尻尾の端が乾いた大地を叩き、そして緩慢とした起き上がった、生命から発散される熱量を頼りにして、濁り切った双眸もまたぎょろぎょろと蠢き上向きに)(酷く億劫そうな動作で首を傾いで仰ぎ見た。一匹に、そして一人。石像の様に動かなかった四肢が僅かに身じろぐと共に、左右に引き裂けた口角より、ちるんと二又に分かれた肌の色よりも尚赤い舌先が滑り出て)(最初の反応は其処まで) [Sun 12 Nov 2006 15:01:02]
◆カール > (早く帰りたい。でもこの風だと渡し場に着いても足止めを食わされるだろうか。…考えるごとに足が重くなる気がして、首を振った。) (砂が眼に入り、「あー、もー」と声を上げるのも何度目か。 拭って、) (――…、滲んだ視界に何か見えた。) 何だろ。 (輪郭がはっきりするまで近づいてみる。4、5mほどの近くまで。) 赤い蜥蜴? (耳を動かし、嘶きを上げそうな馬を制しつつ。) [Sun 12 Nov 2006 14:56:17]
◆気配 > (見事なまでに何も無い、遮蔽物に邪魔される事無く地上の果ての果てまで見通す事の出来る地、比較的に隆起も陥没も乏しく平地がひた続く地形の辺りに其れは居た。乾燥した砂埃を躍らせて吹き荒れる目隠しの風に紛れ込む様に、茶けた大地に目立ち赤い輪郭を宿す気配。丁度馬を連れた通行者の進む進路方向の行方に。地べたに這い蹲る真っ赤な蜥蜴の姿。体長は約50cm弱。じっと身動き一つせず、対峙する形を取っているが、胡乱とした黒い円らな瞳は何処を見つめているとも知れない、大地を渡り歩く相手の姿に気付いているのか否かも) [Sun 12 Nov 2006 14:52:09]
お知らせ > 気配さんが入室されました。 『(此処は荒涼の大地)』 [Sun 12 Nov 2006 14:51:19]
◆カール > (荷物を負った馬の歩みは遅い。ぶるぶる、と長い首を振って、なかなか進もうとはしなかった。 此処が街道より危険な場所だとは知っているのだろう。見渡せるだけ未だマシなのだろうか。…逆に云えば相手からも見付かりやすいのだが。) ごめんな、もうちょっとだから。 (精霊の泉までの我慢。少年は馬の鬣を撫でる。) [Sun 12 Nov 2006 14:43:53]
◆カール > (街道を嫌でも外れていかねばならないところに来た。アングリマーラへ向かう太い道から逸れて行くと、途端に草原、そして次第に何も無くなる。 荒涼の大地。) (遮るものが何も無くなる、風が ごうごうと吹いては渦巻いていった。砂埃が立ち、眼や口に入らないように少年は腕や外套で庇う。) [Sun 12 Nov 2006 14:34:25]
お知らせ > カールさんが来ました。 [Sun 12 Nov 2006 14:28:31]
お知らせ > バラエさんが帰りました。 [Wed 25 Oct 2006 22:06:10]
◆バラエ > あと少しヨ、俺ー。 (ずるずる、足を引き摺るように歩いた。 残らない足跡はきっと、蛞蝓みたいになっているのだろう。) [Wed 25 Oct 2006 22:06:09]
◆バラエ > ……。血の跡が無エよか、マシかな。 (歩みは遅い。) 何か、どっと疲れたア。 (大欠伸。) [Wed 25 Oct 2006 22:00:02]
◆バラエ > (がらごろがら、と遠く轍をなぞる音が聞こえる。荒れた大地の上を行く馬車は何を運んでいるのか、目を凝らしても見えはしないが。) (地面は大分乾燥している。湿地帯から抜け出したから余計にそう感じるのか。) そう云やア、もう足跡が見えネエ、ナ。 (湿地帯で見かけた獣の足跡は、結局何処へ行ったのだろう。) [Wed 25 Oct 2006 21:48:38]
◆バラエ > 相変わらず変てこな島だが…。まア、寒くネエのは良いな。 (背を押すように北風が吹いてくるけれど、もう鳥肌が立つ程でもない。 首裏を擦った。) 此処からでも声が聞こえるみてーだわ。 (妖魔の町、だったか。) [Wed 25 Oct 2006 21:34:57]
◆バラエ > 風がぬるくなって来たな。 (もっと南に歩けば、アングリマーラが見えてくるだろう。) [Wed 25 Oct 2006 21:25:03]
お知らせ > バラエさんが入室されました。 [Wed 25 Oct 2006 21:22:45]
お知らせ > マドゥーさんが退室されました。 [Sun 15 Oct 2006 20:55:49]
◆マドゥー > (ぐっと・・・踏みとどまる)・・・・・・俺が無駄に命を奪ってどーする・・・・・・(早いうちに街に帰り、久々に良い食事でもするか、一人ごちれば早足に立ち去っていった。) [Sun 15 Oct 2006 20:55:16]
◆マドゥー > (“きょぇぇ〜〜〜!”不快な鳥の鳴き声で、天への叫びを上げた姿勢のまま我に返る・・・ハゲタカが3羽ほど頭上を舞っていた。)・・・・・・・・・・・・(こちらがのたれ死ぬのを待っているのだろう。)えぇい、それほどまでに俺は生命力に不足しているようにみえるか、この不届き鳥どもめぃっ!!(気分を台無しにされ、無償に腹が立ったのか足元の石を拾い投げつけんとし・・・) [Sun 15 Oct 2006 20:49:29]
◆マドゥー > 見よ、この大地を!偉大なるスーラジ(太陽)は等しく生命を分け与え、互いに無駄に命を奪い合ったりはしない!(周囲に誰もいないことをいいことに、両手広げれば、天に向かって叫んでみる。肺に溜め込んでいた魔界の瘴気が洗い流される気がした。) [Sun 15 Oct 2006 20:37:42]
◆マドゥー > (今思えば、魔界での生活も懐かしいものがある。たった二ヶ月ではあったが、生き延びるためにあらゆる手を尽くした期間の記憶は、今まで生きてきた中でかなり色濃い部類のものとして刻まれた。)例えば・・・・・・(魔界ではこう、日の光を浴びのどかに行軍を楽しむことなどなかったのではないだろうか?) [Sun 15 Oct 2006 20:31:52]
◆マドゥー > (アングリマーラ⇔ヴェイトス市間の荒野・・・幾度と無く踏破してきた道だ。今回、魔界での大荷物を多量にアングリマーラに置いて来た帰りならばいつにもまして体が軽く感じた。新たな任務は“引き続きヴェイトス市にての斥候”・・・要は前のように、事があるまでは好きにやれと、そういうことなのだろう。ようやく日常が戻ってきた・・・自分のような身のものが、妙なことを考える・・・そう思った。) [Sun 15 Oct 2006 20:26:29]
お知らせ > マドゥーさんが来ました。 [Sun 15 Oct 2006 20:22:17]
お知らせ > ナクリさんが帰りました。 『ついでに鶏肉もクイタイヨネ (結局空腹。狩りの旅開始)』 [Tue 10 Oct 2006 01:21:59]
◆ナクリ > 前は食われちゃってたンダヨナ。 今回どうするかネ ( 得意分野のそれらで色々と練る。そうでなくては取り分も、今後の食事も難しくなるから ) ( ふむ、と顎へ手置いて悩んだりした ) ま、何とかナルカ。 ( いざとなったら直接弓を放つ ) 向こうで弓ストックも作らなきゃナ ( 鳥狩れれば最高、とか思った ) [Tue 10 Oct 2006 01:21:33]
◆ナクリ > ( 久しぶりの外になるから、腕が落ちてないか不安だった ) ――流石に腕落ちてたら エロイだけ残るヨナ。 カッコワルイわぁ ( 一度足止めて、弓の糸を引く振り。方向は空、そして真正面。 糸をいきなりはなさないようにゆっくりと元の位置まで戻して。再び弓位置すらも戻して、歩く ) ンー。 取り合えず湖畔当たりで休憩して、 近くの森でトラップと、狩りと。 ( 歩きながら指おって数えた ) 下準備が糞忙しいんだヨネ ( それが楽しいといえば楽しいのだが ) [Tue 10 Oct 2006 01:19:39]
◆ナクリ > ( ふー、と長く息をはいた。 弓は片手へ強く握り締められ、鞄は外に出る前のパンパンと張りを見せる。 片手で腰の小さな鞄をあさる。 中から取り出すのは簡易地図。それを少ない星明かりで眺めようとしたが無謀だったらしく、ヤレヤレと顔をふって再び鞄へとそれをしまった ) 方向はあってる筈。 行き着く場所はティアンだよネ ( まぁ、ほど遠い。何日かかるやらこのペース。 行くまでに狩りをしなければならないだろうし、と男は思った ) [Tue 10 Oct 2006 01:15:52]
◆ナクリ > ( いい加減食料もつきる。寒くもなってくる。町の中で過ごすよりは外のほうが肌に触れる部分で落ち着くのは職業のせいか ) ソロソロ冬が来るネ――。 ( ぼーんやりと ) ( 空見ながら歩く。多めに着こんだ上着、温度を感じない部分は相変わらず露出されている。 生足なほうは少しだけ肌が赤くなるだろう ) [Tue 10 Oct 2006 01:11:48]
お知らせ > ナクリさんが入室されました。 『ザックザック歩く――』 [Tue 10 Oct 2006 01:10:00]
お知らせ > バラエさんが退室されました。 [Sat 7 Oct 2006 22:45:19]
◆バラエ > …アア゛ちくしょうめ。 (外套の襟に首を竦めた。) これから風邪なンてひいてられねってのに、ヨ。 [Sat 7 Oct 2006 22:44:26]
◆バラエ > へア ッ ブふッ! (響き渡るくしゃみ。) [Sat 7 Oct 2006 22:44:02]
◆バラエ > うンッと遠回りして行ったらカチ合う事も無えかナア。そう願うけども、ヨ。 (風に乗ってきた気配は何者か解らない。けれど、男は其方に向かって歩き出した。 轍の跡から逸れて行く。) [Sat 7 Oct 2006 22:38:14]
◆バラエ > 折角調達した直後なンだ、ちょっとばかし足を伸ばしてもいいような気はするが、ネ。 (ぐしゅ。…ああいけね、風邪気味だ。) (眼の上に翳していた掌を耳に。) …。誰ぞ吼えてンのかな。 (足を止めた。) [Sat 7 Oct 2006 22:33:31]
◆バラエ > (靴裏に感じるのは砂っぽい地面だ。月が明るいから、今のところ轍は見失なっていない。) 何処で曲がるかネエ。このまま轍を辿ってく訳にもいかねえもんナア。 [Sat 7 Oct 2006 22:28:31]
◆バラエ > 重いけど。余裕のあるのはいいことだ。 …。いいことだ。 (かりかり。顎鬚を掻いた。 風が強い。外套の前を掻き合わせる。) [Sat 7 Oct 2006 22:23:06]
◆バラエ > (馬車の轍を辿って街を出てきた。膨らんだ雑貨鞄を ぱんぱん と叩く。) …。 (ちょっと笑った。) 荷物があるのは良いな。 [Sat 7 Oct 2006 22:20:24]
◆バラエ > (ひとけはすくない。) (にんきはすくない。) [Sat 7 Oct 2006 22:18:05]
お知らせ > バラエさんが入室されました。 [Sat 7 Oct 2006 22:16:08]
お知らせ > ユウキ@水樽さんが退室されました。 『同じく、初日終了』 [Sun 17 Sep 2006 21:48:03]
お知らせ > アシム@水樽さんが帰りました。 『( かくて馬車は宵越しに進む。 初日終了 )』 [Sun 17 Sep 2006 21:45:52]
◆アシム@水樽 > ( クリスティアの水をヴェイトスに運ぶのも、対処療法でしかないけれど。 雨の元凶を断つ手は持っていないのだから、できることをやるだけの。 それはきっと無意味じゃない――砂漠出身の男はそこまでは考えていなかったが ) お互い、痛い目――ならないと、いい。 遊ばれたー… ( むすー。 さも愉快げに笑う女性へと、不平よりは困った顔でそう告げて。 ) …それは逆、俺 隠れて 殴るー…くらい、できる。 ( 実のところそれくらいしかできない、襲撃の類がなければ一番、平和が一番と切に思いながら。 今宵のところは馬車は二台の縦つなぎ、交代で仮眠を取って互いの旅路へと進むのだろう。 ) [Sun 17 Sep 2006 21:45:03]
◆ユウキ@水樽 > そんなもんかねぇ。 (納得したような納得しないような顔で無意味に頷きながら、ふむふむと相槌を打って) あーそう?けど女も結構痛いよ? (まぁ、痛さの質がまったく違うだろうけれど) ひぃ、ひぃ……あー面白かった。 荒事になればそうでもないさ。そんときは頼むよ? (さ、あんまり馬鹿騒ぎしてるとなんかに見つかりそうだから、続きは仮眠の前にでも、といって、引っ込もうとして……) [Sun 17 Sep 2006 21:40:00]
◆アシム@水樽 > でも、そのおかげ――くりすてぃあ? の水、ヴェイトスに。 それで助かる、悪いだけ、ない。 ( 依頼主の話ではクリスティアの水はまだ汚染度が低いらしい、世の中が全くの均一でなくてよかったと。 ) ( 笑われました。 ) ぁー…本当、痛いっ! 死ねる、 死ぬ、蹴られる、俺――男、死ねる!! ( 狼狽しまくって日焼けしたツラを赤く染めて思わず叫ぶ辺り、女性の認識は完璧に正しい。 甲斐性の欠片もなさそうなのが一匹そこにいるだろう、因みに御者の方も座席の上で不自然な内股ぶりを披露。 息子さんをガードしてます。 ) …貴女、強そうだ。 きっと泥棒、来ても 逃げる…思う。 無事、水持つ、帰る。 できると思う。 ( こそこそこそ。 幌の後ろに隠れてかけていた姿を現し直して。 ) [Sun 17 Sep 2006 21:28:58]
◆ユウキ@水樽 > そうだね、あんたんとこに湿気半分くらい持ってってもらいたいね。いやぁ、やっぱ世の中不便に出来てるわ。 (面白いのかどうか自分でもわからないけどなんか笑ってしまう) そうでもないよ?そこで育てばさ。まぁ、砂漠生まれの人間でも暑く感じるだろうけどね。蒸される熱さだし……んー?何さ、聞こえないよ。はっきりいってよ。 (さらに舌のすべりが悪くなった相手にハキハキとした声をかけて。そして相手の怯えようにきょとんとするが、気がつけば今度こそ大爆笑) …………っ!! しないしないっ!アンタにゃそんな甲斐性もなさそうだっ [Sun 17 Sep 2006 21:20:28]
◆アシム@水樽 > じめじめ、蒸し暑いー…でも、湿気 貴重。 寒いのは困る けど。 ( 砂漠の暑さは湿気とは無縁だから、ヴェイトスに来てみて驚いたのだと。 その一方で寒さは困ると子供のように困り顔。 ) イヌオウマル、トキノミヤコの人。 彼からじめじめ、聞いた―― けど。 …住む、暮らす。 大変そう。 ( 女性の想像へとそのようにあっさり返して。 ) 女、大変。 …その、………子。 ( ごにょごにょと女性特有の危険性に首肯返して、無言でにじにじ後ろに下がった。 潰されたらひとたまりもありません、真剣に恐怖した。 ) ぁー… 俺、考えてない 考えてない! おかしなこと、 貴女と…貴女 を? 考えて、ない! ( ぶるぶるぶるぶる、左右に激しく首を横。 ただ肝の据わった女性のこと、そうした危機も乗り越えて今ここにいるのだなと――やがて伺うようにそろりと ) …俺、アシム。 ………蹴らない、潰す ない? [Sun 17 Sep 2006 21:04:51]
