墓地 参加者 なし ROM 1人
お知らせ > ルーア・リシアさんが帰りました。 『街、が――泣いてい、る――』 [Fri 23 Nov 2007 03:33:07]
◆ルーア・リシア > ( やがて飽きたのか、ルーアはきびすを返し、また見回りへと戻っていく。その最中、ふと、耳が風の音を捉えた。 ) [Fri 23 Nov 2007 03:32:52]
◆ルーア・リシア > ( 眠らない街、ヴェイトス。夜も昼もきらびやかな明かりが耐えないが、それでもこのくらいの時間になれば、明かりの数も数時間前より減っている。だからこそ、街の一画に突如現れた光が、余計目に付いたのだ。風に黄色いツインテールを揺らし、じっと、その様子を見つめている。 ) 魔法の、実験か、なにか? [Fri 23 Nov 2007 03:24:08]
◆ルーア・リシア > ( それは、まばゆい光だった。日の出までには、いくばくか時間の余裕があるし、何よりも、あれは街の方角だ―― ) [Fri 23 Nov 2007 03:19:15]
◆ルーア・リシア > ( 街外れの墓地――さえぎるものがほとんど無いなだらかな丘の上で、ルーアは確かに、それを目にした。 ) ――なんだろう。あれは―― ( 時刻は、夜明けを間近に迎えた頃。見回りの途中で足を止め、少女はカンテラを持った腕を下げた。何かに魅入られるように、その方角を見つめて―― ) [Fri 23 Nov 2007 03:15:55]
お知らせ > ルーア・リシアさんが入室されました。 『(――光――)』 [Fri 23 Nov 2007 03:11:13]
お知らせ > ユダさんが退室されました。 [Sun 18 Nov 2007 01:55:01]
◆ユダ > うん。えっベットは…多角形じゃ駄目? (やっぱり、買い変えないといけないかしら。と肩を落とした) うう…ありがと。 (すん、と鼻をすすると差し出されたハンカチを受け取って顔を隠した。なんとなく泣きそうになって、慌ててわざとらしい咳ばらいをして) この敷地内にお家があるの? (驚いたようにハンカチをずらして目だけを覗かせると、見えるわけはないのになんとなく窓の方を見遣った)(続いたルーアの言葉に嬉しそうに、照れくさそうに女は微笑むと小さく頷いて、誤魔化すように「鼻水が!」なんて大げさに騒いでは、また顔を隠してしまうのだった) [Sun 18 Nov 2007 01:54:31]
お知らせ > ルーア・リシアさんが退室されました。 『(ともだちだもの――)』 [Sun 18 Nov 2007 01:44:12]
◆ルーア・リシア > カンテラは、しっかりもって。ベッドは、もちろん白いシーツの四角い寝床。 ( ユダの返事に、一つ一つ、真剣にうなずいて。それから、そのひとつひとつに、しっかりと補足をつけて。 ) どうしたの? そんな金魚みたいな顔をして。 ( 淡々とした声音の中に、からかうような気持ちが、わずかに見え隠れ。無論、ユダの正体が知られたとき、己も決して、知らなかった、では済まされないだろう。それ相応の、責任がまっているだろう。だけど―― ) ほら、ハンカチハンカチ。 ( ハンカチをユダの前に差し出して、双眸を輝かせる彼女を、楽しい気持ちで見つめる。そしてやっぱり、思うのだ。それくらいのリスクは、甘んじて受けよう、と。 ) 次の交代時間がきたら、私の家に案内する。この墓地の敷地内に、あるから。それまでは、ゆっくりはなそう? ( だって、私は、この子の―― ) [Sun 18 Nov 2007 01:43:47]
◆ユダ > (希少価値の高い、友人の笑顔を見て目を瞬かせたが続いた質問には小首を傾げた) パン?えぇ、好きよ。 (栄養にはならないが、味覚で感じることは出来るのだ。素直に返答すると「それがどうしたの?」と不思議そうな顔でルーアを見つめて) スープも飲むわ。暖炉は…そうね、部屋の明かり代わりにつけるかしら。カンテラは…あー…うん。たまに、そう…たまに忘れる時もあるかもしれない。ベッドも若干奇抜なデザインであることは否めないけれど…。 (質問のひとつひとつに答えていくが、後半はいまいち歯切れが悪い。以前、注意されてからはカンテラを持ち歩くようにはしているが、依然として忘れることが多く、ベットに関しては立派な黒塗りの棺であった。ルーアの話に耳を傾け、少しびくびくしながら次の言葉を待っていたが予想だにせず、友人の顔に浮かんだ微笑みを見ると) ……え?え?! (パクパクと魚のように口を開閉する。一呼吸置いて、言葉の意味を理解すると双眸をきらきら輝かせ馬鹿みたいに何度も頷くと、突然顔を両手で覆った) 駄目っ嬉しすぎて鼻水垂れるわよっほんとに! (まったく、なんてぼやきながらも声は明るい響きをもっていた) [Sun 18 Nov 2007 01:34:07]
◆ルーア・リシア > ( 寂しい――そう、一人は、寂しいものなのだ。生きている人間も、死んでいる人間も、みな、そう言っていた。死神である己には、分かるはずも無い気持ち。しかし、目の前のともだちの言葉を聴いていると、なぜだか胸が痛んだ。 ) ――ばか。 ( 無理に取り繕ったような笑みを浮かべるユダに、小さく微笑んで、そんな言葉を。それから、すこし間をおいて。 ) ねぇ、ユダ。貴女、パンは好き? ( それは、唐突な言葉。淡々とつむがれる言葉。けれど、確認するように、力がわずかに篭っている。 ) スープは飲める? 暖炉に火を入れる習慣はある? 夜で歩くときは、ちゃんとカンテラをもっていく? それから――それから、ベッドでちゃんと眠る? ( そこまでひとしきり話した後、ルーアはこう付け加えた。 ) 別にね、”人間”のともだちを家に招くくらい、いいと、おもう。 ( そういって、ふっと、笑ったのだ。 ) [Sun 18 Nov 2007 01:13:53]
◆ユダ > うん。 (正体こそはっきりとは分からないものの、向き合って座る少女が人間ではないのは薄らと感じていた。「かばえない」という言葉には、じっとテーブルを見つめたまま頷いて) 帰るところはあるけど、そこには誰もいないもの。そんなの…寂しいわ。 (テーブルの下で両手を組み、落ち着きなく爪先を触りながらぼそぼそと言葉を発する) 大丈夫。私、戦闘は苦手だけれど逃げ脚だけは早いのよ? (取り繕うように、微笑んだ) [Sun 18 Nov 2007 01:05:57]
◆ルーア・リシア > ( でもたったひとつ、たいしかなことがある。それは――頭のうさ耳で、雰囲気ぶち壊し。 ) [Sun 18 Nov 2007 00:57:27]
◆ルーア・リシア > ――ともだちだと、思うから。 ( うつむいて、目元に影を作り、ぼそっとつぶやく。両手のひらから、カップの熱を感じながら、ミルクティーの水面を見つめて。 ) 友達だと思っているから、きてほしくない、の。あなたに何かあっても、私は、たぶん――かばえない。 ( 墓守としても、死神としても。特にヴァンパイアとして狩人に狙われたなら、おそらく、己は手を出せない。墓守も、死神も、中立でなければいけないと、分かっているから。私情を挟んで介入すれば、そこにしがらみが生まれる。 ) 嬉しいよ? ――会えて、よかったし。会いにきてくれて、すごく――その、嬉しい。だけど――だからこそ―― ( ともだちは、ルーアしかいない。そういうユダのこと場に感じるのは、嬉しさと、せつなさと。 ) いくところ、ほかに、無いの? ( 顔を上げて、そっと、たずねてみる。 ) [Sun 18 Nov 2007 00:54:31]
◆ユダ > (ここに居る理由を問われ、テーブルに頬杖をついてだらしない格好で曖昧に「あー」だとか「うー」だとか言っていたが、ルーアの言う言葉の意味を汲み取ると、頬を掻いた) うん。分ってる。危ないのは、よーく分っているのよ? (物憂げな調子で唇を尖らせつつ、目を伏せると) だって、私の友達ってルーアしかいないんだもん。会いたくなる時だってあるじゃない。 (子供じみたことを言うと、顔色を伺い見るようにちらっとルーアを見た) [Sun 18 Nov 2007 00:46:37]
◆ルーア・リシア > ――それじゃあ、後をお願い。 ( ルーアの言葉に、墓守たちがうなずき、ローブを羽織って表へ出て行く。広い敷地の墓地を見回る墓守たちは、交代で仕事に当たる。ルーアがかえってきたということは、すなわちここで待機していた墓守たちの仕事の時間が来たということ。簡単な挨拶を交わして、体を十分に温めた墓守たちは、ドアを開けて出て行った。これで、部屋にはユダとルーア、二人だけ。 ) それで? どうしてまた、こんなところへ? ( ホットミルクをいれたカップをもって、椅子に座ると、さっそく聞きたかったことをたずねてみる。頭のうさ耳がシュールだけど、鏡とかないから本人にはみえないんだ、うん。 ) 最近、狩人たちが不穏な動きを見せている。この墓地でも、それは確認できた。――まさか、知らないわけじゃ、ないでしょう? ( ユダの正体を察しているルーアは、それとなく、注意を促す。 ) [Sun 18 Nov 2007 00:36:47]
◆ユダ > (頭にひょこりと揺れる2つの耳を見て、満足げにうんうんと頷くと生あたたかい視線を送りほくそ笑むのだった)(カモーン、とばかり受け止め体勢に入っていたが「十字架」発言に、ポカンと口をあけて) …あぁ、うん。そうなの、十字架の真似をね、こう、衝動的にね……。 (無情にも素通りしていくツンデレな少女に背を向け、くっと唇を噛みしめた。泣かない泣けない泣きません。行き場のない両手を下ろすと、すごすごとテーブルに戻り元の位置に腰を下ろした) [Sun 18 Nov 2007 00:29:37]
◆ルーア・リシア > え、うん――ぇ? ( なぜか熱の篭ったユダの催促に、目を白黒させてしまう。迫力に押されて、なんだかたじたじと。勢いに流される感じで、しぶしぶうさ耳を頭に戻した。ほんとににあってるのだろうか、と上目遣いに自分の頭を見るように。 ) ――十字架の、マネ? ( 腕を広げて何かに期待するような顔でめっちゃきらきらしているユダの顔を、不思議そうに見つめて一言。ごめんツンデレなんです。ツンなんです。 ) とりあえず、座って。色々話も聞きたいから。 ( マントをたたんで、ユダの横をスタスタと普通に素通りするよ! ) [Sun 18 Nov 2007 00:19:24]
◆ユダ > (頭から取り外されたお洒落道具とやらを見て、再びルーアに視線を戻すと力強く拳を握りしめた) 変じゃないわよ。とても良く似合っているわ。えぇ。さあ、一刻も早くうさ耳を頭に戻しなさい。 (ね?と、うさ耳の装着を促した。そうこう話しながら、女はツインテール少女の方に近づいていく。そして、ある程度距離をあけたところで立ち止まると、両手を思い切り広げた。何かを期待するようにウキウキした視線を向ける。女の頭の中では「友よ!」なんて叫びながら飛び込んでくる少女の姿ががっつり妄想されている) [Sun 18 Nov 2007 00:13:55]
◆ルーア・リシア > ( 邂逅一番、口をついて出た言葉が”ルーア、あなたウサギさんだったのね!?” ) ( な ん で そ う な る ! 超心のツッコミをした後で、ルーアはわずかに、眉を潜めて。相手を見た。覚えている。そう、彼女は。 ) ユダ? こんばんは――ひさしぶりね。 ( でも、どうしてこんなところにいるのだろう。小首をかしげて。 ) あぁ、これは、カチューシャ。私の後輩からもらったの。女の子のおしゃれ道具の、一つらしいけど。――やっぱり、へん? ( 似合わないだろうなぁとか思っているものだから、ローブと一緒にうさ耳もはずしてみせる。 ) [Sun 18 Nov 2007 00:01:32]
◆ユダ > (すっと体を撫でる冷気に、ちらっと扉の方に目をやる。しばらく虚ろな目で、小屋に入ってきた何者かを眺めていたが、声を耳にしたその瞬間、女は飛び起きた。目をきらきらと輝かせて、ガタンと大きな音をたてて立ち上がると) ぎゃーっ!! (とりあえず、叫んだ。あわあわと口を動かして、瞳を潤ませると) ルーア!あ、あなた…うさぎさんだったのね!? (久し振りの対面早々、ぎゃいぎゃいと騒ぐと大げさによろめいてみせた) [Sat 17 Nov 2007 23:57:19]
◆ルーア・リシア > ( 冬間近。そとはすっかり冷えて、墓地を見回る墓守の体を容赦なく冷やす。今もまた、自分の仕事を終えた少女が一人帰ってきた。ルーアは墓守たちの中でもひときわ若く、目立つので、主に悪い意味でマスコット扱いされている。それが今日は、どうしたことか、周りの視線が一気に集まる。 ) ――ただいま。今、戻った。 ( 抑揚の無い声で、淡々とあいさつを交わす。そのツインテールの頭には、なぜだか装着!うさ耳カチューシャ。”詳細は墓地過去ログを参照” ) あれ、お客さま? [Sat 17 Nov 2007 23:49:38]
お知らせ > ルーア・リシアさんが入室されました。 『(がちゃっとドアがあき、部屋に冷気が流れ込む。)』 [Sat 17 Nov 2007 23:43:49]
◆ユダ > (3杯目の紅茶を飲み干したところで、女はパタリとテーブルの上に倒れこんだ。両手をだらりと前に突き出し、力尽きたように伏す様はまるで死体のように見えなくもない。カップを倒してしまわないように、ちょいちょいと指先でつついて脇に避けると女は窓の外に目をやった。もうすっかり日は暮れて、外は真っ暗だった) [Sat 17 Nov 2007 23:30:35]
◆ユダ > 外観に反して、なかなか居心地の良いところね。 (足をゆらゆらと子供のように宙で揺らしながら、ぐるりと室内を見渡してそんなことを呟いた。そもそも、何故この墓守小屋に女がいるのかというと、それは数分前に遡る。女は、つい今しがたまで迷子だったのだ。永延と続く墓地をあてもなくふらふらしていたところを、先ほどの老人に保護されたのだった。若干呆れの色を顔に滲ませ「体を温めてから帰りなさい」そう言った老人の言葉に甘え、女はすっかり和みモードで小屋に居座っている) [Sat 17 Nov 2007 23:16:45]
◆ユダ > (ある夜のこと。墓場にひっそりと建つ小屋に女はいた。墓守の休息の場として利用される小屋の中、堂々とテーブルを占拠し、くつろいだ様子で紅茶をすする女は無論、部外者だ) なんだか申し訳ないわ、お茶までいただいてしまって。 (申し訳なさの欠片も垣間見えない晴れた表情で、女は墓守の老人に微笑みかけた。老人は、それに対して気分を害した様子も見せず「いいえ」とだけ答えると、小屋の奥の部屋に引っ込んだ。その背中を見送り、ほうと溜息を吐き出すと、女はまた一口紅茶をすすった) [Sat 17 Nov 2007 23:09:25]
お知らせ > ユダさんが入室されました。 [Sat 17 Nov 2007 23:07:22]
お知らせ > エレンシアさんが帰りました。 『職員は身震いをして私が来るのを待っていた…私の手を掴めば一目散で墓場を後にします…』 [Sat 17 Nov 2007 19:45:33]
◆エレンシア > …私がこうして地上に送り込まれた事に何か「意図」があるのでしょうか…神様…(吹き抜けた風は私の漆黒の羽を巻き上げてっ吹き上げていった…その羽は何時になっても降って来る事は無かった…)私は「試練」を受けているのでしょうか…(深い溜め息を一つ吐き、墓標に眼を向ける…)…また来ます…あなた達の安らぎを歌いに…私も…それで「天使」だったと…自分で認める事が出来るから…(遠くで職員の呼ぶ声が聞える。)…そろそろ戻らないといけない様です…それではまた…(私は翼を広げて、職員の居る墓守の小屋まで羽ばたく)…私の翼は黒い…だけど…心までは汚れていない…きっと…きっと… [Sat 17 Nov 2007 19:44:21]
◆エレンシア > (…「レクイエム」は最後まで歌われた…聖歌は墓地に響き渡る…『…皆には聞こえているでしょうか…魂達に私の歌声は届いているでしょうか…安らぎの歌…浄化の歌声…』…私は…また歌う事が出来た…もう二度と歌えないと思っていた…私の歌…私は涙を流してその余韻に浸っていた…なんでもないただ、歌が歌えた事…それだけだけど…私にはその事がとても大きく重要な事だった…)…神様の悪戯かしら…(私は片手を胸に当て、もし、そうだとしたのなら…感謝しなくてはならない…私を地に落としたのも神…そしてまた力を与えてくれたのも神…とても複雑な気持ちの中…私は感謝の分を胸に刻む…其処に一陣の風が巻き起こる…その風は吹き抜けて私を包み…そして、広い空に消えていく…)…神様も意地悪ですね…(私はくすっと笑い、雲の掛かる空を見つめていた…) [Sat 17 Nov 2007 19:33:15]
◆エレンシア > (…空には雲が掛かり…合間から月の光が差し込む墓地…私は墓地を見渡す…)…淋しい所なんですね…とても悲しい…命の終焉の場所…肉体が眠れし所…(私は両手を組み祈りを奉げる…そう無意識のうちに身体が動いてしまう…そして口からは、安らぎを与える言葉が奏でられる…「レクイエム」…私は無意識のうちに、自らが覚えていた天使の頃の聖歌の一つを身体から呼び起こす…封印された失ったはずの呪文…そんなはずの「歌」が墓地に響き渡る…「死者に安らぎを…」ただそれだけを思い、歌を奏でる…澄んだ歌声が人気のない墓地に響き渡る…職員もこの声に気がつきその様子を問う巻きに見つめていた…) [Sat 17 Nov 2007 19:21:59]
◆エレンシア > …この下に…肉体が眠っているんですね…(私はしゃがみ込み、土に手を当てる…命の息吹の感じない土…とても冷たく閉ざされた中に人が眠っている…私もいずれ…こうなるのかな…手を土から離し…軽く手を叩き土を払い落とす…私は天使で…元々死者の霊魂が天国に来るのを何回も見たことがある…今こうして、逆の立場で見つめる事になるとは思っても見なかった…)…私は、本当は「天使」なの…本当はあなた方に「安らぎ」を与えるのが仕事だったのに…(私はまた一つの墓標の前で足を止める…小さな墓標…その墓標を見れば…「享年 6歳」…私は胸が苦しい)…肉体とはこんなにも…儚いものなのでしょうか…(私は墓標を優しく撫でながら目じりに涙を集める…)…今の私には皆さん二安らぎを与えられない…ごめんなさい…(私は、自分の力の無さをこんな所でも感じてしまう…) [Sat 17 Nov 2007 19:12:54]
◆エレンシア > (最後の夜…私は客間に居た…そして暫くして職員が訪れ、私にこう言って来た…) 職員「…今日で最後だ…何か最後に我侭を一つ聞いてやっても良いが…何かあるか?無論叶えられる範囲でだ…」(私は、疑問に思った事を口に出す…)…人の…肉体が動かなくなったらどうなるんですか…?(私の肉体は人の其れと変わらない…天使の頃の様な霊的な存在でない今…自分の最後に行きつく場所を見てみたかった…私の言葉に職員は「…!?…お前本当にそんな事思ってるのか…」職員は驚いた声を上げながらも…私を此処まで連れて来てくれた…)職員「俺は入り口で待っている…気が済んだら早く来い…何が出ても俺は保証しないからな…」(職員はそう吐き捨てて墓守の小屋付近で私を待つという…私は一人…暗闇の墓地に歩みを進める…)…此処が肉体の行き着く場所…(私は一つ、一つの「墓標」を見ながら奥に進んでいく…) [Sat 17 Nov 2007 19:04:43]
お知らせ > エレンシアさんが入室されました。 『…此処が…肉体が帰る場所…暗くなった墓地に訪れる堕天使…』 [Sat 17 Nov 2007 18:57:27]
お知らせ > ルーア・リシアさんが帰りました。 『(そして、かがり火の明かりが、きえた。)』 [Fri 16 Nov 2007 02:49:29]
◆ルーア・リシア > ばかな、ひと。 ( 燃えて、焼けて、徐々に小さくなっていく明かりの中で、黄色いツインテールの少女は、うつむく。ポツリと漏らした言葉に、それ以上の意味は無く。振り向きざまに、鎌を振り下ろし、地面からはいでた不死者の脳天を叩き割った。 ) ( これで終わり――ではない。男の体から、魂が抜け出ようとしているのが見える。遺体と魂、二つを処理しなければならないのだ。それが墓守と、死神の仕事だから。 ) [Fri 16 Nov 2007 02:48:58]
◆ルーア・リシア > ( その様を見るや、地を蹴った。浮かぶ思いは、哀れみだけ。 ) はっ! ( 男が恐怖に悲鳴を上げる間も与えず、死神の鎌がかがり火の中できらめいた。男の体が、二つになったのは、その直後のこと。 ) [Fri 16 Nov 2007 02:44:46]
◆ルーア・リシア > ( 突然地面がもりあがり、腐臭にまみれた骨の腕が、男の下半身をがっちりとつかんだ。 ) [Fri 16 Nov 2007 02:40:22]
◆ルーア・リシア > ( 彼らは、ここでずっと眠っていた。安心して、永い眠りについていたのだ。人生という旅時を終えて、ようやく肉体から魂を開放して。永久の眠りについた躯が、ここに眠る彼らなのだ。 ) 何人であろうと、死者の眠りを妨げることは、許されない。 ( 死神として、魂たちに触れていればこそ、わかる。彼らはただ、眠りたいだけなのだ。安らかに。 ) ――あなたには、あるの? ここに眠る、死者たちの想いを、受け止める覚悟が―― ( 『な、なに、いってんだ……お前……!』 男も感じ始めているのだろう。ルーアの得体の知れなさを。それは見えない恐怖となって、男の戦意を奪っていく。その情け無い有様を見て、余計に思うのだ。 ) そんな覚悟も持たずに、いたずらにかき乱して―― ( 鎌を、水平に構える腰を低く落とし、一足飛びでかかれる間合いまで、にじり寄るように。それを察して、男が逃げ出そうとしたときだった。 ) [Fri 16 Nov 2007 02:39:36]
◆ルーア・リシア > ( 酒によって墓を壊すもの、いたずらまがいに土を穿り返すもの、不死者となって黄泉帰り、生者に牙を向くもの。墓地の静寂を乱す存在は数あれど、遺品目当ての墓荒しは、今も昔も後を絶たない。攻撃態勢に入った男が、緊張に耐え切れなくなったのか、声を張り上げ、叫んだ。『う、うるせぇ! どうせ死体だ。死んだ人間からものを拝借して、何が悪い!』ナイフを突き出し、欲望ににごった目でこちらを見返す。しかし、男の誤算は、年端もいかない少女が、突然身の丈ほどもある大鎌を取り出したことだった。獲物の大きさが、まず違いすぎる。 ) それは――暗黒街や、スラムのルール――でしょう? ここでは、通用、しない。 ( 言い放つ言葉は、冷たく、淡々と。しかし心の中で燃やす炎は、より激しさをまして体を包むようであった。ぐちゃぐちゃに掘り返され、無残に野ざらしとなった死体を見れば、その無念さや怒りを、まざまざと感じ取って。 ) [Fri 16 Nov 2007 02:31:34]
◆ルーア・リシア > あなたは、やりすぎた―― ( 闇の中、地面に落ちて燃えるかがり火の揺らめきが、ルーアの体半分に陰影をもたらす。実体化させたた大きな鎌を握り締め、墓守は一歩、力強く歩み出る。無表情に近い顔は、しかしその目に確かな力を宿して、相手を見つめる。ボロをまとった男、その足元に転がる袋と、死者の遺品。すぐ脇にある、乱暴に掘り返された墓。倒れた墓標。 ) 咎人――魂を冒涜した罪を、償ってもらう。 ( ルーアの体からにじみ出る気迫、凄みを感じ取ったのか、墓荒しの男が、一歩退いた。手には、鋭いナイフを握っている。 ) [Fri 16 Nov 2007 02:20:25]
お知らせ > ルーア・リシアさんが来ました。 『(なぜ? と問われれば、その理由はたった一つ。)』 [Fri 16 Nov 2007 02:13:14]
お知らせ > ルーア・リシアさんが退室されました。 『(そして、また――墓地に静かな歌が響く――)』 [Thu 15 Nov 2007 00:01:57]
◆ルーア・リシア > ごめんなさい。私の後輩が、迷惑を―― ( 振り向いて、青白い住人たちにわびる。ともあれ――今すべきことは、残された死者をしっかりと門へ送り届けること。それが終われば、死出の門に赴いて、そこで晴れて昇進だ。 ) 少なくとも、巴に好き勝手されるのを防ぐには、いいかも。 ( 死神の上下関係は厳しいのだから、言葉で封じ込められるだろう、などと安易に考えているあたりが、いじられキャラの定めか。本人が気づくことは、たぶん一生ない。 ) [Thu 15 Nov 2007 00:01:38]
◆ルーア・リシア > ( 巴――己のことを先輩と呼んでいたし、感じる気配から、死神であることに間違いは無いだろう。 ) まるで、駆け抜ける嵐―― ( はた迷惑きわまりない存在である。墓を荒らされたのでなく自分の心をあらされたのは初めてだった。 ) なんで、私の周りには濃いのばっかり、あつまるんだろう。 ( 頭痛がひどくなってきて、片手をおでこに添えてうめいた。 ) [Wed 14 Nov 2007 23:58:26]
◆ルーア・リシア > ( 言われるがまま、しぶしぶ目をつぶる自分もどうかと思うが。 ) ――あ。 ( 気配が消えたのに気づいて、慌てて目を上げると――もう、そこに巴の姿は、無かった。 ) 何しに、きたんだ―― [Wed 14 Nov 2007 23:54:53]
◆ルーア・リシア > 貴女は、よくもまぁ人の話をそう都合よく―― ( だめだ。こちらの言葉がことごとくかわされている。だんだん虚脱感だけが高まってくる中で、がっくりと肩を落とす。 ) ――違うの? ( どう見てもカチューシャ売りに来たとしか思えない。どこからそんな豊富に飛び出てくるのやら。呆れが半分、頭痛いのが半分といった気持ち。けれど、確かに聞こえた、恋愛運。 ) こ、これをつけると――? ( 恋愛――どっかのメイドの顔が浮かんで、カチューシャ付けて前に立つ己がいて――だめだどう考えても結果がひとつしか見えない。首をぶんかぶんか振って、頭のモヤを振り払うように。 ) 語り部? それなら、墓地より芸能横丁のほうが―― ( 言いかけて、それを邪魔する、おまじない ) [Wed 14 Nov 2007 23:54:06]
お知らせ > 巴さんが退室されました。 『(その間に消える死神。はっきり言って墓荒らしよりも立派な墓荒らしDA)』 [Wed 14 Nov 2007 23:49:57]
◆巴 > はい、おまじない♪ 目を瞑ってー? ( いち、にーの、さん★ ) [Wed 14 Nov 2007 23:49:19]
◆巴 > ( マイペースな死神。さらりと返ってくる答えに此方もさらりと返して。「かわいいのにもったいない」と、にっこり笑う。冬の夜空。きらきら輝く星空の下、先輩を虐め倒すかわいがるのは楽しい ) そうそう。あれよ。 かわいいわ。かわいいかわいい。っていうかね、先輩。わたくしがカチューシャ売り込みに来るほど暇だと思ってるんですか? それはプレゼントです。あ。恋愛運もアップするとかあるみたいですよー。 ( あるわけもない話をさらりと笑って混ぜておいた ) わたくしはカチューシャ売りじゃなくて、か た り べ ♪ ( にっこり ) 似てるようで違うでしょ?覚えておいてくださいな ( 片目瞑って確りアピール ) [Wed 14 Nov 2007 23:47:00]
お知らせ > 巴さんが来ました。 『あら、見た目は大事よ?女の子でしょ?先輩も。』 [Wed 14 Nov 2007 23:41:34]
◆ルーア・リシア > 死神が見た目を気にする時点で、どうかと思うけど。 ( 頭の固いルーアは、死神の理が第一なので、模範的なつまらない答えをさらりと返す。冷たい夜の中で、この空間だけが別世界に押し流されたような錯覚に、軽いめまいさえ覚えて。 ) アクセサリ――あぁ、そうか。街の女性たちが、付けている、あれ。 ( でも、こんな目立つものを頭に付けている女性なんて、いただろうか。ライカニアなら、みたけれど。なお更分からなくなって、目をしばたかせる。うさ耳とにらめっこしていると、ひょいっとなにやらかぶせられて―― ) な、なにをす――る――? ( いきなり変なことをされたので、むっと口をとがされ、反撃しようとする。しかし、手鏡に己の姿を映されると、その奇妙奇天烈な光景に、目を奪われて。そこにいたのは、ツインテールうさ耳という、よくわからない生き物だった。 ) これが、かわいい、の? ( どうにもよくわからない。ヴェルかキュビエに見せたら、それはそれでいじめられそうな予感だけはするが。 ) 巴。貴女まさか、わざわざ人の管轄区にカチューシャを売り込みにきた? ( お前自分の仕事はどうしたよ、と言いたげに相手を見つめ返し、キャピキャピされると余計鳥肌を立てて警戒してしまう。 ) [Wed 14 Nov 2007 23:37:42]
◆巴 > あら、いやだわ。結構この体気に入ってるからまだ捨てたくないのよー。ほら、やっぱり骸骨よりは見た目いいじゃない?ガリガリじゃないし。ゴメンネ先輩★ ( にっこり笑ってちゃっかり返した ) うーん。残念ながら此処にちょっと興味持っちゃったから無理ですねー( えへ。 ) ( まじまじと見つめる貴女を見て ) ………はい? (「どうやって使うものなの?」) ああ。……これはですねぇ。髪の毛が邪魔になったときとかに留めるお洒落…というか、アクセサリーですよ。 ( 使い方を知らないならこっちのもの。これは是非ツンデレ死神乙女に日常的につけさせるために――! ) ほら、えーっと。これこれ。( 一つ出して「はーい、頭かぶせますよー」と。ウサ耳。 ) ほら。これでかわいらしい小動物みたいでしょ? ( 自分の手鏡ひょいっと出して相手に自身の姿を見せよう。ほら、とっても似合ってる♪ ) 先輩、わたくし不審者じゃなくてかわいい後輩(はぁと)( にっこり笑って、次々にカチューシャを取り出しては 「あ、これもいいじゃなーい」「あ、これもー」と相手の頭に合わせるように手を掲げてきゃぴきゃぴ ) ( 幽霊たちもびっくり★ ) [Wed 14 Nov 2007 23:30:33]
◆ルーア・リシア > そうなの? おもしろいことを――きいた。なら、いまからあなたの体で試してあげる。 ( 悪意のないいたずらっ子。目の前のナマモノを一言で形容するなら、そういうべきだろう。しかも最高にたちが悪いときている。真顔で返す言葉は、あながち冗談でもなく。 ) いますぐ帰ってくれるのが、たぶん私にとって一番のプレゼント。 ( ツンデレのツン全開で、毒を吐きまくる。もう魂を死出の門へ送るどころではなくなってしまった。唐突に渡されるプレゼントに、おもいっきり怪訝な顔をしつつ、しっかり受け取って、まじまじと見つめる。 ) ――あの。 ( 色々な角度からしばらく見てみて、首かしげ。 ) これは、どうやって使うものなの? ( あいにく墓地か商業地区か風呂場にしか行かない死神の生活もよう。カチューシャ、などというものをよく知らなかったのだ。 ) ツンデレ……小動物……ヤンデレ……。 ( なんだろうそれは。不思議な呪文か何かか? ) とりあえず、貴女が墓地において不審者であるというのは、わかった。 [Wed 14 Nov 2007 23:23:02]
◆巴 > いいえ、だって一応心臓止まってもまた別の肉体に移ればいいでしょ?あれ、ダメなの?( 軽く「一度死んでも大丈夫よ」的なことを言った。にこりと。 ) ( 怯えている魂を見てにこーっと微笑むよ。にこーっと。 ) (「巴」) ――はい? ( 冷たい視線ににっこり。周りが引いているのに対し、こちらはご満悦の笑顔をにっこにっこにっこ浮かべているだけだ。どうしよう。この子凄く反応いいわ。かわいい。先輩なのにいじめたくなr(以下略) ←脳内妄想 ) (「気をつけて帰ってね」) あらーやだわ。わたくし先輩にお祝いにお渡ししたいものがあってわざわざ(強調)足を運びましたのにー。( にー。と、いじいじする演技。じとーっと見つめて、またにっこり笑う ) はい、どーぞ♪ ( ささ、っと貴女の手にやむを得ず置こうとするそれは――一つの箱。中には―― )( 『世界のアニマルカチューシャセット』 ) 先輩のこと、いろいろ聞いてたらこれが一番かなーと思いましてー。ほら、猫耳とかウサちゃん耳とか、いーろいーろあるんですよー? ( きゃは、と笑って。 悪気はないんだ。どう見たって悪気あるようにしか見えないかもしれないけど!!だって ) 上司が言うことみんな「ツンデレ」「小動物」とか最近では病んデレとかいうらしいではないのー。ならばこれだと自信を持ってわたくし急いで買ってまいりましたの。きっと似合いますわ。うふ♪ ( あくまで笑顔である。申し訳なさそうな表情なんて一つもしてない。つまりは「似合う」と確信してるかr――げふっ ) [Wed 14 Nov 2007 23:14:40]
◆ルーア・リシア > 心臓、とめる、気――? ( 未だに動悸が治まらない胸に片手を当てて、じりっと一歩後ずさり。相手を見る表情は、わずかに迷惑そう。 ) ( ”道に迷ってました”巴の持ってきた魂を見る。 ) ( どうみても怯えてます。本当にありがとうございました。 ) ――巴。 ( ゆらり。冷たい視線で相手を射抜くように。生き生きとしたその顔めがけて。周りの魂たちも、ビビッて引いている。 ) わざわざありがとう。気をつけて帰ってね。 ( 半眼になって、一撃でぶったぎりに掛かった! ) [Wed 14 Nov 2007 23:04:31]
◆巴 > うふふー。驚きました? ( にーっこり。相手が気まずそうにしていることが嬉しくて嬉しくてしょうがない。思いっきり相手の仕事の邪魔をしていることは毛頭わかっているのだが ) ――この子、道に迷ってました。 ( にっこり笑ってどうぞ。と右手に浮いた白い光を貴女に授けようと手を伸ばし ) 先輩が昇進すると聞いてご挨拶とお祝いをしにきましたー。驚かせてごめんなさいー。 わたくし、巴って言いますー。 ( ふふふー。口に手を添えにっこり。凄い温度差だ。傍から見たらきっと凄いギャップなのだろうと思う。だって今手渡した白い光、ちょっと震えてたもん。天国にいけなかったらごめんね★ ) 恐がらせちゃった? ( どこか愉しそうに相手の顔を至近距離で覗き込もうと。フードから見えるであろう顔はも の す ご く 生き生きしている ) [Wed 14 Nov 2007 22:59:07]
◆ルーア・リシア > ( ウワァァァァァッ!! AA略 ) ――ひっ!? ( それはたとえるなら、気持ちよく寝ていたときに思い切り笑顔でボディプレスをかまされたときのような。たとえるなら、風呂上りのいい気持ちで牛乳を飲んでいたら、変な顔で笑わせられたときのような。こ の き ま ず さ。 ) ( それまでの思考を根こそぎ吹き飛ばされて、目を見開いたままの表情で、思い切り固まる。普段決して人に聞かせたくない恥ずかしい悲鳴が出てしまったことも、なお気まずくさせる。首から上だけ動かして、ぎ、ぎ、ぎ、と後ろを向く。相手に冷たい視線をおくりつつ。 ) どうして、あなたが―― ( ここに、いる? ) [Wed 14 Nov 2007 22:48:58]
◆気配 > ―――つかまえた ♪ ( にこー。 ) せーんぱい? ( 耳元にぼそり。低い声。愉しげに口端だけが笑む不気味な ) [Wed 14 Nov 2007 22:42:08]
◆気配 > ( その聖なる雰囲気の中に佇む白。それは黒と白をふんわり翻る。墓地の隅で立ち尽くすその姿は口端が不気味に上がるだけで双眸は見えず。 片手にふわりと浮かぶ光を浮かばせていた ) ……ほーら、…… ね?( 小さな声が愉しげにくすり。 ) はーやくしないとぉ……(ふふふ) しまっちゃうよー しまっちゃうよー しまっちゃうよー ( ひっそり声で歌う気配は何処からか。コーラスを一人で ) どぅーあー――――♪ ( 歌を歌った後、そろーり――何処からともなくその気配は貴女の真後ろに。耳元にそっと囁く、その声 ) [Wed 14 Nov 2007 22:41:01]
◆ルーア・リシア > ( ルーアの周りには、現世での滞在期間を終えた魂たちが、死出の門へと旅立つために集まってきている。あるものは人魂の形をとって、うずまくように上空を駆け回り、またあるものは、生前の姿をとって、ルーアを囲むように見守っている。 ) さぁ、お逝きなさい―― ( そっと、鳥を空に放つように、両手をふわりと暗い夜空に投げ込む。魂たちは、一つ、また一つと光の尾になり、一直線に死出の森がある方角へと飛んでいく。 ) さぁ、あなたも――そっちの、あなたも。しっかり、送り届けるから。 ( こくり、と小さくうなずき、死者たちを安心させるように。 ) [Wed 14 Nov 2007 22:34:45]
お知らせ > 気配さんが入室されました。 『(そーっと見守る白い何か)』 [Wed 14 Nov 2007 22:30:59]
◆ルーア・リシア > ( 頬を凍てつかせる風は、もう秋ではなく冬のもの。明日にも霜が降りてきそうな寒い夜に、墓地の一角で青白い光が立ち上った。 ) 生き行き逝きて――たゆたう魂よ――現世より来たりて門をくぐり、遥かな来世へと還れ―― ( ぽつり、ぽつり、小さくもらす言葉は、透き通った歌にも似ていて。少女は胸の前で両手を合わせるような格好で、そっと輝く光を抱いている。体から立ち上る不可視の力で、黄色いツインテールが波立つように揺れている。立ち並ぶ墓標の海を照らす、灯台のように、その姿は闇の中で輝いていた。 ) [Wed 14 Nov 2007 22:23:49]
お知らせ > ルーア・リシアさんが来ました。 『(魂送りの儀――)』 [Wed 14 Nov 2007 22:15:57]
お知らせ > ルーア・リシアさんが退室されました。 『――疲れた。(いろんな意味で。)』 [Mon 12 Nov 2007 01:18:12]
お知らせ > アーク=フォースさんが帰りました。 『帰る時に思った、共同墓地に行くのをわすれたと…』 [Mon 12 Nov 2007 01:17:47]
◆ルーア・リシア > ( いまいち、わかっているのかいないのか、判断のつかない相手のリアクションに、再び首を傾げる。 ) 貴方は、すこし――危機感がなさすぎる。ここは生と死が交わる場所。住宅街や川辺とは、違うのだから。 ( 苦笑いを浮かべるその姿を見て、大丈夫かと心配になるが、ほかに言いようもなく。 ) 再会を喜んで話をしたいけれど、今は、私も仕事中。――今日は、貴方も帰ったほうがいい。 ( 今日のところは、仕方が無いので忠告とともに、アークを帰すことにした。スコップをもって、また穴を掘り始める。 ) [Mon 12 Nov 2007 01:12:54]
◆アーク=フォース > (自分の事が分かってもらえた様で、少し安心した模様である。) …あぁ…そうでしたね… (やっとこっちも、少し思い当たる節も有った様で小さく頷いた。) ホントなら、朝とか昼間がいいんですけどね…、そうですね…今度からは明り位は持ってきます (忠告されれば素直に従う。 此処はこの人達の領域であるのだし、一理ある。) 吸血鬼には…間違えられたくないですし、次からは…注意しときますね (苦笑い浮かべながら申し訳ないといった感じで、答える。) [Mon 12 Nov 2007 01:01:35]
◆ルーア・リシア > ( 相手の表情の変化から、なんとなしには、気持ちを察することはできる。どうやら不審者ではないようだ。そして名前を聞けば、ようやく思い至ったように、顔を上げて。 ) アーク。そう、――そう、だ。たしかに、いつだったか、川辺で。 ( ぽつり、ぽつり、つぶやくように。思い出す。知り合いならば、なお更言わなければならないことに思い至る。 ) アーク、久しぶり。でも、こんな時間にこんな場所へ、明かりも持たずにくるのは、よくない。 ( 相手を責めるのではなく、淡々と事実だけを伝えるように言葉を静かにつむぐ。 ) ここは、不死者も時々出るし、VHGが見回りに来る場所でも、あるから。明かりを持たずに夜遅くに歩いていると、吸血鬼と間違えられる。 ( 知り合いなればこそ、忠告はしなければいけない。 ) [Mon 12 Nov 2007 00:53:41]
◆アーク=フォース > (なんか困った様子の貴女見て悪いこと言ったかと思って、少し複雑そうな表情した。) …… (自分の名前、あぁ、名乗っていない事にいまさら気付いたアホが一人、サクっとやるのがいいかもしれません。) アーク=フォース…ですけど (ルーア・リシア、名前検索中、どうやら会った事はあるもようではっとした。) 海岸とかで会った事有りませんでしたっけ? (去年の事だろうか…今年の年明け近くくらいだったろうか、どれくらい前かは覚えていないもようで、少し考え中の模様である。) [Mon 12 Nov 2007 00:43:14]
◆ルーア・リシア > えぇ、っと―― ( 鸚鵡返しに短く言葉を返す青年を見つめて、ほんの少し、困ったように眉を寄せる。みたところ、この暗がりのなかで明かりを持ち歩いている様子も見られないし、時間が時間だ。しかし不審者と疑うにしては、会話から汲み取れる情報、印象が薄すぎる。 ) え? ごめんなさい。すこし、まって―― ( 会った事がある? この青年は、自分を知っている? 唐突につぶやかれた言葉に、どうしていいかわからず、すこし時間をもらうことに。合ったことがあるのなら――そうだ、名前だ。 ) 貴方の、名前――名前を聞けば、思い出せるかも、しれない。私はルーア・リシア。この名前に、覚えは? ( 自分の胸に片手を当てて、相手の答えを待つ。 ) [Mon 12 Nov 2007 00:35:16]
◆アーク=フォース > (聞こえた声について、独り言だと言われれば、小さく笑みを浮かべた。) そうですか、独り言…ですか (死者の弔い、自分はこういう事に付き合った事はないから分からない。 ただ、思うのは死んだ人への小さな、同情であろう。) 墓守って大変だけど…必要な人ですしね (貴女の顔を見つつ、少し記憶をさかのぼる、思い出しそうで思い出せない所に有る。) あの…何処かで会ったこととかありましたっけ? (そんな事を、ポツリと聞いた。) [Mon 12 Nov 2007 00:26:45]
◆ルーア・リシア > ――こんばんは。 ( わずかに、首を傾げる。正直なところ、最初この青年が何を言いたいのか、その糸がつかめなかったのだ。やがて、もう1度思考をめぐらせて、そっと言葉をつむぐ。 ) 私はずっと、ここで作業をしていたけれど――そういう声は、聞いていない。 ( ゆるやかに頭を横に振って、そしてこう付け加えた。 ) だから、もしあなたが聞いたとしたら、それはきっと私の独り言。 ( 揺れる明かりがもたらす、光と闇の境界で、青年の黒髪と紅色をたたえた瞳が、よく際立っていた。ただ、以前であったのがずいぶん前のことであるから、すぐに記憶が思い至らない。この青年の、あまりはっきりとした印象がなかったのである。 ) ちなみに誤解の無いように言っておくと、私の仕事は墓守として、”あれ”を弔うこと。 ( 顔を向けて示す先には、荷車に乗せられた、藁で包まれた遺体がひとつ。 ) [Mon 12 Nov 2007 00:18:19]
◆アーク=フォース > (墓地にない両親の墓の事を考えれば少しだけ、心は重いが、自分とて墓には入れないだろうとか思っている。) こんばんわ (誰? そう聞かれれば、近づきつつ言葉を返す。 僅かに明暗する紅い瞳と黒い髪に黒い膝ほどまであるコートの青年が立っている。) ここら辺で声が聞こえたと思ったんですけど、気のせいですかね? (そんな事を言いながら、お互いを確認できる距離まで来れば、とりあえずは立ち止まる。) [Mon 12 Nov 2007 00:08:44]
◆ルーア・リシア > ( 周りを囲むのは、墓標の群れ。最近では、新たに空いた区画を探すのにも、墓守が共有する手帳で場所を調べなければいけなくなっていた。ヴェイトスの街ができてからいく年。この墓地は、死者のむくろのほとんどを受け止めてきた。ふと、暗闇の中でこの場所の歴史を思う。そう思うことで、自分のくっだらない憤りを、ようやく沈めることができた。 ) ――ん、足音―― ( ゆっくりと、きびすを返して音のほうを向いた。足元で揺らめくカンテラの明かりを、蹴飛ばさないように気をつけながら。) ――だれ? ( まだ相手の顔まではよく見えない。とりあえずは、短く言葉をかけてみよう。 ) [Mon 12 Nov 2007 00:03:23]
◆足音 > (近づいてくる足音は割とはやめに、貴女の後方より接近してくる。) …… (聞こえた声が、少しだけ聞き覚えあったような気もした。 なんとなくそう感じたので歩いてきた。 貴女の後姿が見えれば、少し速度を落す。) [Sun 11 Nov 2007 23:55:33]
お知らせ > 足音さんが入室されました。 [Sun 11 Nov 2007 23:49:40]
◆ルーア・リシア > ( 憤りのあとに沸き上がるのは、脱力とむなしさだけ。ため息を吐いて肩を落とすと、また普段どおり、淡々とした作業に戻る。穴をほって、そこに死者を埋葬するのだ。 ) だいたい、子供たちが押したりするから、あのとき帽子が落ちて―― ( ブツブツ、ブツブツ。過ぎたことを気にするのもどうかと思うが、やりきれない思いはやっぱり残るわけで。土の匂いをかいで頭を落ち着かせる。あそこでモロに顔バレしてしまったのが、そもそもの失敗だった。当初の予定では、顔を晒さずに穏便に切り抜けるつもりだったわけだし。 ) [Sun 11 Nov 2007 23:47:14]
◆ルーア・リシア > ( 最近あらたに加わった、墓守に関するうわさその何十いくつ目か。――曰く、墓守の中には魔女の娘っこがいて、毎年ハロウィンになると、スコップを捨てて杖をとり、オバケたち相手にお菓子を配る。 ) ――言いふらしたやつは見つけださないと―― ( もいっかい、乱暴にスコップを地面に突き立てて、言葉を吐き出した。明らかな悪戯を含んだ情報の流布に、ちょっとだけ怒りマークを浮かべて憤るルーアちゃんなのであった。まる。 ) [Sun 11 Nov 2007 23:41:15]
◆ルーア・リシア > ( 曰く、墓守は夜な夜な墓地を周るふりをして、いたずらに死者を掘り起こし、その骨を集める。曰く、街で行方不明になった殺人鬼が、実は墓守として身を隠し、殺した相手を堂々と葬っている。曰く、とある墓守とかかわると、数日後に死ぬ。 ) ここまでは、いい――ただの子供じみた、都市伝説。 ( ざくり。スコップの先を地面に突き立てて、少女は作業の手を止めた。つぶやく口から漏れる吐息は、わずかに白い色を帯びて、夜風に消える。――寒くなってきた。 ) でも。 ( スコップの広がった刃の角を、ブーツのそこで思い切り踏みつけ、土にくいを打ち込むようにして地面を抉り取る。 ) なんで、よりによって。 ( いらいらしているために、無意識に声がでっかくなってきているのは、認めたくないから気づかないふりをするだけ。大丈夫、近くにはどうせ、だれもいやしない。 ) よりによって! [Sun 11 Nov 2007 23:36:44]
お知らせ > ルーア・リシアさんが来ました。 『(墓守に関するうわさ――その1)』 [Sun 11 Nov 2007 23:28:18]
お知らせ > キュビエさんが退室されました。 『お菓子をくれてもいたずらするぞー♪(最悪な事を言いながら脳天気なタコ娘は墓地を後にしてー)』 [Thu 1 Nov 2007 00:46:50]
◆キュビエ > ボクも急いで買ったから高くついちゃったしなぁ…シーツお化けの方が安上がりだったかなぁとか(はむっと自分が貰った分のお菓子を一つ咥えながら)ボク? メイドじゃないよ…って…あー、ひょっとしてルーアがお尻触られたってこの人?(類友発言を受けたヴェルの言葉で思い至ったのは最悪な思い出し方とか)へへー、お菓子もらえるのは楽しいしさ(いたずらでも良かったのになんて笑って)むーり、むりむり、むっりでーす♪(憎たらしいくらいにこやかに忘れろと言う言葉を否定しやがりました) [Thu 1 Nov 2007 00:45:05]
お知らせ > ルーア・リシアさんが退室されました。 『もう二度とやらない。(硬く誓いを立てたとさ。)』 [Thu 1 Nov 2007 00:43:14]
◆ルーア・リシア > ――キュビエはお菓子をくばる役じゃ、なかったの? ( 思い切り眉を寄せていぶかしんだりもしたが、結局諦めたように息を吐き、キュビエにチョコやクッキーのはいった小さい袋を渡してあげた。 ) 職業じゃなくて、性格的な、共通点――もういい、それは。 ( 最後まで説明する気力ももはや残ってはおらず、肩を落としてため息をつくばかり。 ) キュビエも、今日のことは忘れるように、いい? ( ジト目で釘さしとく。無駄だとしりつつも。 ) さぁ、ではゆこうー、こどもたちー。 ( 杖をくるくる振って、最後まで魔女を演じながら、えっちらおっちら子供たちを誘導して歩き出す。またらいねん――か。 ) [Thu 1 Nov 2007 00:42:58]
お知らせ > エプロンドレスを着たトキノミヤコ風幽霊さんが帰りました。 『ふと思い出す、蜂蜜色の髪。あの子も誰かにお菓子を貰っているのだろうか、と思いを馳せた。』 [Thu 1 Nov 2007 00:40:20]
◆エプロンドレスを着たトキノミヤコ風幽霊 > さあ、それではまいりましょうか。はぐれてはだめよ。はぐれた悪い子は、お化けやもののけがさらいにくるんですよ・・・・・(ナチュラルにこんなトークしか出来ない自分がちと情け無いような気がした。でもなんとなく楽しいハロウィンの夜) [Thu 1 Nov 2007 00:38:33]
◆エプロンドレスを着たトキノミヤコ風幽霊 > 今日街中の喧騒を見て、そういえばそんな日であったな・・・と思った次第です。突発的な・・・・というやつですね(無計画ここに極まると言う。貰ったキャンディをポケットにいそいそと仕舞いこんで)・・・あ、なるほど。それが有りましたか・・・・・・・迂闊でした。基本中の基本を忘れておりました・・・・・・(シーツお化けを忘れていた事にまたうなだれる。どうでも良い事である。本当に。しょうもない)残念ながらそれは無理な話です。(真顔にて即答す。しかも自分でも考えを挟む余地が無いほど反射的に。言った後で「何でこんなに高速反応してるんだろう私」といぶかしげな顔になった(ようにも見える)・・・・と言うと・・・この方もメイドを生業に?(確かに火とあたりは良さそうですが、と類友発言を変に解読す)・・・・言い訳すると傷口が余計開きますよ・・・・・・・・・とまあ、冗談はさておき・・・・ええ、そうですね。只でさえ夜の墓場は危険ですからね(からかう様に眼を細めていたが、子供を送る話になると真面目な顔つきになって頷いた。ハロウィンで墓地に行った帰りに何かあった、となればまた騒がしくなると思ったからだ。酷く利己的だがそれを恥じる気持ちは無かった) [Thu 1 Nov 2007 00:36:54]
◆キュビエ > うんうん、いいんじゃないかなぁ、ボクもわざわざ衣装とか揃えちゃったし(今月分のお小遣い使っちゃったよなんて、キャンディ籠に黒のマントに三角帽子に杖のタコ娘は元気良く杖を一振りしながら)はーい、悪戯でもいいかなーとか思ったり? あ、そーいえばルーアからはお菓子貰ってないなー?(自分の用意したキャンディを受け取ってもらえて嬉しそうに笑って、いぢわるくルーアの方を見たり)いきなり違ったのがきたからホントに出たのかと思っちゃった、ほら、それなら古いシーツをかぶってふらふらしてみるとかー(ゆうれい君とかさなんて)うんうん、ルーアがんばってたよねー♪(にまにま笑いながら、ルーアに促されれば頷いて)さあさ、おばけの時間はもう終わりー♪ 今はお眠りお化け達ー♪ また次の年に人間たちを脅かそうぞー♪(子供達に笑いかけながら、ルーアにはうんいいよーなんて頷いて) [Thu 1 Nov 2007 00:31:18]
◆ルーア・リシア > なら――気にしないついでに、今日見たことは全部忘れて。 ( こんな格好を見られるのが恥ずかしくて、それもからかいを生業としているような知り合い二人に目撃されたとあっては、もうどうしていいか言葉が見つからない。顔がほんのり赤いのは、決して夜風の冷たさのせいではないだろう。 ) ――類は友を呼ぶ。 ( 魔女と幽霊の二人を交互に見比べてから、ぼそっと毒を吐いた。 ) 見ての通り、今年は墓守たちが総出でハロウィンの催し物をすることになったから、私も――その――やれっていわれて、しかたなく。 ( 最後のほうはぼそぼそと、尻切れトンボのように小声になっていった。そしてヴェルの言葉に、今度こそ顔を真っ赤にしてうつむいたのであった。 ) う、うるさいっ! 世辞はいいから、ほら―― ( 照れ隠しに急いで帽子を目深にかぶりなおし、キャンディを抱えて子供たちを杖でさす。 ) さ、さぁ。おばけたーちーよー。もうたのしいじかんは、おわりなのーだー。家に帰り、ひとのすがたにもどり、ま、また――来年、この日に、おばけとなって、まちを、ね、ねり歩こうー……。 ( 正体がばれてすこし吹っ切れたのか、最後のほうの演技は多少ましにはなった。 ) 子供たちを家まで送るから、ヒマならつきあって。 ( もう日付も変わった頃だ。ここから先は、大人付き添いの帰り道。子供たちを安全に家まで帰してあげなくてはいけない。ヴェルとキュビエに、そっと話しかける。 ) [Thu 1 Nov 2007 00:26:50]
◆エプロンドレスを着たトキノミヤコ風幽霊 > ・・・・ルーアさんのように、仮装の下は知っている顔・・・・かと思いきや、全く存じぬ火とでした。初めまして。このような格好ですが・・・(しずしずとキュビエにお辞儀を一つ)・・・なるほど。共通の友人、というものですか・・・・・・あ、頂きます(そもそも人付き合いが殆ど無いので、中々新鮮な感覚だった。そしてキャンディ貰うとちょっと嬉しそうに眼を細めた)・・・・いえ、その・・・・仮装するのまでは知っておりましたが、良いものが思いつかなくて・・・・・(しかも言わばフリーター状態の自分。衣装をわざわざ買うわけにも行かず・・・という様々な理由によってこのヘンテコお化けが誕生した始末。そして少しうなだれるがうなだれると幽霊らしさ更にアップ(元々色が白いから余計お化け)でも・・・可愛いですよ。ルーアさん(ぼそ [Thu 1 Nov 2007 00:16:43]
◆キュビエ > (にまにまと、浴場で見せる笑みとか…一番近いのがネズミを見つけた猫の笑みかも知れず…どれもハロウィンから遠すぎる)ほらほら、気にしない気にしないお祭りなんだから、ね?(それまでの必死な様子のルーアの魔女っぷりを思い出して笑いを堪えながら…それも、すぐに本物の幽霊を見かけて(違います)思わず逃げの格好で)…あ、なんだ…ルーアの知り合いなんだ…びっくりしたぁ…だってさぁ(とりあえずルーアが平然としていれば大丈夫かなーなんて盾にしてたルーアから出てきて)うん、とりっくおあとりーと♪ ヴェルさん、だっけ?よろしくー、ボクはキュビエ。ルーアの友達ってところでー(友達で括って良いのかはともかくも、はい、なんて言ってキャンディを手渡そうかと) [Thu 1 Nov 2007 00:13:32]
◆ルーア・リシア > ( この、キュビエの笑み。あれは魔女の笑みじゃない。獲物を見つけた娼婦の目だ!(ひどいいいぐさ)とにかく、こうなってはもうどうにもならない。ならない――が―― ) みられた……ああぁ。 ( 地面にひざまづくような格好で、膝と肩をがっくりとおとし、うなだれた。悲観に暮れる暇も無く、キュビエに押し付けられた帽子とキャンディのかごを受け取って、立ち上がる。 ) ――かってにすれば? ( キュビエには、ぷいっとそっぽを向いて、そっけなく。ほんとうにいまさらだが。しかし、幽霊? いぶかしんで、眉をひそめる。 ) ちがう、あれは――ヴェル! って、キュビエも人を盾にするな。 ( バツが悪そうな顔で、ヴェルセリオスをみて。 ) トリックオアトリート、よ。それにしても、なんで和風の幽霊なの……。ハロウィンにでてくるのは、パプテスにちなんだオバケや魔女。 ( 後ろに隠れたキュビエを気にしつつ、困った顔でヴェルに話しかける。 ) [Thu 1 Nov 2007 00:06:59]
◆エプロンドレスを着たトキノミヤコ風幽霊 > ・・・・・・・あの、えっと・・・・・・トリック・・オア・・・・・トリート?(元気なほうの魔女の人が回避鼓動を取ったので、本当にこれでよかったのだろうかと自信が揺らぎ始めた。でも取りあえずトリックオアトリートと呟いてみる。しかし、手はそのままだ)・・・・・・それはそれとして・・・・・中々お似合いですよ。ルーアさん(三角布ちょい、と上げれば顔が良く見えるようになる。墓守の少女には見覚えのあるメイドの顔) [Wed 31 Oct 2007 23:58:32]
◆キュビエ > はいはーい、ボクの方はそんなに数ないから、あっちからももらってねー♪(なんて、こっちは個人で買ったもので、量自体はそんなに多くないから、墓守達の方を指差して…その瞬間に何やらおされちゃって落ちる帽子)…あ。(にやりんと、正体がわかれば笑みを大きくしちゃって)ねーね、一緒に配ろうよ? ね、同じ魔女なんだしさぁ、ね?(もんどーむよーと言わんばかりに落ちた帽子と一緒にルーアの手にキャンディ満載の小さな籠を押しつけて…子供達のターゲットになるがよひと言わんばかりで)はーいはーい、押さないで・・・ひうっ!? え、ちょっ…(何かほんとの幽霊いる、幽霊いるっとまさか大人の人がこんな祭りに参加してると思わなくて(※自分除く)トキノミヤコ幽霊からルーアを盾にしようかとっ) [Wed 31 Oct 2007 23:55:19]
◆エプロンドレスを着たトキノミヤコ風幽霊 > (暖かく見守りますよ。年頃の女の子だもの。そんな風にお洒落(?)しても良いじゃない。と思うので) [Wed 31 Oct 2007 23:51:55]
◆魔女の格好をした少女 > ――あ。 ( 呆然とした表情のまま、視線はキュビエのほうを向いたまま。あらわになったその姿は、いつものツインレールの結びを解き、ストレートにした黄色い髪の魔女っこコスプレルーアたん。全てが終わった瞬間であった。 ) [Wed 31 Oct 2007 23:49:37]
◆魔女の格好をした少女 > ( いいからかえれっ!! なぜだかしらないが踏みとどまって一緒にお菓子を配り始めるキュビエに、心の中で全力の突込みを入れた死神でした。そうして、ルーアがキュビエの動向に気をとられている間に、いつの間にやら子供たちの群れがルーアのほうにも押し寄せ、てんやわんやでもみくちゃになってしまった。そして―― ) だ、だめ――そんなに、おすな、おさない、でっ!? ( ぐらぐら、ゆれて――帽子が――お ち た ! ! ) [Wed 31 Oct 2007 23:48:20]
◆エプロンドレスを着たトキノミヤコ風幽霊 > ・・・・・・・・・あれ、何か違っているような気がします・・・・・・します・・・・・・(幽霊がやるあのポーズのままなんか落ち着かない様子です(少し離れたところに居る)・・・・・・・・・あ、そうでした。トリックオアトリート・・・・・でしたっけ・・・・?((ポーズそのままでTAKE2。そして直ぐ尋ねる(誰に) [Wed 31 Oct 2007 23:47:29]
お知らせ > エプロンドレスを着たトキノミヤコ風幽霊さんが来ました。 『う、うらめし・・・・・・』 [Wed 31 Oct 2007 23:45:31]
◆魔女っ子コスプレ娘 > えー…、残念…せっかく、本職の人と配ろうかと思って買って来たのになぁ(どこをどう間違ったか墓守=ハロウィンと繋げた脳天気頭脳は不満そーにぶーぶー言いながら、お菓子袋からがばっと中身を掴んで)へっへー、いっただきー♪(「えー、ずるいよー」「そんなに持ってくの反則ー」なんて言われるのも気にせず強奪なんかして、どっちが子供だかわからないような状態で)はいはい、ボクからもあげるからさー、ね?(せっかく子供達さそって冷やかしにきたのにいないんじゃしょうがないなーと、とりあえず自分で用意した分のキャンディーはばらまいちゃおうと一緒になって配布しようと) [Wed 31 Oct 2007 23:44:47]
◆魔女の格好をした少女 > ふーはーはーはー。ここに、い、いるのはー、世にも悪阻、おそろしいー、おばけたちばーかーりー。その、よ、ようなもの、ものはー、ここには、いないのーだー。 ( 逃げたい。今すぐ目の前で能天気にはしゃぐこのタコ娘をどつき倒してから、全速力でこの場から逃げたい。しかし、墓守全員で企画した催し物であり、子供たちの笑顔の手前、そんな真似もできず。しかたがないので、うつむいたまま低い声をわざとだし、杖をもった腕を振ってお菓子袋をさすしかなかった。”意訳:いいからそれもってとっととかえれ! むしろかえってくださいおねがいします” ) おかしがー、ほしいーかー。まじょの、子よー。ならば、そのふーくろー、から。からー、もってゆくが、よいー。 ( 何で私はこんなことをしているのだろう。だんだん、恥ずかしさと情けなさで声が震えてきた。 ) [Wed 31 Oct 2007 23:37:29]
◆魔女っ子コスプレ娘 > (自分が配る→自分がもらう) [Wed 31 Oct 2007 23:31:33]
◆魔女っ子コスプレ娘 > やぁっほー、やほやほー♪ ルーアいるー? お菓子配ったり手伝いにきたよー♪(にょろりんぱ、なんてそんな感じでマントの下からタコ触手を出してそれぞれにキャンディの入った小さな籠を抱えて、わーだのきゃーだの子供達の声と一緒にハロウィンのお祭りを楽しんで)あ、ボクにもちょーだい、お菓子ー。くれなきゃ悪戯するぞー♪(子供達に配る分と自分が配るのは別らしく子供達に紛れてキャンディを貰ったりしてる) [Wed 31 Oct 2007 23:30:27]
◆魔女の格好をした少女 > ( そして、両脇にスタンバイしていた墓守たちが、お菓子の入った袋を広げて、子供たちの前にでてくるのであった。 ) [Wed 31 Oct 2007 23:27:37]
◆魔女の格好をした少女 > ( ヴェル、たすけて―― ) ( 心の、叫び。 ) [Wed 31 Oct 2007 23:24:55]
◆魔女の格好をした少女 > ( 落ち着け、ルーア。素数を数えるのだ! 自分自身との孤独な戦いを続けるルーアは、なんとかして平静を保とうと必死だ。しかし! ) あ、あの、声は――!! ( 腹のそこから声を絞り出すように、けれど、すぐに思い直して片手で口をふさぐ。嫌な予感、というかこの声は間違いなくキュビエだ。こんな姿を見られるのは恥辱を通り越して死に等しい! なんとか、なんとかやり過ごさなければ。そう、何事も無く、お菓子を上げて、子供たちごとこのタコ娘を追いかえすのだ!きゅっと唇を結んで、とんがり帽子を目深にかぶり、わざと声を低くする。 ) ――よ、よよろしい。おばけた、たちよ――おま、えたちっ、のー。もとめる、ものはー……ここにある! マハリークマハーリタ、ヤンバラヤンヤンヤン! ( カンペに描いてある作り物の魔法の言葉を、逃げるように一気に読み上げる。うつむいたままで。歯を食いしばり、唇をきゅっと結び、少女は心のそこから思った。 ) [Wed 31 Oct 2007 23:24:35]
◆魔女っ子コスプレ娘 > (そんな魔女ッ子の気持ちをまるっと無視して、魔女のマントにタコ触手を隠したコスプレ魔女は場所の雰囲気に似つかわしくない脳天気な声でさらに子供達を伴って現れて)お菓子をくれなきゃ、攻め落とすぞー♪ すすめーすすめーものどもー♪(まったく間違った事を好き勝手いいながらノリノリで魔女の杖を一振りして…やってるやってると本来のこの場に相応しくないにぎやかさを持ってきた) [Wed 31 Oct 2007 23:14:41]
お知らせ > 魔女っ子コスプレ娘さんが来ました。 『Trick or Treat!? お菓子をくれなきゃ悪戯するぞー♪』 [Wed 31 Oct 2007 23:10:51]
◆魔女の格好をした少女 > ( さまざまなオバケ衣装に身を包んだ子供たちに囲まれて、たじろく魔女はとっても滑稽だった。恥ずかしさと緊張に耐えかねて右を見れば、吸血鬼のメイクをした墓守の同僚がクスクス笑っているし、左を見ればゾンビに扮した墓守が、なんでかしらないが満面の笑みで応援を飛ばしている。やめてほしい、ほんとやめて、おねがいだからやめてください。心が折れそうだった、というか、いっそ泣きたい。普段無表情な死神少女も、このときばかりは苦しい顔で平静を装っていた。 ) おかしがほしいか、お、おばけたちー! なら、ならばー、え、えと――となえよ、その、ことば、を―― ( 作り物の杖を天高く掲げて、うん、たしかそういう流れだと台本にはかいてあった、はず――視線をチラチラ動かしながら、子供たちの言葉を待つ。 ) [Wed 31 Oct 2007 23:10:33]
◆魔女の格好をした少女 > ( ハロウィンの夜。子供たちはオバケや吸血鬼、あるいは魔女に似せた格好で仮装し、家を一軒一軒回っては、お菓子をねだる。『Trick or treat!!』おかしをくれなきゃいたずらするぞ! と、子供たちの甲高い声が、合唱となって街に響く。普段は不気味に静まり返っているこの墓地も今宵ばかりは青白い住人たちの力も借りて、おどろおどろしくもにぎやかな、カボチャの墓地へと姿を変えた。 ) え、と――お、おかしーがー、ほしいか、おばけたちよー。 ( 恥ずかしい。自分で言っててすんごいはずかしい。ほとんど棒読みに近いセリフも、ガッチガチに固まった体も、全部含めてもういっそ死にたい。 ) [Wed 31 Oct 2007 23:00:48]
◆魔女の格好をした少女 > ( 今宵、ヴェイトスの街はいつにもましてあかるく、にぎやかだった。街外れのこの墓地からでも、子供たちの楽しそうな笑い声や、騒ぎ声が聞こえてくる。街のあちこちでは、大人たちがそんな子供たちを迎えるために、独自のイベントや催し物を考えて、この日のためにと準備して来た。墓地の墓守たちも、墓地の入り口に仮設の家を建てて、さながら墓場のハロゥインとでも銘打って、子供たちを出迎えていた。 ) こ、こよいはー……月も、まあるく――怪しくか、かがやく夜。さぁ〜おばけたちよー、私のもとに、あつまっておいでー……合ってる? ( ちらちらと、手元のカンペを見ながら、魔女に扮した少女は、杖っぽいものをもってヘッタクソな演技をしていた。普段かかない冷や汗が、たれてきている。 ) [Wed 31 Oct 2007 22:55:36]
お知らせ > 魔女の格好をした少女さんが来ました。 『(お菓子をねだる子供たちは、街を練り歩き、その流れは墓地へも――)』 [Wed 31 Oct 2007 22:47:52]
お知らせ > ルーア・リシアさんが帰りました。 『(足音だけが、風に溶けて。)』 [Tue 30 Oct 2007 20:00:00]
