湖畔 参加者 なし ROM 1人
お知らせ > カールさんが帰りました。 『(少年は踵を返した。)』 [Sun 30 Sep 2007 18:42:00]
◆カール > (歯に、肉に沁み込む冷たさに目が覚める。口をちょっとゆすいだだけだったが、身を清めたような清々しさがあった。) ――よし。 (ぱん!と膝を叩いて立ち上がる。) 行くか。 (まっさらな気持ちになった。また頑張らねば。) [Sun 30 Sep 2007 18:41:48]
◆カール > こんなだからドワーフ達に馬鹿にされるンだろか。…いやでも1日じゃあ適応しきれないよ。 (ぶつぶつ、吐き出すのは溜まった分の愚痴。) (ぶつぶつぶつぶつ。水面に波紋が出来るほど零してしまうと、) …。 (ようやっと口を閉ざした。) (丁寧に洗った手で水を掬い、口をゆすぐ。) [Sun 30 Sep 2007 18:33:18]
◆カール > (泉の縁にしゃがみ込み、顔を洗う。埃のこびり付いた顔は、まるで仮面を被っているように感じられた。 水の冷たさが一瞬、解らなかったので。) 湯に浸かりたい。 (ぽつ、と零した。 肌が痒くて仕方無い。) [Sun 30 Sep 2007 18:27:53]
お知らせ > カールさんが来ました。 『(――ばしゃッ。)』 [Sun 30 Sep 2007 18:16:06]
お知らせ > カールさんが退室されました。 『(ギルドのシルエットが、見えてきた。)』 [Fri 14 Sep 2007 23:55:47]
◆カール > (少年の乗っている騎鳥が、) !!? (大きな口を開けて声を迸らせた。) ――…あ、…、 (それが叱るような声音だったので、) …ごめん。 (少しだけ瞼を伏せた。 乗り手の考えなど、騎鳥には筒抜けだったようだ。) ちょっと逃げを考えちゃったよ。…ごめん。 (あんまりに乗り心地が良くて、このまま島を巡りたくなった。) (情けない。竜と心を通わせたくてずっと頑張ってきたくせに。) (少年は己の頬を ピシ! と叩いた。) [Fri 14 Sep 2007 23:55:00]
◆カール > (鳥に乗る騎士なんてのも良いな、と思う。そうすれば賑やかな街中で、たくさんの同僚や先輩から良い刺激ももらえたりするのだろう。) ………。 (少年は口を閉ざし、考えた。) ………………………。 (時には「変わり者の集団」とも云われてしまう竜騎士ギルドだ。閉鎖的な空間で、ひっそりと暮らす少数民族のような集団であるのは間違いない。) [Fri 14 Sep 2007 23:51:08]
◆カール > (帰りはやっぱり、思っていたよりも早かったけれど、少年はすっかり騎鳥に愛着が湧いた。) 練習の時にも、また会いたいな。 (騎鳥を使って練習するのは、騎竜を手に入れて乗るちょっと前のレベルの兵士達だ。少年は未だ相方となる竜を見付けていないから、騎乗訓練に出てこれるか解らない。) (どすどすどすッ。力強く地を蹴る、けれども乗っている自分に伝わるのは優しい揺ればかり。) [Fri 14 Sep 2007 23:43:58]
◆カール > (流石に騎鳥は足が速い。この分ならばもうすぐギルドに到着出来るだろう。 目前に森が見える。この縁に沿って行けば、懐かしい建物が顔を出すだろう。) …。数日空けただけだったけど、懐かしいだなんて思うンだなあ。 (どす、どす、と地面を踏み鳴らして進む騎鳥に揺られながら、少年は呟いた。) (傍の泉が きらきら と月光を反射して美しい。) [Fri 14 Sep 2007 23:22:17]
お知らせ > カールさんが入室されました。 『(精霊の泉にそって進んでいる。)』 [Fri 14 Sep 2007 23:11:03]
お知らせ > カールさんが帰りました。 『(新鮮な魚が食べたいなあと腹は正直に鳴った。)』 [Thu 13 Sep 2007 22:20:46]
◆カール > (もう片方には、鞍に最低限の装備を付ける。自分が乗る方は、なるべく身軽に、だ。) これでよし。と。 (後は傍の木に立てかけておいた戟を取って、出発するばかりであるが。) (ふと、湖を見た。揺れる水面。魚でも顔を出したのか、波紋が ふわり と広がっていた。) [Thu 13 Sep 2007 22:14:41]
◆カール > ごめん。…休憩は、出来た? (よっこらせ、と立ち上がり、荷物を抱えて騎鳥に近付く。2頭は大きな嘴を ずい と少年の胸へ押し付けた。「お前こそ休憩は出来たのか?え?」と皮肉られているようだ。) だ、だからごめん、ッて! 気の緩みでした。ハイ。…。 (先輩に怒られている気分だ。) (とりあえず、荷物を括りつけよう。) [Thu 13 Sep 2007 21:59:59]
◆カール > (湖の傍で、少年は気に背を凭せ掛けて眠っていた。ほんの数分くらいのまどろみだ。それが随分と長く思える。 夢なんて覚えていないくらいの、短くて深い眠りを越え、妙にすっきりとした頭で眼を覚ました。) ああ、いけない、 (騎鳥の片方が どすどす! と足踏みしていた。) [Thu 13 Sep 2007 21:41:49]
お知らせ > カールさんが来ました。 『(騎鳥が水を飲む間の一休み。)』 [Thu 13 Sep 2007 21:27:28]
お知らせ > カールさんが帰りました。 『(一人の夜なんて実に、久し振りだ。)』 [Sat 8 Sep 2007 18:52:04]
◆カール > でもギルドで飼われてる騎鳥と仲良くやれなきゃ、竜なんてとても…だよなあ。 (頑張ろう。意気込む。) (そろそろ辺りが暗くなってきた。腹も減ってきたので、泉の傍で足を止め、しゃがみ込む。 精霊の泉は流石に美しい水を湛えていた。掬って口に含むと、渇いた身体に沁みる。) [Sat 8 Sep 2007 18:36:34]
◆カール > (帰りは騎鳥がある。まだ楽になる筈だ。) …。 (否。どうだろうか。思い直して、眉を顰めた。) (騎乗の練習用に、少なくとも2匹は必要だ。1匹は自分が乗るとして、もう1匹をどう引き連れて行くか。) 獣使いのスキルが試されるってことか。…どうしよう。 (段々心配になってきた。) [Sat 8 Sep 2007 18:21:18]
◆カール > (泉沿いの道を辿る少年は、のろのろとヴェイトス市を目指していた。) …。はあ。 やっと此処まで来たか。 (これでも徒歩では早い方だ。重い荷物を背負っては居るが、これくらい軽々と担いでひょいひょいと進めるスタミナが無ければ兵士なんてやっていられない。 普段の鍛錬を思い出せ。自分に言い聞かせながら、戟の柄を杖代わりにして早足。) [Sat 8 Sep 2007 17:59:31]
お知らせ > カールさんが入室されました。 『(精霊の泉にて。)』 [Sat 8 Sep 2007 17:53:42]
お知らせ > ソレディーさんが退室されました。 『( 少しのんびりしたら、墓の様子を見て、すぐに発とう )』 [Sat 8 Sep 2007 06:12:14]
◆ソレディー > ( また静かになったと思ったら、鍋が吹き零れた。 けれど安心して眠ってしまって、娘は目を覚まさない ) ( 柔らかな光が差し込むボロ屋で目を覚ました時には、もう朝だった ) [Sat 8 Sep 2007 06:07:54]
◆ソレディー > ―――〜うんー ぴったりしてて、ちょっと窮屈なんだよね〜 すーすーするの気持ちいいんだけどー ( 割とタイトなフォーウンドレス。 そんなこともないかもしれないけれど、いつも 【そうび:かわのふく】 という娘にとっては着慣れないお洒落な服だ。 実はそんなに脆くなかったとしても繊細な見た目は、一つ一つの動作が大きくなりがちな自分だと体を大きく回した時などに破いてしまいやしないかと心配になる。 軽くて涼しい服は特にこの時期… あるいはちょっと前までありがたかったのだが、すっかり余所行きと言うか仕舞いこんでしまって、出番が無かった ) ( 照れくさそうな笑みに、困ったようなはにかむような笑みを返して、では今着替えようかと思うのだけど、一日荒野を歩いていれば水浴びなんかもしたいところ。 その後でもいいだろう ) ………。 ( やっぱりつい、黙ってしまう。 屋外でも無いのに銃を抱える青年にはどうしたのかと首を傾げるものの… 突貫工事で直したボロ屋ではフィールドと変わらないだろうかと納得。 自分も手の届く所に弓と屋筒を置いているのは棚に上げて、不安なのだろうとばつ悪そうに微笑んだ ) …うん、それは無理ー… ( 往復? 一日単位では無理だとゆるゆる首を振り、ことことなっている鍋をかきまぜる。 火で身体が温まって、急に眠たくなってきてしまった――― 久し振りの我が家に安らいだのもあるのか、煮立つまでの少しの間とぱったり横になる ) …勝手につくっちゃ、だめなのかなー…? ( 住む家の話だ。 空いている場所もあったし、木を探すのは大変だけどないわけじゃない。 勝手にしてはいけないものだろうかと呟いて… でもリヒャルトが言うのだから、借りるなり何なりした方がいいのだとはなんとなく感じてる ) ( 土地の権利とか知りません ) [Sat 8 Sep 2007 06:05:11]
お知らせ > リヒャルトさんが退室されました。 [Sat 8 Sep 2007 03:34:24]
◆リヒャルト > (……会話をしているうちに、彼女は寝入ってしまったようだ。 色々あって、疲れていたのだろう。無理もない。 そう思った青年は銃を支えに立ち上がると、彼女の傍へと腰を下ろした。 自分の羽織っている外套をかけてやり、銃を抱えて、自分も目を閉じる。 ――今夜くらいは、彼女も休んでよいだろう。 これからは、夢に向かって頑張らねばならないのだから――) [Sat 8 Sep 2007 03:33:09]
◆リヒャルト > ……そうか。いや、一回しか見たことがなかったから、な。また着ているところを見たい、と思っただけだ(持ち歩いている、ということを知れば何処か照れくさそうに笑って、そう言った。 折角くつろげる状態なのだし、背嚢を肩から外して傍らに置き、自分の銃を抱えるようにして座りなおす。 ……傍にあると安心するのも、やっぱり何時も通り)どうだろう、な。……まあ、稀にだ。そんなに気にするほどじゃあないから、大丈夫(義足を外していれば少しは楽になる。そういう風に頷いてみせて、スープを作る彼女の動きを眼で追いかけた。 ――そういえば、ここで暮らしている間にも、こういう光景を見るのに慣れてしまったか。 同じようにして眺めている人間は、一人減ってしまったのだけれど)……さすがに、ここと向こうを毎日――ではないにしろ、往復するのは無理があるだろうし、な。……家を借りるか、冒険者用の宿を取るか――(何とかというあの宿ならば、それなりに代金も安かったように思うが) [Sat 8 Sep 2007 02:24:53]
◆ソレディー > 〜ん、そうそうー ( けろっと笑って答えるのは、競歩で歩いても二日三日の距離なら当たり前の感覚。 『すぐそこ』 が半日かかったり ) 〜あ、あれはこの中ー ( 着替えとしてほいと着るには気の引ける、娘にとっては一張羅。 使い道はあまり無いかもしれないけども、暫く空けるつもりの家に置いて行く物じゃない。 出る時に持って行って、今持って帰って来ていると隅に放り出してある鞄を指差す ) ―――そう… 振るのかな〜 ( 星は出ていないけど、雨が降るだけで痛むなんて大変だと、痛そうに顔をしかめたまま首を振ろう ) ―――ううんー ( 悪い? ここは自分の家だし、自分の方が動き易い。 悪いものかと笑って、干した果実や野菜を湯でもどしてスープを作る。 干し肉をあぶってやわらかくして――― 丁度いい獲物にも出会わなかったから、いつものパターン。 野宿と変わらない ) 〜やっぱり、どこかに泊まった方がいいのかなー? ( 鍋を混ぜつつ、ぽつりと。 ヴェイトス市へ戻ってからの事だろう。 気が早いが ) [Sat 8 Sep 2007 02:16:55]
◆リヒャルト > (……がらん、とした家。 そういえば、随分と帰っていない自宅も、こんな風になっているのかもしれない。 まあ、大したことはないか。あまり、寝床という気持ちはなかったから)(思えば、そういう意味では此方のほうが『家』に近いのかもしれない。そんな事を思って、笑った)そうか? ……まあ、また何かあれば取りに戻ってくれば良いのだし、な。――と、そう言えば、土産の服はどうした?(渡したときにしか着ていなかったように思うが、と。思い出したように問いかける。 今更ながら、二人きり。――かつてとは違う、ちょっとした違和感)……ん? ああ、いや……ソレディーのせいじゃあ、ない。 雨が、近いと痛むだけだ。……大丈夫(安心させるように、明るい声で伝えよう。 それと共に、ある程度ほぐれれば揉むのをやめて、壁によりかかったまま足を伸ばした。 下から、彼女を見上げるようにして)……ん。何か、先に座っちゃってて悪いな。 ソレディも、座ったらどうだ? [Sat 8 Sep 2007 01:58:31]
◆ソレディー > ( ラットマンの襲撃で安普請の家が所々壊れ、それを突貫工事で直しただけというのもあるだろうけれど… それを引いても、生活の場ではなくなった居間は青年が同居していた時よりもがらんとしているだろう。 静かに、いつもその辺に居た父もいない。 そう言えば、家で二人きりというのはもしかしたら初めてか ) ―――ん〜 使える物は持って行ってもいいけど、特に無いかなー? …? ぁ、ううん… ( 本当に無いのだと、分かってはいるのに目の当たりにすると違和感を覚える。 そこにあるべきものがない姿 ) …ごめんね〜… 歩くの、速かったかなー… ( 痛むのだろうと何となく察して、ちょっとしょげた顔で揉む手を見つめる。 ―――青年が家に行かないと言えば、彼の家を見られなくて残念な気もするけれど… 一人と家族ではやはり身軽さが違うものか。 もしかしたら、家があまり重要でないのかもしれないとも感じた ) [Sat 8 Sep 2007 01:51:12]
◆リヒャルト > (……まあ、彼女の道だ。邪魔するのは己の仕事ではない。 足を引きずって入った家。住む者のいなくなった場所を見渡しながら、そう思った。 ……少なくとも、そうだ。狩りをして家に帰るだけの毎日だった少女に、目的ができたのならば。 それを応援するのが、普通じゃないか? 本当だよ、と笑って、頷いて見せた。)……さてと。ソレディーの方は剣以外に荷物とかあるのか? 龍騎士を目指すなら、街で活動する方が良いだろうから、な。……っと、ちょっとすまん(壁際に、腰を下ろすとブーツを脱いで、右足の義足を引っ張り出した。ベルトの固定を外す。……雨が近いせいか、それとも感傷的になったせいか。シクシクと痛みを訴える傷口を、揉むようにして解していこう。――彼女の前では、そういえば始めてか)……いや、俺は大丈夫。 一応、荷物は大概背嚢に放り込んであるしな。 [Sat 8 Sep 2007 01:35:28]
◆ソレディー > ( 『帰りたくとも帰れなかった』 娘は父の手記からそう読み取った。 母がヴェイティアンであるために、祖国の仲間を気遣うのなら戻れない。 騎士であるのなら、それは裏切りになってしまうと感じたのだろう。 そして騎竜も死んでしまった。 だから ) ( そして娘は、帰りたかった父の代わりに帰還しようとしている。 父は母と一緒になったけれど、それが決して裏切りなどではなかったのだと証明するために ) ―――うん… 本当ー? ( 常どおり、であれば分からないけども… どうも様子が変な気がして首を傾げつつ。 自分の口数だって減っているのだから、そんなものかと居間で湯を沸かす準備。 食べる物なんて、持ちきれなかった保存食くらいしか置いていない。 野宿と変わらない味気ない食事になってしまうけど、住んでいるわけではないのだからそれで我慢しよう ) ( 湖と家を何往復かして ) ―――〜リヒャルトは、荷物とかあるー? ( 何か取りに戻るかと、動き回るのが一段落した頃に声をかける。 ―――まだ、父母の墓の様子は見に行っていない ) [Sat 8 Sep 2007 01:21:19]
◆リヒャルト > (それに、人が死ぬのは――慣れてはいないけれど、身近になってしまった事柄だから。 逆に此方が黙ってしまうことがないよう、話題を振り続けて――今に、至る。 ぼんやりと家の壁に寄りかかったまま、木々の隙間から見える夜空を眺めた) (彼女の父親は龍騎士だったのだという。 軍人で、戦って、傷ついて、彼女の母に出会い、恋をして、そして今に至る。 騎士団に帰らずに骨を埋めたくなるような愛情があったのか、はたまた騎士団に帰りたくはなかったのか。 それはわからない。……が、彼女の父親は、果たしてソレディーという少女が龍騎士になることを望むだろうか。 そんな事をぼんやりと考え、ソレディーの声に現実に引き戻された)ん……いや、ちょっとボウっとしていただけだよ。大丈夫だ、ソレディー。……剣が、あったんだって?(のそり、と起き上がると、珍しく義足が軋んだ。少し、痛む。 常どおり、片足を引きずるようにして戸口へ向かおう) [Sat 8 Sep 2007 01:07:38]
◆ソレディー > ( 青年が気をつかってくれているのは、わざわざそれと意識しないまでもなんとなく分かる。 だから明るく返事をしても… 次の一言が続かないのだ。 無理にテンションを上げることもなし、気持ちのんびりと家に入って明かりを灯す。 とりあえず… 帰って来た目的を、真っ先に確認しよう ) ( 植物をネットのように編み込んだ寝台を何度作り変えても、変わらなかった家族の定位置。 父の寝台の下にある物入れ… と言うには出す時の事など一切考えていない床下収納 …から、それだけがやっと収まっている長剣を引っ張り出した。 リヒャルト曰く、竜騎士になるために必要な身の証を立てるのにこれが要る。 ―――もう返してしまったけれど、騎士団から借りた弓に施されていたのと同じ紋と、それとはまた別の意匠があるのを確認して、居間の方を振り返った ) 〜あったよー! …って、あれ? ( 入って来ない? 首を傾げて… ―――こんな物を本当に振り回すのか、重たい剣を抱え、開けっ放しの扉から顔を出す ) …どうしたの〜? ( しばらく一緒に暮らしているうちに、上がって、とか一々言わなくなってしまった ) [Sat 8 Sep 2007 00:52:37]
◆リヒャルト > (故郷から離れて、もう年単位。望郷の念にも慣れてしまった青年は、口数の減った彼女を気遣うように時折言葉をかけたが――どうにも、それは功をそうさなかったようである。 建物につけば、そこは自分が後にした時と何も変わらずに。 家としての体裁は整っているけれど、住人のいない其処は、なんとなく廃墟のようだ、とも思った)…………お、っと。(弾丸を受け取り、ポケットにねじ込む。 実包は貴重品。 頭の隅でそんな事を思いながら、彼女が家の中に入るのを、戸口から少し離れたところで見守ることにした。 ……なんとなく、一緒に入っても良いものか、と思ったのだ)……やっぱり、慣れんなぁ(ぼそり、と呟くと銃を抱えるようにして、家の壁に寄りかかる。 ぎし、とかすかに木のきしむ音がした) [Sat 8 Sep 2007 00:34:04]
◆ソレディー > ( 住み慣れたこの土地を一月も離れていたなんて、初めての経験だ。 ともに暮らす家族はもうなく、過去を懐かしく思いこそすれホームシックを感じることはなかったけれど… 突貫工事で直したボロ屋を改めて見ると色々と哀しくなってしまう ) ( ラットマン戦争に加わって、街をふらふらして… ここ最近の思い出話は尽きることがないものの、常世の森を背に湖を臨む家へ近付くにつれて、娘の口数はめっきり減った ) ―――〜あ。 ( ちょっと嬉しそうな声を上げて、書き足された文字を読む。 弾を拾う。 付いて来てくれた青年にそれを放りながら、あってないような鍵を開けた ) ( 隙間風ぴーぷーの家は、年季が入っているのもあってそう簡単に黴臭くなったりしない。 誰に押し入られることもなく、出て行った時のまま残っている ) [Sat 8 Sep 2007 00:26:32]
お知らせ > リヒャルトさんが来ました。 『( 行って、帰ってきて )』 [Sat 8 Sep 2007 00:16:04]
お知らせ > ソレディーさんが来ました。 『( 久し振りの我が家 )』 [Sat 8 Sep 2007 00:13:44]
お知らせ > リヒャルトさんが帰りました。 [Fri 31 Aug 2007 04:44:29]
◆リヒャルト > 『生きている。 無事で良かった。 こちらも街へ向かう』(簡潔な文章。 ……それを残して、ゆっくりとヴェイトス市へ向かって足を踏み出した) [Fri 31 Aug 2007 04:44:27]
◆リヒャルト > (稀に立ち寄ることはあっても、長居はしなかった街だ。 ……だが、……少なくとも。……ここでジッと彼女を待つのは、或いは日々の生活をするのは、嫌だった。 飽きたのさ、と笑い飛ばすこともできたが、それをする気にはならない。 不思議なものだと思った)……行って見るのも、ありかもしれんな。 吉と出るか、凶と出るかは――わからないが(小さく呟いて立ち上がる。 ……ふと思い立って、戸口の書置きの下に、自分も文字を記しておくことにする。すれ違いになった時に備えて。 それと、弾丸を一発。 自分が来たことは、そして生きていることは、伝わるだろうと思う――のだが) [Fri 31 Aug 2007 04:43:36]
◆リヒャルト > (彼女の父親。 ――何度か会話はしたけれど、さして深く分け入ったわけでもない。 ……どんな人物だったのか、結局知ることはできずに、逝ってしまった。 ……どうしたもんだろうか。 誰もいない家の入り口で、ぼんやりと。 背負ったままの合切袋がやけに重く感じる)……ヴェイトス、か。 [Fri 31 Aug 2007 04:38:33]
◆リヒャルト > ……………………慣れんなぁ、しかし、これは(苦々しげに呟いて、義足の男がその場に腰を下ろした。 かつての湖畔の家は、既に無い――そこにあるのは、急ぎで修繕されたもの、であったし……そもそも家とは、住人がいなければ、家とは呼べないのだ)ラットマン、か。…………なんてこった。 人間の蛮族相手ですら、ないのか、この島の戦争は(麓におりて、初めて知った事実。 よくもまあ暢気に暮らしていたものだと自分を嘲り、そして――その書置きを見て、安堵の息を吐いた。 彼女は生きているのだ、と。――彼女『は』だ。)……もう少し、ゆっくり話しては、みたかったんだが。 [Fri 31 Aug 2007 04:31:02]
◆リヒャルト > (迂闊だった、と思う。 ――何よりも銃と鉄と火とが雑じった臭いは慣れ親しんだものだったのに、事件が全て終わるまで、まったくそれに気づかなかった自分が、だ。 …………終わってみれば、全てが手遅れだった、わけだ) [Fri 31 Aug 2007 04:21:45]
お知らせ > リヒャルトさんが来ました。 『――久方振りに山から降りた』 [Fri 31 Aug 2007 04:20:18]
お知らせ > 光の泡さんが帰りました。 『 ぱちン。 ひかりのあわがうまれて とんだ。 』 [Wed 22 Aug 2007 00:22:47]
◆光の泡 > ( じゃぁ、じぶんで見に行こう。 ) 目をかして、 耳をかして 鼻をかして。 光の子闇の子風の子水の子、みんなでヴェイトスを見にいこう。 花香る楽園口を開けた奈落、ヴェイトスのまちはどっちか 知りに行こう! [Wed 22 Aug 2007 00:21:51]
◆光の泡 > サカナとヨウセイとキュウケツキとムシと、みぃんな きずつけあってるの? ねぇどっちかなんでしょう、主さま。 本当に本当はどっちなの? ( ゆらゆら湖面がゆれるばかり、だぁれもなんにも こたえない ) [Wed 22 Aug 2007 00:16:31]
◆光の泡 > 主さま主さま、 どぉしてこたえてくれないの。 ( ぱちン、こぽん。 はじけるちいさなひかりのあわ。 ) [Wed 22 Aug 2007 00:14:19]
◆光の泡 > ( ヴェイトスの まちは、 ) 燃えちゃったの? やけちゃったの なくなっちゃったの? ……なぁんだ、ちゃんとあるのね 無事なのね 主さま。 ねぇ主さま、そこではみぃんな仲良しなの? ニンゲンもテンシもアクマもケモノも皆 にこにこにこにこ笑っているの? [Wed 22 Aug 2007 00:12:56]
◆光の泡 > ( ぱちン、湖面にひとつぶ ひかりのあわ。 ) ぬしさま主さま教えておしえて、それでいったいどうなっちゃったの? [Wed 22 Aug 2007 00:10:28]
お知らせ > 光の泡さんが来ました。 『 せいれいの いずみ 』 [Wed 22 Aug 2007 00:08:32]
お知らせ > ソレディーさんが退室されました。 『( 森と泉に 『元気でね!』 街の仕事もするリヒャルトとは、街で会える気がする )』 [Sat 11 Aug 2007 06:42:04]
◆ソレディー > 『 とぅーりひゃると (生きてて) よかった! (来てくれたのにいなくて) ごめんね! ヴェイトス市へ行きます 』 [Sat 11 Aug 2007 06:39:29]
◆ソレディー > ( 朝靄の中で、大きな水音が響いた。 湖の主とされる細く長いシルエットがぼんやりと浮かび、すぅ と気温が引くかのように涼やかな気配が広がる。 この時間に汲んだ水は美味しい。 その水でお茶を入れるのも好きだ。 暫く飲めないかもしれないと思うと、寂しいけれど。 自分にも大切なことがあると思えれば、『またね』 とシルエットに手を振れた ) ( 何か決断を下しても、決断を下せるからと言って他の思いが全て割り切れるわけじゃない。 だから、割り切れない部分と折り合いをつける暫しの間。 体を休めるように両親の墓の前でごろごろして、少し眠って――― 獣避けの覆いを直したら、安普請の戸締りをして家を出る ) ( 何があるかなんて分からないから、とんぼ帰りするかもしれない。 でも分からないんだから、しないかもしれない。 扉には安否不明なご近所さんへのメッセージが残されている。 戦争からこっち姿を見ていない義足の彼がどうしているか… 彼も狩人なら、さほど心配はしていないけれど ) [Sat 11 Aug 2007 06:37:39]
◆ソレディー > ( その家を出るのはやはり哀しませるだろうかと、人相の崩れた父の顔を見つめる。 街に出て暮らそうなどと言ったことはないけれど、言えば猛反対されるのはなんとなく分かるから 『そりゃあ』 と思う反面。 父がそう望み死んでしまったことは、自分に言わせれば意に反すること。 嫌がったって 『おかえし』 と笑ってやろうと微笑んで、目の端に薄く浮いた涙を拭った ) ( ただ生きるためだけに生きるのではなく。 その命を活かす道を見つけた気がしたから。 思い立ったこの日、果たせなかったのであろう父の意思を胸に立ち上がる。 その意思を自分に伝えたのが日記では、生憎と嘘や勘違いが含まれている可能性もあるのだけれど。 父の過去を知らなかったとしても、物事をどういう風に考え・感じたかという点で嘘か真かを見極められないことはないと信じている ) [Sat 11 Aug 2007 06:22:25]
◆ソレディー > ( 人はただ生きるだけではないのだと、感じたから。 時には命よりも大切なことのために、死んでしまったとしても何かをなすのだと知ったから。 ―――それは父の日記を読んだという、たったそれだけのことで得た直感だけど、その直感は色々な疑問を解いてくれて、獣とは違う人間を素敵だと思わせてくれる。 死んでしまうのは哀しいこと、それはもちろんだとしても――― ) ( 父は、無人のこの家を守って死んだ。 逃げればいいのにどうして。 何故か分からなかったことの答えは、戦争の間中、自分の目の前にあったものだ。 街も家も同じ。 仮にその時無人になっていたとしても、そこで暮らす者があるのならそこは帰って来る特別な場所。 それまでに築いたもの、思いでも含めた全てを守ろうとすることには、きっと意味がある。 自分にとっては共感はし難いものだけど、母の死に塞いでいた父ならばと、どこかで頷くこともできた ) [Sat 11 Aug 2007 06:05:26]
◆ソレディー > ( 街の定める暦は知らない。 今の季節はと尋ねられたら夏と即答する暑い盛り。 森も湖も多くの恵みをもたらしてくれる生命力に溢れた時期を、愛していた。 でもちょっと煩いとも思うから、冬だって好き。 春はもちろん、秋も悪くない。 住み慣れた土地を退屈と感じることはなく、つまりここでの暮らしは幸せだ ) ( 家を出るなんて、ばかな考えかな。 のそりと立ち上がり、湖に突き出した場所にある両親の墓へと足を運ぶ。 母の墓標の隣には、まだ父の遺体があった。 風葬という、母を弔う時にそうした通りのことを、父にもしている。 地面に穴を掘り、草木で寝床のようにしつらえた中には、腐乱し虫や鳥に喰われ土に還ろうとしている父が見えていた ) ( そのにおいに眉根を寄せて。 でも、そういうものだから、ちょこんと手を合わせてその前で膝を折る ) ( もうすぐ、楽しみにしていた果物の実る季節。 朝一番のしっとりとした土を踏む感触も、昼なお暗い森へ狩りに出るのも好きだった。 ―――ただ生きるだけかもしれないけれど、喜びはある。 でも、そこを離れるのは ) [Sat 11 Aug 2007 05:50:10]
◆ソレディー > ( 突貫工事で半壊した家を直し、いらないものを埋めて、残しておく物をきちんと仕舞い、持って行く物を荷物にまとめた。 もしかしたら人生で一番働いたかもしれない一日が過ぎて翌日の朝が来る。 くすぶる焚き火跡の傍らに腰かけて、ようやく一息。 どこかハイな調子で動き回っていた娘は、ふと我に返ったようにきらきらさせていた表情をいつもの眠たそうなものへと戻して、見慣れた風景を見回した ) [Sat 11 Aug 2007 05:29:23]
お知らせ > ソレディーさんが来ました。 『( 思い立ったが吉日とばかりに )』 [Sat 11 Aug 2007 05:22:50]
お知らせ > ソレディーさんが退室されました。 『( しっかり明るい空を仰ぐ瞳には、星が瞬いていた )』 [Fri 10 Aug 2007 07:09:41]
◆ソレディー > ( 騎士とはどういったものかも知らないまま、日記を読んだだけで立ち上がろうとするそれは、恐ろしく単純な直感。 ただ、生きる為に狩りをして、幸せではあったけれどそれ以上の望みを持たずに生きて来た娘にとって、初めて夢を持った瞬間だった。 街で仕事をもらえるかもしれないと意識した時に感じた興味… 誰かのためになることをして、皆の中で生きられるかもしれないと想像した時に感じた喜びも、騎士になれば叶えられると思う。 何より、父の見ていたものを見てみたい。 色々なことがしっくりとその夢に納まって… その前に立ちはだかる途方も無い障害は気付かぬまま ) [Fri 10 Aug 2007 07:09:18]
◆ソレディー > ( 集団の中で暮らしたことがない自分には難しい、『街』 のことも、そんな葛藤を通じて少しだけ知った。 ラットマンとの 『戦争』 に感じていたわだかまりのようなものが、幾分和らいでいる。 長剣を手に息絶えた父が、かつて戦争をした人間なのではないかと感じ、怯えた気持ちも… 国や仲間や家族のために戦争をするのだと思えば、怖くは無い。 いっそ誇らしくさえあって ) ( 子どもに伝えるのは難しいこと。 間接的にもそれを知ることは、それを知った時の状況も手伝って、子どもにとっての目標となっていた ) ( 母と一緒になって、騎士として帰還できなかった父。 二人の間に生まれた自分は、そこに行くべきではないか。 父の代わりに帰還して、父が騎士のまま生涯の伴侶に母を選んだとしても裏切りではないのだと、証を立てたいと思う ) [Fri 10 Aug 2007 06:59:10]
◆ソレディー > ( 騎士として守る国のこと、仲間のこと、家族のこと。 ヴェイティアンとの関わりに待ったをかける、手記の中の父の杓子定規な意識は、現実を前に次第に解れ――― けれど最終的には 『騎竜を失った』 ということから自分はもう騎士ではないとして、帰還しないことを決断している。 騎士であったなら、母とは一緒にならなかったのか。 クリスティアに帰還したのか。 ―――父にとっては、どちらか片方しか無かったのだ。 自身がどう納得したとしても、家族や仲間・国がそれを受け入れてくれなければ… それは自分にとっても、自分を 『騎士』 たらしめているものへの裏切りでしかなくなってしまうから ) ( 正義と、そこに芽生えた疑問と、新たに見出した信念と… それを貫けはしない哀しみ。 母を失って塞いだ父が、何に塞いでいたのか。 それが少し、分かった気がする ) ( 手記は、父と母が結ばれて… けれど母の部族がそれを受け入れず、それでも二人でいようと決めたところで終わっていた。 この湖畔に家を構えて、自分が産まれるのはまだもう少し先のこと ) [Fri 10 Aug 2007 06:38:57]
◆ソレディー > ( 父には父の家族があった。 国があって、仲間がいた。 ヴェイティアンの母との間に自分を育んでも、それは当然のこと ) ( 両親は、自分にホワイティアとヴェイティアンの歴史を教えていた。 きっと、ヴェイティアンのように見える娘がその危険性を知るために。 けれど幸せそうにしている二人を見ていると、『歴史』 の重さはあまり感じられない。 交わるはずのない二人だと、そう意識し疑問に思ったことは無かった ) ( 母の居留地に父が堕ちて二人は出会う。 騎竜を失い、空からその胸の内へと手記の舞台が移ると、納得よりも、先ず父の戸惑いに戸惑ってしまう ) ( 殺し合ったという事実を前に、集団の勝ち負けに関わらず、個人は憎み会うしかなくなってしまうと手記の中の父は言う。 けれど集団の意識に関わらず、個人ならば新しい関係を築けるとも。 そう結ばれたのを読んだ時は、とてもとてもほっとした ) [Fri 10 Aug 2007 06:14:59]
お知らせ > ソレディーさんが入室されました。 『( 文字を追うなんて慣れないことで夜を明かした、重たい頭を緩く振る )』 [Fri 10 Aug 2007 05:50:51]
◆ソレディー > ( 父の長剣と騎士団から借りた弓には、一部に同じ意匠が施されていた。 朝焼けの空の下、精霊の泉に面した半壊した家で、珍しく夜通し灯していた明かりを落としてヴェイティアン風の娘は手帳を閉じる ) ( “flight record” と表題の記されたそれは、ある竜騎士のもの。 彼が仲間達と飛んだ空のことが、日記のように綴られていた ) ( 平和の空を望みながら、だからこそ戦いの空を飛んだ彼。 自分のために残した記録の中で多くを語りはしないけど、彼を知っていれば、その時々に何を思ったのか何となく想像することはできる。 これは、自分の知らない父親が、自分の知る父親になるまでの記録。 彼の口からは決して語られなかった、自分のルーツ ) [Fri 10 Aug 2007 05:24:35]
お知らせ > ソレディーさんが来ました。 『( 並べた剣と弓 )』 [Fri 10 Aug 2007 05:06:27]
お知らせ > ソレディーさんが退室されました。 『( 『飛行記録』 )』 [Tue 7 Aug 2007 19:34:26]
◆ソレディー > ( 家に入ると、父がそれで戦った長剣が、家を出た時のまま転がされている。 ―――鞘はどこだと探したら、植物と皮の寝台の影に転がっていた。 なんとなく父の形だと分かる、そこで寝転がっている時間が長くなってすっかり変形してしまっていた寝台。 その下に物入れがあって、家にそんなものがあるとは知らなかった剣は、そこから引っ張り出されたらしい ) ( 物入れと言うか、床下収納と言うか。 戸などついていない、安普請の床板そのものが剥がされているのだが ) ( それを仕舞うためだけのスペースと言いたげに薄っぺらいその場所には、他に小さな包みが一つ。 油紙で厳重に封印された中から、“flight record” と記された手帳が出てきた ) [Tue 7 Aug 2007 19:33:06]
◆ソレディー > ( 戦場で助けてくれた人がいる。 キャンプで冷たくされたり、あまつさえ襲われかけたこともあったけど、助けてくれる人はいた。 街へ出れば自警団に声をかけられるけれど、それで捕まるようなこともないし、父と母が自分を産んだように。 ご近所さんが自分と普通に接してくれるように、街へ出ても大丈夫なのではと思いながら――― そんな事は関係なく。 『戦争』 のイメージが街と結び付いて離れない。 殺すためだけの戦い。 まるで無い手応え、軽い命 ) ( 隣に立つ味方や、後ろに控える街を守るのだと言う姿勢は嫌いでないものの… 共感するには、自分で自分と街の間に線を引いてしまっている。 そんなつもりは無い、相手が普通に接してくれれば、そのように返せると思いながら… その中で暮らしたことなど無いのだから ) [Tue 7 Aug 2007 19:14:51]
◆ソレディー > ( 風葬にしている父は、少し鳥に荒らされていたものの、どこかを大きくもって行かれたりはしていなかった。 ラットマンも少し泉側に入り込んでいるこの場所には戻らなかったようで、家も荒らされていない ) ( 一人でも、どうにか直せるだろう。 半壊した家を直したら、すぐに元の生活に戻る。 一人になってしまったから、狩りを怠けても大丈夫だし、街へ行く頻度も落とせる。 父の心配をしなくていいのは気楽じゃないかと言い聞かせようとして――― 眼が熱くなって顔を拭った ) ( 濡れた身体に服を引っ掛けて、家の周りを回る。 ご近所さんが訪ねて来た時に残して行く銃の弾は、どこにも落ちていなかった ) ( 誰も褒めてくれなくたって、誰かの為になるのは嬉しいものだ。 ただでさえ面倒くさがりなのにそこそこマメに狩りをしていたのは、どんなに塞いでいたとしても父がいてくれたからだろう。 一人ぼっちで、自分のために何をすると考えると、もしかしたらずっと湖でぼんやりしているんじゃないかって思ってしまう。 何をしたものか。 何も思い浮かばない ) ( 自分と同じような暮らしをしているご近所さんが街で仕事をした。 それに誘ってもらえて… その時は結局行かなかったけど、自分にもそんな風にできるのかもしれないと考えたこともあった。 今は、どうしたいのか分からない ) [Tue 7 Aug 2007 19:02:43]
◆ソレディー > ( 勝てたけれど、たくさんの人が死んだ。 外敵が滅び安全を手にするのは必要なことだったとしても、そもそも事が起こらなければ失わなくてよかったものを失って、得るものなど何も無いと思うと、酷く虚しい ) ( 戦わないわけにはいかなかったのだと、理解はしている。 人間同士の争いに比べれば、『喰う』 というラットマンの目的は食物連鎖の一環とも感じられる事だし。 ―――もう気にするなと濡れた顔を拭って、いうことを聞かない胸の内に溜息をついた ) ( いい加減ふやけてしまいそうで、岸に上がる。 置いてある弓矢は騎士団からの借り物で、一度は街までこれを返しに行かないといけない ) ( ―――暫く街には行きたくないなと考えるけれど、戦争の間貸してくれるという約束なのだからそういうわけにもいかない。 報酬の事は、いまのところすっかり忘れている ) [Tue 7 Aug 2007 18:47:40]
◆ソレディー > ( 一応森には入ったものの、露払い的な役割や後方支援が多く、結局決戦の舞台には加わっていないと言っていい。 人面ラットマンのことも、施設内部のことも知らない。 それとなく流れてくる話を聞いただけだ。 ―――本当かどうかは分からないけれど、どうも全ての元凶は人間だったらしいという点では一致した噂。 娘にはそれで十分で、街に戻る部隊から一人外れて帰って来ている ) ( ラットマンは父を襲った敵だ。 その結果命を落としたとなれば、ラットマンの所在が知れる限り追い払いに、狩りに行くのは当然だと思っていた。 街の一員とは言い難かったとしても、森の獣と人と、どちらに味方するかと言えば人に決まっているし、この戦争に加わってラットマンを殺したことは、まあ、そういうものだと思っている。 でも ) ( 自然に反したラットマンの出現は人の手によるもので、自業自得。 『人間社会』 という枠を一つにくくって考えるなんて無茶なのだけど、命を弄ぶような行為や戦争そのものへの疑問があれば、釈然としないものが胸の中に滞っている ) [Tue 7 Aug 2007 18:33:10]
◆ソレディー > ( 輪の中に加われたかと言うと、それはないけれど。 あれだけの大人数とこれだけの期間寝食を共にしたのは初めてだった。 緊張が続いたせいか意識していなかったものの、一人になると改めて煩かったのだと感じる。 どこかオーバーヒートしたような感覚を鎮めるように、今はただ静かに。 時折水底へ潜っては、ぼんやりと浮かぶ、身を清めるようにそんなことを繰り返して ) [Tue 7 Aug 2007 18:22:13]
◆ソレディー > ( 正規軍人や傭兵はもちろん、民兵でさえ、街では未だ入り込んだ鼠とのゲリラ戦が続いていると知っている。 義勇兵としての契約は終了するけれど、引き続き街で有志の警邏に加わるのだと、皆大急ぎで撤収して行った ) ( まだ戻っていない部隊もあるかもしれないが、ここは静けさを取り戻している精霊の泉の湖畔。 街まで戻らずにそのまま立ち寄った、半壊した我が家の前の湖に身体を浮かべて、まだ高い夏の日差しに目元を覆う ) [Tue 7 Aug 2007 18:16:24]
お知らせ > ソレディーさんが来ました。 『( まだ、終わっていない )』 [Tue 7 Aug 2007 18:09:12]
お知らせ > 五郎丸@民兵(近接部隊)さんが帰りました。 『 結局、医療班に運び込まれた侍だった。 』 [Fri 27 Jul 2007 01:13:23]
◆五郎丸@民兵(近接部隊) > 【 耐4→2 / 与11+ボーナス1+焼夷弾2+連携? 】( だが、此の時侍には慢心があったのだろう。 有り難う!と言われて少しだけ顔が緩んだのか手元が狂ったのか。 紐が引っ掛かって、少しだけ投げ込むのが遅れた焼夷弾。 ) ―――あ!? ( 其れは直ぐ足元で炸裂して。 流石は精霊の泉! 戦闘行為とエロスには誰であろうとも容赦なく祟りやがる精霊様であったとか! ) [Fri 27 Jul 2007 01:12:57]
◆五郎丸@民兵(近接部隊) > 【 耐4 / 与7 / 行動回数残り1 】( 侍が助けに入ったのは「 割り切れ 」と言われた戦争に対する侍の矜持『 義 』を貫かんが為。 此の侍、戦争だからと割り切れる程に冷酷には成り切れぬ甘さとも呼べる感情だったが……後悔は無い。 ) 傭兵殿 お頼み申した―――。 ( トンファーを持つ傭兵が射手の一人の手を取った。 統率者と勇敢に戦ったあの傭兵ならば大丈夫だろう。 その手を取られた少女が何か声を上げていた、以前同じ戦場を共にした少女である事と一瞬の邂逅。 ) 貴女様は……? いやっ、無駄に命を散らさぬよう御武運を。 ( 侍も既視感を覚えたが、此処は戦場直ぐに二人とも見えなくなって行く。 自分の仕事は未だ終わっていない。 直ぐさまに気を取り直し、腰に吊した焼夷弾を片手に前線へと飛び立つ。 あのギルド長迄とはいかずとも、前線の傭兵隊の援護をせんと。 )【 焼夷弾使用 】 [Fri 27 Jul 2007 01:07:26][44]
お知らせ > フォウル@傭兵隊さんが帰りました。 『与ダメージ【13】+ 補正値【3】=16/部隊耐久力【2】』 [Fri 27 Jul 2007 01:01:36]
◆フォウル@傭兵隊 > ( 射手隊を飲み込まんとしたラットマンの横面に、これ以上ないタイミングで槍が突き刺さる。 赤い髪の少女へと腕を伸ばしていた小僧はそのさまを至近で目にする事となる ) ――…。 ( 今日は翼のオンパレードだ。 夜空を裂く白と、大地を覆う黒。 ――鮮やかな「横槍」が壊滅しかけの部隊を救った。 対して―― ) ……うち、突撃部隊だもんなァ――と。 さ、戻るべ! ( 天狗の少年と少女は既に面識があるようだ。 何だか無理に引き裂いてしまったような気がするが、話し込む機会はまた別に訪れると願おう。 礼儀正しくお礼を言われ、慌てながら ) ややや、その何だ。 兎に角キャンプに戻って怪我がないか診てもらおっ。 ( 夜の湖畔をひた走る ) [Fri 27 Jul 2007 01:01:19]
お知らせ > ソレディー@射手隊さんが帰りました。 『(部隊耐久力【1】:合計与ダメージ【9】【+特技1】【+他4隊と連携】)』 [Fri 27 Jul 2007 00:55:01]
◆ソレディー@射手隊 > (*最後の最後で乱数チェック外し忘れ、すみませんっ) [Fri 27 Jul 2007 00:54:48]
◆ソレディー@射手隊 > ( 前進する部隊と後退する部隊と、その狭間に取り残された形。 最前線に出た部隊が全てを食い止められるわけでもなく、そしてそこから漏れた数匹であっても、民兵の射手隊には十分な脅威になる。 『あ、だめかも…』 そう気付いたのは、誰かが駆け寄って手を引かれてから。 引っ張られながら慌てて周囲の状況を再確認、いかに暢気であろうとも青ざめる。 夜に褐色の肌では、血の気がよく分からないが ) ( 無茶な援護はさして成果を上げず、むしろ物資を惜しんだばかりに人員の損耗という最悪の結果を招くところだった。 すんでのところで、民兵の近接部隊が割って入ってくれなければ ) 〜あれ、飛べる人ー!? ( そのシルエット? というか動き方? には見覚えがあるようなないような。 一声かけるも、戦場の中であっという間に互いは見えなくなる ) ―――ぁ、ありがとう! ごめんねー… ( 叫びは割って入った部隊と、腕を引く青年に ) (反撃ダメージ受けませんでした。ラヴ!有難う! 部隊耐久力【1】:与ダメージ【9】) [Fri 27 Jul 2007 00:52:17][99]
お知らせ > オケアノス@傭兵隊さんが退室されました。 『今宵の戦はまだ終わらない( 【耐1/与16+特技1=17】』 [Fri 27 Jul 2007 00:50:21]
◆オケアノス@傭兵隊 > (射手隊が最後の攻撃を行う。 風切音を闇夜に響かせ、鼠達の頭上へ矢の雨を降らした。 矢の雨は、鼠どもを射殺すには少し、威力が足りなかったが、隙にはなった。 その隙を生かすべく、盾の壁は、撤退する仲間を自軍範囲内へと取り込んでいく。 ) ――― 傭兵--番隊撤退確認 民兵--番隊確保確認 最後の攻撃を加えた射手隊も、無事確保確認。 その射手隊の傍に、見慣れた姿をみつけた。 ―― ああ、以前も撤退を援護した部隊だ。 黒い羽を広げて槍を振るうライカニアらしき少年の姿が見えた。 ) ―― 前線維持、後、転進で、後退――…よし。 ( 先ほど前線で戦っていた傭兵が下がり、前線友軍が到着するまでは此処で防御に徹する事になるだろう。 ) [Fri 27 Jul 2007 00:48:56]
◆五郎丸@民兵(近接部隊) > 【 耐4 / 与7 】 ( 侍は先日の戦いの負傷に依り――――既に満身創痍であったが、士気は未だ衰えておらず。 刺突槍にて前線にて群がる鼠を打ち破った。 ) お任せ下さいませッ。 義と愛が――某に戦う力をくれるのです。 ( 不慣れな騎士団用の槍であったが、トンファーを持つ傭兵の声に槍を掲げて応える。 其れが少しばかり心に余裕を生む結果となった。 傭兵が駆け出す先、戦場に取り残された射手達の姿を捉えた。 孤立した部隊を見逃す程、鼠達も間抜けでは無いだろう。 ) あれは……―――拙い。 手空きの者は、射手隊の援護を。 某は先に参りまするッ!! ( 戦場に取り残された射手隊の援護へと向かう。 射手隊を飲み込まんとする鼠達へと横合いから、槍を繰り出し阻害せんと。 )【防衛:ソレディー部隊】 [Fri 27 Jul 2007 00:37:11]
◆フォウル@傭兵隊 > ( 目を晦ませながらも追走して来た鼠や、尚射手隊を狙った者を各個で殴り倒しながら、制空隊に続いて先行の傭兵隊も退いてゆく。 ――お世辞にも洗練された足並みとは呼べない足取りになってしまうのは仕方ない。 少なくともこの部隊は だが、集団として機能するような訓練は受けていなかった ) ( ――入れ違うように一閃した槍の主はと見れば。 ) おほ、天狗の兄さんだ! ――済まんが詰めを頼むぜ、なんたって愛。 愛! ( 喜色を浮かべ、一度大きく手を振るとそれきり下がった。 ――余り話し込めば、気を削いでしまうだろうから。 ) ( って、 ) ちょ…!! ( 前線に入り混じり、ラットマンへと矢を射掛けていた射手隊にもかなりの被害が出ていたようだ。 少なくとも、小僧の目には――部隊は壊滅寸前に見えた。 オケアノスの傭兵隊と五郎丸の民兵隊の間を縫い、射手隊へと詰め寄らんとしたラットマンへ一撃くれながら ) 姉さん、姉さんッ! 撤退しよう撤退――っ!! ( 手近に見えた赤い髪の少女に向けて叫んだ。 叶うならばその腕を引いて共に逃げようと ) [Fri 27 Jul 2007 00:28:03]
◆ソレディー@射手隊 > (部隊耐久力【1】:与ダメージ【8】) ( 横で仲間が殺されている、傷つき悲鳴を上げている。 にこにこはできないけども、だからといって嬉しくないわけもないし、丁寧な言葉に人懐っこそうに頷いた ) ( 飛行隊が引き上げ、最前線で戦っていた部隊が戻ってくる。 射手隊も、この銅鑼の音で戻ることになるはずだった。 が… 『突撃』 青年が紛れて消えた盾の一団が駆け出して行く。 手元にはまだ矢があって ) ―――戻る前に、空にしようっ! もったいないよー! ( 指示は 『撤退』 だ。 無視してそう叫び、最前線のその先に矢を放つ。 ―――文字通り命がけで背負って来てくれた荷物、持って帰るなんてばからしいと思うのは皆同じなようで、何人かが撤退せずに援護を続けた ) ( 結果的には、それがまずかった ) 【*補給追加攻撃!】 [Fri 27 Jul 2007 00:14:55][11]
◆オケアノス@傭兵隊 > 【耐1/与16】【判定終了】 [Fri 27 Jul 2007 00:08:24][79]
◆オケアノス@傭兵隊 > (「生きてた」)……? (戦場の真っ只中で交わす会話にしては、安堵の混じった声に、踏み出した足を止めて、振り返った。其処にいるのは――) 嗚呼。 何時ぞやの……(驚愕で軽く目を見開く) 再びお会いできるとは――(――この戦場から探し出せると思っていなかった/生きているか死んでいるかわからなかった から)思っていませんでした。 ご無事なようで何よりです。 ですが、お会いする場所が悪い―― (盾を掲げて、再び足を踏み出した。 射手の娘の隣を擦り抜け、前へ。前へ) ――二度あることは三度あると申します。 三度目の出会いに期待しておきますよ。 では。 (右手を軽く振り上げる。剣先が、魔法光と、炎に反射して、一瞬赤く染まった。 それが、挨拶)―――では! (後退してくる前衛傭兵軍団が見える。追いかけてくる鼠を押しつぶすべく、突撃の準備を開始――タイミングは号令と共に! 指揮官が息を吸う) 突撃――ー!!! (ここ数日で何度か聞いた号令と共に走り出す。 盾の壁が走り出した) [Fri 27 Jul 2007 00:03:56][66]
◆五郎丸@民兵(近接部隊) > 【 耐5 】( 援護する為に現れたのは、侍の所属する民兵達。 リーダー相手に、共に戦った部隊だと聞けば撤退の援護に入ろう。 ) 某の義と愛の為に―――我が信義の槍貫かんッ!! ( そう暑苦しい前口上と共に、西洋の槍を手にフォウル部隊の斜め後方から鼠達に突撃を慣行せんと。 ) 今の内ですお逃げ下さい。 ( トンファーを持つ傭兵顔へと叫びながら槍を振るう。 ) [Thu 26 Jul 2007 23:56:44][47]
お知らせ > クーン@制空隊さんが退室されました。 『……。』 [Thu 26 Jul 2007 23:53:16]
◆クーン@制空隊 > (――見た目は派手だが、それほどの威力は無い。魔力も少なければ鼠にも見慣れた…カスカスの技だ。けれど、それで兵たちが勢い付いてくれればその意味はあろう。) ………頃合ですか。(弾薬は尽き、損耗も激しい。――見れば、いつか見た傭兵の一隊が近づいてきていた。…申し訳ないが、一足先に引かせて貰おう。) ―――撤収! 負傷者の援護しつつ後退! (ば、と羽根を羽ばたかせ、夜空の向こうに消えていく――) [Thu 26 Jul 2007 23:53:01]
お知らせ > 五郎丸@民兵(近接部隊)さんが来ました。 『 撤退の銅鑼を聞き付け―――。 』 [Thu 26 Jul 2007 23:50:40]
◆フォウル@傭兵隊 > ……っっ! ( 水の匂いに混ざった獣の体臭と、それに勝る油の臭い。 次いで――闇色に染まる湖畔に閃光が満ちた。 夜にはあり得ざる光に、思わず目を庇う ) ( 大気が震えた。 爆ぜる。 集中的に投じられた油へと光の羽根が突き刺さり――――ラットマンの塊の中で、その塊を構成するラットマンの体が、爆ぜる ) ( 上がる断末魔の生々しさに目を庇った腕を退け ) 凄ェ…… ( 戦闘の最中だというのに呆然として夜空を見上げた。 光の主はあの小柄な少女なのだろうか。 夜の帳に白く冴える姿はまるで高濃度なエネルギーの塊のようにも見えた ) ――――! ( その間も残ったラットマン達への追撃は止まっていない。 間近で槍同士がぶつかり合う、その音で我に返った。 次いで鳴った銅鑼は撤退の合図だ。 それは摩耗した前部隊と余力を残した後詰めとを入れ替える手筈。 他部隊に助けられ、辛うじて前線を確保していた傭兵隊はじりじりと後退を開始し、民兵隊のカバーに回ろうと ) ――物資は大丈夫か! 負傷者を後方へ送る手配は――…! ( これも手筈通り、口々に傭兵どもが声をかける。 小僧もそれに倣った ) [Thu 26 Jul 2007 23:48:30]
◆ソレディー@射手隊 > (部隊耐久力【1】:与ダメージ【8】) ( 壁に守られて、次第に分断された射手隊が集まりつつある。 前線が再度激しくぶつかる音の中、飛行隊が舞い戻り、締め括りと言うように光の羽根が降ってくる ) ―――あれが… ( キャンプにいればそれとなく聞こえてくる話。 詳しくは何も知らないけども、その光景に暫し見とれて――― 近くでかけられた声に、我に返った。 『これを!』 前衛も携帯してくれるようになった補給物資。 『ありがとう』 と受け取ろうとして ) あーっ! いた! ( 知った顔に、指差して驚いた ) 生きてた〜!? よかった! ありがとうっ! 戻っちゃうんだもの、帰って来なかったんじゃないかって――― ( 『何してる!飛行隊を援護だ、落とさせるなよ!』 いつの間にか戻っていた隊長の大音声に、何事か言おうとしていたのを止める ) ―――〜気をつけてねーっ! ( 突撃するのだろうか。 彼に叫びながら、閃光の先にダメ押しの矢を放った ) [Thu 26 Jul 2007 23:44:13]
◆オケアノス@傭兵隊 > 【耐4/与4】(前衛傭兵部隊が押し上げた分だけ、後衛護衛傭兵部隊が前にすすむ。盾の壁が前にすすめば、射手部隊も前に進んで、さらに後ろへ魔法やら矢を打ち込んでくれるだろう。 そして――その盾を番える傭兵に向かってきた鼠も)―― っ! (盾で攻撃を受け止められ、動きが止まったところを、四方を盾で囲まれ、隙間から差し込まれる刃の餌食となった。――とどめはささなくとも、踏み潰されればそこで終わる。 ) ―――よしっ! (そろそろ前衛が交代、或いは撤退する頃合か。指揮官が仲間の撤退を援護せよと指示が入る。 入れ替わり自分らが前にでることになるかもしれん。ならば。 ――今のうちに補給の弾や矢を近くの射手に渡してしまおう。 近くで盾の隙間から射る者を探し) ―― これを!前線に突撃した後では渡せなくなりますので(剣戟の合間に、声を張り上げてソレディーに渡そうと―― ) [Thu 26 Jul 2007 23:33:53][76]
◆クーン@制空隊 > 【与:0+3+0/耐:2】(―――鼠が固まった。チャンス、か。 …ローブの胸元を肌蹴て、背を晒す。一発くらいなら――まだ撃てないことも、ない。) …――地上隊の作ってくれた機会です。 残った弾、全部打ち込め! (一箇所に押し込めた鼠たちに、次々と燃え盛る油壷が投擲される。 ――補給の重要さをかみ締めながら、光の羽根を伸ばす。) ――――止めッ! (全ての油壷を投げ込んだところで…その中心に光の羽根を撒き散らす。 ―――閃光。)【※補給追加攻撃】 [Thu 26 Jul 2007 23:23:34][24]
◆フォウル@傭兵隊 > ( 二段構えの編成だった傭兵隊のうち、背後を固めていた部隊が射手の守りへと走る。 振り返れば騎士のように「民兵」を守る盾の壁が見えた。 ――ならばこちらは更に攻め入り、攻撃を以って最大の防御と為すべきだろう。 ) 押し返せ! 鼠どもを固めろ! 効果的に弾をブチ込むだけの、チャンスを作れ!! ( ラットマンが密集すればするほど一発辺りの焼夷弾の効果は上がるだろう。 射手の狙いを少しでも定め易くせんと、一丸となってラットマンの軍勢にぶち当たる! ) [Thu 26 Jul 2007 23:16:36]
◆ソレディー@射手隊 > (部隊耐久力【2】:与ダメージ【2】) ( 前線の部隊が意識してくれたおかげか、崩れかけた射手隊の兵士達はそこかしこで体勢を立て直している。 もっとも防戦一方で、味方を外すよう意識すると敵を狙うのも難しく、戦果には貢献できていないのが現状だが ) ―――ごめんねぇ! ちょっと混ぜてー! ( カバーに来てくれる傭兵達の中へ自分から向かうような感じで、弓に矢をつがえながらヴェイティアンの娘が駆け込む。 顔なんて殆どの者が見ていない。 人間なら何でも良いみたいな、そんな。 とりあえずは驚かれたり、追い出されたりすることもなく、盾の壁の中から慎重に隙間を見抜いて矢を放つ ) ―――あ。 ( ふと、聞いたことのある声が聞こえた気がした。 隙間と、そこに鼠が見えている場所を探しながら、兵の顔にもちらちらと視線を向ける ) [Thu 26 Jul 2007 23:11:49][46]
◆オケアノス@傭兵隊 > (後ろに控えていた盾を装備した傭兵部隊が、前線の傭兵部隊の声に呼応して動く。――その中の一人が、この男。 射手隊に迫る鼠の前に立ちふさがる様に、盾の壁が作り上げられていく事だろう) ――――っ…! 流石にコロニーをつぶされた後だけあって―…( 鼠の抵抗が激しいように思えた。空からの攻撃に怯まぬようになっている気がした。 いや、或いはもっと単純に怒りに任せて突っ込んでくる鼠の数が増えただけかもしれない。 だが、その勢いに飲まれては、死神の鎌が首に掛かるだけだ。 柄を握りなおすと、前衛傭兵部隊へ向けて) 仕留めます!!! (味方の間を縫うように走ってくる鼠に刃を振り上げた!) [Thu 26 Jul 2007 23:07:21][94]
お知らせ > オケアノス@傭兵隊さんが来ました。 『【耐久力5】』 [Thu 26 Jul 2007 22:57:54]
◆クーン@制空隊 > 全く――――…邪魔な、鼠どもだことで! (手の空いたものから後続に控えた補給隊より換えの焼夷弾を受け取らせ、射手隊へと肉薄する鼠を遮るよう投げ落とさせる。―――炎の壁を作り上げ、その真上から更に数発。) ……補給を! 換えの弾をありったけ投げてやりなさい!(上空を炎の壷と矢が舞い踊り、地上では断末魔の叫び声―――。) [Thu 26 Jul 2007 22:57:40][70]
◆フォウル@傭兵隊 > 与ダメージ【6】>部隊耐久力【2】 ( 制空隊にせよ射手隊にせよ、誤爆を避けつつの攻撃はさぞ難しかろう。 こちらは彼らの動きを把握しきれないが、彼らは敵に加えて自軍近接部隊の動向にも気を配らなければならないのだから。 それを思うと頭が下がる―― が、そう感じるのも後の事。 今は目の前で起きる事象に対応するのが精一杯だった――と。 獣混じりらしく、上がる火の手に恐慌をきたしたか、武器を放り出し目の前で穴を掘り始めたラットマンの後頭部へと得物を振り下ろし! ) ――鼠が行った、止めろッ!! ( 射手隊に狙いを定めたラットマンを補足した傭兵達がカバーの為に走り出す ) /残り攻撃回数【0】 [Thu 26 Jul 2007 22:53:20]
◆ソレディー@射手隊 > (部隊耐久力【3】:与ダメージ【2】) ( 飛行隊が夜空へ昇って行く――― ラットマンの前衛を裂くように切り込み果敢に攻める傭兵隊と、前線に出て来た射手隊の狙いは共通して、攻撃の要である彼らの援護。 現状それには成功しているようだ。 ―――が、早速乱戦の様相を呈する戦場で、射手隊の方へと向かって来る鼠もある。 それが正規軍ならばいざ知らず、民兵は近接戦闘になると弱い。 自分の身を守るために、援護はおろそかになってしまう ) ( 射手隊の中で矢を放つヴェイティアンの娘にとっては、どちらかと言えば相手が見える距離での戦いの方が性に合っているのだけど。 一対多で囲まれれば勿論殺される。 味方のすき間を縫って鼠を射りながら、声を上げた ) ―――もうだめじゃなーい!? 戻るか、前に出ようー! ( もう、前衛の中に混ざってしまえという無茶苦茶な提案だが。 このまま射手隊だけで孤立するよりはマシだ。 死にたくないから、隊長の指示を待たずにさっさと動いてしまう。 そもそも隊長に、その声が届いたのかどうか。 痛手を被りながらも、反撃を続けた ) [Thu 26 Jul 2007 22:48:53][50]
◆クーン@制空隊 > 地面に潜る暇すら与えず、一匹残らず焼いてしまえ! (次々に油壷が投げ落とされ、其方此方で火の手が上がる。 ――地上で囲まれかけた数人の兵士の囲いを破るように壷を叩きつけると、怒りの叫びと共に高く飛び上がってきた鼠の鼻先にシェイドを直に叩き込む。) [Thu 26 Jul 2007 22:42:11][53]
◆クーン@制空隊 > (各々に、地上隊と連携を取るように命じてある。あとは死なないように――…とうに魔力も策の種も殆ど尽きている。ならば少しでも地上の兵たちが戦い易いよう。) ……奴らに自由を与えるな。 地面に潜る暇すら与えず、一匹残らず焼いてしまえ () [Thu 26 Jul 2007 22:40:06]
◆フォウル@傭兵隊 > 与ダメージ【3】>部隊耐久力【3】 ( 盾を前面に押し立てた傭兵がラットマンの弓兵へと突撃し、その勢いのまま押し潰す。 ラットマン・リーダー戦を経た傭兵隊の部隊長は、上空の云わば射撃隊に対する敵をこそ優先的に殲滅する狙いのようだ。 ――上空へと意識を向けたラットマンに攻撃を仕掛ける傭兵、その傭兵の後背を突かんとするラットマンへと新たな、今度は地上からの射手が襲いかかる ) [Thu 26 Jul 2007 22:36:38][86]
◆ソレディー@射手隊 > ( 前衛と夜闇に阻まれて、ラットマンの後衛がどこでどう動いているかなんて、なかなか見えるものじゃない。 隊長の号令に合わせて無数の火矢が最前線の、更に少し奥へ向かって飛んで行く。 コロニー防衛で、ラットマンは陣形を組んでいたらしい。 中には弓を扱うものもあったようで、この戦場では後衛も前に出て来ていた ) [Thu 26 Jul 2007 22:32:16][22]
◆クーン@制空隊 > 【与:0/耐:4】 (さんざん上空から好き勝手してやったのだ、とうに警戒し尽くしているのだろう。投げ落とした焼夷弾の炎に僅かに踏鞴を踏むも、さしたる被害は無いようだった。――当然、此方へと向けられた鏃の殺意はひしひしと感じている。) ――…一時離脱!(幾筋にも放たれた矢の軌道が掠めていく上へと逃れ…――その下を、真逆に遡って行く矢筋があった。) ―――射撃隊ですか。 …有難い。(互いに行き交う矢から逃れつつ、散会を命じる。固まっていては的になるだけだ。) [Thu 26 Jul 2007 22:30:54]
お知らせ > ソレディー@射手隊さんが来ました。 『( 『味方に当てるなよ!狙わなくていい、放て!』 )』 [Thu 26 Jul 2007 22:26:50]
◆フォウル@傭兵隊 > 与ダメージ【4】>部隊耐久力【4】 ( 膝程度しかない浅い湖に無数の水飛沫が上がる。 泥状の水底を懸命に踏みしめ、刃が振り翳される度に血か火花のどちらかが散った。 ――至近で飛んだ火花に刹那目、目を奪われる。 徽章入りの盾がラットマンの斬撃を受け止めたものだった。 その横合いに飛び込み、全力で殴り付ける! 打ち倒されたラットマンがひと際大きく飛沫を立てたのと同時、傭兵を包囲せんとしていた鼠の群れの中に炎が上がった ) 制空部隊が来たぞ――!! ( 地上の傭兵隊が沸いた。 ――先日のコロニー戦の時点で、ラットマンの中には上空を警戒している者もいた。 弓をつがえる小隊に向かい殺到する姿が、制空隊には見えたろうか――。 ) [Thu 26 Jul 2007 22:24:46][3]
◆クーン@制空隊 > (雄叫びのような号令と共に、鼠の群に傭兵たちが雪崩れ込んでいく。――迎え撃つ鼠の、その出鼻を挫くように焼夷弾を投げ込む。) ……左右、鼠の展開を防ぐ方向に焼夷弾。 正面、傭兵たちに当てないように。(箒に跨ったまま短に叫び、眼下の何匹かに昏倒を招くシェイドを呼び、叩き付けた。 ――確かに上空からの攻撃は有効に作用しているが、それも歩兵隊の存在があればこそだ。最大限の効果を挙げるため、今日も地上隊の往く手を遮る鼠を燃やし、叩き落とす。) [Thu 26 Jul 2007 22:19:10][10]