◆ユウキ@水樽 > そうそう。夏はむしあついからね、涼しいように出来てるんだ。冬はめちゃくちゃ隙間風はいるけど。 (なかなか頭の回転がいいねぇ。と笑った後、湿気が多いという話に頷きながら、一体どんな話題で上ったのかと想像して) あぁ、そうだね。いや、別に市内の仕事もするけど、こうやって男にまぎれて働くほうが多いからねぇ。 (相手の問いには、あぁ、金玉蹴りつぶしてやるよ、とにぃ、と笑って。銃の存在は教えない。別に嫌がらせではないけれど) [Sun 17 Sep 2006 20:54:49]
◆アシム@水樽 > 木と紙ー… ( 考えた。 ) ( 腕組んだ。 首を捻り、眉間に皺を寄せて、ぽくぽくぽく、ちーん。 ) …あ。 風通し、よさそう? ( ヴェイトス市街の建物は主に木と煉瓦製? それと比較すると通気性はよさそうだと、うんうんとひとり頷いて ) じめじめ。 トキノミヤコー… じめじめ そう聞いてる。 ええと、貴女ー… 着物、着ない人。 今みたい、外で働く か。 戦う? ( そこで改めて、冒険者然とした装備姿をじぃ、と眺めて。 引き締まったスタイルは着飾ればまた違って見えるのだろう女性は、その野外向けのいでたちが随分着慣れて見えたから ) もし、今。 泥棒 来たら――貴女、どうする。 殴る? 蹴る? ( ここからでは背中の銃も隠し武器も見えなかった。 ) [Sun 17 Sep 2006 20:52:19]
◆ユウキ@水樽 > はっ、ははっ!砂漠は砂ばっかりだもんねぇ。 アマウラは、木と紙で出来た家ばっかりだよ。 (彼らにはいまいち想像がつきにくい言葉で説明をして) カビ?カビ? (なんだいそりゃあ、と間の抜けた声で質問して) え?ああ、まあ動きづらいしね、裾なんて切ってたら職業間違われるよっ! (けらけらと大笑いしたあとに、冒険する時は、ズボンのほうが茨で引っかいたりしないからね、と説明して) [Sun 17 Sep 2006 20:43:31]
◆アシム@水樽 > ( 「モク休憩くらいは入れないと身が持たないよ姐さん」、そんな返事が聞こえるだろう。 ) ( 闇色に溶ける髪は黒、イエロティアに多いとされる髪の色。 気さくな女性にこちらも警戒を解いて、 ) 土着?? と――思う、でも よく知らない。 あまり外の人、 話す ない。 ヴェイトスー…人だらけ、物だらけ。 驚いた。 ( ネイティヴヴェイティアンとはまた別の部族の男はものすごい田舎者という事。 マイノリティ特有の肩身の狭さはイエロティアも共通か。 ) …ん、早く覚える、覚えたい。 仕事 請ける――人と話す 多い。 だから、請けた。 ベノム、カビの人の時 一緒。 ( 以前カビ退治の依頼を請けた、その時の依頼主の名を出して。 トキノミヤコと聞けば思い出したと朴訥とした顔を輝かせて ) 着物、見た! 着てる人、見た 話した。 …貴女は着物、なぜ 着てない? 動き難い、裾 切れない? …切って着る いけないか。 [Sun 17 Sep 2006 20:34:11]
◆ユウキ@水樽 > 酒の一杯もありゃあ舌も踊るってもんだけどね、馬車降りるまでは仕事中さっ。 (風になびく髪を掻き揚げながら、目の前の男を観察して) あぁー、アングリーラマの方からの移民?いや、ネイティブかな? (国の保護があるとはいえ、ホワイティアから見たら、自分も同じようなもので、ちょっとだけ親近感を覚えた) あー、あたしも最初は発音に苦労したね。まぁ、すんでりゃ勝手に覚えるさ。 んぁ?あたしはアマウラ。トキノミヤコさ。ほれ、東の方の。着物とか [Sun 17 Sep 2006 20:24:02]
◆アシム@水樽 > そりゃそうだ、もっと楽してドでかい儲けがしたいモンさね――ってつれないねぇ姐さん。 ( どうやら口説きは失敗したらしいと諦めて、手綱捌きに集中する御者が見えるだろう。 残された男は首を傾げて、言葉の意味を咀嚼してからやがて東北の方角を指差し ) 砂漠ー…の、方から。 ヴェイトス来てまだ少し、 言葉 よく知らない。 稼ぎながら、…勉強? 中。 ヴェイトス、物 高い――… 貴女は? ( どこの生まれですかと。 こちらも道中の世間話程度に問い返し。 ) [Sun 17 Sep 2006 20:18:29]
◆ユウキ@水樽 > ははっ、つきがありゃあ、こんな時間に馬車走らせてないよっ。 (おだててくる相手に苦笑いしながら切り替えして、馬車の上、半身を乗り出すようにして。と、相手が顔を出した) ん?なんだい、舌の動きが悪いねぇ。ん?あんたどこの生まれだい? (暇つぶし程度に興味を持って、そう話しかけて) [Sun 17 Sep 2006 20:11:55]
◆アシム@水樽 > ( 前方の馬車が速度を落とした。 道幅が狭く並走は出来ないかもしれないが、そのうち横脇におあつらえ向きの草地でも見えて来るのだろう。 ) なかなか護衛が見つからなかったのよゥ。 あぁどうせならこっちも姐さんみたいなちょっとキツめな美人サンがよかったねー。 こっちなんざ野郎よ、野郎。 ( と、カラカラと笑う御者の横から「野郎の護衛」がひょこりと顔を出した。 ) 貴女も水、運ぶー…? 赤い雨、飲めない 代わり。 水、取りに、行く? ( 片言の口調が可笑しいのか、御者はひょいと肩を竦めて「こっちなんざこんなんヨ」、そんな仕草。 ) [Sun 17 Sep 2006 20:03:39]
◆ユウキ@水樽 > …………んあぁ? (ひょい、と顔を出せば、御者に、ほんの少しだけ休めるように指示をして。) あんたたちも結構のんびりだねーっ。 (声を張り上げて、相手の顔を確かめようとする。ちなみにこちら、顔つきは子悪人がおだ。目つきが悪い) [Sun 17 Sep 2006 19:58:10]
◆アシム@水樽 > ( 背後から大型の馬車がひた走る、蹄と轍の音が鳴る。 空は生憎の曇天、いわくつきの赤い雨が降る前に少しでも距離を稼ごうとしているのだろう。 やがて声を張り上げれば御者にも聞こえるだろうと思える距離になってから、後続する馬車の御者よりそちらの御者へと声がかかる。 ) ――おおい、同業サンだろう、水樽のー? 急いでるのはお互い様だが、結構飛ばしてるだろう。 ちっと馬を休ませちゃやらないかー? ( そんな申し出。 ) [Sun 17 Sep 2006 19:53:04]
お知らせ > アシム@水樽さんが入室されました。 『( 後続する轍の音 )』 [Sun 17 Sep 2006 19:52:40]
お知らせ > ユウキ@水樽さんが来ました。 [Sun 17 Sep 2006 19:38:16]
◆ユウキ@水樽 > (依頼を受けたものの、用事に手間どり遅れ、そして昨日の襲撃でこんな時間の出発となった。がたがたと馬車にゆれながら、玉が出るかも怪しい銃を磨く。ものっそ煙草が吸いたいが、はるか遠くからでも見えるようなまねは余りしたくない) [Sun 17 Sep 2006 19:22:58]
お知らせ > ユウキ@水樽さんが来ました。 『細い道を走る』 [Sun 17 Sep 2006 19:20:15]
お知らせ > レッドフォックス@水樽さんが退室されました。 『・・・あ、せっかくのまともなメシ・・・まぁ、明日で良いか・・・zzz...』 [Sun 17 Sep 2006 01:22:37]
◆レッドフォックス@水樽 > ・・・・・・(今、なんか電波っていうかテレパシーみたいなものが聞こえた気がした。)・・・・・・カビキノコ様?・・・・・・なんだ、今の夢・・・?(変な夢を見た気がした。が、夢は夢である。すぐに内容は忘れた。少年の方を見ると、ちゃんと馬車を引いているようだ)・・・ったく、明日は荒行事になるってのによ。しっかり寝ないとな・・・・・・(再び目を閉じ、眠りに着く。少年が掛けてくれていたマントに感謝を感じながら) [Sun 17 Sep 2006 01:21:33]
お知らせ > レッドフォックス@水樽さんが入室されました。 『・・・ん?』 [Sun 17 Sep 2006 01:13:41]
お知らせ > アーク=フォース@水樽さんが退室されました。 『紅い空を見ながら、不安の穴を埋めるように手綱を握り締めて…』 [Sun 17 Sep 2006 00:04:29]
◆アーク=フォース@水樽 > (レッドフォックスさんが倒れるように寝るのを見て、手に届く範囲にあった自分のマントをレッドフォックスさんに投げて言う)「なんか羽織らないと風引きますよ?」 [Sun 17 Sep 2006 00:02:14]
お知らせ > レッドフォックス@水樽さんが退室されました。 『(起きた時、きっと最初に言うだろう。「しまった、せっかくのまともなメシを食い忘れた!」と)』 [Sun 17 Sep 2006 00:01:54]
◆レッドフォックス@水樽 > (先ほどから少々気になっていた少年の不安そうな顔。そういう事か、と理解し、頭に乗せた手の動きをポンポンと叩くものに変える)・・・心配すんな。市にはオレ達なんぞ足元にも及ばない強烈なヤツらがゴロゴロ居る。そう簡単に落ちるような場所じゃねぇよ。今はそれより自分達の心配だ。精霊との交渉が決裂したら、最悪の場合は常世の森を突っ切る事になるってのを理解しとけよ?(少年が表情を繕おうとしているのを見ると、手を離し)・・・さぁて・・・そろそろオレも限界だ・・・寝させて・・・もら・・・う・・・ぜ・・・・・・(途端にフラリと身体が揺れ、そのままゴロリと横になった) [Sat 16 Sep 2006 23:58:51]
◆アーク=フォース@水樽 > (なるべくレッドフォックスさんには顔を合わせて、自分の不安をこれ以上表に晒さないようにするべく、手綱を握りコンパスと地図を見ながら精霊の泉へと馬を向ける) [Sat 16 Sep 2006 23:56:06]
◆アーク=フォース@水樽 > (言い損ねた事がある、自分が感じた事について…だけど言うべきかいわざるべきか迷う、頭撫でられたし、髪グシャグシャ…)「そうですね、でも、精霊の泉に着くまでは要警戒ですね…何処で何が襲ってくるか解りませんし…それに……嫌な予感もします、自分達ではなくて……ヴェイトスの街の方が」(胸騒ぎがする…どうしてだろう……起きるまで見てた夢でも警告されたような……そんな感じがする) [Sat 16 Sep 2006 23:49:05]
◆レッドフォックス@水樽 > おう、良い返事だ!やっぱ、お前はオレが思ったとおりの見所のある大バカヤローだぜ!!(最高に嬉しそうな顔を浮かべ、手を少年の頭へ。その手が乗れば、髪型がグシャグシャになるまで豪快に撫で回してやるつもりだ) よ〜しそうと決まれば精霊の泉へ進路を取れ!作戦開始は明日!オレが起きるまでには泉に着いとけよ! [Sat 16 Sep 2006 23:44:49]
◆アーク=フォース@水樽 > (少し考え込む…もしかすると自分のこの力を制御して、魔法も少しは明確に解るかもしれない)「いいですね、乗りましょう! 分の悪い賭けは嫌いじゃないですからね!」(そういうと、笑みを浮かべて返す、でもこんな安請け合いしてよかったのかとも少し反省した) [Sat 16 Sep 2006 23:39:13]
◆レッドフォックス@水樽 > ははははは!(少年の回答に大笑いをあげる)いや、実はオレもソレ一応考えたがよ。流石に無理だろ。つか、絶対そっちの方が時間掛かるって。片道で5日掛かるかもな?(そこまで言って笑いを噛み殺し、眼だけを真面目に、口元には笑みを浮かべたまま)・・・最初に言ったよな?「少しの属性魔法もどきの様なものが使える」ってよ。属性魔法ってな、それがどんな形であれ、その属性に関わる精霊と関係している。・・・つまり、だ。お前さんが水か、氷か、或いは風の精霊とコンタクトして説得出来れば、オレ達は精霊さん達の送迎でクリスティアまで一直線って訳だ。・・・どうだボウズ。この話に乗ってみるか?まぁ無理にとは言わんさ。今から山岳を通っても、クリスティアには間に合うだろうからな。(それは、男から少年への「挑戦」の言葉でもあった)・・・さぁ答えろ。「アーク=フォース」。 [Sat 16 Sep 2006 23:33:11]
◆アーク=フォース@水樽 > (それ見て、僅かに頷く…期待の目を向けられて、ぞっとする)「まさか…水面凍らせて通る道を作ってくれなんていうんじゃ……できない事は無いですけど、時間はかかりますよ?」(そういって、腕輪にしっかりと手を触れて、自分を落ち着かせようとする) [Sat 16 Sep 2006 23:24:51]
◆レッドフォックス@水樽 > ただ〜し・・・こっちは荷馬車だ。水の上は走れねぇ。しかも泉にゃ荷馬車を運べるような船もねぇ。・・・そこでボウズ、お前の出番だ。(その眼に宿るは、ただ一つ。『期待』) [Sat 16 Sep 2006 23:21:48]
◆レッドフォックス@水樽 > (少年の眼を見て、男の心の底から込み上げてくるものを感じた。 そうだ、その眼が見たかった)それを決めるのはボウズ、お前さんだ。・・・「精霊の泉」。此処なら魔物も盗賊も絶対来ねぇ。しかも、ほぼ直線距離だ。向こうに着いた後、のんびり観光して回れるくらいの余裕は出来るだろうな。どうだ?最高だろ? [Sat 16 Sep 2006 23:19:13]
◆アーク=フォース@水樽 > (レッドフォックスさんの示した場所を見て驚愕し、冷や汗をすこし出しながら言う)「分の悪い賭けみたいな部分…ありませんか? そのルート…」(ほんの少しだけ、ため息を付いたが、その目は興味に輝いていた) [Sat 16 Sep 2006 23:14:20]
◆アーク=フォース@水樽 > (それをみて) [Sat 16 Sep 2006 23:05:47]
◆レッドフォックス@水樽 > (その回答を聞いて、男は大きくニヤリと笑う)・・・へへへ・・・なるほど、予測通りの優等生の答えだ。でもよ、センコーに「人の話は最後まで聞きましょう」って言われなかったか?オレの話はまだ終わってないぜ。(そう言って、地図の『ある部分』を指差す。確かにそこは『最短』で、そして『最も安全』なルート) [Sat 16 Sep 2006 23:01:16]
◆アーク=フォース@水樽 > (地図を見て考え込む、その目はとこしえの森に向いてはいる物のレッドフォックスさんに駄目だしされるが、答える)「どちらにしても、危ない道には変わりないですが、逸話とかでもあの森の話は聞かされてますし、ここは山岳地帯を抜けていくのが得策かと思います、あの森はいけそうにないですね、色々と嫌な感じがするんで、もし山岳地帯のルートが通れないなら致し方無いとは思いますが…」(そういって、ヴェイトスの方向を見る、僅かに集まる嫌な空気を感じて…) [Sat 16 Sep 2006 22:56:53]
