象軍演習所 参加者 なし ROM 1人
お知らせ > 外套の娘@象舎さんが退室されました。 『(娘は安堵させるように象の耳を叩いて、槍をその場で突き出した。)』 [Fri 23 Mar 2007 22:48:42]
◆外套の娘@象舎 > 殿、ほら――、 これ以上働かせるより、死んだほうが、この子にぜったいシアワセだから―――。 [Fri 23 Mar 2007 22:45:50]
◆老象@象舎 > (首の縄が、解かれた。) (商人が渋い顔で首を振り、世話係が肩を落とした。足に引っ掛かっていた縄が外れ、黒い男達が離れて行く。 我輩が膝を折ると、ずうん、と地響きがした。誰も我輩を捕らえようとしなかった。 あの娘が、外套の下でほっとしたように笑うのが見えた。此方へとことこと走り寄って来るのも見えた。) (我輩には、解る。あの娘が助けてくれたのだ。我輩は娘に向かって懸命に鼻を振った。 ありがとう、娘よ。我輩はお前の懇願で助かったのだ。さあ、次の職場で連れて行っておくれ。我輩はお前になら、きちんと連れて行かれよう。絶対に暴れないと誓う。 さぁ、娘。我輩の首に縄をお掛け。何処の家に連れてくれるのかな?) [Fri 23 Mar 2007 22:43:28]
◆老象@象舎 > (「待ッテ――、」) (首に振り掛かってきた縄を頭を振り回して振り解くと、視界の隅にあの娘が商人の袖を引いているのが、ふと見えた。 彼の腕を引き、か細い声が、何度も何度も弱々しいニンゲン語を紡いでいる。) PaoOOM! (我輩は「娘よ、助けてくれ」と叫んだ。今、我輩の味方には、あの小さな娘しか居ないのだ。彼らに取り成しておくれ、娘よ。我輩はまだ働けると。処分の必要は無いだろうと。 何処か上等な水のある場所で無くてもいい。奴隷小屋の死体搬送をしてもいい。我輩は良く働く良い象だ。 助けてくれ、年老いたと言うだけで死にたく無い。我輩は我輩の天命を全うしたいんだ!) [Fri 23 Mar 2007 22:35:42]
◆老象@象舎 > (世話係の男が顎を回し、白い布の商人が顔に喜悦を浮かべた。 ばたばたと足音がして、あの黒い男達が兵舎のほうからやって来るのが見える。彼等の手には縄が握られて居るのが、我輩には解る。我輩の首に掛けられる縄だ。処分が決まったのか。我輩は、これで死ぬのか。同胞達の後を追って、焼場で灰にならねば行けないのか。 嫌だ、助けてくれ。助けてくれ――。まだ死にたくないんだ――。) (我輩は必死で暴れてやった。足をどすどす踏み鳴らしてやる。振り絞って思い切り嘶いた。最後の抵抗だ。 もたれていた娘がさっと飛び退いて、黒い男達が次々に縄を飛ばして来る。足元を救って来る。嫌だ、助けてくれ――、) PaooooOOM!! [Fri 23 Mar 2007 22:27:35]
◆老象@象舎 > (その時、我輩にもたれる様にしてぴったり寄り添っている小さな娘が、我輩の耳をあやすように叩いた。 そう、濃い色彩の外套ですっぽりと姿を覆っては居るが、それは確かに若い娘だ。我輩の鼻には解る。白膜で濁る視界を真横へずらすと、調度耳の辺りに居る彼女と目が合った。) (彼女は、我輩を見てにっこりと微笑んだ。フードから覗く頬の部分だけでも解る、酷く色の白い顔の娘である。微笑み方もとてもか弱かったが、我輩を安心させようとする心遣いが見て取れた。 その笑顔が、まるで「大丈夫。良い商家に引き取って貰えるように、とり計らって貰うから」と言っていそうで、我輩は少し安堵した。 そうだ、処分などされたくない。我輩はこれまで戦象として何年も勤めて来た。戦歴はある。力もまだ少しだがある。荷馬車を引くぐらいは出来るのだ。 助けてくれ。我輩を助けてくれ。まだ働けるんだ――。) [Fri 23 Mar 2007 22:19:36]