◆ルーア・リシア > ( 以前は、そんなことさえ考えなかったのに。結局持ってきてしまった、頭の上の魔女帽子を脱いで、じっくりみてみる。似合うかどうかは疑問だが、少なくとも魔女ギルドの者が見れば、どういう反応を示すかは想像がつく。 ) 今を楽しめばいい、か。 ( 周りでどんちゃんさわぎを始める霊たちをおとなしくさせてから、ルーアは自宅に向けて歩き出す。ようは、魔女っぽい格好をしてまじょっぽいことをすればいいのだ。ただ、それだけをかんがえればいい。 ) やって、みる、か―― [Tue 30 Oct 2007 19:59:47]
◆ルーア・リシア > ( 一人になると、すぐに暗闇の中から、青白い住人たちが顔を出す。ハロウィンを前にはしゃいでいるところをみれば、生前彼らがクリスティア系の信仰をもっていたか、あるいは純粋に祭り好きであることが伺える。彼らは人影や人魂に姿を変えて、ルーアのまわりをぐるぐる飛び回るのだ。 ) あなたたちも、すこし落ち着いて。祭りはまだ始まっても居ないのに―― ( 自分もこれくらいのんきになれれば、あるいは――考えたことを、頭をふって打ち消した。結局のところ、仕事以外に人と接する顔を多く持たないのが、原因だ。 ) [Tue 30 Oct 2007 19:44:40]
◆ルーア・リシア > 時間を、ください。すこし――考えてきます。 ( 言葉が見つからなくて、その場に居づらくなって。いろんな視線を背中に感じながら、一人逃げるように集会の輪から離れた。勢いを日に日に強める北風に、ローブに包まれた身を晒す。 ) どうしたら、いいの――わからない。 ( 目を伏せて、カンテラの明かりを地面に向ける。 ) [Tue 30 Oct 2007 19:34:14]
◆ルーア・リシア > ( 彼らの言い分をまとめると。つまり普段から年頃の娘らしいことをする機会もないのだから、こんなときくらいハロウィンをたのしんでは、と。その申し出はうれしい。うれしいが、自分にはそういう催し物とかを楽しむ感覚がないのだ。戸惑いだけが、広がっていく。 ) [Tue 30 Oct 2007 19:23:51]
◆ルーア・リシア > ( 周りを見れば、他の墓守たちも、皆同じようにして、してやったりという笑顔を浮かべている。みんな、グルだ。眉間にしわを寄せて、すかさず反論するが―― ) 私が適任とは、思えません。それに、ハロウィンの騒ぎにかこつけて、墓地を荒らすものが毎年います。私はそちらの対処にまわったほうが―― ( 荒事を担当できる墓守は少ないのだから、といおうとしたら、突然何かを頭にかぶせられて、視界が真っ暗になった。うっとうしいと思いながらも、強引にそれを手で持って、持ち上げると――目の前に鏡を持ったおばさんの墓守が立っていて、その鏡に映ったのは、黒いとんがり帽子をかぶった自分だった。 ) いつのまに、こんなものを。 ( ジト目を向けて問い詰めるが、相手はそ知らぬ顔。普段そんなに話をするわけでもないのに、こういうときに限って。肩で息を吐き、諦めと共に脱力する。 ) [Tue 30 Oct 2007 19:06:39]
◆ルーア・リシア > ( いつもならひっそりと静まり返っている墓地だが、昼を過ぎた辺りから、にわかに騒がしくなっている。墓守たちや関係者があつまって、にぎやかに話をしているのだ。目立たない色のローブをまとった墓守たちのなかには、齢60をこえる者も多い。そんな彼らにとって、明日お菓子をねだりに来るであろう子供たちの顔を見るのは、年に一度の楽しみといった感じだ。ハロウィンに出すカボチャも無事収穫し終わり、長引いた雑談も、そろそろ終わりそうなころだった。 ) ――私が、魔女役? ( しわがれた顔の男性墓守は、しわくちゃの笑顔をルーアに向けて、確かにそういったのだ。 ) ハロウィンにちなんだ催し物をするとは、ききました。でも、それは―― ( あんまりにも、突然で、あんまりすぎる案だと思う。後ろから撃たれたような気分とは、きっとこのことだ。 ) [Tue 30 Oct 2007 18:58:35]
お知らせ > ルーア・リシアさんが来ました。 『(ハロウィン前日――)』 [Tue 30 Oct 2007 18:49:32]
お知らせ > リゼルさんが退室されました。 [Tue 30 Oct 2007 14:14:42]
◆リゼル > ( 動かない足を無理に向けた。背後に影がある、この墓の持主。―気付かない振りで、歩き始めた。 ) ―――今度、お友達を探しに行こう かな。 ( くすくす、と微かに零れた笑い声。―ゆっくりと影から離れていった。 ) [Tue 30 Oct 2007 14:14:14]
◆リゼル > ( 花を手に取り、持ち上げた。少し力を篭めれば、ハラハラと破片に為って落ちていく。枯葉色の花。 ) ――、 ( 人間みたいだ、と思ッた。綺麗に一瞬だけ咲いて、後は枯れて朽ち果てて行く。…永遠に孤独に咲き続ける葉と、皆に愛されて一瞬だけ咲く花、どちらが幸せなんだろゥ。 ) ――――、 ( クシャリ、と音を立てて全ては粉々に落ちた。 ) ……帰ろう、 ( ぽつン、と一言。 ) [Tue 30 Oct 2007 14:11:30]
◆リゼル > ( 此処からでは影の表情も、見えない。伝わる感情、空気は怒りだったけれど。 ) …、 ( 少しだけ冷たい風が吹けば、其の影の姿はもう無く。―生きている者ではなかったンだ、と初めて気付いた。 ) ( 木の後から抜け出して、一歩ずつ其の影が居た墓に近寄る。…古い墓標。十字架。煤けて、書かれた名前はもう読めず。―朽ちて落ちた花だった物が、其処に在った。 ) [Tue 30 Oct 2007 14:04:43]
◆リゼル > ( カサリ、と音がした。墓標が並ぶ、其処から。立ち上がり木の後ろに身を隠す。―一般人の姿では無い、様に思える。 ) ……―墓守。…狩人。…それとも、やッぱり ただの人間? ( 問い掛けた言葉は風に乗って消えた。じィ、と見遣る視線。其の影は、誰かの墓標の前。 ) …、 ( 罪人が裁かれた後に入る、十字架の前。 ) [Tue 30 Oct 2007 13:59:23]
◆リゼル > ( はらり、と枯葉が一枚落ちた。頭の上に乗っかった葉を、手に取る。眺める。…そうして、また風に流す。そンな意味も無い事を先から繰り返していた。 ) ―――…何処に、行っちゃったのかな ァ。 ( 大事な人ほど会えなくなッて、離れていく。ひらり、とまた目の前に枯葉が落ちた。 ) (「殺さなきゃ、ずッと離れず傍に居れるかしら?」) ( ―「きっと無理ね。」) ( 頭の中で問い答える質問。―は、と一つ溜息零し、視線を再び空に上げた。―木が見える。葉が少しずつ無くなっていった、寂しい木の枝。 ) [Tue 30 Oct 2007 13:53:47]
◆リゼル > ( 墓標の群れから少し離れた、木の傍に。ぼンやり、空見上げる 子供が1人。 ) ………また、 ( 曇り空が視界に映る。―枯れ朽ちる季節がやって来るのだ。 …木に寄りかかりながら、足を抱えて身を小さくする。不意に流れる風が、冷たくて、悲しい。不思議な気分。 ) [Tue 30 Oct 2007 13:47:39]
お知らせ > リゼルさんが入室されました。 [Tue 30 Oct 2007 13:44:03]
お知らせ > ルーア・リシアさんが帰りました。 『(私は、何に、憤っているのだろう。)』 [Sat 27 Oct 2007 01:35:29]
◆ルーア・リシア > ( 縄をナイフで切って、痩せて軽くなった男の死体を静かに下ろす。その手つきも、すっ買いなれたものだ。墓守としての自分。死神としての自分。それから――快楽におぼれていく自分。みんな、自分なのだ。どれが偽りで、どれが正しいということは、ないはずだ。仕事は仕事。プライベートはプライベート。そう、割り切っていたはずなのに。 ) そうやって、いつまでもわめいていればいい。人生を投げた責任の重さだけは、死んでもなお、残るのだから。 ( 死体を荷車に載せて、静かに付け加える。霊は相変わらず、嘆いたり憤ったり、感情をむき出しにしたままだ。嗅ぎなれたはずの死のにおいに、眉を寄せて、荷車を押す。ぎぃ、っと木のきしむ音がして、すぐに北からふく風にかき消された。 ) [Sat 27 Oct 2007 01:35:10]
◆ルーア・リシア > ( ――馬鹿なことをしたものだ。そう心の隅で、一瞬たりとも思った自分が、わからなくなっていた。のどに力が入り、体に熱が篭る。すでに、男のわめき声は、耳に届いては居なかった。単にうるさいだけの雑音。それが、妙に頭を引っかくのだ。――うっとうしい。 ) あなたの肉体は、丁重に葬るから――しばらくは、この墓地でゆっくり考えるといい。自分のしたことを――二度とその手に戻らないものの事を―― ( それは、死神が使う決まり文句ではなく。自分の口から漏れた、自然な言葉。死にたくない、助けてくれ、となおも繰り返す霊を無視して、死体をおろす作業に入った。なぜ、あんな事をいったのだろう。言わなくてもよかった。いうつもりなど、なかったのに。 ) [Sat 27 Oct 2007 01:25:12]
◆ルーア・リシア > ( 相手の霊は――案の定、きいちゃいない。こちらの言い分などお構い無しに、生にすがりつく言葉をわめき散らすだけ。見苦しい、顔をしかめる死神も居る。そういう姿をあざ笑う死神も居る。ルーアは―― ) あなたには、四十九日の猶予が与えられる。その間に自身を見つめなおし、行いを振り返り、死出の門へと向かう心の準備を済ますこと。 ( 何の感慨もない。眉一つ動かすことなく、淡々と必要な言葉を連ねていくだけ。頭の中では、もうすでにこの死体を木から下ろす手順と、埋める場所の思案が始まっている。迅速に、正確に。それが、仕事だ。――仕事、なのだ。気がつくと、唇の端をきゅっと締めていた。 ) [Sat 27 Oct 2007 01:14:32]
◆ルーア・リシア > ( 自殺したのだ、この男は。靴も履いていない、汚れた素足から察するに、貧民層――それも、極最近落ちぶれたものにみえる。感情のままに荒れ狂う言葉を吐き出す霊と対話しつつも、ルーアは死体をしっかり見ていた。長年、貧しい生活をしていたものなら、ここまで真新しい傷や豆など、できないだろう。そういう生前の様子を思ってみても、かわいそうだとか、哀れむとか、そういった感情も浮かんではこない。ただありのまま、事実を受け止める。それだけで―― ) あなたのように、死んだことに気づかない、認めたくないという霊は、大勢居る。でも、そのままでは、感情の乱れのままに、いずれ悪霊になる。 ( ぽつり、ぽつり、いつものように、死神の言葉を口にする。時と場合によって言い方は多少異なるものの、すっかり言い慣れたうたい文句であった。事務的に、速やかに、ことを処理する。死神としての、自分―― ) [Sat 27 Oct 2007 01:06:16]
◆ルーア・リシア > ( 墓標の群れから、少し外れた場所にある枯木。ルーアも含め、墓守たちが交代で藁を巻き、冬備えを済ませたその木で、男が首をつっていた。発見したのは、他でもないこの少女だ。男はすでに事切れていた。やせ細って骨と皮が目立つ小柄な体が、風でわずかに揺れている。ルーアの視線は、吊られた遺体の足の辺りにぼうっと浮かび上がる、青白い影に向けられていた。 ) あなたは、もう死んでいる。だから、その望みはかなわない。 ( 『痛い、苦しい!』中年の男性の、青白い影が揺れた。『助けてくれ、お願いだ。死にたくない。死ぬのは嫌だ!』絞り出すような声で、何度も、何度も、壊れたように、繰り返す。 ) [Sat 27 Oct 2007 00:56:43]
お知らせ > ルーア・リシアさんが来ました。 『――それは、無理。(淡々とした声音でつむぐ。)』 [Sat 27 Oct 2007 00:46:53]
お知らせ > レイドさんが退室されました。 『バイバイ♪(おもしろそうな単語を聞けばすぐさま戻るだろう。笑顔で。)』 [Thu 25 Oct 2007 01:28:07]
お知らせ > シャナさんが帰りました。 『…テロリスト集団なんかには、特にな。 (聞こえるか否か、そんな事を付け加えて。)』 [Thu 25 Oct 2007 01:27:01]
◆シャナ > …確かに。 (この身で重要なのは敵か味方か――。そんな風に考えるようになっては人間として駄目かもしれないが。) 鍛えなくとも、軽い運動をする場所としても最適だ。行ってみるのも悪くないんじゃないか。 (そもそも最近少女も素振り程度しかしていない、特にこれといって訓練しなければならないという場所でもないらしい。) それがいい。 (命を預ける、か…重い言葉だ。そう思えば相手から応援らしきものをされたようだ。) …気長にな。 (人間誰しも好き嫌いはある。だから別に突っ込む気もない。) そうか、気をつけてな。 (この時間帯はどこであれ物騒だ、と付け加え自らも背を翻しその場から立ち去っていくだろう。) [Thu 25 Oct 2007 01:26:05]
◆レイド > まぁ、そんなこと分かってもあんまり意味はないんじゃない?種族ってのはそういうものでしょ?(自分達だって天使のことが理解できないし、時に人間も理解できなくなる。種族の間の相違、というものなのかもしれない。)鍛錬所、かぁ・・・。一度足を運んでみるのもおもしろそうかも♪(行けばボコボコにされるだろう。ただでさえ非力なのだ・・・。要するにヘタレ・・・。)帰ってすぐに手入れするよ。命を預けてる大事な親友だからね。(ぱたん、と蓋を閉じればそ、とバロンの帽子を撫でた。)・・・鍛錬、がんばってね。自分を鍛えることはとても重要なことだろうし。・・・僕は好きじゃないけど。(堕落した性格は悪魔そのものだ。)さて、そろそろ戻るよ。・・・仲間も心配・・・してないか。あの面子じゃ。(ハハハ、と笑いつつ、人形を立ち上がらせて自分とカバンを両脇に抱えさせる。) [Thu 25 Oct 2007 01:21:09]
◆シャナ > そういうものか…人間の私にはわかりそうにない。 (本当によく判っていないのか、軽く首を傾げてみようか。) 鍛錬所で無料で借りられるし、下手に買う必要はない。 (壊れて買いなおしてばかりでは修理費も大変な事になる。) なら早めに直しておくべきじゃない?壊れてからじゃ遅い。 (機械関係の事はあまり詳しくはないが、問題があるようなら早めに手を打っておくべきだろうという事だけは判ったらしい。) …私も戻ったら鍛錬を続けないと。 (そういえば、すっかり忘れていた。そろそろ戻らねばなるまい。) [Thu 25 Oct 2007 01:12:38]
◆レイド > 君よりは長く生きてるかと。・・・それでもまだまだガキな方さ。(父親や母親や、自分よりも上位のものは相当長く生きている。百年そこらで長生きなどという部類には入らない。)借り物?てっきり自前で用意しているものかと思ってた。(練習用の木刀を振り返って見やりつつそんなことを。)ん〜・・・問題はあるといえばあるね。・・・歯車がかけてきてるし、油も少し乾いてきてる。周りが遅いと動作も鈍くなるし・・・帰ったらちょっと手入れかな。(他にはないだろうかと入念にチェックを行った。) [Thu 25 Oct 2007 01:05:26]
◆シャナ > そう、一応経歴持ちというわけか。 (そこまで言うのだから、先程の言葉に嘘はないのだろう。長く付き合っていれば尚更の事。) その剣…?この木刀は借り物だけど…。 (錬金剣の事を言っているならば今は自宅に置いてある。可変体のものだとでも思ったのだろうか。) 何か問題? (急に人型の胸辺りを開いたかと思えば何かを調べてる様子に気づけば問うだろうか。) [Thu 25 Oct 2007 00:53:40]
◆レイド > 大きく出るも何も、昔からいろんなことあったからねぇ。それを全部見てるバロンは、言わば生き証人でもあるってわけさ。(故に男にとって見れば大きく出るも何も、それが最適の評価だと心のそこから思っているのだろう。おそらくは命の次に大切なものかもしれない。)ミス・スバルももちろん、その剣を大切にしてるんだよね?・・・っていうより傭兵が相棒を大切にしてないなんて話聞いたこと無いけど。(少しバロンの調子を確かめようとして胸辺りを開き、歯車の調子などを見始めた。) [Thu 25 Oct 2007 00:43:46]
◆シャナ > …そうであればいい。 (それならば、こちらはこちらで安心して戦える。出来る限り安らかに眠っている方がよい。) 随分と大きく出たな…だが相棒がいるというのは良い事だろう。大切にしてやれ。 (武器が相棒である冒険者達と同じく、彼の場合もまた掛替えのない存在だという事だろう。ならば変に問う必要もあるまい、それで十分だ。) [Thu 25 Oct 2007 00:36:08]
◆レイド > そう。安らかに眠っているか、はたまた向こうで楽しくやってるか・・・。ともあれ、冥福を祈るよ。(胸に手を当ててそう答えよう。・・・どこかこっけいなようにも見えるが。詳細についてはそれ以上は聞かない。聞く必要がない、と判断したのだろうか。)バロン伯爵。僕のパートナーであり、親友であり、ボディーガードであり、またご先祖様でもある存在さ。(簡単に人形のことを紹介した。・・・求めている内容といささか違うような気もするだろうが。) [Thu 25 Oct 2007 00:31:23]
◆シャナ > ――成る程。 (悪魔だったのか、と改めて相手を見る。最初に会った頃は全く気づけなかったが。) 肉親。 (一言で返答を返す。単純に変な詮索をされたくないだけなのだろうが。) …ていうよりも、それは何? (先程異常なまでの跳躍能力を持っていた、人形のような人型が近くへ座ればそういう問いを投げかけるだろう。) [Thu 25 Oct 2007 00:20:02]
◆レイド > 悪魔が墓場で踊ってちゃおかしいかい?(悪ふざけの笑みを浮かべてとりとめのないことを呟く。糸をくい、と動かしつつ、人形を近くへと座らせた。)・・・友達か誰かかい?(目の前の墓石を見やりつつ聞いてみた。) [Thu 25 Oct 2007 00:15:22]
お知らせ > レイドさんが入室されました。 [Thu 25 Oct 2007 00:12:41]
◆シャナ > (内心苦笑していた。自分の口から、例え詩だとしてもこんな言葉がいくらでも出てくるとは…。 歌とはすごいものだ。 尤も、これが歌と言えるかどうかは別の話である。) Looking on nothing but now. Toward that if everything ends. 『今はただ、傍観を。全てが終われば、そちらに向かいます。』 (全て。そう、確かにこれは少女の一生涯を掛けた物。いつ終わるかどうかは判らない、長い長い戦い。) And, dedicate the success some time. 『そして成功を、いつか必ず捧げましょう。』 (空へと視線を上げる、そして、) It multiplies by this life received from you――. 『あなた達から授かったこの生命に掛けて。』 (詩は、終わりを告げる。少女はしばし空を見上げたまま動こうとしない、夜空は雲のない綺麗なものだ。 ――そこへ、何やら甲高い笑い声のような機械音のようなものが背後から聞こえてくる。 ――、煩いな…。 墓場でこんな大騒ぎをしてる奴はどこのどいつだ――そうとでも言わんばかりに背後へと振り返りその者を睨みつけるだろうか。) ……、ん? (随分と妙な跳躍能力だなと思えば、目の前でそれは止まる。そして、腕から何者かが降り立てば少女も把握するだろう。) …こんばんは、一体何の騒ぎ? [Thu 25 Oct 2007 00:04:03]
◆レイド > (あなたが音に気づき、少し後ろに振り向くならば、遠くから大きく跳ねつつ近づいてくる影が見えるだろう。・・・人とは思えない跳躍力を兼ね備えているが、その形状は人型で・・・。それが抱えるのは人とカバン。・・・それが降り立つのはあなたのすぐ後ろ。)・・・。(がしょん、と最後の音を立てて降り立つ。腕にいた男は地面に降り立ち、あなたに気づけば少し気まずそう。練習しているところを見つかったかもしれないから。・・・とりあえずその男はこのような音を出すだろう。)・・・こんばんは。(と。) [Wed 24 Oct 2007 23:59:29]
お知らせ > レイドさんが入室されました。 『甲高い笑い声、続くバネの音・・・』 [Wed 24 Oct 2007 23:55:29]
◆シャナ > (少女は、鍛錬所に行く前にここに寄ろうと思っただけに過ぎない。そう言うのもここ最近ろくに挨拶にも来ていなかったから、というのもある。わざわざ詩まで用意してきたのは、聞こえなくとも自分の現状を心置きなく言う為。歌に感情混入がしにくいのか、またはただ単に歌いたいだけなのか――少女には恐らく半分半分と言った所か。) To our regret, I cannot go to that still. 『残念ながら、私はまだそちらに行く事は出来ません。』 (尤も、すぐにそっちに行くなどというような発言を墓地の前でする輩も少ないのだろうが。) There is a thing that should still be accomplished――. 『まだ成し遂げねばならないものがあります――。』 (小さな間が開く。こういうタイミングで風が吹き付けて来れば少女の髪が乱れ、気分的には非難されているような感じではあるが…ここで止めるという気は起きなかった。) Please this is a road in sad that I chose. 『どうか悲しまないで、これは私の選んだ道なのです。』 [Wed 24 Oct 2007 23:45:21]
◆シャナ > (一つの墓の前、少女が一人立ち何かを喋っている。歌とは、違う。) I haven't seen you for a long time. 『お久しぶりです。』 (英語での挨拶。少女にとって唯一の肉親が、ここで眠っている。しかし、どこか歌のように淡々と、或いは歌という意識を篭めたような喋り方だ。) Mother and father. How are you? 『お母様、お父様。お元気ですか?』 (それに対しての返事はない。しかし誰もが、そんな事を気にして元気ですかなどと聞きはしないだろう。何せ相手は天の上だ、聞こえているとも少女も思っていない。) ――、I am doing energetically. 『私は、元気でやってます。』 [Wed 24 Oct 2007 23:37:58]
お知らせ > シャナさんが来ました。 『――Good evening. 『こんばんは。』』 [Wed 24 Oct 2007 23:32:50]
お知らせ > アーディンさんが帰りました。 『(貴婦人は去った後もまだ墓の前に居た。暫くしてから、嗚咽の声が墓場に聞こえ始める。)』 [Wed 24 Oct 2007 00:29:10]
◆アーディン > ( さて、どうしたものか。 ミザリーちゃんのあの案が成功する可能性は高い。 あとはその策を上手く実行できる瞬間を待つだけ。 ) ……それだというのに期限を無理矢理決めてくれちゃってさ。 全く困ったな。 ( ―――準備を急ぐとしようか。 ) [Wed 24 Oct 2007 00:21:25]
◆アーディン > ( 『私が聞きたいのはそんなお為ごかしの言葉ではありません。何時それが叶うかという明確な時期を聞いているのです。』 ) ( ―――まったく五月蝿い。 お為ごかしというのを理解しているのなら、素直にそれで理解したフリでもしていてくれ。 コッチだって以前程やりやすくないんだ。 ) ―――二週間。 どれ程遅くなったとしても、その時期にはまた連絡をさせて頂きます。 ( 理想としては月が変わる前に仕留めたい。 しかし今の状況でどう転ぶかは不鮮明だから、下手な言葉を口に出すわけにはいかない。 )( 『―――その言葉を今は信じましょう。』 ) ありがとうございます。 それでは私はこれで。 ―――そうそう、最近では狩人の動きも活発になっていると聞きます。 ご注意ください。 ( 不信感を持たれ始めているか。 それもまあ仕方が無い。 )( 自分達の存在を漏らさぬようにそれとなく釘を刺しながら、夫の墓の前に未だ立ち続ける貴婦人に別れの言葉を告げて、出口へと歩き始める。 ) [Wed 24 Oct 2007 00:07:00]
◆アーディン > ( だからもう少し落ち着いてくれ。 物騒な言葉を他人に聞かれてしまうと非常に困る。 ) 勿論ですともミセス。 必ず私たちは貴女の願いを叶えるでしょう。 ですがそれは今すぐにではなく―― ( 『…余りふざけないで下さる?これ以上遅れるのはもう決して許しません。これは依頼人としての命令です。』 )( 言葉の途中で遮ると、強く静かな命令口調で断言する。 ) ――――了解しました。 次に連絡をする時は、今度こそあなたにとって良い知らせをお持ちしましょう。 ( これは組織にとっての信用問題にも関わる。 此方としてもリシェから手を引くわけにはいかない――― ) [Tue 23 Oct 2007 23:47:36]
◆アーディン > ( その貴婦人の様子に忌々しげに心の中で舌打ちを零す。 やはり以前の芸能横丁の時のような人前で出会うことを避けたのは正解か。 これでは目立ちすぎる。 ) ―――私たちの組織も万全ではありません。 そして尚且つ強い警戒心を相手に持たれ始めてしまいました。 これでは確実に仕留めるのは難しい。 ( 本来ならば依頼人と出会うのは最低限に抑える。 しかし今回は此方の不幸も重なって、予定が大幅に遅れてしまっている。 だからこうして事情を説明して納得してもらう為に出会うのは仕方の無いこと。 )( 『それでも仕事をこなすのが貴方がたの役割でしょうに!!』 ) [Tue 23 Oct 2007 23:30:55]
◆アーディン > ( 黒い喪服を着た貴婦人は声を震わせた。 男はその言葉に表情を暗くすると、奥歯を噛み締めながら答える。 ) はい。 仰る通りです。 いまだに貴女の望みを果たすことは出来ていません。 ( 『それが解っているのなら何故!?』 )( ヒステリックな女性の叫びが墓地に響く。 ) [Tue 23 Oct 2007 23:14:33]
◆アーディン > (ゴメンなさい。本当にゴメンなさい。空気が読めない子でゴメンなさい。全力で土下座中。) ( とある墓の前に居るのは、年を重ねてはいるが気品は失っていない貴婦人と、大した特徴の無い中年の男。 そしてその墓碑に刻まれている名前は彼女の夫。 ) [Tue 23 Oct 2007 23:05:19]
お知らせ > ミカド@七人の鍛冶屋さんが帰りました。 『(墓場の隅っこへ移動中)』 [Tue 23 Oct 2007 22:58:50]
◆ミカド@七人の鍛冶屋 > ……君の螺旋状のフォルムは、今も僕の目の裏に焼きついているよ。(冷たい風が吹きすさぶ墓場――その隅っこで、赤いコートに、羽帽子を目深に被った、パピヨンマスクの男は、一人で独白す) [Tue 23 Oct 2007 22:57:46]
お知らせ > アーディンさんが入室されました。 『(墓碑の前に佇む男女)』 [Tue 23 Oct 2007 22:56:06]
お知らせ > ミカド@七人の鍛冶屋さんが来ました。 『―――ドリマル。』 [Tue 23 Oct 2007 22:55:24]
お知らせ > ルーア・リシアさんが退室されました。 『(お菓子をあげてもあげなくても、この魂たちはいたずらする気まんまんみたい。)』 [Mon 22 Oct 2007 21:01:41]
◆ルーア・リシア > ( 幽霊が近くにいることの肌寒さよりも、今このときにも力強く頬を打つ北風のほうが、よほど冷たかった。乱れてはためくツインテールがうっとうしくて、手で軽く押さえてみたり。――ソレもたいした効果はない。 ) ともあれ、墓荒しならぬ畑荒しは、今のところ無し、と。 ( ハロウィン当日まで、カボチャたちを交代で守るのも、墓守たちの役目の一つになっていた。地方村などで取れたカボチャのほうが、味もいいに決まっている。でも、こっちはなんといっても、墓地で取れたカボチャだ。 ) 物好きの心を煽るには、墓地のカボチャも結構有効なんだって―― ( あいも変わらず、せわしなく周りを飛び回る魂たちに語りかけ、小さく笑った。 ) [Mon 22 Oct 2007 20:58:16]
◆ルーア・リシア > あと、ここに魔女がいればおもしろいんだけど。 ( けれどもあいにく、ここにいるのは箒を持った魔女ではなく、感情が表に出にくい死神兼墓守の娘である。どこか遠慮がちに周りを飛び回る霊魂たちを見て、目を細めた。 ) ――大丈夫、ハロウィンまでは、待つから――あちらに送るのは、それからでも遅くはないし。 ( その言葉を聴けば、魂たちは一転、喜びの舞で宙を飛び回りだす。それをみて、ルーアはやれやれとあきれながらも、悪い気持ちにはならないのだった。 ) ここの死人は陽気なのが多いって、ほんとね―― [Mon 22 Oct 2007 20:47:49]
◆ルーア・リシア > ( あと数日で、ハロゥインだ。このおばけカボチャのほかにも、畑には普通のサイズのカボチャもある。墓地にカボチャなんて、まさしく絵本にでてくるハロウィンの図そのもので、なんだかおかしくて、口元が緩む。当日はオバケに扮した子供たちが、街を練り歩くだろう。 ) でも、大人のみなさま、ご用心。 ( あつまってくる気配に、耳を澄ませ、ゆっくり立ち上がる。 ) 本物のおばけも、混じってくるから―― ( 虚空へと瞳を向けて、淡白な声音を漏らす。 ) はしゃぐのものいいけれど、はしゃぎすぎて消滅させられないように、ね。 ( 青い人魂たちに、かるーい忠告。彼らが近くにいるときの肌寒さにも、もうなれた。 ) [Mon 22 Oct 2007 20:40:32]
◆ルーア・リシア > これはまた、よく成長したものね―― ( 足元に実った極大のカボチャを、無表情で見下ろし、つぶやく。べつにカボチャも魔物がでたわけじゃないけれど、墓地の空きスペースでこういうものを栽培していれば、夜に見て驚く人間も居るだろう。ランタンの明かりを地面において、ルーアはしゃがみこんだ。 ) ハロウィンに出るには、お前は適役だね。 ( 直径80cmほどもある、立派なカボチャを、ぺしぺしと叩いて、音を確かめる。 ) [Mon 22 Oct 2007 20:24:02]
お知らせ > ルーア・リシアさんが来ました。 『(オバケかぼちゃと、にらめっこ――)』 [Mon 22 Oct 2007 20:18:29]
お知らせ > ヴェルセリオスさんが帰りました。 『私はただ、やりたい事をやっているだけですよ』 [Thu 18 Oct 2007 01:33:30]
◆ヴェルセリオス > ・・・なるほど。そういえばそうでしたね。・・・・・そうか。死神も十分人間から石を投げられる可能性がありますね。(冷静にそんな事を考え始めた。勿論、そんな事を考えても特に意味は無い)それは、お互い様ですよ。誰かを想うのは、人間だけと限ったわけでは有りませんし、ね。・・・・・・あら、それは失礼。・・・・なるほど。障子紙の張替えのように繊細に・・・ですね。樹なので多少ハードでも大丈夫かと想って織りましたが、奥が深い・・・・・ [Thu 18 Oct 2007 01:32:56]
お知らせ > ルーア・リシアさんが帰りました。 『(ありがとう、ヴェル――)』 [Thu 18 Oct 2007 01:27:34]
◆ルーア・リシア > 難儀なものね、貴女も。私も例外ではないけれど。 (ここが落ち着くのは、ルーアも同じ。そしてヴェルも己も、正しく人外である。) ううん、心配してくれて――その、ありがとう。 (どうにも、素直にお礼がいえないのは性格のせいか。わずかに頬が赤くなったのは、なにも寒さのためだけではあるまい。) あ、そんなに強くしたら、だめ。藁の厚みを、均等にして、こう―― (やや強引に作業に参加するヴェルセリオスに、作業の手ほどきをする。寒さが気にならないわけではない。それでも、ヴェルセリオスがここに来てくれたことで、心は温まった。そうして、メイドと墓守という奇妙な組み合わせのふたりで、作業は続くのだった。) [Thu 18 Oct 2007 01:27:21]
◆ヴェルセリオス > ・・・困ったものですね。こんなに落ち着く場所は早々ないというのに・・・・訪れる時は、十分注意することにしましょう。貴方の気遣いを無駄にしないためにも(脱いだエプロンをクルクルとコンパクトにまとめて脇に抱えた。そして闇を見通す眼はルーアの表情の変化もはっきりとらえた。でも今は、その変化を見て愉しむだけにとどめて)ご自分で寒さや辛さを感じられないのでしたら大丈夫ですね。余計な心配でした(――――よかった。そんな一言を小さく呟いて、そっと眼を閉じながら静かに頷いて)それは無理な相談ですね。ええ。・・・・・なるほど。もう少しですね・・・・では私もお手伝いさせてもらいますよ(返答も待たずに、藁を撒く作業を手伝い始める。少々強引といえば強引だけど、傍で作業を只見ているだけなんてことは性格上できなかったから) [Thu 18 Oct 2007 01:15:49]
◆ルーア・リシア > あのときに比べて数は減った。でも、巡回は続いている。ここは、生者と死者が交わる場所だから。狩人たちもそこは意識しているのだと、おもう。 (ぽつり、ぽつり、つむぐ言葉の糸。だが、感謝の気持ちを聞けば、その糸もほつれて、心と一緒にわずかに乱れる。恥ずかしい、という気持ち。) 冬は、厚手のローブを着るから、平気。あとは、手袋も。元々、作業に厚手の服は、邪魔だから。 (小さく笑って、肩をすくめる。こそばゆいというのだろうか。照れ隠しにもならないしぐさで、頬をかく。) ん――そんなに、みるな。ありがとう。今、枯木に藁を巻いているところ、なの。あと残っているのは、ここと、ここと、それから、ここ。 (ヴェルの前で墓場の地図を広げて、木の位置をしめす。) [Thu 18 Oct 2007 01:08:46]
お知らせ > ヴェルセリオスさんが来ました。 [Thu 18 Oct 2007 01:05:51]
◆ヴェルセリオス > ・・・ああ、なるほど。そういえば一時期ここにはそんな人がずいぶん屯していたんでしたね・・・・・・あの時の手紙、感謝してますよ。(昔の事を思い出すように、静かに眼を閉じて――――そっと眼を開いて、頭を軽く下げた)・・・ふむ、なるほど。それは一理ありますね。ではこうしましょう(言うや否や、エプロンとヘッドドレスをするすると脱いで畳んだ。そうなると残るのは、深い藍色の長袖裾長ワンピースを着た女が一人。)いえ、お洒落ではなく、寒いこの先の季節に身体を壊さないか。そういう事です(今ローブの下を覗いたわけじゃないけど、以前はそんなに温かい格好ではなかったから)・・・・・・・ええ。久々に貴方に合いに来ました。お仕事がまだ残っているようでしたら手伝いますよ(そんな恥かしがる様子を目にして、楽しそうに一層ぢー、と視線を送りながらの返答一つ) [Thu 18 Oct 2007 00:54:49]
◆ルーア・リシア > (じーっとみられて、恥ずかしそうに視線をそらす。そういう風にみられるのには、まだなれていないのだ。) それで? メイドさんがたった一人、こんな夜中にわざわざお墓参りにきたわけじゃないでしょう? [Thu 18 Oct 2007 00:51:07]
◆ルーア・リシア > そうね。でも、気をつけないと。さらうまでもなく、貴女の胸に銀の剣をつきたてようとする人たちも、ここには大勢来るのだから。 (ほんのわずか、表情に影を作って、息を吐くように言葉をつむぐ。) 墓場にメイドは似合わない。ここでもし狩人に目をつけられたら、私は貴女をかばってあげられない。 (淡々とつむぐことばは、けれど少女なりの心配の気持ち。ヴェルセリオスに対する思いの表れ。) 私は、いいの。墓守が着飾る必要は、ないでしょう? そういうことにも、私は疎いし。 (おしゃれに興味はあっても、結局頭の中で優先されるのは仕事。だからこうして地味な格好のままでいる。) [Thu 18 Oct 2007 00:49:07]
◆ヴェルセリオス > ・・・ええ、お久しぶりですね。ルーアさんもお変わりないようで何より・・・・・悪い人ですか?さらわれるのは昔から、もう少し小さくてかわいい女子と相場が決まってますから大丈夫ですよ(くすくす、といたずらに眼を細めて笑みを浮かべた。)・・・・ああ、実は同じデザインですが夏服と冬服があるんですよ。まあ、それ以前に――――身体の事情のほうが大きいですけどね(人間とは大分事情が違うので、得な事も無いわけではない。勿論不便な事も。)・・・同じ格好なのはルーアさんも一緒のような気がしますが(じー、とルーアの格好を眺めながら呟いた。そして私服はあるけどほぼ袖を通さないのでないも同然でした) [Thu 18 Oct 2007 00:41:17]
◆ルーア・リシア > ヴェル―― (灯りで顔が見える距離まで近づけば、変化の少ないルーアの表情に、ほんのわずか、驚きの色が混じる。視線の先には、いつもメイド服。墓場には、つくづく似つかわしくないと思う。) えぇ、久しぶり。ヴェルも変わりないみたいで――少し、安心した。 (こくりと小さくうなずくと、口の端を緩めて短い挨拶を返した。相手の姿を観察するように眺めて、また口を開く。) こんなところにいると、悪い人に捕まるかも。まぁ、それはともかく――夏でも冬でも秋でも春でも、おんなじ格好してるのね。 (冗談めかして肩をすくめる。そのあとで、もしかして仕事着じゃなくて私服じゃないのかと、ややあきれた声を出した。) [Thu 18 Oct 2007 00:34:30]
◆ヴェルセリオス > (普段から良い顔してないけどより一層どんよりになったような気がした。なってないかもしれないけどどんよりどよどよ)うん、予想通り・・・・外れていたらどうしようかと思いましたけど、まあ、そこはポジティブシンキングということで(カンテラの明かりが届けば、ルーアの視界に入ってくるのはメイド装束。面倒くさそうに(だってカンテラ本当は必要ないから)カンテラを掲げ、開いている左手でスカートを摘んでお辞儀を一つ)・・・・・・・お久しぶりですね。冬の気配が近づいて居りますが、お元気そうで何よりです [Thu 18 Oct 2007 00:26:09]
◆ルーア・リシア > ――気のせい、かな。どこかで亡者の嘆きが、聞こえたような―― (色々とがんばれ! 生きろ! という声もしたような気がしないでもない。秋の風がいつもより寒く感じた閑話休題。さておき、ここでの作業は無事に終わった。藁のにおい、土のにおい、かえったら手を洗って、真っ先にお風呂にはいろう。そんな風に思いながら、藁を積んだ荷車のところまで歩く。こちらに向かってくる灯りに気づいたのは、荷車を引く取っ手をつかんだときだった。) ――だれ? (眉一つ動かさず、闇の向こうに静かな声を投げかける。) [Thu 18 Oct 2007 00:19:10]
◆ヴェルセリオス > (ミスった。)(見えるとはいえ、まだ人相までは良くわからなかった。なので近づくのでした。) [Thu 18 Oct 2007 00:14:34]
◆ヴェルセリオス > ・・・・特に確証もありませんが・・・・・多分この時間に作業をしている墓守といえばあの人でしょう、と勝手に見当をつけさせてもらいました・・・・・と(いくら闇夜でも者が見えるとはいえ [Thu 18 Oct 2007 00:13:58]
◆ヴェルセリオス > (季節は既に秋を終えて冬へとまっしぐら。昼間は兎も角、朝晩は体の芯を冷やすような風が吹く。そんな季節だ。日が落ちれば眼に見えて冷たさを増した風と共に訪れたように、長いスカートを翻して静かに進む、カンテラの明かり。作業をしているルーアのカンテラの明かりの方へと向かってゆく) [Thu 18 Oct 2007 00:13:02]
◆ヴェルセリオス > (穴を彫って埋めるには良いロケーションで御座います。 [Thu 18 Oct 2007 00:12:55]
◆ヴェルセリオス > (丁度墓場です。 [Thu 18 Oct 2007 00:12:45]
◆ヴェルセリオス > (勢い良く埋める気持ちで。 [Thu 18 Oct 2007 00:12:36]
◆ヴェルセリオス > (さておき [Thu 18 Oct 2007 00:12:27]
◆ヴェルセリオス > ―――――――――――――――――――――――――――――――― [Thu 18 Oct 2007 00:12:12]
お知らせ > ヴェルセリオスさんが来ました。 [Thu 18 Oct 2007 00:12:04]
お知らせ > ヴェルリアーシュさんが来ました。 『――――冷たい風が吹く』 [Thu 18 Oct 2007 00:09:04]
◆ルーア・リシア > (元々、吹き抜ける風をさえぎるものの少ないこの墓地。ぽつりぽつりと点在する木は、細く頼りないものばかりだ。それでも季節と共に、広げた枝を葉で飾り、味気ない墓地に色を添えてくれる。それゆえ墓守たちも、冬の前にはこうして幹に藁をまき、いてつく寒さから墓地の木を守ろうとする。今回、ルーアは初めてその役目をまかされた。) えぇ、と……あとは、あっちに2本。南にいって、ここに1本。 (しゃがみこみ、乾いた土の上に墓地の地図を広げると、あらかじめ印をつけておいた木の位置を確認する。歩いてはまた作業、の繰り返し。めんどうだ。カンテラに油を注ぎ、灯りの勢いを戻すと、また立ち上がった。) [Thu 18 Oct 2007 00:07:37]
◆ルーア・リシア > (もうすぐ日付が変わろうという時間帯。墓地に明かりはない。真っ暗な闇の中に、少女が持ってきたカンテラの灯りがぽつんとゆれているだけだ。揺らめく灯りに照らされて、周りの地面から突き出た大小さまざまな墓石の群れに陰影が浮き出る。静かだった。辺りには人の気配もなく、縄を締める音や、藁のこすれる音。それに少女の少し荒くなった息遣いが、周りに響く。邪魔な草は、昼間のうちにあらかた刈り取ってしまったから、虫たちの声もしなかった。) 藁を巻く。木も、寒くなくなる、か。――へんなの。 (少女は手を止めて、木の幹に手を当てる。服を着せたような格好の枯木を見て、目をしばたかせた。) [Wed 17 Oct 2007 23:52:51]
◆ルーア・リシア > (厚い雲に覆われた空は、夜の色に染まった真綿のようだった。湿っぽさを含んだ空気が、小さな鼻をくすぐる。) 雨の、におい。 (しばらくじっと空を見ていたルーアは、やがて黄色いツインテールを揺らして頭をふった。明け方頃に雨がぱらつく。その程度だろう、と長く墓守をしてきた経験から判断した。) 少し、手を早めないと。 (手に持った藁の束を、枯木の幹を囲うように巻き付けると、少女は静かな声音で独りごとをもらした。もうすっかり夜風が冷たい季節になってきた。墓地もそろそろ、冬支度を迎えようという頃である。) [Wed 17 Oct 2007 23:42:59]
お知らせ > ルーア・リシアさんが入室されました。 『(亡骸たちが眠る場所――)』 [Wed 17 Oct 2007 23:30:05]
お知らせ > クロークの人影さんが退室されました。 『 今も鮮明に思い出す。長剣が風を切り振り下ろされ、首が刎ねられる瞬間を。 』 [Mon 8 Oct 2007 04:07:53]
◆クロークの人影 > ( ここ数年分の「ハント済み吸血鬼記録」の中には当然一組の夫婦の記録があった。 Kamuraの姓が二枚続けて並んでいるのは、いっぺんに二体の吸血鬼化犠牲者が始末されたから。 今回の件には含まれない資料だったから、読まずに直ぐに仕舞った。 もし嘉村夫妻がリシェや殺害されたハンターによって始末されていたら、私と行方不明の姉も調査対象リスト入りしていただろう。 ようするに今回は絞込みの段階でたまたま外れただけで、私にも十分な同機があると言うことになる。 ) お父さんとお母さんは吸血鬼にされた瞬間、死んだんだから。 ( だからハンターを憎むのは筋違いだ。 彼らは死して尚冒涜される父と母の屍を解放してくれたのだから。 ) ( ヒステリックな嗚咽が遠くで響いた。 ) [Mon 8 Oct 2007 03:52:03]
◆クロークの人影 > ( ずっとあんな具合だ。 誰かと接触する様子もなし、怪しい場所に入っていくでもなし、奇行に及ぶでもなし。 ただただ、墓石に縋って泣いていた。 ハント記録は極最近のもので、担当はリシェ。 まだ殺されていないリシェが担当した件を優先しているのは、その方が行動を起こし易そうだから。 だが、今の所何もない。 ) ( 吸血鬼化した男の墓石があるのは、裕福な家故に吸血鬼化して狩られた事を揉み消したからか。 本来世間に忌み嫌われ阻害され、一般の墓地に墓石を並べる事も許されないものだ。 ) ( 私の家族がそうだったように。 ) [Mon 8 Oct 2007 03:37:44]
◆クロークの人影 > ( 莫大なリストの中から選定した、「ハント済み吸血鬼」が23体。 うち、確定シロを除いて19体。 身元が判明し、確認できた親族や恋人、友人等絞りに絞り込んで38名。 1人では気が遠くなりそうな数字の中の1人が其処に居る彼女――――吸血鬼化した夫を匿い続けた30代半ばの裕福な女性だ。 深夜に家から馬車を出してこんな所まで来たのだからいきなりの当たりかとも期待したのだが―――。 ) [Mon 8 Oct 2007 03:27:38]
◆クロークの人影 > ( もう1時間も彼女は墓石に縋ってぶつぶつと何か呟いていた。 悲痛さを孕んだ声だ。 悲しみと憎しみが痩せた顔を歪ませた女性の声に嗚咽が混じるのを聞き続けるのが苦しいと、灰色のクロークを被る墓守の姿をした人影、エリエッタ・嘉村は思った。 何を言っているのか直接聞き取りたいが、自然に墓守のフリをする為には下手に近付く事は出来ない。 1つ離れた通路を遠慮がちに足音を消しながら通りかかる、というのを2回ほど試みるに留まった。 今は彼女の姿が見える距離にある片隅の闇に佇み、ただ待っている。 ) [Mon 8 Oct 2007 03:15:02]
お知らせ > クロークの人影さんが入室されました。 『 灯りを灯さないカンテラを持った墓守が1人 』 [Mon 8 Oct 2007 03:04:26]
お知らせ > キヨさんが帰りました。 『( じゃぁね、と笑って。 そんな寄り道ぐあい。 )』 [Sun 7 Oct 2007 00:15:38]
◆キヨ > ( それでもちびっと撫でた毛の感触が手に残っていて、まじまじとわたしは自分の手とにゃんこの背中を見比べる。 ) …。 ( あぁ、ちっちゃいなぁ。 ) …さて、と、 ( にゃんこがパンにがっついているうちにそろりと退散してしまいましょう。また擦り寄られたりついてこられたりなんぞしたら困ります、し。 ) [Sun 7 Oct 2007 00:13:14]
◆キヨ > ( 案の定、にゃんこはわたしの足を離れてそっちの方にとてて、と向かっていく。 ) …はふー。 ( うっかり踏んでしまわずに済んでほっと息をもらしつつ。 ようやく傍らにしゃがみこんで、ニャンコの近くにパンを千切っては投げ千切っては投げ。 ) …。 ( かつかつとまぁよく食べること。やっぱお腹すいてたんだなぁとしみじみ思いつつ、パンばっかりで喉が渇くかなぁと思いましたがまぁ多分川や墓地の水場近くで飲んだりとかするでしょうからそこまでおせっかいしなくてもいいかなーと。 ) …。 ( じー。 ) …ちょーっとだけ失礼しますよー。 ( おそるおそる、手を伸ばして ) ( 背中を撫でたら にゅいー。と嫌がるように背を弓なりにそらせたのでおっと、とスグにひっこめた ) [Sun 7 Oct 2007 00:10:01]
◆キヨ > ( わたしはあんまりこういう動物と触れ合った事がないンで、なんだか途惑うというか、まごまごしてしまう。にゃんこ好きなひとにはたまらないシチュなんでしょーけれど、いやわたしもにゃんこ好きですけれど ) イキナリはびっくりーというか、えー あれー… さ、さわっちゃうぞー? ( とかいいつつ手は紙袋を抱えたまんまで、 ) …っていうかなんかありましたかねー。 ( にゃんこにあげられそうなごはん。 ) 今日のお買い物はー馴染みの八百屋さんでキノコと人参と牛蒡とー、ベノムの旦那のトコでナツメグとブラックペッパーと石鹸とー… あっ、そういやパンを買いましたっけ。 ( 店の前を通った時、美味しそうだったンでつい。明日の朝食にと買ってきましたが、 ) …にゃんこにパンって与えていいんでしょうかねー。 ( うむむ。 悩みつつもまぁ、袋の中をあさってパンを取り出しましょーか。 ) さぁおたべー。 ( 手の中で適当にぽろぽろ食べやすい大きさに崩しつつ、足元からちょっと離れた位置に落としてやる。 ) [Sat 6 Oct 2007 23:53:55]
◆キヨ > … ( あぁ、コレはにゃんこはおろか動物を全く飼ったことのないわたしでもわかります。わかりますとも、えぇ。 ) … ごはんくれー。っていってますよね。 ( ねー。 きまぐれノラにゃんこがうっかり擦り寄ってくる理由なんてきっとそんなもの。嬉しいような悲しいような、 ) …っていうかいい加減こそばいですよほんと、 ( あぁもう、とか思いつつ。仕方ないなって笑う。もしも馬車とか通ってきた時のために道から避けて内側、墓地の中へと足を向けましょう。もちろんにゃんこをふんづけないように気をつけつつ―― なのに、それでも足を追いかけるようにしてついてきてはすりよるにゃんこ。 ) コレは相当おなかがすいているとみましたね。 ( ほそっこいですし。ゴハン食べれてないンでしょーか。 ) 墓地に猫ってなんかちょっとホラーな雰囲気ですけれど、 ちょ、お願いだからまってくださ…! ( だからこそばいんですってば。ひぃ。 ) [Sat 6 Oct 2007 23:40:37]
◆キヨ > ( したら、 ) ――― おんやぁ? ( 珍しい。 にゃんこは一声ないて、わたしの足に擦り寄ってきた。思わずぱちくりとにゃんこを見つめ、 ) … ちょッ まっ、 あっ! ( …こそばい。 かといって足を動かすとにゃんこの足を踏んづけてしまいそうで!で! ) くくぅ、靴下はいてくるべきでしたね…! ( サンダルだからついうっかり。 ) っていうか、これは―― ( にゃぁ、と鳴きながら足元に擦り寄るにゃんこを見下ろしつつ ) [Sat 6 Oct 2007 23:33:32]
◆キヨ > ( 暗くてよくワカリマセンが、白い毛に黒と茶色のぶちがついたような。大人というにはまだちぃさくって、ほそっこい。 ) … ( でも、まぁ多分近寄ってきたりはしないでしょう。 せっかく丸まって落ち着いているのに逃げさせてしまってもかわいそうですしと思って、買い物帰りなわたしは紙袋を抱え直してこの場を去ろうと、 ) [Sat 6 Oct 2007 23:28:18]
◆キヨ > ( 墓地の入り口を横切ろうとして、ふと足をとめた。 ) ねこだ。 ( ねこだ。 入り口近くに丸まったまま、わたしの方をじっとみつめている。 ) [Sat 6 Oct 2007 23:23:38]
お知らせ > キヨさんが入室されました。 『 ―― お? 』 [Sat 6 Oct 2007 23:19:33]
お知らせ > ジルさんが退室されました。 『――ああ、そういえば、故郷の墓には暫く参ってないな。』 [Tue 25 Sep 2007 23:10:15]
◆ジル > だがなアイシー。 勘違いはするな。 それは代役でもお前の次でもない。 お前ほど大切な物に変わりなどある筈がないというのに。 まったくこんな解りきったことを一々訂正させるとは、その認識の過ちだけは、正しておきたかったやもしれぬ、な。 ( 浮かべるのは相変わらずの微笑。 けれどもその視線は大切な物を慈しむかのようにも見えて――― ) ―――― それではな。 ( 立ち上がる。 )( 死者は死者だ。 この行為にアイシー・ルーが何かを感じることは決してなく、これはただの私のけじめ。 ) [Tue 25 Sep 2007 23:05:14]
◆ジル > ( その目の前に花束を置いた後に、軽く胸で十字を切る。 そして屈みこむと、剥き出しになった地面から生えてしまっている雑草に手を伸ばしてそれを丁寧に引っこ抜いていく。 ) まああれだ。 墓地に関しての代金に一銭も払っていないのは許せよ? なにせアイシーが居た頃と金銭面での適当さは全く変わっていないからな。 先日指摘されていなかったら、財布の中身が激減していたのも忘れていたくらいだ。 ( 墓碑銘も何も無い。 ただ骨しか残らなかった彼女とその遺品の全てを土に埋めて、盛り上がったその土くれの上に粗雑な木の十字架を立てただけのもの。 ) 僕の次 か。 なるほど、確かにそれも一興。 常識的な管理を任せる人物は欲しいな。 ( 自らの手が汚れることをまるで厭う事も無く、作業を続けながらあの森で聞いた従者の言葉を振り返る。 ) [Tue 25 Sep 2007 22:51:36]
◆ジル > さてさて、あの森に訪れた者たちの反応はどうなっているのやら。 過去を見つめすぎて過去に囚われる者は果たしているのかな? ( 嘲りの笑いをしながら、意味の無い想像を膨らます。 観客席でその光景を眺めてはいたい気もするが、まあこの辺りが引き際だろう。 私が望む者は見れた。 ならばそれで充分に満足すべき。 ) ――――アイシーも、そう思うだろう? ( 墓と呼べるかどうかも怪しい粗末な墓標の前で立ち止まる。 墓守にも無許可で端っこに勝手に立てたそれは、以前来た時と殆ど変わらぬ姿でそこにあった。 ) [Tue 25 Sep 2007 22:30:24]
◆ジル > ( 幻というのは存外に馬鹿に出来ない。 自分もまたそれと似て非なるものの使い手だからこそ、あの森の異様さは即座に理解できた。 かつて私に仕えてくれていた沢山の者達。 そしてアイシー・ルー。 彼女達は私の記憶のとおりの姿のままで、私の目の前に現れてくれた。 ) そうだな、あと十年かそれから後まで残っている。 それならば今一度あの場所に向かうのも悪くないのかもしれない。 ( クスッとした笑いを浮かべる。 アレは過去だ。 その舞台の幕はもはや開かれず、再演の時が訪れることは永久に無い。 本当にたまにふと気が向いた時に―――アレはそれぐらいが丁度良いのだ。 ) まあ無理だろうがな。 十年どころか一年持たずに終わるだろう。 あれ程の神秘が長続きする筈もなし。 少しばかり残念だがな。 ( 原因を解明する為の調査も行っているわけだし、遠からずあの森の騒ぎも終息するのだろうと考える。 ) [Tue 25 Sep 2007 22:20:06]
◆ジル > ( 無念。 悔恨。 悲哀。 憤怒―――この場所にはそんな類の負の空気が入り乱れて流れている。 それは自分にとっては実に心地よい感触であった。 ) いや、それよりも懐かしいといった言葉の方が正しいかな? 先日のようなあの空気とて私は嫌いではないのだからな。 ( 迷わない足取りを真っ直ぐ進めていきながら、いつものように独り言を呟いている。 ) [Tue 25 Sep 2007 22:06:12]
◆貴族風貌 > いい風が吹いている。 この地で二度目の秋という奴の訪れか。 ( 伊達男とも麗人とも取れるような面相を持ち、まるで貴族のように飾った服装をした男。 その左手には花束を持って、死者達の眠る場所へと訪れた。 ) 四季とか言うものであったよな。 面白い。 最初の頃はそれを知らずに危うく大変な目に遭う所であったよ。 ( その立ち居振る舞いは自然と気取った動作であり、言葉を変えれば常にかっこつけているというもの。 そんな仕草をしながら、悪魔は入り口を通って中に入っていく。 ) [Tue 25 Sep 2007 21:53:57]
お知らせ > 貴族風貌さんが来ました。 『(―――風が吹いた。)』 [Tue 25 Sep 2007 21:46:25]
お知らせ > ナナリーさんが帰りました。 『うふふーお星様ー(長椅子の上にぱったりと倒れこんで本日の営業終了』 [Sun 23 Sep 2007 03:15:25]
◆ナナリー > (帰っちゃおうかな。で、明日の朝一に戻ってきて、残りの半分を片付ければ――)――――― (無理よ!まだ半分もあるのよ!眠ってる時間なんてないわ!)(だが、眠気の所為で効率が半分以下に落ちているのも確かだろ、かえろうぜー!)―――――(だめよ!このまま仕事を全うするのよナナリー!) ―――――――。 (脳内会話が、そろそろ手に終えなくなってきた頃、気がつくと、長椅子の傍にフラフラと歩み寄り) [Sun 23 Sep 2007 03:06:24]
◆ナナリー > ――――異常なしー、と。(斜線を引いて名前を消す。 次はエドワードさんだ。 半分仕事を終えた達成感で、笑みが浮かぶ) (が、残り半分の仕事に絶望した。 笑みが乾いて、引きつった) ……間違いなく終わりませんよね。今日中にーとか、絶対無理ですよ。既に日付変わってますしねー…うふふふっフフふふふっふふふふふふふふふふ(虚ろな瞳を空へ投げた。 お星様がきらきらしてる。なんて綺麗――…と、心が逃避中) [Sun 23 Sep 2007 02:51:58]
◆ナナリー > (だが、これは他のエクソシストの仕事ではない。彼女の先輩が独自に調べた結果であり、役立たずが仕事を強請るから、じゃあ遣ってみろよ。的に押し付けた仕事でもある。 ―――別名:THE無駄足 。 だが、そんな事をさせられているとは知らぬ未熟者は、本当にリストの頭から、最後のページまでやるつもりだ。 実際に、やっている。 いまは、リストの中程まで辿ったところだ。 …もっとも、残りも同じくらいあるのだけど。) [Sun 23 Sep 2007 02:36:54]
◆ナナリー > (手にした羊皮紙の束は、死んだ人の命日を延々と連ねてあるものだ。 ………名前の一つ一つに上からチェックしているらしく、名前に斜線が入っているものが、ちらほらと) ―――ぅー……。 (今日の仕事は、このリストに載っている人の墓に異変が無いか、無事なのかをひとつひとつ調べる事だ。 ) …あ、あった。 ジャクリーンさん…!!! (ぱぁ、と顔を輝かせる。 即座に墓土・墓石・十字に異常は無いか、妙な点はないかを丁寧にチェックする。 可笑しなモノが有った場合は、リストにチェックして、甦 っ て い な い か を調べるのだ。 ……つまり、このリストは不死者になる可能性のある墓リスト って奴だ) [Sun 23 Sep 2007 02:26:59]
◆ナナリー > (其れが、墓地に来るまでの全ての遣り取りだった。 ) えーと …… 8月ー……2 …… ジャクリーンさんのー……( 金髪の修道女は、手にした羊皮紙片手に、ランタンの灯一つを頼りに彷徨い歩く) [Sun 23 Sep 2007 02:17:26]
お知らせ > ナナリーさんが来ました。 『(「先輩なにかやらせてください!」「じゃ、これ」「えっ!」)』 [Sun 23 Sep 2007 02:15:16]
お知らせ > レイドさんが退室されました。 『(後日、墓で飛び跳ねる亡霊の噂が立ったとか立たなかったとか)』 [Sat 22 Sep 2007 23:22:20]
◆レイド > そろそろ終わろう。バロン。俺はまだ繰っていたいが・・・仕事の方が許しそうにない。(言うと人形は跳ねるのを止めて、自分の入っていたカバンを片手で持ち上げ、もう片方の手でレイドを持ち上げる。)歩くのがめんどくさいからな。もっていってくれ。(何も荷物が落ちていないかどうかを周りを見て確認する。それが終われば糸を操り、人形をかがめさせる。)行こう、バロン。また楽しいことが始まるぞ!(再び人形から甲高い笑い声が発せられると同時、人形のバネ部分が起動し、跳ねた。) [Sat 22 Sep 2007 23:21:23]
◆レイド > この前挿した油の具合はそんなにいいのか?なら次からはあそこで調達するとしようか。(ははは、と笑うとさらに複雑な動きを再現する。逆立ちしたり、空中で一回点してみたり、側転してみたり・・・。本当にどこかの紳士が奇妙な動きをしているような、そんな情景だ。・・・そして動きが一瞬止まると同時、甲高い笑い声のような音が人形から発せられて、墓場に響いた。)うむ。いい笑い声だ。この調子であるならば今回の仕事もうまくいきそうではあるな。(満足げな笑みを浮かべて人形を操り続ける。) [Sat 22 Sep 2007 23:01:39]
◆レイド > では、跳ねようか、「バロン」。(人形と優男をつなぐ長い糸。男がその糸を決められた法則に従って操る。すると人形は・・・跳ねた。「ゆっくり動き出した」わけでもなく、「急に走り出した」わけでもなく、「跳ねた」のだ。)今日はなんだか具合がいいな。「バロン」。何かいいことでもあったのか?(ビヨンビヨンと跳ね続ける大きな人形を操りながら、優男は楽しそうに話しかける。意識はないので完全な一人芝居なのだが。) [Sat 22 Sep 2007 22:39:58]
◆レイド > 悲しいかな、悲しいかな・・・。哀れな標的を探していて、悲しき罪悪の跡を見てしまうとは。(大袈裟な素振りを見せるとカバンを開けてがちゃがちゃとやり始める。)だからこそ、人形繰りの練習もできるというわけなのだが。(カバンの中身は折りたたまれた大きな人形が入っていた。・・・どうやら何かの練習に来たようだ。人目のつかないところでやりたかったようだが、人を埋めに来る様なところだ。誰も人はきまい。)今しばし、永久の眠りにつくのは待ってくれたまえ。弔いは後にしよう。新たな眠り人よ。(糸を操っていけば、少しずつ立ち上がっていき・・・大きな紳士服をきた仮面の男の人形がカバンの中から出てきた。) [Sat 22 Sep 2007 22:29:34]
◆レイド > む?ここに女性がいたような気がしたのだが・・・気のせいか?(大きなカバンを持った貴族風の優男はあたりをキョロキョロと見回してそんなことを呟いた。)いやいや・・・気のせいに思ったことが気のせいだ。確かに誰かがいたようだし・・・な。(ちゃらけたように言うと足元を見る。・・・まだ真新しい土の色を見ながらだいたいの想像をめぐらせた。) [Sat 22 Sep 2007 22:18:42]
お知らせ > レイドさんが入室されました。 『(からん、とした音が響いた)』 [Sat 22 Sep 2007 22:15:47]
お知らせ > ユダさんが退室されました。 [Sat 22 Sep 2007 22:14:16]
◆ユダ > ( どれだけの時間が経っただろう。穴が埋め終わると、女はシャベルを放り投げた ) ここに貴方が眠っていることを、あたしは忘れないわ ( そこで言葉を途切れさせると、少し間を置いてから死体の埋まっている地を見降ろして ) おやすみなさい。 ( 踵を返すと、振り返ることなくその場を立ち去るのであった ) [Sat 22 Sep 2007 22:14:14]
◆ユダ > ( 口の中に残る血液の味。じわりと背筋が寒くなるのを感じ、女は必至で手を動かした。少しずつ埋まっていく死体の体。首筋には、自分が残した吸血痕がくっきりと残っているのが見える。女は一瞬だけ動きを止めたが、目を伏せるとそれを否定するように死体にむかって土をかけた ) [Sat 22 Sep 2007 21:58:11]
◆ユダ > ( 墓地の片隅に開いた大きな穴は、許可なく勝手に掘ったものだった。死体を野ざらしにするより、墓場に埋葬してやるのがせめてもの償いに思えたのだ。とはいえもし、墓守に見つかれば怒られる。いや、自警団につき出されかねない。どこか他人事のように、そんな考えが脳内をめぐった ) ごめんね。 ( 力の籠らない声で身細い男の死体に話しかけると、女は足元に転がっていたシャベルを拾い上げた。ひどく緩慢な動作で、堀出した土を死体の転がる穴へと戻し始めた ) [Sat 22 Sep 2007 21:49:53]
◆ユダ > ( 日もすっかり落ちた夜の墓地に女はいた。灯りも持たず、大きな穴の前に虚ろな目で立っている。両手は土で汚れ、その手で顔を擦ったために顔にも泥がついていた。女のすぐ目の前にある大きな穴には、若い男の死体がひとつ転がっている ) あーあ…。殺しだけはしないって、決めてたのになあ。 ( 気の抜けるような、独白を漏らし目を細める) [Sat 22 Sep 2007 21:43:19]
お知らせ > ユダさんが来ました。 『穴』 [Sat 22 Sep 2007 21:36:29]
お知らせ > デュラハンさんが退室されました。 『男は今しばらく実験を続けて。』 [Fri 21 Sep 2007 01:56:23]
◆デュラハン > (小さな足音が数回続き、やがて男が求む空気とそうではない空気の境界線と言うべきその場所を越えれば)見事に消えましたね。(数秒前まで感じていた己の力の気配がなんの予兆もなく消えた事に対し、感嘆と驚きとが混じった声で小さく呟き溢す。それから一寸の間を置き、ゆっくりと後ずさりをすれば力の気配は先ほどまで消えていた事が嘘であったかの様に再び自身の身体にその感触を与え始め)ふーむ・・・。(ある意味では当然と言えば当然であるその結果に対し小さなため息を漏らし) [Fri 21 Sep 2007 01:56:07]
◆デュラハン > (浮かんだ疑問・・・それは「このまま普通の空気の場所に行けばどうなるか?」という在り来たりな物。ただ、よくよく考えれば今まで自身は二点の違い自体は理解していたのだが、その二つを線で繋ぐようにした変化の流れを考える事には一切気が行っておらず。その為にそんな在り来たり過ぎる考えを見落としていた事に今更ながらに気付かされて。)・・・・調べてみる価値はありそうですね。(不意に浮かんだ疑問故に単なる徒労になりそうな気もするが、成果が無ければ無いで考える際の利にはなるだろうと思えて。それから指先に再び意識を集中し「糧を得る力」をその手に保てば、静かに前に歩きだす。) [Fri 21 Sep 2007 01:49:35]
◆デュラハン > (無論、こういう実験を行う際は部下の黒紫か聞き屋の客辺りを連れ立って行った方が良いのだろうが、実験に時間が掛かるかと思った為に今回はあえて自身一人で行っていた。)(手の先に意識を集中して数秒、その部位から放たれる力により漂う空気の質が変わっていくのを肌で感じればゆっくりとその力を上げ始め)やはりここの様な空気であれば問題は無い様ですね。(以前スラムで行った際に感じなかった状況と以前部下とこの墓地で行った実験の時に感じた空気の変化との比較から、己の力がしっかりと効果を及ぼしているのだろうと考え呟く。)しかし、ここだけで効果があっても意味は無いのですがね?(分かりきった現実に自嘲気味に呟き)・・・・いや待てよ。(その途中不意に自身の中に小さな疑問が浮かびあがり無意識に小さく言葉を溢して。) [Fri 21 Sep 2007 01:34:12]