◆レッドフォックス@水樽 > (少年が先ほどから、そわそわしていたのには気づいていた。だが、今はまず今後の事を決めねばならない。話に集中する事にした)まぁ正直余裕が有れば寄りたかったが、今回はたった5日でこなせってムチャな仕事だ。今回は無視することになりそうだな・・・で、だ。まず、今オレ達が居るのが大体此処だ。(荒涼の大地の北西の辺りに指を刺す)で、目標のクリスティアが此処だ。(次にクリスティアを指差す)・・・ま、ジョークを飛ばす隙さえねぇな。見ての通り、この先は結構キツい。(地図上の緑の深い部分を、トントンと指差す)まず、常世の森を抜けるルートだが、これは考えから省いた方が良い。わざわざ死にに行くようなもんだろうからな。ギルドの狸オヤジも何時も「死にたくなけりゃ常世の森には近づくな」って何時も言ってやがったぜ。あんなオヤジだが腐っても元傭兵だ。情報は確かだろう。・・・で、次はコロンジャ河を渡り、山岳地帯を通るルート。(島の北西岸の部分を、ツーっとなぞってみせる)森よりはマシだが、まぁキツいわな。何より、このルートは時間が掛かる。この先全力で飛ばしても、向こうで水汲んだらすぐ引き返さねーと間に合わなくなるくらいだ。早馬ならともかく、こっちは荷馬車なわけだしな?(そこまで言って、少年の眼を見つめる。どこか試しているような眼だ) [Sat 16 Sep 2006 22:50:23]
◆アーク=フォース@水樽 > (少し空を見上げていた顔を戻し、話に集中する)「はい、って…手綱…、経路ですか…アングリマーラ…よるんですか?」(あまり寄り道はしたくないと思いながらも、話に集中する) [Sat 16 Sep 2006 22:35:54]
◆レッドフォックス@水樽 > (注:手綱は投げた後、一度自分で拾って(ないしアークから一時的に奪って)操作しました。念のため) [Sat 16 Sep 2006 22:34:03]
◆レッドフォックス@水樽 > (食べ物と聞いて、激しく反応)マジか?貰えんのか?・・・パン耳以外を食うのは久しぶりだぜ、ありがたく頂戴させてもらうとするか。(手綱を少年に投げつけ、荷台の後ろへ。一刻も早くまともなものを食べたかった。 ・・・が。そこでふと何かに気づき、手綱を操り馬を停める)・・・・・・と。肝心なことを忘れるところだったぜ。ちょいと、この話を聞いてくれ。重要な話だ。(そう言って男は自分の生活用品が入った布袋から、この島の地図を取り出す)・・・今後の経路の話だ。よく聞けよ? [Sat 16 Sep 2006 22:32:24]
◆アーク=フォース@水樽 > (軽く頷いて、マントを置き、言葉を返す、外の空気がおかしい、気持ち悪さがまして、なにかぞわぞわする)「そうですね、そういえば、僕のもう一つの鞄の中に少し食べ物があるんで、よければどうぞ」(そういってほんの少し笑顔を浮かべて手綱を握る、初めてというわけではないけど、少し緊張する) [Sat 16 Sep 2006 22:27:09]
◆レッドフォックス@水樽 > 中途半端な仮眠を取ったんで今にも倒れそうだ・・・オレはもう寝るぜ・・・ふぁぁぁ〜〜〜〜・・・(アクビをしつつ、少年に手綱を突き出す。まだ手元がフラついていた) [Sat 16 Sep 2006 22:25:03]
◆レッドフォックス@水樽 > (少年が触れようとした瞬間、男はダラダラと目を覚ます)・・・・・ぉ?ああ、やっと起きやがったか・・・ったく、流石のオレにも限界があるぜ・・・(まだ少し寝ぼけいる頭を強く左右へ振る。幾分かはマシになるが、まだ眠い。メガネを外し、顔をゴシゴシと手で拭い・・・一呼吸)・・・ぅし、大丈夫だ。交代すっか。 [Sat 16 Sep 2006 22:22:29]
◆アーク=フォース@水樽 > (バックを置いて寝ているレッドフォックスさんにマントを持って近づく、恐らく気付いていないだろうから、肩でも触れば目を覚ますだろうと考えて) [Sat 16 Sep 2006 22:21:09]
◆アーク=フォース@水樽 > (荷物を再確認、服なんかは違うバッグに入れてこの馬車に積んである……馬の方に目をやると……手綱を握っているといっていた人が寝ている……)「あの……起きましたけど……」(少し申し訳無さそうに言う…やっぱり寝すぎた気がする…起きていた方がよかったかもしれない…) [Sat 16 Sep 2006 22:17:52]
お知らせ > レッドフォックス@水樽さんが入室されました。 『・・・・・・(・・・よく見ると、手綱を持ったまま寝ている・・・)・・・zzz・・・』 [Sat 16 Sep 2006 22:15:47]
◆アーク=フォース@水樽 > (起きたのは馬車の中、そういえば依頼を受けて……レッドフォックスさんと言う人と一緒に馬車に乗り込んだのを思い出した、頭が痛い、紅い雨に少し濡れすぎたのかもしれない……)(考えながらも大きく伸びをして、それが終ると腕輪の彫り文字を指でなぞる、文字部分が淡く光を発すると同時に、少しだけ、頭の痛みが和らいだ) [Sat 16 Sep 2006 22:11:53]
お知らせ > アーク=フォース@水樽さんが入室されました。 『悪夢に起きて、気付けば馬車の中で紅く染まる曇り空が見えて……』 [Sat 16 Sep 2006 22:06:07]
お知らせ > シェーラ@水樽さんが退室されました。 『( 馬車は泊まらず駆けて行く。 )』 [Sat 16 Sep 2006 00:14:17]
◆シェーラ@水樽 > …食事所まで軒並み弊店とかになると、困るんですよ、Sir. ( 動機は結構どうしようも無いが―― ) [Sat 16 Sep 2006 00:13:59]
◆シェーラ@水樽 > アングリマーラで軽く食事後、北上するのが良いと思ったりする訳ですよ。 ( お食事であって、休憩では無い。泊まるつもりは毛頭無いので、本当にお食事。 )( のんびり食べ歩き出来ないのが心底残念ですSir. )( だって食事代は依頼主持ち。 ) ( 嘆きに目頭押さえる素振りの内から、感覚が周囲に移る。 野生の獣の気配が少ないのは、雨の気配でも警戒してか。 ) ……急ぐとしますか。 ( 雨は。 )( 雨はこの身体に害を及ぼさない。瘴気も好ましくは無いが、別の意味で頭がすっきりする気はする。何せ己も結構に人間じゃない。元々召喚された魔だ。 ) ( 召喚主もいなくなったのに、取り残されている半端モノだが。 ) [Sat 16 Sep 2006 00:11:29]
◆シェーラ@水樽 > ( ルートは確認済み。北の方はまだそれ程被害が出ていないとあって避難民も流れているという話だが、クリスティア本国がどれくらいそれを受け入れているものか。ぶっちゃけお金が無ければ難民扱い。 ) …尤も、一番お金の無い辺りはヴェイトスから離れられないんですがー。 ( 何か世知辛い事呟いた。 精霊の泉を突っ切る直行ルートは、道中が色々と大変なので、迂回路。 水汲みに一日掛かるとして、五日間でギリギリといった所。 急ぎの仕事には違いないが、無休憩だと前のめりにぶっ倒れますSir. ) [Sat 16 Sep 2006 00:02:17]
◆シェーラ@水樽 > ( 現場でも思ったが、この空気は宜しくない。 頭の中が変に引っ掻き回される気がするし、食べ物に関与するのが何処までも宜しくない。 ) ( 辺りに油断無く視線を走らせ――等と言うには、唇に咥えた干し肉が緊迫感を絶妙に削いでいる。 )( 腹が減っては戦が出来ぬと言ったのは、先日まで滞在していた国の言葉でしたか。 ) …しかし、我ながらめまぐるしいですよ。 ( 先日はアマウラ。今度はクリスティア。 だって働かないと干からびるんですもの。 ) [Fri 15 Sep 2006 23:44:31]
◆シェーラ@水樽 > ( 走る荷馬車の御者台の上。 手綱握る御者とは別の、黒衣が蹲る姿。 ) ( 眠っている訳では無く。時折辺りに視線を投げかけて、警戒に当たっている模様。 腰に携えた剣と相俟って、傭兵役。 ) ( …正確には傭兵じゃないが。 ) ……今の所は異常無しですよ、Sir. ( 空は相変わらず紅い。魔法陣までは行った身だから、この紅があそこの空気と酷似しているのは、分かるつもり。 ) [Fri 15 Sep 2006 23:38:07]
お知らせ > シェーラ@水樽さんが入室されました。 『( クリスティア方面に向けて。 )』 [Fri 15 Sep 2006 23:35:47]
お知らせ > コーデリアさんが退室されました。 『( 脚を、さらに速めた )』 [Mon 11 Sep 2006 23:31:28]
◆コーデリア > (明日の内にはアマウラの圏に辿り付けるだろうか? そんな事を思いながら) [Mon 11 Sep 2006 23:31:04]
◆コーデリア > (東へ、東へとひた進む。 街道を避け、極力最短距離を目指して) [Mon 11 Sep 2006 23:30:14]
◆コーデリア > (魔石に囚われ、鬼と化した時のように。 バケモノの本性を呼び起こせば良い。 それだけの話。 況して、此度は人の為に使えるのだから) [Mon 11 Sep 2006 23:28:37]
◆コーデリア > (飛毛脚と呼ばれる仙術の高速走法にて、周囲の景色を後方へと力強く蹴り出しながら、迷いに繋がる様々な思いを振り払い、棄てていく) [Mon 11 Sep 2006 23:27:11]
◆コーデリア > (仙道を、戦うために行使し、相手は悪魔とは言えその命脈を絶つ。 躊躇えばきっと生きては帰れまい。) [Mon 11 Sep 2006 23:25:30]
◆コーデリア > (まぁ、実際の処、人からどう見られようと些細な問題なのだ。 これから修羅に入る身としては。9 [Mon 11 Sep 2006 23:23:55]
◆コーデリア > (白金の髪に紅玉髄の眼。白磁の肌。 どう見ても異人です。本当にありがとうございました。) [Mon 11 Sep 2006 23:22:58]
◆コーデリア > (違和感の無いようにと、アマウラ風の旅衣装に身を包んだその姿は──或る意味で違和感バリバリだった。) [Mon 11 Sep 2006 23:22:10]
◆コーデリア > (死神の列。 もとい、旅装の娘。) [Mon 11 Sep 2006 23:21:21]
お知らせ > コーデリアさんが入室されました。 『荒野を走る──』 [Mon 11 Sep 2006 23:21:00]
お知らせ > フェン・メイフォンさんが帰りました。 『暫しして、呼吸整えれば… 彼女を追って走り出す、か』 [Fri 8 Sep 2006 22:27:29]
お知らせ > ヴァネッサさんが帰りました。 『そして、門には被害者を装って入っていくだろう』 [Fri 8 Sep 2006 22:27:05]
◆フェン・メイフォン > (抱え込もうとした腕は、空を掴む。 そして、耳から入る彼女の声。 それを追いすがろうと視線を上げれば、彼女は既に走り出してる様子。 舌打ちすれば、体起こし――) けほ…ッ …これで、男が目的とかだったりしたら… カンベン、しないから…ッ (立ち上がったところで、ガクリと一度ふらつく体。 それを押し止め… 呼吸を整えれば、その後ろ姿を追う様に… 足を前に向け―― ) ッ… いや、もう…カンベンしてやらない…ッ!(―― また、呻き。一度足を止めながら… ギリギリと歯を鳴らし、視線を向ける、か) [Fri 8 Sep 2006 22:18:09]
◆ヴァネッサ > ―――こればかりは誰にも…邪魔はさせない…! (足元に落ちる彼女を蹴飛ばした後、吠える彼女を見下しながら) 知らないねッ! 私は自由に生きるんだ…邪魔はさせない! (この空気のせいなのか銀髪の吸血鬼は正気を保っているかもわからない。ただ、狂っているわけじゃない…忠実に自分に従っているだけ) ―――さすがに頑丈といっても堪えるよ (そう、一言告げてこの場を立ち去ろうとする。もちろん目的地は西門。跳躍をフルに活用して向かおうとするだろう)(一応、それなりに痛めつけてもらった。何かに襲われたとでも言えば通れるだろうと踏んでの行動) [Fri 8 Sep 2006 22:12:42]
◆フェン・メイフォン > ―――――― ッ こ、の… 邪魔するなって…ッ!(浮遊感の直後に訪れた墜落感。それに、呻き漏らす…も、気付けば彼女の足元に落ちれば、体起こそうとし――) ―――― ぐ… ぅッ!? あ、ンた…ねェ… ちょっと、好い加減にしなさい、よ? 何度、あたしに心配と迷惑掛ければ済むか… この… ッ!!(その直後、入る蹴り。 それに、またガツンと酷い衝撃を味わいつつ… その蹴り込んだ足、まるでしがみ付く様に、或いは抱え込む様に掴もうと試み―― ) そんな事、知るかあァァァァッ!!(―― 咆哮。 ただ一言、バケモノとヒトとは違うモノだと言う言葉を、真向から叩き落す勢いで吼えるか。) [Fri 8 Sep 2006 22:05:19]
◆ヴァネッサ > 邪魔を……するなっ! (投げたと思ったところが予想以上の力で掴まれている。だが、相手は地に足が着いていない。いくら力で勝っていようとも踏ん張りが利く方が有利なはず)(こちらも思いっきり踏ん張って耐える。結果として、彼女は丁度自分の足元に落ちるだろう) ―――所詮は…化け物と人間だろうにッ! (そういいながら彼女に一発蹴りを入れようとするだろう。このまま逃げようとすれば脚を掴まれかねないと思っての一発) [Fri 8 Sep 2006 21:56:16]
◆フェン・メイフォン > ―――― ッ… く… ぐッ… こ、の… ッ (掴む手に加えられる、力。それに反発する様に… ソレを押し止める手に、自分も更に力を加えれば―― ふっと耳に入った彼女の言葉。 『遊びには付き合えない』 その単語に、頭の中… 何かが切れる様な音が、し、た?) ――――― こ、の… ッ(自分の体を放り投げようとする彼女の手、その手首に… 限界いっぱいまで、手首を握り潰さんと言う程に力を込めて力を込め… 決して離れない様に、掴めば――) 何が遊びだァ!誰が遊んでるってのよ!こン…のォッ!!(投げられると同時に、その手を逆に此方に引き寄せる様に、引っ張るだろう。 こんな事をして、体勢がどうなるか何て分からないし… 考える頭なんて現状では最初から無い、か。) [Fri 8 Sep 2006 21:50:00]
◆ヴァネッサ > ―――さぁ、そろそろ遊びには付き合えないんだ (そういうと首を掴んでいる手にさらに力を加えるだろう。それからゆっくりと上半身を起こしていく、暴れたりしなければ立ち上がり、今度こそは思いっきり彼女を西門から遠ざけるように放り投げようとするだろう)(自分に時間があっても彼のほうには無いんだ…。それより何より自分が待てない) [Fri 8 Sep 2006 21:43:26]
◆フェン・メイフォン > ――――――(反応を見せない身体の下の少女。 彼女の頬を叩きながら、訳も分からず涙を零していれば… 不意に、彼女の目がバケモノのソレに変わり――) ―――――― ッ!? ぐッ… くッ ゥ… (首に掴み掛かる彼女の手。その手に、これ以上力が入らない様に… 両手でしっかりと握り締めながら…その瞳、睨み返し――) な ン の、時間… が、無いって… の、よッ!!(―― そう、呻き混じりに叫び返すか。 身体は、多少は後ろに反る様に堪え… 地面に倒れる様子は、未だない、か?) [Fri 8 Sep 2006 21:38:10]
