スラム 参加者 なし ROM 2人
お知らせ > リリルさんが帰りました。 『…ううっ、御免なさいー(私はあらゆる意味で誤りました…明日、事件になりそうです…(涙)』 [Mon 26 Nov 2007 04:38:59]
お知らせ > ヘレラさんが帰りました。 『生殺しで良いんだナ?注文つけるのとか生意気だぞぅ。』 [Mon 26 Nov 2007 04:36:14]
◆リリル > …運動ですね。運動…。でももう少し健全な運動の方が宜しいのではないでしょうか…御主人様?(ご主人様の殺戮癖を何と無く理解したリリル…『…凄い人です…あらゆる意味で。』私はそう心の中から思いました。)まだ生きてても…何処から吸うんですか…御主人様?!えっ?えっ?もう一件!?(私は再び殺戮ショーを見せられてしまうのでしょうか…何と無く、私をだしに大暴れする御主人様…の様な気がしました。…そして、こうして、私は血を吸わずして、変な意味で、食欲…満足してしまいました…。) [Mon 26 Nov 2007 04:32:35]
◆ヘレラ > ( 青白かった身体は今現在赤一色。 3倍速く動く感。 軽い運動の後の清々しい倦怠感に伸びなんかしつつ。 ) 運動しろ運動。 身体鈍ると直ぐブーデーになっちゃうゾ? ( びっ、と左腕を振れば飛び散る赤。 吸血嗜好はないし、個人的にはこんなもの別に要らない。 欲しいのは怯える心とか怒りとか憎しみとか絶望とか、そういうの。 ) まだ生きてるよ。 ホラ、まだ暫らくは血が巡ってるし――――駄目? ならお隣でもう一軒ハシゴしてくか。 まだまだイけるぞー? [Mon 26 Nov 2007 04:26:18]
◆リリル > …スッキリしたんですか…御主人様…(出て来た御主人様は其れはそれは満足そうで…私は暫くの「記憶」を既に消去してしまいました。【放送禁止データ…】勿論、近所の住人の人もこの断末魔の地獄絵を聞いていたわけで…誰も出てこないですよ。普通誰も死にたくないですから。)…御主人様…差し出がましいのですが…(目の前に転がり出てきた、【放送禁止用語】の死体の山を目の当たりに…差し出されたその血の入った一本を渡されて…)御主人様―…私、「生き血」シか吸わないのですが…(苦笑しながら御主人様に顔を向ける…。「死人の血を吸うヴァンパイア」なんて聞いたことありません!そのまだ生暖かい可愛そう(?)な血を見ながらウルウルと涙を流す。合掌。) [Mon 26 Nov 2007 04:19:55]
◆ヘレラ > ―――――良し。 スっきりした。 ( 天才ヘレラさまも(※知力参照。)たまには何も考えないでひと暴れしないとストレスが溜まるってもの。 阿鼻叫喚の断末魔と破壊音は周辺一体に響いただろう、が―――果たして、どれだけの住人が近隣の誰かの為に飛び出してくるだろう? そんな余裕のあるヤツはよっぽどの物好きだ。 ) ホラ、保存は利かないけどナ。 好きなだけ喰え。 ( あちこち破損して血肉のむき出しになったグロ死体をゴロゴロと放り出し、少女――リルルの前に転がした。 もう10人だったのかどうかも分からないような有様だが。 ) 色んなタイプの血が纏めてコレ一本。 栄養価ありそうじゃね? [Mon 26 Nov 2007 04:10:57]
◆リリル > は、はいー!「御主人様」〜!!犬っころじゃなくて、リリルですよ〜(涙)(もう完全に、少女のペースです。はい。私は操り人形です。)1も10も一緒ですか?!そんな無茶苦茶な〜…いくら私でもお腹に入りません〜ゴシュジンサマ〜…ああっ…(そして…合掌…もし逃げていたら私がこうなっていたのですね。御主人様…家の中で大暴れする御主人様。もう私の手には終えません。いえ、普通の人には無理だと思います。)…ご、ご主人様…私のご飯が…あっ…ああっ…(家の中がめちゃくちゃになる参上を目の当たりに…私のご飯どころの騒ぎではない事を思い知る。)…ご褒美って一体…?ミックスジュースですか…(私はまた目が点に…ご主人様の笑い声を暫く黙って…聞いておりました…。) [Mon 26 Nov 2007 04:05:57]
◆ヘレラ > 御 主 人 様 Da! 勉強しとけッ犬ッコロ!!! ( ある者は怯え竦み、ある者は棒ッキレを手に威嚇、ある者は泣き出し、ある者は許しを請うた。 それらを分け隔てなく一辺倒に―――――。 ) 1も10も同じだろうッ!!! 浴びるほどッ!! 飲み尽くせッ!!! ( 狭い狭い小屋の中、暴風の如く金色の刃が荒れ狂った。 野菜を粉砕するミキサーの中身、といっても良いかもしれない。 家財道具も肉も血も骨も子供も大人も男も女も一緒くたに、撒き散らされる―――――。 ) ッはははははははははははははッ!!! ニンゲンを食い物にするっていうのはッ…こういうことだろうがッ!!! [Mon 26 Nov 2007 03:55:59]
◆リリル > …言い方は良く解りませんけど…とにかく凄い事は良く解りました…。(自慢げな少女に、冷や汗が頬を一つ伝う。便利な物には間違いはない様子。其れは私もそう思います。)…ゴシュジンサマ?…あの、何処からが苗字でしょうか?(私はとぼけて言っているわけではなく真面目に受け答えしました。はい、本当に。そのあとも一人で、「ゴシュ・ジンサマ」かもしれませんね…等など独り言を繰り返す事に。)え?え?行くかって〜何処に―――(そして離れて、その「ゴシュジンサマ」の暴れっぷりを目の当たりに、呆然と立ち尽くす事に…いえ、私は関係者ではありません…そんな事を考えながら…少女の私に対する酷い言い方にも気がとどかず…ただ、暴れる少女の声を聞いていた。そして奥から出てきた少女は…10人もの人を引きずりながらまた出て来るわけで…私は更に口をあんぐりと開けながらその状況に目を丸くする。)…あの、ゴシュジンサマ…これは一体?どうなってるのでしょうか?(私は恐る恐るゴシュジンサマ、に聞いてみます。) [Mon 26 Nov 2007 03:47:28]
◆ヘレラ > ( ナントナント、「10人」だ。 狭い小屋の癖に鼠みたいに一杯居ること――――。 ) [Mon 26 Nov 2007 03:36:59]
◆ヘレラ > んむ、世界博と言えど―――博って誰だ。 広しと言えど同じのはそう無いゾ。 ( 自慢げ。 様々な形状に変化させる事が出来る金翼、長らく腕の代わりも努めてきた優れものである。 ある意味―――他に誰も居ないというのは、目印を残すようなものでもあるが。 ) 好きに呼べば? いや、却下だナ。 「ゴシュジンサマ」とか呼べ。 ( 少し馴れてきた娘の口調に目を細め―――無い胸張って顎を上げてカッコイイポーズ(※主観的)。 よし、行くか。 ) 益々不審者的ナ…野良じゃァないのか。 宿に泊まれる程度に金稼いでるって事は―――強盗…が出来るようにも見えんケド。 ( ずんずんと歩き出した。 場所? テキトーで良い。 どうせ何処だって似たようなもの―――適当にボロっちい巣穴を近場で見つければ良いや。 ) 良いか? 遠慮なんぞする必要は一切無いゾ? そういうのは他人の私腹を肥やすばっかでただの自己満足だ。 できることはヤレ。 諂うな。 誤魔化すな。 こぅ――――( おもむろに、民家らしき襤褸小屋の扉を力いっぱい蹴っ飛ばした。 ) 御免下さ――――いッ!! ( 一発!二発!三発! 扉の蝶番が弾け飛び、ショボイ木製の扉が斜めに倒れる。 ) ご飯も満足に食べられない哀れな哀れな被差別対象にお恵み下さいナ―――? ほら、可哀そうだろう? 生きるために仕方が無いンだ、いらないヤツから全部寄越せッ!!! ( ガタガタと奥の方の部屋から物音が聞こえた。 間髪いれず駆け出す。 さて、何匹見つかるカナ? ) ( この発言の秒数下の桁人のニンゲンが住んでいる。 【判定】 ) [Mon 26 Nov 2007 03:36:20]
◆リリル > 別に遊びに来るのは構わないのでしょうけど…その翼は見るのは初めてですもの…ヴァンパイアみたいな翼でのまいしフェザリアンみたいな翼でもないし…でも、凄く便利そうに見えますね…折りたたんだり伸ばしたり?(肩を竦める少女に私は翼の事でちょっとお話をしてみました。そして名前も名乗らない少女に恨めしそうに見ながら。)…名前ぐらい教えてくれても良いじゃないですか…。(と再び口を尖がらせる。)…私はスラムじゃなくて、ちゃんと宿屋に宿泊してますもん!…スラムに居たら身が持ちませんよ…(身体を擦りながら、いかにも何かされたみたいな感じの事を口に。…まぁ、其れはそれで、「お食事」として美味しく頂いてしまった訳ですが。)そうですね…「ぎゅるるる…」お腹は正直みたいです…。(少女にあれこれ言われれば、お腹がそれに正直に答えてしまいます。)え?「ご褒美」って――(左手を掴まれて、「え?え?」と言う表情で。)えーと、一人居れば十分ですよ?一人居れば満足できます。(どうするんだろう…。凄く爽やかな笑顔の少女を覗き込みながら、ある意味興味心身でその様子を眺めています。) [Mon 26 Nov 2007 03:22:26]
◆ヘレラ > 遊びに来たンだから良いんじゃないのか。 空くらい飛ぶヤツは飛ぶだろうに。 ( 何処まで本気か何処まで冗談か、とぼけた顔をして肩を竦める。 品定めするような眼で遠慮なく観察し、自己紹介に自己紹介を返さず偉そうな態度。 誰に対してもこんなものだが。 ) スラムに住んでる連中なんて浮浪児と大差ないだろうが―――ほら、やっぱり餌が足りないんじゃないか。 ソレで? 丁度良いのは見つかったのか? 餓鬼のほうが不純物が少なくて美味そうだが――――そうだ、「ご褒美」。 ( ふと、さっき適当に言った言葉を思い出して口元を歪めた。 そして左腕を伸ばして少女の手を捉まえんと。 ) どれくらい欲しい? オマエ、喰い足りてないだろう? ( とても爽やかに笑った。 ) [Mon 26 Nov 2007 03:10:25]
◆銀髪に真っ赤な瞳の少女 > …むぅ、なんだか遊ばれているみたいですね…(口絵を尖がらせながらその少女を見て…)…いきなり空飛んで来る人見て驚かない方がおかしいと思いますよ…(私はその姿をまじかで確認する事となった、見た感じは本当に私とそう変わらない年ではないでしょうか…其れ位の年齢を感じさせる容姿。服装に関しては…個人の趣味だと思うので触れないでおきたいと思います。そしてその変形する翼を見ながら、不思議そうな顔をして其れを見ている。)餌って…私には死活問題なんですよ…浮浪ではないですからね…。…私はリリルと言います…。ヴァンパイアとフレイバーのフェイクです。…それで…「ぎゅるる…」(顔を赤くしながら困り顔で…お腹が空いてフラフラとスラム街に…私の主食が…「人の血」なんですよ…ああ!勿論、吸血鬼化はしないんですが…この「容姿」を見られると吸血鬼と言われてしまいますが…(ふぅー、と溜め息をつきながら、とりあえず自分の説明をして見ます。) [Mon 26 Nov 2007 03:01:39]
◆ヘレラ > ――――…お、そう。 フラグ回避オメデトウ―――――人様を見るなり走って逃げるとか、傷付くから如何と思うゾ? ( 返事があった。 しかもセンセイに呼ばれた生徒みたいにハッキリと、挙手してんじゃないかってくらい元気良く。 上機嫌で声の主の方に歩み寄り、その姿を確認する。 飛び立つ必要が無くなった翼は一旦折りたたまれ、十得ナイフみたいに左右に刃を広げた。 見る限り―――子供か? 否、こんな時間に餓鬼がウロウロと何をしてるっての。 ) 餌でも探してるのか、浮浪児。 ( 勝手に浮浪児扱い。 まぁ、裕福そうには見えない。 種族は今の所良く分からないが―――ニンゲンの色はしてないわナ。 人の事は言えんが。 ) [Mon 26 Nov 2007 02:50:03]
◆銀髪に真っ赤な瞳の少女 > 『…気がつかれちゃった…みたいですね…』(少女の甲高い声が聞える。最初に見た通りあの「少女」は空を飛べる。此方は地べたに這い蹲ってるしかない分、武は相当に悪い…其れぐらいは解っている…。多分逃げ回っても…見つかってしまうのが解る…此方はお腹も空いて思うように動けない訳で…『…はぁ』心で溜め息をつきながら壁際から離れ路上に出て。)隠れん坊なんてしていません!私は此処に居ます!(その翼に変えようとする、少女を見ながら声を上げる。『うううっ!わたしだって、元、異界出身なんですから!』心で何か唱えながら少女を見ます。) [Mon 26 Nov 2007 02:42:43]
◆ヘレラ > ( 誰に憚る事無く存在をアピールする。 どうせ誰も止めになんか来ないし、関わりたくないならコソコソと逃げ隠れするだろう。 ああ、そういえば1人だけ―――真っ向から追いかけてきて魔女ギルドまで押しかけてきたのが居たか。 アイツは直接やりあうと厄介そうだが、骸骨野郎の言う事など如何程信用を得られるものか。 此方が被害者の顔をしていれば下手な事はできまい。 ) もしもぉーし? 今誰か居たよナ? 出て御出で? こんな夜中に隠れん坊なんかしていると――――脚を落として鬼に喰われるぞゥ? ( 緩々と金属翼が空を飛ぶための形に変形し始める。 何処だ? 確かに足音がした。 駆け出すような、逃げ出すような。 空の上から見下ろして探し出して追いかけてやろうか? それとも素直に出てくるか? ) 出て御出で。 素直な子にはご褒美をあげる。 [Mon 26 Nov 2007 02:33:06]
◆銀髪に真っ赤な瞳の少女 > (『うわっ…!なんだか凄い音がします!』その音にビックリしながらその甲高い少女の笑い声…こんなに静かな場所で笑ったら誰かに聞こえそうな物だけど…そして、コツコツと歩く足音…そして、駆け出すと同時に止まる音…私は壁伝いにその気配を探り、息を飲みこむ…生きた心地がしない…と言うのはこういう時に使う言葉なのですね…) [Mon 26 Nov 2007 02:25:37]
◆ヘレラ > ( 正直ターゲットなんて何でも良い。 いや、良くは無いか。 使える「悪人」や間接的に世の中に不幸をばら撒くような「感染源」は殺さない。 「イイコのままで居たいけど血は欲しい」なんていうのは本当、同情を誘いつつもただ存在しているだけでしっかり世の中に迷惑をかけてくれる、最高のスパイスだ。 なにせほっといたら有害なくせに、迫害しても殺しても後味は悪いんだから。 ) 夜遊び好きな悪い子は居ネか―――――? 雲間に隠れて遊び歩く悪い子は居ネか―――――? ( がりがりがりがりがり。 何か硬いものが削れ擦れる音がする。 がごん。 ごとん。 がらがらがら。 何かが乱暴に蹴飛ばされたような音がする。 不釣合いな甲高い少女の笑い声が静かな夜のスラムに響き、コツコツと足音が動き回った。 不意に――――少女が駆け出した瞬間、破壊音と声と足音が止まった。 ) [Mon 26 Nov 2007 02:12:13]
◆銀髪に真っ赤な瞳の少女 > 『わわわ!建物から降りましたよ!!は、早く逃げなくちゃ…』「ぎゅるる…」『こ、こんな時に!?…もうっ!我慢しなさいッ!』(私は、その影から逃げる様に壁伝いに、出来るだけ身を屈めながらスラム街を走り抜ける。『…あの人は嫌な匂いがします…危ない匂いです…』私は、兎に角、その危険を察知し、「回避」行動に…「ヴァンパイア」の血が何か訴えかけて居る様な気がしました…) [Mon 26 Nov 2007 02:02:23]
◆ヘレラ > ( 棚から牡丹餅、なんてアマウラでは言うんだったっけか。 長い事欠損したままだった左腕が再生して暫し、面倒を避けて篭っていたが―――もう良いだろう。 これはもう、私のものだ。 本当、大した手間も無かったし楽して良いものが拾えたっていう――――。 ) 何処行っても見られててロクに遊べなかったしナ…久しぶりにこの辺で良いか。 ( スラムは良い。 自警団も騎士団もそうそう踏み込んでは来ないし、何が起きても原因はそうそうはっきりしない。 オマケに其処に住んでる連中ときたら負の感情のカタマリみたいなのばっかりだし、1人2人3人4人…いや、10人消えても大して問題無いときた。 絶好の遊び場だ。 ガルンペェラヘレラは本来あんまり直球な荒事を起こすような悪魔ではなく、じわじわと世の中に悪を植えつけるようなタイプだったが――――たまにこういう遊びをして、息抜きもしていた。 ) ( 少女の眼に映る姿は相当異様だろう。 立ち上がってくるりと其方を向いたヒトガタの何かは背中の突起物を除けば酷く幼い少女の形をしている。 ただその肌の色は石膏のように青白く、髪の毛は天然自然にはありえないくらい極彩の緑色。 オマケに隠す所を全く隠さない、露出狂みたいなボンテージスーツを着ている。 ふわりと、その姿が屋根から跳び下りた。 ) [Mon 26 Nov 2007 01:54:44]
◆銀髪に真っ赤な瞳の少女 > (一瞬、大きな影が空を横切るその影は私の上空を過ぎて行った。私はその影が何かと思い顔を上げる。建物の屋上にその影は降りた…人でないことは容易に解るけど…フェザリアンという感じでもないその姿に私は、目を丸くする。その不可思議なシルエットの人影…『魔、魔物?!』私は見た事もないその容姿にそう思うしかなかった。その屋上から周囲を見回すその姿に怯えながら壁伝いに歩みを速める。)…見つかりませんように…(呟きながらその屋上に注意しつつ宿に向かおうとします。) [Mon 26 Nov 2007 01:45:35]
◆ヘレラ > ( 何か大きな影が上空を過ぎった。 蝙蝠にしては大き過ぎ、左右非対称の奇妙なシルエットをした何かが。 それは曇り空の下、風を切って少し先の建物の上に降りる。 遠目に見えるだろうか? 金色の金属みたいな光沢を持つ、歪な翼のようなものが背中から出鱈目に飛び出した姿―――右腕の無い、人影。 それは暫し建物の上にしゃがみ込んで、周囲の様子を見渡している。 翼のような突起物は風に煽られるでもなく、飴が溶けるみたいにして蠢いていた。 ) [Mon 26 Nov 2007 01:37:42]
お知らせ > ヘレラさんが来ました。 『 飛翔 』 [Mon 26 Nov 2007 01:33:39]
◆銀髪に真っ赤な瞳の少女 > (『…だから、私は捨てられてしまったのですか…お父様…お母様…』…時々、思い返しては冷たい空を見上げて息を吐く…)私が生きる…価値があるんでしょうか…生きていて良いのでしょうか…(後ろめたい気持ちで心が押し潰されてしまいそうになる…私は、自らの傷だらけの手を見ながら…いっそ、自分の手から吸血を…しかし、これは前に試した…幾ら吸っても飢えは乾かなかった。そして動物でも…動物の生き血を全て、吸い尽くしても…飢えは乾く事がなかった…「人」の「血」以外…私の身体は受け付けなかった。)ううっ…、血が…吸いたい…きっと、このままでは…衰弱してしまう…私は…どうすれば…(視線をに彷徨わせながら、ぼんやりと空を眺めた…) [Mon 26 Nov 2007 01:28:25]
◆銀髪に真っ赤な瞳の少女 > (自分の中の良心と空腹による黒い影が、私の体の中で対峙している。吸血してはいけない。そう思う心と。この飢えの渇きを満たしたいと思う心…その心を同時に私は抱えながら行動している。きっと…「血」を見てしまったら…私は私で居られなくなってしまう…そんな恐怖も同時に抱えていた。)…怖いよ…怖い…自分が…怖いよ…(私は、自分の中の黒い意思と格闘しながら、宿に戻ろうとする。でも…体は思うように動かない…私は唾を飲み込む度に…血の味を思い返してしまう。)…こんなの…ダメだよ…苦しい…(自分のこの「飢え」を何時も悩みながら…生活しないといけない…この呪われた「身体」が恨めしかった…) [Mon 26 Nov 2007 01:17:39]
◆銀髪に真っ赤な瞳の少女 > …はぁ…はぁ…お腹…空いた…(壁伝いに手をつきながら、暗い夜道を歩く。私は空腹に耐えていた…目眩がしてどうしようもないぐらいに、空腹で…ただそれに必死に耐えていました。)…ダメ…血なんかすっちゃ…私は…吸血鬼なんかじゃない…ダメだよ…(首を左右に振りながら必死に自分に言い聞かせる。でも…喉は渇き、人の血の味を思い出せば…体がどうしても欲しがってしまう。だから、私は…きっと「此処」に来てしまったのかもしれない…人に…男性に襲われれば…そう思って…) [Mon 26 Nov 2007 01:10:17]
お知らせ > 銀髪に真っ赤な瞳の少女さんが来ました。 『…壁伝いに歩く少女…体は振るえ何かを求める様に彷徨う…』 [Mon 26 Nov 2007 01:03:28]
お知らせ > イルさんが帰りました。 『…いや、実はあまり知らないよ。 (苦笑交じりにそんな事を答えて歩いていくだろう。)』 [Sun 25 Nov 2007 23:41:50]
お知らせ > ルジェさんが退室されました。 『イルサンハコノ街ヨク知ッテルンダネーと、感嘆しきりの様子で彼女の後を微笑みながら歩いていく』 [Sun 25 Nov 2007 23:40:38]
◆イル > (体力をつけておかなければ、そういう答えに少女も強く頷いた。体調が万全ならその分だけマイナス要素が消える。つまり心身共に多少なり落ち着けるのではないか、そういう考えがあったからそう言葉を紡いだのだが、納得してもらえたのなら少女は少し安心したように小さなため息を付くだろう。) そっか…ま、そう思ってくれるのは私としては文句ないからいいよ。 (役に立てたのなら光栄だとでも言わんばかりに少女は笑顔になっているだろう。 大袈裟だって、時には良い時もあるって事かな。 そんな事を勝手に想像していた。) そうだね、行こうか。 (手を握られる事に抵抗はせず、軽く手を引くように貴女の前をゆっくりと歩いていく事になるだろう。) [Sun 25 Nov 2007 23:38:11]
◆ルジェ > (彼女が思っているように、吸血鬼ならば、早々に姿を消すことはないだろう。・・・しかも会ったばかりだというくらいだ。何時か、会いたくなくても再会する日が来るかもしれない。・・・そんな所までは、ルジェは考えが及ばなかったけれど。彼女の言葉に、素直に頷いて)「ウン、焦ラナイ・・・。モット体力ツケトカナキャネ」(頬を染めて、そう答えた。彼女自身が、ルジェに対して言葉を繋いで・・・それに自信が伴っていないなど、とてもルジェには思うはずもなく)「ルジェノネ?癖ソノ2。大袈裟ニナンデモ言ッチャウノ(これは、本当(汗))。・・・デモネ?ルジェ、本当ニ会エテヨカッタッテ、思ッテルヨ?」(言葉をあまり知らないルジェの台詞は、とりようによってとてもオーバーに捕われがちである。・・・最近は、本人も随分自覚しているのだが、治る見込みは、ない(おひ))(街を出るところまでつきあってくれる?と言われれば、ルジェは喜んで答えた)「ウン!危ナイカラ、一緒ニ帰ロウ」(嫌がってなかったなら、その手を握って、(いててと言いながらも(汗))微笑んで、・・手を振り払われたのなら、照れ笑いをして、手を後ろに組んで。・・・どちらに転んでも、この漆黒のスラムの街を彼女の後をゆっくりと歩いていくことに、なるだろう) [Sun 25 Nov 2007 23:28:51]
◆イル > そう、焦る必要は…ないよ。 (吸血鬼だというなら早々に消えるような事もないだろう。だからはにかんだ笑みの貴女に少女はそう告げた。) 大袈裟だよ、私はただ言うべき事を言っただけだし。 (少女など、所詮ちっぽけな見習い魔女のようなものだ。他人の重みを背負える程強くもなければ、励ます言葉にも自信がないのだ。) うん、しっかりと落ち着いたらもう一度考えてみた方が、良い結論が出ると私は思うんだ。 (泣き笑いの表情の貴女に微笑を浮かべながらそう言って、) ――それじゃあ、出るまで一緒に行ってくれる?一人だと心細いしね。 (そんな事を微笑しながら、出るまで付き合ってもらおうと思いそう答えていた。) [Sun 25 Nov 2007 23:20:04]
◆ルジェ > (彼女のその、ルジェを思えばこその言葉をただ黙って聞いているルジェ。涙は止まらないままだったけれど。ルジェは頷いた)「ソウ、・・・ソウダネ。ルジェ、イツモ焦ッテバカリダッタカラ」(涙を拭いて、はにかんで笑う。少なくとも、両手ともにケガを負い、尚且つ右手にいたっては柄を握ることさえ困難な状態で吸血鬼と再会など、命をさらけ出しているに等しい。ルジェは彼女の言葉に、素直に頷いた)「・・・ウン、有難ウ、イルサン。・・・イルサンニ会エテ良カッタ。ルジェ、一人ジャ背負イキレナカッタカラ」(背負いきれない現実だった。・・・あまりにも、それは巨大な、吸血鬼だったから。・・・ルジェは唇をかみ締める)「ン、・・・イツモ後回シニシチャウノガ、ルジェノ悪イ癖デ、サ(頭をかきながら)。大事ニスルヨ」(泣き笑いの表情で、そう彼女に伝えた。)(スラムの街は夜も更けて、闇をよりいっそう黒く染めているようだった。ルジェは辺りを見回して・・・)「イルサン、ソンナワケデ、此処結構危ナイカラ、気ヲツケテ?・・・アレダッタラ、ルジェ、コノ街抜ケルトコマデ付キアウカラ」(護衛の、多分つもりなのだろう。・・・ここで、案内するから、といえないのが、ルジェの不憫なところである(さめざめ) [Sun 25 Nov 2007 23:07:39]
◆イル > そう、…まあ、会った事すらないからそんな事を言うのは早計かもしれないね。 (しかし、魔女としての能力を鍛えるために通っていた場所では、吸血鬼は忌むべき存在なのだと教えられていた。その教えを行っていた人間が吸血鬼を忌み嫌う魔術師だったとは少女も知らないのではあるが。) うん、危険だからやめておいたほうがいいよ。 (貴女にとってはそんな簡単な事ではないかもしれないが、少女にはそれが精一杯の制止の言葉だった。 …後悔だけはしないでほしいしね。 そんな事を思考していた。) 衝動で動くには、危険すぎるよ。 せめて体調くらい万全にしたほうがいいって私は思う。 (それは貴女が彼女の肩の上に置く手を見ての言葉。いざという時、これでは逃げる事だって出来ないだろうと思った故である。) 弱いとか、そういうのじゃなくて…もっと自分の身体を大事にしてあげたほうがいいよ。 (身体だけではなく、心も。そう付け足しながら目を伏せた貴女を見つめている。) [Sun 25 Nov 2007 23:00:16]
◆ルジェ > 蓄積させておけばいい・・・などと言われて、再度会いたいと願うルジェの行動の方が無謀な行動をとっているように思える)「ウン、・・・ヤメタホウガ、イイ、ヨ、ネ」(改めて、自身の行動について、無謀さを知り、ルジェは目を伏せる。・・・いつもだ。いつも、目の前にあることでしか、ルジェは行動が伴わない。・・・結果、意味を探して、模索して・・・、危ない橋を渡る事となる)「・・・ルジェ、マダ力モナイシ、・・・会エタカラドウッテコトモ、ナインダケレド。・・・納得出来ルコトガデキルマデ、ルジェ、ドウシテモ動カズニハイラレナカッタノ」(涙を零して、ようやくそう言葉を紡ぐ。・・・目の前の彼女がルジェ自身を否定してそう言っているとは思わなかった。・・・危害を加えられた際に、今のルジェになにが出来るのだろう?・・・ルジェの思考は定まらないままだった) [Sun 25 Nov 2007 22:49:22]
◆ルジェ > 「存在ガ、気ニ入ラナイ?」(ルジェはその言葉の真意が判りかねていた。・・・たしかに、通常の人から見れば畏怖する存在であろう吸血鬼。・・・だが、その存在が気に入らないとの表現に、彼女自身、なにか背負っているものがあるのかもしれない、と感じた。・・・言葉には上手く出来なかったのだけれど)(会わない方が、いい。・・・恐らくは、誰しもルジェにそう警告するだろう。ルジェ自身も迷いの最中に会ったのだ。ましてや怯えを [Sun 25 Nov 2007 22:45:17]
◆イル > (突然の話題に戸惑った少女だったが、なにやら深く気にしている貴女を見ていれば少しずつ落ち着きを取り戻していてた。) 怖くは、ないよ。 別に強いわけとかじゃなくて、…存在が気に入らないだけ。 (ある意味では恐れているだろう。危険な存在である彼らによって自らの身内や家族を奪われてしまうのではないか、そういう恐怖は確かにある。だからこそ怖くは無いが、強くも無いと判っているのだ。そもそも普通の人からすれば、そんな怪物的存在は怖いものだろう、と。) ――そう、なんだ。 (良い吸血鬼など、いるなどとは少女も聞いた事がなかった。故の曖昧な返し。) …けど? (細くなる言葉を聞き逃さないよう、少女も同じく自分の声の音量を下げるだろう。) 助けられたからもう一度会いたい、か…。 (少女の知識では吸血鬼は気まぐれな生物だとも何かの本に記述されていたと思う。となれば…、) ――やめたほうがいいよ。 (そう短く告げる。決して相手の実力がないとか、そんな意味での言葉ではない。ただ、もし狂気に満ちて襲い掛かってきたのなら――死んだ後も後悔の念に苛まれるような、そんな事になってしまうのではないかという、そういう意味合いを込めたつもりだった。) [Sun 25 Nov 2007 22:38:05]
◆ルジェ > 「ソウ、・・ソウナノ」(ルジェは焦点の合った視線を返してももらい、ほっとした表情になる。・・・誰しも吸血鬼がいるなどと突然聞かされれば、良い気持ちはしないだろう。ルジェは自分が浅はかな発言をしたことを恥じた)「怖ク・・ナイノ?」(続く言葉に、今度はルジェが驚く。ルジェは御伽噺の世界だと思い込んでいた。本が好きだからこそ、想像力は膨らんで、過去の記憶が途切れたルジェを励ましてくれていたのだから。・・・ただ、それが現実だとなると、事は変わってくる)「イルサン、強インダネ。・・・ルジェ、怖クテ・・・」(目を伏せる。だったら、何故会おうとするのだろう?恐らくは、目の前の彼女も思った事だろう。ルジェはゆっくりと、言葉を繋いだ)「・・・気ヲツケナサイッテ、言ッテクレタ人ニネ?・・・良イ吸血鬼ト、悪イ吸血鬼ガ居ルッテ、習ッタノ。・・・多分、ルジェノ会ッタノハ、後ノ方ダト、思ウ。思ウ・・・ケド」(涙で言葉が、か細くなっていく)「デモ、コノ街デルジェ、自分デ見間違エテタ亡霊、ヤッツケテクレタノ!!・・・ダカラ、・・ダカラ、怖カッタケド・・ルジェ、モウ一度会イタカッタ、・・・ノ」(最後は言葉になっていたかどうか。・・・ルジェは涙を拭きながら、そう、彼女に伝えた。・・・命にもかかわる駆け引きだというのに、ルジェはその吸血鬼の真意が知りたかったのだ) [Sun 25 Nov 2007 22:15:42]
◆イル > ――、え? (完全に貴女の言葉に対して上の空だったらしく、少し青ざめた表情で焦点を結び、視線を見返すだろう。) …そうなんだ。 (以前に、注意しろと言われたと聞かされれば頷き、今まで出会わなかったというのは恐らく――運が良かったのだろう。 …震えてる。 肩へ触れている手が微かに震えている事に気付けば少女は逆に落ち着きを取り戻したかのように相手を見据えていた。) 怖くなんて、ない。 (危険な存在、それだけのはずだ。怖がってなどいない…少女はそういうつもりだったようだ。) 怖いなら、何故…。 (ルジェ自身判っていないというのは聞いても理解できる事、それだというのに少女は問い返す。何故ならそれはある意味、命に関わる選択肢であるのだから、と。) [Sun 25 Nov 2007 22:06:24]
◆ルジェ > (ルジェは俯いて、その言葉を話していたので、彼女が体を強張らせていることに気づくまで時間がかかった。・・・無論、彼女が魔女である、などどルジェの思考にはひとかけらもなく。・・・青ざめて立ちすくんでいるその姿をみて、ルジェは自身の涙を拭きとりながら、肩に手を触れた)「ゴメン、ゴメンネッ。ルジェ・・・脅カスツモリデ言ッタンジャナイノ・・・」(ルジェは予想外の相手の動揺に、目線を合わせるように体を屈めて、話を続けた)「・・・以前コノ辺リキタ時ニモ、ネ?吸血鬼ガウロツイテルカラ、気ヲツケナサイ・・ッテ、注意ヲ受ケタノ。・・・デモ、ルジェ、スグ迷子ニナッチャウカラ、入リコンジャウ機会ガ多クテ。・・・デモ、ソレマデハ、出会ワナカッタンダヨ?本当ニ」(彼女の肩へと触れた手も、恐らくは震えていただろう・・・。言葉が出ない彼女を気遣うように、ルジェ自身の潤んだ瞳を、真摯に見つめて)「・・・怖イ・・ヨネ?ルジェモ・・・怖カッタ・・・。ケド、・・・何故カモウ一度会イタイト思ッテ、気ヅイタラコノ街ニ来テタンダ」(それが、ルジェの理由。初めて、理由をもってスラムの街に来たのだった。・・・たとえそれが、恐怖の塊であったとしても。) [Sun 25 Nov 2007 21:57:11]
◆イル > あーそーぶーなーぁっ?! (ローブの感触を楽しんでるであろう相手に困ったような悲鳴をあげていたり。) だからもういいよ、そんな何度も謝らなくても。 (悪い事をしたわけではないのに自分が悪者みたいじゃないか、そんな事を心中で愚痴るが口には出さずにいた。) 昨日…? (昨日までは、という事は昨日なにかあったという事。少女は口を閉じ黙って貴女の話を聞こうとするだろう。そして、) ――っ?! (戦慄。 吸血鬼に、出会った…?! 魔女ともなれば、存在くらいは知っている。無論それが非現実的存在ではないという事も。 この街にある、この魔力は…吸血鬼のもの…? 少女は身を硬直させたまま、動かない。思考が凍り付いていたのだ。こんな身近に、そんな存在がいる事自体に危険を感じているという事だろう。) ――。 (言葉が発せられない、彼女自身出会った事はないが恐ろしい存在なのだという事だけは、知る。故の戦慄に身を竦まざるを得なかったのだ。) [Sun 25 Nov 2007 21:44:18]
◆ルジェ > 「ワー、フワフワスルッ」(抱きついて、かなーり動揺している相手の様子は完全に無視状態で(こら)、その感触を嬉しそうに確かめていた。・・・結局は、仕事の邪魔したであろう事に焦って、誤る事となったが)(信じるっていうか・・・その後のごにょごにょと呟く彼女の言葉はルジェにははっきりと聞き取れなかった。ただ、掃除の邪魔したであろうことが、胸が痛む原因で)「ゴメンナサイ、ルジェ、・・・怪シイ人ダッテ思ッタリ、失礼ナコトバカリシチャッテ・・・」(しょぼんと肩を落とすルジェ。・・・ぺこりとおじぎをしてから、ルジェは、はっと気づいたように、先程の話の続きをする)「・・・ネ?ルジェ、ソンナニ危ナイ場所ッテ、思ッテナカッタノ。・・・昨日マデハ」(そうはなしていて、言葉が上手くみつからなくて。・・・唇を噛んだ。・・・言うべきか、言わざるべきか、で、悩んでいる風だったけれど。思い切って言葉を続けた)「本デ読ンダコトノアル・・・。血ヲ求メル者。・・・吸血鬼ニ、出アッタノ・・・」(思い出したらば、涙がこみ上げてきて。・・・ルジェは目をこすりながら、彼女に呟くようにして、伝えた) [Sun 25 Nov 2007 21:36:23]
◆イル > ――あ、そういう事かぁ。 (貴女の証言を聞けばなんとなく理解したらしい。 鍛錬所とか酒場…多分途中の道で方向感覚が狂ったりするんじゃないかな。 そんな事を勝手に思考していた。) 怖いと思うならあまり来なければいいと思うけど…そうもいかないんだよね。 (先程の話を聞けばそれくらいは理解できる事。来たくなくても来てしまうのだから、仕方が無い。) 信じるっていうか…、まあこれだけの魔力があれば…。 (それは貴女に聞こえるかどうかの声。下手をすると魔女だという事がばれてしまうのだが、本人はまだ気付いていないらしい。) ってわーっ?!な、何で抱きつくのっ?! (同意に対して嬉しいのは理解できる、しかし抱きつかれたのは不意だったために仰天したような声をあげてしまった。) は? …掃除? (箒については魔女としての所持物である、が、ルジェはそれを知らないはずなのだ。その為掃除という考えは、ある意味正しい。) え、いや、えっと…。 (掃除をしているわけじゃない――そう答えようとしたが、それを言った場合魔女とばれる可能性もあるだろう。だから少しばかり思い出した警戒心でそれを止める。) …そ、掃除は終わった所だから、そんなに気にしなくていいよっ。 (謝られた事に対しとりあえずはこう言い返していた。) [Sun 25 Nov 2007 21:25:08]
◆ルジェ > (彼女の思っていなかった?・・・との疑問符に、ルジェは素直に頷く)「ルジェネ、迷子ニナリヤスイノ・・・。鍛錬所行コウト思ッテ此処ニツイテタリ、酒場行コウトシテタラツイテタリシテ・・・」(とまあ、自分の方向音痴をもろに暴露してしまう発言をして。・・・本人には、あまり自覚がないのだが)「ネ、コウイウ場所ッテ、ナンカ怖イ・・・ヨネ」(しょぼんと肩を落とすルジェ。・・・毎回何故この場所に来てしまうのか・・・。それはひたすらに、方向感覚が鈍っているほかはなかった。・・・何時もならば。珍しく今日は、本当にこの場所に確かめたい事があってきたのだ)「ルジェノ言ッタコト、信ジテクレルノ?・・・ウン、ルジェ、ソウ思ウ」(実は、茶化されるのではないかと、一瞬不安だった。思わぬ同意の言葉に、ルジェは嬉しそうに微笑んで、抱きつく(最近甘え癖悪いので、申し訳ない(汗))「アレ、箒?・・・オ掃除シテルノ?」(抱きついた際に、その背中にある大きな箒に目が留まった。もしかして)「オ掃除ノ邪魔シチャッタノ!?ゴ、ゴメンナサイ」(慌てたように体を離して、謝った) [Sun 25 Nov 2007 21:08:32]
◆イル > う、ううん…気にしなくていいよ? (確かにこんな暗闇の中で突然目の前に現れたら驚くだろう、とも思えば、) く、首が浮かんでた…、なるほど。 (辺りは暗く、少女の服装は漆黒のローブ。冷静に見れば判るだろうがなんらかの理由があれば別の話になるだろう。 …小さい頃同じような目にあった気がするなぁ…。 そんな事を心中で思っていた。) 思ってなかった…? (危険だと思っていなかった、とは危険だと知る理由があったからだろう、その点に首を傾げる少女。) 気にしなくていいよ、こういう所で一人でいると怖いものだし。 (考えてみれば辺りが大分暗いなと今更気付く少女であったのだが。) ――へ? (お化けが出る、という言葉を聞けば少し彼女は唖然とした表情になるが――すぐに真剣な表情を取り戻す。半目だから関係ないけどねっ!) …やっぱり貴女もそう思う? (怖がらせる意味ではない、少女自身不審な――そう、例えば幽霊のような魔力をこの付近で時折感じている。魔女としての直感ではあるのだが。尤も貴女がこの少女を魔女だと理解するかどうかは判らない、背に大きな箒は背負っているけども。) [Sun 25 Nov 2007 21:00:22]
◆ルジェ > (ルジェの悲鳴に相手もえらく動揺してしまったようだ(そりゃそうだ))「ア、ゴ、ゴメンナサイ」(ルジェは上がってしまった息をどうにか取り戻そうと深呼吸を一つして。・・・見れば手からも随分汗をかいていたようだったので、ローブで汗を拭う)「エ、エーット。顔ガ浮カンデルミタイニ見エタカラ・・・」(先程自分が感じたとおりの事を伝えて。・・・その漆黒のローブへ恨めしそうに視線を落とす)「ン・・・。ルジェモネ?アマリ危険ダッテ、思ッテナカッタンダケド。」(さて、どう説明したら良いものだろうか。・・・ぶっちゃけ、まだ少し怯えが残っていた。彼女ほどには、ルジェはスラムの街そのものの街並みを理解していない。・・・何分毎回迷いこんでいたのだから)「イルサン?・・・ウウン、ルジェノ方ガ驚カセチャッタミタイデ。ゴメンナサイ」(ぺこりとおじぎをひとつして、謝った。・・・彼女に信じてもらえるかどうか、一瞬悩んだのだけれど、とりあえず口にして)「・・・危険ダヨ?此処。・・・オ化ケデルモノ」(表情はいたって本気である) [Sun 25 Nov 2007 20:53:07]
◆傷だらけのローブの少女 > え、ええっ?!な、何?! (いきなり悲鳴をあげられ、なにやら武器に手を添えたのを見れば彼女も驚き戸惑った。 え、何、私なんか危ない人扱いだったの?! などという妄想を繰り広げた。) い、生きてるよっ、人をお化けみたいに言わないでっ?! (気が動転してしまったのか少し声が裏返っている。 へー…ルジェさんね、うん。 頭では冷静に対処していたのは何故だろうか。) そうなの? 特に危ない場所には思わなかったんだけど…。 (簡単な構成図は持っているが土地勘がまだあまりない彼女。その為に危険な場所だとは知らなかったらしく聞き返して。) …って、名乗ってもらったのに名乗らないのは悪いよね、私はイル。 なんだか脅かしちゃったみたいでごめんね。 (声色はとりあえず落ち着きを取り戻したらしく、脅かしてしまった事を詫びた。) [Sun 25 Nov 2007 20:43:56]
◆ルジェ > (ルジェが暗闇の先で、精一杯の視力でその姿を確かめようと試みた)「・・・・?人?」(それだけが、判ったのだが、・・・なんだか首だけが暗闇に見えて、暗闇に浮かんでいるようで、かなり怖い)「キャ、キャアーーーッ!」(ルジェは何かの化け物かと思った。・・・とっさに、ショートソードに手を添える。・・・もちろん、握れないことは判っていたため、態度で少なくとも丸腰ではないことをあらわせようとして・・・)「・・・ヘ?」(相手からの、声が、聴力の良いルジェの耳に聞えて)「ア、ルジェハ、・・・ルジェダケド・・・。アナタ、生キテルノ?」(よーく目をこらしてみれば、自分と同じようにぼろぼろのフードを被っていて。・・・その色が、また間の悪いことに漆黒だったのでルジェは見間違いしてしまった)「怪シイ人間ッテ・・・・」(ルジェはきょとんとした表情で、その台詞を聞き、どうしたものかと頭をかく。・・・とりあえず、化け物は撤回して)「・・・アノ、アノ・・・。危ナイヨ?・・・コンナトコ歩イテルト」(ルジェは鞘から手を放して、自分の事はずーーっと高い棚に預けてそんな言葉を伝えた) [Sun 25 Nov 2007 20:37:25]
◆傷だらけのローブの少女 > んー…やっぱりもっと表通りじゃないと――。 (そんな呟きを発しようとした時だった。それは「誰?」という、問い。 …え、人? 襲われる事が最近はなく、すっかり警戒心を薄めていた少女はその問いに首を傾げ聞こえた方へと視線を向ける。) ……えっと…? (そこに見えるのは背の高い女性、ではあるが――なにやら怯えたような目をしている事に気付き困ったような表情を浮かべる、半目のまま。 ――そっちこそ誰って…問い返す場面じゃないよねー…。 女性から少女の姿が見えているかどうかは判らない、何せ少女のローブは漆黒。下手をすると少女の頭部くらいしか見えないのではないだろうか。) べ、別に怪しい人間じゃないよっ? (傍から見るとものすごく怪しい台詞であるが、こういった場面に遭遇した事のない彼女は内心困っていたという。) [Sun 25 Nov 2007 20:30:30]
◆ルジェ > (ルジェはすすけた石畳の道で、立ち往生していた。・・・あまりの暗闇に、周囲があまり見渡せないルジェ。・・・消えかかった灯火が、いくつか道々で揺れている。)「駄目ダ、ルジェ・・・。コ、コンナンジャ・・・」(唇をかみ締めて、肩を震わせた。・・・と、なにか気配を感じる。静かに呼吸を戻せば、石畳の上をかつかつと、足音が聞えて・・・)「ダ、誰?」(ルジェには、その姿がよく見えなかったが、振り向きながら、怯えるような目でその方角を見た) [Sun 25 Nov 2007 20:19:26]
◆傷だらけのローブの少女 > (悩むように唸りながら、その少女は近くにいるであろう女性の気配には気付かないようで、俯いたまま歩いていく。) やっぱり、お金をケチるのがいけないのかな。 (借家探しに出来れば安いものが良いとの事でこの辺りならあるかと思ったらしいのだが、実際成果はなく今に至るというわけである。見た目はまるでどこかで戦闘でも行ったのかというくらい少しローブが傷ついている。) [Sun 25 Nov 2007 20:15:28]
お知らせ > 傷だらけのローブの少女さんが来ました。 『…ふう、やっぱりいい所ないなあ…。 (路地裏からとことこと、少女が姿を現す。)』 [Sun 25 Nov 2007 20:13:03]
◆ルジェ > (だからなのだろうか・・・。あれほどまでに手が冷たかったのは。・・・ルジェは無意識だったとはいえ、真実の亡霊ではなく、架空の亡霊のほうに気をとられてしまっていた)「・・・ルジェ、ドウシタインダロウ・・・。会エタトシテモ、マタ、怖イダケナノニ・・・」(なにを確かめたいんだろう?良い吸血鬼なのか、そうではないのか?・・・だが、去る前の怯えを蓄えておくがいい、その台詞が雄弁にその吸血鬼の危険性を物語っていた)「・・・痛イッ」(苦痛に顔をゆがめる。・・・さすがに今日は、チャームは家においてきた。危険が伴うかもしれないと思ったからだ。・・・ルジェ自身は、どうなのだろうか?危険性を越して、返りみている自身の行動に・・・)「ハァ、ハァ、ハァ・・・。ル、ルジェ、ドウシタラ・・・」(答えが出せず、体の痛みに顔をゆがめて、そこに立ちすくんでいた・・・) [Sun 25 Nov 2007 20:03:11]
◆ルジェ > (御伽噺かと、思っていた。・・・VHGの者にその話を聞いたときには。・・・実際ルジェは、吸血鬼など、見たことがなかったのだから。)「ハァ、ハァ、ハァ・・・」(ただ、今どうしてルジェはスラムの街に再び足を踏み入れたのか、理解出来ないでいた。・・・万一再会できたとして、今度は飢えていたりした場合、真っ先に餌食になってしまうだろう。戦慄が、体中を走った)「・・・デモ、デモ・・・」(口を大きく開け、ぎらりと光ったその牙が、恐怖を増長させたのは、言うまでもなかった。・・・ただ、ルジェは一つ、物事に捕われたならそれを追求してしまう癖があって)「ドウシタラ、イインダロ?ルジェ・・・。判ラナイ、判ラナイヨッ・・・!」(走る速度が速くなってくる。ルジェの焦りの気持ちを表しているかのように。ぱたぱたと、ある程度走り切ったところで、再度足を止める)「此処・・・ダッタッケ?」(ルジェは胸を押さえて、あたりを伺った) [Sun 25 Nov 2007 19:36:35]
◆ルジェ > 「痛イッ・・・!!」(ルジェは、一昨日からの傷がまだ治っていない。顔を苦痛にゆがめて、それでもなんとか立ち上がって、あたりを見回す。昨晩よりも、深い靄がかった街並み。ルジェは思わず身震いをした)「・・・オ化ケガ、・・・ウウン、オ化ケニ見エチャウノモ、無理ナイヨネ」(息が上がって辺りを見ている。・・・深い暗闇に、ルジェは背筋が凍るのを感じた) [Sun 25 Nov 2007 19:27:27]
◆ルジェ > (VHGに相談に行くべきか、悩んだ。・・・が、ルジェにはその場所が判らずにいて。・・・名前を伝えることが、かえって昨晩の者の命を縮めることになったなら・・・複雑な思いが、ルジェの心を支配していた)「・・・エット、コッチダッタッケ?」(ルジェは膝に手をついて、辺りを見回す。・・・昨晩は、自分の力のなさに、ただの布切れが亡霊に見えてしまっていた。・・・心根の弱さがつくづくルジェ自身を苦しめる。)「・・・・アッ!」(石畳の道に足をつっかけて、転んでしまい、体をひどく強く打ってしまった)「イ、イタッ・・・」(ルジェは苦痛に顔をゆがめて、なんとかおきようと、体を動かした) [Sun 25 Nov 2007 19:18:52]
◆ルジェ > (昨晩、あれほどの衝撃を受けた場所へ、もう一度向かう為にぱたぱたと石畳のスラムの街を走るルジェ)「ダッテ、ダッテッ!!」(吸血鬼には、良いものと悪いものがあるって、聞いた事がある。・・・怯える姿を欲しているあの者は恐らくは、近づくと命取りになりかねない、そういった類のものなのだろう。・・・けれど)「助ケテ、クレタジャナイ・・・。ルジェ、ドウシタラ、イイノ?」(周囲を伺うが、ただでさえ道に迷いやすいルジェが、たやすく同じ場所にいけるはずもなく。) [Sun 25 Nov 2007 19:11:14]
お知らせ > ルジェさんが来ました。 [Sun 25 Nov 2007 19:08:32]
お知らせ > シャジャールさんが帰りました。 『パタン…家の戸を閉じた。』 [Sat 24 Nov 2007 23:31:22]
◆シャジャール > اَللهُ أَكْبَرُ(アッラーは偉大なり)…待ってるよ。(にこり、笑みを返そう。)……そりゃ…ハプテスの言うことは嫌いだしね…(とりあえず、宗教上の問題ということにしておいた。ミザリーがいたら…事前にもっと話を聞けていたら…ここで手を取り合うこともあったのだろうが……時の流れは今回はそれを許さなかったようだ。)スレイブ……じゃあ、またね?(自分の名を名乗るのに、考える必要は無い。偽名か……今度会った時は本名教えてくれるのかな…そんな事を考えながら) [Sat 24 Nov 2007 23:30:35]
お知らせ > ヴァネッサさんが退室されました。 『スレイブ… ( 何にもかもが無かった時の名前、それを久しぶりに口にした )』 [Sat 24 Nov 2007 23:25:59]
◆ヴァネッサ > えぇ、今度機会があったら… ( 勧誘の言葉には曖昧な言葉を返す。どうにも、宗教は好きにはなれないからなのか、それでも嫌いではない。 まだ、知っているものが少ないせいもあるだろう。 時間があったら読んでみようかとちょっとだけ思った ) 頭おかしいとかは言わないんですね… ( そっと自虐的な笑みを返した ) 私は、少し行くところが…ありますから… ( 相手のお誘いは、正直うれしかったが、これ以上家族の温かみを見ていると、また泣いてしまいそうになる ) 名前ですか? そうですね…、 ( しばしの間を置いてから ) [Sat 24 Nov 2007 23:20:13]
◆シャジャール > アッラーを信じるって言うのも悪くは無いと思うよ?今度経典読んでごらんよ?(宗教を持たないのなら勧誘しよう。アララマはハプテスとは違う。)…吸血鬼が…かわいそう?…変わってるんだね、アンタ。(思わず笑みを浮かべて返そうか…。こちらも相手がヴァンパイア…ましてやエルダー種などとは思いもしない。)うん、そんな言わないでも……(どこにも行かないから…とはまだいえなかった。)……ねぇ、アンタも…寒かったら……(老人の手を取りながら、家の方向へ歩きながら一度振り返る。寒かったら、家の戸を叩いたら良い…というのは許される言葉なのだろうか?)名前、なんていうの??(去りながら、最後に問おう) [Sat 24 Nov 2007 23:01:15]
お知らせ > 老人さんが退室されました。 『(それが、家族というものだと、おもうから――)』 [Sat 24 Nov 2007 22:52:44]
◆老人 > ( 吸血鬼だって、生きてるし、かわいそう。 ) ――そう、思えるのなら。その思いは、いつか、貴女の元に、かえってきますよ。 ( 女性の言葉に、静かにうなずく。HHに協力するかたちのこの老人も、元はといえば、ごく普通の生活をしていた。それが色々あって、ねじれて、崩れて、しかしようやく今、戻ろうとしている。この、シャジャールのおかげで。実の娘をいつくしむようなまなざしを、シャジャールに向けて、老人は微笑む。 ) そうか! もどってきて、くれるか――ありがとう。ありがとう、シャジャール。 ( 妻も、キット喜んで迎えてくれるだろう。探し回ってよかった。あえてよかった。言葉を聴けて、ほんとうに、よかった。 ) さぁ、わたしたちもいこう。――なにがたべたい? どんなことがしたい? もう、お前に窮屈な思いなど、させたりしないよ。 ( だから話そう。ゆっくりと、火を囲んで。暖かい家で、家族3人で。今度はシャジャールの言葉をよく聴いて、それに答えてあげようと思う。この子が安心して、自分でいられる場所を作ろうと思う。シャジャールと手を繋ぐように、その手を差し出して。 ) [Sat 24 Nov 2007 22:52:29]
◆ヴァネッサ > 宗教…かぁ ( 無神論者。一応、そうなってはいるが、ほとんど無関心に近い。ただ、神をあがめたりはしない。 相手の犬歯、それは見えた。見えはしたが、普通の老人の前だ。それを指摘するような真似はしない ) 吸血鬼だって、生きてるし…ちょっとかわいそうだなぁ…って ( ボソボソと自信無さそうに言う。この少女の中での生きるとは、存在すること。周囲にそれを認められていること ) いいですね… ( ご老人の言葉、二人の並ぶ姿を見て、心の中につめたい風が吹いた。 戻るところがなくなってしまった自分とは大違いだ。うらやましいと思った。でも、それは壊してはいけないとも思った ) 夜は…冷えます、早く戻ったほうがいいですよ…ね? ( その老人がハンターハントと関わりがあるなんて、夢にも思わない。女の方が、ベルゼルガと関係があるということもまた同じで。 そして、自分はお邪魔になるといけないからと、その場を去ろうとするだろうか。行くあてはない、何かを捜し求めるように彷徨うだけ ) [Sat 24 Nov 2007 22:39:29]
◆シャジャール > アララマ教徒だけだけどね?アタシもそうだから、他の国に来るとちょっと羽目を外したりもするんだけどね?(ぺろっと、舌を軽く出して言う。意識していれば発達した犬歯が見えるかもしれない。)………吸血鬼が捕まったって言うのに、あんまし嬉しそうじゃないんだね?(これは不思議そうに問おう。今は普通だけど、泣いてた。うん、間違いなく泣いてた。)家族…うん、えぇっと……(この際、自分の祖父ってことにしても良かったが、こちらが口を開く前に老人が正直に語り始める。それには黙って耳を傾けていたが…)…………(やっべぇ〜…これ、マジで帰れないかもしれない。軍曹、ウルス、皆…そん時はゴメン…。等と言ったことを考えてしまって、少しつぅっと冷や汗が頬を伝った。)…そんなこと無いって。おじいさんも冷えるでしょ?家に帰ったらお茶でも入れよう?(よくもこうも口が回るものだ。自分自身で思う。でも、悪くないな…本気でそう感じてしまった。) [Sat 24 Nov 2007 22:23:07]
お知らせ > ヴァネッサさんが入室されました。 [Sat 24 Nov 2007 22:17:27]
◆老人 > ( 最初、幻を見たのかと思った。捜し求めるその想いだけが先走り、風の音を聞き間違えたのかとも思った。 ) お、おぉ――ぉ―― ( いや、違う。この声も、背中を叩く、感触も。昨日であったばかりの存在であっても、しっかりと覚えている。そして――振り返り、そこに捜し求めていた物を見つけたとき。老人の両目から、熱いものがあふれた。 ) シャジャールっ! おぉ――ここに、いたのか―― ( 震える手を持ち上げて、カンテラを放り出さんばかりに、地面に下ろし、両の指先をそっと娘の褐色の頬に近づけてゆく。 ) 許す? ――いいや、それは私のほうだよ、シャジャール。すまなかった。お前の気持ちも考えず、年寄りのわがままをおしつけてしまった。 ( 娘をみつめる老人のその顔は、安堵と喜びと、そしてぬくもりの色をたたえていた。それから、ようやくもう一人の女性に気づいたようで、そのことを恥じるように、礼をした。 ) 家族――たぶん、わたしや妻がそう口にしても、この子はとまどうだけでしょう。――実際、昨日であったばかりです。 ( けれど、と老人は首を横に振って、シャジャールを見る。その顔には、深い優しさと、己がこれから漏らす言葉への、確固たる自信が満ち満ちていた。 ) それでも、私や妻は――この子のことを、本当の娘のように思います。息子や娘たちに先立たれ、長い間年寄り同士身を寄せ合ってきた私たちのもとに、この子がやってきた。それだけで――私たちは、シャジャールを娘だと受け入れることができたのです。 ( そっと、シャジャールの肩に、手を置くようにして。 ) [Sat 24 Nov 2007 22:16:03]
お知らせ > シャジャールさんが来ました。 [Sat 24 Nov 2007 22:06:32]
◆ヴァネッサ > そう、なんですか…? ( ここヴェイトスに居ると、そういった各国での決まりごとだとか、風習がごちゃ混ぜになってしまっている。 それで、ほとんど気にはしなかったが、よく考えてみればそうだ ) ――、どうしました? ( まるで涙など無かったような表情で。 初対面の人に涙や弱さを見せるなんて出来ない ) ――、ぁ ( そうか、この人にはちゃんと帰れる場所があるんだ。頼れる場所があるんだ。 老人と相手のやり取りをみて、勝手にそう思ってしまった。 実際の二人の関係や、女の方の素性はまったく知らない。故にそんな想像が膨らんで ) いいですね…、ご家族…ですか? ( やんわりと笑みを造って見せながら、聞いた ) [Sat 24 Nov 2007 22:04:25]
◆褐色肌の娘 > 例えばさ、女性はあんましこうやって髪とか腕とか出しちゃいけないんだよ?(自分の黒髪を弄りながらそう言う。目の前の少女は明らかにホワイティアだ。結構目立つだろうなぁ、などと思い)………(あれ?っと思った。泣いている?吸血鬼が逮捕されたというニュースで?一般人ならここは喜ぶ、もしくはせめて安心感を感じるところではないのだろうか?)あ…あぁっ、おじいさんっ!ゴメン、アタシはここだよ!(それが自分の身の回りの世話をしてくれている老人だと気がつけば、慌てて駆け寄って、その背中をぽんぽんっと叩こう)許しておじいさん。来るって言ってた人が来なかったから、寂しくってつい…(昨日会ったばかりの老人だったが、真摯な姿に、少なからず同情はあった) [Sat 24 Nov 2007 21:53:42]
◆老人 > 訂正:リーチではなく、ジャジャール、です。すみませんでした。 [Sat 24 Nov 2007 21:51:28]
◆老人 > 頼まれたんだ――わたしは――それ以上に――お前のことを、おもって―― ( この寒さのなか、質素な服だけで、どれだけの時間さがしまわっただろうか。家に残してきた妻のことも心配だが、何よりも、今は―― ) お前の、ためだと、おもっていたんだ――閉じ込めることが、まもることだと―― ( だが、それは違った。あのこは、そのことが嫌で、でていった。間違いないだろう。そんなつもりは、なかったのだ。だからこそ、よけいに胸が締め付けられる。いまも、どこかで、危険に晒されてはいないだろうか―― ) わるかった――わたしたちが、わるかった。だから、せめて、姿をみせておくれ――なぁ――リーチ―― ( 姿の見えぬ相手に、聞こえていることを願って、必死に、必死に呼びかける。その声は、もう二人がいる場所のすぐ近くまできていた。 ) [Sat 24 Nov 2007 21:49:09]
◆ヴァネッサ > えぇ、十二分に気をつけます… ( どこの国だって気をつけなきゃいけない身の上だ。異文化も学んでみれば面白いものかもしれないと思いつつ ) え、えぇ…。 噂にはあまり敏感な方ではないので… ( 大まかな情報しか入ってこない。 しかし、あの子はどうしてあんな人目の触れるところで騒ぎなんて起こしてしまったのだろう。 もう、あの子と会うことがおそらく無理だと思うと、目の端から涙が零れ落ちそうになる。 しかし、零れ落ちる前にそれを袖でぬぐった ) ―――ッ ( どこにも足をつけられない不安の中、どこからか聞こえてきた声にビクっと肩を震わせた。寒さのせいで震えたようにも見えるくらいのものかもしれない )( 内心、拠り所の無くなった今では、群れていたせいで気にすることの無かったVHGへの恐怖が、徐々に掘り起こされてきて ) [Sat 24 Nov 2007 21:39:06]
◆褐色肌の娘 > 文化が違うから覚悟した方がいいかもよ?(覇気の無い相手に肩をすくめながら、言う。)ん、鍛錬場ってのは知らなかった?…えぇっと…アタシ、何かヤバイ事、言っちゃった??(声を切らしながら言葉を発する相手の様子に、顔を下から覗き込むようにして問う。何か、泣きそう?)……あ…?(背後から僅かに聞こえてきた声にそちらを振り返るだろう。ひょっとして…) [Sat 24 Nov 2007 21:29:50]
◆老人 > ( 男は、皺のよった顔をしかめさせながら、カンテラを片手にスラムの通りを見渡していた。 ) どこだ――どこへ、行きおった―― ( 喉を震わせながら漏らす言葉は、問いかけにも似ていた。すっかり少なくなった白髪を隠すように、よれたベレー帽をかぶり、いなくなってしまった子供をさがすように、切ない声音を寂れた街にひびかせる。全ては、己がうとうとと眠り込み、目覚めるまでの間に、起こっていた。いるべき人物が、そこにいない ) 窮屈――そんなに、いやだったのか、なぁ――よ ( 言葉はところどころ、強いかぜにかき消され、細い体を押すように、前へ、前へと運んでゆく。ヴァネッサやリーチのいる建物のほうへと。 ) [Sat 24 Nov 2007 21:27:30]
◆ヴァネッサ > いつかは行ってみたいものね… ( そう、呟くに留まった。想像はつかないけど、きっと悪いところではないのだろう。そう、今の自分にとっては、どこでも変わらない。 足場の無いところならどこでも ) 鍛錬、場…? ( 知らない情報だった。 彼女は、あの子は、ミザリーは何でそんなところに言ったのだろう。散歩だったのだろうか…それは今の私わかるはずもなかった ) 吸血鬼、が…捕まったそうで… ( 泣きたい感情があふれ出るのを何とか止めつつ、言葉を発した。 ミザリーと同じところにぶち込まれることを彼女は望んでいるだろうか。 主観でしかないが、それは違うと思った。傷を舐めあって一緒に死ぬくらいなら、復讐を果たすべきだ。 でも、そんな勇気は、何度も言うようだが、無かった ) [Sat 24 Nov 2007 21:22:14]
お知らせ > 老人さんが入室されました。 『(建物の外から聞こえる足音――)』 [Sat 24 Nov 2007 21:18:08]
◆褐色肌の娘 > (ひょっとしたら外の人間なら何か知らないか、などと言ったことを考える。) [Sat 24 Nov 2007 21:12:32]
◆褐色肌の娘 > 知らない?通いとこだけど…良いとこ…かもしれないよ…?(リャルオスの風土や食べ物は好きだったが、そもそも国では迫害されてきた自分。素直に“いいところ”とは言えなかった。)う〜ん、そりゃ外にいればそうかも知んないけど…最近ほら、凄く物騒じゃない。昨日だってほら、鍛錬所みたいなとこで凄い騒動あったみたいだし…(確かに、暖炉も無く外にいたら氷のように冷たくなってしまうだろう。寒さに慣れてる、との言葉に、暖を取る手段にも事欠いているのかなぁっと少し同情の視線を送った。そして、世間話のように話を続けた。昨日の御者から聞いた話…“サラ”がVHに逮捕された。それが鍛錬場などという公共の場で行われたということに驚いたが、それ以上の情報を得ることはできなかった。隠れ家には新聞の差し入れもなかったから…。) [Sat 24 Nov 2007 21:11:44]
◆ヴァネッサ > ――――― ( 握った相手の手は暖かかった。そして、自分は冷たかった。何故だか、少し嫉妬した ) りゃおす…? ( 聞いたことのない地名だった。もとより本とかはあまり読まないから、アマウラとかそういったところしか知らなかった。 相手の笑みには、簡単に笑みを返すだけで終わる ) ――ッ、そうですか…? スラムにいる人なんてこの時期、誰でもこんなものですよ… ( 一瞬、心臓を握りつぶされるかと思うほどの衝撃を受けたが、それを沈めつつ、平静を装いながら答えたつもりだ。 他から見て、どう見えるかはわからないが ) それに、もともと寒さには慣れていますから ( 最後にそう付け加えた ) [Sat 24 Nov 2007 20:59:59]
◆褐色肌の娘 > ………っ(ヴァンパイアではなく、あくまで吸血生物である自分。普通の人間同様の体温がある。ならば、こちらは相手の体温の低さに気付いてしまうだろう。…ぴくりっと震えた。)え…あぁ、まぁね。出身はリャルオスだけど、ここ長いから…(そういえばそんな風に言われた事もあまりないな、とかえって新鮮なものを感じて笑みを返そう。)ねぇ、アンタ、体冷えてるのね。ヴァンパイアみたい…(…ちょっとからかう位のつもりで言った。こんな場なのだから、ヴァンパイアがいてもおかしくは無いので、全く疑っていないわけではなかったが…) [Sat 24 Nov 2007 20:47:49]
◆ヴァネッサ > …すいません ( 弱弱しく、手を借りて立ち上がる。相手も自分と同じく体温のないものだとすれば、温度差があるのだろうか。それはわからない。今の自分は温度と言うものを感じれるほどに、意識が身体に回っていない ) あ、どうも… ( 初対面の人に気遣ってもらうと、どうにも居心地が悪いと言うか、申し訳ない気持ちになりながらも、相手の差し出した布を受け取るだろう ) 共通語…使えるんですね… ( あまり見たことのない服装だったからだろうか、ついそんな言葉が出てきた。 ほとんどヴェイトス共通語しか話せない自分にとってはそれはうれしいことだが ) [Sat 24 Nov 2007 20:39:54]
◆褐色肌の娘 > …そう?こんな場所での一人歩きなんて…(立ち上がろうとする相手に手を貸してしまうだろう。それほどに、無防備で弱弱しい姿だったから…。相手の体温の低さには気付けるだろうか?)ほら、顔にも泥ついてるよ。これ、使いなよ…(汚れた顔を拭かせようと、布を取り出し渡そうとするか…。ちなみに、プロというのは潜入中の自分自身の話だったりする) [Sat 24 Nov 2007 20:30:18]
◆ヴァネッサ > 痛い… ( 地面とキスしながら、ボソっと呟いた ) ――ぐッ、ぅ ( 自分で立とうと、両手を地に着いて、力を入れて立ち上がろうとするが、怪我をした腕がじくじくと痛む ) あ、いぇ…大丈夫です…ホント… ( 痛みを堪えながらも立ち上がる。服についた砂埃を払いながら、駆け寄ってきた人物には、軽く笑みを見せた。作り物のの笑みだが、初対面の人と話すには今はまだつらい ) ちょっと考え事していて… ( 実際はその逆だった。 それと、別段プロというわけでもなかった ) [Sat 24 Nov 2007 20:23:41]
◆褐色肌の娘 > (ドサッという音を聞けばびくりっと体を震わせる。しまった、人がいたか!?自分の迂闊さを呪いながら、体を低くし、そちらを見れば…)……なんだ、行き倒れか…(ほぅっと胸を撫で下ろす。見れば若い娘なのだろうか、自分と容姿的には大して変わらない若さに見える。別に珍しいことじゃない、怪我をしてるみたいだし…まぁこんな場所で自業自得という奴だ。そう思い…建物に入ろうと身を翻し…)……あぁ〜っもぅっ!!(かけたところで、一度唸りながら空を仰ぐと、再度向き直り…)ちょっと、アンタ大丈夫??(プロとして失格だな、等と思いつつ少女の側に駆け寄るか) [Sat 24 Nov 2007 20:12:44]
◆ヴァネッサ > ( 疲れとかそういうのじゃなくて、精神的に参ってしまっている状態で足元がふらついている壁伝いに身体を支えながら移動するのが精一杯で。 そんな状態では、相手の言葉など聞こえるはずも無く ) ―――あ、ッ ( 何か小石か何かがあったのだろうか、気が付いて声を出したときにはすでに、身体は自分では対応できない状態で、このまま地面に吸い寄せられて、ドサ、と音を立てて地面とご対面するだろうか ) [Sat 24 Nov 2007 20:03:26]
◆褐色肌の娘 > (多少耳を澄ましていれば、何とか聞き取れる程度の声だ。) [Sat 24 Nov 2007 19:56:51]
◆褐色肌の娘 > 昨日からあんな窓も無い部屋に押し込められたら、頭おかしくなるっての!おじいさん達もう寝ちゃったし…(昨日、この家に連れてこられて御者の男に身の回りの世話をする、っと住人の老夫婦を紹介された。時折見回りにくる…っと、“サラ”は伝言していたが……。)捕まっちゃったって…なぁにやってんだろ、まったく…(ヴァネッサの存在に気付かず、少し気が抜けていたせいかもしれない。一歩、ドアから踏み出すと凝った体をほぐすように、ぐぃぐぃっとストレッチのような動きをする。) [Sat 24 Nov 2007 19:55:13]
◆ヴァネッサ > ( ハンターハントに所属をしているものの、あまり情報と言うものを集めることをしなかったということと、あまり興味を持たなかったと言うことが原因かもしれない ) [Sat 24 Nov 2007 19:49:31]
◆ヴァネッサ > ( もう、ハントの他のメンバーと連絡を取る手段はない。ハンターギルド内部に入り込んだ、雇われの人との連絡を取っていたのもミザリーだった。どうやって連絡をとっていたのかわからないし、わかったところで、どうしようもない ) 一人… ( 何かじわっとしたものがこみ上げてきそうになった。 それを必死に抑えながら、ふと、物音のする方に視線をやった ) ――――― ( その視線の先に居た人物。知らない人だった。当たり前だ。ここはスラム。ここに居る人たちとは縁も所縁もない ) ( ) [Sat 24 Nov 2007 19:48:40]
◆褐色肌の娘 > (スラムにひしめく住居の一つ…そのうち一軒の戸が小さく開いた。)うわぁ……本当に保護する気あるの?外出れちゃうじゃない、これ…。(半分ほど開かれた扉からにゅっと、東南系の顔が突き出される。先日、ハンターハントと“契約”を行い、スラムの隠れ家での待機を支持された吸血鬼の娘。その正体はベルゼルガの一員、リーチ。もっとも、実質、今この場にいるのはベルゼルガの任務とは関係のない次元…自分の意思であったりもする。くる、くるっと周囲を見回す挙動をするが、余り目立たないようにしているつもりかヴァネッサに気付いた様子は無い。) [Sat 24 Nov 2007 19:44:49]
お知らせ > 褐色肌の娘さんが入室されました。 『がちゃり…建物の戸が開く』 [Sat 24 Nov 2007 19:39:03]
◆ヴァネッサ > ( 足が重い。枷をつけられたように、引きずって歩かなければ前に進めないかのように ) 買い物、行こうって約束…したのに… ( がく、と一瞬力が抜けて、倒れそうになるが近くの壁に手をついて何とか身体を支えた )( 吸血鬼は捕まったという話だ。つまりは死んでいない。ならば助けにいくか? ) 無理、だ… ( 壁についた手が震えていた。 頼るものなき今、自分にそんな勇気はなかった。 自分の居場所を自分で取り戻せるほど、強くない。 身体ではなく、心がだ )( 支えを失った自信と安定は音をたてて崩れていく ) ―――― ( 当ても無く、目的もなく彷徨う。前進も後退も出来ないまま、その場で立ち尽くしているだけの子供 ) [Sat 24 Nov 2007 19:28:49]