◆老象@象舎 > (嫌だ。死にたくない。) (そう思って「うおおん」と吼えては見たが、我輩の必死な気持ちとは裏腹に、弱々しい嘶きしか出て来なかった。足を踏み鳴らしても見たが、どすどすと言う足踏みのような地団駄にしかならなかった。昔は千人の楽隊の奏でるトランペットにも負けない咆哮が出たのに。大地も揺るがさんとする地響きを轟かす事が出来たのに。我輩を見る世話係の目が哀れむような蔑むような視線に変わった。) [Fri 23 Mar 2007 22:08:39]
◆老象@象舎 > (今、我輩の横には、頭に白い布を巻いた男が我輩にはあまり良く解らない言葉で、我らの世話係に盛んに弁を奮っている。 『コノ象ハモウ戦エナイ』だの、『若イノヲ何頭カ揃エ直シタ方ガ効率ガイイ』だの、『始末ノ際モオ任セ下サイ』だの、断片的なニンゲン語が我輩の耳を掠める。白い布の男は商人か何かだろうか。 つまるところ、ここ半年ほど碌に演習に出られもしない我輩を処分して、新たな同胞を雇い変えようと言う腹なのだろう。) ( ―――処分。我輩は死ぬだろうか。 黒い男達に首や胴に縄を掛けられ、哀しい声を上げながら焼場へ連れて行かれるのだろうか。 不安と怖ろしさと諦めが、我輩のもう良く動かぬ足の関節を更に固まらせた。我輩の気持ちを余所に、世話係と白い布の男は商談を薦めて行く。) (白い男が、今、指を広げて三本突き出して見せた。値を交渉しているのだろう。世話係の気の進まない渋い顔が、例え値段の高さに対する不満からだとしても、今の我輩のたった一つの掬いである。 この商談が成立してしまえば、我輩は――、) [Fri 23 Mar 2007 21:57:26]
◆老象@象舎 > (――と、言うか、この先どれほど年月が立とうと、我輩に名が付く機会は、多分永久に無い。) (何故なら10何頭何単位で取引される兵士用戦象に、いちいち個を表すための名前は必要無いし、我輩に『これからの年月』が在り得るかどうかも怪しいからだ。 年老いた兵象の運命は我輩とて解る。幾頭もの同胞が同じ運命を辿ったからだ。何人もの黒い肌の男達に縄を掛けられ、引きずって連れ行かれる仲間の悲痛な声は舎の中まで届いて来た。次は我輩の番なのだろう。 薄々と感じては居た。) [Fri 23 Mar 2007 21:41:44]
お知らせ > 老象@象舎さんが入室されました。 『(我輩は象である。名前はまだ、無い。)』 [Fri 23 Mar 2007 21:33:55]
お知らせ > カロンさんが帰りました。 『(暑さのせいではない。)』 [Fri 22 Jul 2005 14:32:52]
◆カロン > 暑さのせいかな…(コツコツ頭叩きつつ、とぼとぼ辿る帰り道。) [Fri 22 Jul 2005 14:32:26]
◆カロン > …(これ以上言うのはいけない気がしたので、手を離し、ストンと演習所外壁に下りた。 いや、もう言ってしまっているのだが。) [Fri 22 Jul 2005 14:29:21]
◆カロン > (ええい、これでも喰らえ。)象って暢気そうに見えて、案外おっかねーなー。ゾーっと… [Fri 22 Jul 2005 14:27:36]
◆カロン > (巨体はゆっくり四足を動かしているように見えるが、その実長い足からはかなりのスピードが出る。骨のトップスピードでも敵うかどうか…恐らくは、予想以上の機動力も象の強みと思われる。 演習に必死の乗り手や兵士は、兵に朝日が如くせり出した骨に気付かないよう。別にコレを見られても、大した損害にならないのだろうか。ここに昇るまでに、三角跳びまで繰り出したのに。…別に嫌がらせに来た訳では無いが、何かシャクだ。) [Fri 22 Jul 2005 14:20:26]