◆ヴァネッサ > (叩かれても叩かれても死体は動かない。死体のフリをしている動く死体は反応を見せない) ――――――――― (突然死体の目から怪物の目に変わる。そう、ほんの一瞬だ、叩かれ続けている最中に突然) ―――時間がないんだ (そう、一言言って彼女の首を掴もうとするだろう。成功すればそのまま地面に叩きつけるだろう) [Fri 8 Sep 2006 21:33:21]
◆フェン・メイフォン > ―――――――― (身体の下の彼女が無言に徹するなら、此方も無言で彼女の頬を叩き続ける。 右手で、左手で、まるで… 既に冷たくなった死体を強引に引き摺り起こそうとする様に、何かに縋る様に頬を何度も叩き――) ―――――――― (叩き続ける最中、不意に… 訳も分からず涙が込み上げ、瞳から溢れ出し―― それでも、叩く手を止める事無く、彼女が何か言葉を発するまで… 何か、動きを見せるまで、動かし続ける、か) [Fri 8 Sep 2006 21:27:34]
◆ヴァネッサ > ――ひ、ぐ…ぐぎ…ッ (歯を食いしばって耐える。ただ、ただ耐えるだけ…いつもなら泣いてすがるところだが今は違う) ―――――――――っ (はたかれるのにも無感情で、ただただ耐えるのみ…耐えるためか視線には殺意も何も無く、本当にただの死体のようにされるがまま)(ただ、何もしない…何を考えているのかわからないが…今は絶対に何もしない) [Fri 8 Sep 2006 21:22:40]
◆フェン・メイフォン > (互いに無言でにらみ合う中… 秘所に触れた手は、下着ずらし…直に、指先を彼女の中へと埋めようとするか。 前戯も無しに、半ば強引にねじり込む様に… その最中、ふと耳に入る笑い声。 ) ……… … (そして、彼女が口にした『殺せば気が済む?』と言う問い掛けに、一度、動きを止めれば… 一度、両手を彼女の体から離し… ) ―――――― 何に、気が済むんだろう、ね。一体…さ。 何にムキになってるんだろうね、あたしたちは、さ―― ッ!(向けた視線は、何処か無感情なソレ。 その視線を向けながら… 体勢を馬乗りに変えていけば、右手で彼女の頬に思いっきり平手… 叩き込もうと、するだろうか) [Fri 8 Sep 2006 21:14:01]
◆ヴァネッサ > ―――――っ (秘所に触れられれば少しは反応を見せるだろうが、それだけにとどまる。基本的には無言を突き通す) ―――ハ、ハハハ…出来る? (優しく、言ってあげるだろう。母親が始めてお手伝いをする子供に対して言うように) ――殺せ、ば…気が…済む? (笑いながら彼女に問いかけるだろう。人間と比べれば圧倒的な生命力から出る余裕だろうか) [Fri 8 Sep 2006 21:06:42]
◆フェン・メイフォン > ―――――― (彼女が無言を貫き通すなら、足の間に左手滑り込ませ… 布越しに秘所へと軽く指…触れさせ―― ) ―――― 流石に…さ、ちょっと怒る、よ?(―― 投げられた言葉に対し、返すのは…言葉とは裏腹に、可笑しそうな声音。 投げれば…胸を掴んでいた右手離し…彼女の首を掴んで、グッと地面に押し付けようとするだろうか。 嗚呼、何かがオカシイと… 頭のどこかで思いながら――) [Fri 8 Sep 2006 21:02:34]
◆ヴァネッサ > ――――――― (押さえつけられたまま、ただ、何の抵抗もしないで…無言を黙秘を突き通す) ―――― (耳元で囁いた彼女にこちらも一言彼女の耳元に言ってやろう) ――首をへし折るまで…どのくらい掛かるだろうね? (少し、笑いを含んだ声で言ってやるだろう)(伸びてくる手には気にも留めず) [Fri 8 Sep 2006 20:58:21]
◆フェン・メイフォン > ―――――― (彼女は僅かに苦痛の表情を浮べた彼女を、無言で見下ろしながら… 向けるのはギラギラした視線と無言。 それを向け続けていれば、ふっと彼女が口にした 「言えない」 の単語。 ソレに、急に視界が真っ赤になった様な錯覚を覚え――) 言わないと、酷い事… する、よ?(―― 右胸を、彼女の身体を地面に抑えつける様に握り潰した侭…左手を彼女の足の間に伸ばせば… ふっと、口元を耳元へと伸ばし――) 腕、一本分の太さくらい、案外大丈夫かもしれないけどね… ( 淡々と、言葉、吐き出した ) [Fri 8 Sep 2006 20:51:04]
◆ヴァネッサ > ――――――― (常人ならば確かに絶叫を上げているだろう。しかし、目の前にいる少女は常人とはかけ離れている。ただ、さすがに顔にはほんの少しの苦痛が浮かぶ。ただ、ほんの少しだ)(彼女の言葉には答えない。まるで最初からこたえる気がないようで) ――言えない (ただ、一言そう答えてまた無言になる。 まだ、銀髪の吸血鬼には手を上げる意思はない) [Fri 8 Sep 2006 20:46:53]
◆フェン・メイフォン > そりゃ、普通の事ならあんたの自由よ。 けど、其処までしようって思う理由は一体何かって聞いてるのよ!(胸、鷲掴みにされても顔色変えず… 怒りを露にしてくる彼女に対し、此方も怒りを込めて言葉叩き付ければ―― 胸、掴んだ指先にも不必要に… 常人なら、痛みで絶叫を上げる程に力篭り) …… 答えなさいよ、何があるっての?街に… さ?(その力込めた右手きを緩めない侭… 再度、彼女の視線睨んだ侭、問い詰めを投げ掛ける、か。) [Fri 8 Sep 2006 20:42:22]
◆ヴァネッサ > ――――――――― (押し倒されて、胸をわしづかみにされていても顔色一つ変えずに目の前の彼女を睨みつける。手を払うというわけでもなく、ただ無言で) ――街に何の用があるかなんて私の自由でしょ (睨みつけて、怒りの塊のような声で彼女に投げつける。その言葉は静かな静かな怒り)(殺意の視線には死人の瞳で迎えよう) [Fri 8 Sep 2006 20:37:46]
◆フェン・メイフォン > (引き摺り倒せば、其の侭… 覆い被さる様な体勢で彼女の睨み受け止め、右手…やや乱暴に彼女の胸に。手付きは、揉むというよりも掴むと言う方が近い、手付きで――) ナニ…焦ってるのよ?あたしは兎も角…ヴァネッサが、さ。 一体、街に何があるって訳?(問い掛けると言うよりも、問い詰めると言った方が良い声音。 視線も、苛立たしげなのを通り越し、一歩間違えば殺気すら混じりかねない様なソレを向ければ… もう一度「街に何があるの?」 と、問い詰める、か) [Fri 8 Sep 2006 20:33:40]
◆ヴァネッサ > ―――――――― (暫し、彼女を無言で見続ける。おかしいなんてそんなこと考える感情はもう無い。楽しいのだ…おかしいのは問題じゃないと思えるほどに) ――――――――っ! (入れるのかといわれれば、考えてしまう。確かに入れるかどうかはわからない。でも、入らなければいけないのだ)(そして、考えているうちに身体の力が若干抜けていたのか、容易く引きずり倒されてしまう) ――――――― (引きずり倒されても無言で彼女を睨み続けるだろう。今のところはまだ手を出さない) [Fri 8 Sep 2006 20:30:01]
◆フェン・メイフォン > ―――――― (無言には、無言で返し… 若干、睨む様な視線を返す。 そんな視線を返しながら、思考の隅…まだ冷静な部分は、最近、あたしも彼女も妙におかしい… なんて、思考一つ。 何かイライラしてると言うか、感情的に成り易いというか… なんて、思うも―― ) ―――― あんた、自分一人で街に入れると思ってる訳!?そんな物騒な目付きしてさ!(―― 彼女の人外の目付き見れば、カッとなった様に声荒げ… 掴んだ腕を、彼女の体引き摺り倒そうとする様に引っ張ろうとする、か――) [Fri 8 Sep 2006 20:24:27]
◆ヴァネッサ > (あぁ、おかしいくらいに苛々する。どうしようもなく苛々するんだ。楽しいくらいに) ―――――― (銀髪の少女は無言。ただ、一言も言葉を発せずに彼女の方を見ている。まだ、睨みつけているというレベルではないがいつもの目つきではない)(そして、一人西門に行こうとするが) ――――――なに? (彼女に腕を掴まれてそこで立ち止まる…立ち止まらざるえなかった)(立ち止まったのならば、振り向き彼女を睨みつけるだろうか…。その目つきは人外のモノだった) [Fri 8 Sep 2006 20:20:28]
◆フェン・メイフォン > 誰も、そんな事言って無いでしょうが… (彼女のその言葉に対し、投げ返すのは…此方も苛立たしげな声音。 何を勘違いしてるんだか?と、若干呆れも交えつつ視線返せば… 立ち上がろうとする彼女見て、自分も立ち上がり――) 待ちなさいよ(引き止める様に、彼女の手を掴もうとするだろうか。 若干、加減の効いてない力加減、で――) [Fri 8 Sep 2006 20:13:15]
◆ヴァネッサ > …………………… (不意に黙りこんでしまう。彼女の睨むような視線を勝手に解釈してしまっているのか…) ―――私が…邪魔なんでしょ? (そんな結論が出てきた。どうも、最近の気分の高揚のせいだろうか、邪魔するものがあるとすぐに苛々する) 目を付けられているのが私だけ (がっくりと首を垂らす彼女を見て、ほんの少しの悪意を含んだような言葉を吐きつけて、スッと立ち上がる) [Fri 8 Sep 2006 20:09:47]
◆フェン・メイフォン > 場合によっちゃ、どの程度の身体検査になるか分からないのよ… まぁ、持ち物に関しちゃ大丈夫でしょうけど―― (と、吐き出せば… 苛立たしげな彼女を、若干ジロリと睨む様に視線返し… 不意に落ち着けと、自分に言い聞かせながら首を振る。) …… あたしの物の見方と、他の連中の物の見方が同じなら、多分…問題無く通れるとは思うわよ。(そして、一呼吸置いてから吐き出すのは… そんな言葉。最近、すっかり忘れてたが… 一度、目ェ付けられてるのよね…なんて、独り言の様に漏らせば、首をガクリと垂らす…か。) [Fri 8 Sep 2006 20:03:20]
◆ヴァネッサ > ――――身体検査? (身体検査があるというから駄目と聞けば、一つ疑問が浮かんだ) 別に変なものなんて持ってないんだから問題ないんじゃない? (何か問題でも?とどうしても市内に入ろうと案を押し通そうとする。自分たちが持っているものなんて普通の旅人が持っているものと大して変わらないはず…いや、寧ろ少ないほどだと思う) 質問だって何か問題あるの? (相変わらず苛々とした口調で続ける) [Fri 8 Sep 2006 19:57:35]
◆フェン・メイフォン > その方法がわからないから――…(此方も言い掛けて、口を噤む。 昔から感情的に成り易い性分だったが…最近は、特にそうだ… と、思いつつ吐息一つ、まるで身体の中の感情を吐き出す様に漏らし… それから、彼女が言った西門と言う言葉に、暫し…考え込み――) 正門みたいにガッチガチって訳じゃないだろうけど、流石に普段よりは厳重だと思う…わね。 質問とか荷物のチェックとか、身体検査とか…やられるでしょうね、多分(言えば、麻薬事件の時の検問を思い返して溜息一つ。 あの時は一人だったから何とかなったが、今回はそうじゃないし… と、思えば妙案を探る様に首をまた振って) [Fri 8 Sep 2006 19:52:33]
◆ヴァネッサ > うまくやれば…問題なんて… (そういいかけて、止めた)(落ち着け、落ち着け…入る前に騒ぎを起こしちゃ駄目だ…そうしないと…) ―――――西門は? (一度自分を落ち着かせてから、ぶっきらぼうにいった。見たところ正面はいろいろ大変なようだが自分たちがいる方面はそこまでじゃないと思って) [Fri 8 Sep 2006 19:46:36]
◆フェン・メイフォン > その、騒ぎの所為で… 警備が厳重になって街に入るのが難しくなっても? 下手したら、あたしらが騒ぎの張本人に間違われかねないわよ!?(と、その声音に対して投げるのは、何処か怒気を孕んだ声音。 投げれば、一呼吸間を置いてから… ゴメン、と漏らし、頭抱え―― 最近…妙な感じよね、と自問自答) …嘘じゃないわよ。でなきゃ、街の様子見たらさっさとアングリマーラに戻ってるわよ! 心配なモノがあるから、此処で右往左往してるんじゃない!(けれども、また声荒げれば… 重く吐息吐き出し、焦ってるのかな?なんて… ポツリ、と吐き出して。) [Fri 8 Sep 2006 19:40:03]
◆ヴァネッサ > 騒ぎが起こっているなら好都合じゃない? (少しくらい何かやっても問題じゃないと…少し危険な感じすらする声色で) 心配なものがあるんじゃないの? 嘘だったの? (膝を抑えられると反抗するようにそういうだろうか。自分でもおかしいと思う。いつも以上に気分が良くて、いつも以上に苛々する。なんでかわからないけど…きっと焦っているんだろう…そうだ、そうに決まっている) [Fri 8 Sep 2006 19:35:56]
◆フェン・メイフォン > ただ…閉まってるだけじゃないと思うけどね―― 此処何日か、騒ぎっぱなしみたいだし (具体的に、どんな騒ぎかまでは分からないが… それでも、遠めに見ても普段より騒がしいのは確かの筈。それを思い返し… 首を振れば、彼女の傍に腰を下ろし――) …… そりゃそうだけど、さ… そう簡単に行きそうに無いからあたしは困ってるのよね――ヴァネッサも… イライラしてるのは分かるけど、さぁ(あたしだって、どうにも出来なくてイライラしてるのよ?なんて、若干… 此方も喧嘩腰な視線投げ返せば… 彼女の小刻みに動く膝、抑える様に手を乗せようとする、か) [Fri 8 Sep 2006 19:29:38]
◆ヴァネッサ > たかが正面の門が閉まっているだけじゃない (座ったまま銀髪の少女はムッとしながら言った。今日の少女は喧嘩腰だ…相当苛立っているのが感じ取れるかもしれない) 私たちはもともとは市内にいた身…帰ってくるのが追い返されるのはないんじゃない? (やはり口調は先ほどと変わらず、立てている膝を小刻みに動かしている。一応、街の状況は理解しているが、ソレよりも欲求の方が優先されてしまっているのか…) [Fri 8 Sep 2006 19:23:59]
◆フェン・メイフォン > ん?(ふっと木陰の下… 其処に居る少女から声が届けば、振り返り…困った様な視線を向け――) 何を迷ってるって… 戻るに戻れないこの状況を、よ。 ヴァネッサも見れば分かるでしょ…街の状況位は(と、肩竦めながら言葉投げ返し… 下ろして直ぐの腰を上げ、彼女の居る木陰へと足を向ける、か) [Fri 8 Sep 2006 19:17:33]
◆ヴァネッサ > 目の前なんだよ? 何で行かない (そして、こう続く)(近くまで来て中々市内にいこうとしない彼女に苛立ちを覚えているようだ。これもこの空のせいなのかはわからない) [Fri 8 Sep 2006 19:16:24]