お知らせ > クーン@制空隊さんが来ました。 『――夜の空を行く。』 [Thu 26 Jul 2007 22:14:18]
◆フォウル@傭兵隊 > 部隊耐久力【5】 ( 軽装を余儀なくされた分立てる音も少なくなったのかどうか、敵の一団はまだこちらに気づいていないようだった。 ここが好機とばかり、部隊長による突撃の号令が飛ぶ。 どのみち先手のアドバンテージなど、すぐに地の利でひっくり返されてしまうのだから――初手を逃すな、と! 戦意高揚の為、こちらの戦力を少しでも多く誤認させる為、傭兵どもの咆哮が夜の湖畔に木霊した ) [Thu 26 Jul 2007 22:05:46][24]
◆フォウル@傭兵隊 > ――。 ( ラットマン・リーダーとの戦闘後自分は撤退してしまったが、コロニーは無事潰せたのだろうか。 思い返す。 ――さながら篭城戦の如く、彼らはこちらを待ち構えていた。7/24EM様の導入ログを参考にしております※ ) ( という事は――人間なら だが、もし市街戦が勃発すれば女子供を避難させるだろう。 仮にコロニー内のラットマンを全て倒せていたとしても事前に避難した個体もいるのかもしれない。 ――とは言え、それに対し打つ手はないのだが。 ) ……………。 ( 湖面に映った月が足音のひとつ毎に揺れ、それが止まった。 一時進軍停止の合図が出たようだ。 ――遭遇戦、だろう。 ) [Thu 26 Jul 2007 21:57:35]
◆フォウル@傭兵隊 > ( あの場所はラットマンに簒奪された、人間が暮らす集落だったのではないか? そんな話をキャンプで聞いた。 これまでに見てきた通り、彼らはコミュニケーションの術を持ち、人間の装備を奪い使いこなし、人のそれには及ばぬとは言え兵を固めて陣形を作りすらするのだから、人が拓いた集落跡地を巧みに継いでいてもおかしくはないのだろう。 失った人員を補填し、再編された傭兵部隊は今日も進む。 作戦行動中とは言え私語の全てを慎める筈もなく――不安や怒りを押し込める為に雑談は必要だった ) [Thu 26 Jul 2007 21:40:29]
お知らせ > フォウル@傭兵隊さんが来ました。 『( コロニー跡地を越えて )』 [Thu 26 Jul 2007 21:32:24]
お知らせ > トリス@鳥騎兵部隊さんが退室されました。 『戦いはまだ続く。』 [Thu 26 Jul 2007 01:06:50]
◆トリス@鳥騎兵部隊 > (自分達が特殊兵としての特殊性を思う存分発揮できるのは、最終目標である森の中。 それまでは、一人の脱落者をも出したくは無いものだ――指揮官心理としてはそうでも、戦況を見るに、少し難しそうではある。)よぉし―― 後退、それと交代! スピーディーにね!(数歩下がった部隊面子の隙間を埋めるように、別の傭兵が前に出る。 最終戦果は 16+6の【22】。 奇しくも劣悪環境での正面衝突という無茶が、奇襲時よりも成果数に貢献してたりする。) [Thu 26 Jul 2007 01:06:18]
◆トリス@鳥騎兵部隊 > 部隊耐久力【2】/与ダメージ【16】(うは乱数解除忘れ、でもそのままいく。) (足ごと刺す訳にも行かず、手間かけて振りほどけば次に間に合わない―― 危機を救ってくれたのは、やはり背後に従う騎鳥の嘴だった。)・・・ありがとモコ――でも刺す場所は選んだほうがいいわ――(素直にほめられないのは相手後頭部にめり込んだ嘴の鋭さを見たが故だ。 少しそれていたら、自分の足がブツンといっていたかもしれない―― なるたけ想像しないようにしつつ、前の敵に集中する。 そろそろ背後の隊と交代のタイミング、ボロボロの皆を生還させ、休めてやらにゃならない。) [Thu 26 Jul 2007 00:57:04]
◆トリス@鳥騎兵部隊 > 部隊耐久力【3】/与ダメージ【14】はぁ は ぁ―― アイリとマリベルには感謝しないとね・・・! (鼠どもの身体機能任せで原始的な攻め手はある意味自分にも似ており――此処の所機会の多くあった長剣や格闘の修練が、何度か命を繋いでくれる場面もあった。 教わった、編み出した、見学した技巧を自分なりに加工・駆使して、斬って、切って、伐り続ける―― )んぐ ッ ――?! こ、こいつ・・!(不意に太もも辺りに湧いた痛みに視線を下ろせば、半殺しの鼠野郎が皮鎧の上から文字通り喰らい付いていた。 穴の開いた服からじわり、と血が滲む。 既に部隊の多くも同様の傷に塗れ、騎鳥達の羽も泥以外の色が目立ち始めていた。) [Thu 26 Jul 2007 00:54:23][92]
◆トリス@鳥騎兵部隊 > 部隊耐久力【4】/与ダメージ【7】 (反対側の見える騎鳥の上と違い、敵陣は潰しても潰しても押し寄せてくる高波のようだ。 慣れない恐怖心からいつも以上に力が入ってしまう→ 其の分、疲弊していく事になる。) かァああッ!!(血糊の着いたナイフで斬りかかって来る眼前の鼠人間の首筋に、黒剣を叩き付けて討ち倒す。 自慢の黒竜鱗剣も連戦で切れ味を失ったか、打撃性のダメージに首を折られて倒れる鼠。 背後を守る騎鳥が、踏み潰してトドメを刺してくれる―― 安堵する間もなく、開いた正面の空間に次なる獲物が雪崩れ込んでくる。) [Thu 26 Jul 2007 00:43:06][47]
◆トリス@鳥騎兵部隊 > 部隊耐久力【5】/与ダメージ【0】 (ぶっちゃけ言えば最大の敵は足場なのである。馬と違って鉤爪な騎鳥の足では、沼地での騎乗戦闘はそれだけで至難の業。煙幕戦術との兼ね合いもあり、今や全員が鳥から降りて10体の重歩兵として機能していた。) 下は地獄か。 視点が低いと小賢しいったらないわ・・・! このッ―― (得意の機動防御も真価を発揮できず、戦闘方針も民兵や傭兵団に合流してはその場の敵と共同で戦う、というスタイルまで退化した。 数に任せ突撃を繰り返す鼠人間を、獲物のリーチ差を生かして突き刺し、あるいは力任せに叩き潰して無力化していくわけだが――) [Thu 26 Jul 2007 00:37:21][7]
◆トリス@鳥騎兵部隊 > (鳥騎兵の行動の最大の妨げは、携行する大量の餌である―ー筈なのだが、今回に限って、其れは余り考える必要が無い。 肉食鳥は鼠を好み、肉食巨鳥は鼠人間をも好んで食らう。 餌は人間様の分だけでよく、其れも後方のキャンプが時折提供してくれた。 だから、問題なのは別の要素。)離れると集られるわ!! 密集を維持して! 鎧に頼れないんだからね!(最前線の一部の戦況は足を止めての乱戦に縺れ込んでいて、鳥騎士隊も其の中にあった。 突撃による撹乱ではなく、唯の一兵力として。) [Thu 26 Jul 2007 00:31:06]
お知らせ > トリス@鳥騎兵部隊さんが来ました。 『鳥騎士隊戦闘状況報告=芳しくない。』 [Thu 26 Jul 2007 00:28:13]
お知らせ > フォウル@傭兵隊さんが帰りました。 『与ダメージ【16】+ 能力・スキル補正【3】=19 / 部隊耐久力【1】』 [Wed 25 Jul 2007 03:09:53]
◆フォウル@傭兵隊 > ( 尚、さっきの律儀な礼はしっかりと聞こえていた。 血と泥に塗れ、へろへろになった顔で無理矢理笑顔を作ると親指を立て――めんたまを大きく見開いた ) うわわわわわだいじょーぶかよ天狗兄さん! 矢のマトにされる前に、撤退っっ…!! ( 戦場を後にする ) [Wed 25 Jul 2007 03:09:44]
お知らせ > 五郎丸@民兵(近接部隊)さんが退室されました。 『結局は医療班行き決定 【総計10+1(特技)+2(焼夷弾)+連携】』 [Wed 25 Jul 2007 03:09:00]
◆五郎丸@民兵(近接部隊) > 【 耐久3 / 与10 】( 太刀の切っ先を地へと刺し、杖代わりに何とか立ってられる。 戦いは掃討戦へと―――。 此処に来て疲労困憊だった仲間達の士気も統率者を討ち取った事で上がるだろう。 勝利などは何時だって曖昧だ。 その点、この戦争は傭兵の思う通り至って簡潔明瞭な 『 生存競争なんだろう 』 まだ未熟な侍には解らぬ事であったが。 ) いえ、未だ戦えまする―――。 ( 憮然とした顔でトンファーを持つ傭兵に頸を振った侍。 残る民兵達は敵の掃討と、撤退迄の時間稼ぎ。 ) はい、見事な戦いで御座いました。 ( 大剣を持った傭兵の方は、戦況の見極めも早く撤退した。 ) さ、貴方様もお気を付けて。 ( そう言うと侍は、泥塗れの羽根を広げ。 大空へ飛び立たんとして―――べっちゃりと倒れ込んだ。 矢張り無理だったらしい。 ) [Wed 25 Jul 2007 03:06:00][30]
お知らせ > オケアノス@傭兵隊さんが退室されました。 『(合計ダメージ:9+特技1=10)』 [Wed 25 Jul 2007 02:58:32]
◆オケアノス@傭兵隊 > (耐【3】/与【9】/残判定【0】) そう、です、か―― 。(改めて辺りを見回す。 どうやら無事に前線は押し上げられたらしい。 敵陣に切り込んだつもりだったが、いつの間にか自軍範囲内に、大鼠の死体と共に取り込まされていた。 これならば、自分等が抜けても問題ないだろう) では、お言葉に、甘えさせて、いただき、ま、す。 ですが、どうぞ、お気をつけ、て――無理は、なさらず、に。 (民兵の少年へ頭を軽く下げて、大鼠から剣を引き抜いた。 )頭を失った獣達は、程なくして友軍に刈り取られる事になるだろう。―― ああ――漸くこの戦場が、どんなものなのか理解できた気がする。 鼠どもは生きたいだけだ。自分達の生きたいだけだ。 その欲求に正義も悪もない。 だから、これはただの生存競争。――それだけの話。) [Wed 25 Jul 2007 02:57:51]
◆フォウル@傭兵隊 > ( 精根尽き果てるとはこの事、全身の骨がバラバラになってしまったかのように足に力が入らなかった。 鼠の歯牙を避ける為腕に巻いた綿布はぼろぼろに裂けて血が滲み、未だ激しく打つ心拍と共に痛みと痺れが走る。 足も似たようなもので、この痛みがなければ己が手足を存在しないものと誤認してしまいそうだった。 ) お、ふッ ―― ( 喉の奥に生臭い空気がこびりつき、咳き込んだ。 涙目に曇った視界に差し伸べられた手が見える。 見れば「天狗のお兄さん」も満身創痍ながら無事生き残ったようだ――ぐ、と目元を強く拭い、膝に残った力を込める。 勝鬨はやがて更なる流血を望む熱狂的な叫びに代わり、そこに加わる余力はもうないが、それならそれでキャンプ地まで撤退しなければなるまい。 ) …さんきゅ。 ( 長身の傭兵の手を借り、立ち上がる ) …さ、3人纏め て、医療班行き かなーッ… 他 の、魔女サン達も 無事 なら、いいけどッ ( がくん、と情けなく膝が折れた。 コケたんじゃない、転がった武器を回収したいだけだっ…! あしたも あさっても――まだまだ「終わらない」のだから ) [Wed 25 Jul 2007 02:52:56]
お知らせ > ラットマン・コロニーさんが帰りました。 『( ラットマン達との戦いはまだ続く。 )』 [Wed 25 Jul 2007 02:42:51]
◆ラットマン・コロニー > ( リーダーを失った獣達の末路は哀れなもので、まだまだ元気な他の兵士達が任意に掃討戦を始める。…掃討戦というよりは、一方的な虐殺なのかもしれない。逃げ惑う鼠を追いかけ、戦争では無く狩りが始まった。隊としての行動では無く、あくまで個人としての――。 だが、それも鼠相手ならば許される。仲間を失った怒りに勝利の高揚を混ぜて、お日様の元で。…それもやがて終わるだろう。 戦争はいつかは終わるものだ。勝利によって、或いは敗北によって。 ) [Wed 25 Jul 2007 02:41:58]
◆五郎丸@民兵(近接部隊) > 【 耐3 / 与10ダメージ 】( 俯せに泥地へと突っ込んだ侍。 弭槍もへし折れ、手に残るは上部のみ。 其の手にも力が入らない。 墜落の衝撃で骨が折れたか―――羽根を庇うように墜ちたのが原因。 躯の彼方此方が悲鳴を上げ呼吸をすると胸に鋭い痛みが奔る……満身創痍とか此の事。 だが、泥を掴み、藻掻く様立ち上がらんと。 ) いや、止めを刺す迄は……―――。 ( だが、顔を上げると倒れた統率者の姿。 どうやら、無様に墜落している間に終わってしまったらしい。 ) 未だ、某が所属する部隊は余裕が有りまする。 お二人こそ、早くお逃げ下さい―――我等はお二人の撤退を待って引きます故に。 ( 折れた槍を捨て、太刀を残る片手で引き抜きながら。 元々は殿を勤める為に加わった戦いだ、と。 ) [Wed 25 Jul 2007 02:37:03]
◆オケアノス@傭兵隊 > (耐【3】/与【9】/残判定【0】) ―――ッ!! (飛び込んできた自分の体を、迎え撃つように胴を尻尾で払われた。 自分の体重も加わって、思いもしなかった重い一撃を腹に受け、剣先がぶれる。 だが、無理やり重力で押し込んだ剣先は、肉を貫き、鼠を大地に縫いとめる杭となった。 ) ――――ッ!!! ひっ……ガッは! ゲッフッ――ガッっ……!!! (剣を押し込んだまでは良いが、そのまま脇に転がり、腹を押さえて咳き込む。 腹が熱い。いや、熱いのは周囲の炎の所為か? ――内臓をしこたま打たれた傭兵は、その場で嘔吐する)―――ッ…ひっ …ふっ……!(盾を支えにして膝を立たせ) ……おつ、かれ、さま、です。 です、が、これ以上の進軍は、我々には、不可能と、判断します。撤退をおすすめ、しま、す―― ッ(肺を膨らますと痛みがはしるため、途切れ途切れに言葉をつむいで、手を差し伸べた) ―――そちら、の、方、も――大丈夫、です、か。(空から降ってきたように見えた民兵だろう一人に声をかけた。 太陽の光にひるんでいる今ならば、二人を支えての撤退も出来るだろうとふんでのこと) [Wed 25 Jul 2007 02:30:34]
◆フォウル@傭兵隊 > ( 度々すみません、下の乱数はチェックの外し忘れです|||||orz ) [Wed 25 Jul 2007 02:26:10]
◆フォウル@傭兵隊 > 与ダメージ【7】>部隊耐久力【1】 ( 泥濘の中にひと際鮮烈、血の華が散る。 片頬を泥でべったりと汚し、対をなくした得物を支えに漸く上体だけを起こした。 極限まで早まった鼓動が、己の呼吸が煩くて堪らない。 ) …………。 ( 倒れ込んだ傭兵と民兵の少年の安否が気がかりだった。 が――敢えてそれを押し殺し、動きを止めた強敵の生死を確認する。 打たれた右腕と足の痛みが今頃効いて来た――骨にいったかどうか、ぎりぎりと歯を食い縛り。 ) ………やった…………みたい。 ( 気の抜けたような声がぽつりと ) [Wed 25 Jul 2007 02:25:37][65]
◆ラットマン・コロニー > ( ……絶命した。 ) [Wed 25 Jul 2007 02:18:43]
◆ラットマン・コロニー > ( 尻尾に走る衝撃。――当たった!しかし、これではこいつらを殺す事は出来ない。肩を抉っていった傷は深く、もう武器も持て無いだろう。もう一度立ち上がり、今度は己の牙で奴らの臓物を引きずり出してくれる。 ――しかし。嗚呼。それが最後だった。 ) ……ッ ( フォウルのトンファーはラットマンの喉を砕き、オケアノスの剣はラットマンの身体を貫いた。己が放った足払いの勢いをそのまま利用されたのだ。 更に五郎丸の攻撃もまた、ラットマンの胸を突く。 ) ―――………。 ( ラットマンはびくりと身体を震えさせ、震える手が空を掴む。だが、やがてそれもゆっくりと崩れ落ちていき――。 ) [Wed 25 Jul 2007 02:17:53]
◆五郎丸@民兵(近接部隊) > 【 耐3 / 与10ダメージ 】( 寸前で勘付かれた一撃―――。 肩を抉るに留まった、浅い…と感じた瞬間、即座に攻撃に転じる統率者。 防御など考えて無い侍は、振り回される尾を避けられる筈も無く。 ) くぅ…―――。 ( 攻撃を避けられぬと解った時…自然に躯が動いた、統率者の胸を目掛け弭槍の穂先を突き刺さんと繰り出す。 だが苦し紛れの一撃、どのみち攻撃がどうなろうと宙で強かに打ち据えられた躯は、体勢を崩し肩口より地へと接触。 泥と汚水を跳ね上げながら墜落した侍、躯は錐揉みに跳ね地に伏した。 尾に依るダメージもさることながら、墜落に依る被害のが甚大。 苦しげな喘ぎ声を上げるのが精一杯で。 ) [Wed 25 Jul 2007 02:14:15]
◆オケアノス@傭兵隊 > (耐【3】/与【9】/残判定【0】) (シールドアタックは成功したようだ。盾の向こう側――仰向け?に倒れる鼠がみえた。 このチャンスを逃す手はない。剣を逆手に持ち替え、寝転んだ鼠の胴体に突き刺さんと体ごと飛び込んだ!功を焦った所為か、尻尾による反撃には対応できない。おそらくマトモに足か胴を鞭打たれる事になるだろう。) [Wed 25 Jul 2007 02:06:20]
◆フォウル@傭兵隊 > 与ダメージ【4】>部隊耐久力【2】 ( 左腕が震えた。 更に盾によって「押し返された」ラットマン・リーダーの肩とその至近の大地に、8本の矢が突き刺さる。 そしてラットマンの反撃――倒れ込みながらもしならせた尾は大きく弧を描き、小僧の足を払った。 足場の悪さも手伝い、小僧の頭の位置はそのままに体が真横へと跳ね上がる。 ――柔術に詳しい者がもしこのざまを見たなら、ジュードーの達人に足払いを仕掛けられたようにも見えたろう。 それほどに見事な一撃。 ) ………………!! ( 頭の高さにまで足を跳ね上げられながら、これが最後の一打。 落下のエネルギーを加え左手のトンファーを喉元目がけて「垂直に」突き落とさん! ) [Wed 25 Jul 2007 02:03:39][47]
◆ラットマン・コロニー > ( そして怯んだのはラットマン・リーダーとて例外では無い。聴覚と嗅覚で行動する鼠とはいえ、急激な光には耐性が無い。 ) グウアアアアアァァ ッ!! ウ、ウウウウッ!ぐ …! ( フォウルからの反撃と太陽の光に、オケアノスへと振り下ろした攻撃が更に弱まる。結果、相手の盾に剣は防がれ、それどころか盾によってバランスを崩した。。 ) グオオオオッ!! ( びくんとラットマン・リーダーの耳が動く。接近する五郎丸の気配を辛うじて察知したのだ。 ――盾に押されるに任せ、地面に倒れこむ。散弾として襲い掛かる矢が倒れるラットマンの肩を抉っていった。 ) ―――ッ!! ( そしてもう一度―― 尻尾による反撃を。びゅん、と回転させるように尻尾を撓らせ、近くに居る三人を同時に攻撃しようと! ) [Wed 25 Jul 2007 01:49:23]
◆五郎丸@民兵(近接部隊) > 【 耐3 / 与10ダメージ 】( 防御など、寸毫も考えぬ。 元より未熟な侍が敵う相手では無い。 故に鼠達より狙撃があろうと怯まぬ、聖堂隊の聖光も眩ましになり躯の彼方此方に矢が掠める程度で済んだのが侍にとって幸運だった。 視界に捉えたるはリーダーのみ。 ) 死を見る事…… ( フォウルを飛び越え武器を振るうラッドマンリーダー、後方より突撃していたオケアノスがその一撃を盾で防がんと構えるのが見えた。 猛然と空より迫る侍は躯を横に倒し、飛翔しているラッドマンの脇を掠めるような軌道。 そして侍とリーダーが交差する刹那。 ) 帰するが如しッ―――!! ( 狙う部位はリーダーの頸元。 喉目掛け、四指に挟まれた八本の矢が零距離で散弾の如く放たれる。 ) [Wed 25 Jul 2007 01:43:56]
お知らせ > バイ・チャンフォン@傭兵(奇襲)隊さんが退室されました。 『戦闘結果:与ダメージ【7】耐久力【1】』 [Wed 25 Jul 2007 01:42:31]
◆バイ・チャンフォン@傭兵(奇襲)隊 > 与ダメージ【6】耐久力【1】退くぞ・・っ!(ずるり、と鼠の首元から刀を取る。血で濡れた服で短刀を吹き、隊長へと向けて言う。『おう・・・。』見れば隊長はすでに鼠を下した後。・・・鼠がひるんだ今が好機。一気に奇襲部隊は退いていく。)・・・もっと、効果的、に。(ぼそ、と呟く。自分達が今、この戦場で役に立っているのか・・・。そして結果の出せない者はただのグズだ。という言葉が思い起こされる。・・・ぎゅ、と奥歯をかみ締め、仲間達を援護しつつ、奇襲部隊は消えていく。) [Wed 25 Jul 2007 01:41:39]
◆オケアノス@傭兵隊 > (耐【4】/与【1】/残判定【1】) (鼠の大群を引き裂くが如く少年が駆けた後に続く傭兵部隊。――盾を伴った突撃に戸惑ったか、やや出遅れた感じは否めない。 しかし、この戦場には自分の部隊だけではないのだ。民兵が共に突撃を開始した事もあり、一瞬の隙が、皹となり、亀裂になろうとした時だ――! 夜明けが突然に訪れた) ――――なッ! (周囲から鼠達の悲鳴が上がる。 その鼠達のか弱い悲鳴に混じって、再び大鼠の咆哮があがった。 気がついたときには、大鼠は少年傭兵フォウルを飛び越え、腐肉の大地に影を落としていた) ――――ッ!! (太陽に気を取られ、対応が遅れる! 体格差や、先日の鼠を思い出すに、まともに刃を受けるのは危険だ。 だが――下がるには既に時遅し。覚悟を決めて、盾で剣を受けようとする!――乱数判定 下一桁が5以下ならば、勢いに負けて仰向けに倒れる事になる。6以上ならば、無事受け止められ、逆に盾に体重を乗せ、シールドアタックを試みる) [Wed 25 Jul 2007 01:30:41][58]
◆フォウル@傭兵隊 > 与ダメージ【4】>部隊耐久力【2】 ( 阿呆のひとつ覚え、只管前進するしか知らぬその背後から鬨の声が聞こえた。 幾多もの犠牲を払いながら一気に押し上げられるオフェンスライン、ここが正念場との判断か。 ) ――?! ( 小僧の得物は空を切る。 振り返り、頭上を飛ぶ「影」――ラットマンは跳躍力にも優れる、事前に聞いていた情報の正しさを身を以って痛感する事となった。 しなる尾が右腕を直撃し、トンファーを取り落とした ) ………っっ、だあああああ――ッ!! ( だが、まだ「左腕」がある。 盾を持たぬ小僧の左手には、取り落とした得物の片割れ――もうひと振りのトンファーを、こちらを飛び越えたラットマン・リーダーの後背からカチ上げる。 オケアノスへを目がけた狙いが少しでも逸れるようにと! ) [Wed 25 Jul 2007 01:22:06]
◆ラットマン・コロニー > ア…… ァ、 っ ( ず、ずずっ。バイ・チャンフォンの刀が食い込んでいく。血管を切り、筋肉を切り、やがて気道に達し―― ) ………。 ( もう一度血を吐くと、ラットマンは地面に崩れ落ちる。 ) ( そして、その時であった。暗闇に閉ざされた世界に突如太陽の光が射す。それはこの戦場から離れた場所に陣を構える、大聖堂の部隊が放つ光であった。ラットマンとヴェイトス軍の人影が地面に落ち、鼠どもは突然の慣れない強い輝きに次々に悲鳴をあげ、両手で目を覆った。ヴァンパイアのように太陽の光で灰になるわけではない。だが、夜行性の彼らにとってその光は強すぎたのだ――。 この戦場に居る全てのラットマンが怯む! ) [Wed 25 Jul 2007 01:14:55]
◆ラットマン・コロニー > 雄雄雄雄雄雄雄雄ォォォオッッッ!! ( ラットマン・リーダーは前方より迫るフォウルとオケアノス、そして傭兵部隊に怯む事無く接近する。まだ五郎丸隊へ注意を向ける事は出来ない。腹へと目掛け繰り出されるトンファーの一撃を前に―― 地面を蹴り、フォウルの頭上を飛び越えかわそうとッ!そして振るうは長い長い、鞭のように撓る尻尾の一撃ッ!! もしフォウルの背後にオケアノスが迫っているのなら、跳躍したまま頭上から剣を振り下ろそうとする。 しかし当然そのどちらの攻撃も、空中からという不安定な姿勢のせいでやや軌道が単純だ。 ) [Wed 25 Jul 2007 01:14:32]
◆五郎丸@民兵(近接部隊) > 【 耐4 / 与4ダメージ 】( 親玉への活路が僅かに開いた、多大な犠牲を払って見出した勝機。 部隊も前線で孤立していた傭兵隊との合流出来た模様。 弭槍の穂先に付いた脳漿を振り払い着地せんと、トンファーを構えた年若い傭兵と目が合い反射的に頷いてしまった。 ) ――あ、愛!? その……有り難う御座いまする。 ( 頓狂な声が追走して行く少年の背へ届いただろうか。 其れが感謝の言葉と気付かぬ儘バカ正直に頭を下げてた侍。はた、と気付いたか気を取り直し。 ) こ、此より死地に入るッ! 我が槍、畏れぬのならば掛かって来いッ! ( 民兵達も突撃を敢行する。 次々と潰滅していく味方を振り返る暇も無い。統率者へ刃を叩き込む事こそが其の報いになろうと信じ、矢を番える―――四指の間に計八本の矢を挟む。 侍も再び飛翔し、突出して来たリーダーの首に狙いを定め。 ) [Wed 25 Jul 2007 01:07:42][96]
お知らせ > 炎涼@魔術隊さんが帰りました。 『…撤退だ。(耐久力【0】 敵側ダメージ【14】補正【+4】)』 [Wed 25 Jul 2007 01:01:15]
◆炎涼@魔術隊 > (ラットマン・リーダーが投げた屍により、壊滅に追い込まれた魔術隊。魔術師の全員は容易に立ち上がれず、前線から脱線しようとする負傷者に手を貸して貰う。) ――― ・・。 (最後まで見届けられないのは非常に残念すぎる。)(炎涼は心底で苛立ちを覚える。炎涼と魔術隊と負傷者の人達は、助け合いながら戦場から立ち離れよう。) ―――、・・痛いな。 (傷付いた頬から血を垂れ流し、左肩は折れた矢先で突き刺さったままだ。今直ぐに治療や消毒をしなければならない。) [Wed 25 Jul 2007 00:59:12]
◆バイ・チャンフォン@傭兵(奇襲)隊 > 与ダメージ【6】耐久力【1】・・・はぁああっ!(目を閉じれば腹の底から空気を抜くように息を吐き出す。それも力を目一杯込めて・・・。同時、刀を更に食い込ませようと刀を持つ手に力を入れる。鼠の力は結構強い。ジンジンと腕が痛み、手を離したいがそうもいってられない。ここで手を離せば嬲り殺しは必然だ。隣の隊長も似たような状況。・・・部隊の状況は、ちらほらと前線を離脱していくやつがいる程度か。) [Wed 25 Jul 2007 00:58:02]
◆オケアノス@傭兵隊 > 【判定】 [Wed 25 Jul 2007 00:48:33][51]
◆オケアノス@傭兵隊 > (耐【5】/与【0】/残判定【2】) (魔女の放った焼夷弾は、道を作る決定打にはならなかった。だが―――切欠には成った。 辿り付けないかと思っていた厚い雑魚鼠の壁も、今は――途切れたッ!! 消し炭となった鼠や先陣傭兵部隊に切り倒された鼠の死体が、泥と腐肉の道を作る。 怨敵をねめつけていた傭兵は、先ほど隣で手を振っていた少年傭兵が駆けるのを見た。――― 一瞬の隙とはいえ、そこに楔を打ち込めば皹が入る。その楔たるは少年傭兵の背中に続く! 前線を押し上げる為に、背中を守るために!少年がラットマンリーダーへ迷いのない一撃を叩き込めるように! 号令がとんだ。 盾を番えた自軍に飛ばされた命令は、やはり単純なものだ 鼠の親玉が煽る声にあわせ、傭兵ドモは咆哮す) 『 突撃!! 』 (判定開始) [Wed 25 Jul 2007 00:48:20]
◆フォウル@傭兵隊 > ( そして00:42:13の判定はチェック外し忘れ、ノーカウントでお願いしますorz 攻撃回数残り1 ) [Wed 25 Jul 2007 00:43:28]
◆フォウル@傭兵隊 > ( 記入忘れ失礼。 直下の判定を含めての現部隊状況→ 与ダメージ【4】>部隊耐久力【2】 ) [Wed 25 Jul 2007 00:42:13][69]
◆フォウル@傭兵隊 > ( 振り返りざまの一撃の刹那、視界の端に黒々とした艶のある翼が飛び込む。 得物越しに伝わる手応えと共に、いつしか雲が飛び姿を表した月の光を反射する槍の穂先を見た。 「後方は任せろ」――何と頼もしい言葉だろう。 ) ――さんきゅ!! 天狗のおにーさん愛してるッ! ( ああ、頬に飛んだモノが血なんだか脳液なんだか胃液なんだか、そんなもん確認する余裕はない。 が――余裕の無い小僧の頭が初めて味方の存在を認識した。 一瞬歯を見せて笑いかけ、すぐに黒馬が駆け抜けた後を追走する。 これはあの小さな魔女が、そして同じ「雷電」の傭兵が切り拓いた道だ! ) 雑魚鼠に用はないッ!! ( 俺はひと太刀カマすだけ、それだけで構わない。 後続する味方がいてくれれば重畳とばかり、接近するラットマン・リーダーに届くようなら彼の腹を目がけ。 まだ距離が遠いならリーダーの元を離れた周囲のラットマンへと武器を振るう ) [Wed 25 Jul 2007 00:39:26][14]
◆ラットマン・コロニー > ( ラットマン・リーダーは、鼠を投げた先の損害を見て笑う。哂う。あいつらも自分たちに散々被害を与えてきた奴らだ。いい気味だ。 …そして乱戦の中、鼠の目がオケアノスとクーンに向けられる。魔女隊への止めは、傭兵隊によって阻止されてしまった。どちらも―― どちらも忌々しい存在だ。 魔女隊の最後の攻撃は、大きなダメージとはならず。しかし―― それを避けようとした鼠達が一瞬だけ。ほんの一瞬だけラットマン・リーダーへの道を開いた。ラットマン・リーダーは剣を掴み―― ) 掛カッテ来イ、ニンゲンッ!! ( こちらから、その僅かな隙間を駆けるッ! ) [Wed 25 Jul 2007 00:28:22]
◆ラットマン・コロニー > ( バイ・チャンフォンへと向かったラットマンの一匹は隣の隊長と交戦している。バイ・チャンフォンが振るった短刀はラットマンの首に命中した、が――。 ) …ッ! ( その刃が半分近くまで埋まった瞬間、ラットマンはその手に掴み掛かり止めようとした。ごふりと血を吐き出す。 ――もしラットマンの手がその短刀の一閃を止めたとしても、あともう一押しで死に至るだろう。無論、そうならないように最後の力を振り絞ろうとするが。 ) [Wed 25 Jul 2007 00:28:12]
◆ラットマン・コロニー > ( 鼠は棍棒をフォウルへと振り下ろしたが、それより早くトンファーがラットマンの腹に直撃し、ぐらりと体が揺れる。それと同時に上方の死角から五郎丸の槍が伸び、ラットマンは脳を貫かれ絶命した。 ) ァ… ギ… ( そしてフォウル隊を援護しようと接近しつつある五郎丸の部隊を迎え撃つ為、ラットマン・リーダーの周囲に居る鼠が集まり始める。結果、更にラットマン・リーダーの周りは手薄になっていくだろう。 ) [Wed 25 Jul 2007 00:28:00]
お知らせ > クーン@制空隊さんが帰りました。 『【乱数解除ミス。】』 [Wed 25 Jul 2007 00:26:36]
◆クーン@制空隊 > 【与:6+4+3+1+7(能力補正)+2(焼夷弾)+2(連携補正)=25/耐:2】 ―――やれやれ。 我ながら、情けない…! (結局――ろくに、道は作れなかったか。 舌打ちを一つ、逃げ帰っていく。 ……まだ、戦いが終わった訳ではない。まだ次がある。己にそう言い聞かせ。) [Wed 25 Jul 2007 00:26:27][86]
◆クーン@制空隊 > ―――はは、それはそれは、ご丁寧にどうも。 …そうですね、丁度、補給が欲しいと思っていたところです。 丁度いい―――…では、貴方の悔しさを弾に、道をこじ開けてきます。 …お恥ずかしい話、そろそろ限界でしてね。 花道は、そちらに譲りますよ。 (受け取った焼夷弾を胸に、再び伝令を飛ばず――制空隊の消耗も激しい。そろそろ限界だろう…なら、せめてあの小憎たらしい鼠の親玉だけでも、ぶちのめしてやって欲しいものだ。――再び、乱れ始めた敵の中心を見やる。) ……貴方には、無理をさせますが。(そうして、跨った馬の首を撫でながら―――合図と共に、制空隊が傭兵隊の主力から鼠の親玉へと、一直線に道を作るように燃え盛る壷を投げ落とす。 …馬の首を叩く。 最早魔力も底を尽き――できることといえば、油を浴び燃え転がる鼠たちを踏み潰して泥濘んだ道を鼠の身体で舗装でもするように、駆け抜ける馬に踏み潰させていくのみ。 …もともと荒事には向かない愛馬には、無茶をさせることになってしまうが。) ――――行きますよ…!(業炎をあげ、焼ける肉の焦げ臭さに咽せながら――踏み越える。鼠を。行けるところまで突き進んで…―――最後に、くらえとばかりに抱えた壷を眼前へと投げつけてから上空へと駆け去っていく。 ―――どこまで道が切り開けたかは、乱数の数値次第だろう。) [Wed 25 Jul 2007 00:23:11][81]
お知らせ > 炎涼@魔術隊さんが入室されました。 [Wed 25 Jul 2007 00:12:05]
◆五郎丸@民兵(近接部隊) > 【 耐5 / 与0 】( 被害を受けた部隊、だが後方に控える傭兵部隊が援護に回ったらしい。 ) ならば―――死中に活を求める迄です。 ( 最前線の傭兵部隊への援護になれば良いと。 先陣部隊と連携し、奇襲して来たラッドマンを挟撃する為に更に陣形を突撃させた。 侍も、手にした焼夷弾を鼠達の群へと投げ込み更に進軍する。 ) 後方はお任せ下さいッ! ( 翼を広げた侍が、最後尾にいるフォウルへと叫びトンファーの一撃に合わせ、己も槍を突き出す。 ) [Wed 25 Jul 2007 00:11:18][24]
◆炎涼@魔術隊 > (修正! ダメージ…【2】→【14】です。) [Wed 25 Jul 2007 00:03:15]
◆炎涼@魔術隊 > [耐久力…【3→2→0】 ダメージ…【2】] (当たると思った。なのに、リーダー格は同胞を盾にして、火の矢も炎の槍も受け止めてしまった。周囲のラットマンを痛め付ける程度で終わる。) ――― ッ (失敗。魔術の役割は終え、近接戦に切り替えようと指揮をしようとした。途端、同志の魔術師の嗚咽を聞いて振り返った。他の魔術師も体力だけで無い、魔力も底に尽きた。分かる、彼ら魔術師の瞳を見るだけで生気が弱まりつつ、呼吸が深くなっている。) (舌打ちする。)(リーダー格は、此方を見た。盾にされた屍を投げ込まれよう、火の矢に突き刺さり、炎を包んだ肉弾は――・・凶器だ。避ければ、彼ら魔術師に致命傷を与える。) ―――・・ 畜生め (小さな声、小さな諦め、小さな微笑み。)(サーベルを地面へ突き刺してから、刹那の瞬間。振り払おう。矢の先が左肩を食い込ませ、頬を切り付けられ、最後には上半身へ叩き付けられる。――嗚咽と息を吐き出して、数メートル遠くまで突き飛ばされる。無論、背後にいた彼ら魔術師と共に。) [Wed 25 Jul 2007 00:02:32]
◆バイ・チャンフォン@傭兵(奇襲)隊 > 与ダメージ【6】耐久力【1】(『撤退だ・・・!』そう叫べばその場にいた皆が頷く。一様に撤退を始め、隙を作りつつ逃げている。自分も隊長も退こうと思った瞬間、目の前に棍棒を持ったラットマンが立ちはだかる。)チ・・・。(相手にも聞こえるような舌打ちをすると同時、懐へともぐりこみ、首めがけて短刀を振るう。出せる限りの速度で。・・・そうでなくては皆の殿はできないだろう。隊長の方は手にした長剣で応戦しているようだ。・・・タフな戦い方をする隊長は大丈夫だろうとは思うが果たして・・・。) [Tue 24 Jul 2007 23:57:24]
お知らせ > バイ・チャンフォン@傭兵(奇襲)隊さんが来ました。 [Tue 24 Jul 2007 23:56:01]
◆オケアノス@傭兵隊 > (耐【5】/与【0】) (助けた相手が誰かはわかっていなかった。自軍の保護圏内に入れてから、背後から囁くような声で、漸く気がついた。 ああ、あのときの魔女か、と)――――ごきげんよう。再びお会いできた事、嬉しく思います。(黒馬彼女のものらしい。 その馬を背に、前進を続けながら傭兵は、携帯していた弾を、魔女に向けて放った)――――しかしながら、ゆっくりとお話できる状況でない事を悔しい限り。―――その悔しさは、その弾にこめてありますので、どうぞ、思い切りあの糞五月蝿い鼠に叩き込んでくださいますか? (傭兵は炎に煽られ、汗の浮いた顔で、にっこり笑った)―――― 援護は私がしますッ――!!!怨敵はいまだ前線に在り――!! (傭兵の視線は、大鼠へと注がれていた) [Tue 24 Jul 2007 23:45:51]
◆フォウル@傭兵隊 > 与ダメージ【5】>部隊耐久力【3】 ( 上空を舞う翼ある姿の窮地とそれを援護したもうひとつの傭兵隊、そして敵軍後背に展開された別働隊。 更に援軍たる民兵の存在――その全ての状況には気づけなかった。 分断された先陣隊の「前列最後尾」に位置していた小僧はただ、押し寄せるラットマンを殴りつけ、蹴飛ばしつつ前を目指すのみ。 ) ――――ッ ( 奇襲をかけたラットマンが無言で迫り寄っていたなら小僧は気づかなかったろう。 だが、至近で上げられた雄叫び――生臭い息に背筋を撫でられたような気がして、振り返りざま反射的にトンファーを振るう! 狙いを定める間もなかった一撃、ラットマンに当たるか否か! ) [Tue 24 Jul 2007 23:34:52]
◆ラットマン・コロニー > ( ラットマン軍団は統率が取れなくなりつつあり、ラットマン・リーダーへの道は開きつつある。 ) [Tue 24 Jul 2007 23:26:14]
◆ラットマン・コロニー > ( 制空隊。前進する傭兵隊。後方より様子を伺う奇襲隊。及び、炎の矢を放つ魔術兼弓兵隊――。ラットマン・リーダーは、奴らの狙いが自分へと向けられた事を知る。ラットマンリーダーは傍らに居た他のラットマンの身体を掴み上げると、迫り来る炎の矢をそいつで受け止めた。盾にされたラットマンは燃え上がり、更にその哀れなラットマンを―― ) ギッシャアアァァアアッ!! ( 疲弊する炎涼目掛け、思い切りッ! ブン、 投げるッッッ! ) [Tue 24 Jul 2007 23:25:00]
◆ラットマン・コロニー > ( ぞぶっという音を立て、突如一匹のラットマンが土の中からフォウルの真後ろに現れる。 ) SHAAAAAAA―――ッ!! ( 威嚇する声と共に手にした木造の棍棒を握り締め、そのままフォウルの背中目掛け振り下ろさんと! そしてラットマンリーダーへと歩みを進めたバイ・チャンフォンとその隣に居る隊長の前に二匹のラットマンが襲い掛かろうと近づいてくる。二匹とも、手には粗末な棍棒が握り締められている。 上空より接近した制空隊目掛け矢が放たれ始めるが、凄まじい勢いで迫るオケアノス隊にその攻撃はすぐに止まった。結果、魔女隊は壊滅を免れるだろう。【クーン隊へのEMロールダメージと反撃ダメージ無効】 ) [Tue 24 Jul 2007 23:24:32]
◆クーン@制空隊 > (腕と脚の感覚が、まず無くなった。何故か、迫る矢がスローのようにゆっくりと近づいてくるのが見えて――ああ、ここまでか。 そんなことを考え…――脳裏に、誰かの黒い髪が過ぎた。) ………? (――想像していたような痛みはしかしいつまで経ってもやってくる気配は無く、どさりと黒い馬の背へと落ちる。) ……貴方。(見れば、目の前にどこか見覚えのある背中があった。 傭兵だろうか。どこで見たのか、よく思い出せないが―――) ……助かりました。(断ち切れそうな意識を繋ぎ止め、馬の背へと跨る。――だが、その傭兵は己よりも、むしろその遠く先で嘲笑う鼠の親玉を睨んでいるようにも見えた。 ……ああ、そうか。 思い出す、この背はあの夜、撤退する輩を背に敵の只中へと飛び込んでいった男の背か。) [Tue 24 Jul 2007 23:22:07]
◆五郎丸@民兵(近接部隊) > ( 前線が苦戦している、との報告を受け―――現れた民兵達。 援護は十分だろうと、今宵は皆近接戦様の武器を携え戦場へと到着した。 ) 『 兵達よ前線で戦う同志を援護せよ。 』 ( 各部隊が、壊滅的な猛攻に晒される中、最後は殿を引き受けるつもりで。 先ずは地中からの鼠に分断されたフォウルの所属する傭兵部隊へと前進を開始。 侍も焼夷弾を手に参戦した。 【飛行ユニットに依る焼夷弾使用宣言】 ) [Tue 24 Jul 2007 23:19:41]
お知らせ > 五郎丸@民兵(近接部隊)さんが来ました。 『―――前線部隊の後方より援軍。 』 [Tue 24 Jul 2007 23:16:41]
◆オケアノス@傭兵隊 > (耐【5】/与【0】)【判定一回を使って防御宣言/クーン】(痙攣する肉の手応えを刃越しに感じた。 前進する傭兵部隊は、勢いよく力任せに刃を捻って、鼠の体を地面に転がし、その死体を踏みつけての前進する! と―――…コロニー中心部から聞き覚えのある雄叫びが聞こえた。 数日前、自軍を全滅に追い込んだ鼠の咆哮に似た声が。)――― も、 しや―― …( 足が自然と速くなる。 あの声はあの声はあの声はあの声は!!!!!! 炎の舞う夜空を睨み付け、鼠どもの中を浚うようにして眺める。 雄叫びの主を探し、怨敵を見つけるために。 夜目の効く瞳は、暫くして、周りの鼠より大きな鼠の姿を発見した! 魔女の一人が一足先に発見したらしく、突き進むのも!―――― 部隊長への報告は吼えるが如く) ―――標的発見セリ 前線より___M先にリーダーらしき鼠の姿発見!! 他部隊に伝達願う―― !!! ( 突っ込んだ魔女を守るべく、傭兵は駆け出した! 間に合うのならば、鼠どもの攻撃に晒される前に到着・保護できる――筈!) [Tue 24 Jul 2007 23:13:51]
◆バイ・チャンフォン@傭兵(奇襲)隊 > 訂正:下記0、はノーカウントでお願いします。 [Tue 24 Jul 2007 23:05:55]
◆炎涼@魔術兼弓兵隊 > [耐久力…【3】 ダメージ…【12】] (ラットマン・コロニーへ降り注ぎ続ける「火の矢」が絶えてしまい、弓兵隊の部隊長は新たな指揮を広げる。)(弓を後ろへ投げ込め、皆よ!剣を持ち構えろ、平和を掴み取る為に!)(弓兵隊はこの瞬間に置いて、傭兵隊となる。士気は燃え盛る炎のように高まる。一時的による連盟は解除され、少人数の魔術隊となる、指揮を取るのは炎涼自身なのだ。) 麗しき天照大神の劫火精を召喚せよ! 我の化身よ 槍の火蜥蜴よ 四十八の数だけ 終わり無き戦慄ける世界を! (魔術の術式は完成され、上空を照らし続ける火蜥蜴は。鋭利な突撃槍を象り、何時でも発動出来るスタンバイ。途端、リーダー格のラットマンの姿を目にする。四十八の炎の突撃槍の矛先は、リーダー格のラットマンへと仕向けて、―――貫かん、と撃ち放される。) ―――、……。 (荒い息遣い。当然だった、百も越える数で長時間と火蜥蜴を顕現化し続けたのだ。苦痛を表さず無情で戦場を見続けよう、サーベルを持ち構え続けて。乱数一桁が『6』以下であれば、少人数魔術隊は総崩れが発生するだろう。) [Tue 24 Jul 2007 23:05:49][82]
◆バイ・チャンフォン@傭兵(奇襲)隊 > 与ダメージ【6】耐久力【1】(部隊は押す勢い。・・・されど状況的に見れば深みに入れば入るほど包囲される危険性が高まるのもまた事実。)一度、退く。・・・その方が、いい。(傍らの隊長に提案を。・・・しばし、沈黙が流れる。その間にも二人とも体は絶えず動かして、鼠を殲滅しているわけなのだが・・・。) [Tue 24 Jul 2007 23:05:25][0]
◆クーン@制空隊 > 【乱数解除ミス、下記68はノーカウントで】 [Tue 24 Jul 2007 22:59:54]
◆クーン@制空隊 > 【与:6+3+4/耐:3→0】 ――――――っ。 (散らす羽根が薄まり、その隙間から矢が飛交う。魔力が底を尽きかけている―――当然、か。 率いた制空隊は無事だろうか…――引き際と定め、間近に頭目鼠を見えながら距離を離していく。 ――離脱する間にも、矢は飛交う。最早、翼を維持するにも足りない無防備な身体へと幾重にも矢が突き刺さる。) [Tue 24 Jul 2007 22:59:39][68]
◆クーン@制空隊 > ―――…でかい? (怒号の中に、誰かの叫びを聞いた気がした。…その傍ら、視界の端に部隊の真ん中に唐突に沸いて出た鼠を映す―――) …あれは、爆撃や私の羽根では、どうにもできません…か。(広範囲へ打撃を与えるには有用だが、極点に集中するような戦い方には、爆撃は不向きだ。と、なれば―――あの、統率を取っていると思しき、”でかい鼠”。) …………見えた。(一回りサイズの違う鼠を、群の中心に見咎める。 あれが―――頭か。 地上部隊では、到達することすら難しい相手でも…制空を旨とする己なら。) ――――――――。(目標を見定めると、箒の柄を強く、握り締めた。…雨霰と降り注ぐ矢や投石の中を、頭目目掛けて突き進む―――。) ……邪魔を、するな!(周囲を羽根で吹き散らし、ただ一匹を狙って。) (―――この判定が7以上が出せなければ、矢の弾幕に遮られ到達すらできず離脱を余儀なくされるだろう。) [Tue 24 Jul 2007 22:56:05][83]
◆バイ・チャンフォン@傭兵(奇襲)隊 > 与ダメージ【0】耐久力【4】(大したダメージにはならなかったかもしれないが、とりあえず動揺を誘うことはできた。・・・だが、やはり相手有利な地形。少々押され気味である。)・・・むぅ。少し、はやかった、か?(タイミングを少々間違えたか・・・と少し反省しつつ、ラットマンの赤子の首を薙ぎ払う。)『あいつだ!あのデカイ鼠を狙え!』・・・あいつ、か。(仲間からの大声を片耳で受け止める。・・・標的を確認した部隊は一様にそこへと向かって敵を薙ぎ払っていかんとする。が、陣形はない。・・・誰があの首を貰いうけ、より多くの信頼や金を勝ち取るか。・・・それこそがルールだと言わんばかりに黙ったまま覇気を出して進み続けようとする。) [Tue 24 Jul 2007 22:43:00][96]
◆フォウル@傭兵隊 > ( 土の中から突如現れたラットマンの一隊に足が止まる。 隊列の中央にみるみる穴が開き、先陣部隊はふたつの小隊へと分断されつつあった ) このままだとー…何も出来ずに唯擦り潰されるだけなんじゃねえの?! ( 今度こそ喚いた。 ――口の中に泥の味。 小僧の喚きと部隊長の憤りが同種のものだったか否か、炸裂する光の翼を皮切りに再度号令が飛ぶ。 分断された自隊のうち前列はそのまま前進、後列は土竜のように出現したラットマンを包囲し殲滅せよと言う内容。 ) [Tue 24 Jul 2007 22:42:54]
◆ラットマン・コロニー > ( 後方に新たな敵が現れた事で、果敢に戦うラットマン軍団に僅かな動揺が生まれる。所詮は鼠である。奴らの脳は、同時に二つ以上の事を処理できるほど高等では無いのだろう。だが、それらを指揮するラットマンのリーダー格は多少はまともだった。 ) GRRRRRRRRYYY! ギギ、 AAAAHHH!! ( 獣染みた声で命令を飛ばし、状況に対応しようとする。 ――ラットマン・リーダーは敵陣からやや深く入った場所に立つ大型のラットマンだ。もしこれを仕留める事が出来れば命令系統は混乱し、最終的なダメージに20のボーナスが追加される。勿論、間に群がるラットマンの群れをどうにかできればの話だが――! 【判定】次のターン、ラットマン軍団に攻撃を仕掛けた部隊の乱数の一桁目が「6」以下の場合、2のダメージを追加で受ける。 ) [Tue 24 Jul 2007 22:34:19]
◆ラットマン・コロニー > ギギッ! ( クーンに矢を当てたラットマンは憎たらしくその口元を歪める。更に第二射で今度はその脳天に突き刺し止めを刺してやろうと再び弓を引き絞ったが―― 放つ前に羽根が降り注ぎ、そのラットマンは憎たらしい笑みを浮かべたまま爆ぜ、絶命した。同時に炎の矢や傭兵隊の突撃により、陣形を保っていた弓兵隊は一気に総崩れとなる――。 ) ( そしてオケアノスへと攻撃を仕掛けるラットマンの一撃は、鈍い金属音と共に受け止められる。それを入れ替わるように突き出される剣はラットマンの身体を貫いた。 ) あ、ギイイィィイッ!! ( 悲鳴と共に血を吐き出し―― 死んだ。 ) [Tue 24 Jul 2007 22:34:12]
◆バイ・チャンフォン@傭兵(奇襲)隊 > (奇襲の条件として・・・相手にこっちから来ると思わせないような攻撃をすることが一つとして上げられる。)そろそろ、か。(隊長に合図を送れば、肯定の意が返ってきた。・・・前方や右方、左方への対応へ追われている今こそ、好機。)・・・行くぞ。(ざん、と急に立ち上がり、真っ直ぐにネズミ達の後方へ攻撃を開始する。矢の一斉発射。その後の・・・突撃。)・・・っ!!(最前線の人々はみな静かに、声は出さず、だが確実に敵の急所へとそれぞれの凶器を振り下ろした。・・・それはどのような鼠にも例外なく、生まれたばかりの鼠も、寿命のつきかけた鼠も同様に、冷酷無比に切り刻んでいく。その作業に全く戸惑いは感じられなかった。) [Tue 24 Jul 2007 22:22:31][30]
◆炎涼@魔術兼弓兵隊 > [耐久力…【4】 ダメージ…【8】] (炎の矢を降り注ぎ続ける。が、フォウルとオケアノスの傭兵隊、恐らくは奇襲作戦として潜んでいるバイ・チャンフォン部隊の位置を確認をした。その位置と勢力と状況を弓兵隊の部隊長に伝えよう、指揮の変更となる。)(傭兵と接近戦しているラットマン勢力を狙わず、コロニーを中心的に撃ち込め!負傷者も撃ち殺せ。) ――・・ (フォウルが叫ぶ。感情の無い人形の瞳は、ほんの少しだけ仕向ける。再びと戦場を把握せんと視線を戻そう。常に離れた距離を保ちながら情報収集をする。) 牙を剥いた者達よ 血を、肉を、骨を、魂をも滅ぼしてしまえ 安らぎを与えん 永久の殺戮なる世界を。 (ラットマンコロニーを標的し続ける「火の矢」。それだけではない、上空に飛びかけ続ける火蜥蜴も「炎の槍」となろうとしている。周辺視野を生かし続け、注意を最低限に払う。残りは詠唱と制御と調整へ集中する。まだ火の矢は終わらないが、徐々に弱まりつつある。矢の数が足りない。) [Tue 24 Jul 2007 22:21:23][4]
◆オケアノス@傭兵隊 > (鼠の後ろに回った奇襲部隊の存在は、友軍の誰かに知らされているのだろうか? 少なくとも自分の所属する部隊には伝わっていないようだ。場所的にも友軍弓兵・魔術師の護衛に回っている為、大変残念ながら奇襲部隊へのフォローは出来ないだろう) っ――…!!! (燃える鼠と油に照らされ、前線の状況が見やすくなった気がした。 ――同時に、絶望感すら感じる鼠達の数も。 大きく振りかざされた死神の鎌を見たように感じた。だが、此処で臆病風に吹かれては―― 一昨日の惨劇を繰り返すだけだ。鳴りそうになる歯を食いしばり、友軍、敵軍入り混じる前線をにらんだ。 フォウル傭兵部隊の号令が聞こえる。――それに合わせて、前線を押し上げようと、自軍の指揮官も前進を命じた。泥を跳ね上げながら進まん!!!)――――っ! (が――…目の前に転がるラットマンの兵士に気がついた。自分に狙いを定めたらしい。 もちろん迎え撃つ! 振り下ろされるロングソードを左手に装備した盾で受け止め、上手くいくのならば、開いた胸めがけて、右手に装備した剣で突き刺さんと! しかし、盾越しの攻撃ゆえ、狙いは甘い) [Tue 24 Jul 2007 22:17:34]
◆クーン@制空隊 > (――右翼、左翼にても油壷が落ち、炎が上がる。爆撃を敢行した後は、班ごとに弓や飛び道具で上空から地上部隊を援護するのと、後方支援の部隊から弾薬を補給するのを交互に繰り返すよう命じてある。――火矢に混じり、カタパルトからだろう制空部隊が投げ落とすのとは別の油壷が舞い飛ぶのが見えた。…その傍ら、伝令を終えた使い魔が戻る。) …そうですか。 では引き続き現状維持。 それと…―――(鼠の弓兵隊の強襲は逃れたものの、被害はゼロではない。地上部隊より被害は少ないものの、人数の少なさゆえ少数の犠牲でさえ致命的だ。苦く口元を歪める、その脇腹へと) ―――――――。 …しくじりました。 (突き刺さる、鏃。部隊戦としてではなく、ただ単一を狙った鼠の一匹に気が緩んだか。 …ローブの裾を細長く裂き、脇腹を締め付けるようにきつく結ぶ。) ……続けます。 私はこの場で援護を続けますから、5班は焼夷弾の補給を。 (ばさり。翼から光る羽根を撒き散らす。ある程度意に従うそれを引き連れて、最前線にて脚をとられてか進軍に苦しむ部隊へと――) ……そんなに私が憎いというなら、的になってあげようじゃあありませんか。(再び、最前線の頭上を飛び越え―――眼下の鼠どもに炸裂する羽根の洗礼を浴びせかけてやる。) [Tue 24 Jul 2007 22:16:30][4]
◆フォウル@傭兵隊 > 与ダメージ【5】>部隊耐久力【3】 ( 目の前で刹那雨が降った。 否、制空隊による油壷の飛沫が散る。 目に入ったのか、押し寄せるラットマンの内数匹の動きが止まった ) この機を逃すなッ! 先陣隊は突撃、敵弓兵隊を目指せ――ッ! ( 直接敵部隊とぶつかる以上、ある程度の犠牲はやむを得ない。 ならば尚前進せよ、そのように部隊長の指示が飛ぶ。 盾を構えた傭兵を前列に並べ、ラットマンを押し退けながら前進しようとするが、随所で傷を負った人間の悲鳴が上がる。 ) [Tue 24 Jul 2007 22:04:09]
◆ラットマン・コロニー > ( それと同時に――。 ) ……! ( ラットマン弓兵隊のうちの一匹だけが、急に離脱した魔女隊を見て矢を放つのを止めた。そして何度も自分達を苦しめてきた「光る翼」を狙い、ぎりぎりと弓を引き絞り―― 放つ。部隊へのダメージは無いが、個人を狙った直接攻撃だッ! ) ( 同じく、爆風で転がり出たラットマンの兵士が一匹、オケアノス本人目掛け接近し、手にしたロングソードを振り下ろそうと! ) [Tue 24 Jul 2007 21:58:15][61]
◆ラットマン・コロニー > シャアアァァッ!! ( 魔女隊の眼下で鼠どもの悲鳴に混じり、好戦的な奇声が響く。そしてラットマンどもは次々に矢を放つが、それと同時に回避行動を取る魔女隊に届かず、矢は月夜に消えていった。傭兵隊の後方より炎の矢を放つ炎涼の部隊へも敵が迫るが、オケアノス隊及びフォウル隊に阻まれ、やはりラットマン軍団の攻撃は届かない。 ――ラットマンの一団がそれを見て、突然地面を猛烈な勢いで掘り始めた。柔らかい地面を掘り進み、ヴェイトス市軍の真っ只中に突然現れ攻撃しようというのだ! 【判定】このロールの乱数一桁が123ならばオケアノス隊に1のダメージ。456ならばフォウル隊に1のダメージ。789ならば、勘の鋭いラットマンが後方に現れ奇襲のチャンスを伺うバイ・チャンフォンの部隊に気づき、奇襲隊に1のダメージ!鼠軍の反撃が上手く行かなかったクーン隊、炎涼隊には軍隊としての攻撃は無い。土を掘り進むラットマンは、果たしてどの部隊を襲うのか! ) [Tue 24 Jul 2007 21:57:48][26]
◆バイ・チャンフォン@傭兵(奇襲)隊 > (その一群は、みな一様に黒かった。元々から狙っていたのか、それとも今回りこんだのかは分からないが、全員泥を手足、顔に塗りたくり、その服までも黒ずんでいた。)鼠、相手、こんなこと、する。・・・思いも、よらなかった。(全ては臭いを消すためである。本当はもっと早くに潜んでいたが、常に臨戦態勢な鼠に手を出しかねていた。・・・そこへ今回の攻撃。ひたすらに息を潜めて味方の攻撃の止むのを待つ。) [Tue 24 Jul 2007 21:53:52]
◆炎涼@魔術兼弓兵隊 > (弓兵隊の部隊長は指揮と言うより、沈黙を貫いた合図を出す。傭兵隊を突撃する前に発射せよ、乱闘してからでは巻き込んでしまう。盾を持ち、魔術隊と弓兵隊の護衛をする傭兵の姿が見える。心が強い、そう感じた。) (炎の魔術師も他の魔術師も刀剣を引き抜き、素人と丸分かりな構えを取る。当然だ、接近戦の経験が無い魔術師が多い。) ―――・・我、契約に従い 絆の契約に従え 偉大なる炎の覇王よ 来たれ 破滅の炎 破壊し尽くせる火精よ。 (傭兵隊と制空隊の狭間にある位置で、四十八の数だけの翼を持つ火蜥蜴が顕現化され飛び掛ける。周辺は赤い光で照らし、制空隊の視界を妨げないように制御・調整を繰り返す。)(多重の魔法魔獣の詠唱が開始され、制空隊の出番と離脱に呼応する。火に焼き焦がれた無数の矢は、傭兵隊を軽々と飛び越えてラットマンの巣へ降り掛からん。) [Tue 24 Jul 2007 21:49:46][78]
お知らせ > バイ・チャンフォン@奇襲隊さんが来ました。 『(コロニーの少し後方、何やら蠢く気配あり)』 [Tue 24 Jul 2007 21:48:57]
◆オケアノス@傭兵隊 > (夜目の効く男は、鼠達が陣形もどきを組んでいるのを見て、驚愕した。動物やモンスターとは違うということは分かっていたが、此処まで賢い――”考える事が出来る”相手だとは!) 人間相手と変わりませんねッ…!(毒づいて騎士団の紋章が刻まれたラージシールドと、片手剣を握りなおす。…何せ大剣は小回りがきく武器ではない。足場の悪いところでは、特に、だ。それに盾を装備した状況で振り回せるとも思わない。もしかしたら…他の大剣使いならば、うまく立ち回ることが出来るのかもしれないが――… ――この男には無理だ。 ) (友軍の火弾が前線ではじけた。同時に自分の傭兵部隊の号令がとんぶ。 自軍は友軍の防御に徹せよとの事。フォウル傭兵部隊が陣形を組み始めたのを見ての判断らしい。 敵弓兵の攻撃を弾く傍ら、火弾に弾き飛ばされ、自軍の真っ只中に転がってきた鼠の排除に努めよう。)( [Tue 24 Jul 2007 21:47:32]
◆クーン@制空隊 > 【与:6/耐:4】 ―――っ、離脱! (前線へと切り込み、油壺を投げつけると番えられた鼠の矢が放たれるのとほぼ同時、上空高くへと離脱し――火油に塗れた鼠の悲鳴と共に、足元を幾重にも矢が掠めていく。) [Tue 24 Jul 2007 21:41:21]
◆クーン@制空隊 > ―――待て。 (傭兵隊の頭上を越え、鼻先へと飛び出しかけたところで腕を広げ、引き連れた数名を押し留める。…小賢しいことに、陣形らしき隊列を組み、後衛には普段よりも数多くの弓兵が配置されているのが見えた。) ……なかなか、生意気な真似をします。 …伝令。 迂闊に飛び込まぬよう、地上部隊とよく協力し隙を見て投げ落とすように。(傍らに控えた黒馬へと託け、それが夜空へ消えていくのと同時――) …では、行きましょう。 いつまでも睨み合いをしていても埒があきません。(服の背は、とうに肌蹴てある。消耗を抑え閉じていた光翼を広げると、ひと飛びに最前線へと抜け―――前線にて隊列を整える傭兵隊へと飛び掛らんとした敵最前線へ、焼夷弾を投げ落とす。) [Tue 24 Jul 2007 21:39:35][26]
◆フォウル@傭兵隊 > ( 訂正:被害は通常戦闘の反撃のみでした。与ダメージ【5】>部隊耐久力【4】 ) [Tue 24 Jul 2007 21:32:13]
◆フォウル@傭兵隊 > 与ダメージ【5】>部隊耐久力【3】 ( 複数ある傭兵部隊の中、盾を手にした同僚の傭兵の姿が見えた。 生憎自分はと言えば、両手にそれぞれ装備して初めて意義をなす武器が得物なので折角の支給品を活かせていない。 ふと気がつけば、周りには盾を手にした傭兵が思いのほか多かった。 ) ok、適材適所テキザイテキショ――…っ! ( ラットマン軍の射撃を妨害するにも、まずは陣形を切り崩さなければならないだろう。 先陣を切った傭兵隊は隊列の組み直しを試みる ) [Tue 24 Jul 2007 21:30:06]
◆ラットマン・コロニー > ( ラットマンの奴らは前日のような奇襲を警戒していたのか、既に臨戦態勢のままヴェイトス軍を迎え撃っていた。昨日のように餌を食い漁っていたり子作りに励むようなラットマンの姿は無く、各々が武器を構え戦う姿勢を見せている。 ――それだけでは無い。生意気にも陣形のようなものを組んでいた。射程距離が短いながらも弓を手にしたラットマンの一団が、上空を飛び交う影を睨み一斉に矢を放つタイミングを計っている。自分たちの手の届かない所から一方的にやられるのが、いい加減厄介だと気づいたらしい。 ) ( 前線がぶつかりあった地点でも、ラットマン達は地形と身体能力をフルに活用し攻撃する! 【判定】次のターン、ラットマン軍団に攻撃を仕掛けた部隊の乱数の一桁目が「3」以下の場合、1のダメージを追加で受ける。 ) [Tue 24 Jul 2007 21:23:05]
◆炎涼@魔術兼弓兵隊 > (入室修正 傭兵隊の追い続け→傭兵隊を追い続け、背後に配置される。) [Tue 24 Jul 2007 21:21:24]
◆炎涼@魔術兼弓兵隊 > [部隊耐久力…【5】 敵側ダメージ…【0】] (人材的に少人数まで減らされた魔術対は、弓兵隊へ編入する形となり初手は遠距離から中距離の役割を背負う。) どうやら、そうみたいだねー・・。 (何気ない返事をし、後は部隊長の傍に居続ける。)(火の準備を、そして魔術を。)(弓兵隊の背中に張り付いた薄暗い火蜥蜴が、一人一人の目の前に宙に固定される。弓兵隊の全員は片手に弓を下に構え、もう片手は矢を構える。油に湿らせた布を絡ませて、だ。) 数多たる火蜥蜴よ、光の役割は終えた。次の役割は燃え盛る火となれ――。 (高らかに、静かに唱える。戦場は始まっている。) [Tue 24 Jul 2007 21:16:34]
◆オケアノス@傭兵隊 > ――――は 。 (同じ雷電からの傭兵別部隊が直ぐ傍に見えた。 近くを歩く少年傭兵――フォウルが、空へ向かって手を振るのを見て、同じく自分も空を見上げる。 箒にまたがった魔術師達が、飛んでいるのが見えた。 同時に――星空も。 ) 時間が許されるなら、のんびりと夕涼みでもしたいもんですけどね。 (皮肉混じりに呟きは、前線がぶつかる剣戟にかき消された。 其れを合図に盾を手に取り、体制を整える。 …… 自分の部隊の今日の役目は、敵狙撃兵の排除と、友軍の徹底護衛だからだ) [Tue 24 Jul 2007 21:11:41]
◆クーン@制空隊 > (―――眼下の傭兵たちのうち、手を振る者たちがいた。応えるように手を振り返し…――暗い夜空の中、火矢に照らされた中とは言え見えたかどうかは判らないが。) ―――…1班、2班は左翼に。 3班、4班は右翼に。 交戦最中の場所よりやや奥あたりを狙い、味方を巻き込まないように。 暗視のあるものは、巣穴を直接狙って下さい。 …残る5班は私と。 (2〜3人ずつに小分けした即席の部下に指示を下すと、箒の柄を握り下降を始め――と、) …ああ、それと。 先にも言ったとおり…――自分の命を最優先に。 死んでは意味がありません。邪魔ならその壷なんて、適当なところに投げ捨てて構いませんから。(では各自死なない程度に頑張ってください。軽く手を掲げ、己は前線にて鼠と切り結ぶ傭兵隊へと加勢に向かう。) [Tue 24 Jul 2007 21:11:22]
お知らせ > ラットマン・コロニーさんが入室されました。 『 戦闘が始まった。 』 [Tue 24 Jul 2007 21:07:29]
お知らせ > 炎涼@魔術兼弓兵隊さんが来ました。 『傭兵隊の追い続け――。』 [Tue 24 Jul 2007 21:06:38]
お知らせ > オケアノス@傭兵隊さんが入室されました。 『部隊耐久力【5】』 [Tue 24 Jul 2007 21:03:20]
◆フォウル@傭兵隊 > ――。( その「立っている」足場は酷いものだった。 泥でぬかるみ、重心を保とうにもふんばりが利かない。 滑りかけて足元を確認する度、ここが人間の領域じゃない事を思い知る。 ) 「だから」ココが連中の巣なのかー…っ。 ( ずる と、踏みしめた足がまた滑る。 上空を鮮やかに舞う飛行隊に向けて傭兵隊の何人かが軽く腕を挙げ、小僧もそれに倣った。 足場の悪さに苦戦する地上部隊にとって、彼女達の活躍がここでの戦況を大きく左右すると思われたからだ ) ( 一方的に簡単な挨拶を済ませ、改めて武器を握り締める。 前方にラットマンの波が押し寄せ、最前線同士がぶつかる―― ) [Tue 24 Jul 2007 21:01:27][85]
◆クーン > (相も変わらず、人とひとのようなものが、互いに潰し合っている。さながら木実のような人影を空高くより見下ろす己も、結局はそのうちの一人である。――赤く滲んだ腕脚に撒きついた包帯を隠すように、袖と裾の長いローブを纏った小さな魔女の背後には、その夜は幾人かの影が見え隠れしていた。…ほうぼうの部隊から勧誘してきた、空を飛ぶ能力を持つものたちである。何の間違いか歩兵隊に所属していたフェザリアンや、精霊など――寄せ集めの部隊ではあるが、人手があるには心強い。…各々、その手には焼夷弾に作り変えた油壺を抱え――号令の元、前線上空へと散っていく。) [Tue 24 Jul 2007 20:56:24]
お知らせ > クーンさんが入室されました。 『――前線、上空。』 [Tue 24 Jul 2007 20:51:31]
◆フォウル@傭兵隊 > ( 腐肉や幽霊じゃない、生きている「人間のようなもの」を初めて殺した時、その感触を一生忘れないと思った。 その晩は支給品の飯も喉を通らず、眠れずにただ膝を抱えて朝を待った。 ――あれから10日。 間近で浴びた返り血がどんなに生臭くとも腹は減るようになったし、内臓をブチまけながら死んでいくラットマンの断末魔が鼓膜の奥に残る事もなくなった。 そして今宵もまた、傭兵部隊の中の駒として骸を量産する為に立っている。 ) [Tue 24 Jul 2007 20:50:46]
お知らせ > フォウル@傭兵隊さんが入室されました。 『 部隊耐久力【5】』 [Tue 24 Jul 2007 20:45:33]
お知らせ > オケアノス@傭兵隊さんが退室されました。 『 【 耐0/与13+1=14】( この戦闘で傭兵部隊は半数以上が泥沼の中に消える)』 [Mon 23 Jul 2007 01:00:56]