◆デュラハン > (周囲にそれらしき気配が無い事を確認し終えれば、その場でゆっくりと背を伸ばし)早速始めましょうかね。(そのまま続けるように外套の端からその姿には不釣合いな腕を出し、その手の先に意識を集中し始める。)(自身だけが持つ糧を得る能力。その本来の力を得る為に思考を巡らせる悪魔は今できる事の中から新たに得れるものが無いかを確認する為、再びこの墓地で実験を行う事にしていて。) [Fri 21 Sep 2007 01:20:13]
◆デュラハン > (闇と静寂に覆われた墓地の片隅、夜でなくとも常に日当たりが悪くそれこそ巡回する墓守くらいしか通らないその場所にヨレヨレの外套を纏う老人風貌が一人立っていた。)やはりこの場所の空気は良いですね。(感覚の鋭い人間ならば寒気を感じるかもしれぬその場の空気に対し老人風貌は安堵と喜びの言葉を溢せば、フードと無描の仮面に隠された不可視の瞳を動かし周囲に自身以外の存在が居ないかを確認し始める。) [Fri 21 Sep 2007 01:10:43]
お知らせ > デュラハンさんが来ました。 『闇に潜む人影』 [Fri 21 Sep 2007 01:03:27]
お知らせ > 炎涼さんが帰りました。 『人類を滅びない限り、歴史は永遠に繰り返されるものだろうね。(一度だけ、来た道を振り返ろう)』 [Mon 17 Sep 2007 00:14:00]
お知らせ > アーク=フォースさんが退室されました。 『繰り返すという言葉は…少しばかり恐ろしく思いながらも、歩いていく』 [Mon 17 Sep 2007 00:11:28]
◆炎涼 > また、そうやって歴史を繰り返すばかりだ。まるで犠牲の螺旋だよな。 嫌な部分…、それだけ人間には欲が深くて衰えを知らない。じゃないかな…、それを最大の敵だと見ている。 (頷いてから、手を顎に撫でるように添える。考えを纏め切れず、溜息を吐いて肩を楽にした。) まあな。人助けも出来るし、ね。 (アークが受け取ってくれた事を、嬉しく思う。微笑んでから、真面目な表情に変わる。) ああ…、両親が天使や悪魔。それだけで君は種族差別を受けるし、迫害を加えようともするだろう。魔女ギルドだからこそ、安全の保障があるからなオススメするよ。最終手段というより、もう最終的に来ちゃっている気がするんだよね? (苦笑をしてから心配の言葉を掛けよう。そして、どういたしまして、と軽い返事をしよう。) 大変だけど、目標があるから生きて頑張ろうと思えるのかもね。 ―――…と、そうだな。私も戻るとしよう。 (ああ部下にどやされてしまうな、と苦笑と微笑を混ざって呟いた。そして墓地の出口への道上に歩き出そう。) [Mon 17 Sep 2007 00:07:44]
◆アーク=フォース > 戦争の中ではいろんなものも作られて…発展もするけど、嫌な部分もあるから… (考えて、分からない部分に頭ぽりぽりとかいていたりすることだろう。) …そっちも新しい事…はじめてたんですね (捨ててくれてもいいというのには、首を横に振った。 両親関連の話にはきょとんとした。) そうなんですかね…でも、方法が無いわけじゃないんで、ギルドとかはホントに最終手段になりますね… (フォローしてくれると言ってもらえれば、礼を言って、次の貴方の問いに少し考えつつ答えるだろう。) しなきゃいけない事とこれからも背負わなきゃいけないものがありますから… (そんな事を言いながら、貴方を見てから、言うことだろう。) そろそろ自分は、教会の方に戻りますかね (少し、何か良い忘れた事でもあるように青年は考えたことだろう。) [Sun 16 Sep 2007 23:53:46]
◆炎涼 > (訂正 捨ててくれ。→捨ててくれても良いけれど、) [Sun 16 Sep 2007 23:39:08]
◆炎涼 > 戦争が無ければ、何の発展も生まないのだから皮肉なものだよ。 (溜息を吐いてから、顔を左右に振ろう。) まあ…、応援をしているぞ。希望があれば手を貸してあげよう。 (追求をされず、歯痒い気分だった。懐から黒い名刺を取り出してアークに差し上げよう。表には白い文字で『賢者団体「赤き翼」又「ALA RUBRA」 あなたのご希望に合わせた、魔法使いをお貸します。』と書かれており、裏には炎涼の住所を書かれている。「まあ…、要らなければ捨ててくれ。連絡先として使ってくれ。」) 名前ですら、…… (アークから視線を外して、周囲に人が居ないか確認を行って視線を戻す。) フォース。そのファミリーネームと天使に悪魔という情報があれば充分ではないか…?危険は伴うかもしれないけれど…、安全を求めるならば――魔女ギルドに所属するヒルダに相談するのも良いだろう。 (他にも幾つか手があるだろう。とフォローをしてやろう。前向きにやれ、と遠回しに言い放つ。眉間を顰めていた。) 君は生きなければならないほど、―――・・とっても大切な目標があるんだね。 (生きる意味や重さを深く理解しているように思えた。周囲に生えた墓石から視線を逸らして、アークを見て静かに問い掛けよう。) [Sun 16 Sep 2007 23:36:47]
◆アーク=フォース > 平和って一番遠い気もしますけどね、近づける事は出来ても (そんな事をポツリと呟いて、貴方に答えるのだろう。) 見つけて、それからが問題なのかもしれませんけどね (誤魔化そうとしている貴方には、深く追求しないことだろう。 否、出来ない。) 調べるといっても、自分の両親の事、名前すら知らないんですから、無理だとおもいますよ、特に父親は… (小さくため息をついてから貴方を見る事だろう。) 死ぬのは一番の逃げですよ、生きるのは重いですけど…ホントに大事です (そんな事を言いつつ、貴方見て、少し空眺めて、回りの墓を見ていた。) [Sun 16 Sep 2007 23:20:25]
◆炎涼 > 出来るものならば慣れる必要が無いほど、――平和であって欲しいな。 (視線を受け止めて、夜空に見上げよう。) そうか…、見つけられると良いね。 ……そうだな。 (そこから先は言えなかった。口にするのを怖かった。何も気付かず、誤魔化そうとしよう。) ……ほう?知人や友人が駄目なら、仕事人に頼んでみてはどうだ? (調査機関や、便利屋、情報屋、幾らでも方法があることを会話に付け足そう。) ………生きるのが大事か。そうだな、責任を背負わずに「死」に逃げるのは卑怯だな。 (アークの言う通り、大事な事なのだろう。顔は俯いてしまい、墓石へと見つめる。) [Sun 16 Sep 2007 23:08:31]
◆アーク=フォース > 自分もたまに来るくらいで、慣れてるとは言いませんよ (そんな事を、ポツリと呟いて、貴方を見る事だろう。) さぁ…どうでしょうね、見つかったのかもしれないですけど… (闇の魔術…死に至った者、と言う言葉に少し、紅い瞳が貴方を見た事だろう。) そんな物まで出さなきゃならないほど…酷かったんですか… (けれど堕ちた命は戻らない。 それには少しだけ拳に力篭ったことだろう。 自分にはどうせ何も出来なかったのだから…。 両親の事は、少し思い出すように言うことだろう。) 知りたいと思っても、誰も教えてくれないだけでしたし、それに偶に会ってみたいと思うだけですから (生き延びすぎたと言えば、少しだけ、怒ったような口調で言うことだろう。) …どんな形であれ…生きているのは、大事なことだと思いますけど? (貴方を見て、少し、考えていた。) [Sun 16 Sep 2007 22:54:44]
◆炎涼 > そうか…、誰だってお見舞いの邪魔するのは気分悪い。当たり前な事だったか…慣れないもので済まないな。 (照れ臭そうに頬を掻きながら言葉を吐いた。) ああ、何か新しい目標…見つかったんじゃないか? (炎涼から見て、アークの何処かが変わった。そう感じて表情を微笑ましくした。それもすぐに表情を曇らせてしまう。) ああ…、戦争でな。それに闇の魔術…、転移の法の副作用で耐え切れず死に至った者もいた。 (居心地を悪そうに視線を落としながら「禁忌の法と認定されてしまったがね。」と呟いたのだった。双眸を閉じてから、気持ちを落ち着けるように呼吸を整える。それを終えてからアークを見る。) ………両親を、知らないのか。辛かっただろうな…。 (共感をしてから、悲しげな瞳を浮かべていた。燃えてしまった村…故郷を思い出す。) 怪我しない、は約束できないけど注意をしておこう。 …それに生き延びすぎた。 (アークの言葉に痛感をさせられ苦笑をする。釣られるように炎涼も共同墓地へと視線を向けた。最後の言葉は疲れた声色で言葉を零した。) [Sun 16 Sep 2007 22:40:24]
◆アーク=フォース > (貴方の礼には、首横に振って答えるだろう。) 邪魔してもいけないと思っただけですから、髪を切りそろえただけで、案外変わるものなんですかね (大勢の人が死んだ、その言葉には、あまり良い顔はしなかったことだろう。) ラットマンの事件ですか… (どんな理由か、それを聞かれれば答えるだろう。 少し苦笑い交じりである。) 顔も覚えてない死んだ両親に花を供えてきたんですよ、もっとも…墓は無いんで共同墓地の方ですけど (そして、目の前の貴方に向かって、少しまじめに言うことだろう。) 炎涼さん、自分が言えた事では無いですけど、怪我はしすぎない様にしてくださいね (そのまま視線は少しだけ、共同墓地の方へと向いたことだろう。) [Sun 16 Sep 2007 22:28:18]
◆炎涼 > (アークは視線を逸らした。それに気付けなかった。邪魔をしないでくれたことを感謝して「ありがとう」と微笑んで呟いた。) 見間違えるほど変わったね。…久し振りだな。 (アークの顔を見ながら、軽い挨拶を交わそう。距離を詰められても、警戒をせず立ち向かおう。愛想笑いを浮かべながら、言葉を放つ。) …ああ、大勢の人達が亡くなってしまった。君は…どんな理由なのか聞いても良いかな? (苦笑を零して、視線を墓石へと向ける。質問する時に、アークの方へ振り向きながら聞こう。生傷が未だに残っている。) [Sun 16 Sep 2007 22:19:55]
◆アーク=フォース > (少し貴方の様子を見ていることだろう。 あまり、邪魔をするのもこう言う時はダメだと思った。) …… (こういう風に、自分は死んだ後にしてもらえるだろうか、青年の中では否であると考えたようで、少し視線を逸らした。) こんばんわ、炎涼さん、そうです、アークです (もう少し近づいて、普通に話せる距離まで来ればそんな挨拶を言うことだろう。 小さな笑顔少し浮かべたことだろう。) 炎涼さんもお墓参りしに来たんですか? (なにやら生傷の多そうな、目の前の知人に…少しだけ青年は目を細めただろう。) [Sun 16 Sep 2007 22:10:11]
◆炎涼 > (夜空を見上げたまま、雲は流されて形を変え続ける。見上げたまま肩を緩めるように落とす。そして息を吐いてから、顔を左右に小さく振った。) ―――また来年にお見舞いに来るよ。その間、土産話で良ければまた来よう。 (前髪に隠れた双眸。口許は微笑を浮かべてから、長くとも持たずに消える。そして足音に気付いたのか、アークの方向へと視線を向ける。暫くしてから、声を掛けよう。) アーク=フォース…? (確認をするように呟いた。以前に会った時は、髪が長かったはずだ。前に比べて男らしい、というかなんと言うか。) [Sun 16 Sep 2007 22:02:35]
◆アーク=フォース > 仕事ちゃんとして、昇進は…興味ないな… (墓地の中を歩きつつ、そんな事をぼやいた。 あまり、昇進欲とかは無い。 己のしたい事を少しだけ出来ればいいと思っている。) まぁ、研修させてもらえるだけで…自分としては良い…就職は…出来れば良いほうか (就職は、出来れば良い程度に考えている。 でも期待はあまりしていない。 ギルドで一日殆どを雑務の手伝いと本を読んだりに明け暮れている。 それだけでは青年は何か足りないと思っている。) …? (墓石の前に立つ知人に気がついたのか、青年は少しばかり近づいていくことだろう。 言葉は距離のせいで聞き取れなかったが、貴方の方へと歩を進めていくことだろう。) [Sun 16 Sep 2007 21:54:39]
◆炎涼 > (アークの正面先には、花に添えられた墓石の前に立ち尽くす赤毛青年がいた。首から足元まで真っ黒なロングコートで覆われて、ギプスをした隻腕など見た目から分からない。左頬にはガーゼを張っていた。) …辛かったね。 おやすみ。 (墓石に一礼をしてから、澄んだ声色で言葉を吐いた。顔を上げてから、透き通ったような夜空へと見上げる。突然の風に、赤毛は炎のように揺らめいた。) [Sun 16 Sep 2007 21:52:04]
お知らせ > 炎涼さんが来ました。 『黒髪青年の正面先には、赤毛青年が立ち尽くしていた。』 [Sun 16 Sep 2007 21:48:05]
◆アーク=フォース > (その共同墓地には花が供えられている。 青年が供えた物である。 少しだけ黙祷をささげて墓石を眺める。) …仕事、多分つけそうだから、ちゃんと就職したらまた連絡する (墓を見つつ、そんな事を呟いて、墓に背を向ける。) 相変わらず神父さんは、教えてくれないのはどうしてだろうね (背を向けながらそんな事を問うが、答えはあるはずもなくて、少しだけ苦笑いを浮かべた。) …休みだけど…いくのも悪くないか (現在研修真っ只中の魔術師ギルド、その事を少し考えながら、歩いていく。) [Sun 16 Sep 2007 21:42:40]
お知らせ > アーク=フォースさんが入室されました。 『共同墓地、その目の前に黒髪に紅い瞳の青年はいる』 [Sun 16 Sep 2007 21:30:45]
お知らせ > ティスさんが帰りました。 『(其の群れの下から神に仇なすモノのうまれでる皮肉)』 [Thu 13 Sep 2007 22:17:22]
◆ティス > ――― (ざり、と土を踏んで踵を返す。男は、仕事道具の入った荷物を持ち直せば墓地の出入り口へと足を進め) (最後にもう一度、十字架の群れを振り返った) [Thu 13 Sep 2007 22:15:59]
◆ティス > (其の時は「 隣も掘って差し上げれば良かったのに。 」そう答えたが) ―――別にどうもしませんね。 (コツコツ。ブーツの先はもう一度、墓土をノックする)(”早すぎた埋葬”の単なるニンゲンなら墓を掘り返す許可を得る間にどうせ息絶えてしまうだろう。逆に、そうでないモノ――アンデットならば、自力で棺を壊し墓土の下から手を伸ばすのだろうから。) …凄い力と執念ですねぇ (棺の上にのしかかる土の重さは、けして軽い等とは言えないだろうに) [Thu 13 Sep 2007 22:11:50]
◆ティス > (其の只中に立ち、男は足元――地面を見下ろした。少し湿ったような柔らかな土。死者たちの被る布団を、男は不躾にブーツの先でコツコツと数度叩く。)(夜風は相変わらず生温く頬を撫でていた) (―――そう、例えばこんな夜に) …。 誰かが墓穴を掘っていて 掘っていたら、土の壁からノックにも似た音が聞こえたのだとしたら―― (『君ならどうする?』)(先程、挨拶を交わして別れたばかりの墓守の知人が、初夏に男に投げかけた言葉だ、其れは) [Thu 13 Sep 2007 21:55:40]
◆ティス > (”いる”と知ったところでどうする気も起きない。”見えた”のならそれなりに衝撃はあるかもしれないが其れでもだからといってどうする訳でもない) (徒、そう、風が生温かったから。ふと初夏の頃の話を思い出しただけだ。) ………… (振り向いた先、月光に浮かび上がる整然とした十字架の並びに足を向ける。其れらは一つ一つが誰かの墓なのだろうが、今は単なる記号のようだ。或いはパプテスというモノの権威を示すかのような十字の群れ。) [Thu 13 Sep 2007 21:43:04]
◆ティス > (仮に) [Thu 13 Sep 2007 21:37:28]
◆ティス > (ひらり、遠く重なり合う街の灯りは朧。ひとつ、ふたつ、嗚呼、アレが人の生活を示す物だとは思えない。墓地に在るせいか其れらは月の光と同じに冷たかった―― 背後で糸杉が囁きあっている。墓地を守る死の象徴たる木。他に虫の声と梟の声が聞こえるが、後は何も無い。もし此処に男以外に地面を泣かせる者がいるなら墓守だろうか) ―― 風が生温いからといって (振り返り、眺める十字架の配列の中に何か見えるわけでもなし。感じるはずもなく。ただの無数の夜のうちの一つ) [Thu 13 Sep 2007 21:29:13]
◆ティス > (其れは男の頬に触れ髪を揺らし其の侭行過ぎて背後の木の葉の囁きを促す。ザラりと耳障りに地を泣かせ、足を留めて振り仰いだ天に月は) …、 ――― 嗚呼。 (頑なな乙女のように其の身を厚い雲にて隠していた月は、まるでタイミングを計っていたかのようにヒラりハラりと薄いヴェールを幾枚も、ゆっくりと剥いで白く細い其の姿を現す) 随分と積極的な。 (男は偶然を喜ぶより、眩しそうに目を細め苦笑を浮べた) [Thu 13 Sep 2007 21:09:33]
お知らせ > ティスさんが入室されました。 『(生温い風)』 [Thu 13 Sep 2007 20:54:13]
お知らせ > 跡野末理@ナンテコッタさんが帰りました。 『( 街に辿り着いたら、地道な聞き込みを続けよう )』 [Fri 31 Aug 2007 00:19:50]
◆跡野末理@ナンテコッタ > ( エミキーにくっ憑いたからには、あいつは死んだ場所に囚われていないと聞いたっけ。 的外れかもしれない。 でも他に手掛かりを思いつかず、道なりに足早に進む。 心なしか涼しくなった夜風に吹かれて、虫の音に急くような硬質な靴音を混ぜて ) [Fri 31 Aug 2007 00:18:59]
◆跡野末理@ナンテコッタ > ( 結果は空振り。 特に期待はしていなかった。 ―――そうこうしているうちにふわりふわりと寄って来る光球、魂。 見える人には見える… ちなみにいつもの私の体では、きっとまず見えないそれにトートへの 『収穫無し』 という伝言を頼んで、歩き出す ) ―――ごめんね、よろしく。 それ伝えるまで、成仏しちゃだめよ。 ( 馬車停留所を抜けて、あの夜エミキーを見つけた場所へ。 暫くは緩くカーブした一本道が続く。 …飛び降りるような場所は、そうすぐには見つからないか… だって、二人で落ちた崖から下って来ているかたちだ ) [Fri 31 Aug 2007 00:11:23]
◆跡野末理@ナンテコッタ > ( 人に尋ね、馬や馬車に 『声』 をかけてみる。 風や木や土にも。 伝え、伝わるこの 『声なき声』 が魔術なのかそういうものなのか、人の身でそういった方面に感受性の欠しい 『私』 には分からないこと。 でも考えるより早く必要に迫られて使うという状況は、事実だけを受け止め活用するには最適だった。 コッタにとってはもしかしたら日常的な、意識すらしないかもしれないことだけど。 立ち止まって眼を瞑って集中しなければならないのは、まあ仕方ない ) [Thu 30 Aug 2007 23:56:48]
◆跡野末理@ナンテコッタ > ( 少なくとも 『あいつ』 が街中に出ることは、考え難いと思っていた。 憑かれて異常な行動に出れば、割と簡単に保護されるような気がして。 でも、本当にそうだろうか。 ―――ちょっとくらいアブなそうな顔をした人が街中を歩いていたって、誰も、自警団などですら、声をかけたりはしないかもしれない。 今時そんなのは珍しく無いのだから。 騒がれるのは、高い所の柵を越えたり、先を輪にしたロープをどこかにかけたり、階段で前のめりになったり、馬車の前に飛び出したり、明らかな行動に出てからだ。 それでは遅い ) ―――エミキーは怪我しなかったのかしら… ( 怪我をして、生傷を晒していれば注目されるとも思う。 でも、それほどの血痕は落着地点と思われる場所には無かった… はずだ。 見落としがあるかもしれないけれど ) ( エミキーがUターンした馬車停留所に辿り着く。 この時間、何台か止まっている馬車は何をするどんな人を運んで来たのだろうと好奇心が首をもたげるが、今は抑えて。 煙草に火をつけていた御者にエミキーのこと、この辺りで自殺した人のことを尋ねる ) ( こちらを見る相手の視線も訝しむ風だ。 お互いさま ) [Thu 30 Aug 2007 23:46:05]
◆跡野末理@ナンテコッタ > ( 病院、テンプル、自警団、色々と回っているけれど、エミキーらしい人物が収容されたという話は聞かない。 某秘密組織に研究材料として攫われたなんていうのも燃えるけど、それを調べるのは直ぐにというわけにいかないからおいておく。 エミキーは… あるいは 『あいつ』 は、どこに行ったのか… ) ―――そう言えば、今更だけどトートが自殺者を調べろって言ったのは… ( エミキーが殺されている可能性を言ったのではなく、幽霊の正体を調べろと言ったのか。 もっともこの辺りの自殺者だと思うし、『ご近所』 の事情はトートが聞いた方が早い気もするけれど。 とりあえず、エミキーが墓地へと向かった道へと向かいつつ、彼女の足取りを想像しながら逆行してみよう ) [Thu 30 Aug 2007 23:28:33]
◆跡野末理@ナンテコッタ > ( 位相の異なる 『抜け道』 を抜けて顔を出す。 一般的な視覚には、墓地に敷かれた道を一本脇に逸れた所にある霊廟の影から、黒いセーラー服を着たキミドリ色いのが突然現れたように見えるだろう。 人込みの中や道の真ん中、そういう場所に出ないのがらしいと言うか何と言うか ) ―――ここはトートに任せれば良いじゃない。 …でもま… ( 他所を探そうと振り返っても、抜け道に戻れるかどうか。 他人の体の能力、そう簡単に使いこなせるわけもなければ、ここに運ばれた意味を考えてみようと周囲を見回した ) ( とりあえず、墓参りに来る相手はいない。 どこかで見たような、けれど知らない墓標が並ぶばかり ) [Thu 30 Aug 2007 23:18:49]
お知らせ > 跡野末理@ナンテコッタさんが入室されました。 『( また、ここに辿り着いた )』 [Thu 30 Aug 2007 23:09:15]
お知らせ > 跡野末理@ナンテコッタさんが退室されました。 『(『休息』 と言われて、そうとう疲れていると自覚した。 連絡先などを確かめて、別れよう)』 [Wed 29 Aug 2007 05:15:49]
◆跡野末理@ナンテコッタ > ―――見えないまま首を絞められるよりは良い。 見てしまったから首を絞められてるのは分かるわよ。 だけどね、『お前今ガンつけただろう』 なんて言いがかりつけてくる相手から逃げるのは嫌。 ( 急に話が安っぽくなってしまう感じがして、自分でげんなりした表情で半眼を振り返る ) …エミキーを見つけるわ。 絶対よ。 ( 私達は悪くない。 私が遊び半分で悪いものを連れて来たならともかく、エミキーはそういうことしないだろう。 絡まれたんだ。 負けてたまるか ) ―――結局、『自分』 の枠を超えられないのかしら。 羨むようなものでもないとは、そうしたからってどうなるわけでもないしね、分かってるけど――― ( けど ) ―――分かってる、『ついでに』 自殺者のことも聞いておくわよ。 ( 自殺者のことだけをわざわざ尋ねるのは、時間の無駄だと切り捨てるが ) ( マムシや毒性の強いものにやられなかっただけ幸運だけど、ちょっとえらいことになって雑木林を抜ける。 …もう、コッタが私の体でどんな格好をしてウロウロしていても許してあげよう… ) [Wed 29 Aug 2007 05:14:13]
お知らせ > トートさんが退室されました。 『流石に迷子の羊のように放っておけば帰ってくる、とはいきませんか(童唄の一節を持ち出し溜息)』 [Wed 29 Aug 2007 05:00:45]
◆トート > ―― お仕事は、 お仕事ですから。 ( 最近サボり癖がついてご無沙汰なカンジの己の口癖。 ) … ( 足を止めた ) ―― 見えることが首を絞める事もあるのだというコトをお忘れなきよう。 ( す、と半眼を向け冷たい声で告げる。 ”何故今此処でこうしているのか考えろ” と ) ( 再び歩きだし月への答えに応える ) えぇ、別に夢が無くても構いません。つまりは違うんですよ。正しい事を提示されても、正しい事全てが見えたとしても、その見え方はヒトによって千差万別です。 その体の持ち主…コッタさんの感覚を通し、けれど貴女がソレを処理する。わからないものがあるのも、見えていても見え方が違うからですよ ( だからどう、とは、死神は口にしない。近くの草を薙いだ ) ――― この辺りにはいない… …そうですか、わかりました。そちらの方はお願いします、あぁ、後できれば自殺者の事も―― 私も尋ねてはみますが。 ( 他の死神や、幾らか話の通る死霊たちに ) …休息はお取りになってくださいね、私は此処を抜けたら一旦墓地へと戻ります ( 言っているうちにも、周りに木は少なくなっていくだろうか。…空は晴れたまま、月が大分傾いていてそれこそ貴女の言ったよう、どれだけの時間が経ったのか示している ) [Wed 29 Aug 2007 04:55:03]
◆跡野末理@ナンテコッタ > ―――そんな感じね。 でもちょっとがんばっちゃってる、そんな気がするのよ。 ( 人でなし、その通りなのがなんとも。 苦笑して、そういった人間くささはやはり相手を 『不思議』 としてでなく一人の個人として見せてくれる。 生きてるうちに死神と関わるなんて貴重な体験だろうに、今一つ実感に乏しい自分に呆れた。 もちろん、それどころでないのが一番の理由だが ) …便利な面もあるけど、見ていないからってそれが無くなるわけじゃないんだから、結果として首を絞めることにもなるわ。 やっぱり私は全部知りたい――― エミキーが羨まし… ん。 ( 余計な一言まで加えてしまって口を噤む ) ―――〜月? ええと… ウサギにも女性にも見えないわよ、夢の無いことで悪いけど… あれは明かり、と時間を見るものよ。 ―――コッタ… この体の感覚が混じってるのかしら… 今、お菓子みたいって思ったけど… ―――これって、厳密にはコッタの感覚じゃないのよ。 コッタの感覚を通して、最終的には私が感じていること。 …つまり情報の大半は、何が何だか分からない… ただ、断言できないけど――― この近くにはいないんじゃないかって、感じてる。 進む方向を間違えたのか、雑木林にはいないのか――― このまま進んで林を抜けたら、私はもう一度病院とテンプルを当たってみるわ。 [Wed 29 Aug 2007 04:38:15]
◆トート > … ( 漏れた吐息に、ちらっと貴女へ視線を向ける ) 熱い?そうでしょうか、私は死者が生者に害なすのを死神として止めるだけですよ。 まぁ確かに面倒なので人任せで私が動く事は滅多にないですが ( さりげなく人でなしな発言。 ) …そうですね、ニンゲンの意識は実に便利です。認めようとしないから見えない。或いは目に見えていても背けて見えないことにする。未希ちゃんはそれら全て見えすぎちゃっているのでしょうか?ご本人ではないので良くわかりませんが、 ( 視線を右から左へ動かす。秋になったと言いたげに響く虫の声…それに揺らぎがないかどうか耳を澄ませながら ) …貴女は月をどう見ます?ウサギ?女性?色んな物語が月にはありますね。 同じモノを見ていても、ソコに対する見え方、感じ方、思い起こすもの、知識等はヒトによって案外バラバラです。 ―― その便利な体に集まる情報に、役に立ちそうなものは? ( 息をつき ) [Wed 29 Aug 2007 04:20:02]
◆跡野末理@ナンテコッタ > ―――。 ( 『へぇ』 と言う顔で、淡々とした表情を振り返る。 零れた疲労には目を瞑ろう。 瞑ってもらおう、私も実はちょっとキツイ… きっと顔に出てる… ごめんねコッタ――― てゆか手伝いなさいよ! どこで何してるんだかあんちくしょうっ ) ―――っふ… トレーニングだと思って、鍛えて返してあげるわ。 〜これも誤解、死神なんてさぞ冷酷非情と思いきや――― 熱いじゃないの。 ( からから笑う。 不安に急く気も紛れないが ) …この身体はね、常態で色んな情報を掻き集めるようにできてるみたい。 『私』 はそれを、意識しないと読めないんだけど――― 考えてみれば当然だわ。 そこにあるものが見えてない、人間が鈍過ぎるんだから。 でも、捉えない方が良いものもあるのね。 『捉えない』 のと 『捉えられない』 のは違うけど… 何だか皮肉。 ( 連れ帰ったら、話してみよう ) ―――サガエーッ! みきーっ! えーみーきー―――!! ( 虫の音を黙らせて、大声が響く。 返事は返らないか。 精霊達の声は漠然としていて、エミキーの元に向かっている実感は無い ) [Wed 29 Aug 2007 04:06:12]
◆トート > 大丈夫じゃないから見捨てていいとは思いません。 ( 淡々と答える。少し疲労の滲む声 ) えぇ、特に貴女は扱いなれてない体ですし。 ( 気をつけて、という言葉に頷いて答える ) 忙しいでしょうね。 ( 墓守の彼女。 ) 忙しいですよ。 ( 死神全体。 ) でもコレとソレとは別問題です。 ――― そうですか、随分と荒療治ですね。 ( 溜息混じりに、肩を竦めた。 ) … ( 呼ぶ声を聞きながら、近くの細い低木を薙ぐ ) さぁ、わかりませんけど。武器の扱い方よりは魔術の方が力の扱い方は似てるでしょう。いつも魔法をつかっているわけでも、飛んでいるわけでもないでしょうから―― そういう力の解放の仕方、閉じ方、貴女たちの感覚でいいので教えてあげてください。未希ちゃんは聡い子ですからそこから自分に合ったカタチにアレンジしていけるでしょう… まぁ、戻ってきてくれたら の、話ですけれど。 ( 目からサーチライトなんてされたら流石にびっくりしていたかもしれない。 時々鎌で障害物を薙ぎながら、周囲に注意を向け進んでいく ) [Wed 29 Aug 2007 03:51:28]
◆跡野末理@ナンテコッタ > ―――ん… 大丈夫なの? 人の事は言えないけど… ( その格好だし、華奢だし、自分の事は完全に棚に上げて首を傾げて――― コッタの身体では自分も怪しいかと、肩を竦めて頷く ) ―――ありがとうって言うのもおかしいわね。 気をつけて行きましょう。 ( なんだエミキー友達いるじゃないかって、例によって人間ではないけども、微かに笑って藪に分け入った ) …忙しいんでしょ? いつだって死人は出るし、あの後じゃ――― ( 戦争で負った傷や病を引き摺って、後になって死んでしまう者もある。 『トートがつかまってラッキー』 と言って ) ―――そうだったわね。 …こうなると後悔しそうにもなるけど… でも私は、やっぱり知らないよりは良いと思うわ。 少なくとも死後が人生の続きじゃないっていう感覚を知るには、こうでもならないと難しかったかもしれない。 ―――見つけるわよ。 本気で後悔させられるなんて御免なんだからっ… エミキー―――! ( 一声、大きく呼んで ) ―――私と、この体の持ち主も使えるけど… そう、似てるんだ。 …そうね、閉められるようになったら閉めっ放しにしちゃいそうで嫌だけど… まあ、それで自分から開くようになれば願ったり。 ( 感覚を開いて… 自分にも理解できるものを拾いながら、闇の中を進む。 目からサーチライトどうするんだっけと思うけど、トートにも必要無いなら今は使わない。 精霊の声無き声に耳を傾けながら ) [Wed 29 Aug 2007 03:33:32]
◆トート > そうですか。 ( 一言答えて、とりあえずこの話題は切り上げた ) そうですね、私も一緒に行きましょう… 墓地の方にいらっしゃったら知らせてくれるように頼んでみます。 ( 誰にって、ここに屯するタマシイにだ。 ) …此処には、墓守さんの知り合いもいらっしゃいますしね。昨日あれだけ騒いで反応のないところをみると、さて、どこかに出かけているのか… ( 吐息が混じる。後で一報入れておこうか。彼女の方が荒事への対処は己より慣れているだろう。己はあまり鎌を振るわない――ヒトの命は簡単に刈り取るべきものではないと思うから、経験をつむまでは ) ――― 注意はしていましたよ。貴女にもしましたよね、私は。 …貴女の知り合いに魔術なんかを使える方はいるんでしょうか。いらっしゃるなら感覚の制御の仕方を未希ちゃんに教えてあげてください―― 魔力を制御するのと似ているでしょうから。彼女はずっと扉が開いているようなものです、閉め方を学ばなければまた繰り返すでしょう。 ( 死霊は自分の事を認識してくれる者がだいすき、だ。良くも悪くも ) ( 浮かぶ光の一つに、未希ちゃんが来たら知らせてくれるよう願い ) ―― さて、ではいきましょうか。 ( 奥へ ) [Wed 29 Aug 2007 03:14:52]
◆跡野末理@ナンテコッタ > さあ… 輪廻とか、色々あるし。 正解があるなら知りたいけど――― ( 『今はいいわ』 と肩を竦めて。 死者の認識については、専門家に口を挟むまい ) …とりあえず、ここから入って探してみようかしら。 自警団やテンプルにも行ってみたけど、エミキーだけを探してくれるわけじゃないしね。 病院でもテンプルでも収容されたら一安心… 人知れずどうにかなるのが一番怖い。 ( つられるように崖を見上げる。 よく落ちたものだと今更ながら… 傷つけてしまったけれど、この身体に感謝しよう ) ―――街中をあてどなく彷徨うならかわいいわ。 エミキーにはここでもどうにかできるかもしれないっていうアテがある。 あいつは、ここで何ができるのか分からない。 ―――本当、戻って来るかもしれないわね。 ( 階段を突き落とされたりしなければだけども ) ―――エミキー、こんな風に憑かれるのも初めてじゃないのかしら… 初めてだとしたら… 相手が悪かったのかもしれないけど… ( ―――憑かれたのは、私のせいかもしれない。 憑かれる直前、エミキーは自分のではなく、私の心配をしてた。 …出かかった言葉は、口にしても詮無いこと。 のみ込んで ) [Wed 29 Aug 2007 03:01:06]
◆トート > さぁ、どう思います? ( 質問にしつもんで返した。少しだけからかうような響き。言及がなければそれを幸いと死神もこの件には口を噤む ) …死んでいるモノが生者を死んだと錯覚するのは難しいでしょう。 ( ”自分と同じ”になったかならないかくらいの区別はつくだろう。同じになってないならそれは生きているということ。 ) 大聖堂… ふむ。 ( しばし、貴女の方を見て静かに言葉に耳を傾け ) ―――雑木林、 そしてソレを抜けた先… ですか。 ( 雑木林の方へとゆっくりと視線を向け、暫し見つめ ) …そうですね。抜けたとして、その後どこに行くかが問題です。 ――― それか 或いは… …戻ってくるかもしれませんけれど。此処に。 此処というか、墓地ですか。 ( 崖の方―― その先の墓地へと視線を投げる ) 未希ちゃんが死から逃れようと抗うように、死霊もまた大聖堂などの払う場所に行こうとすれば抗うでしょう―― でも、未希ちゃんが墓地に行く理由が死霊にはわからない。だから昨夜も素直についてきて、けれど大聖堂に行こうとした途端抗ったとしたら ( 言葉を切って、溜息をつく ) …昨夜私が此処にいなかったのが事態の悪化の原因ですか。 まぁ、居たらいたで面倒な事にはなっていたかもしれませんが [Wed 29 Aug 2007 02:42:06]
◆跡野末理@ナンテコッタ > (*『―――私だったら… 雑木林の中へ行くかしら。』 → 『―――もしかしたら… 雑木林の中へ行ったかもしれない。』 矛盾訂正、すみません。 ) [Wed 29 Aug 2007 02:30:08]
◆跡野末理@ナンテコッタ > ―――え、無いの? ( 『誰にも言わないからその辺のこともうちょっと詳しく!』 とか、平時なら言うのだろうけど。 鎌とトートを交互に見つめて、今はそれだけ ) ―――手を離した時は、正気だったわ。 落ちて、それであいつが 『死んだ』 って錯覚してくれないかと思ったんだけど… ( 言っても仕方の無いこと。 置かれる間の中で、『殺されているものか』 と虚空を睨む ) 最初は、大聖堂に行こうと思ってた。 エミキーはお寺や神社でも良いって言ってたけど、一番大きいのは大聖堂でしょ。 急がば回れと思ってね。 ―――でもエミキーは 『大聖堂は遠い』 『他のところへ行こう』 と言ったわ。 憑かれてそう言わされたのか、憑かれるのを感じてそう言ったのかは分からないけど。 ( 戻される視線を一度見つめ返してから、雑木林を見回す ) ―――どこから付いて来たのか分からない。 私は墓地に入るところの道でエミキーを見つけて、その時には背中にぴったりくっ付いてた。 …この辺りのテンプルよりも墓地に近い場所で憑かれた… そのくらいの事しか言えないわ。 ―――私だったら… 雑木林の中へ行くかしら。 獣や虫は怖いけど、木登りでもしないと飛び降りは難しいし、転んでも土だし、乗り物はないし――― 身体を動かされても意識まで読まれないなら、雑木林を抜けるのは簡単じゃないかもしれないから。 …でもそうすると、自分でどうにかできない限り助かる目が無いのよね… ( 死に難そうな場所に留まるか、助けを求めて動き出すか。 大手のテンプルや病院に収容されてはいないらしいから、本当に街中へ行ったのだろうかという意識が悩ませる ) [Wed 29 Aug 2007 02:25:35]
◆トート > つまりコレも武器屋で売っているサイズやシィアーやとは違うとお考えください。まぁ持つという言葉は貴女方の感覚に合わせた言葉ですから。 ( 首を傾げる様に、どうしましたと声をかける ) そうですか。それはありがとうございます―― さぁ。私は死神だとは言いましたが天国や地獄が存在するとも、振り分けがあるとも明言してはいませんよ ( ご想像にお任せしますと言外に。 ) ――― 成程? そうですね、自殺の可能性は高いでしょう。 …まぁ、注意喚起かどうかは今は未希ちゃんにしかわからないので一応気にはしておくとして―― ふむ。 ( 示された場所へ視線を行き来させ、次いで崖の方を見上げる。 晴れた空に満月が煌々と照って明るい。 ) …ところで、未希ちゃんが霊に完全に支配されていたら死んでいる可能性が高いのですが ( 一旦間を置き ) 抗っているのだとしたら、未希ちゃんはどこに行くと思います?此処…私のいそうな墓地以外の――お寺?神社?教会?何か言っていませんでしたか。 ( 崖から、貴女の方へ視線を戻し ) それと、私に会うためにこっちに来たと先ほど仰っていましたが、そうなるとその悪霊は元々どこにいたんでしょう。未希ちゃんと一緒に移動しているのですから地縛霊ではないでしょうけれど、 ( この墓地にそんな霊は居なかったと思う――ソイツはどこからきたのか、 どこで死んだのか。 ) [Wed 29 Aug 2007 02:02:44]
◆跡野末理@ナンテコッタ > ―――霊体で 『持つ』 って言うのが… ( 『私には分からない』 と首を振ろうとして… あれ分かる。 ぽん ぽん と湧いてくるコッタの知識に首を傾げた ) 〜大鎌じゃないといけないわけでもないのね。 …ああ、それは大丈夫。 私は私が理解できればそれでいいの。 でもさ、天国と地獄とか、そういう振り分けがありますよーって公式発表されれば、世の中もうちょっとマシになるような気がしない? 生者の言い分だけど。 ( 『向こう』 の都合もあるのだろうし、自分にそんな発言力は無い。 吹聴しないし、してどうなるものでもないと頷いておく ) …ああ。 エミキーの喉を使って 『あいつ』 が言ってたのよ。 『生きても地獄死んでも地獄』 とかなんとか。 自殺だわ、多分。 もちろん辛い思いしてた人がたまたま事故に遭ったり、殺されたりすることもあるでしょうけど――― ( やがて雑木林へと、早くも疲れてくる足を、それでも急いで回しながら――― ) …そうか。 高い所の縁には、寄らなければいい。 エミキーは自分が乗っ取られるとは考えていなかったのかもしれない。 あの時予想できたのは確かにそのくらいだし――― ただの注意喚起かな。 ( そうすると、やはり飛び降りか。 ―――『貴女が未希ちゃんの立場なら』 質問には答えず、崖に沿って雑木林に入って行く。 やがて代わり映えしない場所で足を止めて ) ―――この辺りね。 ( けれど確信を持って頷いた。 注意しなければ分からないけれど、多少傾斜のある崖の終わりの方が削れて、藪の中で植物も折れている ) ―――エミキーはそっち。 ( でも、そこから足取りを追うのは難しかった。 魔術でどうにかできたかもしれないけれど、魔力の大量消費から回復していなかったし、雑木林の中に入るとは 『自分の感覚では』 考え辛くて ) [Wed 29 Aug 2007 01:40:58]
◆トート > ( 訂正。…。 ) 霊体でならば持てますよ? 肉体というのは面倒でいけません。もっと小さな鎌をお持ちの方もいますけれどね。鎖鎌とかに作り変えてやろうかと時々思います ( 絵で死神が背後から鎌を振り上げているように不意打ちとしては有効だが、対峙してとなるとどうにも使い勝手は悪い。もう一つ何か左手に持たなければとは思うものの。 ) それでいいんですよ。私たちが生者にその存在を明かす事は本来してはいけないことだと私は思っています。面白がって吹聴する事はやめてください。 ( 生者に知られるような死神は本来の役目を忘れたはぐれ者だろう。そういったものが生者に襲い掛かり生者の目に触れ倒され死神という存在が認識される。例え死神に対して悪いイメージがつき纏おうと、この死神がそれを払拭しようとしないのは死後を生者に知らせるべきではないと思うから。 ) 自殺の名所? ( 軽く振り返る。歩いたまま ) ”ソレ”が自殺だろうという心当たりがあるんですか? 乗り物。足元。頭の上――全部を一纏めにするのは無理ですね、それぞれ”ソレ”が貴女たちを脅かそうとする手段として考えられるものでしょうか。 ――どうして手を離したか。貴女が未希ちゃんの立場ならどうするんですか? …さて。 ( 目の前に雑木林。その中へと足を進め ) 貴女が倒れていたのは? [Wed 29 Aug 2007 01:24:13]
◆トート > 霊体でならば持てますよ? 肉体というのは面倒でいけません。もっと小さな鎌をお持ちの方もいますけれどね。鎖鎌とかに作り変えてやろうかと時々思います ( 絵で死神が背後から鎌を振り上げているように不意打ちとしては有効だが、対峙してとなるとどうにも使い勝手は悪い。もう一つ何か左手に持たなければとは思うものの。 ) それでいいんですよ。私たちが生者にその存在を明かす事は本来してはいけないことだと私は思っています。面白がって吹聴する事はやめてください。 ( 生者に知られるような死神は本来の役目を忘れたはぐれ者だろう。そういったものが例え死神に対して悪いイメージがつき纏おうと、それを払拭しようとしないのは ) [Wed 29 Aug 2007 01:17:45]
◆跡野末理@ナンテコッタ > ―――持てなかったの? てゆか、本当に鎌を持ってるのね。 絵ではそういう事になってるけど… ( どうもバランスの悪そうな武器。 武器として見てしまう娘は、反射的にどう戦うかを考えてみるものの――― そんな場合でもないし、コッタの頭では咄嗟にイメージできず諦める。 そして訂正、安心するには早いようだ ) …失礼かもしれないけど、あなた達の事は現象みたいに思ってた。 世界の仕組みと言うか、その端末と言うか。 ある程度、個人なのね… ( 気休めならいらない。 気を取り直して、後について歩き出そう ) ―――そう。 …もしも死に場所を探しに行くとしたら、自殺の名所なんかが狙い目かしら。 ( オカルトの定番だ。 飛び降りの舞台をあれこれ思い浮かべて、遊び半分で 『よくないもの』 と関わろうとすることにエミキーが怒った理由、実感できた気がする ) ―――どうして手を離したのかしら。 ( 一人ごちて… 自分も崖の方へ眼をやるけれど、昨日のあれは非常事態だ。 回復もしていないし、無理せず下り坂 ) …エミキーは… 『こっちを見るな』 『乗り物と足元と頭の上に気をつけろ』 って言ってたわ。 『振り向くな』 とも。 …飛び降りたのは 『咄嗟のこと』 かもしれない。 もちろん違うかもしれないけど… エミキーが、あいつがどうしたがっているのかを感じていたとしたらね。 とんでもなく鋭いから。 ( 相手がどういった存在か知れれば、気遣いも感じる。 せめて足早に進もう ) [Wed 29 Aug 2007 01:07:14]
◆トート > …やれやれ。持てるようになって早々にコレですか。 ( 言いながら、鎌を持ち上げる。今までは持ち歩く事が少なかったが、先日の海岸辺りから手にしている鎌――デスサイズ。とはいえ、ニンゲンが想像するような如何にもごてごてとした重たげな鎌ではないが。 ) さぁ。私が聞いたのは未希ちゃんが憑かれて貴女と一緒に落ちたということくらいですよ。 ( 死んでないのは確か ) どうでしょうね。幾ら死神でも一人で死ぬもの全てを把握する事は無理ですよ―― ( アルエ様ならわかりませんが、とは口の中で小さく ) …死神は私一人だけではないのですから。 ( 残念ながら、貴女に安心を与える事は出来ない。気休めをいうコトは出来るけれどソレは真実ではないのだから。 ) 地獄、ですか… … そうですね、大抵そういう悪霊と呼ばれるものたちはまず第一に己と同じ死に方をさせようとします。そうすることで仲間に引き込みやすくなる…かどうかは知りませんが、ともかく崖に落ちようとしたのは咄嗟のことなのか、或いは”繰り返し”を望んだのか―― ( 言いながら死神は崖――その下の雑木林の方へ歩いていく。死神だけなら霊体になって崖から直接行けばいいが、そうすると貴女に負担が掛かるだろうから回り込んで ) [Wed 29 Aug 2007 00:44:26]
◆跡野末理@ナンテコッタ > …構わない。 エミキーから離せればそれで。 …そう、昨日こっちに来たのはトートに会うためだったのかもしれないわね… ( 『以前から』 それに続く言葉には、死神とも知り合いだったのかと思わず苦笑が漏れる。 エミキーの世界もコッタの世界も日常に不思議が溢れているのに、私は… トートの事もただの異種族と見逃していた… 今はそれどころではないけども。 降りて来る光球を見回して ) ―――その人達… と言っても良いのかしら。 一部始終を見ていたわけね? …死神も探してるってことは、死んでないのは確かと思っていいのかしら… ( そこだけでも確信を持てれば、少しは気持ちに余裕ができる。 一刻の猶予も無いかもしれないが ) ―――飛び降りて、落着する寸前ね、エミキーは私の手を離したんだけど… あの時は、少しだけ正気に戻っていたような気がする。 …家にも病院にも行ってないって言うんだから、憑かれたままなんでしょうけど… ―――エミキーに憑いたあいつは、地獄地獄って言ってたわ。 その気になればどこでだって死ねるけど… どんな所に行きたがるかとか、分からない? ( 私は無事で。 …だけど、自分を見つめた 『あいつ』 に気を取られたがために、エミキーが憑かれてしまったのだとしたら… せめて逆ならもっと解決し易かったかもしれないと思う。 エミキーなら、雑木林のちょっとした痕跡からでも進んだ方向を――― 言っても始まらないか ) [Wed 29 Aug 2007 00:25:15]
◆トート > ええ、遊んでいる暇はありません。 ですからこの先私が言う事は何一つ冗談ではないとまず前置いておきましょう ( 貴女をじっと見つめる死神は、いつかと同じで淡々としていたがやはりどこか苛立ちが紛れていた ) そして先に言っておきます。私には「退治」はできません。それは寒河江未希にも以前から言っておいたことです、それなのに全く―― ( 溜息をついて右手で額を押さえ、軽く首を振る。木の上にいた光たちは、ふよふよと死神の周りにおりてくるだろうか ) …私は死神です。寒河江未希とはこの場所で会った事があります―― 今、ちょうど話を聞いていたところなんですけれど ( 視線で周囲のタマシイを示す。彼らがこの地に留まっていて、己が彼らと話が出来るなら、つまりある程度は昨夜の事を把握できる。己は彼らを無下に扱ったことはないし、彼らにとって話して困る情報でもないだろう ) どこに行ったか。私も知りたいですね。知っていたらいつまでもこんなところにはいません ( 軽く舌打ちをした。朝になってしまったから、墓地にいるタマシイたちはその先を知らない。 ) まぁ―― 貴女は無事で良かったですけど [Wed 29 Aug 2007 00:08:45]
◆跡野末理@ナンテコッタ > ―――また居眠りしておいてけぼりー? とか言いたいところだけど。 どうも居眠りしてたわけじゃないみたいだし、遊んでる暇無いのよ。 ( やや忙しない調子で、相手が一度会ったことのある人物と確認。 自分も名乗ろう ) …名前… トートだったかしら? そう、アトノマツリよ。 ―――じゃ、何? 何でも良いけど… 悪霊とか憑き物とか、そういうのが分かるんだったら――― ( 助けて、と言おうとして。 ―――突然出て来た当事者の名前に、きょとんと ) ―――あ… あぁ、大丈夫。 掠り傷よ。 …まあ… 人の身体傷モノにしておいて、そんな言い方もないけど――― じゃなくて、エミキーと知り合い? どこ行ったか知らない? [Tue 28 Aug 2007 23:54:36]
◆トート > ねぼすけ? ( 眉を寄せて訝しげな表情を浮べた。セーラー服には見覚えがあるが、学校でそれを着ている人間―― 貴女の事だけれど ――がいたなら他のヒトがきていてもおかしくはないだろうと気にしなかった。確かにその服と蛍光色はアンバランスではあったけれど ) 大学。 ねぼすけ―― ( 記憶の糸を引きながら関連するらしい単語を呟き ) …あの時のみつあみのお嬢さん? 事故で。なるほど、どおりで―― ( タマシイのすわりが悪いように感じたのはソレか。内心で思う ) ―― 聖典ならともかく、鎌を持つエクソシストがいますか? ( ひょぃと肩を竦め、改めて貴女の姿を見 ) 怪我は大丈夫ですか。 寒河江未希は? [Tue 28 Aug 2007 23:48:12]
◆跡野末理@ナンテコッタ > ( ざっと見回して、一つ一つには気を留めない。 けれど――― 光の玉の集まっている場所には自然と目を止めて。 身軽に飛び降りた見覚えのある顔に目を瞬いた ) ―――あら… ねぼすけ? ( この黒いセーラー服にだけは見覚えがあるかもしれない、今では誰も着なくなった大昔の大学指定制服。 中身のキミドリヘアーとオレンジアイには見覚えがないだろうし、声も別物だけど。 初対面にしては妙な呼び名でお嬢さんに首を傾げる。 この前は、光の玉が見えなかったけど、また木の上に居て、その木には鎌――― 只者ではなかったのだとは、何となく察した ) ―――ええと… あー… めんどくさいわね。 私よ、あのー… 覚えてないかもしれないけど、大学で会ったわ。 17日に商業地区であった事故で、クラスメートと入れ代わってるの。 ( 早口に。 事故の事、知ってる? と自分を指しながら――― そんなことはさておき、と言った調子で続けた ) ―――あなた、エクソシストか何か? [Tue 28 Aug 2007 23:40:54]
◆トート > ( 満月の照る夜の中を動く蛍光色は目立つだろう。最近定位置になってきた墓地の木の枝の上に腰掛けていた死神は、墓地の中に入ってきた派手なミドリに目を留めた ) ――おや。 ( 死神の周囲には幾つかの光の玉――タマシイ。 ついでに、今夜の死神は幾らか機嫌が悪そうだった―― 貴女の姿に目を留めれば、枝から地面へとん、と降りる。 木の根元には、大鎌が立てかけられていた ) こんばんは、お嬢さん。 ( 声を掛ける。 けれど見つめた先の少女は、なにか、どこか違和感がある…入れ間違えたみたいな?気のせいだろうか。 会った事のある人物だとは、流石に知れない ) [Tue 28 Aug 2007 23:28:27]
◆跡野末理@ナンテコッタ > ( 暦の上ではとうに秋で、暑い盛りはもう過ぎただろうか。 それでもじっとりと湿度の高いこの場所は不快で、コッタの持っている服の中から涼しげなのを見繕えば良かったかとパタパタあおぐ ) ( 馬車停留所のスペースを抜けて、墓地の中へ。 エミキーなら、知り合いの幽霊に悪霊を追い払ってもらったりできるのだろうか。 『幽霊』 っていうのは、概ねそういうものではないようだけど。 …昨日実感させられた、あれは思考能力なんて持っていない、現象のようなもの… ) ( コッタの感覚は、やはりただ歩くよりも様々な顔の墓地を見せてくれる。 …普段なら楽しんだかもしれないけれど、それどころじゃない… ) [Tue 28 Aug 2007 23:18:38]
お知らせ > トートさんが入室されました。 『 ――― ( 派手な色。 ) 』 [Tue 28 Aug 2007 23:17:50]
◆跡野末理@ナンテコッタ > ( 『憑眼』 があればと、目元を撫でる。 この身体が体得している技術や異能の一部を引き出せる代わりに、『私』 のそれを引き出すのも難しいようだった。 もっとも使用者が 『私』 である以上、引き出されるものもアレンジされている可能性はあるけれど… それはさておき。 思いつくところでは、昨日そうして見つけたように 『抜け道』 の出口を覗いて回るくらいか ) ( 昨日エミキーはどこへ行こうとしていたのだろう。 偶然見かけて後をつけようとして、彼女に気付かれるまで… 彼女は墓地の中へと向かって歩いていた気がする。 テンプルの敷地内にある墓地とは異なり、この場所は共同墓地。 夜中ともなれば聖職者と会える見込みは少ない気もするが、エクソシストか何かにアテでもあったのだろうか ) ( のんびりしてはいられない。 踵を返して歩き出すと、鞄の中で聖水や悪霊退散の護符なんかがガチャガサ鳴った ) ( 自警団やテンプルに助けを求めても、そこにばかり人員を裂くことはできないし、具体的な捜索場所があるわけでもないと、通常の警邏の中で気に留めてもらえる程度。 寮に伝言を残したがまだつかまらないコッタに苛立ちながら、人を頼る自分を情けなく思う ) [Tue 28 Aug 2007 22:58:36]
◆跡野末理@ナンテコッタ > ( 飛行術とはとても言えないけれど、その応用で落下の速度は落とせた。 落着の衝撃は抑えられたはずだ。 頭から落ちたりすればその限りでないとしても、死体が無いのだから自分で起きてどこかへ行ったのだろう。 そう長く気を失っていたわけではないし、街にほど近いこの雑木林にそれ程大型の獣が生息しているとも考え難い ) ―――地獄か… ( エミキーのものとは思えない、憑かれて発した声を思い出して、どこかで死に直そうとはしてくれるなと祈る。 何に祈るのか知らないが、藁にも縋る気持ちだ ) ( 人は錯覚でショック死できる。 そういう拷問がある。 この崖からそのまま落ちれば助からないから、それでエミキーに憑いた女が 『死んだ』 と思ってくれればとアテにしたけれど、それほど甘くはないということか。 行方知れずというのは、憑依から脱し切っていないのだろう ) [Tue 28 Aug 2007 22:43:39]
◆跡野末理@ナンテコッタ > ( 身体のあちこちに包帯や絆創膏の目立つセーラー服を着たエルフが、なまぬるい風に蛍光ミドリの髪を揺らして崖の上に立つ。 背後には墓標の林、蛍光オレンジの瞳で眼下に広がるヴェイトス市の夜景を見つめた ) ( 着地は叶わず強かに打ち付けた身体はまだ痛み、消耗した魔力も回復していない。 ―――この崖の下で目覚めた今朝。 この身体はまだ生きていて、一緒に落下したはずのエミキーの姿は無かった。 空中で手が解かれて、互いに落下する直前、彼女の瞳には意思の力が戻ったような気がしたけれど… とりあえず大手の病院やテンプルを訪れた形跡は無く、自宅には戻っていないようだ ) ―――どこ行ったのよ… ( 仄かに焦燥の混じった声で呟いて、宙を仰ぐ ) …あんた達、知らない―――? ( この身体は自然の声を聞くといったこともできるようだけど、人間基準の言語思考でなされるわけでもなければ、よく分からない ) [Tue 28 Aug 2007 22:26:25]
お知らせ > 跡野末理@ナンテコッタさんが来ました。 『( 気を失って、目覚めたら彼女の姿は消えていた )』 [Tue 28 Aug 2007 22:09:23]
お知らせ > 跡野末理@ナンテコッタさんが帰りました。 『( …三段、四段、あと少し――― ) ―――うそ。 ( 掴もうと伸ばした手が空を切る )』 [Tue 28 Aug 2007 05:22:14]
お知らせ > 寒河江未希さんが帰りました。 『 虚ろな瞳に意識が灯り 次の瞬間するりと指先が滑り、寒河江未希は闇の中へ消えた 』 [Tue 28 Aug 2007 05:20:46]
◆跡野末理@ナンテコッタ > ( 自前の魔力である『オド』と、万物に流れる魔力『マナ』、大気に風のように満ちているマナウェーブと混同していたけれど 『エーテル』 は 『魔力が流れる』 という現象そのものを担保している物質らしい。 どこにでもあって世界を満たしている。 魔力に対して感受性のあるエーテルにオドを通し、自分の都合の良いように道を作るのが 『エーテルスライド』 という飛行術。 このエーテルスライドには、急停止や方向転換にエーテルを 『蹴っ飛ばす』 という技術がある――― 大学の講義内容を反芻して… 飛行術の必須アイテム 『箒』 が無いけどね! と歯噛みした ) ―――〜ったくコッタは何してんのよ私の体ならこれくらいッ…! ( でも出て来られないのが 『私』 なのだろう。 ずるずるずー と力を逃がすと言うより普通に引き摺られてしまい、エミキーは筋肉痛で済むだろうかと顔を顰めた。 …もっとも生還できればの話で。 嫌な汗が全身を伝う… ) ―――ッは… エミキーの言った通りか…っ! ( 人生の続きじゃない。 救いも… テンプルにならあるのだろうか… さておき ) ―――〜でもね、止めないわよ! こんな、わけの、わからないもの――― ( この体の魔術回路はこの世界に対応していない。 けれど 『私』 はこの世界に対応した魔術回路しか理解できない。 ―――本気で抗ってみても抗い切れない力でエミキーに引っ張られながら、回路に補正をかける ) ―――放っておけるわけ、ないでしょうがっ! ( あ、落ちるな。 覚悟した瞬間。 抗うのを止めて、『転がり落ちないように』 崖の縁から飛び出した――― 地獄へでもどこでも、一人で行けば良い ) ―――ッああああああー! ( なるようになれと、ありったけのオドでエーテルを 『踏ん付ける』 それでどれだけ勢いを殺せるか――― エミキーを抱き寄せて、一段、二段と飛び石を渡るように。 ―――『女』 は、まだここにいるだろうか… ) [Tue 28 Aug 2007 05:09:27]
◆寒河江未希 > ( 口元から自然に落ちた煙草が坂道を転がって直ぐに止まる。 何処にそんな腕力があるのか、否、加減と言うものを一切しなければ人間、信じられないくらいの力が出るもので―――自壊するのを身体が拒むから安全装置が働くだけ。 笑いもせず怒声を上げるでもなく、咽喉を壊すような劈く唸り声を上げるサガエミキは両手で綱引きをするようにアトノマツリの腕をぶんぶんと無茶苦茶に引っ張る。 真っ直ぐに切り立っているわけではないが、岩と枝と砂利と土の混ざったようなほったらかしの崖へ落ちていけば、軽い怪我では済まされないだろう。 最悪、矢張り死ぬか。 ) 息きても地獄死んでも地獄地獄地獄なら何処も地獄御前私誰も彼も須く地獄地獄地獄へ地獄へ ( 咽喉を磨り潰すような不快な声を上げながら狂乱するソレとのまともなコミュニケーションはほとんど出来ない。 そも、思考しているのだろうか? ただ固定された単一の思念だけがドロドロと渦を巻いて同じところを巡り、決して新しい流れが入ってこないような、そんな。 死んで行き止まった思考がずっとそこで停滞しているような。 ) [Tue 28 Aug 2007 04:45:53]
◆跡野末理@ナンテコッタ > ―――美味しい? …ああ、いいわ。 まさかね。 吸わないわよ。 ( 集中力上がるっていうけど、本当だろうかなんて。 それが無いと集中できない体にさせられるだけと知っていて、ふと聞いてしまう。 コッタ、興味あるのだろうか… それとも 『私』 が正直になっただけか… ) 〜どこ行くのよって。 大聖堂でいいの? ―――そういえばエミキーさ、『アンタ』 とか 『お前』 とか… ( 何事か言いかけて、手に込められる力に遮られた。 体力がエミキーのそれならば、コッタの身体で耐えることも可能だろうか――― ) ―――ちょっと待ちなさいッ! ( それはもう振り返る。 踏ん張る都合、振り返らざるを得ないのもあって、その顔を見た――― 何してるんだ、ダメじゃないか。 …それとも私のせいか… あれこれ考えるのはさておき。 …このまま根競べしても埒が明かない。 体力があるうちにどうにかしなければ… ) っ…しっかりしなさいエミキー! このっ… ( 手を離すのは論外。 釣りで魚の体力を奪うような感じで、坂を上るエミキーに体重で抗いながら、さほど力は込めずに崖へと歩いて行こう。 とりあえず抜け道に引っ張り込めないか試したが、他人同伴では私には無理だ。 コッタお得意のサーフボードも無い。 魔術の行使は集中できない中、『女』 の意図は察する ) …あんたもう死んでるの。 死に足りないって? 一人でやってなさいっ…! エミキーが…ッ 何…ッ し た の よ…! ( 崖の先に針山のようなシルエットを捉えて、そろそろ危ないというところで抵抗する力を強める。 何か使おうとすると混乱する魔力回路をどうにか通して 『エーテル』 を探った ) [Tue 28 Aug 2007 04:31:37]
◆寒河江未希 > ( 不意に繋いだ手に込められた力。 アトノマツリの身体を強引に引っ張るみたいにして、ヴェイトス市が一望できる側――――切り立った雑木林が眼下に広がる崖の方へと引っ張ろうとサガエミキが手に力を込める。 振り返るなら、意識のぼやけたサガエミキの虚ろな顔と、真っ黒な髪に洞のような黒い瞳と赤黒い口の女が重なるようにしてアトノマツリの手を引いている。 一歩、二歩と足をもつれさせながら掴んだ手をきつく握り返して。 ) [Tue 28 Aug 2007 04:13:45]
◆寒河江未希 > ( 暫し静寂。 こんな時間の墓地に人影などあるわけも無く。 2人分の足音だけが同じペースで繰り返される。 ) ―――あぁ、そんなに滅多に吸ってない。 ホントたまに。 ( 気だるげでぼんやりとした声と共に吐き出される紫煙。 それきりまた返事は無くなり、時折「ああ」とか「うん」とか返す程度。 ) 御前を見てるぞ。 振り向くなよ。 [Tue 28 Aug 2007 04:10:00]
◆跡野末理@ナンテコッタ > ―――私の話よ。 ( エミキーはどうにかするだろう。 どうにもならないことだってあるから心配なのだけど、最低限知ることができるのは、自分よりずっとマシだ。 コッタはいくらかそれと同じ目線に立てる。 魔術に通じる彼女なら対抗手段もあるかもしれない。 私は――― ) 〜任せときなさい。 って、言いたいところなんだけどね… ( 生憎これはコッタの体。 油断していると、思うように体が動かない。 …不思議と恐怖心は無かった。 背後の感覚はよくないものだとわかっているのに、それもパレードで 『悪い魔女』 の仮装を見ているみたいな ) ―――あ、こら煙草。 止めたんじゃなかったの? ( 音やにおいや光… 隣のエミキーに顔を向けそうになって、背ける。 握った手が冷たくて、しっかりと握り締めた ) 〜いつもあれくらいの距離は歩いてるんじゃない? 他って、アテある? ―――あー… 墓地の方へ戻れば無縁仏の慰霊碑… じゃだめよね。 だいたい墓地があるのに寺社とセットじゃないっていうのが――― まあこの状態じゃしょうがないんでしょうけど。 ( 万一足を攫われたりしても上手く転べるように、足の運びには注意しながら、口調はいつもと変わらない。 コッタの声だが ) ( 具体的な目標設定が急に消えたのは気になった。 確かに距離は遠いが、他にテンプルを知らないのだから――― ) [Tue 28 Aug 2007 03:58:02]
◆寒河江未希 > ( 怪現象なんてよく考えれば今目の前に居るヤツの本来の身体の持ち主なんか最たるもので。 アレはパッと見怖くは無いけど、本質は人間とは全然別のもの。 此処に存在して居る事自体が稀有な。 ) 別に呑気にやってるつもりは無いんだけど――――まぁいいや、乗り物と足元と頭の上なんかに気をつけて。 大聖堂遠いだろうなぁ。 ( 相変わらず背後に冷たい存在感はあるが、軽口を叩ける相手が居るだけでだいぶマシになった。 登ってきた坂道を下りながら煙草に火を点け、ヴェイトス市の夜景を見下ろす。 真っ暗な闇のずっと向こうに、大聖堂らしき高い尖塔が見える。 ) …他の所いこうか。 ( 繋ごうと思えば其処にいつもどおり、指輪とバングルだらけの手がある。 しっとりと汗をかいて冷えた手が。 ) [Tue 28 Aug 2007 03:42:52]
◆跡野末理@ナンテコッタ > ( 『そういうヤツ』 の通り道を使ったからだろう。 きっと 『私』 はこんな面白そうなタイミングでエミキーを捕まえられない。 なんとなく、抜け道の出口が 『どこ』 に通じているのか分かった気がした。 もちろん誤解かもしれないけれど ) ………。 ( 舌打ちを見つめる顔に一瞬の逡巡。 何しろこちらにもコンタクトくらいしかできる事は思いつかない。 ついて行ったがために大事になったりしたら、目も当てられないから。 だけど。 知らないところで大事になられるより、まだいい ) ―――本当。 のん気ね。 関わっていくつもりなら対抗手段は必須なのに… ( 一人ごちて、とにかく、力不足だろうが何だろうがこうするしか無いのだと、距離を縮める ) …いいわよ。 勝手に解釈してるわ。 〜鬼のかく乱ね、こんな所歩いてて怖くなった? ( 殊勝じゃない、と肩を竦めて返す。 ―――あれはやっぱりエミキーにくっ付いているのか。 視界から外して、歩くというのもやり難い。 万一の事があれば尚更、それなら ) ―――いくわよ。 ( 言われた通り見ないように、でも 『手を繋ごうと』 ) [Tue 28 Aug 2007 03:30:44]
◆寒河江未希 > ( 何でコイツ今このタイミングで此処に? というのが第一印象。 中身が本物のキミドリだったら「そういうヤツ」で済ませかねないが、あれはアトノマツリだ。 偶然、にしては随分と出来すぎた感じ―――。 ) ッたく…場合に寄っちゃ本当に一人の方が楽なんだけど。 ( ちっ、と行儀悪く舌打ちする。 コイツ、普段なら見えないくせに身体のせいで見えてるらしい。 さっきから背後が忙しないのは、多分私とアトノマツリを「一集団」と認識しなおしたからだ。 手遅れか? いや、それでも二手に分かれればアトノマツリにはついていかないだろう。 ) 説明はしない。 「何も無い」。 あのさ、「ちょっとした気紛れで」大聖堂かどっかの神社かお寺にでも参拝しに行こうと思うんだけど。 帰らないんならそれまで付き合わない? ( 肩を竦めて提案。 一人で歩いて行けるかも怪しいし、もう巻き込んでるんならいっそ同行してもらってボディーガードでもやってもらった方が生還率は高いかもしれない。 ) あと、こっち見るな。 私を視界から外した方が良い。 [Tue 28 Aug 2007 03:17:27]