◆ヴァネッサ > (彼女の近くにある木の下。民族服のようなものの上から外套を羽織った銀髪の少女が片膝を立てて座っていた) ――なにを迷ってるの? (銀髪の少女は頭を悩ませている彼女へ一言、普段と違うやや苛立った口調だろうか) [Fri 8 Sep 2006 19:14:57]
お知らせ > ヴァネッサさんが来ました。 『近くの木の陰』 [Fri 8 Sep 2006 19:11:51]
◆フェン・メイフォン > (相変らず、紅い侭の空。 そして…段々と物騒な気配が広がっていく様な、そんなヴェイトス市。 戻るに戻れない状況に、苛立たしげな吐息吐けば… 地べたへと腰を下ろし――) まっずいなぁ…… これ、ホントに… (吐き出すのは、最近口癖になってしまった言葉。 その言葉吐けば、今の自分も十分に拙いか…なんて、思いってか 身体の力を抜こうと、また長く吐息を漏らし――) [Fri 8 Sep 2006 19:10:02]
お知らせ > フェン・メイフォンさんが入室されました。 『紅天、じっと見上げて吐息一つ』 [Fri 8 Sep 2006 19:04:50]
お知らせ > ヴァネッサさんが帰りました。 『ゆっくりと目を閉じて』 [Tue 5 Sep 2006 20:26:48]
◆ヴァネッサ > (寝よう…寝てしまおう…意識があったって目を瞑れば疲れくらい取れるはず…。そもそも吸血鬼が疲れって…なにさ) やっぱり雨にでも当たれば疲れくらい吹っ飛ぶかもね (あはっ、と少し無邪気に笑って見せた。誰かに見せるでもなく、ただ何の意味も無く笑った) ―――紅い雨か…血の味だったりしてね (それだったらいくらでも飲んでもいいと思う。どうせただの水で味なんて無いんだろうけど…) [Tue 5 Sep 2006 20:21:07]
◆ヴァネッサ > (いっそ硬く閉ざしている門なんて無理矢理こじ開けちゃおうか?) なぁに考えてんだか… (自分でも馬鹿なことだってわかる。無理なことだって言うこともわかる。でも、なぜか出来るような気持ちにさせられる…そういう気分なんだよ) ――疲れてる…のかな… (興奮して寝られないのかどうかはわからないけど、ヴェイトスの近くに来てからというものろくに睡眠をとっていなかった) [Tue 5 Sep 2006 20:09:40]
◆ヴァネッサ > (この気分の高揚をどうやって収めようか…何か発散しないと今にも狂いだしそうな気分かもしれない) ――――― (本当に狂うかどうかは自分でもわからない。でも、放って置いたら気持ちが爆発してしまいそうだ) ―――――ちっ (門があると思われる方向を見ながら舌打ちを打った。いつもなら暴れてもしないような事をしている。舌打ちなんてしたことが無かった。やっぱり何だか気分がおかしいのかもしれない)(あの門さえどうにかなれば中に入れるというのに。 悪魔とかそういったことは知らない…誰でもいい門を破れさえすれば) [Tue 5 Sep 2006 19:54:22]
◆ヴァネッサ > (もた→また 「もた」ってなんだろう) [Tue 5 Sep 2006 19:46:31]
◆ヴァネッサ > (また同じ木の陰で、ヴェイトスの方を眺めていた) なんでかなぁ… (ぼーっと、眺めながらボソリと何度目かわからない言葉を吐いた)(この天気、何だかわからないけど気分がいい空気。雨を浴びればもっと気分がよくなれると思った…。でも、浴びれなかった) ――なんでかなぁ… (もた、同じ言葉を吐いた) [Tue 5 Sep 2006 19:44:53]
お知らせ > ヴァネッサさんが入室されました。 『なんでかな…』 [Tue 5 Sep 2006 19:39:00]
お知らせ > フェン・メイフォンさんが帰りました。 『「それに、自分の何が抑えられないのかがワカラナイのが拙い…なぁ」 なんて―― 多分、性欲』 [Tue 5 Sep 2006 18:19:25]
◆フェン・メイフォン > それと―― おなかも空いたな…(喉も渇いた、が… 今し方降り注いだばかりの紅い水を飲む気にはなれない。 あんな、ヘンな色の水を飲めば、幾ら何でも腹を壊す様な気がする。 思って、ふるふると首を振れば… 岩場から立ち上がり、軽く伸びと溜息を一つずつ。) ……… ほんと、まっずいなぁ…(原因や現状打破の方法を考えていけば、余計に問題が増えていく気がする。 そんな事に、疲れた様に肩を下ろせば… ゆっくりと、彼女が居る場所へと歩いて行こうとする、か。) [Tue 5 Sep 2006 18:18:16]
◆フェン・メイフォン > …… こうなったら、一度アングリマーラに戻ってってのが妥当…なんだろう、けど―― (せめてアイツらの様子を一目見ておきたい。そう言う思いが強くなる、が… 街は如何考えても簡単に入れそうにない。 強行突入すれば、自分だけじゃなく… 同行してるあの子も目を付けられるだろう。 元々、あの子は一度目を付けられてるのだから…それは出来る事なら避けたい。) ……… 参ったなぁ… あー、まっずいなぁ… これ(だから、困った様に空を睨み… 言葉を零す。何度も何度も、『拙いな』と繰り返す様に吐き出し続ける。 視線はけっして下へと向けない。 向ければ、きっとヴェイトス市の姿が目に入ってしまうから。) [Tue 5 Sep 2006 18:12:16]
◆フェン・メイフォン > 一番拙いのは… 原因が分からないって事なんだろうけど、さ… やっぱり (睨む重苦しい紅の雲空。 それが原因だろうと言う推測は出来る。出来るが―― 口に出した原因は、その雲を…空を生み出した存在の事。 街を離れていた為か、魔物が魔物が出てきたと言う噂程度しか知らない。 その噂と、この紅の空は関係があるのだろうか? それとも――) …… ああもう、良く分からないのが、最低に拙いッ! ああもう、あいつらが気になるけど、この様子じゃ簡単に街になんて入れそうにないしッ!(―― いくら考えても、情報が足りなさ過ぎて答えが出ないに加え… 此処まで来た目的が達成出来て無い事。其れに焦りを感じれば… ガシガシと頭を掻き毟り、荒げた声を吐き出し――) [Tue 5 Sep 2006 18:07:05]
◆フェン・メイフォン > (何が拙いかって、街に容易に戻れそうにない状況に、遠目で見た街の現状。それに、何処か妙な相方の状態も心配なら… 何処かが、何かが抑え切れない様な自分も拙い。 早い話、何もかもが拙い気がする訳で――) まっずいなぁ… 何だか… (――だから、繰り返す様に同じ様な言葉を吐き出しながら、雨上がりの岩場に腰を下ろし… 視線は、まだ紅の空。) [Tue 5 Sep 2006 17:59:59]
お知らせ > フェン・メイフォンさんが来ました。 『「クソッ…まっずいなぁ…」 雨の上がって暫しした紅の空、苛立たしげに睨み上げ、ポツリ』 [Tue 5 Sep 2006 17:57:03]
お知らせ > ヴァネッサさんが退室されました。 『もう、届く距離にいるんだ…きっと』 [Mon 4 Sep 2006 19:52:23]
◆ヴァネッサ > (はは、今にも降りそうな天気。こんな色の空の雨を受けたらもっと気分がよくなるのかな?) ――どうしよっか? (少女はにやりと楽しげな笑みを受かべた。 きっと、苦労すればするほどあの青年に認めてもらえる…そんな妄想に半ば駆られていた。出来る気が…したのだ。なんの根拠も無いけれど…そんな気が…したのだ) [Mon 4 Sep 2006 19:51:27]
◆ヴァネッサ > (どうする。考えろ…考えるんだ…無い知恵絞って考えろ) ――壁でも上ろうか… (すっごい怪しい。でっかく怪しい)(正面の門は突破不可能。話によれば、それ以外も警備が厳しくなっているから突破は困難) (海? 何言ってるの…吸血鬼は流れる水をわたれない←この吸血鬼はただ単に泳げないだけー)(恥ずかしいから言わない。海の底を徒歩ですか? ファンタジー) [Mon 4 Sep 2006 19:39:44]
◆ヴァネッサ > (近くまで着ただけじゃあ意味がない。街の中に入らなければ意味が無いのだ) ―――ふふ (少女は笑った。 この雰囲気なら何でも出来る気がする…そんな気分にさせてくれる天気だった)(どうだろう…警備の薄い部分なら自分でも突破できるんじゃないだろうか? そんな大それた考えさえも浮かんでくる) (一緒に居る彼女がいるから実行は…出来ないけど) [Mon 4 Sep 2006 19:27:58]
◆ヴァネッサ > (空が赤い…。目の錯覚だろうか…最初はそう思った。でも、違うみたいだ) ―――楽しい天気 (木の陰に座り込んでボソリといった。この空になってからというもの今まで大人しかった動物までもが時折暴れている。 それは喜ばしいことだ、本当に本当に喜ばしい) ――――街に入れればね (そう、付け加える。この天気のせいで警備が厳重になっている。人間ならまだしも自分でも入ることは困難だろう。 せっかくここまできたというのに…目の前だというのに…ただソレだけが忌々しい) [Mon 4 Sep 2006 19:16:24]
お知らせ > ヴァネッサさんが来ました。 『木の陰』 [Mon 4 Sep 2006 19:11:09]
お知らせ > マドゥーさんが帰りました。 [Thu 10 Aug 2006 22:20:50]
◆マドゥー > (水の匂い・・・・・・アングリマーラ屈指の戦士の一人である男はそれをかぎ分けたのだろうか?つぃと一点を目指すように歩みを再開した。) [Thu 10 Aug 2006 22:20:42]
◆マドゥー > ・・・・・・・・・・・・(直感だ。思った方向に進むしかない。発現の最後一桁が奇数なら予定通りポワイ河、偶数なら古代遺跡の方向へ進んでしまうような気がする・・・)<判定> [Thu 10 Aug 2006 22:18:53]
◆マドゥー > さて・・・・・・(と、足を止め、目を細めながら道無き先の光景を見渡した。このまま進みポワイ河の上流で一旦水を補給した後に砂漠地帯に入る予定なのだが・・・)・・・・・・こっちで本当に良いのだろうか??(便利な文明の機器、羅針盤など持っていない。日の落ちる方向から方位を推察し進んでいたのだが・・・・・・こうも同じ風景が続くと、だんだん自信がなくなってきた。) [Thu 10 Aug 2006 22:15:29]
◆マドゥー > (呟きに応えるかの如く、突如吹き付けてきた風にマスクを軽く指先で引き上げる・・・。少々遠回りになるが、このまま荒涼の大地を掠めるように移動し、砂漠地帯をつっきれば目的の地に着くことができるはずだった。街道に沿って進み、アマウラに入るのが最も近道なのだろうが、自分のような風体でアマウラを容易に通り抜けられるとは思えなかった。荒野での魔物よりも、アマウラの役人の方がやっかいだ。) [Thu 10 Aug 2006 22:01:59]
◆マドゥー > (王にとってみれば、嫌がらせとも思われん位置にそれは出現している。本国より斥候を派遣したのでは、どこの誰よりも遅れをとるであろうことは明白である。その状況で、サンナ・マドゥーは格好の人材と言えた。)・・・・・・もっとも・・・紅き光が遠きにあることが幸運なのかもしれぬがな・・・(ぼそり、虚空に向かってつぶやく。それを確かめるのが自分なのだ。 [Thu 10 Aug 2006 21:54:15]
◆マドゥー > (“久々に外へ出た”・・・居ついていたヴェイトス市街門より歩みを進め、その名のとおり赤茶けた土とまばらな雑草が点在する殺風景な眺めを見れば、先ず頭に浮かんだ言葉がそれだった。)・・・・・・(自分がヴェイトスにいたのは、王にとって渡りに船だったろう。アングリマーラから見れば、島の真反対に出現した“紅き光”。この島のもの全てを自身の掌におきたいと考えている王・・・誰よりもその実態を知りたがったろう。) [Thu 10 Aug 2006 21:49:44]
お知らせ > マドゥーさんが入室されました。 [Thu 10 Aug 2006 21:43:03]
お知らせ > 濡れた外套を羽織る人影さんが帰りました。 『遥か彼方――故郷を振り返ろうとする意識すら振り解いて、歩み続ける。』 [Wed 2 Aug 2006 00:02:24]
◆濡れた外套を羽織る人影 > …後ろ向き、過ぎた、な。 ( 精神力まで自ずと削る思考を、意地でも止める。 …降り止まぬ雨音に、暫し意識を集中して、其の思考を止めた。 ) ……ここで、脚を休める訳には、いかない。 ( 息を、吐いた。 息を、吸った。 息を、吐いた。 ―――乱れた外套のフードを直し、緩む手袋を締め直す。 騎馬が背負う荷物を確りと括り直し、其の鼻先を撫でる。 雨音に負けじと息を吐いた愛馬に応える様に 背負う矢筒のベルトを引き締め、今一度 眼前の都市を見遣れば。 ) ………御託は、もういい。 ( 手綱を引く。 …何処か勢いの付いた足音が、今一度 雨粒が奏でる歌の中、 響き、そして 響き続けた。 ――角灯が雨の中、恰もウィル・オ・ウィスプの如く人影の側を揺れて。 未だ降り止まぬ雨の中を、騎馬と人影と光の精と 奇妙な一向が、其の荒野に在った――目的の都市は、もう少し。 ) [Tue 1 Aug 2006 23:59:18]
◆濡れた外套を羽織る人影 > ( 【――そうだ、止めろ。 止まれ。 止めろ。 】 ) [Tue 1 Aug 2006 23:53:24]
◆濡れた外套を羽織る人影 > ( また一つ泥の塊を蹴散らしては一歩前進。 時折吐き出される息は、蓄積され続ける疲労まで排出する様にも見えるか―― ) ……未だ、保つな。 …… ―――脚を止めれば、其れこそ 此処で、倒れて、 … ( 【――――――止ま、れ。】 ) [Tue 1 Aug 2006 23:52:13]
◆濡れた外套を羽織る人影 > ( 暗闇に角灯が踊る。 黒より浮き出る色合いは、荒野と ――歪な岩々か、朽ち掛けた低木か、それらの混ざり合った色か。 ) …… この際、雨が凌げれば、良い。 ( ――息を、吐く。 …緩やかだが、呼吸が荒い。 ) それだけでも叶えば、良い……。 ( 身体を休められる様な場所は見当らない。 …再びの深い呼吸。 手綱を引き、泥を蹴って歩き出す。 ――人の脚と馬車の車輪が踏み固めた跡だろうか。 幸いにして…雨水が溜まった箇所を除けば、足下は割と安定している。 歩行と移動による疲労よりも、雨に削られる体力の方が大きいかもしれない。 ――昨日は それこそ 豪雨だったのだから。 ) …… ――― もう少し、だ。 ( 【王都からヴェイトスへの道程が、ここまで険しい物だったとは。 …未だ、鍛錬が足りぬ証拠に、相違ならない、な…。】 ――顔に張り付く雨水を掌で拭い、歩き続ける。 都市の灯りを目指して、歩き、続ける。 ) [Tue 1 Aug 2006 23:44:18]