◆ヴァネッサ > ( それは突然だった。少し外に出て、帰ってきたとき。すでに淫売窟の部屋にはVHGの手が回っていた。 悪いことと言うのは続くことで、今度はハンター殺しをしていた吸血鬼が捕まったという噂を耳にした。何が起こったのかわからなかった。まだ、ミザリー、あの子を見ていない。まさか、本当に、本当に捕まってしまったのか。 誰一人とて、連絡を取れない今。噂のみが大事な情報源で ) どう、いうこと…、あの子は…ミザリーは怪我をしているじゃない…、無茶はしないって…約束したじゃない… ( 両腕両足に包帯を巻いて、白い浴衣に近いものを身につけている少女は、聞こえないくらいに小さな声でブツブツと言葉を漏らしながら、スラムの人気のない道を彷徨い歩いていた )( 気を許せた子。あの子が喜ぶのを見ると、どこと無く心が落ち着いた。 認めてくれた子。居場所。そのすべては今、目の前から消えている ) 何で、どうして… ( 何もかもがわからない。安定をくれた場所を突然奪われた、追い出された、消えてしまった。 昔のように、突然、目の前から消えた ) [Sat 24 Nov 2007 19:13:39]
お知らせ > ヴァネッサさんが入室されました。 『何がどうなっている』 [Sat 24 Nov 2007 19:02:54]
お知らせ > レイドさんが退室されました。 『こそこそと暗黒街を巡り、帰るのは翌日の昼・・・』 [Sat 24 Nov 2007 02:36:35]
◆レイド > ・・・それは勘弁して欲しいかも・・・。(貴族ですよ〜。と叫んでみるのもいいが、一応、羞恥心はある。)どんな人間?・・・っていうか万能じゃん。(相手からそのことを聞けば露骨に嫌そうな顔を。・・・とんでもない人間だ。聞けば聞くほどに。それでも向こうが狙ってくるならこちらは対応しなければならないわけだ。)なるほど・・・。・・・あっさりと相手が毒を飲んでくれればいいんだけれど。(そっと含ませる策もまた講じなければならない。・・・ますますうちのブレインであるアカウンタントとしっかりと打ち合わせをしなければならなくなった。)・・・生きなきゃ、ね。・・・こっちからはじめたことではあるけど・・・だったらなお更カタ、つけなきゃ。(相手がこちらを狙ってくる原因はこちら側にあるが、だからといっておとなしく殺されるというのも絶対に嫌だ。・・・ならば黙らせるしかないだろう。なんとしても、だ。)・・・じゃあ、ね♪もう少し平和になったら遊びに行こう。(と、最後にお決まりの台詞を吐いて見送るだろう。・・・見えなくなれば屋上の扉へと戻る。) [Sat 24 Nov 2007 02:36:06]
お知らせ > ウルスさんが退室されました。 『黒豹は闇に溶け込んでいった。』 [Sat 24 Nov 2007 02:28:35]
◆ウルス > 何時か、元・貴族と呼ばれてしまったら洒落にならんぞ? (大勢に言い寄られてしまえば、何時しか真実ということに築き上げてしまう可能性がある。) そうか…、軍曹一人で無理させるのも良くないか、と思ったしな。 そうだな、今は状況の把握と情報の収集に整理をしてから、皆を集めておくとしよう。 (個性は歯車のようなもの、大きさは違うもの、どこか噛み合う箇所があって当たり前。噛み合ったグループになるようにすれば、互いの個性を最大に引き上げられる。) ……力は人間を凌駕しているよ。そして頭も人一倍回るみたいだしな……、まだ“空”を掴む能力の他に、奥の手を隠しているような気もするんだ…… (サリューは転んだ程度で済まない。皆を巻き込むほど、諦めの悪い。これまでの中で性質が悪い。) 毒か…、その店ならアカウントとアサイラントとトネルが重宝するんじゃないか?アカウントが毒を作り、隠密性の高い二人がやる、とかな。 (でもアサイラントがどうなるか分からないのが現況だった。腹を下している兵士と、健康満タンな少年が勝負すれば結果は見えている。少年の勝ちだ。) ―――・・よく考えておくよ。気遣ってくれてありがとう。 そうだな、……生き延びれるように頑張ろう。 (瞳を薄らと笑みを見せつけながら、頷いた。背を見せるようにしながら、屋上の端まで立つ。しゃがむようにしながら、足に力を溜めていった。) … さて また酒場か何処かでな。 (そう告げると、地面から跳躍する。水平線に跳びながら、夜の虚空へと消える。) [Sat 24 Nov 2007 02:27:44]
◆レイド > 続き:それには賛成、だね。・・・何人かで組んでやったほうが安全性も、増すし、軍曹の負担も減る。・・・それについても今度皆に相談することにしよう。(バラバラな個性を軍曹だけで纏め上げるのにも限界がある。組織としての力を最大限生かすためにもその策は必要だろう。)・・・傭兵を二人相手にしてそれって・・・どんだけ強いのさ・・・。まぁ、さすがの彼でも・・・毒を盛ったりすれば話は別・・・だったりしてね。まぁ、この策も今度考えてみるよ。(相手の力を極限まで減らす。その策もしっかりと検討しておこう。絶不調の時の兵士は、絶好調の少年にも負ける。ならば勝てる可能性は十分にあるだろう。)・・・もちろん、無理強いはしないさ。やりたくない人は降りて貰っても構わないし・・・。失敗したら相手に更に憎悪を持たせることになるから。(ただでさえ、にらまれているのだ。仕留めるのをしくじれば後が怖い・・・。)俺は行動中の皆に話してくるよ。・・・もちろん、バロンは使わずにね。(彼の足ならば早くても朝までかかるだろうが、仕事の最中の彼はそんなことでギブアップとは言いたくなかった。) [Sat 24 Nov 2007 02:12:02]
◆レイド > よく言われるさ♪(普段の振る舞いから貴族であるということは忘れられがちだが、自分の中では貴族としての自分は失ってはいなかった。) [Sat 24 Nov 2007 02:05:16]
◆ウルス > そうだったな… 忘れていたよ。 (彼が貴族である事を、言われるまで忘れていた。貴族風でなく、貴族の男らしく見えた瞬間なのだ。) ああそうだな。……その辺を、はっきりとさせて置きたいな。それだけでなくて、二人で一組を作ったり、四人に一隊を纏めてリーダーを決めたりなどすれば情報伝達力や集団機動性も高まるだろうし…。 一隊が消滅しても、他の部隊に響く恐れはそれほど深刻では無いだろうしに…。 (ずっと思っていた事を口に述べてみる。軍曹一人で、何十人もいる傭兵団を統一する方が無理あるのだ。ならば四人に一組を作ってから、リーダーを決めて行動をすればいい。これは一度、皆に意見を聞くべきだろう。) ―――・・ 私とリュール、二人でサリューに挑んだよ。それでも負けだったが…。 三、四人以上なら見込みあるかも知れないが、一人でも人質を取られれば終わりじゃないか?多ければ多いほど、リスクも高くなる。 (弱者が群れてこそ、強者に勝てるだろう。しかし弱者が集まりすぎて、身動きが取れなくなったり、逆に誰か一人が捕まりやすくなる。) ――・・ リンチ・・。 魔獣の私としては賛成だ。 しかし、傭兵としての私は許しがたいな…。 皆が納得するならば、私も参戦するよ。 (豹でも、集団で群れる習性がある。勝てない敵ならば、無数の牙を突き立てて殺すのも日常的だ。しかし、白兵戦や一対一で生きてきた「傭兵」としての人格は許せない。何せ、「数による暴力」で解決してしまったら、私自身が鍛えてきた「存在意義」を無くしてしまう。それが嫌だった。怪訝そうな表情を浮かべながらも肯定をしよう。そして立ち上がろう。) さて… 一度は酒場に戻らないとな。 (また新しい情報を来ていないか確認して、情報整理する必要がある。) [Sat 24 Nov 2007 02:00:31]
◆レイド > そこらへんは抜かりないよ♪仮にも「貴族」だし♪(小さな声ではあるものの、くすくすと笑った。・・・いつもの服が、それらしく見えた瞬間だった。)それは・・・隠しようがない、でしょう?隠しちゃったらお仕事入ってこないし・・・。個人のことと、組織内部の機密事項、とか・・・その辺りに絞って統制してみるといいんじゃないかな?(少し窮屈に感じるが、脅威に打ち勝つためのもので・・・。なかなか簡単にはいかないだろうが、耐えてもらうしかないだろう。)傲慢、か・・・。油断はしてないように見えるけど、ね・・・。ただ、彼と俺たちが「一対複数」でやりあったことはまだ一度もない。・・・と、いうことは・・・油断までは誘えないかもしれないけど、複数なら勝てるかもしれない。(弱い。だからこそ群れる。・・・あまり好きではないが、生き残ることと比べれば小さな児戯にも等しいことだ。)・・・つまり「リンチ」の類に入るかも。・・・みんなの「傭兵としてのプライド」が許すなら、だけど・・・。(はっきり言って卑怯な策だ。貴族である自分は正直敬遠したい。・・・でも、命には変えられない。ここで相手が否定しなければみんなにも話してみようと思っているようだ。) [Sat 24 Nov 2007 01:43:20]
◆ウルス > 相手はレディだから、上手く、な? (そう興奮したまま問い詰めても逃げられるし。相手の話しやすい状況を作ってやることが大事だ。) 卒倒とは… そうだな。 「ベルゼルガ」は基本的に「獣人」で構成されている。私や、お前に、リーチ、リュールなど該当しない種族だから、隠蔽工作が必要だな。組織「ベルゼルガ」自体を隠すのはどうだろう…。 (特にメンバー達の名前や「ベルゼルガ」の単語を口にする時は小さな声で言い放つ。力で打ち勝てないならば、策で打ち勝てばいい話だ。それは簡単じゃないからこそ、今みたいに苦戦をしている。) ……なんだ? (ぴくり、と細長い眉毛を動かした。相手の雰囲気を変わったのを読み取れた。) …弱い奴の天敵は、強者だ。 しかし 強い奴の天敵も、また弱者…、か? ……傲慢な奴であれば通じる手だろうな。それは。 (何処かで聞いた言葉を口にする。弱者は常に警戒や威嚇をしているものだ、逆に強者はどの状況でも打ち勝てることから、気を抜けているケースも稀ではない。が、それを賭けるには…。兎も角、続く言葉を待った。) [Sat 24 Nov 2007 01:30:15]
◆レイド > それくらい聞く権利はあるだろうし、ね・・・。(会ったときにはしっかりとその話をするつもりだ。・・・でないと、おさまりがつかない。)・・・その事実だけでも卒倒しそうだよ。まぁ、うだうだ言った所で始まらない、ね。・・・なんとかその事態を避けるようにしないと。・・・種族とか、組織のこととかは漏れないようにしないと。(それくらいの策を講じなければならないだろう。圧倒的な力に対抗するためには、情報戦で優位に立つ必要がある。・・・軍曹か、あるいは会計か・・・そのどちらかから自然と学んだことだろう。)・・・ねぇ、ちょっと考えたんだけどさ。(いつの間にか震えは収まっていた。)・・・圧倒的優位に立っている、と思っているやつほど・・・潰しやすいんじゃないかな?相手が「絶対に自分が死ぬことはない」って思ってる状況を作り出せれば・・・あるいは・・・。(打ち倒すことが可能かもしれない。と。・・・顔にはわずかばかりの微笑が浮かんでいた。イタズラを思いついた子供のような笑み・・・いつものレイドが悪巧みを思いついたときの笑みだ。) [Sat 24 Nov 2007 01:19:04]
◆ウルス > ああ… (返事か前置きか、分からない言葉で答える。そして薄らと瞳を開いた。) そうだな… 話ぐらい、理由ぐらいは話して欲しい物だよ。 (黙って消えるのは、裏切りの行為に等しいものだし。そうレイドに同感をする。) ジャスティスは少なからず聖の力を宿る事だろうし。『始まりの吸血鬼』を殺した、実力者でもあるのだしな……。 アイツは…“空”を掴む能力を手に入れたし、戦闘能力の面では人間の二、三倍以上はあるだろうな。 (冷淡に評価をする。これは過小でも過大でもない、素直に思ったことを口に述べる。絶対に避けなければならない事態だ。軍曹の働き次第なのだろう。) ――・・・これをアイツの遊戯だとすれば終幕を引きたいものだ。 (深呼吸をしてから、湧き上がる憎悪を鎮めた。しん、と静かな雰囲気を取り戻して、静かに呟いた。負け続けの人生は嫌いだ。必ず打ち勝ってやる。そう強く思う。) [Sat 24 Nov 2007 01:08:06]
◆レイド > うん・・・。ありがと。(瞳を伏せた相手に感謝を。)でも、会ったら絶対連れ戻すけどね。最低限、話は聞かせてもらうよ。(ある種の決意。直接口で聞かずに去ってしまうことは許さない。・・・基本去るもの追わずだが、その辺りは妙に律儀だ。)・・・だね。怖いのはあの二人が手を組んだ場合だよ・・・。なんとかならないこともないけど、相応の被害はこうむるし・・・。(なんとも怖い人たちと関係を持ってしまったものだなぁ。と、ちょっと後悔。でも、すぐに立ち直る。)なんか妙にあの人俺らにつっかかってくるよね・・・。って命狙われれば誰だってそう、っていう理屈も分からなくはないけど・・・それだけじゃない、っていうか・・・楽しんでる節、ない?(それがなお更恐怖に拍車をかけていて、でも、絶対に負けてやら無いという決意も自分の中にはあったりして・・・結構複雑だ。) [Sat 24 Nov 2007 00:54:59]
◆ウルス > ――・・今はいないから寂しがってやれ。 (瞳を伏せてやり、弱音を吐く姿を見なかったことにしてやろう。誰だって見られたくないのだし、と内心で気遣う。) 誰だって、別れは慣れないものだよ。 (私として惜しいものだがな…、と戯言を零す。) また酒場に戻って、伝言を伝えておくようにして置かないとな。 (実際、ジャヴァウォックにも働いて貰えれば捗ったのだろう。だが、それでは駄目だ。戦闘力も全般的な能力を優れすぎている。ここは私達が経験を積み重ねて成長するためにも、私達でやらねばいけない時もある。) ―――それは構わないだろう。シスターにいちいち隠し事して、バレた時が怖いものだ。 何故言わなかった、と聞かれたなら、問われなかったからだ、と言い流せば良いだろう…。 ……どの道、聖職者であることは変わりない。 (言葉を濁りそうになりながらも、淡々と答えて意見を出していく。) 誰だって…悪魔を恐れるのは当然だろうな…。 (私だって恐ろしかった、と小言で付け加える。そしてサリューを思い出せば、憎悪を幾らでも沸きあがった。それでも鎮めるために、深呼吸をし始めた。そして、相手の気遣いに頷いた。) [Sat 24 Nov 2007 00:46:57]
◆レイド > ・・孤立しちゃったら・・・困る、よね。・・・アサイさん見たく、離れちゃう、のかな。(少し、寂しそうな目を。感情を抑える術が未熟であることの証拠なのだろう。)だね。どこにいるのか分かりにくいけど、こういう場合にはうってつけだ。(もちろん、彼だって立派な仲間だ。よく知っているし、その辺りは信用しているようで・・・。)『「ベルゼルガ」について、教えてやろうか。』と、「淑女殺し」に接触してきた・・・「チンピラ」みたいなやつがいたんだって・・・。今、現在、接触的に関わってこようとするチンピラなんて・・・彼以外に、考えられないでしょう?・・・俺たちの種族を彼女に教えればどうなるか。間違いなく、俺たちは苦境に立たされる。・・・特に俺、そしてウルスはね。(だから、くれぐれも気をつけてくれ。と、念を押す。・・・サリューの強さを身近で体験した一人だからこそ言えることかもしれない。普通であれば、チンピラ一人に怯える必要はないだろうが・・・。) [Sat 24 Nov 2007 00:35:15]
◆ウルス > そうか、ならば聞かせてくれ。 (レイドの義務を果たそうとするならば、それを受け入れてやるのも礼儀。余計なお喋りをせずに、相手の言葉を待つばかりになった。) そうなると、本当の意味では孤立してしまうだろうな。 (「狩人狩り」側にもいられない。気を遣えば「ベルゼルガ」から離れてしまうかもしれない。ある意味では避けたい事態だ。ここは「冷めるまで」に対して力強く頷いて肯定をする。) 連絡だったらジャヴァウォックに頼めばいい。何処にいるのか分からないのが痛いだろうけど… (報酬の半分も取られるからな、と付け加えておいた。) ―――なんだ? (瞳を細めて、怪訝そうに様子を見詰める。) ……執念深いアイツか…… (震える相手を見眺めていた。言葉を掛けてやっても、長引いてしまうだろう。今は聞いてやるしか出来ない。そっと相手に視線を向けた。) [Sat 24 Nov 2007 00:22:53]
◆レイド > いや・・・俺たち全員に関わることだから、ちゃんとこの場で話すよ・・・。(まずは報告を済ませなければ・・・。相手の予測したことに少し身を震わせる。)リーチも種族看破されれば多分、VHGに狙われる部類には入るだろうからね・・・。さっさと撤収させて、ほとぼりが冷めるまでは目立たないようにさせたほうがいいかもしれない。(なんとか連絡を取らないと・・・。と付け加える。どう致しまして。と返事を。)・・・もう一つ。さっき言ってた「懸念」のことだけど・・・(かなり真剣な表情になる。)・・・「サリュー」って分かるよね?不朽体の時の・・・標的・・・。(少し震えてしまう。どうやら相当なトラウマを植えつけられているようだ。名前を出すのも怖い。) [Sat 24 Nov 2007 00:13:59]
◆ウルス > 後でか…… 暇を持て余した時に聞かせて貰おう。嫌だったら言わなくて構わないからな? (相手の表情を疑えば、明らかに言い難そうであることを感じ取れた。) そうだったな… それこそ協力があってこそ、初めて成果を出せるものだな。 (相手に釣られてしまい、口許を静かに笑い出そう。肩を揺らすほどまでに笑う。そして次の話に聞き入れる時に、笑みを鎮める。) ほう… そんな事があったのか。まさかVHG側が勝つとは、まだ始まりに過ぎないだろう… (ふと何処か、違和感を覚える。) ……ん?待てよ… 捕まった吸血鬼が口を割ってしまえば、「狩人狩り」組織のメンバーだけでない。保護されている事になっているリーチまで巻き添えになる可能性があるのではないか? (事実を聞いて瞳を丸めるほどまで大きくした。そしてリーチの身に危機を攫われることになれば、怪訝そうな表情を浮かべていった。情報整理役のレイドに対する言葉を言う「わざわざ足を運んでくれて… 助かったよレイド」と付け加える。) [Sat 24 Nov 2007 00:05:44]
◆レイド > ちょっと懸念していることがあるからね。・・・後で話すけど、しばらくはここと暗黒街じゃバロンは使えないよ・・・。(正直、かなり嫌そうだったが、仕方が無い。と判断して、はぁ、とため息を。)何言ってるのさ・・・♪ウルス達とリーチが前線で頑張ってるからこそこっちも動けるんだよ。お互い様。(くすくすとわずかばかり笑みを漏らす。・・・本当に少しだけだが、それは確かに平常時のレイドだった。)昨日の夜遅く、もしくは今日の朝早く、「狩人狩り」の組織の吸血鬼と思われる者が鍛錬所でVHGに捕縛されたってさ。軍曹さんが確認に行ったから間違いないよ。・・・だから、僕らが調査するのも、これまでで済むかもしれない。むしろ・・・この辺りが潮時と俺は思うよ。(まずは一つ、この事実を述べる。今日あったことと、それの確認に向かったこと、そしてこれから起こるだろうと自分が予測したことを端的に伝えた。情報整理役としては板についてきたかもしれない。) [Fri 23 Nov 2007 23:54:36]
◆ウルス > お前だったら、機械の音を鳴らしている筈なのに… 珍しいな。 (レイドの言葉に傾けてみると気付けば自分の方へと見遣った。小型ナイフを左手で逆手に持ち構えるようにしていた。それも、すうっと小型ナイフを引っ込めるようにして体勢を解いた。) 進んだといえば進んだな。リーチとお前達が頑張ってくれているおかげだ。 (相手の問いに頷いてから、大きすぎない声で答えてやろう。) そうなのか、――・・そろそろ終わるのか。 (そう告げられれば嬉しそうに、口許を緩め切るように微笑を浮かべていた。リーチが帰ってくるのだから、と思ったから。レイドの余裕が無い様子まで気付かなかった。) [Fri 23 Nov 2007 23:46:19]
◆レイド > 待って待って・・・!警戒するのも分かるけど、まず待って・・・!(間違えられて襲われてはこっちの身が持たない。軽い身震いをして、相手に自分の存在を確認させた。相手が警戒を解けばふぅ、と一息つく。)・・・どう?こっちの状況は。何か進んだ・・・?(自分も物陰にすす、と隠れて、なるべく下や他の屋上から姿が見えないようにした。)こっちの方は、進展があったよ。・・・と、いうか依頼事態が終わる可能性も出てきてる。(ぼそぼそと静かな声で。本当に連絡だけに来たのだろう。いつもの余裕は今はない。) [Fri 23 Nov 2007 23:38:52]
◆ウルス > (耳を傾け続けていれば、響く靴の音に気付いた。しかも少しずつ此方へと近付いて来る事も分かった。身を構えるように、小型ナイフを触れるように手を置いた。そして扉を開く音と、同時に警戒心と闘争心を昂ぶらせるように集中をする。) ―――・・誰だ (視線を貴族風の男が訪れる方向へと向けていた。殺意や戦意とも取れる雰囲気を漂わせていた。荒々しいよりも静かに待ち構えている、といった具合。だが、ウルスは貴方の正体を知るなんなり、殺意や戦意は消え去ってしまった。) ・・・レイドか。 (そう確認をするように呼び掛けていた。首輪の事を感付かれないように、外套を首輪まで覆い隠すようにする。) [Fri 23 Nov 2007 23:33:17]
◆レイド > (かつ、こつ、と響く靴の音を鳴らしながら出てくるのはいつもの貴族風の男。)・・・。(キョロキョロと辺りを見回しながら、目的の姿を探す。それは多分、この屋上に潜んでいる仲間のことだろう。)・・・。(さすがに仕事中なのか、しっかりと持ったカバンは手放さず、騒がしいマネもしない。どういう状況にあるのかくらいは分かるようになったようだった。・・・その足音は徐々にウルスのほうへと向かっていくだろう。) [Fri 23 Nov 2007 23:27:20]
お知らせ > レイドさんが入室されました。 『(きぃ、と扉の開く音・・・)』 [Fri 23 Nov 2007 23:22:24]
◆ウルス > (満月といえば、リュールが言っていたように「月見」があるということを思い出した。) ……今月は出来そうに無い リュール……… (残念そうに苦笑を零していった。先程まで浮かべていた微笑が苦笑と混ざり合わさってしまい、複雑な表情に変わってしまう。ぎゅっと身体を抱き抱えるようにしながら、視線をスラム全体に見渡すように仕向けていた。) また随分と目立つような武器を持っているな… (何から何まで見えるわけではないが、目立つような容姿はなんとなく気付ける。例えば、人間の背丈を越えるほどの武器を背負っている傭兵とか、なら目立つし分かる。それでも顔までは分からない。後は視野を広範囲に広めながら、異変を掴み取る積もりで何から何まで耳を傾け続けていた。) [Fri 23 Nov 2007 23:21:53]
◆ウルス > (再びと肉屋の屋上の物陰に身を潜めるように佇んでいるのだった。獣耳と尻尾を微かに震えながら、手を首輪に触れるように置いた。そして外套を身に纏わせながら、身を丸くしていた。) ―――・・。 (黙り込んでしまった。肉も食いたいし、酒も飲みたいし、性欲も溜まりそうだし、…きっとリーチはリーチで辛い境遇にあるのだろうし。我慢をしなければいけない、と顔を軽くに振り出した。風に攫われるように長い金髪は、物陰から食み出てしまった。金髪は月の光に当てられ光り輝いた。) ……… 、 満月だったのか (一瞬だが輝いた金髪に疑問を抱きながら、夜空へと見上げると納得するように頷いた。瞳を丸めながら、口を微かに開いていた。そして口許を緩めながら言葉を零して、微笑する。) [Fri 23 Nov 2007 23:12:44]
◆ウルス > (ハンターハンス側に行ったリーチの行方は掴めそうで掴めない状況にある。これは個人的であって、他の二人はどうなのか知らない。あっちの方はトネルがいて、別のあっちにはリュールがいる。危機があれば、直ぐに駆けつけられる距離を続ける。特にウルスが一番遠い位置にある、スピードを長けており、援護するのに適しているからだ。問題は無いとは言いたい所だったが、目撃を二度とされてはいけないこと、だった。一人でも見つかれば、十人に知られるのが当たり前、と思うべきこと。) ―――厳しいな。 (裏路地に歩いたり、行き先が無ければ、建物に登って移動するなど。または外套で姿を隠してしまえば、注目を集まってしまう。スラムの住人でも外套を使って姿を隠すなど稀なのだろうし。あるとすれば、ワケありの者だ、ウルスのような者も含まれている。) [Fri 23 Nov 2007 23:05:42]
お知らせ > ウルスさんが来ました。 『屋上の物陰に身を潜めている。』 [Fri 23 Nov 2007 22:58:38]
お知らせ > リュキアンさんが退室されました。 『猫が通り過ぎていって。・・・猫にも怯えるようになったのか、ため息をついた』 [Thu 22 Nov 2007 23:49:54]
◆リュキアン > (あたしは、軽く気配を感じて、そちらへ視線を写す)・・・なんだ?(月、いや、ほんの少しの光りさえあれば、あたしの目は光って見えるようで(自覚は、ないのだけれど。・・・これで随分畏怖されてきたんだっけか)、その気配が動くのを感じて。あたしは石畳の階段から立ち上がると、その視線の先を睨みつける) [Thu 22 Nov 2007 23:08:27]
◆リュキアン > (主人とさえ呼べないあたしは、外に出ることができてよかったのだろうか?・・それさえ疑問で)・・・ま、もっと階級が下がっていたなら。命はなかったのかもしれないけど、な(他の奴隷なんてほとんど見たことがない。・・・ただ、客として現れた人間にそんな事を言われた記憶がある。・・・反抗的過ぎれば、階級を落とされて今の待遇どころじゃないだろうと)・・・・あれ以上の、もっと凄まじいことが存在するって、こと、か?(あたしは思わず身震いをした。・・・ある意味、階級が落ちないまま、こうして出ることができた事自体奇跡なのかもしれないな、と思う。・・でも)それに対して、あたしはなにも返していない(それでいいのだろうか?・・・同じところを思考が回っていて。あたしはこんな考えが一番嫌いだ。・・・もやもやするぐらいなら、はっきりと行動するほうがずっと性にあってる)・・・・なに臆病になってんだか、ね(頬杖をついて、その爪はあたしの頬に刺さって。・・・痛みで考えがはっきりするように、祈った) [Thu 22 Nov 2007 22:57:39]
◆リュキアン > (いつかの、ギルドで自分で言った言葉がそのまま今のあたしの胸に響く)あたしは、ずっと一人だった。・・・宿木を手にしてしまったら、動けなくなる、か。・・・あたし自身で予言してたって、ことか?(実際、居場所なんてものに縁がいままでなかったんだ。・・・居場所が見つかったら、あたしは座りこんでしまって。・・・本当に動けなくなってしまった。頬に爪を掻くようにして、その痛みで我にかえろうとして)・・・どうしたいんだ?あたしは、(血が滲んでくる。唇をかみ締める癖は抜けていなくて。・・・馴れたスラムの街で、すすけた風を受けながら、あたしは俯いて、目だけを光らせていた)・・・なにかあったら、あたしは自分の足で立つことができるのだろうか?(・・・なんだか、自信がない。それくらい、外の世界にどっぷり浸かってしまっていて。あたしは唇を血が滲むほどに、かみしめる) [Thu 22 Nov 2007 22:43:12]
◆リュキアン > (背中にあるその刺青が、今のあたしの現実だ。・・・主人のいうとおりにするのが、あたしの今の使命なんだから)・・・それ以上のことなんて、求めちゃいけないんだ(諦めたように、あたしは知らずそう呟いていて。・・・どうして一つ手にいれることが出来たなら、次を欲してしまうんだか)(頭をばりばりと、かく。・・・エルフにさえなれなかった、あたし。居場所を欲したところで、手から零れてしまいそうで。・・・あまりこれ以上は求めてはいけないんだと、そんな事を思う) [Thu 22 Nov 2007 22:36:18]
◆リュキアン > (ここも危険な奴・・・とか、いるんだろうか?あたしは、逃げ足だけは速かった記憶があって)・・・ま、どうにもならないもんな。まともにぶつかったところで、あたしの力なんて、たかが知れてるし(諦めたように、そうあたしは笑った。・・・と、思って苦笑いをする。逃げるのが得意・・・だって?)結局逃げられないから、あんなとこにいたってのに(あたしは頬杖をついて、なにいってんだかといった風に、空を見上げる。・・・そうなんだよな。本当に逃げられたなら、あんなとこ、居や、しないか。・・・買ってくれたから、得た自由。ただ、それだけなんだから。あたし自身でなにかをしたわけじゃ、ないんだから、な) [Thu 22 Nov 2007 22:29:37]
◆リュキアン > (あたしの体は、意思に反して、勝手に泣いて。・・・あんなところ、二度と戻りたくはないな、そんな事を思う)あんなとこに戻るくらいなら。あたしは、もう、あたしでいられなくなる(両腕であたし自身を抱きしめて、そう呟いた) [Thu 22 Nov 2007 22:24:00]
◆リュキアン > (かさかさと、強い風に吹かれて、すすけた空気とともに、干からびた葉が飛ばされていって)・・・あたしみてえな、もんだな(呟く。・・・あたしはいつの間にか、奴隷ギルドに売られてしまっていて。・・・あの屈辱は忘れられない。) [Thu 22 Nov 2007 22:21:44]
◆リュキアン > (だいたいこの辺りは、こう行って足を運んでみたら・・・)なるほど、ね(すすけた屋根ばかりの街並み。・・・そう、どちらかといえば、故郷でもこんな場所で火を灯して時間をつぶしていたんだっけ。家・・・じゃないか。叔母の家に帰ったところでひっぱたかれるのがオチだったし、な)よっと(あたしは、その辺の階段に腰をかけて、ゆっくりと時間を過ごしていた) [Thu 22 Nov 2007 22:17:58]
お知らせ > リュキアンさんが来ました。 [Thu 22 Nov 2007 22:15:28]
◆リュキアン > (なんだか、この場所は、安心する、な。・・・なんでだろ。心配かけてるってのに)足がこっちへ向くなんて、な。つくづく、抜けられねえんだな、あたしは(空を見上げて、あたしは唇をゆがめて笑った。・・・そんな簡単に変わないよ。変われるわけ、ないじゃないか) [Thu 22 Nov 2007 20:36:22]
◆リュキアン > (月明かりと同じ目を持つあたしは、ずっと、嫌われていた。・・・石を投げられて顔に傷をつくったことだって、ある)・・・たって、しょうがねえじゃねえか。・・・好きで、生まれてきたんじゃない(こんな体に。・・・特別なにか能力があるわけじゃない。見た目だけが、人間と少し違っていただけ、だと、感じていた) [Thu 22 Nov 2007 20:05:48]
◆リュキアン > (体の後ろを触れば、あたしの消えない傷があって。・・・すすけた石畳をみながら、あたしは、歩いて)・・・もう、ずっと、つきあっていかなきゃならないんだよ、な(小さくため息をつく。・・・それが現実なんだ。しょうがねえよな) [Thu 22 Nov 2007 20:02:54]
◆リュキアン > (なんだか、随分寒くなってきたんだな、そんな事を思う。・・・あのままあの場所にいられたら・・・。寒いなんて、感じようがなかったよな、)はーっ・・・。白い、息か。すっかり冬なのか、な(そんな事を、思う) [Thu 22 Nov 2007 19:36:21]
お知らせ > リュキアンさんが来ました。 [Thu 22 Nov 2007 19:34:16]
お知らせ > デュラハンさんが帰りました。 『それから幾らかして悪魔は部下と共にその場から姿を消すか。』 [Tue 20 Nov 2007 00:42:00]
◆デュラハン > (首を傾げたのに貴方はこの悪魔が不快感を持ったように感じたが、実際はその動作に意味は無く。別に責める気も無いために失言をしてしまったと申し訳無さそうな貴方に対し、今の言葉を気にする事は無いと告げて。)(貴方からの言葉、自身とは違うその感覚を伝えるソレを聞けば)ふむ・・・。(悪魔が悲観や反論を返す事は無く。僅かに驚いてはいるが貴方の境遇や資質を考えれば、その考えを持つ事も不思議ではない。)まぁ、ソレはソレで良いかもしれませんね。(人に害なす者の血を引き、人に害なす者の僕ならば人を貶めた時に喜ぶのが筋なのかもしれないが、何も感じないならソレはそれで悪くなく。実際それで支障がないのであれば悪魔にとってはどちらでも良い事であり) [Tue 20 Nov 2007 00:41:18]
お知らせ > 黒紫さんが退室されました。 [Tue 20 Nov 2007 00:24:08]
◆黒紫 > ( 寧ろ …首を傾げた貴方の様子に黒紫は、幾分焦ったように …) ごめんなさ、い …。 今のは 俺の失言、でした。 (… すィ、と逸らせた目線は宙を泳いで。暫し 貴方を正視出来ぬかのように逸らしていた、瞳。) 俺も、在ります。 驚くこと、だったら …――でも 俺の 『喜ぶこと』 は ……分かりません。 ( 再び 貴方を瞳に映した黒紫は、そのようなことを口にする。――嬉しい。喜ばしい。 そういった感情を一度とて抱いたことが無いかのよう、に――。 ) [Tue 20 Nov 2007 00:22:50]
◆デュラハン > (自身が驚いたと言った事が意外だったのだろうか?部下の口から出たそんな言葉に軽く首を傾げれば)私も無感情ではありませんからね。驚きもしますし喜ぶ事もあるんですよ?(撫でる手に対し笑みを見せた貴方に向けそう言って。過去に会った者たちもそうであったが、人を堕落させる事が使命である悪魔であれども無感情ではない。無論、理由やその感覚は人とは違えど喜ぶこともあるだろう。まぁ、人に紛れさせる為に人を模して造られた悪魔である自身の場合、主にそういった意図があったのなら普通の悪魔よりも人のソレに近くされているかもしれないが。) [Mon 19 Nov 2007 23:58:16]
◆黒紫 > (… 能力の向上を期待する、貴方のコトバには 勿論、とばかりに確りと頷き、) 「… 一日も早く 貴方の御役に立てるようになりたい、から …。」 (… そう、貴方に告げる コトバ。 驚かされた …と云い、ポン、と頭に置かれた貴方の手。 『貴方』であったからこそ、その手を払うような仕草は見せなかった …黒紫は、) へぇ …。 貴方でも 驚く、なんてことは在るんです、ね。 それも …俺が 貴方を驚かせることになる、なんて …。 (… 夢にも思っていませんでした、と …。 撫でられた頭には、小さく笑みを零して。) [Mon 19 Nov 2007 23:47:11]
◆デュラハン > (安堵にも似た部下の言葉に)「この調子で頑張って欲しいですね。」(更なる能力向上を望む意を伝えて。といっても、ソレは貴方にとってすれば言われるまでも無い言葉かもしれないのだが。)(母語として覚えている悪魔にとっては、貴方が単語同士を繋ぐある種のパズルの様な事をやっているとは思いもよらず。ただ、其れなりに苦労していると言うのは察しているのだが。)(貴方と同じ場所に到達し周囲を観察し始めるとほぼ同時、聞こえた人の言葉に視線を向け)いやはや、驚かされましたよ。(色々な意味でと言う言葉を付けたしそう言えば歩み寄る貴方に向け手を伸ばし、適うなら成果を褒める為にその頭を撫でようとして。)(思わず口をついた人の言葉をとがめる様子は無く。実際、この場所にまで来れば人の言葉で話していても誰に聞かれたとしてもさして問題はないだろう。それに母語とする自身と違い黒紫が「人でなし」の言葉を使うのには其れなりに頭を使うのだから普通に「人」の言葉で話したほうが色々と都合が良いのだから。) [Mon 19 Nov 2007 23:36:48]
◆黒紫 > (… 流暢とまでは ――とのコトバに少年は軽く嘆息するも、続く 満足気な声音が届けば、) 「 良かった。 ――…貴方にそう、云って貰えるくらいには、なれたようで …。」 (… コトバを聞き取り理解し、適した単語を繋げて応える――何でもないような事柄も、少年にとっては未だ困難な様子。 応える、という行為に意識を集中していたのだろう …貴方の姿が視界に入ると、) ―― デュラハン … (… 思わず、口をついてしまった人語。 その人の許に向かうべく、少年は貴方の方へと歩み寄り …。) [Mon 19 Nov 2007 23:19:29]
◆デュラハン > (力を溜める最中、自身の頭上から成果を答える貴方の声が聞こえれば)「さすがに流暢とまではいかないですが、会話をする分には問題はなさそうですね。」(初めて貴方に言葉を教えた時に比べれば十分過ぎるほどの現状に満足したような声で返して。やがて求める程の魔力が溜まれば、拘束する力を使い廃屋の壁や空気を足がかりに軽々と廃屋の屋根まで登り始めて。屋根に靴底が着けば視界に貴方の姿を捉えんと視線を彷徨わせ始めるだろう。)(貴方が此方を見つけたのであれば、外套こそ纏ってはいるが普段スラムを歩く時の老人の姿ではなく背を伸ばし周囲を窺う悪魔が見えるだろうか?) [Mon 19 Nov 2007 23:09:07]
◆黒紫 > ( 『… とン ッ …』 微かに 草履が地に着く音が、ひとつ。それも程無く、周囲の静けさに呑まれるかの如く掻き消される。 元の静寂が戻るのとほぼ、同時 …訓練の成果を尋ねる貴方のコトバが届けば、少年の口元に僅かな苦笑が浮かび …) 「 何とか …以前よりは、マシかな、と…。貴方の足下にも及びません、けれど …」 (… 途切れ途切れに発する コトバ。問いかけに応えると、声を頼りに …貴方の許へと、少年もまた歩み始めて …。) [Mon 19 Nov 2007 22:56:13]
◆デュラハン > (誰か居るかと尋ねた自身の言葉。僅かの間を置きソレに返ってきたのは知らぬ「人でなし」の物ではなく、自身の最も身近に居る部下のソレ。その声色にはまだまだぎこちなさが残るが、それでも意味を理解すると言うことだけであれば十分なものであって。)「む・・・ふむ、ちゃんと訓練しているようですね。」(貴方が此方からの言葉に驚いたのと同様、悪魔もまさか自身の部下の声だったとは思ってもいなかった為に驚いていて。ただ、すぐに平静を取り戻せばそう返し)「発声の調子はどうです?」(続けるように訓練の出来を確認してくるだろう。)(貴方からの返事を待つ事無く悪魔は周囲に人影が無い事を確認しつつ廃屋の敷地内に入れば、己の足と手に魔力を溜め貴方のいる場所へ向かう準備をしようとするだろう。) [Mon 19 Nov 2007 22:46:44]
◆黒紫 > ( …自身が コトバを発した、後。 少年からしてみれば不意打ち、だったかのようで …そのコトバが投げかけられたことには、僅かながらに紫の双眸見開いて。一呼吸 間を置いた後、少年は徐に口を開き …) 「… はい。貴方の僕が此処、に …。」 ( … 貴方からしてみれば歪で不完全な発音でしょう、けれども。少年は貴方に応えを発して、自身を 貴方のシモベと …。そして、屋根を蹴り地面へと静かに降り立って …。) [Mon 19 Nov 2007 22:35:46]
◆デュラハン > (少年からすれば眼下にある通りだろうか?廃屋に面した通りの一つを歩いていた老人風貌の男は不意に聞こえた奇妙な音とも取れるソレに足を止めて。)・・・・・。(不意に耳に入った自身の母語である「人でなし」が使う言葉。その場で周囲を一瞥するが人影らしきものも無く。その為に気のせいかとも思ったが念のために確認を取る事にし)「そこに誰かいるのか?」(口にするのは先ほど耳にしたのと同じ「人でなし」の言葉。ソレが先の言葉を放った者の耳に届くかは分からぬが、其れなりに聞こえる大きさの声で呼びかけるだろう。)(貴方がその言葉の意味を理解できるかは分からないが、その声色には聞き覚えを感じさせるだろうか。) [Mon 19 Nov 2007 22:25:22]
お知らせ > デュラハンさんが入室されました。 『廃屋の前の通り』 [Mon 19 Nov 2007 22:17:36]
◆黒紫 > … 巧くいった、な。 (… 何事か、納得したように。言葉にするのは 『人語』――先ほど紡いでいたものとは異なった、極普通の コトバ。 要はこの少年 以前、彼の人に教えて頂いた言語訓練を実行していた様子。 但し、先の言葉が何を意味していたのか――それは彼の人か、或いは 『この言語』 を理解する方にしか知る術は無く。 先の言葉を耳にしていた者からすれば、不意に少年が解読不明な発声をした、としか聞き取れなかったことでしょう。 ) [Mon 19 Nov 2007 22:11:38]
◆黒紫 > ( ――… 今宵の月は 雲にその姿を隠して、いて。 ) ( 廃屋の屋根の上――縁に腰掛けるようにして、ひとりの少年が見るともなしに 空を眺めていた。けれども …不意に少年は口を開き、 ) 『 … ? 』 ( その口が紡ぐのは、明らかに普段少年が口にしている言葉とは異なったモノ、で …。 ) [Mon 19 Nov 2007 22:01:56]
お知らせ > 黒紫さんが入室されました。 [Mon 19 Nov 2007 21:56:14]
お知らせ > ルジェさんが退室されました。 [Mon 19 Nov 2007 02:54:24]
お知らせ > ルジェさんが来ました。 [Mon 19 Nov 2007 02:53:51]
お知らせ > ルジェさんが帰りました。 『包帯は、宿屋で巻く事にしたので、結局は怪しい格好のまんまで』 [Mon 19 Nov 2007 02:50:26]
◆ルジェ > 「ン、ソウダネ。ルジェモアンマリ頭回ラナイカラ、ナア」(シャナの言葉に、ルジェの割りには結構難しい愚痴はいたな、といまさらながら思い、苦笑いをする)「信ジルモノ・・・カ」(遠くを見つめるシャナの姿に、確かにこの答えはすぐにでそうにないものだと、ルジェも思った)(と、シャナから包帯が渡されて。きょとんとした表情のルジェ)「エ、ア、ウ、ウン。判ッタ。有難ウ、シャナ」(シャナが去っていく姿を見届けてから、ルジェは落ちているショートソードを鞘ごと拾って、よたよたと、歩きだした) [Mon 19 Nov 2007 02:49:42]
お知らせ > シャナさんが帰りました。 『その格好じゃ、ただの怪しい人だし。 (などと付け加えるだろうか。)』 [Mon 19 Nov 2007 02:45:00]
◆シャナ > ――、全く、出来ればそんな愚痴はあまりしたくないわね。 (愚痴は愚痴でも、色々面倒な愚痴だ。正直な所自分自身深く関わりあいたいものではないと思ったようで。) …自分の信じるものによって力が変わるのかもしれないな。 (どこか遠くを見つめるように、少女はまた呟く。 …では、私が求める力とは? 答えなどあるはずもない。) それもそうね。 (苦笑、確かに簡単に治らないから癖なのだ。そうじゃなかったら…なんと言うのだろう。) …、一応これを渡しておく。 (解放されれば、風が吹きつけて来て髪が乱れ、コートが靡くも後ろを向くとぼろぼろの姿の相手が眼に入った故。何か白い布を巻いたようなのをルジェへと放った。包帯、である。) 私はもう帰るけど、貴女も早く帰る事ね。妙なのに絡まれると大変だから。 (その一言だけ告げると、足早に少女はその場から立ち去ろうとする。) [Mon 19 Nov 2007 02:44:08]
◆ルジェ > (シャナの微かな言葉が耳に入って、どういう意味だろう?と考えつつ、でも、それについてシャナに問うことはなかった)「・・・ヘヘ、ウン、愚痴ニナッチャウネ。(照れたように笑って)・・・力自体ハ否定シナイヨ、ルジェ。」(ただ、という想いがあるけれど、これ以上シャナに問答させるのが、返って申し訳なくてそれ以上は言葉が続かずにいた)「ナカナカナオラナイカラ、癖ナノ」(苦笑いをするルジェ。どうにもならないなぁと、普段から感じてはいたけれど、結局何事も大袈裟にとってしまうのはなかなか治らなくて)「ア、ゴ、ゴメン」(シャナにうながされて、そっと手を放す。スラムの街に寒くて強い風が吹き抜けて、破れてしまったルジェのローブと、ブロンドの髪をそよがせる) [Mon 19 Nov 2007 02:34:57]
◆シャナ > それだけ判ってるなら、私のようにはならないか…。 (聞こえるか聞こえないか、その程度の発言。虫が飛ぶような小さな声音。自らの迷いを肯定し、それがどのような結果を齎すのか理解していると判れば、少女はそれ以上は言わない。) それじゃ、まるで愚痴聞き係ね。 (所詮ルジェの言う哀しい事、を言うという事は心がそれだけ弱いという事。そして所詮は愚痴でしかないのだろう。だから、そんな言葉が出てきたのだ。) この世界で、力は否定できるものじゃない。幾ら哀しんでも…無駄だ。 (いちいちそんな事を哀しんでいたら身が持たない、これは遠まわしだがルジェの身を案じての事だったのかもしれないが。) 悪い癖だと思うなら直したらどう? …ま、そんな余裕もないだろうけど。 (苦笑――欠落しているはずなのに、苦笑が漏れた。感情が落ち着きを取り戻したとでも言うのだろうか。) というか、何時まで抱きついてるつもり? (身動きできないんだけど、とでも言いたげにルジェへと目線だけ向けて) [Mon 19 Nov 2007 02:21:50]
◆ルジェ > 「ソウ、多分、ルジェノコノ認識ノ甘サガ・・・ルジェ自身ヲ滅ボスカモ、シレナイ。・・・ウウン、壊レルコトニナルト思ウ」(怖い事をさらりと言ってのけたルジェ。・・・ただ、そこにはやはり、数々の経験からきているものがあって。選択肢として選ばなければならなくなった時、まだ迷いの中にいるルジェは間違いなく、壊れるだろう。・・・それを否定することは出来ずにいて。ただ、残されたものへの懺悔の思いが、残っていて)(腕の中にいるシャナは、冷静に、ルジェに言葉を返す。ルジェはそれをじっと聞いていた。体の軋みに耐えながらも真摯な表情で、)「イイヨ、幾ラデモ言ッテモ・・・。ルジェ、全テ受ケ止メルカラ。・・・コノ世界ニ生キテイレバ、シャナノ言ウヨウニ、ドンナ形デアレ、力ヲ求メズニハイラレナイダロウカラ・・・。哀シイノハ、ルジェノ気持チ。・・・ソレダケダカラ。」(涙で声をつまらせるも、腕に力をこめて、頭を垂れてそう呟いた。・・・今、ルジェが言える事はそれしかなかったから・・・)「ヘヘッ、・・・確カニ大袈裟ダネ、ルジェノ悪イ癖、デチャッタミタイダ」(はにかんで、そう微笑む) [Mon 19 Nov 2007 02:12:16]
◆シャナ > ――。 (判ればいい、そう言いたげなものだったがそれを言う気にはなれなかった。自分だって過去にこの道を進む覚悟を身に付けるのにどれだけ苦労しただろうか――あまり、思い出したくも無い事だというのに。) 甘いな…いや、危険というべき事かもしれない。 そんな事では遅かれ早かれ己の身を滅ぼす事になる、どんな相手だろうと――戦う覚悟はしておかなくてはならないのよ、今の世界はね。 (否定する気はなかった。その考えは少女の理想そのもの、否定してしまえば唯一自分が保っている理想への道が砕け散りそうな気がしたから。) ――、剣を否定するなとは言ってない。 (否定される事には、慣れている。だからそんな言い方は止めろ、そう言いたかったのだが言葉が続かない。) ―――。 (無理に振り払おうとはしない。ただそこに少女の感情はない、そういう感情は――今度こそ欠落しているのだから。) …離せ、そんな身体で無茶な事をすると後で響くわよ。 (無理だけは、させたくなかった。何故かそう思ったからこそ、無理矢理動いて抱きしめてきた相手にそう言った。 さっきは異常なまでの力を出していたけど、彼女の意思じゃないというなら…次はそうはいかないだろうし。 そう考えれば無理せず帰る事を勧めるべきか、そんな事を思案しつつも、) …私は哀しくない、だから幾らでも言ってやる。 それに私は言うべき事を言っただけだ、大袈裟な事を言うな。 (力への焦り、それは少女の感情の一部を欠落させるまで及んでいた。だからこそ、この発言が正しいのかも判りはしない、だが否定する者もいない――そう、思い込んでいるだけかもしれないが。) [Mon 19 Nov 2007 02:00:50]
◆ルジェ > (力を持つことへの覚悟。改めてシャナに言われれば、ルジェには足りないなにかヒントを得たような想いがした)「ソウ、ダネ。・・・ルジェ、覚悟ガ足リナインダヨ・・・。」(俯いて、そう答える。どんなに言葉を紡いだところで、シャナの言葉に間違いはなく、ルジェの一番恐らくは辛いところを突いていた。・・・けれども、目をそらしてはいけないと、ルジェは、思う。シャナとの会話の中で、自分が以下に認識が甘かったのかが身にしみて判ったから。・・・ルジェ自身が判らない何かがある以上、いつかはそれを受け入れなくてはならない。今日ほどに、剣を振るったことは、かつて、なかったのだから)「ルジェノ思イダモノ・・・。シャナニ無理ジイナンテ、シナイヨ」(ルジェが復讐相手であったなら、迷わず斬るとの言葉に、切ない思いをしながらも、それがシャナの答えなのなら、ルジェは否定はしなかった。やがて、シャナが背を向けて黙りこむ。・・・ルジェは、シャナの事が気がかりだった)「・・・シャナ?」(小さくそう声をかけて、軋む体をどうにか立ち上がらせる。・・・体中が痛みを伴っていたけれど)「イ、イタッ・・・」(顔を歪めながら、ルジェは言葉を紡ぐ)「シャナ、ルジェハシャナノ剣ヲ否定シタリ、シナイヨ。ルジェ、沢山、理不尽ナ事、経験シテ・・・。デモ、抗エナクテ。・・・情ケナカッタノ。自己満足ナノハ、判ッテル。ソコカラ、ドウヤッテ抜ケ出スコトガデキルノカ、マダルジェニモ判ラナイノ」(そう言って、後ろからシャナを抱きしめて・・・)「シャナ・・・。哀シイコト言ワナイデ?・・・少ナクトモ、シャナガイテクレタカラ、ルジェ、今立ッテラレルンダヨ。今日ダッテ助ケテクレタモノ。有難ウ、シャナ」(シャナ自身が焦りにちかい感情を持っているとは露とも思わぬルジェ。ひたすら自分の力の無さだけを自覚していたけれど。・・・なんとなく、シャナの背中が寂しそうで、ふらつきながらも抱きしめるその腕に力をこめた) [Mon 19 Nov 2007 01:45:27]
◆シャナ > ――。 (確かに、その通りだろう。迷いがあるうちは実力があったとしても100%引き出せるはずはない。迷いを捨ててこそ全力が出せるものだ。それについては間違ってはいないだろう。だから少女は何も言わず、無言でそれを聞いていた。) …馬鹿馬鹿しい、そんなのは力じゃない。 (割り切れていない、だからそれが力不足――その言葉を否定する。) それは力じゃない、覚悟の問題だ。さっきから言ってる、力は少なくとも存在してる…、これから言う足りない物は単なる覚悟だ。 (割り切るという覚悟。それは力とは関係のない、心の意思だろう。それは力でも、心の力。だから本当の意味で力というものが足りないのは、ルジェではなく自分なのだと自覚しているからこそ、苛立ってしまう。) ――。 (口が滑ったか、少女は表情は変えない、変えれば――下手な事に巻き込んでしまうかもしれないから。 …これも、偽善か。 内心で嘲笑した。) …、…。 (きっぱりと答えるルジェに対し、少女の表情が動いた。 …自分より他人を優先する、か…。 今のシャナには、到底真似できない――理想。彼女が言う、大切な人を斬らないそして剣を受け止めるというのは覚悟にも似た言葉。 ……自分には、出来ないな。 今の彼女に偽善という言葉を無理矢理載せられた『優しさ』という感情は、もはや無い。だから、肯定する事が出来ない、認める事が出来ない。) …私には無理だな、仮にお前が私の大切な存在を奪った人間だったとしたら…躊躇わずに斬る。 力を振るう者に情けなどない、少なくとも私はね。 (少女はルジェに背を向ける。自分の不甲斐なさが、ルジェの真っ直ぐな善意から遠ざけようとするのだろう。 …だって、私はもう。 これ以上の思考は、しない。ただ背を向けたまま黙り込んだ。) [Mon 19 Nov 2007 01:28:51]
◆ルジェ > (シャナの言葉に、ルジェは血で汚れ、涙で汚れた顔を拭こうともせず、ひたすら胸に刺さる言葉を体で受け止めていた)「思イ込ミナンカジャナイヨッ!力ガツイテキテイルッテ実感ダッテナイシ。何ヨリモ、迷イガアルウチハ、タトエ力ガツイテタトシテモ、ソンナノ、本当ノ力ジャナイ。」(唇をかみ締めて、そう呟く。そう、抗えない出来事が多すぎて、自分の非力さを呪っているうちは、ルジェは力がついたとは到底思えずにいた。「力」についての認識のずれが二人の間に、そこに生じているようで)(睨んでいるシャナにお前の行動は偽善だといわれ、いつかの鍛錬所でも同様の事を言われたことに気づく。・・・そうかもしれない。・・・けれど)「ルジェノ自己満足カモ、シレナイ。・・・守ルタメナラ、傷ツイテホシクナクッテモ、剣ヲ向ケナキャナラナイトキガクル事判ッテルツモリダッタ。・・・ケド。ルジェ、マダソコマデ割リ切レナイカラ、ダカラ力不足ナンダッテバッ!」(睨むシャナに、ルジェは潤む瞳で、その瞳の奥に力を宿して答える。そう、まだ偽善レベル程度でしか、ルジェの力を求めるその様子はないのだろう。自覚はしていたのだ。だからこそ、言葉が嘘にならないように、それを実行できるよう鍛錬してきたのが、ルジェだった)「復讐ノ相手・・・?」(ふと、シャナの言葉に耳が動いて。・・・シャナは誰かを追っているのだろうか?だからこそ、力に焦がれているのかもしれないと・・・)「言ウヨ。(シャナの問いに、きっぱりと返して)斬リタクナイッテ。・・・例エドンナ状況ニオカレテモ、ルジェハ、シャナヲ、斬ラナイ」(そんな哀しい問いに答えたくはなかったけれど。・・・ルジェの答えを待っている風なシャナに、答えを濁す事が返って失礼なんじゃないだろうか、そう思った。)「ルジェハ、大切ナ人ハ、斬ラナイ。ドンナニ偽善ダッタトシテモ。ルジェハシャナノ剣ヲ体デウケトルヨ」(そんな状況なんて起きてほしくないと願いながらも、多分、今のルジェにはこの答えが精一杯だったのだろう。涙は流れていたけれど、その視線は真剣そのものだった) [Mon 19 Nov 2007 01:12:50]
◆シャナ > ( 剣を持つ事に対する迷いか…、仮にそれが本当だとしても。 剣を握る事に迷いがあろうと無かろうと、実力というものは確実に存在する。迷いがある時は自分の実力を肯定したくても出来ないもの、シャナ自身、それは判っているのだが。) ありえないなんてどうして否定できる? 力は、存在する。 それは単なる思い込みに過ぎない。 (実力は、着実に着いている。どんな人間だろうと、努力した分だけ強くなるのだ。だから、その否定を問いにして返した。) ――。 (二度、少女の発した言葉を言うルジェにただ視線を向ける。怒りは感情だ、己の意思を狂わせる…操るのが尤も難しい感情だ。それ以上の言葉は、紡がない。) 何が違う? なら聞く、人を――いや、生物を危めない力がどうやって何かを守る? お前の言うのはただの偽善――、力を持つと決めた人間の台詞とは思えないわね。 (少女は既に無表情を放棄し、相手を睨んでいた。結局、感情が尤も制御できていなかったのはシャナなのかもしれない。) その為の犠牲になるものだって存在する、甘いなどと否定する気はないけど。 …そんな生温い覚悟じゃ、その内人を殺めなければならなくなった時、どうなるのかしらね? (表情は笑っていない、既に殺意すら向けている。 …何を、こんなに苛立ってる…? 留め金は利かない、ただ相手への反論を続けるのだ。) ――意識がなければ哀しい、か…確かにそうだな。 (しかし、間違いなく――少女の考えとルジェの考えは異なる。) 私だって復讐しなきゃならない相手が無意識の内に殺されたりしたら哀しい。 (冷笑。まるでそこにいるのは、悪魔に魅入られた人間とでも言うのだろうか。少女は言葉を止めない、淡々と投げつける。) …仮にこうしよう、私がお前を斬らなきゃいけない時が来たら、また同じ事を言うつもりか? (少女からは、憎悪や悪意以外の感情が消え失せた。だから、こんな問いを投げつけるのだろう。) [Mon 19 Nov 2007 00:50:39]
◆ルジェ > 愕然とする。・・けれども)「力ヲツケタイノハ、ルジェ自身ガマダ未熟ダカラ・・・。モウ、傷ツイテホシクナカッタカラ。甘イ考エカモシレナイケレド。ソレデモ、・・・ルジェハ守ルタメニ、力ヲツケタインダ」(血で滲んだ唇をかみ締めて、ようやくそう言葉を紡ぐ。)「哀シイヨ、哀シイニ決マッテルジャナイ!!(ルジェは珍しく大きな声を上げて、そう叫ぶ。)ダッテ、意識ノナイ所デ、傷ツケヨウトシタンダヨ?・・・ルジェ、哀シイ。・・・ソノ気持チニ、嘘ハナイモノ。・・・シャナヲ斬リタクナンテ、ナイ」(まっすぐに、片方だけの瞳ではあったけれど。・・・ルジェ自身考えがまとまっていたわけではなかったが、自分の範疇以外の所で、自分の手で傷つけてしまったことを、後悔していて。涙が、溢れた) [Mon 19 Nov 2007 00:35:39]
◆ルジェ > (いつかのシャナとは違い、きつい言葉がルジェの胸に刺さる)「ルジェガ、強イ・・・?ソンナ、ソンナコトナイヨッ!!シャナヲ殺セル程ノ実力ナンテ、ウウン、ソモソモ剣ヲ持ツコトニ迷イガアルルジェニ、ソンナコト、アリエナイ・・・」(ルジェは信じられないといった表情で、涙が溢れ、血で汚れた顔でシャナを見上げ、そう叫ぶ。・・・ルジェ自身に鍛錬の最中で迷いがある以上、以前あったときよりも強くなっているなんて、到底思えなかったのだ)「怒リ・・・。ソウ、ダネ。ソレモ感情・・・」(シャナの言葉を反芻して。・・・ただ、怒りだけでルジェは剣を握れたのだろうかという疑問には、答えが出ず。・・・そもそものあの奇跡のような動きが何処から出たものかさえ、判らずにいて。)「力ハ人ヲ危メル・・?・・・チ、違ウヨシャナ!ルジェハ、誰カヲ守リタイカラ、ダカラ・・・」(だけども、結果的には危める覚悟もいるのだろう。・・・ルジェは [Mon 19 Nov 2007 00:30:39]
◆シャナ > ――本当にそう思ってるのか、お前いは既に私を殺せるだけの実力がある、着実に強くなっている。 (そう、今のルジェの実力なら少女を殺す事など容易いはずなのだ。ただ彼女は自信がないだけだ、シャナにはそう思えたらしい。) 感情はあったさ、怒りという感情が、確かにあった。 (対峙した時、少女に向けられた怒りの視線。しかしその視線は他人を守るというよりも、殺そうとしていると思えた、だから彼女は無感情に殺す、などというように発言したのだろう。尤もそんな事まで相手が思考するだろうか…無論、少女の言葉で何がなんだか判らなくなるかもしれない。) ……。 (相手の発言に、少女は妙な苛立ちを覚えた。 力は誰かを守る以前に傷つけるためのものだ、それを何で否定するの…? 恐らく今のシャナと、ルジェの間の力の意味は全く違うものになっているだろう。恐らくルジェと最初に出会ったシャナとは、さらに危険なものに。そして少女自身の思考が、闇に染まり始める。) 力は人を危める為の物――それを振るう事に咎められるのは秩序を乱す者だけ。 (誰に語っているのだろう、もはや自分にも判らなかった。) 貴女が私に振るった力は正当防衛のもの、何故謝る? あの状況なら貴女が私を殺しても咎めるものなどいない。 (斬りかかったのは少女なのだ、何故ルジェが謝らなければならないというのか。力という存在は…己の身を守る為の存在であると言うのに。) …哀しいなんて感情が、どこから出てくる。 私はむしろ悔しい、自分の力の無さに。 (少女の表情には、怒りが見え隠れしているだろう。尤も本人は気付いていないし、ルジェから見れば今のシャナは別人かもしれない。そこにいるのは、ただの力を求める存在なのだ。) [Mon 19 Nov 2007 00:21:09]
◆ルジェ > 「・・・ソ、ソンナ、ルジェニハ無理ダヨ!シャナ、殺セル程ノマダ腕前ジャナイモノ・・・」(ただ、シャナの言葉が間違いを言っているようには、見えなくて。ルジェは戸惑いだけがあった)「剣ヲ持ツカラニハ、・・・半端ナ気持チデ持ッテチャイケナイッテ、思ウノ。・・・デモ、感情ナシデ振ルッタコトナンテ、イママデナカッタカラ・・・」(制御できない自分がいるのだろうか?・・・ルジェは体が震える。何故こんな体で振るうことができたのか、理解が出来ずにいて)「ソウ、女ノ人無事ナノ・・・。良カッタ」(震える手でローブを掴んできたその姿に、ルジェは自分と重ねてみていたのかもしれないと、思った。・・・もう、誰にも傷ついてほしくないと思っていたのに)「ルジェガ、誰カヲ傷ツケテ、シマウ・・・」(いつかの鍛錬所での忠告が胸に刺さって、ぽろぽろと涙を流す。ルジェ自身、己の殺気には気づいていなかったのだから)「・・・ルジェ、殺ソウトカ、思ッテ振ッテナカッタノ。・・・ナンテイッタライインダロウ。タダ、助ケタカッタダケナノニ・・・」(無我夢中だった。ずきんっと頭に痛みが走って、それからのルジェは、いつものルジェではなかったのだけれど。・・・それと判るように説明するには、ルジェ自身も困惑している以上言葉に出来なくて)「ゴメンナサイ、シャナ・・・。シャナニ向カッテ剣振リ下ロシテタナンテ・・・。今考エテモ、哀シイヨ」(涙が、血で滲んだ唇にしみて。・・・ルジェは自分が遠くにいるような思いにかられた) [Mon 19 Nov 2007 00:07:04]
◆シャナ > (男達い振るっていたのかと聞かれれば、少女は頷く。 …あれだけの殺意を持っていたのは、今まで見た中で初めてだから…よく覚えていた。) ――ああそうだ、あのままお前が止まってくれなかったら私だって殺されていたかもしれない。 (『お前』などというのは、少女の反射的な警戒心。先程の、一瞬だけ剣を交えた時の戦慄を思い出す故に。) …その女性はちゃんと逃げた。安全な所へ行ったかは判らないけど…多分大丈夫じゃないかしらね。 (根拠はないが、大勢で狙っているならここに辿り着くのが二人だけという事はないだろう。小規模の人数なら全員で追いかけてくるというのがチンピラのお決まりだと、思っている。) …少なくとも私の目に映った限りはね、貴女がどう思っていたかどうかは知らないけど。 (少なくともあの時は、邪魔者は全て敵だとでも言うかのような、そんな気配を持っていた。 考えてみればあの時の彼女の声はどこから出したのかと思う程鋭い叫びだった気がするな…。 相手がどう感じているかなど、今の少女には判らなかった。何せ、彼女は理性を保っているにしても――力を追い求めるだけの、殺意の塊なのだから。) [Sun 18 Nov 2007 23:52:31]
◆ルジェ > 「ヘ?ア、アノ男達ニ?」(おぼろげにしかない記憶。剣を振るっていたのはなんとなく僅かに覚えているが、ルジェの記憶はそこまでで。自身がどれほどの殺気を持って振るっていたとか、そういった具体的な事は思い出せずにいた。ただ、頭がずきんっと痛んで、その後はまるで霞みがかかったかのようで・・・)「振ルッテタッテイウノハ、覚エテルケド。・・・ッテ、エーッ!?シャ、シャナニモ!?」(そんな無茶なっ!といった表情。とても適わないだろう相手と剣を交えたというのだろうか)「ウ、嘘・・・。デモ、シャナハ嘘ツカナイシ・・・」(かなり困惑している様子で。体の軋みに耐えながら、とりあえず女性を庇ってたところと、おぼろげに剣を振るっていた事だけ覚えていると説明をして。・・ただ、女性がどうなったかとか、シャナがいつ現れていたなどは一切覚えていないと。・・・戸惑った表情で)「無感情ニコ、殺ス・・」(そんな事をしようとしていたなんて。ルジェの背中に冷たいものが流れて。体中の痛みに耐えて顔を歪めながら、あまりの混乱に涙目に、なる)「コ、殺ソウトシテタノ?・・ルジェ」(血で汚れた手が震えて。その衝撃はルジェの胸に刺さった) [Sun 18 Nov 2007 23:44:18]
◆シャナ > …。 ( 今気付いただけならまだしも、いつから居た…とは。 さすがのシャナも唖然としたらしい。これではまるで先程のルジェは別人か何かだったのかとでも言うように。) …、まあ確かにあれは助けたというよりも突き飛ばしたよね。 (一部始終を見ていた身だからか、どんな状況だったか思い出して淡々と言う。) 確かに振るってたな、そこの奴らに―― (間を入れる、これは少女自身躊躇ったからではある。この調子では、覚えていないのではないかという事に対しての躊躇い。) ――私に対してな。 (尤もそれは剣を振るったというよりも少女が突っ込んできたから防ごうとしただけに過ぎないのだが、しかしあのまま放置っすればきっとルジェはあの男二人を殺していただろう、そんな気がした。) …そう、例えば人を無感情に殺す、そんな感じにな。 (淡々と語るそれは、その場で見た感想を純粋に述べたに過ぎない。) [Sun 18 Nov 2007 23:36:47]
◆ルジェ > 「ウン、・・・・今、気ヅイタ。・・・ッテイウカ、シャナ、何時カライタノ?」(ルジェは体を起こす事が出来なくて。とりあえず額の止血をしようとローブを引き裂いて額にまく。・・・気づけば前髪がいくらか短くなっていて。「?」ルジェはなんでだろと思った)「ン・・・。無茶ナ事シチャッタ・・・。助ケラレナカッタシ」(瞳を落として、そう呟く。立ち去ってしまった女性は大丈夫なのだろうか?そんな事を思いながら。体が無理に動いていたらしくて痛い。・・・落ちていたショートソードを鞘にしまいこんで)「サッキ?・・・エーット・・・」(頭がずきんっと痛む。さっきって。なんだろ。・・・しばらく考えこんでいて。微かに思い出した)「ア、アアッ!!ソウイヤルジェ、剣振ルッテタ・・・」(唖然とした表情になるルジェ。・・・よくもこんなぼろぼろの体で動けたものだと思いながら) [Sun 18 Nov 2007 23:20:04]
◆シャナ > …。 (痛みに顔を歪める相手を見つめる。どうやら本当に先程の殺気はなくなっているようだ。) ――。 ( …ぼろぼろだな。 そんな事を思う。身体を支える事すら出来ないのに、戦っていたのかと。 …無茶な事をする。 そしてルジェが自らの名を答えれば、一歩前に出て自らの獲物を鞘へと納めた。) さっきとは大違いね…今更気付いたのか? (肩を竦め、そういう風な問いを掛ける。幾ら荒れていたといってもあの距離で気付かないなどという事はそうはあるまいと思った故であるが。) [Sun 18 Nov 2007 23:12:42]
◆ルジェ > (ふと、剣先が下りて、ルジェに何か問われているようで。・・・ルジェは体中の痛みに顔を歪めながらその相手の声を聞いていた)「・・・エ?・・・ダ、誰?」(ルジェは今、片方の瞳でしか相手を見る事が出来ずにいて。きょとんとした表情でひたすら考え込む。手で体を支えようとするも、血で滲んだ手ではそれが適わず)「イッッツ・・・!!・・エ、エット・・・シャ、シャナ?」(うっすらとその姿が見えて。・・・答えに自信はなかったけれど。そう答えた) [Sun 18 Nov 2007 23:03:49]
◆傍観者 > ――貴女は、私が判る? (もう一度問いかける、答えを待つように相手を見据える。) [Sun 18 Nov 2007 22:57:37]
◆傍観者 > (剣を掴もうとするルジェに対して、冷めた眼光を向けたまま下がっていく彼女の姿を見つめている。 ……、先程の威勢が…ない? 先程と違う違和感、感じるのは――恐怖心。) ……一応聞く、私が判る? (殺意は既に解かれている、剣先も地へと下ろし、ただ問いかけた。冷静さを欠いていた場合は判らないかもしれないだろうが。) [Sun 18 Nov 2007 22:56:58]
◆ルジェ > (二人の男を片付けた黒い影はルジェの方へ歩みよってくる。ルジェは血を拭いながら、ショートソードに手を伸ばそうとするも、掴めない)「ア、アウッ・・・!」(握ろうとしても、血が滲んでいて掴む事ができず。・・・なぜだかいなくなっている女性の姿を探そうと思っていたのだが、黒い影はルジェに対して剣先を向けていて、・・・ルジェの背中に汗が流れる)「エ、ル、ルジェ?」(倒れる男の仲間と思われてる!?内心ルジェはかなり焦った。鈍く光るその剣先に迷いはなく、ルジェはかなり体力的にダメージをうけているので防ぎようが、ない)「チ、違ウッ・・・。アノ人達ノ仲間ジャナイッテバッ・・・!」(首を振りながら、その剣先から逃れようとショートソードをずるずると引きずって、体を後ろへ動かそうとする。)「イ、イタッ・・・ッ!」(顔は苦痛に歪めたままだったけれど、背中を見せてしまえば命はない・・・そのぎりぎりの思いがあった。) [Sun 18 Nov 2007 22:51:00]
◆傍観者 > ――。 (どうやら、成功したらしい。男達は動かない、気絶したのだろうか。 …全く、手間が掛かる。 ふうとため息を付きながらも剣を引き離せば男達は地面に倒れ伏すだろうか。) ――残りはお前だ。 (痛みに悶えているルジェへと再び歩を進め、剣先を向ける。まだ少女はルジェが殺意だらけだった時とは違う気配になっている事に気付いていないようだ。) 安心しろ、殺しはしない…。 [Sun 18 Nov 2007 22:44:31]
◆ルジェ > 「アアァァッ・・・・!!」(ルジェはその熱を帯びた痛みに必死に耐えていて。俯いて体を抱きしめるようにうずくまっていた。額から流れる血が石畳を汚して・・・。)「ハ、ハァ、ハァ、ハァ・・・」(呼吸は戻らずにいたけれど、歪んだ顔を上げて辺りを見回す)「オ、女ノ人ハ・・?・・アレ?」(ルジェの苦痛に歪めたその瞳で見たものは・・・・)(「やる気か!?」男二人で黒い影に挑むその姿。・・・が、その影が容赦なく男にぶつけられて「あがあっ・・・!!」男は後ろ手に体を揺らし。・・・突っ込んでいった男は急には止まれず「なっ・・・・!!」そのまま二人とも壁に打ち付けられてしまった「ぐあああーーっ!!」)(呻き声を上げて、男二人は気を失ったようでぴくりとも動かない。ルジェは状況が読めずにいて。ただ、ひたすらいつのまにか出来ていた額の血を手で拭い、驚いた表情をしている)「エ、エエ!?ナ、何・・イ、痛イッ!!」(包帯で巻かれた手が、血がにじんでくるほどに痛んでいて。体の軋みに、ルジェは座りこんだまま、顔をゆがめていた) [Sun 18 Nov 2007 22:38:08]
◆傍観者 > ――。 (ルジェの動きが、鈍った。剣を派手に落とし、その場に座り込んだ。 …しばらく、そのまま動かないでほしい所ね。 そして咆える男達を見れば、冷ややかな無表情に戻り――、) 煩い。 (ナイフが少女の身体に触れる寸前、さらに構えていた剣を、刃のない方で右の男にぶつけ、そのままその隣から突っ込んでくる男もあわせて壁に叩きつけようとする。左側からのナイフはその動きにあわせてコートを軽く切り裂かれる程度で直撃は避けていたようだ。) [Sun 18 Nov 2007 22:30:21]