◆跡野末理@ナンテコッタ > ( さくさくと足を進める。 身体能力には不安のある体だが、この体でなければ何が起きているのかも感知できなかったかもしれない ) [Tue 28 Aug 2007 03:05:08]
◆跡野末理@ナンテコッタ > ( ―――音を消す魔術とか使えたかしら。 自分も異能者の割りに、どうもそちらの方には意識が働かない。 思いついたとして、さくっと引き出せるものでもないだろうけれど――― 弧を描いて振り返るエミキー。 見えなくなると慌てて追おうとしていて、身を隠す暇は無かった ) ―――〜こっちの台詞よ。 何やってんの、それ誰。 例の彼女じゃなさそうだし… 帰らないわ。 本当に邪魔なら帰らないでもないけど。 ( 邪魔になるのか、巻き込まないためにそう言っているのか微妙なところ。 前者だったら悪いなと思いながら、どうも後者っぽいエミキーが悪いんだ。 中身がどっちかは、表情とか口調とか、まあ分かるだろう。 蛍光ピンクのベレー帽でクエスチョン触覚?を隠し、キミドリの髪をヘアピンでかっちり固めたエルフは闇に溶ける色のセーラー服を着ている。 この体の持ち主に会えるまでこのままでいてやる所存。 さておき ) [Tue 28 Aug 2007 03:03:43]
◆寒河江未希 > っていうかどっちよ中身。 ああいいや。 帰れ。 [Tue 28 Aug 2007 02:52:39]
◆寒河江未希 > ( コレ、どうにか片付けなきゃなぁなんて思いながらも「考えてる事まで覗かれてそう」って不安が顔を覗かせる。 そんな事あるもんか。 幾ら得体が知れなくっても人間の延長上。 死んだら人の心が読めるなんて事はなかろう。 ) 参ったね…ちょっと面倒臭い。 ( もうここに居る意味は無い。 幽霊は墓地そのものには感心を示していないし、残念ながら祓えるような人材も見当たらず。 そうなるともっと具体的な所に行くしかないか。 問題はそこまで私が辿り着く前に轢かれたり転落したり刺されたり水没したりしないかって話。 ああ、転落物にも注意か。 とりあえず―――背後についてるものを直接見ないように、馬車停留所スペースを利用して不自然に弧を描いて来た道のほうを向いた。 で。 ) …なにしてんだアンタは。 ああ、寄らない方が良い。 何も言うな。 何も無い。 むしろカエレ。 邪魔。 [Tue 28 Aug 2007 02:52:10]
◆跡野末理@ナンテコッタ > ( 物理的な距離や障害を無視する、『抜け道』 に入り込む術をこの体の持ち主は体得していたらしい。 偶然見つけたそこは出入りするだけならこの体を借りている 『私』 にも可能で、日がな一日使い倒しているのだけど――― 気の利いた場所に出ることはなく、念じたり統計を取って進路を工夫したりしても大抵見当ハズレな場所に出た。 身の危険に晒されるような、上空何十メートルとかに出ないのは救いでもあるが。 一体何を基準に運ばれるのかと馴染みの無い場所を見回す。 ―――元の体でならこういう場所が似合っているとか言われたのはさておき、徘徊するのは主に大学構内だ ) ―――。 ( それとなく聞えた独り言?の方へと眼をやれば、見知った後姿が見える。 なんだたまには面白いところに出るじゃないとほくそ笑んだのも束の間。 影のように張り付いた白いそれと目が合った。 …この体の情報収集能力に対応しきれていないのもあって、すぐにはそれが何か分からなかったが… まあ、そういうものだという直感がサポートしてくれる。 きっと良いものじゃない ) ( じっと見返して。 そのままその後をつけよう。 ―――エミキーがどうするのかも興味がある。 何かアテがあるのかもしれないし。 暫くは、観察するつもりで ) ( ああ、上手く足音を消せないのがじれったい ) [Tue 28 Aug 2007 02:41:46]
◆寒河江未希 > ( 此方の姿を後ろから見るのなら、1人ぶつぶつ呟きながら階段を見上げる姿に追いつくか。 或いは、不自然なくらい真後ろにぴったりと張り付く長い髪の真っ白な女が振り向くのと目が合うか。 ) [Tue 28 Aug 2007 02:29:35]
◆寒河江未希 > ( この辺にアテが無いでもないんだが。 知り合いに1人だけ、明らかにこれオマエ専門だろう、みたいな存在が居て。 暫らく会ってないけど、此処に来れば或いはっていう。 ) …階段は普通に嫌だなぁ。 ( 1度喋ってしまったらもう独り言なんて気にならない。 背後の誰かからのリアクションがあったらあったでそれも良しって感じだ。 認めよう。 今私、憑かれてる。 こんな長い階段登ったら絶対後ろから引っ張られる程度に面倒なのに。 ) ( 遠く無い所に現れたらしい黄緑色のニンジャにはまだ気付かない。 普段ならどうか分からないが、それど頃じゃない現状。 ) [Tue 28 Aug 2007 02:27:41]
◆跡野末理@ナンテコッタ > ( ―――墓地だった。 何も無い空間に にゅぅ っと生えるようにして現れたキミドリ色は、何でまたと眉間に手を当てぐりぐり押しながら、『抜け道』 を出て湿った土を踏む。 勘の良いエミキーなら気付くかもしれないけれど、直接キミドリ色は見えないそんな場所。 こちらもまだ周囲の状況を把握できていないものの、振り返らない彼女がそのまま進むのなら、いずれ見知った後姿を見つけるだろう ) ( 声が、聞こえたような気がした ) [Tue 28 Aug 2007 02:20:32]
お知らせ > 跡野末理@ナンテコッタさんが入室されました。 『( トンネルを抜けるとそこは――― )』 [Tue 28 Aug 2007 02:12:03]
◆寒河江未希 > ( 参ったぞ、と。 朝までやり過ごせば消えてくれるだろうか? ああ、でも地縛霊じゃなくってモロついてきてるし、ずっと居るんだろうなぁ。 ) あー…あのさぁ。 ( 返事はない。気配はある。 ) どうしたい? 私を殺すとか怪我させるとか酷いのは無しね。 嫌だ。 だいたいそんな事して得があるとも思えないし。 ( 返事はない。 気配はある。 どちらかというと嫌な感じになってきた。 やっぱそういうつもりだったのか。 ) [Tue 28 Aug 2007 02:11:18]
◆寒河江未希 > ( 緩いスロープの続く坂道を登り、幾らか見慣れた墓地に近付いていく。 何だってこっちを目指したのか自分でもどうかとおもうけど、正直後ろを振り返るのが嫌で引き返すに引き返せないというのが本音で。 桶と柄杓と清掃用具が置かれた小屋のある辺りを抜けて馬車の停留所へ。 その先に長い長い階段が伸びていて、その上が墓地だ。 ) [Tue 28 Aug 2007 01:57:46]
◆寒河江未希 > ( 久しぶりにたちの悪いのに出くわしてしまったかもしれない。 目的が分からないまま、息がかかりそうなくらい直ぐ後ろに張り付く気配は気持ちが悪くて、現状思いつく解決方法は無く。 時々勘違いされるけど、私はこういうのを見る機会は多くても、別に霊能者とかそういう便利なのでも何でもなく。 勿論、除霊とかそういうのが出来るわけが無かった。 結果、うちに帰るともっと面倒になりそうだから解決策を探して夜の散歩を続けているってわけで。 ) ―――――。 ( もっと人気のある所に行けばよかったかなぁ、なんて手遅れか。 静寂が痛くて歌でも歌って歩きたかったけど、真後ろが気になってそれも出来ずに無言で歩く。 ) [Tue 28 Aug 2007 01:48:02]
◆寒河江未希 > ( 先を歩く私の背後にぴったりと、彼女はずっとついて来ている。 私は気付かないフリをして帰ろうと思ったんだけど、1度ばっちり目が合ってしまったのがいけなかったのか。 そのまま通り過ぎようとした瞬間に 「見ただろう」 という声を聞いた。 それから、彼女はずっと私の背後についている。 私は何でもないフリをしてただ歩いていて、彼女はそれっきり何も言わずにずっと真後ろに居て。 足音はしない。 「居る」というのだけはハッキリと分かった。 ) [Tue 28 Aug 2007 01:36:44]
お知らせ > 寒河江未希さんが入室されました。 『 104:夜歩く/U 』 [Tue 28 Aug 2007 01:31:03]
お知らせ > トートさんが退室されました。 『 ―― それでは。 ( 参りましょうと、そのうちの幾つかを誘う ) 』 [Fri 24 Aug 2007 22:32:54]
◆トート > ( ぶっちゃけそうなると仕事が増えて面倒なんです。 とは、流石に言いませんでしたが。がー ) ―――― … ( しばし、黙って周囲のモノたちの返事を待ち ) [Fri 24 Aug 2007 22:32:33]
◆トート > ―― あぁ、でも私には貴方がたを助ける事とかできないので。頑張ってください ( しれり、ひとでなし発言。 ) 勿論、今から私と一緒に門へ行ってくださるというなら歓迎しますけれど。 ( どうしますかと、言葉にはせず暗に周囲のモノたちに問うた。 ) 寂しいからといって、貴女がたの愛するひとたちにまで死の杯に口付けることを強制するのはどうかと思いますよ [Fri 24 Aug 2007 22:29:58]
◆トート > けれど、こちらには優秀な墓守の方がいらっしゃるでしょう。 ……それに、生者の方はよく勘違いをなさるのですが出会うのがマトモな死神なら幸せな方ですよ。 ( 死神というと、悪いモノに捉えられがちだけれど。たまに勘違いして攻撃されることもある。吐息まじりに言葉を紡ぎ、周囲に視線を流し ) 例えば、お役目を忘れた死神や――魂を食べるもの、操ろうとするもの。 そういった方もいらっしゃるんですから ( そういった者に目をつけられたら最悪、もう輪廻の輪に加わる事が出来なくなってしまうだろう。 ) [Fri 24 Aug 2007 22:14:27]
◆トート > あなた方は永遠の翳さす谷を、未だ歩みきる事が出来ないでいる。 …あまり駄々をこねていると、そろそろ強引に手を引かれて連れて行かれますよ? あぁ、私はそんな術を持ってはいませんからご安心ください。 ( 冗談なのかなんなのか、死神はひょぃと肩を竦ませた。 見えるものにはみえるだろう、少女の周りを取り囲む蛍のような淡い光。いくつも ) [Fri 24 Aug 2007 22:00:18]
◆トート > 過ぎてゆく時 綻んだ絆 ( 月を覆い隠した雲が、闇の色を濃くしている。その色に紛れて黒衣を纏う少女は木の枝の上に座し、墓守たちの目から逃れる ) 切れた糸がかろうじて引っかかっているようなもの、それも絶えず風に吹かれ揺られている―― それを誰かが拾い上げるが早いか、風に流されるがはやいか… あるいは手繰り寄せられ結ばれるのか ( 詩を吟ずるかのように、紡ぐ言葉。 ざぁ、と一度だけ強く風が吹いて小さく俯いた少女の表情を露にした ) [Fri 24 Aug 2007 21:47:49]
お知らせ > トートさんが入室されました。 『 まろびでる後悔 』 [Fri 24 Aug 2007 21:39:44]
お知らせ > ユナフェウさんが退室されました。 『鈴の音が訪れる前にその場から人影は消えて。』 [Fri 24 Aug 2007 02:41:54]
◆ユナフェウ > (黙す男の心に映るのは僅かな時を共に過ごした戦友とのやりとり。そんな中でふと浮かんだ最後にキャンプで男と話していた時の事、その時に交わした約束を思い出せば)戦いが終わったら酒を奢る約束だったな・・・・まぁ、今度来る時は酒の一つでも持って来てやるよ。(傭兵はそう小さく呟けば三日月斧と灯りを手に取り、墓標に背を向け) [Fri 24 Aug 2007 02:41:33]
◆ユナフェウ > (最初は特に知った仲と言う事もない間柄だったが、同じ戦線で共に戦い共に飯を食い、互いの身を互いの身で護り合う事で縁を持ったその男が死んだと聞いたのは数刻前の訓練場に居た時の事だっただろうか?聞いた時はさほど気に留めていなかったのだが、訓練所から塒へ帰るはずだった足は気がつけばこの墓地に向けられていて。)・・・・あっけ無いもんだな。(表情を崩す事無く言葉を続ければ、墓標に彫られた名前をじっと見つめる。) [Fri 24 Aug 2007 02:32:52]
◆ユナフェウ > (墓守の鈴の音が時折小さく響く墓地。その片隅に置かれた一つの墓標の前に一人の男が立っていた。)病院に担ぎ込まれたとは聞いてたが・・・。(男は手にした三日月斧と灯りを地面に置けば、墓標に対しどこか醒めている様な表情と視線を向けそう呟く。)(鼠人との戦いが終わり幾日、一人の傭兵は戦いを共にし違う結末を迎えたらしい同士の生死の確認をしに来ていて。) [Fri 24 Aug 2007 02:20:01]
お知らせ > ユナフェウさんが来ました。 『真新しい墓標の前』 [Fri 24 Aug 2007 02:13:08]
お知らせ > ルーア・リシアさんが帰りました。 『――人を探しているの。(ランタンの明かりが揺らめく闇の中、生者と死者のやり取りが始まる)』 [Tue 21 Aug 2007 22:07:00]
◆ルーア・リシア > ( 墓守が鈴を鳴らす意味は、一般的には自分以外のものに、墓守の存在を知らせるため。墓荒しが近くにいれば、この音色を聞いて面倒ごとを避けようと逃げ出すことも多い。けれどもルーアが鈴を鳴らす理由は、もうひとつある。彼女には霊が見える。霊もまた、少女が自分たちを見つけてくれることに気づいている。だからこうして鈴を鳴らせば、その音に反応して、青白い顔の住人たちは顔を出すのである。 ) ――こんばんは。相変わらず涼しげでいいね―― ( 淡々と言葉をつむぎ、少女は暑さで乾いた唇を動かす。 ) [Tue 21 Aug 2007 22:06:19]
◆ルーア・リシア > ( 星を隠す曇り空をぼんやりと見上げると、時がたつのを忘れてしまう。月の傾きがわからなくなるからだろうか。肌にあたる風は、人の吐息のように熱っぽい。あるいは、何時間も歩きまわって見回りや墓の手入れをしているこの体が疲れているせいだろうか。 ) 生者への聞き込みは、大体終わった。あとは――死んだ者にも、聞いてみよう。 ( ゆっくりと立ち上がり、細い四肢に力を入れる。それから何かを招き寄せるように、ポケットから取り出した鈴を鳴らし始めた。 ) [Tue 21 Aug 2007 21:51:02]
◆ルーア・リシア > ( 墓石の群れが見渡せる小高い丘の上に腰を下ろし、傍らにおいたランタンの明かりを頼りに、手帳をめくり、文字を読む。今日会うことができた同僚たちの話から考えれば、チャンフォンの探す件の人物は、まだ死んでいない可能性が高まった。女性の死体はここ最近で、老人から子供まで幅広く埋葬されているものの、やはり探し人の特徴に似ているものは見当たらなかったからだ。 ) 後は、念のため――墓参りにくる人にも、きいてみよう……。 ( 小さくうなずくと、手帳をしまって伸びをする。 ) [Tue 21 Aug 2007 21:33:18]
◆ルーア・リシア > ( 水の入った筒を傾けて、のど奥に水分を流し込む。黄色いツインテールがゆれて、わずかにこぼれたしずくが地面にしみていった。 ) 暑い――でも、だいぶマシには、なった。 ( 淡白な声音を発して、墓守の少女は手帳を取り出し、視線を落とす。 ) 同僚にも、これといった目撃報告……なし。アクセラレーターなる人物、も――それに関連する品も、発見、ならず。 ( 墓地での仕事の合間に、1日かけて少しずつ進めた調査の、途中結果である。少女はわずかに眉を寄せた。 ) [Tue 21 Aug 2007 21:26:43]
お知らせ > ルーア・リシアさんが入室されました。 『(お勤めの合間に)』 [Tue 21 Aug 2007 21:22:20]
お知らせ > バイ・チャンフォンさんが退室されました。 『(軽率。だが行方探しに専念する男はそんなこと気にも留めなかった。)』 [Tue 21 Aug 2007 00:03:03]
お知らせ > ルーア・リシアさんが退室されました。 『(そんな夜のひとこま)』 [Mon 20 Aug 2007 23:57:24]
◆ルーア・リシア > ( こうしてどんどんと雪だるま式に膨らむアクセラレーターの行方探しとそれに加わる関係者たち。話の結末がどうなるかなど露知らず、ルーアは墓守として、生者からの申し出に快く応じた。ざっざっと土を掘って、鼠の屍骸を地中深くに埋める作業は、夜更けまで続きそうな気配である。 ) えぇ、貴方も気をつけて――チャン。 ( 去り行くその背にそっと言葉を投げかけ、墓守の少女はツインテールを揺らしながら、汗をぬぐい作業を続ける。 ) [Mon 20 Aug 2007 23:56:56]
◆バイ・チャンフォン > あり、がとう・・・助かる。(とりあえず死んでいるかどうかの情報はこれで大方は検討がつくかもしれない。それだけでも十分な収穫だった。)それで、いい。ルーア、でも、いい、か?(呼ぶときはファーストネームでも構わないか。と考えた。)ああ。・・・鼠、とかで、大変、だろうけど、頼む。・・・ありがとう。(そういうと踵を返して歩を進めるだろう。) [Mon 20 Aug 2007 23:52:36]
◆ルーア・リシア > 2〜3日程度、時間をちょうだい。貴方のギルドに連絡を入れておくから。 ( 彼に言われた言葉を飲み込むように、うなずいた。どこか不安げに墓石のほうを見る男性の姿は、先ほどの鬼気迫る希薄も感じられず、一抹の寂しささえ漂わせるように思えた。 ) バイ・チャンフォン――チャン、で、いい? ( 強くうなずくチャンを見て、彼にも自分以外に一生懸命になれるものがあるのだと思うと、どこか自分のことのように安堵するルーアであった。 ) それなら、早くいくと、いい。私は作業を早く終わらせて、アクセラレーターという人のこと、調べてみるから。 ( 落ちついた声音で答えて、スコップの柄を握った。 ) [Mon 20 Aug 2007 23:46:30]
◆バイ・チャンフォン > そんな、とこ、かも・・・。(友達って言えば・・・どうだろう。怒るのか・・・それとも黙ってそっぽを向くのか・・・でも、相手の言葉には同視した。)我の、ギルド、頼む。・・・傭兵ギルドの「雷電」に。(連絡先を伝えた後、不安げにそばの墓石を見つめるが、そこに名前などなかった。)そう、だな。・・・生きている、と、願う、なら・・・可能性、ある場所、探し、つくす。(一回だけ強く頷いた。)我、バイ・チャンフォン言う。傭兵。・・・よろしく。(つき並みの自己紹介を。) [Mon 20 Aug 2007 23:39:53]
◆ルーア・リシア > 大切なともだち、とでもいうべき存在、か。 ( ぽつりと言葉を漏らし、それから一度目を閉じて、自分の中の考えをまとめた。 ) アクセラレーター……傭兵……わかった、埋葬者のリストを、チェックしておく。今すぐには、ムリだけど――結果は、貴方のギルドに届ければいい? それとも、ほかに連絡先は、ある? ( 何しろ結構な量の名簿をチェックしたり、交代で見回る墓守りたちを捕まえて話を聞かなければならない。 ) 生きているとしたら、酒場か、宿屋か……あるいはもう一度ギルド地区を探すのがいいと、思う。貴方が――相手に生きていてほしいと、願うなら――生きている可能性のある場所を、探し尽くせば、いい。 ( 淡々と、けれどはっきりとした言葉で、一つ一つ告げると、ルーアはもう一度男性を見た。) 私は、ルーア・リシア。貴方の名前も、きいておく。 [Mon 20 Aug 2007 23:31:15]
◆バイ・チャンフォン > まぁ、な。・・・どういう、関係、か、自分が、相手に、どういう、気持ち、抱いてる、かも、分からない。けど、おもしろい、やつ、だし、一緒に、いたいし、だから、探してる。(そりゃ、他からすれば危険人物かもしれないが、自分はそれほど危険と思えない。暗黒街やらを回ったが、「危険人物が死んでせいせいした」、というやつらしか見つけられなかった。)あ・・・すまない。(慌てて顔と体を遠ざけた。)名前、は、アクセラレーター。・・・仕事、傭兵。一緒に、探してる、知り合い、ギルド、には、来てない、言ってた。(と、いうわけでギルドはまだ探していないわけだが・・・。) [Mon 20 Aug 2007 23:21:03]
◆ルーア・リシア > 夏は腐敗が早いから、手を休める暇もない―― ( 肩をすくめて、頭を振る。それでもねぎらいの言葉には、小さくうなずいて答えた。 ) そう、人を――不安に思うくらいに、思い入れのある人なのね。 ( 人探しなら、情報屋か斡旋所、酒場や宿屋、と相場が決まってる。墓地というのは最後に行き着くところだ。男性がこんな時間にここを訪れたということは、手がかりがよほどつかめないのだろうと、ルーアは考えた。 ) ――そんなに近づかないで、今思い出してみる、から。 ( ぐっと迫る男性の心はうかがい知れないが、その身からにじみ出る凄みというか切羽詰った感じを受けて、ルーアもさすがに困った顔でたじたじと後ずさりをする。 ) 少なくとも、私の記憶にはない――身元がはっきりしている人なら、記録からある程度は絞れる、けど。 ( もしどこかですでに死んでいるのであれば、遺品は死体漁りに持ち去られていることが多い。不特定多数の人間を日がな埋葬する墓守たちも、よほどのことがない限り、あぁあの人だろうと特定することはできないのである。 ) 一応、ほかの墓守にも聞いてみようと思う。その人の、名前はわかる? [Mon 20 Aug 2007 23:09:53]
◆バイ・チャンフォン > そう、か。・・・助かる、な。町に、とっては。ご苦労様。(死体から疫病が発生するのを防ぐ手段としてはまぁ、野ざらしよりはだいぶマシだろうな。そう考えて労いの言葉を送っておいた。)我は、人、探している。・・・生きてる、死んでる、分からない。死んでいる、はず、ない。・・・そう、思った。けど・・・やっぱり、不安、だから・・・。(だからとりあえずここに来てみただけだろう。・・・もし彼女の墓石があったならそれはそれで酷く落ち込んでたりもしたんだろうが、とにかく確かめたかった。というところだろう。)・・・墓守、ちょうど、いい。・・・鼠騒動、終わって、ここに、女性、埋められなかった、か?特徴は、白い髪に、赤い目。色白で、痩身。黒、と、灰色の、服、着てる。武器、ガントレットと、大剣・・・こんな、とこ、だけど・・・。(埋まっててくれないでくれ。と強く願いながらぐ、と迫りつつ聞く。) [Mon 20 Aug 2007 22:55:29]
◆ルーア・リシア > ( 見かけは少女なれど、死神兼墓守という立場にあるがゆえ、街の事情にも疎いルーア。しかしそんな彼女にも、街全体を騒がせるような異変は知ることができるし、その余波もしっかり来る。今回とて、例外ではなかった。 ) ――だれ? ( 足音と、声。それに反応するように、静かに体をそちらへと向ける。持ち上げたスコップの刃を地面に刺してから、ルーアは男性の問いに答えることにした。 ) 鼠を、埋めているの。墓守の仕事―― ( 指先を地面に向けて、その辺に散らばった屍骸を指す。ラットマンではないごく普通のネズミたちだ。 ) この間の騒動の、とばっちりをうけたみたい。疫病なんて出されたら困るから、墓地のほうで引き取って処理しているの。 ( そういうあなたは? と落ち着いた声音で問いかける。 ) [Mon 20 Aug 2007 22:42:45]
◆バイ・チャンフォン > (昼間からの知り合いの捜索を再開。町中を駆け回るもその姿は見つからず・・・とうとうこんなとこに来て墓の名前を見回るまでに不安になってきた次第・・・。)・・・ここにも、ない、か。(とりあえず「公的」には死んではいない、ということなのだろうか。・・・少し安心したが、名のない墓もいくつかあったし、もしかしたら外れのほうに埋められているのかもしれない。・・・思っても思っても尽きぬ不安が心を支配してくるだろう。・・・そんな時、ごそごそと何かをしている女性を発見した。スコップを持っているところを見ると墓守の人か・・・あるいは墓荒らしだろうか。)・・・何、やってる、ですか?(歩み寄り、声の届く距離にくれば、なれない敬語を使いつつ、そうたずねるだろう。) [Mon 20 Aug 2007 22:33:42]
お知らせ > バイ・チャンフォンさんが来ました。 [Mon 20 Aug 2007 22:29:02]
◆ルーア・リシア > ( でもラットマンというくらいだからねずみ男→キ○ロウという流れを想像していたのは、ルーアも墓場の青白い住人も一緒だったらしい。実物を見ればすぐに妄想など消え去るわけだが。 ) 掃除が、大変。 ( ことが沈静化を迎えた後に浮かぶ思いは、ただひたすらに、それだった。季節は折りしも夏。厳しい残暑が続き、吹き付ける夜風も生暖かい温風だ。ルーアはカンテラを地面に置くと、代わりにスコップを両手で持ち上げた。 ) [Mon 20 Aug 2007 22:24:33]
◆ルーア・リシア > ( それでも件のラットマン事件の後に、死神たちの仕事が増えたことを思えば、やっぱり生き物にはみんな魂があるのかもしれない。) 行くところが違うの、ようするに―― ( 黄色いツインテール姿の墓守は、長い話の末にぽつりとそんな言葉を付け足した。視線は虚空に。幽霊というものが見えない人には、さぞおかしな光景に見えるだろう。 ) [Mon 20 Aug 2007 22:16:37]
お知らせ > ルーア・リシアさんが入室されました。 『(一匹の鼠にも5分の魂――とはいわないらしい。)』 [Mon 20 Aug 2007 22:13:14]
お知らせ > ヘルン・ローレヌ”typeW”さんが退室されました。 『暫し休んで――――静かに立ち去る。何処かへと。』 [Sun 19 Aug 2007 00:11:13]
◆ヘルン・ローレヌ”typeW” > ・・・・・・・ ふ う (道沿いに生えている樹の内、適当な一本に眼を付けてその根元へと脚を進めた。直ぐ目の前まで来れば、その気の根元にすと、と座って木に背中を預けた。) ・・・・ ・・ fa ・・ (墓地は落ち着く。静かだからだろうか。それとも人の生活圏とは相反する活気のなさからだろうか。その理由はいくら考えてもわからなかった。時折こうして頭の片隅に浮かび上がってくることだが、結論が出ないので五分程度で何処かに仕舞いこむ事にしている。自問自答の趣味は無いから) [Sun 19 Aug 2007 00:02:19]
◆ヘルン・ローレヌ”typeW” > ・・・・・・ 大分 静か に ・・ なった (鼠が攻めてきた。流石に人と殆ど付き合いが無くても、アレだけの騒ぎになれば耳に入るもの。 結果として街が崩壊するような事態にはならず、体に入り込んだ黴菌が抗体に駆逐されるが如く鼠は排除されたが、その爪後はまだあちこちに残っている。幸いにして自分の家は騒動に巻き込まれずに済んだが、迂闊に外出も出来なかった。素早い鼠に襲われたら勝ち目は無いからだ) [Sat 18 Aug 2007 23:58:37]
◆ヘルン・ローレヌ”typeW” > (静かな墓地。当然といえば当然の闇と静寂の中、鈍く光る銀色の肌の人影が一つ。墓地の歩道をゆっくり歩いていた。何か目的があるわけではない。参る墓も無い。正確に言えば二人ほどいるが、どちらも墓は此処にはなく、片方にいたっては誰も墓を作らなかったであろうと思われる始末。そんな過去が、ゆらりゆらりと時折の売りを掠める。辺りは闇。静かなる闇が佇むばかりだった) [Sat 18 Aug 2007 23:52:38]
お知らせ > ヘルン・ローレヌ”typeW”さんが来ました。 [Sat 18 Aug 2007 23:48:41]
お知らせ > アレックスさんが退室されました。 『終わったと言うには、未だ。 血は流れ続けている。』 [Thu 16 Aug 2007 04:11:26]
◆アレックス > ( いや、その矛先の一端は自分に向くのだろう。 それこそ、魔女として。 弁明はすまい、謗りも甘んじて受けよう。 相手を滅ぼすだけの馬鹿げた実験の為で、首謀者は討たれたなどと言われて誰が納得できるものか。 ) 場合に拠っては―― 。( 民意とは恐ろしいもの。 熱狂した集団を鎮める為には相応の犠牲が必要だ。 それが一分の理も含まぬデモンストレーションであっても、止むを得ない事もある。 既に、大聖堂からの人員であるのに動揺を与えた事への処罰と、防疫に尽力した功績とを鑑み、禁固を言い渡されているが、それ以上の処罰が与えられる事も考えられるだろう。 僅かばかり与えてもらった猶予に街の様子を伺いに来たが、それも止む無し、と腑に落ちた。 「満足されましたか?」背後より声が掛かる。 ) ええ、ありがとうございました。 無理を言って済みません 気が済みました。 ( 猶予期間中のお目付け役にと付けられた聖堂騎士に一礼すれば、戦没者慰霊碑なども建てられるだろうと教えられる。 ) ええ それが少しでも彼らの慰めになればよいのですが・・・。 ( は、と 何度目か判らぬ溜息。 いずれ忘れ去られるそんな物とて、必要であろう。 一度葬列を振り返れば、 では、と足を踏み出し、帰路へ。 ) [Thu 16 Aug 2007 04:08:34]
◆アレックス > ( 浄罪の業火などという綺麗事ではすまされない。 熱にって焙られ 手足がもげ、内臓が零れ出し、脂肪や水や血が滴り落ちる様は見るに堪えない惨状だ。 仲間や肉親の最後を見届けんとした者達は一生その光景にうなされる事だろう。 様々な理由があるにせよ 結果として、迫り来る外敵から街を守る為に戦った者達や、不幸に見舞われた哀れな犠牲者にして良い行いとは言えぬ。 疫病の蔓延を防ぐ為に必要だった、と其れだけで飲み込めるものでは―― 非業の死には、相応の報いが求められる事だろう。 理不尽な死には、説明が求められるだろう。 原因を探り出し、何故死ななければならなかったのかと問うだろう。 そこに道理は必要とされず、納得する事もなく、ただ、怒りに振り上げた拳を振り下ろす先が求められる―― この、終わってしまった戦争において、その矛先は何処に向くのだろうか。 ) 魔女、という訳にもいきませんし・・・ どうするのでしょう。 ( 魔女団体の長は先陣に立ち、幾つもの策を立て、その未を危険に晒し戦った。 それに、ヴェイトス市では"魔女"という概念が薄い事もある。 握り締められた拳は怒りに震えるまま秘められるのか。 ) [Thu 16 Aug 2007 03:37:15]
◆アレックス > ( 十字の森に一晩中焚かれる篝火は、訪れる人々の苦汁に歪んだ顔を浮かび上がらせる。 この戦いにおいて、様々な理由で人は死に 丁重に葬られるべき遺体は疫病の原因として焼き捨てられ、個人の判別も難しい。 識別票などを携帯させられて居た物は幸運だ 墓に名前を掘る事ができるのだから。 誰の物かも判らぬ白骨は一纏めに「戦没者」として葬られる事になるのだろう。 其処に死後の安息などあろう筈もない。 迷える死者と、遺された者のの慟哭に、誰が報いる事ができるのだろうか―― 約束された楽園での復活の望みも無い。 遺体の焼却を立案した張本人であるアレッサンドラ・クレメンテは、まるで幽鬼か死神のように灯りも持たずにひっそりと墓地に立ち その葬列を眺め 何度目か溜息をついた。 ) ―― 報われたいから、戦った訳ではないのでしょうけれど・・・ ( 語散てみても死者は答えない。 否、その心情を量れるはずも無い。 口に出た言葉が、負った重みから逃れんとして自分を納得させる為の方便だと恥じ、俯いた。 ) [Thu 16 Aug 2007 03:07:38]
◆アレックス > ( 積まれた死体が焼かれる光景も見られる事はなくなり、腐敗臭を抑えるために焚かれる香で鼻がおかしくなる事もなくなるだろう。 戦後の保障問題や、治安の確保、壊滅した村落の復興に人口を支える為の食料の確保、戦中に引き続いての防疫や河川の浄化――・・・ パッと思いつくだけでもやるべき事はうんざりするほど並んでいるが一先ずは仕舞い。 人々は葬列を成し、戦没者を弔う。 その殆どは、最早人の形をしてはいないけれど。 ) [Thu 16 Aug 2007 02:51:23]
◆アレックス > ( 大部分を排除したという事で、積極的な市内に進入した鼠掃討戦も終わり、周辺村落の農作物の壊滅的被害や精霊の泉を始めとする河川の汚染などの憂いを残すも、一連の鼠騒動は終息する事となった。 静まり返っていた町並みにも徐々に人の姿が見えるようになり、街道の横行も再開された。 しばらくは物価の高騰などが続くであろうが、切り替えの早いヴェイトス市民の事、すぐに活気を取り戻す事だろう。 ) [Thu 16 Aug 2007 02:46:28]
お知らせ > アレックスさんが来ました。 『 葬列 』 [Thu 16 Aug 2007 02:46:02]
お知らせ > ルードさんが退室されました。 [Tue 14 Aug 2007 23:52:30]
◆ルード > そうか、それじゃ、また今度連れて来てやるよ (なんだかんだでいつも通り。 変わらないことがいいことなのかどうかは別として。 そしてまた来たい、という言葉に対しては頷こうか) [Tue 14 Aug 2007 23:52:28]
お知らせ > 夏鈴さんが退室されました。 『今度、連れてってね・・?やーくそくっ。 (そう強請る猫でした)』 [Tue 14 Aug 2007 23:51:06]
◆夏鈴 > げ、元気というか、何と言うか・・・ (最早、怒りを通り越して呆れているといった様子で) 何所まで冗談だったのかわっかんないんですけどぉー (いつもがいつもな相手に、不平を漏らしながら問いかけには首をかしげて) んー、今日は真っ直ぐ帰ろ・・?何か疲れちゃったし・・・(恐怖心からくる緊張状態による疲労を覚えて・・・といよりは、先ほどの男の発言にどっと疲れたという感じで。その癖) でも、出店とかは見たいから・・・ (上目遣いで男を見上げて) [Tue 14 Aug 2007 23:49:58]
◆ルード > ま、少しは元気が出たか? (落ち着けるためではないが、幽霊のことを忘れることができる話題には成っただろう) 冗談はともかく。どうする? お盆って事で市内のほうに出店がならんでるかもしれねぇし、そっちを見物してから帰るか? それともまっすぐ帰るか?(ため息をつく様子を見ながら市内のほうへ視線を向けて問いかけた) [Tue 14 Aug 2007 23:40:49]
◆夏鈴 > (少しでも明るい所に移動すれば、気持ち程度ではあるが恐怖も薄れる。それでも怖いことには変りはないのだが、続いてかけられた言葉に) ・・なっ?!ばっ・・・! (こんなところでも、それですか! 落ち着けるためにかけられたのではないだろう言葉に、耳まで真っ赤になる。・・・それは羞恥によるというよりは何所か怒りにも近い感じで。) ル、ルードってほんっとそればっかなのね。あ、頭が痛くなるわ・・・ (なんて、頭抱えて盛大に溜息つきました。) [Tue 14 Aug 2007 23:36:03]
◆ルード > (現実主義であればあまり縁のないことではあるかもしれないが) そうだな。 飽きたから家に帰って夏鈴をかわいがってやろうか? (さすがにこの場所で、と言う気分にはならないし、夏鈴もここはさすがにいやだろうと。 明るいところへと出れば夏鈴の頭をゆっくりとなでて落ち着けようとはするだろう) [Tue 14 Aug 2007 23:31:16]
◆夏鈴 > 大事に・・ねぇ・・・ (降霊して家に招いて、粗茶ですがどうぞ、とか進めて食器が持てないとか悲しんでる幽霊とか、食器が持てても飲んだものがそのまんま体素通りしている幽霊とか、そんなの想像していたものだから、良く分からないといったような雰囲気の生返事を返す) まったく、ルードったら飽きっぽいんだから・・・ (困ったものね、と続きそうな口ぶりで言うが、男の提案にほっとしたような表情を見せる。そして、促されるままに、怯えてぷるぷるなる足で移動しようとするだろう) [Tue 14 Aug 2007 23:26:31]
◆ルード > 昔の人を大事にしているんだろ(そういうのは悪くないと思うのだが) くっくっく、そうだな。少し移動するとしようか (夏鈴がこの状態ではのんびり見物、とするわけにもいかない。墓地でもお墓の少なく、明るいところへと移動しようとするだろう) [Tue 14 Aug 2007 23:22:30]
◆夏鈴 > トキノミヤって、か、変ったことしてるのね・・・ (霊を迎える、から降霊術を行う期間か何かだと思い込み体を振るわせて) え!?うそっ!?!?あ、や、やだやだやだ・・・ (生まれてこの方幽霊と言うものには遭遇したことはないが、場所柄のせいも手伝って、風で揺れているだけの梢も、この場に居る沢山の幽霊が揺らしているように見えて怯えて) あ、飽きてないけど・・・ (猫耳は頭にへたりと伏せられ、尻尾もびんっと一本の棒の様になっている癖に) ルードが飽きたって言うなら、い、移動してあげてもいい・・よ? (なんて強がって言う。) [Tue 14 Aug 2007 23:15:32]
◆ルード > 苦手じゃねぇなら良いんだけどな。 お盆っていうのはトキノミヤコの行事で祖先の霊を迎える行事らしいぞ。 つまり、その当たりには霊がいっぱい居るかもしれない、ってわけだ。 怖いやつよりは良いやつが多いだろうけどな (ちょっと怖がっている夏鈴をからかうように行って見る) あの手のお祭りのひとつではあるらしいぞ。 ここに飽きたなら移動も考えるけどな (そういいつつも足は墓地をゆっくりと進み) [Tue 14 Aug 2007 23:04:51]
◆夏鈴 > べ、別に、苦手・・・ってことはないけどぉー・・・ (唇を若干尖らせてむくれた様子を見せつつも虚勢をはる。尤も、しっかと男の腕を掴んだ手は震えているわけで・・・) オボンって、モノ運ぶアレの時期・・・? (オボンに感謝する日とか、盛大な勘違い。いやはや、仮にそれにしたって場所が墓地ではおかしいわけで) 飾りとか灯りとかだったら・・・こんなとこのやつより絶対この前のお祭のみたいなのの方が私は好きなんだけどなぁー (タテマエはそれ。本音を言えば、とっととこんな所から帰りたい、であって。男と違い、怖がり猫はラットマンに警戒する余裕なんて全く無い。) [Tue 14 Aug 2007 23:01:39]
◆ルード > (夏鈴がここまで怖がっているのは実は計算外。 腕をつかもうとされれば素直につかませて) こういうところは苦手か? お盆の時期だから飾りや灯りがあるから見物に来たんだが(そして頭を軽くなでてやる。 ラットマンは警戒しているものの、幽霊とかその手には鈍い) [Tue 14 Aug 2007 22:53:17]
◆夏鈴 > (久しぶりに出かけるぞ、と声をかけられ喜んでいた頃の自分が懐かしい。よりにもよって向かった先が墓地だとは・・・。なまじ感覚が強いだけにこういう場所は苦手だったりする猫。・・・いえ、見えませんけどね??こう背中をぞわぞわと這うものがあるのです。寒気がするといいますか。) ぅ゛−・・・ (一刻も早く帰宅したいと思いつつも、1人で墓地を抜けるのも怖くて・・・だから、少し先を歩く男の腕を掴もうと手を伸ばす) [Tue 14 Aug 2007 22:50:51]
お知らせ > 夏鈴さんが入室されました。 『(青い顔。)』 [Tue 14 Aug 2007 22:47:35]
◆ルード > (鼠退治がだいぶ進んだおかげで、墓地のあちこちではお供え物が置かれている。 トキノミヤコの出身ではないし、墓参りするような相手もいないが、何の気なしに墓地まで足を運んでいた。 お盆、と言う行事に興味があったのが大きい。 迎え盆と送り盆があるとは知らない) [Tue 14 Aug 2007 22:46:28]
お知らせ > ルードさんが入室されました。 『トキノミヤコではお盆の季節』 [Tue 14 Aug 2007 22:43:50]
お知らせ > ナナオ@鼠駆除さんが帰りました。 『汁ダク王子の馬鹿野郎!(結局仲間にやらせたとか)』 [Mon 13 Aug 2007 05:02:36]
お知らせ > ジルさんが退室されました。 『却下だ却下!(私だって触りたくない!)』 [Mon 13 Aug 2007 05:00:33]
◆ジル > ( 新ジャンルを開拓してしまった悪魔。 きっとこれからは流行るね。 どっちの鼠が受けか攻めかで口論するヴェイトス女子。 ……そんな光景は嫌だ! そんなん叫ぶなーーー!! )( ズサーッ ) …………ま、まさか本当にドリフずっこけをこの私がしてしまうとは………… ( 果てしなく意味が違う相手の納得の仕方に、思わず美形らしからぬリアクションをとってしまった悪魔様。 ) …もうよい。 もうなんだか説明するのに疲れた。 墓参りの気分違う。 私 お家に 帰る。 ( 悪魔だからああいう絶望の感情が好きとか説明するのもめんどい。 精神的打撃でここまで打ちのめされたのもまた珍しい。 疲れたみたいによろよろナナオから離れて、わざわざ来たのだが、結局今日は従者の墓に手を合わせずにその場を立ち去ろうと。 ) ( 引き取れと言われてなんだか色々と再起不能っぽいジルダク鼠(嫌な響き)を振り返る。 ) [Mon 13 Aug 2007 04:58:56]
◆ナナオ@鼠駆除 > (ジルが出した触手で、べったべたになっているんだから、ジルダクでもかわりあるまい――!!! 力いっぱい叫びつつ、鼠さんに合掌。 ヴェイトスで悲惨な目にあった鼠さんは結構いるだろうけど、コッチ方面で悲惨な事になってる鼠さんは、初めてかもしれない。 南無。鼠) ……………。(ずざ、と一歩コッチが引いた) ………なんていうか、よく分かったわ。カレーの汁王子さまは、「変態」って言う種族なのね? …今まで「変態」って言葉は知ってたけど、実物は始めてみたわー…( ずざ、ずざ。 徐々に距離をあけていく。 相手に恐怖したわけじゃない。 単純に「危ない人には、ちかよっちゃいけません!」という、母親ならば、誰しも口にしたことがあるだろう忠告に従っての行動) ………信じらんない。 なまじ顔が綺麗なだけに、えぐいわー………… 変態って伝染るっていうから、近寄んないで。 あと、そのジルダク鼠!(じるだく)きちんと処理しておいてよ。 そんな汁王子さんの、なんだか わかんない汁に塗れた鼠、触りたくないし。(ナナオ は ドン引き だ!) [Mon 13 Aug 2007 04:44:45]
◆ジル > ( ジルダク言うな……! グラップラーラットマンは触手の先端から出される分泌液でちょっとどころか凄い可哀想になってくる。 本当に彼は何をした ) …………楽しくない……男の痴態なんて見ても私はぜんっぜん楽しめない……… ( なんだか近くの女性は楽しんでいるかもしれませんけれど。 ) ……………まぁ、致し方あるまい。 こういう風な形で負の感情をたまには集めぬと、どんどん脆弱な存在になってしまう。 それが私たちの種族の欠点の一つ、かな? ( 軽蔑されきった気がするよ。 否定出来ません。 まあ仮に女性を捕らえることに成功させても、本気でここまでする気は無かったけれど。 精々脅して土下座でもさせて謝らせたぐらい………かな? ) [Mon 13 Aug 2007 04:32:31]
◆ナナオ@鼠駆除 > (一瞬何が起こったかわからなかったが、鼠男が 一瞬にして、汁ダク(ジルダク)になっていく姿に、女は硬直した。 しかし両目はしっかりと見開いているぜ…! )(以下、音声のみでお伝えします) アッ…えー…?うわー……? ちょ、それは、はいるの?そこ、はいっちゃうの? ええぇぇええぇえ―……・・・あっ…はいっちゃう、はいっちゃう…ぁぁぁぁ えええええ・・えー…… ちょ、拡が……っ拡がるっていうか、裂けるんじゃね?あれ? ぅぁー……… ぅ” あ”−………………。 はいるんだー……… …………。 ……………。 (くるぅり振り返って、ドリフ王子を、心底冷たい瞳で眺め) …最低だな。 (ぼそ。っと。一言。) [Mon 13 Aug 2007 04:23:03]
◆ジル > ( 不名誉な仇名が決定された記念すべき瞬間。 やったね! カレーとドリフの二種類も付けて貰ったよ! )( 押され気味で劣勢の悪魔。 この私がプレッシャーを感じるとは…一体何者なのだ!? ) 私の頭の中が三枚目なら貴様の頭の中はきっと看板にも書かれてもらえないような脇役か? まあその方が身分相応ではあるだろうな! ――――ああいかんなぁ。 こんな美しい私をサクラに使ってしまっては、どう見ても舞台の上に立つ役者なぞ喰ってしまうではないか! サクラに観客の目を集中させてもどうにもなるまいので、丁重ながら自称とーっても優しいらしい?ナナオさんの意見は却下させていただこう。 そんな馬鹿らしい提案はカットカットカットだ!! ( もう余裕なんて贅沢なものは一欠けらもありません。 お互い身を削るように罵りあう凄い不毛な争い。 戦いってすごいむなしい。 ) ( さあもうこうなったら○○で×××したあと△△で更にはついでに―――) ( どう見ても墓地でこっそりスイカを食べてたラットマンよりやってることが外道です。 本当にありg(ry ) ――――な、なにぃ!? ( ヒョ?という声が何処からか聞こえた気がした。 哀れ盾にされるラットマン。 その触手の標的は冒険者から鼠男へと変更されて、レッツゴーゴー☆ ) (『ここか?ここがいいんけ?』)(『アッー!』)(『まだ俺のターンは終わっちry』)(『か、堪忍してけろー!』) ――――――― ( 声を当てるのならそんなセリフが入ってきそうな情景。 まあ実際には片や気絶。 片や触手だから無言なのですが。 鼠男をやりたいほうだいする触手の図。 ) ―――――見なかったことにしようか。 ( 明後日の方向を向くと、自分が引き起こした惨事をなかったことにしようと。 完全に隙だらけだ。 ちなみに今も触手は鼠男の菊門を責め続k ) [Mon 13 Aug 2007 04:14:53]
◆ナナオ@鼠駆除 > ちゃんチャラ可笑しくて臍で茶が沸いちゃうわドリフ王子!!(名前決定した…!)此処まで気がついていないのも可愛そうだから、正直に言ってあげる! ナナオ超優しい!(自分で言う)美形であることは認めるけど、頭の中が三枚目なのよ!!( 「OBASANN」)―――それどころか、両目が節穴とは、なんたる悲劇なの! カレーの食い逃げドリフ王子! でも、口だけは達者だから看板役者は無理かもしれないけど、客席から「よっ!◎◎家!」とか言ってるだけのサクラっぽいのにはぴったり!お似合いだわ! おーっほっほっほっほっほっほっほ!(王子が高笑いすると同時に、此方も高笑い 余裕なんて一切無い笑い声だが) ―――――― 。(さぁ、素振りだ!素振りを開始しよう! うっかり当たっちゃったら不幸な事故で片付ける気満々で右手に力をこめた時――「やっちまいなー」――の声が! 背後に突如、なにかの気配が!!) ―――― ほわぁああぁあぁあ?! (妙な叫び声をあげながら、咄嗟にした子とは―― 顔にカンテラガチガチぶつけられて、スイカを腹にヒットさせられてころがされた挙句、八つ当たりチックに頭へち殴られた鼠さんを、思いっきり盾にすることで―― 俺のターン終わってなかったらしいよ!) [Mon 13 Aug 2007 03:52:36]
◆ジル > (ミス……orz) ……フッ、フフフフフ。 いかんなぁ根も葉もない中傷は。 此の世の美全てと断言できる私にドリフのような芸人チックが何処に見えるというのか。 ――――あぁ、これだから脳が足りない人物は同じ言葉を繰り返す。 語彙が不足しているというのは悲しいなぁ。 O・BA・KA・SA・N♪ ( もうなんでもいいからとにかくケチをつける。 気分はクレーマー。 流れるようにつらつら喋る言葉が時々とちったり震えたりしてるけど、自分の中ではまだ負けてねえ!という悪足掻き中。 ) クックックックックックッ…冗談も度が過ぎると他人の気分を害してしまうぞ……!? 私の立ち位置は看板役者の一枚目か美形役者の二枚目以外に存在しないというに。 ………なぁに気にすることは無いさ! 真実なんて一片たりともその言葉の中にありはしないのだからね! HAHAHAHA! ( 乾いた空々しい馬鹿笑い。 ) ハッハッハッ!! これだから脳筋は体を動かすのが好きで困るなあ! ( そのトーンの調子が変わったことに内心焦りの悪魔。 物騒な発言が聞こえれば腰の剣に手を当てつつバックステーップ。 ) ヤッチマイナー!! ( 【集中解放】 突如現れた球体のような物から無数の触手を生やした黒い物体は、ナナオの背後から襲い掛からんとー。 ) ( ……………あ。と心の中で呟く。 触手にダメージが行くのは平気だけど、本体である球体部分が傷付けられたらあっさり消えちゃうこの幻影。 捕まえることが出来るか今更ながら心配になった。 ) [Mon 13 Aug 2007 03:41:14]
◆ジル > ……………フッ、フフフフフ。 いかんなぁ根も葉もない中傷は。 此の世の美全てと断言できる私にドリフのような芸人チックが何処に見えるというのか。 ――――あぁ、これだから脳が足りない人物は同じ言葉を繰り返す。 語彙が不足しているというのは悲しいなぁ。 OBAKASAN( ) [Mon 13 Aug 2007 03:29:27]
◆ナナオ@鼠駆除 > (ふっ―――勝った。そう思った。 「感覚」は、男の顔色を読むことに発揮される。勝ち誇った面で) ごーめんなさい?どこからどう見てもドリフ臭。逆さからみてもドリフ臭。上から見てもドリフ臭。くるっと回ってみてもドリフ臭ね。 あ、ごめんなさい――真実って、人を傷つけるってコと、ちょっとだけ忘れてた☆(てっひひ☆) ごめんなさい!ドリフ王子(←変わった)(まったく謝っていない口調で、軽く謝罪を述べる。だが、「頭が悪い」を連呼されてる為に、ホぅラ☆ 左手が拳を握り始めたぜ!) ―――――――― んっっふっふっふっふっふっふっふ やっっだ。 「ような」じゃなくて、まんま三枚・・・・ごほん(わざとらしい咳) あーあーあ、ごめっ、なんでもなーい☆なんでもないのよー☆気にしないで! (「小さい」) ――――ンんんんんんんっふっふっふっふっふっふ。どうしてかしら。急に此処で剣の素振りがしたくなってきたわ。(声がワントーン下がった。先にぷっつり来たのは女の方だったらしいぜ!魔術発動の為に集中してるかどうかなんて、剣士の女にゃ気がつけないわけで。) [Mon 13 Aug 2007 03:20:21]
◆ジル > ( いちげき ひっさつ )( 胸にグッサリとつのド○ルあたりを突き刺された。 思わず片膝着きそうになるのを精神力でなんとか堪える。 流石は世界を手に入れると言われる槍的発言。 ) …………わ…私の何処がお笑いタレントかぁ!! その目ん玉ごとひっくりぬいて洗ってもう一度見直して来いぃ!! こ…これだから頭の悪いお嬢さんの発言は困る。 ………あぁ、お嬢さんという言葉を使うなんてあまりにおこがましかったようだね!! ( 声が震えてくるぐらいに余裕皆無の王子様。 触手ヒロインみたくしてやるわー!!【集中2T目 次T発動】 ) あきっらかにカレーといい意図的だろ貴様! 例え活字ネタの楽屋裏ネタだろうとそんな三枚目のような扱いを私はぜ〜〜〜ったいに許さんのだぁ!! ( たぶんあの双子ちゃんは世界でもトップクラスのムカつきだと思うんだ。 そろそろプッツーンしそうな悪魔。 ) ハッ、小さいのはお前の女らしさのことではないのか? ( 中性的な外見と体型を揶揄したように馬鹿にした言葉。 ) [Mon 13 Aug 2007 03:11:23]
お知らせ > ナナオ@鼠駆除さんが入室されました。 『(汁呼ばわりは、やめないね!)』 [Mon 13 Aug 2007 03:01:36]
◆ナナオ@鼠駆除 > (突っ込むだけが取り得の前衛トレジャーハンターは急所をつかれた!『お頭の足りなさがにじみ出ている』発動! 効果は抜群だ! ) こっちだって、真面目に仕事している最中に ド リ フ 臭(どりふしゅう) 漂う男になんて会いたくなかったわね! (ジルドレ伯爵の「美形」レッテルを真正面から破壊するが如く、ロンギヌウスの槍的発言 「どりふしゅう」 )(どっちもトサカに来てるのは間違いないんだろう。一見余裕あるように見える(願望)女も、右手では剣が、カーたかた、ぷーるぷるしてるわけで――だから、当然の如く王子様が何を始めたのかすら気がついちゃいねぇ! 趣味2「感覚」 なんて飾りですよ! 頭に血が上ってるし!) だから汁って読んでやってんじゃないのよ!丁寧に「カレー」ともつけてやってンのに、何が不満なのよ。なぁに?汁どれ?(疑問符付き) ってよべって言うの?! 略するなとでも?まったく、小さい事を気にする食い逃げ王子さまだこと! なまじ見掛けが良いから悲惨よねー (「えーまじー?」「きっもーい」「◎◎が許されるのは◎までよねー」な、双子ちゃんの片割れっぽい視線を向け) [Mon 13 Aug 2007 02:55:07]
◆ジル > ( 食い逃げで捕まえられた者と首根っこ引っつかんで放り投げた者。 その変わらない事実を突き立てられて、拳がプルプル震える。 ) ………ふ、フフフ。 まったく私の何処の要素を見ればカレーと結びつくのやら。 正義という言葉ではなく、ただばぁかなだけではないのかね? もう見た目や雰囲気からそのお頭の足りなさが隠しようもなく滲み出ているぞ。 ( もはや言いがかりに近い難癖。 【集ty……いや待て待て。 流石にそれはちょっと待とう私。 ) 仮に頼られてもお前は助けんがな! ( そんな一触即発の非常に剣呑なムード。 もしくは別名、子供の口喧嘩。 たぶん勝てなくなったら手が出る。 ) えぇい! 私とてこのような静謐な空間で繊細さ0女などとは出会いたくなどなかったわ! ( もうこうなったらその口を黙らせるために【集……いや、だから待て。 落ち着け。 cool be cool be ) 食い逃げ分の代金など体でとっくのとうに支払ったわぁ! ジ・ル・ド・レ!! 汁言うな!! ( 微妙に語弊のある言い回し。 やっぱりこの女はムカつく。 【集中】 ) [Mon 13 Aug 2007 02:43:50]
◆ナナオ@鼠駆除 > (笑顔が引き攣り始めたぜ) あっはは☆ ……どっかのハニ◎ミ王子ならぬ、食い逃げ王子様ってば、甲斐性がないだけじゃなくて、目も悪いのね☆ あの場に居たのは、善意で食い逃げ犯を捕まえた正義の女と、膝ガクガクさせながら半べそかいてた見掛け倒しカレー臭王子様しかいなかったわよ? (うふふ! 口元に手をあて笑う) ―――。 ええ、ほんと! どっかの王子様を頼ろうと思ったアタシが間違ってたわね! (思わず、右手にぶら下げていた剣を、ぷるぷる握りなおす。) そこだけは認めるわ!どうして、ほーんとこんな所で、馬鹿王子と出会ってしまったのやら! (剣先がプルプルふるえー) …てか、なんでヴェイトスに居るのよ。汁さんとやら。 食い逃げの償いはどうしたのよ。食い逃げの。 食い逃げの。 食い逃げの(しつこく繰り返した) [Mon 13 Aug 2007 02:28:05]
◆ジル > それはもう大の美しい大人を片手で吊り下げるようなゴリラー女が傍に居ては涙目になってしまうものでなあ。 もう何人の男を泣かせてきたことやら。 いや想像するだにおっそろしくなってしまう。 この男泣かしめ。 ( 何時ものような格好付けた動作でサラサラヘアーをかきあげる。 ただその米神にはやっぱり青筋が。 お互い怒りゲージは十二分に溜まっている模様。 ) アーハッハッハァ。 ピンチになるだとはまたまたご冗談を。 むしろ助ける側に回ってしまうのではないか? そんな怪力女を助けるなんて私にはとてもとても荷が重い…… 私の万夫不当の美貌を理解できぬ美意識に欠けた粗野な人物はまったく無理と冗談を言うのが随分とお好みだ。 ( 愉快そうに笑い声を挙げる悪魔。 かなりムキになっている。 ) [Mon 13 Aug 2007 02:14:47]
◆ナナオ@鼠駆除 > (「似合わない」) ぁあらあらあらあら――! 此方こそごぉめんなさぁい? 思うと、アマウラで超涙目だったカレー臭漂う王子様に、格好いいヒーローなんて無理だったわよねー☆ ナナオってば危うくピンチになるところだった! (ふーい!と、わざとらしく額の汗を拭く。 びっきびき きてるコメカミを隠す為に) 謝らなくてもいいのよー☆ 思えば、カレー臭漂う王子様に助けてもらおうなんて思ったのが間違いだったんだから!(さわやかに優しく微笑みつつ、断言した) [Mon 13 Aug 2007 02:01:49]
◆ジル > ( もう止めて!と誰かに止めてもらうこともなく、さしたる活躍の場も無く逝ってしまわれたラットマングラップラー。 合 掌 ) ハッハッハッ。 なるほどなるほど。 つまりはちょっとか弱い自分を演じて、そんなピンチに颯爽と助けに来てくれる私のような華麗な(カレーに非ず)存在を待ち望んでいたと。 いやスマンスマン。 期待に応えることが出来なくてなぁ。 ( フッ、と視線を反らしながら鼻で笑う。 ) 随分と純な乙女の思考回路だったことで。 似合わないなぁ。 アッハッハッ。 [Mon 13 Aug 2007 01:55:09]
◆ナナオ@鼠駆除 > (哀れな蟲野郎HA☆GA鼠男は、そのまま撃沈。そこまではよかった。喜ばしい事だ。だけど――) ……………………。 (カレー臭漂う王子様が、なんかいった) ……み、みられてたのなんて、し、知ってたんだからね? (強がった) ちょっと傍から、カレー臭がぷんぷんしてたから、直ぐ分かっちゃったんだから! わざとよ、わざと!もしかしたら、代わりに鼠を始末してくれるかなーなんて、期待したあたしが馬鹿だったって、よぉぉくわかったけど!(ふん!とそっぽを向いた) [Mon 13 Aug 2007 01:46:49]
お知らせ > ラットマンさんが退室されました。 『こうしてヴェイトスの平和は守られたのであった…。』 [Mon 13 Aug 2007 01:44:12]
◆ラットマン > (何度も鍛えた必殺窮鼠ぶんぶん拳を使う暇もなく敗北したラットマングラップラー…ダメージは深く多分もう目を覚ますことはないだろうか…この後は警邏団に引き渡されるなりなんなりで処分されるだろう…) [Mon 13 Aug 2007 01:43:42]
◆ジル > フ…怒りMAXポーズさえ取れていれば暫く無敵時間があったものを。 ( そんな何処かの剣劇ゲームのようなシステムがあるはずも無く。 きっと鼠さんは何かを勘違いしてしまったに違いない。 ) ………………………… ( 相手が振り返ってみて初めてそれが結構前に会った女性だって気付いた。 忘れはせぬぞあの屈辱。 ) …………全然似合わぬ可愛らしい悲鳴を挙げていてスイカにマジビビりしていたへたれっぷりを披露していた所から。 ( 微妙に言葉に棘があるかのように、なんだかちょっと不機嫌に。 )( ラットマン? そんなものは放置だ! というか決めポーズをバッチシとってるあたりから、トドメ刺してたんだろうと勘違い。 ) [Mon 13 Aug 2007 01:40:01]
◆ナナオ@鼠駆除 > (まだ俺のターンは終了していないぜ!! と、自信満々な声が響く――事も無く、ごん!と、良い手応え☆ ) ふっ! 成 敗 っ……!! (びっし!と、剣を一閃して、格好つけた。 散々悲鳴上げて、ガンガンにカタカタへっぴり腰になっていた女は、正体を見た瞬間、強気に変身☆ 満足げに剣を柄の中へ収めつつ振り替えると――) …………。 (どっかで見たことがあるような男が。 ) …………………。 (「手を貸しにきてやったぞ」) …………………。 どこからみてた? [Mon 13 Aug 2007 01:32:33]
◆ラットマン > (一体俺が何をしたというんだ、というのがこのラットマンの心境だろうか。流石に死体を食べる気にはならず、しょうがないので人気のない畑から取ってきたスイカで喉を潤していたら突然悲鳴を上げられて顔を焼かれるは腹に強烈シュートを喰らうわ…悲惨な状況の怪物、段々と…いやもうかなり前からか…怒りゲージMAX!今こそ反撃の時!とばかりに腹に乗ったスイカを腹筋で華麗に跳ね返し反撃しよう!と思った矢先、腹筋押し返そうとしたら強烈な打撃が加えられ、息が完全に詰まった!)チュチュー……ヅ、ュ……チュ〜……っっっ!!?(これぞまさしくずっと俺のターン(違) 今の攻撃がトドメになったのか白めを向いて、口から泡をぶくぶくとさせながら失神したらしいラットマン……物影から出てきた貴人の台詞どおり”哀れ”であった) [Mon 13 Aug 2007 01:28:16]
◆視線 > ( 墓荒らしなんて無粋極まりない、というか個人的思案に準ずるならば非常に許されざる行為をラットマンがしている可能性があると聞いた。 もしそんなことをしている鼠をみかけたらそれこそ苦痛の粋を味あわせながら天に召されようと思ったのだが。 ) …………………哀れな。 ( ボソッと物陰から思わず呟いた。 冷静な悪魔の目にはその正体がスイカだってしっかりと見えたみたい。 ) ( まあちょっと爪の先っぽほど同情を覚えたけど、アレが居続ければ困るのは自分たちのほう。 そもそもこの場に居ること自体が、悪魔にとっては矜持を傷付けられているのだ。 ) ―――さて、悲鳴を挙げているのが麗しの姫君というような女性ではなさそうなのが残念だが、手を貸しにきてやったぞ。 ( えらっそうに呟きながら物陰から出てくるのは着飾った服装をした悪魔一名。 一応【集中】 ) …………必要なさそうだが。 ( もう瀕死っぽいよラットマン。 ) [Mon 13 Aug 2007 01:20:13]
◆ナナオ@鼠駆除 > (哀れ吹っ飛ぶ鼠さん。 スイカシュート の 効果 は 抜群 だ!)――――こんな所で頭食うな!!そもそもゲテモノ食いって趣味悪いわよ! 死霊さんだって、そりゃぁお怒りよ!今から三秒後ぐらいに死霊さんにたたられて、そりゃ編もう大変な事になるに違いないわよ!具体的に言えば、 周りから「あ” あ” あ” ぁ”」って声が聞こえて、ずりずり芋虫状態の女が這い寄ってきたと思ったら、その女には親指が無くて、「親指返して」って囁かれつつ、その声を聞いたら、誰かにその話をしないと一週間後に死んでしまうとか!! (カタカタ震えながら剣先を向けた。 きゃーわー言いながらも、やることはしっかりやるつもりらしい。 へっぴり腰で近づくと) ――――― って、何よ!スイカじゃない!! (怒り任せに、ごつんと上から剣の腹で殴った。 殴った。 斬るんじゃなくて。殴った。) [Mon 13 Aug 2007 01:18:53]
◆ラットマン > (転がって顔面を地面にこすり付けることで必死に顔の炎を消そうとしているラットマン…スイカの汁で赤まみれとはいえ、墓場でその状態ではどう見てもその赤は血の赤に見えてしまいそうで)ヂュ…ゥゥ……もチュウウゥゥっ!!!(ようやく火の勢いが治まってきて立ち上がり復讐をしてやろうと思った矢先…今度は先ほどまで中身を穿り返し食べていたスイカが凄い勢いで鳩尾に……身体をくの字に曲げながらギューンとスッ転んで近くの十字架墓に背中を打ち、悶絶…悲惨な状態で) [Mon 13 Aug 2007 01:10:46]
◆ナナオ@鼠駆除 > (墓場に悲鳴が木霊する。一頻り叫んだ後、剣をめちゃくちゃに振り回す。だが、鼠への攻撃にはなってない。 ただ、慌てて手を振り回しているだけで ) 来ないで!来るな!バカー !!(なんだか、とってもとってもえぐい事をしているような気がするが、ステータス:混乱 状況の女に分かる事は、鼠の顔が下からライトアップ(どころじゃないが)されて、更にびっくりということだけだ。 と―――足元に転がってくる真っ赤な中身を晒した何か。 幽霊の正体みたり枯れ尾花とはいうが、まさにそれだ。 もう、それの正体を見ても、今は「人の頭だ」にしか見えなかった。 思いっきり右足を振り上げ―――) イヤァアア!! (自分の傍に転がってくる事を防ごうと、それを思いっきり転がってきた方向→つまりラットまんの方へ蹴りだした。 正直フラグクラッシャーしてスマンと思った。 何の話) [Mon 13 Aug 2007 01:05:46]
お知らせ > 視線さんが入室されました。 『…………… (物陰からこっそり)』 [Mon 13 Aug 2007 01:05:13]
◆ラットマン > (振り向くと同時に凄い悲鳴が聞こえてきた。驚いたのか手に持っていたそれを思わずゴトッと地面に落としたラットマン……その顔面に向かって火の付いたカンテラ…飛んできて) グギャァァァアアアアアア?!!!! (硬直していたせいか顔面に直撃。中身の油がぶつかった拍子に溢れ、それに引火…顔が炎に包まれ、苦痛にその場を転がりまわり…) コロコロコロ……… (ラットマンが落とした…先ほどまで啜っていた物体…丸いせいか転がって悲鳴を上げたヒロインの方へ転がっていくだろう…それは外側の硬い部分が砕かれ、中の赤い肉を露出させた…スイカであった) [Mon 13 Aug 2007 00:58:36]
◆ナナオ@鼠駆除 > (そんな看守さんが居たら、それはもう肩を叩いて、緑茶の出がらしをお勧めするところだが、違うらしい。 正直言って スイカ 食ってんじゃないかと思いたいところだが、なんだか先にオチを言ってしまうような暴挙のような気がして、そろそろと音のほうへ近づき、鼠の手元を、好奇心から覗き込む) ―――――。 (そして、此方が覗き込むと同時、鼠が振り返り――視線が交じり合う。 想像していたよりも、オドロオドロシイ姿に、咄嗟に出来た事は) っ きゃぁあああぁあぁああぁあぁあああああ?! (ホラー映画の阿呆なヒロイン並みに悲鳴を上げて、カンテラを投げつける事でした) [Mon 13 Aug 2007 00:46:10]
◆ラットマン > (「フォオオオ!」という奇声といえばもうすっかり見なくなった某芸人を思い出すかはともかくとして)(カンテラをもって警邏をしている女性の進む先にいたのは水虫に悩まされ、家族に嫌われないようにひっそりと墓場で毎晩治療している看守Bさん(47歳) などということは断じてなくて、其処にいたのは大柄のラットマン。手に持っているのは…暗闇の為はっきりと見えないが40cm位の丸い物体で…頭の…いや、上の部分を砕き割り、そこへ口先を押し込んでジュルジュルと汁を啜っており)…ヂュ…?(カンテラの灯りに照らされると流石に接近に気が付いたようで…真っ赤な鮮血…否、まるで何度も噛み、潰し、啜ったせいでどろどろになった肉のようにみえる真っ赤な何かを口から胸の辺りまで汚した顔を、カンテラを持つ人物に向けるだろう。イメージとしては「みーたーなー」という感じで) [Mon 13 Aug 2007 00:38:52]