◆濡れた外套を羽織る人影 > ( ヴェイトスとアングリマーラを結ぶ荒野。 収める気配を微塵も見せぬ雨の中、馬の手綱を引き続ける人影が在る。 ――近場に見える都市の灯りを目指し、今一度荒野の泥塊を踏み潰した。 小さな角灯に照らされる表情は、冷静を装うも…疲労という名の色で染められている。 ) ――――雨の精霊に嫌われてしまったらしい。 2日続けてこの様とは…な。 ( 【此処からなら、何とか辿り付ける距離ではあるが……流石に、息が …上がる、な。】 ) ………弓ばかり射っていた事が、ここまで、裏目に出る、とは…。 ( 【プレートアーマーを纏いて剣と槍を振るう…騎士の本職たる其れを疎かにした報いにしては、余りにも、情け無い、話、…だ。 …目的地まで、残り数刻と言った距離、だが… 何処か、休める場所は、】 ) ……無い、物強請りとは、理解している、がね。 [Tue 1 Aug 2006 23:37:42]
お知らせ > 濡れた外套を羽織る人影さんが入室されました。 『―― び し ゃ ッ ――』 [Tue 1 Aug 2006 23:28:44]
お知らせ > ステアさんが退室されました。 『・・・・・・。(最後に、町の方を見遣り・・・憂いに満ちた表情をして、反対側へ駆け出した。』 [Tue 1 Aug 2006 14:03:27]
◆ステア > ・・・うん・・・大丈夫。 (ヒョコ、と岩陰から黒いフードが覗き辺りを見渡す。気配で誰もいない事は分かっていても目で見てみないと安心できない所を見れば・・・やはり半人前なのだろう。) [Tue 1 Aug 2006 14:02:29]
◆ステア > ・・・さっき、追ってきた人たちも色々持ってたなぁ・・・・・・当然か。彼らから見れば私は、天敵だもの・・・ (追っ手として放たれた人々が持ってたのは、後者・・・聖水や教会で祝福済み、儀礼済みの銀のナイフや杭・・・十字架を模したモノまであった。私から見ればよっぽど彼らのほうが天敵だ。) とにかく・・・もう少し、町から離れなきゃ・・・ (辺りを伺いながらフードを深く被る。 血を極力吸わない為に、吸血鬼の人並み外れた体力は彼女には無い、だからこうして休憩しなければ一気に町から離れる事もできない。 ただ、そいれでも並みの人より俊敏ではあるが・・・) [Tue 1 Aug 2006 13:49:42]
◆ステア > ・・・はぁ〜・・・ (溜め息と共に思い返すのは、人の顔。先程町で、自分が襲い・・・喰った、血を啜った、人の顔。 あまりの喉の渇きから、その衝動を抑える事が出来ず自分自身も無意識に・・・啜っていた。) ・・・・・・まさか、陽の昇ってる内に抑えられなくなる・・・なんて・・・。 (そう、人を襲ったというのも彼女には重荷だが・・・それ以上にその行為を他人に見られた、と言うのが今回の最大の負い目。 本来吸血鬼のその殆どは、その行動を夜にするモノ。夜であれば月の力で幾分、漢飼うを鋭敏に出来るし・・・何より人目につかない。 故に、吸血鬼が日中に人を喰う事は稀である。何故なら吸血鬼は弱いから・・・「夜を統べる者」何て言われてもいるけれど、それは一握りの力を持ったエルダー・マスターヴァンパイアである。だが・・・彼女は生まれたて・・・言ってしまえばまだ半人前のレッサーヴァンパイア。そんな脆弱な者が昼間から大勢の人間の眼の前で・・・人を食ってしまえば、追われるのは当然である。) ・・・こんな身体に生まれた事を、呪うわけじゃ無いけど・・・何とかならないものかな・・・ (血を吸う以外にも吸血鬼には弱点が多い・・・日光・銀・聖水・杭。日光は日傘やフードで何とかなる・・・暑いけど、コレは仕方がない。) [Tue 1 Aug 2006 13:40:11]
◆ステア > ・・・・・・・・・――――ッ。 (ふ、と視線を落とし自らの手を見る・・・その手は鮮やかな紅に彩られ、行為に走ってしまった事を物語っている・・・血だ。) ッ―――ハ、ァ・・・ゥ・・・ん、ちゅ―――ピチャ・・・チュプ・・・ (その手を見詰めていた表情が・・・徐々に紅潮してゆく。否応無しに・・・その血塗れの手を近づけ、舌で丹念に舐めあげていく、丁寧に・・・一滴も残さず。) ん・・・ぅ・・・、また私は。 ・・・暫くあの街には近づけない・・・ (手の血液を舐め終われば、先程から息を切らしていた身体が嘘のように回復し同時に、緊張も幾分解れたのか・・・自分が先程犯してしまった行為に頭を悩ませる。 ) [Tue 1 Aug 2006 13:17:16]
◆ステア > (荒れ果てた大地・・・太陽が高く上がっていても僅かに出来る影に身を潜める人影、一つ・・・) ハァッ・・・ハァッ・・・ふぅ〜・・・・・・もう、大丈夫・・・ここまで来れば・・・早々は・・・ (感覚を鋭敏化しつつ、あたりの気配を伺う・・・追っ手の気配は・・・ない。) [Tue 1 Aug 2006 13:03:23]
お知らせ > ステアさんが入室されました。 [Tue 1 Aug 2006 12:55:51]
お知らせ > 神さんが帰りました。 『→ガチバトル。』 [Sun 30 Jul 2006 23:23:28]
◆神 > おおおおおあああああ!? (しかし、灯りはモンスターだった! チョウチンガエル ☆3 アタマのちょうちんの灯りで獲物を誘い、ひとのみにする。) ッだああああああドチキショぉぉーーーーあ!!(ばくーん振り下ろされる上顎片手で受け止めギリギリギリギリギリリー。) [Sun 30 Jul 2006 23:23:04]
◆神 > ―――ああん? (と、道行く先に灯りを発見。すわ、民家か!) おおい何よ何だよやれんじゃねーかいけんじゃねーかこんな所に民家配置だなんて粋な計らいしてくれんじゃねーか。 よーしこのアタシが今ありがたいご利益と共に腹いっぱい飯を食らってやるぜ!(遠く明るく灯火向けて全力疾走大奪取。誤字。) っはっはっはっは飯食わせろおおおお [Sun 30 Jul 2006 23:21:45]
◆神 > くそ、考えると余計に腹減ってくんな。 何も考えずに歩くか… (てくてくすたすた、3分経過) だああーーー!腹ぁ減ったああー!(五分持ちませんでした、無心) ええい、しかし今から引き返して食料調達してくるのも面倒くせえ上になんだか負けた気分になる! アタシの辞書には前進の文字しかねえ!男だったら倒れるときも前のめり!(女だがな、一応。誰にともつかぬ罵倒かましながら道無き道を真っ直ぐ進む。) [Sun 30 Jul 2006 23:15:48]
◆神 > (獣やらはまだいいとして、追いはぎはどうするんですかー? A・食べます(※物理的に)) [Sun 30 Jul 2006 23:12:45]
◆神 > ……ぁー、そういや腹あ減ったな。 此間までボンボンんちでたらふく飲み食いしてられたけど、何時までも居座るのもナンだしなあ。 出るときに食料庫でもパチってくりゃ良かったか。(そして相変わらず遠出するのに食料を一切持たぬ有様。) ここで、獣なりモンスターなり追いはぎなり出てくりゃ多少は楽なんだが、こんな夜更けじゃロクなの居ねえだろうしなぁー。() [Sun 30 Jul 2006 23:12:16]
◆神 > しっかしアレだなー、この島も全然雨降らねえよな。こないだちらっと降ったけど。 大体夏場に水気が一片もねえって暑くて仕方ねえんだよ。 何してんだこの辺の担当は。 農業に勤しむ気の良い農家のおいちゃんたちを困らせて喜んでんのか? 責任者出てきやがれってんだ。 暑い。 (夜更けとはいえ真夏の蒸し暑い夜をずかずか横切りながら気温に対して不平を零す。担当の地方神とか云われても、そんなのこのへんの宗教にゃねえよなあ。) [Sun 30 Jul 2006 23:07:24]
◆神 > さて、まあ沼…っつか、湿地帯か。えーっと、アレか。 東の方角でいいんだよな? アレ、南だっけ。 …まあ、どっちでもいいか。(歩けばそのうち着くだろう的楽観。そういう神の進む方角は北一直線。盛大に方角違いだが気にしない。気にしないのだ。) ぶっちゃけ違う沼でもな、蟹さえ出ればいいんだよ蟹さえ。(いざとなったら海に飛び込むも辞さぬ構えであるが、悲しいかな今回の賞金首は泥蟹一択であることに神はまだ気づいていない。) [Sun 30 Jul 2006 23:03:49]
◆神 > (何って地図だが。イチイチ修正すんのも面倒だからそのまま投げてきた。) ―――まあ、それはそれとして。 さすがにちいっと、出発すんの遅かったかな。(遅すぎるか。そうか。右腕ぷんらぷんらさせながら左手に紐やら何やら詰め込んだ鞄をずりずりと引きずりながらてくてく歩く。) [Sun 30 Jul 2006 23:00:07]
お知らせ > 神さんが来ました。 『ズレすぎだろこの野郎。』 [Sun 30 Jul 2006 22:57:39]
お知らせ > キシさんが退室されました。 『――仲間カ? (スッと姿が消え去っていき。)』 [Sat 29 Jul 2006 20:42:34]
◆キシ > 人間ノ能力、カ―――? (大岩から軽業のようにジャンプをして渇き荒れた大地に飛び舞う。同時にビキッビキィと豪快に鈍く悲鳴を響きだしていた。足元を中心にするように巨大な足跡と亀裂を残されていた。それに耳や目を傾けることなく幾つかの足跡に疑問を持ち興味津々そうに多人数による重ねられた足跡はまるで戦場のように見えた。これは人間の力による何かに見えた、怪物でならばこのような足跡は無いし人間ならばこんな重々しい足跡はしない。それでも人間に似ているのだから人間の特別な存在かのように見える。) キシ、同ジ仲間――? (巨大な足跡と比べていては大きさがやや劣るけれど同士のような感じがしていた。しゃがむように座り込んでいれば、無数の眼は無邪気な子供化のように夢中に見つめていた。それでも淡く光り続けている蛍火の髪を靡かせている。獲物を人間を寄せ付けるような好奇心を煽わせて呼び寄せようとする役割になっている。) [Sat 29 Jul 2006 20:37:04]
◆キシ > … 足跡、 コレハ? (人間達が沢山ヴェイトス市に住んでいるとはまだ知らない。興味津々そうに幾つかの紅い眼を瞬いており、好意が中心的に湧きあがっていき卑しい眼になっている。少し見えてしまっている口がニタリと口端を釣りあがらせて妖艶な笑みを浮かべていた。鉄仮面の表面上に浮かび上がっている無数の紅い眼が集中点を定めることを止めにして、漆黒の騎士は動くことが無いまま周囲を見やり定めていた。獲物や人間が居ないものか、とワクワクさせながら見渡りやっている内に一部だけ酷く荒れた足跡を見つけて首を傾げていた。) [Sat 29 Jul 2006 20:21:54]
◆キシ > ―――人間、居ルノカ? (全面的に荒れ果ててしまった大地に訪れていて大岩の上で立ち尽くしてヴェイトス市の方向へ定めていた。幾つかの紅い眼が鉄仮面の全体的に浮かび上がって暗闇を強引に斬り貫いて観察するように瞬いて凝視をし続けている姿があった。煌く蛍火の長髪が重力に逆らうかのように靡かせていた。随分と目立つような位置であったのは言うまでも無かったのだ。) [Sat 29 Jul 2006 20:14:56]
お知らせ > キシさんが入室されました。 『( 紅い眼を開かせて。 )』 [Sat 29 Jul 2006 20:09:10]
お知らせ > アイリさんが退室されました。 『 ストライクルージュ、出撃!! 』 [Sat 29 Jul 2006 00:50:39]
◆アイリ > ルージュ4、ルージュ5には難しいことは言いません。 味方に誤射をしないこと。 必要以上に接近しないこと。 右翼左翼に分かれて狙撃すること。 相手の狙撃兵に狙われたら構わず逃げ回りなさい。 ( 少年二人が揃って返事を返す。 真面目さだけは取り柄の二人だ。 ) ルージュ2、ルージュ3は二人一組で一騎を…そうですね、相手方のリーダーを狙いなさい。 残り二騎は私が出来るだけ早く潰します。 手が空き次第各々ターゲットを変えること。 狙撃手は一番最後です。 …仮に狙撃手を向こうが用意して来ない陣形を取ってきたら、私が3相手にします。 貴方達はお互いをカバーしあいながら2対2で戦いなさい。 ( 話している間に時間はあっという間に流れ、開始前10分を切った。 では武運を、と短く皆に向けて軽くガントレットをあわせ、騎馬戦用のスリットの傾斜した兜を被った。 ) [Sat 29 Jul 2006 00:43:14]
◆アイリ > 今回は先ず、戦場の感覚を少しでも体感できれば良いでしょう。 攻め時、退き時をよく見ておきなさい。 ( 随員達に精神的な話を終えれば、7人を揃えて改めて戦略的な話に移る。 拓けた荒野で正面からぶつかり合うという意味では今更攻略法といえるものは無いが、未熟なランチャーを二人抱えた状況でどう戦うかの確認はして置いた方が良い。 ) [Sat 29 Jul 2006 00:28:47]
◆アイリ > …続いてルージュ2、ルージュ3、貴方達が4、5と呼称されます。 貴方達の仕事は撃墜ではありません。 あくまで前翼が撃墜するきっかけを作る援護射撃に徹し、出来る限り狙われないよう配置に気をつけること。 この闇の中、貴方達の腕でまともに命中させることはできません。 私だって難しい。 ( 良いですね?ともう一度念を押す。 功を焦りそうな気の強い方の少年に念を押し、少し気の弱い方の少年の方を強めに叩いた。 ) [Sat 29 Jul 2006 00:23:00]
◆アイリ > ( 直属のアイリ隊構成員は、アイリ含む正式な騎士が三人。 引退した壮年の騎士団監督と、熟練された軍事参謀の紋章長、それから騎士階級を得る為に付き従う見習いの若い随員が二人(若いと言っても隊長と3つ程度しか離れていないが)。 合計7人が一団として行動している。 前線を退いた騎士団監督や紋章長を含めて5騎でも良いのだが、訓練である。 あえて若い随員達をメンバーに入れる事にした。 軽装ではあるが、訓練用の金属鎧を着て二人とも緊張と興奮の顔をしている。 ) 良いですか? 私が前線で主戦力を担う【ソードストライクルージュ(紅突撃剣前翼)】。 彼らがそのサポートに左右から固める【エールストライクルージュ(紅襲撃槍前翼)】。 貴方達は後方支援射撃担当の【ランチャーストライクルージュ(紅狙撃射後衛)】です。 覚えておきなさい。 作戦中は私がルージュ1 [Sat 29 Jul 2006 00:19:30]
◆アイリ > ではこれより、アイリーン隊所属騎士団合同騎馬戦訓練を開始します! 各隊、5騎編成による時間無制限殲滅戦方式でを採用、今から30分のミーティング後、開始します。 解散!! ( 少女の少し高いが勇ましい声が荒野に響き、続いて荒々しく馬と鎧姿の騎士達が動き出した。 数十人の騎士とその世話をする随員達が集まり、総勢およそ100。 アイリーン・アルベント百人長が預かる戦闘要員及び非戦闘要員が一堂に会していた。 百人長、といっても百の全てが騎士ではなく、サポート要因を含めた20弱の騎士団で構成された一団である。 ) [Sat 29 Jul 2006 00:09:51]
お知らせ > アイリさんが来ました。 『 松明の点々と灯る拓けた土地で――――。 』 [Sat 29 Jul 2006 00:01:32]
お知らせ > ヴァネッサさんが退室されました。 『彼女の寝顔を眺めながら夜を過ごすだろう』 [Sat 22 Jul 2006 23:39:45]
お知らせ > フェン・メイフォンさんが退室されました。 『「うん、頼りにしてるよー」 なんて、言葉と欠伸吐き出せば… 其の侭眠りに落ちていって――』 [Sat 22 Jul 2006 23:39:04]