◆カロン > (通常、象軍演習場は開放されているようである。大まかな象の数や、外見から推測される象の長所短所を衆目に晒して尚…アングリマーラ象軍は、余裕なのだろう。そういう意味では、演習場の開放は示威行動とも思える。 でも流石に、演習の様子は見せて貰えない。貰えないなら貰うまでよ!旅先でテンション高目の骨は、強行。)…うお、象って速ぇな。結構。 [Fri 22 Jul 2005 14:13:09]
◆カロン > (演習場を囲む塀を捕らえる骨の指。シャム猫マークの丈夫な靴。ぐっと顔出すのは、しゃれこうべである。)おー、これが象か。でっけーなー!(誰もが口にするであろう台詞を、憚りも無く。…と、と口を塞いで辺りを窺った。バレたら事だ。ほっかむりの骨が挙動不審。) [Fri 22 Jul 2005 14:10:07]
お知らせ > カロンさんが来ました。 『(よっこらせ…)』 [Fri 22 Jul 2005 14:06:38]
お知らせ > 七星さんが退室されました。 『むー…ティアンで修行か。其の前にまたヴェイトスに寄って行こう!』 [Sat 18 Jun 2005 00:06:42]
◆七星 > ふーんだ!今はまだムリだけど、そのうち絶対勝って見せるんだからなー! (チビ龍の宣戦布告をどう受け取ったか。衛兵は更に睨みつけると威嚇するように槍を振り上げた…ので、とりあえず退散) むぅ…ケチ…! [Sat 18 Jun 2005 00:05:12]
◆七星 > (「Σ喰うつもりか!?」みたいに驚いた様子で、次の瞬間首根っこ摘み上げられてそのまま柵から引き剥がされた) こ、コラー!何するっ!はーなーせー! (どさっ。離された。というか放り投げられた。むぅ…と口尖らせつつ土をぱんぱんと払う) [Sat 18 Jun 2005 00:01:06]
◆七星 > (とりあえずこうして数十分。それこそ動物園に来たコドモのように柵にしがみついて眼を輝かせてたもんだから、衛兵っぽいひとがジロジロこっちを見てる。スパイには見えないだろうケド、念のため警戒してる、みたいな) ぅー…まだナナじゃ倒せないナー…重そうだし、強そうだしー… (そこでそんな物騒な言葉。ちゃきっと衛兵が槍先をこっちに向けて睨んできた) む…別に取って喰うわけじゃないぞ! [Fri 17 Jun 2005 23:55:50]
◆七星 > (演習場。国にとって大事な動物で、重要な戦力。高くて丈夫な檻が距離を隔ててて、その間に顔を突っ込むようにしてた) んむむ、スゴイなぁー…革も鎧みたいに硬そうだ! (自分のこの革服もお気に入りで丈夫だけど。アレはもっと分厚くて、叩いたらきっとこっちが痛そうだ。ぅーむぅー…) [Fri 17 Jun 2005 23:49:07]
◆七星 > (これが、これが…「象」か!旅人の話を聞いて、ようやくココに辿りついた。んで、早速実物を見てみたら) …ほぇー… (ぽかぁん、と口を開けたままゆったりと鼻を揺らしている生物を見上げていた。首が痛くなるのを忘れるくらい) [Fri 17 Jun 2005 23:42:35]
お知らせ > 七星さんが入室されました。 『…デカー!?』 [Fri 17 Jun 2005 23:40:13]
お知らせ > MJさんが退室されました。 『暫く、時も忘れて―――そして職員さんに捕まって摘みだされましたとさ。』 [Mon 16 May 2005 21:37:46]