◆ルジェ > 「グウッ・・・ッ!!」」(ルジェはその黒い影に、ぎりぎりと歯ぎしりをしながら片方の瞳のみで睨みつける。身長差があるにも関わらず、相手の剣を受ける事が精一杯だった。しかも、その相手はルジェに冷ややかな言葉をかける)「ルジェガッ・・・邪魔シテルダッテ!?」(血がにじんでくるほどに唇をかみ締めて、ぎりぎりとその剣先を受けていたが。ふいに相手が剣を持っていた力を抜かれ、ルジェは体制がぐらついてしまい、なんとか踏みとどまる。)「ナッ・・・・」(ずきんっと頭が痛んで、片目しか見えないルジェは表情をゆがめた。)「ツウッ・・・・!」(目に入ってくる血を拭い、頭を片手で押さえて・・・。急に両手が熱くなってショートソードを派手に落としてしまった)「・・・アアウッ!!」(ルジェは痛みに耐え切れず、その場に座り込んだ。)(男達はと言えば、立ちふさがる新たな者に前方を塞がれ、怒りに満ちた目で睨みつけ「どかねえかっ!!」咆哮を上げた。見れば、女性の影はもうかなり距離があって、すぐに追わなければ追えない状況に焦りの表情が見てとれて)(ふと、先程剣を交えたルジェの話を聞いて戦慄を覚える二人。冷や汗がつーっと頬を伝う。だが、去っていく女性に視線をはずすことなく、「そこどかねえかっ!!」殺気だった二人の男はナイフを突き刺して退路をつくろうと試みていた) [Sun 18 Nov 2007 22:22:17]
◆傍観者 > ( …。 少女は表情を変えない、この距離なら相手の顔も見えるはずだ、しかし――ルジェには、見えていないようだった。だから、邪魔をするなと言われれば冷めた声でこう答える。) 煩い、黙れ、邪魔してるのはお前だ。 (身長差がある為にそのまま押し切る事は出来ないようだ、見事に剣は止められ、少女も微動だにしない、ただギリギリと剣が互いに音を立てているようにも思える。 …まるで末期症状ね。 幸いなのは男達がこちらに向かわず女性へ向かった事。 彼女から離せれば、今はそれでいい――! (押していた力を急に抜き、後ろに飛びのく。そしてすぐ横を通り抜けようとする男達の前へ立ち塞がった。) ……武器を捨ててさっさと退きなさい、私は殺したりしないけど、そこにいる奴は本気で殺しに掛かって来るわよ? (剣は当然構えている、男達から見ても少女は背の低い少女でしかないだろうがその声音は本気だった、もし無視して通り抜けるようなら剣を向けるだろうし、離れたルジェが襲ってくるなら…なんとかするしかない、今は対処手段が思い浮かばないようだった。) [Sun 18 Nov 2007 22:09:01]
◆ルジェ > (ルジェはその向かってくる気配がこちらへ剣を打ち払おうとしているのを察して)「・・・邪魔スルナアッ!!」(夜。街に轟くように声を上げ、剣先を動かす。・・・が、額の血が片方の目に入ってきて)「クッ・・・ッ!」(手で拭っている間はなかった。右上に振るわれた剣を、ショートソードで受けようとする。ギャリィーーーーンッ!!・・・剣同士がぶつかる音が響いて。ルジェは表情を歪めた)「何ダッ、仲間ナノカッ!?」(片方の目が見えないため、その瞳は怒りで燃えている。相手の剣先を自身の剣で受けて、そのびりびりとした衝撃を片腕で懸命に受け止めている。)「・・・何ダッテンダッ!」(剣同士微動だに動かず、思うように動けないルジェは舌打ちをした。・・・男達はルジェに受けた攻撃によってすぐに動くことは出来なかったが・・・。突如現れたその黒い影に、目を見開く「な、なんだ、仲間!?・・・じゃ、なさそう・・か?」腹部と、手を二人の男は抑えながら、状況が読めずにいる。・・・が、その後ろにいる女性が立ち上がりこの場から去ろうとしている姿を目の隅に止めたようで)(「待たねえかっ!!」・・・男二人は、剣をぶつけ合う両人を横目に、最初のターゲットであった女性へ足を速めた) [Sun 18 Nov 2007 21:59:32]
◆傍観者 > (少女の目の前にいるのは、自らの知るルジェではなかった。狂気に、満ちている。 …、仕方ないか。 止めるしかない、あのままでは――彼女は男二人を殺してしまうだろう。正当防衛でもそれは危険だ、彼女にどんな濡れ衣が掛かるかわかったものではない。 ――今の私に、止められるかしらね? 関係はない、不謹慎だが…今の自分の実力を測るのには絶好の相手だとも同時に思う。恐らくこちらが剣を向ければあちらも手加減無用で掛かってきてくれるだろうと、そして――激しく剣を交えているなら男どもも逃げ出してくれるのではないかという、考え。当然、助けを請う女性に迫るようなら最優先で迎撃するつもりでいた。) …――。 (加速する、ルジェは男を一人、二人片付ける間に剣を構えて、走る。距離を、詰めていく。) ――はぁっ! (相手の剣撃がぎりぎり届く位置から、斜め右上へと右手に握った剣を振るおうとする。) [Sun 18 Nov 2007 21:47:46]
◆ルジェ > (男のナイフを振り落とすまでには至らなかったようで。じんじんと痺れる手を握りしめているようで、より相手の表情も怒りをあらわにする「女風情が・・・いきがってんじゃねえよっ!!」そう叫んだ)「・・・・」(ルジェはその言葉をじっと聞いて、にやりと唇を歪ませる)「イキガッテンノハ、ドッチナンダヨ。女一人ニ男二人ガカリッテ?」(そっちがこないのなら、・・・とルジェはショートソードを片手に持ち直して、動こうとする。視線の先には、怒りを露に上気した顔でこちらを睨みつける相手・・・、と思っていたのだが)「・・・・・ナニ?」(物影から、ゆらりと誰かが動く気配がして、動きを止めようとするも、再度もう片方の男がこちらへ向かってきていたので振り向き様ではあったが、柄で相手の腹部を殴り「・・・がああっ!!」)(相手のナイフは姿勢を低くしたルジェの額を掠めて、ブロンドの髪がいくつかぱらぱらと石畳の道に舞う。つうっと、額から血が流れた。)「・・・仲間カ!?」(ルジェに向かってくる気配を感じて、ルジェは足を踏みとどまり、そちらへ剣先を向ける) [Sun 18 Nov 2007 21:35:10]
◆傍観者 > (訂正:そして、影から飛び出し――= (そして、影から飛び出し―― 、失礼しました。) [Sun 18 Nov 2007 21:22:30]
◆傍観者 > ……。 (男がナイフを取り出したのを見れば、傍観者もさすがに微動だにしたらしい。無意識に姿勢を低くする。 …! ルジェが女性を突き飛ばし、男がナイフをルジェに向けたようだ、しかし金属音――ナイフは切り払われ、ルジェが追撃を入れるがそれは避けられたようだ。) ――。 (両者は見ての通り、殺気立っている。ルジェも――今までに感じたことのない殺意を身から漂わせている。 そろそろ、傍観も終わりか。 傍観者が動こうとした瞬間、どうやら女性に気付かれたらしい、助けを請う声が聞こえた。) ――チンピラの相手は飽きたんだけど…仕方ないか。 そして、影から飛び出し――自らの獲物を引き抜いた。鎮圧対象は――三名。) …! (黒いコートに身を包み、黒髪を持つ傍観者――いや、少女。その姿はある程度暗黒に隠れているだろうか、そのままコートを靡かせる様に駆け、剣を引き抜いた。) ――こんな所で問題を起こされるのは、困るのよ。 (その目線は――ルジェへと向いていた、一番近い距離だからという事もある――当然ながら、殺意すらも。) [Sun 18 Nov 2007 21:20:58]
◆ルジェ > (「なんだ・・・、やる気か?」男二人共が打ち付けられた顔を抑えつつ、怒りを露にしてナイフを取り出して。・・・ルジェはその鋭利な物に臆する事無くひとつ、頷く)「ヤレルンナラ、ヤッテミナラドウ?」(ただ、女性がローブを掴んでいて。・・・ルジェは後ろに隠した女性へ呟く)「放シテ。・・・動ケナイ」(とても冷ややかな眼差しに、女性はびくんっと肩を震わせる。ルジェは目線を男二人に写して、その動きを待つ)(と、一人が動いて、ナイフをルジェに突き刺そうと試みた。どうやらルジェの腕を狙っているようで。かなり姿勢を低くして戦いなれている風で)「放シテッ!!」(女性を突き飛ばして、ルジェはその下から鈍く光っている物を剣で払い、男のわき腹へ狙いを定めて剣先をふり払う)(・・・が、素早さにかけては相手が上だったようで。服を切り裂く程度に終わってしまい。両手で握りしめ、相手を睨みつけているルジェは舌打ちをした)「・・・モウ、終ワリ?」(好戦的な瞳で、そう男二人に呟く。女性は突き飛ばされて後ろにしりもちをついてしまった。・・・胸を押さえて、その様子を見ている。ルジェは、先程からの視線には気づいていなかったのだが、女性は気づいたようで、顔をそちらに向けて、助けをこう「た、助けてっ・・・!!」) [Sun 18 Nov 2007 21:08:13]
◆傍観者 > …、 ( 一撃――。 もう一人の男もルジェの拳によって打ち倒された、それも一撃でだ。 機械になっているとはいえ…やはり、実力もあがってる。 女性を助け出し、引っ張る彼女だが、不意に「痛い」というような声が聞こえた気がした。声色からして、恐らくルジェのものだろう。 …怪我でもしてるの? しばらくその様子を見ていれば、――剣を引き出した。どうやら本気で戦う気らしい。) …。 ( 何時もと、声音が違う……。 それは、何か強いものを持った者の声にも聞こえた。だから傍観者はルジェの姿をしばらく見つめていたのだ、何かを望んでいるわけではないが…何かを期待しているかのように、ただ、じっと見ている。) [Sun 18 Nov 2007 20:58:06]
◆ルジェ > (ルジェは身を翻して、女性を掴んでいる男の顔面向けて拳を振る。ルジェの行動にあっけにとられていた男は、その拳の影で景色が一瞬見えなくなり・・・。「があっ・・!!」鼻血を出しながら、後ろに倒れる。女性が解放されて、ルジェは腕を引っ張って自分の胸に抱きしめて。)「ハァ、ハァ、ハァ・・・・」(息が上がる。手が震えているけれど。・・・男二人がユラリと動いているので油断出来ない。・・・と、いつかの頭痛がルジェの体を襲って)「痛ッ・・・・!」(頭を押さえる。・・・男二人はそんなルジェの様子を気にする風でもなく、どちらかといえば殴られた事により怒りを増した顔つきで近づいてきて「・・・抵抗するんじゃねえよ。女風情が、なにができる?」)「イッ、タッ・・・」(ルジェは眉を寄せて、それでも視線をはずすことはせず、女性を自分の後ろに回して、すらりっとショートソードを抜いた。・・・血豆が出来て、まだまともに握れないはずの、剣をぎゅっと力を込めて握り、相手を睨みつける)「抵抗シナキャ、逃ゲランナイジャナイカ」(その瞳は、いつものルジェとは違っていて。・・・まだ、ルジェにはその様子を見ている視線があることに気づいていなかった) [Sun 18 Nov 2007 20:51:24]
◆傍観者 > …。 (見知らぬ女性が一人、男達に引っ張られている。ルジェにしがみついているからかそうそう離れはしないようだが…、と。ローブが破ける音が聞こえる。暗闇の中では状況が全て把握できるわけではないが今のは音で判断できたらしい。) ――。 (次の瞬間、ルジェの肘が己を捕まえていた男の顔面を直撃したらしい、殴打された男は呻き声をあげて後ろに下がった。 …。 その様子をただ、見ている。だが、これで両者の男は手加減なしで暴力を振るってくるのだろうか。) [Sun 18 Nov 2007 20:47:21]
◆ルジェ > (「いや、いやあーーっ!!」女性の手が、ルジェのローブから離れようとするも、力をこめて握っているのか放れなかった)「チョッ・・・ヤ、ヤメテッテバッ!!」(痛みが全身に走るのを眉を寄せながらこらえて。・・・女性を連れていこうとする男のほうは舌打ちしてより強く女性をルジェから引き離そうとし。ジャーーーッ!!っとローブが破けてしまう。)(ルジェは、女性の様子を見て、「ヤ、ヤメテッテバッ!!」ルジェを捕まえている男に肘で顔を殴打する「んぐっ!?」不意打ちだったようで、顔を抑えて男はふらりと後ろに下がり。) [Sun 18 Nov 2007 20:40:10]
◆傍観者 > (少しの距離を取り、暗闇に身を隠しその様子を見つめている。行動を起こす気配はなく、ただじっと四人の行動を見据えていた。) …。 (無論何も発言などしない、気配を出来る限り消し、今はただ見ているだけ。) [Sun 18 Nov 2007 20:38:23]
お知らせ > 傍観者さんが入室されました。 『(物陰より、その様子を見つめている傍観者が一人。)』 [Sun 18 Nov 2007 20:36:12]
◆ルジェ > (「楽しみ中だったってのに、逃げやがって。・・・ま、あんたに会えたから、返って良かったのかも、な?」舌を出して、そうほくそ笑む男。・・・楽しみ?ルジェにはなんの事か判らなかったが、距離がいきなり縮まり、腕を捕まれて)「痛イッ・・・・!」(先日の鍛錬の痛みがまだ戻ってないのだ。女性もろとも路地に連れていかんとする男二人。女性の悲鳴が、ルジェの耳に響いて・・・)「ヤ、ヤメッ・・・!!」 [Sun 18 Nov 2007 20:35:13]
◆ルジェ > (男の声に、女性が肩を震わせていた。多少・・・どころか、かなり鈍感なルジェにもなんとなく、様子が理解出来てきて)「・・・駄目ダヨ。何カスルツモリナンデショ?」(アイスブルーの瞳で相手を睨みつけ、女性にまわした腕を強くする。「ああ?・・・って。お前、女か」相手はやっとルジェが女であることに気づいたようで)「・・・ダッタラ、何?」(ルジェは唇をかみしめて、そう呟く。身長的に遠めで見られれば男の人に間違われるのは馴れていた。震える女性を庇うように、ルジェはその視線を男二人からはずさない) [Sun 18 Nov 2007 20:31:11]
◆ルジェ > 「トットト・・・。ド、ドウシタノ?」(呼吸が戻っていないのか、ルジェのローブに震える手でしっかりと捕まっている女の人。・・・良く見れば服があちこち破られていて・・・)(「た、助けて・・・」涙で潤んだ瞳で、上目遣いにそう言われて、ルジェは動揺してしまった。とりあえず、女の人に腕を回して、落ち着かせようとする)「助ケテッテ・・・、ナ、ナニ?何カアッタノ?」(まだ状況がよく飲み込めていないルジェ。と、後から続く足音がぱたぱたとルジェの元でとまって)(「おい、そいつ渡してもらおうか?」息を上がらせてやってきたのは2人の男。顔を上気させて、くってかからんばかりである。) [Sun 18 Nov 2007 20:24:40]
◆ルジェ > (と、ふいに複数の足音がこちらに向かってくるのがわかって、耳がぴくんっと動いた)「・・・何?」(ルジェは暗闇でその先が見えない方角へと視線を流す。)(段々とその姿は見えてきて。・・・女の人のようだった。息も切れ切れ気味にルジェがいると、気づいているのかいないのか・・・。一心不乱に走っているのが目に留まって)「ア、ネエ、ドウシタ・・・キャッ!!」(話しかけようと思っていたら、相手からルジェの胸の中に飛び込んできて。衝撃で後ろに倒れそうになるも、なんとか足を踏みとどまって) [Sun 18 Nov 2007 20:20:10]
◆ルジェ > (空を仰げは、どこまでも暗い夜空。・・・煙がこもっているかのように霞んでしまって星さえも見えない。外壁を見れば、はたはたと揺れる布がいくつもあって)「アレサエモ、ルジェニハ一ツシカ、キレナカッタ」(ルジェは顔を上げてため息をつく。石畳の道をとぼとぼと歩いていた) [Sun 18 Nov 2007 20:00:59]
◆ルジェ > (昨晩の鍛錬で、体中が痛い。豆がつぶれてしまった手はまだじんじんとしていて。・・・ルジェはそれを宿屋にて包帯を巻きなおしていた。口で包帯を銜えて、ふと思い出す)「自己、陶酔カア・・・」(そうかもしれないな、とふと思う。ルジェ自身痛めつけたからといって、何とかなるものでもなかったのだから。自分の衝動だけで、動いてしまう。目の前の事しか認識出来ない自分はいつまでも子供だ、唇をかみ締めて、そう思った) [Sun 18 Nov 2007 19:56:27]
お知らせ > ルジェさんが入室されました。 [Sun 18 Nov 2007 19:53:28]
お知らせ > シャナさんが退室されました。 『(そして少女は、暗雲の下――スラムから立ち去った。)』 [Sun 18 Nov 2007 00:05:51]
◆シャナ > ――行こう、強く…ならんきゃならない。 (俯いたまま、そう呟けば右手の剣を地面へと突き立て、支え代わりに身を起こす。疲労で身体はまだ気だるいが鞭を打ち無理矢理歩き始める、向かうはスラムの路地からの出口。 あそこからなら、鍛錬所までの道を短縮できるはず。 これほどの身になりながらも少女は訓練を続けるつもりらしい。だが、今の彼女に――疲労という言葉は通じなかった、まるでそれは力を求める鬼のように、全く。だからだろう、こうして歩き続ける事が出来るのは。 身体中が重い…だけど、そんなのは弱音だ。 弱さに打ち勝つには力が必要だ、何人にも負けない力が。それだけが少女を駆り立てる、進ませる。) 今度こそ…。 ( 強く、なる。 ) [Sun 18 Nov 2007 00:04:49]
◆シャナ > (何故ここまで無力なのだろうか、別に誰かを最近目の前で殺されたわけでもない、負けたわけでもない。…いや、一度は負けているか、と苦笑する。テロリスト達と戦い、負傷を負った、それだけは最近の出来事で起きている。 後は…新米だっていう自警団の一人に手も足も出なかったんだっけ。 他にも海岸で見知らぬ傭兵とも一戦。勝ちというよりも本気同士だったら無論負けていたはずだ。結局の所、実力で勝てたものなどないのだ。) ――その為の特訓、していたのに。 (今ではこの様、肩を負傷しろくに戦えるような状態ではなくなっている。当然ながら訓練など出来るはずもない…だからこそ少女は自らが更に弱体化している気がしてならないのだろうが。) やっぱり無理してでも特訓はすべきか…。 (半ば諦めがちな声で呟く。どうせ手も足も出ずに殺されるなら…少しでも抗えるように無理してでも身を鍛えるべきだと。 …そうでもしないと、私は。 それ以上先は想像もしたくなかった。だからそれ以上何かを思考はせず、足りない空気を吸うため、ゆっくりと一度深呼吸をした。) [Sat 17 Nov 2007 23:50:11]
◆シャナ > ――そういえば…まだ約束、果たせて無いな。 (右手に握る片刃の剣を目の前へ持ち上げて、見つめる。約束とは、この剣を譲り受けた人物からの約束事だ。 …困っている人を助けろ、か。 きっと彼もここまで少女が力のない人間だとは思わなかったんだろうな、などと勝手に想像する。そして、それだけの想いを持った剣を満足に振るえずに受け取ってしまった自分が情けなくなった。 私には…復讐を遂げるどころか、誰かを助ける事すら出来ないのか。 弱い、弱い…!自分の弱さが次々と溢れかえってくる。こうなっては、留め金は利かない。だったら片っ端から押し込みなおすしかない、ようは適当に物を詰め込んで開けた瞬間溢れかえってくる箪笥のようなものだ。だから、もう一度詰めなおせば済む事…そのはずなのだ。) く…。 (そんな彼女は、自らの顔を隠すように頭を俯けた。泣いた、というわけではないようだが力強く歯を食いしばっている。 こんな事、なかったのに。 今まで生きてきた中で孤独だけの世界など幾らでもあった、なのに…何故ここまで自分の脆さが判ってしまうのだろう、あの時完全にねじ伏せたはずの感情ではないか…!) …っ。 (剣を地面へと下ろした、までは良いが先ほどよりも強く握り締めていた。だって彼女にとってそれは、唯一彼女を孤独にしない存在なのだから…存在そのものが大きくないと、してもだ。) [Sat 17 Nov 2007 23:23:31]
◆シャナ > ( 来たら、追い返せばいい。 ) …出来るかな。 ( 大勢来たって戦えばいい。 ) …疲れたよ。 ( 近付く者は殺してしまえばいい。 ) …それじゃ、ただの人殺しじゃない。 (幾度と繰り返される自問自答。いや、或いはもう一人の少女が自分自身に話しかけているのだろうか。そんなもの傍から見ればただの異常者でしかないが――冷静さを失いかけている彼女には十分ありえる事だった。結局自分は怖いのだろう、孤独というものが、その怖さから逃げるために力を求めるのだろう。理解できている、はずだからこそこのような事になる。 …だったらお前はどうしたい? ) …。 (最後の自問、答えは…無かった。もはやそこにもう一人の自分がいるかどうかすらも定かではない、ただその問いの意味を考えていた。 …私は、何をしたいのか…。 答えは、出ない。) [Sat 17 Nov 2007 23:09:19]
◆シャナ > (そういえば過去に、力を求めている女性を出会った記憶がある。あの時の自分はまだ、力が自分には少しでもあると自惚れていたのだろう、結局それ自体他人に頼っていたものなのだと知らなかったから。 力が欲しいのは…私じゃないの? 自問、そして自答。 欲しいよ…なんだっていい、強くなれればそれで。 自分の無力さ、それにさえ抗えるのならどんな力dめお構わなかった、満たしてくれる力がほしかった。 所詮…世の中は、力がなければどうにだってならない。 どこかの悪役みたいな思考――しかし、それでも、判っていてもその思考すら正しいと思えるほどに、少女の心は砕けかけていた。まるで初めて孤独に気付いた、子供かのように。) ………。 (見上げたまま、少女はただ思考した。 これじゃ、まるでカミサマに力を強請ってるみたいね。 自嘲、そして視線を戻しては地面に座り込む。いつ先ほどのようなチンピラが戻ってくるやもしれないというのに平然と。) どうだって、いい。 [Sat 17 Nov 2007 23:03:53]
◆シャナ > …い、っ…。 (左肩から痛みを感じたらしく、びくりと一瞬だけ身を竦めた。傷が開いた…というよりも急な運動をしたためにダメージが多少蘇ったらしい。勿論激痛といえる程凶悪なものではない、だから身を一瞬竦めるだけに止まった。 …怪我人の身でここをうろつくのは不味かった…。 後から後悔したらしく、そんな思考が生まれた。) ……くそ、こんな事じゃ…。 ( 自分の身すら、守れない。 何やら、心が軋んだ音を聞いた。それほどまでに精神的に追い詰められているというのだろうか…死と隣り合わせで相手は多数に対しこちらは一人、いつもそうやって生きてきたはずなのに。 ……人に頼らないで生きていくって、決めていたはずなのにな。 暗雲の空を見上げ心中に呟いた。そして、自分の無力さに嘆いた。) [Sat 17 Nov 2007 22:55:02]
◆シャナ > (どうやら、一戦あったらしい。右手に剣を握り、髪や黒のコートが多少乱れている。 …はあ、はあ…全く、近頃の奴らは…! ふら、ふらと身が揺れている…右腕のだけでは多少重みのある剣を長時間【尤も本人はどれだけの時間が経過したかは知らない。】振るい続けていた為かなりの疲労があった、勿論今までの彼女ならこの程度で疲れるなんて事もなかったかもしれないが。) ……やっぱり、体力が落ちてるわね…。 (そのまま少女の身体が横に傾き、壁へとぶつかって寄りかかるような体勢で止まった。 …少し、休まないと駄目か。 ) [Sat 17 Nov 2007 22:38:10]
お知らせ > シャナさんが入室されました。 『二度と出てくるな、このチンピラ軍団ッ! (少女が逃げる三人組に向かって怒鳴り声をあげた。)』 [Sat 17 Nov 2007 22:32:38]
お知らせ > オウルさんが帰りました。 『歩きなれた道は嫌いではない』 [Sat 17 Nov 2007 03:31:57]
◆オウル > (先ほどの通りよりか、静かだ。 一本違うだけで随分と変わる場合も在る。) 道一つ変われば、だいぶ違う物もあったわけだ… (道を見つつ少しだけ、皮肉った。 同時に今までの後悔なんかも少し出たが、いまこうして動けているのだからいいと思う。) まぁ…とりあえず、今度、色々行って見ない事には始まらないか… (そんな事をポツリと言いながら、夜を歩く。) [Sat 17 Nov 2007 03:30:14]
◆オウル > (一人で歩く、親しい人が一人いて欲しいと最近は思う。) 人恋しいって、こういう事いうのかな… (寂しい、一人で歩いて、そんな事を思う。 けれどそういう思いには、複雑そうな表情した。) 我侭かなぁ…やっぱり… (苦笑いが浮かんだ。 それでもゆっくりと歩く。 そんな中で、ふと、思う。) お世話になってる人に、何か御礼したいな… (しかし、自分自身が届けにいったら、邪魔にならないか、そんな事を思う。 そんな事をしている内にもう少し人通りの少ない通りに出た。) [Sat 17 Nov 2007 03:22:00]
◆オウル > 少し、歩いてこようかな (そんな事を言いながら、建物の下の階に向かっていく。 変わらずの放浪癖、最近はスラムの何処かで隠れている事が多い。 あの家に戻ると人だったころを思い出して嫌になる。) 逃げてるかな…やっぱり (吸血鬼の親は憎い、今でもそう思う。 確信もてた記憶を見る限りでもあの親のいい物はない。) …… (人のまばらな通りに出る。 人の少ない通りに行こうと思って、路地にはいっていく。) [Sat 17 Nov 2007 03:06:53]
◆オウル > (やはりと言うかなんと言うか、ここら辺は騒がしい。 故に警戒心とかずにいる物だからぴりぴりしている。 そんな最近の銀髪に琥珀の瞳の少年一人いる。) もう少し、ゆっくり寝たいけど… (下を眺める、まばらな人、鐘の音がうるさかった時間はとうに過ぎている。 それでも、何処かで安心できないから起きている。 最近は朝になっても、寝るのが怖い。) …あの家、戻ったら少しはマシかな (もう少し、騒ぎが収まった後なら、もっと色々歩き回れるだろうか、そんな事を考えている。 それまで大人しく、地方村の外れの方のあんな寂しい家で過ごす事を考えたら、しょんぼりした。) [Sat 17 Nov 2007 02:56:40]
お知らせ > オウルさんが入室されました。 『寝られなくて、建物の屋上にいる』 [Sat 17 Nov 2007 02:46:13]
お知らせ > ルジェさんが退室されました。 『スラムの街を、ゆっくりと歩いていった・・・』 [Fri 16 Nov 2007 01:23:04]
◆ルジェ > (頭を掻きながら、きょとんとした様子で少年の言葉に耳を傾けている)「ウン、布切レ切ッタラ山ニナッチャッタ」(と、肩を落とすルジェ。別に・・・と答える少年は、ロクでもない道を辿るか、否か?と訊ねて、ルジェは慌てたように答えた。)「ルジェ、出口探シテタノ。兄チャンノ後?ツイテイクヨ。迷惑カケテゴメンネ」(申し訳なさそうに、そう答えて、少年の後をついていく。少年はルジェの歩みにあわせて歩いてくれているようで、ほっとするルジェ)「本当ニ、有難ウネ」(そう、その少年の背中に語りかけながら) [Fri 16 Nov 2007 01:22:33]
お知らせ > 黒紫さんが帰りました。 [Fri 16 Nov 2007 01:15:33]
◆黒紫 > ――― 別に …。 (… 痛くないの? との問いに少年は、呟くような声音で ぽつり。応えて。 一枚切ったら、との言葉には くつり …笑みを零す。) 塵も積もれば山となる、――だったか。 さしずめ アンタは塵の山に埋もれた訳、だ。 遭難者は夜盗に襲われるか、熊に喰われるか …どちらにしろ、ロクでもない結末辿るのがセオリー。 どちらも辿らないうち、違う道を探した方が良い。敢えてセオリーを辿りたいなら止めはしない、が ――? (… 貴女から問われると、少年はひとつ 頷いて。) だったら、案内する から―――俺から離れるな。見失ったら、熊か夜盗の餌食決定だ …。 (… 物騒な言葉口にした少年は、スラムの道無き道を歩き始める。今宵は確りと『地面』を歩いて案内する様子、――ご安心を。)( そして黒紫は、貴女をスラムの出口まで送ってゆくことでしょう …。 ) [Fri 16 Nov 2007 01:13:54]
◆ルジェ > 「ダッテ、ダッテ、アソコカラ此処ノ場所ッテ、結構距離アルヨ?兄チャン、足痛クナイノ?」(ルジェはその跳躍に感心したように、そう訊ねる。・・・確かにあの屋根から見下ろせば、ルジェははっきり見えるだろう。けれど。どう考えても普通に降りられる高さではなく)「スゴインダネ、驚イチャッタ」(はにかんで、微笑んだ。垂れ下がっていた布切れはいつのまにやら石畳の道にさらさらと落ちていて)「助カッタヨ、一枚切ッタラ楽ニナレルト思ッテタンダケド、コンナニ一杯アルト思ッテナカッタカラ」(そう意って頭をかいた)「コノ先ニ、出口ガアルノカナ?」(と、少年に問うてみた) [Fri 16 Nov 2007 00:50:10]
◆黒紫 > (… お兄さん から、 兄ちゃん。 呼称の変更に少年は、緩やかに 首を横に振って…) ――…いや。良いよ、別に …如何でも…。 (… 此方に向けられた蒼の双眸は、吃驚したように見開かれていて。そんな貴女の様子を少年もまた、不思議そうに見遣っていて …) ――… それほど驚くこと、 ……か…。 (… 少年にとっては日常のことのよう、で…。) [Fri 16 Nov 2007 00:45:24]
◆ルジェ > 「逆・・・?ホエ」(まじまじと相手を、見た。・・・相手がいうように、ルジェよりも身長は低く、どちらかといえば少年風の風貌である)(頭をかきながら、おじぎをひとつ)「ア、ゴメンナサイ。エット、兄チャン?」(←いや、ち、違うだろう(汗)ルジェは自身の身長に疎くて。肩を竦める少年を不思議そうに見つめた)「アア、アソコカラー」(そう言って、空を見上げて。・・・屋根は随分高いところにあり、ルジェは驚いた)「ア、アンナ高イトコロカラ降リテキタノ!?」(すごい、跳躍力。ルジェは少年を見ながら、目を見開いていた) [Fri 16 Nov 2007 00:34:03]
◆ルジェ > ( [Fri 16 Nov 2007 00:30:23]
◆黒紫 > (… お兄さん。 呼ばれた少年は口元に僅かな苦笑浮かべて、) 逆、だろう。如何見ても…―― アンタに 『お兄さん』 と呼ばれるのは、如何も可笑しな感じ、だ …。 (… 自身より背のある、貴女。少年は軽く、肩を竦める。 何処から、との問いには 喉奥で微かに笑ったよう、で …) あそこの屋根、から――見てたんだ、アンタのこと。 (… 云いつつ、屋根の上へと向けられていた瞳は、貴女に戻されて。) [Fri 16 Nov 2007 00:27:16]
◆ルジェ > 「プハアッ!」(やっと自分で呼吸が出来た。ルジェは嬉しそうに体を伸ばす。きしきしと体は軋んで痛かったけれど)「有難ウ!オ兄サン。ルジェドウシテイイカ判ラナクッテ。・・・布切レッテ侮レナインダネ」(微笑んで頭をかきながら、そう伝える。言葉少なめの相手ににっこり微笑んで)「ドッカラ降リテキタノ?」(不思議そうに、そう訊ねた。) [Fri 16 Nov 2007 00:16:26]
◆黒紫 > (… 此方に背を向ける、貴女の手。其処には確りと絡みついた、布切れ。 それを目にした少年は、立ち上がり …) …… 分かった。だから、そんな目で見ないでくれ ――。 ( すィ …と。貴女の真摯な眼差しから瞳を逸らす。 示された貴女の手。そして口許に結ばれた布切れに触れれば、順に解いてゆき …。 解き終えると、これで良いのか、と尋ねるかのように 貴女を見遣って …。) [Fri 16 Nov 2007 00:10:54]
◆ルジェ > (無理に話さないほうがいいといわれて、素直に頷くルジェ。)「ンン・・・・」(有難う、と言っている風で。)(その相手は表情を変えることなく、礼が欲しくて助けたわけではない、と伝えた。ルジェはきょとんとしたままで)(ただ、立ち上がる様子は、見たところなく。ルジェは「?」と思っていた)「・・・・ンン」(これ、とでもいうように、舌打ちした相手に背を向けて手を見せる。・・・・はずれてないよーと伝えるように。)「ンンンッ・・」(あの、すみませんが、よかったらこれも外してもらえると助かるんだけど・・・とでもいうように、顔を相手に向けて、瞳でそう伝えようとした(伝わったか、どうか)) [Thu 15 Nov 2007 23:58:12]
◆黒紫 > 無理に話そうとしない方が良い、二酸化炭素が無駄に増えて息が苦しくなるだけ、だ …。 (… しれッ、と云い放ち。 ――石畳の上に座り込む貴女に、) 別に俺は …アンタからの礼が欲しくてこうした訳じゃない。だから、アンタが俺に礼を云う必要はない ……が。 ( ちッ …。 ) 手が自由になった今、俺が解かなくともアンタ自身で解ける――か …。 (… 小さな舌打ちを、ひとつ。 御辞儀する貴女に少年は確かめるかのように言葉を、掛けて …。) [Thu 15 Nov 2007 23:52:15]
◆ルジェ > (何だか情けない者を見る視線を感じて。・・・ルジェは恥ずかしくなった。)「ウウンンウッ・・・!!」(不可抗力なんだものっ!←訳。・・・言葉には出来ていなかったけれども(汗)。)(と、その相手がなにやらルジェに向かって話している。じっとしてろ?)「ンン?」(何が起きるんだろう?ルジェは動きが取れないので、想像できなかった。どこからか、焦げた匂いがして)「ケホケホッ・・・」(煙が立ち込めて、少しむせた。と、段々と体が楽になっていくのが判り。・・・中に浮いていたからだがすとんと石畳の道に落ちた)「・・・ンンー?」(きょとんとした様子で座り込み、相手を見ている。有難うと言葉を紡ぎたくも、口に結ばれている布切れだけはきれていなくて。ルジェはぺこりとおじぎをひとつした。)(・・・一体何が起きたんだろう?という表情はそのままで) [Thu 15 Nov 2007 23:39:13]
◆黒紫 > ――… 何処を如何すれば此処まで布に懐かれるんだ …。 (… 複雑に絡み合った布切れは、そうそう容易く解けるものではなかった。その事実を察した少年は、小さな息をひとつ 吐き出す、と …。) 熱くはない――だから、案ずる必要もない。 じっとしてろ …。 (… 何事か妙案を思いついたかのように、言葉を掛けて。 絡み合った布切れ――そのひとつに片手を近づけて。ぴ、と 人差し指を立てる。布切れの重なった部分に指先を近づければ、ぽゥ …と紫色の焔が灯り。 触れた布切れからは、ジジ…ッ と焦げるような音が生じ。 ぱら …ぱら、と 焼け切れた部分から布は解けてゆき。少年はそうして、貴女に絡まった布切れを焼き切ってゆくことでしょう。――貴女の口元に絡まった布切れだけを、残して。 ) [Thu 15 Nov 2007 23:29:58]
◆ルジェ > (とんっと屋根から誰かが下りてくる音がして。・・・そちらへ顔をむけたいのは山々なんだけど、動けないのでどうしようもなく)「ンンンーーーッ!」(口まで塞がれて言葉さえ出てこなくて。ルジェは涙目になりながら、その相手の言葉を聞く)「ンン?」(暴れるなって?・・・えーと。しばらく考えて。幾重にも重なった布きれは、ルジェの体を締め付けていた) [Thu 15 Nov 2007 23:17:07]
◆黒紫 > さて、――如何するか …。 ( 何故そこで悩む …そんなツッコミがテロップに流されるも、少年は何処吹く風で受け流したよう、で…。 ひとつ…屋根を蹴ると、 静かに地面へと降り立って。) 暴れるな。 ―――余計 絡まる …。 (… 淡々と告げながら。 貴女の傍に片膝を着いて、絡まった布切れを解こうと手を伸ばし …。) [Thu 15 Nov 2007 23:11:56]
◆ルジェ > 「グ、ングッ・・・・」(せっかく鍛えた腕だもの。今使わないでいつ使うよっ!・・・とでも言うように、一生懸命振り払おうとするも、布切れはどんどんもつれてきてしまって)「ングッ!!」(首にまで絡まってしまった。呼吸が、果てしなくしずらい)「ンーーッ!!」(と、真上から、声がした。そちらの方に顔を向けたかったのだが、顔が動けない)「ンンンウーーッ!!」(縛られてるんだよー!と、叫びたい様子である(汗)) [Thu 15 Nov 2007 23:03:39]
◆黒紫 > (―― それは 貴女の真上から投げかけられたであろう、問いかけ。 貴女からすれば頭上――廃屋のひとつ。その屋根に腰掛けた少年がひとり、暴れる貴女を不思議そうに見下ろしていることでしょう。 ) [Thu 15 Nov 2007 23:00:42]
お知らせ > 黒紫さんが入室されました。 『 何、してるんだ …。 』 [Thu 15 Nov 2007 22:59:06]
◆ルジェ > (と、布切れがまとわりついて、身動きがとれなくなり)「モー、ナンナノッ、コレッ」(ぷんすかと怒りながら、払うようにして先へ進もうとするもこんがらがってきてしまった)「・・・・ムーン」(手足を布切れに縛られた状態になってしまって、どうしたものかと思案中。・・・頭をかきたかったけれど、頭に手が届かず、唸るルジェ)「モーーーーッ!!ナンナノッ!!」(暴れれば暴れるほどに、布切れはからまって、ルジェは途方にくれてしまった) [Thu 15 Nov 2007 22:51:58]
◆ルジェ > (いや、逆手に柄を持てば、短距離ならばふるえない事はない。ゆらゆらとゆれる影に、ゆっくりと近づいて、下からショートソードを抜いてそれを切る)「ハアッ!!」(ひらひらと布が中を舞って。ルジェは肩で息をしながら相手の動きを見つめている。・・・と、そのままはらはらと布は石畳の道へ落ちてきて)「・・・・アリャ?」(ゆらゆらと揺れ動く影は、沢山垂れ下がっていた布切れの一部だった。・・・えらく沢山の布切れが干してある。・・・ここの住人が干しているのかどうかまではわからなかったけれど)「・・・ナ、ナンダ」(ルジェは呼吸を戻して。その布切れを払うようにして、細い、暗い路地をゆっくり進んでいく) [Thu 15 Nov 2007 22:32:04]
◆ルジェ > (と、目の前にゆらっと揺れている影が見えて。)「ナ、ナニナニ?」(ルジェは胸がどきんっと高鳴るのが判った。・・・いつかの暴漢?それとも、スリか?・・・ルジェはぽろぽろと落ちる外壁に爪を立てて、気配を伺っている。唾を飲み込む音が大きく聞えて。・・・こんな細い路地じゃ、剣はふるえない。どうしよう・・・。混乱気味になりつつも、どうにか冷静さを取り戻すかのように呼吸をゆっくりと、おこした) [Thu 15 Nov 2007 22:15:02]
◆ルジェ > 「近道、近道・・・」(ぶつぶつと呟きながら、細い路地を歩いている。壁に手を当てるとぽろぽろと外壁が落ちてきて。ルジェのローブにひとかけら入ってしまった)「・・・ヒャアッ!」(びっくりして、あわあわとフードを払おうとする。リュックを片手に持って(・・・というか、落としそうな勢いで)慌てて払おうとして。ころんっと外壁の石が転がり落ちてきた)「ハァ、ハァ、ハァ・・・、ナ、ナンダ」(石か。胸がどきどきして、止まらない。チャームはリュックごと回されて、目がぐるぐるしている)(額の汗を拭って、灯火の少ない路地をたどたどしく歩いていくルジェ) [Thu 15 Nov 2007 21:55:07]
◆ルジェ > (リュックをかつぎなおして、よっこいしょと椅子から立ち上がると、チャームは意を決したようにリュックに向かって声をかけてあげて)「怖ガッテタラ、ナニモハジマラナイヨネ。ウッシ、タシカコノ辺リニ近道ガアッタハズー・・・」(無謀にも、その灯りのとぼしい道へとどんどん歩いていく。チャームは心配そうにその様子を見るも)「大丈夫ダヨ。ナニカ出テキタラ・・・・。ドウニカスルカラ」(どうにかなるのか?・・・チャームの不安は消えないまま、ルジェはすたすたと歩いていった) [Thu 15 Nov 2007 21:46:13]
◆ルジェ > 「ムーン」(頭をかかえて、しばらく考えこんでいたが、椅子にもたれて空を見上げて)「チカチカ眩シイヨ。・・・ドッチノ方角カ判ラナイジャナイ」(ぷんすかと頬を膨らませて、外灯に文句をつける。その様子をリュックからがさごそと現れた猫が見ていて)(突き刺さる冷ややかな視線。ルジェはそーっと後ろを振り向いて、間が悪そうに頭を掻く)「ダ、ダッテサ、チャーム?コレ、ココガコーナッテタラ、武器屋ニツキソウナモンデショ?・・・ナンデコノ道ニデチャウノ」(たどたどしく説明をするも、冷たーい視線でルジェを見るチャーム。・・・・ルジェは気まずそうに、言葉を紡ごうとして、やめた)「・・・トリアエズハ、ドッチイコウ」(辺りをきょろきょろと見回す。以前来た時よりはスラムの街の中ほどまでには行っていないようだ。・・・けど)「アイカワラズ、灯リガ暗イシ・・・」(なにかでたらどうしよう。少しばかりルジェは不安にかられていた) [Thu 15 Nov 2007 21:38:39]
◆ルジェ > (ルジェにはどこがどう結びついているのか、判る・・・らしい。)「ココガ、コーナッテテ。・・・痛テッ」(体が軋んで。無理をした二の腕が痛い。筋肉痛か?・・と考えそうなものだが、ルジェの場合)「・・・エー。マタメンテ行カナキャナラナイノカナ」(しょぼんと頭を足れて。外灯がちかちかと眩しいその近くにある椅子に座ってしょげていた。)「・・・武器屋ハ此処デショ?・・・違ッタノカナ」(ちかちかと眩しい外灯の光の下では、ろくに地図も見えない(見えても、意味が判らないと思うが(汗)。ルジェは目を細めて。じーっと見つめている) [Thu 15 Nov 2007 21:25:09]
◆ルジェ > 「アイタタタッ・・・」(ルジェは薄暗い街を、腕をさすりながら歩いていた。・・・お腹がめいいっぱい膨らんでいて、ベルトがうまくできなかったのでどうにか腰にショートソードを縛り付けている。)「・・・食ベスギルシ、皿洗イサセラレルシ。・・・オマケニ」(月の滴亭にて、酒場で思っていたことを取り合えず実行してみた。・・・が、50回ほど腕立てふせした後、ベッドに横になる)「ハヘーーッ!!ツ、疲レタ」(自分の二の腕をぷにぷにと触りながら、少しは筋肉ついたかな?・・・と思い、長い事預けていた剣をとりに武器屋へ直行)「・・・ノハズダッタノニ」(どうにも迷子になりやすいらしい。頭をかきながら、途方にくれていた。ちかちかと外灯がルジェの真上で光っている。一生懸命描いた地図も役に立たないようで)「モッカイ描キナオシカナァ」(などと、頭をかきかき考えていた。手元は暗かったけれど、じーっと羊紙を眺めている) [Thu 15 Nov 2007 21:16:50]
◆ルジェ > [ [Thu 15 Nov 2007 21:12:37]
お知らせ > ルジェさんが来ました。 [Thu 15 Nov 2007 21:12:31]
お知らせ > デュラハンさんが帰りました。 『後日、喉元を切られた男の死体が見つかる。』 [Wed 14 Nov 2007 03:24:20]
◆デュラハン > (ルジェの後姿が消えて暫し間を置き)中々良い食事でしたね・・・・・さて。(腹を満たした悪魔は転がっている男に再び視線を向ける。別にこのまま放置するのも問題はない気もするが、同じスラムに住む者であったとすればまたどこかで会い絡まれても困る物。となれば、自身との邂逅を喋れぬ様にするのが安全なわけで)・・・・・運が無かったですね。(無描の仮面の下、不可視の顔を僅かに歪めれば周囲に自身以外の気配が無い事を何度も確認しつつ昏倒する男を人通りの少ない路地裏に移動させ・・・・) [Wed 14 Nov 2007 03:23:30]
お知らせ > ルジェさんが帰りました。 『老人に指し示された場所を追うように、指で確認をしながら大通りへ足を進めていった・・・』 [Wed 14 Nov 2007 03:19:45]
◆デュラハン > (気が落ち着いた貴女からの道が正しいかを確認する言葉に対し頷いて見せれば、その場から動く事無く貴女を見送ろうとするだろう。)えぇ、気をつけてルジェさん。(恐らくは貴女の名前なのだろう、その名を付け加え今一度の確認に肯定の言葉を返せば、手は返さぬがじっとその後姿を眺め見送って。) [Wed 14 Nov 2007 03:12:25]
◆ルジェ > (ルジェは、先程よりもずっと気持ちが随分穏やかになり、深呼吸をひとつ。老人の言葉にこくんと頷き)「ウン。ルジェ、・・・怖カッタ」(・・・抗う事も出来なかった。老人の視線の先を辿れば、まだ昏倒している男の姿があって。ルジェは腕に自身がない分、気を引き締めなくちゃと唇をかみ締めた。穏やかな表情の老人が、商業地区への道しるべを示してくれている。はにかんで喜ぶと)「有難ウ!コノ道ヲマッスグに行ケバイインダネ?」(そう答えて、ぺこりとおじぎを一つ)「スラムニモ、オ爺サンミタイナ親切ナ人ガイルンダネ・・・。ルジェ、覚エテオクヨ」(そう微笑んで、向こうだよね?と再度確認した後、老人に笑顔で手を振って大通りへ向かって歩いてこうと) [Wed 14 Nov 2007 03:04:23]
◆デュラハン > (この場所がどういう所か分かったのだろうか?危険な場所である事を貴女が認識した事に気付けば)えぇ、今先ほどその危険を体験したでしょう?(首を傾げ同意を求める様に言えば昏倒したままの暴漢に視線を向けて。今は男の助けがあったが、次が同じようになるとは限らず。もっと人目に付かない場所であれば犯され殺される事もあるかもしれない。)(それから少し間を置けば)まぁ・・・・・商業地区を目指すのであればこの道をずっと行けば大きな通りにでるでしょうし、目的の場所はその辺りで聞いてみた方が良いでしょうかね。(貴女が本当に目指した場所へ向かえる道を伝えるだろう。)(本音を言うと腹を満たせば糧に用は無いのだが、だからと言って態度を翻す必要も無く。ソレならばまたこの姿の時に会った場合の事を考えて、親切なスラムの老人を演じた方が良いだろう何て思っての行動。) [Wed 14 Nov 2007 02:54:27]
◆ルジェ > ((くらくらとする不思議な感覚に襲われながら、ルジェは段々と心が落ち着いてくるのが判った。・・・ただ、どうしてそうなっていくのかが判らなかったのだけれど)「・・・危ナイ・・場所」(たどたどしく、老人の忠告を聞きながら、安らかになっていく心に不思議と安堵感を覚えて)(すうっと体からも痛みが消えたような感覚に襲われ、ルジェは、目をぱちくりとさせた)(老人を見るも、首をかしげた様子で何かをしている様子には見えず、ルジェ自身どうしてこんなに安らぎが胸に入ってくるのか判らずにいたけれど・・・) [Wed 14 Nov 2007 02:37:46]
◆デュラハン > (悪魔の腹には言うほど余裕が無い為に先の男の様に貴女の感情を全て奪う事は無く。また貴女が手を払うか暫くすればその身体に訪れた違和感は嘘幻の様に消えうせるだろう。) [Wed 14 Nov 2007 02:31:27]
お知らせ > ルジェさんが来ました。 [Wed 14 Nov 2007 02:31:10]
◆デュラハン > (貴女からの再度の感謝の言葉に笑うように軽く肩を揺らすだろう。)(自身からの質問、ソレに返されたのは商業地区の方面にある酒場を目指していたと言う言葉と恐らくは地図と思しき羊紙。それらを交えた説明の後に落胆した貴女を見れば)まぁ、迷うにしては場所が悪すぎましたかね。(落ち込む貴方に対しそう呟けば、次からは気をつけた方が良いですよ何て付け加えて。暗黒街と比べれば危険ではないかもしれないが、それでもこのヴェイトスの中では犯罪や怪異が多々転がる場所である事に変りは無いのがこのスラムなのだ。)(貴女の手に触れた後に力を行使できる様になれば、その恐怖を奪い取りはじめ)どうかしました?(不意に訪れた違和感に戸惑う貴女の言葉に対し、悪魔は自身が何も知っていない様な素振りで首を傾げて見せるだろう。) [Wed 14 Nov 2007 02:26:44]
◆ルジェ > (ルジェの言葉に、老人は首を振って。ルジェは照れたように笑った)「ウウン、多分、助ケテ貰ッタンダト思ウシ・・・。有難ウ」(涙の後は消えないままで。頬からの血がルジェの痛みの感覚を呼び起こしていた。・・・不思議な人だなぁ、と感じていた。それ以上の事はルジェには判らなかったけれど)(どうしてこんな夜中に?と訊ねられ、頭をかきながらごそごそとリュックから羊紙を取り出して)「本当ハネ、ルジェ商業地区ノ酒場ニ行クツモリデ歩イテタノ。コレ、描キナガラ」(そこには・・・。ぱっと見て、地図・・と判れば大したものだというくらいたどたどしい線が沢山かかれた地図(一応)。それを老人に見せてから、自分のほうへ向きなおして、肩を落とす)「・・・デモ、迷子ニナッチャッタ」(しょぼんとした表情のルジェ。・・・しかも不注意でこんな目に会うなんて思ってもいなかった。危機感が足りないといわれればそれまでなのだが)(ルジェははにかんで笑って、老人の手を取る。と、・・・)「・・・ホリェ?」(くらくらと感覚が麻痺してくるような違和感に襲われる)「ナ、何?」(ぽーっとした惚けた表情のまま、老人の姿を見て、不思議そうに訊ねる) [Wed 14 Nov 2007 02:06:10]
お知らせ > ルジェさんが入室されました。 [Wed 14 Nov 2007 01:56:02]
◆デュラハン > (たどたどしいその口調に僅かに不思議な感じを覚えたが、悪魔にソレを深く追求する気は無く。)えぇ、見た通りではありませんかね?(貴女の言葉に軽く肩を揺らしそう答えて。続けられた貴女からの感謝の言葉に軽く首を振り気にしなくて良いという意思を見せれば)しかし、こんな時間にスラムを女一人で歩くなんて・・・何か探しものでも?(未だ息の荒い貴女に尋ねるようにそう告げて。)(自身の質問の後か先か。貴女が悪魔の手を掴めば、悪魔は貴女から恐怖の感情を奪う為に触れた手に意識を集中させるだろう。ただ、その手が義手であったのであれば、触れた違和感に僅かに動きを止めるだろうか。) [Wed 14 Nov 2007 01:51:37]
◆ルジェ > (息が上がって、上手く呼吸が出来ない。体の軋みがより激しさをましていて。ルジェは体を起こせずにいた。破れたフードを握り締めて、ルジェのたどたどしい言葉に丁寧に答えてくれる老人を見ながら・・・)「・・・ココノ、住人?」(先程の相手に視線を写せば、突っ伏したままぴくりとも動かない。何が起こったのか、ルジェには理解出来ないままだった。・・・まさかこの老人が何かした?そうした疑問に捕われつつも、どう考えても答えが出ずにいて。頬から流れる血を止めようと片手で一生懸命拭う。)(すっぽりと外套を纏っている老人の表情まで伺い知る事は叶わなかったけれど。手を差し出されてルジェは俯いて恥ずかしそうにその手を取って、答えた)「ア、有難ウ」 [Wed 14 Nov 2007 01:35:33]
◆デュラハン > (男の感情を吸い上げると同時に訪れる充足感。男から全てを吸切り何も獲れない事を確認すれば、すぐに倒れるだろう男をまるで汚れを払うかのように軽く叩きその場から除けて。)次は・・・(そんな呟きを溢せば、満腹には僅かに足りない腹具合を満たす為に次の糧である貴女の方に視線を向け一歩近づき)・・・・私ですか?単なるスラムの住人ですよ。(眼前に経つと同時、不意に投げ掛けられた言葉に丁寧な口調でそう返せば、纏う外套には些か不釣合いな白手袋に包まれた手を貴女に差し出すだろう。) [Wed 14 Nov 2007 01:26:16]
◆ルジェ > (「・・・はぁ?見りゃ判るだろうが。お取り込み中なんだよ」愛想もなにもないといった風に、相手は答えて。押さえつけられているルジェには、誰と喋っているのか判らないでいた。・・・ただ、仲間とは、違う?それだけを感じていたようで)「・・・ンンッ!!」(抗う事を止めないまま、手が止まっているうちにどうにか反撃出来ないか、それだけを考えていた。・・・しばらくすると、「ウウッ・・・???」ルジェを掴んでいた相手の手が緩んで、体がふらふらと動き出す。ルジェはふいに体が開放されたので起き上がると、先程までルジェを襲っていた相手は額に両手を当てたまま、なにか唸り声を上げて、その場に倒れこんだ。)「・・・?ナ、何ガオキタノ?」(ルジェには理解する事が出来ず。頬から流れる血を手で拭いながら視線を動かすと、初老の老人らしき人物が立っていて。ルジェは乱れたフードを直しながら軋む体に眉を寄せて、上目遣いに訊ねた)「・・・アナタハ、誰?」 [Wed 14 Nov 2007 01:12:06]
◆デュラハン > (静かに忍び寄り後一歩の所で男にその気があった事を確認したが、さすがにこの位置まで来たのであれば今更観察に戻る必要も無く。)(肩に置いた自身の手に気付き振り向かれ投げ掛けられた暴漢の言葉に)いえ、少し何をしているのかなと思いましてね?(フードと影に覆われた無描の仮面に空いた二つの孔を暴漢から一瞬だけ貴女へ向け再び暴漢に向け直せば、己が糧を得る為に使う感情を奪う力を最大出力で暴漢の恐れ以外の感情に対し行って。一瞬では相手の感情は奪えないだろうが、暴漢がその手を払わないのであれば物の数秒もしない内に恐れ以外の感情を空っぽにすることができるだろうか。)(もし、暴漢が恐れ以外の感情を吸い尽され、その後もデュラハンの手に触れられているのであれば、さらに残された恐怖すらも吸上げ昏倒させんと再びその力を使うだろう。) [Wed 14 Nov 2007 01:02:07]
◆ルジェ > 「ヤ、ヤダ・・、ヤメテッ・・・・」(ルジェは、声で抗う事でしか抵抗する事が出来ず。相手が返って喜んでいるとは考えも及ばなかった)(舌を出して、多少興奮しているのか外気の白い息を吐きながら、にやりとほくそ笑み「いーや?・・・案外この辺りに持ってたり、して、な?」・・・するすると手は胸へと伸びて)「持ッテ、持ってないって・・ヤ、ヤアァンッ・・・ッ!」(顔を真っ赤にして、ルジェは体をくねらせる。羞恥で、涙が止まらずにいた。)(荒い呼吸を残しながら、ルジェには何者かの気配だけを感じる。・・・もし、仲間だったなら。ルジェはどうなるんだろう?・・・恐ろしい考えが頭をよぎって、手を握りしめていた)(・・・と、ルジェの体をまさぐっていた相手の動きが止まって。)「・・・・?」(息を荒くしながら、顔を向けようとするも、真後ろにあたるため何が起こっているのか判らない。「あ?なんだよ、じいさん」・・・という相手の声と、不満げな態度だけが、ルジェに伝わってきて) [Wed 14 Nov 2007 00:43:19]
◆デュラハン > (時折周囲の様子を窺いつつ悲鳴のした方に足を進め、やがて隠れるにも見るにも丁度良い位置を確保すれば)「予想通りですね。」(悲鳴の前に微妙に男の声が聞こえた気がした為に当たりを付けてみたのだが、どうやら自身の予想は外れていなかったようであって。)・・・・・。(暴漢と被害者とのやり取り、恐らくはまだ調べている段階である事を察せば)そのまま色々とやってくれると楽なのですがね・・・・。(二人に聞こえぬ程度の声で小さく溢せば、軽く首を傾げてみせて。実際そういう行為をやっている時の方が周囲への意識が薄れる為、糧を得る行為はやりやすい。ただ、相手にその気があるかどうかが分からぬ以上、下手に待って余計な邪魔が入るのも好ましくないわけで。)ふぅ・・・・。(致し方ないとでも言う感じで軽く息を付けば、気配を殺したたまま暴漢の背に忍び寄ろうとして。)(忍び寄る老人風貌は貴女には目もくれる事無く。また暴漢が老人風貌の接近を許したのなら、老人風貌は外套の端から不似合いな腕を出しその肩に軽く手を乗せようとするだろう。) [Wed 14 Nov 2007 00:34:06]
◆ルジェ > (「あぁ!?・・・変わった体つきしてんな」驚いたように、ルジェにのしかかるその相手は一瞬手を止めたが・・・)(ルジェは、ひたすら唇をかみ締めて、その屈辱に耐えていた。肩が小刻みに震える。)(どうにかしなくちゃ・・・。いつでも誰かが助けてくれるとは、限らないんだから・・・。ルジェは腕を伸ばして、どうにか体制を立て直そうとするも、手は空をつかんで。石畳の道に手をおいて、体を起こそうとする)(「・・・っと。無謀な動きしてんじゃねえよ」頭を石畳に打ち付けられ、頭がくらくらとし、眩暈を起こした。先程まで動いていた手も止まってしまい・・・)「・・・ナニモ、持ッテナイッテバッ!!」(唇をかみ締めて、それだけを言うのが精一杯だった。相手はにやりと笑ったまま、ローブからルジェの体を触り出し、何か持っていないか探そうとする)「ア、ヤ、イヤアァッ・・・!!」(ルジェは身動きの取れないまま、体を這い回るその手に体が反応するのを止められずにいて。・・・ルジェは悔しかった。俯いて泣きながら、自分の非力さに後悔していた・・・。・・・ふと、なにか視線を感じて。)(・・・仲間!?ルジェの体に新たな戦慄が走る。真後ろにのしかかっている相手はなにも気にする風でもなく、ローブから手をすりこませてルジェの体を丹念に調べていく・・・) [Wed 14 Nov 2007 00:14:53]
◆デュラハン > (貴女も暴漢も老人風貌の接近に気付かぬのであれば老人風貌は暴漢に近い側の建物の壁の傍、暗がりで姿が見づらい場所から貴方達を観察しようとするだろう。) [Wed 14 Nov 2007 00:07:07]
◆デュラハン > (恫喝する者とされる者達から見れば数メートル程離れた位置。丁度貴方達と同じ方向に歩いていた老人風貌のソレは突然聞こえた女性の叫び声らしき物に足を止めて。)悲鳴ですかね?。(この辺りの事情を余り知らない街に住んでいる者がスラムに迷い込んで襲われるというのは決して珍しい事ではない。そして普段ならばそんな悲鳴を聞いても面倒ごとに巻き込まれたくないと言う理由から道を変えているのだが)偶には・・・摘み食いも悪くは無いかもしれませんね?(表の仕事からの塒へと向かう道の途中、いつに無く小腹が空いていた悪魔はその暴漢と被害者から糧を得れぬかと不意に思いついて。それから間もなく悪魔は気配を殺し貴方達の方へと近づいていくだろう。) [Wed 14 Nov 2007 00:01:14]
お知らせ > デュラハンさんが入室されました。 『貴女に乗る暴漢のさらに後ろ』 [Tue 13 Nov 2007 23:48:05]
◆ルジェ > (石畳のすすけた道に体を押し付けられ、体がただでさえ軋んで痛い。ふいに、後ろにいた影が前髪もろとも顔を上げさせようとして・・・)「ツウッ・・・・ッ!!」(痛さに顔をゆがめるルジェ。「命までは取りはしねえさ・・・。ま、有り金全部置いてってくれたら・・・な?」にやりとほくそ笑む気配が感じられた)(ルジェは焦った。・・・有り金なんて、持ってない!!・・・だって、チャームに怒られてほとんどお金は宿においてきてしまった。どうにか抵抗できないかと体をくねらせるも)「イ、痛イッ・・・・!!」(しっかりと羽交い絞めにされていて。ルジェにはどうすることもできなかった。後ろの影が、ルジェのローブにするりとナイフを入れ、裂こうとしているのが判り・・・)「ダ、駄目ッ!!」(高かったんだからっ!!声にならない言葉を上げて抵抗する。・・・が、相手は抵抗すればするほどに力を込めてきて)(「命とられたくなかったら、大人しくしてるんだな・・・」ジャーーーッ!!とフードが引き裂かれる。)「キャアアアーーーッ!!」(ルジェは、かつてない恐怖に、大声で叫んだ。その声は、霞んだ空気に消されてしまっていたが・・・) [Tue 13 Nov 2007 23:40:28]
◆ルジェ > 「痛ッ・・・」(眉根を寄せて、くらくらする頭をおさえる。と、頬に鋭いナイフがつきつけられて)「・・・!?」(「こんな場所でえらい大声出す・・・。女?・・・一人でなにうろついてんだか。襲ってくれって言ってるようなもんじゃねえか」(外灯から、目深にフードを被った影は、ルジェの背中に馬乗りになって身動きがとれないようにしている)「・・・クッ。ハ、離セエッ!!」(すらりと頬にナイフが動いて、つーっと赤い筋が流れる。ルジェは身震いを覚えながら、真後ろにいる影の様子を伺っている) [Tue 13 Nov 2007 23:28:18]
◆ルジェ > (ハァーっと息を吐けば。すっかり白い息が出る季節となっており)「寒イハズダヨネ」(嘆息気味に、あちこちきょろきょろしながら歩いていると・・・)「・・・ン」(後ろから足音が聞えた。そろーりと近づいてくる影・・・)「モシカシテ・・・」(また、スリ?そんな事を思いながら、同じ目には食わないぞと耳を欹てる。・・・しばらく近づいてくるその影の気配を感じ取っていて)「コラーーッ!」(怒って振り向くと、足払いされてすっころんだ) [Tue 13 Nov 2007 23:23:50]
◆ルジェ > (昼間日時計の公園で、日が昇る場所をみて「コッチガ東ダナー」)(・・・とまあ、ここから始まって、自身で羊紙にたどたどしく地図を書こうとするも・・・。自分が方向音痴であることに自覚がなかったため、気がつけば、スラムの奥まで入り込んでしまっていて)「・・・ムーン」(眉根をよせて考え込む。・・・この地図当てにならない・・・。まぁ、自作のものだからしょうがないのだけれど。)(外灯が、あちこちと、ぽつんと立っている。・・・それでも暗い道だ)「・・・寒イナア」(身震いしながら、ローブを目深にかぶってスラムの街を歩いていく) [Tue 13 Nov 2007 23:06:41]
◆ルジェ > 「アーア・・・」(頭をぽりぽりと書きながら、どうしたものかと思案中。・・・商業地区の酒場に向かうはずが、どうしてここを歩いているんだろう)「・・・ナニカ間違ッテタノカナ?」(自身で羊紙に書いた地図を頼りに街を歩いていたのだが・・・。)(外食が多いので、チャームにこてんぱんに怒られた。・・・ついでにひっかかれ)「痛テー」(頬をさすりながらぶつぶつと文句を足れている。金がねえっつってるでしょっ!!瞳がきらーんと抗議の視線を送って。ルジェは手をふりふり謝った)「ゴメンッテバ(汗)。モウシバラク飲ミニイカナイカラ、サ」(そうはにかんで笑う) [Tue 13 Nov 2007 23:03:03]
お知らせ > ルジェさんが入室されました。 [Tue 13 Nov 2007 22:59:35]
お知らせ > ルジェさんが退室されました。 『ルジェは照れつつソードに甘えるように、顔を埋めてルジェはゆっくりと眠りについていった・・・』 [Tue 13 Nov 2007 00:56:57]
お知らせ > ソードさんが帰りました。 [Tue 13 Nov 2007 00:55:11]
◆ソード > (夕食の残りを温めただけの夜食なのだけど美味しそうに食べてもらえると嬉しくて… 程よく身体も温まってくると少し眠気もしてきて)そうかな…うん、少しは詳しいかもしれないけど…(そう深い知識があるわけでもないのでややあいまいな頷きで… 風邪かもしれないという相手に頷いて)急に寒くなったりするからね…明日も熱が引かないようなら薬草、何か出して上げるよ。(そんなことを言いつつゆったり立ち上がって…七輪もどきの火を消して)いいよ、ゆっくり食べてて〜…寝床と寝巻き用意しておくから〜(慌てて食べる相手に笑いながら寝室へ…着替えとか色々用意して戻ってくれば、今日は一緒に二人(+@もいるかも)で寝ることになるだろう) [Tue 13 Nov 2007 00:54:46]
◆ルジェ > (はぐはぐと、口の周りに色々とくっつけながら、おいしいよっと連発させてほおばるルジェ。体が芯からほっかほかになってきて、先程の外の寒さが嘘のようだった)「薬草取ッタリシテ売ッテルンダー。ダカライロンナ事詳シインダネ」(ルジェは感心したようにそう話した。)「ルジェも赤イ・・・カナ?エヘヘ」(寒さと、ソードに会えた安心感からきているのかもしれない。本人が自覚しているかどうかはわからないけれど)「ルジェモ風邪ヒイチャッタカナァ」(・・・やはり認識できてないようで(汗))(お腹一杯になったら寝ようね☆と微笑むソードに)「ウン☆」(と、微笑みつつも、一緒に寝る・・・との言葉に胸がどきどきしてしまって。頬がより赤くなってしまった。・・・しかも、ソードはもう食べ終わってルジェをじっと見つめていて。胸の心拍数が格段に上がっていくのが判る)「ア、ルジェ、急イデ食ベルネッ」(まるで照れ隠しのように、シチューをほおばった) [Tue 13 Nov 2007 00:48:37]
◆ソード > (仕事、と聞かれて顔をルジェの方へ…まだ少し赤い頬を軽く手で撫でつつ)薬草を取って…それを売ったり…かなぁ…(割と色々だけど基本は、と… 「ご飯食べてちゃんと寝るから大丈夫」と心配する相手にごまかしてみせて…)…ぎ、ギシギシ…は…平気、かな(流石になったこと無い、と…肩こりのことかな、と想像していて… 相手も頬が赤くなったのに気がついて)ルジェの顔赤いし…これ食べてぐっすり寝よーね。(少しからかうように笑いながらも此方も一口…麺とシチューが絡むと晩御飯のときとは違った味わいで…)あ、そっか、鍋で置いておいたから味がよくなってるのか…… ん、ありがとっ(褒められると嬉しいのか素直にお礼を言っていて)うん……一緒にいるとやっぱり…楽しいからねー…(前は一人だった獣人、そのときの孤独感よりはずっといいらしく…自分の分は軽めに更に盛ったらしく、割と早く食べ終わるとルジェの食べるのをじっと見つめて) [Tue 13 Nov 2007 00:32:33]
◆ルジェ > 「オ仕事?・・・ソードサンハ、何シテルノ?」(出来上がっていくお鍋やら狼さんやらに視線を忙しく動かしながら、そう訊ねる。平気だよっというソードの頬にはまだ赤みが残っているようで。ルジェは心配そうに)「無茶シタラ、体ギシギシナッチャウヨ?」(自分の体を基本にして、そう伝える(ぎしぎしって・・・(汗)着替えも貸してくれるとのこと。ルジェは喜んで)「有難ウ!」(にっこりと微笑んだ。みれば、ことこととシチューが出来上がっている。いれてくれるソードの様子をみると、なにかを堪えているようで)(・・・聞こえちゃったかな?頬を赤くしながら、大盛りのシチューをほおばる)「オイシー。オイシーヨ、コレ、ソードサン☆オ料理ヤッパシ上手ナンダネ」(にこやかにそう微笑んだ。だから飲むしか能のないルジェのようにではなく、お酒も料理に使えたりするんだなーと感心しきりの表情だった)「ア、ホントダ。沢山家族ガイルンダネ」(はぐはぐとシチューをほうばりながら、動物好きなルジェは、沢山同居している動物がいるソードの部屋を心底羨ましく思ってそう伝えた) [Tue 13 Nov 2007 00:24:41]
◆ソード > いいよ、仕事に行くついでなんだし……身体は…平気、平気だからっ(まだ少し頬が赤い獣人、確かにそう見えてしまうかもしれなくて…) 一応着替えは貸すから…ちょっと小さいかもだけど…(背とか胸とかの差がある二人…服なんて要らないかもしれないけど、とか小さく呟きつつも、鍋を掻き混ぜると表面の少し固まった部分が綺麗に蕩けて中から香りが溢れてきて)え?食べたん…(ご飯食べた帰りだったかな、と振り返って聞こうとしたらお腹の音が聞こえ…)ぇ、えっと…じゃ、大盛り、ね…(笑いをこらえるように方を震わせつつ…お皿に麺…やや平べったいぺらぺらのそれが入ったシチューをついでルジェの前へ… 狼の方を見る視線に気がついて)ん、同居してるの、後、猫と犬な子がいるよ。(放任主義なのもあって家にいたりいなかったりな家族達を簡単に紹介しつつ自分の分も注いで椅子に腰掛け) [Tue 13 Nov 2007 00:15:47]
◆ルジェ > 「有難ウ☆送ッテ貰エルナンテ・・、ゴメンネ、沢山助ケテモラッテ。・・・デモ体大丈夫?アマリ無理シチャ駄目ダヨ」(頭をかきながら、申し訳なさそうに笑顔でそう呟くルジェ。顔の火照っていたソードをどうしても風邪と認識したようで(汗))「ベッドハ一緒・・・(一瞬頬が赤くなり)。ウン、了解」(照れたように笑った。みれば、おいしそうにくつくつとお鍋が煮えている。ソードが気を使って麺でも入れると食べれると伝えてくれて)「エ、ア、イイヨ、ルジェサッキ食ベタ・・シ・・・」(最後まで言う前に。お腹がぐ〜っと鳴り。ルジェは頬を真っ赤にした。うろたえつつ、ソードが丁寧に麺を入れて作ってくれている様子を椅子に腰かけて眺めていて。)「狼サンダ!・・・寝テル」(起こしちゃ悪いかな、と思いながら、でも、ぽふぽふしたいなーという視線を送りながら、ソードの部屋を眺めていた) [Tue 13 Nov 2007 00:08:03]
◆ソード > あ……うん…(困ったそぶりを見せる相手…ようやくそれをやめ…)んー…うん、少しは…余り凄く利く訳じゃないんだけどね…(少し笑いながら…)この辺り、スリとか痴漢みたいの多いからねー…余り大金もって歩かない方がいいよ…(そんなことを言いながら 謝る相手に首を振って)…う、ううん、風邪じゃなくて…(まさか体の柔らかさに、とかはいえないわけで… 迷子、という相手に瞳をやや大きく開いて)…そうだったんだ…じゃ、明日、朝送ってあげるよ(此処、昼間でも結構暗いし、とか付け足しながら家の中へ… ベッドは一緒だよ?とにっこり…邪気があるのか無いのかわからない楽しそうな笑顔で泊まっていい、という風に頷いて)ちょっと小腹が空いちゃってね…ベーコンとか野菜の切れ端だけど、麺入れたら結構食べれると思うから…(お肉はさっき殆ど食べちゃって、と少し赤くなりつつ説明、どうやらビーフシチューだったらしく…よく見れば部屋の隅で白い狼とかが眠っているかもしれない、そんな環境だから肉はまず残らないらしく…鍋の中に麺を入れてかき回しつつ、椅子、適当に座って、と声をかける9 [Mon 12 Nov 2007 23:59:26]
◆ルジェ > 「ク、クスグッタイヨ、ソードサン」(匂いをかがれているのがやっと判った様子で、困ったようなしぐさを見せるルジェ。)「オ酒ノ匂イ?・・・ソードサン、トテモ鼻ガキクンダネ」(獣人ですから・・・(汗)。という常識は、あまりルジェにはなく。そのままの言葉を口にする。)「ソウナノ!吸血鬼・・・。会ッタラドウシヨウカト思ッテテ。オ金ナイノモ困ルンダケド・・・(といって、頭をかく)。・・・ゴメンネ、サッキ」(ルジェはソードに腕を回したまま、謝った。)(ルジェはソードの顔が赤くなっていることに気づき)「大丈夫?・・・風邪・・・引イテルノ?」(と訊ねた。ソードが泊まっていっても良いというのでルジェははにかんで喜んだ。)「良カッター☆ルジェ、カナーリ迷子ニナッチャッテテ(汗)。日ガ昇ラナイト帰レナイカラ。泊マッテッテモイイ?」(笑顔でそう答えた。ソードの家はことのほか暖かく。お鍋がくつくつとよく煮えていた)「オイシソー」(思わず涎が出てしまうルジェ) [Mon 12 Nov 2007 23:46:06]
◆ソード > (獣人の家は防犯上の関係からか一応塀があり、庭っぽい狭いのがあったりで…玄関から入れば少し薄暗い居間があって…夜食らしい鍋がくつくつ、と小さな音を立ててテーブルの上に置かれた七輪っぽいものの上で煮えていた) [Mon 12 Nov 2007 23:39:53]