◆ヴァネッサ > …あ、それだったら私も一緒に仕事探すー (初めての職探し。 ドキドキです。宿が取れるって事は見張りをしなくて良いから昼間動き回って夜に無理やり寝ることもできる) …うん、覚悟しておく (なんて冗談半分に言って、あははと笑う。 完全にロックオンされてますよ) …じゃあ、私見張っておくからね… (安心して…と目を閉じていく彼女へと囁いて) [Sat 22 Jul 2006 23:30:51]
◆フェン・メイフォン > それは… 案外、出来なくは無いと思うかな? 向こうだと、人間以外も普通に暮らしてるって言うし(まぁ、実際に目にしてみないと分からないけど、なんて… ウロオボエの知識からの言葉を口に出せば、頷き一つ二つとし―― 一応、アングリマーラでは宿が取れるだろうから、そこ等辺も考えてみるべきかな、なんて思ったりしつつ…) うん、後でのお楽しみ… だね。覚悟しときなさいよぉ(―― けれども、お楽しみを目の前にちらつかされてしまえば、其れに思考が行ってしまう訳で… ついつい、何時もの、何か狙ってるっぽい?顔を浮べて言葉投げたりしてしまい――…) ん? うん、明日も…結構歩かないといけないからね。(けれど、疲れと眠気が何よりも先に来てしまえば… 何時もの民族服を着込んだ彼女の言葉に頷き返し、ゆっくりと目を閉じていくだろう、か) [Sat 22 Jul 2006 23:23:42]
◆ヴァネッサ > 楽しみにしてる…できれば向こうでは仕事もしてみたいけどね… (粗方身体を拭き終われば彼女から下着を受け取り、身に着けていく。 接客業とかは無理だけどね…でも、やってみたいとは思ってる。) …街について、宿でゆっくり…ね (あとのお楽しみだよ。と笑って見せた。 多分、そんなこと言わなくてもフェンに頂かれるとおもう) …フェン…、そろそろ休む? (彼女から貰ったフォーウンの民族服っぽいものを着ながら欠伸をしている彼女を見て、そんな言葉をかける) [Sat 22 Jul 2006 23:16:52]
◆フェン・メイフォン > まぁ、そうしておくわよ。いざとなったら、あたしがベッドの位置を直せば良いんだし(なんて、身体の力抜いた侭、肩を竦めて言葉返せば… 少し疲れが出たのか、欠伸なんて漏らしたりしつつ――) あぁ、そっかぁ… ヴェイトスじゃ、街を歩く事自体難しいからね。 うん―――たまには、ちょくちょく街の外出てアングリマーラとかアマウラとかで買い物とかするのも悪く無いのかも、かな(そして… 彼女が体を拭く姿を眺めつつ、そんな言葉を投げてやれば… あたしも、他所の街見るのは楽しいからね なんて口に出して笑うか) そう?じゃあ、これからはちょくちょく見せてもらうかな――――なんてね。 (と、彼女の 気にしない と言う言葉に笑って言葉返せば… 一先ずは、これ以上堪能するのは向こうで宿を取ってからかな、なんてポツリ。 漏らせば、その後で…また欠伸漏らすだろう、か) [Sat 22 Jul 2006 23:05:34]
◆ヴァネッサ > まぁ、あまり気にしないことは良いことだよ (うんうん、と頷きながら、一まず流そうとする。 これでまだ気にしていたらどうしようかと内心ドキドキしながら) だって、今まで自分で買い物とか行くことなかったし… (手ぬぐいを受け取って、身体を拭きながら言うだろうか。 下着を買うのには大賛成。 家から出れない生活→奴隷→逃亡生活。 まったく買い物と縁が無かった) …んー…別に見たかったらいくらでも見せるけど… (女同士だしね…。別に気にしないしー…といって。 体力的に大変になるのはフェンの方かな…多分…。 もしくは気分的に銀髪少女が歩きたくならなくなる…腰と日光で) [Sat 22 Jul 2006 23:00:04]
◆フェン・メイフォン > うん。何かこぉ… 寝てて違和感感じた時があった気がする(今はもう気にならなかったけど…と、頷きつつ、彼女の顔を見れば… 微笑み浮かべて、ゴメンゴメンなんて言って――…) …ふむぅ。じゃあ、今はコレ使って。 下着は、向うに着いて、少し落ち着いたら買おうか(と、自分が手にしてる予備の下着と手拭を差し出しつつ… 道理で、なんて視線を向けてやって――…) ん?あぁ、久しぶりにヴァネッサの裸見た気がするかな…って(ここ来てから、あたしは向こうで仕事ばっかりだったからね。なんて… 苦笑しつつ、正直な言葉投げてやれば、浮べるのはご満悦気味な笑顔。ソレを見せてやれば、今日は流石に明日の道中もあるから手を出さないけどね… なんて――) [Sat 22 Jul 2006 22:50:52]
◆ヴァネッサ > あれ、ずれてた? 一応元に戻しておいたつもりなんだけど… (おっかしいなぁ…っと頭の後ろをかきながら。 あ、笑ったな…こっちは必死だったんだよぉ) …え、こっそりとフェンの予備使ってる (何も無いかのごとく平然と答える。 気のせいか洗濯物が多かったはず。犯人はこの少女) …ん、どうしたの…? (ジッと見ている彼女を不思議と思って…。 この少女には別に裸とかあまり気にしてない様子で…。 なんていうのかな…行動に移されて初めて気が付くって感じで…) [Sat 22 Jul 2006 22:46:16]
◆フェン・メイフォン > …… あー。そういえば、ちょっとベッドがずれてる気がしてたけど、犯人はおまへか――――(なんて、少しジト目で見詰めてやれば… ふっと、その時の彼女の姿を想像してしまったのか、思わず噴出してしまい…――― ) …… おかえり。 って、代え? 代えの下着って―― あたしは、適当に洗濯して使ってたけど… ヴァネッサは、いつもどうしてるのよ?(と、自分の予備の下着を風呂敷から取り出し、ふりふりと振りつつ――― 視線はじっと、彼女の裸に。そういえば、最近はヴァネッサの裸を見て無かったかな?なんて思ったりも、しつつ…?) [Sat 22 Jul 2006 22:40:02]
◆ヴァネッサ > 試したよ…出れなくなるかと思った… (ベッドの下に挟まって出れなくなる少女。 何だか大変な状況だ。結局ベッドを何とか持ち上げて出たというのは秘密) (しばらく、雨に打たれてから、彼女のいる木の下へと戻っていく。 下着はビショビショに濡れていて、さすがにこのまま服を着るわけにも行かないから今、着けている下着を脱ぎ始めた) …代えって…ある? (まぁ、雨の中だから相当近くを通らない限り見られないと思うから大丈夫なはず) [Sat 22 Jul 2006 22:34:40]
◆フェン・メイフォン > 昔の話よ。 うん、昔の…ね(まっ…男なんざ、みんなウソツキって事なのよ―― なんて、吐き捨てる様に言葉漏らし、それから 気にしないで と、言葉投げてやれば… 次第に身体の力を抜いて行き――) うん、やっぱり。 って、試したんだ―――……… あぁ、ゴメンね。安物のベッドで(実際、自分が部屋主では無いから、其処は誤る場所では無いのだが… 何故だか頭下げれば、困った様に頭掻き―― ) ……んっ。分かった( その手で、彼女から渡された単衣を受け取れば、其れを極力濡れない様に風呂敷の真ん中辺りへと収め… それから、視線を彼女が雨に打たれる姿へと。 透けた下着越しに見える彼女の肌に、また吐息漏らし…―― 暫し、その姿を眺めて) [Sat 22 Jul 2006 22:26:46]
◆ヴァネッサ > 騙した、男…? (騙した男…それがどんな男かはわからない。 この少女もある種男に騙されたというのに入るのだろうか) やっぱり…? ベッドの下も考えたんだけど…低すぎた… (入ってみたら、ホラーに出てくる幽霊みたいになった。 あと下手すると出れなくなるということも学習した) …じゃあ、浴びようかな… (別に冷たいとかそういったのは問題ないしね…と付け加えた。 彼女に自分の脱いだ単衣を渡すと木のしたから出て、雨の中に出て行った。 雨はすぐに少女をぬらしていくだろう…。 下着とかも濡れて透けたりするっていうサービスつき) [Sat 22 Jul 2006 22:20:48]
◆フェン・メイフォン > 故郷であたしの事騙し腐りやがった男の事、よ… まっ…今となっちゃ、良い思い出だけどね(と、木の下… 肩を竦めて自嘲気味に笑えば、背を後ろへと傾け…体重を木に預け――…) ソレは、当分は無理だから。 ほら、ウチ狭いでしょ?部屋も入り口も(狭い場所が良いならベッドの下で我慢する? と、困った様に視線投げれば…いつか、大きな家を手に入れたら考えるわよ…と、ポツリ――) 一応、手拭程度ならあるけど…――― あぁ、ソレ…今のうちに荷物の真ん中に置いちゃうから渡しといて(と、そう言葉投げてちょっと薄汚れた手拭と、空っぽの手を差出しつつ… 彼女の下着姿を見詰めれば、思わず… 口から吐息溢れさせ、て) [Sat 22 Jul 2006 22:11:54]
◆ヴァネッサ > …あの男? (まぁ、フェンの過去にそれほど詳しいわけじゃないからどうこういえるわけではないけど) …健康な生活よりもゆっくりと眠れる棺の方が欲しい… (本音であって、切実な願いでもある。 あの部屋じゃ無理ってのはわかってるんだけどね…やっぱり欲しいものは欲しいんだよ) …んー…どうしよっかな… (顎の辺りに指を当てて、ちょっと考えてみる…。 濡れた身体を拭くためのタオルって持ってきてたっけ…と聞いてみる。 もってきていたら雨に当たるのも悪くない) …とりあえず、これは脱いでおこう… (白い単衣を脱いだ下にあるのはまた下着をつけただけの白い肌) [Sat 22 Jul 2006 22:04:55]
◆フェン・メイフォン > うん、多分今更―― ふふ、オトメだったあたしは、あの男に逃げられた日に死んだのよ(と、木の下まで足早に足を進めながら… 何処か気取った様な顔で笑み浮かべ、それから…グタリと頭垂れて溜息漏らし――…) うん、慣れときなさい。 少しでも日光に慣れておかないと、健康な生活は送れないからね(と、顔上げて言葉返せば… やがて辿り着いた木の下、其処に腰を下ろし… それから、元は外套だった風呂敷を地面に降ろし――) んむ、では遠慮なく。 ついでに、雨で体洗うのも良いかもね?(―― なんて、冗談投げて笑いつつ、風呂敷の中の濡れ具合を確かめるだろうか。 真ん中辺りなら、余り濡れないか…とか、そこ等辺を) [Sat 22 Jul 2006 21:57:54]
◆ヴァネッサ > んー…そうかなぁ… (今だったら…力15の時点で手遅れか…。 諦めちゃったよ) 日光に慣れる…かぁ… (いやだぁ…。できれば狭くて暗いところでゆっくりした言って言うのが本音。 明日、昼間歩くのを考えると…気が重い) …んー…別にフェンは見ててもいいよ (もし、ヒトが通りかかったらと思ってね と続けて。 木の下に着いたら、雨に濡れないかどうか確認してから外套を脱いで、続いて白の単衣にも手をかけるだろか) [Sat 22 Jul 2006 21:51:54]
◆フェン・メイフォン > んや? いやー、だってほら…やっぱり、今更でしょ?(犬と取っ組み合いする時とか、こぉ引っかかれて破けたりとか、血とか…と、自分の姿を思い返せば… ふと、暫し沈黙し――) そ、昼中心。 ヴァネッサには、日光に慣れるのにも丁度良い機会かもしれないからね(それから、不意に口を開いたと思えば…振り返り、指を立てて頷きを数度してみせるだろうか。 ) …――― あたしは後ろを向いているわよ(… そして、彼女の呟きには、そんな風に言葉返して視線を前に。 言葉を吐き出しきれば、少し雨が気になるのか…足早に木の方へと足を進めて行くだろうか) [Sat 22 Jul 2006 21:40:15]
◆ヴァネッサ > 少しは気にした方が… (っと言いかけて、彼女をジーッと見てから言うのをやめた) ん…うん…昼…中心だね… (正直、究極の選択だ。服と昼に歩くという試練…苦渋の選択だ…選んだものは前者だ) どこで着替えよう… (今日の野営をする木を見て、問題発生…先生、どこで着替えればいいでしょう? アンサー もう、どこだって見られるからいいじゃないですか。 自己完結した)(彼女の後ろを付いて行くだろう。 後ろを付いていくけど、気持ち的には走って先に行きたいくらい) [Sat 22 Jul 2006 21:35:18]
◆フェン・メイフォン > あたしは――― もう、今更だから気にならないかなぁ(こぉ、犬狩りの時なんか…こぉ、と―― 何処か視線を逸らしつつに言葉漏らし、堪え切れなかったのか溜息一つ漏らせば、緩々と頭振り―――― ) ん、じゃあ… 進むのは昼中心で、だね。了解了解… それじゃ、そろそろ休もうか(そして、一度彼女へと視線を向ければ、その視線をヴァネッサの指の指す方向へと移し――) うん、良い感じかな。 雷が来てる訳でも無いだろうし…雨宿りには良い感じ、だね(その指の先… 雨宿りには良さそうな木を見つければ、頷き… 其方へと向かって足を進めて行くだろうか。) [Sat 22 Jul 2006 21:27:48]
◆ヴァネッサ > んー…それはもっとイヤ… (げんなり…。血まみれも涎まみれも泥まみれも想像するとすんごく気分が削がれていく) …ひ、昼歩くくらいならなんとでもなるよ! (もちろん、今すぐにでも野営をすると答えますよ。 もう、昼歩くなんて全然体的にもOK。精神的には完全に駄目だけど…大丈夫! 昨日言われたとおり気合とかそういったものでカヴァする) …あ、あのあたりなんてどう? (少し、先にあるやや大きめの木を指差して) [Sat 22 Jul 2006 21:21:02]
◆フェン・メイフォン > でしょ? それに――外だと、外套に包まってゴロ寝になるだろうからね。今は雨も降ってるから泥まみれ確実かな?(服なんて汚れる汚れる、と… 何処かやけっぱちな感じに笑えば、ふっと あたし女捨ててきてるなー なんてふっと、頭を過ぎる思い一つ。 ふっと、口から溜息が漏れそうになるのをぐっと堪え―― ) 時間的には、結構良い頃合かな? 出来れば…雨が凌げそうな木の下とかが良いけど(ヴァネッサの都合を考えるなら、夜通し歩いて昼に休むってのも考えてるけど… と、問い掛ける様にもう一度視線向けて言葉投げれば、どうする? と、首かしげてみせるだろうか。) [Sat 22 Jul 2006 21:12:45]
◆ヴァネッサ > 血を出さないように殺しても涎着くのヤダし… (自分の服を少し摘んでから、嫌そうな顔をした。 もみ合ったり、首の骨を折っても結局は涎がべっとりとついてしまう。 あぁ、駄目だな) …ヤエイってまだやらないよね? (できればすぐにでも着替えたい気がしてきた…。 もう、獣と殺りあってるのを想像すると尚更着替えたくなってきた。 まだ目的地までは遠いが、もうそろそろ野営しても良いんじゃないかなぁ…って感じの視線を送ってみる。 ひたすら送ってみる) [Sat 22 Jul 2006 21:08:10]