◆MJ > (誰でも無い、此のカァドの未来の持ち主の為に何遍も鮮やかな赤をカァドになぞって……。文字に籠める魔力、KIAIだなんてこの間云ったけども強ち的外れでも無い、文字通り魂を込めて。) [Mon 16 May 2005 21:37:17]
◆MJ > (己の伸びた犬歯、口元に親指を寄せれば指の腹に牙を食い込ませ―――プツ、と弾力ある皮膚を貫いて切っ先が食い込む。 穿たれた指先から膨れ出る赤色。 朱の意味は侵略、勝利、始まり―――剣に彩るのは相応しい色。) [Mon 16 May 2005 21:28:00]
◆MJ > ルーン文字とは、紙にでは無く石版や石碑…木片などに刻まれる為の文字であり。 直線や水平線などで表し曲線などは余り使われる事が無かった文字である。 (そして何事も無かったかのように作業を初めて、誰に言われる迄も無く解説を。 今回刻むのは『剣』を表すルーン、複雑な文字や呪文など要らない。 古来より、真に力のある文字は一文字でも力を発揮したと言うルーン。 あの子にお誂え向きな「剣」のルーン、前回大元の力となる文字は込めた。) [Mon 16 May 2005 21:10:27]
◆MJ > まっ良いカァ―――(前向きに、では無く前にしか進まない餓鬼はあっさり思考を放棄して。 空の向こうで誰かが泣いてる気が…しないでも無かったが。 腕を組んだ姿勢の侭、ごろり転がって。 レッツポジティブシンキング。) やっぱりお腹空いたなァ―――宿に戻ってハッちゃんのお土産でも食べちゃおうかなァ。 (と、懐かしいヴァイトスを思い浮かべながら、目を細め―――。) アッレ? (漸く何か思い出したらしいぞ餓鬼、急に起きあがるとカードを拾い上げて。) [Mon 16 May 2005 20:56:57]
◆MJ > (飴位はなかったかな?と漁る懐から一枚のカァドが灰色の象の肌に落ちる、淡く光る紙片。) 何だろコレ? (数秒ほど逡巡、頭の隅に何かひっかかる「う゛ーん」と腕を組んでカァドと睨めっこ。) [Mon 16 May 2005 20:44:32]
◆MJ > (思考する事数秒、宿屋にいる褐色の髭の事は直ぐに忘れると。 懐に手を、何か食べ物を探して――何となく口寂しい。) 何もないネ……、ここでジュースの差し入れサーヴィスとかナイの?ここの牧場ってばさァ (悪態と共に溜息をついても残念ながらサーヴィスは無かった。 下手すれば捕まるやも知れぬ状況で、不貞不貞しくもゴロ寝を初め。) [Mon 16 May 2005 20:31:54]
◆MJ > ぎしゅたーう゛、暇ならさ――アレやってよ? あの、鼻で水吸ってシャワーみたく吐くヤツ。 (大きな耳をぐいぐいと引っ張るけど、反応は無し。 何か言うのも五月蠅いとばかり巨像はゆっくりと瞳を閉じて。) 芸人根性無いなァぎしゅたーう゛、其れじゃカレイドスターになれないよ? (「もしもーし」って瞳を閉じた巨像の耳を引っ張る餓鬼、当然ながら反応は無い) ちぇ―――。 (今頃宿屋で旅の道連れは、大慌てになってるだろうか? 当然何も告げずに宿を抜けだした。 ) [Mon 16 May 2005 20:22:37]
◆MJ > (象の背から見る世界は高かった、初めは歩く度に揺れるのが面白くて象を走らせたりして、残念ながら玉乗りをさせたかったのだが玉が無いので断念。 今は満足したのか象の背で、ゆったりとくつろいで。) ぎしゅたーう゛、お腹空いたなら御飯でもお食べ? (ぎしゅたーう゛は微妙に嫌がってるのか耳を大きく震わすと勝手気儘に灰色の躯をのっそりと地に降ろして、其れでも降りる気は無いらしい餓鬼。) [Mon 16 May 2005 20:15:21]