◆ナナオ@鼠駆除 > (独り言は続く。 ただえさえ墓場なんて薄気味悪いのに、ところどころに食いかけの「あれ」とか「それ」とか放置してあるから、さらに気持ち悪い。 だけど、心で負けたら試合終了だと思っているっ! 意味不明な理由を胸に、足は強気に進む) そして――きっと、ヴェイトスの死霊ランクからいえば、それらの被害はまだまだ序の口。 さらに悪霊と呼ばれる類になると、それ以上よ?!わかってる?! ――ふと気がつくと女性用下着を被っていて、「フォオオオオオ!」と叫びだすようになるとか! (がつんがつんがつーん 足音が調子に乗っている) しかも、どう考えても変態です。ありがとうございました!な、格好なのに正義の心に目覚めてしまって、仲間の鼠を助けようと駆けつけたところ、全力で助けられる事を拒否されたりするのよ! ――残されるのは、女性用下着を被った貴方だけ! なんという悲劇なの。やるせなさMAXじゃない?! …これは、首吊りモンよね。 そうなりたくなかったら、墓場の死体を掘り返すのなんてやめるのよ! わかった?! (注意:この女馬鹿です。 勢いに乗りまくって、此処まで喋ってから漸く物音に気がつきました。 ぴたりと立ち止まり、辺りをカンテラで照らし始める。―― しかも聞こえてくる、この水っぽいおとは、咀嚼音に違いない――そうだ! これでウェっティな水虫を治療している墓守サンだったら謝ろうと思うが――いや、かなり関係ない。現実逃避しそうになる頭の中を整理しながら、そちらへ近づこう!) [Mon 13 Aug 2007 00:30:02]
◆ラットマン > (奥にいるのは現在この街に侵入して荒らしまわっているラットマン……どうやら丸く大きな何かの中身…真っ赤な汁がたっぷりのお肉が入った何かを食べるのに夢中でまだ接近する人間には気が付いてないらしく) [Mon 13 Aug 2007 00:27:47]
◆物音 > (昼ですら不気味な墓場、最近では埋めていた仏様を掘り返すという恐ろしい事が行われたりしている十字架が並ぶこの場…その奥の方から物音が聞こえてくるだろう)グシャッ!!…チュクチュクジュルジュルジュル……っ(硬い殻を潰したあと、その中身を3.40cmの丸型の何かを啜っている人型…しかし人間とは明らかに違う影が墓場の奥にひとつ、あった) [Mon 13 Aug 2007 00:26:06]
お知らせ > 物音さんが入室されました。 『奥の方から物音がした…』 [Mon 13 Aug 2007 00:17:55]
◆ナナオ@鼠駆除 > ヴェイトスの死霊なんて、きっと性質悪いわよ? (掘り返された跡を辿りながら十字架林を歩く。――カンテラの明かりは自分のものしか見えないから、墓場には自分ひとりなのかもしれない。 ) とりつかれたら、肩こり頭痛じゃすまないと思うわね。 きっと、ハゲになるとか、歯が出っ歯になるとか、声がワンオクターブ高くなるとか、水虫になる しかもウェっティとか、そりゃもう陰険な被害が出るに違いないわ。 ヴェイトスの死霊だもの!(ヴぇいとす の しりょう さん ごめんなさい) [Mon 13 Aug 2007 00:15:32]
◆ナナオ@鼠駆除 > (明らかに掘り返した跡があった。 墓守も掘り返された跡を見たら、そのつど整えているだろうから、目の前にある「掘り返されたまま」あるということは、つまり――此処についさっきまで鼠がいたということだろう。)) ………うへぁー。 (二度目の「うへぁ」は、うんざりしたような声。 …カンテラを左手に持ち帰ると、右手で剣を抜き放つ。) 死んだ人の体食べるーなんて、趣味悪いわよー?鼠公ー…。そんなことしてると、死霊に取り付かれて、夜な夜なうなされるんだからー……。 (石畳の上を、ガツコツと、足音建てて歩き出した。) [Mon 13 Aug 2007 00:08:12]
◆ナナオ@鼠駆除 > うへぁ。(第一声は、疲労混じりの情けない声) [Mon 13 Aug 2007 00:02:56]
お知らせ > ナナオ@鼠駆除さんが来ました。 [Mon 13 Aug 2007 00:00:56]
お知らせ > 虎桜@市街戦さんが帰りました。 『しばらくして、疲労した虎男とそこに倒れる鼠がいたとか』 [Sat 11 Aug 2007 20:57:42]
◆虎桜@市街戦 > (蠢いていた物体がぐるりとこちらを見れば、紅い獣の瞳である。) 吸血鬼とかでも十分たちが悪いが…、こっちもこっちでたちが悪い (こちらに向き直って物体が立てば、全容がはっきりする。) ラットマン…か…やっぱ (今回袖は捲らない、そして、踏み込んでいく。) 鼠なんかだいっ嫌いだ (そんな言葉を吐きながら、戦闘を開始することだろう) [Sat 11 Aug 2007 20:54:55]
◆虎桜@市街戦 > (明かりも持たないあたりはネコ科動物であると思われる。) ったくよ…夜でも見えるからって灯りもなしにされるってひどぇな…あいつら (思い出した顔しながらむすったとした。 そして進行方向に何かを見つけた様子だ。 うごいている。) ふぅ…見つけないで帰りたかったが…そうもいかないかねぇ…これは… (苦笑い浮かべながら、動く物体に近づいていく、途中でその笑顔は消えたが。) [Sat 11 Aug 2007 20:45:21]
◆虎桜@市街戦 > さて…そろそろ、まじめに探すか (警戒だけしてても仕方ない。 歩く早さを少しだけ早めて周りを探してみる。)墓守とかに見つかってもまずい気がすんだけどな…墓守の取り分だしな…此処は… (何か罪悪感を感じたような顔を浮かべながら歩いていく。) 外の方がかたづいたみたいだしな…中の俺らがもっとしっかりしねぇとな (気合入れながら、再び歩く。) [Sat 11 Aug 2007 20:35:20]
◆虎桜@市街戦 > (墓を歩きながら思うこともあるようで、少しだけ考えるような顔をして歩いていた。) 墓から死体が出てくるのもいただけねぇ…それを食う鼠はさらにいただけねぇ (想像したら、あまり、良い光景ではないようだ。) 一匹なら良いんだよな…群れとか家族連れはこわいな…なんか (小さくため息をつきながら、墓地を歩いていく。) [Sat 11 Aug 2007 20:22:29]
◆虎桜@市街戦 > (墓地を歩いている白黒髪の虎耳男一人、一人で墓地を歩いている。) 自信ねぇよなぁ…囲まれたら (自信なさ下に言う、虎耳は辺りを警戒するようにピクピク動いている。) 何で、虎が鼠におびえにゃならん (そんな事言いながら周りを警戒し始める。) いたらいたで良い…動けなくして、後で止めさしゃ良い (警戒を緩めないようにしつつ、歩いていく。) [Sat 11 Aug 2007 20:14:56]
お知らせ > 虎桜@市街戦さんが入室されました。 『墓地を歩く者一人』 [Sat 11 Aug 2007 20:05:32]
お知らせ > ヒグラ@市街戦さんが退室されました。 『そして、墓地から離れつつ、次の相手を探しに行きます。』 [Mon 6 Aug 2007 21:46:58]
◆ヒグラ@市街戦 > (もう一度周囲を確認します。 ふくすけを飛ばしてねずみ男が周囲にいないようなら、此処から立ち去ろうと考えます。 あまり怖いところに居たくない、と言う考えで) …ふくすけ、頼んだ。 (一度そらから飛んできたふくすけにえさを与えてから、また、空へと放ちます) [Mon 6 Aug 2007 21:37:16]
◆ヒグラ@市街戦 > (ゆっくりと墓地の中を歩いていきますが、今のところ特に異常はなさそうです ) …いや、異常があったら怖いんだけどね…。 (今なら過敏に反応しそうなので、でるなら早く、ここから別な場所に移動することも考え始めます) あんまり来ないところだもんな…この辺りは…。 [Mon 6 Aug 2007 21:26:58]
◆ヒグラ@市街戦 > (周囲の様子を伺いますが、今のところは特に気配は無い様に思えます。 寧ろこうなるとねずみ男が現れてくれた方が気分的には楽です) …やっぱり、あんまり良い気分じゃないな…。 ここで待つのって… (特に今はラットマンとか、ラットマンに襲われた人たちとか…。 ぞくぞくとする背中をこらえて、体力が回復したのを確認し、少し歩くことにします。 じっとしているとなんだか怖くなります) [Mon 6 Aug 2007 21:12:30]
◆ヒグラ@市街戦 > ( こうして、待ちに入るのはどうしても不安が付きまといます。 墓地であるし、この季節は幽霊も多そうですし…。 霊感は無いですが… ) …ラットマンも怖いけど、幽霊も怖いかもしれない…。 ( そう思うとなんとなく背筋が寒くなってきたような… 気のせい、気のせい、と周囲へと視線をさまよわせます) [Mon 6 Aug 2007 20:52:47]
◆ヒグラ@市街戦 > (ある意味で死体置き場、というのは雑食の者にとっては食料の宝庫とも言えます) この辺りで待ち伏せするのもひとつの方法かな? ( かなりの大人数でやってきそうなのが怖いですが。 死体を運ぶ重労働の直後、体力はまだ残っていますが、体勢を整える意味も兼ねてこの場で周囲へと視線を巡らせましょう。 頭は相変わらず布で覆い、返り血が直接かからないようにしています) [Mon 6 Aug 2007 20:46:34]
◆ヒグラ@市街戦 > 死体、と言ってもねずみ男の死骸だ。 さすがに単独行動のねずみを見つけるのは困難になっているので効率は著しく落ちている。 腹を決めて正面からの戦いも考えないといけないかもしれない状況です ) やっぱり、きついな… (市内に入り込んだ、と聞いたよりも多い気がするのは繁殖しているから、なのかもしれません。 共同でラットマンを埋める為の穴に死体を落とせば、一息を吐きます) [Mon 6 Aug 2007 20:36:22]
お知らせ > ヒグラ@市街戦さんが入室されました。 『どさ、と、死体を降ろす。』 [Mon 6 Aug 2007 20:33:05]
お知らせ > ミシェイルさんが帰りました。 『( 次に向かうのは職業斡旋所か。 )』 [Sun 5 Aug 2007 00:07:25]
◆ミシェイル > ――貴方にこのような場所は、ほんとうに似合いませんね、 ( 心底残念そうに呟いた。何かがうごめく気配がするような気がしてならなかった。――気のせいであればいいが。 ) ( 軽すぎるスーツケースを手にする。長居は無用だ。 ) それでは、また次の機会に―― ( もう一度、お辞儀を一つ。それから悪魔の子は金髪を揺らして墓地を去った。 ) [Sun 5 Aug 2007 00:06:54]
◆ミシェイル > ( 卑屈に、後ろ向きに考えだした思考をどうにか散らす為にゆるゆると頭を振って、咳を一つ。それから墓標に恭しく頭を下げた。傍から見ると奇妙なことこの上ない様子だ。墓地での礼の仕方ではない。けれどもその礼の姿勢だけを見れば悪くはないものだろう。何せ、礼をしている本人が最大限の注意を払っているのだから。 ) ――今までありがとうございました。 ( サラリと金の髪が肩を滑って頬の横に落ちる。そしてそのまま、悪魔の子は言った。 ) きっと、また顔を見せに参りますゆえ、どうか安らかに―― ( 風が吹いた。決して強くないが確かに吹いた。まるで主が言葉を返したように思ったが―― ) ( すぐに頭を上げ周囲の様子を伺った。ここは墓地。何が出ても、誰が来てもおかしくはない。さっきの風がその”何か”の動いた証である可能性もある。――もしも何かよくない魔物の類であったのなら、逃げなければならない。この悪魔の子は、戦う術を持っていないから。 ) [Sun 5 Aug 2007 00:00:19]
◆ミシェイル > ( 墓標の主――祈りを捧げていた悪魔の子の3人目の主人はひどく穏やかな人だった。墓地というさびしい場所は不釣合いなのに、 ) …ああ、花の一つでも持って来ればよかったですね… ( 自分が持ってきたのはスーツケース一つだった。 ) …ご主人様には申し訳ありませんが、私は次なる働き手を探します。 ( そうしなければ生きてはいけない世界だ。例えば父親の下ならば、大して働かずとも自らの欲を満たすことを考えるだけでよかったのに。 ) ( そんなことを考える自分に、ため息を吐いた。父親はもう存在しない。 ) ――そして私の父を知る者ももはや存在しない… ( ポツリとこぼした。かすかな風の音が孤独を倍増させる。 ) [Sat 4 Aug 2007 23:49:56]
◆ミシェイル > ( そうしてもうどれくらい経っただろうか。祈りの言葉なんて思い浮かばなかったけれど、ただこの墓標の主が安らかに眠ってくれることだけを、がらにもなく願っていた。 ) ――私が、このような祈りとかけ離れているイキモノだと、笑っていらっしゃるかもしれませんね、―― ( そう、静かに苦笑をこぼした。 ) [Sat 4 Aug 2007 23:40:48]
お知らせ > ミシェイルさんが来ました。 『( まだ新しい、質素な墓標に静かに黙祷を捧げた。 )』 [Sat 4 Aug 2007 23:36:54]
お知らせ > K.T.さんが退室されました。 『(――堕ちるのは、数秒後のこと。)(つまれど、先輩には勝てぬようだ。見開いた紫水晶は暫し)』 [Wed 1 Aug 2007 04:15:53]
◆K.T. > ―――………、 ( 感触を感じるまでは近く無い辺りに、 何 か の感触 )( 見上げた紫水晶が盆のように、浮かぶ貴方の姿を映して ) ―――Ciao……… 、 ( また、 の言葉も紡げずに ) …… ( 見上げる視線は、貴方が声だけになっても尚、見上げ続け―――バランスを失い ) [Wed 1 Aug 2007 04:15:04]
◆K.T. > ええ。 そうします。 ( 貴方が腰掛けるより、一つ二つ下の枝に背中を丸めて立っていた白髪の死神は、淡々と語られる声に、眉を寄せて、眉尻を落として、 変な面 で、貴方に微苦笑を向けるだけ。 ) ―――……… きもいだなんて、俗っぽいです よ。 ( くつりと喉の奥を鳴らして、同じ高さにあった黒曜石の瞳を見上げ、 『 Buona notte (おやすみなさい) 』 を紡ごうと開きかけた、ところで ) [Wed 1 Aug 2007 04:11:57]
お知らせ > トートさんが退室されました。 『 ―― また、お会いしましょう ( 落ちるのは声ばかり。 ) 』 [Wed 1 Aug 2007 04:08:36]
◆トート > ―――― ( 軽く身を屈め、貴方の銀の髪に口付けをふらせんと ) ( して、できてもできなくてもそのまま闇に溶け空へと浮かびあがろう ) …おやすみなさい、 [Wed 1 Aug 2007 04:08:06]
◆トート > …ではもう言わないように。 ( 釘をさしておく。 ) ―― そうですか? 仮初めとはいえこうして各々の思考を持って行動している限り生きているといえるのでしょう。 死はなくとも、消滅はあります。 ( ――輪廻の輪に加わる事はなくとも ) 人間並みに俗っぽい方も結構いますしね。 ( また、肩をすく―― めかけてびたり、固まる ) …。 ……。 やだ。 きもい、ケティ さいてい。 ( 返す暴言さえ単なる記号めいた発音。 ) ―――― このやろう、とか思ってませんよ、えぇ、思ってませんとも… ケティ、 ( 溜息混じりに名を紡ぐ ) ( 腰掛けていた枝から、立ち上がろうか。 座っていた状態の己の顔の近くに貴方の顔もあったというなら、立ち上がれば貴方より視線は上のはずだ ) [Wed 1 Aug 2007 04:05:36]
◆K.T. > …………言って僕も後悔しまし た。 ( べっちょりした ) ―――あは、は。 そもそも僕達、には『 生 』 自体が理解不能ですから、ね。 本当に面倒臭いです。 ( ―――久方ぶりに見るヴェイトスの空、何の感慨も浮かばないのは、矢張り自分が『 生 』 に 『 此処 』 に、しがみつく程の感情を覚えられないからだろうか。 ふすりと息を吐き ) -――…………、 『 やだ。嬉しい、ケティ大好き 』 くらい言ってくれたら止めるかも知れませ ん。 ( まあ絶対出来ないでしょうけれ、ど。 という言葉は喉の奥で留めて。 少し離れようとする距離は、もう詰めようとはしない。 あっけらかんと、放たれる『 解説 』 に、髪を弄っていた指先が、納得したように掌を打つ ) なるほど。 それじゃあ、そんな面倒臭いのは僕、 結構なので ――― ………もう少しヴェイトスを離れることに、します、ね。 ( だって、今までの流れとか新しいシステムとか、一々読むの疲れるんだもn―――… にこ、と離れた貴方に微笑んで ) 其れじゃあ、もう直ぐ ヒト の時間ですし、謎も解けましたし、今のヴェイトスに居るのは至極面倒臭い、 って分かったので…… 一眠りしたら、帰ります。 ヴェイトスでない場所に。 ( いけしゃあしゃあと職務放棄宣言した ) [Wed 1 Aug 2007 03:55:35]
◆トート > …わかってます。むしろ思ってもみませんでした。 ( ぢっとりした。 ) …生にしがみつく方が? そうですね、けれどまぁヒトのそういう思考回路自体私には理解不能ですから―― 仕事が増えてめんどくさいなぁ、としか思いませんよ ( 落ち着きのない彼の指先を横目でみやりながら、面倒臭がりな死神はひょぃと肩を竦める ) ―― だから、気持ち悪いですって ば。 ( ぞっと肩を揺らして、座り込んだ枝の上、心持ち離れようと体の位置をずらさん ) …では、喜んだらやめてくれるんですか。 ( 言い難げなのは、そも、コレだけ反応している自分がそれを実行に移せるかどうか自信がないから ) 私の言葉なんていつもの事ではないですか。 ―― 随分と長い前口上ですね、 簡単に言えばちゅーちゅー巨大ねずみの大暴走ってところです、ハイおしまい。 ( あしらう。 ) [Wed 1 Aug 2007 03:47:39]
◆K.T. > …液漏れしてます、よ。 いえ、そんな卑猥な意味はありませんよ。 ( 何の話だ )( もっと恋しくなる前に脳裏から全部吹き飛ばした白髪の弾き手は、自分を見失っている様子だ。 ) ・・・いいえ。 矢鱈と、ヴェイトスって場所は、 そ う い う 輩 が多いなぁ、と思っていただけです、よ。 常、 日ごろ。 ( にこ、と柔く笑んで ) ほら、僕達のお仕事は、死すべきものには死を与えて、輪廻の輪を正しく回すことですから―――ルールを守らない ヒト が、そもそも嫌いなだけ、で す。 ( 髪を弄う手はやまない。 くるくると指先に髪を巻いては解き、巻いては解き ) ―――……、奇遇ですね、僕もそちらの気はありません。 そうは思いつつも、矢張り久しぶりに、 お会いしたので…… 少しいつもより大目に愛情表現をしておこうか、と。 ( 愛 情 表 現 ※限りなく胡散臭い ) ( 聞き流されて、ふ、と息を吐いて ) ……喜ぶようなヒトに言っても、何も面白くないじゃない、ですか。 …って、何気なく『 みてくれは 』だなんて、 …さすがトートさんです。 一つ一つの言葉に僕の繊細な心を傷つけてくれる刃が 仕込まれているんです、 ね。 ( またも言う面は平然とした儘、口調も淡々としたものなのだけれど。 ) ―――それで、 お久しぶりの挨拶はこの程度にして、 (※挨拶だったようだ。今までの流れ。全部。) 今とても僕は眠いんですけど、眠ってもよろしければ、今ヴェイトスに何が起きているの、 か。 教えていただけません、か? 少し目を離しただけで、この街は状況を把握するのが面倒臭k―――( もご )……難しくなります、 から。 [Wed 1 Aug 2007 03:33:15]
◆トート > …。 …… 過充電 ですか。 ( ぼそり。 ) ( 八千年過ぎる前に忘れてしまったんですね。とか言いませんよ。えぇ ) …なんですかケティ、なにかあったんですか? ( 軽く眉を寄せ。どうにも、物言いがひっかかったから ) ―――、 ――、 ( 反応できないまま、 ) ――残念ながら、 私はマゾヒストではないのですよケティ。むしろ、恐らく逆と言っていいでしょう―― から、そんな体を張って嫌がらせをされてもどうしようもありません。 …乙女チックな反応なんてもっと無理ですから ( 口にするのもおぞましい、と言いたげに顔を背けて ) ( ―― 歌云々も冗談の範疇に勝手に収めて、聞き流す ) …そういうの、もっと喜んでくれるような方に言ってあげたらどうでしょう。 貴方、みてくれはいいんですから。 [Wed 1 Aug 2007 03:22:42]
◆K.T. > ―――トートさんの歌を聞くのは、少なくとも横丁の歌い手さんの歌を聴くより好きなのは確かですけれ、ど ね。 ( 指先を解いて。 ) [Wed 1 Aug 2007 03:15:16]
◆K.T. > ……ええ、 …変わったというか…―――忘れましt―――…… ( もご。 )( 一万年と二千年程向こうを見る視線。 は、とため息一つ。 ) ……要らぬ人間や、輪廻を破壊する人ならざるものなんて、消えてしまえばいいと思うのは ……職業上あらざるべきことです、ね。 ( 前髪を弄うのを再開。 今にも『 僕に釣られてみる? 』とでも言いそうな立ち居姿で ) ・・・横丁には、僕の心をこうも必死にさせるような(※嫌がる顔が見たくて※)魅力的な(※其れはもう嫌がらせたくて仕方ない魅力※)方はいらっしゃいません、から。 ( 不思議そうな顔ににこりと微笑む ) ………… ( そして、望んでいた反応 )( まるでメデューサに睨まれたかのように固まる貴方に満足げな笑み ) ―――はい。 言ってる、やってる僕も気持ち悪くて、三日三晩吐けそうです、よ。 ( にこ ) ―――ともあれ…、 [Wed 1 Aug 2007 03:14:17]
◆トート > ―――――― …… ( ぶわぁ、と毛の逆立ったような。鳥肌の立った気配を体に感じる。 寒気。 ) …ケティ。 ケティ、 …… きもちわるいです ( 体をぴし、と石の如く固めたまま口の端を引きつらせ ) [Wed 1 Aug 2007 03:05:39]
◆トート > …ケティ、ケティ。 貴方、キャラ変わりました? ( 貴方曰く哀れむような視線のままでマイナスイオンを発生させつつ言っちゃいけないことを言った。 ) 過剰なのも良くないと私は思いますよ。私たちの仕事は導く事であって死を振り撒くことではありません―― から、 …案外気に入ってるんじゃないですか、ノリのいい。 ( 決めポーズ横目に ) 気持ち悪い言い方はやめてください、そんなのは横丁にいる方にでもどうぞ―― …、 …? ( 途切れた言葉の先を不思議そうに待って、 ) [Wed 1 Aug 2007 03:03:22]
◆K.T. > ―――トートさんのことを色々と考えていたんで、す。 ( そして、にまりと笑んだ儘、零度の唇を其の指先触れさせんと―――)(※鬱になっている間に考えていた『 貴方のこと 』は、どうやったら『 貴方が最高に嫌がるか 』。) [Wed 1 Aug 2007 02:55:10]
◆K.T. > …と、まあ、 鬱から後、200文字程度は嘘ですが。 ( くふ。 ) ―――……哀れむような視線はやめましょう、ね。 ( はふん、と長く重い息を吐き ) いや、名は体を表す、というでしょう? ( 肩を竦める所作に、にこりと邪気の無い笑顔を向けて。 ぽん、と手を打つ ) ―――ですが、其れは僕達に置いては、これ以上ない素晴らしき能力。 お羨ましい限り、です。 ―――僕なんて ( びし、と決めポーズ ) 僕の強さにチビッコが泣いた! ……なんて、死神らしからぬ。 ( くつくつと喉の奥で笑いながら、容赦の無い言葉に、にこにこと微笑んで。 ) ―――……( 指先に感じる “死の視線” に )…・・・いえ、久方ぶりに、深遠の夜の歌姫にお会いしたので…… 美しい踊りを僕の調べで、舞って頂くのもいいですが、 今夜は折角ですから、 “詩” を聞かせていただこうかと。 ( 払われない手を、にまりと笑んで ) ―――…鬱になっている間に、 [Wed 1 Aug 2007 02:54:00]
◆トート > …。 …まだ、少々抜け出したとは言い難いよう です、けれど? ( 息を零し ) ………。 ( 視線を投げるだけで、言い返さないでおいたのはせめてもの配慮だろうか ) …別に私が自分でつけたわけではありませんから。 ( 名前。 ) ”Tod”も死という意味ですから、いいんじゃないですか舞踏だろうが視線だろうが… 言葉だろうが? ( 自覚はありますといわんばかりに肩を竦める ) ―― 嗚呼、そうしたら子どもたちのゴッコ遊びに遠慮なく混じるといいと思いますよケティ。きっと遊んでもらえます。 ( 先ほどの配慮をもう忘れたのか、結局容赦はなく ) ――― ( 枝の上に落ちた手。 に、更に乗せられる手を見下ろし ) ―― どういう意味か図りかねます が。 ( けれど、手を払うでもなく ) [Wed 1 Aug 2007 02:40:27]
◆K.T. > ―――……いえ、ちょっと 鬱 になってまして…。 ( くふふ。 )( 何か卑屈な笑いを零し、て ) ……ええ、其れはもう… 欝は怖いです、 よ。 トートさん。 ( 打たれ弱くなったらしい。 こくこくこくと頷いて、クフクフ笑う ) あ、れ。 撤回しますか? 撤回…、 僕はとても繊細な死神ですの、で。 図太いだとは、トートさんに言っていただけると、至極光栄…で す。 ( くふくふくふくは。 )( 何処かの 髑髏 のよな笑い方で、貴方の言葉を聴いて、髪を弄う指先が、ぴん、とたつ ) 嗚呼――― Totentanz。 ( 貴方の名を小さく語散て ) トートさんは、死の舞踏というよりも―――…死の視線という、気が します、よ。 嗚呼、怖い目、です。 ( 態とらしくジト目に肩を竦ません ) ―――其れでは、僕はそう(梟の弟子入り)なったら、次から登場する時は 『 登場、満を持して 』 と申し上げますので、 ジーク、 と呼んでください、 ね。 ( 何処の仮面なライダー。 )( 思わず悪魔も天使も 聞 き ほ れ る かのような! 優しい声を聞きながら、折れても何の支障もない骨が軋むのを、ぎしぎしと感じる ) いえ、いっそ消えたいと先生にも言ったんですけ ――― ど。 ほら、 くだらない人間なら兎も角、僕が消えると何かと煩い方がいらっしゃるでしょう? ( ずるりと落ちる手に、にまりと笑みながら、己の手をやおら重ねんと ) [Wed 1 Aug 2007 02:28:19]
◆トート > ( 思ったよりも動揺していたらしい。 誰かが間違ったボタンを押しただなんて知らない。 ) [Wed 1 Aug 2007 02:20:43]
お知らせ > トートさんが来ました。 『( 緩めた手が、ずる、と落ちる )』 [Wed 1 Aug 2007 02:20:03]
◆トート > …上司に絞られたり、絞られたり? …まぁ、最近”忙しい”ですし― ( 周囲を、見回し ) ―― ね。 何を拗ねてるんですかこの程度で、打たれ弱くなりましたかケティ―― …いえ、撤回してよさそうですね。相変わらず図太そうで安心しました。 だから私が口にしたのはただの詩 ( 『死の舞踏』を題に持つ、ただの詩 ) だと、何度言わせますか? ( ジト目。 ) このまま梟の弟子入りでも果たしますか、 ねぇ、 ケティ? ( 声は、やさしい。 手は、そのまま。 ) お久しぶりですねケティ、消失していなくてなによりです ( 死、とは口にせずに。 手の力を緩め ) [Wed 1 Aug 2007 02:17:16]
◆K.T. > ………( その、 むぎゅ。 の体制で ) ……嗚呼、 おひさし、ぶり、です。 [Wed 1 Aug 2007 02:07:24]
◆声 > …………僕だって色々……( あるんです、と口を開きかけて、 ) ………………。 ( むぐ、と口を閉じ ) ……………。 ……、 ………じゃあ、消えましょうか? ( 拗ねたように口をつく )( 前髪を指先で暫し弄い乍 ) ―――トートさんは、時々人語じゃない言葉を放つ…と、 僕の記憶に新しいメモを刻んでおきます、ね。 ( よくあることですよね。 うふふふふ。 そんな笑みを浮かべて。にこ。 )( ―――と ) ……むぎゅ…、…。( 顔をあらぬ方向へ押しやられん! ) ―――死ぬ死ぬ死にます。 生きてないです、け、 ど。 ( まったく以って言っている言葉と表情と、噛み合わぬ平坦な声で、淡、と言い放つ。 ) [Wed 1 Aug 2007 02:06:40]
◆トート > 最近全く姿を見ないと思ったら――、 …急に現れないでください。 ( 驚くでしょう、とジト目で振り返る ) ―― 知りませんよ、私の口にしたのは単なる詩です。 ( 発言部分は無事だけれど、頑張って訳した部分が文字化けするっていったいどういう事 ともあれ、眉を寄せ ) …… 近い。 ( 貴方の顔を押しのけんと、右手が伸びる ) [Wed 1 Aug 2007 01:59:29]
◆声 > ―――其れはぁ …なんとも…、 失礼な物言いですよ、 ね。 ( くすくす。 )( 嫌な予感を感じる貴方が案を求める周囲に、此方も“ヒト”の悪い笑みを浮かべて。くすり、くすりと此方へ同調を求める。 ) ―――今のは、新しい呪文か何か…、です、 か? 先輩。 ( もしも貴方が振り返るのなら、至近距離で紫水晶の瞳が細く笑みを浮かべる面が見えるだろう ) [Wed 1 Aug 2007 01:52:52]
◆トート > …。 ( わらいごえ。 いやなよかん。 ) ―――――… 振り返るのがとっても嫌なんですけれど、 ねぇ、 どうしたらいいでしょう。 ( 聞こえた、声に。 ”周囲”に案を求めてみても、彼らはふわりふわりと舞い浮かぶばかり。 ) [Wed 1 Aug 2007 01:49:15]
◆声 > ( 其れは謎の呪文を唱えた貴方の “後ろ” から ) (―――くすり、くすり、 くす、くす、 くすり。) [Wed 1 Aug 2007 01:45:53]
お知らせ > 声さんが来ました。 『(くすりくすり)』 [Wed 1 Aug 2007 01:44:58]
お知らせ > トートさんが来ました。 『( …こほん。 )』 [Wed 1 Aug 2007 01:40:01]
◆・ネゥ`・ネ > Zig, zig, zig, on his violin.。。」ィ・ク・ー・ク・ー・ク・ー。。アヒ、ホ・ミ・、・ェ・・、ヌ」ゥ。。The winter wind blows and the night is dark;。。」ィーオ髴、ヒ、マカャ、ホL」ゥ。。Moans are heard in the linden trees.。。」ィノ、ュノ、マ・キ・ハ、ホ倅、ォ、鬟ゥ。。Through the gloom, white skeletons pass,。。」ィーラ、ュコ。、マ髴、コ睇ミ、凜ゥ。。Running and leaping in their shrouds.。。」ィラ゚、w、ヨ」ゥ。。Zig, zig, zig, each one is frisking,。。」ィ・ク・ー・ク・ー・ク・ー。。フ、ヘサリ、凜ゥ。。The bones of the dancers are heard to crack。ェ。。」ィ側ッ。。ヒタ、ホホ靂、シメ、ソ、チ、ホケヌ、ホク、、メ」ゥ。。But hist! of a sudden they quit the round,。。」ィ、キ、ォ、キ。「。。、キゥ`、テ」。。。ヘサネサホ靂、、、荀皃゙、キ、ソ」ゥ。。They push forward, they fly; the cock has crowed ィDィDィD。。」ィミロ墾ホQ、ッノ、ヒ。。ムコ、キコマ、、、リ、キコマ、、w、モネ・、テ、ソ」ゥ。。。。」ィ。。、ヲ、ソ、ヲ、隍ヲ、ヒ。「シ商ー、ホ、マヒタ、ホホ靂、、}、ケヤ苅。」ゥ [Wed 1 Aug 2007 01:39:07]
◆トート > ―― Zig et zig et zag, la Mort en cadence... 死の舞踏、ですか。 ( 軽く眉が寄る。 それは、己の名前だ。”Totentanz”―― 死の舞踏。 ) あまり、厄介なことにならないといいんです けれど? ねぇ、…貴方たちも気になるのでしょう。大切な方々が ( だから、わざわざ戻ってきて、彷徨っているのだろう。周囲に浮かぶ光の影たち ) … Striking with his heel a tomb, (踵で墓を叩けば) Death at midnight plays a dance-tune, (暗闇の中の死の舞踏) [Wed 1 Aug 2007 01:13:48]
◆トート > We all fall down. (みんなころぼう) ――― 嗚呼、そろそろ ”ころぶ” 方々も出てくるのでしょう… ただでさえお膝元(常世の森)が騒がしいのに。 ( 溜息混じりに、肩を竦める。 仕事は増える一方だ。常世の森からそのまま逝ってくれればいいのに、時折この街へと舞い戻る魂がある―― 此処に未練があると、そういうことなのだろう。 ) [Wed 1 Aug 2007 00:44:18]
◆トート > (輪になろう 薔薇の花輪だ) ( 歌声は、墓地の木の上。枝に腰掛けた黒い影から ) A pocket full of posies, (ポケットにいっぱいの花束) Atishoo! Atishoo! (ハクション! ハクション!) [Wed 1 Aug 2007 00:32:28]
お知らせ > トートさんが来ました。 『 ―― Ring-a-ring o'roses 』 [Wed 1 Aug 2007 00:27:01]
お知らせ > 一樹@市街戦さんが退室されました。 『とっとと風呂はいるか・・・(早足で帰り)』 [Tue 31 Jul 2007 00:27:52]
お知らせ > ヴィーダァ@市街戦さんが退室されました。 『不味い』 [Tue 31 Jul 2007 00:24:02]
◆ヴィーダァ@市街戦 > ――悪い冗談だ。 (かすかに聞こえた冗談に、苦笑い一つ浮かべて。) (闇を見通す目でも、相手を追えなくなってから、一旦あたりを確かめて身を屈める。 墓石を直すなどと、殊勝な者でもない。) ――嫌いとはいえ、背に腹はかえられんからな。 (そう呟いて、腰から最も血塗れて、最も刃毀れの酷いナイフを引き抜く。 そろそろ寿命か、などと思いながら。) ――この傷の代償、きっちり払ってもらうぞ。 (鼠に囁きかけて。ナイフをその胸へと突き刺せば鼓動の無くなった鼠の胸より、ナイフを伝い血液が滲み出す。 そこへと、口を近づけて。ナイフを引き抜きながら、あふれ出る血潮を咽喉に吸い上げた。) [Tue 31 Jul 2007 00:22:35]
◆一樹@市街戦 > あぁ、じゃあな、ハーソーン。(まあ、奴らのことだ少数が市街地に来ようとどこかで繁殖してるんじゃないか?とか思い冗談交じりに呟いて。墓地を後にする。) [Tue 31 Jul 2007 00:12:58]
◆ヴィーダァ@市街戦 > (元に戻ろうとする働きに、ちょっと力を貸せばいい。そんな体。 簡単に引き下がってくれたのはありがたいところ。) ――ああ、身にしみたよ。 (今度からは、ちゃんとした壁にぶち当てよう、とは口に出さず。) ――そうだな、鼠は(味が)嫌いなもので、さっさと終いにしたいものだ。 (胸のうちで『味が』言うた。 地面に横たわる体を一瞥して。) ――鼠の数が多ければ、いずれまた会うかもな。 俺は『ハーソーン』そのときは、また宜しく頼もう。 (名乗り、去り行く相手には。偽りの名を告げ見送ろう。) [Tue 31 Jul 2007 00:10:03]
◆一樹@市街戦 > (続き)(と少しため息をついて。)また討伐中に会うかもな・・・(と一言漏らすと道具を片付けて)俺は一樹だ。伊里嶋一樹。(と一言挨拶して。)俺は先に帰らせてもらう・・・この血がまとわりついてるのを一刻も早くどうにかしたいんでな・・・(と飛び散った鼠の返り血に視線を向けて) [Tue 31 Jul 2007 00:03:55]
◆一樹@市街戦 > そうか・・・・(まあ、見ず知らずの人間がいきなり手当てをするなどといったら誰だって一瞬悩むだろうというのは承知の上。まあ遠慮されること覚悟で聞いたようなものだから別に気にはしない)どんな戦い方をしたかは知らないがあまり無茶はするな・・・(と見渡せば倒れている墓石が。さっきの音はこれが原因か・・・などと思いつつ)今更だが同業者のようだな・・・(市街地での鼠討伐のことである。)うちもらしがどれほどいるかは知らないがとっとと片付けたいものだ [Tue 31 Jul 2007 00:02:04]
◆ヴィーダァ@市街戦 > (ナイフと短剣は、まとめて腰へと差し込んで。鼠の武器も、今後の武器にするつもりだ。) ――ああ、軽く右肩をな。 …… (互いの姿を確認しあい、侍か、と思っていれば。ごそごそとしたうえで、手当てと言われ。 一瞬間が空いた。)(そして、素直に従うわけも無く。) ――何、手を煩わせるほどのものでもない。 これぐらいは、楽に直る。 (言って、左手を、だらりと垂れた右腕に添え。ぐ、と肩に向けて押し上げるように。 そんな程度で、外れていた筈の肩は元に戻る。 ほら、これでいいだろう、と軽く腕を動かして見せ。) [Mon 30 Jul 2007 23:57:43]
◆一樹@市街戦 > (どうやら到着したときには向こうも決着がついていたようで。もう1匹の鼠だったものが地面に転がっている。)あぁ、あんたは・・・・あんま無事じゃないみたいだな・・・(ところどころに血の滲みが出来てる。)・・・・。(相手を見ること数秒。応急処置道具を出して)そこに座れ。軽くだが手当てする。(と半ば強制的に処置を受けさせようと。見る限り右肩の打撲と数箇所の切り傷であろうか・・・) [Mon 30 Jul 2007 23:46:41]
◆ヴィーダァ@市街戦 > (そのまま、飛びつく勢いを利用して、体を反転。鼠を地べたへ押し付ける。 鼠の爪が、少々服に食い込むも気にせず。) ――堕ちろ。 (そのまま体重をかけて、首を押しつぶす。ごきゅり、と嫌な音を立て。口からはか細い断末魔が上がる。) ――終わり…むこうも、か。 (もはや動かなくなった鼠を引き剥がし、改めて辺りを見回せば、丁度近付いてくる姿が見える。片付けた、と聞こえたのは鼠を取り押さえたころか。 零した自らのナイフと、ついでに鼠のもっていた短剣を左手のみで拾って、迎えよう。) ――無事で何より。 [Mon 30 Jul 2007 23:40:59]
◆一樹@市街戦 > (振り下ろした刃は鼠の腹部へと突き刺さり、鈍い声を発し、返り血を浴び、止めとばかりに脇差で止めを刺す。問題ないという言葉が聞えれば)了承した。こちらはもう片付けた。(と返事をする。鼠は肉塊と変貌し、もはや動くことは無い。刀を鼠だったものから抜き、長刀の鞘を拾い、刃についた血を拭い鞘へと収める。)ったく・・・気持ち悪りぃ・・・(返り血を袖で拭って)落ちるか・・・?(と少しだけ服の心配。まあ落ちなきゃ捨てればいいだけの話だが)奴の様子でも見に行くか・・・(と同業者が戦っている現場へと早足で向かう。問題ないといわれても何があるかわからない。それが戦いであるから・・・) [Mon 30 Jul 2007 23:37:02]
◆ヴィーダァ@市街戦 > (右肩より先に、うまく力が入らない。 まあそれでも、ほうっておけば直るだろう。) ――こちらは、気にするなっ! (退治する鼠から視線を外さずに、無事を伝えるために叫ぼうか。 ナイフは二つとも零してしまったが、幸いにして、相手も武器を零していた。 そして、今度は向こうから飛び掛ってきた。)(その瞳には、怒りが見える。前歯で噛み付かんとばかりに、大口上げて飛び掛ってくる鼠。両手を広げて組み付こうというのか。) ――ああ、それが楽でいい。 (所詮は獣か。 口の中で呟いて。飛び掛る鼠の首へと、無事な左腕を伸ばす。) [Mon 30 Jul 2007 23:30:06]
◆一樹@市街戦 > (鞘を投げつけ、さあ鼠よどう対処する。と考えているとなにやらでかい音が・・・)何の音だ・・・?(とおもむろに音のしたほうに目をむけ半秒。自ら隙を作ってしまったと少し後悔しつつ対処に遅れてしまうというあせりも出てきた。が、鼠は鞘を避ける以前にその音に驚いたようで鞘がクリーンヒット。彼自身鞘が当たることが想定外でさらに半秒思考遅延これは止めを刺せばいいと判断完了で半秒。自分も少々驚いたが、相手のほうが鞘直撃分の隙が残っていたためとどめはさせるか・・・?刀を逆手に持ち替えそのまま相手の腹ごと刀をを突きさすように振り下ろし) [Mon 30 Jul 2007 23:24:06]
◆ヴィーダァ@市街戦 > (墓地は、飛び跳ねるのには向かないらしい。 そんな学習が出来たと、しみじみ思う。)(捨て身のタックルは、僅かにかわされ。 一回り小さい鼠と共に、もつれるようにして墓石へ突っ込んだ。そこまではまだ想定内。 そこで、墓石が倒れたのは想定外。 鼠に与えられるはずだった衝撃の半分が墓石に伝わり、ぐらり、と。) ――グッ (鼠ともども、変な呻きを上げて倒れこむ。 小さくはない音。槍持つ鼠も、驚きひるむだろうか。もとい、対峙している人間も…) ――むっ (墓石に打ち付けた肩の感覚が、少しおかしい。 だが、気にしている暇も無い。起き上がって確かめれば、鼠もほぼ同時に起き上がるところ。) [Mon 30 Jul 2007 23:14:36]
◆一樹@市街戦 > (相手もこちらも速さを武器にする者であるがゆえに先に相手の間合いをいかにして崩し、止めを刺すか。それを考えること数秒。)奴の知能がどれほどのものかで決まるか・・・(とぼやき、正面から行けばまたあの突きが来るであろう。捌けない事は無いが突きの分動作が少ないので対処される可能性がある。ならば狙うは二つ。武器を破壊するか、突きをさせないようにするか・・・・)ま、決着が付けばなんだっていいんだがな・・・(と脇差を鞘に収め、代わりに左手に持つは長刀の鞘。身を潜めていた墓石から身を乗り出して)うまくかわしてみろ・・・・!!(と左手ではあるが、相手の顔面めがけて鞘を全力で投げつける。弾かれようと避けられようとその一瞬の隙を突いて止めを誘うと。) [Mon 30 Jul 2007 23:07:41]
◆ヴィーダァ@市街戦 > (狩人の血を、久々に体に飼う。 獣として暴れていた記憶が、深い闇の底から這い上がってくる。 その獣を、飼いならす。)(近くでは、付かず離れずの動き。そろそろ抑えが利かなくなる。) ――ハッ (左手でナイフをすばやく引き抜いて。掛け声と共に、踏み込み、間合いを詰める。) ――クッ (そんな動作に反応して、鼠は短剣を突き出してくる。 おそらく適正な、振り上げるよりも素早い動作。 それを、二本のナイフを交差させ僅かに逸らす。)(無茶も承知。そういう体だ。 短剣が腕を掠めるも、そのまま、鼠が背にする墓石へと、押し付けんばかりに、体ごと当たりにいく。 鼠も遅れて、回避に移る。間に合うか?) [Mon 30 Jul 2007 22:58:02]
◆一樹@市街戦 > 承知した。(相手が減れば負担が減るのはこちらも同じ。連続突きを数度かわすと鼠は面白くなさそうな顔をしていったん距離をとろうと後ろへとバックステップのように下がる。さすが獣、跳躍力などの脚力は人より上か・・・。)ならば、こちらも本気で行くか・・・(と脇差を左に持ち替え、右に長刀を構える。脇差で受け流し長刀で止めを刺すという考えである。)あっさり死んでくれるなよ、鼠。(と墓石をうまく使ってじりじりと近づき隙有らば一気に突撃して懐を抑えようと。) [Mon 30 Jul 2007 22:49:56]
◆ヴィーダァ@市街戦 > (尻尾付け忘れorz)(もう一人同業者がいる。 ならば、幾分負担も減るか。) ――そちらも、任せた。 (同じような言葉を返答として。)(リーチで劣る槍とは当たらずにすんだ。 ナイフを、軽く突き出すように構えて、短剣を持つ鼠と対峙する。 じり、と、間合いを計るように。驚くとすれば、そこまで知性があるように見えることだ。) ――泥臭い鼠が。 (ギリ、と顎に力をこめて、紅い瞳で睨みつけ、左手を、そっと腰のナイフに添える。) [Mon 30 Jul 2007 22:41:14]
◆一樹@市街戦 > (殺気に気付いた鼠の内、リーチの長い槍を持った鼠がこちらの勢いを殺しつつ牽制の意味を込めてであろう突きを数度撃ってた。対して短剣を持つほうは新たな敵を見つけたのかそちらへと向かう。目線の先には見知らぬ人が、だがどうやら同業者のようなので)そっちは任せたぞ・・・(と言葉を放ち自分は槍鼠に集中する。数度の突きを受け流し懐へと行けばリーチが長い分細かい動作がやりにくい槍の一般的な弱点をつこうと) [Mon 30 Jul 2007 22:31:39]
◆ヴィーダァ > (二匹の鼠の横合いより、墓場の闇を動く影。 銀髪の冒険者風貌が、雲の切れ目の月明かりに照らされる。) ――さて、道具の手入れをしていたのは運がいいのか悪いのか。 (小さく零すのは愚痴。 医者として、怠っていた道具の手入れをしたのは数日前。 今は、腰にしっかりとナイフを携えて。手にしたナイフには、血液がこびりついている。 否、ナイフに留まらず、冒険服のところどころに赤黒い染みがある。 もう数匹と戦闘済みで。) ――さて、そこにもいるよな。 (確信に満ちた声を、鼠二匹へとかける。 鼠はうろたえつつも、担当を構えたほうが、新たな影へと向き直った。) [Mon 30 Jul 2007 22:28:05]
◆一樹@市街戦 > (その先にいたのは二足歩行のネズミが2匹。奴らの手にはそれぞれの獲物、短剣と槍が。殺気を悟ったのかネズミたちは独特の構えで応戦体勢に入った)ふん・・・面白い(にやりと笑って相手の応戦体勢に手ごたえを期待して。)ガッカリさせるなよ・・・。(と、もう一つの影がネズミではないことにまだ気がついていない [Mon 30 Jul 2007 22:19:13]
お知らせ > ヴィーダァさんが来ました。 『(動く影。2、3の気配の一つ。)』 [Mon 30 Jul 2007 22:16:49]
◆一樹@市街戦 > っと・・・おちおち考える余裕もないか・・・(夜闇で完全には見えないが何かに囲まれている気配は在る。)数は・・・2・・・いや、3か?(と脇差を振り、刃に付いた血を軽く払い。長刀よりは多少なりとも小回りがきくため使用している。)ったく。何匹いるかは知らねぇけどこそこそ隠れてるのは気に食わねぇ・・・(と気配のするほうへと一直線に向かっていって) [Mon 30 Jul 2007 22:13:15]
◆一樹@市街戦 > これで3匹目か・・・(どうやら市街戦組も各自見回っているようなので自分が思うに一番「ねずみ」が出そうなところを探そうとやってきたのは墓地。案の定本体がどういうものかは確認は取っていないが3匹のねずみは始末した。もっともこいつらがラットマンであるという確証は無い。)できるだけ目立たないところで片付けるか・・・(さすがに人目につくようなところでネズミ駆除ってのもいい気持ちではない) [Mon 30 Jul 2007 22:07:50]
お知らせ > 一樹@市街戦さんが入室されました。 『・・・ったく。(また一匹小さき命に止めを刺して)』 [Mon 30 Jul 2007 22:05:07]
お知らせ > ミカドさんが退室されました。 『夜会も暫くはつまらなくなるよ。(ぼやく吸血鬼の夜は続く)』 [Mon 30 Jul 2007 02:11:35]
◆ミカド > 目下の問題は――そう、鼠。鼠だよ。 …………。 つまりはだね。 ……ここ、鼠の巣になるんじゃないかな、と、思うんだよ。 こういう言い方をすると君はとても機嫌を悪くするだろうけど――鼠どもに取っちゃ、人間の死体は餌にしか見えないだろうから。(ふすー。溜息をつく) … 暫くはここいらをうろつけなくなるなぁ。僕に庭に君だけでもご招待したいけど、うちの庭には猫がいるんだよ。猫が。猫が怖がると、うちの娘の機嫌はもとより――ー…毛玉好きの友人に,思いっきり殴られそうだからね。 …暫くは「さようなら」かな? [Mon 30 Jul 2007 02:08:38]
◆ミカド > (死霊の男は、なにやら吸血鬼に苦言を漏らしたらしい。苦笑いをする吸血鬼) ―――… 僕に何かできると思うかね?ヴェイトス非力ランキングを開催したら間違いなく上位に食い込む男だよ?原因を探りにいくなんてとんでもない――…それに、僕のこの美しさを戦場で晒すなど考えられんよ。(真顔) 周りの傭兵が、僕に見惚れて動かなくなってしまったが為に前線崩壊――そんな悲劇が目に浮かぶねっ…!( 真 顔 )(額に手を当て、苦悩に顔を歪ませた) ……と、まぁれ。 (ぱ、と肩を竦めて) 僕が考え付く程度の原因なんて、とっくに他の誰かが探ってるだろうし――…僕は、「原因」二興味があるだけだから。 後々どこかに話を聞きにいくだけで十分さ。 [Mon 30 Jul 2007 01:57:12]
◆ミカド > 普通に考えてだよ? ヴェイトスの傭兵や騎士等が対応しなきゃいけない事態なんて、可笑しいんよ。戦争じゃないのに、戦争しているのと同じだなんて。……鼠がヴェイトスの騎士団と傭兵団と渡り合えるような数を揃えられることが可笑しい。(丸い鼠と棒人間の間に×印を書き込む) 仮に……この鼠の数が、常世で普通だったとしても―― 今までその数で暮らしても平気だったのに、突然駄目になって、常世の森からヴェイトスへ来るなんて… 可笑しいじゃないか。 そこには必ず原因があるだろう? (こつこつこつ。地面の上の鼠に杖を突きつける) [Mon 30 Jul 2007 01:48:44]
◆ミカド > (隣へちらりと視線を流す。 死した男の返答を聞いて、頷く) ――餌場に困っての事らしいよ。もともとは常世の森の鼠だったらしいとか、なんとか――… しかし、前線は常世の森まで押し上げたというじゃないか。餌場がなくて常世の森から逃げてきたのに、また押し込められるなんて鼠も崖っぷちだねぇ。(杖先で地面の上に落書きを始める。 森に見立てた「木」のようなものと、○にひげが生えた、鼠のようなもの。それに棒人間) …… 。( それに矢印を書き加え――)…ふつうにかんがえても、だ。 鼠算式並に増えるとしても、異常だね。 [Mon 30 Jul 2007 01:34:02]
◆ミカド > (かっちり着込んだ黒のスリーピースが汚れるのも気にせず、片手にもった杖を、くるりくるりと回して、墓場の端から端まで眺めて) ……所詮鼠と侮った? だけど、荒涼の大地の一戦を見るに、そのような雰囲気はなかったね。 全力での消耗戦に見えたよ。 ……だから、どちらかというと――…鼠の方が一枚上手だったと見るべきかな? 凄いよね。鼠。 …かの赤い門騒ぎの時よりも、いまの鼠騒ぎの方が、大変そうだよ。 悪魔よりも鼠の方が強いだなんて驚きだ。 (なにせ、鼠どもは、既に正門を抜けてきているのだ。 ) [Mon 30 Jul 2007 01:12:21]
◆ミカド > 荒涼の大地の一戦は――見ものとして面白いものだったけど。あれらが街の中をうろつくと思うと、一寸気持ち悪いかな? ( 隣に向かって話しかける。 もっとも、長椅子には男しか座っていないが。 だが、もし死霊や精神体の類を見ることが出来る者がいたのなら、男の隣に座る「男」の姿を見ることが出来るだろう。 まぁ、とどのつまり、鼠騒動も何処吹く風の吸血鬼は、何時も通りに幽霊相手の愚痴零しだ。) [Mon 30 Jul 2007 01:01:51]
◆ミカド > ふぅん――……。 前線で押さえきれなくなったって事だね。 (墓参用の長椅子に腰掛けている男は、自邸のソファに腰掛けているように、やたらと寛いでいる雰囲気で、独り言を零した。) [Mon 30 Jul 2007 00:54:55]
お知らせ > ミカドさんが入室されました。 『(鼠どもがいよいよ乗り込んでくるらしい)』 [Mon 30 Jul 2007 00:48:47]
お知らせ > 五郎丸さんが帰りました。 『――えっ?来月もあるとッ!? ( 暦の違いに依る絡繰りを初めて知った侍でした。 )』 [Fri 13 Jul 2007 22:59:18]
◆五郎丸 > ( 気合いを入れ直し背筋を張る――。 未だ、墓地の彼方此方に提灯の火が揺らめいている。 ) ……年に一度の事なれば積もる話もありましょう。 ( 自分は故郷には未だ帰れぬ、ふと故郷を思い出して。 ) 次の―――盆などには一度帰るのも良いかも知れませぬなァ。 ( 一年後、自分はどうしているだろうかなどと。 ) [Fri 13 Jul 2007 22:57:28]
◆五郎丸 > ( それともう一つ―――。 ) 冠婚葬祭は矢張り金払いが良いのが……。 ( 包む金子も色が付く。 侍の脳裏には明日の献立が浮かんでは消え、消えてば浮かぶの繰り返し。 お土産には、茄子と胡瓜の牛馬も頂けるようで。 ) 浅漬けなどにすれば良いでしょうか。 ( 根株汁と、麦飯も好きなのだが今イチ彩りに欠ける。 浅漬けを囓りながら口の中に唾液が溢れ。 ) ……イカン、イカン。 未だ仕事中で御座った。 ( 口元を拭い、緩む頬をぴしゃりと叩いた。 ) [Fri 13 Jul 2007 22:36:18]
◆五郎丸 > ( 近頃は、魑魅魍魎だけでなく其れを獲物とする狩人迄もが跋扈する墓地は少々物騒で―――。 ならば、昼間の内にとするワケにも行かぬ。 ) 矢張り―――盆ばかりは外せませぬからな。 ( 迎え火は、夕刻より集まった家人達が祖先の墓へとお参りに来て。 その後、寺や神社より種火を盆提灯を持ち帰るのである。 となれば……この様な貧窮の侍に護衛の依頼が舞い込んでくる次第であった。 ) [Fri 13 Jul 2007 22:23:12]
◆五郎丸 > ( 暦の上では、今宵は盆の入り。 朱鷺ノ京では祖先の霊を祀り、軒先にて苧殻を燃やし迎え火を焚くのが習わしとなっている。 ) 落とさぬ様に気を付けてな―――。 ( 恐らくは家族連れであろう幼い男の子に提灯を持たせてやれば元気良く駆けて行く、その姿を笑顔で見送った侍。 境内に人の影が無くなれば…ほっと安堵の溜息を零した。 ) [Fri 13 Jul 2007 22:15:49]
◆五郎丸 > ( 誰の――と、問われれば『 坊主 』のかき入れ時であった。 ) では、此方の提灯を……。 ( 墓地にほど近いお堂では、夕刻より夜半迄ひっきりなしに訪問客が舞い込んで来た。 この日ばかりは侍も洗濯したばかりの墨染め小袖と袴、若衆髷も丁寧に梳いて来たばかりである。 ) [Fri 13 Jul 2007 22:03:33]
お知らせ > 五郎丸さんが来ました。 『かき入れ時である。』 [Fri 13 Jul 2007 21:54:57]
お知らせ > アイリさんが退室されました。 『 暫し祈りを捧げる。 』 [Fri 13 Jul 2007 00:40:20]
◆アイリ > ( 戦い、生き延び、部下達を戦場で指揮する限りこれからもずっとそうだろう。 日頃私がいつも口にしているとおりだ。 屍の山で出来た道を私達は往く。 勝利へと進む道は度々途切れ、その都度また誰かが屍になって道を作っていき、生き残った騎士達はその上を行軍していく。 私が死んでもまた後から来る誰かがやがて到達するだろうと信じて、ずっと、ずっと続くだろう。 終着点は遥か遠く未来、剣も銃も無い理想郷に届くまで。 その過程で騎士団という名はやがて失われるだろう。 踏み拉かれた道はやがて屍の山であった事すら忘れられるかもしれない。 それでも往こうと思う。 誰も歩き出さなくなったら道は途絶えてしまう。 此処までの屍の山が無駄になってしまう。 ) [Fri 13 Jul 2007 00:34:12]
◆アイリ > ( 親に強制されて騎士団に入ったという少年。 どこか冷めた顔をした伏し目がちで色白なフェアリン系の貴族の息子だった。 死の間際、彼は何を思っただろう? 恐ろしかっただろうか。 逃げ出したかっただろうか。 騎士について戦場に出た事を後悔しただろうか。 それとも、護る為の戦いに誇りを持てただろうか。 幾多の戦場を私と私の騎士団について回るうち、顔つきも変わっていった気がした。 仕事もしっかりこなしていたし、時折微笑むようにもなった。 彼は私の訪問を歓迎してくれるだろうか? 死んだ騎士たちの遺族の何人かは、「責任は御前にある」と私を責めた。 「こんな小娘に任せるからだ」と露骨に罵倒する者も居た。 ) [Fri 13 Jul 2007 00:25:03]
◆アイリ > ――――来ましたよ、ニコラ・ユーグリッド。 多忙を理由にあまり顔を出せない事を許してください。 ( 戦死者たちの墓一つ一つに祈りを捧げ、その1つの前で呟いた。 彼は私の直接指揮する団の随員で、正騎士ではなかった。 今預かっているマリエベリー・マリアベルの前の従者に当たる。 歳の割に大人しく冷静な少年で、「別に騎士になりたいわけじゃない」が口癖。 まだ13歳だった。 私は彼の死を看取っていない。 病院で目が覚めた時、初めて聞いた。 入り乱れる戦場の中に彼も飲み込まれ、堆く積まれた屍の1つとして勝利の一端を担ったのだ。 ) [Fri 13 Jul 2007 00:17:42]
◆アイリ > ( 私が指揮した正門での防衛線。 空を飛ぶ巨大な飛龍と溶岩の巨人を相手に騎士団は果敢に戦った。 空を飛ぶという事はただそれだけで脅威であり、その大きさも相俟って恐ろしい怪物だった。 弓兵の攻撃だけでは足りず、急ぎ組み上げたカタパルトも元々は攻城兵器。 狙って当てるというよりは無差別に放り込む為のものだ。 多大な犠牲を出してようやく飛龍を仕留め、その戦いで私とその部隊は撤退した。 その後私の怪我が治るまで2ヶ月、事後処理に1ヶ月、部隊の人員補充にごく最近まで費やした。 頭数は揃ったが、熟練者は少ない。 また同じ事が起きた時、どれだけまともに戦えるだろうか? ) [Fri 13 Jul 2007 00:00:20]
◆アイリ > ( また夏が巡ってきた。 比較的平穏無事にヴェイトス市の時間は流れ、騎士団も最低限の体裁を整える程度には機能を取り戻している。 新しく配属された騎士達の中に実勢経験の乏しい者が多いのは杞憂するべきか、良い時代だというべきか。 15程度の小娘が言うことでもないか。 馬車を停留所に待たせて1人長い階段を登り、やがて登りきった所に広がるのは広大な墓所。 振り返ればヴェイトス市の夜景が一望できた。 ああ、此処からの景色は悪く無い。 等しく皆、自分たちが守ったものを見守る事が出来そうだ。 ) [Thu 12 Jul 2007 23:50:20]
お知らせ > アイリさんが入室されました。 『 四季一巡り 』 [Thu 12 Jul 2007 23:44:21]
お知らせ > アクセラレーターさんが退室されました。 『…楽しかった。 (声は酷い丁寧だった。)』 [Thu 12 Jul 2007 23:18:21]
◆アクセラレーター > (軽い動作で起き上がって、立つ。) なァ… 人間 。 (墓石に近付いた。ジャケットのポケットに手ェ突っ込んで、取り出したのは小さな酒瓶だった。) 手遅れだけどな。 テメぇと過ごした時間はァー・・ (短い時間だった。切れそうで、切れない絆だった。酒を墓石にぶっ掛けてやった。感謝の意だと言わんばかりに。空になった酒瓶を引っ込めてから、最後の言葉を呟いて静かで平穏な夜に帰る。) [Thu 12 Jul 2007 23:16:19]
◆アクセラレーター > (誰が殺されても、動揺を覚える所が狂人たる行為は打ち止められない。今までもそうだった。昔、仲間が死ンだ。今、正面の先にある墓の下で眠っているのがそうだった。) なァ… テメぇを信用してりゃ テメぇは死ななかったかァ…? (彼女を守る為に庇って死んでしまった。その人間は墓の下で確かに眠っている。)(コイツに、吸血鬼だから簡単に死なねェーから、守るな、ッて言ってやれたら……。いや、それでも守ったかも知れない。そういう、お人好しなのだ。) ―――。 (バイチャンを信頼して良いか。前夜は流石ばかり、気に掛かっていた。今は伝染する筈も無いのに、純粋に研ぎ澄まされたような無邪気な微笑み。それが嫌だった。本能的にも理性的にも。下唇を微かに噛み締める。) [Thu 12 Jul 2007 23:06:58]
◆アクセラレーター > (静粛で充満し尽くした空間だ。) ―― (殴る。殴ろう。殴れなかったのに。手間違いが殺すかも知れないから、こそ、出来なかった。赤の他人なンざ、なおさら遠慮は要らない。けれど、少しでも知ってしまった人は躊躇いを覚える。悪か、どうか判断を鈍らせる。) ―― なんのため、休ンだが 分かんねェ ー・・。 (如何したいのか分からない。だからって死ねば良いッて訳じゃねェー・・。生きたいンだ。) 興味、ねェー・・。 (何に示すのか分からない。自身の何処に持ったのか知らないと、ハッキリ言って気持ちが悪い。) 回りくどいヤツー・・、自信がねェー証拠ーォ? (首を傾げた。)(だとしたら、ヤツの持つ戦闘能力は知れている。仲間の線を打ち切って…、良いのかなァ) 簡単じゃないだろォーしなァ…。 (本当に信頼が出来るヤツがいれば、頼もしい仲間としては此れ以上に無い。誰も信じない。自身だけ愛をして生きてきた。誰にも気を持たない、人質を取られようが気にせず殺しに行ける。それが最大の強みだと理解をしている、つもりだ。) [Thu 12 Jul 2007 22:58:59]
◆アクセラレーター > (木の根元に凭れ掛けている。過去には確かに生きていた。けれど、今となって死んでしまった証明になっている。死の運命が訪れようが骨と貸して世界に残り続けようとする。一方に吸血鬼は何も残らない。醜さと儚さ。紙一重に近い。) (これ、といった表情を浮かべるわけでもない。ただ信頼をしてない訳でもない、だからと言って全部を信頼した訳じゃない。別れる間際に寂しそうな顔を見せた青年の顔を思い出す。) ・・・・ 。 (半透明の青いサングラスを通して、目の前に持ってきた白い腕を見遣る。掴み上げられた箇所だ。顎にも添えられた。思い出すだけで、そぐわない感触を覚えるばかり。また黒いバンダナを深く被り直してから、小さな舌打ちをする。) [Thu 12 Jul 2007 22:45:21]
お知らせ > アクセラレーターさんが来ました。 『持たれ掛けて、周辺を見遣る。』 [Thu 12 Jul 2007 22:38:01]
お知らせ > セレニアさんが帰りました。 『( 嫌 )』 [Wed 11 Jul 2007 08:27:03]
◆セレニア > ( 何か、ネジの壊れたゼンマイ仕掛けのおもちゃのように一切の動きを止めて。 ややあって蹲っていた体を、そっと立ち上がらせる。 …上げた顔はもう凪いでいて、感情は無い。 ただ、そんな無表情のまま… 墓石を蹴り付けた。 それで石が崩れたりはしない。 汚れるだけだけど。 踏み躙るように、執拗に何度も、何度も。 ―――やがて息が切れて、足が痛くなって、それが余計に忌まわしくて… 気が紛れるわけもないけれど、一区切りついたら、また別の意識が湧いてくる ) ( 以前、十字の墓標を武器として扱った事があった。 それを哀しんだ人がいた。 その人を哀しませるのは嫌だったし、その考えもある程度は納得できて、そう思う通りに示したらその人が喜んでくれたことが、嬉しかった。 それなのに、今、何をした ) ( きっと、あの人を哀しませる。 そう考えると、哀しくて。 もう人影が現れないその場所から、逃げるように立ち去った ) [Wed 11 Jul 2007 08:26:36]
◆セレニア > ( 恐怖に引き攣る顔を、両手で覆う。 意識を振り払うように、強く強く頭を振って、両腕で頭を抱えるように… 場所柄、それはやり場の無い哀しみに苛まれるようで、ただ、眼はそれだけでない狂気を宿していた。 幼さゆえの、それにしては強過ぎる激情 ) ( 怖い ) ( 死にたくない ) ( 殺さなきゃ、殺される。 殺せなきゃ、敵にも、教会にも――― 殺せずに殺されたら、私――― 死んだら、私は――― ) ―――。 ( 荒い、浅く短くついていた息が、ふと止まる ) ( 死んだら――― 殺されたら――― どうなるんだっけ ) ―――神の国に… ( そうだ、神の国へ入る事を許されない。 だから、だめだ ) ( 余計な情報… 『記憶』 の処理を受けられなくなって、大分経っている。 積み重ねられる思い出は、その好悪を取捨選択こそしても全て積み重ねられ、何かに従うばかりではいられない個を作り出そうとしている。 それでも、生活に必要な知識を知っているだけの、過去を失ってほんの数年しか 『生きていない』 幼い人格が、術として施された条件付けを大幅に破る事は無い。 教会に属さないなど考えられない。 ヴァンパイアを狩らないなど考えられない。 狩らなければならない。 前程は、そう簡単に崩されようもなかった ) [Wed 11 Jul 2007 08:09:33]
◆セレニア > ( 狩る事を禁じられているうちは、不満の対象を禁じている者とすることができた。 狩る事ができるのに、果たせない今は――― ) ( これと言って報告する事の無い報告は、まず事務方に上げられる。 それ以上は、報告する事が無いのだから、特に誰に何を話す事も無い。 マリア様にも、もう随分会えていない。 教会でハト派に押し込められていた自分を前線に連れ出してくれた彼女のことは、直属の上司というポジションもあって 『マスター』 だと認識していた。 教会の序列で考えれば、彼女は上位聖職者とは言い難いけれど、彼女の言葉は自分を安心させてくれる。 厳しいけれど、それは厳しくあることを許されるということでもあるから、ヴェイトス市に蔓延る曖昧なばかりの考えよりも遥かに自分の思考に馴染むものがあった ) ( そばに居たい。 自分の果たした務めを喜んで欲しい。 褒めて欲しい。 なのに、合わせる顔が無い。 給料制の月に数体というノルマもこなせない先天型のヴァンパイアハンターなど ) ―――殺されるよ… ( それは、意識しての言葉ではなかった。 渦巻く苛立ちの中から、ふ と口をついて出た言葉。 口にしてから、遅れてそのことに気付くような種類の言葉 ) ( 苛立ちを押し込めていた無表情が、は と緊張し、目を見開いて ) [Wed 11 Jul 2007 07:43:02]
◆セレニア > ( 市を騒がせた害悪吸血鬼ステアの逃亡を幇助した男。 人を喰らわずに存在し得ない怪物を助ける為に同胞を殺し、けれど自分を殺そうとした怪物を諌めた男。 その男が、参っていた墓だ ) ( 死を理解せず、生を軽んじる者が何を思って墓へ参ったのか。 彼が掃除していたその場所は、夏の日差しと雨であっという間に伸びた雑草に覆われてしまっている ) ( 最悪だ。 嫌になる、何もかも。 ヴァンパイアの存在を感知していない時にも軽くなった体は、それなのにあの解放感を与えてはくれない。 ヴァンパイアを滅ぼすあの高揚感を、悦びを感じられなくなって、もう随分経った。 吸血鬼の被害者と思われる死体は上がり、それらが街から姿を消しているわけもないというのに、自分だけがそれを捉えられなくなっている。 務めを果たせない… 果たす喜びを得られないストレスは募るばかりで、それを紛らわせる方法など知らない幼い意識は限界に近付いている。 本人が限界だと意識するほど、苦痛を苦痛とストレートに感じるだけの人間性に欠しいのが救いだが ) [Wed 11 Jul 2007 07:27:15]