◆ソード > (珍しい形の煙突…薬剤関連の仕事をしている所につけられている煙突なので少し変わってる感じなのが暗い夜の空にも僅かに影が映っていて)そ、そー。ふふ、いい匂い……いや、これはお酒の匂い?(ぽそ、と何か呟いてみたりで もしも信じなかったら首筋を舐めて「この味は嘘をついている味だ」とかそんな迷台詞を吐いたかもしれないが(謎))お金……困るね……ま、まあ…噂の吸血鬼とかじゃなかっただけ…さ(まだ良かった、と…慰めにもならない慰めしつつ腕に力を込められると体がぴったりとくっつき合って…お互いに体の凹凸がいやでもわかってしまい、少し赤面して) うん、折角だし寄っていきなよ、何なら泊まっていってもいいし。(お気軽に女の子を我が家に引っ張っていき) [Mon 12 Nov 2007 23:37:45]
◆ルジェ > 「煙突・・・?」(屋根が重なり合う空を見上げてみると、屋根屋根の間に煙を吐く煙突の姿が微かにみえて)「ア、本当ダ。アソコガソードサン家ナンダネ」(冷や汗かきつつも、そう伝える。なんだか首元がくすぐったくて)「キャハッ・・・ッ」(小さく笑った。(ソードに匂いをかがれているとは、思っていない。ソードになんとか信じてもらえたと、ほっとしたルジェ。ソードが再び抱きついてきたので、ルジェも腕を回してきゅっと抱きしめて)「ウン、・・・スラレチャッタ。財布ハカエッテキタンダケドネ」(俯いて、ソードの髪に顔を落とすようにして、そう呟く。)「ソウ・・・ソウナノ。怖イ噂ルジェモ聞イタ事アルヨ?」(少しソードを抱きしめる腕に力をこめて)「ソードサンモ、気ヲツケテネ?」(そう伝えた。・・・と、ソードが身を翻して家へと案内してくれている。ルジェは返事を返す間もなく、手を引っ張られてついていく)「キャッ・・・!、エ、イイノ?」(お邪魔しちゃっても、・・・そんな風な表情で、ルジェはソードの後をついていった) [Mon 12 Nov 2007 23:31:44]
◆ソード > (柔らかい胸が抱きつくと体に触れて凄く心地いい…とか感じつつ)そう、そこの煙突のあるのが…(そんな感じで説明しつつも、やや警戒…匂いを軽く嗅ぐように首元に顔をうずくつつ見上げてくる瞳は自分よりも大きな獲物を狙う野生の猛獣の如く(もしもそこらの飼い猫がニャーと見上げてくる顔をそう呼ぶならば)で)……財布……すられちゃったんだ……(あっさりと信じた少年…血の匂いがしなかったのが一番の理由なのだけど、冷や汗かいてる背中に手を回してぎゅっと抱きしめなおし)ごめん、ごめん…ほら、最近色々怖い噂聞くから…つい…(此処じゃ何だし、家に来る?と…返事待たずに家の方へ引っ張ってみたり) [Mon 12 Nov 2007 23:23:54]
◆ルジェ > (ぽふっと相手が抱きついてきて。ソードの体を支えるようにルジェは腕を回した。やっと、緊張が解けたような気がした。(胸はどきどきしたままだったけれど))「エ。ソードサン家、コノ近クナンダ」(へえーというように、辺りをきょろきょろと見回している。)(と、ソードがなにやら不審そうな目でルジェを見上げている。ルジェはきょとんとした表情で)「・・ン?」(そう思っていたが・・・。はっと気がついて。ソードから手を放して慌てたように手で相手に説明をする(上手く伝わっているかは、不明))「チ、違ウノ、ルジェサッキオ財布スラレチャッテ、で、ソコノ路地デオ財布見ツケタカラ、アッターーーーッ!!・・・ッテ」(手を上げて、そう説明するも。・・・ソードは信用してくれただろうか、少し心配な表情のルジェ。冷や汗が、どっと出てきた) [Mon 12 Nov 2007 23:17:04]
◆ソード > (かなり緊張していた様子の相手…どうやら此処が多少物騒な場所という自覚はお互いにあったようで) やっぱりルジェだー ってことはさっきの声は…っ(独特の声色の相手、納得しつつ近づいて軽く抱きついて)うん?そこ、僕の家だよ。いや、何か…殺(や)ったー とか物騒な声が聞こえてさ…(ハゥ!と急に真剣な顔になって見返し…)ま、まさか…ルジェ……(凄く不穏な想像中) [Mon 12 Nov 2007 23:10:23]
◆ルジェ > 思いながら、慌ててショートソードの柄から手を放すと、声が大きすぎることに自分で気がついて口を塞いだ)「・・・ソードサン、ナ、ナンデコンナトコロニ?」(少し落ち着いて(まだ心臓は飛び出そうなくらい驚いていたけれど)、そう訊ねてみる) [Mon 12 Nov 2007 23:06:11]
◆ルジェ > (・・・緊張が走って。ルジェは冷や汗をかきながらも、慣れない様子で相手の動きを感じていると・・・)「ホエ・・・?」(聞きなれた声。振り返れば、ソードがいて。)「ア、ワッ、ソ、ソードサン!?」(なんでこんな所にっ、と [Mon 12 Nov 2007 23:04:55]
◆ソード > (見覚えのある服装だし間違えないみたいだ、と思い少し悪戯心…背後からこっそり忍び寄って驚かせてみようか、と思うも・・・手が・・・剣の柄に伸びていることに気がついた獣人で)えっと…こんばんは、ルジェ?(どうしたの、こんな所に…と…一応間合いの外から声をかけてみて…振り向きざまに切られそうになれば慌てて家の方に逃げていくだろう) [Mon 12 Nov 2007 23:02:06]
◆ルジェ > (白い息を吐きながら、どうしたものかと思案中・・・。答えが出るものではなかったけれど。(「ドウシヨー」(情けなさそうな表情になりながら、肩を落とす。・・・と、後ろ側から足音が聞えて。耳がぴくんっと動いた)「・・・ン?」(振り向くには少し勇気がいって。ルジェは星空さえ見えないこの路地に入ってしまった事を後悔した。・・・静かにショートソードに手を伸ばして、足音が近づいてくることに意識を集中した) [Mon 12 Nov 2007 22:59:25]
◆ソード > (スラムにあるとある2階建て…一見しただけではちょっと見た目がぼろなのだけど一応掃除とかされている家の玄関から、黒豹の獣人が顔を出して…)…な、何の声…だろ…?(「殺(や)ったー!」という物騒な叫び声に聞こえたそれを確認するため、少し警戒しながら声のする方向へいくと)あれは………ルジェ?(見覚えのある後姿を発見した) [Mon 12 Nov 2007 22:55:59]
お知らせ > ソードさんが入室されました。 『変な声が聞こえたので外を覗きにきた』 [Mon 12 Nov 2007 22:53:34]
◆ルジェ > (段々と、暗い路地に入っていくのが判って。ルジェは焦った)「エッ、ヤ、ヤバッ」(月の光りが届く所の話でなくなってしまったようで。ルジェは頭をかいた)「ウ、ウーン、ド、ドウシヨウ」(辺りをきょろきょろと見渡すも・・・。空を見上げれば、屋根が重なって重なって・・・星空さえ見えない。思わず後ずさりをすると・・・、何かを踏んづけた)「・・・へ?」(見れば、ルジェの財布だった。)「アッ、アッターーーッ!!」(飛び上がって喜ぶルジェ。そそくさと財布を手にするも・・・)「ナ、中身ガ、ナイ」(しょぼーんと肩を落とす。・・・そりゃ、そうだよね。中身さえ貰っちゃえば、財布なんて・・・。)「ホントニ、残ッテナイカナ・・・」(まじまじと自身の財布を確認するも、やはり中身はなく。はぁーっと俯いてため息をつく。息がすっかり白くなる季節となったようで)「・・・寒イナァ」(懐もなにもかも。ルジェはため息をついて、屋根ばかりにさえぎられて今は星を見ることも出来ない空を見上げた) [Mon 12 Nov 2007 22:45:55]
◆ルジェ > 「・・・トイウカ、ア、アレ」(気がつけば。あまりいくつもの角を曲がりまくって、すっかり本格的な迷子になってしまった。雨でも降らないかといった空模様。どんよりとしたその天気は、今のルジェの心境を表しているかのようで)「・・・ウーント」(頭をかきながら、どうしたものかと思案中。・・・いつぞやの誰かが言っていた、これで吸血鬼にでも会った日には対するのにも体力が残っていない。そこへ持ってきて今はかなり酔っていて)「モーーーッ」(誰にともなくぷうっと頬を膨らませて。頭をかきかき空気の曇る街並みをあてもなく歩いていく) [Mon 12 Nov 2007 21:58:59]
◆ルジェ > (肩で息をして。)「ハァ、ハァ、ハァ・・・」(ついに影を見落としてしまったルジェ。俯いて、どうしようか迷っている)「ドウシヨウ、オ、怒ラレチャウ・・・」(ただでさえ、最近出費が激しいというのに、今日も飲みに行くのか、ええ、こらといった目でチャームに睨まれるのをまぁまぁと制して、外出してきたのだ。・・・そこへ持ってきて、スられたなんて言った日には・・・)「顔、ヒッカカレルダケジャ、スマナイカモ・・・」(まだ呼吸が戻らず、足の速いその小さな影を思い出して、思わず唇をかみ締めた)「・・・モウ、ルジェジャナクッタッテイーノニッ」(・・・言ってもはじまらないことをぼやきながら、膝に手をついて、辺りを見回している) [Mon 12 Nov 2007 21:47:23]
◆ルジェ > (はた、と懐を見てみれば。・・・財布がなく。サァーーッと血の気が引いてきて。)「チョ、チョ、チョット!」(ちょこまかと走り去っていく、その小さな影を一生懸命追っかけている最中。・・・あまりのすばしっこさに息も切れ気味になる)(いくら僅かなお金しか持ってきていなかったとしても。今のルジェには大金であった。ぼろぼろの外壁の町並みをぱたぱたと走り去っていこうとする影を追って、一生懸命走っていく)「・・・マ、待ッテッタラッ!!」(ルジェはブロンドの髪を流しながら、ぱたぱたと必死で追っかけた) [Mon 12 Nov 2007 21:43:04]
◆ルジェ > 「コ、コラーーーーッ!」(ルジェは急ぐように、小さな影を追っている。曇り空。お月様も影を潜めた夜。ルジェはちょこっと酒場でお酒を飲んで。ほんわかした状態で歩いていたら・・・・。またしても迷子になってしまった)(どんっと小さな影がぶつかって。「ごめんなさいっ!」ぺこりとおじぎをするその様子に、)「ア、ウン。大丈夫ダヨ?」(微笑んで、そう答えたものの・・・) [Mon 12 Nov 2007 21:39:36]
お知らせ > ルジェさんが来ました。 [Mon 12 Nov 2007 21:36:53]
お知らせ > 黒豹さんが退室されました。 『(時々に首を傾げよう。 またクルリっと回ってから、宿屋に向かう。』 [Mon 12 Nov 2007 00:14:51]
お知らせ > リュールさんが退室されました。 『(内心は秘密のまま。 宿に向かうことにして…。』 [Mon 12 Nov 2007 00:12:34]
◆黒豹 > (何かしら、悪寒を感じたのか。身をぶるりッと震わせた、その振動はリュールにも伝わることだろう。) [Mon 12 Nov 2007 00:05:12]
◆黒豹 > ああ…、それに戦闘でも有利になるだろうし。私が相手のすべてを避け切る、お前が鞭や飛び道具で相手を打ち倒す、とかな。 それに広大な荒野でも散歩してみたいものだ。 (爛々と楽しそうに語る。跨ってからバランスを取るようにしているリュールを、横目で見遣った。察したように、1メートルに近い長さを持つ尻尾でリュールの腰元を絡めるようにして固定をしよう。更に安全性を増すためにも。尻尾の先端だけで鞍みたいな物を作るトレーニングもしてみるか、と呟いた。) そうだな、…金が大事だしこのまま戻ろう。いや、次の時を備えて買って置くか。 (進行方向を売店から宿屋に変更すると、また呟いて考えてから、売店の方へクルリっと回った。そして掛け声と共に、移動する速度を僅かだけ速めよう。) そうだな ゆっくりしよう。 [Mon 12 Nov 2007 00:04:06]
◆リュール > そうですね。 一緒に移動するにしても乗れたほうが移動距離は増えるでしょうし。 慣れておきたいですね。 (パンテラが自分が乗りやすいようにしてくれればゆっくりとまたがり、首のところへと手を当ててからだのバランスをとる。 獣の姿の時なら多少は首筋をつかんでも大丈夫かという考えなのだが) 売ってなかったら私が先に戻ってとりに行くだけですから。 (暖かければ屋外で楽しむ、という選択肢もあるけれど。 今は冷えるので止めたほうが良いだろう) では行きましょうか。 [Sun 11 Nov 2007 23:56:14]
◆黒豹 > また面倒事になるのはウンザリだしな。 そうしよう主人に迷惑掛けるわけに行かないだろうし (肩を揺らして小さく笑う。) この姿はまだ秘密にして置きたいからな。 (どこでマント買えたかな、と囁きながら色んな方角に視線を仕向けていた。) じゃあ…ゆっくり歩いてみるか。慣れたら静かに走って見よう。 (そう言い終えると、リュールから身体を離そう。乗り易いように姿勢を変えながら、調整をする積もりで。リュールの考える通り、豹の走るのに全身の柔軟で強靭な筋肉があるからこそ、誇るスピードを出せる。始めは素早さ1程度、慣れたら2、3程度まで上げようと思っている。) [Sun 11 Nov 2007 23:50:53]
◆リュール > ふふ、さすがに此処だと危ないですからね。 宿に帰る少し手前から元に戻りましょうか。 (マントくらいは準備する必要はあるだろうから、それくらいは何とかするつもりで) さすがにこの姿のままで帰ったら宿の主人はひっくり返るでしょうし。 (そして背中に乗るかと聞かれれば) …大丈夫なら乗ってみたいですね。 しっかり捕まっておきますし。(あんまり乱暴にされなければ振り落とされる危険は少ないだろう) …私が慣れるまでは静かに走って欲しいですけれど。 (全身の筋肉を使って走るイメージがあるので、割と乗り心地は良くないと思っている) [Sun 11 Nov 2007 23:44:06]
◆黒豹 > (リュールの肩に顎を預けたまま、周囲に視線を向けると道の端から歩くようにする者は少なくない事に気付いた。それでも心地の良い雰囲気の方に優先して、気にしない事にした。) 楽しみにしているよ、リュール。 (名前を呼び掛けながら、頷いて翡翠の瞳を細める。) 確かに、な…。 あくせさりーか なかなか良いアイデアだ。 (主にそんな想像をされてる事に感付く事もなく、顎を肩から外すとご機嫌そうに頷かせていた。リュールの全身を預けられるようにすれば、尻尾をリュールから離して、自分の背中にポンポンっと叩いてみせる。乗ってみるか?と行動で示している積もりだ。そんな危険をしようとすれば、乱れてしまうだろうか。) ……そ、 そうみたい だ。 (素朴とはいえ黒豹には唐突過ぎた。耳をピシッと立てていたが、大きく撫でられれば気持ち良さそうに、耳をへたりッと伏せてしまう。視線をおろおろと泳いでいた。) [Sun 11 Nov 2007 23:38:21]
◆リュール > (多少奇異な目で見られたとしても(見た目は)ごつい黒豹と共にいるのだ。 襲われることは少ないだろう。 そもそも、リュールは気にしない) ふむ。 私もパンテラに負けないようにしないといけませんね。 (少しは主らしく。と冗談っぽく告げて)人に戻れば大きいかもしれませんけれど、アクセサリにしておけば良いでしょう。 (ちょっとぶかぶかの首輪をかける様子を想像してなかなか似合いそうだと思う。 パンテラに全身を預けるようにしながら、ゆっくりと撫でていき。 …実は自分をえさにつりをしていたということを知られると心配するかもしれないが) …ちなみに、この姿から戻ると裸だったりしますか? (素朴な疑問。 頭から背中にかけてをゆっくりと大きく撫でていって) [Sun 11 Nov 2007 23:29:40]
◆黒豹 > (びっくりですね。) ……ふふ。 誰がなんと言おうと、私の獣使いはリュールだけだ。 (小さく頷きながらも、活気のある声を上げる。撫でられれば気持ち良さそうに耳を何度も振るわせる。リュールに抱き付かれれば、尻尾でリュールの背中に触れながら軽く叩く。) …今日に至るまで長かったよ。此れまで戦った人に、――お前のお陰だ。 (嬉しそうに耳と尻尾を震わせながら、顎をリュールの肩に乗せるようにして、擦り付けるように甘える。そして「首輪」という単語を聞けば、一瞬だが期待するあまり硬直をしたのだった。そこから返事も言葉も無く、リュールの顔を見遣るばかり。傍から見れば奇妙な光景だろう。) [Sun 11 Nov 2007 23:23:29]
◆リュール > パンテラでしたか。 …ちょっとびっくりですね。 (でも、これで私も少しは獣使いらしくなりますか。 と嬉しそうである。 耳から首筋にかけて撫でながらゆっくりと抱きつこう) 立派な姿になれるようになりましたね。 パンテラ。 正直、もう少しでとは聞いていましたがこんなに早く獣の姿になれるとは思いませんでした。 (この姿に合う首輪も準備したほうがよさそうですね。などと冗談めいて告げて) [Sun 11 Nov 2007 23:15:02]
◆黒豹 > (犬のそれと、似たような形にお座りをしている。尻尾も地面に付けながら、自分の足元に絡めている。相手の言葉を聞き受けてから、頷いた。) …こんばんは。 (見た目はそのもの動物なのに、人間と同じ言葉で返事を返す。そしてリュールに近付かれれば、ご機嫌そうに尻尾を地面にぺちぺちッと叩き付けるようにする。そのまま大人しく撫でられようか。期待するように獣耳をパタつかせる。) チェルノボーグ・パンテラだよ。 (静かに告げよう。そのまま抱き締めたいもの、今の私はどれだけ重くなっているのか知っている。今のまま、抱きつくように飛び込んだらリュールがどうなってしまうか恐ろしくて出来ない。じーっとリュールの顔に少し見上げる。) [Sun 11 Nov 2007 23:11:10]
◆リュール > こんばんは。 (目の前に黒豹が下りてくる。 静かな視線を向けたままだが、戦う意思も見えず。敵意も見えず。 自分のことを認識して此処に来たのなら言葉も通じるだろうと挨拶を静かに行う。 三メートルほどの先に座った獣へ近づいていき、そのまま、そっと撫でてみようとするだろう) ……私の知り合いですか? (相手が大きくても、敵意が見えなければ扱いは猫と変わらない。 いきなりじゃれ付かれると確かに困るが。それも注意していればだいじょうぶと思っている。 この辺りの考えは甘いところはあるだろう) [Sun 11 Nov 2007 23:04:31]
◆足音 > (向こうが此方の存在を気付いて、なお動揺を覚えない静かな物腰に、黒豹は嬉しそうに翡翠の瞳を細める。リュールへ仕向けられる殺意も敵意もない、ただの好意や好奇心でしかない。ゆらりと尻尾を揺れながら、身を震わせる。) ―――・・・。 (遠すぎるあまり、話し掛けても伝わらないだろう。身を屈ませてから、脚にありったけの力を込めよう。そして、地を蹴る音を響き上げると同時に、黒豹は弧を描くように跳躍をする。) ――― ッ (飛び降りる先は、リュールの前方の3メートル先だ。そこに飛び降りたのは、獣使いなら分かるだろう。通常の獣よりも大き過ぎる、動物であることを。そして真っ黒な毛並みに、強靭な脚を見て取れる、――黒豹だ。リュールに近付くことなく、お座りをする。) [Sun 11 Nov 2007 22:58:14]
◆リュール > …おや? (足音かなにかが建物の上を駆け抜けて行った様で。 敵意も感じなければ通りすがりの何かだろう。と思う。 一応、周囲へと目を向けてみれば黒い獣が見える。 目の色は良く知っている者の色なのだが) …… (獣で自分に興味を向ける、となると真っ先にはパンテラのことが頭をよぎるが、完全に獣になることは自分が知っている範囲では出来なかったはず。 しばし、見上げたまま様子を見てみよう。 相手が知り合いなら何らかの行動を起こすだろう。と思って) [Sun 11 Nov 2007 22:50:44]
◆足音 > (スラム地帯を横断すれば、何時も寝泊まりする宿屋があるだろう。リュールの後方から、上から降り注ぎだす足音を響き渡る。地上にいるリュールも含む者達は、上空へと見上げると黒い生き物が通った程度しか認識をしないだろう。) ―――・・ あれは。 (建物から建物へと跳躍する途中、視線を下に向ければリュールらしい姿を認識する。向こうの建物に飛び降りれば、その場で立ち止まろう。リュールの前方の建物の屋上に視線を向けるのならば、黒い獣を見えるだろう。そして月の光に当てられ、翡翠の瞳を煌いた。その瞳はリュールへと見下ろす。) [Sun 11 Nov 2007 22:46:06]
お知らせ > 足音さんが入室されました。 『虚空により音を響き渡る。』 [Sun 11 Nov 2007 22:40:56]
◆リュール > (…軍曹のネットワークがあればもっと情報を集められるのだろうが、今は行方をつかめていないようだ。 まとめ、交渉役になっているマスターがそのネットワークを生かせれば良いのだが) …… (周囲を見渡しつつも意識はどちらかといえば思考よりになっていて) [Sun 11 Nov 2007 22:38:49]
◆リュール > (本格的な話し合いは集合してから、となるだろう。 方針が決まるまではふらりとうろついて事件が向こうから飛び込んでくるのを待つしかない。 自分の場合、別の厄介ごとも紛れ込んでくるのだが) … (それは仕方が無いこと。 とあきらめることにしている。 ゆっくりとスラム地帯を横断したら、そのまま宿に向かおう、とは考えている) [Sun 11 Nov 2007 22:25:16]
◆リュール > (吸血鬼ハンターを狩る組織。 どこまでの情報を引き出せるか、ということもまずはかかわっている人間を特定しないことには始まらない。 一人の時にしては珍しく危険と思われるところまでは出てきたが…) ……そうそう、吸血鬼ハンターに恨みを持っている人なんて居そうにありませんし…。 (表面上は獲物を持っていないように見せかけているが、懐に武器を忍ばせている。 なんだか忍者みたいですね、など内心で思う) [Sun 11 Nov 2007 22:19:08]
お知らせ > リュールさんが入室されました。 『…さて。』 [Sun 11 Nov 2007 22:14:37]
お知らせ > リュキアンさんが帰りました。 『上手くはぐらかされたかな?・・とか思いながら』 [Sat 10 Nov 2007 00:21:37]
◆リュキアン > (急ぎ足で歩いていく和泉。・・・和泉はこういう場所に不慣れなのかな?なんて思って。・・・それでも、迎えに来てくれたことが嬉しかった)・・・ん、暖かいしね、和泉の部屋(首をかしげながら、和泉の慌てように少し苦笑いをして、その後を追っていく) [Sat 10 Nov 2007 00:21:12]
お知らせ > 和泉兼定さんが退室されました。 『(上がるための階段は今一歩遠いようである)』 [Sat 10 Nov 2007 00:10:52]
◆和泉兼定 > 良いんだ良いんだ今は一刻も早くこの場を離れ暖気を求めろ暖気を(早く、早く家に着いて落ち着かねば自分が自分でなくなってしまう。どうするよ俺どうするよ!…そんな問答が頭の中で繰り返され、次第に混乱していく) [Sat 10 Nov 2007 00:10:18]
◆リュキアン > (なんだか焦りが増したような・・・。い、和泉?)ど、どうした?いず・・・(あたしの言葉をさえぎるように、和泉は咳きたったように言葉を出して)・・え、か、帰っても、いいのか?(和泉の動揺が何故なのかわからぬまま、和泉が構わないというのなら、帰ろう)・・・うん。心配かけちまったみたいで、ごめんな(そう和泉に呟く) [Sat 10 Nov 2007 00:05:12]
◆和泉兼定 > あー、ぅー…(一から十まで肯定されて目が回るような気分…人間良いことがあり過ぎるというか褒められすぎるとダメになるというか俺は神とか悪魔の大いなる姦計に翻弄されているのか教えてくれジーザス)と!とにかくもう遅い!寒い!疲れる!明日に響く!から、とにかく帰ろう!そもそもここあんまり治安も良く無さそうだし…とにかく、早く暖かな我が家へ!(耐えられなくなると逃げに走るのもデフォである) [Fri 9 Nov 2007 23:55:20]
◆リュキアン > (和泉の言葉を選びながら話す様子に、あたしは上目遣いでにこっと笑ってみせて)・・・真っ当に生きている人間かぁ・・・。正直、あたしは会った事がほとんどなかったから。・・・あんたが最初だよ、和泉。(手を握って、微笑む。見栄を張る人間なら、幾人も見てきた。たくわえが沢山あるからって、心根が優しいとは限らない。・・・ただ、上手くあたしも和泉に伝える言葉を持たなかったけれど)上に上がりたいのか、和泉は。・・・和泉ながらできるさ。絶対に(俯いて、そう呟く。そう・・・。奴隷のあたしを助けてくれた和泉なら、上を目指そうと思えば幾らでも目指すことは出来るだろう。・・・たとえ途中であたし自身忘れさられても、構わない。・・・そう思っていた)特別視・・・なんて、してないぞ、あたしは。普通に言ってるだけだ。・・・和泉?(あたしなにか変か?というような表情で、和泉の様子をみる) [Fri 9 Nov 2007 23:47:04]
◆和泉兼定 > (普段から肯定されることにも女の子にそうされることにも慣れていない。ますます強くなる手を握る力に更に焦る)いやー、その…もっと、真っ当に生きてる奴ならもっと蓄えもあるだろうし、多少見栄の張る奴なら同じことはできると思うんだよね…だから、俺がしたことは別段凄い事じゃない。ただ、そこからもっと上に上がりたい、そうは思ってる。ただそれだけだよ、あんまりこう、特別視されても、慣れないし…。 [Fri 9 Nov 2007 23:38:59]
◆リュキアン > (焦っている和泉に、あたしは少し笑みを零す。・・・言葉が続かないのか、なにやら困っている風な表情に、少し苦笑いをして)・・・・ん?(涙が残ったままだったけれど、上目遣いに笑って和泉の答えを待つ)(そして、言葉に詰まりながらも言ってくれた和泉の言葉。それは、ずしんと重くのしかかってきて。目を伏せて、唇をかみ締めてぎゅっと涙をこらえる。・・・耐えることができたのか、いまいち自信がなかったけど)・・そうだよな。重いよな・・。でも、和泉があたしのこと、人として見てくれているのなら、嬉しいよ(俯いて、そう答えて。微笑んだ。後に続く言葉に、あたしは首を振り)和泉は凡人なんかじゃないさ。・・・だって、奴隷だったあたしを救ってくれたんだよ?・・・凡人に、出来ることじゃない(きっぱりとそう言って。和泉の手を頬にそったまま、握りしめた) [Fri 9 Nov 2007 23:28:58]
◆和泉兼定 > え゛あ゛(まず女の子に手を握られることが一発、その上頬に摺り寄せられることが二発、トドメに泣かれて三発四発。異性との付き合い経験0の男には荷の勝ちすぎる状況)あー、のー、えー、とー…いやほらその、ねぇ…(そんな状況に加えて何やらまた深刻そうな問い…如何に答えるべきか、ここは…ストレートに言った方がいいのか)まぁ、その、さ、ぶっちゃけて言えば、重いよ、凄く。そりゃ人一人背負えば物理的にも精神的にも重いって思うのが当然だから…俺は凡人だしさ。 [Fri 9 Nov 2007 23:17:07]
◆リュキアン > (無理やりに笑顔を作って、あたしに笑いかけてくれる和泉の言葉に、あたしは胸をつまらせ・・・)・・・そうだね。諦めない事・・・か。(少し、和泉の近くに寄って、その手をとり頬へ寄せる。・・・和泉の、普段はなんだか面白いちょっとおっちょこちょいのところもあるけれど、・・・あたしには、かけがえのない存在なんだから)・・・この手で、助けてくれたんだよね。(目を瞑って。和泉の手の感触を確かめるようにそう呟く。・・・慌てふためく和泉も、ギルドの人間を睨みつけてくれた和泉も、どれも和泉自身で・・・。あたしはいつのまにか、涙を流していた)・・・和泉。あたし、あんたにとって重荷になってないか?(手を握りしめて、唇をかみ締めてそう呟いた) [Fri 9 Nov 2007 23:09:45]
◆和泉兼定 > (ダメだった、という台詞にこの町に来たばかりの頃を思い出す。俺もダメだったなぁ、世の中は世知辛いなぁ)…まぁそう簡単にはいかないって、世知辛い世の中だしね。肝心なのはめげない諦めないこと、だよ(なんとなーく、空気の沈み方が仕事とかそれらだけだとは思えず、無理矢理明るい声を捻り出す) [Fri 9 Nov 2007 23:03:47]
◆リュキアン > えっ・・・(ふと、声が聞えて。あたしは、驚いたように目を見開いた)い、和泉・・・(なんだか心配そうな表情になっている。・・・あたしは、どう言っていいのか判らなくて)・・・ごめん。あたし、また、駄目だったから・・・。(昼間、雇われに行こうと踏んだものの、すべて断られてどんな顔をして戻ったらいいか判らなくて・・・そんなことを、和泉に伝えた) [Fri 9 Nov 2007 22:56:49]
◆和泉兼定 > あ、いた。何やってんのリュキアン、もう遅いんだからウチに戻りなって(元より人並み以上の胆力など持たない身、あんまり帰ってくるのが遅いと何かあったのでは…と落ち着かなくなる。小市民の悲しい性) [Fri 9 Nov 2007 22:54:19]
お知らせ > 和泉兼定さんが来ました。 『(人を探して三十分、雰囲気悪いとこに足が向いた)』 [Fri 9 Nov 2007 22:52:59]
◆リュキアン > (月の影しか見えない星空。・・・こんな所もあるのか。そう思う。)・・・今のあたしには、ぴったりかもしれないな(小石を蹴飛ばし、俯き加減でそう呟く。自由になれる・・・。それだけを頼りにして、ひたすら陵辱に耐える日々だった。・・・この地獄から抜け出せるのならば、あたしはどんな事だって耐えてみせる。そう強く願っていたのに。)・・はは(あたしは、自分をさげすんだように、唇をゆがめて笑った。・・・なにも出来ないじゃないか。・・・あたしは、あたしでいられるために、外に出たらもっと、もっと力をつけるんだ・・・。そう考えていたのに)(叔母の家でいじめられて、すねていた頃と変わらない中身に、あたしは笑うしかなかった)・・・結局、居場所探してるのか?・・・あたしは(そんな事をふと、思う。自由ったって、事が大きすぎて、掴めない希望。・・・いざ自由を手にいれた途端、なに腑抜けになってるんだ) [Fri 9 Nov 2007 22:45:22]
◆リュキアン > (あたしは、その売り場で買った安い服をまとって、街を歩いている。・・・さすがに奴隷ギルドでいたときみたいな格好で歩くのには寒さが厳しくて)・・・・(ただ、少し哀しくなる。・・・あれから、和泉の顔が思い浮かばない。あたしは、和泉の重荷になっているのかもしれない・・・。自由になった喜びよりも、助けてくれた人を苦しめている自分が許せなくて。・・・・あたしは、唇を噛んだ) [Fri 9 Nov 2007 22:36:43]
◆リュキアン > (和泉がまさかあたしを買ったことで、かなり金銭的に危機に瀕してるなんて知らなくて。・・・あたしは申し訳なくてしかたがなかった。・・だから、商業地区とか、いろんなところで雇ってもらえないだろうか頼んでみたんだけれど)・・・駄目だ、続かないし(どうにも珍しいらしいこの風貌に咥えて、負けん気の強さが雇い主には扱いずらいらしく、すげなく断られることが多く。・・・たいした稼ぎもないまま、和泉の部屋に帰るのも申し訳なくて。あたしはぼろぼろの路地を俯いて眺めながら、歩いていた) [Fri 9 Nov 2007 22:34:04]
◆リュキアン > (ここのところ、和泉と会っていない。・・・やはり多少、ううん、あたしを買った事、後悔しているのかな・・・。そんな事を思いながら、荒んだ街を歩いていた)・・・見慣れた町並みだな(ふと、そんな事を思う。外壁も壊れて、路地だってまともに舗装されてやしない。・・・でも、あたしには、こうしたところに友達がいて)・・・いま、どうしてるんだろ(そんな事を、ふと思い出していた) [Fri 9 Nov 2007 22:31:17]
お知らせ > リュキアンさんが入室されました。 [Fri 9 Nov 2007 22:29:30]
お知らせ > ルジェさんが退室されました。 『添い寝!?ルジェは頬を真っ赤染めながら、慌てたようにレイ・シェリダンの後を追っていく。』 [Fri 9 Nov 2007 02:22:00]
お知らせ > レイ・シェリダンさんが退室されました。 『そーだな…よっぽど寒かったらルジェに添い寝してもらうか(なんてそんな冗談を囁きつつ、慰労へ』 [Fri 9 Nov 2007 02:20:05]
◆ルジェ > (なんだか困った風をして、頬を掻いている。・・・ルジェはきょとんとしたままだったが)「ヤラナイノ?。テ・テテテッ・・・!」(珍しく乱暴に頭を撫でられて、??理由が判らないルジェ。でも、頭を撫でてもらえるのは、嬉しくて。)「ウーン。ヨッポド冬嫌イナンダネ、レイサン」(寒がりなら、冬のほうが長い分大変なんだろうしなあ、とルジェも思う。ルジェ自身それ程冬が得意なわけではなかったから) [Fri 9 Nov 2007 02:17:51]
◆レイ・シェリダン > や、そこで再現されても…な(何て言えば良いのか困った様に頬を掻いて)ルジェがやるのと、あたしがやるんじゃ違うんだよ。…やらねぇからな(ったくなんて言いながら、ルジェの頭を乱暴に撫ぜて…釘を刺すのも忘れないけど)冬なんてなくなっちまえばいいのにな…(暑さには強いブラティリアな分寒さは堪えて、脂肪より筋肉の体はよけいそれが顕著とかそんな放し)ん、きちんと働いてくれてんなってな、休憩がてら見てただけさ(見てると言っても照れるだろーしよ、なんて言いながら。だいぶ片付いたと言うか整頓されたと言うのが正しい塒。拭き掃除でさっぱりしたと言うのが正しい表現かもしれず)色々あるから、行ってみるのも、な(なんて笑って…終わったならいくか、なんて) [Fri 9 Nov 2007 02:11:48]
◆ルジェ > (かわいかねぇけど・・・と断言するレイ・シェリダンの様子にきょとんとするルジェ。)「・・・ホエ。レイサン、ダッテ、コーシテ眠ッテルンデショ?」(と、拭いた後の床へ体をかがめて、上目遣いになってしまうがレイ・シェリダンのほうを向いて)「ネ、可愛イヨ」(そういって微笑む。・・・却下されてるというのに(汗))「寒イノハ・・・。アンマリ得意ジャナイケド。ルジェモ」(そこの所はなんとなく判る風で。うんと頷いた。・・・ただ、故郷の冬の厳しさを体験していたであろうルジェにはその記憶がないので、どれほどの厳しい寒さだったのかは覚えていないところもあり、寒さに何故か耐性のある自分に少し「?」と思っている節があって。)(ベッドの上から微笑まれれば、ルジェはますます赤くなって、拭き掃除も終わってから、頭をかいた)「様子見・・テ。コ、声カケテクレナキャ、照レチャウヨ。」(まさか見られているとは思っていなかったので、口から心臓が飛び出るかと思った。微笑まれると、ますます照れて頬が赤くなって、照れくさそうに笑い返した)「ヘエ、商業地区ニモオ酒飲メル所アルンダ☆ルジェ、コレデ一ツ賢クナレタッ!」(元気よく、そう布巾を持ったまま嬉しそうにレイ・シェリダンに伝える) [Fri 9 Nov 2007 02:04:40]
◆レイ・シェリダン > 武器を守って、怪我してたんじゃ笑いものだし、な(買いかえるにしても金が掛かると、金がねぇのは首がねぇのと一緒なんて笑って)・・・かわいくはねぇけど(←断言)少しは寒さもマシになるってな…(冬眠中の熊かって状態になってるだろうが、そして可愛い発言は却下する)さすがに住みなれてればそんなこともねぇし、な。…てか、寒いのが好きなヤツの気が知れねぇな。故郷の冬がそれこそ死にかねないほど寒かったしな(暑くて死ぬより寒くて死ぬ方が多いと言うのもあるし、冬にいいイメージはなく)ん、大体あたしの方はまとまったから様子見、な(にっと笑って頑張っているルジェの姿に笑みを返して)ああ、そのハイランダー工房ん所への道を案内がてらな(暴虐の酒場以外にもいくつか飯も酒も飲めるところが商業地区にはあるだろうからそこにいくかとか) [Fri 9 Nov 2007 01:52:52]
◆ルジェ > 「闘ッテ壊レルッテ。・・・ソッカ。ソウダネ。レイサンパワーアルシナア」(ルジェが刃先がこぼれた・・・とか、そうしたレベルの話じゃないんだろうな、と思った。レイ・シェリダンの体つきを見れば、ルジェはやはり羨ましく思ってしまう)「マ、丸マッテ寝テルノ!?」(・・・そこは、想像外だった。えー。)「レイサン。ナンカ、可愛イ」(想像して、つい言葉に出てしまった。(本日二度目(汗))「ア、ソッカ、床ニオキナオシテンダ。・・・ルジェダッタラ蹴ッ飛バシカネナイカラナア」(そして夜中にあまりの痛さに目が覚めるのだろうけれど。丸まって寝ているのなら、そんな心配はないかなーと思って。)「・・・レイサン、モシカシテ、寒イノ苦手?」(丸まって眠ったほうが暖かい。だけども、体が軋んでしまうルジェからしてみれば(寝相は悪いが(汗))ある程度手足を伸ばさないと眠れないから。ちょこっと訊ねてみた。・・・怒らないかなぁ、と、少し心配しながらではあったけれど)(ごしごしと拭き掃除は進んでいき。)「フゥ」(と、手で額の汗を拭っていると、レイ・シェリダンから声をかけられて嬉しそうに振り向いた)「ウン!後モウ少シダカラ。ッテ、アレ」(まさかベッドに腰掛けて様子を見ていられたとは思わず、頬染めて照れ笑いをした。)「オ酒!?ワアッ☆・・・急イデ終ワラセルネ☆」(それでも手を抜くことはせず。丁寧にふき取って。ルジェは嬉しそうに拭き掃除を終わらせていった) [Fri 9 Nov 2007 01:44:28]
◆レイ・シェリダン > 闘ってて壊れるなら諦めもつくんだけど、な(武器に愛着と言うものはさほどはないものの取られたらショックだろうと)んー? いや…これからさみぃから丸まって寝てんな…それにさすがに寝る時まで上においてはねぇからよ(床の手の届くところに置きなおすからよなんて…寒がりのこの闘奴からするとこれからの時期に体を伸ばして寝る事の方が少なくなるだろーななんて)まぁ…せっかく作ってもらったもんだし、戦いじゃねぇところで悪くするのももうしわけねぇしな(とりあえずどこぞに鎧を立てかけるようにして)ん、まぁ…武器類以外は結構適当だけど、な(よいしょとベッドに毛布類を置いて腰をかけて、ルジェの掃除している姿を見て…)だいたいでいいぜ、終わったら酒でも飲みに行くのもいいしな(賃金以外でもご苦労様の分を出しておこうと) [Fri 9 Nov 2007 01:32:20]
◆ルジェ > 「ソッカ・・・」(ここは宿屋・・・みたいに色々な人が住んでるから。やっぱし持ってかれたらレイ・シェリダンは困るんだろうな、と考えて)「ウン、持ッテカレタラ、厳シイヨネ」(ルジェの貧相な装備でさえ、取られたらえらい事になるし・・・。そんな風に考えて)(埃に視界を奪われながら、なんとか道具をまとめているルジェに、レイ・シェリダンが声をかけてくれて、照れたように笑った。手探りで、レイ・シェリダンのベッドらしきものに触れると。ぽふぽふと感触を確かめて。)(暖かそうなベッドだけれど・・・。あんなに武具おいたまま寝てるんじゃ、)「レイサン体伸バシテ眠ムレテル?」(考え事がつい、口に出てしまって)「カ、カビッ。ソ、ソウナンダ・・。手入レモ大変ナンダネ」(メンテ以上に大変そうだなと、ルジェは思った。)(レイ・シェリダンが埃を払ってくれたおかげで、ルジェは拭き掃除を構える事が出来てにっこり笑う)「ウーン。・・・確カニ物多イケド、全部レイサンノ大切ナ物ナンデショ?ルジェ、出来ルダケ綺麗ニスルネ☆」(微笑んで、手馴れた様子で、床やらなにやら拭きとっていく←この辺り、以下に傭兵家業よりそちらの仕事が多かったかが予想がついてしまう(汗)) [Fri 9 Nov 2007 01:26:07]
◆レイ・シェリダン > 一人とは限らねぇだろ? というか、持ってかれたら困るし、な(一角にまとめとくくらいでいいぜなんて笑って)いや、革鎧を下においてほったらかしてるとな…カビが生えちまうんだ(脂で手入れしているとは言え、普段から鎧も使わないから困ると…特にスラムの風通しは最悪だしと)ちと、多すぎだぁな…(文字通り塒+倉庫でしかないのだから気にしてないとは言え立ち上る埃をどーにか払って) [Fri 9 Nov 2007 01:12:37]
◆ルジェ > 「レイサン、コレ重イカラ持ッテカレナイト思ウケドナア」(それとも、レイ・シェリダンよりも体格の良い者がぞろぞろこの辺りにはいるんだろうか・・・とか想像してしまって、つい身震いしてしまった。)「ソウダネ、吊ルシテオイタラ場所トラナイケド・・・。ヤッパシ、取ラレルノ?」(物取りが随分この辺りにはいるんだな、という印象を持ったようで、むーんと顎に手をあてて考え込んでいる。)(埃(まさか年単位とは思っていない)と格闘しながら、レイ・シェリダンに頼まれた道具達をまとめていく)「ケホケホ・・・」(埃が目に入って多少涙目になりながらではあったけれども) [Fri 9 Nov 2007 01:08:35]
◆レイ・シェリダン > まぁ…盗みにくるようなのがいるかはともかくも、な(持ってってくださいと言わんばかりの木箱はともかく、ある程度ひとまとめにするのはいいかと思って)革鎧をつるしておければいいんだろうけど、難しいわなぁ(四六時中身につけているわけにもいかないし、おいておけば前のソフトレザーと違ってかさばるときたもんで)それらをまとめるくらいでいいからよ…(毛布とかは使ってたが床は掃除してなかったせいで年単位の埃があおったせいで舞い上がって・・・とりあえず、その埃を外に追い出しつつ・・・) [Fri 9 Nov 2007 01:00:47]
◆ルジェ > 「持ッテカレル?」(きょとんとした表情で、その言葉を聞くルジェ。・・・こんな重い物ばかり持っていく人ってどんな人なんだろと、想像していて、手が止まってしまっていて。)「ア、ゴメンナサイ」(頭をかきながら、レイ・シェリダンに謝った)(ふと見れば、なにやら考えている風で、頬を掻いている様子に思わず微笑んだ。やっぱり癖なのかな?とか思いながら)「生活道具と、冒険道具。ハーイ」(レイ・シェリダンの言葉に素直に頷いて、とさとさと手伝っていくも・・・)「ケ、ケホケホッ」(埃だらけに視界がなってしまって、レイ・シェリダンがどこにいるかも定かでなく。思わず咳こんでしまった。)「ウ、ウン。ダ、大丈夫・・・ケホケホ」(咳をしながら、手探りに物を探して片付けていく) [Fri 9 Nov 2007 00:56:08]
◆レイ・シェリダン > 木箱かぁ…、今度どっかで買ってくるしかねぇか…。でも、そのまま持ってかれる可能性もあるからな…(至極真っ当な意見にうなづきながら…寝床の近くにはわざと武器を常備してるなんて言えやしねぇしなんて頬を掻いて)…とりあえず、武器はいいや、生活道具と冒険道具から整頓しちまおう(この火口箱とか松明まだ使えんのかな?なんて見ながら、入り口のところで毛布をばさばさやって埃を飛ばしたりとか)…あ、クランクに詰ったりとかしねぇよな?(埃だらけのモノを取り扱った時にそんな事をたずねて) [Fri 9 Nov 2007 00:49:12]
◆ルジェ > 「ウン、人ガイレバ・・・」(レイ・シェリダンの言葉に胸がつまる。・・・いつかの、シャナが言ってた言葉を思い出しながら色々と考えに耽っていた)(『自分の事相手に伝える事で、去られる恐怖を持つ事は誰もが持っている』)(ぽけーっとそんな事を考えながら、片付けの手伝いをしていて。)「レイサン、捨テル物ナイカラショウガナイケド・・・。コレトカ、コレトカ、コレ・・・。オ、重イ(汗)。ドッカ木箱ニ入レテオケバ、ホラ、ベッドノ上モ片付クシ、拭キ掃除出来ルヨウニナルヨ?」(ベッドの上に置いてある武具を手にとってふらつきながら、そうレイ・シェリダンに、相談) [Fri 9 Nov 2007 00:42:52]
◆レイ・シェリダン > それでも、人がいれば、何とかなるさ(自分も思い返しながら、希望を信じる様に言葉を続けて)ああ、それ以外のなんて置くとこねぇからよ…(水汲み用の桶とか生活用具もあり、武器類にしても鎧からその手入れの為の道具とか砥石や冒険用の道具類…とにもかくにも色々と)まぁ、場所をまとめるだけになりそうだし、な(捨てるものがないから必然的にそーなるかなんて) [Fri 9 Nov 2007 00:35:28]
◆ルジェ > (壊れるだけじゃない。そんな言葉にルジェは安堵した様子で)「ソウダネ。・・・壊レチャウノ見ルノ、辛カッタカラ」(寂れた街並みを見てきたこともあるルジェは、寂しげにそう呟いて、レイ・シェリダンに振り返って精一杯笑ってみせた)「・・トト。ゴ、ゴメンナサイ」(レイ・シェリダンに苦笑しながら支えてもらって。膝をついたまま武具を手に持っているルジェは照れたように笑った)「ムーン。・・レイサン必要ナ物ダケココニ置イテアルノカー。」(それにしても多いなぁ。やっぱり武具メンテしたりするのに必要な道具だったりするのかな?とか考えながら顎に手をあてていて)「何処ニ置イテアルカ判ッテルナラ、ルジェガイロイロツツイチャッタラ返ッテ判ラナクナッチャウネ。・・・トリアエズ、マトメルノ、手伝ウヨ」(レイ・シェリダンに従うように、これは生活用具?とか聞きながら、手元にあるあまり重そうにないものを手にとって訊ねては、グループ分けを進めていく) [Fri 9 Nov 2007 00:27:01]
◆レイ・シェリダン > 大丈夫、壊れてもこーして戻ってるんだしな(緑の悪魔でホワイティア地区は壊滅的被害だったが今は戻る家は大分戻っていると、壊れるだけじゃないと笑って)こんな状態だと片付けようって気がおきねぇだろ? 大体どこに何があるかはあたしはわかってるし、よ(それがなおさら片付かないわけなんだけども)んー…ゴミになるようなものは持ちかえってねぇはずだから…っと、おいおい足に落としたりすんなよ(ルジェが手にしたポールアックスが使えないところへ出向く時の為のバトルアックスを見れば苦笑めいて支えて)まぁ…ちとまとめるとこからやるか(武具・生活用具・寝具とグループ分けするところからかとそんな様子で) [Fri 9 Nov 2007 00:18:46]
◆ルジェ > 「ウン、チャント返スネ」(にっこり微笑んでそう答えるルジェ)(街の事を聞けば、表情は曇って・・・)「ソッカァ。壊レチャッタラ、哀シイヨネ」(俯いて、哀しげな表情になってそう呟く。・・・多分、ルジェ自身何かに巻き込まれてこんな体になってしまったのだろうけれど。壊れてしまうのは、失ってしまう事であって。ルジェは胸が痛くなった)(と、レイ・シェリダンが、すたすたと中へ入って何から手をつけていいのか悩んでいる様子で)「ンー・・ト。レイサンノ大切ナ物木箱ニ入レテ貰ッテ。アル程度片付イタラ、ルジェ拭キ掃除スルヨ☆」(そう言いながら、レイ・シェリダンの武具と思わしき物を手にとって、これは使うもの?・・・と訊ねたかったのだが)「・・・オ、重ッ」(武具の重さに、足元がふらついてしまった) [Fri 9 Nov 2007 00:14:23]
◆レイ・シェリダン > ん、貸すだけだから、な(ケチではなく、それを頼りにされるのは困るわけであくまで足りない時の非常手段)ん? ああ、壊れたのは少し離れた周辺の村な。まぁ…この街も何回か壊れたけど、な(緑の悪魔はまだトラウマの住人も多いことだろうが、ルジェの言葉にそんな返事をしつつ)ん…扉の立てつけが悪いから鍛えられたわけじゃねぇけどな(さすがに鍵は開ける…自分の家で鍵を壊す事はなく)適当においてたから、よ…んー、じゃあどうすっか…(何がいるもので何がゴミかはわからないだろうが、どこから手をつけたものだかとかそんな様子で) [Fri 9 Nov 2007 00:07:07]
◆ルジェ > (お金貸して貰える・・・その言葉に耳がぴくんと動き)「エ、・・デ、デモ。ワ、悪イヨ、レイサン」(焦りながらも、しばらく考えていたようで。)「・・・何カアッタラ御願イシマス」(ぺこりとおじぎをひとつ。・・・てれくさそうに微笑んで。お金の工面については素人同然のルジェ。)「復興?コンナ大キナ街ガ壊レタ事ガアルンダ・・・」(ルジェには途方にもつかない話だった。長旅で、幾つか町をあちこちしてはきたのだけれど、これほど大きな街に立ち寄った事はかつてなかったので。・・・人が多いからこそ争い事も耐えないのだろうけれど・・・ルジェはそこまで考えが及ばなかったようで)「ダカラレイサン、腕、強インダネ」(羨ましげに、そう言って眺めている)(力まかせにレイ・シェリダンが扉を開く。)「ワワッ・・!」(驚いて、その様子を見ている。・・・か、鍵がとれないのかな、とか内心思いながらも、中へ入って)「ア、ソッカ。手入レ道具・・・。」(あちこちに武具が置いてあって。・・・ルジェから見ればそれはとても羨ましい物達だったのだけれど(装備が貧相なので)・・・それにしても、と、ふと思った事をつい言葉に出してしまった)「レイサン、此処片付ケタラ結構広ク使エルト思ウヨ?」(振り向きながら、頭をぽりぽりとかきつつ、そんな風に答えて) [Fri 9 Nov 2007 00:00:55]
◆レイ・シェリダン > ま…、金が必要ならまだどーにか貸せるくらいはあるから、よ(足りなかったら言ってくれよくらいに…ルジェの様子を見てるとうっかり変な所から借りそうな予感がしてならないとか)ん、まぁ…あたしは縁がねぇとこだけど、前に復興手伝った時に知り合ってな(器用だったとは思うから紹介したところで)長く生きてれば縁も繋がるってとこだぁな…ん、かけてあったぜ?そこのところな(力任せにやれば扉ごといきかねない鍵だけども)…しかたねぇだろ、鎧とか斧とかの他に手入れする道具だって必要になるんだからよ(その広さも炊事するような所とか風呂とかが存在しないからこそできるとかそんな広さで…後は無造作にものが) [Thu 8 Nov 2007 23:51:38]
◆ルジェ > (頭を撫でられたら、素直ににっこりと微笑んで)「ウン、メンテ受ケタノ初メテジャナカッタンダケド・・。結構相場ガ高クテ驚イチャッタヨ」(お財布との算段のつかないルジェは、ここのところチャームに睨まれっぱなしで。ため息を、ひとつ。)「レイサンノ名前出シテモ安クナラナイッテ。・・・大丈夫ダヨ、ルジェ、レイサンノ知ッテル人ノ工房ナダケデモ、随分違ウモノ」(そういって微笑む。少なくとも、全く判らない場所でメンテ受けるよりは、と受け取ったようで。)「レイサンノ話ッテ、トテモ勉強ニナルナァ〜」(何事も経験か、と、思って。・・・この地に来てまもないルジェからしてみれば、レイ・シェリダンの言葉はとても新鮮味に満ちていて、頷きながら話に聞き入っていた)(と、塒へと到着したようで、レイ・シェリダンの脚が止まる)「・・・狭イワケナイッテバ。レイサンオッキイモノ」(そういいながら、塒にそっと近づいてみる)「アレ?レイサン鍵、カケテナイノ?」(不思議そうな表情でそう訊ねながら、失礼しまー・・す、というように、そっと中の様子を見て)「ウ、ウワアッ・・・!」(沢山の武具類が並んでいる・・・というか、置かれている。・・・あれはベッドかな?とか思いながら。)「レイサン、物ガ沢山アルヨッ(焦りながら)。・・・レイサン、部屋自体ハ結構広イト思ウヨ?」(ルジェの予想当たってたでしょ?とでも言うように、にんまりと微笑んで、そう答えた) [Thu 8 Nov 2007 23:45:24]
◆レイ・シェリダン > (了解と言われれば頭をぽふぽふ撫ぜてやって)ん…、どこでメンテ受けたのか知らねぇし、あたしはいくら掛かるかはちとわからねぇし、な(エースはメンテの方が得意そうだしな、なんて)あたしの名前だしても安くはならねぇとは思うけど、な(貧乏と言われてそんな補足なんかして)結構前は気楽に外でやってたり、な(鍛練場とかだけじゃわからねぇもんも色々あるしな、なんて言いながら)そうそ…狭くて文字通りのねぐらな(入り口に壊れかけでも鍵がついているだけでも、倉庫として機能するレベルで…ベッドに様々な武器類道具類が適当に置かれてる) [Thu 8 Nov 2007 23:30:35]
◆ルジェ > 「ア、ウン。了解」(そういいながら、手を頭に敬礼するようにして、微笑む。・・・今度は?という言葉にきょとんとしながら)(街の事に触れられれば、やはり吸血鬼だけではない、色々な危険が潜む場所のだろうと考えこむ)「ソッカ・・・」(少し哀しげな表情になりながら、レイ・シェリダンの話に聞き入っていた)(メンテについて紹介してもらえれば、ルジェは飛び上がって喜んで)「本当!?・・・コナイダ、メンテデスゴイフッカケラレテ・・・。ルジェ貧乏ニナッチャッタ」(しょぼんと肩を落とす。ルジェは、レイ・シェリダンの言葉を忘れないように羊紙に書こうとするも・・・。手元が暗くて見えないので、暗唱しながら歩いていた)「ハイランダー工、房」(ぶつぶつと俯いて呟いている。記憶力、薄し(汗))「水路工事!?・・・ホエー。レイサン沢山経験シテルンダ。」(てっきりコロシアム等で体を鍛えていたのだとばかり思っていたルジェからしてみれば意外な事実。外の依頼など受けてみてもいいかもしれないなというアドバイスに聞き入っていて)「・・ウン。ルジェ、色々掲示板見テミルヨ」(はにかんで、そう微笑んだ。体の軋みを治したら今一歩踏み出そうかなと。そんな風に考えてて。)(レイ・シェリダンが、こっち、な、と言いながら歩いていく。足のリーチが違うルジェはぱたぱたと急いだように、そちらのほうへ早足で歩いていって)「ハヘ、ハヘ、ハヘ・・・。コ、ココガレイサンノオ部屋ナノ?」(そーっと覗きこむように、中の様子を伺っている) [Thu 8 Nov 2007 23:23:33]
◆レイ・シェリダン > それじゃ、今度は驚かないでくれよ(イコールで挨拶で抱きとめるのはやめない宣言だけども、冗談まじりに笑って)ここらはそーいう所だし、な。そりゃそうか…ま、義肢だったら知った人間が工房をやってるとか言ってたからな…そっちの方を紹介できればなと思っただけで、よ。ハイランダー工房って商業地区で聞けば判ると思うけどな(エースが確か義肢について言っていたし、メンテなり見てもらうなりできると思うしな、なんて)焦らなくてもな、街の外の依頼に行ったりするのもいいしな(あたしも昔は水路工事とかもやってたしな、なんて鍛錬だけでなく鍛えれる方法はあると言うように)…ん、そっちの奥の建物の一部屋、な(じゃ、掃除なり整頓なり頼むかなんて自分の塒の方へ歩いて) [Thu 8 Nov 2007 23:13:23]
◆ルジェ > (頭を撫でられれば、猫のようにその手に擦りよるようにしながら、くすぐったそうな表情で)「・・・チョット、驚イタ」(たははと言った風に笑った。)(スリや物乞いについては、なんとなくそんな風な街だなとは思っていたけれど)「コ、殺シ!?」(がーん。衝撃が走る。・・・吸血鬼とかかな、やっぱり・・とか色々思いに耽ながら、治安が決していいとは言えない街を何度となく訪れていたことに、いまさらながら戦慄を覚える)(声上げてしまったことに、多少同様しながら)「ア、ウ、ウン。多分・・・。繋ガッテナイト、思ウ」(あまり自分の体がどうなっているのかいまいちよく判っていないルジェは、頭をかきながら俯いて答えた。・・・どちらかといえば、レイ・シェリダンに触れられた事に驚いていたのだけれど)「・・・ルジェモ危ナイ目ニアッタカラ、鍛エヨウト思ッテルンダケド・・・。中々思ウヨウニナレナクテ」(・・・とかなんとか、レイ・シェリダンに愚痴をこぼしながらぽてぽてとレイ・シェリダンの後をついていく。)「相手次第・・・カァ。」(ルジェには検討もつかなかった。レイ・シェリダンが負ける事なんて。驚いたような表情でその話に耳を傾けている)(・・・と、眼差しがとある方へ向いているのに気づき)「向コウニアルノ?レイサンノオ部屋」(ルジェより身長の高いレイ・シェリダンを見上げながら、そう訊ねた) [Thu 8 Nov 2007 23:06:21]
◆レイ・シェリダン > ん、びっくりさせちまったか?(まぁ、急に抱きとめればそうかなんて笑って、頭を撫ぜてやって)ここら辺は殺しはたまにある程度だけど、スリとか物乞いとかが多いから迷子は気を付けた方がいいぜ?(で、あたしの塒はこっちだけどな、なんてバラックより少しマシ程度の集合住宅が並ぶ所へ目を向けて)ん、感覚繋がってるわけじゃねぇよな?(急に触れて驚かせたのかその声に逆に驚いた顔を見せて…)ま…どうだかな、そこらは相手次第ってところだぁな(いくら鍛えても無敵とはいかずその不安が鍛錬を怠らないようにさせる原動力でもあるれど) [Thu 8 Nov 2007 22:51:41]
◆ルジェ > 「ワアッ・・・!」(と、体を抱きとめられて。頬が赤くなるのが判った。・・・久々に触れるレイ・シェリダンの腕はとても逞しくて。・・・こうなりたいなぁと、つい、考えてしまって。・・・ふと、とても心配そうな表情のレイ・シェリダンに、慌てて)「ア、ウ、ウン。大丈夫。エヘヘ(頭をかく)。ウン、ルジェコノ辺リデスグ迷子ニナッチャウカラ・・・。(とほり)レイサンニ会エテヨカッタヨ☆」(そんな風にはにかんで微笑む。ど「っから話したらいいのかな、あれもこれも・・と考えていて。)(義肢に触れられれば、胸がどきんっとしてしまう。心臓が口から飛びでそうなくらい驚いた)「キャ、キャウッ・・・」(声を口で塞ぎながら、なんでもないといった風な表情でレイ・シェリダンに答えるも、気づかれたかな?と思いながら、頬が染まっていく。首を傾げる様子を見て、ルジェは嬉しそうにレイ・シェリダンの話を聞いている)「ソウナンダ。・・・体鍛エテルカラ、スゴイ腕トカ立派ダシ・・。イツ出テモ、大丈夫ダネ」(微笑みながら、そういって微笑んだ。どれ程鍛錬をこなしても、なかなか筋肉がつかないルジェは、羨ましそうに、レイ・シェリダンのボディを眺める) [Thu 8 Nov 2007 22:42:25]
◆レイ・シェリダン > っと…大丈夫か?(五体満足の人間から見ればどこかぎこちなさが混じるような相手の動きに少し心配げな顔をして、近くに寄ったルジェを軽く抱きとめてやって挨拶代わり)ふぅん…そっか、まぁそれらも聞きながらか…って…メンテ、か?(その義肢に軽く手を触れて首を傾げて…ちょっと考える様にして)あたしは…、今のところは特にはねぇかな…自分の体整えていつでも出れるようにってところだろうけど、な(自分が出ても今のところ賭けにならないとそんなところか) [Thu 8 Nov 2007 22:33:31]
◆ルジェ > 「ハァ、ハァ、ハァ・・・エ、エヘヘ」(ぱたぱたと走ると、体のあちこちに軋みが出てきてしまって。・・・つい、息切れをおこしてしまった。・・だが、レイ・シェリダンに話しかけれれば、はにかんで笑った。レイ・シェリダンに会った後、色々な事があったのだけれど・・・。どっから話していいのか判らなくて、月を見上げながらうーんと唸って)「・・・ウーント、エット・・・。色々アッタケド。ルジェ自身ニハ変ワリナイヨ(少し戸惑った様子で、そうはにかんで微笑む)・・・最近アチコチ痛イケド」(自分の体のメンテぐらいはしっかりしておきたかったなーと思いながら、そう答えて)「レイサンハ?試合・・・トカ、アッタリシタノ?」(きょとんとした様子で、そう訊ねる) [Thu 8 Nov 2007 22:26:04]
◆レイ・シェリダン > (前に掃除などを約束し、大体の塒の位置は教えたものの)スラムに慣れてねぇヤツにあたしの塒の場所がわかるとは思わなかったしな(比較的大通りの方に出て様子を見て…該当の人間に声を掛けて)ん、久しぶりだぁな、ルジェ。変わりはねぇか?(軽く笑って相手がくるのを待って) [Thu 8 Nov 2007 22:20:55]
◆ルジェ > その風貌を見て、にっこりと微笑む)(手を振るように、その存在を見せている相手)「レイサン!」(ぱたぱたと、嬉しそうに、近くへ近づいていく。今宵は満天の星空・・・なのだろうけれど。霞んだ空気の中で、星もまばらに見えていた) [Thu 8 Nov 2007 22:13:35]
◆ルジェ > 「ニョ?」(見慣れた [Thu 8 Nov 2007 22:11:54]
お知らせ > レイ・シェリダンさんが入室されました。 『よう、ルジェ。こっち、な(軽く手を上げて…相手に自分の存在を気付かせる様に)』 [Thu 8 Nov 2007 22:10:43]
◆ルジェ > 「ハァー・・・・」(段々と吐く息も白くなってきているのが、わかる)「・・・マルデ、故郷ノ寒サミタイダナァ」(故郷の寒さはそれどころではなかったのだが。・・・記憶があいまいなので、いまいち寒さの感覚が鈍くなっていた。長い旅の中で、何度も雪を見てきたけれど)(その度に、なんだか懐かしい気持ちで心がいっぱいになる)「・・・モウ時期、雪ガ降ルノカナ?」(そんな期待を思いながら、ぱたぱたと歩いていく) [Thu 8 Nov 2007 22:09:52]
◆ルジェ > (僅かに見える月の影。・・・それでもこの街にはその光りは届かない。ルジェは寒さを耐えるように、ローブをしっかりと握り締めて、街を歩いていた) [Thu 8 Nov 2007 22:07:03]
お知らせ > ルジェさんが来ました。 [Thu 8 Nov 2007 22:05:39]
お知らせ > ルジェさんが帰りました。 『しばらくは、月灯りの届かないこの場所にいて・・・』 [Thu 8 Nov 2007 00:48:18]
◆ルジェ > (ウルスに勇気が力になる・・・。そう言われたら、ルジェは胸が熱くなってきて。ルジェは自分の臆病さに、とても気持ちが塞いでいたから)「・・・有難ウ、ウルスサン。・・エヘヘ。ナンダカ元気貰ッチャッタ」(そう言って微笑んだ。とても、とても嬉しかったから)(吸血鬼への対処方を伝授され)「ナルホドー。ウン、叫ンデミル」(ここで練習してみるかっ!・・と大声だそうとするも、口をつぐんで。・・・眠ってる人起こしちゃ可哀想だしな、と頭をかいて。宿に帰ってからにしようと、手をぽんと打った)「イツカナ、イツカナ〜」(今からすでにわくわくしているルジェ。予定を空けておくよと言われれば、飛び上がって喜んだ)「本当!?ソンナラ、ルジェ、ソコノ一番オイシイオ茶探シテオクネ☆」(にこにこしながら、そう言って笑った)(・・・と、ウルスがルジェの頭を撫でてくれて、くすぐったそうな表情になるルジェ)「・・・ン、辛ク・・ナイヨ?ルジェ、・・・コノ体デ生キテクッテ、決メタカラ・・・」(最後まで言えたかどうか。ウルスがルジェを抱きしめてくれて。先程まで我慢していた涙が止まらず、おもわずぽろぽろと涙が、こぼれた。暖かい毛皮の感触に安心感を抱きながら・・・・)「ウン、・・・ルジェ、泣キ虫ダカラ・・・。アンマリ泣イチャダメカナッテ、思ッテテ・・・」(でも、涙は止まらなくて。しばらくはウルスの胸で泣いていただろう。)(ウルスが、周囲を見渡して、微笑みを残して去っていった。どこへ向かったのか、ルジェには判らないままだったけれど)「・・・マタ、会エルヨネ、ウルスサン」(ウルスが消えた虚空を見つめながら、涙を拭いて、微笑んでそう呟いた) [Thu 8 Nov 2007 00:47:40]
お知らせ > ウルスさんが帰りました。 『地上から虚空へと消える。』 [Thu 8 Nov 2007 00:34:38]
◆ウルス > (笑い掛ける相手に、釣られてしまうように笑み返してしまった。) 臆病者なのか…大丈夫だ。怖いものを沢山知っているから、勇気を持つ事が出来るし、――勇気は力になる。何も知らない力は、無謀でしかないからな。 そうであれば嬉しい限りだよ。 (にこり、と口許を緩めながら照れ臭そうに頬を掻いていた。) ああ…危険を感じたら、その場で騒ぎ立ててから逃げるのが良いぞ。皆も吸血鬼が怖いし、ハンターに連絡するだろう。 (黙って逃げるより、吸血鬼だー!と騒ぎ立てる方が効果的だ。と更に付け加えながら説明をしていく。) きっと小さな宴会みたいなものになるだろうな。 (肩を揺らしながら楽しそうな笑みを浮かべる。期待を向けられれば、予定を何とか空けるように頑張るよ、と付け加える。) そうか…苦労をする身体だな。 そういう意味だったのか、察しできなくて悪かった。 (辛そうな表情をしながらも頑張って微笑む相手に、薄らと笑みを見せ付けて頭を撫でてやろう。) ははっ… それなら何よりだ。それと、嬉しい時は泣いてもいいんだぞ? (我慢をする顔を見遣ると、クス、と笑みを零しながらルジュの身体を抱きついてやろう。獣らしい温かな感触を伝えよう。暫くしてから身体を引き離してやろうか。) ああ、今は色々とな忙しいよ。 そうか…、じゃあ楽しみにしている。 (微笑む相手に対して、嬉しそうに微笑みを浮かべる。そして身を振り向きながら、立ち去ろう。) [Thu 8 Nov 2007 00:30:31]
◆ルジェ > 「エヘヘ・・・・」(ルジェははにかんだように、笑った)「大丈夫ダヨ、ウルスサン。ルジェ、マダマダ臆病ダカラ。・・・半人前ナノ。ウルスサンニ教エテモラウコトノホウガ、キット、沢山アルト思ウ」(苦笑いをして、詫びるウルスに首を振って微笑むルジェ)「吸血鬼ッテ、人間ノ知恵モ持ッテルノ・・・」(それは、狩るのは大仰ではなく、かなり大変な事なのだろうと思った。それに真摯に取り組んでいるウルスの事もルジェには眩しく写り)「ウン☆ウルスサンノオ友達?皆デ飲ンダ方ガ楽シイモンネ」(うきうきした様子で、そんな風に答える。早く来ないかなーなんて、そんな期待に溢れた瞳でウルスを見て。)(痛くないのか?と問われれば)「ウーン・・・。体ガ軋ムトチョット辛イカナ。生身ノ方切ラレル痛ミトハ、チョット違ウンダケドネ。(少し、複雑そうに微笑む)・・・サッキ、ルジェノ名前ノ由来・・・聞イテクレタデショ?・・・ルジェハ、ルジェッテ名前シカ覚エテイナイカラ。・・・ドウ答エテイイノカ判ラナクッテ」(表情が曇りながらも、顔を上げて、てへへと微笑んだ)(ウルスの言葉に、ルジェは胸がつまる)「有難ウ、ウルスサン。・・・ルジェネ、中途半端ナ体シテルカラ。自信ナカナカツケナカッタンダケド・・・。ソウ言ッテモラエルト、元気ガデルキガスルヨ」(涙が出そうになるも、ぐっと我慢して、ウルスに精一杯の笑顔で答える)(ウルスが周囲を気にしている)「ウルスサン、忙シイノ?・・・ルジェ、大丈夫ダカラ。マタ、オ茶飲ミニ行コウネ☆」(そう伝えて、微笑んだ) [Thu 8 Nov 2007 00:18:06]
◆ウルス > 少しからかい過ぎてしまったな、すまない。 (口許を微かに歪ませて、瞳を細目ながら苦笑をして詫びよう。涙目になった相手にどうすればいいのか、内心は半ばおろおろしていた。) それに商業地区とか、芸能横丁に持って行くと注意や通報されると面倒事だしな…。吸血鬼は人間の知恵を持っていて当たり前だし。 (吸血鬼の元は人間なのだ、初めからの吸血鬼はなんと呼べばいいのか分からなくなってしまう。それだけは口にしないようにした。) そうなのか?是非に案内を御願いするよ、その時は同業者をご一緒するかも知れないが良いかな? (リュールやリーチの事だ。前触れもなく、表れれば驚かしてしまうだろうし、少しでも不安を減らすために確認を行おう。吸血鬼でも無差別に殺さないのだし、殺すとすれば暴走状態にある吸血鬼だけだ。まあ正気を保っている吸血鬼が多いから安全なのだけれど。) ふふ、可愛い反応をするのだな。 (薄らと笑みを浮かべる。) 痛く、ないのか……? (軋む、と聞けば驚いたように瞳を丸くする。そして手を取られ、相手の頬へ触れれば冷たい感触、そして左のほうに触れれば暖かい感覚を感じる。先ず先ず瞳を丸くさせていたが、次第に柔らかい眼差しに変わる。) 半分でも人間なら、立派な人間だ。それだけは変わらない、ただ大変な身体を持った人間、だがな…。 そうなのか…?…辛い思いをしたのだろうな。 (冷たい感触と暖かい感覚から、相手は何も知らずに生きているのはどれだけ辛い事だろう、想像するだけで顔を顰めてしまう。そして周囲に視線を向ければ、そろそろ戻った方が良いかな、と呟いた。) [Thu 8 Nov 2007 00:05:50]
◆ルジェ > (市内に住む人が滅ぶ・・・と聞いて、真っ青になるルジェ。・・・思わず口を塞ぐ)「ジョ、冗談・・・」(想像力が強すぎて。涙目にまでなってしまったけれど。冗談だと聞けば少しほっとして)「・・・ソッカ。ソウダヨネ。何時デモ武器構エテルワケジャナインダシ・・・。ウン。ルジェモ丸腰ノコトダッテアルシ・・・。ソッカァ」(頭を掻いて納得する。そんな場面を突いてくる吸血鬼は、ルジェが思っている程単純な者ではないんだな、そんな風に感じていた。)(また会えたのならお茶でもしようと言われ、にっこり微笑む)「ウン!オイシイオ茶屋サンガアルカラ、ルジェ、案内スルネ☆」(照れたように、笑った。)「ネ、眠ッテイルノ・・。安心シテ寝テイルトイウヨリ、ヤッパ、ココデシカ生キラレナイノダロウケレド・・・。吸血鬼ハ、狙ワナイノ・・・?ナラ、イインダケレド・・・」(ウルスの言葉を聞いて。少し安堵する。・・・決してこの眠っている人達の生活がそれでましになるとは限らないのだけれど。無抵抗な人には手はださないのかな・・・。吸血鬼って。そんな風に思いながら。良い吸血鬼と、悪い吸血鬼がいるんだというウルスの言葉を思い出して、納得をする)(と、ウルスが視線を合わせてくれているのに気がついて。頬が少し赤くなっていくのが判った。・・・じっと見つめられたら、ルジェは動けなかった)「・・・ウン、大丈夫ダヨ。タマーニ、体ガ軋ム事モアルケレド・・・。」(触ってみたそうな相手の手を取って、ルジェの頬へ沿う。)「・・・ルジェ、半分機械ダケド、半分ハ人間ナノ。・・・ナンデコンナ体ニナッタノカ・・・判ラナインダケド・・」(えへへと苦笑いをしながら、ぽつりと呟く。ただ、ルジェのような者もいることだけでも、ウルスに知って欲しかった。) [Wed 7 Nov 2007 23:53:34]
◆ウルス > ヴェイトス市内に住まう人類が滅んだりするかもしれない。 (はは冗談だが、と付け加えて見せるが実際にそうなれば洒落にならない。豊かな想像力は悶えてしまうだろうし。) VHGだって、人間の集団だ。毎日、武器を構えて働いている訳に限らないだろうし。ルジュだって、最小限の武器しか持たない時もあるだろ? ――・・その隙に狙われれば、猛者でも苦戦するだろう。 それに吸血鬼には弱点となる武器を持たない限り、対抗するのは難しいだろうし。 (普通の武器で切り捨てたとしても、適うとは思えないのだ。戦いに関してなら、頭はある程度だが回る。ソレ以外はからっきんなのだ。) ありがとう。また会えたときは御茶でもしよう。 まあ…、吸血鬼でも人間と同じように良い吸血鬼と悪い吸血鬼がいるの覚えて欲しい。 (連絡することに承知してくれれば、嬉しそうに微笑んで見せて頷かせていた。) そうだぞ、名前に何か意味とか由来を込められているのか? (嬉しそうな反応をしてくれた相手に、瞳を細目ながら問い掛ける。) …ん?ああ… (路上で寝る人々を見る) 確かに寝ているな。吸血鬼でも堂々に襲わない、彼らだって生きたいからな。 (うん、と頷いて肯定をした。普通に生きていけなかったからこのような暮らしを送っているのだろう。自然に生き抜いて、自然に死を迎えるのを待つ。嫌なら抗い続けるなり、幸せを掴み取ればいいと思う。) …キカイ?そうなのか、珍しいな… 大丈夫か? (触っても?、と言おうとしたが悲しげな顔をする相手に言えなかった。心配そうに瞳を細めてから、視線の高さを合わせるように腰を折ってから問う。) [Wed 7 Nov 2007 23:41:47]