◆MJ > (「降りてこい糞餓鬼ィィ!!」とか下で声がするけど、気にしちゃイケマセン――何故だって言えば。) 良いジャン、マ○ー牧場だとポニーとか馬に乗れたじゃんか。 (軍象と呼ばれる、アングリマァラ独自の風習。 聞いた時から決めていた、象に乗りたいと切に。 そんなワケで餓鬼は象を無断で拝借してあまつさえ勝手に背に乗ると公舎内を象さんと一緒に散歩中。) ぎしゅたーう゛も散歩したいよねェ? (たしーん、たしーんと象の肌を叩いて、進めぎしゅたーう゛!って勢いだ。) [Mon 16 May 2005 20:07:24]
◆MJ > (故郷より離れた別の場所で見上げる夜空、例え違って見えるとしても此の空は繋がっている。 不思議な感覚、異国で見る空――――ぼんやりと揺られながら、ちょっと贅沢な星空のハンモックを満喫中の餓鬼。) [Mon 16 May 2005 20:01:08]
お知らせ > MJさんが入室されました。 『曇天模様の空の下で』 [Mon 16 May 2005 19:56:46]
お知らせ > マド@渡り鳥調査さんが退室されました。 [Tue 7 Dec 2004 22:33:05]
◆マド@渡り鳥調査 > (何も起こって無いのに戦争みたいな空気ってどう云う事だ。普段の倍は疲れたと心持ち痩せた気分で、――…進まぬペンを進めるのだった。) [Tue 7 Dec 2004 22:33:04]
◆マド@渡り鳥調査 > (多分「象に馴れ馴れしく口をきくな」とかそンな感じだろう。一体何様だ、――象様か。 悠々と此方を見下ろしてくる象の視線が憎ッたらしい! …努めて表情を殺して、其れ以上不満を買うわけにはいかん。) ………、 (黙っていれば、黒い影は音も無く去っていった。拘束具から解き放たれた気分だった。 …ぶはァ、と詰まった息を吐いて。) … ツルどころじゃねェや…。 (やれやれ、と項を掻くのだった。 ――相変わらず視線が背中を苛む。むず痒い程だ。) [Tue 7 Dec 2004 22:27:47]
◆マド@渡り鳥調査 > (トキノミヤコの忍者を思わせる。彼らは彼らで(いや彼女かも知れんが)、独自の隠形があるのだろうけれども。…いやはや、見事なものである。 他が迂闊に口を出せないのも無理は無い、先ほどの男のように。挙動の一つ一つが監視され、隙あらば――と云った所だ。怖い怖い。鳥肌が背を走った。) (黒尽くめなのか、肌に直接色をつけているのか知らないけれど…松明があるのに、間近なのに闇に解ける姿。男は きょろ と瞳を動かして。) ――…や、悪かった。 (恐る恐る両手を肩まで挙げ。) [Tue 7 Dec 2004 22:22:41]
◆マド@渡り鳥調査 > (動物と意思疎通の出来る男であったが、其れは裏路地の野良猫とスラングで会話するようなもの。…人も顔負けな訓練を乗り越えて此処に立つ象は、云わばエリート。余所者の、しかも見ただけで下賎の者と解るような男に口を開いてくれる筈も無い。男には、やっぱり小山か石像のようにみえるのだった。 いけすかねェ、とは思っても口に出せないけれど。) ――なァアッ、ちょっと背中の降ろしてくンねェかァアッ?! (返答は無し、と解っていても云わずには居られない。そして象はサラリと無視って、「…やっぱり、」と男が溜息を付く前に、) …う。 (咽喉元に突きつけられる棒が四本。何処から、いつの間に出てきたのか。 男を取り囲む調教師。) [Tue 7 Dec 2004 22:06:29]