◆セレニア > ( 最近、感情を表す言葉を思い浮かべることが多くなった気がする。 似たようなものばっかりだけど。 正体の無い胸のもやもやに、ぽん と湧いたそれは形を与え… そうして意識することで、またもやもやが強くなる。 夜が明けて朝日の昇った空に目を細め、パプテスの戦士を思わせる戦闘服の少女は短く苛立った息を吐き出した ) ( 周りに鐘の音は無く、先行した中間達はもう集合場所で待ってもいないだろう。 昨日は彼らが熱を上げている踊り子が、酒場に出る日。 『そんなものよりも聖務の優先を』 と、以前なら躊躇いもなく出た言葉が、今は出ない ) ( 人影は今日も自分に付き纏い、今日も捕らえられず、追っているうちに、夜が明けて。 そしてふと気付いたら、知っている墓の前に立っていた。 『知っている』 と言うほど何も知らないが、よく訪れる場所でありながら、ほんの僅かでもその由来を知っている墓は、せいぜい二つか三つだ ) ( 中でもこの墓には、意味がある ) [Wed 11 Jul 2007 07:04:22]
お知らせ > セレニアさんが来ました。 『( 憂鬱 )』 [Wed 11 Jul 2007 06:51:28]
お知らせ > ナナオさんが退室されました。 『一日遅れの七夕が、「らしい」だろ?』 [Tue 10 Jul 2007 01:10:59]
◆ナナオ > 報告はこのくらいかな? ――あんたはともかく「アンタ」を知る奴も減っただろうから、会いに来るのがアタシだけでも我慢して頂戴。 (腰に手を当て、瓶底で十字架を指差した。 言い聞かせるように、少し体を前に倒し) …… 来年もまだ生きてたら、また来るよ。じゃ。 [Tue 10 Jul 2007 01:03:34]
◆ナナオ > そっちに知り合い増えてきたし、寂しくはないんだろうなーとは思うよ。 (逆さにした酒瓶の、最後のいってきまで土の中へしみこませて、唇を吊上げて笑う) でも、まだ逝く気にはなれないけどさ。 楽しくてね。飽きないよ。 まだ回ってない場所もあるし。 今度ギルドの方に話を持ちかけてみようと思うんだよ。 …まぁ、いわゆる「ハンターズギルド」だから、あんまり良い目で見られないのは分かってるけど。 (空になった瓶を片手に立ち上がる。 今日も曇りだ。 星空は見えないけれど――ゆるく動く雲の流れを目で追って) [Tue 10 Jul 2007 00:48:38]
◆ナナオ > しかし―――なんだか、アタシもココに来て「よぅ」って挨拶する事が増えたよ。 ヴェイトスの知り合いがいつの間にか居なくなる…って事にもなれた。 アタシも最近は「そっち」に行くんじゃないかーって思うことが2.3度あったし――…(一本目が注ぎ終わると、二本目のコルクを抜いた。 栓抜きなんて洒落たもん持ってないから、噛り付いて、無理やり引き抜く。 二本目はぞんざいにどぽどぽと勢いよく注いだ。 土に穴をうがつくらいに) [Tue 10 Jul 2007 00:33:55]
◆ナナオ > あんたもついてないねぇ。 発情中の獣の群れに飛び込んじゃうなんてさ。 美味しく食べられちゃったんだって? 今度、あんたを食った獣の群れに出会ったら、アタシがお前を食べた獣を食らってやるよ。(カラカラ笑いながら、もう片手にぶら下げている酒瓶を逆さに。 墓標にぶっ掛けるのではなく、土の上に、静かに注いだ) [Tue 10 Jul 2007 00:24:52]
◆ナナオ > ――よう。帰ってきたぞ。 (無縁墓地の巨大な十字架を見上げて、語りかける。今日は、昨日酒場で聞いた仲間の弔いと―――丁度「時期」だったから。合わせて「あいつ」の弔いも済ませてしまおうと。) [Tue 10 Jul 2007 00:18:20]
◆ナナオ > (白い花弁が、十字架の前で散る) [Tue 10 Jul 2007 00:14:54]
お知らせ > ナナオさんが来ました。 『(放る花束)』 [Tue 10 Jul 2007 00:13:44]
お知らせ > セレニアさんが帰りました。 『( 一息で飛び込める距離まで近付き、そうする。 もちろん、何もいない )』 [Tue 3 Jul 2007 02:29:28]
◆セレニア > ( 夕暮れの雑踏の中でも、死んだように寝静まったスラムの路地裏でも、『あいつ』 は現れる。 後を追っても捕まらず、時には戯れるように確認しながら通り過ぎた路地から ふ と現れる。 接触は無い。 ただ、現れるだけ。 顔はおろか背格好すら分からず、本当に影だ。 自分以外に、それらしい人物を確認した人はまだいない ) ( 足音を忍ばせるといった専門のスキルがあるわけではなく、草も石ころもある地面を踏む音は… ゆっくりでも、だからこそ目立つような気がした。 それでも 『人影』 がそこからどこへも動いていないなら、と… 人一人が姿を完全に隠すといえば、咄嗟に見た限りではそこしかない、一つの大きな霊廟に足を進める ) [Tue 3 Jul 2007 02:11:40]
◆セレニア > ( 少し遠くなった周囲の鐘の音を追うように、また歩き出す。 リズムにもぶれがあって、無くなった反応に対して呼びかける警笛も無い。 一人足を止めたくらいでは、警笛も無ければ気に留めないか… あるいは、気付いていないのか… ) ―――! ( 林立する大小さまざまな墓標の影を 『人影』 が横切った 『気がして』 再び足を止める。 足音は無い。 風も無い夜、何かが駆けて行けばもう人並みより鈍いとは言えない自分の聴力で、捉えられないわけもないが ) [Tue 3 Jul 2007 02:02:19]
◆セレニア > ( ヴァンパイアを狩りたい。 神の国へ入る条件として、それは自分だけに授けられた特別なものだった。 それ以外の理由など必要ない、御心のままに在ることができる単純な道。 それを手放しで褒めてくれる人ばかりではないものの、教会の人は概ね肯定してくれる。 違う意識を知ったところで何を選ぶかが本人の意思であれば、根付いたものはそう簡単に拭えず、疑問に思うことは増えても求めるものは変わっていない。 その根底にあるのが喜びではなく、恐怖であったとしても、自覚しない事だった ) ( 我を失った取り乱しそうになる… 無力感が意識の中で渦を巻きそうになるものの、『ヴァンパイアがいるのにヴァンパイアを感知できなくなっている』 という確信の無さが、言い訳めいたブレーキをかけていて、そういった焦燥感にはまだ耐えられる ) ( 気に障るのは、『人影』 だ。 御心に沿うことができる喜びを、あいつが奪っているのかもしれない。 ただ一つの幸せを、心の安寧を、顔も満足に捉えられない… けれど同一人物とだけは分かる 『あいつ』 が ) ( ヴァンパイアを捉える、あの覚醒状態の中にある高揚感が恋しい… それがなくても動ける身体には、まだ救われるものを感じるけれど――― この身がヴァンパイアを滅ぼす為だけに存在するのなら、それ以外でどのように動けるようになったとしても、何の意味があるだろう ) ( それだけではない。 修道は、それだけではないし… 少しは聖歌も上手くなったと思う… だけど ) ( 正体の知れぬ修道は、やはり恐ろしかった。 手を引いてくれる人が欲しかった。 漠然とではなく、教会に、明確に定めて欲しかった。 それは間違いであるとどこかで思っても、夜毎の悪夢に落ちる前、ずいぶん上等になった寝台で凍り付いて見上げる闇には何も無く、そんな時は 『ヴァンパイアを狩る』 という目標と、それを達成している事実しか救いは無い ) [Tue 3 Jul 2007 01:56:29]
◆セレニア > ( 教会の鋳造したハンドベルを携えた、戦闘服に完全武装、それを申し訳程度に緋色のケープで隠す小柄な人影。 奇妙な薄紅色の髪をゆったりと一房に編んで、同じ色をした瞳にはおよそ表情らしいものを宿さない。 けれど一見よりはほんの少しでも長く目に留めれば、そんな格好をするには身体も小さく顔立ちにも幼さを残しているのが分かるだろう ) ( ただそんな見た目に反して、数ヶ月前までは確かに、この少女は班のエースだった ) ( ギルドで編成される見回りの班は、雇用形態が様々という事情もありいつも同じメンバーとは限らないけれど、それでも顔馴染みは自然とできる。 そんな中に教会からの出向としてひょっこりと現れたこの自称クルースニックは、その当初、それを証明するように戦果を挙げた。 狩ったのは 『隠蔽能力も低いくらいだから戦闘能力も低い』 といった雑魚ばかりではあったものの、何の確認も無く人に斬りかかり、そうして殺めた人は灰になるという重要な手順を数段飛ばした戦い方は、それをする当人が狩る段になると班員の行動には目もくれず、気でも違ったような独断先行に走るといった問題行動もあって、班全体の緊張感は高めていた。 士気はともかく ) ( それがなくなって、ぷつりと途絶えたまま何日も過ぎて… 元より給料制でも 『月に何体滅ぼせ』 といったノルマをこなせないハンター達を主として構成される班の緊張感は、いぶかしむように、けれど着実に下降線を描いている ) ( ヴァンパイアがいなくなったわけもない。 ただ、その存在をそれまでのようには五感以上のもので感じられなくなった。 そんなわけもないと否定し続けていた事だけれど、こう長期に渡って成果が出ないのでは自覚するしか無い。 ヴァンパイアの存在を感じていない時には全身に重しをつけて感覚にも靄をかけたような状態だった身体が、ヴァンパイアを感じていなくとも軽くなった、その時期とも重なっているのだから。 きっかけと思える出来事もあった ) ( ただ、それでもなお、認めたくないという思いもあって、外に原因を求める要素も存在していた。 ―――身体が軽くなってから、ヴァンパイアの存在を感知しなくなってから暫くして気がついた、自分に付き纏う 『人影』 の存在。 あれが、何かしているのではないか ) [Tue 3 Jul 2007 01:36:58]
◆セレニア > ( 夜更けの墓地に、澄んだ鐘の音が響く。 葬送や鎮魂といった類のものではなく、魔性を祓う聖性を帯びたそれは、時折耳にするその音に関心を持つ者であれば、一般市民であってもヴァンパイアハンターの発する音なのだと知っているものだ。 夜の帳が落ち明かりの灯されぬ場所であっても、そこが人の領域であると主張する音 ) ( けれどその響き方には、こうなるともう関係者にしか分からないかもしれないが、違いがある。 一人で打ち鳴らすのと、多人数で打ち鳴らすのでは言うに及ばず。 多人数で鳴らす場合にも、緊張感や集団としての錬度は現れ、それは何よりも当人達が肌で感じる事だった ) ( この夜、一列縦隊の両端を先行させて墓地の一画を包囲するように動くヴァンパイアハンターの一団の士気は、このところ目に見えて落ちている ) ( それを自らの責任のように思って、鐘の音の一つが足を止めた ) [Tue 3 Jul 2007 00:52:52]
お知らせ > セレニアさんが入室されました。 『( 慣れというのが、やはりあるのだろう )』 [Tue 3 Jul 2007 00:31:02]
お知らせ > ルーア・リシアさんが帰りました。 『(仕事が終わったら、朝一番で風呂に入ろう)』 [Sat 23 Jun 2007 03:39:38]
◆ルーア・リシア > ( 空に広がる雲の壁は、のっぺりとした灰色で。月明かりも通さない厚みを持っているようだった。梅雨、という時期に入ったらしい。 ) 確か、アマウラの、語源……? ( 首をかしげて、辺りを見渡した後、結局代わり映えのないいつもの墓地の景色に、どこかほっとするのであった。) [Sat 23 Jun 2007 03:39:08]
◆ルーア・リシア > 夏の、見回りは――これだから、いやだ。 ( ぶつぶつと一人で文句を言っても、還ってくるのは幽霊たちのおかしそうな笑い声だけ。一瞥して彼らを黙らせると、今度は少し早足で歩き出す。墓地は不特定多数のものが出入りする。土の下で寝起きする吸血鬼なんていうのも珍しくないし、死体に用事があって墓地を訪れる者も少なくない。 ) [Sat 23 Jun 2007 03:27:49]
◆ルーア・リシア > う〜……。 ( 普段表情の変化に乏しい顔も、こういうときばかりは煩わしさをにじませる。かゆい部分をさすったりしながら、なんとか掻くのだけはやめようと我慢がまんがまんが―― ) ううぅ〜。か、ゆ、い。鬱陶しい。 ( ちょっとだけくじけそう。 ) [Sat 23 Jun 2007 03:15:08]
◆ルーア・リシア > それに、しても―― (ぷ〜ん、と耳元で虫のなく音がする。夏場は、特に墓地なんかだと、こういうやからのほうがずっとうっとおしい。空いているほうの手で振り払っても、すぐまた耳元で飛び回る。熱いからマントをつけていないので、なおさら手足がかゆい。 ) [Sat 23 Jun 2007 03:08:38]
◆ルーア・リシア > (墓地の真ん中ほどまで歩いてから、膝を折ってカンテラを地面に置いた。もう明かりがずいぶん弱くなってしまっている。手持ちの油と火種も少ないから、もう1〜2回で見回りを切り上げてもどろうかと考える。新たに火を起こすと、またカンテラを持って立ち上がる。) [Sat 23 Jun 2007 03:01:00]
◆ルーア・リシア > (2〜3区ほど墓地を見回ってきたが、座り込んで眠る酔っ払いも、墓荒しらしき人影も、物好きに散歩する者も見当たらなかった。この時間になると、生きている人間よりも、死んでいる人間たちのほうが活発に動く。いまもまた、青白い人影が、細い木の陰から顔をのぞかせている。 ) [Sat 23 Jun 2007 02:54:14]
お知らせ > ルーア・リシアさんが入室されました。 『(人の姿――なし)』 [Sat 23 Jun 2007 02:50:19]
お知らせ > リゼルさんが退室されました。 [Fri 22 Jun 2007 15:15:33]
◆リゼル > じゃァ、 ( 楽しく遊んでくれるお友達を探しに行こゥ。 ― 先程より少しペースを速め歩き出せば、 ) 行ってきま ァす 。 ( 無邪気な子供の様に 笑ッた。 ) [Fri 22 Jun 2007 15:15:31]
◆リゼル > ( こつン、と靴の先が棺桶に当たる。 ―墓場で眠るのも飽きた、この棺桶にも飽きた、 新しい物を探そゥ。 足先を墓地の方に向けて、 棺桶をそのままに、 歩む。 ) … ―― おはよ ゥ 。 ( 誰に云うでも無い言葉を一つ。 …ゆッくりと墓地の中心を歩いて行けば、 ) …あ。 ( ぴたり、と止まッた。 ) …春の初め 位だッたかな。 鬼ごッこの相手、探してたンだ ァ。 ( 漸く思考が戻ッて来た。まだ完全に覚醒しない瞳を、手の甲で擦り。 ) … 面白い事、 またあるかな ァ。 ( くすくす、と笑ゥ。 ) [Fri 22 Jun 2007 15:14:12]
◆リゼル > ( 同じ体勢で眠っていたからか、身体が妙に重い。 首を軽く回し、棺桶から立ち上がれば 足元がふら付き、―再び棺桶の中に倒れ込ンだ。 ) … 何時から眠っていたっけ。 ( 彼と別々に暮らし始めてから、だ。― それが何時なンて憶えていないけれど、 ) …、 ( 一回息を零し、 再び身体を起す。 視界の先には曇り空。 …如何も自分は曇りに縁が有る様だ。 ) [Fri 22 Jun 2007 15:07:46]
◆リゼル > ――今、 何時だろ ゥ。 ( がこンと音が鳴ったのは、墓地の奥。木々が茂った、少し先の 盛り上がった土の中。 …古びた黒い棺桶の蓋が開けば、ふァ、と少女は小さく欠伸を零す。 ) …寝過ぎた。 ”春眠暁を覚えず”――だッけ、どッかの言葉。 ( 春は通り過ぎてしまった様だ。綺麗な季節、1番好きだったのに。 …なンて、文句を一つ。 ) [Fri 22 Jun 2007 15:04:11]
お知らせ > リゼルさんが来ました。 [Fri 22 Jun 2007 15:00:56]
お知らせ > バイ・チャンフォンさんが帰りました。 『酒場、にでも、行く、か・・・。』 [Wed 20 Jun 2007 00:57:47]
◆バイ・チャンフォン > 人、ではない、とは、言わない。・・・欲望、押さえ込み、それに、価値を見出す者、いる、から。・・・そして、それ、手助け、する、のが、悪魔。・・・だ、ろう?(意味のない問いかけで返してみた。・・・女性を見下ろす形で相手の目を見据える)・・・そして、あなた、にも、ある、と・・・いい、だろう。・・・こちら、こそ。・・・また、いずれ。(相手が去っていくのを少しだけ見届けると自分は相手とは違う方向の出口へと向かう) [Wed 20 Jun 2007 00:57:26]
お知らせ > ユズリハさんが退室されました。 『( そして娘は闇の中 歩いていく。)』 [Wed 20 Jun 2007 00:53:41]
◆ユズリハ > ( 男の言葉は、共通語に不慣れでたどたどしい。 意味を間違えないように、 娘は男の言葉を聞く。 ほんの僅かの間 瞠目して。) ――― それが人。 アナタは 欲望 に忠実なのネ? そう、人は時に誰よりも、何よりも欲望に忠実になる。―――悪魔よりも ねン。 ( クツリ、哂えば一歩、二歩と男のほうへと近寄って行くだろう。 男が避けようとしなければ、身体が触れるかと思えるくらいまで、近寄って。身長差で、娘は男を見上げる格好となるか。) ――― 己の欲に忠実になって生きて、死ぬのもまた1つの人間としての生なのかも知れない。 まァ。 短い人生 オモシロイコト がたくさんあるといいわねン? ( 求め続けるのならば、それを否定はしない。 娘は悪魔。常時欲望に忠実な種族なので、男の気持ちも分からなくはない。 そして、 コツリ。 足の向きを、墓地の出口へと向けるだろう。) じゃァ、私はそろそろ戻るわン。 楽しい時間をありがとン。 ( ヒラリ 男へと 手を振って。) [Wed 20 Jun 2007 00:50:41]
◆バイ・チャンフォン > それが、ない。そいつ、人、違う。・・・見えない、から、価値、見出す。それが、人。(見えないものだからこそ価値を見出すことのできるやつ。・・・それは彼の中の「人」という種族の定義の一つだった。)みたい、だな。狩人、動いて、た。あなた、吸血鬼、なら、気を、つける、いい。(一応警告だけ。自分は見分けるすべなど持ってない。相手がその類かどうかもわかりはしない。・・・だが、相手が吸血鬼である可能性もあるのでとりあえず警告。噴出したことに少し疑問は感じたが表情は変わらず。・・・続く言葉には口を開く。)身を、滅ぼされる、怖くて、おもしろいコト、見過ごす・・・死んだ、同然。我、楽しむ、故に、我、あり。・・・身、滅ぼすほど、好奇心、湧くもの、むしろ、歓迎。・・・楽しくない、死んだ、同然。今、生きてる、この瞬間、楽しむ。・・・結果、身、滅ぼすとも、それ、自分の生んだ、災厄。何、言われようと、致し方、ない。(自分は欲深い人で、その「業」にはとてもではないが、逆らえない。そして男にとっては「楽しさ」こそ「欲」。・・・生涯もとめ続けるだろう。そしていつか、それ故に滅ぶだろう。・・・そして、それをすべて受け入れる気だろう。) [Wed 20 Jun 2007 00:39:04]
◆ユズリハ > あはン。 目に見えないものに価値を求めるのン? ――― 本当、おもしろいわよねン。 ( 人間 は。 否。 己も目に見えぬ物に価値を求めることはあるけれど。 それより何より、 自分の種族 のことを言われているのにそれに気づかない男は滑稽で、 おもしろい 。 悪魔やゴースト、には 頷いて。) えぇ、 そうよン。 まぁ今は――、吸血鬼――ヴァンパイアが多いみたいだけどねン? ( スラムで事件があったとか無かったとか、そんな話を聞いたような聞かなかったような。) 出てきてほしい ねェ。 ―――くっ・・・ ( 目の前にいる自分は悪魔なのに、男は気づかない。 それが可笑しいらしく、娘は思わず拭き出してしまって。) あはン。 まぁ、ヴェイトスだからねン。 歩いていればそのうち、ぶつかるんじゃないかしらン? 幽霊にも、天使にも、吸血鬼にも、 悪魔にも 。 ( もちろん、それ以外の種族にも。 ) ―――けれど。好奇心は身を滅ぼすわヨ? ( 何でも、踏み込み過ぎてはいけない。 見えない 境界 は、あるものだろうから。) [Wed 20 Jun 2007 00:29:58]
◆バイ・チャンフォン > 微妙、だな。・・・だが、それだけ、でも、楽しむ、価値、おおいに、ある。(少しでも可能性があるのなら、ここへ足を伸ばした価値はある。・・・自分達人間のことを言われているともわかっていない男はそう答える。・・・にしても、何もない。墓場をくるり、と見渡したが、目に入るのは石ばかりだった。)危ない、もの・・・悪、魔、や、ゴースト、の、類か・・・。むしろ、出てきて、ほしい、くらい。・・・危ないモノ、少し、ワクワク、する。(怖いもの見たさ、とでもいうのだろうか?・・・微笑を浮かべて純粋に見たいと思いつつ、そう答える。その表情は楽しいものを想像する子供のように無邪気だった・・・。) [Wed 20 Jun 2007 00:22:10]
◆ユズリハ > んー? そうねーェ。おもしろいものは、あると言えばあるしィ、無いと言えば無いしィ? ( クツリ、笑って返すだろう。 死者を丁重に埋葬する 人間こそが、 娘にとっては おもしろい から。) ――あぁー、そうなのン。 それは何よりねン。 ( 娘のほうは、己の聞き違いを反省した様子も無く。 そして男のたどたどしいようなしゃべりを気にした様子もなく、 軽く笑うだけ。 服装の話をされれば、軽く首をかしげて、) ふゥん。 そんなモンなのかしらねン。 ( 人間の 風習 というのは良く分からない。 けれど、まぁ。) ―――こんな夜にこんなトコはー、 何か、危ないモノが 出てきちゃうかも知れないわよン? ( クツリ。 哂う。 危ないもの、は 何を指すのか。おそらく、幽霊やら、吸血鬼やら悪魔やらとか。 そういったものらへんだろう。) [Wed 20 Jun 2007 00:13:43]
◆バイ・チャンフォン > そう、か。何か、おもしろい、もの、でも?(赤の他人の墓を見ていた妙な女性に問いかける)・・・すまない。言い方、悪かった。・・・誰一人、死んで、ない。(知り合いはみな生きている。と。・・・つくづく自分の語力のなさを痛感する。違う意味でとられてしまった。少しだけ苦い顔をするが、すぐに元に戻る)もちろん、違う。・・・墓参り、こんな、格好、しない。(墓参りであればもっと簡素な服を着てきている。と。宗教はないが、知り合いに会いに来る、といった意味合いくらいはあるのだろうか?) [Wed 20 Jun 2007 00:07:08]
◆ユズリハ > あらン。 バレちゃったン? 本当は赤の他人で全く知らない人間の墓よン。 ( 男が笑うのを見れば、娘も軽く笑って。 暇つぶし、には娘のほうも同じだったらしく、納得したようにうなづいて。) 私も、暇つぶしヨ。 アハン。 じゃぁその 友達 も、この地面の下に埋まっているのかしらン?(クツリ、笑ってそう言えば、右足のつま先で軽く地面をノックするように踏みつけて。) ―――まァ。 アナタも お墓参り ってカンジじゃぁなさそォだけどねェ。 ( 肩をすくめてそう言えば、観察するようにジロジロと男を見るだろう。) [Tue 19 Jun 2007 23:56:17]
◆バイ・チャンフォン > わかる、うそ、つかなくて、いい。・・・つまり、赤の他人、ということ、か。(思わずくす、と笑ってしまった。)いや・・・我、友達、知り合い、誰一人、死んだ、ない。・・・単なる、暇、つぶし。(そんなことでここまで来るこいつもこいつでどうかしてる。・・・しかし、そんなことはどうでもよく、少しでもおもしろそうならば下水にまでも入っていくだろう。こいつは。) [Tue 19 Jun 2007 23:51:28]
◆ユズリハ > ――ン? ( 話しかけられた娘は、興味深そうに男のほうを見遣るだろう。 そして、クスリと笑んで、) ―――えぇ、そうなのン。 私のひいおじさんの娘の子供の孫のイトコの兄の叔母の妹の祖母の異母兄弟の弟の一番末の孫の墓なのよン。 ( 口からでたらめ。 しかもそれってつまりほとんど赤の他人。 ) あなたは? こんな時間にお墓参りかしらン? [Tue 19 Jun 2007 23:43:41]
◆バイ・チャンフォン > (特に何があったということもなく、期待はずれか・・・と考えて・・・そろそろ戻ろうとしたところでとある娘の姿を見受ける。)それ、知り合いの、墓、か?(なんとなく、話しかけてみた。もっと言えば単なる暇つぶし。おもしろいかどうかは話して決める。とりあえず胸の銀薔薇は目立った。) [Tue 19 Jun 2007 23:39:41]
◆ユズリハ > ( 死んだら幽霊になるとか 天国へ行くとか 地獄へ行くとか。 ) ―――いやでも実際、天使とかいものねェ。 ( そして悪魔もいる。 本当に死後の世界 なんて、あるのだろうか ? ) あぁー、吸血鬼とかも、一応 死後 なのよねン。……ン? ( 吸血鬼――。 彼等は一度死んでいる 種族なのだから。 確か。 ふと、見知らぬ人間の墓から目を逸らし、別のほうを見る。 それは男が歩いてくる方向か。 大分近づけば、男からも桜色の髪の娘が見えるかもしれない。) [Tue 19 Jun 2007 23:36:14]
◆バイ・チャンフォン > (徘徊。徘徊。ひたすら徘徊。この男は歩き続けるのだろう。仕事が見つかるか、おもしろいものがみつかるか・・・あるいは己の欲求を満たすときのみ止まるのだ。そして今現在は墓地へと足を踏み入れる。)・・・ココ、来る、初めて。(一年ほどこの街で暮らしているが知り合いが死んだわけでもないこの男にとってはここは未開の地も同然。いつも行かない場所なだけに少し警戒。・・・ある意味、スラムや暗黒街より、期待できるかもしれない。と思いつつ、墓の間を進んでいく) [Tue 19 Jun 2007 23:32:55]
お知らせ > バイ・チャンフォンさんが入室されました。 [Tue 19 Jun 2007 23:30:01]
◆ユズリハ > 死んだらドコへ行くのか――― なんて。 よく考えるモンよねーェ。 ( 死んだらドコへ行くのか。死者を冒涜してはいけない。 人間の中にあるある種の 理 。 それが、娘にとっては不思議でならない。) 死んだらそれでオーシマイ。 その後のことなんて、考えてもわからないのに ねン。 ( そうじゃない? と、 見ず知らずの人間の墓を見て 問うだろう。 ) あはン。 アナタ は、 死んだ後の世界を見ているのかしらン? ( クツリクツリ、哂う。 もちろん墓からの答えは無い だろう が――。) [Tue 19 Jun 2007 22:52:53]
◆ユズリハ > ( バサリ。 墓地の奥に 黒い影が降りた。 桜色の髪をした娘。 その背には悪魔よろしく黒い翼がある。 どうやらこの翼で飛んできたらしい。) ――― へ ェ。 道理でここらへんだけ くらかったワケなのねン。 ( どうやら、高いところから見たときに、ここら辺だけやたらと光源が無く暗く見えたらしい。 興味を覚えて降りてみれば、) アハン。 墓地、 ね。 ( 人間たちが死者を埋葬するために作った 墓地。 というか、前に一度訪れたことはあったのだが。そうかそういえばココだったか、 なんて考えつつ。 ゆっくりと背中の翼をしまうだろう。―――人間は、悪魔を嫌うようだから。 誰かに見られたら面倒なことになりそうだと。) [Tue 19 Jun 2007 22:42:03]
お知らせ > ユズリハさんが入室されました。 [Tue 19 Jun 2007 22:36:04]
お知らせ > ヴィーダァさんが帰りました。 『(muddle/混濁)』 [Wed 13 Jun 2007 23:09:02]
◆ヴィーダァ > (見ると気分の悪くなる十字を避けて、深い茂みの奥へと。) [Wed 13 Jun 2007 23:08:54]
◆ヴィーダァ > (だが、そんな苦痛は、長くは続かない。 憎しみを込めて睨みつけていた瞳には、欲望の炎が改めて灯り、最も本能に忠実な吸血鬼が一匹出来上がる。)(それは、今目覚めたかのように、あたりにぎらついた瞳を這わせる。 夏の夜の墓場の臭いを吸い込んで。欲望の矛先となる何かを探す。) ――ふん、誰も居ないのか。 (探しても、僅かな腐臭が漂うばかりで、人っ子一人いやしない。) ――何、気分が良いから許してやる。 (己が何をしていたか、よく思い出せないが。そんなことは、些細なことだろうと。 吸血鬼は餌を求めて、その場から動き出す。) [Wed 13 Jun 2007 23:01:59]
◆ヴィーダァ > (徐々に近付いてくる己。それは、古い記憶の扉を開ける夢。 ゆっくりと開いていく扉からは、あらゆる欲望が、知識が、経験が、溢れてくる。)(近付いてくる幻影に向かい、下げていた腕が上がる。指を突き出して、今すぐに触れ合おうと。) ――Gu・・・ (そして、幻影は、狂気の笑みを浮かべて、その指に触れた。)(ここ二十年が、一瞬で吹き飛ぶ。 改めて受け入れた記憶は、別物として扱っていたこれまでと違い、強すぎた。) ――GAaaaa!! (追体験をするかのように、初めは苦しみ。頭は悲鳴を上げて、咽喉は潤いを求める。 堪らず、体を捩りながら、己の左腕に喰らいつく。深く刺さった痛みで、苦しみを堪える。 そんな中、恨めしい目で宙を見上げ、其処に別な吸血鬼の影を幻視する。) [Wed 13 Jun 2007 22:47:05]
◆ヴィーダァ > (もとより、魔術的に何かが出来るわけでもない。 ただ、己の過去のイメージを作り上げ、それとどう折り合いをつけるか。それだけのこと。 闇の中に想像するは、記憶の中にある己の姿。古い記憶にある、古き己の姿。 一匹の、鬼の姿。)(本来は、其処に何も無い。 そう分かっていながらも、睨みつける先に、黒い靄が見えてくる。感じるのは、悪意、狂気。 一度イメージが纏まりだせば、その靄は瞬く間に、『吸血鬼』の姿をかたどる。ダークスーツに、内側の紅いマント。 いやらしい笑みを浮かべる唇からは、長い犬歯が零れる。その顔は、己が自覚している、己の顔。) ――おいでなすった。 (その吸血鬼は、宙を滑るように近付いてくる。 近付くほどに、鳥肌が立ち、頭が軋む様に痛み、えもいわれぬ衝動が沸き起こる。) [Wed 13 Jun 2007 22:32:24]
◆ヴィーダァ > (墓場の奥、すぐ脇に深い茂みがどことも知れずに続く、十字の並びの端。)(灯りも持たずに、月も見えぬ曇り空の下、闇に紛れる冒険者風貌一つ。 墓に花を手向けるわけでもなく、背を夏の熱気の中茂ったっせのたかい茂みに預けるようにして、十字の並ぶその上の宙を睨む。)(独りになるために、そして御誂えの舞台を用意するためにここまできた。 スラムでは面倒な噂が多く、街中では夜になっても人がどこかにいる。) ――さて、鬼が出るか蛇が出るか… (独り立ち向かうは己の過去。 起き上がりが生じ、早すぎた埋葬が行われ、最早口言わぬ死者が埋葬されるこの場所で。宙を凝視する紅は、其処に何を見るのか。) [Wed 13 Jun 2007 22:15:28]
お知らせ > ヴィーダァさんが来ました。 『(暗い、墓場の闇の奥。)』 [Wed 13 Jun 2007 22:04:56]
お知らせ > ミカドさんが退室されました。 『(僕は、「使い魔」をもう一匹いる事を、思い出した)』 [Wed 13 Jun 2007 01:07:12]
◆ミカド > (――― 靴先が小石を突く。 石畳の上を転がる小石。 夜風が木々を揺らす音に混じって、からころ乾いた音が響いた。 「使い魔」 「制御」 ) ああ―― ……。 (乾いた声で、呻く) [Wed 13 Jun 2007 01:06:31]
◆ミカド > うん。 そうと決まったら、早速家に帰って、覗き―――ではなく、特訓だ。(長椅子の背に立てかけて置いた杖を手にとって、立ち上がる) 久しぶりに目の保養をするのも悪くないしね!! 彼も油断しているだろうし!! (ばっさー インバネスを翻して、堂々と歩き出す) さぁ、夜はこれからだ。 楽しもうじゃないか … (ふと、間が空いた) … (何かを忘れている) [Wed 13 Jun 2007 01:03:19]
◆ミカド > ……それは、ちょっぴり遠慮したいね。 何よりも、僕のような金剛石の如き輝きを放つ男が「使い魔」だなんて。そんな――神が許さないよ。神がっ…!!! (使い魔は、主が言葉を荒げるのに首をかしげる。 しぱしぱと小さな瞳を瞬かせ) …よろしい。暫くは、使い魔訓練開始だね。 ちょうど覗きたいところもあるし! (掌の上で、居心地悪そうに羽を整える梟に向かって、指を突きつけ) …最初は浴室だ。 タイミングは何時もの通り。 その次に―― 最近暗黒街で、愉快な催しをしているらしいから、其処を覗けるようになるまで。 [Wed 13 Jun 2007 00:50:25]
◆ミカド > ( 主が滅びたのではなく、主が制御できなくなった。 鬼の――少なくともこの男の――本性である、黒い血が使い魔の中から消えたわけじゃない。 この黒い血は「減る」事を極端に嫌がる。 何せ”始祖の血”は増えないのだから。) ……となると…。 主従関係の逆転現象?僕が君の使い魔になるのかな。 [Wed 13 Jun 2007 00:36:17]
◆ミカド > (この使い魔は、既に「生きる屍」だ。 自分の血を餌にして生きている。自分の血の一部が使い魔の中にあるからこそ、彼は今も動いていられるし、考えられるし、この世に存在していられる。 主たる自分が、この世から滅すれば、この使い魔も灰になるのだろう。 …だが、しかし――主の支配が――力が届かなくなった「使い魔」はどうなる? ) ………どうなるんだろうね。 グールは、主の命がなければ、存在維持の為に、食欲に走ると聞くけど。 [Wed 13 Jun 2007 00:29:37]
◆ミカド > 以前は毎日のようにお願いしていたけれどね! 本当に毎日! 窓の外に、雨の日も風の日も雪の日も雹の日も槍の日も、放り投げては覗かせたものだけど―…君も嫌がるようになったしねぇ。(手の甲の上にとまらせて、梟と視線を合わせる。 ) ―――まぁ。ばれた時の報復が、だんだん洒落にならなくなっていくのも感じたし。 …この間なんてナチュラルに締め落とされたんだよ、ドドルゲフ。彼が不器用な事は知っていたけれど、まさか其処まで酷い「うっかり」をやってしまうような不器用さんだとは思わなかった。ともあれ―――そんな不器用さんの報復が酷くなるにつれ、うっかり胸に杭でも打たれるような気がしたりなんだりと、その辺を考慮して―…だけど、ふむ。 (くるり・くるり、首を傾げる梟を、じっと見つめる。)此の侭だと、君は土にかえってしまうのかな…? [Wed 13 Jun 2007 00:19:57]
◆ミカド > しかも――(制御できる距離が短くなっている気がした。 前はスラムの時計塔までは覗けたのに、今はスラムの入り口程度まで。それ以上先に進もうとすると、どんどん視界が狭まって、しまいに見えなくなってしまう。 ) …… どんなに使い込んだ道具とて、月日がたてば使い方の一つや二つ忘れるものだ。 それと同じかな。 最近は覗きに飛ばす事もなくなったものね? (けしからん事をさらりと言いつつだね) [Wed 13 Jun 2007 00:09:51]
◆ミカド > しかもーーー [Wed 13 Jun 2007 00:03:42]
◆ミカド > (優雅な空の旅を終えた使い魔は、”主の視界”と共に地上へと降りてくる。 視界共有/意思疎通―― 久しぶりの空の旅は、主にとっては辛いものだったようだ。) 動きも歯車のずれたカラクリみたいになるし気持ち悪い。 何よりも、加減が分からなくなるのはいけないね…!!! 急旋回した時、僕、どんな風に視界制御してたっけ?ドドルゲフ――ー(空から舞い降りる羽音に合わせて、右腕を空へ突き出した。 その腕を止まり木代わりにするのは、小さな小さな梟だ。 広げた羽をちんまりと畳んで、男の肩へと腕を伝って移動。) …急降下と、急上昇に旋回が加わった時は、僕は此処で倒れるかと思ったね…!(使い魔を横目で睨み付けた。) [Wed 13 Jun 2007 00:01:01]
◆ミカド > (久しぶりに仕事を与えた使い魔は、窓を開け放つと同時に、嬉しそうに勢いよく外へ飛び出していった。 …それが、日が沈んで直ぐの事。 だから、外へ出してから四時間程度たっただろうか。) …………。 (墓参用の長椅子に、座る男は眉間に皺を寄せて、目じりを揉んだり、こめかみを押したりしながら、使い魔が戻ってくるのを待っている。) うーん。 ………使わないと忘れるもんだね。 [Tue 12 Jun 2007 23:50:19]
お知らせ > ミカドさんが来ました。 『(使い魔が空を飛んでいる)』 [Tue 12 Jun 2007 23:42:10]
お知らせ > ザッハトルテさんが帰りました。 [Fri 8 Jun 2007 01:47:48]
◆ザッハトルテ > …… ( 霧に混じる一条の煙 ) 起き上がり=@で無ければ、別に構わないのだけどもね――… ( それも大概薄情な物言いだけれど。 どうやら自分で思っていた以上に、立て続けに聞いた眷族の話が頭に引っ掛かっているらしい――所謂危険な手合いの眷属の話。 ) 已むに已まれず、相応の事情があったとしても―――― (「それ」は我々の事情であって、彼等の――人間の事情にはそぐわないものだから。 免罪符にはならない=@誰かが聞いているでもなし、続きは言葉にしなかった ) [Fri 8 Jun 2007 01:45:27]
◆ザッハトルテ > ( 時が止まったような静寂。 街灯に誘われた蛾が硝子にぶつかる音すら残響を伴うけれど、生憎実体なき者の声を拾える耳は持っていない。 膝を伸ばし、暫し白亜を見下ろしてみたとて得るものはないだろう。 湿気に苦労しながらマッチを取り出して紙巻に火を点けた。 ――静寂 ) [Fri 8 Jun 2007 01:32:48]
◆ザッハトルテ > ( ――…余計な真似をするつもりはないのだけれど。 ) 「これ」は――… 外からだか、内からなのだか。 ( 傍らに屈み込む。 殆ど泥状の土だけに、正確な事は判らないが――見ようによっては掘り返された形跡に見えない事もない。 墓荒らしか早すぎた埋葬か、――…さて。 ) [Fri 8 Jun 2007 01:24:40]
◆ザッハトルテ > ( 生まれも育ちもこの街らしい同僚と違い、ヴェイトスに来て2年程度の移民には此処に眠るべき知人は居ない――よって特定の墓標に用はない。 その足がひとつの十字架の前で止まる ) ―――――――― ( 根元に埋められたプレートは雨で緩くなった土に塗れ、故人の名を読む事ができない。 同様に正没年も見えないが、墓そのものは新しい。 泥を払えばその下には白亜本来の色があるのだろう。 それはここに勤める墓守殿の領域につき、余計な事はしないが。 ) [Fri 8 Jun 2007 01:15:25]
◆ザッハトルテ > ――…さて。 ( 踵を返す方向は、坂を下るその逆の。 死者の座である墓標の間を歩き回ったのは酔漢特有の不埒さではあったけれど、元々夜歩きを好む性質ではある。 すっかり酒精の抜けた足取りで石畳を踏み――墓地の奥へ ) [Fri 8 Jun 2007 00:57:45]
◆ザッハトルテ > ( スロープの向こうへと消えて行く馬車を見送った。 改めて見ると、漸く本来の静けさを取り戻した墓地一帯は薄く霧にが覆われている。 元々気温の上がり難い場所であるのか、昨日の雨の影響か。 ――詳細は知らない。 ) ――――… ( 漸く静かになったと、しみじみと。 長年ひっそりと想いを寄せていた女性を別の男に取られたのだと、延々嘆き続けた同僚の心模様もこれくらい落ち着いてくれると良いのだけれど――墓場のような心模様ってそれも微妙か。 ) [Fri 8 Jun 2007 00:52:18]
◆ザッハトルテ > ( とまれ、車留めに止まっていた馬車をつかまえてこれ幸いと押し込んでいるのが、今。 ) …適量を把握できていない間は何歳だって子供だと思います。 頼みますからここでは吐かないで下さい――そこで何でこっちに顔を向けますか。 ( ――こちらとて一切回っていない訳じゃない。 唯、顔に出難い らしいのと――「映らない」時期が長かったせいか、手前の顔なんて鏡で見た試しがない――より重度に酔ったやつを目の前にするとそれどころじゃないと云う話。 ) …参ったなあもう。 ( 本当に参っているのは気の毒な御者殿の方だろうけれど。 ) もう決まった事なのだから、素直に祝福して差し上げて下さい――ああ、私は結構。 頼みます――… ( 前半は尚もぐちぐちと嘆き続ける同僚へ、後半は御者殿へ ) [Fri 8 Jun 2007 00:43:26]
◆ザッハトルテ > ――…自棄を起こすものじゃないと、申し上げたのに。 ( 返事はもう、何を言っているのか不明瞭。 仕事明け、聞いてほしい話があるからと同僚に呼び止められたのは何時間前の事だったか――3件酒場を梯子した挙句、終の地がここ墓地と云うのは何かの冗談なんだろうか。 ) [Fri 8 Jun 2007 00:34:13]
お知らせ > ザッハトルテさんが入室されました。 『だから――』 [Fri 8 Jun 2007 00:28:42]
お知らせ > オウルさんが退室されました。 『探しながらも、すこし挙動不審であったとかなかったとか…』 [Tue 5 Jun 2007 22:58:51]
◆オウル > (とにかく、あまり…今の自分が此処に長居して良いとは…思えない。 怖いし、何より何かでてきたら対処できる自信がない。 いっぺん死んでいるはずなのに…色々情けないとか…内心思った。) でもなぁ…一度探すだけじゃ、ダメだから…でも、此処…嫌だなぁ… (すこしだけしょんぼりした。 死者が死者を怖がる構図、何か有っちゃいけない構図だとも思うけど、それが一番怖いと思う。) やっぱり…スラムか…海岸かなぁ… (最悪、血の臭いにつられて…スラムの奥地とかだったらどうしようと思う。 特に暗黒街の濃い臭いは嫌いと言うよりか、引っ張られてしまう。 渇いてる時は…特に…だ。) 益々…先行き…不安だなぁ… (もうすこし…さがそうとか、そんな事を思いつつ…捜索を続行していくことだろう。) [Tue 5 Jun 2007 22:57:35]
◆オウル > (自分は渇いたら、探せない。 かといって…そう言う時に見つけてしまったら…どうしようとか思う。) …先行き…不安だなぁ… (渇いている時は、一人だから我慢できるけど…誰かに寄られると、怖くて仕方ない。 同属でも…多分怖いと思う。) 見つけたら…ちゃんと話しないとね…うん (友人見つけたら…確りちゃんと…話をして、それからどうする? とそんな疑問を浮かべる。) なんか…もっと、先行きが不安になるような… (考えながら…墓地の中をトボトボと歩いて行く。 髪の色や肌の色は夜闇では目立つ物だが…汚れのある物でも、黒い服は目立たないだろうか…そんな事を思う。) [Tue 5 Jun 2007 22:47:32]
◆オウル > (自分の両親は…この墓地の中にいるんだろうか? そんな疑問が浮かぶも、昔の名前がわからないので調べようがない。 それを考えればすこしだけ、寂しげな顔して…空を眺めた。) エニシさん…何処にいるんだろね… (自分じゃ、こんな場所は来たくないから…いないかも知れないな…何てすこし思った。) 一人で…こう言う所はきたくないな… (明りももっていない。 金の瞳は大なり小なり…夜目が利く。 けれど、怪しまれる要因にもなりかねないと思うので…出来れば墓地は今後…控えたいと思う。 怖いから…だ。) [Tue 5 Jun 2007 22:37:18]
◆オウル > (墓地の中をそろそろと歩いている、銀髪に金の瞳の少年一人…此処の空気は、妙な感じがする。 気を抜いたら何処かに連れて行かれそうな…そんな気がする。) ホントなら…自分のこの土の中…なのかな? (ボソリとかなり小さな声で呟いた。 友人を探しに歩いている。 何時もは何の当てもなく夜は散歩して、友人の家に戻って寝る…そんな生活なので…目的を持った放浪は初めてな気もする。) …想像できないな… (棺おけに入って眠っている自分の姿が想像できない。 もし、2度目の死が来たら自分はどうなるのだろう。 ふとそんな事を考えたが、怖いので考えるのをやめた。) [Tue 5 Jun 2007 22:29:08]
お知らせ > オウルさんが入室されました。 『死者が墓地を怖がるのもどうかと思った…』 [Tue 5 Jun 2007 22:21:59]
お知らせ > ザッハトルテさんが帰りました。 『( そして飛ぶブーイング。 文句を言われて安心するのだから、我ながらどうしようもない。 )』 [Mon 4 Jun 2007 03:41:52]
◆ザッハトルテ > ( 嘴を赤く染めながら頭を上下させる梟。 その分だけ損なわれる生命の通貨。 少しずつクリアになる頭――種族を考えたなら益体のない自浄作用だと思うが、そこは勘弁戴こう。 血が抜けると「どうしようもなく悪いもの」が一時減ったように思えて、ほんの少し気が軽くなる――出来の如何はどうあれ、もう少し人前で表情を作ろうと思える。 ) ――――。 ( 小枝を踏みしめて立ち上がり ) 不味い珈琲が飲みたくなった。 …夜討ちに行こうか、フライングフィッシュ。 ( どれだけ不味く淹れられた珈琲だろうが、味なんか判らないけど。 勤務先ならこの時間でも誰かしら居る筈――ついでに新しい傷を見せて、暫く字が書けないので仕事が遅れます! とでも言ってみようか。 某ピタ●ラスイッチのペンギンのように――「子供だから読めません!」は秀逸だと思う、主に相手の沸点をブチ切る意味で ) [Mon 4 Jun 2007 03:39:25]
◆ザッハトルテ > ( この街に来て間もない頃も自宅の屋根で梟相手にぼやいて夜を過ごした。 空間や時間に見えない線を引いて、此処から出られないだのあちらには行けないだの――あれから2年半近く経ったのに、今でも何ひとつ変わらない。 通り過ぎる人の声は良く聞こえるようになったけど、涸れ井戸の底から届かない空をただ見上げるだけの。 一度きり、そこから這い上がろうと思った時期もあったが―――― ) …痛いよばか。 どうしてこうおまえは、餌を催促するのに実力行使を計るのだかね――ああもう判った、手に穴が空く。 ( 逃げないようにと念を送って脚を捕まえていた手を離した。 ――夜気に混じる血の匂い。 掌にこさえた切り傷は、すぐに猛禽に突付かれた傷に変わるのだろう ) [Mon 4 Jun 2007 03:27:11]
◆ザッハトルテ > ( 手をついていた幹に背中を預け、そのまま根元に座り込んだ。 夜風に揺れる梢の合間から覗くのは、今宵も晴天とは言い切れない。 時折の風が雲を流せば、望月を過ぎた頃の銀色も望めようものだけれど。 ただそれだけの事なのに僅かな落胆――明確な理由は判らないくせに、気落ちするばかりの日々。 ) 兎も角ー…ひとをあんまり飛び回らせるのは止してくれ。 最近しんどくて敵わないのだから――… ( 此方の言葉を理解こそすれ、返事は何時だって思考未満。 人並みの知能を持たないのだからそれは仕方ないのだけれど ) …怠い怠いと云うにしても、もう五月は過ぎているのに。 ( ――…だからこそ。 独り言のようなものだから、つい本音が出た ) [Mon 4 Jun 2007 03:07:25]
◆ザッハトルテ > ……。 ( ぱっかー開いた梟の双眸をげんなりして見つめた。 ――何だってこいつ、こんなに活発なんだろう。 とっくの昔に死んでるのに。 ) 大方鼠でも獲りたくなったんだろうが、どうせおまえ食べられないだろう。 前は前で猫毛玉に喧嘩を売ったみたいだし――…食い気とは関係なしに、狩猟本能は残ってたりするのかね…? ( 両脚を掴まれている以上どうしようもなかろうに、諦め悪く尚羽ばたこうとしているものだから。 ――あ。 ひょっとして威嚇か、これ。 ) ――…。 ( 幹に手をついて項垂れる、俗に言う反省する猿毛玉のポーズ。 どっと疲れた。 ) [Mon 4 Jun 2007 02:48:27]
◆ザッハトルテ > ( 黒くてでかいのが樹から落っこちた。 静寂の戻った雑木林の中心で梟の脚を鷲掴み、ぜーはー肩で息する黒尽くめのアルビノイアのようなモノ。 ) やっっっ ( 溜め ) と捕まえた、この放蕩梟が…! ( 吸血鬼をして夜闇の貴族と何処の誰が言ったのだか、枝葉の残骸をあちこちに引っ付けた姿はイメージぶち壊しだ。 ――かくして繰り返される先日の光景。 ) 本っ当に――… ( ぜーはー ) …誰に似たんだかなこの気性の拙さはー…聞いてるかな理解はしているのだろう? ( じたばた暴れる嘴を弾こうとしたら逆に齧られた。 こいつは本気で気性が拙い、荒いじゃなくて拙い。 ) [Mon 4 Jun 2007 02:39:43]
◆音 > ( べき ) ( ひと際高く生木の裂ける音。 幾重にも残響する葉ずれ。 ――やがて、落下音 ) [Mon 4 Jun 2007 02:27:20]
◆音 > ( 黒い 何か の中から白々としたモノが突き出した ) ――捕まえた、 ! [Mon 4 Jun 2007 02:25:37]
◆音 > ( 深夜の共同墓地、奥手に植生する雑木達がざわめいた。 激しく梢が揺れ、若葉をつけた小枝が千切れて飛び散る。 空を切り裂くが如き羽音。 木々の間を黒い何かが横切り、その度に林が騒ぐ―― ) [Mon 4 Jun 2007 02:24:23]
お知らせ > 音さんが来ました。 『( 揺れる梢 )』 [Mon 4 Jun 2007 02:22:18]
お知らせ > ザッハトルテさんが退室されました。 『……………… ( ぎりぎりぎり。 殴れないけど拳は作った )』 [Sat 2 Jun 2007 04:43:26]
お知らせ > ミカドさんが帰りました。 『(胡散臭い高笑いが墓場の外まで続く朝)』 [Sat 2 Jun 2007 04:40:38]
◆ミカド > (「聞こえてる」)―――…………。 (一端呟き事が途絶えて) 僕はザッハトルテ君を愛している。 (「聞こえている」の声を待つ間) ……… よし。 僕と一緒に「完璧」に踊れるように練習しようじゃないか。 ああ、決して参加させるための予行練習ではないぞ? うん。 ただ、なんとなく君に教えてみたいなーと思っただけで。 決して、君に女装させて参加させようだなんて思っていないね! 其れが駄目なら、白黒のキグルミでも着させようとか! ……それも駄目だったら、仮面をかぶせて「仮装だ」と言い張らせようとか思っていないよ!うん! …… 明日からはじめれば十分間に合う―― いや、何に間に合うかは謎だがね! はっはっはっはっはっはっはっはっは――――さて、帰ろうか! [Sat 2 Jun 2007 04:40:03]
◆ザッハトルテ > …聞こえてる、聞こえてるぞ西園寺。 ( それだから殴られるのだと、都合の良い責任転嫁。 ――先を行く背を追う足を止め、掌にできた切り傷を見下ろした。 先日うっかり瓶で切っただけのものではあるが、これなら暫くの間は「殴ろうにも殴れないだろう」――ぱたり、手を下ろして再び歩き始め ) …正確なステップは知らないけどね。 ( 今度はこちらが考え事をしていたせいだろう、質問の意図を読みきれなかった ) [Sat 2 Jun 2007 04:30:55]
◆ミカド > (眉が下がる)…うぅん? 何だ、本当に中が見れないとなると、余計知りたくなるね。パンドラの箱じゃないけれど。――…ティエン君も旅行中だと聞くし…(さらっと巻き込もうとしたよ)……仕方ない。ザッハトルテ君を仮装させた上で、どうにか参加させる方法か、頼めそうな誰かを探すか――真剣に考えてみよう。 (本人を目の前に、ろくでもない計画を呟く。露骨に逸らした話題に気がつかない辺り、参加できないのが、かなり悔しいのだろう。――「戻るか」――返事はない。だが、少し先を歩き始める事で返答として) ―――ザッハトルテ君。 ワルツは踊れるのだっけ? (早速考え始めてるぜ) [Sat 2 Jun 2007 04:25:54]
◆ザッハトルテ > ( 無言で首を横に振る。 結んだ髪が背中で馬の尾のように軽く揺れた ) 私の交友関係はそれはそれは狭いんだよ。 街中ですれ違った何方かと話をする事はあるけれど、そこで大概終わりだね。 ( 一期一会の壁は高く、そして厚い。 しかしながら人の心とは鏡のようなもので、親愛を向けられればそれはそれで嬉しいものらしいから結局の所は自業自得なのかも知れん。 さりとて人間に深入りする気力はもうどこにも残っていなかった――既に諦めている。 東の空を見上げて露骨に話を逸らした ) ――…明るくなるのが早くなったな。 いずれの社交界デビュー計画は兎も角、今朝になっても父御が戻って来ない方が彼女にとっては大問題だろうからそろそろ戻るか。 (「何を着てもさまになりそうな方々」3人目の顔を軽く見返して ) [Sat 2 Jun 2007 04:15:52]
◆ミカド > 失敬。 残り3%の「ザッハトルテ君が僕を締め落として、ばれる」の可能性を忘れていた(かくして確率は100を超えた。)――――ばれる可能性はともかく、その通り。どんなに此処で愚痴っても、参加方法が思い浮かぶわけでもなし――…僕の友人君は”どちらも”つれないし。 参加はともかく、どんな様子なのかは知りたいんだよね! …ぜひとも僕の代わりに仮装舞踏会レポートとかしてくれる友人を探さねば。それこそ、どっかの娼婦モドキにでも? (肩をすくめて立ち上がる。傍らの杖を手にして) … …あれ。 マリィも「男装」しているっけね。だとしたら、彼女も参加できないのか。…残るはリコリスだが、あの子の初めて☆舞踏会を、僕がプロデュースできないなんて悔しいなんてもんじゃないので却下だ。 …………君、だれか、「其れらしい」相手に心当たりは? (友人の隣をすり抜けて、数歩。 振り返って尋ねた)(着飾るのが好きなのは、その二人だけじゃない、僕もだ!と、主張するように、杖頭で、軽く自分の胸を叩く) [Sat 2 Jun 2007 04:02:18]
◆ザッハトルテ > …確率比が間違ってると思うぞ私は。 ( 負けず劣らず真剣に言った。 即ちばれる可能性=高笑い85%+誰かが気づいてばらす10%+不慮の事故5%、〆て100%。 放り投げられた紙片は夜風に吹かれ、ころころと何処ぞへと転がって行った。 墓守さんには一緒に土下座しておこう。 ) まあ、そう機嫌を損ねないで秋にでも期待しようじゃないか。 その頃になればこの男爵殿か、他の何方かが紛う事なき仮装大会を開いてくれるかも知れない――とね。 ハロウィンは我々向きのイベントではないかも知れないけども。 ( ふらりと虚空に視線を投げ、頭上に疑問符が浮かびかねない勢いで考えた。 せっくすあぴーる=人間が繁殖する上で必要な雰囲気作り、だっけか―― ) ( つまり、だ ) 私には必要ないから御断りするよ。 違和感を楽しむものだと割り切るにしても、多分男がスカートを穿いてみて真っ先に感じるのは足元の風通しの良さだと思うのだよね――それは何時ぞやキモノを着せられた時に体験済みだし。 ( 同性だの野郎同士だのとやたら言う割に性別が持つ意味には――究極的には繁殖(はんしょく。)に辿り着く訳だが――思いっきり疎いものだから、考えながらの発言はぽつぽつとした歯切れの悪いものになった ) …マリィゴールド嬢が男の服を好む理由を、そのうち聞いてみようかな。 私は拝見した事がないのだけれど、彼女ならどんなドレスでも似合うだろうにね。 と云うか――…マリィゴールド嬢然りリコリス嬢然り、着飾るのが好きじゃない者だらけのようだね、我々の周りは。 ( 特に彼の娘御に至っては、頑ななまでにそれを拒む節すら。 娘を溺愛する彼の事だ、恐らく平民の目玉が飛び出すような金額の服や髪飾りを山と贈っているだろうに彼女がそれを身につけているのを見た試しがない。 ) [Sat 2 Jun 2007 03:50:06]
◆ミカド > おっと、余りにも当たり前な事を聞いたんで驚かせてしまったようだね☆――まぁ、 こっそり庶民の仮装をして潜入しようかとも考えたが、僕の艶やかさは隠せるものじゃないという結論に達した。 まず85%の確立で周りに気がつかれると思う。( かつてない程真剣な眼差しで見上げて告げる。 ……やや間をおいて、同じ口調で) 残り10%は、僕が我慢できず、舞踏会場のど真ん中で高笑いをあげる可能性――残り5%が不慮の事故――誰かのスカートの裾を踏む・あまりの化け物ぶりに笑ってしまう・聖職者が居て僕の正体がばれるなどの可能性だ。 これらの可能性を考え、今回は―――今回は、今回はー…… 不 参加 を考 えざるを えないっッッッ!! (血涙を流しそうな程に、悔しげに呻く。 くしゃりと紙を握りつぶし) ああ!まったくもって不愉快な条件だ! きっとこの男爵は、後々後悔するだろうよ! まったく! ……。…「見世物」… ソコまで悪趣味な方向に考えていらっしゃるのかどうか。(首をかしげ) ”庶民との交流”が建前だとしたらありえる話だが。――… うーん。 ただ「違和感」を楽しみたいんじゃないかな? 「仮装」が「仮装」にならない僕のような人種――つまり、なんでも着こなしてしまうような人種はつまらないと――ふん。 まぁ、もう、関係ない話さ! (えいやー。紙を丸めて投げ捨てた。墓守さんごめんなさい) (「男装」「女装」) …………。 妙なことを聞くね。 (きょとんとした) 女装だって、このヴェイトスじゃ、そうそう珍しいことじゃあるまい。 性別の区別すら曖昧な種族も居る。 ―― そういう「特殊例」を除くなら……セックスアピールを感じないからじゃないかな。 逆に言うなら、其れを感じられる「女装」なら、十分在りだと僕は思うよ? と言うか、唐突だな。 なんだったら君がやってみればいいじゃないか。考えて分からないことは、体験してみればいかがかな。 …… 僕 の 代 わ り に。 [Sat 2 Jun 2007 03:21:49]
◆ザッハトルテ > ごふっ。 ( 噎せた。 そりゃもう噎せた ) そう云う事を、同性に聞くかな普通…! ――――まあ、それは認める。 何をとは聞くな――遍く普遍的事実であるかは兎も角ね。 人間の美意識が通用しない生物なんかも居るし――…ふむ。 ( さほど長い文面でもない。 素早く読み切って、指先を顎に添え ) 世の中にはピンクのクマの着ぐるみを着ていても御自分の美しさを疑わない人種だって居るだろうからなあ。 つまりその何だ、見せ物になりそうな参加者を期待しているって事なんだろうか、この男爵殿は。 ( そこで考える。 暫く黙り込み、やがて真顔で口を開いた ) …時に西園寺、何故――「男装」は有りなのに「女装」は無しなんだろうな。 と云うか、そもそも人は何故性別を偽ったりするんだろう? [Sat 2 Jun 2007 02:57:41]
◆ミカド > …………。 (よく動いていた口が、ぴたりと止まる) …… まぁ、つまるところは、ソコだよ。(今度はこちらが、言葉を濁す。 改めて揺らす紙には、参加条件まで書いてあることだろう。 ) …僕は正直者だ。 嘘をついているつもりもない。だが――だがしかしッ…!!(額に手を当て、大袈裟に嘆く) …真実は時に、誤解を招く切欠になりかねんのだよ。 (指の合間から、友人を見上げ)――― ザッハトルテ君、 僕は美しいだろう? これは、世界共通の認識(言い切った)だが、これを僕自身が口にすると―――この参加条件に見事に引っかかってしまうというわけさ。 (ふ、と物憂げな、ため息) [Sat 2 Jun 2007 02:48:06]
◆ザッハトルテ > ――鏡はどこだ鏡は。 ( ぼそ ) 折角今なら鏡ひとつで「常識人の所在」と「女装の似合いそうな何方様か」両方を一挙に証明可能なのに。 そいつは置くとして――やってみたら良いんじゃないか。 身分を偽る為にドレスを纏い、舞踏会に顔を出した前例がない訳じゃない と――何かで読んだ記憶はある。 人の噂も75日、一度きりならまあ良いんじゃないかな。 ( 口振りや仕草から察するに、どうも彼はこの出し物に参加してみたいらしい。 ひらひら揺れる紙片の文字を苦労して追いかけて ) 十二単でも白無垢でも着て、こっちの方に顔を出してみたら良いじゃないか。 ( 後段の「告知」のくだりを指差した。 もし西園寺伯爵とばれた日にはえらい事になりそうな気もするが、そんなヘマをやらかす男でもなかろうと思う。 ) [Sat 2 Jun 2007 02:36:41]
◆ミカド > (ひらひらと紙を揺らしながら、鼻息荒く、同意する) まったくだね! 髪の毛公爵様も、この仮装会男爵様も、ろくな事を思いつかないね! きっと、金と時間が有り余っているので、常識人(強調した)には考え付かないような事に楽しみを見出してしまうんだろうね! (自分のことは、きっぱりと棚に上げて、憤慨する。ゆれる記事の上に連ねられた文字を眺めては、拗ねた子供のように唇を尖らせた。) 僕が女装したら、ご婦人に失礼じゃないか。 (ふっ。)(肩にかかった黒髪を、自慢げに払って、顎に指を添える) …僕が女装などしたら、「謎の美女現る」と、サロン内で半年は話題に上り続け、しまいにはヴェイトスの七不思議に名を連ねること間違いなし(ウィンク☆)―――…… なんだ。 (視線を感じて、顔を上げる。 ) ………。(友人の視線が辿るのを追いかけて) ………。 歯に物が挟まった言い方をするね! [Sat 2 Jun 2007 02:24:05]
◆ザッハトルテ > ( そのまま視線を髪のてっぺんから組んだ足の爪先まで、ゆっくりとなぞらせて ) んー…………――その――何だ。 似合うんじゃないかな、うん。 ( こんな誉め方ってどうなんだろう。 でも止めなかった ) [Sat 2 Jun 2007 02:14:51]
◆ザッハトルテ > …………。 ( へんたい※平仮名※公爵の所業を聞く間、黙ってまじまじとそちらを見つめた。 ――見つめた ) 本っっっ(貯め)当に貴族にはおかしなのが多いんだな。 …平民で良かった、ああ良かった。 こっちの男爵殿も ( と、書き付けを指先で突付き )なかなか個性的な趣味を御持ちのようだし――…? 女性の衣装を着てみたいのかね。 暇にあかせてそっちはてっきり試し済みだと思っていたが。 ( 梟の件は軽く睨んでみる事でスルーを狙う。 NA★GA★SE だ。 ) [Sat 2 Jun 2007 02:12:03]
◆ミカド > 髪の毛を集めるのが趣味の変わった公爵様でね! 朱鷺乃都人の毛が欲しいから、全身の毛を一本ずつ欲しいといわれて、流石に全身の毛を公爵様に一本ずつお渡しするのは心地悪いので、髪の毛で我慢していただいたんだよ。 まぁ、一本でも大層喜んでいただけたので、其れは其れでいいかと、僕の中では「めでたしめでたし」と――…何だ、知ってたんじゃなかったのか。 (ぺらぺら自分である程度までしゃべったところで、ぴたりと口を止める。 ――誤魔化すための沈黙と、 視線をひらりひらりと左右にめぐらせ、何事もなかったように長椅子に腰掛、脚を組む 。 咳払いもつけたし) なるほど。逃げられた――……逃げ?やぁ、相変わらずだね。 あの梟、僕のドドルゲフとは大違いだ。気性が荒い。 ――もしかしたら主に似るのかもしれないね! はははははは――― まぁ、きっと、ほら。何時かのようにゲッソリやせ細るくらい放置したら、自然と戻ってくるんじゃないかな?今度は目玉をつつかれないように気をつけたまへ。 (大げさに頷く。) …… いやね。 この告知記事をみて、色々考えてしまってね。(と、仮装舞踏会の告知記事を見せた) [Sat 2 Jun 2007 02:02:43]
◆ザッハトルテ > ( 折りしも満月の晩なればこそ、天然の照明灯は彼の下に降り注いだかも知れないが、生憎今宵も月には雲が掛かっている――南無。 ) …事実だったんかい。 ( 伯爵殿逃げてーにげてー。 冗談のつもりだったのに――対照的に眉間を押さえ、項垂れる ) 梟に逃げられた。 この辺で遊んでるんじゃないかと思ったんだが――まあ良い、後で餌抜きだ。 で、そっちも何ぞ嘆かわしい事でもあったのか。 上がって下がってまた上がる――ように、見えたのだけれど。 ( 成る程、共通の知人たる眷属の麗人が彼をして躁鬱と称するのはこの辺が由来かとひとり納得しながら。 ) [Sat 2 Jun 2007 01:53:32]
◆ミカド > (天井から自分専用スポットライトでも浴びてるつもりなんだろう。 めいっぱい天に伸ばした掌を、小指から順に親指まで閉じて、胸に引き寄せる。 ―――男にしては細い肩――をそっと抱いて、声の方へと振り向いた。 ――計算されつくした動きで、黒髪が男の頬を包んで以下略。 (いかりゃく)) 其れは先日決着がついた過去の話だね――!今は、その時の衝撃とはまた違った衝撃が僕を貫いているのさ。――神が僕に科した罪の再確認をさせられている気分と言おうか ――ああ、美しさは罪だねザッハトルテ君―――…!(きらり☆白い歯 牙?が輝いた) ……。で、寝起きの熊さんみたいな格好は如何したのかな。 [Sat 2 Jun 2007 01:46:26]
◆視線 > ( あれ、何だか情報がどんどこ増えてる。 変装――着ぐるみ――美しさ。 これだけではさっぱり意味不明な三身合体だ。 三つの命題を矛盾しないように考えて考えて、 ) …今度は何にロックオンされたんだ。 夜遊び癖が祟ってとうとうおかしな性癖の、それも公爵・侯爵辺りに狙われでもしたのかな。 ( こちらの声はさほど大きいものでもないが、深夜の墓地にはそれなりに響こう。 小枝やら葉っぱやらをめしめしと頭や羽織に引っ付けたのが何か出てきました。 ) [Sat 2 Jun 2007 01:36:51]
◆ミカド > ありえない―――…。 ありえないありえないありえないありえないありえない――…!!! この西園寺ミカド。 どのような変装をしても――たとえ庶民だろうと、女装だろうと、キグルミだろうとも!!! (一人で感極まった声でテンションアップー。 舞台役者の如き仕草で、がっさー立ち上がり、天に両手を伸ばした) この僕の内側からたぷたぷたぷたぷ溢れ出る美しさ、隠せはすまいよ――…!!!! ( 一人で静寂押しのけまくってる男は、現在トリップ中です。 ここが墓場だってことも忘れているぜNOW☆) [Sat 2 Jun 2007 01:32:53]
◆視線 > ( 静寂を押し退けてそれは良く響いた。 そのように聞こえた。 ) ( 何か聞いた。 なんかきこえた。 ――具体的には「問題なく参加」の辺りだ。 共同墓地の奥に広がる雑木林の方角から、じぃ。 視線がひとつ――やがて視線は足音に変わり、そちらへと近づく ) [Sat 2 Jun 2007 01:31:04]