お知らせ > クーンさんが退室されました。 『【4+9+4+7(能)+2(連携)=24+2/耐:→2】――退く兵達が全て、逃げ終える迄。』 [Mon 23 Jul 2007 01:00:46]
◆オケアノス@傭兵隊 > 【 耐0/与13】―――っ!!( ヒョゥ)(頬を弓矢が掠める。) 囮、の役目到来、ですかッ――!( 空の敵を打ち落とせない苛立ちを此方に向けてきたらしく、赤い小さな双眸と、己が視線と混じる。 その数は、一匹、二匹と増えてゆき―― 其れを察してくれたらしい指揮官が、撤退の合図が響き渡った。 同部隊の傭兵達を見回し、互いに目配せ――そして) [Mon 23 Jul 2007 00:58:27]
◆クーン > (―――伏兵として現れた部隊が撤退を始める。その向こうで、援護してくれていた部隊へと鼠たちが雪崩て、押しつぶされるのが見えた――) ……ここまでですか。 (退いていく伏兵隊が、潰えた部隊の鼠たちを殺いでくれるだろう。ならば己は――と、兵達の最後尾、殿代わりにと鼠との間に飛び降りて。) ―――――さて、残念ですが。 あなたたちくそ鼠どもは、ここで通行止めです。 (ば、と――舞い散った羽根の一枚一枚が、輝き、爆ぜて―――― か ッ ) [Mon 23 Jul 2007 00:57:10][74]
お知らせ > 五郎丸さんが退室されました。 『 戦いは撤退戦へと舞台を移して―――。 』 [Mon 23 Jul 2007 00:53:19]
◆五郎丸 > 【 耐久2 / 与10 】( 直ぐ様、墨色の小袖は泥と血と汚水にまみれた。 脚に食い付いて来た鼠の頭を太刀で叩き割る―――。 兵士達は誰一人として許容も慈悲もなく害虫達を薙ぎ倒していった。 ) 撤退の号令……―――。 ( 朽ち木に脚を着くと鼠に噛まれた部分が鋭く痛む。 痛みが侍の昂揚した心を鎮める効果になったのか、朽ちた木を蹴ると号令に従う。 どうやら後方で苦戦している部隊を援護しつつ撤退らしい、全軍が攻撃から一転―――退却へと。 オケアノスのいる傭兵隊へと戻って来る民兵達。 ) [Mon 23 Jul 2007 00:52:28]
◆オケアノス@傭兵隊 > 【 耐2/与12】(エースアタッカーは、間違いなく空を舞う者達だろう。ならば、それらが動きやすいように場所を作るのが、この戦場での己の役目か――…正直この足場では、走るのも辛い。 泥水の重さや、不快さは戦意を確実に殺いでいく。) ―――――そうか。(後々隊長に提案でもしておこう。実行できるのも明日以降。だが、今は―――空の友軍を守ること。それと、彼らが殺し損ねた鼠を確実に殺す事。) 盾の装備は急務です、かっ!(転がってきた火鼠の頭を叩き潰し) [Mon 23 Jul 2007 00:42:39][11]
◆クーン > (――ふと、見やった先に足場に囚われず、空を舞う人影を見つけた。…そうか、己以外にも空を飛ぶ術を持つ者が居たとて、不思議ではない。それを一つの選択肢として胸に刻みつつ――) ―――そう、たかが鼠。 所詮、鼠。 ひとのちからに適うようなものではない! (中空にて輩の部隊を鼓舞し、飛び掛る鼠を叩き落す。――戦線は混ざりだし、疲弊の度合いを測ると…頃合を計らい、再びその翼から羽根を撒く。 ―――ばさり、と羽ばたくたびに羽根の一枚一枚が戦場へと舞い落ちる。) [Mon 23 Jul 2007 00:34:25]
◆五郎丸 > 【 耐3 / 与7 】( 皆、話には高名なギルド長が来ていると聞き及んで居たのだろう。 そのギルド長と上空を飛ぶ天使の如き容貌の少女と結び付けられる者は果たして何人いたか。 だが、幼さの残る声の激励に幾人もの兵士が呼応し、雄叫びを上げる。 不安を押し潰されぬよう、勇気を振り絞るように。 ) 害虫共に目に物をッ! ( 侍も、先んじて翼を広げ宙を舞う。 足場の悪い場所に於いては少しは己の翼も役に立つらしい。 ならば、自らが前にガムシャラに前へと剣を振るい、槍を突き刺さんと。 ) [Mon 23 Jul 2007 00:29:16][93]
◆オケアノス@傭兵隊 > 【 耐3/与9】(空からの攻撃が、どれくらい有効かは、この戦場を見れば分かるだろう。いかに泳ぎが上手い鼠とて、沼地の中にいるには変わらぬのだ。 ―― 火種の直撃を食らった鼠はいわずもがな。油を引っかぶった鼠は弱ったところを歩兵に始末される。 そして) ―――!!! (追撃の魔術――だろうか。効果は先程の火油とは比べ物にならない程。 一瞬呆気にとられるも、指揮官の咆哮を聞いて、自然と体が動いた。 号令―― 此方の傭兵部隊に下された命令は、先陣の補佐 。敵弓兵の除去。 盾を手にした傭兵達は、先陣の後方に回り込もうとした鼠の排除と、敵弓兵の排除へと回ろう。) [Mon 23 Jul 2007 00:19:41][73]
◆クーン > (抵抗は――矢張り、厳しい。鼠どもも生きている以上、死にたくはない。当然だ。然し…それは、此方も同じ事。嫌になるほどの生存競争。 ――開けた湿地を再び前進し始める一軍の横へとつけると、一匹の鼠を切り伏せた真横から襲われんとした兵士の傍ら、障壁を張り数匹の纏めて鼠を弾き返す。 翻って、手負いの兵へと喰い付こうとした鼠の頭を鷲掴み、力或る言葉を呟き爆砕する。) ―――たかだか鼠如きが何をするものか! さあ、人里へとのこのこ降りてきた害獣風情に愚かな鼠の末路がどのようなものか、身の程を教えてやりなさい! (叫び声と断末魔に負けぬよう、声を絞り叫ぶ。度重なる術の行使でふらつく身体を支え、さも、鼠など百匹纏めて薙ぎ払えるような顔をして。…一人で戦うには限りがある。本職では無いにせよ、多少なりと士気が上がれば良い。) [Mon 23 Jul 2007 00:15:21]
◆五郎丸 > 【 耐4 / 与2 】( 突撃した一軍は、死に物狂いの抵抗に遭い進軍が鈍る。 矢張り、沼地では脚をとられ思うように進めない。 ) この儘では……。 ( 刹那、眼前の鼠達に降り注ぐ羽根。 幻想的と言えるその光景は……眩い光と共に爆ぜた。 文字通り道が開けた瞬間。 ) す、凄い。 ( 後方では、更に援軍もやって来てくれたようで。 前後の憂いが無くなれば指揮官より、再度突撃の号令が飛ばされる。 ) [Mon 23 Jul 2007 00:06:04][75]
◆オケアノス > (部隊耐久力5)(足場の悪い抜かるんだ土地で、エースアタッカーには成りえないと思っている。 …少なくとも、自分の手腕では無理だ。 鉄板と変わらぬバスタードソードを背中に背負った自分が出来る事は――― ) ―――― ハッ!! (死に掛けに止めを刺すくらいだ。 油を背負って逃げ惑う鼠は、「殺してください」と叫んでいるようなものだ。 転げまわる鼠の背に一太刀浴びせんと、泥水を跳ね上げながら走った) [Sun 22 Jul 2007 23:56:01][99]
◆クーン > (燃盛る油を浴び、のた打ち回る鼠を踏み越えるようにして伏していた兵の一団が鼠の一角を切り裂いていく――伏兵の存在までは知らなかったが、…都合が良い。 引き続きに使い魔へ命じ、突撃する侍たちの一群の両脇の隙を補うように榴弾を投げ落とさせていく。――それから、己は服の背を開く。 この期に及んで人目を気にしている余裕も無いだろう。 ばさり――と、解放された翼を広げて。 舞い落ちる羽根が、兵たちの目前に立ち塞がる鼠の一群を切り拓くよう、一直線に列を成して爆ぜる―――。) [Sun 22 Jul 2007 23:52:19][79]
お知らせ > オケアノスさんが来ました。 『(沼地における歩兵の役目はなんだろう。傭兵部隊の一人、チャリオット=オケアノスが出来る事)』 [Sun 22 Jul 2007 23:50:47]
◆五郎丸 > 【 耐5 】( その爆撃音が合図となって、草むらに隠れていた伏兵が姿を表した。 ) 今ですッ―――。 ( 如何に知能の高い鼠だろうと、大空までは飛べやしない。 遮蔽物の少ない湖畔や沼地ならば尚の事空からの攻撃は効果的だろう。 爆発により鼠達の浮き足だった所へと殺到する軍勢。 侍も抜刀し、ぬかるんだ足場を駆ける。 【連携発動】 ) [Sun 22 Jul 2007 23:44:42][42]
お知らせ > 五郎丸さんが来ました。 『 その爆撃に呼応して。 』 [Sun 22 Jul 2007 23:40:13]
◆クーン > 【与:4/耐:5→4】 (…地表すれすれで爆ぜた油壺の中身は、計算通り這い廻る鼠どもに浴びせかかったようだ。――地表が燃え辛いのなら、鼠どもを直接燃やしてやれば良い。爆ぜた壷の中身、端的に言えば「燃え盛る油」なら、そう簡単に水気で消えることもなかろう。) …――焼け石に水も良い所ですがね。(そう数の用意できるものでもなし、できたところで個人では携帯するにかさばるし。…幾らかのみ用意した榴弾の残りは使い魔に任せ――飛来する矢やら礫やらから身を逸らす。――荒涼の大地とは違い、何しろ数が多い。一つ一つならそれほどの脅威でもない投擲物が、腕と言わず脚と言わずを掠めていく――。) [Sun 22 Jul 2007 23:37:27]
◆クーン > (――帰還した魔女たちの置いていった正体不明の薬品の数々は、とうに底を尽いた。指揮するべき兵も投げ落とすべき薬も無く―――仕方なく、その場凌ぎでどうにかすることにした。…カタパルトで投げる油壺――着火のし辛い湿地では役に立たぬそれに、火薬やら粉やらを適度に混ぜ込んだ、言わば即席の榴弾である。括り付けた導火線に火を点し、タイミングを計り――落とす。) [Sun 22 Jul 2007 23:26:54][94]
◆クーン > (相も変わらず、鼠どもと兵たちの戦いは続いている。) [Sun 22 Jul 2007 23:22:54]
お知らせ > クーンさんが入室されました。 『―――上空。』 [Sun 22 Jul 2007 23:22:22]
お知らせ > フォウル@傭兵隊さんが帰りました。 『与ダメージ【12】+補正値【3】=15 /部隊耐久力【2】』 [Sun 22 Jul 2007 22:03:41]
◆フォウル@傭兵隊 > 与ダメージ【7】>部隊耐久力【2】 ( ――そして崩壊する前線。 否、「どこもかしこもが」前線になった ) [Sun 22 Jul 2007 22:01:20]
◆フォウル@傭兵隊 > ( 鼠の目が笑っているように見えた。 ) 敵襲ッ! 伏兵の、鼠が、接近ッ――!! ( 叫ぼうとして息を吸い込んだ瞬間、より後背で報告の声が響いた。 次いで水面を突き破り、幾つも幾つも鼠人間の上半身が浮き上がり―― ) [Sun 22 Jul 2007 21:59:31][67]
◆フォウル@傭兵隊 > ( また、ぞろ と今度は大きく湖水が揺れた。 ) ――――… ( ――また水草か。 うだる湿気に滴る汗もそのままに、舌打ち混じりに見えない水底へと視線を投げると、 ) …………!! [Sun 22 Jul 2007 21:54:51]
◆フォウル@傭兵隊 > 与ダメージ【5】>部隊耐久力【3】 ――。 ( ぬるい湖水の中、漂う水草が服の上から脛をぞろりと撫でる。 その度に慌てて足元を覗き込み、水死体の指じみた藻と知って息をつく、その繰り返し。 Destroy them all!&泊燗烽ナ巻き起こる戦の声に鼓膜を叩かれては、そこまで血に酔いきれない素面ぶりを自覚するけども。 ) ( 敵か味方か両方かが水没する音 ) もどかしィー… ( なまじ見るだけ、聞くだけなのが余計に歯痒い。 すっかり水を吸い込んだブーツの中で足の指をきつく曲げ、乏しい灯りへと目を凝らす。 号令はまだか。 ) [Sun 22 Jul 2007 21:50:14]
◆フォウル@傭兵隊 > 与ダメージ【0】>部隊耐久力【4】 ( 不慣れな水辺での戦闘、加えて部隊は再編直後といった要因が重なり、複数ある部隊の中この傭兵隊は今回縦長の陣形を取っていた。 不利な水中では体力の消耗が激しい事もあり、一度に投入する人数を減らしてまめに交代を取る目的のようだ。 ――引き気味の作戦が図に当たるかどうかは下っ端には分からない。 今はただ、膝までを水に沈めながら最前線を伺うのと突撃の号令を待つだけ。 ) [Sun 22 Jul 2007 21:37:20][75]
◆フォウル@傭兵隊 > 部隊耐久力【5】 ( 聞けばこの近辺に敵の巣があると言う。 豊富な水源は確かにコロニーの基盤としてうってつけなのかもしれない。 とすると、蟻の巣に別種の蟻を放り込んでみた時と一緒で今頃コロニー内部では押し寄せた「外敵」への敵意が剥き出しにされているのだろうか。 前線が進み湖畔においては、今度はこちらが侵略者の立場だ。 ) ――始まった。 ( 数メートル先で刃物同士が火花を散らすのが見えた ) [Sun 22 Jul 2007 21:27:13][30]
◆フォウル@傭兵隊 > ( 全部隊は北西へ進め――部隊長からそのような指示があった。 錯綜する情報を総合したところ、どうやら荒涼の大地まで進軍していた鼠は何とか殲滅できたらしい。 情報網は理路整然としたものだったかもしれないが、小難しい話は苦手でよく理解できていなかった。 ともあれ、早朝から移動を開始して今に至る ) [Sun 22 Jul 2007 21:20:06]
お知らせ > フォウル@傭兵隊さんが来ました。 『( 盤上を駒は進む )』 [Sun 22 Jul 2007 21:15:22]
お知らせ > レイ・シェリダン@義勇兵さんが退室されました。 『与ダメ18+6=24』 [Sat 21 Jul 2007 23:44:54]
◆レイ・シェリダン@義勇兵 > (部隊耐久[2]ダメージ[18])(あらかた打ちのめせば撤退の声が響く。荒涼の大地で学んだ事はネズミだけでなく人間にも活かされ…各々が何度もくり返し確実にダメージを与えていく事を目的として、深追いせずそれぞれの隊で波状攻撃していくそんな作戦が浸透しているようで)・・・こいつは、返してやるぜ(水中に逃げたネズミに足元に転がっている首のないネズミの死体をぶつけてやって撤退する) [Sat 21 Jul 2007 23:44:23]
◆レイ・シェリダン@義勇兵 > (部隊耐久[3]ダメージ[10])(「深追いするなっ!」とそんな声が響く、その言葉もむなしく水中まで追いかけていった人間は逆にねずみたちに取り囲まれ、ナイフの餌食にされた)ち・・・っ! きりがねぇな、本当に、よ・・・っ(水中に逃げられたのも叩いておきたいが、それよりも今は殺せるところから殺しておくしかなく…それもまだたっぷりいるのだから、本当にきりがない。これでここから先を進んだらどれだけいるのやら)・・・いるだけ全部ぶっ殺すまでだけどなっ(一瞬頭をよぎった考えを振り払って、とりあえず目の前の大量のネズミ達を片付けていこう、まだまだ十分すぎるほど数がいるのだから) [Sat 21 Jul 2007 23:39:01][18]
◆レイ・シェリダン@義勇兵 > (部隊耐久[4]ダメージ[2])(運の悪いネズミの首が跳ね飛び、そこから人間が雪崩れ込むように襲い掛かる…数はあちらが多くても、武器と力は人間の方が上回るか。人間の一団が手当たり次第ネズミを刈り取り水辺を赤く染めながら…)さぁ、てめぇら全部ぶっ殺してやるぜ・・・っ!(敵に笑みを向け…真っ二つに脳天から竿斧で打ち抜いて…酷く残酷な光景を作り出しながら) [Sat 21 Jul 2007 23:30:50][68]
◆レイ・シェリダン@義勇兵 > (部隊耐久力[5]ダメージ[0])(「いくぞ」の声に軽く頷いて身構えて…どれだけここにネズミ達がいるのか数える気にもならないし、こうしている間にどんどん増えていくのだろうし)…取り敢えず、根絶やしにするっきゃねぇわな(見かけ次第打ちのめし、恐怖を与え、勝てない事を覚えこませてやる必要がある。最初に徹底的にやってやった方がここでも有利に闘えるだろうと)先に行くぜ・・・っ!(先陣を切る、足元を水飛沫に濡らしながら駆け出して・・・一気に竿斧を振るう) [Sat 21 Jul 2007 23:25:47][62]
◆レイ・シェリダン@義勇兵 > (確かに滑りやすい。長柄武器を振るっている最中に足を取られるのは困ると思いながら…色々な人間が各々武器を持って集った義勇兵団についていく)…皮鎧で良かったと言うべきか、な(それでも水中ではネズミの方が早いだろうし、何より竿斧は腕だけの力で振るのはさすがに困難だ) [Sat 21 Jul 2007 23:18:37]
お知らせ > レイ・シェリダン@義勇兵さんが来ました。 『一歩一歩、確かめる様に足を踏みしめ…』 [Sat 21 Jul 2007 23:13:58]
お知らせ > ソレディー@ヴェイトス市軍さんが帰りました。 『(部隊耐久力【2】:与ダメージ【17】+【特技1】)』 [Sat 21 Jul 2007 07:57:19]
◆ソレディー@ヴェイトス市軍 > ( 生き残った娘の弓は折れ、防具は傷ついていた。 そのおかげで身体は無事だけれど。 戦い方が目障りだったのか、鼠達に狙われたのだ ) ( ラットマン・エースのことを、また思い出す。 あいつは、弱いものから殺していくのではなく、より仲間に被害を与えている=強いカタパルトを狙って来た ) ( 昨夜、鼠の死体を片付けていた時の事を思い出す。 転がした鼠から、握っていた軍刀が零れ落ちた。 この軍隊のものだった ) ( 獣は弱い者から狙う。 獣は己と牙と爪で戦うもので、道具は用いない。 やはり、あの鼠達は――― ) ( 『 DIE !! 』 聞き取りにくいその声が、鮮やかに耳から離れなかった ) [Sat 21 Jul 2007 07:56:02]
◆ソレディー@ヴェイトス市軍 > (部隊耐久力【2】:与ダメージ【17】) ( 際どい攻防が続いたが、鼠の数もさほど多くはなかったらしい。 何人も殺され、その死体を収容できず喰われたろうけれど、部隊として数の上では特に大きな被害を出すことは無く、撤退に成功した。 その後はキャンプの設営に適した場所を後方で探して、待機することになる ) [Sat 21 Jul 2007 07:50:24]
◆ソレディー@ヴェイトス市軍 > (部隊耐久力【3】:与ダメージ【11】) ( 飛び込んでくる鼠達を、逆に確実に仕留めていられたのも束の間。 悪い足場、突然の状況に部隊は腰が引けて、早くも戦線は膠着状態に陥った。 やはり躊躇いも無く襲い掛かってくる鼠達を防ぐ一方で、じわじわと被害が拡大する。 撤退の合図が鳴る中で、娘も余計な考えは無く、一心に矢を放った ) ( 荒野より戦い難いと警告されている戦場だけれど、鼠達が一塊になってうごめく何かにしか見えない状況よりも、こちらの方がよほどしっくり来る。 後衛としては近付き過ぎている微妙な距離は、前衛に保たれてどうにか維持しているものだとしても。 前衛がいなくたって、狩人なら時に経験する距離だ。 もっともその多くは一対一。 一対多で襲われて、生き残れる人間はそういないけど ) ( 荒野とは逆に、戸惑っている射手隊の中にあって娘は冷静だった ) [Sat 21 Jul 2007 07:41:17][56]
◆ソレディー@ヴェイトス市軍 > (部隊耐久力【4】:与ダメージ【8】) ( 比較的進み易い道は馬車に譲って、大部分の歩兵はそろそろ足を水につけていた。 蟲などにやられないようにと口をすっぱくして言っていた甲斐もあってか、それですぐにトラブルが生じる事はなかったけれど。 もっと直接的にトラブルはやって来る ) ―――待って… 待って、だめ、まずいよっ! ( この土地に慣れている娘と、他勘の良い戦士達が注意を促すのとほぼ同時。 それを待っていたかのように水面が揺れて、赤い瞳がいくつも飛び出してきた ) ( 際どいところで身構える程度のことは出来ていた部隊。 数で勝っても質では劣る鼠達の奇襲をどうにかかわすけれど、半ば包囲されかかっている ) [Sat 21 Jul 2007 07:30:11][23]
◆ソレディー@ヴェイトス市軍 > ( あまり言葉遣いをわきまえていない娘にも、射手隊の隊長は慣れたもので一瞥するだけ。 『黙って歩け』 ぶっきらぼうにそれだけ言って、取り合わない。 ―――実際先遣隊を指揮している部隊長が他に居て、民兵を任される程度の小隊長に進言できることは多くないし、その進言の元がヴェイティアンとあっては別の問題すら引き起こし兼ねないから他にしようもないのだけれど。 娘の方は、微妙に遠慮した風な声音になりながらもお構い無しに続けている ) ―――精霊の泉だよ〜? 迷わされないかなー… ( 『やつらがそこに集まっている。俺達だけ迷わされる道理は無い。聞いてなかったのか?』 ) …ラットマンは… 『食べたい』 んだよねー。 でも、みんなラットマンを食べないでしょ〜? 殺したいだけだと、どうかなー… ( 精霊の泉周辺には争いの起こり難い何らかの力が働いているというのは、それなりに知られている話か。 曰く迷わされる。 曰くそんな気が失せる。 地元に暮らしている娘には、確証などないけれど実感もあった。 食物連鎖は存在するが、争いはなかなか起こらない。 そもそも凶暴性の強い生き物が近寄らないという印象もあるから、やはりラットマンの大群が集結しているとなると、何らかの異常事態であるには違いないと思うものの。 引いたラットマンを追撃に出た市軍のそれは、ラットマンがいずれ決着をつけなければならない相手であったとしても、食物連鎖のような自然なものとは、違う気がする ) ―――ねぇー? ( 『黙ってろ。そんなことは、作戦部でしっかり考えてるだろうさ』 ) ( ぽつぽつと話をして、あしらわれて。 不服そうに口を噤む頃には、もう周りはすっかり湿地だ。 そして、娘の危惧することを確認するよりも早く事態は動く ) [Sat 21 Jul 2007 07:21:13][98]
◆ソレディー@ヴェイトス市軍 > ( 気付けば大挙して押し寄せていた鼠達は荒野から消えていて、それで手打ちかと思いきや、軍はすぐに追撃すべく行動を開始した。 その時、娘の配属されていた部隊はたまたま人員の補充と言うか再編成を終えたところで、物資の状態もそれなりに整っていて。 先遣隊に随行して常世の森を目指している ) ( 乾いた荒野は次第に緑を覗かせて、部隊は湿地に入った。 ここまで来れば、精霊の泉もそう遠くない。 ―――昨日までの猛攻もあって、伏兵でも潜んでいるのではないかと緊張していた部隊も、空がすっかり明るくなる頃には適度に力が抜けている。 そんな中で、正規軍から貸与された革鎧を着たヴェイティアンの娘は、そっと隊長の袖を引いた ) ―――このまま進んで、いいのかなー…? [Sat 21 Jul 2007 07:03:46]
◆ソレディー@ヴェイトス市軍 > ( 我が家まではまだだいぶ距離があるけれど、白んだ空の下、眼前にこんもりと広がる森を見ると、自然とそう思う。 軍隊を伴って戦いのために進んでいる、こんな形だと言うのに妙な話だけれど、街やキャンプよりも荒野、荒野よりも森が、娘にとっては心安らぐだから ) ( 戦力の高い人員を集めた部隊ならばともかく、基本的に義勇兵の扱いは正規兵の小間使いだ。 いるといないのとでは勿論違うけれど、単独で戦えるわけもなし、『捨て駒』 としてでなければ最前線に先行させられるような事はあまりない。 鼠相手ではまた違ってきそうであるものの、何事も出足が肝心であれば、最前線に送り込まれるとしてもそれは後からだ。 娘の配属されていた部隊は、間が悪かった ) [Sat 21 Jul 2007 06:15:10]
お知らせ > ソレディー@ヴェイトス市軍さんが入室されました。 『( 帰って来た )』 [Sat 21 Jul 2007 06:02:24]
お知らせ > クーンさんが退室されました。 『【与:3+9+6+7(能力補正)=25/耐:5→1】』 [Sat 21 Jul 2007 00:15:27]
◆クーン > (―――ほんの僅かな間だけ、何かの爆ぜる音と鼠の悲鳴とが響いた。) [Sat 21 Jul 2007 00:14:13]
◆クーン > (―――――――――) [Sat 21 Jul 2007 00:13:35][96]
◆クーン > (――――――) [Sat 21 Jul 2007 00:13:30][99]
◆クーン > (―――) [Sat 21 Jul 2007 00:13:23][93]
◆クーン > 私個人の力では、大した時間稼ぎにもならないでしょうが――――まぁ、無いよりまし、という奴です。(柄でもない、とは自分でも思うが―――脳裏に、あの夜、潰走する輩を背に、鼠の群へと飛び込んでいった幾人かの影がよぎる。――ああ、本当に柄でもない。自嘲的な笑みを浮かべ、それからぎ、と汚らわしい鼠どもを睨み付けた。) ――――では、僅かな間ですがお付き合い下さい、このくそ鼠ども。 [Sat 21 Jul 2007 00:12:56]
◆クーン > (……荒涼の大地での戦いは未だ終わったばかりで、崩壊した部隊の再編や怪我人の搬送、補給、更には汚染を防ぐための死体の処理など、到底望むべくもない。 その上、湿地帯や沼地の広がるこれからの戦場では、更なる苦戦を強いられることは間違いない。――得に、半ば水場と化したこの場では。) ………今はまだ、貴方がたに迫って来られると、困るんですよ。(どうせ、誰も見てはいまい。――遠慮なく背から光の翼を広げると、自らの力で空へと浮かびながら手の中でくるりと箒を回す。) [Sat 21 Jul 2007 00:09:28]
◆クーン > ―――気が、遠くなりますね。(眼下に広がるは、鼠、鼠、鼠――暮れなずんだ闇夜の中に犇き、動く影。鼠たちの群。 あれだけの犠牲を払い、やっとの思いで駆逐した鼠たちが、まるでそっくりそのまま蘇ったかのように、目前へと迫る。) ………さて。(溜息と共に肩を落とし、少しずつ高度を落とす。) [Sat 21 Jul 2007 00:06:38]
◆クーン > (各々の部隊から報告される撃墜の数を総合すると、市側が想定した鼠達の個体数を上回るらしい。であれば、予測されていた侵攻期間である一週間を待たず、幾許かの余裕を持ってあの薄汚い獣どもの駆逐できたことになる。) ――――と、なれば。(想定されている次の戦場…――つまりは、常世の森より沸いて出ていると思われる鼠どもの進路としては、このあたりか。と…―― 一足先に覗き見てみれば。) これは、また――― [Sat 21 Jul 2007 00:04:35]
◆クーン > (―――荒涼の大地に蔓延った鼠たちは、あらかた駆逐されたようだ。) [Sat 21 Jul 2007 00:01:19]
お知らせ > クーンさんが来ました。 『―――水辺。』 [Sat 21 Jul 2007 00:00:16]
お知らせ > ソレディーさんが退室されました。 『( 喰い散らかされてできた道を、仇を追って往く )』 [Sun 15 Jul 2007 04:20:53]
◆ソレディー > ( 父の亡骸を守れないことだけが、心残りだけど。 することがあったから、しかたない。 籠を作る材料で覆いを作って、死に顔に暫しの別れを告げた ) ( 争いが起き難いとされる精霊の泉にも、食物連鎖はある。 あるいは、より強大な力の前にはその結界にも綻びができたか。 ただ、娘はそれを生存競争だと考えていた。 『戦争』 という言葉を知っていても、都市生活者が理解するようには、その言葉の規模を理解していない。 個人で相手をできるわけもなく、街の人と協力するのかと漠然とは考えていたものの… ただの狩りとは違うことを、この時ははっきりと意識できていなかった ) [Sun 15 Jul 2007 04:19:02]
◆ソレディー > ( 地面にしっかりと突き立てられた剣は、触れたくらいでは微動だにしない。 やや及び腰で、少しずつ力を入れて… 引き抜いて、その重量に驚いた。 金属製でその大きさと考えれば自然な重さ。 けれど、こんなものをどうやって振り回すと言うのか。 戸惑いは強くなる一方で、さっさと家の中に運び入れ、血を拭って床に放り出しておいた。 …今は、見たくない… ) ( 数匹の鼠が家の中にも入り込んだのだろう。 父がゆっくり食事をする暇は与えなかったようで、保存食が散乱しているものの、全く無事なのもいくらかはあった。 しばらくは狩りに出ないでも食べられる。 父の亡骸を守って… 後の事は後で考えよう。 今は早く眠りたい ) ( 寝巻着に手をかけて、止めた ) ( ―――鼠達は、どこを目指していたのだろう ) ( 帯状に荒らされた森は、父が狩った鼠がほんの一部でしかないことを物語っている。 今の今まで自分のことで手一杯で考えもしなかったが… 家が襲われた。 結局何だかんだで訪ねられていないリヒャルトの家がどこにあるのか詳しいことは知らないが、彼は無事だろうか… ) ( あの鼠達は人里を目指しているのではないのか ) ( 幸いとは言えないが、どちらへ向かったのかは一目で分かる。 あまりの規模の大きさに、天災にでもあったような気でいたけれど… 父はあの獣に殺された。 父を殺した獣を追えるのに、なぜ追わないのか ) ( 衣装棚の母の段から、狩り装束を引っ張り出した。 少し大きいけど、ベルトを締めれば自分にも着られる ) ( 荒らされたものを屋内に入れただけの雑然とした部屋で、必要な物はすぐに全て見つかった。 狩りの仕度を整えて、弓の弦を張り替え、ありったけの矢を持った ) ( 復讐だ、と… 特にそう考えたわけじゃない。 街が襲われようとしているのなら少しでも助けになれれば、と… そんな風に考えるには、自分はよそ者だ。 これも、ただそうするのが当然のこととして、すること。 親は子を守る。 子が親を守ることだってある。 その命がもう助からずとも、奪った相手が目の届く範囲にいるというのに、敵を見過ごすことはない ) ( 喰えないものを獲ることはないけれど、それが害をなす敵なら ) [Sun 15 Jul 2007 03:57:58]
◆ソレディー > ( 全身を丹念に洗って、それが済んでも、ぼんやりと湖の中に立ち尽くしていた。 もう蒸すくらいなのに冷えてきた体に、ようやく岸へ上がる気になる。 のろのろと体を拭って、着替えを持って来忘れていることに気がついた。 弓と矢筒と短刀と、脱いだ狩りの装束が置かれているだけ。 これを、洗いもせずにそのまま着るわけにはいかない ) ( 父もリヒャルトと同様、自分が涼しい格好をしていると注意した。 別に見せびらかすものではないけれど、必要があって脱いで、見えてしまう分にはしかたない、気にしなくていいことだと思うのに… そういうことではないらしい ) ( しまったなーと居心地悪そうにして… でも、もう一人きり。 本当に気にしなくてもよくなったのだと思うと、無性に寂しくなった ) ( それだけは手放さない、弓と矢筒を拾い上げて、半壊した家へと向かう。 その途中、星明りに煌く物に目を向けた ) ( 父がそれで戦った、立派な長剣。 こんな物が家にあることも、父がそれを扱えることも知らなかったが、大きさを見ればそれがおばけ鼠の武器でないことは一目瞭然だ ) ( 父の昔の話を知らない。 母とどうして出会い、ここに二人でいたのかを知らない。 それは、別に知らなくてもいいことだと思っていた。 人と人との関係を見たことなんて数えるほどしかなく、夫婦の関係がどうであったかなんてはっきりとは分からないものの… 知っている両親はいつだって、幸せそうだったから。 それだけでよかったから ) ( けれど 『こんなもの』 が出て来て始めて、聞くのが怖かったというのもあるのだと認めざるをえなくなる。 ヴェイティアンとホワイティア、訳ありでないわけが、ないのだから。 聞きたいと思う。 しなくて良さそうな遠慮をしないで、そう願えば、怖いことじゃない。 幸せそうにしていたからこそ、二人はどうして出会ったのか、どうして一緒になったのか… それなのに、母も父も、もういない ) ( これは戦いの道具だ。 狩りとは違う、戦争の道具。 何となく触れ難くてそのままにしていた長剣の柄に手をかけた。 このままにしておくわけにも、いくまい ) [Sun 15 Jul 2007 03:15:50]
◆ソレディー > ( 全身を水に冷やされて、ようやく地に足の着いていないような感覚から解放されつつあった。 精霊の泉へと少しだけ張り出した岬… 二つになった墓の方を見つめて、半壊したあばら家を見つめて… 何が起こったのかと、漠然と考える ) ( あの悪食な鼠達は、どういう訳か一斉に森を出たのだろう。 自分達の活動する範囲よりも、更に常世の森深部に属する種族。 縄張り争いに負けたのかもしれないし、食べ物が尽きたのかも、あるいは、口減らしかもしれない。 …帯状に荒らされた森は、どこかを目指して移動していたようだけど… 中心部から少し外れていた一団が、家を見つけたのだろう。 そこまでは分かる ) ( ただ、そんな時に限って近くの村までお酒を求めに行かず家に居た父は、自分の知っている弓と短刀ではなく、見たこともない長剣で鼠達と戦った ) ( 逃げればいいのに、それをせず。 鼠達を追い払いはしたものの、その後自らも命を落とした ) ( すっかり言葉少なになってしまった父が何を思っていたのか。 それを知るような遺言は無く、その死に顔は、やや苦しそうであっただけ。 もちろん満足そうではなかったし、かと言ってどこまでも無念そうということもない。 寝苦しい夜の寝顔、それ以上の事は感じられなかった ) ( もっと話したいことがあった。 母のことしか考えられないなら、その話でもいい、聞きたいことがたくさんある。 それに物知りだった父の知っていることの半分も、自分は物を知らないだろう。 これからは、一人きりだ ) [Sun 15 Jul 2007 02:25:42]
◆ソレディー > ( 父を火葬にしたわけではなく、木組みの上でぞんざいに積み重ねられて燃えているのは、父が狩ったらしいおばけ鼠の死骸だ。 鼠達は粗悪な武器を扱う程度の知能を持っていたようだけど、実際に動いているところを見ていない娘にはやはり獣という認識の方が強い。 本来なら、皮や骨、肉などを利用せずに棄てるなどというのは、それが父を殺した獣であっても考えられない事だけど、鼠達の発する悪臭がごく自然にそうさせた ) ( 父の亡骸は、母の時と同じく風葬だ。 土を掘った寝床に綺麗にして寝かせて、毛布のように草を被せ、埋めないまま地にかえるのを待つ。 墓標を立てるのは、そこに亡骸があるという事が分からなくなってしまってからだ。 風にさらわれないように、獣や鳥に荒らされないように注意するものの、腐敗して虫に喰われる様を見ているというのは、都市部ではあまり見ない埋葬法かもしれない。 なんとなくは知っているけれど、特別なことをしているという意識はなく、一日かけて当たり前のようにそれをした ) ( もう元のように静謐な空気を取り戻している湖で、おばけ鼠を運んだ体を丁寧に洗う。 父の血まで一緒に流れてしまうのが少し寂しいけれど、仕方ない ) [Sun 15 Jul 2007 02:04:27]
お知らせ > ソレディーさんが入室されました。 『( 夜空に煙が昇る )』 [Sun 15 Jul 2007 01:41:45]
お知らせ > ソレディーさんが帰りました。 『( ある戦争の、片隅で )』 [Sat 14 Jul 2007 08:57:51]
◆ソレディー > ( 最後に交わした言葉は何だっけ。 いってきますを言った時、父さんは寝ていたと思う。 その前の晩に、おやすみなさいと言ったのが最後か――― いや、名前を呼んでくれたんだ。 最後に口にするのなら、母の名前が良かったろうに ) ( 暫く気を失っていたのかもしれない。 失う直前にそう考えたのか、目覚める間際にそう考えたのか… 父の胸でぐしゃぐしゃに泣き腫らした顔を上げたら、やはり息絶えた父の身体があった。 また泣いて。 何度も泣いて。 ―――喰い、喰われるのが生きる事だと、狩人として教えられ知っていながら、立ち上がれるようになるのはまだ暫く先のこと ) [Sat 14 Jul 2007 08:56:49]
◆ソレディー > ( きっと、父さんと呼んだのだと思う。 叫ぶように。 …気付いたら、まるで見知らぬ男のような父の前に駆け寄っていた。 地面に剣を突き立てて、深く俯いた父は顔を上げない。 浅く呼吸する両肩を抱きその顔を覗き込んだら、娘の名を呟いて、全身から力を抜いて崩れ落ちた。 時々寝床から引っ張り出す時には、軽くなってしまったと感じていた身体が、やけに重たい ) ( 返り血であって欲しいと願うのも虚しく、満身創痍で。 止血しようとする中、助からないと思い知らされる。 …虚ろな瞳は力なく瞬いて、薄く動く唇は何を言おうとしているのか、音を発しなかった… ) ( 何も言えず、寝かせた身体に覆い被さるようにして、ただ呼びかける。 …気付けば呼吸は止まっていて… それだけ ) [Sat 14 Jul 2007 08:49:20]
◆ソレディー > ( 大荷物を抱えていれば半日かかる距離を、予感に急き立てられて、一心に駆けて来た。 狩人としてそれなりに体力があるとは言え、無理がある。 もうすぐにでもへたり込んでしまいたいはずなのに… 不思議と、疲労は感じない。 あらゆる感覚に現実味が無くて、ただ自分の鼓動の音だけが、やかましく耳の奥に響いていた ) ―――ぁ… ( 住み慣れたあばら屋は半壊して、保存食だとか、家具だとかがぽつぽつと引き摺り出されている。 その周りに、巨大な鼠の死骸が数体 ) ( まばらに赤く染まった地面の中央、家の前で、銀に輝くものが突き立てられていた。 見慣れない物。 長剣だと理解するのに暫く時間がかかったのは、そんな物が家にある事を知らなかったからだろう ) ( 後ろに倒れる体を家に預けて、前に倒れる体を剣に預けて、見慣れた寝間着を真赤に染めた父が、立っていた ) [Sat 14 Jul 2007 08:15:02]
◆ソレディー > ―――。 ( やがて、予感は実感になる ) ( 森が、食い散らかされていた ) ( 枝を折られ実を奪われるに止まらず、幹にすら何かに齧られた跡があった。 食べながら引き摺って行ったのか、そんな中に動物の残骸らしき物が転がっている ) ( 街の大通りくらいの幅に渡って帯状に荒らされできた道を横切り、少し走ればもう家だ。 木々も疎らになる森の状態を見れば、この辺りはそれほど荒らされていないのだけど――― ) ( 木々が切れて、水辺に出る。 家が見える ) [Sat 14 Jul 2007 07:59:23]
◆ソレディー > ( 精霊の泉の空気はそれを清めようとしているのだと感じるものの、家の方へ近付くにつれ悪臭は強くなる。 臭いの中心がそちらにあるのだということ… 嫌な予感に焦燥感が募り、息が乱れて足がもつれた ) [Sat 14 Jul 2007 07:48:17]
◆ソレディー > ( 暫く駆けると、もう意識を集中しなくてもそれと分かるほど、異臭が強くなった [Sat 14 Jul 2007 07:43:04]
◆ソレディー > ( 風の通り道になっている、そんな場所。 この辺りにまで来れば、庭と言ってもいいくらい知っている土地だ。 夏の森の草いきれの中にも涼やかに漂う、精霊の泉の水の匂いを知っている。 ―――知っているはずなのだけど、それが無い。 場所を勘違いしているのかと周囲を見回しかけて… 異臭のせいだと、気がついた ) ( 遠くから運ばれて来る、ほんのささやかな異臭。 悪臭。 それが普段と変わらないように見える森を、不気味にざわめかせているように感じる。 狩人の勘が、危険だと告げている。 浮かれていて、気付くのが遅れた ) ( でも、何が危険だと言うのか。 その間隔は漠然としていて、正体が無い。 まるで一年前空が赤く染まった時のように、何もかもが戦慄しているような――― ) 父さん… ( 短く呟いて、獲物を置いた。 身軽になって、森を駆け出す ) [Sat 14 Jul 2007 07:41:25]
◆ソレディー > あれ。 ( おや、と顔を上げる ) [Sat 14 Jul 2007 07:30:23]
◆ソレディー > ( そのままだって飛び出せる状態。 顔を拭いて、保存食で簡単な食事を取ったら、それだけで支度は終わり。 重たい獲物を担いで、けれどしっかりとした足取りで、木々の根が異様に張り出した悪路を家路についた ) ( いつもと同じ森。 きっと帰り付けば、またこっそり近くの村までお酒を買いに行っていたかもしれない父が、それでも以前よりは正気な顔で迎えてくれるのだろう。 いない間にリヒャルトが訪ねて来ていたかもしれない ) ( 比較対照が欠しく自分の能力に無自覚で、あまり成果を誇ることはなかったけれど、今度の獲物にはちょっと自信があった。 母が死んでしまってから、母の事しか考えられなくなって何も見えなくなったような父も、そんな状態から回復しつつあるのもあって、今回はびっくりして褒めてくれるような気がする ) ( 暑いけど、気持ちの良い朝。 自然に笑みを零して、少し歩き易い場所に出た ) [Sat 14 Jul 2007 07:30:02]
◆ソレディー > ( 面倒ぐさがってあまり熱心ではなかった狩りも、ドラゴンを探すというエッセンスが加わって、最近は頻繁に遠出もしている。 あまり獲らなかった大物を狙うようになって、危険も苦労も増えたけど、毛皮や保存食が貯まるのはいつもより早い。 運ぶのが面倒くさいな、と思いながらも… ヴェイトス市に持って行ってお金に換えるのは楽しみだった ) ( 数日に渡って野山を歩き、狙った獲物を得た帰り。 我が家のある精霊の泉までもう半日ほど距離のある常世の森の中。 丁度良い大樹の洞で浅い眠りについていた娘は、朝靄に包まれて目を覚ます。 こういった場所で眠る事に慣れている体は特に悲鳴を上げることもなく、ぐー と伸びを一つしたら、多少の疲労感はあるものの元気に動けそうだ ) [Sat 14 Jul 2007 07:16:33]
◆ソレディー > ( 母は死んでしまって、父は塞いでしまって、ご近所さんと知り合って、ご近所さんが病に倒れ家に来て、ドラゴンに会って… そういう特別な事がなくても、日々狩る獲物は違うし、採れる野草や果実も変わる。 色々ある、同じ日なんて一日として無いと言えばそうだけど、思い出話になるような事はやっぱりそう多くなく… それなりに平和に、時々危なく、普通に心配事も抱えて、期待することも持ちながら、変化に乏しい日常を送っていた ) ( 病が完治して体力も戻ったなら、義足のご近所さんは彼の家に帰っただろう。 そのまま居ればいいのにという思いもあるものの… 母の死に塞ぎ込んで、お酒に溺れている父の姿をあまり見られたくないという気持ちも、自覚しないくらい仄かに、それでも確かに胸の内にあった。 時々獲物を交換したり、お裾分けされたりしたりして、良い関係を保っていると思う ) ( 気掛かりはお土産のお礼をどうしようかという事。 嬉しいのは、彼との同居で父がまた少し明るくなって、彼に貰った薬でお酒に痛んだ体が少しは回復しているらしい事。 哀しかったのは、探しても探しても、あのドラゴンが見当たらない事。 そんなところだ ) [Sat 14 Jul 2007 06:58:29]
お知らせ > ソレディーさんが来ました。 『( 何事もなく、日々は過ぎて行く )』 [Sat 14 Jul 2007 06:43:46]
お知らせ > リヒャルトさんが帰りました。 『――そしてウトウトと眠る』 [Tue 17 Apr 2007 03:20:37]
お知らせ > ソレディーさんが退室されました。 『( 眠ってしまっても、一人よりは退屈しない。 起きたら、テントを堪能しよう )』 [Tue 17 Apr 2007 03:20:11]
◆ソレディー > うん。 すっごく大きいのー それでもまだ小さいみたいな事言ってたけど〜… うん。 見つけるんだー ( もう一度会えたら乗せてもらうくらいのつもりで… だけど、その時青年が一緒に居たのなら、それは青年に譲るのかもしれない。 …そもそも、あのドラゴンが人を乗せられるかはさておき… 自分には二本の足があるけれど、彼はもうずっと不自由なのだから。 ―――自らの手足のように動く義肢があるというのは、よく知らない話 ) ―――え? どうしてー? 聞けば、答えてくれるよ〜 ( 隠すほどの何かがあるとは思っていない風に。 父親については、ひらひら手を振った。 きっと青年の事も、ある程度は同じように考えているのだろう。 …街の外… 法の外で暮らしていれば… 今の時点で自分や家族に実害が無いのなら、犯罪者だと言われても、今一つピンと来ないかもしれない ) ―――〜んー? でも、よく分からないよー ( 『褒めてる』 と言われても… 父や母に褒められるのとはまた違うし、特に気を使っていない容姿を褒められても、がんばったわけではないから喜んでいいのかどうかも分からないといった微妙な感覚。 その中には、異性に褒められるという事態に対する部分も、多少はあるのか ) ―――。 ( 聞けば、答えてくれると思う。 でも、わざわざ聞くこともないかと思わせる何かを、青年にも父にも、感じているのかもしれない。 …溜息交じりの言葉… 懐かしむような、独り言のようなトーンの言葉… 黙って、それを聞いて ) ―――もちろん。 それじゃ、おやすみなさい〜 ( 何かあって起こさなかったら見張りの意味が――― 二人いるのに一人でどうにかしようと思うほどは、自信なんか無い ) [Tue 17 Apr 2007 03:18:30]
◆リヒャルト > へぇー……。でも、ソレディの知り合った龍は羽が生えていたのだろう? なら、仲良くなれれば……(背に乗せて空を飛んでくれるかもしれないな、と彼女に微笑みかけて。青年は天幕の中に潜ると、背嚢を枕にして銃を抱くように横になる。 まあ、そうして彼女と対話できたのだから、安全な龍なのかもな、なんて。こうして天幕の内で少女と話しているせいか、緊張のぬけてきた青年は、先ほど自分が焦って彼女を探していた時とは真逆の結論に落ち着いたり。 一方、少女の父に対しては、ふうむ、と小さく唸って)かも、しれないなあ。……まあ、親父さんが黙っているのなら、聞かない方が良いのかもしれない、けどな(或いは、話したくない事情があるのかもしれない。まさか後ろめたい職業についていたとは思わないけれど、娘には言いたくないことなのかもしれない。ひょっとすると、彼女からは殆ど話を聞かない、娘の母に関係するのかもしれない)んー……ええと、だから、だな。 ……誉めてるんだから、素直に、こう。喜べば良い、というか(ばり、と頭を掻いて上手く説明できないというか、ナンと言うか。まあ、良いか、と小さく溜息を吐いた)ああ。……昔は、もっと大勢いたからな。今は――何人残ってるかなあ(どこか懐かしげに呟いて、あの頃を思い返す。新天地への侵略。胸が躍り、仲間と騒いだものだが。――ただ、ひょっとすればそれよりも、今は幸せなのかもしれない、と思って。 そのせいか、割合、素直に頷いた)……それじゃあ、お言葉に甘えるかな。ただ、別に寝ていても何かあったら起こしてくれよ?(なんて、笑って。乾物を少しばかり食べたら、青年は早々に眠りにつくだろう。狩人や兵士にありがちな、浅い眠りではあったけれど) [Tue 17 Apr 2007 03:04:29]
◆ソレディー > ―――そう。 地竜っていう、飛ばないドラゴンもいるってー… でもそう言えば、肉を食べないドラゴンはいるのかな〜 ( それこそ飛竜とかになると、あまり肥えるわけにもいかないだろうから菜食のような気もするものの… 具体的には知らず、何とも。 空腹に耐えかねる状況でも人を食べない竜もあるのだろうかと――― 理性があればそこに期待することもできるけど、首を捻った。 『父親の事を知らない?』 ) ………うん。 リヒャルトみたいに、違う所から来たのかなあ… ( 母が森で暮らしていたという事は何となく感じているのか、それとも青年と同じ?ホワイティアだからか、意識は父親に向いている ) ―――あ。 ううん。 あんまり重たい物は運べないって言ってたよー? たぶん、それもドラゴンによって違うんだろうけど〜… 馬車みたいにして荷物を運ぶのは、地竜じゃなかったかな〜? だけど、そう、飛竜なら島の端から端まで、あっという間に行かれるんだってー ( 竜騎士団長の騎竜ならば三時間ほどか。 話しながらも、身体はテントの中 ) ―――ぁ… ありがと〜? でも… んン… ( 褒められて照れくさそうに困るのは相変わらず。 向けられる苦笑に、苦笑を返すばっかりで――― 墓穴を掘るとは言わないけれど、意図は今一つ伝わっていなさそうだ ) ―――ぁ。 ああ、そっか〜 見張りは、外なんだね〜 ( 大勢で、と言われても軍隊には繋がらない。 特に複雑な仕組みはないテントを一通り検めて満足したのか、こぢんまりとしたスペースで座り込んで――― ) それじゃあ、リヒャルト先に休んで、起きたら交代ねー? ( と、酷くアバウトな。 多少は持ち歩いている干し肉やドライフルーツを広げて、いくらかお腹を慰められたら、病人もとい病み上がり?から先に休ませようとするだろう ) [Tue 17 Apr 2007 02:54:23]
◆リヒャルト > そうか。……まあ、龍にも色々いるんだろうし、人を食べない龍がいてもおかしくはない、か(何処か微笑ましげに呟いて、逆に此方は彼女の言葉に頷いてみせた。草食――というか菜食主義の龍がいたって良いかもしれない。或いは、魚ばかり食べるような龍もいるかもしれない。 そして、そういう龍となら、やっぱり上手く行くのかもしれない。 そう言えば、大海蛇なんかは龍の範疇なんだろうか。 やはり龍を一口で『龍』と括ってしまうのも、良くは無い気がした)そうか、ソレディーも知らないのか。……うーん、俺も、少し気にはなってきた、が……(まあ、答えてくれないだろうと思うのもあるが、自主的に聞きはすまい。過去を話さないのは、此方も同じ。 個人携帯用のものだ。そうそう、手伝ってもらうことも少ないわけで――大型のになれば、また別なのだけれど)ああ、確かに――それに飛べば、ヴェイトス市までも一息だろうなあ。荷物も多く運べるだろうし……(移動という点に絞れば、なるほど。ドラゴンがいればさぞかし楽だろうに。 落ち着かない仕草にまた苦笑。気にしなくて良いと言ったのに、そうもいかないのか)自覚してはいないのかもしれないが。……その。ソレディーは可愛いと思うぞ? だから、まあ、なんだ。ええと(なんだろう。切り出し方が悪かったせいか、墓穴を掘っている気はしないでもない。ともかく『気にしなくて良い』というか、『おかしくはない』ということを伝えたいらしかった)まあ、普段は大勢で使うからな。窓――というか、隙間があって外が見れるものもあるそうだし。……気に入ったか?(早速潜り込む仕草は子供のそれで。笑いながら、自分も背嚢を片手にもって天幕の内側へ。そう言えば、軍隊を後にしてから使うのは、初めてだったか) [Tue 17 Apr 2007 02:32:22]
◆ソレディー > この間会った子は、食べなさそうだったよ〜? ( なんて、すっかり 『子』 扱いなのは措いて置いて。 でも、生態系の仕組みは肌で感じている。 説明にはすんなり頷こう。 食べ物が足りなくなって、人里に降りる事も… あるのだろうか ) ―――昔? ( あれ? と言った風に、その言葉には眼を瞬いた ) 〜ううん。 知らないー …ずっとここで暮らしてるし、そうなんだって思ってたけど〜 ( 一般的ではない組み合わせというのは分かる。 火を起こしたら、テントを組み立てるのを… 手伝えないので、覗き込んで ) 地面を走るしかないより、飛べた方がいいじゃない〜。 空なら、川も森も関係ないよー ( とは言え、弓や銃を使う狩はし難そうだけど… もしもの話しだし、気楽に。 ただ、もう一度あのドラゴンに会えたら… 本当にお願いしても… どうだろう、とは思う ) ―――え… ぁ〜… ええと… んー… ( そういう褒められ方は慣れていないから。 髪に綺麗も汚いも… あるとは思うけど、その違いが良く分からず… 自分の何が良いのかも分からなくって、解放された髪を落ち着かなさそうに自分で弄る。 気にしてる ) ( そうこうしているうちに、テントが出来た。 『便利だねー』 と眼を丸くして――― 早速、潜り込もうか。 風も雨も平気だねー なんて、当たり前の事に喜んで。 でも、外が見えないのは恐くない? と首を傾げる ) [Tue 17 Apr 2007 02:24:19]
◆リヒャルト > まあ、ほら。ドラゴンって大喰らいらしいから。人とか食べたら困るだろう?(なんて冗談めかして彼女に説明をする。 そう言えば『ドラゴンには手を出すな!』という冗談みたいな鉄則が、軍隊にはあったっけか。 実際、仮に大人しいドラゴンがいたとしても、喧嘩になったら勝てる気がちょっとしない)へぇー……。昔、何をしてたかは知ってるのか、ソレディーは?(首を傾げつつの、問い。誇らしげに父のことを語る彼女には、何処か微笑ましいというような視線を向けつつ、手はテントを広げる作業に従事していて)あー。……でもまあ、それならほら。龍じゃなくて馬とかでも、何とかなるんじゃないか?(この周囲にいないとか、森の中を歩き回るには不向きだとか、そういう事は置いておいて。 不審げな視線に気付く頃には、既に頭を撫でるのをやめて、天幕を張るために手を動かしているのだが)気持ち良いっていうか。――ソレディーの髪は綺麗だな、って勝手に俺が思ってるだけ、というか。まあ、あまり気にしなくても(苦笑しつつ。――天幕自体はそう複雑なものじゃない。柔らかいマットのようなものを広げておき、薄い布と金属棒を組み合わせたもので屋根と壁を作る。もっと複雑で頑丈なのもあるのだろうが、青年のはそんな代物。そして、最後に屋根の中央。其処に小さなテント用のカンテラを下げて、松明から火を移し――) [Tue 17 Apr 2007 02:07:18]
◆ソレディー > そうかな〜? 他にも危ないの、いっぱいいるけどー… ( ドラゴンともなると、案外数がいたとしても人目には触れない方が無難かもしれないが。 娘に言わせれば意思の疎通が図れる分、その他のモンスターよりは厄介でない印象だった。 初対面が、あのドラゴンだったせいもあるのだろうけれど ) ? うん、父さん。 物知りなんだよー ( そんな話をする時はちょこっと誇らしげに。 青年の思いには気付けない ) ―――あ! 歩かなくて良くなれば、リヒャルトも楽だね〜 ( それだ! とでも言うように手を打った。 義足で、しっかりと跨がれるかという問題もあるものの… 特に、深く考えての発言ではないだろう。 ―――尚も撫でられている状況には、そろそろ視線が不審気に。 悪気はないと思えても、気持ち良いのは撫でられている自分のような気がするから――― 不思議そうに、ポニーテールを一掴み手にとって、自分で弄っている ) ( そうして、あっちへこっちへと少しの間迷った後に、辿り着く野宿の予定地。 青年がテントを組むのなら、途中で放り出していた薪に火をつけよう。 幸い獲物も無事だった ) [Tue 17 Apr 2007 01:58:25]
◆リヒャルト > そりゃあ、ドラゴンがぽんぽん沸いて出てきたら、世の中大変なことになるだろうからなあ。少ないくらいで調度良いかもしれない、って……親父さんが?(そう言えば、彼は――いったい、何者だったのだろうか。ただの狩人――或いは、冒険者だったのだろうか。ドラゴンに関する話題を持っている人間となれば、それくらいか。 あとは――自分も知識でしか知らない『龍騎士』なる存在。 自分が聞いても、決して明かしてはくれないだろうけど)ただ、空を飛んでみたいとは、俺も思うかなあ。いや、実際、風とか凄そうな気はするけれどね(――見上げられれば、見下ろすようにして見つめ返して。何だか病みつきになってしまったのか、よしよしと撫でる動きは止めないままで。肩を貸してもらうのとは、また別の感覚。うーん、と呟いて)いや、なんというか……ソレディーの髪の毛触ってると、気持ち良くって(そして、獲物の場所まで辿り着けば、青年はどさりとその場に背嚢を下ろした。 それなら、もうさっさとここで野営に入ってしまおうという事らしい)……じゃあ、ここで組み立てるから、ちょっと待っててくれ。 [Tue 17 Apr 2007 01:46:30]
◆ソレディー > ―――うん。 ( 銃声に誘われたモンスターが現れる気配も、今のところ無い。 軽率と言うより心配してくれた結果なら、まだ二言三言思い出したように何か言うかもしれないけども、『はいはい』 で流されても気にしないだろう ) あたしも、見たのは初めてー。 父さんがたまに話してくれるんだけどねー 数、少ないみたいだから〜 …ぁ、人を乗せるドラゴンもいるんだってー。 あの子も、乗せてくれるって言ったし〜 ( いやそれは言っていないような気もするけど。 “竜騎士” についての具体的な情報は知らない ) ―――? ( なんだか、歩きながらもそのままというのは落ち着かないようで。 『何してるの?』 と… いや撫でられているのだけれど… そわそわ脇を見上げよう。 肩を貸すのは構わないけど頭って不自然だし、とか ) …わ、いいのー? ぅん、泊まりたい。 疲れたしー ありがと〜 ( ちょっと危ない?言葉に答えるのは、嬉しそうなばかりの、恥じらいも何も無い笑顔。 狩りの道具に機能性以上の物は求めないし、テントに入ってみたいとは思っても、デザインは興味の対象外かもしれない ) [Tue 17 Apr 2007 01:32:08]
◆リヒャルト > ……まあ、お互い無事だったんだから、さ(最後にこう言って、青年はこの話題を締めくくろうとするだろう。少女が尚も追求するのであれば、きっと「はいはい」で流してしまうのだろうけれど。 逢いたくないか、と聞かれれば、回答は――)見ては、みたいな。うん。 ドラゴンなんて、俺は噂というか、御伽話というか、そういうのでしか知らないからなあ。 まあ、人を襲ったとか、そういう話しか聞いたことがないから心配なんだが……(ただ、そう言えば昔、攫ったお姫様と仲良くなった龍の話を聞いたような覚えがある。となれば、暢気に笑う少女も、龍と仲良くなれるのだろうか。 うーん、と思わず唸ってしまうのは、龍に跨って好き勝手飛び回るビジュアルが浮かんだから。どうなんだろう)そっか。……まあ、俺も心配しすぎたかもしれないけど。……でも、良かったよ(歩きながらも、何故だかずっと少女の頭をなでている。――何だか、気に入ってしまったようだ。くしゃくしゃと、というよりは、割合丁寧な動きへと変わってきてはいるけれど)そう、テント。天幕。……まあ三人くらいなら入れるから余裕もある、けど――(青年の場合も定番通り。背嚢の上に丸められて括りつけられていた。洒落も素っ気も無い濃緑色なのは軍用だから、なのだが。其処はあまり彼女も気にしないだろうか? 何故だかソレを見つめる少女の仕草に、苦笑いして)……それなら、今日は泊まっていくかい?(聞きようによっては危ない言葉だけれど。なんて思いながら、そんな提案) [Tue 17 Apr 2007 01:20:52]
◆ソレディー > ―――ん〜 でも、ちゃんと動かないなら森はー… ( 宥めるように言われて、次第に追求も弱くなる。 そろそろ、忘れるだろう。 ―――首を捻る青年に、『あいたくない?』 とナチュラルに首を傾げ返すのが、返事だ ) だって、ドラゴンだよ〜? 珍しいじゃないー。 言葉、話せたし。 見つけられたら名前とか、色々、教えてくれるって言ったんだ〜 ( 楽しそうに笑顔で話すのは暢気そのもの。 ほとんど野生で育った山人なら、襲われても割り切れないほど仲良くなってもいない竜に対して、青年が心配するほど無警戒ではないかもしれないけれど ) ―――〜んン。 大丈夫だったから。 良いよー ( 何かあったよりはずっと良い。 片足が不自由という致命的な弱点のある彼を一人にしなくて済んだし、とか、何か娘の中で状況が逆転しているのは御愛嬌。 くしゃくしゃ撫でられても大丈夫。 元から大雑把なポニーテールは乱れようも無い。 …ただ、気持ち良さそうに肩をすくめ… ) ―――てんと。 ( どういう物かは知っているし、見たことないわけでもないけれど、荷物になるから自分は使わない。 母が使わないから、父も使わなかった。 定番ならリュックサックのてっぺんに置いてあるのだろうか? …青年のテントをじーっと見つめ… 何か入りたそうに ) [Tue 17 Apr 2007 01:11:20]
◆リヒャルト > だから、大丈夫だって。体も、かえって動かないほうがおかしくなっちゃうからな、俺の場合は(むー、と唸る少女に対し、わかったわかった、と言いつつも宥めるような口調。ともあれ、彼女が無傷ならば、それに越したことはない。――その事実だけで、随分と気が楽になる)ドラゴン、か。――俺にはわからんが、やっぱり逢いたいのか?(其処まで追いかけてみたくなるものだろうか、と青年は首を捻る。 覗き込まれれば、うん?とそのまま見返して。心配性と聞かれれば、本人は首を横に振るけれど、やっぱり否定はしきれない)ああ。灯りなら、俺が持って来ているから、家まではもつだろうさ。――だから安心して、と……ああ、慌てさせてしまったなあ(すまない、と苦笑混じりに謝罪して、くしゃくしゃと彼女の頭を撫でていく。青年は、この赤色の髪が好きだった)――よし、それなら早く獲物を取りに行って、帰ろう。まあ、最悪遅くなっても――テントがあるから、野宿にはならないし、な。 [Tue 17 Apr 2007 00:58:53]
◆ソレディー > ―――何かに襲われたんじゃないかって〜… それに、身体もー! ( あくまで療養中の身のはず、と考えるのも大きいのかもしれない。 むー、と抗議っぽい声を上げつつ、『安心』 と言われてくるりと回ってみせる。 こちらも無傷だ ) 日暮れに、この間のドラゴンが飛んでるの、見たような気がしたんだけどね〜 ( 見つけられなかったと、青年の心配などどこ吹く風で惜しそうに呟いて。 …色々言い足りなさそうに見上げるけども、それだけ心配させてしまったのなら申し訳ないような気がしないでもない… 『心配性?』 と覗き込みながら ) ―――ん。 灯りが無くなっちゃうから、その辺で夜明かししようと思ってたけど――― あ、獲物忘れた! ( こちらも青年が危ないと思ったから、荷物は置いて身軽で駆け出したのだ。 …まだ残っていると良いのだけど… ) ( 伸ばされる手は、どことなく頭を差し出すようにして受け入れる ) [Tue 17 Apr 2007 00:54:04]
◆リヒャルト > 此方はね。いつも通り、無事も無事だが――……ソレディーも、怪我は無いみたいで、安心した(怪我をしていれば、あんな身軽に根っこやらを避けて此方へ駆けてはこれないだろう。だからこそ、より安堵した様子で、口元には笑みが浮かぶ。 ――幸いにも、周囲に獣の気配は無い。銃声に――今のところは――怯えて、逃げて行ったようだ。 そして続く問いに、む、と小さく唸って)……平気、と言うほどじゃあないけど、苦手でもないよ。――というか、考えてる暇は無かったから(今度は本当の意味での苦笑い。思えば、随分とあわててしまったようだ。その様を見て、彼女の父親がどう思ったか、については――あまり考えたくない。ぽり、と頬を引っ掻いて、ごまかして)……まあ、無事なら良かったよ。――帰れるんだろう?(そう問いながら、彼女の頭をなでようと手を伸ばして) [Tue 17 Apr 2007 00:45:27]
◆ソレディー > ―――? 大丈夫ーっ? ( ひょいひょいと、あちこちから張り出した根を飛び越えて、娘はまだ心配そうにしている。 別に、長銃を杖にするくらいは、片足が義足の彼ならよくある事かもしれないけれど。 た た た と駆け寄って、状態確認。 次いで周囲に視線を走らせた。 …大きな音に、逃げてくれるものばかりであればいいのだが… ) へ? ………え〜? ( で、状況を聞いて。 むむ? と首を傾げる ) …リヒャルトは、夜の森平気〜? あたしはたまに、一晩帰れなくなるくらいはあるけどー… ( そう言えば同居し始めてからは、初めてか。 …心配してくれたのは嬉しいけれど、ミイラ取りがミイラになりやしないかって、苦笑いに苦笑を返す。 …嬉しさと、ほっとしたのもあるから、それもすぐにはにかむような微笑に変わった… ) …ありがとー、かなぁ〜? [Tue 17 Apr 2007 00:41:14]
◆リヒャルト > ――……は、ぁぁ……(此方へ駆け寄ってくる少女の姿を見て、青年は心底から安心した様子で、息を吐いた。 やれやれ、だ。 まったく、本当に。 銃床を地面につきたて、杖代わりに。そして松明を握った左手を軽く振ってみせながら『ここだ』と声をあげて、彼女に己の位置を示そうか。 ドラゴンに関しては娘との見解の相違、で済むのだろうけれど――ただ、だからといって心配しなくなる、という事もあるまい。 最近自分でも気付いたのだが、青年、どうやらわりと過保護な気があるようだ)――どうしたの、じゃない、ソレディー。……帰りが遅いから、心配して迎えに来たんじゃないか(いつも通りののんびりとした調子に、思わず苦笑い。 といっても呆れたりとか、そういう理由ではなくて。 安心からくる、『やれやれ』といった感じのものだったのだけれど) [Tue 17 Apr 2007 00:32:41]
◆ソレディー > ( 父親は哀しみに暮れてそれしか目に入らないようではあるけれど、元は騎士だ。 そんな状況でもただののんだくれとは雰囲気が異なるだろうし、青年との会話も立派に成立する。 …口数は、極端に少ないが… ) ―――リヒャルトッ! どこーっ!? ( ドラゴンに対しての認識は、言語での意思疎通を図れるという点で青年ほどの危機感を持っていない。 人の社会には深く交われず、家族以外と関わる事が少なかったからか… 青年の思いも、家族を失ったらという例えで想像することが出来るけど… どこかでは、異質なのだろう ) ―――〜どうしたのーっ! ( 返される名前、聞き覚えのある声にほっとして、灯る火を見つければ一安心。 特に激しく動いている様子も警告も無いから、襲われたりはしていないのか――― 見つけられれば、姿の認められる距離に近付くまで、すぐだ ) [Tue 17 Apr 2007 00:24:58]