◆フェン・メイフォン > うん。そうした方が良いと思うよ。ヴァネッサだって… 今、急に獣が出て来て…ソレ着た侭暴れるのって、ちょっと気遅れするでしょ?(暴れたら返り血なり何なりで汚れちゃうかもしれないし、なんて… 悪戯っぽい笑みで言葉投げてやれば、服を抓んでいた指を離し あたしの服は、色々と今更だから大丈夫だけどね。 なんて、口に出し――) うん…出来るだけ早めに着替えた方が良いかもね。今日の野営の時にでも… かな (そう、彼女へと頷いてみせれば、視線を前へと向け… そして、前方―― 遥か遠方にあるアングリマーラの街を見遣ろうとする様に、闇の中に目を凝らし…) 目的地までは、まだ…遠いんだし [Sat 22 Jul 2006 20:56:53]
◆ヴァネッサ > ―――ん…? (彼女の少し後ろを付いて来ている銀髪の少女。 彼女の指摘に自分の外套のしたの単衣を見て) ……んー…、じゃあ、あとで着替える… (「ここじゃあ、さすがに脱げないしね」と付け加えて。 確かにせっかく買った単衣が汚れるのはイヤだ。 しかも、白だから汚れが目立つ) [Sat 22 Jul 2006 20:51:20]
◆フェン・メイフォン > いやさぁー… 外を歩く時は、其れ…脱いだ方が良いとおもうよ?(汚れちゃうかもしれないし…と、困った様に傍らの彼女へと声掛ければ… 自分の服の胸の部分を軽く抓み) あたしなんかは、もう結構汚れてるから、これ以上汚れても構わない、けど――― ヴァネッサのそれは、新品でお気に入り…なんだよね?( パタパタと抓んだ自分の服の胸元、軽く揺らしながら… 投げるのは、ちょっと困った様な言葉。 彼女が自分で買った、折角の単衣が汚れるのが、心配なのだろう、か…) [Sat 22 Jul 2006 20:44:35]
お知らせ > ヴァネッサさんが入室されました。 『白の単衣に外套って意外と無茶かな』 [Sat 22 Jul 2006 20:37:56]
お知らせ > フェン・メイフォンさんが来ました。 『外套纏い、夜闇の荒野を歩く。』 [Sat 22 Jul 2006 20:33:22]
お知らせ > リグレットさんが帰りました。 『万一にも、そんな日が来なけりゃいいなぁ。 (呟きを残して、街へ引き返そうと)』 [Sun 16 Jul 2006 11:54:14]
◆リグレット > ……使うことなんて、無いと思うけど──。(ぽんぽん、と。術の余波で飛ばされた帽子を拾い上げると、土ぼこりを叩き) [Sun 16 Jul 2006 11:53:11]
◆リグレット > (只、問題は先も述べたように準備時間。 それから、空間固定後は砲の向きを変えることが難しい事。 これは、対人相手にはまるっきり役に立たない魔法である事を意味する。 望んで真正面から受けようとするような物好きは居ないであろう以上、この魔法の使用場所は兎に角限られる。 動かないもの。生半な事では壊れ無いもの。 城攻めなどでは、兎角優秀な魔法であると言えた。) [Sun 16 Jul 2006 11:51:44]
◆リグレット > ──目標消滅を確認。 相転移砲モードを解除。 (準備に異常に時間が掛かることを除けば、自分の既知の魔法のなかで、これほどの威力が望めるものは少ない。) [Sun 16 Jul 2006 11:48:09]
◆リグレット > …砲撃、開始。 ( ご。 渦を巻く白い極太の光条が、目標──数百メートル先の大岩目掛けて突き進む──!) [Sun 16 Jul 2006 11:44:33]
◆リグレット > (仰角に数度。 これで充分だろう。) ──撃てる、かな。 (薬質の加圧が十分な状態に達した。 いける。) [Sun 16 Jul 2006 11:42:52]
◆リグレット > (チャンバーの魔力充填が充分ではない。 試射であるから、十全である必要は無いが──ターゲットに届かない程情けない事はない。 充填に意識を注ぐ。) ──照準、微調整。 (右に数度。砲身を傾けた) [Sun 16 Jul 2006 11:41:42]
◆リグレット > ライフリング、回転開始。 (砲身。積層型立体魔方陣が回転を始める。 コークスクリュー状のモーメントを与える事で、軌道が安定するのは、弾薬でも魔法でも変わりない。) [Sun 16 Jul 2006 11:39:29]
◆リグレット > アイゼン、ロック。 (エネルギーラインから流れ込んでくる、異相空間からの力。それを薬室結界内に蓄えていく。 これまで作り上げてきたのが砲身と銃座とすれば、これは砲弾。) ──チャンバー内、正常加圧確認。 [Sun 16 Jul 2006 11:38:02]
◆リグレット > ──ランディング・ギア。 (小型魔方陣が、空中に一つ、二つ、三つ── 四点で以って空間座標に固定する。 簡易的な術法結界が自身と砲身を護るべく発現する) [Sun 16 Jul 2006 11:34:42]
◆リグレット > ── 【相転移《》砲《》】モードへ移行。 (とりあえず、ココまでのシーケンスには何の問題も無い。) ──エネルギーライン、全段直結。 (身体に引き込んだ藍色の光のラインを、砲身へ繋ぐ。 ) [Sun 16 Jul 2006 11:31:59]
◆リグレット > ……。 (両手を高く。空へと突き上げた。 蒼い光が衝きあがる。 すぐにそれは文字の形を取り、複雑な筒状の積層型魔方陣を構築していく。 これが砲身だ。) [Sun 16 Jul 2006 11:28:33]
◆リグレット > (心を澄ませる。 研ぎ澄ます。 明確にイメージする。 主観に捉われず、極力客観的な事実のみを脳内に箇条書きに。 魔法のターゲッティングは、眼で行うものではない。 頭で行うものだ。) [Sun 16 Jul 2006 11:26:39]
◆リグレット > ……さて、と。 (眼を凝らす。 ターゲットはどれにしよう? 荒野とはいえ、通行人はゼロではない。誤って人に当たりでもしたら、ごめんなさいでは済まないのだ。) (適当な大きさの岩の塊を見つけた。 アレにしよう。 集中を始める) [Sun 16 Jul 2006 11:25:18]
◆少年 > ……ふぅ。 (風が、エーテルが身体に流れ込む。 全能感。 今の自分なら、大抵の事は出来そうな気がする。 輝く藍色の力の動脈が、時折身体の上を走り抜けていく。 髪が蒼に染まった。) [Sun 16 Jul 2006 11:23:09]
◆少年 > ( 視界が変わる。 世界が変わる。 世界が青に満ちていく。) ……このあたり、かな。 (太めのラインを引き込んで、力素(ソース)を確保した。) [Sun 16 Jul 2006 11:20:50]
◆少年 > ──。 (小さく、口の中で。 口訣を述べた。 瞳が空色に輝き始める) (今日は、魔法の練習日。 鍛錬場では練習できそうにない大掛かりな術の練習のために遣ってきたのだ。) [Sun 16 Jul 2006 11:19:34]
◆少年 > (実は賢者である。 それも“見習い”の付かない。 ヴェイトスでも、それなりに稀少な存在である。) [Sun 16 Jul 2006 11:18:00]
お知らせ > 少年さんが来ました。 『略装をしていると、誰も気付いてくれないが』 [Sun 16 Jul 2006 11:16:35]
お知らせ > トリスさんが退室されました。 [Wed 12 Jul 2006 03:52:17]
◆トリス > ああもう。(額にぽつりと落ちる水滴は再び降り出す気配。 雨を嫌ったのか騎鳥も落ち着きが無い。) 此処までね。 帰りましょう――濡れて風邪でも引いたら元も子も無いわ。(街に向かっての道を本日最後の夜間行動練習として、急いで帰ろうか。) [Wed 12 Jul 2006 03:52:11]
◆トリス > (腕一つで名を成そうとしてる人間は、自分が鈍ってくのが我慢できないのだ とかその都度自分でカッコイイ言い訳を用意している。 それは強ち嘘でもない。 竜殺し・蔓断ち・”淑女”狩り――輝く二つ名を間近に見たまま何時までも埋もれてられる程、自分の野心は温和じゃない。) ・・・嫌な予感も無い訳じゃないけどね。 (軍事的な通則上、揉め事は秋にむけて行うものと相場が決まってるのだし。 雲間からほの見える月を見上げれば――) [Wed 12 Jul 2006 03:50:37]
◆トリス > ったぁ―― 全然ダメね。(脳天を叩き割る予定だった剣は、木組み人形の肩の辺りを打ち据えただけだった。 標的を引っ張り起こしたら地面に刺して、もう一度距離を取る。奇麗に命中できるまで何度でも繰り返すわけだ。) 正規に編入されてからコレやったら立場無いわ―― もう暫く付き合って頂戴、モコ。(昼は昼で騎士団の訓練、夜は内緒でこんな事。 同居中の妹にはよく心配されるし、同僚には何でこんな時期にと訝しがられるが。) [Wed 12 Jul 2006 03:43:30]
◆トリス > (炎が照らす円形で短い視界は、まるで闇から地面が流れ出てくるような映像。 その中の小さな違和感の一点、予め設えていた木で組んだ標的を――) ッ――!!(目で捉えた時には体を動かしている、その位で丁度良いタイミング。 振り下ろした練習用の木剣が斜めに殴り倒す。 手応えを認識後、手綱でブレーキ指示&ゆっくり反転。) [Wed 12 Jul 2006 03:38:11]
◆トリス > (躓かぬよう転ばぬよう、目的物を見失わぬよう―――目の不自由な騎鳥をコントロールするのが騎兵の役目。 両足で鞍をしっかりと挟んで姿勢を維持し、腕は手綱に、目は前方に集中する。 星明り届かぬ曇り空に加えて、動物の突進は人間の走るのよりも遙かに早い。雨のせいでぬかるんだ地面は急停止も効かない。 足元を見ているようでは情報が遅いのだ。) [Wed 12 Jul 2006 03:34:50]
◆トリス > (騎鳥は鳥目気味であるし、持ち歩ける灯りは大分光量が限定されたもの。 ただ走るだけで鳥・人ともに良い経験になる。 本来夜間に乗ることとかは想定されていない乗り物だが、馬を鍛えて軍馬に変えるみたいに、ちゃんと慣らしてやれば夜道、悪路、戦場、何処だって走ってくれるのだ。 ただ、一度覚えても鳥頭なので、定期的に思い出させる必要は ある。) [Wed 12 Jul 2006 03:31:44]
◆トリス > (雨という奴は騎士には大敵だ。 鎧は蒸れる+金具は錆びる+人並み外れた体力を維持するための鍛錬も効率が出ない。=良い所が何一つ無い。) このあたり全部屋根付きだったらいいのに。(無茶の一つも漏らしたくなるものだ。 雨止みを見て出て来た騎乗での野外訓練。 昼間に比べては大分涼しくなった荒野を、騎鳥と共に走る走る。) [Wed 12 Jul 2006 03:30:13]
お知らせ > トリスさんが入室されました。 [Wed 12 Jul 2006 03:30:09]
お知らせ > ルシェーナさんが帰りました。 『(―――街の灯が見えるまで、其の痛みは続いた)』 [Thu 22 Jun 2006 02:20:13]
◆ルシェーナ > (駆ける)(息も切れる) (乱れ交う思考が脳髄を揺さぶる。呼吸が止まりそうだ。)(頭が痛い) [Thu 22 Jun 2006 02:19:50]
◆ルシェーナ > (へらりへらりと笑って過ごし、何をするでもなく、気紛れで奴隷を拾い、寂しい思いをさせぬなど、種族らしい決心等吐いては見れど。実に何も出来ていない。―――否、今とて、何故一人?)(何故守るべきだと思った者を連れていない?) ―――違う、 違う ッ。あたしは別に人なンて守りに来たンじゃ…!(巡る思考は取り留めない。駆ける足はとまらねど、ココロ此処に在らず。)(周囲への注意は忘れぬが、思考は纏まらぬ。―――頭が割れそうだ) [Thu 22 Jun 2006 02:16:54]
◆ルシェーナ > (何がしたい。)(何がしたい。何がしたい。何をしなければならない?何をしにやってきた?何をするべきなのか?) (焦燥焦燥焦燥焦燥焦燥―――)(胸に積もるは其の言葉ばかり。理由の見当付かぬ焦燥。) [Thu 22 Jun 2006 02:11:35]
◆ルシェーナ > ―――…やってること全てが無駄な気がしますよ、あたし。このまま行くと。(そンな―――喪失感にも似た、ぽかりと開いた穴。 孔。) [Thu 22 Jun 2006 02:10:23]
◆ルシェーナ > (銀糸は走っていた。翔ければ、一瞬――とは行かずとも、多少也ともすんなりと行ける筈の距離を。) ……なんで落ち着かないッて、財布を家におきっぱだったコトに今更気付いたからとか、そンなのではなくッ、 て!!!(時は宵闇。行く道は薄ら照らされど、いと暗く。逸る気持ち、揺さぶるような、感覚。)(決して、道中、行商から少しばかり物品を買おうとして、財布が無いことに今更気付いた所為だけではない。) [Thu 22 Jun 2006 02:09:29]
◆ルシェーナ > (胸騒ぎ、だとか。―――焦燥だとか。) …(端的に言ってしまえば、)―――何だか落ち着かないですよ…ッ!( 落ち着かぬ。) [Thu 22 Jun 2006 02:06:16]
お知らせ > ルシェーナさんが来ました。 『(表現するならば―――)』 [Thu 22 Jun 2006 02:05:31]
お知らせ > リーシャさんが退室されました。 『( …弓の弦を絞る。 )』 [Mon 22 May 2006 11:14:19]
◆リーシャ > ( ・・・ そして気配ですね、気配。 ) ( 獲物かしら それとも人かしら。 近くに開拓村があったような気もする。 ) [Mon 22 May 2006 10:58:21]
◆リーシャ > ( この侭 どこぞへ逃げてしまわぬのは。 ) ( 旦那様が そういうことすると ごっつ怖いひとなのもあるけど。 )( 森に帰れぬ身でもあるし、行き場もないし。 ) ・・ 狩りするのは変りませんしぃ。 ( 狩りして 肉をささげて、料理して 毛皮とかを御金にして )( お役に立てるのなら 嬉しいこと? ) [Mon 22 May 2006 10:43:41]
◆リーシャ > ・・足跡や、痕跡を見るに この辺りなんですよ、そうなんですよ。 ( 少し周囲より高い岩場に潜み、寝そべりながら、周辺を確認できる位置。 可能な限りのカモフラージュ済み )( 獲物はくるかしら、どうだろう? )( 自分が獲物にならないように気をつけて ) [Mon 22 May 2006 10:33:40]
◆リーシャ > ( 狩りですよ ) ( 狩りですよ ふふ ) ・・・ ( 狩猟民の奴隷なんです。 ご主人から頂いた仕事のひとつは、狩りなんですよ そうなんですよ。 )( 近接戦闘術があったら、剣奴にされてたんじゃないかしら、ワタシったら。たら。) [Mon 22 May 2006 10:28:09]
お知らせ > リーシャさんが入室されました。 『( 岩場に潜みまして 潜みまして。 )』 [Mon 22 May 2006 10:26:07]
お知らせ > ルシェーナさんが帰りました。 『(一つススム。)』 [Sat 20 May 2006 01:31:21]
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