◆ルジェ > 「ウーン。・・・確カニ吸血鬼ガウジャウジャ増えたら・・・」(想像力豊かなルジェは、街に溢れかえる血の戦慄を覚えて・・・。途中で止めてしまった(汗)。あまりにも、現実の吸血鬼は人と見間違うくらい溶け込んでいて。・・・なおも発見が難しいなんて。)「VHGヲ狩ル?・・・吸血鬼ガ?ダッテ、VHGハ吸血鬼ヲ狩ルコトガデキルホド、力ヲ持ッテルンジャ・・・」(そうした疑問にかられるルジェ。・・・狩られる方にしてみれば、何か対抗策でも得たのだろうか、そんな事を考える。・・・排除される者の抵抗・・・・。狩られる者と狩る者。実際吸血鬼に遭遇した事のないルジェにとって、それは途方もない話だったけれど。相手の言葉にこくんと頷き)「判ッタヨ。ウルス・・サン?何カルジェ、情報手ニスルコトガデキタナラ、連絡スルネ」(そういって、微笑む。・・・いまは、どちらが悪いとか良いとか、そんな区別がつくほどの知識もなかったけれど。吸血鬼の危険性はウルスによって伝わってきて。・・・ルジェはそう伝えた)(名前について褒められれば、素直に喜ぶルジェ)「ヘヘ、ソ、ソウカナー」(ウルスの笑顔に照れたように笑いながら、そう答える)(・・・と、気づけば、ウルスから不思議そーな目で見られていることに、はた、と気づく)「・・・ン?」(ルジェは何かまだおかしなとこでもあるんだろうか・・・。と、思って、内心焦った(おそらく表情に出ているだろうけれど))「・・・ア、アア。エー・・・ト。」(なんて答えていいのか判らず、月を見上げて。うーんと唸るルジェ。・・・特に理由はなかったのだけれど。)「・・・路上デ寝テイル人・・・。イルデショ?少シ、気ニナッテテ・・」(自分の力でどうにかなるもんじゃないとは判っていたけれど。多少気がかりだったことをそう呟く。吸血鬼がでるとなれば・・・。危ないんじゃないだろうか。かの眠っている人々を。そんな事を思いながら)(・・・なんだか、視線が顔に刺さる。ルジェは不思議そうに訊ねた)「・・・ルジェミタイナノ、見タコト、ナイ?ルジェ、半分機会ナノ」(少し寂しげな表情で、そう伝えた) [Wed 7 Nov 2007 23:28:02]
◆外套姿 > そうだ、吸血鬼の天敵は「VHG」だ。それに関わらず、吸血鬼は「VHG」を狩るようになった、と聞いている。このまま行けば、吸血鬼が溢れ出てしまい危険も増すだろうし…。 まあ、なにか分かった事があれば連絡してくれると嬉しい。そうだな…掲示板で「ウルス」と呼び掛けてくれ。 (相手の様子を面白そうに口許を緩めながら、相手に御願いをするように名前を告げよう。吸血鬼は人間一人の力では絶対に押さえつけられないし、数人でも被害を及ぼすのだ。自分も他人事ではない、化け物扱いされ殺されても不思議ではないのだし。) ルジュか。良い名前を貰ったな、呼びやすいし覚えやすい。 (にこり、と微笑みかけながら) 変わっているといえばそうだな…。所で、こんな場所でなにを? (此方の質問を聞き終えれば、相手に対する質問を問い掛けてみる。世間知らずなお嬢様っぽい人がここにウロついているのが不思議でならなかった。それにしても変わった顔をしている。(※補足 ウルスには機械やメカが分からない。)) [Wed 7 Nov 2007 23:13:04]
◆ルジェ > (相手の説明を、まじまじと聞き入っている)「ホ、ホエー・・・」(その内容はルジェの理解の範疇を超えていて。ルジェは目を丸くしたままだった。・・・吸血鬼って、本で読んだものと本物とでは随分違うみたい・・・そんな事をルジェは思った)「ヴァンパイアハンターギルド・・・」(そんな大きな組織があるのなら。・・・吸血鬼はかなりの数が生息しているんだろう。・・・こんなに霧がかったこのような場所では、いつ遭遇してもおかしくないな。自分がいかに危険な場所を歩いているかに、背中に冷たい刺激が走る)(と、それまで足元を見ながら特にルジェに視線を写すでなく説明していた相手がふと、ルジェの方を見て)「カ、変ワッテル?!」(がーん。・・・やっぱりルジェ、変わってるのかな。相手の言葉にショックを受けながら、たどたどしく言葉を紡ぐ)「・・・ヤッパ、変ワッテルノカナ、ルジェ」(情けなさそうな表情になって。頭をかいた。傭兵としての自覚足りないかも・・・。そんな事を思いながら) [Wed 7 Nov 2007 23:03:46]
◆外套姿 > まあ…私のは珍しいケースだから仕方ない。 (苦笑をして見せながら、獣耳を微かに振るわせる。) あ、ああ…VHGは「ヴァンパイアハンターギルド」の省略だ。第二質問の答えは、吸血鬼は見た目では人間と変わらないからな、どこにだって出る。 (情報を求めて相手に問いだしたもの、逆に質問される形になり苦笑しながらも律儀に説明してやろう。) 吸血鬼には、生まれ付きながら吸血鬼と、感化された者は吸血鬼になる、の二種類がある。区別するのは…、冷たい体温や吸血痕、ぐらいか。 分かるのは、吸血鬼は人間を超えた化け物だ。 (思い出すように視線を足元の方へ向けながら頷いていき、説明をしていた。相手の反応に瞳を丸くしながら、外見の事といい、世間知らずな事と言い、お嬢様みたいな雰囲気を覚える。「お前変わっているな…?」) [Wed 7 Nov 2007 22:56:19]
◆ルジェ > 「獣人・・・ジャ、ナインダ」(微笑む相手に、頭をぽりぽりかきながら、自分はまだまだだなぁ、と、嘆息して。)「VHGノ・・連中?」(ルジェには検討もつかなかったが、・・・相手の表情は真剣そのもので。ふと、ルジェは気づいた。吸血鬼が、出るの!?・・・と)(申し訳なさそうな表情になり、俯いて答えた)「ルジェ、VHG・・・?ニツイテモ、吸血鬼ニツイテモ、よく知ラナイノ。・・・トイウカ、吸血鬼ガ、デルノ?」(逆に質問をする。・・・吸血鬼なんて、本の中だけの存在だと思っていたから。驚きは半端なものではなかった) [Wed 7 Nov 2007 22:47:10]
◆外套姿 > 半分だけ正解だ。 (獣人、と問われれば肩を揺らして微笑み掛ける。相手の様子を見ると、戦わずに済むことに安堵の息を零した。) 此方側の、だがな。 (一先ず頷いて肯定をして見せてから、視線を後の全体へと見遣るように示す。「この辺の傭兵だな」と付け加えて答える。) そうだな、…VHGの連中を狩る組織や吸血鬼を、聞いたことあるのであれば教えて貰いたいのだが…。 (微笑を無くしてから、仕事顔という真剣な顔付きをしてから問い掛ける。) [Wed 7 Nov 2007 22:38:01]
◆ルジェ > (相手はゆっくりと外套をはずし、その姿をルジェは目の当たりにする)「・・・獣人?」(真っ先に目に止まったのは、その獣の耳だった。特にこちら側になにか手荒なまねをする・・・そんな気配を感じられず。ショートソードを掴んでいた手を、そっと放す。自らが敵意むき出しに見えてしまえば、戦闘は免れないと思ったから)「・・・今晩ハ。アナタモ、傭兵ナノ?」(だからこの場所にいるのだろうか。・・・なにかの見回りか、な?そんな風にルジェは思った)(同じような髪を持っている相手。ただ、それ以外は・・・。闇につつまれた褐色の肌に、翡翠の瞳が月明かりで光っていて。ルジェは、綺麗だな、ふと、そう思った)「聞キタイコト・・・テ。ナニ?」(きょとんとした表情で、そう言い相手を見つめる) [Wed 7 Nov 2007 22:30:02]
◆外套姿 > (此方とて、賞金首になっているものだ。迂闊に姿を曝け出す訳に行かないのだ、多少なりの用心をしていた。天候の悪いのだろうし、視界が悪いのは人間には仕方がないことだ。それでも魔獣には鮮明に見えている。) こんばんは、私は傭兵だ。なに、聞きたい事があってな。 (名前は付けず、職業だけを伝えよう。「誰ナノ?」と問われれ、相手はショートソードの柄に伸ばすのを見る。ふと立ち止まると、頭に覆い被っていたフードを剥ぎ取ろう。露わにするのは、腰元まで伸びた金髪、頭には獣の耳を生やしており、闇に溶け込むような褐色肌、そして翡翠の瞳を貴女に向けていた。此方は、腰元に段平という刀を吊るしている。一目で分かる事だろう。) [Wed 7 Nov 2007 22:23:41]
◆ルジェ > (寒空の下を歩いていた歩みを、ふと、止めて。声をかけられて振り返る)「・・・ダ、誰?」(相手は外套をかぶっていて、その表情を伺いしることが出来ない。・・・しかも、この場所は視界が悪く、ルジェの視力を持ってしても相手の声しか判らずにいた。)(その者がどんな気配を漂わせているのかには気づかず、そっとショートソードの柄に手を伸ばして、相手が動くのを待って。再度、訊ねる)「・・・誰ナノ?」 [Wed 7 Nov 2007 22:17:23]
◆外套姿 > (視線は貴女を見据えるように仕向けていた。殺意も敵意も何もない、好奇心だけだった。) ―――― そこの者。 (頭から足元まで真っ黒な外套を纏わせていた。女性特有の甲高い声で貴女へと向けて言い放つ。距離はまだ離れているが、あなたが動いたりしなければ近づけるだろうか。) [Wed 7 Nov 2007 22:14:21]
お知らせ > 外套姿さんが入室されました。 『足音を立てて、近付いて行こう。』 [Wed 7 Nov 2007 22:09:56]
◆ルジェ > 「寒イナ・・・」(思わず体を震わせるルジェ。・・・ぽてぽてと歩いていて、ふと建物に触れてみる)(触れたとたんにぽろぽろと外壁がはがれて)「・・・ウワッ」(少し驚いて、後ずさりする。・・・そうか、こんなにも建物自体が痛んでいるんだ。月の光りもこの建物の近くには届かない。・・・ただ、空気はなにか霞んだように、視界を奪っていっているように見える)(煙が立ち込めて・・・いるわけでもないのに、そう思う。・・・こんなに老化してしまった建物の中じゃ、中で暖もほとんどとれていないだろう、などと、考えながら、月灯りの届かないその街を歩いていた・・・) [Wed 7 Nov 2007 21:56:58]
◆ルジェ > (月を見上げて。・・・その瞳には、なにかを決意したような表情だった。)「モウ、目ヲソラセタリシナイ」(冷たい風が、ルジェのブロンドの髪をそよがせ・・・。武器屋に借りているショートソードの柄を握り締めて。そう呟く)(鍛錬しすぎてしまった体の各パーツの痛みは激しいのだけれど。)「何ガ起キテモ、自分デ対処デキナキャ・・・。イツマデモ同ジ場所ヲ歩イテイルダケダモノ、ネ」(宿屋においてきたため、チャームは傍にいなかった。ルジェは、そこに相棒がいるかのようにぽつり、と、そう呟いた) [Wed 7 Nov 2007 21:44:19]
◆ルジェ > 見えて。・・・ルジェの瞳は哀しく濁る)「・・・コレモ、現実・・・ナンダヨネ・・・」(哀しげな眼差しを、眠っている人々に向ける。・・・起き上がられ、何かおきても大変なので、あえて近づこうとはしなかったのだけれど)「・・・ドンナ事ヲ見テモ、受ケ入レル目ヲモタナケレバ、強クナンテ、ナレナイヨネ」(そう、呟きながら。・・・風にフードが巻き上げられる。・・・自身、この体自体が好奇にさらされる事だってあるのだから) [Wed 7 Nov 2007 21:39:40]
◆ルジェ > 「モウ時期、マタメンテナンスが必要ニナルノカモ・・・シレナイナア」(そんな事を思いながら。冷たい風が、吹いている。寒いと思ったルジェは、ローブをしっかりと身につけて、ぽてぽてと歩いていく)(見れば、こんなに寒い夜だというのに、路上で眠る人々の群れは減るどころか、増えているように [Wed 7 Nov 2007 21:35:57]
◆ルジェ > (今日は月も出て、夜空はこんなに明るいのに、なんて、ここは薄暗いのだろう・・・。そんな事を思いながら、ぽてぽてとルジェはスラムの街を歩いていた)「・・・寒いなあ」(鍛錬で・・・、いや、ここのところの無鉄砲な自分の行動が体に軋みを与えて。・・・ルジェは眉を寄せながら、光が少ししか届かない、夜の街を歩いていた) [Wed 7 Nov 2007 21:33:27]
お知らせ > ルジェさんが入室されました。 [Wed 7 Nov 2007 21:31:06]
お知らせ > シャナさんが帰りました。 『――さてと、帰って寝ようか。 (そんな事を呟きながらスラムの裏路地を後にする。)』 [Wed 7 Nov 2007 01:23:21]
◆シャナ > 判ってるなら、それでいい。私からこれ以上言う事はないさ。 (頷き、期待した答えだと判ればこれ以上何かをぶつぶつとつなげる事はしないようだ。) ご飯、か…。 (一瞬どこかで働いて金でも溜めたらどうだ、などと口から出そうになるが止める。誰でも歓迎なんて店は結構あるが恐らく彼らの恐怖心がそんなものをしたいとは思わないだろうから。) そうかもしれないがこの街だって、所詮は同じだ。 …これでは繰り返しになってしまうな、止めよう。 (狙われの身であるから、ここも十分危険だと少女も思っているのだ。多分それは、彼らにとっても同じ事。 …結局平凡な場所なんてないのかもしれない。 ) …あー、うん。邪魔して悪かった。 (確かに見た感じは怪物、なのだが…それでも人間に近い部分を持つ為に何やら目の遣りどころに困る。 …結局人間だろうと怪物だろーとじゃれ合いっていうのは同じ事か。 ふう、とため息を付けば踵を返し立ち去ろうとするだろう。今のならさっさとどこかへ行ってしまった方が良いだろうと、) ……ん? (不意に背後から聞こえたのは礼のような言葉か、片言だが、聞き取る事は出来ていた。 …本当に、変なのに捕まったりするなよ…。 何故か心中でそう思えば足早にそこから立ち去っていくだろう。 …邪魔をしては悪い。 ) [Wed 7 Nov 2007 01:22:55]
お知らせ > ルーンヤさんが退室されました。 『其の侭、暫し彼女へと寄り添い続けるか…』 [Wed 7 Nov 2007 01:21:25]
お知らせ > 獣少女さんが帰りました。 [Wed 7 Nov 2007 01:20:32]
◆獣少女 > ( 己の頭上。 獣の頭が追いつかない速さで、言葉は交わされていた。――漸く片言で喋れるようになった獣にとって、彼と貴女の交わす会話の内容。その殆どが理解出来ぬまま …下手をすると聞き取ることも叶わぬうち、通過してゆく。) くぅゥゥ ―― …ん… (… そんな風に、少し不満気に鳴き声を ひとつ。それでも、ちら、と向けた 視線。と、 同時―― ぺろ …と。頬を舐められると嬉しそうに瞳細めて、) ルーンヤ ……。 ( すり、と …獣からも彼に身を摺り寄せて。彼のぬくもりが嬉しいのだろう ――しきりに頭を擦り付けるように、彼に擦り寄って。 不意に聞こえたコトバ。 『 絶対に変な奴らに捕まらないでよ? 』 それは、今までとは異なったもののように感じられた、から …。獣は不思議そうに、貴女を見ていた。そうして、徐に口を開く と――) あり …が、……と ゥ るゥ――― ( 最大限。獣の精一杯の語彙で以って、 『貴女』 に向けたコトバは拙いものだった、けれども。 最期に一鳴きした獣は、貴女から 彼に視線戻し。 ぴたり、……その傍らに寄り添って。 ) [Wed 7 Nov 2007 01:19:27]
◆ルーンヤ > 言われなくっても分かってるよ… コイツが何処から来たかは知らないけど、オイラは外から来たんだ。 第一、アンタが言う様な危ないヤツに噛み付いたら酷い目に合うなんて分かってるよ… (オイラ一人なら兎も角、コイツが一緒に居る以上は危険な事なんてするもんか… 吐き出す声は、やや拗ね気味だろうか。そして、そんな声音に似た視線を、乱入者へと向ければ… 溜息、一つ吐き出して――) けど、此処はご飯が多いんだ。 コイツでも、頑張れば取れる様な… ここの外で、食えるか食えないかも分からない… それどころか、下手すりゃこっちが食われる生活よりゃよっぽどマシだよ… (『オイラは、元々は別の目的で来たんだけどさ――』 とは、口に出さずに心の中に秘めれば、怯える彼女へと体寄り添わせる様にと近寄り――) 大丈夫、襲われたらオイラがキッチリ守ってやるからさ… だから、大丈夫だって… (思った以上に怖がる彼女へと、慌てて宥める様な声音一つ。 投げれば、頬撫でる様に舌で舐めんとして―――) …… うっさいなぁ… 分かってるよ、そんな事。 (―― その最中に聞こえた乱入者の声。 それに、また何処かムッとした様な声投げれば… 直に視線を彼女へと戻し、身を摺り寄せていくだろう。体を擦ってやるように…) [Wed 7 Nov 2007 00:56:28]
◆シャナ > 鼠か、…確かに人を食ったりすれば私達は全力でお前達を殺す事になる。でもそれは人間だけに言えた事じゃない、そういう行動に出るのが人間のみだと思わないことだ。 (怪物が怪物を食う例もあると言えばあるのだ。そして同じように食い合いが起きれば怪物同士の戦いが起きるだろう…これは生き、感情を持つならば当然の行動になる。だから形振り構わず食す事に対してへの忠告も兼ねていた。) …前、だと? (その言葉に疑問を抱く。まさか…一度人を襲い食ったとでもいうのだろうか。もしそうなら――、しかしそんな情報が入っているわけではない、ここで剣を抜くべきではないと自制するだろう。 …しかし、酷い事…、これほどまでに警戒するという事は相当な目に遭ったという事か。 襲われれば集団で仕返す、事もあるだろうがしかし少女はまた例外なのかもしれない。そもそも少女は一人で復讐しようとしている人間だ、そういう概念はあまりないのだろう。) ――怖いか、恐ろしいか…なら何故お前達はこの町に留まる?人間だらけのこの街よりももっと安全な場所くらいあるんじゃないのか。 ( …こんな所にいたら、逆に気が滅入るだろうに。 無表情にルーンヤの震えるような声に対してそう返す。尤もそれは酷な道だと判っている、外の世界だって危険なのは変わりは無いのだ。) ――、いいだろう。お互いに争う必要がないならこの場に留まる必要なんてないからな。 (そう告げるも、先程まで殺気立っていた獣人の少女は「彼」によってか他の恐怖によってかすっかり怯えている。尤も彼らから見てもこちらの少女はまだ子供だろうが…先程殺気を向けていたのだからそれも納得できる。だから、自らの殺気も鎮める。) お前達がどれだけ酷い事をされたのかは知らないけど、人間ってのは理不尽な奴らばっかりよ。結局何もしてなくったって襲い掛かってくるんだから。 (そして少女もまた人間でありながら同じ人間に恐怖心と憎しみを覚えている。それ故に彼らにそんな愚痴を漏らすのだ。) 立ち去るのは構わない、けど一つ約束してもらう。 (二人を再び見据え、しかし殺気は込めずに。) 絶対に変な奴らに捕まらないでよ?特にこういう場所は危険だから、私如きにここまで接近されるようじゃ危ない。 (既に剣の柄からは手を離している。敵意がない事を認めたという事だろう。 …さて、長居は無用か。 ) [Wed 7 Nov 2007 00:41:05]
◆獣少女 > きゅぅ …ぅ、ン… (… 彼の、叱るような声音に獣は びく、と首を竦ませて。鼻に掛かった僅かな鳴き声を、ひとつ。先程まで殺気立ち、ぴん、と立ち上がっていた獣の耳も 叱られてしまうと、ぺた …と伏せられる。けれども。 彼に。貴女が何か仕掛けるような動きが在るなら―― …そう、 再燃しそうだった獣は。 …前みたいに。酷い事される… 彼の発した言葉。それに触発されたかのように、 じわ …と獣の背中に、鋭い痛みが蘇るような錯覚、さえ …。以前、『奴隷ギルド』で刻まれた傷痕。打たれた鞭の痕 …その痛みを彷彿としたのだろう。 先ほどまでの虚勢は吹き飛んでしまったかのよう、に …彼に ぴと、と張り付くように身を寄せて。) やダ。…―― ルーンヤ、 こわい。 …やダ…。 にんげん、 ―――やダ … こわい … ( 声を荒げる彼の傍ら、離れぬように。 …貴女に向ける瞳は、今となっては 怯え。恐怖の類で染め上げられていた。 襲ったりしたら、集団で仕返しに来る生き物 ――その認識は獣もまた、同じもの、だったから …。) [Wed 7 Nov 2007 00:31:28]
◆ルーンヤ > 鼠だよ、彼女が食ってたのは… それに、ニンゲンなんて食べたらお前ら、彼女に酷い事するだろ…!(殺気に当てられ、大分及び腰になりつつも… 震えた声で吐き出すのは、そんな本音の言葉。 前までなら、屋根の上で相手をおちょくるだけだが…今日は違う。 自分の後ろに守らないといけない相手が居るんだ。 だから、この際なりふりなんて構えない。 構っていられるか。 ―――っと) ニンゲン、襲ったら駄目だぞ…! 襲ったりしたら、前みたいに酷い事、されるからな…!(後ろで吐き出される不穏な響き。 それに、少し叱る様に… けど、心配する様に言葉投げれば、念を押す様に何度もコクコクと頭を縦に揺らすだろう。 ニンゲンは、襲ったりしたら集団で仕返しに来る生き物… それが、珍獣の認識か?) オイラだって、コイツやオイラに危害加えられない限り手は出したくないさ… 痛いのとか、イヤだし… それに、此処ってヤバいヤツ多いし、コイツ苛めてたヤツだって居るし… 怖いんだよ…ッ! 悪いかよ!オイラがあんたらを怖がったりしたらさ! 怖がるのがニンゲンだけの特権だなんて思ってるなよぉ…っ!(それに、飯の邪魔されたら誰だって怒るだろ! と、此処までくれば最早やけっぱちである。 細めた目には涙滲み、背の鬣はブルブルと震え… それでも、後ろで唸り混じりの言葉吐き出す彼女を守る様にと前に踏み出し…) 大丈夫、大丈夫…だから…! (投げるのは、今にも泣きそうな声。 吐き出せば… 精一杯に紅い眸に力込めて乱入者へと視線を投げ付け ) 分かったなら、あっち行けよ…! オイラはニンゲンを脅かすのは好きだけど、襲ったり襲われたりなんて怖いのは嫌いなんだよ! [Wed 7 Nov 2007 00:11:26]
◆シャナ > な…?! (発せられるのは人語。恐らくはルーンヤと思われる彼からはまさにそうとしかいえない言葉が発せられたのだ。こればかりは流石に動揺の表情を浮かべざるを得ないだろうか。) ――食事?人で食ってたのか、お前は。 (余程妙な噂が自警団に流れているという事だろうか、少女はそんな事すら言い放ち殺気を緩めようとはしない。 …でも、こいつ。 獣人の少女を、守ろうとしている…。そこに対してだろうか、少し殺気が緩む。少女にとってそれは、失ってしまったものだからだろうか。 …怪物なのに…な。 そういう差別がいけないとでも言うのだろうか、困ったものだと少女は内心で苦笑する。しかもこの怪物…いや、彼は怯えたような声をしているではないか、…本当に噂どおりの怪物だというのか、こんな人間の子供みたいな奴が。しかし、) …何? (獣人が放つ言葉、もはや二度も驚いたりはしないが――エモノという言葉には何か危険な気配を感じる。 …人間の姿に近いが、この獣人も結局怪物に近いという事か。 一歩踏み出そうとした瞬間、獣の少女は止まり、首を振る。 …?まさか、彼女もまた…然りだとでも。 感情を持つ。この二匹…いや、二人は。獣人の少女の方は片言ではあるが、それでもその感情は十分伝わってくる。) ――私はそっちが来るまで剣を抜く気はない、…逆に問おう、ただ食事をしていただけだというなら何故そこまで殺気だらけになる?…人間じゃないからなどという言い訳は通じない。 (簡単に纏めれば何を食べていたのか、それだけの問い。人を食べていたのだというなら容赦なく斬るだろう、害のないものだというなら――少女は大人しく引き下がるだろう、相手にとってはこちらも危険な存在と見ているようだが少女は所詮は人間、獣人や怪物の類に身体能力で敵うはずがないのだ。現実的な話をすれば、この状況は決定的に彼女が不利と言える。) [Tue 6 Nov 2007 23:54:17]
◆獣少女 > ( 暗がりから姿晒した獣は、『彼』の心情――その焦り知る由も無く。 『貴女』 の発した言葉、 獲物、との単語に獣の耳が ぴく、と揺れる。) ――――…エ、……モノ… (… 呟くように、拙い言葉を ぽそり。その視線は、かの肉塊へと向けられる。それなりに、美味しかった。だとした、ら――? すィ、と 視線戻すは 目の前の貴女へと。 もっと、美味しいだろうか …。そんな不穏な思い宿しながら、貴女を見据える瞳が細められ、て ――一歩。脚を踏み出そうとした、ところ …不意に聞こえた彼の、コトバ。 緊張を抑えているのだろうか、此方に向けられた彼の声音は 何処か震えているかのよう、で …。その言葉耳にした獣は、) やダ。…――― ルーンヤ。やダ … ( ふるふる、慌てたように首を左右に振って。…き、と 貴女に視線戻せば) コロ、ス…―― ルーンヤ きずつけたラ、 おまえ コ、ロス … (… 唸りに混じる、 片言。 出来る、出来ないを問われてしまえば 刃を潜めている貴女に勝つ算段がある訳でもないのだけれども。獣を突き動かしているのは、理屈などではなく… 。) [Tue 6 Nov 2007 23:41:00]
◆紅い眸の何か > (被害…と言っても、基本的には脅かしてばかりで実害は殆ど無い筈だが―― もしかすれば、野犬に噛まれたのをルーンヤの仕業だと思い込んだ者も居るのだろうか? 兎も角、噂に背びれ尾鰭が付くのは怖いものだ―― なんて事は知る由も無く、後ろに居る彼女と共に唸り上げてれば… ずいと、寄り添う様に足を前に出す彼女。 それに、思わずぎょっとした様な顔すれば―― 此方に向けられる、乱入者の殺気に思わずビクン、とし。) ――――――……… (キョロキョロと、先程とは打って変わった様子で、乱入者と彼女を交互に見遣る珍獣。 背中の鬣は、ザワザワと焦った様に揺れて音を響かせれば… 心の中では、彼女を危険に晒したくないと言う気持ち+自分が痛い目に逢いたくない+格好付けたい…何て風な気持ちが渦巻き、そして―― ) だ、だ……だったら、人の飯の邪魔すんなよ…っ! 何だよ、おいら達が此処で飯食ってたら駄目なのかよ!(思わず吐き出してしまう人語。 吐き出せば、彼女を守る様にと…また、前に体を… 緊張と恐怖で震える体を押し進め、細めた―― 精一杯の勇気振り絞った紅い眸で、睨むだろう。 そして、その後で…後ろ振り返れば――) アイツは、オイラが追っ払うから…!(と、彼女へと声投げるだろう。 若干、泣きそうな、震えた声だが) [Tue 6 Nov 2007 23:21:32]
◆シャナ > ――お前は…。 (思い出した、確か自警団に報告されている怪物の中の一匹…名は確かルーンヤといっただろうか。 被害も結構多い…く、一対一ならばまだ傷を負わせるくらいは出来るかもしれないけど…。 もう一人、現れる。それはルーンヤと呼ばれる者のすぐ近くに現れ――獣のような少女。いや…その敵意は野生の獣が持つ危険なもの。金の双眸より放たれるのはまさにそれだ。) …今日の獲物は私って事? (彼らの心情までは流石に伝わらないようだ。仕掛けてくるなら反撃に転じるというような発言。無表情を維持できているのは不思議なくらいだった。、しかし。) 私はまだ成し遂げてない事がある…ここで死ぬわけにはいかない。 (殺気を込め、両者を睨み付ける。例えどれだけ不利な戦況であろうと死ぬわけにはまだ、いかないのだ。だからそれだけの覚悟を相手に判らせるつもりで相手を睨み付ける、来るなら――死に掛けても一人くらい道連れにしてやるぞと言わんばかりにその殺気を向ける。) [Tue 6 Nov 2007 23:11:31]
◆獣少女 > (… 屋根から地面へと 静かに着地した 『彼』に獣の表情が僅かに和らぎ。 己の前に立つ彼の存在には、明らかに表情緩ませる。けれどもそれも束の間 ――。) ッ、ふ ……しゃアァァァァ――― ッ !! (… 一歩。 彼に寄り添うように脚を踏み出して、獣はその姿を晒すだろうか。 背まで伸びた銀糸の髪の髪。同色の獣の、耳。 『貴女』を見据えた金の双眸は すゥ… と細められ。唸りに伴い、銀色の尾の先が ぶわ …ッ、と瞬時に膨らむ。 襤褸布から伸びた 四肢は力を込めて砂を掴み、『貴女』 見据える瞳には明らかな敵意、が …。 ) [Tue 6 Nov 2007 23:00:50]
◆紅い眸の何か > ――――― (トン、と… まるで猫が屋根から降りるかの様に、屋根から身を躍らせて地面へと降り立てば… 少し急ぎ足で向かうのは、『彼女』の前。 警戒の唸り上げる彼女を、まるで不穏な気配から守ろうとするかの様に立てば… 深紅の双眸をスッと、警戒する様に細め… そして牙を剥き出し―――) ――――― ルゥゥ… ゥゥッ… (並んで、此方も威嚇する様な声、上げ始めるだろう―――が… 実際、この珍獣の足は少しばかりビクビクと震え… 内心は、口から心臓が飛び出しそうな勢いだろう。 だって小心者なのだ、この珍獣。 けど、惚れた子の前では格好付けたい、そんな微妙なお年頃。 内心、襲って来ない事を必死に祈っている最中、か。) [Tue 6 Nov 2007 22:47:38]
◆シャナ > ――ち。 (確信する。二つの気配は確実にこちらに気付いている。 …それもどうやら、怪物の類か…。 屋根に現れる異様な影。そして暗い路地裏の中で響く唸り声。) ……どう、するか。 (右手をコートの中へと潜め、片刃の剣を強く握る。この状況では交戦しても勝ち目は薄い、しかしこのまま背を向けて逃げられる保障もない。ならば襲ってくるタイミングで迎撃するしかない。 …そのまま立ち去ってくれるならありがたいけど。 ――どう考えてもこの空気、そんな雰囲気にも思えない。だが少女から仕掛ける事はしない、そもそも相手の姿すらしっかりと把握出来ていないのだから敵意を煽るような真似は危険だろう。 …でもあの屋根の方にいる影、どこかで見たような…。 以前自警団の資料か何かで見た気がうすr、それだけしか今は判断できそうにないようだ。) [Tue 6 Nov 2007 22:41:22]
◆獣少女 > ――… きゃん ( ご飯中でも …と。注意を促されると、「… うん。わかった。」 とでも応えるように、小さく鳴いて。 こっちにおいでよ、と云いたげな獣。体を起こした彼 …けれどもその動きが止まってしまうのには、軽く首を傾げて。 紅色の双眸が光るのを認め、彼が何かを警戒している様子を感じ取れば …) ぐ、るル ……ルル…ゥ―― ( 獣もまた、まだ見ぬ 存在に警戒し …暗がりの中から、唸るような声を挙げて…。 ) [Tue 6 Nov 2007 22:34:09]
◆紅い眸の何か > ルゥー(声投げれば、此方に声投げ返す『彼女』。 その姿を、少し嬉しそうな視線で見遣れば… 短く「ご飯中でも、周りを注意しないと駄目だぞ」 と、言う風に声音投げ、それから… 屋根から身を躍らせようと、体を起こした所で―――) ―――――― ?(ふっと、何かの気配を感じでもしたのか… 降りようとした体をピタリと止めれば、辺りを窺う様にギラギラと紅く光る双眸を一度巡らせるだろう。 その度に、背中の鬣の様なナニカがザワザワと音を立てる様に揺らめき… 此方を見遣ろうとするならば、その異様な影を露にするだろう。) [Tue 6 Nov 2007 22:22:59]
◆シャナ > …! (路地裏に存在する気配に集中していた為か、頭上より聞こえる鳴き声に反応し視線を屋根の上へと向ける。しかし何者かの影がある程度にしか見えず人なのかどうかなどは判断する事は出来ない。 …もう一人…? しかしそのシルエットは人というよりも犬、だろうか。) …。 (迂闊に動きはしない、路地裏で何かをしていると思われる気配からの音も消えている。気付いていないならばそのまま少女は息を潜め様子を伺おうとするだろう。) [Tue 6 Nov 2007 22:17:11]
◆獣少女 > (… 鮮度の高い肉だった為か。獣は夢中で喰らっていた―― けれども。ぴくッ …僅かに獣の耳が揺れて、 何か。物音のような、何かを聞き留めたかのよう、で …。 然し、頭を上げ ゆるり、金の双眸 巡らせるものの何が映ったわけでもなし。気の所為か、 と… 『食事』を続行しようとした 時 …) るぅ―― …? ( 微かな、その鳴き声 聞き受けた獣は 食事の再開をひとまず断念する。 獣の目線は屋根の上。―― 『彼』 の居るであろう位置へと向けられる。) [Tue 6 Nov 2007 22:10:52]
◆紅い眸の何か > (屋根の上、身を丸めながら眼下の狩りの光景を見守るのは大型犬か子供位の大きさの何か。 背中に生え揃った鬣を揺ら揺らと揺らめかしながら、紅い眸を眼下の少女へと向けていれば… 時折、頭をコクンコクンと揺らめかせたりして――) ルゥ―――… (そして、ふっと… 小さく一鳴き。 眼下に投げる様に声、鳴らせば… 何処か思案する様に、首軽く傾げたりするだろうか) [Tue 6 Nov 2007 22:03:05]
◆シャナ > (路地裏へと足を踏み入れるのは黒いコートで身を包んだ少女。結局の所情報を得られぬがために情報を持つ人間を探しているのだが…。 見つからないな…。 そんな裏的情報を知っている人間も人間だとは思うものの、こうも何もなくては――。) …ん? (ふと、物音のようなものを耳にした。薄暗いが故、誰かいるかどうかなどは見ての通り判らないのだが。その為警戒するように呼吸の音を殺し歩を一時的に止めるだろう。尚、気配に気付いただけであり発見は出来ていない。) [Tue 6 Nov 2007 21:56:57]
お知らせ > 紅い眸の何かさんが来ました。 『その姿、屋根の上から見守る影』 [Tue 6 Nov 2007 21:53:11]
お知らせ > シャナさんが入室されました。 『…また来てみたけど。 (今の状況でどんな意味があるというのだろうか?)』 [Tue 6 Nov 2007 21:51:11]
◆獣少女 > ( ビク…びく… 痙攣するように。時折四肢を小刻みに震えさせていた鼠は程無く、その動きは ぴた、と止まる。微動だにしない鼠に獣は、漸く そゥ、と前脚を外す。動き出す気配の無いのを確認すると、鋭く尖った前脚の爪を鼠の身体に押し当てる。 ――ぷつ、と …皮に爪が刺さったのを確認すると、そのまま下降させる。皮は邪魔、だったから。 やがて ――獣の前には紅く染まった、鼠であったモノが肉塊となっていて。爪に付着した紅もそのままに、獣は肉塊へと喰らい付き―― その注意は、目の前の食料にのみ注がれて。最も無防備な姿を晒していることにも、気付けぬまま。 獣は、紅い塊を貪っている …。) [Tue 6 Nov 2007 21:31:12]
◆獣少女 > (―― 曇天。月灯りが雲に覆われている 今宵、スラムの片隅。薄暗がりの路地裏、で …) ……… ッ … (… 背まで伸びた銀の髪。そこから にょ、と覗く獣耳 …見目からすれば少女、なのだろうけれども。 一匹の大鼠を地面に組み伏せ、四肢で獲物を固定。その喉笛に 常人より明らかに尖った牙を突き立て、息の根を止める――その様子は紛れも無い 『獣』 そのもののよう、で …。) [Tue 6 Nov 2007 21:14:34]
お知らせ > 獣少女さんが入室されました。 [Tue 6 Nov 2007 21:08:28]
お知らせ > オウルさんが退室されました。 『今日も夜を歩く』 [Mon 5 Nov 2007 23:57:22]
◆オウル > (街の外やもっと他の街にも行って見たいと思う。 されど一人でなんて行けるわけも無い。 それを考えればでるのは否定の言葉ばかりである。) こんなんじゃね… (人外で働いてもいない様な物がでられるわけもなし、そんな風に考えている。) 旅とか、旅行とかしたいって思うのは…贅沢すぎるかな (人の時はそんな事を夢見てた気がするが相変わらず確信が無い故に曖昧である。) でも…仕方ないか… (そんな事を良いつつ、少し残念そうな表情しながら歩いていく。) [Mon 5 Nov 2007 23:56:13]
◆オウル > (歩いている時は、それでも少し気分が良い。 今日は雲が少ないから、空を見上げれば雲の少ない夜空が見える。) 天気の良い夜は散歩に限るんだけど…ねぇ (あまり今は、気分がのらない。 眠いのと、小さなイライラが気分を下向かせる。) 色々…まずいよね、このままじゃ… (また少しがっくししつつも、歩いて探している辺りは律儀かもしれない。) 街の外とか…ちゃんと出て見たいけど… (あっさりでていける物なのだろうかと、少し考えた模様である。) [Mon 5 Nov 2007 23:45:03]
◆オウル > (歩きながら、色々、楽しかったや嫌な事を考えたりしている。 吸血鬼の親に恨みが無いと言えば嘘になるが、怨んだところで人に戻れるわけでなし、あいつを殺した所で自分の気分が晴れるとも思えない。) 結局立ち止まって…したい事が見つかったわけでなし、怨みを向けるわけでなし (流れの無い水の上に浮かんでる気分だ。) …良い気分はしない (本当にただ立っているだけの自分に腹を立てて、少し表情を険しくした。) [Mon 5 Nov 2007 23:32:41]
◆オウル > (どうも最近、眠い。 なぜだか知らないが、あまり動く気が起きない。 体がおかしくなったんだろうかとも考えるがそれに関しては自分では分からないので触れずにいる。) とりあえず…少し、ちゃんと寝る事考えた方がいいかな、ベッドの上とかしっかりした所で…でも部屋の隅っこで寝てるのも悪く無いし… (そんなんだから、疲労蓄積していくのではなかろうかと思う。) ちゃんと話ししてから戻らないと…後味悪いきがするし… (なんかがっくししつつ、まだ歩く。 表情は未だ少し薄い。 小さな考え事はぽつぽつとしているようである。) [Mon 5 Nov 2007 23:21:38]
◆オウル > (知人は見かけない。 何日もあの廃墟で眠ったりしていたわけだが、あまり寝覚めは良く無い様子で未だ眠い感はぬぐえない。) とりあえず、ヴィーダァさんに会って、それから戻りたいし… (どうしようかと色々考え中、書き置きなんかはできないゆえ、出来うる事なら口で伝えておきたい。) どうしようね… (ぽりぽりと頭をかきつつ、少し考える。 良い答えが出せるほど頭なんて持ち合わせてはいない。) [Mon 5 Nov 2007 23:07:38]
お知らせ > オウルさんが来ました。 『知人の寝床だった廃墟の近場を歩く者一人』 [Mon 5 Nov 2007 22:57:30]
お知らせ > リーチさんが退室されました。 『本日の収穫0』 [Mon 5 Nov 2007 21:06:18]
◆リーチ > ……で……??(物乞いが語り終え、たっぷりと時間を置いた後、そう返した。)“……それだけ。”(きょとんっと目を丸くして…物乞いがそんな顔をしても愛嬌も何もない…当然のように返してくる。)アホかぁっ!そんな情報何の役にも立たんでしょーが!金返せっ!!(むきゃーっと立ち上がれば、物乞いがかき集めたコインを奪いにかかり…)“やかましいっ!お前はそういう事件がないか聞いてきただけじゃろがぁっ!!”(負けじと物乞いも応戦、スラム街の片隅でなんとも不毛な小競り合いが始まった。) [Mon 5 Nov 2007 21:04:45]
◆リーチ > “ちょうど一月くらい前か…”(しわがれた声が語り始める。)“この貧民街でえらくハンターの動きが活発になったことがあってな?”(ヴァンパイアハンターの方の話よね?と問えば、無言で返される頷き。)“その時は確か、家が丸々焼かれるようなことまでやってた……”(焼く……瞬時に、死神の風貌が連想された。じくっと、僅かに痛む腹部に手を添える。)“あの時走り回っていた奴らの一体どいつがハンターで、どいつがヴァンパイアだったのやら…” [Mon 5 Nov 2007 20:57:11]
◆リーチ > “………”(言い返せばとたんに口を閉ざす物乞い。更には目線までそっぽを向き、目の前のこちらの存在などないかのような振る舞い…)あぁぁーっ!ちゃっかりしてるねぇっ!(分かったよっと吐き捨てるように言えば、手に握っていたコインをじゃらじゃらっと全てばら撒けた。石畳に転がる貨幣を、手早くかき集める物乞いの手。ちっとあからさまに舌を打ってやった。) [Mon 5 Nov 2007 20:39:42]
◆リーチ > “なんでそんなことを知りたがる?”(浮浪者の目が一瞬警戒に光ったような気がした。)馬鹿、それこそオジサンが知る必要のない事でしょうがっ!(アウトローの情報通ともなりうる物乞い達。彼らは、情報を得るが決して関わることは無い。純然たる情報の中継地点として存在するからこそ、こうして接触する価値があるのだ。) [Mon 5 Nov 2007 20:30:37]
◆リーチ > でさぁ…(チャリン…)……なんか最近怖い話で、そのヴァンパイアハンターを狙った事件が起きてるみたいじゃない。知ってる??(ちゃりりん…複数枚のコインをばら撒いた。知りたい情報はこれだ。サァ知っているなら口を開けっと。) [Mon 5 Nov 2007 20:20:27]
◆リーチ > オジサン、ヴァンパイアって知ってる?そうそう、あの夜な夜な血を吸う化け物。(ちゃりんっともう一枚コインを落としながら、至極能天気な娘の口調で続ける。)そのヴァンパイアと戦ってる人たちっているじゃない?ほら…ハプテスの……(“カーンのことか?”浮浪者が初めて口を開く。)そうそう、カーン。ヴァンパイアハンターって人たち。(ちゃりん…3枚目のコイン。お前が語ればもっと増えるぞ、っと言う雰囲気を匂わせて) [Mon 5 Nov 2007 20:14:49]
◆リーチ > (スラム街の小道、アララマ式の外套を羽織って歩けば、ふと道脇に座り込む物乞いの前で足を止めた。物乞いが無精ひげと垢に埋もれそうな視線をこちらに向けてくれば、ゆっくりとしゃがみこんで)オジサン、ちょぉっと聞きたいことあるんだけど良いかな??(目元だけ出したヴェールに覆われた顔を向け、一応目だけで微笑んでみる。同時にちゃりんっとコインを物乞いの前に落とした。) [Mon 5 Nov 2007 20:08:08]
お知らせ > リーチさんが入室されました。 『ネェ……』 [Mon 5 Nov 2007 20:04:28]
お知らせ > 黒紫さんが退室されました。 [Sun 4 Nov 2007 23:39:41]
◆黒紫 > (続: 『 黒ちんの……黒ちんの… 馬鹿ァ―― !!』 びちびち …鉢植えはもがいている。本来であれば、捨てセリフとともに走り去るのがベストだったのだろうけれども …植え付けられた身ではそれも叶わず。そんな鉢植えの様子に黒紫は、) 馬鹿――は、お前だ。 遣りたいことと、遣れることは違う …お前 長年 『そこ』 で暮らしてるんだろうに。そんなことも分からなかったのか …。 ―――馬鹿遣ってないで、帰るぞ。 (… しゅン、となった植物の鉢植えを抱えて 黒紫はスラムの道無き道を歩き始める。行く先は無論――。 ) [Sun 4 Nov 2007 23:39:36]
◆黒紫 > (… じィ――。) 何だ。 ( じとォ――。 ) だから、何が云いたい。 ( 湿気100% の視線向けてくる植物は、少年と目が合うと ふィ、と目線を逸らし。また暫くして、 じとォ――。 の繰り返し。そんな不思議植物の様子に、) … 良いか、一度しか云わないから 確り聞いておけ。 ( 漸く、慰める言葉のひとつでも …そう。植物の 期待をこめた視線に黒紫は。) お前の態度の原因は、俺なんだろう? お前が期待している言葉を、俺が言わないから。 …だったら逆に考えてみろ。 「喰われちゃってもいいさ」 そう考えれば、俺の態度にいちいち気を悪くすることも―― ( [Sun 4 Nov 2007 23:31:56]
◆黒紫 > 煩い、そう喚くな。 …良かったじゃないか。結果的に無事だったンだから… (… しれッ、と 云い放つ少年に 鉢植えは緑の葉を うねうねと蠢かせて。)( 『 今回は、でござりますですよッ! 大体黒ちん、 ぼくちんが鼠の餌になってたら如何するつもりだったのでござりますです …。』 ) お前が喰われたら、か …。そう、だな …感心、しただろうな。 お前みたいなのでも、喰いたがる物好きが居たんだな って 。 (…身も蓋もない言葉に、 しお、と萎れる一見観葉植物。 如何やら少年、かの鼠騒ぎに乗じて不思議植物の耐久性を計る作戦を実行していたよう、で …。) [Sun 4 Nov 2007 22:59:39]
◆黒紫 > (――… スラムの片隅、傾いだ家より幾分離れた場所 で。ひとりの少年が鉢植えを抱えて、) … よく無事だった、な …。 (… 言葉を掛けているのは、鉢植え。そして)( 『… 外道!外道でござりますです、黒ちん! ぼくちんをあのような状況下で置き去りにするなンて――…!』 )( 少年の言葉に応えているのもまた、鉢植えで …。 ) [Sun 4 Nov 2007 22:49:11]
お知らせ > 黒紫さんが入室されました。 [Sun 4 Nov 2007 22:44:43]
お知らせ > オウルさんが退室されました。 『今後のビジョンについて少しだけ考えつつ、夜を歩く』 [Fri 2 Nov 2007 22:54:38]
◆オウル > やめよ、おっかない事考えるのは… (本当にそう言う事が起こったらと思うと、怖くて恐ろしくなるからだ。 表情、緩めようとしつつ、色々考える。) なんかこう、少し楽しくなる事を考えないとダメかな (嫌な事考えてばかりじゃ生きていけないだろうと少しばかり考えつつ、歩を進める。) とりあえず…早く、いく所は早くいかないと…困るよね… (どやされたらどうしようとか、そんな事も少しは考えつつ。 目標地点へと歩いていく。) [Fri 2 Nov 2007 22:53:36]
◆オウル > (未だにスラム街、廃屋なんかも結構目立つ、今晩は、少し静かな感じがする。) 最近、少し騒がしすぎた気するしね… (私的な感想、ポツリとぼやいて、視線は回りへと移す。) 嵐の前の静けさだったら…嫌だなぁ… (なんと言うか、嵐の前は静かになって、それから吹きあれる嵐は恐ろしい気がして、一瞬だけ、一番いやな事を想像したが、すぐに振り払う。) [Fri 2 Nov 2007 22:42:32]
◆オウル > (銀の髪を揺らして、道を歩く。 琥珀色は、空を眺めている。 表情は、僅かに複雑そうだ。) 晴れたのはいいけど…少し、静か (「あの家」で休んでいた、知人に言伝位はしたかったのだが、できない状況だった。 そんなこんなで向かっている目標は、知人が時々来てくれる廃墟である。 まだかなり時間がかかりそうではあるが確実に歩を進めている。) 朝までには…着きたいよね… (道端でバタンキューは今時期まずいと思ったようで、そんな事を、ポツリと呟いた。) [Fri 2 Nov 2007 22:32:32]
お知らせ > オウルさんが来ました。 『静かだと思った』 [Fri 2 Nov 2007 22:22:54]
お知らせ > シャナさんが退室されました。 『(そして奥へと向かい、軽く見回ったらこの地を立ち去るだろう。)』 [Thu 1 Nov 2007 23:11:55]
◆シャナ > まぁ、その内思い出すか…。 (軽く見回りをして今日は立ち去るか、と思考し再び歩を進めていく。 …案外、怒りをぶつける対象がいないのは落ち着けるももだな。 テロリストと対峙した時は自分でも判る程に落ち着きを保てて居なかったのだが、今は冷静に判断を下せている。自警団をやっているからかもしれないが、今の少女にとってはありがたい事だった。) …さて、行こう。 (風に黒いコートが煽られるがそれほど強い風でもない、気にせずに進めそうだ。) [Thu 1 Nov 2007 23:11:13]
◆シャナ > ……。 (しばし考えるように足を止める。場所が場所だけにそんなものに耽っている場合ではないのだが…こうなっては仕方がない。 …まあ、この付近にいるチンピラの撃退くらいならなんとかなるだろう。 余裕、というわけではない。それ以上の相手が来ればどうにもならないと言っているようなものなのだから。とはいえ、その情報を持つ人間についても重要と言える。この付近で出会ったはずなのだが――。) [Thu 1 Nov 2007 22:54:33]
◆シャナ > (少女が「今日も何時もどおり」と言ったのは何事もなく、まるで最近戦ったテロリストの事などなかったかのように、何時もどおり。ようは何も事件が起きた訳でもないし、平和…と言えばそうなるのだろうか。 …あの程度の傷で怯んだとは思えない、そもそも止めを刺さなかった辺り別の目的があるって事か…。 そうなってくるならば尚の事あのテロリスト達の詳細を知る必要があった。何も知らずに報告が出来るわけもない、一応義務として特徴等の報告は済ませたのだが。) …全く情報が入らないなんて。 (空中都市にでも住んでるとでも言うのだろうか。流石にそれはありえないが…あまりにも情報がなさ過ぎる。特徴も詳細的なものではないから実際は判らないが…。) …そういえば。 (以前、ここへ初めて来た時に会った人間が何か情報を持っていそうな感じがした。…誰、だっけ。しばらくその人間と遭遇をしていないからか、ふと名前を忘れてしまったようだ。) [Thu 1 Nov 2007 22:50:33]
お知らせ > シャナさんが来ました。 『…結局、今日も何時もどおりか。 (鍛錬を終えた少女は再びこの地へと現れた。)』 [Thu 1 Nov 2007 22:43:16]
お知らせ > ルジェさんが退室されました。 『[ルジェはどきどきしながら、ディルメの家へ足を踏み入れていく・・・』 [Thu 1 Nov 2007 01:44:13]
お知らせ > ディルメさんが退室されました。 『(奥にあるものを見せた彼女はどう反応するだろうか、という所で物語りは一時閉幕』 [Thu 1 Nov 2007 01:42:42]
◆ディルメ > そんなに期待されても、な。 ま、こっちだ。 (家の入り口は一見普通。 ただ、奥のほうへ向かう扉がある。生活空間は主にうえにあるようで。) んじゃ、こっちだ。 (そして奥には…) [Thu 1 Nov 2007 01:31:18]
◆ルジェ > (むーんとした、表情で、ディルメを見つめる。魅力的なんていわれた事がなくって。なんだかくすぐったかった。)(頭を撫でられれば、ルジェは少し安心したようで)「・・・モウ、胸、突然触ッタラヤダヨ?」(一応念押ししておく。するすると歩いていくディルメについていく。あんまり面白くないとのディルメの答えに)「エ、ドウシテ?道具ツクッテルノッテ、スゴイヨ☆」(その道具がなんなのかもわからないので、嬉しそうに、そう答えた) [Thu 1 Nov 2007 01:29:00]
◆ディルメ > それだけルジェが魅力的だ、って思ってくれよ。 それでもダメか? (問いかけながらルジェの頭をゆっくり撫でていく) そうか。 んじゃ、通り道だからな。 すぐ其処だ。 (近くまで来ていることは彼女に伝えていたし、 スラムをちょうど抜けて暗黒街地域の横を通るかというところの工房へルジェを案内することにした) こっちだ。 ま、見てもあんまり面白くも無いと思うけどな? (拷問器具だしな。と内心) [Thu 1 Nov 2007 01:24:32]
◆ルジェ > (も、もっと揉みたくなるなんて、にやりと笑いながらルジェの反応を楽しんでいるようで。・・・ルジェは耳まで真っ赤にしながら怒った)「モオッ!イクラディルメサンデモ、ルジェ、怒ルヨ!?」(いや、すでに怒ってますから・・・(汗))(道具作りと言われたら、いろんな道具がルジェの頭によぎって)「器用ナンダネ、ディルメサン。・・・ンデモ、ナンデルジェハ使ウコトガナイノ?」(きょとんとした様子で、そう訊ねる。家に来るか?といわれれば、その道具が気にかかって)「ウン♪」(そういって、微笑んだ) [Thu 1 Nov 2007 01:20:45]
◆ディルメ > おう、 だから俺はやさしくない、って言ってるだろ。 (胸がかなり弱い、と聞いてにやりと笑み) そんな反応するともっと揉みたくなるなぁ…。 なんてな? (おこるようすを楽しげに見つめつつ) ん? 俺は道具作りだな。 ま、ちょいと変わった道具だけどよ。 ルジェなら使うことはないんじゃないか? (気になるなら家に来るか、と軽く言い) [Thu 1 Nov 2007 01:15:51]
◆ルジェ > 「・・・ソウナノ?」(太っているから、友達出来ないなんて事もあるのか、などと色々考えていると←最近の癖)「・・・キャ、ヤァァンッ!」(頬から胸にかけて撫でられて、体に電流が走って、かなり声を出してしまった。涙目になりながら、じーっと抗議するように、ディルメを見つめる)「ム、胸弱イノ。・・・ディルメサン意地悪ダ」(頬を赤くしながら、ぷうっとむくれてしまった)(ぷんすかと怒りながらではあったが、ディルメに訊ねられれば、ルジェは答える)「ピンポーン(指で指しながら)。一応傭兵ヤッテルノ。デモ、最近サボリ気味ダケド・・・」(最後はぼそぼそと、聞えるか聞えないかといった風に呟く。・・・話が都合の悪い方向へ行きそうだったので、ルジェも慌てて訊ねてみた)「ディルメサンハ?ナニシテルノ?」 [Thu 1 Nov 2007 01:12:50]
◆ディルメ > そんな風に見えなくてもそうなんだよ。 それに俺は結構太ってるだろ? だから余計にな。 (苦笑を浮かべながら、そんなことを告げる。 思ったよりも反応の良い、ルジェの様子につい悪戯の手はうごいて。頬から軽く胸にかけ手を撫でてみる。 一発くらいなぐられるかもなーとも) そうそう、ルジェは仕事は何してんだ? 傭兵って感じじゃないと見たんだが…。 (もしかしたら傭兵かもしれないが。なんとなくイメージとちがうな、ということでこんな風に問いかける) [Thu 1 Nov 2007 01:05:45]
◆ルジェ > ディルメサン」(きょとんとした様子で、ディルメの話を聞いている。)(再度かわいいと思うといわれ、頬を撫でられたら、)「・・ンンッ・・キャウッ」(目を瞑って、その刺激に耐えている。・・・ディルメサン、結構いじわるなのかな、なんて、恥ずかしいのにーとかいろいろと、思いながら) [Thu 1 Nov 2007 00:56:46]
◆ルジェ > 「本当ニ?・・・ソンナ風ニ見えないよ [Thu 1 Nov 2007 00:54:50]
◆ディルメ > いや、俺は友達すくねぇぞ? こんなのまねするのはよくねぇぞ? (楽しげに言いながら恥ずかしがる様子をみて笑みを浮かべ) なんだ、そんなにまんざらでもないのか? 結構かわいいと思うぜ? (そういってさらに撫でようと手を伸ばしていく) ま、俺以外を参考にしとくんだな。 [Thu 1 Nov 2007 00:51:25]
◆ルジェ > (優しいってわけじゃねえぞっというディルメに、目を細めて微笑んでいたが・・・)「・・・ンンッ」(頬を撫でられて、体がぴくんっと反応してしまって頬が赤くなる。「襲っちまうぜ?」その言葉の真意はわからずとも、ディルメに見られたのが、恥ずかしくて、少し頭を下げがちについていく)「・・・ウン、知リ合イモ段々増エテッテ・・・」(そこから愛しみも、哀しみも紡がれていくのだろう。ルジェは胸を痛めた。・・・ディルメはルジェの目からはとても社交的に写っていて)「ディルメサンミタイニ、友達沢山出来タライイナ☆」(そう言って、微笑んだ) [Thu 1 Nov 2007 00:46:18]
◆ディルメ > ん? やさしいってわけじゃねぇぞ。 たまたま、そんな気分だったってだけだ。 なんなら襲っちまうぜ? (にやりと笑って言えばそのまま頬を撫でてやろう) そうだな。 んで、知り合いもたくさん増えるだろ。 (人付き合いを割と限定している男のせりふではない。 もう少し社交的になるべきなのだろうがあまり人付き合いは上手ではないし) [Thu 1 Nov 2007 00:38:37]
◆ルジェ > 「・・・ア」(頬の傷を忘れていた。今では血が止まっているけれど。ごしごしと擦ったことも手伝って、随分汚れた顔になっているのかもしれないなー、ふとそんな事を思った)「ヘヘ。ディルメサン、優シインダネ」(そういって微笑む。顔に傷が残らなきゃいいなんて言われたのはじめてだなー。そんな事を思いながら)(ここの荒波に本格的に揉まれるのは・・・そう言われて、ルジェは顔を曇らせる。・・・半月の間にも色々あったのだが、もっと、なにか、過酷なことがまっているんだろうか?・・・すぐに考えこんでしまって。)(ディルメはそんなルジェの心境を知っているのか、どうか。頭を撫でられて、ルジェははにかんで笑う)「ウン・・・。ソウダネ。多分、コレカラ沢山、ルジェ、イロンナモノ見テイクンダト、思ウ」 [Thu 1 Nov 2007 00:35:49]
◆ディルメ > ま、知り合いがいるにはこしたことはねぇからな。 (ルジェが辛そうであれば歩く速度は緩めるが) んでも、怪我は大丈夫か? 顔の傷は残らないほうがいいからな。 ( 怪我をしている箇所が顔であることをみてそういう) ま、のんびりなれていきゃいいさ。 いきていりゃな。 (にやりと笑うのは男の癖らしい。 微笑に頭を撫でようか) 半月か。 んじゃ、これからだな、 ここの荒波に本格的に揉まれんのは。 [Thu 1 Nov 2007 00:29:31]
◆ルジェ > (ルジェの泊まっている宿屋は、やはり地元民にはおなじみらしく、なれた風に歩いていくディルメを一生懸命追っかけるルジェ)(ルジェはこの地に着いてどれくらい?と訊ねられれば。・・・しばらく上を向いて、むーんと考えていたけれど。)「半月・・・クライ・・・カナァ?(自信なさげに、そう答える。実際、記憶力があまり良いとはいえないので、この地についた日さえもおぼろげである)(ディルメに家を教えてもらって、素直に笑顔で喜ぶルジェ)「ア、有難ウ!ディルメサン。ルジェ、マダアマリ詳シクナイカラ、嬉シイナ☆(にっこりと微笑んで笑う。)」 [Thu 1 Nov 2007 00:26:08]
◆ディルメ > おう、其処なら知ってるぜ? こっちだ。 (月の滴の宿はこっちだったな。 とつぶやきながら) ルジェは此処にきてどんくらいなんだ? (なれないところで迷うなら結構最近だろうと思い聞いてみよう) あ、俺の家はこっちの道の近くにあるんだぜ。 ま、暇だったらそのうち遊びに来ると良い。 (など簡単に街の紹介をしていこう) [Thu 1 Nov 2007 00:19:23]
◆ルジェ > (そうなんだ・・・。ディルメの説明に耳を傾けて。そうした場所でしか生きられない人もいるのだと。・・・この街の現状に、ルジェは目を伏せた。・・・ルジェが関与出来ることなんて、たかがしれている。まだまだ非力な自分の力が、なにものにも及ばないことはわかっていたけれど。・・・過酷な現実に、少し涙目に、なる)(ディルメに目的地はどこだ?と訊ねられ、しばらく考えた後、答えた)「エット・・・。ツキノシルク・・・ジャナクッテ。月ノ滴ッテ宿屋サン。ルジェ、ソコデ寝泊リシテルカラ」 [Thu 1 Nov 2007 00:13:06]
◆ディルメ > ま、あぶねぇな。 (寝ていたら、という言葉にはそのまま肯定する) でも、ほかに行く所はねぇんだ。 ある程度のリスクは負って生きていくしかない奴が集まっているところも多いからな。 (そう説明する) んでも、ある程度纏まっていれば安全はたかまるからな。 それで何とかしてるんだと思うぜ。 (説明はややのんびりと行っていく) んで、目的地はどこなんだ? [Thu 1 Nov 2007 00:07:57]
◆ルジェ > (ルジェは頭を撫でられ、くすぐったそうに、笑った)(とても口調はぶっきらぼうだけれど、親切な人だな・・・そんな風に、ルジェは感じていて)「ア、ディルメサン、待ッテ!」(慌てたように、ディルメの後を追いかける。ディルメがルジェの歩みにあわせてくれているのが、判った)「ウン、危ナインダネ、此処・・・」(ルジェはディルメの言葉にしゅんとなりながら、そう答える)(ひとつ、ルジェの中で疑問があった。・・・ので、そのままディルメに訊ねてみた)「ネエ、ディルメサン・・・。コノ街歩イテタラ、道デ眠ッテイタ人ガ沢山イタケド・・・。アンナトコロデ、シカモコンナニ危険ナトコロデ眠ッテタラ、危ナイヨネ?」(しどろもどろになりながら、そう呟く) [Thu 1 Nov 2007 00:01:27]
◆ディルメ > ほう。 ルジェか。 よろしくな。 (軽く手を振って挨拶をすればそのままついでに相手の頭へと手を乗せて頭を撫でようとする) んじゃ、こっちだ。 着いて来な。 (そういって先を歩き始める。 ルジェの様子を見ながら、ではあるが) あんまりこういうところに迷い込むなよ。 あぶねぇんだからな。 [Wed 31 Oct 2007 23:55:40]
◆ルジェ > (ぱたぱたと。手を振る相手に、ルジェは警戒心を解いた。この人は、さっきの人と違うみたい・・・そう、思いながら)(相手の近くに、足早に近づきながら、相手が名乗ってくれると)「ディルメサン。有難ウ(そういって微笑んで)。ルジェハ、ルジェッテイウノ」(と、いつもの調子で自己紹介をする) [Wed 31 Oct 2007 23:53:01]
◆ディルメ > 構わないぜ? んじゃ、こっちに来てくれよ。 道を案内するぜ。 ああ、泣いてた理由にかんしちゃ言う必要はねぇぞ。 (ぱたぱたと手を振りつつ) んじゃ、名前紹介、といくか。 俺はディルメだ。 お前さんは? (相手が近づいてくるのを待ちながら簡単に自己紹介をする) [Wed 31 Oct 2007 23:49:48]
◆ルジェ > 「ヘエ・・・。そんな道モアルンダ」(危ないことに出会わない道。・・・そうか、地理が詳しいのなら、そうした知識もあるのだろうと、ルジェは感心しながら思った)(何でこんな所で泣いてたんだと言われて・・・。先程の事件が頭をよぎり、涙目になってしまう)「・・・ドウイッテイイノカ、判ラナイノ・・・」(そう俯いて呟いた。頬の傷からなにからあるので、なにかしら巻き込まれた風貌にはなっていたのだけれど)(帰り道を教えてくれるというので、思わず顔を上げる)「ホ、本当?・・・ルジェ、コノ辺リ本当ニ判ラナクッテ・・・。良カッタラ、教エテクダサイ」(そういって、ぺこりとおじぎをひとつ。・・・チップについては、そもそも知識がないらしく、そこまで考えが及ばなかった) [Wed 31 Oct 2007 23:45:16]
◆ディルメ > この辺りに関してはそれなりに詳しいぜ? 家がこの近くなもんで、どうしても通る機会もおおいしな。 あぶねぇことも多いからあんまり危ないことに会いにくい道、っていうのもあるしな。 (そして話し方が少々おかしそうな相手だが、そういう奴も居るだろうとそんなに気にしては居ない様子) んで、なんでこんな所で泣いてたんだ…って聞くのは野暮か。 帰り道が聞きたいんなら案内できると思うぜ? (男はそう言ってにやりと笑った。 チップが出ればうれしいがそういう手合いではなさそうでもあり) [Wed 31 Oct 2007 23:38:53]
◆ルジェ > (両手をひらひらとさせて、相手は自分が何も持っていないことを表しているようで。)「ア、ゴ、ゴメンナサイ」(ルジェは、胸をなでおろしながら、そっと剣を鞘に収めていく。)(ルジェの泣き声聞こえちゃってたんだ。頬が、赤くなってしまった。確かに、ルジェはこの街が不慣れである。・・・それに対して、この人物は詳しそうだ、そう思った)「アナタハ、此処、詳シイノ?」(思っていたことを、そのまま言葉にして伝える) [Wed 31 Oct 2007 23:35:25]
◆ディルメ > ん、ああ、其処に居たのか。 (そして剣を構えた人物をみればまずは両手に何も持っていないことを見せようとして) いや、泣き声がきこえたきがしたんでな。 探しに着てみたわけだ。 このあたりなれない奴が迷い込むこともあるしな。 親切もたまにはしておきたいだろ (そんなことを告げた) [Wed 31 Oct 2007 23:31:43]
◆ルジェ > (ルジェはゆっくりと、両手で剣を構えていた。・・・先程の男ならば、今度は容赦しない・・・そう思いながら。)(・・・しかし、月の光に照らされて現れたその人物は、先程の男とは違っていたようで。)「・・・・?」(誰かを探しているのかな?そんな風に、その人物を見つめている)「・・・誰カ、探シテイルノ?」(かなり細い声で、恐々とそう、その人物に話しかけてみた・・・。随分と距離はあったのだけれども) [Wed 31 Oct 2007 23:29:13]
◆ディルメ > ん〜。 っと、其処に誰かいるか〜? 誰も居なかったらこのまま帰るぞ〜。 (誰か居るような気はするが、感覚は鈍いので声をかけてみる。 返事がなければそのまま帰ることだろう) ま、泣いてる奴をそのまま放って置くのは面白くないしな。 [Wed 31 Oct 2007 23:24:52]
◆ルジェ > (びくっと、肩を震わせる。・・・誰かが歩いてくる?先程の男だろうか・・・。ルジェの体に緊張が走る。)(ルジェは、泣き止まない声を一生懸命こらえながら、体を起こして、その足音がする方向へと、反対側の壁にもたれて、そっと様子を伺っている。目線をその歩いている人物に写して・・・) [Wed 31 Oct 2007 23:21:14]
◆ディルメ > (危険地帯のスラムを歩く男。 仕事の帰り道であったが、声が聞こえたようでそのまま声の方へ向かって歩いていく) なんか泣き声が聞こえた気がしたんだが、気のせいか? (周囲を見渡してみるが、ルジェを見つけることは出来るだろうか) [Wed 31 Oct 2007 23:17:41]
お知らせ > ディルメさんが入室されました。 『通りがかりの男。』 [Wed 31 Oct 2007 23:13:38]
◆ルジェ > (頬が微かに痛む・・・)「ナ、ナニ?」(震える手で、頬を擦ってみれば・・・・。赤い血が、ついていた。先程、壁に押し付けられた際に、擦り傷をつけてしまっていたらしい。)(ルジェはごしごしと、血が止まるように何度も手で頬を擦る。涙で濡れる頬は、すり傷に浸透してしまって、さらに痛みを増してきた)「・・・イタッ・・・」(剣を傍らに握ったままで、ルジェは月を仰ぎ見る。・・・くすんだ建物の間からは、月の光も僅かしか届かなかった。)(涙で濡れ、血で汚れた頬。ルジェは、唇を噛んで、自分の非力さに、涙が止まらずにいた) [Wed 31 Oct 2007 23:13:13]
◆ルジェ > (頭をたれて、俯いたまま、ぱたぱたと涙がこぼれる。・・・体格差はいかんともしがたく、だから自分は剣術を磨いていくしかない。そう思った。)(あんなに簡単に組み敷かれてしまうなんて・・・(実際は、押し付けられていたのだけれども)。・・・実戦から離れていたとはいえ、あまりにも勘が鈍くなりすぎた。ルジェは、自分の力の弱さに、涙が止まらず、壁にもたれたまま、肩を震わせていた・・・) [Wed 31 Oct 2007 22:51:32]
◆ルジェ > (酸素不足で、頭がくらくらする。眩暈が起きそうになりながら、ルジェは胸に手をおいて、呼吸を整えようとする・・・)「・・・ナ、ナンデ・・・」(ルジェは、未だ自分の力が未熟なのだと思い知った。・・・この場所に来たのは初めてではない。だからこそ、危険を伴わないよう、最新の注意を払いながら帰路につこうとしていたのだが・・・) [Wed 31 Oct 2007 22:49:15]
◆ルジェ > (ある程度街を走りぬけて、道の角を曲がり、・・・息が上がっている様子のルジェは、はぁはぁと苦しげに眉をよせながら、その壁にもたれる。・・・しばらく実戦から離れていたから。こうした場面に出くわした時の衝撃は大きかった)「ハァハァ・・・。ナ、ナントカ振リキッタ・・・ケド」(ルジェのショートソードを握りしめるその手は震えて、・・・まだ、呼吸が元に戻らずにいた・・・) [Wed 31 Oct 2007 22:25:52]
◆ルジェ > (男は服をルジェに破られたのか、服が綻んでしまっている。・・・体に傷をつけるほどではなかったようだが。ルジェも夢中に剣を振るったので、どこまで加減出来ていたのかわからず、また、剣を人に向かって振り下ろすこと自体、しばらくなかったわけで・・・)(男が苦しんでいる間に、足早にそこを後にする。はぁはぁと、息は乱れる一方だ。・・・そうか。この街は、危険だって、あの娘が言っていたのは、こういう事だったのか・・・。ルジェは身をもって、知った) [Wed 31 Oct 2007 22:23:22]
◆ルジェ > (息が上がっている。胸に触れられた衝撃に、頬を染めながらも、目だけはしっかりと、その人物を見つめ・・・)「・・・ナ、ナメルナァッ!!」(そう叫んだ。いつまでも、誰かに守ってばかりじゃいられない。自分がこうした危険にさらされる場合もある。・・・ルジェは、だからこそ剣の調子にも気づいていた。息は上がったままだけれど、その男・・・?らしい人物からは目線を反らせない) [Wed 31 Oct 2007 22:21:10]
◆ルジェ > (後ろ手に取られている手は、自由にはならなかったのだけれど・・・。もう片方の手が、震えるように、鞘へと手が伸びる。)(と、後ろにいる人物の脛を蹴り上げた)(「・・・がっ!!」(男が脛の痛みは想像外だったらしく、ルジェの腕を握っていた手を緩めて・・・)(ルジェは、その一瞬を見逃さなかった。身を翻して、鞘からショートソードを取り出すとその人物に向かって剣先が動いた) [Wed 31 Oct 2007 22:17:58]
◆ルジェ > 「ナ、ナニ、誰?・・・アナタ・・・」(重くのしかかってくる体。ますますルジェの体は月の光の届かない場所で、壁に体を押し付けられる格好となり、思わず口からは痛みから呻き声にちかい声が出てしまう)「・・・・イ、痛イ・・」(涙目になりながら、ルジェは後ろの人物を見ようと、体をひねろうとするも、動けるはずもなく)(「・・・あまり動かねえこったな。・・・なにも今、どうこうしようと思っていたわけじゃあないが・・・。そんな風に動かれちゃ、こっちもその気になっちまうよ?」そういって、嬉しそうにルジェの頬を舐め上げる。ルジェの肩は震えて、強張ってしまっていた) [Wed 31 Oct 2007 22:14:12]
◆ルジェ > (「娘さんよ・・。ぽけーっとした顔で歩くような場所じゃねえぜ?・・・ここは。」そういって、口から手を放すと、ローブ越しに胸をわしづかみにされる)「キャ、キャアアッ・・・!!」(ルジェの体は震え、その様子が後ろにいる人物にも聞えているらしく・・・。ほくそ笑むような様子を、ルジェは感じていた) [Wed 31 Oct 2007 22:10:21]