◆リヒャルト > ( ――青年にとっては。彼女の父親との会話は、それほど苦痛ではなかった。 娘の話すほどの飲酒量ではないのも自分がいるからだろう、と思えば。その点だけでも己が何か、貢献できているのでは、なんて。自分を騙す――わけではないが――納得させることはできた、のだが。 ただ、気になるのは少女のことだった。 竜を探すと行って森の中に入る。危険を犯す。 するな、と思うわけじゃない。狩人なのだし、逞しい少女なのも知っているから。 だから――だけど、か)………ソレディ――ッ!(銃口から硝煙の漂うマスケット銃を片手に、彼女を待っていた青年は、常よりも遥かに焦っているようでは、あった。 だけど、だ。仮に娘が戻らなかったら、と考えて、思い出してしまうのだ。たった独り、友軍に捨てられた時を。 情けないことこの上無い。 自分も彼女も、一人で夜を過ごすことには慣れている筈なのに。なぜか。 ――娘にそういう思いをさせたくない、そして自分もあんな思いは二度とゴメンだ。 そう思ったら、自然。こうして探しに出ていたのだった) [Tue 17 Apr 2007 00:14:22]
◆ソレディー > ( 適当な空き地を見繕って、薪を集める。 こんな場所に一人では、朝までまどろむ事しかできないだろう。 かっくりいってしまう事はあるのだけど、眠たいのに眠ってはいけないというストレスは、ある意味で堪え性の無い娘には苦痛で、今からちょっと憂鬱になる。 〜けれど家の気掛かりは、いつもほどではなかった。 リヒャルトが泊まっている都合か、父親の飲酒量は確かに控えられているようだし、獲物を持ち帰らなくたって保存食はある。 …あるとすれば、看病されるはずのリヒャルトが、まあこちらも病人だけれど父の世話を焼いているのではないかとか、そんな――― ) ( 退屈そうに、早くもあくびを噛み殺しながら火を起こそうとして――― ) ―――ッ!? ( 響いた自然のものではない音に、ぱっ と顔を上げた。 別に、その音に追い立てられた片親の祖先の血がどうとかいうのではなく… その音が鳴るのは、戦う時のはずだから――― ) ( どうしてここで、そもそも本当に彼なのかという疑問はとりあえず措いて置いて。 獲物も集めた薪もそっちのけで、音のした方へと駆け出した ) ―――リヒャルトーっ!? ( 大きな音を立てて森を刺激するのは避けたいが、そうも言っていられない。 …その場で待つのなら、やがて名を呼ぶ声と、松明の光りが届くだろうか… ) [Tue 17 Apr 2007 00:08:42]
◆リヒャルト > ――タァァァァァァァァァァァァァン―― (銃声が、響き渡った) [Mon 16 Apr 2007 23:56:56]
◆リヒャルト > (――狙撃手の眼は良い。故に、暗闇の中でもある程度は見通すことができる。だが……今日ばかりは、違った)――参ったな、これは……ッ!(焦りからか、歯を噛み締める。すでに周囲は暗く。彼女の自宅から拝借した松明では、とてもではないが頼りなくて、彼女のいそうな場所までを見通すことはできない。いわんや、こんな木々の生い茂った森の中なら、特にだ。 自然、銃を構えたまま、森の中をさ迷い歩くことになる。 彼女はまだ無事だろうか? 怪我はしていないだろうか? 思考は巡る。纏まらないまま。歩いているだけで、どんどん時間が過ぎて行く。 ――大丈夫、家の位置、方向はわかっている。問題は。問題は――彼女の位置がわからないところ、だ。なら、それをどうやって確認する? 或いは、自分が着ていることを知らせるには、と)……ああ。くそッ――俺の手に持ってるのはただの棍棒か?(舌打ちを一つ。 昨日、詰め直したばかりの実包を口で噛み破り、中身を銃身に押し込む。――狙いをつけるわけではない。上空に向けて、引き金を絞る) [Mon 16 Apr 2007 23:56:20]
◆ソレディー > ( ―――いつものように、狩りに出た。 病に伏した青年を留め置いて、それでなくても狩りの頻度を上げる必要はあったし、ドラゴンを探すという目的があれば普段は重たい腰も幾分軽い。 …背の高い樹に登って空に眼を凝らす傍ら、今日明日くらいは食べられそうな獲物をちゃっかり仕留め、娘の感覚としては特に成果も無いまま家路につこうとした頃――― その日最後の夕日を見送った樹上で、常世の森にやや入った場所の上空を飛ぶ、鳥にしては大柄な、翼を持つ影を認めた ) ( それがあのドラゴンであったかどうかは分からない。 あのドラゴン以外にも、常世の森上空を飛ぶとなれば見たことも無いような動物がわんさといそうだけれど… それでも独特なシルエットは見覚えがあるような気がして… 日の沈む中、もう少し、あと少しだけと森に残り、まんまと帰れなくなっている ) ―――。 ( 狩りともなれば何日か山野を駆ける事は常だけど、この娘の場合日帰りが基本。 装備は必要最低限で、2,3本しか持ち歩かない松明はこれで最後の一本。 …残り時間を考えれば、方角が明らかだとしても、とても家に帰り着くだけの時間は無く… 仕方ないかと、周囲を見回す ) ( 火種はあるし、夜を明かせる場所を探して日の出を待とうと思う。 …時にはある事だから、一晩くらいなら父もさほど心配しないだろう… ―――心配しそうな同居人はあくまで療養中(?)なのだから動かないと判断するのが誤りだと知るのは、もう少し先の事 ) [Mon 16 Apr 2007 23:46:20]
◆リヒャルト > (――今夜はいつにも増して暗かった。 空を覆う雲。樹木の繁る森の奥。 そんな所へ地図もなしに足を踏み入れれば、どんな目にあうか――軍隊時代、いやと言うほど教え込まれていた。 だから、今晩、彼女の帰りが遅いのが異様に気になった。蟲の報せ、というわけではないけれど。 だから青年も同じく、銃を片手に森の中にいた) [Mon 16 Apr 2007 23:41:43]
お知らせ > リヒャルトさんが来ました。 [Mon 16 Apr 2007 23:39:57]
◆ソレディー > ( 森の夜は暗い。 頭上に枝葉を茂らせる千年樹が林立するような常世の森では尚更で、おまけにこの夜、星は雲に覆われていた ) ( 常世の森へ精霊の泉側から少し入った場所。 ボーダーラインではあるけれど、まだ辛うじて精霊の泉の影響もありそうな森の中。 弓と矢筒を携えた山人風の娘が、松明を掲げて慎重な足取りで進んでいる ) [Mon 16 Apr 2007 23:29:30]
◆ソレディー > ( ―――なんて言ったら猿や弘法に失礼だし、そもそもそんな諺は知らないけれど… とりあえず、用いるのに不適切な状況ではないだろう ) [Mon 16 Apr 2007 23:20:05]
お知らせ > ソレディーさんが来ました。 『( 猿も木から落ちる。 弘法も筆のあやまり )』 [Mon 16 Apr 2007 23:17:39]
お知らせ > リヒャルトさんが帰りました。 『――次からついて行こうか、なんて事を思った』 [Mon 16 Apr 2007 02:05:15]
◆リヒャルト > (ドラゴン。――火を吐き、空を飛び、その鱗は鉄をも弾き、牙や爪は木々をなぎ倒す、と。 まあ伝説上は、だ。 聖ジョージに倒されているし、ヴェイトスの騎士団にはドラゴンスレイヤーもいると聞く。 それにそもそも、龍騎士などと呼ばれる集団がいる以上、御せ無い生き物ではないのだろう、が)……少々、心配ではあるな(呟きながら、実包を傍らに積み上げていく) [Mon 16 Apr 2007 01:35:13]
お知らせ > リヒャルトさんが来ました。 [Mon 16 Apr 2007 01:20:15]
◆リヒャルト > (狩りに出て、獲物をとり、それを食べ、革を加工し、売って、帰って来て、また狩りに出て。――日々は巡って行く。 これは、あの小さな小屋にいた頃と変わらない。 ただ、今は娘と、彼女の父と、共に暮らしているという、それだけの違い。 だが、その違いがあるだけで、毎日が充実していく。 ――今までは知らなかった感覚だった)……それにしても、ドラゴン――か(青年が呟きながら手を動かすのは、リロードと呼ばれる行為。 殺した獲物の体から抉りだした弾丸と火薬を、再び実包として包んでいく作業。咄嗟の装填の為には、これが無くては話にならない) [Mon 16 Apr 2007 00:54:37]
お知らせ > リヒャルトさんが来ました。 『――長閑な日々』 [Mon 16 Apr 2007 00:50:27]
お知らせ > ソレディーさんが退室されました。 『( 狩りのついでか、狩りがついでか )』 [Fri 13 Apr 2007 21:07:43]
◆ソレディー > ( 父が竜に何を思ったのか… 青年は何を思うのか…。 ―――とりあえず、足との引き合いに自分を出されているなんて知ったら、当然分かっているであろう足の大切さをとっくりと話して聞かせる事になりそうだけど… それはさておき ) ( 物知りな父にも、竜と会うにはどうすればいい? とは聞いていない。 ありのまま全てを話した父だけど、聞かない楽しみを分かっているのか、訪ねなければ、その点については何も触れていなかった。 …あるいは会わせたくないのかもしれないとは、考えもしない事… ) ( 探し方が悪いのか。 明日はどっちの方へ探しに行ってみようか… そんな事を思いながら、寝て起きたら元気になって、明日も飛び出していくに違いない ) [Fri 13 Apr 2007 21:06:19]
◆ソレディー > ( 猿のようにとはいかないまでも、慣れた動作で危なげなく樹を降りた。 根元に置いておいた今日の獲物と荷物は無事。 松明に火をつけて、獲物を担いで… 空が雲に覆われてしまえばほとんど真っ暗な森の中を、慎重に家路につく ) ( 『竜と話した』 と話したら、病気で居候している青年は驚いてくれたように感じられた。 父も多分、驚いてくれたけど… 何だかどこか、寂しそうにも見えたのはどうしてだろう。 ―――垂直離陸できて、地上でもちゃんと走れるような竜は珍しいのだと、そんな話をしてくれた。 『友達になれる?』 と訪ねたら、『なれるが、その竜とソレディーが友達になれるかは二人次第だ』 といつもの調子で。 …いつもと変わらないはずなのに、いつもお酒が抜けないような眼が今はない母以外に向いていたような気がするのは、何だったのだろう… ) [Fri 13 Apr 2007 20:51:58]
◆ソレディー > んン… 時間切れ〜 ( 一雨来そうな曇り空は、夕焼けに染まらずあっという間に夜の帳を下ろしてしまう。 それでも暫く眼を凝らしていた娘だけれど… やがて諦めたように、トントンと肩を叩いて溜息交じりの声を上げた。 ―――先日出会った人語を解する竜との約束は、彼?を見つける事。 相手がどだい無理な話だと思いながら口にした事とは知らず、かくれんぼのような感覚で、どこに居るとも知れないその後を追っている ) ( 馴染みのある動物であれば、特定の群れや固体を追う事も… 獲物を狩るためだけなら面倒だから普通はしないが、何日も時間をかければ、出来るような気もしている。 けれど、竜となると話は別で… 水は飲むし草食肉食問わず獣を食べるのを理解しても… では、どんな群れの近くに居ればあれが現れるのかと言うと分からない。 …だからと言って諦めないから、珍しく真面目に毎日毎日狩りに出ているとしても、進展無いまま沈む太陽を見送るのは、やっぱりちょっと残念だ ) [Fri 13 Apr 2007 20:35:05]
◆ソレディー > ( 遠くまで見渡すには、いいかげん暗くなってしまった闇へ眼を細めて。 精霊の泉に面した常世の森の入り口で一際背の高い樹の枝に、人間の娘が危なげなく立っている。 ロングヘアーと言うより、切らずに伸ばしただけと言った感じのボサボサな赤毛を大雑把なポニーテールにまとめているのは、羽飾りの付いた帯。 樹上であるにも関わらず片手にはしっかりと弓を握って、腰に矢筒と大振りのナイフを提げる身体はハンドメイドっぽい革の服に包まれていた。 一目で山人風。 そして、顔形はともかく、赤銅色という独特な肌はまるでヴェイティアンのようで… 事実、半分はその通り ) [Fri 13 Apr 2007 20:08:46]
◆ソレディー > ( 精霊の泉の周りを歩き回り、時には常世の森の中へ入って背の高い樹に登って、空を飛ぶ影を探す。 そんじょそこらの鳥よりは目立ちそうなそれは、すぐに見つかると思っていたけどこれがなかなか… そんな日が続いて、今日も日が暮れようとしていた ) [Fri 13 Apr 2007 19:54:45]
お知らせ > ソレディーさんが入室されました。 『( 日暮れまでがんばって )』 [Fri 13 Apr 2007 19:51:17]
お知らせ > リヒャルトさんが帰りました。 『(――さて、また心配されるまえに、手入れを終わらせてしまおう)』 [Mon 2 Apr 2007 00:31:10]
◆リヒャルト > (竜。怪物。魔法。英雄。様々な種族。 まあ、身近にはなかった存在だ。『ある』とは知っていても、出会わなかったはずのそれら。 今、間近にあるということが、なんとも驚きだった)――侵略、か。しなければ良かった、とも思うが(それがなければ。彼は彼女と出会うこともなかったろう。 同じ家で暮らしている少女のことを思い出し、笑ってしまった。 彼女と知り合えたこと一つとっても、なるほど、片足を引き換えにする価値はあったに違いない) [Sun 1 Apr 2007 23:54:42]
◆リヒャルト > ……やれやれ。凄まじいよな、この島は、本当に(故郷ではついぞ、竜の姿を見ることはなかった。そのような存在は幻想だと、思っていれば済んだのだが。――しかし。この島は違う。 なるほど、それだけで世間は広いと言えるのだろう。そう思いながら、月明かりの下、自分の銃の手入れに伴って、荷物の整理を青年はしていた。 故郷。――同胞とも離れて随分と経つが、彼らはどうしているだろうか。そんな風にも思うが、逢う気はしなかった) [Sun 1 Apr 2007 23:27:50]
お知らせ > リヒャルトさんが入室されました。 『――竜を見た、と娘は言った。』 [Sun 1 Apr 2007 23:24:35]
お知らせ > ソレディーさんが帰りました。 『( 獲物と土産話を持って、家路につく ) 父さん父さん! リヒャルト! 竜見た! 』 [Fri 30 Mar 2007 02:42:52]
◆ソレディー > ―――ンー…? …ああそっか! 上手かったのに下手になっちゃったんだ! ( そう考えると、生まれ変わる前を覚えているって辛いのかもしれない? …いやいや、何も老化で衰えたのではなく、若返っての一次的な弱体化なのだから甘んじて受け入れるべきと思いつつ… 体組織の作り変えなんて途方も無い話。 分かったようで分かってないだろう。 説明されたとしてもこんがらがるばっかりだ、きっと ) 〜あ、感じ悪いよー? 言葉の通じる人を… どうれつにあつかう? のは、良いことだって言ったじゃないー。 ( 別に夫婦になろうなんて言ってない。 友達なんて適当になっちゃえばいいじゃないかと… それもあんまりな言い方だがそんな意識。 むすー っとして ) えー? さっきまで話してた相手が何かに食い散らかされてても何も思わないー? 酷い〜 ( 『寂しい』 という言葉を簡単に使い過ぎているのかもしれないけれど、何も感じないとでも言うかのような態度はどうか。 ぶーぶーと抗議の声が追いかける ) えー? んー… じゃあ、わたしの名前〜! ソレディー・カモシレーヌ! 名乗られても名乗らないのって、無礼だって言ってたよー! ( 良いじゃない名前くらい。 てゆかそれじゃあ何て呼べば良いのかと。 『勝手につけてやる』 って、嫌がりそうな名前を考えながらにししと笑う ) 〜あ、なんだ、それで良いんだー? この辺に居るんだよね〜、探してみるね〜 ( 鳥よりも大きな身体で空を飛ぶ… それ自体さして珍しい事でも無いが、それだって森の中に潜む動物を見つけるよりは… どうだろう… 『なんとかなる』 と、気楽な考えで頷いて ) [Fri 30 Mar 2007 02:41:39]
お知らせ > アカガネさんが帰りました。 『そして、気位の高い小さな銅は茂みの向こうへと消える・・・』 [Fri 30 Mar 2007 02:28:52]
◆アカガネ > ―――下手ではない! 断じて! 身体が小さくて勝手が違うだけだ! ( 怒鳴った。その悪意の無い突込みがバルムンクのように胸に痛い! ) ―――そのようなもの、と考えてもらって構わない。なに。いずれ、な ( それも他者から終わらされた生では適わないこと。ともあれ、ただ長寿を存続させるために体組織作り変えると考えてもらいたい。と言っても少女が理解してくれるかどうか ) ――――。ふん ( 鼻を鳴らす。嘲る様に ) 友達? 我とお前が? 竜と人が? ではその難しさをその「父さん」から聞いてみればいい。 ( なんて、竜騎士だったなんて知らないけれど。 ) ――それもまた、「父さん」に聞いてみろ。人間のことは人間が一番良く知っている ( ――まあ。その時は気をつけて。きっと容赦が無いから! 大丈夫! 今のヴェイトスはきっと平和だから!! ――油断大敵―― ) ―――はははは。笑わせる。我は御主が死のうと寂しいとも感じないがな。 ( たった一度の出会いでそこまで竜に感じないのだろう。気位が高い竜であることだし ) ―――名前はその存在を縛る。特に我のような神秘性の強い存在にはな ( とてとてと茂みに向かって歩きながら竜は喋る ) ――では、こうしよう ( 茂みに入る前、竜は長い首を振り向かせて少女のことを黄金色の瞳で見つめる。 ) 友達も。寂しがるのも。名前も。次に出会うことがあったら御主に教えよう。ニンゲンの娘 ( 広大な野性の世界。そんなことがあるものか、と竜は心の中で思っていた ) [Fri 30 Mar 2007 02:28:30]
◆ソレディー > ―――狩り下手なの? ( さっくり。 悪気無くきょとんとした表情で尋ねよう。 獲物に事欠く竜ってイメージと違うような… 誰にでも幼少時代はある、という事か ) ―――ん〜 ごめん、分からないやー。 じょうほう… 生まれ変わる前のことを覚えてる、っていうこと〜? ( 不死鳥と言われても。 ただ、『生まれ変わり』 の概念は割とすんなり受け入れる。 むしろもっと聞きたい話ではあるものの 『あまり語りたい話ではない』 と前置きもあったし、疑問は独り言のように軽く ) ―――あ、じゃあ友達になろ〜? ( 友達なら乗せてくれるなら簡単だと、笑いながらさらりと申し出。 …相手にとってのその重みは、知らない…。 もっとも、自分だって数えるほど… 片手で足りるくらいしか、友達はいないけど ) ―――なりわい…? ( どういう事だろうと、男女一組の夫婦で子をもうけるのが家族!と決めていれば、意味の分からない言葉に難しい表情で。 …大丈夫、そういうモンスターはジャンルが違うって信じてる…! 会っちゃったら覚悟するけど妙な事になる前にバトルDA! ) ―――え…? …うん…? そう… かな? 食べるなら、仕方ないけどね〜… でも私は、あなたが死んじゃったら少し寂しいかなー… ( 『お話したものねえ』 と、難しい言葉に微苦笑を向けた。 すっかり準備は終えて、肉は包まれ袋の中 ) …『人間』だとは思えないよー? だって違うもの〜。 でも話せるなら… うん、何て言うのかな〜 ( 同胞と言うのも変な気はする。 一緒に街で暮らしていたりすれば別だろうけれど、これは推定野生の竜なのだし。 適切な表現を差がして首を傾げて ) …とりあえず、私は竜じゃないよね〜… あ、そうだ。 名前なんていうの〜? ( 考えていたら、離れる身体。 手を振って見送る姿勢だ ) [Fri 30 Mar 2007 02:17:23]
◆アカガネ > ――そうだな。猛禽類と格闘したこともあったが、こうして食事にありつくのも久しぶりだ。そして、冷静に血溜まりを意識したのも ( 肉食だからと言っても果実を食さないわけではないから。 ) ―――。あまり、語りたい話ではないだが。端的に言えば不死鳥の類と似ていると思ってもらいたい。『情報』として、知っているだけだ ( 聞いてもつまらぬ話だろう、と思うから短縮する。それを本当に理解したければ生まれ変わって体験してみればわかるとか極論 ) ―――今は無理だし、我は人を簡単に乗せることを快く思わない。我の背に乗ることができるのは我の友だけだ。 ――どうだろうな。我の知るところでは、それを生業としている者も居るのだとか。―――しかし、獣と違ってメスの主張が考慮されるのは偉大と言うべきか、情け無いと言うべきか・・・。 ( どうやら、純粋に育ったようだ、と竜は認識する。だがそれだけだ。たとえ一人だけ、としても危険なのだろうと思う。この世の中はなにも『人と人だけが番いになるわけではないのだから』。 危険なモンスターはぶよぐちゃです ) ――――。竜の死を尊ぶのは竜だけだ。人の世である以上、竜の死は祝いでしかない。―――人の死がつまらないものであるのと同じように、人に殺された竜の死もつまらないものだ ( 竜殺しに憧れを抱いているのかどうかはわからないが。願わくば、溺れる存在にならないように、だが ) ――なに。三文小説の受け売りだ。気にすることではない。――そうだな、御主にとって我は人と感じるのか? と再確認しただけだ ( 小さく笑めば竜は食事を続ける。肉も少なくなった獲物から顔をあげ、 ) ――敵と思うならばそれもよし。理解あるものを同列として扱うのは聡明なことだ。娘、御主は善き人になるだろうな。その心を忘れないよう、我は願うぞ ( 社交辞令、だろうか。そんな風な感情の無い声で言った後、竜はとてとてとその場を少しだけ、離れるだろう。 ) なに。血がついているのなら後ほど泉の水で洗うだけだ。忠告、感謝するぞ ( 少女の心の機微など読み取れるはずも無く、竜はそのまま「さよなら」も無く立ち去ろうとするだろう。野性の世界に、「さようなら。また」なんて挨拶を交わすことは稀だし、「こんにちは。いい天気ですね」なんていう挨拶もまた稀だから ) [Fri 30 Mar 2007 01:58:37]
◆ソレディー > 『久し振り』〜? …ぁ、大きいの食べるの、久し振りなのー? ( 食事の時は嫌でもできるのではないかと思って… そうでないのなら今日は御馳走か? 『楽しい』 というのがよく分からなくて、首を傾げながら ) ―――あれ? …ええと… えー? 前は大きかったのに、縮んじゃって、また大きくなるの〜? ( 言葉の矛盾に頭を捻りながら… とてとてと離れる竜をやっぱり じぃー っと ) ううん。 乗れるなら乗せて欲しいな〜って。 無理ならしかたないけどー… ぁ、人間はあっちもこっちも手を出したりしないんだよー? 結婚して、その人とだけ子どもを作るの。 ( 『獣じゃないってば〜』 と、ちちち って感じでやや得意気に指を振って。 ―――案外そうでもないという事は、知らないらしい ) …ジーク… 御伽話だよね〜… 父さんから聞いた事あったかなー… んン。 …分かんないや〜。 どうして殺したのかも、どんな竜だったかも知らないしー… ドラゴンを狩れるなんて凄いと思うけど、大変そうだしね〜 ( 力に憧れるのと 『竜殺し』 に憧れるのは違う気がする。 そして 『竜殺し』 に憧れるかと言われれば、憧れるほどには何も知らない。 ただ、腕が立つのは良いことだと、今はそれだけで ) かいんのまつえい? つばさの…? 何? ( 小洒落た呼び名までは知らない様子。 竜、とか… 熊、とか… そういう分類にしては違う感じで、不思議そうにしながら。 ただ、ニュアンスは感じ取ったようだ ) ―――でも、人にも敵はいるでしょー? ( 敵ならば、殺すのを躊躇っていては殺されるのが野生だ。 娘にとってもどうでも良い… と言うか、他に答えの無い問い。 こちらが準備を進める間に、そちらは食べ終わってしまうだろうか ) ―――あ、顔、血付いてる〜 ( 残虐なそれはおっかないとも思うけど。 まあ笑っているであろう事はなんとなく、雰囲気から。 『どういたしまして』 と笑って… 顔の血くらいは拭こうかと思うものの、まだ手を伸ばして触れるほどには距離感を縮めていない。 …大丈夫、だとは思うけど… この竜は人を喰らう事も視野に入れるかもしれないのだから、そこまではしない ) [Fri 30 Mar 2007 01:41:10]
◆アカガネ > ――水場、だからというよりも、神秘性が故、だろうな ( ふむ、と頷く竜。精霊が存在しているだろう水辺なのだから、少なくとも邪悪なものはあまり来ないのかもしれない。 ) いや。久しぶりに血を踏んだな、と。こう、改めて落ち着くと地面に血が吸い込む様と言うのは楽しいものだ。 ―――――。かつては、な。今は見てのとおり、身体は小さく力も幼い。ある程度の成長の後、人を乗せて飛ぶこともできるだろう。―――なんだその目は ( 見つめられて竜はとてとてと少しだけ離れるだろうか。訝しげな視線を娘へと向ける ) ―――ふん。メスにうつつ、か。オスとしてはわからぬわけではないが、あっちもこっちもと手を伸ばせば痛い目を見るだろうに。――というのも、人の世の話なのかもしれぬが ( それこそ種族の違いによる見方の違いだろうが。 ) ―――。なるほど。『竜殺し』か。いつの世にも居るものだな。『ジーク・フリート』と言うものは。御主はそのような存在に憧れるか? ( しかしそれでいて、怒りを顕にしないのは『そういうもの』だから。竜は呪いのように生まれ、祝いのように死ぬ、というのは誰の言葉だったか ) ―――ああ。それは構わない。 ――なるほどな。では、娘。御主はカインの末裔も、翼の反逆者もすべて人なのだろうな? ( 吸血鬼や悪魔までも。そこは人それぞれ。まあ、この問い自体、竜にとってはどうでもいいものなのかもしれないが ) ―――。 ( それから、しばらく竜は獲物を食すだろう。ある程度食し、腹の音が鳴らなくなった頃、 ) 娘。御主からの献上品、美味であった。我は御主に感謝するぞ ( そういって、竜は血だらけになった顔をあげ、その口元を歪ませるだろう。見ようによっては残虐者のそれだが、本竜は笑みを浮かべたつもり ) [Fri 30 Mar 2007 01:19:57]
◆ソレディー > うん、水場なのに静かだよね〜… あ、私も父さんとこの近くに住んでるのー、今はも一人多いんだよ〜 ( 『こらーげん?』 とあんまり美容とか気を使っていなさそうな娘はまた首を傾げ。 踊るような仕草には 『何してるのー』 と笑う ) …たんたいー?… じゃあ、人を乗せたり出来るんだー? ( 竜の話も騎士の話もする父親だけど、その二つを組み合わせた話はしない。 それでも じぃー っと見つめる目が、警戒を差し引いても乗りたそうなのは血か、ただの娘の性格か ) 〜あ、それはねー、戦争で女の人が近くにいなくなっちゃって寂しいから、夢を見るようになっちゃったんだって〜 ( 結果として女性を大切にするのなら何でも同じかもしれないけれど。 ドリー夢見ちゃっているのが原因と考えると少し切なくも可笑しい。 からから笑いながら口にするのは、やはり父親の受け売りだ ) うん、でも、そうだねー… 父さんも狩人だから〜 あ、だけどヴェイトス市では女の人も騎士をしてるんだよー? 『竜殺し』なんだって〜 ( とか、竜を前にして。 『評価を伸ばす』 と言われれば何だかよく分からないままに、何となく嬉しそうに ) 言葉が通じるもの、獣じゃないよ〜。 …ん、それじゃあ皮は頂戴ねー? ( 決まり! と。 もうそれを予定して作業を進めていたけども。 皮を剥ぐ。 獲物を縦に裂くようにして、内臓と脊柱、頭部を竜の分にすれば大分大目な印象か。 自分の分は油紙で包み、大きな袋の中へ… ごそごそ ) [Fri 30 Mar 2007 01:06:33]
◆アカガネ > ――そうだな。後は巨大な肉食獣が入りにくい。隠れる場所が多いとも考えるが・・・ ( それはそれ、各々の理由があるのだろうが。 ) ―――我はコラーゲンを必要としない。――ではない。我が求めるのは肉だ肉。―――内臓と頭、か。ふむ。 ( 真っ赤に染まった地面をしげしげと眺めた後、ぺたんぺたん、と片足で立ったりする。まるで踊るかのように興味深げに ) ―――ふむ。我が単体で飛行するのなら魔術は必要あるまい。そも、あれは疲れる・・・。 ( とはいえ、子竜である我が身では魔力を使おうにも先に体力が果てるがな、というのは心の中。わざわざ欠点を教えることも無いだろうと。 猛禽類と本気バトルをするあたり、この竜の性格は推し量ってもらいたいとか寝言を呟く ) ―――。騎士は女性に敬意を払うのだろう? 残念ながらその話は御主が女性である上に騎士では無いのだから憶測の域と感じる。 ―――。なるほど、それは違うぞ。獣であっても近親の者と分け与える事はある。半分、ではないだろうが。 ――しかし、その論で言うならば御主は我を獣扱いをしないか。高得点だぞ娘。我は御主に対する評価を竹のように伸ばそう ( などと偉そうに言うが、お腹が鳴っていると言われればだんまりと口を噤もう。不貞腐れたように顔を逸らし、 ) ―――我はなんでも食すがな。皮をどうするかは御主の問題だ。我は肉を食すことで体構造を維持するのに必要な分を摂取できれば問題ない ( と言うからには、内臓だけでも栄養と言う面では問題は無いのかもしれない。竜はひょこひょこと半分になった獲物に近づけば、内蔵を食べようと首を伸ばすだろうか ) [Fri 30 Mar 2007 00:50:03]
◆ソレディー > ―――それにここには、あんまり乱暴なのは近付けないからね〜 ( 勿論例外はあるだろうけれど、まだ精霊の泉の水の匂いがする場所なら、凶暴性の強いものは精霊に惑わされ近付けない。 野生の食物連鎖はあるとしても ) 皮、いるー? 頭と内臓あげるから、いらないなら欲しいな〜 ( 本当は戻ってから落ち着いて捌くところだけども、重いものや大きなものとなると運び易くする必要があるし特別な事ではなく。 血抜きと解体で、地面を赤く染めながら… 近付く竜が作業を見守っているだけなら、ほんの少し緊張しつつ、相手から目を離さずに、それでも逃げるでもなく作業は続く ) うんうん。 父さんが教えてくれるの。 で、あなたは〜? ナイショー? ( 『さて』 とはぐらかされた問いを追いかけて… でも、鼠に気を取られて落ちたとかは知らない。 残念ながら。 知っていたらお腹を抱えて笑うカモシレーヌ ) ―――『騎士道』 って、騎士と騎士… じゃなくてもいいのかなー? 騎士と、騎士のいる国のものなんだと思うよ〜? 大事みたいだけど、騎士道を知らない敵と戦うのに気にしてたって危ないだけだし、押し付けるのも良くないってー… 〜ええ? 人間と獣は違うでしょー? 獣は、半分こにしたりしないよ〜 ( 正しいのかどうかは分からない。 人によって違うその見方。 竜の言葉にからから笑い。 空腹を否定するように続けるなら 『お腹鳴ってじゃないー』 と爽やか笑顔ですっぱりと ) 〜皮が付いたままじゃ食べ難いし、皮を食べちゃうのは勿体無いからねー… 骨も〜。 マルカジリ出来ると楽なんだけど〜 ( 面倒くさいよねえ、と… リアクションは特に無い ) [Fri 30 Mar 2007 00:36:58]
◆アカガネ > ―――。ふむ。我らは山岳地帯を住処としている者が多いからな。ここに来るのは珍しいか。そも、他の森で幼年期を過ごせば良いものだしな ( 人間のいうところの『解体』という作業を竜は目を細めて見ていた。興味深い行為だ、と思っているのか、やや首が伸びる ) なるほど。勉強家だなニンゲン。確かに我々はある程度の助走を必要とする。その場で飛ぼうとしたり、高機動な飛行を望むのなら魔術を使って補助する同胞も存在するが・・・・さて ( 少女の想像通り、だろう。木々が多いから、というのも一つの理由だ。飛んでる途中でネズミに気を取られすぎて枝にぶつかって落ちたとか無い無い。記憶から消去した ) ―――。なるほど。我はニンゲンというのは『キシドウ』というのを重んじ、礼節を尊重する種族と認知していた。どうやら我の認識が間違っていたようだ。なるほど。ニンゲンも獣ということなのだな。我は詫びよう、娘。お主の言うことは正しい ( そう言ってから、竜は「お腹空いてるでしょ?」という問いかけに眉間に皺を寄せる ) 勘違いするな、と言った。我はお腹は減っていなくともニンゲンが『食べてください』と言ってくれれば食べるという話だ。 ――――他竜の話を聞こうな、娘。 ―――しかし、解体というのは興味深い ( そういってから嘆息し、竜はとてとてとゆっくりと近寄ろうとするだろう。もし、貴女が何かしらのアクションを起こさなければ解体している作業を眺めるだろう。もし、何かしらのアクションがあるのだとしたら、竜は足を止めるだろう ) [Fri 30 Mar 2007 00:17:10]
◆ソレディー > 珍しいと言うより、近くで見るの初めてなんだ〜 ドラゴンって。 父さんがよく話してくれたから、喋れるっていうのは知ってたよー ( そうでなければ話しかけたり… いや、この娘の場合はするかもしれないがさておいて。 話しには聞いていても実際に喋るところを見るのとでは違う。 広げられる翼を見つめながら、手はてきぱきと獲物の腹を裂いて皮を剥がしにかかっている ) それって、すぐに飛べるの〜? …ええと… 何て言ったっけ、『かっくう』ー? 飛竜って、地面からすぐに飛び上がれるのはあんまりいないって言ってたと思うけどー… ( 走って獲物を追っていたのはそういった事情があるからか、あるいは木々が邪魔して飛び難いからか… 好奇の目を向けて、首傾げ。 『ニンゲンの娘?』 問い掛けに、その角度を深くする ) ―――え… ええとー… 違うの? 出来るからって何をしてもいいわけじゃないけどー… でも狩りだから、獲れないとお腹空いちゃうしねー? ( 『目をつけた』 段階のものには所有権なんて無いと思う。 人間の社会の中にもそうした考えはあるだろうけれど、それが動物に近いものという意識を娘は持っていなくて。 むしろ竜が人間を誤解してやしないかと、距離を取る相手に笑いかけたり ) ―――校医と… 潜望…? ううん? 私も取られちゃうの嫌だし、あなたもお腹空いてるでしょ〜? 襲われながら持って帰るのは大変だものー、言葉が通じて良かったよ〜 ( えへら。 プライドの高さにも気付いてあげられないような。 そんな ) [Fri 30 Mar 2007 00:06:44]
お知らせ > ソレディーさんが入室されました。 『 うーん… ( 獲物まで寄れば、竜を気にしながらもナイフを手に )』 [Thu 29 Mar 2007 23:49:21]
◆アカガネ > 珍しいか? 我らが言を繰ることが。ふふん。驚くのだ。そして畏怖しろ。敬意を払え ( 目を丸くした少女に対して、銅色の竜は小さく胸を張る。どうやら、少女が驚いたことに満足したようだ ) ――お前の目は何を見ている? 我は飛竜だ。走るよりは飛ぶほうが断然早い ( そういって竜は後ろ足二本で立ち上がると、両前足。つまりは鍵爪と皮膜の翼を広げる。均等な正三角形の中、竜が獲物に飛びつくより先に狩人が獲物を二つにするほうが早いだろうが ) ―――。それはニンゲンの視点からの物言いではないな。世は弱肉強食取った者が勝ちの世界、とその年で知るか。ニンゲンの娘? ( ニンゲンの価値観ではなく、動物の価値観に近いそれ。いや、もしかしたらそれはニンゲンの間でもしばしば語られることだろうけど ) ―――勘違いするなよ。ニンゲン ( 獲物のほうへと近づくニンゲンから距離をとる様に一歩、二歩と警戒心あらわに後ろへと下がるだろうか。正三角形は綺麗に崩れることだろうか ) 我はハゲタカのように獲物を承るのではない。我はニンゲンの好意と尊敬と羨望からの供物として、その獲物を献上されるのだ。 ( 無駄にプライドだけがものすっっっっごく高い竜 ) [Thu 29 Mar 2007 23:47:45]
お知らせ > アカガネさんが来ました。 『―――訝しげー』 [Thu 29 Mar 2007 23:36:08]
お知らせ > ソレディーさんが退室されました。 『( 事無きをえるか? )』 [Wed 28 Mar 2007 00:52:52]
◆ソレディー > ―――おー… ( 丸くしていた目を驚いたように瞬くのは、『ほんとに喋った!』 という意思表示。 口には出さないし声も小さいけれど、分かり易い反応だろう。 そして娘は、『言葉が通じる』 『害のない』 相手なら敵ではないと教えられている。 例え見てくれはどんなでも、今日の獲物はそこに仕留めてあるのだし、相手の行動が威嚇までなら弓は引かれぬまま… もっとも、矢を戻しもしないのだが… ) ―――んー… そうだけど、多分あなたの方が足速いよね〜? ( 矢で仕留めた獲物とはまだ距離がある。 竜と獲物と自分の位置関係は、丁度正三角形を描くようなイメージでいかが。 時代がかったと言うか、重たい口調に むむ? と宙を仰ぎ ) えー? でも、丁度狙い易かったしー… まだ届いていなかったんだから、あなたのものじゃなかったよ〜? もしかしたら逃げられちゃったかもしれないんだから、イケナイって言うのはおかしいでしょー? ( 道徳? 倫理? ムツカシイ話は分からないけれど、どうもその辺りは感覚が違うらしい事は… むしろ同じなのかもしれないとは気付かずに、感じてる。 異種族なのだからそれで当然だ、とも ) ( つまり娘が危惧しているのは、獲物に手を付けた後… もしくは今直ぐに竜から襲われる事で… 竜だって、獲物に手を出す瞬間矢が飛んで来るリスクは避けたいのではないかと考えた折衷案。 言葉が通じるなら、それが本心かは別にしてもとりあえず了解の上で行動できる ) ( 鳴ったお腹?に にしし と笑い ) 〜うん。 決まりだねー ありがと〜 ( 弓矢からは手を離さないまま、獲物の方へと近付いて行こう ) [Wed 28 Mar 2007 00:52:22]
お知らせ > アカガネさんが帰りました。 『( 次回へ続く )』 [Wed 28 Mar 2007 00:47:35]
◆アカガネ > ( そして竜は、久しぶりに人間を正面から見たな、と思った ) [Wed 28 Mar 2007 00:47:02]
◆アカガネ > ――――― ( 人間をまともに見たのはどれくらいぶりだろうか。竜は威嚇をしながr――― )・・・・・・・・ ( 半分でどうだろうか? という提案に竜は目を細め、 ) ・・・・・・我が追っていたとはいえ仕留めたのは御主なのだから、貴様の物だろう? ( 獰猛な竜の口が流暢に動き、人間の言葉を吐くという不思議ワールドなヴェイトス。 ) しかし、それであっても貴様が横取りしたのだからあまり褒められたものではない。だからこそ、そのように横取りされたものを我が半分を得るというのは道徳的にも倫理的にも汚らわし―――― ( ぐぅぅぅぅううう ) が。お前が半分残すというなら・・・・・・貰わないことは。。。。。。。。。。。。ないのだが? ( なんかそっぽ見つつごにょごにょ ) [Wed 28 Mar 2007 00:34:00]
◆ソレディー > ( 常世の森へもう少し入り込めば、もっとわけのわからないモノがわんさと出て来る。 それに比べれば 『あ、竜だ』 と分かるコレは大分マシなのかもしれないけれど… 勿論実物は遥か遠く上空にとか、絵や彫刻でしか見た事が無かったし、その強さも御伽噺として語り草で、父親もよく話してくれる ) ( 楽観できる状況ではないなと感じつつ… どう見たって飛べる外見。 そのくせ地上を走って獲物を追っていたという事実が、さっさと背中を向ける事も躊躇わせていた ) ( 威嚇のような鳴き声。 迫力はあるけれど、それで直ぐに怯えてしまわない程度に狩人としての経験はある。 弓を引かないまま… ただ、しっかりと矢は弦にあてがって ) ―――〜は… 半分こで、どうかな〜? ( そちらまで届くくらいの距離で、声をかけた。 ものによって違うけれど、喋れる竜もいると父から聞いている。 …それに、どう見たって二足歩行のトカゲだけれど共通語を話す知り合いも居るし…! ) [Wed 28 Mar 2007 00:16:49]
◆アカガネ > ( 子竜、と表現できないそれは傍目から見れば獰猛な飛竜を小型化しただけのような姿である。その黄金の瞳は月光の下で輝き、その眼を細める。 ) ――――、 ( 竜は喋れるというのに言葉を発しない。身構えたように、目を丸くしたニンゲンの娘を視界の中心におけば、その両羽根を前回に広げて威嚇するように鳴くだろう ) クァア! ( という声。どうやら、喋らないフリをすることにしたようだ ) [Wed 28 Mar 2007 00:07:25]
◆ソレディー > ( 漁夫の利、というのはよくある話。 釣りをしようと餌の付いた竿を振り上げた瞬間とか、射止めた獲物が動きを止めた瞬間とか、娘にとってもそれは珍しい事ではないけれど――― ) ―――〜ん。 よし。 ( 竜に追われていた獲物は広い場所に逃げ出したくらいで、走るコースは直線だろう。 こちらを意識してもいない。 それなら、この娘にとって射止めるのはさほど難しい事ではなく… 空間に向けて放った矢は緩い放物線を描いて飛び、そこへ走り込んで来た獲物を射抜いていた。 満足気に頷く暫しの間――― まだ、安心出来ないのは分かっている。 次に現れるのは肉食獣だろうから ) ( やや身構えながら、『それ』との視線を重ね ) ―――へ? ( きょとんと、こちらも目を丸くして見つめ返す。 何だコレ ) [Wed 28 Mar 2007 00:03:07]
◆アカガネ > ( がさり、と草陰が揺れる。誰か偉い人が言った。『モンスターが飛行竜を襲うことなどありえない。自分たちよりもでかいものを襲うなんて・・・』と。 )( 故に、赤銅の竜が狙ったのはなんかよく知らない哺乳類っぽい動物である。それをとてとてと必死に追いかける子竜が広場へと獲物を追いかけて飛び出した途端。目の前で獲物が射抜かれる。その姿を認めた瞬間、情けないことに子竜の動きが止まってしまう。もし、貴女が子竜の存在に気づいたのなら、その子竜は目をまん丸にして驚いたように少女を見るだろう ) [Tue 27 Mar 2007 23:54:41]
◆ソレディー > ( 竜は果たして弓矢で武装した人間を襲うだろうか? 襲うのだとすれば、その捕食対象はハンドメイドっぽい【かわのふく】を着た、赤銅色の肌と赤い髪がヴェイティアンっぽい娘。 ―――襲うのでなければ、その娘は竜と、竜から逃げる獲物を横から捉える位置に居る。 先に広場へ出るのが竜の狙う獲物で、それが人にも食べられそうなら、横取りするように弓を射るかもしれない。 さて――― ) [Tue 27 Mar 2007 23:50:54]
お知らせ > ソレディーさんが来ました。 『( ←捕食対象? )』 [Tue 27 Mar 2007 23:48:24]
◆アカガネ > ( ゆらゆらとゆれる尻尾は走るときにバランスを取るのに使う。同時に飛んでいるときにでも使う。 ) ―――― ( たったったっ、と走るその足音は小さく、捕食対象に向かって一直線である。できるだけ広がらないように畳んだ両前足を使ってバランスを取り―――、 ) ―――ガサッ ( 捕食対象に気づかれた!! 追いかけ、その目標が出た場所は小さな広場だった ) [Tue 27 Mar 2007 23:46:53]
お知らせ > アカガネさんが入室されました。 『( 竜の尻尾はバランスをとるために存在する )』 [Tue 27 Mar 2007 23:46:42]
お知らせ > リヒャルトさんが帰りました。 『(その内、親父さんに叩き出されやしないだろーか、俺)』 [Fri 16 Mar 2007 04:43:44]
◆リヒャルト > (アマウラ出身者の人もほら、最近は褌つけるとか流行らしいよ? 良くしらないけど、こうコアな人の間で。 まあ、そんな布切れにも目を奪われてしまいそうになるのが、情けない限り)あ、ああ。……うん。俺は、おかしくないと思う、ぞ。――っと、ほらっ。朝になったら、湖で、写してみればッ(おろおろした仕草で色々動き回れば、なんというか裾が気になってしまいます、お嬢さん。あえて見ないように頑張っていますが。 白い服は、似合うと思うのだ、本当に。だから、こうして喜んでくれて、嬉しそうにしてくれているのなら。それだけで、青年にとっては満足なのだった)うん。俺は――俺は好きだよ。というか、似合うと思ったから、買ったんだ(そう言ってはにかむように笑ってみせた。――まあ、彼女を止めることはできなかったのは、その動きに見ほれていたからなのだけれど) [Fri 16 Mar 2007 04:43:12]
お知らせ > ソレディーさんが退室されました。 『( 寝惚け眼の父親は、喜ぶよりひたすらびっくりしていたけれど… まあよしとして! )』 [Fri 16 Mar 2007 04:42:18]
◆ソレディー > ( 下着は普通付けると思うんだ! とか言うとアマウラ出身者に怒られますか? ともあれ、一人で納得してしまって二枚の布も革の服と一緒に足元 ) ―――ぉ、おかしくない〜? …うん、ん、それなら、良いんだけど… ほんとにー? ( 姿見なんて無いから、分からないんだ。 ややおろおろと自分の姿を見下ろして… 普段馴染みの無い色に、合うのだろうかと不安そう。 赤銅色の肌と赤毛に白い服。 コントラストとしては、映えている ) ―――ぅ、うん? ありがとう。 よく分からないけど〜、リヒャルトが好きならいいやー ( 気に入っている様子ではあるものの… 歯切れの悪さはやっぱり、全く縁の無かった普通の服だからだろう。 赤銅色の肌で分かり難いけど、炎の色とは違う感じに頬を染めて、くるくる回りながら服を見下ろしてる ) ぁ、そうだ! 父さん起こしてくるねー ( 嬉しそうに、寝室へ飛んで行く ) [Fri 16 Mar 2007 04:38:22]
◆リヒャルト > (ああ、後ろを見るのが怖い! でも見てみたい! そんな相反する感情の鬩ぎ合い。というか男も、どうなのかは良く知らない。異国の民族衣装の着方を熟知しているというのは、それはそれでダメな奴だと思うのは自分だけか、どうか。 というかこういう益体も無い思考はきっと現実逃避の産物。 ――そして、呼ばれた声に振り返って) (思考の停止。再起動に数秒。思考の再開に数秒。それからの行動は、早かった)あ、っと、そう、そう――か。うん。……い、いや、俺は、似合ってると、思う、が(――選んだ理由の一つ、が。彼女の赤毛に、白い服は似合うのではないか、と思ったこと。ポニーテールのまま、なのを少し気にしているようではあれど、青年からしてみれば、似合っていると、感じられる姿で)――どう、だろう。気に入ってもらえると、嬉しいんだが。 [Fri 16 Mar 2007 04:27:31]
◆ソレディー > ( いつもなら一分とかからないかもしれない間も、今回は長い。 悪戦苦闘しているっぽい衣擦れの音をさせて――― やがて、声をかけた ) …これって… 下、何もしないの〜? これだけ、でいいのかなー? …うん、無理だもんねー。 いいや。 ( 何か不穏な ) いいよ〜? ( スカートのチャイナ服に対して、ズボンを履かなくていいの? という問いか、それとも下着の話か… 多分、両方。 娘の下着は布を巻きつけるという単純なもので、女性用下着よりは上下ともに厚くなる。 割りと身体にフィットするチャイナ服を着るには、それが邪魔になったらしかった。 脱いだものは足元に。 …いつも大雑把にしている赤毛のポニーテールを気にした様子こそあるものの、そのままで… もぢもぢと所在無げに佇んでいる ) 〜ちょっと、変な感じだねー… スースーするのに窮屈で… でも、何にも着てないみたいだよ〜 ( ハンドメイドの革の服よりはずっと軽いし、素材もしなやか。 恥ずかしそうな、嬉しそうな、でもやっぱり困ってるような ) [Fri 16 Mar 2007 04:22:14]
◆リヒャルト > ああ。凍ってしまうからね。――あと、確かにあれじゃあ野菜は育ちにくいだろうなあ、とは思ったよ(あまり長く観光したわけではないけれども。土地を耕してもすぐ雪で埋もれてしまうだろう、あれでは。どうやって野菜を、と考えれば、自分の行った仕事に行き当たる。まあ、世の中はこうして上手く回っているだろう、ということだ。 ちなみにさすがに、スリットの凄いものを選ぶ自信はなかった)ああ。ええと、フォーワンあたりの民族衣装、らしい。前に来た行商人から買ったけど、あのあたりは寒いから、売れ残ったんだと――って、あ、ああ、わ、わかったッ(上ずった声と共に、青年は彼女に背中を向けた。喜んでくれるのは嬉しいが、その、なんだ、困る。父親がおきてこないかどうか、気が気でならない。というか、振り向くまでの一瞬で見えた、彼女の背中が目に残る。振り払うためにも目を閉じて) [Fri 16 Mar 2007 04:11:20]
◆ソレディー > ―――川は、たまにしか流れないんだってねー? 池も、寒くて凍っちゃうって父さんが… ( 価値ある物との物々交換なら、現金換算は難しいかもしれないけれど、それでも価値はある。 やや不安な説明に眉根を寄せるものの… 興味は追求よりもお土産そのものに。 笑われてしまって、小さくなりながら開いた包み… チャイナ服、でいいのだろうか。 半袖膝丈のワンピース、スリットも大人しいそれ(*確認済み)を広げ、キョトンと見つめてる ) ―――ぁ、ありがとぉ〜… これ、服? だよねー。 んと… じゃあ、待ってね。 ちょっとあっち向いててー ( 呆けたような、ちょっと困惑したような顔を次第に笑顔に。 言うが早いかくるりと背中を向けて、ぱっぱと脱ぎ始めてしまう。 お父さんが起きていると慌てるタイミング。 青年が困るタイミング。 読めない娘は、着替える時はいつもこんな調子だった ) [Fri 16 Mar 2007 04:06:43]
◆リヒャルト > あー。いや、そこで安いっていうと失礼かもしれんが、高いわけじゃあ、ない。物々交換してもらったんだ。山の上では、魚とかも手に入らないから(そう言ったモノとの交換。元手は零。しいていえば、体力と引き換えか。だから安心して良いと、ソレディーにかけて笑いかける。怯えた仕草。どこか可愛いともいえるそれに、また笑ってしまって。そして出てきたのは――白い布地で出来た、民族衣装。ツェカンのものでは、ないのだけれど。それでおも、彼女には似合うと思ったから) [Fri 16 Mar 2007 03:56:45]
◆ソレディー > ( えへへ〜 と子どものような笑顔で、それを受け取る。 もらう前からすっかり喜んじゃっている感じ。 お土産、とか… プレゼント、といったステータスがあれば、中身は何でも、嬉しいものだ ) ありがとー! …ってぇ? もしかして、高い〜…? ( 開けるのを惜しむように、布の包みを一撫でして… 高いからといって要らない!と返す気配こそないものの、表情はやや不安そうだ。 恩を受け過ぎてはならないという感覚 ) ………。 ( そっと、獣を掻っ捌いていた姿からは想像できないような調子でおっかなびっくり包みを開く。 出て来るのは―――? ) [Fri 16 Mar 2007 03:52:58]
◆リヒャルト > (――さて。駆けるようにして戻ってきた少女の様子を見て、青年は嬉しそうに微笑んだ。ぱちぱちと火の爆ぜる音を聞きながら、荷物の中からそれを取り出す。――まあ、あの雪山の国とは、其処まで関連があるものでもないのだけれど。それでも、彼女に似合いそうだとそう思ったから、それを買ってきた。――多分、大丈夫だと、思うのだが。喜んでくれるだろうと、思うのだが。やっぱり不安だった)大したものじゃない、とは言わないけどさ。――まあ、喜んでくれると、嬉しいよ(そう言って、娘に差出したのは平べったい布包み。それをとけば、そこには土産が姿を現すわけだが――) [Fri 16 Mar 2007 03:44:09]
◆ソレディー > ( 反面、本当に特別なことをしているとは思っていないのだけど。 嬉しいものは嬉しいんだから仕方ない。 あんまり言葉を重ねさせるのも困らせてしまうようで、黙る。 『二度はない』 という彼の言葉を信じよう――― もっとも、どうするかを選択する必要が無いという意味で、二度目なんか無いに越した事は無いのだけれど。 …物心つく頃には刃物の扱い方は教わっていた。 手際は良い。 眼を見張るような技術があるわけでもないが、必要十分… ) ( で。 飛び出して行った勢いの良い足取りが、そのままのペースで戻って来る。 服だと知っていたら身体を拭いてからとも思ったろうけれど、それは予想外。 血だけを落として、囲炉裏のようで暖炉のような暖房器具の火が揺れる家の中… 待っていた彼の前にちょこんとSEIZA。 わくわくした顔で見つめてる。 尻尾とかあったら振りそうな ) 〜山の上から、ずっと運んで来てくれたんだよねぇ… ( その為に行ったのではないとしても、なんとなく頑張ってくれたような気がして、余計に ) [Fri 16 Mar 2007 03:38:42]
◆リヒャルト > してるよ。ソレディーは、頑張ってる。――俺が言うんだ。してる、って(嬉しそうな様子を見れば、言ってよかった、と。そう思う。だってそうだろう? 誉められただけで、こんなにも嬉しそうにするのなら。 なぜ、もっと早く、誰か彼女を誉めてやらなかったのか。 そんな風に想いながらも、次の言葉にはしまった、と何処かふざけたように額を叩いてみせた)まあ、うん。あれも、二度はないから。大丈夫だよ。本当に(参ったな、という表情。睨まれれば、わかってるよ、というように何度か頷きながらも、その手並みの良さに感心していたり。上手いもんだ、と小さな呟きが聞こえるだろうか。主婦のように、というのは――手際が良い、ということだろうから)ん。それは見てのお楽しみ、かな。(――ぱたぱたと、湖へ走っていく彼女を見つめつつ、此方も楽しげに、戻ってくるのを待とう) [Fri 16 Mar 2007 03:28:07]
◆ソレディー > …えぇ? 何にも、してないよー ( 照れるようにそんなことを言ってしまいながら、嬉しそう。 …よくやったって、誰も褒めてくれなくなって… 自分は面倒くさがりという自覚はあっても、それは寂しかったから ) ―――ぁあ! そうだったね〜 ( 言われて思い出したらしい。 墓穴。 『あんな場所で倒れてた』 どうして家の前まで来ておいてそこにいなかったのかと。 むすー っと半眼になって見上げよう。 きっと既に散々言ったことだから、今更は言わない。 ただ 『もうしないでねー』 と、念 ) ほんとかな〜… ( 思い出してしまったのでちょっと疑り深く。 冗談半分に見上げ… そんな事をしながらだから、ちょっと雑だけど、一応ちゃんと捌けてる。 別に見事でも何でもなく、主婦のようなそれ。 多分、ナイフで戦えと言われても無理だろう ) ―――『似合う』? …えー? 何ー? ( 焦らされて、楽しみで。 身に付ける物かな、とは思うけど… 何だろう。 ぱぱっと肉を捌いたら、皮を干したりそれぞれをそれぞれの場所に。 待ちきれないように… と言うか待たせている方なのだけど。 手を洗いに湖へ駆けていく ) [Fri 16 Mar 2007 03:14:38]
◆リヒャルト > まあ。俺はソレディーを凄いと思ってる、って事だけ、わかってくれれば良いよ(苦笑いしつつ、まあ、確かにその通りなのだけれど。単に生きるというだけでも大変なのは、昔の軍人生活でも、今の狩人暮らしでも、実感しているから。自分は彼女の事を凄いと思っている。誉めているのだと、それが伝われば良いか、なんて。青年は笑いかけながら思うのだった)無理も無茶もしていない。――っても、あんな場所で倒れてたんじゃ、説得力はないけれどね。まあ、うん、大丈夫だよ、本当に。(無茶はしていないから、と安心させるように告げながら、娘の手並みを拝見。あまりナイフ捌きは上手くない青年なのであった)忘れるわけはないだろう? ――いや、実際、待たせちゃったけどね、うん。似合う――とは思うんだけど、気に入ってくれると、嬉しいかなあ(なんて。肝心の土産内容について濁すのは、彼女を楽しませたいからか。勝手に覗くような娘だとは勿論思っていなくて、だからこそ、彼女がそういう娘であることがわかれば、少し嬉しかったり) [Fri 16 Mar 2007 03:01:25]
◆ソレディー > ―――え? でも生活できないと… 生活、できてないよね〜? ………あれ? ( とってもおばかな雰囲気になってしまう言葉だけど。 こうして生きているんだから当たり前じゃない、と思う。 暫く首を傾げて、『変なの〜』 と可笑しそうに笑い出す始末。 褒めてくれるのは嬉しくて、はにかみ風味ではあるものの、青年の言葉を上手くは汲み取れていないだろう。 あるいは、ごく自然に受け取ってしまっているのか ) 普通に使ってれば、すぐ元に戻るよー、大丈夫。 …ん。 でも無理は、しなくていいからねぇ… ( それなら心配しない、とウンウン頷いて… 軽いものだからその場では捌かなかったけれど、血抜きはしてある。 談笑しながら、てきぱき皮とブロック肉と残骸に切り分けていく ) ―――あ、やった。 忘れちゃったかと思ってたよ〜 ( 『お土産』 の言葉にえへらと。 覚えていたのだけれど催促はできない。 だからって荷物を漁ったりしない程度には躾けられている、そんな状況。 …血抜きはしてあっても手は汚れる。 服は汚さないように気をつけるけど… 汚れたって気にしない。 お土産が衣服なら、作業着としては着ないだろう。 ―――ぶっちゃけ作業着以外着る機会の無い環境でもあるが…! ) [Fri 16 Mar 2007 02:53:02]
◆リヒャルト > ん。――毎日、生活できていることが、さ。簡単かもしれないけど、続けてるのは凄いなあ、って思ったんだ(継続こそ力なり、というのは。逆説的に継続する事は困難だ、と言っているわけで。それ故に、青年は少女を誉めるのだ。 街での反応などは、あまり良く知らないが、彼女の父の愚痴めいた言葉から多少は伺えて。なら、せめて自分くらいは、と思うのは――傲慢、なのだろうか。青年には、わからなかったけれど)そりゃあ、少しはね。――無茶だと思うほどにはやってないから、そんなに心配しなくて良いよ。――大丈夫だから(そういう作業だからこそ、この上、娘にさせるわけにもいかなかった、というのも理由の一つ。少女を安心させるように微笑みかけながら、腕を叩かれれば、青年もどこか嬉しそうだ。)……ん? あ、いや、そう言えば土産を買ってきたな、と思ってさ。 解体が終わったら、君に渡そうと思ったんだ(さすがに、解体前に渡すのはどうかと思った。あの服で獣の解体行為は、さすがに、ちょっと) [Fri 16 Mar 2007 02:41:15]
◆ソレディー > ………? ん? 何が〜? ( もっと言って! というのではない、本当に分かっていない顔。 自分の能力に無自覚でそれが普通と思ってしまえば、出来ない人に対しては 『どうしてこんな事もできないの?』 となってしまう。 …そんな性格ではないとしても… はぐれ者のくせに涼しい顔しているのが気に障るということもあるだろう。 近場の村では 『運ばかり良くてやる気のない娘』 と 『落ちぶれた父親』 その中で暮らしていないからさほど実害は無いが、関係は良好とは言えなかった ) もー… こんなに〜… …うん? うん、もういいなら、少しずつ動かさないといけないけどー… 鈍っちゃってた〜? ( 勿論薪割りはそれなりに大変だし、面倒くさがりの娘としてはやってくれる事自体は大歓迎。 困ったような面持ちで積まれた薪を見て… でも、次第に笑顔。 ぽんぽんと、青年の腕を叩く。 ありがとう ) ―――どうしたの? ( 服? 何か付いているかと見下ろそう。 獲物を下ろして、荷物を置いて… ナイフ一本手に、捌きにかかっている ) [Fri 16 Mar 2007 02:32:27]
◆リヒャルト > ――ソレディーは、凄いな(どこか眩しげに。彼女が自分を気遣ってくれているのは理解しても、それでも、やはり。こうして日々、頑張っている彼女は凄いと思えて。日々の食事を、彼女の腕一つで賄っていル、その現実。感謝と、感心と。自然と、労うような口調で、そう告げていた。 まあ、呆れられるのも仕方ないかもしれないが。まあ、だいぶ溜まった薪を見れば、当分、こんな事をする必要もないだろう)ああ。――お陰で、本当にね。だいぶ楽になったから、動かないとならないだろう? ……いや、俺は、構わないんだが(彼女の、この表情。気まずそうな顔は、あまり見たくはなかった。)――そう、だな。うん……今日は、これで止めるよ。(頷いて、素直に斧から手を離した。――と、目を向けるのは、いつも通りお手製の少女の服装。……ううん、と少し考えるような、仕草。サイズは、多分大丈夫だと思うのだが――土産を渡したら、気に入ってくれるだろうか、と) [Fri 16 Mar 2007 02:19:33]
◆ソレディー > ただいまー! ( と送れて挨拶。 獲物が取れた喜びも特には無いらしく、青年への心配に気がいっていればどこかおざなりな響きだ。 この家にいる間、食事に事欠くことは無かっただろう。 …娘は狩りに出ると、大抵何かを獲って来る。 一人増えたため余り物が出なかったり、時間が無かったりで、近場の村まで物々交換に行かれずに… 生野菜や果物はすぐに食卓から姿を消したものの、それでも家の周りで生えるに任せているような家庭菜園?や保存用に干してあったもので代用すれば、それなりの食事はまかなえていた。 ―――ともあれ、彼が感心してくれているとは知らない。 ただ暢気な様子にやや呆れ… 帰り着く家。 青年の前。 いつもと変わらぬハンドメイドっぽい革の狩り装束で、心配そうに見上げよう ) ―――大丈夫… なのー? …そっか… ごめんねぇ。 ( お父さんはまだ寝てる。 自分は慣れているけれど、青年に言われるのは未だにちょっと気まずい。 微苦笑零して、いいからいいから、と斧を離させようと ) ありがと〜? だけど、また悪くしちゃったら何にもならないでしょー [Fri 16 Mar 2007 02:11:35]
◆リヒャルト > (これでも一応暖かくしようと雪山仕様。だから余計にあせもかくのだけれども。そんな悪循環。でもほら風邪のときは汗を流したほうが良いって言うし!)――おお、お帰り、ソレディーッ (とか、此方はそんな暢気な様子。 彼女の狩りの腕前は凄い、というのはここで暮らす間に知ったわけで。感心したように眺めている辺り、本人は至って暢気なようだった)いや、少し身体を動かさないと、ダメだと思ってね。――お父さんは、まだ寝てる。で、まあ、薪が少なくなっているのに気が付いたから、ほら(補充しないでいるのも、という様子。ジェスチャーに気付かずとも、会話している間は斧をふるっていないため、停止させようという意図は果たされたようだ) [Fri 16 Mar 2007 01:59:25]
◆ソレディー > ( 遠く、びっくりしたような声が上がる。 森で狩りを終えた娘は、一度最短距離で湖畔まで出て、そこから湖沿いに家を目指すといういつもの家路についていた。 薪割りの音が届く距離。 父さんが頑張っているのかと思いきや、そこに立っているのは病人ということで家に泊まっている青年で――― まだ大声を上げる必要のある距離。 水辺で、四足を一つに縛った獣を肩から下げて手を振っている。 のんびりと歩いていたのを、獲物もあって走れはしないから早歩きに変えて――― ) 寝てなきゃだめでしょー!? 父さんは〜? しろって言われたー? ( ああ、汗拭ってる!? 冷える! 冷えるから! 近付けば、手を振るのも 『ストップ』 のジェスチャーに見えるだろうか ) [Fri 16 Mar 2007 01:55:27]
◆リヒャルト > (――カコン、と斧を薪に打ち込んだところで聞こえた声に、青年は顔を上げた。肩からかけたタオルで頬の汗を拭って)――ソレディ?(だろうか、と声の方向を探して) [Fri 16 Mar 2007 01:46:21]
お知らせ > ソレディーさんが来ました。 『 ―――何してるのー!? 』 [Fri 16 Mar 2007 01:31:53]
◆リヒャルト > (――カコン。と音がする度に木が割れて。薪になる。 ――いや、薪を割るのか? 言葉は難しい。 そんな益体も無いことを考えながら、青年は斧を振るい続ける)……なんだか、居座っちゃってる、よな(呟くのは、ココのこと。病気で倒れて、介抱してもらって。ほぼ治ったのに、ここにいる。――良いのだろうかと考え、良くないだろうと打ち消す。 ――迷惑になる。 と、そういえば。未だに土産も渡していなかったっけ。 どんだけ無作法な客なのやら) [Fri 16 Mar 2007 01:29:11]
◆リヒャルト > ――ただ飯ぐらい、というわけにも(いかないよな、と青年は少し元気になった身体を動かして、薪を割っていた。 あまりタフなほうではなかったが、それでも何もしないというわけにもいくまい。狩りだけで暮らしていくことの辛さは理解している。――なら、せめて自分にできることを、というわけだった) [Fri 16 Mar 2007 01:18:38]
お知らせ > リヒャルトさんが来ました。 [Fri 16 Mar 2007 01:17:10]