◆マド@渡り鳥調査 > (松明が濃いオレンジの陰影を作っている。切り絵のよう景色だと思った、ただし生き物のように舐める炎の揺れは二次元を三次元に見せるのだけれど。奇妙な気分になる。まるでコレは演劇で、客だったはずの己は何時の間にか舞台の上に立っているような。…其れも、神の前にある贄の役で。 ぞっとしねェな、と溜息混じりに首を振った。) ――ッ糞、コレじゃァ象の観察日記だぜ…、 (小さく舌打ち。ツルを入れようと帳面に描こうとするのだが、象がどう見ても前面に出ている。 秋の写生大会じゃ無いのにと、表情は苦く。…元々絵が得意で無いのも手伝って、苛々は小さく募って行った。) …降りて来いよお前ェさんらもよォ…。 (げんなりした声は、でも象と云う玉座の上のツルには届かんのだろう。精々人間を見下ろしてゆっくり寛ぐと良い。) [Tue 7 Dec 2004 21:59:29]
◆マド@渡り鳥調査 > (六日目。折り返し地点か。ツルはまだまだヴェイトス市に帰る様子を見せない。コレは十日コースだろうかと男は思うのだった。) (そして、目的のツルはと云えば…象さんの背中で休憩しているのだから大したものだ。聞いたところに依れば、人間がちょっとでも生意気に 乗ってやろう とか云うような素振りを見せたらあっさり踏み潰されてしまうらしいが。鳥なら良いのだろうか、と云うよりお互いにそう気にしても居ないように見えるのだが。) …首が痛ェや。 (視線はずっと上を見ているから。) …視線も、痛ェけどな。 (――毎年、ツルの調査が来ることは向こうも承知なのだろう。演習所に踏み込んで居られるのも、ひとえに、此方の市の獣使いギルドから許可証を貰っているからなのだが。 …彼方此方から、象を操る軍人と付き人、後は恐らく見張り?の視線が吹き矢のように。) ……ただでさえ丸腰なのに、勘弁してもらいたいもんだ。 [Tue 7 Dec 2004 21:53:03]
◆マド@渡り鳥調査 > (――夜に小山が幾つも聳えている様だ。) [Tue 7 Dec 2004 21:43:36]
お知らせ > マド@渡り鳥調査さんが来ました。 [Tue 7 Dec 2004 21:43:22]
お知らせ > ドーラさんが退室されました。 [Thu 2 Sep 2004 14:03:43]
◆ドーラ > へへへ (意味の無い笑みを軍人さんに送る。ここで逃げては逆効果だろう) あれ、どこに連れてかれるのかな?俺 (そのまま億へと引きずっていかれ、シャムが引き受けに来るまで尋問を受ける破目に……」) [Thu 2 Sep 2004 14:03:35]
◆ドーラ > (しばらくはそのままのんびりと演習を見学していたが、向こうの方から険しい顔をした軍人さんが近づいてくるのに気付く) あー、スパイと間違われてるとか? [Thu 2 Sep 2004 13:59:03]
◆ドーラ > にしても、あちー (ばたばたと戦闘服のすそを仰ぐ。それでもマントを着込んでいるのは何かのポリシーだろうか) 砂漠にもあんなのが出るのかねえ……レナの旦那でも荷が重そうだ (戦闘になったら俺は前衛に入るのかな?などと考えつつ) [Thu 2 Sep 2004 13:54:47]
◆ドーラ > んー……あれ一頭飼うのにどれくらい餌いるんだろうな……あ (随伴歩兵が、荒れた象に鼻で吹き飛ばされた) これは練習も命がけだな、おい [Thu 2 Sep 2004 13:47:38]
◆ドーラ > うわーすげー、でけー (ドーラは唖然として眼前に広がる景色を眺めた) ……これが象か……なんつう化けもんだ。こら戦争したら勝てんわ (ソフトドリンクをすすりながら、演習の様子を見学する) [Thu 2 Sep 2004 13:44:06]
お知らせ > ドーラさんが来ました。 『象さん大行進』 [Thu 2 Sep 2004 13:34:37]
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