◆ミカド > そうだ、そう 。 (名案を思いついた子供のような面で、視線を手元から上げていく。 ) どうせ、どなたも仮装していらっしゃるんだろう。 ならば、僕だとばれないような仮装ならば、問題なく参加できるのではないかな! 顔が出なければ問題ないだろう!ん? ――そうさ、たとえば「庶民」に「変装」して ―― … ( その姿の自分を想像中 きらきらと吸血鬼らしからぬ輝く瞳が、星空を見上げた。 ) ………。 (が――その瞳は急速に) ……………。 (悲しみに彩られ) ………… 無理だ。 無理だよ。 (悲しみ一色に染まった顔を、手のひらで覆い) ……この僕の美しさが、たかが変装如きでごまかせようか?! [Sat 2 Jun 2007 01:29:35]
お知らせ > 視線さんが来ました。 『 |・) …。 』 [Sat 2 Jun 2007 01:29:09]
◆ミカド > (追記:イベントの成功を心からお祈りいたします。 超応援しております。と、どっかの背後が土下座中。 …あくまでキャラクター視点の話です。とか、ぼそぼそつぶやきつつ――男の呟きも続く。 組んだ足を、苛立たしげに、大げさに組み替えて) さぞかしお綺麗な方なんだろうね!この男爵様は! ―― くっ……!! 貴族としてではなく、庶民として潜入してやろうか――…。 (苦虫を噛み潰したような顔で、告知記事とにらめっこ) [Sat 2 Jun 2007 01:22:29]
◆ミカド > 貴族なんて、ナルシストの集まりじゃないか!(無論、この男も同類である) [Sat 2 Jun 2007 01:15:43]
◆ミカド > (なぜなら、自分は如何したってこの舞踏会には参加できないからだ。―――参加条件に引っかかる。間違いなく。しっかりと。外から見ても愉快、一緒に踊っても愉快――そんなイベントだというのに。 ) 何を考えているんだろうねっ…!ご自分も貴族ならば、「自覚」している部分とてあるだろうにねっ! ……まったく、まったくけしからん。 ……さては、この男爵さま自身が「生粋のナルシスト」というオチなのかな?ん?( 告知広告の一文を、指先でぴしぴし叩いて、鼻息を荒くする。 気分は何処かの御伽噺の住人である。 ) [Sat 2 Jun 2007 01:11:10]
◆ミカド > ………―――――。(手には、とある舞踏会の告知記事。 庶民と貴族の交流の場として設けられたイベントだ。 大々的に告知してあるんだろう――商業地区の衣服関係の店がとっても賑やかだった。 ただ飯も食えるということで、ふらりと訪れる客も多かろう。 …しかも趣向が趣向。 …… 面 白 く な い わ け が な い ) ―――――……。 (だからこそ、その告知記事を眺めては、顔をしかめるのだ) [Sat 2 Jun 2007 01:05:54]
◆ミカド > (墓場に設置してある墓参用の長椅子の上で、ぼやいた) [Sat 2 Jun 2007 00:57:12]
お知らせ > ミカドさんが入室されました。 『舞踏会――。』 [Sat 2 Jun 2007 00:56:36]
お知らせ > ルーア・リシアさんが帰りました。 『――きれい。(ぼそっとつぶやくのは、誰にも聞かれたくない少女の声)』 [Thu 31 May 2007 01:00:18]
◆ルーア・リシア > ( 台所に行くと、花をさせそうな入れ物を探して、そこに水を注ぐ。居間に戻り、薔薇を入れ物に挿した。 ) せっかくもらったんだから、かざっておこう。 ( 差出人不明の贈り物など普通は気味悪いと捨ててしまうものだが、そこは死神。思考がだいぶ違う。椅子に座り、薔薇の花びらを指先でそっと撫でて、じっと見つめる。 ) [Thu 31 May 2007 00:59:47]
◆ルーア・リシア > ( ぽつり、ぽつり、つぶやくように紡ぎだす言葉は、正解にたどり着く事は決してなく。困り果てた末に、去っていく同僚を見送ってから、戸を閉めて部屋の中に引っ込んだ。 ) 薔薇。親しい人へ? それとも、愛の告白? ( とりあえず薔薇を机の上において、また推理開始。差出人が誰か分からない以上、どうするべきか。 ) もしかして……花の香りに眠り薬が。目が覚めたら、どこかに監禁されてたり……。 ( 最近図書館でそんなミステリー本を読んだらしい。 ) [Thu 31 May 2007 00:49:27]
◆ルーア・リシア > わからない。さっぱり、わからない。 ( 薔薇を持った男性。数少ない知人の名前と顔と容姿を頭の中で情報と照らし合わせて見るが、該当する自分物が出てこない。というか、数ある墓守の中から己の名を知り、わざわざこんなところまで薔薇を持ってくるような人物といえば、限られてくる。 ) でも、男性……知らない。 ( 軽く首を横に振って、考えこんだ。同僚はルーアの彼氏が尋ねてきたと思ったらしく、茶化して笑った後、小屋から去っていった。 ) [Thu 31 May 2007 00:42:00]
◆ルーア・リシア > なんでしょうか、これは―― ( たずねてみても、初老の男もよくわからないといった類の答えしかかえしてくれない。なんでも男性がルーアにこれを渡してほしいと、留守の間に訪ねてきたらしい。 ) ――誰、だろう。 ( 薔薇を持ったままそれを覗き込むようにして、首をかしげる。男性の先輩も、渡してきた相手が男の格好をした女性であるとは分からなかったようで、当然話を聞いただけのルーアが分かるはずもなく。 ) [Thu 31 May 2007 00:34:26]
お知らせ > ルーア・リシアさんが来ました。 『(墓守の先輩から薔薇を渡されたものの――)』 [Thu 31 May 2007 00:31:41]
お知らせ > ユダ@装準備イベントさんが退室されました。 『奇襲失敗』 [Wed 30 May 2007 23:46:12]
◆ユダ@装準備イベント > いいもんいいもん…。 ( いじけた調子で大木の幹にパンチを繰り出すと、ふぅっと息を吐き出した ) [Wed 30 May 2007 23:45:55]
◆ユダ@装準備イベント > あたしってば、ちょー恥ずかしい女じゃないっっすかぽんたーんっ!! ( どれくらいか走ったところで、大木を前に足を止めると恥ずかしさからの錯乱か、泣きそうな声で絶叫。ビシバシと大木の幹をしばく ) 薔薇を持ったあたし登場→ルーアびっくり→ルーアあたしの一張羅に釘付け→褒めてもらう→格好よく薔薇を贈呈→友情の芽生え!ってなるはずだったのにっっ ( 妄想100パーセント。大木相手に必死に語る。要には、下したての一張羅を褒めてもらいにきたらしいお浮かれさん。そりゃあ、自己負担ゼロともなれば、そうとう良いスーツを買ったのだ ) [Wed 30 May 2007 23:42:40]
◆ユダ@装準備イベント > ( 「どうも」と軽く会釈を返してくれた初老の男性は、ここで働いている人だろうか。扉から半分だけ体を覗かせるような格好で ) ルーアはいますか? ( なんて、迷子センターに預けられた子供のような顔で問う。対して初老の男性は、こくりと首を傾げて「知らない」というふうに首を左右にゆるりと振った ) あのー…えーっと…これ、お届けものです。ルーア・リシアさん宛てです。 ( 咄嗟に繰り出した言葉そのままの勢いで、バラをがさっと男性に差し出すと、人のいい笑みを浮かべて ) では、僕はこれにて。いや、ご休憩中のところを失礼しました。 ( 男性に薔薇を手渡すなり、愛想笑いを浮かべるとそそくさと退散。扉を閉めるなり、反対を向いて全力疾走開始。背後で呼びかけられたような気もしたが、気にしない。気にしてはいられない ) [Wed 30 May 2007 23:32:57]
◆ユダ@装準備イベント > ( しかし、扉の向こうに見慣れた姿はなかった。代わりに、マグカップを口に近づけた体勢で驚いたように目を見開く初老の男性が一人椅子に座っていた。ばっちりと目が合い、お互いに固まる。ちょっと恥ずかしい。いや、かなり恥ずかしい。扉を押しあけた格好のまま、冷や汗だらだら無意味に微笑んでみたりして ) ご……ごきげんよう? ( 間抜けさを全面に押し出す結果となった ) [Wed 30 May 2007 23:23:26]
◆ユダ@装準備イベント > ( いつもより意識して大股に歩きながら、少し先に見えたランタンの明かりに口端をきゅっと吊上げた。薔薇を片手に乱雑に握ったまま、歩調を早める。それはまるで悪戯を思いついた子供のようで )( ようやく小さな小屋前までやってくると、手の甲で扉をノックした。が、返答を待たずに勢いよく扉を開いて ) ルーア! ( 叫んだ ) [Wed 30 May 2007 23:19:01]
◆ユダ@装準備イベント > ( まるで公園を散歩するようにのんびりと歩きながら、片手を顎に添える ) 男言葉かぁ。難しいわねぇ…やっぱり、一人称は俺?それとも僕かしら。 ( ぼそぼそと思案するように呟かれる言葉は、無意識にいつものそれ。馬の尻尾のように、後ろで一つにまとめられた髪を揺らしながら薄く微笑んで ) それにしても…葡萄酒飲み放題だなんて…なんて素敵なイベントなのかしら。いや…なんて素敵なイベントなんだろう、か。うん。 ( 要は葡萄酒の飲み放題が目当てであったらしい。慣れない言葉遣いはたどたどしく ) [Wed 30 May 2007 23:13:45]
◆ユダ@装準備イベント > ( 晴れた空は月がくっきりと浮かび、いつもよりも夜目が利くような気になる。薔薇の花束を片手に握り、ふんふんと鼻歌を漏らしながらやってきたのは夜の墓場。スーツに薔薇、という浮かれた装備の女は、墓場に入るなり周囲を見回して ) やだなぁ…いつ来ても不気味な所。 ( 言葉のわりには大して気にしたふうもなく、墓場の中を進む ) [Wed 30 May 2007 23:07:53]
お知らせ > ユダ@装準備イベントさんが入室されました。 『薔薇の花束』 [Wed 30 May 2007 22:59:38]
お知らせ > トリスタンさんが帰りました。 『(時節、拗ねたり怒ったりがあったとか―。)』 [Sun 27 May 2007 00:01:49]
◆トリスタン > (主が何を思い言葉を向けたか、何を考えて行動をしているのか、それはわからないけれど…今は、大丈夫なのだろうと思いながら)………てめぇ、ってやつは…………き、キス…して…(真っ赤になりながらも囁いていて―) [Sun 27 May 2007 00:01:31]
お知らせ > ジムさんが帰りました。 『( 意地悪しながら、帰路について。 )』 [Sat 26 May 2007 23:58:12]
◆ジム > ( 吐息を漏らす姿に、戦場で新兵に言った言葉を思い出す。 潔癖症は、早めに治せ、と。 辛いだけなのだから。 ゆるく息を吐いて。 ) ………トリスタン。 私は、望まれないことは、しないよ。 ( しても良い、じゃなくて? ちらりと横目で尋ねようか。 ) [Sat 26 May 2007 23:58:01]
◆トリスタン > ……そう、か……なら、してねぇ…って訳だな…。(ポツリと再確認のような言葉を向けた後、小さな吐息を漏らすと肩の力を抜いていた、そして…瞳を暫しの間閉じていたけれど、そっと瞳を開けば)……し、仕事…終わったら、な…・…。き、キス…くらいはし、しても…良いぞ……?。(ぶつぶつ、と呟きながらでもあって―。) [Sat 26 May 2007 23:54:19]
◆ジム > …………………ふむ。 仕事以外で体力を使う気はないさ。 仕事は全てやりすぎだったがな。 ( オーバーキル。 言われ続けて聞き飽きた。 今ではどれだけ頑張っても言われることはないだろうけれど。 そしてまた、強姦か。 仲間内で性欲の解消はしたけれど。 ) それでは仕事が終わったなら、一緒にいてあげよう。 ただしそれ以上はなしだ。 ( 君も望んでいないし、私も望まない。 口には出さないが。 ) [Sat 26 May 2007 23:48:28]
◆トリスタン > ……てめぇも…そんな事、してんのか…?(ふと思った事を口にしながらも視線を向け瞳細めていた、傭兵…そういえば、主もそうだ…それに以前、夜食を持っていったのもそうだった、と思い出せば小さな吐息を漏らしていた。)……あ、あぁ…そう…だな……。(少しだけだ、と後付をしながらもこくっと小さく頷いてみせた―。) [Sat 26 May 2007 23:44:59]
◆ジム > 傭兵の吹き溜まりでそんなこと言ってられないよ。 旅先での強姦略奪は当たり前、それも報酬の一部ってのが、所謂「傭兵」の本来だからな。 ( 尤も、ギルド所属者は「傭兵団」というわけでもない。 殆ど個人レベル。 そのようなことをする連中がどれだけいるかは知らない。 ) はっはっはっはっ、結構結構。 まあ、だが手近なところで家に帰るか。 君も家事を放ってきているのだろう? ( いくら煽っても、いまは手なんか出さない。 出してやらない。 火照った熱を冷ますように、現実を突きつけてやろう。 仕事というものを。 自分自身が後悔しないために。 ) [Sat 26 May 2007 23:38:09]
◆トリスタン > そ、そう…なのか……?…しかし、不潔…すぎねぇか…?(眉寄せながらも理解が出来ん、と言うかの如く首傾けていた。そして)…………莫迦野郎…。(ポツリと言葉を零しながらも手を引かれながらも俯きながら素直についていくように歩き出していて―。) [Sat 26 May 2007 23:34:10]
◆ジム > そういう下ネタやディープな話ができなければ、大人になんかなれないよ、トリスタン。 ( 言ってから、はてそれは大人なのかと自分でも迷ったが、まあいい、大人な話題であることは確かだ。 ) …………………………ふふん。 ふふふん。 いいだろう、我が可憐なるメイド、トリスタン。 君がそう望むのならば。 ( ならもっとムードのある場所にでも向かおうか………ベッドの上にでも。 などと嘯きながら、手を引いていこう。 こんな子に墓地なんか似合いはしない。 くつくつくつ。 ) [Sat 26 May 2007 23:27:35]
◆トリスタン > なっ…!そ、そんな事まで…言う同僚…なんて居るのか……?(どんな奴だよ、と主の同僚…主も同じ類か、と思ってしまうのは、ちょっとヒミツ。)…………。(主の言葉を耳にすれば俯いてしまっては、手の力が抜けるのは自然のものでもあって、そして…そっと主の服を掴み引っ張る様にすれば)…もう少し、一緒に……居ようぜ…。こんな場所じゃ、なくても…良いからよ……(ポツリと小声で、漏らす言葉、本当に小さな言葉は2人のみしか聞き取れない程のもので―。) [Sat 26 May 2007 23:23:28]
◆ジム > そうだな………………「私は君に欲情している。 できることなら君を抱きたい。 二人で粘膜をこすりあわないかい?」とか、先日同僚がお勧めしてくれた文句だがね。 ( 浪漫に欠ける言葉だと思わないか、全く。 十分オブラートに包んであげてるんだから、感謝しなさいな。 ) 私は気配りをする人種だけれどね、トリスタン。 口にしないことは、望んでいないこと。 そう取ってしまってもなんら問題などないんだよ。 ( 冷たく切り捨てるように、感情をつとめて隠してそういおうか。 振り向くこともなしに。 ) [Sat 26 May 2007 23:10:54]
◆トリスタン > てめぇ、ただでさえストレートなのに、これ以上ストレートになるとどんな風になんだよ……。(ぶつぶつと不満そうに見詰めながらも文句を言うよういでもあって、そっぽ向いていると、手を引かれながらも歩き出すのには慌てて)ちょ、てめぇ…望まれない事って…別に…わ、私はまだ…!(まだ、と言ってしまえば、あ…と声を漏らして口ごもるようでもあって―。) [Sat 26 May 2007 23:06:52]
◆ジム > ふん、マシなこと、ね………………そうだな。 もう少しストレートに言って欲しいのか? ( 赤くなるメイドに、笑みは深まるばかり。 そして間近でニヤニヤと。 ) 何って、見ての通りだ。 さてさて………………それでは帰ろうか。 私は望まれないことはしない主義だ。 ( そっぽを向いている隙にあっさりとそれだけ言えば、手を引いて歩き出してしまって。 ) [Sat 26 May 2007 23:02:10]
◆トリスタン > 私は、そうゆうメイドとして仕込まれてきたが、やっぱり性格上…あわないみたいでな…今に至ってしまう訳だ…が、てめぇ…もう少し…マシな事言えねぇのか……。(赤くなってしまうのには自然にかわってしまっては、手を取られたのには驚くも口付けられるのには、驚いた瞳で主を見詰めるか)んぅ…!?ぷぁ…っ…て、てめぇ…いきなり何しやがんだ…!……そ、れは…。(ドキドキと鼓動が高鳴るのは不意に口付けられたから、と言うものでもあって素直になれずにそっぽ向く様でもあるか―。) [Sat 26 May 2007 22:58:20]
◆ジム > ふふふ………………まあ、な。 ただ従順なメイドなんてのは、私は要らないからな。 喜べトリスタン、そういう君が欲しくて、私は君を選んだのだから。 ( 伸ばされる手を、すっと取って、一瞬、口付けでもしてやろうかと考える。 だがそれをやったらまるで、自分が色情魔みたいな感じだ。 ) うん? なんだ、君はもうすこし私との逢引を楽しみたかったのか? [Sat 26 May 2007 22:51:32]
◆トリスタン > (次第に、冷静に考えれば己は主にからかわれているのではないか、と言う考えが生まれだしてきており。)…るせぇ…てめぇは判って私を仕えさせたんだろうが…なおらねぇよ…てめぇが主である限りはな…。(ぶつぶつと呟いていれば、伸ばしてくる手を見ると続く言葉に暫し躊躇してしまうが)…もう、帰るのか…?(そっと問いかけながらも素直に手を取ろうと手を伸ばそうとしていて―。) [Sat 26 May 2007 22:47:43]
◆ジム > ( まったく、面白い。 きっと本人は否定するのだろうけれど、子供のようだ。 花束を抱く姿に微笑んで。 ) やれやれ、なんて物言いだ。 メイドにてめぇ呼ばわりされる主というのも、いやまったく、私くらいだろうさ。 ( おかしそうにひとしきり笑ってから、そっと手を伸ばそうか。 ) それでは、我が可憐なる従者トリスタン、そろそろ帰るとしようか。 [Sat 26 May 2007 22:42:16]
◆トリスタン > (きっと、無意識の中独占されているのは己の方なのかも知れない。)…いわねぇ…私は、此処までしかいわねぇからな…絶対に…(くそ、と言いながらも悔しげでもあるか、そして相手の行動から逃れるように一歩下がることにより笑われるのには、眉寄せて)っ…! 笑ってんじゃねぇよ…! て、てめぇなんかに感謝なんてしねぇからな…。(顔を背けながらもバラの花束をしっかりと抱いていて) [Sat 26 May 2007 22:37:50]
お知らせ > トリスタンさんが来ました。 [Sat 26 May 2007 22:34:55]
◆ジム > ( くつくつくつ。 いやまったく、可愛いものだ。 愛玩と恋愛との違いは自分にはわからないが、まあどちらでもいいことだ。 独占することに変わりはない。 ) おや、言ってくれないのか………なら、私が仕事しても問題はないだろう。 半ば趣味でもある。 ( 事務仕事が何より好きだ。 というと同僚から奇異の眼で見られるが気にはしない。 一歩下がる様子には、とうとうこらえ切れなかったのか噴出して。 ) ふふふ…………それならトリスタン、言うべきことがあるだろう? 人に何か貰ったら、必要な言葉が。 [Sat 26 May 2007 22:33:53]
◆トリスタン > (続)(と、呟いていれば視線をそらして拗ねるのは無意識な風にそう見えてしまうか。)…え?おま、此れは俺のだ…誰にもやらねぇよ…(手を伸ばしてくるのにはその手から逃れる様に一歩後ろへ下がるようでもあって―。) [Sat 26 May 2007 22:31:01]
◆トリスタン > るせぇ…!大きなお世話だ…っ!(真っ赤になりながらも勢いで大声になりながらもそんな言葉を向けていて、狼の耳は垂れてしまうか)…ちょ、い、言う訳がねぇだろ…(ぜってぇにいわねぇ,to) [Sat 26 May 2007 22:29:46]
◆ジム > くっくっくっ……………次からは、言い訳も考えてくることだな。 ( そのときはそのときで、矛盾点を指摘して虐めてやるのも楽しそうだ、そう思う自分はSなのだろうかとちょっと思ったりもして。 ) ふむ…………それは「仕事よりも私を優先してくださいご主人様」と、そういうことかね。 ( しれっとそんなこと抜かしたり。 ) おや、いらなかったか。 それならいいんだ、職場の同僚にでもやるとしよう。 ( なんて意地悪して、受け取られた薔薇を、取り上げようというようにわざとらしくてでも伸ばそうか。 ) [Sat 26 May 2007 22:22:20]
◆トリスタン > て、テメェなんかの為にきた訳じゃねぇよ…たまたまだ…たまたま…!(真っ赤になりながらも、それ以上聞くな、と言う風に拳を主の腹部にでも押し当ててやろうとしていて私を見るな、と言うようであり)近況の報告、ねぇ…仕事柄か…それはそれで仕方ないか…しかし…何とか出来ねぇのか?こんなにいつまでも仕事仕事じゃねぇか…(眉寄せながらも見詰めていると、不意に出されるバラには驚きつつも一気に顔が真っ赤となってしまい)え、ちょ…てめぇ、何で私にだ……。(躊躇しながらも受け取ってしまうか―。) [Sat 26 May 2007 22:18:26]
お知らせ > トリスタンさんが入室されました。 [Sat 26 May 2007 22:14:49]
◆ジム > ふふふ、それでは何のためについてきたのかな、トリスタン。 ( 子供を相手に優しく諭すように、言ってやろう。 表情は淡い笑顔を。 内面ではにんまり笑顔を。 ) ああ、そういうことだ。 近況を報告しろ、とな。 まったく面倒なことをさせる。 ………………そしてこれは君にだ。 ( はい、と赤薔薇の花束を差し出そう。 実になんでもないように、つとめて。 ) [Sat 26 May 2007 22:01:40]
◆トリスタン > な…ッ!私がテメェなんかの為に心配なんて…するわけねぇよ……。(ぶつぶつと呟きながらも視線を逸らしながらも横目にて主の様子を覗き見などもするか、そして)そうか…なら、良いが……って…(主の行動には何してんだ、と言いたくなるけれど、鷹がバラを持ってか空の彼方へと飛んでいったのには、驚いた様に見ていて)…あ、あぁ……アレが、知人か…。 [Sat 26 May 2007 21:58:41]
◆ジム > おや、違ったのか。 私が誰かと逢引でもするのかと心配してついてきたのでは、そう思っていたのだが。 ( 残念残念。 なんていいながら、眼鏡を押し上げる。 そしてちらりと空を見上げた。 鳥はまだ空を巡り、そしてふわりと一瞬動きを止めた。 ) ん、いや、別に構わないさ。 君が思うようなことは何もない。 この薔薇にしたって――――目立つためだけだからな。 ( 薔薇を持った手。 それとは逆の手で、す、と封筒を空に掲げた。 そしてそれは、高速で舞い降りた鷹に掴まれて空へと旅立った。 ) ほら、な。 [Sat 26 May 2007 21:50:45]
◆トリスタン > 別に、心配して言った訳じゃ…ねぇよ……。(視線を別の方へと向けながらも、フンッといった形で漏らす様で、直ぐにも判る花束を見やれば)…バラ?しかも、赤か…って、知人との約束が…あったのか…?なら、私は…居ないほうが……。(良いのか?と視線を向けながらもバラへと向けながら)…赤のバラの花言葉は『熱烈な愛』かそんな類だが…(関係あんのか?との問いを更に続けるようで) [Sat 26 May 2007 21:46:44]
◆ジム > ふぅむ……………そんなに心配していただけるとは全く光栄だ。 ( くつりとのどの奥で笑って、うろたえる姿を眺めた。 全くかわいらしいものだ。 赤薔薇の花束を担ぎなおして。 ) まあなに、単に約束があってな。 知人がこの時間をしただけさ。 [Sat 26 May 2007 21:37:29]
◆トリスタン > (そっと正面へと向こうとした瞬間、不意に背後から気配そして…続く言葉には)ひゃ…ッ……!!ちょ、て、てめぇ…いきなり現れやがって……。別に…てめぇがこんな時間に出て行くから着て見ただけだ…。(変な声が出てしまったのには慌てて口に手を当ててやるも、落ち着かせながらも眉寄せながらそんな言葉を向けていて―。) [Sat 26 May 2007 21:34:51]
◆ジム > ( 視線と意識が自分から完全にそれた時を狙って、ゆるりと背後に姿を現そう。 物音を消すのは、苦手ではない。 まあ戦闘態勢でもなし、気づかれてもおかしくはないが。 ) ―――こんばんは、我が可憐なるメイド、トリスタン。 主の素行調査まで仕事にした覚えはないのだがな。 ( 冗談めいた口調で、そんなことを。 ) [Sat 26 May 2007 21:30:20]
◆トリスタン > (上手い具合に見失っては探し見つけ出す方法は皆無…そして…近付かれている事も気付かないというものでもあって)…私としたことが、こんなミスをするなんて、な…。(腕を組みながらも眉寄せながら周囲に視線を配るも一度、背後を一瞥するが見つけれる訳もなく直ぐに正面を向くようでもあって―。) [Sat 26 May 2007 21:26:48]
◆ジム > ( さて………実際のところ、相当鈍ったとはいえ傭兵。 それもアサシンよりのスキル持ち。 我が家のメイドが尾行していたのは一応気づいていた。 気配くらいは大体わかる。 ) ……………ふむ。 あれか。 ( 視界の端でそっと確認すれば、どうやらこちらを見失っている模様。 ちょいと脅かしてやろうかと、気配を消すわけではないが、墓石をうまく利用して、背後から接近しようと。 ) [Sat 26 May 2007 21:18:23]
◆トリスタン > (家事をしていたのだが、主人が出ていたのに気付いたからか後をつけてやってきた、この墓地まで…着てみたのは良いのだが、其処から…見失ってしまった様子…)くそ…見失っちまったじゃねぇか……。(キョロリと見回しながらも後ろ頭を掻き揚げながらも舌打ちをしていて) [Sat 26 May 2007 21:14:00]
お知らせ > トリスタンさんが入室されました。 『(コツっと静寂な場所にて小さな足音)』 [Sat 26 May 2007 21:07:09]
◆ジム > ( しかしまた、何故いまさら、とふと思う。 翼を失うという大怪我を負ってから数年も経つ。 昔の知り合いと縁が切れてから、それだけ経つということだ。 ―――まあ、だからこそ頃合、まだ自分が飛ぶ気でいるのかを、確かめにくるのかもしれない。 小さくため息をついて、立ち止まる。 改めて空を見上げれば、鳥が一羽、高く空を飛んでいた。 烏だろうか。 鳶だろうか。 ひらり、ひらり、自由に飛んでいく。 目を細めてそれを見やって、薔薇の花束を一つ振った。 ) [Sat 26 May 2007 21:00:07]
◆ジム > ( 足取りは確かなものだが、見るものが見ればただ歩き回っているということが簡単にわかるだろう。 墓地の中心辺りを、練り歩くようにしているだけなのだから。 ちらりと空を見上げれば、曇天。 通りで暗いわけだ。 月もないこの夜に、先方は無事こちらを発見できるのだろうか。 目印となる赤薔薇は、闇の中でも目立ったが、かといって光り輝くわけでもない。 その上自分はいつもの黒尽くめ。 ) ふむ………新月よりはマシかもしれないが。 ( 抱いていた花束を、肩に担ぐように持ち直した。 ) [Sat 26 May 2007 20:50:10]
◆ジム > ( 墓参り以外の目的で墓地に訪れるのは、墓守か墓荒らしか。 そのどちらでもない身としては、まったく居場所のない気持ちだ。 先方の要求だからして仕方がないが、墓守に見つかっても言い訳できないな。 ) 昨今は、ここいらくらいだからな…………建築物が少なく、人も居ないのは。 ( あまり遠出するのは困るから、やはりここしかない。 全く面倒な話だ。 先方が見つけてくれるのを待って、ふらふらと目的の墓もなく歩き回る。 ) [Sat 26 May 2007 20:41:26]
◆ジム > ( 墓地になんて来るのは、何年ぶりだろうか。 少なくとも戦友の墓参りをしたことは、かつて一度もない。 きっとこれからも、よほど思い入れのあるもののそれでなくては、見舞うことなどないだろう。 ) そんな私がこうして墓地に来るなんてのは、全く冒涜みたいなものかもしれないが。 ( 眼鏡を押し上げ、片手に抱いた真紅の薔薇の花束をちらりと眺めた。 ) [Sat 26 May 2007 20:30:32]
お知らせ > ジムさんが来ました。 [Sat 26 May 2007 20:28:12]
お知らせ > ティスさんが退室されました。 『早すぎた埋葬の悲劇』 [Thu 24 May 2007 00:49:25]
◆ティス > (土葬文化では良くある事だ。古くから火葬が望ましいとしていたのはスートリアくらいなもので、多くは遺体を傷つける事を死者への重大な侮辱と見做し、又傷つけられた死者はまっとうな昇天が出来ないと考えられている)(だから、火葬は火刑と似たように考えられていた。 けれど、) 彼は、焼かれるのでしょう。 (念の為に、なんて) [Thu 24 May 2007 00:43:59]
◆ティス > (其の時にはもう棺は静かで、中の男は ”二度目の死” を、完全に遂行していた) (死者は息を吹き返した後、窒息の苦しみから逃れんと 自分の体を掻き毟り 身体を不自然に歪め 血みどろになって、横たわっていた―― 其の死体に、二度目の死化粧を施す為に男は呼び出されたのであるが。) …。 (吐息。僅かに揺れたカンテラに、纏わり付いていた羽虫が惑い離れ再び近づく)(棺の中の男は、恐怖を味わう為だけにほんの僅かの生をもう一度生きたのだった。) [Thu 24 May 2007 00:37:29]
◆ティス > (新しく死者が出たからと、知人は墓穴を掘っていたそうだ。するとその土の壁からノックのような音がする。知人は、慌てて墓守の詰め所に飛んで行き、司祭の所へ行き。けれど司祭も一存で墓を掘り返す事も出来ず。市と協議して発掘許可を得、VHの立会いの元 墓を掘り返し、棺を開け―――) [Thu 24 May 2007 00:27:54]
◆ティス > (其の時の男の言葉が気に食わなかったのだろう、墓守の知人は『だって自分の一存では』だの『役人に発掘許可を』『協議が』だのとぶつくさ、耳慣れ無い単語も幾つか交えて言い訳のように言葉を募らせた。)(アンデットや吸血鬼も迷信ではなく存在する場所だ、解らなくは無いが) ――― 隣も掘って差し上げれば良かったのに。 (其れが、男の答) [Thu 24 May 2007 00:21:10]
◆ティス > (暖かくなって来た初夏の今時分、夜風は生温く頬を撫でる) (―――そう、例えばこんな夜に) …。 誰かが墓穴を掘っていて 掘っていたら、土の壁からノックにも似た音が聞こえたのだとしたら―― (『君ならどうする?』)(先程、挨拶を交わして別れたばかりの知人の言葉だ、其れは) [Thu 24 May 2007 00:08:16]
◆ティス > (遠く、街の灯りはひらりひらリと重なり合い。一つ増え又、一つ消え。彼方、風にささめく木の葉の陰に見え隠れしている――あれは糸杉だろうか。ホワイティアには墓地に糸杉や樅を植える風習があると聞く。其れは、死の象徴で在り墓地を守るものなのだと) 一体何から何を守っているのやら。 (墓石の一つと向き合い乍、男は理解出来無いといった風に肩を竦めた。) [Thu 24 May 2007 00:00:33]
◆ティス > (白き光の下に整然と並ぶ十字架の群れは冷たく照り返り、男の手にしたカンテラの灯りに小さな羽虫が黒い点となって飛び交う) ――― … (初夏の青き草木の香りに墓地独特の死臭を帯びた土の臭いが入り混じるのは余りよろしく無い。眉間に浅く刻まれる皺は男の微妙な不快感を露にしていた) [Wed 23 May 2007 23:46:01]
お知らせ > ティスさんが来ました。 『月の明き夜』 [Wed 23 May 2007 23:35:32]
お知らせ > ルーア・リシアさんが帰りました。 『おひさしぶり、です―― (少女は、ただ視線から逃れようと、深々と頭を垂れた。)』 [Sun 20 May 2007 09:47:29]
◆ルーア・リシア > ( 男は、――いや”己の上司”は、人の悪い笑みを浮かべている。からかっているのだろう。彼の前で決して見せる事のなかった人間臭い態度をみて、きっと面白がっているのだろう。あるいは―― ) [Sun 20 May 2007 09:46:00]
◆ルーア・リシア > ( ”おはよう。”発せられる声は、渋く太い中年のもの。だが、みょうに聞き馴染んだ声のように思えて、少女は男を見つめた。僅かな違和感は、ある種の感情を伴って。”良い笑顔をするようになったな、ルーア・リシア。”) ――っ!? ( 男が帽子を摘んで持ち上げる。そこであらわになった顔は、当たり前ながら初めて見る顔。だが、その眼光も、声も――ルーア・リシアには聞き覚えがあった。否、思い出したのだ。 ) あ、なた――は―― ( 驚きと戸惑いで、体が動かない。声がかすれて、聞いた相手には、酷く間抜けに映っただろう。目を見開いたまま、次になんと声をかけたらよいのか――わからずに、頭が真っ白になっていくのを感じた。 ) [Sun 20 May 2007 09:44:36]
◆ルーア・リシア > ( いつのまにかうつむいて、ぼ〜っと考え事をしていると、近づいてくる人の気配をかんじた。顔を上げてみてれば、帽子を目深にかぶった男性が、こちらにやってくる。あの人も墓参りにきたのだろう。そう考えて、いつものように、挨拶をした。 ) おはようございます。 ( すると、そのまま通り過ぎると思っていた男性が、ルーア・リシアの横で足を止めた。 ) [Sun 20 May 2007 09:38:13]
◆ルーア・リシア > 死神としての私は―― ( おぼつかない足取りで、それでもひょっこりひょっこり遠ざかっていく老婆の姿を見送って、ルーア・リシアは息を漏らす。死神は中立だ。生と死、そのどちらの側にも加担してはならない。どちらに対しても、平等であらねばならない。それが死神の理。 ) けれど――私は―― ( 箒を動かす手が止まる。最近会っていないヴェルは元気だろうか。キュビエは、ユダは? 友達に会えれば嬉しい。恋をしている人と一緒にいれば幸せだ。けれど、それは死神が持つ感情では、ない。 ) 私は、死神でいられるの、か……? ( ふとしたときに、心は揺れる。夜には夜で、死神として、死者を死出の門に送っている。サボっているわけでも、スランプに陥ったわけでも、ない――のに―― ) [Sun 20 May 2007 09:16:58]
◆ルーア・リシア > ( 歌を止めて辺りを見渡すと、墓地の入り口のほうから、ぽつりぽつりと墓参りに訪れる人たちの姿が見えた。花束を持ったもの、水桶を提げたもの。酒を手にした者。その顔は死者と世間話でもしにきたかのように明るかったり、またあるいは、二度と戻らぬものを惜しむように悲しげで。 ) ――おはようございます。 ( 側を通る老婆に、笑顔でお辞儀をする。最近は、こうした笑みも自然にできるようになってきた。けれど―― ) [Sun 20 May 2007 09:01:36]
◆ルーア・リシア > 朝の〜、光を浴びて〜、天に昇り〜。 ( だがいつごろからか、ルーア・リシアはこの歌を、何気なく口ずさんでいた。それは少女の心に表れた、変化のひとつであったのだろう。本人はきっと、誰かに問われれば即否定するだろうが。 ) やがて〜、雨となり〜、大地に降り〜、注ぐ〜。 ( けれどその歌声は、いつものぶっきらぼうな声音ではなく、死神の冷徹な声音でもない。墓守の少女の、透き通った言葉の音色である。 ) [Sun 20 May 2007 08:52:03]
◆ルーア・リシア > 深い山に咲く桂の〜、華をきらめかせる朝の露〜。 ( 箒を手にした少女は、墓地のゴミを集めながら歌を紡ぐ。声量は決して高くない。誰かに聞かせるために歌っているのではなく、箒を動かすとき自然に口ずさむものだからだ。 ) それは〜、僅かな〜、水滴で〜。 ( 墓守が朝に歌う歌。ここに赴任してから同僚に聞かせてもらったが、その頃は歌というものに興味も無かったから、歌う気もなかった。 ) [Sun 20 May 2007 08:39:09]
お知らせ > ルーア・リシアさんが入室されました。 『(朝の墓地に、響く歌――)』 [Sun 20 May 2007 08:20:36]
お知らせ > 豪人さんが帰りました。 『(青い小さな勿忘草)』 [Sun 20 May 2007 05:17:05]
◆豪人 > (小さな小さな、誰も気付かないような墓に『 』と、名前の刻まれた墓に残るのは、) [Sun 20 May 2007 05:16:56]
◆豪人 > (だから、離しちゃいけない手なんだと、知ってる。今、一番大切な手だと。握れば、握り返される手の曖昧さは、真綿で締め付けられるように、痛い。其れでも、其の曖昧さを確かめられない自分は、あの時から何も変わらない儘。弱い儘。) ―――………離しちゃ駄目だって、思うのに。 思うのに、確かめるのも怖くて、離すのも怖くて、けど、これ以上一緒に居るのも怖いなんて。本当情けない。 (―――其のうち、鳩の声だけでなくて、鳥のさえずりまで聞こえ出すから。ぼろぼろと視界を揺らす あくびの涙 をもう一度拭って) ―――如何しようかな。 お前みたいに、勇気は出ないかも知れない。 ………、でも、お前は応援してくれるって、あの時――(いつだったか、夢で、貴方に似た人が)――……言ってたよな。 (小さな花をもう一度、名残惜しげに撫でて、ゆっくりと立ち上がる) …………、 如何するか、如何なるか、如何出来るか、 わかんないけど。 もしも、お前の応援が、叶ったら―――次は、一緒に来るよ。 お前のことを、『 世界中で一番好きな人 』って、その人に紹介するよ。 ……………もしも、手を離さずに、居られたら。 (自分は、さようならを切り出せる程、強くなくて、情けない男で。いつまでも、昔の恋人に、こんな 青い花 を持ってきてしまうような男で。だけど、確かに今は、世界中で一番の貴方の次に、大切な人が居る。) ……そろそろ帰らないと、相変わらず、自警団で下っ端で働いてるからさ。 また、来るよ。 (へら、り。墓に微笑んで―――さあ、仕事に行かなくちゃ。守らなきゃいけないものがあるから。偉そうに、人に言った分。自分もしなくちゃいけないから。) ―――本当は、紫苑の花を持ってきたかったけど、其れはまた、秋な。 夏は向日葵かな。 お前に似合いそうだから。 (太陽と月、貴方と自分。そう言われたことがあるから、貴方は太陽のようで、向日葵のような、朗らかな黄色。青い、小さくて、ひっそりといつまでも 『 忘れないで 』 『 忘れない 』なんて、未練がましい自分のような花は似合わないンだけど。) じゃあ、おやすみ。 いってくるよ。 (―――だけど、手向けた花の意味は、今更だけれど。)(眠る貴方に届いてほしいから。―――ゆっくりと、幾つもの墓標の間を擦り抜けて、いつもの場所へ帰った後、) [Sun 20 May 2007 05:15:23]
◆豪人 > ―――また、俺は『 一緒に居たら、駄目になる 』よーな惚れ方しか、出来ないみたい。 好きで好きで、すきすぎて。 笑えるよな―――? また、女の子じゃないんだぞ? …あ。お前は、自分のこと、女の子なのよ!って言うかも、しんないけど。 (震える喉が、くすりと笑う)(嗚呼、もうすっかり空が青くなりだして、ほら、もう―――眠くて、眠くて、かみ殺した あ く び で、視界が滲む。) ……どーしようもないくらい、好きになりすぎて、また駄目になりそうだ。 お前みたいに、失くす前に、 距離 置いた方がいいのかなって、思うんだけど。 (ほら、あくびで、もう、目の前がゆらゆら揺れる。―――ぐ、と拳で眼を擦って) ………でも、自分から、怖くていえないんだ。 離れようなんて、口に出来ないんだ。 怖くて。 お前は、どうやって、勇気を出したの? 其れを言ったこと、お前は後悔してないんだろうなぁ。 ……きっと、俺は言ったら、一生後悔するんだろうけど。 ( あ く び を噛み殺して、揺れる視界を、滲む視界を、何度も瞬きして、―――にじむ原因を、 眠 く て 出てくる涙を、押し流して。) ―――でも、その人は俺みたいに、きっと こんな …(十字をなぞった指先が、青い花を一度撫でて) ………花なんか、絶対に持ってきてくれないんだ。 きっと、俺が距離を置いたら、其れが最後なんだ―――戻ってこないんだ。 お前みたいに。 (―――さよならを告げられて、それから辛くて、また会おうと思って、動いた時には、もう何処にも居なくなってた貴方のように。きっと、伸ばしても、一度離した手は、もう掴めない。) [Sun 20 May 2007 05:02:32]
◆豪人 > (まるで、あっという間の、 一瞬の夢みたいだった、淫売窟で出会って、娼婦だった貴方に恋をされて、恋をして。思い出すのも恥ずかしい出来事もたくさんあったけど、其れがあったから、今の自分は未だ此処に居る。あの思い出は、きっと、一生忘れない。 ―――都合よく、貴方の涙を忘れても。貴方を苦しめたことを忘れても。 貴方が優しくて、愛しくて、大切だったことを。) いつまでも、振られた恋人のことをこうやって、忘れないなんて、未練がましくって、本当、俺らしくって、馬鹿らしくって、情けないよな。 (―――たくさん、好きを貰って、沢山色々なことを教えて貰った。『 スキだから、離れるのよ 』『 ヒデトは僕と居たら、駄目になっちゃう 』未だに、言われた言葉は覚えてるのに。まだ、昨日のことのように、確りと。) [Sun 20 May 2007 04:55:11]
◆豪人 > 大好きな人、なんて、お前の前で言うのも、間違ってるよなー…でも、其れも俺だもん。 (空は白み始めてきた。遠くで、鳩の雛の鳴く声もする。) ………でも、何となく、 …嗚呼、そう、感傷だけど。 寂しいなんか、いえる立場じゃないけど、 如何しても、寂しくて、独りで居れなくて、此処に来たって会えるわけじゃないのも知ってて、其れでも―――なんかきちゃったよ。 (十字を指先でなぞる) ごめんな。 ちゃんと、解決できなくて。 お前の無念も、仇も晴らせなくて。 結局、ぐだぐだなままで。 ―――……なぁ、 聴きたいことがあってきたんだ。 教えてくれるかな? (小さな小さな独り言は、喉が震える)(微かに微かに、湿った自分の声が何処か遠く、まるで他人の声のように聞こえる) ……あの時、お前はどんな気持ちで俺に さよなら を言った? 好きだけど、好きだから、離れなきゃ、ってお前が言った時、お前はどんな気持ちだった? どんな顔してた―――? (冷たい朝の空気に、青い花の花弁が小さくふるふると揺れる) 思い出せないんだ。 もう、お前の、あのときの顔が。 俺の中に居るお前は、笑ってる顔しか、居ないんだ。 都合よすぎるかな? (―――そよそよと風に青い花が、笑っている) [Sun 20 May 2007 04:51:00]
◆豪人 > ―――今更、思い出したみたく来てなんなのよって? もう、忘れて生きなさいって言ったじゃんって? (緩々と座り込み乍、質素な花束を置く)(線香を上げるのは違うし、正直、此方の墓参りがどんなものか知らないから。しゃがみこんで、きっと、其処に居るンだろう人に。眠るンだろう人に。) …仕方ないじゃん。 仕事、忙しかったんだよ。 大好きな人の傍が離れられなかったんだよ。 じゃあ何で今更来たんだって? 感傷だって? ―――(独りで話しかけて、苦笑いを浮かべるなんて、可笑しな人だけれど。)………ははは。 仕方ないじゃん。 其れが俺だもん。 (でも、今は誰が見ているでもなし。いいじゃないか。) [Sun 20 May 2007 04:43:51]
◆人影 > (―――行き着くのは、所謂『 無縁仏 』の。)(其の、傍ら。お愛想ばかりに、小さな十字がひとつ。) ―――…………久しぶり。 (見下ろして、言う) [Sun 20 May 2007 04:39:03]
◆人影 > (右手に携えたるは、青い小さな小さな花弁の愛らしい花。白い飾り気も無い紙にぐるりと巻かれた花束。―――人影は、其れを携えて、幾つもの墓の間をすり抜ける。)(まるで、『 名 』が刻まれていることを、誇らしげに掲げるようなヴェイトス式の十字にも足を止めず、人種の坩堝たる其の象徴ともいえる、多種多様な墓石、土が丸く盛られただけの墓、幾つもの眠れる魂達の寝所を超えて。) [Sun 20 May 2007 04:36:50]
◆人影 > (何もこんな深夜、早朝に墓に居るのは、墓荒らしや墓守だけではない。)(花束を携えた、唯の墓参りにくる人間だっている。―――好き好んで、この時間に来ている、と言うと、少し可笑しいと思われるかも知れないが。) [Sun 20 May 2007 04:33:21]
◆人影 > (―――抱えて。) [Sun 20 May 2007 04:31:38]
お知らせ > 人影さんが来ました。 『(右手に小さな花束を)』 [Sun 20 May 2007 04:31:19]
お知らせ > 寒河江未希さんが帰りました。 『 機会があったらそん時ね。(衣類/春、夏もの数点で計3万エンの出費) 』 [Tue 15 May 2007 02:17:56]
お知らせ > ツェツィさんが帰りました。 『ちゃんと名前で呼ぶから、フルネーム教えてよ。 (横に並ぼうと追い上げつつ、そんな事を言った』 [Tue 15 May 2007 02:12:35]
◆ツェツィ > こう言っちゃうと何だけど、こんなに突然、自活を考える事になるなんて、思わなかったわ。 (そもそも、死んでるのに。最後まで口には出さなかったけれど、本音だ。溜息を吐くために息を吸うと、奇妙な感じがした。) 『以前』だったら、そんな人に会うのも怖いけれど――いっそ、そんなセンパイ達と話してみるのも手かもね。 (ともあれ、何をするにしてもまずは外見からだ。いつか就職決まったら、お返しはしますと一人決意する。暗黒街は――ちょっと怖いが、視野に入れてみようと思った。) だって、「生きてない人」の知り合いが多いって言うし――そう思っちゃうじゃない。 (それとも、単に自分が気づいていないだけで、街中には沢山いるのだろうか?歩きながら首を捻った。足は、導かれるままに街へと向かう。) 未希ね。分かった。でも―― [Tue 15 May 2007 02:11:48]
◆寒河江未希 > 知ってる限り、長い連中は上手い事やってるみたいだよ。 仕事持ってるのとか、身なりの良いのとかも居たし。 ああいうのは時間がかかるのかもしれないけど…まぁ、先の事はまだそんなに考えなくて良いか。 …それじゃ、ちょっと歩こうかね。 適当に服買って、それから綺麗にしてさ。 ( ずっと此処に突っ立ってるわけにも行かないだろうし。 墓石から肘を離して背を向け、改めて歩き出そうか。 ) 暗黒街とかどうなの。 私ら一般市街住まいからすると縁が無かった所だけど、人目を気にするならあの辺も選択肢かもしれないよ。 ―――仕事も探せばあるかもしれない。 ( ヤクザな仕事になるだろうけど。 あれこれ事情があってあの辺りに住んでいる人間だってカタギには居るみたいだし、一般市街地に住処を求めるよりは現実的かもしれない。 ) よく言われる。 でもそういうのじゃないんじゃないかねェ――――霊感ってなにさ? あんただって幽霊じゃぁ無いしさ。 ( ヒトより気付き易い、というの、他人の視点を知らないからなんとも比べようが無いけど。 ヒトに言わせればどうもそうらしい、ってくらい。 ) 名前、そっか…私の方はまだだっけ。 さが…いいや、「未希」でいい。 フルネームは大抵へンな呼び方に改ざんされる。 [Tue 15 May 2007 01:59:03]
◆ツェツィ > (見られているとも思わずに、こちらはただ、じっと自分の墓を見るばかりだった。恐らく、本当に受け入れることができるのは、まだ先だろうと思いつつ。) 一応、町外れの廃屋に寝泊りしてた。と言っても、屋根と壁があるだけのヤツだけれど。 (しかも元は畜舎だ。とても人の住む環境ではないが――背に腹は変えられない。でも、できればもう少しマシな所へ移りたいのも本音だ。けれど、それは切り出さないでおこう。下手に他人の家に上がり込めば、いつかの二の舞だ。) 厚かましいけど、服は切実。夜に出歩いたことはないから、任せたいな。 (夜歩きしたことがないと、この時間にどんな店が開いているのか等がさっぱり分からないのだ。) それ、霊感ってのとはちょっと違うのかな――あ、そうだ。 (と、ここで大事な事を思い出した。) すっかり忘れてたけど、名前は? [Tue 15 May 2007 01:47:44]
◆寒河江未希 > ( 視線を合わせない程度に注意深く観察する。 目を合わせないのは単に苦手なだけだけど。 見る限りおかしな挙動は無いし、思ったとおり口にしている感じだ。 1ヶ月で現状を受け入れざるを得なかったのと―――大人しくしていたのか、狩人や教会に目をつけられる事も無かったんだろう。 正直な話、私に出来る事なんてこうして無害な間だけだ。 血を吸わせろと言われて「いいよ」なんていいひとぶる程感傷的にはなれない。 感染するもんだって、聞いてるから。 ) 服は―――どうしたもんかね、私のでも幾らか持って来れば良かった。 着替えと一応の住処があると楽そうだけど。 ( 安いものなら幾らか買っても良い。 余裕はあるし、これからの季節のものはそう高くも無いし。 人目につかなくてお風呂がある所、と考えて即座にインバイクツが出てきて頭を抑えた。 そこいらへンにころころあるものでもない、が――。 ) 魔女? そう見える? ただの学生…でもないけど学生だよ。 ちょっと勘が良い程度の。 ( 過大評価する輩も居るけど、基本的には本当にただそれだけのしがない一市民。 それ以上でもそれ以下でもない。 ) [Tue 15 May 2007 01:34:51]
◆ツェツィ > (止めておいたほうがいい。その言葉に、深く頷く。家は商売をやっているし、パプテスだし、何より家族の心情というものがある。私は死んだ。そして、ここに埋葬された。ブラント家次女のツェツィーリヤは、もう過去の人なのだ。納得できなくてもいい、でもそれが現実。) まずは、そうするのが一番だね。――こんな格好だし。 (ドロドロのボロボロ。一月着替えないとどうなるのかという、いらない知識が増えてしまった。ともあれ、深く考えないでいくことには賛成だった。そんな事しても、多分ただ押しつぶされるだけだ。同じように気楽に構え、軽い笑い声を口に上らせ――ようとしたところで、ちょっと動きを止めた。) ――変な事聞くけれど、別に魔女とかじゃないよね? (生きてない者の知り合いなんて、そうそうできないと思うのだけれど。少なくとも、自身はそう、思っていた。自分のことは棚に上げて。) [Tue 15 May 2007 01:19:08]
◆寒河江未希 > ――――家族と会えないのは悲しいけど。 そうだね、やめておいた方が良い。 ( 墓石を見れば、自分より2つも年下の娘だ。ある日突然自分がこんな境遇になったらと思うと、酷く胸が痛くなる。 この娘の家族とか、この娘自身とか、そういう事を思うと。 ) 昼間って苦手なんだ。 ヒトがいっぱいいて歩き難いし、夜はいちいち周りの眼を気にしなくて良いじゃない。 何処歩いてても、何してても。 ( 家族が眠ってから抜け出しているけど。 目立つ格好とは裏腹に、私は人の注目を浴びるのが苦手だ。 ) じゃぁ決まりだ。後でお風呂行こう。 公衆浴場が駄目なら他の場所考えても良いし。 綺麗にして、色々話して、気楽にやった方が精神衛生上良いに決まってる。 ( 行儀悪く墓石に肘を着いて肩を竦めた。 落ち着いているというよりはヤケッパチとか達観とか、そういう類。 いい加減、生きてない知り合いには慣れたもんだ。 ) 見るの、初めてじゃないから。 生きてない人に限ってよく知り合いになる。 ( 普通に世間話をするみたいにぶっきら棒に言って煙草を踏み消す。 何てこと無い風に言い切らなきゃ、ちょっと重た過ぎるだろう。 ) [Tue 15 May 2007 01:08:46]
◆ツェツィ > うん。家のあるところとか、思い出した――けど。 (少し遅れて、歩き出す背中を追った。今更ながらだが、自分とそう歳が変わらないくらいに見える。の割りに、本当に落ち着いている子だ。) 行かない方が――いいんじゃないかって。きっとみんな、私は今も棺の中にいるって、思ってるもの。 (墓碑にはすぐにたどり着く。真新しい十字と、少し萎れた花輪のある自分の墓。こうして見ると、やっぱり変な感じだった。) そういえば、最初に会った時も明け方近くだったっけ。 (よく怒られないな、なんてそんな事を思いつつ) 人通りを避けてたし、大丈夫。お風呂に関しては同感。石鹸がちょっと恋しいし。 (そして。手に持ったままの鏡を自分に向ける。そこに、自分の姿は写っていない。) そっちも――いい加減、ね。日に当たれないし、鏡に映らないし。…ご飯食べてないのに、結構元気だし。 (鏡からふい、と目を逸らす。程近くにいるだろう、彼女を見た。) ――貴女は、もしかしなくても、とっくに気がついてた? [Tue 15 May 2007 00:53:49]
◆寒河江未希 > 自分の事、幾らか思い出したんだ。 此処まで来たら――――家族とか家とか見つけるのは簡単だけど? ( 何となく歩き出して、彼女の墓石がある方向に向かう。 自分で言っておきながら、「死者が夜な夜な家族の下を尋ねて扉を叩く」なんて典型的な伝承だと思う。 思わず顔が変な半笑いになった。 ) だって名前しかわかんないしさ、此処来ればそのうち会うんじゃないかって――――まぁ、顔見知りでも居れば世間話していこうかと思ってたけど。 夜の散歩はただの、趣味。 ( 振る舞いに異常は感じない。 ただ、こう言っちゃかわいそうだけど―――生きている人間はああじゃないな、っていう部分は拭えないけど。 息をしてないから「リズムが一定じゃない」んだ。 心音のペースで身体って動くものだ。 ) まぁそんな感じだとは思ってたけどさ―――酷い目にはあってない? 個人的にはお風呂に入れたい。 ( あと洗濯だ。 ) …そっか。 じゃぁそろそろ自分の事とか分かってきたんだ。 [Tue 15 May 2007 00:42:16]
◆ツェツィ > 落ち着くのに1ヶ月って、早いのか遅いのか、分からないけど――ここで、お墓見るのか、一番分かりやすいって思ったから。 (自分の墓を見るなんて、想像したことも無かったけれど。自分の墓碑のある方向をチラリと見て、そう思った。) でも、こんな場所で、また会うとは――流石に、思ってなかったんだけれど? (どうしたの?とでも言いたそうな視線を向ける。その振る舞いはもう、ほぼ元通りだと言えるほどだ。) ――あ……あれからは。 (口ごもった。言い難いことではある。指先が無意識に、髪の毛先を弄ぶ。) ずっと、徘徊してた、かな。町外れの廃屋で寝泊りして。それから―― (一拍の間) ――動物、襲ってた。 [Tue 15 May 2007 00:31:51]
◆寒河江未希 > そのうち落ち着いたら来るんじゃないかと思ってた。 今日かどうかは兎も角。 ( 挨拶抜きで始まった会話は静かに、自然に続く。 見る限り思った程悪い状態じゃなさそうだ。 最初に会った時より口調がしっかりしてるし、状況を把握している。 ) いいよ別に―――あの時はさ、あのまま表歩かせるよりワンクッション入れた方が良いかなって思っただけだし。 あれからどうしてた? えーっと…ちょっと匂うけど。 ( 土埃と、微かに血の匂い。 身の危険を感じないわけじゃぁ、ない。 ) [Tue 15 May 2007 00:23:24]
◆ツェツィ > (聞こえた声に反応して顔を上げる。見えた顔と、かけられた言葉にバツが悪そうな表情を浮べ、そして――笑った。) ――うん。大体のところ、かな。 (そうしてあと少し、2人の距離を狭めようとする。声を荒げないでいい、話しやすい距離まで。) あの時はありがとう――それから、ごめんなさい。 (保護してもらったくせに、一度も話さずに出てきてしまった。書置きを残していたとは言え、それも一方的な話である。悪いことをしたと、思っていた。相手はあまり気にしている様子ではないようだけれど、其処はきちんと言っておきたかった。) [Tue 15 May 2007 00:13:18]
◆寒河江未希 > ( ヘンな義務感とか正義感があるわけでもない。 ただ、「知り合い」が大抵ちょっと変わった奴ばっかりだって話で――――会いに行って「調子はどう?」って聞くのにそんなに理由は要らないと思った。 まぁ、あんまり元気なのは居ないんだけど。 ) ( 小さな小さな、ハロウィンの時に出会った娘の墓石に軽く挨拶をしてポケットをまさぐり、煙草に火を点ける。 あの子はもう此処には居ないと死神は言っていた。 アトノマツリ辺りに言わせれば、「死後の世界があるなら死んで終わりじゃないのよね?」なんて話だけど――――。 ) …終わってないのが不自然なんだよ。 多分。 ( じゃなきゃ、こんな強烈な違和感を生み出さないだろう。 もっと世界と調和するだろう。 そんな事を考えて紫煙を一つ吐き出し、また歩き出そうとした所で前からの人影。 これから行こうかと思っていた方向、足音の軽さ、目視できる背丈。 ) ―――や、少しは落ち着いた? ( 自然と言葉が出た。 ) [Tue 15 May 2007 00:04:01]
◆ツェツィ > (泣きたいと思っても、涙は浮ばなかった。変わりに夜風に吹かれるまま、その場にじっと座り込む。) ――あたし。 (その後に続く言葉は無い。言葉は其処で途切れ、やがてゆっくりと立ち上がった。もう一箇所、行こうと思っている場所があるのだ。) あの路地へも、行ってみないと。 (行って何か分かるかは分からない。が、行かなければならないだろう。己が単なる死者ではないことは、手に持つ鏡のお陰で――そして、獣や人に対して持つ渇望のお陰で、何となく分かっている。) (のろのろと、道を戻り始めた。其処に誰かいるとも思わず、階段の方向へ。) [Mon 14 May 2007 23:55:32]
◆寒河江未希 > ( そう何度も来るような所でもないだろうにまた此処を訪れているのは、私が根本的に暗くて静かな所が好きだからなんだろう。 夜毎繁華街を徘徊するような人間の癖に矛盾しているかもしれないけど、本質的にはこっちだ。 ) ( いつもの緩やかなスロープを自分のペースで登りきり、馬車の停留所を抜ける。 足取りは緩いけど行く先はハッキリしている。 流石に無目的に知らない人たちの墓碑を観賞して回る悪趣味は無いし、決まったコースを歩いて色々と確認して帰るつもり。 ひとつ、長い階段から見下ろしたヴェイトス市の夜景。 ひとつ、知る限りの故人達がちゃんと眠っているか。 ひとつ、死神は此処で何を見ているのか。 それからもう1つ、眠っていない彼女はどうしてるか。 ) …結構色々あるもんだ。 ( 来る理由、十分じゃないか。 階段を登りきって大きく息を吐いて、汗を軽く拭った。 ) [Mon 14 May 2007 23:49:03]
◆ツェツィ > (つ、と指でなぞれば爪の先が傷口に沈む。これほどの深い傷だというのに、普通平気な顔をしていられるわけがないのだ。) 本当、そんなこと……ばっかり。 (泣きそうな顔を、自分の墓へと向ける。あの日、荒らしたままにしていた墓は、誰の手によってか綺麗に整備されていた。きっと、家族か墓守がやってくれたのだろう。その時に、棺桶の中に自分がいないことに気がつかなかっただろうか。) そうでないと――いい。 (そうでなければいいと、思う。家族にとって自分は、既に天に召された娘なのだから。ゆっくりとその場にしゃがみこむと、備えられた花輪に手を伸べた。時々、誰かが来てくれているのかもしれない。) [Mon 14 May 2007 23:42:09]
お知らせ > 寒河江未希さんが入室されました。 『 95:In the moonlight graveyard. She standing 』 [Mon 14 May 2007 23:40:38]
◆ツェツィ > (最初に気にし始めたのは、いつだっただろうか。それもよく覚えていない。この一月、特に前半の記憶は今でも曖昧だ。) 確か――匂いに気がつかなかったとき、かな。 (自嘲のような笑みを漏らした。――それは街をさまよっている時だったか。飲食店の近くを通りかかった時、その食べ物の匂いに全く気がつかずに通りすぎようとしたのだ。考えてみれば当たり前のことで、呼吸としていないのだから、無意識に匂いを拾うこともなかったのだ。喋っていると息をするから、中々気づけなかったが。) 後は、寝てるとき…? (廃屋での寝起きの時もそうだ。物音一つしない場所、そこでうずくまっても耳の奥では心音が響かなかった。) ――ふふ。 (考えてみれば、気づいて当然のことばかり。何故、もっと早くに気がつかなかったのだろうと思う。その最たるは、やはり、首の傷なのだけれども。) [Mon 14 May 2007 23:36:09]
◆ツェツィ > (丁度一ヶ月前のあの日、私はここから這い出してきた。目が覚めたら暗闇で、どこかに閉じ込められたのだと思い、必死の思いで抜け出した。ひと目で墓碑と分かるそれに刻まれた己の名前、そして最も思い出したくない記憶。それを否定するだけの力を持たなかったために、私はここから逃げ出した。) ……結構、色々やったな。 (それから約一月の間、街の中を徘徊し、色々なことがあった。見ず知らずの人に保護してもらい、その場所を勝手に抜け出し、男の子と川辺で遊び、奴隷の歌い手の歌を聞き、そして楽師から鏡を貰った。――じっと墓を見据えたまま、この一月の事を思い返した。その、長いようで短い時間。そしてその結果、ここへと戻ってきたのだった。確かめるべきことを、確かめるために。) [Mon 14 May 2007 23:30:48]
◆ツェツィ > (そう刻まれた墓碑の前、ただじっと佇む人影。年の頃は10代半ば、薄汚れた格好をし、片手に唯一の所持品である銅鏡を持っていた。今、自身が見下ろしている墓の主である。) ――ツェツィーリヤ・ブラント……ツェツィーリヤ――"ツェツィ"。 (何度も何度もその名を呟く。それと同時に頭の中でも反芻し、これが間違いなく、己の名であることを確かめた。私の名前はツェツィーリヤ・ブラント。家族や友人達が、ツェツィと呼んでいた。それが私。そしてこの墓に刻まれた名前。) [Mon 14 May 2007 23:23:19]
◆ツェツィ > ( [Mon 14 May 2007 23:17:44]
お知らせ > ツェツィさんが入室されました。 『("Tsetsiliya Brant")』 [Mon 14 May 2007 23:17:35]
お知らせ > ルーア・リシアさんが帰りました。 『(少女の仕事は、今日も変わらず淡々と進んでいく。)』 [Wed 9 May 2007 22:25:49]
◆ルーア・リシア > ( 墓守である少女には、霊を鎮める力も、術もない。ただ墓地のために遺体を片付け、死神として必要があれば霊を死出の門へと送り出す。もっとも、この霊にはまだ滞在期間がある。悪霊にならないのであれば、無理やり送る必要もないだろう。 ) [Wed 9 May 2007 22:24:49]
◆ルーア・リシア > ( 遺体の負は腐乱が酷く、顔が分かりにくいが、恐らくはこの死体に収まっていた霊魂だろう。ルーア・リシアはさざなみの如く伝わってくる女性の情念を感じていた。 ) ――そう、捨てられたのね、貴女――それも自らが愛した人に。 ( 経緯はよく分からないが、恋人だと思っていた男性に裏切られ、ついにはこんな姿に成り果てたのだという。 ) 大丈夫。私が、弔うから―― ( 静かな声音でそっと告げると、ルーア・リシアはカンテラを持った手を高く掲げ、左右に大きくゆっくりと振った。近くを見回っていた墓守の一人がその明かりの動きに気付いて、こちらに近づいてくる。 ) [Wed 9 May 2007 22:12:20]
◆ルーア・リシア > ( 何しろ――周りを少し見渡せば、青白い顔をした墓地の住人たちを見ることが出来る。彼らは陽気なものが大半だが、中には自縛霊になっていたり、人を襲う悪霊になっていたりするものもいる。滞在期限を過ぎてもなお、死神の目を逃れて常世をあがく者もいる。ルーア・リシアがカンテラをかざすと、前方の暗がりから、腐乱した死体が照らし出される。その傍らでうずくまる霊の姿も見えた。 ) ――そんなところで、何をしているの? ( 近づいてみると、ぼやけた輪郭でも相手が女性だと分かる。ただ、嘆くばかりでこちらを見ようともしない。 ) [Wed 9 May 2007 21:58:47]
◆ルーア・リシア > ( 遠くを見れば、左右にゆっくりと揺れる明かりがぽつぽつと見える。野ざらしになった遺体を見つけた同僚が、手近な墓守を呼んで手伝ってもらっているのだ。ルーア・リシアはというと、そういう作業に加えて、仕事中におこるかもしれない荒事の処理もかねて墓地を見回っている。不死者が襲い掛かってくることも、墓地では珍しくないからだ。 ) ヴェイトスでは百鬼譚とかいうものが、流行っているらしいけど―― ( いかんせんこっちは毎日が百鬼譚である。流行であるヴェイトスの怖いハナシにも乗ることが出来ず、墓地で相変わらずの日常を送るのみであった。 ) [Wed 9 May 2007 21:49:35]
◆ルーア・リシア > ( 墓地と一口にいっても、そこは種族の坩堝とも呼べるヴェイトス市。信仰する宗教から始まり、埋葬の仕方、墓標の形、千差万別である。墓地の広さは、墓守たちをもってしても、一日で見回れるものではない。死神兼墓守の少女は、鼻をつまむような悪臭の近くまで来ていることを認識した。強い臭いに、思わず顔をしかめる。 ) [Wed 9 May 2007 21:40:03]
◆ルーア・リシア > ( 暖かくなってきたことで、墓地に打ち捨てられた死体の腐乱ぐあいは一層進む。その異臭がなだらかな丘を駆け上がる風に乗って、はなれた場所にまで漂ってくるのだから溜まったものではない。ルーア・リシアを含め、墓守たちは手分けして野ざらしになっている死体を見つけ、埋めなおす作業にかかっていた。 ) [Wed 9 May 2007 21:34:08]
◆ルーア・リシア > ( 静寂が広がる墓地の只中を、少女が一人歩いていく。ローブの全面を開けてマントのように羽織り、手にはランタンと鈴をさげている。黄色いツインテールを揺らしながら、歳若い娘は辺りを警戒していた。 ) [Wed 9 May 2007 21:30:58]
お知らせ > ルーア・リシアさんが入室されました。 『(瞬く星夜、蒸しっぽい風――)』 [Wed 9 May 2007 21:26:55]
お知らせ > 人影さんが帰りました。 『( 会話はぽつぽつと、今暫く続く )』 [Mon 7 May 2007 03:58:19]