お知らせ > オルパーさんが帰りました。 『 さて、早く帰ってご飯にしようか。 』 [Sat 10 Mar 2007 18:59:20]
◆オルパー > …… ね、もう少し集落が落ち着いたらさ。 ( アングリマーラからこちらの集落へ、まだ戻ってきたばかりだから ) アァナさんのところ、訪ねていってもいい? 私アァナさんに教えてもらいたい事が―― …え? いやいやいや! 別にウオンコクの女性じゃ頼りないなんて事は全然ないけど! ( 狩りとか日常生活での知識とか、そういうンじゃなくって ) ちょっとね。違うことで教えてもらいたい事があるから ( へろり、笑ってなんとか女たちを宥め ) [Sat 10 Mar 2007 18:58:37]
◆オルパー > え? 私のほうが心配ー?? いやそんな。そんな…だ、大丈夫だよー。 ( もう、って。娘は少しむくれる ) それより私は、遺跡が心配。 ( 眉を寄せれば、他の女たちもカタイ顔。それでも歩く速度は緩めずに ) 祖先の精霊様たちも、土地の神様たちもお怒りじゃないかなぁ… ( ワンジーナや虹蛇。 泉の周囲、娘の足元に咲く血の花だって精霊の行為によるものだとウオンコクでは伝えられている。 ) [Sat 10 Mar 2007 18:55:26]
◆オルパー > ( ウオンコクの民には縄張り意識のようなものがある。違う部族のテリトリーで、ウオンコクの民はけして狩りをしない。 しかし縄張りとはいってもよそ者を一歩もいれないというような厳しいものではないのだ。昔は街から流れてきた犯罪者や逃亡奴隷などがウオンコクの民として共に行動していた事もあるという ) 子どもたちは、ちゃんと掃除できてるかな? ん?いや、そりゃ心配にもなるよー ( 掃除は、例の集落の周りの火付けである。歩きながら女たちはそんな他愛ない会話 ) [Sat 10 Mar 2007 18:50:03]
◆オルパー > もう、キャンプはできているかな? 男たちもピクニックから帰ってきているかも。 ( ピクニックとは狩りのこと。女たちと連れたって、集落へと歩いていく ) ( 精霊の泉、荒涼の大地、古代遺跡からほぼ同距離ほど。 遺跡と泉に程近い平原に現在ウオンコクの集落はある ) [Sat 10 Mar 2007 18:44:38]
◆オルパー > ( 遺跡側。遺跡から少し西へと離れたあたり。他の数人の女たちと共に娘はいた。 布袋や籠など思い思いの道具の中に入っているのは海芋の根やクズウコン、ホワイト・マングローブの種子、ヤム芋など ) …ちょーぉっと遅くなっちゃったかなー? ( よいせ、と布袋を担ぎなおし ) [Sat 10 Mar 2007 18:39:04]
お知らせ > オルパーさんが来ました。 『( 精霊の泉 )』 [Sat 10 Mar 2007 18:27:40]
お知らせ > リヒャルトさんが帰りました。 [Wed 7 Mar 2007 01:16:39]
◆リヒャルト > ……やれやれ。良い加減、とっとと身体を動かさんとな。なまってしまって仕方がない(とはいえ、今日はさすがに無茶をする気はない。久方振りに、身体を襲っていた倦怠感から解放されたのだから、ここで無茶をして戻ってしまえば元の木阿弥、だ。 しばし安静にしていると、頭を襲う痛みと吐き気も、和らいできた。治ってきた、のだろう、きっと) [Wed 7 Mar 2007 01:01:35]
◆リヒャルト > (――彼女は留守か、寝てるのか。どちらにせよ、勝手に動き出すには少し体力不足。いや、まあ、さすがに以前のばったり倒れていた頃よりかは、はるかにマシになったのだけれど。身を起こしたまま、何をするでもなくぼんやり。 ――これからどうしようか。そんな思考も脳裏に浮かぶが、さして良いアイデアがあるでもなし。やれやれと、息を吐いた) [Wed 7 Mar 2007 00:54:04]
◆リヒャルト > ……一月、ぐらいか。大体(床に臥せったまま、見上げる窓の外。明り取りの向こうに見える月は、随分と丸まっていた。 あの洞窟の中で見上げた月からおおよそ判断して――ほぼ一周か、少し。ようやっと治ってはきたけれど、余計な手間をかけさせてしまったことには違いあるまい。やれやれと、一度溜息を吐いた) [Wed 7 Mar 2007 00:49:21]
◆リヒャルト > (酷い頭痛と、それに伴う吐き気。見上げた天井は、ここしばらくで見慣れた様相。そう、自分はあの少女に助けられたのだと、気付くのに随分と時間が掛かった。 やれやれと溜息一つ。迷惑をかけていたのは、一体誰だったのか。 彼女の父ではなく自分ではないか。 いや、彼女はきっとそのどちらも迷惑とは感じないだろう。 そんな思考がぐるぐると渦巻いて、解けて消える。 残ったのは頭痛と、それから吐き気だった) [Wed 7 Mar 2007 00:43:38]
お知らせ > リヒャルトさんが来ました。 『――眼が覚めた』 [Wed 7 Mar 2007 00:41:59]
お知らせ > オルパーさんが帰りました。 『 …きれいだね。 ( 呟いた言葉は風に流された ) 』 [Mon 5 Mar 2007 16:04:57]
◆オルパー > ( 指先をその血の花へと 伸ばし、 ) …… ( 指先でそっと、柔らかな花弁に触れて ) ( 慰めるように指先で花弁を撫でる ) [Mon 5 Mar 2007 16:04:30]
◆オルパー > … ( なんだか重複したのは気のせいだと思いたい。投稿時間一緒なのになんでだろう ともあれ ) ( 前に長が話してくれた。血の花の話 ドリームタイムの伝説 善良な人々の流した血から祖先の精霊が咲かせた美しい深紅の花。プルリミルとボローラの物語 ) [Mon 5 Mar 2007 16:03:04]
◆オルパー > …此処にも生えてたんだ。 ( なんとなく。 近寄って、傍にしゃがみこむ。 地面に這うように生えた花は背は高くないが、縦長の花は10センチ程の大きさ。真ん中に黒い丸。よく見ると細かい毛で覆われている ) …… ( 遺跡近くの集落の、湖畔にも咲いている。あかいあかい 真紅の花。 ちのはな ) [Mon 5 Mar 2007 15:59:14]
◆オルパー > …此処にも生えてたんだ。 ( なんとなく。 近寄って、傍にしゃがみこむ。 地面に這うように生えた花は背は高くないが、縦長の花は10センチ程の大きさ。真ん中に黒い丸。よく見ると細かい毛で覆われている ) …… ( 遺跡近くの集落の、湖畔にも咲いている。あかいあかい 真紅の花。 ちのはな ) [Mon 5 Mar 2007 15:59:14]
◆オルパー > ( 散歩のようにさくさくと、緩い足取りで湖畔は歩く。籠は置いたままだが、今はソレや己を狙うような獲物の影も無い。平和な水辺。鳥の声、虫たちの息遣い そして湖畔に咲く、 ) … あ。 ( 血の花。 あかいあかい 花 ) [Mon 5 Mar 2007 15:52:35]
◆オルパー > ( 近いうちに今の集落をたたんで元の区域にもどるという。既に準備は始まっていて、己は木の実や果実なんかを取りに足を運んだ。背負った籠の中にはすでにいくつかの戦利品。籠を背から下ろせば、ふぃーと息をつこうか。少し、休憩 ) 曇ってるのが残念だけど、キレイ ( 日が出ていたらもっともっと、キラキラと水面は輝かんばかりであろうに ) [Mon 5 Mar 2007 15:48:45]
◆オルパー > ( 一口に精霊の泉といってもこの泉は広い。遺跡側ではなくアングリマーラ側の湖畔。 透明度の高い水に、淡水魚の遊ぶ様が垣間見える。時折、ぱちゃと水音のするのは魚の跳ねる音かそれとも精霊の水面にて遊ぶ様か ) 暖かくなってきたなー ( アングリマーラの近くだから、というわけでもなく。 ) [Mon 5 Mar 2007 15:42:28]
お知らせ > オルパーさんが来ました。 『( 精霊の泉 )』 [Mon 5 Mar 2007 15:35:46]
お知らせ > ソレディーさんが帰りました。 『(なんとかなるでしょ〜…そんな、暢気な。彼の荷物には手をつけていないから、お土産もまだ )』 [Wed 28 Feb 2007 05:03:50]
◆ソレディー > ( リヒャルトは、初めは本当に大したことのない、雪山特有でもなんでもないただの風邪だったのかもしれないけれど… 家まで来ておいて遠慮して洞窟で養生なんて事をした為に、いい感じに悪化させてしまった様子。 ここ暫く伏せたまま、ろくに話もできていない。 ―――こうして自分が留守にする間は、父親と話すこともあるようだけど、基本的には眠りこけている ) ( まさか大事には至らないようにと思いながら、心配は心配。 でも、嬉しいこともあった。 ―――自分は獲物を捕りに出なければならず、その間の看病はやはり病人の父親に任せることになるのだけれど… 割と、ちゃんとやっているようなのだ。 自分が居る時でも、彼の身体を拭こうとすると代わってくれたり、看病には協力的だった。 『彼が困るから』 という意味はよく分からないものの、してくれる事は任せる事にしている ) [Wed 28 Feb 2007 05:02:26]
◆ソレディー > ( まだ暗い室内は、煮炊きして居間を暖めていた炎に柔らかく照らされて、眠る二人の男性を浮かび上がらせる。 ―――両方とも呼吸しているのをちょっと真面目に確認して、祈るように一度目を閉じてから、家を出た ) [Wed 28 Feb 2007 04:54:55]
◆ソレディー > ( いい加減ボロっちくなってしまったブーツは街で買ってもらった物。 補修しつつ使っているので不恰好でもあるけれど、格好を気にしなければまだまだ使える。 それに、ちょっとくらい乱暴に扱っても指を怪我しないよう弓用の手袋をして、毛皮をそのまま巻いてるようなマントをかぶれば簡単に準備は終わる。 褐色の肌に、伸び放題の赤毛を大雑把にポニーテールにするリボンとは言えない帯には飾り羽、ヴェイティアンの山人のような雰囲気になった。 屋筒と弓と、最低限必要な小物の入った鞄に、皮袋の水筒をさげて… 一度、寝室に顔を出す ) [Wed 28 Feb 2007 04:52:19]
◆ソレディー > ( 装備の大半はハンドメイドで、市販されている物のような質や見た目は望むべくもないけれど。 それでもなるべく頑丈に、使い易いように、工夫に工夫を重ねて作ったもの。 レザーアーマーとはいかないまでも、キルテッドシルクよりは防具効果を期待できる ) ( 普段半袖半ズボンの【かわのふく】に、それぞれ取り外せるようになっている袖をつけて、上からもう一枚、それぞれのつなぎ目を丁度覆う程度の大きさのズボンまで一体になった上着を羽織る。 重ね着で少し窮屈になるけれど、中ではあまりしっかりと繋がっていない袖が手足の動きを邪魔することはなく、そこそこ動き易くなっていた ) [Wed 28 Feb 2007 04:41:03]
◆ソレディー > ( 暖めれば食べられるように、わざと煮崩れさせた野菜や肉でシチューのようになったスープを作っておいて。 まだ暗いうちに、狩人の娘は身支度を整える ) [Wed 28 Feb 2007 04:32:12]
お知らせ > ソレディーさんが入室されました。 『( 常世の森が迫る湖畔の家で )』 [Wed 28 Feb 2007 04:29:13]
お知らせ > ソレディーさんが帰りました。 『(リヒャルトが良くなったら、彼の家を教えてもらおう。どんな所で住んでいるのか、見てみたい)』 [Wed 21 Feb 2007 01:39:45]
◆ソレディー > ( 火にあぶられて火照った身体を、湖畔の冷たい風が急速に冷やして身震い一つ。 …ちょっと気持ちいいのも束の間、ハンドメイドのかわのふく上下は半袖半ズボンで、ちょっと冷える夜ともなればあっという間に寒くなってしまいそうだった… ) ( それも、もうじき暖かくなる。 父の心境は去年に比べれば良くなっているのかもしれないが、身体は悪くなって… あとは、去年と同じ春が来る ) ( そうでもないか、と… 今は一人多い家を振り返った。 一人はあまり近付けなさそうな感じだけれど… ご近所さんが二人もできた ) [Wed 21 Feb 2007 01:33:47]
◆ソレディー > ( とは言え。 彼のは一時的な風邪のようだし、じきに治れば出て行くだろう。 …そうすれば元のまま、二人きり… また『誰もいない』生活だ ) ( 父には死んだ母しか見えていない。 それでなくても先に死んでしまう。 病が無くたって、順番ならそうだから。 …そうなれば本当に一人きり… ) ( それが普通と思っているのに、寂しく感じてしまうのは何だろう。 ―――磨り潰してこした葉を、更に乾かす為に布に塗りつける。 それを四角い木枠に乗せて、外へ。 ちょこちょこと動き回って一通り仕事を終えたら、そのままひょいと、表に出た ) [Wed 21 Feb 2007 00:40:35]
◆ソレディー > ( 常世の森で隠棲していた部族の母には、生活に密着した色々な事を教わったけど… 教わった事のうちで、覚えているのはほんの一握りだと思う。 今だって、何か忘れてやしないかと心配で… そしてそれを確かめる術が無いのが、少し寂しい。 父と母に教わって、二通りの読み書きが出来るのだから、どうして書き留めておかなかったのだろうと溜息を零した。 紙は無いけど、ちょっとした走り書きに使う樹皮は探せばそれなりに手に入るのに ) ………。 ( ちょっと疲れた手を握って開いて。 …ふと、男二人が眠っているであろう寝室へ目を向ける。 父は、戸惑いながらも看病には協力的だった。 実は自分の方が重いんじゃないかって思うのに、本人はまるでそれを気にしないようで… ―――相変わらずお酒は飲むしぼうっとしているし口数も少ないけれど、やっぱり二人きりでいるのとは違う何かがあるのかと思う ) [Wed 21 Feb 2007 00:27:44]
◆ソレディー > ( 伸び放題の赤毛を大雑把にポニーテールにした褐色の肌の娘は、ゴリゴリと乳鉢にすりこ木を押し付けていた。 専門の知識や技術があるわけではないけれど、一応、民間療法的な薬草の使い方は知っている。 効果もおして知るべしとは言え、何もしないよりはマシだろう ) ( 不摂生が過ぎて持病持ちになってしまったような父の分ではなく、自分の分でもない。 少し前からここで看ている人の分。 囲炉裏と暖炉を足したような不恰好な暖房の前に座り込んで、作業を進める手は淡々と。 数種の木の実や葉を磨り潰し、こしたりしながら時折何かを思い出そうとするように宙を仰いだ ) [Wed 21 Feb 2007 00:10:28]
お知らせ > ソレディーさんが入室されました。 『( 精霊の泉の畔、背後に常世の森が迫る掘っ立て小屋で )』 [Tue 20 Feb 2007 23:56:05]
お知らせ > ブロウンさんが退室されました。 『今日は誰とすっかなー♪ こういう休息も必要かもしれないが』 [Fri 16 Feb 2007 23:31:23]
◆ブロウン > さみ・・・帰るべ・・・(ほんの少し休憩したら立ち上がり、家のほうへと戻りだす緑のおっきいの。ホントにちょっと散歩に来ただけだったり──帰ったら帰ったでむらのやつらといろんなことして遊ぶだろう。寝る間も惜しんじゃ休息にならないと思うが、まぁ、それはそれでよしということで) [Fri 16 Feb 2007 23:30:50]
◆ブロウン > (近くの木へと寄りかかればそのまま腰を下ろして)ま、今のうちに静かな暮らしを満喫しとくか(ヴェイトスに戻ればまた暗黒街での暮らしをするだろう。そうなれば、安心して眠れるような場所は限られてしまう。心の休息もかねて今しばらく実家暮らし。) [Fri 16 Feb 2007 23:21:41]
◆ブロウン > (懐からキセルを取り出せばいつもの要領でふかし始める。煙が昇り、月のない空へと同化していく──湖畔に立てば小石をけり水面に波紋を作っていって)こっちは落ち着くが・・・活気がなくていかんな(村民暮らしから市民暮らしになれた竜人にはちょっと暇をもてあますようでもあって──)早くあったかくならんかねぇ・・・(帰って1週間もせずに飽きが来た) [Fri 16 Feb 2007 23:17:11]
◆ブロウン > (実家に帰ってきた。が、いつも村の中にばかりいては何かともたないので、ちょっとばかり遠出をした。)さみぃな(水辺ということもあり風はやはり冷たい。ジャケットのポケットに手を入れてのしのしと歩く巨躯。鉤爪が地面を引っかきながら歩き、足跡は独特のものになっている) [Fri 16 Feb 2007 23:07:36]
お知らせ > ブロウンさんが入室されました。 『ちょっと散歩──』 [Fri 16 Feb 2007 23:03:40]
お知らせ > ソレディーさんが帰りました。 『( 早く良くなりますように )』 [Mon 12 Feb 2007 03:42:35]
◆ソレディー > ( 肩を貸すくらいなら、さして負担にもならない。 足取りはのんびりでも、じきに無事家へ帰り着くだろう。 素人の手製らしい掘っ立て小屋は、それでも風に吹かれたくらいで飛んだりはしない高床式。 竹のような植物で編まれた固いネットの上に獣皮を敷いた寝台へ、彼を寝かせる。 寝室は一つで、父娘と同じ部屋。 そこは恐らく、母親の使っていた場所だろう。 ―――父親は困惑するけれど、勿論拒否はしない。 相変わらずどこまでも無気力な様子であるものの、看病には協力的だった ) ( 身体を拭いて着替えさせて、簡単な食事と薬を与えたら、今日はおやすみなさい。 お土産が楽しみではあるものの、荷物を漁るようなこともしなかった ) [Mon 12 Feb 2007 03:42:08]
お知らせ > リヒャルトさんが帰りました。 [Mon 12 Feb 2007 03:15:13]
お知らせ > リヒャルトさんが来ました。 [Mon 12 Feb 2007 02:44:21]
◆ソレディー > …? 考えないなら、頼るんじゃない〜? ( 危なそうでも相手を困らせないのと、危なそうなら困らせてしまっても頼るのと、どちらがその人にとっての当たり前か。 娘は、危なそうなら持ちつもたれつと考えるから、割と普通に頼ってしまうと思う。 …困った風に笑う彼に、同じような笑みを向けて、わからないやと首を傾げた… ) ( 肩に籠められる力に… まあ、悪くは思われていないのかなって。 肩を貸して握る手を、ぎゅっと ) ―――〜まだ助かってないでしょー? ( 不穏な事を言うようだけど、そんな感覚。 治るとは思っているものの、今は病人だ ) ―――。 ( そんなに話して大丈夫だろうかと。 自分で聞いた事だけど、ちゃんと答えてくれるのがかえって心配になったりとか ) …だからまだ助かってー… …ぅん。 楽しみだな〜 ( チャラとはいかない気もするものの、お土産は貰う気に。 いや、初めからだけど ) 熱いの苦手で、家出しちゃったんだって〜 ( 『仲良く』 と言ってくれるなら、都市で生活したこともありそうな、やはり見た目ホワイティアの青年の感覚を少し奇妙にも思う。 …それなら、自分も当然大丈夫だろうと思うのが改めて… 今更だけど、安心できて。 『ブロウンさん』 の話をする口も軽くなった。 その村、訪ねられないらしいのは残念だ ) [Mon 12 Feb 2007 02:37:22]
◆リヒャルト > ……ん。俺はさ。あんまり、そんな事を、考えたことがなかったから。(困ったように笑ってみせた。当たり前、なのだろう、それは。だからこそ。そう言ってもらえたことが、純粋に嬉しかった。言葉だけでは足りないと、一瞬だけ、ぎゅっと借りた少女の肩を抱きしめて、力を緩める。――なんだか気恥ずかしいとも思う。思わず、自然に笑みが浮かんでしまった)……ソレディー。――助けてくれて、ありがとう。(そう思う。彼女とと知り合えて良かったと。本当に、嬉しかったのだ。――だから、口も動く。山頂にクラス人々のこと。家。風習。そんな事を。娘が喜ぶたびに、話していくのだ)…助けてくれたじゃないか。……それで、チャラだよ……っと、蜥蜴人の?(――なんだろう、そんなものがあるとは知らなかったけれど、でも、へえと今度は此方が楽しそうに笑った。)……仲良くなれそう [Mon 12 Feb 2007 02:23:53]
◆ソレディー > …何が〜? ( 『そっか』 って何だろうと、内心は知らず、体重を預かる横顔を見上げる。 自分にとっても、誰かの身を案じて怒るなんて家族以外になかったこと。 今は一々そんなことを意識していられないけれど… 『ありがとう』 と重ねられれば、微苦笑を零した ) …いいよ。 見つけられて、良かった〜。 ( 病魔に侵された彼の足取りに合わせて進む湖畔は、いつもよりずっと広いけど。 もし歩けなくなっても、背負えば良いし、荷物は後で取りに来れば無くなるなんてこともないだろうと気楽に。 彼の語る知らない場所の話には、楽しげに耳を傾けていた ) ―――お土産! ありがとう〜 ………って… あぁ… うぅん〜… まただねぇ〜 ( お土産と聞けばそれは嬉しそうに。 …でも…。 また貰ってしまうのかと、すぐに難しい顔になる ) ―――ぁ、そうだー。 湖畔の、もっと奥の方に… よく聞かなかったんだけど、ワニの人の村があるんだって〜。 私はそっちの方行かないからねー、知らなかったんだけど。 言葉は、通じたよ〜 ( 代わりにと話すのは、湖畔で会った竜人の話。 印象のままワニかトカゲのレプチリアンか何かと思っていれば、そんな紹介の仕方になってしまうけど ) [Mon 12 Feb 2007 02:13:49]
◆リヒャルト > ……そっか。(――そんな風に思われるのも、久しぶりだった。だから、それは、極々自然な感覚。嬉しい、というそれだった。感謝、とも。だから――……、彼女に告げる。こうして支えてくれて、怒ってくれて、こうして肩を預けながら)……なら、ごめん、じゃなくて。ありがとう、って言うべき――だよな、俺は。(ぎしり、ぎしり。一歩ずつに脚が軋むけれど。独りで歩こうと試みたときよりは、はるかに軽い。だから、耐えられる)一応、ね。最初……予定の、仕事じゃあ、なかったけど。(そうして、ぽつぽつと、彼女の問いに答えるように雪山の景色を語ろう。銀世界。雪だけの世界。不思議な――そうそう、帰り道に遭遇した、凶暴な兎なんかも。彼女を安心させたいと、そういう意図もあった。)……そうだ。ソレディーに、お土産も、あったんだ。 [Mon 12 Feb 2007 02:00:27]
◆リヒャルト > (意識が飛んだ) [Mon 12 Feb 2007 01:53:46]
お知らせ > リヒャルトさんが入室されました。 [Mon 12 Feb 2007 01:53:37]
◆ソレディー > …死んでもー? …私も一緒に行かれなかったけど、それとこれとは別でしょ〜。 ( ぷく、と膨れて… ストレート過ぎるかもしれないけれど、こんな所で倒れていればそれも冗談ではないと思う。 もっとも、甘えが無いという部分は好ましくも思うのだけど、頼られていなかったり、意地で死ぬかもしれないというのは、嫌だった ) ―――うん。 もうちょっと、がんばって〜… ( 笑えるなら大丈夫か。 うん、説得力はないけど。 今度は笑い返さない。 ぽやんとした顔でも真剣に、探るように笑顔を見つめて… 歩き出す ) …仕事は、うまくいったの〜? ( 雪山どんなだった?と、話すのもしんどいかもしれないから… でも気を紛らわすように、ぽつぽつと。 華奢でも山人だ。 しっかりと体重を預かって、そのくらいで揺らいだりはしない ) [Mon 12 Feb 2007 01:47:16]
◆リヒャルト > ……いや。迷惑は、あんまりかけたくなかったんだ。(呟くような言葉。墓穴――墓穴だろう。つまりは、たったそれだけの理由で、彼女の家の前から離れようとした、のだ。……そして、こうして結局彼女に救われ、それを何処か期待していた自分に反吐が出る。――怒られるのも、無理もないということか。彼女の意図は、そういうものでは決してないと理解してはいるのだけれど)……いや、大丈夫だ。……ええと、ありがとう。(謝れば、きっと彼女は怒るだろうから。覗き込んできた少女へと、笑いかけてみせた。あまり、説得力はないのかもしれないけれども)………ああ、行こう、か(ず、と片足を引きずるようにして、歩き出す。身体を預けた肩。華奢なそれに頼っているという事実。……情けない) [Mon 12 Feb 2007 01:37:38]
◆ソレディー > …あれ? 何で謝るの〜? …―――ぁあ! そうだ! 家に来たでしょ〜? どうしてこんな所で寝てるのー。 ( 彼にとっては墓穴を掘った事になるのかもしれない? 何に謝られたのだろうと首を傾げて… 思い当たることはないのだけれどそう言えば。 そんな、急に悪くなって動けなくなるようなこともあるまい。 家に来たのならそのままそこに居ればいいものを、何をしているのかと むすー っと膨れ。 間延びした口調に変わりはなく、迫力なんて皆無なものの言いたい事は伝わるか ) ―――足…? ( 動物の状態などについては敏感だ。 義足の彼はある程度元々だけれど、動き方がおかしかったり顔を顰めるなら、本当に動けるのかと覗き込んで ) ―――うん、持つよ〜。 ( ちょっと嵩張るけれど、重量的にリヒャルトを背負うより重いなんてこともあるまい。 その場に置いてあるものを、中身など特に意識せず適当に一纏めにして… 焚火の火を消したら、肩を貸すように ) …さ、行こう。 [Mon 12 Feb 2007 01:30:24]
◆リヒャルト > ……ああ、うん。寒かった。――ちょっと、無茶が過ぎたかな。……ごめん(――凍傷は幸い、避けられた。噂に聞く怪物とも出会わなかった。だが。それでもなお雪山は過酷だった、という単純な事実。……脚に力を込めて、銃を頼りに立ち上がろう。ぎしり、と軋む片足。――痛みに思わず顔を顰めた。娘に気付かれないよう、すぐにそれを誤魔化そうとするが……気付かれてしまう、だろうか。)……さすがに、背負われるのは、ね。支えてくれると、助かる。……荷物は――(あの中に入っている物を渡したい、というのは自分の、我侭だ。だから、迷う。困ったように、彼女が自分のそれを纏めるのを眺めようか) [Mon 12 Feb 2007 01:21:38]
◆ソレディー > …風邪…。 雪の山、寒そうだものね〜。 ( そういう問題でもないのだけれど。 父に聞いた雪山の話には、もっと恐ろしいものが沢山あった。 ただの風邪なら、養生すれば治るだろう。 …取った手は父に似て… でも冷たく、力ない。 笑みはすぐに引っ込んで心配そうに… ) …無理しちゃ、ダメだよ〜? 歩けないなら、リヒャルトくらい背負えるし… ( 支えつつ、立ち上がるのを手伝おう。 大丈夫そうなら、彼の荷物も纏めて、手を貸しつつ家へ向かう事になる。 ダメそうなら彼と自分の荷物は最低限にして、おぶって行こう。 さて ) [Mon 12 Feb 2007 01:17:00]
◆リヒャルト > ……いや、家じゃあ、ない。んだが――風邪、らしい(そして。この状態で森を抜けられると思えるほどには、自分は愚かではなかった、と思いたい。だが自嘲気味に笑う。だってそうだろう?救援を求めて待機なんて。友軍はいないのに。……彼女がとった掌は、軍人らしく鍛えられた其れで、父親の物に似るだろうか。わからない。だが、そこに力は入っていない様子で)……少し、手伝ってくれれば、多分。独りで動くのは、難しいと思ったから。――はは、俺の家は、もうちょっと先、だよ(銃に手を伸ばし、杖代わりにして立ち上がろうとする、が) [Mon 12 Feb 2007 01:08:34]
◆ソレディー > ―――リヒャルト? ( 自分の頬を摘みそうな雰囲気で、口を動かす彼を見守って ) ―――ここ、家〜? ( 聞いた場所とは違うけど、ここだったのかと不審そうに洞窟を見回して ) ………うん〜。 うん、久し振り〜? …おかえり、なさい… ええと。 どうしたの〜? どこか、悪い…? ( ちょっと汚れるくらいは当たり前で、別に何とも。 ただ、やつれたり血色が悪かったりするのには、敏感だ。 次第にきょとんとした表情を、真剣なものにして… 洞窟の中へ。 側に屈んで手を取ろう。 あ、やっぱり本物だ ) …うん。 …どうしようかな。 うちまで、来られる〜? …リヒャルトの家、探してみたけど見つからなかったよ〜… ( 色々聞きたいことはある。 どうしてっていう思いばっかりで… それでもすぐにどうなる様子でも無いから、微苦笑を ) [Mon 12 Feb 2007 01:01:13]
◆リヒャルト > (寒気のする身体。苛む微熱。尽きた食料。渇きは、洞窟奥の湧き水で癒せたが。しかし。困ったように、笑いかけた)……ちょっと、助けて。くれないか?(掠れた、声だった) [Mon 12 Feb 2007 00:53:46]
◆リヒャルト > (――ああ。神様って存在は、本当にいるのかもしれない)……まさか、本当に逢えるとは、思ってなかったよ(洞窟の中。火を灯した後、その傍に座っていた青年は、赤毛の少女を見上げながら力なく――けれど、本当に嬉しそうに笑って見せた。安心した、という方が良いだろうか。)……ソレディー。久しぶり、と――それから、ただいま、かな。多分。(……汚れた顔。焔に照らされたそれは、何処かやつれ、心なしか青白く見える、だろう。みっともないなあ、と。ぼんやり思う。娘が彼を、どう思うのか。あまり――そこまで頓着する、余裕はなかった) [Mon 12 Feb 2007 00:52:18]
◆ソレディー > ( 夜は、微妙な時間だ。 家に灯りが灯されるのなら見つけ易くなるが、灯りが落とされていてはほんの少しずれただけで辿り着けなくなる。 木々の間に掲げる松明は、遮られながら周囲を照らして彼の家を見つける助けにはなりそうになかった ) ―――どこよ〜? ( 『蔓の絡まった木』 彼の言葉を思い返しながら、ここは、と思う場所を当たるけれどまた外れ。 ―――諦めた娘は、すごすごと湖畔に出て家へ帰ろうとする ) ( ―――そして ) あれ? ( 湖の先、ちょっとした斜面になっている場所の影で灯る、見えるか見えないかといった程度の火。 …焚火? また、旅人だろうか。 先日あったトカゲだかワニだか(*竜)に似た人は意外や御近所さんだったし、またと言うのも変かもしれないけれど… 一抹の警戒と大部分の関心を持って、そちらへ足を進めて行った。 洞窟からは、近付く松明が見える事になるだろうか。 やがて、夢か幻か、そこに顔を出すのは赤銅色の肌をした赤毛の娘。 狐につままれたように、きょとんとしてる ) ――――――。 [Mon 12 Feb 2007 00:46:28]
◆リヒャルト > (――ざわめく森の動き。続く微熱と、戻らぬ体力。枯渇していく食料。完全な足止め、であった。獣避け――それがどの程度役に立つかはわからぬが、洞穴の入り口にて焚き火を行う)……暖かいとはいえ。夜は冷えるな(……この灯りが、誰かに――そう、あの赤毛の娘に届けばよい、のだが。そんな願望すら、抱く) [Mon 12 Feb 2007 00:35:39]
◆ソレディー > ( 雪山への出立を見送った日から、リヒャルトの姿を見ていない。 …自分の家の扉の前に残された実包は、多分彼の銃の弾だと思うから… 雪山から戻って来てはいるのだと、思っているけれど ) ( 一度は会いに来てくれたらしいのにそれっきりで… それだけなら別に気にしないが、残されていたのが銃弾というのは、変に気持ちを落ち着かなくさせていた。 ―――狩りの合間に彼の家を探してみるものの… 分かり易い所番地など無い環境で、口頭で伝えられただけの情報を頼りに探していれば、ちょっとした勘違いなどで簡単に見つからなくなってしまう。 今日も、それらしい場所には辿り着けていない ) [Mon 12 Feb 2007 00:33:01]
お知らせ > リヒャルトさんが来ました。 『――参ったな』 [Mon 12 Feb 2007 00:32:39]
◆ソレディー > ( 水面に起きた波紋のように、ざわめきは東から西へと通り過ぎていき… すぐに、それ以前よりは少し緊張を含んだ静寂が訪れる… ) ………。 ( 嫌な気配だ。 赤い雨が降った時ほどではないにしろ… ヴェイトス市に何か悪魔が現れたとか、その頃の空気を思い出す…。 精霊の泉にほど近いこの辺りでは、滅多な事も無いと思いつつ… 自分達が安全なら、どこで何が起きても構わないとはとても思えない。 自分は街へ行くとあまり良い顔はされないが… 良くしてくれる人だっているのを知っているし、人種違いの両親の子なのだから ) ………。 ( 暫く周囲を伺って、大雑把にポニーテールにした納まりの悪い赤毛をかき上げる。 …気にはなるが、知る術もない… やがて諦めた風に肩を竦めて、溜息一つ。 また、森の中を歩き始めた ) [Mon 12 Feb 2007 00:16:00]
◆ソレディー > ( 娘には、魔法の力はよく分からない。 この場所で生まれ育った者として、多少なり精霊の加護は受けているかもしれないけれど、働きかけられなければ彼らの声を聞くことは叶わないし、また明確に意識できるものでもなかった ) ………。 ( けれど、動物たちのことは、不思議と分かる。 それは狩人として培ったものかもしれないし、天性のものかもしれない。 …次にどう動くか、どうされたいと思っているか、どうされたくないと思っているか… 言葉を交わせない彼らの思いを察して、狩る時でも逃げる時でも、上手くやって来られていた ) ………なに〜? ( 時ならぬ遠吠えを上げる獣、飛び立つ鳥。 何があったのかは分からないけれど… 何かに怯えるように、森が騒がしい。 ―――松明を手に、友人の住まいを探して常世の森の入り口に踏み入っていた娘は、不安を紛らわすように声に出して。 周囲の異常な状況に顔を巡らせた。 ―――何かが森に入り込んだのかと思うけど… そういうのとは少し違う。 天災の前のような… もっと、遠い何かに対するものだ ) [Sun 11 Feb 2007 23:58:12]
お知らせ > ソレディーさんが入室されました。 『( その夜、森は少しざわついていた )』 [Sun 11 Feb 2007 23:45:55]
お知らせ > ブロウンさんが帰りました。 『ブロウンだ。またな、嬢ちゃん──(泉から水を汲めば、火を消して明日の狩りに備えて就寝する)』 [Wed 7 Feb 2007 01:56:00]
◆ブロウン > まぁ、おれにもいろいろあるんだよ(細かいところは話すまい。話したら話したで、人食いとして見られてしまうから──ただでさえ異色な目でみられているのに、これ以上変な目で見られるのもどうかと思う。 調味料はない、いつもそのまま食べているので味などは気にしない)そうかもなぁ・・・まぁ、死ぬときゃだれだって死ぬんだ。親に看取られて死ぬか一人寂しく死ぬかなんてのは、だれにもわかんねぇことだからな(他愛のない世間話などをしながら徐々にふけていく夜の闇。食べ終えるのもそう時間はかかっておらず、少しの後に少女は自分の帰るべき場所へと帰っていった。竜はその後姿を見送るだけ──) [Wed 7 Feb 2007 01:54:56]
お知らせ > ソレディーさんが退室されました。 『―――あ、そうだ。 名前! 私は〜 ( 娘は別れ際に名乗る。 彼の名は、聞けただろうか )』 [Wed 7 Feb 2007 01:52:16]
◆狩人 > ―――へ? えー…? だってさっき〜… まいいか。 ( 『喰いそうになった』 『喰えねぇ』 …どっちだと、どこか心細そうに苦笑を零して、やや居心地悪そうに絞めたばかりの鳥の羽を毟る。 塩あるー? 胡椒あるー? と、外で調理する積りなんて無かったから持っていない分は要求、無ければ無いで、彼には必要ないという事だから問題は無いか ) …お父さん、帰って来るって分かってたのかもね〜… でも、旅は危ないじゃない? そんなにはなくても、たまにはそれっきりになっちゃうこともー… ( 慣れた手つきでナイフを滑らせればじきに準備は終わる。 櫛を貰って… 無ければ木の枝にでも突き刺して火にかけよう。 …これっきり… 雪山からは無事に帰って来たようだけど、義足の青年は大丈夫だろうか。 …時折そんな事を考えながら、何気なく話すだけで種族の差を感じるのは面白い。 ちょっと怖いけど… 面白い。 始終ニコニコと、食べ終えたら、『またね』と言って別れよう――― ) [Wed 7 Feb 2007 01:48:11]
◆ブロウン > あぁ、大丈夫だ、おめぇはとって食ったりしねぇよ。ってか、人肉くえねぇんだわ。(最初は出来心でなんてごにょごにょと言ったり。一度試しにくってみたら体が受け付けなくて吐いた。それ以降人間は食いたくないらしい)ん?おぉ、何でも食うぞ(確かに量的には足りないだろう。熊肉なんて1週間かからずたいらげるから。でも、もらえるものは気持ちよくもらう)まぁ、気分屋だからな。親父もとめはしなかったし、別に永遠におわかれってわけじゃねぇからよ(そのうち生きて帰ればそれでいい、なんて気の長い話をするのは彼らの寿命が人間の4〜5倍ほどあるからだろう) [Wed 7 Feb 2007 01:36:53]
◆狩人 > 喰う。 ( 耳にした一言を反芻して、じりじりとお尻を引いた。 さっき食べないって言ったじゃない! 言ってはいないけど! …まあ、分かっているのだろう。 もしかしたらトカゲやワニを食べる文化のある人なら、この人を食べようと思ったかもしれないし… ) 〜あ、あ、鳥食べられるー? ( 微妙に引き攣った笑顔で、持って帰るところだけど腿肉くらいなら食べちゃっても問題ないとそんな提案。 体格的にとても足りないとは思うけど、気持ちの問題だ ) ―――えぇー? そこで育ったんでしょ〜? そんな理由ー… ( 過ごし難いと思うのならそれこそ本当に仕方のない事だけど、村を出るのってもっと人間関係に悩んだり、夢を追ったりっていうものではないのかと… 全て本当の事を話すわけもないし、それでいいから、楽しげに笑おう。 重たい理由でなくって、良かったとも言える ) [Wed 7 Feb 2007 01:28:15]
◆ブロウン > (知ってるといわれれば、そうか、と一言だけ返して──竜人の村での需要物を持っていくのなら入れてもらえるだろうが、それは各地の香辛料だったり特産物だったりと、結構珍しいものが主流。でもまぁ、中には毛皮や肉なんかの日常品をほしがる輩もいるだろう。歓迎されるかどうかは行ってからのお楽しみになりそうだ)あぁ、わかってるわかってる。俺だって始めて人間見たときは食いそうになったからな(どのへんがわかっているのかと小一時間問い詰めたい。火のそばに座る少女をとがめることはなく、話はそのまま進行していく)ん〜、まぁあっちはあったけぇからな・・・(火竜の納める村は辺りが熱帯気候になっている。が、人が寄り付かないため世間には知られていないとか。そして、決して自分の力ではないと豪語する村長(800歳↑火竜)。まぁ、どうでいい与太話) [Wed 7 Feb 2007 01:16:53]
◆狩人 > ん、知ってるー。 ( 『ありがとうねえ』 なんて微笑んで頷くのは、分かっているのか、いないのか。 遊びに行くのはちょっとと言われて残念そうにするものの… それなら毛皮や肉を交換に行けばいれてもらえるのだろうかとも思ったり。 いや、止めておくけども、気にはなる ) 〜あれ? え、え、あ… ごめん〜? ごめんなさい。 悪く言ったんじゃ、ないよー? ただ全然違うものぉ… ぁ、あなた達は人間を見るとびっくりする〜? ( 心にずきんと。 そう言ってもらえるなら、慌てることも出来た。 ぱたぱた手を振って弁解しようとするものの、どう言ったものかー… もごもごと口を動かして… 結局最後に出てくるのは、『ごめんなさい』 だ。 そしてそれが『普通』の彼らなら、やはり自分達は毛皮も鱗も持たないちんちくりんなのだろうかと、いつの間にかちゃっかり火の側に座り込んで考え込む図 ) ―――え。 …そう… ( 『村がイヤになって』 と聞くと… 何かあったのだろうかと思うけど、そこはすぐに聞けないくらいの遠慮はあった。 …だから… ただここに居る事に、ホッとしたように微笑もう ) 〜そっかぁ… やっぱり、村が良かったんだねぇ〜 ( そうかそうかと、何故か嬉しそうにうんうん頷いて ) [Wed 7 Feb 2007 01:03:54]
◆ブロウン > (こおろ→心(失)) [Wed 7 Feb 2007 00:59:11]
◆ブロウン > だがな、親切なやつらばっかりじゃねぇから行くなら気をつけな。だまされてバカを見るかもしれねぇからな(自分はまだそういった経験はないものの、それに近いことなら何度かあったわけで──)まぁな。利害関係が一致するならOKだろうけど、たんに遊びに行くとかってーのはちょっとな(人間社会と竜人社会での物々交換なんかが主な行商。観光気分でくる人間は門前払いが関の山、結構鎖国が厳しい。)ん〜・・・びっくりねぇ・・・久しぶりにそういわれたが、やっぱちっとばかしこおろにずきんとくるものがあるな。(自分から見たら人間のほうが珍獣なわけで、自分はもっぱら普通の人だと思ってきた。最初街に行って一番驚いていたのは他でもない自分だろう。紛らわしいといわれても、この姿で生を受けてしまったのでどうしようもないのである(開き直りか!?)そして、爬虫類(一応竜人)だって笑う。ずらりならんだ牙が月明かりに反射するけど)ヴェイトスだよ、ちっと村がいやになってな、気分転換に観光してたんだわ(と言う。半分本当半分適当。村の生活がいやになりヴェイトスへと出たが、あまりの寒さに一度故郷へ帰ろうと思い戻ってきたのだ。だが、出て行ったのに1年足らずでもどるのもどうかと思いこの辺で立ち往生。まぁ、別に戻らなくて冬眠はしなさそうなのでこの辺でとどまっている。少女に自分と同じようなのを見なかったか、と聞いたのは、ここにいることがバレないかという不安からだったり) [Wed 7 Feb 2007 00:53:22]
◆狩人 > うん、『街』って凄いよねぇ〜。 皆で分け合って、色んな事して… ( 仕事、の事だろう。 まるで部外者のような言い方だけど、部外者なのだから仕方ない。 …少なくとも、娘はそう教えられて、そう認識している…。 ―――娘も『鱗触らせて』とか言い出したりはしないのだから、当たり前の事として適度な警戒は互いに保っているのだろうけど、それでも相手に邪魔にする風な雰囲気が無ければ、楽しそうに ) ―――ぁ、そうなんだ〜… じゃあ、仕方ないねぇ。 ……そうだよね、あなただって、街では大変そうだものね〜…… ( 当たり前と言えば、当たり前。 目の前のこの人が人当たり良い物だから、期待はしたが… それも会う場所によるというのは、分かる。 仲間があるのなら… 自分のように『はぐれ者同士』といった感覚も持ってはもらい難いだろう。 で、そんな話をしているのが、『危ない人』疑惑の義足の青年とも繋がった ) ―――ううん。 親切な人だよ〜? でも、私はあなたを見た時にびっくりしたものー ( それは、ともすればモンスターに見えると言っている、失礼な話。 でも、そう話す調子に、悪気のようなものは浮かばない。 被害者Bが紛らわしい格好(地)をしていた事が、争点になるのだろう ) ―――。 ( ワニだかトカゲだかの笑顔を見つめる。 爬虫類のような、という言葉を人に対して使うとき、それは不気味であったり冷たかったりする印象を伴うものだけど… ああ、爬虫類も笑えるんだって、新鮮な気持ち ) 〜どこへ、行って来たのー? 狩りとか、何か売りに〜? ( でも見た感じ… と、彼の周りを見回した。 獲物とか、お土産とか、そういったものは… 見当たらない? ) [Wed 7 Feb 2007 00:33:56]
◆ブロウン > なるほどなぁ・・・まぁ、助け合いは必要だろうしな(竜の目から見れば肌の違いなどはまったくの対象外。「人間」という分類でしか見ていないため、差別はそうそうない。まぁ、いきなり声をかけてきて普通に話しているところをみると「人懐っこい」程度にしか思っていないだろう。嫌っている様子は皆無)ん〜・・・一人で行っても、多分中にはいれてもらえねぇだろうな。昔から来てる行商人くれぇしか、村のヤツは歓迎しねぇ(本能的に危険を察知して近づいていないのならば、それに越したことはないだろう。下手に刺激すれば目の前にいるような緑で鱗な人たちがいろんな目にあわせちゃうだろうから(謎))なんだそりゃ・・・そんな危険人物なのか、そいつは?(驚きのあまり発砲。「つい・・・引き金を引いてしまった」と供述する被疑者A。彼の身柄はヴェイトス自警団が確保。明後日裁判が行われる模様──ヴェイトス新聞朝刊の一面(何))いや、別にねるとこじゃねぇけど。退屈してただけだ、まさか「人間」が来るとは思わなかったけどよ(笑いながら言った。) [Wed 7 Feb 2007 00:16:48]
◆狩人 > たまに、物々交換に行くくらいー。 人間も、色々だからねぇ… ( 『人間の部族』 は、彼にしてみれば誰も同じなのかもしれない。 それでも娘の色素はヴェイティアンのそれで、引け目を感じたり、単純に敵だと言う人もあるだろう。 …ただ一人の娘に何が出来るわけでもなく、街へ行ってもそう簡単に処刑されるような雰囲気はないものの、差別の目は如何ともし難い。 …だから、その反面と言うのも変だけど、こうして普通に話せるのなら、人でないものというのもかえって落ち着ける要素にはなっている… ) …ふぅん… 行ってみても、嫌われないかなぁ〜? ( 彼?の様子を見る限り大丈夫だと思うけど、人間と付き合いたがらないと言われれば、迷惑になるのではないかと首を傾げる。 ―――あるいは、父にも母にも教えられず、自然と『足を運ばなくなった』方面というのは、そういったテリトリーのような意識があったのかもしれない ) 〜ん。 ありがとう〜… あ、でも気をつけてねぇ、『銃』を持ってるからー 突然吃驚させちゃうと、撃たれちゃうかも〜? ( 冗談めかして言って、見上げる空は晴天。 …でも、星が瞬いているだけで、何かが通り過ぎたりすることは無い…。 娘に占星術の知識があるわけもなければ、何かを考える時のクセか何かだろう ) 〜ぁ、ごめんねぇ… 眠るところだったー? ( 実は御近所さんだったと知れば、そんなに密着することもないか? …邪魔していないだろうかって、今更ながら… ) [Wed 7 Feb 2007 00:01:46]
◆ブロウン > (大丈夫、いきなりなんてしない。ちょっとは貞操観念がある。そして人肉は食えない人なので、そちらの心配もの〜ぷろぶれむだ。)このへんにゃ、人間の部族は何箇所かあったと思ったからよぉ。そこのやつかと思ったぜ。(故郷がどこかと聞かれれば、少女の家とは反対方向を指差して)あっちだな。まぁ、こっからじゃみえねぇよ(火竜の村故、火がともってたりするだろうけど竜の目には暗闇しか映らない)まぁ、みねぇかもしれねぇな。あんまし人間とかとは付き合いしねぇからよ(こっちにこないといわれれば、村のものも多分こっちまでは来ないだろう、と言って)まぁ、みつけたら伝えておいてやるよ・・・ん?(少女が見上げる空を竜も追って見上げた) [Tue 6 Feb 2007 23:46:48]
◆狩人 > ( え、そういう対象ですか? むらむらしちゃうのはこぅ、主にトカゲさんに対してなんじゃないですかって、みもふたもない疑問。 不安はどちらかと言うと、むしゃむしゃ、ばりばり、ばきばき、ごくん!なイメージだ ) うん、父さんはホワイティアなんだ〜。 …へえ。 どこに行ってたのー? 故郷って、どこー? …… ( 『この辺に俺と同じような』 ) ―――〜えー? ううん、知らない… と、思うよ〜? …気付かなかっただけ、なんだねぇ… 私はあんまり、こっちの方には来ないんだけど。 ここで生まれたのにねー ( たはは、とバツ悪そうに、苦笑を零し… なんだ御近所さんだったのかと、気が抜ける感覚。 今度遊びに行ってみようか ) ―――そっかぁ… その人も、この近くに住んでるんだけどねー… 最近見ないから〜 ( と言うよりも、『銃弾』 なんてメッセージが気になっているのはまた別の話。 応えに『ありがとう』と頷いてから、ふむー?夜空を見上げて首を傾げよう ) [Tue 6 Feb 2007 23:33:35]
◆ブロウン > (いきなりガオーでいっぱつやらせろなんて、さすがに言えない(何))ほぉ・・・どっかの部族とかじゃねぇのか・・・旅の者ってか、故郷に帰る途中で止まってるってのが正しいかな(かれこれ一月くらいになるんじゃなかろうか。とってもゆっくりしたペース。まぁ、びっくりされてもしょうがないかもしれない。街では人の視線に慣れるまで3ヶ月かかった経歴を持っているからこれといって気にはしていない様子。)この辺に、俺と同じようなやついなかったか?故郷こっからちけぇんだけどよ(多分20km離れていないだろう距離。そんなに近いならさっさと帰れといったところである)片足が棒?いんや、しらねぇな・・・(人間の性別はまだ微妙にわからないが、そんな特徴的な人間なら見ればわかるだろう──素直に答えた) [Tue 6 Feb 2007 23:23:35]
◆狩人 > ―――うん。 ( 良かった。 やっぱり突然がおー!なんて事にはならない。 見た目に反して(*失礼)理性的な返事にホッとして、未だにちょっとだけ持ち上がっていた弓を下げた。 『この辺のもんか?』 にホッとしたように頷いて、即席で建てられた小屋へと視線を上げる ) このまま森に沿ってもうちょっと行った所、父さんと住んでるんだけどー… あなたは、旅の人〜? ちょっと、びっくりしたよー ( 起こされた身体を見上げて、おお、と少し目を丸くする。 標準語が出て来るのが、ちょっと不思議だ。 …視線には腰を見て、えへへ〜とユルい笑みを零すのはどことなく嬉しそうに… 『びっくりした』 と言うのは、その容姿を指してだろう。 ―――そこで、ふと気付いたように手を打って ) 〜あぁ、そうだ。 片足が木の棒になっちゃってる、ホワイティアの男の人、見なかったー? 目が金色の。 [Tue 6 Feb 2007 23:12:16]
◆ブロウン > (こんなちんけなナイフじゃ何の役にもたたねぇだろうな・・・)(相変わらず手の中でナイフを弄びつつ──ソレに飽きれば鞘へとしまう。なにかの役には立つかもしれない、特に邪魔なわけでもないので携帯し続けることにしたとか)んぁ?(人の気配なんてまったく感じなかった竜は、いきないの声に一瞬びくっと体が動いた。視線だけを動かして少女を上から下まで見れば、弓なんぞ携帯していることに気づき、近くの狩人かなんかだと認識。ゆっくりと体を起こせば座っているだけでも視線は同じかやや高い位置になるだろう。首、長いから)あぁ・・・この辺のもんか?ちっと邪魔してるぜ。(そう挨拶すれば、腰に吊るしてある鳥をちら見、うまそうだななんて思ったりなんだり。最近、食い物には目がない様子の竜の人。まぁ、狩りに行こうとしてたくらいだしね) [Tue 6 Feb 2007 22:59:47]
◆狩人 > ( 狩るタイミングを計るのではなく、そのワニの一挙一動を見守って。 ゃ、決してやらしい想像なんかは、全く一切これっぽちもーと注釈など入れつつ、気長に気長に様子を見続ける。 …やがてそれは横になって… 手元で弄ぶ何かが、それがまだ起きているようだと告げていた。 ―――大丈夫。 この湖畔には、知能によらず凶暴性の強い動物は近付けない。 …それが純粋に自分を食料としか見ない可能性だって濃厚だけど、話が通じれば何とかなるんじゃないかとか…。 身を潜めていた木陰から立ち上がって、そちらに歩いて行こう ) …こんばんはー? ( 間延びした標準語で声をかけるのは、赤銅色の肌の、伸び放題の赤毛を大雑把なポニーテールにした娘。 弓矢とハンドメイドぽい革の服は一目で山人。 腰に血抜きされた鳥がぶら下がっているのは、今日の獲物かもしれない ) [Tue 6 Feb 2007 22:49:25]
◆ブロウン > まぁ・・・しばらく入ってねぇし・・・中の様子なんて考えたってわかんねぇだろうし・・・(長い首がぐるりと後ろを向いて森のなかを覗き込む。が、月明かりではそう遠くまで見えないのですぐに首を戻した。えぇ、顔はもうワニっぽいですよ、と(何) ごろりと横になれば、腕枕をして相変わらず水面を見つめるばかり。今視姦(違)されてる最中だなんては思っていない。)(槍だけで足りるか?)(下手したら魔物まで出てきそうなその森のことを考えると木の槍だけでは少々どころか、全然きつそうな気もしてきた──ヴェイトス出る前に、ナイフを聖水で清めてもらえばよかったなんて後の祭り。うろこの手でいじるナイフは、焚き火の光を反射させてキラキラとしているだろう) [Tue 6 Feb 2007 22:36:37]
◆狩人 > (*『既に屋筒から弓を抜いている』 → 『既に矢筒から矢を抜いている』 すみません ) [Tue 6 Feb 2007 22:29:31]
◆狩人 > ( 焚火を起こしているのだから文明人だろうとは思いたい。 そうであるのなら、関わらないというのも一つの手だけれど、挨拶くらいしておくのが礼儀とも思う。 僻地のごく限られた人付き合いしかしていなければ、旅人に興味もあるし――― でも、あのシルエットは何だろう ) ( 遠く、湖畔に面した林の木陰にそっと身を潜めて、あなたを見つめる瞳があった。 無灯火だけれど手には弓を持って、弦を引き絞ってはいないけれど、既に屋筒から弓を抜いている ) ( あ、タバコだ。 …都市生活者とは比較にならない視力でそれらの動作を捉えて、悩む。 その二足歩行のトカゲだかワニだかが、人のカテゴリーに入るのか。 自分の敵ではないのかどうか ) ( ところで、顔もやっぱり爬虫類なんですよね ) [Tue 6 Feb 2007 22:27:59]
◆ブロウン > (懐からキセルを取り出し、葉を詰めれば焚き火の中へと入れ火をつける。咥えたキセルから煙を口に含めばもわっを煙を吐き出し夜空へ消えていくのを眺めていて──)狩りは・・・日が昇ってからにするか・・・(ぼんやりと月を眺めつつ明日の狩りのルートを頭の中で模索中──とりあえず奥まで進んで、それから考えよう──狩り計画完成(ぁ)) [Tue 6 Feb 2007 22:23:12]
お知らせ > 狩人さんが来ました。 『( 遠く、炎を見つめる目 )』 [Tue 6 Feb 2007 22:20:54]
◆ブロウン > (どのくらい時間がたっただろうか、もくもくと木を削り1本、また1本と槍を作っていって──)ま、こんだけあれば十分か(見れば7本の槍。鏃のようなものはついていないが、突き刺すには十分な強度があるだろう。)ん〜・・・この森、何いたっけか・・・?(昔は何度も足を運んだが、鹿やらウサギやらと小物が多かった気がする。熊は、めったにお目にかかったことがない)熊・・・冬眠してりゃぁ、狩りやすいんだがなぁ・・・(最近食べていない熊肉の味を思いつつ空を仰ぐ巨躯一頭。パチパチと薪が弾け火花が散る──薪を足そう) [Tue 6 Feb 2007 22:13:26]
◆ブロウン > 帰ってもなぁ・・・結局前と同じように狩りの手伝いしたりするだけだいな・・・(村にいたころは文明とは若干かけ離れた生活を送っていたため、ヴェイトスに行って垢抜けてしまった竜はなんだかばかばかしくなってしまい、帰るのをためらっていた)しかたねぇ・・・自分で狩るか・・・(道具袋の中から、いつぞや喧嘩の戦利品として手に入れた真鍮のナイフを手にとれば薪に使うためにとってきた木を削り、簡単な槍を作っていく) [Tue 6 Feb 2007 22:02:06]
◆ブロウン > (なんだかんだで定着ぎみの湖畔。雪も降らないし、雨風防ぐための場所も小屋のようなものまで作ってしまって──といっても、自分が入れるスペース程度だけれども)・・・が、寒い(焚き火の前に胡坐をかいて、じーっとみつめる水面。そろそろ食料も乏しくなってきたし、釣りでもしようかと考え中。)針と糸さえあればなぁ・・・(ないので無理という話。おとなしく森に入って獲物をとるか、もしくはさっさと故郷に帰るか──) [Tue 6 Feb 2007 21:55:58]
お知らせ > ブロウンさんが来ました。 『水面に映る月をみながら──』 [Tue 6 Feb 2007 21:51:06]
お知らせ > ソレディーさんが帰りました。 『( 体調も気になるし、話も聞きたい。 それに、どうして銃弾なのかって――― 知らぬが仏 )』 [Sun 4 Feb 2007 07:14:06]
◆ソレディー > ( お礼を持って行くのは、彼の家を見つけられるかどうかも分からないからまた今度。 夜になると見つけ難いのは前回探してみて分かっているし… もう帰って来ているのなら大丈夫だとは思うけど、なるべく早く家を出よう ) [Sun 4 Feb 2007 07:13:07]
◆ソレディー > ( 彼は、よくこうして仕事をするのだろうかと… そんな事を考えながら、湖畔の水を汲みに行く。 特に怪魚の跳ねる時刻の水は少し質が変わるようで、その時間に汲んだ水で煎れるお茶は、美味しくなった ) ( 自分は、そうした『仕事』はしたことがない。 隠棲するような生活では、狩人の組合に所属するといったことも無く、注文も請けられない。 ただ生活の為に狩って、そこで得られた物を売りに行く。 …全て勝手にすることであり、求められてのことではない… 自分自身と父にとっては勿論違うけど… 誰かに必要とされるようなことはとんと無く、そういう生き方もあるのだと知ると、そんなの面倒くさいと思う反面、少しだけ羨ましくも思ってしまう ) [Sun 4 Feb 2007 07:07:40]
◆ソレディー > ( とりあえず今日は、もう一度彼の家を探してみるつもりだった。 森の中にある、と思っているから… 今彼の居る場所には、やはり辿り着けないのかもしれない。 …回復するのか、何か巡り合わせがあるのか… それは分からないが。 無事に帰り着いたらしいと知った今でも、父から聞いた山の話は詳細で、体調が気掛かりなことに変わりは無かった ) [Sun 4 Feb 2007 06:54:43]
◆ソレディー > ( ざばんっ と一際大きな水音を響かせて、靄の向こうで巨大なシルエットが跳ねた。 泉の主、と勝手にそう思っている怪魚も元気。 いつもと変わらない朝の風景は… けれど少しだけ、落ち着かない ) ………。 ( 一頻り身体を動かしたら、握り締めていた手を開いた。 …家の前に置かれていた実包… 『帰って来た』 という、銃使いの彼からのメッセージだと思うけど。 『どうして銃弾?』 と首を傾げれば、他にサインはいくらでもあるようにも思えてしまう。 …でも、意味は分からない… ) [Sun 4 Feb 2007 06:49:35]
◆ソレディー > ( 常世の森が迫る湖畔にポツンと建てられた小屋を出て、伸び放題の赤毛を大雑把なポニーテールにした娘は ぐーっ と大きく伸びをした。 ―――どこかでスポットライトが当たった竜の存在にワクテカしたり、家に帰るまでが遠足という決まり文句をシリアスに体言してしまう青年にハラハラするのは遠い感覚。 …帰って来て家の前に銃弾が置かれていたのはびっくりしたけれど… 父も無事で、特に誰も尋ねて来てはいないと言う。 …酔っては寝て、を繰り返す父では、訪ねて来た事に気付かないというのもあったかもしれないし… またぞろ村へお酒を買いに行っていたなんて事もありそうだけど、奇妙な印から即彼の危機を想像するのは、難しかった。 そして何より娘に言わせれば、危なそうなら安普請のドアを破ってでも、中で休んで行けばいいのにー となる ) ( [Sun 4 Feb 2007 06:42:01]
お知らせ > ソレディーさんが入室されました。 『( 朝靄の中で )』 [Sun 4 Feb 2007 06:29:19]
お知らせ > リヒャルトさんが帰りました。 [Sat 3 Feb 2007 23:15:17]
◆リヒャルト > (僅かな食料。潜り込んだ洞穴には、幸いにして湧き水はあったようだ。そして――それと、其処を目当てに訪れる小動物。辛うじて、その肉で生命を維持してはいたが、森林を越えられるほどには回復していない。参った。薄ぼんやりとした頭で思う。――参った。こんなでは、とっとと獣の餌になってしまうか。) [Sat 3 Feb 2007 22:55:22]
お知らせ > リヒャルトさんが入室されました。 『――未だ、熱は下がらず』 [Sat 3 Feb 2007 22:52:55]
お知らせ > アカガネさんが帰りました。 『( 今夜、馳走にありついたのは猛禽類ではなく、銅の竜であった )』 [Sat 3 Feb 2007 22:46:21]
◆アカガネ > ( 流石に猛禽類であるだけにその嘴は恐れるにたる。アカガネは齧り付いていた雛鳥を『親鳥の盾』にする。親鳥が貫いたのは正体不明の爬虫類似の生物ではない。『我が愛しの子』であった ) ――― ( アカガネの行動は早かった。竜族として有利となる首の長さを使い、親鳥の首元に齧り付く。「ぎぃ」と悲鳴をあげる親鳥を無視し、アカガネはそのまま力を失っていくまでも、なんとか落下を防ごうとする親鳥の腹を――― )( 蹴る。 )( それと同時に親鳥の喉笛を噛み千切った。そのまま、瀕死の親鳥は地面へと落下していく。それは空での戦いで敗れた種族の末路であった。 しばらくして、アカガネの耳に生物が地面に叩きつけられる音を聞く。この高さなら絶命していてもおかしくないだろう、と見当をつければ巣に向き直る ) 鳥の子よ。世の中は常に流転し流れ、全ての生き物は消費し消費されて世界を回る。全が一にして一が全。世界を流れるというのは我らが生物の運命よ。貴様らの命もまた、そういった流れに載ることを、教えてやる ( もっとも、 ) それを来世で覚えていることを、我は祈っておくとしよう ( 鳥の血で染まった口元を吊り上げて、竜は笑う。所詮この世は弱肉強食である ) [Sat 3 Feb 2007 22:45:53]
◆アカガネ > ( アカガネは竜である。竜には鱗が存在し、その鱗の固さは波大抵物ではない。 )( それが子竜とはいえ、このような猛禽類の嘴程度に貫かれるものではない ) ――― ( 結果としては、よかったのかもしれない。雛たちは自らの食料とならないことを知ると、まず母親を見上げた。なんだこれは、食べられないじゃないか。そんな顔をしている。 )( そんなことは、アカガネは知らない。長い首を利用して一気に雛の首元に齧り付いた。静寂を乱したのは雛鳥の断末魔であった。 喉元に噛みつかれた雛鳥は痙攣を繰り返す。己の兄弟が殺されたことを知ると、他の雛鳥たちは慌てふためいて鳴きだす。その声の先にある猛禽類の母親様は怒りに燃えた瞳でアカガネの身体を貫こうと嘴を叩き落してきた。 ) [Sat 3 Feb 2007 22:39:42]
◆アカガネ > ( トンビ様はアカガネを背中からホールド。悠々と夜の空を飛び、愛しいわが子らに活きのいい生物を食料として与えることしか考えてない ) 貴様! ええい離せ! ( そうは言っても通じることなど、結果としてアカガネは巣に持っていかれる。 ) ―――― ( すぅ、と目が細められる。まるで地獄の亡者よろしく雛が口々に飯をよこせと嘴を開いてる。そのまま放り出されることをアカガネは知り、獰猛な口元を引き絞り、不敵に笑った ) 笑止! ( 爪が離された。自由落下の原則どおりにアカガネの身体は雛たちの嘴の海に放り投げられ、 ) ――― ( がちっ、と固いものを噛む音がする ) [Sat 3 Feb 2007 22:35:22]
◆アカガネ > 我を子竜と舐めてるな猛禽類。ならば教えてやろう。我こそは遥か悠久の大地、祖にして始まりの地より存在する転生竜。その記憶と知恵は並々と親から子へと受け継がれる偉大な存在種。人の子らは我のことを『亜竜』などと呼ぶが我らこそが真の空の支配者! 貴様も祖を同じくするものならばわかるだろう!? ( 目下、トンビ様の目的は今晩の食料であり、種族の繁栄とか偉大さではない。ガン無視トンビの顔にアカガネの瞳が更に鋭さを増す ) 貴様の言いたいことはよくわかった。貴様、我ら竜族を喰らいその身に神性を宿し、我らに並び立つだけの力を得ようというのだな! なんという不埒な考えだ。恥を知れ! ( ぐいっ、と長い首を伸ばすが届かない。首は逆に曲がるようには出来ていないのだ ) [Sat 3 Feb 2007 22:31:34]
◆アカガネ > ちょっとまてぇぇえええええええええ!! ( バリバリ竜語である ) 貴様猛禽類の分際で我にたてつこうと言うのか。なるほど、身の程知らずとはこのことか。我の存在を知らぬようだな猛禽類。我は古代の時代から生きる竜だ。誇り高く、空を舞い、我ら竜族こそが地上の支配者にして代弁者。さらに言ってやれば我らこそがもっとも神に近い幻想種。そんな我にたて突こうというのだな猛禽類。わかった。ならばその心臓、我が喰らって死の淵に送り届けてやろう。 ――――― ( しかし、竜の首が幾ら長かろうが届かないものは届かない。竜の金色の瞳。その瞳には黄色いくちばしの猛禽類。トンビがいらっしゃる。そのトンビはよだれだらだらで、物凄くその捕食対象が決まっているのがわかった気がした )( ふむ、とアカガネは一つ考えるような仕草を置き、 ) 貴様我ら竜族と祖を同じくしながら同属食いをなすか! この恥知らずめ! 我らの誇りを忘れたか!? ( 曰く、アカガネが最初に狙ったのは野鳥の雛である ) [Sat 3 Feb 2007 22:25:36]
◆アカガネ > ( アカガネはこの瞬間が大好きだ。獲物を狩る瞬間。圧倒的名までな力を鼓舞できる瞬間。生殺与奪の全てを己が握っているのだと知った瞬間。ああ、それだけで全ての世界が止まって――― ) ――― ( 止まって、止まってる。 ) きぃ ( 何かが泣いた。ついでに己の翼を掴んでいる足があることに、その長い首を廻らして初めて気づいた ) [Sat 3 Feb 2007 22:19:29]