◆ルジェ > (すすけたその建物の壁に顔を押し付けられて・・・。ルジェは呼吸がうまく出来ずに、苦しげに眉をよせる)(「・・・ん?・・・女か?」ルジェの不思議な体に疑問を抱きつつ、その人物はルジェの腕を後ろ手にひねり上げたまま、耳元で囁いた) [Wed 31 Oct 2007 22:08:09]
◆ルジェ > (ふいに、物陰から腕を引っ張られて。)「・・・痛イッ!!」(ルジェは思わず叫んだ。・・・と、自分の状況が理解出来ないでいる。)(ルジェは、口を塞がれて、身動きが取れないように体を抑えつけられていた) [Wed 31 Oct 2007 22:06:36]
◆ルジェ > (こんなに月の光は眩しいのに、なんだかこの辺りは、煙が立ち込めているような、靄のかかった視界で、いつまでもルジェは慣れることが出来ない。ローブを口にあてて、路上で眠る人に驚きつつも、帰宅する道を探そうとするルジェ) [Wed 31 Oct 2007 22:05:00]
◆ルジェ > (チャームは宿屋に預けてある。すやすやと眠るチャームは、少し疲れがたまっているのかもしれない・・・。そう思った。いろんな事があって、ルジェは沢山チャームに心配かけてきたと思っていたから)「ゴメンネ、チャーム」(そういって、チャームの頭を撫でてやると、チャームはルジェの手に甘えるように、すり寄せてきて。すやすやと寝息をたてたまま、主人が帰ってくるのを待っている) [Wed 31 Oct 2007 22:03:28]
◆ルジェ > (・・・今宵の月は、いつかのような光を放っていて。ルジェの胸はちくんと痛んだ)(・・・そういや、此処、前に来たことがある・・・)(ルジェはいつかの鍛錬で迷った末に、体がほとほと突かれきっていたため抵抗が出来ないと感じていたルジェは、ただ、身を震わせることしか出来なかった) [Wed 31 Oct 2007 22:01:22]
お知らせ > ルジェさんが入室されました。 [Wed 31 Oct 2007 21:59:12]
お知らせ > アクセラレーターさんが帰りました。 『良い名前だな。俺の名は――(お嬢様だった頃の名前と、襲えられた異名を教えてやる。)』 [Tue 30 Oct 2007 02:44:40]
◆アクセラレーター > (手を絡むように結び付けてから、一瞬だけ後ろに振り返った。しかし気にした様子も見せずに、少女の笑みに笑み返すばかり。) ――――。 (これから向かい、少女を寝かせる宿屋。スラムと芸能横丁との境目の場所だ。もちろん部屋も共部屋でだ、朝が訪れても絶対に太陽の光を差し込まない工夫を施してある。) [Tue 30 Oct 2007 02:43:30]
お知らせ > エニシさんが退室されました。 『あのね、あのねボクの名前は―――(そうして教えるのは、愛しい人が付けてくれた自分の名)』 [Tue 30 Oct 2007 02:38:38]
◆エニシ > ( 強く抱き締められた時に覚える感情は何時かのデジャブ。 撫でられている間、とても気持ち良さそうに少女は笑っていた。 )( そうして裏路地を出たところで差し伸べられた手。 幼い吸血鬼もまた、表情を綻ばせながら残った片腕で掌を絡ませた。 ) [Tue 30 Oct 2007 02:37:46]
◆アクセラレーター > (途中で――貴女が隻腕になっているのを気付いた。差し伸べた右手を左手に変えてから、貴女の右側に立ち直っていた。) [Tue 30 Oct 2007 02:34:13]
◆アクセラレーター > 憧れるのは結構だが、大変だぜ? (何度も曲がりそうになり立ち止まりそうになっても、自分や貴女に他の吸血鬼と巡り合えば合うほど、何度だって立ち上がって走り続けていられる。誰でもわかりやすい道、一直線な道を作ってやろう。そう誓った、でもそれは口にするには躊躇われて照れ臭そうに笑い出す。) ああー・・絶対に実現してやるよ。約束だ、な? (目の前には無邪気に笑う貴女を見て、涙を拭ってやるもの再びと抱き締める。懐かしい感触を覚えたのだ、取り戻せないあの日々を。) 誰かの為にやれば、皆は俺らを認めるだろ。認めさせてやる、吸血鬼にだって良いヤツがいるってな。 (顎を貴女の頭に乗せながらも、何度も何度も髪を撫でてやろう。絡め取る真っ白な髪を見れば見るほど、弟みたいだ、と呟いた。) 決まりだな。 (貴女の返事を聞くと嬉しそうに口許を綻んだ。) ――・・じゃあさっさとこの場から離れないと。 (貴女から抱きついていた腕を離す。そしてガントレットや大剣を拾い上げて背中に装着をさせる。すこし裏路地の前に出てから、右手を貴女へと差し伸べよう。) [Tue 30 Oct 2007 02:30:35]
◆エニシ > やっぱりカッコいい。 そういうの…憧れる。 ( そうやって真っ直ぐに突き進むことの何と言う難しいことか。 理屈ではなく感覚でその道の険しさを感じ取り、それでも怯まないこの女性はホントにホントにスゴイと思えた。 )( 暖かい世界。 理不尽な狩人に怯えることもなく、まるで普通の人のように暮らせる世界。 けれどなんでだろう? その世界が実現したとしても、ボクは何かが足りないように思ってしまう。 大事な何かを、ボクは落としてしまったような――― ) ――――ありがとう。 うん、そうしたい。 暖かい世界は…きっと今よりももっと素敵! ( その気品が滲む笑顔に返すのは、幼くて無邪気な笑顔。 涙の跡があるのは愛嬌だ。 ) 暖かくて…優しくて。 聞くだけで心が弾んでくるような素敵な言葉だね。 誰かの為に、か。 ( 撫でられるのが少しくすぐったい。 だけど気持ち良くて、ずっとそうしていて欲しいと思う自分もいる。 ) ( そうして同じ色の同属から告げられる言葉。 一緒にいるか? ボクは迷った。 言葉に詰まって。 なんと言えばいいのかわからなくて―――― ) …………… ( コクリ ) ( だから、頷くことで返事をした。 そろそろ一人は淋しくなってきてしまったから―― ) [Tue 30 Oct 2007 02:15:12]
◆アクセラレーター > あ、ノリツッコミ上手いのなぁー・・・関心すんぜぇ。 ・・と、無理はすんじゃねぇー。 (軽い笑みを零しながら、抱かれた貴女をじっと見下ろす。) おう・・・死にたくなっても、俺の道を捻じ曲げねぇ―よ (どれだけ険しい道であろうが、必ず突き進んで成功させてやる。進んできた道には、安全な居場所が出来て、後から生まれた吸血鬼や突然なってしまった吸血鬼達が付いてくれれば守れる。平穏を与えてやれる。最初は誰もが自分のことばっかりで精一杯なのだ、今はようやく気付きかけているにすぎない。) ――・・ああ、お前の居場所も作ってやるよ。それまで生き延びろよ、また暖かい世界に出て笑い合おうぜ? (ぎゅっと抱き締めながら、歪んだ笑みの面影も無くして、お嬢様のような上品な笑みを浮かべ出した。) 良いじゃねぇーか 俺だって最初は生き延びるために、ひたすら血を吸い続けて生き延び続けた。 理由なんざ、後から付いてくるもんなんだよッ!!そして力を皆の為に使えば、幾らでもお釣りが来るんだよ・・・ (最初に出会った頃と何も変わらない姿を見て、瞳を丸くなったように細めながら貴女の髪を撫でてやろう。) ―――・・・俺と一緒にいるか? (白い少女から貴女に伝わるのは、中途半端な体温に暖かさにのみだった。見ていて、目を離せなくなってしまう。思い付きに問い掛けてしまった。) [Tue 30 Oct 2007 01:57:22]
◆エニシ > 姉さん!? まさか生き別れの姉さんなの!? ―――て、んなわけあるかー! (ズキッ)( 楽しそうにノリツッコミをする偽少女。 けれどそんな言葉を口にしたとき、胸が苦しくなったのはなんでだろう? 記憶を失った今はわからないこと。 ) ――――スゴイ。 お姉さんカッコいい。 ( 口に出した言葉はお世辞でもなんでもなく、素直に心の底から思い浮かんだ言葉だった。 他人の為に本気で思える。 たとえその手段が加速的な暴力だとしても、結果的にそれは誰かの助けとなる。 ―――少し、胸が痛くなった。 今までボクは自分のことだけしか考えてこなかったから。 だから ともあんなことになって――― ) 血を吸う理由……か。 うん。 お姉さんはとっても素敵だよ。 それはとってもとっても素敵な考えだと思う。 ( それは夢のような世界。 罪を犯した事の無い吸血鬼が安穏と暮らすことが出来る場所。 いつかだれかが夢見た桃源郷。 ) ……けど…ボクはお姉さんみたいな理由なんてなんも無いんだもん。 ただ吸いたいから吸ってるだけなの。 時々でたまにだけど…それがスゴク嫌な気分になるの。 ( 記憶を何度失っても、泣き虫という性根は変わらなかった。 赤い瞳に涙が零れ始めた所で、小さな体は優しく抱き締められた。 ) ――――― ( 音を立ててガントレットは地面に落ちた。 感じるのは冷たい肌。 けれどそれが何かを思い出させて心を落ち着かせてくれる。 ) [Tue 30 Oct 2007 01:43:20]
◆アクセラレーター > ん、お おお。 ありゃ髪真っ白だし、目ぇ真っ赤だな。 ――――お前もか!! すっげぇーなぁ・・・姉弟だったりしてな。 (貴女の真っ白な髪を見れば感嘆の声を上げる。そして言葉を口にしてから、疑問を思ったように首を捻った。) 俺は許せねぇーんだよ これからの眩しい未来を待っているヤツラから幸せを奪うなんでな。 (視線を貴女から青年に戻してから歯を軋ませて見せ付ける。青年もまた怯えるように身を震わせ続けていた。) 俺には夢がある。 生きるのは嫌だが、俺と同じように苦しんでいるヴァンパイアが笑っていられる居場所を作ってやりたい。 無実のヴァンパイアを殺されるほど、俺は甘くねぇーし許さねぇ! だから死ぬわけに行かねぇーよ、その為に血を吸えばいい。 (「良くないこと」を聞き受け、瞳を見開いて鎮まった。敵意も殺意も何でもない、ただ柔らかくて複雑そうな瞳を浮かび上がらせていた。) ―――・・・おい、 ・・・大丈夫か? (顔を覗き込めば、今にも泣き出そうな少女を目にする。たまたま場を居合わせてしまったし、なにより青年に対する行為を続ける気になれなくなった。牙が抜けるように、ガントレットをするりっと地面に落ちた。真っ白な腕を少女に触れてから、小さな胸に埋めるように抱いてやろう。) [Tue 30 Oct 2007 01:26:51]
◆エニシ > あのね、お姉さんは目が赤くて髪の毛白いでしょ。 ボクもその組み合わせが一緒なのー。 白だよ……真っ白!! ( 何処かの影が薄い主人公のような台詞を吐きながら黒の鬘を取ってみれば、其処から覗くのは色素を失ったかのような白い髪。 ) それってば…ホントに反吐が出るほど最低じゃん。 ( 奴隷は人間として扱われないとか教えられたけど、こういう人物の方がそういう風な対象にした方がいいんじゃないかなーなんて無知なことを考える吸血鬼。 )( 痛めつける事にも苦しんでいる人を眺める事にも快感は覚えない性格。 だから正直この眺めはあんまり好きじゃない。 だからといって相手が嬲るのを止めようとはちっとも考えないけれど。 ) だってぇ…だってわかんないんだもん。 人から血を吸うのまだ少し苦手だし……けど好きだし…だけどあんまりそういうのをやり過ぎるのは、良くない事のような感じがするし、けどこの人悪者だから別にやっちゃってもいいかなって思っちゃったりもするし―――とにかくわかんないのぉ! ( 自分の感情が整理し切れてないから、ただ思いついた事を片っ端から口に出すだけ。 お互いの吐息も感じ取れるような距離。 微妙に涙目の少女風貌。 一応性別は男だけれど…顔立ちといい泣きそうな女の子にしか見えないのはもう諦めた。 ) [Tue 30 Oct 2007 01:11:01]
◆アクセラレーター > ・・・そっくりって? (以前に会った時は互いに変装をしていたし、改めて貴女を見ても黒い髪であることに首を傾げて聞いてみた。) だろ? こういうヤツは生かして置けねぇーしな。聞いてみたら小遣い稼ぎだとよ。 (貴女を傍に立とうが気にせずに、何度も何度も卑しい行為を繰り返される。それなり血を吸っていないし、痛め付けることで心の安定を保ってきている。ただそれだけの為なのだ。あなたの気持ちを察する所が、突然の大声に驚くようにびくっと身体を強張らせる。) ――― な なんだぁ!? 突然叫びやがってよぉー・・ (貴女を見上げながら、行為を中断してから立ち上がる。虫の息に等しい青年は呼吸を繰り返すばかり、そんなことを気にすることもなく貴女の前に立って貴女の顔を覗き込もうとする。ゆらり、と背中から前へと流れ落ちる。貴女に触れるか触れないか絶妙な具合だった。) [Tue 30 Oct 2007 00:52:54]
◆エニシ > おぉ…! そっくりの色合い。 ( 晒された素顔の赤い目と真っ白な髪が自分にそっくりだったことに微かな親近感を覚える。 以前出会った時とは少し雰囲気が変わり、やや間の抜けているような性格になったか。 ) ん? そーそー。 しゃーないしゃーなーい。 ( あっけらかんと笑いながら適当な相槌を打つ少女(?) ) …………スゴイ悪い人じゃん。 ( 幼い顔に怒りの表情を浮かべながらえいや、っとデコピンをその瀕死の男に浴びせる。 )( 歓喜の表情をした知り合い?らしい女性は舌先で男の血を舐め取っていく。 その光景は酷く淫靡で、けれどなんだかちょっとあんまり好きになれない眺め。 )( この人はとっても悪い人。 そういう意味では奴隷よりも気兼ねなく吸えるようにも思える。 けれどこうして血ばっかり求めてしまうのは、無節操で卑しい行為なんじゃないだろうか? ) うん…うぅん……んー………――――わかんなーいー!! ( 思考がグルグル回るばかりでちっとも結論を出せないから、大声でウガーッと思わず吼えた。 ) [Tue 30 Oct 2007 00:43:24]
◆アクセラレーター > ひでぇーな・・・ (貴女の答えに苦笑する。そしてゴーグルを外して、隠れていた顔を露わにする。白い肌に白い髪に真っ赤な目を貴女に仕向けた。) ま、あれから時間経ちすぎたもんな 仕方ねぇーか。 (青年の下半身に跨ったまま、顔だけで貴女を見詰め続ける。相手は記憶喪失しているなど少女は思いもしなかったために、気にすることも問い掛けることもしなかった。) ――・・ 何人の子供を殺して犯して売り飛ばしたヤツだぜ?好きに飲めよ、なんなら俺が全部飲んちまうぞ? (傍まで近付いた貴女を確認しながら、顔を青年の胸板に近づけて舌をぺろりっと出してから流れ落ちる血を舐め出す。舌先だけで繰り返している。嬉しそうな笑みを浮かべるばかり、貴女からにしてみればどう映るのだろう。) [Tue 30 Oct 2007 00:26:11]
◆エニシ > ……………?? どっかで…会ったっけ? ( 昔の事の大半を忘れてしまった少年は、久しぶり、と投げ掛けられた言葉に三ヶ月分ぐらいの記憶を辿ってみるけど、こういうちょっと物騒な人と会った思い出は見当たらなかった。 ) いいこと。 ( ピクッ、とその言葉に反応するとヒョコヒョコした動作で虫の息の男性と、笑う女性の組み合わせに近付いていく。 ) ……………流石にこの状態で飲んじゃったりすると死んじゃわない? ( むぅ、と難しい顔をしながら酷く傷だらけの悪党を指差した。 ) [Tue 30 Oct 2007 00:19:20]
◆アクセラレーター > (貴女を見つけてから、久し振りの再会に薄く微笑んだ。名前は知らないし、教え合った仲でもない、単なる偶然に公園で出会った同類だ。) ひさしぶりだわね おねえさんといいことをしない? (からかうように上品な笑みを見せ付けてから、甘ったらしい甲高い声で投げ掛ける。まだガントレットで青年の身体を刻み続けて、喘ぐ声を聞いて更に笑みを深まらせていた。) ――― のむ? (血の臭いでも誘われたからここにきた、と思い込んでから感付いたように問い掛けてみる。) [Tue 30 Oct 2007 00:12:35]
◆エニシ > ………み…見なかったことにしよっか。 ( 二人の状況を見てみれば、女性の方は襲っている違いだということに気付く。 うっわー…痛そう。 マゾという言葉を忘れたわけだし、それにここまでいってしまうともうそういう領域は超えてしまっているだろう。 舐め取る血を羨ましいと思うけど、回れ右をしてその危ない場所からさっさと立ち去ろうと決める。 ) ―――― あれ? 舐めてる……? ( それもとても感極まったように。 それに違和感を覚えれば、回れ右を中断して再びその男女を見直そうとした。 ) あ。 ( そうして正面から絡み合ってしまう視線と視線。 そこにいるのは、何時かであった冷や汗を流しながら固まる一人のシスコン吸血鬼。 ) [Tue 30 Oct 2007 00:06:32]
◆アクセラレーター > (ガントレットの鋭利な指先に装着した血を舐め取るように見せ付ける。左手のガントレットを青年の脇腹に添えるように触れる、青年は冷たい感触に耐え切れず身を震わせる。) ――― エロ犬じゃねぇわ この発情期駄犬め!! (嘲笑いながら、露わにされた青年の胸板に腹を撫でながら、舌を押し付けて舐め回しだす。傷口を執拗に弄りまわしながら、溢れ出る血液を舐めて飲んで喉を潤わせる。ぶるり、と少女の身体を震わせて恍惚な表情を浮かべる。それも一瞬で終わった。誰かの声によって。) ―――あ? (熱い息で乱すばかりの青年を放置して、何から何まで白い少女は何か気付いたように身の動きを止める。一直線に伸びた裏路地の入り口の方へと視線を向ける。) [Mon 29 Oct 2007 23:57:07]
◆エニシ > ( それはどっちの意味でもちょっと子供には見せられない一場面。 )( ぼっくらーはみーんなーいーきてーいるー―――……あ、ボクは死んでんだっけ? そんなどうでもいいことを考えながら、今日も気ままに出歩く女装吸血鬼。 ) ――――アッ、ワッワッ!? ( エロ犬がっ! という罵声の方を見れば、女性が上に乗る形で男性を押し倒しているように見えた。 初心な子供はその光景に動揺の声を漏らしながらその場で硬直する。 ) [Mon 29 Oct 2007 23:53:36]
お知らせ > エニシさんが入室されました。 『お子様には少しばかり刺激が強い光景』 [Mon 29 Oct 2007 23:47:42]
◆アクセラレーター > (抵抗する事が出来ない青年だろうが、甚振ろうとすることは変わりない。少しずつ唇同士の距離を詰めながら、接吻するように近付けて行こう。) ――――。 (上品な笑みは崩れ落ちて、壊れた笑みを見せ付ける。) ああん なに興奮していやがる。このエロ犬がッ! (接吻する寸前で、少女は股間に何かを感じて寸止めした。顔を俯いてしまった青年を甚振らせる。「そういや、てめぇーロリコン野郎だったっけか」と一瞥しながら青年の服を引き裂いた。服の下の焼けた肌をも一緒に引き裂いてやろう、致命傷にならないぎりぎりでだ。痛そうに喘ぎ続けて、熱い吐息で乱している青年の顔をを見上げて満足そうにする。) [Mon 29 Oct 2007 23:44:16]
◆アクセラレーター > たくさんの夢を持ったクソガキ共を、テメェーが台無しにしやがった (「う、あ 腕が、ああああああ!!!」) ―――って聞いてねぇーのかよッ (苛立ちを覚え、癇癪を引き起こした。踏み躙った右足を引っ込めてから、反対側の右腕を踏み躙ってやろう。また一段と悲鳴を響きあがらせようとしたところで、青年の腹を蹴ってやり、強引に黙らせた。) こんなぐちゃぐちゃになってしまったら つかまえたり はずかしめたり うりにいったり できませんね? (再びと上品な笑みを見せ付ける。同時に変な感覚に襲われた。舌打ちをする。) ・・・・チッ (上品な笑みから不機嫌そうな表情に変わる。抵抗する事も出来なくなった青年の下半身に跨るように座る。そして青年の顔を覗き込んだ。) [Mon 29 Oct 2007 23:35:12]
◆アクセラレーター > (愉快そうに嘲笑い続けながら、追い詰める。そして獲物の脚を止めると、同じように少女も足を止めた。何かしら察したようで、壊れた笑みを零す。) あーあ。 (獲物の行き先は、「一方通行」の行き止まりだった。獲物は絶望したように、少女へと身体を振り向いてから後退った。ひっ、と怯えながらも脚をがくがくと震わせていた。) 終わりだ 一方通行に狙われた時点で終わってんだよ。 (ずざずざ、と獲物に近付いて行く。獲物はまだ若々しい青年だった。) ――ハッ (歪んだ笑みから、お嬢様だった頃の上品な笑みを見せ付ける。) 生きたいですか?生きたいから、一杯一杯走ったんですよね? (にこり、と笑みを浮かべる。甲高い声は響いた。面食らったように硬直をする青年を見て舌打ちする。) ハッ 残念だ。俺様が認めねぇーよ。 子供を殺して犯して売り払った奴なんざな (少女は大剣を地面に突き刺してから、常人超えたスピードで青年の左腕を踏み躙る。衝撃を殺しきれず、無効の壁までひび入る。悲鳴が響き上げた。何、珍しい事ではないのだ。) [Mon 29 Oct 2007 23:26:58]
お知らせ > アクセラレーターさんが入室されました。 『獲物は追い詰められた。』 [Mon 29 Oct 2007 23:18:40]
◆アクセラレーター > (住宅街みたいな地域から離れた、廃墟だらけ地域の迷路のような裏路地で走り回っていた。) 逃げんじゃねぇーぞぉ!? (二本の大剣を両手のガントレットで引き摺るようにして、前方の獲物を追い掛け回す。地鳴りを何度も響き上げながら、追い掛けられる獲物は追い付かれる恐怖で息を乱しながら逃亡を繰り返していた。) ―― ハッ アハハハハッ!! (獲物の体力を尽き果てるまで、わざと走らせ続けるように追い掛け回していた。ゴーグルを顔の大半を覆い隠しながら、真っ白な長髪に青白い戦闘服は闇の中で目立っていた。獲物は振り返れば、「白い闇」を目にして恐れる。汚いヅラだ。) [Mon 29 Oct 2007 23:08:51]
お知らせ > アクセラレーターさんが来ました。 『くそったれがぁー・・・!!』 [Mon 29 Oct 2007 23:02:59]
お知らせ > 水音さんが退室されました。 『 … ぴちょ ――ォ ん … 』 [Mon 29 Oct 2007 22:17:26]
◆水音 > ( ――女は、気が付いた。 漸く 耳にこびり付くような 「あの音」 がしなくなっている事に。 ほゥ …と思わず吐息を零した女は、ふと視線を上げる。 蒼白い月灯りに照らし出された それ を目にした瞬間 ――女は静けさを破る、悲鳴を挙げた。 女の視線の先。黒々としたスラムの道の端。打ち捨てられたように横たわった、――それ は、朽ち落ちた うぞうぞと蛆の這い回る眼窩で女を 『凝視していた。』 へたッ、 その場にへたりこんでしまう女の耳許。――その音は、酷く鮮明に鼓膜を揺らし 女に現実を突きつける。 「逃れられなかった」 と云う、現実 …) [Mon 29 Oct 2007 22:17:04]
◆水音 > ( 聞いてない、――聞いてない。 ) ( 女の足はさらに早められる。その歩みは既に小走りにさえ、なっている。 タッ …タタッ… 焦っているのか、足下も覚束ないまでも女は 辛うじて走っていた。ともすれば転んでしまいそうなほど、危なげなもの、だったけれども ――女は走ることを止めなかった。否、止められなかった。追いつかれてしまわぬように。 在り得ない、こんな場所に水の音、なんて ――在り得ない。音から逃れようと、女は懸命に道を走って――。 ) [Mon 29 Oct 2007 21:58:16]
◆水音 > ( ―― …月灯りに照らされて、 スラムを住処とする女がひとり 道を歩いている。蒼白い光 ――自身の影さえ、この世ならざる モノかと思えてしまうほど今宵の月は 酷く冷たく不気味に …思える。そんな思いから女は足を早める。 そんな時、だった ――― ぴちょ … ん 僅かな、ミズオト 聞き逃してしまうほどの音 …そのはずなのに、聞こえてしまった。 女は、 聞いてしまった。 ) [Mon 29 Oct 2007 21:50:31]
お知らせ > 水音さんが来ました。 『 ぴちょ ――ォ ん … 』 [Mon 29 Oct 2007 21:44:41]
お知らせ > ルジェさんが退室されました。 『「少しでも灯火の明るい方向へと、ゆっくり歩み出した・・・』 [Sat 27 Oct 2007 02:30:28]
◆ルジェ > (もぞもぞと動き出して・・・なんとか起き上がる事のできたルジェ)「・・・フウ」(ため息をひとつ。少し安堵した感もあるようで。)(雲間から月は見えないが、いつまでもここにいるわけにはいかないし)(・・・ルジェはチャームに助けてもらってばっかりだもの。危険な目にあわせられないよ、そう思った) [Sat 27 Oct 2007 02:23:17]
◆ルジェ > (ゆっくりと、瞼を閉じて・・・いこうとするも)「・・・イ、痛イッ!」(体が横に揺れて倒れこもうとする際に、痛めた腕を下敷きにしてしまった。おかげで、眠気はすっとんだが・・・)「・・・イッタァ・・・」(腕が痛くて、どうやって起きようかと一通り、悩むルジェ)(噴水の横で、パタンと横になっている様子は先程の毛布にくるまって寝ていた人とほとんど変わらない) [Sat 27 Oct 2007 02:05:16]
◆ルジェ > (チャームは暢気にルジェの肩で背伸びをして。あたりをきょろりと見回すと、なんでこんなところにいるんだっ!とでもいいたげな眼差しをルジェに向ける)「・・・イヤ、アノネ・・・」(ルジェは言い訳を探そうとしたが、寝ぼけていたのでうまくみつからず言葉がでない。)(呆れたチャームは、風が吹くなり「さむっ」とでもいいたげに、慌ててリュックに入り)「・・・チャームハイイヨネ、ソコ、暖カイシ」(寝ぼけ眼でそう呟きながら、これからどうしたものかと考えこむ。いつまでもここにいるわけにはいかない。)(耳元で、噴水の水音が心地よく聞え・・・眠気を誘う)「・・・・ミュー・・」 [Sat 27 Oct 2007 01:37:38]
◆ルジェ > (うっすらと意識を失いそうになる・・・。)「チャ・・」(瞼が段々と重くなってきて・・・)「キャアッ!!」(リュックから眠そうにでてきたチャームが、ルジェの頬を舐めた。ルジェは半分眠気に襲われていたので、思わぬ衝撃に声を出してしまう)「・・・・ムグッ」(慌てたように、口を塞いで、むーっと文句をいいたそうにチャームを見る) [Sat 27 Oct 2007 01:34:13]
お知らせ > ルジェさんが来ました。 [Sat 27 Oct 2007 01:31:45]
◆ルジェ > (体が、段々と悴んでくる。・・・ルジェは、本当は体を動かした方がいいんじゃないか?・・・とも思ったが。)(どうにも治安がよさそうではない場所で、大きな音をたてれば、たちまちなんらかの餌食になってしまう。・・・そこまで深くは考えつかなかったが、ルジェの本能が、今は動く時じゃないと語っていて)「・・・チャーム」(噴水にもたれかかるようにして、ひたすら寒さをしのいでいた・・・) [Sat 27 Oct 2007 00:55:19]
◆ルジェ > (秋風・・・というより、段々と寒さが伝わってくる気配がする。ブロンドの髪をおさえながら、そんな事を考える)「サ、寒イネ、チャーム・・・」(リュックの中にいるチャームはまだましだろう。ルジェはローブでしか、この風を受け止める事ができなかった。) [Sat 27 Oct 2007 00:50:45]
お知らせ > ルジェさんが入室されました。 [Sat 27 Oct 2007 00:49:07]
◆ルジェ > (「ふう・・・ん?」うずくまっていたその人が動きだそうとする。なにが起こるかわからない、混乱したルジェは震える足で立ち上がってその場を後にする)「ウゥッ・・・。イ、痛イ・・・」(痛む腕をもう一方の手で握って。・・・元来た道を歩いているつもりだったのに、どうしてもこの場所から離れられないでいた。)(段々と心細くなってきたルジェは、リュックに眠るチャームに小さな声で話しかけながら、噴水のある場所に立ち止まって・・・。座り込む)「チャ、チャーム・・・。ナンダカココノ空気・・・変ミタイダヨ・・・」(ローブで体を守るようにして、空を不安そうに見上げた) [Sat 27 Oct 2007 00:46:23]
◆ルジェ > (しばらくは、うずくまっていたが・・・。今宵は月も雲間からしか顔を出せない程の天気。賑やかな街に比べれば、窓から映るその光も少なくて・・・)「・・・ン?」(ふと、ルジェになにかが当たった。)「キャ・・・」(叫びそうになって、口を塞ぐ。・・・誰かが路上で寝ている?ぼさぼさの頭だけを覗かせて、毛布にくるまるようにして、その人は眠っていた。) [Sat 27 Oct 2007 00:42:43]
◆ルジェ > 「イ、痛イッ!」(先程の鍛錬での痛みが、体を襲う。思わずルジェは眉をひそめて、そこにしゃがみこんだ。)(じっと耐えるように、しばらくは動けずに、風にはためくは、ルジェのローブのみ・・・) [Sat 27 Oct 2007 00:14:37]
◆ルジェ > (ここは、決して危険でないとはいえない場所。・・・ルジェの感覚が、そう感じさせた。は、早くここから出なくっちゃ・・・)「エット、アノ角ヲ曲ガッテ、マッスグ・・・ダッタッケ?」(少し涙目になりながら、それでも唇をぎゅっとかんで、ローブをしっかり風にとられないようにして、進んでいく。) [Sat 27 Oct 2007 00:13:07]
◆ルジェ > (エーット。確カアノ角ヲ曲ガッテ、ソンデ、マッスグニクレバ、宿屋ニ・・ツク・・ハズ」(びくんっと肩が震えた。なんだか、来てはいけないところに来てしまったようで。疲れた体で抵抗できるのか?・・・今のルジェには自身がなかった)(焦るルジェの気持ちを慰めるかのように、秋風がルジェの頬をくすぐる) [Sat 27 Oct 2007 00:07:28]
お知らせ > ルジェさんが来ました。 [Sat 27 Oct 2007 00:05:33]
◆ルジェ > (鍛錬所で痛めた腕をなでながら、ゆっくりと宿屋へと向かっていたはずだったのだが・・・)「ア、アレ?」(どこだここは?とでもいうように、きょろきょろとあたりを見回す。見慣れない町並み。なんだか荒れているようで、秋風が吹いて、ルジェのブロンドの髪が揺れ、まるでルジェの心の困惑を表しているかのようだった) [Sat 27 Oct 2007 00:02:28]
お知らせ > ルジェさんが入室されました。 [Sat 27 Oct 2007 00:00:36]
お知らせ > オウルさんが帰りました。 『少年も夜の中に消える』 [Thu 25 Oct 2007 00:33:56]
お知らせ > アクセラレーターさんが退室されました。 『少女は夜空に舞うように消える。』 [Thu 25 Oct 2007 00:32:46]
◆アクセラレーター > 俺にしてみれば、楽だったぜ?近付く敵のヤツラに刃を振り下ろせば良いだけだ。 テメェーのは丸くもねぇしツンぱってもいねぇーしなぁ…甘いって奴か。 (少年が首を振るのを目にすると、怪訝そうな表情を浮かべる。) ・・・エルダーになってみれば分かるぜ。これまでと違って、楽になれる。 (吸血鬼同士だけでなく、人間達と和解し合える居場所。それこそ少女の夢だし、平和でもある。だからこそ欲しい、創る。) まあ…俺もその一人なんだわな。 (少年の小さな様子までは気付けず、首を傾げたが問い掛けるのを止めた。) 梟か…、似合ってんな。ふわふわした少年よっ! じゃあ、まただな。 ―――っと、警戒すんのは良いが、同属に警戒するもんじゃねぇーぞ。 (そう言い終えれば、この場から立ち去るようにする。手近な木箱を踏み台にして、別の屋根を踏み台にして、建物の屋上まで移動を繰り返す。) [Thu 25 Oct 2007 00:32:16]
◆オウル > (苦労はしていないだろう。 流れに乗っているだけ、下手に踏ん張って誰かを怪我させたくも無いわけだ。) 性格は尖り過ぎててもダメだと思う、回りも傷つけるから… (吸血が必要なくなる、その言葉には首を少し振った。) 命が無いんだから…命は何処かから貰わなきゃいけなくなる…太陽の下にでて大丈夫にはなるかもしれないけど…同属の…居場所…かぁ (一緒に暮らせればいいと思う事はある。 けれどそれは危険も伴う。 肯定も否定もできそうに無い。) 生まれた時から…眷属って、そんな人…居る…ね (色々考えつつ、何か引っかかる事、思い出に引っかかった様子だ。 名を聞かれれば言葉を返す。) オウル、今はそういう名前 (人の時の名前は、名乗れない、相変わらず自信が無いようだ。 周囲を見る貴女には少し警戒した。) [Thu 25 Oct 2007 00:23:29]
◆アクセラレーター > (少年を少女から見ても、危なっかしそうに憐れんでいた。ある意味では、色んな苦労をしてきたに間違いない、と。独りでに頷いて勝手に納得をする。) 俺の場合は性格が丸くなっちまったし、弱くなりかけてるわな。 (まあどうでも良いけどよぉ、と自分に関する話題はさて置き。) 諦めちゃいけねぇーよ。エルダーって知ってっか?そこまで進化すりゃ、吸血も必要ねぇーし暖かい昼間の世界にだって出られる。最高じゃねぇーか、ああ、同属の仲間の居場所も作ってやりてぇーな。怯える事の無い毎日を笑って暮らせりゃいい。 (夢のまたの夢だが、俺らには出来るはずだ。人間を超えた存在なのだから。) 時と場合にはよるな。俺は元々、生まれた時から吸血鬼だ。『始まりの吸血鬼』だからな、死人が誰かの腹から生まれるか?生まれねぇーだろ、生があるから生まれたんだよ。 ・・・・俺はそれを知りたくて、俺と同じの奴を探している。 (少女のいう『始まりの吸血鬼』とは、人生の始まりから、吸血鬼のものを示している。つまり生まれた時から吸血鬼だ、ということを意味と使っている。少し時間を置けば、足元に置いたガントレットを拾い上げて、腰元に取り付ける。次に大剣を背中に装着をさせてから、最後にフードを被る。) 俺はアクセラレーター。テメェーの名は何だ? (そう言い終えると周囲を見遣る。) [Thu 25 Oct 2007 00:09:22]
◆オウル > ぁ… (ボロっと言った。 またやった、ホラまたやるぞ…、少年の内心orzでした。 少年少ししまったと言う顔した。) 好きな人がいると…色々できるっていうけど…どうなんだろうね (貴女見つつ、そんな事を聞いて見た。 答えはあまり期待していない模様だ。) どうだろう、無理かもね…でも、居場所は見つかればいいね… (笑み浮かべつつ、そんな事を言う。 眷属だの何だのと言われれば…少し、貴女に琥珀の目を向ける。) 生き物では無い…と思う、眷属は (少しだけ、周囲に気を張ったのは、この少年とて、同じようである。) [Wed 24 Oct 2007 23:58:49]
◆アクセラレーター > (化け物に化け物にされた。) ―――!? (ゴーグルの下の双眸は見開いた。感覚を研ぎ澄ましてから、異常な気配を感じてしまった。自身よりも濃度な気配を感じる。) テメェー・・化け物とやらって、夜の生き物 血の眷属か? (瞳を細め上げながら、何もする訳でもなく呟いた。少年以外のヤツラに聞かれないように周囲に視線を向ける。) [Wed 24 Oct 2007 23:49:16]
◆アクセラレーター > (好きな人。改めて認識をすれば、気恥ずかしくなってしまう。頬を薄らと赤らめながら頷いた。) まあ、好きになっちまうと、なあ・・・。 (相手は人間で、少女を吸血鬼だと知らない。知られれば拒否られないか、それを恐れる。苦笑を零しながら、言葉を続ける。) 見つかるといいな。俺の夢は、―――居場所が欲しい。 (口許を緩ませて微笑を浮かべる。) [Wed 24 Oct 2007 23:49:13]
◆オウル > 化け物に化け物にされたって感じかなぁ (貴女が、もしこの少年の中の眷属を感じようとするなら、かなり濃い気配が感じられるはずだ。 表情は少し開き直ったような笑みを浮かべた。) 好きな人がいるのは良い事…だろうねぇ… (それが、悪いとかは言えない。 言うつもりは無いし、言った所でどうしようもないと思う。) 夢? 自分に夢は…無いなぁ… (取り戻して、夢とか、色々消えた気がする。 表情には苦笑いを浮かべて、貴女を見ている。) [Wed 24 Oct 2007 23:42:11]
◆アクセラレーター > 何があったんだよ、テメェーはどんな目に合いやがった? (互いの過去話を少しだけ話せば共感を覚える。感覚を出来る限り研ぎ澄ませながら、少年は眷属なのだろうか、察しようとしてみる。) ―――んなッ! (ゴーグルの奥の見えない瞳は見開いた。) ま、まあ いるぜ? (動揺を始めて抱いた。びくっと方を上がらせて、答えるのに躊躇われてしまった。続いて気を取り直してから少年を見る。) そうだな・・・、 テメェの夢はなんだ? (気のせいか?少年の目付きがケダモノみてぇー・・)(びくりっと眉毛を寄せながら、気にしようとせず問い掛ける。) [Wed 24 Oct 2007 23:33:53]
◆オウル > (頷かれれば、少しだけ表情を緩めて、貴女を見始めた。) 生きてたとして、会いたい…とは、たしかに思えないね…自分も (こんな体で両親に会うのは色々恐ろしい。 貴女の途中で区切った様子には少し、貴女を見て言う。) 貴女は、好きな人でも…いるのかな? (力…そんな事言われて、自分の手の方を少しだけ見手から言うだろう。) 力はあっても困らないけどね、最低限生きる分と身を守る分だけ有れば…良いかな (貴女を見ながら、少しだけ、琥珀の針目は貴女に視線を合わせようとする。) [Wed 24 Oct 2007 23:26:41]
◆アクセラレーター > まぁ・・・そりゃ、そーだわな。 (一先ず頷いて、少年の言葉を肯定するように頷いた。睨み付けられるように見られれば、眉間に皺を寄せ上げる。) 仮に、生きてた、としても会いたいと思わねぇーし。嬉しいとも思わねぇーよ。 (羨望の視線を向けられれば、ハンっ、と鼻で笑い掛ける。「テメぇーは生きて欲しいのな」と付け足す。) まぁな・・・、教養とか礼儀とか真面目に学んで優秀にやっていれ・・・ いや、昔話はアイツを最初に話したいからまだ今度な。 テメぇーの言うとおり理不尽だらけな世界だよなぁー・・、力が無ければ生きていけねぇーしな。 (表情を暗そうに歪めて、視線を夜空から少年の顔に向ける。) [Wed 24 Oct 2007 23:16:19]
◆オウル > (野暮な事か、そう聞かれれば、首を横に振る。) 別に…話して消える物じゃないから (話しながら、貴方の言葉を聞いて、少しだけ目を細めている。) 生きてる可能性少しでもあるなら…良いじゃない… (少し羨ましそうな、そんな目を貴女に向けている。 そんな可能性、欠片も無いとこの少年は思っている。) 理不尽だよね…色々… (そんな事を言いながら、貴女を見ている。 小さな警戒心は解けない。) [Wed 24 Oct 2007 23:08:52]
◆アクセラレーター > (少年の言葉に耳を傾けながら、視線を追うように少女も夜空の半分以上出た月へと見上げる。少年の小言でも充分に近ければ分かる。) ・・・・野暮なこと聞いて悪かったな。 (家族がいないから、こんな場所にいる。そのまま当たってしまい、気まずそうに頬を描きながら口を篭らせる。) みーんなッ 殺されちまったよ。いや生きているのかですら分かんねぇーけど、望みは薄いわな。 (悲しみ様子もなく、軽薄な口調でぺらぺらと口にする。両腕を広げるように話し出した。) [Wed 24 Oct 2007 23:00:05]
◆オウル > (答える分には自分の嫌な事になら無い程度に答える。) 夜の散歩はいいですよ、こんな月の日は歩くのが楽しいから… (月を見つつ、そんな事をぼやいて、親がいないのかと、聞かれれば、ポツリと言う。) 家族がいたら、こんな所でブラブラしなくても…良いのかもしれないね (貴女のゴーグルの奥の方を眺めようとしつつも、こちらも聞き返す。) そう言うあなたは…家族はいる? (そんな事聞いて、貴方をみていた。) [Wed 24 Oct 2007 22:55:01]
◆アクセラレーター > ほぅー・・ (挑発的な素振りにも乗らない。それに返事をしっかりと答えてくれている。気に入ったように口許を緩めていた。) ま、気のまま夜の散歩を楽しむのは良いことだ。これからも楽しめよぉー? (頭髪を隠すフードをばさりっと下ろす。同時に白い髪を露わにして、顔の輪郭を見えるだろう。ゴーグルで覆われた双眸以外は丸見えだ。) ・・・てめぇーは家族いねぇのか? (少年を見てから、まだ幼い事に気付いた。スラムでウロつくのだから理由があってもいいのだろう、と好奇心で聞いた。) [Wed 24 Oct 2007 22:46:31]
◆オウル > (鼻で笑われても特に大きな反応はない。 これと言って気にする様子も無いようだ。) なんとなく、歩いてるだけだから… (「別の目的があるのか」なんて問いには、首を横に振って答える。) 別に…目的も何も、これと言って、無いよ (なんか意地の悪そうな笑み浮かべられれば、何か一瞬嫌な予感を感じて、貴女の方を少し警戒して見始めた。) [Wed 24 Oct 2007 22:40:18]
◆アクセラレーター > (立ち止まった貴方の姿を見上げながら、鼻で小さく笑い掛ける。) ハッ 散歩だったら、なんで俺に向かって来やがるんだよ? (乱暴な言葉使いに荒い声色のせいか、女性だと区別し難いだろう。) 別の目的とかあんじゃねぇーの?ん?言ってみ?聞いてやっからよぉ? (視線を少年の顔に定めたまま、外套の下で腕を組み上げる。にっ、と意地悪そうな笑みを浮かび上げる。) [Wed 24 Oct 2007 22:34:36]
◆オウル > (色々な喧騒が聞こえる。 けれど、ほど良い血の匂いがあるから、この少年は此処が嫌いではない。) …? (貴女の声で立ち止まった。 そして、自分に向けられた声に、近づきながら、表情薄く言葉を返す。) 何でも…、ただ散歩してるだけ (貴女の様子を見つつ、月明かりの下にでてくれば、銀の髪は月明かりで明るくなって、少年の姿がはっきりと見えていく。) [Wed 24 Oct 2007 22:28:54]
◆アクセラレーター > (視線を夜空から外すなり、遠くにある酒場を見たり、大通りの真ん中辺りで県下を繰り出していたり、よく見れば男女2人組みが裏路地に入り込んだ。) 何時も通りでぇー・・ イチャイチャするほど仲が良いのな。 (勝手な想像を呟いて、何を思ったのか舌打ちをする。そして近付いてくる足音に気付いたのか、其方へと視線を向けよう。) ・・・・なんだぁ? (黙り込んだまま、言葉を発さない少年を見るなり乱暴な口調で投げ掛ける。) [Wed 24 Oct 2007 22:20:05]
◆足音 > (貴女の元に向かっている、足音一つ。 血の匂いにでもつられたか、足音はゆっくりと近づいていく。) … (気の向くままに、歩いているような足音で、少しずつ近づいて、貴女の方へ琥珀の瞳を向けているかもしれず。) [Wed 24 Oct 2007 22:18:10]
お知らせ > 足音さんが来ました。 [Wed 24 Oct 2007 22:11:37]
◆アクセラレーター > (一本の大剣を後ろに突き刺して、足元には血糊の着いた両手のガントレットを置いていた。これも手入れをしなければいけないと、考えると面倒が臭そうに鼻で笑い掛ける。) ―――ハッ (直後に機嫌悪そうだった表情も消えてしまう。今は溜息を吐き捨てるほど、落ち込むように表情を暗くした。そして機嫌を斜めにしたように、舌打ちをしたりしていた。苛立っているのか、何かもどかしいのか、焦っているのかわからない。また溜息を吐いてから夜空へと見上げる。) あー いい天気なのな。 (小言を呟いてから、肩を落とした。) [Wed 24 Oct 2007 22:05:57]
◆アクセラレーター > (濃茶色の外套を全身に纏わせて、目立つ地毛を隠しながら、ゴーグルを装着させて顔の大半を隠す。その人物はスラムの広場の噴水の縁で佇んでいた。広場から無数の大通りがあり、大通りから無数の裏路地へと繋がっている。) あー・・ お風呂に行かねぇーと駄目だわな。 (何人か吸血を行った直後か、血という死の臭いを漂わせていた。確認をするように鼻を動かしながら、決まり悪そうに呟き上げる。) [Wed 24 Oct 2007 21:56:04]
お知らせ > アクセラレーターさんが来ました。 『気色が悪ぃーな・・・。』 [Wed 24 Oct 2007 21:51:58]
お知らせ > ミザリーさんが帰りました。 『Amen ( ヴァンパイアが十字を切った。 )』 [Wed 24 Oct 2007 02:28:26]
◆ミザリー > ( ――考えを纏めようとすると、まるでそれを見計らったかのように狩人の鐘の音が響き、思考を中断させられる。忌々しい。 ) …今日はもう戻ろう。 ( そしてエルディアに連絡を取ろう。 もう迷っていてもしかたない。後はやるだけなのだ。そして成功を神に祈るだけなのだ。 ) [Wed 24 Oct 2007 02:28:05]
◆ミザリー > ( しかし、幾ら策を積み重ねてもちょっとした偶然一つでそれは破綻してしまうものだ。世の中には信じられないぐらいのラッキーが起こる人も居れば、信じられないぐらいの不運に見舞われる人も居るのである。 私はそれが心配だ。鐘の音と不安な思いが重なり、襲ってくる眩暈に私は一度立ち止まる。 ) 誘い込むルートは良い。誘い込む先も良い。 ( スラムの道は熟知している。それは勿論相手も同じことだろうが。 問題は誘い込んだ後だ。不確定要素が罠のように散りばめられ、私たちはその上を歩かねばならない。 ) [Wed 24 Oct 2007 02:21:28]
◆ミザリー > ( アーディンが依頼人から催促を受けている事はまだ知る由も無いが。ともあれ、準備はもうすぐ整う。今日はリシェが根気良く警邏を続けているのを確認しに来たのだ。 ――或いは、もう既に警戒を解いているのかもしれないが。それならばそれでこちらもやりやすい。 ) ( いつ襲ってくるか判らない吸血鬼相手に、敵の神経は磨り減っていっているものと思いたいが――。 ) [Wed 24 Oct 2007 02:06:55]
◆ミザリー > ( それは狩人達が住民たちに向けて鳴らす警告。それは狩人達が私たちに向けて鳴らす威嚇。 私はその音で苛立ち、不安を覚え、耳鳴りを感じ、吐き気と頭痛に悩まされ、お腹が痛くなる。…それを我慢しながら、その音と一定の距離を保つように歩いていた。 ) ( 鐘を鳴らしているのは私達がずっとずっと付けねらっているリシェという狩人だ。最初の襲撃が失敗して以来、私たちは手を出せずにいたが、それももうすぐ終わりだ。 ) [Wed 24 Oct 2007 02:00:14]
お知らせ > ミザリーさんが来ました。 『( 遠くで鐘の音が聞こえる。 )』 [Wed 24 Oct 2007 01:52:46]
お知らせ > アクセラレーターさんが退室されました。 『…また一人の人間は当たり前に死んでゆく。』 [Mon 22 Oct 2007 22:54:53]
◆アクセラレーター > ―――・・また一人の命を貰って置こう。 (次の瞬間。その場に佇んでいた少女は消える。翌日の朝になれば、首を掻っ切られた青年の死体が道端で転がっている。吸血痕が無いもの、血は限り無くなっていた。) [Mon 22 Oct 2007 22:53:48]
◆アクセラレーター > ・・・・。 (狩人は確かに厄介だ。どんな敵であろうが、俺の前方に立ち塞がるようなら、殺す。進化するまでは殺し続ける。) うわッ 俺、甘いな。馬鹿みてぇーじゃん。 (自分を嘲笑しながら、視線を大通りから逸らして夜空へ見上げる。綺麗な夜空に、半分ほど欠けた月を見えた。真っ白とは言い切れないが、太陽よりは優しい色で好きだった。これからも夜空の月を好きでいる。) ―――・・・。 (無口になってから、夜空の月を見て微笑する。) [Mon 22 Oct 2007 22:47:08]
◆アクセラレーター > 人身売買とか、売春に、ヤク売り、―――そして厄介なのが狩人だな。 (小言を呟きながら、ゴーグルの置くから大通り全体を見定める。) ・・・・俺でも大事なもんがあんのなァ? (前日の会話を思い出して、夜空へと見上げてから呟き上げた。今まで、大切なモノは自分の命だけだった。生きるために、進化するために、近づく者には凶刃を振り下ろすだけだった。今は如何しても躊躇ってしまう。それに殺すカウントも停止し掛けていた。止まっていないが、加速することもなく、減速しつつある。) [Mon 22 Oct 2007 22:39:54]
◆アクセラレーター > (噂話だったら、広めたり聞いた奴らに、ちょーいと脅しをすれば広まらなくなる。だが、自分に関係する噂は一度も聞かなかった。とっくに過ぎた昔の事だったりする。) ・・・・村の奴らは元気みてぇーだし、フェンはフェンで立ち直ったっぽいし。 まあ大丈夫ってことにすっか。 (白い髪を覆う外套のフードを払い落とす。白くて長い髪は風に流れながら、顔をゴーグルで覆い隠していた。傍から見れば、狙撃者や暗殺者か別の何かに見えるだろう。) [Mon 22 Oct 2007 22:30:20]
◆アクセラレーター > (どこでも沢山あるような廃墟の屋上にて、白い髪に白い肌に何から何まで白い印象を持った少女は身を外套で包んでいる。) やっぱ風邪じゃねぇーわ。噂話にしても見当たらねぇーしよぉ。 (身を鉄柵に寄せながら、大通りへと視線を仕向ける。道端には襤褸切れを包みながら、寒さから防ごうとする者達もいれば、焚き火で暖かめようとしたり、色んな者達がいる。それらを見るだけだった。) [Mon 22 Oct 2007 22:26:37]
お知らせ > アクセラレーターさんが入室されました。 [Mon 22 Oct 2007 22:23:42]
お知らせ > アクセラレーターさんが入室されました。 『白い少女は佇んでいた。』 [Mon 22 Oct 2007 22:14:01]
お知らせ > ヴァリス@七人の鍛冶師さんが退室されました。 『つまーんない! ( もっとこう、バトロワって感じじゃないのかなぁー )』 [Mon 22 Oct 2007 00:25:14]
◆ヴァリス@七人の鍛冶師 > 帰っちゃうぞー・・・? 帰りますよー・・・? 本当に帰りますよー・・・? いいんですかー・・・? いいんですよねー・・・? ( そろぉり ) 最終日までに全部の武器壊れてないと報酬の武器手に入らないんですよー・・・・? 一本折るごとに報酬上乗せなんですよー・・・? ( そろりそろり ) ―――・・・・・つまんないのっ! ( だぁ! なんて両手をあげて叫ぶ。 ) [Mon 22 Oct 2007 00:12:55]
◆ヴァリス@七人の鍛冶師 > ―――もうでてきていいよ ( ふ、なんて格好つけた笑みを浮かべて青年は振り返る。――が、誰もいないので意味は無い。しょーんぼり ) このままじゃあ武器の強さ証明できないじゃないかー。もっとこう修練したいんだぞー。鍛冶師の参加者でてこ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜いっ ( うわぁ、と叫んでみる。これで出なかったら・・・今日は大人しく帰った方がいいのかな ) [Mon 22 Oct 2007 00:06:59]
◆ヴァリス@七人の鍛冶師 > ―――ふふふふ。見た目では人の深さは測れないものなのだよ。青年 ( 遠い目。伊達に報われてないとかへたれとか情けないとか言われない。――関係ないかもしれないけど ) でももしかしたら――いや、やめておこう ( ふ、となんか意味ありげな笑みを一つ。 ) あーい。がんばってねー ( ひらひらと振る白いハンカチ。――さて、 ) にーげよっと ( とてとてとさらにスラムの奥へと逃げるのである。そして―― ) [Mon 22 Oct 2007 00:05:23]
お知らせ > 自警団?さんが退室されました。 [Mon 22 Oct 2007 00:03:47]
◆自警団? > (そして、くるりと背を向ければ脱兎の如く去ってゆく。実際に応援を呼んだかどうかは定かではない…) [Mon 22 Oct 2007 00:02:03]
◆自警団? > ぐっ…俺と大してかわんねーくらいの歳に見えんのに、何て深みのある目をしてやがるっっ…!(人生経験の違いに一気に気圧される士官候補生。)うっ……そう言われると…(追い詰められる。基本的に正義感は強い方だ。でも自分の本分は海にブイ浮かべたりする方だし…。)わ…分かったっ!とりあえず応援呼んでくるっ!(名前を名乗られれば何となく思い出すかもしれないが、正規の自警団員ではない自分。一度流し読みした程度の記録で、目の前の青年を犯罪者と気付くほど、勘は鋭くなかった。) [Mon 22 Oct 2007 00:01:19]
◆ヴァリス@七人の鍛冶師 > いやぁ。それはそれ、色々あったねぇ。一言で表すなら「語りつくせぬドラマを生んだ!」ってやつですよ ( へらり、と笑って手を振る。てけとーでいいんですよ。てけーとで ) でもさ? ( かくん、と首を傾げる ) そんな変質者が誰かを傷つけたり、殺したり、犯したりしたらどうする? 物凄く嫌だよね。もしかしたら自分が助けたら被害者は出なかったかもしれないのに ( いや、そんな変質者いないんですけどね。でも意地悪でそう言ってみる。――ちなみにこの青年、犯罪経歴持ってるので思い出そうと思えば自警団の方なら見覚えがあってもおかしくないと思う。思い出すかどうかは貴方次第 ) [Sun 21 Oct 2007 23:55:47]
◆自警団? > 作家に先生に…傭兵??……どんだけ脈絡無いんだよ、アンタ…(傭兵やって先生だったら、何かの物語の主人公とかに居そうだな、などとくだらないことを考えつつも…まぁとりあえず、その辺はツッコムと何か大変な事になりそうなのでやめておいた。)……いや、あのさ…やっぱ、武器持った変質者もそろそろ疲れてると思うんだよね?追わなくっていいかな?(暗黒街にまで正義感振りかざしてつっこんでったら、絶対自分も地面の染みの一つに変わる。とりあえず、この目の前の相手=変質者の構図は勢いで消え去っているようだ。) [Sun 21 Oct 2007 23:52:47]
◆ヴァリス@七人の鍛冶師 > そうですとも! 小説家やったり教育関係者やったり! ( ぐっ、と握り拳を作って力説する。――これでも真人間のつもりらしい ) うわぁ・・・・・・ますますひどい言い方ですね。ちゃんと傭兵やってますよ! ( 駆け出そうとする青年に小さく青年は手を振る。にこやかに。――しかし、おかしいと感づかれたのか、自警団だという軍服マニアの青年(失礼)が振り返り心細そうな目で此方を見たならば、青年は一言 ) がんばって! ( ぐっ、と握り拳を作って激烈応援。――いつからこんなにあざとくなったんでしょう。この青年 ) [Sun 21 Oct 2007 23:46:35]
◆自警団 > ん…そうだったのか??(と、腰のサーベルに置いた手をすこしずらし…)それってことは…つまりは俗に言うNot Employed, Educated or Trainedってやつぁ?(つまりニー○。)って、あっちかっっ!!ご協力感謝っっ!!(と、あっさりのせられ、そちらの方向に駆け出そうし…ちょっと、心細そうな目でヴァリスを見た。だって、あっち暗黒街だし。) [Sun 21 Oct 2007 23:43:07]
◆ヴァリス@七人の鍛冶師 > 変質者! ・・・・・あのー、ひどくないです? それ。これでもちゃんとまともな職業についてたことあるんですよ!? ( そんな軍服男に対して青年が羽織っているコートは異国の傭兵部隊の軍服であったりするのだけど。――まあ、そこらへんはご愛嬌 ) ――あ、その人なら向こうです。ええ、ぼくさっき見ました ( とか言ってかなり向こうの通りを指差してみる。すでに謝ってる時点で認めてるんだけどねっ ) [Sun 21 Oct 2007 23:37:59]
お知らせ > ヴァリス@七人の鍛冶師さんが入室されました。 [Sun 21 Oct 2007 23:35:29]
◆自警団 > (ざ…っと建物の影から現れたのは、少々場違いな軍服姿の男。知識があれば海軍のものと知れるだろう。自警団バッジはつけているが、ちなみに、ここは思い切り陸の上、念のため。)何か変質者が武器もって佇んでるって、通報があったぞ!オマエかゴルァッ!(ちょっと10m以上距離をとったあたりで凄んでいる。海が平和で死にそうなので一応通常の自警団の警邏も手伝ったりして…市民を守る義務ということで着てみたは良いが、やっぱり武器持ったキ○ガイは怖いらしい(失礼!)) [Sun 21 Oct 2007 23:31:33]
◆ヴァリス@七人の鍛冶師 > ―――う? ( ぴくん、と耳が跳ねる。 もしかして他の参加者だろうか。腰の鞘に納めた剣をちらりと見た後、「うーん?」と首を傾げる ) ―――・・・・・・えーと、なんでしゃっろ? ( 首を僅かに傾げて青年は自警団らしき人だという事を今更ながら確認し、 ) ごめんなさい! ( 突如謝った ) [Sun 21 Oct 2007 23:26:07]
◆自警団 > (人通りの少ないスラムの裏通り。建物の影の辺りから、良く通る声で怒鳴り声。暗黒街を警邏する自警団員は余り見かけないだろうが、スラムは暗黒街とは違う。貧しさ故に犯罪も多いが、無法地帯というわけではない。) [Sun 21 Oct 2007 23:20:01]
お知らせ > 自警団さんが来ました。 『そこのオマエっ!』 [Sun 21 Oct 2007 23:18:02]
◆ヴァリス@七人の鍛冶師 > ・・・・・・・・・・寒いし誰もこないし。・・・帰っちゃおうかなぁ ( 『の』の字を地面に書く。 ) ―――はっ! これはまさか宿屋でも対戦者を待つこともできるのではっ!? ( 気づく。そうだそうだ。聞くところによると公衆浴場で弓とドリルの戦いがあったそうではないか。だったら宿屋で対戦者を待っていてもいいのではないか? ) ―――よし。ここで待ってると寒いし宿屋で・・・。あー、でも ( ぽり、と頭を掻く。ここから一番近い宿屋ってそりゃあ色町になりますよ ) ―――いけませんよヴァリスさん! こう、「Hなのは?」と聞かれたら「いけないことだと思います!」って応えるのが俺じゃないか! ――俺がそんな場所で戦闘なんて・・・できません! ( 「きゃ」なんて一人演技で真っ赤になった顔を覆ってみる。――そんな冷めた目で見ないでください。こうしてないと元気が保てない異常者なんですから ) [Sun 21 Oct 2007 23:11:25]
◆ヴァリス@七人の鍛冶師 > ――――しっかしだーれもこないなぁ。もしかして今日は総出で出かけてるのかなぁ ( 七人の鍛冶師というだけに七人の参加者が居るわけなのだが――。どうにも出会わないこともあるらしい。――とはいえ ) こっちは暇なんだよー。さっさとでてこんかぁわれぇ! ( >< な感じに目を瞑って駄々っ子のように剣を振り回す青年が一人。自警団に通報されても知りませんから ) [Sun 21 Oct 2007 22:55:12]
◆ヴァリス@七人の鍛冶師 > ―――ともあれ、 ( よっこらせ、と立ち上がり青年は剣を振ってみる。いやぁ、しかし、これで結構見違えたと思えませんかこの素振りにしたってなんにしたって。なんて自己評価を高くしてみる。 ) この武器、実戦用なんて手に入ったら相当な業物だろうなぁ ( 一閃二閃と刃を煌かせる。――こうして武器の素振りをしてても何も言われないのがスラムであり暗黒街である。――いや、これで商業地区とかじゃあできませんよ ) ――軽く慣らしておく――程度、でっと。 ( 風を切る感触を楽しみ、青年は剣を鞘に戻した。すでに手元を確認せずとも鞘に戻すことが可能である。手馴れたものだ。 ) [Sun 21 Oct 2007 22:35:20]
◆ヴァリス@七人の鍛冶師 > 思い出すなぁ・・・ ( しみじみとそう呟いて、青年は夜空を見上げた。むかし、こんな風に媚薬を売ったっけ。――仕事を休んでいたから生活費が足らなくて。――あの時は切羽詰ってたよなぁ。なんてしみじみと思い出す。立て板には『対戦者お待ちしております』の一文。裏返せば『媚薬一本〜G』とか書かれているあたり、使い回しである ) ――ともあれ、スラムってのがミソなんですよ。ここならほら、普通だと思うんですよ。武器を振り回したりするのがね! ( 虚空へ向けて人差し指立てて解説。――いや、だっておかしいでしょ。一般の場所で戦闘は――って、だから楽しいのかもしれないけど迷惑だろうし ) [Sun 21 Oct 2007 22:32:05]
お知らせ > ヴァリス@七人の鍛冶師さんが来ました。 『『七人の鍛冶師 長兄・作 作品『剣』所持者』 とかいう小さな立て板を置いてみる』 [Sun 21 Oct 2007 22:29:25]
お知らせ > オウルさんが退室されました。 『怪我は内側…これからも巣食う物』 [Sat 20 Oct 2007 05:20:24]
お知らせ > ミザリーさんが帰りました。 『( 吸血鬼はそのまま夜を走る。 )』 [Sat 20 Oct 2007 05:17:52]
◆オウル > 人の心が…無いと…怖い、でも死にたくも無い (後の言葉は黙って聞くしかなくて…俯いた。 誰も助けられず、大切な人も守れない。 頭に響いた。) 待ってるだけ…自分は… (貴女がかけ出すのを追うことはできない。 ただ廃墟の中で立って居るしかなかった。) [Sat 20 Oct 2007 05:16:40]
◆ミザリー > なら、人の心とやらを抱えたまま狩人に狩られるが良いわ。でもそれで終わりじゃあない、貴方に吸血鬼の仲間が居るのならば―― その仲間もいつか狩られる。ラッキーなんて絶対に無い。そして貴方は人の心がある限り、狩人に対し暴力も振るえず仲間を助けることは出来ない。 ( 私は違う。私は心は既に獣かもしれないが、仲間を助ける事が出来る。 …拘束から抜け出し、数歩後ろに下がる。 ――相手を睨んだまま棺桶の蓋を閉じ、担ぎ。 ) …覚えておきなさい。ただ待ってるだけの貴方に幸せなんて有り得ないんだから。 ( そして出口に向かい駆け出した。 ) [Sat 20 Oct 2007 05:00:59]
◆オウル > 心まで化け物になって知性も無くなったら…ホントに化け物で…化け物は体までにして欲しい、せめて心だけは人でいたいもの (歯をむき出しにした、貴女を見て、瞳を細めた。) ごめん…… (それしか言えない。 手の力は緩まった。) っ! (蹴られれば、そのまま少し後ろへふらついて、壁に背中を預ける形になる。) [Sat 20 Oct 2007 04:51:42]
◆ミザリー > 心が何だというの!人間の心のままでいたって、周りがそれを認めてくれなきゃ私たちは灰になるのッ!! どうしてそれが判らないの!自己満足だってどうして気付かないの! ( 斧を握る手を掴まれた。相手を睨みつけ、歯を剥き出しに。 ) どうしてお前なんかが生きていて、どうして私のお兄ちゃんは死ななきゃならなかったの!? ( それは逆恨みにすらならない。兄の死とオウルに何の関係も無いのだから。しかし、彼の態度。彼の言葉が私を苛立たせる。 ) …ッ! ( 相手の腹を蹴ろうと突き出し、その反動でオウルの拘束から逃れようと。 ) [Sat 20 Oct 2007 04:38:45]
◆オウル > 矛盾してる…けど、心まで化け物になったつもりは… (最後が答えになら無くて視線逸らした。 答えから逃げた。) 持ちつ持たれつ…自分は…迷惑ばっかりで (今まで思い返しても、一緒にいた人達に何か出来ていたか? 考えに陥れば陥るだけ、沈んでいく。) 何もしてない… (見せの手伝い程度なんて欠片も入らない、最近なんてまともに帰らない阿呆だ。 瞳から最初少し有った戦意が消えた。 「死んでしまえ」の言葉に少しだけ戻った物が有った。) 嫌だ…死にたくない (生き汚いと内心思った。 手斧を掴む手を掴みに行こうと貴女の方へ体を動かす。) [Sat 20 Oct 2007 04:29:30]
◆ミザリー > うん、嫌だね。そんなの関係ないけど。 他人様の嫌がる事をするなだなんて、化け物の口から毀れるとはね。 ( そのまま相手へとはや歩きで近づいていく。 ) それはお互い持ちつ持たれつの関係を築けるものが言える言葉だよ。君はどうせ他人に迷惑はかけても他人に何かしてやれる事は無いんじゃないの? しようって気も無いんじゃないの? ( ただじっとして他人が何かしてくれるのを待っているように見える。そうだ、だからこんなにコイツは無気力なんだ。 ) 私の兄は誰にも迷惑かけてなんか居なかったのに狩人に殺された。なら、誰かに迷惑かけなきゃ生きていけないお前も死んでしまえ! ( この甘い考え方がどうしても許せない。握り締めた手斧を相手の肩目掛け、振り上げ――振り下ろす。 ) [Sat 20 Oct 2007 03:58:58]
◆オウル > …全部選べる程贅沢は言えないけどね、変な事されるのは嫌でしょ、そっちも (牙は見せなくても、琥珀色の瞳は針目で貴女を見ている。 奥に怒りを宿した。) 自分は一人で生きていけるほど強く無い、迷惑かけなければ一番いいけど、絶対いつかけるのが自分達だからね (体は本調子で無くても、動かせるのだから何とかなるだろう。) 教えてっていったら教えてくれるわけでも無いでしょ? (間が開いて、少しだけ冷たい目を貴女と手斧向けて言うだろう。) ミザリーさんが自分弄って楽しんでるのがそう見えただけ (冷たい目は奥の方で嫌な思い出を見て、少しだけ細めた。) [Sat 20 Oct 2007 03:49:07]
◆ミザリー > ふーん。血を啜る場所は選ばないくせに、そういうところには拘るんだ?じゃあ、バイクツのムードたっぷりな宿でも取ってあげようか? ――何ガン付けてるのよ。 ( ぎ、と牙を見せる。 ) 獣の血で我慢できるのなら、人里離れた山奥で狩りでもして暮らせば良いのに。結局は人に紛れるしかなく、それでも迷惑をかけなければ大丈夫だとでも思ってるんでしょう? ( がんッ、と自分の棺桶を乱暴に蹴って蓋を開けると、中から手斧を取り出した。そして振り返り、再び歩み寄る。 ) 「親」に似ているですって?私の事知らないくせに知ったような口を聞かないで。私はお前が気に入らない。 [Sat 20 Oct 2007 03:33:51]
◆オウル > 言わないね……こういう事するなら…場所選ぼうよ…せめて (足を離してもらえれば、少し安心したようだが、みっともない姿が見たいと言った貴女には、針目を向けた。) …こんなことならあの家で大人しくしとくべきだったかな… (怒りは無理やり押し込めて、視線だけは怒った物を向けている事だろう。 興ざめだとか言われれば視線を細めた。) 少しだけ、ミザリーさんは「親」に似てるかも知れないね (立ち上がりながら貴方を少し見て、視線を逸らした。) [Sat 20 Oct 2007 03:21:57]
◆ミザリー > 了解?必要ないよ、だって「やっていい?」って聞かれて「うん」とは言わないでしょう。君。 ( 相手がイエスと言わない了解に興味は無い。相手が楽しい話を切り出すのをほんの数秒待ってあげたが、どうやらそれも無いようだ。時間切れ。 ) 何が「何で脱ぐ必要があるのかな?」よ。私が貴方のみっともない所みたいからに決まってるじゃない。 ああ、でも。 ( すい、と足を離した。 ) 何だが興醒め。反応が今一面白くないや。 やーめた。 ( くるりと背を向けると、自分が床に置いた棺桶の所まで歩いて戻ろう。 ) [Sat 20 Oct 2007 03:05:38]
◆オウル > …了解してないのに、やるのもどうかと思う…楽しい話なんて…言われても (最近楽しい話題は有ったか…否、無い。 頭の中が一瞬消えかけた。) …… (貴方の言葉に少しばかり、目の前の人物は恥ずかしさとか怒りとか色々混ざったようです。) 恥ずかしいに決まってる…それに、何で脱ぐ必要があるのかな? (琥珀の針目は貴女を見据えた、やや反抗的な目つきである。) [Sat 20 Oct 2007 02:54:35]
◆ミザリー > だって面白いんだもの。もしこれを止めて欲しいなら、君が楽しい話をすればいい。 ( 男がこんな風に怯える様子は見ていて楽しい。 ) ふぅん、内側から…ねえ。 ( 靴下のまま足の指先で軽く掴むように。その足が感じる柔らかい感触は、恐らくアレだろう。アレ。実は本物はちゃんと見た事が無い。 ) あはははッ、恥ずかしい?そうだよね、私にこんな所踏まれてさ。 ―― じゃ、下全部脱いで。 ( まるでそうして当然のような感じでさらりと言う。 ) [Sat 20 Oct 2007 02:41:28]
◆オウル > 逃げさせ…―――! (再び、悲鳴にならない悲鳴、声に出ないけど、なにやら感覚的には恐ろしいようです。) こっちの方が面白いって…… (あぁこの人は「親」と微妙に似ているタイプだと思った。 壁際じゃ、もうあきらめざるを得ない。) なんていうか…内側から何か…と言う感じ…って何言わせる! (貴方の声に返せば、本の僅か頬に赤みがさしたかもしれない。 言った事は少し恥ずかしかった模様である。) [Sat 20 Oct 2007 02:32:57]
◆ミザリー > こら、逃げちゃダメ。 ( 棺桶から立ち上がるとつかつかと歩み寄り、壁際まで追い詰める。 そうして再び足先で優しく刺激しようと、伸ばす。 ) だから何もしないで居たほうが良いと思うの? ――まあ、いいや。この話はお終いにしよう。話していても私は面白くないし、こっちの方が面白い。 ( 怖がってる、怖がってる。どんな感覚が走ったのか女の私には判らないけど、最後にどうなるのか見てみたい。 ) 変なものって、どんな感じ? ( 腰に手を当てたまま、ミザリーは見下ろしている。 ) [Sat 20 Oct 2007 02:22:00]
◆オウル > 会ったって…殺しきれなきゃ意味なんか無いからね (大きな一つの憎しみは、億千の痛みに返す。 されど、こいつは甘い、故に何時も止まっている。) だよね…そろそろホントに、探さないといけない、だけど、自分は何しても他人に迷惑振りまくからね (今まで良かれと思った行動は全て裏目にでる。 けれどそれを理由にしているだけだ。) …ぃっ! (なでるような動きに変化すれば、背筋に何か良からぬ物が走って、貴女の方を向いたまま後ろに退こうとする。 初めての感覚って恐ろしいですよね。) …なにか、一瞬変なものが… (何か、内部的に怖い物を感じたのか、言葉を発しながら、壁際まで下がっていく。) [Sat 20 Oct 2007 02:15:26]