◆人影 > 確かピラミタの王墓にこんな言葉があるそうです、我が墓を暴く者、死の翼に触れよ=\―事実その墓を暴いた考古学者は謎の熱病を患った末亡くなった。 暴かなければ、照らさなければ、そんな災禍に見舞われはしなかったのかもと考えると因果な話です。 人の考える事は幾ら時を挟んでもそう変わらないのかも知れませんね――… ( 教師も大概だと思うが、神父。 ――よりによって吸血種が神父。 一瞬おかしな具合に声が裏返ったんじゃないかと背中が冷たくなったが――幸い流れてくれたようだ ) 女性を安全に送るのも嗜みのうち、ですし――では参りましょうか、退魔師の記者様。 ( うまくもない冗談をひとつ、十字架の林に残して ) [Mon 7 May 2007 03:57:07]
お知らせ > ナナリー@百鬼譚さんが帰りました。 『(そして、情けない笑み張り付かせた修道女は、今更自己紹介を始めるのだ)』 [Mon 7 May 2007 03:50:39]
◆ナナリー@百鬼譚 > いやですねぇー…もう。話しを聞くたびに怖がっていてはー…。( 「真っ暗な闇」――自然と視線はそちらへ) ――…。 その暗闇を暴こうとするどころか、商売のネタにしようとするのも「人間」 。 そう考えると………あら、先程のお話の、オチと重なったわー…。 ( 男の赤い双眸が細くなるのに釣られて、此方も微笑んだ。 ) 先生のお話を聞いているようでしたよぅ。 或いは――…神父様のお祈り? ついつい聞き入ってしまう声と、言葉というかー…。 聞き上手だとしたら、きっと、貴方が私を聞き上手にさせてくれたのだと思います。 ええ―― 。 あ、…いえいえー…。頼んだのは此方ですもの、そんな風に仰らないで。 礼を言うのは此方の方ですよー…! (パタパタ片手を振りながら、慌てて立ち上がり、改めて頭を下げた) 怪談話の記者としてもお礼を言わせていただきます――(「送る」) ――…。 (正直、その申し出は、とってもとっても有難かった。 海辺の怪談に続き、ヴェイトスの暗闇の都市怪談。 ――そろそろと見上げる瞳が、安堵に緩んだ) …重ね重ね、申し訳ありませんが、お願いできますかねー…。 [Mon 7 May 2007 03:45:20]
◆人影 > ( 僅かに伏せられた紺碧と考え込む表情。 彼女が問おうとしている事は何となく想像がついた。 自分が出てきた雑木林を示して ) …あすこに真っ暗な闇がありますね。 ――何が潜んでいるか見えないのが怖い。 照らしてみて、灯りの中に恐ろしいものが浮かんだら――それが怖い。 見えても、見えなくても。 判っても判らなくても、恐ろしいものは恐ろしい と。 ( 脱力した相手の様子に表情を――微笑の形に緩めて ) …話し方を誉められるのは珍しいな。 貴女が聞き上手だったからだと思います――長い話につき合わせてしまいましたし、途中まで御送りします。 墓地の外――スロープの下――( 考えて )――そうですね、プロスパンダ(奴隷ギルド)を過ぎる辺り、そこまでで宜しければ。 [Mon 7 May 2007 03:27:25]
◆ナナリー@百鬼譚 > (――男が言わんとしている「娘の結末」 を想像して、女は僅かに視線が落ちた。 事実だったとしたらなんとも救いの無い「怖い話」 これが事実だったら …と、考えるだけでぞっとする。 「事実だったら」 )――――。 (これ、作り話ですよね?と、訪ねようと唇を僅かに開きかけた時、男の「これだと怪談じゃない」という言葉を思い出し、固まった。 ) えっ……? あ、あれ。 あの、これ―― (「実話なんですか?」と、確かめようとして、言葉が止まる。 ) ――― ……。 (「怪談話」の真偽を尋ねる事はすべきじゃないだろう。 そう思う。 …特にこの話だけは。 それに、この話しの怖さは、其処にあるのだし。 頭を下げる男につられて、此方も頭を下げ) あ、ありがとうございました――…。 ……ちょっと、帰り道が怖くなりそうですよ。 自分の職業忘れそうですー…。 それに、お話の仕方もお上手でー…。 (何時の間にか、肩に力が入っていたらしい。ゆるゆると力を抜いて、細く吐息を吐き出した) [Mon 7 May 2007 03:14:04]
◆人影 > ( 静かに話を聞いてくれる相手の雰囲気のおかげだろう、話の結びに同意を込めて頷く。 全ては人の仕業――と、梟に頭を突付かれた ) ――あ。 ( 間 ) これだと怪談とは言えないかなー…という訳で、もうひとつの疑問を以ってこの話のオチに変えようと思います。 そう、残された娘のその後――ヴェイトス市は彼女にいかなる便宜を取り計らったのか。 ( 己の爪先、石畳の目を数えるように視線を落とし ) 先の通り、彼女に故郷へ帰る方法はありません。 母親同様「消して」しまうには欠片ほどの良心が痛むのでしょう、けれど娘に口外されては拙い。 ――…ならば彼女の言葉から一切の信憑性を奪えば良い。 犬の鳴き声程の価値しかないのだと、そういう事にしてしまおう――――もしも奴隷ギルドへ行く事があっても、檻の中から囁く声に耳を傾けてはいけない。 母親を探す少女の泣き声が聞こえても、声の所在を確かめてはいけない――その檻は空かも知れない から。 ――…話はこれで終わりです。 ( 石畳へと軽く飛んだ。 幕引きを告げる舞台役者のように道化めいて頭を下げる ) [Mon 7 May 2007 02:55:50]
◆ナナリー@百鬼譚 > ( 男の話し方は、壇上の教師のよう。――此方の意識を気がつかないうちに手繰り寄せられる。 気がつけば、するする降ってくる言葉を、素直に聞いている。 ――だから、その結末を理解して、数秒後。空気が、すぅ、と冷えていく感じがした。 ) ―――― ……。 (長椅子の前の景色を眺めていた瞳が、隣の貴方へ移り) (「それとも?」) ……この話しを、貴方にしたご友人かしらー…。 ( 「人」だと。) [Mon 7 May 2007 02:41:10]
◆人影 > 結局母親は見つからず、ひとり残された幼い娘には故郷へ帰る術もなかったのですが。 市の計らいによって身柄を確保されたのでした――と。 さて、この話には大きな疑問が残ります。 母はどこへ消えたのか? 博覧会にと持ち込まれた鏡の向こうへ連れ去られたのか、亡国の王の呪いを受けてしまったのか? ――… ( 良く出来ました というつもりはないのだけれど、頷いて ) 御名答です( 居なかった事にされた )――そんな幼子かひとりきりで海を渡れる筈がないし、一飯を取っただけの店の人間までもが「連れなどいなかった」などと断言できる方がおかしい。 ――ひょんな事から母親が伝染病の保菌者だったのが判明したのです。 数多くの観光者が訪れる中、これが公になっては非常に拙い。 ならば人ひとり、最初から居なかった事にしてしまおう――これが顛末。 さて、この場合本当に怖ろしいのは何でしょう。 鏡の裏に潜んでいる「かも知れない「悪魔か、黄泉から生者手招いている「かも知れない」太古の死者か――それとも? ( 足を組み直してそちらへと問いかけ。 ) [Mon 7 May 2007 02:28:40]
◆ナナリー@百鬼譚 > (男が空けてくれた「一人分の空間」を犯す事無く、ちょこんと腰掛け、耳を傾けた。 時々頷いたり、相槌をいれながら) ……居なくなっていた。 それはー… 娘の母親は元々居なかったのでしょうかー…? 或いは、娘の母親がいなかった事にされたのでしょうか。 それともなくば、「何か」が母親に化けていた…? [Mon 7 May 2007 02:18:50]
◆人影 > 貴女にお連れ様などいませんでしたよ?=@食事を取った店に聞いても、展示会の係員も渡航手続きの窓口に問い合わせても答えは同じ――母親はこの世から消えてしまいました。 [Mon 7 May 2007 02:06:47]
◆人影 > ( 隠さざるを得ない種族、重ねざるを得ない嘘に内心で深く頭を下げた。 別物の神。 人の都合に糊塗されたそれは本質を失い一個の偶像に堕ちる――その嘆きは神の御使いでなければ理解できないのだろう ) …ええ、大ホール。 展覧会や舞踏会を開いていたりします、一度見に行かれては? ――この話を終えたなら、改めて関心も沸くかも知れませんし。 ( 足を組む。 細く呼吸を整え、話の続きを ) 当時近隣諸国で最大とも云われた鏡、歴史の業火の中に消え去った王の死仮面。 ――母娘は観光を楽しみました。 種族も文化も入り混じったヴェイトスならではの食事に舌鼓を打ち、宿に戻って明日はどこを回ろうかと相談するうち歩き疲れた幼い娘は早々に寝入ってしまいます。 …そして翌日。 隣のベッドに母親の姿はありませんでした。 手荷物も買い込んだ細々とした土産物も、何もかもなくなっていました。 泥棒に入られたのか? そいつに母は連れ去られてしまったのか? 泣きながら娘は宿に相談してみましたが―― ( いちどきに喋りすぎて息が切れた。 期せずしての溜めの後、 ) [Mon 7 May 2007 02:04:42]
◆ナナリー@百鬼譚 > ―――ああ、なるほど。そう云う意味ですかー…。 確かにヴェイトス島の北側で、ヴェイトス市で作った交友関係を話したら、「信じられない」って顔されるかもしれませんねぇ。 (頷くと同時に、女が手にしたカンテラがフラリ、揺れて) あぁー…でも、私に関して言うのならばー信仰・宗教は余りお気になさらずー…。はい。 …大聖堂付きのパプテス教徒、と言うわけでも無いですしー…。 パプテス呪術を使う、パプテス関係の職業ゆえの格好ですから。 ええ。 (そもそも、自分の種族を大聖堂に打ち明けたら、逆に狩られる立場になるぐらいだ。…まごうことなく「神の御使い」たる「天使」なのだが、信じていただけないのだ。不思議な事に。 彼らの崇める「神」と、自分の仕える「神」は、既に別物らしい。 …まぁ、死霊を見て逃げ出した天使とか、情けなくて、別の意味でいえないが。) ――――……大ホール。 ( 長椅子に腰掛、続きを促すように視線を絡ませた。 ――そして、赤い双眸に漸く気がつく。 白い肌に、黒い髪――…ああ、「アルビノイア」か、何か別の種族なのだな、と,) [Mon 7 May 2007 01:54:59]
◆人影 > ( 聖画の筆を取ってみたり、退魔師に同行して彼岸に赴いたり――この分なら敬虔なパプテス教徒の悪魔だっているのかも知れない。 そんな事を考えながら口に出すのは、 ) 少なくとも私は異教徒です――神罰の代行が信仰の強さに起因するなら尚の事、余り良い気はしないでしょう? 幸い改宗を勧められた事はありませんが。 ( ――そうこうするうちに長椅子に辿り着いた。 人間ひとり分程度の間を開けて座ると、再び語り口のそれへと口調を戻して ) 市内に大きな展示場があるんです。 大ホール、と呼ぶのですけど――以前そこで諸国もろもろの文化的資産を集めての一大展示会が開かれたそうなのですね(。 絵画に石膏像、異教の経典に棺。 植物に動物、そりゃもう沢山。 観光客も多く、急ごしらえの宿も相当準備されたようです。 ――その中に異国からやって来た、とある若い母娘の姿もありました。 ( 眼鏡の奥の紺碧に一度、血色を向ける。 メモを取るのか憶えるのか、いずれにせよ続きはok? と ) [Mon 7 May 2007 01:29:38]
◆ナナリー@百鬼譚 > (「興味深い街」――人と人が繋がる事は別段珍しくもあるまい。普通の事だ。 だとすると、この場面で持ち出された「興味深い街」が意味する事は――… ? 少し考えて。 ) あら? 他の街だったら、退魔士関係と絶対に知り合わないようなご職業なのかしらー…。 或いは……(「種族だとか。」 異種族が入り乱れる街だ。そういう事もあるかもしれないが。 ふらふらと彷徨い始めた頭の中が、男の足音に引き戻されて)…っと、初対面の方にお聞きするような事でもないですね。聞き流してくださいーあはー…。 (長椅子への誘いに、素直に頷き後ろを歩く。結い上げた黒髪が揺れるのを眺めながら) あら、貴方もですかー? なかなか如何して―…思っていたより難しい仕事で、この通りですよー。 墓場から海辺まで、色々探してはいるのですがー…(溜息。 ずるりと下がった眼鏡のブリッジを押し上げ)(「日が浅い」) ええ(頷く) …ヴェイトスの地理にすら苦労する私が受けるのは、ちょっと早まったかもしれません。 (謡うように始まる話に) 別名 「種族の坩堝」でしたっけ。 [Mon 7 May 2007 01:12:29]
◆人影 > 興味深い街です、ここは。 私に退魔師殿の知り合いが居て、今貴女ともこうして出会ったように、貴女にもこれから色々な知り合いが増えるのでしょうね。 兎に角人の多い所ですから。 ( 異教徒に異種族、敵対存在。 例えば今彼女の目の前に居るやつだとか――込める意味は様々に。 )( 退魔師とは云えども、見るからに柔和そうな修道女がひとりきりでこんな場所にいた理由を聞いて、曖昧な表情は瞬きひとつで消える。 結い上げた髪の首筋を何度か摩りながら ) 怪談は拝み屋にと言っては言葉が悪いが、餅は餅屋ですか――成る程。 あの仕事、時間があれば請けたかったのですよ私も。 …そういう事でしたら、ええ。 長い話ではありませんが、墓標の前で話すものではないでしょう。 「また」仲間を求められても困るし―― ( 通路に設置された長椅子を指差し、率先して歩き出して ) …ヴェイトスに来られて日が浅い、そう仰いましたね。 ――なら、《 この街にはあらゆる人種が混在している。 即ち、人種の数だけの文化もまた集っている 》 ―― ( それが話の導入 ) [Mon 7 May 2007 00:43:03]
◆ナナリー@百鬼譚 > (笑って誤魔化そうと、中途半端な笑みを浮かべた。 …目の前の男の人が、自分に気を遣ってくれているのが、よく解る。 同時に――どう慰めたものか悩んでいると言うことも。 咳払いを二つして、自分の話しを打ち切る事にした。 別名都合の悪い事はNA☆GA☆SE だ。 ) あら…? お知り合いにエクソシストがいらっしゃるんですか。 (しぱり、と瞬きヒトツ) 尤も、まだ、ヴェイトスに来たばかりですので、同業の知り合いは少ないのですが―…。 (梟から男の顔へと視線を流すと、淡い微笑が浮かんでいた。 …だが、「微笑む」とも「苦笑」とも違う、複雑な微笑に) … 。 (さぞや関係の深い方なのだろうと、邪推する。 だが、初対面の人に其れを訪ねるようなことは出来ないので、 今度、彼の知り合いらしき同業者を探してみようと思いつつ) (「友達から」) もし、お時間がありましたら、是非お話を聞かせてくれませんか? ……実は、こんな時間に此処をうろついていたのはー…もうひとつの仕事の所為でして。 …いま、斡旋所に「百鬼譚」の記者募集があるのはーご存知ですかァ…? [Mon 7 May 2007 00:26:35]
◆人影 > ( 水に落ちた後の毛玉もかくや、激しく横に振られる首。 どうやら退魔師殿は相当へこんでいるらしかった。 どう励ましたものか考え、途方に暮れ――何度か相談するように梟をちらちらと見る間に、相手の方が先に落ち着いたようだった ) …。 ( 遅れて口を開く ) 特に水絡みの死者は「呼ぶ」って言いますから――…引き込まれずに済んで幸い、で。 上司殿も本当はそう思って、それで殊更御怒りになったんじゃない――かな――… ( これ以上蒸し返せば余計に気まずい思いをさせてしまうだろうから、歯切れも悪い。 ) それにしても、退魔師殿の上司様と言うのはどちらもつわものぞろいのようだ。 大聖堂所属の貴女の御同業から良く似た話を聞いた事があります。 ( 魔界返りのエクソシスト。 陶器人形めいた風貌を思い出し、懐かしさとほろ苦さの混ざった微笑が浮かぶ。 その表情のまま、 ) 「視た」事はないのですけど――俗に言うFriend of a friend=A 友達の友達から聞いた話程度なら。 死霊なぞより余程厄介なものの話です けど。 [Mon 7 May 2007 00:13:47]
◆ナナリー@百鬼譚 > いえっ…!いえ、いえいえいえいえいえいえ(首をぶんぶん横に振り) 誰も居ないと思っていたもので、気が抜けてたんです。 不意を突かれたというかー…。 愚痴に全力投球していたというか……(口篭る。 男から見たら、自分が『驚いた』ように見えたらしい。 自分が思っているよりも、自分は慌てているようだ。 内心でビークール!を唱えながら、静かに深呼吸。) ―――んー……と。 (なんと説明したものか、少し悩んで) その――ぶっちゃけるとぉー…これでも、エクソシストの端くれでしてー…はい。(後半は殆ど声として聞き取れるかどうか小さな声で。――派手に慌ててみっともない姿を見せた分、気まずいらしい。 )相手も、「助けを求めていた」わけじゃなく「仲間がほしかった」とか「餌がほしかった」の方?… 会話を試みなかったんで、その辺、わからなかったんですが―…(海岸での出来事を思い浮かべて、眉を寄せ)………つまりは、ミイラ取りがミイラ取りに成りそうだったのを、上司にしこたま怒られまして、其れを愚痴っていた、と。 …お恥かしい。 (自己嫌悪混じりに、ひっそりと溜息と共に呟いた。 己の頬に掌を添えて、首を傾げた) …… 「話しの種になる」って、言い切ってしまうなんて、お強い事。 …わたくしよりも、貴方の方が「エクソシストらしい」と上司に言われそうですねぇ―…。(同意を求めるように、肩に止まる梟へ視線を投げ) ……。 (話しの種――…ふと、顔を挙げ) … ……あのぅ。 そう云う事に「遭遇」した事とか、あります、かー…? [Sun 6 May 2007 23:53:42]
◆人影 > ああ、やっぱり脅かしてしまったか――申し訳ない。 (「 警戒された」よりは、驚かれたように見えたので軽く頭を下げた。 墓地――使徒信条の祈り――「人命救助」――「仕事の愚痴」 聞き取れた単語を反芻し、それらを一本の糸で繋いでみる。 梟の丸い頭を撫でながら、考えて ) ええと、水難事故に遭った何方かを助けようとして、それが成らなかったとしても――その人は貴女に感謝こそすれ恨みやしないと思います けど。 ( まさか連帯責任の相手が既に死んでいたなどとは思わない。 鶏と卵の順序を間違えた結論に到り、つられてロザリオへと目を向ける。 外面だけは精々平然を取り繕い、無念そうに浮かんだ笑みへと逸らし ) ああ、いえ。 ( 横へと首を振る ) 最近の趣味は夜歩きなんです。 図書館の静けさも悪くないんですが、長く続く砂浜や人気の無い墓地もそれなりに。 ――死霊なり何なりに遭遇したなら、それはそれで話の種になりますし。 ( 死人の属に分類される自分がそれらを恐れる道理もなし、そのように軽く言い放つ ) [Sun 6 May 2007 23:26:03]
◆ナナリー@百鬼譚 > でも、普通はぁー…海辺で網に絡まってる人がいたら、慌てて手を差し伸べるのが人情ーってやつじゃないですかー? 最初から警戒白なんて無理ですよぅ。 ( Kyrie eleison―― 主よ憐れみたまえ ―― 突然飛び込んできた声に、びくりと肩を竦ませた。先輩の「気を抜くな!」の叱咤が耳元で聞こえるようだ。 わたわたと声の方を振り返る修道女。) … ……。 (此方のカンテラの灯りで浮かび上がる男の姿に、中途半端に警戒――慌てているようにしか見えないかもしれないが――しながら) …… ・・・こ 今晩は あ、えと。 仕事なんです。 お気遣いありがとうございます。 (「十字架に」――落ち着いた男の声に、促されて視線が十字架へ) …… そですね。仕事の愚痴をちょっとだけ。今、言葉を捧げた人達に無関係な愚痴でもないのでー…。連帯責任ちっくに聞いてもらおうかなーとー…。 (胸元に下げたロザリオに、無意識のうちに指を這わせて、情けなく笑う) ―― あ 。 (笑みが固まり) もしかしたら、私が此処を長時間占領してたから、声を…?(かけられたのかしら)(と) [Sun 6 May 2007 23:07:00]
◆人影 > ( 兎並みの聴覚は本人の意思と関係なく、至極気紛れに発動する。 「父と子と聖霊の御名に於いて」――そんな声を聞いたような気がして、黒い羽織の人影がのそりと姿を現した。 灯りの類は持たず、代わりに肩に一羽の梟を止めている ) ――Kyrie eleison ? ( 死者に手向けた祈りの言葉も、その姿も教会に勤める御方のもの。 おまけに小柄な女性の姿ときている。 ――脅かしてしまう事のないよう、そっと声をかけた ) …死者を悼むにしても、こんな時間にひとりきりは危険では? 時折「出る」とも聞きますし―― ( 墓荒らしの方がよほど危険な気もするが。 )( 何だか相手は酷くへしょげているようだ ) 何か、十字架相手に嘆くような事でもありました? [Sun 6 May 2007 22:51:42]
◆ナナリー@百鬼譚 > 「エクソシストが怖くて逃げ出した」なんて、どうするんだー とかー物凄い怒られましたしー。 先輩がわたくし一人で生かせた所為なのに。 人命救助を優先した結果ですーって言ったら、本気で頭殴られましたしー…。(落とした肩が、さらに落ちる。 背中に縦線まで背負い込む勢いだ) [Sun 6 May 2007 22:49:20]
お知らせ > 人影さんが入室されました。 『( 奥の雑木林の中から )』 [Sun 6 May 2007 22:47:42]
◆ナナリー@百鬼譚 > (捧げた白百合の花を、指先でいじりながら、金髪の修道女は、疲れた顔で、俯いた) ――…うー。 なんでしょう。同じ仕事についている人も、こんな目に会ってるんでしょうかーねー…。 (あの時のセイレーン?の群れ?を思い出して、溜息を洩らす。) … どちらにせよ、個の仕事が終わったら、暫くは海辺へ派遣されるんですよ、わたくしー…。 (返事をするはずのない十字架へ語りかけた) [Sun 6 May 2007 22:42:40]
◆ナナリー@百鬼譚 > ――――………。 (暫くは瞼を伏せたまま、沈黙した。 心に浮かぶのは――海辺での一件である。 ) …本当ならぁー…聖歌を歌うんですけどー…。 ごめんなさい。 ( そして、この祈りも、海辺で出会った死霊達のために。 …とはいえ、此処で祈っても意味はないのだけど。 あの後上司や先輩に報告して、対処するとの言葉を聞いたが――見つかって居ないらしい。) [Sun 6 May 2007 22:35:01]
◆ナナリー@百鬼譚 > (十字架林の隅の隅。 一際大きな十字架が見下ろす無縁墓地の根元に膝をついて、死者の為の祈りを紡いぐ。 その声は十字架に囁きかけるのと同じくらいの大きさで、ひそひそと――まるで隠れるように) ……願わくは、死せる信者の霊魂、天主の御あわれみによりて安らかに憩わんことを Amen――。 (握ったロザリオの珠がチャラリと鳴った) [Sun 6 May 2007 22:30:15]
◆ナナリー@百鬼譚 > In nomine Patris, et Filii, et Spiritus Sancti. Amen ―――― (修道女風情は、言葉を夜の風に乗せて呟いた) [Sun 6 May 2007 22:20:10]
お知らせ > ナナリー@百鬼譚さんが来ました。 『(酷い目にあった)』 [Sun 6 May 2007 22:19:09]
お知らせ > ナナリー@百鬼譚さんが帰りました。 『(暫く徘徊する修道女の姿が、墓場にあったそうな)』 [Tue 1 May 2007 02:12:30]
◆ナナリー@百鬼譚 > ……………。(ドツボに嵌った気分 NOW☆ ) (下がった肩が、さらに下がって、インバネスの肩がずり落ちた) ………。 い、いいんですっ!ええ! それでヴェイトスの平和がまもれるのならばー! ひいては、あの馬鹿悪魔が見つかればっ! うわーん! [Tue 1 May 2007 02:05:53]
◆ナナリー@百鬼譚 > ………。 (怖い話しを探す) ………。 (怖い話発見→体験する→引き受けた仕事のネタはゲットできるが、怖い話も放置できない→エクソシストとして対処) あ、あれ。なんかそれって… (自分で自分の仕事を増やしてる?) [Tue 1 May 2007 01:58:59]
◆ナナリー@百鬼譚 > (今回の仕事のあらすじを大雑把に書きとめていたが――途中でペンが止まる) ―――…あ、でもそれじゃ……「百鬼譚」としては駄目かな。わたくしが「創作」したんじゃ、お仕事内容からは外れちゃうか。 うーん。 先輩から話しを聞ければいいんだけど…。 (エクソシストの先輩は、それぞれ仕事を抱えているらしく、滅多にお会いできない。 …一緒に行動している先輩だって、新参の自分と必要以上に距離を冷たくないらしく、プライベートの付き合いは0だ) ………。 (むぅ。と頬を膨らまして) ……要するに、依頼でもなんでもないお化け体験を、わたくしが、すればいいんですよ、ねー…? [Tue 1 May 2007 01:37:25]
◆ナナリー@百鬼譚 > まぁ、これで、明日「終わりました」って報告すれば、依頼終了ですからー…いいか。 (「作業」だって、きちんとやれば、それなりに疲れる。 唱えた祈りの言葉だって、きちんとしたものだ。 「そこ」に死霊がいなくとも、力を使ったのなら、きっちり疲れる。 ややずり落ちた眼鏡のブリッジを押し上げて、肩を落とした) …あ、でも。これ、昨日受けたお仕事のネタにはなりますよね。 ありがちですけど。 ちょっぴり怖い系として?(聖書を鞄にしまうと、代わりに手帳を引っ張り出して――軽くメモをし始めた) [Tue 1 May 2007 01:27:19]
◆ナナリー@百鬼譚 > (聖書をぱたんと閉じると、深呼吸を3回。) ―――終わり、と。 (眼鏡の奥で、静かに閉じていた女の瞼がゆっくりと持ち上がる。 目の前には綺麗に清掃された依頼主の父の墓がある。 ) これで、「もう大丈夫」ーって、言えば、信じてくれますかねぇ。 (今回の依頼主は、昨今の不可解な殺人事件や、妙な噂の所為で、アレコレ余計な事を考えて怯えているような人だった。 怖い話しを聞いた後、一人で風呂に入れないような男だ。 そんな男が、家鳴りに怯えて「これは、父が怒っているに違いない!収めてくれ!」と飛び込んできたのが切欠だった。 ) ――― 幽霊のー正体見たりー… みたりー … かれおはな? (枯れお花)でしたっけ。 ( 死霊が関係なさそうだと、一目で見抜いた先輩は、自分に「儀式」っていうか「おまじない」っていうか…つまりは、「怖いのは飛んできましたよー!」と、断言する為の「作業」を押し付け、さくさくと帰ってしまった) [Tue 1 May 2007 01:20:38]
◆ナナリー@百鬼譚 > ――――In nomine Patris, et Filii, et Spiritus Sancti. (修道女姿にインバネスを着込んだ女は、夜風に金色の髪を絡ませながら、涼やかに言葉をつむいだ。) ―――Amen (十字架林の合間に一人佇む女の姿が、カンテラの灯に照らされ浮かび上がっている) [Tue 1 May 2007 01:09:32]
◆ナナリー@百鬼譚 > (怪談話に実際に遭遇した場合、その怪談話を「なかったこと」にする事が出来る。 ……何せ、怪談話の主役たる死霊を、ざっくり浄化してしまうのだから) [Tue 1 May 2007 01:03:05]
お知らせ > ナナリー@百鬼譚さんが来ました。 『(エクソシストとは)』 [Tue 1 May 2007 01:01:18]
お知らせ > 寒河江未希さんが退室されました。 『 暫し、その場で煙草をふかして物思い 』 [Tue 1 May 2007 00:11:36]
◆寒河江未希 > ( 部屋にあの娘を上げて暫らく居させたのもそう。 時間を置いてあげなくちゃならない。 痛みや悲しみや怒りが静かに解けていく時間。 感情的になって出した答えはだいたい、間違ってしまうものだから。 ) ―――――――…。 ( そして、程無くあっさりと。 その墓碑は見つかった。 彼女を知る自分には簡単に想像できる荒れた墓の理由。 少し時間をかけて観察してみれば、棺は「内側から抉じ開けられて」いた。 中に彼女が眠っている可能性も考えたが、誰も居なかった。 ) [Mon 30 Apr 2007 23:53:26]
お知らせ > 青年さんが帰りました。 『(彼女は死者だ――それが、今尚動く彼女を知る者へと伝えられる事実)』 [Mon 30 Apr 2007 23:47:22]
◆青年 > (彼の歩いてきた場所、彼女の行く先。其処にひとつの真新しい墓碑がある。墓には、彼女の考えるとおりに「Tsetsiliya Brant」という名前が、そして今月死んだことが掘り込んである。墓はかなり荒れており、棺の蓋が覗くほどの穴が開いている。もし、中を開ければ遺体が無いことが知れるだろう――家族は、それを知ることなく埋め戻そうとするだろうが。) [Mon 30 Apr 2007 23:46:18]
◆青年 > ……ええ、それが一番ですね。 (明かりを少し持ち上げると、どこか妹と似た顔立ちが浮かび上がった。名前も何も、お互いには出さないけれど、この先にある墓碑がこの二人を繋げていた。) では、さようなら。お気をつけて。 (そう言って、彼は会釈を返すと少女を見送った。頭の片隅で、荒らされた妹の墓を、近いうちに整備しなければと考えながら。) [Mon 30 Apr 2007 23:42:58]
◆寒河江未希 > ( 知り合い、人間じゃないっぽいけどなぁ。 なんて余計な事は言わないでおく。 アレは人間じゃないけど、危険なものでもない。 どちらかといえば限りなく中立なもの。 多少の個性と好奇心がある程度の。 ) 通り魔―――…ああ。 ( そっか。 「ああ」は極個人的な納得の声。 この人、ホワイティアだ。 ポケットの中のメモを握り締めて、あるひとつの可能性を想像する。 でも――――。 ) ご忠告有難う御座います。 変なの見つけたら大声出して逃げますね。 ( 彼女の名前は出さないでおく。 関係の無い人ならそれで良し、予想が当たったとしたら、まだ頃合じゃないだろう。 いずれ話すにしても、遅かれ早かれ彼女が姿を現すにしても。 小さくまた会釈をして、進む道へ向き直った。 ) [Mon 30 Apr 2007 23:36:44]
◆青年 > そうでしたか。それなら。 (幾らかは安心だ、とそう思った。けれど、やはり若い女の子であることが気にかかるらしく、他に何か言っておいたほうがいい事はないかと、考える。しかし――まぁ、これ以上言うのもお節介というものなのだろう。) でしたら、お気をつけて。自分は大丈夫だと思っていても、いきなり通り魔に殺されてしまうことだって、ありますから。 (そう言って、女の子を見た。そのまま彼女が奥へと進むのなら、せめてその後姿が見えなくなるまで、見守っていようと。) [Mon 30 Apr 2007 23:28:24]
◆寒河江未希 > ( 暗い顔だ。 墓地に一人で来る人間が明るい顔なんてして居る事は先ず無いけれど。 極最近、身内を亡くした人かもしれない。 新しい墓碑郡の方から来たと言うのだし、そういう事だろう。 ) あ、向こうのほう…有難う御座います。 えっと―――ちょっと寄って直ぐ帰るつもりで。 一応、墓守の知り合いも居るし。 ( 献花する花も無い。正装でもない。 ギターを方に抱えた私服姿。 見知らぬ男を警戒しないわけでもないが、そういう雰囲気は今の所感じられない。 ) [Mon 30 Apr 2007 23:20:16]
◆青年 > (尋ねられた内容に、ああそれならば、と青年は背後を指差す。少しだけ疲れたような表情で、女の子を見ながら。) それなら、僕の歩いてきた道を真っ直ぐ行くといいですよ。 (新しい墓、と言う言葉に少しだけ表情を暗くした。が、それもこんな場所では珍しくもないだろうけれども。) ――お一人ですか? (簡単な説明の後、唐突に男はそう尋ねた。10代半ばの少女、そこに何かを見ているらしく。) いえ、何かと物騒ですから。どうも、野犬が墓荒しに来てもいるようですし。 (差し出た真似だったか、と申し訳無さそうにそう付け加えた。) [Mon 30 Apr 2007 23:13:40]
◆寒河江未希 > ( ほんの少しの間の関わりだったけど、ある程度の確証があった。 本人が残したサインを手掛かりに調べてみれば酷く簡単なもので――――当たらなくて良い想像は、あらかた予想通りで。 これが最後の確認作業だ。 ) …え? ああ。 ( 一旦は擦れ違った男の人が不意に声をかけてくる。 特別おかしな言葉でもないし、答えて困る事でもなし。 ) ちょっと、知人の所を。 新しい墓碑ってどの辺だか分かります? ( 何の気なしに訊いてみる。 探す範囲を狭められるに越した事は無い。 ) [Mon 30 Apr 2007 23:05:37]
◆青年 > (近付く人影は男性だった。ごく近くまで寄ったところで男の方も、もう一人の人影に気づいたらしい。確認するかのように、足元を照らしていた明かりを、僅かに掲げて少女を見、そして会釈した。墓参りの人なのだろうと考え、通り過ぎようとする。しかし、ある事を思い、足を止めた。改めて少女の方を向き、口を開く。) ――今晩は。お参りですか? [Mon 30 Apr 2007 22:59:50]
◆寒河江未希 > ( ざっと流しながら見る墓碑銘。 探すのは「T」で始まる女性名。 10代半ばくらいで、極最近のもの。 もっと言えばフルネームから素性までほぼ分かっていた。 ポケットから一枚の紙片、ニュースペーパーから写し取った簡単なメモを取り出して確認してまた顔を上げた。 ) ( “Obituary/Tsetsiliya Brant (15)” ) “ツェツィ” “ツェツィーリヤ” か。 ( 声に出して確かめる名前。 それを探しながら歩き、人の気配に顔を上げる。 知らない人だ。 一応、会釈くらいしておこうか。 ) [Mon 30 Apr 2007 22:54:51]
◆青年 > (人の気配の少ない墓地。その奥から、小さな明かりがゆっくりと近付いてくる。明かりを持っているのは、20歳前後ほどの男である。色の薄い金髪に灰色の瞳、そして表情は若干疲れていた。彼はゆっくりとした足取りで、階段の方へと歩いてきていた。) [Mon 30 Apr 2007 22:35:00]
お知らせ > 青年さんが入室されました。 『(墓地の奥から近付く光)』 [Mon 30 Apr 2007 22:32:28]
◆寒河江未希 > ( 気を取り直して一番上まで登りきり、一息ついてから辺りを見渡す。 平らに均された土地に並ぶ石碑の列は碁盤の目みたいに遠くまで続いていて、さて、全部見て回るなんて馬鹿馬鹿しい量。 比較的新しい辺りから見て回るのが正解だろう。 そうしょっちゅう来る所でもなし、どの辺が新しいかなんて石碑の没年辺りから見当をつけるしかないけど。 ) [Mon 30 Apr 2007 22:29:05]
◆寒河江未希 > ―――――ッはぁ…ふぅ…本当…長い階段なんか大嫌いだ。 ( その長い長い階段の中ごろで一回挫けて座り込む。 市街地に向けて段々畑みたいに切り取られた斜面には墓石が並び、階段から見渡す景色は遠い東の正門まで見える。 普段あんな遠くには縁が無いし、少し新鮮だ。 ) ……さて。 荷物どっかに纏めて…新しいのはやっぱ上のほうだろうなぁ。 ( 見上げると、まだ階段は50段以上はありそうだった。 ) [Mon 30 Apr 2007 22:14:53]
◆寒河江未希 > ( 公害× 郊外○ ) [Mon 30 Apr 2007 22:09:08]
◆寒河江未希 > ( 公害の小高い所にあるだけあって此処はいつも静かだ。 比較的小奇麗に手入れされているし、墓守も何人かが交代で居るみたいで。 わざわざ夜になって来たのもまぁ、多分そんなに危険な事は無いと思うのと、単に空いてる時間が夜しかないというの。 それから、私の知り合いは大抵こういう時間に顔を出すっていう都合。 難儀な話。 ) ( 長い坂道が途切れると、馬車を待たせる停留所のある広場に突き当たる。 ここからまた長くて急角度な階段を登ってようやく墓地だ。 天国に近い所に墓地を作った、って事だろうか。 生きている人間にはあんまり優しくない作りだと思う。 ) [Mon 30 Apr 2007 22:08:49]
◆寒河江未希 > ( 今日も曇っている。 最近殆んど雨が降らない割に、天気もあんまりよくない日が多い気がする。 春着には少し肌寒いくらいの夜、左肩にギター、小さな明かりを右手に提げて私は独り坂道を登っていく。 長く緩やかにスロープを描く坂を上って行くと直ぐに身体は火照り始め、見渡せば遠くに商業地区から連なる一帯の灯りの列が見えた。 流石に音は遠くて聞こえない。 帰り、少し寄って行こうか。 そんな事を考えながらゆっくりと歩を進める。 別に急ぐ事じゃないし、気乗りもしなかった。 ) [Mon 30 Apr 2007 22:01:18]
お知らせ > 寒河江未希さんが入室されました。 『 93:Obituary 』 [Mon 30 Apr 2007 21:55:21]
お知らせ > ユズリハさんが帰りました。 『( 黒い葉桜が一枚 風に舞って地に落ちて。)』 [Sun 29 Apr 2007 19:10:37]
◆ユズリハ > ――――アハン。 ま、いいケド、ね。 また気が向いた時にでも? ( クツリ。 哂いを1つ落とせば、 墓地の出口のほうへと歩き出そう。) [Sun 29 Apr 2007 19:10:04]
◆ユズリハ > ……。 ( 探しているのは、ずっと昔に人間の世界へと渡った 知り合い の墓。知り合い。 そう、ただの知り合いだ。 とはいえ、広い世界だ。 墓場だって数多くある。 見つかるなんて思っていないが、) あはン。 万が一ってヤツ…よ。 ( 胸に咲く銀薔薇をいじりつつ、言い訳にも聞こえるような言葉、 目の前にある小さな墓へと呟いた。 刻まれた 名 は、知らない名前だ。 ) ま、見つけても仕方ないんだけどねェ〜。 ( 明るい声でそう言えば、 コツリ。 また歩いて次の墓へ。 けれど、小さく顔をしかめる。 ) アラ。 今日はここまで、 かしらン? ( 軽く笑ってそう言う。 空はすっかり暗くなっていて、この中で墓標に刻まれた文字を見るのは少々大変そうだ。) [Sun 29 Apr 2007 19:02:31]
◆ユズリハ > まー、墓場なんてたくさんあるものねンー。 ( うんざりしたように天を仰げば、曇天の灰色だった雲の色は、黒へと変わりつつあるようだ。 ――――夜だ。 娘は、アラ、とでも言いたげに軽くてを口元へと持ってきて。) ――――暗くなったら、文字なんか見えなくなっちゃうわ ネ。 ( あらやだ困った、と、 クツリ、哂って。 ランタンでも持ってくればよかったのだろうか。 まぁ、 いい。) お墓参りなんてー、私のガラじゃないしィ? ( 言っては、独り クツクツと笑って。) [Sun 29 Apr 2007 18:47:02]
◆ユズリハ > ( 一つ一つの墓標を見て回るのは、桃色の髪の銀薔薇の悪魔。 歩き、立ち止まっては墓標に刻まれている 名 を見て、軽く首を横に振れば次の墓標へと。) ――――…ん、無いわよねン、やっぱりー。 ( 見覚えのある 名 が刻まれた墓標が無いかという小さな期待。 ―――が、今の所は、見当たらない様子。) [Sun 29 Apr 2007 18:35:00]
お知らせ > ユズリハさんが来ました。 『( ゆっくりと歩き )』 [Sun 29 Apr 2007 18:31:24]
お知らせ > 氷桜さんが退室されました。 『それもまた、欺瞞だとしても』 [Sun 29 Apr 2007 00:56:14]
◆氷桜 > (少女を死なせたことへの罪悪感と助けれなかったことへの悲しみと同時に、死んでよかったのではないかという偽善とも呼べる感情もその胸へ抱えていた) ・・・・・だが、お前のことはこれから忘れることは無い 何があろうと、絶対に (物言わぬ墓石の前で静かに頭を下げ まだ蕾の目立つ紫苑の花束を供え、背を向ける) [Sun 29 Apr 2007 00:55:22]
◆氷桜 > (訂正:ジャックって誰でしょう、ジャンクorz) [Sun 29 Apr 2007 00:41:17]
◆氷桜 > (確かにあの少女が黄泉路から帰ってくるのならそれは喜ばしいこと、しかしびあの苦痛を再びその身へ受けながら生を全うするのが果たして幸せなことなのだろうか、現にジャックが気をつけていなければあの少女は下を噛み自害していただろう) 欺瞞、だろうな・・・・ (零れるのは涙ではなく自嘲の言葉。 愚かしい、矮小な自分への嘲り) [Sun 29 Apr 2007 00:39:08]
◆氷桜 > (何かやった、リテイクorz) (結局、練習台となった少女は耐え切れなかった。 最後の刻印を済ませた後、それでも数日は生き永らえてはいたが昼夜を問わずその身を苛む痛みに耐え切れずその精神を病み、苦悶の中でその短い生を終えた) 『鷹の乙女よ、その身に試練を受けし者をその御車へ誘え 彼の者は戦士、彼の者は修験者 諸神よ、慈悲あらば名も無き乙女のために落涙せよ』 (それは墓石に刻まれた言葉、宿木の槍を受け落命した光明神へ準えた祈りの言葉 全ての者が落涙した日に蘇るとされた神、そして蘇る事の無かった) ・・・・・ああ、こいつにとっての老婆は俺となるのか (今、その復活を願いながら涙を流さない自分が) [Sun 29 Apr 2007 00:26:16]
◆氷桜 > (結局、練習台となった少女は耐え切れなかった。 最後の刻印を済ませた後、それでも数日は生き永らえてはいたが昼夜を問わずその身を苛む痛みに耐え切れずその精神を病み、苦悶の中でその短い生を終えた) 『鷹の乙女よ、その身に試練を受けし者をその御車へ誘え 彼の者は戦士、彼の者は修験者 諸神よ、慈悲あらば名も無き乙女のために落涙せよ』 (それは墓石に刻まれた言葉、宿木の槍を受け落命した光明神へ準えた祈りの言葉 全ての者が落涙した日に蘇るとされた神、そして蘇る事の無かった) ・・・・・ああ、こいつにとっての老婆は俺となるのか (今、その復活を願いながら涙を流さない自分が) [Sun 29 Apr 2007 00:25:35]
◆氷桜 > (碑銘すら確認できない程に苔生した墓石と、真新しく安置されたばかりの墓石が雲の切れ目から時折り覗く月光と、瞬くようなパイプの灯を鈍く反射する) ・・・・愚かしいな (口の端へパイプを咥えたまま男は己へと呟く。 自らの手で死なせてしまった二人の女性の墓の前に佇む男の顔には疲労の色が濃く、口元のパイプと左手に持った花束が無ければ死人が蘇ったと思われても仕方が無いほどだった) [Sun 29 Apr 2007 00:09:56]
お知らせ > 氷桜さんが来ました。 『(二つ並んだ墓石の前で)』 [Sat 28 Apr 2007 23:58:46]
お知らせ > ツェツィさんが帰りました。 『(そして、やがて立ち去った。喉元を食いちぎられた、野犬の死骸を残して。)』 [Sun 22 Apr 2007 02:15:07]
◆ツェツィ > (後のことは、あまりはっきりとは覚えていない。細かい記憶は残らなかった。ただ、歯を立て溢れた体液は、思っていた通りに悪くない味がしたということ。) ん……ふ。 (ただ、言うなれば。毛皮がちょっと邪魔だったと言うべきだろうか。できることならこう、つるりとしていた方がいいなと――人間のように。) [Sun 22 Apr 2007 02:14:17]
◆ツェツィ > (元々人馴れしていなかったのか、それともこちらの異様な気配を察したのか。野犬はさっと身を翻す。) ――大丈夫。怖くない――怖く―― (考える事もせず、反射的に追った。以前なら、犬の足には絶対に追いつけなかったはず。しかし今夜は違った。幾らかの段差もものともせず、徐々に距離が詰まっていく。不思議と息も上がらない。人気の無い墓地を、犬と少女が失踪していった。) ――ほら、捕まえた。 (汚らしい尾を、無造作に掴む。犬は悲鳴を上げたが、それはあまり気にならなかった。ぐい、と此方に引き寄せ首を掴む。) [Sun 22 Apr 2007 02:10:59]
◆ツェツィ > (PL:切れました。やり直します。) (いや、気のせいでは無かった。振り返った先、そこには薄汚れた野犬がいる。あちらも少々驚いたのか、こちらをじっと見つめ返していた。) ――嗚呼。 (“動くもの”、“生きているもの”。普段は犬とか猫とか人間とか、そんな風に見えている者達が、どうしてだろう、瑞々しい果実のように見える。ひとたび歯を立てれば、甘い果汁が口内に広がり喉を潤す。そんな考えが頭を支配する。) ――ほら、おいで。 (ちちち、と呼ぶ。おいでおいで、君はとても美味しそうだ。) [Sun 22 Apr 2007 02:04:00]
◆ツェツィ > (いや、気のせいでは無かった。振り返った先、そこには薄汚れた野犬がいる。あちらも少々驚いたのか、こちらをじっと見つめ返していた。) ――嗚呼 [Sun 22 Apr 2007 02:00:17]
◆ツェツィ > (ゆっくりと立ち上がる。夜が明ける前に、移動しようと。ここは人気は無いが、屋根のある場所も少ない。日中、じっとしていられる場所へ向かおう。確か、町外れに放棄された畜舎があったはずだ。そこへ――) ――っ! (ハっと顔を上げ周囲を見渡す。今、何か物音が聞こえた気がする。視界内に、それらしき影は見当たらないが――) [Sun 22 Apr 2007 01:52:33]
◆ツェツィ > (喉が渇いて堪らない。何か、この渇きを潤せるものが欲しい。そう、例えば。) ―――。 (ゆっくりと顔を上げた。周囲に人の気配がないか、慎重に探る。と言っても、足音やランタンの灯りを探す、くらいしかできないけれど。) 誰も、いない、よね。 (よかった、という呟きは掠れて消えた。今、誰かに会うのはとても拙い――気がする。以前のように、他人に接することができないと、そう思った。) [Sun 22 Apr 2007 01:48:09]
◆ツェツィ > (あれから。手紙を置いて出てきてから、幾らか歩き回った。記憶を頼りに商業地区へと向かってみたが、今だ記憶の曖昧な部分があることと、人の多さに結局引き返した。人通りが多いところは、まだどうにも苦手だ。酷く驚かされるし。) けっほ――カハ。 (咳きの続く喉を摩る。手が首の傷口に触れたが、今はその事は気にならなかった。もっと強い思考が、頭を支配する。) [Sun 22 Apr 2007 01:44:20]
◆ツェツィ > (月が昇っているかも分からなかった。今夜はまだ、夜空を見上げていないのだ。数日前、自分を部屋へと招いてくれた女の子の所から出てきたことは、後悔していない。その思いは日を増すごとに強くなっていた。) ……けほ。 (出る切欠とも言える喉の渇きは、酷くなる一方だ。それは幾ら水を採っても変わらない――そう悟って、昨日の夜から水すら飲まなくなった。) [Sun 22 Apr 2007 01:40:20]
お知らせ > ツェツィさんが来ました。 『(誰のものとも知らない、墓石の陰)』 [Sun 22 Apr 2007 01:36:14]
お知らせ > ルーア・リシアさんが退室されました。 『(今宵も人に知られる事のない作業は続く。)』 [Wed 18 Apr 2007 00:02:19]
◆ルーア・リシア > ( 時折足を止めてしゃがみ込み、土の状態を確かめる。地面の凸凹があれば土をかぶせて平らにしたり、不死者がよみがえった痕跡がないかを調べているのだ。梅雨に入ればくぼ地はぬかるみ、埋まっていた死体が地面からでてきてしまうことも増えてくる。そういうことにならないために、できるだけ事前に現場を調べていく。それも墓守の役目。全ては土の下で眠るものたちと、その土を踏み締め、死者に祈りにやってくるもののため。 ) [Wed 18 Apr 2007 00:01:57]
◆ルーア・リシア > ( 狩人たちも、最近は墓地に来る事も少なくなってきた。まだ油断できないが、以前のように墓地でメイドを見かけることができる日も遠くないだろう。 ) ヴェル、大丈夫――かな。 ( 具合が悪いのは治っただろうか。血はちゃんと飲んでいるだろうか。気にせずにはいられない。 ) [Tue 17 Apr 2007 23:53:15]
◆ルーア・リシア > ( チリリ――ィン。チリリィ――ン。鈴の音は手首の動きに合わせて、一定のリズムで音を刻む。ザッザッとブーツの底で土を踏み締め、歩みを進めていく。 ) 今のところ、異常――なし、か。 ( この前のように、不死者たちに囲まれることもない。春先の酔っ払いが一人二人いたから、日が暮れる前に見つけて墓地の外に連れ出した。 ) [Tue 17 Apr 2007 23:42:57]
◆ルーア・リシア > ( カンテラを片手にもう片方の手で鈴を鳴らすと、透き通った軽い音色が風に乗って墓地に広がる。今日はあいにくの曇り空だが、晴れていると星がはっきりと見える。明かりの少ない墓地ならではの光景。見回りで何時間も広い敷地を歩き回る少女は、時折こうやって立ち止まり、休憩を挟む。 ) [Tue 17 Apr 2007 23:30:40]
◆ルーア・リシア > ( 季節の移ろいはあっという間で、一面を覆っていた白が消え、ピンク色が咲き誇り、すぐに緑へと色を変えた。この分なら、梅雨の季節も遠くはあるまい。立ち並ぶ墓標の中にあって、黄色いツインテールの少女は、辺りを見渡して静かに息を吐いた。頬をなでる夜風は優しく、心地よい。 ) [Tue 17 Apr 2007 23:22:44]
お知らせ > ルーア・リシアさんが入室されました。 『(怪我が治ったその日から仕事に復帰した)』 [Tue 17 Apr 2007 23:17:58]
お知らせ > ミカドさんが退室されました。 『手土産は…柏餅 でいいか。(娼婦に貢ぐモンじゃない。)』 [Sun 15 Apr 2007 02:04:35]
◆ミカド > (暫く説教を聞いているような顔で、視線を隣から逸らしていく。 最後に溜息をついて) ―― 。 (肩を竦める) 僕は何時だって穏便な「人間」だろう? 君だってそれは認めてくれているじゃないか。 (くるぅり指先を回して) ―― うぅん。 まぁ。 今は―― 青猫の友人と話をしてみるよ。 ちょっと面白そうな子二人を独り占めしてるんだってさ。 酷いよね。 ―― 片方の様子が妙だった事も含めて相談しにいってみるよ [Sun 15 Apr 2007 01:57:03]
◆ミカド > ―……。(予想していた答えと、随分違う答えを言われたような表情に変わる) や。そりゃそうだけど。 確かに僕も朱鷺乃都から此処に来たクチだけどさ。 ああ、その通りだとも。 ―― 続けて「騒ぎ」が起きるという事は、今の時期、特に流れ込んでいるのかな?と思っただけさ。 (ぶすりと、子供のように拗ねた口調。 唇を軽く尖らせて、うでを組む。) [Sun 15 Apr 2007 01:41:45]
◆ミカド > (尚、聞ける話は 本当に「噂話程度」 だ。 ヴェイトスにいれば聞ける程度のもの。 詳しく聞けるわけじゃない。 ゴシップも混じってるし、尾鰭背鰭がくっついてるのは当たり前。 ――中には話をしている貴族自身が「襲われた!!!」と騒いでるものもあり――。 ) …… どうだろうね。 最近僕らは増えてるんだろうか? (自分の隣。長椅子の上を眺めながら、語りかける。 ――そこに「ひと」の姿は無い) [Sun 15 Apr 2007 01:31:35]
◆ミカド > (夜会にでれば、それなりの話は聞こえてくる。 コネクションを使わなくとも、噂話程度ならば簡単に――貴族達の暇潰しとして。 事件に詳しければ注目を集められるし――そう云う話が好きな貴族も居るし。 吸血鬼の排除を声高に叫ぶ貴族と、穏便派の貴族とのやり取りは、もう毎度の事だ。 それを横目で眺めて肩を竦める地方貴族が自分の役目。 どちらも、まさか隣に吸血鬼が――それなりに顔を知っている相手が――「それ」だとは思わないらしい?) ―――思われてるかもしれないけどね。 (幸いな事に「吸血鬼が居ないかどうか確かめましょう!」と、酔狂な提案をされた事もないし) [Sun 15 Apr 2007 01:24:40]
◆ミカド > (実際は名前カラーが黄色い人が、「全力で養え!!!」レベルの事を考えているなんて思わない。 ―― 誰も見ていないのに、スラリと足を伸ばして、組み替え) それに。 (愛用の黒檀の杖の頭を、己の顎に沿え―― 夜の静けさが満ちる十字架林を眺めた。 ) 最近のヴェイトス事情を考えれば、まぁ――別の意味で僕の噂をされていても可笑しくないか。(尤も、その場合は西園寺ミカドという個人ではなく、種族全体の噂話だが。 即ち=吸血鬼) [Sun 15 Apr 2007 01:16:25]
◆ミカド > ―― まぁ。 無理もないとは思うけどね。僕のような男の噂話をしたくなってしまう気持ちは分からなくも無い。 さぞや頬を薄紅色に染めて、キャッキャッキャッキャと黄色い話に花を咲かしているんだろう――。 (肩で切りそろえた黒髪を、軽く指先で揺らして、得意げに微笑む。 呟く口調は独り言――と言うより、傍らにいる誰かに話しかけているような雰囲気だ。 ――しかし、まぁ…毎回男の周りには誰も居ない。隠れているとかではなく。) [Sun 15 Apr 2007 01:06:53]
◆ミカド > 誰かが僕の事を噂している。 (墓参客用の長椅子に、どっかりと足を組んで座っている男は、くすくすと鼻を鳴らした) [Sun 15 Apr 2007 01:02:49]
◆ミカド > (十字架林を見下ろせる丘の上で) [Sun 15 Apr 2007 00:54:17]
お知らせ > ミカドさんが来ました。 『くしゅん』 [Sun 15 Apr 2007 00:53:16]
お知らせ > ツェツィさんが帰りました。 [Sat 14 Apr 2007 02:12:59]
◆ツェツィ > (次々と浮かぶ恐ろしい考え。思い出せないもどかしさと、こんな夜にひとりきりという現実。寂しい、誰か。そう思うのに、行くべき場所も分からない。ただ、頭の中の考えを打ち消すように、少女は墓場から逃げようと駆け出した。) ウ、う、うぁぁぁぁぁぁ! (鳴き声なのか、それとも悲鳴か咆哮か。その声は、徐々に遠ざかっていく。その背後に、主のいなくなった墓を残して。) [Sat 14 Apr 2007 02:12:53]
◆ツェツィ > (私の家!私の家、私の家は何処だ!否、そもそも私は誰だ。あの墓石にあった名前の持ち主か。) 違う違う違う!それは無い!それだけは違う! (なら、私は誰なのだろう?思い出そうとすると、何かのイメージが浮かんでくるが形にはなってくれない。私は、家は、あの墓は!) [Sat 14 Apr 2007 02:09:32]
◆ツェツィ > (どうして、思い浮かべることができないのだろう。) [Sat 14 Apr 2007 02:07:00]
◆ツェツィ > (何度も何度も、顔から地面に転んだ。もういっそ、地面に突っ伏して泣いてしまいたい。これは何、夢?それならどんなにいいだろう!) いや、うそよ。そんなこと、ない!私、今きっと、家のベッドで眠ってるのよ! (自分自身にそう叫ぶ。必死に頭の中で、家のベッドで安らかに眠る自分をイメージしようとした。嗚呼、なのにどうして。) [Sat 14 Apr 2007 02:06:48]
◆ツェツィ > よるの、墓地――そ、そうだ、家に――っ! (ふらりと歩き出そうとして、何かに躓いた。何だ、と訝しげに振り返れば、それは墓石だった。石の表面に彫られている文字を、無意識に追う。『T』『S』『E』『T』『S』『I』『L』――) ―― ぁぁぁぁああああ! (悲鳴が上がった、足を縺れさせながら駆け出す。何だ、今のは。見間違いだろうか。なら、もう一度見ればいい。でも、それはできない。見たくない。) [Sat 14 Apr 2007 02:03:05]
◆ツェツィ > (何度となくそうした後、完全に取り去るのは無理だと考えた。どこか、水場があったらいいのにとぼんやり思う。自然、辺りを見回し井戸が無いかを探そうとする。) ―――……ぁ、あれ…ぇ? (そこで初めて、自分が今何処にいるのかを知った。晴れた夜、空に浮かんだ月が多くの墓石を浮かび上がらせる。一番近くにある、倒れた墓石もまた。) こ、こは……墓地? ど、して―― (よろよろと立ち上がり、不安げに辺りを見回した。人影一つない、ともすると亡者の呻き声が聞こえてきそうな場所。しかし自分こそ、その亡者などとはまだ知る由もない。) [Sat 14 Apr 2007 01:58:23]
◆ツェツィ > (現れたのは、土に汚れた若い少女だった。色素の薄い髪は大きく乱れ、一緒に埋まっていた花が所々にくっついている。少女は必死の形相で、顔を挙げ、さらにもう一方の腕を突き出し、そして全身を持ち上げた。) ――ぅ、ぅ……、あ、んん………げぁ。 (暗闇の中から解放された、と表情が和らいだのは一瞬だった。すぐに口の中に入ってきた土が気持ち悪くなる。じゃりじゃりとした感触を失くそうと、少女は何度も何度も土と唾を吐く。) [Sat 14 Apr 2007 01:52:48]
◆ツェツィ > ――ぅぐ、ガ―― (掘り返されたばかりの、まだ柔らかい土だったことが幸いした。内側から空けられたその穴の、ほぼ中央辺りから『生えた』細い腕が、そう思わせる。腕は数度、何かを捜し求めるように空を掻き、やがて確りと地を掴んだ。体を、土の上に持ち上げるために。) [Sat 14 Apr 2007 01:46:42]
◆真新しい墓 > ――ぁぁぁあ……っく―― (音は大きさを増す。近くに他人がいたら、さぞ驚くことだろう。音源の真上に置かれた花は、今や振動によって僅かに揺れていた。) ――ゃぁあ! (ゴ、と鈍い音がした。と、同時に音が止み、そして声も途絶える。その代わりに、その真新しい墓の十字架が、傾き倒れた。陥没した衝撃によって。) [Sat 14 Apr 2007 01:43:36]
◆真新しい墓 > (それは初め、風の唸る音のようにも聞こえた。しかしそれは、何かの動物の声にも似ているようにも聞こえる。) ――ぁ――ぅぅ――。 (そしてその声と共に、土の下から何かを叩く音が聞こえ出した。初めに弱く断続的に、やがて荒く連続して。) [Sat 14 Apr 2007 01:39:29]
◆真新しい墓 > (少女の葬儀はパプテス式で執り行われた。棺の中に眠る少女、その周りに収められた遺品、そして春の花々。それらはいずれ土の下で腐り落ち、少女もまた土になっていく。そしてやがて其処に彼女の墓があったことさえ、忘れ去られてしまうのかもしれなかった。) ―――。 (が、埋葬されて一晩と少し後、その墓に異変が起こった。) [Sat 14 Apr 2007 01:36:25]
◆真新しい墓 > (それは墓地の一角。昨日の昼間、其処に新たに棺が埋められ墓が作られた。掘り返されたばかりの土の上には、僅かに萎れた花が供えられている。その墓の主は、まだ若い少女だった。棺が埋められるその時には、多くの人たちが泣いていた。しかしそれも、今は無い。ただ、静かに夜風が吹くばかりだ。) [Sat 14 Apr 2007 01:32:45]
お知らせ > 真新しい墓さんが来ました。 [Sat 14 Apr 2007 01:28:59]
お知らせ > MJさんが帰りました。 『 ソレじゃお休みなさいオヂサン。 ( 良い夢見ろよ? 墓場を後に。 )』 [Wed 11 Apr 2007 03:06:32]
◆MJ > まッ――良いか、向こうの事情もあるのよネ。 ( あっさりとその思考を手放す。 シスターはシスターの思惑あっての事だろう。 自分はコレから仇討ちに出るなんて程には情に溢れてるワケでもない。 つまりはコレでお終い、あの少女の事以外は。 ) [Wed 11 Apr 2007 03:05:52]
◆MJ > ( 兎も角、少女との約束は果たせるだろう。 後は、あの少女に此の場所を伝えればお終い―――だけども ) シスターマサヨシも、なァんかスッキリしませんネ。 ご飯が胃の辺りでもたれてる感じがしますヨ。 ( 迄少女を送り届け教会の前で別れたのでシスターには逢ってないが。 妙に鋭い、と言うか此方の意図なんて余り汲んでくれない真っ直ぐなシスターの事。 事件は兎も角、抜け出した事位は直ぐに見抜くだろう。 ) [Wed 11 Apr 2007 02:59:30]
◆MJ > ( 遺体を漁ったが、出て来たのは薄汚れた財布代わりの革袋だとか 手入れのされていないナイフだとか。 結局――身元に繋がりそうな物は一切無し。 淫売窟のハナシが出ていたから、聞き込みでもすれば或いはだけども……。 ) 恐らくだけど家族とか居ないだろうしネェ。 ( 遺品も迷った挙げ句、遺体と共に埋めた。 死体漁りに抵抗の無い貧民窟育ちだけど今回だけはそんな気分にはなれない。 しゃがみ込んだ姿勢から立ち上がり大きく伸びを一つ。 随分と長い時間土弄りしていたので、身体の彼方此方が痛い。 ) [Wed 11 Apr 2007 02:49:19]
◆MJ > ( 昼間は人目に付くと、闇に紛れ死体を運び込み場所を決め土を掘り返し―――などとしていたらこんな時間。 浅く埋めると野犬に掘り返されたり、雨で遺体が出て来てしまう。 だから、死体を埋めるなら深く埋めろってのは良く連んでいた冒険者の言葉だったか。 ) 全く……、一人で格好付けるんだから。 ちゃんと、謝礼を渡してからとか勝ち逃げじゃないのサ。 ( 祈りの言葉なんて知らない。 神も信じない、だからそんなボヤキが祈りの代わり。 餞別の本。 ) [Wed 11 Apr 2007 02:32:35]
◆MJ > ( その上に立つ木製の小汚い十字架。 出来たばかりの名も無い男―――もとい勇敢なるロリコンさんの墓標。。 ) おぢさん。 これ、今月号の『 園○ェル 』だよ。 ( 墓前に供えるのは、一冊の本。 その筋では大人気の御本。 よゐこは買っちゃイケナイ本。 ) [Wed 11 Apr 2007 02:24:43]
お知らせ > MJさんが入室されました。 『 墓地を見下ろす小高い丘の上。 』 [Wed 11 Apr 2007 02:12:15]
お知らせ > ルーア・リシアさんが退室されました。 『(ヒット&アフェイ+蹴り。墓守が仕事で傷を追うことも、珍しくはないという話。)』 [Sun 8 Apr 2007 03:31:56]
◆ルーア・リシア > ( 腕はしびれて上がらない。それどころか、段々と付け根のほうまで焼け付く感じが広がってきている。逃げるか? 馬鹿な。グールをほったらかしておけば人が襲われる。 ) まだ、足は――動く。 ( 己は墓守だ。それも荒事に耐えうる、数少ない墓守だ。同時に死神でもある。ここで退く理由はない。キッと力強い目で不死者を睨みつけ、地を蹴った。短時間でけりをつける。そのために。 ) [Sun 8 Apr 2007 03:30:12]
◆ルーア・リシア > ( グールの両肘から先がちぎれ、ルーアの腕を握ったまま、二つに断ち割られた体だけが宙を舞う。一瞬の後、どさりと地に落ちたまま、ようやく動きを止めた。 ) ――っ!? ( まだ一匹残っている。立ち上がろうとして、両腕に力が入らなくなっているのに気付いた。じりじりと焼けるように、掴まれた部分が熱い。意識が乱れ、呼吸が荒くなっていく。実体化させた死神の大鎌も、いつの間にか形を保てず消えてしまった。腕の残骸を引き剥がしながら、ふらふらと立ち上がる。先ほど後ろ足で蹴り飛ばしたグールは、もう起き上がってこちらに向かってきていた。動きは遅いが、どうする―― ) [Sun 8 Apr 2007 03:21:13]
◆ルーア・リシア > ( 必死にもがき、何とかこの状態から脱しようとするが、腕を振りほどけないまま後ろから迫る足音と腐臭に余計集中をかき乱される。 ) 邪魔――を、するな! ( 片足を大きく上げて、そのまま振り子のように反動つけて後ろに蹴りこんだ。ぐちゃり、と嫌な音がして、確かな手ごたえが伝わってくる。後ろから迫るグールを蹴り倒し、今度は腕を掴んでいるグールの膝辺りを、思い切り踏み抜いた。衝撃で腐りきった片足は崩れ去り、バランスを失う。 ) ――ああぁぁっ!! ( ルーアはそのまま、体を捻ってグールと共に地面を転がる。そして仰向けに寝転ぶと、足の裏を相手の腹に当てて――思い切り蹴った。 ) [Sun 8 Apr 2007 03:08:25]
◆ルーア・リシア > ( 大鎌の一撃は、グールの体を二つに切り裂く――前に、刃は胸の辺りまで食い込んで止まった。着地したまま、ルーアの動きが一瞬とまる。グールは体を二つに切られながらも、両の腕で少女の腕をがっちりとつかんできたのである。 ) ――くっ、このっ! ( これは予想外だった。強い力で腕を握られ、動けない。変化の少ない表情に、僅かに焦りの色が浮かぶ。そうしている間に、少女は背後に迫るもうひとつの気配を感じていた。3体目のグールだ。――数が多い。短く舌打ちをするが、つかまれた腕を振りほどけない。 ) [Sun 8 Apr 2007 02:49:47]
◆ルーア・リシア > ( グールは死体ゆえ、首を切り飛ばしてもまだ動く。生きている者の急所は、彼らには当てはまらないのだ。だから狙う場所は―― ) ハッ! ( 勢いをつけて、姿勢を低く保ち、すれ違うようにグールの足をなぎ払う。腐りかけた肉と骨は、実体化させた死神の鎌によって、あっけなく斬り飛ばされた。片足を失い、バランスを崩した骸の体が、どうと倒れる。ルーア・リシアはその頭を踏み砕くように、グールを蹴って飛んだ。 ) 墓地の静寂を乱すものは、私が斬り捨てる―― ( 空中で大上段に獲物を構え、二匹目のグールの脳天に狙いを定めると、そのまま力を込めて振り下ろした。 ) [Sun 8 Apr 2007 02:39:16]
◆ルーア・リシア > ( 生と死、二つの断りが交わるこの場所では、死者が生者のごとく黄泉帰ったり、反対に生者が死者に足を引っ張られ、亡者となることもある。今まさに、彼らはこちらに襲い掛からんとしているのだ。幸いにしてその動きは緩慢である。ルーアはまず左のグールに狙いを定めると、勢いよく地を蹴って駆け出した。 ) [Sun 8 Apr 2007 02:30:22]
◆ルーア・リシア > ( 墓地とは、つまるところそういう場所。二つの存在が入り混じる場所。矛盾と、必然の場所。 ) ――そんな姿になってまで、なぜ常世をあがく、の? 死んだ者が還る場所は、あの世であってこの世ではない。 ( 黄色いツインテールの少女は、周囲を囲む亡者たちを見渡し、淡々とした声で問いかけた。右にひとつ、左にひとつ、正面にひとつ。朽ちた体を細い両足でかろうじて支えるようにして、彼らは底に立っている。ぽっかりと顔に空いた二つの空洞は常闇を称え、にごった怨念の光をともしている。ルーア・リシアはじりじりと後ろに下がりながら、身の丈サイズの大鎌を構えなおした。 ) [Sun 8 Apr 2007 02:18:58]
お知らせ > ルーア・リシアさんが来ました。 『(生と死の境界――)』 [Sun 8 Apr 2007 02:12:42]
お知らせ > シャリネさんが帰りました。 『ありがとう、幽霊さん。( ふわり、と )』 [Sat 7 Apr 2007 05:00:04]
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