◆湖畔 > ( ―――そんな湖畔の風景を、遥か上空から眺める銅が存在した。 )( 黄金の瞳。トゲの生えた頭部、大きく広げた翼、細められる金色。そして、ゆっくりと円を描いていたその存在は、翼を畳むと重力の網に身を絡ませ、一気にその並ぶ獰猛な牙を広げ、狙う獲物はただ一つ。寝静まった鳥の巣。そのひな鳥である ) [Sat 3 Feb 2007 22:17:40]
◆湖畔 > ( 穏やかな冬の風。身を切るような寒さ。だけどそこだけが平和で、静かで、静穏で、ただただ冷たい風が吹くだけの場所であった。 ) ――― ( ざぁと木々が揺れる。それだけのことだった。鳥たちは眠り、その静寂は静かなの物であると同時に、平和の象徴であった ) [Sat 3 Feb 2007 22:15:14]
お知らせ > 湖畔さんが来ました。 『そこは静かな湖畔である』 [Sat 3 Feb 2007 22:13:48]
お知らせ > ソレディーさんが退室されました。 [Fri 2 Feb 2007 19:39:42]
◆ソレディー > ( 夜の帳が落ちる中、奥は闇に閉ざされる洞窟の入り口に腰掛ける。 水辺とあって一段と冷え込みも酷く、風は吹き込んでこないけれどもしかしたら微妙かもしれない。 …ごつごつした岩肌の間に腰掛けて… 皮という素材の割にあまり暖かくないハンドメイドの服を抱き寄せるようにして丸くなる。 担いでいた獣のニオイがついて、少し落ち着かない ) ( 疲れた身体は急速に眠気を誘い、いっそこのまま火を起こして眠ってしまおうかとも思うけど、ここまで来たなら父の事も気にかかる。 暫く休んだら、特に痕跡も残さずにその場を後にするだろう ) [Fri 2 Feb 2007 19:33:45]
◆ソレディー > ( 雪山から帰還した彼が、荷を解くのもそこそこに家を訪ねてくれたなんて知らない話。 神経を張って獲物を追跡していれば、精霊の声は届かなかった。 …けれど… まだ彼がどこか、家なり落ち着ける場所に辿り着けずに苦しんでいるのなら、巡り合わせもあるだろうか ) ( あるいは、ここでないどこかで誰か別の人と出会い、再開する定めか… はたまた、獣に襲われてしまうのか… ) ( だんだん休み無しでこのまま行くのは辛くなり――― 『休んじゃおうよ〜』 と甘く甘く囁く声に割とあっさり挫ければ、今日は少し冷たい風に吹かれない場所を見繕って、その洞窟へと入って行く ) [Fri 2 Feb 2007 17:42:18]
◆ソレディー > ( しばらく歩いただけで、あちこち木の根が張り出した悪路と重たい荷に息が上がる。 日常的に身体を使っていても、休養不足の過負荷はどうしようもない。 それでも、水や保存食などの残量を気にしながら、いつ見失うとも知れない獲物を追うのとどちらが辛いかなんて考えれば、捨てて楽になろうなんて馬鹿な事。 ユルい意識を励ましながら、えっちらおっちら… 日暮れになる頃には、街で暮らす人にも『近く』と言って良さそうなくらい家の傍――― 【泉の傍らにある洞窟】へと、辿り着いた ) [Fri 2 Feb 2007 17:34:44]
◆ソレディー > ( あとの作業も慣れたもの… けれどある意味、草食のこの動物を狩るより緊張する瞬間。 息のあるうちに太い血管をかき切って血抜きを済ませ… 丸のまま四足を縛って肩に背負う。 精霊の泉に近くとも、もうここは常世の森と言えるだろう。 あまり、血の匂いをさせて一所にじっとしていたくはない。 …誘われて顔を出した肉食獣に横取りされるなんて、珍しくない話だ… ) ( 細っこい体の見た目に反した膂力で獲物を担ぎ上げ… 歩き出したら、まだ完治とはいかない足が、数日間の酷使を思い出すようにずきりと痛んだ ) ( そして、この傷を負った時に手当てしてくれた青年を思い出す。 …彼は雪山に行くと言っていたけれど、そこは過酷な場所らしい… もう帰って来ただろうかと考えながら、機敏性は大きく削がれた足取りで先を急いだ ) [Fri 2 Feb 2007 17:25:17]
◆ソレディー > ( 距離にして50mほど。 自作=素人の弓で当てられるだけで相当なものだけど、急所を一突きにするほどの腕も無い。 苦しませてしまうのを可哀想に思うほどには、獲物が獲れればそれで十分と考える娘は優しくなく… 動かなくはなったけれどまだ息はあるようで、時折痙攣する獲物にほっとしたように微笑みながら、木々の間を歩いて行く ) ( 長毛の鹿といった印象のその獲物は、やはり常世の森で独自進化した種のようで、近隣の村へ持って行ったのでは二束三文に買い叩かれてしまうもののヴェイトス市まで持って行けば好事家需要で良い値になった ) ( それが居た痕跡を見つけたのは数日前。 頭の中にある森の地図を広げ、次に獲物が進む方向を予測しながら移動して、野宿もそこそこに糞や食事の後を追い、やっと今日一息ついた。 距離にすれば、まだ湖畔からさほど離れていない… 山人感覚では『家の近く』とさえ言えてしまう場所だけど、ぐねぐね周った後に線を引けば、きっと大きな黒丸が出来る ) [Fri 2 Feb 2007 17:14:20]
◆ソレディー > ( 木々の隙間を縫って、そう定められていたかのような軌道で、足を止めていた獣に刺さる。 高く鳴いて、たどたどしく数飛んだところにもう一本。 地に倒れ、起き上がろうとしたところへ更に一本。 ―――湖面は遥か木々の向こうだけれど、全体として見れば精霊の泉にほど近い常世の森で。 ようやく動かなくなった獲物を暫く見下ろして、いかにも山人といった出で立ちの娘は、弓を背負いするすると木を降りた ) [Fri 2 Feb 2007 16:54:30]
お知らせ > ソレディーさんが入室されました。 『( 放たれた矢は獲物に吸い込まれるように )』 [Fri 2 Feb 2007 16:41:36]
お知らせ > リヒャルトさんが帰りました。 『(―参ったなあ、と溜息一つ)』 [Tue 30 Jan 2007 19:28:21]
◆リヒャルト > (娘の願掛けのお陰か、それとも精霊の加護か。――辛うじて歩けるまでにも回復した青年は、ふらふらと、歩き出し――やがては、泉傍の洞窟へと辿り付く) [Tue 30 Jan 2007 19:27:55]
お知らせ > ソレディーさんが退室されました。 『( …もっと近くにいれば、気付けたものを… )』 [Tue 30 Jan 2007 19:27:28]
◆ソレディー > ( その人は、近隣*と言っても往復半日*の村に住む人かもしれないし、偶然流れて来た旅人や冒険者かもしれない。 見つけたとして、どこまで助けになってくれるかどうかも分からない。 もしかしたら精霊の後押しで、彼の体力が一時的にでも、どこかへ転がり込める程度には回復するかもしれないし… あるいは、精霊の泉にほど近い場所であれば特別に凶暴な種は近付かないものの、肉食の獣が彼を見つけるかもしれない。 何にせよ娘はそこに居ないのだから… それを知ったなら飛んで行くだろうに、どうなるかは何も分からない… ) ( ただ、無事を祈る思いだけが、そっと湖畔を吹き抜けた ) [Tue 30 Jan 2007 19:19:29]
◆リヒャルト > (倒れていなかったという様子。世界の事情じゃあ仕方ないな一週間も倒れてれば死んでしまいまさあ、と何処かの誰かは笑ったそうだが、ともあれ。 辛うじて起き上がった青年は、ふらふら、よろよろとしながらも歩き続けていた様子。 ……娘なら、すぐに気配、足音に気付くだろうが――どうやら此方は気付かぬ様子で) [Tue 30 Jan 2007 19:19:22]
お知らせ > リヒャルトさんが来ました。 『――さすがに、24時間は』 [Tue 30 Jan 2007 19:17:32]
◆ソレディー > ( …実は世界の裏事情で、来週一杯までこの娘やその平行存在にスポットライトが当たり難いんですごめんなさいー!… とはどこかのデンパ。 平たくなる気配をゆんゆん発しつつ ) ( 娘が声を受け取れないと知った精霊は、代わりに娘の思いを、湖畔を通り掛る者に届けるのだろう。 『…どうか、彼が無事でいますように…』 ) ( 太陽色の瞳をした青年が、もしもそのままその場所に伏せているのなら… 彼の無事を祈る気持ちに触れた者は、もちろんそんな声が聞こえるわけもないけれど、虫の知らせや風に誘われて、彼を見つける事ができるかもしれない ) [Tue 30 Jan 2007 19:06:45]
◆ソレディー > ( 彼が帰って来た事も、その証として自宅前に実包が残された事も知らず、ましてや近くで倒れているなど夢にも思わない。 …精霊は、もしかしたら虫の知らせや風の便りといったものを送ってくれたかもしれないけれど… 平地と違って入り組んだ森の中では移動に細心の注意を必要とし、その上で獲物の痕跡を追っている。 上手く受け取ることは出来なかったようだ ) [Tue 30 Jan 2007 18:58:03]
◆ソレディー > ( 太陽色の眼をした青年が雪山より帰還して、倒れてしまった頃。 彼が訪ねた家の娘は、森に分け入って狩りに勤しんでいた――― ) [Tue 30 Jan 2007 18:53:56]
お知らせ > ソレディーさんが入室されました。 『( 間の悪い事に――― )』 [Tue 30 Jan 2007 18:51:16]
お知らせ > リヒャルトさんが帰りました。 『(退室時間が30以上なら、森の近くで倒れているが…)』 [Tue 30 Jan 2007 02:38:54]
◆リヒャルト > (ゆっくりと。片足。そして支えに持った銃を手に、立ち上がる。――とにかく。ここで倒れるとマズイ。 ――彼女に迷惑がかかる。 足跡やら何かで、わかってしまうかもしれないが。 ……とにかく、ええと)……帰っては、来たんだから(ポケットを探り、実包を一つ。 彼女の家の傍へ、落とす。 ……気付いてくれるだろうか。だと、良いんだが。 よろめきながら、周囲を見回し、自分の家があるだろう方向に、一歩) [Tue 30 Jan 2007 02:25:17]
◆リヒャルト > ……あ。ちょっと、これ――(マズイ、かもしれない。くらくらとする身体。まさか、彼女の家の前で倒れるわけにも行かなくて、愛銃を杖代わりに立ち上がろうとして――ダメだった。力が入らない。 ……参ったな、と笑うより他、無い。……もう一度、脚に力を入れて、立ち上がる。ずきりと片足が痛んだ。……本当に、参った。) [Tue 30 Jan 2007 02:03:06]
◆リヒャルト > (……だが。――辿り着いた其処に、灯りは見えない。 留守か、それとも眠ってしまったのか。 青年には判断ができない)……そっか、いない――か(溜息を吐きつつも、何処か安心したように笑った。帰ってこれたという、その単純な事実が嬉しい。 ……と、同時に心身を襲う虚脱感。 疲れ、だろうか。 躊躇は一瞬。 半ば崩れるように其処に腰を下ろす。 どさり、と背嚢が地面にぶつかる音がした。……疲れた。それに――気候が変わったから、だろうか。少々の寒気も感じる) [Tue 30 Jan 2007 01:38:13]
◆リヒャルト > (彼女の家に顔を出しておこうと思った。それだけだった。大雪山を降りてから、休みながらとはいえ、殆ど歩き詰め。寒気にも襲われ軋んでいた右足も、だいぶ楽にはなった。――とはいえ、実に痛む。やれやれ、見てくれ程度は気をつかいたいとも思うのだが、早く彼女へ無事を報告したいという気もあって。 こうして、泉よりの娘の家へと、青年は脚を向けていた) [Tue 30 Jan 2007 01:19:47]
お知らせ > リヒャルトさんが入室されました。 『――家に、帰る前に』 [Tue 30 Jan 2007 01:18:13]
お知らせ > ブロウンさんが帰りました。 『明日はどうっすかなぁ・・・──いつものように風来坊なきままな旅はまだ続きそうだ』 [Tue 30 Jan 2007 01:11:06]
◆ブロウン > (しばらくして火の通った肉を先ほどと同じように食せば枯れ枝なんかを火に加え、火力が落ちないように注意して──)さて、腹ごしらえもすんだしそろそろ寝るか・・・(言うが早いか、毛布を取り出せば自分にかけ、体を丸めて寝る体制へと入る。両手と尻尾をまたにはさみ尻尾の先端と口先が触れるほど丸くなる。毛布のずれは長い首を使えばきれいに整えられて──) [Tue 30 Jan 2007 01:09:54]
◆ブロウン > んぅ・・・まぁ、くえなくはねぇな(味見が終われば狩ってきたまま、ほぼ原形をとどめている鹿(?)の四肢を力づくで引きちぎり、爪をつきたて内蔵をとりだす。とりあえず脚はすべて囲炉裏の中へと投入、まるでアボリジニーのような調理法。取り出した内臓は干物にして木に引っ掛けて囲炉裏の上のほうへと持っていく。少しずつ熱を加えて干物状へ。残った体なんかは明日のメシにしようと思っていて──) [Tue 30 Jan 2007 01:04:08]
◆ブロウン > (パチパチと火花の散る囲炉裏。鹿のような生き物の、もがれた脚が2本毛の処理もされないままに火の中にくべてある。表面が炭化するほど焼かれた脚を取り出せば、己の爪でガリガリとそぎ落とし肉が見えるまで黒い部分をおとしていくだろう)ちっと焼きすぎ、な・・・(ふた周りほど小さくなってしまった肉。まぁ、いいか、と口に入れれば骨ごとバリバリと砕くするどい牙と強靭なあご。彼は美食家ではないので食えればいいらしい) [Tue 30 Jan 2007 00:56:05]
◆ブロウン > しっかしまぁ、全然かわんねぇな・・・(村に住んでいたとき、よく見た光景。昔を懐かしむように湖を見ている緑の巨躯。月明かりのない夜。後ろにはうっそうと茂る常世の森、前に広がる大きな湖。雪こそ降らないものの、水辺の空気は冷たくて囲炉裏には枯れ枝を多めに入れ火を絶やさぬようにしている。火が消えると寒さに弱い竜人には死活問題でもある。) [Tue 30 Jan 2007 00:46:51]
◆ブロウン > (ヴェイトスを出てもう1ヶ月近くたつ。冬の間だけ故郷に変えるつもりが、道草をくって泉周辺をうろうろしていたようだ。枯れ木や枯れ枝なんぞを使ってちょっとした雨宿りの出来る空間と小さな囲炉裏なんぞも作ってしまって。)もうちょっといけば村に着くんだよ。だがな、久しぶりに来たからもうちょっとこの辺をうろつきたいわけだ(誰に言ってるんだか、独り言。今日は森で狩ってきた”鹿のような生き物”をとりあえず囲炉裏で焼いてみている。多分食えるだろう的感覚) [Tue 30 Jan 2007 00:41:23]
お知らせ > ブロウンさんが入室されました。 『ふわぁぁ・・・・(湖畔のキャンプで大あくび)』 [Tue 30 Jan 2007 00:36:12]
お知らせ > ソレディーさんが帰りました。 『( 無事でいますように )』 [Thu 25 Jan 2007 01:23:13]
◆ソレディー > ( 『ちょっとそこまで』 が数時間。 近隣の村まで往復半日。 ―――そんな環境に、すっきりと分かる住所なんて存在しない。 どこかでは定められているのかもしれないけれど、人の主張する土地の権利などが意味を成さない場所だ ) ( 大まかな場所を聞いただけでは、はっきり言って分からない。 彼の住まう家を探して、林を進む… もう、帰って来ているだろうか… まだだろうとは思いながら… 帰って来ていて欲しいという思いから ) ( けれど林はやがて森になり、松明の残りも僅かになる。 …夜というのが大きいか… 結局明りの灯らない家は見つけ出せず、その日は諦めた ) [Thu 25 Jan 2007 01:22:55]
◆ソレディー > ( ただ『積もる』のではない、全てを呑み込んで、ただ白く続く山肌とはどんなものだろう…。 その全てが雪で、人も油断すれば凍らされ、手足などは特に気をつけないと、切断するしかなくなると言う…。 ただそこに居て、ちょっと動いただけで息苦しいなんて、想像を絶する世界だ… ) ( 彼は、そこに居る。 …片方の足は既に無く、木の棒でどうにか代用するような身体で… 一人 ) ( ―――その場所を知らない自分が行っては、やはり足手纏いだったろうと思うし… 傷を深刻に悪化させたかもしれないけれど…。 …彼は自分を誘ってくれた… 親切もあったのだろうけど、頼ってくれたのだとも思う…。 …断ったのが、もしも何かあったらと考えた時、胸をざわつかせていた… ) [Thu 25 Jan 2007 01:11:03]
◆ソレディー > ( 山の事を訪ねたら、父は久し振りに饒舌だった。 …精霊の加護か、アングリマーラに近く、大雪山からの風は常世の森に遮られる都合か、気候が穏やかなこの辺りではあまり目にしない… 『雪』 の恐ろしさ、美しさの話…。 高所の過酷な環境と、そこで生きるものの強さの話…。 …昔のように活き活きとは語ってくれないけれど… 変わらずに博識な様子が、嬉しかった。 …そして、未だ見ぬ雪山に思いを馳せるのと同時… そこに向かっているという友人の事を、心配に思う ) [Thu 25 Jan 2007 01:00:25]
◆ソレディー > ( 獣の多くは火を恐れるけれど… 常世の森ともなれば独自進化を遂げたようなモンスターも多く、常識は当てにならない。 …とは言え、星明りも背の高い木々に遮られがちな森で明りを持たずに動き回るのは難しく、ここもまた、まだ精霊の泉の水のにおいが届く場所ならば、火に向かってくるような脅威もそれほど多くはないだろう… ) ( 傷を負った足にはまだ布が巻きつけられているものの、殆ど治っていて、巨木の根を軽々跨いで進む足取りは軽い ) [Thu 25 Jan 2007 00:40:29]
◆ソレディー > ( …森と言うにはまだ浅い、林のようなその場所を歩いて… 弓と矢筒を携え、いかにもハンドメイドっぽい簡素な作りの革の服を着た娘は、探し物でもするかのように松明を掲げ、周囲を見回した ) ( 赤道色の肌と、伸び放題なそれを大雑把にポニーテールにした赤毛が、炎の温かな光に一層赤く浮かび上がる ) [Thu 25 Jan 2007 00:19:06]
お知らせ > ソレディーさんが来ました。 『( 精霊の泉側の、常世の森 )』 [Thu 25 Jan 2007 00:12:19]
お知らせ > ソレディーさんが退室されました。 『 ―――ね。 父さんは、山登りってしたことある〜? 』 [Tue 23 Jan 2007 19:37:12]
◆ソレディー > ( 父には活きて欲しい。 …母を想うのは娘として嬉しいことだけど… 失った悲しみに暮れて自分を粗末にして、後を追うように死なれるのは嫌だ。 …力なく家に篭もり切りの様を見るのは、もしかしたら母を失った以上に哀しくて… それなのに… このままでは命まで落としかねないと分かっているのに、お酒を取り上げる事も出来ない。 …取り上げて、生きていかれるのかどうか、分からない… ダメなら死んだって良いなんて思えない ) ( …それでも… 立ち直ったとしても… 父は、自分よりは先に死ぬのだろう。 …最後には一人になる事を考える… ) ( 誰もいない… ただ、暮らしていくだけ… ―――生きることの喜びを教えられていても、『何の為に』 と、ふと考える ) ―――父さん。 ただいま〜 ………。 ( 寝室に顔を出して、膨らんだ毛布がゆっくりと上下しているのを確認したら、換気の為に窓を開けた。 …常世の森が見える… その先には、山脈地帯 ) [Tue 23 Jan 2007 19:33:15]
◆ソレディー > ( 日も暮れたのに明りの灯らない家。 …それでもここが自分の場所で、父も横になっているだけで、中に居るはずだ…。 出た時と比べて小ぢんまりとした荷物を置いて、囲炉裏のような暖炉に火を入れる ) ………。 ( …例えば… もし自分がここを出て、仲間に入れてと言ったなら、受け入れてくれる人もあるのだろうか。 …父と母だけ… 親戚も無く近所付き合いも無く、友達も無い。 それが普通の生活を送っているうちは、そんな事も考えなかったけれど… ) ( 自分には父が居て、『同じ』とは言えないながら… たった一人で暮らすという、街で生きようと思えば生きられそうな風貌をした青年と知り合って、気にもならなかった事を考えるようになっている…。 …彼は、自分だけの為にするのではない、他の誰かから与えられる『仕事』に誘ってくれたけど、果たして自分はそれを請けられたのだろうか… ) [Tue 23 Jan 2007 19:22:34]
◆ソレディー > ( そのまま放っておいて、また歩き出す ) ( 『ろくに努力もしないで運の良いやつだ』 『やっぱり気味が悪いわ、あの肌の色。ねえ、あなたよく交換したわね』 『飢え死にでもされたら寝覚めが悪いじゃないの。交換したのは仕方なくよ?』 『ひひひ、そろそろ親父の方が酒買いに来るんじゃねえかな』 『そういえば、父親の方はいよいよ危ないんじゃないか』 『知らねえよ。良いじゃねえか気持ちよくなって死ねるなら。ぎゃははは』 ―――聞こえよがしに囁かれているのか、自分の耳が良いのかは分からない…。 …ユルい性格も手伝って、それで怒ったりもしない程度には慣れた事だけど… 邪魔にされるのを寂しく思う気持ちはある。 …ただ、やはり彼らは住む世界の違う人… 自分と同じ世界に住んでいるのは、父と、今は亡き母と… ―――自分が少数派であると自覚している娘なら、家に帰り着く頃には、わだかまりも薄れていた ) [Tue 23 Jan 2007 19:09:33]
◆ソレディー > ( もっと専門的な知識でもあれば、内臓を錬金術師に持って行くような用途もあるのかもしれないけれど、歯を抜くのがせいぜいで、そこまでは面倒くさいと思ってしまう。 …その代わり、必要な物を切り出した残りは、家から少し離れた場所に置いておいた…。 …常世の森で血の匂いをさせるなんてぞっとするけれど… 精霊の泉を臨むこの場所に、それほど凶暴性の強い獣は寄り付かない。 ―――獲物の減っているこの時期に、自宅周辺を縄張りにしているらしい獣がお腹を空かせてうろついている気配があれば… 数日前から時折やって来る安眠妨害への対策として、そんな事を…。 〜家に帰り着く前に ひょい とその場所を覗き込むが… 虫がやって来ている程度で、まだ手付かずだった…。 やはり鮮度が命だろうか ) [Tue 23 Jan 2007 18:39:52]
◆ソレディー > ( 褐色の両手を獲物の血でどす黒く染めながら、愛用の肉厚のナイフ一本で全ての作業を終わらせる。 解体業者のようにはいかないし、どこがどんな働きをする器官かといった事も分からないけれど、毛皮とブロック肉を得る程度の技術は狩人の生活における一般常識だ ) ( 街で暮らし、その肉を食べ革を纏いながら、動物が屠られる事など目の当たりにした事が無い同年代の娘であれば、目を背けたくなるどころか失神しかねないような作業をこなしたのは昨日の事。 …皮と肉を近隣の村へと持って行ってレートの悪い物々交換を済ませた娘は、常世の森の湖畔を我が家へと歩いている…。 〜健脚ではあるけれど、足取りはのんびりと。 夜の色になる湖を眺めながら… ) [Tue 23 Jan 2007 18:32:39]
お知らせ > ソレディーさんが入室されました。 『( 皮を剥いで、内臓を取り除き、肉を切り分ける )』 [Tue 23 Jan 2007 18:22:30]
お知らせ > ソレディーさんが退室されました。 『( めんどくさいな〜 …そんな想いは、とても贅沢で… そして、当然のこと )』 [Mon 22 Jan 2007 18:50:28]
◆ソレディー > ( 娘にとって狩りは、難しい事ではない。 狩りに出れば何かしら獲物が取れて当たり前。 二、三日も頑張れば大物を探し出し、仕留められるのが当然 ) ( そうでなければ街の組合にも所属しない、近隣の村では爪弾きな父娘が、とりあえず明日の食事を心配しなくても良い生活を送るのは難しかっただろう ) ( その昔は父も母も褒めてくれた。 腕を上げて、難しい獲物を取れるようになる事が充実していた。 …でも… 評価されなくなって、その腕がただ日々の糧を得るだけのものとなった時… それは持ち得た物に感謝するべきなのに、さほどの喜びは沸いて来ない ) ( 村へ持って行けば色々な物と交換してもらえる。 街へ持って行けばお金になる。 …けど、欲しいものってあまり無い… 『何があるのかを知らない』 と言うべきか ) ―――【ありがとう】。 ( それでも、母の言葉で表す謝意は心から。 まだ息のあるウサギもどきの頭を押さえ、首にナイフを当てて、血抜きする ) [Mon 22 Jan 2007 18:46:18]
◆ソレディー > ( 少し高過ぎるかのように、ふわりと浮きながら風を切って飛び出した矢は… 綺麗な弧を描き、鏃を下に向けて、飛び退こうとしたウサギもどきの身体に吸い込まれた。 短い悲鳴が上がって、浮きかけた体が地面に倒れる。 ―――フラつきながら身を起こしたところに、もう一本。 …ウサギもどきが起き上がらなくなるのを確認したら… 流れる時間は元通り。 それが天賦のものと知らぬ娘には、当然の事。 『がんばった』 という感慨も無く… それでも、無事獲物が取れたことは嬉しいからへらりと微笑んで、抜いていた矢を矢筒に戻し、弓を下ろした ) [Mon 22 Jan 2007 18:33:59]
◆ソレディー > ( 自分と、目標の動きが鈍るように感じる。 近距離での、『戦闘』になってしまうとじれったいだけの感覚も、狙いの微調整には有効だ ) ( まだ戦いでいる風を読む ) ( ウサギもどきの次の行動を思う ) ( 考える、と言うより… 自分と環境と相手とに、求める条件が揃うのを待つ時間。 ―――風が止んだ時、指は決意も無く、自然に矢を離している――― ) [Mon 22 Jan 2007 18:24:25]
◆ソレディー > ( 距離にして60m。 特殊素材でも無ければ名工の作でもない、自作の弓と矢であれば殆ど限界の距離だ。 『有効射程内』とは言っても、その外れでは当然命中し辛く威力も落ちている。 ―――賢明な狩人であればもっと距離を縮めるべきところを… けれど娘は風が吹き木々が戦ぐのを待って、弓に矢をつがえた ) ( ギギ… と、弓と弦が軋む。 ウサギもどきの耳が ピクン と跳ねて、もそもそ動いていた背中が止まる ) [Mon 22 Jan 2007 18:13:06]
◆ソレディー > ( 足に負った傷は大分癒えて、力を籠めれば多少痛むものの、必要とあれば走れるくらいに回復している。 動ける事に改めて感謝しつつ… まだ林のような調子の森の入り口で、木々の先に居る獲物の気配を、耳ははっきりと捉えていた ) ( そっと身を寄せた大木から覗き込むように顔を出せば… それなりに真剣な状況でも眠たそうに見られる瞳に、耳の長い茶色の獣が映る。 …ウサギ… と言うのが適当そうなその動物は、けれど常世の森で独自の進化を遂げたもの。 通常のそれより、二回りは大きく、やけに鋭そうな牙でバキンバキン音を立てながら固い木の実を噛み砕いていた ) [Mon 22 Jan 2007 18:07:32]
◆ソレディー > ( ―――『気配を消す』なんて難しいことは良く分からないけれど… 自分を狙うものがある時に、その存在を察知するのは何かと言われれば… 実際に耳にしているわけではないけれど、やはり息遣いや、明瞭にそれと感じてはいないものの、耳や肌で感じる音なのではないかと思っている。 …やり方を教わったわけでもなく、自然と身に付いた最適な姿勢として身を屈め… 伸び放題の赤毛をポニーテールにしたネイティブ風の娘は、猫科を思わせる足取りで、常世の森のまだ浅い部分を進んでいた ) [Mon 22 Jan 2007 17:54:57]
お知らせ > ソレディーさんが来ました。 『( 息を殺す )』 [Mon 22 Jan 2007 17:48:12]
お知らせ > ソレディーさんが帰りました。 [Sat 20 Jan 2007 05:44:13]
◆ソレディー > ( 先日から家の周辺にやって来ている獣か何か… 恐らく獲物が減るこの時期に飢えているのであろうその気配を探りながら… 森の境界に対して平行に緩いカーブを描くように、少しずつ森へと分け入っていく。 ―――場合によっては、雨が降っても風が吹いても、何日も野山を駆けて獲物を追う事になる。 当たり前の生活の一部が… 今は、少し重たい…。 …村人は父娘を白眼視しているし… 父はお酒に頼り切りで母しか見ていない… 自分には誰もいないのだとふと感じる虚無感は意外なほど大きくて… その度、思いもしなかった可能性に目が向いてしまう。 …それで父を見捨てられるわけもなく、狩人以外の仕事をこなせる自信もからっきしだけれど… そう自覚しても、根付いた意識は離れ難い ) [Sat 20 Jan 2007 05:39:05]
◆ソレディー > ( 実は彼が請けようとした仕事は断られたというのは知らない話。 …それが常態であれば、彼の足は山道に耐えたとしても… 負傷している自分は、その慣れない足で雪山を歩けるとは思えなかった。 …それは、命を賭ける事に対する狩人として当然の感覚… 危険は避けるべきという当たり前のもので、勿論間違っていたとは思わないが… ただ、惜しくもある ) [Sat 20 Jan 2007 05:22:20]
◆ソレディー > ( この調子なら、手伝えたかもしれない。 …また一つの可能性… 『仕事は狩人ばかりではない』 なんて事を示された娘は… 街で請けた仕事を手伝わないかと持ちかけてきた青年を思い出して… 今頃どうしているだろう、無事だろうかと、そびえ立つ巨木に視界を覆われる常世の森へ目をやった。 …今頃彼はその向こう。 山脈地帯に、入っているだろう… ) [Sat 20 Jan 2007 05:12:00]
◆ソレディー > ( 足に負った傷は大分癒えて、特別踏ん張ったりぶつけたりしなければ、もうさほど痛まない。 …これなら、ある程度は動かせるようになっているだろう… ) ………っふぁ………〜ぁふぅ ( 魔術治療の助けも無しに治りが早いのは御都合か、あるいは精霊の泉の加護か。 調子を確認するように改めて数度足踏みをしたら、遠慮の無い欠伸を漏らして川辺を歩き出す ) [Sat 20 Jan 2007 05:09:28]
◆ソレディー > ( 身支度を整えた… と言っても普段の半袖半ズボンよりは厚着して、矢や矢筒をただ携えるよりはしっかりと身体に留めるだけ。 いつもとそう大差ない格好で、伸び放題の赤毛を大雑把なポニーテールにした褐色の肌の娘が… 精霊の泉の湖畔、背後に常世の森が迫る小屋から、靄の立ち込める表に出て来る ) [Sat 20 Jan 2007 05:04:13]
お知らせ > ソレディーさんが入室されました。 『( 空の白む頃 )』 [Sat 20 Jan 2007 05:00:20]
お知らせ > ソレディーさんが退室されました。 『( 『気を付けて』 違うようだけど狩りと同じ感覚。 同じように、見送ろう )』 [Mon 15 Jan 2007 04:49:28]
お知らせ > リヒャルトさんが退室されました。 『(――出立は、結局、翌朝になりそうだ― )』 [Mon 15 Jan 2007 04:49:07]
◆リヒャルト > (――という感じで、青年はやはり来て良かったと、そう思う。彼女の思うとおり、やはり少なからず『死ぬ』可能性のある場所へ向かうのだから、その前に娘に逢えて良かった。『死』は慣れている。慣れているが、しかし――やはり、思い残していくことがあるとすれば、今は、この少女のことだろうから。 気が付けば、きっと寝息を立て始めているのは男も同じ――……) [Mon 15 Jan 2007 04:48:30]
◆ソレディー > ―――え、引っ越す? それなら手伝うよ〜 ( 家から何から、全部手作り感覚だ。 建てる時は協力しようと言って。 でも、流石に簡単に決められることでもなし、これまた冗談かと見つめてる ) …ふぅん…? リヒャルトは、狩人なだけじゃ、ないんだ〜? ( 何でも屋?みたいな印象になる。 自分は考えたこともなかったが、笑って言う姿はごく当然の事のようで… 観光と言う意識は薄くても、色々見てみたいという気持ちは、少なからず分かるもの。 …行きたいけれど… ―――でも、生き死にに関わる問題だ。 ホームグラウンドでない場所に手負いで立ち入ることは出来ない。 その辺りは、融通を利かせられる事ではなく、今回は見送るしかなかった ) ―――うん。 その時は〜 …一緒に行かれるといいなぁ… ( 世話を焼いているのも、怪我をしている時だけ。 …青年は意地悪のつもりで言ったのだろうか? でも、それは娘にとって当たり前の事… 彼は親でも、兄でも無い。 好感は持っていても、家族とは違う。 一緒に何かをするのなら、自分も並んで立てるだけのものを持たなければならない。 世話を焼かれているのでは、ダメなんだ。 …だから、頷くだけ… 甘えるのが今のうちと言われても、よく分からない ) ………ありがと〜… ( でも、分からないけど。 …分からないから… 特に甘えるというのでもなくくっ付いたまま… 油断したら、寝息とか立てていそうだ ) [Mon 15 Jan 2007 04:42:56]
◆リヒャルト > ……なら、此方に引っ越してみるのも、悪くないかもしれないなあ(なんて、冗談のように、笑いながらそんな事を口にする。それができたら――苦労はしないだろう。いざ現実に行うとなれば、住居から何から、簡単にはいくまい。そして、越してくるだけならば、というが――それはもう、土地に根付いている者ならば、だろう、きっと。ヴェイトスという島を、文字通り土足で踏み荒らしたような奴には、きっと精霊の加護もあるまい)ええと、だな。――つまりはお手伝い、なんだよ、商人さんの(彼女の純粋な『どうして』という疑問に、青年は笑いながら答えよう。こうして彼女を見れば、妹のようだ、なんて風な思考も脳裏に浮かぶ)こういう仕事をしたい。でも人手が足りない、なんていうときに、臨時で手伝ってくれる人を探すんだ。それで俺は――ほら、前にも言っただろう? もう少し、色んなところを見てみたいと、思ってたから(そして彼女にも、色んなところを見せてみたいと、そう思っていたのだが――そうか、少女の返答に頷いた。種族の問題はともかくとしても、その脚。治ったと思っていたが――未だ、辛いようで。謝る彼女の肩を、気にするな、という風にぽん、と叩いて、彼は笑った)良いさ。なら、また今度――何かあった時に、一緒に行こう。それに……こうやって世話焼いてるのも、怪我してる時だけかもしれないぞ?(なんて、意地悪でも言うように、冗談めかして笑いながら、告げて)――甘えるなら今のうちだな、うん。 [Mon 15 Jan 2007 04:28:51]
◆ソレディー > ん。 ごめんねぇ… ( たは、とバツ悪そうな苦笑を零す。 悪びれるのもあるけれど、どちらかと言うと楽しそうに。 〜元々緩い性格なのは幸いして。 我慢が必要になる事は少ないような鈍感。 無理して笑顔を作るとしたら、それはもう、さぞ下手だろう ) …もう、森で暮らして長いんでしょ〜? ここまでは来られてるんだし、大丈夫無いかなぁ… 住めば都だよー ( 多分、ちゃんとした意味で使っていない。 青年にとって住めば都でも精霊にとってはどうかという話し? …狩り過ぎたりしないのなら、越して来る分には大丈夫という気はする…。 常世の森が迫るこちら側はともかく、デートスポットとかあるくらい?だし ) えぇ…? それ… えー? リヒャルトは商人じゃないでしょ〜? どうして? ( 運ぶ物を取りに行くのが狩人の仕事、と思っていれば… アルバイトなどは馴染みの無い話。 どうしてそんな事に手を出すんだと、首を傾げる。 そして続く誘い。 ―――せっかくだけれど、難しいだろう。 せめてどこかで身分保障でもなされれば良いが、自分は見た目ヴェイティアン。 街に居るだけで、ヴェイトス市なら即処刑なんて事も無いけれど、自警団を呼ばれてしまうくらいはざらだ。 それに何よりも足の状態。 山人とは言え、純粋な山歩きには耐えないのではないかと思う。 失って、それが当たり前になっている彼よりも、機能的には勝っていても、その状態に慣れていないというのは致命的だ ) ……ごめんねぇ…… ( 色々お返ししないといけないのに、断るしかない感じ。 ちょっとしょんぼりと、首を横に振る ) …まだ、山歩きは難しいと思うんだ〜… お返ししないといけないと思うけど、かえって足手纏いだよ… [Mon 15 Jan 2007 04:18:32]
◆リヒャルト > ちょっとだけ、か――……まあ、もう覚えてくれたんなら、良いけどさ(そうして笑っている姿を見れば、少し安心する。彼女は『良い子』で、多分時々、我慢してるんだろうとは思うけれど。それでも、こうして笑い合ってるときの笑顔までもが、無理して作っているものだとは思いたくなかったから)土地の人、か……。じゃあ、俺が来ても駄目かもなあ。泉の精ってのも、さすがにバンバン近くで騒がれたら、嫌がるだろうし(土地の人。外来の者である自分には、やはり羨ましい言葉だ。その『土地の者』の血を引くが故に彼女が白い目で見られるのだろう、という事も理解しているが。それでも、少し)いや、荷物を運ぶんだ。ほら、山の上の方では魚とかが取れないから、そういうのを、ね。でも、少し大変そうな仕事で、さ(無論、多少ならば片足でも何とかなる。だが、それでも大変だ――……というのが一点。それから、もう一つ。彼女に色々なところを見せたい、という理由。独善的だ。実に。嫌になるほどに。だけど。優しく、不器用な腕で出来る限り気を使って、彼女の肩を抱き寄せた)……だから、良かったら……一緒に来て、くれないかな? [Mon 15 Jan 2007 04:03:07]
◆ソレディー > ―――え? ぁ〜… ちょっとだけ〜? ( 笑ってくれるなら、笑う。 今はもう、しっかり覚えているのだし。 それが気遣いなのだとは知らぬまま… それでもどこかでホッとしていた ) ―――母さん、土地の人だしねぇ。 泉の精さまもいさせてくれるみたい〜 ( 不思議と争いの起こらない場所だ。 …とは言え、生きる為の食物連鎖まで止まるかと言うと話は別で… その点、自分が喰われそうになっても精霊は助けたりしないと思っているけれど。 やはり近代武器は好まないだろうし、彼にとってはろくな獲物も近付かず不都合な環境とも言えるかもしれないもの。 戦場、というのは狩りとはまた違う。 …彼の胸中は知らぬまま… 告げられる事に目を瞬いた ) …ツェカン… 山…? 狩り〜? ( 何か狙いを定めて行くのだろうかと、狩人なら興味ある。 何をしに行くのだと… その足では辛いのではないか、チラリと一度視線を落とし… マントの中でくっ付いたまま、手を回されても別に気にしない ) ―――うん? ( 伺われるままに、見つめ返そう ) [Mon 15 Jan 2007 03:55:31]
◆リヒャルト > もう、って事は――前は忘れてた?(なんて、気まずそうな様子も気にせずに笑ってみせる。 無論、青年だって名前のことは気にしていない。 だが――大問題にしろ、小さなことにせよ、何か抱えてるときには、笑ってしまうほうが良いのだ、と。そう思う)まあ、お互い気をつけよう、って感じか。……でも、ちょっと羨ましいかもな、ここに家があるってのは。あんまり、物騒なのは寄って来ないだろう、ここは?(――まあ、其処はそれ、青年が『待ち』を得意としているからか。相手より先に見つけ、近付かれるより先に撃つ。 真正面から追いかけて、襲われて、なんて事になればひとたまりも無い。そう考えると、少し恐ろしいが――まあ、元は兵隊。『殺される』ことに関しては、慣れていた)ツェカンの――山の上の方まで、ちょっと行こうかな、と思って。七日ぐらい、留守にするから……まあ、心配しないで、って事で(――密着した少女の身体に、一瞬心臓が跳ね上がる。理解している。こうして何度か会話して、そういう事を意識しない娘だということは。だから、感情を押さえつける。……暖を取るためだ、と。繰り返すように何度も頭の中で呟いて。そして真実、その為に、彼女の肩へと腕を回そう)……それで、さ(言葉を区切る。ここまでで、少女の様子を伺うように、視線を向けて) [Mon 15 Jan 2007 03:42:04]
◆ソレディー > 〜も、もう覚えたよぉ… ( 一度忘れてしまったっけ。 …今だって、リヒャルト=なんて言うのかは忘れてしまっているけれど… それは教えられていないか。 気まずそうに笑う。 元気付けられなければならないほど、大問題でもないだろう。 …きっと誰もがふと、気付くことのある事… ) …それなら、良かった〜。 ……そうだねぇ、みんな、食べ物が減るから…… どうかな〜 ( ちょっかい出さなくても飢えていれば? …そういったものと命のやりとりするのが狩人なら、多少なり危険であっても気に留めるものですらないものの… 足の状態は少し気掛かり。 怪我をしてこれなのだ。 リヒャルトの苦労を思うと、ちょっとゾッとした ) ―――うん? 挨拶って〜? ( 何のだろう。 不思議そうにしながら… マントをかけてくれるなら、ぐ と相手の身体に身体を寄せて。 ごく自然にくっ付いた。 …男女の意識とかは無い、暖を取るのに自然な行動…。 少し出るだけなら今日も半袖半ズボンの身体は、当然結構冷えていて。 マントの中は微妙にひんやり。 青年の体温に、まどろむように目を細める ) [Mon 15 Jan 2007 03:27:40]
◆リヒャルト > お、久々に呼ばれたな、名前。――忘れられてたかと思った(なんて、彼女をからかうような言葉。笑いながら、元気付けるように。それが、娘にとって喜ばしいことかどうかはわからないが、青年なりの気遣いだった。不器用だな、と自分でも思い、内心は苦笑いだったけれど)ああ、こっちは――特に何もなかったかな。……やっぱり、冬篭りかな、そりゃ。まあ、ちょっかい出さなきゃ大丈夫だろうけど(隣に座った少女の微笑。彼女が『良い子』なのは知っているから、大丈夫だろうかと、そう思う。思うけれど、問えなくて。ただ――怪我が治ってきているらしい様子には、嬉しそうに目を細めた)うん、まあ――その、ちょっと、挨拶にね(覗き込まれれば、驚いてみせて。笑いながら、そんな風に説明する。――少し考えてから、自分の外套を外して、二人に駆けようとするが、少女は拒むだろうか?) [Mon 15 Jan 2007 03:18:48]
◆ソレディー > …リヒャルト。 ( 名前を呼び返して、手を振る。 なんとなく距離は開けたまま… 来ないかと言われてようやく、そちらに向かって足を進めた ) ―――大丈夫だった〜? 最近、何かうろついてるみたいで… お腹すかせてるだけで、そんなに危なくはないと思うけどねー ( 互いの表情がはっきりと見て取れる程度の距離になったら、やっぱりへらりと緩い微笑を。 間延びした声をかけて、隣に座ろう。 …動作はスムーズ… 傷は、大分癒えてきているようだ。 ―――早い? 精霊の加護とか、ネイティブの血とか、きっとそんなご都合。 あるいは僻地の特権 ) …どうしたの〜? ( 用が無ければ来ないだろうなんて思うのは寂しいけれど、わざわざ訪ねるにはちょっと時間がかかる… 何かのついでなら、その用事はなんだろうという興味半分… 見慣れた星と湖よりも、それを眺める青年の顔を覗き込む風に ) [Mon 15 Jan 2007 03:11:33]
◆リヒャルト > …………よぉ、ソレディー(その停滞感。彼女が感じているそれを、青年も、感じていなかったわけではない。 戦に破れ、取り残され、怪我した脚を抱えての、孤独な日々。 やっと動けるようになって。 やっと生活ができるようになって。 そして気付くのだ。 もしも自分が死んだとして、何か感じる人はいるのか。 もしも自分が生きていたとして、何か感じる人はいるのか。 それがいないと、わかってしまったから。 ただ、同じ日々が続く。 生きようが死のうが関係の無い、そんな日々)……――――……(無論、娘の考えを読み取る力なぞあるわけもない。 だが、そんな日々で出会った彼女だから、大切に接したいと、思う。 いずれ嫌われるにせよ、好かれるにせよ、誰かに思われるということは、とても大切なことだ。 その彼女が、向ける視線。 それに対して、男は微笑を浮かべて見せた。 何かあったのか、思うところがあったのか。 だから、深くは問わない)……こっち、来ないか?(手にした銃を支えに、その場に腰を降ろす。 星と、泉と。 共に見ようと、気軽に誘うように。 ――何があったかは、何を思ったかは、問わないで) [Mon 15 Jan 2007 03:02:39]
◆ソレディー > ( 疑問に思った事は無かった。 自分は山人で、そうするのが当たり前。 父も母も、昔のことはあまり話さないけれど… もうずっとそんな生活をしているのだとは知っている ) ( ただ… 太陽の色をした瞳の青年と会って、彼が訪ねて来るようになって… 怪我をしてあまり動かせない足を庇う生活を送っていると… ふと、そこにある虚無感に気付いてしまう ) ( あまり苦労せずに獲物を得られる特技もあるのかもしれない。 …でも父は死んでしまった母の事ばかり… お酒に逃げて…。 付き合いのあった普段足を伸ばして日用品を求める村の住民も、そんな父と、やる気の無さそうに見える娘を白眼視している。 …誰も居なくて、何もない感覚…。 ―――世界と自分達は一つなのだと説いたことのある母は、墓は遺された者の為に用意される場であり、そこに死者は無い。 あるいは、そこにもあり、全てとひとつになるのだと言っていた。 …それを受け入れるには、まだ青いという事か… ふともたらされた変化には… それだけというのも、寂しいと思ってしまっていた ) ( ここに母はいないと思っていれば、少し性質は違うかもしれないけれど。 ―――この間の『何か』だろうか。 いつでも傍らにある弓を手にとって、顔を上げる。 星明りのみでは分かり難いかもしれない。 青年を見つめる目は、珍しく少し複雑そうだ ) [Mon 15 Jan 2007 02:53:39]
◆リヒャルト > (少々無茶であったかもしれないが、思い立ったら吉日という。未だ確定したわけではないにしろ、依頼と無関係に行くのも一興か。――そんな心算から出立を決意した青年はしかし、その前にここ、少女の暮らす泉のほとりへと脚を向けていた。小屋には気配がなく、周囲を探っていけば――ここへ。岬。彼女の近くにあるそれが何か、彼には見えない。 だが――娘が、父親とのみ、一緒に暮らしていることを考えれば、おのずと、答えもわかる)―――………――(だから、声をかけなかった。 やや、彼女から離れた地点。 黙って、娘の墓参りが終わるのを、待とう) [Mon 15 Jan 2007 02:46:11]
お知らせ > リヒャルトさんが来ました。 『( その静寂に、足音が一つ )』 [Mon 15 Jan 2007 02:42:40]
◆ソレディー > ( 常世の森が背後に迫る精霊の泉のほとり… 生まれ育った掘っ立て小屋の近くの岬。 母の簡素な墓標を、摘んで来た夜にしか咲かぬ花で飾って。 娘は今一つ浮かない顔をしている ) ( 狩りに出て、採集に出て、雨の日も風の日も、何日も野山を駆け獲物を追い求める生活に何の変化も無いのかと言われると、それは違う。 いつだって新しい事の連続だとは思うけど。 それは生まれ付いて繰り返して来た事で、何も特別な事は無い。 とれた物を付近の村や街へ売りに行くのも、みんな、今までも、そしてこれからもずっと続けていくものだろう ) [Mon 15 Jan 2007 02:29:57]
◆ソレディー > ( 時は流れ季節は移る。 人も草木も動物も、育って子を残し死んで行く。 移ろわないものなど無いのかもしれない世界で、自分も例外でなく成長しているし、父は身体を悪くする一方である反面、時折自分を気遣う余裕も見せてくれるようになっていた ) ( それでも ) [Mon 15 Jan 2007 02:21:29]
お知らせ > ソレディーさんが来ました。 『( ふと、停滞を感じる )』 [Mon 15 Jan 2007 02:16:40]
お知らせ > ソレディーさんが退室されました。 『( やがて、その気配は離れて消えた。 …また、来るだろうか… )』 [Tue 9 Jan 2007 03:33:49]
◆ソレディー > ( 冬の泉の澄んだ空気が、緊張を高める―――。 近付かれる前に仕留めなければ。 この足ではただ距離を取るだけでも一苦労で… いつも以上の用心が必要だった… ) ( 相手も気付いたのだろうか。 …気配は一定の距離を置いて、近付いたり離れたり、場所を移したり… それらを性格に察知できるわけではないものの、何となく、うろついている事だけは感じてる ) ( 追う事も適わず、家を出て少し離れた水辺の開けた場所に立ち、睨み合い… もとい探り合いは続き――― ) [Tue 9 Jan 2007 03:21:29]
◆ソレディー > ( この泉に棲むという精霊は争い事を好まないと言うけれど、食物連鎖は別だろう。 …この土地で生まれ育った娘は、狩人であっても受け入れられているものの… 特別視されるわけもなく、大いなる流れの一部にすぎない ) ―――。 ( 相手との条件が対等なら、守ってもらえるわけではない。 …家の中で大人しくしていれば良いというのもあるけれど… 足に怪我を負って仮に出られず、父親を当てに出来ない状況では獲物は貴重という都合。 そして熊などにかかればこんな安普請の家などひとたまりも無いという事情もあって、闇の先に潜むものを警戒し… 挑もうとしていた… ) [Tue 9 Jan 2007 03:14:42]
◆ソレディー > ( この時期、夏と比べれば動物も減る。 肉食のものは減った獲物を取り合わなければならず… ものによっては必要に迫られて、普段手を出さないようなもの・格上のものにも、生き残る為に挑むようになる ) ―――。 ( 娘は特別鋭いわけではないけれど… それでも森で育った狩人だった。 狩り・狩られる空気には敏感で… 今もそれを感じ、普段は寝起きが悪いのも今はおいておいて、周囲に気を配っている ) [Tue 9 Jan 2007 03:09:13]
◆ソレディー > ( さほど距離も離れていないのに、場所によって大きく環境の異なるヴェイトス島の一部。 常世の森側の、精霊の泉のほとり… ぽつんと山人の小屋が建っているのは、そんな場所だった ) ―――。 ( 夜も更けた曇天の下で… その家に住む娘は、手ずから革で作った半袖半ズボンという薄着のまま、弓と矢筒を手にそっとドアを開ける… ―――ろくに鍵も付いていないけど、錆びた蝶番は軋んだ音を立てた ) [Tue 9 Jan 2007 03:03:53]
◆ソレディー > ( それは、高い高い常世の森の巨木に登れば大雪山を臨める場所でありながら、クリスティアよりは大分暖かいと言う程度で。 アングリマーラよりは寒冷だし、夏と比べれば動物も減る ) [Tue 9 Jan 2007 02:53:09]
お知らせ > ソレディーさんが来ました。 『( 比較的温暖… とは言え )』 [Tue 9 Jan 2007 02:48:47]
お知らせ > ソレディーさんが帰りました。 『(『慣れれば美味しく感じるかも』そう言ってくれた彼に、少し安心してるけど。気にはなる)』 [Mon 8 Jan 2007 05:39:03]
◆ソレディー > ( ―――青年が帰った後に改めて。 彼の都合も考えろと、最近では珍しく真剣に言われた。 ホワイティアの彼の家… ヴェイティアン風の自分が尋ねれば必ず面倒をかけるからと… 彼が本当に一人暮らしだと言ってもなかなか納得しなかったのは… もしかしたら、彼が敗残兵である事に、父が気付いていたからかもしれない…。 もっとも、この期に及んで現地民の娘一人をどうこうしたところで何もならないし、助けてくれた恩人という話も聞いていれば、父親としての焼餅半分というのも否定できないかもしれないけれど… ) ( 何にせよ、良くしてくれるのも下心あっての事と考えるのは… そういった駆け引きが分からない娘の身を案じているのだろう。 …迷惑になるのなら、勿論そんな事は望まないしすぐに帰ると言って… 納得するような諦めるような、それ以上止められはしなかった ) 〜父さんだって母さんと一緒になたんじゃないよぉ… ( ぶつり。 一人でぽつりと零す。 …自分が青年と一緒になるなんて、それこそ夢にも思わない事だけど… 肌の色がそれだけ違っても一緒になるのだから、訪ねるくらいは問題あるまいと思うんだ。 ―――問題は、何を持って行くか。 …だんだんねっとりとした感覚が胸に来て… 千切った香草をまぶしてみた。 …それで食べ易く、美味しくなったと感じるのは… やはりリヒャルトとは共感できないのだろうか――― ) [Mon 8 Jan 2007 05:36:41]
◆ソレディー > ( 父が胸焼けを起こさなかったのは良いとして… やはり、会話が無いというのは寂しい。 …自分は慣れたものだけど… 話を振っても淡白な返答しか得られないのは、リヒャルトの前ではやり難かった。 ―――彼に父のお酒の相手をして欲しいなんて頼んだけれど、それ以前の問題だったと思ってる。 …唯一積極的に口を開いたのは… 自分がリヒャルトの家を訪ねるとかいう話をした時だけだ ) [Mon 8 Jan 2007 05:26:21]
◆ソレディー > ( 味わって食べてみると… 確かに。 野菜もふんだんに使われているというのに、妙に脂っぽい感じだ。 それもまた美味しくしている要素だけれど、これが原因で気持ち悪くなると言われても頷ける。 …ただ、一緒には食べられなかったけど、自分が居眠りしてしまったのもあってまだリヒャルトが居る時に食べられた父も、美味しいと言っていたし… ちょっとだけ、仲間外れな気分でもあった… ) ( ―――でも、それよりも ) [Mon 8 Jan 2007 05:20:30]
◆ソレディー > ( 寝起きは寒いけれど… やがて鍋がコトコトいって、部屋に鶏肉とバターなどの良い匂いが充満する頃には、革の半袖半ズボンでも過せるようになっている。 …あまり馴染みの無い美味しい味に舌鼓を打ったのも束の間… 昨日は胸焼けを起こしてしまって散々だった。 ……美味しいのだけど、また気持ち悪くなってしまうのか…… そんなジレンマを抱えつつ。 やはり鼻をくすぐる匂いには負けてしまう… どこかおそるおそる。 残った一食分くらいを丁寧にこそいで。 いただきます ) [Mon 8 Jan 2007 05:12:14]
◆ソレディー > ( 火を起こして、薪をくべる。 …隙間風だらけの掘建て小屋とは言え、さして広くもないし火の側は暖かく… 床 *と言っても敷布団も掛け布団も毛皮を張り合わせただけのものだけど* から引っ張って来た毛皮に包まったまま――― 昨夜歩きで往復半日の近所に住む青年が持って来てくれたシチューの残りを火にかけた ) [Mon 8 Jan 2007 05:04:37]
お知らせ > ソレディーさんが入室されました。 『( 床を抜け出したばかりの寒さに震えつつ )』 [Mon 8 Jan 2007 04:59:53]
お知らせ > リヒャルトさんが帰りました。 『……いえ、大丈夫ですよ(青年は笑う。――多分、空元気な彼女を気遣って)』 [Sun 7 Jan 2007 09:37:34]
お知らせ > ソレディーさんが帰りました。 『今度、足が良くなったら…(青年の家も訪ねると言う。迷惑にならないかと、父は気するが)』 [Sun 7 Jan 2007 09:36:43]
◆ソレディー > ( 寝かせてくれるのならそれこそ起きない。 湖畔は比較的安全な場所だし、最低限危機は察知するけれど、神経過敏というほどの能力は無く、性格もこんなだから。 ―――起きて来た父親は、それが以前娘の連れて来た青年で、鳥を持って来てくれた人で… 娘の寝ているそばに居るだけなら、咎めるでも怒るでも無く。 二言三言、挨拶程度の言葉は交わせるだろう。 印象は総じて無気力。 痩せた顔の血色は悪く、目元には隈、元々生やしている感じだけれど、髭の手入れもされていない。 …彼は今日も、酒くさかった…。 ―――そこで娘も目を覚ます。 青年の持って来たシチューが残っているなら、『懐かしいー?』などと聞きつつ勧めたり。 回復したようで元気に振舞うものの、どこか空元気。 話の内容も、空疎なものになってしまうだろう ) [Sun 7 Jan 2007 09:34:37]
◆リヒャルト > ん?……ああ、まあ――(気にするな、と言っても彼女は気にするのだろう。うーん、と少し考えるようにしながら、ぽんぽん、と彼女の頭を撫でて)……なら「お返しのお返し」ってことで。こうやってやり取りしてるのも、楽しいしね、俺は?(そんな感覚。別段、貸し借りという感覚は――あんまり、どころか殆ど無い。好きでやってることだから、というところか。何だかんだで、こうして関わっていられるのが楽しい、というのもある)うん? ああ、あそこは……物騒らしいね、どうにも。事件が多いというか、事件が『日常』なのか?(どうなのかは、良くわからない。実際、ゆっくり見て廻ることができた都市なんて無かったから。そういう意味で、ヴェイトスの情勢については彼女よりも知識は劣る。一度行ってみるか、なんて考えながら)でも、多分……アングリマーらみたいには、ならないよ。いつも新しい人が来てるみたいだから、ヴェイトスは(アングリマーラは固定してしまった場所だけれど、ヴェイトスは変化し続けていく。だからこそ、物騒でもあるのだが……。あまり気にしていないのなら、それは彼にとっては幸いか。そっか、と呟いて微笑んだ)……なら、良いんだけど。うん?――それじゃあ、今度来るかい? まあ、そんなに立派な場所でもないけどさ(ゆっくりと赤毛を梳いて、頭を撫でて。心地良さそうにしているのなら、少しは罪の意識も薄らぐか。己の作った料理で体調を悪くしてしまっても――……こうして、幸せそうにしているのなら)そっか……んー、なら、それで、かな? いきなり食べたから、ちょっときつかったか(……そう言って顔を覗き込めば、どうやらスースー、と眠ってしまっていて。しょうがないな、と笑えば、自分の外套を外して彼女にかけて。その隣に腰を下ろす。――それからきっと、彼女が起きるまで、優しく頭を撫でているだろう。 少女の父親が起き出してきたら? さて、どう説明したもんか――) [Sun 7 Jan 2007 09:23:52]
◆ソレディー > ( むー、と微妙にしかめっ面で背を丸める。 上にある青年の顔を見上げて、ふと ) ―――また、もらっちゃったねぇ… ( 彼はお返し、と言ったけど。 そもそもあれは鳥のお返しに持たせる保存食の味見だった筈。 だめじゃないかと苦笑を零し ) ―――アングリマーラでは、それが当たり前なんだけどねぇ… ( 街中であって、法治国家とは言えないような力がルールの治安の悪さ。 …反面、ヴェイティアンであっても無条件に襲われるだけで、特別な迫害などは無いのだけれど…。 そことヴェイトス市の二箇所くらいしか知らないものの、お国柄ってあると思う。 …比較的平和なはずなのに『色々と多い』ヴェイトス市は… ) …あそこも、そのうちアングリマーラみたいになるのかなぁ… ( 人種と宗教の坩堝であると言う点は同じ。 そんな事を呟きながら、『仕返し』? 味は美味しかったと、首を振る ) 違うよ〜、美味しかったってばぁ。 ……まだ、リヒャルトの家にも行ってないねぇ…… ( 頭を撫でられても、今なら背を摩られるのと同じ感覚か。 胸焼けしている今は反応も薄いけど ) ―――ぁ、前は父さん、よくパンに塗ってたけど… あたしはもう、ずっと食べてないなぁ… ( 煮炊きにも肉の脂身を使ったりする程度。 …それでもそれなりだけれど、香草などで打ち消されていることも多い… ) …でも、リヒャルトは平気なんでしょ〜? ( 慣れるものなのかと。 ……そんな話をしながら、ふと黙ったと思ったら、寝息をたてていたりする…… 髪を弄られるのって、気持ち良い ) [Sun 7 Jan 2007 09:14:00]
◆リヒャルト > (そして、そんな彼女だからこそ、知り合えてよかった、とも思うのだ。――その感情がどういう種類のものであれ、きっと自分は彼女に好意を抱いている。ダメだな、これは。苦く笑いつつも、心配そうで)……あー、そっか。あの町も、色々と多いらしいからなあ、騒ぎは……(混沌の坩堝、とでも言うべきか。雑多な人間が集まる場所だからこそ、様々な問題も多い。どうして、と問われれば、やはり男も応えられないだろう。何故戦争を? ――歩兵にはわからない問いだ)そっか、ん……あー、でもゴメンな。本当にこれじゃ『仕返し』になっちゃったなぁ……うん、無理しない方が良い(毛皮の上に横たわり、そして広がる赤毛。何とも無い、彼女の頭を撫でようとしながら、水を飲ませるべきかと思案顔。 ふ、と聞こえてきた問いに――ええと、と考える)ええと――珍しいもの、というか。さっき『ミルク』って言っただろ? このシチュー、バターを使ってるんだが……んー、少し脂っぽかったか?(上から覗き込むように、少女の様子を気遣って) [Sun 7 Jan 2007 08:57:31]
◆ソレディー > ( 悪い子、ではないと自負しているけれど、良いと言われるのはやはり否定しそう。 見ているのも、優しい目なら気にする事は無い。 食事中に撫でられたりすれば、それは驚くが。 …じんわりと広がってきた胸やけに、溜息など零しつつ… ) …赤い雨、降ったでしょ〜? この辺りでは、あんまり暴れる動物もでなかったけど… うん。 この間行った時も、また市内に何か出たって言ってたし〜 ( その吸血鬼がアングリマーラへ逃れたとは知らぬこと。 …戦乱についても巻き込まれたのでなければ… どうして、という問いを向けるくらい ) ぁ、なるほどぉ。 クリスティアの訛りとは違うんだね〜… ―――あぁ、ごめん。 うん… 美味しいよぉ? ホントに、美味しいんだけど〜… ごめん… ちょっと、横になるねぇ… 後で食べるから〜… ( 美味しいと思うのは本当。 胸焼けも、どうしてそうなったのか分からない。 肉の脂は食べるけど、バターやクリームをふんだんに使うものとの差はあるだろう ) ―――好き嫌いはないよぉ。 …何か、珍しいもの使ってる〜? ( 具を見る限りでも、何か分からないようなものは入っていなかったと思う。 …背中を摩られつつ、座っていた毛皮にそのまま身を横たえた… 寝るとばさりと伸び放題の赤毛が広がって、どことなく獣じみているかもしれない ) [Sun 7 Jan 2007 08:51:48]
◆リヒャルト > (――やっぱり、と、パンを齧りながら考える。やはり良い子なのだ、と。本当に、こんな所で出会えたのが奇跡かもしれない、とも思う。いや、きっと目のまえの彼女は、それを聞いたらそんな事は無いといって笑うだろうけれど。 だから自然、食事をしている少女を眺める目も温かなものになる。なんだか、そのまま手を伸ばして頭を撫でてやりたくなる感じ)らしいなあ……なんか、最近も悪魔?とかと騒ぎがあった、って噂は聞いたけど(そして少し前に起きた戦乱の責任は自分にもあるわけで。少し耳に痛い話ではあった)俺はほら、少し訛りがあるからね。わかる人には、わかると思うよ?(まあ、半ば強迫観念のようなものかもしれない。実際はそんな事がなくても、思い込んでしまうのだ――……とはいえ、稀に考えることはあっても、そう自覚しているわけではなくて。此方も困ったように笑えば……その様子。む、と慌てて立ち上がった)ああっと……いや、無理して食べないほうが良い。なんか、食べれない物とかあったのかもしれないし――(と、水を飲んで、気持ち悪いと呟く彼女に、此方は心配げに傍によるだろう。許されるならば、その背中をさすろうとしながら)ああっと…大丈夫――じゃないよな、ええっと……参った。とにかく、休んだ方が良いか? [Sun 7 Jan 2007 08:34:29]
◆ソレディー > ( ちなみにパンは街で売られているもの。 トウモロコシから作ることもできるけど、栽培はしていない。 家の表を周れば何かを栽培していたような痕跡も見られるかもしれないが、世話をする者が一人で狩りに出てしまえば、維持は難しかった。 …あれ? 見られてる? と時折視線を上げて… でも、食事しているのを見られるのは恥ずかしいとまで思うことも無く、遠慮なくもぐもぐと ) ―――六つだものねぇ。 昔は戦争で大変だったって、聞いたよ。 ( 一つ多いけど。 今も反目があるなんて、僻地暮らしの娘にはあまり関わりの無いこと。 …奇異の視線を向けられるのは、どこの街でも同じだし… ) 〜でもリヒャルト、クリスティアの人みたいに見えるよ? 分かるのかな〜… ぁ、でも、クリスティアが他の国の人と仲良くしないものねぇ… ( 嫌いな人… それこそヴェイトス市にでも行けば、そんな人はいないだろうと思いながら… 街で暮らしているわけでもなし、事情は分からない。 そう言うのならそうなのだろうかと、困ったような笑いに首を傾げて――― ) ―――なんだか、こう… もやもや… うぅん… ぁ、お腹じゃないから大丈夫だよ〜 ( 食中りなんて事は無いと。 そうなるには早いし、胸を摩りつつひらひら手を振って… 水を飲む。 飲む。 飲む ) ―――あれ〜? ……きもちわうい…… [Sun 7 Jan 2007 08:28:11]