◆ミザリー > それじゃあ望みは薄いかもね。 ( 果たしてオウルはその相手に復讐したいのかしたくないのか、良く判らない。恨みはあるが関わりたくない、そんな印象。 ) 無いなら探す事だ。何というか、君は無気力だ。どのリスクも恐ろしくて、どの可能性も否定してしまっているように見える。同じ場所をぐるぐる回ってばかり… 貴方の事を良く知らないクセに失礼かもしれないけど、そんな感じがする。。 ( ミザリーの足はぐりぐりと強めに押し付けられる。が、痛いという抗議の声が上がれば。 ) あれぇ?可笑しいな。 …こうかな。 ( 圧迫が弱くなり、ゆっくりと撫でるような動き。 私が見た男の人は何であんなに嬉しそうにしてたんだろう。涙まで流して笑ってたのに。 ) [Sat 20 Oct 2007 01:59:15]
◆オウル > 半分遊びな感じだったんだと思うよ、目の前に行ったら、あいつの思う壺だと思う…あいつの場所に行く事になるんだから… (だから待つ、死んだと思ってくれればなお良い、変な追跡されなくてすむ。) 無い、生産的な楽しみって言われても、別にこれと言って無いし… (月の光は我に注ぎて、日の光を避けよ、何て浮かんだが、不意打ち攻撃は見事に命中。) っ…! (絶対、痛めつけて楽しんでる部分は、「親」と似てると思った。 何時もより顔が真っ青で。) 痛かったんですけど (当り所が悪かったようです。) さぁ、分からない…たまに本気で体動かしたい事はあるけどね… (その辺は、もう少し走り回ったりしたほうが良いのではないかと思う。 まだちょっと、下腹部は痛いです。) [Sat 20 Oct 2007 01:50:04]
◆ミザリー > 家族は殺して、貴方だけ吸血鬼になったんでしょう?貴方がその後吸血鬼としての苦しみに対しどう対処していくのかニヤつきながら眺めてるタイプのように思える。 ――ヴァンパイアにはそういうのが多いから。しびれなんて切らすかな。 ( 私のように目的があって眷属を増やすのではなく、戯れに増やす。…まあ、本当にそういうタイプかどうかは知らないが。 ) 私も夜空は好きだけど、もっと生産的な楽しみは無いの?月を見るなら詩でも書いてみれば? ( あれをずっと見上げてれば詩の一つぐらい思いつくだろう。おぉ、月よ。お前はどうして丸いのか。 …駄目だ、私はそういう才能はてんで無い。 ) えい。 ( 相手が足元に座るのを見れば、何の前置きも無く足で相手の下腹部を圧迫しようとする。 ) こうするとね。男の人がひぃひぃ言いながら悦ぶんだ。私、淫売窟の裏路地で見た事あるの。 どう?嬉しい? ( 相変わらず笑みは浮かべたまま。 ) ふーん…。貴方、もしかして普段大人しいように見えてその鬱憤を溜めちゃうような人なの? [Sat 20 Oct 2007 01:30:12]
◆オウル > 今のままで良い、しびれ切らしてきてこっちにでも来てくれれば儲け物だし (そうも行かないかもしれないが、生きて居ればまたあう事もある。 運命は何処かで絶対交わるから…。) 御礼…ねぇ… (足元座ってといわれれば、近くに座るだろう。 何を考えているのかまったく分からない模様できょとんとした。) なぜ脱ぐ… (ぼそりと突っ込んだ。 そして続く貴女の言葉には、ぽつぽつというだろう。) 外に出て、空を見るのが楽しみだよ、月夜は特に… (何やら聞かれれば、答えるしかなくて。) 自分が色々バカやった、なんていうか、思い出す時に見る頭痛が酷くて、それで暴れるんじゃないかって思われただけ、誰とは言わない (何だろう、見上げてるのが、すごく怖いです。) [Sat 20 Oct 2007 01:19:49]
◆ミザリー > ……まあ、どうするかは貴方の自由だから良いけどさ。 ( 気のせいか出来ない、仕方ない、無理、という反応が多いような気がする。 エニシの事も彼の言葉通りはっきりしている訳では無さそうだ。しかし収穫はあった。 あの子は青猫に勤めていたということ。 ) …そう、判った。ありがとう。 お礼しなくちゃならないね。 ( 相手の頭の天辺から足のつま先までまじまじと見て。 …あれをやってみよう。ちょっと興味ある。再び棺桶を下に置いて、そこに腰掛けた。 ) ねえ、私の足元に座ってよ。 ( にやにやと笑いながら、自分の靴の片方を脱ぐ。 ) ――趣味とか楽しみとかは無いの?血を吸うだけの生活じゃ、それこそつまらないじゃない。 半強制的にここに入れられてた…って。何で? 誰に? [Sat 20 Oct 2007 01:08:07]
◆オウル > (記憶が無い時の抵抗が色濃く残ってしまったようで抵抗はやや強いようである。) 探して見つけても、何もできないと思う…仮にも親だからね…あいつは (琥珀の針目は少し嫌そうに細めていた。) 自分から見たらそう見えただけだしね… (なんか、色々ややこしくなってきそうな事を自分はしている気が少しして、数秒目を閉じた。) 何って…たまに依頼所見て、仕事して…友達の家で寝泊りしたりかな…少し前は此処に半強制的に入れられてたっけ (定期的収入は無い。 故に服も少しぼろい。 金もないくせに動き回るのだから消耗が早いわけだ。) [Sat 20 Oct 2007 01:00:31]
◆ミザリー > ( 両親の血を吸っていたのか。ならそのまま人の血を吸えば良いのに。 ) 憎いなら探せば良い。宛ても無く誰かを探すなんて、この街じゃ別に珍しい事でも無いと思うけど。 ( ヴァンパイアが吸血したという事実を完璧に隠蔽する事は果たして可能か。あらゆる手を尽くせば或いは手掛かりを見つける事ぐらい出来るのではないか。 ) ふぅん……。 見習いか。 ( 今度青猫に行ってみよう。誰かエニシの事を知ってるかもしれない。 …問題は、客として行くかどうかだが。下手に調べ回ると、ああいうお店は嫌がるものだ。 ) ( 中の様子を見に行くオウル。再び出てきて手招きするのを見れば、下ろした棺桶をもう一度担いで先に進もう。 ) オウル。貴方、普段何して暮らしてるの? まさかこんな場所でずっと篭りっぱなしなの? ( 動物の血を買って吸ってるという事は、収入の宛があるという事だと思うのだが…。今のところそれが見えてこない。 ) [Sat 20 Oct 2007 00:47:47]
◆オウル > (確信がないから曖昧になる。 家族が無い事が不安を呼ぶことにもなる。) どうだろう…生きてた時も両親の血吸ってたみたいだから…気分的には、微妙、あいつは憎いけど何処居るか分からないし…ね (詰まりはお手上げ状態なので、これからどうしようかと考えていた。 苦笑いを浮かべていた。) 地方村って言っても、かなり外れた場所だし、村からは離れてるよ、お陰で場所がばれてないけどね (この吸血鬼が生まれたの極最近、1年足らずの間である。) どうだろう…見習いだったんじゃないかな…と思うんだけど (なにか買い物させられた感じのを見ていた事が多かったので、正直な感想を一つ述べた。) 誰も戻ってきてないかみてくるから、少しまっててね (そんな事を言いながら、廃墟の中に入っていって、しばらくすれば手招きするだろう。 誰も居ないだろうとさら見で判断した模様だ。) [Sat 20 Oct 2007 00:37:21]
◆ミザリー > …。 ( どうやら大半の記憶を思い出せているようだが、まだ曖昧な部分があるようだ。 ) そう。 成る程、貴方が人の血を啜る事に抵抗を覚える理由が判った。 親の仇と同じ身体になった気分はどう? ( 恨んでいるのか、苦しんでいるのか。どちらにせよ嬉しいって事は無いだろう。 ) 私も地方村出身だよ。まあ、地方村と言っても色んな場所にあるけど。 ( 私の吸血鬼になる前の記憶は確かだ。しかし彼と出会った記憶は無い。 お互い離れた場所に居たか、或いはオウルがヴァンパイアになったのはもっと昔のことなのか。 ) 青猫、ね…。 娼婦だったんだ? ――多いと思うけどね。身体を売りながら暮らしている吸血鬼は。 ( 肌を重ねる瞬間が、吸血のチャンスだ。 ) ………。 ( 詮索云々に関しては返事をしなかった。確かに踏み込みすぎればエニシが傷つくかもしれないが、その時はまた空いた隙間を埋めてやろう。この私が。 オウルの横を通り、廃墟の中に入る。辺りをぐるりと見渡すと、担いだままの棺桶を下ろした。 ) ………ふぅん。 [Sat 20 Oct 2007 00:22:22]
◆オウル > 戻った…とは思うけど、確信がない (ポツリと言うが、全部聞かれて、少しだけ混乱した。) 両親は…多分「親」に襲われて死んだね…、地方村生まれの一人っ子だったかな、一人で遊んでた時の方が多かったし…初恋なんて無かったよ…名前が一番確信無くて自信ない (律儀に全部答えた。 全部答える辺りは、さすがに自分の事ばれても文句無いだろうと言う考えからだ。) 自分が会った時は青猫に居たかな、それ位だもの、それに交友関係だって全部知ってるわけでなし (そして。付け足すように言うだろう。) あまり、エニシさんの事、詮索して上げない方が良い気もするよ、自分はそれで色々失敗してるから (貴女が私の邪魔をしなければ…と言うのには、小さく納得して、貴女みるだろう。 そして、廃墟の前につけば…更に複雑そうな表情した。) [Sat 20 Oct 2007 00:12:38]
◆ミザリー > 生きている時は、多分? ( 顔を上げ、相手の顔を見る。 ) 貴方も記憶が無いの? 貴方の親は?兄弟は? 子供の頃、何をして遊んだ?初恋の人は?どこで生まれたの?貴方の本当の名前は? ( 矢継ぎ早に言う。 ) ――私はそのエニシ本人が覚えていない事が知りたいの。心配しなくても本人に直接言ったりはしないよ。 ( 良いから話なさい、とばかりに。エニシから聞ける事は本人から聞いたほうが良い。でもそれが無理だからこうしてこの男を探して尋ねてきたのだ。 ) 貴方が私の邪魔をしなければ、無理な話では無いと思うけど。 ( 勿論、殺しに協力させる気なんて更々無い。この男は恐らく他人に最低限の暴力しか振るえないだろう。 ) [Fri 19 Oct 2007 23:58:29]
◆オウル > (最後訂正orz) (殺しに協力する気はないようで、余計に表情が複雑になったかも知れず。) [Fri 19 Oct 2007 23:52:09]
◆オウル > ない…そう言う事、生きてる時は多分なかったと思う (少し考えながら言う。 少なくとも、見た中にそういった記憶はないので、そうなのだろうと思う。 ) 何処から来たのか、までは聞いたことないなぁ、何をしていたかは…今本人も覚えていないのに話すのは少し卑怯かもね (本人の記憶を戻したほうが早いと思うとか、少年は少し思うが、無理にやっても致し方ない。) 家族とかはいないと思う、慕ってる人はいたと思うけどね (廃墟へと続く道歩きつつ、貴女の自己紹介を聞けば、やっぱり少し複雑そうな表情した。) …仲良く…ねぇ、できる限りはしたい所だけど… (殺しに協力する気はないnoga。) [Fri 19 Oct 2007 23:48:45]
◆ミザリー > それが判っているなら良い。 ――あやしい事?オウル、もしかして貴方そういう経験ないの? 男なのに? ( 経験がある者でもそういう物言いはするかもしれないが、何となく彼の口調からそう感じて聞いてみた。 ) 知ってる限りで良いよ。どこから来たのか、何をしていたのか。家族は、交友関係は。 そう、記憶を失う前の事を。 ( 大事なのはそこだ。何故あの子から高貴な者の匂いがするのか、私は知りたい。 ) そうなの? ふぅん…。 ( 吸血鬼の少女はその後に続く形でついていこう。 ) 自己紹介がまだだったね。私の名前はミザリー。 …ま、折角なんだから、ヴァンパイア同士仲良くしましょ? [Fri 19 Oct 2007 23:34:11]
◆オウル > (性格的に合わないのかもしれないが、こればかりは意地の戦いなのかもしれない。) そこの所は、自分も悪かった所は合ったかも知れないけど (踏み込みすぎて怪我をする。 何かとんでもない言葉が聞こえた気がして、怒るでもなく冷めた目を向けた。) ……あやしい事を言うね (そんな事言いつつも、エニシさんの事聞かれれば、少しばかり複雑そうな表情した。) エニシさんの事ねぇ…自分だってそんな長い付き合いってわけでもないし、自分の事話すにしたって大した事話せないしね (戻ったばかりの記憶は、色々まだ頭に引っ掛かりを残しているので、不安な部分が多い。) 生憎、自分の寝床じゃないよ (そんな事をぼそりと言いながら、歩き出す、一応廃墟方向に向かっている。) [Fri 19 Oct 2007 23:26:38]
◆ミザリー > ( 少しばかりコイツが気に入らないという思いはある。前に食事を邪魔されたのだ、結局その後別の食事を用意しなければならなかった。 ――その思いがこんな張り詰めた空気を作っているのだろう。 ) そうね。私も貴方の自由を尊重してあげるぐらいの気概はある。自分の自由を阻害されるのは大嫌いだけど。 ( ここの辺りはお互いに踏み込まず邪魔しないのが平和的。だから今度踏み込んできたら、力で解決するしかない。 ) ええ。あの子、とってもいい子。可愛らしいし、私が肩に口付けをしたらうっとりしてたわ。 ――ああ、違う違う。 ( 人差し指を向け、それをぐるぐる回す。 ) 聞きたいのは貴方の事じゃない。エニシの事。 …まあ、貴方自分の事を話したいというのなら、聞いてあげなくも無いけど。 ( そして肩を竦めると、道を空けよう。 ) ここじゃ何だから、案内してよ。近いんでしょう?貴方の寝床。 ( エニシが言っていた廃墟の事だ。 ) [Fri 19 Oct 2007 23:11:52]
◆オウル > (視線をぶつけつつ、貴方の態度には、刃収めるように視線を少しだけ緩めた。) 別に悪い事じゃないと思うけど…人の血飲むよりずっと良いからね (近づく貴女には、目を向けていたが、次に来た言葉に、琥珀色の針目を向けた。) そうだけど? エニシさんにあったんだ… (何もしてないだろうなと言う視線を少しばかり向けただろう。 すぐに解くが、自分の事を聞きたいとか言いだした貴女には、少しだけ気抜けした。) 何で、自分なのか分からないけど…別に良いよ (少し、警戒は抜かずに言えば、貴女の様子を見ている事だろう。) [Fri 19 Oct 2007 23:02:25]
◆ミザリー > ( その警戒する目を見てふん、と鼻を鳴らす。口には笑みを浮かべているが、その目には敵意も混じる。明確な敵意ではなく、嘲笑うようなものも入り混じったものだ。 ) その節はどうも。相変わらず鶏の血で喉を潤しているのかな? ( 同じように歩み寄り、その距離は縮まっていく。 ――恐らく、だけど。多分この男がエニシの言っていたオウルという吸血鬼だろう。外見的な特徴は自分より背が高いという事しか知らないが、この近辺に出歩いている吸血鬼と言って見つけたのが彼だ。 ) …ところで、貴方がオウル? エニシから聞いたわ、貴方の事。色々と詳しく聞きたい事があるんだけど、良いかしら? [Fri 19 Oct 2007 22:52:31]
◆オウル > (歩く道は人通りも少ない。 誰かが近づけばすぐに分かる。 かかった声に、金ではなく琥珀の瞳を貴女に向けている。 棺桶背負っている姿を見れば、それが貴女だと認識するのはたやすかった様だ。) 久しぶり (近づきながら、声を吐いた。 警戒する目を向けて崩さない。) [Fri 19 Oct 2007 22:45:50]
◆ミザリー > ( その視線を戻した先に、まるで行く手を阻むかのように棺桶を背負った姿が立っていた。 ) ( エニシに教えられた廃墟を探していたミザリーは、偶然にも以前海岸で出会った姿を見つける。帽子の淵から覗かせる瞳は瞬きすらせずじっとオウルを見つめていた。 ) [Fri 19 Oct 2007 22:41:25]
お知らせ > ミザリーさんが入室されました。 『 久しぶりね。 』 [Fri 19 Oct 2007 22:36:59]
◆オウル > (立ち止まって、曇った空を眺めた。 琥珀色は流れる雲を見て、道に視線を戻した。) 後で高い所に上るのも悪くないかな (肌で風を感じるのは大好きだ。 高い所ならもう少し強く風が吹くだろうと思った様子で、笑みを浮かべて歩くのを再開する。) まぁ…ここら辺でしばらくぶらぶらするのも悪くない…か (誰かがつながないとこっちへフラフラ、あっちにフラフラ、友人達には多大な迷惑をかけて居るだろうと思って、少し複雑そうな表情した。) [Fri 19 Oct 2007 22:33:27]
◆オウル > (変なのに追いかけられた事を少しばかり思い出す。 今度来たら、どうしようかなどと考えていた。) 返り討ちにするのはまずいなぁ… (一応、喋りが女の子だったしみたいな事考えている。 甘すぎるかなとか、少しばかり考えて、頭をぽりぽりとかいた。) なるように…なるかな (襲われたら襲われたで、臨機応変に行こうと、苦笑いを浮かべた。) 居なかったら…何処行こうか? (そんな事、ポツリと呟いた。 友人の所に戻るにしろ、誰かに会いに行く計画を寝るにしろ。 今後の予定が一切ない。) [Fri 19 Oct 2007 22:16:56]
◆オウル > (思い出して、泣いて、それからこのスラムに戻ってきた。 足は何故か、半分軟禁されてたあの廃墟に向かっている。) まぁ、いたら良いかぁ…位… (まぁ、誰であれ、居れば話ができれば良いか程度に、この銀髪に琥珀の瞳の吸血鬼は思っている。) いつか、お礼はしなきゃね… (首の傷跡をなでる。 正面の方の鉈で切られた傷は完治していない。 派手に動いたらきっと開いて、すこし出血するだろう。 傷跡に触れるのを止めて、歩いていく。) [Fri 19 Oct 2007 22:04:40]
お知らせ > オウルさんが来ました。 『スラムを歩き回る者一人』 [Fri 19 Oct 2007 21:56:09]
お知らせ > エニシさんが退室されました。 『(こんな優しい時間を過ごすのは――以来――)(あれ?――ってなんだろう?)』 [Thu 18 Oct 2007 04:27:28]
お知らせ > ミザリーさんが帰りました。 『( そして熱を持たぬ者同士は、静かに眠る。 )』 [Thu 18 Oct 2007 04:26:12]
◆ミザリー > …。 ( この子はきっと孤独な思いをしてきたんだろう。記憶を無くしたと言っていたけど、それからもずっと。 誰が好き好んで人のぬくもりの無い暗闇の中で一人眠りたがるものか。孤独と不安と乾きの中で、縋るものも無く。 …私がこの子に優しくするのは半分は同情から、もう半分は打算だ。私はこの子に新しい価値観を植えつけていく。吸血鬼の事、奴隷の事、狩人の事、そして人の血の味の事。 これもエルディアの時と同じ、こうして相手の心の欠けた部分にぬるりと入り込んで――。 ) ふふ、それは良かった。私もエニシと一緒に居れて嬉しいよ。 …おやすみなさい。 ( 咥えさせた人差し指を離し、そのおでこにキスを一つ。 …傍らに居る奴隷の事は今は捨て置こう。邪魔ならベッドから蹴落としても良いし、目覚めた後に糧にするのもいい。ああ、でもこの壊れてしまったヒトモドキは、熱を持たない死者がこうして身を寄せ合っているのを見て何を思うのだろう? ) [Thu 18 Oct 2007 04:25:29]
◆エニシ > ……………ハァ。 なんだかなぁ。 溜め息しか出ないや。 ( 人に優しくすることは決して悪くは無いが、それが出来るのは余力のあるもの。 ましてや自分自身も最初から迫害される対象であるわけで。 ) う、うん。 そりゃ勿論ボクだって無節操に襲ったりはしないさ。 ソレは流石に駄目な子がすることだもん。 ( それは体に染み付いた道徳観念。 一応お金は少しはあるし……暫くは大丈夫かな。 けれどあんまり贅沢はしないようにしよう。 ) ( まるで甘えるように優しく噛む動作を続ける少年。 そして次の言葉に表情を輝かせるように喜んだ。 ) ―――ホント!? 一緒に居てくれるんだぁ……。 嬉しい。 スッゴク。 ( 今日だけでも充分。 こうして安全な場所で寝れて、それに良い人が今夜は傍に居てくれるんだから。 ) ―――……うん。 考えとく。 ( 家なき子の少女風貌は、目の前の少女の言葉に素直に頷いて。 ) ――――― ( 顔を赤らめながらもぞもぞと彼女に擦り寄って抱き締められる。 死者の冷たい感触が伝わってきた。 ――触れ合う時間は――好き。 ) [Thu 18 Oct 2007 04:13:46]
◆ミザリー > …間違っては居ない。でも、その考えは捨てた方が良い。 ( 少なくとも、私たち吸血鬼には奴隷の心配をする余裕は無い。これはこういうものなのだからと割り切るしか無いのだ。 ) ――でしょう? でも、病み付きになって誰か他のヒトを襲ってしまいそうになったら、そうなる前に私の所に来て。今日みたいに案内してあげる。 ( 次は無料、という訳には行かないが。 ――赤くなるその子を見て、相変わらずの笑みを保ったまま。エルディアの時もそうだったけど、こうして誰かの心と身体を転がすのはなんて楽しいんだろう。 ) …ふふ。別に恥ずかしい事でも何でも無いんだ。 これは当たり前の反応、自然な事。 …ん。 ( 自分の指が優しく甘噛みされている。性知識の乏しい少女にとっては、ため息の毀れるような時間である。 指を軽く曲げ、舌をなぞり、牙に触れ。 ) …今日は、このままここに泊まるといいよ。私も一緒に寝てあげる。 でも、明日には此処を出るんだよ?パームには今日だけって言ってあるから。 ( 少し悪い気もするが、組織が利用している商売である以上自分の好き勝手にとは行かない。 ) どうしても行く場所が無かったら、やっぱり私の所に来ると良い。 ( ハンターハントは路頭に迷う吸血鬼の味方だ。…それに、これは勘だけど。この子はこちら側に引き入れておいた方が良いような気がするのだ。 ) ――それじゃあ、このまま寝ちゃおうか。 ( 腕を伸ばし、抱きしめようと。 ) [Thu 18 Oct 2007 03:53:49]
◆エニシ > ……それを聞いて、酷いなと思ったり、可哀想だと思うボクは…間違ってるのかな? 自分だって…結局こうして吸ったのにね。 ( それがルール。 奴隷の需要も供給も確かに存在しているんだ。 ……これはヒトではなく『モノ』。 そうやって割り切って考えられるようになるには、まだ少し早い。 )( 夢中になってしまった理由には、今まで獣の血で済ませてきた分の反動も若干あるのだろう。 そしてこうして酔いしれることが――悪いとは思えなかった。 ) スゴイ……です。 全然…違う…… ( 余韻に浸るように呟いた。 そのことを指摘されて、なおかつそんな仕草をされれば茹蛸のように白い肌を真っ赤にさせて口をどもらせる。 ) え"!? あ、その! えっと……こ…これは…そ…の………――― ( その人差し指を思わず咥えてしまう。 その皮膚を破って牙を突きたてることはせず、甘噛みのように咥えたままミザリーを見つめている。 ) [Thu 18 Oct 2007 03:40:06]
◆ミザリー > ( 目つきが悪いのを気にしている吸血鬼は、睨んだだけで泣かれたら自分まで泣きそうです。 ) ヒトじゃあないの。 ( 重ねるように言う。 ) この子達はもっと酷く使い潰されているの。性の捌け口として、剣の試し切りとして、見世物として殺し合わせたり。 …そういう子達なの。 ( そう、前提からして既に違うんだ。コレはヒトじゃない。 …まあ、そう言ってるのは私じゃなくてこの街の法律な訳だけど。 ) ( 初めて啜る血の味に溺れるエニシ。その喜びを分ち合えた嬉しさ。嗚呼、私もすっかりヴァンパイアだ。神様に与えられた運命だけど、こういうのに酔ってしまっても良いのかしら――…。 ) どう。これが本当の血の味。命の味。 …ん、 ふ。は……… ( 牙を優しく埋めた場所に舌先で触れ、筆を引くようにすっと下に滑らせる。 ) ――エニシ、お前は可愛いね。そんな顔をして、どうしたの? ( ミザリーの口は歪んだまま。人差し指でエニシの唇をなぞり、そのまま咥えさせようとする。 ) [Thu 18 Oct 2007 03:20:08]
◆エニシ > ( ミザリーの一睨みで泣く子も黙る。 もしかしたらもっとうるさい声で泣き始めるかもしれないけど。 ) 人が犬と猫と同じって…それって………―――― ( その言葉に対して反論しようとしたけれど、言葉は何も思い浮かんでこなかった。 自分はあまりにも物を知らない。 だって教えられなければ自分自身が『化け物』であることも自覚出来なかったのだから。 それなのに、彼女の言うことが間違っているとどうして言い切れる? ) ( 初めての感覚。 今やっとミザリーの言っている言葉の意味が理解できた。 この舌に広がる味わいは、動物なんかとは比べるのも失礼になってくる。 ) ―――あ…んぅ…… ( 熱に浮かされるように吸い続け、冷たく吹きかけられる息に背筋を粟立たせる。 今はそれも快感の一つであり、くすぐられる牙の感触がより一層深く酔わせていく。 ) ――――あ…… ( そして限界近くまで吸われ続けた奴隷がビクリと体を振るわせる。 その段階に至ってようやく牙を肌から離す吸血鬼。 その頬は赤く染められていて、まるで酔っているかのような陶酔感に襲われている。 ) [Thu 18 Oct 2007 03:07:27]
◆ミザリー > ( 目つきが物凄く悪いしねっ。 ) エニシ。この子はね、奴隷なの。犬や猫と同じ扱いを受けているの。そう、君がいつも餌にしてちゃんと埋めてあげてる犬や猫と、ね。 ( 人の形をしているから恐れ、嫌悪してしまうのは判る。だけど、狩人たちは人の形をしている私たちを容赦なく狩る。 要するにそういう事だ、私たちは人の形をしていても人じゃないし、この奴隷は人の形をしているけど人じゃあない。 ――牙をゆっくりと突き立てるのを見て、吸血鬼の少女は口を歪ませ笑う。おめでとう。そしてこんにちは。 …ぎゅ、と少し強めに後ろから抱きつくと、エニシのうなじに冷たい吐息をかける。そして―― 僅かに口を開いて、優しく牙をエニシのその肌に押し付けようと。突き立てたりはしない、あくまでくすぐる様に、その肌を滑らせるような動きで。 これはただの戯れだ。深い意味は無い。ただ…エニシが味わう美酒を自らも味わっているかのような錯覚に溺れたいだけ。 ) [Thu 18 Oct 2007 02:51:35]
◆エニシ > ( 最初はそう思ったけれど―――”初めて?”人の味を知った牙はそう簡単には止まらなかった。 暫しの時間、その赤い美酒を嚥下していく。 ) [Thu 18 Oct 2007 02:45:12]
◆エニシ > どういたしましてー。 オウルさんに会ったらよろしく言っといてねー。 ( そういえば最近会ってないなー。 元気だといいけれど。 ) はい。 ゴメンなさい。 ( ちょっと今怖かった。 ビビリの少年は素直に謝ります。 ) ( 昔とは違い、血を吸うこと事態に嫌悪感を覚えている訳ではない。 そういうものなのだから、と割り切っている部分が今はある。 だけどそれでも、瀕死の状態の人間から更に血を啜るのには躊躇をしてしまっていた。 ) だ、だけどさ…これは……ちょっと……――― ( 迷いの兆しを見せ始める。 先ほどまではただ優しいとだけ思っていた老婆の微笑みが、今は少しだけ怖く感じた。 ) ―――あ。 ( 抵抗無くベッドに押し倒されて、奴隷の少女に覆いかぶさるような体勢になる。 廃人状態の少女は何の反応も見せずに、ただ視線を彷徨わすだけで。 ) ………ボクの…もの…… ( その場の雰囲気に流されるようにその言葉を繰り返すと、ゆっくりとした動作で目の前にある肌に牙を突きたてる――― )( 少し――喉を潤す程度なら――― ) (判定。 秒数が偶数ならば致死量まで吸い尽くす。 奇数ならば一応生き残る。 【判定】) [Thu 18 Oct 2007 02:42:55]
◆ミザリー > ――そう。あの辺りか…。 有難うね。今度遊びに行ってみるね。 ( この界隈はもう何年も歩き回っているから、大抵の地形は頭に入っている。大よその検討をつけて、探してみよう。もっとも、そのオウルという吸血鬼もいつもそこに居る訳では無いだろうが。 ) …こら。そんな事言わないの。 お尻ぺんぺんしちゃうよ? ( ひくりと頬を歪ませつつ…っ。 ) ( …度重なる吸血による脳貧血は脳にダメージを与え、奴隷の少女は既に廃人だ。血肉として機能すれば良いのだから、吸血鬼は皆ギリギリまで少女の血を吸っていった。眷属化の力を有する吸血鬼も中には居る為、こうして用意する奴隷は短命であるが、折角天下のヴェイトス市法で認められているのだ、利用しない手は無い。ヴェイトス市では犬猫の命と奴隷の命は同じなのだから。 ) 大丈夫だよ。あの子は私たちに血を捧げる為に居るんだから。 ( そう。奴隷をどう使うかは買った奴の自由だ。何も問題はない。 老婆はにこにこ微笑みながら、静かに扉を閉じた。私はエニシの後ろから、その身体を抱きすくめるかのように優しく―― ベッドにそっと押し倒そうと。 ) …君は何も心配しなくて良いの。あれは君のなんだから。 ( 殺すまで吸い尽くしてしまっても良い。どうせ破棄するのだ。 ) [Thu 18 Oct 2007 02:24:14]
◆エニシ > ―――――― ( 其処に居たのは鎖に繋がれた状態で、ベッドに力なく横たわる一人の少女。 エニシは一瞬立ち止まって言葉を詰まらした。 ) ――――…え、え? けど…なんだかとってもギリギリの状態に見えるけど……大丈夫…なの? ( 甘い囁きと後押しされる背中。 奴隷という制度を知らないから、その光景に躊躇してミザリーとパームを何度か振り返りながらも、疑問の言葉を投げ掛けながら奴隷へと迷った足取りで近付いていく。 ) [Thu 18 Oct 2007 02:13:45]
◆エニシ > あ、それなら普段使ってる、って言ってた場所知ってる。 オウルさん教えてくれたもん。 ( そうして口に出すのは、オウルとエニシが以前出会った時に教えてくれた居場所の情報。 ) ―――ミザリーさん、怖いの? うーん…ひょっとしてひすてりー持ちか!? ( 『怖い理由』に思い当たった、というか適当に言ってみただけの吸血鬼。 ヒステリーの意味は良く知らん。 優しい吸血鬼。 人の善意も悪意も何も理解していない少年には難しい話。 ) ( 優しそうなおばあさんだな、という印象を抱きながら彼女の案内に従って奥に着いていく。 ) ………変え時………? それってどういう――― ( その質問を言い切る前に開けられたドアと、目の前に広がる風景。 ) [Thu 18 Oct 2007 02:13:35]
◆ミザリー > ( そこには―― 簡素なベッドと、そのベッドの上に鎖に繋がれた少女が一人ぐったりと横たわっていた。少女の額にはハッキリと奴隷だと判る奴隷ギルド「プロスパンダ」の刻印があり、その首や太股、腕などに吸血痕が残っている。 ) …ほら、エニシ。 …あの子だよ。 君が食べて良いの。 ( エニシの耳元でそっと囁くように。 そして背中を優しく押そうとするだろう。 ) [Thu 18 Oct 2007 01:56:16]
◆ミザリー > スラムか。 …ええと、例えばどこの廃屋に良く居るとか…そういうのは無いのかな? ( スラムと言っても広いし…。 ) 有難うエニシ。でも、私は結構怖い所もあるんだよ? ( 浮かべるのはあくまで悪戯っぽい笑みだ。しかし、優しい吸血鬼ほど信用出来ないものはない。優しいという事は、人の善意をまだ信じているという事だ。…私も確かにそういう意味じゃ人の事はいえないが。 ) ( 「おやおや、礼儀正しい子だねえ。よろしくねエニシ、私はパームっていうんだ。」 老婆はにこにこしながら私たちを奥へと案内する。 ) ( …決して広いとは言えない部屋を通り、突き当りの扉へと。老婆はその扉に掛けられている鍵を開ける。 「ミザリーさん。そろそろ変え時だと思うんだけどねえ。その子でもう4人目だ。」 と、老婆は言う。 ) 判りました。後日引き取りに来ます、その時はまた新しいのを。 ( こくりと頷いて、扉を開けよう。 ) [Thu 18 Oct 2007 01:56:01]
◆エニシ > あ、ゴメンなさい。 ( 謝ってはいるけれども、そうやって撫でられれば子供らしく照れた嬉しそうな笑みを浮かべている。 優しく撫でてくれる手。 違うのは―――それから伝わる体温。 ) えっとね、よくスラムとかに居るんだよ。 背はボクやミザリーさんよりも一回りか二回りぐらいおっきい人。 ( あっさりと喋る。 別に隠すようなことでもないし。 ) オウルさんもミザリーさんもどっちも優しいからすぐに仲良くなれるよ。 ( それはあくまでも少年の主観。 ) ( ハンターハント? なんのことだろうか、と少しだけ思ったり。 そうして中から出てきた老婆に笑顔を向けられれば、ミザリーに手を引かれた少年はペコリと頭を下げる。 ) えっと、ボクエニシです。 初めまして。 ( 彼女達がどんな関係なのか、詳しい事情はまるで知らない。 そうして少女風貌は手を引かれながら家の中へと入っていく。 ) [Thu 18 Oct 2007 01:49:21]
◆ミザリー > ふふ。そんなにはしゃがないの。 ( 繋いだ手とは逆の手でエニシの髪の先を優しく撫でる。 ) そう、なんだ。記憶を失う前からの。 ( ならば、エニシの事をもっと良く知ってるかもしれない。 ) …私、その人に会ってみたいなあ。同じ吸血鬼だし、仲良くなれるかも。普段はどこに居るの? ( それとなく尋ねてみようか。 ) ( ――たどり着いた集合住宅の部屋の前。ミザリーは一度エニシの方を向いて、微笑む。そして静かにドアをノックすると、中から「誰だい?」という女性の声がする。 ) ――ハンターハントです。 ( …扉はすぐに開き、中から老婆が顔を出す。老婆はエニシの顔をちらりと一瞥すると「おやまあ、今度のは可愛い子だねえ。」と笑顔を浮かべた。そして大きく扉を開け、私たちを招き入れる。 ) …また、よろしくお願いします。この子は大人しい子ですから。 ( そう言って、エニシの手を引いて中へ入ろうと歩き出そう。 ――幾ら廃墟に身を潜めるとはいえ、その数にも限りがあるし安全とは言えない。だが、この街には狩人に家族を殺された人たちが居る。…この老婆もその一人だ。 彼女の息子の仇を私が討ってから、私たちの関係は始まった。こうして顧客の吸血鬼を匿わせ、餌を与えるのだ。 ) [Thu 18 Oct 2007 01:35:39]
◆エニシ > ホント!? ミザリーさんってばスッゴイ太っ腹で優しいんだね! ( 快諾してくれたミザリーに喜びの感情を露わにする少年。 そういった潜伏にも適しているのがハンターハントの強みでもあるのだろうか。 少数故に、その尻尾もまた掴まれ難い。 誰もが悲しい思いをする自分の過去の記憶。 それなら全部忘れてしまえば良いんだ―――なんて浅はかな考え。 ) うん、友達の吸血鬼だよ。 オウルさん曰く、ボクが記憶を失う前からの友達だったみたい。 ( 話題の人物を既に相手が知っていた事は気付かず。 ) …………怖い人達。 ミザリーさんも…やっぱり大ッ嫌いなんだ。 ( 微かに震える少年の肩。 苛立ち混じりのその言葉を聞けば、彼女の手から兄を奪った狩人への憎しみが見え隠れしていて。 ) ( 似たような言葉をかけられて、こうして手を引かれた記憶は遠い物。 思い出すことは出来ないけれど―――こうしている間は、とても安心するんだ。 ) あ…ありがとう。 その、色々とお世話になっちゃって。 ( そうして促されるままに着いてきたのはとある住宅。 ) [Thu 18 Oct 2007 01:27:47]
◆ミザリー > 良いよ。案内してあげる。ホントなら有料なんだけど、今回は特別。 ( スラムや暗黒街、中には自警団や騎士団の力が及ぶ商業地区や居住区にも隠れ家を用意してあるのだ。それは顧客の為の、ハンターハントが持つ財産とも言えるものだ。 少年が消し去ってしまった記憶の事を知れば、ミザリーはきっと物悲しい想いになっただろう。どうして一緒に居られなかったのかと思う反面、やはり私たちは駄目なのかという思い。 ) オウル? …お友達? ( 実はそれが海岸で出会った吸血鬼の名前だとは判らず。 ) 嫌いになって良いよ、あんな奴ら。地獄に堕ちるべきだ。 ( 淡々とした物言いの吸血鬼の少女の口調が、少しだけ苛立ったような色を孕む。 ) 良いんだよ。それに、狩人達が騒ぐことも無い。安全な血。 ( 手を優しく握ると、ミザリーは静かに歩き出す。 ) ( ――それから、少し経って。手を引いて向かう先はそれ程遠くは無い。どこにでもある今にも崩れそうなボロの集合住宅だ。入り口を通り、二階に上がり、その部屋の一つへと。 ) [Thu 18 Oct 2007 01:08:24]
◆エニシ > そう、なんだろうね――――けどやっぱ今は眠いの。 この近くに何処か休めそうな廃屋とか知らない? ( 人とは違う世界に暮らさなければいけない悲哀。 それもまた、お互いに大切に思い合う姉と弟を引き裂いた理由の一つ――――けどそれを思い出せない少年にとっては、今夜の寝る場所確保の方が大切でした。 ねむねむ。 ) …………今度オウルさんとマジ喧嘩でもしてみようかな? ( お互い吸血鬼同士ならアリかな? なんて物騒な考え。 ) ――――……そう…なんだ。 ………やっぱり…嫌いになっちゃうな、狩人の人たちは。 ( その相手の発言に言葉を詰まらした。 存在するという事が罪だと言わんばかりに、無害であろうと殺された彼女の兄。 そのことを思うと、狩人達に対して嫌悪の感情しか生まれない。 ) ――――え? ( 差し伸べられた手と掛けられる言葉。 幼い吸血鬼に生まれるのは迷いの感情。 ) ――――良い、の? ( この話題の流れからして、奢ってくれる血がどんな種族の物かは明白―――初体験というのは、何時の時も迷うもの。 おずおずとしながらその差し出された手を受け取ろうとする。 ) [Thu 18 Oct 2007 00:59:42]
◆ミザリー > ―――そうね、私も同じ思い。 きっと、この暗闇が私たちの世界なのね。 ( その事を嘆くべきなのだろうか。 ) そっか。まあ、こればかりはね。相手が居ないと。 ( そこら辺の浮浪者に喧嘩を売っても良いが、極力下手な振る舞いは吸血鬼である以上避けるべきだし。 ) 犬と、猫。…………。 ( それを聞いてミザリーは暫し考える。いや、他の吸血鬼が何を糧に生きていくかは彼らの自由だ。だが、知っておいて損は無い筈だ。知っておくべきだ。 この子に感じたあの高貴な血の匂いが本物ならば、獣の血は似合わない。 ) …残念だけど、無理ね。私のお兄ちゃんも彼らに無残に殺された。誰にも迷惑なんてかけてなかったし、かける気も無かったのに。 ( ふと昔の話を零してしまう。 もっとも、私たちハンターハントの活動によって吸血鬼への非難が高まり、狩人達に口実を与えているのも事実なのだが。そこは言わないで置こう。 ――ミザリーは唐突にす、と手を差し出す。 ) ……おいで。奢ってあげる。 犬猫の血なんて、君には合わない。 [Thu 18 Oct 2007 00:39:26]
◆エニシ > なんだか…昼間に歩いてると、ちょっと遠い世界に置いてかれたような感じがした。 お日様が落ちて夜になった時…凄い安心した。 ( 吸血鬼にとって夜こそが自分達の時間。 それを深くは知らずとも、一応無意識下で自覚はしているか。 ) んー……正直あんまり本気になることも無いからなぁ…犬さんたち狩る時も適当で全然大丈夫だし。 ……ちょっと喧嘩とかになったら危ないかも。 ( 匙加減を知らないし、機会を得ることも無かったからそういうのはどうにも苦手。 血生臭い世界に生きる相手には、そういう技量を持っているのは大切なのだろう。 ) んとね、犬と猫。 食べた後はちゃんと埋めてあげてるんだよー。 ( 指折り数えながら、相手の懸念どおりの答えをする。 人の血を吸った事は記憶を失ってから未だに無い。 ) もぅ…とっても迷惑じゃないのさ。 そういうのを隠すの苦手なのに。 血がちょっと好きな男の子ーぐらいにボクのこと取ってくれればいいのに。 ………無理かな。 ( 白髪の少女風貌は頬を膨らませながら文句を言った。 そんな柔軟過ぎる思考が出来れば吸血鬼は苦労はしない。 そして実際に害悪を広めている同属がいるのは事実でもある。 ) [Thu 18 Oct 2007 00:27:39]
◆ミザリー > 昼間、か。私はもう特に用事が無い日は昼に起きるなんて事は無くなっちゃったな。 ( もう20年間お日様の光を見上げていない。自分がこうなったのは神様の意思だと信じているけれど、やっぱりそれは寂しい事のようにも思える。 …子供らしい仕草に、思わず和んでしまう。 ) 力は振るってみないと覚えないよ。自分の腕力の限界を知らないと、必要以上に相手を傷つけてしまう事もある。 ( それは相手を思いやってという事ではなく、状況に応じて相手を殺すか殺さないか選べるようにする為だ。 ) …不味い? 血が? ……… 何の血を吸ってるの? ( 吸血鬼にとってあれは至高のもの以外でも何物でもないと考えていた。しかしそれを不味いと感じるということは、獣の血でも吸っているのでは無かろうかと。 ) 望む望まないに限らず、あいつらはいつか必ず君の目の前に現れる。 …用心しておいた方が良い。 [Thu 18 Oct 2007 00:10:17]
◆エニシ > ( たぶん馬鹿なんだろう。 最初に記憶を失った時はうじうじしている場面が多かったが、二度目の今は年相応の純粋さを見せている。 というか殆ど先の事を考えていないだけの気がするが。 ) 昼間に起きてたから今日は眠いのー……… ( 間延びしたような声を出しながら眠たげに瞼を擦る。 ) うん、それなりに。 まだ力を出した時の加減とか、あと血を吸うときの不味さとかはこないだとあんまり変わってないけど。 ――――むぅ…怖い人たちかぁ。 まだ会った事ないんだよなぁ。 ……このまま会わないといいなぁ。 ( 真祖直系。 そういう風に書くと凄そうに聞こえるが、本人の才覚に欠けている為、未だレッサーの身の上である。 ) [Thu 18 Oct 2007 00:01:40]
◆ミザリー > ( 帰ってくるのは明るい、この場には余り似合わぬ声。吸血鬼はどこか卑屈になっている者も多いが、吸血鬼であると自覚してから日が浅いせいなのか或いは大物なのか。 ) ――そう。夜はこれからなのに、勿体無い。 ( そう言って口元に浮かべる薄い笑み。 ) どう。自分の身体には、もう慣れた? ――最近は狩人が活発に動いているから、自分の身体の事を良く理解した上で慎重に行動した方が良いよ。 ( 自分より少し年下に見える子供。自然と年上のような素振りを見せてしまうが、何となく…この子の身体からミカド様とお会いした時に感じた、何か高貴なものを感じさせる。それが一体何なのか興味はあるが、本人に記憶が無い以上尋ねても意味は無いし…。 ) [Wed 17 Oct 2007 23:45:25]
◆エニシ > 服も少し傷んできちゃったなあ。 ……今度新しいの買ってみよっかな? ( 浮浪者という枠で括るには乱暴かもしれないが、それでも自分の着物に汚れが目立って来たことはそろそろ自覚している。 )( そして色々なことについて改めて教えてくれた同属に声を掛けられれば、片腕を挙げて挨拶の言葉を返した。 ) あ、ミザリーさーん。 ひさしぶりー。 ボクは今日は元気というよりも正直眠いー。 [Wed 17 Oct 2007 23:36:38]
◆ミザリー > ( 丁度反対側から歩いてくる姿を見て、そう声を漏らす。以前出会った子供だ。自分がヴァンパイアである事を知らずにいた、あの――。 ) ………。 ( 帽子の淵からちらりと目つきの悪い視線を送ると、そのまま歩いて近づいていこう。 ) …御機嫌よう。今日は生憎の曇り空で月は見えないけれど、お元気? ( そう、声を掛ける。 ) [Wed 17 Oct 2007 23:30:34]
お知らせ > ミザリーさんが入室されました。 『―― あら。』 [Wed 17 Oct 2007 23:25:15]
◆エニシ > ( 夜に眠気を訴えるという、何か吸血鬼という種族として間違っていることをしながら白髪の少女か少年は歩いていく。 ) 今日はやっぱ早めに寝よっかな…… ( 何処かに都合の良さそうな休める場所が無いかと探し回る。 こういった生活を毎日のように続けている為、小さな体に溜まった疲労はそれなりだ。 ) [Wed 17 Oct 2007 23:23:55]
◆エニシ > 昼間に起きてるとねむい…だるい…… ( 日の光が吸血鬼は苦手、そんないつか聞いたことを試してみようと今日は日の昇ってる時に出歩いてみた。 ) ホントにだーるくなるもんだなぁ…… ( 日陰とかは大丈夫だったから、日傘なんかを買えばもしかしたら大丈夫なのかもしれないけれど。 ) [Wed 17 Oct 2007 23:13:37]
お知らせ > エニシさんが入室されました。 『ふわーっあ。』 [Wed 17 Oct 2007 23:09:49]
お知らせ > オウルさんが退室されました。 『逃げる中で情けないとか、そんな事を思う』 [Wed 17 Oct 2007 00:56:49]
お知らせ > リースさんが退室されました。 『後でもったいないから矢を回収に来たけど、無くなっていました(ぐすん』 [Wed 17 Oct 2007 00:55:55]
◆リース > アぁ、もう…!大事ナ矢なのヨぉ! ( なんて、いいながら再び矢の再装てんを開始しようとするが、 ) アラ、アラアラ? どッこに…しまッたけ? ( なんて探している間に遠ざかっていく少年、ふと視線を戻せば ) あ、イつのまにィ!? ( 再装てんをあきらめて追いかけるがのろい。装備のせいでひたすらにのろい。追いつけるはずも無く、しばらくは追いかけたが、結局は逃げられて ) [Wed 17 Oct 2007 00:53:39]
◆オウル > (もう半分、少年には話が聞こえていない。 首の傷が痛いのやらで辛いようである。) うるさい… (ぼそりとなにか言った。 逃げるのは久しぶり、昔は逃げられなかったが今なら、少しは望みが有るかもしれないとか思った。 貴方に背を向けようとした時、すぐ横をボウガンの矢が飛んで行った。) っ! (背中を冷たい物が走った。 それでも、一歩を踏み出して全速力で走っていこうとする。) [Wed 17 Oct 2007 00:47:00]
◆リース > 逆立チ! 手ヲ使えば…ダイジョウブ! ( むちゃくちゃなことを言う。足をとられないようにするのもまた、鬼ゴッコなのだ。この捕まったらいけない鬼ゴッコの場合 ) あ、アァ? 何ヨ、何…! 子供がそんナに跳ンだら、危なイじゃなイ! ( 足への一撃を避けられて、忌々しげに少年の姿を追う。自分を飛び越した先にいる少年を見て ) さァ、走レ…。ハハ、あハぁ…! ( 鉈を持っていない手で腰につられているボーガンに手をかけて、片手で狙いも定まらないうちに発射しようとする【判定/秒数が0のぞろ目なら、貴方の方向へ、それ以外の場合は見当はずれの場所に】 ) [Wed 17 Oct 2007 00:38:33]
◆オウル > 足がなきゃ…走れない… (自分もコイツも化け物と認識した。 ダメージを食らってからでは遅いかもしれないが。) 切られるのも…勘弁…っ! (首が痛い、冷たい感じがする、あの時やナイフでざっくりやられた時ほど痛くはないが、痛みには顔をゆがめていた。 脚狙いの攻撃を回避するために、「跳躍」して、貴女を飛び越えようとする。) [Wed 17 Oct 2007 00:29:53]
◆リース > じゃあ、足デいいっ! ( 睨み返しに動じることもなく、ニタニタとした笑いは決して止めず ) ほらァ、立ち止ラないで、走ル、走ル! ( 急かすように鉈で暗闇の方を指して ) 走ラないト、ぶっタ切ッっちゃウゾ! ( 今度は姿勢を低めにとっての足目掛けての横薙ぎ、動きはゆっくりとしているものの、しっかり一発一発の攻撃は繰り出す。動くたびにがちゃがちゃと金属同士が擦る音がなって ) [Wed 17 Oct 2007 00:22:35]
◆オウル > 首は勘弁… (睨み付けられれば、睨み返す。 獣の威嚇行為みたいなものである。) それもそうだ… (話す余裕なんて持っちゃいけなかったと思う。 貴女の横薙ぎの鉈は後ろに飛びのこうとしたが、少年の正面の首を浅く切る。 赤黒い血が少しずつ外へと流れる、少年にとってはいたいものである。 後ろに下がりつつ、琥珀の目を貴女に向けて、片手は首の傷を抑えている。) [Wed 17 Oct 2007 00:15:38]
◆リース > じゃあ、首を掻ッ切ル ( 面白そうに笑いながら突進は止まらず、振り下ろした鉈が避けられれば、ジロリと少年を睨み付けて ) 逃ゲ切れバぁ…問題ないデしょォ ( また少年の居る方へと今度は横に一振り、ただ鉈の重さにまかせて ) [Tue 16 Oct 2007 23:59:37]
◆オウル > なりたいけど…無理だと思うな (化け物には化け物らしく、けれど心までそうしたいわけじゃない。 武器セレクションには目を細めた。) こっちの拒否権は…ない訳だ… (少しばかり、怒ったような表情浮かべて。 貴女の右側に回りこむようにして、振り落とす鉈を回避しようとするだろう。) [Tue 16 Oct 2007 23:52:51]
◆リース > ( オープンなだけです。違う ) 素直デェ!大人しくテェ!聞き分けノイイ子にィ…なりナさい! ( 瞳はいつもどこだかわからない宙を見ている。その叫びはただのテンションアップのためか、本心か、はたまた適当なのかはわからない。つまりはどうでもいいこと ) 選択権ハぁ…あるわヨぉ…! カタナ、ハサミ、矢、ハンマー、ナイフ、ナタ、クロー…! 何デも、御座れダぁ! ( そんなラインナップを叫びながら女の眼からでは、構えなんぞ取っていないように見える少年の頭に鉈を振り落とす ) 君ガ、死んダらぁ…私の勝ちィ!! [Tue 16 Oct 2007 23:44:02]
◆オウル > (無差別攻撃って恐ろしいですよね。) 知らなくて寂しい事は…あるかもしれないけど… (焦点の合わない瞳を向けられれば、その瞳に対して目を細めた。 何者だろうとかそんな感じだ。) 聞き分けは…多分良い方じゃないから (たぶん昔から良い方ではなかったと思う。 人の時であれ、吸血鬼になったとしてもだ。) 拒否権なし……っ! (獲物もって走り出した貴女を見れば、一瞬混乱した。 貴女が近づいてくれば、針目を向けて、最近力加減が分かりかねているけれど、「力と素早さ」引き出して、自然体で構えようとするだろう。) [Tue 16 Oct 2007 23:35:38]
◆リース > ( 分け隔てなく狙うので問題はありませんよ。それ自体が問題の塊 ) 鬼ゴッコ…知らナい? それハ、寂シイことネェ… ( 鬼ゴッコを知らない感じがする少年を前に、アラアラと不憫ねぇ…といったような仕草をしてみるけど、目は焦点があってないし、まったくかわいそうなどというものはなく ) お、オネーサン…聞キ分けノない子…嫌いヨぉ… ( この女は怪物だ。怪物は断られてもしつこく要求する。自分の目的はただ一つなのだから )( 猫背の女は腰に吊るしている鉈に手をかけて、そのまま構えた ) ざ、残念ナがら…、始まッちゃッテるの…ヨォ! ( そうして、少年目掛けて走り出した。もちろん、鉈を振り上げながら。狙うは少年の頭。まだ距離がある。大量に装備している武器のせいで動きは遅い。守りすらも考えていない動きで ) [Tue 16 Oct 2007 23:22:27]
◆オウル > (外見的には青年に近いが、中身は餓鬼です。 しかも性質の悪い死体である。) 鬼ごっこ? (知らない。 といった表情をしていた。 唐突な貴女の話を聞いて不自然だとも少し思ったようだ。) …ふ〜ん… (簡単なルールを聞けば、少し納得したが、勿論やるかと言われれば、表情柔らかく問う。) そう言うのって、自分が決める事だと思うんだけど (さらっとそんな事を言って。 貴女の瞳を見ている。) [Tue 16 Oct 2007 23:12:18]
◆リース > ( この女自体。話が唐突だ。スラムに歩いている人物なら誰でも対象になる。出来れば子供、子供が第一ターゲットだが ) オ一人! オネーさんト、鬼ゴッコぉ…しなイかしらァ ( 一度足を止めて、ニタニタとした笑みを止めず、今にも飛び掛りそうなほどにソワソワしながら少年に聞いてくる猫背の女 ) る、ルールは、簡単ヨぉ…君ガ逃げル…私ガ追ウ…単純、単純 ( 少年の返答も待たずにニタニタ笑いのまま、勝手に説明を始める。女。まったく説明になっていないというのは禁句で ) モチろん、やル…わよネェ…? ( まるで脅迫するかのように猫背のせいで下から視線だけで見上げるような形で ) [Tue 16 Oct 2007 23:01:54]
◆オウル > (夢の事はずっとこれからも頭に残ると思う。 いままで見てきたそっくりさんが自分らしいって事もきっと残る。) 自分も変わるのかな (雲を眺めながら、そんな事を呟いて、視線は道へと戻す。 聞こえた声には、琥珀色の瞳を向けた。) 一人だけど……? (ガチャガチャ揺れるのが、武器の音だとは解らない。 ただ何か持っているんだろうくらいにしか思わない。 血の付いたワンピースには針目を向けていた。) [Tue 16 Oct 2007 22:55:37]
◆リース > ( 貴方の正面あたりに猫背の女がいた。髪はあまり手入れをしていなくて、血のついたワンピースの上に外套を羽織っている猫背の女 ) ちょいト、そコのボーや…オ一人かしラぁ? ( ニタニタと笑いながら、なにやら興奮を抑えているような声で話しかけながら、ゆっくりと近づいていこうとする。歩くたびに外套の下に隠した武器がガチャガチャと音を鳴らす ) [Tue 16 Oct 2007 22:49:47]
お知らせ > リースさんが入室されました。 『猫背の女が』 [Tue 16 Oct 2007 22:46:25]
◆オウル > (歩いている間に、今まで見た事を思い返す事がある。 何かあるんじゃないかと思ってのものだが、特にこれといったものもない。) …なんか…最近、髪が邪魔な気がする… (背とかは伸びなくても、髪はゆっくりとしたペースで伸びているらしい。 しかし、髪を切る訳にも行かないのが現状である。) まぁ、仕方ない…うん (死体だし、何てのは言葉にせずに、視線を曇った空へと向ける。) 雲も流れて、変わる物…なんだよね (そんな事、ポツリと呟いた。) [Tue 16 Oct 2007 22:40:06]
◆オウル > (なぜ大通りに行かないかときかれたら大きな通りは色々見られる気がして、少し怖いからです。) 月が見たいね (ぼそりという。 廃墟からはそうはなれていない。 一度着替えを取りに居候させて貰ってる友人の所には戻った。 長袖に着替えて、衣替えした。 瞳の色は琥珀色、金の時よりも透明感がある感じがする。) あの家…戻るのもなんか…怖いし (何だかんだで、未だ「あの家」には行っていない。 と言うより、行くのが怖くて、いけない状況である。 何が怖いのか、それは本人にも解らない様子である。) [Tue 16 Oct 2007 22:30:47]
お知らせ > オウルさんが来ました。 『人通りの少ない道を歩く』 [Tue 16 Oct 2007 22:23:16]
お知らせ > デュラハンさんが退室されました。 『老人風貌はその場から姿を消す。』 [Tue 16 Oct 2007 02:53:37]
◆デュラハン > (それから十数秒、飛来してきた灰色の孔雀鳩を視界に捉えれば慣れた様に腕を動かし鳩を腕に止まらせて。伝令役の使い魔が持ってきたのは聞き屋の依頼がキャンセルされた事を通達と、伝手役との合流場所によく使っているとある酒場の方に出向く事を要求する事を知らせる書簡。ソレに目を通せば)何かあったと言う事ですか。(面倒くささの篭った小さなため息を吐き、孔雀鳩ごと袖を外套のうちに引っ込め隠せば再度周囲に気配が無いか視線を彷徨わせ) [Tue 16 Oct 2007 02:53:18]
◆デュラハン > (自身がこの場所に着てからどれほど経ったのだろう。正確な時間までは分からないが、恐らくは予定の時間から一時間は過ぎているだろうか?待つ事自体は慣れているが、無遅刻の人間が急に遅刻したとなると幾らか気になるもので)やはり何かあったのでしょうかね?(周囲を窺いつつ口にするのは依頼主を心配している様な言葉。と言っても、その頭には心配する気持ち等はなく、単純な興味本位だけしかないのだが。)・・・・ん?(視線を彷徨わせている途中、使い魔である孔雀鳩が自身の右手から近づいてきている事に気付けば視線をそちらに向け、それの止まり木を用意する為に外套の下からその姿には不釣合いな袖を静かに伸ばそうとして。) [Tue 16 Oct 2007 02:44:38]
◆デュラハン > (己が糧を得る為に行っている「聞き屋」の仕事、その依頼者を待っているのだが・・・)しかし、あの方が遅刻とは珍しいですね?(誰に聞かせる訳でもない言葉を続ければ、視線を真っ暗な広場に向けその場に現れる気配が無いか五感を働かせ様子を窺い始める。)(今回の依頼者は聞き屋の常連であり、またその中でも特に時間に正確な人間であった為、直ぐに仕事を始められると思っていたのだが予定外の待ち惚けを喰らってしまって。) [Tue 16 Oct 2007 02:29:36]
◆デュラハン > (空を覆う雲により星の光も月の明かりも届かぬヴェイトスのスラムの一角、其れなりの大きさのある広場の隅に灰色の外套を纏う老人と思しき者が佇んでいた。)遅いですねぇ・・・・。(フードの隙間から覗く無描の仮面。それに二つ空いた穴を闇しか見えぬ空に向けながらポツリ呟く。) [Tue 16 Oct 2007 02:18:54]
お知らせ > デュラハンさんが入室されました。 『闇の中』 [Tue 16 Oct 2007 02:13:47]
お知らせ > オウルさんが帰りました。 『廃屋で眠る、夢は見なかった気がする』 [Mon 15 Oct 2007 01:36:19]
◆オウル > (歩いて、時々空を眺めて、道に視線を戻す。) やっぱり「普通」なんて無理か… (こんな体になった時点で、人並みの「普通」を要求するのは無理だと少しだけ分かった気がする。) もどろ…いや…あそこに行って見るかな…少し休んで (表情に少しだけ力が抜けた。 そして、足は先ほどの廃屋の中へと戻っていく。) [Mon 15 Oct 2007 01:34:42]
◆オウル > (しかし、足が止まる。 まだ引っかかる部分が抜けない感じがした。) もう少しだけ、散歩しても罰は当たらないか… (足は違う方向へ向く、あまり良い気はしないけれど、散歩していれば少しまぎれる気もしたから…。) もし、あの夢とか今まで見てたのが夢じゃないなら… (もしそうならと、少しだけ考えて、複雑そうな表情をした。) あんまり、良いことだけじゃないなぁ (苦笑いが浮かんだ。 けれど否定はできない。 頭の中に逃げ場はない感じかもしれない。) [Mon 15 Oct 2007 01:24:09]
◆オウル > (少しして、通りに出る。 風に揺れる銀髪、琥珀色の瞳は行く道を映している。) 現実… (ポツリと、呟いた。 夢でなければそれは現実であると、単調な答えにたどり着く。) 良い事だけでもなければ、悪い事だけでもない… (今まで見てきた夢とかを思い返せばそんな気がした。 幸せすぎる事もなく不幸すぎる事もなくといった感じだった。 考えていれば、少し表情が薄かった。 通りを少しずつ歩いて、知人の寝床であった方向に足を運ぼうとした。) [Mon 15 Oct 2007 01:11:17]
◆オウル > (寝床にさせてもらっている廃墟から少し離れた2階立ての建物の廃屋の屋上から、下を眺めている者が一人いる。) …… (琥珀色の瞳は下の景色を見て、ぼんやりしている。) 風に当たるのも、やっぱり悪くないなぁ… (下の様子を眺めるのを止めて、空を見つつそんな事を呟いた。) 夢が夢じゃなかったら… (あの晩の事を少し思い出して、複雑そうな表情をしながら、廃屋の中を降りていく。) [Mon 15 Oct 2007 00:59:24]
お知らせ > オウルさんが来ました。 『どこぞの廃屋の屋上で下を眺める者一人』 [Mon 15 Oct 2007 00:48:27]
お知らせ > リュールさんが帰りました。 [Sun 14 Oct 2007 17:43:45]
◆リュール > (不朽体はベルゼルガの管理の物があれば消失しない限りは機能するものだろう。 その後はただの「道具の奪い合い」 舌を持っていた彼も、ベルゼルガへ渡す取引をした上で所持を先日まで続けていた。 魔獣に一度奪われた後も、彼女が所持を認めていればアジサイが持っていてもおかしくは無い。 チンピラもしばらくはうっと惜しいだろうが、それも時間の流れと共に埋もれていくことだろう。 男が通り過ぎるのを待ち、戦闘にならなかったことを確認してそして去っていく。 思考はしばらく続けたままで) [Sun 14 Oct 2007 17:43:27]
お知らせ > サリューさんが帰りました。 『(そして、その線は永遠に交わる事はないだろう。 )』 [Sun 14 Oct 2007 17:32:12]
◆サリュー > ( 不 朽 体 を未だ相手が所持し続けているなどと知らぬ男は、今後も鬱憤を晴らす為だけに、リュールとウルスを探し続けるだろう。 だが、この男の怒りの対象など、些細な切欠で代わるものだ。 後数ヶ月もしたら、ウルスやリュールへ向けた殺意など忘れてしまうだろう) [Sun 14 Oct 2007 17:32:01]
◆サリュー > (相手は鞭使いだ。所持物の一つにスライム。 ――あの日から、リュールという敵相手の戦闘想定はある程度してきたし、殺意もある。そのための手段も用意はしてきたが――が――姿が見えないのでは、近づきようもない。ガラガラと引き摺る音を木霊せて、リュールの傍から離れていくだろう) [Sun 14 Oct 2007 17:25:15]
◆リュール > (声は出さないが今のうちに装備を確認しておく。 右の袖には相変わらずスライムと、彼から手に入れたボーラ、さらに追加で購入したボーラ。 左の袖には鞭。 背中には不朽体を縄で体に縛り付けて。 様子を見たまま、まだ、その場から動く気配は無い。 普通のチンピラ、とはもう少しレベルの違う相手の出方をもう少し見るつもり。 多少暴言はかれた程度では動揺を表に見せないのは彼も一度見ているはず。 「愉快な事」も少々気になった) …… [Sun 14 Oct 2007 17:13:58]
◆サリュー > (「アジサイのキリバナが居る」それだけで動くのは十分だ。 何せ此方は手配書を回しているのだから。 のこのこソノママで歩いているとは思わない。 ――暫くの間は、アジサイのキリバナの怪我人が増えるだろう。)(何か角材の類を持っているのか、やたらと壁やら地面を引っかく音が聞こえるだろう。 潜んでいるという事は、此方は見つけられないということ。 黙っていれば、声は遠ざかっていくだろう。 ) りゅーぅるちゃーん いーまーせーんーかー? いーなーいーなーらー…… ちょーっと愉快な事しますよー? [Sun 14 Oct 2007 17:06:33]
◆リュール > (まったく同じ、ではなく髪型が変わっているので印象も換わっていると思うが。 ともかく、遠くから声が聞こえる。 先日の一戦で身体能力は相手に部がある、と知っているアジサイは声を上げず。 声に滲む殺意におびえた様子は見せないが。 近くのスラムの家へ近づけばひとまず物陰へたったまま隠れる。 気が付かれたら先制されるが、一対一でまともにはやりあいたくないと思う。 戦うなら一撃目は不意打ち、身を隠して戦闘を覚悟はしつつも積極的には戦いに行く気はないよう) [Sun 14 Oct 2007 17:02:04]
◆サリュー > ――もちろんサーシーでーねー? (あーそーびーまーしょー)(不機嫌さと殺意が滲んだ、幼稚な掛け声が路地裏に響くだろう。逃げるなら構わない。 これは、そのまま通り過ぎる。じっと息を潜めて、通り過ぎるのを待てばイイ) [Sun 14 Oct 2007 16:54:16]
◆サリュー > (こつん・こつん・こつん・こつん)(あんたの探している切花と同じ奴が歩いている。 そんな情報を耳にしての散策だ。) ――リューゥルちゃーん あーそーびーまーしょー……。 (遠くから聞こえる声は「その人」間違いない) [Sun 14 Oct 2007 16:52:17]
お知らせ > サリューさんが来ました。 『(こつん)(リュールの元到着には2T)』 [Sun 14 Oct 2007 16:50:46]
◆リュール > …最悪は…ですね…。 (逃げの一手で行くなら、トキノミヤコ人であることを最大限に生かしてアマウラ辺りに逃げ込んでしまえば良い。 パンテラはペットとして誤魔化して連れて行けるか。 トキノミヤコ人以外排斥するあそこであればうっとおしい追跡は大分減るだろう。 復讐するにしてもトキノミヤコ人を選んで雇うか、警戒の目を潜って危険を承知で来るか。 面倒ならこうして逃げるのが一番だとは思う) [Sun 14 Oct 2007 16:49:34]
◆リュール > (そして昨日の戦闘に関しては聞いていて。 約束の日は金曜日じゃなかったか、土曜日は別の用でしたよ…。とは内心。 彼が動いたのなら、自分が動くべきだったかも、と思ったが、人形を破壊された同僚には同情しておく。 こっちの鬱憤を向けた、という可能性はあるし) ……やっぱり、生きたまま生皮はいで脅しをおいておいたほうが良いですかね? (負けたら、こうなるぞ、という脅し。 ただ、それも縦のつながりがあったりすると面倒になりそうでは在る) [Sun 14 Oct 2007 16:37:54]
◆リュール > (武器屋に行ってすこしばかりの買い物の帰り道。 賞金首の上、けが人がどうどうと歩いていて良いのか、とかきかれそうではあるが。 でっかいマスクをつけて髪形を元のポニーのアップにしてみた。 マスクつけたのはあんまり喉をしげきしないよーに、という事。 意味があるのかといわれると微妙だが。 以前よりは会話の時の痛みは減り、大分楽になってはいるが) …… (目立つアジサイのはっぱのおかげで因縁つけられることはそれなりに。 小遣い稼ぎのチンピラ連中なら何とかなるし、額から雑魚と思われているので撃退自体は楽では在る。 あの手の連中はソレらしい女子はみんな因縁つけているんじゃなかろうか) [Sun 14 Oct 2007 16:31:11]
お知らせ > リュールさんが来ました。 『ケホ…』 [Sun 14 Oct 2007 16:26:00]
お知らせ > ヘレラさんが帰りました。 『 戦闘ポイント☆5を贈呈 』 [Sun 14 Oct 2007 01:39:30]
お知らせ > ヘレラさんが来ました。 『追記』 [Sun 14 Oct 2007 01:38:48]
お知らせ > 九栄さんが退室されました。 『 へんたいぱんつ魔⇒リタイア ..........to be kontineud』 [Sun 14 Oct 2007 01:37:54]
お知らせ > ヘレラさんが退室されました。 『 (いつか落書く。※断言) 』 [Sun 14 Oct 2007 01:36:39]
◆九栄 > あぁ、やっぱりいっぱいあるんだ魔界って……だと思ったー。アタシの想像だと魔界っていったらアレじゃない?ツンデレとかヤンデレとか角だの尻尾だのふたなりだの悪魔っ娘が酒池肉林のエロ騒ぎなんでしょ?(どんな魔界イメージだ。悪魔が聞いたら怒るよね。(※目の前に悪魔が!)) え、何?穿いてくれんの? だったらホラ、ちょうど此処にくまさんパンツがきゃあああああああああ!(戦いの傷跡ででいつのまにかぱんつがぼろぼろに!) うっ、うう、うっ……―――お、覚えてなさい!ぜったい穿かせてやるんだから!(しかも幼女ぱんつを! 去り行く背へと悔しげに拳で床を打ち鳴らしながら、心に新たなる野望を燃やすへんたいだった。そのうちイラストとかでくまさんぱんつを穿いてるヘレラさんとか見てみてぇなあー。 無茶振りキター。) [Sun 14 Oct 2007 01:33:59]
◆ヘレラ > あそこじゃないあそこじゃない。 うちはホラ、3億5千万居るトコだ。 ( 最近行ったっていうんならアソコだろう。 赤いヤツの。 アイツは突っ込んで暴れるだけのヤツだから完全に趣味が合わない。 ) 持ってきてくれるンならぱんつでも何でも穿いてやるけどナ。 期待はしないしまァ、そこへんの幼女にぱんつ穿かせて脱がせて精々世の中を騒がせると良い。 …自警団に掴まらん程度にナ。 ( なにその期待込めた視線! 今回は勝ったモン総取りだと勝手に決めさせてもらうッ…暗黒街的ルールに従って。 さて…もう長居は無用か。 じゃぁナ、と素っ気無い言葉と共に足音が闇に向かっていく。 翼を引っ込める事もできない都合、当分部屋に引き篭もって養生生活か―――「エレナ」として街を歩けるのは、翼が治って引っ込められるようになってから。 暫らく居留守で行方不明、か。 ) [Sun 14 Oct 2007 01:30:15]
◆九栄 > 此間行ったけど居なかったじゃんアンタ……。(あるのは捻くれた森と溶岩の海、奇怪なクリーチャーばっかりで……。 むしろナイスバディとかあんまり萌えないんだけどそのあたりどうか。 男の趣味とかどうでもいい。) あらそう、アタシはさっぱりよく眠れそうよ…――麻酔で。(脇腹がじくじく痛む。退院早々、病院に逆戻りだ。) あぁ、そう…――それじゃ交渉カードにならないなぁ。 …えぇと、ほら、ね? その、ほらぁ。 ―――くまさんぱんつ穿かない? 五分でいいから。(払える対価なら何だって払っちゃうわよ的視線でもでぃこもでぃこしつつ―――いやいや限定版ボックスって何よ。限定生産ぱんつ詰め合わせボックス? …買わなきゃ!!) [Sun 14 Oct 2007 01:17:50]
◆ヘレラ > あれだ、本当、オマエ1度魔界とか行ってミロ。 私の本体はそれはもう凄いナイスバディ的な存在なんだからナ! ( 嘘か真か、そもそも何処の魔界にどうやって行けというのか。 とある悪魔の無数に居る内の一体、ガルンペェラヘレラはそうノタマウ。 ) まぁ気分的には幾らか晴れたしナ。 ようやくマトモに眠れそうな――あぁ痛、そうでもないか。 ( どうやっても表面が酸と熱で爛れすぎて左翼が動かせない。 命令伝達系統もおかしくなっているのかもしれない。 「舌」を拾い上げながら顔を顰め、ミイラとはいえ聖人の舌を切り落としたヤツはクレイジーだな、と笑った。 ) ン…まぁ、あったら欲しい? みたいな感じかナ…でも面倒臭いならもう良いゾ。 あれだ、限定版BOX買うほど熱心じゃない、みたいな。 ( またベルゼルガ関係者と面接、とか思うと正直面倒臭さマックスハートだ。 これはこれで終わり、でもおつりが出るくらいは貰った。 なにせ左腕再生だ。 ) [Sun 14 Oct 2007 01:11:55]
◆九栄 > 個人的にはアタシも大好きなんだけどね、うん、本当に…―――ごめんなさい。(目を伏せて。謝っちゃったよ。) あら、そ? ラッキー…――どうやって逃げようかって、頭ひねっちゃってたわ。(悪魔が、純然たる悪魔で助かった、というべきか。ただの快楽殺人者や、うわべだけ真似た悪魔もどきだったら今頃墓の下かもしれん。懐をごそりと探り…――使う機会のほとんど無かった、小さな塊をぽい、と投げる。) …”舌”。 ちっちゃいし、たいした効果は無さそうだけどね。 (漸く点いた火。じりじりと真っ赤な血を焦がしながら、湿った煙を上らせる。 ――どっこいせ、と大儀そうに起き上がり、壁に背を預けて……ちらり。) ――――そういやさ、あんた、もう片腕。 欲しがってたのよね?(持ってるやつに、心当たりがある。そんな顔で…――この悪魔がもう知っていれば意味のない情報だが。 何やら聞いた話じゃあ、もう依頼主も滅んじゃったらしいし…ベルゼルガの連中に果たす義理も、もうなかろう。) [Sun 14 Oct 2007 01:01:59]
◆ヘレラ > 態度で哀れむな――――( くそぅ、この機にまたコスチュームチェンジかしらん。 左腕もあることだし。 ) 殺そうと思ったンだけどナ――――…どうしようかナ、「殺す」のは目的じゃなくって手段の一つだ。 誰かが死ねば其処を起点に沢山感情が生まれるからナ。 ( 怒りだったり悲しみだったり暗い悦びだったり、死んでしまう当人の無念だったり恐怖だったり呪いだったり。 そういうものを蔓延させ、何れどこかでまた不和の種を咲かせるのが悪魔の仕事だ。 復讐とか、偏執とか、欲求とか、いずれ別の形で「誰かの死」が負の花を咲かせる為。 ) で、降参するんなら良いゾ。 オマエは生かしておいた方が色々と潤滑液になりそうだ。 「殺した方が実りが少ない」ヤツだ。 運が良いナ? だから――――「不朽体」は私のモノ。 「ベルゼルガ」はもう私を追い回さない。 勝ちの報酬はそれでOK? ( Okじゃなかったら殺す、という意味だが。 出鱈目な金属翼はゆっくりと形状を戻し、今はドリル状に尖った槍になっている。 左側は翼状のまま治らない。 まぁ拾い物をタダで貰うつもりだったんだ、喧嘩の怪我くらいは仕方あるまい。 ) [Sun 14 Oct 2007 00:54:54]
◆九栄 > ――――うん、まあ、つるんぺたんはアタシも大好きだけど。(きまづそうに視線を逸らした。――い、いや、うん、かわいらしいとおもいますよ?みたいな。) あぁ、うん……ごめん、どうでもいいっていうか、ベルゼルガにぱんつと引き換えに身売りした。(けっきょくこいつは最初から最後まで、徹頭徹尾ぱんつで押し通したっていうこった。) そう、ね…――――じゃあ、終わりましょうか。(ふ、と唇の端を吊り上げて、火花散らして襲い来る触手じみた鞭へと鎌をかざし――――ぎゃりぎゃりぎゃり。 …鎌は、保った。 だけど本体は保たなかった。 そのまま、勢いに圧され弾き飛ばされ――壁にがしゃん、とたたきつけられて、ずるりと崩れ落ちる。) ………せめて、最初のあれが避けれてりゃあ、ねえ。(遠くへ飛ばされた鎌を見上げ、懐から煙草を取り出して唇に咥えた。 ……血で真っ赤に染まって、なかなか火がつかない。) ………こうさーん。 血ぃ足んない。 しんじゃう。 (それこそ、生命を賭ければまだ幾らかの手は残されているが…―――こんな、どうでもいいお宝のために投げ出す命は持ってない。 …ぱんつはかせらんなかったのはちょっと残念だけど。) [Sun 14 Oct 2007 00:42:47]
◆ヘレラ > ろ、露出狂…じゃなくって、なんだ、身体に自信があるから見せても恥ずかしくないッて感じ、カナ? ( ※幼児体型。 認めたくは無いようだ。 変態の同類だということを。 何でも良いが他にも同じようなヤツが居た事も驚きだ。 こんな目してたのか。 ) なんかもう凄い戦う理由がどうでもよくなりつつあるゾ…あれか、オマエ、最初ッから割と不屈体とかどうでも良かったってクチか。 ( 苛々したからやった。でも反省してない。 みたいな。 相手のここにいたる経緯を知らないからなんとも言えないが、どうにも「ベルゼルガ」とは別物に見える。 かき回すだけかき回すゲストみたいな。 ) ―――…さっきも言ったっけかナ、殺し合いは長引くと泥仕合になる。 そろそろ終わりにするとお互いスッキリすると思うゾ。 ( どっちか死ぬなり、ドローで締めるなり、「こりゃぁ終わりだな」って納得するのが大事なのだ。 不完全燃焼はキモチガワルイ。 狭い通路、幾らか距離を空けて対峙し、長く歪な鞭を撓らせる。 一概にこの形状が良いとは言えない。 幾らでも変化させられる反面、「カタマリを大きくすれば多様性が失われ」「細分化すれば破壊力が無くなる」というハナシ。 今は前者である。 ) それじゃ、そういうわけだから――――もう、死ねッ!! ( そう言って滅茶苦茶に振り回すギザギザ鞭は何度も壁に当たって火花を散らし、破片と砂煙を巻き上げる。 3mという無駄な長さは天井も削り、ぱらぱらごとんと破片を撒き散らす。 ) [Sun 14 Oct 2007 00:35:09]
◆九栄 > ―――やっほう、スカでしたー。(てへっ、とか、いたずらっ子っぽく舌を出してみた。ちょおかわいくねえ。) [Sun 14 Oct 2007 00:18:57]
◆九栄 > (それはもはや嗅覚がどうのとかいうレベルの話じゃないよね…。 もうちょっと健康的な生活をお勧めするのもまあ、さておいてだな。) ふっ…―――良い叫びねッ! 思い出すわ、かつて死闘を繰り広げた露出狂だったあの子も同じ目をしていた…――。(ふ、と優しい目であくまを見つめる。 ”胞友” ――同類を見つめる目だった。 へんたいにへんたいあつかいされた!) え? あー……そっか、腕か。そういやそんなんもあったっけ。 や、だからもう腕とかどーでもいーし。 いいからぱんつ穿け。 (ほんとうにどうでもよさそうだった。 ――転がっていく爆弾を尻目に、右側の翼がえらいことになっていく。 …冷や汗が、じとりと。) ―――参ったな、跳び下がってくれるかと思ったんだけど。(酸、爆薬、投げナイフ。 鋼糸はまだ扱いきれるほど習熟してないし…――”今の自分”レベルだと、カードは全部出し尽くした。 ”舌”にしたって、攻撃的な能力じゃあない。 ――仕方ないな、とくらくらする頭を振りながら、刃渡り1メートルの鎌を引っ張り出して左手に構え。 ―――ころころ。 しゅー…ぷすん。) [Sun 14 Oct 2007 00:18:33]
◆ヘレラ > ( ココア淹れたの忘れてて3口目でそういえば珈琲じゃなかったと気付いた背後は地獄の業火で焼かれるべきである。 さておき。 ) 良いンだっ!! だいたい私は注目されるのとか大好きだからこれで良いッ!! ( 羞恥プレイというより最早露出狂みたいなモンだった。 擬態時は我慢してる。 目立ち過ぎちゃ駄目だもの。 ) コイツ…ホントに腕取り返す気無くなってるのか―――? ( 爆風と破片がじりじりと左翼を焦がす。 当分元に戻せ無いし、飛行能力も著しく低下するだろう。 右側の60%程が使えない状態で飛ぶとなると、以前の片翼も無かった頃みたいな不安定さだ。 翼の陰に隠れながら一塊にしたままの右翼を長く細く尖らせ、撓らせる。 大きなギザギザの鋸刃のついた鞭状のソレは一本に纏めたお陰で長さはいっきに3m。 二発目、三発目の爆発に備えて防御姿勢をとったまま痩身を目で追って、じゃらじゃらと反撃の準備を整える。 ) [Sun 14 Oct 2007 00:08:44]
◆九栄 > (料理もそうだしコーヒーだってそうだ。苦味とカフェインだけあればいいっていうんなら別だけど。 熟成したぱんつ料理とか出す店があったら足繁く通うね!間違いなく。) 実験しなくても解るわよ、ニンゲンだってそうじゃなくたってカラダってのは意味あるように出来てるんだから――。(肉を守る皮膚のように。頭皮を守る毛髪のように。女の子の大事ポイントを守るためのぱんつは必要不可欠であり以下省略。 ――剣闘奴隷”ヘレラ”についての知識はない。ただ、蹴られた腹の痛みが脇腹の傷に響いて気絶しそうだ。 ――か、と爆風が舞い、しかしあの盾の前ではそうそうダメージにもならんだろう、どうせちゃっちい爆弾だ。 でも、その隙に起き上がるくらいはできる。) ――――はい、おかわりね。(あと、追加の爆弾に火をつけるくらいは。 …しゅう、と音をたてて縮んでいく導火線、しかしその中身はカラッポ。――ダミーの爆弾を、2,3個まとめて、仰々しいまでな身振りでひょい、っと… ―――伏せた女のもとへ、ころころと転がっていく火のついた小さな球体。) [Sat 13 Oct 2007 23:57:15]
◆ヘレラ > ( 臭いって重要だよね―――鼻抓まんで眼を瞑ってご飯食べるともう味なんて皆調味料味だもんね。 ※走馬灯のように回る諸国様々な料理をイメージしてください。あとその中にぱんつも。 ) えっ、勉強になる…けど嫌なデータだナ! 誰か出しっぱなしの実験でもしたのかッ!! ( 相変わらずの会話ながら殺し合いは本気。 今はもう殆んど誰も覚えて居ないようなお話し―――両腕の無い剣闘士「ヘレラ」がコロセウムに居た。 何処かに資料が残っているかも知れないが、ある日突然行方を晦まして今に至る。 ) ッち…この馬鹿!! ( 今からこの場を逃げる暇は無い。 引き攣って翼状のままの左翼を被るようにして、小さく丸まって伏せる。 ) [Sat 13 Oct 2007 23:47:31]
◆九栄 > ええ、美味いともッ!!(味わっちゃうんだ―――…。 ときとして一人の変態は、ある側面で悪魔を上回る邪悪さを身に付けることがあるというお話。 迷惑な。) えぇーいや確かに思春期の少年なんかは一週間は夜のオカズに困らないだろうけどさー。出しっぱなしにしてると粘膜痛むし色悪くなっちゃうし、感覚鈍ってえっちのとき気持ちよくなくなっちゃうわよ?(すげえ心配そうに眉根を寄せた。ふ、と見下ろす間もなく上げられた膝――男は知らないが、もとは両脚だけで生き抜いてきた剣奴だった筈だ。同格ならともかく、格下相手にその蹴りが軽いはずもない―――あっさりと蹴り飛ばされ、ごろんごろんと埃まみれの通路を転がって… ぐたり、と廊下に仰向けに寝転がると、両手をばんざい。 ぱたぱた。 ――爆弾は?) ……上、上。(上を指差す。蹴られる間際、真上に投げた爆弾――重力に従い落ちてくる小さな影。 爆発まであと、何秒?) [Sat 13 Oct 2007 23:36:20]
◆ヘレラ > 尚悪いっていうか怖い! ナニソレ美味い!? ( 体臭フェチ。 いや臭いに多少感じるものがあるのはワカランでもないがそれはサイドメニューみたいなモノなんじゃないのかとか悪魔にしてはマトモな思考。 いや悪魔だってフェチズム全部受け入れるわけじゃ無いもの! ) これはカッコいいからだッ! 見せても全然困らないし―――そうナ、殺し合いは長引くとグダグダになる。 ( 爆弾? 食らうのは確かに不味いが、ソレをどう使う気か―――諸共道連れにでもするか? 狭い場所というのも危ない。 既に火が入ってしまった導火線…長考する暇は無いか。 ) そういうクレイジーさをもっと悪い方に使って欲しい、ナ…!! ( 至近距離、割り込ませるように膝を上げ、痩身を蹴っ飛ばして引き離そうと靴の裏を突き出し――いわゆる前蹴り、だが少々近すぎて勢いは足りなくなるかもしれない。 ) [Sat 13 Oct 2007 23:28:30]
◆九栄 > (鼠に吸血鬼に、今の人心が平和を求めての結果だろう。それで腐るものもあれば生まれるものもあり、戦乱の世であってもそれは変わらない。単純に現状、平和好きの数が多いってだけで――闘争好きには歯がゆいだろうが、ご愁傷様としか言い様もない。 …そんな時勢でする殺し合いなんて、ぱんつ程度の理由で充分なのかも知らん。 付き合わされるほうとしちゃあたまったもんじゃなかろうが。) 布じゃないわ――布に込められた体臭よッ!!(くわッ、2回目。 細身の男の価値はプライスレス。でも穿き古しのぱんつとかで釣ると、案外契約とかできちゃうかもよ?(※したくねえ。)) えー。そんな露出調教まがいのファッションセンスだから、羞恥プレイとか好きだと思ったのに…。 ―――。(ふ、と脇腹に手をやる。ぐっしょりと濡れていた。――ははは、淫乱女のようね? …脇腹が、真っ赤だ。) あんまり…――長いお付き合いは、してもらえそうにないかも。(あの横へ薙いだ一発、どうも脇腹をやってくれたようだ。…へら、と緩い笑顔を浮かべ、鼻先がつきあうような懐、間近で小さな爆薬を取り出し、見せ付けるように片手用の火打石をかち、かち。 ――しゅばッ。) ……はい、爆弾。(どうする?なんて首をかしげるようにして、小さな導火線が縮んでいく爆弾を目の前で揺らしてやる――。) [Sat 13 Oct 2007 23:14:09]
◆ヘレラ > ( 年々ヌルさを増していく感もあるがそれはそれ、腐敗と言えなくも無い。 ニンゲンという連中、死に過ぎるとかえって引き締まったり団結したりする。 大量虐殺など時々、で良いのだ。 ) 悪いのは良いがオマエのはちょっと違う! 魂が布か…ッ! ( 一枚何百エン?1000エンもすればお腹一杯だろうそのぱんつ。 そんな資本主義的計算によって痩身の魂の価値を換算してみた。 お金じゃ買えない価値とか知らない。 悪魔に熊ぱん穿かせる=プライスレス ) ヒィ、嗜好が怖い! しかもなんだか腹立たしい! …んむっ! ( 馬鹿なハナシばかりしても居られない。 空を切った鎌の二つを直ぐに引っ込め、その分の質量を真ん中の1つに集中し始める。 何処かに命中したような感触を確認しきれないが、構わず横に薙ぎ払い―――正体不明の刺激が左翼に走り、変形を制御する器官に異常を感じる。 見れば、爛れて引き攣った表面が変形を阻害して、翼盾状態から変化できなくなっている。 ) [Sat 13 Oct 2007 23:01:49]
◆九栄 > (だいたいで自警団とか「入る!」っていったら入れちゃうあたり、最近のヴェイトスのヌルさっぷりといったら相当なものだ。――いや、嫌いじゃないんだけどね、平和。) 変態のあほで何が悪いかッ! アタシにとって、ぱんつは―――そう、魂よッ!(力いっぱい言い切った。) ふっ、解ってない…――解ってないわね、エレナちゃん。 そのいやらしボンデージにくまさんぱんつよ?どういう少女趣味かって周囲の視線はもう痛いくらい。いくら猟奇ちっくに惨殺しようにも、獲物だって怯えるより前にほんわかしちゃうわ。 ――どう? 想像してごらんさい、恥かしいでしょう? 恥かしいでしょう!? ふだんは冷血なあくまがその羞恥に打ち震え悔しげに唇を噛む姿!想像するだけでいきり立つわッ!(見よ天よ、我が人生此処に極まれりとばかりおぞましい妄想を展開。そろそろ懲りるという言葉を知るべきだと思うんだ――。 とはいえ、何時までも遊んでいると本当に縊り殺されかねない。いくらなんでもぱんつで死んだら奥さんだって泣くに泣けまい。 飛来する鎌――長さはそれほどでもないにしたって、この至近では防ぐにも避けるにも間に合うまい。 身体の一部なら操るも自在だろう。 ――肉体を武器とする術なら、身に覚えがある。 …今は使えないけれど。) ――あら、そういわれたらそうね。 やっぱり、生きてる相手に穿かせてこそのぱんつだもの…――ふッ!(だから、頭を低くし、低空を跳ぶようにして 懐 に 飛 び 込 ん だ 。 上下を遣り過ごせるかは半々、中の一発は食らう覚悟。袖口に仕込んだ小さな酸の瓶、盾のように拡げた羽へと――) …さあ覚悟なさい、ぱんつのありがたみをたっぷりとおしえてあげる…!(投げつける…ッ! ――そしてぱんつは、もういい。) [Sat 13 Oct 2007 22:48:16]
◆ヘレラ > ( 怪しげな妖怪が自警団で本物の悪魔が魔女。 まぁそのテの怪しげなイキモノが素性を偽って潜んでいるのなんて今に始まったことではない…と言うことを案外ニンゲンは知らないのが現実だ。 ) アホ!アホ!しかも変態でアホ! だいたいこの格好でぱんつ穿いたら絶対おかしいだろうッ!! 本当殺すぞオマエ! ( 殺人自体に固執があるわけではないが、死ぬか死なないかの加減を全くしないで暴力を振るうのがこの悪魔。 緊張感の無い会話をしているが、不意に致命傷が振り下ろされる可能性は、ある。 右半身に三つ飛び出した蟷螂の鎌みたいな刃が各々独立して動き、狙いを定め――――。 ) それって死体にぱんつ? 猟奇的にも程があるゾっ!! ( 一歩二歩、三歩目に踏み込む前に3本の鎌が右側から、「上、下、中」の順番で別々にタイミングをずらして襲い掛かる。 長さは背中から出ている都合、見た目ほど長くは無い。 一般的な長剣くらいか。 ) [Sat 13 Oct 2007 22:31:51]
◆九栄 > (確かに男の側面のひとつに自警団員、というものがある。しかし、万一その悪魔がこの男と契約を結ぶようなコトがあれば解ろうが、男も叩けば埃どころか人骨でも落ちかねん経歴だ、自警団がある意味致命的なのは変わらない。――尤も、職業がバレた日にゃあそんな事情を説明する前に始末されてしまうだろうが。) そう、ぱんつ! 確かに女の子のひみつのはなぞのは男の子にとって永遠のあこがれだけど、だからこそ!だからこそ慎ましやかなヴェールに優しく包んでおいて欲しいっていうこの純情ッ! むしろ布地の食い込んだお尻のほうが個人的には興奮を覚えギャニャアアアアーーーーーーー!!(ちょうど目元のあたりへ吸い込まれるようなきれいな頭突き。 勢いのわりにヘナップ、とかわりと間の抜けた炸裂音。) あ、あああ、アタシの、アタシのくまさんぱんつが! せっかく似合うと思ったのに!(涙ぼたぼた流しながら顔を抑えて悶絶しつつ、無残にも地面にたたきつけられたぱんつの躯に悲しみに胸がはちきれそう…! ――待たせに待たせて現れたデートの相手は、どへんたいでした。 ごろごろ転がって間合いを離すとゆっくりと起き上がり、) ―――ふっ。 もう、そんな腕とか、どうでもいい!! ころしてでもぱんつはかせる!! (頭突きのダメージで生まれたての小鹿みたいに膝ぷるぷる震わせつつ、遣る瀬無い怒りと共に、くわッ。) [Sat 13 Oct 2007 22:19:20]
◆ヘレラ > ( 「新入り」と名乗った痩身、それ以上の素性が知れない。 見た目がアテにならないのがヴェイトスだとすれば、参考になるのは言動と行動。 そのどちらも十分警戒して良いものだと判断した。 場慣れしている、という印象。 ―――もっとも、悪魔の一番のミスは「自警団員」の前で正体を見せた事か。 事実を知れば無茶をしてでも今此処で殺さなければならないだろう。 ) 命乞いとか興醒めするような事は…ン? …は? ぱんつ? ( 眉をハの字にして目を細めた。 ぱんつってどんな武器だっけ、みたいな場違いな単語に対する認識の遅れの後、じわじわと言っている意味を理解して余計に言っている事が分からなくなった。 うん、ちゃんと書き込むと結構大変な事になる格好はしているが。 そうこうしている間に怒濤のぱんつ美学論がハジマッタ。 ) うぬ、誰のだこれッ…うわ、クマー可愛い! だが死ね!! ( 鼻先に押し付けられる(※結構屈辱的)ぱんつを掴み、ぺしーんと床に叩き付けつつ思いっきり頭を振りかぶった。 いわゆる流行りのヘッドバッド! 眼に入れろって誰かが言ってた。 ) [Sat 13 Oct 2007 22:06:41]
◆九栄 > (エドとナガサキは人じゃない。地名だ。でもそんなことはどうでもいいっていうか今それどころじゃあ。) ッ…―――!(ぎっ、と歯を噛み軋る。…確かに、その手に掛けた命の数の総量はかなりの数に上るが、今は不殺を一貫している。もちろん、出来れば…であるが。 だが、しかし。) ―――んで。 (ぼそり、と小さな声で呟いた。うつむいた顔は暗く、たからかな悪魔の歓喜の叫びを耳に、小さく肩を震わせて。 ふるふる、と緩く振った首からぱたりと雫が床へと落ちて…―――ば、と顔を振り上げた。) ……………なんで。 ―――――なんであんた、ぱんつ穿いてないのよッッッッツツ!!!!!!(びしりと指を突きつけて、鋭角に鋭さを帯びていく、致命を孕んだ羽の前へとずかずかと、怒りに任せ歩み寄るッ。) アンタ何考えてんの確かに色々と丸出しなのは目に嬉しいけどあんまり大っぴらに見せ付けちゃったら価値がないでしょうだいたいで何でぱんつが生まれたかっていうと埃や汚れから大事な粘膜を保護するためにあるものできちんと穿かないとお尻が風邪引いちゃうわよッッ! まあさっきまでの可憐な女の子が実はのーぱんでしたとか想像すると別な意味で非常にクるモノがあるけどそれはそれとして別においておいてとりあえずぱんつを穿きなさいッ! ほらちょうど此処にこんなこともあろうかと用意しておいたぱんつがあるから!さあ!今すぐ!話はまずそれからよッ!!(ずいーと、目の前に(それもよりにもよってお子様用のくまさんぱんつ)を鼻先にねじこまんばかりにぐいーぐいー。 そろそろ殴ったり蹴ったり刺したりしてもいい。) [Sat 13 Oct 2007 21:54:14]
◆ヘレラ > エドって誰? まぁいいや―――( 白人っぽい少年エドワードとアマウラ人を名乗る怪しげな芸人ナガサキ。 そんなイメージ。 本当にどうでもいい。 ) あっハハハ! そうかなぁ、慣れてそうなのになァ、でもそれじゃ私の反対だ。 私は殺してないとッ…ぜんッぜん駄目!! ( 此処暫らくの監視で我慢しっぱなしだった。 趣味嗜好とかそんな次元の問題ではなく、殺したり奪ったり犯したり泣かせたり怒らせたり怯えさせたりしてないと駄目。 悪ではないガルンペェラヘレラはこの世に存在できない仕組みになっている。 ) だから、正解。 怯えて逃げたヤツがいっちばんッ…正しかったンだヨ!? ( 獣のように腰を屈めていつでも地面を蹴りだせる狩猟者の姿勢で笑う。 外れたナイフが一瞬奇妙な動きをした事には気付いていないのは、久しぶりにまともな殺し合いができる高揚感からか。 背中の突起は右に3、左に大小さまざま4本が飛び出し、右側が飴のように伸びて先端を尖らせ始める。 左の一番大きな1枚は翼のように広く広がって、左腕側の盾になっているようだ。 ) [Sat 13 Oct 2007 21:43:10]
◆九栄 > あーあーあー解る解る。どこの傭兵団に交渉担当とか居るっつーのよね。(ホントに居たし交渉屋。――実際、単純に”実績”としての積み重ねをしたいのであれば金を払って解決、でも時と場合によっちゃあ良いだろう。それが傭兵団としての実力に繋がるかといえばさっぱりと疑問だが。) あれね、エドの敵をナガサキで討つ、みたいな?(さっぱり解らなかったから適当に返しておいた。――線の細さを隠すような、緩やかなフォーウン服。 少し経験さえ積んでいれば誰だって想像する。 ”暗器使い” ――投げたと同時に一歩だけ引き、ターンにも満たないようなほんの小さな集中。 此処は風通しがいい、ほんの僅かな風が吹かせれば、それで充分。) アタシ、誰かを殺すのって大ッ嫌いなの。 安っぽいヒューマニズムとかじゃあ決してなくってね、強迫観念の類だから…―――さッ!(そう、良い場所を選んだ…と、思う。狭い通路では避けるのも難しいだろう。…窓の外にでも逃げられたら困るが。――さて、投げたナイフは幸いにも二本は掠った、なら残りの一本は? ――ふ、と風が吹く。 人の歩くになんら支障なく、しかし薄く軽い投げナイフの軌道を変えるには充分の風、が―――) ――――っ!?(…半端なまま操った風に煽られたナイフが、軌道を逸れて壁へと突き刺さる。 …目の前で、闇が溶けるように、いや…浮かび上がるように? 可憐な少女から、悪魔へと変貌を遂げていく。 ――ああ、そうか。これが正体…!) あ、 んた ―――― そ、れ… ―― (跳び下がるのも忘れ、ぽろり、と咥えた煙草が落ちる。まさしく悪魔だったというわけだ――その卑猥にて嫣然たる禍々しい姿に、からからと乾いた喉で漸く、それだけぽつりと口にして。) [Sat 13 Oct 2007 21:29:53]
◆ヘレラ > 思うんだけどナ、ホント傭兵団? 交渉団(って言葉の方がシックリ来るっていうか――――( 此処で金銭交渉とか始まったら本当に。 何処の世界にターゲットに金を渡して依頼完遂とする傭兵が居るものか。 ) ウデな、元はといえば持ってかれたのを種族単位で片方返してもらったっていうのが正解カナ? ( ニンゲンに切り落とされてニンゲンから取り返したってハナシ、分からないだろうけど勝手に話す。 あの服、ああいうの着てるヤツってのは大抵――― ) ……「ころしてでもうばいとる」でも全然ッ…構わないゾ? ( 飛来するナイフ、煙草を差し出すような距離からの投擲だ。 多少眼が良くて多少素早い程度で全部避けきれるものではない。 命中軌道にあった2本を新品の腕で横に弾けば、下腕部に2つ浅くは無い切り傷。 ) 良い場所選んだナ。 言っとくがビビッて来ないのは正解だったゾ? 正攻法で来ないっていうのもナ。 ( 人目は他に無い筈だ。 此処なら此方も自由に戦えるというもの―――「魔女」エレナ・ストーンズの瞳が赤みを帯び、肌は青白く、髪の毛が奇妙な黄緑色に変わっていく。 同時に衣装は隠す所を隠さない卑猥なボンテージへ、背中からは奇妙な金属質の光沢を持つ、左右非対称な突起が幾つも飛び出した。 ) [Sat 13 Oct 2007 21:16:55]
◆九栄 > (お待たせしまくった上に、せっかくのデートの相手が面白みもまったく無い、線の細いアンちゃんで非常に申し訳ない気分だ。) 新入りなのよ。――あー、まあ、そうよね。でも仕方ないじゃん、アンタめちゃめちゃ強そうだもの、皆ビビっちゃって行きたくねー行きたくねーってもう大変。(こっちもビジネスでやってるわけだから、そのへん勘弁ね、って片手で拝むように手をあげて。――どうやら脂はお嫌いらしい、懐に紙巻を仕舞うと立ち上がり、尻をぱんぱんと払う。) ……そうねぇ。 ――エレナ・ストーンズ。 両腕のない魔女。 それが、片腕生えたっていうんだから簡単にはくれないってのは解ってんのよこっちだって。 だから、さ。 (袖の長い、だぶっとした先端を揺らし…――ばさり、と翻す。) ――――ころさないように、うばいとる。(見た目は可憐な少女のようだが、実際は悪魔のように恐ろしい存在であるらしい。詳細までは聞き及んでいないが… ――袖に隠したナイフを三本、抜き打ちで投げつける。) ――そっちのほうが、わかりやすくていいでしょう?(狙いも付けない投擲だ、三本のうち、一本でも射線が合えば御の字。) [Sat 13 Oct 2007 21:02:11]
◆ヘレラ > ( この辺で声かけりゃどっかに居るだろ、程度のいい加減な呼びかけにちゃんと返事が返って来て一安心。 さて、今日の彼氏は――― ) 見た事無いヤツだナ。 こっちはもう待ち疲れてテンションゴッソリ落ちてンだ。 贅沢言うナ。 何処行っても見張ってるくせにロクに仕掛けても来ない。 ( 肩を落とす男と対照的に外見的にはどう見てもローティーンの娘は偉そうな口調と共に肩をいからせて露骨に不満を並べた。 カウンターパンチの準備してたらずーっと逃げ回られたみたいな疲労感。 ) 欲しい? 良いけどナ、暗黒街で「落し物だから返して」は利かないだろう? 代価が無いと。 左腕一本分の。 ( 差し出される煙草を覗き込んで小さく鼻を鳴らし、変な臭いかいだ猫みたいな顔をして首を横に振った。 ) [Sat 13 Oct 2007 20:55:14]
◆九栄 > うわっ…(気配探るとか探らないとかそれ以前の問題で、がなりたてるような歌声と共にけたたましい足音で意気揚々とやって来られたどうしよう。) アンタねぇ、ひとが格上相手に無い知恵絞って折角どう差を詰めようって頑張ってんだからせめてもうちょっと、こう。 ねえ? (すげえやる気なさそうだ。がっかりと肩を落としつつ、なんとか気を引こうと頑張ってみるそろそろ中年に手がかかりそうな男一人。) ――まあお話っつーか何つーか、おたからちょんだい、っていう話なんだけどさ。(吸う?とか、紙巻の入った小さな箱を差し向けて。) [Sat 13 Oct 2007 20:44:55]
◆ヘレラ > ( 足音を消すどころか軽快でヤケクソ気味な歌まで歌いながらソレは現れた。 折角の土曜の夜に1人盛り場を離れてこんな素敵なデートスポットを歩くんだから自棄気味にもなるってもので。 いい加減、面倒臭い事を引き摺るのも嫌だしサクっと片付けば良い。 そんな風に肩を竦めて辺りを見渡す。 埃っぽくて何処見渡してもくすんだ色をした、面白くも無い所だ。 ) あー、あー。 来たぞー! 今日もあれか、楽しくオハナシでもしてくのかー? [Sat 13 Oct 2007 20:38:33]
お知らせ > ヘレラさんが来ました。 『I kill you, You kill me, Yes' Veitos city ! 』 [Sat 13 Oct 2007 20:32:43]
◆九栄 > (あの蟲姫さまに齧られた身体はどうにかこうにか完治して、今日は朝から物件探しと、現場調査に費やした。――実力で適わぬなら、せめて地の利で差を埋めんことにはどうしようもない。 …崩れた壁の穴、通り抜ける風の具合。 能力的に、ある程度閉鎖された狭い空間内で、風通しの良いところが己には一番相性がいい。 …故に、建物の中で更に最も条件に合う場所。 ――2m程の幅の通路、その真ん中に腰を下ろしている。 ぷかり、と煙草から煙を噴いて、じっと耳を傾ける。気配を殺されてしまえば、感づけるかどうか自信無いが…まあ、足音くらいは聞こえても撥はあたらんのではなかろうか。) [Sat 13 Oct 2007 20:26:57]
◆九栄 > (本日のお客様はどうにもその実力を図りかね、手伝いを頼むにも頼めず単身で待ち合わせ場所にやってきた。――近辺には痕跡を残してある。迷うことはないだろう。 ――いや、まあ、相手が来る気になったら、だけど。) [Sat 13 Oct 2007 20:22:15]
◆九栄 > (スラムには似つかわしくない、そこそこの規模の建物。元が何であったかまでは知らないが、これくらいの敷地があれば多少の騒ぎを起こしたところで近隣住民に何か気取られる心配はあるまい。 ――指定した区画の中で条件に合う建物を探すには苦労をしたが、対価に見合う価値くらいはあるんじゃなかろうか。 ――瓦礫の上、普段の緩い服のまま、咥えた煙草に火をくべる。) [Sat 13 Oct 2007 20:19:38]
◆九栄 > (―――まるで朽ちた城のようだ、と思った。) [Sat 13 Oct 2007 20:17:10]
お知らせ > 九栄さんが入室されました。 『 瓦礫に腰を下ろす 』 [Sat 13 Oct 2007 20:16:31]
お知らせ > ディルメさんが帰りました。 『期待してるぜ? (見送ってから、自分も帰ろう)』 [Sat 13 Oct 2007 19:53:19]
お知らせ > シャナ・スバルさんが帰りました。 『……次に会う時は色々聞くかもしれない。 (そう小さく呟いて。)』 [Sat 13 Oct 2007 19:52:22]
◆シャナ・スバル > …。覚えておく。ディルメ。 (しかし、今必要というわけではない。だがもし本格的にここでの掃討作戦が始まるとなれば手を借りる事にもなりそうだった。だから無表情にも、一瞬歩を止め、男の名を呼びそう言う。) …また。 (またよろしく、という言葉にも反応し、そう言葉を返し首を少しだけ後ろに向け。すぐに正面を向き再び歩き立ち去るだろう――。) [Sat 13 Oct 2007 19:50:49]
◆ディルメ > ま、悪党が良そうなところとか隠れていそうなところとか、そういう場所の案内くらいはできるっていう理由だ。 (そのまま通り過ぎるようならまいったね、と零しそのまま見送る事にした。 無理に引き止める理由もない。 ) シャナね。 どっかでまたあったらよろしくな。 (このまま立ち去るなら、ひらり、と手を振って見送ろう) [Sat 13 Oct 2007 19:35:10]
◆シャナ・スバル > …。あなたには関係ないと思う。 (土地勘の有無など、今来たばかりだこんな所は、などと言いたいがそんな事を言っても仕方あるまい。) …、シャナ。 (男が名を告げてきたのであえてこちらも名乗る。しかし歩を止める気はなく、そのままもと来た道を歩いていく。少し歩を早めれば数分程度で出口にいけるだろうか?そんな事を思考しながら、無言に進む。) [Sat 13 Oct 2007 19:31:49]
◆ディルメ > 勘違いだったのか。 それなら良かったな。 (そしてそのまま距離を開けて通り過ぎようとする彼女へ) 見回り、な。 この辺りの土地勘はあんのか? (去ろうとする彼女へ。実はもう帰ろうと思っていたところだなんて知らずに声をかけた) 後はせっかくだし、名前を教えてくれると嬉しいな。 (俺はディルメだ。とつげ) [Sat 13 Oct 2007 19:27:43]
◆シャナ・スバル > …、そう。ならごめんなさい、私の勘違い。 (男の口調からどうやらこちらに敵意はないようにも見える。だからこれ以上疑うのは逆に失礼だろう、と謝罪を入れる。) …単なる見回り。 (無表情で無愛想に答えると再び少女は歩を進める。一定の間隔を通り過ぎる際に空くように、それは相手に無用な警戒をさせない為でもある。だから無愛想ではあるがその問いにも答えた。 …尤も、彼女の実際の目的は見回りも含める見学のようなものだったのだが。) [Sat 13 Oct 2007 19:23:37]
◆ディルメ > (彼女を見て、迷子か自警団、と判断したのは、スラムのもともとの住人ならこぎれいな姿はしていない、人気の無いところで襲うのが目的のごろつきなら、とっくに襲われている、というのが彼の認識。 残るのは何かの仕事か、迷子か、仕事の中でも可能性がありそうな自警団をあげた、という理由) [Sat 13 Oct 2007 19:19:27]
◆ディルメ > そん時は、仕事の邪魔をして悪かったな。 っていうだけだ。 この辺りは暗黒街ほどじゃないが、柄の悪い連中が居るかんな。 嬢ちゃんみたいなのを一人でよこすのは感心しねぇ、とは思うけどな (警戒ばりばりの相手の前を素通りできるほど度胸のある人間でもない。 立ち止まったまま) ま、ただの迷子なら案内できるかもしれねぇし。 自警団でなんかの調査に来てんなら、俺の応えられる範囲での情報提供をする、 で、嬢ちゃんはどういう目的で来てんのか教えてくれる気はねぇのか? [Sat 13 Oct 2007 19:17:13]
◆シャナ・スバル > そうか。 (仕事、という言葉からどうやら一般人らしいと認識する。そしてすぐにくる男の問い、) …、もしそうだとしたら? (唐突に自衛団などと聞く一般人がいるとも思えない、いや…少女の口調や警戒がそう見えたのかもしれないが。だからこそ相手の出方を見る、何かをする人間ならば恐らく、そうだと判ったら放置するとも思えない…。そう思考する、しかしもし何もないならば謝罪して通り過ぎるだけでいい。) [Sat 13 Oct 2007 19:07:37]
◆ディルメ > (背中の獲物は認識しているが、彼女の容姿と含めて「新米の傭兵が迷い込んだのでは」という認識。 無言のままこちらをじっと見ているなら、ある程度は察。 こちらも迷子とは少し様子が違う事に気が付く。 そのまま、少し警戒し、足を止めるため、彼女の問いを引き出す事になるだろうか) 俺はこっちに行った所でちょっとした仕事を請けててな。 帰るのに近道だから、このスラムを通ってんだ。 そういう穣ちゃんこそなんか用事か? このあたりにゃ見て面白いもんはねぇんだが…。 新米の自警団だったりするか? (別の可能性としての自警団を引き出し、該当するかを問いかけて) [Sat 13 Oct 2007 18:58:50]
◆シャナ・スバル > …。 (迷子。背に存在する物にはあまり警戒しないのか――それとも。 …下手に関わる必要はないか…? 無言のまま歩を進める、敵意がないなら通り過ぎる事が可能だし、もしあるなら――。) …こんな危険な所に、何用? (あえて、問う。不必要な事だったかもしれないが、もし何かを行っている者ならば…、…。 少女の瞳には明らかな警戒の色がある、鋭い者はすぐにそれを悟るかもしれない。) [Sat 13 Oct 2007 18:51:13]
◆ディルメ > (距離的にはまだ大分離れている。 とはいえ、こちらも少女の姿を確認する事ができる距離。 立ち止まったのを見てやや不思議そうにしつつ。 そのまま近づいていく) こんな所で迷子か? (少女を見た第一声。 街に慣れない傭兵が迷い込んだのかと。 彼女の容姿からの判断もあるようで) [Sat 13 Oct 2007 18:46:51]
◆シャナ・スバル > …。 (男の姿を確認すれば少女は歩を止める。 一般人?でも、先程まで人の気配がなかったのに…。 警戒を強める、見た目は武器を持っていないようだが…、しかし場所が場所なのだ。だから少女は迂闊に動かずその場に一旦停止したのだ。) [Sat 13 Oct 2007 18:43:16]
◆ディルメ > (少女が進行方向と逆を向けば、やや離れたところから男が歩いてくるのが見えるだろう。 小太りで、それなりに筋肉は付いているようだが獲物を持っているようではない。 一般人、という容貌) …今日の仕上がりはなかなか上等だったなっとぉ… [Sat 13 Oct 2007 18:40:32]
お知らせ > ディルメさんが入室されました。 『散歩中らしき男』 [Sat 13 Oct 2007 18:37:41]
◆シャナ・スバル > …、やっぱり何もないか。 (数分か、数十分か。これだけ歩いてもやはり何か起きてる気配は無い。長居するだけ無駄なのではないだろうか…そう心中で呟くと身を翻す。) …帰る。 (今回は見た事の無い場所を見てくるべきだ、と言われたから来たというのもある。長居する理由などどこにもなかった。故に少女は来た道を戻りだす、異常がないなら、無理に探索する必要はないしそれは逆に自らが危険になるとも言える。早々に立ち去るべきなのだと、頷く。 …っていうか、重い。 首を少し後ろに向ける。長時間持ったまま歩くとなかなか重たい――少女の体系では仕方ないのだろう。 …早く戻って休もう。 歩を再び、逆方向へと進める。とにかく今はさっさとここから立ち去りたいだけだった。) [Sat 13 Oct 2007 18:34:43]
◆シャナ・スバル > …間違ってない、はず。 (うん、と頷くと前を向く。本人は警戒をしていなかったつもりはないようだ…再び歩を進める。何もないならばそれに越した事は無いが。) …、さっさと帰りたい。 (今のは本音だろうか、どうやらさすがに血生臭い臭いにも気づいたらしく嫌になったのかそんな言葉が漏れる。 …っていうか、やっぱりこの剣は少し重すぎ。 自分で選んでおいて何を言っているのかという感じだが、仕方が無い。ともかくある程度見回ればいい、戦闘が起きていれば止めればいい、それだけの事。) [Sat 13 Oct 2007 18:20:28]
◆シャナ・スバル > ――。 (歩を進め、その道を歩いていく。その歩みは慎重に、あまり足音は立たない。自分が危険地帯にいるという自覚からだ。 するのは見回りだけ、危なければ…退けばいい。 負けず嫌いの性格である彼女ではあるがあまりにも自分に勝ち目の無い相手だというなら躊躇わずに退くやもしれない。他のメンバーはいらないと、自分で言って来た以上死んで戻ったのでは情けない以上に、彼女のプライドが大きく傷つくだろう。 …死んだらそもそもそう思う事もできないか。 心中でそのような自嘲をしながら、ゆっくりと歩を進める――警戒は決して解こうとはしない、何かがあればすぐに戦闘態勢に移行できるようにする為でもある。) ……。 (やはり人の気配はない、ここまで静かな街が危険な所だと言うのだろうか?否それ以前に――、ここに人がいるのだろうか。 一瞬だけ警戒が緩む、間違って廃墟にでも来たのでは、と道筋を一から思い出そうとし始めたからだ。) [Sat 13 Oct 2007 18:08:30]
◆シャナ・スバル > (静かだ。この時間は特に何かが起きているというわけではないのだろうか。 …異常がないなら、それでいい。 この街は権力の低い人間やそれに相応して犯罪者達が多くいる、という噂がある。尤もこの少女はここに来るのは初めてなのだが。) 確かに家の壁とかは崩れそうだったりしてるが…。 (それだけでそこまでの噂が立つというのだろうか?恐らく、噂だけではあるまい――少女は自分の中でそう頷く。しかし辺りを見渡しても人気はまったくない、これは少し異常ではないだろうか。) …もっと奥に進めば判るか? (背に大きな白い布で隠された剣のようなものを背負い、薄い青色の長袖シャツ、黒いジーンズを着た少女は正面を向き呟く。その表情は無表情そのもの、しかし瞳はネズミ一匹逃すまいという程強い警戒が宿っているようだった。) [Sat 13 Oct 2007 17:58:38]
お知らせ > シャナ・スバルさんが来ました。 [Sat 13 Oct 2007 17:51:37]
お知らせ > ジョージさんが退室されました。 『( さて、男の内心には気付かずに、此方も此方も勤めを全うしようか )』 [Sat 13 Oct 2007 05:36:13]
お知らせ > アーディンさんが退室されました。 『(死ね―――その胸の中では憎い者への罵詈雑言。)』 [Sat 13 Oct 2007 05:32:30]
◆アーディン > やはりこの界隈は物騒ですね……気をつけて帰ります。 ( しかし言葉が過ぎた。 正直女性が吸血鬼化しているという確信を向こうが持っていないとは気付かなかった。 これはミスだな。 得るものもあったが与えてしまったものもあるか。 )( マジメな様子で少しずれた答えを返す少女を微笑ましく―――思うわけ無いだろう? この腐れハンターが。 ) ( 少女の最後の質問にも律儀に答える。 残念だけれど、自分もこの辺りに詳しいわけではないので、そのようなことは知らない、と。 ) ( そうして彼らとは違う方向へと歩き初めてこの場を立ち去る。 その内心はともかく、表向きは相変わらずの普通の表情だ。 ) [Sat 13 Oct 2007 05:31:46]
お知らせ > セレニアさんが退室されました。 『( 最後の問いにはどう答えるにせよ、真実ではないだろうけども。 それも、やはり参考に )』 [Sat 13 Oct 2007 05:24:49]
◆セレニア > ( 転職などありえない。 命あるうちにヴァンパイアを根絶できれば話は違うかもしれないけれど… 現状、大聖堂に修道女として残るくらいしか思いつかないことだ。 深い意味は無く、何故転職を勧めるのかと問う顔に、やはり表情らしい表情は無い ) ( ヴァンパイアの天敵としての能力が弱体化している分、単純に戦士としての能力が向上していれば、兵士などもできるかもしれないけども。 やはりヴァンパイアハンターはヴァンパイアを狩ることのみに特化していて、戦闘職への転職でも同じ錬度で仕事ができるとはいかないだろう ) ( 嘘でも何でも、ちょっとした認識の差で、真実に近い回答を得てしまっている。 他に目撃証言が無かったとしても、とりあえずパスカール様の言葉を参考にはするだろう ) ( 未だに男女のヴァンパイアの行方が知れない状況で、決定的な情報であっても裏を取るのはごく一部だ。 イノセンスという店を気に留めはするが、それにばかりかまけてスラムをお留守にするほどの事でもないと思う ) ―――あ。 ( マクドゥガル様の植物吸血鬼の話で、思い出したという風に尋ねておこう。 この界隈で、二人分の死体が出ていないか、行方不明者がいないか ) [Sat 13 Oct 2007 05:24:00]
お知らせ > アーディンさんが来ました。 『―――それは怖い。』 [Sat 13 Oct 2007 05:21:35]
◆ジョージ > (とはいえ”女性が吸血鬼になった”という情報が確定的なものとなれば、それで十分。仮に他の情報が嘘だったとすれば……まあ、目前の人物を疑う理由には、なるだろうか。きっと勘違いだった、と言って誤魔化されてしまえば、それまでなのだが)(今現在は、そんな事を考えもしないのだけれど。――良い情報を手に入れて、これから捜査も進展するだろうという喜びもある。 そういう意味では、ハンター達二人にとって、この男から話を聞けたことは幸運だったろう。 手帳を閉じれば、それをコートのポケットに仕舞いこむ)色々と情報を有難う御座いました。……ああ、最近はスラムの方で、植物の形をした吸血生物が出現しました。しっかり処理はしてありますんで大丈夫とは思いますが……一応、気をつけて下さい(そういって最後に彼に注意を促すよう忠告して、此方も感謝の意を伝えておく。……セレニアが仏頂面であっても礼を述べるのを見れば、少し微笑ましく思ってしった。 それほど長い付き合いではないが、真面目な少女に好感を抱いているのは間違いない)(最も、冗談に真顔で返すのには苦笑してしまうのだけれど) [Sat 13 Oct 2007 05:15:01]
お知らせ > セレニアさんが入室されました。 『―――何故ですか? ( それは冗談の通じない娘にとって、ごく普通の返答 )』 [Sat 13 Oct 2007 05:08:37]
◆アーディン > ( 読み違え失礼。 アーディンの事を確認してみれば、勤務態度にも問題が無く、それなりの年期も積んでいるベテランの正規の職員である、といったことなどが出てくるだろう。 表の仕事の態度は何も問題が無い――筈だ。 身内に個人情報の流出はしていたりはしているが。 )( 流して拙い情報は嘘。 自分の社会的地位など問題の無い事は本当。 話の真贋を大雑把に分ければそれか。 ) わかりました。 それでは何かあったら連絡させて頂きます。 ( といっても何か致命的な情報をハンターに漏らす筈も無いが。 ……しかし今は深入りはしない方がいい、か。 他の誰かを潜入させる手筈は整えているはずだし、ここで自分が無理に媚を売る必要は今は無い。 まあ取り敢えず善良な一般市民のように仲良くはしておこう。 ハンター側の情報はあって損は無い。 ) ( 出鱈目で嘘八百も良い所。 潰れた店なら詳しいことも聞けないだろうし―――なんていう考え。 ) ―――いえ、こちらこそお役に立てたようで何よりです。 ( 表情が動かない少女が礼を言ってくれば、人辺りの良さそうな朗らかな笑みでそんな返事をする。 何か転職をお考えでしたらどうぞ斡旋所へ、なんて軽い冗談を返した。 ) [Sat 13 Oct 2007 05:05:06]
◆セレニア > ( いや、通い詰めていたのでもなければ、担当している利用者であったとしても、忘れてしまったって不自然ではないのでは。 …あ、そうか… どれくらいの頻度で斡旋所に顔を出していたのかも、尋ねておいた方がいいか。 口振りからは数えるほどという印象だったけど。 いや、それにしてはよく覚えていると言うべきか? 一方的に質問してしまっているけど、聞き込みってそんなもの。 その中から、相手には相手で汲み取れるものもあるのだろうけども ) ( 相手の言葉がどこまで本当かは考えないこと。 とりあえずは全て本当のこととして、考える ) …お願いします。 ( 協力的な言葉にも、無表情は動かない。 けれど申し出をありがたいと思うのは、同僚と同じだ。 模範的な市民として認識してしまう。 ―――女性は元気だった。 提示されたメモに頷いて… ) ( 潰れてしまった店の話というのが少し残念だけど、行動範囲にその店があったと思えば聞き込みに行ってみる価値はあると思う。 おそらく出鱈目なその言葉に、それと知らず踊らされてしまう。 ―――当然、カフェやバーの名前をこの少女が一つだって覚えていることはない。 …べたべた、とかなら流石に分かりそうなものだが… ) ( 身持ちは硬い… 果たして転化しても、二人行動を共にしているのだろうか ) ―――ありがとうございました。 ( もう少女が何かを問うことはなく、何か思い出しましたらカーンまでご連絡を。 なんて、形式的な別れを告げようかと、同僚を伺った ) [Sat 13 Oct 2007 04:55:17]
◆ジョージ > (ああ、いや――正確に言えば”アーディンについて”照会するのだ。 今、この傍らにいる小さなクルスニクが彼を『ヴァンパイア』と認識していない以上、吸血鬼ではないのだろうけれど……この職員が”実在する職員なのか”という事は確かめなければならない。 情報の出所、という意味でもあるし……万一、彼から自分の情報が流れたと知れば、吸血鬼がアーディンを逆恨みする可能性だとてある。 そういう意味で、青年は吸血鬼に関する情報と同時に、あーディンについての情報も書き止めて行く。 それに、まあ……斡旋所に知り合いができるのは、情報収集において今後とも協力してもらえる可能性も含めて、ハンターにとっては良い事だ。 彼の実態をしらなければ、だが)ええ、と。……では、何か思い出したら「カーン」の方へお願いします。 僕や彼女だけが知るより、全員に伝達した方が良いでしょうから(その控えめな提案を、心から喜ぶように頷いてみせた。 先日スラムで出逢った男性が曖昧な口調だった反面、こうして協力してくれる人物が現れるのは嬉しいことだ。)ん、そうか……その女の人の状態も気をつけておかないといけない、か(セレニアの言葉に、うっかりしていたと頭をかいた。どうも目撃場所とか時間を気にし過ぎていたらしい。軽くセレニアへと礼を述べてから、その事実を書き止めて――次の言葉に、そうか、と頷いた)四日の夜中、ですね。……いえ、日付が確定しているなら、それで十分です。(ビンゴ、だ。 四日とは、即ち事件が起き、アレッサンドラが彼らの自宅に火を放った日付。 その時期に”病気の女性が出歩き、喧嘩するほどの体力があった”のならば。――これはもう確定しても良いだろう。 素早く走り書きするとメモを千切って、セレニアへと提示する。『恐らく女性が吸血鬼となったのは間違いが無い』と。)……イノセンス、ですか。 んー……(それほど聞き覚えのある店の名ではない、が。まあ自分も其処まで街に詳しいわけではない。穴場なのかも、と思えば、素直に記録しておく) [Sat 13 Oct 2007 04:39:19]
◆アーディン > ( もしもその男の名前で照会を頼んで出てこなかったのなら、恐らく偽名か何かで書類に記入したのだろうと言い張ればいい。 他の人がそんな人を見かけたことは無い、と言っても、毎日のように沢山の人が仕事を求めてやってくる場所だ。 一人二人の顔を覚えていなかったとしても不自然では無い―――なんてのは少し強引な理屈か。 全てを完璧に誤魔化して、相手の情報だけ得る事が出来るほど弁舌が長けている訳ではない。 ) 招かれなければ家に入れないか…なるほど、そのように些細な事でも明らかになることがあるのですね。 改めて深い所までその記録を漁ってみれば、もしかしたらの話ですけれど、何かしらそのような情報が出てくるかもしれません。 もしそういったことが見つかりましたら…其方の方にお伝えにいきましょうか? ( 余計なお世話でなければの話ですけれど、と控え目な態度で提案をしてみる。 ) そう言って頂けると少しは心が軽くなる。 女性の方も喧々たる様子で彼に怒鳴り返していました。 普通の痴話喧嘩にしてはただならない様子だと思って、いつもより遠回りになる道筋をその時は通って帰ることにしました。 ( そして冒頭の台詞に戻る。 マクドゥガルの再度の問い掛けに謝罪する。 ) 大事な所を答えそびれていたようで……済みません。 ( PL単位で書き忘れてた! 土下座します。 ) 正確な日付は確か―――4日の夜中ですね。 仕事の話が込んでしまった帰りなので、詳細な時間が何時だったかまではわかりません。 ( それは丁度スラムのアパートが焼かれたのと同じ日。 ただし時間が曖昧な為、家が焼かれた後なのか前なのかまではわからないような時。 ) ―――あくまでも数度会話をした印象ですけれど…身持ちは堅い様子かな、なんて思いました。 それと店の女の子が可愛くてたまに行ってた『イノセンス』なんていうカフェだかバーだかが無くなった、なんて愚痴を零していたぐらいで、私が彼について知っていることはこれぐらいだと思います。 ( 知りません、で冷たく切り捨てて終わるよりも、一応は適当に答えておくとしよう。 ) [Sat 13 Oct 2007 04:27:52]
◆セレニア > …そうですか。 ( 詳しいことは話せないのもそうかもしれないけれど、口振りからは話をしてくれる彼に対して、何かを感じることは無い。 スラムの住人なら臑に疵持つ者も珍しくないし、分かりましたと頷いて。 照会についてはどうだろう、斡旋できなかったという記録は残らないなら、しても無駄そうだけど。 一応市公認の人喰い狩りの組織であれば、『魔女狩り』 を恐れる個人的な感覚はともかく、重要参考人の照会には応じてもらえるのではあるまいか。 奴隷ギルドが顧客情報を明かせないのは、相手がお得意様だから。 けれど斡旋所なら、それと知らず害悪種に仕事を斡旋するのは避けたいところのはずだ。 何にしても、深い情報は出てこない… と言うか、初めから無いのだから、それまでの話 ) …いいえ。 危険は回避するべきです。 女性は、どうしていましたか? ( 男性が怒っていた時、一緒だったと聞いたけど。 同じような様子だったのか。 臆病風? そんな卑屈になることもないと首を振って、マクドゥガル様の質問に答えてもらえれば、それでとりあえずはいいかと思う。 相手の所属もはっきりしているのだし、嘘であったならそれはそれとして考えれば良い。 確認したいことができても、後で、情報を集めるだけの足ではない、全容を把握する者が訪ねればいい事だ ) ヴァンパイアである可能性もありますが、既に殺害されている可能性もあります。 日時が重要な意味を持ちますので、なるべく、思い出してください。 ―――男女の交友関係などは… 行きつけの店など、聞いていませんか? ( それは、斡旋所の職員と利用者という関係では難しい気もするが… 水を向けてくれたから、一応 ) [Sat 13 Oct 2007 04:05:29]
お知らせ > アーディンさんが入室されました。 『―――これは申し訳ない。』 [Sat 13 Oct 2007 03:53:17]
◆ジョージ > ああ、僕はマクドゥガルと言います。アーディンさん、ですね?(勿論、さすがに詳細な個人情報を得られるとは思っていないが――そういう人物が”存在する”こと、そして人相を尋ねて本人かどうかの確認はしておかねばならない。 偽名を使い分ける吸血鬼もいるし、何しろ狩人を襲撃する者もいるご時勢だ。 まあ、それを考えれば本名を名乗るのは些か無用心かもしれないが。青年は目前の人物が”それ”だとは気付いていないし、なんにせよ重要な情報である事は確かなのだから)……いえ、一般の人が”普通だ”と思っても、実際は奇妙な事もあるんですよ。 例えば”招かれないと家に入れない”なんて吸血鬼もいました。一見、単に行儀の良い人にしか見えないでしょう?(だから些細な事でもよいのだ、と伝えておこう。――セレニアは一歩下がってしまったけれど、彼女の質問に注釈をつける形で、此方は問いを投げかけていく。 仕事の達成は重要だけれど……この娘が経験を得る機会を潰す気は、あまり無かった)……セレニアは何か、他に気になる事はある?(だから、こんな風に彼女に水を向けつつ、こちらは彼の答えを逐一メモへと記していて)そう、ですか。……ええと、先ほども聞きましたが――具体的には何日に、彼と出逢ったのですかね? [Sat 13 Oct 2007 03:49:32]
◆アーディン > セレニアさんですね。 名刺にも記されているので改めての紹介になりますが、私はアーディンと言います。 其方の方のお名前は? ( 手帳を開いてメモを記している相手に問い掛けた。 ) その時の希望には特におかしな所は……それにその…此方の実力の不足を露呈するようで少し言いにくい事ですが、スラムの方であまり良い前歴も持っていなかったので、結局此方からご希望の仕事を斡旋することは出来ませんでした。 ( 彼が斡旋所に来た時にはまだ普通の人間であった、という設定にしておくとするか。 しかしいくらハンターギルドという正式な組織が相手とはいえ、沢山の個人の情報を扱う組織である斡旋所が、その一個人の情報をそう容易く晒すのだろうか。 そういった個人情報の秘匿は、それを扱う組織にとって信用面という意味で大事なことである。 照会を含むといっても、ソレほど深い情報は出てこないのかもしれない。 ) ――――― ( 少しミスしたか。 女性のくだりの部分は余計だった。 話の信憑性を高めようとしたのだが、どうやら相手に余分な情報まで与えてしまった。 ―――しかしアーディン本人はそれにまでは気付かず。 ) ―――お恥ずかしい話なのですが…… ( 罰が悪そうに頬を掻く。 ) ……そのかれの激昂ぶりに――実は臆病風に吹かれまして。 場所が場所だったこともあり、その場をすぐにその場を立ち去ってしまいました。 ですから彼が何に怒っていたかまでは……… [Sat 13 Oct 2007 03:39:01]
◆セレニア > ( 斡旋所の職員。 なるほど、スラムをうろついているにしてはまともそうに見えるわけだと納得。 名刺を受け取るが、交換するべき名刺が少女には無い。 職員ならもらえるのかもしれないけれど、大聖堂からの出向という、多少特殊な立場だから ) ―――カーンの、セレニアです。 …男が希望した待遇に、気にかかる点はありませんでしたか? ( 例えば夜に働きたいとか、パプテスは嫌いだとか。 守秘義務もあるだろうし、それは後日、照会も含めて正式にということになるかもしれないけども ) ―――何に怒っていたのでしょう。 女性の様子は? ( そっと一歩下がって立ち位置を変えるように動く。 マクドゥガル様がメインになるように、多分、その方が上手くやる気がして。 …もっとも今話している男性はいたってまとも。 自分がこの調子でも、おかしな事になることはなさそうだが… ) [Sat 13 Oct 2007 03:20:11]
◆ジョージ > (パーシー通りから二十分。 ……女性と一緒に? 病気だったという彼女は、出歩けるまでに回復していたのだろうか。 いや、或いは――彼女が”転化”したのか。 その情報も、更に手帳へと書き加えていく) [Sat 13 Oct 2007 03:06:02]
◆ジョージ > ……一週間前に(となると――調度、あの家で事件が発生した頃か。事件が起きる前か、後なのか、それで情報の重要度も変わってくるだろう。 ひとまずはセレニアに頷きを返した。 彼の重要性は理解した、と。そういう意志を伝えるべく)……ええ、一応は僕もハンターをやってますよ。 ――っと、斡旋所の職員ですか。(コートのポケットから取り出した手帳に、小さな鉛筆で書きとめる。 後で照会してもらおう。 何かつかめる可能性はある。 尋常でない様子、など――吸血鬼化したものが感情に左右されてしまうのは、よくある事だが)……具体的にはいつですかね? 何日か、教えて貰えれば助かるんですが。 [Sat 13 Oct 2007 03:04:15]
◆アーディン > ( 近付いてきたもう一人の男が会釈をしてくれば、アーディンもまた丁寧に礼を返した。 ) お知り合い――ということは、貴方もまたハンターの方ですか? ( 先程までハンドベルを鳴らしていたことから大体予想は付くが、一応は聞いてみよう。 ) 仕事斡旋所の方で職員を勤めています。 男の方のほうは仕事を探しに何度か斡旋所の方に訪れていましたので、その縁で面識がありました。 残念なことにその時に彼の望む待遇の仕事は見つかりませんでしたが…… ( そんな説明をしながら名刺を取り出してセレニアに渡そうか。 実際に容疑者の男が斡旋所で仕事を請けた経歴は恐らく無いので、仕事を請けたことがある、とここで言ってしまう訳にはいかない。 ) パーシー通りの方から二十分ほど表通りに向けて歩いた辺りの所でしょうか? 会ったといってもその時は一方的に顔を見かけただけです。 なんだか怒りに震えているような尋常ではない様子だったので、遠くからその時は見ていただけなのですが……―――あ、その時にこの彼女も一緒にいました。 ( 記憶の淵を辿るように説明をした。 ) [Sat 13 Oct 2007 02:58:49]
◆セレニア > ( それで口が硬くなられたりしても困るし、いらない心配をさせることもない。 捜査状況など伝える必要の無い部分は省いて、話を進める。 場合によっては、嘘をつくこともあるくらいか。 …この少女はそういった選択が、とても下手だが… ) ―――お仕事は、何を? どこで会いましたか? ( 一週間前。 部屋に二つの死体を残して失踪した後か。 具体的に… と続きを促そう ) ―――“失踪者”二名と面識があるようです。 最後に会ったのは、一週間前と。 ( 実質容疑者だが。 追いついて来た同僚に返した。 ―――正直、助かったと思う。 重要な証言を得られそうな相手であることは、今の説明で分かってもらえただろう。 …重要であればあるほど、単独で確認しなければならない時は見落としが怖い… テンプレートの質問事項を忘れたりはしないが、頭が回らないという自覚もあった ) [Sat 13 Oct 2007 02:41:28]
◆ジョージ > (やがて前方から聞こえてきた鈴の音に、青年は思いのほか同僚との距離を詰めてしまった事に気付き、少々驚いたような表情を浮かべた。――しかし、娘が男と会話しているのを見て、合点がいったようだ。情報収集とあれば、鈴を鳴らしていなくとも不思議ではない。 となれば、自分も話を聞いておいた方が良いだろうか。――そんな風に思ったのか、やや早足で近づいていこう)……やぁ。結局、追いついちゃったか、と――……何かつかめそうかい?(そうセレニアに話しかけながら、男の方にも軽く会釈をしてみせる。 暗闇でもそれと分る程度には顔色の悪い青年だが、口調や身体の動きは、それほど体調が悪いようには見えない。 まあ、痩せた体つきからは前衛系だとは思えないだろうけれど) [Sat 13 Oct 2007 02:36:15]
◆アーディン > ( あくまでも社交辞令の言葉である。 自分の言った言葉の意味はそれ以上でも以下でもない。 実際に彼女達のハント成績がどうなのかなんて、自分が知る由も無いこと。 )( 人間が人間を殺す事だってある界隈だ。 じゃあ別に吸血鬼が人間を狩ることだってあるに決まってる、なんてのは極論か。 )( 断りを入れた少女に対してどうぞ、とその行為を促した。 吸血鬼たちにとっては忌むべきものであり、一般人にとってはただの鐘の音色が響き渡る。 ) そうでしたか…… ( だがしかし確信に近い疑いは間違いなく持っているのだろう。 でなくばアパートごと焼くなんていうことは大胆なことは出来まい。 ……いや、フライフェイスなら案外灰色の相手にもやるかもな。 ) ―――― ( 口を開く。 ) 仕事上の関係で少しばかりお付き合いしたことがありました。 ………最後に出会ったのはたしか一週間ぐらい前、でしょうか? その時は酷く体調が悪そうな様子で……… ( 今度は質問に答えた。 もう一人の足音は男の耳にもしっかりと届いていた。 ) [Sat 13 Oct 2007 02:28:33]
◆セレニア > ( 実は自分達の行動は、彼の安心を実現してはいないと思う。 感知能力が働いていた頃であれば、自分が何体も狩っているという感覚から、胸も張れたけど。 根絶やしには程遠い。 ある程度以上の者は容易に尻尾を掴ませず、例えヴァンパイアの被害が 『一見無いように見えたとしても』 それで存在しないことにはならないのだから。 そんな後ろめたさを感じられるようになるというのは、自覚が芽生えるだけプラスかもしれない。 …もっとも、この少女はその為に狩れなくなるのでは全く意味が無いと思う… ) ( 音の一つが近付いて来た。 聞き込みに来るのであれば、こちらにはもう自分がいる。 『失礼します』 と男性に断って、一つ鐘を鳴らそう ) ―――不明です。 現時点で断定はできません。 ( が、もしも四日以降に生存が確認されたのであれば、その可能性はある。 もっともそれは 『生存』 ではなく、死体が動いているのだが… 何にせよそこまでは言わず、分からない、という事実だけを答えて ) …お知り合いですか? 最後に会ったのは? [Sat 13 Oct 2007 02:12:14]
◆ジョージ > (娘が立ち止まって男と会話しているなら、彼女の後続を担当していた青年の鳴らす鈴の音と、足音が近づいてくるのが分るだろう。 同僚の少女は、それがジョージの物だとわかるだろうし、男の方もそれがハンターがもう一人来たのだという事を理解するだろう) [Sat 13 Oct 2007 02:06:35]
◆アーディン > パーシー通りの………そうですか。 やはり私の知ってる方と間違い無いみたいですね。 ( その住所と名前を言われれば、肩をがっくりと落として沈痛な面持ちで呟いた。 ) ―――……あの…ハンターギルドの方が追っている、となると、やはりこの二人は……吸血鬼…に、なってしまったのですか? ( 質問には答えずに、その代わりに自分が質問をする。 ) [Sat 13 Oct 2007 02:06:14]
お知らせ > ジョージさんが来ました。 『――後ろの方から近づいてくる鈴の音』 [Sat 13 Oct 2007 02:04:43]
◆セレニア > ( 社交辞令に返す言葉は無い。 笑顔や物腰に、守らねばならぬ一般市民だと感じてしまうものはあるものの… スラムの住人では分かったものではないし。 …何よりスラムや暗黒街では、ヴァンパイアとハンターは鼬ごっこだ… ) ―――何か、ご存知ですか? 不確かでも構いません。 確認はこちらで行います。 パーシー通りの住人で… ( 呟きには、次いで住所と名を伝える ) [Sat 13 Oct 2007 01:53:52]
◆男 > ( 座り込んだ男に何かを聞いていた女性が立ち上がる。 物々しい服装ではあるが、ただの傭兵ならば興味の無いような十字や先程から聞こえてくるハンドベルが彼女の素性を解りやすく教えてくれた。 ) 『カーン』の方ですか。 いつもお疲れ様です。 貴女方が身を粉にしながら働いてくれているお陰で、私達も幾分かは安心して暮らしていけてます。 ( 予想通りの素性を名乗ってくれた相手に対して友好的な笑顔を浮かべながら、まずは最初に社交辞令の言葉を。 そして差し出されたモンタージュを受け取ると、その表情を曇らせるようにして少し押し黙った。 ) ………この二人は……いや…勘違いか。 ………けど……しかし……――― ( それはハンターに語るものではなく、まるで独り言のように呟いている。 ) [Sat 13 Oct 2007 01:43:23]
◆セレニア > ( 地方村から戻っても、ヴァンパイアを感知できないことに変わりは無かった。 感知能力を開閉する感覚や、その存在を感じ取った時の高揚も、少しずつぼやけてきてしまっている。 ―――いないわけがないのに、分からない。 特に苦労は無く条件さえ揃えば分かったものが、何故だか取り戻せない ) ( だから会い難いというのが、面会を叶えられなくても、無理に会おうとはしない理由か。 …何にせよ、今はテンプレートな質問をして回るだけ… ) ( どこか悪いのかと思ったが特に家が無いだけらしい。 座り込んでいた男性から、やはり何ら手掛かりは得られないままその傍を離れると――― 向こうから歩いて来る男性。 話しかける風にじっと見つめながら、対面するように足を進めよう。 戦闘服と、申し訳程度にそれを隠す緋色のケープには銀糸の十字。 腰に下げた銃やら剣やらが非常に物騒だけれど、手にしたハンドベルもあって、それとなく所属は知れる ) ―――失礼します。 ヴァンパイアハンターギルド・カーンです。 この男女に見覚えはありませんか? ( そう言って差し出すのは、本当に似ているかどうかはちょっと曖昧なモンタージュ。 隣近所の付き合いがしっかりしている土地ならば、ヴァンパイアが潜むのも難しい ) [Sat 13 Oct 2007 01:29:44]
◆男 > ( スラムの道を歩いている中年の男性。 その身なりはこの区画の住民にしては整っているが、普通の場所ならば特に目立った特長の無い男。 異種族でもなければ何かしら特別な能力があるというわけでもなく、正真正銘の普通の人間だ。 )( その男は通路の先にいる女性を気にするでもなく、ただ通り道だから其方の方へと歩いていく。 ) [Sat 13 Oct 2007 01:17:07]
◆男 > ( [Sat 13 Oct 2007 01:12:44]
お知らせ > 男さんが入室されました。 『(それはただの一般人)』 [Sat 13 Oct 2007 01:10:44]
◆セレニア > ( マリア様との面会は、今日も聖務が忙しいということで叶えられなかった。 大聖堂の門扉の前で殺された牧師と、それにまつわる聖遺物の話は聞こえてきているけれど、その件にマリア様が関わっていることも知らない。 大聖堂ではこの少女とその上司を、可能な限り引き離すような意図が働いているのだろう。 カーンで上司と部下という関係なら絶対に接点を持たせないことなど不可能だとしても。 会わせなければ会わせないで不安定な様子を見せる少女は、特に今は、上司の現状を知ればまた問題を起こしかねないから ) ( 何が忙しいのか、どうして連れて行ってくれないのか気になるものの、知らないと言われればそれまで。 地味だけれど忠実に、職務を全うしている ) [Sat 13 Oct 2007 01:00:03]
◆セレニア > ( 周辺住民への聞き込みで大まかな容姿などは掴んでいる。 付き合いが浅かったようで交友関係などについては殆ど不明だけれど、それでも二体で行動しているのなら食事量も二体分。 一人を二体で分け合うこともあるかもしれないが、とりあえずは同時に二人の行方不明者、あるいは死者が出ていないかを目安に、追跡を続けていた ) ( 乾いた風に乗って、スラムに聖性を帯びた鐘の音が響く。 聞き込みを兼ねているので隊列などは無いけれど、互いのハンドベルの音が届く範囲にいる同僚達は、今のところ何も掴んでいないようだ ) [Sat 13 Oct 2007 00:45:07]
お知らせ > セレニアさんが入室されました。 『( パーシー通り65 アパート“フォックスリバー” から消えた男女の行方を追う )』 [Sat 13 Oct 2007 00:30:44]
お知らせ > オウルさんが退室されました。 『2万程を渡して、またあの場所に戻る、結局戻って眠る』 [Thu 11 Oct 2007 04:55:28]
お知らせ > ヴィーダァさんが帰りました。 『(次、遭う時が楽しみだ。)』 [Thu 11 Oct 2007 04:52:34]
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