◆リヒャルト > (そのパンを齧りながら、此方は料理よりもむしろ、おいしそうに食べてくれる彼女の姿が嬉しくて、だからそれには気付かない。普段自分が食べて平気だったから――彼女の普段の食事と比べて味は濃かったかな、とは思うが)色々、だな。……ほら、ヴェイトスにだって、もっと色々な国があるわけだし(自分も、そう見聞が広いわけじゃない――というよりも、広い人なんて、そうそういないだろう。海を何ヶ月もこえて様々な国を巡って、なんて、よほどの気力と財力がなければ不可能な話)さあ、どう――かな? 俺の国を嫌いな人は……うん、きっと多いよ(困ったように笑って、それから『今の生活は好きだし』と付け加えた。隣人ができた、というのも……わりと、大きい。 そうして、彼女と一緒に楽しい食事をしていれば――……む、と首をかしげて)……っと、どうか、したか? 何か不味い物でも入ってたか?(先日の彼女の側の食事から理解しているが、互いの食文化は完全に違う。故に、心配げに問おう) [Sun 7 Jan 2007 08:14:33]
◆ソレディー > ( あぶって柔らかくしたパンを勧めながら、あまり馴染みの無い味に舌鼓を打った。 しきりに口を動かして、味わいながらも胃におさめていく。 胸焼けは、その後から来るものだ ) ―――色々、あるんだよねぇ。 クリスティアの本国以外にも、沢山。 ヴェイトス島はそんなに広くないって言うけど、よく分からないんだ〜 ( 船で何ヶ月も進まなければ陸地の見えない海なんて、どこにも繋がっていないのと同じ感覚と言うか。 …初めて本当にどことも繋がっている気配が無く、果ての見えない水平線を目にした時は驚いた… ) …リヒャルトなら街へ行っても、嫌がられないでしょ〜? ( 作ってくれる相手… 常世の森で一人暮らしでは見つからないだろうけど… 自分とは違って街へ行けば、とも思う。 …自分の両親の事はあるけれど… 街での反応を知っていれば、自分は元々対象外だ ) ( 対してこちらも、会話のある食事というのは久し振り。 残念ながら料理に気を取られてしまっているものの、楽しそうにしてる。 そして――― ) ―――んー… …なんだか… ( ふむ? と天井を仰ぎつつ、胸元をさすった ) [Sun 7 Jan 2007 08:09:22]
◆リヒャルト > (そう言った事情も、知らないのだ。仮に何らかの行動を起こすとすれば、それは全てを知ってから、だろう。少なくとも、今は何も出来ないし、何もしない。それでこうして、この娘が笑ってるのなら、それで良いのだろう)んー……どうだろう。クリスティアと文化的には近い、とは思うけど、違う国だよ(少し苦笑いが混じるのは、どう説明したもんか、と考えたから。目的は同じでも、手段がちょっと荒っぽかったわけだが――まあ、其処までは説明するまい)まあ、俺は男の一人暮らし、だからなぁ……作ってくれる相手もいない(だからこそ、こうして『誰かに作る』事もなくて、それ故にこれは彼にとっても新鮮で、面白い経験だった。横で嬉しそうにしつつパンを焼く少女。こうして、一緒に食事の用意をするのも、久しぶりかもしれない)……それじゃあ、頂きます、と(此方も匙を手に、まずは一口。――味は、普通のホワイトシチューとなんら代わりは無い。少々味が濃いかもしれないのと……きっとネイティブヴェイティアンの少女には、後々、胸焼けを起こしてしまうかもしれないが。それにしたって、彼女が美味しいといってくれれば、男は嬉しそうに笑うのだ)……そっか、そりゃあ、良かった! [Sun 7 Jan 2007 07:53:17]
◆ソレディー > ( 娘としては複雑。 塞ぐようになった理由が母の死なら、それだけ愛していたという事だから。 ケロっとしていても寂しいのと同じ… もっとも、立ち直って欲しいと願うことに変わりはないけれど。 踏み込まれてもどうなるものでもないと思う。 そして『気にしない』素振りの青年の態度が、心地良いのもあった ) ―――リヒャルトの国は、クリスティアの国? それなら、父さんのと近いのかなあ… 父さんは、料理あんまりしないんだ〜 ( クリスティアも国であれば微妙な表現だけれど、本国という意味合い。 移民である事は知っている。 移民であると納得してしまえばその目的は知らなくても大体分かるから、それなのに独りで居るのは不思議にも思うけど、他意は無くそんなことを聞いてしまう ) …うん? ―――どんな… へぇ〜 ( 蓋が開けられれば四つん這いで覗き込みに行って。 匂いだけならその油分はよく分からない。 具沢山な感じに嬉しそうにしながら、網を持って来てパンをあぶる。 これなら合いそうだと思うから ) ―――ありがとう。 それじゃ、いただきま〜す。 ( 遠路はるばる? いや、近所だけれど… わざわざ持って来てくれたことにも感謝しながら。 早速匙でシチューを掬う ) ―――んン。 ………うん、美味しい! ( もくもくと口を動かして。 作り方間違えたりしていなければ、美味しいと思う。 とりあえず第一印象は好みだ。 ちょっとコクのあるのが気になるが、それも美味しさ。 それでどうなるかは分からない――― ) [Sun 7 Jan 2007 07:45:32]
◆リヒャルト > なら調度良かったかな?(――だから、それにあえて口を出すこともしない。そして同時に、この娘に苦労をかけている父親に怒りにも似た感情を覚え、それを振り払った。だってそうだろう?未だ、自分が踏み込んで良い領域ではない。良い娘なのに、と思う)少なくとも、俺にとっては美味い物であるのは間違いないから、なあ――……(笑いながら、そう言い返す。なるほど、少しは仕返しの意図も含んでいるのかもしれないが、互いの文化を理解していきたい、と思っているのも事実。なら『お礼』なのだろう、と自分は思う。片付けられていくそれらに、何となく作っていたものを想像する。――街へ行って購入するほか無い『弾』よりは、はるかに安上がりなのだろう。少し羨ましかった)ミルクー……そうだな、近いよ(いいつつ、飯盒の蓋を開ければ、中にはシチュー。生憎とクリームは無かったので、バターを使ったから、少し味は濃いだろうか。具は、キノコと鶏肉と、それから少々の野草。それを質素――彼は良い趣味だ、と取ったかもしれない――な食器に注いで、卓袱台の上に置こうか) [Sun 7 Jan 2007 07:27:40]
◆ソレディー > そうだねぇ。 朝ご飯、まだだったし〜 ( 父に合わせるとかそんな。 いつ起きて来るかなんて知れたものではなく、結局勝手にするのだけれど… 苦笑でも笑えるなら、そう、気にすることでもないのだろう ) ―――ぁ、もしかして仕返し〜? ( 驚かせようって何か持って来たのではないかとか。 楽しそうに笑いつつ、火の前で広げていた荷物を、敷物ごと丸めて片付ける。 棒だったり鏃だったり羽だったり、矢を作っているのだとは知れるかもしれない。 …変わりに、座るための毛皮と、背の低いテーブル… むしろちゃぶ台を持って来ればそれだけで食事の準備。 匙と碗も、言われるままに持って来よう。 どちらも木製に上薬を塗ったものだ。 手作りっぽい ) ―――ぁ、ミルクかなぁ… 良い匂いだねぇ… ( むふーと幸せそうな溜息零しつつ、コトコト言う鍋を待つ。 …何が出てくるか分からないから、飲み物は水だ。 パンのバスケットがちゃぶ台の上にあるくらい… 質素 ) [Sun 7 Jan 2007 07:08:57]
◆リヒャルト > (逢えれば逢って見たい、とは思う。彼女の父親とも、しっかり話をしてみたい、とは)そっか……じゃあ、かえって調度良かったかな、それなら(お陰で、こうして上手くタイミングが合ったわけで。青年は、少女の気まずさを気にしないよう、あえて笑って見せた。ともあれ、こうして共に楽しんで、笑いあっていれば、そんな風に気に病むことも無いだろう)なら、良いさ。うん……まあ、最初は少し驚いたけど(それでも慣れれば美味しいだろう、とは感じた。最初から美味い美味いと言って食べれる料理よりも、ある意味では味がある――のだろうか。ともあれ、嬉しそうな様子が見れれば、それだけでも満足だが)じゃあ、お借りしてと……あ、器と匙を用意してもらえないかな?(散らばっている木片をみれば、何か作っていただろうことは明白で。それらを踏みつけないようにしながら、その石造りの暖炉へと飯盒をかける。しばらくすればクツクツと音が鳴り出すことから、中身は液体らしいということはわかるだろう) [Sun 7 Jan 2007 06:53:09]
◆ソレディー > ( 色素についてはそうだろうけれど、性格は果たして…? それを確認する術は、もう失われている ) あたしは、さっき起きたところ〜… ぁ、父さん寝てるけど気にしないでねぇ。 ( いつも寝てるが。 閉ざされた寝室を指せば、こちらも気まずそうに。 街での生活とはサイクルが違う。 休日なども自分で決める事。 ダメという発想はないものの、笑みの種類は重なった ) んー? そうだけどぉ… あ、そう? それなら、嬉しいな〜 ( 『慣れれば美味しい』 と言われれば、喜色満面。 嘘をつくようなことでもないから、単純に、嬉しそうに手を合わせる ) 〜うん? どうぞー …ぁ、そこ、すぐ片付けるから〜 ( 壁際に作った囲炉裏の周りを、煙突に繋がる石積み暖炉が囲んでいる感じ。 時折薪が爆ぜるその前で、なめした革の敷物の上に矢を作った木屑が散らかっている ) [Sun 7 Jan 2007 06:46:23]
◆リヒャルト > (そう言えば、彼女の父親はホワイティアだった。となれば、母親の血が濃いのだろか、なんて思う。その健康的な赤銅色の肌が母親譲りならば、きっと性格も? そう考えながら、互いに笑みを浮かべあい、家へと招きいれられて)あー……いや、その、何だ。昼間に寝てしまったから(気まずそうにぼりぼりと頬を掻く。結局、それで出てくるのが遅くなった辺り、わりとダメな奴なのかもしれない。まあ狩人として生活していれば、互いのサイクルも似たような物だ)でも、魚を漬け込んだのは君だろう? それに……うん、慣れれば美味しいんだと、思う(少なくとも不味くは無かった。つまり美味しいと感じる可能性だってあるわけで。少女の笑みには気にしないよう、笑って見せた。 手元を覗き込めば、其処にあるのは蓋のついた飯盒)ああ、と……火、借りて良いかな? 暖めないと、多分不味い(多分もとい確実に。……今度町に行った時に土産に服とか買ってあげようか、とか思いつつ。そしてリサイクルで環境や財布に優しい娘さんにお兄さん感激です) [Sun 7 Jan 2007 06:33:34]
◆ソレディー > ( 文化圏が違うと言っても、街には行っているのだしその辺りは何となく。 それに、片親もホワイティアだ。 材料を調達し難い都合もあって食文化はあまり持ち込まれなかったものの… 逆に、常世の森での暮らしをそのまま持ち出して来ることも出来ない、微妙な位置。 …商売で付き合う以外では始めてと言っても良い、だんだん馴染みになりつつある青年の笑顔には自然と笑みを返した… ) うん? ぇ、それじゃ寝てないの〜? …ぁ、とりあえず入ってー… ( 同じような裏事情なのはおいといて。 この娘の場合、家で過ごす時は早寝早起きだ。 狩りに出ている時は殆ど眠らなかったりもするし、夜更かしは平気だけれど。 何にせよ、往復半日とかの僻地的ご近所さんを訪ねるには誤差も出よう ) ―――えぇ…? 料理って、挟んだだけだよ〜。 それに、あんまり美味しくなかったでしょぉ…? ( 涙目が気まずいのなんのって。 バツ悪そうな微苦笑を零しつつ、でも持って来てくれたものを拒むつもりなんて無い。 何だろうと、興味あり気に手元を覗いてる。 狩りに出る時は勿論長袖長ズボンだけれど。 寒さには強いらしい。 そして何でも再利用は基本ー ) [Sun 7 Jan 2007 06:24:17]
◆リヒャルト > (と、ノックをしてからしばしの間をおいて、ぎい、と開いた扉の奥。なんだか、ここ最近で見慣れてしまった少女の顔が出てきて、自然と笑みが浮かんだ。 やあ、というように帽子を脱いでの挨拶。 文化圏が違えば挨拶も違うのだろうけれど、出会って最初にするのは挨拶に決まってる)おはようー……うん、ちょっと出てくるのが遅くって(本当ならもうちょっと早く……遅く?につく筈だった。いえ本当は誰かが居眠りしたせいです。まあ調度良く逢えたわけですが。それはともかくとして)……ほら、この間は君の方の料理を食わせてもらっただろう?(だから今日は此方の料理を持ってきた、ときょとんとした様子の彼女に告げよう。――なんだか、いつも半袖半ズボン。寒くないのか、と首傾げてみつつ、洗ったのか、包帯) [Sun 7 Jan 2007 06:00:58]
◆ソレディー > ( 自分が使っているのは、ずっと弓矢だ。 罠も使うことは使うけど、ただ待っていれば獲物がかかるそれはこの際省いて。 …【銃】というのは、どういったものなのだろうと考える…。 火薬を使うとは知っているけれど――― ふと、考え込んでしまっていたらしい。 どれくらいの時間が経っただろう。 この掘っ立て小屋を訪れる者があるなんて、珍しいこと。 足音にも気付かなかったのは迂闊だけれど――― おいといて。 叩かれる珍しい音に、ぴくんと肩を跳ねさせて我に返る。 …暖炉(だか囲炉裏だか微妙なもの)に薪を放り込んで、ドアに向かった… ―――居眠りはしているかもしれないけれど、起きているのは煙突からの煙で分かるだろう。 てゆかしてなくて良かった! するところでした居眠り! 何の話かー ) ―――はぁーい? どなた〜? ( 間延びした声は、それでもどこか、やや慌てた風に。 間を空けて、ドアが開いた ) …ぁれ。 おはよ〜? どうしたの? ( 時間も珍しいし、とか。 キョトンと目を瞬いて。 …寝間着も何も無く、着ているのはいつものハンドメイドっぽい革の服だ。 半袖半ズボン。 腕と足には、もう包帯は代えて布が巻かれてる。 包帯、洗ってみたらよれよれになってしまったらしいです ) [Sun 7 Jan 2007 05:55:28]
◆リヒャルト > (背嚢と銃と、毛皮の帽子。色々とこう、特徴的な装具はあるわけだけれど、やはり彼女が男に対して気付くのは、きっと足音からだろう。先日、彼女の家を訪れてから少し間を空けて――着てみれば、どうやら小屋の中、らしい)……む。眠ってたら、起こすのも拙い、んだが……(仄かに漏れる暖炉の灯 それがちらちらと揺らめくのを見れば、まだ起きてはいるようで。ごんごん、と小屋の戸を軽くノックしてみようか) [Sun 7 Jan 2007 05:46:13]
お知らせ > リヒャルトさんが来ました。 『(特徴的な足音と共に)』 [Sun 7 Jan 2007 05:43:15]
◆ソレディー > ( 細く割った木を削って、鑢をかけて、丸くて真っ直ぐな棒にする。 鉄の鏃となると街から買って来るしかないけれど、骨や甲殻・鱗などを使った鏃であれば自作も出来た。 矢羽根も然り。 …使う分を街まで仕入れに行っていたのでは手間で仕方ない僻地で暮らす山人は、勿論それらの売り物ほど性能は良くないけれど、自分でしたためるのも当たり前…。 石組みの暖炉だか囲炉裏だかといった、手製のそこで燃える薪に手元を照らされながら、時々足に力を加えてしまっては痛そうな情けない声を上げつつ、黙々と作業をしている… ) [Sun 7 Jan 2007 05:09:48]
◆ソレディー > ―――うぅ… ( やっぱり傷の治りが遅いと言うか痛くって。 自業自得。 伸び放題の赤毛を大雑把にポニーテールにした娘は、常世の森が背後に迫る湖畔の掘っ立て小屋で、やはり数日は大人しくしていなければと矢をしたためていた ) [Sun 7 Jan 2007 05:00:48]
お知らせ > ソレディーさんが入室されました。 『( で、動いたら )』 [Sun 7 Jan 2007 04:54:47]
お知らせ > ソレディーさんが帰りました。 『( ゆっくりとしたペースだから、見えるものもある )』 [Sat 6 Jan 2007 08:31:00]
◆ソレディー > ( この木の実は滋養強壮に効くんだ。 …ヴェイトス市の医者様には、父に出してもらった薬について、他のと一緒に飲ませるなと言われているから、これを食べさせてもいいものかと思うけど――― 気にしなくたって、これを使った保存食は沢山ある。 …それとなく場所を覚えながら、房になっているそれをいくつかもぎ取って、ポケットに入れた…。 ―――採集はついでだけれど、道草で得るものも、貴重な生活の糧だ ) [Sat 6 Jan 2007 08:23:04]
◆ソレディー > ( 夜を明かすわけでなければ… 大雪山を北に臨めども常世の森に来た風を阻まれるこの場所は、アングリマーラにも近いとあって比較的温暖。 動いていれば、それこそさほど寒くはならない。 早くも縦横無尽に地面を覆う木の根に躓かぬよう気をつけながら… 片脚をかばうやや丁寧な足取りで森を進んで行く…。 ―――危ない所を助けてくれて、怪我を負った自分を心配してお土産を持って来てくれた、往復半日の御近所さん… 春の太陽のような目をした青年に、何をお返しすれば良いだろうと考えながら… 特に洒落っ気が出るわけでもなく、いつもの通り ) ―――あ。 ( やがて、茂みの合間に木の実を見つける。 草花の知識などは専門ではなく、日常生活の範囲内だけれど――― 基本、街で作られた物に頼らないヴェイティアンの生活を教える母に学べば、一般常識でもそれなりに幅が広い。 この木の実は――― 【発言秒数下一桁が3.6.9:滋養強壮に効くんだ。すっぱくて渋い中にもふわんとした甘い後味のある酢を作れる。 / 2.5.8:毒草だ。肉は売れなくなってしまうけど、モンスターなどどうしても危ないものの相手には必要になる。丁度切らしていた。 / それ以外:ただ綺麗なだけだけど。乾燥させてみると飾り物やボタンなどに使えたりする。子どもの頃沢山集めたのが、大切にとってある。 ―――判定 】 ) [Sat 6 Jan 2007 08:18:29]
◆ソレディー > ( 本人も特別視していない技能や感覚は、一般にも評価されていない。 …父の評判と、娘の性格によるところも大きく… 人より早く獲物が仕留められても、それは苦労を伴わないから、幸運に見舞われたのだと思われるようだった…。 …そんな見方の裏で、毎日せっせと狩りに勤しんでいるという、当たり前に反復する中で持てるものを伸ばしているという側面もある…。 ―――じっとしているのは、やはり落ち着かなくて。 …まだ痛む足を庇うようにしながら、精霊の泉に面した常世の森の中でも浅い部分を、弓と矢筒、サバイバルナイフを身に着けた山人風の、いつもの格好で歩いている。 ―――マントが無いから、すっきりとし過ぎてむしろ雑な印象の手製の革の服が随分と涼しげに見えた ) [Sat 6 Jan 2007 07:58:00]
◆ソレディー > ( 怪我をしたり熱を出した事は今までに何度もあったけど… そう言えば、物心ついてから… と言うか母が死んでしまってからは、こんな大怪我は初めてだった。 …大事には至らず、暫くすれば傷跡を残して動けるようにはなると思うけど… ホッとしながらもじれったい。 …父は相変わらず… もうずっとそうしているように塞ぎ込みっ放しで… 自分は狩りに出る事で、それを見ないようにしていたのではないかとも気付かされた。 …改めて、一日の長い間を一緒に過ごしていると… 本当にふぬけてしまって… 体のキレなんか、もうどこにもない… 哀しくなるばっかりだった ) [Sat 6 Jan 2007 07:50:21]
◆ソレディー > ( 獲物の痕跡を見つけ、追いかけて、狩るのに三日もあれば――― そんじょそこらの狩人には負けないだけのものが取れると。 娘にはそんな自負があった。 …弓を扱うのは特別な事でなく生活の一部で、それが獲物に刺さるのも当たり前。 よっぽど調子が悪くなければ止まっている的を外す事はあり得ないし… 〜こちらがどうすれば、獲物はどのように動くか、といった感覚的なものも持っている。 …動物の扱うのにも繋がるその技術が、もしかしたら父に由来するものかもしれないというのは知らぬまま… 何にせよ、それらも足に怪我を負ってしまっては活かせない ) [Sat 6 Jan 2007 07:46:07]
お知らせ > ソレディーさんが入室されました。 『( 三日野山を駆ける事ができれば )』 [Sat 6 Jan 2007 07:40:30]
お知らせ > ソレディーさんが退室されました。 『( 母の返事は聞かれないが。 父になら… 戻ったら、聞いてみよう )』 [Fri 5 Jan 2007 00:17:40]
◆ソレディー > ( 考え事をすることもあるけれど、ゆるい娘は基本楽天的で、良くも悪くも本当に追い詰められるような事は無く、愚痴は少ない。 …父が迎えに来ようとしてくれた事、リヒャルトの事… 母の味付けが彼には合わなかった事などを思い返していたら… ふと、うちの味付けは母の味付けだ。 …父は平気だったのだろうかと、首を捻る… ) ( それで育ったのだから当然にしても、色素を見る限りでは自分は母寄りで。 リヒャルトと父はホワイティア。 …太陽、とそう感じるリヒャルトの眼は珍しいものの… 文化圏は近いのではないかと、世界と言うか文明の広さを認識していない意識で考える ) [Fri 5 Jan 2007 00:16:21]
◆ソレディー > ( 鳥や獣に食べられてしまう事がほとんどで、かえってお墓が汚されるような気もするし、普段はお供えなどあまりしないのだけど。 大物が取れた時はそうしているから、貰った鳥も、ごく自然にそうしていた。 ―――萎れてしまった花を取って、碗を置く。 …指を絡めるでも手を合わせるでもなく… 膝を折ったままの姿勢でじっと墓標を見つめ、眼を閉じた。 …母には色々な事を教わったけど、魂の概念など宗教に関する知識は曖昧… アニマーのような、ハネボネのような、精霊信仰のような… 神と呼ばれる大いなる存在を否定はしないけど、では何かと言われても困る感じ。 …ただ、ここでこうしていると、より鮮明に母を思い出せて… 何となく聞えている気がするから、そうしてる ) [Fri 5 Jan 2007 00:08:55]
◆ソレディー > ( ちょっとそこまで出るくらいなら、上着は羽織らなかったりもするのだけれど… 弓と矢筒、サバイバルナイフはしっかりと持って。 目前に常世の森の樹海が広がる精霊の泉のほとりへと歩み出し、泉に向かって陸がせり出しているような場所へ足を進める ) ( 吐く息と碗から上る湯気が白く煙って、穏やかな風に流された ) ( …やがて… 自然石と木で作られた、花などで綺麗にしてある質素な墓標が見えてくる… 母の眠る場所だ ) [Thu 4 Jan 2007 23:32:05]
◆ソレディー > ( 毛皮のマントは巨大ミミズに食われてしまったから、風切り羽根は伸び放題の赤毛を纏めるリボンと言うにはごわごわの布に縫い付ける。 狩人なんてしていれば、ちょっとくらい不衛生だって気にならないような暮らしぶりだけど… その辺りはお洒落半分、お呪い半分。 〜そんなこんなで一通りの処理を終えたら… またぞろ寝っ放しの父が篭もる寝室を見つめて、コトコトいう鍋を前に手持ち無沙汰。 …もう一回起こそうか、先に食べてしまおうか考えながら… 小さな碗に控え目によそって、掘っ立て小屋を出た ) [Thu 4 Jan 2007 23:13:47]
◆ソレディー > ( ―――とか、そんなノリで。 もらった鳥は骨までスープにして無駄なく使い、食べ切れない分は保存用に。 こういうのもリヒャルトは嫌がるのだろうか、などと考えつつ… ヴェイティアンの母に教えられたままの製法で加工していく。 …普段は草いきれに包まれている湖畔の掘っ立て小屋は、いつになく力の入った煮炊きする香りで満ちていた… ) [Thu 4 Jan 2007 23:05:06]
お知らせ > ソレディーさんが入室されました。 『( 美味しくできましたー! )』 [Thu 4 Jan 2007 22:55:12]
お知らせ > リヒャルトさんが帰りました。 『(――両方とも、頑張って食べました)』 [Thu 4 Jan 2007 05:43:33]
お知らせ > ソレディーさんが退室されました。 『( もうちょっと足が良くなったら、今度は自分が彼を訪ねてみようと思う )』 [Thu 4 Jan 2007 05:42:34]
◆ソレディー > …でも、あんまり沢山は… なんだか怖いなぁ… ( 迫害対象となり得る容姿に生まれた娘は、ぽつりと一言付け足して。 …彼にはその可能性があるけれど、自分は街では暮らさないだろうと思ったら… 少し、まだ会って数日というのとはまた違う距離を感じる ) ―――あ。 もしかして、あたしが鈍ってたりして〜? ( それは恥ずかしいと、一緒になって唸ろうか。 楽しいが ) ―――うん。 どうぞー ( 天使のような悪魔の笑顔? 食べる様子を見守り… 見守り… 首傾げ… ) ―――あ。 ぁ、いいよぉ? 吐き出しちゃっても…。 大丈夫〜? ( 隣人は隣人、今生きる場所が同じでも、色々と違うんだって実感する。 そんな夜――― …結局彼には干しかけの燻製を持たせるけれど… これまた随分と香草がきいていたとかそんな。 …ヴェイティアンの知恵。 味はアレでも身体には良い筈だ…! ) [Thu 4 Jan 2007 05:41:25]
◆リヒャルト > ……うん、きっと、そうだ(少女の呟きに、青年も呟くように同意した。彼女と出会う前、ただ独りで取り残された自分もそうだったから、寂しいのは辛い。あくまで慣れていれば耐えられるという、それだけで。辛くないわけじゃあ、ないのだ)んー……まあ、俺は、あんまりヴェイトス共通語が上手くないしなあ 君の単語が上手く発音できないのも(仕方ないじゃないか、と拗ねるように言うのは、可笑しそうに笑っている彼女に対して。むう、と少し唸りながらも、何処か楽しそうな様子で)……うーむ、いや、初めて見たが……(彼女がかじりついている様子を見れば、なるほど、喰えないものではないらしい。ならば、と青年もそれを手に執った)ああいや、折角だ……うん、いただきます(がっぷりと噛み付いた。―――――――――――――なんか、すごい。ぐ、と堪えるが、実は精神力は低い人。ちょっと涙目になってるのがわかるかもしれない) [Thu 4 Jan 2007 05:31:50]
◆ソレディー > ―――そうだねぇ… ( そう言われると。 父もいなくなってしまったら自分も一人だ。 …分からないけど、寂しいかもしれない… ―――目は覚ましたかもしれないけれど、起きてこない寝室へ目を向けて、しんみりと頷いた ) ―――うん? ごめん〜。 でも、そんな風に聞こえたんだって思うとおかしいよ〜 ( 両親が教師だと生活の中で混ざり合う。 固有名詞の区別が上手くできていないのかもしれない。 文句を言われれば謝るものの、可笑しそうなのは変わらない。 ―――それが、生活の時間なのだろう。 元々ヴェイティアンの母は隠遁生活を送っていたのもあって、娘にはそれが普通だった ) 〜コーヒーはコーヒーだよね? こっちはやっぱり知らない? …これはねぇ、【 】を【 】の葉で包んで【 】と土に埋めて――― ( 手間がかかっている事しか伝わらない説明は以下略。 自分の分にかぶり付きながら、反応を見守った ) ―――…まだ全然生だけど、燻製持って行く…? ( なんだか罪悪感すら。 何がいけないんだろうと首を傾げ――― 娘は娘で生クリームとか食べさせられたらもの凄まじい胸焼けに襲われる感じ ) [Thu 4 Jan 2007 05:25:50]
◆リヒャルト > 多分……独りだと、寂しいからじゃないかな?(ヴェイトスは確か、移民たちによって作られた街だった筈だ。己も同じように移民――侵略を試みた側だから、なんとなくわかるが、異邦の地に独りだけ放り出されれば、やはり辛い。そしてきっと、それは移民じゃなくとも、人が街を作る理由なのではないだろうか?)む……い、いや、笑うことはないじゃないか(容赦ない彼女の言葉に、そんなに変だったかなあ、と首を傾げつつ文句を一つ。ともあれ、手招きされるままに彼女の家へと上がろうか。何か物騒な言葉が聞こえたような気はしたが――まあ、ともあれ、なんだろう。魔女、というか、『隠れ家』というか、何か不思議な印象を感じさせる家。自分の、いかにもな丸木小屋とは大違いだ)あ、っと、わかった………ありがとう(軽く頭を下げながら、進められるままに腰を下ろして、ちょっとばかりワクワクしながら、その【びじやんじゃばしのかっこわりづけ】を待って――それが、来た)……こ、これは……ッ!(なんというか、目が酸っぱい。ツーンとした刺激臭は、なんとも独特すぎると言うか、容赦ない感じ) [Thu 4 Jan 2007 05:11:47]
◆ソレディー > ( 投げ遣りかもしれない味判定――― この発言秒数一桁が0に近ければ近いほど、酸っぱいとか臭いとか独特過ぎる珍味で慣れないと涙目もの。 【判定】 ) [Thu 4 Jan 2007 05:07:11]
◆ソレディー > …こんなに広いのに、どうしてあんなにくっつくんだろうね〜 ( 市壁を作った都合とかあるのだろうけれど、広い土地が続いているのにどうしてそんなに密集するのだろうと。 『すぐそこ』 が三時間とか四時間の距離という世界で生まれ育った娘には分からない。 同意する青年に勘違いで肯定しながら ) あれぇ? 知らない〜? …リヒャルトのところでは何て言うのかなぁ… ( 言い方が違うだけだろうって思うのだけど、どっこい食文化が違う。 真似る様子に『全然違うよ〜』と容赦なく笑って ) …ええと… 狩りの前には食べちゃだめだよ〜? ( さらりと何か言いながら。 どうぞーと手招き。 貰った鳥を大事そうに抱えて、掘建て小屋に入って行く。 真四角の家の中は極シンプルに、寝室と居間と物置部屋と作業部屋で四分されていて、所々にぶら下がった草花や肉の加工品が独特の香りを放ち、狩人の家と言うより魔女か何かの印象か。 その実呪術的な物はほとんどないが ) ―――〜えっとぉ… ぁ、座っててねぇ。 ( その中から、瓶詰めにした魚の切り身を持ってくる。 やかんと一緒にパンを網に乗せてあぶって――― 程なく酢漬け魚のサンドイッチと、コーヒーが出されるが… コーヒーの香りなど打ち消して、酢漬けの鼻を突く匂いが自己主張していた ) [Thu 4 Jan 2007 05:04:48]
◆リヒャルト > (そういう少女だというのは、何となく、短い付き合いではあるけど、わかっている。優しい子で、人のことを気遣って、父の為にがんばって、だけど何処か幼い。わかっているからこそ、まあ、今はこれで良いかな、とも思う。自分が彼女に向けている好意が、男女としてのそれなのか、妹に対するようなものなのか、未だ自分でもはっきりとはしないのだし)ああ、そうだなあ……うん、俺も疲れるよ(彼女とは逆に『ばれるんじゃないか』と神経をすり減らしてしまうから。そう、ヴェイトスは何が紛れ込んでも平気だが――その異分子を『敵』と認識すれば、総力を挙げて排除するだろう。例えば吸血鬼、例えばネイティブ・ヴェイティアンのように)ありゃ、まあ持って帰って自分で作っても良いんだが――うん、何だって?(ヴェイトス共通語も訛りがあるような青年は、当然ネイティブ語も知らないわけで。きっと、自分の知らないヴェイトスの食べ物なのだろうと、あたりをつけた)いや、その【うぃじゃあんばしにはっこえりいすけ】ってのは、食べたことがないなあ……できれば、食べてみたいんだけども? [Thu 4 Jan 2007 04:41:17]
◆ソレディー > …ありがとう。 ( 父を拒まないでくれて。 返す微笑みは娘も嬉しそうに。 やっぱりどうして?とも思うのだけど、今の父が全てではないと知っているのなら、彼にも何か感じるものがあったのかと勝手に考えておく。 ……好意は感じてる。 勿論嬉しくて、好意で返す…… でも、男に女としての返し方は、知らない ) 〜そっかぁ… あたしも嫌いじゃないけど、疲れちゃうんだ〜 ( 何に納得したのやら。 言いよどむ風な青年の言葉も、特別な事情までは深読みせずに。 …だってヴェイトス市やアングリマーラなら、何が紛れ込んでも平気そうなんだものー… ) とんでもない〜 こちらこそぉ? 〜待ってねぇ、今……… ―――ごめん、燻製はできてないや〜。 【ヴィジャランジャバスの発酵ベリー漬け】は、嫌い? ( その【 】内。 何かを指す名詞として発した言葉は、標準語とは発音や抑揚の異なるネイティブ語。 …ようするにそういう、保存がきく酢漬けのようなものか… どうしよう? と首を傾げてる ) [Thu 4 Jan 2007 04:35:50]
◆リヒャルト > ああ、これで良いんだよ、俺は(やはり微笑んだまま、青年は少女に頷いて見せた。同情? 否だ。そういう感情が全く無いといえば嘘になるが、こうして彼女を訪ねて、こうしてお節介をして、というのは、純粋に彼女に好意を持っているから。より正確に言うならば、少女と会話をするのが、とても楽しいのだ、青年にとっては。だからこそ、彼女がハッキリと『迷惑だ』と言えば、青年は黙っていなくなるだろう)街か……うーん、街なあ、嫌いではないんだけど(正直に言えば怖い、というのがある。そして今の生活に馴染んでもしまっている。お金がたまれば、義足を良いものに変えに街へ行こうか、なんてことは考えてるけれど、それ以外には鹿角やなにかを卸しにいく程度しか、街に行くことはない)……………ああ、ありがとう(そうして、彼女が受け取ってくれて、自分に注意をしてくれて。そして困らせてしまったことへの謝罪をこめて。青年は、そう口にする。そして続いた言葉には、そうだなあ、と呟いて)や……実は、この間、魚の燻製は全部食べちゃってね。また釣りにいかないと、と思ってたんだ(だから、もらえるならありがたく、なんて) [Thu 4 Jan 2007 04:23:07]
◆ソレディー > そう〜? …それなら、いいんだけどー ( 気を遣ってくれてるのかなと、逆に娘にしては珍しく気を遣ってる。 …青年の事情は知らないし、自分はそもそも家族意外と深く関わった事が無いから恋しいとも思わない感覚だけど… その瞳に浮かんだ色が暖かいのは、同情だけでもないと思えたから。 どこか困った風に笑いながら、それ以上は拒まなかった ) 街では、暮らさないの〜? ( つまり、一人は好きじゃない? ふむー? と、勘繰るでもなく見つめ、首が傾げられる。 自分は論外。 父と母については母の事があるから街で暮らさないのは納得だが。 彼の肌は白いじゃないかって ) ―――え? え、えぇ? な、なんでそうなるかな〜? 助けることにはならないよぉ… 捕り過ぎはだめなんだから。 狩らないようにしないと〜 ( 狩人だから獲物と見れば片っ端から狩るものではないと、そういう風に教えられている。 …とは言え狩ってしまったものは仕方ないし… 無駄にするのが駄目というのも良く分かる。 それにここは精霊の泉。 乱獲者が近付けるような場所じゃない――― 微苦笑を今度こそ本物の困り顔で見つめて… ―――ただ、仕方なくというのとは違う。 本当にありがたいから、一時考えるように宙を仰いだら、微笑んで受け取ろう… ) じゃあ、ありがとー。 助かったよぉ、ずーっと魚かと思ってたから〜… あ、そうだ、魚いる〜? [Thu 4 Jan 2007 04:12:53]
◆リヒャルト > でも、ほら、約束はしただろう? それに、俺もこうして誰かと話しに行けるっていうのは……うん、随分と久しぶりだから、嬉しいんだ(それが彼女の父親だろうと、少女自身とだろうと、変わりはしない。今までエイシェン人だからと他人と関わりを断ち『変わり者の野伏』を通してきた青年は、自然に浮かんだ微笑を赤毛の少女に向けた。彼女が太陽の色と言ってくれた瞳に滲むのは、心底から嬉しい、というそれ。狙撃手として孤独に耐えうる訓練は受けている。だが、元来は人懐こい性格であるようだった)まあ、何だ。俺の方は独りだから、稀に獲り過ぎると、処分に困るんだよ(実際に、そうだ。食べきれる量ではないし、かといって街へ卸すには他のものもある。燻製やらなにやらにするのは、手間だ。だから、これは)遠慮せずに俺を助けると思って引き受けてくれると、助かるかなあ……ああ、いや、俺を助けるのが嫌だ、っていうんなら別に良いが(ちょっと、卑怯なやり口に、自分で微苦笑してしまう) [Thu 4 Jan 2007 04:01:07]
◆ソレディー > ん… うん。 ……ぁ…… えっと、あの〜… ぁ、あんまり気にしなくて、良いよぉ? 父さんとじゃ、あんまり楽しく飲め無さそうだものね〜 ( よくは知らないけど。 黙りこくって思い出にふける父は口を利かない。 やり難かろうと、見られたくないという思いもあって、苦笑を零す。 …それで自分に用、と言われるのも… では何だろう?と気になって首を傾げてしまうけど。 視線は自然、麻袋に注がれた ) ―――え。 …ゃ、だめだよ〜? これ、売れるじゃないー。 気持ちは嬉しいけど、あたしがお返ししないといけないのにさ〜 ( だめだめ、と両掌を見せてぱたぱた首を振る。 売り物にならないような物ではないだろう。 困った風に ) [Thu 4 Jan 2007 03:53:32]
◆リヒャルト > (失礼)(だから、だろう。少女の父親は教えないだろうし、彼女もきっと、あまり気にしないだろう、と。何の根拠もない楽観思考。ただ、どこかで覚悟はしている。もし、彼女に石持て追われたとしても、仕方が無いのだとは)ありゃ……少し遅かったか(もう眠ってしまったと聞けば、少しふざけたように『しまった』と、ぴしゃりと額を叩いて見せた。まあ、仕方ないな、と肩を竦めて笑い、どさり、と左手に持っていた袋――麻製の粗雑なもの――を、地面に下ろす。そっか、と呟くのは痛みについて。だろうと思った、と頷いて)まあ、今日はお父さんもだけど、君に用事があったんだ。ちょっと余分に狩りをしてきたのでした――と、ね……お裾分けというか、まあ、ね(狩りに出られないだろうとは、予想していたから。鳥を一羽。仕留めて、ここまで持ってきたのである) [Thu 4 Jan 2007 03:46:36]
◆リヒャルト > (だから、だろう。少女の父親は教えないだろうし、彼女もきっと、あまり気にしないだろう、と。何の根拠もない楽観思考。ただ、どこかで覚悟しているありゃ……少し遅かったか(もう眠ってしまったと聞けば、少しふざけたように『しまった』と、ぴしゃりと額を叩いて見せた。 [Thu 4 Jan 2007 03:43:05]
◆ソレディー > ( そしてもしもエイシェン人だと言われても、娘にはピンと来なかったかもしれない。 悩みとかそういったものが滅法顔に出難いのは幸い。 緩い笑顔で迎えたら… 『でも』 と掘建て小屋を振り返る ) うん? あたしはおかげさまで〜 そりゃ痛むけど、大丈夫〜。 ―――ごめんねぇ、折角来てくれたけど… 父さん、もう寝ちゃってるんだ〜 ( …お酒の相手して欲しいなんて言っておいて… 彼が父と会った時、あまり見られたくないとどこかで感じてた。 …かつての父と似た種類の精悍さを持つ青年に… 今の父はどう映るのか…。 ……だから少しホッとしながら…… でも、律儀に約束を守ってくれるのは嬉しい ) [Thu 4 Jan 2007 03:40:59]
◆リヒャルト > ……やあ、来てみたよ(少女へと微笑みかけながら、青年は応えるように片手を挙げた。……失礼かもしれないけれど、先日見た、彼女の父親の様子。元々の職業が何であるか、なんて自分にはわからないが――能動的に、己がエイシェン人だという事を、気付いたとしても教えるようには見えなかった。まあ、勝手な、希望的観測という奴だ)怪我の方は、どうだ? まだ、痛んだりとか――…… [Thu 4 Jan 2007 03:34:21]
◆ソレディー > ( 規則的だけれど、左右対称ではないそれ。 …聞き覚えがあって、弓は上げない。 娘はそれと知らないけれど、元竜騎士の父なら彼のその服がヴェイトスのものでないと分かったかもしれないが… 興味が無いのか、あるいは考えた上での事か、娘はそれを知らされず、ただの服としか思っていない ) …いらっしゃ〜い。 ( 間延びした声をかけ、へら〜と微笑んで、片手を上げよう ) [Thu 4 Jan 2007 03:31:08]
◆足音 > (森の側から、少女のいる掘っ立て小屋へ向かって。ざ、ざ、ざ、ざ、と……草を踏み分けて進む、足音が聞こえる。よく耳を澄ませば特徴的なソレは、何かを引きずるような音も混じっており、そちらを見るならば、やがては青年の姿が見えてくるだろう。彼女と出会ったときと同じ姿で、ただ一つの違いは、片手に何か袋のようなものを提げている、ということだった) [Thu 4 Jan 2007 03:26:55]
◆ソレディー > ( ―――近付く足音には… やましい事があるわけじゃないし、血に飢えているわけでもなく。 フィールドで生きる者のごく当たり前の反応として、傍に立てかけていた弓を取った ) [Thu 4 Jan 2007 03:26:20]
◆ソレディー > ( 時折先が見えている気のする現状維持が、自分の精一杯。 弱いのだろう。 愚かなのだろう。 …本当に心からは父を大切に思っていないのでは…? …そんなことないと、言えない自分が居る… ) ……でもねぇ…… ( 頑張り切れてないのも本当、知恵が回らないのも本当… 死ぬ気でたすけようとしてないと思えても、ではどうすれば良いのか分からない。 何が本当かなんて問題でなくて、山人の自分に出来ることの限界。 ふー と… 息も静まって煙らなくなって来たため息を零し。 ―――とにかく確かなのは、父は母が好きなのだと… 話を逸らして考えると、少しだけほっとして、笑えた ) [Thu 4 Jan 2007 03:24:37]
お知らせ > 足音さんが来ました。 『ざ、と周囲に響く足音が一つ』 [Thu 4 Jan 2007 03:23:56]
◆ソレディー > ( でも最近は、自分の事を気にかけてくれるようになったんだ。 …帰りが遅ければ心配してくれるし、今日は休もうと思っていたけど日課を果たさないのが何だか落ち着かなくて狩りに出ようとしたら、止められた…。 …そうして、もしも父に生きる力が戻りつつあるのなら… もしかしたら、自分が突き放せば、生きる為に… もう一度 ) ―――無理、だよねぇ… ( ぽつりと呟いて、首を振る。 それですっかり立ち直るわけもないし… 身体が良くなるわけでもない… 自分だって心配で、そんなことは実行できないだろう。 ……時折、全部投げ出してしまえばとさえ思うことがあるのも本当だ……。 それでも、父との思い出がそれを許さない。 母と愛し合った人を見捨てるなんてしたくない ) ( どうせ使うものだから割り過ぎなんて事は無いのだけど。 珍しく勤勉にすっかり山積みされた薪を前に、肩を落とした ) [Thu 4 Jan 2007 02:55:58]
◆ソレディー > ( 褐色の肌にぴったりと巻かれていた包帯は、何だか解くのが勿体無くも思えたけれど… そのままというわけにもいかず、今は割いた布が薬草を押し当てている。 ―――死んでもおかしくない状況で受けた傷… それを思えば軽傷だけど… ) ―――。 ( 今日は一日家に篭りっぱなしだった父を思い、割った薪を積み上げる傍ら掘建て小屋を見つめる。 …自分が死んでしまったら… このまま何もせず、父も死ぬのだろうか。 …自分が動けなくなってしまったら… その時は、父は重い腰を上げて釣りなり狩りなりをしてくれるのだろうか。 …分からない、と思ってしまう…。 自分を大切にせず、ずぼらな娘がいい加減見かねて手を出すまで身体を拭きもしない。 自分が言えた事ではないけれど、髪も髭も伸び放題。 …する事と言えば往復半日程度の村までお酒を買いに行くことだけ… 三回に一回は帰って来られずどこかに転がっていたり、死なれては寝覚めが悪いと思ってくれた村人に保護してもらって戻って来ない。 …正直、もう森を歩いて狩りが出来るのかどうかすら、怪しいと思う… このままでは、本当に長くないと ) [Thu 4 Jan 2007 02:44:36]
◆ソレディー > ( もしも私が死んでしまったら、父はどうするのだろう ) よい――― 〜っしょっ! とぉ…ッあぃたたた… ( カコン! 背後に常世の森を臨む精霊の泉の湖畔に、乾いた音が響く。 慣れた手つきで薪を割っていた娘は、冷え込んできた夜気に吐く息を白くしながら… 踏ん張ると痛む足に顔を顰めた ) [Thu 4 Jan 2007 02:26:56]
お知らせ > ソレディーさんが入室されました。 『( もしも――― )』 [Thu 4 Jan 2007 02:22:35]
お知らせ > ソレディーさんが帰りました。 『( 母と、精霊に祈る )』 [Wed 3 Jan 2007 05:58:17]
◆ソレディー > ……〜あぁ… もぅ…… ( 太陽の眼の青年の精悍な顔つきが、かつての父と重なって切ないったら。 ―――思い悩んでも仕方ないと、娘の弱さもあって解決の見えない事に、わしゃわしゃとセットするでもなく纏めただけの髪を弄った…。 …気を取り直して… 傷もあるし今日は狩りに出ず、街から買って来たものでささやかな新年のお祝いをしようかと思っていた。 母が死んで色々な事が変わってしまったけど… それでも日常は続くから… 一日一日を経ていかれる喜びが、父を癒すことを信じて… それが地でもある、暢気な風に振る舞おう ) [Wed 3 Jan 2007 05:56:37]
◆ソレディー > ( ぼーっと寝惚け眼を瞬きながら、それでも時折ちょいちょいと竿を動かして魚を誘うのは忘れずに。 彼はまた来てくれるだろうかと、背後の鬱蒼とした森を振り返る ) ……ふんっとにもぉ〜…… ( 怪我をした自分の身を案じて、自分も片足が木の棒というのに付いて来てくれた彼は、父親と少しだけ会う機会があった。 ―――大分帰りが遅くなった自分を心配して出て来てくれたのは嬉しかった。 父も少しずつ母の死から立ち直っているのだと思うことも出来たけど… 帰ってみれば部屋にはいくつも安酒の空き瓶が転がっていて。 隠し場所を変えて仕舞ってある自分の稼ぎは綺麗に無くなっていた ) ( 娘はゆるい性格だけど、それでも勿論怒る事はある。 …お客さんの手前控えたけれど、ちょっと文句を行ったら父は直ぐに床へ潜り込んでしまって… 後は何を話したかなんて覚えていない。 気まずいばっかりだった ) ( お金、使われたくなければ持ち歩くとか、もっと隠し場所を変えればいいのだけれど… …もしも昨夜… もう一昨日の夜か… のようなことがあって、自分が死んでしまったらと思ったら、真剣に見つけられないような場所に置いて行くことも出来ない… ) [Wed 3 Jan 2007 05:37:39]
◆ソレディー > ( 昨日は、死ぬかと思った。 ―――まだ暗い水面を見つめて。 機動力を大きく殺がれた自分の頭上で、首をもたげる巨大ミミズを思い出す。 狩人なんてしていれば死にかけた事は一度や二度ではないけれど、それでも一人で切り抜けるのと、助けられなければ助からなかったと思えるのは違う。 …間一髪で助けてくれた太陽の眼の銃使い… 歩きで半日はかからなそうな『近所』に住んでいるらしい彼に手当てしてもらった包帯はそのまま… 冬の水辺だと言うのに狩りに出るのでもなければ革の半袖、半ズボンといった格好から覗く褐色の肌に、白いコントラストをつくっている ) [Wed 3 Jan 2007 05:18:01]
◆ソレディー > ( 争いを好まぬ精霊達に守られるこの場所には、気性の荒いもの、特に危険なものは迷わされて近付き難い。 とは言え、どんな場所でも生き物があれば食物連鎖がある。 …この場所で生まれた娘は、それなりに精霊達に受け入れられているのもあるのだろうか… いつのも狩には何となく泉から離れた場所を選ぶものの、捕り過ぎない程度なら、吊りをしていてもあり得ない波にさらわれてどこかへ連れ去られる事も無い ) ―――ふぁ〜… ふぅ… ( もっとも、ひいきしてもらえるわけではないから。 『捕り過ぎない程度に』 人間を襲う獣も現れる事があるわけで… 手元には弓と矢筒、サバイバルナイフを置いたままで… 夜明けを待つ釣りに、気の抜けた欠伸を零した ) [Wed 3 Jan 2007 05:07:02]
◆ソレディー > ( 【常世の森】側の、【精霊の泉】のほとり。 ひっそりと建つ掘建て小屋を背にして、伸び放題の赤毛を大雑把にポニーテールにした娘が、水辺の岩に腰かけ吊りをしていた ) [Wed 3 Jan 2007 05:00:47]
お知らせ > ソレディーさんが来ました。 『( 釣り糸を垂らす )』 [Wed 3 Jan 2007 04:51:36]
お知らせ > ソレディーさんが帰りました。 『( いってきます )』 [Sat 30 Dec 2006 09:54:23]
◆ソレディー > ( 赤い雨にはさすがに肝を冷やしたけれど、基本的に平穏無事な湖畔では、自分の見える範囲に凶暴化した動物が現れる事も無く… 去年の蔓の悪魔も、今年の吸血鬼もここでは遠い話。 ―――また、娘からくすねたお金をお酒に使ってしまいやしないか気になって、見えなくなる直前に一度だけ掘建て小屋を振り返る。 売るなと言ってるのに売ってくれる最寄の村に頭を抱えながら、本人が買いに行くのだからどうしようもない…。 平和な悩みのようで… 帰って来るまでちゃんと生きているだろうかなんて考えるのは、やっぱり切なかった ) [Sat 30 Dec 2006 09:54:06]
◆ソレディー > ( 北から吹く大雪山の風は森が防いでくれて、アングリマーラに近い(と言っても徒歩で一日はかかる)この場所は、晴れればそこそこ暖かい。 煌く水面に目を細めて、慣れた道なき道を危なげない足取りで進んでいく ) [Sat 30 Dec 2006 09:44:25]
◆ソレディー > ( うず高く積まれた毛皮を背負い、着ている服もとってもハンドメイドっぽい革製のもの。 上着は積んであるのと大差無いような毛皮に、獣の牙を使ったボタンや羽根飾りが付いている。 荷物は弓と矢筒に肉厚のナイフと、さして大きくも無い鞄が一つ。 …ヴェイティアン的な容貌と相俟って、絵に描いたような山人風… 細身な娘と言うのがちょっとミスマッチだった ) [Sat 30 Dec 2006 09:42:00]
◆ソレディー > ( 肉も毛皮も、普段は徒歩で往復半日くらいの場所にある村まで売りに行くだけだけど… 時折、こうして溜めておいたちょっと質の良い毛皮を都市まで売りに行く。 ―――あまり関係の上手くいっていない村で物々交換したり行商人に売るよりも、ずっと高く捌けるからだ。 〜もっとも、往復がめんどうくさくて本当にたまにしか行かないけれど… 目的地はヴェイトス市かアングリマーラ。 クリスティアは一見ヴェイティアンの自分には肩身が狭く、アングリマーラはヴェイトス市より近い。 そしてヴェイトス市には大病院がある。 今回の目的地はヴェイトス市になる ) [Sat 30 Dec 2006 09:35:21]
◆ソレディー > ( 精霊の泉ほとり、ただし常世の森の外れに当たる側。 精霊達に守られるようにひっそりと建つ掘建て小屋を出て、伸び放題の赤毛をポニーテールにした褐色の肌の娘が、朝日の中で伸びをした ) …ッん〜――― っとぉ… 良かったぁ、晴れたよー。 ―――それじゃ父さん、行って来るねぇ。 今年のうちに戻るから〜 ( 家の中へ間延びした声をかけて、傍らに積んであった毛皮の束を背負うと、湖に沿って歩き出した ) [Sat 30 Dec 2006 09:27:48]
お知らせ > ソレディーさんが来ました。 『( それは数日前の話 )』 [Sat 30 Dec 2006 09:18:34]
お知らせ > ナクリさんが帰りました。 『ま、飢え死にはしないヨウダ (笑って戻っていく)』 [Tue 14 Nov 2006 02:25:57]
◆ナクリ > ( 戻ったら皮洗って、肉は保存食か。使える牙は売る分と分けよう。色々考えて、自分が中心としている場所へと歩いていく ) そろそろ、 ヴェイトス帰るか ( 彼女に会える確立は低そうだが、それでも久しぶりに暖かい場所がほしかったから少しだけ苦笑いした ) [Tue 14 Nov 2006 02:25:29]
◆ナクリ > ( 皮は良好、口を開いてみれば綺麗な牙がそろっている ) 小柄だけど、モノはイイネ。 小さいから運びやすいし ( 鞄から縄を取り出し、足と手、4本を縛る。体へも縄かければ持つ場所へとわっかを作った。これで運びやすくするためである ) セーノッ ( 声をかけて、獲物を背負った ) 血被ったからナァ。獣寄ってくるカネ ( この匂いに釣られて出てくる奴も居るかもしれない。そう考えたら少しだけ背筋が寒くなったが ) ……気合入れろ、俺 ( 何ていって、少しだけ小走り ) [Tue 14 Nov 2006 02:23:44]
◆ナクリ > ( 何度か獲物はもがいた後、静かに動かなくなった。首に差し込んだ瞬間血が腕、そして頬へと跳ねた。 慣れた仕草でそれを、気にすることなく短剣引き抜いて血をはらった ) さってと、結構小柄だけど何か取れるカネ ( 子供では無さそうだが、皮が綺麗な程度か。自分が食べれる分は存在しているようで ) んじゃ ( 一度手を合わせ拝む。 そして、短剣をしまい、獲物の状態を確認した【追加判定】) [Tue 14 Nov 2006 02:19:27]
◆ナクリ > ( 悲鳴が辺りへ響く。矢が何かへ鈍く突き刺さる音、そして夜風に血の香り混じった ) ウッシ!! 悪ィな、俺の生きるため、これからの為だ ( 矢を背へと戻し、腰より短剣一本引き抜き手へと握り締めた。暗闇の中立ち上がって、獲物へとゆっくり近づく。苦しそうな声あげてもがく其れを見下ろした ) ……アリガトウ な ( 剣を持ち替え、そして柄へと開いてる手あてれば一気に獲物の首へと差し込まん ) [Tue 14 Nov 2006 02:16:13]
◆ナクリ > ( 一瞬だけ沈黙がその場を覆うか、 が、構えはとった。ならば後は狙いを定めるだけ。 男は獲物を視線で追う ) ……よし、来い。一発でしとめてやルワ ( 弓の糸引き絞った。そして、獲物が狙う場所へと走ってくるタイミングを見計らう ) ――矢よ、風を切れ 全てを射抜け。矛先よ全てを捕らえろ!! ( 狩りをするときの自分への精神統一の言葉。 そして、矢を手から放つ。 矢は糸に押され、真っ直ぐに獲物の方へと飛ばんッ 【判定】) [Tue 14 Nov 2006 02:12:11]
◆ナクリ > 待て ッツーノ !!! ( 言葉が切れたが呟いた。相手が方向を変える。曲がるのだろう、そう判断した男は足を踏ん張り走る体をとめた。土が削れ、膝をつけばザリザリと嫌な感触と衝撃が走る。体制を弓撃つそれへと持っていけば弓を相手の走る方向の少し前へと向けた ) 逃げるんじゃネエヨ ( 腰にある矢筒から二本矢を引き抜いた、そして弓へとあてがう ) ( あせる気持ち少し落ち着かせんと深い息をはいた。両目中心へ弓を構えた、狙う獲物へと矢の矛先を向ける ) [Tue 14 Nov 2006 02:07:13]
◆ナクリ > ( 湖付近、暗闇と月夜のした響くのは男の上がる息と走る音。それに混ざるか獣の土蹴る足音。追いつくわけが無いが、相手も相当弱っており、こちらはと言うと疲労を感じない場所も既に軋み始める。 それでも弓を構え、にらみを利かせ追いかけた ) [Tue 14 Nov 2006 02:03:19]
お知らせ > ナクリさんが入室されました。 『(弓構えて走っていた)』 [Tue 14 Nov 2006 02:01:52]
お知らせ > バラエさんが退室されました。 『(この日は、湖と穴の空いた木に祈りを捧げてから眠った。)』 [Sat 11 Nov 2006 21:17:10]
◆バラエ > あ。 (割れた。) …。 (男は暫く震え続け、涙も鼻水も血も拭わずに北風に晒されていた。) (服に赤黒い染みをしっかりこさえてしまってから、火を熾して野宿の支度を始めた。随分静かで、随分長い時間のように感じた。) [Sat 11 Nov 2006 21:16:32]
お知らせ > 水の精霊さんが退室されました。 『(バラエは戦闘経験値3を獲得。)』 [Sat 11 Nov 2006 21:13:34]
◆水の精霊 > (パキンッ。 カケラの一つも弾けさせず、水晶は真ん中より真っ二つに割れた。 光は蝋燭が燃え尽きる時のように徐々に失せ、今は冷たい水晶の上を、命を解かれた水が滴るだけ。 精霊であった核は魔術師にでも売れば、50000は確実に下らないだろう。) [Sat 11 Nov 2006 21:13:18]
◆バラエ > 解った。 摂理に死んでくれ。 (ナイフの切っ先は、2本を一点に突き立ててある。) (男はそこへ、体重を掛けた。) [Sat 11 Nov 2006 21:08:55]
◆水の精霊 > (結晶の上、水が形を作った。 『敗者』 『滅びる』 『理』) [Sat 11 Nov 2006 21:07:01]
◆バラエ > (しゃがみ込み、ナイフの切っ先二つ分を結晶に付きたてた。) ……。割っても良いか? (明滅に問うた。) [Sat 11 Nov 2006 21:05:14]
◆水の精霊 > (離れた水を僕とする力は無く、転がった際に巻き込んだ夜露を水晶の表面に纏わせるのみ。 光が、緩く明滅した。) [Sat 11 Nov 2006 21:03:31]
◆バラエ > (腕を振り切った。青いものが飛んで行って転がったのを視界の隅に見る。) (ばしゃあ! と全身が満遍無く濡れた。ざっと血の気が引いた。眩暈がする。) ――…ッ、 (「やったか?」 咽喉は ひゅう と空気を搾り出しただけだったが。) (のろのろと結晶に歩み寄る。) [Sat 11 Nov 2006 21:01:53]
◆水の精霊 > (一点集中の衝撃は物を突き通すが、二点に分散されれば衝撃は等分。 二本の切っ先は、精霊の領域である水より本体の結晶を弾き出した。)…かッ!(目を見開いたのも、一瞬。ぱしゃりと使役されていた水は地面に水溜りを作った。)…(草地に転がったクリスタルのような青い結晶は、中心にほの白く揺れる光を灯す。) [Sat 11 Nov 2006 20:57:55]
◆バラエ > (頬が熱い。涙が染みる。) ちくしょう、怖エッッ!! (両腕は突き出される、精霊の心臓部に向かって。壊すのではなく、水の身体から弾き飛ばそうと抉るような動きッ。) [Sat 11 Nov 2006 20:52:30]
◆水の精霊 > (頭を狙う。だが、急速に距離を詰める相手に狙いは甘い。この状況で冷静な者など、正常ではないのだ。 パヒュンッ! ズド。 水の槍はバラエの頬を掠め、地面に突き刺さった。)オオオオオオ! [Sat 11 Nov 2006 20:50:40]
◆バラエ > 「連れてく」つったのどいつだァ!アア゛ァ?! (寄るな、だって。) バッカヤローッ!! 俺ァ大地と森の精の あいのこ だッ間違えンなアアア!! (半分泣いてた。 だって自殺行為だ、突っ込んでくなんて。) (ナイフをそれぞれ一本ずつ、しっかり握る。…左手の動きを見据えながら、駆け寄る、駆け寄る!) [Sat 11 Nov 2006 20:45:49]
◆水の精霊 > (水の槍を辛うじて回避したのを見、それでも平静だ。)愚かな。もう一発を放てぬと…(右手を引き戻さんとし。ヅガンッ、右の槍が、木に突き刺さったのに気付いた。 動揺が走る。)くっ!木が、水をっ。吸い付けられる!おのれェッ!(木から離れない腕を引っ張るも、抜けなかった。 左手を向ける。槍を形作る。)寄るな!人間ン! [Sat 11 Nov 2006 20:42:06]
◆バラエ > ギャッ!! (あと半瞬遅かったら逝ってた。槍の先は男の左胸の横を掠めて赤い。) (背後の木に突き刺さるだろうか、威力にぞっとする。) (男は気が狂ったかのように、精霊に向かって突っ込み始める。突き出された腕側からぐるりと回って 胴体 に近づこうとッ。) [Sat 11 Nov 2006 20:36:59]
◆水の精霊 > 死こそ、理!(狙いを定めた水の槍は、さながら巨大なボウガンの如く…パヒュンッ、打ち放たれた。 長く太く伸びる水の槍は、バラエの心臓を穿ち貫かんと一直線に飛んだ。) [Sat 11 Nov 2006 20:30:44]
◆バラエ > ヒェエエ!! ホントにすげーコト云い出しやがったコイツ!! (矢張り自然は畏れるべき存在だッ。 鋭利な水にゴクリと咽喉が鳴る。) (男は自分の背後1、2歩のところに木が来るように動いた。――待つ。) 未だ死にたくネエよ!! [Sat 11 Nov 2006 20:27:31]
◆水の精霊 > それを良しとせぬ、愚か者どもも多いがな。自然との調和…?馬鹿馬鹿しい。我こそが水。我こそが自然。我こそが摂理!(彫像のように整った顔形が、悪鬼の如く歪む。 鼓動するかのよう、胸に浮かぶ青い結晶が明滅した。)その身を捧げよ。 摂理の、名の下に。(突き出した右手が形を変える。槍の如く、尖る。) [Sat 11 Nov 2006 20:24:06]
◆バラエ > (冷たさも相俟ってピルピリ痺れるみたいな片腕。振るって雫を払った。) 知らなかったぜ、そしてショックだな。あのキレイすぎる泉はそンなもんから栄養とってたのかい。 今度から飲めなくなるじゃネエかヨ。 (相手は水だ、魔法使いでもない自分に何が出来る? 冷や汗が滲んだ。) (ベルトより、ナイフを1本、2本、引き抜く。まだ動かない。) [Sat 11 Nov 2006 20:20:18]
◆水の精霊 > (激しく打ち付けられた水は、皮の鞭にも劣らぬ威力。 腕を上げれば、引き戻した水が手を形作った。)我が母であり、我が子でもある精霊の泉… あれを更に力強くする為には、何が必要か分かるか? 生命力…魔力…(透き通った目が、醜く笑んだ。)血。 そういう事だ。 [Sat 11 Nov 2006 20:17:21]
◆バラエ > !! (動きのある時は此方も動かねばならぬ時!) ツッ!! (――直撃こそ免れたが、横に飛び退いた男の片腕辺りがぐちゃりと濡れた。) 何だ何だ、説明くらいしろってンだ! (唾を飛ばす。) 語る口は持ってンだろうが!! [Sat 11 Nov 2006 20:14:03]
◆水の精霊 > 何、少々…(構えた手の指が溶け合い、一つに。)協力を…(深く、体を捻り。)してもらおうか!(手を凪ぐと同時、鞭のような水の腕が伸び、一足飛びの間合いを超えて…バラエの体を打ち付けんと。) [Sat 11 Nov 2006 20:11:22]
◆バラエ > 精霊ッ? (少なからず男は驚いた。) ヘエ、実際に間近にするのは初めてかもしンねーや。 子守たアご苦労様だな。…それで? (首を傾げる。) 俺に何か用だったかい。 [Sat 11 Nov 2006 20:08:26]
◆水の精霊 > お前達の言葉で言えば、水の精霊…と、言った所か。(自分の胸に手を当て微笑むのは、水で出来た男。 その笑みの向こうに、その体の向こうに、暗い湖畔が風に波打つ。)役割は…そうだな。子守。 [Sat 11 Nov 2006 20:04:27]
◆バラエ > (男は湖を見渡せるところ、木々が途切れて開けた地の上。) (湖を見据えた。) ――…うン。 (名乗りを伺おう。) [Sat 11 Nov 2006 20:03:52]
◆声 > (ぴちゃ。ぴちゃ。湖の方角より、足音。)私は…(やがて、姿が見えよう。) [Sat 11 Nov 2006 20:01:51]
◆バラエ > 随分飛躍した事を云いやがるねオイ。 (探す。) 何処だい、アンタ。 (静けさが肌に染みる。) [Sat 11 Nov 2006 20:00:14]
◆声 > 水の中に在ってこそ…是。(秋の虫達が泣き止んだ。)…と、いう事か… [Sat 11 Nov 2006 19:58:49]
お知らせ > 声さんが来ました。 『なれば…そうだなァ。』 [Sat 11 Nov 2006 19:56:54]
◆バラエ > ハア。良いもんだね、水のある景色ってーのは、ヨ。 (はは。) 俺の前世は魚かネエ。 (星の見えない夜だ。雲の具合がまるで空の波紋。) [Sat 11 Nov 2006 19:54:40]
◆バラエ > (湖畔の傍は空気が冷たい代わり、澄んでいる。) ――…、……。 (男は何度も何度も深呼吸を繰り返した。) (肺の中にたまった悪いものが吐き出せる気がした。) [Sat 11 Nov 2006 19:41:10]
お知らせ > バラエさんが入室されました。 [Sat 11 Nov 2006 19:32:29]
お知らせ > セレスさんが帰りました。 『 イコトさま…イコトさま…イコトさま…っ!(黒い手袋が、地面を掻いた) 』 [Thu 9 Nov 2006 15:49:24]
お知らせ > ブスシさんが退室されました。 『(波のしぶきが聖女の顔を打ち、波紋だけが広がって……)』 [Thu 9 Nov 2006 15:49:16]
◆セレス > ( 限界だ。 頭がくらくらして吐き気がする。 脳に近い所に毒が回ったのが致命的か、詠唱を続ける余裕は無い。 向こうが去ってくれるのならそれこそ命が助かったというものだ。 滅しきれなかった事で地上に悪魔をのさばらせる事になってしまうのが悔しくはあるが―――――。 ) …こんな事じゃ…私…!! ( 至らなさに歯噛みして、水の中に消える姿を見送るだろう。 ) [Thu 9 Nov 2006 15:47:57]
◆ブスシ > (びくり、と蟲の山の中で化物は震えた。詠唱がふたたび始まれば、見えぬ目で、水の気配を頼りに湖に逃げ込もうと飛び出す。本性をさらけ出すこともいとわず、ワーム上の怪物は無視の山から飛び出して……間に合えば水の中に消え、詠唱が先なら水辺手息耐えて) [Thu 9 Nov 2006 15:42:35]
◆セレス > ( 酷く痛む。傷口の大きさや出血量は微々たるものだが、まるで抉り込まれたみたいに痛い。 場所が場所だけに直ぐに頭痛を伴う立ち眩みに襲われ、身体が揺らいだ。 ) …主よ 憐れみ給え Kyrie Eleison………!! ( 苦し紛れに発する言葉が如何程効果を見せるかは分からない。 だがこれが精一杯だ。 所詮棒を振り回すのも息が続く限り逃げるのも最終手段。 本当にもうどうにもならない時の最後の抵抗。 必死で言葉を振り絞った。 そして、悪魔を焼く事に躊躇いは無く――――。 ) [Thu 9 Nov 2006 15:40:08]
◆ブスシ > (怪我は、果物ナイフの先で指を突いた程度のもので、毒も一日たてば薄まって消える程度のもので) きしゃああっ!! (両の手がセレスの肩と手にかかり、爪に似せたスカラベたちが食い込む。そして口をあけて位つこうと考えた瞬間、聖句が放たれて) っ1? しゃ、あっ!! (手を離して大きく数歩後退すると、手で目を覆い、次の瞬間体が崩れ落ち、足元に蟲の山が出来る。本体は、蟲の山の中に隠れ、生きてはいるが、目をやられて、縮こまっていて。もう一度聖句を放てば滅ぼせるだろう) [Thu 9 Nov 2006 15:31:34]
◆セレス > ( 何が起きたのか? 痛みの正体は? 怪我はどんな具合だろうか? いきなり襲った痛みに思考が追いつかず首筋を押さえたまま、片手ではしっかりとスタッフを保持できず縺れるように後退する。 咽喉がやられたわけではないようだが聖句は途切れた。 ) 命ずる! 命ずる(! 命ずる(! ( 咄嗟に取り出すロザリオを突き出し、不完全な聖句を続行するが――――。 ) [Thu 9 Nov 2006 15:26:48]
◆ブスシ > キシャアッ! (本来の言葉なのだろう。先ほどまでとは違い力強い叫び声を上げて、駆け出す。相手が蟲によって詠唱を中断するのなら、さらに全身を続け、両手を突き出しゾンビーのように襲い掛かる) [Thu 9 Nov 2006 15:19:14]
◆セレス > つまりそういうものだと考えて良いのですね。 ( 人に仇名す者だと。 ) "Glory to God in the highest heaven, and on earth peace among those whom he favors!"( いと高きところには栄光、神にあれ。地には平和、御心に適う人にあれ ) 悪魔よ立ち去りなさい…FIAT FIAT FIAT…!! ( 隠しもせずストレートに悪意を向けるのならばかえってやり易い。世間知らずで騙されやすい聖女ではあるが、退魔としての能力はむしろそれなりにある方だ。 流暢に途切れる事無く聖句を唱え、スタッフで十字を切る。 だが――――。 ) ……ッう!? ( 蟲にまで注意を払い続けられなかった。 首筋に鋭い痛みを感じて顔を顰め、反射的に左手で痛む場所を押さえる―――。 ) [Thu 9 Nov 2006 15:16:57]
◆ブスシ > へ、へへっ……修道院?あぁ、あれは苦手だし……第一人が多いところに出ると殺されちまう。 (ひっひっひ、と掠れた笑い声を上げて肩を揺らした後、やや大げさに一歩踏み出す。同時に背後から先ほどの甲虫が首筋を狙って刺そうとして) [Thu 9 Nov 2006 15:08:01]
◆セレス > ( 「森」といえばクリスティア人にとってはこの永世の森の事を指す。湖畔の西側にびっしりと広がる暗闇の中は未だ未開の地で、覆い茂る木々は太陽の光も地表に通さない。 昼間ですら闇が支配する不可侵の世界だ。 そこに立ち入る事などありえないし、そこから出てくる人間もありえない。 自然、警戒は強く。 不気味な声を出す不明瞭な姿に二歩三歩後退り、怪訝そうな態度を露にする。 ) 何者です? 生憎持ち合わせがありませんが―――向こうに修道院があります。 おかしな事をしないと誓えるのならば幾らか分けましょう。 ( 漠然と感じる悪い気配。種族の特定までは出来ないが、これはそういうものに見える。 浄化できるだろうか? 一人で無理をするべきではないか。 ) [Thu 9 Nov 2006 15:05:13]
◆うごめく影 > ぶうん…… (蟲はゆっくりと背後に回りこもうとし、相手の問いかけから一拍置いて、体を起こす。現れたのは黒いい人影。影ではない、本当に黒い、そしてその下では城井虫たちが絡まりあっている。) くかっ。け。 (久しぶりにしゃべろうとしているからか、声の出し方を忘れかけてしまっている。変な音がくちから漏れて。それにしても、獲物にしようとしている相手が自分とは逆の気配をまとっていることに今更ながら気付く。どうも故郷から切り離されてから、感が鈍って仕方が無い。) 栄養が、足りねぇもんで、食事をいただきたく、ぅ。 (しわがれた声で語りかけながら、一歩踏み出す) [Thu 9 Nov 2006 14:57:57]
◆セレス > …? 虫? ( 日頃丸一日を外出しないで過ごすような日々が続く身の上。 ただでさえ疎い外の知識では、その赤紫の虫が普通なのか異様なのかも判断できない。 ただ生理的になんだか怖くて立ち上がり、クォータースタッフを握り締める。 それより、音の主はこんな小さなものじゃない筈だ。 近付く虫に後退りながら森の奥を凝視する。 ) 何方かいらっしゃいますか? …森の中から出てくる人を信用はできませんけれど。 ( いつでも逃げられるようにしなければ。 お世辞にも速くもないしすぐに疲れてしまうが、相手次第では無駄にはならないだろう。 ) [Thu 9 Nov 2006 14:52:27]
◆うごめく影 > ぶうん……。 (音のした草むらから飛び出てきたのは、指の爪ほどの大きさの甲虫。アカムラサキ色の外皮はカナブンのような光沢がある。しばらくふらふらと周囲を飛び回り、相手が此方から注意をそらせば近づいて、角で首筋を誘うとたくらんでいて。 そして聖女は気付くだろうか。蟲の甲よりも紅い瞳が、わずか草むらの隙間から覗いているのを) [Thu 9 Nov 2006 14:46:25]
◆セレス > ( 乱れた呼吸が収まらない。 振り回した腕が痛い。 岩場に座り込んで大きく呼吸を繰り返し、回復を待つ。 クリスティア人でもあまり寄り付かない領内南の果て、物音がすれば獣かなにかの類かと顔を上げた。 相変わらず、心音はばくばく言っている。 ) [Thu 9 Nov 2006 14:42:02]
◆うごめく影 > (本来異界に住むべき生物。今は黒い森を仮の宿として、一匹のけだものの用に生活をしていた。紅い宝玉のような瞳が、怪物にはまぶしい湖畔の側で声を上げる女を見つめていた) かさ……。 (一度怪物は頭を下げ、木の葉がこすれる音がする) [Thu 9 Nov 2006 14:38:46]
◆セレス > ( 運動音痴の素人が想像だけで振り回す長い棒。そう評するのがまぁ一番的確だろう。 ぶんぶんと威勢だけはよく、無抵抗の空気相手に振り下ろし振り回し迫力の無い甲高い奇声を発し。 時折蹴躓いてよろよろふらふら、結局転ぶ。 雪と戯れる無邪気な修道女にも見えなくは無い。 直ぐに息を切らして座り込み、それでも「なんだか結構運動した気分」にはなって気が晴れた。 こんな程度でも夜には筋肉痛だろう。 ) [Thu 9 Nov 2006 14:32:42]
お知らせ > うごめく影さんが入室されました。 [Thu 9 Nov 2006 14:31:51]
◆セレス > …さて。 ( 薄く積もり始めた雪を踏みしめ、杖として突いてきた護身用のクォータースタッフを構える。 棒術なんて大層なものは知らないが、ただ長い棒一本あるだけで随分とマシになるだろう。 振り回せる程度に腕力があればなお良い。 以前からそれなりにちゃんと扱えるように練習しておきたいと思っていたところ。 ウォーキングついでの運動としては丁度良い。 とりあえずよく分からないのでそれっぽく両手で保持して構えてみた。 両手持ちの棒というのは基本的に攻撃防御半々程度かそれ以上に防御向きだという。 受け止めるのに適した道具という事だろう。 ) [Thu 9 Nov 2006 14:25:09]
◆セレス > ( このまま湖畔を超えて歩き続ければあの街へ行けるのだろうか? 現実味の無い馬鹿げた想像に思いを巡らし、寂しさに天を仰ぐ。 ただでさえ弱いこの身体。 着の身着のままで準備すら無く、お金の持ち合わせも無く。 少しばかり遠出して揺らいだ気持ちがただ、妄想癖に拍車をかけただけの話。 それでも、2ヶ月前に分かれた人の顔を思い出して少し泣いた。 馬車で数日だけのこの距離が、どうしようもなく世界を隔絶する。 吹き付ける冷たい風も、ヴェイトス市に届く頃には幾らか穏やかになっているだろう。 ) [Thu 9 Nov 2006 14:12:50]
◆セレス > ( 修道院が少し遠く、1km程度離れた場所に見える。 あまり遠出すると怒られるけれど、この程度の距離を一人歩きできないような人間ではいつまで経っても足手まといだ。 自分の意思で、正しいと思った事をしたい。 そう思うから、先ずは地道に身体を鍛える事にした。 ただ修道院から離れて歩くだけだけれど、日頃どれだけ足腰を使って居ないかを思い知らされる。 クリスティアの冬は幾らか早く訪れて、既に森も湖畔も紅から白に移り変わっている。 静寂と白と黒。 湖畔に添うようにして広がる深い深い森が、死を連想させた。 ) [Thu 9 Nov 2006 14:05:32]
お知らせ > セレスさんが来ました。 『 一人歩く。 』 [Thu 9 Nov 2006 13:59:47]
お知らせ > バラエさんが帰りました。 [Sun 22 Oct 2006 21:44:26]
◆バラエ > 哀れな…。 (今日は適当に寝てやる。…凍死しない範囲で。) [Sun 22 Oct 2006 21:44:25]
◆バラエ > 今度来る時は精霊の泉方面からにしよう。竜洞付近よりは殺伐としてないだろうヨ、きっと。 (そしてうろうろした。湖に、枯れ木を抱いて彷徨う男の姿が映っている。) [Sun 22 Oct 2006 21:35:13]
◆バラエ > (湿った地面が多い。頻繁に雪なり雨なり吹き飛ばされてくるのだろうか。) でっかい石でもあれば良いのに。平らなやつ。 …つか、小屋のひとつも無エなンて。クリスティア人め…! (人の所為にした。) [Sun 22 Oct 2006 21:27:26]
◆バラエ > (適当に枯れ木を拾う。森の出口付近だ、枝くらい幾らでも落ちている。) えブッ! (ズズ。鼻を啜った。) 最近くしゃみ多くなってきたな…風邪ひいたかも。 (さて、何処で焚火にしようか。) [Sun 22 Oct 2006 21:18:57]
◆バラエ > こりゃア、降るぜ、オイ。堪ンねーな。 (北風が意地悪げに吹き付ける。その度に鳥肌が立った。) 取り敢えず、火だろ。火。 [Sun 22 Oct 2006 21:07:06]
◆バラエ > 寒ッ。普通に寒ッ。 (クリスティア付近の湖畔。) 防寒具が必須だね、もう…この辺りは。 (大雪山のシルエットが夜の下に聳えている。) [Sun 22 Oct 2006 20:58:32]
お知らせ > バラエさんが来ました。 [Sun 22 Oct 2006 20:57:00]
お知らせ > ナクリさんが帰りました。 『(今夜はせっせと弓矢こさえ)』 [Fri 13 Oct 2006 19:18:07]
◆ナクリ > ( そして、スペアの刃を羽のついてないほうへとくくりつけるのだが ) ンー、今夜は無理カネ。 流石に見えないヤ ( 此処からは流石の素人技だから、ではすまない。 羽の重心と比べて身長に行かねばならないのだから ) シャーナイ、 枝のスペアだけ作るか ( スペアの刃を袋へと戻し、 手にするのは最初と同じように枝 ) 明日こそは、 ( 弓をちょっとだけ構え、まだただの枝であるソレラを矢を持つように指へはさんだ ) 獲物 GETするッツーノ ( 口で ピューン とか弓を飛ばすそぶりした ) [Fri 13 Oct 2006 19:17:50]
◆ナクリ > ( 実際は町等安全なとこがいいのだが ) 贅沢いってラレナイヨネ ( 木を削る、滑らかになるように、先端へと刃をつけやすいように ) ぉぉぅ、見えないネ ( 蟹をほじくるように、ざっくざっくと切るわけだ。 そうしているうちに、周りの茶色い皮が全て落ち、下にある肌色の滑らかな部分が出てくる。 少々枝が長かった為、ナイフを当てて折った ) 次は ット ( 今度は羽を折ってない方へと当てる。 何度か方向をずらしたりして、 鞄の中にあった硬い紐で羽を結いつける ) ウッワ、やっぱり不恰好ダナ ( 流石素人 ) ( 弓扱っているための応急であった ) [Fri 13 Oct 2006 19:14:17]
◆ナクリ > ( 今度は鞄をあける。中には森で切り取った一部の硬い筋木、そして夕飯に食った鳥の羽何枚か。それを取り出して布の上へとおいていく ) ――んー、本当は水鳥トカより大空飛ぶ筋肉質なのがイインダケドネ ( 矢だってアマウラ等にある竹という物がちょうどいいのだ。 まぁ、其処は仕方ない ) ( 息を少しだけはいて、木をまず手に取った ) ナイフはどこにしまったッケ? ( 頭をかいて、後ろを見たり横をみたり ) ぉ、 あった ( 小さなアーチャー用ナイフ、それの刃を剥き、木へと当てる ) [Fri 13 Oct 2006 19:10:19]
◆ナクリ > ( 男はマッチの火を小さなランプへと差し込む。 そうして中にある小さな蝋燭へと火をともし、持っている手を何度か振った。そうすれば空気に何ともいえない乾いた音を立てて火が消えた ) おっし、 んじゃあ、何処にカケルカネ ( ランプの持つ部分を指へとかけてあたりを見渡す。 相変わらず何も無い場所だったから ) 此処でイッカ ( 地べたに座るには流石に寒い季節。ひいた布の上、手でほこりを払ってランプを置いた。 すると男の周りだけ淡い光で照らされることになる ) [Fri 13 Oct 2006 19:05:57]
お知らせ > ナクリさんが来ました。 『(湖畔に浮かぶ光)』 [Fri 13 Oct 2006 19:01:58]
お知らせ > バラエさんが退室されました。 [Tue 10 Oct 2006 21:45:27]
◆バラエ > (珍しい色の体液は小瓶に詰めた。捌いた時にかなり流れてしまったから、ほんの少量だ。) 2000、ッてトコかね。久々の収入って感じ。 (たは。安堵の溜息を零し、遅い晩飯とした。) [Tue 10 Oct 2006 21:45:26]
◆バラエ > (飛び散る体液が毒々しい。口に入らないように キッ と閉じながら、解体作業を進めた。) (――其れも終る頃には噴出した汗を拭いながら、) 水があって助かったってなモンだ、 (判定⇒) [Tue 10 Oct 2006 21:43:32]
お知らせ > 蛇さんが帰りました。 『( バトルポイント2を進呈。 )』 [Tue 10 Oct 2006 21:40:59]
◆蛇 > ( 蛇はまだあきらめていなかった――生存本能に過ぎぬかもしれぬが、だが、それも。 ナイフで地面に縫いつけられ、身を捌かれる頃には僅かな痙攣を繰り返すのみとなろう。 獲物だと思っていた相手が己より数枚上手だったと気づくこともなく。 ――さて、青黒い血が示す通り、この蛇には毒がある。 しかしながら血抜きを充分すれば食用にできるし、血は血でしかるべき手段によって薬に加工される。 街へ持ち込めばあなたの発言時秒数末尾×1000エンで売れるだろう。(0は10) 判定をどうぞ。 ) [Tue 10 Oct 2006 21:40:40]
◆バラエ > 大した執念だ。いや、お見事。 (ナイフをもう一本左手に持つ。踏んでいる足元、首に近い側へ突き立てよう。地面に縫い止めるように。) (右手のダガーで以って、ウナギでも捌くかのように蛇を裂こうとするのだ。) 牙がおっかねエ。大人しくしててくンな。 [Tue 10 Oct 2006 21:34:44]
◆蛇 > ( ぼとり。 重い音を立て、蛇はあなたの頭上を越え地に落ちた。 尚も体勢を立て直そうと胴をうねらせるが、踏まれてしまえば身動きもできずシュウシュウと悔しげに音を立てて首を起こそうとするばかり。 大きく開いた口には二本の牙があり、隙あらば己を踏みつける足にそれを突き立てんともがく。 ) [Tue 10 Oct 2006 21:31:09]
◆バラエ > うへえ、気持ち悪い。 (頭を抱える。――のたうつ蛇が頭の上を過ぎて落ちた。) 早く楽にしてやンねエと、ナ。…足掻くなィ。 (蠢く腹を踏もうと。) [Tue 10 Oct 2006 21:27:32]
◆蛇 > ( 蛇の金色の双眸が焚き火に照らされて爛々と輝いた。 もう少しでこの大きな獲物を食える。 腹一杯食えるとさながら歓喜のように。 ヒト並みの知能があったなら、己はツイているとすら考えたかもしれない。 ――だが、 ) キ 、シャアア ァ アア――! ( 二本足が一瞬『ちいさくなった』と思った次の瞬間! 眼前に熱気を浴びせられ目を焼かれ、空中で白い腹をうねらせて怯む。 Sの字をいくつも連ねたような奇ッ怪な曲線が虚空、バラエの目の前で蠢いた。 ) [Tue 10 Oct 2006 21:22:20]
◆バラエ > おッホ! やってくれる! (眼を細める。睨みつける。) そのまま焼いて食ってやらアなッ! (蛇が降って来る。男はしゃがみ込み、空いた手で焚火の枝を幾本か掴んだ。 そのまま蛇に向かって、上へほうり投げる!) (蛇の目の前に火の粉や真っ赤な枝が散る!) [Tue 10 Oct 2006 21:16:48]
◆蛇 > ( 長々とした体を限界までたわめ、全身の筋肉を収縮させた刹那に闇を切り裂く銀閃の一刀! ) ア ァアア ―― アッ!! ( 獣の本能は回避と攻撃の両方を選んだ。 ナイフを避け、かつ攻撃する為に『炎の壁』を飛び越えるッ! 投じられたナイフは腹の尾に近い辺りを裂き、周囲に青黒い血の華を咲かせたのが見えるだろう。 ) [Tue 10 Oct 2006 21:11:52]
◆バラエ > でッ けエ…。 (左手がナイフを一本抜く。) どうしたもんかネエ。 (云いつつ、大きく開いた口に向かってナイフを投げ付けるッ。) [Tue 10 Oct 2006 21:06:58]
◆蛇 > シュゥ―― ( ゆらりと蛇が鎌首をもたげる。 ちろちろと長い舌を蠢かせ、炎の向こうに陣取った二本足、あなたをじっくり見据えながら長々とした胴体をたわめる様子が見えるか。 全速をもって『獲物』を捉える算段、しかして焚き火は蛇にとって大きな障害となる。 ) シャアアア ア! ( パカリ、口を大きく裂けさせながらさも悔しげに大いなる壁を睨み。 ) [Tue 10 Oct 2006 21:04:08]
◆バラエ > (焚火の照らす丸い範囲、その端っこにて待ち構えた。 蛇とは、焚火を挟んで向かい合う形。) [Tue 10 Oct 2006 20:57:25]
◆バラエ > 蔓。違エやな。 (ギュ。ダガーを抜いた。) ――ッひょ! 随分と大物が出なすった。 [Tue 10 Oct 2006 20:56:14]
◆蛇 > ( ガサリ。 バラエが身構えた5メートルほど先。 茂みが揺れて、金色の瞳を輝かせた、全長は1メートルをゆうに越える蛇が姿を現す。 ) [Tue 10 Oct 2006 20:54:38]
◆音 > ( 湖畔を抱く森、バラエから見て右手前方の茂みの中より。 しゅるしゅると爬虫類特有の威嚇音と僅かな草ずれの音が聞こえて来る。 ウサギを狩った何物かはコレを恐れて逃げ出した、そう考えていいだろう。 しゅるしゅる、しゅる。 音は少しずつ近づいて、 ) [Tue 10 Oct 2006 20:54:19]
◆バラエ > (持っていた枝を焚火に放り込んだ。) そろそろ別へ行けってお告げかもしンね、 (音。) (身構える。) [Tue 10 Oct 2006 20:49:56]
お知らせ > 音さんが入室されました。 『しゅる。(威嚇音)』 [Tue 10 Oct 2006 20:49:27]
◆バラエ > 折角俺も、飯を見つけたと思ったのに、ヨ。…コレじゃア怖くッて手が付けらンネエ、ナ。 (暫く突付いて、…じーっと見て、) (やっと、突付くのを止めた。) [Tue 10 Oct 2006 20:43:37]
◆バラエ > 前者もヤだが、後者も恐いネエ。 餌をほうっておくったア、相当だよ。 (つんつんつん。) … [Tue 10 Oct 2006 20:42:14]
◆バラエ > 狩人がする事たア思えネエが。だとすると、誰が?ッて話。 (つんつん。) …或いは、折角ウサギを狩った獣が、餌をほうり捨てて逃げちまった か。 [Tue 10 Oct 2006 20:36:28]
◆バラエ > (湖畔の周りは森。見回してみたが、焚火の光はそんなに広くない。) 暗くてよく見えネエ。…どうなンだろ、ホントのトコは、ヨ。 [Tue 10 Oct 2006 20:31:56]
◆バラエ > それとも、 (拾った枝で死骸を突付いた。) ほうっておかざるをえなかった、か。…しかし毒があったとすりゃア、噛んだ奴も転がってるハズ、だが? [Tue 10 Oct 2006 20:27:10]
◆バラエ > 死んだウサギをほうっておくってか。 (噛み跡の付いたのを見た。) キツネの仕業じゃあネエ、かナ。 [Tue 10 Oct 2006 20:24:18]
お知らせ > バラエさんが入室されました。 [Tue 10 Oct 2006 20:21:59]
お知らせ > バラエさんが退室されました。 [Mon 9 Oct 2006 21:15:12]
◆バラエ > やっべ。 (冷や汗。) 引っ掛かっちまった。 (島はつれない。) [Mon 9 Oct 2006 21:15:11]
◆バラエ > (竿は無い、代わりにかまぼこ板みたいなものに糸を巻く。くるくる。) ( くるくる。 ) …、 ( ――…ッピン! ) おンや? [Mon 9 Oct 2006 21:10:05]
◆バラエ > (やがて波紋が収まっても、糸は相変わらず軽いまま。) あ。若しかしてもう餌は食われちまったのかな。 (苦労してみつけたミミズ。) [Mon 9 Oct 2006 21:06:41]
◆バラエ > ボウズかネエ。ちぇ。 釣りは上手いつもりだったンだが。所詮は つもり ッてかい? (くい、くいくいッ。引っ張り。) [Mon 9 Oct 2006 20:57:40]
◆バラエ > (今宵も静かなり湖畔。男はその縁で釣りを楽しんでいた。) (明るい内に魚影は幾つも見た。それならば即ち釣れると云う訳でもなかったが。) [Mon 9 Oct 2006 20:53:43]
◆バラエ > (くしゃみを丁寧に言葉に変換するのは難しい。) (空気が震えた。) …あイテテ。舌噛んだ。 [Mon 9 Oct 2006 20:50:33]
◆バラエ > えッッ く ひゃ――――― い゛ッ!! [Mon 9 Oct 2006 20:49:30]
お知らせ > バラエさんが入室されました。 [Mon 9 Oct 2006 20:45:42]
お知らせ > バラエさんが帰りました。 [Sun 8 Oct 2006 21:26:14]
◆バラエ > ま、コイツも焚火のネタにしちまおう。 (湖畔の傍に明かりが灯るのは、もう暫く後の事だ。) [Sun 8 Oct 2006 21:26:13]
◆バラエ > 綺麗な矢だ。野蛮人の代物じゃネエや、ナ。 (矯めつ眇めつ。) なら、特に気を付ける事も無エだろうさ。話の通じる奴だともっといい。 [Sun 8 Oct 2006 21:21:30]
◆バラエ > ――…おン? (手が止まる。) (次に拾い上げたのは、) 矢じゃあネエの。…血ィ付いてるな。狩りでもしたか。 [Sun 8 Oct 2006 21:13:25]
◆バラエ > 小枝ばっかりだ、 (湖畔の周りの木々は枝が少ない。その代わりに地面に落っこちていた。 ひとつひとつ拾い上げてみるが、大した量にはならなかった。) 昼に寝ておいた方が良かったか。…まア、いい。 今夜は寝ずの番でも。 [Sun 8 Oct 2006 21:07:42]
◆バラエ > (目付きが悪くなった。――湖面に映った自分の顔を見て、ハ!とする。) いけね。 (首を振った。) (のっそりと立ち上がる。) 火ィ、起こさネエと、ナ。 [Sun 8 Oct 2006 21:01:52]
◆バラエ > (酒はあるけれど手は付けない。ぽん、と入れ物を叩いて飲んだ気分に浸る。) …。炭鉱にでも潜りに行くべか。 (むむ。眉根を寄せる。) モジャモジャどもに出くわしたら、コトだが。 [Sun 8 Oct 2006 20:55:05]
◆バラエ > お月サンが綺麗だネエ。酒が飲みたくならアな。 (湖畔に腰を下ろして水面を眺めた。ゆらゆらと月光が風に震えている。) [Sun 8 Oct 2006 20:49:05]
お知らせ > バラエさんが来ました。 [Sun 8 Oct 2006 20:45:57]
お知らせ > シェーラ@水樽さんが退室されました。 『( もごもごしながらも見張りは続き。馬車は走る。 )』 [Thu 21 Sep 2006 23:31:57]
◆シェーラ@水樽 > …何か出た時は、私の仕事ですから。うっかり手綱を離したり、台から転げ落ちたり馬に踏まれなければいいのですよ、Sir. ( 御者を安心させようと思って掛けた言葉で、何か怒られました。 )( 其処まで耄碌してないって。いや分かってますよ中年男性。 )( …気合が入ったならいいか。空元気でも何でも、この際。 バスケットから、ポテトサラダとトマトを挟み込んだサンドウィッチを取り出して、あぐ、と齧り付き。 ) [Thu 21 Sep 2006 23:31:35]
◆シェーラ@水樽 > ( 一概に悪名と言ってしまうのもどうかといった所だが。 今の所立ち入りたくは無い。 ) …うっかり死出の門とやらにぶち当たった日には、死神の方に追い返されるか、Masterにどつき倒されるかの二択って気もしますし。 ( 実体の無い方の殴りは精神にキそうで、中々面白いが。 )( 行きもそうだったが、この辺りに差し掛かると、御者に緊張が走る。 森から飛び出てくるモノは少ないとはいえ、そんな色々の巣になっている所を見ながら走るのは、精神衛生上宜しくないらしい。 ) [Thu 21 Sep 2006 23:25:42]
◆シェーラ@水樽 > ( 暦の上でも、もう秋。真夏の暑さは也を潜め、そろそろ冬物の準備も必要になってくる頃。 ) ……ついでに、その辺りの調達もしておけば良かったですか。 ( 仮にも仕事で出向いた地方村で何をやっているのかと。 )( いえ、未遂ですが。未遂。 )( 流れ行く景色に目をやると、鬱蒼とした影が見える。 向こうが大きいだけであって、実の所近いわけでもない。 悪名高き常世の森。 ) [Thu 21 Sep 2006 23:23:19]
◆シェーラ@水樽 > ( 違いはもう一つ。 )( 座した黒衣の傍らの巨大バスケット。 蓋を開けて覗き込めば、地方村で頂いてきた田舎料理の数々。 ) ……お手伝いして頂いたものであって、やましくは無いと言っておくのですよSir. ( そこはかとなく空を仰いで呟いた。 )( そこはかとなく、空や空気に変化があった気がするのは、気のせいだろうか。 )( まだ分からないが、深呼吸。 そろそろ涼しさから寒さに変わりそうな空気は、まだクリスティア領内に近いのを知らせるような。 ) [Thu 21 Sep 2006 22:57:06]
◆シェーラ@水樽 > ( 正確には、湖畔と森を望む街道。 ぐるりと回り込む迂回路の途中。 舗装された道程で無くとも、地形としては比較的なだらか。 そういうルート選択。 ) この場合は安定性優先という事でよかったのですが、Sir. ( 来た時と同じく、御者台の上。 )( 手綱を握るのは自分じゃないが。 がたがたと揺れが重たく響くのは、行きと違って荷を積んでいる為か。 ) [Thu 21 Sep 2006 22:47:20]
お知らせ > シェーラ@水樽さんが入室されました。 『( 湖畔沿いの道。 )』 [Thu 21 Sep 2006 22:43:16]
お知らせ > 勘九朗さんが退室されました。 『――――――――――――――――――――――――――――――』 [Thu 24 Aug 2006 23:04:27]
◆勘九朗 > (そして) ―――― ぁ (決壊した) [Thu 24 Aug 2006 23:04:22]
◆勘九朗 > (塗りつぶされた視界には何も浮かばない。何も無い。真っ暗な世界で、音がまず消えた。それから、痛みも、思考もゆっくり消えていった。何も喋らず、何も考えず、枝の上で小さく蹲る。) (何もかも全部なかったことにしてしまえば、楽になるんだろうか。消えてしまった思考の中へ誰かの囁きが聞こえて、裂けた指が硬い幹を力無く引っ掻く。) ――――あぁ (声にならない声で、紅い名を呼んだ。今更その名を呟く自分の傲慢さに、酷く吐き気がした) [Thu 24 Aug 2006 22:50:01]
◆勘九朗 > つ… (僅かに罅割れた樹皮に指先が小さく裂け、赤い雫が浮かぶ。浮かんだ雫をぼんやりと眺め、その色が連想するもので己の胸を締め付ける。ああ、足りない) ……。 (喪失感に首を落とし、何故か勝手に歪む視界を、瞼を閉じて鎖す。 吐息が詰まった。押し付ければ額を掻く幹の硬さが、与える痛みもまだ塞ぐには足りない。) [Thu 24 Aug 2006 22:22:49]
◆勘九朗 > (…こういう気分、になるのも久し振りだ。何処かで間違えて要らないものを抱えてそれでも何かを欲してあてどない求め方をする。子供か、と口の中で呟いて、薄く目を開けた。湖面に映る月が、妙に目に沁みた。) (空は暗く、夜は昏く、己は黒く、湖面は白く。そして隣には何もない。耐えかねたように幹を握り、突きたてた指が鈍い音を立てて樹皮を掻いた。) [Thu 24 Aug 2006 22:14:50]
◆勘九朗 > (古く遠い故郷に似たその風の臭いに、懐かしげな吐息を漏らして凭れかかった幹を撫でる。) (もう帰る積もりのない場所だけど、こういうときにはひどく、懐かしくなる。故郷っていうのはそういうものだ。) ……お酒でも持ってくればよかったかしらね。(眼下に広がる湖は、月明かりを映し夜闇の中で眩く輝いていた。) [Thu 24 Aug 2006 22:07:10]
◆勘九朗 > (風が吹き、枝が揺れる。さざめく葉音を聞きながら、幹に頭を預けてそっと目を閉じた。) …ん。 (静かな風に紛れて、森に棲まう多々の生物の気配があった。) [Thu 24 Aug 2006 22:01:40]
お知らせ > 勘九朗さんが来ました。 『樹上』 [Thu 24 Aug 2006 21:59:49]
お知らせ > ナクリさんが退室されました。 『しなる弓はまだまだ現役』 [Sat 5 Aug 2006 12:12:06]
◆ナクリ > ( 弓はまだ名の無い無名のレンジャーと同じ無名のただの木の弓。 大きさは戦闘向きの為に大きく、弓を撓らせる糸も太い。 現在は糸を張っていないのだが ) 伸びちゃうシネ ( 誰かへの説明 ) さってと、後2〜3日はコッチカナ? ( ヴェイトスへ帰るのは。そろそろ彼女の香りを体温が恋しい。戻ったらまず彼女の家へ行こうか、そう考える。 またケーキが食いたい、とか。エロエロ小僧はニヘラ笑った ) さーってと、真面目に弓調整スルカナ ( 今夜の狩りの為に。弓を木の下へ、座り込めば糸を張り始めた ) [Sat 5 Aug 2006 12:11:54]
◆ナクリ > ( 風が、たまーに生ぬるいのが顔を撫でるが。男は気持ち悪そうに顔をしかめた ) 狩りは夜にスルカ ( トラップを張るにも今は熱すぎて頭が回っていない。狩りの腕はまだまだであるが、それも仕方ないと思うのだ ) (という事で) ( 座ったまま弓を取ろうと腕を伸ばしたが、届かない ) クッ……。 おりゃッ!!! …… …… ( 馬鹿な事はよそう。男は諦めてその汗ばんで熱でだるい体を起き上がらせた。弓の調整する為に、その自分の相棒を手にする為に ) [Sat 5 Aug 2006 12:07:41]
◆ナクリ > …… ……動くのタルィな。 ( 流石にこんな日照りの中する気は無かった。湖畔だから大分温度は低いのだが、湖の照り返しで顔が、眼が焼けそうである。 男は顔を覆って下へと ) ぐぉぁっ!!! 手あっつィヨ!!! ( 自分の手が金属だという事を忘れていた。ジュッと音を立てて顔が焼けた気配 ) 色男、顔に火傷できたら彼女に申し訳ナイネ。 ( とことんナルシスであった ) [Sat 5 Aug 2006 12:04:08]
◆ナクリ > (ミーンミンミンミンミン)( 泣いてる。何か鳴いてるッ。男は木に寄りかかって、その皮水筒持ったままだれてた。舌チロリ、出した其れは赤く腫れたような ) あ―――づ―――ぃ――――……。 ( でろん、と溶けてしまいそうだ。流石に肩までの篭手やブーツは脱いでしまっている。いつ敵が来るかもわからないのに ) へばりソウ。 寧ろ、ヘバッテル。 ( ふんっと、何度目かの鼻息。皮の水筒の水は飲み干してしまった。また汲みにいかねばなるまい ) [Sat 5 Aug 2006 12:01:14]
お知らせ > ナクリさんが来ました。 『木の下、だれてた。』 [Sat 5 Aug 2006 11:58:32]
お知らせ > ナクリさんが退室されました。 『戦前の休息ッテヤツ?』 [Fri 28 Jul 2006 19:22:28]
◆ナクリ > ( 見上げたまま ) まぁ、今夜は此処泊めてくれヨ ( 雨上がりそうならトラップを仕掛けなくてはならないだろう。何日かかるか、何週間会えないか。町の暖かさが恋しくなるのはあと何日後 ) 明日には、此処発つからサ ( がんばるしかない、そんな所。 よっこらしょ、と向きかえれば木へ背預けて男は少しだけ目閉じた ) [Fri 28 Jul 2006 19:22:14]
◆ナクリ > ( 上を見上げる。止めきれない木の葉から零れ落ちた雨の雫が顔を打った ) ――ナァ。 ( 枯れかけた木 ) お前見てるとサ。形あるもの、永遠無くなんて思うヨ、俺。 ( それは人間でも、獣人でも。 限られた命は永らえる事は無い。じゃあ ) じゃあ、人間と機械。半々ってドウナル? 俺、半分しか命ナイノカ? ( どんどん体は弱っていくのだろう。機械は永遠など無理。錆びるか、朽ちるか。 一瞬不敵な笑して俯いた ) 一人ナルト、コレ考えるからヤダネ〜。 ( あっはっは、 乾いた笑い ) [Fri 28 Jul 2006 19:19:47]
◆ナクリ > ――・・・・・・貫禄薄っすイネ。 ( 堂堂としていた昔の姿は消えかけるか。 グルリ、回ってみるがどこも結局は ) ダメカネ。 ( ポンポン、と叩いて。とりあえずと鞄と弓を木の根元へ置いた。フードついた上着も脱ぐ ) 染みこんでる。拭くものアッタッケ ( しゃがんで鞄開ける。 火ツケレそうなもの、拭けそうなもの。ほとんどは湿っていた ) あーぁ。 やっちゃったネ。 ( ぺったり地面に座り込んだ ) [Fri 28 Jul 2006 19:16:16]
◆ナクリ > ( 足を一瞬だけ止めて、水を含んで重くなったフード、それをズルリと後ろへ下げた。髪が引きずられてはねっ毛が真っ直ぐになっている。 前髪、モミアゲ。伝って落ちた水は胸元へしみこんでいった ) あ、 アッタ。 ( 呆然と足を進めた ) あった、ケド。 ( 木の近くまで歩く。前よりは大分葉が少なくはなっている。けれど、下に入れば雨は大分弱くなった。雨宿りに足りない事は無い、事は無いのだが ) ――ナンダヨ。 寿命なのかヨ? ( 潤っていたはずのその肌はがさついて、枝は水の重さに耐え切れずひしゃげている ) ( 木は枯れかけていた ) [Fri 28 Jul 2006 19:13:29]
◆ナクリ > ヤッベー、錆びる ( 声は笑って言っているが顔は笑っていない。 流石に錆びればどうにもならない。腕のメンテナンスもやっと終わりそうなのに、ため息ついて辺り見回した。 湖の周りは木が生えてはいる。それでも雨宿りするには少々頼りない ) 困ったナ。 こないだ来た時の腰曲がった爺木アルカネ ( まるで爺様が腰を曲げたかのように青々とした葉を大きく屋根の様に垂らす木の事。 弓持ち替えて前来たときを思い出して方角確認した ) [Fri 28 Jul 2006 19:07:10]
お知らせ > ナクリさんが来ました。 『ザッパ、雨の中走って』 [Fri 28 Jul 2006 19:03:00]
お知らせ > ナクリさんが帰りました。 『夕飯マテこらっ!』 [Wed 24 May 2006 19:24:34]
◆ナクリ > 腹減った (眼を細めてマジメにそれ呟いた) 狩りいくかっ。 (岩場から降りれば獲物を求めて此処まできた道を歩いていく) 肉食いたいな、ホント (魚ばっかり飽きたな、と。まだまだ見習い狩人な青年はのんびり歩いていく) [Wed 24 May 2006 19:24:18]
◆ナクリ > (周りを見渡して、腕へも少しだけ気を配ったが。何事もなかったかのように篭手をはめなおす) ま、こんなもんッショ。後はヴェイトスで食料かいたしついでにメンテナンスと (ブーツも履きなおし、立ち上がれば弓を背からおろし、構える) ・・・少し軋むか? (糸をゆっくりと引く。腕が若干軋んだ。それを確認して構えをとく) ま、狩りには支障ないだろ (解釈。 弓を背へ戻し、鞄を拾い上げれば腰へと付け直した) [Wed 24 May 2006 19:21:48]
◆ナクリ > おっしゃ!俺すげえ! (自画自賛。とってしまえばこっちの物である。音符の噴出しでそうなノリで足へと装着しなおした) おー・・・。快調快調 (再び足へパーツを組み込み、それを潰さないようにそっとはめ込む。 手をユックリ離し神経を集中させれば) ・・・・・まぁ、何とかなるもんだな (足首が動いて終了である) 手は、流石に俺だけじゃ無理だな [Wed 24 May 2006 19:16:29]
◆ナクリ > ・・・・・・ (がちゃっがちゃっ) ・・・・・んぅ? (ほじほじほじほじ) ・・・・・・・ぅぉ!? (ほじほじがちゃがちゃほじほじ) あったー!!!此処かよ! (自分の足の中をジロジロと見つめるとても不思議な図。誰も見てないこといいことに必死で棒をつっこみかき回した。 最期は逆さまにしてふる) くそ!とれろよ! (何度か振っていれば) (コロンッ コツッ) (小さな音たてて小石が岩場の下へと落ちていった。それを見れば安堵感と開放感同時にきた表情) [Wed 24 May 2006 19:12:45]
◆ナクリ > (左の膝より下、ブーツを脱いだ箇所は冷たく温度を感じさせない。 顔近くまでもっていけば、腰の鞄より細く小さな棒を取り出した) くっそー・・・どっかで石でも入ったか?すっげー痛いんだけド (部品を弄り、断面を舐めるように見つめるが異物を感じさせた箇所はまだ見つからず) こんなトコでメンテナンスするのまじ怖いっつーの [Wed 24 May 2006 19:09:15]
◆ナクリ > (青年は大体の位置は岩場の上。音を立てて外すのは自分の足首、否足全般。 メンテナンス中であるともいう) うっへ、俺気持ちわるっ (切断面見つめれば舌をべろんとだらしなく垂らして顔を少しだけわざとらしくそらした) [Wed 24 May 2006 19:05:17]
お知らせ > ナクリさんが来ました。 『がちゃがちゃ』 [Wed 24 May 2006 19:03:50]
お知らせ > ザブさんが退室されました。 [Fri 5 May 2006 12:04:10]
◆ザブ > 糞ッ。 人相は生まれ付きだッ。 (誰にとも無く言い訳すると、) (何時振りかの髭剃りを終えた。) (昼の朝飯は未だ、未だ先 だ。) [Fri 5 May 2006 12:04:09]
◆ザブ > (頬に傷。) (そういうお仕事の方ですね、と確定系で訊かれる面が湖畔に。) [Fri 5 May 2006 12:01:48]
◆ザブ > (朝のお父さんみたいだー、とか呟くけれど、もう昼だ。) ア痛ッ。 (少しばかり失敗した。頬に一筋の赤。) [Fri 5 May 2006 12:01:07]
◆ザブ > (取り敢えず、熊ヒゲになるくらいにはぼーっとしてたらしい。) あたしの何処にそンな余裕があるのかと。 (濡れた指で、ざく、と髭を掻き分け、) (もう片手でナイフを滑らせた。) [Fri 5 May 2006 11:58:26]
◆ザブ > 最後何処に居たか覚えてねェや。 (でも記憶喪失とかじゃなくて。) (湖を、覗き込んで呟く。) [Fri 5 May 2006 11:54:53]
お知らせ > ザブさんが来ました。 [Fri 5 May 2006 11:53:50]
お知らせ > 物音さんが帰りました。 『( 神はいない悪魔もいない。横暴無体な猫はいる。 …暫く泣き止まなかったそうです。 )』 [Fri 5 May 2006 02:15:47]
お知らせ > ル・チャさんが帰りました。 『( そろそろ泣き止みなよーう とか。 数時間後に さめざめするシーフ子に言ったそうな。 )』 [Fri 5 May 2006 02:11:41]
◆ル・チャ > ( きっと、それすらもミステリー。 ) わひゃ、おもしろっ 。 ( あ そ び ま す。 ) ( 擬音がどんどん、そっち系に近寄っていきますね。にゃふー。 ) 酷いなあ、品行方正な猫だよー。 ( あ。 良い啼き声、だとか。 のたくり。 ) いや、君が野外はともかく!とか言うからさー。 ほら一緒に魔物退治いこ?ね? ( レッツ・迷宮。わあ。方針けてーい。 ) ( ――― 南無。) [Fri 5 May 2006 02:11:18]
◆物音 > ( 何があっても。時間を飛び越えて届いたダイヴマインドに、旋律が隠せない。 ) あそ、遊ぶっ、なっ、あぁっ!! ( 擬音が不穏!それこそ、毛を逆立てた猫みたいに、じたばた―― でも、体重差を覆せるような力は無い。ぎりりり。 ) ―――。 ( 間。 ) タチ悪いっ!この猫タチ悪いーッ!? ( ざら、と。目元に濡れた感触。涙を拭われて、熱が残る。 ひぅ、と喉が啼いた。 ) いやあぁぁっ!?何その不吉な響きの建造物っ!? ( いきなりそんな、確かに冒険者としては王道だけれど! じたばたもがもが暴れたシーフの成り損ないは ) ( ―――南無。 ) [Fri 5 May 2006 02:07:39]
◆ル・チャ > ( まあ、心ダイヴが先でもいいや。 ) まあ、その面白いよね、へへ。 ( すりすりすり。 くいくいくいくいくい。 ) からかってないよ。 ( 真顔 -‐。 ) 遊んでるだけ。 ( 目元の涙をざらり、とした舌で舐めたりして。 ) ああ、そっか、そっか。 うん。 じゃあ 遺跡とか迷宮が良いって事ね?了解。 ( きっと違う。 野外。 二人きり。 小屋。 【何があっても】 二人だけの秘密ってわけで。 ええと。 その。 ) ( イタダキマス。 (ちーん。)) [Fri 5 May 2006 02:02:25]
◆ル・チャ > ( 前発言が とんだ … !) [Fri 5 May 2006 02:00:29]
◆ル・チャ > ( 【何があっても】二人だけの秘密ってわけだよねー っ ( 心は三世ダイブ )) [Fri 5 May 2006 01:59:58]
◆物音 > がーっ!! ( 獣は、今此処に乗っかってる横暴にゃんこ。でも、威嚇する心、今だけ獣の魂ブリーズっ! ) …ぐー……っ ( ぴこぴこ揺れる耳なんか、見えるけど見たくない。 …此処からの反撃は厳しい。悔しげに唇を結ぶ。 ) うゃっ わっ、体重っ、かけ、な…っ! ( さっきまでの冷や汗とは違う、へんな汗がじわり、額に滲む。 ) ………からかってるな、からかってるな……ッ ( 水の色に、滲む水。 ) ……野外は、ともかく。 ( それは、今日までと変わらない。人の変わりに獣を襲うとか。 …獣を襲って、返り討ちに合うとか。それって、今だ。 ) ……な、名前なんて、どうでもー…っ ( もごもごと言葉が詰まる。 …なんか、物凄い年下扱いされてる予感。実際、そうかもしれないけれど。 …びく。 ) ( 何か、いやな予感が、走ったっ ) [Fri 5 May 2006 01:55:32]
◆ル・チャ > はぃ、 いいこいいこ。 ( でも 押し倒したままだ。 ニヤーリ。 ) [Fri 5 May 2006 01:37:27]
◆ル・チャ > あんまり気にすると、きっと不幸になるよ。 ( 心が! ) 勝ち。 ( ナイフ転がった。 猫耳が嬉しそうだ。 ) ――― まさか おにゃごだったとは、僕も吃驚ですよ!( くいくいくいくい。 遊んでる。 ) 綺麗な目。 ( にゃーぉ。 猫は賛嘆した。 ) 気にしない気にしない、 ほら名前教えて。 僕はル・チャ。 明日から君を引きずり回したりする人だよ。 レッツ・野外生活。 [Fri 5 May 2006 01:37:09]
◆物音 > ………ぅぐー… ( どっちが利口かなんて、そりゃ、分かってるさ。 ) や、やめれば、いいんだろーっ! ( それが半ば、ヤケッパチだとしてもっ 半泣きの声が、小屋の中。 ) [Fri 5 May 2006 01:33:58]
◆物音 > 気にしたい、気にして生きたい…ッ ( 細かい?細かくない。 うぐぐぐ。 ) ぐ、ぐ―――ッ ( 下から押し上げる力と、上から押し込む力。膂力の差が無ければ、下から逆転するのは難しい。 拮抗の果て、捻られた手からカランとナイフが床に落ちる音。 ) ぅひゃっ!?ゃっ、わっ!? ( 布の厚みに衝撃や感覚は遠いとはいえ、おかしな所を続けて圧迫されるものだから、焦った声が漏れる。 …それに、バレた。 ) …うぐぐ、ぐぐぐー……っ ( ぜぇはぁ。息が切れる。 目元に残った布の下から、恨めしげに睨む水色。 ) ……ぬ、ぬー…それって、こう、決意的なものがいきなり覆されているこの複雑さ…… ( 手段が無いなら、とか。結構頑張った決意とか、何処に。…無くたっていい決意だって、そりゃ、分かってるけれど。 視線が、逸れる。 ) [Fri 5 May 2006 01:33:14]
◆ル・チャ > だから、はっきり答えて頂戴な。 盗賊続ける? 止める?(ニャー。) [Fri 5 May 2006 01:21:57]
◆ル・チャ > 気にしないほうがいいニャン。 ( ニャン。 ) ぬ、ぐ ――。 ( じりじりじりじりじり。 押していく。 彼女の短剣を握る手を捻ろうとした。) あら。 ( 膝の下の こう、予想していたものがない。 くいくいと確かめるように膝を動かし。 ) わは。 可愛い子だったんだ、驚きィ。 ( 面布がないと、動き回った互いの熱い息を感じる。 ) だからさ。 都合が良いのが何故悪いのか、と。 今日の出来事を知ってるのは、君と僕だけ。 明日から、自称冒険者の子が増えたってイイんじゃない? [Fri 5 May 2006 01:21:04]
◆物音 > そっちが得した分、こっちが損してる…ッ ( 主と朝寝をしてる場合ですら無い。 …流れた血をナメ取る仕草は、野を駆ける野生の所作に似る。押さえつけられた身体が、ビクと強張る。 ) うぐ、ぐぐぐぐ…ッ ( 短剣を握る力と圧迫が拮抗して、じりじり押されていく。 膝を乗せられても、ぶちっと何かがつぶれて悶絶したりは、しなかった。 ) ―――言わなければって…… ( あれ?それって、脅迫? 煩悶に気を取られる間に、頬にひやりと空気が触れた。 …あれ? ) のぁっ、何、してっ!? ( 露になった口元、顔の下半分。 布の妨げが消えた声は、高い。 遮蔽がなくなった分、焦りの色も如実に滲む。 ) …そりゃ、出来ればー… でも、そんな都合の良い話なんか…っ ( …寂しげなのに、それなりに応答って辺りで、やっぱり背筋が冷えた。 うぐぐぐ。 ) …な、何で、そんな風に言うかな……ッ ( 叩き伏せて成敗する方が、楽そうなのに。 不信と不審が声の中。 ) [Fri 5 May 2006 01:16:56]
◆ル・チャ > いや、まあ。君が今後も盗賊稼業していきたい!っていうなら、僕もそれなりに応答するけど、さあ ――。 ( にーぅ。 猫はさみしそーだ。 ) [Fri 5 May 2006 01:10:43]
◆ル・チャ > 一粒で二度美味しい。(用法が三千世界の彼方ぐらい違う。)べろり。(己の頬を伝う血を猫は舐めた。) つか、まーえた。 ( 組み伏せる。 短剣を握る相手の手首に圧迫をかけながら。 相手の股間に膝を載せんとす。 いや、ヘンな目的ではなく、ここに膝載せると 組み伏せやすいって事ですよ!本当!猫ウソツカナイ!) 都合よくて 何が悪いのサ? まだ実際に盗みしてないんでしょ? 未遂未遂。 んで、 当事者の僕が何も言わなければ、 犯罪になりきってないよ。 ( はて、と 猫は首を傾げる。 面布をあむり!と咥えて、剥がしてしまおうと。 ) 依頼請けたり頼みごと聞いたりして、御飯やお金貰うほうが きっといいよっと。 [Fri 5 May 2006 01:05:50]
◆物音 > 肯定されると二倍悔しいのは何故ッ!? ( 弄ばれた。絶好調に弄ばれた。 闇雲に突き出したナイフが相手の頬を裂く手応え。皮を血肉を裂く手応えは、獣相手――人相手? ぎぐ、と竦んだ一瞬後。 ) ぐぶッ! ( ダイヴの衝撃が、勢い+重量加速で襲い掛かってきた。 相手より小柄な身体は転がされ、床板にガツッと背中がぶつかる、鈍い衝撃に息が詰まる。 ) ――――。 ( もうもうと視界を覆う埃の中、影は歪に二つ。 組み伏せられたものと、組み伏せたもの。 ) ぼ、冒険者ったって、そんな、都合良く―――っ ( ぼたり、ぴちゃり。 面相が分からないように厚く巻いた布に、染みるものは熱い。血を零しながら変わらぬ調子の声に、おろつき惑わされてるのは、こっちの方。 ナイフを持つ手が震えて ) ( …混乱して、二撃目が出せない。体勢的にも、無茶だ。 ) [Fri 5 May 2006 01:01:17]
◆ル・チャ > ねえ。 盗賊やめよーよ。 冒険者も、そんなに偉い仕事じゃないけど。 お天道様に恥じる仕事じゃーなぃよ。 ね。 ね。 ( ぼたり。 ぼたり。 相手に猫の血が零れて降り注ぐ。 ) [Fri 5 May 2006 00:50:48]
◆ル・チャ > うん。超嘘。 ( テヘッ!な風情。 嗚呼、可愛いなあ、可愛いな、この子。自分はぴーしーで、相手はのんぴーしーのてきやくさん!だけど。 どっちが襲われてるか、解らない、この状況。) ( 勘弁も、堪忍も、ハハハ。 ) とーぞくちゃーん ( 猫ダイヴ ―― ! ) ビッ ! ( 肩と頬が、裂けた。 け、ど。 痛いけど。 途中で動きは止まらない。 ) ( 小屋に埃が舞う。 相手を組み伏せられたか、どうか。 ) [Fri 5 May 2006 00:49:53]
◆物音 > ( 三世ならぬ、猫ダイヴ―――ッ!? ) っわ――――ッ!!?? ( 躾されてないのはそっちだ…!慌てて後ずさろうとするが、傾いだ体勢からでは素早い身のこなしとか、厳しい。 闇雲にナイフを振り上げるが、腕の力だけが頼りの一撃で、何処まで届くかっ ) [Fri 5 May 2006 00:47:24]
◆物音 > 嘘だッッ!! ( ひぐらしだって鳴くくらい、否定してやるっ! そんな猫まっしぐらな風情、信用してなるものか。 ―― ぞわり。背筋が総毛だった。 ) ……それも洒落にならないんで、勘弁してくださいっ! ( 顔色が向こうに伝わらないのは、幸い。そろそろ涙目になってる予感もするから。 ) ( がっくりと傾いた姿勢は、咄嗟の反応をするには不向き。 布越しに叫びっ放しで、酸素が足りずに頭がくらくらして、間が一拍。 ) ( 切れる息遣いを意識しながら、ハッとした時には。 ) [Fri 5 May 2006 00:45:14]
◆ル・チャ > 躾すればいいだけじゃんかー!( と び か か って る よ (卑怯)) [Fri 5 May 2006 00:38:29]
◆ル・チャ > やる気りゅんりゅんニャー。 ( たとえば、頭を後ろ脚で、てしてし掻いてるかのような風情での、否定である …! う、ふ、ふ、ふ。 ) え、自信たっぷりに やっぱり【骨折れちゃうゾ】とか言えばよかった …?! ( 猫ショック。 ) ( いや、えっと。 距離は。 ) ( 相手がこっちに、意識を戻した時に知覚するのは ――。 ) [Fri 5 May 2006 00:38:14]
◆物音 > 何考えてる其処の猫ォ―――ッ!? ( 人間、理解不能な事態に向き合うと、混乱する。 思わず叫んだ。 ) 寝てる間に寝首掻いて金品奪ってトンズラこくぞ、其処ォッ! ( いらん失言ぱーとつー。 ) [Fri 5 May 2006 00:36:39]
◆物音 > 凄いやる気無い否定したぞこの猫っ!? ( ニャーとか言われた。爪と肉球で弄ばれてる気分の混じった屈辱。 しかも、何か不穏な気配を感じてならないのは、気の所為、かっ!?がっでむ。 ) 自信なさそうに否定するなぁぁァァッ! ( 命が風前の灯だと直感した。 布に阻まれているのは同じでも、声が裏返ったのが、ちょっと分かったかもしれない。 ) ( …距離は変わらず。互いの手には、互いの得物。 切っ先は、下ろされない侭。 ) ………? ( ピクン。向けた刃先が、僅かな揺らぎを持ち。 ) ―――――― 。 ( がっくん。かろうじて横倒しは堪えたが、物凄い身体傾いだ…! ) な、な……っ ( 声が震える。 ) [Fri 5 May 2006 00:35:23]
◆ル・チャ > 僕と冒険者しよう。そうしよう。凄い名案。 [Fri 5 May 2006 00:28:26]
◆ル・チャ > 遊んでないニャー。 ( ニャー言うた。 ああん! 久しぶりの会話! そして、こう。 【攻め属性】をうずうずさせてくれる相手とめぐり合う、 パプテス様ありがとう。(神はお怒りDA。)) し、死にはしないよ! 多分。 ( ちょっぴり語尾が弱い。 ) ―-―、 ( んで、対峙再開。 ) んー。 じゃー。 さー。 こう、ね? こう、荒事するっていうリスクは相変わらずあるんだけどさー。 [Fri 5 May 2006 00:28:12]
◆物音 > 遊ぶなーっ!? ( 聞こえた!今、ばっちり聞こえた!訂正されても聞いた! …何だか、猫に睨まれたネズミの気分ってこんなのだって、知りました。 背中が、冷たい。 ) 痛っ!喋るどころじゃない、それ、絶対! ( 厚い布に阻まれた不明瞭な声でも、必死さだけは伝わるって信じてる。 打ち身の痛みで三日くらいさめざめと泣ける予感。 ) ………。 ( この状態で、目は逸らせない。だから沈黙が御返事代わり。 ) …す、好き好んで危険に飛び込むほど、酔狂じゃない。 とは、いえる。 ( でも、デメリットが大きくても、野垂れ死にするよりマシ。 間違ったポジティブさ全開で、じりり、後ろに下がる。 …壁が近い。 ) [Fri 5 May 2006 00:24:37]
◆ル・チャ > お金と食料が欲しいと。 人襲ってひゃっほー!な性癖、(性癖?)じゃないって事? 盗賊とかしないで済むなら、しないタイプ? ( じりじり。 ) [Fri 5 May 2006 00:16:06]
◆ル・チャ > ―― ええー。 久しぶりに人と逢ったんだし、もう少し遊びた … もとい、話したいよ。 ( 何か言いましたニャン。 ) ひ、酷いな! いきなり 切り落としたりなんかしないよ! こう、精々 剣の【平】でぶっ叩くぐらい…!( ほら とっても平和! ネ! ) ――。 ――。 ( じりじり。 ) ねえ。 それって。 盗賊手前って言わない? ( ずきゅーん。 ) ええと、その 確認したいんだけど。 [Fri 5 May 2006 00:15:14]
◆物音 > …うン。勉強になった。次はそうする。だから、次を頂戴。プリーズ。 ( お勉強になり申した。機会を活かす為にも、今日をまず、生き延びたい所存。 ) そんなので首落とされてからじゃ、怒るもへったくれも無いと思うんだ…! ( しゃべるより先って、警告の前に飛んでくるじゃないか、切っ先! 嫌な汗が服の中に伝った。 ) …………。 ( 狭い小屋の中。一撃をかわせば、隙はできる気もする。 しかし、その一撃の射程が掴み難い。 張りつめた空気に、ちりちりと産毛が逆立つ。 ) ( のそりと、くぐもった声が。 ) ……一介の旅人であって、只こう、有り金と食料が心元無さ過ぎるので適当に調達しようだなんて決して思ってな――― ( …人間、焦るといらん事まで口走るの見本図。 ) [Fri 5 May 2006 00:12:08]
◆ル・チャ > んで、出てきた相手の姿がヤバかったら逃げればいいんだし、普通そうだったら話しかければいいんだし、って ―― なんで、こんな講座になってるんだ?!(←コイツの性。) ああ、うん。 凄い納得した。(怒るより先にというか、喋るより先に手が出ますニャン。) 返答次第によるかな! とりあえず言って見るといい。 ( 大剣を正眼に構えた図。 リーチが読みにくいはず、だ。 多分。 ) ( キィン、と引き締まる空気。 尻尾たふたふ。) [Fri 5 May 2006 00:03:11]
◆物音 > ………。 ( 無言の間。脳裏では、その手があったか! そんな言葉の乱舞。頭はあんまり、よろしく無いようだ。 ) ……怒るより、手が先に出る人種も、きっと。 ( 否定と言うには曖昧。 打たれた腿の痛みを堪えながら、布の合間から見据える先で、重い音が。 ) ……んなっ!? ( 壁に立てかけられていた、オブジェのような大剣。 当然、己に扱えるようなもので無く、膂力の違いを形で知らされる。 でも、構えは崩さずに。 ) ……それは――― ( 出口が無い。 否、唯一の出入り口は、塞がれてしまっている。 ) 応えたら、其処をどいてくれるのかな? ( 互い、刃を構えた侭の問答。 ) [Thu 4 May 2006 23:59:47]
◆ル・チャ > ゆえに、 ようやくだけど 聞こうかな。 ドチラサマ? [Thu 4 May 2006 23:44:54]
◆ル・チャ > だったら、ほら、こー。距離置いて、ドアに石投げノックとかそういう新機軸でさ ――。 というか 君さあ、おかしいよね。( むい。 ) 本当の旅人や冒険者だったら、賊呼ばわりされたら、【んな訳ない!】と怒るよ。( 犯罪者呼ばわりされてるってことなのだからー。 ) よ、よかった! 流石に僕も、 あにゃるー な所に膝蹴りするのは 気が引けてた所だ! ( さて。 猫娘は、小屋の中ではやや扱いづらい大剣を壁から取り。 入り口を塞ぐ。 ) さあ、どうしよう? こんな小屋に硝子窓なんていう貴重なのはあるわけがない。 つまり、 出入り口は ここ一つ。 [Thu 4 May 2006 23:44:41]
◆物音 > ( なんてことだ! ) そんな悠長な事してる暇は、無い――なっ! ( ノックの合間に体勢を整えられたら、いいように料理されるだけ。 警戒と言うには、少し行き過ぎた論理。 …賊がいないとは、限らないじゃないか。現に、此処に。 ) ( 腰を落とし、手から逃れんとした試みは、成功しそう、なのに。 背筋を冷やす言葉が、耳に届いたっ! ) ぅっ、な―――ッ!? ( 身体を捻る動きも必死。素早さに充填を置いた分、滑らかは損なわれた。 ゴ――ッ! ) ぁぐっ ( 鈍い音と手応え…足応え?は、太腿と膝の協奏曲る 勢いと痛みに床を転がるも、小柄の利点。ずざ! 床の上で、膝を着いて体勢を建て直し、ナイフを構える―― ) ( が。打たれた所が、ずきりと痛む。布が厚く巻かれた顔は、表情を見せないが。 ) [Thu 4 May 2006 23:41:05]
◆ル・チャ > なんていうか個人的には頑張ってかわして欲しいな! 痔になるから。(恐怖宣言。) [Thu 4 May 2006 23:29:06]
◆ル・チャ > ( なので、己を有利に置いてから尋ねる積もりなのだ。 ) こぉら! せめてノックぐらいしよう! こんな小屋に山賊とかが居るわけでもなしー! ( 相手が身を捩る。相手の反応は早いようだ。 ただ、腰を落としたのなら、 ―― 肩に掛かる手の力を加えるよりも先に。 ) 痛いゾ? ( 下がってくる相手の腰、御尻に合わせる様に。 至近距離でただ一つ使える、蹴り技 膝を入れてしまおうと。 相手がそれよりも早く身を捩ったら、腰か、それか太腿の根元に当たろうとする軌道。 ) [Thu 4 May 2006 23:28:04]
◆物音 > ( 少なくとも、何がいるか分からない小屋の中に、ナイフを構えて進入するものではある。それは警戒心の強い旅人か、害意を持つ盗賊かの判定には、まだ材料が不十分かもしれない。 ) ( ナイフは手に持った侭で、暖炉に向けて足を進めんとした、時。 ) ―――ヌァッ!? ( 赤々と燃える火に気を取られていて、背後への。死角への警戒は甘かった。不意に肩に掛かる得体の知れない手と圧力に、身体が強張ったのは一瞬。腰を落とし、掴む手から逃れ、振り返ろうと身体を捻る。 膂力は相手の方が、恐らく強い。力が入りきる前に、動けるかが勝負。 ) [Thu 4 May 2006 23:24:28]
◆ル・チャ > ( ただの旅人か、冒険者か、盗賊かも、まだ解らないので。 その隙をついて頭部を一撃!という手には出ない。)(その代わり――。) ―― ! ( 死角から相手の両肩を、後ろから、ぐわしー!と両手で掴んでしまおうと! 掴めたら、可能な限り力を篭める。どうせ砕けやしない。) [Thu 4 May 2006 23:18:32]
◆物音 > ( …扉の前で耳を澄ます。忍び足の気配は、上手く捉えられずに。其処に誰が課いるという確証は掴めない。 少しの沈黙を挟んで、扉を一気に押し開き、ナイフを構え一歩、踏み込まんとし―― ) ………。 ( ざっと見渡した所、人の姿は無かった。死角に気付かない罠。 構えたナイフの先が、所在無く揺れたその時に、暖炉の中でカランと音がして、びくっと振り返る。 ) ( …燃えた薪が崩れた音。 ) …なんだ、コレか。 ( 音域も不明瞭な声が、安堵じみた響きを載せて、警戒が微かに緩む。 ) [Thu 4 May 2006 23:15:22]
◆ル・チャ > ( ナンだ、人か、と思った。人=食べちゃ駄目。 食べられない!ではない辺りが、要チェックだ。) ……………?? ( …何となく、様子を伺われている様な気がする。 ちょっと怖いので、外からすれば押し戸。 相手が戸を開ければ死角になる所にこそこそと、足音を忍ばせて移動した。 ちなみに中を開ければ、粗末な暖炉とかが燃えておりますとも。 ) [Thu 4 May 2006 23:07:43]
◆物音 > ( 林立する木々の合間を縫い進む足音。枯草と若芽の混じる下生えを踏みしめて、それは小屋の方へと次第に近づいて来る。 ) ……ン。丁度いいのが、ある。 ( 月明かりに捕捉照らされた小さな小屋を見つけ、呟く声は厚く巻かれた布に遮られ、不明瞭。 …扉の前までやって来ると、懐のナイフに手をかけて、耳を澄ませてみた。まだ、中に何かがいるかは、気付かない。 ) [Thu 4 May 2006 23:04:23]
◆ル・チャ > …………。(…感覚はまあ、悪くないほうだ。何となくの胸騒ぎで、小屋の外壁に背中を護らせる形。) む、もしかして、 晩御飯が襲ってきたのかな。(じゅるり!夜に響く唾を飲む音。) [Thu 4 May 2006 23:02:37]
お知らせ > 物音さんが入室されました。 『( …がさり )』 [Thu 4 May 2006 23:00:20]
◆ル・チャ > は………。(そういえば 前に誰かと 話したの何時だっけ。) ……………。 (指折り数えてますよ。はい。右手、左手、…。んーむ。) …。 ま、いいかなー。 [Thu 4 May 2006 22:58:42]
◆ル・チャ > (…ぴくん、尾が立った。) [Thu 4 May 2006 22:57:20]
◆ル・チャ > (…野外に馴染みすぎて、街に戻ってなかったら……何だか冒険依頼を大逃ししていた。) よぉし、明日からまた……色々めぐり歩かないとね。ね。……。(…単独行動が多い者につき物な癖、独言癖もしっかり身についた。おろん。) [Thu 4 May 2006 22:53:55]
◆ル・チャ > この頃、富にこう…野外に馴染み過ぎ?かな?僕。 (湖畔にある小さな林、そこに。忘れ去られた小屋があって…。) なんていうか、拠点めいたものも……手に入れてしまったし、ねえ。(…その小屋の外壁を手入れ中。夜でも無問題な、猫の瞳なれば……尾をたふたふ、と揺らし揺らし。) [Thu 4 May 2006 22:47:23]
お知らせ > ル・チャさんが来ました。 『(…湖畔の畔。)』 [Thu 4 May 2006 22:44:21]
お知らせ > ヒグラさんが退室されました。 [Thu 27 Apr 2006 11:49:13]
◆ヒグラ > (特別危険に会わなかったのは昼間をねらったからかな?と何事も無く終わったことを喜びつつ、ヴェイトスへの帰路をゆっくりと帰っていきました) [Thu 27 Apr 2006 11:49:10]
◆ヒグラ > (お土産も手に入れたし、後は帰るだけかな。と思考する。危険も夜に野良犬に絡まれたくらいでそんなに大きなものは無かったし。今から帰れば夕方にはついて、一休みできるかなぁと…)なんだかやな予感もするしね…気のせいだと良いんだけど…(おとなしくなっている事件。解決していないのが引っかかるのは前々から思っていること) [Thu 27 Apr 2006 11:38:00]
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